『第七話(終):幸せでありますように、と私は願う。ただ願う。』(GM:ロケット商会)

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【FHキャンペーン「I'm home」】
第一話:『この世にたった二人きり
第二話:『あなたはきっと忘れていない
第三話:『何があろうと、いつまでも
第四話:『いつか、この日が来ることを
第五話:『いつも傍にいて、いまもそこにあって
第六話:『それでもまた、もう一度、何度でも
第七話(終):『幸せでありますように、と私は願う。ただ願う。』

烏羽 岬(からすば みさき)キャラシート(PC1:クオンタム)
鶴喰 湊融(つるばみ みなと)キャラシート(PC2:嗣子)
椋実 翔利(むくみ しょうり)キャラシート(PC3:馴染)
百入 結衣子(ももしお ゆいこ)キャラシート(PC4:DT)

【Index】

◆Opening
01/《鶫》烏羽岬
02/《太白》鶴喰湊融
マスターシーン:《パタンジャリ》
03/《フェザータップ》椋実翔利
04/《クロイドン・キャット・キラー》百入結衣子
◆Middlephase
01/星空を征くはヒート・バック
マスターシーン:《マスター・スカイ》
02/宵を導くは太白
03/嵐を纏うクロイドン・キャット・キラー
04/猛り狂うフェザー・タップ
05/還り来たるパタンジャリ
06/終雪に鳴く鶫
◆Climax
01/遮る者、ヴリトラ
02/Wish me luck.
◆Ending
01/I'm home.
02/それから、
03/春に夢を見て
04/夏を蹴とばして
05/秋に微笑めば
06/冬に手を振って
07/カーテンコール:Happy ever after, happily ever after.

GM:FHキャンペーン「I'm home」
GM:第七話。
GM:まずはキャラクターの成長記録からいきましょう。
GM:最初は烏羽くんから、よろしくお願いいたします!
烏羽岬:あっ、キャラシートにキャラ画像がない
烏羽岬:まあいいか。あとで追加しよう
烏羽岬キャラシート
烏羽岬:前回、古代の人型殺戮兵器であることが判明したPC1の烏羽です。
烏羽岬:前回の見学室ログを読めばわかるのですが、キーンナイフツヴァイの必要財産点を2点だと勘違いするという超絶ミスをかましており
烏羽岬:今回はツケを回収するべく、すべてのキーンナイフツヴァイがふつうのキーンナイフになりました。
GM:これが真の力…
烏羽岬:まあ、一発の大きさは消えるやつとかレールキャノンのやつとかがいるので、そいつらに任せて
烏羽岬:烏羽はラストアクション朧の旋風女神女神真空返しで1ターン5回行動することでカバーしようと思います。
烏羽岬:成長は、5回行動したら侵蝕率がマッハで絶対死ぬのではと思ったので
GM:5回は多すぎるんですよね~!
烏羽岬:最終回らしく、キャンペーン舞台のR市に対して『戻るべき日常』でメモリーを取りました。
烏羽岬:調達とか上げるより、とにかく最終回っぽい成長をしたくて……。
烏羽岬:で、もう一個最終回らしい成長として
烏羽岬:ノイマンの最強ムテキシナリオブレイカーエフェクト、《インスピレーション》をLv1で取得しました。
GM:これは強い
烏羽岬:これにより、マスタースカイや師匠の弱点をインスピしたり、湊融ちゃんの下着の色などをインスピしたりしていきたいと思います。
烏羽岬:攻撃力はまったく伸びていないです! よろしくお願いします。
GM:了解です!ハンドアウトは自己紹介おわったあと、最後にまとめてはります。
烏羽岬:おお、なるほど
GM:では、NEXT
GM:PC2、鶴喰湊融ちゃん! よろしくお願いします!
鶴喰湊融:はい!
鶴喰湊融キャラシート
鶴喰湊融:前回なんとか攫われた先から舞い戻った少女剣士会計渉外です。
鶴喰湊融:今回の成長は、メモリーはもう二枚取ってるということもあり、
鶴喰湊融:≪天の業物≫と、≪デビルストリング≫を取りました。
GM:肩書も多いしエフェクトも多いな~
鶴喰湊融:業物は自分か椋実さんかな~って感じと、デビストはガードエフェクトとかも対策できるな~ってことで執ってます。
鶴喰湊融:他は一切今までと変わらず。頑張っていきますよ!
鶴喰湊融:今度こそ、みんなで一緒に帰ります。
GM:湊融ちゃんは頑張り屋さんだからな…
GM:OK!
GM:ではNEXT。
GM:PC3、椋実さんお願いします!
椋実翔利:はーい
椋実翔利キャラシート
椋実翔利:前回、知らん息子がPOPしましたが認知の代わりに砲撃をくれてやった無職です。
椋実翔利:今回の成長の目玉は《灰色の庭》! 毎戦闘1ラウンド目はレールキャノンに乗っかるのに消費してしまいますが
椋実翔利:逆に2ラウンド目以降が空くので、1ラウンド目の趨勢を見て足を引っ張りたくなる奴がいたら足を引っ張ることができます!
椋実翔利:足を引っ張ることなら任せておいてくれよな。
GM:許されざる足の引っ張り方…
椋実翔利:あとなんか……<知識:機械操作>とかいうよくわかんないやつも……のびた……
椋実翔利:それとアレトゥーサをセルスタッフ:アサルトとして起用! やっていくぜ!
椋実翔利:そんな感じです。最終話もドカドカするぞ! よろしくお願いしまーす。
GM:承知!
GM:では、ラスト!
GM:PC4、百入さんお願いします!
百入結衣子:はーい
百入結衣子キャラシート
百入結衣子:みんなのお姉ちゃんです 帰ってきてくれてよかった~
百入結衣子:成長はエフェクトを2個取った!
百入結衣子:1つ目は《鏡の盾》。苛烈に攻撃してくるクソ野郎を逆に反撃殺したいです。
GM:ツイストレーザーはだめ…ツイストレーザーはだめ……
百入結衣子:2つ目はアージエフェクト《ツイストレーザー》。
GM:スリザリン
百入結衣子:めちゃくちゃ避けてきそうなスカム師匠を当て殺しに行きたいな~
百入結衣子:ということで大技2枚を積んでかなり殺しにかかるセットアップです。
百入結衣子:みんなで帰るぞ!よろしくお願いします~
GM:よろしくどうぞ~
GM:そんなみなさんのハンドアウトです。順番に。
□烏羽 岬
シナリオロイス:ヴリトラ。みんな。
あなたは二人の少女とともに、風雪の吹きすさぶシャンバラの大地を歩く。
すべてはあなたの願いを叶えるために。
何があろうと、いつまでも。そうであるならば。
GM:これが烏羽くん。大事な選択肢とかがありそうなので直前にセーブしておいてね!
□鶴喰 湊融
シナリオロイス:ヴリトラ。私たち。
あなたは剣を手に、《スレイベギー》の使徒と切り結ぶ。
すべてはあなたの大事な人々を守るために。
もう一度だけ。いつも傍にいて、いまもそこにあったもの。
GM:これが湊融さん。ソードマスターとして道を切り開いてね!
□椋実 翔利
シナリオロイス:ヴリトラ。あいつら。
あなたはシャンバラの空を見て、自分にも決断の時が迫ることを知る。
すべてはあなたがあなた自身であるために。
それでもまた、もう一度、何度でも。それこそが唯一の。
GM:こっちは椋実さんだよ。ばりばりやっちゃってね!
□百入 結衣子
シナリオロイス:ヴリトラ。あたしの。
あなたは空に満ちる悪意を感じ取り、終わらせるべき決着を考える。
すべてはあなたの居場所を守るために。
今度こそ。いつか、この日が来ることを。
GM:そしてこれが百入さん。決着をつけまくってください!
GM:で、トレーラー。

FHキャンペーン「I'm home」

■第七話:幸せでありますように、と私は願う。ただ願う。 ■トレーラー
誰にでも居場所はある。
流浪の末にたどり着いたのか、這い上がって来たのか、墜ちてきたのか。
あるいは、まだ見つけていないのか、捨てたのか。

ここはFH、《ヴリトラ》セル。
謎めいた卵型の遺産、『メイ』と名付けたそれを巡って起きる事件の連続。
いま、それは一つの終着点に向かって収束していく。

古代文明の謎。
『メイ』とは何か。
アドミニストレーターたちの為すべき役割。秘獣の果たすべき役目。
ついに姿を現した、空中都市シャンバラで運命が交錯する。

風と雪と氷が渦を巻く天空で、《ヴリトラ》はすべてを奪い返すための戦いを開始する。
あるべき形を取り戻すには、たった一つ欠けたピースが必要だ。
”パタンジャリ”横嶋洋明は、シャンバラの果てで助けを待っている――
であれば、《ヴリトラ》が己自身に課す使命は一つしかない。

《スレイベギー》セルに対抗するUGNと、FHセルの残存抵抗勢力をかき集め、
《ヴリトラ》はマスター・スカイの暗殺に乗り出す。

《ヴリトラ》と《スレイベギー》の決戦は終局へ向かう。

OP1:《鶫》烏羽岬

GM:登場浸食ダイスをお願いします。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:39->44)
烏羽岬:よっこいしょ
GM:OK!


GM:雪が舞っている。
GM:細かい雪片が吹き付け、きみたちの歩く先を覆い隠しているようにも思える。
GM:そして烏羽岬の隣には、分厚いコートに身を包んだ少女が一人。
雲居春音:「……なにこれ!?」
雲居春音:「寒ッ!」
烏羽岬:「雪だな」
烏羽岬:「これは寒い。上空だからと防寒具を揃えてきてよかった」
雲居春音:「寒すぎない!? なにこれ!? 温度ゼロじゃない!?」
GM:烏羽岬はもう気づいているだろう。
GM:温度はゼロ以下だ。
GM:ここは上空数千メートル……
GM:R市上空に浮かぶ、「シャンバラ」だからだ。
烏羽岬:「高度が高度だからな。富士山山頂より更に高い」
烏羽岬:「加えて相手にはマスタースカイもいる。気象の操作くらいはやってのけるだろう。……それを考慮しても寒すぎるが」
雲居春音:「だ、だ、だ、だよね……」
雲居春音:「ちょっと偵察のつもりだったけど、これやばいわ」
烏羽岬:雲居さんのコートのポケットにホッカイロを突っ込んでます。近所のドラッグストアで安売りされていたのをたくさん持ってきている。
雲居春音:「みんなで来る場合は、車か何かに乗って移動しないと……おわっ!?」
烏羽岬:「寒さに震える余裕があるだけ、まだマシかもしれないぞ」
雲居春音:「……あ、ありがと。ホッカイロね。ホッカイロ……」
烏羽岬:「相手は間違いなく怪物揃いだからな……いつでも刀を抜けるよう、手だけは保温しておけ」
烏羽岬:「足もそうだ。僕は貼るホッカイロをブーツ中にくっつけてるからいいが」
雲居春音:「そ、そーするわ……うん……」
烏羽岬:「まさか雲居、ブーツの中はいつもの靴下一枚とかじゃないだろうな」
雲居春音:「う、うん!? 大丈夫だよ! さすがにそれは! 甲斐さんが……」
雲居春音:「唐辛子も一緒に入れとくといいって、それも貰ったしね」
烏羽岬:「唐辛子……」
烏羽岬:UGNも経費削減に忙しいのかな、と少し哀れみをこめた目で見てます。
雲居春音:「……ここから先って、さあ」
烏羽岬:「なんだ」
雲居春音:「《スレイベギー》の連中が待ってるんだよね、たぶん」
烏羽岬:「マスタースカイの人望がゼロで、スレイベギーのセルメンバー全員から命を狙われているとか」
烏羽岬:「そういう状態でもなければ、間違いなくそうだろうな」
雲居春音:「うん。……マスター・スカイの計画は……あれなんだよね」
雲居春音:「過去に戻るための、トンネル? 門? を開ける。そのためにものすごいエネルギーが必要で……」
雲居春音:「それやると、ものすごい爆発みたいなのが……こう……バーン! なるんだよね」
烏羽岬:「雲居らしくて非常にけっこうな認識だと思う」
烏羽岬:「概ね僕もそう認識している。幸せだったあの頃に戻る、というのがマスター・スカイの目的らしいからな」
雲居春音:「あっ! いま失礼な感想を感じた! ……えと、だったら他のセルのメンバーは……」
雲居春音:「みんな、それに付き合ってあげるつもりなのかな。どうなんだろうと思って……もしも話ができたら」
雲居春音:「聞いてみたいな……どう思う?」
烏羽岬:「構わないが。スレイベギーは大手だから、計画を末端まで伝えているとは思えない」
烏羽岬:「つまり、今このシャンバラ……いくつの峰なのか知らないが……にいるメンバーは、おそらく全員覚悟を決めていると思うぞ」
烏羽岬:「それでも話すつもりか?」
雲居春音:「……たぶん、そうだよね」
雲居春音:「戦うしかないってことだよね」
烏羽岬:「そうだな。お前と会ったばかりの頃の僕なら、戦うしかないと断言していたと思う」
烏羽岬:「でも、そうだな。僕とお前……FHとUGNが手を組むなんて、あの頃は思ってもいなかった。お前もそうだろ」
烏羽岬:「話せば思いとどまってくれる奴がいる可能性も、ゼロではないかもしれない」
雲居春音:「そうだね。うん。それはそう。FHってさ……」
雲居春音:「ほら、印象最悪だったからさ」
烏羽岬:「無理もない」
烏羽岬:「実際、ヴリトラのようなセルの方が珍しいんだ。他の極悪非道セルでは共闘などまずありえなかっただろう」
雲居春音:「烏羽なんて、最初はごくあくひどうの暗殺者って聞いたもん。蓋を開けてみたら……」
雲居春音:「理由があって、戦ってる。そこのところはUGNもあんまり変わんないよ、たぶん」
烏羽岬:「そうだな。スヴェルトもスレイベギーも、結局は同じだ」
烏羽岬:「誰もが譲れない理由があって戦っている。いい加減に見える椋実でさえもそうだしな」
雲居春音:「……うん」
烏羽岬:「……もし、この戦いで僕らが勝利したら」
烏羽岬:「彼らの譲れない願いを、他ならぬ僕らが潰すことになる」
烏羽岬:「本当に嫌なものだ。戦いなんて」
烏羽岬:「心底うんざりする。はやく学校に行きたい」
雲居春音:「そうだね。学校に……こんな寒いところ、いつまでもいられないよ」
雲居春音:「あのさ、烏羽」
雲居春音:「もし、ここから帰れたらの話だけど……」
雲居春音:「……だけど……」 何か言いたそうに見える。
烏羽岬:「当然帰るつもりでいるから、"もし"は不要だが。どうした」
烏羽岬:「なんだ?」
雲居春音:「あの、」
江永瑞穂:「……なにをずっとお喋りしてるの?」
江永瑞穂:「暇なの?」
GM:近くで熱を感じた。
GM:炎を翼を開いて、江永瑞穂が雪面に降り立つ。
烏羽岬:「助かる。だいぶ暖かくなったな」
烏羽岬:「江永、そっちはどうだった」
雲居春音:「あ~……」
江永瑞穂:「かなり敵が多いみたいね」
江永瑞穂:「ドローンはかなりの数を見かけたわ。人影はなし。まあ、当然だけど……」
江永瑞穂:「外で消耗させて、内部で迎え撃つなら、間違いなくこうするよね」
烏羽岬:「吹雪の中でいっしょに消耗してくれるような相手なら楽だったんだがな」
烏羽岬:「良い情報でもあるな。人命を考慮して手加減をする必要はないということだ……少なくともドローンに対しては」
江永瑞穂:「そういうことね」
江永瑞穂:「……で? なんの話してたの?」
雲居春音:「いや……」
烏羽岬:「ここから帰れたらどうこう、という話の途中だった」
雲居春音:「うん、そう! 別に……たいしたことじゃないからね!」
雲居春音:「ちっ、中間試験のこととか!」
烏羽岬:「そうなのか? ならいいんだが」
烏羽岬:「ああ……試験勉強をまったくしていない。これは確かに問題だ」
江永瑞穂:「ふふん。宿題なら手伝ってあげてもいいけど?」
烏羽岬:「手伝うと言わず、自分の宿題ができるようになったらいいな」
烏羽岬:「このゴタゴタが終われば、色々とそういう情報も探す余裕が出来るだろう。リーダーも戻ってくるし」
江永瑞穂:「絶対にそうするわ。ここに、ぜんぶの秘密の答えがあるんでしょ」
江永瑞穂:「学校で烏羽より頭良かったらどうしようかな~」
烏羽岬:「言っておくが、僕の前回の期末試験は学年4位だった。是非ベスト3に入ってくれ」
江永瑞穂:「は? あんたそんなに成績よかったの? そんなの――」
雲居春音:「……え~とっ、じゃ、じゃあ! 帰ったら勉強会とかするってことで、ね! そういうことでね!」
雲居春音:「いったんここは引き上げよう! ね! 江永さんもっ、力使ってると疲れるし!」
烏羽岬:「そうだな。一度みんなのところに戻ろう」
烏羽岬:「他のみんなも索敵を終えているはずだ。情報を持ち寄って作戦会議をしたい」
江永瑞穂:「了解。はやくベースキャンプに戻りましょう」
江永瑞穂:「湊融ちゃんが設営してくれてるはずだから、心配ないわね」
烏羽岬:「そうだな。雲居も行くぞ」
烏羽岬:「雪でだいぶ視界が悪い。はぐれないようにな」
雲居春音:「あっ、うん! ……ここ、やっぱり超寒いッ!」
烏羽岬:「……しかし、学校生活か」
烏羽岬:雪を踏みしめながら、誰に聞かせるわけでもなく一人呟く。
烏羽岬:「スポーツも勉強も学生らしくやっているつもりだが……恋愛だけは未だによくわからないな」
烏羽岬:「誰か一人を優先するというのは、どうも考えにくい。僕が一番大切にしたいのは家族と友人だ」
烏羽岬:「こういう考えは中学生らしくないのかもな。あとで雲居に聞いてみるか……」
烏羽岬:少し熱でとけた雪をサクサク踏みながらベースキャンプへ戻ります。


GM:ロイスのみ可能。
GM:できればシナリオロイスに取得してあげてね!
烏羽岬:シナリオロイスを取りましょう!
烏羽岬:-大切なもの/ヴリトラ。みんな。/○幸福感/庇護/ロイス
烏羽岬:このN庇護は、絶対やりたくないけど
烏羽岬:どうしてもやらなきゃいけなくなったら俺の命くらい安いものだ展開をやって、みんなだけでも生かして返そうという意味の庇護です
GM:うおおーっ、了解!
GM:いいですね…すごいいい
GM:あ!大事なことを忘れていました。烏羽くんのOPでNPCカードを獲得していたんでした。
GM:こちら。

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂
アクション:シヴァの星征
常時効果を発揮する。戦闘時にラウンド1回、行動値6で以下の攻撃を行う。
達成値:12dx7+6 攻撃固定値:19

GM:以上。
GM:共有メモに添付完了。

OP2:《太白》鶴喰湊融

GM:湊融さんは登場浸食ダイスをお願いします!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:34->42)
鶴喰湊融:たかめ!
GM:OK!


GM:高度およそ6000m。
GM:本来ならば高山病になってもおかしくない高度だ。
GM:しかし、意外なほど酸素の不足は感じない――これがシャンバラの機能なのだろうか。とはいえ――
GM:風と雪は強く、それをしのぐベースキャンプは必要だった。
GM:いま、鶴喰湊融は、物資を点検しながら、仮初とはいえみんなが帰る場所を築いている。
鶴喰湊融:ファー付きの分厚い白コートに身を包み、キャンプ設営の為の資材を運ぶ。
GM:隣には少女が一人。
甲斐美冬:「……資材用のテント。このくらいで大丈夫そうです?」
鶴喰湊融:「……ええ。あまり多くても、下から運ぶのに手間がかかり過ぎますし…」
甲斐美冬:「風が強くて、しっかり固定しないと飛びそうですね」 モルフェウス能力で、鉄の楔を打ち込んでいる。
鶴喰湊融:ごとん、という重みを感じる音と共にワイヤーや鉄製のそれを置く。
鶴喰湊融:「ですね…負担を掛けちゃいますが、お願いします。手作業が必要ならわたしもするので」
甲斐美冬:「任せてください、湊融ちゃんさん。……ここまで、たいした迎撃はありませんでしたし」
甲斐美冬:「私、暇を持て余しています」
鶴喰湊融:ハンマーだと音が響く。自分もモルフェウス能力を使って手伝いつつ。
鶴喰湊融:「ここが見つかるとあまりよくないのですけど……」
甲斐美冬:「大丈夫ですよ」 無造作に弓を構える。 「ドローンがたまに来ますけど……」 無造作に撃つ。
鶴喰湊融:「甲斐さんがお求めのものは、そう遠くない内に手に入りますので……あ」ずず、と楔が沈んでいく。
甲斐美冬:「……ちょっとした射撃練習、程度ですね」 うなずく。 「湊融ちゃんさんとこのキャンプには近づけません」
鶴喰湊融:「……ふふ。ありがとうございます」実際、非常に頼りになる方だ。自分だと、どうしてもある程度の侵食域まで上がらないと戦力として劣る。
甲斐美冬:「私が思うに、問題は、ですね」
甲斐美冬:「天気です」 傍らのラジオと、書きかけの天気図を指さす。
鶴喰湊融:「はい」作業の手を止めずに。「…む。荒れますか?」
甲斐美冬:「私、ワンダーフォーゲル部やってたこともありますので、それなりに山のことは知っていますが」
甲斐美冬:「こういう大きな山塊は、それだけで気流が衝突します」
鶴喰湊融:(ワンダーフォーゲルしてたんだ…)ちょっと意外と思うと失礼だろうか。
甲斐美冬:「つまり常に荒れています。荒れまくりです。むしろ……」
甲斐美冬:「天候が落ち着く日の方が珍しいですね」
鶴喰湊融:「……それもそうですね……言われてみれば当然でした」
甲斐美冬:「なので、チャンスがあるとしたら、ほんのわずか」
甲斐美冬:「たった数時間を掴んで、一気に攻めるしかありません」
甲斐美冬:「……当然、そこを敵も待ち構えているでしょうね。腕が鳴ります」
鶴喰湊融:「上手く、早めにその時間を掴んでおきたいですね……用意を、その時までにこなさなきゃ」
鶴喰湊融:「……なんというか、甲斐さんのそう言うところ、ありがたいですね」くすり、と笑って。
甲斐美冬:「湊融ちゃんさんこそ」
鶴喰湊融:「上手く、やってやろうっていう気持ちになります。……わたしもです?」
甲斐美冬:「その剣。ものすごいですね。雲居後輩の太刀や、私の弓とも違います」
甲斐美冬:「どちらかというと……あの”華槍”に近い。そういう……意志を感じます」
鶴喰湊融:「ああ……」ふ、と表情を緩めて。「今も、わたしを見ていてくれていますから」
鶴喰湊融:「そういう意味では、確かに。人格を持つあの槍の方が近いのでしょうか」
鶴喰湊融:「……ここに、いるのでしょうね。本当、どれくらいいるのかな……」嘆息。
甲斐美冬:「あの槍と戦って、いまだに私は勝てる気がしません」
鶴喰湊融:「甲斐さんがですか」眼をしばたたかせて。
甲斐美冬:「使い手を成長させる槍です。私も強くなったと思いたいですが。……湊融ちゃんさんは、どうですか?」
甲斐美冬:「剣の使い手として、聞きたかったです。ほかの人たちよりも、理解しやすい気がして」
鶴喰湊融:「……ううむ。先の遣り合いでは届きましたが、今は……」眼を閉じて思い描く。
鶴喰湊融:「そうですね。なんというのかな」手を伸ばし、架空の刀を握るように。
鶴喰湊融:「そのまま、なら届かないけれど……こう、光明は見えるから」
鶴喰湊融:「そこを、糸を辿るようにして…届かせる」すう、と上段。八双。そうして
鶴喰湊融:ぴ、と。架空の刃が、糸を断つ。
甲斐美冬:「控えめな湊融ちゃんさんがそう言うのなら、期待が持てます」
鶴喰湊融:「まあ、運を天に任せるようで、本当は良くないんですけどね……」苦笑して。「お役に立ったなら、嬉しいです」
甲斐美冬:「頼りにしています。……この件が片付いても」
甲斐美冬:「皆さんとは仲良くしたいと思います」
鶴喰湊融:ふわり、と笑って。「わたしも。そう出来たら、本当に楽しいと思うので」
鶴喰湊融:「よろしくお願いしますね、甲斐さん」
甲斐美冬:「はい。狙撃はお任せを。……椋実さんのは狙撃とは呼ばないので、」
甲斐美冬:「実質的に私が唯一の狙撃手ですね」
鶴喰湊融:「……まあ、あれは砲撃ですから…」苦笑。「ええ、頼りにしています」
甲斐美冬:「はい。……では、ご飯の準備をしましょう。できるだけ暖かくて柔らかいものを」
甲斐美冬:「何がいいです?」
鶴喰湊融:「ふむ……カレーとかが人気ですが嫌いな人もいるかもだなあ」
鶴喰湊融:物資の計数帳を頭の中でめくりつつ。どれが脚が出るかどれから使うべきか考える。
鶴喰湊融:「お肉は使っちゃうべきだよな……うーん……」
甲斐美冬:「私はカレー好きなので、ぜひカレーにしましょう」
鶴喰湊融:「あ、作るひとがそういうならそれが一番ですね。よしっ」
甲斐美冬:「ガラムマサラ用意しました」
鶴喰湊融:「わたしも手伝いますよ……って本格的ですね!?」
甲斐美冬:「大事ですよ、食事。……この様子だと」 雪片の舞う空を見上げる。
甲斐美冬:「今夜にはきっと晴れます。戦う前の最後の食事になると思いますから」
鶴喰湊融:「――そうですか。じゃあ、きっちり美味しく作ってあげないとですね!」
鶴喰湊融:息を吐く。白いそれが、凍ってきらきらと光る。
鶴喰湊融:皆、こんな環境には慣れないだろう。だったら、温まって休める様に。
鶴喰湊融:キャンプに戻る。その前に、吹雪のその奥を一瞥。
鶴喰湊融:「…………待っていてね、リーダー。早めに、みんなで。帰れるように」
鶴喰湊融:「きちんと、準備も本番も、やってみせるから」


GM:ロイス取得のみ可能です。
鶴喰湊融:とります!
鶴喰湊融:ヴリトラ。私たち。 〇幸福感/恐怖 で。
鶴喰湊融:今度こそは失いたくない、という恐怖です。
GM:いいですね……これね…すごいいい……

マスターシーン:《パタンジャリ》横嶋洋明

GM:冷たい闇の奥で、思考だけが上滑りをしていた。
GM:感覚が現実と分断されている。
GM:思考することが難しい。脳の機能が、完全ではない。
横嶋洋明:(……みんなは無事かな)
GM:身体の再生が阻害されている。
GM:マスター・スカイはそうであるよう準備していた。まったく完璧だ。
GM:自分を閉じ込める檻としては、これ以上ない。レネゲイド活動自体が阻害されている。
横嶋洋明:(ただ……)
GM:本来なら、思考すらできないはずだった。
GM:それが、こうして言語になるだけの繋がりを取り戻している。
横嶋洋明:(そうだね。……マスター・スカイ。きみがこのときのために準備していたように……)
横嶋洋明:(ぼくも準備していた)
GM:レネゲイド活動を抑制するウィルスは予想外だったが、その裏をかくことはできたようだ。
横嶋洋明:(セルのみんなが近づいてる。だからできた……)
GM:彼らにはいくつかの破片を渡している。
GM:それはあるいは砥石であり、あるいは武器を収めるケースであり、あるいは遺産であり、あるいはアレトゥーサの端末である。
横嶋洋明:(助かるよ……)
横嶋洋明:(ここを出る。そして……) 思考が徐々に形を成していく。
横嶋洋明:(みんなのところに帰らないといけない)
GM:檻に亀裂が入る音がした。


OP3:《フェザータップ》椋実翔利

GM:椋実さんは登場浸食ダイスをお願いします!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+3(1d10->3)した (侵蝕率:33->36)
GM:OK!


GM:雪が、徐々に弱くなっているような気がする。
GM:椋実翔利が見上げたとき、ずっと雲に覆われていた空に裂け目が見えた。
アレトゥーサ:『天候予測を確認しますか、アドミニストレーター椋実』
椋実翔利:「うぇー……そんな変わんねえ気がするけどな」 首を引っ込めながら空を見上げつつ
椋実翔利:「でも頼むわ。定期でやんないと百入起こるし……」
椋実翔利:「いつもどおり、沖縄の天気予報も一緒にな!」
アレトゥーサ:『シャンバラでは本日の夜半より、一時天候は収束するものと思われます。明日の昼までは晴天が続くでしょう』
アレトゥーサ:『沖縄は今週末までは晴れ。最高気温は29度に達するでしょう』
椋実翔利:「29度!」
椋実翔利:「夏じゃん! こっちはこんな雪山なのによ」
椋実翔利:「沖縄に比べたら、シャンバラが晴れてようが吹雪いてようがそんなに変わんなくね?」
アレトゥーサ:『比較対象に問題があると思われます。そもそも――』
錫谷亮:「……“フェザータップ”。少しいいかね」
GM:背後から、咳払いとともに声が聞こえた。
椋実翔利:「うわっ。一番華がない奴が来た」
GM:錫谷亮。“ギギリオン”。
錫谷亮:「大変失礼だな、きみは……」
椋実翔利:「で何だよ? アレトゥーサと話したいんなら一回10万円取るぜ」
錫谷亮:「それもビジネスにするつもりか……。思ったよりきついな。私もきみと組みたくはなかったが」
錫谷亮:「各メンバーの希望をとり、総合的に検討し、ランダム要素も交えた結果だ。仕方がないか」
椋実翔利:「あー、確かに運のなさそうな顔してるもんな。メガネ変えたら? 金とかにさ」
GM:ランダム要素……UGNメンバーが引いていた、あのくじ引きのことかもしれない……。
錫谷亮:「重ね重ね失礼なことを言ってくれるな、きみは!」
錫谷亮:「そんなことより、少しは手伝ってくれないか!?」
椋実翔利:「たまに思うんだけど、オレがありのまま生きているのを『失礼』って責められるのは、逆に失礼じゃねーか?」
GM:錫谷の周囲には、たくさんの機材が展開されている。
椋実翔利:「別にオレ、失礼しようなんて思ってないのに失礼っつわれるわけで……あーはいはい」
GM:運搬用の車両や、レーダー設備の類だ。
錫谷亮:「ありのまま生きているだけで失礼な人間はいる。礼節が、人間を、作る」
錫谷亮:「機械はそれなりに扱えるんだろう?」
椋実翔利:「おっ、つまんない顔の割に映画は見るのか。まあ多少はな」
椋実翔利:「さすがに何も分かんねえでアレトゥーサを放りっぱなしも悪いし」
椋実翔利:「アレトゥーサに言われた通りに手を動かすくらいはできるようになったぜ」 言いながら、ゴソゴソと物色し始める
アレトゥーサ:『この数週間で、動作パフォーマンスの改善が見込まれています』
アレトゥーサ:『アドミニストレーター椋実は優秀なエンジニアといえるでしょう』
錫谷亮:「そうであってほしいと思うが。……車両系は私がチェックする。きみには……」
椋実翔利:「そういうワケ! えーとこれは……ど、ち、ら、に、し、よ、う、か、な、っと」
錫谷亮:『レーダーによる索敵を頼みたい。それと……おいおいおい!』
錫谷亮:『整備にランダム要素を取り入れるのか!?』
椋実翔利:「ん?」 プラグを持ちつつ 「気にすんなよ。マズったらアレトゥーサが指摘してくれるし」
椋実翔利:「どうせオレのSHIDENに比べれば全部安モンだろ。ちょっと壊れたって死にやしないって」
椋実翔利:「えーと、こいつはー……あっ、これここに差すとショートするやつじゃんね。じゃあこれが外れだ」
アレトゥーサ:『認識の通り、アドミニストレーター椋実の兵器と比較した場合、安物ですね』
椋実翔利:「当たりの方に刺せるかな? 行くぞー、ど、ち、ら、に、し、よ、う……」
錫谷亮:「なぜこれでうまくいくのかまったくわからん……」
GM:整備を行う椋実さんには、わかることがあります。
椋実翔利:「……と、お、りっと! あっやべ、こっちハズレじゃん……」 と、正しい方にきちんとアダプタを刺す
GM:各種探査レーダーが捕捉しているのは、真正面にそびえたつ山岳の内部に、大きな空洞があること。
GM:そこに強いレネゲイド反応が複数そんざいすることです。
椋実翔利:「しかしオレのSHIDENより安モンとはいえ、こうレネゲイド? の存在をキッチリキャッチしてくれてんのは助かるな」
錫谷亮:「おおむね推測はできているが、やはりあの山岳か」
錫谷亮:「わかりやすすぎるな。待ち構えていると考えるべきだろう」
椋実翔利:「表の方にはつえー奴はいないって分かってるだけで助かるよ。本命はやっぱあの山ん中だ」
椋実翔利:「あの内側はせめてもーちょい温かいと良いんだがね。沖縄ほどとは言わねえけどさ」
錫谷亮:「複数回の交戦が予想される。やつらが待っているのは、」
錫谷亮:「第一に烏羽岬。第二に江永瑞穂。そして第三は……あれ?」
GM:周囲を見回す。
錫谷亮:「……亀がいないぞ」
椋実翔利:「ん?」
椋実翔利:「あー」
GM:メイを収めていた水槽が空になっている。椋実さんが見回せば、すぐに見つかるだろう。
GM:いつの間にか、きみが整備していたレーダーの上に乗っている。
椋実翔利:水槽からレーダーの上に目を移して 「おっ」
椋実翔利:「いるじゃん。お前いつの間に空とか飛べるようになった系か?」
椋実翔利:「パタパタと呼んでやろう」 構うように頭をつまむ
GM:メイはおとなしくつままれる。そしてまた気づく。
GM:メイの甲羅が熱を帯びている。
GM:素手で触れないほどではないが、かなり暖かい。とりあえず、わかることはそれだけだ。
椋実翔利:「お、嫌がんないなー。オレが今の"ヴリトラ"で一番エラいって分かってんのかー?」 撫でつつ、そちらにも気付く
アレトゥーサ:『熱を帯びていますね』
椋実翔利:「んー……何か変だな」
椋実翔利:「おう、初めてだよな? 何か分かるか?」
アレトゥーサ:『およそ40度。内部スキャンに失敗』 ――もっとも、内部スキャンが失敗するのはいつものことだ。
アレトゥーサ:成功したことがない。
アレトゥーサ:『申し訳ありません。解釈できません』
椋実翔利:「ダメか。まあいいや。ぬるいカイロが一個増えたくらいに思っとこうぜ」
錫谷亮:「それもよくわからない遺産だな……」
椋実翔利:「もうちょっと熱くなってたら、水に放り込んで湯沸かしにしてたんだけどな」
錫谷亮:「シャンバラの超技術であり、エネルギーの塊ということぐらいか。あとは……」
錫谷亮:「マスター・スカイには渡してはならない、ということだ」
椋実翔利:「おう。そりゃそうだぜ」
椋実翔利:「こいつももう《ヴリトラ》だからな。渡しゃしねえよ」
錫谷亮:「理解してくれているようで嬉しいよ。何しろ時空構造体とやらを編纂するのに、大陸が吹き飛びかねないほどのエネルギーを……」
錫谷亮:「……ああ、そっちか」
椋実翔利:「そうだそうだ。エネルギーがどうとか、そういうのはな。どうでも良いんだよ」
椋実翔利:「SHIDENだってオレがザコだった時にゲットしたオレのモンだ!」
椋実翔利:「強かろうが弱かろうがオレのモンはオレのモンだぜ。盗ろうって言うならブッ殺してやる」
椋実翔利:「お前もあんまジロジロ見んなよ。金取るぞ」
錫谷亮:「……きみの思想に口を挟む気はないし、共感もできないが、そうだな……」
錫谷亮:「譲歩はできる。このくらいにしておこう」
錫谷亮:「夜からの行動のために、休息をとらないか?」 両手を叩いて立ち上がる。
椋実翔利:「ケッ、自分は大人ですみたいな顔しやがって。どうせ彼女いない歴=年齢だろ」
錫谷亮:「次から次へと失礼が出てくるな、きみは」
椋実翔利:「童貞? 素人童貞? どっちだろ。俺が決めてやろ。ど、ち、ら、に、し、よ、う、か、な、ってな!」
椋実翔利:言いながら、機械を触るのを止めはしない。もう少し居座るつもりだ。
錫谷亮:「……品性を疑う発言だが、遠慮なくできるのはいまのうちだぞと言っておこう」
錫谷亮:「言うまでもないか。私は戻る」
椋実翔利:「おう。グースカ寝ろよ。あと周りに女子多いけど、手、出すなよ」
錫谷亮:「……」 白い息を吐く。
錫谷亮:「命が大事なら、きみもな。では、失礼」
椋実翔利:去っていく足音を背に、引き続き機械の調整を続ける。
椋実翔利:計器の調整弁も、表示される値も、まだまだ理解できていないものが多い。八割方は理解しているつもりだし、それで運用に支障は出ないが
椋実翔利:残り二割が見えなかったことにより、思わぬ損害が出るかも知れない。
椋実翔利:(まあ大体はアレトゥーサがやってくれるだろうし良いんだけどなー)
椋実翔利:「……おっ、出た出た。知らねー画面。また後進国の言語(英語)じゃん!」
椋実翔利:「ヘーイアレトゥサ。上から翻訳! あと意味教えてくれ意味!」
アレトゥーサ:『承知しました。お任せを』
アレトゥーサ:『私は、きっとお役に立ちます』
GM:NPCカードを入手。

◆NPCカード:アレトゥーサ
アクション:我は第一の峰
シナリオ1回、なんらかの攻撃判定直前にオートアクションで使用可能。
その攻撃では受けているエフェクト、アイテム、Eロイスの
効果すべてを任意で選択し、打ち消して実行できる。
GM:これで3枚目。


GM:椋実さんはロイスの取得のみ可能です
椋実翔利:"ヴリトラ"/○しょうがない/しょうがない
椋実翔利:オレがいなきゃダメなんだからしょうがない奴らだぜ!
GM:まったくその通りですね!!!

OP4:《クロイドン・キャット・キラー》百入結衣子

GM:百入さんは登場浸食率をお願いします。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:38->42)
GM:OK!


GM:日が暮れかけ、風が強い。確実に気温はゼロ度以下だろう。
GM:それでも舞い落ちる雪片は少なくなっている。
GM:まもなく降りやむように思われる――そして、
GM:目の前には峻厳な雪山らしい絶景が広がっている。
GM:巨大な氷によってできた川状の地形――アイスフォールだ。
生成 亜綺羅:「……すごい」
百入結衣子:「……ね……本当に」
GM:百入結衣子の傍らで、化学繊維のコートに身を包んだ少女がつぶやいた。
生成 亜綺羅:「氷ひとつひとつが、家みたいに大きい」
百入結衣子:「こんなの起きるんだって感じ」いつもの格好。パーカーに偽装した防寒具を羽織って。
生成 亜綺羅:「でも、歩いて渡れそうなのはここだけね。崖登りをするのは……」
生成 亜綺羅:「上りながら戦闘しなきゃいけなくなる。その案は中止ね」
百入結衣子:「飛べないもんね、あたし達」
百入結衣子:「よしんば羽が生えたとしても、羽音立てなきゃいけなくなったら強みが死ぬ」
生成 亜綺羅:「……まあ、多少は飛べる人もいるにはいるけど」 江永・椋実さんのコンビだ
生成 亜綺羅:「突入案としてはぜんぜん現実的じゃない」
百入結衣子:「うん。火力が出せる人でもあるからね」
百入結衣子:「外に置いとくの、勿体ないや……それに」
百入結衣子:「……正直、みんながバラバラなの」
百入結衣子:「落ち着かなくて。早く合流して進めたい」
生成 亜綺羅:「……確かにね」 少し笑う
生成 亜綺羅:「結衣子、面白くなったね」
百入結衣子:「わ、笑い事じゃないでしょ……え?」
百入結衣子:「どこが?」
生成 亜綺羅:「言わないよ。……少なくとも“リンクスコール”では、そういう顔しなかったよ」
百入結衣子:「……」
百入結衣子:「……うん。あそこは、あたしの居場所じゃなかった」
百入結衣子:「亜綺羅には悪いけどね。それから……」
百入結衣子:「……数輝にも」
百入結衣子:「あいつとは合わなかったし、あたし達は間違えたけど」
百入結衣子:「死体をああ嬲られていいわけじゃない」
生成 亜綺羅:「……私もそう思ってた。たぶん数輝もそう思ってた気がする」
生成 亜綺羅:「もっと上へいくって、ずっと言ってたから。……いまは、その場所に、別のやつが同じ顔をして座ってる」
生成 亜綺羅:「“アビーラバー”」
百入結衣子:「……此処に居ると思う?」
生成 亜綺羅:「近いよ、たぶん。あいつは《スレイベギー》セルだし、それに」
生成 亜綺羅:「私や結衣子を放っておかないと思う」
百入結衣子:「そうみたい。あたし、厄介なのに好かれるみたいで」
百入結衣子:「“フレースヴェルグ”とか……」
生成 亜綺羅:「結衣子、モテるねえ」
百入結衣子:「……やめてってば。終わったら普通に恋愛してみたいな、あたし」
生成 亜綺羅:「何か部活にでも入る?」 また笑う 「それもいいね」
百入結衣子:「あははっ」笑う。「運動系はオーヴァードだしなあ」
百入結衣子:「でもあたし、結構隠すの上手いしいけちゃうかもな」
生成 亜綺羅:「私は絶対に趣味とか見つるよ。ずっと偽装のための趣味だった」
生成 亜綺羅:「ここでケリをつけて、本当のやり方を見つける」
百入結衣子:「いいね。昔さ、部隊組んだ頃。言ってたじゃない」
百入結衣子:「あいつ。オーヴァードには、先を見据えた志が必要だって」
生成 亜綺羅:「……まあね。ココロザシ、ね」
百入結衣子:「あいつにとっては、それは栄達のことで」
百入結衣子:「あたし、当時は何言ってるんだろうこいつって思ってたけど」
百入結衣子:「多分、こういうことでよかったんだろうね」
生成 亜綺羅:「それは私も同じ」
生成 亜綺羅:「……生きて帰った先のこと、普通の日常がソレなら、うん……」
生成 亜綺羅:「そのために戦ってもいいかな」
百入結衣子:「ね。それがいい」
百入結衣子:「みんながそうでありますようにって、願ってる」
生成 亜綺羅:「……うん」
生成 亜綺羅:「……雪はやみそうだけど、風が強くなってきた。……確認しとこう」
GM:生成亜綺羅は、アイスフォールの先を指さす。
生成 亜綺羅:「今夜、晴れたら。みんなであの向こうに行く。辿る道は、アイスフォールを越えて……」
生成 亜綺羅:「峡谷を抜ける。たぶんきついけど、尾根を移動するよりもマシ。そして、崖の間を走ってるクラックを抜けて……」
生成 亜綺羅:「レネゲイド反応が強く検出された、麓に至る。あの場所に、たぶん入口が……、門がある。それをノックする」
百入結衣子:「“氷の中の存在(シンギンジャイス)”に後戻りだ」茶化すように言って。
百入結衣子:「……冗談。抜け出すよ」
生成 亜綺羅:「縁起でもないわ。……あのオベリスクを砕いて、倒すんだからね」
生成 亜綺羅:「“アビーラバー”が早めに出てくることを願ってるわ」
百入結衣子:「そのための“高速道路(モーターウェイ)”でしょう。全速でやろう」
百入結衣子:「あたしもさ、急ぎたいもの。だって」
百入結衣子:「家族が待ってるかもだから」
GM:NPCカードを入手しました。

◆NPCカード:《モーターウェイ・フォックス》生成亜綺羅
アクション:ダアト、破られし秘蹟
シナリオ1回、ミドル戦闘で使用可能。
エネミーが復活エフェクトを使用した場合、それを無効化する。
GM:4枚目。


GM:百入さんはロイスの取得のみ可能です。
百入結衣子:シナリオロイスは既に取ってるんだよな
百入結衣子:ヴリトラに幸福感:○/不安で取得済みです。
百入結衣子:以上。



ミドル1:星空を征くはヒート・バック

GM:全員登場です。ダイスは不要!
百入結衣子:そうだった
椋実翔利:さよなら、登場侵蝕率ボタン……
GM:その夜は、昼までの雪が嘘だったかのようによく晴れた。
GM:きみたちは戻ってきたメンバーを迎え、そして、ヴリトラ用のベースキャンプ前に集まっている。
GM:空は満天の星だ。
江永瑞穂:「……すごい晴れたわね、これ」
烏羽岬:「地上ではめったに拝めない星空だ。スマホのカメラで撮影するのがもったいないな」
椋実翔利:「やっぱりな。晴れても寒いまんまじゃねーか」
鶴喰湊融:「元々天候は変わりやすいですが…この天気がチャンスですね」
百入結衣子:「みんな無事?怪我してない?」
百入結衣子:「使いすぎて休みたかったらすぐ言って」
江永瑞穂:「いいカメラ持ってくればよかった……、と、はい」
烏羽岬:「こちらは問題ない。敵との遭遇はなかった」
江永瑞穂:「私と烏羽は余裕です。拍子抜けしちゃった」
鶴喰湊融:「あ、大丈夫ですよ。ドローンも、甲斐さんがすぐ対処してくれましたし」
椋実翔利:「オレんとこは支部長がなんかずっと不機嫌だったわ。感じ悪ぃーぜ」
江永瑞穂:「その気持ちはわかりますけど……」
百入結衣子:「絶対お兄ちゃんが怒らせたと思うけど……」
百入結衣子:「また失礼なこと言ったんでしょどうせ……」
椋実翔利:「そう! お前らもそう言うけどさ! オレが失礼なことをしたわけじゃないのに失礼なのは……あれ?」
椋実翔利:「失礼をして……失礼が……わかんね。まあいいや!」
椋実翔利:「あ、機材は良い感じにしといた。大丈夫だよなアレトゥサ?」
烏羽岬:「ギギリオンに同情する。大変だっただろうな」
鶴喰湊融:「あはは……」
百入結衣子:「とにかく、みんな無事なら良かった」
椋実翔利:「この時点で無事じゃなくなってたらお先真っ暗も良いトコだろ。そんなヘマヤローはいやしないぜ」
アレトゥーサ:『アドミニストレーター椋実の整備は万全です』
百入結衣子:「そうだけど~……」
百入結衣子:「そうだけど、心配が、心配で……万が一とか!」
アレトゥーサ:『問題なく目的地へ全員を輸送することができるでしょう』
椋実翔利:「ほらアレトゥサも言ってる! 大丈夫! アレトゥサのお墨付きだぜ!」
鶴喰湊融:「結衣子さんの心配は嬉しいですよ。ありがとうございます」ふわりと笑って。
烏羽岬:「それはよかった。毎日機械いじりをしていたおかげで、多少は腕も上がっているらしい」
椋実翔利:「今からそんな調子じゃこの後どうなるか分かったもんじゃねーな。胃薬飲んどけよ」
烏羽岬:「ああ、そうだ。万が一で思い出したんだが」
百入結衣子:「……大丈夫。顔見て安心したし……何?」
烏羽岬:「雲居がな。あっちのセルメンバーは、本当にマスター・スカイの計画に付き合うつもりなのか疑問だと言っていた」
烏羽岬:「僕としては、ここまでついてきている奴らはほぼ確実に覚悟を決めていると思うんだが」
烏羽岬:「計画が計画だ。話せば、もしかしたら叛意を見せる者もいる……かもしれない。どう思う?」
烏羽岬:ホットココアをゆっくりすすってます。
百入結衣子:「……可能性はあるとは思う」
烏羽岬:「そうなのか?」
江永瑞穂:「う~ん……まあ、UGNっぽい考え方だとは思うわ。無理なやつは無理かもしれないけど……」 コーンスープをすすっている。
百入結衣子:「最初から、その手段を使わない前提なのは反対ね」
百入結衣子:「手は多ければ多いほどいいから。でも」
百入結衣子:「最初からその手段を使う前提なのも反対」
百入結衣子:「恐らくそんな余裕はない」
鶴喰湊融:「ふむ……今はっきりしてそうな相手だけでも、とにかく沢山いるでしょうしね…」
烏羽岬:「戦いながらダメ元で呼びかける感じなら、いつも通りと言えるな」
椋実翔利:「おう。それなら良いぜ。でも足止めるとか攻撃止めるからメンドい」
江永瑞穂:「特に百入さんとか、攻撃に手加減とかできないし」 ※最低コンボで攻撃力がめちゃくちゃ保証されているという意味
烏羽岬:「椋実はどう思う? お前が元いたセルは大所帯だったから、土壇場で寝返る奴の機微にも詳しいだろう」
椋実翔利:「あー? どうかね。そりゃセル抜けたくなるのは、やらされたくないことやらされてる奴だろ」
椋実翔利:「研究者なのに雑用やらされまくってるとか、カネがほしいのに安い仕事させられまくってるとか」
椋実翔利:「でもまあなんつーか、もしそういう条件? クリアしてても、まあマジで裏切るかどうかってのはもっと……必要なんだよな、勇気が」
椋実翔利:「オレは勇気がある方だった」 得意げにする
烏羽岬:「ブレイブメン椋実と呼んでやろう。……なるほどな」
百入結衣子:「……普通その勇気の源は、こっちが勝つって保証よね」
烏羽岬:鶴喰はいい子だから、雲居がこう言っていたと伝えればダメ元で戦いながら説得くらいはしてくれるかもと考えている。
百入結衣子:「負けそうな抵抗勢力に乗ってくれるやつなんて居ない」
鶴喰湊融:「なにせ、マスター・スカイにそのセル直下からの選抜メンバーですものね…」
江永瑞穂:「そうね。 “ホブルディ”ってやつとか、“フレースヴェルグ”とかは絶対無理だと思いますけど……」
江永瑞穂:「まあ……片手間になら、やってみるのも、悪くはない……んじゃないでしょうか。ジャーム野郎は論外で」
椋実翔利:「あーまー、そういうのもあるっちゃあるか。でもあっちからこっちがどう見えてっかまではなあ」
椋実翔利:「そうそう。それで結局通るかどうかはツラだけじゃ分かんねえだろ。だからメンドいつったんだ」
椋実翔利:「ザコ相手なら一人説得する間に五人ぶっ飛ばした方が楽だぜ。本腰据えるならそれなりにやれる! ってのがなきゃな」
鶴喰湊融:「まあ、揺らいでくれて手が緩むだけとしても、声くらいなら掛ける価値はあるかな、という感じでしょうか」
江永瑞穂:「……ジャームが寝返るって言っても、みなさん断固拒否ですよね? ……ね?」
鶴喰湊融:「ジャームはちょっと……」
烏羽岬:「手間がかかるのは椋実だけでいい」
百入結衣子:「そもそも、UGNと組んでそこが通るわけがないでしょう」
百入結衣子:「FHと手を組んでも、そこを違えるはずがない」
椋実翔利:「そうそう。ジャームはダメだぜ。あいつらはダメ。仲間になりそうなツラしてても、それにケリ入れて下に落としてやった方が身のためだわ」
椋実翔利:「まあやるんなら止めねえよ。でも面倒な話だったらオレも協力してやんねーからな」
烏羽岬:話を聞きながら、ココアにひたしたパンの欠片をメイに差し出してます。
江永瑞穂:「……それと、忘れちゃいけないのが、アレですよね。……リーダーを探さないと……」
椋実翔利:「あー。どの辺にいるんだか分かるんだっけ。ヘイアレトゥサ! メイでも良いけど、出発地ここで到着地リーダーで道出せる?」
烏羽岬:「リーダーの場所は、どの班も割り出せていないんだったな」
鶴喰湊融:「おそらくあの纏まってる山の中なのかなあ、とは思いますけど…はっきりしたことはまだですものね…」
アレトゥーサ:『現在、座標は特定できません』
アレトゥーサ:『山岳内部にいると想定されていましたが、』
アレトゥーサ:『座標が拡散し、不明確になっています』
アレトゥーサ:『なんらかの変化があったと思われます』
百入結衣子:「まあ、奥の奥でしょう、置くなら……変化?」
鶴喰湊融:「座標が拡散……?」
烏羽岬:「分身の術でも会得したのかな」
江永瑞穂:「ありえるのが怖いわ……分身て……」
椋実翔利:「え、何何。内側が改築でもされたか?」
椋実翔利:「完成ドリームハウス?」
アレトゥーサ:『原因不明です』
烏羽岬:「どうだメイ。おまえは何か分かるか」
GM:メイは億劫そうに首をもたげた。
烏羽岬:メイの右前足をもって挨拶するように上下にふりふりさせてます。
烏羽岬:「ダメらしい」
GM:『大した問題ではない』とでも言いたそうだ。この態度はどこかで見た気がする……
GM:江永が攫われたときだっただろうか。
烏羽岬:「こいつの事も、結局未だに謎が残ったままだな……」
鶴喰湊融:「ううん……解決する手段があるからなのかなあ……それもそうだし」
百入結衣子:「でも、あたしたちの真の危機なら」
百入結衣子:「きっと助けてくれるって信じてるからさ」
百入結衣子:「そうじゃないってことは、なんとか出来るんだよ」
百入結衣子:「そう思おう」
百入結衣子:当然、可能性としては逆もある。あえて言うことはないが。
百入結衣子:全てが手遅れなら、救いの手も伸びないだろうと。それは飲み込む。
鶴喰湊融:「……そうですね!時間も少ないし、情報も足りてないけど……きっと」
椋実翔利:「そうそう。それに内側に入ったら案外すんなり分かるかもしんないしな」
椋実翔利:「アレトゥーサみたいなリーダーが案内してくれるかもだ。そしたらもうイージーモード社会科見学だぜ」
百入結衣子:「案外寛いでたりとか?」
烏羽岬:「それはありうる。VIP待遇かもしれない」
江永瑞穂:「意外と楽しんでるかもしれませんよね。もう脱出してたりして」
鶴喰湊融:「アレでリーダーは真面目ですから、きっと逆転の方策を練ったりしてるかもですね!」
江永瑞穂:「機材抱えて身動きとれなくなってるんじゃないですか?」
鶴喰湊融:「………ちょっとありそう」苦笑。
椋実翔利:「脱出! 座標不明の理由、解明されちまったかもなー」
百入結衣子:「しょうがない人だなあ」なんて笑う。
百入結衣子:そうであると決まっているわけでもないが。
烏羽岬:「戦術を詰めにいったほうがよさそうだな。UGNチームの準備ができたら作戦会議といこう」
烏羽岬:「さすがの元祖マスター・スカイも、今のコンディションは万全から程遠いはずだ」
烏羽岬:「もし脱出しているのなら、余計に合流を急がなければならないな」
百入結衣子:「そうだね。先に帰られちゃ困るよ」
百入結衣子:「あたしたちがお帰りを言う側じゃないと」
椋実翔利:「いやー、久しぶりにお帰りって言われるのも悪かねえが」
椋実翔利:「やっぱそっちだよな。早く行こうぜ。寒いけど……」
アレトゥーサ:『――アラーム告知』
鶴喰湊融:「そうですね。寒いから、迎えに……アレトゥーサ?」
アレトゥーサ:『UGNとのミーティング時間が近づいています。準備を推奨します』
烏羽岬:「そろそろか。何かヴリトラ内だけで話しておく事は、ほかにあったか?」
烏羽岬:「なければUGNとのミーティングに入ろう」
鶴喰湊融:「わたしからはないよ。……あ、今日はカレーですってくらいかな?」
百入結衣子:「うん。こっちは大丈夫……お菓子の準備もバッチリ」
椋実翔利:「おうよ。……あ、オレらだけの内にやっとく? 烏羽、アレ」
椋実翔利:「リーダー戻ってきたらもうやれねーぞー」
烏羽岬:「あれ?」
百入結衣子:「あれね、あれ」
鶴喰湊融:「ああ、あの」
江永瑞穂:「あれ?」
烏羽岬:「ああ……あれか。今やるのか? タイミングがおかしくないか?」
百入結衣子:「でも今のうちにやっとかないと、春音ちゃんあたりが言っちゃうんじゃない?」
椋実翔利:「そうそう。こっからが本番なのも確かだろ」
烏羽岬:「ふむ。確かにな」
烏羽岬:「だが掛け声に迷うな。敵を倒して日常に帰ってくるぞー、は前回やってしまったし」
烏羽岬:「というか、敵地でこういうことをするのって、死亡フラグというやつになってしまうんじゃないか? 大丈夫か?」
鶴喰湊融:「一杯立てると大丈夫って聞いたことあるけど、どうなんでしょう」
百入結衣子:「やりたくないなら瑞穂がやっちゃうよー?」
江永瑞穂:「わ、私は……」
江永瑞穂:「烏羽がやってよ、お願いだから」
烏羽岬:「いや、江永にやってほしいな。よくよく思えば……」
烏羽岬:「お前は戦いのときも、一歩引いて誰かのカバーに入れるよう立ち回っているだろ」
烏羽岬:「たまには主役になれ」
江永瑞穂:「じゃ、……うん……、仕方ないから、やるわ」
江永瑞穂:「あの……、みんな」 手を伸ばす。 「重ねてくれる?」
百入結衣子:「はあい」と置いて。
烏羽岬:手を伸ばします。手袋を外してぺたんと重ねる。
鶴喰湊融:「はい!」そっと重ねます。
椋実翔利:「よし来た」 置く
アレトゥーサ:『はい』
烏羽岬:「……」 メイをつかんで、アレトゥーサの手の上にそっとかぶせてます。
江永瑞穂:「それじゃあ。……絶対に……」
江永瑞穂:「全員で……絶ッ対にハッピーエンド迎えるから! 笑っちゃうくらい普通のハッピーエンドにするから!」
江永瑞穂:「覚悟してよね! ……ね!!!」 怒鳴るように言い切った。
江永瑞穂:(……ああ)
江永瑞穂:(綺麗な星空。ぜんぶよく見える)
江永瑞穂:(明日はピクニック日和ね)


