第三話「リボンを探して何千里!離れ小島の大冒険!!」(GM:今日日)


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【ダブルクロス・プリピュア】
第一話:「私達が正義のヒーロー!?妖精パワーで大変身!」
第ニ話:「縦浜中学文化祭!あっちもこっちも大混乱!?」
第三話:「リボンを探して何千里!離れ小島の大冒険!!」
第四話:「皆でまさかの映画デビュー!?目指せ感動の大傑作!」
第五話:「シザーリオ、因縁に決着を!修学旅行で大激突!!」

“ピュアストライプ”
葛城(かつらぎ)まつり

(PC1:いちま)

キャラシート

“ピュアロココ”
菜花(なばな)かざり

(PC2:缶詰)

キャラシート

“ピュアバブル”
湖東(ことう)まき

(PC3:敗者T)

キャラシート

“ピュアミルフルール”
稲波(いななみ)なみ

(PC4:DT)

キャラシート



【Index】

オープニング
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
 1巡目
 2巡目
 3巡目
 4巡目
 5巡目
クライマックス
エンディング

プリプレイ

GM:それでは、皆様無事揃いましたのでプリピュア第3話を始めていこうと思います。
GM:まずは自己紹介から。まつりちゃん、トップバッターお願いします。
葛城まつり:はいはーい
葛城まつりキャラシート
葛城まつり:葛城まつりです!このあいだ縦浜島に転校してきた中学生です
葛城まつり:島の平和を守るために戦う伝説の戦士、プリピュアをやっています!
GM:ぷいぴゅあ~
葛城まつり:前回は転校生の子とちょっと仲良くなったり、気まずくなったり、レイダーとの激闘があったりしましたが
葛城まつり:なんとか無事に文化祭を終えられたよ~
葛城まつり:転校生の子とは気まずいままだけど……今回は出てこないと聞いています
GM:今回はお休みらしいです
葛城まつり:今回は新しい島を冒険するという事なので、いつも以上にやる気に満ちていきます
葛城まつり:成長としては、主に加速装置レベル1を取りました
葛城まつり:これまでは最遅なせいで1R目に餓狼できないがちだったので……
葛城まつり:あとは白兵を1点伸ばしましたという感じです
GM:行動値はほぼ全ての白兵型共通の悩みですからね……手堅くて良い感じ!
葛城まつり:まきちゃんは多分抜かないはず……侵蝕差がついてない限りは……
葛城まつり:お揃いだぜ
GM:今回はハンドアウト共通なので紹介は後にしましょう。よろしくお願いします!
葛城まつり:よろしくお願いします~

GM:ではお次、かざりちゃんお願いします。
菜花かざり:はーいっ!
菜花かざりキャラシート
菜花かざり:ぴょこんっ(画面の横から覗き込む)
菜花かざり:こんにちは、菜花かざり(なばな・かざり)です!
菜花かざり:可愛い女子中学生の傍ら、伝説の戦士プリピュアをやっています!
菜花かざり:前回の文化祭ではなんと!お姫様もやったんですよ~
菜花かざり:代役でしたけど!
GM:かわいいお姫さまでしたよ
菜花かざり:えへへ
菜花かざり:それでちょっとまつりちゃんと二人でなんとかしようとしたら怒られたり、うん、反省もありました!
菜花かざり:けどけど、その分皆は仲良くなれたはず!今回もいっぱい楽しんじゃいますよ!
GM:今回は冒険ですよ冒険!
菜花かざり:無人島の冒険だ~!まつりちゃんが好きなやつだよね!
菜花かざり:ついていけるように私もがんばります!
菜花かざり:前回からは成長でウィンドブレスを取得しました。皆のサポートが出来ると思います!
菜花かざり:頼れる参謀?みたいな?感じのポジションを目指してがんばります!
菜花かざり:よろしくね!
GM:支援の中でも相当の万能エフェクトですからね。心強い
GM:はい、よろしくお願いします。それではお次、まきちゃん!

湖東まき:はあい
湖東まきキャラシート
湖東まき:湖東(ことう)まき。まつりちゃんと同じく、縦浜島では新顔の転校生です。そろそろ少しは馴染んできたかも……。
湖東まき:妖精のパーピーと出会いつつも、憧れの祖父と同じ絵の道へ専念したい気持ちがあり、プリピュアになることは躊躇っていたのですが
湖東まき:コンクールの結果や文化祭での出来事を通して考えた結果、やっぱりどちらも捨てたくないとの思いに至り
湖東まき:両方とも頑張るぞ! ということで改めてプリピュアに加入しました。
GM:変身シーンは涙なしには見られませんでしたね……
湖東まき:こんなわたしだけどよろしくね……!
湖東まき:成長としては、先陣の火レベル2を取りました。
湖東まき:これまでは最遅なせいで1R目に天使できないがちだったので……
GM:皆行動値に悩んでいる……
湖東まき:わたしこそが真の最遅です まあその状態も前回限りですが
湖東まき:今回は普段とはまた別の島ということで、ちょっと珍しい景色が見られたりしないかなーと密かに期待していきたいです。
湖東まき:よろしくお願いします!
GM:良い景色に出会えると良いですね。よろしくお願いします!

GM:それでは最後、なみちゃん!
稲波なみ:すう、すう……
稲波なみ:はっ。
GM:おはようございます。
稲波なみキャラシート
稲波なみ:いななみ・なみです!
稲波なみ:縦浜中学校の2年生。伝説の戦士プリピュアとして、島を守る唯一のプリピュア・ピュアミルフルールでしたが
稲波なみ:今ではこんなに沢山の仲間ができました。やったあ。
GM:良かったね……本当に良かったね……
稲波なみ:この間の文化祭では倒れちゃってたくさん迷惑かけたけど、もう大丈夫です。
稲波なみ:今は元気いっぱいだよ!ふんす。
GM:頑張りすぎないでね
稲波なみ:成長は《支援射撃》を取得しました。
稲波なみ:初めての自分には使えないエフェクトです。周りを手助けするための力。
稲波なみ:ミドルでたくさん支援して戦闘では一人でがんばります
GM:一人で頑張らないで!
稲波なみ:今回は島を冒険するんだよね。みんなちゃんと準備大丈夫かな……
稲波なみ:一応全員分の予備持っていったほうがいいかな
稲波なみ:よろしくおねがいします!
GM:どれだけ荷物持つつもりなの……。よろしくお願いします!
GM:それでは最後にトレーラーとハンドアウトを公開します。

トレーラー ♪~~ダブル・クロス・プリピュア!(流れ出すOPテーマ)
「ついにまきがプリピュアになってくれたパピ! 文化祭もとっても楽しかったし、もはやプリピュアは無敵パピ!」
「何を言ってるルシュ~~!またハウンドの幹部と戦うことになった時のために、一刻も早く力をつける必要があるルシュ!」
「ふああ~!?」
「これからは今まで以上に妖精と封印アイテム探しに力をいれるルシュ!!」
「どこ行くパピ~~?」
「あっちから、リボンの反応を感じるルシュ!ふむむむ…あれは…無人島?」
「わあ、海で泳いだり、島を冒険したりするパピ? 楽しそうパピ~!」
「遊んでる場合じゃないルシュ~! 何が起きるか分からない場所ルシュ…気を引き締めて行くルシュ~!」
「はあ~、待ってパピ~~!」
「次回、『リボンを探して何千里!離れ小島の大冒険!!』パピ!/ルシュ!」
「来週もまた見てほしいパピ!」
ハンドアウト PC共通
シナリオロイス:離れ小島
君達はプリピュアだ。人々の平和を守るため、人知れず戦う四人の戦士である。
文化祭にて無事にレイダーを退けたことで、ひと時の安寧を得ることが出来た。
そんな君達に新たな課題が降りかかる。まだ見ぬリボンや妖精たちの捜索である。
リボンの気配を感じるという妖精たちに導かれ降り立ったのは、街から離れた小島であった。
GM:それでは改めまして、プリピュア第三話『リボンを探して何千里!離れ小島の大冒険!!』始めて行きましょう。
GM:皆様よろしくお願いします!
菜花かざり:よろしくおねがいします!
湖東まき:よろしくお願いします!
サブGM:よろしくお願いしま~す
葛城まつり:がんばるぞ~ よろしくお願いします!
稲波なみ:よろしくおねがいします~!

オープニング

GM:それではOP。今回は合同ですので、全員登場お願いします。
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (34 → 42)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (31 → 39)
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (31 → 40)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (39 → 47)


GM:島の海岸の中にひっそりと紛れた、人気のない洞窟。
GM:静かな筈のその奥から、きゃあきゃあと明るい話し声が聞こえてくる。
菜花かざり:「じゃんっ!文化祭の写真、プリントしてきました~」
稲波なみ:「おお……」
菜花かざり:封筒の中から文化祭の際に撮影された生徒や展示の写真を広げる。
葛城まつり:「わ、いっぱいある~」
湖東まき:「……わあ」
菜花かざり:「学校からのやつとー、……あ、こっちはパパ達が撮っててくれたみたいです」
菜花かざり:別の封筒からも写真を。劇の写真が半数を占めている。
稲波なみ:「すごいね……本当に色々あったもんねえ」
菜花かざり:「ですねえ。全部回りきれないほどいっぱい充実でした」
葛城まつり:「かざりちゃん、やっぱりこういう服似合うなぁ……髪色とかも外国のお姫様っぽいし」劇の写真をいくつか手に取ったりしつつ。
稲波なみ:「綺麗だよねえ」髪をつつつ、と。
菜花かざり:えへー、とまとめた髪の毛先に指を通す。
菜花かざり:「そうそう、最初はなみちゃん用だったのを…ほら、髪色に合わせて小物とか変えてるんですよ~」
湖東まき:「えっ。そんなことしてたんだ」
葛城まつり:「へえぇ、お洒落さんだ……私そういうのわかんないからなあ」感心した様子で言っている。
稲波なみ:「すごいよね。みんな忙しかっただろうに、がんばって……」
稲波なみ:「あれ?これいつ撮られたんだろ……?」1枚の写真に目を通す。椅子に座って寝ている写真。
菜花かざり:「展示物と思われたのでは?タイトルは眠れる美女、あたりで」
菜花かざり:隣で覗き込む。
稲波なみ:「展示じゃないよ~」
湖東まき:「ぷふっ」思わず吹き出す。
菜花かざり:「おやおやっ、どうやら好評みたいですね~」
稲波なみ:「あっもう!」プリプリと怒る。
菜花かざり:「あははっ、ごめんなさーいっ」
湖東まき:「ご、ごめん……」
菜花かざり:「あっ、まつりちゃんのもありますよ!」1枚の写真を見つける
菜花かざり:「これはほら、お化け屋敷の……」「……」
菜花かざり:下に隠す。
葛城まつり:「えっ、見せて見せて」
葛城まつり:「……? かざりちゃん?」
菜花かざり:「だ、ダメですのっ。気の所為でしたのっ」
菜花かざり:わたわた。
菜花かざり:慌てて差し込んだ写真がひらりと落ちる。
葛城まつり:すっと手を伸ばして拾い上げる。
菜花かざり:お化け屋敷の前で腰が抜けてる自分を介護するまつりちゃんの写真だ
稲波なみ:「……ぷふっ」
湖東まき:「ふふふっ」
菜花かざり:「あーっ!」
葛城まつり:「あらら……撮られちゃってたんだ、ここ」
菜花かざり:「二人が、二人とも笑いましたねー!?」
菜花かざり:「くう、一体誰がこんな写真を~~!」
ウェールシュ:「ふむむむむ……」腕組しながら宙返りしている。
菜花かざり:ぷりぷりと髪を揺らす。
稲波なみ:「みんな沢山撮ったってことは、沢山楽しんだってことだよ!」
ウェールシュ:「むーむむむむ………むむむむ」宙返りしている。
稲波なみ:「どしたの~ウェールシュ?」
葛城まつり:「そうそう。お化け屋敷楽しかったでしょ、かざりちゃん?」
稲波なみ:「目が回っちゃうよ」
葛城まつり:「あっ、すごい。回ってる……」
菜花かざり:「むぅ~。楽しんだなら許しますけど…」プクプク膨らむ。
菜花かざり:「あら、どうしたんでしょう?」
ウェールシュ:カッと両目が見開かれる。
ウェールシュ:「……楽しんだだけじゃないルッシュ~~~~!!」
ウェールシュ:洞窟に大声が響き渡ります。「ハウンドの幹部がたくさん現れたのをもう忘れたルシュ~~!?」
葛城まつり:「わわっ」思わず耳をふさぐ。
菜花かざり:「わーっ」キーン
リアン:「ぁう!?」 大声に驚いてもふもふの尻尾が更にもう一段もふもふになる。
湖東まき:「……」目をつむって同じく耳を塞ぐ。
葛城まつり:「わ、忘れたわけじゃないよー……ねえ、みんな?」
稲波なみ:「わっ、忘れてないよ」
葛城まつり:もふついたしっぽを宥めるように撫でさすりながら。
パーピー:「ひあ~~」遠くの方にくるくる飛んで行く。
稲波なみ:「楽しかったお話は、楽しかったお話でしたいなあって……ダメ?」
ウェールシュ:「ぬっ」
ロッシー:「ウェールシュ声がおっきいロシ。うるさいロシ」
湖東まき:「わあっ、パーピーッ」あたふたと駆け寄ってキャッチする。
ロッシー:短い手で三角の耳をぺたんと折っている。
菜花かざり:「ですです。大変なことがあったからこそ、楽しいこともい~っぱい有ったと言うわけで」
菜花かざり:ロッシーさんの耳を塞いだり開いたりしてる。ぺこぺこ
ウェールシュ:「ダ……ダメかもしれないけれど…まあ、なみがしたいのであれば…多少であれば…」
ウェールシュ:「って!何がうるさいルシュか~~~!」耳がピーンと立っている。
稲波なみ:「はいはい」ウェールシュを捕まえてぎゅっとして。
菜花かざり:「きゃ~」目が><となる。
ロッシー:「ひゃ~」 かざりとお揃いの目になる。
稲波なみ:「でも、たしかに大変だったよね」撫でながら。
稲波なみ:「レイダー、すっごく強かった。それに……」
葛城まつり:「うん……」リアンがびっくりしないように耳を手で塞いでいる。
稲波なみ:「シザーリオって子は、もっともっと強そうだった」
菜花かざり:「そうですねー。一人でも大変ですのに…あの子も只者ではなさそうです」
菜花かざり:考えをまとめるようにロッシーさんの肉球をマッサージしてる。
葛城まつり:「幹部二人が揃うだけで、あんな厳しい戦いになるんだったら……私達、もっと強くならないといけないかも」
菜花かざり:「うーん。私達も特訓?とか?したほうが良いんでしょうか?」ふにふに
ウェールシュ:「そうルシュ」ふんふんと鼻息荒く頷く。
稲波なみ:「うん。ニーフィやカータだって、全然油断できない強い人達だし」
稲波なみ:「みんなでわ~って来たらピンチかも」
湖東まき:「特訓……」抱き留めたパーピーを空中にリリースしつつ。「か、瓦割とか……?」
稲波なみ:「走り込み?」
菜花かざり:「おっきいタイヤ…」
葛城まつり:「うさぎ跳び……」
パーピー:「それより~~」ふわふわ宙に漂いながら楽しそうに言う。
パーピー:「リボンと封印アイテムをみんなで探せばいいパピ~~!」
稲波なみ:「リボン?封印アイテム?」
菜花かざり:「それって、私達が変身するやつみたいな…ですか?」
ウェールシュ:「そうルシュ!」ふんふん。「この間の戦いで、新たに分かったことがあるルシュ」
ウェールシュ:「リアン、説明してほしいルシュ!」尻尾がぱたぱた揺れる。
リアン:「あう!?ぼ、ぼくがアン……?」
菜花かざり:リアンさんに首を向ける動きがロッシーさんとシンクロする。
葛城まつり:「リアン、知ってるの?」
リアン:「あぅ、ぇ、えっと……」
菜花かざり:「困っておりますが…」
リアン:きょときょととウェールシュとまつりと皆を見渡してから。
リアン:「あ、だいじょぶ、わかる、わかるアン……」
菜花かざり:頑張って、とロッシーさんと一緒に手をひらひらする。
ロッシー:がんばるロシ~と他人事の顔。
リアン:「ええと、リボンっていうのはあの、前にえんとつのてっぺんに引っかかってたのを見つけたやつアン」
リアン:「ぼくたちの力を高めてくれて、まつりたちみたいにプリピュアになる子が居なくても、妖精だけでも戦えるようになるんだアン」
リアン:「でも、パーピーがそれを使おうとしても全然上手く行かなくて……」
パーピー:「いかなかったパピ~」まきの頭の上に着地する。
湖東まき:「何がいけなかったんだろう。頑張ってたのに」両手で支えながら。
菜花かざり:「ほほー。使い方とかあるのかもしれませんね?スイッチみたいな…条件?が」
葛城まつり:「……すると、その条件のことが分かったの?」
稲波なみ:「あとは……相性とかあるのかも。血液型みたいな」
稲波なみ:「あわない血液型は混ぜちゃダメなんだよ」
リアン:「そ、それアン!多分だけど、あのリボンは妖精一人一人に合わせて調整がしてあるんだアン」
リアン:「だから、他の子がそれを使っても全部の力は引き出せないんだアン……」
葛城まつり:「あのリボンはパーピーのリボンじゃなかった、ってことか」
パーピー:「そういうことパピパピ」こくこく頷く。
葛城まつり:「なるほど、なるほど……」よくできたね、とリアンの頭を撫でやりつつ。
リアン:えへ……と破願しながら元に戻った尻尾を振る。
稲波なみ:「じゃあ、合うリボンを見つけたり、逆に」
稲波なみ:「そのリボンを使える妖精の仲間を見つければいいってことなのかな」
葛城まつり:「パーピー以外の三人も、もう試したんだっけ?」
ロッシー:「ためしたロシ。でもみーんなダメだったロシ」
ロッシー:「ためしてから気付いたけど、ピンクでも黄色でも水色でもむらさきでもなかったロシ。きっとだからダメなんだロシ」
稲波なみ:「色が決まってるんだ」
菜花かざり:「皆がつけてるリボンの色が担当なんだー」
菜花かざり:ロッシーさんの首元、黄色のリボンを整える。
ロッシー:「分かんないけど、そうな気がするロシ」
ロッシー:うんうんと分かったような顔で頷いている。
葛城まつり:「どんな色だっけ、新しいリボンって」
リアン:「えっと、真っ赤だったアン」
菜花かざり:「真っ赤か~。赤っぽいのはリアンさんですけど、別色判定でしたね」
葛城まつり:「うん、赤色にしてはだいぶ薄いかなー」
湖東まき:「また別の妖精の子かあ……」
稲波なみ:「じゃあ、その赤色が使える妖精さんがどこかにいるのかな」
菜花かざり:「どんな子なんだろうね~」ほわんほわん
葛城まつり:「つまり、真っ赤なリボンを付けてる妖精さんを探せばいいんだね」
リアン:「どこかに居るとは思うけど、どこにかは分かんないアン……」
稲波なみ:「あと、それが使えるプリピュアも居るともっといいよね?」
ロッシー:「そうそう、それとロシーたちの使えるリボンも欲しいロシ」
葛城まつり:ふと自分が着ている制服の、胸元のリボンを見下ろして。つまむ。「こういう感じの……」
稲波なみ:「こういう」真似して紫のリボンをつまむ。
菜花かざり:「意外と、うちの学校に溶け込んだりしてるかもしれませんね~」黄色のリボンをひらひら。
ウェールシュ:「もともと、文化祭前に捜索はお休みさせてもらっていたルシュ」
菜花かざり:「そうでしたね。大変そうでしたから」
ウェールシュ:「改めて、リボンや妖精、プリピュア……むむ…いろいろな捜索を再開したいルッシュ!」
ウェールシュ:ぷりぷりと尻尾が揺れている。
湖東まき:「だけど、リボンにしても妖精にしても、もう結構探してるような……」
湖東まき:「地面の中とかなのかな……もしくはもうハウンドに取られちゃってるとか……」
菜花かざり:「そうですよね?その赤いリボンも、結構探し回った成果ですし?」
菜花かざり:「もしかして、風にのって遠いところまで飛ばされちゃったりとか…!」
葛城まつり:「んー……でも、まだまだ探してない所はあるんじゃない?」
葛城まつり:「今までは、人がたくさんいる街中を中心に見ていたし……」
稲波なみ:「うん?例えば?」
葛城まつり:「えっと、森の中とか……他の浜辺とか……?」
菜花かざり:「あー。確かに、妖精さんもパートナーを探して人の多い所に~、て思ってましたけど」
菜花かざり:「ロッシーさんとかも最初は追われて隠れようとしてましたもんね」
菜花かざり:ロッシーさんの頬をぶにぶにと揉む
菜花かざり:「盲点です!」
ロッシー:「たしかに、ハウンドがおっかけてくるからにげてるかもロシ」
ロッシー:いつもよりもごもごとした口調で賛成する。
葛城まつり:「そうそう。見つからないようにって思ったら、むしろ人のいない場所に行くこともあるんじゃないかな……?って」
稲波なみ:「ウェールシュたちはわかんないの?匂いとか……」
稲波なみ:「犬だし……」
湖東まき:「ふーむ……」
パーピー:「パピは浜辺が気になるパピ!」両手をあげる。「ちゃぷちゃぷするの!」
稲波なみ:「水遊びしたいだけじゃないかなそれ……」
菜花かざり:「探す相手がわかんないと匂いも追えないのかな…?」
ウェールシュ:「犬じゃないルシュ~!妖精ルシュ~~~!!」
稲波なみ:「あっごめんね!」
稲波なみ:「じゃあえーと、妖精パワーで分からないのかな」
稲波なみ:「匂いとか」
菜花かざり:(匂いは変わらないんだ)
湖東まき:(変わってない……)
リアン:「うぅん……妖精を探すのは、多分むずかしいアン」
菜花かざり:「あっ、でもいいかもしれませんね、浜辺」
菜花かざり:「もし海を挟んでると、匂いも届きにくいかもしれないですし。磯の香りとかで。」
リアン:「でもリボンの方なら、今見つかったのがあるからそれとおんなじ気配を探したら見つけられるかもしれないアン」
稲波なみ:「おお」
湖東まき:「今?」ぱちくりとする。
湖東まき:「あ、赤いやつってことか」
葛城まつり:「えっ、すごい。分かっちゃうんだ」
リアン:こくこくと頷く。
菜花かざり:「この見つけたリボンと同じ感じのを見つけるんですね」
菜花かざり:「頼もしいですね!」
葛城まつり:「でも、ある程度は近くに行かないと分からない……のかな?」
葛城まつり:「みんなであちこち回って気配を探ってみようか」
菜花かざり:「はーいっ。一緒にお散歩ですね」
菜花かざり:「発見できるように、皆で頑張りましょう!」
菜花かざり:おー、とロッシーさんにバンザイさせる
ロッシー:「リボンそうさくたいロシ~」
稲波なみ:「うんっ、楽しそう」
ウェールシュ:「ルッシュッシュ!」
葛城まつり:「えいおーっ。頼りにしてるよ、みんな!」リアンを頭に乗せつつ、妖精達を順番に見やる。
リアン:「が、がんばるアン!」
湖東まき:「がっ、頑張ろう……!」
パーピー:「ちゃぷちゃぷパピ~~」


GM:シーンカット。ロイス取得のみ可能です。
稲波なみ:まだ取らないでいるね
湖東まき:今は保留かなー
菜花かざり:こちらも保留~
葛城まつり:あたしもまだ!
GM:はーい、では改めて終了!

