『第五話:いつも傍にいて、いまもそこにあって』(GM:ロケット商会)


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【FHキャンペーン「I'm home」】
第一話:『この世にたった二人きり
第二話:『あなたはきっと忘れていない
第三話:『何があろうと、いつまでも
第四話:『いつか、この日が来ることを
第五話:『いつも傍にいて、いまもそこにあって』
第六話:『それでもまた、もう一度、何度でも
第七話(終):『幸せでありますように、と私は願う。ただ願う。

烏羽 岬(からすば みさき)キャラシート(PC1:クオンタム)
鶴喰 湊融(つるばみ みなと)キャラシート(PC2:嗣子)
椋実 翔利(むくみ しょうり)キャラシート(PC3:馴染)
百入 結衣子(ももしお ゆいこ)キャラシート(PC4:DT)

【Index】

◆Opening
01/烏羽岬の場合
02/鶴喰湊融の場合
03/椋実翔利の場合
04/百入結衣子の場合
◆Middlephase
01/惜しむ心のいくたびか
02/さみしき修羅の一人となりて
03/感情は静かならず
04/千とせ見るとも飽かじとぞ
05/ゆふかげのなかにまぶしく
06/咲き始め咲き終わり、何もなかったような
07/今宵逢ふ人みなうつくしき
◆Climax
01/今日九重ににほひぬる
02/その如月の、望月の頃
◆Ending
01/エンディング
02/百入結衣子の場合
03/鶴喰湊融の場合
04/烏羽岬の場合
05/椋実翔利の場合

GM:FHキャンペーン「I'm home」
GM:■第五話:いつも傍にいて、いまもそこにあって

マスターシーン

GM:風が夏の終わりを告げている。
GM:砂浜に佇む人影が三つ。
《スヴェルト》:「……終わったのか?」
《マスター・スカイ》:「ひとまずは、そうだね」
《マスター・スカイ》:「少なくとも、これでもう彼は私の邪魔をできない」
三稜鴎:「それにしちゃあ、ひどい顔だぜ」
三稜鴎:「泣いてるのか?」
《マスター・スカイ》:「それは、答えなくてはいけないのかな」
三稜鴎:「ぜひとも! 報酬の代わりにしてもいいくらいだ」
三稜鴎:「何万年を生きた男の、絆の強さだろ。それはどれほどのものだ? 世界を変えるに足りるか?」
《スヴェルト》:「くだらない」
《スヴェルト》:「黙れ“ヤシュト”。そんな問答は後にしろ。私は、マスター・スカイを殺したのか、と聞いている」
三稜鴎:「もちろん」
三稜鴎:「ちゃんと殺したさ。マスター・スカイは死んだ。間違いない」
《マスター・スカイ》:「そういうことだよ、“スヴェルト”」
《マスター・スカイ》:「私がマスター・スカイだ。いまは、たった一人の」
《マスター・スカイ》:「……だから、“スヴェルト”。少し……時間を稼いでほしい。この負傷だ。私はしばらく動けない」
GM:半身が吹き飛んでいる。残った体で、砂浜に横たわっている――声を発していることが奇跡的な状態。
《マスター・スカイ》:「彼らがこのまま沈黙しているとは思えなくてね」
《マスター・スカイ》:「“アビー・ラバー”が足止めはしているが、UGNと……あの男のセルの、残党が問題だ」
三稜鴎:「ま、そういうことだな。烏羽もいることだしな……言っとくけど、俺も無理だぜ。とどめの役を押し付けやがって、こいつは深手がすぎる」
《スヴェルト》:「……わかった」
《スヴェルト》:「契約の履行だ、マスター・スカイ。私はやつらを相手にする。その報酬は、わかっているな」
《マスター・スカイ》:「無論だ」
《マスター・スカイ》:「約束しよう、“スヴェルト”。きみたちの望む、居場所を用意する」
《スヴェルト》:「わかっていれば、それでいい」
《スヴェルト》:「行くぞ、“イングラム”」
《スヴェルト》:「……待て。また負傷をしたのか? 動くな、馬鹿め。いま、車を――」
GM:二人分の足跡が、波打ち際から遠ざかっていく。

【Preplay】

GM:第五話・成長報告パート
GM:PC1、烏羽くんからお願いいたします!どうぞ!
烏羽岬:キャラシートはどこだ・・・(創作中)
烏羽岬:あっあったあった
烏羽岬キャラシート
烏羽岬:PC1?らしい、烏羽岬です。ナイフ使いのFHチルドレン(美少年)です。
烏羽岬:PC1なのかな……PC1のはず……
GM:PC1だよ!
烏羽岬:烏羽のこれまでの悩みは、足が遅くてクライマックスで毎回1度しか行動できないで終わってしまうという点だったので
烏羽岬:それを解消するべく、極悪兵器商人ぺんさんやDTさんにアドヴァイスをいただき、成長しました。
GM:グェー
烏羽岬:具体的には、《ラストアクション》と《朧の旋風》を取り、どう殴られても死んでもドッジしても絶対に反撃するマンとなりました。
GM:これはちょっとどうしようもない
烏羽岬:まあ攻撃能力は伸びてないのでダメダメなんですけど!
烏羽岬:それは多分、マスターヴォルトとか隠密使いがナントカしてくれると思うので大丈夫です。
烏羽岬:そんなところかな。次回はあの……ナントカ返し……真空返し?ドッジに成功すると攻撃が失敗するやつをとり、パーティの防御をさらに盤石にしたいな~と思います。以上です。
GM:うん……。強いけど……強いけどありがとうございます……。
GM:ハンドアウトはこちらに貼っておきます。
□烏羽 岬
シナリオロイス:《カレイドソーン》雲居春音
きみは《スヴェルト》セルとの戦いにおける切り札の一つ、雲居春音を訓練する必要に迫られた。
UGNには彼女を適切に指導できるメンバーがいないのだ。
特に、セルリーダーに対する「暗殺」を成功させるには、きみのノウハウが重要視されている。
仮にも敵対組織に仕事のノウハウを教えなければならないとは――
きみが、というより、江永瑞穂が強硬に反対したが、代償として情報が提案される。
それはきみのかつての師、三稜鴎に関する最新の情報だった。
彼が何を目的にきみたちを育てていたのか、UGNはその意図の深い部分にまで触れられるという。
GM:家庭教師をがんばってね!
烏羽岬:家庭教師!?
烏羽岬:こっちも家庭教師クロスだったのか……命をかけて戦います。
GM:OK!
GM:では次は、PC2の鶴喰湊融さん。よろしくお願いします!どうぞ!
鶴喰湊融キャラシート
鶴喰湊融:はいっ
鶴喰湊融:というわけで今回は渉外と復讐者性メインになる鶴喰です!
鶴喰湊融:前回に続いてクソ燃費をどうにかするため、メモリーと砂塵の帳を取得しました。
鶴喰湊融:メモリーとしてはかつての美しい過去として、五福セルのその日々を。
鶴喰湊融:あと毎回攻撃がつらいので無効化エフェクトである砂塵の帳です。防ぐぞーっ
GM:チームプレイヤーだ!
鶴喰湊融:攻撃面は…その。赦して下さい…
鶴喰湊融:こんな感じですね!
GM:これのおかげで、椋実くんとあわせて二回くらい攻撃が無効化されるんだ……
GM:了解です!
GM:ハンドアウトはこれ
□鶴喰 湊融
シナリオロイス:“淡墨”
きみは劣勢に陥った《ヴリトラ》セルで、過大な重責を担うことになっている。
横島洋明が行っていた、他セルとの関係の維持である。
少なくとも現在、きみたちに他のセルと事を構えている暇はない。
少しでも外部からの干渉や利害対立を防ぐべく、各方面に根回しする必要があった。
その疲労が祟ったのか、執務中、きみは強い目眩に襲われる。
それは“淡墨”から呼びかけられるような、奇妙な体験だった。
GM:疲れからか、黒塗りの刃から呼びかけられてしまう
鶴喰湊融:過労かな…でも休んでいられないし…(エナドリ片手に
鶴喰湊融:こわい
GM:ということで、次は
GM:PC3の椋実さん!よろしくお願いします!
椋実翔利キャラシート
椋実翔利:イェイイェーイ
椋実翔利:成長報告ということで、まずはメモリーを取得! マスターヴォルトはメモリー送りになりました。新たに取得した固定ロイスはリーダーです。
椋実翔利:そしてFH共通エンブレム、コンビネーターを取得! 殴った相手がそのラウンド中受けるダメージを+2Dします! 《時間凍結》で先行して殴ることが多いのでね……
GM:メモリーは尸魂界の類ではないが……心境の変化か……
椋実翔利:そしてそして、なんと……驚くべきことに……衝撃の成長……
椋実翔利:<知識:機械操作>を……ついに取得、しました……ッッ! 莫大なコストを支払って……何の役にも立たねーコイツを……!!
GM:そんなことは……ないんじゃないかな……!
GM:わからないけども…!
椋実翔利:という所で成長は以上です。常人には叶わぬ努力の成果の数々! またオレ、なんかやっちゃいました~?
GM:これはNPCからのヘイトが多大に集まる
GM:ハンドアウトはこちら!
□椋実 翔利
シナリオロイス:《ヴィングトール》スティノラ・ヴァプトン
きみは失踪した横島洋明の代わりに、こなさなければならない仕事がある。
きみたちの作戦をサポートしていた、通信環境の整備だ。
機械操作が特異ではなかったきみは、人工知能『アレトゥーサ』のサポートによって、
徐々に《ヴリトラ》セルを結んでいたインフラ構造を理解しつつある。
そんな最中、きみは街中で注意すべき女の顔を見つける。
《ヴィングトール》スティノラ・ヴァプトン。《スヴェルト》セルの強力な戦闘員である。
彼女はどういうわけか、きみに興味を持っているようだ。
そしてきみにも、彼女の顔に――というよりも武器に見覚えがあった。
GM:なんで見覚えがあるのかはわからない……
椋実翔利:なんだろう……ハンマーだったよな
椋実翔利:ゲーセンで見たのか……?
GM:記憶がスズムシ並みかな?
GM:まあよかろうでしょう、次!4人目!
椋実翔利:足りない部分は美声でカバーってワケ
GM:PC4、百入さんよろしくお願いします!
百入結衣子:はい!
百入結衣子キャラシート
百入結衣子:成長はとてもシンプル!
百入結衣子:《光速の剣》を取得しました。ガードを抜けるようになったよ。
百入結衣子:これでガチガチの防御も削り殺せるといいな
GM:くそっ……唯一の突破口であるガードが……!
百入結衣子:あとは残った点で射撃を上げたのと
百入結衣子:調達を1点上げて、前回のセッションで貰った
百入結衣子:携帯電話を思い出の一品として常備化しました。
百入結衣子:そんなとこです!
GM:隙がない……!
GM:百入さんのハンドアウトは、こちらでっせ
□百入 結衣子
シナリオロイス:《華槍》柿崎 泰道
きみはいままでと同じように、こなさなければならない仕事がある。
《ヴリトラ》セルに近づく敵対勢力の密かな排除と、拠点の機密維持だ。
《スヴェルト》セルの主要メンバーはそれほど熱心に動いていないように見えるが、
下っ端の探索員を攪乱し、消していく役目は必要だ。
しかし、セルリーダーである横島洋明がいた頃よりも、相手どる量は確実に増えている。
そしてきみが形成する影の防衛網に、一つのターゲットが触れてくる。
《華槍》柿崎 泰道。
単独で行動しているいま、UGNの手勢を集め、倒せないまでも手傷を負わせることができれば――
百入結衣子:絶対強いでしょこの人……
百入結衣子:知ってるんだからね
GM:そっ、それはまだ……やってみないと……
GM:ということで、成長報告フェイズは終了!
GM:では、トレーラーを張って……

FHキャンペーン「I'm home」

■第五話:いつも傍にいて、いまもそこにあって ■トレーラー
誰にでも居場所はある。
流浪の末にたどり着いたのか、這い上がって来たのか、墜ちてきたのか。
あるいは、まだ見つけていないのか、捨てたのか。

ここはFH、《ヴリトラ》セル。
謎めいた卵型の遺産、『メイ』と名付けたそれを巡って起きる事件の連続。
UGNとの対立と、セルリーダー横島洋明の正体を経て、きみたちは共通の敵を見出した。
ここで攻めに転じなければ、きみたちの居場所は《スレイベギー》セルによって永遠に失われるだろう。

その足掛かりは、剣鬼と呼ばれるセルリーダーによって率いられる《スヴェルト》セル。
《スレイベギー》の実質的な戦闘部門を代行している、彼らの拠点はR市北部の真名雁古墳にある。
メンバー個々がいずれも強大な戦闘力を有するセルだが、
UGNと協力し、連携の上で攻撃することで対抗できる可能性に賭けるしかない。

切り札となるのは、UGNの“カレイドソーン”雲居春音――そして“太白”鶴喰湊融。
“剣鬼”鷹見礼の刃を砕くことのできる剣の使い手が二人。
二人が真の意味で剣を制することができれば、セルリーダーの暗殺によってチームを崩壊させることもできるはずだ。

《ヴリトラ》と《スヴェルト》の避けられない衝突が始まる。

OP1:烏羽岬の場合

GM:烏羽くんは登場をお願いします!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:39->43)
烏羽岬:エイッ
GM:OK!


GM:あれだけのことがあったにも関わらず、時間は経過する。
GM:夏休みが明け、学校が始まる――あのとき市内で発生した事件は、嵐による災害として処理された。
GM:そして、学生の本分とは別に、その放課後にはきみにはやるべきことがあった。
GM:“課外活動”だ。
雲居春音:「……と、いうわけで」
雲居春音:「さっそくよろしくお願いします!」
GM:何を勘違いしたのか知らないが、空手の道着を身に着けて、雲居春音がきみの前に立つ。
GM:学校の柔剣道場だ。錫谷教師の計らいで、ほかに人はいない。
烏羽岬:「雲居……」 眉間をおさえている。
雲居春音:「なによ?」
雲居春音:「はやく教えてよね。私がやる気出してるうちに!」
烏羽岬:「ならまず、そのやる気を使って制服に着替えてこい。実戦で道着を身につけて戦うわけでもないだろう」
雲居春音:「えっ」
烏羽岬:「暗殺の心得その1だ。"身につけているものはすべて武器にしろ"……普段と違う服装で特訓しても、変なクセが生まれるだけだ」
烏羽岬:「更衣室まで行くのが面倒なら、後ろを向いてるから。ほら」 後ろを向く。
雲居春音:「そ」
雲居春音:「そういう問題じゃないでしょ!」
江永瑞穂:「そういう問題じゃないでしょ!」
GM:声が二つ。
GM:江永瑞穂も道場の隅にいる。
GM:つまらなさそうにきみたちの練習風景……が始まるのを眺めていた。
烏羽岬:「騒々しいな……というか、江永はどうしているんだ。お前には白兵訓練は要らないんじゃないか?」
江永瑞穂:「馬鹿じゃないの? 烏羽は人類のマナーを持ち合わせてないの? ……って私は……」
烏羽岬:「私は?」 手をひらひらさせる。
江永瑞穂:「私は、別にいいでしょ。見学よ。見学! 烏羽が“カレイドソーン”に妙な真似をしないようにと思ってたら……」
江永瑞穂:「やっぱりしようとしてた! 来てよかった!」
烏羽岬:「(保護者か、こいつは……)」
雲居春音:「……まあ、いいけどさ……」
烏羽岬:「……まあ、いい。雲居」
烏羽岬:「何度かお前と打ち合って、ふたつほど分かった事がある」
雲居春音:「……訓練っていうから、こっちは……、え、なに?」
雲居春音:「なにわかった?」
烏羽岬:「まずひとつ。お前の剣……剣? 剣技は、すごい。なかなかのものだ」
烏羽岬:「パワーも範囲もだ。力では完全に僕を凌いでいるし、範囲ならUGNのメンバーの中でも随一だろう。その長所はそのままで良いと思う」
雲居春音:「……でしょ~~~~!」
雲居春音:「いやー、私もそうじゃないかと思ってたんだよね!」
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:「それで、もうひとつ。短所の方だが」
雲居春音:「力が私に馴染んでる感じ? これはスーパー雲居ちゃんに教えることは何もない……あ、短所? ある?」
雲居春音:「あるの!?」
烏羽岬:さっきひらひらさせたのと逆の手をグイッと引きます。
烏羽岬:事前に天井に仕込んでおいた輪ゴムガンが発射され、雲居さんの眉間にヒットする。
雲居春音:「ぶっ」
烏羽岬:「スーパー雲居ちゃんの弱点が、これだ。……動きが直線的すぎる上に、搦手に弱い」
雲居春音:「……なにすんの!? 搦手って……こんなの悪質ないたずらじゃん!」
烏羽岬:「あとすぐ調子に乗るし、口が軽い」
雲居春音:「悪口言ってるだけになってるし!」
烏羽岬:「いいんだよ、暗殺っていうのはそういうものなんだから」
烏羽岬:「暗殺の成功は――――」
烏羽岬:「…………。」
雲居春音:「な、なに?」
烏羽岬:「ふう」
烏羽岬:「暗殺の成功は、攻撃が通るとか不意を打つとかとはまた別のところにある」
烏羽岬:「自分に殺せない相手がいたら、殺せそうなやつに殺してもらう。それを手伝うのが暗殺なんだ」
烏羽岬:「わかったな? わかったなら、まずはそういう特訓からはじめよう」
雲居春音:「……言いたいことはわかるけど。なんか……それって、卑怯っていうか」
雲居春音:「悪いことしてる気にならない?」
烏羽岬:「ふはっ」
烏羽岬:「そうだな。思う。卑怯だと思う」
烏羽岬:「だから僕はヴリトラに来たんだ。悪いことをしない、普通の生活を手にするためにな」
雲居春音:「……そうなんだ」
雲居春音:「FHって、なんか……みんな凄い最悪に悪い奴らだって思ってたけど」
雲居春音:「そうじゃない人もいるのかな」
烏羽岬:「目の前にいるだろ。二人も」
江永瑞穂:「烏羽は悪い奴かもしれないけどね」
烏羽岬:「可憐な少女と、真面目な……おい」
雲居春音:「んー……」 烏羽と江永を順番に見て。 「あはっ」
烏羽岬:「訂正する。一人だけだった」
雲居春音:「そうね! 烏羽は悪いやつかもしれないけど、そうじゃない人もいるかも。……うん」
雲居春音:「着替えてくる!」
GM:雲居春音は足音も高く、一度道場を後にしようとして。
烏羽岬:「雲居!」 その背中に声をかけます。
雲居春音:「え、なに?」
烏羽岬:「ヴリトラは僕らの大事な居場所だ」
烏羽岬:「その居場所を壊すような奴は……許さない。絶対に」
烏羽岬:「《スレイベギー》。《スヴェルト》」
江永瑞穂:「……」
烏羽岬:「やつらを討つ。今日はみっちりしごくから、覚悟しろよ」
烏羽岬:「逃げるなら今のうちだ」 そう言って、練習用の木刀とかを用意しだします。
雲居春音:「わかってるって。私だって……」
雲居春音:「あいつらのこと、許せないから」
烏羽岬:「……着替えてこい。待っている」
雲居春音:「ん!」
GM:雲居はうなずいて走り去る。そして、後には――
江永瑞穂:「烏羽」
江永瑞穂:「あの子に、できそうなの? その……《スヴェルト》のリーダーを暗殺するとか」
烏羽岬:「わからない」
烏羽岬:「相手の能力が未知数すぎる。僕であっても、百入であっても無理かもしれないが……」
烏羽岬:「…………まあ、やってみるだけ損はないだろう。例の取り決めもあるしな」
江永瑞穂:「そう。UGN支部長のやつ、あの錫谷……先生が伝えとけって言ってたわ」
江永瑞穂:「《スヴェルト》を片づけたら、三稜鴎ってやつの対処に協力してもいい。それに」
江永瑞穂:「あいつは烏羽のことを特別視してるってさ。その情報を知ってるって」
烏羽岬:「そうだな。あの人は昔から僕のことを特別視していた。理由ばかりは、今もわからないが」
江永瑞穂:「やること、いっぱいあるね」
烏羽岬:「リーダーに危害を加えたんだ。三稜先生とも決着をつけなければならない」
烏羽岬:「多すぎるな……」
江永瑞穂:「《スヴェルト》も三稜鴎もやっつけて、……リーダーを探さないと」
江永瑞穂:「リーダーが死ぬはずないってわかってる。そうでしょ?」
烏羽岬:「百入といい、家出者が続出するセルだとは思っている」 死んだとはまったく思っていない。
江永瑞穂:「だよね。みんな勝手なんだから、困るわ。本当に……」
烏羽岬:「……まあ、でも」
烏羽岬:「いいんじゃないか。勝手でも」
烏羽岬:「そういうもんだろう。家族っていうのは」


GM:ロイスの取得のみ可能です。
烏羽岬:江永さんは固定ロイスなので、雲居チャンに!
烏羽岬:-仲間/雲居春音/○誠意/食傷/ロイス
烏羽岬:以上です。
GM:OK!

OP2:鶴喰湊融の場合

GM:登場侵食率の上昇をどうぞ!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:34->38)
鶴喰湊融:よしっ
GM:OK


GM:リーダーのいなくなったヴリトラにおいて、鶴喰湊融の担う役割は多い。
GM:特に、対外交渉や人脈の維持・運用はきみが一手に担うほかない状態が続いている。
GM:特にUGNとの連携は必須事項だ。
鶴喰湊融:ふう、と一息。手帳と携帯電話のメモに書き込んだ連絡と、地図に張り付けた付箋を確認する。
錫谷亮:「――以上が、現在のR市UGNの状況だ」
錫谷亮:「十分に頭に入ったか、鶴喰湊融くん」
GM:完全に教師の口調で、錫谷亮は説明する。
鶴喰湊融:「ありがとうございます。ここまで開示して頂けて、非常に感謝する想いです」ぺこり。
鶴喰湊融:此方は、普段学校で見せる姿とはまた違うが、熱心な生徒にも見えるように。
錫谷亮:「状況はよくない」
錫谷亮:「明らかに人員が不足しているが、本部からの増援は拒否され続けている」
鶴喰湊融:「…UGN側にも潜ませているか…それとも、UGN側でも他に大規模な事件が起きたか」くるくるとペンを回して。
錫谷亮:「そちらはどうだ。《ヴリトラ》。FHでの横のつながりで、協力を得ることはできないか?」
GM:もちろん、きみは絶対に無理だと言うことを知っている。きみたちに手を貸すセルは一つもない!
GM:せいぜいアードゥルやYEROといった連中ぐらいだろう。
鶴喰湊融:「…残念ながら、これ以上手を増やすのは不可能です」溜息。
鶴喰湊融:「こうなると分かっていたらもう少し…いや、無理をして潰れてましたね…」
鶴喰湊融:「以前から協力頂いているセルはありますが、それ以上に増やすのは無理です」
錫谷亮:「そうか。ここへ来て都合のいい増強はできない……と、いうことは」
錫谷亮:「我々だけでやるしかないということだ。《スヴェルト》セルを撃破する。これは差し迫った問題だ」
鶴喰湊融:「そうですね。こちらが増やせない以上…相手の力を、削ぐほかない」
錫谷亮:「我々の職員にも、襲撃を受けた事例が報告されている。向こうはこちらの戦力を削りつつあるということだ。いま動かなければ、衰弱する一方だな」
鶴喰湊融:「…長期戦はもとより不可能、というわけですね」分かってはいたけど。
鶴喰湊融:地図帳に張り付けた、襲撃した/された地点の赤い付箋の数は増え続けている。
錫谷亮:「そう考えている。……効果的な手の一つは、リーダーの暗殺。これができれば大きいのだが」
鶴喰湊融:「…アレを殺せるのは、」
鶴喰湊融:「わたしの“薄墨”か…雲居さんの“騒雁”だけです」
錫谷亮:「遺産研究者として、調査した結果がそれだ」
錫谷亮:「だが、雲居春音はあの通り暗殺などには向いていないし……、きみの刃はどうなんだ?」
錫谷亮:「ジャームの特別な力を止めるようなことはできるのか? ……切り札かもしれないが、差し支えない範囲で確認しておきたい」
鶴喰湊融:「そうですね」ペンダントに手を掛けて。「…わたし自身は出来る、といいたいのですが」
鶴喰湊融:「…少なくとも、そのような力をわたしが発揮させることが出来た事例は…ない、ですね」
錫谷亮:「……そうか。それも、やむを得ないな」
錫谷亮:「手持ちの札だけで戦うしかないということだ」 彼は自分の遺産である、分厚い“本”を手に取る。
鶴喰湊融:本来なら。侵蝕されるはずのそれが無いのはいいが…そのせいで、力が発揮できないのでは、意味が無い。
鶴喰湊融:「…申し訳ありません。カードを屑札にしていて」
鶴喰湊融:ぎち、と剣型のペンダントトップを握り締める。
錫谷亮:「あまり自分のことを卑下するものではない。その分、きみには雲居春音が永遠にできないであろう役目を担っている」
鶴喰湊融:「ふふ。雲居さんだって頑張っていらっしゃいますよ」くすりと微笑んで。
錫谷亮:「負担をかけるが、情報網の維持と、調達関連のルートの確保を頼みたい」
錫谷亮:「こちらも可能な限りの物資は融通するつもりだ」
鶴喰湊融:「はい、何時もしているお仕事です。お任せを」
錫谷亮:「わかった。では、私は仕事に戻る。きみも早めに下校することだ」
錫谷亮:「《スヴェルト》も獲物を探している」
鶴喰湊融:「はい、ありがとうございました。錫谷“先生”。其方もお気をつけて」
GM:軽くうなずいて、錫谷は教室を出ていく。
GM:彼の言う通り、きみも下校した方がいいだろう。
鶴喰湊融:「……ふぅ」地図帳をしまい、手帳を閉じる。
鶴喰湊融:そうして帰る用意を終えた後、ペンダントに触れて。
鶴喰湊融:「……………」ぎり、と刃の部分を握る手のひらが、軋むような音を立てた。
GM:そして、その瞬間。
GM:きみは目眩に似た感覚に襲われる。
鶴喰湊融:「――ぅ」
GM:疲労だろうか。足元が崩れるような錯覚。意識が遠のいていくのを感じる。
鶴喰湊融:(、まず)あまり休めていないのは事実だが。限界まで余裕はあったはずなのに。
鶴喰湊融:(や、………また。足を、ひっぱる、ような…こと、は)
鶴喰湊融:持っていた鞄が指から抜け落ちて。視界が黒く塗りつぶされていく。
GM:――そうして、鶴喰湊融の意識は途絶した。


GM:ロイス取得のみ可能です。
鶴喰湊融:これは…シナリオロイスを一応取っておこう。
鶴喰湊融:剣/薄墨/執着/忸怩〇 で。使いこなせない……
GM:OK!

OP3:椋実翔利の場合

GM:登場浸蝕をお願いします!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2(1d10->2)した (侵蝕率:33->35)
椋実翔利:よしよし


GM:リーダーが不在となったいま、椋実翔利にもやるべきことが増えた。
GM:リーダーが情報の管理とセルメンバーの通信に使っていた設備、マスター・ヴォルトの遺産である《アレトゥーサ》
GM:その管理と維持を担う必要があるからだ。
GM:そんなわけで、きみはいま、街中に買い物に出てきている。
GM:アレトゥーサのメンテナンス用の部品が必要だからだ。
アレトゥーサ:「申し訳ありません、アドミニストレーター・椋実」
GM:通信端末を通じて、きみはアレトゥーサからの音声を聞く。
椋実翔利:「いやいーっていーって」
椋実翔利:「必要なパーツが足りなきゃ動かないのは人間も機械も同じだもんな」
アレトゥーサ:「ご理解、ありがとうございます」
椋実翔利:「知ってる? 人間、足の親指がなくすと立つのも難しくなるんだぜ。あんなちっちゃいのにな!」
アレトゥーサ:「人間の器官のことはよくわかりません。医療用情報人格へのアクセスが不可能な状態にあります」
アレトゥーサ:「通信可能な医療用情報人格を検索しますか?」
椋実翔利:「え? あ、いいよいいよ検索なんてしないで。オマエはオレの言うこと信じてりゃいいの」
椋実翔利:「無駄にギガかかりそうだし。多分引っ掛かんないでしょ」
アレトゥーサ:「私に信じる機能はありませんが、発言意図は理解しました。……?」
アレトゥーサ:「ギガがかかる?」
椋実翔利:「うん。えーとほら……通信して……減るだろ、ギガ……」 少し考えて
椋実翔利:「……気にすんな! 今ではそう言うの! 通信にギガがかかるんだよ!」
アレトゥーサ:「ギガが……減少……単位が……。……了解しました。戯言の一種であると認識しました」
椋実翔利:「あっ、また分かんないからって戯言認定しやがったな!? まったく、オマエも早く現代最先端日本に適応しろよなー」
GM:ちなみに、きみはアレトゥーサの存在を他のセルメンバーと共有しているだろうか?
椋実翔利:してるはず! 前回から時間も経ってそうだし
アレトゥーサ:「了解。……それでは帰還ルートを策定しますが、アドミニストレーター湊融、アドミニストレーター百入にデザートを購入しますか?」
アレトゥーサ:「メイ氏の食事の備蓄も減少しています」
椋実翔利:「え? あー……」
椋実翔利:「待って、今カネいくらくらい持ってたっけ。オマエのパーツ買って、酒買って……」
椋実翔利:2つの袋を片腕にかけて、ポケットからサイフを出して中身を覗き込む
椋実翔利:「……いやあいつらのデザートはいいや。メイのエサは買って帰っとこ」
アレトゥーサ:「了解しました。それでは」
椋実翔利:「デザートはなくても死なねーけどエサはなくても死ぬ。そういう優先順位が大事なワケ」
アレトゥーサ:「警戒してください」
椋実翔利:「ん?」
アレトゥーサ:「前方十メートル。準戦闘状態の個体です」
GM:アレトゥーサの言う通り、きみは前方に人影を見る。
椋実翔利:言われるままそちらを無遠慮に見る。ゲートからSHIDENを取り出す気持ちの準備は済んでいる
GM:雑踏の中で、明らかにきみを凝視している人物だ。
スティノラ:「……なんだよ。気づいたか」
椋実翔利:「お前は……」
GM:でかい楽器のケースを背負っている女だ。
椋実翔利:「……ハッキリ覚えてないけど、なんかムカつくから、敵だな……?」
スティノラ:「たぶん、そうだね。“フェザータップ”……だったっけか?」
椋実翔利:「おっ、そうそう! "フェザータップ"! そうなんだよな!」 嬉しそうにする
スティノラ:「この前は、うちの若いの二人が世話になった」
椋実翔利:「どいつもこいつも勝手な名前で呼んで……若いの?」
椋実翔利:「……あっ、思い出した。あの時後ろにいたヤツだな!」
椋実翔利:「思い出せた……記憶力オリンピック金メダルものだぜ」
スティノラ:「何がオリンピックだ。お前のそのでかい態度……」
スティノラ:「気になってたんだよな」
椋実翔利:「…………」
椋実翔利:「逆ナン?」
スティノラ:「馬鹿か。お前、この前は……」
スティノラ:「手品みたいな武器を使ってたよな。あれはお前の自作か? レネゲイドで再現してんのか? それとも」
スティノラ:「本当にアレを持ってるのか?」
椋実翔利:「……武器の話か。何だ、その言い草」
スティノラ:「いや、よくわかんないんだよな。私の他にさ……いるのかって思っててな」
スティノラ:「マスター・ヴォルトの遺産を引き継いだやつが」
椋実翔利:「……」
椋実翔利:「……いや、それは心当たりがないな。オレはオレのものにしただけだぜ。引き継ぐなんて七面倒なことはない」
スティノラ:「じゃ、盗んだわけだ?」 巨大なケースを抱えてみせる。 「一緒だな」
椋実翔利:「落ちてる死体から持ち物を抜いて、それを『引き継ぐ』って言うのは重いだろ」
椋実翔利:「人聞き悪ぃーな。そういう表現することもそりゃできんだろうけど」
スティノラ:「知り合いがやつのところで働いててさ。結局、死んじまったけど……その前に、何か虫の知らせでもあったのかね」
スティノラ:「でかいプロジェクトを一つ終わらせたって言っててね。その直後くらいに壊滅したドサクサに、盗んだやつなんだ」
椋実翔利:「へー」
スティノラ:「だから……」
スティノラ:「あんたのそれが欲しいんだな。その様子じゃあマスター・ヴォルトの最後の計画のこと、あんた、何も知らないんだな」
椋実翔利:「あっはっは、そりゃダメだろ。人のものを盗んだら泥棒! ポケモンやったこともないのか?」
椋実翔利:「……最後の計画?」 反射で返事し、それはそれとして別の単語に引っかかる
スティノラ:「はは! ポケモンでもよくやるだろ。殴りまくって弱らせて、かっさらう」
スティノラ:「つまり、アレだ。マスター・ヴォルトの作っていた武器は、一つで完結するわけじゃないのさ」
スティノラ:「集めてるんだ、“フェザータップ”」 きみに巨大なケースを、軽々と突き付ける。
アレトゥーサ:「警告」
椋実翔利:「……なるほどな? じゃあオマエはオレのSHIDENが欲しいと……」
アレトゥーサ:「退避または防御を推奨します」
椋実翔利:「そう、」 足元にゲートを現出、既にSHIDENに片足をかけている
スティノラ:「いくぜ」 ケースがはじけ飛んだ。その瞬間、彼女の武器が露になる。
GM:それは金属でできた棍棒のように見えた。が、その形状が瞬く間に変形していく。
GM:多数の銃身を組み合わせた、機関砲のような形状になる。
アレトゥーサ:「射撃が来ます」
椋実翔利:「は、」 ジェット軌道、咄嗟に空中に抜け 「行かね……」
椋実翔利:「……って、銃かよ! 殴ってくるだろ普通!?」
GM:もう来ている。銃弾の嵐が椋実翔利を狙って、街中で放たれた。悲鳴があがって、建物の一部が砕ける。
椋実翔利:「UGNに繋いで……オイオイオイオイ!」
椋実翔利:建物や看板を遠慮なく盾にしつつ、飛行して距離を取る。
アレトゥーサ:「撤退を推奨します」
椋実翔利:応射はしない。一般人に当たるから……ではなく、武器特性からして距離を取ってからの方が有利に撃ち合えると見込んだからだ!
スティノラ:「“フェザータップ”! お前の力も見せてみな」
椋実翔利:「UGNに連絡! 誰か対応できるやついねーのかって!」
椋実翔利:「あの弓子なら飛んでくるだろ! ちょっと待ちゃ来るんなら持たす!」
椋実翔利:「殺せるなら、」 ある程度距離を取った所で、狙いを定めるためのスライド滑空に移行し
椋実翔利:「殺してえしな!!」 砲撃による反撃! "アレトゥーサ"に向けてプラズマの弾丸を連射する
アレトゥーサ:「増援の可能性は極めて低いと思われます。通信状況が悪化しています……アドミニストレーター湊融に連絡が通じません」
アレトゥーサ:「撤退を推奨します。あの銃弾はアドミニストレーターの健康に深刻な被害をもたらす可能性があります」
スティノラ:「なるほどな! はは!」
椋実翔利:「そりゃ撃たれて健康な奴はいねーよ!」
スティノラ:「実体弾じゃないのか? すごいね! こいつは奪い甲斐がある!」
GM:現在、理由はわからないが連携の要である鶴喰湊融と連絡が取れない。
椋実翔利:「チッ……」 苛立たしげに舌打ち。周囲への被害を見る。壁にできそうなものはない
椋実翔利:UGNの増援も来ず、それどころか鶴喰からは連絡そのものが取れない…… (多発的な襲撃か?)
椋実翔利:「……推奨されるまでもねー。向こうの仕掛けてきた不利なケンカに付き合ってやる義理があるかよ」
GM:そして、増援が集まりつつある。スティノラの周囲に、あきらかに物騒な武器を抱えた連中が集まりつつある。
GM:きみに遭遇するにしろ、しないにしろ、ここで行動を起こすつもりだったのは間違いない。
椋実翔利:装填した弾丸だけを一気に放出する。狙いはあまりつけない。敵に増援が来た以上、それでも命中する確率は高い
スティノラ:「派手にやれってお達しだ。命ごとおいてけ、“フェザータップ”!」
椋実翔利:「お断りだ! 知ってるか? オレみたいに自由に生きるためにはな、逃げ足の速さが重要なきゃなんねんだよ!」
椋実翔利:そのまま加速して空中へ逃れていく 「じゃあな! えーと……メガネ女!」
スティノラ:「……ちっ。付き合い悪いな……!」
スティノラ:「あと、口も悪い。決めたわ。殺して奪う」
椋実翔利:「あっはっは、最初ッからそのつもりだったろうがよー!」
椋実翔利:建物をいくつか越え、人目につかない影に潜り、撤退のためのゲートを開いて……
椋実翔利:「……あっ」
椋実翔利:手にしていた袋を見る。部品の方は無事だが、酒の方は先の銃撃に掠めたか、破れ裂けてしまっている
椋実翔利:ビンは割れ、アルコールの匂いの液体がぽたぽたと流れ落ちていた。それを指ですくい、舐め……
椋実翔利:「よっし」
椋実翔利:「絶対あいつ殺そうな、"アレトゥーサ"」
アレトゥーサ:「承知しました。生命活動の停止にご協力いたします」
椋実翔利:「っしゃ」 ゲートへ入り、アジトに帰還する
GM:ロイスの取得のみ可能です。
椋実翔利:スティノラ 好奇心/○殺そう
GM:OK!

OP4:百入結衣子の場合

GM:登場侵食をお願いします!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:38->43)
GM:OK


生成 亜綺羅:「……結衣子。見える?」
GM:ある日の夕暮れ。
GM:街中の雑踏で、きみは一人の男の背中を見ている。
GM:柿崎泰道。《スヴェルト》セルの幹部といえるだろう。
GM:このところ息をひそめていた《スヴェルト》セルだが、ついに単独で動いているところを捉えた。
生成 亜綺羅:「柿崎泰道。《華槍》」
百入結衣子:「うん、亜綺羅。バッチリだ」
生成 亜綺羅:「単独で動いてる……ように思えるけど」
百入結衣子:「どう見る?」
GM:姿を消して尾行する。その能力において、この二人に勝る使い手はこの街にはいないだろう。少なくとも、いまは。
生成 亜綺羅:「……さすがに誘い、だと思うけど」
生成 亜綺羅:「何か手を隠し持ってるなら、ここでそれを見ておくのは悪くないかも」
百入結衣子:「こっちは知られてるしね。それで行こっか」
生成 亜綺羅:「何か買い物してる……お酒かな。店から出たところで、始めようか」
百入結衣子:「あたしが釣り。亜綺羅が決める」
百入結衣子:「合図、よろしくね」
生成 亜綺羅:「責任重大だなー」 声に少し笑いが含まれたような気がする
百入結衣子:「あはは。失敗してもいい任務なら気楽でしょう」
生成 亜綺羅:「だね。こういうの、久しぶり。……じゃあ、お先にどうぞ」 気配らしきものが、完全に消える。空間の隙間に身を隠したのだろう。
百入結衣子:「うん。じゃ」ふわりと彼の背後に降り立つようにして。
百入結衣子:指先から一条のレーザを投射する。それは命中した相手の動きを止めるものだ。
柿崎泰道:「おう」 きみが背後に降り立った途端、
柿崎泰道:「ここで来たか。さすがに速いな」 振り返りざま、体を傾けている。きみのレーザーは袖口をかすめた――実際には当たっていない。
百入結衣子:「当たってから言ってくれるかな、そういうの?」
柿崎泰道:「当たってたまるかい、そんなもん。死んじまうよ」
百入結衣子:「ちょっとね。今日は文句を言いに来てて」距離をとって隙を伺う。
柿崎泰道:「俺はそういうのに敏感なのさ。……文句だぁ?」
百入結衣子:「あなたのお弟子さんのこと」
柿崎泰道:「ああ。あの阿呆ども。……そりゃそうだな。文句の内容もおおよそ見当つくぜ……」
百入結衣子:「でしょう?先生からもさ、何か言」パーカーの影からレーザーを再投射。
百入結衣子:「ってあげてよ」ショットガンを取り出し銃撃。普段は動きを止めてから悠々とやる攻撃だが、
百入結衣子:あのタイミングでの命中に失敗した以上、そうそう当たると思えない。
百入結衣子:それよりは、同時攻撃の圧を強めるほうがいい。囮になる。
柿崎泰道:「こんな危ない相手、せめて大怪我でも負わせとけって、なあ?」 柿崎は体を傾けて跳躍。その先で――
生成 亜綺羅:「……」 生成の攻撃は音もない。直撃のその寸前まで、捕えることは誰にもできない。
生成 亜綺羅:通常ならば。
GM:その瞬間に、びいいいっ、と笛のような音が鳴り響き、空間が裂けた。そういう風に見えた。
丹村健斗:「うおっ、とお!」
GM:細身の剣が、生成の一撃を阻んだ。空間から転がり出てきたように見えた。
丹村健斗:「《ギャラルホルン》の野郎、荒っぽいことしやがって!」
丹村健斗:「ぎりぎりだったじゃん! 大丈夫っすか、師匠!」
蒼城草十郎:「お手柄だね。健斗、今のは良い一撃だったと思うよ」
柿崎泰道:「……健斗、ぺらぺら余計なこと言ってんじゃねえよ……文句が百を超えるわ」
柿崎泰道:「蒼十郎はご苦労だったな。念のためってやつだったが……勘はだいたい当たったな」
生成 亜綺羅:「……」
百入結衣子:「ヘイムダルの角笛……また上等な物までお抱えね」
百入結衣子:「富裕セルは余裕が違う」
GM:生成は姿を現し、百入結衣子の隣に立つ。
生成 亜綺羅:「しくじったわ」
生成 亜綺羅:「似てる種類のオーヴァードがいるのかも」
百入結衣子:「いや?成功でしょう」
百入結衣子:「持ち帰れればだけどね」
丹村健斗:「そういうこと!」
丹村健斗:「悪いけど、お二人さん。この《フレースヴェルグ》が来た以上、ここで幕引きだ!」
蒼城草十郎:「彼女たちが俺達に優位を取れるとしたら暗殺行為でしょうからね。それで、どうします?健斗はこう言っていますが」
丹村健斗:「ちょっと早いけどクライマックスってやつ! おとなしく捕まってよ。できれば殺したくないな~」
柿崎泰道:「そりゃもちろん、ここで確実に終わらせたいところだ」
柿崎泰道:「健斗のアホの言うことも、短絡的過ぎてたまに正しいことがある」
百入結衣子:「じゃあ、やってみようか」
百入結衣子:「“2VS3”よね?」
蒼城草十郎:「百入さんの言葉は当てにはなりませんが、やるなら、それも修行だ。問題はこちらにはないですね」
蒼城草十郎:腰の後ろに吊るした柳葉刀をゆっくりと引き抜く。
丹村健斗:「そりゃもう、2対2でも俺はぜんぜん! 蒼十郎に活躍させるつもりないけど!」
丹村健斗:構えた剣の先が尾のように震える。
蒼城草十郎:「そうだね。俺が健斗のフォローをしない展開になるなら理想的だよ」
生成 亜綺羅:「……結衣子」 きみのほうを振り返らない。合図は任せているという意味だ。
丹村健斗:「生意気なこと言いやがる。お前、俺の新技みてビビるなよ」
百入結衣子:頷いて。「あ、新技?それだけ見たいな」
百入結衣子:「見せてよ。見たーい」
丹村健斗:「やっぱり? じゃあ、蒼十郎より先に俺が――」
蒼城草十郎:「良かったじゃないか。女の子に興味を持たれたぞ。珍しいと思うよ?」
柿崎泰道:「馬鹿かお前は」 ため息をついて、槍を振るう。丹村健斗の襟首に引っかけて、引きずり倒す。
柿崎泰道:「寝てろ」
GM:その瞬間、倒れた丹村健斗の頭部を貫く軌道で、一条の矢が走った。
甲斐美冬:「外しました」 通信端末から、不満そうな声が聞こえる。
百入結衣子:「ちょっと、教えが甘すぎるんじゃない?」
百入結衣子:「痛い目を見て覚えさせることも必要じゃないかしら」
柿崎泰道:「だろうな。教えるなんて向いてねえんだよ」 上を見上げる。 「弓か。いい腕だな」
蒼城草十郎:「ほら、やはり彼女の言葉は当てにならない。3VS3かな。でも、良い経験ですね、これも」
百入結衣子:「じゃあ、もう貰えるものはない、か」彼女の姿がブレる。
丹村健斗:「3対3じゃん! 師匠、これって――」
百入結衣子:「3VS3なんて言ってないけど?」《天使の外套》。その幻影がかき消える。
百入結衣子:既に撤退態勢。これ以上の交戦をするつもりはない。
生成 亜綺羅:「そうね。ここで一気に」
生成 亜綺羅:「片をつけるわ」 周囲の空間がほつれてざわめく。その中に姿を隠す。
丹村健斗:「来るかあ? 蒼! ヘマをすんなよ!」
丹村健斗:剣を構えて跳び起き、臨戦態勢
蒼城草十郎:「君もな!」
蒼城草十郎:ヒュンヒュンと小気味良い音を立てて柳葉刀が手の中で回る。
柿崎泰道:「……やれやれ。どうも一手遅いな。忍者どもは武芸者の天敵みたいなもんだな……」
柿崎泰道:「とっくに退散してる。帰るぞ」
柿崎泰道:「今夜から大仕事だ。……UGNとヴリトラに味方するやつは、見つけ出して殺す」 姿の無い者たちに聞こえるような大声で。
柿崎泰道:「ここまで待ったんだ、期待してるぜ!」
蒼城草十郎:「向こうに試練を、言い換えると修行をさせてきた甲斐があった。と言う事ですね」
丹村健斗:「これで俺らも存分にやれるってことだな」
蒼城草十郎:「彼女らの味方をする勢力がいるかはわからないけど、彼女らは、そう、とても強くなっていますから、楽しみです」
丹村健斗:「草十郎、お前誰が好み? 俺はもちろん百入さんね! あれは超強いしかわいい」
蒼城草十郎:「俺は自分よりも強い奴かな。そういうのを消していきたいんだ。嫌いだからね」
蒼城草十郎:「一番厄介なのはマスターヴォルいや……フェザータップだと思ってるよ」
丹村健斗:「よし。じゃあそのプランで――」


生成 亜綺羅:「結衣子」
生成 亜綺羅:「どう思う?」
百入結衣子:「手札自体は明かせた。成果としては悪くはない」
百入結衣子:「だけど、遠いね。それが見えた」
生成 亜綺羅:「そうね。全員を一気に相手にしたくはないと思う」
生成 亜綺羅:「分断して、UGNとヴリトラが総力で当たるぐらいしか勝ち目が思いつかない」
百入結衣子:「あなたの支部長はそう思ってないみたいだけど。聞いた?作戦内容」
生成 亜綺羅:「暗殺。リーダーをなりふり構わず討ち取るっていうのは、確かに効果があるかもしれないけど……」
百入結衣子:「春音ちゃんってのは、ね」
生成 亜綺羅:「……あの子には無理だと思ってる。少なくとも、一人じゃ無理」
生成 亜綺羅:「みな……、鶴喰ちゃんは、まだ難しいの?」
百入結衣子:「あたしから見たら、まだ岬が春音ちゃんを鍛え上げるほうが、芽があるとは思ってる」
百入結衣子:「実力とか、そういうのじゃなくって」
百入結衣子:「短期的な戦闘機動状況下では、復讐の感情が邪魔になる」
百入結衣子:「長期的なモチベーションにはいいから、否定はしないけど」
百入結衣子:「失敗したら終わりの暗殺には使いたくないかな」
生成 亜綺羅:「……そうかもしれないね。でも……」
生成 亜綺羅:「あの子がいちばん成長する余地があるのは間違いない」
百入結衣子:「今でも十分強いんだけどなあ」苦笑して。
生成 亜綺羅:「……一度戻ろう」
生成 亜綺羅:「敵が動いてきた。こっちも対策を立てないと」
百入結衣子:「うん。早くみんなに会いたいな」
百入結衣子:「寂しくなってきた」


GM:ロイス取得のみ可能です。
百入結衣子:敵/《華槍》柿崎 泰道/敬服/脅威:○/ロイスで。
GM:OK!