GM:【星空】


GM:雪と風が止んだ。
GM:大型テントの外側は、気味が悪いほど静まり返っている。
雲居春音:「……さて、それじゃあ!」
雲居春音:「これからどうすればいいのか教えてくれる?」
雲居春音:「ぜんぜんわかってないから! ……私だけじゃない、よね?」
GM:みんなを見回す。
烏羽岬:「大丈夫だ。まだ決まってない」
烏羽岬:「それを決めるための打ち合わせだと認識している」
椋実翔利:「決まってることはあるだろ。"スレイベギー"をブチブチにブチのめす、だ」
江永瑞穂:「そうね。そこだけはね。ブチブチにね」
鶴喰湊融:「あはは…。一応、それをどうやるか、を決めるから、うん…」
椋実翔利:「おう。そのためにどうするかはオレも知らねえよ。突っ込んでボコボコにする以外になんかあんの?」
錫谷亮:「そういうことだな。……突っ込むにもやり方がある」
錫谷亮:「何も考えずに突撃すると、間違いなく雪崩か滑落か低体温で死ぬからだ」
百入結衣子:「どうボコボコにするかも、たくさんあるでしょう」
百入結衣子:「潰すためなら、いくらでも算段をつけるわ」
烏羽岬:「《ギギリオン》の言う通りだ。この環境に加え、彼我の戦力差もあるしな」
生成 亜綺羅:「環境は問題ね。……一応、私と結衣子で地形は調査してきたわ」
GM:生成亜綺羅はタブレットに地図を表示させる。
生成 亜綺羅:「私たちがいまいるのは、ここ。この連なる山脈から離れた、端っこのここ」 「で……敵がいると思われるのは」
生成 亜綺羅:「ここ」 一番標高の高い山を示す。 「直線距離だとそれほどでもないんだけど、地形がね……越えなきゃいけないポイントは3つ」
生成 亜綺羅:「アイスフォールと呼ばれる巨大な氷の川。……その先にある、崖に走った亀裂。……最後に、この崖そのもの」
烏羽岬:「氷河にクレバスに崖か。エベレストみたいだな」
甲斐美冬:「実際、地形や高度は似ていますよね」
百入結衣子:「チベットだっていうからね。似たようなもんでしょ」
鶴喰湊融:「むしろそこの山塊から取り出したのかも……そこはさておいて。実際、相手は地理も把握してるはずなので、迎撃に色々されると面倒ですしね」
椋実翔利:(全部オレのSHIDENで行けるじゃん)
椋実翔利:でもそれを言うと『一人で行ってもしょうがないでしょ』となるので黙って何か考えているフリをしている
百入結衣子:「言っておくけど、原則隠密行動なので」
百入結衣子:「全部SHIDENで行けるとかバカなことは考えないでね」
椋実翔利:「あれ? オレ口に出してた?」
烏羽岬:「口に出さなかっただけ偉いと言える」
百入結衣子:「出さなくても分かるわよ」
生成 亜綺羅:「……空を飛べない以上、残念ながら、最後の崖は迂回する手段はないわ。斜度40度。互いに援護しながら、気合で登攀してもらうしかない」
椋実翔利:「いやー済まんね、こっちで仲良くしちまって。……実際そうだな。あっちだって備えはしてるだろうし、タダじゃいかなそうだ」
鶴喰湊融:「あははは……」苦笑して。「40度とはまた凄いですね……ピッケルとか足りるかな……」
百入結衣子:「40度、相当よね……交戦しながらは絶対ムリな角度だ」
烏羽岬:「クレバスはどうする? 走って飛び越せる距離ではないだろう」
錫谷亮:「迂回するか、梯子やロープを使うしかないだろうな」
烏羽岬:「迂回ルートを探した方が早そうだな。下手すれば越えるだけで1日経ってしまいそうだ」
百入結衣子:「急がないと、また吹雪いてくるかもしれない」
鶴喰湊融:「一応、明日の昼くらいまでは晴れるとは思いますが……いつ変わってもおかしくないですね」
椋実翔利:「ウゲー、地道だぜ。どうにかバババッと渡れる裏技とかないのか、UGN的には?」
錫谷亮:「そんな裏技があったらとっくにやっている」
雲居春音:「あと、敵も問題なんだよね?」
雲居春音:「ドローンもたくさん見たし……」
錫谷亮:「飛行輸送手段を使って近づけば、シャンバラの防衛機構による砲撃が想定される」
錫谷亮:「海で見たあれが数基、ここにも残存しているはずだ」
烏羽岬:「それはよくない」
椋実翔利:「あーアレね。んじゃ無理だな。地道に行くっきゃないか……」
烏羽岬:「一基だけでもたいへんな脅威だった。あれが数基……考えたくもないな」
鶴喰湊融:「サットヴィカですか……あれを食らいながら、というのは現実的じゃないですね……」
百入結衣子:「貼り付きながら行けば、狙われないだけ僥倖でしょう」
百入結衣子:「向こうも自分たちの土地を壊したくはないってことでしょ」
生成 亜綺羅:「そうね。地上を這うように移動すれば、砲撃は食らわない」
生成 亜綺羅:「地道な登山が一番有効。……ピクニックに来た気分ね」
椋実翔利:「UGNの方じゃ季節の行楽に雪山に登るのか。鍛え方違えなあ」
鶴喰湊融:「ピクニックにしては随分ハードですけど……」ぼやく。「となると、実際にどういうルートを通って、敵がどう配置されているかが問題ですかね…」
雲居春音:「生成さんのジョークわかりにくいですよぉ……。ピクニックレベルじゃなく寒いし……」
江永瑞穂:「敵はドローンと、あと誰か外に出て迎撃してくるんじゃない」
江永瑞穂:「やる気のあるやつが、誰か」
鶴喰湊融:「なるほど……それもそうですよね。相手のホームだもの…」
百入結衣子:「交渉が通じなさそうな方ってことね」
椋実翔利:「やる気がなくてもオレは逃がさねえーし、あっちもこっちと仲良くするかつったらまあないだろ」
烏羽岬:「そういえば、《ホブルディ》は音沙汰ないな。あいつはやる気のある方だと思うが」
百入結衣子:「どうだろう?意外と無い方なのかも」
鶴喰湊融:「前回攫われたときに見たくらいですね、そういえば」
錫谷亮:「認識しているのは、他に“フレースヴェルグ”、“アビーラバー”、“トッドローリィ”……」
錫谷亮:「“カイライス”、 “バーグェスト”……“マスター・スカイ”、“ヤシュト”。サット・ヴィカ。ほかに数名いるかもしれないが、判明しているのはそんなところだ」
百入結衣子:「……頭痛がしてくる」
百入結衣子:「半分くらいにならない?」
烏羽岬:「多いな……」
鶴喰湊融:「……多いなあ」
椋実翔利:「“カイライス”はあの……アイドルだっけ。“バーグェスト”? そいつ知らねえ気がするな」
甲斐美冬:「“バーグェスト”、この前はかなり叩きのめしてあげたんですけど、生きてます?」
生成 亜綺羅:「逃げたのが見えたわ。あれはしぶとい」
錫谷亮:「課題が山積しているが、こちらにも頭数は揃っている。我々UGNだけではない」
錫谷亮:「“フラワルド”、“ギャラルホルン”、YEROの協力がある」
錫谷亮:「すでに先行し、周辺を調査しているはずだ。進軍しながら合流していけるだろう」
GM:シーンや判定が進むと合流できていきます。
烏羽岬:「ギャラルホルンの能力は破壊工作に使えそうだな。あらゆる障害を飛び越えて、ドローンの指揮系統を一息に潰せるかもしれない」
椋実翔利:「オレUGNじゃないでーす」 混ぜっ返しつつ 「……"ギャラルホルン"? マジでアイツついてきてんの? 冗談だと思ってたぜ。律儀だなあ」
烏羽岬:「小心者ゆえにだろうな。一度ヴリトラに協力した以上、行くところまで行ってくれないと困るんだろう」
鶴喰湊融:「実際、このままマスター・スカイの望みが叶えば、まるごと吹っ飛ぶわけですしね……」
雲居春音:「“ギャラルホルン”さんって、なんか目を見て話してくれないんだよね……」
雲居春音:「なんでだろ……?」
烏羽岬:「明るく元気な対人コミュニケーションは苦手だと言っていた」
百入結衣子:「あたしたちも、随分大所帯になったものだ」
百入結衣子:「賑やかでいいや。出来れば賑やかさは絶やしたくないところ」
椋実翔利:「おいおい、原則隠密行動なのに賑やかなのは良いのかよ?」
百入結衣子:「う、うるさいな!みんなで隠密行動すればいいでしょ!?」
生成 亜綺羅:「ふふ。……結衣子がお世話になってるみたい」
椋実翔利:「おっ怒った怒った。賑やか隠密とかいきなりハイレベルな要求だぜ。信頼されちまってるな」
烏羽岬:「しかし、そうか。……結局まるごと吹っ飛ぶのだから」
烏羽岬:「いざとなったらブロックごとパージして僕らを追い出す、という手段に出る可能性もあるのかな」
烏羽岬:「内部に入り込むまで。いや、入ってからも、極力発見されるのは避けたいところだ」
鶴喰湊融:「シャンバラ空中都市の構成がどうなっているかが分かりませんが……彼は、わたしたちというか、メイが必要なはずだから」
鶴喰湊融:「メイの行方が分からなくなるような行動は避けるんじゃないかな、と思う」
GM:メイが自分の名前に反応したように、首をもたげる。
烏羽岬:「なるほど。お前がいてくれて助かったよ、メイ」 メイの頭を軽く撫でてます。
鶴喰湊融:そっとかれ?かのじょ?を撫でようとしてもう撫でられてたので手をひっこめる。
椋実翔利:「鶴喰良いこと言った。メイがこっちにあるうちは、確かにあっちも迂闊なことはしないって線はアリアリだな」
椋実翔利:「UGN連中もメイへの感謝料をオレに支払っとけよ、今のうちに」
江永瑞穂:「……こっちも向こうも、カードはぜんぶ揃ってるって感じね」
百入結衣子:「ええ。あとは切り方だけ」
江永瑞穂:「かなり不利かもしれないけど……こっちの切り札を取り返せば、逆転できる」
烏羽岬:「敵を全員倒すのが目的ではない、というのは忘れないでおこう。計画の阻止が最優先だ」
椋実翔利:「つまり、とにかくバレないようにぐるっと地割れは迂回して、崖を気合で登る! か」
甲斐美冬:「……生成先輩、亀を撫でるとなんで慰謝料が発生するんです?」(小声)
生成 亜綺羅:「全然わかんない。ああいう人なんだと思う」(小声)
甲斐美冬:「大変ですね」
百入結衣子:「亜綺羅、正解」
生成 亜綺羅:「深めたくない理解が深まったわ」
椋実翔利:「何とか消耗しないで済む方法歩きながらでも考えてこう良い感じに……え? 何だって?」
百入結衣子:「何考えてるか分かんなくてミステリアスだってさ」
椋実翔利:「よせよ。世間知らずの歳下なんて面倒だぜ」
錫谷亮:「……作戦開始は、いまから1時間後としよう」
鶴喰湊融:「……ふふ。はい、了解です」時計を合わせる。
烏羽岬:「《ギギリオン》。チームはどうする」
烏羽岬:「常に全員で行動できるとも思えない。FH組とUGN組の二つでいければいいが、それより細分化しなければならない可能性もある」
錫谷亮:「チームについては考えたが、私と甲斐は後方からの射撃支援に徹する」
錫谷亮:「雲居が近接護衛につき、登攀中はきみたちの援護に回る」
百入結衣子:「距離で分けるのは賛成。本来、一定の数を揃えられるならそうした方がいい」
百入結衣子:「3,4人だとそうも贅沢言えないけど」
錫谷亮:「突入後は、また編成を考える必要があるだろうが、それは先行している“フラワルド”隊の情報によって検討したい」
烏羽岬:「残る《モーターウェイ・フォックス》は撹乱と遊撃か? なんにせよ了解した」
百入結衣子:「おっけ。まあ誰とでも大丈夫」
生成 亜綺羅:「私はそっちについていくわ。“アビーラバー”が出てこないとも限らないしね」
百入結衣子:「うん。助かる」
生成 亜綺羅:「……なんだか初の共同作戦になる感じだけど、よろしくね」
烏羽岬:「そういえば、モーターウェイ・フォックスとはこれが初か……よろしく頼む」
百入結衣子:「あはは。みんなと仲良くね?」
鶴喰湊融:「はい、よろしくお願いします!」
椋実翔利:「まあ何とかなるだろ。考えられるだけ考えてるしな」
錫谷亮:「では、これから作戦準備時間としよう」
錫谷亮:「各自、不備のないよう装備の点検と、それと必要であれば――」
雲居春音:「先生のこれ話が長くなるやつだから、適当に解散でいいんじゃない?」
雲居春音:「あっ。先生じゃないや支部長」
烏羽岬:「先生でも間違いではないのだけどな」
百入結衣子:「ふふっ」
椋実翔利:「理解ある生徒に恵まれて良かったな先生!」
鶴喰湊融:「く、雲居さん………」いいのかなあ、と思うのだけど。つい笑みがこぼれた。
烏羽岬:「ギギリオンをただの先生だと認識していた頃が懐かしい。はやく学校生活に戻りたいものだ」
錫谷亮:「……」 ため息をつく。
錫谷亮:「雲居も烏羽も、課題は忘れないようにな。……では、解散だ。私も準備をしたい」
錫谷亮:※調達判定をしようとしている
烏羽岬:こちらも準備をはじめます。といっても事前にある程度終えているので、砥石でナイフを研いだりするくらい。
烏羽岬:「UGNは」
烏羽岬:「前から思っていたが、メンバー間の仲がいいな。まあヴリトラも負けてはいないが」
雲居春音:「ま、まあね! ここ数か月で、仲良くなった……って感じかな」
雲居春音:「甲斐さんも生成さんも、すごい……あの……アレ……」
雲居春音:「ミステリアスな人だったからね!」
鶴喰湊融:「あれ」色々な葛藤を感じた。どちらも凄いと思うのだけど、こう思う自分もずれてるのかな……。
生成 亜綺羅:「お気遣いありがと、雲居」 苦笑いして、立ち上がる。 「物資整理してくるわ。また後で」
椋実翔利:甲斐さんに 「そんな仲良いのか? カラオケ行ったりした?」
甲斐美冬:「カラオケです? ぜんぜん行ったことないです」
甲斐美冬:「行ったのは水族館とテーマパークぐらいです」
百入結衣子:「意外と行ってるじゃん」
百入結衣子:「任務任務任務~、なのかと思ってた」
鶴喰湊融:「結構遊びにいってらっしゃるんですねえ」
甲斐美冬:「雲居後輩の要望により、社会勉強しました」
椋実翔利:「うおっ、思ったよりちゃんと仲良いじゃねーか。オレら行ってねえぞそんなの」
烏羽岬:「率直に羨ましい」
百入結衣子:「あたしたちも終わったら行こうよ」
江永瑞穂:「そうですね。帰ったら、ぜったい遊び行こ……」
甲斐美冬:「……それでは、私も整備点検してきます」
甲斐美冬:「道具の点検はやりすぎるということはない、そうです」 「また後程」
百入結衣子:「ん」手を振って。
鶴喰湊融:「はい、また」こちらも。
烏羽岬:「スレイベギーの方はどうなんだろうな」
烏羽岬:「思えば、彼らの内部事情を僕はあまり知らない。リーダーとセルメンバーの仲がいいのかどうかすら」
烏羽岬:「スレイベギーのメンバーでカラオケに行ったりするのかな」
椋実翔利:「どうなのかね。リーダーには忠実~って、"ホブルディ"の野郎はそんな感じだけど」
烏羽岬:スレイベギーの内情に思いを馳せながら、黙ってナイフを研いでます。
江永瑞穂:「スレイベギーは……大きいセルだって聞いてるけど……」 こっちも考え込んでいる。
椋実翔利:「デカい所はさ、結構やっぱりルール……うーんルールっつうか、規律? 上下関係?」
江永瑞穂:「大きなセルって、ぜんぜん想像つかないわ」
椋実翔利:「そういうのあるから、下っ端のバカ同士は仲良くても、ちょっと上行くとみんなピリピリとかしてたりすんだよな」
椋実翔利:「競争とか先輩後輩とか色々あんだよ。気楽に仲良くってのは大変な気がするぜ」
鶴喰湊融:「組織性、ですかね。五福もそういう組織としては結構しっかりしてましたし…いや、関係がそう悪くなるほど大きくはなかったんですが」
百入結衣子:「下手したら構成員同士も、相互に把握してない可能性だってある」
百入結衣子:「特に、スレイベギーは、秘密主義に感じるから」
百入結衣子:「人となりさえ知らずに協働していてもおかしくなさそう」
烏羽岬:「できればそうあってほしいな。仲が悪いとはいかないまでも、ドライな関係であってほしい」
烏羽岬:「いっしょにカラオケや水族館に行くようなチームを叩き潰すとなったら、さすがに後味が悪い」
鶴喰湊融:「元々、製薬系とか色々手広くしていますものねえ……」こちらも薄墨を展開し、懐紙でぬぐい、油を引いていく。
江永瑞穂:「さ、さすが、元・大型セルの人……」
江永瑞穂:「椋実さんが社会人だったみたいな感じで、すごい……新鮮だけど……納得いかない……」
椋実翔利:「あっはっは、まああんだけでけーセルでも、オレのことは制御しきれなかったってワケよ」
百入結衣子:「続けられなかったんだから納得でしょ」
江永瑞穂:「すごいスピードで納得しました」
鶴喰湊融:「あはは。でも、そのおかげ?で、今こうして一緒なんですから」
椋実翔利:「そういうな、器に収まるようなタチじゃないわけ、オレはね。そういう納得をしろよ江永!」
百入結衣子:「……少なくとも、“アビー・ラバー”は」
百入結衣子:「そういう繋がりを、壊す存在よ」
百入結衣子:「野放しにしておくわけには行かない」
烏羽岬:「百入が言うと説得力があるな。無論だ」
椋実翔利:「そうだなあ。さすがにアイツが他の奴らと仲良く……っつうのは」
椋実翔利:「……いやしてるかもしんねえけど、していようがそれはブッ飛ばすだろ、って感じだな」
鶴喰湊融:「ん」打ち粉を打ちかけて、再度また拭う。「実際、あまり楽しく話せるような感じではなかったですし、それに」
鶴喰湊融:「結衣子さんにこう、変な手を出そうとしてましたから、絶対許さないです」すぅ、と仄白い輝きを持つ刃を確かめる。
江永瑞穂:「それはそう! あと、“トッドローリィ”も許せないリストに入ってるから!」
鶴喰湊融:「あ、あはは……」あれは結構自分のせいもあるので笑いも引き攣る。
百入結衣子:「それもそうだ。贖わせないと」
烏羽岬:「そういえば、江永は一度遭遇しているんだったな。大いに借りを返すといい」
江永瑞穂:「思い出したら腹立ってきた! ……私も準備してきます」
江永瑞穂:「UGNの装甲服って、なんであんなにクオリティ高いんだろ……」
烏羽岬:「またあとでな。水分補給も怠るなよ」
江永瑞穂:「ふふん。誰に言ってんの。あんたもしっかりね!」
椋実翔利:「んじゃオレも準備してくっかなー。まあ準備つっても、オレの準備っつうか、昼寝だけど……」
烏羽岬:「鶴喰、あとで僕のナイフの硬度強化をしてくれるか? 手が空いたらでいい」
鶴喰湊融:「いってらっしゃい、です。あ、翔利さんはおやすみなさいかな…?あとで砲を見ておきますから…」
椋実翔利:「出る時は起こせよー」 手を振って引っ込む
鶴喰湊融:「あ、うん。やっておくね。薄墨もあとは柄の整備くらいだし…」
烏羽岬:「ここ最近の連戦でボロボロだ。椋実の砲が終わったら頼む」
鶴喰湊融:「うん。しっかりやっておく」こくこくうなずく。
百入結衣子:「無理しないでよー?ちゃんと休みもとってね」
鶴喰湊融:「大丈夫ですよ!ちゃんとこの前に休ませて貰いましたから。結衣子さんこそ気を付けてくださいね!」
百入結衣子:「平気、平気。あたし、家族のためなら負ける気がしない」
百入結衣子:「みんな、きっとそうでしょうけど」



烏羽岬:「懐かしいな」 ナイフを並べて湊融ちゃんに強化して貰いながら。
鶴喰湊融:「ん…なにが?」刃をそっと指でなぞるようにしながら、指先が仄かに白い花弁を浸透させている。
烏羽岬:「鶴喰とはじめて会った頃のことを思い出していた。あの頃と比べると随分大きくなったものだ」
烏羽岬:「身長だけではなくてな。人間としても、剣士としても成長したと思う」
鶴喰湊融:レネゲイドの浸潤による刃の調整、硬化を始めとする強化。ずっとしてきていたことだから、慣れたもので。
鶴喰湊融:「そんなに変わったかな……いや」
鶴喰湊融:「うん、そだね。大分、わたしは変わったと思う」ふ、と力を抜くように笑う。
鶴喰湊融:「勿論、それは敵討ちが終わった、とか。薄墨のこととか、そういうのも大きいけど……」
烏羽岬:「時折不安になることがある。みんな前に進んで成長しているが、僕だけ変わっていないんじゃないかと」
鶴喰湊融:すこし眼をぱちくりする。
鶴喰湊融:「……烏羽くんも、変わってると思うよ?」
烏羽岬:「鶴喰はちゃんとやるべきことをやった。えらいものだ」
烏羽岬:「そうか?」
烏羽岬:「どのあたりが変わったか教えてくれ。自分では全くわからない」
鶴喰湊融:「ふふ、ありがとう。…うん。そりゃ、わたしが来たのは一番最後だから、江永さんとかほど分かってはないけど…」
鶴喰湊融:「今。普通になりたい、って言ってた岬くんは、こうしたナイフのこととか、他の武器とかのことより、学校の事とか、みんなの事とかを」
鶴喰湊融:「話したり、気にする時間が増えていってるな、って思ったし。それに」
烏羽岬:「それは確かにそうだな……それに?」
鶴喰湊融:「前なら、≪スレイベギー≫の相手が、仲が良いならやりたくないな、なんて言わなかったよ」
烏羽岬:「ああ」
烏羽岬:「それは、そうだ。確かにそうだな」
鶴喰湊融:くすりと笑って、ナイフを手で回す。柄をそっと撫で、アルコールの濡れティッシュで拭い。
烏羽岬:「正直自分でもおかしな発言だとは思っている。敵なのにな」
鶴喰湊融:「それが、普通になる、ってことじゃないのかな。わたし、全然分からないけど」
烏羽岬:「普通。普通か」
鶴喰湊融:「ただ傷つけることが、誰かと関わることじゃないんだよね。むしろ、もっと違って、綺麗なやり方が有るんだ」
鶴喰湊融:擦れて滑り止めが剥がれてきているのを、浸透する花弁が整える。
烏羽岬:「鶴喰は本当に利口だな。年下とは思えん」
鶴喰湊融:「兄様の教育が良かったのです」むん、と胸を張って。
鶴喰湊融:いなくなった家族の事を、明るい冗談のように。
烏羽岬:「明るくなったな」 小さく笑う。
烏羽岬:「最近思うんだが。僕はひょっとすると、普通になりたいわけではないのかもしれない」
鶴喰湊融:ナイフを整えながら、ただ聞いている。
烏羽岬:「FHのままでいいんだ。大事な家族がいて、友人がいる。この生活を守れればいいと思っている」
烏羽岬:「むしろ逆だな……家族と友人たちを守れるなら、普通の生活を諦めてもいいとすら感じている」
烏羽岬:「おかしいと思うか?」
鶴喰湊融:「ううん」
鶴喰湊融:「おかしくなんてないよ。岬くんは、きっと欲しいものが何か、はっきり見えるようになったんだ」
烏羽岬:「かもしれない。これまでは"普通になりたい"というぼやけたビジョンしかなかったからな」
鶴喰湊融:「一番欲しいものが何か。二番目より後のものを合わせるより、ずっと大切なものを」
鶴喰湊融:「……でもね。だからって、二番目よりあとのものだって、諦めたりなんて、しなくていいって思うよ」
鶴喰湊融:擦り減った刀身を見る。自分では、これ以上は直せない。
烏羽岬:「ありがとう。そう言ってもらえると、多少欲張ろうという気になってくるな」
烏羽岬:「この戦いが終わったら、色々欲張ってみよう。……鶴喰はどうする?」
鶴喰湊融:「岬くんが“秘獣”だなんだって言ったってさ。欲張っていいし、それに」
鶴喰湊融:「それが問題なら、そうなくなるためにどうすればいいか、探してみればいいと思う」
鶴喰湊融:「うん」
烏羽岬:「復讐も終わって、リーダーも戻ってきたら……お前は何をしたい」
鶴喰湊融:「だから、わたしは……わたしも、みんなと一緒にいて、一杯想い出ももっと色々欲しいから」
烏羽岬:手入れしてもらったナイフをチェックし、ホルダーに仕舞う。
鶴喰湊融:「みんながしたいことがあったり、そうするのに障害があったりしたら、それをどうにかする、みんなの助けになりたいな」
鶴喰湊融:微笑む。
烏羽岬:「えらい子だ」
鶴喰湊融:ナイフは、使い込んできたもので。その短いかもしれない今迄が、全部そこにある。
鶴喰湊融:鋭さを、かつてより失っても。
烏羽岬:両手を伸ばして湊融ちゃんの頬に手を添え、わちゃわちゃと撫でる。
烏羽岬:「終わったらみんなで水族館とテーマパークに行こう。思い出作りだな」
鶴喰湊融:そうなるまでに、どうやって来たかは。きちんと刻まれてそこにあるから。
鶴喰湊融:「にゅ、ふわ……!」
鶴喰湊融:「うん。一緒にね」にぱ、と笑う。
鶴喰湊融:「そうしたら、次は椋実さんの言う沖縄かなあ」
鶴喰湊融:「南もいいけど、他のところも気になるんだ」
烏羽岬:「いいな。みんなの水着姿ももう一度見てみたい」
烏羽岬:「鶴喰の水着もよく似合っていたしな……南以外だと、どこだ?」
鶴喰湊融:「こんどこそ、江永さんが変装とか無しでも着てるのみたいなあ……そうだね」
鶴喰湊融:「すぐじゃなくてもいいけど、リーダーゆかりってことで、ヒマラヤあたりの空がどんなものなのか、とか」
烏羽岬:「ああ、いいな。思えばリーダー、僕らには完全に素性を隠していたもんな」
烏羽岬:「そのへんの思い出話を聞きながら登山というのも悪くない」
鶴喰湊融:「そうでしょ?だから、色々わたし見てみたいなーって思って」
鶴喰湊融:笑って、いっぱい。こんなことができたらいいな、という泡のような夢を重ねる。
鶴喰湊融:わたしも勿論そうだけど。あなたのそれに、ほんの少しでも繋がるように。
烏羽岬:「良かったよ」
烏羽岬:「ヴリトラが今のメンバーになったのは……本当に奇跡的なめぐり合わせだと思うが」
烏羽岬:「鶴喰がヴリトラの一員になってくれて。こうして気楽に話せる間柄になれて、本当によかった」
鶴喰湊融:ふわり、とその言葉に花が開くように微笑んで。
鶴喰湊融:「わたしも。岬くんとそうなれたのは、本当にうれしいよ」


GM:ロイスと購入判定、水晶の剣が可能です。
GM:みなさんでどうぞ!
鶴喰湊融:わあい。水晶は3回してもいいですか……
烏羽岬:ロイス迷うなあ
鶴喰湊融:家族 烏羽岬 〇親愛/不安 で。
烏羽岬:でも会話してもらったし、ここは湊融ちゃんに取ろうっと。
椋実翔利:今のうちにUGNどもに取っておいてやるとするかな
椋実翔利:"レリックドライバ"/○有為/堅苦しい
烏羽岬:最後の最後まで椋実さんらしいロイスだ
百入結衣子:じゃああたしもUGNに。
鶴喰湊融:なるほどなのだ
百入結衣子:-友軍/“レリックドライバ”/信頼:○/不安/ロイス
鶴喰湊融:GMから許可頂いたので、≪水晶の剣≫を三回使用します。
鶴喰湊融:デバウラー、椋実さんのレールキャノン、烏羽くんのキーンナイフに。攻撃力+6です。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+12した(侵蝕率:42->54)
烏羽岬:-家族/鶴喰湊融/○親愛/不安/ロイス
百入結衣子:購入でBCスーツ狙っとこ
百入結衣子:マイナーで熱光学迷彩使って隠密します
椋実翔利:やったー! 鶴喰ナデナデパワーアップだ!
百入結衣子:ダイスが5個増えるぞ~
百入結衣子:6dx+5>=9
DoubleCross : (6R10+5[10]>=9) → 10[1,4,8,9,10,10]+9[7,9]+5 → 24 → 成功

烏羽岬:BCスーツほしいなーと思ったけど、ケースないと10m移動できなくなっちゃうや
百入結衣子:造作も無いです
百入結衣子:湊融にあげるね~
鶴喰湊融:わあい!ケースに入れます!
百入結衣子:あたし一個ケース余ってるよ
烏羽岬:まあ避けるからいいか……。80%超えないとセットアップががら空きになるので、
鶴喰湊融:キーンナイフ装備しておきます。
烏羽岬:いやでもうーん。ブルーゲイルよりは強化素材……
烏羽岬:うーん
椋実翔利:一応持っておこうかなBCスーツ
烏羽岬:ブルーゲイルにしよ。今更1増えたところで大勢に影響あるとは思えんな。
烏羽岬:ブルーゲイル。
椋実翔利:普通に応急手当も役立ちそうなニオイはするけど
烏羽岬:!
鶴喰湊融:わたしが何買おうかなあ
烏羽岬:そういえばまだ誰も応急取ってない?
鶴喰湊融:初購入ですからね…w
烏羽岬:椋実さんがvsスヴェルト戦の再来でHP足りないアホになっちゃう
椋実翔利:やめやめろ!
椋実翔利:オレはこの固定値をかさにかけて対BCスーツにするからな!
烏羽岬:実際生命線なので、応急を確保しておきましょうか。応急手当キット。
椋実翔利:2dx+7=>9
DoubleCross : (2R10+7[10]>=9) → 7[2,7]+7 → 14 → 成功

烏羽岬:2dx+4=>8
DoubleCross : (2R10+4[10]>=8) → 8[3,8]+4 → 12 → 成功

烏羽岬:買えました。この烏羽印のファーストエイドキットは椋実さんにあげます。
椋実翔利:ほい購入 自分で着込む
椋実翔利:やったぜ烏羽!
鶴喰湊融:医療トランク狙います。
鶴喰湊融:5dx+5=>20
DoubleCross : (5R10+5[10]>=20) → 10[2,3,4,5,10]+9[9]+5 → 24 → 成功

鶴喰湊融:成功した……w
烏羽岬:強い
椋実翔利:ママ……
鶴喰湊融:今後連戦になるだろうし便利なやつだぞ。以上!
烏羽岬:ロイス取って購入もしたので、こちらもOKです。

マスターシーン:《マスター・スカイ》

《マスター・スカイ》:「……以上が、私の計画だ」
《マスター・スカイ》:「リエゾンロードは承認した。成功すれば、FHとしての目的は達成されるだろう」
《マスター・スカイ》:「……もとより、彼らの承認自体は問題にしていなかったが」
《マスター・スカイ》:「これは、私の戦いだ。巻き込んですまない。……もしも、この中で抜けたいと思う者がいれば、遠慮なく言ってくれ」
《マスター・スカイ》:「止めはしない。安全な場所まで転送しよう」
奥野キリエ:「……いまさら何言ってんですか、ボス」
奥野キリエ:「私は最初からそのつもりでついてきてたんですよ。超古代文明『シャンバラ』の秘宝! ……発掘なんてする必要もねえ!」
奥野キリエ:「直接過去に戻って、手に入れることができるんでしょう?」
奥野キリエ:「……ボスの居場所がそこなら、ついでに送ってあげますよ! ……そう。私はそうしたいんです」
《トッドローリィ》:「そうだね。いいんじゃないかな」
《トッドローリィ》:「オレはシャンバラに留まるつもりはないですよ。まだこっちでやりたいことがある……その、ボスの故郷は」
《トッドローリィ》:「平和な場所だったんでしょう? 理想郷とか言われてますぜ」
《マスター・スカイ》:「そうだね。平和な場所だ。それは間違いない。繁栄を謳歌し……誰もがオーヴァードだった」
《マスター・スカイ》:「いまの世界のように、いびつな構造ではなかったよ」
《トッドローリィ》:「じゃ、オレはごめんですね。手伝いはしますが、そこまでです。めちゃくちゃになった世界で……」
《トッドローリィ》:「オレは敵と戦いたい。おそらく、本当に強いやつしか生き残れないでしょ」
《トッドローリィ》:「“プレデター”、“カーネイジ”、“荒天龍”なんかもいいな……ハハ。そんなとこですよ」
沙良 スミカ:「トッドローリィは、そればっかね。“フレースヴェルグ”みたい」
沙良 スミカ:「私はシャンバラ行きますよ。ここより住みやすい世界でしょ」
沙良 スミカ:「フツーに暮らしたいの、私は」
《マスター・スカイ》:「その役目を与えたことを、恨んでいるかな」
沙良 スミカ:「え? あ……そういうのじゃないです! ぜんぜん! 仕事、楽しかったし! でも……」
沙良 スミカ:「アイドルとかオーヴァードとか、そういうのじゃなくて……こんなんでも……私がどんな力を持ってても……」
沙良 スミカ:「シャンバラでは普通なんでしょ?」
沙良 スミカ:「だから、私はシャンバラを目指す。ボスに最後まで付き合いますよ」
《マスター・スカイ》:「わかった。きみの移住を約束しよう」
《バーグェスト》:「……じゃ、シャンバラ行きは、ぼくと“カイライス”だけか」
《バーグェスト》:「FH内部の抗争も、UGNとの戦闘も、もう飽きてる……。新天地でごろごろ暮らしてえ……」
《トッドローリィ》:「娯楽のない人生はむなしいよ、“バーグェスト”」
《バーグェスト》:「あんたにとっては娯楽かもしれんが、フツーはそうじゃねえ」
《バーグェスト》:「以上だ」
《マスター・スカイ》:「……諸君の希望は理解した」
《マスター・スカイ》:「では、仕事に移ろう。彼らは私を目指して進軍してくる。……重要なのは」
《マスター・スカイ》:「“メイ”と、烏羽岬だ。必ず連れて来るように」
《マスター・スカイ》:「保険として、江永瑞穂と雲居春音」
《マスター・スカイ》:「あとは好きにしていい」
《マスター・スカイ》:「以上だ。すべてを終わらせよう」
《マスター・スカイ》:「私たちの願いのために」
《マスター・スカイ》:片手でペンダントのようなものを握りしめている。黄金のペンダント――その指先で、
《マスター・スカイ》:かすかに光が散った。

ミドル2:宵を導くは太白

GM:雪も風も止んで、恐ろしく静かだ。
GM:ぎりぎりと雪が凍り付いていく音まで聞こえそうな気がする。
雲居春音:「……よし! 防寒装備準備完了! ……そっちは?」
烏羽岬:湊融ちゃんと話していたテントから出て、目当ての二人を探してます。
江永瑞穂:「食料はそんなにいらないわ。……半分でいいでしょ」
江永瑞穂:「エネルギーバー、そんなに味のフレーバー必要ある? 絶対ないでしょ?」
雲居春音:「あ、味が…… 一種類だと、なんか寂しいかなって……」
烏羽岬:「雲居。江永」 後ろから声をかける。
烏羽岬:「準備中すまない。少しいいか」
江永瑞穂:「半分ね」 フルーツ味やチーズ味を横にのける。 「……あれ」
江永瑞穂:「烏羽? なによ?」
雲居春音:「なに? 食べ物何持ってくかの話?」
烏羽岬:「エネルギーバーはフルーツ味がいいと思う。粗い食感があると目が覚める……ではなく」
烏羽岬:「……」
烏羽岬:「相談したいことがある」
烏羽岬:「この間、先生に襲われただろう。雲居が気絶していて、江永が一緒にいた時のことだ」
雲居春音:「相談ね! いいよ、スーパー雲居ちゃんが相談に乗ってあげ……うん?」
雲居春音:「私の覚えてないシーンだ」
江永瑞穂:「大変だったんだからね。……なによ?」
烏羽岬:「本題に入る前に少し聞いておきたい。お前たちにも、大事な人はいるよな」
雲居春音:「そっ」
雲居春音:「そりゃまあね! いるよ。いるね。いるけど?」
烏羽岬:「じゃあ、その中で」
烏羽岬:「誰か一人死んでもいいやつを選べと言われたら、どうする」
江永瑞穂:「……順番決めろってこと? 悪趣味ね」
烏羽岬:「僕は選べない。全員が……大切だ。椋実のようなどうしようもない奴であっても、同じくらい大切だ」
烏羽岬:「どうだ。おまえたちは選べるか」
雲居春音:「うん……」
雲居春音:「……それはわかる。きっと、私も」
雲居春音:「選べない。そういうシチュエーションなら……っていうか」
雲居春音:「選べるわけなくない!?」
江永瑞穂:「そうでしょうね。それができるなら、こんなことになってない」
江永瑞穂:「ここまで来たんだからね」
烏羽岬:「……先生はあの時」
烏羽岬:「"お前はどっちを守る?"と言った。雲居と江永を同時に撃つから、どちらかを選べと」
烏羽岬:「僕はどちらも選べなかった」
雲居春音:「……、最悪……」
雲居春音:「あの人、なんなの? 何考えてるの!?」
烏羽岬:「秘獣の力が発揮されたからよかったものの、ともすれば二人とも死んでいたかもしれない」
烏羽岬:「あの人はそういう人だ。相手にとって一番有効な手を使ってくる」
烏羽岬:「再び同じことをやってくる可能性は、ある」
江永瑞穂:「……ありえるわ。そうなったら、どうするの?」
江永瑞穂:「あんたは……どうするつもり?」
烏羽岬:「……わからない。いざとなったら選べるはずだと思っていたんだ」
烏羽岬:「昔の僕なら、間違いなくどちらかを損得勘定で選べたと思う」
烏羽岬:「だが、結局無理だった。未だに答えは出ていない」
烏羽岬:「相談というのは、それだ」
烏羽岬:頭を下げる。
烏羽岬:「助けてくれ。僕はどうすればいい」
雲居春音:「え」
雲居春音:「えええええ!? そっ、そんなことっ」
雲居春音:「……そんなこと言われても!!!」
烏羽岬:「誰にも死んでほしくない。……甘いのか? 間違っているのか?」
烏羽岬:「みんなで一緒に帰って……また、あの日常に戻る。FHがそう考えてしまうこと自体、間違ってたんだろうか」
江永瑞穂:「…………」
江永瑞穂:「…………別に。間違ってないんじゃない?」
烏羽岬:江永さんを見る。
江永瑞穂:「そういうことなら、答えるわ。あんたがどうすればいいか、私にはわかる」
烏羽岬:「なら聞こう。どうするべきだと思う」
江永瑞穂:「あんたに助けられるほど落ちぶれちゃいないわ。私が烏羽を守ってあげることはあってもね。……雲居だってそうでしょ」
雲居春音:「……そう。うん。たぶん……いや、絶対に、今度は」
雲居春音:「負けないし、助けられたくない。……それって、対等じゃなくない!?」
烏羽岬:「対等」
烏羽岬:「ああ。でも、たしかにそうだな。どちらかに助けられてばかりの関係は、対等ではないな」
雲居春音:「そうだよ!」
雲居春音:「烏羽がなんで私を守る設定で話してるの、ってこと! だからさ、なんていうか……」
雲居春音:「なんていうか……」
江永瑞穂:「……そのセリフの先を待ってても永遠に出てこない気がするから、私が続けるわ。……烏羽が考えなきゃならないのは、たぶん別のこと」
烏羽岬:「別?」
江永瑞穂:「そこまでは教えてあげない」
GM:インスピレーションを使うこともできます。
烏羽岬:どうしようかな……いや……うむ……
烏羽岬:いや、ここでは我慢……我慢しよう……みんなで生きて帰れば、また聞く機会もあるだろう……
烏羽岬:「ふっ。なんだそれ」
烏羽岬:「ふー」 息を吐く。
烏羽岬:「……最初は、お前たちに謝ろうと思っていたんだ。僕が選べないばかりに迷惑をかけると」
江永瑞穂:「じゅうぶんこれまでに迷惑かかってるから、いまさらでしょ」
雲居春音:「そうそう。雲居ちゃんが面倒見よくてよかったね、烏羽」
烏羽岬:「そうだな。僕は恵まれているよ」
烏羽岬:「謝るのは、なしだ。こう言わせてもらう」
烏羽岬:「頼りにしている」
烏羽岬:「帰ろう。みんなで」
雲居春音:「当・然!」
雲居春音:「帰って『ただいま』を言うんだから」
江永瑞穂:「言われるまでもないってこと」
江永瑞穂:「……あんたたちのこと、当てにしてるわ」


■FS判定:天空への回廊
終了条件:なし
最大達成値:30 終了値:20
GM:※進行判定、支援判定とは別に「進行補助判定」を実行可能なFS判定です。


GM:きみたちがベースキャンプを出て、アイスフォールに到達すると、すぐに彼方から雪煙が見えた。
GM:跳ねるように近づいてくるのは、ドローン群だろう。まだ遠いが、いずれは追いつかれるのは間違いない。
江永瑞穂:「……来たみたいね」
烏羽岬:「椋実か百入に焼き払って貰えば楽そうだが、それは最後の手段にしておきたいな」
烏羽岬:「まだ離れている。なるべく距離を稼ごう」
アレトゥーサ:『ドローン群の存在を検知しました。アイスフォール攻略開始後に接敵すると予想されます』
百入結衣子:「あたし、何度も出来ないし」
アレトゥーサ:『また、熱源反応・レネゲイド反応が1。指揮しているオーヴァードがいるはずです』
鶴喰湊融:「早速来ましたか…上手く躱す、のは難しそうですね」
江永瑞穂:「ね。……アイスフォール、間近で見るとほんと大きいわね……」
江永瑞穂:「大丈夫? いける?」
百入結衣子:「こっちは大丈夫」
椋実翔利:「まー大丈夫だろ。多分」
烏羽岬:「椋実はSHIDENを使うといい。地表すれすれを飛べばサットヴィカの迎撃を受ける事もないだろう」
烏羽岬:「というか、登攀中に敵が来たらお前が頼りだ」
烏羽岬:「命綱だぞ」
椋実翔利:「わーってるって。お前らも荷物くらいは持ってやるから、なんかあったら言えよ」
烏羽岬:「了解した。行こう」
鶴喰湊融:「ええ、お願いしますね。うん、やってこう」
百入結衣子:「うん」
GM:ドローン型エネミーはラウンド1が終了した時点で出現します
進行度0
■FS判定項目:フェーズ1/アイスフォール
進行判定:ルート工作>《知識:登攀》または《調達》で難易度8
進行補助判定:事前準備>調達判定が可能
GM:事前に用意した器具や、効率的なルートを調査することでこのエリアを越える必要があるという判定です。
烏羽岬:あっ調達だ!
GM:肉体では無理
烏羽岬:これは得意の分野
椋実翔利:くくく……調達なら任せておけ
GM:進行判定には財産は使用不能です。
鶴喰湊融:ぎゃーっ
GM:というわけで、判定を開始していきましょう
烏羽岬:椋実さん、調達7もあるのか
烏羽岬:財産は0なのにね
椋実翔利:今回は財産もあるが、それはそれ!
GM:しょっぱなは椋実さんからです。
烏羽岬:あっあったんだ! イニチブ表が貧乏なだけか
GM:進行判定でも補助判定でも、好きな方をどうぞ!
椋実翔利:ではさっそく進行の<調達>判定します。長男力、見せちゃおうかな
椋実翔利:2dx+7=>8
DoubleCross : (2R10+7[10]>=8) → 10[10,10]+7[4,7]+7 → 24 → 成功

椋実翔利:こんなもんってわけ
GM:めちゃくちゃウキウキしてるじゃないですかw
百入結衣子:おにいちゃんすごーい♡
百入結衣子:あたしバッグほしいな~?
GM:進行度:3/20
椋実翔利:任せとけ 道歩いてる奴が持ってる中から好みのがあったら言うんだぞ
GM:かなりの距離をあっという間に進軍できた。
GM:それもこれもすべて椋実さんの力があってのことだ!
烏羽岬:カツアゲ力

椋実翔利:実際、SHIDENの飛行移動による偵察力はアイスフォール進行には大いに貢献するだろう。
椋実翔利:今となっては、この場にいるメンバーが何をできて、何ができないだろうかもよく把握している。それを踏まえ、進むべきルートを順々に示していくぞ。
アレトゥーサ:『問題なさそうですね』
椋実翔利:「おう。まー今ん所はな」
アレトゥーサ:『距離を稼いでいます。アイスフォールの踏破まで、あと半分ほど』
椋実翔利:「タラタラしてっと連中に絡まれるし、そうならない内に進みたいとこだ」

GM:次の手番は百入さんです。
GM:もう判定も切り替わりそうだな…調達ができるのはいまの進行度だけなので、あとあとで悔やまないように慎重にね!
百入結衣子:あっなるほど……
百入結衣子:どうしよ 確保しとかなきゃってものなんかある?
百入結衣子:応急?
鶴喰湊融:医療トランクと応急キット1個はありますね
椋実翔利:<調達>で進行進めるのは、という話ではなく、アイテム調達の話か
烏羽岬:応急がもう一個あれば、いざというときにダブル時間凍結も安心してできそうだけど
GM:そういうことです。アイテム調達が必要なければ、ガンガン稼いでいいです
椋実翔利:ちょっと余裕を持っておきますか
烏羽岬:逆に言えばマストなのはそれくらいかなあ 強化素材とかブルゲとかはあれば助かるなくらいだしね
百入結衣子:あ、いや、あたし
百入結衣子:グレネード握っておきたいな
GM:何しろ今回調達ポイントが限定的なので、あとで後悔しない買い物を!
百入結衣子:敵いっぱい出るだろうし
鶴喰湊融:ああ、それは確かに重要ですね
烏羽岬:良い判断です
百入結衣子:進行補助します。グレネードランチャーを狙う。
鶴喰湊融:グレランはマイナー使いますからフラググレネードですかね
百入結衣子:まちがえた!フラググレネード!
百入結衣子:マイナーで熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:6dx+5>=12
DoubleCross : (6R10+5[10]>=12) → 6[2,2,3,4,5,6]+5 → 11 → 失敗

百入結衣子:嘘う
GM:おやおや
百入結衣子:ダメでした
烏羽岬:消えたのに・・・
鶴喰湊融:1たりない……
GM:小学生からお小遣いももらえない…消えてるから!
百入結衣子:しょんぼり
烏羽岬:寒いから熱光学迷彩も不十分だったのかな
烏羽岬:烏羽が買ってやろうと思ったけど、次は湊融ちゃんの手番ですね
烏羽岬:実際、ここが最後の調達チャンスとなると少し欲張りたい気もするなあ

生成 亜綺羅:「……弾薬がいくつか、ダメになってるわ。予想してたけど……」
生成 亜綺羅:「解凍しなきゃ使い物にならない」
百入結衣子:「……こんな環境下での戦闘、そうそうないものね」
百入結衣子:「……マズったな。使えるの残ってればいいけど……」

GM:ネクスト手番!
GM:鶴喰さんです。いま進行度は3/0
GM:3/20
GM:好きな方の判定に挑んでね!
鶴喰湊融:進行補助の調達に挑みます。フラググレネード!
鶴喰湊融:5dx+5=>12
DoubleCross : (5R10+5[10]>=12) → 9[1,2,3,4,9]+5 → 14 → 成功

鶴喰湊融:成功!百入さんにパス!
百入結衣子:わあい!ありがと湊融!
椋実翔利:できた妹だ
鶴喰湊融:えへへ
百入結衣子:こっちを装備してウェポンケースにショットガンを入れます
GM:では、湊融ちゃんは「こんなこともあろうかと!」できる

鶴喰湊融:「数はそんなに用意できなかったですけど、一応解凍用のキットが有りますから、それ使ってみましょう」
鶴喰湊融:「あとは不凍液とかでケア出来ればいいんですけど…」
百入結衣子:「うん……お願い。一発打てればそれでいいから」
江永瑞穂:「おお……さっすが湊融ちゃん……!」
鶴喰湊融:「いえ。準備はわたしの仕事ですから……えへへ」ふにゃっとしつつ北方の軍装備系列のそれを使う。
百入結衣子:「これであたしも、湊融に調整してもらった武器が使えるや」
百入結衣子:「みんな羨ましくって」
鶴喰湊融:「あ、そうだったんです?だったらこう、一品ものとかも用意すればよかったかな…」

GM:では、ネクスト。
GM:烏羽くんの手番です。がんばってね!
烏羽岬:ドゥンドゥン
烏羽岬:よし。今回は登場侵蝕が不要という伝説もあり、戦闘が多いのは確定的に明らかなので
烏羽岬:調達しましょう。医療トランクを狙います。
烏羽岬:2dx+4=>20
DoubleCross : (2R10+4[10]>=20) → 6[3,6]+4 → 10 → 失敗

鶴喰湊融:残り10点出します。残財産4点!
烏羽岬:ママ!
烏羽岬:トランクをゲットしました。といっても烏羽は不要なので
烏羽岬:一個目のトランク、誰が持ってましたっけ? 椋実さん?
鶴喰湊融:わたしが判定したからわたしかなあ
烏羽岬:なるほど。じゃあこのトランクはそこらへんでふわふわ浮いてる成人男性に渡しておきましょう。
椋実翔利:ふわふわ男がキャッチ!
烏羽岬:以上です。
GM:OK!

江永瑞穂:「そろそろ追いついてきたわ。……烏羽、準備いけてる?」
烏羽岬:「問題ない。どのみち交戦は避けられないだろう」
烏羽岬:「使い捨ての小型ジャマーをいくつか設置した。荷物も軽くなったし、ちょうどいい」
烏羽岬:「しかし……うん。いいものだな」
烏羽岬:「FHとUGN。色々あったが、みんなで協力して目標に向かうっていうのは」
烏羽岬:「これが"テンション上がってきた"というやつか」
生成 亜綺羅:「色々ありすぎたぐらいね」
生成 亜綺羅:「来たわ。……烏羽くん、迎撃お願い」
GM:後方から多脚型のドローン群が見えてくる。
烏羽岬:「安心しろ、今回はもっといろいろな思い出が作れる。――任せろ」
GM:それと、指揮官。
GM:“ホブルディ”だ。武装したヘリに乗っているのがわかる。
烏羽岬:「ドローンはいいとして……指揮官は」
烏羽岬:「……なるほど。椋実、喜べ」
烏羽岬:「"ホブルディ"がいるぞ」
椋実翔利:「別に喜びゃしねーよ。そりゃお前、服に着いてる汚れが落ちたらスッキリするけど」
椋実翔利:「汚れを見つけた時点で喜びはしねーだろが」
椋実翔利:緩やかに旋回しながら、砲塔をそちらへと向ける
百入結衣子:「じゃ、早く喜んでよ」
烏羽岬:「一理ある。それにしてもひどい喩えだな……」
奥野キリエ:「好き勝手言ってくれるじゃねえか!」
GM:拡声器で怒鳴っている。
椋実翔利:「なかなか落ちない上に耳も良くて主張の激しい汚れがなあ!」
椋実翔利:「綺麗サッパリ落としてやるぜ!」
奥野キリエ:「これからてめーらをハチの巣にするわけだが、この美しい雪景色を汚すのは抵抗あるなァ~!」

GM:ラウンド2。
GM:このラウンドからエネミーが登場し、手番で行動します。
GM:とりあえずいまは3エネです
GM:それを踏まえて、進行度3/20
GM:むくみさんからどうぞ~
GM:念のためもう一度はっとこ
■FS判定項目:フェーズ1/アイスフォール
進行判定:ルート工作>《知識:登攀》または《調達》で難易度8
進行補助判定:事前準備>調達判定が可能
椋実翔利:なるほど、それぞれのイニシアチブで登場するから、いきなり殴るのは無理ってことだ
烏羽岬:ほうほう?
椋実翔利:あ、今殴れるのかな……?
GM:いま殴れます
鶴喰湊融:一応今10m離れたエンゲージ(切って移動不可)なようですね
椋実翔利:やったあ! じゃあ殴ります! 侵蝕率も一番低いしな!
GM:ここにも書いておこう
GM:互いの距離は10m
GM:エンゲージの中間で停止したりすることは不可能
GM:互いのエンゲージ以外に空間は存在しないという認識でお願いいたします!
椋実翔利:状況から、戦術的に移動したりすることはできないってことね!
GM:そういうことです!
GM:ああ、そうそう!
GM:椋実さんの手番の前にセットアップ!何かする人はいますか?
烏羽岬:飛行してる人も無理なんだ。でもお互いその状況なら対等だなあ
GM:こちらは何もないです。
百入結衣子:ないです!
烏羽岬:こちらもありません。限界突破も80からだし・・
鶴喰湊融:なしです!
椋実翔利:ってことはここでスカイキッドに搭乗しておかなきゃな! 演出的にはもう乗ってたけど……
GM:へいよっ!スカイキッド一丁!
GM:では改めて椋実さんは行動をどうぞ
椋実翔利:そして攻撃します。
椋実翔利:《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《因果歪曲》。対象は"ホブルディ"とドローン2機全部!
椋実翔利:セルスタッフ:アサルトも使っちゃおう。行くぜアレトゥーサ!
椋実翔利:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,5,5,6,7,8,9,10,10]+10[5,8,9,9,10]+10[5,6,7,9]+10[3,7]+1[1]+6 → 47

烏羽岬:つよよよ
GM:ぐいぐい来るなあ
椋実翔利:挨拶としては上等じゃろ
GM:ドローン2基はイベイジョン突破されて被弾!
GM:ホブルディはなんだっけ…
GM:雲散霧消+氷盾か。ダメージどうぞ!
GM:ドローンBはホブルディを行動放棄カバーリング。
椋実翔利:5d10+20+6+3
DoubleCross : (5D10+20+6+3) → 35[10,4,6,9,6]+20+6+3 → 64

椋実翔利:諸々有効!
GM:ドローンBは大破。ドローンAは
GM:あっ大破…
GM:さよならだよ!
椋実翔利:やったぜ なんか口ぶり的にギリギリ残りそうで怖かったぜ
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8した (侵蝕率:36->44)
烏羽岬:雲散霧消氷盾、なにげにめちゃ硬い

アレトゥーサ:『援護します。ターゲットを捕捉しました』
椋実翔利:「アレトゥーサ! 火力支援任せた! 粗い所埋めてくれ!」
椋実翔利:レバーを蹴ると、咆哮の奥から白い光が瞬き、程なく砲撃を開始する。
アレトゥーサ:『エネルギー兵器による火力支援を開始します』 ジジっ、と焦げるような音が響き、火線が雪原を焼く。
椋実翔利:軽金属を加熱蒸発させながら放つ、半ばレーザー化したレールキャノンの砲撃。
奥野キリエ:「……ちっ! ドローンじゃ相手にならねえかよ……」
椋実翔利:それらが砲口に設置された揺らぐ魔眼により一撃一撃微妙に角度を変え、雨のように散らばって放たれる。その数、8秒にて120発!
椋実翔利:「……ふう! かるーい汚れはとりあえず落とせたが」
奥野キリエ:「火力がおかしいんだよ、クソが」
椋実翔利:「しつこいシミ野郎が根っこを張って踏ん張ってるなァー!」
椋実翔利:「ったりめえよ! これが何だか知らないのか?」
椋実翔利:「"羽根のように軽い引き金(フェザータップ)"が最強に手をかけてやってるSHIDENだぞ! テメーみたいな凡俗シミ野郎に理解できるかっての!」
奥野キリエ:「バカにデカいおもちゃを渡しちゃいけねーな」
奥野キリエ:「調子に乗らせちまうからよくねェ!」

GM:手番は次へ。百入さんです。
百入結衣子:攻撃入れようっと
百入結衣子:マイナーで迷彩起動
百入結衣子:メジャー『アディシェスの栄誉』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》。
百入結衣子:ホブルディを攻撃。
GM:OK!
百入結衣子:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,1,1,2,3,7,7,8,9,9]+10[1,4,8,8,10]+10[6,8,9]+10[3,7]+1[1]+10 → 51

百入結衣子:いい感じ!
烏羽岬:つよおい
百入結衣子:あ、武器はグレネード捨ててショットガンね!
百入結衣子:使っちゃうわけに行かないから……
GM:氷盾+氷雪の守護! ダメージをください!
烏羽岬:うおお、氷雪の守護まで
百入結衣子:6d10+39+3d10+5 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+39+3D10+5) → 35[10,10,7,1,4,3]+39+19[8,2,9]+5 → 98

GM:殺意高くない?
GM:ぜったい高いよ
GM:98-15-4d10
DoubleCross : (98-15-4D10) → 98-15-22[3,1,9,9] → 61

GM:ほら!
GM:死んだ!リザレクト1回目!
奥野キリエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

百入結衣子:あっそういうことする!
椋実翔利:リザレクト1回目!?
GM:瀕死
鶴喰湊融:リザかあ…w

百入結衣子:「それ、あなたにも」カバーに入ったドローンが爆散した直後。
百入結衣子:「過ぎたおもちゃでしょう」一条のレーザ光が、ホブルディを捉える。
百入結衣子:それはこの極寒の地で、さらに冷たく。分子運動を凍りつかせるもの。
奥野キリエ:「こいつか……“クロイドン・キャット・キラー”!」
奥野キリエ:「ここまで強いと思ってなかったぜ……!」
百入結衣子:「あたしも」動きを止めたところに銃撃を叩き込んで。
百入結衣子:「しぶといとは思ってなかった。まだ続けるの?」
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:42->46)
奥野キリエ:「……ここで帰るわけにはいくかよ」
奥野キリエ:「ボスの願いだ。このくらい……恩は返すさ」

GM:次の手番。湊融ちゃんです。
鶴喰湊融:了解です!
鶴喰湊融:マイナーはなし。メジャー≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪伸縮腕≫!ホブルディを殴ります
鶴喰湊融:9dx7+8
DoubleCross : (9R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,6,8]+10[9]+10[8]+2[2]+8 → 40

GM:きなさい!
GM:ドッジしてみよ、ガード無理
鶴喰湊融:うーん剣精は……使います!
GM:あっ、剣精まで!
GM:どうぞ
鶴喰湊融:≪剣精の手≫。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:54->56)
鶴喰湊融:1dx7+48
DoubleCross : (1R10+48[7]) → 10[10]+2[2]+48 → 60

鶴喰湊融:よっしゃ。
鶴喰湊融:あ、使用武器はキーンナイフです
GM:ぎぇええ
GM:ドッジ!
GM:8dx+1=>60
DoubleCross : (8R10+1[10]>=60) → 10[1,1,2,6,6,7,9,10]+10[10]+3[3]+1 → 24 → 失敗

GM:すごいがんばった!
鶴喰湊融:こっ、こわ!!
GM:でも無理…ダメージください
鶴喰湊融:7d10+5 装甲-5で算出
DoubleCross : (7D10+5) → 39[4,5,7,8,2,4,9]+5 → 44

鶴喰湊融:44点装甲-5点ダメージです
GM:死
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:56->62)

鶴喰湊融:すぅ、と息を吸う。まだ侵蝕域が低いから、とても全力には遠い。それでも。
鶴喰湊融:ペンダントヘッドを掴み、引きちぎるようにすれば、その手には太刀が握られて。そのまま。
鶴喰湊融:しぃ、と冷えた空気が裂ける音が聞こえた。
奥野キリエ:「ンだよ、どいつもこいつも……」
奥野キリエ:「さすがに、強くなってやがる」 切り裂かれた端から、影のように再生していく。
鶴喰湊融:「……む……思った以上に抑えられましたか」白い刃の奥から、それを見詰めた。

GM:では、手番は烏羽くんへ。
烏羽岬:あまのじゃく烏羽は進行判定を行います。知識登攀か調達らしいので、ここは調達を選択。
GM:OK!
烏羽岬:2dx+4=>8
DoubleCross : (2R10+4[10]>=8) → 3[1,3]+4 → 7 → 失敗

烏羽岬:ええーっ
椋実翔利:なんてことだ
GM:これは低かった
鶴喰湊融:ざ、財産が使えない
烏羽岬:知識にするべきだったか……。失敗です。
GM:残念…。

烏羽岬:「……ふむ」 アイスフォールの登攀ルートを確保しようとしている。
江永瑞穂:「こ、このでかい氷、動いてるんだけど!?」
烏羽岬:「動いているな。このあたりの強度と傾斜なら、小規模な発破を使うことでかなり楽にルート確保ができると思っていたんだが……」
生成 亜綺羅:「そこが危険なところね。裂け目が大きすぎる……ルートが潰れた」
烏羽岬:「これは駄目だ。一箇所に崩すと連鎖的に崩落する」
生成 亜綺羅:「みたいね。迂回しましょう。足場も悪すぎるわ」
烏羽岬:「右回りでトラバースしよう。《モーターウェイ・フォックス》、回り込むルートを探してくれ」
生成 亜綺羅:「了解。……後ろに気を付けて。来る」

GM:そしてホブルディの手番。
GM:浸食率の低いのが二人…
GM:1で烏羽、2で椋実
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2

烏羽岬:そんな!
GM:むっくむく
椋実翔利:おやおや
奥野キリエ:マイナーで無形の爪牙
烏羽岬:殴られに恵まれない烏羽
奥野キリエ:原初の赤(ライトウェイトモード)+フレイムタン+冷気の鎌
椋実翔利:いやでもこいつドッジペナルティでかいからちょうど良かったと思うよw
奥野キリエ:回避ダイス-12
椋実翔利:な
烏羽岬:うわっ
烏羽岬:椋実さんでよかった
奥野キリエ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[2,2,6,8,8,8,8,10]+4[4]+2 → 16

GM:そいや!椋実さんはリアクションどうぞ
烏羽岬:考えてみればあれだけ汚れがどうこうとか一度洗いでキュキュッと落ちるとか煽ってたんだから
烏羽岬:椋実さんに行くのは当然なのだな
椋実翔利:ドッジはできない! ガード手段もなし! とりあえずガードするけど事実上無防備だぜ!
奥野キリエ:4d10+4 諸々有効!
DoubleCross : (4D10+4) → 28[6,9,5,8]+4 → 32

奥野キリエ:おっ殺意高い
烏羽岬:ダメージダイスが腐れば……腐っても椋実さんはHP低めだから耐えられないか
椋実翔利:死にます。リザレクト
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:44->50)
椋実翔利:椋実翔利のHPは6になった。(HP:24->6)
GM:強化兵のダメージダイス+2dはやはり強いんだ
椋実翔利:あっホントだ こいつ強化兵だったのか

奥野キリエ:「こいつで……」 その武装ヘリの影が燃え上がる。雪原を走る。
烏羽岬:「すまん椋実、登攀ルート確保に失敗した」
烏羽岬:「ホブルディを抑えてくれ」
奥野キリエ:「焼け死ねッ」 影に触れた瞬間、燃え上がる。出力はさほどでもないが、恐ろしく避けにくい。
椋実翔利:「抑えろっつうか多分狙われてるなオレ!」
椋実翔利:「うおっつつつ! ホラ見ろ! 無理無理! いってえ!」
椋実翔利:熱の痛みに悶える椋実を、落下しないようにSHIDENが制動する
アレトゥーサ:『損傷軽微。姿勢制御、戦闘続行を支援します』
椋実翔利:「しつこい上になかなか落ちず、その上触ったら熱くなるとかよ、もう何か……毒じゃねえか!」
アレトゥーサ:勝手に体勢を立て直している……戦わせるつもりだ!
椋実翔利:「まあ待てアレトゥーサ、オレに考えがある……」
アレトゥーサ:『拝聴します』
椋実翔利:「多分アイツをバラバラにしきるより、オレの方で先を見えるようにした方が良いってコトだ。身軽だしな……」

GM:ラウンド3。
GM:手番は椋実さんからですね。
椋実翔利:セットアップもないからね! FS判定進行します
椋実翔利:2dx+7=>8
DoubleCross : (2R10+7[10]>=8) → 9[6,9]+7 → 16 → 成功

椋実翔利:<調達>です。どうよ!
GM:完璧…
GM:進行度:5/20
烏羽岬:どこぞの中学生とは格が違う
GM:判定が変わります
烏羽岬:調達(違法)なれているんだな
進行度5
■FS判定項目:フェーズ2/焔走る峡谷
進行判定:強硬突破>《運転:任意》または《知覚》で難易度7
     ※ただし妨害により、達成値は-5される
進行補助判定:妨害排除>《白兵》または《射撃》で難易度14、成功するとそのラウンドの間、達成値-5が解除される。
GM:きみたちはアイスフォールを踏破した。
GM:その先にあるのは、深い峡谷。ドローンが終結しつつあり、火力による妨害を行ってきている。
GM:移動するのは困難だ――しかし、
舘原恵那:「……遅かったな」
椋実翔利:「おっ! "フラワルド"じゃん」
舘原恵那:「見ての通りの状況だが、移動手段を用意しておいた」 大きな装甲車がそこにある。
百入結衣子:「や。元気してたみたいで」
烏羽岬:「さすが恵那。手際がいい」
鶴喰湊融:「助かります…!」
烏羽岬:「全員乗り込め。以前よりもずっと荒いドライブになるぞ」
舘原恵那:「この峡谷を走り抜ける。乗ってくれ。ドローンどもへ対処すれば、そう面倒な道ではない……」

:◆NPCカード:《フラワルド》舘原恵那
アクション:輝けるダエーナー
シナリオ1回、ミドル戦闘のPC側手番中にオートアクションで使用。
《フラワルド》舘原恵那が対象3体に以下の攻撃を行う。
達成値:16dx7+6 攻撃固定値:32 装甲無視
烏羽岬:うわつよ
椋実翔利:「いやー実際頼もしいな。頼もしい……舘原……頼もし……うーん……」 何かうまいこと(主観)言おうとしている
江永瑞穂:「余計なこと言わない方がいいんじゃないですか……」
江永瑞穂:「行きましょう。この峡谷だといい的だから、助かるわ」
烏羽岬:「ちなみにこれ、運転は誰がするんだ。恵那か?」
椋実翔利:「でも『頼もしいな』と『舘原恵那』は文字数が同じなんだよ。なんかこう……ありそうだろ? 突破口?」
鶴喰湊融:「どんな突破口が……?」再度太刀をペンダントヘッドに戻しつつ。
舘原恵那:「私はあまり運転が得意ではない」
烏羽岬:「誰もやらないなら僕がやる。Youtubeでラリーやドライブの動画を見たから、イメージトレーニングは完璧だ」
烏羽岬:すでに運転席に乗り込んでます。
江永瑞穂:「……すごい不安になってきた……」
椋実翔利:「いやいや、最近はYoutubeで何でもあるからな、入門動画。行けるだろ。見せてやれ!」
百入結衣子:「あ、あたしやろうか……?」
生成 亜綺羅:「絶対ダメ」
生成 亜綺羅:「アクセル踏んで、烏羽くん。先行しましょう」
烏羽岬:「ああ。……全員掴まれ。行くぞ」
江永瑞穂:(生成さんがいると……、……助かる……!)
GM:というわけで、手番は百入さんへ。
進行度5
■FS判定項目:フェーズ2/焔走る峡谷
進行判定:強硬突破>《運転:任意》または《知覚》で難易度7
     ※ただし妨害により、達成値は-5される
進行補助判定:妨害排除>《白兵》または《射撃》で難易度14、成功するとそのラウンドの間、達成値-5が解除される。
GM:普通に判定する場合は、達成値を-5してね!
百入結衣子:待機かな~どっちかに補助判定してほしみ
GM:では湊融ちゃんです
鶴喰湊融:妨害排除判定にチャレンジします!
鶴喰湊融:8dx+8=>14 白兵。
DoubleCross : (8R10+8[10]>=14) → 10[1,2,3,5,5,7,8,10]+7[7]+8 → 25 → 成功