ミドルフェイズ1

GM:ミドル1。今回も全員登場となります。皆さん侵蝕をどうぞ。
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (47 → 50)
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (40 → 45)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (39 → 45)
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (42 → 43)


GM:次の日。丁度休日だからとそれぞれ用意を整え、四人と四匹は浜辺に集合していた。
ロッシー:「海ロシ~」
パーピー:「ちゃぷちゃぷパピ~~~~~!」
ウェールシュ:「どっか行っちゃだめルシュ~!」
リアン:「あ、あぅ、三人ともはなれちゃダメアン……」
葛城まつり:「おおー、やっぱり色々流れ着いてるなあ。こないだ台風も来てたし……」
菜花かざり:「みんな楽しそうだなー。良かったよかった」
湖東まき:「溺れないでよお」さっそく波と戯れ始めたパーピーへ。
菜花かざり:「たまにお魚さんとか打ち上げられますからね」
葛城まつり:丈の短い薄手の装いに、ビーチリュックを背負い歩く。
稲波なみ:「熱中症は気をつけてね~」長袖のシャツとズボン。日傘を差している。背中には巨大なリュック。
菜花かざり:足を動かせるようにキュロットスカートと、足首まで保護するブーツ。安全靴ってこういう感じだって見た。
菜花かざり:「なみちゃんは旅行ぐらい荷物あるねー」
菜花かざり:「まきちゃんも暑いの平気?」
菜花かざり:ハンディ扇風機の弱風をぶおお、と向ける。
湖東まき:「わあ」かぶった麦わら帽子を押さえる。それほど強く吹き付けるわけでもないが。
湖東まき:「大丈夫だよ。水筒とかタオルとかも持ってきたし」画材が入ったいつものバッグとは別に、背中にはリュックを背負ってある。
菜花かざり:「よかったー。でもそっか、絵を描くなら外に出る時もあるよね」
葛城まつり:少し離れた所でちゃぱちゃぱと波打ち際を歩いている。時おり中腰になって、何かを拾い上げるような仕草。
菜花かざり:「まつりちゃんは何してるのー?」
菜花かざり:型のしっかりしたフェルト帽子の角度を調整しながら聞く
葛城まつり:「ん? リボンとか、何か流れ着いてないかな~って」
稲波なみ:「ガラスとか落ちてて危ないかもだよ」
稲波なみ:「手袋してる?」
葛城まつり:「してるしてる!」ばっと軍手をした両手を広げて見せる。
稲波なみ:「うん、えらい!」
葛城まつり:「えへへ。昔、岩場で指切ってお父さんにすごく怒られちゃったからさ……」
菜花かざり:「うえぇ~」痛そうな話なので耳を塞ぐ。
ウェールシュ:「ふんすふんす」鼻を動かしている。「リアン、なにか気配を感じないルシュ?」
リアン:「う、うぅん……感じるような、感じないような……」
稲波なみ:「でもなんか……」波打ち際に寄って。
稲波なみ:「全然見つからないね?」
湖東まき:「うーん……」
菜花かざり:「ここから離れたらもう感じないらしいので、この浜辺だと思うんですけどねえ」
葛城まつり:「うん……あっ、この貝の形はちょっとリボンっぽいかも」
菜花かざり:「もしかして、もうちょっと海の方なんでしょうか」
パーピー:「ねーねー、このままちゃぷちゃぷして行くと、どこに行くパピ~?」
パーピー:波に揺られながらみんなに聞く。
葛城まつり:「そうかも。リアン達もあんまり感じてないみたいだしね」リボンっぽい形の二枚貝を指で胸元にくっつけながら。
湖東まき:「どこって……どこ?」
菜花かざり:「えー、流されたらブラジルとか、アメリカとか……?」
パーピー:「パピ~」サンバするまきや自由の女神の格好をしているかざりがポップアップする。
菜花かざり:「あとは、島の周りの無人島とかにぶつかっちゃうかもですね」
リアン:「そ、それアン!」
菜花かざり:「それ?」
稲波なみ:「あ~。この周りたくさんあるもんね……うん?」
葛城まつり:「なにか分かったの、リアン?」
ロッシー:「どれロシ?」 プルプルと体を振って水を飛ばしながら。
リアン:「あの、多分、きっと、もしかしたらだけど」
リアン:「この海の先の無人島にリボンがあるかもしれないアン!」
ウェールシュ:「たしかに…そこは、まだ探してない場所ルッシュ!」尻尾がぴんと立つ。
菜花かざり:「なるほどー!」
ウェールシュ:「なみ!みんなで、無人島までリボンを探しに行くルッシュ!」
葛城まつり:「おおー、無人島!」
菜花かざり:「つまり、この先の…どこかの島に向かうのですね!
稲波なみ:「え~っ。でもそんなの……どうやって行くの?」
湖東まき:「……」帽子のつばを持ち上げて水平線を睨む。
パーピー:「みんなでちゃぷちゃぷするパピ~?」
葛城まつり:「この中で泳げる人?」
稲波なみ:「この距離は無理だよ……」
パーピー:「パピ~」波間にゆらゆら揺れている。
菜花かざり:「プールならなんとか…」
湖東まき:「……わたし、カナヅチ……」
菜花かざり:「…………船、とか?」首を傾げつつ
菜花かざり:「釣りに行く大人たちはたまにそうするって…」
ロッシー:「ふねってアレロシ?ボートとかヨットとか」
稲波なみ:「船……も、貸してもらえるのかなあ」
稲波なみ:「子供だけはダメ!って言われそう」
ロッシー:手で船の形をなぞってみせる。
菜花かざり:「そうそう、ヨットとかカヌーとか」同じ空間をなぞる
葛城まつり:「運転免許とか必要って言われそうかも」
葛城まつり:「んー……じゃあ、作っちゃう?船」
湖東まき:「秘密基地の船は……無理だよね。ボロボロだし」
リアン:「作れるアン?」
湖東まき:「作る?」
菜花かざり:「あー、借りれないなら作るって……」
菜花かざり:「作る?」
葛城まつり:「や、流石にちゃんとしたのは無理だけどさ」
葛城まつり:「いかだとかなら結構なんとかなるんじゃない?」
稲波なみ:「作る……」
ウェールシュ:「まつりは、作り方がわかるルッシュ?」
稲波なみ:「作れるの?」
ロッシー:「イカダ……」 イカを思い浮かべている。
葛城まつり:「作ったことはないけど……前に読んだ本に、作り方が載ってたよ」
パーピー:「楽しそうパピ~~!」
菜花かざり:「へーっ!」
菜花かざり:「じゃあ、作ってみます?せっかくだし!」
パーピー:「まき、まき、イカダってどこかに絵を描くパピ?」
葛城まつり:「やってみようよ!そりゃ、確かにちょっと危ないかもしれないけど……」親に言ったら怒られるだろうなとか思いつつ。
稲波なみ:「いいのかな……」
湖東まき:「ええっと。帆とか付けるなら……」
パーピー:「つけてつけて!そこにね、まきがおっきく絵を描くのパピ!」
湖東まき:「む、むむ」
葛城まつり:「ハウンド達と戦うことに比べたら、そこまで危なくないはず……だよ!」
湖東まき:「……」
湖東まき:でもすごく大変そう、という言葉を呑み込んで。
湖東まき:「や……って、みようか……?」
菜花かざり:「ですです」
菜花かざり:「ダメそうだったら、またそのときに考えましょうっ」
ロッシー:「そうロシ。みんなでならなんとかなるロシ」
稲波なみ:「う~ん。じゃあ、作ってみて」
稲波なみ:「ちゃんと浮かんで大丈夫そうならにしよう」
菜花かざり:「はぁーい」
菜花かざり:「では、安全なイカダ作りを目指して!」
葛城まつり:「おお、やった~!」
菜花かざり:「頑張りましょう、皆さん!」
葛城まつり:「うん、作ろう!バッチリしっかり海にも負けない頑丈なやつを!」

GM:――イカダ製作中――
GM:(♪~軽快なBGM)
GM:浜辺から材料を拾い集め、各々の荷物の中から使えそうなものも取り出して。
GM:みんなで協力しながらどうにか四人が乗れるサイズのイカダを作り上げ。
GM:……と、思ったら隙間のせいか一度海に沈んでしまい。
菜花かざり:「きゃーーっ!?水がー!」
稲波なみ:「ダメか~。ん~どうしたら……すう……」
菜花かざり:「なみちゃんー!海の中で寝ちゃ駄目ですよ!?」
湖東まき:「びゃーーーっ! やだやだやだ!!」マストにしがみついている。
葛城まつり:「み、みんな落ち着いて!まだそんなに深くないから……!」
菜花かざり:「…………」
菜花かざり:「ほんとだ!」
稲波なみ:「はっ」
葛城まつり:「なみちゃんは落ち着きすぎ!」
湖東まき:「死んじゃう~~~!!!」
菜花かざり:「戻ります!岸に!岸に!」
菜花かざり:ばちゃばちゃ。
GM:その後、一度目の反省を生かして隙間に小枝や泥を詰めた改良品を作り。
稲波なみ:「おお~」パチパチと拍手。
菜花かざり:「おぉー…ペットボトルでも結構浮くんですね」ばんざーい
菜花かざり:「ほらまきちゃん、大丈夫ですよ。沈まない沈まない。今度は。」警戒するまきちゃんに手招き。
葛城まつり:「うん、三人乗っても全然大丈夫!」
稲波なみ:「一応浮き輪もあるし!」バッグから取り出している。
葛城まつり:足場を確かめるように座り込みながら、かざりちゃんと一緒においでおいでする。
湖東まき:「ううー……」警戒心剥き出しで恐る恐る乗り込む。
菜花かざり:「よしよし」警戒心を解くように撫でる。
GM:少しばかり揺れたものの、イカダは今度こそ四人を乗せて確かに海に浮かんだ。
稲波なみ:「お~……」まきちゃんの手を取って。「行けた」
菜花かざり:「行けましたね~」
葛城まつり:「おお、浮いてる……浮いてるよ~!」
湖東まき:帆の隅に絵筆で「海上安全」と書き込む。
稲波なみ:「おお~」
菜花かざり:「よしよし、私達を運んでねー。イカダさん」
稲波なみ:「イカダさんだとちょっとさびしくない?」
菜花かざり:「ん~、そっか。じゃあ、なんて名前にしましょう?」
湖東まき:「名前……」帆を見上げる。
葛城まつり:「確かに……なんとか丸、とかなんとか号、みたいなやつ」
葛城まつり:「漁師さんの船にも書いてあるもんね」
菜花かざり:「ですね。大漁丸とか…縁起のいい感じのやつもおおいです」
稲波なみ:「でも、私たちはお魚を取るわけじゃないよ?」
稲波なみ:「私たちが探すのは、リボンと妖精さんだから……」
菜花かざり:「リボン丸に、妖精号とかですかね?」
葛城まつり:「それと、新しいプリピュア候補も?」
稲波なみ:「無人島にはいないんじゃないかな……いたら有人島になっちゃうよ」
葛城まつり:「あっ、それはそうか……ふむむむ」
菜花かざり:「では、特に赤いリボンの妖精さんを探すということで、妖精号の方はどうでしょうか!」
稲波なみ:「うん、いいかも。妖精たちもいっぱい乗ってるもんね」妖精たちを見て。
湖東まき:折しも吹き抜けた風を孕んで、妖精たち四人の顔を描いた帆が大きく膨らむ。
湖東まき:「……ん。賛成」
葛城まつり:「うん、いいかも……よろしくね、妖精号!」
菜花かざり:「よし、では船出のときです!」棒と木の板を組み合わせたオールをビシ、と構える
GM:そうして無事完成した妖精号に四人と四匹で乗り込んで、それぞれが手にオールを握り。
GM:リボンを求め、大海へと漕ぎ出したのである。
GM:――イカダ製作終了――

GM:そうして各々の努力の結果、妖精号は見知らぬ無人島の浜辺へと辿り着いたのであった。
菜花かざり:「着いたー!!」
湖東まき:「着いた…………」
葛城まつり:「わあ……!つ、着いた……!」
菜花かざり:「もうダメかと思いましたね!」
ロッシー:「着いたロシ~」
リアン:「きゅぅ……」 船酔いでダウンして小さく丸まっている。
稲波なみ:「おお~……」ケロッとしている。
葛城まつり:びしょ濡れの髪を振るい、息を切らしながらオールを置く。
ウェールシュ:「つ…ついたルッシュ……」同じく船酔いで一緒にダウンしている。
稲波なみ:「本当に行けるんだね」
パーピー:「た~のしかったパッピ!あっというまだったパッピ!」
湖東まき:疲労と達成感と非現実感が綯い交ぜになった顔をしている。
稲波なみ:「ねっ。楽しかった」
ロッシー:「ゆらゆらで楽しかったロシ。帰りも楽しみロシ」
菜花かざり:「わ~、地面に立ってもまだ揺れてる気がする~」
湖東まき:「……帰り……」
葛城まつり:「やっ……た~!」ぴょんと飛び上がり、両足で砂浜に着地する。
ロッシー:ぱたぱたと潮で少しパリパリになった尻尾を振っている。
湖東まき:「あるんだ……帰りも……」
稲波なみ:「無いと帰れないよ~」
菜花かざり:「あぁっ、まきちゃんが倒れちゃいそう。なみちゃんみたいにっ」
稲波なみ:「私平気だよ!」途中で一回寝そうになったことは忘れている。
菜花かざり:「平気じゃない時は意識がないからだよ!」
湖東まき:ふらつきつつ浜辺に降り立つ。
菜花かざり:「ほらほら、まきちゃんもお茶飲んでね。クッキーも持ってきてるから」
パーピー:「まき、疲れちゃったパピ?」胸元に飛び込んでくる。
葛城まつり:「大丈夫? まきちゃんもお茶飲む?」水筒のカップをまきちゃんに差し出す。
稲波なみ:「おやつの時間にしちゃう?」
湖東まき:「みんながタフすぎるんだよ~……ありがと」お茶を受け取ってひとくち飲んで。
菜花かざり:「だねぇ…ちょっと休まないと、私も限界です~」
ウェールシュ:「すぐにでも…島を…探索を……しなければ…ルシュ……」ぐったりしている。
湖東まき:「そうしてもらえると……とっても助かる……」
菜花かざり:リュックからガサガサとレジャーシートを取り出し、浜辺に敷く。
リアン:「ぐるぐるするアン……地面がゆれるアン……」
リアン:ずりずりとどうにかイカダから降りて地面に転がる。
葛城まつり:「じゃあ、ちょっと休憩しよっか」リアンを抱え上げ、労るように撫でている。
稲波なみ:ウェールシュを担ぎ上げて膝の上に。「無理はだめだよ~」
ウェールシュ:「ぷしゅぅ……」乗せられるがまま。
葛城まつり:座り込んで休もうとするが、時おり島の奥の方を気にするように視線をちらちらと向けている。
稲波なみ:「それに、あれだよね。まずは作戦会議しないと」
稲波なみ:「危ないところもあるかもだから、どこからどうやって回るかみんなで決めよう」
菜花かざり:「ですね。まつりちゃんも一人で行っちゃ駄目ですよ?」
稲波なみ:「駄目ですよ」
菜花かざり:「勝手なことすると怒られちゃいますから。前みたいに。」自分のことは棚上げ
葛城まつり:「えっ……わ、分かってるよう」
湖東まき:「……ふふ」ようやく少し笑う。
パーピー:「ふふ!」まきにならって笑う。
稲波なみ:「怒るよ~。「まつり!勝手なことをしちゃ駄目ルシュ!」」
菜花かざり:「ウェールシュさんが二人に!」
葛城まつり:「うう。ちゃんと反省したよ~」
菜花かざり:「ならばよしですね」
菜花かざり:お水をいれたスプレーとハンカチで、ロッシーさんのしっぽをケアしている
葛城まつり:「それに、今はよかったって思ってるもん」
稲波なみ:「うん?」
葛城まつり:「ほら。こうやってドキドキした事も、ワクワクした事も、みんなとの思い出になるでしょ?」
葛城まつり:「だから、一人じゃなくて、みんなと来れてよかったな~って」
葛城まつり:「……ありがとね。いかだ、一緒に作ってくれて」へへ、と照れくさそうに笑う。
湖東まき:「……む……」少しむず痒そうにする。
稲波なみ:「ふふっ」笑う。「すごい楽しかった。みんなで作るのも、漕ぐのも」
稲波なみ:「ここからの探検も、たくさん楽しくしよう」
菜花かざり:「えへへ」にこーと笑って「まつりちゃん、しっかりしてるのに可愛い所ありますね」
菜花かざり:「それじゃあ、思い出したらいつでも楽しくなるぐらい、探検しちゃいましょうね」
湖東まき:「わたしも……今までだったら絶対こんなことしなかったし、だからこんな所にも来れなかっただろうし」浜辺の景色を見回して。
湖東まき:「お互い様……ってことで」
GM:和やかな空気の中、妖精たちの耳が一度ピクンと揺れる。
GM:それとほぼ同時に聞こえてきたのは、何度か耳にした覚えのある双子の声。
ニーフィ:「さっさと来なさいよ、カータ!ほんっと愚図なんだから!」
カータ:「ふぅえええ……ぐすっ…うぐっ……」
カータ:「待ってようニーフィ…暑いし潮風が吹いてるよぉ」
ニーフィ:「潮風程度でべそかいてんじゃないわよ!」
カータ:「うっうっ…ねえニーフィ、本当にここにリボンがあるのぉ?」
ニーフィ:「間違いないわ。私の感知能力を疑うつもり?」
ニーフィ:「この島のどこかに妖精たちの力を引き出すリボンが眠ってる……それを見つけ出すのがアタシたちの役目」
ニーフィ:「またダラク様の不興を買いたくないなら、アンタもちゃんと気合を入れなさい!」
カータ:「うぇぇ~~……この場所もやだけど、ダラク様に怒られるのはもっとやだよぉ~~」
カータ:「リボン…リボンどこ…。うっうっ、ぐすぐす」
カータ:きょろきょろと周りを見渡す。
ニーフィ:「だから泣いてないで……」 文句を言いかけた途中で、浜辺に佇む四人の姿に気付く。
ニーフィ:「ぷ、プリピュア!?」
カータ:「うぇ~~~~!?」ニーフィの後ろに隠れる。
菜花かざり:「あー!貴方達は!」
稲波なみ:「……ニーフィ、カータ!なんでここにハウンドが……」
葛城まつり:「えっ……ハウンド!?どうしてここに!?」
湖東まき:「うえぇっ」
菜花かざり:「まさか、そっちもリボンを探しに来たんですか!」
カータ:「おっおっ…お前らこそ…どうしてここにいるんだ!」
カータ:「まっまっまさか、そっちもリボンを探しに来たっていうのか!?」
稲波なみ:「あっかざりちゃん言っちゃダメだよ!」
菜花かざり:「あっ…!」
ニーフィ:「ふん。まさか言わない程度で誤魔化せるとでも思ったの?」
ニーフィ:「カータだけならまだしも、アタシの目を欺けるなんて思うんじゃないわよ!」
ニーフィ:「というか、アンタもさらっとバラしてるんじゃないわよ!」
ニーフィ:べしっとカータの頭を一度はたく。
カータ:「ひぎゃん!」
湖東まき:「ど、どうしよう」
湖東まき:「まだクッキー残ってるのに……!」
稲波なみ:「落ち着いてっ!クッキーはあとでも食べられるよ!」
湖東まき:「そ、そっか」
稲波なみ:「じゃあ、きみ達もリボンを探してるんだね」
葛城まつり:「私達のパワーアップを邪魔しに来たんだ……こうなったらもう、戦うしかなさそうだね」
稲波なみ:「うん。ハウンドに渡すわけには行かないよ」
菜花かざり:「……疲れた、なんて言ってる場合じゃなさそうですね、まきちゃんっ」袋ごと広げたクッキーを再度リボンで縛り終える。
湖東まき:「むむ……!」
ニーフィ:「戦う、ね。良いわよ、そっちがその気なら」
ニーフィ:「行くわよカータ。今回はアンタも一人で一匹作りなさい」
カータ:「ふぇっ」
カータ:「う……えっ……やだけど怒られるのはやだ……わ、わかったよニーフィ!」
GM:二人を中心に、邪悪な力が渦巻き始める。
ニーフィ:「覚醒めなさい!シンショック!」
カータ:「その衝動のまま暴れ尽くせ!」
ヤドカリ型シンショック1:「シーーーーーンショォーーーーーック!!」
GM:浜辺を歩いていたヤドカリが、見る間に巨大化して咆哮を上げる。
GM:一体はハサミを振り上げて、プリピュア達を威嚇している、が……。
ヤドカリ型シンショック2:「シンショッーーーーク……」
GM:もう片方のヤドカリはずざざざと森へ飛び込み、わき目もふらずに逃げていく。
稲波なみ:「逃げちゃった!」
菜花かざり:「……………!?」
菜花かざり:「逃げました!」
葛城まつり:「えっ……どうして!?」
カータ:「なんでだよぉ~~~~!」半泣きでわめいている。
葛城まつり:「君にも分かってないんだ……!」
ニーフィ:「ちゃんと言うことくらい聞かせなさいよ!このドジ!」
カータ:「うぇぇ…ご、ごめんなさいぃぃ~~~~」
湖東まき:「誰か待たせてたのかな……」
ニーフィ:「……まあ良いわ。どうせこいつらは時間稼ぎのための囮よ」
ニーフィ:「こいつらがシンショックに手間取ってるうちに、さっさとリボンを見つけるわよ!」
カータ:「ふぁぁ…う、うん!」
ニーフィ:そう言うと真っ直ぐ森の方へと飛んでいく。
稲波なみ:「待ちなさい、ニーフィ!君たちだけ私達から逃げるの!」
カータ:「プリピュアども!シンショックにやっつけられちゃえ!」
カータ:そう言ってから、ニーフィの後をへっぴり腰で追いかけていく。
ニーフィ:「アタシ達の目的はあくまで任務の達成、アンタたちに構ってやる必要なんてないわ!」
ニーフィ:「精々頑張ってソイツを倒すことね!」
稲波なみ:「あっ……!」
ニーフィ:勝ち誇ったような笑い声と共に、森の奥へと消えていった。
葛城まつり:「こうなったら、早く倒して追いつかないと……行くよ、みんな!」
稲波なみ:「うん、先にリボンを見つけないと……!」
稲波なみ:「どんな悪いことに使われるかわからないもの。止めてみせる!」
菜花かざり:「はい!……こんなに、こんなに苦労したんですから!」
菜花かざり:「あの人達には渡せません!」
湖東まき:「わっ、わかった」
湖東まき:「大丈夫。やれる……!」

GM:対ヤドカリ型シンショック1との簡易戦闘に入ります。
GM:この戦闘はラウンド形式で進行し、累計80点のダメージを与えることで撃破となります。
GM:ラウンド開始時にヤドカリ型シンショック1が行動し、ランダムに選択したPCに20+3d10のダメージを与えます。
GM:その後は普通の戦闘と変わらず、イニシアチブ順にPCが行動しダメージを出す形です。
GM:何か質問などはありますか?
葛城まつり:だいじょうぶです~
菜花かざり:だいじょうぶ!
湖東まき:敵からのダメージはカバーリングできますか?
GM:カバーリング可能です
稲波なみ:おけ!
湖東まき:は~い こちらはそれだけ!
GM:OK。では戦闘開始です。
ヤドカリ型シンショック1:1d4
DoubleCross : (1D4) → 3

GM:行動値に当てはめて、まつりちゃんへの攻撃となります。
葛城まつり:きゃあ
菜花かざり:まつりちゃーん
稲波なみ:たいへん……!
ヤドカリ型シンショック1:20+3d10 ダメージロール
DoubleCross : (20+3D10) → 20+11[5,3,3] → 31

GM:31点!
湖東まき:あっ カバーしたい
葛城まつり:倒れる!
葛城まつり:あっじゃあお願いしても……?
GM:OKですよ
湖東まき:ごめんね遅れちゃった……!
湖東まき:うーんと 炎陣じゃなくて行動放棄カバーでいいな
湖東まき:でもって《氷盾》で15点軽減!
湖東まき:16点通って生存しています
パーピー:すごいパピ~~!
湖東まき:湖東まきのHPを16減少 (26 → 10)
葛城まつり:ありがと~~
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を2増加 (45 → 47)
GM:はーい。では演出行きましょう。

ヤドカリ型シンショック1:「シン、ショーーーーーーック!!」
ヤドカリ型シンショック1:光に包まれ変身を終えたプリピュア達に対し、振り上げたハサミを力強く振り下ろす。
ヤドカリ型シンショック1:それは全員の中心にいたピュアストライプを狙う軌道となっていた。
ピュアストライプ:「っ……!」
ピュアミルフルール:「いけない……ストライプ!」
ピュアバブル:「てっ、てええい!」
ピュアバブル:跳び上がり、その軌道に割り込む。
ピュアバブル:青いドレスの少女の体は、陽光に煌く泡に包まれていて。
ピュアバブル:ば ちんっ!
ピュアバブル:激突と共に弾ける衝撃により、シンショックの鋏を跳ね返す。
ピュアストライプ:「あっ……バブル!?」
ヤドカリ型シンショック1:「ショォォォック!?」
ヤドカリ型シンショック1:バランスを崩しかけるものの、しっかりと地に着いた四本の足で持ちこたえる。
ピュアバブル:「わわっ……!」一方こちらは反動を完全には殺せず、不完全な姿勢で砂浜に突っ込む。砂塵が柱となって噴き上がる。
ピュアミルフルール:「大丈夫……!?」
ピュアバブル:「へっ……へいき!」
ピュアバブル:「お願い、みんな!」
ピュアストライプ:「ありがとう、助かったよ……うん、任せて!」
GM:ラウンド1のセットアップとなります。
GM:エフェクトがある方はどうぞ。
ピュアロココ:《光の銃》射程視界の武器を作成。
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を2(→ 2)増加 (45 → 47)
ピュアストライプ:なしで~
ピュアバブル:なし!
ピュアミルフルール:なし!
GM:OK。それでは行動値12のピュアロココからどうぞ。
ピュアロココ:はーい
ピュアロココ:マイナーなし。メジャーで《Cエンハイ》《天からの眼》
ピュアロココ:判定前に《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+5D、達成値+6。
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を4(→ 4)増加 (47 → 51)
ピュアロココ:判定行きます~
GM:どうぞ!
ピュアロココ:(6+5)dx7+6+6
DoubleCross : (11DX7+12) → 10[1,2,2,2,3,4,7,8,8,9,9]+6[4,4,5,5,6]+12 → 28

ピュアロココ:にゃん…ダメージ行きます
ピュアロココ:3d10+3+1d10
DoubleCross : (3D10+3+1D10) → 16[2,4,10]+3+6[6] → 25

ピュアロココ:25点!
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を4(→ 4)増加 (51 → 55)
GM:簡易のためドッジもガードもせず素通しとなります。残り55点!
GM:ではお次、ミルフルール!
ピュアミルフルール:はい!
ピュアミルフルール:リニアキャノンで素撃ちしますっ
ピュアミルフルール:2dx10+26
DoubleCross : (2DX10+26) → 10[2,10]+1[1]+26 → 37

GM:強すぎ
ピュアバブル:先輩戦士の貫禄
ピュアミルフルール:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 17[3,6,7,1]+8 → 25

ピュアミルフルール:おそろいダメージだ
GM:仲良し。こちらも素通しで残り30!
GM:では最後にストライプ!
ピュアストライプ:はーい。マイナーで《骨の剣》《死招きの爪》
ピュアストライプ:メジャー、《コンセントレイト》《貪欲なる拳》で攻撃です
ピュアミルフルール:その判定に《支援射撃》!ダイスを+2個してね
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を2(→ 2)増加 (50 → 52)
ピュアストライプ:わあい~
ピュアストライプ:9dx+5@7 命中
DoubleCross : (9DX7+5) → 10[5,5,5,6,8,8,9,10,10]+10[2,4,10,10,10]+10[3,4,7]+10[8]+5[5]+5 → 50

サブGM:ヤバ
ピュアミルフルール:すご!
ピュアストライプ:6d10+25 ダメージ!
DoubleCross : (6D10+25) → 32[8,8,1,3,9,3]+25 → 57

ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を11増加 (43 → 54)
GM:達成値もダメージもデカすぎる
GM:余裕のオーバーキルで無事撃破です!
ピュアバブル:さすが~!
ピュアストライプ:やった~~っ
ピュアミルフルール:わいわい!
GM:演出どうぞ!