ミドル1:惜しむ心のいくたびか

GM:合流シーンなので、全員で登場ダイスをお願いします!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:43->51)
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:38->47)
烏羽岬:ころころりん
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+9(1d10->9)した (侵蝕率:35->44)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:43->53)


GM:鶴喰湊融の記憶に焼き付いている日々の、最後の一幕
GM:それは、《五福》セル崩壊の日のことだ。
GM:きみが兄と言葉を交わした最後の日でもある。
鶴喰頼綱:「湊融!」
GM:朝から少し奇妙だった。
鶴喰湊融:「頼綱兄様!」
GM:セルリーダーは「研究」の最後の段階に着手しようとしていて、
GM:君たち兄妹は不測の事態に備え、いくつか存在する防護チャンバーの外で待機することになっていた。
GM:実験区画から轟音が聞こえたとき、鶴喰頼綱が駆けてくるのが見えた。
鶴喰湊融:「大丈夫ですか!」立ち上がって兄を見上げる。
鶴喰頼綱:「俺は無事だ。しかし……」
鶴喰頼綱:「鷹見さん……リーダーと、研究員の何人かが、まずいことになってる」
鶴喰湊融:「…そんな」
鶴喰頼綱:「いまの音が聞こえたな?」
鶴喰湊融:「は、はい」
GM:いまも、断続的に轟音――何かを断ち切るような、あるいは断ち割るような音が響いている。
鶴喰頼綱:「リーダーが、おそらくジャームに浸蝕された」
鶴喰湊融:こくこくと頷いて。「に、兄様も。行きましょうっ」その音に。背筋が冷えるような、そんな気がした。
鶴喰頼綱:「俺はあの人を止めなきゃならない。すまない、湊融」
鶴喰湊融:兄の強さは、信頼している。
鶴喰頼綱:「ひとりで行けるか?」
鶴喰湊融:誰よりも信じている。
鶴喰湊融:「………うんっ。大丈夫!」笑みを作った。
鶴喰頼綱:「敵いそうになければ……お前が逃げる時間を稼いでから、すぐに後を追う」
鶴喰湊融:だから大丈夫だと、きっと何とかなるはずだと――そうして、寒気に蓋をする。
鶴喰湊融:「ん…約束だよ。待ってるからね」
鶴喰湊融:いつもなら。
鶴喰湊融:皆と一緒に帰って来てね、くらいは言えたのに。
鶴喰頼綱:「ああ。みんなと一緒にあの剣を止める。……やられたよ。あの剣には意志があったんだ」
鶴喰頼綱:「俺のこの剣も同じかもしれない。……リーダーは、ちょっと特殊な体質だったから……逆に剣に捕まることになった」
鶴喰湊融:「……うん。でも、兄様とみんながいて…それに、兄様の剣にはわたしの加護だってあるんだから」
鶴喰湊融:「だから、だから……きっと、大丈夫だよね?」
鶴喰頼綱:「湊融が力を分けてくれてる。だから必ず制御できる。あの剣を止められるとしたら……」
鶴喰頼綱:「やっぱり、同じ種類の剣だけだと思う。麦野さんはそう言っていた」
鶴喰湊融:「うん…麦野さんも、そう言ってくれてるなら…。きっと、なんとか、なるよね」
鶴喰頼綱:「ああ。いつもみたいに、俺は湊融の……」
GM:そのとき、また轟音が響いた。きみたちのすぐ近くで。
GM:ばぎん、と、何かを強引に断ち割るような音だ。
鶴喰湊融:「ぁ、」
鶴喰頼綱:「くそ。まずいな。逃げる暇もなしか。……湊融!」
鶴喰湊融:「う、うん!」
鶴喰頼綱:「……そこのチャンバーに入れ。ロックをかけて、絶対に外へ出るな」
鶴喰頼綱:「俺が声をかけるまで、絶対に」
鶴喰湊融:「わかった……!」そう言って、そのチャンバーのドアを開けて。
鶴喰湊融:閉める前に、兄へ最後の一言を。
鶴喰湊融:「待ってるから!ぜったい、待ってるからね…!」
鶴喰頼綱:「ああ」 うなずく。 「俺が湊融に嘘をついたことがあるか?」
鶴喰頼綱:「いつでもそうだ、お前の傍には俺がいる」
鶴喰湊融:「無いよ…!だから、だから」細い腕で、閉まる前に。「わたしも、ずっと――」
鶴喰頼綱:片手で剣を構える。その刀身が白く光る。
GM:鶴喰湊融の目には、その光芒が焼き付いている。


鶴喰湊融:「……………ぅ」
GM:鶴喰湊融は意識を取り戻す。
GM:見慣れている、アジトの天井。
GM:バー『ブリック』の、薄暗い天井だ。どうやらきみは横になっていたらしい。
鶴喰湊融:「……………」まだ頭がふらつく。眼を何度か瞬かせて。
鶴喰湊融:「…ぁ、れ。いつの、まに…」
GM:きみの目の前を、メイがゆっくりと横切る。そして。
江永瑞穂:「湊融ちゃん!」
鶴喰湊融:ゆっくりと記憶の連続性が戻ってくる。
鶴喰湊融:「ぁ、江永、さん?…もしかして、運んで、もらっちゃいましたか」
鶴喰湊融:UGN側との接触の後、空き教室から帰ろうとして。そこから倒れてしまった…はずだ。
椋実翔利:「おっ」
江永瑞穂:「百入さん、湊融ちゃん目が覚めましたよ!」
椋実翔利:「寝ぼけ娘が、やっと眼ェ覚ましたか。よかったぜ」
百入結衣子:「えっ」目を開ける。仮眠していた。
椋実翔利:別室で何やら機械を弄っていたが、江永が騒いでいるのに気付くと顔を出す
烏羽岬:「急に倒れたんだ。《ギギリオン》……錫谷が僕と江永にお前を預けた」 壁によりかかって様子を伺っていた。
百入結衣子:以前なら考えられないこと。「本当?良かった……」
鶴喰湊融:「ぁ~…すみません」頭を手のひらで押さえて。「ご迷惑をおかけしちゃって…」
烏羽岬:「働きすぎなんじゃないか。今日と明日はゆっくり休んだほうがいい」
百入結衣子:「何ともない?何か飲む?」
烏羽岬:「食事当番は僕が代わる」
江永瑞穂:「まったくよ。湊融ちゃん、働きすぎ」
椋実翔利:「おっ、じゃあ帳簿はオレが代わるな。任せとけ。何も悪いようにはしないからよ」
鶴喰湊融:「ん…」頭を振って、眠気を飛ばす。「とくに、後遺症とかはないので。大丈夫だと思うんですが…水だけもらっていいですか?」
百入結衣子:「ん」水を注いで。「どうぞ」
鶴喰湊融:「鳥羽くんが替わってくれるのは嬉しいですけど椋実さんだってアレトゥーサのメンテナンスとかだってあるんですし…」
アレトゥーサ:「アドミニストレーター湊融の健康状態をスキャンしました。現在、意識は回復しており、後遺症のリスクは確認できません」
鶴喰湊融:「ありがとうございます。ん、」水を一気に飲み干す。「ふぅ。さっぱりしました」
百入結衣子:「そう?じゃあ信じる」
百入結衣子:「湊融の自己申告だと不安があるもの」
アレトゥーサ:「一時的なレネゲイドの過剰励起状態だったものと思われます」
烏羽岬:「無理をするタイプだからな」
鶴喰湊融:「そ、そこまで信用無いです…?体調的にもまだ余裕あったはずなんですが…」
百入結衣子:「大丈夫じゃなくても大丈夫って言うでしょ、湊融」
百入結衣子:「そういうの、よくないよ」腰に手を当てて。
鶴喰湊融:「……そ、そんなことないですよー」眼を逸らそうとして、し切れなくて。
鶴喰湊融:「……はい。ごめんなさい」
椋実翔利:「まー後に引かないって分かったんならそれでいいだろ。あんまイジメんなって」
鶴喰湊融:「そ、それに!アレトゥーサが今ちょっと気になること言いましたよ!」
鶴喰湊融:「レネゲイドの過剰励起って。あのとき、別にワーディングとかそういうEXレネゲイドとかも無かったはずなのに」
百入結衣子:「過剰励起……何か、心当たりある、リー……」
烏羽岬:「僕も気になった。原因はちゃんと突き止めておくべきだ」
百入結衣子:「……みんな、ある?」
アレトゥーサ:「状況からの推測で発言してもよろしいでしょうか?」
椋実翔利:「知らね。……おうアレトゥーサ、頼むぜ。オマエの推測は頼れる」
アレトゥーサ:「では」
アレトゥーサ:「アドミニストレーター湊融の剣のレネゲイドが、平常時よりも高まっています」
アレトゥーサ:「その影響を受けているものと思われます」
鶴喰湊融:「“薄墨”が…?」
百入結衣子:「それ、強くなったーって、諸手を挙げて喜べるものじゃないってことだよね」
アレトゥーサ:「感情的な判断は私にはできません。皆様にお任せします」
椋実翔利:「ああ、剣の方から移ってきた感じか。そりゃ健康に気をつけてもしょうがねーな」
烏羽岬:「そういえば、雲居の剣も以前似たような現象を起こしていたな」
百入結衣子:「こっちまで乱されるくらいだったもの。湊融にとってはどれほどの負担か」
鶴喰湊融:「………。」
百入結衣子:「……うん。あれに近いように思える」
烏羽岬:「しばらく“薄墨”を使うのは控えたほうがいいんじゃないか。なんなら、かわりの武器はこちらで調達するが」
鶴喰湊融:「………わたしは、この剣に頼っているところが多々ありますし、それに」
鶴喰湊融:「今は………今は、この剣が必要な、はずです」
アレトゥーサ:「アドミニストレーター湊融に対する診断は以上です」
鶴喰湊融:それに。寧ろ…侵蝕してきているくらいならば。
鶴喰湊融:(“虚宿”へ。届き得るんじゃないのか)
アレトゥーサ:「引き続き作戦上の情報検討を行う場合、補助いたします。お声がけください」
椋実翔利:「……まあ鶴喰がそう言ってんなら止めらんねーしな」
百入結衣子:「止めないけど……湊融の武器は、それだけじゃないでしょう」
百入結衣子:「あたし達も湊融の武器だからね。頼ってよ?」
鶴喰湊融:「椋実さん、百入さん………」
椋実翔利:「ああうん、じゃーアレトゥーサ鶴喰の体調とかそれなりに念入りにモニターしてくれ。んで何か変なことあったら教えろよ」
鶴喰湊融:「う」必要ないって言いたいが実際に倒れちゃった身からすると何も言えない…!
アレトゥーサ:「承知しました。お任せください」 椋実さんのスマホにいきなりアプリがインストールされはじめる。
アレトゥーサ:「湊融CONDCHK」という名前のアプリだ
椋実翔利:「うわっいきなり入って……スゲー便利だよなオマエホント。ジョブズも生き返るレベルだぜ」 Android端末
烏羽岬:「どのみち、当面は襲撃を仕掛ける予定もない。つまり剣を握る必要もない」
烏羽岬:「帳簿は僕にまかせて、ゆっくりするといい」 椋実に任せるつもりは全くない。
鶴喰湊融:「鳥羽くんも……。うん、皆、ありがとう」すこし、表情が緩む。
江永瑞穂:「……湊融ちゃんが無事で、本当によかったんだけど……」
江永瑞穂:「これから、どうしようか?」
椋実翔利:「それな。今日はなんか割と動いてる感じだったよな? 《スヴェルト》周り」
烏羽岬:これ、椋実さんが襲撃された件は
烏羽岬:もう共有してるんでしょうか。それとも起きてから話そうとしてた感じ?
椋実翔利:軽く説明してる感じかな。詳しくはみんな一緒の時にって感じで
烏羽岬:いや椋実さんだけじゃないな。おねいちゃんも襲撃されてる
GM:じゃあ、もう共有している感じで生きましょう
GM:いきましょう
鶴喰湊融:じゃあUGN関連もその時話した感じで…?
椋実翔利:じゃあもう完全に共有した!
GM:そうしておきましょう
烏羽岬:「スヴェルトの動きが気になる。鶴喰を除くメンバーで一度動向をチェックしておいた方がいいと思うが、どうだろうか」
鶴喰湊融:「そうですね、相手の幹部クラスが動いています。場当たりではなく、何らかの作戦や目的があるのかも」
烏羽岬:「白昼堂々攻撃を仕掛けてくるなど、さすがにまともとは思えん」
百入結衣子:「あはは。それ、こっちも強く言えないなあ」
百入結衣子:「仕掛けちゃったもの」
鶴喰湊融:「…………ま、まあ相手のナンバーツーで手の内を見るためですし……UGNには連絡しておきます」
椋実翔利:「ま、百入は堂々仕掛けるのが仕事みたいなトコあるしな」
椋実翔利:「だがオレが会ったアイツは人がいる所でガトリング砲をぶん回してたぜ。他にもセルメンバーがいたし……」
江永瑞穂:「ガトリング砲!?」
江永瑞穂:「戦争じゃない!」
鶴喰湊融:「……隠匿も二の次、というあたり。本当にそう言う認識でいた方がいいかもしれませんね」
百入結衣子:「戦争じゃないよ。残党狩りだ」
椋実翔利:「オレに会わなくてもあそこで何かするつもりだった……気もする。目的はしんねーけど」
百入結衣子:「手元に残しておく戦力が必要なくなってきたってことでしょう」
百入結衣子:「警戒を割いておくべき最大の相手が消えた」
椋実翔利:「……オッサンか」
鶴喰湊融:「……」ぎゅ、と掌を固く握る。
江永瑞穂:「確かにリーダーは、いまは……いないけど」
烏羽岬:「椋実が出会った"スティノラ"だったか……は、鈍器使いだと思っていたんだが」
烏羽岬:「ガトリングガンか。意外だな。そういう特殊兵装なのか?」
椋実翔利:「ああ。それがなんかこう、バキッと変化してダバババって撃ってきたんだわ。マスターヴォルトの遺産……とか言ってたし」
椋実翔利:「オレのSHIDENのパクりかもな」
烏羽岬:「類は友を呼ぶ、というやつか」
江永瑞穂:「堂々とパクりっていうよね……椋実さんは……」
百入結衣子:「遺産は一つじゃないってこと……?」
椋実翔利:「オレの酒をダイナシにするヤツが友なもんかよ! ……っつうか、オレのSHIDENもあれだ」
鶴喰湊融:「もしくは、大きな何かの一部…欠片なのかも?」
椋実翔利:「もっとデカかったマスターヴォルトから持ち帰れそうな分だけ貰っただけだし……」
椋実翔利:「あと『マスターヴォルトの遺産』っつったらアレトゥーサもそうだったりして……ああもう分かんなくなってきたな」
烏羽岬:「確実に他にもありそうだな。マスターヴォルトのグレネードランチャーとか、オートボウガンとか、マスターヴォルトソードとか」
椋実翔利:「マスターヴォルトナイフがあったら烏羽にやるよ」
烏羽岬:「それでいつぞやの"ホット・ショット"みたいに喧嘩を売られるのか? 要らないぞ……」
鶴喰湊融:「…ゲームじゃないんだから……まあ、さておいて。一度、相手の目的とかも調べる必要がありそうですね」
椋実翔利:「ま、その辺詳しい所はあとバブバブトントンとかいうやつをぶちのめして吐かせるっきゃねーだろな」
百入結衣子:「誰それ」
烏羽岬:「バブバブトントン」
アレトゥーサ:「目的について」
アレトゥーサ:「錫谷氏からメール連絡を受け取っています。開示しますか?」
百入結衣子:「……あ、お願いしてもいい?」
鶴喰湊融:「ちょ、ちょっとアレトゥーサお願い!」
椋実翔利:「誰って、オマエら記憶力大丈夫かよ……おっあのUGNメガネからか」
アレトゥーサ:「了解しました。《スヴェルト》の動向について」
烏羽岬:「……重要事項じゃないか」
烏羽岬:「さすがUGN、動きが早い」 適当なパイプ椅子に腰掛ける。
アレトゥーサ:「調査の結果、彼らは市内でUGNおよびヴリトラ関与勢力に対する攻勢を始めています」
アレトゥーサ:「市内各所で攻撃行動が始まっており、我々もアジトから外に出て、捕捉され次第攻撃を受けるものと思われます」
烏羽岬:「なんか、前回もこんな感じだったな……あの時はUGNだったが」
アレトゥーサ:「《アードゥル》セルはすでに交戦状態。UGN支部も交戦を開始しました。《YERO》とは連絡が不可能となっています」
椋実翔利:「おいマジか。早ぇな」
アレトゥーサ:「企図しているリーダーに対する襲撃作戦を実行するには、現在の状況を改善する必要があるとの見方を表明しています」
百入結衣子:「“ギャラルホルン”と呼ばれるエージェントがいる」
百入結衣子:「空間をつなげて、戦力を即座に移送できる」
アレトゥーサ:「救援要請と、状況の改善に関する行動、および情報収集を依頼されております。いずれの状況に対応するか、またその手段は一任するとのことです。以上です」
百入結衣子:「あの戦力量のセルにその機動力がある限り、早晩保たないでしょう」
鶴喰湊融:「……敵にいると本当面倒な奴ですね……捕捉して、鎮圧しないとどうしようもない」
椋実翔利:「なるほど。そりゃーキツいな。戦闘なんて結局は移動だかんな」
百入結衣子:「でも、やれることがそれだけあるのは悪くない状況よ」
烏羽岬:「考えものだな。ギャラルホルンを潰せれば少しはラクになるんだが、そもそもの戦力差がある」
椋実翔利:「ああ。幸いなのはこの拠点が未だにバレてないことだ。」
椋実翔利:「オレたちは打って出れる。アタリを引いたな。動きやすいぜ」
烏羽岬:「以前と違って、UGNが味方なのが救いか……ああ。この拠点がバレていないこともだな」
鶴喰湊融:「相手も半ば勝ってるから、戦力をばらけさせてます。それを各個に撃破出来れば…」
江永瑞穂:「他のどこが潰れる前に、なんとかしないとね」
百入結衣子:「こちらは相手の本拠は分かってるわけだしね。戦闘は情報よ」
百入結衣子:「状況を把握した後、具体的な行動検討に入りたいわ。それでいい?」岬に。
烏羽岬:「それでいい。情報があれば、殺す手段はいくらでも用意できる」
烏羽岬:「連中にナメられたままというのも癪だからな。リーダーが帰ってきたときに怒られないよう、せいぜい頑張るとしよう」
江永瑞穂:「……えーと、つまり……作戦開始的な感じ?」
椋実翔利:「おうよ。烏羽の殺人解体パーティーの準備と行こうぜ」
百入結衣子:「的な感じ」
椋実翔利:「誕生日席はオッサンだ」 笑う
鶴喰湊融:「ぶ、物騒。まあともかく、気を引き締めていきましょう!」


GM:ロイス取得のみ可能です。調達はまだできません!理由は次のシーンで。
鶴喰湊融:あ、水晶の剣は大丈夫でしょうか
烏羽岬:メ~ッ
GM:水晶の剣はOKです!
鶴喰湊融:わあい。じゃあまず椋実さんか鳥羽くんだけど
烏羽岬:自分じゃなくて大丈夫? と思ったけど、自分はいつでもかけられるのか
鶴喰湊融:椋実さんかな。範囲あるし。では≪水晶の剣≫。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:47->51)
烏羽岬:そうですね。範囲持ちのマスターヴォルトがいいでしょう
椋実翔利:やったぜ水晶!
椋実翔利:そんなやつはいない!
烏羽岬:ロイスはリーダーに取ります。
椋実翔利:ロイスは保留。以上!
鶴喰湊融:レールキャノンに攻撃力+6、湊融が100超えたら+8です。
烏羽岬:-リーダー/横嶋洋明/信頼/○憤懣/ロイス
鶴喰湊融:うーんわたしも一度保留!
鶴喰湊融:以上!
烏羽岬:どこほっつき歩いてるんだよ!はやく帰ってこい!という憤懣です。
百入結衣子:ロイス保留で!
GM:OK!


ミドル2:さみしき修羅の一人となりて

GM:情報収集&戦況対応シーンです。
GM:シーンプレイヤーは椋実さんで、全員登場可能!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:51->58)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:53->57)
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2(1d10->2)した (侵蝕率:44->46)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:51->53)
烏羽岬:男子が賢者タイムしてる
GM:OK!


GM:情報収集と戦況対応を行うシーン。できることは、大きく分けて二つ。
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
☆《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
☆《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
☆《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
GM:情報収集項目は増える可能性があります。
百入結衣子:いきなり高め!
烏羽岬:各々、OPで因縁がある相手に行きます?
GM:もう一つは、
■戦闘準備 ※すべてエフェクト使用可能、「情報:」は財産点使用可能
□防御拠点構築
 >>説明:UGNのスタッフは離散している。《スヴェルト》の攻勢を凌ぎながら、安全な拠点を構築する必要がある。
 >>効果:他の「戦闘準備」行動の難易度が10下がる、『調達』が可能になる
 >>判定:【肉体】または【感覚】難易度8

☆“淡墨”と“騒雁”の解析
 >>説明:雲居春音、鶴喰湊融が使用する武装の解析。使用者の意志に反応する性質があるようだ。
 >>効果:NPCカード雲居春音の強化、”淡墨”の解放条件
 >>判定:《意志》難易度18 ※鶴喰湊融の場合は難易度-2

□《アードゥル》セルの救援
 >>説明:《アードゥル》セルは《ギャラルホルン》を名乗る男が率いる舞台の攻撃に晒されている。直接攻撃による支援が必要だ。
 >>効果:NPCカード《フラワルド》を入手可能、ミドル戦闘の増援が減少
 >>判定:《白兵》難易度25、または《射撃》難易度25

□対《スレイベギー》による通信分断の解除
 >>説明:《スレイベギー》による通信妨害が発生している。情報屋のネットワークを用いて発信源を突き止め、速やかに破壊するべきだ。
 >>効果:NPCカード《YERO》を入手可能
 >>《情報:裏社会》難易度19

☆UGN戦線への情報支援/またはアレトゥーサによる戦況把握
 >>説明:UGNは善戦しているものの、周辺状況の把握まで手が回っていない。情報支援により優位に立てるはずだ。
 >>効果:NPCカード《ギギリオン》&《ザンザーラ》を入手可能、ミドル戦闘の増援が減少
 >>《知識:機械操作》難易度17、または《知識:戦術》難易度17

☆市内《スヴェルト》拠点の襲撃
 >>説明:《スヴェルト》側も市内に拠点を設けている。ここを攻撃することで攻勢を止めることができるだろう。
 >>効果:トリガーイベント発生、状況進行
 >>《白兵》難易度30、または《射撃》難易度30
烏羽岬:ファッ!?
GM:しまった、どばっと流れてしまった
GM:共有メモにはっておこう
百入結衣子:めっちゃある!!!
椋実翔利:ドバーッ
鶴喰湊融:多いな!?
GM:やることが決まった人からどうぞ!
百入結衣子:では、防御拠点構築を狙います。
烏羽岬:烏羽的に重要な情報がないので、アードゥルの救援に行きます……が、
烏羽岬:いちおう防御拠点構築を待ってからにします。
百入結衣子:マイナーで熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:感覚で判定。
百入結衣子:9dx>=8
DoubleCross : (9R10[10]>=8) → 9[1,1,1,1,1,3,6,7,9] → 9 → 成功

烏羽岬:さ、さすが
鶴喰湊融:つよい
GM:なんと
GM:では防御拠点の構築に成功したので、
GM:他の「戦闘準備」項目の難易度が10ずつ下がります。
GM:共有メモを修正しておきます。
椋実翔利:サンキューモモシッオ
椋実翔利:じゃあ防衛拠点とは特に関係ないけど、《ヴィングトール》スティノラについて調べます。<情報:裏社会>、ボーナスにより難易度7!
GM:判定が一通り終わったらロールに移りましょう
椋実翔利:2dx+2=>7
DoubleCross : (2R10+2[10]>=7) → 6[4,6]+2 → 8 → 成功

椋実翔利:これが酒の恨みってワケ
鶴喰湊融:おおっ。
GM:グッ
GM:成功なのでスティノラのことはだいたいわかった!次!
烏羽岬:これ、スヴェルト拠点の白兵30もいけそうだけど
烏羽岬:まずミドル戦闘をナントカした方がいいだろうな。ということで、予定通りアードゥルの救援に向かいます。
鶴喰湊融:お願いしますっ
烏羽岬:白兵難易度15なので、白兵で
椋実翔利:というかスヴェルトを殴るとミドル戦闘が発生しそうな印象かな
烏羽岬:2dx+24=>15
DoubleCross : (2R10+24[10]>=15) → 10[2,10]+5[5]+24 → 39 → 成功

鶴喰湊融:強い…
GM:げぇー
烏羽岬:これがカラテよ……
GM:なんだこの人……
鶴喰湊融:じゃあ最後に☆”淡墨”と”騒雁”の解析を。
鶴喰湊融:ブランケットで意思固定値1で判定。ロイスは切りたくないぞ…!
鶴喰湊融:1dx+1=>6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

鶴喰湊融:ギャーッ
GM:これはどうしようもない……
鶴喰湊融:ざ、財産を遣わせてほしい
烏羽岬:鶴喰!!
GM:ファンブルの場合だけは……
GM:ファンブルの場合だけは、無理なんです……
烏羽岬:ま、まあ大丈夫だよ。次シーンもあるし……
椋実翔利:ああっ湊融CONDCHKがアラートを発している
百入結衣子:かなしい……
鶴喰湊融:ごめんね…ボーナスあるからって無理しないで情報行くべきでした…
GM:必ずしも鶴喰さんがクリアしなければならないというわけではないです!
GM:クリアさえすれば大丈夫な感じになりますんでね!
鶴喰湊融:うう、ありがとうございます
烏羽岬:大丈夫大丈夫
GM:でも、それはそれとして情報を開示し、その後ロールに移りましょう
GM:まずは情報。
☆《ヴィングトール》スティノラ・ヴァプトン
かつて《ペルクナス》セルに所属していた傭兵。ブラックドッグ/エグザイル。
とある開発研究員の友人だったが、マスター・ヴォルトの死後、セルから離脱。
同時に格納庫から開発中の武器であった戦闘機構を持つ鎚を奪取していた。
それ以来、マスター・ヴォルトの遺品を完成させるべく、部品を探している。
高い戦闘能力を持っていると推測されるが、戦いそのものに対する執着心はさほどではなく、
《スヴェルト》セルに身を寄せた理由は不明。
広範囲に対する攻撃能力を持ち、対多数の戦闘における危険度は高い。
電流を物質に装填する能力を持っており、それなりの自己防衛能力もあるらしい。
GM:情報収集は以上。
GM:各自の演出なんですが、まずは百入さんと鶴喰さんが二人で拠点構築するシーンを描写するというのはどうでしょう?
百入結衣子:はい!
GM:鶴喰さんも寝起きで本調子ではないという感じで、そこに椋実さんが戻ってきて情報を開示すると。
鶴喰湊融:GM…!了解です!ありがとうございます
GM:烏羽くんはこのシーンは単独行動ですね
烏羽岬:単独!
GM:というわけで、まずは百入さんの拠点づくり
GM:マインクラフト百入


GM:拠点の候補となる場所はいくつかある。
GM:百入結衣子が選んだのは、どこだっただろうか?
GM:貸オフィスや埠頭の倉庫など、候補はたくさんある。
百入結衣子:どこかの電波塔の制御施設。
百入結衣子:電波がしっかりと通らず、電磁的に堅牢だからだ。
GM:OK。では、電波塔の制御施設。
百入結衣子:逆にこちらは塔の上に通信設備を設置すれば、十全に通信ができる。
GM:分厚い防護シャッターを下ろし、緊急時用のゲートを封鎖すると、そこはすっかり小さな要塞と化した。
百入結衣子:「……何よりもね、湊融」
鶴喰湊融:「はい」
百入結衣子:「高いところが見渡せる。街の状況を観察できる」
百入結衣子:「すぐに駆けつけられるのは、向こうだけじゃない」
鶴喰湊融:「高地の利ですね。なるほど……」うむうむと頷いている。
百入結衣子:「何のために普段翔利をほっつき歩かせてたと思う?」
百入結衣子:「場所を記憶させるためよ。リーダーはそう考えてたんじゃないかな?」
鶴喰湊融:「えっと、囮…は言い過ぎですけど、偵察かと思ってました…」
雲居春音:「……百入さーん!」 遠くから声が聞こえる。
鶴喰湊融:「確かに、何度も行ったことがあれば。すぐに行ったり戻ったりできますもんね…!あ。雲居さんがお呼びですっ」
雲居春音:「こっちのエリアの電源、切っちゃっていいの!?」
GM:アジトにUGNのメンバーを招き入れるわけにもいかない。
百入結衣子:「うん、お願い!あ、切ってもしばらく触っちゃ駄目だからね!」
百入結衣子:「電荷しばらく残ってるから!」
GM:だが、連携はとる必要があり、戦力を集中させる必要もある。その意味を含めての新たな拠点だ。
雲居春音:「了解! ……っていうか、……湊融ちゃん。あのさ」
鶴喰湊融:「じゃあ、ケーブル引いてパソコンも置いて、カメラも設置しておかないとですね。…っと、何でしょう」
雲居春音:「……剣の方、どんな感じ?」 不安そうに尋ねてくる。
鶴喰湊融:「………ちょっと、進捗はないですね」苦笑しながら。「でも、安心してください。暴走とかはする前に何とかしますからっ」
百入結衣子:「春音ちゃんの方は?」
雲居春音:「……そう。ならいいんだけど……私は……」
鶴喰湊融:形が合わなかったり大きさがずれてるものを≪テクスチャーチェンジ≫で強引に合わせて繋げたりしつつ。
雲居春音:「烏羽に訓練付き合わされてたけど、正直言って、あんまりうまくいってないんです」
雲居春音:「剣と同調できた気がしないし……。なんか、すごく獰猛っていうか……。湊融ちゃんの方は、どうなの?」
雲居春音:「すごく……血が欲しくなったり、攻撃したくなったり。そうなったりしたことない?」
鶴喰湊融:「あはは…鳥羽くん、結構厳しいけど優しいから。…わたしの方は……」
鶴喰湊融:ちゃら、と。兄からかつて贈られた、ペンダントの鎖を手に絡めて。
鶴喰湊融:「……たまに、引き込まれそうになるくらい、ですかね?多分、雲居さんよりもっと同調率とかも低いと思います」
百入結衣子:「……本人の衝動が強化されてるわけじゃないのかな、そういう意味だと」
百入結衣子:「その剣自体の意思に思える」
鶴喰湊融:「そうですね…どちらかというと、モルフェウスの記憶読み取りとか、そういうのに近い気がします」
雲居春音:「うーん……」
雲居春音:「そうかな。湊融ちゃんは、正直言って、私よりも――」
GM:というところで、椋実さんは帰って来たりしていただけると嬉しい!
椋実翔利:では空に紫のネオンラインが走り
椋実翔利:近くに着地。ひょいひょいと歩いてくる
雲居春音:「うわっ。むくみさん!」
椋実翔利:「よっ。たっだいま。おー、随分サマになってきたじゃん」
百入結衣子:「お兄ちゃん、お帰りなさい。なにかあたしたちに言うことがあるんじゃない?」
鶴喰湊融:「また派手な…砲の方は調整しておきましたけど、飛行系は弄ってないですからね…?」
百入結衣子:「秘密基地の意味分かってる?」
アレトゥーサ:「秘密基地の意味を解説しますか?」
百入結衣子:「違う、アレトゥーサ、そういうのじゃない」
椋実翔利:「え、帰っていきなり激ヅメじゃん。まるでオレが滅茶苦茶マズいことをしたみたいじゃねーか」
椋実翔利:「まあまあ、あんまりアレトゥーサに当たるなよ」
アレトゥーサ:「アドミニストレーター椋実。アドミニストレーター百入が叱責しているのはあなたのようです。慎重な言動を推奨します」
椋実翔利:「ちゃんとこの近くまではゲートで戻ってきたしさ。ちょっと風を切りたくなって飛んだだけだし、安心しろって。な? な?」
百入結衣子:「逆でしょ……!?」
百入結衣子:「なんで近くになった時に飛ぶの!?」
椋実翔利:「オレにマジで慎重な言動をしろってなると、もう口も腕も動かせなくなっちゃうんだが……」
鶴喰湊融:「ま、まあまあ落ち着いてください……!椋実さんも、こう、ええっと、悪気は……ないんじゃないかなあって…!」
雲居春音:「湊融ちゃん、あれ大丈夫? いつもああなの?」
百入結衣子:「腕は動かせるでしょ!?」
鶴喰湊融:「………まあ、よくありますね」少し遠い目になって。
椋実翔利:「腕?」 両手を合わせて、ごめんね、みたいな形を作る
百入結衣子:「春音ちゃん、その剣借りていい?」
百入結衣子:「ジャーム殺しの武器なんでしょ、それ」
椋実翔利:「ヤベッ暴力だ。悪かった、悪かったって! 次からは気をつけるから!」
鶴喰湊融:「も、百入さん!落ち着いて~……!」あたふたしている。
雲居春音:「やっ、やめてください! それより、あの、あれ!」
雲居春音:「何か調べてきたんじゃないんですかっ、椋実さん!」
椋実翔利:「この辺にゲートで直結して出てくりゃ良いんだろ? そうするそうする! 後でコンビニでデザートも買ってくるから!」
百入結衣子:「はあ、はあーっ……!」
鶴喰湊融:「椋実さんも本当お願いしますよ!?あっ雲居さん良いこと言ってくれました!」
雲居春音:「ねっ!? そうでしょ!」
椋実翔利:「雲居ナ~イス。もちろんそれだってある! オレがそんな重要なことを忘れるワケがねえ!」
百入結衣子:「……ごめん、変なとこ見せたね……是非そうして……」
椋実翔利:というわけでスティノラの情報を共有します
椋実翔利:「……マスターヴォルトのセルのメンバー……の友人だったとかで」
椋実翔利:「その関係でなんか、マスターヴォルトの遺品についても知ってたみたいだな。でも何で今"スヴェルト"にいんのかはわかんね」
百入結衣子:「まあ、うちに居るよりは分かりやすいでしょう」
雲居春音:「はー。でも強いですよね、たぶん」
百入結衣子:「周辺で最強のセルに入っていれば、目的も達しやすいもの」
鶴喰湊融:「そこからあのハンマーを持ちだして、遺品の完成を狙ってる…。じゃあ、ヴォルトの何かがスヴェルトにもある?」
鶴喰湊融:「ああ、そういうのもありますよね」
椋実翔利:「そりゃそうだろ」 自分のことを言われているとは思っていない 「戦闘になったら面倒だぜ。オレと似たようなことができるヤツだ」
百入結衣子:「いっそ、一人で狩りに行ったほうが余計な被害を出さないかもしれないってことか」
椋実翔利:「範囲殲滅型、ってヤツだ。やり合うんなら注意してえな。それこそ烏羽で暗殺とかできりゃいいんだけど」
百入結衣子:「岬は今“アードゥル”の方よ」
鶴喰湊融:「間に合えばいいんですけど…」
椋実翔利:「間に合ってくれなきゃ困る。ただでさえ味方が少ねえーんだから」
百入結衣子:「大丈夫でしょ。だって、岬」
百入結衣子:「あたしの時も間に合ってくれたもの」微笑む。


GM:路地裏の薄暗がりで、金属のきしむ音、こすれる音が響く。
GM:足音――とはいえない。ひそやかに滑るような気配が跳ぶ。そして交錯し、どちらかが倒れる。
ギャラルホルン:「あー……こいつは辛いね」
ギャラルホルン:「さすが、あの先生の鍛えた暗殺セル。主要メンバーが抜けた後でも、これか」
ギャラルホルン:「ぼくじゃ惜しきれないかな。どう思う? 《フラワルド》……」
ギャラルホルン:「あ」 その首が飛ぶ。
舘原恵那:「……よく喋るやつって」
舘原恵那:「昔から嫌いだったの。よく喋らないやつもそれはそれで腹立つけど」
ギャラルホルン:「……そうかなあ」 ぼんやりとした声で、首が飛ぶ。体が倒れる。その両方が掻き消え、びぃぃん、という甲高い音。
ギャラルホルン:「ぼくはほら……能力の関係で、静かにしてることができなくてさ……」 どちらもが接合した状態で、傍らに出現。首を傾けて、拳を固める。
ギャラルホルン:「もう諦めたよ」 手刀の形で振りぬく。フラワルドが避けても、空間が裂ける。そこから、新手の増援が四人ほど現れる。
舘原恵那:「うざったい……! 丹村といい、《スヴェルト》にはこんなやつしかいないわけ!?」 ちっ、と二度舌を打つ。攻撃の合図だ。
GM:三人の《アードゥル》戦闘員が跳ぶ。《スヴェルト》の戦闘員と交錯する。だが、一人残る。
舘原恵那:「……!」
GM:舘原恵那はナイフを握りしめる。
GM:攻撃のために力を使わざるを得ない。その血潮が熱を持つ。交錯する。その瞬間。
???:周囲のアードゥル戦闘員よりもひときわ早く飛び出す影がある。
???:「すまん恵那」 逆手に握ったナイフで恵那に向かった戦闘員の首を刎ね、
ギャラルホルン:「おわ」
???:そのままの勢いで、奥に立っていた《ギャラルホルン》の首も落とす。
烏羽岬:残心。 「――遅くなった。余計だったか?」
ギャラルホルン:「……だっ」 たたらを踏んで後退――しかけて、体が消えた。
舘原恵那:「……烏羽……!」
舘原恵那:「……その二つの言葉の両方が」
舘原恵那:「私の苛立ちを加速させてることに気づいてない……完全に烏羽だわ」
烏羽岬:「それはすまなかった……偽者でなかっただけ今は良しとしてくれ」
烏羽岬:ギャラルホルンは再出現しますか?
舘原恵那:「まず第一に『遅くなった』ってのは私が待ってたみたいだからやめてくれる? 『余計だったか』ってのも100%わかってて言ってるだろうし――」
GM:します。かなり離れた距離に!
ギャラルホルン:「強いな、きみ。速い。いや……鋭い」
烏羽岬:「話はあとにしよう。必要ならビンタも後で食らうとして……あれはなんだ?」
ギャラルホルン:「ぼくはみんなよりもかなり弱いからな……師匠にも怒られてばっかりで……」
ギャラルホルン:「増援来たし、勝ち目無いし、やめとこうかな」
烏羽岬:「確かに首を落としたはずだが」 ギャラルホルンに向き直る。
舘原恵那:「よくわかんないけど」
舘原恵那:「《スヴェルト》の下っ端みたいなやつね。弱いけど、迷惑」
烏羽岬:「どうも。《ヴリトラ》の"鶫"だ」
ギャラルホルン:「えー……ちゃんと挨拶してる」
烏羽岬:「帰るにしても、続けるにしても、名前くらい名乗っていってくれると嬉しいんだが。どうだろう」
烏羽岬:「挨拶は大事だぞ。学校でもそう教わったしな」
ギャラルホルン:「《スヴェルト》の……“ギャラルホルン”だよ。そっちの子の言った通りに、いちばん下っ端なのかな」
烏羽岬:会話で気を逸らしながら、不意を打つために少しずつ距離を詰めている。
ギャラルホルン:「丹村くんにも五秒くらいで追い越されたしね……正直、これは手に負えないな」
ギャラルホルン:「きみの相手は、蒼さんみたいなタイプに任せるよ。ぼくは消える」
烏羽岬:「助かる。今はこちらも忙しいからな」
ギャラルホルン:その体が傾く。鉤爪のような形にした手の平が空間を引き裂く。
烏羽岬:「また会おう。"ギャラルホルン"」 投げナイフを連続投擲します。すべて毒が塗ってある。
ギャラルホルン:「あぶなっ」 そのまま、空間の中に転がり落ちる。
烏羽岬:キキキン、と背後の壁にナイフが当たって落ちる。つないでおいたワイヤーで回収し、手元に戻す。
舘原恵那:「……あのさあ」
舘原恵那:「感謝の言葉とか、一応言っておいた方がいい?」
烏羽岬:「勝手にセルを抜けておいて、未だにお前を仲間と呼ぶ人間にか? そういうのはもっと大事な相手にとっておいた方がいいと思うが」
烏羽岬:「むしろ僕が謝罪する側だ。《アードゥル》に被害が出る前に到着するつもりだった」
舘原恵那:「被害ね……」
GM:周囲を見回す。何人かは重傷だが、それほど多くはない。その前に止められたということだ。
舘原恵那:「間に合ったってのは確かね」
烏羽岬:「…………間に合ったのか」 意外そうな顔。
烏羽岬:「よかった」
舘原恵那:「これ以上やられてたら、そっちの支援どころじゃなかった。……っていうか」
舘原恵那:「……調子狂うわ」
舘原恵那:「やる気ある? 《スヴェルト》が完全に敵に回ってるんでしょ」
烏羽岬:「ああ。UGNも《YERO》も、当然ヴリトラも狙われている」
烏羽岬:「やる気はある。うちのリーダーの不在を狙うような輩に容赦する気はない」
舘原恵那:「それに、ウチもね」
舘原恵那:「せんせ……じゃない。三稜がマスター・スカイについてるってだけで、闘わないわけにはいかない」
烏羽岬:「そうだ」 周囲の人間の手当を始めます。多少だがファーストエイドキットを持ってきている。
舘原恵那:「援護するわ、烏羽。暗殺の手段なら……」
舘原恵那:「ウチのセルは豊富だから」
GM:NPCカードを入手しました。

◆NPCカード:《フラワルド》舘原恵那
アクション:ドクトリンLEAD4
シナリオ1回。
任意のPCの攻撃時、判定直前にオートアクションで使用。
その攻撃は相手のガード値を無視する。
烏羽岬:「知っている。だが恵那、誤解はしないでほしい」
舘原恵那:「何が誤解よ」
烏羽岬:「クロイドン……百入が姿を消した時、僕はUGNに追われて逃走する事しかできなかった」 手当を続けている。
烏羽岬:「三稜やマスター・スカイが現れた時もそうだ。僕はリーダーを置いて逃げる事しかできなかった」
烏羽岬:「戦力として貴重だから助けた、というわけじゃないということだ」
烏羽岬:「僕はもう、大事な人間を勝手にどこかには行かせない」
舘原恵那:「……あ、そ」
舘原恵那:「……平然とそーゆーことを言うのが腹立つわ……」
舘原恵那:「わかる、烏羽? 今日いまこの短時間で3回腹立てたわけよ」
烏羽岬:「うん」
舘原恵那:「……だから……、……、だから……」
舘原恵那:「簡単に死なないように。もっと腹が立つから」
烏羽岬:「了解した。恵那よりしぶとく長生きできるよう、最大限努力してみる」
烏羽岬:恵那ちゃんにロイスを取ります。
烏羽岬:-仲間/舘原恵那/○庇護/罪悪感/ロイス
烏羽岬:こう!
GM:OK!


GM:ロイス取得と、調達が可能になりました。
GM:好きなだけ購入してくれ!水晶の剣も当然OK!
鶴喰湊融:よし!じゃあまず鳥羽くんに水晶しましょう
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:58->62)
烏羽岬:そ、そうか
烏羽岬:べつシーンみたいな感覚だったけど、同じシーンだった
烏羽岬:ありがとう湊融ちゃん……体調管理アプリをAppStoreに申請しておくね
鶴喰湊融:はい、これでナイフ一つ攻撃力+6してください。湊融が100超えたら+8になります!
鶴喰湊融:えっ何ですかそれ…初めて聞きました…
椋実翔利:百入にとろー
鶴喰湊融:うーん。ここは雲居ちゃんに取ろう。
椋実翔利:仲間/百入結衣子/○信頼/キレると怖い
百入結衣子:春音ちゃんに取ろっと
鶴喰湊融:同類/雲居春音/〇信頼/同情 で。
百入結衣子:協力者/雲居春音/有為:○/不安/ロイス
椋実翔利:調達はひとまず応急手当っとくか 対BCスーツは次からいく
椋実翔利:2dx+3=>8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 6[2,6]+3 → 9 → 成功

鶴喰湊融:では先にBCスーツ狙いで。
椋実翔利:購入!
鶴喰湊融:5dx+5=>12
DoubleCross : (5R10+5[10]>=12) → 10[2,4,4,9,10]+8[8]+5 → 23 → 成功

鶴喰湊融:む、無駄に周り追って…!
烏羽岬:んー、どうしようかな
GM:さすが鶴喰ちゃん……
鶴喰湊融:だれかBCスーツ着ます?
GM:いともたやすい
烏羽岬:どうせ避けるから防具は意味ないんだけど、毒対策はしておいたほうがいいのかな・・・
百入結衣子:あたしは迷彩!
百入結衣子:切るなら湊融だと思うんですよね
鶴喰湊融:じゃあ私着ておきますね!
百入結衣子:丹村は行動値9なので
百入結衣子:行動値4下げると椋実さんだと逆転しちゃう
鶴喰湊融:あっそれは不味い
椋実翔利:なのだ
百入結衣子:ドッジ-4が岬にはきつそうだしね
鶴喰湊融:ウェポンケースも買っておこう…
烏羽岬:そうだな……うーん
烏羽岬:どんな時でも腐らない強化素材を狙ってみます。
鶴喰湊融:アレなのでキーンナイフ装備して空いたウェポンケースに入れておきます。
烏羽岬:2dx+4=>15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 10[4,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

百入結衣子:すごい
烏羽岬:買えてる……
烏羽岬:水晶キーンナイフツヴァイに使います。攻撃力を+1。
百入結衣子:照準器狙ってみよう。隠密判定。
GM:なんだこの人たち……
鶴喰湊融:今回財産使ってないなあ。以上で。
烏羽岬:ロイスはとったので以上かな。以上で!
百入結衣子:6dx+4>=15
DoubleCross : (6R10+4[10]>=15) → 10[1,7,7,7,8,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

鶴喰湊融:皆強い!
GM:ゴェェ
百入結衣子:ちょうど買えた!ショットガンに付けます
GM:みんな完了かな!
百入結衣子:以上!
GM:調達シーンもっと制限したかったぜ!


