【ミドルフェイズ3】
GM:全員登場を推奨。
GM:侵蝕ダイスは1d10に戻ります。
風花春悠:48+1D10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+1[1] → 49
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:64->70)
鈴木千秋:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:56->66)
GM:【しのぶれ自然公園】
GM:昼過ぎて、日が落ち始めたその時。報告が。
GM:結論から言えば、この場には爆弾の存在が確認されたという。
GM:解体処置自体は終えられ、つつがなくその場は片がついたが。
GM:事後処理と残爆弾がないかどうかで、ひとまず、その場に留まっている。
木花小夜:「……処理班が活動中。別命あるまで待機」
木花小夜:「この任務、こんなのばかりね」
風花春悠:「これも任務の内だ」
木花時雨:「まあ、爆弾の位置を探すのが一番重要って言う任務だから…」
風花春悠:既にチルドレンとしての冷たい表情に戻っている。
木花時雨:「そう。だから、寧ろ出番が無い方が無事にできてるってことだしね」
夏川早苗:「ふぅん。そういうものなのね」
鈴木千秋:「とりま、立ってるだけもなんだし。お茶でも買ってくる?」
風花春悠:「……警戒は怠るなよ」
木花時雨:「救急隊員みたいな感じかな…あ、お金どうしましょうか」
夏川早苗:「一人だと5人分は大変でしょ。私も手伝うわ」
鈴木千秋:「大丈夫大丈夫。お金は出しておくから」
鈴木千秋:「ありがとさなちゃん。助かる~」
風花春悠:「経費で落ちるだろう」財布から札を1枚取り出して手渡す。
鈴木千秋:「うわ、先輩、太っ腹!みんな、スポンサーである先輩に頭を下げるのだ」
木花時雨:こんこん、とゴツいブーツの爪先を確かめつつ。「領収書出るかな自販機…」
木花時雨:「ありがとうございます」ぺこり。
風花春悠:「……気を抜くなよ。本気で言ってるぞ」
木花小夜:「風花がスポンサーってわけじゃないでしょ」
木花小夜:「UGNの経費なんだったら……」
木花時雨:「経費申請とかやるのが隊長だし…?」口元に指を当てて。
鈴木千秋:「あはは、姫は固いなー。……分かってる、先輩。心配してくれてありがと」
夏川早苗:「売店……とかもわざわざ領収書きるのもねぇ」
木花時雨:「…姫?」
風花春悠:(姫……?)
木花時雨:ちらっと春悠くんに知ってるのかなー、という視線を、口元に指を当てたまま。
鈴木千秋:「姫」視線は小夜姫に。
夏川早苗:「姫」頷いて小夜さんに。
木花小夜:「……何。何でこっち見てんの」
木花時雨:「……え、何で?」
木花時雨:「そりゃあ姉さんは綺麗だけど…」
風花春悠:「……」時雨の口元から目を逸らしつつ。
木花時雨:つい、と無意識に唇を指でなぞる。なんとなく、感覚を反芻したくなって。
風花春悠:「……。……またコードが変わったのか?」
夏川早苗:「……………………」その場の目線を確認しつつ。
木花小夜:「そんなコードあるわけ無いでしょ……」
木花小夜:「ただのあだ名よ」
木花時雨:「前どこかで聞いたことある気がするけどな…どこだっけ」
木花時雨:「綽名。姉さんに」
風花春悠:(姫……?)
風花春悠:(流行ってるのか……?)