ピュアロココ:「じゃあまずはこっちの番、ですね!」
ピュアロココ:シュルリ、と手首のリボンを解くと驚くほど長くたなびく
ピュアロココ:その右手をぐるりと回して、回して、回して
ピュアロココ:ぐる、ぐる、ぐるぐるぐる!
ピュアロココ:円を描く動きでたなびくリボンが折り重なって花の模様を宙に描く
ピュアロココ:「プリピュア!」
ピュアロココ:その花弁の中心がカッと光る
ピュアロココ:「ロココ・フワラー・バースト!」
ピュアロココ:太陽の光を集めたような光線がヤドカリへと照射される
ピュアロココ:「ミルフルール、ストライプ!今です!」
ピュアミルフルール:「うんっ」
ヤドカリ型シンショック1:「ショックゥゥウゥ……」 突き出た眼がチカチカと瞬いている。
ピュアミルフルール:無数のリボンが舞うように流れていく。
ピュアミルフルール:その道行きに花が咲き、小さな動物のような光が集まる。
ピュアミルフルール:それが再び収斂して。「フルールバインド――」
ピュアミルフルール:「シュート!」無数の蔦のように、その巨体を拘束して。
ピュアミルフルール:そのまま引きずり寄せる。ストライプの元へ!
ヤドカリ型シンショック1:「ゥウゥゥゥ……」 なすすべもなく貝ごと放り投げられる。
ピュアストライプ:「よし来た! プリピュア・ストライプ──」
ピュアストライプ:青空に手を翳す。桜色の光条が幾筋と差したかと思えば、
ピュアストライプ:リボンのように巻き付いて拳を固める。
ピュアストライプ:上半身を後ろへ絞るような溜めから、踏み込み。砂煙が巻き上がる。
ピュアストライプ:「ストレートッ!!」
ピュアストライプ:轟音と共に拳が叩き込まれる。いかづちが弾けて、花のごとき模様を描いた。
ヤドカリ型シンショック1:「ショォオォォオォォック……」
GM:その巨大な貝にミシリと罅の入る音がして――。
GM:巨体ごと砕け散るように七色の光が溢れ出す。
GM:「タダイマ……」の囁き声が響く中、元に戻ったヤドカリがポスンと砂浜に着地した。
GM:簡易戦闘終了です。
ピュアミルフルール:「やった!」快哉を叫び、
稲波なみ:リボンが解ける。その身体が光に包まれて、もとの中学生の姿へと舞い戻る。
菜花かざり:たんぽぽ色の光に包まれて、プリピュアのドレスから普通の中学生の姿に戻る。
パーピー:「やったやったパピ~~~~!」まきのもとに飛び込んでいく。
ピュアバブル:「わっと……」立ち上がったところで抱き留めて、
湖東まき:直後に変身が解ける。
パーピー:「ふふふ」嬉しそうに身をよじる。
葛城まつり:ふわ、とドレスが光となって霧散する。
リアン:「皆すごいアン!あっという間にやっつけちゃったアン!」
リアン:わふわふと駆け寄ってきて尻尾を振っている。
葛城まつり:「へへ。前よりも連携、いい感じになってるんじゃない?私達」
葛城まつり:「うふふ。リアンもありがとね~」よしよしと撫でながら、預けていたヘアゴムを受け取って結い直している。
菜花かざり:「なみちゃんとまつりちゃんの協力もすごかったですね!グワーッて!」
稲波なみ:「うんっ」ウェールシュの顎の下をさすさす。
稲波なみ:「いい感じだったよね、今の!」
ウェールシュ:「ふにゅにゅにゅにゅ」さすられている。
ロッシー:「あんなにおっきいのにポーンって飛んでったロシ」
ロッシー:ポーンに合わせて手ぶりを付ける。
菜花かざり:ロッシーさんの体をふわーと高い高いして軌道を再現
湖東まき:「……みんな、綺麗だった」
湖東まき:「やっぱりすごいなあ」
湖東まき:うんうん、と思い返して頷きながら。
葛城まつり:「そうそう。タイミングもばっちりで……」言いながら、ニーフィ達が去っていった方を見やり。
葛城まつり:「ううん、流石に見失っちゃったな」
パーピー:「まき!まきもきれいだったパピ~~」
菜花かざり:「何言ってるんですか。まきちゃんだって一人で受け止めるなんて凄いじゃないですか」
稲波なみ:「そうだよ!」
葛城まつり:「うん、とっても助かったよ。それに、一番早くあの攻撃に反応できてたし……すっごく成長してると思う!」
湖東まき:「えっ。わ、わたしは別に」慌てる。
菜花かざり:「っとと、そうでした!足止めをされてたんです!」
ウェールシュ:「ふんふん!そう!おしゃべりしている暇はないルッシュ!」わさわさ動く。
湖東まき:「そ、そう! 探さなきゃ」
ウェールシュ:「ハウンドより先に、リボンを見つけなきゃいけないルッシュ!」
稲波なみ:「あっそうだね……匂いは辿れる?」
ウェールシュ:「ぬっ。ふんふん…」鼻を動かそうとして。
ウェールシュ:「……だからっ、犬じゃないルッシュ~~~~~!!」
稲波なみ:「犬かわいいのに……」


GM:ロイス取得と購入が可能です。シナリオロイスへの感情もここで設定してください。
菜花かざり:「離れ小島 ○P興味/N焦る!」「湖東まき ○P連帯感/N庇護」の2つを取得します
葛城まつり:どうしようかな……ひとまず 離れ小島:◯好奇心/脅威 で取りまして
稲波なみ:-離れ小島/見つけなきゃ!:○/みんな怪我しないか心配/ロイス
菜花かざり:購入はシューターズジャケット狙います。《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+5D、達成値+6。
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を4(→ 4)増加 (55 → 59)
菜花かざり:6dx+7>=13
DoubleCross : (6DX10+7>=13) → 10[4,7,8,8,9,10]+1[1]+7 → 18 → 成功

湖東まき:離れ小島 〇好奇心/道中が大変 で取ります
稲波なみ:-葛城まつり/連携できた!:○/勝手に行かないでね/ロイス
菜花かざり:買えました。着用して終わり
稲波なみ:応急手当狙おう
稲波なみ:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

稲波なみ:ぜんぜんダメ~
湖東まき:購入は戦闘用着ぐるみ狙い。《マシンモーフィング》しまして
湖東まき:3dx+12>=14
DoubleCross : (3DX10+12>=14) → 7[5,5,7]+12 → 19 → 成功

稲波なみ:すごいすごい
葛城まつり:うーん……あたしも応急買おうかなあ
湖東まき:装備して以上!
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を3増加 (47 → 50)
稲波なみ:じゃあ支援射撃しとこ!
葛城まつり:あっありがとう~~
稲波なみ:ダイス+2個するね
葛城まつり:3dx+1>=8 応急
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 9[2,4,9]+1 → 10 → 成功

稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を2(→ 2)増加 (52 → 54)
葛城まつり:やった~ じゃあこれをまきちゃんにあげる
葛城まつり:以上で!
湖東まき:あっありがとう! じゃあ早速使っちゃおう
湖東まき:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+14[9,5] → 24

湖東まき:湖東まきのHPを14増加 (10 → 24)
湖東まき:かなり治りました 嬉しい
GM:OK。それでは改めてシーンエンド。


ミドルフェイズ2

GM:ミドル2。今回も全員登場。
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (54 → 55)
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (59 → 66)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (50 → 53)
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (54 → 60)

GM:ミドル2は特殊ルールを使った探索シーンとなります。
GM:MAPの1-1から4-4まである16マスのMAPを使用して行います。
まつり まき
かざり なみ
  1-1 
      
      
  1-2 
      
      
  1-3 
      
      
  1-4 
      
      
  2-1 
      
      
  2-2 
      
      
  2-3 
      
      
  2-4 
      
      
  3-1 
      
      
  3-2 
      
      
  3-3 
      
      
  3-4 
      
      
  4-1 
      
      
  4-2 
      
      
  4-3 
      
      
  4-4 
【探索ルール】
・MAP内のどこかのマスにリボンが隠されている。リボンのあるマスに辿り着くことでリボンを獲得でき、クライマックスへ突入する。
・スタート地点は1-1。上下左右のいずれかを選択し一マスずつ移動する。一度移動する度に侵蝕値が+1d3される。
・移動する前には毎回難易度8の知覚判定を行う。成功した場合は成功者から見てどの方向にリボンがあるか知ることが出来る。
・移動した先のマスがリボンのないマスだった場合、イベント表(1d10)を振る。
・必ずしも4人全員で移動する必要はなく、分かれて移動することも可能。
・ただし、リボンを獲得した際にリボンのあるマスに居なかったPCは駆けつけるために難易度10の肉体判定を行う。失敗した場合はクライマックスの2ターン目に登場となる。
GM:何か質問などありますか?
葛城まつり:別行動してる時に判定とかに支援を飛ばすことっってできます?
GM:んんー。シーン一緒ですしアリとしましょうか。
湖東まき:ふむふむ
葛城まつり:ふんふむ、了解です こっちは以上で~
湖東まき:こちらも大丈夫そう
菜花かざり:行動値順とかじゃなく、4人がまず行き先を指定→行った先のパネルを一気に開示(このときリボンが見つかった場合、ない場所に行った人は肉体判定)ってことですよね
菜花かざり:大丈夫そうです
稲波なみ:理解!
GM:そういう理解でOKです。では早速やっていきましょう。


一巡目

GM:シークレットダイス
GM:シークレットダイス
GM:内緒の諸々も終えましたので、まずは知覚判定です。
GM:皆さん難易度8で判定をどうぞ。
菜花かざり:知覚!
葛城まつり:4dx+1>=8 知覚!
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[7,8,10,10]+3[2,3]+1 → 14 → 成功

菜花かざり:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[4,5,5,7,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

湖東まき:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 4[2,4]+1 → 5 → 失敗

稲波なみ:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 9[5,9]+1 → 10 → 成功

GM:めっちゃ回ってる
サブGM:すご
GM:では方向を開示します。皆さんから見て『右下』の方向になります。
葛城まつり:真右と真下ではないという感じね
GM:そういうこと
湖東まき:ではやはり二手に?
稲波なみ:かな~?
菜花かざり:別れましょうか。二手にー。
稲波なみ:高い二人を分ける感じかな 感覚
葛城まつり:知覚できる民がそれぞれいたほうがよさげ
菜花かざり:私とまつりちゃんが別れて、まきちゃんとなみちゃんがそれぞれついてもらおう
葛城まつり:そうね~
葛城まつり:じゃあ私下に行こうかな~
菜花かざり:じゃあ私は右ルートだ~
稲波なみ:どっち行こう
稲波なみ:下行くね!
湖東まき:右に行くよ~
葛城まつり:一緒にいこ~
菜花かざり:まきちゃんがんばろ~
菜花かざり:かざまきが右、まつなみが下に行きます
GM:はーい、かざまきコンビが『1-2』でまつなみコンビが『2-1』ですね。
菜花かざり:はい!
葛城まつり:イエスイエス
      
  ×   
  1-1 
かざり まき
  ×   
  1-2 
      
  ×   
  1-3 
      
  ×   
  1-4 
まつり なみ
  ×   
  2-1 
      
  ○   
  2-2 
      
  ○   
  2-3 
      
  ○   
  2-4 
      
  ×   
  3-1 
      
  ○   
  3-2 
      
  ○   
  3-3 
      
  ○   
  3-4 
      
  ×   
  4-1 
      
  ○   
  4-2 
      
  ○   
  4-3 
      
  ○   
  4-4 
GM:それでは1-2と2-1でそれぞれイベント表を振ってください。
稲波なみ:まつりちゃん振ってみて~
葛城まつり:1d10よね。まかせて~
葛城まつり:1d10 何が出るかにゃん
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:a
サブGM:あっ
稲波なみ:怖い反応する!
葛城まつり:あっ先に侵蝕か
サブGM:そうですね みんな+1d3しといてね~
湖東まき:おうおう
GM:そうでした。上げてね~
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d3(→ 3)増加 (66 → 69)
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d3(→ 2)増加 (60 → 62)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (55 → 56)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d3(→ 2)増加 (53 → 55)
菜花かざり:1-2のイベント表も振っちゃうねー
湖東まき:かざりちゃんお願い!
菜花かざり:1d10 1-2イベント
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:OK。順に公開しましょう。
9:島に住むサルの群れが襲来、泥団子を投げつけてくる!次の移動先は全員ダイスを振ってランダムに決める。
6:ピッカピカの快晴!けど日差しが強くてちょっとフラフラ~。各々HPを-1d10する。
葛城まつり:サルいるんだ……!
菜花かざり:サル、凶暴!
菜花かざり:フラフラしま~す
葛城まつり:ランダムってことは上に戻っちゃうかもしれないのか こわ~
菜花かざり:そうじゃん。こわ
稲波なみ:ヒエ~
湖東まき:恐るべし猿
菜花かざり:24-1d10
DoubleCross : (24-1D10) → 24-2[2] → 22

菜花かざり:菜花かざりのHPを2減少 (24 → 22)
GM:そうなります。このマスの場合は1d3振ってもらってどっち行くか決める感じですね。
湖東まき:24-1d10
DoubleCross : (24-1D10) → 24-3[3] → 21

湖東まき:湖東まきのHPを3減少 (24 → 21)
GM:では、順に演出していきましょう。


GM:効率的に探すために二手に分かれることにした一行。
GM:森に入ったまつり・なみを見送り、かざりとまきは海沿いを歩いていた。
菜花かざり:「わーっ、日差し強くなってきましたねえ」
菜花かざり:帽子のつばで影を作ります。
菜花かざり:「まきちゃん、平気?」
湖東まき:「うん……。でも本当、ちょっといい天気すぎるくらい」
湖東まき:「砂浜も綺麗だから、なおさら照り返しが……」
湖東まき:こちらも麦わら帽子の角度をいじりつつ、周囲を見回す。
菜花かざり:「ねー。サラサラしてます」
湖東まき:白い砂の海岸に、空と溶け合うような青い海。
湖東まき:「もうちょっとゆっくりできる時ならなあ」
菜花かざり:「絵、描きたくなっちゃいました?」
菜花かざり:砂浜に足跡をつけては消える。サラサラ。
湖東まき:「ちょっぴり」少し決まり悪げに笑う。
湖東まき:画材の入ったバッグは今も半ば無意識に持ってきている。
湖東まき:「いや、駄目だけどね。真面目に探さなきゃ」
菜花かざり:「やっぱり」歯を見せるように笑う
菜花かざり:「だね。終わった後にちょっとでも時間あるといいけど…」
湖東まき:「うん」
湖東まき:「二度は来れないだろうし……」
菜花かざり:「ですね。……やれば出来るかもだけど、大変すぎるので」
湖東まき:「それ」筏のある方を振り返りつつ。
菜花かざり:「あれ、漕いで帰るんですよねー」はふうと息をついて
菜花かざり:「小学生の時に言われた『家に帰るまでが遠足です』って言葉を思い出しました」
湖東まき:「身に沁みるねえ……」肩を落として。
湖東まき:「……そういえば、まつりちゃんはさすがだったけど」
菜花かざり:「潮風は特に沁みます…」
菜花かざり:「あっなんでしょう?」
湖東まき:「かざりちゃんって、普段こういう……アウトドアー、みたいなことって、あんまりやらない?」
菜花かざり:「うーん、やらないですね!」
湖東まき:「やっぱり」オールを操る手際などを思い返して。「意外……でも、ないんだけど」
湖東まき:「なのになんか、ちょっとびっくりした。やれば何でもできちゃうような気がしてたから……」
菜花かざり:「えー?」ちょっと楽しそうに
菜花かざり:「ふふん、そう見えます?」
湖東まき:「う。その、勝手なイメージというか……」肩を縮ませて。
菜花かざり:「溢れちゃいましたかね。才能が。………あれ?」
菜花かざり:「『気がしてた』、ってもしかして実際は出来てなかった話をされてます?」下から覗き込む。
湖東まき:「んえっ。ち、違うの!」
菜花かざり:「んー?」じとー。
湖東まき:「だ、だってかざりちゃんが」
菜花かざり:「私が?」
湖東まき:「綺麗な子だし、自信があるし、会ったばっかりの時から親切にしてくれてたから……変な幻想みたいなものを見ちゃったっていうか……」
湖東まき:「……ってやだ、何言ってるんだろうわたし……」
菜花かざり:「うゆっ」
菜花かざり:「うゅゅゅゅゅ……」
菜花かざり:「流石にそんなに言われると……照れますね」
菜花かざり:金色の髪を口元に持ってくる。
菜花かざり:「まきちゃんからそう見えてました?…できてましたかね?私。」
湖東まき:「……う、うん」気まずげに顔を逸らしながら。
菜花かざり:「うゅふ~~」
菜花かざり:口元と目線を笑みに曲げつつ
菜花かざり:「りゃーっ」
菜花かざり:ガバ、と身を寄せて
菜花かざり:カシャッ
菜花かざり:オレンジ色のデジカメで写真を取る
湖東まき:「ふえっ」
菜花かざり:「ん、良い顔」二人の写真を見せる。
菜花かざり:「そう見ててくれたのはすっごい嬉しいですし、まきちゃんは素直に言えるのがすごいと思います」
菜花かざり:「なので、これからもい~っぱい見てて、褒めてくださいね?」
菜花かざり:うふ、と笑って問いかける。
湖東まき:「……そうする。それと」
湖東まき:「あ、ありがとう、いっつも」
菜花かざり:「いえいえ。こちらこそっ」
菜花かざり:「素敵な私見てくれてありがとうっ」
菜花かざり:お返しとばかりに、二人が写った写真を表示する。
菜花かざり:不意打ちの割には、いい写真になっていた


GM:一方その頃、まつりとなみは森の中へと踏み入っていた。
稲波なみ:「まつりちゃん、待って、待ってよ~」
稲波なみ:「早いよ~」
葛城まつり:「~~♪」鼻歌と共にポニーテールを揺らしながら、獣道を歩いていく。
葛城まつり:「あっ、ごめんごめんっ」
稲波なみ:なんとか獣道を分け入ってついていく。
葛城まつり:とと、と足踏みするようにして追いつくのを待つ。
稲波なみ:「ふうっ」と追いつく。遅れがちだが息は上がっていない。
稲波なみ:「すごいなあ。こんなに歩きにくいのに、とととーって」
葛城まつり:「大丈夫?休憩したくなったら言ってね」
稲波なみ:「大丈夫」拳をぎゅっとする。
葛城まつり:「えへへ。まあ、慣れてるからねぇ」
稲波なみ:「すごいなあ。もっと険しい道とかも歩くの?」
葛城まつり:「ていうか、なみちゃんもかなり体力あるよね。行けるんだ!って思ってつい早くなっちゃった」
葛城まつり:「んー、そうだねえ。この辺は足元も固まってるし、割と歩きやすい方じゃないかなあ」
葛城まつり:とんとん、とマリンシューズの先端で足元をつつく。
稲波なみ:「うんっ、体力は自信あるから……」
稲波なみ:「……これで歩きやすいんだ。すごい大変だけど……」
稲波なみ:「いちばん大変なの、どんなところだったの?」
葛城まつり:「一番……ううん、一番はどこだろう」
葛城まつり:「もっと危ないところだと、歩くたびに枝が引っかかったり、足元がいきなりどば~って崩れたりするかなぁ」
稲波なみ:「ええ~っ!」
稲波なみ:「危ないよそれ!」
葛城まつり:「あっ……足元が崩れるのは本当にたまにだよ、たまに!そういうこともあるってくらいの……」
稲波なみ:「いつもそんな危ないところ行ってるの!」
葛城まつり:よけいに心配かけちゃったかな、と慌てて両手を振っている。
稲波なみ:「ダメだよ!」
葛城まつり:「あう……そ、そういうわけじゃ……」
稲波なみ:「……あっ」
稲波なみ:「ごめんね、私から聞いたのに」
稲波なみ:「お説教したかったわけじゃなくてね、えっと」
稲波なみ:てくてくと隣を歩く。「他にはどんなところに行ったの?」
葛城まつり:「あっ、ううん……気にしてる訳じゃ、ないんだけど……」
葛城まつり:「んー?えっとねえ……」懐からスマホを取り出して、写真のスクロールを始める。
稲波なみ:んー、と覗き込む。
葛城まつり:「こういう滝のある山とか、お花畑とか……」
稲波なみ:「わ~すごい迫力!すごい綺麗!」
葛城まつり:「えへへ……いいでしょ~」
稲波なみ:「いいなあ~!」
葛城まつり:「このへんの写真はみんな本土にいた時に撮ったやつなんだけどね」
葛城まつり:「なみちゃんって、生まれも育ちも縦浜なんだっけ?」
稲波なみ:「島にこんなところ無いもんねえ」
稲波なみ:「ううん。小さい頃は本土の方住んでたんだけど」
稲波なみ:「おかーさんとおとーさんがこっちで働くって、引っ越したの」
葛城まつり:「あっ、お仕事の都合だったんだ。うちと一緒だ」
稲波なみ:「うん。あ、でも、私のためもちょっとあるのかも」
葛城まつり:「なみちゃんのため?」
稲波なみ:「うん。私ね、身体が弱かったの。小さい頃」
稲波なみ:「この縦浜って、自然が多くて、空気が綺麗で、天気も安定してるから」
稲波なみ:「療養?にいいんだよ。たまに、本土からそういう人来て、おとーさんが世話してるの」
葛城まつり:「へええ……じゃあ、大正解だったんだね。それ」
葛城まつり:「こうやって、無事に体力自慢のなみちゃんに育ったんだから」
稲波なみ:「うん。元気になったよ~」ぐっと力こぶを作る。
葛城まつり:「ふふ。頼りにしちゃお」
稲波なみ:「うん、私もまつりちゃん頼りにするよ!」
稲波なみ:「すごい詳しくて、いろいろなことを見せてくれるんだもん」
稲波なみ:「本当に、こうやって道を歩いてるだけで、たくさん発見があるんだもの」
稲波なみ:キョロキョロと周囲を見渡しながら歩く。
葛城まつり:「うん……あっ」
葛城まつり:何かに気づいたような声を出して、ふと足を止める。
葛城まつり:「今、あの辺りで何か動いたような……」近くの樹上を指さす。
稲波なみ:「えっ樹の上に……?」
稲波なみ:「あっもしかして、リスかな!」
稲波なみ:「リス見てみたいなあ」
葛城まつり:「なんだろう、もうちょっと大きかったような……?」慣れた手付きでカメラを取り出し、レンズを向ける。
????:ガサ、ガサ。
GM:指した先の葉の塊が揺れて――。
サル集団:「っきぃーーーー!!」
GM:サルの群れが姿を現した。
サル集団:「きっ、きぃ?」
葛城まつり:「わっ……おサルさんだ」
サル集団:「きっきぃ!」
稲波なみ:「ええ~っ!」
稲波なみ:「おサルさんが出るの!?」
葛城まつり:「ね、びっくり。本島ではほとんど見かけないけど……こっちにはこんなにいるんだねえ」
稲波なみ:「へえ~……」てくてくと近づいていく。
稲波なみ:「エサとか……あっでもあげちゃ駄目なんだっけ、野生の生き物に」
サル集団:「き?」「きぃ、き?」「きっき」
葛城まつり:「うん、そうだね。自分で獲物を取るのをやめちゃったり、人を襲うようになったりすることが……」
サル集団:自身に近づいてくるなみちゃんに興味を持ったようにそちらを覗き込んで――。
サル集団:二ッとその瞳が悪戯っぽく光る。
GM:その瞬間、不意を突くように頭上から何かが降ってくる。
稲波なみ:ばちゃんっ。
稲波なみ:「わっ……?」
葛城まつり:「……あっ、そうじゃなくてもあんまり近づきすぎるのは」口にしようとしかけて。
稲波なみ:ベチャッとなった髪に触る。「泥だ」
稲波なみ:おサルさん達を見る。
サル集団:「きぃーーー!」
葛城まつり:「えっ、わっ……怒らせちゃった!?」
サル集団:キランと目を輝かせながら、手に手に持った泥団子を一斉に投げつけ始める!
稲波なみ:「わわわっ……!」パタパタと慌てながら、投げられた団子を避けている。
稲波なみ:「まつりちゃん、これどうしよう!?」
葛城まつり:「わっ、ちょっと……!」
稲波なみ:「どうすればいいのっ!?」
葛城まつり:なみちゃんの傍に駆け寄ろうとしたが、無数の泥団子に阻まれて右往左往している。
リアン:「うぁあん!?」
葛城まつり:「え、えっと……いったん逃げよう!」
稲波なみ:「う、うん……!ウェールシュ、行こう」
リアン:まつりの横にふわふわ浮かんでいたが頭から泥をかぶってぺしゃりと地面に落ちる。
葛城まつり:「ああー!リアンがっ!」
稲波なみ:「リアン!?」
葛城まつり:リアンを拾い上げに行こうとするが、うまく近づけない。
リアン:「うぅう~……まつりぃ……」
稲波なみ:「大丈夫……?」
ウェールシュ:「立ち止まってる場合じゃないルッシュ~~ッ」
稲波なみ:「はっそうだった」泥団子を避けながら。
リアン:「うぅ……逃げなくちゃアン~……」
リアン:泥で上手く前が見えないまま、フラフラと浮き上がり逃げ始める。
稲波なみ:「あっ危ないよ!」
ウェールシュ:「あっリアン!どこ行くルシュ~~!」リアンを目指して飛んで行く。
稲波なみ:リアンを追いかけるようにとととっと山道を走る。
葛城まつり:「リアン、こっち……うぶっ!」呼びかけようとして、顔に思い切り泥団子を受ける。
ウェールシュ:「ほあ~~っ」飛んで行った先で泥団子に激突する。
稲波なみ:「まつりちゃん!ウェールシュ!」泥団子を避けながら叫ぶ。
ウェールシュ:「ま……前が見えないルシュ~~~!」
サル集団:「きゃっきゃっ」「きぃぃ、ききっ!」「ききぃーー!」
サル集団:勝ち誇るようにきゃっきゃっと盛り上がっている声が少しずつ遠ざかっていく。
葛城まつり:「な……なみちゃん!あとでまた合流、しよう……!」
稲波なみ:「う、うん!気をつけてね!」泥団子を避けながらリアンをキャッチ。
葛城まつり:ぶるぶると首を振って泥を振り落としながら、木陰に隠れるように逃げていく。
稲波なみ:「大変だな~……」リアンを抱えたまま、泥団子を避けながら。
稲波なみ:「本当にハウンドより早く、リボンを見つけられるのかな?」
ウェールシュ:「へぶぶぶ……」頭を振りながら、人の気配を感じて飛びつく。
ウェールシュ:「なみ~~~っ!もう、大変な目にあったルシュ!」
葛城まつり:「あわっ」飛び込むようにぶつかってきたそれを、反射的に抱きとめて。
ウェールシュ:「なみは泥団子を浴びてないルシュ? 離れたら大変ルシュ、くっついて……」
葛城まつり:「んんっ、その声……ウェールシュ?」
ウェールシュ:「はわっ」
ウェールシュ:ビクッと身体が固まる。
葛城まつり:手の甲で泥を払い、目をぱちくりと開いて。
ウェールシュ:「ま……まつり……!?」くっついたまま、カーッと赤くなる。
葛城まつり:「あはは……なみちゃんじゃなくてごめんね?」
ウェールシュ:「なななな……そんなこと言ってないルシュ! ほ、ほら、行くルッシュ!」
葛城まつり:「……うん、そうだね」周囲をぐるりと見回して。「早く、二人を探さないとだ」