ミドル3:感情は静かならず

GM:シーンプレイヤーはまた椋実さんか……
GM:全員登場できます。ダイスをどうぞ。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:46->51)
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:62->72)
鶴喰湊融:なんでぇえ
椋実翔利:ヒエェ
百入結衣子:湊融……!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:57->63)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:53->60)
烏羽岬:湊融ちゃんがヤバい!
GM:OK。


GM:残りの項目
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
☆《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
☆《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
完了!《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
■戦闘準備 ※すべてエフェクト使用可能、「情報:」は財産点使用可能
完了!防御拠点構築

☆“淡墨”と“騒雁”の解析
 >>説明:雲居春音、鶴喰湊融が使用する武装の解析。使用者の意志に反応する性質があるようだ。
 >>効果:NPCカード雲居春音の強化、“淡墨”の解放条件
 >>判定:《意志》難易度18→8 ※鶴喰湊融の場合は難易度-2

完了!《アードゥル》セルの救援

□対《スレイベギー》による通信分断の解除
 >>説明:《スレイベギー》による通信妨害が発生している。情報屋のネットワークを用いて発信源を突き止め、速やかに破壊するべきだ。
 >>効果:NPCカード《YERO》を入手可能
 >>《情報:裏社会》難易度19→9

☆UGN戦線への情報支援/またはアレトゥーサによる戦況把握
 >>説明:UGNは善戦しているものの、周辺状況の把握まで手が回っていない。情報支援により優位に立てるはずだ。
 >>効果:NPCカード《ギギリオン》&《ザンザーラ》を入手可能、ミドル戦闘の増援が減少
 >>《知識:機械操作》または《知識:戦術》難易度17→7

☆市内《スヴェルト》拠点の襲撃
 >>説明:《スヴェルト》側も市内に拠点を設けている。ここを攻撃することで攻勢を止めることができるだろう。
 >>効果:トリガーイベント発生、状況進行
 >>《白兵》または《射撃》難易度30→20
GM:というわけで、お好みの項目に挑んでくれたまえ
烏羽岬:とりあえず情報かなあ。湊融ちゃんのお小遣いがもらえるうちに抜いておかないと
烏羽岬:まだ増えるって言ってた気がするし・・
GM:あっ、情報収集の「☆」項目は、すべて開けないとクライマックスにいけません!
鶴喰湊融:鷹見さんがボーナス貰えるので鷹見さん行くべきか
GM:言い忘れてた!
烏羽岬:ヤバイヤバイ!
GM:申し訳なし
鶴喰湊融:鷹見さんの情報収集行きます
鶴喰湊融:情報FH,コネFH幹部起動。
鶴喰湊融:8dx+2=>11
DoubleCross : (8R10+2[10]>=11) → 10[2,2,6,6,7,9,10,10]+4[4,4]+2 → 16 → 成功

烏羽岬:えらい!
鶴喰湊融:よし!
GM:すごい……
GM:こんな情報収集に強い小学生がいるのか
鶴喰湊融:金が使えるならつよいぞ
GM:他の方もどうぞ~
GM:あ、鷹見さんの情報を抜いたことで
GM:新たに情報収集項目が追加されますんで
GM:先にこれを張ってからにしよう
☆《剣鬼》鷹見礼
かつて《五福》セルのリーダーであった、《スヴェルト》セルの長。ブラムストーカー/エグザイル。
《五福》セルで研究していた太刀に支配されており、元の意識には影響こそ受けているものの、人格は残っていないと見られている。
鶴喰が知る限り彼女は「器物使い」であり、そのため逆に刃によって浸蝕されることになった。
また、相手の技を即座に真似る、異常な観察力と技術を併せ持つ。
常に《イングラム》と呼ばれる男とともに行動しているらしい。
虚無的な態度と正反対に、非常に好戦的ではあるが、例外的に《イングラム》が大きく負傷したときは撤退するなどの行動も見受けられる。
この点が彼女を暗殺する上での突破口になるかもしれない。
→新たな情報収集項目として、以下が可能になりました。
☆《イングラム》について 《情報:噂話》難易度9
□《フレースヴェルグ》丹村健斗 《情報:FH》難易度7
□《アルスヴィズ》蒼城草十郎 《情報:FH》難易度9
GM:整理。いまの情報収集項目。
烏羽岬:ヒエー
GM:必須はイングラムだけです。
GM:これを踏まえて判定をどうぞ。
烏羽岬:じゃあイングラムに行きましょう。なにせこのメンバー、噂話を持っているのが僕だけなので。
GM:あっ、ぎゃくだ。
GM:完了は柿崎さんじゃなくて、鷹見さん!なので、こう。
烏羽岬:あっ逆だ!
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
☆《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
完了!《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
完了!《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
☆《イングラム》について 《情報:噂話》難易度9
□《フレースヴェルグ》丹村健斗 《情報:FH》難易度7
□《アルスヴィズ》蒼城草十郎 《情報:FH》難易度9
GM:こっちです。
GM:改めて判定をお願いします……。
烏羽岬:なおさら気楽! 難易度8なんて椋実でも成功するだろう……ということで、改めて
烏羽岬:コネ:噂好きの友人(雲居春音)を使い、ダイスを+2。イングラムについて噂話で。
烏羽岬:5dx+2=>9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 9[3,4,8,9,9]+2 → 11 → 成功

烏羽岬:ホッ
鶴喰湊融:わーい
GM:グヌーッ
GM:これもいま開示しておきます
☆《イングラム》
《スヴェルト》セルのリーダーである鷹見礼に影のように寄り添う男。
かつて《五福》セルに所属していた、鶴喰頼綱に酷似している。その実態は、彼の遺体がジャームと化したもの。
生前のオリジナルに対する鷹見礼の感情認識が、そのまま現行の《イングラム》に向けられている。
シンドロームはエグザイル/モルフェウスであり、防御に長けた能力の持ち主。
常に鷹見礼と行動しており、彼の装甲・ガードを突破する火力――または手段がなければ、鷹見礼の暗殺は不可能だろう。
記憶も持たず、精神も朦朧としている。ただ《剣鬼》鷹見礼に従う魔人。
鷹見礼の魔剣によるものと思われる強大な生命力を持っており、その活動を停止させるには“淡墨”または”騒雁”のどちらかが必要。
GM:以上です。残りの方もどうぞ~。
烏羽岬:あとは頼むぜ!
GM:がんばってね、百入さんと椋実さん!
GM:大人チーム!
椋実翔利:□対《スレイベギー》による通信分断の解除 行きます。素振りだが?
椋実翔利:2dx=>9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[5,9] → 9 → 成功

椋実翔利:鶴喰……オマエの力なんて必要ねーぜ
鶴喰湊融:すごいー
椋実翔利:良い子は……寝てな!!
烏羽岬:えらーい!
GM:うげぇー
烏羽岬:酒の恨み!
GM:ラストは百入さんかな。
百入結衣子:じゃあ武装の解析かな~
GM:OK!
GM:どうぞでっせ!
百入結衣子:隠密して意思判定。
百入結衣子:8dx+2>=8
DoubleCross : (8R10+2[10]>=8) → 8[3,3,4,5,7,8,8,8]+2 → 10 → 成功

GM:クソ—ッ
GM:みんなすんなり成功しゃがって!
鶴喰湊融:わあ、つよい!ありがとうございます
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
☆《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
完了!《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
完了!《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
完了!《イングラム》について 《情報:噂話》難易度9
□《フレースヴェルグ》丹村健斗 《情報:FH》難易度7
□《アルスヴィズ》蒼城草十郎 《情報:FH》難易度9

■戦闘準備 ※すべてエフェクト使用可能、「情報:」は財産点使用可能
完了!防御拠点構築

完了!“淡墨”と“騒雁”の解析

完了!《アードゥル》セルの救援

完了!対《スレイベギー》による通信分断の解除

☆UGN戦線への情報支援/またはアレトゥーサによる戦況把握
 >>説明:UGNは善戦しているものの、周辺状況の把握まで手が回っていない。情報支援により優位に立てるはずだ。
 >>効果:NPCカード《ギギリオン》&《ザンザーラ》を入手可能、ミドル戦闘の増援が減少
 >>《知識:機械操作》または《知識:戦術》難易度17→7

☆市内《スヴェルト》拠点の襲撃
 >>説明:《スヴェルト》側も市内に拠点を設けている。ここを攻撃することで攻勢を止めることができるだろう。
 >>効果:トリガーイベント発生、状況進行
 >>《白兵》または《射撃》難易度30→20
GM:仮設拠点。電波塔。
GM:百入結衣子は、二振りの剣について、一つの事実を発見する。
GM:雲居春音の“騒雁”も、鶴喰湊融の“淡墨”も、
GM:そのレネゲイドの活性状態においていえば、ほとんど差がない。それどころか、鶴喰湊融の“淡墨”の方がより強いくらいだ。
GM:雲居春音は刃から侵食を受ける感覚にしばしば襲われるという。であれば、鶴喰湊融の“淡墨”もそうなっていてもおかしくはない。
GM:もともとの剣の役割はなんだったのだろうか。セルリーダーが調べていた古代文明と何らかの繋がりがあったはずだ。
GM:やはり手がかりは、“スヴェルト”が根拠地としている古墳にあるのかもしれない。
雲居春音:「……百入さん」
雲居春音:「何かわかります? っていうか、どう思います?」
雲居春音:「私の太刀って、湊融ちゃんのよりなんていうか……パワーが足りないような気がしてたんですよね。ちょっとだけですけど」
百入結衣子:「んーと、あたしも専門家じゃないからなあ」今は眼鏡を掛けている。
百入結衣子:「まあでも、単純出力って観点ならそうかな。湊融の剣のほうがより強靭だ」
雲居春音:「ですよね? やっぱりそうですよね」
百入結衣子:「単純な上位互換、とは思わないけどね。薄墨に鬼を切る力は見えないし」
雲居春音:「湊融ちゃん、どうやって制御してるんだろ……逆にコツとか聞きたいくらいなんですけど」
百入結衣子:「湊融の制御も、普通じゃないってのは思う。天性の才能と言うよりは」
雲居春音:「やっぱり説明書とか見ないとわかんないですかね」
百入結衣子:「“装着者”っていうか、最適化された器の形を――んー。まあそうかも」
百入結衣子:「説明書を取りに行くのもなあ。本末転倒でしょう」
百入結衣子:「ヴィゾフニルの尾羽根よ、それ。あそこに辿り着くためにこそ、知りたいんだもの」
雲居春音:「ううぐぐぐぐ」
百入結衣子:「でも、確かなのは」
百入結衣子:「それが兄弟姉妹だっていうのなら、その差はただの個性じゃない」
百入結衣子:「開発機種にとっての個体差っていうのは、用途の違いのはず」
雲居春音:「それもそうですね。おんなじ使い道だったら、わざわざ形とか変えることないし……」
雲居春音:「実際に、あの“虚宿”の剣とぶつかってみたりしたら……その差がわかるかもしれませんけど……」
百入結衣子:「実地試験はなあ」苦笑して。
百入結衣子:「破壊試験だったら困るよ?こっちが折れちゃったりしたらさ」
雲居春音:「ですよねぇ……」
雲居春音:「何か方法ないかな……これ以上は……」
烏羽岬:「だが実際」 ふらりと現れる。物陰で話を聞いていた。
雲居春音:「どわっ」
烏羽岬:「実地試験に近いやり方しかなさそうだぞ。"イングラム"の情報を集めてきた」
鶴喰湊融:コツコツとノック音の後、扉が開く。「こっちも、≪スヴェルト≫の…鷹見さんの情報を集めてきました」
百入結衣子:「……それ」少し表情が険しくなって。
烏羽岬:「やはり正体は鶴喰の兄で間違いない。常に《剣鬼》にくっついている上、鶴喰か雲居の魔剣でしか殺せない」
百入結衣子:「湊融にも……いや」
百入結衣子:「……今更か」
烏羽岬:さりげなく湊融ちゃん用の椅子を用意して、水も持ってきます。
鶴喰湊融:「心配してくれて、ありがとうございます」ふわりと微笑む。
烏羽岬:「ご苦労だった。座って休め、鶴喰」
雲居春音:「湊融ちゃん……」
鶴喰湊融:「あ、ありがとね鳥羽くん。…よし」飲み物やお菓子など、嗜好品をおいて。
雲居春音:「お菓子がある!」
百入結衣子:「あっあたしこれ好き」お菓子の一つをつまみ上げて。
鶴喰湊融:「心配してくれてるのは嬉しいですけど…大丈夫ですから。あ、よかった」嫌いなのがあったらまずいかなーと想っていた。
烏羽岬:「体調は大丈夫か? ビタミン剤は要るか?」 過保護!
百入結衣子:「いつも瑞穂に先に取られちゃうんだこれ……今日はいいよね」
雲居春音:「カントリーマアムのチョコミントめっちゃおいしいから好き」
鶴喰湊融:「あはは…大丈夫だよ。この子も今のところ、伝えたいことはないみたいだし」ペンダントヘッドを弾いて。
鶴喰湊融:「あ、一応江永さんや今いない人の分は分けてあるので、大丈夫ですよ」
鶴喰湊融:「お好きな分、どうぞ」貰った水を一口。
烏羽岬:「それで」
雲居春音:「あっ、はい」
烏羽岬:「鶴喰の方はどうだ。スヴェルトについては」
雲居春音:「情報収集ね。私も聞きたい!」
鶴喰湊融:「ん。そうだね、じゃあ資料として、今メールでちょっと送ったから。それ見ながらで」
鶴喰湊融:「シンドロームは、ブラム=ストーカー・エグザイル。元々の鷹見さんの其れを引き継いでるところがいくつかあるみたいで」
鶴喰湊融:「あの人は、“器物使い”だったから。道具を使うのが凄い上手かったんだけど…だからか、相手の技術を真似てきたりするみたいだね」
百入結衣子:「……湊融がやるみたいにか」
烏羽岬:「"器物使い"か……。魔剣と相性が良いのやら悪いのやら、こうなってはわからないな」
雲居春音:「うっ。やっぱり……強いわけね」
鶴喰湊融:「…それと、基本的に好戦的なんだけど、≪イングラム≫…が負傷したりすると撤退したりしてるみたい」
鶴喰湊融:「分断するのは、生半だと難しいと思うかな」こんな感じだよ、と意図して表情を緩く保つ。
百入結衣子:「連動してるってこと?彼女の命を、《イングラム》にバックアップしてるとか」
百入結衣子:「そうなると、暗殺もどこまで有効な手か疑わしくなる」
鶴喰湊融:「…ん」少し水を口に含んで。
鶴喰湊融:「どちらかというと…元々の、鷹見さんと、」一瞬言葉が切れて。「頼綱兄様の関係の影響かな」
百入結衣子:「関係?」
鶴喰湊融:「百入さんが言うような理由もあるかもだけど…鷹見さん、兄様のことが好きだったみたいで」
烏羽岬:「ほう」
雲居春音:「そ、そうなん!?」
鶴喰湊融:「そういう、元々の身体の人格の影響を、受けてるみたい」
百入結衣子:「……それは」
鶴喰湊融:「……思い出せば、まあそうかもっていうところはあったしね」くす、と笑う。
百入結衣子:「…………そっか」
鶴喰湊融:「大丈夫だよ」
烏羽岬:「それでか。合点がいった」
百入結衣子:「ごめん。湊融に気使わせちゃった」
烏羽岬:「《イングラム》の不死性は、《スヴェルト》の魔剣によるものらしい……という情報を入手したのだが」
鶴喰湊融:「もう、あのひとは」眼を瞑って。「もういないって、はっきりしたもの」
烏羽岬:「単純な駒として使っているだけではない、ということか。情があるなら、付け入るスキもありそうだ」
鶴喰湊融:「……ああ、だからあの時わたしの剣を腕で受けたんだ」
鶴喰湊融:防ぐか、躱すか、それとももろともに押しつぶすか。どれでも出来ただろうに。
百入結衣子:「そうなると、かなり堅固そうね、その護りは」
百入結衣子:「意識の外から狩っていくしかないでしょうね……それを急にやれって言っても、湊融や春音ちゃんには難しいでしょうけど」
百入結衣子:「恵那ちゃんあたりの援護でどうにか……」
雲居春音:「……なんか、変な感じだね」
烏羽岬:「変?」
鶴喰湊融:「あはは…正面からしか出来なくてごめんなさい…、っと。雲居さん…?」
雲居春音:「あんなに残酷な人なのに、そういうのは普通なんだ」
雲居春音:「すごい変な感じがする」
烏羽岬:「ああ……それはな。確かにそうだ」
百入結衣子:「……そういうものだよ」
百入結衣子:「あたし達が戦ってるのは、意志のない災害じゃない」
百入結衣子:「ただの害獣でもない」
百入結衣子:「欲望(ねがい)を持った、相容れぬ人間」
烏羽岬:「人間性の残滓、というものなんだろうな。ジャームに近い存在になって……心が燃え尽きても、何かしら残るものがある」
烏羽岬:「鶴喰には辛い想いをさせる事になりそうだ。すまない」
鶴喰湊融:「でも、それはもう。元のものとは似てるだけで、別のものだよ」
鶴喰湊融:「燃え尽きたなら、それはもう灰なんだ」
鶴喰湊融:「だから、だから…大丈夫。心配してくれて、ありがとうね」
雲居春音:「……もっと、ちゃんと……私たちに理解できないジャームなら良かったのに」
百入結衣子:「……春音ちゃんは割り切れないんだ」
雲居春音:「……割り切ってる、つもりなんですけど」
雲居春音:「自信がないんです。いつも」
百入結衣子:「ううん。あたしはさ。それでいいと思う」
百入結衣子:「自信を持って、自分が絶対に割り切れるなんて」
百入結衣子:「傲慢なんだよ。きっと。それは」
雲居春音:「……うん。そう……かも。ありがとうございます」
雲居春音:「なんか嬉しいな。……こういう話、あんまりできなかったから」
烏羽岬:「傲慢な選択をした人間が言うと説得力があるな……」
雲居春音:「烏羽はちょっと黙って! アホ!」
鶴喰湊融:「それは言わないお約束だよ、鳥羽くん」小声で。
烏羽岬:「アホはひどい」 しょんぼりします。
百入結衣子:「あはは。それを言われると何も言えない!」
鶴喰湊融:「あはは、雲居さんと鳥羽くん、仲良いなあ」今度は、自然と笑っている。
百入結衣子:「あたしもまあ、未熟ってことで!だからさ」
百入結衣子:「一緒にやろっか」
烏羽岬:「それで、どうする? ある程度情報は出揃ったと思うんだが」
烏羽岬:「一人足りないと思わないか。椋実はどこだ?」
雲居春音:「あ。そういえば」
鶴喰湊融:「通信の方どうにかするって言ってたと思うけど…」
雲居春音:「……お酒買いに行ったんじゃなくて?」
百入結衣子:「言ってたじゃ不安だな……」
百入結衣子:「ちゃんとやってるんでしょうね、お兄ちゃんは」
烏羽岬:「大丈夫だろう。やる時はやる人間のはず」
烏羽岬:「……そのはずだ」


GM:椋実翔利がたどり着いたのは、市内のラジオ局だった。
GM:その場所を割り出すには、それほどの苦労は必要なかった。
GM:情報屋たちとしても、通信が妨害されている現状は歓迎できない。
GM:結局、その建物の屋上に、《スレイベギー》セルのメンバーの姿を見つけることになった。
奥野キリエ:「……なんだよ、こいつか」
椋実翔利:「おっ。オマエか」
奥野キリエ:「“フェザータップ”――“マスター・ヴォルト”――まあどっちでもいい。《ヴリトラ》セルの残党」
椋実翔利:「ドサ回りご苦労さん。"フェザータップ"お兄さんがお叱りに来てやったぜ」
奥野キリエ:「なにがお叱りだ。もうすぐ潰れる弱小セルのくせしやがって」
椋実翔利:「そう言うなよ。オレの親父もさあ、オレより全然サエないしイケてないヤツではあったけど」
椋実翔利:「それでもオレが悪いことしたらオレのことを叱ってたし、そういう時はオレも神妙に反省した顔をしたもんだぜ」
椋実翔利:「で、オレがこうやってお散歩気分でここまで来れたのは、オマエのことを叱ってくれって苦情が出てるからだ」
奥野キリエ:「……はぁー」
椋実翔利:「あっちこっちからワンサとだ。権力を笠に着るのは良くないよなあ、"ホブルディ"?」
奥野キリエ:「このいい加減なやつに、あっさり突き止められるか……こういうのはよくねえな……」
椋実翔利:「これが絆の力だ!」
奥野キリエ:「《スヴェルト》のやることはいちいち強引で唐突なんだよ……合わせるこっちの身にもなれってことだ」
奥野キリエ:「何が絆だ、この野郎!」
GM:徐々に後退する奥野キリエの背後には、大型の装置が稼働しているのがわかる。
GM:巨大な槍のようなアンテナのついた、シャトル型装置だ。
椋実翔利:「まあそういうワケだからさ。ここはおとなしく撤収しとけよ」
椋実翔利:「オレとしても一般人が足の下にいる状態で暴れるのはちょっとだけ気がひける可能性がある」
奥野キリエ:「“ちょっと”かよ。くそ! やるならてめー、しっかり注意しろよ」
奥野キリエ:「とっくに仕掛けは終わってんだ」 罠の存在を示唆している。ただし――
奥野キリエ:少しでも時間を稼ごうとしているのは、はっきりとわかる。
椋実翔利:「あ、そう? じゃあいいや」
椋実翔利:軽く腕を振ると、ラジオ局屋上の上空に、無数のゲートが開き、
奥野キリエ:「ちっ」 足元の影を拡大させる。影色の炎が放たれる。
椋実翔利:その中からプラズマ化した弾丸が装置周辺へ、容赦なく雨のように降り注ぐ!
奥野キリエ:それは自分を防御するものだが、背後の装置までは守り切れない。
椋実翔利:そして同時、椋実の傍らからもレールキャノンの砲口が顔を出し……
椋実翔利:熱の光を帯びた砲口から、同様に弾丸が嵐のように連射される。
奥野キリエ:「めちゃくちゃやりやがる! 軽すぎんだろ、おっぱじめるのが!」 炎を壁のように広げる。弾丸を防ぎながら移動する。逃げ出す。
椋実翔利:事前に仕込んでいた上空からの90発、今まさに乱射される90発、しめて180発の交差射撃!
椋実翔利:もちろん降り注ぐ弾丸は、屋上を貫通してラジオ局内部にまで降り注ぐ。破砕音、悲鳴!
GM:では、装置はそれで粉々に吹きとぶどころか、跡形も残らない。
GM:ガス爆発と思われる大規模災害になるだろう
椋実翔利:「あっははは! どーせここだってオマエらの息がかかってるクソラジオ局だろうが!」
椋実翔利:「屋上に分かりやすい機械がなかったら地下と地上から弾丸でサンドイッチにしてやってたっての!」
奥野キリエ:「クソが! 退避だ、私を逃がせ!」
GM:奥野キリエは誰かに怒鳴った。屋上から跳んだ――次の瞬間、その姿が煙のように掻き消える。
椋実翔利:「逃ーがーすーかよ!!」 砲撃の勢いを止めない。当然こいつをここで殺すつもりで撃ちまくるが……
椋実翔利:「ありゃ」
アレトゥーサ:「敵生命体の反応が消失」
アレトゥーサ:「非物理空間を移動しました」
椋実翔利:「ぽいな。ちぇっ。殺し損ねた」
椋実翔利:「せっかく新技の一人クロスファイアを見せてやったのに……でもゲートの操作に神経使うからビミョーだなこれ」
アレトゥーサ:「建物の損害状況をスキャンしますか?」
椋実翔利:「やっぱり撃ったら即で結果が出てくれる方が気持ちいーや」
椋実翔利:「いや別にいいよ。それよりアレトゥーサ、通信の状況は?」
アレトゥーサ:「通信機能、ほぼ完全に回復しました」
アレトゥーサ:「共通回線の使用が可能です。連絡を行いますか?」
椋実翔利:足元の騒ぎを意に介せず、浮揚退避を始めたSHIDENに腰掛けている。
椋実翔利:「ああ、んじゃYEROに頼むわ。できる?」
アレトゥーサ:「了解しました。メッセージをどうぞ」
椋実翔利:「『通信回復した? オレがやりました。また手え組んであの古墳をぶっとばそーぜ』」
椋実翔利:「こんな感じかな。足りないことはないよな……」
アレトゥーサ:「返信を受領」
椋実翔利:「はやっ。なんて?」
YERO:「『南区の所定コンテナに鶴喰湊融への贈り物を用意した。座標を送る』」
YERO:「『この一戦のために用意したもののため、確実に届けられたし』」
椋実翔利:「お、マジで? カネかな?」
アレトゥーサ:「以上です」
椋実翔利:「この一戦のために用意……軍資金だな! よしきた!」
椋実翔利:「『有効活用させてもらいます』って返しとけ! あと近くの酒屋で変わったもん仕入れてないかチェック!」
アレトゥーサ:「承知しました、アドミニストレーター椋実」

◆NPCカード:《YERO》麦野杏子
アクション:真・黄福丹華
キャンペーン1回。
戦闘不能の直後にのみ使用可能。
1d10を振り、出た目の数だけ侵食率を上昇させ、同じ値だけHPを回復する(リザレクトと同じ)。
GM:このNPCカードは持ち越しが可能です。


GM:ロイスと調達が可能です。
椋実翔利:"ホブルディ"のP感情を感服からちょっとスッキリに変更します。新規はなし。
椋実翔利:調達は~
鶴喰湊融:あ、水晶使います
烏羽岬:ちょっとスッキリ、すごいP感情だ
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:72->76)
鶴喰湊融:ぐえーっ。デバウラーに+6.
烏羽岬:ウェポンケースを買ってみます。湊融ちゃん用。
烏羽岬:椋実さん用になりました。まあ多分買えないと思うんだけど・・・
烏羽岬:3dx+4=>25
DoubleCross : (3R10+4[10]>=25) → 9[3,5,9]+4 → 13 → 失敗

鶴喰湊融:財産余裕ありますし使います?
烏羽岬:ダメだ!強化素材でもダメだった。失敗です。
鶴喰湊融:ウェポンケースなら18だから、5点で返る
烏羽岬:altu
烏羽岬:あっ18か!
椋実翔利:その値なら使うのアリな気がするなあ
烏羽岬:BCスーツはまた別に買わなきゃいけないけどね。情報ってあといくつでしたっけ
GM:あと必須が1つ
GM:適宜が2つ
百入結衣子:今のところはスムーズに空いてますしね
椋実翔利:でも鶴喰ちゃんは次休んでもらうし
百入結衣子:それはそうだ
百入結衣子:使うならこのシーンがいい
鶴喰湊融:一応そこまで高くないし行けるとは思いますけど…
椋実翔利:今のうちに小遣いせびっとこーぜ!
鶴喰湊融:まあ一応財産5点使用。残9で購入です!
烏羽岬:じゃあ使ってもらおうか!で、BCスーツを椋実さんが買えれば防御が万全だ。
百入結衣子:あたしがまず狙ってみるね
百入結衣子:隠密して調達判定。
椋実翔利:狙いのゆいこ
百入結衣子:7dx+4>=12
DoubleCross : (7R10+4[10]>=12) → 7[2,2,3,4,5,7,7]+4 → 11 → 失敗

百入結衣子:うわっ
烏羽岬:あっ惜しい
鶴喰湊融:惜しい
百入結衣子:何も足せないから失敗だ
烏羽岬:フローズ……ダメだ!
椋実翔利:いや
椋実翔利:購入9じゃない……?
百入結衣子:9じゃん
百入結衣子:買えてる!
GM:買えたか……!
鶴喰湊融:常備化で振ってたのか…!ごめんなさい
鶴喰湊融:じゃあ後どうしましょうか。強化素材の方がいいですかね
椋実翔利:やった! じゃあウェポンケースと対BCスーツを受け取っておきます。
烏羽岬:すごい!
烏羽岬:ウェポンケースを強奪されました。
烏羽岬:照準器……はもうおねいちゃん持ってるのか。なら強化素材があるとうれしいです。
百入結衣子:強化素材たくさんと照準器1個かな、あるとうれしいのは
鶴喰湊融:了解!では強化素材を狙います。
百入結衣子:椋実キャノンにも付けられるしね
椋実翔利:自分用に照準器ねらお
鶴喰湊融:6dx+5=>15
DoubleCross : (6R10+5[10]>=15) → 10[1,4,7,9,10,10]+9[7,9]+5 → 24 → 成功

鶴喰湊融:また高い出目。鳥羽くんどうぞ!
GM:購入monster
椋実翔利:2dx+3=>15
DoubleCross : (2R10+3[10]>=15) → 10[4,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

椋実翔利:買えたわ
百入結衣子:みんな高いな……
烏羽岬:すげえ
GM:購入monsterが二人もいることある?
烏羽岬:やっぱりリーダーがいないからやる気が漲ってるんだな……
椋実翔利:装着! ママがいなくてもこれくらい買えるもんね!
烏羽岬:キーンナイフIIに使っておきます。+1!
鶴喰湊融:やった。じゃあ次休むよ!
鶴喰湊融:以上!
百入結衣子:いままで研究資材のせいでセルの財産が底をついてたんじゃない?
百入結衣子:こちらも以上!
椋実翔利:われも以上でーす
GM:OK!


ミドルシーン4:千とせ見るとも飽かじとぞ

GM:シーンプレイヤーはまた椋実さんか……
烏羽岬:シーンタイトルかっこいいな・・・
GM:他、登場自由!残り項目は必須じゃないのも含めて5つくらいあります
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+10(1d10->10)した (侵蝕率:51->61)
鶴喰湊融:ちょっとお休みさせて頂きます……すみませぬ
GM:必須は3つなので様子見もあり!
椋実翔利:酒が……買えなかったから……
GM:登場どうぞ~
烏羽岬:まあ出ましょう。白兵30(20)のやつもあるし。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:60->61)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:63->70)
GM:OK!


GM:残りの項目は、これ
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
☆《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
完了!《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
完了!《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
完了!《イングラム》について 《情報:噂話》難易度9
□《フレースヴェルグ》丹村健斗 《情報:FH》難易度7
□《アルスヴィズ》蒼城草十郎 《情報:FH》難易度9

■戦闘準備 ※すべてエフェクト使用可能、「情報:」は財産点使用可能
完了!防御拠点構築

完了!“淡墨”と“騒雁”の解析

完了!《アードゥル》セルの救援

完了!対《スレイベギー》による通信分断の解除

☆UGN戦線への情報支援/またはアレトゥーサによる戦況把握
 >>説明:UGNは善戦しているものの、周辺状況の把握まで手が回っていない。情報支援により優位に立てるはずだ。
 >>効果:NPCカード《ギギリオン》&《ザンザーラ》を入手可能、ミドル戦闘の増援が減少
 >>《知識:機械操作》または《知識:戦術》難易度17→7

☆市内《スヴェルト》拠点の襲撃
 >>説明:《スヴェルト》側も市内に拠点を設けている。ここを攻撃することで攻勢を止めることができるだろう。
 >>効果:トリガーイベント発生、状況進行
 >>《白兵》または《射撃》難易度30→20
GM:☆が必須項目。で、
GM:さきほど忘れていた、雲居さんのNPCカードも手に入れていました。

◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音
アクション:いばらヒメ
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、雲居春音が範囲攻撃を行う。
GM:なので、各自挑みたい項目をアタックしてね!
百入結衣子:強いぜ
烏羽岬:コンボ名かわいくてスキ
烏羽岬:とりあえず、スヴェルト拠点襲撃はいつでもやれそうなので
烏羽岬:まず通信分断解除をナントカしたいですね。ロール的に行きたい人がいれば譲ります。
椋実翔利:<知識:機械操作>! つまりオレの出番ってワケ!
烏羽岬:(そうかなあ)
百入結衣子:そんな技能が……?
椋実翔利:あるんだよ! クソの役にも立たない……いや第1話時点のキャラシからなぜか見覚えがある気もするが……
椋実翔利:とにかく振ります! アレトゥーサによる戦況把握!
椋実翔利:3dx+1=>7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 9[5,5,9]+1 → 10 → 成功

烏羽岬:ようやった!
椋実翔利:ま、オレの手にかかればこれくらいはね……
百入結衣子:意外と働いてるじゃん
烏羽岬:おねいちゃんはどれいきます?丹村くん?
GM:ぐぐぐ
GM:成功とは!おみごと
百入結衣子:まず必須の槍使いかな
烏羽岬:あっほんとだ。ランサーが残ってる・・・
百入結衣子:《華槍》柿崎泰道について、情報:FHで。
百入結衣子:隠密判定しまーす
GM:消えた!
百入結衣子:7dx+1>=8
DoubleCross : (7R10+1[10]>=8) → 10[1,4,7,9,9,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

百入結衣子:とてもわかった
烏羽岬:最初から知ってた疑惑
GM:これだから万能選手は……!
GM:成功ですね。烏羽くんの判定が終わったら開示していきます。
烏羽岬:これで必須はスヴェルトだけか。スヴェルトはまあ、次のシーンとかでやればいいので
烏羽岬:アルスヴィズの方にいってみましょう。情報FH。
烏羽岬:コネを使って+2して、
烏羽岬:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[3,8,8,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

烏羽岬:ホッ
GM:OK!
GM:では、まずは情報を開示して……
☆《華槍》柿崎泰道
各地で傭兵として戦ってきた、歴戦の傭兵。
報酬次第でUGNにもFHにもどちらにでも味方する男として知られ、自ら「冬風」と呼ぶ独特の武技を使う。
が、かつての《スヴェルト》の槍使い《ハールバルズ》を殺害して実力を示し、入れ替わった。
ハヌマーン/ソラリスのクロスブリードであり、独特の長槍を使う。
《スヴェルト》セルでは一部メンバーからは「師匠」と呼ばれており、その戦闘力はセルリーダーに比肩すると評される。
攻撃能力・回避能力ともに高く、攻撃を当てるには相応の技量が必要とされるだろう。
「比羅八荒」と呼ばれる一撃は回避も防御もできないと言われる。
また、他者の支援にも長けるため、最も隙のない相手と思われる。
GM:これで必須情報はぜんぶ抜きましたね。
GM:つづいてアルスヴィズ
□《アルスヴィズ》蒼城草十郎
《スヴェルト》に所属する、主要戦闘員。柳葉刀使い。エグザイル/ブラムストーカー/ウロボロス。
同年代のフレースヴェルグの相棒で冷静沈着な雰囲気を漂わせているが、闘争本能含めて中身は似たようなもの。
信頼関係はあるが、いざと言う時は互いに見捨て合うことも含めての信頼である。
物腰は軽やかだが、戦闘能力は悪辣なほどに高い。
高速で起動しながら、敵の攻撃を阻害し、動きを止め、さらに多対一の戦いにも慣れている。
成長性という点では丹村と同等以上のものを持つ。
柿崎・丹村との連携は脅威として知られている。
烏羽岬:中身は似たようなもの、要約がひどい


GM:UGNの戦線は、明らかに混乱をきたしていた。
GM:もとより人員の不足に加え、《スヴェルト》主力による急襲。
GM:周囲状況を把握する余裕がとれなかった。いま彼らは、耳を塞いで戦っているに等しい。
錫谷亮:「……誰か! 《ヴリトラ》! 聞こえているか!?」
錫谷亮:「スヴェルトの部隊から攻撃を受けている――後退したいが、安全な方向がわからない!」
錫谷亮:「誰でもいい、応答してくれ」
椋実翔利:「誰でもいい? 誰でもいいって言ったな?」
錫谷亮:「……ぐっ」
椋実翔利:メイを持ち上げてマイクに近づけ 「メイ! オマエの初仕事だ! ファイト!」
錫谷亮:「“フェザータップ”……! 椋実翔利か」
GM:メイは迷惑そうに顔を背け、
GM:のそのそと部屋の隅へと向かう。
椋実翔利:「あっ、ダメかー……すまんなUGN。もう動けるメンバーがいねーや」
甲斐美冬:「あれ? 百入さんじゃないんです?」
椋実翔利:「こっちはこっちで忙しいからさ。オレも休むのに忙しいし……」
甲斐美冬:「烏羽さんか江永さんか湊融さんでもなく?」
椋実翔利:「うん。オレが留守番。今日は缶チューハイ」
錫谷亮:「ああ。……面倒なことに、そうらしい。……面倒ではあるが! やむを得ない」
椋実翔利:「あ、もうひとりいたな。正確にはメンバーじゃないけど、まあこいつでもいいだろ……」
錫谷亮:「頼むから、支援を頼む! 機械の操作くらいはできるだろう? 街の地形を――」
椋実翔利:「オッケーアレトゥーサ。あいつらに安全な撤退方向を4択クイズで出してやってくれ」
アレトゥーサ:「《華槍》およびその弟子二名が九時の方向から接近中です」
アレトゥーサ:「四時、または六時の方向に移動してください。カササギ通りを抜けて橋を渡らず、川沿いを東へ。そこから繁華街を通って、こちらへ撤退を推奨します」
アレトゥーサ:「あとの三択を用意しますので、少々お待ちください」
椋実翔利:「くっ、まだまだ命令への対応力が足りないな……ちゃんと教えてやんなきゃ」
錫谷亮:「やめろ、そういうのは」
椋実翔利:「まあいいや、そういうことだから。感謝しろよなー?」
錫谷亮:「……感謝か。感謝を……」
椋実翔利:「オレがいなければオマエらは確実に詰んでいた。感謝しない理由ないぜ? ないだろ?」
甲斐美冬:「支部長。余計なことで迷っている暇はないのでは? 感謝します、椋実翔利」
椋実翔利:「よっしゃ! 物分りがイイやつは出世するぜ。とっととそいつ追い越せよ!」
甲斐美冬:「我々は一度撤退します。決戦では相互協力に期待します」
甲斐美冬:「私の腕前を見て『ビビらないように』ご注意をどうぞ」
椋実翔利:「おっ、言うじゃねーか。見てろよ。バンバンに新技とか考えとくからな」
GM:NPCカードを入手しました。

◆NPCカード:《ギギリオン》錫谷亮
アクション:誓護符サラクエル
シナリオ2回。
任意のエネミーの判定直後にオートアクションで使用。
達成値を-15する。
烏羽岬:て、敵だった時に使ってきたやつだ・・・

◆NPCカード:《ザンザーラ》甲斐美冬
アクション:白毫相
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、甲斐美冬が単体攻撃を行う。
GM:以上です。
烏羽岬:室内に入ってきます。「椋実、何かあったか?」
烏羽岬:「発音の……テンション的に、あまり良くない予感がするんだが」
椋実翔利:「おっ烏羽。ちょっと聞けよ」
椋実翔利:「アレトゥーサのヤツ、クイズの作法を知らなかったんだ」
烏羽岬:「そうか。事情は知らないが、それは間違いなくアレトゥーサが正しいな」
椋実翔利:「これまで色々教えてやったつもりだったけど、まだまだ教え足りねーよなあ」
百入結衣子:「そんな馬鹿なことより」
百入結衣子:「UGNからの連絡は?」
百入結衣子:「そろそろ来る頃だと思うんだけど」
椋実翔利:「え、あったよ」
椋実翔利:「襲われてた」
烏羽岬:「マジか」
百入結衣子:「えっ」
椋実翔利:「マジマジ。槍使いと弟子2人、だっけ? アレトゥーサ! あいつら逃げ切った?」
百入結衣子:「槍使い……“華槍”でしょうそれ!それを……!」
アレトゥーサ:「私がクイズの作法を知らなかったことと、その事象は関係がありませんが」
アレトゥーサ:「彼らはすでに離脱しています」
烏羽岬:「……《華槍》までいるのか。危ないところだったな」
百入結衣子:「……逃げ切れてるならいいけど……」
百入結衣子:「なんで他人事なの……!?」
椋実翔利:「え、他人だし……」
百入結衣子:「他人じゃないのよ」
百入結衣子:「お兄ちゃんがそう思ってるとしても、家族の友人よ」
百入結衣子:「家族ぐるみの付き合いでしょう。大事にして」
椋実翔利:「えー」
烏羽岬:「えーじゃないぞ。貴重な協力者をなんだと思っているんだ」 コンビニで買ってきた非常行動食(カロリーメイト)をそのあたりに袋ごと置く。
椋実翔利:「つったってUGNだろ。まあ、今は割と仲良くやってっけど……」
百入結衣子:「返事の作法を教えてあげましょうか」
百入結衣子:「知らないみたいだもの」
椋実翔利:「分かった、分かったよ! なんだよメチャクチャ怒るな百入!」
アレトゥーサ:「“モーターウェイ・フォックス”と江永瑞穂に連絡を取り、撤退の援護を行う要請をしました」
アレトゥーサ:「“華槍”の動きを五十秒ほど止めた模様です」
アレトゥーサ:「どうやら、遠距離攻撃は不得手のようですね」
百入結衣子:「亜綺羅と瑞穂か。じゃあそんなに心配はしてないけど」
烏羽岬:「…………その二人も入れて50秒? やはり尋常じゃない達人だな」
百入結衣子:「……うん。かなり厄介よ」
百入結衣子:調査データを携帯に表示して。
百入結衣子:岬から買ってもらった携帯。
烏羽岬:「《華槍》の弟子二人か。《アルスヴィズ》と《フレースヴェルグ》だろうな」
烏羽岬:「まず一番の脅威について知りたい。百入、何かわかったか?」
百入結衣子:「元傭兵。セルの幹部を実力で打倒して今の座に収まった」
烏羽岬:「……」 暴走族みたいだな、と思っている。
百入結衣子:「セルリーダーに匹敵する実力……これも吹かしじゃないでしょうね」
百入結衣子:「交錯してみたけど、正しいと思える」
椋実翔利:「そんなヤツがフットワーク軽くホイホイ出てくるんだからそりゃヤベーよな」
烏羽岬:「百入の見立てがそうなら、間違いないんだろうな。真正面から戦いたくない相手筆頭だ」
百入結衣子:「シンドロームはハヌマーンとソラリス辺りと見ておく形かな」
百入結衣子:「何より危険なのが、躱しの技ね。あれはそうそう当てられないと思う」
椋実翔利:「あー、そういうヤツいるよな。メチャクチャ撃ってもなんか当てらんねーの」 ビールの缶を開ける
百入結衣子:「UGNの特殊部隊でも使用者がいるらしい、特殊な武芸を使うんですって」缶の手を止める。
百入結衣子:「止めるのは難しい。ある程度は甘んじて食らうしかないかも」
椋実翔利:「…………」 不服げな表情をするが、今は旗色が悪いので素直に止める
百入結衣子:「それから、他者の支援まで出来るとか。本当、嫌になるくらい完璧ね」
百入結衣子:「そういうのが出来るってことは、そういう判断ができるってこと」
百入結衣子:「心技体が揃ってる。個人的には、セルリーダーより厄介くらいに思える」
椋実翔利:「オレらん中にもいないタイプだな。マージで嫌な感じだ」
烏羽岬:「各個撃破……ができればよかったんだがな。まあ、現状だと無理だろう」
百入結衣子:「そうね……常に3人で行動してるみたい」
百入結衣子:「例の弟子二人とね」
烏羽岬:「絆の力でなんとかするしかない」 真顔で言っている。
百入結衣子:「……マジメに絆とか言っちゃう?」
烏羽岬:「言っちゃう。UGNの協力が得られたのは大きい……彼らの協力が得られるなら、真正面から打倒する道も見えてくるだろう」
百入結衣子:「ふふ。そうかもね」
百入結衣子:「絆の力で何とかしよっか」
椋実翔利:「ま、実際今だって、絆の力でアイツら逃げおおせたワケだしな」
椋実翔利:「ちゃんと使ってやろうぜ、絆」
百入結衣子:「使うって言わない……弟子の方は?何かつかめた?」
烏羽岬:「《アルスヴィズ》について調べた」
烏羽岬:「《フレースヴェルグ》はまあ……ある程度、既知の部分があるからな」
烏羽岬:「やはり、強い。他の二名と連携させると手に負えないのは、ほぼ間違いないだろう」
百入結衣子:「この間だけでもそれは嫌というほど実感したものね」
椋実翔利:「毒への備えは一応してあるけど、別にそれだけしか能がないってワケでもねーからな」
烏羽岬:「椋実のキャノンで、射程外から一気に蒸発させられないのか? 三人まとめて」
烏羽岬:「せめて一人減ればずいぶん楽になると思うんだが」
百入結衣子:「多分、それも感知してくる」
椋実翔利:「ワンチャンある。……ワンチャンあるし、だからこそアイツらもそれなりにそれは警戒してるだろ」
百入結衣子:「美冬の狙撃を躱したわ。正確には、美冬の狙撃から当たりそうな《フレースヴェルグ》を退避させた」
百入結衣子:「やれるに越したことはないけど、楽を選ぶのは難しいと思う」
椋実翔利:「うっへ、"ザンザーラ"の射撃をかよ。精度で言ったらオレよりずっと上だぞアイツ?」
烏羽岬:「あれを避けたのか……信じられん」
椋実翔利:「そうなるとやっぱりオレの一発でワンチャン狙うのはダメだわ。その状況を逆に利用されかねねえ」
椋実翔利:「やっぱ絆、していくっきゃねえな!」
百入結衣子:「愚直に削り合うしかないかな。いずれ、回避に乱れが生じるまで」
百入結衣子:「そこで一気に押し込む。意識を無限に集中はさせられない」
烏羽岬:「そうだな……」
烏羽岬:「それしかない。それにリーダーが帰ってきた時、セルがなくなっていましたでは合わせる顔がない」
椋実翔利:「ま、もしそうなったらオレも弟子二人の面倒見るくらいはするぜ。でも詰めはお前らだな」
烏羽岬:「なんとかしよう」
百入結衣子:「弟子も厄介よね」
椋実翔利:「何だかんだ、一緒に行動するだけあるってことだ。……念の為もうちょい調べとくか」
椋実翔利:言いつつ、もう一度ビールの缶に手を伸ばす
百入結衣子:「せめて、先手は打ちたいところね……準備万端に構えられるよりは、余程」
百入結衣子:止めない。もう中身は水に替えてあるので。
烏羽岬:「僕は鶴喰の様子を見てくる。戦闘も近そうだからな」 身体に良いりんごジュースを買ってきた。
椋実翔利:「ああ。イニシアチブはこっちが……」
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:「兄と戦うというのは」
烏羽岬:「どういう気分なんだろうな。僕にはわからない」
烏羽岬:「こういう時、なにかかけるべき言葉はあるんだろうか?」
百入結衣子:「あたしも一人っ子だ」
百入結衣子:「“普通はこうかけるべき”みたいな言葉なんて、どこにもないわ」
椋実翔利:「ん、オレもオレも。実際そればっかりはなー」
百入結衣子:「岬が思ったことを言って、湊融がどう感じるか」
百入結衣子:「結局、それしかないんだから」
椋実翔利:「……それはそれでなんも考えてなくね?」
百入結衣子:「いいのよ。ややこしく考えなくっても」
椋実翔利:「ただまーそうだな。どんな言葉だったとしても」
百入結衣子:「家族なんだから。絆は繋がってる」
百入結衣子:「あたしは、そう、感じるから」
椋実翔利:「かけないよりはマシだぜ。そうそう、《ヴリトラ》ファミリーなんだからな」
烏羽岬:「了解した。じゃあ、思ったままに声をかけてこよう」
烏羽岬:「ありがとう。兄さん、姉さん」
烏羽岬:りんごジュースを持ってその場を去ります。
椋実翔利:「あっはっは、そう呼ぶなら今の5倍くらい敬えよなー!」
百入結衣子:「……翔利、どうしよう」
椋実翔利:「いやー、アイツもあれであんなふうなことを……うん?」
百入結衣子:「今、あたし」
百入結衣子:「すごい嬉しい」
椋実翔利:「いいじゃん」
椋実翔利:「嬉しいなら喜べよ」
椋実翔利:「どうしようも何もないぜ」
百入結衣子:「そっか。そうね」
百入結衣子:「それだけか。とても簡単だった」
百入結衣子:「…………ふふっ」
百入結衣子:「姉さんか……」
椋実翔利:「あっはっは、オマエもオマエでホント変わったなー」 上機嫌で手に持っている缶の中身を口の中に思いっきり流し込み
椋実翔利:「……? ……! …………!?!?」 目を白黒させる
百入結衣子:「あははっ」
百入結衣子:「変わったのはあたしだけじゃありませんでしたよーっと」
椋実翔利:「……えっ……」
百入結衣子:「じゃね!」そのまま部屋を出ていく。
椋実翔利:何が起こったのか未だにわからない表情で、その後姿を見送った


GM:ロイス、調達が可能です。調達はたぶんこれが最後!
椋実翔利:ロイス保留 調達は~~
百入結衣子:調達なんですけど、これ
烏羽岬:うーん、湊融ちゃんに取りたいなあ
百入結衣子:速度的には全員弟子組を抜けないので
烏羽岬:弟子組、行動値いくつでしたっけ
烏羽岬:ブルゲがあれば抜けるのかな
百入結衣子:あたしもBCを手に入れて、ウェポンケースを貰うべきな気がしてきました
椋実翔利:なるほどね
百入結衣子:元が9でクロックフィールドで14かな
烏羽岬:クロックフィールド、いやらしいなー
百入結衣子:抜いたとしてもあいつら
百入結衣子:カバーしてくる……
椋実翔利:メタりやがって……
烏羽岬:最速の椋実さんでも抜けないのか
椋実翔利:どうせ凍結するとはいえね
椋実翔利:あ、いや
椋実翔利:もしミドルで来たらそれはないのか……
烏羽岬:どうしましょう? ブルゲあってもあんま意味ない?
烏羽岬:だったらウェポンケースかBCスーツ購入に協力しようかな。
百入結衣子:あ、いや違うか
百入結衣子:ブルゲがあれば、椋実さんは
百入結衣子:そもそもエンゲージ切れるから
椋実翔利:いや
椋実翔利:コーリングシステムでセットアップ潰れっから
百入結衣子:コーリングじゃん
百入結衣子:解散!
烏羽岬:あっ
椋実翔利:そういうこと!
烏羽岬:終わった・・・
烏羽岬:スカイキッドはダメだな!
烏羽岬:じゃあやっぱウェポンケースとBCスーツを買っておくか。とりあえず待機します。
椋実翔利:最初は気にならなかったけど、こうやって詰め詰めになるとなかなか幅を取るなー
百入結衣子:あたしは先陣で14になれるけど
百入結衣子:マイナーが潰れるから結局毒は食らっちゃう
椋実翔利:そのための2点セットか……
烏羽岬:というか、ウェポンケース&BCスーツは烏羽が自前で装備して使い捨ててもいいんだな
百入結衣子:でもあれか、あたしが先手とった場合
百入結衣子:スーツの着所がないな
椋実翔利:ああ、どっちにせよ光るタイミングはないか……
烏羽岬:となるともしかして、おねいちゃんはBCスーツウェポンケースがあってもあんまり活用できないというか
烏羽岬:活用はできるけど、他の人ほどアドではないのか
椋実翔利:保険レベルになりますね
百入結衣子:活かすなら2ラウンド目先陣かな
百入結衣子:1ラウンド目は後手に回ってBCスーツ着ておいて
百入結衣子:攻撃の時にケースから迷彩服取り出す
椋実翔利:なーるほど
烏羽岬:じゃあ、一度だけウェポンケースを狙っておこうかな・・と思ったけど
椋実翔利:1ラウンド目で削って削って、2ラウンド目で先手取って殺すように構えておくか。それはそれですごくアリっぽい
烏羽岬:もっと根本的に絶対にアドになるのがあった。照準器だ。
烏羽岬:椋実さん用の照準器を狙ってみます。
椋実翔利:それはもうある!
烏羽岬:あれ!?
百入結衣子:いや、椋実さんはケースがいらないから
烏羽岬:あるじゃん!
百入結衣子:前回買えてたね
椋実翔利:ああー
椋実翔利:じゃあケースをももたんに渡して
烏羽岬:ももたんて
百入結衣子:BCスーツがあと1枚あればあたしは確保できる
百入結衣子:ももたん!?
椋実翔利:BCスーツを調達できれば
椋実翔利:?
椋実翔利:いいんですよね?
烏羽岬:よくわかんないけど、あとはBCスーツがあればいいのね!
烏羽岬:で、あとは強化素材とか応急手当とかかっちゃえばいいのね!
椋実翔利:そうよ!
烏羽岬:調達4あるので、BCスーツならほぼ確定で手に入るはず。買ってみます。
烏羽岬:3dx+4=>9
DoubleCross : (3R10+4[10]>=9) → 10[6,9,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

烏羽岬:ほらね!
百入結衣子:すごいぜ
烏羽岬:姉さんに渡します。
百入結衣子:ありがと岬!
烏羽岬:ロイスはちょっとガマンしようかな・・・以上です。
百入結衣子:じゃあBCスーツを装備して、熱光学迷彩をケースへ。
百入結衣子:こちらは強化素材を狙いましょう。
椋実翔利:じゃあ烏羽用の強化素材!
百入結衣子:あ、待って下さいね
椋実翔利:3dx+3=>15
DoubleCross : (3R10+3[10]>=15) → 6[6,6,6]+3 → 9 → 失敗

百入結衣子:調達してから着替えるね
椋実翔利:dame
百入結衣子:隠密しないといけないので……
GM:隠密者の宿命…
百入結衣子:7dx+4>=15
DoubleCross : (7R10+4[10]>=15) → 9[1,2,3,3,5,8,9]+4 → 13 → 失敗

百入結衣子:駄目だ!
百入結衣子:以上!
GM:OK!

マスターシーン

柿崎泰道:「おう」
柿崎泰道:「なんだ、目が覚めたのかい。リーダー」
《スヴェルト》:「……」
柿崎泰道:「これだよ……」
柿崎泰道:「《イングラム》、お前からもリーダーに言ってやんな。寝すぎだぜ、もうすぐ夕方だ」
イングラム:「……ウ」
《スヴェルト》:「……」
イングラム:「ウ……ゥ」
柿崎泰道:「……無理か。だよなァ。ま、いいや。俺もそろそろ行くぜ」
柿崎泰道:「若いのにばっかり遊ばせてるとな。辛抱できなくなってきた」
《スヴェルト》:「好きにしろ」
《スヴェルト》:「私も、出る」
柿崎泰道:「あの娘か? 鶴喰……湊融。あの剣の持ち主の」
《スヴェルト》:「ああ」
柿崎泰道:「そうか。……一つ聞いていいか? あの娘の、あの剣な」
柿崎泰道:「あんた、なんであれを壊さなかった? 話は聞いてるんだ。その機会があったはずだろう?」
柿崎泰道:「あの日、セルを壊滅させたとき」
柿崎泰道:「あんたにとって致命的な武器だ。あの剣は、あんたと《イングラム》を殺せるおっかない剣じゃないのか?」
《スヴェルト》:「……」
《スヴェルト》:「私にも、それが……わからない」
柿崎泰道:「あんたにもわかんないのかい。そいつは……」
柿崎泰道:「いや。悪いな、たいして興味があったわけじゃない。つまり……万が一、俺が先にあの娘に出会ったら」
柿崎泰道:「早い者勝ちだぜ、いつも通りだ。うちのセルのルールでいく。それでいいよな?」
《スヴェルト》:「構わん」
柿崎泰道:「そいつが聞けたら十分だ。言ってくるぜ。どいつもこいつも手ごわい相手で、こう、あれだな」
柿崎泰道:「鳥肌が立つぜ、久しぶりによ」
GM:――柿崎泰道の歩み去る、かすかな足音。
GM:そして剣鬼《スヴェルト》は、背後の闇に声をかける。
《スヴェルト》:「……どうなんだろうな。……《イングラム》。あの娘を。鶴喰湊融。あの娘を……お前の目の前で引き裂き、殺せば」
《スヴェルト》:「お前は声を取り戻すか、《イングラム》?」
《スヴェルト》:「あの娘は、まだお前の記憶に残っているか?」
《スヴェルト》:「それを為したとき、お前は嘆いてくれるか?」
《スヴェルト》:「お前の心は、いまもそこにあるのか」
《スヴェルト》:「……《イングラム》。返事をしたらどうだ?」
GM:反応はない。


ミドルシーン5:ゆふかげのなかにまぶしく

GM:登場する方は侵食率をどうぞ!
烏羽岬:いいタイトルだなー
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:61->63)
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+4(1d10->4)した (侵蝕率:61->65)
烏羽岬:万が一があるので、先にスヴェルトに行ってもいいですか?>椋実さん
椋実翔利:OK!
烏羽岬:ダメだったら椋実さんが射撃で抜いてほしいです
椋実翔利:ぶっちゃけ烏羽がコケたらこっちだろうと怪しいけどね……w
烏羽岬:抜かねば無作法というもの……
GM:OK!