鶴喰湊融:回った。
GM:すごい
GM:湊融ちゃんはドローンを次々に叩き切り、妨害を止めた。
GM:黙らせる太刀筋

舘原恵那:「“太白”、そっちは任せてもいいな?」
鶴喰湊融:「ええ!これくらいなら、十分いけます!」
鶴喰湊融:ルーフの上とかに乗り。刀身を伸ばし。ドローンを巻き込むように。
鶴喰湊融:刃が峡谷の壁に合わさるように伸び行きて、白く雲のように。
奥野キリエ:「くっそ! 足止めにもならねえか……次をよこせ! やつらが抜けちまう」

GM:達成値-5がなくなりました。
烏羽岬:ヤッピー!
GM:手番は烏羽くんでっせ!
烏羽岬:烏羽の火力だとカチカチホブルディを落とせる気がしないので、ここは運転してみましょう。せっかく運転席にいますからね。
烏羽岬:当然ながら運転技能はなし。
GM:いけ~!
烏羽岬:完全演技でドライバーになりきるくらいしかない……。
烏羽岬:2dx=>7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 7[5,7] → 7 → 成功

烏羽岬:やった!
GM:グッドアクト。
GM:進行度:5→6
GM:進行度:6/20

烏羽岬:アクセルを勢いよく踏み込み、傾斜をジャンプ台のように使って跳ねるように移動する。
烏羽岬:「よし。いける」
烏羽岬:「"首都高の危険な構造"を観て運転イメージを膨らせておいてよかった」
江永瑞穂:「だ、大丈夫!? いける!?」
舘原恵那:「……あれ関係あるか?」
烏羽岬:「恵那が頑丈な車を手配してくれたおかげだな」
烏羽岬:「とはいえ、まだしつこく追ってきているな……百入!」

GM:の、前に!
GM:ホブルディの手番。
GM:烏羽をからっからにしてやる
烏羽岬:百入ホブルディ(日米ハーフ)
奥野キリエ:マイナーなし。メジャーで原初の赤(ライトウェイトモード)+フレイムタン+冷気の鎌
奥野キリエ:ヒヒーッ烏羽岬を攻撃ィーッ
奥野キリエ:8dx+2 回避ダイス-12
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[1,3,4,4,7,8,9,10]+3[3]+2 → 15

烏羽岬:げー
烏羽岬:この朧の旋風とかいうやつを捨てて妨害排除に変更したい
GM:へぼダイスでも当たる!これが冷気の鎌よ!
烏羽岬:ドッジできないのでガードです。ダメージをどうぞ。
烏羽岬:キーンナイフのガード値は1もあるぞ
奥野キリエ:4d10+2 全部有効
DoubleCross : (4D10+2) → 19[5,2,5,7]+2 → 21

GM:うっ、今度は冴えない…
烏羽岬:おっ
烏羽岬:まさかの生存です。1軽減してHPは残り8。

奥野キリエ:「……くそ! 速ェな!」 影が伸び、運転席を狙う。
奥野キリエ:が、烏羽岬の運転速度なら、致命傷を受けずに走り抜けることができるだろう。
烏羽岬:「《ホブルディ》。お前とも随分長い付き合いだが」 片手で運転したまま、もう片方の手でナイフを振るって影を追い払う。
烏羽岬:「《マスター・スカイ》にそこまで義理立てする必要があるのか? この世界と引き換えにするほどの恩が?」
奥野キリエ:「ああ? ……たいした話じゃねえよ」
奥野キリエ:「ボスのおかげで生き延びてる。あの薬がなきゃとっくに死んでたさ。だから……」
奥野キリエ:「世界なんてクソくらえだ」
烏羽岬:「良い信頼関係を築いているようで結構だ」 アクセルを踏み込む。
烏羽岬:「説得は無理そうだな」

GM:手番はそして百入さんへ。
百入結衣子:マイナーで迷彩起動して
百入結衣子:メジャーで進行判定。
百入結衣子:〈知覚〉のほうが高いや。こっちで。
百入結衣子:9dx+1>=7
DoubleCross : (9R10+1[10]>=7) → 10[1,3,4,4,5,6,7,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

百入結衣子:やったやった
烏羽岬:バディムーヴがほしい出目
GM:うおおン!
百入結衣子:あっても
百入結衣子:受けられないが……
GM:進行度:8/20
烏羽岬:そうだった
烏羽岬:消えてるから・・
GM:判定はもうちょいこのままです

百入結衣子:「じゃ、岬、ハンドルお願いね」
百入結衣子:ハッチを開けて屋根の上に出る。
烏羽岬:「言われるまでもない。落ちないようにな」
百入結衣子:「これやったら亜綺羅、しばらく口聞いてくれなくなったけど……」
百入結衣子:「加速するから」
生成 亜綺羅:「ゔッ」
百入結衣子:上半身を突き出して、両掌を後ろに突き出す。
百入結衣子:「ライトクラフトって知ってる?」
百入結衣子:「レーザーで空気を膨張させて、衝撃波で推進する」
百入結衣子:「これを、これから何発か入れるね」
百入結衣子:「捕まってて」
烏羽岬:「……?」
百入結衣子:後方にレーザを撃ち込む。攻撃を受けているかのような衝撃。
百入結衣子:爆発的な加速。
烏羽岬:「モーターウェイ・フォックス。それは大丈夫なのか……?」
江永瑞穂:「あば」
烏羽岬:「おっ」
鶴喰湊融:「ぐっ」
百入結衣子:それを、断続的に、何度も。
江永瑞穂:「ああああああ!」
烏羽岬:「椋実はついてこれてるのかな、これ」
烏羽岬:「落ちていないといいんだが」
百入結衣子:「よし、引き離したかな」
百入結衣子:「みんな平気?」
舘原恵那:「……」
舘原恵那:「……“モーターウェイ・フォックス”の行動の意味がわかった」
鶴喰湊融:「ぐ…………くらくらします……」
椋実翔利:『おい今何やった!? っていうかオレめっちゃ引き離されてんだけど!?』 通信機越しに
江永瑞穂:「椋実さん、急いでついてきてください……」
江永瑞穂:「早くここ抜けたいです……」
烏羽岬:「マリオカートのキノコを使った。椋実も早く来い」
椋実翔利:『何かすげえ……ゲームのバグ動画みたいな動きしてた気がすんだけど……言われなくても追いつくっての!』
椋実翔利:『このままじゃ汚れ女に睨まれる!』

GM:ラウンド4
GM:達成値妨害-5が復活する。
椋実翔利:なら最初にそいつを潰してやる! <射撃>で14でしたね
GM:YES!
GM:判定をどうぞ
椋実翔利:素で行ける気がするんだよなー。でも《瞬速の刃》だけ使っとこ
椋実翔利:10dx+9=>14
DoubleCross : (10R10+9[10]>=14) → 10[2,2,4,6,7,7,8,8,10,10]+10[1,10]+9[9]+9 → 38 → 成功

椋実翔利:敵を撃滅しちまったよ
百入結衣子:コンセ使ったみたいな数字
鶴喰湊融:凄い数字だ…
GM:うえええ
GM:圧勝……全壊です……
GM:妨害はなくなりました。

アレトゥーサ:『熱源反応をすべて捕捉しました』
椋実翔利:「今の百入のムチャクチャで機動力潰れたドローンはあるだろ。それは外して良い! アイツもそれを律儀には拾わんだろ!」
椋実翔利:「んでそれ以外は潰ーす!」
アレトゥーサ:『了解。射撃準備完了』
椋実翔利:SHIDENの速度を上げながら、砲塔のエネルギーを上げる。首上を刺すような風から防寒具の腕で防ぎながら
椋実翔利:「OK、バラバラだ!」
椋実翔利:足元のレバーを蹴り、砲撃を開始。砲塔には加速の魔眼だけ。機動しながら都度射角を微調整し……正確にはアレトゥーサに調整させて
椋実翔利:残存し、機動力を有しているドローンを端から撃破していく。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+3した (侵蝕率:50->53)
江永瑞穂:「外からすごい音聞こえてるんだけど、これ椋実さんですよね?」
百入結衣子:「うん、全部やってくれた」ハッチから身を乗り出したまま。
百入結衣子:「やるじゃん」
百入結衣子:「あたしも気合い入れなきゃ」

GM:では、手番は百入さんへ。
GM:アクションどうぞ!
百入結衣子:再び進行判定しまーす マイナーで迷彩起動してメジャーで〈知覚〉判定!
百入結衣子:9dx+1>=7
DoubleCross : (9R10+1[10]>=7) → 10[3,5,5,7,7,7,8,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

百入結衣子:最高の結果!
GM:うおお
GM:進行度:10/20
GM:判定が変わります
■FS判定項目:フェーズ3/鉄血のクリフ
進行判定:登攀>【肉体】で難易度7
     ※ただし妨害により、進行判定に失敗した場合、4d10のダメージを受ける
進行補助判定:火力支援の備え>《調達》で難易度9(財産使用可)、成功するとそのラウンドの間、妨害が停止する。
百入結衣子:登攀!
GM:きみたちは峡谷を走り抜け、崖まで到達する。
GM:地形的にヘリからは狙いにくい場所だ。ホブルディは退場する――だが、地上ドローンからの攻勢は止まらない。
GM:失敗すれば大きな損害を受けるだろう。

烏羽岬:「装甲車はここまでか」 残念そうな顔をしてます。
百入結衣子:「いや、まあ……そもそも」
百入結衣子:「もう耐えられないでしょこれ」
舘原恵那:「……あれは想定していなかった」
百入結衣子:度重なるレーザー加速の余波で、既に装甲の体をなしては居ない。
鶴喰湊融:「大分ガタガタですねもう……」すこしぐたっとしている。
百入結衣子:「最後跳んだのがまずかったかなあ」
烏羽岬:「運転、楽しかったんだがな……まあいい」
烏羽岬:「ここからはまた登攀だ。妨害対策班と分けて進行しよう」
百入結衣子:「亜綺羅起きて~」ゆさゆさとする。
生成 亜綺羅:「二度とやらないで……最悪……」
椋実翔利:「この様子だとやっぱアレやってたの百入だな。おい、今度はオレも乗ってる時にやってくれよ」
百入結衣子:「遊びじゃないのよ。真面目にして」
椋実翔利:「オレは遊ぶときも真面目だぜ! ……で、今度はここ登んのか」
ギャラルホルン:「……上から見てたけど」
烏羽岬:「む」
ギャラルホルン:「ヤバいでしょ、あれ」
GM:いつの間にか、ギャラルホルンがそこにいる。
椋実翔利:「はーっ……やっと追いついた……」 SHIDENで到着する
ギャラルホルン:「ここは確保しといたけど……まだまだドローンは集まってきそうだね」
ギャラルホルン:「きみら、本当にここ登るの? この先はもっとヤバいよ」
鶴喰湊融:「………けふっ……はい。“ギャラルホルン”、ありがとうございます」息を吐いて。
百入結衣子:「問題はここからでしょ。一応聞くけど」
百入結衣子:「あたしたちを全員、上まで送る出力は出せない?」
ギャラルホルン:「ぼくは無理だね。実はそういうのが得意な能力じゃない。……椋実さんのソレは?」
椋実翔利:「え、無理だぜ。荷物乗せるとかはできるけど、誰か乗せるのは多分……」
椋実翔利:「……装備コミで体重20キロくらいのやつなら?」
烏羽岬:「小学生でも無理だ」
烏羽岬:「やはり登るしかない。幸い、道具は揃っている」
烏羽岬:「ホブルディも帰ったようだしな……ドローンをいなしつつ、なんとかしよう」
百入結衣子:「楽しい楽しい、ピクニックか。嫌になる」


◆NPCカード:《ギャラルホルン》竹間修司
アクション:断絶切転
シナリオ1回、ミドル戦闘のPC側手番中にオートアクションで使用。
《ギャラルホルン》竹間修司が以下の範囲攻撃を行う。
達成値:9dx7+6 攻撃固定値:48
百入結衣子:つっっよ
椋実翔利:頼もしすぎ
鶴喰湊融:つよっ
烏羽岬:NPC軍団だけでちょっとしたクライマックスボスなら倒せそう
GM:以上!
GM:湊融ちゃんの手番です。
GM:いまはこれ
■FS判定項目:フェーズ3/鉄血のクリフ
進行判定:登攀>【肉体】で難易度7
     ※ただし妨害により、進行判定に失敗した場合、4d10のダメージを受ける
進行補助判定:火力支援の備え>《調達》で難易度9(財産使用可)、成功するとそのラウンドの間、妨害が停止する。
鶴喰湊融:ここは妨害排除してもらってからの方がよさそうですかね
百入結衣子:肉体7なら失敗しなくないです?
GM:失敗したときだけダメージですね
椋実翔利:鶴喰ちゃんなら失敗の目は低いけど、まあなくはないし
椋実翔利:烏羽で肉体7はリスキーなので、万難排すシフトで良い気がする
百入結衣子:まあそうか 手番あいたとて
百入結衣子:岬が危ないもんね それでいいかも
鶴喰湊融:じゃあ待機!
烏羽岬:モヤシっこ・烏羽
GM:OK!
GM:じゃあ烏羽くんどうぞ!
烏羽岬:肉体2しかないので、目のある調達の方にいってみます。なんかさっきから微妙な役どころだが・・
烏羽岬:勝利の女神があればな~
烏羽岬:2dx+4=>9
DoubleCross : (2R10+4[10]>=9) → 10[3,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

烏羽岬:俺が女神だ
鶴喰湊融:つよい
烏羽岬:まあここで成功しても湊融ちゃんしか恩恵受けないんだけどね。とはいえ火力支援は成功。
GM:では、烏羽くんの備えにより
GM:厄介なドローン群を始末できました。
GM:ぼこぼこです。

烏羽岬:「全員、目と耳を……いや」
烏羽岬:「これは塞ぐ必要がないんだった」 手榴弾を投擲。
烏羽岬:米軍のジャミンググレネードです。電磁波でドローンの一部機能を停止させるもの。
烏羽岬:「……SHIDENに影響ないかな。まあいいか」
烏羽岬:「椋実、異常はないな? SHIDENから異音がしたり、高度が下がったりは?」
アレトゥーサ:『電子防御は万全です』
烏羽岬:「よし」 チタンナイフでまだ微妙に動いてるドローンの配線を切断する。
烏羽岬:「ドローンは止めた。いつでもいいぞ鶴喰」
烏羽岬:「気をつけてな」
鶴喰湊融:「ありがとう!じゃあいってきますっ」

GM:湊融ちゃんどうぞ!
鶴喰湊融:はい!では進行判定に。
鶴喰湊融:8dx=>7
DoubleCross : (8R10[10]>=7) → 10[1,1,2,5,5,6,9,10]+7[7] → 17 → 成功

鶴喰湊融:よし!
GM:着実!
GM:進行度:12/20
GM:三分の一くらい登れました。その地点まで確保完了!

江永瑞穂:「湊融ちゃーん、大丈夫ー!?」
鶴喰湊融:打ち込みやすいところを見計らい、もしくはモルフェウス能力で岩に干渉。そうして、ハーケンを打ち込んでいく。
鶴喰湊融:「大丈夫ですー!ドローンがいないから、集中してやれますし…!」そこにザイルを通し、続く人が通りやすいように。
鶴喰湊融:「よ、ッと…。ここなら岩棚があるので、中間地点に出来ます!」
烏羽岬:「よし。さすが鶴喰だ」
舘原恵那:「このメンバーで一番体力あるからね……」

GM:ラウンド5
■FS判定項目:フェーズ3/鉄血のクリフ
進行判定:登攀>【肉体】で難易度7
     ※ただし妨害により、進行判定に失敗した場合、4d10のダメージを受ける
進行補助判定:火力支援の備え>《調達》で難易度9(財産使用可)、成功するとそのラウンドの間、妨害が停止する。
GM:進行度:12/20
GM:火力支援の効果は切れました。失敗すると4d10ダメージです。
GM:それを踏まえたうえで、椋実さんの手番ですよ!
椋実翔利:では進行補助判定と行きましょう。<調達>!
GM:OK!
椋実翔利:2dx+7=>9
DoubleCross : (2R10+7[10]>=9) → 8[8,8]+7 → 15 → 成功

椋実翔利:完 全 翔 利
GM:危なげねぇ~
GM:失敗によるダメージはなくなりました!
烏羽岬:えらーい
GM:ドローンは再び沈黙。ガラクタの山ができあがりました。

椋実翔利:足元に手を着いて、射角をギリギリまで上に向ける。そして順次砲撃。
ギャラルホルン:「うわ……派手……」
椋実翔利:「良いんだよ。コソコソして殺されたら意味ないだろ!」
ギャラルホルン:「そうだけど……、この人たちいつもこうなの?」
舘原恵那:「だいたいこんな感じ」
生成 亜綺羅:「たぶんね」
百入結衣子:「待って、達じゃないから!」
烏羽岬:「むしろ今回は隠密行動だから、まだおとなしい方だと言える」
椋実翔利:「これがヴリトラの(ブレス)ってわけだよ。楽しいだろ? 花火みたいで」
鶴喰湊融:「でも実際、砲撃してもらってから斬りこんだりがいつもの戦術になってたような…」
生成 亜綺羅:「これで登りやすくなったのは確かね。……急ぎましょう」
椋実翔利:「索敵はアレトゥーサがやってるし、オレが見つかり次第全部撃ち落とす。安心して進みながら、一歩進むごとにオレとアレトゥーサを拝めよ!」
アレトゥーサ:『当然の結果を導いているのみです』
烏羽岬:「アレトゥーサに椋実の傲慢さが感染らないといいんだが」
椋実翔利:「ほらアレトゥーサも拝むのは当然ってさ!」

GM:手番はそのまま百入さんでーす
百入結衣子:登攀に挑戦しようっと。
百入結衣子:マイナーで迷彩起動
百入結衣子:肉体で判定。
百入結衣子:7dx>=7
DoubleCross : (7R10[10]>=7) → 9[2,2,3,4,5,7,9] → 9 → 成功

百入結衣子:まあ成功は成功だ。
GM:手堅く成功ですね。
GM:進行度:13/20
GM:半分を越えました。

GM:行く先に、壁に走る亀裂が見える。あの向こうに、入口があると想定されています。
百入結衣子:「よっと」中間地点から、飛び出して。
百入結衣子:手袋無しで氷壁に張り付いて。
百入結衣子:指先に起熱。氷を溶かし抉って足場を作っていく。
百入結衣子:「あの奥か。見えてきたね……ついてこれそう?」
椋実翔利:「相変わらず小器用なマネしてんなあ」
烏羽岬:「あれ、巨人が出てくる漫画で見たな。指先だけ硬化させて壁に食い込ませるんだ」
百入結衣子:「これ冷たいんだから、無駄口叩いてないで手を動かす」
江永瑞穂:「このくらいっ、なら……!」
鶴喰湊融:「エグザイルか何か…?とはいえ、上手くザイルを渡していきたいな…」カラビナにザイルを通しながら。
江永瑞穂:「もうちょっとです。がんばりましょう!」
椋実翔利:「あー、あったあった。百入の巨人じゃん」
百入結衣子:「撃ち落とそうか?そしたら拝むようになるかしら」

GM:そのまま手番は湊融チャンへ!
鶴喰湊融:はい!わたしも登攀を。
鶴喰湊融:8dx=>7 えいっ
DoubleCross : (8R10[10]>=7) → 10[2,4,4,6,7,8,10,10]+7[5,7] → 17 → 成功

鶴喰湊融:安定して回るな~
烏羽岬:えらいえらい
烏羽岬:まるで消えているかのような達成値だ
GM:ひょえ~
GM:さすがフィジカルの湊融
鶴喰湊融:肉体はAIDAのおかげで+3d載ってますからね!
GM:進行度:15/20
GM:判定はぎりぎり変わりません。

鶴喰湊融:ひゅ、と脚を振って足場に足を掛け、丁度良いところにハーケンを打ち込む。地道にルートを通りやすく。
鶴喰湊融:なかば跳躍するような形で、岩場で身体を操る。
烏羽岬:「百入と鶴喰がルートを作ってくれたおかげで楽に登れるな」
烏羽岬:実のところ、烏羽の身体能力自体はオーヴァードの中ではそんなに高くない。白兵技能が飛び抜けているだけだ。
椋実翔利:「オレとアレトゥーサがドローンを追い払ってるしな!」 また砲撃して一基落としつつ

GM:では、そのまま烏羽くんへ。がんばっちゃってください。
烏羽岬:がんばっちゃいましょう。って
烏羽岬:うわっ肉体7か……失敗しそう
烏羽岬:せめてダイスボーナスがあればなあ。判定します。
烏羽岬:2dx=>7
DoubleCross : (2R10[10]>=7) → 10[6,10]+5[5] → 15 → 成功

GM:!?
百入結衣子:すごいやん
GM:おじゃ!?
烏羽岬:ダイスボーナス不要説
鶴喰湊融:すごい
GM:では、進行度が
GM:進行度:17/20
GM:になって、判定が切り替わります。
■FS判定項目:フェーズ4/ノッキン・オン
進行判定:メイによる開門>《RC》または《意志》で難易度15
進行補助判定:調査支援>《情報:UGN》または《情報:FH》で難易度8(財産使用可)、
       達成値の10分の1+1(端数切捨て)だけ永続的に進行判定の難度が減少する。
烏羽岬:おっ

GM:きみたちは斜面を登り切り、大きな門の前にたどり着く。
烏羽岬:「ひとまず、ハードな部分は乗り切ったようだが……ふむ」
GM:どうやって開ければいいのかわからない。とてつもなく巨大な扉だ。そのとき、通信が入る――
烏羽岬:「電子ロックか? いや、シャンバラ製ならレネゲイド由来のロックか?」
烏羽岬:小さくワーディングを展開したりやめたり、色々やっている。
椋実翔利:「おお、中に入れんじゃん。助かるなー。そろそろ寒くて酒を飲みたくなってきた所だぜ」
YERO:「――やあ。最初の到着は烏羽くんかな」
烏羽岬:「む」
YERO:「先に調査しておいたよ。端末だけなら先行できたからね」 蜂のような端末が、門の前ではばたいていた。
烏羽岬:「YEROか。助かる――この門については何かわかったか?」
烏羽岬:「少なくとも、力押しで開くようには思えない」
YERO:「シャンバラのレネゲイドと電子の融合技術だね。普通の方法じゃ無理だ」
YERO:「『メイ』くんの力が必要だろう。特定のレネゲイド波長に反応して開く――その波長を」
YERO:「『メイ』くんは内部で調整して照射できる。いや、この仕組みは当然だろうね……きみたちが確実に『メイ』くんを連れて来なければ、この門は開かないというわけだ」
YERO:「どんな波長かは、手探りで探すしかない。金庫のダイヤルを回すみたいにね」
百入結衣子:「手探りって……そんなに、時間を掛けてもられないでしょう」
百入結衣子:「なんとか絞り込みたいところ」
YERO:「きみたちの中にレネゲイド・コントロールが得意なメンバーは?」
舘原恵那:「無理だな」
烏羽岬:「不得手だ」
鶴喰湊融:「……《ヴリトラ》は全員そう言うの使わないですからね…」
生成 亜綺羅:「私のも、それが本分の技術じゃない」
椋実翔利:「江永くらいじゃね? あれ? 江永ってそんな感じだよな?」
百入結衣子:「UGNの基礎訓練レベルね、あたしも」
ギャラルホルン:「……《スヴェルト》でレネゲイドコントロール技術とか、誰がどうやって教えるわけ?」
百入結衣子:「それもそうだ」
江永瑞穂:「私のは……その……エネルギー放出が専門というか」
江永瑞穂:「……だいたいの勘で絞り込むしかないんじゃない?」
椋実翔利:「江永は乱暴だからムリと。それこそリーダーがいりゃ多分イッパツだったんだろうけどなー」
烏羽岬:「楽しいセル生活を送っていたようだな、竹間は」
烏羽岬:「……だそうだぞ、メイ。聞いていたな」 半透明ケースに入れたメイを見ている。
烏羽岬:「あまり時間がない。お前もがんばってくれ」
GM:メイは首をもたげ、目を開いた。
GM:その目から光が照射される。通常のレネゲイド・コントロール技術で、この光の波長を調整できるとわかるだろう。
烏羽岬:「比喩ではなく、本当に照射するんだな……」 感心している。

GM:そして、この状況で
GM:さらにエネミーが登場する。
百入結衣子:ヒエッ

丹村健斗:「……やっと来たかよ」
ギャラルホルン:「げっ」
椋実翔利:「おっ」
百入結衣子:「……元気そうね」
GM:ギャラルホルンの姿が消える。隠れた。
鶴喰湊融:「む」
烏羽岬:「来たか。久しぶりだな」
丹村健斗:「ああ。元気だよ……体調は万全。いま竹間の顔見てイラっと来たけどさ……」
丹村健斗:「調子はいいよ」 片手に槍を握っている。
烏羽岬:「その槍はあまり良いものとは思えないのだがな」
百入結衣子:「……そう。悪くあってほしかった」
丹村健斗:槍から、血管――あるいは神経のように、細い筋が丹村健斗の腕に伸びている。脈打つ赤い筋だ。
烏羽岬:「侵蝕がはじまっている。肉体を槍に食い尽くされるぞ」
丹村健斗:「俺もそー思う。健康によくねえし、ジャーム化のカウントダウンが始まってる気がする……でもな」
丹村健斗:「それ以上にやりたいことができたんだよ」
椋実翔利:「そうか。で、そのやりたいことってののためにここにいたんなら」
椋実翔利:「それはオレたちにも関係してる可能性が高いな? してんのかよ?」
丹村健斗:「してるっちゃあしてるかな。……戦いたい。死闘がいい。地獄みたいな戦い……」
丹村健斗:「できるだけ派手な戦場で。……ここを通るなら、ちょっと相手してくれよ」
百入結衣子:「……よく分かったわ」
百入結衣子:「正気の沙汰じゃない、その欲望」
烏羽岬:「みんな気をつけろ。僕と椋実は実際に戦ったからよく分かる」
烏羽岬:「あの槍の使い手は本当にまずい……出し惜しみは無しでいこう」
椋実翔利:「そう思ってた本人が言うなら間違いなさそうだが、正気じゃない奴にゃ言っても届かなさそうだ」
丹村健斗:「百入さんに言われるとは心外だねぇ。……まだ体があったまってないんだよな。ちょっと手合わせ頼むぜ!」
鶴喰湊融:「了解です。……さて、今はどこまでか」ゆる、と白刃を手に。「《スヴェルト》のそれなら、相手をするのはやぶさかでない」

GM:では、ラウンド6
GM:セットアップ。
鶴喰湊融:なしです~
烏羽岬:なしです。
百入結衣子:なし
丹村健斗:加速装置。行動値:4→16
烏羽岬:あっこいつ
椋実翔利:おやおや、悪い子だねえ。
烏羽岬:誰か絡みつく群れして足止めしてほしい
GM:相棒がいなくなったいま、行動値の制御が必要ないのだ!
椋実翔利:《灰色の庭》。9ほど下げてやる!
GM:エンゲージは互いに10mとしましょう。
椋実翔利:その隙にBCスーツ着るから
GM:OK。16→7
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2した (侵蝕率:53->55)
GM:deha,
GM:では、初手は椋実さん
GM:行動をどうぞ!改めて判定はっとこ
■FS判定項目:フェーズ4/ノッキン・オン
進行判定:メイによる開門>《RC》または《意志》で難易度15
進行補助判定:調査支援>《情報:UGN》または《情報:FH》で難易度8(財産使用可)、
       達成値の10分の1+1(端数切捨て)だけ永続的に進行判定の難度が減少する。
椋実翔利:マイナーでBCスーツ装備。装甲値と共に邪毒を無効化できるようになるぜ
椋実翔利:んで進行補助判定行きまーす
椋実翔利:2dx+2=>8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 7[3,7]+2 → 9 → 成功

椋実翔利:財産1使用で10
GM:OK~
烏羽岬:クレバーだ
GM:難易度は2下がって、13です。

GM:椋実さんの調査の結果、かなり高い領域の波長に反応することがわかる。強いレネゲイド出力が必要だろう。
椋実翔利:「とりあえず、ただ当てるだけじゃダメだな。なんかメッチャこう……すごい力で!」
GM:衝動でいえば、「解放」の衝動に近い。
椋実翔利:「メイ! もっと気合い入れろ! あんな扉ぶっ壊せ!」
GM:メイは面倒くさそうに椋実さんを見た。
GM:それでも、出力がちょっと増えたような気がする。
椋実翔利:「暴走してもいいから! どうせお前は暴走したってノロマだろうし……うわっまぶしこっち見んな!」
烏羽岬:「楽しそうだな」

GM:手番はそのまま百入さんへ。
百入結衣子:待機します。補助が入りきってからメインを狙いたいところ。
生成 亜綺羅:「ドローンが近づいてる。そっちは片づけておくわ」
生成 亜綺羅:「よろしくね」
GM:次の手番は湊融ちゃん!
GM:丹村より速い!どうぞ!
鶴喰湊融:はい!調査入れます。情報FH!
鶴喰湊融:あ、これコネ使えます?
GM:使えますよ!
鶴喰湊融:やった!じゃあコネFH幹部使ってダイス+2して。
鶴喰湊融:8dx+2=>8
DoubleCross : (8R10+2[10]>=8) → 8[2,4,4,5,6,7,8,8]+2 → 10 → 成功

鶴喰湊融:危ない。
GM:おおー見事
GM:難易度は13→11へ。
GM:一回回せば達する!
烏羽岬:えらいぞー
鶴喰湊融:えへへ
GM:湊融ちゃんが調べると、波長を照射するべき場所がわかる。

鶴喰湊融:「高エネルギー……高波長。おそらく、メイがエネルギーを引き出せるかも見たいはず。だから、照射するのもそう変な場所じゃない」
GM:門の上方、鍵穴のような場所だ。
鶴喰湊融:はらはらと舞う白い花弁が、門の反応を調べて。「そこです!鍵穴のようなところ!」
烏羽岬:「いくつかダミーの穴があって厄介だったが……なるほど、あれがホンモノか」
丹村健斗:「気づいたな。さすが“太白”……っと」
烏羽岬:「照射は僕がやろう。次を凌いでからな」
丹村健斗:「じゃあ俺はそれを邪魔するよ」

GM:丹村の手番。
GM:ターゲットは……烏羽君じゃん!
GM:ええー……当たるかな……
烏羽岬:おお。一番侵蝕低いからかな
丹村健斗:マイナーでコンボ:尾羽を震わす。猛毒の雫+イオノクラフト
GM:きみたちのエンゲージに接敵する。
丹村健斗:メジャーで捷径にして捷路なり。
丹村健斗:コンセントレイト+アタックプログラム+アームズリンク
丹村健斗:8dx7+16
DoubleCross : (8R10+16[7]) → 10[1,3,7,8,8,9,9,10]+10[1,1,3,4,9,10]+6[3,6]+16 → 42

烏羽岬:おっ
GM:よく考えたらこいつもかなりの達成値野郎だった
烏羽岬:おっでもないな。このライン、ギリギリなんだよな・・
GM:対処をどうぞ!
烏羽岬:ダイスが少ないと微妙に厳しそうなんですが、回避してみます。コンボ:乱れ晴嵐。
烏羽岬:《切り払い》《居合い》。
烏羽岬:2dx+24+10=>42
DoubleCross : (2R10+24+10[10]>=42) → 3[1,3]+34 → 37 → 失敗

烏羽岬:ダイス~~
GM:おおっと、これは残念なダイス
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:44->48)
GM:カバーリングは…?
烏羽岬:ちなみにこれ、FS判定中ですけど
烏羽岬:あれ?そもそも毒の解除ってマイナーで出来るんだっけ……?
百入結衣子:できないよ!
烏羽岬:できないようです
GM:できないのです!
烏羽岬:ということは、食らったらずっとどくどくしっぱなしなんだ
百入結衣子:あたしがやるか。《炎陣》でカバー。
GM:OK。
GM:ダメージを出します。
丹村健斗:5d10+12 諸々有効、命中したら邪毒ランク5
DoubleCross : (5D10+12) → 32[4,8,2,9,9]+12 → 44

GM:うわっ高い
百入結衣子:死にます!《リザレクト》。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:46->55)
百入結衣子:ギャッ
GM:邪毒消します?
GM:ああ、
GM:あれマイナーか
百入結衣子:そうです!
GM:エグザイルのエフェクトが常に脳裏にあってオートだと思い込む
GM:ではちょっと演出

丹村健斗:「いくぜ、“鶫”!」 低く構えて、地を蹴る。 「いくぜってわざわざ言ってるのは――」
丹村健斗:「よーいドンどっちが速いか、確かめたいからだな」
丹村健斗:「よーいドンでどっちが速いか、確かめたいからだな」
烏羽岬:「弱ったな。ハンデ付きなんだが」 メイのケースを片手に持ってます。
GM:槍がしなりながら烏羽を狙った。軌道が読めない。槍の穂先がブレて見える。実際、それは――
GM:当たる直前で動きを変えられるという、超絶の運動速度を意味している。
烏羽岬:「(いや、これは)」
烏羽岬:「(ハンデがなくても無理だな)」
烏羽岬:「百入! 頼む」
百入結衣子:「大丈夫」ふらりと人影。「護衛付きよ」
百入結衣子:槍の軌道を変える前。目測よりも手前に飛び出し、身を持って阻止する。
丹村健斗:「百入さん、か」 槍が百入結衣子の体を貫く。破壊。猛毒が注ぎ込まれる。
百入結衣子:「ぐうっ……!」
丹村健斗:「いい連携だ」
丹村健斗:「……思い出すじゃんかよ。あの“先生”の言ってた通り、チームで強いってやつか」
百入結衣子:「……羨ましい? ゲフッ、ガフッ」
丹村健斗:「わかんねえ。考えないようにしてる。考えたら……」
丹村健斗:「……損だ」
烏羽岬:「ジャーム化すればチームを組んでくれる相手もいなくなる。《フレースヴェルグ》」
烏羽岬:「再度忠告する。その槍を手放せ」
烏羽岬:「まだ間に合う……手遅れになる前に、人間に戻れ」
烏羽岬:「学校生活だってあるだろう」
丹村健斗:「お説教はやめてくれ。中学生にそんなこと言われるとはな……」
丹村健斗:「それでも俺は、コレでいく」

GM:手番は烏羽くんです!
GM:いま、難易度は11
■FS判定項目:フェーズ4/ノッキン・オン
進行判定:メイによる開門>《RC》または《意志》で難易度11
進行補助判定:調査支援>《情報:UGN》または《情報:FH》で難易度8(財産使用可)、
       達成値の10分の1+1(端数切捨て)だけ永続的に進行判定の難度が減少する。
GM:進行度:17/20
烏羽岬:さすがにここで情報FHに逃げるのは弱気すぎるかな。というか財産ないから、難易度8も結構厳しいし
烏羽岬:ということで、『進行判定:メイによる開門』こっちに挑戦します。意志判定。
GM:どうぞい!
烏羽岬:4dx+4=>11
DoubleCross : (4R10+4[10]>=11) → 8[2,4,8,8]+4 → 12 → 成功

烏羽岬:ホッ
GM:ひょー
百入結衣子:ひゅう!
鶴喰湊融:流石!
GM:進行度:19/20
椋実翔利:おっ通った

GM:烏羽くんの願いに応じて、門が大きく鳴動している。
烏羽岬:「相変わらず」
烏羽岬:「お前のことはよくわからないな。メイ」
烏羽岬:「だがこの瞬間、この扉を開けようとする意志は同じだ。そう信じている」
烏羽岬:「もう一息だ。がんばれよ」
GM:メイは軽く鼻を動かし――苦笑いしたようにも見える――
GM:そうして光を放ち、扉を開けていく。

GM:手番はそのまま百入さんです。
百入結衣子:うーん、毒を解除するにも4かかっちゃうので
百入結衣子:これで突破できると信じて熱光学迷彩で隠密します。
GM:OK。
百入結衣子:メジャーで〈意志〉で進行判定。
百入結衣子:7dx+3>=11
DoubleCross : (7R10+3[10]>=11) → 9[1,1,3,4,6,8,9]+3 → 12 → 成功

百入結衣子:やった!
鶴喰湊融:やったー!すごい!
GM:成功してる…一個も回ってないのに…!
烏羽岬:おそろいだ
GM:意志が……意志が強いんだ!
GM:これで、進行度:20/20
GM:FS判定終了になります。門が音を立てて開いていく。

百入結衣子:岬の肩に手を添える。
百入結衣子:非常に弱い波動。レーザーの――レネゲイドを、熱として送る。
百入結衣子:「あたし達もついてる」
烏羽岬:「お前の力は温かいな。安心できる暖かさだ」
百入結衣子:「ありがと。家族のためだからかな」笑って。
百入結衣子:「それで、きっとそれは。メイだってそう」
丹村健斗:「……ここまでか。門も開いた……」
百入結衣子:「家族を助けるために、力を貸して」
丹村健斗:「じゃあな。後で、また会うさ」
百入結衣子:「しつこい男は嫌われるよ」
GM:丹村は撤退し、門は大きく開いた。

烏羽岬:「よし。全員無事だな」
烏羽岬:「行こう。まだまだここからだ」
江永瑞穂:「……みたいね。っていうか、この奥……」
GM:その奥から、強力なレネゲイドの力を感じる。風が渦を巻いている。きみたちは気づくだろう。
GM:誰かが交戦を開始している。それも、とてつもなく強力な力の持ち主だ。
舘原恵那:「誰か、先に始めてる?」
百入結衣子:「誰かって……」
舘原恵那:「ほかに味方がいるのか?」
烏羽岬:「"彼"以外にいるとは思えないが」
鶴喰湊融:「仲間割れ…?いや、さっきの門の先にいるのは」
生成 亜綺羅:「支部長と甲斐は、まだ追いついてない。後衛戦闘中ね」
椋実翔利:「何でも良いけどちょうど良いぜ。乱入だ!」
百入結衣子:「こんな出力のある自由な味方、いるわけないじゃない」
百入結衣子:「いるならきっと、不自由な……いや」
百入結衣子:「見れば分かるか」
椋実翔利:「ドサクサ紛れに敵だけブッ飛ばしてやろうぜ!」
烏羽岬:「椋実の言う通りだ。どちらであっても、やることは変わらない」
烏羽岬:「ちょうどいいチャンスだ」


GM:ロイス取得のみ可能です。
GM:回復してもいい。
百入結衣子:応急は取っておきたいですね
烏羽岬:回復優先度は椋実・百入>烏羽かな
烏羽岬:トランク2個もあるしね
鶴喰湊融:ロイスはまだ保留かなあ。わたしは攻撃貰ってないから、医療トランク渡しますよ
百入結衣子:まずトランクだけでお兄ちゃんを20に出来るかじゃないかじゃないかな
椋実翔利:トランク使いまーす
椋実翔利:6+2d10
DoubleCross : (6+2D10) → 6+10[1,9] → 16

椋実翔利:もう一個使いまーす
百入結衣子:丹村くんにロイスとろう
椋実翔利:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+16[10,6] → 32

椋実翔利:行き過ぎた
椋実翔利:椋実翔利のHPは24になった。(HP:6->24)
百入結衣子:-敵/丹村健斗/有為/厭気:○/ロイス
百入結衣子:これで!
烏羽岬:ロイスなやむなあ
鶴喰湊融:あと応急が一個ですか
百入結衣子:取っておきたいです
百入結衣子:ミドル銭湯あるから
百入結衣子:戦闘
鶴喰湊融:了解です~。わたしは保留で以上かな。
烏羽岬:一つはリーダー、一つはスカイに取るとして……
椋実翔利:ロイスは保留で異常です!
烏羽岬:うーんうーん
烏羽岬:メイに取るチャンスが来るかもしれないな。
GM:インスピレーションすれば瞬時にわかる
烏羽岬:ロイス対象が足りなくて取れない、という状況は絶対回ってこないだろうから、ここはロイスはなしにします。
烏羽岬:インスピどうしようかなあ
GM:OK

ミドル3:嵐を纏うクロイドン・キャットキラー

GM:“シャンバラ”内部。
GM:予想外に広いその回廊を、いま、嵐のような風が吹き荒れている。
YERO:「……間違いないね」
YERO:「戦闘している。相手はおそらく……諸君のリーダー。《パタンジャリ》だ」
椋実翔利:「……マジ?」
百入結衣子:「……そうよね。そうなる……」
百入結衣子:「でもどういうこと?何が起きてるの?」
烏羽岬:「喜ぶべきなのかどうか判断に迷うな。おそらく交戦はリーダーが望んだものではないはずだ」
鶴喰湊融:「……確かに、風の力はリーダー位しかないですけど……どうやって…いや、うん。そうだね」
烏羽岬:「脱出したところをあちらに発見された、と見るべきだろう。どう思う、YERO」
椋実翔利:「だよなあ。オレの予想だと、ピーチ姫みたいに捕まってる所を助けてやる感じだったんだけど……」
江永瑞穂:「そうよ。助けに行かなきゃ……!」
YERO:「推測で申し訳ないが、おそらくそうだろうね」
椋実翔利:「だな。実際脱出が自分で出来てるんならそれはラッキーだぜ」
舘原恵那:「援護する? これだけ巨大な力、割って入るのも一苦労ね」
椋実翔利:「とっとと交戦してる連中をぶっ飛ばしてやろう」
YERO:「ここから先、まっすぐ行って右斜め下方向。……まあ、細かい指示はその都度出すよ」
椋実翔利:「するんだよ! 仲間だぜ! 億劫だったら見学してな!」
百入結衣子:「……何よりもさ」
百入結衣子:「会いたいや」
江永瑞穂:「……それね」
烏羽岬:「そうだな」
椋実翔利:「それもそう!」
烏羽岬:「再会した瞬間、どんな顔をするか……あと、なんと言うかも気になる」
烏羽岬:「僕は"やあ。久しぶりだね"に賭ける」
百入結衣子:「あっずるい……!」
百入結衣子:「絶対それじゃん!」
江永瑞穂:「言いそう~」
鶴喰湊融:「うーん……“ごめん。見つかった”とかも今なら言いそう……?」
YERO:「では、ガイドしよう。まずは直進して――」
生成 亜綺羅:「……待って!」
椋実翔利:「んじゃオレは"みんな大丈夫?"辺りで……何だ何だ」
烏羽岬:「どうした?」
生成 亜綺羅:「支部長からの。これは――」
生成 亜綺羅:「救助要請?」
烏羽岬:「……なんだと?」
GM:生成がそう言ったところで、開いた門から壊れた武装ヘリが飛んでくる。
GM:支部長たちが使って援護していたやつだ。
雲居春音:「ああー、もうッ!」
椋実翔利:「うげっ!?」 急旋回し、回転が危険なローターを撃って折る
GM:ヘリから転がり出る。大太刀を構えている。
烏羽岬:「でかした椋実。……雲居、無事か! 何があった!」
百入結衣子:「春音?」
雲居春音:「砲撃は華麗にかわしたのに! あんなの予想外ッ!」
椋実翔利:「何だいきなり! こっちはこれから感動の再会するトコだったんだぞ!」
甲斐美冬:「私は外しませんでした。雲居後輩の攻撃が雑なんです」
椋実翔利:「全米も入場料を払う!」
錫谷亮:「……何が全米で入場料だ。……いや、すまない」
百入結衣子:「状況は?」
錫谷亮:「攻撃を受けた」
錫谷亮:「間もなくやって来る――いや、もう来たか!」
椋実翔利:「そりゃそうだ。一体どんな……」
鶴喰湊融:「相手は――む」刃を手元に。
アビーラバー:「……どうにか、間に合ったようだ」
百入結衣子:「……!」
アビーラバー:「時間がかかったな。本命がそっちだったとは……UGN側の部隊を狙ったのが失敗だった」
椋実翔利:「オマエが……えっと……」
烏羽岬:「《アビー・ラバー》だ。顔は変えているが」
鶴喰湊融:「あの時の……なるほど」
アビーラバー:「ああ、そうか。みんなにはこっちの方が馴染みがあるかな」
椋実翔利:「それそれ。……ヘリも落とせんのか一人で」
塩川誠一:「……」
塩川誠一:「ヴ……ぐ……」
百入結衣子:「人を馬鹿にして……!」
椋実翔利:「うわっ」
鶴喰湊融:思い切り顔を顰める。
アビーラバー:「これは塩川誠一という傭兵の肉体を模倣してみた」
アビーラバー:「たいして面白いやつでもなかったんだけど、なかなかしぶとい」
烏羽岬:「これは、なるほど」
雲居春音:「……許、せない」
烏羽岬:「なかなかに不快だな」
雲居春音:「ふざけてんの、こいつ……!」
烏羽岬:「挑発だ雲居。乗るんじゃないぞ」
雲居春音:「わかってるッ、けど……!」
生成 亜綺羅:「結衣子。いま、ここで片をつける必要があるわ」
GM:背後から、嵐のような風の音が聞こえる。強くなっている気がする。
百入結衣子:「……分かってる。今度は一時しのぎじゃない」
百入結衣子:「決着をつける」
生成 亜綺羅:「時間をかけるわけにもいかない。こいつに追いかけられるのが、いまは最悪」
生成 亜綺羅:「あなたたちのリーダーのところには案内しない」
烏羽岬:「こいつの強みは社会戦だ。わざわざ前線に出てきてくれたのは僥倖と言える」
鶴喰湊融:「うん。ここで、首を、刎ねる……!」
椋実翔利:「おうよ。灰だって残してやるか!」
GM:ミドル戦闘です。
GM:あ、その前に
GM:NPCカードが一つ追加。

:◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音
アクション:いばらヒメ
戦闘時にラウンド1回、なんらかの判定直後に使用可能。
達成値を+5、それが攻撃判定であればダメージを+10する。
GM:錫谷と甲斐は負傷しているので不参加。
烏羽岬:しんでる・・・
烏羽岬:雲居さんはぷち勝利の女神って感じだ。えらい。
百入結衣子:あの……これ……
鶴喰湊融:直後なのが強い
百入結衣子:あたしは受けられますか……?
GM:百入さん……
GM:隠密しなければ受けられます
百入結衣子:だと思った!
烏羽岬:いつもの
百入結衣子:分かりましたよ!
椋実翔利:なるほどね
GM:戦闘状況説明。
GM:ウーッメモがめっちゃ長くて該当箇所を探すのが大変
百入結衣子:大変そう
鶴喰湊融:おつかれさまです…
■ミドル戦闘:

      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
        |
      (10m)
        |
      塩川誠一
      アビーラバー 
GM:まずはこの状態から始まります
GM:勝利条件はアビーラバーの撃破!
GM:ヒント:NPCカードをうまく切って、リソースを抑えて勝利を目指しましょう!
烏羽岬:ソシャゲのチュートリアルだ
GM:では、ラウンド1。
GM:セットアップ!
椋実翔利:コーリングシステム! スカイキッドに搭乗します。
鶴喰湊融:なしです。
アビーラバー:従者の行進+赤色の従者
アビーラバー:従者:クローヴマーラを召喚。
椋実翔利:ゲエーッ
百入結衣子:やなことする!
烏羽岬:こちらはなしです。
百入結衣子:『カイツールの望遠鏡』:《先陣の火》。行動値を+10。
鶴喰湊融:ぎゃーっ
■ミドル戦闘:

      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
        |
      (10m)
        |
      クローヴマーラ
      塩川誠一
      アビーラバー  
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:55->57)
塩川誠一:なし
アビーラバー:「では……」
アビーラバー:「始めましょう。皆さんに会いたかった」 手首を切ると、血から不定形の生き物が生まれる。
GM:椋実さんの手番……の前にイニシアチブ。
アビーラバー:従者の疾駆。
アビーラバー:クローヴマーラをエンゲージさせる。
烏羽岬:のしのし
椋実翔利:あらあら
■ミドル戦闘:

      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
      クローヴマーラ
        |
      (10m)
        |
      塩川誠一
      アビーラバー 
GM:あ、一個宣言忘れてた……
GM:クローヴマーラはセットアップでブロックモードを使用。同じエンゲージのキャラクターは全員あらゆる達成値が-16
GM:みなさんのことですね。
百入結衣子:高くない……?
烏羽岬:おお
烏羽岬:おお……?
鶴喰湊融:げえええ
GM:あと、イニシアチブでクローヴマーラはケージブラッドを使用。
GM:エンゲージを封鎖します。
椋実翔利:烏羽は固定値が高いからピンと来ていないかもしれないが、-16されると普通の人はなんもできなくなります
烏羽岬:おお……
GM:行動済になりました。
椋実翔利:やりたい放題だぜ!
百入結衣子:本当に妨害だけのアイテムなんだな
烏羽岬:烏羽ですら固定値半減して18になっちゃうからね
GM:肉体判定で勝利すれば、このエンゲージを離脱できます
アビーラバー:「行動を縛る」
アビーラバー:「これは私の得意な分野だ……足を引っ張り、阻害する……」
アビーラバー:「どうかな」 足元が血の沼と化す。
GM:というわけで、手番は椋実さん
百入結衣子:あたしのほうが速い!
烏羽岬:「いい趣味とは言えないな。友達が減りそうだ」
GM:じゃない!
椋実翔利:いや、先陣してるので
GM:百入さんだ
椋実翔利:ぞ!
GM:どうぞ!
百入結衣子:じゃあ、あたしの手番で
百入結衣子:NPCカードの使用を宣言します。
GM:YES

:◆NPCカード:《フラワルド》舘原恵那
アクション:輝けるダエーナー
シナリオ1回、ミドル戦闘のPC側手番中にオートアクションで使用。
《フラワルド》舘原恵那が対象3体に以下の攻撃を行う。
達成値:16dx7+6 攻撃固定値:32 装甲無視
百入結衣子:これ!
烏羽岬:いけえ
百入結衣子:対象は当然敵3体!
GM:OK!ターゲットは?
GM:では、まずは判定します。
GM:16dx7+6-16
DoubleCross : (16R10+6-16[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,6,6,6,7,8,8,9,9]+10[4,7,8,9,10]+10[1,3,6,7]+10[8]+10[9]+10[10]+10[7]+4[4]-10 → 64

GM:うげ!!!
GM:マイナス16してるのに回しやがった…
椋実翔利:殺意高っか
百入結衣子:マイナスはされるんですか
百入結衣子:エンゲージの概念的な……
GM:そうですね。みなさんと同じエンゲージにいる扱いです
百入結衣子:はあい
GM:えーとリアクション…
椋実翔利:雲居
椋実翔利:は温存します
烏羽岬:ますます
GM:まずクローヴマーラは直撃。
GM:一応ドッジ
GM:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[2,3,4,4,5,6,7,9,10]+9[9] → 19

GM:だめ!
GM:アビーラバードッジ
GM:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 6[1,3,3,3,5,6] → 6

GM:だめに決まってる…なので
GM:塩川は雲散霧消を併用してガード。
GM:ダメージだしとこ
GM:7d10+32
DoubleCross : (7D10+32) → 48[9,5,10,6,10,2,6]+32 → 80

烏羽岬:あっカバーしないんだ。やった
烏羽岬:つっよっっっ
GM:あっ、塩川はカバーリングです!軍神の守り!
百入結衣子:ダメージダイスもたっか
椋実翔利:殺意ふしぎ発見だとでもいうのかよ
烏羽岬:これを2倍ダメージは絶対耐えられまい
鶴喰湊融:ひええ
GM:や、やった!クローヴマーラは生存!
百入結衣子:ヒエッ
椋実翔利:マジかよ
鶴喰湊融:生きてるのこれで!?
GM:ぽぽさんの言う通り従者の体躯めっちゃ持っててよかった
GM:塩川はミンチ
烏羽岬:従者マスターの忠言が効果を発揮しすぎている
GM:ただの肉盾だったな。
烏羽岬:塩川さん・・
GM:復活とかもない
烏羽岬:塩川さんひょっとしたら、このキャンペーンにおいて
烏羽岬:結局一度も攻撃行動とっていないのでは

舘原恵那:「……出番か。もう、やってしまって問題ないか?」
烏羽岬:「頼む恵那。時間が惜しい」
烏羽岬:「それにあの……《無支祁》。いくら模造品とはいえ、見るに忍びない」
烏羽岬:「楽にしてやったほうがいいと思う」
舘原恵那:「了解」 ばきん、と、音が鳴る。その手に小銃が出現する――そして、輝く弾丸を射出する。
舘原恵那:「全弾、撃ち尽くす!」 エンジェルハイロゥ/ノイマン。その弾丸は、いかなる装甲も削り取り、破壊する。
アビーラバー:「ああ……彼は持たなかったな」
GM:崩れ落ちる塩川を横目に、ため息をつく。
烏羽岬:「恵那のこれ、久しぶりに見たな。……相変わらず恐ろしい火力だ」
アビーラバー:「やはり、きみたちは素晴らしい」
アビーラバー:「私も、きみたちのようになりたいな」
椋実翔利:「なんつうか気色の悪いっつうか……おいどうする! このドロ気持ち悪いの! 動き辛い!」
烏羽岬:「力づくで振り払うか、動き辛い状態で攻撃するしかないな……」

GM:手番はそのまま百入さんですね。
百入結衣子:マイナー『ケムダーのヴェール』:“最高次の複雑性”を使用して隠密状態に。
百入結衣子:メジャーで『アディシェスの栄誉』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》。
百入結衣子:アビーラバーを攻撃。
百入結衣子:10dx7+10-16
DoubleCross : (10R10+10-16[7]) → 10[2,2,2,5,6,8,8,8,9,9]+10[3,6,8,9,10]+10[3,8,9]+10[7,7]+4[2,4]-6 → 38

百入結衣子:頑張りました。
GM:うおお、避けろ!アビーラバー!
烏羽岬:-16されてるとは思えない出目だ
アビーラバー:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[5,5,8,9,10,10]+7[7,7] → 17

GM:無理でした。ダメージを!
百入結衣子:4d10+39+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (4D10+39+3D10+5) → 27[10,2,5,10]+39+12[1,6,5]+5 → 83

GM:ウゴーッ!仕方ない……
アビーラバー:透過。ダメージを0にします。
GM:というわけで、演出をどうぞ

百入結衣子:「――動きづらかろうが、関係ない」
百入結衣子:手を掲げる。指先から燐光。
百入結衣子:放たれたレーザーが、別のレーザーの熱に煽られて、歪曲。
百入結衣子:放物線を描くようにして、アビーラバーへと殺到する。
百入結衣子:それは停止の冷光。
アビーラバー:「……、すば、らしい……」
アビーラバー:「芸術的ですらある」
アビーラバー:光が透過する。
アビーラバー:その肉体が変質している。
百入結衣子:「……そう言う割には。受け取る気がないのね」
アビーラバー:「私はね、百入結衣子さん」
アビーラバー:「あなたや生成さんのようになりたいんだ。賢く、冷徹で、完璧な……」
アビーラバー:「贈り物なんて必要ない」
百入結衣子:「あたしたちは、賢くも、冷徹でも、まして、完璧なんかでもない」
百入結衣子:「薄い言葉で、勝手に額に入れて飾らないで」
アビーラバー:「……寂しいな」
アビーラバー:「やっぱり、この寂しさを……消すには……もっと完璧にならなくては……」
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:57->61)

GM:手番は椋実さん……の前に
アビーラバー:加速する刻
椋実翔利:なんだと
百入結衣子:ゲッ
鶴喰湊融:うわあ
烏羽岬:本来ならクライマックスボスはってもおかしくない敵だもんなあ
アビーラバー:マイナーでブラッドコントロール。
アビーラバー:メジャーでコンセントレイト+細胞侵蝕+血の宴。
アビーラバー:ターゲットは貴様ら全員だ
烏羽岬:細胞侵蝕はやばいなー
アビーラバー:11dx7+8
DoubleCross : (11R10+8[7]) → 10[2,3,4,6,6,6,7,7,8,9,10]+10[1,2,3,4,7]+4[4]+8 → 32

GM:うっ、烏羽くんには余裕で避けられた値……だが!
烏羽岬:おっ
GM:ブロックモード中の烏羽くんならば!
烏羽岬:あっ……
GM:あらゆる達成値が-16なので、気を付けてね!
GM:これのために超越活性つんでる
烏羽岬:しかもそうか。ここで回避に居合を切ってしまうと、攻撃が命中しない可能性が出てくるな
GM:あれっ!?あ、そうか!
GM:無機なる四肢入れてなかった!
GM:ダメージも入ります!申し訳ない!
鶴喰湊融:あっと。GMもおつかれさまでございます~…
椋実翔利:こいつぅ
GM:クソ雑魚威力だけどダメージ入ります!
鶴喰湊融:ウェポンケースよりBCスーツ装備。ガードしてもしょうがないのでペナすごいけどドッジチャレンジ。
GM:リアクションどうぞ~
百入結衣子:了解。一応ドッジ。
烏羽岬:居合いは切らないでおこうっと。普通にドッジします。
鶴喰湊融:8dx+1-16-4=>32
DoubleCross : (8R10+1-16-4[10]>=32) → 9[4,5,5,5,6,7,7,9]-19 → -10 → 失敗

百入結衣子:2dx-16=>32
DoubleCross : (2R10-16[10]>=32) → 8[8,8]-16 → -8 → 失敗

椋実翔利:1dx-16-4
DoubleCross : (1R10-16-4[10]) → 8[8]-20 → -12

烏羽岬:いや、切り払いは入れようかな。1だし……
烏羽岬:2dx+24-16
DoubleCross : (2R10+24-16[10]) → 10[6,10]+1[1]+8 → 19

烏羽岬:よかったよかった。居合い入れても絶対ムリだった
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1した(侵蝕率:48->49)
百入結衣子:じゃあ《炎陣》でお兄ちゃんをカバー。
鶴喰湊融:≪崩れずの群れ≫。烏羽くんカバーです!
烏羽岬:エンジンマキシマムドライブ
GM:湊融ちゃんはカバリンします?
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:61->63)
烏羽岬:鶴喰!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:62->64)
烏羽岬:結婚しよう!
GM:ダブルカバー!
鶴喰湊融:えっわたしは良いけど……
GM:ではダメージ。
GM:兄妹で結婚なんて…
烏羽岬:天国のお兄さまも祝福してくれそう
アビーラバー:4d10+6 諸々有効。命中したら重圧+邪毒ランク6。
DoubleCross : (4D10+6) → 24[9,4,4,7]+6 → 30

烏羽岬:クソザコ火力……?
椋実翔利:嘘をつきましたね!
鶴喰湊融:装甲7で23点ダメージ。残り6点で生存。
GM:固定値6はクソ雑魚かと思ったけど、PCを殺すには十分だった
百入結衣子:2倍じゃない?
鶴喰湊融:鶴喰湊融のHPを-23した(HP:29->6)
鶴喰湊融:あっ
GM:そう…
鶴喰湊融:リザレクトします…w
百入結衣子:あたしも当然死にます!
GM:カバーしたので2倍!リザレクトどうぞ~
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:64->65)
鶴喰湊融:良いリザ
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:63->66)
鶴喰湊融:鶴喰湊融のHPを-5した(HP:6->1)
烏羽岬:烏羽全然あがんないなこいつ
烏羽岬:殴って上げよう
GM:OK!