二巡目

GM:1巡目終了、ここから2巡目に入ります。
GM:シークレットダイス
GM:まずは皆さん知覚判定をお願いします。
菜花かざり:6dx+1 知覚判定
DoubleCross : (6DX10+1) → 4[1,2,2,2,4,4]+1 → 5

湖東まき:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

稲波なみ:《支援射撃》しようかな
葛城まつり:ありがたみ!
稲波なみ:まつりちゃんの知覚ダイスを+2個するよっ
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を2(→ 2)増加 (56 → 58)
葛城まつり:6dx+1>=8 支援乗せ知覚~
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 9[2,4,4,8,8,9]+1 → 10 → 成功

稲波なみ:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 7[1,7]+1 → 8 → 成功

GM:それぞれ成功しているので、方向を開示します。
GM:『1-2』から見た方向は『右下』、『2-1』から見た方向も『右下』。
稲波なみ:かなり絞られたのでは!
湖東まき:ほうほう
菜花かざり:絞られた!
稲波なみ:3-3 3-4 4-3 4-4の4マスのはず たぶん
菜花かざり:追い込んでいくぞぉ
GM:この後、かざまき組は進む方向を選択、まつなみ組はダイスによって決定となります。
葛城まつり:うお~上にだけは行きたくないぜ
GM:まつなみ組に関しては1が上、2が右、3が下とします。
菜花かざり:かざまきは右方向、1-3に行けば更に絞れるかな~
稲波なみ:たしかに
葛城まつり:方向ダイス振るねえ
葛城まつり:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

葛城まつり:右!
稲波なみ:choice[上,右,下]
DoubleCross : (choice[上,右,下]) → 下

稲波なみ:下!
ウェールシュ:上にもどる人がいなくてよかったルシュ!
稲波なみ:よかった~
GM:ではかざまきが1-3、まつりちゃんが2-2、なみちゃんが3-1となります。
湖東まき:攻めるぜ 海辺を
菜花かざり:あはは うふふ
GM:全員侵蝕値を1d3上昇してください。
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (69 → 70)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (58 → 59)
稲波なみ:安定してる
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (62 → 63)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (55 → 56)
      
  ×   
  1-1 
      
  ×   
  1-2 
かざり まき
  ×   
  1-3 
      
  ×   
  1-4 
      
  ×   
  2-1 
まつり   
  ×   
  2-2 
      
  ×   
  2-3 
      
  ×   
  2-4 
 なみ   
  ×   
  3-1 
      
  ×   
  3-2 
      
  ○   
  3-3 
      
  ○   
  3-4 
      
  ×   
  4-1 
      
  ×   
  4-2 
      
  ○   
  4-3 
      
  ○   
  4-4 
GM:では、それぞれイベント表を振ってください
稲波なみ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

葛城まつり:1d10 9はやめて~
DoubleCross : (1D10) → 1

菜花かざり:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

菜花かざり:バラけた
湖東まき:良い感じに未知のイベントを引いてく
GM:良いですね。順に発表します。
4:美味しい木の実を発見!喉を潤しつつ満腹。各々HPを+1d10回復する。
1:こんなところに人の痕跡?難易度6の調達判定、成功した人数分応急手当キットを獲得する。
3:逃げて行ったシンショックのせい?不思議と道が拓いてる!次の知覚判定の達成値+2。
菜花かざり:痕跡だ!
稲波なみ:HPマックスだった でもパクパクしておこう
葛城まつり:キズぐすり!
葛城まつり:調達してみますん
GM:今回は全員プラスのイベントですね。判定もどうぞ。
葛城まつり:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

葛城まつり:わあい
GM:おめでとう!
GM:ではそれぞれ描写に入っていきましょう……。


GM:まつりとなみの二人がサルの群れに追い回されていた頃、浜辺では……。
湖東まき:「うん?」来た方をふと振り返る。
菜花かざり:「まきちゃん、どうかした?」
湖東まき:「人の声がしたと思ったんだけど」首を傾げて。「気のせいかな」
菜花かざり:「そうなの?気付かなかったな」手を耳に添えても木の揺れる音しか聞こえない
菜花かざり:「まつりちゃんまきちゃんの方でなにか叫んだりしたのかも…もうシンショックたちと遭遇してたりして」
湖東まき:「ええっ」思わずパーピーたちを見る。
湖東まき:本当にそうだったら何か感じていないかな……という気持ち。
菜花かざり:「そのへん感じます?こう、パワーみたいな…」
パーピー:「ぷかぷかパピ~」ちっちゃい浮き輪に入って波と追いかけっこしている。
湖東まき:「……遊んでる!」
菜花かざり:「わかんなそう!」
ロッシー:「ぱちゃぱちゃロシ~」 さっき拭いてもらった尻尾を濡らしながら波打ち際で遊んでいる。
湖東まき:「もーっ、二人とも!」
菜花かざり:「ま、まあまあ~」
菜花かざり:「でも、前はあの人達が暴れるとロッシーさんが分かってましたから、先に戦ってるわけじゃなさそうですね」
菜花かざり:遊んでる妖精二人を写真に収めてみる。ぱしゃー。
湖東まき:「そっか……それに、なみちゃんとまつりちゃんならきっと何とかして知らせてくれるよね」頷く。「もう聞こえないし、きっと空耳だ」
湖東まき:「こっちはこっちでちゃんとやらなきゃ」
菜花かざり:「ん、そうですね。あの二人が叫ぶっていうのも、あまり想像つきませんし。」
菜花かざり:「まつりちゃんはしっかりさんですし、なみちゃんはおっとりさんですから」
湖東まき:「あー。そうかも」
湖東まき:「なみちゃんは全然想像つかないなあ」
菜花かざり:「だよねえ。プリピュアになって戦ってるって聞いてびっくりしましたもん」
湖東まき:「それは誰がなっててもそうじゃない?」
菜花かざり:「あははっ、それはそうですね」
湖東まき:「ふふふっ」
菜花かざり:「あ、でもまつりちゃんはギリギリイメージ付くかもですね?」
菜花かざり:「こう、人知れず守るために戦う、謎の転校生!みたいな。」
湖東まき:「まつりちゃんかあ。わたしから見ると……」
湖東まき:ほわんほわん、と頭の上に雲を浮かべて。
菜花かざり:「ほうほう」その雲を見てるよ
湖東まき:「……変身は変身でも、バイクとか乗ってる系?」
湖東まき:いかついモーターサイクルの隣に佇むまつりちゃんをそこに描く。
菜花かざり:「ははー」
菜花かざり:マフラーをパタパタとはためかせていますね
菜花かざり:「かっこいいですね」
湖東まき:はためかせている。「うん」
湖東まき:「きっと似合う」
湖東まき:視線はそのままに、手先で何かを振るうような動き。
菜花かざり:「おっ、ノッてますね」
菜花かざり:こちらも見まねで手指を動かす。四拍子。
菜花かざり:「実際、まつりちゃんはバイクの免許とか取りそうですもんねー」
湖東まき:「……あっと」言われて自分の手の動きに気付いてやめる。少し顔が赤い。「う、うん」
菜花かざり:「やめなくていいのに」
菜花かざり:楽しそうに笑う。
菜花かざり:「ささっ、ほらほらロッシーさんにパーピーさんも、今度は海岸のあっちまで泳ぎますよ~」
菜花かざり:たたたっ、と浜辺を駆けて、少しカーブになっている先まで曲がる。
菜花かざり:「………おやっ?」
湖東まき:「見られると恥ずかしいのっ」睨むような目線をその背中に向けて。「……なに?」
パーピー:「パピパピ」ついていく。
ロッシー:「ロシロシ」 ついていく。
菜花かざり:「こっちこっち。見つけないといけなかったやつです。絵ではなく」
GM:右手側に広がっている森。その木々たちがかき分けられたように空間が広がっている。
菜花かざり:まるで大型の生物が通ったようだ。
菜花かざり:「これ、さっきのシンショックじゃないでしょうか?」
湖東まき:「うわっ。めちゃくちゃだ」眉を顰める。
湖東まき:「台風……とかって感じでもないもんね」
菜花かざり:「はい。ここだけですから。どこか通れるところ探して入っていったのかもです」
菜花かざり:「丁度いいです、追いましょうっ。少なくともニーフィたちには追いつけるかもしれません!」
菜花かざり:いいですか?とまきちゃんをみる
湖東まき:「お、追ったら出くわすんじゃ……」と、素朴な危機感に怯みかけて。
湖東まき:「……や、でもどっちにしろそうか。さっきだって戦ったんだし」
湖東まき:「うん、行こう。これだってリボンの所に向かってたりするのかも」
菜花かざり:「ですっ。むしろ出くわさないと危ないのです」
湖東まき:よし、と胸の前で両拳を固める。
菜花かざり:「こんなに目立つなら、まつりちゃんやなみちゃんとも合流できるかもですし」
菜花かざり:その拳の片方を手にとって駆け出す。
菜花かざり:「さっ、行きますよ~!」
菜花かざり:たたたたーっ
湖東まき:「わっ」慌てる。「行く! 行くけど」
湖東まき:「ちょっと速いーっ!」


GM:少しだけ時は遡り、森の中にて。
リアン:「うぅぅ……」
リアン:ぐしぐしと必死に顔についた泥を拭っている。
稲波なみ:「大変な目に遭ったよねえ」ハンカチを取り出して拭ってあげる。
リアン:「大変だったアン……」 自慢の尻尾もぺしゃりと沈んでいる。
リアン:「あ、なみも頭にかかっちゃってたアン。ふかないと……」
稲波なみ:「でもケガがなくてよかったよ~」
リアン:そう言って手を伸ばすが、短い手では到底届かない。
稲波なみ:「んふふ」しゃがむ。
稲波なみ:「お願いしようかな」
リアン:「が、がんばるアン」
リアン:なみの使っていたハンカチを受け取って、懸命になみの髪についた泥を拭き取っていく。
稲波なみ:リアンを持ち上げて拭きやすいようにやらせてあげている。
リアン:「……た、多分これでだいじょうぶ、アン」
稲波なみ:「ありがとう、リアン。助かっちゃった」
稲波なみ:まだちょっぴり泥は残っているが気にせず。
リアン:「ううん、ぼくの方こそありがとうアン」
稲波なみ:「お互いありがとうだね~」とハンカチを受け取って、リアンを抱えて。
リアン:「なみが居なかったら、一人ぼっちになってたかもアン……」
稲波なみ:「じゃあ、やっぱりお互いありがとうだよ」
稲波なみ:「私もリアンが居なかったら一人ぼっちだったもの」
稲波なみ:「一人ぼっちはさみしいよね~」てくてくと歩きながら。
リアン:こくこくと頷いて。
リアン:「一人ぼっちはさみしいし、こんな知らない島の中でだと、もっとさみしいし」
リアン:「さっきみたいなこともまたあるかもしれないし……」
リアン:だんだんと尻尾が心細そうに丸まっていく。
稲波なみ:「大丈夫だよ、リアン」
稲波なみ:「そういうのがあるって分かってれば、なんとかなるよ」
稲波なみ:「大丈夫、大丈夫!」
リアン:「……う、うん」
稲波なみ:「……まつりちゃんもきっと大丈夫だよ」
稲波なみ:「私達の誰よりも、探検が得意なんだもの」
リアン:「……うん。でも」
リアン:「ぼくが居ないと変身できないし、なみだってウェールシュが居ないと変身できないから」
リアン:「がんばって合流、しないと」
リアン:くいくいと目元を擦って前を向き直す。
稲波なみ:「うんうん」
稲波なみ:「でも、リアンにパートナーが見つかってよかった」
稲波なみ:「私とウェールシュがパートナーになった時にさ。リアン、一人だったじゃない」
稲波なみ:「だからね、私、うれしいんだよ」
リアン:「……ぼくも、すっごくうれしいアン」
リアン:「まつりがパートナーになってくれたのもそうだし、その」
稲波なみ:「うん」なでなで。
リアン:「なみが一人じゃなくなって、一人で戦わなくてよくなって」
リアン:「それがずっと、すっごくうれしいんだアン」
稲波なみ:「……うん。うん……」
稲波なみ:「すごいね、嬉しい」きゅっとする。
稲波なみ:「私たち、幸せだねえ」
リアン:「……うん」
リアン:ぷわぷわと元気を取り戻した尻尾を揺らしながら笑う。
稲波なみ:「ふふ……」笑い返して、ふと。
稲波なみ:「……あっ」木漏れ日を透かした先、木の実があるのを見やって。
稲波なみ:「あれ、食べられるやつだよ」
リアン:「どうしたアン?なみ」
リアン:「え」 それに答えるようにキュウ……とお腹の鳴る音が響く。
稲波なみ:「おとーさんがね、前に採ってくれたの」
稲波なみ:「んふふ」手を伸ばして、それを取って。
稲波なみ:「私たちで食べちゃおっか」
リアン:「う、でも、うぅ……」
リアン:「い、一個だけ食べて、まつりとかウェールシュとか、皆の分」
リアン:「持って行ってあげたいアン」
稲波なみ:「そうだねえ。みんなで食べたほうがおいしいかも」
稲波なみ:「じゃあ、リアン。後でみんなで食べようと思うんだけど」
稲波なみ:ぷつり、と木の実を一つ取り上げて、差し出す。
稲波なみ:「みんなが食べて美味しくないといけないから。一緒に味見しない?」
リアン:木の実を前に、くぅ、と喉の音が鳴って。
リアン:「じゃあ、一個だけ……」
リアン:おずおずと手を伸ばす。
稲波なみ:「うん、一個だけ!」
稲波なみ:それを手渡して、また笑いかけた。


GM:なみとリアンが木の実を味見していた頃。
GM:二人と逸れたまつりとウェールシュもまた、二人を探して森を歩いていた。
ウェールシュ:「むむむむ…」きょろきょろと落ち着きなく辺りを見渡している。
ウェールシュ:「リアン~!なみ~!」
葛城まつり:「ううん、どっち行ったのかなあ」
葛城まつり:視線を足元に巡らせているが、足跡らしきものは見当たらない。
ウェールシュ:「う~む…道らしいものもないし、困ったルシュ…」難しい顔をしている。
葛城まつり:「さっきまで通ってた獣道からも逸れちゃったみたいだね」
葛城まつり:「うーん、狼煙とか焚いてみる……?」
ウェールシュ:「狼煙?」きょとんとします。
葛城まつり:「こう、木を集めて燃やして、煙をぼわーって……」
葛城まつり:「あっ、でもマッチ持ってないや」
ウェールシュ:「だめルシュ。歩いて探すしかないルシュ……」耳がへたれる。
ウェールシュ:「うう……。こうしている間にも、二人が崖から落ちてしまったり、川に流されてしまったり」
ウェールシュ:「シンショックと出会ったりしてしまったりなんだり…しているかもしれないルシュ!」
葛城まつり:「……」ちょっと俯いたその顔を覗き込む。
ウェールシュ:「うう~~っ、どうにかならないルシュ……。……むむ」
ウェールシュ:覗き込まれてちょっとたじろぐ。
葛城まつり:「やっぱり、不安?」
ウェールシュ:「それはもちろん、なみとリアンが二人きりだと思うと…」
ウェールシュ:「…で、でも、別に心配してるわけじゃないルシュ。もし何かあったら困ると思ってるだけルッシュ」
葛城まつり:「ふふ。それを心配してるって言うんじゃないかなあ」
葛城まつり:「私も、二人に何かあったら困るもん」
ウェールシュ:「まつり…」まつりの顔を見上げる。
葛城まつり:「ん?」
ウェールシュ:「……本当は、なみとリアンなら、大丈夫なはずルシュ」
ウェールシュ:「リアンは、本当はすごく、いろんなことに気付ける妖精ルシュ。だから、心配いらないはずルシュ。…でも」
ウェールシュ:「リアンはすぐ『自分なんか』って顔をしてしまうルシュ…」
葛城まつり:「ふんふん……それじゃあ、つまり」
葛城まつり:「ウェールシュは、リアンにもっと自信を持ってほしいの?」
ウェールシュ:「むっ…。そういうことになるルシュ」
葛城まつり:「ふうん……」口元に指を置いて、しばらく考え込んで。
葛城まつり:「優しいんだなあ。ウェールシュは」
ウェールシュ:「ふむぁっ!?」
ウェールシュ:「そ……そんな話はしてないルシュ!」全身の毛をぼうぼう逆立てながら威嚇する。
葛城まつり:「わわっ」
葛城まつり:「いや、私はさ……ウェールシュのとは、逆になっちゃうっていうか」
葛城まつり:「なんて言うのかな……無理に自分を変える必要はない、って思っちゃうんだ。そういうの」
ウェールシュ:「どうしてルシュ?」
葛城まつり:「私自身が、自分の好きなように生きてるからね」胸に手を当てて。
葛城まつり:「自分の心に正直に、感じたことを無理に捻じ曲げる必要なんてない……って」
葛城まつり:「だから、自分以外に対しても同じように思っちゃうんだ」
ウェールシュ:「むぅ…」
葛城まつり:「でも……ある意味、突き放してるって事でしょ。それって」
葛城まつり:「だから、ウェールシュは優しいなって思ったの」
ウェールシュ:「うむむ…」もじもじする。
葛城まつり:「そこまで相手の事を考えて、こうした方が貴方にとって良い風になるよって言ってあげられるの」
葛城まつり:「ウェールシュの素敵なとこだと思うな。私」
ウェールシュ:「んなっ……はっ……りっ……まっ………」
ウェールシュ:カ~~~ッと赤くなる。「…………しっ」
ウェールシュ:「知らないルッシュ!リアンはまつりのパートナーなんだからまつりに任せるルッシュ!」
ウェールシュ:「もうなんにも言ってやらないルッシュ~~~~!!」
葛城まつり:「あっ……えっと。ごめんね、気に障っちゃった?」怒らせちゃったのかな、と。
ウェールシュ:「うわ~~~~~~っ」まつりに答えず、一目散に森の奥へ飛んで行く。
葛城まつり:「ああっ……待ってよ、ウェールシュ!私が悪かったから~!」
葛城まつり:これ以上はぐれてしまってはまずいと、慌てて後を追いかける。
ウェールシュ:「うわ~~~~~~っ!?」すぐに悲鳴が聞こえてくる。
葛城まつり:「ウェールシュ!? 大丈夫?」
ウェールシュ:「ま……まつり! だっ、誰かがいた気配があるルッシュ!」
葛城まつり:「あっ、良かった、怪我とかじゃなかった……気配?」
GM:森の中の、やや木の少ない拓けたスペース。
GM:その一部から草や葉がどかされ、一部には焚火を焚いた後のような枝の集まりも残っている。
葛城まつり:「これは……けっこう湿気てるね。2~3日以上は前かな……」
ウェールシュ:「まつりはなんでも分かるルシュ…見直したルシュ」まつりの後ろから一緒に覗き込む。
葛城まつり:「私達の他にも、ここに来てた人が居たみたい……ふふ、ありがとね」
ウェールシュ:「べ、別にお礼されることは言ってないルシュ!」照れている。
葛城まつり:「でも、見つけてくれたウェールシュの方がずっとお手柄だよ」肩の辺りにあるその頭をえらいえらいと撫でる。
ウェールシュ:「ふぐぐぐ…ぬぬぬぬぬぬ………」悶えながら撫でられる。
葛城まつり:ついリアンを相手にする時の癖が出てしまったけど、意外と怒られなかったな……などと思いつつ。
葛城まつり:「もしかしたら、まだ何か使えるものが残ってるかも」
ウェールシュ:「使えるもの…」きょろきょろと見回しながら、くんくんと鼻を動かす。「…あ!」
ウェールシュ:「まつり!救急箱があるルシュ!」
ウェールシュ:茂みの影に置いていかれていたケースをずりずりと引っ張ってくる。
葛城まつり:「え? ……わ、ほんとだ」近寄って運ぶのを手伝い、開いてみる。
葛城まつり:「ん……ほとんど新品っぽいね」
ウェールシュ:「なみが喜びそうルシュ。持っていった方がいいと思うルシュ」
葛城まつり:「うん。まきちゃん、私を助けようとして怪我してたままだったしね」
葛城まつり:ぱん、と誰もいない焚き火に向かって手を合わせる。
葛城まつり:「どなたか分かりませんが、拝借しますっ」
ウェールシュ:「むむ…」まつりの真似をして、短い前足同士を合わせる。
ウェールシュ:「しますルシュ!」


三巡目

GM:これにて2巡目も終了です。次から3巡目に入ります。
GM:シークレットダイス
GM:それでは皆様知覚判定をお願いします。かざまき組は難易度が下がって6になってます。
菜花かざり:わーい
菜花かざり:6dx+1>=6 知覚
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 10[5,9,10,10,10,10]+10[3,3,7,10]+2[2]+1 → 23 → 成功

菜花かざり:見通した
湖東まき:つよい
サブGM:ヤッバ
稲波なみ:すご……
GM:全知
湖東まき:2dx+1>=6
DoubleCross : (2DX10+1>=6) → 7[5,7]+1 → 8 → 成功

葛城まつり:4dx+1>=8 知覚~
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[5,6,9,9]+1 → 10 → 成功

葛城まつり:セフセフ
稲波なみ:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 5[1,5]+1 → 6 → 失敗

稲波なみ:む~
菜花かざり:ありゃりゃ
GM:おっと、ではなみちゃんからの方向だけは不明となります。
湖東まき:おや
菜花かざり:ぴえん
湖東まき:妖精の手いる?
稲波なみ:ここ分かんなくても致命的じゃないかも?どうだろう
湖東まき:そう そこがやや微妙
菜花かざり:そこから分かったらだいたい特定はできそうだけど、どうせあと1手番あるしね
稲波なみ:次3-2で試せばいい気もする
湖東まき:じゃあ今は保留にしておきます
葛城まつり:もっとクリティカルな判定あるかもだしね
GM:了解です。判明した組は、「1-3」から見て右下、「2-2」から見て右下となります。
湖東まき:さらに右下!
稲波なみ:ほうほう じゃあ3-4か4-4だ
菜花かざり:ですね
葛城まつり:2択になった
稲波なみ:3-2に移動します~
菜花かざり:かざまきは2-3に移動します~
葛城まつり:2-2行きます!
菜花かざり:現状維持になっちゃうよ!
菜花かざり:まつりちゃんもこちらに合流のはず
稲波なみ:2-3行ってあげて
葛城まつり:あっ打ち間違い
葛城まつり:2-3です……
菜花かざり:うっかりうっかり
      