木花時雨:「………ふふ。いや、でも。いいな、姫。かわいい」くすくす笑う。
木花小夜:「笑わなくてもいいでしょ……」
木花時雨:「かわいいなーって思っただけだよ~~」
鈴木千秋:「似合ってるってことだよ。ね?」
夏川早苗:「そうですね。」
風花春悠:「……」咳ばらいをして。「全員、緊張感が欠け過ぎだ」
木花小夜:「……そうね。そう」
風花春悠:「……他の爆発物は当然のこと、犯人もまだ近辺にいる、或いは戻って来る可能性がある」
木花小夜:「ダメだ」
木花小夜:「任務の目的、忘れそうになる……」
木花時雨:「……すみません、隊長。こほん」ぴしり、と表情を無表情のそれに。
風花春悠:「……しかし、駅の次は公園か」
夏川早苗:「そうね。さすが隊長」
風花春悠:「敵の目的は何だと思う」
鈴木千秋:「はーい。警戒は怠らないであります」
木花時雨:「単純に…人通りの多さは前提として。交通のチョークポイント?」違うか、と思いつつ。
風花春悠:「何らかの思想や目的があるのか。或いは単に愉快犯なのか……」
夏川早苗:「こっちに視線集めて、本命は別。ってのもあるわよね」
GM:その時。爆発音。
鈴木千秋:「!!」
GM:すぐ近く、公園のどこか。
GM:市民の避難は完了している。人的被害をもたらすことはないだろうが……
木花時雨:「犯行声明とかは、」きゅ、と周囲へ警戒。「近傍!方角は…」
夏川早苗:「!?」とっさに耳をふさぐ。
風花春悠:「……!」音のほうに走り出す。「“パイロープ”と“ミュー・シーフィ”は近辺の確認!」
風花春悠:「残りは俺と来い!」
木花時雨:「了解っ」周囲へ眼を巡らせ。「早苗さん、大丈夫。行って!」
鈴木千秋:「ちゃんと名前で呼んでよね。らじゃー」
木花小夜:「いえ」
木花小夜:「行っちゃダメ」夏川早苗の手を掴む。
夏川早苗:「了解したわ。二人も気をつけて」
夏川早苗:「………え?」
鈴木千秋:ハル先輩の後を追って走り出す
夏川早苗:がく、と掴まれて足を止める。
木花小夜:「早川なつみ。あなたは私と来てもらう」
木花時雨:「…姉さん?」
木花小夜:「それが、私の任務」
風花春悠:「おい、何を……」気付いて振り返る。
木花小夜:「――来ないで」
夏川早苗:「む………」アイドル名。
鈴木千秋:「先輩!急いで!」
木花小夜:「彼女を連れて行くわ。邪魔をしないで」
風花春悠:「待て、“フル”」
夏川早苗:「………その任務、っていうのは」
夏川早苗:「この5人のとは、別?」
木花小夜:「――ええ」
木花時雨:じり、と。身構えて。「…この状況下出ないといけないことですか?」
風花春悠:「……」凍て刺すような視線を小夜に向ける。到底家族に向けるものではない。
木花時雨:「爆弾テロの可能性があります。後日改めてという訳には」
風花春悠:「それは」
風花春悠:「お前は……」
木花小夜:《赤色の従者》。火のように燃える、赤い球体が浮かぶ。
風花春悠:「UGNか?」
木花小夜:「――いいえ」
木花小夜:「私は、FHエージェント、“ミュー・シーフィ”」
木花小夜:「彼女を連れて行くことが、私の任務」
木花時雨:「…………………うそ」眼を見開いて。
夏川早苗:「…………………あら、まぁ」
木花時雨:「………嘘でしょう?」
木花小夜:「嘘じゃない。嘘じゃないから」
鈴木千秋:「……」 先輩の顔を見やる
木花小夜:「おとなしく、そのままで居て」
風花春悠:「……」大きな動揺は無い。少なくとも、表向きは。
木花小夜:「あなたたちと、戦いたくない」
木花時雨:「…………できないよ」くしゃくしゃな顔。
木花時雨:「わたしはUGNチルドレンの“パイロープ”だし。…夏川さんは、」手のひらに、真紅の焔が灯る。
風花春悠:「“フル”。“タルト・トタン”。……“パイロープ”」
木花時雨:「わたしの、友達なんだ」
風花春悠:「戦闘準備」
鈴木千秋:「…………」 髪をふわふわと気流が巻き上げる。 戦闘準備だ。
木花時雨:「――了解」冷えた声。磨き上げた、戦闘単位としての声。
夏川早苗:「………そういえば」「時雨さんとは仲良くしてもいいか。確認してたのよね。私」ちらり、と風花くんを見つつ。