アビーラバー:「では……こちらも」 大きく腕を振る。
アビーラバー:「始めよう」 血の沼がきみたちを飲み込んでいく。肉を蝕み、溶かす。
烏羽岬:「ちっ」
椋実翔利:「うおっ、やめろやめろ! 気味悪い!」
アビーラバー:「もっと内部まで理解したいんだ……私なら、きみたちを永遠のものにできる」
アビーラバー:「受け取ってくれないか?」
烏羽岬:「足場が悪い。本来ならどうという事はないんだがな……」
烏羽岬:「悪いがお断りだ。鶴喰、カバーを頼む」
鶴喰湊融:「烏羽くん、後ろに…!」覆う沼ごと、ほんの数秒だけ白い花弁が切り裂き、覆う。
百入結衣子:「全部を理解なんて、させない」熱線が地面を割く。
鶴喰湊融:其れを維持するのと、己への攻撃は対処しきれない。歯を噛み、ただ耐える。
百入結衣子:軌道上の血を焦がし、前衛と後衛を遮断する。
百入結衣子:「……ぐっ」
百入結衣子:「……毒だけじゃない、これ……」
百入結衣子:「ごめん。次は満足に動けないかも」
アビーラバー:「動きを止める。これも……」
アビーラバー:「あなたから教えてもらったことだ」
百入結衣子:「……本当に、あたし」
百入結衣子:「ろくなのに引っかからない」
アビーラバー:「私は、あなたたちのことを調べ……調べれば調べるほど、憧れた」
アビーラバー:「鶴喰湊融。剣の使い手。仲間を守り、人と交わり、円滑に組織を運営する。あらゆる分野に秀で……もっとも完璧といえるだろう。歯車を回すには、あなたの存在はもはや欠かせない」
鶴喰湊融:「お褒め頂き光栄です…とでも言うと思いますか」白い刃を構え直す。覆うのは対毒装甲。
アビーラバー:「椋実翔利。マスター・ヴォルトの武器を継ぐ者。あなたは自由で、他者を歯牙にもかけない。踏みにじり、嘲笑う……強者だからだ。そんな生き方は、あらゆる生き物の目標の一つだろう」
椋実翔利:「おっ、こいつ見る目じゃねーか。待ってろよ。今からお前もそうしてやるからよ!」
アビーラバー:「百入結衣子。私が知る限り、もっとも美しい。芸術的な能力。その応用。己の抑制、己の理解、己の支配……誰からも頼られる。誰もがあなたのようになりたいと望むはずだ」
百入結衣子:「……やだやだやだ気色悪い……」
アビーラバー:「そして、烏羽岬。……お前は……」
アビーラバー:「お前にだけは、なりたいとは思えない」
烏羽岬:「む」
烏羽岬:「失礼なやつだな。ちゃんと学校にも行っているし、友人もいるんだが」
烏羽岬:「興味がわいた。教えてくれないか。僕のどこがそんなに気に入らない?」
アビーラバー:「我は死なり。世界の破壊者なり。……これはバガヴァット・ギータ—の一文だが」
アビーラバー:「誰が死そのものになりたいと思うものか。“秘獣”。文明を破壊するもの」
アビーラバー:「私は死にたくない。消えてくれ、死神」
烏羽岬:「気が合うな、《アビー・ラバー》。"秘獣"とは僕も折り合いが悪くてね」
烏羽岬:「言われなくても、秘獣はこのシャンバラに置いていくさ。僕は……」
烏羽岬:「すべてを精算し、烏羽岬として生きていく」

GM:戦闘を再開します。
■ミドル戦闘:

      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
      クローヴマーラ
        |
      (10m)
        |
      アビーラバー 
GM:クローヴマーラのエンゲージにいる人は達成値が-16です
GM:行動をどうぞ!
椋実翔利:ところで飛行状態でも封鎖は抜けられないんですよね?
椋実翔利:抜けられない!(見学タブ)
GM:抜けられないです!
椋実翔利:ではこの場にとどまりアビーラバーを砲撃します。当たるかな~
GM:封鎖は強力な妨害手段だが使い手が少ない
椋実翔利:《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》!
椋実翔利:12dx7+6-16
DoubleCross : (12R10+6-16[7]) → 10[1,1,1,3,4,6,6,9,9,10,10,10]+10[3,4,4,9,9]+10[2,9]+10[8]+10[7]+2[2]-10 → 42

GM:うっそ、なんで回るの!?
椋実翔利:結構当たんじゃねえか……
烏羽岬:コンセこそ最強エフェクトだと証明されてしまった
GM:30くらいで止まってマイナス16されるから20くらいの攻撃かと想定してたじゃないですか
GM:リハーサルと違う~
椋実翔利:リハーサル、テキトーにやってるので……
GM:とにかくアビーラバーはドッジ
アビーラバー:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[3,4,5,5,7,10]+4[4] → 14

GM:だめじゃん
GM:ダメージください
椋実翔利:ヒーハー! ではここでお死に!
椋実翔利:5d10+20+6+2d10
DoubleCross : (5D10+20+6+2D10) → 34[1,9,10,6,8]+20+6+18[10,8] → 78

椋実翔利:諸々有効です
GM:そんなもん食らったらやばいので、
GM:アナザーセルフ+透過。
椋実翔利:こいつめ
GM:血の塊になってすり抜ける。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5した (侵蝕率:55->60)

椋実翔利:反吐の出るような赤い澱みの中で、どうにかSHIDENを制動し、砲口をアビー・ラバーへと向けて
椋実翔利:「そのゴチャゴチャ小器用な口と技……」
椋実翔利:「ブッ飛ばしても回せるのか試してやるよ! 人間試験だ!」
椋実翔利:砲撃。赤熱した弾丸は、澱みを焼き切って確かにアビー・ラバーが立っている所へ届く。
アビーラバー:「私は試験に足るような存在じゃない……そんなものの直撃を受けたら」
アビーラバー:「蒸発してしまうよ」 赤熱した弾丸は、アビーラバーを跡形もなく蒸発させる。
椋実翔利:「やった! ……いや今の感じはやってねえな!」
アビーラバー:「……その砲の直撃は受けられない。私は弱く、きみは強いから」 飛び散った血が元の形に戻る。
アビーラバー:「その力がほしい」
椋実翔利:「折角だしやったか!? って言やあ良かった。……やらねえよ! コイツはオレのだ!」
椋実翔利:「オレが持っているもの何一つ、オマエに渡してやるかっつうの!」
アビーラバー:「だったら……」
アビーラバー:「私が、きみになろう」

GM:手番はそのままアビーラバーだ。もう一度いくぞ!
アビーラバー:やることはさっきと同じ。
アビーラバー:マイナーでブラッドコントロール
アビーラバー:メジャーでコンセントレイト+細胞侵蝕+血の宴
アビーラバー:あっちがう
アビーラバー:メジャーでコンセントレイト+細胞侵蝕+血の宴+無機なる四肢
GM:ターゲットはPC4人全員。
アビーラバー:11dx7+8
DoubleCross : (11R10+8[7]) → 10[1,2,3,5,5,5,6,8,8,10,10]+10[2,7,8,9]+10[4,5,9]+6[6]+8 → 44

GM:リアクションどうぞ。
烏羽岬:うおーん
アビーラバー:細胞浸食は使い切ってました
アビーラバー:重圧、邪毒抜きです。
GM:本当すみません、鮮血の鎖が抜けてました。
烏羽岬:鮮血の鎖、どんなのでしたっけ
GM:命中した湊融ちゃんと百入さんはtugino のC値+1が入ってました
椋実翔利:そうなるとHPダメージは入らなくなる感じですね
鶴喰湊融:受けたら次の判定のC値+1ですね
鶴喰湊融:無機なる四肢が有るから…
烏羽岬:ほうほう
GM:あー、そうか
GM:どうしようかな
椋実翔利:《鮮血の鎖》はエフェクト効果で『このエフェクトを組み合わせた攻撃でHPダメージが入らない』なのです
鶴喰湊融:あっそうなんだ!?
GM:普通に紅の刃に代えておこう
烏羽岬:あっ変わった
GM:前回はダメージ与えないタイプの攻撃してたんだな
GM:訂正します。
烏羽岬:C値アップだけなら烏羽は堂々と受けられたのだが・・
GM:1回目はコンセントレイト+細胞侵蝕+血の宴+紅の刃。
GM:2回目の今回はコンセントレイト+血の宴+紅の刃。です。
烏羽岬:今回は完全にダメージだけ!
椋実翔利:殺しに来てる!
烏羽岬:回避できる気もしないのでこれは受けようかな。素ドッジします。
烏羽岬:2dx+1=>44
DoubleCross : (2R10+1[10]>=44) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗

烏羽岬:うむ
鶴喰湊融:ドッジチャレンジ。
鶴喰湊融:8dx+1-16
DoubleCross : (8R10+1-16[10]) → 9[4,4,5,5,7,7,7,9]-15 → -6

鶴喰湊融:無理。
百入結衣子:3dx-16
DoubleCross : (3R10-16[10]) → 9[1,2,9]-16 → -7

椋実翔利:2dx-16
DoubleCross : (2R10-16[10]) → 3[1,3]-16 → -13

GM:当たった。成仏してもらいたい!
GM:5d10+6
DoubleCross : (5D10+6) → 25[5,5,9,4,2]+6 → 31

烏羽岬:圧倒的死!
鶴喰湊融:装甲あっても無理。リザレクト。
烏羽岬:なのでリザレクトします。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:65->74)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:49->50)
椋実翔利:そりゃ死ぬさ!
鶴喰湊融:ギエーッ
百入結衣子:死!リザ!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2(1d10->2)した (侵蝕率:60->62)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:66->69)
椋実翔利:椋実翔利のHPは2になった。(HP:24->2)
GM:みんな調子よくない?
GM:湊融ちゃんはもとが高い…
烏羽岬:湊融ちゃんと交換してあげたい
鶴喰湊融:水晶のせいなのできになさらず

アビーラバー:「神経まで浸食する……」 アビーラバーが片手を絞るように動かすと、
アビーラバー:広がった血液がきみたちの肉体を蝕んでいく。皮膚から筋繊維へ入り込まれる感覚がある。
烏羽岬:「これはまた」
烏羽岬:「新しいタイプの痛みだな……拷問向けの能力だ」
鶴喰湊融:「本当に…!この……っ」嫌悪の衝動。其れに敢えて身を任せ、身体から滲み出る白い花弁で流し出す。
椋実翔利:「さっきからマジ気持ち悪いことしかしないなオマエ……!」 苛立たしげに肌へ爪を立てながら
百入結衣子:「く……そっ……!」
アビーラバー:「申し訳ない。あまり痛みを与えるつもりはないんだが……」
アビーラバー:「私がきみたちになったときには、その痛みも共有したい」

百入結衣子:「御免よ。あなたにこの嫌悪感は理解できない」
烏羽岬:「(この謝罪、僕は対象に含まれてないんだろうな)」
GM:手番はクローヴマーラ……は行動済みなので、
GM:烏羽くんか江永ちゃんです。どっちが先に動くか、
GM:烏羽くんが決めてね。
烏羽岬:フーム
烏羽岬:前回のクライマックス、烏羽は喋らないボスを殴ってたので
烏羽岬:今回は喋るボスを殴りたいな。ということで
烏羽岬:江永さんに先にクローヴマーラを殴ってもらいたいです。
GM:了解…!
烏羽岬:この封鎖野郎を燃やしてくれ!
GM:がんばって当てるぞ!ファイト江永!江永GO!

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂
アクション:シヴァの星征
常時効果を発揮する。戦闘時にラウンド1回、行動値6で以下の攻撃を行う。
達成値:12dx7+6 攻撃固定値:19
江永瑞穂:マイナーで白熱。
江永瑞穂:メジャーでコンセ+フレイムタン+オールレンジ+炎の刃
江永瑞穂:12dx7+6-16 ターゲットはクローヴマーラ
DoubleCross : (12R10+6-16[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,6,6,7,9,10]+6[4,6,6]-10 → 6

GM:普通こうなんですよ
GM:ふつうはこう!
烏羽岬:6!?
烏羽岬:作戦会議の結果、雲居ブーストはなし!
GM:クローヴマーラの回避!
烏羽岬:6でも当てろ江永!
GM:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,3,3,4,5,6,8,9,10]+3[3] → 13

GM:フンガー!
椋実翔利:白熱のバトルだった

江永瑞穂:「……ちょっと、この……!」 炎を放とうとするが、発火自体ができない。
江永瑞穂:「……うざいって! なによこれ!?」
江永瑞穂:「烏羽! なんとかできないの!?」
烏羽岬:「神経への侵蝕。痛みとの相乗効果でレネゲイドコントロールが阻害されている」
烏羽岬:「安心しろ江永。こういう時のために僕がいる」
烏羽岬:「痛みには慣れている」 ナイフを抜こうとする。
鶴喰湊融:「いえ、此処は…、」
鶴喰湊融:「わたしに。お願いします」
烏羽岬:「鶴喰?」
鶴喰湊融:「自分の身体の調律なら、慣れてますから!」

GM:では湊融ちゃんの手番です
烏羽岬:作戦会議の結果、烏羽は待機します。湊融ちゃんどうぞ。
鶴喰湊融:はい!マイナーで重圧解除。
鶴喰湊融:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫でクローヴマーラを攻撃します!
GM:あいよっ!かかってきな!
鶴喰湊融:10dx7+8-16
DoubleCross : (10R10+8-16[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,5,7,8,10]+10[2,2,8]+4[4]-8 → 16

鶴喰湊融:剣精の手!
GM:そう!ふつうはそうなるの!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:74->76)
GM:剣精!そう!そういうリソースを使ってくれるところを見たかった!
鶴喰湊融:1dx7+22
DoubleCross : (1R10+22[7]) → 1[1]+22 → 23 → ファンブル

鶴喰湊融:こんなことある…?
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:76->80)
烏羽岬:でもちゃんと上がったよ!
GM:このままいきます?援護は不要ならドッジがんばります
百入結衣子:いけるはず!
椋実翔利:避けられるもんなら避けてみろ!
鶴喰湊融:これで倒せなかったらごめんなさい
GM:がんばれクローヴマーラ!ドッジチャレンジ
GM:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[1,1,1,3,5,7,8,9,10]+5[5] → 15

GM:無理…
GM:ダメージください
百入結衣子:安定して回すな
鶴喰湊融:使ってなかったらギリギリだった……こわ
鶴喰湊融:3d10+5 装甲-5
DoubleCross : (3D10+5) → 13[1,4,8]+5 → 18

鶴喰湊融:出目が酷過ぎる
鶴喰湊融:18点装甲-5点ダメージです……
GM:これでほぼぴったり落ちました
烏羽岬:あっ落ちた!
鶴喰湊融:アッ足りた……!
GM:吹き飛んでバラバラ!従者は復活もできないのでここまでです
鶴喰湊融:良かった……!演出行きます
GM:サヨナラ!
GM:どぞ!

鶴喰湊融:ひゅぅ、と息を吸う。どろりと淀む赤い沼、それに蝕まれる中で。
鶴喰湊融:刃を八双へ。あの時、兄ともう一度声を交わしてから。使っていなかった、でも一人になってからずっとそうしてきたやり方を。
鶴喰湊融:身体から、白い花弁が零れ落ちる。落ちる。ざあざあと花吹雪がそのごとく。
鶴喰湊融:白い円が、空いた。刃と花弁が描き、一瞬だけ雪と泥に塗れる地面が見え、そこに立ち。
鶴喰湊融:「――そこ」
鶴喰湊融:伸び行く刃が、血泥の核を切り裂いた。
アビーラバー:「……すごいな」
アビーラバー:「それができるのか。剣……そう、剣か……」
アビーラバー:「《スヴェルト》たちのことは理解できなかったが、そんな可能性があるのなら、勉強しておくべきだった」
鶴喰湊融:顔や髪、全身から白い花弁を零し、蝕む血を排出しながら。
鶴喰湊融:「――開けたよ!行って、烏羽くん!」
烏羽岬:「よくやった鶴喰。まかせろ」

GM:手番は烏羽くんへ。
■ミドル戦闘:

      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
        |
      (10m)
        |
      アビーラバー  
烏羽岬:行動します。戦闘移動してアビーラバーのエンゲージへ。
烏羽岬:メジャーでコンボ:黒疾風。《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《居合い》。
烏羽岬:デバフの消えた烏羽の達成値を見るがいい!
烏羽岬:2dx+24+10 武器はキーンナイフ4本です。
DoubleCross : (2R10+24+10[10]) → 3[3,3]+34 → 37

烏羽岬:うんうん いつもの達成値って感じだ
GM:うごーっ
鶴喰湊融:ラウンド最後だし雲居ちゃんブーストも持っていって!
GM:アビーラバー……回避をがんばれ!!
烏羽岬:あっそうか
GM:あ、ブーストまで…するんですか…?
烏羽岬:スーパー雲居ちゃんブーストもします。達成値を+5!
烏羽岬:ダメージは+10だぞー

:◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音
アクション:いばらヒメ
戦闘時にラウンド1回、なんらかの判定直後に使用可能。
達成値を+5、それが攻撃判定であればダメージを+10する。
GM:OK!
GM:達成値42を相手に回避
GM:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[3,3,5,6,8,9] → 9

GM:だめ!!!
GM:ダメージください
烏羽岬:真烏羽になってしまったので、ダメージが低い……
烏羽岬:4d10+20+10 装甲値は-20です。
DoubleCross : (4D10+20+10) → 35[10,7,8,10]+20+10 → 65

GM:十分だよ!
烏羽岬:あっダメージダイスめっちゃいい
百入結衣子:すご
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+11した(侵蝕率:50->61)
GM:戦闘不能です。復活エフェクト《不死不滅》を使用しますが――
GM:NPCカードの使用はありますか?
烏羽岬:ああー迷うなあ
百入結衣子:ではNPCカードを使います!
烏羽岬:デデン!

:◆NPCカード:《モーターウェイ・フォックス》生成亜綺羅
アクション:ダアト、破られし秘蹟
シナリオ1回、ミドル戦闘で使用可能。
エネミーが復活エフェクトを使用した場合、それを無効化する。
百入結衣子:これ!
GM:では、復活エフェクトをキャンセルされ、死亡します。
GM:戦闘は終了!演出をどうぞ!

烏羽岬:「足止めもなくなった」
烏羽岬:「"行くぞ"」 身を沈め、一瞬で間合いを詰める。
烏羽岬:右手のナイフ。左手。左つまさきの仕込み刃。右かかとの仕込み刃。
アビーラバー:「やめてもらいたいな」
アビーラバー:「破壊の獣。私に近づくのは――」 血が棘となり、きみを貫こうとする。
アビーラバー:「おぞましい。そこを動くな」 縫い留めようと棘が走る。
烏羽岬:「いいや。今の僕は秘獣ではない。この力は……」
烏羽岬:「人間としての、烏羽岬が得た力だ」 ナイフを使い、逆に棘を縫い止める。かわりにこちらも攻撃能力を失うが。
烏羽岬:「動きは止めたぞ。今だ」
烏羽岬:「やれ!」
雲居春音:「そういうこと! 血の扱いなら」 アビーラバーは気づくのが遅れた。血の棘の一本が――
雲居春音:「この私! でしょ!」 アビーラバー自身を貫く棘となっている。
烏羽岬:「――《モーターウェイ・フォックス》!」
アビーラバー:「……い、遺産……! 管理者の刃……か」
烏羽岬:「最後はお前がやれ! 因縁を……精算しろ!」
GM:アビーラバーは体を血の塊に変え、棘の拘束から逃れようとする。
生成 亜綺羅:「そうね。ありがと」 
生成 亜綺羅:生成亜綺羅が自己隠蔽を解除する。空間を構成する糸をほぐし、編み上げて、アビーラバーをその隙間に捕まえる。
生成 亜綺羅:「あなたを殺すのは、二度目。そして」 空間の隙間に巻き込まれ、二度と戻れない。 「これで最後」
生成 亜綺羅:「終わったよ、結衣子」
百入結衣子:「……ええ」
百入結衣子:「見た」
百入結衣子:「どれだけ、望んだか」
百入結衣子:「……この日が来ることを」
烏羽岬:「……アビー・ラバー。誰にでもなれるが故に、誰にもなれなかったジャームか」
烏羽岬:「哀れと言えば哀れな奴だった。安らかに眠れよ」
烏羽岬:「みんな無事だな? 態勢を整えたら、先を急ごう」
椋実翔利:「断末魔もナシか。ざまー見ろだな」
百入結衣子:「……そうね。同じ感傷に浸るなら、あたしは」
椋実翔利:「最後の最後まで何も自分でできなかったヤツにゃちょうど良いぜ」
百入結衣子:「再会の喜びがいい」
鶴喰湊融:「うん」ちら、と見て。「あの奥に、待ってる人に会いに行こう」


GM:ロイスの取得のみ可能です。
GM:あと回復もできる。
烏羽岬:トランクしよう!
椋実翔利:トランクした~い
鶴喰湊融:じゃあまず椋実さんに渡して
椋実翔利:2d10+2
DoubleCross : (2D10+2) → 11[1,10]+2 → 13

椋実翔利:2d10+13
DoubleCross : (2D10+13) → 4[3,1]+13 → 17

椋実翔利:うおっヘタレた
烏羽岬:このトランク壊れてるよ
鶴喰湊融:二個目!
烏羽岬:まあまだ大丈夫でしょう。100%は遠いし
椋実翔利:時間凍結は80%から切れるから一応見ておきたかったが
烏羽岬:あっそうか
椋実翔利:まあ絶対に欲しいとは限らないし様子見しておくかな……
百入結衣子:まあただ今応急しちゃって
百入結衣子:クライマックスで足りないのが最悪ですからね
椋実翔利:そうなんじゃよね
椋実翔利:なのでここは静観します
椋実翔利:ロイスは保留で以上!
鶴喰湊融:今のうちに悪いダイスを使ったということで……。ロイスも保留して以上です
百入結衣子:アビーラバーに取ろう。
烏羽岬:アビちゃんにロイスとりたいけどな~
烏羽岬:ひじゅー言及してくれたし
烏羽岬:でもメイとリーダー枠を考慮すると1個しかないな。我慢しよう。
百入結衣子:-過去/アビーラバー/無関心:○/嫌悪/ロイス
椋実翔利:P無関心とはね
百入結衣子:関心を持たないでよくなったことがポジティブ
GM:ひどいw
烏羽岬:枕を高くして寝られるってわけ
百入結衣子:前は絶対無関心で取れなかったから……
百入結衣子:以上です!
GM:OK!

ミドル4:猛り狂うフェザー・タップ



GM:回廊を進むと、突如として広い区画に行き当たる。
GM:激しい風の音はいよいよ近い。それに獣のような咆哮。明らかに何かが戦っている。
アレトゥーサ:『居住区画に到達しました』
烏羽岬:「この咆哮。少なくともマスター・スカイではないな……情報にあった《トッドローリィ》か?」
アレトゥーサ:『この先、市民共同公園にて戦闘が行われています』
烏羽岬:周囲を見回してます。
椋実翔利:「公園? これが超古代の公園なのかよ。なんか見どころとかあんの?」
鶴喰湊融:「そうかな、と思うけど…アレトゥーサ、ルートは分かる?」
烏羽岬:ここ、いかにも居住区的な感じなんでしょうか?
烏羽岬:家があったり?
GM:そうですね、家というより
GM:シェルター群のような構造で、ドアが並んでいます。カッパドキアみたい。
アレトゥーサ:『直進し、右手側正面のドアを通過してください』
アレトゥーサ:『解錠しました』
烏羽岬:「不思議なものだな。超古代文明の遺産の中をこうして歩くなんて」
烏羽岬:「世の考古学者が聞いたら嫉妬されそうだ。……よし、開いている」
鶴喰湊融:「あ、ありがとう。…そうだね。大分様式も違うし…」
百入結衣子:「あたしたちにとっては全部が未知だ。油断しないでね」
椋実翔利:「大昔はここを超古代人間がフラフラしてたんだなあ」
百入結衣子:「何がどうなってるかも、分かったものじゃない」
江永瑞穂:「……あ! あれ!」
GM:スタジアム状の「公園」。
GM:江永瑞穂が指さした先に、広い空間がある。その中央で、たったいま、
GM:人型をした何かが吹き飛ばされ、壁に激突するのが見えた。
烏羽岬:「あれは……」
GM:全身が激しく破損しているものの、かろうじて顔はわかる――その姿かたちも、きみたちが知っているものだ。
烏羽岬:顔を見た瞬間に駆け出してます。加勢するつもりだ。
GM:“パタンジャリ”横嶋洋明は、壁の亀裂からずるずると崩れ落ちる。その周囲にいるのは、三人。
GM:“カイライス”。四肢を獣のように変化させた“トッドローリィ”――それから見知らぬ男。
椋実翔利:「オイオイオイオイオイ」 SHIDENの砲口をそちらに向けて
烏羽岬:リーダーと三人の間に割って入り、ナイフを構える。
《トッドローリィ》:「おっと……」
椋実翔利:「ウチのリーダーに何し腐ってんだァ? オレらも混ぜろよ!」
《トッドローリィ》:「このタイミングで来るか。ツイてないな」
沙良 スミカ:「あー……《ヴリトラ》?」
沙良 スミカ:「アビーラバー、ろくに足止めできてないじゃん! “ホブルディ”も“フレースヴェルグ”も何やってんの……」
烏羽岬:「久しぶりだなサラちゃん。お友達も一緒のようで何よりだ」
椋実翔利:「通りすがりのソバ屋だっつったら見逃すのかよ! 意味ねーこと聞きやがって!」
沙良 スミカ:「いまさら“ちゃん”付けする必要ある!?」
《トッドローリィ》:「まあ、そういうのはいいでしょ。こいつも適当なこと言ってるだけなんで」
烏羽岬:「コードネームより呼びやすいんでな……」
百入結衣子:「“カイライス”、“トッドローリィ”。てことはあれが……」もうひとりを見る。
バーグェスト:「《ヴリトラ》……あァ……面倒くせえな」
バーグェスト:「どうしてもやらなきゃダメか?」
バーグェスト:「このオッサンをもうちょい壊して、持って帰るだけだからよ……見逃してくれねえか」
鶴喰湊融:「ここから引いて下さるならどうぞご自由にと言ったところですけれど」
鶴喰湊融:「それ、させると思います?」
百入結衣子:「そもそも、その帰る場所、なくすつもりだから」
百入結衣子:「手をどけろ」
沙良 スミカ:「だよね。好戦的だなあ」
沙良 スミカ:「“トッドローリィ”がやけに評価するはずだわ」
GM:“パタンジャリ”横嶋洋明は動かない。ゆっくりと吹き飛んだ肉体が再生しかけている。時間がかかるだろう。
烏羽岬:「サラちゃんはアイドルだろう。お前が評価される場所は、少なくとも殺し合いの場面ではないと思うんだが」
烏羽岬:「アイドルはもうやめるのか?」
GM:そして、この三人が、その修復までの時間を放っておかないのは当然だった。
沙良 スミカ:「そうね。世界は吹き飛ぶし」
沙良 スミカ:「アイドルなんかより、フツーに生きたいわけ。私はね。……アイドルって、動画で見る分にはいいけど……」
沙良 スミカ:「やると超疲れるってわかったわ。オーヴァードも同じ」
烏羽岬:「普通に生きるか。気持ちはわかるが……残念だ」
烏羽岬:「ステージで踊っている沙良スミカのことは嫌いではなかった」
《トッドローリィ》:「お互いに会話してる時間がもったいないんじゃないかい」
椋実翔利:「普通に生きるだけなら超見逃してやってもよかったけどよ」
椋実翔利:「その『普通に生きる』にリーダーをボコすのは必要ねーだろ」
椋実翔利:「そうだそうだ。言葉より分かりやすいヤツでめちゃくちゃ報い与えてやるぜ」
沙良 スミカ:「わかってるでしょ。フツーに生きるには、いまの世の中じゃ無理。……で、私はオーヴァードがフツーの世界に行きたい」
百入結衣子:「そのために世界を滅ぼすような人間は、もう、異常でしょう」
沙良 スミカ:「それにあたって、このセンセイが邪魔なわけ。あんたたちもね」
百入結衣子:「ああ、いや。どうだろう」
百入結衣子:「向こうでなら、そうなれるかも?」銃を構える。
《トッドローリィ》:「“カイライス”、そういうのいいだろ? お互いの動機を語って何か解決したことあるかい?」
《トッドローリィ》:「始めよう。これしかないんだからさ」
椋実翔利:「やっぱ芸能人はワガママでダメだ!」
鶴喰湊融:「ええまあ癪ですが、そちらの言う通り」
鶴喰湊融:「分かりやすく、シンプルな話し合いと行きましょう……つまり、こいつで」刃を構える。
烏羽岬:「……待っていろリーダー」
烏羽岬:「すぐにカタをつける」
GM:ミドル戦闘2
GM:状況説明!
烏羽岬:デデン!
■ミドル戦闘2:
      カイライス
      トッドローリィ
      バーグェスト      
        |
      (10m)
        |
      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
GM:以上です。
GM:勝利条件はエネミーすべての撃破。
GM:リーダーは動いたり喋ったりできる状況ではありません。
GM:カバーリングする必要とかはないけど、参加不能!
烏羽岬:感動のご対面はこのあとってことね
GM:あ、あと重要なの忘れてた!これ!さっきの戦闘の結果で手に入れてたNPCカード!

:◆NPCカード:《ギギリオン》錫谷亮
アクション:誓護符サラクエル
シナリオ1回使用可能。
任意のエネミーの判定直後にオートアクションで使用。
達成値を-15する。
百入結衣子:支部長!
烏羽岬:錫谷!
烏羽岬:ファンブルしない錫谷は強い
椋実翔利:追いついてきた!
鶴喰湊融:ありがたい

:◆NPCカード:《ザンザーラ》甲斐美冬
アクション:白毫相
シナリオ1回、PCの攻撃の直前に使用可能。
その攻撃はリアクション不可となり、HPダメージ減少エフェクトの効果も受けない。
GM:以上です。
烏羽岬:あっ強い
椋実翔利:すごい効果来たな
百入結衣子:はい先生質問!
百入結衣子:その……
椋実翔利:あっ
GM:百入さん…
GM:隠密していなければ大丈夫です
百入結衣子:はい……
鶴喰湊融:かなしみ
GM:戦闘開始。
GM:ラウンド1 セットアップ
烏羽岬:こちらはなしです。
椋実翔利:コーリングシステム! スカイキッドに搭乗!
鶴喰湊融:なし。
百入結衣子:なし!追いつけないから……
《トッドローリィ》:野獣本能+完全獣化+破壊の爪+進化の重鱗+進化の末脚+進化の大爪
《トッドローリィ》:いろいろな効果がプラスされ、行動値が32へ
烏羽岬:うわあ
百入結衣子:秘獣じゃん
烏羽岬:進化セットだ
烏羽岬:量産型秘獣
沙良 スミカ:支配の因子。全員のダメージを-30
沙良 スミカ:PC
烏羽岬:う、うわあ
沙良 スミカ:PC全員のね
バーグェスト:セットアップなし
鶴喰湊融:100いってないとダメージでないよこれ!!
百入結衣子:うげっ
椋実翔利:抑え込んできたねえ
GM:きみらが強すぎて1ラウンドでふつうはミンチだからですね
GM:なので初手はトッドローリィから。
《トッドローリィ》:マイナーなし
《トッドローリィ》:メジャーでコンセントレイト+かまいたち+獅子奮迅+大裁断。ターゲットはPC4人。
《トッドローリィ》:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,2,5,5,6,7,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[2,2,2,3,3,4,7,8,9]+3[1,1,3]+6 → 29

GM:ひくっ!
沙良 スミカ:妖精の手!
烏羽岬:十分!
烏羽岬:うわあ
GM:1dx7+36
DoubleCross : (1R10+36[7]) → 3[3]+36 → 39

GM:振るわないので39です。リアクションどうぞ。
鶴喰湊融:ドッジします…
百入結衣子:3dx ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[3,7,7] → 7

烏羽岬:真空返し、120%なんだよなあ
鶴喰湊融:9dx+1=>39
DoubleCross : (9R10+1[10]>=39) → 10[1,2,3,3,4,7,8,10,10]+5[1,5]+1 → 16 → 失敗

椋実翔利:2dx=<39
DoubleCross : (2R10[10]<=39) → 10[4,10]+5[5] → 15 → 成功

鶴喰湊融:一回は回るんだけどな~
烏羽岬:うーむ
椋実翔利:回すなこんなところで
百入結衣子:成功してない
烏羽岬:居合いドッジしてみよう。乱れ晴嵐。
椋実翔利:不等号を間違えています! 失敗!
烏羽岬:《切り払い》《居合い》。
GM:びっくりしましたw
烏羽岬:3dx+24+10=>39
DoubleCross : (3R10+24+10[10]>=39) → 10[2,8,10]+8[8]+34 → 52 → 成功

鶴喰湊融:すごい
百入結衣子:ひゅう!
烏羽岬:やったぞ。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:61->65)
椋実翔利:やったぜ
GM:うぐーっ
GM:ほかの者にはダメージをふるまおうと思いますが、カバーリングは?
百入結衣子:《炎陣》でお兄ちゃんをカバー。
椋実翔利:サンキュー! カバーわれます!
烏羽岬:あれっ?これひょっとして
烏羽岬:湊融ちゃんからカバー受けたほうが総合的によかった?
百入結衣子:湊融の侵蝕2上がるのも大変だし
百入結衣子:いいのでは
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:69->71)
烏羽岬:そうかそうか。崩れず2も使うんだ。じゃあよかった
GM:では、ダメージ出します。
《トッドローリィ》:4d10+29 諸々有効
DoubleCross : (4D10+29) → 21[1,6,9,5]+29 → 50

百入結衣子:無理!リザレクトします。
鶴喰湊融:無理!リザレクト。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:71->77)
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:80->85)
烏羽岬:ダメージは比較的有情だ
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+6(1d10->6)した (侵蝕率:62->68)
椋実翔利:やべっ振っちゃったけど普通にカバー貰ってた 取り消します
百入結衣子:そうわよ

《トッドローリィ》:「ふ……」 四つん這いになる。その四肢が変形し、牙が剥きだされる。そして跳ねた。 「ふぅるるるるるっ!」 
《トッドローリィ》:超速度で、爪が走る。とらえきれない。君たちをかき混ぜるように、鋭利な爪が引き裂いていく。
百入結衣子:「だから」ちか、と閃光。「ぐっ……!」
烏羽岬:「トッドローリィ。鶴喰が一人で戦ったやつか」 爪の軌道を読み、攻撃される前に避けている。
百入結衣子:獣速を超える光速が、視界を一瞬惑わせ、少しだけ逸らす。
椋実翔利:「うおっ何ッ、何だ!?」 後退。本来ならば間に合わない所を、百入の支援でぎりぎり躱す
百入結衣子:「疾すぎるんだってば……!」
烏羽岬:「こんなでたらめな奴を相手によく頑張ったものだ。あとで褒めてやらないとな」
《トッドローリィ》:「うお」
鶴喰湊融:「とにかく速いので、気を付け、て…!」なんとか腕と脚だけは守り、あとはリザレクトに任せる。
《トッドローリィ》:「すごいな、きみ。さすが“秘獣”。いまのを捌くとか、どうやって見切ったわけ?」
烏羽岬:「格上からの攻撃をいなすのは《アードゥル》でさんざんやらされたのでな」
烏羽岬:「しかし、お前も僕のことを"秘獣"と呼ぶのか? 正直自覚がないからムズムズする」
沙良 スミカ:「ってか、どーでもいいでしょ! なんでそんなん聞いてるの?」
《トッドローリィ》:「気になるじゃないか……未来予知とか、思考を読むとか、いろいろパターンがあるんだよ」
《トッドローリィ》:「それにあった攻撃をしなきゃ。たぶん超反応だな」
バーグェスト:「クソどーでもいい……」
烏羽岬:「(あっちは《バーグェスト》か。やる気なさそうだし、なんとか説得できないかな……)」
烏羽岬:「椋実。なるべく派手にぶちかませ」
烏羽岬:「一人くらい怯んで寝返るかもしれないぞ」
椋実翔利:「烏羽は優しいなあ」
椋実翔利:「寝返ったって許すか? リーダーをああした奴をよ!」
烏羽岬:「百理ある」

GM:というわけで、手番は椋実さんです。
椋実翔利:マイナーで5m後退、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《因果歪曲》。
椋実翔利:対象は敵3人全員。吹っ飛べ!
GM:こいやー!
椋実翔利:13dx7+6
DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,4,5,6,7,7,8,9,10,10]+10[1,2,5,6,7,10]+2[1,2]+6 → 28

GM:フツーこうですよ、フツーは
百入結衣子:雲居さん使いません?
椋実翔利:使いたいと思ってたとこ!
鶴喰湊融:どうぞ!
椋実翔利:使います!+5して33! あと攻撃力+10!

:◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音
アクション:いばらヒメ
戦闘時にラウンド1回、なんらかの判定直後に使用可能。
達成値を+5、それが攻撃判定であればダメージを+10する。
烏羽岬:雲居が椋実に汚染される!
GM:OK。こっちのリアクション。
GM:まずトッドローリィが竜鱗。
GM:カイライスが根性でドッジ
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,4,5,7] → 7

GM:むり。
GM:バーグェストはガード。砂の結界を使用してカイライスを庇う。
GM:ダメージください!
烏羽岬:トッドくんかったいなー
椋実翔利:4d10+20+6+2d10+10-30
DoubleCross : (4D10+20+6+2D10+10-30) → 18[4,7,6,1]+20+6+19[9,10]+10-30 → 43

椋実翔利:諸々有効!
烏羽岬:2d10で19出てる
烏羽岬:えらむくみ
百入結衣子:4d10より出してるじゃん
GM:まずトッドはダメージ軽減……バーグェストがこれをくらうと結構食らうので、
沙良 スミカ:隆起する大地。
沙良 スミカ:62-1d10-24
DoubleCross : (62-1D10-24) → 62-7[7]-24 → 31

GM:これなら生存。
椋実翔利:グググ……サラスミ野郎……だがダメージは入ったな。
椋実翔利:ならばエンブレム:コンビネーター。このラウンド中、貴様らの被ダメージは+2Dだ!
烏羽岬:えらい!
GM:やりやがる
烏羽岬:えら椋実mk-II

椋実翔利:砲口の暗闇から熱光が漏れた、と思った瞬間には、砲撃が放たれる。
《トッドローリィ》:「おおっと……ヤバい奴だね」
椋実翔利:一撃一撃が常人であれば貫通粉砕する砲撃。それが加熱と擦過で気化しながら半レーザーとなり、秒間18発。
バーグェスト:「やってられるか。“カイライス”、防御回せ」
椋実翔利:砲撃軌道に魔眼を配置しランダムに拡散させ、広範囲に降り注がせる。いつもの通りの圧殺斉砲だ。……違いがあるとすれば
沙良 スミカ:「結構疲れるんですけ……どっ!」 空間に防御の力場ができあがる。単純極まりないサイコキネシスだが、出力が大きい。
椋実翔利:その防御力場が出た瞬間、拡散の魔眼が転移魔眼に変化し、攻撃が止まる 「そういうケチなことするってのはなあ」
椋実翔利:「分かってんだよな! おい斬れあれ!」
雲居春音:「わかってますって!」 雲居春音が太刀を振るう。
雲居春音:「いばらヒメ、改!」 どこが改なのかわからない。血の大鉈が魔眼越しに薙ぎ払う。
烏羽岬:「僕も雲居のように技名を叫んでみるかな……しかし」
烏羽岬:「雲居と椋実の連携でもこれか。厄介な相手だ」
椋実翔利:「ハッハー! それよそれ! そらお代わりだ! 平らげて死ね!」
百入結衣子:「何より“カイライス”ね。そう長く持つものでもないでしょうけど……」
百入結衣子:「あの出力は、厄介かな」
椋実翔利:停滞していた砲撃が解き放たれ、その防御力場を貫く勢いで、嵐のごとく熱の弾丸が殺到する!
《トッドローリィ》:「いやすごいな……。鱗にヒビが入っちまった」
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8した (侵蝕率:62->70)
烏羽岬:「そういうのを崩すのは百入の十八番だろう。うまくやって僕と鶴喰につなげてくれ」
バーグェスト:「ああー……クソっ。なんだよ、いてえぞ……」
百入結衣子:「うん。任された」
バーグェスト:「おっかねえな……」

GM:手番はそのまま百入さんです。
百入結衣子:マイナーで迷彩起動
百入結衣子:メジャー『アディシェスの栄誉』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》。
百入結衣子:武器はフラググレネード。敵3体を範囲攻撃。
百入結衣子:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) → 10[2,4,4,4,7,7,7,9,10,10,10]+10[2,5,6,6,6,7,7]+10[6,8]+2[2]+7 → 39

GM:グレネード!
GM:おんぎゃー!リアクション!
GM:カイライス根性ドッジ
百入結衣子:グレネードの命中補正で桁下がっちゃった
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,2,2,9] → 9

GM:無理
GM:トッドローリィは竜鱗。
GM:バーグェストはガード宣言して砂の結界でカイライスをカバーリング。
GM:ダメージをどうぞ。
百入結衣子:4d10+39+3d10+5-30+2d10 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+39+3D10+5-30+2D10) → 12[6,1,1,4]+39+15[9,3,3]+5-30+8[6,2] → 49

百入結衣子:ダメージダイスだいぶ腐ったな……
GM:これを直接被弾すると危ないな。えーと、まずバーグェストの場合は
GM:37の2倍で74食らう羽目になって、ヤバいんで、まずはテラーウォール!
GM:74-8d10
DoubleCross : (74-8D10) → 74-40[4,5,7,3,2,10,2,7] → 34

GM:これに雲散霧消もかけよう。
GM:4点ダメージ。まだいける。
烏羽岬:テラーウォール、珍しいやつだ
GM:トッドローリィはノーダメージ。
GM:演出どうぞ!

百入結衣子:腕を振ると、無数の光条が線を引く。
百入結衣子:それは周回するように迂回しながら、3人を狙い殺到。
百入結衣子:直撃を企図したものではない。
百入結衣子:視界内で明滅し、隙を狙って襲わんとするそれは、空間防御への多大な負荷をかける。
沙良 スミカ:「やば」
沙良 スミカ:「これ、超疲れるっていうの訂正! 死ぬほど疲れる!」
百入結衣子:その解れを見逃さない。榴弾を取り出す。
百入結衣子:一撃叩き込む。それで使い物にならなくなるが。
百入結衣子:爆轟が敵陣を舐める。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:77->81)
バーグェスト:「……しゃあねえ」
バーグェスト:「奥の手、一つだ」 影が隆起し、城壁を形づくる。爆轟を受け止め、いずこかへ消し去る。
《トッドローリィ》:「“クロイドン・キャットキラー”か。ああいうのは、真似できなるもんじゃないね」
百入結衣子:「……嘘でしょ?」
《トッドローリィ》:「“バーグェスト”、生きてる?」
百入結衣子:「ごめん、しくじった……あんなのまで持ってたなんて」
バーグェスト:「生きてる。……あんた、強すぎるんだよ」
バーグェスト:「初っ端から奥の手使わせやがって……!」
椋実翔利:「しぶてー連中だな。そろそろ一人くらい休んでも良いんだぜ? まあ、それしても許さねえけど……」
烏羽岬:「硬いな……長期戦上等ということか」

GM:手番はバーグェスト。
バーグェスト:マイナーでアーマークリエイト。装甲17の鎧を装備。
烏羽岬:ゲーッ
バーグェスト:メジャーでコンセントレイト+砂の刃+飢えし影(砂の加護)+原初の赤:要の陣形。
GM:ターゲットは鶴喰さん以外の三人だよ!
バーグェスト:10dx7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,6,7,8,9,9,10]+10[2,3,4,4,10]+4[4]+6 → 30

椋実翔利:2dx=>30
DoubleCross : (2R10[10]>=30) → 5[2,5] → 5 → 失敗

百入結衣子:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,5,8,10]+3[3] → 13

烏羽岬:これは迷うなーと思ったけど
烏羽岬:もう居合い切っちゃってたんだ!切り払いするしかない。
烏羽岬:《切り払い》。
烏羽岬:3dx+24=>30
DoubleCross : (3R10+24[10]>=30) → 10[7,9,10]+4[4]+24 → 38 → 成功

烏羽岬:やったぞ。
百入結衣子:《炎陣》でお兄ちゃんをカバー。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1した(侵蝕率:65->66)
GM:ウェーッ
GM:ダメージ出します。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:81->83)
鶴喰湊融:すごい
百入結衣子:あ、違う
百入結衣子:エンゲージ切ってるね?
百入結衣子:取り消しです
GM:あ、そうか!
GM:ふつうにダメージがいきます。
椋実翔利:そうなのだ
GM:4d10+8 ガードしたら-5
DoubleCross : (4D10+8) → 28[9,8,10,1]+8 → 36

烏羽岬:回避!
GM:殺意のある出目
烏羽岬:ダメージダイスすごい
GM:烏羽くんには当たらない
鶴喰湊融:出目がすごい
GM:すっかすか!
椋実翔利:ならんね! 戦闘不能。《リザレクト》
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+1(1d10->1)した (侵蝕率:70->71)
椋実翔利:椋実翔利のHPは1になった。(HP:2->1)
烏羽岬:出目がいいなあw
百入結衣子:リザ!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:81->88)
百入結衣子:温まってきた
烏羽岬:ぽかぽか百入
GM:ウヌゥーッ

バーグェスト:「こいつで……」 影が伸び、尖塔の形になる。
バーグェスト:「吹っ飛んで、二度と起き上がるんじゃねえ! 頼むからよ!」 尖塔は君たちに伸び、折れ曲がりながら吹き飛ばす。
椋実翔利:「うおおっ! どいつもこいつも」
鶴喰湊融:「皆大丈夫ですか!」ちょうど偶然か、回避しやすい位置だった。転がり、立ち上がる。
椋実翔利:「影を何だと思ってやがる!」 吹き飛び、落下しかけるが、SHIDENの自動制動に受け止められる
烏羽岬:「攻撃精度が高くないのは助かるが……」
烏羽岬:先の防御を見た時点で影を警戒していた。先読みで影が届かない場所へ逃げている。
烏羽岬:「僕だけ避けてもジリ貧になるだけなんだよな。椋実、百入、無事か?」
《トッドローリィ》:「おーい、やっぱりだめだ。秘獣の彼はすごいよ、”カイライス”になんとかしてほしいな」
烏羽岬:「それだけ喚けるなら椋実は大丈夫そうだな」
百入結衣子:「……こっちもまだ平気」
百入結衣子:よろよろと立ち上がる。
百入結衣子:「リーダーがされたのはこんなものじゃすまないんでしょう?」
沙良 スミカ:「あのねえ、あんたたちがもっとしっかり狙えばいいでしょ!」
沙良 スミカ:「防御精一杯やってるの、見てわかるでしょ!?」

GM:というわけで、手番は湊融チャンへ!
鶴喰湊融:マイナー、キーンナイフを外し、オートでデバウラーを装備。
■ミドル戦闘2:
      カイライス
      トッドローリィ
      バーグェスト      
        |
      (10m)
        |
      烏羽、鶴喰
        百入
        |
       (5m)
        |
        椋実
GM:変なところで挿入されてしまった。
GM:湊融ちゃんのマイナー了解!
鶴喰湊融:メジャー≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪伸縮腕≫。カイライス殴ります!
鶴喰湊融:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,5,5,5,6,8,8,9]+10[1,1,10]+10[8]+10[9]+4[4]+2 → 46

GM:どっせい!きなっせ!
鶴喰湊融:回った!
GM:沙良ちゃんドッジ!
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,7,8,9] → 9

GM:むりなのでバーグェストが砂の結界でカバーリング。
鶴喰湊融:グエーッ知ってた…!
GM:ダメージをどうぞ。
鶴喰湊融:5d10+13+6
DoubleCross : (5D10+13+6) → 34[10,3,8,10,3]+13+6 → 53

鶴喰湊融:出目がいい。53点装甲有効ダメージ。
GM:いまダメージは-30されてるので、
鶴喰湊融:すみません
鶴喰湊融:—30入れ忘れなので、23点ですね…!
GM:23にコンビネータープラスする感じですかね!
烏羽岬:2d10振り足すのだ
烏羽岬:あっ
烏羽岬:増えないのか……
GM:振り足しどうぞ
烏羽岬:増える!
鶴喰湊融:ありがたい…
鶴喰湊融:23+2d10
DoubleCross : (23+2D10) → 23+5[1,4] → 28

鶴喰湊融:出目!!!
GM:あ、ぎりぎり弾きましたね
烏羽岬:うわあ
鶴喰湊融:かなしい
GM:直前に作った鎧が効いている。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:85->91)

鶴喰湊融:ふ、と息を幽かに吐く。吐息が流れる一瞬に、
鶴喰湊融:白の線が沙良スミカの首へ伸びいきて。
沙良 スミカ:「……やばっ」
バーグェスト:「させるかよ」 影が網状に組みあがり、その一撃を阻む。柔軟な靭性のワイヤーが太刀を防いだ。
鶴喰湊融:「ぐ、む…!斬れませんか」ひゅ、と元に戻る。
鶴喰湊融:「無暗に硬いですね、本当に…!」
バーグェスト:「本調子じゃなさそうだな。剣が寝てる間に片をつけてえところだが」

GM:手番はそのまま烏羽くんか江永さんへ
GM:烏羽くんはどっちが先に動くか決めてね!
烏羽岬:うーむむむ
烏羽岬:江永……攻撃頼む
烏羽岬:対象はサラちゃんにいってもらいましょうか。一番やわこいしね。
GM:ミギーw

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂
アクション:シヴァの星征
常時効果を発揮する。戦闘時にラウンド1回、行動値6で以下の攻撃を行う。
達成値:12dx7+6 攻撃固定値:19
江永瑞穂:マイナーで白熱。
江永瑞穂:メジャーでコンセ+フレイムタン+オールレンジ+炎の刃
江永瑞穂:12dx7+6 ターゲットは沙良スミカ
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,6,8,8,8,9]+10[3,4,7,10]+4[3,4]+6 → 30

烏羽岬:おっ、いい出目だ
GM:沙良ドッジ
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,2,5,10]+1[1] → 11

GM:無理!
GM:これならバーグェストがカバーリングしなくてもいいな、よく考えたら
GM:いやいや何を言ってるんだ、これ確実にバーグェストのカバーで無傷になれるやつじゃん!
バーグェスト:砂の結界でカバーリング
烏羽岬:江永ファイアが!
江永瑞穂:4d10+19-30
DoubleCross : (4D10+19-30) → 20[3,6,4,7]+19-30 → 9

GM:ガード成功!
百入結衣子:コンビネーターもかなと思ったけど
百入結衣子:20出しても通らなさそうだなこれ
GM:あ、そうですね…一応ふる
烏羽岬:20!20!
江永瑞穂:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 15[9,6]+9 → 24

百入結衣子:がんばったけど……
烏羽岬:これはすごい
GM:いいがんばりだがこれはだめ

江永瑞穂:「うわーーーー! もう、さっきからなんなの!?」
江永瑞穂:「さっきから! ぜんぜん!」
江永瑞穂:「私の攻撃通らないんですけど!? あの力場なによ!?」
江永瑞穂:「烏羽なんとかしなさい!」
烏羽岬:「無茶を言う。僕も攻撃を通せるとは思えないぞ」
烏羽岬:「とはいえ、サボっているのもな。やってみるか」

GM:手番は烏羽くんへ。
烏羽岬:ここは……どうせカバーされるのでバーグェストくんを殴ってみましょうか。
烏羽岬:範囲攻撃があれば二倍ダメージを狙えたけど、単体攻撃だからなぁ
GM:どうぞ!
烏羽岬:コンボ:黒疾風の居合いなし版。《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
烏羽岬:3dx+24 キーンナイフ4本です。
DoubleCross : (3R10+24[10]) → 7[7,7,7]+24 → 31

GM:!?
烏羽岬:あっ777よ!
GM:この出目……
GM:バーグェストはガードします。ダメージをどうぞ!
烏羽岬:あっそうか……図らずしもオルクスの出目1にするやつ対策になっていたのだな
烏羽岬:3d10+2d10+20 コンビネーター分が入ってます。装甲は-20。
DoubleCross : (3D10+2D10+20) → 15[5,7,3]+9[1,8]+20 → 44

烏羽岬:あっ違う違う
烏羽岬:-30……です……
烏羽岬:14ダメージ……?
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:66->74)
GM:ワハハ14ダメージなら防御しきったワイ!
■ミドル戦闘2:
      カイライス
      トッドローリィ
      バーグェスト
        烏羽
        |
      (10m)
        |
        鶴喰
        百入
        |
       (5m)
        |
        椋実
烏羽岬:「これは無理だ。硬い」
バーグェスト:「速いなんてもんじゃねえな、こいつ」
烏羽岬:「鶴喰の斬撃が弾かれた時点で、といった感じだな。だが……」
バーグェスト:「防御、いつまで持つんだよ?」 片手で出現させた壁で防ぐ。
烏羽岬:「……サラちゃんの方はもう疲れが見えてきている。次は僕らのターンだ」
烏羽岬:「現に、今の攻撃も完全に無効化はできていないしな」
GM:訂正。バーグェストは2点ダメージを受けました。
烏羽岬:ナイフの先端に僅かについたバーグェストの血を見る。
バーグェスト:「くそ……なんだよ……」
バーグェスト:「痛ェよ」
烏羽岬:「戦うというのはそういうことだ。《バーグェスト》」
烏羽岬:「今すぐ撤退しろ。そうすれば僕らも深追いはしない」
烏羽岬:「まだ間に合う……こんな計画に手を貸すのはよせ。もっとひどい目に遭うぞ」
バーグェスト:「戦いたくねえんだよ、オレは。ただね……」
バーグェスト:「あんたみたいなおっかねえのがこの世に居ると思うと、どーもビビっちまってダメなんだ」
烏羽岬:「やれやれ。どいつもこいつも秘獣、秘獣か」
烏羽岬:「烏羽岬として見てもらいたいものだな」
バーグェスト:「……あんたさえこの世から消えてくれれば、オレは手を引いてもいいぜ」
百入結衣子:「じゃあ無し。それはありえない」
烏羽岬:「(いちおう検討しておく、とか言わなくてよかった)」
鶴喰湊融:「そうです。全く持って釣り合わないし、そもそも天秤にさえ乗せられない」
バーグェスト:「……即答されちまった」
バーグェスト:「“カイライス”、もういいや。交渉失敗、まとめてやってくれ」
椋実翔利:「見ての通りの仲良しファミリー! そこにいるやつもそうなんだよな。分かるか? オマエらのやったこと」
沙良 スミカ:「何が交渉よ。いいわ……仲良しファミリー丸ごと捻り上げてあげる!」

GM:手番は沙良スミカ。
沙良 スミカ:マイナーで絶対の空間
沙良 スミカ:メジャーでマインドエンハンス+雨粒の矢+完全なる世界
沙良 スミカ:16dx9+6
DoubleCross : (16R10+6[9]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,7,7,9,9,9,9,10]+10[2,4,4,9,10]+4[4,4]+6 → 30

GM:妖精の手。
GM:1dx9+36
DoubleCross : (1R10+36[9]) → 1[1]+36 → 37 → ファンブル

GM:妖精の輪+妖精の手。
百入結衣子:めちゃくちゃする!
GM:1dx9+46
DoubleCross : (1R10+46[9]) → 10[9]+6[6]+46 → 62

烏羽岬:ヒョエー
百入結衣子:回してるし……!
椋実翔利:うわっ
烏羽岬:うわー
GM:ターゲットはPC全員!
GM:リアクションしなっせ!
鶴喰湊融:めっちゃ回してくる!ダメ元ドッジ!
椋実翔利:2dx=>62
DoubleCross : (2R10[10]>=62) → 10[3,10]+2[2] → 12 → 失敗

烏羽岬:これは流石に避けられる気がしない
百入結衣子:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[2,3,3,7] → 7

鶴喰湊融:8dx+1=>62
DoubleCross : (8R10+1[10]>=62) → 8[1,1,2,2,3,4,4,8]+1 → 9 → 失敗

烏羽岬:切り払いも無駄になりそうなので、素ドッジします。
烏羽岬:3dx+1=>62
DoubleCross : (3R10+1[10]>=62) → 9[5,5,9]+1 → 10 → 失敗

烏羽岬:うむ
百入結衣子:《炎陣》。湊融をカバー。
鶴喰湊融:百入さん……!ありがとうございます…
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:88->90)
烏羽岬:湊融ちゃん、もう91だもんね
GM:では、他にはカバーリングもないのでダメージ。
沙良 スミカ:7d10+30 諸々有効
DoubleCross : (7D10+30) → 36[3,1,7,3,7,5,10]+30 → 66

烏羽岬:つ、強い
百入結衣子:当然の死 リザ!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:90->94)
鶴喰湊融:すげえ火力してる
椋実翔利:《リザレクト》!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8(1d10->8)した (侵蝕率:71->79)
烏羽岬:雨粒の矢とは思えない火力だ……リザレクト。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:74->80)
椋実翔利:椋実翔利のHPは8になった。(HP:1->8)
烏羽岬:おっ、ダイスボーナスだ

沙良 スミカ:「……いけっ」 片手を突き出し、捻るような仕草。
沙良 スミカ:単純極まりない力場の渦が、きみたちを捉えた。超出力のサイコキネシス。その力をすべて注ぎ込んだような威力が顕現し、
沙良 スミカ:体を捻じって叩きつける。さきほど“パタンジャリ”横嶋洋明を吹き飛ばしたのもこの力だろう。
烏羽岬:「単純な腕力やらスピードならいくらでも手はあるが」
烏羽岬:「こういう、面で圧倒する能力は……きついな!」
百入結衣子:「ああもう……!」湊融を蹴り飛ばす。範囲外へ。
椋実翔利:「ッ引けッアレトゥーサ!!」 それだけを叫んで攻撃を受け、生身で突き飛ばされる。SHIDENの破壊だけは免れた
百入結衣子:「ぐっ……!この出力が、一番厄介……!」
鶴喰湊融:「っ……!」蹴り脚に合わせて遠くへ跳ぶ。
アレトゥーサ:『アドミニストレーター椋実。損傷大です』
椋実翔利:「知ってる! ……けど動く。SHIDENも動く。なら良いってんだ」
鶴喰湊融:「みんな、大丈夫……!?」転がってから立ち上がり。
アレトゥーサ:『了解。戦闘続行を推奨します。彼らを撃滅して生還する方針を提案します』
アレトゥーサ:『出力を上げます』
百入結衣子:「大丈夫よ……ここからだから」
百入結衣子:「やられっぱなしでいるもんですか。あたし」
椋実翔利:「ハッハハ、オレの考えも先回れるようになってきたな。偉いぞ!」
百入結衣子:「負けず嫌いだもん」
椋実翔利:「地盤ごとブッ飛ばしてやる……!!」
烏羽岬:「……(竹間)」 小声で合図を出す。
烏羽岬:「(返事はしなくていい。サラちゃんの力場が切れる瞬間がチャンスだ)」
烏羽岬:「(一気に畳み掛け、三人の連携を崩す。お前が頼りだ)」
ギャラルホルン:「……」 嫌そうな気配だけが伝わってくる。
ギャラルホルン:「……」 抗議したそうな気配が途切れる。動いたのかもしれなかった。

GM:ラウンド2
GM:セットアップ!
鶴喰湊融:なし!
烏羽岬:うーん。これはなしかな
椋実翔利:《灰色の庭》。バーグェストの行動値を-9!
烏羽岬:嫌がらせの王となった椋実さん
沙良 スミカ:もうなし
バーグェスト:なし…
バーグェスト:行動値0になりました
百入結衣子:無!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2した (侵蝕率:79->81)
《トッドローリィ》:進化の末脚。
《トッドローリィ》:行動値32です。
《トッドローリィ》:あ、もちろん
《トッドローリィ》:進化の重鱗と進化の大爪も使ってます。あぶない
烏羽岬:おとく進化3点セット
GM:なので、初手はトッドローリィから。
烏羽岬:くるがいいぞ~
■ミドル戦闘2:
      カイライス
      トッドローリィ
      バーグェスト
        烏羽
        |
      (10m)
        |
       鶴喰
        百入
        |
       (5m)
        |
        椋実
GM:こうだから、狙うのは鶴喰・百入コンビだな
《トッドローリィ》:マイナーなし
烏羽岬:目の前の烏羽を殴ってくれてよろしいのに
《トッドローリィ》:コンセントレイト+かまいたち+獅子奮迅+大裁断
GM:あ、いや、そうか…カバーリングあるからターゲットは結局一人だな
GM:一番低い烏羽くんを殴っておこう
烏羽岬:うわっほんとにきた
《トッドローリィ》:14dx7+6 烏羽くんがターゲット
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[2,3,3,3,3,4,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,5,5,9,10,10]+5[3,3,5]+6 → 31

烏羽岬:おおっ
GM:リアクションはどうします?
GM:あ、こっちの宣言が先か
《トッドローリィ》:空疾る爪。2回つかって達成値を51にします
烏羽岬:む
烏羽岬:はわわわ
GM:リアクションをどうぞ。
椋実翔利:仕掛けてきたぜ
烏羽岬:居合い入れても達成値34か。これは回らないと回避できないなあ
烏羽岬:普通に省エネドッジだけしておきましょう。《切り払い》。
烏羽岬:4dx+24=>51
DoubleCross : (4R10+24[10]>=51) → 10[1,5,10,10]+8[3,8]+24 → 42 → 失敗

烏羽岬:うわっ
烏羽岬:居合い入れたら避けられてたじゃん!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1した(侵蝕率:80->81)
GM:いい出目だったのが残念…ダメージ!
《トッドローリィ》:6d10+29 諸々有効!
DoubleCross : (6D10+29) → 43[10,6,4,7,7,9]+29 → 72

烏羽岬:むちゃんこ痛い
烏羽岬:リザレクトします。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:81->86)

《トッドローリィ》:「だいたいわかってきた。お前も恐ろしく速いようだが、”鶫”……」 肥大化した脚が、さらに強く太くなり、跳ぶ。
烏羽岬:「ぬ」
《トッドローリィ》:「俺はそれに合わせて進化できる」
《トッドローリィ》:速度がさきほどより上がっている。烏羽の動きに応じて、急激に変化し——
《トッドローリィ》:回避する先を封じるように腕が伸び、関節が増え、直前までありえなかった方向を引き裂く。
烏羽岬:「ちっ」 衝撃と同じ方向に跳んでダメージを最低限に抑えている。
烏羽岬:「随分と芸達者なやつだ。ひとつくらい苦手なジャンルはないのか?」
烏羽岬:「完璧すぎると女の子にモテないと雑誌にも書いてあったぞ」
《トッドローリィ》:「苦手なジャンルは日常生活。料理も掃除も苦手かな」
烏羽岬:「あぁ」 思わず苦笑する。
烏羽岬:「それは……お気の毒に」
《トッドローリィ》:「女の子に食わせてもらえるなら、喜んでってところだね――さて」
《トッドローリィ》:「来るかな」

GM:手番は椋実さんへ。
椋実翔利:動きます。マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》。対象はバーグェスト単体。
GM:こいーっ!
椋実翔利:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,2,2,2,3,5,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[4,4,5,6,6,9,9,10]+4[3,4,4]+6 → 30

椋実翔利:受けてみろよ!
GM:バーグェスト…ガード!
GM:ダメージください!
椋実翔利:(またセルスタッフ:アサルト忘れた……)
烏羽岬:この無能!不能者!
椋実翔利:4d10+20+6+2d10
DoubleCross : (4D10+20+6+2D10) → 20[1,6,10,3]+20+6+10[1,9] → 56

椋実翔利:ウウーンこんな所か……諸々有効!
GM:死ぬな…雲散霧消でダメージを消して生き延びます

椋実翔利:先程までの範囲を対象にした包囲砲撃が、3人を襲うことはない。代わりに放たれるのは、散発的な砲撃。しかも……
椋実翔利:狙っている。"バーグェスト"。守りの要たる彼を、乱戦の中で執拗に。
バーグェスト:「ち……」
椋実翔利:「今までの動き見た感じ、お前が結局邪魔なんだよな」
バーグェスト:「もう防御は品切れかよ、“カイライス”!」
バーグェスト:「砲撃だ! この圧力……後がねぇぞッ」 
バーグェスト:守りの城壁が吹き飛ぶ。ただの影に戻っていく。
椋実翔利:「吠えろ吠えろ! このまま追い立てまくってやるからな! 疲れて俺の攻撃を受け入れる時が楽しみだぜ!」

椋実翔利:椋実攻撃侵蝕上げてないので今上げまーす
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5した (侵蝕率:81->86)
烏羽岬:あっ、烏羽とおそろいだ
烏羽岬:やはり椋実さんルートだったらしい
椋実翔利:どこに出しても恥ずかしくない男に育ててやろう

GM:手番は百入さんです。
百入結衣子:ではその前に!
百入結衣子:NPCカードを使用したいです
GM:OK!