  ×   
  1-1 
      
  ×   
  1-2 
      
  ×   
  1-3 
      
  ×   
  1-4 
      
  ×   
  2-1 
   
  ×   
  2-2 
まつりかざり
  × まき
  2-3 
      
  ×   
  2-4 
      
  ×   
  3-1 
 なみ   
  ×   
  3-2 
      
  ×   
  3-3 
      
  ○   
  3-4 
      
  ×   
  4-1 
      
  ×   
  4-2 
      
  ×   
  4-3 
      
  ○   
  4-4 
菜花かざり:じゃあ1d3振ってハプニングかしらっ
GM:そうなります
葛城まつり:1d3ふります~
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d3(→ 3)増加 (70 → 73)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (56 → 57)
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d3(→ 2)増加 (63 → 65)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (59 → 60)
菜花かざり:じゃあ2-3の代表で1d10振りますね。
湖東まき:お願いします!
菜花かざり:1d10 2-3ハプニング
DoubleCross : (1D10) → 9

菜花かざり:ぎゃーーーー
湖東まき:ゲッ
稲波なみ:あっ
葛城まつり:9やんけ!!
GM:出てしまいましたね……
菜花かざり:待ち構えてやがった
サブGM:あっ
稲波なみ:1d10 こっちのハプ
DoubleCross : (1D10) → 8

9:島に住むサルの群れが襲来、泥団子を投げつけてくる!次の移動先は全員ダイスを振ってランダムに決める。
8:普段は見ない鳥が飛んでるー、と思ったらフンが!難易度7の回避判定、失敗したらフンが付いてしまう。
稲波なみ:フンやだ!
サブGM:散々すぎる
菜花かざり:なみちゃんのガチ避け
菜花かざり:動物が凶悪すぎるが
湖東まき:何のイベント?
湖東まき:なみちゃんなら余裕だろうけど……
稲波なみ:変身できないけどエフェクト使っていいのかな……
葛城まつり:サルは判定すらないんだよな 問答無用
GM:良しとします
稲波なみ:よかった
稲波なみ:《ゲットダウン》します~
稲波なみ:3dx10+28
DoubleCross : (3DX10+28) → 7[4,6,7]+28 → 35

稲波なみ:避けました
菜花かざり:うん。
湖東まき:かすりもしてない
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を2(→ 2)増加 (60 → 62)
GM:流石。
GM:協議の結果、ランダムになった次の移動先だけ先に決めておくことになりました。
湖東まき:決めるぜ
菜花かざり:ぜ。
菜花かざり:choice[上,下,左,右] 移動先
DoubleCross : (choice[上,下,左,右]) → 左

湖東まき:choice[上,下,左,右]
DoubleCross : (choice[上,下,左,右]) → 下

菜花かざり:わぁん
葛城まつり:choice[上,下,左,右]
DoubleCross : (choice[上,下,左,右]) → 右

菜花かざり:バラバラ
葛城まつり:ばらけよる
稲波なみ:バラバラだ!
湖東まき:バラッバラ
サブGM:いいのかわるいのか
菜花かざり:まぁ先に進んだのが2人いるから…
GM:ではかなりバラバラになることを前提に、改めて描写行きましょう


GM:浜辺から少し森の中へと踏み入った地点。
菜花かざり:「あっ!」
菜花かざり:がさがさ、とふみわけられた草の上を行くと、横から誰かが!
葛城まつり:びく、と警戒して身を引くような動き。さっきの猿を思い出す。
湖東まき:「! シンショック!?」
菜花かざり:「だ、誰!」ニーフィかカータか、シンショックか!
菜花かざり:つないでない方の手をズバッと構える
ウェールシュ:「ルシュ!?」
パーピー:「パピ!?」
ロッシー:「ロシ?」
菜花かざり:「………って、まつりちゃんだ!」
葛城まつり:「あっ……良かったあ」こちらも構えを取りかけて。ふう、と息を吐く。
湖東まき:「よかった……びっくりしちゃった」ほっと胸を撫で下ろす。
ウェールシュ:「むむ……。リアンとなみではなかったルシュ…」呟くように言ってぷかぷか浮かんで行く。
菜花かざり:「よかった……」ポーズを解除。
葛城まつり:「二人とも、大丈夫だった?」
ロッシー:「あれ、そう言えばリアンとなみは居ないロシ?」
菜花かざり:「あ、はい。私達はシンショックの痕跡を追いかけてたんですけど……なみちゃんは別行動ですか?」
菜花かざり:寝ちゃったのかな?
葛城まつり:「それが……私達、凶暴な猿に襲われちゃって」よく見ると身体や服のあちこちに少し泥が付いている。
湖東まき:「サル」
菜花かざり:「お猿さん?……ってうわ、泥だらけですよ?」
菜花かざり:ぱっぱとハンカチを取り出してまつりちゃんの服の泥を払っていく。
菜花かざり:「お猿さんの……シンショックですか?」
葛城まつり:「そう。泥団子をいっぱい投げてきて……んや、普通の野生の動物だったよ」
葛城まつり:「わわ、別にいいんだよかざりちゃん……どうせこの先また汚れるんだし」
葛城まつり:少しむず痒そうにして拭かれている。
菜花かざり:「よくないです。そういう細かな汚れを放置したら掃除が大変なんですから」ぬぐいぬぐい。
菜花かざり:「でも、野生動物ですか…そんなお猿さんがいるんですね」
葛城まつり:「むむー……ありがとうね」
湖東まき:「えっ、じゃあなみちゃんは平気なの?」
湖東まき:「わたしたち三人だし……ウェールシュもここにいるし」
湖東まき:「一人で猿に追いかけられてたりしたら……」
葛城まつり:「うん、私もびっくりした……物を捏ねて投げつけるなんて、かなり賢いんだと思う」
ウェールシュ:「ぐっ…うっ…」まきちゃんの言葉にあてられてむずかしい顔をしている。
菜花かざり:「動物園とかで物を投げるって聴いたことありますね…」
葛城まつり:「うん……だから、合流したくて探していたんだけどね」
葛城まつり:これしか見つけられなかったや、と救急箱を取り出す。
湖東まき:「縄張りから追い出すために物を投げて威嚇してるんだったら」ウェールシュの様子には気付かずに。
菜花かざり:「救急箱ですか。なみちゃんのとはちょっと違いますね」
湖東まき:「それで逃げない相手にはもっと酷いことをするかも……」
ロッシー:「でも、なみとリアンもにげたんロシよね?」
菜花かざり:「ですね、ロッシーさん。なみちゃんならいたずらに刺激したりはしないと思います」
ロッシー:「ならだいじょぶだと思うロシ」
菜花かざり:「それに、なみちゃんドッジボールで避けるのは得意なので…きっと平気です!」
菜花かざり:皆が心配そうにしてるので明るい話題。
葛城まつり:「うん、逃げ切れてたと思う……それに、逃げ切る前からなみちゃんはほとんど全部かわしてたし」
パーピー:「なみはすごいパピ~!ひゅんっ、ひゅんっ、ってなるの」反復横跳びしている。
湖東まき:「え。見たかったなそれ」
葛城まつり:「お猿さん達も……私達に怒ってるというよりは、遊んでるって感じだったかなあ」
菜花かざり:「うーん、じゃあ出会わなければ大丈夫そうですねっ」
菜花かざり:「私達が来た方向には居なさそうなので、このままこのシンショックの痕跡を追えば、なみちゃんのいる方向にも向かえるんじゃないでしょうか?」
葛城まつり:「シンショックの痕跡……?あっ」そう言われて、草木をなぎ倒しながら進んだような痕跡に気付く。
菜花かざり:「そうそう、これです」
菜花かざり:獣道のように1方向に向かっている草の流れとかを指す
菜花かざり:「探してるものは一緒ですし、多分合流できますよっ。後の話は行きながら話しましょう?」
葛城まつり:「ふんふん。それなら……私達だけでも追いついて足止めできれば、後からなみちゃんが追いつけるかな」
菜花かざり:「はい。そうなれば察知できるでしょうしねっ」
湖東まき:顎を引いて考える。「……この島に元から住んでる動物だったら」
湖東まき:「シンショックが通った後には警戒して寄り付かない……気もする」
菜花かざり:「はい!」
菜花かざり:「外敵を警戒するでしょうしね!」
葛城まつり:「確かにね。泥団子で追い返せる相手じゃないだろうし」
菜花かざり:「つまり、この道を追えば絶対に安全、というわけです!」
菜花かざり:びし!と指を指した。
GM:そう自信満々に言い切るかざりの頭上で、がさりと木の枝が揺れて――。
菜花かざり:「?」サイドテールを揺らすように目線を上げる。
サル集団:「っきっき!」「うきゃきゃ!」「ききぃーー!」
GM:悪戯っぽく笑うサルたちによって、泥団子が雨あられと降ってくる!
葛城まつり:「……わあ」
湖東まき:「ひ」青ざめる。
ウェールシュ:「…な」
菜花かざり:「きゃ、」ひゅ、と喉がなる。
ロッシー:「ロシ?」
パーピー:「パピ?」
菜花かざり:「………きゃ~~~~!?」
ウェールシュ:「なんでルッシュ~~~~!!」
葛城まつり:「あはは……ままならないね、探検って!」


稲波なみ:「……あれ、今ウェールシュの声しなかった?」
リアン:「そうアン?」
稲波なみ:「聞こえたよ~。ウェールシュだよあれ」
稲波なみ:「どっちかな……」耳を澄まそうとして。
GM:丁度そのタイミングで、バサバサと音を立てながら近くの茂みから鳥が飛び立っていく。
稲波なみ:「わっ」耳を澄ませていたのでびっくり。
稲波なみ:「何だろ……?もしかして」
稲波なみ:「みんなまたおサルさんに会ってたりして?」
稲波なみ:「大丈夫かな……?そうじゃないといいけど」
リアン:「たしかに、心配アン」
リアン:「みんな、どこに居るんだアン……?」
GM:リアンが見上げた空では、先ほどの鳥が弧を描いて飛んでいた……。


四巡目

GM:3巡目もこれにて終了、次は4巡目となります
GM:シークレットダイス
GM:皆様、難易度判定をお願いします。
菜花かざり:6dx+1>=8 知覚
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,2,5,8,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

菜花かざり:全知
湖東まき:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[2,8]+1 → 9 → 成功

葛城まつり:4dx+1>=8 知覚~
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[3,7,9,9]+1 → 10 → 成功

稲波なみ:ん~ 援護もらってもいい?
稲波なみ:支援射撃じゃ自分に使えない
菜花かざり:まかせろー
菜花かざり:《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+5D、達成値+6。
稲波なみ:わーい!
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を4(→ 4)増加 (73 → 77)
稲波なみ:8dx+7>=8
DoubleCross : (8DX10+7>=8) → 10[2,2,6,7,8,9,9,10]+3[3]+7 → 20 → 成功

GM:最強
GM:ではそれぞれの方向を開示します。
菜花かざり:今貴方の知覚に直接話しかけています…
GM:了解です。判明した組は、『1-3』から見て『右下』、『2-2』から見て『右下』となります。
稲波なみ:!
稲波なみ:じゃあ3-4だよ!
菜花かざり:ほほう。私のデータによると3-4が怪しいぜ!
葛城まつり:あと1マスだ!
湖東まき:うおー!
菜花かざり:RPGなら4-4に宝箱ありそう
稲波なみ:今回はサルかも
葛城まつり:サルの本拠地があってキングモンキーがいるのかも
GM:では、前回のイベントでかざまきまつり組は進行方向が決まってるので
GM:なみちゃんだけ次の移動先を選んでください
稲波なみ:3-3行きます!
GM:ではまつりちゃんが『2-4』、かざりちゃんが『2-2』、まきなみが『3-3』となります。
      
  ×   
  1-1 
      
  ×   
  1-2 

  ×   
  1-3 
      
  ×   
  1-4 
      
  ×   
  2-1 
かざり   
  ×   
  2-2 
      
  ×   
  2-3 
まつり   
  ×   
  2-4 
      
  ×   
  3-1 
      
  ×   
  3-2 
まき なみ 
  ×   
  3-3 
      
  ○   
  3-4 
      
  ×   
  4-1 
      
  ×   
  4-2 
      
  ×   
  4-3 
      
  ×   
  4-4 
GM:全員侵蝕を上げてイベントダイスもどうぞ。
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (62 → 63)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (57 → 58)
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (77 → 78)
菜花かざり:1d10 2-2イベント
DoubleCross : (1D10) → 5

湖東まき:3-3のダイスはどちらが振りましょう
菜花かざり:お、新顔
稲波なみ:まきちゃんじゃあ振ってみて~
湖東まき:振る!
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (65 → 66)
湖東まき:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

稲波なみ:7も新顔だ
湖東まき:サルではないぜ
菜花かざり:イベントをコンプしていく
葛城まつり:1d10 2-4
DoubleCross : (1D10) → 6

葛城まつり:サルじゃないので勝ち
稲波なみ:よかった 9じゃない
GM:では順に。
菜花かざり:トラウマがすごい
5:良い感じの木陰でちょっと休憩……。効果的には何も無し。
7:ばったり虫の群れに遭遇!ぞわーっとしちゃう?難易度7の意志判定、失敗したら次に行う判定の達成値-2。
6:ピッカピカの快晴!けど日差しが強くてちょっとフラフラ~。各々HPを-1d10する。
湖東まき:ヒエッ
菜花かざり:迷子で諦めてる。
菜花かざり:さっきのキャンプ地だこれ!
稲波なみ:虫じゃん!
菜花かざり:野性味あふれる。
湖東まき:2dx+8>=7 意志
DoubleCross : (2DX10+8>=7) → 8[6,8]+8 → 16 → 成功

GM:意志強つよ
稲波なみ:5dx+3>=7
DoubleCross : (5DX10+3>=7) → 7[1,1,6,7,7]+3 → 10 → 成功

菜花かざり:リアクションが得意な子たち。
菜花かざり:まつりちゃんもHP減らしちゃいな~
葛城まつり:あっそうだわ
葛城まつり:29-1d10
DoubleCross : (29-1D10) → 29-4[4] → 25

葛城まつり:葛城まつりのHPを25に変更 (29 → 25)
GM:では判定も済んだので、描写に移っていきましょう……。


GM:大分森の奥へと近づきつつある地点にて。
GM:リアンとなみは相変わらず、穏やかに道を歩いていた。
稲波なみ:木の実を食べ終えたリアンの口をハンカチで拭いている。泥を拭ったのとは別。
リアン:「むぅ……」 大人しく拭かれている。
稲波なみ:「よしっ。キレイになりました」
リアン:「ありがとうアン」
稲波なみ:「どういたしまして、リアン。しかしぽかぽかだねえ」
稲波なみ:「なんだか眠くなっちゃいそう」
リアン:「ね、ねちゃダメアン。なみがねちゃったら、ぼく一人じゃ何もできないアン」
稲波なみ:「はっ」
稲波なみ:「大変だ。寝ないようにがんばらないと」
稲波なみ:「でも……」うつらうつらし始める。
リアン:こくこくと頷いて。
稲波なみ:「何も起きないと……なんだか……」
リアン:「ぼくも、なみがねないようがんばるから……」
稲波なみ:頭を揺らしながら歩いている。
リアン:「わ、わ……ど、どうしたら……」
ウェールシュ:「……って」
ウェールシュ:「……寝てる場合じゃないルッシュ~~~!」
ウェールシュ:がみがみとした大声が響き渡る。
稲波なみ:「わっ」
稲波なみ:「寝てないよ~ウェールシュ」
稲波なみ:「……ウェールシュ?」
リアン:「うぇ、ウェールシュ!」
稲波なみ:「ウェールシュ!」
ウェールシュ:「なみ!リアン!探したルッシュ!」
稲波なみ:「ウェールシュ~」
稲波なみ:「平気だった?怪我してない?」
リアン:「ま、まつりは?まつりともはぐれちゃったアン?」
稲波なみ:「あっそうだ。まつりちゃんは?」
ウェールシュ:宙にぷかぷか浮いている。「まつり……? ええとルシュ……」
湖東まき:「はーっ……はぁーっ……」ウェールシュに続いて、木立の陰からふらふらと彷徨い出てくる。「ま、待ってぇ……」
ウェールシュ:一人しかいない。困ったようにきょろきょろと周りを見渡す。
ウェールシュ:「あ!」
パーピー:「ふあぁ~~…」まきちゃんの頭にひっついている。
湖東まき:息を切らし、顔も含めてあちこち泥だらけだ。
リアン:「ま、まさか……」
リアン:「また、あの子たちにおそわれたアン?」
稲波なみ:「まきちゃん!パーピー!」
湖東まき:「……なみちゃん」
稲波なみ:「その泥んこ……おサルさん?」
湖東まき:その目尻に、じわ、と涙が浮かんで。
湖東まき:「……うえぇぇぇ」
稲波なみ:新しいハンカチを取り出す。3枚め。人数分持っているので。
稲波なみ:「あわわわわ」
湖東まき:「猿が……猿がぁ……」
稲波なみ:ひしっと抱きとめる。
稲波なみ:「怖かったよね~、大変だったよね?」
パーピー:「まき~~~泣いちゃだめパピ~~~」頭をよしよしと撫でている。
稲波なみ:「泣いてもいいよ~もう大丈夫だからね」背中をさする。
湖東まき:ぽろぽろと涙を零して泣きじゃくる。
稲波なみ:「うんうん」と顔を拭いてあげる。
湖東まき:「う、うぅ~~~」
稲波なみ:「あっそうだ。木の実見つけたの。食べる?」
稲波なみ:「おいしいよ」
湖東まき:「食べる……」
稲波なみ:「うんうん。パーピーとウェールシュの分もあるよ」
パーピー:「わーーいパピっ」
ウェールシュ:「む、むむ…。なみはもう食べたルシュ?」
稲波なみ:「うん。お腹すいちゃって」
ウェールシュ:「食べたなら良いルシュ!」
ウェールシュ:きっぱりと言って自分も木の実をもらう。「はぐはぐ」
稲波なみ:「おいしい?」
湖東まき:木の実をリスのように両手で持って齧る。
湖東まき:「おいしい……」ぶすくれた顔。
パーピー:「あまくておいしいパピ~!」
稲波なみ:「んふ。よかった」自分のことのように嬉しそうに。
パーピー:口元を木の実で汚す。
稲波なみ:パーピーの口元をハンカチで拭きながら、しばらく落ち着くのを待って。
稲波なみ:「ねえ、どうしてウェールシュと一緒だったの?」
稲波なみ:「私、ウェールシュとはぐれちゃって。ウェールシュはまつりちゃんと一緒だったよね」
パーピー:「ふごふご」口元を拭かれている。
湖東まき:「……。かざりちゃんと一緒にリボンを探してたら、途中でまつりちゃんとウェールシュと一緒になったの」
湖東まき:赤くなった目元をごしごしと擦って。
湖東まき:「それで一緒に歩いてたんだけど……」
稲波なみ:「あっ、じゃあ6人一緒になったんだ」
稲波なみ:「うんうん」
湖東まき:「猿が来て……」
稲波なみ:「来ちゃったんだねえ」
湖東まき:「気付いたらはぐれちゃってここに……」
リアン:「じゃあ、まつりとかざりとロッシーは、また別のところに……?」
稲波なみ:「……そっか。大変だったね、まきちゃん」
湖東まき:「……たぶん」
稲波なみ:「でも、よかった、まきちゃんに会えて」
湖東まき:「え?」
稲波なみ:「私もリアンも、さみしいね~ってなってたから。一緒に会えてうれしいなって」
リアン:「あ、え」 急に寂しがっていたことにされて慌てるも。
湖東まき:「……え、えっと」
リアン:「う、ぅ……」 嘘という訳でもないので何も言えずに恥ずかしそうに身を縮める。
湖東まき:「……うん。なみちゃんも、無事でよかった」
ウェールシュ:「まったく、なみとリアンは本当にのんきルシュ」腕組している。
稲波なみ:「のんきじゃないよお」腕組めるのかな?
稲波なみ:ウェールシュの口元をゴシゴシする。
ウェールシュ:「や…やめるルシュ~~!」
稲波なみ:「だってついてるじゃない」
ウェールシュ:「ふむぐぐ……」カーッとなっている。「そ、それより、これからどうするルシュ!」
稲波なみ:「うん。まつりちゃんとかざりちゃんたちを探したいけど……」
稲波なみ:「おサルさんのいた方に行くのは危ないかも」
稲波なみ:「それよりも、どうかな。リボンの気配はどう? 結構島の奥まで来たと思うけど」
リアン:「けっこう近づいてる気はする、アン」
稲波なみ:「おお。やっぱり奥の方にあったから見つからなかったんだ」
ウェールシュ:「む……」鼻を動かす。「たしかに!あっちの方から気配がするルシュ!」
ウェールシュ:森の更に奥の方を見て言う。
稲波なみ:「じゃあ先に見つけちゃいたいかも?」
稲波なみ:「この辺り虫さんも多いし」しれっと。
湖東まき:「ええっ」慌てて周囲を見回す。
稲波なみ:「あっ苦手?」
湖東まき:コクコクと頷く。
稲波なみ:荷物から花柄のレジャーシートを取り出す。
稲波なみ:それを母衣のように、まきちゃんにかぶせて。
稲波なみ:「じゃあ急いで抜けちゃおう?」
湖東まき:「あ。ありがと……」
稲波なみ:「いいよいいよ。苦手だもんね?」
湖東まき:「すごく……」レジャーシートの前を掻き合わせるようにする。
稲波なみ:「私もまきちゃんに苦手をフォローしてもらってるもん」
稲波なみ:「お互い様だよ~」
湖東まき:「え、そうかな」
湖東まき:「なみちゃんの苦手なものって……」首を傾げる。思い至らない。
稲波なみ:「うん、私ね」手を合わせて、首をこてんと傾げた方へ。
稲波なみ:「さみしいのが苦手」
稲波なみ:「だから今、たくさんうれしい」
湖東まき:「あ……」
湖東まき:「それは……でも……ううん」
湖東まき:「べつにわたしじゃなくっても……」
稲波なみ:「このシートだって、べつに私のじゃなくてもいいじゃない?」
稲波なみ:「だけど、今、まきちゃんを手伝ったのは私で」
稲波なみ:「私のさみしいをなくしてくれてるのはまきちゃんだよ?」
湖東まき:「……むむ」目を細める。うまいこと慰められているだけのような。
GM:そこで、二人の前方に靄のようなものが見えた。
稲波なみ:「……ん」
GM:よく目を凝らしてみれば、それが羽虫の大群であると分かる。
稲波なみ:「あっ虫さん」
湖東まき:「な゛や゛ーーっっっ!!」
稲波なみ:「あっ」ごまかせばよかった。
稲波なみ:「そんなになの!?落ち着いて~!」
湖東まき:「あわわわわ!」
湖東まき:「さ、殺虫スプレーは!?」
稲波なみ:「虫よけしか……」
稲波なみ:一応プシューッとまきちゃんにかけておく。
稲波なみ:リアン、パーピー、ウェールシュにも流れ作業で。
リアン:目を閉じてかけてもらう。
ウェールシュ:「ぷぎゃ~~っ!!」
稲波なみ:「あっ目閉じなきゃだよ……」
パーピー:「ふふふ!」かけてもらう。「虫さんと鬼ごっこパピ?こっち来てるパピ!」
湖東まき:「うううああああっちいって~~~!!」
稲波なみ:「ないよりはあるほうがいいはず。行こうっ」
稲波なみ:「鬼ごっこだよ、パーピー!」
パーピー:「ほんとパピ?うふふ!鬼さんこちらパピ~~~っ」
稲波なみ:「一人でも捕まったら駄目だからね。みんなで一緒に逃げよう」
湖東まき:「もうやだよこの島~!」
湖東まき:「早くリボン見つけて帰る~~!!」
稲波なみ:「もうすぐ見つかるからがんばろ……!」手を引きながら、逃げ去るように駆けていく。
湖東まき:「ひーん……!」精一杯の駆け足(あまり早くない)で逃げ出す。