GM:残りの項目は、これだけ!
■情報収集 ※すべて財産点使用可能
完了!《華槍》柿崎泰道 《情報:FH》または《情報:軍事》難易度8
完了!《剣鬼》鷹見礼 《情報:FH》または《情報:UGN》難易度12 ※鶴喰湊融の場合は難易度-1
完了!《ヴィングトール》スティノラ 《情報:FH》または《情報:裏社会》難易度8 ※椋実翔利の場合は難易度-1
完了!《イングラム》について 《情報:噂話》難易度9
□《フレースヴェルグ》丹村健斗 《情報:FH》難易度7
完了!《アルスヴィズ》蒼城草十郎 《情報:FH》難易度9

■戦闘準備 ※すべてエフェクト使用可能、「情報:」は財産点使用可能
完了!防御拠点構築

完了!“淡墨”と“騒雁”の解析

完了!《アードゥル》セルの救援

完了!対《スレイベギー》による通信分断の解除

完了!UGN戦線への情報支援/またはアレトゥーサによる戦況把握

☆市内《スヴェルト》拠点の襲撃
 >>説明:《スヴェルト》側も市内に拠点を設けている。ここを攻撃することで攻勢を止めることができるだろう。
 >>効果:トリガーイベント発生、状況進行
 >>《白兵》または《射撃》難易度30→20
GM:どうぞ判定をおねがいします!
烏羽岬:判定のて!
烏羽岬:確かこれ、難易度-10されていたので、難易度20でいいんですよね
GM:あっそうです
GM:難易度20!
烏羽岬:3dx+24=>20 ファンブルしなければ成功のはず。
DoubleCross : (3R10+24[10]>=20) → 8[1,1,8]+24 → 32 → 成功

烏羽岬:よ、よしよし
GM:当然の成功……
椋実翔利:では《フレースヴェルグ》丹村健斗について情報:FHで振ります
椋実翔利:3dx+2=>7
DoubleCross : (3R10+2[10]>=7) → 8[2,8,8]+2 → 10 → 成功

GM:はい突破…!
椋実翔利:拾った古新聞に載ってた
GM:簡単すぎる……先に情報を開示しておこう
GM:インタビューでぺらぺら喋ったのかな
□《フレースヴェルグ》丹村健斗
《華槍》柿崎泰道の弟子を名乗る少年。ソラリス/ブラッグドッグ。
その性格は軽薄であるが好戦的であり、攻撃に特化した能力を持つ。
特に連続した攻撃によりオーヴァード相手の戦闘では高い勝率を誇る。
戦いのセンスは非常に高く、師である柿崎泰道を凌駕する可能性を秘めていると思われる。
相棒の《アルスヴィズ》のことは自分より格好いいので嫌い。
ただし、彼の能力には無上の信頼を置いている。
丹村健斗が嫌う者は、自分と同じくらい強い可能性を持つ者である。
また、特訓によって多数を相手どる能力を得た。
GM:以上。


GM:《スヴェルト》セルが拠点にしていたのは、とうに廃業した町はずれの業務用量販店だった。
GM:何人もの《スヴェルト》構成員が詰めている。が――主力メンバーの姿はない。彼らこそ、積極的に攻撃に回っているのだろう。
GM:烏羽岬には、彼らが貨物を積んだトラックを準備しているのが見えるだろう。
GM:ただ一人、彼らに指示を出している主要メンバーといえば、《ヴィングトール》スティノラくらいのものだ。
スティノラ:「遅ぇよ、さっさと用意しろ」
スティノラ:「《華槍》のおっさんが怒るぞ。メシが足りないってよ」
スティノラ:「丹村と蒼城も一人前に文句言いやがるし……どうなってんだ、このセルは」
スティノラ:「まともに兵站考えられる奴は、やっぱり私だけじゃんか。《ギャラルホルン》のやつは口だけだし」
スティノラ:「まあいい、急げよ。……おい! そっちのコンテナは特別だ、」
スティノラ:「大事なジュニアが乗ってるんだからな。大事に扱えよ。間違っても落としたら殺す」
GM:そうして、スティノラが巨大なケースを抱えて歩き出し、また別の倉庫らしき建物に近づく。
GM:――爆発が起きたのは、その直後だった。
GM:トラックを格納していた、車庫が炎とともに吹き飛ぶ。スティノラは眉を吊り上げて振り返る。
スティノラ:「ああ!?」
GM:爆発は連鎖する。業務用量販店の本体も、赤黒い爆炎によって後半分を粉砕させていた。
スティノラ:「いやいやいや……」
スティノラ:「ほんとにやる? こういうこと? 人がせっかく……」
GM:そして――
舘原恵那:「……このくらいが限界ね」
舘原恵那:「烏羽、そっちの仕掛けは? ぜんぶ爆発した?」
烏羽岬:「…………」 小型の望遠鏡で確認してます。 「よし」
烏羽岬:「問題なく。急ごしらえだったからちゃんと連鎖してくれるか不安だったが」
烏羽岬:「かなり削れたはずだ。ありがとう、恵那」
烏羽岬:「うちの財力では絶対に調達不可能だった」
舘原恵那:「真面目にお礼は言うわけね。……どういたしまして」
舘原恵那:「こういうのは、まとめて使わないと意味ないから」
舘原恵那:「……こっちも助かったわ」
烏羽岬:「Win-Winだな。よかった」 こっちに貸しを作るのは恵那的に死ぬほどイヤだろうなと思っての発言。
舘原恵那:「そういうことにしておいて。……これで少しは楽になったけど、」
舘原恵那:「ここから先の局面だって、大変なんだからね」
烏羽岬:「せめて一人でも減ってくれればな……《ヴィングトール》。今の爆発で殺ったと思うか?」
舘原恵那:「たぶん無理でしょ。……あの、一番大きいコンテナに逃げ込んだのが見えた」
舘原恵那:「あれ、何が入ってるのか気になるわ。他のメンバーが帰ってくるだろうし、いま近づく気はないけど」
烏羽岬:「やはり正攻法で仕留めるのは無理があるか。……力でねじ伏せるしかなさそうだ」
烏羽岬:「あのコンテナは僕も気になった。UGNからも該当情報がない」
舘原恵那:「なんかの秘密兵器なんじゃない?」
舘原恵那:「あの女、あの変なセルから兵器を盗んだって言ってたしね。それが一つじゃなかったんでしょ」
烏羽岬:「かもしれない。まとめて消し飛ばしたかったな」 といっても、仕込んだ火薬の量はこれ以上ないくらい限界だった。
舘原恵那:「でも、そろそろ次のフェーズに移るべきね」
烏羽岬:「ああ。長居は無用だ」
椋実翔利:そんな二人の元に、紫のネオンラインを空に描いて引くボードに乗った男が飛んでくる
椋実翔利:「びゅおーん!」
舘原恵那:「……げっ」
椋実翔利:「よっ。調子どう?」
舘原恵那:「烏羽。……なんでこんなアホ目立つ男を呼んでたの?」
烏羽岬:「呼んでない」
烏羽岬:首をふるふる振ってます。
椋実翔利:「何だよ。呼ばれなきゃ来ちゃいけないのか?」
椋実翔利:「お前らだって、ターゲットに呼ばれなくても必要なら行くだろ?」
椋実翔利:「それと同じってワケ。仲間だな!」
烏羽岬:「いいか椋実。今僕たちは、姿を潜めて、遠隔で拠点を爆破したところなんだ」
舘原恵那:「すごく薄っぺらい感じの言葉に聞こえるわ」
椋実翔利:「うん。聞こえたぜ」
烏羽岬:「この屋上は《スヴェルト》にも目をつけられていないし、もう一回くらいは使えるはずだった。いい感じの監視拠点だった」
椋実翔利:「へー。そりゃラッキーなロケーションだな」
舘原恵那:「ギラギラ光る変な男が飛んでこなければね」
烏羽岬:「そう、飛んでこなければな……あとで代替地点探しを手伝ってもらうからな」
椋実翔利:「スターを取ったマリオみたいな言い方だな! 無敵のヒトってやつか? 確かにオレはだいぶ無敵だけどよー」
椋実翔利:「オッケーオッケー。まあ、こんだけ派手にぶっ放された所に居座り続けるのも、あいつらだって気分悪いだろうし」
椋実翔利:「そんなに気にすんなよ! 人間誰だって失敗はするもんさ」
舘原恵那:「そうよ、さっさと立ち去りたいんですけど」
舘原恵那:「何かちゃんとした用事があって来たのよね? せめて?」
烏羽岬:「椋実だからな……」 本当にただ飛んできただけではないのかと心配になっている。
椋実翔利:「……爆発音が聞こえたから見物に来た、って言ったら怒られる?」
舘原恵那:「100%そうね、蹴飛ばすわ」
烏羽岬:「百入に言いつける」
椋実翔利:「おっと! 冗談だって! ちゃんと用はあるから! あんまり決めつけんなって!」
椋実翔利:うへえ、という顔 「カンベンしてくれ烏羽。百入、最近メッチャ怒ってくるんだよな……普通もうちょっと優しくなるもんじゃねーの?」
烏羽岬:「あれが彼女本来の顔なんだろう。それだけ家族としての絆が深まったということだ」
烏羽岬:「爆発音が聞こえたから見物に来たとか、そういうイベントを起こさなければ親密度は上がっていく。そういう理屈だ」
椋実翔利:「情報は丹村についてな。分かる? あの《華槍》の弟子のガキのやかましい方」
烏羽岬:「《フレースヴェルグ》? そうか。彼の情報が残っていたな」
舘原恵那:「あー……あいつ」
舘原恵那:「丹村ね。なにか目新しい話でも聞いた?」
椋実翔利:「毒の使い手だってことは分かってたけど、やっぱアレで結構真面目に修行してんだな」
椋実翔利:「最近は対多戦闘まで身につけたらしい。どの程度の練度かは分からんけど、だいぶ厄介だ」
烏羽岬:「……そういえば、林間学校の時から修行だ修行だと言っていたな」
舘原恵那:「まあ、普通に厄介ではあるけれど」
椋実翔利:「前と同じと思わない方が良いし、仕留められんなら確実に仕留めたいトコだな。ああいうのはそこまで嫌いじゃないが」
烏羽岬:「同感だ。ああいう手合いは将来、伸びる」
烏羽岬:「将来有望な相手は懐柔するか、そうでないいなら潰しておいた方がいい。そう判断する」
椋実翔利:「アレは何だかんだで懐柔はキツそうなイメージあるなー……で」
椋実翔利:「同じように仕留められるなら仕留めて欲しかったヤツがいたんだけど、どう? やれた? 《ヴィングトール》」
舘原恵那:「たぶん駄目」
烏羽岬:「残念ながら」 首を振る。
烏羽岬:「さすがに動きが機敏だった。見たこともない大型コンテナに逃げ込んでいたんだが、椋実の方で何か情報を掴んでないか?」
椋実翔利:「そっか。まあしゃーないな。楽はできねーか……撃ち合う準備がマシな方に整えられるだけ良しってことで」
烏羽岬:「一応、ご同輩なんだろう。《マスターヴォルト》繋がりの」
椋実翔利:「ん? あのガトリング棍棒……じゃないんだよな。いや分かんねーよ」
椋実翔利:「マスターヴォルトの元にでかいコンテナなんて数え切れない所にあった。オレだって全部は把握しちゃいねえ。下っ端だったしな」
椋実翔利:「情報も掴んでないし……あーでも」 少し思案顔になって
烏羽岬:「やはり駄目か。他のみんなにも要警戒を呼びかけておこう」
烏羽岬:「なんだ?」
椋実翔利:「……」 (珍しいことに)何か考え込み
椋実翔利:「……まあいいや。要警戒しつつ、無闇にぶっ壊したりもしないようにすりゃ大丈夫だろ」
烏羽岬:「ちょっと待て。なんだ今の沈黙は」
椋実翔利:「え? オレは別に24時間喋り続けるようなオトコでもないだろ?」
椋実翔利:「沈黙だってするさ。むしろ物静かな所がモテポイント的な?」
椋実翔利:「黙ってれば良い男ってよく言われたし」
烏羽岬:「情報があるなら共有しろと言っているんだ。百入に言いつけるぞ」
烏羽岬:「あと、鶴喰に言って酒代も減らしてもらうぞ」
椋実翔利:「ゲッ、百入出すのやめろって……そっちはやめろマージでやめろ。分かったよ」
椋実翔利:「つっても情報っていうほど確実なコトじゃねーんだ。ただまあ……」
椋実翔利:「大型コンテナだろ? で、あの女、『私の他に、マスター・ヴォルトの遺産を引き継いだ奴』って言ってたんだよ。オレを見て」
椋実翔利:「最初はオレのSHIDENと、あいつのガトリング棍棒のコトかと思ったんだが……」
烏羽岬:「うん。それは聞いた」
烏羽岬:「…………僕もそう思っていたな。その二つのことだと」
烏羽岬:「……」
椋実翔利:「……もしかして」
椋実翔利:「アレトゥーサのことじゃね、ってさ?」
椋実翔利:「そしたら重要度クッソ上がるだろ? でもほら、あくまで推測だし……」
烏羽岬:「……よし、わかった。一度アジトに戻ろう」
椋実翔利:「あの巨大コンテナがそうじゃなくて、ガンダムみたいなすげー兵器だったら、慎重に考えすぎるのも問題だ」
椋実翔利:「だからいちおーな。まあ怒られるよりはマシだから話しちゃったけど」
烏羽岬:「予定していた工作プランは一段落した。コンテナの事も含め、みんなとの情報共有が必要だと思う」
烏羽岬:「えらいぞ椋実。これなら怒られる事もないだろう」
椋実翔利:「おう。帰りにコンビニ寄ってこーぜ」
烏羽岬:「コンビニ? 状況がわかっているのか? 怒られろ」
YERO:『――待って』
GM:不意に声がした。
烏羽岬:周囲を警戒します。
YERO:『聞こえる? もう通信は繋がっているはずだけど』
GM:椋実、烏羽、それぞれの通信端末から声がする。
椋実翔利:「くそっ、上げて落とすってヤツかよ……あー、聞こえてるよ」
YERO:『いますぐ戻って。寄り道は後に』
椋実翔利:「でも勝手に騒がしくすると烏羽怒るぜ。百入にチクるんだ……コンビニもダメ?」
YERO:『攻撃を受けている――』
烏羽岬:恵那にも聞こえるよう、恵那のそばに寄ります。「もともとそのつもりだった。いったい何が――」
YERO:『湊融ちゃんが危ない。《スヴェルト》が来た』
烏羽岬:「――――戻るぞ! 椋実、ゲートを」
椋実翔利:「おお。そりゃ」
YERO:『急いで』
椋実翔利:「コンビニどころじゃねえや」 すぐにゲートを開く


GM:調達、ロイスが可能です。
GM:今度こそ調達はサイゴ!
烏羽岬:椋実さんに○信頼/呆れで取りたいけど、枠がない!
烏羽岬:いや枠は残っているが、あと1枠は残しておきたい・・・ロイスはなし。
椋実翔利:いいってことよ
椋実翔利:ロイスを取らなくても伝わってくるぜ……オマエの信頼……
烏羽岬:呆れの方も伝わってくれ!
烏羽岬:調達かー。椋実さんは照準器もうあるんだよね。
椋実翔利:ありますね
椋実翔利:選択の幅を広げるという意味でブルーゲイルを確保しようかとは思っていた
烏羽岬:2ラウンド目用に?
椋実翔利:ですね。でも明確な使用プランがあるわけではないので
椋実翔利:他になんかあれば全然そっちを見ちゃって良い……というか烏羽自身が持っとく手もあるだろうし
烏羽岬:どうしようかな。といっても、こっちも強化素材くらいしか買うものないんですよね。
烏羽岬:攻撃力1上げるよりはブルゲを狙ったほうがなんかの時に役に立ちそう。ブルーゲイルを狙ってみます。
椋実翔利:で、烏羽くんにロイスを取る。 -仲間/烏羽岬/○信頼/チクる
烏羽岬:なんだそのN感情!
烏羽岬:3dx+4=>20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 8[6,7,8]+4 → 12 → 失敗

椋実翔利:チクろうとするじゃん……
椋実翔利:やーい烏羽!
烏羽岬:強化素材でも買えなかったなー。以上です。
烏羽岬:買えたらお前にあげようと思ってたのに!
椋実翔利:同じくブルーゲイル
椋実翔利:3dx+3=>20
DoubleCross : (3R10+3[10]>=20) → 10[1,5,10]+4[4]+3 → 17 → 失敗

烏羽岬:ママ……お小遣い……
烏羽岬:ママどこ……
椋実翔利:くっ……お小遣いをくれるママがいれば……
椋実翔利:ともあれ失敗。以上!
GM:残念……
烏羽岬:以上です。
GM:OK!


ミドルシーン6:咲き始め咲き終わり、何もなかったような

GM:登場する方はダイスをどうぞ。湊融ちゃんは必須です。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:76->82)
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:65->70)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:70->74)
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:63->70)
GM:OK!


GM:夕暮れが広がりつつあるとき、二つの影が電波塔に近づいた。
GM:それはことさら密やかでもなく、しかし素早く、UGNの警戒網を矢のように貫いてきた。
GM:そして――
生成 亜綺羅:「鶴喰さん!」
GM:生成亜綺羅が、鶴喰湊融のいる部屋に飛び込んでくる。
鶴喰湊融:「どうされましたか、生成さん?」立ち上がってそちらを見る。
GM:では、見るとわかる。
GM:大きく負傷している。レネゲイドによる治癒が追いついていない。
生成 亜綺羅:「逃げて。直接……あいつが」
生成 亜綺羅:「《スヴェルト》。本人が、こっちに来ている」
鶴喰湊融:す、と眼を細めて。
鶴喰湊融:「貴方たちは?」ペンダントに指を掛ける。
生成 亜綺羅:「どうにか……」 片手を握る。短い刃がそこにある。
生成 亜綺羅:「どうにか、してみせる。足を止める。みんなが戻るまで」
鶴喰湊融:自分一人では、嘗ての様に及びもつかない。つかないが、
鶴喰湊融:「なら、わたしも出ましょう」
生成 亜綺羅:「……無理よ」
鶴喰湊融:「ひとりより二人。二人より三人です。……、む」
生成 亜綺羅:「二人掛かりでも、きっと勝てない」
生成 亜綺羅:「少しでも、戦力を温存しないと。みな……鶴喰さん、あなたを無傷で逃がせるなら」
生成 亜綺羅:「時間ぐらい稼いでおくから。せめて、どこかに隠れていて」
鶴喰湊融:「……それは」こうして問答をしている時間も、貴重なものだ。
鶴喰湊融:出来る限りの消耗を避け、合流してからの逆撃をというなら。自分の…というより、“薄墨”の消耗は避けるべき。
鶴喰湊融:「……うん」しゅる、と。白布を手に取り。生成さんの傷をさっと縛る。
鶴喰湊融:「ごめんなさい、生成さんの言う事の方が正しくて。そうするべきなんでしょうけれど」
鶴喰湊融:「わたしは、……何度も。自分だけ隠れて、大事なひとだけに負担を負わせるのは…嫌なんです」
鶴喰湊融:生成さんと、百入さんが。二人でいる時を、少しだけ見たことがある。
鶴喰湊融:ふたりとも、楽しそうで…仲がいいんだな、って。よくわかったから。
生成 亜綺羅:「鶴喰さん。……あなたは」
生成 亜綺羅:「……思っていたよりも、強情ね」
鶴喰湊融:「一緒に行って。一緒に、皆を迎えましょう。なに、何とかなりますよ」
《スヴェルト》:「――何を?」
《スヴェルト》:「何を、何とかするつもりだ?」
鶴喰湊融:「ふふ。わたしも、自分でびっくりしてます」しゃらり。ペンダントが刀に変貌する。
《スヴェルト》:「方法があるのか? 技か? その剣か?」
GM:気配らしい気配はなかった――もとより気配というのなら、もはや周囲すべてにそれを感じる。
鶴喰湊融:「そうですね…今は、目の前の危機を。まあ、方法はこれからおいおい考えます」正眼に構える。
GM:剣鬼《スヴェルト》は、きみのいる部屋に入ってきていた。
《スヴェルト》:「自信がありそうだな、鶴喰湊融」
鶴喰湊融:(参ったな……鷹見さんの能力からして、有り得なくはないけど、ここまで)
鶴喰湊融:「自信というより…我慢が効かなくなっただけかもしれませんよ?」相手は格上。
生成 亜綺羅:「……《スヴェルト》」
鶴喰湊融:ふわり、と。周囲を蓋うように。白い花弁が咲き誇る。
生成 亜綺羅:「鶴喰さん。合わせて」 その姿が消える。
生成 亜綺羅:「先に仕掛けるッ」
GM:空間がほつれて裂ける。鶴喰湊融には前兆も見えなかったが、その一撃は、後方から出てきた男に遮られた。
イングラム:「……アァ」
鶴喰湊融:声に応えるように。刀身を背中に隠すように構えて。
GM:《スヴェルト》は、鶴喰湊融を正面に見据え、踏み出してくる。
鶴喰湊融:「しッ」こちらも、対手に合わせ踏み込む。ぎりぎりと、番えられた矢が解き放たれるように。
GM:《スヴェルト》はそれに応じる。
《スヴェルト》:「やはり」
GM:片刃の剣が跳ね上がった。
鶴喰湊融:様々なことを考えていたこころを、今は閉じる。ただ身体とどこかから刻まれた業に従うようにして。
《スヴェルト》:「理解できない。なぜだ」
GM:きみの放った淡墨は、中心から砕けて折れた。
《スヴェルト》:「砕いたはずだ」
鶴喰湊融:「……っ」砕けた刃を、柄を引くようにして構え直す。
《スヴェルト》:「あのときも。……」 返す刀で、生成亜綺羅を斬り、きみを肩からの体当たりで吹き飛ばす。
《スヴェルト》:「なぜか……」
鶴喰湊融:砕けた刃で、迎え撃つように突きこむも、流されて届かない。
鶴喰湊融:「、げ、ほっ」咳き込む。生成さんを背後に庇うようにして、もう一度立ち上がる。
鶴喰湊融:刃の破片が、鏡のように映し出す。
GM:意識が遠のく。刃の方から、きみに何かが触れてきたように思う。
GM:それからは、


GM:鶴喰湊融の記憶には、あの日、あのときのことが焼き付いている。
GM:チャンバーの一つに隠れて、外で金属がこすれ合い、ぶつかり合うのを聞いた。
GM:そして、それがいつしか止んだ。
GM:鶴喰湊融はチャンバーの中にいて、兄が声をかけるのを待っていた。
鶴喰湊融:その時のわたしは、最後に兄を見た扉を、ただ見つめて。何とも知れずにひたすらに祈っていたと思う。
GM:あのとき、いつまでも待っていただろうか? それとも、恐怖に耐えかねてそとを覗いただろうか?
鶴喰湊融:兄がまた、自分を連れ出してくれることをか、それとも兄や皆の無事であったかも、もはや曖昧になるくらいに。
鶴喰湊融:音が止んで。それからようやく、自分が手を痛むくらいに握り締めていることに気が付いて。
鶴喰湊融:何も動いてさえいないのに、全身が硬くなっていたから。最初、這うようにして。恐る恐る、扉に耳を付けた。
GM:物音は聞こえない。
GM:風の音だけだ。
鶴喰湊融:何か聴こえるはずもないのに、何も聞こえないことが恐ろしくて…。
鶴喰湊融:兄が、もしかしたらひどい怪我をして倒れてしまっているのじゃないかと。そう思うと、外を見ずにはいられなかった。
鶴喰湊融:…その時のわたしは、兄が負けることも、取り返しがつかないことが起きるということも、
鶴喰湊融:頭の中で浮かぶ、悪い夢のような言葉でしかなかったから。
GM:鶴喰湊融はその扉を開けたとき、気づく。
GM:床には、折れた“淡墨”が転がっている――これは記憶とは違う。
GM:これは自分の記憶にはないことだ。
GM:ほんの少し早く扉を開けていたら、見えたかもしれない光景だ。
GM:砂が小さな渦を巻いて、剣を修復しているのがわかる。
鶴喰頼綱:「……あのときはこれ以外にできることはなかったんだよ、湊融」
鶴喰湊融:「にい、さま?」
鶴喰頼綱:「俺は負けたし、剣は折られた」
鶴喰湊融:「……ぅ」じわりと、眼頭が熱くなる。
鶴喰頼綱:「ごめんな。俺が、鷹見さんに勝てればよかったのにな」
鶴喰湊融:「………ううん。ちがう、ちがうよ…わたしが、もっと…うまく、できたら」
GM:鶴喰頼綱は、治っていく剣の傍らに佇んでいる。その姿はとても朧げなものに見える。
鶴喰湊融:「そう、したら…きっと…」そんなことはないのだと。“今の”自分は知っている。
鶴喰頼綱:「湊融。あんまり時間がないから、よく聞いてくれ」
鶴喰湊融:「……うん」
鶴喰頼綱:「あのとき“淡墨”は死んだ。その剣にこめられた意志も含めて、完全に滅びている」
鶴喰湊融:こく、と頷く。…リーダーが、あの時。レネゲイドが新しいと言ったことを思い出す。
鶴喰頼綱:「俺にはこれぐらいしかできなくてね……」
鶴喰湊融:「ううん」
鶴喰湊融:「頼綱、兄様。兄様のお陰で……わたしは、生きてこられた」
鶴喰湊融:「だから、だから……これくらいなんて、言わないで」
鶴喰頼綱:「そう言ってくれると、少しは救われるかな」
鶴喰頼綱:「約束は守れそうだ。……お前が必要とする限り、いつも傍にいる」
GM:腰を下ろし、剣をつかむ。
鶴喰湊融:「………うん。頼綱兄様は、何時だって…わたしとの約束を、守ってくれる」
GM:鶴喰湊融は、その剣が自分のためにあり、常に自分の意志を叶えるべく動くことに気づくことができる。
鶴喰湊融:声が、震えているのがわかる。懐旧も嬉しさも、さみしさもなにもかもが混ざったような気持ち。
鶴喰頼綱:「じゃあ、もうやるべきことはわかるかな」
鶴喰湊融:「大丈夫。うん、きちんとわかるよ」
鶴喰湊融:「――ありがとう、頼綱兄様」
鶴喰頼綱:「ありがとう」 砂が散り始めている。夕方だった。
鶴喰頼綱:「お前の居場所を大事にな」 砂がすべて散る。
鶴喰湊融:空が赤く染まっていて。砂が、西日に照らされて。
鶴喰湊融:「うん」剣を握る。
鶴喰湊融:鞘を払う。


GM:鶴喰湊融の前に、現実の光景が戻ってくる。
鶴喰湊融:その刃は、白く白く。何にも染まらず、煌めいている。
《スヴェルト》:「……なるほど」
《スヴェルト》:「自ら修復する力があるのか? ……だが、奇妙だな」
《スヴェルト》:「それに、そんな機能はない」
鶴喰湊融:「なら」声は、もう揺れない。
鶴喰湊融:「貴方が、知っているものじゃないというだけでしょう」
《スヴェルト》:「……ならば、もう一度」
鶴喰湊融:ゆるりと、担ぐように構え直す。
GM:気配が強くなる。次の一撃は、通る気がする。
鶴喰湊融:無謀極まると分かってはいるが――
鶴喰湊融:「今なら。なんだって出来る気がするの」
《スヴェルト》:「馬鹿げているぞ、鶴喰湊融」 踏み込んでくる。気のせいか、遅く見える。
鶴喰湊融:ひゅぅ、と笛の音のような呼気の音。踏み込みは、緩く浅く。
鶴喰湊融:「ばかげてなんてない」
鶴喰湊融:「だって、ちゃんと。わたしのだいじなものは…」腰が回転を始める。
鶴喰湊融:それは、嘗ての様に剣に己を合わせるものでなく。
鶴喰湊融:「いつだって傍にあって、今もここにある」
鶴喰湊融:銀の滴が、線を引くように。
鶴喰湊融:無理な力みも、身体を歪ませる理外もない。
《スヴェルト》:「……なにを」 刃が遅れた。というより、鶴喰湊融の太刀筋がそれを上回った。
鶴喰湊融:それは、鶴喰頼綱の剣を再現するものでなく。目の前の、ひとりの少女の為の太刀。
《スヴェルト》:「……こんなことが」
GM:確実に入る。そう思った瞬間に、割り込んでくる影がある。
GM:鶴喰湊融の太刀は《イングラム》を深く切り裂いた。
イングラム:「か」
鶴喰湊融:切り抜けた太刀をゆるりと、柄を手の内にて回し。ひたりと再度上段へ。
鶴喰湊融:静かに、対する二人を見据える。
《スヴェルト》:「……鶴喰湊融!」 倒れかける《イングラム》を支えて、鶴喰湊融を睨む。
鶴喰湊融:「なにかな、《スヴェルト》」
《スヴェルト》:「……何があった?」
鶴喰湊融:「大したことじゃないよ」
《スヴェルト》:「お前が、これほどに強いはずがない」
鶴喰湊融:「ただ、見落としていた青い鳥から…少し、言葉を貰ったの」
《スヴェルト》:「くだらない……そんなものは」
鶴喰湊融:もう。迷うことはない。目の前のふたりにも。かつての幸せと、それが壊れた時のことにも。
《スヴェルト》:「そんなものが、いるものか!」 イングラムを抱えて、飛ぶ。窓から外へ。
GM:瞬間退場が使用されました。
鶴喰湊融:見送る。追撃などできるものではないし…「ふ、ぅ」膝が抜けそうになるのを、何とか立て直す。
鶴喰湊融:「…生成さんの手当に…施設も、直せそうなら直さないと」
鶴喰湊融:「……やるべきことを、やらなくちゃ」


GM:夕暮れが終わりかけ、薄闇が下りるとき。
GM:電波塔の拠点に、《ヴリトラ》と、UGNの動けるメンバーはすべて集まっていた。
錫谷亮:「……では、最後の作戦を詰める段階に入って来たな」
鶴喰湊融:「はい。事前に出来ることは全て出来たと思います」
烏羽岬:「鶴喰、大丈夫か? 一人で戦闘したんだ。負荷も大きかったはずだが」
錫谷亮:「ああ。かなり戦況が動いたと聞いている。特に、《スヴェルト》だな。あれを撃退するとは……」
鶴喰湊融:「ん…大丈夫。ちょっとは使ったけど、すぐ引いてくれたし」
鶴喰湊融:「一発ラッキーパンチが上手いこと入っただけなんですけどね…」苦笑。
椋実翔利:「そうそう! ウチの鶴喰がここまでやってやったんだ。敵は見っともなく逃げ腰!」
百入結衣子:「……あたしなら多分、一発のラッキーも通せない相手だよ」
椋実翔利:「打てる手は打った、情報も出揃った。これ以上焦らされちゃヤボで萎えるぜ!」
百入結衣子:「何を……いや」
鶴喰湊融:「えへへ…照れます」二人の言葉にてれてれしている。
江永瑞穂:「それはもう、うちの湊融ちゃんだからね!」
鶴喰湊融:「江永さんもありがとうございます…、っと。ふふ」
百入結衣子:「……事実で考えるしかないか……亜綺羅の怪我は?」
雲居春音:「あ! 生成さんなら」
烏羽岬:「うむ。経理もできて、剣術にも長けている。よくできましたポイントをつけておこう」
鶴喰湊融:ありがとうね鳥羽くん…あ、手当はしましたけど」
雲居春音:「医務室で治療中。しばらく動けないけど、命に関わるような怪我じゃない……って言ってました」
雲居春音:「あと、作戦の大詰めに関われなくてごめんって」
百入結衣子:「……ばか」
鶴喰湊融:「良かった…生成さんには本当に助けて貰っちゃったので、後でお礼を言わないと」
烏羽岬:「……しかし、《モーターウェイ・フォックス》が欠けたのは厳しいな。百入には二倍働いて貰わないといけない」
百入結衣子:「あはは。何言ってんの、岬」
百入結衣子:「元からみんなそうしないといけない、でしょう?」
烏羽岬:「そうか。それもそうだな」
錫谷亮:「……ちょうどいい話題だな」
錫谷亮:「ここから先の話をしよう」
烏羽岬:「頼む。進行役がいてくれると楽でいい」
錫谷亮:「狙いは変わらず、セルリーダーの暗殺。孤立させて叩く、という方針だ」
錫谷亮:「これを成立させるためには、当然、セルメンバーとの分断が必要になる。幸いにも、」
錫谷亮:「セルリーダーは本拠地――例の古墳にまで撤退している」
烏羽岬:調達してきたチョークを使って、コンクリートの壁に直接筆記しはじめます。敵の勢力図、配置、こちらの進路。
鶴喰湊融:こちらも引っ張り出した市の地図を広げる。
椋実翔利:「戦線は間延びするってワケだ。横から殴りやすくて助かるぜ」
錫谷亮:「他のセルメンバーを抑えると同時に、リーダーを攻略する……二手に分かれる必要がある」
百入結衣子:「元から守りに入る気はない。ここだって、攻めのための拠点だ」
錫谷亮:「まずは迷惑なギャラルホルンを潰した後、二部隊に分かれて行動するものとしたい」
百入結衣子:「……うん。あれを叩かないなら、向こうは常にどこにも全戦力があるみたいなもの」
鶴喰湊融:「相手の機動の要を抑えて、ですね。了解です」
烏羽岬:「《ギャラルホルン》を潰したあとだが」
烏羽岬:「《華槍》は僕が当たる。自信があるわけではないが、真正面からあれと打ち合える可能性があるのは僕か《ザンザーラ》くらいだろう」
雲居春音:「あ。私はもちろんセルリーダー……《スヴェルト》の方ね」
烏羽岬:「確実に三人一緒に行動していることを考えると、広域攻撃できるメンバーが最低一人はほしい」
鶴喰湊融:「わたしも《スヴェルト》の方でしょうか。となると…」
烏羽岬:「雲居……はだめか。百入、椋実のどちらかだな」
雲居春音:「せっかく特訓したからね!」
烏羽岬:湊融は最初からスヴェルトに当たると考えているので除外している。
江永瑞穂:「私はみんなに任せるわ」
江永瑞穂:「こういうの考えるの、苦手……」
GM:というわけで、江永さんもNPCカードとして入手します。
烏羽岬:シマエナガちゃん!

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂 アクション:ルドラの巡翼
ラウンド1回。
任意のPCの攻撃時、ダメージ算出直後にオートアクションで使用。
ダメージを+25する。※隠密状態のキャラクターは対象にできない。
百入結衣子:知ってた……
烏羽岬:かわいそう
椋実翔利:「んじゃオレが請け負うぜ。《華槍》と愉快な仲間たちを押さえつける」
椋実翔利:「古墳、暴れづらそうだしな。オレがマジになったらメチャクチャに壊しまくっちまう。そりゃマズいだろ」
鶴喰湊融:「実際、手がかりにもなりそうですし。そういう保全に気を遣いながら、という戦闘だと椋実さんの持ち味が生かしずらいですもんね」
烏羽岬:「助かる。百入と椋実なら、椋実の方が合わせやすい……見えるからな」
百入結衣子:「うん。あたしも、向こうの方がいいと思う」
百入結衣子:「隠さなくてもいいのなら、防御を抉るやりようはある」
百入結衣子:「ちょっと亜綺羅と練習しててね。ぶっつけ本番だけど、まあ何とかなるでしょう」
鶴喰湊融:「おお、新技……」
錫谷亮:「私は、《華槍》との戦いを支援する方が良さそうだな」
烏羽岬:「《ギギリオン》の得意技は……林間学校で見せた、あれか」
烏羽岬:「あれは確かに、《華槍》対策になる。ほしいな」
錫谷亮:「そうだな。了解だ。甲斐をどうするか……」
烏羽岬:「人材が限られている中ですまないが」
烏羽岬:「《ザンザーラ》もこちら側に――つまり、《華槍》対策にほしい。あれに当てられる狙撃手は相当稀だ」
百入結衣子:「そうだね。美冬もそっちのほうがいい」
烏羽岬:「そして《ザンザーラ》なら、その任に最適だと考えている」
甲斐美冬:「《華槍》相手です?」
百入結衣子:「不足?」
椋実翔利:「ああ、同感だ。《華槍》の性質を考えても、長距離攻撃ができた方が良いし、オマエ一度やってんだろ?」
甲斐美冬:「いいターゲットだと思います。私が先に倒しても文句なしでお願いします」
椋実翔利:「文句なんてあるかよ。敵がいなくなりゃあそれでな」
烏羽岬:「僕に椋実、《ギギリオン》に《ザンザーラ》か……《華槍》対策の土台は固まったな」
百入結衣子:「岬、恵那ちゃんこっちに貰ってもいい?」
烏羽岬:「恵那か?」
烏羽岬:「一応、判断基準を聞いておきたい。百入の判断だから、まず問題ないと思うが」
百入結衣子:「“スヴェルト”にねじ込むには暗殺の技巧が要る。元々岬にバックアップして貰おうと思ってたけど」
百入結衣子:「彼女なら、隙を作れる。恐らく一瞬でしょうけどね」
鶴喰湊融:「そうですね…実際、一手足りなくなりそうなので。そう言う方がいるとすごく助かりそうです」
烏羽岬:「まったく同意できる意見だ」
烏羽岬:「不意をつける人材は絶対に必要だと思う。恵那はそちらだな」
椋実翔利:「……あっ、それとは関係ないけど江永もスヴェルトの方が良いんじゃねえの」
江永瑞穂:「そうかな? そっちの方が役に立てそう?」
百入結衣子:「理由は?」
椋実翔利:「なんか、ほら、古墳がさ、中枢とかなんとか言ってたって言ったじゃん。でほら、オマエ巫女とかそういうのっぽいだろ?」
椋実翔利:「だからこう、いざって時に未知のパワーがな……」
江永瑞穂:「適当~!」
鶴喰湊融:「あと私見ですけど、早めに削り切らないとまずそうですし。火力があるとすごく助かりそうかな…って」
椋実翔利:「なんも考えてない江永よりはマシ~!」
百入結衣子:「今喧嘩しないでもらえる?」
百入結衣子:「怒るよ」
椋実翔利:「あっ、ごめん。いやケンカとかしてねーし……メッチャ仲良いし」
椋実翔利:「この前も一晩飲み明かしたし」
江永瑞穂:「うっ。じゃあ……烏羽と椋実さんっていう組み合わせが性格的に不安だけど、……うーん……《スヴェルト》側の方が必要なら」
江永瑞穂:「飲み明かしてません! ……そっちを援護しようかな」
鶴喰湊融:「お願いしますねっ」ぺこり。
百入結衣子:「うん。湊融の言う通り、恐らくこちらは短期決戦になる」
百入結衣子:「もっと正直に言えば、長期戦を出来るリソースがない。決めきれなかったらそれで終わる」
烏羽岬:「本当のところを言うと、江永は僕の方にほしかったんだが」 リーダー不在の中で彼女を死なせるわけにはいけない。
烏羽岬:「理屈で考えるべきだな。火力が必要なのは、確実に《スヴェルト》側だ」
百入結衣子:「春音ちゃんも、脅すわけじゃないけど……普段と勝手が違うからね」
百入結衣子:「支部長のバックアップは見込めない。それを意識してね」
鶴喰湊融:「大分前のめりですからね…。こっちも椋実さんと鳥羽くんがいないのを忘れないようにしないと」
椋実翔利:「極論、コッチはヤバくなったら逃げられるけど、ソッチはマジでノーチャンだしな」
椋実翔利:「どっちか決め手がねえんならスヴェルトの方が重要だ」
錫谷亮:「部隊編成は、これでいくしかなさそうだな」
錫谷亮:「お互い、目的の達成を祈るとしよう」
百入結衣子:「一つ、大前提があるわ」
烏羽岬:「前提? 生きて帰るとかか?」
百入結衣子:「それは大前提の前の大大大前提」苦笑して。
百入結衣子:「《ギャラルホルン》を確実に釣りだして、こちらの損失無しで潰すこと」
百入結衣子:「その算段は?」
烏羽岬:「……それは確かに、大前提だな」
椋実翔利:「そりゃそうだ。あいつの逃し方はオレも見たけど」
錫谷亮:「やつらの物資集積地点を潰したことで、その目途が立った」
椋実翔利:「生半可じゃなかったな。アレを自由自在にってんならだいぶ骨が折れそうだが……」
アレトゥーサ:「敵勢力は、新たな物資集積地点を構築しつつあります。こちらの地図をご覧ください」
GM:アレトゥーサが不意に言葉を発して、モニタに地図を展開する。
アレトゥーサ:「現在、《ヴィングトール》スティノラ・ヴァプトンとともに、構築活動を行っています」
椋実翔利:「あの野郎か。良いね。エンジン慣らしにゃなりそうだ」
アレトゥーサ:「構築が完了する前に、《ギャラルホルン》が離脱する可能性は極めて低いと推測されます」
錫谷亮:「優秀なAIだな。……とにかく、そういうことだ」
烏羽岬:「手短に仕留めないといけないな。《ギャラルホルン》が呼んでいた増援はザコばかりだったが」
百入結衣子:「……要であることも考えものね」
錫谷亮:「では、私は準備をしておこう」
椋実翔利:「とにかくまずは《ギャラルホルン》を何が何でもブッ潰して」
椋実翔利:「あとは分かれて、全員、ブッ潰す! これだな!」
百入結衣子:「あはは!何も言ってなーい」
雲居春音:「おっ。景気がいいですね! 私も頑張る! から……」
烏羽岬:「椋実のざっくりとした発言に同意したくはないのだが、概ねその通りだと言わざるを得ない……」
百入結衣子:「じゃあそれだ」
雲居春音:「烏羽も、あの……いい感じにうまくやってきてよね」
鶴喰湊融:「ふふ。じゃあみなさん、きちんと全員で帰ってきましょう」
椋実翔利:「いいんだよ! 分かりやすいのが一番だって!」
烏羽岬:「特訓の成果を見せる時だぞ、雲居」
烏羽岬:「スーパー雲居ちゃんの力を見せてみろ。それで、無事に帰ってこい」
烏羽岬:「学校もあるしな」
雲居春音:「あは」
雲居春音:「楽勝!」


GM:ロイス取得のみ可能です。
椋実翔利:あと1枠あるが保留しておこう
烏羽岬:ロイスはクライマックス用にとっておきます。以上。
鶴喰湊融:兄様のロイス感情を変更します。思慕/後悔〇から、〇愛情/哀惜 へ。
百入結衣子:わあ!
鶴喰湊融:あとスヴェルトにロイス—。
GM:うおお!
百入結衣子:こちらは保留を。
鶴喰湊融:仇敵 《スヴェルト》 〇執着/義務感 で。
鶴喰湊融:あ、兄様のロイスをSロイス化しても…いいですか
GM:いいですよ!!!
GM:もちろん!!!
烏羽岬:スペリオル!
鶴喰湊融:やったー!じゃあSロイスに兄様のロイスを変更します!
鶴喰湊融:以上!
GM:OK!


ミドルシーン7:今宵逢ふ人みなうつくしき

GM:登場ダイスをどうぞ~。全員登場を推奨です。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:82->83)
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8(1d10->8)した (侵蝕率:70->78)
鶴喰湊融:や、やった!兄様ありがとう1
烏羽岬:あっよかった、湊融ちゃんが低い
椋実翔利:おっ ここに来て
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:70->75)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:74->76)
GM:うーん、調子がいい!


GM:新たな物資の集積地点は、すでにわかっている。
GM:廃工場だ。そこを目指さねばならない。
YERO:『――まあ、実によくあるパターンだね』
YERO:『不意はつけると思う。警報装置は切っておいた。準備はいいかな?』
百入結衣子:「オッケー」
鶴喰湊融:「はい、大丈夫ですっ」
椋実翔利:「いつでもな!」
烏羽岬:「問題ない。手短にケリをつける」
YERO:『じゃあ、……湊融』
鶴喰湊融:「…はい、麦野さん」
YERO:『どうか無事でね。……なんだろうな。心境の変化かな……復讐の完遂よりも、そちらを祈っているよ』
鶴喰湊融:「……うん。ありがとう」ふわりと、微かに表情がゆるんで。
鶴喰湊融:「帰ってくるよ。だから、待っていて」
烏羽岬:「――《アードゥル》経由で手に入れた爆薬とトラップは、ほぼすべて使い切ってしまったが」
烏羽岬:「今回は心配しなくてよさそうだな。動く爆薬みたいな男がいるし」
百入結衣子:「《ペルクナス》経由で手に入れた兵器があるからね」
鶴喰湊融:「さ、流石に言い過ぎでは…とはいえ。実際砲撃があると凄い助かります…」
椋実翔利:「あっはっは、それじゃまるでオレが爆発炎上するみたいじゃねーか! まあいいや」
百入結衣子:「炎上はしてるでしょう」嘆息して。
椋実翔利:「まずは最大火力をぶっ放して、敵の備えをズタズタにする。そこから皆好きにやる」
椋実翔利:「いつも通りだ。ヴリトラ流で食い尽くしてやろう」
烏羽岬:「了解した」 配置につく。
鶴喰湊融:「はい、砲弾と銃身は気にせずに好きなだけどうぞっ」こちらも配置に。
江永瑞穂:「いつでもいいわ。よろしくね、椋実さん」
椋実翔利:レールキャノンの連続砲撃音がくぐもって響く。それに反して砲撃が放たれることはない。すべては砲口のゲートが飲み込んでいる。
椋実翔利:「さあ、おっ始めようぜ。3、2、1!」
椋実翔利:掛け声と同時、両手を広げた椋実の背後情報に、無数のゲートが開き、
椋実翔利:カラン、と焼け落ちたバレルがパージされて落ちた音と同時、しめて300発のプラズマ弾が、敵の陣営に向けて雨霰と降り注ぐ!
スティノラ:「あ」
スティノラ:「あああああ!? なんだよ、おい!」
GM:工場内部は、瞬時に地獄と化した。
GM:配備されていた部隊がなすすべなく吹き飛ぶ。物資弾薬が砕け散り、誘爆する。
ギャラルホルン:「ああー……これ、あれですね」
ギャラルホルン:「敵ですよ、姐さん」
スティノラ:「言わんでもわかる。くそ、警報装置――作動してねえんだ。だとすると」
スティノラ:「“フェザータップ”か!」 言うが速いか、動き出す。 きみたちの位置がわかっているかのように、素早く。
ギャラルホルン:「姐さん、ちょっと……増援待たないんすか? ぼくはやだなぁ……」
ギャラルホルン:「今朝の占いは良くなかった」
GM:その、ギャラルホルンの声は、
GM:きみたちのすぐ近くで聞こえた。
ギャラルホルン:「いました。当たりっすね。どうやってわかったんですか?」
スティノラ:「そんなもん教えるもんか、企業秘密だ。……もう来やがったか」
烏羽岬:これ、すぐそばにギャラルホルンの姿は見えますか?
GM:見えます。
烏羽岬:なら、姿が見えた瞬間に斬りかかってます。左の肩口からナイフをつきたて、心臓を貫いている。
GM:ギャラルホルンが目の前にいる。スティノラが、屋根を伝って降ってくる。数人の戦闘部隊も。
ギャラルホルン:「……てぇッ」
GM:傷口が収縮して、空間ごとふさがる。今度は距離をとる――スティノラの後ろに。
烏羽岬:「……また……! 気をつけろ!」
ギャラルホルン:「姐さん、駄目っす。あいつは例の暗殺者ですよ」
ギャラルホルン:「相性悪くないっすか?」
スティノラ:「知るか」
烏羽岬:「《ギャラルホルン》。あいつとは相性がだいぶ悪い気がする……殺し方がわからないぞ」
鶴喰湊融:「じゃあ、殺しきれるまでやってみよっか」ペンダントが変貌した刃を構える。
椋実翔利:「来たぜ来たぜ。煙に燻された虫みてーによ」
百入結衣子:「もうそんな季節じゃないのにね。退場願わないと」
スティノラ:「虫はあんただろ。火の中に入ってきたのはどっちか、試してみるか」
スティノラ:「っはー。《ヴリトラ》そろい踏みか。こいつは大変だが、まあ……」
椋実翔利:「ホームを燃やされながら気を張っても世話ないな! ああ。こいつらにゃ冬は迎えさせねえ」
スティノラ:「ご褒美も大きい。頑張ってみるか。逃げんなよ、ギャラルホルン!」
ギャラルホルン:「……駄目っすか。頑張ってみますよ」
GM:ミドル戦闘が開始されます。
GM:現在の位置関係!
GM:いつもの一丁!
烏羽岬:戦闘部隊!
GM:戦闘部隊はトループですが、献身の盾を持っています。カバーリングする気満々です。
      スティノラ[12]
      ギャラルホルン[9]
      戦闘部隊×1[8]
        |
      (10m)
        |
 烏羽[6]、鶴喰[7]、椋実[12]、百入[9]
百入結衣子:行動を値しました
GM:ありがたっ
GM:勝利条件は敵の全滅!
椋実翔利:上等だこの野郎!
鶴喰湊融:了解ですっ
GM:シンプルな力と力の勝負power! では、セットアップから!
GM:セットアップ、何かある人~
烏羽岬:限界突破はクライマックスまでとっておかないとなー。どのみちまだ侵蝕75%なので、なしです。
鶴喰湊融:こちらもなし。
ギャラルホルン:こいつはなし。
椋実翔利:コーリングシステム! スカイキッドへ搭乗
百入結衣子:『カイツールの望遠鏡』:《先陣の火》。
百入結衣子:行動値を+5。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:76->78)
スティノラ:コーリングシステム!機甲戦虫サウレ(フォールンマシン)に搭乗。
椋実翔利:こっこいつ
GM:あ、行動値は減らして12という意味でした。
GM:なので行動値は減らないのでごめんね!
烏羽岬:ギョエーッ
スティノラ:「こい! 戦闘だ、サウレ!」 大型のコンテナが開いて、大型の甲虫のような戦闘機械が飛び出す。それを身にまとうようにして搭乗する。
椋実翔利:「何だぁ? 面白ぇーもん持ってんじゃねえか……バラしてSHIDENの部品にしてやるぜ!」
スティノラ:「バラされんのはそっちだよ! おら、こい!」
GM:ラウンド1、イニシアチブから初手は百入さんかな。
GM:行動をどうぞ!
百入結衣子:そのときにはもう、動き出している。
百入結衣子:マイナーで迷彩起動、メジャー『エーイーリーの六分儀』。
百入結衣子:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》《レーザファン》。エンゲージを範囲攻撃。
烏羽岬:「殺し方のわからない男に、大型マシンか。暗殺者には相性の悪い敵が多いな……」
GM:グェェ、速い・強い・巧い
百入結衣子:11dx7+10
DoubleCross : (11R10+10[7]) → 10[2,2,3,4,4,4,5,8,9,10,10]+10[1,5,8,9]+10[5,8]+6[6]+10 → 46

GM:判定どうぞですぜ!
烏羽岬:つっよ!
鶴喰湊融:つよい
GM:うーん、スティノラはドッジで、ギャラルホルンはガードするしかないな。魔人の盾でガード。
GM:戦闘員はイベイジョンが無理で命中なので、
GM:ダイスはスティノラだけ。がんばれ!
スティノラ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,4,6,10,10]+8[7,8] → 18