◆NPCカード:《ギャラルホルン》竹間修司
アクション:断絶切転
シナリオ1回、ミドル戦闘のPC側手番中にオートアクションで使用。
《ギャラルホルン》竹間修司が以下の範囲攻撃を行う。
達成値:9dx7+6 攻撃固定値:48
百入結衣子:これ!
烏羽岬:召ッ喚!
GM:了解!
百入結衣子:対象は当然敵3人!
ギャラルホルン:では、判定。
ギャラルホルン:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,1,5,6,7,7,7,7,8]+10[4,5,6,7,9]+10[1,7]+10[7]+5[5]+6 → 51

GM:おげ
百入結衣子:やる!
GM:なんこいつ…
烏羽岬:やる気に満ちてる
GM:いままで手を抜いてたんじゃないか
鶴喰湊融:退職の喜びなのかな…
GM:カイライスドッジ!
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,4,5,6] → 6

椋実翔利:やれやれー! 逃げるようなら背中から弾丸の退職祝いだぜ!
GM:無理!トッドローリィは竜鱗。
烏羽岬:この世からの退職
GM:バーグェストはガード宣言して砂の結界でカイライスをカバーリング。
ギャラルホルン:6d10+48
DoubleCross : (6D10+48) → 31[4,10,6,2,5,4]+48 → 79

GM:これは無理だ。一応、隆起する大地をカイライスが使用。
GM:1d10+24
DoubleCross : (1D10+24) → 1[1]+24 → 25

GM:出目も悪いし…
烏羽岬:疲れてる・・
百入結衣子:バーグェストくんはさらに
百入結衣子:コンビネーターもらってね
GM:しかもこれトッドローリィまで巻き添え死してるじゃん
椋実翔利:+2d10!
GM:あっはい…
椋実翔利:巻き添え死……w
GM:79+2d10
DoubleCross : (79+2D10) → 79+13[4,9] → 92

GM:死
百入結衣子:ヤッバ
鶴喰湊融:スゲエ数字
百入結衣子:ギャラ太郎くんウチ来ない?
百入結衣子:福利厚生で沖縄いけるよ
GM:じゃあ、百入さんの合図でギャラルホルンは攻撃を仕掛けることにします

百入結衣子:「じゃ、こっちから行こうかな」
百入結衣子:手を掲げて、集光する。
百入結衣子:大規模光線攻撃の予兆のようなきざし。
バーグェスト:「くそ、あれか」  影をかきあつめ、盾をつくる。
百入結衣子:無論、そんな出力の攻撃をできる能力ではなく。目眩ましと――
バーグェスト:「隠れろ! 光は俺が止め――」
百入結衣子:事前に取り決めた合図。
百入結衣子:「――虹の橋(ビフレスト)
《トッドローリィ》:「ん」
ギャラルホルン:「はいよ」 空間が裂けるように開く。断絶し、円弧を描いてちぎり飛ばす。
ギャラルホルン:「ここまで深く開くと……」 大きく引き裂かれた空間が、周囲のすべてをずたずたに引き裂いて、閉じる——その際にも不整合面に破壊が生じていた。
ギャラルホルン:「大変なんだよね。はっきり言って、ぼくも制御できない……悪いね」
《トッドローリィ》:「……なる……ほど」
《トッドローリィ》:百入さんを見る。
《トッドローリィ》:「完璧、だ……。こういうのも悪く……ない……」 戦闘不能
バーグェスト:「ふ」 胸から大きく破れ、倒れる。 「ざけんなよ、おい……」 戦闘不能
烏羽岬:「これは凄い。竹間が敵ではなくてよかった。……いや、最初は敵だったが」
烏羽岬:残ったサラちゃんを見てます。
ギャラルホルン:「仕事終わり。あと一人だ。詰めがんばって」
鶴喰湊融:「…冷や汗が出る破壊力ですね……」
沙良 スミカ:「嘘でしょ……どこに隠してたわけよ」
百入結衣子:「……お疲れ様。連携(コンビネート) は完璧ね」

GM:改めて手番が百入さんになります。
烏羽岬:「百入。少しだけ待ってくれ」
百入結衣子:「うん?」
烏羽岬:「投降を呼びかけてみる。――――サラちゃん」
沙良 スミカ:「その呼び方どうにかなんないの? ……なによ!」
烏羽岬:「大勢は決した。僕らの勝ちだ」
烏羽岬:「そして少なくとも椋実や百入は、戦いにおいて手を抜くような奴ではない」
烏羽岬:「こと、この場に限ってはな」
百入結衣子:「湊融も別に抜かないでしょう」
沙良 スミカ:「あなたたちの勝ち。……そう思う?」
鶴喰湊融:「さっきしたこと忘れてませんからね……ふむ」
沙良 スミカ:「ちょっとは想像してみてよ。あなたたちがもし、私たちだったら?」
沙良 スミカ:「この先にボスが控えてて、少しでもあなたたちの戦力を削るのが自分の役目だったら?」
烏羽岬:「まあ……覚悟を決めて、死ぬまで戦うな」
沙良 スミカ:「最後の一手まで、ボスが最後に勝つって信じて、削るでしょう」
椋実翔利:「へっ。平凡な人生をどうとか言っときながら、オマエもそうじゃねーか」
沙良 スミカ:「最後には勝って、私たちの願いを叶えてくれるってね。そう信じてる」
沙良 スミカ:「かかってきなさい、《ヴリトラ》」
椋実翔利:「選ぶのはボスって訳だ。こら遠慮したら殺られるぜ」
烏羽岬:「……残念だ。アイドルとしての沙良スミカは好きだった」
百入結衣子:「アイドルから振られたからには」
百入結衣子:「光を振り返すのが筋なんでしょ?」
百入結衣子:「見せてあげる」

百入結衣子:マイナーで熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》。
百入結衣子:沙良スミカを攻撃。
百入結衣子:ウェポンケースからショットガンスラッグを装備して……
GM:こいっ
百入結衣子:12dx7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,5,5,6,6,7,10]+10[8,9]+10[3,9]+6[6]+10 → 46

GM:スミカ、根性のドッジ
沙良 スミカ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[1,3,3,5] → 5

GM:妖精の手……最後の確率に賭ける!
GM:1dx+10
DoubleCross : (1R10+10[10]) → 6[6]+10 → 16

GM:むりなものは無理
GM:全力は尽くした……ダメージをください
百入結衣子:5d10+39+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (5D10+39+3D10+5) → 21[1,5,6,5,4]+39+18[10,2,6]+5 → 83

GM:粉々に吹き飛びました。戦闘不能、戦闘終了です!演出どうぞ!

百入結衣子:指を向ける。光条が舞い、その姿を捉えて。
百入結衣子:触れたものの分子運動を停止させる。
百入結衣子:恐らくは、この消耗がなくとも。
百入結衣子:ただ、その手の銃で撃ち抜けば、対応もままならずに、打ち倒せたのかもしれないが。
百入結衣子:それでも、これを使うと決めた。
百入結衣子:「あなたみたいなのは、嫌いじゃない。他の面倒な男どもと比べれば、余程ね」
沙良 スミカ:「そーね。私も別に嫌いじゃないわ、あなたたちのことは」
百入結衣子:「じゃあ、変わらない明日でまた会いましょう」止まった身体に、散弾を撃ち込む。
沙良 スミカ:「ふ」 サイコキネシスの力をかき集め、防御を試みる。
沙良 スミカ:「……もう、とっくに品切れ。強いわ、あなたたち」 吹き飛び、倒れる。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:94->98)

GM:戦闘終了。
GM:周囲は静かになりました。残っているのは、再生しかかっている一人の男の体だけ。
烏羽岬:「ふう」
椋実翔利:SHIDENを滑らせ、男の元に近づく
横嶋洋明:「……あ」
鶴喰湊融:一瞬倒れた彼女を見てから、視線を切る。「お疲れ様、みんな。……」そうして、彼の方を。
横嶋洋明:「あの……ちょっと……いいかな?」
椋実翔利:「おっ?」
百入結衣子:「……はて。何でしょう?」
烏羽岬:「第一声予想が外れた……」 密かに落胆してます。
鶴喰湊融:「……はいはい。お伺いさせて頂きますが……」
横嶋洋明:「お腹空いちゃって……うまく動けない。誰か甘いもの……持ってない、かな……?」
烏羽岬:「おお」
百入結衣子:「……ふふっ」
烏羽岬:「なるほど、こうくるか。これは予想できなかったな」
百入結衣子:「みんな外れね」
椋実翔利:「あー」
江永瑞穂:「……誰か持ってる?」
烏羽岬:「いやしかし当然だな。ずっと拘束されてたんだものな……」
鶴喰湊融:「……残念会ですかね、これは」くすりと笑いながら、背嚢を漁る。
椋実翔利:「やっぱリーダーは一筋縄じゃ行かねえなあ」 笑う
横嶋洋明:「そのリアクション、どういうこと……?」
烏羽岬:「大丈夫だ。雲居が大量にカロリーバーを入れてくれたからな」
百入結衣子:「まったく……もうちょっと感動の再会が良かった」
百入結衣子:口元の笑みを消せては居ない。
烏羽岬:カロリーバーのフルーツ味のパッケージを剥いて、リーダーに差し出してます。
横嶋洋明:「……はは」
横嶋洋明:「……………………チョコ味でお願いできる?」


GM:ロイスの取得が可能です。
烏羽岬:リーダーに取ります。
鶴喰湊融:リーダーに取りますよ!
椋実翔利:なんとリーダー初期ロイス よって保留です
GM:ありがたいよ…
GM:2話分くらい姿を消してたのに…!
烏羽岬:椋実さん、リーダーからこっそり相談受けてたくらい信頼されてたしね
鶴喰湊融:リーダー 横嶋洋明 〇おかえり/食傷 食傷はもう締らないなあ、という感じの。
百入結衣子:リーダーに取ろう
烏羽岬:-リーダー/横嶋洋明/○信頼/憤懣/ロイス
烏羽岬:憤懣は、フルーツ味おいしいだろっていう意味での憤懣ではなく
烏羽岬:一人でかっこつけて置いて行きやがってというほうの憤懣です
百入結衣子:-リーダー/横嶋洋明/おかえり:〇/遅い/ロイス
椋実翔利:フルール味おいしいだろの憤懣も混じってるだろ
椋実翔利:素直になれ……烏羽……
百入結衣子:あとトランクか
烏羽岬:フルーツ味が至高ですからね
鶴喰湊融:椋実さんに二つ使って貰ってこう
烏羽岬:そうだトランク
椋実翔利:つかいまーす リザレクトうま男だったのでHPが良い感じだ!
椋実翔利:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+14[4,10] → 22

烏羽岬:おお
GM:どうぞどうぞ
椋実翔利:OK 一回分余るけどどなたか使う?
鶴喰湊融:一個目で!これは良いトランク
烏羽岬:湊融ちゃん使ったら?
烏羽岬:ダブル凍結の選択肢も出てくるし
百入結衣子:一番耐久あるしね
鶴喰湊融:あ、それもそうですね。良ければ貰いたく
鶴喰湊融:5+2d10
DoubleCross : (5+2D10) → 5+16[7,9] → 21

鶴喰湊融:やったやった
烏羽岬:おおー
百入結衣子:あっそうだ 武器なくなったし迷彩をケースに入れます これが生きるときもなくはない
GM:OK!
鶴喰湊融:あ、わたしもBCスーツとデバウラーをウェポンケースに入れ直しキーンナイフ装備し直します
烏羽岬:応急はとっておいていいでしょうね。こちらは以上です。
GM:こちらもOK!
GM:ほかの方もOKかな
鶴喰湊融:以上です!
椋実翔利:大丈夫でーす
百入結衣子:大丈夫!

ミドル5:還り来たるパタンジャリ

横嶋洋明:「……さて」
横嶋洋明:「どこから話そうか? ……というか、もしかして、もうだいたいわかってる?」
烏羽岬:「リーダーが古代のなんとか導師だということとか、そういう情報は得ている」
鶴喰湊融:「そうかもしれないですが、きちんと一から聞きたいですね、わたしは」
百入結衣子:「そうね……分かってるところは都度入れるから」
烏羽岬:「鶴喰に同意する。やはり、本人から話してもらうのが一番だ」
百入結衣子:「ちゃんと、あなたの口から話して」
椋実翔利:「時間があればだけどな。つってもメイはこっちにいるし、まだ大丈夫か」
横嶋洋明:「ぼくの名前は……かつては、ツェフドといった」
横嶋洋明:「ツェフド・ヤジュラフ。……大昔の都、シャンバラの生まれだ」
横嶋洋明:「ぼくとカーゾ……いまのマスター・スカイに、マスター・ヴォルトは、そこからやってきた。シャンバラにもたらされた破滅からかろうじて逃れてね」
烏羽岬:「破滅。"秘獣"に滅ぼされたらしいな。シャンバラは」
烏羽岬:「わからない。あのサットヴィカひとつとっても凄まじいテクノロジーなのに、それをあっさり滅ぼせるものか?」
横嶋洋明:「そう考えられている。最後の日……秘獣が破壊の力を使った」
横嶋洋明:「その結果として、都市の運営者である巫女が死に、崩壊が始まったんだよ」
烏羽岬:「結局、巫女というのはなんなんだ? リーダー」
横嶋洋明:「都市の管理者」
横嶋洋明:「管理者としての権限を持つ、特定のパターンのレネゲイド・ウィルスの持ち主」
横嶋洋明:「聖痕という形で、その形質は発現する」
百入結衣子:「……それが、瑞穂の?」
横嶋洋明:「……そうだね。江永くんのレネゲイド・ウィルスは、完全にそれとパターンが一致する」
横嶋洋明:「実に何千年ぶりかに出会ったよ。江永くんみたいなレネゲイド・ウィルスの発現には……驚かされた。だからマスター・スカイと、その性質を研究していたんだけどね」
烏羽岬:「(さらっととんでもないタイムスケールを口にしたな)」
横嶋洋明:「徐々にカーゾはやり方が過激になっていった。この江永くんが生きる数十年を逃したら、次はまた何千年後かもしれない」
横嶋洋明:「手段を選ばないやり方で、江永くんを調べようとした。だから……ぼくは、江永くんを連れて逃げた」
百入結衣子:「それが、ヴリトラの始まりってわけね」
横嶋洋明:「うん。……実のところ、ぼくの物語なんて、せいぜいそれだけのものにすぎないんだ。これが全てだ」
烏羽岬:「そしてマスター・スカイとリーダーの確執の始まりでもある。なるほどな」
横嶋洋明:「何か質問あるかな?」
烏羽岬:「マスター・スカイに賛同しなかった理由を聞きたい」
椋実翔利:「……おかしいな」
鶴喰湊融:「椋実さん?」
椋実翔利:「もう一度会って何か色々聞かなきゃってずっと思ってたんだが、こうやって話してると、なんかどうでもよくなって、何も思い浮かばないぜ」
烏羽岬:「……いや、僕の質問はささいなものだ。先に椋実の方から……」
烏羽岬:「何もないのか」
椋実翔利:「いや待て、それだとオレが何も考えてないアホみたいになっちまう……なんか考えるから」 頭を押さえて唸り始める
横嶋洋明:「椋実くんにはすごい迷惑かけたからなあ」
百入結衣子:「いいのよ。迷惑かけるくらいで」
百入結衣子:「いつもこっちがかけられてるんだから」
椋実翔利:「おいおい、それってオレがいつもみんなに迷惑かけてるみたいな……あれ? 言ってる"みたい"じゃなくて普通にそう言ってんのか……」
横嶋洋明:「ハハ。……ぼくは臆病だから」
横嶋洋明:「できなかっただけだ……どうしても……」
烏羽岬:「『家に帰る。みんなに会える』『その響きのなんと甘美なことか。アルウェルの考えも理解できる』……」
烏羽岬:「悪いとは思うが、あなたの手記を読んだ。リーダーだって戻りたいって気持ちはあったんだろう」
横嶋洋明:「……うん」
横嶋洋明:「あるさ。巫女に会いたいと思っていたよ。たった一人の……」
横嶋洋明:「ぼくの妹だったから。カーゾは婚約していたんだよ」
烏羽岬:「…………なるほど」
鶴喰湊融:「………妹さん?」眼をぱちくりして。
百入結衣子:「……」
椋実翔利:「あーそういう。なるほどなー」
百入結衣子:「……家族、か」
鶴喰湊融:「……じゃあ、今のマスター・スカイが戻ろうとしているのは……」
烏羽岬:「首席導師に巫女。王族とかそういう類の……相当なエリートだったんだな」
横嶋洋明:「マスター・スカイは、あのときのことを後悔しているんだと思う。ぼくなんかよりも、ずっと」
横嶋洋明:「助けられなかったからね。秘獣の暴走から」
烏羽岬:「なるほどな……」 ケースに手を入れてメイを軽く撫でてます。
鶴喰湊融:「……それです。“秘獣”……その暴走した兵器…スレイベギーの彼らは、烏羽くんのことをそうだと言いました」
GM:メイは無言で横嶋洋明を見ている――だが、それにも飽きたようで、甲羅に首を引き戻す。
鶴喰湊融:「“秘獣”は、一体何なんですか?」
百入結衣子:「……岬が“秘獣”だって、本当なの?あたし、あんま信じられてないんだけど」
横嶋洋明:「兵器だよ。生きている兵器。巫女の護衛として生み出された」
横嶋洋明:「……烏羽くんは、確かにその性質を持っている」
烏羽岬:「ふふっ」
烏羽岬:「いちばん最初にリーダーや江永に会った時。リーダーが妙に僕を警戒していると思った」
鶴喰湊融:「性質を…?何千年も、実は烏羽くんが生きてたりどこかのすごいエスパーみたいに繰り返してる、とかじゃなく」
横嶋洋明:「怖かったよ。理由がわからなかった」
鶴喰湊融:「江永さんと巫女のような関係性、ということでしょうか…?」
横嶋洋明:「レネゲイド・ウィルスのパターンを見た。同じなんだ。シャンバラで暴走した秘獣と一致する」
横嶋洋明:「きみのことだけは、本当にわからない。……奇跡的な偶然で、過去の秘獣と同じパターンのレネゲイドを持つ烏羽くんが生まれたのか……」
横嶋洋明:「それとも、江永くんに原因があるのか」
椋実翔利:「巫女と同じ江永と同じタイミングで秘獣と同じ烏羽が出てくるってのもすげえ話だなあ」
横嶋洋明:「あっ! すごいね、椋実くん!」
烏羽岬:「江永が呼び寄せたのかもな。巫女に応じていっしょに転生するシステムになっているとか」
横嶋洋明:「ぼくもそれ思った!」
横嶋洋明:「仮説はいっぱい立てたんだよ! 巫女の覚醒に呼応する説とか、レネゲイド基底の特定遺伝とか!」
椋実翔利:「おっ? やっぱり? いやー参ったな。凄いだろオレ?」
横嶋洋明:「でもね、もしかしたら江永くんが烏羽くんを」
江永瑞穂:「そういうのいいから」
江永瑞穂:「これ止まんないから、次の話いかない?」
鶴喰湊融:「あ、すみません……」自分が切欠なので、少し縮まっている。
椋実翔利:「うわっ、危ねー危ねー。ちょうど興味ある話題だったからノリかけたけど、普通にリーダーのオタトークだったわ」
烏羽岬:「そうだな。まだ聞きたい事はある」
椋実翔利:「長くなるやつな。そういうのは帰ってからやろうぜ」
横嶋洋明:「……わかったよ……」
横嶋洋明:「でも、ぼくが知ってることなんて、だいたいこんなもんだよ? ほか、なにかあったっけ」
百入結衣子:「……メイ」
百入結衣子:「……メイについても、何か、知ってるんでしょう」
横嶋洋明:「あー……メイくんか」
百入結衣子:「カーゾの手記は見かけた。シャンバラの源だとか、とてつもないエネルギーを持つとか」
椋実翔利:「あと最近こいつ喋ったり目からビーム出したりすんの。Youtubeに載せて良いやつ?」
横嶋洋明:「Youtubeダメなやつだね。シャンバラの核だよ」
烏羽岬:「むしろどこをどうしたらYoutubeにアップしていいと思えるんだ」
百入結衣子:「どう転んでもレネゲイドではあるでしょ……」
椋実翔利:「カネ入るのに……」
百入結衣子:「どうせ全部出る金でしょ」
横嶋洋明:「シャンバラはこいつのエネルギーで維持されてきた。冗長化を導入して、核は現用系3つに待機系3つがあったんだけど」
鶴喰湊融:「アレ収益化するまで結構遠いんですよ……って6つも」
百入結衣子:「そのうちの一つってこと?」
横嶋洋明:「うん。でも、秘獣がぜんぶ破壊したと思ってた」
横嶋洋明:「でも、ここにこうしてメイくんがいる」
横嶋洋明:「最後の日、宇宙まで吹き飛んで、ゆっくりと地球付近を漂っていたのかもしれない」
烏羽岬:「何千年も漂っていた核が……僕と江永が出会って数年で地球に戻ってきた」
横嶋洋明:「……ものすごいエネルギーが眠ってるんだ。これを見つけた時、恐ろしくなったよ」
烏羽岬:「凄まじく低い確率だな、これも」
横嶋洋明:「マスター・スカイは、これがあれば時空連続体に穴を開けられる」
横嶋洋明:「……もはや確率の問題ではないのかもしれないね」
百入結衣子:「こっちも、呼ばれたんじゃないかな」
横嶋洋明:「江永くんがきみを呼び――あるいはきみが江永くんを呼び」
横嶋洋明:「そしてメイくんを呼んだ。あるいは、メイくんがきみたちを呼んだ」
椋実翔利:「卵が先か鶏が先かって、考えても仕方ねーやつだ。リーダー的には調べたいのかもだが……」
横嶋洋明:「この三つの出来事は、連鎖するようになっていたとしか思えない」
椋実翔利:「スタートもゴールも関係なく、その三つがここに集まってるってのが全部だよな、結局」
百入結衣子:「リーダーはさ、これから」
百入結衣子:「どうしたい?」
百入結衣子:「ヴリトラはあなたのセルでしょう」
百入結衣子:「セルの方針を教えて」
横嶋洋明:「はは」
横嶋洋明:「そう言われるとね……ぼくのセルは、みんなのセルだ。個人的な意見として、まず話そう」
横嶋洋明:「マスター・スカイを止めたい」
烏羽岬:「安心した」
百入結衣子:「賛成」
烏羽岬:「万が一"マスター・スカイに協力したい"、と言い出したらどうしようかと思っていた。もう彼の仲間を大勢倒してしまったしな」
横嶋洋明:「時空連続体に穴を開けるなんて、何もかもが吹き飛んでしまう。それではダメなんだ。ぼくは一人でも……って」
横嶋洋明:「いきなり賛成!? ちゃんと考えた!?」
百入結衣子:「独りでも、は反対」
百入結衣子:「言っておくけどね、それやると」
百入結衣子:「あとでみんなにすっごい怒られるから」
百入結衣子:「やめておいたほうがいいわ。先輩からのアドバイス」
横嶋洋明:「……すいません……」
烏羽岬:「大丈夫だ。あなたが不在の間、僕らは幾度となく行動の指針を検討した」
烏羽岬:「吟味の末にここにいる。マスター・スカイを止めるためにな」
烏羽岬:「少なくとも僕はそうだ」
椋実翔利:「リーダーがいなくなってから、百入すっかりこんな調子だぜ。前の無干渉っぷりはどこへやらだ」
百入結衣子:「う、うるさいな!いいでしょ別に!?」
鶴喰湊融:「でも、わたしは好きですよ、今の結衣子さん」
百入結衣子:「湊融もいまそういう事言わなくても……!」
横嶋洋明:「言っておくけど、ぼくはファルスハーツの意向には賛成だ。レネゲイドは広くみんなに知らしめるべきだと思う。シャンバラよりももっと愉快な未来のために、誰でもレネゲイドを扱える仕組みがあればいいと思ってる」
横嶋洋明:「でも……」
横嶋洋明:「そのために人がいくら死んでもいい、何が壊れてもいいっていうのは、賛成できないんだよね」
横嶋洋明:「それはジャームと変わらない。それを踏まえたうえで……」
横嶋洋明:「協力してくれるかな」
烏羽岬:「鶴喰」 両肩に手を置く。
烏羽岬:「成長したお前の言葉を聞かせてやれ」
鶴喰湊融:「ふふ、いいじゃないですか…っと」そこで、くすりと笑って。
鶴喰湊融:「ええ、ええ。わたしも……押し隠すだけだなんて、きっとうまくいかないと思いますし、それに」
鶴喰湊融:「……ふふ。わたしも。皆で笑って帰るためにここに来ましたから。だから、リーダーの言う方針に賛成です」
江永瑞穂:「さすが湊融ちゃん!」
江永瑞穂:「私も賛成。ってか、ここで逃げても追いかけられるんでしょ」
江永瑞穂:「あのマスター・スカイ、やっつけて反省させてやりたいわ。マジで」
椋実翔利:「まあ結局そこだよな。世界がぶっ飛ぶとかどうとか、そんなのぶっ飛んでみなきゃ分かんねえけど」
椋実翔利:「あいつらが《スヴェルト》とか使ってオレら襲って、今更距離とってじゃーホイ諦め、とはならんだろ」
椋実翔利:「どんな条件があっても変わりゃしねえよ。《ヴリトラ》をどうこうしようってんなら、当然そいつをバチボコにしてやるぜ」
横嶋洋明:「バチボコ……すごいな……」
百入結衣子:「あたしは正直、そこには――レネゲイドの解放には」
百入結衣子:「消極的反対よ。まだ、隠して秘さなきゃいけない関係だと思ってる」
椋実翔利:「おっ、UGNじゃん」
百入結衣子:「……茶化さないで。見せてもいい、って思えるほど、信頼がなければ、出来ない」
横嶋洋明:「それはそうだ。オーヴァードじゃない人が多すぎる」
百入結衣子:「だから、今はまだ、だ」
百入結衣子:「だけど。いずれはとも思う。それから」
百入結衣子:「信頼がある人には――家族には、全部見せて、応えたい」
百入結衣子:「それだけ」
烏羽岬:「僕が思うに」
烏羽岬:「家族は対等な存在であるべきだと思う。家長の決断に無条件で従う必要はないし」
烏羽岬:「間違っていると感じたら、それを指摘するのも家族の務めだ」
横嶋洋明:「……じゃあ」
横嶋洋明:「どう思うかな? ぼくはあまり良くないことをしようとしているかな」
烏羽岬:「いや。あなたはやはり、僕が期待していた通りの人物だった」
烏羽岬:「ヴリトラのリーダーは貴方しかいない。僕はあなたとともにマスター・スカイを止める」
烏羽岬:「まだ学校生活を満喫しきっていないしな」
烏羽岬:「あなたの決断に賛成だ。リーダー」
横嶋洋明:「……ああ」
横嶋洋明:「みんなにまた会えて、……」
横嶋洋明:「本当に良かった。……作戦は簡単だ」
横嶋洋明:「マスター・スカイは制御区画にいる。間違いない。そこでなければエネルギーを制御できない」
横嶋洋明:「よって、敵を吹き飛ばしながら進軍し――」
横嶋洋明:「マスター・スカイ、ならびに彼と同盟していると想定される“ヤシュト”を撃破する」
烏羽岬:「すごいな……椋実が考えたような作戦だ」
横嶋洋明:「露払いは、ぼくと椋実くんがいればどうにかなるでしょ」
椋実翔利:「そいつはつまり、効率的でクレバーってことだろ? 任せとけって!」
鶴喰湊融:「まあ、実際ここまで来たら強行突破にならざるを得ませんし…」苦笑。
横嶋洋明:「撤退できない、こっちの位置は向こうに筒抜け、向こうはこっちを待ち伏せてる……ってことはね」
横嶋洋明:「速攻でやっつけるしかないってことでもある」
百入結衣子:「……思い出してきた」
百入結衣子:「別にリーダー、普段から細やかに作戦組むタイプではなかった」
百入結衣子:「忘れてた……」
江永瑞穂:「まあ……やるしかないなら、やるけど……」
烏羽岬:「不在の間に美化神格化されていたのは否めないな」
烏羽岬:「だがこの感覚。リーダーがまとめて、作戦開始する感覚……懐かしい」
烏羽岬:「嬉しいな」
江永瑞穂:「がんばってみる」
鶴喰湊融:「ふふ。うん」
椋実翔利:「文句のつけようもないぜ! 速攻即決ボコボコだ!」
百入結衣子:「分かってる。やろう」
横嶋洋明:「よし。じゃあ、始めよう」
横嶋洋明:「作戦開始だ」


GM:ロイスの取得、アイテムの使用が可能です。
GM:使用される場合はどうぞ!
烏羽岬:リーダーには取ってるのでロイスはなしです。トランクする人はするといいぞ。
鶴喰湊融:リーダーに取ったのでロイスなし。
百入結衣子:ロイスは取りきっちゃった
鶴喰湊融:ではまずトランク一回使わせてもらいます
鶴喰湊融:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+5[4,1] → 26

鶴喰湊融:最大が29だからこんなものかしら
百入結衣子:最後まで使っちゃいな~
百入結衣子:こっち2d10増えても耐えられないだろうし
鶴喰湊融:あっありがとうございます。じゃあ二回目も。
鶴喰湊融:26+2d10
DoubleCross : (26+2D10) → 26+18[10,8] → 44

鶴喰湊融:最初にこの出目出て?
鶴喰湊融:最大29になって全開です。
椋実翔利:あ、あとBCスーツは着ます
GM:OK!
椋実翔利:着るか?
鶴喰湊融:ポンケ余ってましたっけ
百入結衣子:じゃああたしのケースを渡します 迷彩を取り出してお兄ちゃんに渡そう
椋実翔利:アザッス! で、それにBCスーツを入れておく!
椋実翔利:毒を食らいそうになったらすかさず着よう。
椋実翔利:改めて私は以上です!
鶴喰湊融:わたしも以上!
烏羽岬:こちらは以上です。
百入結衣子:いじょ!
GM:OK!

ミドル6:終雪に鳴く鶫

GM:妨害、というほどの妨害はなかった。
GM:居住区画を抜け、回廊をたどり、機関区画を越えた。
GM:「中枢部」と称されるその場には、呆れるほど広い空間が広がっていた。
烏羽岬:「あの空間に似ているな。海底遺跡のサットヴィカがあった場所」
烏羽岬:「あそこも随分と広かったが、こっちはそれ以上だ」
GM:学校がまるごと一つ入るくらいの部屋の、中央には巨大な心臓のような装置が脈動している。
鶴喰湊融:「やっぱり共通の様式が有るのかな……」
百入結衣子:「なんか、全然現実感がないんだけど……」
椋実翔利:「だな。あの時は全然何も意味分かんなかったけどよ」
江永瑞穂:「すごい……広すぎ……」
横嶋洋明:「これが、《シャンバラ》の心臓だ。文字通りにね。人間の心臓に似ているだろう?」
横嶋洋明:「役目も同じなんだ。レネゲイドによって生まれるエネルギーを各部位へ送る」
烏羽岬:「これを破壊すればマスター・スカイの計画も頓挫するのか?」
烏羽岬:「重要箇所の割には警備が緩すぎる気もするが……」
横嶋洋明:「……恐らくは。完全にここの機構が稼働を止めれば、」
横嶋洋明:「マスター・スカイが想定してる、時空連続体に穴を開ける方法がなくなるはずだ。すごく繊細で、気が遠くなるほど複雑なことなんだ……」
百入結衣子:「だとすれば、何もないなんてこともないでしょうね」
横嶋洋明:「この心臓と、制御電算機の助けがなければどうしようもない」
百入結衣子:「無防備であるはずがない」
《マスター・スカイ》:「……当然、そういうことだな」
椋実翔利:「じゃあ試しに撃ってみるか。そしたら慌てて出てくるだろ、何か……うおっ」
GM:空から声が降ってきたように感じたかもしれない。
鶴喰湊融:「……マスター・スカイ」振り仰ぐ。
GM:無数の魔眼を浮かべて、マスター・スカイが降りてくる。
百入結衣子:「あら。それほど重要か」
《マスター・スカイ》:「きみたちにはぜひ、ここに来てもらいたかった」
《マスター・スカイ》:「きみたちが『メイ』と呼んでいる核、巫女の末裔、そして秘獣……」
《マスター・スカイ》:「すべて、成すべきことを成すために必要だ」
烏羽岬:「途中でホブルディやサラちゃんが足止めに出てきていたが」
烏羽岬:「なるほど。僕らが彼らに負けようと、勝とうと、どのみちここに来ることは決定していたわけか」
百入結衣子:「――メイと巫女は分かる。どうして、秘獣も?」
《マスター・スカイ》:「答える必要があるかな」
百入結衣子:「そりゃそうだ。あなた一人?そんなわけないよね」
椋実翔利:「ケッ……! 人をAmazon扱いしてよ! 調子乗んな偉そうに!」
三稜鴎:「ま、そりゃそうだ」
烏羽岬:「先生……」
GM:三稜鴎が、“心臓”の背後から姿を現す。
烏羽岬:「腕の調子はどうです。片腕では戦闘に支障をきたすのでは?」
三稜鴎:「“シャンバラ”の技術だ。ちょっとぎこちないが――」 もぎ取ったはずの腕を伸ばし、手のひらを開閉する。
三稜鴎:「大事な生徒の晴れ舞台に、どうにか駆け付けたって感じだな」
三稜鴎:「間に合ってよかった。悪いね、マスター・スカイ。ほんとなら一人でやりたかったんだろ?」
《マスター・スカイ》:「できればね。ただ、きみは断ってもついてくるだろう」
三稜鴎:「違いない」
烏羽岬:「本当はリーダーに聞くつもりだったんだが」
烏羽岬:「せっかく出てきてくれたのなら、あなたに聞いてもいいかもな。マスター・スカイ」
《マスター・スカイ》:「私に応えられるものであれば」
《マスター・スカイ》:「ここまで来てくれた礼ぐらいはしよう」
烏羽岬:「さほど難しい質問じゃない。――在りし日の"秘獣"は、どんな姿をしていたんだ?」
烏羽岬:「巨大怪獣のようなものをイメージしていたが……巫女の護衛として生み出されたという話を聞くと、どうも違う気がする」
《マスター・スカイ》:「……その答えは。……あなたは見たことがあるかな、ツェフド師」
横嶋洋明:「いや。……巫女しかその存在を知らない。そのはずだ」
《マスター・スカイ》:「私はある」
烏羽岬:「リーダーですら知らなかったのか……」
《マスター・スカイ》:「きみによく似ていたよ、烏羽岬」
烏羽岬:「ほう」 驚いたように見える。
烏羽岬:「やはりヒト型だったのか。性格も?」
《マスター・スカイ》:「私が見たのは、終わりの日に、その影だけではあったが――」
《マスター・スカイ》:「おそらく、人と変わらない存在だったはずだ。これから、それを確かめに行く。過去へ戻り、秘獣を殺し、」
《マスター・スカイ》:「シャンバラと彼女を救う」
烏羽岬:「なるほど。秘獣に対する解像度が上がったよ、マスター・スカイ」
烏羽岬:「教えてくれてありがとう。……そして、すまないな。その願いは叶わない」
烏羽岬:「僕らが阻止するからな」
三稜鴎:「いい言葉だ」
三稜鴎:「完成に近づいてるよ、烏羽岬」
烏羽岬:「暗殺者として?」
三稜鴎:「ああ」
三稜鴎:「いや――少し違うな」
三稜鴎:「最強のオーヴァード。そんなところだ」
烏羽岬:「最強のオーヴァード」 思わず笑みが溢れる。
烏羽岬:「それは嬉しいな。これが終わったら、世界の王でも目指してみましょう」
三稜鴎:「それはいい」
三稜鴎:「お前ならきっとなれる」 そうして、三稜は指を鳴らす。 「……これ、一度やってみたかったんだよ」
GM:砲塔が四つ。きみたちの周囲に展開される。
GM:あの海で見たものより小型ではあるが、間違いない。サット・ヴィカだ。
椋実翔利:「へっ、数ばっかり揃えて、オレのSHIDENとやり合えるってのかよ」
椋実翔利:「大体、テメーもオメーも頭良さそうな口聞きやがってムカつくぜ。ウチの烏羽は烏羽だぞ! 秘獣だろうと最強だろうと!」
三稜鴎:「いい啖呵じゃねえか。お前面白いから好きだぜ、わりと」
椋実翔利:「その砲台セットも、お前らも、後ろにあるなんかキモいヤツも、綺麗サッパリブチ壊してとっとと帰ってやる! 殺されたくなきゃ土下座して死ね!」
百入結衣子:「どっちでも殺すんじゃない……」
烏羽岬:「(それは結局死んでいるのでは……)」
鶴喰湊融:「た、啖呵なんだからそこは突っ込まずに……」
椋実翔利:「だって生きてりゃまた追ってくんならそうすっだろ。オレは適当なことは言うがウソは言わないぜ」
GM:さらに、後方からまだ無数の砲塔が起動し始めている。
椋実翔利:「悪ぃ、今のもウソだわ。普通にウソ言うわ」
百入結衣子:「……まったく。呆れた」
GM:4つだけではない。5,6,7――まだ増える。それを統括するユニットも動いている。以前に戦ったナンバー4と同じように。
烏羽岬:「気をつけろ。あの時よりは小型だが、サットヴィカの数が多い」
GM:ナンバー2、3,5,……
鶴喰湊融:「翔利さん……」そう言いつつ、ゆっくりと鞘から刃を払う。
烏羽岬:「加えてマスター・スカイと先生だ。間違いなく正念場だぞ」
横嶋洋明:「数が多いな。こっちに来る奴は僕が相手をしよう。少し離れた方がいい」
鶴喰湊融:「……病み上がりだと思うんですが、大丈夫ですか?」
横嶋洋明:「いけるよ。マスター・スカイと“ヤシュト”に集中して。ぼくが戻るまで時間を稼いでくれてもいい」
百入結衣子:「やるって言ったからには、大前提を守ってもらう」
百入結衣子:「無事に戻って」
横嶋洋明:「うん」
烏羽岬:「頼もしいな。……なんか変な気分だ」
横嶋洋明:「まあ、いけるよ」
鶴喰湊融:「…わかりました。では……ふふ、先に言われちゃいましたね」
烏羽岬:「以前はリーダーの事、もし海辺で不良に絡まれたら泣きながら財布を差し出すような、それくらいの強さだと思っていたんだが……」
烏羽岬:「遠いところまで来たものだ」
GM:そんなわけで、勝利条件。
GM:マスター・スカイと三稜鴎の撃破。
GM:あるいは2ラウンドの経過。
烏羽岬:2ラウンド!
椋実翔利:なるほどね
椋実翔利:2ラウンド過ぎればリーダーがワンパンマンしてくれるんだな
鶴喰湊融:敵の首領格なのに強すぎ
《マスター・スカイ》:「では」
《マスター・スカイ》:「開始しよう。これで最後だ」 マスター・スカイがつぶやき、片手に小さな輪のようなものを握る。その輪が、強力なレネゲイドを発散する。
GM:衝動判定が発生します。
GM:難易度9。
GM:これはマスター・スカイの使用したシャンバラの遺産にもとづく衝動判定です。
椋実翔利:うおーっ
椋実翔利:4dx+1-5=>9
DoubleCross : (4R10+1-5[10]>=9) → 6[1,2,3,6]-4 → 2 → 失敗

百入結衣子:げっ
烏羽岬:つまりジャーム的なあれではないということですね
GM:そうですね。
烏羽岬:6dx+4=>9
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 10[2,3,4,7,9,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

椋実翔利:暴……走!
鶴喰湊融:3dx+1=>9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[4,8,9]+1 → 10 → 成功

烏羽岬:この圧倒的意志
鶴喰湊融:成功!危ない。
椋実翔利:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10

鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+9(2d10->3,6)した(侵蝕率:91->100)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+14(2d10->4,10)した(侵蝕率:86->100)
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+10した (侵蝕率:86->96)
百入結衣子:4dx+3>=9
DoubleCross : (4R10+3[10]>=9) → 8[1,2,4,8]+3 → 11 → 成功

鶴喰湊融:もうちょっと低くしてほしかった…!
烏羽岬:あっおそろいだ
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+8(2d10->5,3)した(侵蝕率:98->106)
GM:OK!
■ミドル戦闘3:
     マスター・スカイ
       三稜鴎
    サット・ヴィカ×2
        |
      (10m)
        |
      烏羽、鶴喰
      椋実、百入
        |
      (10m)
        |
    サット・ヴィカ×2
烏羽岬:いきなりパラドックスも視野に入る配置だ
烏羽岬:当店は腹ペコでいきなりパラドックス
GM:では、開始していきましょう
GM:ラウンド1!セットアップ。
烏羽岬:ま、迷うなあ
鶴喰湊融:なし。
椋実翔利:コーリングシステム! スカイキッドに搭乗します
GM:サット・ヴィカたちは何もなし
百入結衣子:なし。
三稜鴎:光の銃
三稜鴎:光の粒子が周囲に浮かぶ。
烏羽岬:秋水三尺。《限界突破》で、《勝利の女神》をラウンド2回に。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+3した(侵蝕率:100->103)
《マスター・スカイ》:セットアップでコンボ:司天を満たす
《マスター・スカイ》:赤方偏移世界+得意領域+解放の宴。飛行状態になってダイスと行動値が上昇。 これに、遺産のEロイス:唯我独尊を使用。
烏羽岬:おお・・・
椋実翔利:アワワワ
《マスター・スカイ》:Eロイス:理想郷の天輪を使用。 これは独自のEロイスです。
百入結衣子:オリジナル!
椋実翔利:な、何だと
鶴喰湊融:ひええ…どんなやつなんだ
《マスター・スカイ》:HPが0になっても行動不能にならない。実質的な不死身です。このEロイス:理想郷の天輪はEロイス2つ分として計算する。
百入結衣子:ヤバ
《マスター・スカイ》:このEロイス:理想郷の天輪の効果は、烏羽岬が特定条件を満たすまで永続する。
椋実翔利:ひじゅ!
鶴喰湊融:ひええ……
烏羽岬:おろろろろ
GM:以上だ!
GM:まずはイニシアチブですが、動く人!
GM:この戦闘を実質的なクライマックスとお考えていただいても大丈夫です
烏羽岬:アワワ
鶴喰湊融:成程……
烏羽岬:凍結マン、もういっちゃっていいんじゃない?
百入結衣子:だよね……
烏羽岬:当店は腹ペコでいきなり時間凍結パラドックスレールキャノン
椋実翔利:《時間凍結》……の前に《バーサークセルフ》使って良いですか。ダイス数伸びるので。
GM:どうぞどうぞ
椋実翔利:では《バーサークセルフ》。暴走はしているが、命中ダイス+2。そして《時間凍結》!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8した (侵蝕率:96->104)
GM:本気砲撃だ
椋実翔利:椋実翔利のHPは2になった。(HP:22->2)
GM:それでは
GM:行動をどうぞ!
椋実翔利:マイナーで5m後退、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《ブルータルウェポン》+《因果歪曲》+《パラドックス》
椋実翔利:セルスタッフ:アサルトも使用。対象はサットヴィガ4基と……マスタースカイ! お前だろうが!
GM:では時の棺
椋実翔利:ギャーーッ!
GM:を、使用します。さっそく切る。
烏羽岬:あーーっ!
《マスター・スカイ》:時の棺を使用!
椋実翔利:我は第一の峰で打ち消せます?
GM:消せます。使いますか?
椋実翔利:ではアレトゥーサのNPCカード効果を使用。その《時の棺》を……消す!
GM:OK!
GM:では判定をどうぞ。
椋実翔利:ぶっちめる!
椋実翔利:18dx7+6
DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,4,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,3,4,6,7,8,8,9]+10[1,7,8,8]+10[2,6,9]+1[1]+6 → 47

烏羽岬:おおっ
鶴喰湊融:まわった!
GM:サット・ヴィカどもはイベイジョン固定で命中する
烏羽岬:これ女神しようかな
烏羽岬:女神しましょう。なんか先生がドッジしてきそうだし
百入結衣子:先生タゲじゃなくない?
烏羽岬:ほんとだ!
椋実翔利:ですね。マスタースカイ
GM:ひどいやつらだ!
椋実翔利:ダメージ目当てなら歓迎!
烏羽岬:でもサットヴィカがミリ残しで落ちなかったりすると一気にキツくなりそうだから
烏羽岬:やっぱり使おう。《勝利の女神》。
烏羽岬:達成値を+18しておくれ。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:103->107)
椋実翔利:伸び過ぎでしょ。65。
GM:65w
GM:うーん……!マスター・スカイは素ドッジ
GM:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[3,4,5,6,9] → 9

椋実翔利:む、無防備
GM:この場合、サット・ヴィカ4が3を行動放棄カバーリング。
烏羽岬:偽スカイなのかも
GM:サット・ヴィカ2がマスター・スカイを行動放棄カバーリング。
GM:ダメージをください!
椋実翔利:やはりな
椋実翔利:7d10+20+12+8+3+2d10
DoubleCross : (7D10+20+12+8+3+2D10) → 32[6,1,7,2,3,5,8]+20+12+8+3+10[3,7] → 85

椋実翔利:諸々有効!
GM:4号大破!戦闘不能!2号大破!戦闘不能!1号ミリ残った!戦闘続行!
椋実翔利:コイツ……
烏羽岬:1号がんばってる
GM:結果以上!演出どうぞ!

椋実翔利:飛揚するSHIDENの砲口間近に、暗黒にゆらめく転移の魔眼が開く。
椋実翔利:「それじゃあおっ始めるか。ヴリトラ式歓迎は花火で挨拶が基本でなあ」
三稜鴎:「は! 花火だってよ、おい。あれが花火か?」
椋実翔利:「責任者はオレだ。打ち漏らしたら怒られるからよ。綺麗に首並べて……死ね!!」
椋実翔利:砲撃の連射。白熱するレーザーが、わずか8秒で200発。その全てが亜空間に飲まれ、
《マスター・スカイ》:「用意した砲塔が台無しだな、これは」
椋実翔利:瞬きの後、空間の情報に雷雲めいて巨大な魔眼が開かれる。
《マスター・スカイ》:「やむを得ない。時間を――」
椋実翔利:「見ろ! これが『羽根のように軽い引き金(フェザータップ)』の殲滅砲撃! そんでもって……」
椋実翔利:「……アレトゥーサ!!」
アレトゥーサ:『時空連続体への干渉を確認。阻止しました』 雷撃が、マスター・スカイを捉えている。 
椋実翔利:「ナイス! コイツがヴリトラの技術顧問アレトゥーサ! ……てめえーらは人を違う名前で呼ぶのが大好きみたいだからな」
《マスター・スカイ》:「そうか。管理インテリジェンスか。これは防げないな」 サット・ヴィカが吹き飛ぶのを見送る
椋実翔利:魔眼の合間、爆ぜるような光が瞬き
椋実翔利:「この機会に覚えて、よくよく覚えて……死んで死ね!!」 刹那、無数のレーザーが轟音と共に一直線降り注ぎ、砲台群を次々と焼き尽くす
椋実翔利:「……どうよ! 死んだか!?」
GM:サット・ヴィカの半分が吹き飛び、その粉塵を魔眼の群れが吹き払う。
《マスター・スカイ》:「……これは骨が折れそうだ」
烏羽岬:「"死ね"を何回言うんだお前は……」
椋実翔利:「当然生きてやがるよな! もう一回ブチ込めるってこった!」
烏羽岬:「しかしすごいな。この火力を普通に耐えたぞ。信じられん」

GM:再びイニシアチブ。湊融ちゃんは何かしますか?
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+13した (侵蝕率:104->117)
鶴喰湊融:無しで。
GM:では、三稜の手番へ。
三稜鴎:マイナーでコンボ:Ahuna Vairya
三稜鴎:陽炎の衣。
烏羽岬:正統派消えるコンボだ
三稜鴎:メジャーでコンボ:Patet Pashemani
三稜鴎:コンセントレイト+見えざる死神+ガラスの剣+レーザーファン
三稜鴎:ターゲットは椋実さん以外の三人!
三稜鴎:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,1,1,1,3,5,6,6,8,8,9]+10[3,6,10]+6[6]+11 → 37

GM:ドッジするならダイス-8個です。
烏羽岬:ええー
烏羽岬:朧の旋風とかいうやつ捨てて妨害排除にしたい
烏羽岬:ダイスが足りないのでガードします……
百入結衣子:何も出来ないよ!ガード値ないけどガードしよう
鶴喰湊融:ガードします…
GM:時の棺とかはありますか?
鶴喰湊融:隠密されてる!
百入結衣子:隠密じゃん!
烏羽岬:バステとかもついてこないし、まだいいよね?
GM:あ、そうだったw
烏羽岬:ほんとだ
椋実翔利:こいつ……
GM:やってて忘れる
GM:ではダメージ
百入結衣子:あ、待って
三稜鴎:4d10+40
DoubleCross : (4D10+40) → 21[4,1,6,10]+40 → 61

百入結衣子:かばーどうしよ
GM:あ、振っちゃったけど
GM:カバーは決めてもらって大丈夫です
鶴喰湊融:わたしが一番低いしいきましょうか
烏羽岬:湊融ちゃん、ここからどんどん上がらない?だいじょうぶ?
鶴喰湊融:上がるけどメモリーはあるから……
百入結衣子:いや、ここは
百入結衣子:湊融をカバーしておきましょう。《炎陣》。
百入結衣子:奇数の時にカバー役をカバーしておくことに意味が出るはず
GM:OK。
鶴喰湊融:あっ…ありがとうございます
GM:では、61点もろもろ有効のダメージに各自対処を!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:106->108)
百入結衣子:もちろん死ぬよ!
烏羽岬:どのロイスを切ろうかなあ
烏羽岬:固定の色ロイスはまだ切りたくない。ので
百入結衣子:レリックドライバのロイスを切って復活。
鶴喰湊融:麦野さんのカードもあるから
烏羽岬:YEROはもうちょっととっておこう!まだ最初のロイス切りだしね
鶴喰湊融:了解!
烏羽岬:ヴリトラのロイスを切ります。生きて帰るからまたいつでも取れるしな。
GM:OK。
GM:あ、烏羽くんがリザレクト以外の手段で復活したのか。
烏羽岬:あっそうです。タイタス昇華。
烏羽岬:ムッ
GM:簡単に満たしてしまったけど、よく考えたら想定通りの動きだった。ここで開示します。
烏羽岬:ま、まさか・・
GM:烏羽くんは再生を果たしたとき、レネゲイドの力のさらなる高まりを感じることができる。
GM:「Dロイス:秘獣」を取得します。これは特殊なDロイスで、
GM:シャンバラに由来する守り、プロテクト、結界を一時的に無効化することができます。
烏羽岬:おお……?
GM:オートアクションを宣言することで、いつでも効果を発揮することができる。
GM:マスター・スカイのEロイスを停止することが可能になりました。
烏羽岬:やった!
GM:という感じでちょっと演出。

三稜鴎:「姿を消すってわけじゃない。時間を止めたり、空間に隠れるわけでもない……ただ単に、さ」 三稜鴎はきみたちを指さす。
三稜鴎:「すでに攻撃が終わっているってだけだ」 振動と衝撃が、きみたちを吹き飛ばす。 ……周囲に漂う光子は、単なるブラフだ。
三稜鴎:光それ自体が三稜の武器ならば、それはきみたちの周囲に偏在し、目を凝らしても区別することはできない。
百入結衣子:「……無理ね。やっぱり、どうやっても、捉えられない」
鶴喰湊融:いつ攻撃されたか、あまりにも読み難い。ただ身構えることしか出来ない。
鶴喰湊融:それさえ間に合っていない。
百入結衣子:攻撃の瞬間、振り向いて湊融にレーザーを撃ち込む。
鶴喰湊融:「結衣子さ、」撃ち込まれる。
百入結衣子:その輝線上だけは、彼の光子の影響を免れ得る。
百入結衣子:そこだけは入り込む余地のない、あたしの場所だ。
百入結衣子:だがそれだけだ。彼女を押し包む光以外は破壊に飲まれる。
百入結衣子:「がっ……!」
三稜鴎:「さすが、お見事。“クロイドン・キャットキラー”……だが」
三稜鴎:「烏羽の方は捉えた」
烏羽岬:「……」 撃たれた箇所をおさえて片膝をついている。
烏羽岬:「狙ってやったのか?」
烏羽岬:「感じる。この力……"秘獣"の力だ」
三稜鴎:「お。……気づいたのか?」
三稜鴎:「マスター・スカイ。どう思う?」
《マスター・スカイ》:「……完璧だ」
百入結衣子:「あんたらの……げほっ」
百入結衣子:「狙い通りってこと……?」
《マスター・スカイ》:「こうでなくては。お前が本物で嬉しいよ、烏羽岬」
烏羽岬:《ワーディング》を展開する。周囲の照明や、動力装置と連動するランプが一瞬消滅し、また点灯する。
烏羽岬:「予行練習のつもりか? マスター・スカイ」
烏羽岬:「なるべく完璧な秘獣に僕を近づけ、倒しさえすれば……」
烏羽岬:「過去の秘獣も倒せると」
《マスター・スカイ》:「……そうだとすれば」 手の中の守りを握りしめた。
《マスター・スカイ》:「きみには、それより強くあってもらわなければならないな。私を殺すことができるほどに」
烏羽岬:「ふ……いいだろう」
烏羽岬:「正直、"秘獣"だという自覚は未だに薄いんだが……この力、使いこなしてみせるさ」

GM:手番はそのマスター・スカイへ。
《マスター・スカイ》:マイナーでコンボ:玄天を紡ぐ。
《マスター・スカイ》:魔王の外套。ダメージを常時-25。行動値が0になる。
百入結衣子:うわ……
鶴喰湊融:うええ
烏羽岬:うおお・・・
《マスター・スカイ》:メジャーでコンボ:全天を統べる
《マスター・スカイ》:コンセントレイト+黒の鉄槌+因果歪曲+パラドックス+棘の縛め+完全なる世界.
百入結衣子:パラドックス……!
《マスター・スカイ》:妨害ありますか!
椋実翔利:おいおいオレとお揃いかよ~~~
烏羽岬:さすがにこれは棺してもいいと思う
烏羽岬:なんかバステ噛んでるし・・
百入結衣子:おそろいの妨害してやろ
椋実翔利:《時の棺》! 判定に失敗しな!
GM:ターゲットは貴様ら全員でしたが、失敗しました。
烏羽岬:スーパーバロール大戦
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+10した (侵蝕率:117->127)

《マスター・スカイ》:「ツェフド師のように、戦闘は得意ではないが――」
《マスター・スカイ》:「これはどうかな」 無数の魔眼が拡散し、でたらめな引力を相互に発生させていく。その波がきみたちに迫る。
椋実翔利:「なあにが戦闘は得意ではないが、だ! アレトゥーサ! 攻撃狙い任す!」
椋実翔利:言って、レバーを踏み躙る。先程の砲撃で焼け付いたバレルを排出し、新たなバレルが装填……される前に、
アレトゥーサ:『了解。捕捉完了』
椋実翔利:魔眼の筒がそこを埋め、発射トリガーで魔眼そのものが連続で砲撃される。
椋実翔利:常は攻撃の補助にしか使っていない、拡散・加速・転移を制御する椋実自身の魔眼だ。
椋実翔利:「ブチ消せ!」
《マスター・スカイ》:「……届かない、か」
GM:魔眼同士の干渉に、攻撃が届かない。相殺された状態だった。
椋実翔利:引き起こされた破壊力の波を突き破り、それを発生させる無数の魔眼の中から、特に要となっているものをアレトゥーサが見抜き、その影響を消散させる。
椋実翔利:「あっはっはっは! どうよ! ……こいつは今まで見せてなかったからな!」
椋実翔利:「ナメた真似は……通さねえ!」
烏羽岬:「調子に乗りすぎるんじゃないぞ椋実。さっきからお前ばかり消耗しすぎている」
烏羽岬:「全員で帰らないと意味がないんだからな。忘れるな」
椋実翔利:「お前に言われちゃ世話ねーぜ。気にすることかよ」
椋実翔利:「最初にオレがぶっ放して、敵の最初の勢いを殺し切る! いつも通りだ。こいつら相手だろうと……な!」

GM:そのまま手番は再び椋実さんへ。
椋実翔利:行動します。《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》。対象は生き残りおったサットヴィカ1!
GM:了解!
椋実翔利:18dx7+6
DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[1,3,3,3,6,6,6,7,7,8,8,9,9,9,9,9,9,10]+10[1,5,5,6,6,7,7,9,9,10,10]+10[3,4,5,6,10,10]+10[9,9]+10[5,8]+10[10]+2[2]+6 → 68

椋実翔利:ハッスルしすぎ
GM:この火力さ~~~
百入結衣子:がんばりすぎ
GM:壊れかけのサット・ヴィカになんていうことを
鶴喰湊融:すごい
GM:イベイジョンを軽く突破されました!
GM:ダメージください!
椋実翔利:7d10+20+8+2d10
DoubleCross : (7D10+20+8+2D10) → 41[10,5,9,3,4,7,3]+20+8+14[10,4] → 83

椋実翔利:ファイヤー!
烏羽岬:この火力がさっき出ててくれれば
GM:死んだよサット・ヴィカ1は
GM:大破戦闘不能!

椋実翔利:白いレーザー弾が連射される。今までの拡散砲撃とは逆に、先程防御に放った魔眼の残滓も作用して、全弾が一点へ集中する。
椋実翔利:すなわち損傷したサットヴィカの底部。激しい衝撃と熱が、根本からそれを折る!
三稜鴎:「すげえな。あいつ一人でぜんぶ壊す勢いだぜ」
椋実翔利:「……よし! SHIDEN2号の材料ゲット! ついでにてめーの砲台も破壊ってワケだ!」
椋実翔利:「素晴らしい効率の人生だろ。センセーも見習う所があるんじゃないか?」
《マスター・スカイ》:「攻撃兵器同士が戦闘した場合、より速い方が一方的に勝利する。あの男と兵器の相性がいい」
三稜鴎:「ああいう戦い方は疲れるからなァ……俺は御免だね」
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5した (侵蝕率:127->132)

GM:手番はそのまま百入さん!
百入結衣子:マイナーで隠密
百入結衣子:メジャー『アディシェスの栄誉』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》
百入結衣子:3号を攻撃。
百入結衣子:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,6,6,7,8,9,9,10]+4[1,1,1,3,4]+10 → 24

百入結衣子:うっ低いな……削りきれるかこれ
GM:おっと!いやだめだ
GM:イベイジョンじゃん
GM:ダメージください…
百入結衣子:3d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (3D10+42+3D10+5) → 14[4,8,2]+42+11[9,1,1]+5 → 72

百入結衣子:うーん!
GM:これは生存!
GM:低めを引きましたね、けっこうぎりぎり

百入結衣子:砲撃の最中を縫って、砲台の一つにレーザーを打ち込んでいる。
百入結衣子:凍結の後、蜂の巣に。しかし、それでも。
GM:サット・ヴィカは止まらない。
百入結衣子:「硬った……」
GM:砲塔を起こし、エネルギーの装填を終え、攻撃を準備する。
烏羽岬:「百入でも一撃破壊には至らないか。たいした硬さだ」
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:108->112)
烏羽岬:「迷うところだ。僕か鶴喰であのサットヴィカにとどめをさすか、先生とスカイに向かうか……」
烏羽岬:「どちらにせよ、砲撃を凌いでからだな」

GM:サット・ヴィカの行動。
GM:ターゲットはこの場合だと湊融ちゃんだな
GM:単体攻撃!
烏羽岬:つっ鶴喰!
鶴喰湊融:むっ
GM:コンセ(エンジェルハイロゥ)+小さな塵+天からの眼+マスヴィジョン。湊融チャンへ攻撃。
GM:10dx7+8
DoubleCross : (10R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,5,6,7,8]+10[8,10]+4[2,4]+8 → 32

GM:リアクションどうぞ!
鶴喰湊融:一応ドッジチャレンジ。
鶴喰湊融:11dx+1=>32
DoubleCross : (11R10+1[10]>=32) → 9[1,1,2,3,5,6,6,8,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

鶴喰湊融:無理だな…w
GM:カバーあればどうぞ!
百入結衣子:《炎陣》。湊融をカバー。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:112->114)
鶴喰湊融:ありがとうございます……!
GM:では、ダメージ!
GM:4d10+38 諸々有効
DoubleCross : (4D10+38) → 15[6,1,1,7]+38 → 53

烏羽岬:ダメージダイスのやる気がない
GM:だ、だが倒せたはず!
百入結衣子:もちろん過剰火力!倒れます、が
百入結衣子:『アィーアツブスの牡牛』:《鏡の盾》。
百入結衣子:40点ダメージを返します。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+8した(侵蝕率:114->122)
GM:ゲボーッ
GM:サット・ヴィカは大破しました
百入結衣子:アビーラバーへのロイスを昇華して復活。
GM:戦闘不能!最後の砲撃!