GM:一方その頃。
菜花かざり:「わ~。大変な目にあいましたよ」
菜花かざり:髪の毛に付いた泥をつまみ取りながら、ガサガサと草の少ない方向に進んでいた
ロッシー:「すっごい数だったロシ」
ロッシー:ふわふわとその横を飛んでいる。何故かほとんど泥が付いていない。
菜花かざり:「はい。お猿さんが7、森が3と言っても過言ではありませんでした」
菜花かざり:ロッシーさんの泥付着なしを確認したあとで自分のケアをしてる
菜花かざり:髪、痛むかな?泥パックとかあるけどそのへんの泥も平気かな?だめかな?
菜花かざり:「みんなともはぐれちゃいましたね」
ロッシー:「はぐれちゃったロシ。まつりもまきもパーピーもウェールシュもどっか行っちゃったロシ」
ロッシー:「どうするロシ?かざり」
菜花かざり:「そうですねぇ、ともかく最優先は合流!なのですが…」
菜花かざり:ぐるりと森を見回すと、お猿さんも居ないですが代わりに道もわかりません。
菜花かざり:「闇雲に歩いたら迷子になりそうです」
ロッシー:「たしかにロシ。それにさっきのおサルさんたちにまた会ってもたいへんロシ」
菜花かざり:「ですねえ。もと来たところに戻ると、まだお猿さんがいそうです」
菜花かざり:「ロッシーさんも、まだリボンの気配とかはわかんないですよね?」
ロッシー:「うーん……なんとなくさっきの方が近かった気はするロシけど……」
ロッシー:「くわしい場所とかはわかんないロシ」
菜花かざり:「ざんねん」
菜花かざり:「となれば、やることは一つですね」
菜花かざり:ぴ、と指を立てる。
菜花かざり:「休憩しましょう」
ロッシー:「きゅうけい」
ロッシー:「おやすみロシ?」
菜花かざり:「はい。コーヒーブレイクです」
菜花かざり:「さっきから歩き詰めなのと、逃げるときにいっぱい走ったので疲れています」
菜花かざり:「このまま探し続けても、見つかる頃にはくたくたになっちゃいますからね」
ロッシー:「それに、イカダもたくさんこいだロシ」 こくんと頷きつつ。
菜花かざり:「そうです、そうです」
ロッシー:「ならおやすみして、シンショックやニーフィたちにそなえるロシ」
菜花かざり:「そういうことです!」
菜花かざり:うんうん、と頷きながら草の少ない方に。
菜花かざり:「結局、ちゃんと休めていませんからね。みんなもそうですけど…一人でも万全なら安心です」
菜花かざり:「なので……おぉっ」
菜花かざり:森の中の、やや木の少ない拓けたスペース。
菜花かざり:その一部から草や葉がどかされ、一部には焚火を焚いた後のような枝の集まりも残っている。
菜花かざり:「丁度いいです。ここで休憩しましょう」
ロッシー:「さんせーロシ~」
菜花かざり:浜辺で敷いていたレジャーシートを取り出す。「piyo」と吹き出しの付いたひよこ柄だ。
菜花かざり:食べる途中だったクッキーやビスケットのお菓子も取り出してますよ。
菜花かざり:「さ、ロッシーさんも食べますか?」
ロッシー:「食べるロシ~!おなかペコペコロシ!」
ロッシー:ちょこんとかざりの膝の上に収まって、短い手を伸ばす。
菜花かざり:「はい、召し上がれー」ぱき、と小さく割ったクッキーをロッシーさんに渡す。
菜花かざり:自分の分も粉が落ちないように一口大に割って、はむんと食べます
菜花かざり:「ここでゆっくりして元気が出たら、またリボンとみんなを探しましょうね」
菜花かざり:手首に巻いている小さな腕時計を操作して、アラームをセットしました。
ロッシー:「はーいロシ~」 小さくなったクッキーでもごもごとほっぺたを膨らませながら良い子のお返事をする。
菜花かざり:「いいこ、いいこ」
菜花かざり:耳の付け根を指の腹で撫でる
菜花かざり:お膝とお腹を温めるロッシーさんをギュッと抱いて、差し込む陽の光で温められた体温を感じる。
菜花かざり:「……うん、一人じゃないって良いですねえ」
菜花かざり:一人だと、休憩するよりずっと歩き回っていただろうから。
菜花かざり:他に誰かがいて、話す相手がいると、安心する。
菜花かざり:「のどが渇いたでしょう。お水を飲みましょうね~」
ロッシー:「ふふん。ロシーが居るからかざりを一人にはさせないロシ」
ロッシー:えへんと胸を張った後、こくこくとお水を飲ませてもらう。
菜花かざり:かぽ、と水筒の蓋に冷たい水を注いで、ロッシーさんにも飲んでもらう。
菜花かざり:「はい、頼りにしてますとも」
菜花かざり:「ロッシーさんが居るから、寂しくないですね」
菜花かざり:こくりこくり、とお水を飲みながら、先程お猿さんが出た方向を見る。
菜花かざり:まきちゃんとパーピーさんは一緒にいて、ウェールシュさんもそっちに付いていったと思う。
菜花かざり:そしてロッシーさんと私はここにいて。
菜花かざり:「…………うーん」
菜花かざり:「大丈夫かな、まつりちゃん」
菜花かざり:設定したアラームを、少しだけ早めた。


GM:かざりが目を向けた方向。木々を幾つも抜けたずっと先。
GM:サルたちに襲撃された地点から見て、かざりとは全く正反対の位置にまつりは居た。
葛城まつり:「ふー……」
葛城まつり:少し疲れたように笑いながら、木の根に背を預けて座り込む。
葛城まつり:「野生ってやつは、理不尽で恐ろしい……って」
葛城まつり:「知識として分かってるつもりでも、実際に味わうのはまた別だよなあ」
葛城まつり:リュックから取り出したタオルで頬の泥をごしごしと拭う。
葛城まつり:ふと空を見上げると、眩い夏の陽射しがかんかんに照っている。
葛城まつり:「照ってるなあ」
葛城まつり:「体力的には、これくらいは平気だけど……熱中症には気をつけないとだ」
葛城まつり:独り言を口にしながら、膝上に回したリュックの中身をがさごそとして。
葛城まつり:「……あ」
葛城まつり:「水筒、落としちゃった」
葛城まつり:急いで走り出したから、リュックの口が開きかけのままだったようだ。
葛城まつり:結構お気に入りだったのに……と、にわかに肩を落とす。
葛城まつり:「ねえ、まきちゃん、かざりちゃん……」
葛城まつり:お水分けてくれない?と口にしかけて。
葛城まつり:「……」もう一度タオルで目元をごしごしと落としたあと、きょろきょろと周囲を見渡す。
葛城まつり:「ウェールシュ達もいない……」
葛城まつり:「しまったな……また、はぐれちゃったか」
葛城まつり:泥の雨の中を闇雲に逃げてしまって、合流どころではなかったとはいえ。
葛城まつり:もっと落ち着いて動くべきだったんじゃないか?なんて、後悔がちょっと過ぎったりして。
葛城まつり:「……うん。大丈夫、大丈夫」
葛城まつり:ぺし、ぺしと自分の頬を叩いて。すっと立ち上がる。
葛城まつり:……まきちゃん達が教えてくれた、シンショックと思しき痕跡は見失ったけれど。それが続いていた大体の方向は覚えている。
葛城まつり:でもって、手元には方位磁針。闇雲に逃げ回ったけれど、前後不覚にはなっていない。
葛城まつり:大体あっちに向かって歩いていけば、きっと皆に合流できるだろう……と、そういう目星は付いている。
葛城まつり:「何より」びし、と空に向かって人差し指を立てて。ちょっと弱気になりそうな自分自身に言い聞かせる。
葛城まつり:「こういう予期せぬ困難こそ、冒険の醍醐味なんだから」
葛城まつり:「いつも通り、楽しんで行こう。私!」
葛城まつり:そう口にして。いつもと変わりない笑みを浮かべ、とっとこと歩き出す。
葛城まつり:「……」
葛城まつり:そう、楽しんでるよ。それは本当。
葛城まつり:ウェールシュに言ったとおり。葛城まつりはいつだって、自分の気持ちに嘘は吐かないもの。
葛城まつり:……だけど、いつぶりかな。こういうの。
葛城まつり:こうやって、自然の中に一人で居ることを
葛城まつり:ちょっぴり「寂しい」なんて思ってしまうのは。


五巡目

GM:4巡目も終了。5巡目へと入ります。
GM:シークレットダイス
GM:皆さん、恒例の知覚判定をお願いします。
葛城まつり:一応あるんだ やっとくか
湖東まき:どれどれ
稲波なみ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 4[2,4,4]+1 → 5 → 失敗

葛城まつり:4dx+1>=8 知覚
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[5,5,6,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

湖東まき:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 6[2,6]+1 → 7 → 失敗

菜花かざり:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,1,3,4,5,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

稲波なみ:もう関係ないと油断し始めた
湖東まき:へへ
菜花かざり:知覚だけは鋭い
GM:ではまきなみだけ不明ですね。
GM:まつりちゃんから見て『下』、かざりちゃんから見て『右下』となります。
稲波なみ:そうとは……
菜花かざり:だいぶ絞られてきたな
サブGM:いったいどこだろ~
湖東まき:とりあえずまつりちゃんと合流するために3-4かな~
葛城まつり:オッケー3-4で合流ね
稲波なみ:3-4いくね~
菜花かざり:下の3-2行きます。猿が怖いから。
GM:はーい。では3-4へ到達したことで……。
GM:リボンを獲得できます!よって、次はクライマックス突入のシーンとなります。
湖東まき:やったー!
稲波なみ:わいわい!
菜花かざり:やったー!
葛城まつり:やったぜ
GM:あ、ただ今回もマス移動はしているので侵蝕は上げておいてください。
GM:かざりちゃんの方のイベントダイスは免除とします。
葛城まつり:はあい~
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d3(→ 2)増加 (66 → 68)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d3(→ 2)増加 (58 → 60)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (63 → 64)
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d3(→ 1)増加 (78 → 79)
GM:では、かざりちゃんだけリボンのあるマスから離れていますので
GM:戦闘開始に間に合うかどうか難易度10の肉体判定をお願いします
稲波なみ:《支援射撃》するよ~ ダイス+2!
菜花かざり:はーい!なみちゃんもありがとう!
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を2(→ 2)増加 (64 → 66)
菜花かざり:そして自前分も。《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+5D、達成値+6。
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を4(→ 4)増加 (79 → 83)
菜花かざり:9dx+6>=10
DoubleCross : (9DX10+6>=10) → 10[1,2,3,6,7,8,10,10,10]+7[4,7,7]+6 → 23 → 成功

菜花かざり:よし
稲波なみ:ワイワイ
菜花かざり:駆けつけますとも
サブGM:すごいぜ
GM:お見事
GM:では、これよりクライマックスとなりますのでシーンを一度切ります


GM:ロイス取得と購入が可能です
稲波なみ:-友だち/湖東まき/無事で良かった:○/そんなにシュンとしないで/ロイス
菜花かざり:ロイスは~「稲波なみ ○P信頼/N流石に寝てはないと思いますが」でロイス。
菜花かざり:ホローポイント弾とか買います
菜花かざり:3dx+1>=10
DoubleCross : (3DX10+1>=10) → 8[2,7,8]+1 → 9 → 失敗

菜花かざり:1点入れて購入。ポッケにないない。
稲波なみ:私もホローポイントしてみよ
菜花かざり:菜花かざりの財産点を1減少 (3 → 2)
湖東まき:菜花かざり 〇ちょっと仲良くなれたかも/劣等感
稲波なみ 〇感謝/お恥ずかしいところを……

稲波なみ:と思ったけど防具と盾のほうがいいか
葛城まつり:稲波なみ:◯大丈夫だと思うけど……/心配、ウェールシュ:◯感服/ごめんね
葛城まつり:あと みんな:一緒に来てくれてありがとう/◯さみしい で取ります
稲波なみ:まきちゃん完全にないんだっけ いま
湖東まき:購入はクリスタルシールド狙い!
湖東まき:あ、着ぐるみはあります なのであと盾だけ
稲波なみ:なるなる
菜花かざり:援護の風も欲しかったら言ってね
葛城まつり:うーん自分もとくに欲しいのないかも
菜花かざり:まきちゃんに投げるか
葛城まつり:誰かのほしいやつチャレンジか、本当に何もなければ自分に応急手当かなあ
稲波なみ:じゃあ自分のホローポイント弾ねらうね
湖東まき:もらえたら妖精の手が一回分浮くかも
菜花かざり:《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+5D、達成値+6。まきちゃんに。
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を4(→ 4)増加 (83 → 87)
稲波なみ:《支援射撃》もあげちゃお 更に+2個!
湖東まき:わーい では受け取って《マシンモーフィング》で
菜花かざり:一緒にお買い物よ~
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を2(→ 2)増加 (66 → 68)
稲波なみ:2dx+1>=10
DoubleCross : (2DX10+1>=10) → 10[2,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

稲波なみ:買えちゃった ポッケ入れとこ
湖東まき:10dx+18>=25
DoubleCross : (10DX10+18>=25) → 9[2,2,4,5,5,5,7,8,9,9]+18 → 27 → 成功

菜花かざり:ヒュウ
湖東まき:やった!装備します
稲波なみ:ワイワイ
GM:お見事!
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を3増加 (60 → 63)
葛城まつり:みんなほしいもの買えてそうかな セルフ応急してよ
菜花かざり:買えてそう!
葛城まつり:2dx+1>=8 応急よ~
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 7[5,7]+1 → 8 → 成功

葛城まつり:買えた!そのまま使いんす
葛城まつり:25+2d10
DoubleCross : (25+2D10) → 25+10[5,5] → 35

葛城まつり:葛城まつりのHPを29に変更 (25 → 29)
葛城まつり:全快!以上です
湖東まき:あ、まつりちゃん さっき拾ってた応急をもらってもいいでしょうか
葛城まつり:あっなんかもうまきちゃんにあげたつもりでいた どうぞどうぞ!
湖東まき:ありがとうございます~ 使います
湖東まき:21+2d10
DoubleCross : (21+2D10) → 21+12[3,9] → 33

湖東まき:湖東まきのHPを26に変更 (21 → 26)
稲波なみ:すごいすごい
湖東まき:全快してこちらも以上!
GM:はーい、では皆様以上ですのでこれにてシーンエンド!


クライマックス

GM:クライマックス!もちろん全員登場!
菜花かざり:菜花かざりの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (87 → 96)
湖東まき:湖東まきの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (63 → 73)
葛城まつり:葛城まつりの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (68 → 75)
稲波なみ:稲波なみの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (68 → 71)


GM:森の奥へ奥へと踏み入ってきたなみたち。
GM:ふと僅かに視界が開けてきたところで、リアンが声を上げた。
リアン:「……あ、あれ?」
稲波なみ:「どうしたの、リアン?」
リアン:「今、あそこに何か……」
ウェールシュ:「むむ?」
リアン:そう言いながらとある木へとふわふわ近寄って、うろの中を覗き込んで。
リアン:「あ、あったアン!」
湖東まき:「ほ、ほんと……?」両膝に手をついて息をしつつ。
稲波なみ:「……もしかして」
稲波なみ:「リボンが?」
リアン:「ほんとアン!ほら!」
リアン:そう言って精一杯手を突っ込んだ後、ひらりと黄緑色のリボンを掴み取り皆へ向けて振って見せる。
稲波なみ:「おお~」
湖東まき:「ふああ」
稲波なみ:「黄緑だ」
湖東まき:「綺麗……」ずっとこんな場所にあったのに汚れ一つなく、むしろ陽光にきらめくようなその色彩を見て。
ウェールシュ:「リアン! お手柄ルシュ!」尻尾を振っている。
稲波なみ:「こんなところにあったんだねえ」
パーピー:「黄緑色じゃ、パピたち全員とパピっとしなそうパピ~~」耳がぱたぱた揺れる。
リアン:「ぇ、えへへ……」 こちらもぱたぱた尻尾が揺れている。
稲波なみ:「そりゃ見つかりっこないよねえ」
稲波なみ:「あ、確かにそっか?」
稲波なみ:「妖精さんもどこかにいるのかな?」
ウェールシュ:「ふぅむ…。誰かが近くにいる気配はするルシュ……」
ウェールシュ:「もしや……まだ見ぬ妖精が!?」バッと顔を上げる。
湖東まき:辺りを見回す。
葛城まつり:がさり、と落ち葉を踏みしめるような音がして
葛城まつり:見慣れた背の高い少女の影が現れる。
葛城まつり:「あっ……」
稲波なみ:「お……」
リアン:「ま、まつり~~~~!!!」
稲波なみ:「まつりちゃん~」
葛城まつり:「わあ~、リアン~っ!みんな~!」ぶんぶんと手を振る。
リアン:その姿を認めると同時、瞳を輝かせて飛びつく。
稲波なみ:リアンの背中を押して行かせてあげる。
湖東まき:「まつりちゃんかあ」安堵にすこしだけ落胆が混じった声。妖精ではなかったので。
リアン:「ちゃんと会えてよかったアン~!」
稲波なみ:「またおサルさんに会ったんだって?大丈夫だった?」
葛城まつり:「わっとと……」優しくそれを抱きとめつつ。「うん、無事で良かったよ……!」
パーピー:「まつりパピ~」そんなまきちゃんの頭にくっつく。
葛城まつり:「そうそう、まきちゃんやかざりちゃんと合流してすぐに襲われて、バラバラになっちゃって……」
葛城まつり:なみちゃんと一緒にいた一同を見渡して。
葛城まつり:「むむ。かざりちゃんは、一緒じゃないんだね」
稲波なみ:「私、まつりちゃんと一緒だと思ってた」
稲波なみ:「大丈夫かな……」
葛城まつり:「うーん、なかなか全員で揃えないね……って、あれ」
葛城まつり:抱きかかえているリアンが持つリボンを目に止める。
葛城まつり:「えっ、リボン!もう見つけてたんだ!」
稲波なみ:「うん、ここにあったんだ」木のウロを指差す。
稲波なみ:「リアンが見つけたんだよ」
リアン:「あ、そう!そうなんだアン!」
葛城まつり:「へええ!やっぱりすごいねえ、リアンは」
葛城まつり:片手で抱きかかえたまま、よしよしと頭を撫でてやる。
ウェールシュ:その光景を見ながら、ふんふんと腕組みしながら頷いている。
リアン:ブンブンと尻尾が風を起こす勢いで揺れている。
葛城まつり:「ウェールシュも褒めてたんだよ?リアンはやればできる子なんだってさ」
ウェールシュ:「むっ」たじろぐ。
リアン:「ふえ」
リアン:それを聞いて、恐る恐るという風にウェールシュの方を見る。
稲波なみ:「へえ~~~!」
ウェールシュ:「ち…ちがうルシュ! も、もっとしっかりした方がいいって話をしただけで…別に褒めてないルシュ!」
稲波なみ:自分のことのようににこにこする。「そうなんだ!」
ウェールシュ:「勘違いしないでほしいルシュ~!」
リアン:「え、えと」
稲波なみ:「ウェールシュもえらいよ~」なでなで
リアン:どっちなのか困ってまつりとウェールシュを交互に見上げる。
ウェールシュ:「ち…ちが…ふぐあ~~~っ」撫でられている。
湖東まき:(みんななかよしだなあ)微笑ましい気持ちで見守る。
GM:そうして、皆が明るく合流とリボンの発見を祝い合っているところに。
GM:ガサガサと木々の擦れる音と、ズシズシと大きな何かが地を這う音が響いてくる。
稲波なみ:「かざりちゃ……じゃなさそう」
葛城まつり:「ん、この地響きは……」
GM:やがて二つの音が段々と近づいてきたかと思うと――。
ヤドカリ型シンショック1:「シン、ショーーーック!!」
GM:森の奥へ逃げ込んだはずのあのシンショックが姿を現した。
GM:そして、その殻の上にニーフィとカータが乗っている。のだが。
GM:皺ひとつなかった筈のシャツがよれ、髪もいくらかぼさぼさに乱れ。
GM:何より見るからに疲れている。
湖東まき:「……もしかして、会った?」
湖東まき:「猿」
カータ:「ふぐっうぐっえぐっいぐっ……」泥まみれの頭でべそをかいている。
稲波なみ:「会ってる……」
葛城まつり:「泣かされてる……」
ニーフィ:「いい加減泣き止みなさい、カータ!あんな猿共に泣かされるなんて、アンタにハウンドの誇りは無いの!?」
ニーフィ:そういう自分も自慢の髪に少し泥が付いたままだ。
カータ:「だ…だってぇ…こんなちっちゃい島にあんな怖い奴らがいるなんて思ってなかったし…」
稲波なみ:「ここついてるよ」自分の髪の同じ部分を指す。
稲波なみ:「ハンカチ使う?」
カータ:「えっ……あ、プリピュアども!」
ニーフィ:「猿ごときを怖がるんじゃないわよ!あんなやつら、プリピュアに向けて力を温存する必要さえなければ……」
ニーフィ:「プリピュア!?」
稲波なみ:「あっ気づいてもなかったんだ」
湖東まき:「無理もないよ」頷く。
ニーフィ:「う、うるさいわよ!別に猿程度に手こずったなんて……」
ニーフィ:「あ、アンタソレ!」 そこでようやくリアンの持っているリボンに気付き、指を差す。
葛城まつり:「髪、汚れてるよ?」自分の前髪を触って教えてあげる。
リアン:「ひゃ、ひゃぁっ!?」 指さされて咄嗟にまつりの腕の中に潜る。
葛城まつり:「むむ」ぎゅっとリアンを抱き抱えている。
ニーフィ:「まさか先を越されるなんて……。こうなったら」
ニーフィ:「カータ、アンタも力を貸しなさい。このシンショックをパワーアップしてこいつらを叩きのめすわよ!」
カータ:「うぇっ……!? わ、わ、わかったよニーフィ!」
カータ:「ニーフィがいれば、あ、あいつらなんか怖くないもん!ボコボコにしてやる!」
GM:二人の手元に、シンショックを作る時と同様の瘴気が集まっていく。
ニーフィ:「行くわよ!堕ちなさい、シンショック!」
カータ:「その衝動のまま……暴れ尽くしてやれ!」
稲波なみ:「……!みんな、気をつけて!」
ヤドカリ型シンショック1:「シィィィイン、ショォォォオォック!!」
葛城まつり:「二人分の力を注いだシンショックってわけ……かざりちゃんはいないけど、私達で何とかするしかない!」
GM:瘴気を受けたシンショックがその体躯を一回り増やし、雄たけびを上げる。
湖東まき:音の波から両腕で体を庇う。「ううっ、かざりちゃん……!」
稲波なみ:「なんか、いつもより、気合いが……!」
  :──きぃ!と声とともに草むらがガサガサ揺れます!
  :そこから顔を出すのは、一匹のお猿さん
  :つぶらな瞳が、貴方達を見つめます!
ニーフィ:「なっ」 一瞬顔が引きつる。
葛城まつり:「ええっ、こんな時に……!」
湖東まき:「うぇえ!?」硬直する。
カータ:「ふぇぇっ!?」愕然とする。
稲波なみ:「また……!」
  :「─────こっちだね!ありがとう!」
菜花かざり:お猿さんに案内されるように飛び出す金髪
菜花かざり:胸にはロッシーさんを抱えてます
湖東まき:「……かざりちゃん!?」
稲波なみ:「えっ?どういうこと?」
菜花かざり:「ほんとに出ましたっ!案内ありがとう……って、あー!」
菜花かざり:「みんなも居ます!」
ロッシー:「すごいロシ。おサルさんの案内のおかげロシ~」
菜花かざり:「はい、ロッシーさん!」
菜花かざり:「私が群れからはぐれたお猿さんを見つけて治療して休憩してたお礼に道案内してもらってる間に、みんなもちゃんとたどり着いてたんですね!」
菜花かざり:※ダイジェスト
稲波なみ:「そんなことしてたんだ……」
稲波なみ:「そんなことしてたんだ……?」
葛城まつり:「へええ……そんな優しいお猿さんもいたんだなあ」
湖東まき:若干引いた顔でかざりちゃんと猿とを見比べる。
菜花かざり:「はい。大きな何かが森で暴れて困ってると……やっぱりニーフィとカータでしたね!」
菜花かざり:「なにやら、なみちゃんとまきちゃんから距離を取られた気がしますが…」
菜花かざり:「ともあれ、間に合ってよかった!私も戦います!」
稲波なみ:「かざりちゃんが遠くなったんだよ……」
稲波なみ:「うん、でも。これで皆集合だよ!」
ニーフィ:「三人から四人に増えた程度じゃ、何も変わらないわよ!」
ニーフィ:「やりなさい、シンショック!」

葛城まつり:リアンから受け取った小箱のリボンを解き、合言葉を言い放つ。「──プリピュア・オープンギフト!」
菜花かざり:小箱を両手で受け止めて、しゅるりとリボンを解く「──プリピュア・オープンギフト!」
湖東まき:青い小箱を天に掲げる。「プリピュア・オープンギフト!」
稲波なみ:両手で掬うように、小箱を掲げる。「――プリピュア・オープンギフト」

葛城まつり:開いた小箱からシャワーのごとく溢れ出した光が、少女の身体を覆っていく。
菜花かざり:右手に小箱を持ちながら、くるりくるりと回転する。
湖東まき:ふわりとひとりでに箱が開く。ほどけたリボンがまるく結ばれ、風船みたいにふくらんで、輝く大きな泡となる。
稲波なみ:箱の包みがほどかれ、波打つ紫紺のリボンが、花開くように無数に広がる。

葛城まつり:桃色のリボンを振るうにつれ、しゃん、しゃん、しゃん──と鈴のような音色と共に、衣装がプリピュアとしてのものに変化していく。
菜花かざり:漏れ出た光が身体を包み、黄色のリボンを模様を描くようにしゅるるんと回すと同時、しゃんしゃんしゃん、と鈴の音が響く。
湖東まき:最初はひとつ。はじけて無数。ぐるりと渦を描いたそれが、まきの頭から足までを包み込み──
稲波なみ:はらはらと視界を埋め尽くす花弁が、一斉に服として萌えいづる。

葛城まつり:白地に桃色のストライプが差すようなドレスの装い。ポニーテールを結い直し、一回りボリュームの膨らんだ髪が風に揺れた。
菜花かざり:音が光に形を与えるように、その姿がドレスに包まれる。髪をくくるリボンは大きく華やかに、手首を飾るようにリボンを結ぶ
湖東まき:──四肢の末端から順に割れて、現れるのは海色のドレスの少女。巻いた豊かな青髪に、虹の色彩を灯す絵筆。
稲波なみ:その千花模様に彩られた、紫色の短髪の少女がそこに。