夏川早苗:「ねぇ、小夜姫」
木花小夜:「危害を加える気はない。何もしてこないなら」
夏川早苗:「私は貴方を、友人だと思っていたのだけど。」
夏川早苗:「貴方が私を、知って、仲良くしてくれていたのは」
木花小夜:「私は、あなたのことを知っていたわ」
夏川早苗:「それも嘘?」「───それとも、それも嘘じゃない?」
木花小夜:「作戦目標としてね。だから。あなたを好きなわけじゃないのは、本当」
夏川早苗:「そう」
夏川早苗:「どおりで。」
夏川早苗:「やっぱり、貴方達姉妹。似てるわね」
夏川早苗:アイドルに向かって、好きじゃないだの、知らないだの。
夏川早苗:「私を好きにさせたくなってきたわ」
GM:NPCのハンドアウトを公開します。
・NPC/木花小夜用ハンドアウト
シナリオロイス:“ゲルダ”初空ひかる 推奨感情 P:遺志/N:憎悪
君は“シンダーブレイズ”風花春悠の元同期で、現在は彼と同じ任務に付くこととなったFHエージェントだ。
“ゲルダ”初空ひかるは、UGNの過酷な任務で失われた、君の友人だ。
彼女のような犠牲を、世界に二度と繰り返させないために。君はあるFHの任務に従事する。
すべては彼と、妹の時雨のために。君の目的は、犠牲を繰り返さないことだ。
GM:ミドル戦闘を開始します。
小夜[6] 紅球[9] 夏川[9]
5m
鈴木[12] 時雨[9] 風花[2]
GM:配置はこうです
GM:夏川さんは拉致されたのでこっちね
GM:NPCのデータは概ね最初に掲示したものと同じですが
GM:リザレクト演出の代わりとして、HPだけ増強が入っています。
鈴木千秋:了解でーす
夏川早苗:はーい
GM:侵蝕率は45で固定。本体のHPを0にすれば勝利。
風花春悠:嫌だよぉ……
木花時雨:了解…です…
GM:セットアップ。
鈴木千秋:なしです
木花時雨:なし。
風花春悠:なしのつぶて
木花小夜:本体と従者が《氷の茨》。ラウンド中、エンゲージから離れた対象は4D10のHPを失う。
木花小夜:「風花……時雨……」周辺に冷気が立ち込める。
木花小夜:「お願いだから、戦わないで」
木花小夜:空気中の水分と、自分の血を凍らせて。周辺に有刺鉄線のような赤い線が漂う。
木花小夜:「もう苦しまなくていい」
風花春悠:「それは懇願か?“ミュー・シーフィ”」
風花春悠:「分かっている筈だ。敵として俺の前に立った以上」
風花春悠:「“シンダーブレイズ”に、慈悲は無い」
木花小夜:「それでもよ!」
風花春悠:敵と己に言い聞かせるような言葉。
木花小夜:「言ったでしょう!私は、“シンダーブレイズ”を恐れない!」
GM:鈴木さんの手番から。
鈴木千秋:はーい
鈴木千秋:マイナーで15m後方に下がります
鈴木千秋:《コンセントレイト(ノイマン)》+《コンバットシステム》+《ワンショットツーキル》
鈴木千秋:小夜姫と従者を狙います
GM:来な!
鈴木千秋:8dx+4
DoubleCross : (8R10+4[10]) → 8[1,2,3,5,6,7,8,8]+4 → 12
GM:コンセ!
鈴木千秋:すみません、コンセ抜けてた
鈴木千秋:もっかいふります
鈴木千秋:8dx8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 7[1,2,2,2,2,5,5,7]+4 → 11
鈴木千秋:??
GM:C8の恐怖
鈴木千秋:り、リアクションどうぞ、、、
木花小夜:本体はドッジ出来ないんですよね。従者のダイスペナルティがあるから。
木花小夜:3dx 従者
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,6,9] → 9
鈴木千秋:あ、あぶない。なんとかあたった
GM:ダメか。甘んじて受けましょう。
GM:ダメージをどうぞ。
鈴木千秋:2d10+17
DoubleCross : (2D10+17) → 9[7,2]+17 → 26
鈴木千秋:諸々有効です
GM:そのダメージなら健在!