GM:エネルギーを収束させ、一条の雷撃が放たれる。
GM:床を沸騰させる熱量が、正確に鶴喰湊融を狙っていた。
百入結衣子:「湊融!」
鶴喰湊融:「む…これは」躱し切れないと見て、腕で身体を隠し。
百入結衣子:レーザーを撃ち返す。大気凍結の気流が、電界を乱す。
鶴喰湊融:その援護を受けて、受ける姿勢から体を切り、地に伏せる。
GM:サット・ヴィカは、自身の熱量に耐えられない。
百入結衣子:その雷撃の直撃を受けながら。
GM:半ばから砕け、自壊するように吹き飛んだ。
百入結衣子:「“牡牛座”。“雷霆(ゼウス)”の化身」焼け焦げたままつぶやく。
百入結衣子:「貫かれたのは、一体どちらかしらね」先の一撃。
鶴喰湊融:「結衣子さん、ありがとうございます……!」自分の不甲斐なさに歯を噛み締めて。
百入結衣子:凍結のレーザーに混じって、動力系には起熱のそれを。
《マスター・スカイ》:「これで全壊か……持ちこたえた方だな」
百入結衣子:「ごめん、時間掛かった。とりあえずこれで迷わないでしょう」
百入結衣子:「湊融、岬、瑞穂。あっちをお願い」
三稜鴎:「あんたにとっては、ここからが本番だろ。……俺にとってもそうさ」
鶴喰湊融:「いえ……いつも、本当に……。了解、です!」
江永瑞穂:「……了解! 一回くらいいいとこ見せるわ……!」
烏羽岬:「任せろ。"ひじゅーパワー"を見せてやる」
江永瑞穂:「なにそれ!?」

GM:湊融ちゃんへ。
GM:手番は湊融ちゃんへ!
鶴喰湊融:ふふ、とその様子に笑って。剣に手を掛ける。
鶴喰湊融:マイナーなし。
鶴喰湊融:オートでデバウラーを装備。
GM:OK!
鶴喰湊融:メジャーで≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪クリスタライズ≫≪ジャイアントグロウス≫≪伸縮腕≫!スカイと先生を攻撃します。
鶴喰湊融:そしてこの判定に≪天の業物≫!C値-1して。
鶴喰湊融:妨害などありますでしょうか。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
GM:ないです!!!
GM:判定をどうぞ。
鶴喰湊融:了解。これでC値は6に。
烏羽岬:いけいけー
鶴喰湊融:と、その前にだ。甲斐さんのカードを使用したく!
GM:OK。

:◆NPCカード:《ザンザーラ》甲斐美冬
アクション:白毫相
シナリオ1回、PCの攻撃の直前に使用可能。
その攻撃はリアクション不可となり、HPダメージ減少エフェクトの効果も受けない。
鶴喰湊融:此方ですね。
GM:攻撃がリアクション不可となり、HPダメージ減少もできなくなりました。
鶴喰湊融:では判定!
鶴喰湊融:16dx6+8
DoubleCross : (16R10+8[6]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,6,6,8,8,8,8,10]+10[1,3,3,5,7,7,7,9,9]+10[1,2,3,4,10]+10[7]+10[10]+1[1]+8 → 59

GM:これでいきますか?
鶴喰湊融:≪剣精の手≫!
GM:こいっ
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:104->106)
鶴喰湊融:1dx6+68
DoubleCross : (1R10+68[6]) → 5[5]+68 → 73

鶴喰湊融:まあ繰り上がったからヨシ!
GM:OK。
GM:その他サポートなければダメージになりますが、どうでしょう?
GM:こちらはリアクションできないので何にもできません!
烏羽岬:女神などはなし!
鶴喰湊融:よし、ではダメージ!
鶴喰湊融:8d10+13+8+12+2d10 装甲無視。
DoubleCross : (8D10+13+8+12+2D10) → 45[4,7,10,7,1,1,8,7]+13+8+12+11[1,10] → 89

GM:めちゃくちゃざっくりきた
鶴喰湊融:悪くない…!89点装甲無視ダメージ!
烏羽岬:これを完全リア不はつよい
GM:そのまま89点くらいましたが、まだ倒れないですね
GM:!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+14した(侵蝕率:106->120)
鶴喰湊融:了解です。では演出。

鶴喰湊融:息を吸う。深く深く。構えは脇に抱えるように。
鶴喰湊融:じわりと滲むように、己の身体から花弁が零れ落ちる。不要なものを取り除く。
甲斐美冬:「湊融ちゃんさん」 弓に矢をつがえている。
甲斐美冬:「いつでもどうぞ」
鶴喰湊融:今まで、己を剣に合わせるか、剣を己に合わせるかしか、したことが無かった。
鶴喰湊融:「――ええ。ありがとうございます」
鶴喰湊融:ずっとわたしはそうやって頼りきりか、自分ひとりで背負うことしか出来なかったけれど――
鶴喰湊融:そうではないと、それだけがやり方じゃないし、もっと上手くやるやり方を、わたしはもう知っている。
鶴喰湊融:“薄墨”は、己に合わせてくれる。だからこそ、ただ己を高め、己の力を刃と為せ。
鶴喰湊融:花弁が舞った。渦のように。
鶴喰湊融: 
鶴喰湊融:「――いかでわが こころのつきを あらはして」
鶴喰湊融:「やみにまどえる ひとをてらさむ――」
鶴喰湊融: 
鶴喰湊融:月輪のように。
鶴喰湊融:その刃が円を描き、白く染める。
鶴喰湊融:その刃は、触れたものを白の花弁へ晶化させ、己の身からの花弁が、不純を押し流し昇華させる。
甲斐美冬:「お見事」 矢が走った。
甲斐美冬:「私も、続いてお見事です」 光の矢がマスター・スカイと、三稜を同時に貫いている。
三稜鴎:「だめだ。これは避けられねえ」
鶴喰湊融:その矢と同じか、だが違うタイミング――どちらにも対応出来ないその間に、月の光に照らされた、花が滑り込んだ。
《マスター・スカイ》:「遺産の剣……では、ないんだな」 切り裂かれながら、肉体をつなぎとめる。
鶴喰湊融:「ええ。本当に、あなたの業はすごいです、甲斐さん」ふわりと、回転が残った花弁を吹き散らした。
《マスター・スカイ》:「……あの剣だけは予想外だな……イレギュラーはできれば避けたかった」
甲斐美冬:「イェイ」 二本指を立てて返した。
鶴喰湊融:くすと笑って、こちらも。

GM:手番は烏羽くんです!それか江永さん。
GM:どっちが先に動くか決めてね!
烏羽岬:先にこっちから行きましょうか。なぜなら、江永ファイガで万が一師匠が死んでしまったら悲しいどころではないからです
烏羽岬:ということで烏羽が行動します。マイナーで戦闘移動してスカイ・先生のエンゲージへ。
GM:それはそうかもw
GM:あ!重要なこと伝え忘れてました。このミドルで江永さんの火力は上がってます。+12されて、固定値31になってます
GM:それだけです。
烏羽岬:強化江永ちゃん!
GM:烏羽くんはエンゲージしました。
烏羽岬:黒疾風・茨棘。《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。これに雲居さんを乗っけて達成値を+5します。
烏羽岬:5dx+24+5 武器はキーンナイフが5本。
DoubleCross : (5R10+24+5[10]) → 9[2,2,4,4,9]+29 → 38

烏羽岬:よし。これに《勝利の女神》! 達成値を+18!
烏羽岬:達成値は58です。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:107->111)
鶴喰湊融:雲居ちゃんブーストも!
烏羽岬:したよ~
鶴喰湊融:あ、本当だ。失礼を…
GM:58か……!
GM:58か~~~~~~!
GM:くそーっ!
GM:対ツイストレーザー用にとっておいたやつを使うしかない
烏羽岬:うわっなんか来そう
椋実翔利:ツイストレーザーに対するな
百入結衣子:本当だよ 今回はじめて取ったんだぞ
GM:まずは普通ドッジ
三稜鴎:コンボ:Din no Kalmo
三稜鴎:神の眼+リフレックス
三稜鴎:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,6,8,8,9]+10[2,6,9]+10[7]+1[1]+1 → 32

三稜鴎:コンボ:Mainyu,Mainyu
烏羽岬:居合いケチるべきじゃなかったかー
三稜鴎:虚空の残影。こっちのドッジの数値にかかわらずドッジtが成功になります。
烏羽岬:あっケチってよかった
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:111->119)
GM:これに朧の旋風を使用。
烏羽岬:!?
GM:烏羽くんに反撃します。
烏羽岬:反撃前にちょこっとだけ演出しようっと
GM:そうですね、先に演出した方がいい!お願いします!

烏羽岬:「秘獣の力。おそらく100分の1も引き出せてはいないんだろうが」 床に手をつく。
烏羽岬:まるで粘土細工のように硬い床材に手をめり込ませ、無数の尖った瓦礫を手に入れる。
烏羽岬:「投げナイフが無限に手に入るのは嬉しいな」 投擲。4本、8本、20本、40本。
烏羽岬:全方位から跳ね回るように飛来する投げナイフを目眩ましにして、本命の斬撃を三稜に見舞う。コンバットナイフの一撃。
雲居春音:「……そしてっ」
雲居春音:「この雲居ちゃんが駆け付けて! 必殺――」
烏羽岬:「いばらヒメ。――だ」
三稜鴎:「ってわけには、いかないな」
三稜鴎:その姿が掻き消える。光を操作できるということは、そういうことだ。
烏羽岬:「……幻影……!」

GM:反撃します。朧の旋風。
三稜鴎:マイナーでコンボ:Ahuna Vairya
三稜鴎:陽炎の衣。
三稜鴎:メジャーでコンボ:Patet Pashemani
三稜鴎:レーザーファン抜かなきゃ
三稜鴎:コンセントレイト+見えざる死神+ガラスの剣。
烏羽岬:うわあ、またガラスの剣だ
三稜鴎:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,5,6,9,9,10]+6[2,5,6]+11 → 27

GM:めっちゃ低いけどこれは避けられないはず!
GM:標的は烏羽くんです。
烏羽岬:うーむ。しかし、どうせ当たるとロイスを切ることになってしまうのだな
烏羽岬:……いや、ロイス切って復活と、ロイス切ってダイペナ無効化して更に回避するのとじゃ
烏羽岬:後者のほうがただ重くなるだけだ。やめやめ。
烏羽岬:普通に受けます。ガード!
GM:OK
三稜鴎:3d10+40
DoubleCross : (3D10+40) → 15[1,5,9]+40 → 55

烏羽岬:ひえー
烏羽岬:まず戦闘不能になるので、リーダーのロイスを切って復活します。そして、
烏羽岬:《ラストアクション》。行動します。
GM:さすが……
烏羽岬:先に先生の演出が見たいですわ!
GM:では、ラストアクション前にちょっと演出

三稜鴎:「この距離なら、光の振動は使えない。自分も巻き込むからな。よって」 烏羽くんの突き出したナイフを、すでに掴んでいる。
烏羽岬:「……離れろ雲居!」
烏羽岬:「先生の相手は……この僕がする!」
雲居春音:「うわっ、えっ、なに!? 速っ……」
三稜鴎:「――体術と混ぜて使う」 三稜は烏羽を投げる。その体内に――
三稜鴎:振動が伝わるのを感じる。直接光子を叩き込まれ、床に激突させられた。

GM:演出以上!
GM:ラストアクションどうぞ!

烏羽岬:「さすが……」
烏羽岬:以前ならかろうじて受け身を取れる程度だっただろう。いつの間にか投げられているだとか、極められているだとか、
烏羽岬:三稜の体術はそういう類のものだ。対処しようがない。
三稜鴎:「俺の知ってるお前なら、ここで終わりだ」
烏羽岬:「だが、こちらも秘獣なんだ」 地面に叩きつけられると同時に、発勁の要領で全身の筋肉を使う。コンマ1秒で飛び起きる。
三稜鴎:「……、ああ」
烏羽岬:「あなたを超える」 《居合い》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
烏羽岬:5dx+24+12
DoubleCross : (5R10+24+12[10]) → 10[4,4,8,10,10]+9[2,9]+36 → 55

三稜鴎:「やっと……」
GM:三稜ドッジ!
烏羽岬:みかどっじ
三稜鴎:神の眼+リフレックス
三稜鴎:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,4,5,6,7,7,8,9,9]+10[1,3,4,4,10]+5[5]+1 → 26

GM:もう品切れ。ダメージください。
烏羽岬:6d10+25+8 こう! 装甲は-25です。
DoubleCross : (6D10+25+8) → 32[9,5,8,1,2,7]+25+8 → 65

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+5した(侵蝕率:119->124)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+11した(侵蝕率:124->135)
GM:三稜鴎、戦闘不能でターンエンドです。
GM:演出を。聞きたいこととかあったら、ここで聞いたりしてね!

烏羽岬:「先生……」 ナイフは無し。素手だ。
烏羽岬:鉤突き、肘打ち、貫手、掌底、回し蹴り。秘獣の力による筋力増強で、純粋に殴りつける。
烏羽岬:「結局、あなたの目的は何だったんです」
烏羽岬:「僕を育てる。それは分かる。なぜそうしようと思ったのかがあるはずだ」
烏羽岬:前蹴り、膝蹴り、後ろ回し蹴り、足払い。
三稜鴎:「お前が特別だからだよ」
烏羽岬:「特別?」 回し受け。手刀。
三稜鴎:鉤突きを避け、肘打ちを避け、貫手、掌底を避けた。回し蹴りは捌いた。だが――
三稜鴎:続く前蹴り、膝蹴り、後ろ回し蹴りはブロックで受けることになった。足払いは膝を沈めて受けた。骨に異音。
三稜鴎:「秘獣の性質は、伝播する」
三稜鴎:「たぶんな。長い年月をかけて、遺伝子とレネゲイドウィルスの間を伝わって……」
三稜鴎:反撃の猿臂を、回し受けで弾かれた。手刀はもはや受けるしかない。
三稜鴎:「お前に集約されたんだろう。この世に、何人といない秘獣の雛」
三稜鴎:「俺と同じだ」
烏羽岬:拳を止める。どのみち、あと一撃叩き込めば終わりだ。
烏羽岬:「……あなたもまた、秘獣の遺伝子を?」
三稜鴎:「役目はお前に渡した。俺はここらで退場するよ……」
烏羽岬:「……退場する前にひとつ教えてほしい。秘獣の性質が伝播するのなら」
烏羽岬:「僕に子供ができたら、彼らも秘獣の力が受け継がれるのか?」
烏羽岬:「僕に子供ができたら、彼らにも秘獣の力が受け継がれるのか?」
三稜鴎:「難しいだろうな」
三稜鴎:「遺伝子やらウィルスってのはパズルみたいなもんだ」
三稜鴎:「偶然、ぴったり、そのパターンでなければ……いけない……俺は不完全だった」
三稜鴎:「お前がパズルを解いた。俺の光子を受けたとき、ピースが揃ったんだろうな。マスター・スカイの見立てじゃ……」
三稜鴎:「お前が完璧に、寸分違わず、一致する」
烏羽岬:「僕はあなたを尊敬しています。今でも。僕がいまここに立っていられるのは、あなたの教えのおかげだ」
烏羽岬:「あなたのバトンは、僕が引き継ぐ」 正拳突き。壁まで吹き飛ばす。
烏羽岬:「……本日までのご指導」
烏羽岬:「ありがとうございました、先生」
三稜鴎:「礼を言われることは何一つ……していない……俺はただ」
三稜鴎:「……疲れたんだよ。マスター・スカイに付き合って色々やってみたが……なァ……」
三稜鴎:「五百年か、もう少しか……、」
三稜鴎:「計画が完了してよかったな。マスター・スカイ。俺はあんたのことは嫌いじゃなかったよ。過去に戻りたいってのは理解できる」
三稜鴎:「さよならだ」 三稜鴎は烏羽岬に対して笑う。
烏羽岬:「……」
三稜鴎:その右手を銃の形にして、自分の頭に突きつけている。
三稜鴎:そして吹き飛ばした。
烏羽岬:《インスピレーション》してもいいでしょうか?
烏羽岬:ああっ!
GM:いいですよ!
烏羽岬:でも間に合わなかったな……いや
烏羽岬:先生を救う方法を一瞬で見つけようと思ってました
GM:先生を救う方法は考えてなかったな……!
烏羽岬:じゃあだめだ……! インスピレーションすら間に合わないくらい一瞬だったのかもしれない。
烏羽岬:「…………先生」
GM:うーん、すごく残念ですが、そういうことでお願いします…!
烏羽岬:「さようなら。またいつか、生まれ変わったらお会いしましょう。……今度は」
烏羽岬:「お互い、もうちょっと、普通の身分で」
烏羽岬:-先生/三稜鴎/○遺志/隔意/ロイス(GR) N表からP反転しておきます。あとPを遺志に。
《マスター・スカイ》:「秘獣の因子を渡し終えたようだね、“ヤシュト”。……きみの願いはいま叶った」
《マスター・スカイ》:「ようやく死を迎えることができた。あとは、こちらの役目だな」

烏羽岬:「残るはあと一人……頼むぞ、江永!」
GM:手番は江永さんへ。

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂
アクション:シヴァの星征
常時効果を発揮する。戦闘時にラウンド1回、行動値6で以下の攻撃を行う。
達成値:12dx7+6 攻撃固定値:31
江永瑞穂:12dx7+6
DoubleCross : (12R10+6[7]) → 10[1,2,4,4,4,4,6,7,8,9,9,9]+10[5,6,6,7,7]+10[4,7]+10[8]+5[5]+6 → 51

江永瑞穂:残ったマスター・スカイに攻撃を実行。
《マスター・スカイ》:マスター・スカイは魔人の盾でガード。
烏羽岬:やっぱり持ってた魔人の盾
江永瑞穂:6d10+31
DoubleCross : (6D10+31) → 31[5,1,7,8,8,2]+31 → 62

GM:弾かれたけど、盾は使い切らせましたーッ
GM:あ、デビストするならOKですよ
烏羽岬:デビる? デビる?
鶴喰湊融:なら≪デビルストリング≫。魔人の盾を打ち消します!
鶴喰湊融:遅れて申し訳ない
GM:OK!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:120->126)
GM:損傷大。
GM:37点くらったのか!
GM:黒星招来も使い果たしました。
GM:グェー
烏羽岬:HP0になってないなら、Dロイスひじゅーはまだ宣言しなくてよさそうですね。よしよし。
江永瑞穂:「このっ……」 炎が走る。
江永瑞穂:「なんなの!? 私の攻撃、さっきから外れ引いてばっかりなんですけど!」
《マスター・スカイ》:「危ないところだったな」
鶴喰湊融:「む……護りは切り裂いたと思ったのですが」白い花弁を零す刃を構え直し。
《マスター・スカイ》:「巫女の出力が高まっている。いいことだ……」
烏羽岬:「攻撃自体は通っている。出力もいい……相手が悪いだけだな、これは」

GM:ラウンド2。
GM:セットアップで何かある人!
鶴喰湊融:無しですっ
烏羽岬:こちらは無し! 相手が一人なら限界突破は要らないはず。
椋実翔利:行動0固定ならないさ!
《マスター・スカイ》:なし
烏羽岬:いや使いたいけど、まだこれミドル戦闘だという話を得ているし・・
百入結衣子:なし!
GM:では、手番は椋実さんから!
椋実翔利:《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《ブルータルウェポン》
GM:きっちり魔王の外套を抜いてくるつもりだ
椋実翔利:マイナーなぞ不要。マスタースカイをぶっ飛ばす!
GM:どうぞ!
椋実翔利:18dx7+6
DoubleCross : (18R10+6[7]) → 10[1,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,2,3,4,8,10]+3[2,3]+6 → 29

GM:うっ……ぐがっ……!
GM:ドッジでワンちゃんあるか…!?
椋実翔利:余ってるし雲居使うか!
椋実翔利:達成値+5。34! あと攻撃力+10
GM:あっ、無理っぽいな~これ。でもグラビティガードする。
GM:ダメージください。
烏羽岬:うちのヒロインを台所の余り物みたく
椋実翔利:4d10+20+12+8+2d10+10
DoubleCross : (4D10+20+12+8+2D10+10) → 27[10,4,3,10]+20+12+8+11[10,1]+10 → 88

烏羽岬:うわあ・・
椋実翔利:諸々有効
GM:ぜんぶ10が出ればいけるんじゃないかな
《マスター・スカイ》:5d10
DoubleCross : (5D10) → 21[4,9,2,4,2] → 21

GM:魔王の外套プラスすると、合計46か……
GM:死
GM:戦闘不能ダメージです。演出お願いします。

椋実翔利:「……あの日、UGNと戦い合って疲れてた頃に会った時はなあ」
椋実翔利:「何てヤベエ奴と戦うことになっちまったんだってビビり散らかしたもんだぜ。マスタースカイ」
《マスター・スカイ》:「そう思ってくれたなら、私もブラフをかけた甲斐があった」
椋実翔利:「あそこからここまで来て、烏羽のセンセもぶっ飛ばして」
椋実翔利:「今テメーはここで終わりだ。……終われ!」
椋実翔利:砲塔の喉が熱光を帯びる。そして爆発的な連射
《マスター・スカイ》:「防御が」 魔眼による斥力でも、止めることはできない。
椋実翔利:アレトゥーサの制動を受けながら放たれる、連続のビーム砲撃は、もはや一条のレーザーとしてマスタースカイの防御に照射され続けている。
《マスター・スカイ》:「とてもではないが……間に合わない。これは」 防御が吹き飛んでいく。
烏羽岬:「伏せろ雲居」 雲居さんの首根っこを掴んで伏せさせてます。
雲居春音:「」えっ
雲居春音:「えっ、わっ」
烏羽岬:「これは支援とかそういう問題じゃない。……あと積年の恨みも乗っている」
烏羽岬:「巻き添えを食わないよう、おとなしくしていることだ」
椋実翔利:「気ィ入れろよ! オレのSHIDENレーザーくんがお前の障壁全部食って、まだ満足できなかったら」
椋実翔利:「テメーをブチ抜く!」 ……その宣言とほぼ同時に、マスタースカイの全ての防御を貫き、本人にレーザーが届く。

GM:烏羽くんがオートアクションで秘獣の力を使う場合、戦闘不能にできます。
烏羽岬:使いましょう!Dロイス:秘獣。
「Dロイス:秘獣」について
シャンバラに由来する守り、プロテクト、結界を一時的に無効化することができる。
オートアクションを宣言することで、いつでも効果を発揮することができる。
また、「光と闇の目」を使用可能となる。
烏羽岬:この効果を発動。Eロイス:理想郷の天輪を無効化します。
烏羽岬:《ワーディング》を展開している。秘獣の因子によってシャンバラの機構の一部をオーバーライドし、無効化する。
《マスター・スカイ》:「……そうか」 手の中で砕けた輪を、一瞥する。
《マスター・スカイ》:「目的は達したのだな。……ようやく……、ようやくだ……!」 吹き飛び、叩きつけられ、崩れ落ちる。
《マスター・スカイ》:「……ここまで、来れば!」
GM:メイが首をもたげるのがわかった。
GM:甲羅が赤熱している。強いエネルギーを、その内側にため込み、破裂寸前まで達していることがわかる。
鶴喰湊融:「…メイ?」
椋実翔利:「ああ!? 遺言はもっとちゃんとハッキリ……」
百入結衣子:「何を……」
烏羽岬:「……!?」
GM:このままではメイ自身が吹き飛ぶだろう。それと同時に……
江永瑞穂:「……なにこれ!? す、すごい……なんか……」 背中の翼が白く燃えている。
鶴喰湊融:「まさか…!今ここで!?」
江永瑞穂:「熱いんですけど……!?」 立っていられない。
烏羽岬:「江永! しっかりしろ!」
烏羽岬:「何が起きてる? リーダー!」
椋実翔利:「え、何だ何だ何だ。あれ?」
椋実翔利:「オレ何かやっちゃいました?」
椋実翔利:攻撃はもう止めている。SHIDENの高度を下げて二人の様子を見る
《マスター・スカイ》:「管理機構の核と巫女は一対だ。互いに共鳴している。場のレネゲイドの高まりに応じて……蓄積されたエネルギーは累乗になって倍増する」
《マスター・スカイ》:「きみの手で、その『メイ』くんのプロテクトを解除してほしい。……烏羽岬くん」
百入結衣子:「始めから、そのつもりで……!」
《マスター・スカイ》:「そうでなければ、巫女とメイくんの二人とも吹き飛ぶことになる」
《マスター・スカイ》:「きみにならできる。きみにしかできない……」
鶴喰湊融:「マスター・スカイ!あなた……!今、ここで……ここで、過去に…!」こちらに勝利してから、それから実行するのだと思っていた。
烏羽岬:「そして解除すれば、お前の願いが叶うわけか」
《マスター・スカイ》:「きみが頼りだ」
烏羽岬:「まいったな。そういう言葉には弱いんだ……」
烏羽岬:江永とメイに目をやります。
烏羽岬:メイちゃんが爆発すれば当然、我々にも甚大な被害は出ますよね。
GM:そうですね。もっと正確な情報が必要であれば、インスピレーションを使ってもいいでしょう。
烏羽岬:使いましょう……! こういう時のためにインスピレーションを取っておいたのだ!
GM:では、烏羽くんはその場合を予測できる。
烏羽岬:マスタースカイの思惑を挫き、かつ家族を助けるような方法はありますか?
GM:プロテクトを解除するしかありませんが、解除した場合、エネルギーは時空連続体に穴を開けるために使われることになります。
GM:時空連続体の亀裂が拡大することで、結果的に大陸の半分くらいが吹き飛ぶものと推測できます。
烏羽岬:世界が崩壊してしまう……。
GM:そうなる前に、穴を塞げば解決します。その場合の問題は二つ。
GM:誰かがこちらで穴の急激な拡大を防ぐ必要があること。
GM:誰かが穴の向こう側に行き、マスター・スカイを無力化し、穴を塞ぐ必要があること。
烏羽岬:それってそのう……向こう側にいって穴を塞いだ人って……
GM:穴の向こうに行った場合、戻る方法はありません。また、
烏羽岬:ちゃんと戻ってこれるんですかね……?
烏羽岬:うわあ
GM:穴の拡大を防ぐことができるのも、向こう側で穴を塞ぐことができるのも、今この場には二人だけ。
GM:管理用の剣を持っている雲居春音と、巫女である江永瑞穂だけです。どちらかがここに残り、どちらかが向こうにわたる必要があります。
烏羽岬:うげえー
GM:なお、時空連続体の向こうへ渡ることを考えれば、
GM:それは秘獣である烏羽くんにしかできないことでしょう。マスター・スカイがどんな障壁できみたちの渡航を遮って来るかわかりません。
GM:烏羽岬くんは、雲居春音か江永瑞穂のどちらかを連れて、過去に戻ることができます。
烏羽岬:つまり、どうあっても烏羽は向こう側へ渡る。雲居か江永が同行する。
烏羽岬:そういうことですね。
烏羽岬:うおー……
GM:そういうことになります。
烏羽岬:「……なるほど」
GM:烏羽岬は推測することができる。時空の裂け目は、二人までしか通れないだろう。
烏羽岬:「これも秘獣の力かな。状況が嫌というくらい理解できる」
GM:最初に突破する烏羽と、それに続く二人目以降の安全は確率に頼ることになるだろう。それに、
GM:全戦力による追跡を、マスター・スカイは防ぐ手を打っている。
GM:ホブルディとフレースヴェルグが接近している――間もなくやってくる。
GM:最低限、必須の二人。そこまでが時空を超える限度だと推測できる。
GM:補足説明終わり!
烏羽岬:なるほど……
烏羽岬:なるほどな……
烏羽岬:なるほどね……
烏羽岬:「結論から言う。向こう側へ渡れるのは二人だ」
烏羽岬:「穴が開くのは避けられない。こちら側で穴の拡大を防ぎつつ、向こうに誰かが行って穴を塞ぐ必要がある」
百入結衣子:「ちょ、ちょっと待って」
椋実翔利:「向こう側って、そりゃ、お前」
百入結衣子:「何?一足飛び過ぎて……?」
鶴喰湊融:「…そして、此処は…“ホブルディ”と“フレースヴェルグ”…“華槍”の妨害を止めないといけない」
雲居春音:「と、止められるの?」
雲居春音:「江永さん、大変なことになってるんだけど……!」
烏羽岬:「理論上は可能だ。巫女の転生体は江永だが」
烏羽岬:「シャンバラの管理用キーである剣は、雲居。お前が持っている」
烏羽岬:「どちらかが秘獣の僕とともに過去へ飛び、向こう側からゲートを塞ぐ」
百入結衣子:「ちょ、ちょっと待ってよ……!」
百入結衣子:「向こうから塞ぐって、それ……」
百入結衣子:「帰ってこれないってこと!?」
鶴喰湊融:「……烏羽くん、戻る方法は?」
烏羽岬:「安心しろ。戻ってはこれないが……戻ってこれる」
椋実翔利:「あん? どういうことだ?」
烏羽岬:「説明が……タイムパラドックス的な……そういう……」
烏羽岬:「とにかく、戻ってはこれる。だが」
烏羽岬:「まあ、そうだな。しばらくはお別れになりそうだ」
椋実翔利:「いやいや待て待て。そんな秘獣電波受信したのか知らんけど、何でも分かったみたいな顔されたってな」
百入結衣子:「そうよ!あたしたち、何も……!」
烏羽岬:「うん……僕も逆の立場なら絶対納得できなかったと思う。唐突だし」
椋実翔利:「えーと、あの穴を塞がないってのは……大陸が吹っ飛ぶんだっけ? んじゃ一応ナシの箱に入れといてやるか」
椋実翔利:「で塞ぐには烏羽が最低限穴の向こうに行って、あと江永か雲居のどっちかを連れて?」
椋実翔利:「残った方のでこっちがわも塞ぐ必要がある?」
鶴喰湊融:「で、穴をあけない、というのもメイと江永さんが持たないから無し、と」
烏羽岬:「そうなる。つまり、僕と誰かが向こう側に行くのは確定事項だ」
烏羽岬:「世界の半分が吹っ飛んでもいいというなら話は別だが、僕は断固お断りする」
百入結衣子:「それも、ただ一人を……」
百入結衣子:「瑞穂か春音を連れて……?」
雲居春音:「え……」
GM:江永瑞穂は動けない。炎を放出し続けている。その勢いは強まり続けている。
百入結衣子:「熱っつ……!」レーザーを撃ち当てて冷却を試みるが、収まりそうにない。
椋実翔利:「アレトゥーサ的にこの話はどうだ? できんのか? 穴塞ぐの。他の方法とかない?」
アレトゥーサ:『申し訳ありません。その権限がありません』
椋実翔利:「権限! お前この期に及んで……帰ったらセキュリティ全部外してやっからな!」
鶴喰湊融:すう、と息を吸い、吐く。冷静に思考は回っているが、それでも激情は溢れそうで。薄墨の柄を強く強く握る。
鶴喰湊融:「確認したいこととしては……」
鶴喰湊融:「………そのしばらく、が無暗に長かったり永遠とかじゃないんですね?きちんと無事で、帰ってこれるんですよね」
烏羽岬:「それは間違いない。鶴喰、いま何歳だ?」
烏羽岬:「次の誕生日までどれくらいだったか」
鶴喰湊融:「12歳で……そろそろですけど」
烏羽岬:「そうか、そうか」
烏羽岬:「少なくとも、12歳のうちには再会できるよ」
烏羽岬:「これは間違いない。100%確かだ」
烏羽岬:「ひじゅーパワーで悟ったから間違いない」
鶴喰湊融:「…………烏羽くんは?」
鶴喰湊融:「烏羽くんは、幾つくらいになりそうです?」
烏羽岬:「……鋭いな、鶴喰……」
鶴喰湊融:「やっぱり」思い切り表情が歪む。
烏羽岬:「メイ、どうだ? いくつくらいになりそうだ?」
烏羽岬:頭を撫でてます。
烏羽岬:「あっ熱い」
GM:とてつもなく熱い。
GM:温度は上昇し続けている。
鶴喰湊融:「な……なに、やってるんですか……!もう!」白くなるほど拳を握り締めている。ぶるぶると震えて。
烏羽岬:「頼むよ。鶴喰も……百入。椋実も聞いてくれ」
烏羽岬:「これはつまらない自己犠牲で言ってるわけじゃない」
烏羽岬:「FHが言うのもおかしいが、僕はこの世界を壊したくないし、またみんなと日常を過ごしたい」
烏羽岬:「必ず帰ってくるつもりでこの作戦を提唱している」
烏羽岬:「詳しくは言えないのが歯がゆいがな……戻ってきたら、必ず全部説明すると誓おう」
烏羽岬:「僕を信じて、送り出してくれないか」
百入結衣子:「……もう一回だけ聞くけど」
百入結衣子:「その役目は、岬にしか出来ないのね?」
烏羽岬:頷く。
椋実翔利:「…………」
椋実翔利:「じゃあいっか」
椋実翔利:「いや全然分かんねえけど。でもまあ、烏羽と組んで上手く行かなかった作戦ほとんどねーし……」
烏羽岬:「そうだな。性格は合わなかったが、なんだかんだでお前との連携作戦はうまくいっていたし……楽しかった」
椋実翔利:「オマエが上手く行かすつもりなら上手く行くんだろ。ならいーよ。やれやれ」
烏羽岬:「ありがとう。椋実」
烏羽岬:「お前の口の悪いところは正直未だにどうかと思うことがあるが、絶えない軽口は聞いてて楽しかったよ」
烏羽岬:「戻ってきたら軽口の叩き方を教えてくれ」
烏羽岬:「あと、酒の飲み方もだ」
椋実翔利:「じゃー言っておくが、今お前が言ってることは、まさに一生の別れみたいで最悪だ」
烏羽岬:「ぬ」
烏羽岬:「それもそうだな……こういう時はどう言うべきなんだ?」
椋実翔利:「別に何もねーよ。男同士、そのうち会えるって分かってんなら、『じゃあまたな』で良いのさ」
烏羽岬:「なるほど。じゃあ椋実」
烏羽岬:「じきに戻る。またな」
椋実翔利:「おう。またな」 言ってから両手を挙げ
椋実翔利:「なお、女というのは感情的で面倒なんで、それの相手の仕方は帰ってきてからの楽しみにしておくことだ」
椋実翔利:「今は苦しめ」
烏羽岬:「…………覚悟しておく」
椋実翔利:ニヤリと笑って背を向け、程なく来るであろう者の迎撃に向かう
百入結衣子:「……あたしは」目を擦る。「ほんとは……本当はヤだけど」
百入結衣子:「弟のワガママも聞けないお姉ちゃんになりたくないや」にへらと笑う。
烏羽岬:「一度は置いていった側だからな。置いていかれる恐ろしさを思い知るがいい。ふふふ」
百入結衣子:「この間も、みんなに置いていかれたじゃない。2回めだよ」
烏羽岬:「さっきも言ったが、戻ってくるのに少し時間がかかるかもしれない」
烏羽岬:「何か僕に言いたいことがあったら今のうちに言ってくれ。感情というのは冷めやすいものだしな」
烏羽岬:「戻ってきた時に限って言いたいことが出てこない……というのは、さっき学んだだろ。リーダーの時に」
烏羽岬:「ちなみに、僕はある。何もないなら僕の方から言う」
百入結衣子:「冷めないよ。あたしの熱は、自在だもの」
百入結衣子:「きっと忘れない。……うん。何?」
烏羽岬:「いや……正直このタイミングで言うのもどうかと思うんだが……」
烏羽岬:「僕はずっとお前の強さに嫉妬していた」
百入結衣子:「あは。知ってる」
烏羽岬:「強すぎるだろ。僕が血の滲むような訓練で得たナイフ捌きや、何日もかけて仕込んだトラップの威力……」
烏羽岬:「それをやすやすと超えていくんだ。正直コンプレックスでいっぱいだったぞ」
百入結衣子:「まあ、そのへんはあたしも鍛錬があるし……でもね」
百入結衣子:「……今はきっと。岬のほうが強いよ」
烏羽岬:「……?」
百入結衣子:「信じられないなら、相手しようか?」
百入結衣子:「戻ってきてから、だけど」
烏羽岬:「ああ……それはいいな」
烏羽岬:「賭けてもいいが、僕の方が絶対に弱い。模擬戦で証明してやろう」
百入結衣子:「そっちに賭けるなよ、男の子のくせにさ!」
烏羽岬:「ふふふふ」
烏羽岬:「絶対に手合わせしろよ。約束だぞ、"姉さん"」
百入結衣子:「うん。約束。だから、ぜったい、ぜったいぜったいぜったい」
百入結衣子:「帰ってきて」
烏羽岬:「泣いてるのか?」
百入結衣子:「泣いてますけど?悪い?」
百入結衣子:「泣かせるほうが悪い!」
烏羽岬:「いや……」
烏羽岬:「嬉しいよ」
烏羽岬:「謝罪は戻ってきてからする。……椋実式挨拶で締めるとするか」
烏羽岬:「またな。百入」
百入結衣子:「うん。またね、岬」
鶴喰湊融:「……………」きつくきつく、眼を強く閉じて。腸で煮え滾るようなものを、ゆっくりと吐くように深い吐息を。
鶴喰湊融:「岬くん」
烏羽岬:「うん」
鶴喰湊融:「わたしから言うことは、いろいろ思いつくけど、やっぱりこれです」
鶴喰湊融:息を吸い込んで。
鶴喰湊融:「何の文句も言わないで、信じて。ずっと。ずっと待ちます」
鶴喰湊融:一拍置いて。
鶴喰湊融:「――というのが。良い妹で、そうするべきなんでしょうけれど」
烏羽岬:「……うん?」
鶴喰湊融:「イヤです」
烏羽岬:「やっぱり、イヤか」
鶴喰湊融:「いいですか?わたしは、ぜっっっっ、たいに………そんな、“物わかりのいいだれかさん”になんて、なってあげません」
鶴喰湊融:「わたしの誕生日は……あと、一か月くらいしかないですが」
鶴喰湊融:すう、とまた息を吸う。酷く乱れている。
鶴喰湊融:「そこまでしか、待ってなんてあげません」
鶴喰湊融:「分かりましたか?分かったって言いなさい。良いですね」
烏羽岬:「そこまでは待ってくれるんだな。いい子だ……分かった」
鶴喰湊融:「…………本当、代われるなら」
烏羽岬:手を伸ばし、わしゃわしゃと湊融ちゃんの頭を、艶の良い黒髪を撫でる。
烏羽岬:「お前の中学入学祝いもしないといけないしな。それまでには戻ると約束しよう」
鶴喰湊融:「わたしが、そうしたかったくらい、で……」うるんだ瞳を、ギュッと閉じる。
鶴喰湊融:「………うん。だから」
鶴喰湊融:「無事でいて。いつも、平気な顔して無茶するし…お金のこととか、ずっとわたしがしていたけれど」
鶴喰湊融:「……戻ってくるまで、出来ないんだから」
烏羽岬:「戻ってくるよ、ちゃんと。それまで……手のかかる連中を残していくことになるが」
烏羽岬:「ヴリトラをよろしく頼む。ああ、あと」
烏羽岬:「ちゃんと学校には行くんだぞ」
鶴喰湊融:「………うん。きっちりやってくし、楽しくするよ」
烏羽岬:「よしよし」 軽く抱きしめ、背中をぽんぽんと叩く。
鶴喰湊融:「……いってらっしゃい」こちらも応えるように軽く手を回して。
烏羽岬:「ああ。行ってくる」
烏羽岬:「またな。鶴喰」
鶴喰湊融:「うん、またね。岬くん」ふわり、と微笑んで。
横嶋洋明:「……ああ。これは予想外……だ……」
烏羽岬:「リーダー」
GM:“パタンジャリ”横嶋洋明は、ふらつきながら歩いてくる。
烏羽岬:「お疲れのようだな。病み上がりにはきつい運動だったか」
横嶋洋明:「レネゲイドの高揚によるエネルギー過剰? ……いやいやいや、きつい運動とかじゃなくて……!」
横嶋洋明:「か、解決方法は、これ……たぶん一つしかないって状況じゃないか!」
烏羽岬:「ないな。……幸いなのは、メイの中身だ」
烏羽岬:「リーダーもそろそろ推測できているんじゃないか。今生の別れではないらしいのが救いと言える」
横嶋洋明:「……幸いじゃないよ。どんなことになるかわからない。本当のところなんて……」
横嶋洋明:「……きみが行くしかないのかな」
烏羽岬:「おそらくは。あるいは、そこで寝ているマスター・スカイに聞いてみるか?」
烏羽岬:「答えは変わらないだろう。おそらく」
《マスター・スカイ》:「寝ているとは心外だな。ツェフド師。烏羽岬」
烏羽岬:「起きてた……」
《マスター・スカイ》:「私は決心を待っている」
烏羽岬:「ということらしい。……まあ、人類でも数少ない時間旅行の経験者になれると思えば、悪い話ではないよ」
烏羽岬:「あなたが生まれ育ったシャンバラも見てみたいしな」
横嶋洋明:「……少し残念だな。戻ってきたばかりで……」
横嶋洋明:「きみとちゃんと話したかった」
烏羽岬:「同感だ。あなたに聞きたい事は色々ある……妻はいたのかとか。妹以外の家族は誰がいたのかとか」
横嶋洋明:「ハハ」
横嶋洋明:「戻ってきたら。ぼくのことなんかでよければ、いくらでも」
烏羽岬:「本当か? 約束だぞ。あなたの事を、僕はまだ全然知らないんだ」
烏羽岬:「……ああ。そうだ」
横嶋洋明:「うん?」
烏羽岬:「せっかくシャンバラに行くんだ。もしあるなら、伝言を預かろう」
烏羽岬:「あなたから、何千年か前の誰かに。伝えたい事はあるか」
横嶋洋明:「……いや……、ぼくはやめておこう。過去のことには触らない。この、いまここにぼくらがいる結果が変わらないようにしなければ」
横嶋洋明:「たとえぼくを見かけても、何も教えちゃいけないよ」
烏羽岬:「そうか」
横嶋洋明:「よい旅路を祈ってる」
烏羽岬:「ありがとう。……僕にとって」
烏羽岬:「あなたは父親のような存在だった。今もそう思っている」
烏羽岬:「僕をヴリトラに入れてくれて、ありがとう。リーダー」
烏羽岬:「また会おう」
横嶋洋明:「そう言ってくれて、救われる。……うん、また」
烏羽岬:椋実。百入。鶴喰。リーダー。
烏羽岬:全員の顔を見たあと、江永の方に歩いていく。
烏羽岬:「江永。返事は――出来ないだろうから、そのまま聞け」
江永瑞穂:「……っ、」 反応しようとして、やめる。
江永瑞穂:体力をレネゲイドの制御にすべて回しているからだ。
烏羽岬:「僕はしばらく留守にする。この一件が終わった後、歴史がどう変わるのか、あるいは変わらないのか、僕にもさっぱりわからないが……」
烏羽岬:手が焦げるのも気にせず、赤熱化する江永の手を握る。
烏羽岬:「これが終われば、ヴリトラを取り巻く状況もきっと変わる。UGNの協力もある」
江永瑞穂:「……やめなよ。焦げるでしょ……!」
烏羽岬:「いっしょに学校に行こう」 手は離さない。
烏羽岬:「登校して……授業を受けて。弁当を食べて、掃除当番を押し付けあって、もしかしたら部活をやって、帰る」
烏羽岬:「宿題をして……僕らの年齢なら、受験に備えるのもいいかもな」
烏羽岬:「きっとそんな日がやってくる」
江永瑞穂:「……ええ」
江永瑞穂:「……そう……信じてる……!」
烏羽岬:「だからいいな? ……なんかもう、今にも死にそうだが……」
烏羽岬:「こちら側のゲートは、お前に任せる」
烏羽岬:「出来るな?」
江永瑞穂:「うるっ、さい……! このくらい……!」
江永瑞穂:「私は! あんたより……先輩で、姉貴分なんだから、ね……!」
烏羽岬:「年齢は同じなはずだが……」
江永瑞穂:「心の! 話よ! いいから、さっさと行きなさい……きついんだから!」
烏羽岬:「……」
烏羽岬:「――"学校にも通いたいし、遊園地にも行きたい"」「"買い物とか、海とか、キャンプとか、なんでも"」
烏羽岬:「"普通の人がするようなこと、なんでもやりたい"」
烏羽岬:「戻ってきたら、みんなで遊園地に行くぞ」
烏羽岬:「行き先を選んでおけよ」
江永瑞穂:「……そうするわ。きっとね……!」
烏羽岬:膝をついて江永さんと話していたが、立ち上がります。
烏羽岬:「よし」
烏羽岬:「雲居。行くぞ」
烏羽岬:「お前が来い」
雲居春音:「えっ!?」
烏羽岬:「えって……今までの話を聞いていたのかお前は」
雲居春音:「あ、わ、私! 私ね? ……いや、その……」
雲居春音:「……うん」
雲居春音:「きっと、そうね」 前を向く。烏羽岬を睨む。
烏羽岬:「あの日……」
雲居春音:「あの日?」
烏羽岬:「放課後の、学校の教室で。僕らは宇宙から落ちてくるメイを見た。覚えてるか?」
雲居春音:「……うん。よく覚えてる。忘れるわけない」
烏羽岬:「懐かしいな……お前がヘタな嘘で、UGNのことをバイトだと言って誤魔化したりしていた」
雲居春音:「か、烏羽だって! いま考えると超変なウソじゃん!」
烏羽岬:「仕方ないだろう。UGNがすぐそばにいるとは思っていなかったんだ」
雲居春音:「私だってFHがすぐそばにいるとは思ってなかったよ!」
烏羽岬:「UGNとは思えないくらい行動が杜撰だしな」
雲居春音:「……べ、勉強してるところだったの! 烏羽だって正体隠そうとしてるとは思えない行動だったでしょ!」
烏羽岬:「……ふー」
烏羽岬:「雲居。……FHとUGN、どちらが正義だと思う?」
烏羽岬:「対立しているこの二つの組織に、明確な優劣や善悪はあると思うか?」
雲居春音:「ある」 「と思ってた」 「二か月くらい前までは……」
雲居春音:「でも、いまはそうは思えない」
烏羽岬:「今はどう思っている?」
雲居春音:「いろんな人がいる。組織がどうこうとか、所属じゃなくて」
雲居春音:「その人の、その行動がどうかってことだけだよ」 「たぶんね」
烏羽岬:「同感だ」
烏羽岬:「善悪はない。今はいがみ合っていても……」
烏羽岬:「何十年か何百年後か、UGNとFHが分かりあえる時がくる。みんなが普通に暮らせる世界がな」
烏羽岬:「これはそのための、第一歩だ」 雲居さんの手を取る。
烏羽岬:「FHとUGNが。《ヴリトラ》と《レリックドライバ》が」
烏羽岬:「烏羽岬と雲居春音が、この世界を救うんだ」
烏羽岬:「覚悟はいいな?」
雲居春音:「……そうね。烏羽。私はさ……覚悟はできてるよ。だって……」
雲居春音:「烏羽にできることなら、私もできる」 「この旅は、私と烏羽じゃなきゃいけない」
烏羽岬:「ふ」
烏羽岬:「足手まといになるなよ」
雲居春音:「そっちがね。片づけて帰ろう。烏羽となら、それができるって知ってるよ」
雲居春音:「行こう」
烏羽岬:「……じゃあ、行ってくる!」
烏羽岬:「またな! 僕の大事な仲間と、家族たち!」
GM:Dロイス:秘獣の使用を宣言してね!
烏羽岬:よし……! Dロイス:秘獣を使用します。メイちゃんのプロテクトを解除。
烏羽岬:あっあと
烏羽岬:メイにロイスを取ります。
GM:OK。どうぞ!
烏羽岬:-旅人/メイ/○懐旧/恐怖/ロイス
GM:では、膨大なエネルギーが解放される。
GM:それは“心臓”の周囲に収束し――マスター・スカイはその瞬間を逃さない。
《マスター・スカイ》:「何千年と――」 無数に散っていた魔眼を集約し、一つの刃のように成形する。 「この瞬間を! 待っていた!」
GM:それはエネルギーを引力によって束ね、時空連続体に裂け目を生じさせる。外科医の執刀のように慎重に、素早く。
《マスター・スカイ》:「破滅の前の、シャンバラへ――今度こそ」 時空間を潜る。 「彼女を、シャンバラを救う」
《マスター・スカイ》:その姿は、闇の奥へ消えた。
江永瑞穂:「……つっ!」 体に集約されていたエネルギーが霧散し、動けるようになるのと同時、心臓に走る。触れる――時空間の裂け目の拡大が止まる。
江永瑞穂:「はやく行って! 烏羽、雲居! 抑えとくから……!」 
烏羽岬:「行くぞ、雲居!」
雲居春音:「――うん!」
烏羽岬:マスター・スカイを追って、裂け目に飛び込みます。
横嶋洋明:「さて……じゃあ、あとは……」
横嶋洋明:「ぼくらで、ここを死守しないといけないな。準備いいかい?」
鶴喰湊融:裂け目を一瞥し。「ええ。大丈夫です」その手には、白い白い、大太刀を握って。
百入結衣子:「ヤダな、その言葉。死ぬみたいじゃない」
百入結衣子:「楽勝で終わらせよう。何一つ、欠けることなく、無事に」
百入結衣子:「『なんだ、何も変わってないぞ』って言わせよう」
鶴喰湊融:「そうしたら、戻ってきたとき、遅いって言ってやりましょう」
椋実翔利:「お前らがノンキに烏羽と話してる間に、こっちは3回くらい準備済ませちまったわ」
椋実翔利:「あと30秒遅かったら酒開けてたぜ。いつもどおりにな」
鶴喰湊融:「…ふふ、すみません。お待たせしました」微笑んで。「でもお酒はダメですよ」
百入結衣子:「帰ってからにして」
横嶋洋明:「よさそうだ。……ってところで、来たよ」
横嶋洋明:「戦闘開始だ」


GM:ここはロイスだけ取得可能。回復はできません。
烏羽岬:残り一枠か……! いや
烏羽岬:これは次のシーンで取ろう。きっとここぞ、という場面があるはず。
烏羽岬:メイにも取ったしね。なしです。
鶴喰湊融:どうしよう……あと一枠………
鶴喰湊融:いや……ここは保留にします…!
百入結衣子:ロイスは満タン!
椋実翔利:この後タイミングもなさそうだしマスタースカイに取っとこ 敵/マスタースカイ/同情/○クソ
烏羽岬:最終回とは思えないロイス
GM:ひどいw
GM:でもOK!

クライマックス1:遮る者、ヴリトラ

GM:このシーンでは、NPCカード「雲居春音」が使用不可能です。
烏羽岬:烏羽は……?
GM:烏羽くんもだよ!!
GM:登場できません
烏羽岬:1万年前から女神を飛ばす事はできなかった
GM:そういうこと……


GM:次元の裂け目が、ゆっくりと広がっていこうとしている。
GM:江永瑞穂は、背に炎の翼をはばたかせ、出力を上げ、その裂け目を抑えようとしている——
GM:しかし。
奥野キリエ:「……そこ」
奥野キリエ:「邪魔だ。失せろ!」 影が伸びるのが見えた。
奥野キリエ:この影は見覚えがある。触れるものを焼き尽くす、燃える影だ。
椋実翔利:「邪ー魔なのは」
椋実翔利:「どっちだハゲ!!」 激しい砲撃の嵐で、伸びる影の地面を強引に打ち砕く
奥野キリエ:「……はっ。そりゃもちろんあんたらだよ」 強い閃光で影が薄れた。届かない。だが一方で、
丹村健斗:「……よっ」
丹村健斗:槍が伸びてくる。そうとしか思えない、人と槍が一体となった刺突だった。
鶴喰湊融:それに、白い刃が合わさる。
鶴喰湊融:「奇襲ですか。本当に来るとは」返しの一閃。
丹村健斗:「おお」 弾かれ、飛びのく。 「きみかよ、“太白”。……”鶫”はいないのか」
鶴喰湊融:「少々お出かけです。……ご存知の上で来られたと思いましたが……」構える。冷や汗がひとすじ。
丹村健斗:「いやあ、追いかけていったのは予想外だ」
鶴喰湊融:思った以上に鋭かった。此方が切られてもいてもおかしくなかっただろう。
丹村健斗:「もうこっちの目的は終わってる。おとなしく道を開けようって気にはならないわけだ?」
鶴喰湊融:「まさか。このまま大陸ごと吹っ飛ぶ趣味はないですよ」
丹村健斗:「できるだけ遠く離れれば、助かるかもしれないぜ。それかみんなでその裂け目の向こうに行くとか」
百入結衣子:「あたしたちの目的は終わってない」
百入結衣子:「あたしたち、今までさんっざん、誰に彼にも邪魔されてきてさ」
百入結衣子:「最後は、邪魔をする。そういうのも、いいじゃない」
百入結衣子:「あたし達も、あなた達も、邪魔よ」
百入結衣子:「決着をつけるべき人間たちじゃない」
丹村健斗:「……だってさ、“ホブルディ”」
奥野キリエ:「嬉しそうにしやがって、“フレースヴェルグ”」
奥野キリエ:「そりゃお前はこういうのがお望みだったんだろうが、こっちは目障りなだけだ」
丹村健斗:「まあね。俺はうれしい」
丹村健斗:「世界の破滅を賭けた戦場だろ」
丹村健斗:「こんなの師匠やあいつが泣いて羨ましがるぜ……俺も」 槍を構える。 「……悔いはないってやつだ」
椋実翔利:「お互い様だろ"ホブルディ"。テメーらがヴリトラを切って、コマでも動かすようにオレらを詰め始めたあの日から……」
椋実翔利:「オマエのことは楽しくブッ殺してやりたいと思ってたんだ。オレのことが目障りなまま終わりにしてやろうってな」
椋実翔利:「実行するぜ。趣味と実益を兼ねてな」
奥野キリエ:「そーかよ! くだらねえ雑魚セルのチンピラ程度の野郎が」
奥野キリエ:「思い出させてやるぜ。邪魔をするな」
椋実翔利:「思い知らせてやるよ。テメエはセルの後ろ盾がなきゃチンピラ未満だってことをな」 SHIDENは浮揚
GM:戦闘開始。
GM:戦闘状況!
■クライマックス1:
   ホブルディ
 フレースヴェルグ
     |
   (10m)
     |
 鶴喰、百入、椋実
GM:勝利条件:ホブルディ、フレースヴェルグの戦闘不能または死亡
GM:以上!
GM:ラウンド1 セットアップ
椋実翔利:コーリングシステム。スカイキッドに搭乗!
鶴喰湊融:なしです。
奥野キリエ:先陣の火。行動値4→24
丹村健斗:加速装置。行動値4→12
百入結衣子:なし。
GM:OK!
GM:時間凍結はありますか?
GM:あ、違う
GM:異世界の因子はシーン内で使われたエフェクトコピーだからあるわけがなかった
百入結衣子:あ、いや
百入結衣子:登場しているシーン内で使われたエフェクトのコピーなので
GM:ああ、そうか
百入結衣子:別にこのシーンには限らないはず
GM:該当シーンでなくても過去シーンで使えるのか、思い出した
烏羽岬:ほー、一度見てればいいんだ
烏羽岬:黄金聖闘士かな
GM:では改めて使うかどうかお願いします
鶴喰湊融:では、≪異世界の因子≫。時間凍結をコピー。
鶴喰湊融:そして使用します。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+10した(侵蝕率:126->136)
GM:OK!
鶴喰湊融:鶴喰湊融のHPを-20した(HP:29->9)
GM:では、初手は湊融チャン!
鶴喰湊融:マイナーなし。
鶴喰湊融:メジャー。≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪クリスタライズ≫≪ジャイアントグロウス≫≪伸縮腕≫!敵エンゲージの二人を攻撃!
GM:OK!
GM:こいっ
鶴喰湊融:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,6,6,7,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,1,3,4,6,6,9,10,10]+10[6,8,10]+10[1,7]+4[4]+8 → 52

GM:妨害はないと思っていただこう!
鶴喰湊融:あっありがとうございます。そして最後の≪剣精の手≫!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:136->138)
GM:うおーっ
鶴喰湊融:1dx7+58
DoubleCross : (1R10+58[7]) → 10[10]+5[5]+58 → 73

百入結衣子:やったね
鶴喰湊融:回った!ヨシ!
GM:きっついな~ ホブルディは氷盾でガード。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+14した(侵蝕率:138->152)
GM:丹村はゲットダウン。
丹村健斗:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 10[2,6,6,8,8,8,10]+7[7]+22 → 39

椋実翔利:ゲットダウン……!
鶴喰湊融:こわっ
GM:回ったけどダメか。丹村はマグネットフォースでホブルディをカバーリングする。
GM:ダメージをください。
鶴喰湊融:了解…!
鶴喰湊融:8d10+13+8+12+2d10 装甲無視!
DoubleCross : (8D10+13+8+12+2D10) → 34[2,3,3,10,4,4,6,2]+13+8+12+11[8,3] → 78

鶴喰湊融:ダメージダイスが微妙に不調だけど78点装甲無視ダメージです。
GM:痛い!丹村の気合で耐えられるダメージではないので、
GM:これ装甲抜いて140点か、さっそく電磁反応装甲を6枚使用。20点ダメージです。
GM:演出をどうぞ!
鶴喰湊融:装甲無視です~
GM:あ、じゃあ36点ダメージじゃん!
GM:もうすぐ死ぬ
GM:改めて演出どうぞ
鶴喰湊融:耐えられたのか…!行きます。

鶴喰湊融:白の大太刀を構える。後ろの、時空間の穴……江永さんが留めているそれを感じる。
鶴喰湊融:今ここで、幾重にも干渉が為された。エフェクトによるものも、個人のそれを遥かに超えたものも。
鶴喰湊融:なら。それに、適合することができる。鶴喰湊融は、その為の業をこそ、物心着いた時からずっと続けていたからだ。
鶴喰湊融: 
鶴喰湊融:「――我流魔剣、その一」じ、と身体を白い白い花弁が覆い隠す。
鶴喰湊融:「“太白”」
鶴喰湊融: 
鶴喰湊融:きん、と。なにかが高速で、空間を弾き飛ばした音がした。
奥野キリエ:「“フレースヴェルグ”! 時間稼げ!」
鶴喰湊融:白が反転した黒の刃が、ぞるりと。
鶴喰湊融:まるで正常な空間を貪るように奔ったことが、見えたかも知れない。
丹村健斗:「言われなくても。こういうのを待ってた……俺は」 槍を振るう。虚空すら切り裂く斬撃をそらし、白い花弁のすべてを捌く。 「強くなる」
丹村健斗:「強くなる……」 さばききれなかった斬撃が、体を切り裂いても、まだ立つ。 「絶対に、強くなる!」
鶴喰湊融:「……まさか凌がれるとは」
鶴喰湊融:「わたしも修行が足りませんね……結衣子さん、翔利さん。来ます…!」

奥野キリエ:「万象の虹」を使用。
椋実翔利:ゲッ
奥野キリエ:「よくやった」 時間凍結をコピー。
鶴喰湊融:いやこれは…
百入結衣子:デビスト残ってる?
鶴喰湊融:あと一枚あります!
鶴喰湊融:≪デビルストリング≫…!それはさせない!
GM:ここは通す!
丹村健斗:ゴッドウィンド。デビルストリングを打ち消す
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:152->158)
鶴喰湊融:がああ……!160までもうない…
奥野キリエ:原初の白:異世界の因子。デビルストリングは取り下げて大丈夫です。
鶴喰湊融:はい~
GM:というわけで、行動します。奥野パンチ。
奥野キリエ:マイナーで無形の爪牙+抉り穿つもの
奥野キリエ:メジャーで原初の赤(ライトウェイトモード)+フレイムタン+冷気の鎌+原初の黒:ブレインハック。ターゲットは椋実さん。
椋実翔利:ブレインハック……!?
椋実翔利:暴走によりリアクション不可 受ける!
奥野キリエ:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 9[2,4,4,5,5,6,6,9]+2 → 11

百入結衣子:これは

:◆NPCカード:《ギギリオン》錫谷亮
アクション:誓護符サラクエル
シナリオ1回使用可能。
任意のエネミーの判定直後にオートアクションで使用。
達成値を-15する。
鶴喰湊融:先生チャンスでは
百入結衣子:これ使える……?
椋実翔利:オッ
GM:センセイの野郎許せねえ
GM:使えますね
鶴喰湊融:流石先生だぜ
椋実翔利:では最後に活躍してもらおうか……先生!
椋実翔利:NPCカード《ギギリオン》錫谷亮で、達成値を-15!
椋実翔利:攻撃に失敗しろ!
GM:達成値0だと自動失敗でしたっけ
椋実翔利:そういう認識
GM:では、ホブルディの攻撃は失敗した。

奥野キリエ:「くそ――いまさら、てめえ!」
奥野キリエ:「“遺産”かよ! UGNのチンケな遺産で、邪魔しやがって……!」
錫谷亮:「……最後の一枚……」
椋実翔利:「おっ……と、やるじゃん! どうせソイツこっち狙ってただろうから……助かるぜ、マジで!」
錫谷亮:「誓護符サラクエル。なんとか凌いだ。……まだ来るぞ!」
百入結衣子:「ありがとう。必ず繋ぐ!」
椋実翔利:「終わったら飲み行こうか! このままソイツの攻撃受けてくれたら……割り勘で良いぜ!」
錫谷亮:「……私に得がない……!」

GM:イニシアチブ終了して、改めてホブルディの手番。HPは-20されました。
奥野キリエ:マイナーなし。
奥野キリエ:原初の赤(ライトウェイトモード)+フレイムタン+冷気の鎌
GM:ターゲットはやっぱり椋実さんなんだよなあ
椋実翔利:来いよ! 暴走によりリアクション不可だぜ!
奥野キリエ:8dx+2 回避ダイス-12
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[2,4,8,8,9,9,10,10]+7[3,7]+2 → 19

GM:さっきこれ出て
GM:頼むからさっき出て
椋実翔利:かなしい リアクション不可!
烏羽岬:ここにブレインハックがあれば・・
GM:カバーリングなどありますか?
百入結衣子:ここは通しかな~侵蝕バランス的に
百入結衣子:大丈夫?
椋実翔利:大丈夫大丈夫
鶴喰湊融:ではお願いします…!
百入結衣子:OK!じゃあノーカバー!
GM:OK!
奥野キリエ:2d10+2d10+22 諸々有効
DoubleCross : (2D10+2D10+22) → 7[5,2]+4[2,2]+22 → 33

GM:ひくっ!
椋実翔利:良かったな、HPは2しかないから倒れるぞ……"ホブルディ"のロイスをタイタスにして昇華、復活
椋実翔利:椋実翔利のHPは11になった。(HP:2->11)

奥野キリエ:「この……」 影が防御の紙片を焼き尽くし、椋実翔利を焦がす。
奥野キリエ:「目障りなんだよ!」 発火。全身が瞬時に炭になるような炎だった。
椋実翔利:「うぉっつ……! ……へっへへへ。どうよ。どうした」
椋実翔利:「もっと火力上げても良いんだぜ? これじゃあこのヒマラヤじゃちょうどいいくらいだ」
椋実翔利:「ボスのために頑張るんだろ? これでいいのか?」
奥野キリエ:「へらへら笑いやがって……!」

GM:手番は椋実さんへ。
GM:行動をどうぞ!
椋実翔利:マイナーで5m後方へ移動。メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《ブルータルウェポン》+《因果歪曲》
椋実翔利:対象はもちろんホブルディとフレースヴェルグをダブル! 行くぞ!
GM:うおーっこいーっ
GM:こいつらに妨害などという高等技術はない
椋実翔利:16dx7+6
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,7,8,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,6,6,6,8,10,10]+4[2,4,4]+6 → 30

椋実翔利:あっ
椋実翔利:セルスタッフ:アサルトも使用!
烏羽岬:今度はギリギリで忘れなかった
GM:殺意感じる
GM:ホブルディは氷盾ガードで、丹村はドッジ。ゲットダウン。
丹村健斗:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 8[1,2,2,5,6,6,8]+22 → 30

GM:にーむーら!にーむーら!
椋実翔利:こいつ……! だがホブルディはブッ殺せる!
百入結衣子:同値回避じゃん
GM:ダメージどうぞ。
鶴喰湊融:雲居ちゃんいたら…!
百入結衣子:勝利の女神があればな~~~
百入結衣子:それを使えるPCがいればな……
鶴喰湊融:いない……
椋実翔利:そいつらがいない状況を何とかするのがオレらだぜ!
椋実翔利:4d10+20+12+8+3+2d10
DoubleCross : (4D10+20+12+8+3+2D10) → 32[7,7,10,8]+20+12+8+3+12[8,4] → 87

椋実翔利:諸々有効
GM:殺意がでかいんですけど?
GM:大丈夫?えーとます氷盾で67になって、
椋実翔利:固定ロイスぶんオマケしとくね
GM:だめだ死ぬ!これは健斗が「奇跡の雫」。
GM:ホブルディは蘇生して耐えます。
GM:演出どうぞ!