ピュアストライプ:「世界を繋ぐ勇気の紋様! ピュアストライプ!」
ピュアロココ:「きらめき飾る、やさしさの紋様! ピュアロココ!」
ピュアバブル:「憧れを織るひらめきの紋様──ピュアバブル!」
ピュアミルフルール:「ココロを巻く慈しみの紋様――ピュアミルフルール!」

ピュアストライプピュアロココピュアバブルピュアミルフルール「ダブルクロス・プリピュア!」

GM:各々にポーズを決めるプリピュアに対し、シンショックから更なる瘴気が放たれる!
GM:衝動判定です。難易度は9!
ピュアストライプ:2dx+1>=9 意志!
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 9[1,9]+1 → 10 → 成功

ピュアバブル:3dx+8>=9
DoubleCross : (3DX10+8>=9) → 8[5,6,8]+8 → 16 → 成功

ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (75 → 88)
ピュアミルフルール:5dx+3>=9
DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 7[2,3,3,4,7]+3 → 10 → 成功

ピュアロココ:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[3,3,8,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

ピュアバブル:73+2d10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+11[4,7] → 84

ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を2d10(→ 5)増加 (71 → 76)
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を2d10(→ 3)増加 (96 → 99)
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を11増加 (73 → 84)
ヤドカリ型シンショック2(3)

10m

ピュアストライプ(7)・ピュアロココ(10)
ピュアバブル(5)・ピュアミルフルール(8)
GM:位置関係はこちらとなります。
GM:まずはラウンド1のセットアップから!
ピュアバブル:《先陣の火》。行動値5→15!
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を2増加 (84 → 86)
ピュアロココ:コンボ:【プリピュア・ロココ・フラワー】《光の銃》射程視界の武器を作成
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を2(→ 2)増加 (99 → 101)
ピュアストライプ:「ストライプ・ブリッツフォース」《加速装置》
ピュアミルフルール:まだ使えない!なし!
ピュアストライプ:行動値+4で11に
ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を2増加 (88 → 90)
GM:こちらはなし。イニシアチブに移行します。
ヤドカリ型シンショック2(3)

10m

ピュアストライプ(11)・ピュアロココ(10)
ピュアバブル(15)・ピュアミルフルール(8)
ヤドカリ型シンショック2:イニシアチブ:加速する刻Lv2
ヤドカリ型シンショック2:即座に自分の手番を行います。
ヤドカリ型シンショック2:マイナー:巨神獣化Lv5+黒曜の鎧Lv3+破壊の爪Lv3
ヤドカリ型シンショック2:HP+50、白兵攻撃力+25、ドッジ不可、防具装備、素手変更
ヤドカリ型シンショック2:メジャー:ジャイアントグロウスLv2+飛礫Lv2+コンセントレイト:キュマイラLv3
ヤドカリ型シンショック2:対象:範囲(選択)でPC4人を選択、攻撃力+2d10、射程20m、C値-3
ヤドカリ型シンショック2:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,1,3,4,4,5,5,6,7,8,8,9]+6[4,5,6,6] → 16

ヤドカリ型シンショック2:オート:妖精の手
ヤドカリ型シンショック2:1dx7+20
DoubleCross : (1DX7+20) → 6[6]+20 → 26

GM:めっちゃ6出る……。リアクションどうぞ!
ピュアロココ:回避!
ピュアロココ:4dx>=26
DoubleCross : (4DX10>=26) → 7[2,3,5,7] → 7 → 失敗

ピュアストライプ:回避します~
ピュアミルフルール:『フルールウェーブ・カーテン』:《ゲットダウン》
ピュアバブル:ガード。《氷盾》!
ピュアストライプ:6dx>=26
DoubleCross : (6DX10>=26) → 9[1,3,7,7,8,9] → 9 → 失敗

ピュアストライプ:当たりのまつり
ピュアミルフルール:3dx+28>=26
DoubleCross : (3DX10+28>=26) → 8[2,5,8]+28 → 36 → 成功

ピュアバブル:あっと
ピュアロココ:命中助けて~
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を2(→ 2)増加 (76 → 78)
ピュアバブル:《炎陣》でロココをカバーします!
ピュアロココ:バブル~~!
GM:ではダメージ!
ヤドカリ型シンショック2:3d10+4+25+2d10
DoubleCross : (3D10+4+25+2D10) → 16[6,7,3]+4+25+7[2,5] → 52

ピュアストライプ:余裕で溶ける!リザレクトします
ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (90 → 96)
ピュアストライプ:ピュアストライプのHPを6に変更 (29 → 6)
ピュアバブル:装甲とガードで39減らして13点抜けで……あっ倍になってちょうど死ぬ!
ピュアロココ:バブルー!
ピュアバブル:ま……まあリザレクトしとこ……
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (86 → 89)
ピュアバブル:ピュアバブルのHPを3に変更 (26 → 3)
ピュアミルフルール:たいへん!
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を4増加 (89 → 93)
ピュアバブル:(エフェクト分です)
GM:演出入ります

ヤドカリ型シンショック2:「シィィィィン……」
ヤドカリ型シンショック2:瘴気の影響か、体躯が巨大化しただけでなく背負った殻にゴツゴツとした棘が生え、ハサミもより鋭く尖っていく。
ヤドカリ型シンショック2:「ショォォォォォォック!」
ヤドカリ型シンショック2:鋭利になったハサミを振り回せば、周囲の木々が易々と斬れてプリピュアへと投げ飛ばされる!
ピュアミルフルール:「フルールウェーブ・カーテン!」リボンを広げ、幕のように広げて。倒木を包んで受け流す。
ピュアロココ:「わっ…!お願い、バブル!」
ピュアバブル:「ロココ!」泡をまとって飛び出す。「つうっ……!」
ピュアバブル:柔軟な盾が弾け、跳ね返す──同時に衝撃で自分も吹き飛ぶ。
ピュアストライプ:「うああっ……!」迫る倒木の一つをかろうじて殴り砕くが、質量に圧倒され吹き飛ぶ。
ピュアロココ:「バブルっ、ストライプ!」
ピュアロココ:自分を守るように吹き飛ばされたバブルの体をキャッチする
ピュアロココ:「…ありがとう!」
ピュアバブル:「……? あっ」地面との激突が来ないことを訝しみ、抱き留められているのを知って慌てて離れる。「ど、どういたしまして!」

GM:では次は行動値15になったバブルの手番です。
ピュアバブル:はーい。マイナーなし。
ピュアバブル:メジャーで【バブルキャンバス・シャイニングイメージ】。《要の陣形》《天使の階梯》。
ピュアバブル:ロココ・ミルフルール・ストライプを対象に、次のメジャーアクションのC値-1、達成値+4!
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を8増加 (93 → 101)
ピュアミルフルール:わーい!
ピュアロココ:やった~!
ピュアストライプ:おいしい~もぐもぐ
GM:では演出どうぞ!

ピュアバブル:虹の絵筆を取る。向かい合うは白く輝く泡の画布。
ピュアバブル:(……妖精のみんなが言ってた)
ピュアバブル:(それぞれの色のリボンが合わされば、もっと強い力になる。だったら)
ピュアバブル:筆を振るう。描き出すのは、風に踊る三色の帯──黄色に桜色、そして紫のリボン。
ピュアバブル:描かれたそれは平面を抜け出して、宙を泳ぐように少女たちの元に届く。既にドレスの一部となっているリボンに重なり、溶け合うようにして、その輝きをさらに増させる。
ピュアミルフルール:「わあ……!」
ピュアバブル:「私の絵じゃ、長保ちはしないだろうけど……っ」
ピュアバブル:「一回くらいなら、意味はあるはず! 頑張って、みんな!」
ピュアロココ:「綺麗…!」
ピュアストライプ:「バブル……!」自分の方へと伸びてくるリボンを、手を差し伸ばし掴んで。「うん、任せて!」

GM:お次、行動値11のストライプもどうぞ!
ピュアストライプ:はあい
ピュアストライプ:マイナー、「ストライプ・バイカラー・フィスト」《骨の剣》《死招きの爪》《イオノクラフト》武器作成しながらシンショックにエンゲージします。
ヤドカリ型シンショック2(3)
ピュアストライプ(11)

10m

ピュアロココ(10)
ピュアバブル(15)・ピュアミルフルール(8)
ピュアストライプ:メジャー、「プリピュア・ストライプ・ストレート」《コンセントレイト》《貪欲なる拳》でシンショックを攻撃
ピュアミルフルール:《支援射撃》します!
ピュアミルフルール:ダイスを+2個してね
ピュアストライプ:わあい
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を2(→ 2)増加 (78 → 80)
ピュアストライプ:えーっとバブルの支援込で
ピュアストライプ:11dx+8@6 命中
DoubleCross : (11DX6+8) → 10[4,5,5,6,7,7,7,7,8,9,9]+10[1,2,3,3,4,6,6,9]+10[1,5,6]+5[5]+8 → 43

GM:デッカい
GM:ドッジは出来ないのでガード!ダメージどうぞ!
ピュアストライプ:あっリアクションないんだった
ピュアストライプ:5d10+25 ダメージ!諸々有効です
DoubleCross : (5D10+25) → 38[9,8,10,10,1]+25 → 63

ピュアストライプ:殺意たかいな…
ピュアロココ:出目が強い
ピュアバブル:良い感じ!
ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を12増加 (96 → 108)
GM:装甲値で17、ガードで1削れるので45点通し!まだ立ってます!
ピュアストライプ:演出いきます~
GM:どうぞ!

ピュアストライプ:「すぅーっ……」にわかに目を閉じて、深く息を吸う。思い描くのは、あの甲殻を撃ち貫く自分の拳。そのイメージをリボンに込める。
ピュアストライプ:バブルと、リアンと、そしてストライプ自身。三つの濃淡交じる桃色のリボンが、しゅるしゅると拳へ巻きついて。
ピュアストライプ:「……行くよっ!」
ピュアストライプ:ダンッ!
ピュアストライプ:地を焼くようなスタンプを残して、桜色の電光と共に跳ね上がる。「プリピュア・ストライプ──」
ピュアストライプ:見上げれば眩い陽光に、弾け落ちるいかづちが織り重なって。
ピュアストライプ:「ストレートッ!!」落下の勢いと合わせて繰り出される拳撃が、ヤドカリへと落ちる。重ねて轟音。
ピュアミルフルール:「フルールアシスト・スプリント!」ひらひらと舞う花、その中から幾筋かの光の帯。
ピュアミルフルール:それはヤドカリが防御に振り上げたハサミを、抑え込んで縛り付けて。その攻撃をまっすぐに通す。
ヤドカリ型シンショック2:振り上げたハサミは絡めとられたものの、強化された貝殻が拳を弾く。
ヤドカリ型シンショック2:「ショォォォオック!!」 雷でダメージは入っているようだが、まだまだ倒れるには程遠い。
ピュアストライプ:「……くっ!」反動で弾き飛ばされながら、顔を顰める。きちんと入ったはずだったけれど。
ピュアストライプ:「なんて防御力……これが、あの姉弟二人の力!」
ピュアミルフルール:「大丈夫!」
ピュアミルフルール:「ちゃんと効いてる!その調子で、大丈夫だよ!」
ピュアミルフルール:「こっちはもっと多いんだから!」
ピュアストライプ:「ミルフルール……うん」僅かに振り返って、笑みを返す。「そうだよね!」

GM:では、次は行動値10のロココ!
ピュアロココ:はーい!
ピュアロココ:マイナーでホローポイント弾、攻撃力+3
ピュアロココ:メジャーで【プリピュア・ロココ・バースト】《Cエンハイ》《天からの眼》《イェーガーマイスター》《マスヴィジョン》
ピュアロココ:対象はヤドカリ
ピュアロココ:判定前に《援護の風》《ウィンドブレス》。判定+6D、達成値+9。
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を4(→ 4)増加 (101 → 105)
ピュアロココ:判定行きます
ピュアロココ:16dx6+6+6
DoubleCross : (16DX6+12) → 10[1,3,3,3,3,4,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[2,3,6,6,6,7,8,10,10]+10[2,2,2,4,10,10,10]+10[3,7,8]+10[9,10]+10[1,8]+3[3]+12 → 75

ピュアロココ:おぉ…
ピュアバブル:ヒュウ
サブGM:すごっ
GM:デッカ……
ピュアミルフルール:やば
ピュアロココ:ガードらしいのでダメージ!お願いストライプ!
ピュアストライプ:まかせて~
ピュアストライプ:「ストライプ・オルタネーション・アタック」《餓狼の爪》
ピュアストライプ:攻撃力を+31よ
ピュアロココ:わーい
ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を3増加 (108 → 111)
ピュアロココ:8d10+40+1d10+3+31
DoubleCross : (8D10+40+1D10+3+31) → 42[10,7,10,4,1,1,5,4]+40+9[9]+3+31 → 125

ピュアロココ:装甲有効125点です
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を12(→ 12)増加 (105 → 117)
ピュアバブル:?
GM:エグいのよ
ピュアストライプ:わあい暴力
ピュアロココ:暴力~
ピュアミルフルール:ヤバ!
GM:また18点弾いて107点通して累計が152点で……
ヤドカリ型シンショック2:オート:魔獣の証Lv5
GM:HP50で復活します。
ピュアミルフルール:おお!
ピュアロココ:ヒュウ!
ピュアバブル:おー
ピュアロココ:では演出を。

ピュアロココ:「二人分の力と言うなら、こちらだって!」
ピュアロココ:バブルの光の帯をまとって、キラキラと光る衣装で一回転する
ピュアロココ:それに合わせるように光の強弱が腕に集まって
ピュアロココ:「バブルの技、ちょっと借りますね!」
ピュアロココ:両手に大きな輪っかを作り、「ふぅっ」
ピュアロココ:虹色を帯びた光の泡が無数に浮かぶ
ピュアロココ:「ストライプの攻撃でも通らないなら…!」
ピュアロココ:ぽぽぽぽんっ、とリボンの花が泡の間に無数に咲いて
ピュアロココ:「それよりもーっと、攻撃します!」
ピュアロココ:花弁の中央が小さく発光。太陽の光の帯が無数のシャボン玉を通って屈折反射し、光の網になる
ピュアロココ:「ロココ・フワラー……!」
ピュアロココ:それは折り重なる内に集まって、柱ほどに大きくなり
ピュアロココ:「レインボーバースト!」
ピュアロココ:殴りつけるようにヤドカリへ殺到した!
ヤドカリ型シンショック2:「シィィィーーーーン!?」
ヤドカリ型シンショック2:殻にこもったその体が、リボンに叩きつけられ大きく揺れる。
ピュアロココ:「これでまず二人分…!」そしてまだまだ!
ピュアロココ:「ストライプ!今です!」
ピュアストライプ:「ええ!」応じながら、とんと地に爪先を付ける。
ピュアストライプ:靴先とふくらはぎにリボンが巻き付いて、脚部に電光が灯る。
ピュアストライプ:「これで三人分! プリピュア・ストライプ──」背後の岸壁を蹴り、走り出す。地上を疾走する稲妻が、ヤドカリの懐へと飛び込んで。
ピュアストライプ:「──ストライカーッ!!」
ピュアストライプ:豪脚一閃。平衡を崩されて曝け出された、無防備な肉体へと蹴撃が叩き込まれる。
ヤドカリ型シンショック2:「ォォォォオォォ!!?」
ヤドカリ型シンショック2:殻の中の柔らかい中身を殴られて大きく悲鳴を上げる。

GM:では次、行動値8でミルフルール。
ピュアミルフルール:はい!
ピュアミルフルール:マイナーでジェネシフト。
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を3d10(→ 23)増加 (80 → 103)
ピュアミルフルール:すごい行ったな……
GM:一気に上がった
ピュアミルフルール:メジャー『フルールバインド・シュート』:《バリアクラッカー》。
ピュアミルフルール:5dx9+30
DoubleCross : (5DX9+30) → 8[3,4,4,5,8]+30 → 38

ピュアミルフルール:ぬ~
ピュアバブル:【バブルキャンバス・クイックドロウイング】。《妖精の手》!
ピュアミルフルール:わーい!
ピュアミルフルール:1dx9+40
DoubleCross : (1DX9+40) → 2[2]+40 → 42

ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を4増加 (101 → 105)
ピュアミルフルール:ガード不可です!
GM:ではもうリアクションの全てが不可!ダメージどうぞ!
ピュアミルフルール:5d10+8 装甲無視
DoubleCross : (5D10+8) → 32[5,9,2,8,8]+8 → 40

ピュアミルフルール:ダメージはいい感じ!
GM:満額通って虫の息!
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を4(→ 4)増加 (103 → 107)
GM:そのまま演出どうぞ

ピュアミルフルール:「バブル!私達もっ!」
ピュアバブル:「うんっ……!」
ピュアバブル:輝く泡が渦を巻く。
ピュアバブル:描いたものを力に変える魔法のキャンパス。その中心で。
ピュアバブル:(強くて、いつだって優しくて──わたしたちの仲間の、なみちゃん)
ピュアバブル:絵筆を手に、くるりと回る。
ピュアバブル:凝った絵を作り出す時間はない。代わりに、泡のありったけを。
ピュアバブル:憧れ、応援する気持ちを込めて、弾けさせる。
ピュアバブル:「わたしは、みんなほど強くないけど」
ピュアバブル:「力にはなれる。なりたい!」
ピュアバブル:虹色の光の粒子が、ミルフルールに収束する。
ピュアミルフルール:(そう思うのに、ここに、きみがいてくれることが)
ピュアミルフルール:(優しくて、強いあかしなんだよ。私の友達の、まきちゃんの)
ピュアミルフルール:「ありがとうっ、きみの思い受け取った!」その身体が仄く輝いて。
ピュアミルフルール:「バブルの分も、届けてみせる!」くるりと回る。
ピュアミルフルール:泡に包まれた、小動物や鳥たちの姿が浮かんでは消える。
ピュアミルフルール:水色と紫を混ぜたような青空に描かれた、夢幻の千花模様に、紛れるようにして。
ピュアミルフルール:泡の上を滑るようになめらかに、するするとヤドカリの足元まで入り込む。
ピュアミルフルール:ヤドカリのハサミに、しゅばっととリボンが巻き付いて。
ピュアミルフルール:ふわり、とその巨体を浮きあげた。
ピュアミルフルール:「ストライプでも壊せないくらい、硬いなら……」
ピュアミルフルール:「フルール・バインド――」ぎゅん、とシンショックの浮遊が止まる。リボンを一気に引き下ろした。
ピュアミルフルール:「――シュート!」そのまま、重力の力も借りて。ヤドカリを殻ごと地面に叩きつける。
ピュアミルフルール:「きみ自身の(つよ)さを、利用するの!」
ヤドカリ型シンショック2:「ショーーーーーーォォォック!!」
ヤドカリ型シンショック2:ピシリと殻に罅の入る音が響き、わしゃわしゃと足が空をかく。
ピュアミルフルール:弾けるように振り向く。
ピュアミルフルール:にっと笑いかけた。
ピュアバブル:一瞬だけきょとんとして。
ピュアバブル:少し不格好な笑顔を作り、頷く。

GM:では、最後に行動値0のシンショックが行動します。
ヤドカリ型シンショック2:メジャー:ジャイアントグロウスLv2+飛礫Lv2+獣の王Lv1+コンセントレイト:キュマイラLv3
ヤドカリ型シンショック2:対象:範囲(選択)、攻撃力+2d10、射程20m、リアクション不可、C値-3
GM:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,2,2,3,3,3,4,6,8,9,9,10,10]+10[1,1,2,3,10]+10[9]+10[10]+10[8]+10[8]+3[3] → 63

サブGM:いいぞいいぞっ
GM:やば
ピュアミルフルール:ちょっと!
ピュアバブル:リア不とか言ってる!
ピュアミルフルール:そうじゃん どっちでも変わんない
ピュアロココ:こわ
ピュアバブル:対象はこっちのエンゲージかな。《炎陣》でロココをカバーします。
ピュアミルフルール:対象はわたしたち3人かな
ピュアロココ:バブル~~
ピュアストライプ:私だけ前に出てるんだった
GM:あ、宣言忘れてたそっちです
ピュアミルフルール:リア不です!
ピュアバブル:ピュアバブルの侵蝕率を2増加 (105 → 107)
ヤドカリ型シンショック2:7d10+4+25+2d10 ダメージ!
DoubleCross : (7D10+4+25+2D10) → 26[1,2,10,9,1,1,2]+4+25+17[9,8] → 72

ピュアバブル:耐えられるはずもない! 離れ小島のロイスをタイタス昇華して復活!
ピュアミルフルール:無理!小島のロイスを切って復活します。
ピュアバブル:ピュアバブルのHPを12に変更 (3 → 12)
ヤドカリ型シンショック2:「……ォォオォォオオオ!!」
ヤドカリ型シンショック2:ごろりと体を転がして起き上がり、怒りを表すようにハサミを振り上げる。
ヤドカリ型シンショック2:そのまま、両手のハサミを合わせると丁度スコップのような形になり……。
ピュアミルフルール:「えっ」
ピュアロココ:「な、何が来るんですか?」
ヤドカリ型シンショック2:近くに生えた木を根や土ごと掘り起こし――。
ヤドカリ型シンショック2:「ショォォォォオオォォオック!!」
ヤドカリ型シンショック2:半ば土砂崩れのように、ロココたちの頭上へと降り注がせる!
ピュアミルフルール:「うううっ……!」面での攻撃には対応しきれず被弾。
ピュアロココ:「えぇ~~~~!?」
ピュアロココ:頭をかばってしゃがみこむ
ピュアバブル:「くうっ──」力の触媒となる泡は、つい先程使い果たしたばかり。
ピュアバブル:かろうじて一つだけ、身の丈ほどの泡を作り出し。
ピュアバブル:──それをロココにぶつけ、弾けさせて、強引に土砂の殺傷圏外へ吹き飛ばす。
ピュアロココ:「きゃっ……!?」
ピュアロココ:吹き飛ばされて、でも包まれるように優しく弾き飛ばされ、目の前ギリギリを土砂が通り過ぎる
ピュアロココ:「……バブル!ミルフルール!」
ピュアストライプ:「みんなっ、大丈夫……!?」一人その攻撃圏外にいたが、振り返る。
ピュアミルフルール:「ケホッ、ゴホッ……大丈夫!」
ピュアミルフルール:「ストライプは、前を!」
ピュアストライプ:「っ、うん……!」
ピュアバブル:「……わたしも生きてるよぉ……!」砂の山から這い出して。
GM:これにてラウンド1終了、
GM:クリンナップを挟んでラウンド1終了、これよりラウンド2に入ります。
GM:まずはセットアップ!
ピュアストライプ:なしで!
ピュアバブル:こちらもない!
ピュアロココ:なし!
ピュアミルフルール:『フルールシャワー・ラッピング』:《オリジナルツール》。ラウンド間の射撃達成値を+12。
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を3(→ 3)増加 (107 → 110)
GM:では行動値が変わるため10のロココから!
ピュアロココ:はーいっ
ピュアロココ:マイナーなし
ピュアロココ:メジャーで【プリピュア・ロココ・シュート】《Cエンハイ》《天からの眼》
ピュアロココ:対象はシンショック
ピュアロココ:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,2,4,5,5,7,7,7,8,10,10]+10[2,3,3,5,8,10]+10[5,7]+2[2]+3 → 35

ピュアロココ:ガードなのでそのままダメージ。お願いストライプ~
ピュアストライプ:「ストライプ・オルタネーション・アタック」《餓狼の爪》! 攻撃力を+31!
ピュアストライプ:ピュアストライプの侵蝕率を3増加 (111 → 114)
ピュアロココ:4d10+4+1d10+31
DoubleCross : (4D10+4+1D10+31) → 13[3,7,1,2]+4+9[9]+31 → 57

ピュアロココ:装甲有効57点!
ピュアロココ:ピュアロココの侵蝕率を4(→ 4)増加 (117 → 121)
ピュアミルフルール:ワオワオ
ピュアロココ:絆パワーよ
ピュアストライプ:いえいえい
GM:残りのHPは10。装甲ガードを引いても絶えられません!
ヤドカリ型シンショック2:撃沈!
ピュアロココ:では演出
ヤドカリ型シンショック2:土によって身動きの取れなくなった三人を狙おうと、ガサガサと足を動かし行進を始める。
ピュアストライプ:「よし。ミルフルールのあれが効くのなら、私も……!」
ヤドカリ型シンショック2:しかし、遠くの三人を見据えるあまり足元への注意が疎かになり。
ピュアストライプ:降り注ぐ土砂の影を縫って近づき、姿を現す。ドレスの腰元から伸びるリボンを巻き付けながら、その甲殻に両手をかけて。
ピュアストライプ:「ぐ……うおおおっ!!」力むと同時、その腕に電光が走る。身の丈の数倍はある巨躯が、ゆらりと抱えあげられる。
ピュアストライプ:「行くよ、ロココ。合わせて……!」
ピュアロココ:「ストライプ!…わかった!」
ピュアロココ:シンショックから二人を守ろうと広げた手をぐっと握って応える
ピュアロココ:しゅるるるる、と腕のリボンが解けて、地面に折り重なっていく
ピュアロココ:「いいよ!来て!」
ピュアストライプ:だん!と地を踏みしめる音を鳴らして返答に変える。
ピュアストライプ:身体を大きく捻り、ゆらりと体軸を回して。「プリピュア・ストライプ──」
ピュアストライプ:ぐる、ぐると数回転──ハンマー投げの要領で、力の限り頭上へと投げ上げる。
ピュアストライプ:「──ロケットぉ!!」
ヤドカリ型シンショック2:「ショォォォォオォォーーー!?」
ヤドカリ型シンショック2:戸惑いの声を上げながら、見上げるほどの巨体が宙を舞う。
ピュアロココ:「こっちも行くよーー!!」
ピュアロココ:親指と人差指を銃の形に伸ばした右手を構えて、くるっと回って狙いをつける
ピュアロココ:眩しいほどの青空に舞うヤドカリシンショックに指を向けると、地面のリボンの花がそちらを向いて
ピュアロココ:空から見える。大きく咲く1輪のバラのリボン。
ピュアロココ:「プリピュア・ロココ─────」
ピュアロココ:その中央が黄金に光って
ピュアロココ:「シューーーーーーーーッット!!!」
ピュアロココ:キランッ!
ピュアロココ:星型に光るとともに、ヤドカリシンショックに向けて光の帯が発射され、そのまま空へと吹き飛ばす!
ヤドカリ型シンショック2:「ックゥゥゥゥ…………」
ヤドカリ型シンショック2:宙を舞う体制では躱すことも構えることも出来ず、正面から直撃を受けて。
ヤドカリ型シンショック2:パシンと殻の砕ける音を最後に、巨体は光の粒子としてばらけていく。
ヤドカリ型シンショック2:その粒子の中を突き抜けてなお輝く光の帯がゆっくり薄れていく中、「タダイマ……」という囁き声だけが空から響いた。
ピュアロココ:きらりーん、と光る空を見て、伸ばす指に中指も追加する。
ピュアロココ:それを横に構えて
ピュアロココ:「だい、しょう、りー!」