鈴木千秋:じゃあ、ちょっとだけ演出
鈴木千秋:鈴木千愛の能力は、「五感鋭敏」と「気流操作」。鋭敏となった五感を、気流で集めた音や匂いの粒子でさらにブーストする。
鈴木千秋:当然、微弱ではあるが気流のみの操作も可能であり
鈴木千秋:「とりま。後で話聞かせてもらうかんね」 ピストルの形にした指から、空気の衝撃が放たれる
鈴木千秋:「……弱すぎた?出力操作は苦手なんだよね。次、よろしく」
木花小夜:「ぐっ……!」攻撃はそのまま受ける。
木花小夜:昔であれば、炎の自動防御で薙ぎ払っていただろう。だが。
木花小夜:今は既に、変質を果たした。
鈴木千秋:(こっそり浸食上げておきます。45→53)
GM:次は行動値9組!
GM:時雨ちゃんか夏川さん
木花時雨:まず夏川さんかな?
夏川早苗:はーい
夏川早苗:マイナーなし、メジャーで《C:バロール》《死神の瞳》《停滞空間》、判定前に《紡ぎの魔眼》
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+1した(侵蝕率:66->67)
夏川早苗:対象は小夜さん
夏川早苗:8dx7+1
DoubleCross : (8R10+1[7]) → 10[1,2,2,2,6,9,9,9]+10[1,5,8]+10[9]+10[10]+6[6]+1 → 47
木花小夜:ドッジ出来ないんだってば……命中します。
夏川早苗:命中時、行動値0、次のダメージ+7Dになります。
木花小夜:ヒエ……
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+10した(侵蝕率:67->77)
夏川早苗:ちょっと演出。
夏川早苗:「まず、教えておくけれど、姫」
夏川早苗:夏川早苗の能力は、単純な魔眼の出力による干渉。
夏川早苗:しかし、その魔眼は決まった形を取らず。ボコボコと、地面から泥が溢れ出る。
夏川早苗:……メガネを外す。それは能力には関係ない。
夏川早苗:ただ、気分の問題だ。
夏川早苗:「貴方が私を早川なつみと呼ぶのなら」
夏川早苗:「『アイドルにはお触り厳禁』。覚えておいて。」
木花小夜:「何を……何を……?」
夏川早苗:ぞるり、と手の形をする黒い泥が両足を掴み、触れている手から染み出した黒い影が、紐の形になって袖から入り込み、腕を拘束する。
夏川早苗:「でないと」
夏川早苗:「黒いお兄さんが来て、大変なことになるわよ」
木花小夜:「っ……!これ……!」自らを凍結させ、致命的な可動範囲だけは確保する。だが。
木花小夜:その氷自体が、枷と苛む。
木花小夜:「こんなもので……!」
GM:時雨ちゃんの手番へ。
木花時雨:マイナーで姉さんたちのエンゲージへ移動。
木花時雨:茨のダメージ入ります…?
GM:茨は離れた時!
小夜[0] 紅球[9]
夏川[9] 時雨[9]
5m
風花[2]
15m
鈴木[12]
木花時雨:良かった!じゃあメジャーで≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫!姉さんとあかだまを殴る!
木花時雨:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[2,2,2,2,3,8,9,10,10]+6[2,2,3,6]+6 → 22
木花時雨:うえっ回んねえ…
木花小夜:リア不
木花小夜:従者はドッジ。
木花小夜:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[2,5,7] → 7
GM:ダメだ……
木花時雨:よかったー。対抗種とオーバーカウンターが起動して。
GM:あ、その前に
木花時雨:ムッ
木花小夜:従者が《炎陣》。小夜をカバー。
木花時雨:成程…ではダメージを。
木花時雨:3d10+4d10+12 装甲等有効。
DoubleCross : (3D10+4D10+12) → 20[5,8,7]+19[8,7,3,1]+12 → 51
木花時雨:51点装甲有効ダメージ。
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+6した(侵蝕率:70->76)
木花時雨:木花時雨のHPを-18(2d10+3->9,6+3)した(HP:29->11)
木花時雨:ごりっと減ったな…。
GM:倍の102点食らって死ぬ!
木花時雨:演出!