椋実翔利:頭上の空間に、円形のゲートが開いている。繋がる空間は暗黒だが、時折不吉な暗雲のように、紫電を迸らせる。
椋実翔利:「言っとくがなあ」
椋実翔利:「分かるんだよ、オレには。他の情緒未発達児どもと違って、ヴリトラの中でオレだけは分かってやれるんだよ。……"マスタースカイ"の気持ちを」
椋実翔利:「時間を巻き戻してやり直して、取り戻せるヤツがいるならそうしたいって気持ちをな」
椋実翔利:「……つまりアイツはオレと同レベルってワケだ! あっははは、存外大したことねえー奴だよなあ、マスタースカイ!」
奥野キリエ:「何が……ボスの気持ちだァ!? ふざけんじゃねえ!」
百入結衣子:「……情緒が発達したらこうなるなら、あたし一生発達しなくていい」
椋実翔利:ドドドドド、と砲身が唸りを上げている。砲口に開いたゲートが放たれた砲撃を全てどこかへ転送している。
鶴喰湊融:「……わたしもある程度分かるつもりでしたけどここで煽りに行きます…?」
奥野キリエ:「チンピラ風情が、舐めた口をきくな!」 影を攻撃に回そうとする。
椋実翔利:焼け付いた砲身がパージされ、乾いた金属音。頭上の魔眼がにわかに唸る。
椋実翔利:「そんな同レベルのオレとアイツの違いが何か分かるか?」
奥野キリエ:「何一つ同じじゃねえよ」
椋実翔利:刹那、頭上の暗闇から発せられた光の瞬きは、連星じみていたかもしれない。だが違う。雲中に星は輝かない。
椋実翔利:それはまさに、地より至りて天をも砕く、人造の雷。
奥野キリエ:「てめえは、私が」
椋実翔利:「ああ、オマエの言う通り」
椋実翔利:「もしかしたら、オマエも同じように」
椋実翔利:「……過去にシリアスになり過ぎて、」
椋実翔利:「今この瞬間をヘラヘラ笑えないところさ」
丹村健斗:「……“ホブルディ”」
椋実翔利:閃光の後、轟音が爆裂する。
椋実翔利:その瞬間には、エネルギーへと昇華された無数の砲撃が垂直のレーザーとなり、両者の立つ一帯へ降り注ぎ、焼き払う。
丹村健斗:「どいてな」 槍が走る。雷鳴を弾き、その穂先が虚空を切り裂く。……レーザーを、そのすべてを、穂先で逸らした。
丹村健斗:「……」 もはや人間の……オーヴァードでさえ、その槍という武器でできる技術の範囲を超えていた。
椋実翔利:「……うおっ、何だそれ!」
丹村健斗:「強くなってんのさ」 帯電した槍を振るう。その槍が右腕を蝕んでいる。
椋実翔利:「オイオイオイ、そいつは……想定してないな! ハッハハ、確かに確かに!」
百入結衣子:「何、それ……なにか」
百入結衣子:「奇跡でも起こすみたいに。神様にでもなったつもりなのかしら」
丹村健斗:「……強く……なってる……。師匠、草十郎……みたいに……あいつらにできたことは」
鶴喰湊融:「………オーヴァードでもできるはずがないレベル。堕ち果てるつもりですか…?」
丹村健斗:「俺にもできなきゃおかしいだろ?」
丹村健斗:「そうじゃなきゃ、ダメだよ」
椋実翔利:「まあなんでも良いよ。今のでダメなら、次は更にマシで行くだけだ。ショーの時間が楽しみだなぁ?」
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+12した (侵蝕率:132->144)

GM:手番はその丹村へ。
丹村健斗:マイナーでコンボ:尾羽を震わす。猛毒の雫+イオノクラフト。きみたちのエンゲージに接敵する。
■クライマックス1:
   ホブルディ
     |
   (10m)
     |
 フレースヴェルグ
   鶴喰、百入
     |
    (5m)
     |
    椋実
丹村健斗:メジャーで捷径にして捷路なり。
丹村健斗:コンセントレイト+アタックプログラム+アームズリンク+ライトニングリンク+腐食の指先+ポイズンフォッグ。ターゲットは湊融チャン&百入さん。
百入結衣子:《ミスディレクション》。対象を一人に再設定してください。
丹村健斗:では、ターゲットは湊融チャン。
鶴喰湊融:了解!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5した(侵蝕率:122->127)
丹村健斗:10dx7+22
DoubleCross : (10R10+22[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,6,6,7,9]+2[1,2]+22 → 34

鶴喰湊融:ドッジチャレンジ。
鶴喰湊融:10dx+1=>34
DoubleCross : (10R10+1[10]>=34) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,7,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

鶴喰湊融:ってオートでBCスーツを着ます。
GM:うーっ対策完璧!
GM:ダメージ!
鶴喰湊融:なので達成値14で更に無理。
丹村健斗: 4d10+28 装甲-10でダメージ
丹村健斗:あれ
丹村健斗:4d10+28
DoubleCross : (4D10+28) → 38[10,10,9,9]+28 → 66

丹村健斗:こうだ!
丹村健斗:殺意高ッ
鶴喰湊融:ダメージダイスが良過ぎる
烏羽岬:うわつよ
鶴喰湊融:最後にあいてるロイス枠、フレースヴェルグに取得し消化。
鶴喰湊融:昇華! 丹村健斗 〇感服/不安 で。
鶴喰湊融:HP14で復活。

丹村健斗:「“華槍”」 槍を握り、掲げ、跳ぶ。
丹村健斗:「俺の体を使っていい。だから……」 走る。時間さえ騙すほどの速度は、本来——レネゲイド破壊毒と、機動戦闘に特化していた、丹村の力量を越えた破壊力を生み出す。
鶴喰湊融:(――まずい。反応し切れないし、範囲が広い)
百入結衣子:カカカッ!と、断続的な発光。
百入結衣子:レーザー光による凍結妨害。止めきれるものではないが、軌道は絞られる。
丹村健斗:「この戦いを、最後まで……やらせてくれよ!」 交錯。光によって標的を見失いながらも、雷の尾を引く刺突は、鶴喰湊融を巻き込んでいる。
百入結衣子:「駄目だ……!湊融っ!」
鶴喰湊融:「ぐ」抉られた。
GM:単なる速度だけではない破壊の力が、触れた瞬間にその体を吹き飛ばした。
鶴喰湊融:「……つ、……この……本当に、速いですね…」対毒装甲の展開だけは間に合った。

GM:手番は百入さんへ。
百入結衣子:マイナーで熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:メジャー『アクゼリュスの王笏』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》《光速の剣》。
百入結衣子:丹村健斗を攻撃。
百入結衣子:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[4,4,5,5,5,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,3,4,6,8,8]+10[5,9]+1[1]+10 → 41

GM:OK!判定どうぞ!
GM:これは…健斗にもワンちゃん!
丹村健斗:ゲットダウン。
丹村健斗:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 10[1,2,5,6,8,10,10]+2[1,2]+22 → 34

GM:ぎえええ
GM:ダメージください
百入結衣子:5d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (5D10+42+3D10+5) → 28[2,6,10,8,2]+42+11[4,5,2]+5 → 86

GM:耐えられない!ライトニングリンク使った時点でかつかつでした。そして当然、こいつはこれを持っている……
丹村健斗:メカニカルハート。HP10,攻撃力+5で復活を宣言します。
GM:演出どうぞ。
百入結衣子:攻撃が止めきれないと見るや、阻止の行動は取りやめている。
百入結衣子:代わりに、刺突を終えて、速度が止まった瞬間。
百入結衣子:ふわり、と彼の懐に潜り込み。
百入結衣子:掌底のように、胴へと腕を差し入れる。
丹村健斗:「……さすが」 屈託なく笑う。 「結衣子さん、すげえよ」
百入結衣子:接触の瞬間、レーザを至近照射。
百入結衣子:「あなたはこのまま凍らせる」
百入結衣子:「燻る闘争の熱ごと、あたし達が遮る」
百入結衣子:レーザーが分子運動を停止させていき、彼の全身を凍りつかせかけて。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5した(侵蝕率:127->132)
丹村健斗:「止める攻撃……一度だけなら……!」 止まったはずだ。そのはずの心臓が、再び脈打つ。
丹村健斗:「動けるように、やってきた!」 雷の速度で離脱。距離をとる。
百入結衣子:「これでもだめかッ!」弾かれるように手を引く。
百入結衣子:「――でも!」
椋実翔利:「焦るな! 効いてないんじゃないんだ!」

GM:手番は湊融ちゃんです。
鶴喰湊融:はい!マイナーなし。
百入結衣子:あ、いや
鶴喰湊融:おっと
百入結衣子:瑞穂じゃないかしら
百入結衣子:BCスーツ着たし
椋実翔利:オッ
椋実翔利:そうなりますね
鶴喰湊融:動けるのかな…穴止めるの必死みたいですが
GM:あ、いや、江永さんは
百入結衣子:動けないわけね
GM:いま動けません、すみません!宣言忘れてました。
椋実翔利:じゃあ鶴喰!
百入結衣子:了解!
百入結衣子:おねがい!
鶴喰湊融:了解です。では参ります。
GM:江永さんは停止中。湊融ちゃんどうぞ

鶴喰湊融:メジャー。コンボ:八重紅:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪クリスタライズ≫。丹村君を殴る!
GM:OK!
鶴喰湊融:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,4,4,4,5,6,7,7,8,8,9]+10[2,3,4,5,10]+5[5]+8 → 33

鶴喰湊融:ぐ…
GM:おっと、これはどうします!
GM:ダイス7個で一回回せば…避けてしまうかもな~!
鶴喰湊融:ロイス切りは見てからでもいけるんでしたっけ
百入結衣子:行ける!
GM:あっ、そうですね
GM:剣精はなかったんでした。
GM:ドッジします!
百入結衣子:それくらいしかないもんねあたし達
鶴喰湊融:ならそれで…!それ以外もうないので…
百入結衣子:女神があれば……
丹村健斗:ゲットダウン
鶴喰湊融:剣精はしなぎれなので女神はない…
丹村健斗:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 8[3,3,4,5,7,7,8]+22 → 30

椋実翔利:ここに来てこんなに勝利の女神欲しい場面来る?
百入結衣子:やった!
GM:ぎぃぃぃ
烏羽岬:うわっ惜しい
鶴喰湊融:あぶねええ
GM:ダメージください
鶴喰湊融:4d10+13+8+12 装甲無視。
DoubleCross : (4D10+13+8+12) → 16[8,3,4,1]+13+8+12 → 49

鶴喰湊融:出目!!
鶴喰湊融:49点装甲無視ダメージです。
GM:HP10ならやられてしまう……なので
丹村健斗:修羅の世界。
鶴喰湊融:そんなものまで…!
丹村健斗:HP1で立ち上がります。これをもってジャーム化しました。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+7した(侵蝕率:152->159)
百入結衣子:ヒョエ……
鶴喰湊融:……了解!そうはなって欲しくなかったが…!
GM:演出どうぞ~

鶴喰湊融:その言葉が響くか否か。その際には踏み込んでいる。
鶴喰湊融:「……正直な話。既にわたしは仇を討ったからかもしれないけれど」
鶴喰湊融:「あなたたち《スヴェルト》セルのことは、然程恨みもない……」
鶴喰湊融:「……強くなるなら、いつまでも拘る必要がどこにある?生きて生きて、そうして地面に噛り付いてでも…そうして続けるべきじゃないのか?」
丹村健斗:「かもな。恨みはない。そうだよな……“恨み”とかじゃあない……」
丹村健斗:「こうでもしないと、俺が納得できないんだ」
鶴喰湊融:金属音が連続する。撃ちあう音だけが響き、視認さえ追い付かぬ。
丹村健斗:「空に向かって飛び続けてでも、そうして続けるんだよ」
鶴喰湊融:「…なるほど。では、野暮な問いでした」
丹村健斗:槍が小さく円を描き、走り、引かれ、また跳ね上がる。
鶴喰湊融:「礼を失した。そこは詫びます」飛び込む。袈裟の一閃――
鶴喰湊融:触れ合い弾かれる。そのままならば。
鶴喰湊融:「――我流魔剣。その二」薄墨の刀身が、
鶴喰湊融:白い花弁となって解け。
丹村健斗:「……俺は! 地獄の最前線に居座る、最後の“スヴェルト”だ!」
鶴喰湊融:「ならば。死出に見るとよい」だん、と振り切る前に踏み込みが再度鳴り――
鶴喰湊融:「咲きなさい。“薄墨桜”」反転した刃が再構成。逆袈裟に斬り飛ばす。
丹村健斗:「最後の“スヴェルト”で……」
丹村健斗:「最後の鬼だ」 切り飛ばしたはずの肉体が、再生している。その右腕の槍が、赤い根を伸ばし、
丹村健斗:丹村健斗の全身をつなぎ合わせている。全身を蝕み——脳に達していた。
鶴喰湊融:それは、空飛ぶ鳥を殺す剣。だから、鬼を殺しきれはしない。
鶴喰湊融:「……付き合いましょう。《スヴェルト》の、因縁くらいには」

GM:ラウンド2
GM:セットアップ。
鶴喰湊融:無し!
奥野キリエ:先陣の火。行動値+20
椋実翔利:ゲッ
丹村健斗:加速装置。
GM:あつ違う
GM:先陣の火などない。
椋実翔利:よかった
鶴喰湊融:トーチライト使ったのかと思った…
GM:キリエちゃんは行動値4のベイビーです
百入結衣子:『カイツールの望遠鏡』:《先陣の火》。
百入結衣子:……いや
椋実翔利:《灰色の庭》。丹村の行動値を-12。ねじ伏せる!
百入結衣子:そっちがあればいらないか
椋実翔利:そういうこと!
百入結衣子:取り消します。
GM:OK。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2した (侵蝕率:144->146)
鶴喰湊融:すごい…
GM:丹村は行動値0のベイビーです。
GM:手番は椋実さんです。
椋実翔利:ここで《パラドックス》できればサイコーだったのだが……《因果歪曲》は切らせてしまっている。
椋実翔利:ならば狙いは一つ! マイナーなし、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《ブルータルウェポン》
椋実翔利:当然狙いはホブルディだ。ここで死ね!
GM:だ、誰を狙うんだ…!
GM:こ、こいッ
椋実翔利:16dx7+6
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,3,5,5,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,2,8,8,9]+10[3,7,9]+10[2,10]+10[9]+1[1]+6 → 57

椋実翔利:ハッハー
GM:氷盾。
GM:ダメージどうぞ!
椋実翔利:6d10+20+12+8+2d10
DoubleCross : (6D10+20+12+8+2D10) → 30[1,8,2,6,3,10]+20+12+8+9[5,4] → 79

椋実翔利:諸々有効
GM:氷盾で59点!雲散霧消で29点!防具で21点!
GM:生存!
椋実翔利:耐えるか~!

椋実翔利:椋実の眼が、SHIDENの砲口が、旋回飛行しながら"ホブルディ"を見下ろす。
奥野キリエ:「そこをどけよ……ボスのところに行けないだろ」
椋実翔利:もはや中央の乱戦に手出しする気はない。余力もない。ただ彼女とケリをつけるだけだ。
椋実翔利:「オレに頼む前に自分で動けよ。攻撃なんて止めて必死に走れば」
椋実翔利:「もしかしたら届くかもだぞ? オレに後ろから撃たれまくるデスレースを切り抜けられれば!」
奥野キリエ:「そう言うてめーのツラが気に入らねえ」
奥野キリエ:「どけ!」 影が動く。広く展開し、狙いをつけている——
椋実翔利:熱光、そして砲撃。最低限の加速能力のみで砲撃を連続し、その行く手から本人に向けて、雨のように打ち込み続ける。
椋実翔利:一撃一撃が鉄をも貫く破壊力だ。建造以来数千年、傷一つ無かったであろうこの空間に、弾痕を遠慮なく刻み続ける。
奥野キリエ:「く、そ、が……!」 炎が盾となって、砲撃を弾く。のみこむ。受け止め、そして——
奥野キリエ:「クソ野郎! なんで邪魔すンだよ! なんで!」
椋実翔利:「あるんだよ! オレにもお前を通さない理由が! 当たり前だろうが!」
椋実翔利:「よくわかんねーけど烏羽が決意してやってんだよ! それはそれとしてテメーはムカつくし! 理由なんてそれで十分だろうが!」
椋実翔利:「そらどうした、来い! 撃ってこい"ホブルディ"! 全部出せ! オレへのムカつきとかよ、ボスへの忠誠とかよ! あるんだろオマエも!」
椋実翔利:「……それで負けて死ね!!」

GM:手番は百入さんへ。
GM:行動をどうぞ。
百入結衣子:マイナーで『ケムダーのヴェール』。熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:メジャー『アディシェスの栄誉』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》。
百入結衣子:丹村健斗を攻撃。
百入結衣子:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,5,6,6,7,8,9,10,10]+10[2,4,5,7,8]+10[1,9]+5[5]+10 → 45

GM:丹村…信じてるぞ…
丹村健斗:ゲットダウン。
丹村健斗:7dx+22
DoubleCross : (7R10+22[10]) → 10[2,4,5,6,9,10,10]+10[5,10]+4[4]+22 → 46

椋実翔利:マジかよ
鶴喰湊融:マジか……
GM:百入さん、どうしますか!
百入結衣子:『天地を遮るもの、ヴリトラ』:《ツイストレーザー》。
GM:ダメでした
百入結衣子:妄想のアージエフェクト。回避達成値を0に。
GM:ダメージをください…!
百入結衣子:5d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (5D10+42+3D10+5) → 36[3,10,9,5,9]+42+20[9,6,5]+5 → 103

GM:戦闘不能ダメージです。復活ありません。演出どうぞ!

百入結衣子:「あなた……それ」丹村健斗の様子を見やると。
百入結衣子:「……どうして」彼が堕ちた事実を、認識する。
百入結衣子:「そうならない道だって、あったでしょうに!」
丹村健斗:「どこかにあったのかも」
百入結衣子:「それを選んだら、本当の本当に、終わりよ!」
丹村健斗:「でも、俺はこれを選んだ……」
丹村健斗:「大きな戦いの……世界の終わりがかかったような、本当に大きな地獄みたいな戦いで」
丹村健斗:「すべてを懸けて戦ったってこと。生きてるだけで勝ちとか、ジャームになったら負けとか……」
丹村健斗:「俺は嫌だね」 槍を構える。跳ねる。 「勝つってことは――」
百入結衣子:「ばかな男よ、あなた、本当に……!ばかッ!」
百入結衣子:指先から光条を伸ばしながら、腕を横薙ぎにし。
丹村健斗:「勝つってことは、勝つってことだ!」 槍を突き出す。稲妻が閃光を引く。
百入結衣子:「そんなの、早く意味ない欲望だって気づけ!」
丹村健斗:自分の方がわずかに速い。
丹村健斗:時間停止よりも、光よりも早く穿てるはずだ。そのはずだった。
百入結衣子:光芒は天地を割くように、拡がるヴェールの様。
百入結衣子:着地点など存在しない。ヴリトラが意味するは、
百入結衣子:蹲って回避。意味するは、“天地を遮るもの”。
百入結衣子:絶対の停止範囲を持つ、開闢の/終焉の禍つ光。
百入結衣子:「あたしはちゃんと、選ばずにここに来たわ!」
丹村健斗:「……はは!」 屈託なく笑った。
丹村健斗:「結衣子さんの勝ち」 もはや体を保てない。 「俺の負け。……それじゃあ」 槍を取り落とす。その槍が床に落ちたとたんに砕けた。
百入結衣子:それはただの小手先の技巧の一つ。蛇の狡猾さ。
百入結衣子:「怒りに燃えてうずくまる者」ニーズヘッグより
百入結衣子:「死体を飲みこむ者」フレースヴェルグへの業。
百入結衣子:「ええ。さよなら。一緒に卒業は無理だったね」
丹村健斗:「ごめんな。結衣子さんに…………、誰だっけか。思い出せねえ、よ……」
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:132->136)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4した(侵蝕率:136->140)

GM:倒れて、二度と動かない。
GM:手番はそのままいくとホブルディですが、湊融ちゃんはどうします?
鶴喰湊融:BCスーツを破棄します。イニシアチブは7に戻る。
GM:OK!
GM:では、行動をどうぞ!
鶴喰湊融:マイナー。“ホブルディ”奥野キリエへエンゲージ。
GM:OK!
鶴喰湊融:メジャーコンボ:突羽根:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫。接敵したホブルディへ攻撃…!
鶴喰湊融:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,10]+10[2,4,5,6,6,7]+4[4]+8 → 32

鶴喰湊融:最後で回んないなあ!
GM:氷盾でガードを試みます。
鶴喰湊融:それに≪デビルストリング≫。
GM:OK。氷盾は消されました。浸食率をあげ、ダメージをどうぞ。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6した(侵蝕率:159->165)
鶴喰湊融:了解…!
鶴喰湊融:そして、このタイミングで侵食が160を超えたため、水晶の剣のlv上昇。攻撃力追加が+10に。
鶴喰湊融:4d10+13+10
DoubleCross : (4D10+13+10) → 31[10,7,5,9]+13+10 → 54

鶴喰湊融:良い出目…!もろもろ有効54点!
GM:戦闘不能ダメージです。復活はありません!
GM:演出をどうぞ!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:165->169)

鶴喰湊融:駆ける。ただ駆ける。後ろのことは、見ない。
鶴喰湊融:結衣子さんなら、きっと勝つだろう。盲信と言わば言うといい。
奥野キリエ:「……“太白”!」
鶴喰湊融:「“ホブルディ”――奥野キリエっ!」
奥野キリエ:「消えろ! 私の邪魔を、するな!」 迎え撃つ。影を伸ばし、炎を放つ。
鶴喰湊融:もはや昇華の業も、晶化の剣も振るえない。それでも。
鶴喰湊融:影を白の刃が分かち、焔を黒の大剣が薙ぎ払う。
鶴喰湊融:積んで、重ねてきた。目の前の彼女もそうしてきたように。
奥野キリエ:「ち……、く、しょう」
鶴喰湊融:振り上げる。「長いこと、長いこと……あなたの世話になった気がします」
奥野キリエ:「……そうだよ。“太白”」 かろうじて防御の帳を広げようとする。
奥野キリエ:「確かに、あんたは強いんだ」
鶴喰湊融:貴方が病弱で、薬を持って戦う力を得たように。わたしも、兄の剣を持って戦う力を得た。
奥野キリエ:「……よく知ってるよ」
鶴喰湊融:「いいえ。わたしは………強くなんてない」後ろで、光の帳が広がった。
鶴喰湊融:「ただ。ただただ――諦めが悪かっただけです」
鶴喰湊融:最後を飾るは、最初の剣。最初に覚えて、ずっとずっともっと上手くなりたくて。
鶴喰湊融:其れでもこれを使うしかないのだと。そう砂を噛みながら、それでもと。
鶴喰湊融:白に黒が混ざる。
鶴喰湊融:それは、薄く墨を溶かしたような、そんな色。
奥野キリエ:「……あと少し」 時間と空間の裂け目を睨む。
鶴喰湊融:「ええ。あなたはきっと、忘れていない」
鶴喰湊融:「わたしたちと、同じようにっ!」
鶴喰湊融:刃を、影ごと巻き込むように振るった。
奥野キリエ:「……ああ」 その場に膝をつく。もはや、戦う力はない。
鶴喰湊融:こちらも剣を地面に突いている。もう限界だ。
奥野キリエ:「ボスの願いは、叶った。私は……私は、その傍にいることができれば……いや。いや……」
奥野キリエ:「死ぬほど悔しい」
鶴喰湊融:「……憎みたいなら、わたしを憎めばいい。いつだって、わたしは受けてたちましょう」
鶴喰湊融:ぜえぜえと息を切らしながら。
百入結衣子:「あたしたちを、でしょう」
百入結衣子:「ひとりで背負わないでいい」
鶴喰湊融:「……げほ、結衣子さん……」
椋実翔利:「そうだそうだ。何自分でやったみたいな顔してんだ」
椋実翔利:「そいつをボコボコに撃ちまくったのはオレだぞ。オレの方をたくさん恨め」
鶴喰湊融:「……あはは…すみません」ふにゃりと、笑み崩れて。

クライマックス2:Wish me luck.


GM:一瞬でもあり、限りなく引き伸ばされた時間であったようにも思う。
GM:烏羽岬が再び空間と時間を認識したとき、それは眼前に広がっていた。
GM:まばゆいばかりの、輝かしい光に満たされた、巨大な空間。
GM:――それが先ほどまでと変わりない、がらんどうの“心臓”の部屋だと気づくには、少し時間が必要だった。
GM:静かな静寂の部屋とは違う。そこには光と、静かだが力強い駆動音が満ちていた。
雲居春音:「……なにこれ?」
烏羽岬:「これは……」
雲居春音:「さっきとぜんぜん違くない? これって……」
雲居春音:「うまくいったってこと?」
烏羽岬:「少なくとも、さきほどまで居た場所とは違うのは確かだ。みんながいないし」
烏羽岬:「何より、"心臓"の輝きが違う」
烏羽岬:周囲を見回す。
烏羽岬:「ここが……マスター・スカイが帰りたかったシャンバラなのか?」
GM:そう。“心臓”の光が違う。そして、マスター・スカイの姿はない。
雲居春音:「そう……なのかな。なんかすごい……機械の部屋っていうよりは」
雲居春音:「教会? みたいだね」
GM:マスター・スカイの姿はない――ただ、“心臓”に穴が開いている。
烏羽岬:「ああ……なにか違和感があった。それだ」
GM:人が一人入れるほどの隙間。それは入口だと思われた。
烏羽岬:「動力部という感じじゃない。教会とか、儀式の間とか……」
烏羽岬:ちなみに、周囲にゲートらしきものはありますか?
烏羽岬:具体的には、我々が閉じようとしているもの。
GM:ゲートは開いています。この時空の裂け目は、マスター・スカイがつけた“傷”だとわかる。
GM:止める方法は彼に直接やらせるか、シャンバラの技術を用いるか――いずれにしても、追わなければならない。
雲居春音:「……なんとかしなきゃ」
烏羽岬:「行くぞ雲居。ここに居てもこの裂け目は閉じてくれないようだ」
雲居春音:「うん! ……これを閉じないと。江永さんが、何とかしてる間に」
烏羽岬:コツコツと穴を目指して進む。「雲居」
烏羽岬:「戦いになるだろうから、その前に一つ言っておく」
烏羽岬:「いや二つかな……」
雲居春音:「うん?」 太刀を手に、鯉口を切る。
雲居春音:「多いな~!」
烏羽岬:「たった二つだ」 呆れた顔をする。
雲居春音:「いいよ。聞いてあげる。言ってみて」
烏羽岬:「ひとつ。ゲートを閉じるのに成功しても、元の時代に戻れる確証はない」
烏羽岬:「死ぬかもしれない。こうしてお前と話せるのも、もしかしたらこれが最後かもな」
雲居春音:「……戻れる確証はない。死ぬかもしれない。……ってさ」
雲居春音:「絶対そう思ってないでしょ」
烏羽岬:「なに?」
烏羽岬:「なんだそれは。雲居ちゃん特有の楽観主義か?」
雲居春音:「いや……なんか、いつも、そういうことをやってきたからさ……」
雲居春音:「雲居ちゃんをいまさら怖がらせようとしても無駄ってこと!」
烏羽岬:「……ああ。それは、確かにな……」
烏羽岬:「ふん。お前なりに覚悟はできてるようで何よりだ」
雲居春音:「わはは、覚悟を決めてるのが自分だけだと思ったら大間違いってことよ!」
雲居春音:「……でも、一人だったらもう少し怖がってたかも」
雲居春音:「よかったよ」
烏羽岬:「それは僕もだ」 歩みを進める。 「――職場見学に行ったな」
烏羽岬:「あれはそう。ラジオ局だったか……お前とはじめて交戦した3日後だ。覚えているか?」
雲居春音:「うん。楽しかったな」
烏羽岬:「あの時は……くくく。お前と顔を会わせるのが怖かったな」
烏羽岬:「なにせ顔を隠していたとはいえ、至近距離での交戦だ。まともなUGNエージェントなら僕の正体を見破ってもおかしくなかった」
雲居春音:「まともなってどーゆーことよ!?」
雲居春音:「ディスってんの!? そりゃ確かに見破ってなかったけど……!」
烏羽岬:「くくくく。いいじゃないか、そのあと見破ったんだから」
烏羽岬:「ホット・ショットのときは、仮面で顔を隠した僕に気が付かなかったし」
烏羽岬:「臨海学校の時も……船の上で戦闘したな。なあ雲居、あの時もまだ気づいていなかったんだよな?」
雲居春音:「仮面してたらわかんないよ! ……クラスメイトがナイフ持って……あんな……あんなんしてるとか」
雲居春音:「わかる方がおかしいんじゃないかな!」
烏羽岬:「反論するが、UGNがおかしいんだ。裏社会の住人ならもう少し忍べ」
烏羽岬:「僕が……FHの人間だと分かった時」
烏羽岬:「おまえはどういうリアクションをしたんだ」
烏羽岬:「たぶん、あのときだろ。海底遺跡の戦闘の時……どこかで僕たちヴリトラの戦闘を見ていた。だな?」
雲居春音:「最初はね……信じられなかったよ。嘘でしょ?って何回言ったと思う?」
雲居春音:「甲斐さんのカウントだと十四回」
烏羽岬:「3回くらいか?」
烏羽岬:「十……」
雲居春音:「あれが烏羽と、バイト先の人だってわかった」
雲居春音:「だから、戦わなくちゃいけないと思って……辛かったよ」
雲居春音:「み、みんな、知ってる人だったしさ」
烏羽岬:「浜辺に、なぜお前一人で来た」
烏羽岬:「"烏羽がもっと悪いやつだったらよかったのに"……今でも覚えている」
烏羽岬:「あの時、《ザンザーラ》か《ギギリオン》のどちらかでもいたら、僕は終わっていた」
烏羽岬:「必殺のチャンスをなぜ逃した」
雲居春音:「わかんないよ」
烏羽岬:「わかんない?」
雲居春音:「必殺したくなかったからじゃないの……!」
烏羽岬:「いや、しろよ……UGNだろ……」
雲居春音:「いいよ、それは! 烏羽にわかんないなら別にいい!」
烏羽岬:「……それからも色々あったな。お前に散々追いかけ回されて」
烏羽岬:「UGNと決着をつけたと思ったら、マスター・スカイが現れて、ヴリトラとレリックドライバみんなで撤退だ」
烏羽岬:「必殺してくれなくてよかったよ」
雲居春音:「……うん」
雲居春音:「驚いた。……マスター・スカイに、塩川さんのこと」
烏羽岬:「うん。僕も驚いた」
雲居春音:「どうしていいか、わかんなくなっちゃったよ」
烏羽岬:「でも、個人的に一番驚いたのはな」
烏羽岬:「お前が僕の友人を続けてくれたことだ」
烏羽岬:「ずっと騙していたし、なんならナイフを投げたりもした。絶縁されてもおかしくないと思っていたんだがな」
烏羽岬:「あれは……嬉しかったな」
雲居春音:「え。……うん、まあ……それはそうだけど」
雲居春音:「やっぱり烏羽が悪い奴じゃないって、わかったからね」
雲居春音:「FHには悪い奴もいるけど、そうじゃないやつもいる。あたりまえだけど……私は当たり前だってわかってなかった」
雲居春音:「私もそれがうれしかった」
烏羽岬:「……」 歩みを進める。
烏羽岬:「もし」
烏羽岬:「あの……メイが降ってきた頃に、今回の選択を迫られたとしたら」
烏羽岬:「もし戦力面だけで考えていいのなら、僕は百入か椋実……あるいは《ザンザーラ》あたりを選んでいただろう」
烏羽岬:「あいつらは強い。オーヴァードとしても、精神的にもな」
烏羽岬:「今でもそうだ。おそらくお前より二周りは強いと思う」
雲居春音:「ええ~……!? それはさあ、……いや、まあ……じゃあさ!」
雲居春音:「いまは!」
雲居春音:「いまはどうなの?」
烏羽岬:「選んだのは、お前だ」 前を向いたまま片手をあげる。ハイタッチの形に。
烏羽岬:「僕が選び……僕と並んで戦ってくれる奴は」
雲居春音:「へへ……」
烏羽岬:「《カレイドソーン》」
烏羽岬:「雲居春音。お前だけだ」
烏羽岬:「準備はいいな?」
烏羽岬:「最終決戦だ」
雲居春音:「うん!」 烏羽のそれに片手をぶつける。 「私は、雲居春音。“カレイドソーン”」
雲居春音:「……私もね」
雲居春音:「烏羽とじゃなきゃ、こんなところ来てないよ」
雲居春音:「一緒にいてよ。何が起こるとしても、最後まで!」
烏羽岬:「当たり前だ。2020年出身の人間は……」
烏羽岬:「今この場には、たった二人だけなんだからな」
烏羽岬:「同郷の人間だ。一緒にいるさ」
GM:――“心臓”に開いた隙間を潜る。
GM:そこには、
GM:一つ。……祭壇。その中心に、脈動する小さな卵。
GM:二つ。……左右に居並ぶ巫女たちの群れ。どこか虚ろな表情で、祭壇を見つめている。
烏羽岬:巫女の中に見知った顔は居ますか?
GM:いません。みんな知らない顔で、ただし、背中に翼と尾が生えています。江永瑞穂のように。
烏羽岬:「……巫女の因子、か」
GM:それから三つ。……マスター・スカイ。うずくまり、誰かをその胸に抱いている。
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:「願いは叶ったか」
烏羽岬:「マスター・スカイ」
GM:最後に四つ。……瘦せ衰えた、しかし、ひときわ見事な衣装をまとった巫女。
GM:マスター・スカイの腕の中で絶命しているのは明白だった。
《マスター・スカイ》:「……馬鹿な」
《マスター・スカイ》:「こんなはずはない。何度も計算した」
《マスター・スカイ》:「シャンバラが滅びを迎える日の、300時間以上も前だ!」
《マスター・スカイ》:「彼女はまだ死んでいないはずだ」
《マスター・スカイ》:「なぜ、彼女が……大巫女が、死んでいるんだ!」
烏羽岬:「…………」
巫女:「……一足、遅かったのです、導師カーゾ」
GM:居並ぶ巫女の一人が呟いた。
巫女:「一刻ほど前に、」
巫女:「我らが大巫女、フェイマ・ヤジュラフは逝去なさいました」
烏羽岬:「……なぜ彼女は死んだ?」
烏羽岬:「そう簡単に死ぬはずがない。秘獣の守護もあるというのに……」
巫女:「……」 一瞬、きみの姿を見てためらったが、首を振る。 「……衰弱です」
巫女:「この都市機構は、すでに限界を迎えていました」
巫女:「その崩壊を食い止めるため、すべての力を注ぎ、維持し、そして……」
巫女:「糸が切れるように、死が訪れました」
巫女:「予兆もなく。……崩れ落ちるように」
烏羽岬:「限界だと……莫迦な」
《マスター・スカイ》:「ありえない」
《マスター・スカイ》:「秘獣は……」
《マスター・スカイ》:「秘獣がいるはずだ!」
烏羽岬:「そうだ、秘獣がいるはずだ。管理者の死を防ぐための、幾つものセーフティがある」
《マスター・スカイ》:「秘獣がいるかぎり、巫女は死なない! その生命を守っているはずだ!」
巫女:「……もう、二百年ほど」
烏羽岬:シャンバラに来たことで、少しだが秘獣としての記憶もアンロックされている。秘獣がいる限り――巫女は死なないはずだ。
巫女:「秘獣は姿を見せておりません」
烏羽岬:「………………」
巫女:「あれは、大いなる虚偽でした」
巫女:「大巫女の座を守るための……しかし……それも、もはや」
《マスター・スカイ》:「嘘をつくな……」
《マスター・スカイ》:「嘘を! つくな!」 雨粒のように魔眼が散った。
烏羽岬:《インスピレーション》をします。最後の1回。
烏羽岬:このシャンバラで何があったのかを把握したいです。
烏羽岬:できれば、マスター・スカイに説明ができるように。
GM:巫女が話したことはすべて事実だときみは推測できる。
GM:シャンバラの都市機構の維持能力は限界に達していた。
GM:歴代の大巫女はその力を磨り潰すようにして都市の維持に努めてきた。
GM:いつかは来る限界が、一刻ほど前に訪れた。
GM:ここで起きたことの、それがすべてだ。
烏羽岬:これは時空を超える行為にお決まりですが
烏羽岬:たとえば、300時間前でなく400時間前なら
烏羽岬:マスター・スカイは死ぬ前の大巫女と話せたんでしょうか?
烏羽岬:それとも、どうやっても事象は収縮して、マスター・スカイは絶対に彼女には会えなかったんでしょうか?
GM:会えた可能性はあります。
烏羽岬:なるほど……
烏羽岬:あと、これは1回のインスピレーションで知れる範囲を超えているかもしれないので、答えなくてもいいのですが
烏羽岬:そもそもどうして、シャンバラの要である秘獣が不在だったんでしょう?
GM:200年ほど前に秘獣の家系は途絶え、その因子は散逸しています。
烏羽岬:うわあ・・・
GM:純血を保とうとする努力も空しく、秘獣は不在となっていました。
烏羽岬:了解しました……ありがとうございます。
GM:また、マスター・スカイが生きている大巫女と会った場合、なんとしてでも彼女を救おうとし、
GM:シャンバラを破壊し、巫女や導師の虐殺を行うと推測されます。
烏羽岬:その結果は、当然シャンバラの寿命が僅かに伸びるだけで
烏羽岬:当然、シャンバラは遠からず崩壊するわけですね
GM:そうなります。
《マスター・スカイ》:「……烏羽岬」
烏羽岬:「なんだ」
烏羽岬:「ここまで来たんだ。僕に答えられることなら、答えよう」
《マスター・スカイ》:「……いや。いい。何が真実かなど、いまとなってはどうでもいい。本当にな」
《マスター・スカイ》:「どんな答えを得たところで。……それが……。……」
《マスター・スカイ》:「私は愚かなことをしたと思うか?」
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:「僕は、FHチルドレンだ」
烏羽岬:「"普通"の人生を学んでいる最中だ。だからあなたの希望に沿う答えではないかもしれないが……」
烏羽岬:「大切な人にもう一度会いたい」
烏羽岬:「その想いは、決して間違ってはいない。愚かでもない」
烏羽岬:「僕はそう思う」
《マスター・スカイ》:「そうか。……わかった。私は、“マスター・スカイ”だ」
《マスター・スカイ》:「導師カーゾ・リンツォ。……彼女を救うために、時を越えようとした。どんな障害をも乗り越えて。……ゆえに」 散った魔眼が、ひときわ膨張するのがわかった。
《マスター・スカイ》:「最後まで、それを成し遂げよう」 魔眼が、居並ぶ巫女たちの頭部を、正確に圧壊させた。
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:「あらゆる理を破壊しても」
烏羽岬:「彼女に会うつもりか。今度は死者を蘇らせるか?」
烏羽岬:「それとも、さらに時を遡るか?
《マスター・スカイ》:「そうだ。……これで巫女たちは死んだ。この都市の機構を、これからすべて私が掌握する」
《マスター・スカイ》:「“卵”がそこにある。エネルギーの塊と、シャンバラそのものの力」
《マスター・スカイ》:「もう一度だ」
《マスター・スカイ》:「いや、何度でも」
《マスター・スカイ》:「私は諦めない」
《マスター・スカイ》:「どこへなりと失せるがいい、烏羽岬」
《マスター・スカイ》:「これから、私は再び時間を渡る。必ず過去を変えて見せる。シャンバラはもう助からないだろうが……」
《マスター・スカイ》:「彼女だけは!」
烏羽岬:「ふ」
烏羽岬:「過去の改変に次ぐ改変。どれほどの影響が現代に出るだろうな」
烏羽岬:「世界の半分が消し飛ぶ程度では済むまい。おそらく、僕らの世界は消えてなくなる」
《マスター・スカイ》:「知ったことではない」
《マスター・スカイ》:「もう一度言う。そこをどけ」
烏羽岬:「いいぞ、《マスター・スカイ》。己の欲望を押し通そうとする意志。それこそFHだ」
烏羽岬:「ふー」
烏羽岬:「雲居」
烏羽岬:「言ってやれ」
烏羽岬:「お前がこの時代の、UGN代表だ」
雲居春音:「……うん。“マスター・スカイ”」
雲居春音:「あなたの行いは、許すことはできません。……同情すべき理由があっても」
雲居春音:「超えちゃいけない一線がある。だから」
雲居春音:「絶対、許さない! ここから一歩も通しません!」
雲居春音:「……ね、烏羽!」
烏羽岬:「そういうことだ。マスター・スカイ」
烏羽岬:「《鶫》と《カレイドソーン》が……」
烏羽岬:「烏羽岬と雲居春音が、お前を止める」
《マスター・スカイ》:「わかった」
《マスター・スカイ》:「私の邪魔はさせない」 大巫女の体を横たえ、きみたちに向き合う。
《マスター・スカイ》:「これは、私の戦いだ」
■クライマックス戦闘2:
     マスター・スカイ
        |
      (10m)
        |
        烏羽
GM:勝利条件:マスター・スカイの撃破
GM:ラウンド1 セットアップ。
烏羽岬:秋水三尺。《限界突破》を勝利の女神に。
烏羽岬:迷うけどな……ここで出し惜しみはするべきではないはず。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+3した(侵蝕率:135->138)
《マスター・スカイ》:コンボ:司天を満たす
《マスター・スカイ》:赤方偏移世界+得意領域+解放の宴、行動値+12
GM:では、先手はマスター・スカイ!
烏羽岬:きやがれっ
《マスター・スカイ》:マイナーでコンボ:震天を招く
《マスター・スカイ》:ダークマター。バロールのエフェクトを使用したダイス+5
《マスター・スカイ》:メジャーでコンボ:破天にて開く
烏羽岬:ダイスペナルティじゃなければ許す……ダイペナじゃなければ……
《マスター・スカイ》:コンセントレイト+黒の鉄槌+因果歪曲+パラドックス+黒の咆哮+過剰収縮+覇皇幻魔眼
烏羽岬:パッパラドックス
烏羽岬:今更!
GM:あっ、ほんとだwでもこれこいつの基本コンボなんだよな…w
GM:ともあれダイス
《マスター・スカイ》:25dx7+9
DoubleCross : (25R10+9[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,2,2,4,4,5,5,6,6,6,8,8,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,1,1,3,3,4,8,8,9]+5[1,4,5]+9 → 34

烏羽岬:ヨシ!
GM:妖精の手!
烏羽岬:ゲーッ
GM:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 1[1]+40 → 41 → ファンブル

GM:妖精の輪&妖精の手!
GM:1dx7+50
DoubleCross : (1R10+50[7]) → 2[2]+50 → 52

烏羽岬:やめやめろ!
GM:ここまでか…
GM:低いよ!
烏羽岬:どうするか……
GM:烏羽くんは対応どうぞ
烏羽岬:いや
烏羽岬:避けよう。
烏羽岬:ちょっとまってくださいね。計算をします。
烏羽岬:避けよう。
烏羽岬:コンボ:乱れ晴嵐。《居合い》《切り払い》。
烏羽岬:5dx+24+12=>52
DoubleCross : (5R10+24+12[10]>=52) → 10[3,7,8,9,10]+3[3]+36 → 49 → 失敗

烏羽岬:アーッ!
GM:OK!
烏羽岬:あっこれ……
烏羽岬:雲居さん、達成後に使えるんでしたっけ
GM:やります?
GM:使えます
烏羽岬:迷う……迷うが……そのぶん勝利の女神を攻撃に載せられると考えれば似たようなものだ! 使います。
烏羽岬:達成値は54。
GM:OK。
GM:では、回避成功!
烏羽岬:先に宣言しておきます。《朧の旋風》
烏羽岬:回避成功と同時に行動するぞッ

《マスター・スカイ》:「……ゆけ!」 魔眼に魔眼をぶつけて飛ばす。乱反射の軌道。おおよそ回避できるような代物ではない――魔眼それ自体の周囲に、力場が働いている。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:138->142)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+10した(侵蝕率:142->152)
《マスター・スカイ》:「砕けて死ね、烏羽岬」
烏羽岬:「そうだな。以前の僕なら死んでいた」
烏羽岬:「だが今は……」
烏羽岬:「……先生から受け取った力。敬意も敵意も真っ平らになって、懐かしさだけがある」
烏羽岬:「そして」
雲居春音:「それッ」 大太刀が鞘走る。
烏羽岬:秘獣の力。床を拳で叩き割り、瓦礫を舞わせる。魔眼の飛来ルートを限定した。
雲居春音:「ぜんぶ撃ち落とせばいいんでしょ!」
烏羽岬:「そういうことだ! お前が撃ち落とせない分は僕が」
烏羽岬:「僕が撃ち落とせない分はお前がやれ!」
雲居春音:血の刃が無数に放たれる。魔眼と相殺し、烏羽に届く魔眼を確実に減らす。
烏羽岬:同時に駆け出しています。魔眼と魔眼の隙間を縫うように、多少のかすり傷は気にせず駆ける。
《マスター・スカイ》:「邪魔を……!」
烏羽岬:目指すはマスター・スカイの心臓、ただ一点。

GM:手番は烏羽くんへ移ります。
GM:朧旋風どうぞ!
烏羽岬:回避に成功したので、旋風の行動をします。コンボ黒疾風……の居合いなし版。
烏羽岬:《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。武器はキーンナイフ5本です。
烏羽岬:6dx+24
DoubleCross : (6R10+24[10]) → 10[2,5,8,8,9,10]+10[10]+8[8]+24 → 52

烏羽岬:おっ
GM:来るか…!
烏羽岬:よし……。
烏羽岬:コンボ:四刃烈風。勝利の女神を上乗せして、達成値を+18。
烏羽岬:達成値は70です。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:152->156)
GM:つまり、達成値70!
GM:ドッジ諦めました…。
烏羽岬:これは避けられまい……!
《マスター・スカイ》:ガード! コンボ:歪天を閉じる 復活した魔人の盾+暗黒螺旋!
烏羽岬:げええ
烏羽岬:鶴喰ー!!!デビストしてくれ!
GM:35点のHPダメージを反撃して、ガード値50.ダメージください。
烏羽岬:ダメージを出します。水晶の剣のダメージが+10されているので、
烏羽岬:8d10+25+10 装甲-25
DoubleCross : (8D10+25+10) → 45[1,10,5,7,3,9,2,8]+25+10 → 80

烏羽岬:とても良い出目だぞ!
烏羽岬:そして35ダメージ食らって戦闘不能。
GM:うげーーー!魔人盾越しでも30点くるのか……
GM:グェェ
烏羽岬:30点しか入ってないの!!
GM:生きてる……生きてるけど……
烏羽岬:マスター・スカイにロイスを取ります。
GM:やっぱつれぇわ
GM:NPCカードは使わなくてOK?
烏羽岬:あっ
烏羽岬:つっ、使います!
GM:ロイスとった上で使っても大丈夫です
烏羽岬:-家族/"マスター・スカイ"/庇護/○隔意/ロイス まずこれを取って、

◆NPCカード:《YERO》麦野杏子
アクション:真・黄福丹華
キャンペーン1回。
戦闘不能の直後にのみ使用可能。
1d10を振り、出た目の数だけ侵食率を上昇させ、同じ値だけHPを回復する(リザレクトと同じ)。

烏羽岬:これを使います。YERO……薬を借りるぜ
GM:OK。浸食率を上昇させてください。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:156->162)
GM:OK!では演出
GM:どうぞ!

烏羽岬:一直線に奔る。丸薬はすでに口の中で噛み砕いている。
烏羽岬:「"マスター・スカイ"。秘獣の僕からすれば……あなたは家族であり、守るべき民だ」
烏羽岬:「だが……」
烏羽岬:一度に18回。YEROの薬品によるブーストと秘獣の身体強化で、前後左右からナイフで切り裂いた。
《マスター・スカイ》:「……烏羽岬。奇妙な感覚だな。私からすれば……お前は倒すべき障害であり、憎き秘獣だ」
烏羽岬:ナイフが1本、力に耐えきれずボロボロに崩れ落ちる。
《マスター・スカイ》:「しかし……」
《マスター・スカイ》:切り裂かれながら、体内に潜ませていた魔眼を起動する。
《マスター・スカイ》:その斥力が、烏羽岬を破壊する。
烏羽岬:更に1本。コンバットナイフに続き、とっさに受けたククリナイフが破損する。あと3本。
烏羽岬:「……僕は秘獣であり、烏羽岬だ」
烏羽岬:「すまない。君を守ることはできない」
烏羽岬:「君を殺す。カーゾ」
《マスター・スカイ》:「……私はマスター・スカイ。カーゾ・リンツォ」
《マスター・スカイ》:「時を越えた中で、他の誰にもないような憎悪と懐かしさを感じていたよ」
《マスター・スカイ》:「きみを討つ。烏羽岬」
烏羽岬:「わかるよ。僕も……このシャンバラに来て、秘獣としての遺伝子が覚醒している」
烏羽岬:「なぜ……我々は殺し合わなければいけないんだろうな」
烏羽岬:「同じシャンバラの存続を求める者だというのに……」
烏羽岬:「……来い」

《マスター・スカイ》:イニシアチブで《時間凍結》。
GM:たぶんこれが最後の一撃…
《マスター・スカイ》:マイナーでコンボ:震天を招く
《マスター・スカイ》:ダークマター。バロールのエフェクト+5
《マスター・スカイ》:メジャーでコンボ:破天にて開く
《マスター・スカイ》:コンセントレイト+インビジブルハンド+因果歪曲+パラドックス+黒の咆哮+過剰収縮
《マスター・スカイ》:25dx7+9
DoubleCross : (25R10+9[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,1,2,4,6,6,6,9]+3[3]+9 → 32

GM:なんでこんなに低いの
烏羽岬:よし……!
GM:妖精の手
烏羽岬:よしじゃない
GM:1dx7+39
DoubleCross : (1R10+39[7]) → 10[10]+10[10]+6[6]+39 → 65

烏羽岬:全然ヨシじゃない
GM:や、やったあーー!
GM:最初からそれをやれ!
GM:リアクションどうぞ
烏羽岬:スロースターター・カーゾ
烏羽岬:切り払いの良いところは、侵蝕率が1だというところです。ゲットダウンとかいうエフェクトとは違う……!
烏羽岬:《切り払い》。
GM:やってみせよーッ
烏羽岬:6dx+24=>64
DoubleCross : (6R10+24[10]>=64) → 10[1,2,4,4,5,10]+7[7]+24 → 41 → 失敗

烏羽岬:あっ64にしちゃった。でもどのみち……
GM:命中。
GM:ダメージを出します。
烏羽岬:勝利の女神……しても駄目だな。ダメージをどうぞ。
《マスター・スカイ》:7d10+82 すべて有効
DoubleCross : (7D10+82) → 44[9,6,9,6,5,3,6]+82 → 126

烏羽岬:うわっ
烏羽岬:百入かな?
烏羽岬:今度こそ落ちます。もうYEROの丸薬もない。
烏羽岬:-家族/"マスター・スカイ"/庇護/○隔意/ロイス これをタイタス昇華して復活。
GM:うおおお

《マスター・スカイ》:「私は……」 雨粒のように散らした魔眼が、配列を変えている。烏羽岬を包囲し――いや。すでにその配列自体が、
《マスター・スカイ》:「私は、たどり着いて見せる。私の帰るべき場所に。……必ず!」 魔眼の配列自体が攻撃を完遂している。
烏羽岬:「雲居。僕を信じろ」
烏羽岬:「そこを動くな」
《マスター・スカイ》:「必ずだ!」 破壊的な重力渦が、烏羽岬の体を粉砕する。
雲居春音:「うん」
雲居春音:「……信じるよ」
雲居春音:「絶対大丈夫!」
烏羽岬:上下左右前後。無数の投げナイフを投げて魔眼を可能な限り粉砕し、被害を最小限に抑える。
烏羽岬:投げナイフ全てに加え、予備のコンバットナイフも投擲した。あと1本。
《マスター・スカイ》:「これでも……」 魔眼を飛ばし続ける。 「これでも、」
烏羽岬:雲居への攻撃は完全に防いだ。秘獣の力で肉体を再生させる。
《マスター・スカイ》:「これでも、これでも、これでも、これでも、これでも、これでも、これでも!」
《マスター・スカイ》:「……なぜ届かないんだ。なぜ私の行く手を遮る。私のやることは……」
《マスター・スカイ》:「なぜだ?」
烏羽岬:「間違っていない」
烏羽岬:「諦めるなカーゾ・リンツォ! それでもシャンバラの導師か!」
《マスター・スカイ》:「……手伝ってくれ。烏羽岬。過去へ戻る。すべてをやり直す。シャンバラは最初から滅ぶべきだった」
烏羽岬:「かもしれない。この都市はすでに限界だった。あらゆるシステムが寿命だった」
烏羽岬:「だが、私は……僕は手伝えない。家族のもとに帰ると約束した」
烏羽岬:「過去へ戻りたいのなら……」
烏羽岬:「私を超えろ」
烏羽岬:「行くぞ! マスター・スカイ!」
烏羽岬:たった1本残ったナイフを手に飛ぶ。
《マスター・スカイ》:「烏羽岬……」 かろうじて体をささえる。体力は限界に近付いている
《マスター・スカイ》:「来い」

GM:手番は烏羽くんへ。
烏羽岬:マイナーで……そういえば最初に宣言し忘れていたかも。一応マイナーで戦闘移動して、
烏羽岬:コンボ黒疾風。《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
烏羽岬:6dx+24
DoubleCross : (6R10+24[10]) → 9[2,5,8,9,9,9]+24 → 33

GM:来るか…!
烏羽岬:勝利の……女神……!
GM:OK。
烏羽岬:エフェクトレベルが上っています。《勝利の女神》で、達成値を+21、
烏羽岬:達成値は54です。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:162->166)
GM:これ避けられたら宝くじだな……
烏羽岬:あとすみません!よく考えたら
烏羽岬:前のメジャーもあげてない! 今あげます。
GM:お願いします!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:166->174)
《マスター・スカイ》:ドッジ
《マスター・スカイ》:7dx=>54
DoubleCross : (7R10[10]>=54) → 10[4,5,6,6,7,7,10]+6[6] → 16 → 失敗

GM:ダメージをください!
烏羽岬:良かった・・・!
烏羽岬:6d10+25+10
DoubleCross : (6D10+25+10) → 37[8,2,10,2,7,8]+25+10 → 72

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:174->182)
烏羽岬:装甲は-25です。
GM:戦闘不能。復活なしです。
GM:演出をどうぞ。

烏羽岬:壁を縦横無尽に駆ける。天井を砕き、壁面を砕き、マスター・スカイの元へ。
烏羽岬:首元にナイフを突き立て、
烏羽岬:致命傷に至る前に、そのナイフが砕け散る。
《マスター・スカイ》:「ぐ」 「う」
《マスター・スカイ》:切り裂かれながら、烏羽岬に反撃しようとする。深く。破壊のための魔眼を生み出そうとする。
烏羽岬:「言ったはずだ……」
烏羽岬:「《鶫》と《カレイドソーン》が」
《マスター・スカイ》:「お」
烏羽岬:「お前を止めると」
烏羽岬:「やれ」    「雲居」
雲居春音:「……うん」 太刀が走る。血で作った己の分身で、はさみ討つ。
烏羽岬:「………………マスター・スカイ」
烏羽岬:「いや」
烏羽岬:「カーゾ・リンツォ……」
雲居春音:「……」 マスター・スカイを深々と切り裂く。 振り返らない。
烏羽岬:「…………こんな時に言うべき言葉では、ないかもしれないが」 至近距離でマスター・スカイを抑え込んでいる。倒れることすら許さない。
《マスター・スカイ》:「烏羽岬……と、雲居春音か……」 致命傷を受けた。
《マスター・スカイ》:通常ならリザレクトか再生が始まるだろう……だが、その兆候はない。
烏羽岬:「あなたが望むなら、伝言を預かろう」
烏羽岬:「あなたから、何千年か先の誰かに。伝えたい事はあるか」
烏羽岬:「ヴリトラセルの《鶫》が……責任を持って、請け負う」
《マスター・スカイ》:「……みんなに。私のセルのみんなに……」 再生を拒否している。それは本能を上回る意志の力に他ならない。
《マスター・スカイ》:「幸せであるように、と」
《マスター・スカイ》:「伝えてくれ」
烏羽岬:「――――――。」
烏羽岬:「了解した」
《マスター・スカイ》:「私は……彼女の傍で眠る」
《マスター・スカイ》:「起こすなよ、烏羽岬」
烏羽岬:「……起こさないさ。いい夢を、カーゾ・リンツォ」
GM:マスター・スカイからの返答はない。
GM:戦闘終了です。そして……

雲居春音:「……烏羽」
烏羽岬:「ん」
雲居春音:「あと、15日だってさ」 祭壇の端末を操作している。雲居春音にはそれができる。
烏羽岬:「崩壊までか」
雲居春音:「この都市が落ちるまで」 血液から知識を読み取る能力が、それを可能にしている。
雲居春音:「……できるだけたくさんの人を、助けないと」
雲居春音:「この大きな島も。このまま落としちゃいけない」
烏羽岬:「そうだな」 周囲に倒れる巫女の遺体に目をやる。
雲居春音:「……あの、私、やれるだけのことはやろうと思うんだけど……」
雲居春音:「……手伝ってくれる?」
烏羽岬:「僕だけじゃないさ」
烏羽岬:「……ルイス。レオノール。モニカ」「サラ。アリオナ。ファナ」
烏羽岬:「みな優秀な巫女だった。彼女たちが力を貸してくれる」
烏羽岬:「一人でも多くの人を助ける。そして……」
烏羽岬:「帰る」
烏羽岬:「いいな雲居。僕らの帰る先は、あのR市だ」
雲居春音:「だね」
雲居春音:「……みんな、わかってくれるかな?」 祭壇の上の卵に手を添える。
烏羽岬:「わからない。恨むやつも出るかもな」
烏羽岬:「人生は選択と後悔の連続だ。そして……」
烏羽岬:雲居の手に並ぶように、卵に手を添える。
烏羽岬:「僕はその選択を、誇りに思う」
烏羽岬:「誰が……なんと言おうとな」
雲居春音:「……私も絶対、そう思う!」
雲居春音:「……やることたくさんあるね。準備しないと」
雲居春音:「あと15日しかないのに。やること、ぜんぶ終わらせるの……夏休みの宿題よりきついわ」
烏羽岬:「く。……んくくく」
烏羽岬:「ふふふ」
烏羽岬:「今の戦いでな。僕はもう、これで死んでもいいやと一瞬思ったんだが……」
雲居春音:「なによそれ!?」
雲居春音:「ぶ、ぶっ飛ばすよ」
烏羽岬:「これからが大変だな。死んでおけばよかった」
雲居春音:「……そーゆーことなら」
雲居春音:「覚悟することね! 烏羽はこの大巫女クモイチャンの秘獣として……」
雲居春音:「残り15日間、思いっきり働いてもらうから」
烏羽岬:「いいだろう。何があろうと……15日と言わずに。元の時代に戻るまで」
烏羽岬:「烏羽岬は、お前と共に生きるさ」
烏羽岬:片手を高く掲げます。
烏羽岬:任務完了。青春の証。ハイタッチの構え。
雲居春音:「……へへへ」
雲居春音:「サイコーだね、それって」 高く、ハイタッチの音が鳴り響いた。


GM:バックトラック。
GM:Eロイスは10個
■Eロイス
□未知なる姿(アビーラバー)
□無限を継ぐ者(アビーラバー)
□超越活性(アビーラバー)
□超越活性(アビーラバー)
□超越活性(アビーラバー)
□愚者の契約(華槍:丹村のDロイス破壊者を戦闘人格へ変更)
□修羅の世界(丹村)
□唯我独尊(マスター・スカイ)
□理想郷の天輪(マスター・スカイ)
□(理想郷の天輪:2つ分)
GM:振りたい方はどうぞ!
烏羽岬:アビーラバーさん……!ありがとう……!
椋実翔利:振らないやつは縛りプレイ者
百入結衣子:メモリーはなし。Eロイス振ります
烏羽岬:まずメモリーを使います。
鶴喰湊融:振ります。そしてその前にメモリーの、五福セルと”スヴェルト”を起動。侵蝕率を-20.
椋実翔利:まずはメモリーで10減らして~
烏羽岬:-幼馴染/舘原和那/慕情
-戻るべき日常/R市/郷愁
これで二つ。-20。

椋実翔利:Eロイス分減らす!
百入結衣子:140-10d10
DoubleCross : (140-10D10) → 140-64[6,5,2,9,8,10,7,6,1,10] → 76

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を-20した(侵蝕率:182->162)
鶴喰湊融:149-10d10
DoubleCross : (149-10D10) → 149-49[10,2,5,10,6,10,1,2,2,1] → 100

烏羽岬:そしてEロイス。10個分。
椋実翔利:146-10-10d10
DoubleCross : (146-10-10D10) → 146-10-59[10,2,1,7,4,10,10,2,3,10] → 77

烏羽岬:162-10d10
DoubleCross : (162-10D10) → 162-48[4,8,4,2,4,9,2,5,5,5] → 114

百入結衣子:1倍ぶり。
鶴喰湊融:ぴったりとはね……一倍。
百入結衣子:76-4d10
DoubleCross : (76-4D10) → 76-32[7,5,10,10] → 44

鶴喰湊融:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-21[4,1,2,10,4] → 79

烏羽岬:ロイスは残り3個か……。
椋実翔利:すっきり 倍振っとくか
烏羽岬:2倍振り。
GM:おみごと
烏羽岬:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-50[10,4,9,10,7,10] → 64

椋実翔利:77-8d10
DoubleCross : (77-8D10) → 77-38[1,7,5,3,4,7,5,6] → 39

百入結衣子:3点圏で帰還です
鶴喰湊融:5点帰還です。
烏羽岬:3点! これが秘獣パワーだ!
椋実翔利:3点!
GM:全員帰還!
GM:経験点の計算は……
GM:日曜日にまとめて行います
GM:今日はみんな帰ってきたということで!ね!
鶴喰湊融:はい!おつかれさまでございます……!
GM:おめでとうございます!
鶴喰湊融:皆も、本当に帰ってこれて良かった……お疲れ様…
百入結衣子:おつかれさま!

エンディング1:I'm home.