GM:無駄に回ったけど無理なもんは無理で、戦闘員がスティノラさんを行動放棄カバー!これしかない!
GM:ダメージをどうぞ!
百入結衣子:5d10+39+3d10+5 もろもろ有効
DoubleCross : (5D10+39+3D10+5) → 33[8,10,6,6,3]+39+25[10,5,10]+5 → 102

椋実翔利:8d10で58w
百入結衣子:家族の力かな……
GM:ごえええ
GM:戦闘部隊は跡形もなく吹き飛んで、
GM:ギャラルホルンもどうにか原型が残った程度……!
烏羽岬:わけわからんくらい強いw
GM:演出をどうぞ!
百入結衣子:知覚し得ない状況下であれば、隠す手間が省ける。
百入結衣子:装備の隙。その瞬間にねじ込むように、無数のレーザが輝線を引いた。
ギャラルホルン:「え」
百入結衣子:直撃するものの分子運動停止をもたらす、凍結の光芒。
ギャラルホルン:「なに、マジすか!?」 咄嗟に防壁を築く。空間を張り合わせた防御装甲。
百入結衣子:「捕まえた」動きを止めた彼らへ、散弾を叩き込む。防御装甲の展開速度に伍す速度でそれは行われ、
百入結衣子:銃弾の熱が、停止の効力を打ち消す。
百入結衣子:その代償は銃創。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+7した(侵蝕率:78->85)
GM:その挙動で、ギャラルホルンの能力に見当がついてもいい。空間を切って貼り合わせる、というのが彼の力だ。全身をそれで覆っているが、隙間もある。その証拠に――
ギャラルホルン:「……つ~~~~~!」
ギャラルホルン:「血が……出てるんスけど……! やだなぁ、マジで……!」
百入結衣子:「……不死身で無敵の能力なんて、ない」
百入結衣子:「亜綺羅も、あたしも。知っている」
スティノラ:「まあな。こいつの場合は能力に頼りすぎだ……バカが」 吹き飛んだ戦闘員たちを見て、舌打ちをする。
スティノラ:「やってくれるじゃんか……!」
GM:手番はそのまま椋実さんへ。
      スティノラ[12]
      ギャラルホルン[9]
        |
      (10m)
        |
 烏羽[6]、鶴喰[7]、椋実[12]、百入[14]
百入結衣子:「“温まった”でしょう?」それは敵への嘲り――のみではなく。
百入結衣子:味方の“次”への確認。
GM:行動どうぞ~
椋実翔利:ほい来た。マイナーで5m横へ移動し、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《因果歪曲》
椋実翔利:対象はスティノラ、ギャラルホルン、戦闘部隊です。戦闘部隊にはとどめを刺す。
GM:残虐!
椋実翔利:12dx7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,6,8,9,9,10,10]+10[4,6,7,9,10]+6[4,5,6]+5 → 31

椋実翔利:ヒャッハー! 伸ばした<射撃>が活きる……!
GM:うぐぐ、最後の手段!
ギャラルホルン:孤独の魔眼!
椋実翔利:何ィーッ
百入結衣子:戦闘部隊のことをかばって……!
GM:このギャラルホルンがダメージを受ける。ガードします。ダメージをください!
椋実翔利:4d10+20+6+2d10
DoubleCross : (4D10+20+6+2D10) → 24[4,8,3,9]+20+6+10[5,5] → 60

椋実翔利:諸々有効!
ギャラルホルン:諸々有効でもそれ食らったら死ぬので、黒星招来。踏みとどまります。
百入結衣子:最後の手段まだあるやん!
GM:この魔眼受け黒星が最後の手段なんですよ!
GM:演出をどうぞ!
椋実翔利:敵の意識が百入に注視した瞬間、椋実も既に動き出している。
椋実翔利:砲塔を敵陣に向けたまま低空を旋回機動し、新たに装填した銃身から砲撃を乱射。
ギャラルホルン:「こんな……戦車部隊相手にしてるみたいな!」
椋実翔利:燃焼する弾丸は軌道上に配した魔眼を通過することで進行方角がランダムに変化し、全弾がバラバラの軌道を描いて敵軍に降り注ぐ。
椋実翔利:狙いも何もない無為の砲撃は、文字通り暴風雨のように敵陣を洗い流す……見込みではあったが。
烏羽岬:「…………」
烏羽岬:("暗殺の成功は、攻撃が通るとか不意を打つとかとはまた別のところにある")
ギャラルホルン:「無理っすよ……! し、死に……死に、たく、ない!」 弾丸が体を吹き飛ばす。貫く。その端から急ごしらえで張り合わせる。
烏羽岬:("自分に殺せない相手がいたら、殺せそうなやつに殺してもらえ"――)
椋実翔利:「……おっ?」
烏羽岬:「……なるほど。まだ学ぶことが多いな」
ギャラルホルン:「間に合え、間に合え、間に合えっ……!」 転がりながら、すべてを接合する。這いつくばりながらも生存を確保する。
椋実翔利:「驚いたな。絶対ぇオマエは死ぬだろうと思ってたんだが」
ギャラルホルン:「大きなお世話、だよ……!」
椋実翔利:「根性あるじゃねーか。見直したぜ。……弾丸が散らばり過ぎたのもオマエが暴れまわったせいか?」
スティノラ:「うっさい、ギャラルホルン。無駄口は後にしろ!」
スティノラ:「撃ち返せ! そのくらいやってやれ!」 スティノラが動く。
椋実翔利:「まあいいや。やれるだけやってみろよ。酸素を味わえる時間がどれだけ伸びるか楽しみだな!」
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8した (侵蝕率:78->86)
GM:スティノラちゃんの手番
スティノラ:マイナーアクションでRUDRA(レイジングシューター)を砲撃形態へ。
烏羽岬:RUDRAの秘宝
スティノラ:メジャーでコンボ:SYS_CALL_DOWN22。
スティノラ:コンセ(バロール)+瞬速の刃+因果歪曲+巨人の斧。
GM:狙うエンゲージは椋実さん以外の三人。
烏羽岬:ゲゲーッ
鶴喰湊融:ぎゃーっ
スティノラ:13dx7+6
DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,6,6,6,7,9]+4[1,4]+6 → 20

GM:あ、あらーーーーっ!?
GM:低い
GM:低くない????
烏羽岬:や、やったー!
GM:えー……
GM:リアクションをお願いします
烏羽岬:達成値上乗せとかはあったりするんでしょうか?
GM:ないです……
烏羽岬:よかった・・
烏羽岬:コンボ乱れ晴嵐。切り払いでドッジ。
烏羽岬:3dx+24=>20
DoubleCross : (3R10+24[10]>=20) → 5[3,4,5]+24 → 29 → 成功

鶴喰湊融:一回ドッジにチャレンジしてみます。
GM:ケーッ
烏羽岬:ホッ。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+1した(侵蝕率:75->76)
鶴喰湊融:9dx+1=>20
DoubleCross : (9R10+1[10]>=20) → 10[3,3,3,7,7,7,9,10,10]+9[4,9]+1 → 20 → 成功

烏羽岬:!?!?
鶴喰湊融:マジか!?
GM:!?
烏羽岬:……なにそれ!?
百入結衣子:えっすごい……
椋実翔利:か……覚醒している
百入結衣子:じゃあ普通にドッジしよう……
鶴喰湊融:兄上、マジでありがとう
百入結衣子:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,3,8,9] → 9

百入結衣子:ダメ!
スティノラ:湊融ちゃんすごい速い……
スティノラ:ダメージ出そう
スティノラ:3d10+30 諸々有効
DoubleCross : (3D10+30) → 14[10,1,3]+30 → 44

百入結衣子:無理!リザレクトします。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:85->94)
百入結衣子:ギャッ
鶴喰湊融:もっ百入さーん!
スティノラ:「全弾いくぞ」 その甲虫のような手足が砲塔に変わる。
スティノラ:「叩き込め、ナンバー4」 砲塔が火を噴き、いくつもの砲弾が機関砲のごとく撃ち込まれる。
GM:椋実翔利のそれ以上に粗い攻撃だ。照準というものがろくにない。それを補う広範囲砲撃のはずだった。
百入結衣子:(――無理だ)咄嗟に湊融を庇おうとして。
烏羽岬:「すまん鶴喰。少し抱えるぞ」 抱き上げます。
百入結衣子:その必要がないと気づき、安堵の笑みを見せて爆炎に飲まれた。
鶴喰湊融:「わ、きゃっ」目を丸くして。
烏羽岬:砲撃の直前に射線から飛び退いています。鶴喰湊融を抱きかかえ、廃資材を駆け上がり、キャットウォークまで飛び上がって回避。
鶴喰湊融:邪魔になりそうな剣を再度仕舞い、鳥羽くんの腕の中で丸くなる。
スティノラ:「なに、避けたの!? 猿か、あんたは」
烏羽岬:安全な場所に着地次第、湊融ちゃんはすぐに下ろします。散開!
烏羽岬:「猿は酷いな。まあ、サーカスの芸みたいな訓練はよくやらされたが」
鶴喰湊融:「ありがと、鳥羽くん」こちらも再度構え直す。
烏羽岬:「どういたしまして。どうも鶴喰に対しては過保護になってしまうな……」 百入のことは全く心配していない。その必要がない。
椋実翔利:「狙いがジャリなんだよ! 烏羽なら寝起きでもそんくらい避けるっての!」
百入結衣子:「気をつけてね!威力は目が覚めるくらいだ!」再生始めた身で叫ぶ。
スティノラ:「あーあー、うるさい。間を空けるなよ! わかってるよな、ギャラルホルン!」
ギャラルホルン:「わかってますって……」
GM:手番はギャラルホルンへ。
ギャラルホルン:マイナーで(縮地)戦闘移動。椋実さんにエンゲージ。
烏羽岬:うわっ縮地使い!
百入結衣子:そりゃ自在に動けるよなあ
ギャラルホルン:コンセ(バロール)+瞬速の刃+漆黒の波濤+黒の咆哮。素手でなぐりかかってきます。
椋実翔利:根性見せるやんけ。来な!
スティノラ[12]
  |
(10m)
  |
烏羽[6]
鶴喰[7] ―(5m)― 椋実[12]
百入[14]      ギャラルホルン[9]
ギャラルホルン:ウオオ、唸れ!ギャラルホルンパンチ!
ギャラルホルン:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[5,6,9,9]+10[5,8]+3[3]+6 → 39

烏羽岬:つっよ!
椋実翔利:唸った
GM:これさ~~~
百入結衣子:結構なパンチだ
鶴喰湊融:回った!
GM:ダイス目低い方が高いというのは???
椋実翔利:一応ドッジ
GM:リアクションどうぞ
椋実翔利:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,2,9] → 9

椋実翔利:無念マン……
ギャラルホルン:4dx+48 装甲無視
DoubleCross : (4R10+48[10]) → 9[4,5,7,9]+48 → 57

GM:あ、dにしちゃった
GM:ダメージは25なので、合計は
GM:73でした!
烏羽岬:こ、固定値めっちゃ高い
椋実翔利:バックスタブきっちり握ってんな……当然無理ですね! ぶっ飛ばされます
鶴喰湊融:ゲエーっ
椋実翔利:《リザレクト》
椋実翔利:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

ギャラルホルン:「……師匠いわく」 ぎぃぃぃっ、と、空間が裂けて悲鳴をあげるような音。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+2した (侵蝕率:86->88)
椋実翔利:椋実翔利のHPは2になった。(HP:24->2)
ギャラルホルン:「技の基本は、崩しからの――」 空間を裂いて瞬時に転移し、その歪みで体勢を崩す。
ギャラルホルン:「必殺」 空間を引き裂きながら、その手の平で椋実さんの体を抉った。 「……これで終わってくれると、嬉しいんだけどな」
椋実翔利:「おっ」 反応はかろうじてできた 対応は、当然できない
ギャラルホルン:「駄目かな?」
椋実翔利:「あっはは。ガッツはあるな。オマエの評価は上がりっぱなしだ」
椋実翔利:その手を掴むと同時、搭乗しているSHIDENが砲撃
ギャラルホルン:「うわ、マジ?」 慌てて身を引く。吹き飛んだ体を修繕しながら、地面を跳ねる。 「げほっ。うぐ。血だ……嫌になるんだけど……!」
椋実翔利:「だがそれじゃあまだ終わってやれねえ。当たり前だろ? オマエがどう思ってるかは知らないが……」
椋実翔利:痛みに表情を歪ませながら傷を再生させつつ、口角は釣り上がる
椋実翔利:「良いか。まだ、まだここは『途中』なんだ、"ギャラルホルン"……お前ら、《スヴェルト》全員キッチリ息の根止めて」
椋実翔利:「オレたちは先へ行く。ブン殴らなきゃ気が済まないヤツがいるんだよ」
椋実翔利:「今のオマエの評価は、上がりに上がって木材レベルだ。とっととくたばって踏み台になりな!!」
ギャラルホルン:「ひどいな。犠牲になるぼくらはたまったもんじゃないよ……!」
GM:手番はそのまま鶴喰さんへ。
鶴喰湊融:はいっ。
鶴喰湊融:ではマイナーでギャラルホルンへエンゲージ。
鶴喰湊融:メジャー、突羽根:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫。キーンナイフで攻撃します。
鶴喰湊融:12dx7+8 えいっ
DoubleCross : (12R10+8[7]) → 10[2,2,2,2,3,3,4,7,7,9,10,10]+5[1,3,3,3,5]+8 → 23

鶴喰湊融:ぐえー。≪剣精の手≫を発動。
GM:これは……いかがしますか!
鶴喰湊融:1dx7+28
DoubleCross : (1R10+28[7]) → 3[3]+28 → 31

鶴喰湊融:ひっでえ!wまあこれで。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:83->87)
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:87->89)
GM:OK。ギャラルホルンは回避にすべてをかけます。
ギャラルホルン:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 6[1,1,2,2,3,6]+1 → 7

GM:無理の二文字……
GM:ダメージをください……
鶴喰湊融:よしっ
鶴喰湊融:4d10+5 装甲-5です。
DoubleCross : (4D10+5) → 26[8,8,8,2]+5 → 31

鶴喰湊融:ダメージダイスはいい
GM:それには耐えられませんでした……
鶴喰湊融:やったぁ。
GM:装甲も抜かれてちょうど死ぬぐらいのダメージ!
百入結衣子:えらい!
GM:復活がないので止め演出をどうぞ
烏羽岬:ぎゃ、ギャラルホルンー!
鶴喰湊融:撥ね飛んだその先。レールキャノンの砲撃の余波に紛れて、既に踏み込んでいる。
ギャラルホルン:「……!」
ギャラルホルン:「うっそ。こんな子供が……!」
鶴喰湊融:「貴方には縁も恨みもなにもないけど」ひゅ、と呼気の音。
鶴喰湊融:「貴方がいると、わたし達の刃が届かないの。だから、ここで」たん、と、猫のように音もなく。スツールを踏んで跳躍。
鶴喰湊融:すぅ、と。粉塵の中を白い線が横切った。
鶴喰湊融:「さよならね」
ギャラルホルン:「あっ」 体が泳いだ。張り合わせることのできる空間の隙間を、刃が通っている。
ギャラルホルン:「リーダーが……言ってた……“太白”?」 「……絶対、そんなの嘘だと……」
鶴喰湊融:巨大な野太刀ほどの得物では、崩しも入れずらい。ならば、
鶴喰湊融:「残念。わたしが“太白”よ」ただ一太刀。其れを持って、骨まで断つべし。
ギャラルホルン:「……はは。本当じゃん」 倒れる。
ギャラルホルン:「死にたく……ない……」
GM:戦闘不能。
GM:手番は烏羽くんへ。行動をどうぞ。
スティノラ:「馬鹿が。あれだけ練習しろって言ってたのによ……!」
スティノラ[12]
  |
(10m)
  |
烏羽[6]        鶴喰[7]
百入[14] ―(5m)― 椋実[12]
烏羽岬:行動します。マイナーでスティノラさんのエンゲージへ。
烏羽岬:コンボ黒疾風。《居合い》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
GM:OK。
GM:こいっ!
GM:さあ、このフォールンマシンの分厚い装甲を抜けるかな?
スティノラ[12]
 烏羽[6] 
  |
(10m)
  |         鶴喰[7]
百入[14] ―(5m)― 椋実[12]
烏羽岬:3dx+30
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 9[4,6,9]+30 → 39

烏羽岬:1たりない!
スティノラ:ガード! グラビティガードだ!
スティノラ:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 16[4,5,1,6]+8 → 24

GM:ダメージをどうぞ
烏羽岬:4d10+7+7+14+8 使用武器はキーンナイフIIが2本と、水晶キーンナイフII+1と、キーンナイフII+1です。装甲値を-20。
DoubleCross : (4D10+7+7+14+8) → 20[8,2,6,4]+7+7+14+8 → 56

GM:15点ある装甲が全部パーだよ!!!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+11した(侵蝕率:76->87)
烏羽岬:持っててよかったキーンナイフ!
GM:32点のダメージ。それだと……生きてる!
GM:結構食らいましたが生きてます。演出をどうぞ!
烏羽岬:接近はしません。ナイフすら抜かない。
GM:あっ……
烏羽岬:ムッ!
GM:言いたくはないが、これどうします?江永さん乗せるとか?
烏羽岬:あっ
GM:言いたくはないが
烏羽岬:言いたくなさそう
GM:それでもぎりぎり生きる
烏羽岬:じゃあ乗せます!純粋に、江永さんと友情アタックがしたいから……
烏羽岬:固定ロイスだぞ!
GM:57点のダメージ。生命増強持ってなきゃ死んでた。
GM:ではあらためて演出どうぞ。
烏羽岬:接近はしません。危険だからだ。
烏羽岬:手元のスイッチを押すだけで、四方に設置したロケットランチャーが一斉起動し、スティノラに殺到する。
烏羽岬:戦闘の混乱に乗じて設置しておいた。 「今だ、江永!」
烏羽岬:「焼き尽くせ!」
江永瑞穂:「言われなくても!」
江永瑞穂:「やってやるわ! ……ルドラ、お願い!」 炎が翼を形作る。ロケット弾頭を焼き、破裂させる。
スティノラ:「おおっ……と! 向こうもめちゃくちゃやるじゃん」
スティノラ:「損害どうだ? まだ動く? ナンバー4……なんだよ、これぐらいでヘバってどうする」
烏羽岬:「硬いな。僕一人ではどうにもならない……江永がいてよかった」 爆炎にまぎれ、スティノラの背後に回り込みつつある。
江永瑞穂:「ふん。烏羽一人じゃ頼りないからね!」
江永瑞穂:「でも……壊すつもりでやったのに。強くない?」
烏羽岬:「見掛け倒しではないという事だろう。これ以上時間をかけるのはまずい」
烏羽岬:「プランに狂いが生じる前にケリをつけよう」
GM:その通り。UGNチームも別方面から襲撃をかけているだろう。
GM:いまは一分一秒でも惜しい状況といえる――
GM:というわけで、第2ラウンドにいきましょう。
烏羽岬:セットアップはなし。先陣がなくなっちゃうから、先手を取れるのは椋実さんだけかー
スティノラ:セットアップなし。
鶴喰湊融:セットアップ今後もなしっ
百入結衣子:セットアップなし。行動値が9に戻りました。
スティノラ[12]
 烏羽[6] 
  |
(10m)
  |         鶴喰[7]
百入[9] ―(5m)― 椋実[12]
GM:椋実さんも一応宣言おねがいします!
椋実翔利:すみません、セットアップなし!
GM:承知!
GM:初手はその椋実さんからです。
椋実翔利:でしょうね。《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》。対象はスティノラ
百入結衣子:エンゲージ切らなくて大丈夫?
百入結衣子:範囲来ない?
椋実翔利:あっ
椋実翔利:切っておこうね
椋実翔利:宣言修正します。マイナーで更に5m移動し、《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》。対象はスティノラです
GM:よかろう……
GM:きなさい!
スティノラ[12]
 烏羽[6] 
  |
(10m)
  |         
百入[9]―(5m)―鶴喰[7]―(5m)―椋実[12]
GM:ありがたい戦闘図
烏羽岬:江永さんカードも使っちゃおうぜ!
椋実翔利:使っちゃおう。まずはダメージまで行きます。判定!
椋実翔利:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,6,8,9,9,10,10]+10[2,9,10,10,10]+10[2,3,5,8]+3[3]+5 → 38

椋実翔利:回るなー
烏羽岬:やるー
百入結衣子:よきよき
スティノラ:グラビティガード!
スティノラ:4d10
DoubleCross : (4D10) → 16[6,3,3,4] → 16

GM:ダメージをどうぞ
椋実翔利:4d10+20+6+2d10
DoubleCross : (4D10+20+6+2D10) → 20[5,2,7,6]+20+6+12[7,5] → 58

椋実翔利:さらに江永カードも使用。+25で83!
百入結衣子:やったれ!
GM:それは吹き飛びます。戦闘不能でターンエンド。
GM:演出をどうぞ!
椋実翔利:「江永もう一発行くぞ! ここで仕留める!」
江永瑞穂:「了解! 焼き尽くしますっ」
椋実翔利:移動しつつ、今度はしっかりと照準をスティノラへ定める。
椋実翔利:烏羽の攻撃により堅牢な装甲は歪んでいるだろう。ならば、それにより生じた隙間を突く…… 「なんて」
椋実翔利:「ことはしねえけどなあ!」 ドドドドド、という砲撃音。プラズマ化した弾丸が高速で連射される
江永瑞穂:「……わー」 江永の背中から炎が吹きあがり、四枚の翼となって迸る。
江永瑞穂:「ひっどい」
椋実翔利:それらはスティノラの装甲に愚直に撃ち込まれ続ける。火力によって、装甲の破損を拡大し、強引に突破するのだ
スティノラ:「……馬鹿か!?」 機体ごと蒸発しかねない攻撃に対し、
椋実翔利:「もういいぞ! 蒸し焼きだ!」
烏羽岬:すでに範囲外に逃れています。至近距離だと確実に巻き添えを食らうからだ。
スティノラ:「あの武器――やっぱり」 後方へ跳ぶ。《蘇生復活》&《瞬間退場》
烏羽岬:「!」
スティノラ:「絶対に必要だな。引くぞ、ナンバー4! もう――ここに」
烏羽岬:「逃げる気だぞ椋実! ここで蒸発させろ!」
スティノラ:「《スヴェルト》に用事はない。見つけたよ、霞美」
スティノラ:「最後のピースだ」 ぼっ、と空気が爆ぜる音。
百入結衣子:「何……何を?」
スティノラ:脱出機構が動作して、蒸気が噴出する。その姿が消えている。
GM:戦闘終了。椋実さんは侵食率の上昇をお願いします。
椋実翔利:「分かって……ックソ!」 砲撃を集中させたが、追いつかない。脱出後の抜け殻を散々に撃ち抜いて終わる
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+5した (侵蝕率:88->93)
アレトゥーサ:「敵戦力の消失を確認しました」
鶴喰湊融:「……逃げられましたか」
椋実翔利:「……だな。もうちょい押し切れば行けたかもだが……」
椋実翔利:「あっちも備えはしてたんだ。タイミングは変わっても結果はビミョーな所かな」
百入結衣子:「彼女の言ったことを信じるのであれば」
百入結衣子:「《スヴェルト》に用事はない、って。あたし達のこれからの邪魔になることはないでしょう」
アレトゥーサ:「……反応が消失。追跡が不可能になりました。シャンバラ電光技術による遮蔽装置の使用を確認」
百入結衣子:「しばらくは、意識から減らしてもいいとは思う」
椋実翔利:「シャン……何だって? アレトゥーサ。そりゃどういうことだ」
鶴喰湊融:「……装備もすぐに利用できそうではないですしね…とは、いえ」アレトゥーサの言葉。
椋実翔利:「江永にも分かるように言ってくれ」
江永瑞穂:「むっ。私がいちばんアホみたいに言うのやめてください!」
烏羽岬:「…………若干、最後に射撃が乱れたな」 椋実さんを見ている。
烏羽岬:「気のせいではない。明らかに一瞬、動揺が見えた」
烏羽岬:「何かあったか?」
烏羽岬:「何もないならいい。そういう事にしておく」
椋実翔利:「よく言うぜ。最近オレが誤魔化そうとすると百入にチクろうとするじゃねーか」
百入結衣子:「なんか言う必要のあることが何度かあったの?」
鶴喰湊融:「ま、まあ今は先にさっきの事を伺いましょう」
アレトゥーサ:「我々シャンバラ管理防衛機能は、同種の通信プロトコルを使用しています。これにより、対象の存在を予測できていれば、サチュレーション検索により互いの座標を捕捉することが可能です」
椋実翔利:「え? 違う違う! さすがに必要なことは大体伝えてるって! 多分……」
江永瑞穂:「……? ……??」
椋実翔利:「ホントに大したことじゃねーよ。ただ何か、聞き覚えのある名前をあの女が口走ってて」
椋実翔利:「誰だっけ? って思ったら、ちょっと集中乱れちまった。悪ぃ悪ぃ」
百入結衣子:「瑞穂、聞かなくていいよ」
百入結衣子:「あたしも分かんない」
江永瑞穂:「……です、かね……」
烏羽岬:「スティノラがまた出てくれば、アレトゥーサが教えてくれるという事かな。ふむ」
烏羽岬:「なら、いい。椋実の件も……僕の勘ぐりすぎだったらしい。すまなかったな」
百入結衣子:「じゃあ、より意識を減らせるってわけだ」
椋実翔利:「まあざっくり言うとそんな感じだろうな。隠れて逃げられてるけどアッチから来るなら捕捉できる」
アレトゥーサ:「先ほど《ヴィングトール》が我々を発見したのも、この技術によるものと思われます」
百入結衣子:「ここからは行きながらにしよう。向こうが戦線を支えきれてるかは怪しい」
百入結衣子:「3人だものね。5人のこっちよりは荷が重いでしょう」
鶴喰湊融:「相手がすぐ来たのもそれなら、他にタネがあるわけじゃないってことですね。よし、行きましょう」
烏羽岬:「賛成だ。時間が惜しい」
烏羽岬:「途中までは全員で。ポイントαからは手はず通り、チームに別れよう」
江永瑞穂:「うん。いまは……急がなきゃ」
椋実翔利:「だな。とりあえずギャラルホルンは殺したし、あとはもう追い立てるだけよ」
百入結衣子:「それから、岬、これ」ケースを取り出して。
烏羽岬:「うん?」
百入結衣子:「耐毒スーツが入ってる。そっちで使って」
百入結衣子:「リーダーの研究資材の中から、この間見つけたわ。勝手に持ってきた」
鶴喰湊融:「あ、そうだ。椋実さんもこれを。使い捨ての展開機構付きですので、必要になるまでは邪魔になりませんよ」こちらもケースを渡します。
百入結衣子:「だから、使い終わったら元の場所に戻してね」
烏羽岬:「《フレースヴェルグ》対策か。ありがたいな」
江永瑞穂:「その分厚いやつ、烏羽着るの? すっごい蒸し暑くない?」
椋実翔利:「おっ、サンキュ。助かるぜ。こいつでバッチリあの連中押さえつけてやるからな」 鶴喰ちゃんから受け取る
鶴喰湊融:「もし壊しちゃったら…そですね。帰ってきたときに、皆で謝りましょうか」くす、と笑いつつ。
椋実翔利:「だから鶴喰も頑張れよ。オマエのケリをつけるタイミングが来てるんだろ」
鶴喰湊融:「はい。きちっと、片を付けてきます」
椋実翔利:「余計なことはオレらが引き受ける。スッキリさせようぜ!」
鶴喰湊融:「はい!やっちゃいますっ!」
烏羽岬:「蒸し暑いな……それに、かさばる。少し運用を考える必要がありそうだ」
江永瑞穂:「まあ……無事に帰ってこれるんなら、どっちでもいいけどさ」
烏羽岬:「江永。僕から言われると、かえって腹が立つかもしれないが」
烏羽岬:「"江永くんをよろしく"――――僕は、あの時のリーダーの伝言を忘れていない」
烏羽岬:「リーダーが戻ってくるまで、死ぬんじゃないぞ。いいな」
烏羽岬:「彼は必ず戻る」
江永瑞穂:「……そうね」
江永瑞穂:「……湊融ちゃんは、私と百入さんでしっかり見ておくから!」
江永瑞穂:「椋実さんが変なことしないように見張っててね。わかった?」
百入結衣子:「それは半ば諦めてる、あたし」
烏羽岬:「僕も諦めている。お前も諦めてくれ」
鶴喰湊融:「き、きっといつかは何とかなるんじゃないかな…」
江永瑞穂:「……うん」
百入結衣子:「じゃあ、またいつかまでの課題だ」
江永瑞穂:「だよね……」
椋実翔利:「おいおい、何辛気臭い顔してるんだよ。諦めるとかなんとか聞こえたけど……」
椋実翔利:「諦めたらゲーム終了だぜ! オレも手伝ってやるからさ!」
百入結衣子:「そう?言質は取ったからね」
百入結衣子:「お兄ちゃんの更生にお兄ちゃんが協力的で嬉しい」
椋実翔利:「え? 構成? 人格的な話か?」
椋実翔利:「最近の高校は進んでんなあ」
百入結衣子:「校正、機械的な話かもね。古い機械なら叩いて直るかも」
椋実翔利:「おっ。乱暴の前にチェックは公正に頼むぜ」
百入結衣子:「後世まで呪ってやろうかしら」
烏羽岬:「分岐ポイントだ。椋実の更生やお小遣いの減額については、また今度じっくり話し合おう」
烏羽岬:「じゃあ……」
烏羽岬:「……いや」 咳払いする。
百入結衣子:「何。どした?」
烏羽岬:「一度言ってみたかったんだ。いつもリーダーか、あるいは百入あたりが言うからな」
烏羽岬:「"うん。じゃあ、"」
烏羽岬:「"作戦開始だ"」
鶴喰湊融:「……ふふっ」
百入結衣子:「……あはは」
百入結衣子:「……あはははっ!」
百入結衣子:「そんなに言いたかったの?」
百入結衣子:「言ってよ~!岬に言わせてあげたよ~!」
江永瑞穂:「烏羽は、まったく、烏羽なんだから」
江永瑞穂:「仕方ないね!」
鶴喰湊融:「ふふふ、似てない…!でも、うん」
椋実翔利:「へへへ……やりたがりなヤツだぜ。気持ちは分かる」
烏羽岬:「……………………。先に行く。行くからな」 ぷいっと足早に去っていきます。
鶴喰湊融:「いつもみたいに、片付けて帰ろう!皆でっ」
鶴喰湊融:「ああっ拗ねないでってばっ」こっちもたた、と付いていく。
百入結衣子:「あははははっ!かわいいトコあるなあ、うちの弟は」
百入結衣子:「自慢の弟だよ」ニコニコと笑ってそれに続く。
椋実翔利:「まったく自分でやっといて仕方のないヤツだぜ」
椋実翔利:「けど、ま。いいか。お陰で笑えたしな」


GM:ロイス取得のみ可能。念のために宣言をお願いします!
鶴喰湊融:ウッ鳥羽くんに取りたいがもう枠が最後…いいやとる!
椋実翔利:ラストロイスは鶴喰ちゃんに
椋実翔利:-仲間/鶴喰湊融/○頑張れ/ちょっとケチ
烏羽岬:う、ううううーん
椋実翔利:以上!
烏羽岬:いや
鶴喰湊融:同僚…じゃなくて。家族/鳥羽岬/〇親愛/過保護 で。
烏羽岬:これは取ろう。
烏羽岬:クライマックスに生き別れの妹が出てこようと、これは取ろう
鶴喰湊融:がんばるぞー!うおー。以上でっ
烏羽岬:-家族/ヴリトラ/○幸福感/不安/ロイス
烏羽岬:七枠目。以上です。
百入結衣子:こちらはみんなにはもう家族でとってるのでなし!
GM:OK!

クライマックス1:今日九重ににほひぬる


GM:烏羽くん、椋実さんは登場をどうぞ!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:87->89)
烏羽岬:ヨシ!
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+4(1d10->4)した (侵蝕率:93->97)
椋実翔利:ヨ……シ!
GM:OK


GM:R市内にて、UGN戦力に襲撃を繰り返す《スヴェルト》
GM:その中核、嵐の渦の目は、誰にでもはっきりとわかる。もっとも被害が激しい一角だ。
GM:それが常に移動している――周囲の何物をも吹き飛ばしながら、激しく。
GM:それを追う者にとっては一目瞭然ともいえる。
GM:……荒れ狂う嵐の中心に飛び込もうと思う、そんな者がいればの話だが。
椋実翔利:「よーよーよー」
椋実翔利:「派手にやってんねえ。自己主張の激しい奴らだ」
椋実翔利:奇妙な揚力で空を飛ぶボードに乗った男が、上空から嵐の目に声を投げかけた。
蒼城草十郎:「こんばんは。相変わらず派手ですね。貴方は」
蒼城草十郎:「360度気をつけろよ健斗。フェザータップのゲートは悪辣だ。どこに開くかわからないぞ」
丹村健斗:「っていうか、ピエロ系っていうか?」
丹村健斗:「俺はどっからでも来いだよ。俺に油断はない!」
椋実翔利:「いやいや、さすがにお前らにゃ負けるよ。勝てる所と言えば顔とキラめきと前向きさと……」
椋実翔利:「……家族と人間性と……あとなんか色々。あ、結構勝てるな!」
丹村健斗:「どこが俺に勝ってるっていうんだよ! せいぜい背丈ぐらいだろ」 細い剣を構えて、椋実に相対する。
蒼城草十郎:「それと、生き汚さと悪知恵も足して頂けると」 すました顔で返す。
椋実翔利:「いいね! 字面はアレだが長生きはできそうだ。長生きはするに越したことはないよな」
椋実翔利:「適当なタイミングで父親っていうのもやってみたいんだよね、オレ」
丹村健斗:「そういう意味じゃない! 全体的に悪役なんだよな、あんたのスタイルが。ここらで叩き落としてやろうと思ってたところだ」
丹村健斗:「想像できねぇ~~~~」
蒼城草十郎:「まぁ健斗それよりもね、気になってるんだ。彼の家族は 今、どこに?またぞろ隠れているのかな?」
椋実翔利:「よく言うぜ。そっちだって暴れまわって被害出しまくり。立派な悪役じゃねーか」
柿崎泰道:「違いねえ。どっちも悪役、それでいいだろ。……草十郎の言う通り」
柿崎泰道:「一人でのこのこ現れるわけないわな。そうだとしたら、尊敬するぜ」
椋実翔利:「家族? オレの家族に興味あるのか?」
蒼城草十郎:「ばらしてしまうと。相棒が妹さんに興味があると」
丹村健斗:「ばかっ! 二重の意味で馬鹿か!」
椋実翔利:「妹ォ? 妹なんていねえよ。オレは一人っ子。えーとそうだな、実家の親父とお袋なら、多分この時間は……」
椋実翔利:腕時計を見る
丹村健斗:「まず百入さんはこいつの妹じゃないし、そらー俺は百入のことは気になってるけど、そういうことを言うヤツがいるかっ」
蒼城草十郎:「アルスヴィズと言うのは名馬ではあるけどね。鹿であると言うのは聞いたことはないよ」
丹村健斗:「うまい返ししてんじゃねえぞ! 俺だって何にでも嘴でつっこみ入れる鳥じゃねえんだから、疲れさせてくれんなよ」
蒼城草十郎:「君は肝心なところで誤解を招くからな、気を遣ってやったのに。わかった、じゃあ、俺としてはそろそろ仕掛けたい」
蒼城草十郎:「そういう話は疲れないよな」
???:なら、蒼城くんが『仕掛けたい』と言った直後。時間差でいっせいに攻撃を仕掛けます。――攻撃は全部で三つ。
???:ひとつ。スモークグレネードで視界を塞ぐ。
???:ふたつ。クレイモア指向性対人地雷を起爆。無数の小型鉄球が炸裂・飛来する。
烏羽岬:みっつ。烏羽岬。
烏羽岬:反射的にスモーク&クレイモアの範囲外に出たら最後。即座にナイフで急所を切り裂き、殺す――――それらすべてを、"アルスヴィズ"ひとりに向けて仕掛けた。
丹村健斗:「げ」
蒼城草十郎:反射的ではなく意識的に範囲外に出る。視界を潰されることの方がまずいからだ。
GM:そして、一条の矢と、小さな鳥の影。――こちらは、丹村と柿崎に向けられていた。
柿崎泰道:「おう。こりゃご馳走だな、豪勢だ」
蒼城草十郎:煙の外に出た瞬間に、わき腹と心臓に仕込んでいた鋼鉄製のプレートが千切れ飛んだ。
烏羽岬:「!」
蒼城草十郎:「不意打ちには備えておいたんですよ、俺の技量じゃ君らの攻撃を避けるのは困難だから」
柿崎泰道:高速で槍を振るい、それらを叩き落とす。防御に専念しているときの柿崎の槍は、極めて高い防御性能を持つ。
蒼城草十郎:「一合で二つがお釈迦になるとは……流石ですね。こんばんは」
烏羽岬:「こんばんは。流石だな……誰か一人は確実に殺せたと思ったんだが」
丹村健斗:「いまのは俺でも避けきれないな。うん。仕方ねえ」 一人でうなずいている。
烏羽岬:蒼城くんへの攻撃を諦め、即座に飛び退きます。
椋実翔利:「あっはははは、ダメじゃん! ちゃんと仕留めろよな烏羽! あと"ザンザーラ"もさ!」
甲斐美冬:「……失礼。次はもっと狙います」
甲斐美冬:高所から、弓に矢をつがえている。もう完全に戦いに移行している。
烏羽岬:「謝るな《ザンザーラ》。椋実の話術が拙かったのが悪い……たぶん」
丹村健斗:「そうそう、そいつは口が悪い。なんかガムテープでも貼っといてよ」
椋実翔利:「おいおい。オレの方は完璧だったろ? 気さくな挨拶で警戒を解いて、ちゃんと足止めをして、意識も引き寄せて……」
椋実翔利:「まあいいや。どっちにせよこれだけで終わるなんて思ってなかったし。策は二重三重だぜ」
柿崎泰道:「あぁー、うるせえ。これで全員だとしたら舐められたもんだと思ったところだが……」
烏羽岬:(そうだ。それで失敗するんだから、たいしたものだ。並のオーヴァードなら三度は殺せたろうに)
柿崎泰道:「どう考えても数が少ない。……要するに、足止めと分断かよ」
蒼城草十郎:「フェザータップが完璧なら、それを凌いだ俺達はより完璧と言う事だね」
蒼城草十郎:「残りはリーダーのところですかね。しかし、思い切りましたね、UGNとの連合チームとは」
烏羽岬:「足止め? 《ヴリトラ》も随分ナメられたものだな」
烏羽岬:「……なにか言ってやれ。椋実」 いい感じの煽りが思いつかなかった。適材適所!
椋実翔利:「そうだぞ。なにせUGNの女一人、そこの烏羽がきっちりコナかけてたからな! 暴れるだけのオマエらとは違うってワケ!」
烏羽岬:「もう喋らなくていいぞ。椋実」
丹村健斗:「まずいぞ草十郎、やつらの方がモテる」
丹村健斗:「かもしれない……」
蒼城草十郎:「喋らない方が健斗はモテるよ」
椋実翔利:「どっちだよ。まあこういう気まぐれな所に女はグッと来るのかもな」
柿崎泰道:「ま、アホの話は放っておいて……そろそろお楽しみといこうや」
椋実翔利:「野良犬的な? オレも烏羽の兄貴分として鼻が高いぜ!」
柿崎泰道:「健斗、草十郎、構えろよ。背骨がヒリつきやがる……この戦い、生き死にの賭けになるぜ」
烏羽岬:「――――《華槍》」 片手にナイフを構える。
烏羽岬:「戦いは楽しいか?」
柿崎泰道:「へへ」
柿崎泰道:「愚問だな、と言いたいが――」
柿崎泰道:「大好きだよ。とてもじゃないが、離れられんね」
烏羽岬:「ふふ……」
烏羽岬:「やはり相容れないな、そっちとは」
柿崎泰道:「それじゃ、まあ」
柿崎泰道:「戦闘開始といきますか」
GM:クライマックス戦闘Aを開始します。
蒼城草十郎:その言葉と共に腰の後ろに吊るした柳葉刀をゆっくりと引き抜く。
GM:まずは1ラウンド目のセットアップ!
■クライマックス戦闘A
・《鶫》烏羽岬
 (
キャラシート )

・《フェザータップ》椋実翔利
 ( キャラシート )

・《ザンザーラ》甲斐美冬
  アクション:白毫相
  ラウンド1回、甲斐美冬が単体攻撃を行う。

・《ギギリオン》錫谷亮
  アクション:誓護符サラクエル
  シナリオ2回。
  任意のエネミーの判定直後にオートアクションで使用。
  達成値を-15する。

烏羽[6] 椋実[12]    (甲斐[12])

   10m

蒼城[9] 丹村[9] 柿崎[4]
GM:セットアップで何か行動がある人はどうぞ!
烏羽岬:そういえばこれ、衝動判定的なものは……?
GM:あ!そうだそうだ
GM:衝動判定!
烏羽岬:うわっあった!
GM:先にお願いします。難易度は9!
GM:忘れるところだったで…危ない危ない
烏羽岬:あってよかったのか悪かったのかわからない。えーと、意志は上がってないから前回と同じだ。
椋実翔利:4dx-4=>9
DoubleCross : (4R10-4[10]>=9) → 10[2,3,4,10]+9[9]-4 → 15 → 成功

椋実翔利:ええ……
烏羽岬:6dx+4=>9
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 7[1,3,5,6,7,7]+4 → 11 → 成功

烏羽岬:椋実!!?
椋実翔利:クレバーですまんな……
GM:じゃあ先に戦闘終了条件を開示しておきます。
GM:エネミーの全滅、または撤退を宣言。撤退を宣言すると、その時点で戦闘は終了しますが、
GM:撤退を宣言したラウンドと同じラウンドのセットアップに、クライマックスBに残ったやつらが駆け付けることになります
烏羽岬:ギョエエー
椋実翔利:なるほどね
烏羽岬:つまり、我々が今この場で撤退すると
烏羽岬:スヴェルト組は、1ラウンド目からスヴェルト組+こいつらを相手にするというわけね
烏羽岬:死ぬのでは?
GM:そうです!
烏羽岬:粘らなきゃ……!
GM:どうしようもないときは耐久に切り替えたりしてね!という意味!
GM:ということで、改めまして
GM:第1ラウンドのセットアップ!
烏羽岬:あっすみません
椋実翔利:待った。衝動判定するだけして侵蝕率上げてないので、上げます
烏羽岬:衝動侵蝕あげてなかった!
椋実翔利:2d10
DoubleCross : (2D10) → 7[4,3] → 7

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+19(2d10->10,9)した(侵蝕率:89->108)
椋実翔利:クール&クレバーかよ
烏羽岬:ゴエエアアアア
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+7した (侵蝕率:97->104)
烏羽岬:椋実ィイィア!
GM:こわい
GM:再びあらためて第1ラウンドセットアップ。まずは椋実さんから。
椋実翔利:コーリングシステム! スカイキッドに搭乗します
GM:ちなみに互いのエンゲージの距離は10m。いつものやつです。
烏羽岬:んんー、これどうしようかな
烏羽岬:いや、迷う必要ないな。人数少ないし《限界突破》で《居合い》か《勝利の女神》で悩んでたんですが
烏羽岬:達成値の上がり幅が全然違うぞ。《勝利の女神》を指定し、ラウンド2回に。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+3した(侵蝕率:108->111)
GM:二人ともOK。草十郎くんもどうぞ。
蒼城草十郎:虎追 《原初の黄:クロックフィールド》範囲内の味方の行動値を+5します。
GM:イェーーッ
烏羽岬:貴様アルスヴィズーッ!
烏羽岬:速いってば!
GM:丹村、蒼城の行動値が14に。
烏羽岬:こっちはなぜか時間凍結が使えないんだぞ!
GM:鈍足だった師匠も9になります。
GM:師匠と丹村はセットアップ何もなし勢。
烏羽岬:「"秋水三尺"――支援の態勢は可能な限り整えた。好きにやれ、椋実」
烏羽岬:「三分以内にすべて片付ける」
GM:というわけで、イニシアチブ!
GM:椋実さんは何かしますか?
椋実翔利:イニシアチブなし! 今後SロイスでHP回復するまでイニシアチブ割り込みはしません。
椋実翔利:進めてくれ、GM!
GM:OK!