木花時雨:静かに駆け寄る。
木花時雨:右の腕を大きく後ろへ引いて。その手のひらで、真紅の焔が燃え盛る。
木花時雨:「………加減はするからっ!」
木花小夜:「時雨……!」
木花時雨:姉は、こういえば。きちんと対処する、と信じている。
木花小夜:「止めて、その力を、使わせたくないから、私は……!」
木花時雨:身体から昇る影が。火に吸い込まれる。その真紅が燃え盛る。
木花時雨:「ごめん。いっつも、いつもさ。心配掛けてるよね」
木花時雨:「でも…ごめん。そのお願いは、聞けないよ」
木花時雨:手のひらを叩き付ける。
木花時雨:宝石を割り砕いたかのように。真紅が吹き荒れた。
木花小夜:その攻撃を知っている。その色を。
木花時雨:それは、”アルマンディン”の色。何より真紅に輝く柘榴石。
木花時雨:その、模造品/イミテーションだ。
木花小夜:「“ガーネット・スター”!」紅球をかざす。
木花小夜:柘榴石の異名を持つ、ケフェウス座のμ。
木花小夜:“ミュー・シーフィ”を。
木花小夜:盾のように広げ、その火を受け止めて。
木花時雨:「……へへ。やっぱり防ぐよね」薄い肌色が、余計に白く。その血を燃やしたかのように。「やっぱり姉さんは、すごいな…」
木花小夜:攻撃に耐えかねて、割れる。
木花小夜:「……時雨……っ!」
GM:従者が吹き飛んだので、
小夜[0]
夏川[9] 時雨[9]
5m
風花[2]
15m
鈴木[12]
GM:風花くんの手番。
風花春悠:マイナーでコンボ【ハンド・オブ・グロ—リー】
鈴木千秋:あ、先輩に支援使っておこう。《支援射撃》
鈴木千秋:ダイス+4です。 浸食は53→55
風花春悠:ありがたく!
風花春悠:≪骨の剣≫+≪死招きの爪≫+≪氷の回廊≫
風花春悠:攻撃力30の素手を作成しつつ戦闘移動、小夜にエンゲージ。
風花春悠:メジャーでコンボ【デッドマンズ・ドライヴ】
風花春悠:≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:対象は小夜!
小夜[0]
夏川[9] 時雨[9] 風花[2]
20m
鈴木[12]
GM:来い!
風花春悠:10DX7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,2,3,5,5,6,6,7,8,10]+10[2,6,10]+1[1]+3 → 24
木花小夜:従者が消えたのでドッジ出来る!
木花小夜:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7
GM:……ダメージを。
風花春悠:ダメージ!
風花春悠:3D10+30 装甲有効
DoubleCross : (3D10+30) → 12[5,1,6]+30 → 42
夏川早苗:死神の瞳で+7Dを覚えておいてね
GM:死神の瞳もあるよ!
風花春悠:あっ
風花春悠:追加で振ります
風花春悠:7D10+42
DoubleCross : (7D10+42) → 43[4,5,7,1,8,9,9]+42 → 85
風花春悠:ウヒャ~
GM:累積100点超えるわ!無理!
木花小夜:そのダメージで倒れます。復活もない……というか演出でリザレクトして、
木花小夜:戦闘終了です。
風花春悠:侵蝕はしめて49>61!
風花春悠:
風花春悠:風花春悠──“シンダーブレイズ”の手足が、紅蓮の炎に包まれる。
風花春悠:炎は凝縮し、外骨格を形成。骨の装甲。黒く渇き、節々が赤熱したそれは、燃え尽きた薪を思わせる。
風花春悠:「……」
風花春悠:地を蹴る。火の粉が舞い、瞬く間に“ミュー・シーフィ”の眼前へ。
風花春悠:ほんの一瞬、彼女と視線が交錯する。
木花小夜:「これ以上、戦わせないでよ!」
木花小夜:「ひかる!もう止めてっ!」
風花春悠:「……」
風花春悠:かつての彼女なら、こうして容易には距離を詰めさせなかっただろう。
木花小夜:「あなた達が戦わなくていいようにするのよ……!」
木花小夜:「チルドレンが、戦わなきゃいけない、世界のほうがおかしいんだから!」
風花春悠:能力の大部分を失い、それでもまだ、こうして戦場に立ち続ける。その理由は。
初空ひかる:「そうだよね」
初空ひかる:「本当は分かってるんでしょ?風花もさ」
木花小夜:「だって私たち、まだ、子供じゃない……!」
木花小夜:「私は、君を。死なせたくないっ……!」
風花春悠:ほんの一瞬、眉間に皺を寄せて。
風花春悠:──それだけだ。交わす言葉も持たず、視線を逸らす──否、身体を捻る。
風花春悠:慈悲も容赦も無く。爆炎と共に回し蹴りを叩き込んだ。
木花小夜:抵抗もなく、彼女の小さな体は宙を舞い。
木花小夜:遊具へと叩きつけられた。
GM:それは、非常にあっけなく終わった。
GM:シーン終了。ロイスのみ可能です。
木花時雨:ロイスは…なしで。応急使ってもいいですか…?