GM:シャンバラの大地が、緩慢な速度で崩れていく。
GM:末端から輝く灰となり、ゆっくりと空に浮上している。
GM:おそらく成層圏を越え、空に浮かび上がっていくのだろう。
GM:《ヴリトラ》のきみたちはそれを見ていた。
江永瑞穂:「……うまくできたのかな。裂け目は塞がったけど……」
江永瑞穂:「烏羽たちがなんとかしたんだよね」
鶴喰湊融:「……このまま、どこまで……」頭を振って。「そのはずです。あちら側からもしなければ不可能なはずなので…」
百入結衣子:「……あたし、てっきり、この穴から」
百入結衣子:「二人が戻ってくるんじゃないかって……」
椋実翔利:「そういう話だったらあんな言い方にゃならんだろ」
横嶋洋明:「そうだね」
椋実翔利:「あいつが何のつもりかは分かんねえけど、まーとりあえず世界が半分吹っ飛ぶことはなくなったワケだ」
横嶋洋明:「……マスター・スカイも、もう戻らない」
椋実翔利:「かね? 烏羽が戻れるんなら、あの野郎が戻ることもできる気はすっけど……理由がないか」
百入結衣子:「……だったら!」
鶴喰湊融:「……」ただ灰となりながら登りゆくその大地を見上げて。手を僅かに伸ばして掴むように。
百入結衣子:「岬は!春音は!どう帰ってくるっていうのよ!」
江永瑞穂:「……もう一度、時間の裂け目を開いても」
江永瑞穂:「やっぱり誰かが向こうで閉じなきゃいけない。それだけのエネルギーもない……」
鶴喰湊融:「………ひとつき先にまでは、戻ってくるっていいましたから」目を瞑って。
椋実翔利:「知らねーよ。でもアイツはアイツなりに戻ってくる気なんだろ」
椋実翔利:鶴喰ちゃんの頭に手を置いて 「そうそう、誕生日までにな。だったら待つだけだ」
百入結衣子:「だけど……」
鶴喰湊融:ぽふ、とそのまま頭に置かれて。
鶴喰湊融:「きっと、あるんでしょう。それに…無いなら、雲居さんを連れて行かない……と思います」
鶴喰湊融:「もうちょっと言い方も変わってたんじゃないかな、って」
横嶋洋明:「……あれっ?」
横嶋洋明:「あ、そうか……これ言ってなかったっけ」
鶴喰湊融:「…?なんでしょう、リーダー」
椋実翔利:「おっ、百入、今からリーダーを叩く準備しといていいぞ」
百入結衣子:「……何」拳を構えて。
横嶋洋明:「戻って来る確信がなければ、ぼくだってそう簡単に送り出したりしなかった」
横嶋洋明:「言い方が違うな。もう、戻ってきてる」
百入結衣子:「え?」
鶴喰湊融:「………?どういうことです?」頸を傾げる。
横嶋洋明:「私は約束を果たす者。この言葉が繰り返し書かれていて、他のはよくわからなかった」 傍らに佇む”メイ”を拾い上げる。
横嶋洋明:「この世にたった二人きり……、あなたはきっと忘れていない」
横嶋洋明:「何があろうと、いつまでも、いつかこの日が来ることを」
横嶋洋明:「いつも傍にいて、いまもそこにあって」
横嶋洋明:「それでもまた、もう一度、何度でも……だ」
横嶋洋明:「ぼくらの幸運を祈っている。……この”メイ”の中にはオーヴァードが入っていると言ったね」
横嶋洋明:「ただ、それを開ける合言葉がわからないと」
百入結衣子:「……」
鶴喰湊融:「……ええ。確かに……」そのように話した記憶がある。「まさか」眼を見開く。
百入結衣子:「……合言葉」
横嶋洋明:「簡単な言葉でよかったんだ。いまならわかる」
百入結衣子:「その、中身のオーヴァードが。欲しい言葉?」
横嶋洋明:「そうだね」
横嶋洋明:「出迎えてあげる言葉だ。ぼくはずっとシャンバラの言葉を試していたよ」
横嶋洋明:「日本語のはずがないと思っていたから。でも、それでよかったんだ」 ”メイ”の背中に触れる。
椋実翔利:「……あー、あーあー。はー? ええ? そういうワケなのか?」
横嶋洋明:「誰かが帰ってきたとき、かけてあげる言葉でよかったんだ。……みんなさえよければ」
椋実翔利:「いやでもそうだな、それならあり得るし……そうだな、リーダー、シャンバラの言葉なワケもない、いや、シャンバラの言葉じゃないから、か」
横嶋洋明:「ここでその言葉をかけてあげたいと思う。どうかな?」
椋実翔利:「もうちっと暖かい場所に行ってからでも良い気はするけど」
椋実翔利:「焦れってーよな。とっととやるか?」
百入結衣子:「……うん。でも」
江永瑞穂:「……こ、心の準備ができてないんだけど。っていうかいまだいぶ腹が立ってるんだけど……」
鶴喰湊融:ふ、と肩の力が抜けて。「……ええ。わたしも、賛成です」
江永瑞穂:「私は大丈夫です」
百入結衣子:「言っておくけど、まだ、あたしたち」
百入結衣子:「リーダーにも言ってない」
百入結衣子:「だから、あなたも、受ける側でいて」
横嶋洋明:「一緒に出迎えてくれるのか。それはうれしいね……」
椋実翔利:「おっ、それもそうだ。じゃあリーダーはちゃんとメイ持ってろよ!」
横嶋洋明:「では、お願いしよう。“メイ”くんの長い旅も、ここが終着点だ」
横嶋洋明:「よろしく」
椋実翔利:「……いやー、なんか改まって、言うぞ! て感じで言うのも小っ恥ずかしいな」
百入結衣子:「……ふふ。そうだね」
鶴喰湊融:「そう言われるとたしかにそうですね…」
椋実翔利:「でもまあ、大事な言葉だよ。ウチの母親も、ただいまとおかえりを言えるときは言えって……」
椋実翔利:「あっ」 「言っちった」
江永瑞穂:「あっ」
鶴喰湊融:「翔利さん………もう。きちんと言いましょうよ」苦笑。
百入結衣子:「……もう!締まらないんだってば!」
江永瑞穂:「お、おかえり!」
椋実翔利:「違う違う! 今のノーカン! これからキッチリ言おう!」
百入結衣子:「瑞穂も!もー!」
百入結衣子:「ぐちゃぐちゃじゃん!あははっ!」
鶴喰湊融:「く、ふふふ………そうですね、二人も出辛いでしょうし」
百入結衣子:「おかえり!」
椋実翔利:「……おかえり烏羽!」
鶴喰湊融:「おかえりなさい――洋明さん、岬くん、春音さん!」
GM:ばき、と、“メイ”の甲羅が解けた。
GM:パズルの破片のように崩れ、重なり、その内側の空間を展開する。
GM:生き物だと思っていたのは、植物に似たものだった。
GM:二人のオーヴァードの姿と形を再生する——それは、
GM:先ほど見た彼らと、およそ十五日分ほどしか違わない、烏羽岬と雲居春音の姿だった。
雲居春音:「……あ」
烏羽岬:「……よし」
烏羽岬:「————どうだ雲居、見たか。僕の言った通り、システムは完全だっただろう」
雲居春音:「っていうか、もう? 一瞬だったっていうか……あれ、そうだよね? 実際、これってそうなんだよね……」
雲居春音:「びっくりした」
烏羽岬:大きく伸びをします。主観時間ではつい1分前までシャンバラにいた。
雲居春音:「えーと、じゃあその、みんなにとってはほんの数十分とか数時間かもしれないけど……」
雲居春音:「こうなりました」
烏羽岬:「カーゾは……マスター・スカイは、1万年前のシャンバラで大巫女と運命を共にした。戻ってこない」
烏羽岬:「彼からスレイベギーのメンバーへ伝言を預かっている。これは後で、鶴喰に調整してもらおう」
烏羽岬:「色々あった。本当に。たったの15日間だったが、土産話が……語り尽くせないくらいに」
雲居春音:「超大変だった……」
横嶋洋明:「それは……ぜひ聞きたいな」
横嶋洋明:「幸いにも、時間はいくらでもある。そうだろう?」
烏羽岬:「ああ。だからまずは——そう」
烏羽岬:「こういう時に言うべき言葉。普通の挨拶からはじめておこう」
烏羽岬:「リーダー……」「江永」「鶴喰。百入。椋実」
烏羽岬:「ただいま」

エンディング2:それから

GM:郊外の森に隠していた車を走らせ、朝靄を横切っていく。
GM:冷えた空気が窓の外に満ちている。例年よりは少し遅れているが、もう間もなく本格的な冬がやってくるだろう。
アレトゥーサ:『自動運転に切り替え。ルートを提案します』
横嶋洋明:「……少し遠回りしていいよ。郊外を抜けていこう」
横嶋洋明:「烏羽くんの話が聞きたいからね」
椋実翔利:「そうだそうだ。結局あれから何をどうしてああなってこうなってんだ?」
鶴喰湊融:「そうです。きっちり話してくださいね」
百入結衣子:「うん。あたしたち、何も聞けてない」
江永瑞穂:「ぜんぜんわかんない」
烏羽岬:「そうだな。要点をまとめよう……まず」
烏羽岬:「カーゾが会いたかった大巫女。彼女は、ゲートの先ですでに死んでいた」
烏羽岬:「死んで数日か、あるいは一日も経っていなかったかもしれない。シャンバラのシステムはもう限界を迎えていたんだ」
横嶋洋明:「……ああ」
烏羽岬:大巫女の顔を思い出した。ちらりと江永を見て、視線を戻す。
横嶋洋明:「……そうか。……それで色々と……腑に落ちるよ」
椋実翔利:「え、いきなりリーダーも知らなかったことなのかよ」
横嶋洋明:「ぼくが得ていた管理情報と、想定されるシャンバラの実情が、どうも嚙み合わなかった」
横嶋洋明:「ぼくの管理情報は、基本的に巫女たちから受け取らざるを得なかった。細部の情報と、それを統合した結果がマッチしなかった。……これこそシャンバラの管理機構のバグだと思って、対処しようとしていたけど……」
横嶋洋明:「根本的で致命的な問題があったんだな」
百入結衣子:「入力自体に誤りがあれば、最善の出力を導き出せるわけがない、か」
鶴喰湊融:「そうだったんですか…」楽園のひとつとまで謳われたかの都市の運命に、わずか思いを馳せる。
烏羽岬:「そうだ。更にカーゾにとって不運だったのは、数日早ければなんとかなったということではなく……」
烏羽岬:「最低でも200年と数日は遅かった、という点だと思う」
烏羽岬:「秘獣な。あれは200年ほど前に血筋が絶えていたんだ」
横嶋洋明:「……可能性の一つとしては、考えていたよ。大巫女を守る、最強の軍事力……秘獣」
横嶋洋明:「誰もその姿を見たことがない。少し都合が良すぎる。ただ……その真実の可能性は、ぼくにはとても口に出せることじゃなかった」
百入結衣子:「なんだか、それ……残酷ね」
百入結衣子:「あれだけの規模のセルで、これだけのことをしでかして」
百入結衣子:「その結実が、そうなるなんて……」
椋実翔利:「だなあ。そこまで行くとマスタースカイもちょっとだけ気の毒に思えてくるぜ」
椋実翔利:「1%くらいな。1%くらい」
鶴喰湊融:「………そうですね。時を逆回しにしても、まだ足りないとは…」
烏羽岬:「巫女を皆殺しにしたのは擁護できないけどな。それでも彼の」
烏羽岬:「"なぜ私のやることは届かないんだ"。"私のやった事は間違っていたのか"という言葉は……痛かった」
椋実翔利:「1.2%くらいにしてやるか……」
烏羽岬:「だからカーゾの遺体は、大巫女と一緒に埋葬したよ。最低でも1万年は誰にも邪魔されず、行こうと思えばリーダーが今でも墓参りに行けるような場所」
横嶋洋明:「……では、どこに?」
烏羽岬:「第三の峰だ。海底遺跡」
烏羽岬:「動力エリアの奥、巫女の霊廟に葬った」
横嶋洋明:「ありがとう」
烏羽岬:「1万年後にちょっとうるさくなるけどな。それ以外の邪魔は、一切入らないだろ」
百入結衣子:「……リーダーだけは、行ける場所か」
横嶋洋明:「助かるよ。……本当にね」
鶴喰湊融:「……うん。きっと、静かな方がいいでしょうし」
烏羽岬:「それからはなるべくシャンバラのみんなを避難させるのに注力した。リーダー、ダワロは覚えているな?」
烏羽岬:「技師団の。アルウェルの上司だった男だ」
横嶋洋明:「うん。……気性はともかく、腕のいい人だったよ」
椋実翔利:「アルウェルは"マスターヴォルト"だったな」
烏羽岬:「そうだ。鶴喰くらいの男の子でな」
鶴喰湊融:「技師、でしたか。機械化してたみたいですが、技師というのはみんなそうだったのかな…」
鶴喰湊融:「………えっ!?」
烏羽岬:「椋実に伝言を預かっている。聞くか?」
百入結衣子:「そうなの?あ、いや、1万年前ならそうなの……」
烏羽岬:「僕もびっくりした。"マスターヴォルト"のイメージだったからな……」
椋実翔利:「えっオレに!? 何で!?」
椋実翔利:「いや聞くけど……」 自然に背筋が伸びる
烏羽岬:「タイムパラドックスを防ぐために、未来の情報はあまり語れなかったが……いや。彼はすごいな」
烏羽岬:「頭の回る男だった。未来の先まで見通しているかのように」
椋実翔利:「まあ、そうじゃなきゃあそこまでデカいモンは作れないだろうな……」
烏羽岬:「"未来の僕は、きっといろいろな武器を作ると思います。その、趣味なので"」
烏羽岬:「"小型携行化したサットヴィカとかも作ってみたいです。未来に、そういう武器を使っている人はいますか?"」
烏羽岬:「そう聞かれたから、とっさにはいと答えたんだが……そうしたらな。ふふ」
烏羽岬:「"それはきっと僕が作って、その人に譲ったものだと思うので"」
烏羽岬:「"大事に使ってくださいねと伝えてください"と」
椋実翔利:「……ヘッ。何だそりゃ」
烏羽岬:「アルウェルはいいやつだった。お前がSHIDENを大事にしているのが、よくわかったよ」
椋実翔利:「"マスターヴォルト"ならともかく、ソイツ、まだ下っ端のガキなんだろ? もし今のオレが戦ったら一瞬でぶっ飛ばせるし」
椋実翔利:「そのガキにそんなこと言われる筋合いあるかよ。クソ生意気なヤツだぜ」 ちょっと嬉しそうに
烏羽岬:「ふふふ」
烏羽岬:「……なあ鶴喰、百入」 視線を向ける。
鶴喰湊融:「はい?なんでしょう」
烏羽岬:「学校は好きか?」
鶴喰湊融:「……うーん。色々偽っていますから、大変ですけれど……やはり、楽しいですよ」微かに微笑みながら聞いていた。
百入結衣子:「まあ、あたしも……なんだろう」
百入結衣子:「嫌いじゃないよ」
烏羽岬:「よかった」
烏羽岬:「全盛期のシャンバラは素晴らしいところだったよ。科学は凄いし、景色も空気も綺麗でさ……でも」
烏羽岬:「十日目くらいかな。僕はやっぱり、シャンバラよりも普通の学校生活のほうがいいなって思ったんだ」
烏羽岬:「二人ならわかってくれるだろ。どんな素晴らしい光景も……どんなオーバーテクノロジーも」
烏羽岬:「いつもの日常には敵わない」
百入結衣子:「二人ならっていうかさ」
鶴喰湊融:「ふふ。それはよかったです」眼を細めて、ふわりと微笑む。
百入結衣子:「お兄ちゃんだってそうでしょう」
椋実翔利:「まーな。そりゃムカつくことも面倒なこともあったけど」
烏羽岬:「どうだろう。椋実は"古代のオーバーテクノロジーで最強でモテモテで無敵の存在になれるなら永住しちまうぜ"とか言いそうな気もするが」
椋実翔利:「ガッコでバカみたいに騒がしくやんのは楽しかったし、それがなくなったら物足りなくなるだろーよ」
椋実翔利:「なーにが最強無敵モテモテ存在だ。それよりダチがいて楽しい遊びがあった方がよっぽど楽しいっての!」
椋実翔利:「どうせシャンバラ、ろくなゲームもなかったんだろ。じゃあダメだぜ」
烏羽岬:「(限りなく現実に近いVRゲームとか夢を操作する機械とかあったんだが、それは言わないほうがいいな)」
烏羽岬:「しかしよかった。じゃあ三人とも、これから僕が言うことは褒めてくれるはずだ」
百入結衣子:「何?帰ったら学校の宿題をやるとか?」
鶴喰湊融:「そんな先生みたいな……」
烏羽岬:「いや。みんなで学校に行けたらもっと楽しいだろうな、って話さ」
烏羽岬:「江永が学校に行ける方法。翼と尾——巫女の聖痕をごまかす、シャンバラの中でもトップシークレットの"魔法"がないかどうか、探してみたんだ」
烏羽岬:「……ちょっと……だいぶ……命を賭けた。すごく死にそうになったが……」 小声で言う。
江永瑞穂:「え」
百入結衣子:「……結果は?」
江永瑞穂:「な、なにそれ!?」
横嶋洋明:「ああ! もしかして、それ……ぼくも再現しようとがんばってたやつかな!?」
烏羽岬:「そうだ。当時のあなたには会えなかった……いや、会わなかったが」
烏羽岬:「あなたのラボには忍び込んでみた。あの狂ったガードシステムをくぐり抜けてな」
烏羽岬:GM。最終侵蝕率が182%だったので
烏羽岬:最後の《インスピレーション》を使ってもいいでしょうか。内容は、
烏羽岬:リーダーが当時再現しようと頑張っていた、巫女の聖痕をごまかす方法が現代で再現可能かどうかです。
GM:もちろん問題ありません。きみは巫女の使用する生態偽装プロトコル因子の配列を記憶して戻ってくることができた。
GM:きみはそれを、立体図表に正確に再現することができるだろう。
烏羽岬:「生態偽装プロトコル。その因子配列……シャンバラ崩壊で失われたし、リーダーは流石に覚えていないだろうが」
烏羽岬:「僕は正確に記憶している。つい昨日のことだからな」 袖をまくり、防衛用レーザーの焼け焦げが残った左腕を見せる。
烏羽岬:「喜べ、江永」
横嶋洋明:「……わお」
烏羽岬:「学校に行けるぞ。たぶんな」
江永瑞穂:「……」 不機嫌そうな顔で、首を振る。 「……うん。ううん……」
江永瑞穂:「烏羽に……何か文句をつけてやろうと、思ったんだけど……」
江永瑞穂:「なんにも出てこない」
百入結衣子:「出てこないならいいじゃない」
椋実翔利:「そら文句がないってことだろ」
百入結衣子:「たまには素直に喜びなよ」
鶴喰湊融:「そこは素直にありがとう、でいいんじゃないですか?」
江永瑞穂:「……うん!」
烏羽岬:「長くなってすまない。僕からの報告は以上だ」
江永瑞穂:「……ありがとう。私……」
江永瑞穂:「私、学校に行く」
烏羽岬:「そうだ、行け。楽しいぞ」
烏羽岬:「百入みたいな不良生徒になるんじゃないぞ」
百入結衣子:「ちょっと!?」
百入結衣子:「あたしはカヴァーのためにやってるの!」
横嶋洋明:「はっはっ」
烏羽岬:「ふふ。ふふふ」
椋実翔利:「そういう形から入るやつから本当に不良になってくんだ! あっははは!」
鶴喰湊融:「くふふ……」掌で口元を隠しながら笑う。
百入結衣子:「もー!笑わないでよ!?」
百入結衣子:「ふふ、あはは!」
横嶋洋明:「……学校の準備をしないとね」
横嶋洋明:「さあ、家に帰ろう」

エンディング3:春に夢を見て

GM:R市北部、真名雁古墳。
GM:その古墳にほど近い紅念寺には、多くの墓石が並んでいる。
GM:その墓地から少し外れ、木立の中に入っていくと、小さな墓石がある——寺が管理しているのだろうか。
GM:誰がそこに立てたものか、まだ新しい墓石。そこに刻まれている名前は——
鶴喰湊融:常とは異なり、和装に身を包み。背に供える花々や荷物を背負いながら歩いていく。
麦野杏子:「湊融ちゃん、重たくないかな?」
鶴喰湊融:「いいえ。平気ですよ。これくらいなら、慣れていますし…」微笑みながら。
GM:杖をつき、鶴喰湊融の傍らを、ゆっくりと麦野杏子が歩く。
鶴喰湊融:別段、何かと言うわけではないけれど。一区切り、きっちり終わったのだから。こうやって、服装を改めるのもいいだろう、と思った。
鶴喰湊融:歩調は彼女と合わせて。ゆっくりと歩いていく。
麦野杏子:「そうかい。……お土産、何を持ってきたの?」
鶴喰湊融:「ああ…お花と、ひとつ。一応、見せるまでは秘密です」くすりと笑って。
鶴喰湊融:「これは、みんな褒めてくれると思うものなので。先に見せてしまうと、拗ねられてしまいそうで」
麦野杏子:「じゃあ、とっておきだね? ……それは面白い」
鶴喰湊融:「麦野さんは、何かお持ちになられました…?」そう話しながら。「ええ。いずれは見せたいと思っていて…」
鶴喰湊融:「昔、練習してたやつです。今になってできるとは、思っても無かったけれど」
麦野杏子:「私は、『おしどり』の銀つばだよ。……こういう和菓子を、リーダーが好きでね」
鶴喰湊融:「ああ……確かに、よくよく鷹見さんは摘まんでましたねえ」くすり。
麦野杏子:「湊融ちゃんの練習、気になるねえ」
鶴喰湊融:「兄様は、あれで塩気のあるものとかを好んでいたけれど…せんべいとか買ってくればよかったかな」
鶴喰湊融:「あはは……そうたいしたものでもないですよ」
鶴喰湊融:そう会話をしていれば、目的の墓が見えてくる。
麦野杏子:「またまた。湊融ちゃんの謙遜ほど恐ろしいものはないからな」
麦野杏子:「……まあ、ともあれ」
麦野杏子:「報告しようか。ぜんぶ、終わったんだからね」
鶴喰湊融:「本当、大したことはないのですけどね……」そう言って振り仰いで。「ええ」
鶴喰湊融:まずはバケツにくんだ水や、ぞうきんに箒を用いて掃除をして。
鶴喰湊融:丁寧に、ゆっくりと磨いて……溜まった砂などを掃いていく。
鶴喰湊融:「……随分と長く来れないままで、申し訳ありませんというべきか……それとも、随分早く来れました、というべきなのか」
鶴喰湊融:丁寧に。彫り込まれた名前のひとつひとつをなぞる様に。
麦野杏子:「……こうして、無事に、やって来ることができたよ」 線香をととのえ、花を供える。
鶴喰湊融:「……ええ。終わりました。“虚宿”も……鷹見さんのことも」
鶴喰湊融:「頼綱兄様のことも………彼らがいた、《スレイベギー》セルも、《スヴェルト》セルも」
鶴喰湊融:「………」ただ眼を瞑って、手を合わせる。
鶴喰湊融:今なら、静かに思い出すことができる。かれらの事を。
鶴喰湊融:そして、あなたたちと過ごした日々の事も。
鶴喰湊融:「………今、わたしは」
鶴喰湊融:「《ヴリトラ》というセルにいます。……なんと、会計と渉外に、一応の荒事も担当したりしてたりするんですよ」
鶴喰湊融:「……最初は……大丈夫なのかなこのセル、とか思ったりもしましたけど」苦笑。
鶴喰湊融:「……今は、とても大事な場所です」
鶴喰湊融:「……岬くんは、元は暗殺者を養育するセルにいて……普通になりたい、といってここにいるんだと言っていました」
鶴喰湊融:「……翔利さんは、元いた所が無くなって、それでここにきたのだと。…随分自由に振る舞っているけど、みんなのことを大事にしてくれてるのは分かります」
鶴喰湊融:「……結衣子さんは、UGNからこちらに来て……とても頼りになる方だけど、中々線を超えるまでは遠くて。でも今は、凄い楽しそうです」
鶴喰湊融:「……瑞穂さんは、本当に強い人で……でも、羽根や尻尾があるから、普通に過ごせなくていて。今は、隠す方法が見つかった、ってすごい喜んでます」
鶴喰湊融:「……洋明さんは、このセルのリーダーです。普段とか、研究とかにはだらしない所もあるけど…本当に頼りになって」
鶴喰湊融:「………今度は、みんな。いなくなったりしないで、無事でいます」
鶴喰湊融:「………長くなっちゃったな。うん、だから」
鶴喰湊融:「みんな。わたしは、もう大丈夫です」ふわりと笑う。
鶴喰湊融:「あなたたちへ、送るもの。……本当は、あの広い会議室とかそういうところでしたかったんだけどね」
鶴喰湊融:荷物から、細長い包みを開く。
鶴喰湊融:それは、桜の枝だ。
麦野杏子:「おや」
鶴喰湊融:それを、剣のように握り。「――“太白”が、いま。ここに、“五福”の皆へ。奉り献じます」
鶴喰湊融:握る桜の枝。冬だから、それは枯れているかのように緑も花もないところへ。
鶴喰湊融:ゆるりと、剣舞のように振るうたびに。みずみずしい色を取り戻し。
鶴喰湊融:ひとつ。緑の葉が結ばれて。
鶴喰湊融:ふたつ。それがさらに茂りだし。
鶴喰湊融:みっつ。蕾の愕があらわれて――
鶴喰湊融:はら、と。
鶴喰湊融:白い白い、太白桜の花弁が舞って散る。
鶴喰湊融:はらはらと。ひとつの枝から、まるで花吹雪のように。
麦野杏子:「……“太白”」
鶴喰湊融:彼女のコードネームは、
鶴喰湊融:彼女が造り出す”砂”……モルフェウス/夢の形が、太白桜の花弁のように。白く白く、美しいことから。このセルの誰かが付けたもので。
鶴喰湊融:彼女もずっと気に入っていた名前だった。
鶴喰湊融:剣舞のような、さらりと流れる花のような。
鶴喰湊融:そんな夢が織り成すものが、散って消える。
鶴喰湊融:「……以上です。ふふ」
鶴喰湊融:「この為に……剣の使い方も、習ったりしましたね」
麦野杏子:「ああ」
麦野杏子:「とても綺麗だね」
鶴喰湊融:その言葉に、桜の花がそのごとく。
鶴喰湊融:静かに、穏やかに。少女は、微笑みを返した。

エンディング4:夏を蹴とばして

GM:がらんとした、無個性なオフィスビルの一室。
GM:かつてそこには、反社会的組織の運営する賭場があった。
GM:椋実翔利が訪れた時もそれは変わらず。誰もいない。……いや、
奥野キリエ:「まさか、のこのこ顔を出すとは思わなかったぜ。クソ野郎」
椋実翔利:「うわっ、何でオマエいんの」
椋実翔利:「内覧?」
奥野キリエ:「何でじゃねーよアホか。こんな物件いらねーから内覧もしねえよ!」
椋実翔利:「やめてくんねえかなあ。スレイベギー傘下の賭場とか、オレ、入りづらいじゃん。変装しなきゃ」
椋実翔利:「こういう事業はやっぱり非オーヴァードのヤクザどもに開かせるに限るぜ!」
奥野キリエ:「てめーらのせいで賭場どころじゃねえんだよ! それだ! てめーのそれ!」
椋実翔利:「うん? オレの何だって?」
奥野キリエ:「そのおかげで賭場なんてろくに立たねえし、手配書作って配るのに忙しいんだよ」
椋実翔利:「あー……それもそうか。そうだよな」
椋実翔利:「強いギャンブラーがいる所にわざわざカジノは立たねえって聞いたことあるし」
椋実翔利:「じゃあオレも趣味を変えなきゃいけねーか。ゲーセンとかにしようかな」
奥野キリエ:「お前がいつ強いギャンブラーだった時期があるんだよ」
奥野キリエ:「負けて暴れるやつだから手配されてんだよ!」
椋実翔利:「まあ結果は同じだし似たようなもんだろ。過程より結果! ビジネスってそういうもんじゃね? ドラマで言ってた」
椋実翔利:「"スレイベギー"の中では偉いくせにそういうとこダメだなあオマエ」
奥野キリエ:「なんでドラマでうろ覚えに影響されるようなやつにそんなダメ出しされなきゃいけねえんだよ……!」
椋実翔利:「まあいいや」 ゲートからSHIDENを取り出して腰掛ける 「んでマジで何してんのここで」
椋実翔利:「仮住まい?」
奥野キリエ:「てめーを探してたんだよ。《ヴリトラ》の中でも一番見つけやすいからな」
奥野キリエ:「シャンバラから、帰ってきたやつがいるんだって」
奥野キリエ:「ありゃ本当か?」
椋実翔利:「ああ、烏羽? そうだよ?」
椋実翔利:「オマエらと最後に戦った時、いなかっただろアイツ。そん時もうシャンバラに行ってて」
椋実翔利:「んで帰ってきた……いや帰ってきたってのも変な言い方かな……なんか、いた、みたいな……」
奥野キリエ:「いったいどうやって……いや、そりゃどうでもいい」
奥野キリエ:「お前の説明でわかる気がしねえし」
椋実翔利:「理解力不足もビジネスの上では致命的なんじゃねえの? これはドラマでは言ってないぞ」
椋実翔利:「そしてオレは理解力があるからオマエが何を聞きたいのかも分かる」
奥野キリエ:「てめーはことごとく人の神経を……、クソ! 言ってみろ」
奥野キリエ:「何を聞きたいって?」
椋実翔利:「"マスタースカイ"なら帰ってこないし、その願いは叶わなかった」
奥野キリエ:「……」
椋実翔利:「そもそもの前提が違ってたんだとよ。あのヤローの狙いは最初から外れてたんだ」
奥野キリエ:「……そうか」
椋実翔利:「ウチのリーダーも気付けてなかった間違いだった。"マスタースカイ"が特別間抜けだったワケじゃねーよ」
奥野キリエ:「なんとなく……うまくいかないんじゃないかって、思ってたよ」
奥野キリエ:「ボスには言えなかったけどな」
椋実翔利:「へー。ま、言った所で変わりゃしなかっただろ。あっちは1万年だしな」
椋実翔利:「オマエの立場が降格になってたくらい?」
奥野キリエ:「うるせえな! ……一万年かけた探し物を、奇跡みたいにして見つけたんだ」
奥野キリエ:「止まるわけねえよな」
椋実翔利:「あ、あと一応"スレイベギー"の連中に向けた伝言とかあるらしいけど、聞いとく?」
奥野キリエ:「……私らに?」
奥野キリエ:「……マジか? どうやってそんな伝言を……いや」
奥野キリエ:「これもわかる気がしねえ。言ってくれよ」
椋実翔利:「烏羽が帰ってきたんだ、ついでに遺言聞いたって別におかしかねーだろ。アイツは任された仕事をちゃんとやるやつだよ」
椋実翔利:「『私のセルのみんなに、『幸せであるように』、と伝えてくれ』だってよ」
奥野キリエ:「……ハハ」
奥野キリエ:「ボスらしい。……言われなくても……そのつもりでいるのに」
奥野キリエ:「念を押してきやがる」
奥野キリエ:「いつも子ども扱いしやがって……。くそ。畜生」
奥野キリエ:「てめーらに勝っとけばよかった」
椋実翔利:「オマエみたいのがいるからだぞ。自分がいなくなったらギャーッ!てなるんじゃないかって思われてんだ」
奥野キリエ:「なるかバカ!」
椋実翔利:「あのヤローはそういう心配をしてたってこった。自分一人、1万年もかけた目的があったのに」
椋実翔利:「案外ちゃんとしたボスだったんだなあ」
奥野キリエ:「……まあな。うちのボスは真面目すぎてな……」
奥野キリエ:「おかげで、《スレイベギー》はまだまだやることが、できることが残ってる」
椋実翔利:「後々の準備もしてたっぽいしな。世界半分吹っ飛んだあとも活動想定してたってことだろ。アホか?」
奥野キリエ:「世界半分吹っ飛んだら、なおさらやることあるんだよ。……これからは」
奥野キリエ:「また、同じFHの組織同士ってことになる。ウチと、お前らは」
椋実翔利:「そうだなあ。もうこっちも狙われる理由ねーし」
奥野キリエ:「……まあ」
奥野キリエ:「てめーがうちの商売を荒らさなきゃな!」
椋実翔利:「じゃあ分かりやすく『スレイベギーのみせ』って表にステッカー貼っとけよ!」
椋実翔利:「気が向いたら確認してやっから」
奥野キリエ:「やるわけねーだろ! 気が向いたら程度のやつを相手にそんな対策するか!」
椋実翔利:「ケッ……まあいいや、はい」 手を差し出す
奥野キリエ:「次に賭場で砲撃したら、ただじゃ済まさ……、なんだよ?」
椋実翔利:「何って。分かるだろ」
奥野キリエ:「あ、ああ? まあ……いいか。休戦ってわけだからな……」
奥野キリエ:「よろしく頼むぜ」 椋実翔利の手を掴もうとする。
椋実翔利:それをすっと引いて 「いや」
椋実翔利:「何手、握ろうとしてんだ。ボケたか?」 真顔
奥野キリエ:「……あ!?」
椋実翔利:「伝言料だよ伝言料! 愛しいボス殿の死にかけの言葉を伝えてやったんだぞ!?」
奥野キリエ:「そういう流れだっただろうが! 何が伝言料だ、ボケ!」
椋実翔利:「あるだろ? ありがとうございますの表現って奴がよ! 言葉じゃなくて!」
椋実翔利:「そんなことでビジネスやってけんのかよ!?」
奥野キリエ:「ンなもん誰が払うか! そんなビジネスねえよ!」
椋実翔利:「はあー!? これ、あの……何だっけ……感謝には感謝で返す……恩返し! みたいのあっただろ!」
奥野キリエ:「うろ覚えのドラマがまた来た……! やっぱりてめーとは話にならねえ」
奥野キリエ:「さっさと失せろ! 未来永劫賭場に出入り禁止だ!」 影が燃え上がる。臨戦態勢に入ったのがわかる。
椋実翔利:「オレもよくよく分かったぜ。ッたくしょうがねえなあ……」 SHIDENが浮揚し、その砲口が正面へと向けられる
椋実翔利:「払わねえなら巻き上げるしかねえ。自分から払う選択肢を蹴ったオマエが悪いんだからな」
椋実翔利:(……あれ、そういやこいつらのボスの死体が海の遺跡にあること話したっけ……)
奥野キリエ:「やれるものなら」
椋実翔利:(……まあいいか) 口角を上げて (次に会った時にでも話しゃあよ)
奥野キリエ:「やってみろ!」 炎が吹き上がる。破壊の力が解放される。
椋実翔利:「やってやるってんだよ」
椋実翔利:「持ちモン全部、置いてけ!」 砲口の奥で、熱帯びた光が閃く

エンディング5:秋に微笑めば

GM:百入結衣子が訪れた時、その「新支部」は移設作業の最中だった。
GM:すでに使われていなかった、地元商店街の商工会議所である。
GM:それを改装し、シャッター街を利用して、物資を集積していた。
錫谷亮:「あわただしい様子で済まない」
錫谷亮:「見ての通りの転居作業中だ」
百入結衣子:「ううん。押し掛けたのはこっち」眼鏡を掛けて。
生成 亜綺羅:「支部長は隠しとけって言ってたけど」
生成 亜綺羅:「UGNの支部なんてどうせ1か月もすればバレるからね」
百入結衣子:「“ビジネスパートナー”にくらい、教えてくれてもいいじゃない」
甲斐美冬:「“ビジネスパートナー”です?」
百入結衣子:「ああ、そうそう。あたし、ヴリトラの連絡役をやることにしたから」
錫谷亮:「連絡役か……まあ、鶴喰くんにこれ以上の役目を負わせるわけにもいかないだろうし、妥当なところだとは思うが……」
百入結衣子:「湊融にばかり任せてられないからね。まずは手土産として」
百入結衣子:「市内の賭場跡地で戦闘が発生した。後処理部隊の派遣を推奨するわ」
百入結衣子:「まあ……その……」
百入結衣子:「うちの不始末なんだけど……」
錫谷亮:「だろうな」
生成 亜綺羅:「ほかに原因があったら、もっと大変なことになってるからね」
甲斐美冬:「取り締まった方がいいですか?」
生成 亜綺羅:「無駄な気がする」
百入結衣子:「いや……その……目に余るようだったら取り締まって」
百入結衣子:「一瞬は反省するから」
錫谷亮:「どうにかきみたちで手綱をつけられないか?」
百入結衣子:「リーダーがメンバー承認制の電子ロックの設置を検討してる」
錫谷亮:「悪くないな……」
生成 亜綺羅:「いや、そうじゃなくて……」
百入結衣子:「本人を変えるのは無理よ」
生成 亜綺羅:「……あ、そう。そうかもね?」
百入結衣子:「人なんてそうそう変わらないもの」
錫谷亮:「いずれにせよ、我々の敵は多い。そのすべてと敵対している余裕はない」
錫谷亮:「まだしばらくは、《ヴリトラ》セルとは難の少ない関係を保っておきたいものだ」
百入結衣子:「“スレイベギー”は健在。UGN支部の陥落を知った市外からも、いくつかのセルが流入しつつあると聞いてる」
百入結衣子:「“ヴリトラ”がどうやって糊口を稼いでたか知ってる?」
生成 亜綺羅:「たしか……研究セルだったっけ?」
百入結衣子:「それから、傭兵業務よ。今後はフリーランスの民間軍人会社として」
百入結衣子:「必要があればUGNと業務提携できる。そういう建前が必要でしょ?」
錫谷亮:「そうしてもらえれば、助かる」
錫谷亮:「きみたちの強さは知っているからな」
百入結衣子:「あたしたちも、あなた達の強さと」
百入結衣子:「信頼できるってことを知ってる」
甲斐美冬:「……照れます」
百入結衣子:「あはは。照れてるんだそれ?」
生成 亜綺羅:「見た目からじゃぜんぜんわかんないけどね、一応そうらしいよ」
生成 亜綺羅:「甲斐は嘘つかない」
百入結衣子:「亜綺羅は照れてくれないの?」
生成 亜綺羅:「どうしようかなあ」
錫谷亮:「……どちらでもいいのだが、失礼」
百入結衣子:「うん?」
錫谷亮:「協力関係を維持するにあたり、重要な条件が一つある」
錫谷亮:「生成、甲斐、きみたちにも無関係ではない条件だ」
百入結衣子:「うん。何?」
生成 亜綺羅:「うっ……」
錫谷亮:「出席日数が足りない。私は教育要綱に従い、厳粛に規則を運用する」
錫谷亮:「学校に行き、授業に出るように。もはや卒業まで、休んでいる余裕はないだろう」
百入結衣子:「……ちょっと待って、待って」
百入結衣子:「あたしほぼ毎日出ないと追いつかないんだけど!?」
甲斐美冬:「ジャーム撃破ボーナスはあります?」
百入結衣子:「週1は休みたいなあって……ダメ?」
生成 亜綺羅:「そう! 毎日出席って……遠隔任務に従事した十日間は差し引かれたりする?」
錫谷亮:「ボーナスは現金で支給されているし、遠隔任務は往復日程を含めて七日であり、三日は観光に使用したことがわかっている」
錫谷亮:「週1で休む暇はないだろう」
百入結衣子:「ううっ……!」
錫谷亮:「真面目に授業に取り組めば、必ず結果は返ってくる。補修が必要なら、他の教師に話を通そう」
錫谷亮:「応援している」
百入結衣子:「分かった!分かりました!出る!出ますから!」
百入結衣子:「こっちも条件1つ!」
生成 亜綺羅:「最悪……」
錫谷亮:「何かあるかな?」
百入結衣子:「央明館学園中等部への、学生1名の転入手続きをお願い」
百入結衣子:「名前は――」

エンディング6:冬に手を振って

GM:夜のうちに、市内に少し雪が降ったようだ。
GM:例年より遅い冬の訪れは、その帳尻を合わせるかのように、強い冷え込みをもたらした。
GM:まだ、積もるほどの雪ではない。
GM:しかし、週末の天気予報は、本格的な雪の季節の始まりを予告していた。
烏羽岬:「正直なところを言うが」
雲居春音:「……え、なに?」
烏羽岬:「あんまり寒くない」
烏羽岬:「シャンバラを経験したあとだとな……そう思わないか?」
烏羽岬:「北国の人間が首都圏の人間を見下すのと同じ原理だ」
雲居春音:「まあ、あそこに比べるとそうだけど」
雲居春音:「寒いのは寒いよ! 私、もうホッカイロ装備してるし」
烏羽岬:「お前の能力だと寒さはどうにもならないものな」
烏羽岬:「時々、サラマンダーシンドロームが羨ましくなる。あいつらはインチキだ」 人の少ない通学路を選んでいるので、こういうことも話す。
雲居春音:「ホントだよ~。もっと日常生活に便利な能力がよかった」
烏羽岬:「日常といえば、百入の話は錫谷から聞いたか?」
雲居春音:「モルフェウスとかさあ。甲斐先輩、本人がすっごい忘れっぽいのに忘れ物とかしないタイプになってるし……、え?」
雲居春音:「百入さん?」
烏羽岬:「ああ。これからはあいつがUGNとヴリトラを結ぶ窓口になる」
雲居春音:「もしかして……留年、あ、違った」
烏羽岬:「学校生活と任務の兼ね合いで困ることがあったら、あいつに言うといい。なんとかしてくれる……たぶん」
烏羽岬:「(留年もしかけたらしいが……)」
雲居春音:「そういうことね! いやー、それなら安心だね!」
雲居春音:「まあ任務とか事件なんて起こらない方がいいんだけども」
烏羽岬:「そうだな。実際、これまでよりは少なくなるはずだ。《スヴェルト》は事実上解散したし」
烏羽岬:「《スレイベギー》……」
烏羽岬:「……椋実がホブルディと騒ぎを起こしたらしいんだが……たぶん大丈夫だろ……たぶん……」
雲居春音:「まだやってるんだ……」
雲居春音:「騒ぎ起こすの速すぎない…?」
烏羽岬:「本当にすまないと思っている」
烏羽岬:「UGN側で、ヴリトラとの提携解消の話は出ていないよな? 出たらお前からなんとか口添えしてくれ」
烏羽岬:「椋実も悪いやつではないんだ。ただ……少し……問題児なだけで」
雲居春音:「が、がんばってみるけどさ~~~! ……でも、正直さ、ヴリトラとは戦ってる場合じゃないってさ」
烏羽岬:「《ギギリオン》が?」
雲居春音:「うん。こっちの方面はいいけど、最近全国的に事件多いからね」
烏羽岬:「ああ、らしいな。この間《ザンザーラ》もこぼしていた」
烏羽岬:「旧日本軍がらみのどうこうとかいうやつだろ。どこかの市の」
雲居春音:「よそにみたいに十三個……とは言わないけど、三つくらいこの辺にも支部増やしてほしいとかってさ。応援派遣用に、人材育成」
雲居春音:「安定したところで、そういうの引き受けないといけないんだって」
烏羽岬:「もし手が足りなかったら、人材育成は鶴喰に言ってくれ。あれは面倒見がとてもいい」
烏羽岬:「彼女がいなかったら、ヴリトラはとっくの昔に空中分解しているくらいだ。信用していいぞ」
雲居春音:「ヴリトラに頼るのもどうかなって思うけど! ……まあ、そうだね」
雲居春音:「湊融ちゃんがんばってるからね~。烏羽もがんばりなよ! 湊融ちゃんのように成長するんだよ!」
烏羽岬:「お前は僕の母親か……」
烏羽岬:「そう。成長といえば、そうだ。お前に相談があった」
雲居春音:「んん? なになに?」
烏羽岬:「隣のクラスの藤宮という女子を知っているか。藤宮かおり」
烏羽岬:「図書委員の。昨年、お前といっしょのクラスだったと思うが」
雲居春音:「あー。知ってる知ってる!私も図書館よく行ってたし」
烏羽岬:「彼女から告白された」
雲居春音:「え゛」
雲居春音:「な゛」
雲居春音:「なにそれ!? 烏羽が!? ど、どういうアレで!? なにがどう!?」
烏羽岬:「お前を監視する目的で、何度も図書室に行っていたせいだろう。先日の臨海学校でもゴミ捨て当番が一緒だった」
雲居春音:「は、は、は、はあ~~~~そうね~~~。烏羽が告白されてね~~~」
雲居春音:「それで何?! 答えたの?!」
烏羽岬:「ああ。断った」
雲居春音:「こ、断っ……へぇぇえ~~~~……!」
烏羽岬:「丁重に、気持ちはうれしいがすまないと謝っておいた。……言っておくが、このことはヴリトラの誰にも話していない」
雲居春音:「そうなんだ」 「……断ったの? なんで?」
烏羽岬:「お前しか知らない事実だ。彼女のためにも言いふらすんじゃないぞ」
烏羽岬:「…………」
雲居春音:「い、言わないよ」
烏羽岬:「…………僕は、アードゥル時代と比べるとだいぶ普通の人間に近づけたと思うが」 ぽつぽつと語り出す。
雲居春音:「……うん」
烏羽岬:「好き、という感情は未だに扱いに困っている。好きかどうかで言えば」
烏羽岬:「僕は今回ともに戦ったみんなが好きなんだ。ヴリトラのみんな。レリックドライバ。恵那やメイ、YERO」
烏羽岬:「当然、お前もだ。雲居。それ以上に好きな存在はなくて……みんなひっくるめて好きだと思っている」
烏羽岬:「でも、恋愛っていうのは多分、そうじゃないんだろ」
雲居春音:「まあ、そう……そうだね。ちょっと違うかもね」
雲居春音:「っていうかだいぶ違うわ、たぶん」
烏羽岬:「カーゾが見せたように……世界を敵に回してでも誰か一人を選ぶというのが恋愛なら」
烏羽岬:「僕は怖い。手を出せばすべてが壊れてしまう気がする」
烏羽岬:「これまで築き上げてきた普通の日常も……家族も、友人も……何もかも」
雲居春音:「……そう思う?」
烏羽岬:「……そう思う。違うのか?」
雲居春音:「大げさすぎ! っていうか自意識がカジョーなんじゃないかな? 烏羽って、どこまでいっても烏羽だしさあ」
雲居春音:「それに、みんないるよ。烏羽がどういうことになっても、止めてくれる人がいっぱいいて」
雲居春音:「烏羽はあんな風にできないよ。……私も」
雲居春音:「私もその一人だからさ。絶対、止める」
烏羽岬:「そうか……」
雲居春音:「だから安心して色々やってみなよ。まあ、“普通道”はじめたばっかの白帯の烏羽には」
雲居春音:「ちょっと難しいかもしれないけどさ。はやく精進してね」
烏羽岬:「ありがとう。普通の人間に毛が生えたようなスーパー雲居ちゃんに言ってもらえると、安心する」
雲居春音:「わっ、私は普通道クロオビだもん! 六段くらいあるよ!」
雲居春音:「これからも悩んだことがあったら何でも聞きなさい」
烏羽岬:「……ふ。ふふふ」
烏羽岬:「ありがとう雲居。なんというか……シャンバラの時も言ったが」
烏羽岬:「お前と会えてよかった」
雲居春音:「あはははは! なんか変な感じ。でも」
雲居春音:「私も烏羽と会えてよかったよ」
烏羽岬:「じゃあ、そうだな。とりあえず二つ相談だ」
烏羽岬:「まずひとつは、図書室で藤宮と会った時、気まずくならないためにはどうすればいいかという問題と……」
烏羽岬:「もう一つ。あれだ」 見えてきた校門を指差す。
雲居春音:「えっ???」
江永瑞穂:「……」
GM:どこか憮然とした顔で、きみたちがやってくるのを待っている少女がいる。
烏羽岬:「その様子だと、ギギリオンからの連絡をまた聞き逃していたな……」
江永瑞穂:「なんていうか」
江永瑞穂:「二人で登校してるの? だいたいいつも?」
雲居春音:「あっ。いや、まあ……えーと……」
雲居春音:「おっ、おはよう! でいいのかな」
烏羽岬:「そうだ。これまでは特に、ヴリトラとUGNの連携が必要だったからな」
江永瑞穂:「はー……」
江永瑞穂:「そう」
江永瑞穂:「じゃ、これからは私も一緒に行くわ。烏羽とは親戚っていう設定だし」
烏羽岬:「……今朝、僕と一緒に行くのは嫌だって言ってはやく出ていかなかったか?」
烏羽岬:「そういう年頃なのかと思っていたが……」
江永瑞穂:「別に。そーゆーのじゃないけど」
烏羽岬:「とにかく雲居、二つ目の相談はこれだ。江永はシャンバラの技術で巫女の聖痕を誤魔化しているが……」
烏羽岬:「万が一がある。術式がほつれた時、僕らでカバーしてやりたい」
雲居春音:「……なんとなく、」
烏羽岬:「やっと来れた学校なんだ」
雲居春音:「こーゆー流れが待ってるような気がしてました! うん、わかった」
雲居春音:「この“普通”の達人、雲居ちゃんが手伝ってあげる」
雲居春音:「江永さん、よろしくね!」
烏羽岬:「これからは親戚で、同級生だ」
烏羽岬:「よろしくな。江永」
江永瑞穂:「そうね……うん」
江永瑞穂:「これから、よろしくね!」
GM:まだぎこちなく笑って、きみたちに手を振る。
烏羽岬:三人並んで校門をくぐりながら、ふと思いを馳せる。
烏羽岬:(――――カーゾ)
烏羽岬:(これが、お前が壊そうとした世界だ)
烏羽岬:(あの戦い、お前が間違っていたとは今でも思っていない)
烏羽岬:(僕だって……立場が違えば、同じことをしたかもしれない。ただ意地の張り合いで僕らが勝利したというだけだ)
烏羽岬:(だからこそ、僕は勝ち取った日常を粗末にするつもりはない)
烏羽岬:("お前は普通になんてなれない"だとか……秘獣の遺伝子がどうこうとか……そんなのもう、関係ないんだ)
烏羽岬:(僕はお前たちのぶんまで、この世界で生きていくよ)
烏羽岬:(普通の中学生の、烏羽岬としてな)
烏羽岬:「……じゃあな」
烏羽岬:「行ってくるよ」 誰にともなくそう呟いて、二人の後を追った。

カーテンコール:Happy ever after, happily ever after.

GM:ヴリトラ・セル拠点――バー「ブリック」。
GM:R市の片隅に存在する、いまはもう営業していないバー。
GM:誰にでも居場所はある。
GM:流浪の末にたどり着いたのか、這い上がって来たのか、墜ちてきたのか。
GM:あるいは、まだ見つけていないのか、捨てたのか。
GM:――しかしいまや、旅は終わり、この場所がきみたちの居場所となった。
GM:この街の片隅にある、小さな家だった。
横嶋洋明:「えー……と……」
横嶋洋明:「カメラこんな感じでいいかな。……料理も大丈夫?」
烏羽岬:「問題ない。ピザも届いた」
百入結衣子:「いいでしょ。頑張った」
鶴喰湊融:「ええ、みんなにがんばってもらいました!」
椋実翔利:「ああ、オレも頑張って見てたぜ」
烏羽岬:空になった水槽を、まるでパーティメンバーの一人のようにテーブルの上に置いている。
江永瑞穂:「駅前でケーキも買ってきました。これ、一番豪華なやつでよかったよね」
鶴喰湊融:「はい!今日は奮発しちゃいましょう!」
烏羽岬:「よかった。鶴喰の許可が出るだけで安心感が違う」
百入結衣子:「瑞穂、これから買い出し役ね」
百入結衣子:「外、たくさん行きたいでしょう」
百入結衣子:「あたしがやると怒られるし……」
江永瑞穂:「……はい!」
江永瑞穂:「もっ、百入さんは、他にもいろいろやることありますから!」
鶴喰湊融:「結衣子さん、全部使いきろうとするから……これから、一緒にいろんなところもいけますね」
烏羽岬:「そういえば沖縄旅行に行くって話、あれどうする?」
椋実翔利:「調達の手が増えたのは大きいな。必要なモンがあった時にヒマしてる江永捕まえりゃ良くなったんだから」
椋実翔利:「どうするって? 行くだろ?」
百入結衣子:「えっいま冬だよ?」
横嶋洋明:「ああー、沖縄旅行!」
百入結衣子:「夏に行くものじゃないの?」
横嶋洋明:「冬の沖縄ってどうなの? ぼく、南国行ったことないんだよね」
椋実翔利:「バカ、オマエ、沖縄は冬でも泳げるんだぞ。桜も咲くし」
百入結衣子:「桜が咲いてる時期は泳ぐには寒くない……?」
鶴喰湊融:「本当なんです?桜、アレで繊細なんですけど…」
烏羽岬:「沖縄を神聖視しすぎだろ……」
椋実翔利:「……あれ、泳げるのは春とかだっけ? まあ似たようなもんだろ」
江永瑞穂:「へええ~。っていうか椋実さん、沖縄行ったことあるんですか?」
椋実翔利:「ないけど?」
百入結衣子:「ないのかよ」
鶴喰湊融:「あるんだと思ってました……」苦笑。
椋実翔利:「南は広島までしか行ったことねーや。高校の修学旅行で」
江永瑞穂:「いま発言の信ぴょう性が崩れ落ちましたね」
百入結衣子:「ちゃんと事前に調べよっか……情報収集ここに任せ切りはダメだ」
烏羽岬:「僕としては、レリックドライバに対抗してテーマパークに行ってからがいいと思ってたんだが」
椋実翔利:「バッカ、行ったことないから行くんだろ! いいじゃん泳いで桜だぜ!」
百入結衣子:「あたし温泉行きたいなー」
烏羽岬:「沖縄……いいかもな。今度はゆっくり水着で泳げる」
鶴喰湊融:「どっちも両立する時期あるのかなあ……」
アレトゥーサ:『冬の沖縄の水温はおよそ二十度を下回ります』
百入結衣子:「ダメじゃん!」
鶴喰湊融:「温泉ですかあ。草津とか有名ですねえ……水着で入れるようなところもあるのかな…」
鶴喰湊融:「凍えちゃいますよ」
アレトゥーサ:『海水浴には不適のため、春まで待つべきかと推測されます』
横嶋洋明:「それじゃあ、あれだ。」
椋実翔利:「あ、そうなんだ? サンキューアレトゥーサ!」
百入結衣子:「最初からアレトゥーサに聞くんだった」
横嶋洋明:「百入くんと烏羽くん、江永くんたちの進級祝いにとっておこう」
椋実翔利:「こいつも自主的に動くようになってきたなあ。この調子でヴリトラ情報担当相として頑張って欲しいぜ」
烏羽岬:「おお」
百入結衣子:「うっ……」
烏羽岬:「鶴喰の中学入学祝い、でもあるわけだな」
鶴喰湊融:「ふふ、それは素敵ですねえ」くすりと笑っている。
百入結衣子:「あたしにプレッシャーを掛けてる……?」
横嶋洋明:「そのまえに一週間や二週間の旅行なんてしたら……」
椋実翔利:「進級祝いか。まーちょいと派手な気もするが……」
横嶋洋明:「出席日数が危険だよ」
百入結衣子:「はい……」
椋実翔利:「三人分だし、そう、鶴喰は入学だからな! ナイスリーダー案!」
鶴喰湊融:「ああ、そういえばそうなるんですね…病弱に振る舞うのも上手く斬り上げて行った方がいいかなあ」
鶴喰湊融:「じゃあ、春休みだから…3月くらいですかね。色々調べておきましょう」
烏羽岬:「ちなみに沖縄って、この人数で行って費用は大丈夫なのか?」
烏羽岬:「リーダーはまだ遭遇してないかもしれないが、シャワールームが先月あたりから不調だ。まるごとリフォームが必要かもしれない」
横嶋洋明:「えッ」
烏羽岬:「間違いなく金がかかるぞ」
椋実翔利:「え、いや知らん。費用とか」
横嶋洋明:「水回りはヤバいなあ。銭湯とクリーニングでコストが跳ね上がる」
鶴喰湊融:「ん~~………大体ひとり航空機チケットとかも一式となると結構かかるのかなあ」
百入結衣子:「あとリーダーの部屋の機材から変な匂いがしたやつ捨てといたからね」
江永瑞穂:「な、なんかアルバイトします?」
横嶋洋明:「そ、そんな! 変なにおいがするやつ!?」
烏羽岬:「……待て。あれ本当に捨てたのか? 高いやつだろうから取っておこうという話にならなかったか?」
横嶋洋明:「いっぱいあるよ! ありすぎてわかんない……!」
鶴喰湊融:「そこらへんの再購入とかクリーニングとなると……えーと……」
椋実翔利:「まあまあまあまあ!」 鶴喰ちゃんの肩を叩いて
江永瑞穂:「……ほかのセルから仕事請け負うとか……」
椋実翔利:「祝いの場だぜ! 難しいこと考えるのはよそうや! あとあと!」
鶴喰湊融:「おそらくそうしないとまた自転車……」「わあっ」
百入結衣子:「いやだって……臭うし……」
百入結衣子:「移るといやだなって……」
烏羽岬:「……ふむ。まあ、たしかにそうだな」
椋実翔利:「金よりもな、大事なモンがあるんだよ……なんか……思い出とかさ……」
横嶋洋明:「うわーっ! それこそあれを売れば多少は元手に……いやいやいや、やっぱりダメだ! まずはそれを買い戻そう!」
鶴喰湊融:「そうですね、今は。………でも一応、今後開けた時とかの為に、リーダーは機材の扱いとかの目録とか作ってくださいね…?」
横嶋洋明:「……はーい」
百入結衣子:「ていうかもうシャンバラ絡みはいいじゃない。なにやるのさ、研究」
鶴喰湊融:「わたしたちも勉強するべきなんでしょうけど、手が回りませんし……」
椋実翔利:「百入に捨てられると思えばさすがにリーダーの手も動きそうだ。尊い犠牲だった」
百入結衣子:「UGNと業務提携したほうが稼げない?あそこもう支部立て直してたよ?」
烏羽岬:「また傭兵稼業か」
烏羽岬:「だが《スレイベギー》の下請けよりはだいぶクリーンだな。悪くない」
横嶋洋明:「ぼくは確かにシャンバラ技術の研究してたけど、もともとが研究畑の人間だったからね」
横嶋洋明:「新しい分野を開拓しようと思う!」
鶴喰湊融:「おお。新しい分野」
百入結衣子:「ていうと?」
横嶋洋明:「いろいろテーマはあるんだ。シャンバラ以外にも“遺産”はあるし、アーティファクトと呼ばれる物品群、殺しても死なない特殊なジャーム群に、山奥で語り継がれてきた神々のレネゲイド解釈による新説……」
烏羽岬:「よし」
横嶋洋明:「技術を解明することに価値があるし、やりがいもある」
百入結衣子:「ごめん」
烏羽岬:「これは、あれだな。ピザが冷めるやつだな?」
百入結衣子:「あたしが悪かった」
椋実翔利:「ああ、また長くて眠くなるやつだぜ」
百入結衣子:「これ振ったら終わんないやつだね」
江永瑞穂:「ごはん食べましょう! ね!」
鶴喰湊融:「ふふふ。でもいいじゃないですか。こんな風にしてるの、久し振りに見ました」
鶴喰湊融:「勿論、食べながらですけど!」
椋実翔利:「別に全く興味ねーとは言わねえが、今はそれより酒とメシだ」
烏羽岬:「そうだな……こうして何の問題もなく家族全員が集まるのは、本当に久しぶりだ」
百入結衣子:「うん、本当に久しぶり……」
江永瑞穂:「ですね。なんだか、とても長かった気がするけど、でも、よかった」
江永瑞穂:「ちゃんとこうして、みんなと一緒にいる」
烏羽岬:「僕らが掴んだ日常だ」
烏羽岬:「胸を張って享受しよう」
烏羽岬:テーブルにつく。自分のグラスにはシャンパンのかわりにシャンメリーを注いである。
百入結衣子:「うん。それの記念だもんね、今回は」
椋実翔利:「だな。この全員で、ここまで落ち着いてメシ食えるのも、マジ久しぶりだ」
横嶋洋明:「おっと、危ない……乗り遅れるところだった」 ワインを手にする。
鶴喰湊融:「本当大変でしたけど、こう。上手く行って、本当に良かった!」
百入結衣子:「あ、あたし甘いお酒がいいな。お兄ちゃん買ってきてくれた?」
椋実翔利:「おう、そりゃもちろん! 酒に関する買い物は忘れねーよ!」
鶴喰湊融:「あれ、シャンメリーじゃなくて」湊融はシャンメリーを貰っている。
烏羽岬:「未成年……今日はいいか」 ため息をつく。
椋実翔利:「女子高生が好きそうなやつって店員に聞いたら引きつった笑いされたけどな」 甘い果実酒の瓶を出しつつ
鶴喰湊融:「……まあ、見逃してあげますか。酔って変な風にならないといいけど…」
江永瑞穂:「なんていう聞き方を……」
百入結衣子:「当たり前でしょ……」
百入結衣子:「瑞穂は?飲む?」自分のグラスに注ぎながら。
烏羽岬:「鶴喰は不良に育つんじゃないぞ」 隣に座る湊融ちゃんの頭を撫でている。
江永瑞穂:「ええ。今日ぐらいは」
百入結衣子:「よしきた」
椋実翔利:「冗談つっといたから大丈夫だろ。多分」 自分はシャンパンを開けている
江永瑞穂:「百入さんと、同じものを!」
鶴喰湊融:「あはは。上手く仕事も分散したりして時間は取っていきたいなあ……瑞穂さん大丈夫…?」
百入結衣子:「これで不良仲間だ」瑞穂のグラスに注ぐ。
椋実翔利:「よく言った江永! 見ろ烏羽、4対2だぞ」
烏羽岬:「江永……」 眉間を抑えている。
椋実翔利:「オマエもいよいよ観念するべき時が近づいているってワケだ。鶴喰はまだいいけど」
江永瑞穂:「いままで、お酒とかで背中の羽が変になったりするのが怖くて」
百入結衣子:「これくらい普通だよ。みんななんだかんだで試してるってば」
百入結衣子:「家族で食事するときくらいはね」
烏羽岬:「なら、仕方ないか。これは江永の転入祝いでもあるしな」
鶴喰湊融:「……まあ、飲みたいなら大丈夫ですか。変に嵌らないでほしいけど…」
江永瑞穂:「そういうこと。……乾杯、しますか?」
椋実翔利:「だな。みんな飲み物行き渡ってるし。4対2で」
烏羽岬:「ああ、待った」
百入結衣子:「ん。どしたの」
烏羽岬:キッチンに向かい、あらかじめ買ってきておいた花をメイの水槽の前にそっと置く。白いダリア。
烏羽岬:「カメフードを備えるか、花を供えるか迷ったんだが……」
百入結衣子:「姿見ないと思ったら、それ買いに行ってたのね」
烏羽岬:「花言葉は"感謝"だそうだ。これでメイにも僕らの感謝の念と、乾杯の声の両方が届くだろう」
烏羽岬:「大事な家族だからな。よし」 グラスを持つ。
鶴喰湊融:「……うん。食べ物も悪くないけど、こっちのが華やかだもんね」こちらもグラスを。
椋実翔利:「メイがなきゃオレらがこうやって集まることもなかったワケだしな」
百入結衣子:「うんうん。これまで、ありがとうね」グラスを持つ。
江永瑞穂:「……そうね」
椋実翔利:グラスを取って 「んじゃリーダー」
烏羽岬:「うん。やはり、リーダーの号令がないとしまらない」
椋実翔利:「何に乾杯するかね。オレはもう一秒でも早くこいつを飲みたくて考えられないぜ」
横嶋洋明:「あ、……うん。いいかな?」
烏羽岬:「音頭を頼むよ」
鶴喰湊融:「はい。お願いします」
百入結衣子:「当然でしょ」
横嶋洋明:「……では。ぼくたちの旅路と、その終わりと、それから先に旅立ったみんなに――」
横嶋洋明:「感謝と敬意を表して。きっと幸せでありますように。……」
横嶋洋明:「乾杯」
椋実翔利:「乾杯!」
百入結衣子:「乾杯!」
鶴喰湊融:「乾杯!」
烏羽岬:「乾杯」
江永瑞穂:「乾杯!」



GM:ここに一つの地図がある。
GM:20世紀前半、イギリスのエヴェレスト攻略隊がチベットで発見した古い地図。
GM:地図上には極めて正確なヒマラヤ周辺の地形と、点在する都市が描かれている。
GM:――いくつもの「都市」が。
GM:記されているのは、都市の名と、都市の支配者、そして人口を意味すると思しき数字。
GM:このことから、地図が作成された当時には、「都市」を形成するほどに高度な文明が存在していたと推測される。
GM:地図が作成されたと推定される年代は、およそ一万年前。
GM:これが真実ならば、この地図は古代シュメール文明や、中石器時代に先駆けて存在したということになる――そして
GM:その地図の片隅に書かれた文字の意味を、いまは一握りの者だけが知っている。
GM:「ただいま」。
GM:これは、気が遠くなるほど長く、呆れるほど短い旅路を行き、
GM:そして帰ってきた物語。

――――「I'm home」 完












百入結衣子:「おかえり」
鶴喰湊融:「おかえりなさいっ!」
椋実翔利:「おっ、おかえり!」
烏羽岬:「ただいま」
烏羽岬:「場所が違う気がするぞ……」
烏羽岬:「百入、早く入れ」
百入結衣子:「岬が間違えたんでしょう、もう……」