烏羽[6] 椋実[12]    (甲斐[12])

   10m

蒼城[14] 丹村[14] 柿崎[9]
[14][enemy] 蒼城草十郎
[14][enemy] 丹村健斗
[12][侵蝕104/昇華0] 椋実翔利
[12][NPCカード] 甲斐美冬
[09][enemy]  柿崎泰道
[06][侵蝕111/昇華0] 烏羽岬
GM:じゃあ、初手は任せました、草十郎くん!
GM:例のやつで皆殺しにしてやってください、お願いします。行動をどうぞ!
烏羽岬:や、やめろー
蒼城草十郎:「では、走りやすくしましょうか」足元から電流の火花が散る。周辺の瓦礫や障害物がはじけ飛んだ。
烏羽岬:こっちは二人なんだぞ!
蒼城草十郎:「一番槍貰います。向こうが仕掛けてこない内に」
丹村健斗:「しゃあねえな。先を譲るぜ、草十郎」
蒼城草十郎:ではマイナーで移動します。エンゲージ。
蒼城草十郎:「君の翼がすぐに追いつくように願うよ」

烏羽[6] 椋実[12]    (甲斐[12])
  蒼城[14]

   10m

 丹村[14] 柿崎[9]
蒼城草十郎:コンボ:虎翼 《コンセントレイト:エグザイル》+《爪剣》+《原初の赤:獅子奮迅》+《死神の爪》リア不の範囲攻撃。
蒼城草十郎:妨害があればどうぞ。
烏羽岬:ダメージを食らうだけだ!棺しなくていいぞ椋実!
GM:対烏羽くん用殺戮兵器!止めてみやがれってんだ!
椋実翔利:しないよ! っていうかしたらそれもコピられるしな!
蒼城草十郎:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[2,2,4,6,6,7,7,7,9,10]+10[1,1,2,3,8]+2[2]+7 → 29

烏羽岬:ウ、ウギギギーッ
烏羽岬:リアクションできていれば確実に避けられたのに……
蒼城草十郎:3D10+31
DoubleCross : (3D10+31) → 16[5,1,10]+31 → 47

椋実翔利:ドッジ者のなやみ……
蒼城草十郎:諸々有効です。
GM:どうだ!
椋実翔利:何がどうだだ! 死ぬ! スティノラのロイスをタイタスにして昇華、復活!
烏羽岬:圧倒的に死亡! 恵那ちゃんのロイスを昇華して復活。
GM:OK。草十郎くんは演出をどうぞ。
椋実翔利:椋実翔利のHPは11になった。(HP:2->11)
蒼城草十郎:体全体を使った円のような動きで間合いを詰める。その身ごと高速で回転する刃の向かう先は敵の体だけではなく、その影も同時に狙っている。
蒼城草十郎:影を傷つければ、肉体に傷を刻む、避けるには自らの影も注視しなければならない。自ずと崩れる体勢に必殺を叩き込む。
蒼城草十郎:オーヴァードのみが成しえる既存剣術の理外にある魔剣である。虎の鳴き声のような風切り音が連続して響いた。
烏羽岬:(どういう――――)
烏羽岬:(動きだ。避けられん!)
蒼城草十郎:「百入さんがいれば妨害は出来ていたでしょうが、まずは一殺」
椋実翔利:「っがは……! ンの野郎!」
烏羽岬:「気をつけろ椋実! やはりこいつ……"アルスヴィズ"……! 厄介すぎるぞ!」
柿崎泰道:「草十郎の剣は、誰にも似てない。我流だが、そこが強いわけだな」
椋実翔利:回避はできない。急所を刻まれる。オーヴァードでなければすべてが即死の攻撃を、再生によって凌ぐ
椋実翔利:「分かってる……っての! オマエは前に集中しとけ!」
柿崎泰道:「きっちり俺らのいいとこだけ吸収してやがる。……お前はどうだ、健斗?」
丹村健斗:「後れをとってたまるかって話ですよ、師匠!」
烏羽岬:とっていい、とっていい
GM:というわけで、次の手番は丹村。
烏羽岬:アワワ……
丹村健斗:マイナーでコンボ:尾羽を震わす。
丹村健斗:猛毒の雫+イオノクラフトで、きみたちのエンゲージに接敵。毒を準備する。

烏羽[6] 椋実[12]    (甲斐[12])
丹村[14] 蒼城[14]

   10m

   柿崎[9]
丹村健斗:メジャーでコンボ:天威にして天耀なり。
丹村健斗:コンセントレイト+アタックプログラム+アームズリンク+ライトニングリンク+バリアクラッカー+腐食の指先+ポイズンフォッグ。
丹村健斗:対象は烏羽・椋実の二人。
烏羽岬:バリアクラッカーがあんまり意味をなしてないのが唯一の救いと言えるな……
GM:ダイス計算中
椋実翔利:ウェポンケースからBCスーツ持ち出して装備! んでガードは利かないからドッジ
椋実翔利:を、します。ダイス振られた後にね
丹村健斗:11dx7+18
DoubleCross : (11R10+18[7]) → 10[1,1,4,5,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,2,3,5,7,10]+10[2,7]+1[1]+18 → 49

GM:どっそい!
烏羽岬:オギャーッ
GM:がんばった丹村!
椋実翔利:ウェポンケースからBCスーツ持ち出して装備! んでガードは利かないからドッジ!
椋実翔利:4dx-4
DoubleCross : (4R10-4[10]) → 9[4,4,5,9]-4 → 5

椋実翔利:はい
GM:達成値減少とか諸々含めてリアクションどうぞだぜ
烏羽岬:よし!許可が出たため、ジョーカーの一枚を切ります。
烏羽岬:誓護符サラクエル。達成値を-15。

◆NPCカード:《ギギリオン》錫谷亮 アクション:誓護符サラクエル
シナリオ2回。
任意のエネミーの判定直後にオートアクションで使用。
達成値を-15する。
GM:では、達成値34!
烏羽岬:ホッ……で、烏羽は『乱れ晴嵐』。《切り払い》《居合い》。
烏羽岬:5dx+9+12+3+12=>34 白兵技能でドッジ。
DoubleCross : (5R10+9+12+3+12[10]>=34) → 6[2,2,3,6,6]+36 → 42 → 成功

GM:クゥーッ!やる!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:111->115)
GM:椋実さんだけなますにするので、先にダメージ。
烏羽岬:@
烏羽岬:先に宣言しておきます。この行動が終わったら、《朧の旋風》!
GM:承知!
丹村健斗:4d10+1d10+20 諸々無効
DoubleCross : (4D10+1D10+20) → 17[10,4,1,2]+1[1]+20 → 38

GM:ひくい……
椋実翔利:何が諸々無効じゃ! そんなんされんでも死ぬわ!
GM:で、当たったら邪毒です。
烏羽岬:ママからもらったBCスーツ!
椋実翔利:百入さんのロイスをタイタスにして昇華、復活。邪毒は対BCスーツで無効化します
GM:ですよね!
GM:じゃあちょっと演出
丹村健斗:「いくぜ」 低い構え。そこから、一瞬で踏み込む。 「天威、天耀」 風が渦を巻いて、椋実・烏羽を打つ。拳で打つような衝撃――それに続けて
丹村健斗:高速の刺突による連撃が走りぬけた。
GM:かすめればそこから毒液が侵襲する、禍々しい剣先が輝く。
椋実翔利:「へ……!」 元よりダメージは覚悟の上だ。むしろ次の攻撃に障りがないように身体で受ける
椋実翔利:毒液については既に把握済み。準備した対毒装甲が的確にそれを弾く
烏羽岬:「それは一度見ている。若干マイナーチェンジが加わったようだが――」
烏羽岬:「見えるなら避けられる」 最小限の動きで受け流した。
丹村健斗:「いっ!?」 ブレーキをかけようとするが、間に合わない。
丹村健斗:「速っ……つーか、なんだこれっ」 足元に、小さな爬虫類のような影がいくつも絡みついていた。
GM:錫谷の姿は見えない――どこかで姿を隠して支援しているのだろう。当然だ。だが、その妨害は烏羽岬が動く余地を生むのに十分だった。
蒼城草十郎:「UGNの戦力も計算に入れなきゃね。烏羽君の技量もさることながら、彼らの技ではないよ、それは」
GM:なので、そのまま烏羽くんの手番です。どうぞ!
丹村健斗:「わかってる! これあれだ、遺産使いどもだ。たしか《ギギリオン》……!」
烏羽岬:「よし――――やるぞ《ザンザーラ》!」
烏羽岬:「まずこいつを叩く!」 《朧の旋風》。ドッジに成功したので、即座に行動します。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+10した(侵蝕率:115->125)
甲斐美冬:「了解です。お手並み、拝見します」
烏羽岬:コンボ『四刃烈風』。マイナーはなしで、《朧の旋風》からの《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
烏羽岬:5dx+9+12+3
DoubleCross : (5R10+9+12+3[10]) → 8[2,3,7,8,8]+24 → 32

烏羽岬:んっ、これは・・・
烏羽岬:これは……使うか……。
蒼城草十郎:狙いは僕かな?
烏羽岬:あっそうです。アルスヴィズ!
GM:OK!
烏羽岬:蒼城くんです。それで、《勝利の女神》します。達成値を+18。
烏羽岬:達成値はピッタリ50に。
GM:OK!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:125->129)
烏羽岬:エフェクトレベルが上がりました。
GM:がんばれ草十郎くん!
蒼城草十郎:ドッジします。奇跡が起こるかもしれない。
蒼城草十郎:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 6[1,2,2,3,5,6] → 6

蒼城草十郎:来い!
烏羽岬:お、起きてたまるか・・・!
GM:ですよね。こちらに妨害はないのでダメージどうぞ
烏羽岬:6d10+7+7+7+14+8 ダメージを出します。使用武器はキーンナイフIIを5本。装甲値を-25。
DoubleCross : (6D10+7+7+7+14+8) → 27[1,3,7,7,3,6]+7+7+7+14+8 → 70

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:129->137)
蒼城草十郎:戦闘不能になります。がっ!
柿崎泰道:「奇跡の雫」を使用します。
烏羽岬:ただ、、
椋実翔利:ゲエーッ
烏羽岬:ギョエエー
柿崎泰道:草十郎くんがHP10で復活。
椋実翔利:そっちから飛んでくるのか……!
烏羽岬:戦闘もできて支援もできるの、赤魔道士かなにかかな……?
GM:致命傷をずらしたという感じにしようと思いますので、演出どうぞ!
烏羽岬:"アルスヴィズ"の回避能力が低いのはわかっている。それでも最初の不意打ちで追撃を仕掛けなかったのは――師弟三人の距離が近かったからだ。
烏羽岬:誰か一人を仕留めたとしても、残り二人から反撃を受ける。だからこの時を待っていた。
烏羽岬:《華槍》から二人が離れ、そして《ギギリオン》の妨害で《フレースヴェルグ》の足が止まる、この瞬間!
烏羽岬:「いま一度――だ。《アルスヴィズ》!」
蒼城草十郎:「っ!?この速さで仕掛けてきた?脅威なのは二度動くフェザータップだと思っていたが、そうか、君も技を学んだか!」
烏羽岬:駆け抜けざま、両手のコンバットナイフで《アルスヴィズ》を五度切り裂いた。
柿崎泰道:「おう――危ねえな、おい」 鋭い風が、寸前で割って入った。ナイフの軌道をずらす風の刃。
蒼城草十郎:「どうだい?楽しくないか?攻め手を増やすのは!」防御が間に合うことなく刻まれるが、風の刃で致命を免れている。
烏羽岬:「――――あまり楽しくはないな。こういうのは暗殺者の戦い方じゃない」
烏羽岬:(遠距離支援まで可能なのか。厄介すぎる)
椋実翔利:「……チッ。おいおい。今のは見せたことのない新技だったろ」
椋実翔利:「捌くのかよ、あれまで」 確実に決めたと思っていたのに。笑みがにわかに引きつる
柿崎泰道:「警戒されちまった。二度目は横槍入れられねえから、あとは……死線をくぐるぜ」
蒼城草十郎:「才能があるのに勿体ないことを言うな、君は」
蒼城草十郎:「……師匠、敵の狙いは俺ですね。粘れるだけ粘ります」
烏羽岬:「そうだ。暗殺者の戦い方じゃない……」 参謀からの許可が降りたので、NPCカードを使用します。
丹村健斗:「おいおい、待てよ! 俺を狙え、俺を! なんで草十郎だけ目立つんだよ」
GM:了解。甲斐さんのターゲットを指定してください。
烏羽岬:『白毫相』。《ザンザーラ》に、蒼城くんを射抜いてもらいます。
GM:OK!

◆NPCカード:《ザンザーラ》甲斐美冬 アクション:白毫相
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、甲斐美冬が単体攻撃を行う。
甲斐美冬:「さっき防がれたので――」 矢が白く輝く。
甲斐美冬:「今度は、受けられないやつでいきますね」
甲斐美冬:コンボ:白毫相
甲斐美冬:11dx7+45
DoubleCross : (11R10+45[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,6,6,7,8,9]+10[8,8,9]+10[2,4,9]+3[3]+45 → 78

烏羽岬:こいつやばいな……
椋実翔利:バケモノ
蒼城草十郎:ドッジしますよ!
蒼城草十郎:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[4,4,6,6,7,8] → 8

蒼城草十郎:来い!
GM:ですよね…
烏羽岬:ヨシ!
甲斐美冬:9d10+40 装甲無視
DoubleCross : (9D10+40) → 62[5,3,9,10,10,2,7,7,9]+40 → 102

烏羽岬:こいつやばいな……(二回目)
蒼城草十郎:戦闘不能です。がっ!《無限の血肉》で復活
蒼城草十郎:2D10
DoubleCross : (2D10) → 6[3,3] → 6

GM:さすが草十郎くん!!!!
甲斐美冬:弓につがえた矢が、輝く。
甲斐美冬:そう見た瞬間には、もう着弾している――本当の光速。それ以外の何者でもない。
甲斐美冬:光の矢は、蒼城草十郎の体を確かに射抜いていた。
蒼城草十郎:「攻撃を避けられないならば、耐えられないならば、どうするか?」
烏羽岬:「しっくりくる。暗殺者の戦い方というのは、こういうやつだ」
蒼城草十郎:心臓に刺さった光の矢を抜きながら答える。
甲斐美冬:「む……」 片目を細める。
蒼城草十郎:「復活する手段を持てば良い。それに気づくのが早かったから、俺は厄介ですよ」
蒼城草十郎:返り血と自分の血に塗れた表情は何一つ変わらない。
椋実翔利:「それは耐えてるってことだろ! ゾンビ野郎が……!」
丹村健斗:「ひとりで厄介アピールしやがって……!」
丹村健斗:「俺を狙えよ。寂しいじゃんか!」
蒼城草十郎:「いいじゃないか。今まで俺は裏方だったんだから」
柿崎泰道:「あー、うるせえ」
柿崎泰道:「そろそろいくぜ、野郎ども」
GM:というわけで、手番は柿崎。
椋実翔利:来る……!
GM:マイナーでふつうに戦闘移動。きみたちにエンゲージ。
GM:これでみんな一緒だ!
烏羽岬:どのロイス切ろうかな……(諦め)

烏羽[6] 椋実[12]    (甲斐[12])
丹村[14] 蒼城[14]
   柿崎[9]
柿崎泰道:コンボ:比良八荒
烏羽岬:ウググーッ比良八荒!
柿崎泰道:コンセ(ハヌマーン)+電光石火+鉄風乱舞+さらなる波+獅子奮迅+腐食の指先+キリングパフューム
柿崎泰道:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,4,6,7,7,9,9,10,10]+10[3,4,4,7,7,8]+6[1,4,6]+9 → 35

GM:リアクションは発生しないのでダメージ。
烏羽岬:この野郎!
GM:烏羽くんと椋実さんがターゲットだ。
柿崎泰道:4d10+35 装甲-20
DoubleCross : (4D10+35) → 30[8,10,8,4]+35 → 65

烏羽岬:リア不がなければ回避ワンチャンあったのに……!
椋実翔利:死にますとも。烏羽のロイスをタイタスにして昇華、復活……!
烏羽岬:ヴリトラのロイスを昇華して復活。全員生きて帰るから、またいつでも取れる。
GM:ちょっと演出
柿崎泰道:「……比良八荒」 槍を引く構え。そこから、一跳びに距離を詰め、
柿崎泰道:ぎぃぃぃっ、と鳥の叫び声のような風の刃が烏羽と椋実を捕えた。すでにその牽制自体が協力な一撃。
柿崎泰道:続けざま、ほぼ同時に槍が閃いて両者の体を穿った。
GM:ラスアクするならこのタイミングでどうぞ!
烏羽岬:ちょっと参謀に電話します!
烏羽岬:これ、GMによらず多分そうだと思うんですけど
烏羽岬:異世界の因子ってオートエフェクトなので、もし誰かがラストアクション使用済みだったら、それも因子マンが死ぬ瞬間にパクれたりします……?
GM:これは考えてるんですが、パクれますね
烏羽岬:ほげげーっ
烏羽岬:了解です。すごく異世界の因子の気配がするので、ラストアクションはしないでおきます。
GM:では、そのまま手番を椋実さんへ。
烏羽岬:「……また、そのガリガリ音か。流派一同でギロでも習ってるのか?」 避けられない。強引に身体を高速再生させる。
柿崎泰道:「耳障りだろ。色々試してみたが、やっぱりこれだな」
柿崎泰道:「川のせせらぎじゃ嫌がらせにならねえ」
烏羽岬:「だが、一度"見た"ぞ。次は避ける。僕はな」
烏羽岬:「もっとも、これでそちらが消し炭にならなければだが……!」 バックステップ。範囲外に退避する。
椋実翔利:行動します。まずマイナーで10m後方へ移動
蒼城草十郎:虎踏 《絡みつく群れ》 その移動を失敗させます。
椋実翔利:ん!?!?
GM:椋実さんの移動は失敗しました
烏羽岬:む、椋実ーー!
椋実翔利:ん!?!?!?!?!?
蒼城草十郎:鳥の叫び声のような風の刃の音に隠れてSHIDENの影に小柄が音もなく刺さっている。
椋実翔利:敵にこれだけの技量がある以上、ただ闇雲に砲撃すれば吹き飛ばせるなんて甘い考えはない。
椋実翔利:そのために必要なのは距離だ。よしんばゲートがあったとしても、それを乱戦の最中には展開できない……のだが
椋実翔利:「……? 何だ? 動きが……」
蒼城草十郎:「その機動力が我々にとって一番の脅威でした」
蒼城草十郎:「俺がいる限り空に紫の光は走らせない」
椋実翔利:「……ッの野郎!」 異常の原因に気付くのと、彼の声が耳に届くのは、小癪にも同時
椋実翔利:メジャーで攻撃はしようがない、ので、全力移動!
GM:OK。
椋実翔利:現在行動値7、スカイキッドは移動力をPCのそれに依存するので、全力移動力は24mです。24m後方に移動します。
  椋実[12]

  24m

  烏羽[6]     (甲斐[12])
丹村[14] 蒼城[14]
   柿崎[9]
椋実翔利:八つ当たりするようにSHIDENを踏み蹴る。ガクンと姿勢が斜めに崩れ、ふらふらと高度を落とす……
丹村健斗:「よし、一手稼いだ。草十郎のインチキ技だな」
椋実翔利:……その先に瞬間だけゲートを開き、姿を消す。次にはその乱戦のフィールドより離れた場所に不時着
GM:手番は烏羽くんに移ります。
椋実翔利:「……機動系を食われて動けねえんなら、好きな所に『落ちる』だけだ」
椋実翔利:「時間稼ぎご苦労! 次で殺す!」
蒼城草十郎:「強引に影縫いを切った相手を賞賛してくれ。ますます嫌われたな。良い死に方できそうにない」
烏羽岬:(今のは椋実が悪いわけではない。相手が上手だった……)
烏羽岬:(なら、そのもうひとつ上を行く) マイナーなしで、コンボ黒疾風。《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
烏羽岬:やはり蒼城くんを狙います。
烏羽岬:6dx+9+12+3
DoubleCross : (6R10+9+12+3[10]) → 8[1,1,3,4,6,8]+24 → 32

蒼城草十郎:オートアクション《ハイブリーディング》《無限の血肉》を復活させてHP6→1に。
蒼城草十郎:ドッジ
蒼城草十郎:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[4,8,8,8,9,9] → 9

GM:ダメージをどうぞ!
烏羽岬:これは……勝利の女神しなくていいだろう!
烏羽岬:もうドッジされてるし! ダメージを出します。
烏羽岬:6d10+7+7+7+14+8 キーンナイフIIを5本です。装甲を-25。
DoubleCross : (6D10+7+7+7+14+8) → 36[4,3,10,10,5,4]+7+7+7+14+8 → 79

烏羽岬:この出目、今出てほしい出目ではなかったな……!
蒼城草十郎:戦闘不能。《無限の血肉》で復活。
蒼城草十郎:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[7,3] → 10

蒼城草十郎:HP10で立ち上がって終わり。
GM:時間凍結をするなら、ここが最後のタイミングですが、どうしますか?
GM:あ、ちがう
GM:烏羽くんと草十郎くんのやりとりを見たいんでお願いします!
烏羽岬:移動する椋実さんをカバーするように、《アルスヴィズ》に複数のダガーを投擲しています。
烏羽岬:相当の蘇生手段を切らせた。これでも仕留められると踏んだ――が。
蒼城草十郎:「ここだな」流れ出た血を空蝉にし投てきされたダガーの盾にする。
蒼城草十郎:死なないだけの瀕死は免れない防衛術。まさに最後の切り札だ。
烏羽岬:「しぶといな。しぶとすぎる」
烏羽岬:「ゾンビみたいって言われないか? さっきの椋実以外から」
蒼城草十郎:「よく言われます。でも、実はゾンビ映画と言うものを見たことがない」
蒼城草十郎:「見たらショックを受けそうなので」息を荒く吐き返す。
柿崎泰道:「大人気じゃねえか……立て直すぜ。次だ。もう一回、仕掛ける」
GM:椋実さんが行動するなら、このタイミングでどうぞ
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+8した(侵蝕率:137->145)
椋実翔利:鶴喰ちゃんのロイスをSロイスに指定します。ここは彼女のために押さえ込んでやるぞという決意です。許可を
GM:OK!
椋実翔利:ではこれをタイタス化して昇華、色ロイスPUの効果を適用します。HP全回復!
GM:OK.力がみなぎります
椋実翔利:椋実翔利のHPは24になった。(HP:11->24)
椋実翔利:で、《時間凍結》。HP20消費して行動する!
GM:どうぞ、行動できます
椋実翔利:マイナーで12m後方へ移動。メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《因果歪曲》
椋実翔利:対象はそこで固まってる3人!
烏羽岬:見せてやれー!マスターヴォルトの雷を!
椋実翔利:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,1,3,3,3,3,3,6,6,9,9,9,9]+10[3,4,6,9]+1[1]+5 → 26

烏羽岬:《勝利の女神》。達成値を+18。
椋実翔利:44!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:145->149)
GM:うぬーっ
GM:丹村はドッジ。
丹村健斗:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[3,3,4,9,10,10]+6[3,6]+1 → 17

丹村健斗:だめ……
蒼城草十郎:健斗頑張った
蒼城草十郎:僕もドッジ
柿崎泰道:コンボ:風枕でドッジ
蒼城草十郎:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,4,7,8,10,10]+10[1,10]+8[8] → 28

烏羽岬:あっぶなっ!
烏羽岬:あぶなっ!あぶねー!
椋実翔利:やめろや!!!
椋実翔利:まあいいや、命中
蒼城草十郎:師匠は?
柿崎泰道:13dx7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,5,6,7,8,8,9,9]+10[2,4,8,10,10]+10[5,10,10]+10[1,9]+5[5]+9 → 54

椋実翔利:しているのだからな……あと一人がどうかは知らないが……
烏羽岬:あっぶ……あぶ……
椋実翔利:ヒッ
烏羽岬:あぶあぶ……
GM:普通にやったらかわしますが、どうします!
烏羽岬:いや、これは
GM:いま当てても(たぶん)復活するけど……
烏羽岬:どうですか椋実さん。使いませんか。例のアレ
椋実翔利:使い所ですね。当てられることは間違いない……!
烏羽岬:じゃあ椋実さんの方で宣言しちゃってくれ!
椋実翔利:誓護符サラクエル、2回目! その達成値を-15しろ!
蒼城草十郎:《異世界の因子》《勝利の女神》師匠の達成値+6 
烏羽岬:ボスから電話がかかってきたので、ちょっとまってください
椋実翔利:あっ
椋実翔利:まちまs
GM:待ちます
椋実翔利:あっ
蒼城草十郎:あ。自分は《崩れずの群れ》で健斗をカバーします。
GM:涙が出るほどありがたい
烏羽岬:すごい慈悲を頂いたので、上記の宣言は取り消しで……取り消しを……
GM:じゃあ結果は、
GM:柿崎は回避。草十郎くんが丹村をカバー。草十郎くんだけヒットですね。
GM:ダメージをお願いします。
椋実翔利:因果歪曲というエフェクトを……使ったはずなのだが…………
椋実翔利:5d10+20+6+2d10
DoubleCross : (5D10+20+6+2D10) → 27[5,4,6,4,8]+20+6+10[4,6] → 63

椋実翔利:ここで倒れろ!
烏羽岬:因果歪曲(範囲攻撃するという因果を歪め、一体に攻撃する)
GM:では、草十郎くんが戦闘不能になります。
椋実翔利:(……ここまでイニシアチブを握られっぱなしで、まったく、好き放題やられちまったが)
GM:演出をどうぞ。
椋実翔利:(だからってケツ捲って逃げられるもんかよ……あっちはあっちで鶴喰が一世一代やってんだ)
椋実翔利:(まだだ。オレはここで引く人間じゃねえ。ここは途中だ……ここは!)
椋実翔利:修復より先に、砲撃の態勢に入った。慣れぬ姿勢だが、己のゲートでフォローは利かせられるという判断だ。砲口が白熱し、鈍く光る
柿崎泰道:「死線、か」 槍を構える。
椋実翔利:「避けろよ、烏羽……!」 呟く。今まさに打ち合う彼には聞こえないだろうが
柿崎泰道:「面倒見てられねえぞ、凌げ小僧ども!」
蒼城草十郎:「ここにきて動くか!やはりフェザータップが一番嫌いだ」
椋実翔利:プラズマ化した弾丸を、歪んだ姿勢のまま連射する
椋実翔利:砲撃。火花の嵐。常とは違う態勢での連射は、撃つ度に砲身がブレ、微細な……しかし明確な乱軌道を描くが
丹村健斗:「やばい。蒼、よせ。下がれ! 俺が――」
椋実翔利:「……ナメるなよ……!」 その全てを開いたゲートで、亜空間にて握り込む。そして、一秒後
椋実翔利:開く。それは彼らの足元、ほんの1cm地下だ
蒼城草十郎:(真下からと言っても、あの程度の、と言っても俺らにとっては稲に群がる蝗の群れのようなものだけど、師匠は避けれる。で、あれば、いつものようにだね)
椋実翔利:放たれた全ての砲撃が、地表を噛み砕いて熱光の柱となり、砲音と共に林立する!
蒼城草十郎:丹村健斗を思い切り突き飛ばす。
丹村健斗:「だ」
丹村健斗:「馬鹿」
柿崎泰道:短い呼吸で、槍を放つ。砲撃を捌く――風の刃が本人を守る。
蒼城草十郎:血がほぼほぼ枯れ果てる。そもそも先の斬りあいで死に体だった。千切れた左腕を見て、遠くに飛んだものだと、ぼんやりと考える。
蒼城草十郎:「こふ……あぁ、無事なら……良い」
丹村健斗:「なにが良いんだよ……」
丹村健斗:「そういうことするなって、いつも師匠が言ってるだろ。俺も言ってるし……」
丹村健斗:「人の話ちゃんと聞けよ……」
蒼城草十郎:「でも………そうする……と、君、死ぬ…ぞ」
丹村健斗:「だからって、そんなことしろなんて頼んでない。俺は」
丹村健斗:「俺はこういう面倒なことになりたくないから、強くなりたいんだよ」
蒼城草十郎:「そうだね……本当に嫌だ……な。なんで、俺らより……強い奴……が こん、なに」
丹村健斗:「……もう黙ってろ、ちくしょう」 異様な長さの細剣を構える
丹村健斗:「後で拾って帰る」
椋実翔利:「……どうだ烏羽!」
椋実翔利:「一人はブッ飛ばせただろうな!? 今ちょっとゲート使いすぎて目が開けねえ!」
蒼城草十郎:そのまま、倒れる。相棒の顔を見ながら、あまり良い戦いではなかったな。と思いながら意識を手放した。
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+13した (侵蝕率:104->117)
GM:OK!
椋実翔利:椋実翔利のHPは4になった。(HP:24->4)
椋実翔利:あ、オートで対BCスーツ脱ぎまーす
GM:こちらもOK。
椋実翔利:距離も取ったしね。行動値は12へ
GM:では、クリンナップは特にないので、そのまま次のラウンドへ。
GM:第2ラウンドのセットアップです。
GM:こちらの2人は何もなし。
椋実翔利:ないぞ!
烏羽岬:《限界突破》。勝利の女神の回数をラウンド二回に。
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+3した(侵蝕率:149->152)
  椋実[12]

  24m

  烏羽[6]     (甲斐[12])
丹村[9] 柿崎[4]
[12][侵蝕117/昇華4] 椋実翔利
[12][NPCカード] 甲斐美冬
[09][enemy] 丹村健斗
[09][enemy] 蒼城草十郎
[06][侵蝕152/昇華2] 烏羽岬
[04][enemy]  柿崎泰道
GM:では、初手は椋実さん、または甲斐さん。
GM:好きな方を起動してください。
椋実翔利:動きます
GM:どうぞ!
椋実翔利:マイナーで17m後退。メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》+《因果歪曲》
椋実翔利:対象は先程と同じ3名です。とどめを刺す
椋実翔利:宣言もするぞ!
椋実翔利:13dx7+5
DoubleCross : (13R10+5[7]) → 10[1,3,3,3,3,4,6,7,9,9,9,10,10]+10[3,5,5,7,10,10]+10[7,8,8]+10[1,8,8]+10[2,10]+5[5]+5 → 60

椋実翔利:殺意
GM:グェー
GM:まずは丹村
丹村健斗:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,1,2,2,6,8]+1 → 9

柿崎泰道:コンボ:風枕でドッジ。
GM:あ、忘れてた
GM:勝利の女神は使いますか!?
椋実翔利:いらない!
烏羽岬:使わないです!
GM:了解!
柿崎泰道:13dx7+9=>60
DoubleCross : (13R10+9[7]>=60) → 10[1,2,3,3,3,5,5,7,9,9,9,10,10]+10[3,3,3,7,9,9]+10[4,6,9]+1[1]+9 → 40 → 失敗

烏羽岬:逆に言うと、ここで16とか出してたら使うしかなかった
烏羽岬:えらいぞ椋実
GM:キェーッ!
GM:ちょっと考えるので待ってね
GM:だめだ……どう考えてもダメ
烏羽岬:なんてめちゃくちゃな回避だ
GM:ダメージをください
椋実翔利:なんだその打つ手があったかもしれないみたいな空気は
椋実翔利:7d10+20+6+2d10
DoubleCross : (7D10+20+6+2D10) → 34[2,1,3,7,8,4,9]+20+6+9[1,8] → 69

椋実翔利:諸々有効。吹っ飛べ!
GM:じゃあ柿崎は丹村に《波紋の方陣》、本人は吹っ飛んでアクアウィターエ
GM:がんばれ!!!
GM:69-6d10
DoubleCross : (69-6D10) → 69-29[4,10,3,1,6,5] → 40

GM:グェー
GM:低めかよ……丹村は用心棒の先生がいなければこの程度なのか……
GM:丹村、戦闘不能です
烏羽岬:や、やったー!
椋実翔利:「まっ……たく! つくづくやってくれたな。オレのSHIDENに手を出すたあ」
椋実翔利:エンジンを止めていた刃を最低限抜き捨てて、強制的に再起動。SHIDENのろのろとした動きで宙に浮き上がる
柿崎泰道:「まずいな、こいつは――」 槍を担ぐように構える。旋回させる――風の盾を発生させる。
椋実翔利:椋実はその上に乗らず、隣に立つ。よもや使うまいと思っていた照準用スコープを覗き込んで
柿崎泰道:「面倒見切れん」
椋実翔利:「『万死に値する』って知ってっか?」
椋実翔利:「こういうことだよ」
丹村健斗:「知るかよ、おっさん! 俺はあんたを倒して」
丹村健斗:「草十郎なんて目じゃないくらい、はるかに強く――」
椋実翔利:トリガーを引く。プラズマ化した軽金属弾が発射される。
椋実翔利:トリガーを引き続ける。弾丸が発射され続ける。
椋実翔利:見る間にバレルは赤熱し、パージされる……所を、手で強引に押さえつけて発射し続ける。
丹村健斗:言葉が途切れる。光と熱に塗りつぶされる。
丹村健斗:オーヴァードの力を以てしても、再生ができない。
椋実翔利:赤い光の尾を引く弾丸は、過程に配された魔眼を通過し、加速、分散する。
椋実翔利:横に降る熱光の雨が、一帯を容赦なく撃ち抜きつくす。
柿崎泰道:「あぁ――無理か。草十郎、健斗。俺にゃあ“師匠”なんて役はまだ早かったな……」 打ち尽くした後で、一人、柿崎泰道が立っている。
烏羽岬:「……あれで生き残るのか……!」
椋実翔利:「ハア、ハァ……ハァッ」 ぐにゃぐにゃに歪み、次の攻撃に支障がでるほど歪んだ本体から、強引にバレルを剥がし落とす
柿崎泰道:「もっと師匠らしいやつにつけばよかったな。“ヤシュト”か……」
椋実翔利:火傷した手を強く握って 「……っへへ。化け物がよ……だがな」
椋実翔利:「当たるなら殺せる。当たるなら殺せんだ」
椋実翔利:「殺すぜ」
椋実翔利:椋実翔利の侵蝕率を+8した (侵蝕率:117->125)
柿崎泰道:「そりゃそうだ。俺だって死ぬ。ただ……」
柿崎泰道:「まだそのつもりはねえよ」
GM:というわけで、手番は甲斐さん。
GM:攻撃させますか?
烏羽岬:させますよね椋実さん!
椋実翔利:やってくれ!
烏羽岬:攻撃をさせない理由が0.1パーセントもない
GM:OK。

◆NPCカード:《ザンザーラ》甲斐美冬 アクション:白毫相
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、甲斐美冬が単体攻撃を行う。
甲斐美冬:コンボ:白毫相
甲斐美冬:11dx7+35 (パーフェクトコントロールの効果が切れた)
DoubleCross : (11R10+35[7]) → 10[3,4,5,5,7,7,7,8,8,9,10]+10[2,3,4,6,8,9,10]+10[4,8,8]+6[6,6]+35 → 71

GM:この野郎……
烏羽岬:や、やった!
柿崎泰道:風枕でドッジ
烏羽岬:これは勝利の女神もいらないでしょう。なし。
GM:OK
柿崎泰道:13dx7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,2,2,4,5,6,6,7,7,7,10,10]+10[1,4,5,6,9]+1[1]+9 → 30

烏羽岬:危ないなこの人……
柿崎泰道:駄目だ、空蝉!
柿崎泰道:絶対死ぬのでいま宣言しました。ダメージを0にして回避。
烏羽岬:こんにゃろう!
甲斐美冬:「……あれ?」
甲斐美冬:弓を引く動作とともに、首を傾げる。
甲斐美冬:「外しました」 顔がしかめっ面になる。
椋実翔利:「おーおー、まだまだ元気だねえ。よく動くもんだぜ」
柿崎泰道:「あの狙撃だけは、どうにもならんな。速いのなんの……やってられんぜ」
柿崎泰道:槍が跳ね上がり、矢を弾いた。光速の矢を弾く技は、どうやっているのかいまだにわからない。
柿崎泰道:「で……どうする、“ヤシュト”の弟子よ。やるかい?」
柿崎泰道:「まさしく死線になるぜ、ここから先はよ」
烏羽岬:「正直言って」
烏羽岬:「正直言って……まったくやりたくない。知っているか?」
烏羽岬:「暗殺者と戦士は別物なんだ。こういう正面からバチバチやるのは、僕の仕事じゃあない」
烏羽岬:「仕事じゃないんだが……」 ナイフを構える。
烏羽岬:「やるしかなさそうだ」
柿崎泰道:「そいつはいい。……俺も」
柿崎泰道:「やってみたかったところだ。“ヤシュト”の最高傑作とやらを相手にな」
GM:行動をどうぞ!
烏羽岬:これどうするかな……!行動に凄く迷う
烏羽岬:勝利の女神を使うかどうかだな……。とりあえず普通に殴ります。マイナーはなしで、コンボ黒疾風。
GM:OK!
烏羽岬:《マルチウェポン》《居合い》。使用する武器は水晶キーンナイフII+1と、キーンナイフII+1。
烏羽岬:6dx+9+12+12+3-2
DoubleCross : (6R10+9+12+12+3-2[10]) → 10[1,5,6,7,9,10]+3[3]+34 → 47

烏羽岬:こ、れ、は……!
GM:女神の有無を選択してね!
烏羽岬:《勝利の女神》します。達成値を+18して、65に。
GM:了解!
烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:152->156)
柿崎泰道:コンボ:風枕でドッジ。
柿崎泰道:13dx7+9=>65
DoubleCross : (13R10+9[7]>=65) → 10[1,2,2,2,2,2,3,3,4,6,7,9,9]+6[2,3,6]+9 → 25 → 失敗

GM:うっそ……
烏羽岬:ホーッ
椋実翔利:ヒューッ
烏羽岬:ダメージを出します。ナイフ2本なのでダメージが低いゾ……
GM:ダメージください……
烏羽岬:7d10+14+8 装甲を-10。
DoubleCross : (7D10+14+8) → 35[1,6,1,9,8,9,1]+14+8 → 57

烏羽岬:烏羽岬の侵蝕率を+6した(侵蝕率:156->162)
GM:そのダメージは、実は戦闘不能になります。演出をどうぞ。
烏羽岬:両手にコンバットナイフ。真正面から矢のように飛びかかり、
柿崎泰道:「素直すぎるぜ」 槍で受けようとする。
烏羽岬:「暗殺者と戦士は」 直前で踏みとどまり、その場にベッタリと伏せます。
烏羽岬:「同じではない」 起爆。
烏羽岬:最後に残したクレイモアトラップを炸裂させます。
柿崎泰道:「……!」 爆風。鉄片。槍で受けようとした、その腕が吹き飛ぶ。
烏羽岬:「がっ、ふ……!」 こちらも脇腹をえぐられる。確実に当てるため、こうする他なかった。
柿崎泰道:「まず」 槍が離れると、その体が崩れ落ちる。 「……い……」
GM:槍が転がる。――柿崎泰道は戦闘不能になる。
烏羽岬:「…………」 よろよろと立ち上がる。
錫谷亮:「……まだだ!」
錫谷亮:「槍だ。誰か、その槍を――」
GM:こぼれた槍を、拾った者がいる。
烏羽岬:「なに? 《ギギリオン》、何を……」
烏羽岬:「……何を」 そちらを見る。
丹村健斗:「《華槍》……」
丹村健斗:丹村健斗が、槍を掴んだ。立ち上がっている。
丹村健斗:「師匠の……二つ名が……いまわかった。槍なんだ……」
椋実翔利:「ハア、ハアッ……あぁ……?」
丹村健斗:「これが、《華槍》」 それだけ呟いて、跳躍する。戦闘不能になった者とは思えない跳躍。
椋実翔利:「まだ立って、武器を……あの野郎……!」 砲撃する
烏羽岬:「……まずい。まずいぞ。まさか」
烏羽岬:膝をつく。「まずいぞ」
丹村健斗:「これがあれば、俺はもっと強くなれる。見てろよ、《ヴリトラ》。……《アルスヴィズ》!」
烏羽岬:「《華槍》を……殺り損ねた……! 椋実……!」
丹村健斗:Eロイス《無限を継ぐ者》、《瞬間退場》が使用されました。
烏羽岬:「《ギギリオン》!《ザンザーラ》……!」
椋実翔利:「分かってって……どわっ!」 砲撃を撃ち続けるが、先程の無茶が祟り、SHIDENが火を噴く
甲斐美冬:「……射程距離外」
烏羽岬:「…………なんて奴らだ。今日の魚座の運勢は、最下位かな」
甲斐美冬:「信じられません。恐ろしいスピード……離脱されました」
椋実翔利:「ああ畜生! 逃がすか……ここで」
錫谷亮:「遺産に近い……嫌な予感がしていたんだが」
錫谷亮:「……遅かった」
椋実翔利:「……おい、車でも出してくれよ支部長殿。奴がそういう性分かは分からんが……」
椋実翔利:「事実として取り逃した。なら万が一はある」
烏羽岬:「ああ。まだ仕事がある……どこまで動けるかはわからないが」
烏羽岬:「家族が危ない」
錫谷亮:「……わかっている」
椋実翔利:「あとは拳銃の一個でも貸してくれや。SHIDENに比べたらクソだが、それでも役には立つぜ」
錫谷亮:「雲居くんのもとへ向かおう。いまは無事を祈るしかない」
椋実翔利:煙を立てるSHIDENを、開いたゲートに蹴り落とす
錫谷亮:「トランクを探れ。急ぐぞ」
烏羽岬:「椋実。頼みがある」
椋実翔利:言われた通りに拳銃を掴み取り 「……懐かしい手触りだぜ。オーケーオーケー」
烏羽岬:「いや、戦闘後に椋実にこれを言うのは、非常に不本意ではあるのだが……」
椋実翔利:「何だ、言えよ。神妙な顔して」 薄笑いだ
烏羽岬:「肩を貸してくれ」
椋実翔利:「おう」
椋実翔利:「オレが無事ならおんぶしてやったんだがなあ」 烏羽の腕を取り、肩に回す
椋実翔利:「んで"ザンザーラ"に撮影させるのさ」
烏羽岬:「良かった。お前が無事でなくて、本当に良かった」 クレイモアの破片でえぐられた左腿を再生させながら、しぶしぶ肩を借ります。
烏羽岬:「急ごう」
椋実翔利:「おう」
椋実翔利:「アッチの邪魔をさせやしねえ。絶対にな」
烏羽岬:「…………あ」
烏羽岬:肩越しに振り向きます。
椋実翔利:「うん?」
烏羽岬:「挨拶を忘れていた。これが最後だからな」
烏羽岬:「さらばだ。《アルスヴィズ》」 軽く手を上げて、それだけ言います。


GM:バックトラックA
GM:詳細はいまは伏せておきますが、Eロイスは合計9個
GM:振る方はどうぞ!
椋実翔利:これ倍振り極限した方が経験点は稼げそうだな……
椋実翔利:メモリー使って115に
椋実翔利:んでEロイス分を振る
烏羽岬:ふ、振ります!振る!
椋実翔利:115-9d10
DoubleCross : (115-9D10) → 115-56[9,6,9,1,8,6,9,4,4] → 59

椋実翔利:倍振り
烏羽岬:162-9d10
DoubleCross : (162-9D10) → 162-56[6,3,5,7,2,8,10,9,6] → 106

椋実翔利:59-4d10
DoubleCross : (59-4D10) → 59-24[4,6,4,10] → 35

烏羽岬:これお兄ちゃんルートじゃない?
百入結衣子:仲良しさんかよ
椋実翔利:ほぼほぼ元通り!
鶴喰湊融:なかがいいなあ
烏羽岬:106-4d10 1倍振り。
DoubleCross : (106-4D10) → 106-17[4,1,9,3] → 89

GM:めっちゃもどった
椋実翔利:よかったよかった
百入結衣子:無事で良かった!
烏羽岬:戻りました。よかったー
鶴喰湊融:よかったよ~~~
GM:では、経験点などは一時保留!
GM:このあと、クライマックスBをお楽しみにだぜ!
烏羽岬:し、死ぬほど怖かった・・
椋実翔利:しかし生還は果たした。ポップコーンタイムだぜ

クライマックス2:その如月の、望月の頃


GM:登場侵食ダイスをお願いします!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:89->95)
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:94->95)
百入結衣子:仲良し姉妹
GM:OK!なかよし!
鶴喰湊融:がんばるぞー


GM:R市北部、真名雁古墳。
GM:その寂れた構造物の一角に、明らかに似つかわしくない、現代施設がある。
GM:かつてこの古墳が発掘されたばかりの頃に建てられた、業者たちの使う建物だった。
GM:満月の照らす夜の下、いま、そこに近づく影がいくつか。
雲居春音:「……ついに来たわね!」
百入結衣子:「確かにわざわざ、こんなとこにあるかもって思わないよね」
雲居春音:「どうします? どこから攻める?」
百入結衣子:「近づいてみなきゃ、考えない」
鶴喰湊融:「そうですね。時間も…あまり、掛けるわけにはいかない」
百入結衣子:「正面から。この人数が察知されないってのは、虫のいい話だ」
YERO:『内部にセルメンバーはいないよ。それはわかる』
YERO:『たった二人きり。それは確実だ』
鶴喰湊融:「相手の能力からして、古墳まるごと相手の体内も同然と考えた方がよさそうですし」
鶴喰湊融:「……なるほど。邪魔されずに済むのは…ありがたいですね」
百入結衣子:「たった、か」
百入結衣子:「二人も、の間違いだと思いたいけどなあ」
鶴喰湊融:「あはは……それはそうですけれど」少しくすりと。「離れようとは、しないでしょうから」
雲居春音:「……じゃあ、さ」
雲居春音:「作戦立ててもあんまり意味なさそうだね」
百入結衣子:「そういうのが得意な人、こっちに居ないしね」笑って。
鶴喰湊融:「あ、あはは……」戦闘方面は真正面から斬りかかるくらいしかできない。
雲居春音:「私は、いつでもいけるよ! 合図してくれれば!」
GM:《フラワルド》も、ここに姿は見えないが、どこかに潜んではいるのだろう。
鶴喰湊融:ちらりと、百入さんに視線を。
百入結衣子:「ふ……ふふ」
百入結衣子:「ごめん、思い出し笑い……」
鶴喰湊融:「あ。もしかして」こちらも苦笑に近い笑い。
百入結衣子:「"うん。じゃあ、"」
百入結衣子:「"作戦開始だ"」
鶴喰湊融:きん、という音共に刃を携えて。「ええ、了解です。行きましょう」穏やかに笑いながら。
《スヴェルト》:「――なるほど。”作戦開始”か」
GM:いつの間にそこにいただろう。建物の上に、太刀を抱えた女が一人立っている。
《スヴェルト》:「その人数で、私を討てると思った来たのか?」
百入結衣子:「さあ?何人居るんだろうね?」
百入結衣子:「何人でもだ。あなたを滅ぼすまで、ヴリトラの毒が収まると思わないで」
《スヴェルト》:「確かに。何人いようが関係はない……」
《スヴェルト》:「だが、鶴喰湊融。お前だけは特別に……いまここで殺すと約束しておく」
鶴喰湊融:静かな瞳で、彼女を見上げる。
鶴喰湊融:「なら、わたしはこう返しましょう。貴方を縛る刃を砕き、」
鶴喰湊融:「遅くなりましたが…眠らせてあげます」
《スヴェルト》:「こちらこそ。遅くなった……お前とは、本来もっと早くにこうすべきだった」
《スヴェルト》:「いくぞ、《イングラム》」
《スヴェルト》:「鶴喰湊融と、その仲間を殺し尽くせ」
鶴喰湊融:「そうですね。お待たせしました――」黒い鞘を持つその大太刀を握る。
イングラム:「……ウ」
イングラム:「ウゥウゥゥゥゥ――――—ウゥゥゥゥゥゥゥゥルルルルルル!」
鶴喰湊融:「あの日に。為されるべきだったことを」「鶴喰頼綱が、鷹見礼が、やりのこしたことを」
鶴喰湊融:「今日、この時にわたしが果たす」白い、どこまでも白い刃が。光を反射する。
GM:では、鶴喰湊融が刃を抜き、イングラムが飛び出す咆哮とともに、衝動判定が発生します。
GM:難易度は9!
GM:がんばってね!
鶴喰湊融:うおーっ。DBとブランケットで固定値+1!いくぞっ
百入結衣子:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 7[2,4,7,7]+2 → 9 → 成功

鶴喰湊融:3dx+1 =>9
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[3,4,9]+1 → 10

百入結衣子:ギリギリ突破!
鶴喰湊融:危ない成功!
百入結衣子:携帯電話(思い出の一品)ありがとう……
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+8(2d10->1,7)した(侵蝕率:95->103)
百入結衣子:だいじにするね……
GM:くっ……!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+10(2d10->3,7)した(侵蝕率:95->105)
GM:侵食率増加もなかなか調子がいいじゃないか……!
■クライマックス戦闘B
・《太白》鶴喰湊融
 (
キャラシート )

・《クロイドン・キャット・キラー》百入結衣子
 ( キャラシート )

・《カレイドソーン》雲居春音
  アクション:いばらヒメ
  ラウンド1回、雲居春音が範囲攻撃を行う。

・《ヒート・バック》江永瑞穂
  アクション:ルドラの巡翼
  ラウンド1回。
  任意のPCの攻撃時、ダメージ算出直後にオートで使用。
  ダメージを+25する。※隠密不可

・《フラワルド》舘原恵那
  アクション:ドクトリンLEAD4
  シナリオ1回。
  任意のPCの攻撃時、判定直前にオートで使用。
  その攻撃は相手のガード値を無視する。※隠密不可

・《YERO》麦野杏子
  アクション:真・黄福丹華
  キャンペーン1回。
  戦闘不能の直後にのみ使用可能。
  1d10を振り、出た目の数だけ侵食率を上昇させ、
  同じ値だけHPを回復する(リザレクトと同じ)。
GM:位置関係を先に言っておくと、これは互いのエンゲージ10mの潔い状態です。
    鶴喰[7] 百入[9]   (雲居[9])

       10m

スヴェルト[12] イングラム[7]
GM:フラワルドと江永さんはタイミングを見計らって身を潜めており、YEROさんは外出できないので遠隔支援。
GM:では、クライマックス戦闘B!
GM:ラウンド1、セットアップ。
GM:何かある人はどうぞ!
鶴喰湊融:なしですっ。
《スヴェルト》:血色の花嫁。対象は《イングラム》。
《スヴェルト》:HP消費を肩代わりしてもらいます。
百入結衣子:1R目は様子見かな。なし。
鶴喰湊融:んなっ
イングラム:イングラムは何もなし。
[12][enemy] 《スヴェルト》
[12][侵蝕105/昇華0] 百入結衣子
[09][NPCカード] 雲居春音
[07][侵蝕103/昇華0] 鶴喰湊融
[07][enemy]  《イングラム》
GM:で、まずはイニシアチブで、イングラムが動きます。
イングラム:コンボ:啓翁
イングラム:スピードクリエイト+シールドクリエイト。
百入結衣子:カチカチだ
イングラム:砂が体内から血液のようにあふれ出し、周囲を渦巻きはじめる。
GM:そして手番は《スヴェルト》に。
《スヴェルト》:「……行くぞ」
《スヴェルト》:マイナーで戦闘移動。鶴喰・百入のエンゲージに接敵
   鶴喰[7] 百入[9]   (雲居[9])
   スヴェルト[12]

      10m

   イングラム[7]
《スヴェルト》:メジャーでコンボ:たちひらく
《スヴェルト》:コンセ+鮮血の一撃+血の宴+ブラッドバーン+エンタングル+爪剣。狙いは鶴喰・百入の二人!
GM:ちょっと計算中
《スヴェルト》:20dx7+24
DoubleCross : (20R10+24[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,7,8,10,10]+10[2,3,8,9]+5[4,5]+24 → 59

百入結衣子:《ミスディレクション》
百入結衣子:いやいいか……
百入結衣子:カバーすりゃいいもんな
鶴喰湊融:も、百入さーん!
GM:リアクションどうぞ!
百入結衣子:ドッジします。
鶴喰湊融:此方もドッジ。
GM:あ、そうそう
GM:ドッジダイスは−1!
百入結衣子:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,10,10,10]+10[3,4,10]+1[1] → 21

鶴喰湊融:9dx+1=>59
DoubleCross : (9R10+1[10]>=59) → 10[1,3,5,7,7,7,8,10,10]+3[1,3]+1 → 14 → 失敗

百入結衣子:無駄周り
鶴喰湊融:百入さん回ってるのに…
GM:2回も回してるじゃん……
GM:カバーはいかがっすか!
百入結衣子:《炎陣》で湊融をカバー。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:105->107)
鶴喰湊融:ありがとう…!
GM:OK。ではダメージ。
《スヴェルト》:6d10+48 ダメージ時に重圧付与。
DoubleCross : (6D10+48) → 37[4,10,8,4,10,1]+48 → 85

《スヴェルト》:諸々有効。バックファイアの5点ダメージはイングラムが受けました。
鶴喰湊融:なんだその固定値(二回目
百入結衣子:当然死ぬ!
GM:復活しないで寝ていてもいいのだぞ……
百入結衣子:スヴェルトに有為/脅威:○でロイス取得して昇華、復活。
GM:では、ちょとt演出
《スヴェルト》:「……」 建物の上から、満月を背負って飛ぶ。刃がきらめく――むしろ緩慢な動作に見えたが、すでに残像である。
百入結衣子:「……!」その動作を追えては居ないが。
《スヴェルト》:「たちひらけ」 刃に己の血を流している。それが赤い軌跡を描いて、四度、立て続けに走った。
百入結衣子:狙いだけは、はっきりと理解している。鶴喰湊融の周囲に、レーザを周を描くように置いておく。
鶴喰湊融:眼を見開く。ただ相手の剣を解き明かすために、見に徹する。
GM:一瞬のうちに、血の華が開いたような連撃だった。百入の能力に阻まれなければ、二人とも切り伏せていただろう。そしてさらに――
百入結衣子:踏み込めば動きが止まる。そうならなかったということは。
GM:散った血液が、百入の傷口から体内に深く食い込んでいる。それは行動を阻害する、”芽”のような血の塊だった。
百入結衣子:「……湊融。見えた?」自らのみが傷を負う。
百入結衣子:「……!これ、……っ!」
鶴喰湊融:「四度切ったのは。…毒ですか?」
《スヴェルト》:「守られたか。まずはそちらから落とす必要があるか……しかし」
百入結衣子:「あはは。ヴリトラの“エース”を舐めないでよ」
《スヴェルト》:「ただの血だ。他人に混じれば、確かに毒かもしれんな」
百入結衣子:「この程度で、行く手を阻めると思うな!」
《スヴェルト》:「……それはそれは」
《スヴェルト》:「切り落とさねばなるまいな。その言葉を言ってきた者たちと同じく」
GM:手番はそのまま百入さん――の前に、
《スヴェルト》:コンボ:さきうたう。夜魔の領域を使用。行動値を0にして、行動可能になります。
百入結衣子:ゲッ……
鶴喰湊融:ウワッ
GM:今度こそ本当に、手番は百入さん。
GM:行動をどうぞ!
百入結衣子:マイナーで『ケムダーのヴェール』。熱光学迷彩を起動。
百入結衣子:メジャー『アクゼリュスの王笏』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》《光速の剣》。
百入結衣子:イングラムを攻撃。
GM:くっ、絶対カバーリングすることがバレてる
百入結衣子:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,8,9,9,9,10,10]+10[3,5,6,7,7,7]+5[3,5,5]+10 → 35

百入結衣子:ガード不可です
イングラム:ガードできないから避けるしかない
イングラム:8dx=>35
DoubleCross : (8R10[10]>=35) → 9[3,4,4,4,6,7,9,9] → 9 → 失敗

GM:駄目でした!
GM:ダメージください!
百入結衣子:4d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (4D10+42+3D10+5) → 29[10,6,6,7]+42+19[7,5,7]+5 → 95

GM:ごぇー。
GM:装甲のみ有効でしたっけ。
百入結衣子:です!
GM:あ、でも無理か。
イングラム:《異形の捕食者》を使用。ダメージを減少させようとします。
GM:これはありえない存在なのでありえない存在で採ってます。
イングラム:95-6d10
DoubleCross : (95-6D10) → 95-22[7,2,8,1,3,1] → 73

GM:しかも超低いんですけど!?
GM:ありえざりすぎた存在で負荷がかかったのか……
GM:73点のダメージを受けました……
GM:演出どうぞ……
百入結衣子:「モード“アクゼリュス”」そう呟くと、スヴェルトに向けて右手をかざす。
百入結衣子:フェイント。左手からレーザが曲げて放たれ、イングラムを狙う。
《スヴェルト》:「!」
イングラム:「……ァ」 と、言葉を発する暇もない。
百入結衣子:直撃したものの分子運動停止を引き起こす、冷却のレーザー。
百入結衣子:それに加えて、更に数発。
百入結衣子:起熱のレーザー。冷却のレーザー。起熱。冷却。
イングラム:砂による防御壁が間に合わない。それ自体ができない。動けなかった。
百入結衣子:敵を留め置いたまま、分子運動を緩急をつけて揺り乱し、脆性破壊を引き起こす。
百入結衣子:そこに追撃のショットガンを抜き打ち。
イングラム:「ゥゥウウッ」 砕ける。体が爆ぜ飛ぶ。それでも――
百入結衣子:「――完全に入れたはずだけど」
百入結衣子:「流石ね。捉えきれてない?」
イングラム:「……カ、ァァァァァァ」 百入は気づく。打ち込んだ弾丸、あるいはエネルギーそのものが、
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5した(侵蝕率:107->112)
イングラム:《イングラム》の体内で、砂に変換されてあふれ出てくる。
イングラム:「アァッ」 体が部分的に崩れようとしているが、一回り大きくなったようにも見える。そして――
イングラム:《加速する刻》。
イングラム:マイナーでコンボ:妹背。
イングラム:アーマークリエイト+影走り。
イングラム:砂の鎧をつくりつつ、百入・鶴喰のエンゲージに接敵します。
   鶴喰[7] 百入[9]   (雲居[9])
   スヴェルト[12]
   イングラム[7]
イングラム:メジャーで御車返し。
イングラム:コンボ:御車返しだ。
イングラム:コンセ(モルフェウス)+カスタマイズ+吠え猛る爪
イングラム:1d2 ターゲット
DoubleCross : (1D2) → 2

イングラム:百入さん!
百入結衣子:来な!
イングラム:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[2,2,5,6,6,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,1,2,2,3,7,10]+10[8,8]+10[5,10]+10[10]+3[3]+1 → 54

イングラム:はわわ
GM:なんでさっきの師匠のときにこれができない!
百入結衣子:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,4,4,6,10]+4[4] → 14

GM:ダメージ。
イングラム:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 24[6,7,5,1,3,2]+22 → 46

百入結衣子:当然耐えられない!
百入結衣子:イングラムに遺志/脅威:○で取得して昇華復活。
イングラム:「アァッ」 叫びながら、腕を振り回す。戦技とはいえない。ただ、その膨大な質量に膨れた砂で、殴りつける。
百入結衣子:そういうのの防ぎ方は知っている。
イングラム:そのために回避はしづらく、当たれば重量が体を打つ。百入結衣子を打ち付ける。
百入結衣子:自らの身を前に。
百入結衣子:直撃を受けるが、後ろへの波及は少なくなる。
百入結衣子:「がうっ……!」
《スヴェルト》:「体を張って守るつもりか。……苛立たせてくれるな」
鶴喰湊融:「っ…」その有り様と、百入さんの動きに上がりそうになる声を抑え込む。
《スヴェルト》:「その姿が、癇に障る」
百入結衣子:「あはは。お褒めに預かり光栄至極」
百入結衣子:よろめきながらも、笑う。
GM:手番は雲居さんに移りますが、待機させないなら攻撃します。どうしますか!
百入結衣子:防御抜けるんだっけ……?
鶴喰湊融:殴ってもらう…のでいいのかな…
鶴喰湊融:えーっと、装甲無視は…無かったような…
GM:装甲抜けないです
GM:純粋な攻撃力に期待!
百入結衣子:ちょっと待機してて春音ちゃん
鶴喰湊融:相談の結果一度待機してもらう形で!
GM:OK!
雲居春音:「百入さん! ……いま、援護しますっ」 刀を抜こうとしている。
百入結衣子:「待って!」
百入結衣子:「湊融にやらせてあげて。お願い」
雲居春音:「……うっ」
雲居春音:「湊融ちゃん、……いける?」
鶴喰湊融:「もちろん。…お先に行かせてもらいます」
GM:では、鶴喰さん手番どうぞ!
鶴喰湊融:はい!ではまずオートでデバウラーを装備。
鶴喰湊融:マイナーなし、メジャーコンボ:八重紅大島。
鶴喰湊融:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪クリスタライズ≫≪ジャイアントグロウス≫で、イングラム&スヴェルトを攻撃。
GM:こいやー!
百入結衣子:NPCカードの使用を。
GM:どうぞどうぞ

◆NPCカード:《フラワルド》舘原恵那 アクション:ドクトリンLEAD4
シナリオ1回。
任意のPCの攻撃時、判定直前にオートアクションで使用。
その攻撃は相手のガード値を無視する。
百入結衣子:お願い!
鶴喰湊融:ありがとうございます!ではっ
GM:了解!フラワルドが援護します。
鶴喰湊融:16dx7+8
DoubleCross : (16R10+8[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,8,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,2,4,4,5,6,8,9,10,10]+10[2,2,3,8]+10[8]+1[1]+8 → 49

鶴喰湊融:あら回った。ので、≪剣精の手≫。
鶴喰湊融:1dx7+48
DoubleCross : (1R10+48[7]) → 3[3]+48 → 51

鶴喰湊融:ま、まあ繰り上がったからヨシ!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+14した(侵蝕率:103->117)
GM:ならば、リアクション!
《スヴェルト》:普通のドッジ。
《スヴェルト》:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,3,4,4,6,9,10,10,10]+6[1,2,6] → 16

イングラム:普通のドッジ。
イングラム:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 8[2,3,3,4,4,5,7,8] → 8

イングラム:《砂の結界》でスヴェルトをカバーリングします。
百入結衣子:あれ、61では?
百入結衣子:49→58から1dxですよね
GM:そうか、繰り上がってる。
鶴喰湊融:あ、そうか!そうでした…!ありがとうございます
GM:61ですね。
GM:ダメージをどうぞ。NPCカードを使うならどうぞ!
鶴喰湊融:じゃあ江永さん!よろしくお願いします!