GM:どうぞー
GM:あ、ちなみにですが
木花時雨:わあいありがとうございます
風花春悠:木花小夜 〇懐旧/不審 を 木花小夜 懐旧/〇罪悪感 に変更します
木花時雨:2d10+11 一個目
DoubleCross : (2D10+11) → 8[2,6]+11 → 19
GM:木花小夜もHP1になってるので
GM:使ってあげたかったら使ってもいいです
風花春悠:使います……
鈴木千秋:木花小夜/執着/〇不安
木花時雨:ぬ…。じゃあ二個持ってるから姉さんに使うね
鈴木千秋:これに変更
夏川早苗:小夜さんへの感情をP好感/○N不安に変更で。こちらは以上。
木花時雨:あっ春悠くんが行くなら遠慮する
風花春悠:あ、
鈴木千秋:以上です。
風花春悠:簡易手術キットあるので4D10回復してください
夏川早苗:小夜さんに使う、かな
GM:すごい……
夏川早苗:すごーい
鈴木千秋:手厚いケア
GM:じゃあ貰います
木花時雨:強い…。じゃあ二個目自分に使います
木花時雨:2d10+19
DoubleCross : (2D10+19) → 13[5,8]+19 → 32
木花小夜:1+4d10
DoubleCross : (1+4D10) → 1+29[2,10,9,8] → 30
木花時雨:全快した。以上。
GM:すごいいいやつだ
GM:全回復!
木花時雨:HP29になって以上!
風花春悠:以上!
【ミドルフェイズ6】
GM:情報収集シーンとなります。
GM:風花くんがシーンプレイヤー。他登場は自由です
風花春悠:71+1D10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+1[1] → 72
鈴木千秋:出ます
鈴木千秋:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 3[3]+75 → 78
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:89->90)
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:92->93)
鈴木千秋:私以外みんな1
GM:SRSシステム継続してるじゃん
夏川早苗:アピールタイムということね。
GM:まず情報項目出しましょう
■情報項目
・“マアト”セルの目的〈情報:UGN,FH〉9,12
・“マアト”セルの戦力〈情報:UGN,FH〉9
GM:この2個!
GM:1つ目については
GM:情報が2段階あります
GM:12まで達成すればどっちも抜ける。
風花春悠:成の程!
GM:項目はこれだけですが
GM:手番有り余るからそうですね……
GM:余った人は戦力についてを
GM:追加で調べることが出来て
GM:敵シンドロームとかが分かる感じで行きますか
木花時雨:おおー
GM:必須は今の2つだけ!
風花春悠:やったね
GM:社会補正ついてる人は活用してね~
鈴木千秋:ハル先輩に《支援射撃》 ダイス+4です。
鈴木千秋:78→80
木花小夜:目的について、本体が情報収集チームを使って、情報:FH。
木花小夜:6dx+5>=12
DoubleCross : (6R10+5[10]>=12) → 8[4,5,6,6,7,8]+5 → 13 → 成功
木花時雨:流石姉さんっ
風花春悠:優秀……
風花春悠:鈴木の支援を受けつつコネ:UGN幹部使用で戦力について振ります
風花春悠:9DX+4>=9
DoubleCross : (9R10+4[10]>=9) → 10[5,6,6,6,6,7,8,8,10]+1[1]+4 → 15 → 成功
木花時雨:つよい。
鈴木千秋:つよよ
木花時雨:追加の戦力調査を。コネUGN幹部起動。
木花時雨:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 8[2,2,3,4,8]+1 → 9 → 成功
木花時雨:ギリギリ成功。
風花春悠:えらい
鈴木千秋:やったね先輩。これは2人の成果だよね?