GM:クライマックスは無事に終了。バックトラックに入ります。
GM:今回はEロイス無し!各々振っちゃってください!
ピュアバブル:はーい……ロイス埋まり切ってない!
ピュアストライプ:残ロイス6個。1倍で振ります
ピュアストライプ:114-6d10
DoubleCross : (114-6D10) → 114-39[2,5,8,6,9,9] → 75

ピュアバブル:と、とっていいですか
菜花かざり:わ、わたしも
ピュアストライプ:ちょうどよしの5点
ピュアミルフルール:1倍ぶり!
ピュアミルフルール:ピュアミルフルールの侵蝕率を5d10(→ 22)減少 (110 → 88)
菜花かざり:「葛城まつり ○P連帯感/N隔意。体力的に…」で残り枠取得します。
菜花かざり:ロイス6で1倍ぶり
菜花かざり:121-6d10
DoubleCross : (121-6D10) → 121-26[3,2,7,3,10,1] → 95

菜花かざり:あぶな……5点
ピュアバブル:良ければ 葛城まつり 〇たくましい/ちょっと心配 で……
ピュアバブル:そうなると残ロイスは5。1倍振りで
ピュアバブル:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-24[5,7,7,4,1] → 83

湖東まき:5点で帰還!
サブGM:みんなおかえりなさ~い!
菜花かざり:仲良し5点!
ピュアミルフルール:わいわい 5点です
ピュアストライプ:みんな5点のようね
GM:では、シナリオクリアで5点と諸々5点も合わせて全員15点配布です
ピュアストライプ:やった~
菜花かざり:いただきます!
ピュアミルフルール:もぐもぐ!
湖東まき:夏らしくシャキシャキしてる
GM:美味しく食べてね


エンディング

GM:島の上空にて。
ニーフィ:「ま、まさかあのシンショックがこんなにあっさりと……」
カータ:「うぇ~~……ひっくうっく……」
カータ:「暑いし、サルには追いかけられるし、シンショックは倒されちゃうし…」
カータ:「リボンもプリピュアに取られちゃったよぉ…。うっうっ、またダラク様に怒られちゃうよぉ…どうしようニーフィ~~…」
ニーフィ:「だ、大丈夫よ。確かにリボンを取られたのは痛手だけど……」
ニーフィ:「手柄が0って訳でもないわ。三日前に見つけた黄色いリボンがあるでしょ」
ニーフィ:「トーラが分析に回ってるはずだし、一つ目のリボンで得た情報を使って改造も考えてるらしいわ」
ニーフィ:「そっちが上手く行けば必然的に私達の功績も上がるし、きっとどうとでもなるわよ」
カータ:「ふぇぇ…」瞬きするたびに涙がぱっと散る。「ニーフィ~~~……!!」
ニーフィ:「ああ、もう!鬱陶しいから泣き止みなさい!」
カータ:「へへへ…。これで怒られなくて済む~~っ!良かった~~!」
ニーフィ:「すぐにそうやって油断する……。今後はこれ以上プリピュアにリボンを渡さないよう、今まで以上に捜索に力を入れるのよ」
ニーフィ:「明日も朝から捜索!今度は他の小島を見に行くわよ!」
カータ:「うぇ~~っ、またぁ~~~~? あっ、待ってよニーフィ~~!」


GM:シンショックを倒されたことでニーフィとカータも撤退し、リボンを手に入れることが出来た。
GM:四人と四匹の冒険は、大成功だったと言っていいだろう。
菜花かざり:「えー。私達の健闘に祝杯です!」
稲波なみ:「うん、やったね!」
菜花かざり:レジャーシートの上で水筒と紙カップを手に持つ。
湖東まき:「なんとかなってよかった……」
菜花かざり:「や~、どうなることかと思いましたね」
葛城まつり:「えへへ……あっ」
稲波なみ:異常に広いレジャーシート。真ん中には木の実がどっさりと。
稲波なみ:「うん?」
葛城まつり:かざりちゃんが持つ水筒を見て声を漏らし。
葛城まつり:「や、私水筒落としちゃって……みんなと合流したら、お水分けてもらおうと」
稲波なみ:「えっ大変。使う?」予備の水筒を渡す。
葛城まつり:「思ってて……」くた、とシートに座った格好のまま上半身がふらつく。
稲波なみ:「わわわ」
湖東まき:「わっ」
菜花かざり:「あぶないあぶないっ」
菜花かざり:ふらついた上半身を支えて紙カップを渡す。
菜花かざり:「珍しいですね。なみちゃんならともかくまつりちゃんがフラフラです」
稲波なみ:「大丈夫……?」新品のハンカチを取り出して拭く。
葛城まつり:「ん、ありがと……」疲れた笑みを浮かべながら受け取って、ごくごくと飲む。
稲波なみ:「私フラフラしてないよ~」
菜花かざり:「してるときは寝てるから気づいてないんですよ~」
菜花かざり:「さ、疲れてるなら甘いものも食べましょう。さ、さ。」
菜花かざり:真ん中にジャムを挟んだクッキーを広げて皆に回す
葛城まつり:「……よし、復活っ」カップを飲み干して、口元を拭う。
稲波なみ:「おお~」拍手。
菜花かざり:「元気になったら良かったです」
稲波なみ:「たくさん冒険したもんねえ」
葛城まつり:「へへ、私一人ならどうなってたか……やっぱり、皆と一緒でよかった」
稲波なみ:「船を作って、失敗して、また作ったり」
稲波なみ:「それをみんなで頑張ってこいだり」
稲波なみ:「シンショックと戦ったり、おサルさんに襲われたり……」
稲波なみ:「おサルさんに襲われたり……」
湖東まき:「……」
菜花かざり:「あのおサルさん、何だったんでしょうね…?」
稲波なみ:「どうぶつの力ってすごいよねえ」
葛城まつり:「おっかなかったけど……でも、かざりちゃんは仲良くなったんだよね?」
菜花かざり:「えぇ、まあ。はぐれっ子のおサルさんはおとなしかったので!」
菜花かざり:「仲良く出来てると良いですねえ、あの子」しみじみ。
稲波なみ:「おお~」
葛城まつり:「すごいなあ……私もいつか、こういう場所の動物と仲良くなったりしてみたいや」
稲波なみ:「あっこれね!おいしい木の実なの」シートに転がっている木の実を指して。
稲波なみ:「みんなで食べようって思って。採ってきたんだ」
葛城まつり:「え~、すごい!」
菜花かざり:「あっ、すごい!探検みたいです!」
湖東まき:「お先にご馳走になったけど、美味しかった」頷く。
菜花かざり:「まきちゃんのお墨付きですか。では私もいただきま~す」
葛城まつり:「私も一個もらうね。いただきます~」
菜花かざり:「そうだ、まきちゃんも大丈夫ですか?疲れてたら言ってくださいね~」
湖東まき:「うん。ありがと」
葛城まつり:「なみちゃんもかざりちゃんも、探検の才能あるんじゃない?」
菜花かざり:「えぇ?私がですか?」
稲波なみ:「そうなの?まつりちゃんが言うならそうなのかも?」
菜花かざり:「経験者のご意見ですからねっ」
葛城まつり:「そう思うよ~。他の人が気づかないことに気づけたり、知らない相手と仲良くなろうと思えたり」
稲波なみ:「ふんふん。そういうのも探検なんだ」
稲波なみ:「あっみんなも食べて~」妖精たちへ。
パーピー:「たくさんごちそうになるパピ~!」大喜びしている。
ウェールシュ:「むっ…むっ…」鼻を鳴らしている。
ロッシー:「おいひいろひ~」 もぐもぐ。
リアン:「……」 欠片を零さないようちまちまと齧っている。
葛城まつり:「あと何より……こんなに大変な探検だったのに、楽しんでるもの」
菜花かざり:「あはは。確かに言われてみれば……?」
稲波なみ:「そうかも?大変なことはたくさんあったけど、」
稲波なみ:「楽しかったって思う」
菜花かざり:「はい!……でも、楽しかったのはきっと皆と一緒だったからですね!」
稲波なみ:「そうだねえ」
菜花かざり:一つ食べ終わったロッシーさんに次のきのみを与えている。
葛城まつり:「うん。それは私もあるなあ」
菜花かざり:「あ、慣れてるまつりちゃんでもそうなんですか?」
湖東まき:クッキーをつまみながら顔の向きを動かす。
葛城まつり:ん、と果実を咀嚼して。「こういう所に来るの、いつもは一人だからねえ」
葛城まつり:「友達と行った事も……ないこともないけれど」
葛城まつり:「……途中でもう帰りたい、って言われちゃったりしてね」
菜花かざり:「あらあ……」
湖東まき:「ああ……」正直ちょっと気持ちは分かる。
稲波なみ:「あはは。大変だったんだ」中身の減った紙コップにお茶を注いで回りながら。
葛城まつり:「うん……私もちょっと無理に連れ回しちゃったかな、って反省して」
菜花かざり:クロスカウンターでなみちゃんのお茶も補充。
葛城まつり:「だから、実を言うと……今回もちょっと不安だったんだ」
稲波なみ:ペコリとお辞儀して。「うん」
菜花かざり:「体力いりましたねえ、冒険って」
稲波なみ:「私ね、多分、まつりちゃん程は、冒険の全部を楽しめてないんだと思う」
稲波なみ:「大変なことも多いし、危ないことは危ないなあ~って思っちゃうもの」
稲波なみ:「だけどね、それでも、みんなで行けて楽しかったって思ってるの」
葛城まつり:「うん……ありがとう」
葛城まつり:「それでも。そう言ってくれるだけで、私はとってもうれしいよ」
湖東まき:「……みんなで、かあ」
菜花かざり:「みんなでなにかするって、楽しいですもんね!」
菜花かざり:「でも次は、自分の足で行ける場所が良いですね~」
菜花かざり:「休憩も挟めるとなおグッドです」
菜花かざり:ずずー、と甘くしたお茶を飲む。
湖東まき:「あはは……そうかも」
稲波なみ:「休憩は大事だねえ」
葛城まつり:「うん、休憩はほんとに大事」
葛城まつり:しみじみと自省を込めながら。
湖東まき:「自分の足でってところもね」
湖東まき:「正直に言うと今もわたし、これからまた筏で帰らなきゃいけないんだよなあって思ってるもの……」
菜花かざり:「筏で休憩したら波に攫われちゃいますからね…」しみじみ。
稲波なみ:「危ないよ~」
湖東まき:「そう」
湖東まき:「危ないんだよ、なみちゃん」じっと見て言う。
稲波なみ:「私……?」
葛城まつり:「気づいてないんだもんなあ」困ったように微笑む。
菜花かざり:「海の上で寝ちゃったら危ないってことですよっ」ぷんすこ。
稲波なみ:「寝ないよお」
湖東まき:「もう……」嘆息。
湖東まき:「でも、そういう」
湖東まき:「ふだんの自分だったらやらないとか、自分だけじゃできないってことをやれるのも、みんなと来たおかげではあるんだよね」
稲波なみ:「そうだねえ」
菜花かざり:「ですねえ」
湖東まき:「そうやって、自分の考えてることを違うことをやったから」
湖東まき:陽の射す木立をぐるりと見回して。「……ほんとに大変だったけど、わたしも楽しかった」
葛城まつり:「えっ、まきちゃんも?」
菜花かざり:「ふふっ」
菜花かざり:「どんなところが思い出に残りました?」
湖東まき:「う……」
湖東まき:「だってそりゃあ……ちょっと認めがたくはあるけど……」照れたように顔を逸らしつつ。
稲波なみ:「がたくないよ?」首をかしげる。
稲波なみ:「楽しかったことを楽しかったっていうのは、悪いことじゃないもの」
湖東まき:「むうう……」
菜花かざり:「でも言いにくいのはわかります」ススス、とまきちゃんのそばに寄り
菜花かざり:「私達、インドアイメージですものねえ」
湖東まき:「そう。そうなの」
湖東まき:「……みんなで作った乗り物で知らない場所に来て、砂浜や森を探し回って、猿に追いかけられたりして」
菜花かざり:はふうはふう。頬に手。
湖東まき:「でもそれが楽しかったなんて言ったら、わたし」
湖東まき:「冒険が好きな子みたいじゃない……?」
稲波なみ:「冒険が好きな子でいいじゃない」
稲波なみ:「だめなの?」
湖東まき:「ちがうの!」
湖東まき:「まつりちゃんだったらいいんだけど~……! わたしはそういう……!」
葛城まつり:「私だったら……?」首を傾げる。
稲波なみ:「う~ん、じゃあ、冒険も好きな子?」
稲波なみ:「一番は絵がいいってこと?」
葛城まつり:「あっ、まきちゃんは絵が一番ってこと?」
菜花かざり:「うふふふ」クスクスと笑う。
湖東まき:「う~ん……」ぎゅっと眉間に皺を寄せて。「絵が一番なのはそうだけど、それよりも」
湖東まき:「……楽しかったけど、自分から冒険しようって思ったわけじゃないもの」
湖東まき:「冒険家にとって大事なものって、自分でどこかへ行こうっていう心じゃない?」
湖東まき:「そういうのとは、またちょっと違うかな、って」
菜花かざり:「まきちゃんは、『好き』を大事にしてるんですねえ」
葛城まつり:「それは……あるかも」
稲波なみ:「う~ん……」
稲波なみ:「じゃ、やっぱり、まきちゃんは冒険が好きだと思うなあ」
湖東まき:「そう……?」首を傾げる。
稲波なみ:「うん。自分でどこかへ行こうって思う心、持っているじゃない」
稲波なみ:「だから、プリピュアになってくれたんでしょう」
稲波なみ:「それも、まきちゃんにとっては。冒険だったんじゃないかなって思う」
湖東まき:「……」否定しかけて、具体的に言葉にならない呼気を洩らす。
湖東まき:「……どうなんだろ」
葛城まつり:「じゃあ、確かめてみる?」
湖東まき:「?」
菜花かざり:「確かめるとは?」
葛城まつり:「またこうやって皆で冒険すれば、前より色んな事が見えて、はっきりしてくるかも」
葛城まつり:「もちろん、まきちゃんが嫌なら、無理に連れ回したりはしないけど……」
稲波なみ:「おお」
湖東まき:「ええっ。またぁ?」思わず上体を後ろに引く。
湖東まき:「あっ」
湖東まき:「い、嫌じゃない! 嫌じゃないけど……」
稲波なみ:「ふふっ」
葛城まつり:「けど?」
湖東まき:「んえええぅぐ……」しどろもどろになって目を泳がせて。「その……つまり」
菜花かざり:がんばれー、とまきちゃんの目に応援の視線。
湖東まき:「……。危ないことはやめた方がいいって思うし、動物とか……虫とか……ほんとに怖いけど」
湖東まき:「……まつりちゃんがリーダーをやって、なみちゃんが食べものを用意して、かざりちゃんが色々な子と仲良くなって」
湖東まき:「そういうところに……記録係とかでついていくような冒険なら、またやってもいい……」
湖東まき:「……かも」
湖東まき:上目でまつりちゃんを窺うように言う。
葛城まつり:「まきちゃん……!」
稲波なみ:「おおお~」
菜花かざり:「まきちゃん~~!」
葛城まつり:「うん、うん……ありがとうね!まきちゃんがなるべく危なくないように、私、頑張るから!」
稲波なみ:「頑張り過ぎちゃダメだよ~」
稲波なみ:「私が頑張るね」
葛城まつり:「なみちゃんにも助けてもらうから大丈夫だよ」
葛城まつり:「もちろん私も、頑張るなみちゃんを助けるからね」
稲波なみ:「うんうんっ」
菜花かざり:「良いじゃないですか。そういうまきちゃんが見れると、仲良くなれたなあ~と思いますので」
湖東まき:「……うう。なんかこの島来てから恥ずかしいことばっかりしてる気がする……」赤面している。
菜花かざり:「………」えーっと、と今の会話を整理して空中に指で矢印を描き。
菜花かざり:(私が浮いています…!)ガーン
稲波なみ:「あっ」ぱん、と手を叩く。
菜花かざり:「どうしました、なみちゃん?」
稲波なみ:「ねえ、みんなで写真を撮らない?」
稲波なみ:「それでね、秘密基地に飾るの!」
湖東まき:「写真……」
菜花かざり:「カメラあります!」ババンッ
葛城まつり:「あっ、実は私もやりたいって思ってたの」
葛城まつり:「今度さ、秘密基地にコルクボードとか持ってくるね」
稲波なみ:「おお~」
稲波なみ:「紐をつけて、洗濯ばさみで挟んで飾るんだよね」
稲波なみ:「隅にはまきちゃんに、絵を書いてもらおうよ」
湖東まき:「あっ、うん」こくこくと頷く。「それは……やりたいかも」
菜花かざり:「良いですね~!」
菜花かざり:リュックからにゅっと取り出した三脚にカメラを設置していく。
菜花かざり:「では、まず記念すべき1枚めを撮っちゃいましょうか」
湖東まき:「そんなの持ってきてたの……!?」
葛城まつり:「わ、それ持ち運ぶの重くなかった……?」
稲波なみ:「私要らなかったかも」しまう。
菜花かざり:「このリュックは重く感じない構造なのです!パパのを借りましたっ」
葛城まつり:「せっかくだし、後で妖精号の写真も撮りたいな。みんなで頑張って作ったもんね」
稲波なみ:「そうだねえ」
菜花かざり:「良いですね。メモリーいっぱい埋めちゃいましょう」
菜花かざり:「えーっと、タイマータイマー……よしっ」
菜花かざり:「それじゃ、撮りますよ~!」
湖東まき:「わわわ」
稲波なみ:まだ食事中の妖精たちをとんとん叩いてカメラに向かせる。
稲波なみ:口周りをさっと拭く。
菜花かざり:みんながこっちを向いたのを見て、シャッターを押す。カウントダウン。
菜花かざり:「はい、さーん、にー、いーち…」
菜花かざり:パタパタ、とみんなの輪に混ざって
菜花かざり:「はい、チーズ!」
葛城まつり:かざりちゃんの手を引きながら、ぐいと皆に身体を寄せる。
菜花かざり:「えへ」ぎゅう、と皆で抱き合うようになりながら。
稲波なみ:「わわっ」と驚きながらピース。
葛城まつり:「チーズ!」指をいっぱいに広げてピースサインを作る。
湖東まき:「ひゃあぁ!」咄嗟にピースだけ作る。
菜花かざり:空いた手でピースを添えて。
菜花かざり:シャッターのフラッシュが焚かれました。
GM:パシャリと音を立ててシャッターが下り、瞬間が切り取られる。
GM:と、同時に。
GM:浜辺の方角から汽笛とモーター音とが響いてくる。
GM:4人が上陸した浜辺とは森を挟んで概ね反対方向だ。
ウェールシュ:「むっ。この音は……?」顔を上げる。
稲波なみ:「あら?」
湖東まき:「ふぇ……?」レジャーシートに突っ伏す姿勢から顔を上げる。
葛城まつり:「えっ、船……?誰だろう?」
菜花かざり:「キャンプの人…とか…?」
GM:そちらの方向へと目を向ければ、船が見えた。
GM:全員、少なくともかざりとなみには見覚えがあるだろう。縦浜島の港によく泊まっているから。
稲波なみ:「あ、あれ……」
菜花かざり:「たしか、たまーに港にある船ですよね?」
湖東まき:ぱちくりとする。
稲波なみ:「うん……」
GM:そこで、思いだすことが出来るかもしれない。
GM:縦浜島の近くにある小島のうちのいくつかは、キャンプなどのレジャー施設として開発され。
GM:島から定期船が出ているということを。
ウェールシュ:「も…もしや…、まつりと見つけたあのキャンプの跡って……」
ウェールシュ:震えながら言う。
葛城まつり:「えっ……あれって……そういうこと?」
湖東まき:「…………」
菜花かざり:「あっ、そうだ!回覧板でみたことあります!夏休みとか、近くの小島がキャンプ場になるって」
稲波なみ:「もしかして……」
稲波なみ:「ここ、ぜんぜん無人島じゃないの?」
湖東まき:「……ふぐう……」徒労感に打ちのめされてシートに沈む。
葛城まつり:「ええ~っ……」
稲波なみ:「ま、まきちゃんほらでも……」
稲波なみ:「帰りはあれに乗れるよ……?」
湖東まき:「そうだけど~……!」
湖東まき:「どうせなら知らないままでいたかった……!」
葛城まつり:「むぐぐ……下調べが足りなかった……」
菜花かざり:「あ、あはは………」
菜花かざり:この島を調べるとき、不思議と道を知ってるような気がしたけど。
菜花かざり:そりゃそうだよ。
菜花かざり:……地図、見てたんだもん。
稲波なみ:「……離れ小島の大冒険、ってわけには行かなかったけど」
稲波なみ:「楽しかったことが減ったわけじゃないじゃない?」
稲波なみ:「帰ろう、みんなで」
葛城まつり:「……うん、ちょっぴり悔しいけど」
葛城まつり:「私達がした冒険は、嘘じゃないもん」
菜花かざり:「……そうですね。行きはよいよい帰りは怖い、とは真逆ですが」
菜花かざり:「ちゃんとお家に帰るまでが、冒険ですからね。」
GM:――こうして。四人と四匹の冒険は無事幕を下ろしたのである。


葛城まつり
葛城まつり:まつりの冒険ノート
葛城まつり:◯月☓日 快晴
葛城まつり:今日は新しいリボンを探して、みんなと一緒に縦浜島の近くの無人島を探検した。
葛城まつり:島まで渡る方法が分からなかったから、みんなでイカダを作って海を越えた。
葛城まつり:中々浮かばないし、まっすぐ進ませるのは大変だし、島まで漕ぎ切るのはすっごく疲れた!私、まだまだ鍛えないといけないかも。
葛城まつり:上陸してからはたくさんのお猿さんに追い回されて、泥だらけになっちゃった。
葛城まつり:お気に入りの水筒もなくしちゃったし、強い陽射しで倒れかけちゃった。気をつけないとな……でも、みんなに助けてもらえてなんとかなったよ。
葛城まつり:あと、元気なお猿さんがいっぱいいる島なので、この島はサル島と呼ぶことにした。(ちゃんとした名前は別にあるとは思うけれど、こういうのは気分の問題だよ)
葛城まつり:それから居合わせたハウンド達とリボンの取り合いになったけれど、大きなヤドカリのシンショックを倒したら諦めて帰っていった。大勝利!
葛城まつり:その後はみんなで祝勝会。なみちゃんが見つけてくれた果物も、かざりちゃんが焼いてきてくれたクッキーもすっごく美味しかった。
葛城まつり:さあ帰ろう、となった所で、実はここが無人島じゃなかった事が判明。私達が知らなかっただけで、実は結構人が来ることのあるレジャースポットだったんだって。
葛城まつり:うう、世界が狭い……!でも、楽しかった気持ちは本当だもん。
葛城まつり:みんなも楽しんでくれたみたいで、また一緒に冒険してもいいよって言ってくれた。嬉しいな……。
葛城まつり:次があったら、綺麗な景色の見える場所に行きたいかも。まきちゃんが絵を描きたくなるような。
葛城まつり:たくさんの友達と冒険するなんて初めてで、どうなるかちょっぴり不安だったけど……素敵な思い出になったんじゃないかな。
葛城まつり:何より、そんな冒険の思い出が……私一人じゃなくて、みんなと共有できてる事が
葛城まつり:今までで初めてだし、とっても幸せなことだって思うの。だからね、
葛城まつり:みんなと一緒に来れて、よかった!



ダブルクロス・プリピュア:第三話
「リボンを探して何千里!離れ小島の大冒険!!」
GM:これにて終了となります。お疲れさまでした!
葛城まつり:お疲れ様でした~!超楽しかった!
湖東まき:お疲れ様でしたー!!!
菜花かざり:お疲れさまでした!
稲波なみ:おつかれさまでしたっ!
サブGM:おつかれさまでした~

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本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
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