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂 アクション:ルドラの巡翼
ラウンド1回。
任意のPCの攻撃時、ダメージ算出直後にオートで使用。
ダメージを+25する。
GM:OK!ダメージを+25してください!
鶴喰湊融:ありがとう!ではっ
鶴喰湊融:7d10+21+12+25 装甲無視!
DoubleCross : (7D10+21+12+25) → 37[6,5,9,1,4,2,10]+21+12+25 → 95

GM:うっそ~……
百入結衣子:すごい!
鶴喰湊融:コレが…江永さんパワーだ!
GM:これもしかして装甲も無視しちゃう……?
百入結衣子:無視しちゃうし
鶴喰湊融:クリスタライズですからね…
百入結衣子:カバーで2倍
GM:190点のダメージ!すっごい痛いですが、生存。
百入結衣子:めっちゃ硬い
鶴喰湊融:生きてる!?マジか
GM:こいつは生命増強モンスターよ!
鶴喰湊融:ヤバい…
GM:演出どうぞ!
鶴喰湊融:ひゅぅ、と呼気の音。
舘原恵那:『……《太白》。いつでもいける。始めてくれ』
鶴喰湊融:その声に、僅かに唇がほころぶ。
鶴喰湊融:「ええ。行きます」舞うように。
鶴喰湊融:月光を、ほの白い刃が反射する。
鶴喰湊融:はら、と。白い花びらが、その光の中に浮かび――
《スヴェルト》:「……《イングラム》! 離れろ!」
鶴喰湊融:風が一瞬上げた悲鳴の後、白い曲線がその中を駆けていく。
イングラム:「ァ……」 砂の盾が、壁のように展開される。それよりも早く。
舘原恵那:「いけ。鶴喰湊融」 銃撃の嵐が、砂の守りをこじ開ける。
舘原恵那:「終わらせてやれ。きょうだいの、そんな姿を見るのは辛い。それはわかる」
鶴喰湊融:長い柄元。そこに合わせる様に握りこむ両の手が、砂が開かれた地点を刃先に通らせていく。
百入結衣子:「瑞穂も!お願い!」
江永瑞穂:「……任せてっ」 炎の翼が、スヴェルトたちの背後から燃え上がる。 「ください!」
江永瑞穂:意識の外からの一撃――炎と銃撃が砂の守りを削り取る。
鶴喰湊融:刃と、浮かぶ花弁が焔の赤色に染まる。
江永瑞穂:「がんばれ、湊融ちゃん!」
鶴喰湊融:静かに、赫色の刃が円を描いた。
鶴喰湊融:「……ありがとう、お二人とも」
鶴喰湊融:ゆる、と上段に構え直す。
GM:鶴喰湊融の剣閃は完璧だった。
鶴喰湊融:ねえ、兄様。わたしは、強くなりましたよ。こうして、剣も振れるようになりました。
GM:本人の意思を剣が汲み、完全な形で完遂させた。鶴喰湊融の技は、その剣の解放を伴って完結する。
鶴喰湊融:2d10+95 ジャイグロたし忘れ分
DoubleCross : (2D10+95) → 11[3,8]+95 → 106

GM:生!
鶴喰湊融:むう。
鶴喰湊融:「……どうですか」
イングラム:「アァ」
イングラム:鶴喰湊融の一撃は、完璧だった。それでも、
イングラム:イングラムは、スヴェルトの守りを優先させ、それを達成していた。
イングラム:体の大半が砂になって砕けている。
鶴喰湊融:目を伏せる。「……そうまでなっても、貴方は守り続けるんですね」ぎち、と。柄糸が、一瞬悲鳴を上げた。
イングラム:それでも立っていた。
GM:そのイングラムの手番が来る。
GM:今度のターゲットは湊融ちゃんですね。
鶴喰湊融:ひええ。来てください
イングラム:マイナーはもはやなし。
イングラム:メジャーで再びコンボ:御車返し
イングラム:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,2,4,4,4,4,5,6,7,8,10]+6[3,6,6]+1 → 17

百入結衣子:!
GM:いやー……
GM:そうなんだよな……
百入結衣子:頑張って湊融
鶴喰湊融:兄様……ドッジします。
GM:このダイス数でこの固定値だと、普通にあり得るんですよね
鶴喰湊融:10dx+1=>17 えいっ
DoubleCross : (10R10+1[10]>=17) → 10[1,4,5,7,8,8,9,9,10,10]+4[3,4]+1 → 15 → 失敗

鶴喰湊融:ぐああ二足りない
百入結衣子:惜しい……!
GM:では、ダメージを出させてもらおう……重圧娘は引っ込んでいな!
イングラム:2d10+22 装甲無効!吠え猛る爪が入っているので!
DoubleCross : (2D10+22) → 15[7,8]+22 → 37

鶴喰湊融:うーんこれ…いや、ダメか。衝動違うから捕食者はコピーできない。
鶴喰湊融:死にますね。雲居ちゃんのロイスを切って復活する。
雲居春音:「湊融ちゃんっ」
鶴喰湊融:「…大丈夫。まだ、御待ちを…っ!」
イングラム:「ゥぅ………」
イングラム:感情のない目で鶴喰湊融を見る――あるいは、その剣を。
《スヴェルト》:「イングラム。もう下がれ。無様すぎる、負傷しすぎだ。お前の出る幕は――」
鶴喰湊融:静かな眼のまま、見返す。「……下れないでしょう、兄様」
イングラム:「……」
百入結衣子:「……湊融……」
イングラム:「ァ……」 一歩、前に出る。
鶴喰湊融:「護るべきものを後ろに抱えて。貴方が……どんなになっても、貴方が」
鶴喰湊融:「己だけ、逃げ出したりするはずがないもの」
鶴喰湊融:たとえ。その守られている誰かが。
鶴喰湊融:退いてほしいと思っていても。
イングラム:あたりを舞う、赤い砂の中で立つ。頼りない拳をかかげる。
百入結衣子:血の瘤に遮られ、動くことも出来なかったが。「……強いね。湊融」
GM:手番は、行動放棄指示がない限り雲居さんです。どうします?
百入結衣子:動いてもらいましょう。
鶴喰湊融:おねがいします!
雲居春音:行動します!

◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音 アクション:いばらヒメ
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、雲居春音が範囲攻撃を行う。
雲居春音:「待て、って言われても……私! もう!」 
百入結衣子:「うん。ごめんね。我慢してもらって」
鶴喰湊融:「はい。――後は、存分に」
百入結衣子:「――やっちゃえ」
雲居春音:「うん! ……見てられないよ! こんな、二人!」
雲居春音:コンボ:いばらヒメ。コンセ(ノイマン)+コントロールソート+血の宴+鮮血の一撃+ブラッドバーン+フェイタルヒット。
雲居春音:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,5,5,6,6,7,7,9,9]+10[1,3,4,7]+4[4]+6 → 30

《スヴェルト》:普通にドッジ。
《スヴェルト》:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[3,4,6,6,6,7,7,7,8,10]+10[10]+5[5] → 25

百入結衣子:ウワッ
イングラム:普通にドッジ。
百入結衣子:怖いことする……
イングラム:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,3,4,5,7,9,10,10]+7[3,7] → 17

鶴喰湊融:さっきの攻撃と同じ値…
雲居春音:8d10+22 すべて有効
DoubleCross : (8D10+22) → 44[6,1,2,6,3,10,6,10]+22 → 66

イングラム:スヴェルトを砂の結界でカバー。だが……
イングラム:軽減してもダメか。蘇生復活。HP1で残ります。
雲居春音:「兄妹で殺し合うなんて、ぜったい間違ってる! 私の……私のお兄ちゃんは!」 鬼切の太刀、“騒雁”が走る。血濡れの刃がインパクトの瞬間に矛に変わり、《イングラム》の体を切り裂き、その不死性を断ち切る。
雲居春音:「いまも私と一緒にいる。いまならそれがわかる。たぶん……湊融ちゃんも。だから」
雲居春音:「あなたはもう眠った方がいいよ」 Eロイス《不滅の妄執》が解除されました。
雲居春音:雲居の握りしめた太刀から、血が滴っているのがわかる。雲居のものではない、だれかの血がそこから染み出している。
GM:というわけで、クリンナップをはさんで
GM:違う!
GM:スヴェルトの手番が夜魔の領域で残ってるじゃん!
GM:やったらぁ!
鶴喰湊融:ぎゃーっ
《スヴェルト》:「《イングラム》」
《スヴェルト》:「もういい。下がれ」
《スヴェルト》:マイナーなし。
《スヴェルト》:メジャーでコンボ:たちひらく。
《スヴェルト》:コンセ+鮮血の一撃+血の宴+ブラッドバーン+エンタングル+爪剣。
《スヴェルト》:ターゲットは鶴喰・百入の両方。
GM:湊融チャンが何かするならどうぞ!
鶴喰湊融:ちょっとお待ちを!
鶴喰湊融:決定しました!
GM:カバーリングなら、まずは判定行きます。
鶴喰湊融:≪異世界の因子≫。イングラムの≪砂の結界≫をコピーします。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+5した(侵蝕率:117->122)
GM:コピーされました!
鶴喰湊融:そしてこれで120を超えたので。
鶴喰湊融:≪砂塵の帳≫。その命中判定を失敗させます。
GM:OK!
GM:命中判定は失敗しました…
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+7した(侵蝕率:122->129)
《スヴェルト》:「……なに?」
《スヴェルト》:再び刃を古い、救い上げるような連撃を放とうと踏み出す。
GM:だが、そのときには鶴喰湊融が動いている。
鶴喰湊融:ゆるりと、合わせるように踏み込んで。
鶴喰湊融:鏡合わせのように。上段より刃を振り落とす。
鶴喰湊融:続く刃にも。その次にも。もう一つにも。
《スヴェルト》:「私の動きを。鶴喰湊融……」
鶴喰湊融:はらはらと、最後には白い月光に照らされる花弁がある。
《スヴェルト》:「覚えたのか。……それに、なんだその剣は。なぜ砕けない」
《スヴェルト》:「《虚宿》の刃を受けて、砕けないのはなぜだ?」
鶴喰湊融:「その動きは…何度も味わったものです」
鶴喰湊融:「さあ、どうしてでしょう」薄く、淡く微笑む。
鶴喰湊融:「わたしにもわかりませんが――」
鶴喰湊融:「ただ、出来ると思って。そうしてやってみたら、出来ました」
《スヴェルト》:「何を、バカげたことを」 その瞳が燃える。明らかに怒りを感じているのがわかる。
GM:では、ここでクリンナップ&セットアップだ。
GM:第2ラウンドに移ります。
GM:セットアップ、何かある人!
鶴喰湊融:なしです!
GM:こちらは何もなし
百入結衣子:ここもなしだな。なし。
GM:もう血色の花嫁を使える状況じゃない。ちなみに、さっきのバックファイアは5点を自分で受けました。
   鶴喰[7] 百入[9]   (雲居[9])
   スヴェルト[12]
   イングラム[7]
[12][enemy] 《スヴェルト》
[12][侵蝕112/昇華2] 百入結衣子
[09][NPCカード] 雲居春音
[07][侵蝕129/昇華1] 鶴喰湊融
[07][enemy]  《イングラム》
GM:手番は《スヴェルト》からですね。
GM:マイナーはやはり何もなし。
《スヴェルト》:メジャーでコンボ:たちひらく。
《スヴェルト》:またしても鶴喰・百入の両者を攻撃。
《スヴェルト》:コンセ+鮮血の一撃+血の宴+ブラッドバーン+エンタングル+爪剣。
GM:湊融ちゃんの妨害があれば、ここで!
鶴喰湊融:むうっ……!
鶴喰湊融:今回は、まだなしで!
GM:OK!では判定。
《スヴェルト》:20dx7+24
DoubleCross : (20R10+24[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,4,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[7,7,7,7,8,9,9,9]+10[2,3,4,4,6,9,9,9]+10[1,4,8]+10[9]+10[8]+10[7]+10[10]+3[3]+24 → 107

百入結衣子:……?
鶴喰湊融:なにこれこわ…
GM:これが剣鬼と呼ばれたセルのリーダーよ!
鶴喰湊融:ドッジしてみます…
百入結衣子:4dx 一応ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,4,5,8] → 8

鶴喰湊融:10dx+1=>107
DoubleCross : (10R10+1[10]>=107) → 10[1,2,2,4,4,5,6,7,10,10]+5[1,5]+1 → 16 → 失敗

百入結衣子:湊融、カバーしてくれない? 大丈夫、あたしを信じて
GM:ダメージを出す前に、カバーリングなどありますかね!
鶴喰湊融:無駄周り。では兄様からコピーした≪砂の結界≫で百入さんをカバーします!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:129->131)
GM:うおーっ、ダメージ出します!
《スヴェルト》:11d10+48 諸々有効、ダメージ時に重圧付与
DoubleCross : (11D10+48) → 76[2,7,4,9,6,10,8,10,9,4,7]+48 → 124

百入結衣子:生成亜綺羅のロイスを昇華。色ロイスの効果を適用。
百入結衣子:色はホワイト。湊融へのダメージを0に。
鶴喰湊融:もっ百入さん!!
百入結衣子:これで重圧もかかんない!
鶴喰湊融:わあいありがとうございます
《スヴェルト》:「……花を」 踏み込み、旋回する。流れるように――ではない。散るような連撃。
《スヴェルト》:「さかせて見せろ」 刃が血を迸らせて走る。
百入結衣子:「――湊融」彼女の後ろに下がる。今までではありえない動き。
鶴喰湊融:踏み込む。百入さんの前に立ち、己の刃と身体で捌き切ろうとして。
百入結衣子:「一瞬でも対応できるなら」彼女の、小さな――いや。
百入結衣子:「止められる」大きな背に、その発動を隠して。
鶴喰湊融:声を聴いている。何時だって。
鶴喰湊融:その声が言う事を、疑った事なんてない。
百入結衣子:囲い込むように無数のレーザーが回り込み、スヴェルトへ殺到する。
鶴喰湊融:一瞬。刃と刃を擦り合わせる。押し切られるまで、一秒もないが。
《スヴェルト》:「な」 踏み込みが止まる。 「に?」
百入結衣子:冬を巻き戻した様な凍結の領域が、花開くことを許さない。
GM:スヴェルトの刃が、鶴喰湊融に届くことはなかった。
百入結衣子:「――“マルクトの矮星”」
鶴喰湊融:雪のようなちいさな花びらが、僅かに舞った。
《スヴェルト》:「……お前たちは」 メインプロセス終了後、コンボ:さきうたう。行動値をゼロにして、夜魔の領域で再行動権を確保。
《スヴェルト》:「……なんなんだ?」
鶴喰湊融:「《ヴリトラ》」
鶴喰湊融:「小さな、でも……確かにある。家族の名前だ」
《スヴェルト》:「マスター・スカイのいない《ヴリトラ》に、こうも手を焼くとは……“ヤシュト”。あの男……」
《スヴェルト》:「烏羽岬だけが問題だと、どの口で言った……!」
GM:手番は、その背後で息をひそめていた百入さんに移ります。
百入結衣子:はい!マイナーで迷彩を起動。
百入結衣子:メジャー『アクゼリュスの王笏』。《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》《光速の剣》
百入結衣子:イングラムを攻撃。
GM:くそーっ光速剣!
GM:殴られます。判定どうぞ!
百入結衣子:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[2,3,4,4,5,5,7,7,8,9,10,10,10]+10[2,4,4,4,7,9,10]+10[3,4,7]+10[10]+1[1]+10 → 51

GM:高いよ!
GM:ドッジ…
イングラム:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,4,4,5,6,8,9,10]+3[3] → 13

GM:駄目でした。ダメージください…
百入結衣子:6d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (6D10+42+3D10+5) → 28[10,3,2,9,3,1]+42+18[7,1,10]+5 → 93

鶴喰湊融:つっつよい
GM:だめだ……そのダメージでイングラムは戦闘不能になります。
GM:演出をどうぞ。
百入結衣子:「ありがとう、湊融。それから」
百入結衣子:「ごめんね」再びレーザを投射する。動きの止まった“スヴェルト”ではなく。
百入結衣子:それをかばいに来た“イングラム”めがけてだ。
イングラム:「か」
百入結衣子:「やっぱり、お兄さんを、自分で手に掛けないほうがいい」
イングラム:「ぁ」 止まる。その一撃を受けるしかない。
百入結衣子:冷熱を交互に連射。防御の砂を火力で削り飛ばしていく。
イングラム:砂が砕ける。
百入結衣子:「たとえ自分でやらなくても」湊融の前に、立ちふさがるように躍り出て。
イングラム:それでも《イングラム》は動かない。《スヴェルト》の前に立ち、両手を広げた。
イングラム:「……ぁぁ」
百入結衣子:ショットガンを、頭へ。「スカッとは、するはずだから」
百入結衣子:「あなたの、思い出は。優しいお兄さんのままでいい」
イングラム:最後の瞬間、百入結衣子は聞いた気がする。
イングラム -> 百入結衣子:「それでいい」
イングラム:イングラムは砕け散り、砂のように崩れ落ちた。
《スヴェルト》:「……!」
鶴喰湊融:「、ぁ」分かっていても。僅かに声が漏れて。
百入結衣子:「……」
《スヴェルト》:「イングラム……」
百入結衣子:「……うん。ありがとう」イングラムに応える。
《スヴェルト》:「イングラム」
鶴喰湊融:「…………ありがとう、ございます。百入さん」
鶴喰湊融:「兄を、眠らせてくれて」
百入結衣子:「……うん。あなたの、家族は、眠った」湊融へ。
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5した(侵蝕率:112->117)
《スヴェルト》:「愚かな……馬鹿げた……イングラム。ただの怪物。心を持っていなかった。ただの屍だ。最初から……最後まで」
《スヴェルト》:うつむいた。そして顔をあげたときには、
《スヴェルト》:「お前たちが、気づかせてくれたよ」 笑っている、ように見えた。
《スヴェルト》:「わかっていたことなのにな。わかっていたことを、お前たちは気づかせた」
鶴喰湊融:「……」
《スヴェルト》:《加速する刻》を使用します。
百入結衣子:ひっ
鶴喰湊融:くっ
《スヴェルト》:「お前たちにも、教えてやる」
GM:スヴェルトが行動します。
GM:マイナーなし。
《スヴェルト》:メジャーでコンボ:したたりめぶく。コンセ+鮮血の一撃+血の宴+ブラッドバーン+エンタングル+爪剣+死神の爪。
鶴喰湊融:げ、げええ死神の爪!?
GM:妨害がなければ判定します。
GM:あんまり意味はないけれど、リアクション不能の攻撃です。
鶴喰湊融:では≪砂の結界≫。百入さんをカバーします。
GM:では大丈夫そうなので判定
《スヴェルト》:20dx7+24
DoubleCross : (20R10+24[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,4,4,5,5,6,6,7,7,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,5,6,6,8,8,8]+10[2,4,7]+10[7]+10[10]+3[3]+24 → 77

鶴喰湊融:ま、回すなー!さっきの通り百入さんをカバー!
《スヴェルト》:8d10+48 ダメージが入ったら重圧。諸々有効。
DoubleCross : (8D10+48) → 39[6,2,8,3,9,5,5,1]+48 → 87

鶴喰湊融:消し飛ぶわ!スヴェルトのロイスを切って復活!
百入結衣子:湊融……!
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:131->133)
《スヴェルト》:「したたり」 高速の刺突。その連撃は、目では追えないほど速く、鋭い。
《スヴェルト》:「めぶけ」 貫くと同時に捻り、抉る。確実に殺すための一撃だった。
鶴喰湊融:目では追いつかない。先に、予測に近い直観で。刃が来るであろう場所へ飛び込む。
百入結衣子:「湊融っ……!」
鶴喰湊融:「づ…ッ、……、大丈夫、です…!」
鶴喰湊融:花弁が、傷口から零れる。
《スヴェルト》:「お前たちにも気づかせてやる」
《スヴェルト》:「万人には等しく……死の運命だけが待っていることを」
鶴喰湊融:身体ごと裁断し、纏めて斬られるところを、砂に変換した。
GM:手番は本来なら雲居さんですが、行動させますか?
百入結衣子:お願いします
鶴喰湊融:お願いしますっ
GM:じゃあ雲居チャンのアタック

◆NPCカード:《カレイドソーン》雲居春音 アクション:いばらヒメ
クライマックスでのみ有効。
ラウンド1回、雲居春音が範囲攻撃を行う。
雲居春音:「《スヴェルト》ッ!」
雲居春音:コンボ:いばらヒメ。
雲居春音:「お前には――ぜんぶ、ぜんぶ、思い出させてやる!」
雲居春音:コンセ(ノイマン)+コントロールソート+血の宴+鮮血の一撃+ブラッドバーン+フェイタルヒット。
雲居春音:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[2,3,4,4,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,2,3,5,7,7,7]+10[2,4,8]+10[10]+4[4]+6 → 50

百入結衣子:がんばった!
鶴喰湊融:きゃーっ!
雲居春音:「お前が、傷つけてきた人たちのこと! その人たちにも、大事な誰かがいたって――ことっ!」
雲居春音:10d10+22
DoubleCross : (10D10+22) → 46[6,8,4,4,2,6,1,6,2,7]+22 → 68

GM:これはまだスヴェルト死んでません、生存ダメージです。
雲居春音:「私は雲居春音! 《カレイドソーン》だ!」 滑り込み、刃を振るう――ふりをして、手榴弾を投げた。
雲居春音:その爆発の瞬間に、刃を振るい、盾のように展開。破片から身を守りながら、後背に回り込んで切り裂いた。
GM:これでスヴェルトの不滅の妄執も解除されました。
GM:死亡させることができるようになります。
百入結衣子:「……嘘」
百入結衣子:「今の、春音ちゃんがやったの……!?」
鶴喰湊融:目を丸くして。「……雲居さん、何時の間に鳥羽くんみたいなことを」
《スヴェルト》:「こんな……」 背中を切られ、刃に入った亀裂を眺める。
《スヴェルト》:「こんなことが。《騒雁》……!」
GM:手番は、鶴喰さんへ!
鶴喰湊融:はいっ!マイナーで重圧を解除。
鶴喰湊融:コンボ:八重紅大島≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫≪クリスタライズ≫≪ジャイアントグロウス≫!
鶴喰湊融:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[2,2,3,4,6,6,6,6,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,6,7,7,8,8,9,10]+10[3,4,8,9,9,10]+10[3,8,9,10]+10[3,4,10]+10[8]+6[6]+8 → 74

鶴喰湊融:おっと回ってしまったな…
百入結衣子:ヤバ……
GM:駄目じゃないかな、これ……がんばれ!
鶴喰湊融:≪剣精の手≫はまだ残ってるので使います。
《スヴェルト》:10dx ドッジ
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[1,2,2,2,3,4,6,8,8,9] → 9

GM:駄目でした。ダメージください。
鶴喰湊融:1dx7+78
DoubleCross : (1R10+78[7]) → 1[1]+78 → 79 → ファンブル

鶴喰湊融:ギエーッ。まあ当たったからいいや。。。
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+14した(侵蝕率:133->147)
百入結衣子:瑞穂もお願い!
鶴喰湊融:あっそうだ江永さんお願いします!
GM:江永さんも加勢します。

◆NPCカード:《ヒート・バック》江永瑞穂 アクション:ルドラの巡翼
ラウンド1回。
任意のPCの攻撃時、ダメージ算出直後にオートで使用。
ダメージを+25する。
鶴喰湊融:やったぁ!
GM:ダメージを+25してください。
鶴喰湊融:8d10+2d10+21+12+25 装甲無視。
DoubleCross : (8D10+2D10+21+12+25) → 54[9,10,9,2,2,6,10,6]+16[9,7]+21+12+25 → 128

鶴喰湊融:何かいい出目出ましたね
GM:おごーっ
GM:もう駄目だ。HPがゼロになる。なので、
《スヴェルト》:《不死不滅》。HPを回復させて、まだ立つ。
GM:踏みとどまった感じです。演出をどうぞ。
鶴喰湊融:むう…復活切らせただけオッケー!よし!
鶴喰湊融:上段から、脇構えに近い形へ。
鶴喰湊融:滑るように、重心を一定に保ったまま駆ける。
《スヴェルト》:「ち……!」
鶴喰湊融:自分は、先の雲居さんのように器用に学び、組み込むことは出来ない。
江永瑞穂:「湊融ちゃん」
江永瑞穂:「ずっと思ってた。私は……湊融ちゃんのこと、何か助けてあげられないのかなって」
鶴喰湊融:百入さんのように、磨き抜かれた戦技と戦術を持って、特異な技能を生かすことも出来ない。
江永瑞穂:「いまが、だから、いまが……」 炎が地面を走る。 「いまが、そのとき」 燃え上がり、包み込む。
鶴喰湊融:「…そう思ってくれるだけで。わたしは、本当に嬉しいです」「ええ。でも…うん。一発、やっちゃいましょう」
鶴喰湊融:焔に照らされて。白が赫く。
鶴喰湊融:そのまま、焔と花弁が舞う中を。
鶴喰湊融:「――今。この子…“薄墨”は、わたしのものだ」だから。
江永瑞穂:「いけっ! 湊融ちゃん!」
鶴喰湊融:兄様から引き継いだ剣を、五福/かつての故郷で磨いたものを、
鶴喰湊融:「ここで、わたしだけのものを見せる」
鶴喰湊融:魔剣というものがもしもあるなら。
鶴喰湊融:それは、必ず届いて。斬るべきものだけを斬るものだろう。
鶴喰湊融:ちん、と。鞘に収まった音。
鶴喰湊融:後から吹いた風が、焔と花弁の幕を払った。
《スヴェルト》:「……私は」 倒れかけ、踏みとどまる。
《スヴェルト》:「私は……負けない。負けるわけにはいかない」
《スヴェルト》:「イングラム。見ていろ。愚かなお前が守ったものが、この世でもっとも強い」
GM:なので、ラウンド最後、行動値0のスヴェルトの手番
《スヴェルト》:マイナーなし。
《スヴェルト》:最後のコンボ:たちひらく
GM:範囲攻撃です。妨害ありますか!
GM:帳があればどうぞ!
鶴喰湊融:なしで!
GM:OK!
《スヴェルト》:20dx7+24
DoubleCross : (20R10+24[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,4,4,5,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,5,6,6,8,9,10,10]+10[1,6,7,10]+10[5,8]+10[7]+2[2]+24 → 76

鶴喰湊融:あ、安定して回すなあ!ドッジ!
鶴喰湊融:11dx+1=>76
DoubleCross : (11R10+1[10]>=76) → 10[1,1,2,2,4,5,7,9,10,10,10]+7[4,7,7]+1 → 18 → 失敗

百入結衣子:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 5[1,2,4,5] → 5

GM:では、カバーをどうぞ!
百入結衣子:春音ちゃんのロイスを昇華して重圧を解除。
百入結衣子:《炎陣》で湊融をカバー。
鶴喰湊融:も、百入さん!
GM:では、ダメージ
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:117->119)
《スヴェルト》:8d10+48 諸々有効。
DoubleCross : (8D10+48) → 33[4,6,8,1,8,1,4,1]+48 → 81

《スヴェルト》:当たれば重圧!
百入結衣子:当然無理!重圧を貰って、死ぬ!
百入結衣子:華槍のロイスを昇華して復活。
百入結衣子:残ロイスは1枚になりました
《スヴェルト》:「……一人……残らず」 刃が走る。跳ね上がり、切り刻む。
《スヴェルト》:「切り伏せて、最後に……立つのは……私一人」
《スヴェルト》:「私が一人でいい」
百入結衣子:「ぐうっ……!」自らの胸に、レーザを打ち込む。
鶴喰湊融:「百入さん!」
百入結衣子:「あああああっっ!」自らに混じった血を無理やり焼く。
百入結衣子:「これでっ……!」さらに強制起熱。体を無理やり動かし、
百入結衣子:刃の間に潜り込ませる。
GM:刃の先端からしたたる血が、その射程を延長していた。対処が間に合わなければ、二人とも両断していただろう。
百入結衣子:「ぐうっ、はあっ、はあっ……!」
鶴喰湊融:「また、とんでもない無茶を…!」
《スヴェルト》:「……まだか。そうか」
《スヴェルト》:「イングラム。まだか。そうだな。私は……まだ……」
百入結衣子:「あたしが守った家族(もの)が、この世でもっとも強いっ!」
《スヴェルト》:「否定してやろう。それができるのは、生きている者だけだ」
《スヴェルト》:「最後の、最後にな」
GM:ここはそのままクリンナップを経て、ラウンド3のセットアップにいきましょう
鶴喰湊融:はい。
GM:何かある人!
GM:スヴェルトはありません!
百入結衣子:『カイツールの望遠鏡』:《先陣の火》。
百入結衣子:行動値を+10して19に。ここで追い抜く。
GM:OK!
GM:こいっ!
鶴喰湊融:此方在りません…!
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+2した (侵蝕率:119->121)
[19][侵蝕121/昇華5] 百入結衣子
[12][enemy] 《スヴェルト》
[09][NPCカード] 雲居春音
[07][侵蝕147/昇華2] 鶴喰湊融
[07][enemy]  《イングラム》
GM:行動をどうぞ!
百入結衣子:マイナーで迷彩起動。
百入結衣子:メジャー『アクゼリュスの王笏』:《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《見えざる死神》《光速の剣》。スヴェルトを攻撃。
GM:きなさい!妨害一切なし!
百入結衣子:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,3,3,3,3,5,5,5,6,6,7,8]+10[6,8]+10[8]+2[2]+10 → 42

百入結衣子:ガード不可!
《スヴェルト》:普通ドッジ。
《スヴェルト》:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,3,4,5,5,5,6,8,9,10]+5[5] → 15

《スヴェルト》:無理!ダメージください!
百入結衣子:5d10+42+3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (5D10+42+3D10+5) → 27[4,7,7,7,2]+42+26[10,9,7]+5 → 100

GM:最後の切り札、蘇生復活。これでもう復活エフェクトはありません。
GM:演出をどうぞ。
百入結衣子:無理矢理の動きのまま、攻勢に転じる。
百入結衣子:この瞬間しか隙はない。
《スヴェルト》:「来るか」 もう、構えることもしていない。
《スヴェルト》:回避に注意を傾ける。それでも避けることなどできはしないだろう。
百入結衣子:手をかざし、撃ち込む。それは動きを止める冷却のレーザーではなく。
百入結衣子:焼き払う一撃だ。至近での交錯でしか使えないようなものだが、
百入結衣子:今がその時だ。
百入結衣子:「もしも、違う出会い方をしていれば」
百入結衣子:「あなたがヴリトラに居たのかもしれない」
《スヴェルト》:「違う出会い方……っ、など」 焼かれながら、血を吹き出し、踏みとどまる。
百入結衣子:「だけど、そうならなかった」
《スヴェルト》:「冗談ではない」
百入結衣子:「だから、これで。お終いなんだ」
百入結衣子:百入結衣子の侵蝕率を+5した(侵蝕率:121->126)
《スヴェルト》:「おし……まい、だと?」 傷口がうごめく。
百入結衣子:「……嘘」
《スヴェルト》:「終わりになどさせない」 うごめいた傷口が塞がる。
《スヴェルト》:「私は《スヴェルト》」
百入結衣子:「……あたしのぜんぶを使っても、まだ……!?」
《スヴェルト》:「《イングラム》の咲かせた血の花」
《スヴェルト》:「私は《スヴェルト》!」
GM:行動します。
《スヴェルト》:マイナーなし。
《スヴェルト》:メジャーでコンボ:ちりはてる。コンセ+爪剣
百入結衣子:もうHP消費できないから……!
GM:ターゲットは鶴喰さん。
鶴喰湊融:はい!
《スヴェルト》:10dx7+24
DoubleCross : (10R10+24[7]) → 10[1,1,5,5,5,7,8,9,9,10]+10[2,7,8,9,9]+10[3,5,7,7]+10[3,7]+10[7]+4[4]+24 → 78

GM:ヒェッ
百入結衣子:つよ……
鶴喰湊融:やめてほしい。ドッジ!
鶴喰湊融:11dx+1=>78
DoubleCross : (11R10+1[10]>=78) → 10[2,2,2,3,4,4,4,5,6,8,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

鶴喰湊融:くっ
GM:ダメージ!
《スヴェルト》:8d10+32 諸々有効。
DoubleCross : (8D10+32) → 51[8,8,2,8,7,10,5,3]+32 → 83

鶴喰湊融:…ここで薄墨のロイスを昇華、復活!
《スヴェルト》:「あ……」
《スヴェルト》:「あぁぁぁぁぁっ!」 叫びながら、刃を振るう。鶴喰湊融を切り裂く――瀕死とは思えない斬撃。
鶴喰湊融:「ぐ…ぅううっ」受ける。
鶴喰湊融:血で濡れて。黄色い脂肪に骨の白が見える。
《スヴェルト》:「もう立つな」
《スヴェルト》:「立つな、鶴喰湊融」
鶴喰湊融:「、そ、れは…出来ない」
《スヴェルト》:「なぜだか、お前が立ち上がるのが……苦しく感じる」
鶴喰湊融:「いや……わたしが、したくない…!」
百入結衣子:「湊融……!」
鶴喰湊融:歯を食い縛る。そこに、何かかつての。自分が愛した何かを垣間見たとしても――
雲居春音:「……湊融ちゃん」
鶴喰湊融:「わたしだけ、寝てられるか…!守ってられるばかりで、いられるかっ!」
雲居春音:「……任せてもいい? 私……疲れちゃって」
雲居春音:「だから、お願い。終わらせてくれる?」
鶴喰湊融:「…勿論。ええ、大丈夫です」
百入結衣子:「……あたしからも、お願い。湊融」
百入結衣子:「あたしたちを守って」
鶴喰湊融:「……ふふ」
鶴喰湊融:「そんなこと言われたの、初めて」
GM:手番は湊融さんです。
GM:行動をどうぞ。
鶴喰湊融:マイナーなし。メジャー、コンボ:突羽根:≪コンセントレイト:モルフェウス≫≪カスタマイズ≫。
鶴喰湊融:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,5,5,6,6,6,7,7,8,10]+10[2,5,6,9]+10[7]+5[5]+8 → 43

鶴喰湊融:ラストの…剣精の手!
GM:やはり……!
鶴喰湊融:1dx7+48
DoubleCross : (1R10+48[7]) → 4[4]+48 → 52

鶴喰湊融:繰り上がっただけマシ!
《スヴェルト》:素ドッジ。
《スヴェルト》:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[2,2,3,3,4,7,9,9,10,10]+10[8,10]+7[7] → 27

鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+4した(侵蝕率:147->151)
鶴喰湊融:鶴喰湊融の侵蝕率を+2した(侵蝕率:151->153)
GM:全力でがんばったが、無理!
鶴喰湊融:こわっ
GM:ダメージをください。
鶴喰湊融:今回は江永さんのは無しで。
鶴喰湊融:6d10+21
DoubleCross : (6D10+21) → 27[1,8,9,2,4,3]+21 → 48

GM:了解!
GM:そのダメージは
GM:戦闘不能です。
GM:戦闘終了になります。演出をどうぞ!
鶴喰湊融:や…った…
鶴喰湊融:切り裂かれたまま。再生も追いついていないまま。
《スヴェルト》:「来るのか、鶴喰湊融」
鶴喰湊融:それでも、手放さなかった“薄墨”を下段、脇構えに。
鶴喰湊融:「もちろん…わたしは、もう」
鶴喰湊融:「兄様に、麦野さんに、…鷹見さんに、何もかも託して、護ってもらうんじゃ、ない」
《スヴェルト》:「ああ」
鶴喰湊融:「こんどは、わたしが…」あなたたちのように。
《スヴェルト》:「お前たちは」
《スヴェルト》:「お前たちは、……」 悔しそうに吐き捨てる。 「いい家族だ」
鶴喰湊融:わたしが、そうして貰ったように。守って、助けられるようになったんだ。
鶴喰湊融:掬い上げるように。
鶴喰湊融:等速の、緩やかにさえ見える曲線。
鶴喰湊融:それは、眼に月光が反射したときには、すでに――
《スヴェルト》:スヴェルトは進んでそれを受けたようにも見えた。
GM:赤い血と、舞い上がった砂が混じる。
鶴喰湊融:はらはらと、白い花びらが舞う。
GM:満月がよく映えていた。
鶴喰湊融:その二つを、月の光からさえも覆うように。


GM:バックトラック。
GM:バックトラックB!
GM:今回のEロイスの内訳は以下の通り9個。
■Eロイス
□悪夢の鏡像
□変異する悪夢
□不滅の妄執
□ありえざる存在

□悪夢の鏡像
□変異する悪夢
□不滅の妄執
□ありえざる存在

□無限を継ぐ者
GM:振りたい方はどうぞ。
百入結衣子:振ります。
雲居春音:振ります!
鶴喰湊融:振ります!!
江永瑞穂:振ります。
鶴喰湊融:!?
百入結衣子:えっ管理してるの!?
GM:二人もそれぞれ振りました。
百入結衣子:126-9d10
DoubleCross : (126-9D10) → 126-64[4,9,9,10,2,9,8,6,7] → 62

鶴喰湊融:9d10-153
DoubleCross : (9D10-153) → 54[4,10,5,1,10,10,8,2,4]-153 → -99

百入結衣子:めっちゃ高い
鶴喰湊融:ギリギリ帰還だ
GM:うわっ高い!
百入結衣子:1倍振り。
鶴喰湊融:一倍!
百入結衣子:62-1d10
DoubleCross : (62-1D10) → 62-7[7] → 55

鶴喰湊融:99-3d10
DoubleCross : (99-3D10) → 99-20[5,9,6] → 79

GM:OK。
GM:では、烏羽くんと椋実さんも!
GM:侵食率経験点を教えてね!
鶴喰湊融:あ、わたしは5点です。Eロイス合ってよかった……
椋実翔利:倍振りして極限まで減らしました。3点!
烏羽岬:5点!1倍振りです。
百入結衣子:4点です
GM:計算中…
GM:■経験点
烏羽岬(クオンタムさん)31
鶴喰湊融(嗣子さん)31
椋実翔利(馴染さん)29
百入結衣子(DTさん)30
GM(ロケット商会)40

GM:はいこれ!おいしく食べてね!
椋実翔利:ありがとうございます 
百入結衣子:湊融ちゃんは
鶴喰湊融:あ、Sロイス未昇華なので
百入結衣子:Sロイスも!
烏羽岬:あ、ありがとうございます……NPC二人のバックトラックがすごく気になるけど……
鶴喰湊融:+5点あります…
椋実翔利:これで連休も生き延びられる……コロナアンデッドが徘徊する街に出ることなく……
鶴喰湊融:GMもちょっと増えるかも。36点です…!
GM:あっそうか!
■経験点
烏羽岬(クオンタムさん)31
鶴喰湊融(嗣子さん)36
椋実翔利(馴染さん)29
百入結衣子(DTさん)30
GM(ロケット商会)42
GM:こうだった
GM:ちなみにこの経験点の累積は
烏羽岬:いただきます!
GM:敵チームからの評価になっており、
GM:シナリオ的な意味合いが若干あります
烏羽岬:!?
鶴喰湊融:そ、そうなの!??
百入結衣子:どういうこと……
烏羽岬:ロケットさんが一番強敵なのか
百入結衣子:なるほどね
鶴喰湊融:まあロケットさんが一番評価されるのは当然
GM:ち、ちがうそうじゃない
椋実翔利:えっっ
椋実翔利:初耳学