鈴木千秋:ナイス時雨ちゃん!
GM:追加はちょっと待って~
GM:情報開けるね先に
木花時雨:はーい
鈴木千秋:ワクワクー
・“マアト”セルの目的(1)
セルのやろうとしていたことは2つ。
一つは市内各所への爆弾の設置。これはいくつかの目的を持つが、主には陽動。
それから、支部の戦力把握と、後述の作戦目標から戦力を分断すること。
二つ目は早川なつみの確保。オーヴァードでありながらアイドルとして衆目の知名度を引く彼女を使い、
少年兵を使用する秘密組織の存在を公共の電波で糾弾させることが目的。
だが、後者については、ただやろうとしてできるものではなく、実現性には疑問が残る。
ここまでは木花小夜に与えられていた情報。
GM:ここまでが難易度9の情報。
・“マアト”セルの目的(2)
ただ放送するだけでは、UGNの電子監視網に捉えられて終わる。
その機能に打撃を与えるとともに、記憶処置しきれないほどの、衝撃的な映像を流す必要がある。
それが市内での爆弾テロによる破壊活動計画。爆弾は陽動ではなく、本命の作戦の一部。
処置能力に限界を与えたところで、同時放送により負荷をかけて防衛網を突破する狙い。
また、そのためには、“組織に利用されていた凄惨な少年兵”の象徴が必要。
怪物的な姿に変じて交戦する、遺産継承者との交戦をも撮すことも、計画に含まれている。
GM:こちらが難易度12の情報。
・“マアト”セルの戦力
セルリーダーと4人のチルドレンで構成されたさほど大きくないセル。
現状、それと思しき部隊は、君たちの元へと向かってきている。
だが、周辺で数件の爆弾処理に追われ、対応可能人員は君たちの他にない。
■メンバーリスト
“ガンマ・ドラコニス”
“ベータ・オリオニス”
“デルタ・サジッタリ”
“アルファ・タウリ”
“ラムダ・スコルピ”
GM:手番の余っている人は
GM:この中から選んで情報を収集することも出来ます
木花時雨:成程…難易度技能などは…
GM:難易度は〈情報:UGN,FH,裏社会〉8。
木花時雨:了解です。
木花時雨:ではまずアルファ・タウリを。情報UGN,コネ幹部起動。
木花時雨:5dx+1=>8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 7[1,3,6,6,7]+1 → 8 → 成功
木花時雨:技能分で成功するねきみ。
鈴木千秋:やった!じゃあラムダいきます
鈴木千秋:3dx+3>=8
DoubleCross : (3R10+3[10]>=8) → 6[1,4,6]+3 → 9 → 成功
鈴木千秋:出来る後輩
夏川早苗:ガンマ行きます。
夏川早苗:要人への貸しを起動して《紡ぎの魔眼》判定ダイス+6個。
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+1した(侵蝕率:93->94)
夏川早苗:9dx>=8
DoubleCross : (9R10[10]>=8) → 10[1,1,2,5,6,6,6,8,10]+5[5] → 15 → 成功
木花小夜:従者がベータ狙いで。
木花小夜:8dx>=8
DoubleCross : (8R10[10]>=8) → 10[1,1,1,2,8,9,9,10]+6[6] → 16 → 成功
GM:じゃあデルタ以外は空きますね
・“ガンマ・ドラコニス”
セルリーダー。天頂の星を意味する、りゅう座γを冠す男。バロール・ノイマンの、自らも前線に立つタイプと目される。
・“ベータ・オリオニス”
巨人の足を意味する、オリオン座βを冠すチルドレン。ノイマン・オルクス・ウロボロス。高速機動からの奇襲を得手とする。
・“アルファ・タウリ”
あとに続くものを意味する、おうし座αを冠すチルドレン。ハヌマーン・オルクス・ソラリスの、完全な後方支援タイプ。