エンディング1

GM:夜が更けた。
GM:いったい何時間、何分、もしかしたら何秒だったかもしれないが――その死者たちを見下ろしていただろうか。
GM:鶴喰湊融と百入結衣子は、近づいてくる車のエンジン音に気づく。
江永瑞穂:「あ」
江永瑞穂:「百入さん、湊融ちゃん、あれ。もしかして、みんなじゃないかな?」
鶴喰湊融:「……む」荒い息を吐いていたが、呼吸を整えていた。
百入結衣子:「……ん」3人をめちゃくちゃに抱きしめていた手を離して。
雲居春音:「支部長の運転だ!」
椋実翔利:車が止まり次第、ドアを蹴り開けて出る。手には拳銃
雲居春音:「制限速度守ってるな~」
鶴喰湊融:「あちらも、無事だったならいいんですけど…」鞘を突いて身体を支えている。
鶴喰湊融:「あっ椋実さん!」手を振る。
椋実翔利:「おっ……いるいる! 無事か? 全員生きてるか?」
烏羽岬:足をびみょうにひきずりながら降りてきます。
烏羽岬:「全員無事か!」
烏羽岬:「無事か? 無事だな……?」
百入結衣子:「ご覧の通りよ」全身焼け焦げた跡があるまま。自分の手によるものだが。
百入結衣子:「そっちも、無事そうだ」
江永瑞穂:「そっちも無事みたいね!」
鶴喰湊融:「そっちこそ、大丈夫?」幾重にも切創があるが、緩やかに笑った顔で。
錫谷亮:「……すでに終わったようだな」
椋実翔利:「無事じゃあないが」 笑って 「生きてるな。……ヤツが来てる様子もない」
烏羽岬:「万事OKとはいかない。"柿崎泰道"は倒したが、《華槍》を仕留めそこねた」
甲斐美冬:「外しました。すみません」
椋実翔利:「おう。オマエ運転遅いんだよ! 倍くらい飛ばしてたら間に合ったかも知れねーじゃねえか!」
烏羽岬:「そうだな。ヤツが増援に来ていないかと心配していたんだが……安心した」
百入結衣子:「……どういうこと?」
鶴喰湊融:「…んん?まあともかく、そっちも無事でよかったです」
椋実翔利:「これでウチに被害が出てたら、次の犠牲者はオマエだったぜ。よかったな」
錫谷亮:「仕方ないだろう。このような地形で速度を出すとこっちが危ないんだ!」
椋実翔利:「ああ。《華槍》も《スヴェルト》の武器だったんだよ。持ち主に影響するやつね」
錫谷亮:「万が一、民間人がいれば巻き添えにしかねないし――、ああ。そうだ、槍だ」
椋実翔利:「んであの腰痛めてそうなオヤジは殺したけど、丹村に持ってかれた」
百入結衣子:「あれもそういう得物だったってこと……?本当に碌なことしないセル」
烏羽岬:「《華槍》を継ぐもの、と言ったところだろうな。もう別人だと思ったほうがいい」
鶴喰湊融:「…なるほど。それはまた……まだまだ続きそうですね…」苦笑しつつ。
烏羽岬:「身のこなしは確実に僕以上だった」
椋実翔利:「まあでもそれだけだ。コッチに来てないんなら良かった!」
百入結衣子:「本当に良かったのかな、それ」溜息を付いて。
鶴喰湊融:「それだけって」もう、と笑いつつ。
烏羽岬:傍らの遺体に目を向けます。
百入結衣子:「いや、来てたら正直苦しかったとは思うけどさ」
椋実翔利:「いいんだよ! 結果オーライ、明日考えりゃ済むことだろ!」
百入結衣子:「来てないってことは、“スヴェルト”セル以上の目的が別にあるってことでしょう」
百入結衣子:「……いつもなら呆れるとこだけど」
百入結衣子:「賛成。あたしも疲れた」
烏羽岬:「……《スヴェルト》セルか」
烏羽岬:「やったんだな。雲居、鶴喰」
百入結衣子:疲労の色を隠すこともなく、その場に座り込んで。
鶴喰湊融:「………うん」
烏羽岬:「ちゃんと精算はできたか?」
雲居春音:「ん……」 鶴喰さんを見る。
鶴喰湊融:いつも、抜き身で変化させていた“薄墨”を、黒い鞘に納めたまま。
鶴喰湊融:「終わったよ。ちゃんと、終わったと思う」力の抜けた笑み。
雲居春音:「そうだね」 “騒雁”の柄を叩く。 「……できることをやったよ。もう、大丈夫」
烏羽岬:「そうか…………」
椋実翔利:「おう。ケリつけられたな」
烏羽岬:「よくやった」 それだけ言います。
鶴喰湊融:「うん。ありがとう」二人に、改めてお礼を。
百入結衣子:「本当によくやったよ。湊融も、春音も。偉い」
椋実翔利:「気にすんなよ。オマエは頑張ったぜ」 鶴喰ちゃんの頭をわしわし撫でる
鶴喰湊融:「えへへ……」
烏羽岬:「ぬっ」
烏羽岬:対抗するように湊融ちゃんの頭をさらさらと撫でます。
鶴喰湊融:「百入さんも、雲居さんも、江永さんも…。舘原さんも、ありがとう」撫でられながら。
鶴喰湊融:「きゃ……」頭がぐるぐる回って少し目が廻っている。それでも、離したりせずそのまま。
江永瑞穂:「本当に、湊融ちゃんはがんばりました」
椋実翔利:「ははは、なんだ烏羽。このままだと鶴喰がもみくちゃになるぜ」 とんとん、と軽く叩いて、手を離す
百入結衣子:「瑞穂もだよ。本当にさ」
百入結衣子:「みんな。みんな、頑張った」
百入結衣子:「みんなだよ……みんな……」
鶴喰湊融:「はい……みんな、おつかれさまでした」ふにゃりと笑う。
烏羽岬:「だが、まだだ。《アビー・ラバー》の件もある……《スレイベギー》はまるまる残っている」
錫谷亮:「……それならば、これで準備は整ったわけだな」
烏羽岬:「《ギギリオン》。UGNとの共同戦線は継続でいいのか?」
錫谷亮:「烏羽の言う通り。《スヴェルト》を壊滅させたいま、《スレイベギー》との戦いが待っている」
椋実翔利:「《スヴェルト》は《スレイベギー》の武力外注先だったしな。それがこうやって潰れたワケなら……」
錫谷亮:「《アビー・ラバー》。逃走した《ヴィングトール》と《フレースヴェルグ》」
椋実翔利:「あいつらだって動かずにはいられねえってワケだ」
錫谷亮:「障害は一つ潰えたとはいえ、敵は多いぞ。気は抜けない」
百入結衣子:「……《ヤシュト》。《マスター・スカイ》」
百入結衣子:「……気が遠くなりそうだ」
鶴喰湊融:「でも、三分の一は今、終わりました」
椋実翔利:「ああ。近付いてるんでるんだ。あいつらの下顎をブン殴れる所まで」
烏羽岬:「奇跡的にな。もう一度同じことをやれと言われたら、少し躊躇してしまうが」
烏羽岬:「まだ仕事は山積みだ。ここまできたら、徹底的にやろう」
百入結衣子:「あはは。そこは大丈夫でしょう」
百入結衣子:「同じことどころか、これ以上のことだ、これからは」
椋実翔利:「……んで、アレトゥーサ。いいか?」
アレトゥーサ:「はい。アドミニストレーター椋実」
椋実翔利:「オマエが言ってた中枢制御棟、近くにある? 今ちょちょいっと繋げたりできるのか?」
烏羽岬:「む。そういえばそうか」
アレトゥーサ:「中枢制御棟は存在しますが、そのコアは現在ここにはありません」
百入結衣子:「コア?」
烏羽岬:「真名雁古墳の意味――《スヴェルト》の戦力に注視しすぎて、すっかり忘れていた。ここも重要拠点だったな」
アレトゥーサ:「接続は不可能です」
鶴喰湊融:「……むう。どういう物品かはわかりますか?」
椋実翔利:「コア……つまりオマエみたいなヤツが本来はいるはずだが」
アレトゥーサ:「コアにはログを含めたデータ、制御機構本体が存在しています」
椋実翔利:「ないんだな? ……《ヴィングトール》か?」
錫谷亮:「いや。《スヴェルト》が《スレイベギー》の指示で動いていたというなら、マスター・スカイだろう」
烏羽岬:「厄介なやつが、厄介なものをすでに手に入れているわけか。ふう」 嘆息する。
百入結衣子:「……彼は常に制御機構にアクセスできる状態にあるってこと?」
椋実翔利:「なるほど。確かにそっちのが話が通るな……ってことはハズレか。仕方ない」
鶴喰湊融:「……敵の本丸ですか……何か、資料とかでもあればいいんですけど」
アレトゥーサ:「マスター・スカイはシャンバラの機構を制御可能であると想定されます。」
椋実翔利:「けど、オマエを直接どうこうできるって感じではないだろ?」
百入結衣子:「そうだよね?出来ればとうにやってるはず」
椋実翔利:「あくまで重要な情報を握って、あの海の底のアレを制御できる……っていうことで」
アレトゥーサ:「その通りです、アドミニストレーター百入」
アレトゥーサ:「接続を遮断している以上、こちらに介入する方法は存在しません」
鶴喰湊融:「出来るなら、リーダーが貴方を管理に使わないはずですしね」
烏羽岬:「海底で見たあれは驚異だった。しかもあれは『第三の峰』だったな」
烏羽岬:「他にもああいったものが残っているなら、いつ僕らの頭上にビームが降り注ぐかわからないわけだ……ゾッとしないな」
江永瑞穂:「……私」
江永瑞穂:「なにか……この遺跡……気になる。ぜんぜん何がどうとか、わからないんだけど……」
江永瑞穂:「……後で、調べに来てもいいかな」
鶴喰湊融:「…江永さん?わたしは大丈夫だと思いますし、事実何かの資料や手がかりがあるかもだから、ぜひ行きたいですけど」
烏羽岬:「今は……やめたほうがいいか?」 全員の疲労度を見ている。
椋実翔利:「っていうか調べなきゃ収まりつかねーだろ。今調べるって言ったらさすがに酒代を要求してたけど……」
百入結衣子:「そうだね……今からはちょっと厳しいや」
江永瑞穂:「リーダーが使ってた機材とか、持ってきた方がいいと思うし。……いまはまず、シャワー浴びたい。寝たい。お腹すいたし……」
百入結衣子:「保って一回ってとこだもん」
烏羽岬:「そうだな。そうしよう」
椋実翔利:「UGNの方で監視とかつけてくれんだろ? FHとの戦闘後だし」 支部長に確認する
鶴喰湊融:「遺跡のトラップに引っかかって、とかは流石に辛いですしね……」苦笑。「何か、美味しいものでも買って来ましょうか」
烏羽岬:「《ギギリオン》。UGN側も調査に同行するか?」
錫谷亮:「そうだな。できる限りのことはしよう」
錫谷亮:「私も個人的に気になっている。……とはいえ片づけなければならないこともある……動けるようになれば、調査チームを編成しよう」
椋実翔利:「サンキューサンキュー。んじゃ今日の所はもう解散する?」
烏羽岬:「諸々を考えると、早くて明日といったところかな。了解した」
椋実翔利:「UGN的にはどうなんだ? これから焼き肉とかいくの? 支部のカネで」
烏羽岬:「UGNはそういう福利厚生が充実していると聞いているな」
雲居春音:「支部長、そーゆーのぜんぜんやってくれないんですけど」
百入結衣子:「偏見だよそれ」
百入結衣子:「支部とか部隊による」
雲居春音:「どうなんです、焼き肉!?」
甲斐美冬:「どうなんです?」
鶴喰湊融:「あ、そうなんですか……イリーガルでもお金潤沢に出るっていうの、あれそう言うのだったんだ……」
錫谷亮:「生成が復帰してから考えることだ」
錫谷亮:「撤収しろ。明日も学校がある。疲労を少しでも軽減するために、早く就寝するように」
椋実翔利:「おっ、これは同僚思いと見せかけて結局ウヤムヤにするやつだ。お前ら追及を忘れるなよ!」 雲居と"ザンザーラ"へ
雲居春音:「うぇぇ……」
烏羽岬:「それには同意する。激戦ではあったが、遅刻するわけにはいかない」
甲斐美冬:「お疲れ様です? じゃ、帰ります」
百入結衣子:「あたしはサボろうっと」
烏羽岬:「雲居も……精神が興奮したままだろうが、ちゃんと身体を休めろよ。居眠りすると授業についていけなくなるぞ」
雲居春音:「わかってるって! ってか、すごい疲れてるから絶対倒れて寝る……」
鶴喰湊融:「わたしは事後処理しなきゃだなあ……」
椋実翔利:「まったく、これだから学校組は……仕方ない、今日もオレ一人でダラダラ飲んどくか」
烏羽岬:「事後処理は僕が手伝う。鶴喰もちゃんと寝るんだぞ」 ぽんぽん、と頭を叩いて
鶴喰湊融:「うん、鳥羽くんもね」
烏羽岬:「……」 無言で、《スヴェルト》と《イングラム》の亡骸に一礼します。
鶴喰湊融:その姿を見て。自分も、彼女と彼に目くばせをして…≪テクスチャーチェンジ≫。最後にその体を整えて、抱える。
烏羽岬:「手伝うか鶴喰? モルフェウスの能力補助があっても、二人を抱えるのは辛いんじゃないか」
鶴喰湊融:はらはらと、白い花弁が二人を覆い。その傷を覆い隠す。
百入結衣子:「……抱えたいんでしょう」湊融の背を後ろから支えて。
鶴喰湊融:「……そうかも。でも、昔、ずっと一緒だったひとたちだから」
百入結衣子:「あたし、湊融を支えるから。湊融はそのまま抱えて」
鶴喰湊融:「だから、わたしが持っていきます。…うん、百入さん。ありがとう」
椋実翔利:「まったく重荷を背負いたがるな。止めやしねえけどさ」
鶴喰湊融:「……おやすみなさい、鷹見さん。頼綱兄様」最後。重なる二人にだけ聞こえる様に、囁く。
鶴喰湊融:そうして、今ともにいるみんなに、ふわりと微笑んだ。

エンディング2:百入結衣子の場合

GM:R市UGN臨時支部
GM:かつて使用していた支部が襲撃を受けたため、支部機能を移転せざるを得なくなったUGNは、ここ――
GM:市内中央区のオフィスビルを借り上げ、そこに人員を集約していた。
GM:生成の見舞いと、UGNとの今後の連携の相談のために支部を訪れた百入結衣子は、そこが妙に慌ただしいのを感じるだろう。
生成 亜綺羅:「……結衣子」
GM:生成亜綺羅は、すでに病室にこもりきりではない。ある程度の健康を回復している。
百入結衣子:「よっ」学校帰りにふらっと立ち寄った形。
GM:病室を訪れたきみに向かって挨拶をし、寝台から上半身を起こす。
生成 亜綺羅:「《スヴェルト》の方、片付いたみたいね」
百入結衣子:「ええ。何とかね……あれ、役に立ったよ」
百入結衣子:「“王笏”」
生成 亜綺羅:「ああ」 苦笑いする。
生成 亜綺羅:「私にできることなら、結衣子にもできると思ってた。……正直、」
生成 亜綺羅:「《スヴェルト》にはお返ししたかったけどね」
百入結衣子:「あはは。あたしが亜綺羅の分までやり返しといたからさ」
百入結衣子:「あ、いやどうだろ。あたしがって言うよりは」
百入結衣子:「うちの湊融と……あと、春音かな」
生成 亜綺羅:「……あの二人には驚いたな。湊融ちゃんなんて、目の前で見たよ」
生成 亜綺羅:「あの《スヴェルト》を押し返した。あの剣、遺産じゃないって本当?」
百入結衣子:「……ある意味では、遺産なのかも」
百入結衣子:「ただ古いレネゲイドアイテムを指すような、野暮なものじゃなくってさ」
百入結衣子:「大切な身内から、遺されたものだ」
生成 亜綺羅:「ん……そう。そうだね」
百入結衣子:「本当に、よく頑張ったよ。だからさ」
生成 亜綺羅:「そういう人こそ、強くなるのかもね。強い想いを受け継いだ人、強い想いを背負っている人……」
百入結衣子:「そうかも。……亜綺羅も、湊融ちゃんって呼んであげな」
百入結衣子:「あたし、知ってるよ?たまに呼びかけて止めてるでしょ」
生成 亜綺羅:「え」
生成 亜綺羅:「あ、……あのー……いいのかな」
生成 亜綺羅:「なんか、どういう距離感で接していいのかわかんなくて……」
百入結衣子:「うん。湊融も喜ぶよ。あたしが保証する」
百入結衣子:「距離感?簡単でしょう」
百入結衣子:「親友の妹」
生成 亜綺羅:「……うん。……それも、そうだね。じゃあ、そうしようかな」
生成 亜綺羅:「これから、そっちと連携取らなきゃいけなくなると思うし……」
百入結衣子:「そうだね。継続した協力体制の維持、でしょう」
百入結衣子:「こちらに異論はあるはずもない」
生成 亜綺羅:「……あ。その件、なんだけど。外、なんか騒がしくなかった?」
百入結衣子:「本当。あたし、もっとジロジロ見られると思ったんだけどさ」
百入結衣子:「“何もしなくても”全然なんにも平気なの」
百入結衣子:「どうしたの?」
生成 亜綺羅:「いや。私もまだよくわかってなくて――ついさっき、人がたくさん」
百入結衣子:「増員……?」
UGN調整班D:「ああ。こんなところにいましたね」
UGN調整班D:「《モーターウェイ・フォックス》。そちらの方は《クロイドン・キャット・キラー》」
百入結衣子:「っ」
生成 亜綺羅:「この」
生成 亜綺羅:「この顔……」 百入さんを見る。
百入結衣子:「……」
百入結衣子:「……」息を呑んで。
百入結衣子:「……」
UGN調整班D:「どこかでお会いしましたか? ……というのは、さすがに白々しいか」
百入結衣子:「……それも、持ってたの」
UGN調整班D:「卯花数輝という男が順当に成長していれば、このようになっていたはずだ」
百入結衣子:「“アビー・ラバー”……!」
UGN調整班D:「あなたたちがこの男を殺すのを見ていたよ。素晴らしく鮮やかだった」
生成 亜綺羅:「……」 呼吸が短く、浅い。言葉がすぐには出てこないようだ。
百入結衣子:懐のナイフを確認する。銃など持ってきては居ない。
UGN調整班D:「戦うつもりはない。本当に。ここの職員たちを巻き添えにしたくはないし……、いまの生活をやっと楽しめるようになってきたところなんだ」
百入結衣子:「……そうでしょうね」吐き捨てるように。「戦いにはならない」
UGN調整班D:「戦えば、きみたちはきっとぼくを殺す」
UGN調整班D:「そうなったときの保険だな、この……いわゆる人間を充満させた建物は」
百入結衣子:「……見舞いに来たわけじゃないでしょう」
百入結衣子:「……何を?」
UGN調整班D:「そう、挨拶だけはしておきたいと思って。ぼくは本当に、尊敬するきみたちと敵対したくはないんだ」
UGN調整班D:「そこのところをわかってほしくて。マスター・スカイの指示で、仕方なくやっていることだ。……動機を理解してもらいたいんだ……」
UGN調整班D:「きみたちを妨害し、弱らせるという行動の動機を」
百入結衣子:「……理解に苦しむわ」
百入結衣子:「その“マスター・スカイ”の指示に諾々と従う理由は?」
百入結衣子:「その力があれば、好き勝手に出来るでしょう」
UGN調整班D:「そんなことはないよ。“不死身で無敵の存在なんていない”」
UGN調整班D:「彼の目指す先と、ぼくの目指す先が一致する。だからかな」
百入結衣子:「……待って、それ、誰の……」
UGN調整班D:「……ああ。そうだ、まことに遺憾ながら、この支部の支部長は拘束させてもらった。監査のために、彼の通信記録とログを参照させてもらって……」
百入結衣子:「……!」
UGN調整班D:「我々としては、このように結論せざるをえなかった。ここまで《スレイベギー》に対して劣勢になり、民間の被害を増大させた以上、誰かが責任を取る必要がある」
百入結衣子:「司法と行政が一致すれば、そうでしょうね」
UGN調整班D:「生成亜綺羅さんへの審問は、回復してからにしよう。いまのあなたを審問するのは、人道的に困難がある」
百入結衣子:「……それで。彼女の親友のただのお見舞い客は?」
百入結衣子:「記憶処理にでもかけるのかしら?」
UGN調整班D:「まさか」
UGN調整班D:「《ヴリトラ》との連携も強化したいからね。……それに」
UGN調整班D:「ぼくはきみたちのファンなんだよ」
百入結衣子:「あたし、そう言ってくる男には」
百入結衣子:「興味がない。誰も彼も、厄介すぎるから」
UGN調整班D:「それは……とても残念だ。とはいえ、今日はここまでにしておこう」
UGN調整班D:「仕事が山積みなんだ。……では、失礼」
GM:そうして、彼の顔をした男は部屋を出ていく。
百入結衣子:「……」彼が去るのを見送って。
生成 亜綺羅:「……結衣子」
百入結衣子:「仕事が山積みね。何?亜綺羅」
生成 亜綺羅:「頼みがある。いますぐにでも、動いてほしい」
百入結衣子:「うん」
生成 亜綺羅:「雲居春音を探して。あいつよりも早く」
百入結衣子:「……どういうこと?」
百入結衣子:「ここに、居ないの?」
生成 亜綺羅:「まだ拘束も審問もされていないはず」
生成 亜綺羅:「あいつを殺せる可能性があるのは、雲居春音だけ。《スヴェルト》の刀を折ったのも、あの子なんでしょう?」
百入結衣子:「“鬼切り”……ええ」
百入結衣子:「あれが、野放しにするはずはない、か」
生成 亜綺羅:「お願い。私は時間を稼いでみる」
百入結衣子:「分かった。春音は、あたしが、必ず」
百入結衣子:「うん。お願い。あたし」
百入結衣子:「亜綺羅の元を離れるけど」
百入結衣子:「それでも。いつも傍にいると思って」
百入結衣子:「置いていくままにはしないから」
生成 亜綺羅:「……うん」
生成 亜綺羅:「信じてる」

エンディング3:鶴喰湊融の場合

GM:R市北区、真名雁古墳。
GM:《スヴェルト》が去ったいま、そこへ立ち入る者を妨害するものは何もない。
江永瑞穂:「この地下ね」
GM:江永が階段の下を照明で照らしている。
鶴喰湊融:「はい、注意しつつ行きましょう」カメラなどの機材を持ちつつ、いつでも対応できるようにしている。
江永瑞穂:「えーと……遺産、ではないんだけど、それに近いっぽい反応を全体的に感じてる」
江永瑞穂:「この……壁の文字とか」
GM:江永が指さす、地下通路の壁にはたしかに文字のようなものが刻まれている。
鶴喰湊融:「中央制御棟そのものがある種のEXレネゲイド何でしょうか…」文字を写真に取っていく。
江永瑞穂:「これ、リーダーの使ってた機材で読めると思う」 巨大なスキャナーのようなものを抱える。
鶴喰湊融:メイの文字ともにてる感じでしょうか。
GM:そうですね。かなり似ています。それに、
GM:そういう視点で見ていくと、鶴喰さんは絵文字らしきものを見つけます。
鶴喰湊融:「あ、ありがとうございます……ん?これ、なんでしょう」
GM:卵のような図が、鳥になったり小動物になったり、亀になったりする図像ですね。
江永瑞穂:「湊融ちゃん、そっち、なんか見つけた?」
鶴喰湊融:「……江永さん、これ」
鶴喰湊融:その図を指差す。
江永瑞穂:「なになに? これ、卵? っていうか……メイじゃん!」
江永瑞穂:「そうじゃない、これ!?」
鶴喰湊融:「かなり直接的に関わってるみたいですね…ここら辺の一帯の文字、全部取っておかないと」
鶴喰湊融:「はい、わたしもメイだと思います」
江永瑞穂:「……あと、こっちの似顔絵? みたいなの……」
鶴喰湊融:全体と、詳細をそれぞれカメラで撮りつつ、上手く取り切れないものはテクスチャーチェンジで紙に写していく。
江永瑞穂:「湊融ちゃんに似てない?」
鶴喰湊融:「えっ」
江永瑞穂:「……前から……」
江永瑞穂:「不思議だったんだよね。アレトゥーサがさ……リーダーが隠してたアレが、みんなのことをアドミニストレーターって呼ぶのはわかるんだけど」
江永瑞穂:「湊融ちゃんはなんか、その前から遭遇したって言ってなかった?」
鶴喰湊融:「……海の時に遭った彼女ですね」
江永瑞穂:「あれ、なんでなの?」
鶴喰湊融:「アレトゥーサ0116、と彼女は名乗っていて…わたしの、この剣を」ペンダントヘッドに触れて。
鶴喰湊融:「アドミニストレーターキーと、彼女は言っていました」
江永瑞穂:「……“淡墨”はレネゲイド的には遺産じゃない……けど、何かしらの鍵になってる?」
鶴喰湊融:「…その剣の所持者であるから、そう認定したのか…。それとも」
江永瑞穂:「それとも湊融ちゃんそのものが?」
鶴喰湊融:「……」そもそも。兄とわたしは、どこで生まれて、どこから来たのだろう。
鶴喰湊融:「…まさか、と言いたいですけどね。全然強くもなんともないですし…」苦笑しながら。
鶴喰湊融:「…リーダーなら、何か知っていたのかな」
江永瑞穂:「うーん……私の頭じゃこれ以上は無理! アレトゥーサ! なんか知らない?」
江永瑞穂:「アレトゥーサ! ……あれ? 応答ない? 湊融ちゃん、繋がる?」
鶴喰湊融:「あれっ。アレトゥーサ?」携帯も取り出してみる。
アレトゥーサ:「はい。アドミニストレーター湊融」
アレトゥーサ:「ご質問をどうぞ」
鶴喰湊融:「あ、繋がった。わたしのこと、何か知ってる?」
江永瑞穂:「つながるじゃん! なんで私のときだけ……」
鶴喰湊融:「あ、そうだ。江永さんのことも聞かせてもらいたいな」
アレトゥーサ:「アドミニストレーター湊融は、生体情報が管理者権限で登録されています」
鶴喰湊融:「………えっ」目を丸く。
アレトゥーサ:「江永瑞穂についての情報はありません」
鶴喰湊融:「……えええ?なんで…?」
江永瑞穂:「っていうかおかしくない? なんで私だけいつも呼び捨て――」
アレトゥーサ:「それに関する情報開示権限は」
GM:その瞬間、アレトゥーサの音声が切れた。
鶴喰湊融:「江永さん!」
鶴喰湊融:邪魔な機材をそっと落とし、警戒態勢に。
???:「おお――悪いね。邪魔したか」
鶴喰湊融:「……いったいどなたです?もし先住者の方でしたらお邪魔して申し訳ありませんが」
???:「予想外だな。フットワークが軽い……もう調査に入って来たのか」
江永瑞穂:「……そうよ。誰? 超怪しいんですけど」
鶴喰湊融:その言葉に目が窄まる。この遺跡の事を知っている――
《トッドローリィ》:「俺は、まあ、保険だな。……コードネームは《トッドローリィ》」
鶴喰湊融:《ヴィングトール》や他の敵のときは、アレトゥーサが先に警告をくれていた。今回はそれさえなかった。
《トッドローリィ》:「《スレイベギー》の《トッドローリィ》……うちのセルでは、じつは貴重な実戦部隊ってところで」
《トッドローリィ》:「なんていうかさ……本当なら、そいつを見られる前に止めたかったんだけど、もう遅いか」
鶴喰湊融:まずい。回収できそうな機材は引っ掴んで背負い袋に突っ込む。
鶴喰湊融:じり、と隙を見せないように下がりつつ。
鶴喰湊融:「では、わたし達にはどんな御用かお伺いしても?」
《トッドローリィ》:「できれば誘拐したいんだよね。なにせ《ヒートバック》と《太白》が両方揃ってる」
鶴喰湊融:「それはすごい困りますので、遠慮したいですね」
《トッドローリィ》:「あとは例の“たまご”があれば完璧だったんだが、まあ、それは後から。大人しくついてきてくれないかな?」
鶴喰湊融:「…江永さん」小声で。「どうにか離脱、行けます?」
江永瑞穂:「私の予想だけど……」
江永瑞穂:「囲まれてるんじゃない、もしかして? こいつ一人だけで来ることあるかな……?」
鶴喰湊融:「無いでしょうね……く。椋実さんがいればすぐ逃げたり、囲みを崩せるんですけど」
GM:鶴喰さんが集中するなら、周囲に気配が充満していることに気づいてもいい。
鶴喰湊融:顔を顰める。実際に囲まれてることを今更だが認識した。
江永瑞穂:「……湊融ちゃん。援護するから、突破してくれる?」
鶴喰湊融:「……江永さんも、一緒にですよ」
GM:どちらか一人が援護に徹し、どちらか一人が突破を試みるならば、成功するだろう。
鶴喰湊融:ぐ……
GM:鶴喰湊融はどちらが脱出することを選んでもいい。
鶴喰湊融:ま、マジか――
江永瑞穂:「きついけど、……やってみる?」
GM:もちろん、二人で捕まることを選んでもいい。
鶴喰湊融:では、ここでは江永さんに逃げて頂く方を…!
GM:了解!
鶴喰湊融:「……江永さん」
江永瑞穂:「なに?」
鶴喰湊融:ひょい、とデジカメから抜き取ったデータカードや、取っておいたメモをまとめた袋を渡す。
江永瑞穂:「えっ」
GM:思わず受け取る。反射的な行動だ。
鶴喰湊融:「江永さんの能力的に、閉所だと色々生かし辛いですし、こっちのがいいと……いや」首を振る。
鶴喰湊融:「わたし。もう大事なひとに負担してもらって、自分だけ助かるの…嫌なので」
江永瑞穂:「待って! 湊融ちゃん、私――」
鶴喰湊融:「ごめんなさい。お願いします」ペンダントヘッドを抜き取る。手の内で、それが刃に替わる。
《トッドローリィ》:「おっ。ヤバイ雰囲気だな?」 体が変容する。
《トッドローリィ》:「逃がさないよう頑張ってみるかな!」 四肢が獣のように変化していく。
鶴喰湊融:「ああ、そうだ。これ、お守りです」兄から貰った、ペンダントを彼女の首にかける。
江永瑞穂:「あっ、ちょっとっ」
鶴喰湊融:「できれば、早めに返してくれると嬉しいです」
鶴喰湊融:刃が抜かれる。白い花弁が宙を舞う。
GM:トッドローリィが踏み出してくる。獣に変化した腕が――おそらく意図的に壁を破壊しながら、迫ってくる。
鶴喰湊融:突きこむようにして、脚に合わせる。
江永瑞穂:「湊融ちゃん! ……この、頑固者の末っ子は……!」
鶴喰湊融:腕はまともに受けず。転ばせるように。
鶴喰湊融:「ふふ。ごめんなさい、お姉さん」
江永瑞穂:「ぜったいっ」
鶴喰湊融:剣を操る。斬ることよりも、捌き邪魔し、防ぐことを重視して。
江永瑞穂:「絶対あとでめちゃくちゃ怒られるからね! 覚えときなさい!」
鶴喰湊融:ふわりと、その言葉には柔らかく微笑んで。
鶴喰湊融:「ふふふ。あまり怒られたことがないから…ちょっと、楽しみにしてます」
鶴喰湊融:ひゅぅ、と。
鶴喰湊融:古墳の床に、一つの線が引かれる。
鶴喰湊融:「さあ、来ればいい。この線を超えるなら…優しくは出来ないけれど」
鶴喰湊融:「我が刃。恐れぬならば…挑んでみるといい」

エンディング4:烏羽岬の場合

GM:放課後のチャイムを合図に、烏羽岬は少しだけ変わる。
GM:中学生としての生活が馴染みつつあるのかもしれない。
烏羽岬:チャイムが鳴ると同時に鞄を持ち、まっすぐに雲居さんの席に向かいます。
GM:その逆に、雲居春音の変化は徐々に大きくなっているようだ。大きく伸びをして、少し息を吐く。
雲居春音:「――烏羽?」
烏羽岬:「雲居。いっしょに帰ろう」 クラスメイトの視線がいるかもしれないが、特に気にしない。
烏羽岬:「折り入って、ちょっと話したいことがある」
雲居春音:「えっ、あっ」
烏羽岬:「急にすまないな。用事があるなら別の機会でいいんだが……」
雲居春音:「あの……うん。いいけど? 私はぜんぜんいいけどね?」
烏羽岬:「大丈夫か。よかった」
雲居春音:「どっ、どこでどういう話する?」 荷物を抱えて立ち上がる。
雲居春音:「あっ、駅前寄ってない? 買い物したくてさ」
烏羽岬:「帰りながらにしよう。カササギ通りからなら、そんなに人目もないだろう」
雲居春音:「靴。すぐボロボロになっちゃってさー。支部の支給はすっごいモッサいし。そっちのみんなどうやってんの?」
烏羽岬:「ンッ。うん」 まだ学校だぞ雲居!の意。
雲居春音:「あ。そうだった」
烏羽岬:「それも含めて話すとしよう……行くぞ」 手をとります。
烏羽岬:足早に教室を出ていく。
雲居春音:「う゛ッ」
雲居春音:「手、手つなぐの???」
烏羽岬:「嫌ならいいが」 手を離す。
烏羽岬:「あのままだと、教室の中でバイトの詳細な話を繰り広げそうだったからな。ふふ」
雲居春音:「え、いや、別にそれはその? 100%嫌というわけでもないけど? 別に手をつなぐぐらいどうってことありませんけど???」
雲居春音:「別にそんな意識とかしてないし? ……あっ、もういい。もういいや」
雲居春音:「なんか話あるなら、はやめにして! どうぞ!」
烏羽岬:あっこれ、もう学校出たって感じでいいですか? 帰り道みたいな
GM:そうですね、学校は出た感じで!
烏羽岬:周囲に生徒が少ないのを確認したあと、あるきながら少しずつ話し始めます。
烏羽岬:「何から話すべきか、今日一日考えていた。表からはわからないかもしれないが」
烏羽岬:「僕は会話がヘタだからな。お前を怒らせるのは、本位ではないし」
雲居春音:「そーねー」
雲居春音:「烏羽、会話が下手だもんね! 普通の会話!」
烏羽岬:「失礼だな。椋実や百入よりはよほど自然だと思っているんだが」
烏羽岬:「――《モノクローム・テラー》」
烏羽岬:「お前の兄さんのことを聞かせてくれないか。なんでもいい」
雲居春音:「私のお兄ちゃん?」
烏羽岬:「どんな人だったのか。どんな思い出があって、戦い方や、口ぶりや、好きな食べ物……」
烏羽岬:「ああ。どんな人だった?」
雲居春音:「んんー……私から見れば、すっごく……」
雲居春音:「なまけもの、ってかんじだったなー。あの、動物の方ね! ほら私って、オーヴァードになるのが、あの事件のあとだったじゃん?」
雲居春音:「だからお兄ちゃんが超能力ヒーローみたいなことやってるなんて知らなくてさ」
烏羽岬:「半年ほど前のか。こちらも、軽く調査しただけだが」
烏羽岬:「驚いただろう。日常の裏にオーヴァードが潜んでいたなんて」
雲居春音:「まあね。なんか……変な世界に迷い込んじゃったみたいな感じ」
烏羽岬:「…………だが、ナマケモノ? ずいぶんイメージと違うな…………」 もっとかっこいい、やり手の人間を想像していた。
雲居春音:「だからさ、私のお兄ちゃん。……家に還ると疲れたーって言ってお風呂も入らないで寝るし。なんか毎日ひたすらバイトいってて、家だと食べてるか寝てるかどっちかだし」
雲居春音:「動いてるところぜんぜん見たことなくてさ。……だから余計に驚いたって感じかな」
烏羽岬:「ああ、なるほどな。椋実みたいなものか」
烏羽岬:「じゃあ、あれか。あまり仲良しではなかったのか? 正体を知るまでは」
雲居春音:「椋実さんってそんなんなの? いやまあ、そーとーアレな人だと思ってたけど……」
烏羽岬:「……いや、椋実と比べるのは失礼だったと思う。すまん」
雲居春音:「確かに、そこまで仲良しって感じじゃなかったかもね」
烏羽岬:「じゃあ、聞くが」
烏羽岬:「――なぜ命を賭けてまで、仇討ちのために頑張ってきたんだ?」
烏羽岬:「裏は危うい世界だ。事実、今回だって何人も死んだ」
烏羽岬:「極力UGNにはかかわらずに静かに過ごすという選択肢だってあっただろう。なぜだ?」
雲居春音:「仲良くなかった、からかも」
烏羽岬:「え?」
烏羽岬:雲居さんの方を見る。
雲居春音:「なんでもっと一緒にいなかったんだろうって、お兄ちゃんのこと知ろうとしなかったんだろうなって思って……」
雲居春音:「お兄ちゃんのやろうとしてたことっていうか、守りたかったものっていうか」
雲居春音:「それをきっちりやるきる前に、誰かに打ち切りみたいにされてさ……それが許せなかったんじゃないかな……。私は。うん」
雲居春音:「そうなんだと思う」
烏羽岬:「ああ……」
雲居春音:「お兄ちゃんには、もっと物語があって、私はその続きを見たいと思ったんだよ」
烏羽岬:「お前は眩しいな。前から思っていた事ではあるが」
雲居春音:「えっ。ちょっ。急にそういうこと言わないでくれる!?」
烏羽岬:「復讐というのはもっとドロドロしたものだと思っていたが。とても雲居らしい、いい理由だと思う」
烏羽岬:「仕方ないだろう。普通の会話がヘタなんだから」 少し笑う。
雲居春音:「あっ。じゃあっ。あの……かっ、烏羽っ、には……」
烏羽岬:「なんだ」
雲居春音:「そういう、特別……大事な人とかいないの?」
烏羽岬:「特別か……」
GM:では、烏羽くんが何か答えようとしたとき。
GM:スマートフォンが電話の着信を告げる。相手の名前は、舘原恵那だ。
烏羽岬:「ん」
雲居春音:「あ。電話?」
烏羽岬:「すまん、電話だ。恵那――《アードゥル》の《フラワルド》。わかるか?」
雲居春音:「知ってる。あの目つき凄い人」
烏羽岬:「ははは。それは僕も思っていた。あいつはもう少し愛想よくした方がいいな」
烏羽岬:「事後処理の件かもしれん。すまんが、少し出るぞ――もしもし?」
三稜鴎:『――ああ。久しぶりだな、烏羽』
GM:聞き覚えのある声が聞こえる。
烏羽岬:「…………!!」 歩いていたが、硬直する。
烏羽岬:「…………三稜…………先生」
三稜鴎:『なんでこの番号から? ……とか、そういうやり取りは必要ないよな』
烏羽岬:「……ええ、ありません。あなたであればどうとでもなる」
烏羽岬:「なので、こう伺います」
烏羽岬:「なんの用だ」
三稜鴎:『いい気迫だ』
三稜鴎:『お前の仕上がりを見たくてね。いや……これなら見るまでもないか』
烏羽岬:『三稜』の声を雲居さんに聞こえるように発音したので、
烏羽岬:そのまま雲居さんと背中合わせになるように動いて、周囲を警戒しています。
雲居春音:「……」 マジで? というような顔をして、太刀を入れたケースに手を伸ばす。
三稜鴎:『調子はどうだ?』
三稜鴎:『“普通”の生活は送れてるか?』
烏羽岬:「残念ですが、先生。僕は先生の望むような暗殺者にはなれませんでしたよ」
三稜鴎:『それはどうだろうな』
烏羽岬:「中途半端なところでもがいている。普通になれたかと思えば、《華槍》と死闘を繰り広げもした」
烏羽岬:(くそ。携帯電話を二つ持っておくべきだったな……誰かに知らせる手立てがない)
三稜鴎:『ハハ。“普通”になろうとして、どんどん逸脱していくな。お前の強さは、そろそろ怪物になりかけてる』
三稜鴎:『俺はそこのところを心配しててね。実感はあるか?』
烏羽岬:「ある。だからこそ、僕は普通になりたいんだ――ナイフのかわりにシャーペンと教科書を持つ生活を手に入れたいんだ」
烏羽岬:「今も家族と――――」
烏羽岬:言ってから一瞬しまったと思う。
烏羽岬:「――――大事な話をしていました。たいした用がないのあれば、これで失礼しますが」
雲居春音:「……」 目を開いたり瞬かせたりする。
三稜鴎:『たいした用はある。……まさにそれだ。お前にとって大事なもの』
三稜鴎:『人との繋がりが、絆が、オーヴァードを強くする』
烏羽岬:「…………」
三稜鴎:『俺の経験上、生きた人間との絆もそうだが――それ以上に大事なのはな、烏羽』
三稜鴎:『大事な人間を失った時の絆こそ、とても強くオーヴァードを怪物から人間の側に引き留めてくれる』
烏羽岬:(雲居。絶対に僕から離れるな) ノートの切れ端を地面に投げ、ナイフでそう刻む。
烏羽岬:(ここはまずい。人通りの多い方向へ向かう。駅前だ)
烏羽岬:「お言葉ですが、先生」
三稜鴎:『お前もそろそろ、大事な人を失う時期だと思ってね。……あるいはこの舘原恵那かと思ったが、そうでもなさそうだな。もっと強い絆がいる』
烏羽岬:「僕は前回の……百入や、リーダーが家出した時の一件で学びました」
烏羽岬:これ、一方的に切っても大丈夫ですか?
GM:もちろん大丈夫です!
烏羽岬:「僕はもう、大事な人間を勝手にどこかには行かせない!」
烏羽岬:電話を切ります。そして雲居さんの手を取る。
雲居春音:「烏羽ッ」
烏羽岬:「急げ雲居! 周囲を警戒しろ!」
GM:では、そのとき、烏羽くんは気づくことができる。
GM:やや離れたビルの屋上から、三稜鴎が君に指先を向けていることに。
烏羽岬:「駅前……はだめだ。人が多ければ逆に不意打ちを受ける」
GM:なぜそんな距離ではっきりとそれが見えたのかはわからないが、その仕草が何を意味するのかはわかる。
烏羽岬:「なんとか支部か、うちのアジトまで……」
GM:狙撃だ。三稜鴎にはそういう能力がある。
GM:雲居春音をカバーリングするかどうかを決めることができます。
烏羽岬:「――――伏せろ雲居!」
三稜鴎:(お前は殺す方は得意だが) 唇の動きでわかる。 (守ることは一つも教えていない)
烏羽岬:もちろんカバーします。
雲居春音:「え」
烏羽岬:とっさに雲居さんを突き飛ばし、急所をカバーするように覆いかぶさる。
GM:この距離で、唇の動きまでわかったのは奇跡的かもしれない。そして、割り込むことができたのも。
烏羽岬:覆いかぶさりながら、逃げ道を探す。
烏羽岬:一撃は確実に食らうだろう。雲居を連れて逃げられるか。僕を狙っているのなら、囮になることはできるか。
GM:ばつっ、と、体のどこかが裂けた。強力な一撃だ。視界が霞む。
GM:立っていられない。
烏羽岬:もし雲居を狙っているのなら……。
雲居春音:「烏羽ッ! 何やってんの!?」 雲居さんが烏羽岬を抱える。 
烏羽岬:「に」 振りほどきます。そして突き飛ばす。
烏羽岬:「逃げろ……雲居。いいか。奴はあそこだ」
烏羽岬:「あのビルの……射線上には入るな。いいな」
烏羽岬:「雲居。雲居……」
烏羽岬:柔らかな笑顔を見せる。
烏羽岬:「おめでとう」
烏羽岬:「復讐は終わりだ。自由に生きろ」
烏羽岬:「行、け」
烏羽岬:ナイフを構えます。集中すれば一撃は撃ち落とせるかもしれない。1秒でも時間を稼げば、それだけ雲居が遠くへ逃げられる。
雲居春音:「ば…………」 雲居さんは、一瞬だけ逡巡した。 「烏羽の、馬鹿ッ! みんなを、」
雲居春音:「みんなを呼んでくる!」 走り出す。
烏羽岬:「それで……いい……!」
烏羽岬:「さっさと行けッ……! 《カレイドソーン》!」
烏羽岬:霞む目の中で、二発目を警戒します。
烏羽岬:物陰に隠れることはしない。囮にならないからだ。
三稜鴎:「……」 無言で首を振る。 「がっかりさせてくれるなよ、烏羽岬。そんなことは教えたつもりはないんだが――しかし」
三稜鴎:「覚悟を決めたって顔だな。いいだろう。俺の知らない強さがあるのなら、見せてくれ」
烏羽岬:片方のポケットに突っ込んでいた右手を出します。もうすでに操作は完了した。
烏羽岬:《ザンザーラ》と椋実。遠距離狙撃が可能な二人のみにビルの座標を送信した。
烏羽岬:「勝負だ。タイムリミット付きだぞ」
烏羽岬:「増援が来るまでに僕を倒せれば、あなたの勝ち」
烏羽岬:「それまで凌げば、僕の勝ち」
烏羽岬:「追い詰められているのは――――あなたもだ」
烏羽岬:「来い……! “ヤシュト”!」
三稜鴎:「暗殺者らしくはないが、面白いゲームだ」 ビルの上で、ぴたりと烏羽くんを指差している。
三稜鴎:「やってみろ、“鶫”」

エンディング5:椋実翔利の場合

GM:椋実翔利が――というより、アレトゥーサがそれを感知したのは、街の外れの大型倉庫だった。
アレトゥーサ:「この建造物の地下です、アドミニストレーター椋実」
アレトゥーサ:「シャンバラの信号パターンを検出しました」
椋実翔利:「オッケー。特定サンキュな。さて……」
椋実翔利:「……定石を守るなら、もちろん他のメンバーに声をかけて待つべきだ。べきなんだが」
椋実翔利:「こっちがあっちを探知できた以上、あっちがこっちを探知できない道理はまるでない。だよな?」
アレトゥーサ:「ご認識の通りです」
アレトゥーサ:「すでにあちらも検知しているものとお考え下さい」
椋実翔利:「だよな。鶴喰と江永は古墳、烏羽も今の時間学校だろ。百入……はどうかな。ワンチャン呼べるかもしれないが」
椋実翔利:「いいや。仕掛けるぜ。もしかしたら敵がスヤスヤ寝てて気付かれてないかもしれん。オレはそこに賭ける」
スティノラ:「……まさか」
スティノラ:「そんなはずないだろ。アホか?」
GM:倉庫から、ごく普通の足取りで、スティノラ・ヴァプトンが歩み出てくる。
椋実翔利:「……負けたぜ。賭けに。でもいいんだ」
椋実翔利:「賭けは賭けるだけで楽しいもんな。よう、《ヴィングトール》。それともスティノラのがいい?」
スティノラ:「どっちでもいいさ。呼びたいように呼べよ。……だが、意外だな」
スティノラ:「そっちから訪ねてきたか」
椋実翔利:「そりゃ待ってたらこっちの基地バレちまうし。こうやって見つけられんなら」
スティノラ:「ま、そりゃそうだな。……しかし、もう一つ驚いたよ。あんたのことを調べてさ」
スティノラ:「《ペルクナス》セルにいたんだな?」
椋実翔利:「いたよ? まあクソ下っ端の記録係だったけどな……なかなか楽しかった」
椋実翔利:「クソも多かったが、派手なモンもたくさん見られた。立派な退職祝いも貰えたしな」 SHIDENを軽く蹴る
スティノラ:「そいつか」
スティノラ:「だったら、あんた知ってるか?」
スティノラ:「私の友達が……研究員をやってたんだ。ハナダ・カスミ。オーヴァードとしてはたいしたことないやつだったんだけど」
スティノラ:「研究員としては優秀だったみたいでね。兵器の開発をやっていたよ」
椋実翔利:その名を聞いて、ス、と軽薄な表情が沈む
椋実翔利:「やっぱそうなのか。いや、オマエがなんか呟いてたから、嫌な予感がしてたんだよな」
椋実翔利:「カスミなんて珍しくもない名前だし、気のせいかと思ってたんだが」
スティノラ:「なんだ、知り合いだったのか?」
椋実翔利:「……知り合いだぜ。ポケモンの赤とか緑でさ、ハナダシティのジムリーダーがカスミっていったじゃん」
スティノラ:「あー、あの噛ませ犬の」
椋実翔利:「そのことからかったら、すごい不機嫌になってたよ。懐かしい。付き合ってたんだ」
椋実翔利:「おっ、その言い草。さてはフシギダネ派だな? オレはヒトカゲ好きだったからさあ。噛ませ犬なんて言えたもんじゃ」
椋実翔利:「で、そのハナダ・カスミがオマエの友達で……」
椋実翔利:「……オレがソイツを知ってたら、何だっていうんだ?」
スティノラ:「付き合ってた? ……じゃ、最後を知ってるか?」
スティノラ:「死んだのはわかるよ。誰が、ってのがわからなかった」
椋実翔利:「へえ。知らないのか」
スティノラ:「ってことは、知ってそうだな」
椋実翔利:薄く口角を歪める 「これ言いたくないなあ。オマエ、いかにもって感じじゃん。だけど、まあ……」
椋実翔利:「誤魔化したって早晩分かるだろうし、どっちにせよオマエをぶっ飛ばすつもりで来たから言うけど」
椋実翔利:「オレだよ」
スティノラ:「……そうか」
椋実翔利:「まあ、色々あったんだよ。ここが深夜のバーだったら、酒と煙草をしゃぶりながら話してやってもよかったんだが」
スティノラ:「今日は大変な日だな、ナンバー4」
スティノラ:「お前の父親と、仇が同時に見つかった」
椋実翔利:「そりゃないよな。仕掛けるぜアレトゥーサ。……ん」
アレトゥーサ:「警告。アレトゥーサが接近しています」
???:「……そのこと自体は、どうでもいいんだ」
椋実翔利:「――」
GM:倉庫の奥から、一人の少年――そのように見える――が歩み出てくる。
???:「母親とか、父親とか、それが仇だとか……」
???:「そのこと自体は、本当に、どうでもいいことなんだ」
椋実翔利:「……あれは? あっちの"アレトゥーサ"なのか?」
アレトゥーサ:「肯定です。しかし」
椋実翔利:「いや、だが……」
椋実翔利:『お前の父親と、仇が同時に見つかった』 聞き流しかけたが、否応なく耳の奥に引っかかる。
アレトゥーサ:「なんらかの改修が加えられています。人格プログラム、プロトコル、その他大きな変更があり、把握するには時間が必要です」
アレトゥーサ:「コアと、武装制御システムはそのまま残っているようですが、周辺系が大きく変更されています」
スティノラ:「初めて見たか、“フェザー・タップ”」
椋実翔利:「……おい"ヴィングトール"。オレは答えたぜ。だからオマエも言え。言葉が口から出る内に」
椋実翔利:「誰が誰の父親で、誰が誰の仇で……」
椋実翔利:「……そいつは、"何"だ?」
スティノラ:「たいしたことじゃない。これが霞美の最後の作品ってやつだな」
スティノラ:「マスター・ヴォルトの最期の開発兵器でもある。だから彼女が“ママ”で――」
スティノラ:「理由はわからんが、お前が “パパ”だってさ。……なんでだ、ナンバー4?」
ナンバー4:「わからない」
ナンバー4:「でも、母さんは、この人のことを父親として設定した。ぼくにその理由なんて聞いても無意味だ」
椋実翔利:「ハ」
スティノラ:「じゃ、私にもわからん」
椋実翔利:「口下手な母親を持ったな。ならオレが代わりに教えてやるよ」
椋実翔利:「……"ホット・ショット"のクズといい、知りもしないガキといい。どいつもこいつも勝手に追いつきやがって」
椋実翔利:「ムカつくぜ。そうだ。オレは怒ってる。教えてやるのは、オトナを怒らすとどうなるか、だ」
ナンバー4:「怒る……というのは意外だな。ぼくだって不愉快だ」
ナンバー4:「父親だとか……それが母親を殺したとか……そういう」
ナンバー4:「……束縛が嫌いだ」
ナンバー4:「消してしまいたい。その繋がりを」
椋実翔利:「ガキが分かった口聞きやがる! いいぜ。オレもそう思ってた所だ」
ナンバー4:「そんな自分の知らない関係性で、行動を左右されるなんて、非合理的だ。……意見が一致したね」
椋実翔利:「ああ。大昔に弾みでブッ殺した女が、何かの気まぐれで設定した縁なんて知ったことかよ!」
GM:このタイミングで、攻撃をしかけてもいい。あるいは一時撤退してもいい。
椋実翔利:SHIDENの砲口が熱光を帯びる 「一帯更地にして持ち替えるつもりだったが……不愉快なガワは不要だな」
GM:では、椋実さんは気づく。
GM:SHIDENが作動しない。
ナンバー4:「うん。……ただ、あなたが来てくれたことだけは、良かった」
椋実翔利:「コアと制御系以外ブチ壊す! ここで――」
ナンバー4:「それは、ぼくの持ち物だ」
椋実翔利:「――――!?」
アレトゥーサ:「警告」
アレトゥーサ:「システム権限上位より介入。撤退を推奨します」
アレトゥーサ:「撤退ルートは――」
椋実翔利:「は? 上位? おいどういうことだ!」
ナンバー4:「うるさいな」
GM:アレトゥーサの声も止まる。
椋実翔利:「オレのSHIDENが……ッ、アレトゥーサ! オイ!!」
ナンバー4:「シャンバラ由来の兵器に関しては、ぼくはあらゆる権限に優越する」
椋実翔利:「ッ……本物のアドミニストレーター権限ってワケか……ふざけやがって!」
ナンバー4:「抵抗はしてもらいたくないな……無意味だと思うから。いまのあなたは」
ナンバー4:「何者でもない」
椋実翔利:「…………」
GM:戦ってもいいだろう。きみの手の中には、あのとき車のトランクから手に入れた拳銃がある。
GM:だが、勝利は覚束ないとはっきりわかる。撤退するなら、ゲートを開くきみの能力はまだ有効だ。
椋実翔利:武器は握り方もあやふやな拳銃一つ。引き金を引けば、あるいは一矢報いれるかもしれない。
椋実翔利:だが……
椋実翔利:「……ナンバー4とか言ったか」
ナンバー4:「うん」
椋実翔利:「霞美のどんなたわけた考えでナメた値を設定したかなんぞどうでもいい。だが」
椋実翔利:「SHIDENはオレのものだ。オマエはそれを奪った」
椋実翔利:「殺す」
ナンバー4:「……ぼくに、金輪際関わらないなら、放っておこうと思ったけど」
ナンバー4:「あなたがそういうなら。ぼくの人生を束縛しようとするなら……」
ナンバー4:「殺す」
椋実翔利:拳銃を抜き撃ち、弾丸を一発、方向だけ合わせて引き金を引く。同時に、背後へゲートを開く。
椋実翔利:そして即座に退却。相手の対応を一瞬だけでも垣間見れればそれで良い。
スティノラ:「おっと」 いともたやすく、片手で遮る。
スティノラ:「大事なジュニアだ。マスター・スカイと交渉するには、こいつが必要でね」
椋実翔利:「チッ」 舌打ちを一つ。それが、椋実が今この場に残す最後だ。
椋実翔利:ゲートはすぐに閉じる。椋実の身体を闇に飲み、痕には何も残らない。
ナンバー4:「……残念だ」
ナンバー4:「父さんが、もっと物分かりがよければ面倒がなかったのに」 ため息をつく。
FHキャンペーン「I'm home」
■第五話:いつも傍にいて、いまもそこにあって ――了

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