・“ラムダ・スコルピ”
尾をもたげた蠍を意味する、さそり座λを冠すチルドレン。オルクス・ソラリスの爆破能力者。爆弾の作成元と思われる。
GM:情報は以上!残り1人は詳細不明です
GM:【千尋沢高校 体育館】
GM:捜索ユニットが爆弾を発見。
GM:爆弾の処理自体は終えたが、後処理部隊の到着が遅れている。
GM:他にも複数箇所で、爆発を伴う状況処理が発生しているとの連絡。
GM:支部のキャパシティが追いついていない。
GM:それどころか、電話口で告げられたのは、
GM:敵部隊の接近の報であった。
風花春悠:「いよいよ本腰を入れてきたか……」通話を切り、息を吐く。
風花春悠:任務の緊張感は保ったままだが、これまでのような刺々しい空気は無い。
木花時雨:「と、なると。相手が本格的に動いてきた?」
木花小夜:「……私が失敗したことが、伝わったんでしょう」
風花春悠:「だろうな。接近中の敵は5人。情報にあるセルの人数と同じ。総出で来てる」
風花春悠:「支部は完全に混乱してる。どこも手一杯で、増援は望めそうにない」
木花時雨:「だとすると…夏川さんの確保も、姉さんの回収も狙ってるのかな…?」口元に指を当てつつ。
風花春悠:「……俺たちだけでやるしかないな」
木花小夜:「私をわざわざ回収するとは思えない。彼らの目的と、関係ないもの」
木花時雨:「ん、了解。……むう。そういうのではない、んだね。わかった」
木花小夜:「早川なつみは。いえ。夏川早苗は、まだ狙われてると思ったほうがいいと思うけど」
夏川早苗:「なるほど。じゃあ、小夜姫も気兼ねなく相手をぶっ飛ばせるわね」
鈴木千秋:「ぶ、物騒~」
風花春悠:「その『目的』だが」
夏川早苗:「あぁ。私が大演説ぶち上げるという目的自体は、本当なんだっけ」
風花春悠:「……どうなんだ?小夜。前に言ってた通り、やっぱり公共の電波での暴露と糾弾が狙いなのか?」
風花春悠:暗に、そうとは思えない、と言っている。
木花小夜:「ええ、そこまでは間違いない。ご丁寧に“マアト”なんて名乗ってるのは、そのため」
木花時雨:「…でも、姉さんが聴いてた所までだと、到底上手くいかないはず。という事は」
風花春悠:「……何か秘策でもあるのか?」
木花時雨:「上手くいかせる方法を、少なくとも彼らがそう考えるものがある…と思うんだけど」
木花小夜:「……」
木花小夜:「……」
木花小夜:「……アメミト」
風花春悠:「……?」
鈴木千秋:「なんだっけ、それ?」
木花小夜:「それが必要だって、言っていたのを、聞いた覚えがある」
木花時雨:「…?古代エジプトの冥界裁判の霊獣…だっけ?」
風花春悠:「よく知ってるな、そんなの……」
木花小夜:「ええ。“マアト”の羽根と、死者の心臓を天秤に乗せて」
木花小夜:「罪が重ければ、アメミトがその魂を貪り食う」
木花小夜:「……神話学体系、春悠、成績良くなかったもんね……」
風花春悠:「こんなに使うことになるとは思ってなかったんだよ……!」
鈴木千秋:「先輩、勉強が趣味なのにね?」 にまにま
木花時雨:「魂が本来永遠である古代エジプトでは、それは最悪の刑罰として恐れられてる、んだっけ。…ま、まあ。こういうのは補えるから」
風花春悠:「ともかく……そのままの意味じゃないよな。コードネームか? それとも、遺産か何かか?」
木花時雨:「いつでも聞いてくれていいから、ね?ほら話…」
夏川早苗:「まぁ……苦手なことって誰にでも有るわよね」
木花小夜:「とにかく、“真実”をただ知らしめるだけじゃなくて」
木花小夜:「象徴が必要なのよ。真実により衝撃を与える、なにかが……」
木花小夜:「チルドレンの欺瞞を糺すための……」
木花時雨:「………象徴、ってなると。じゃあこの場合は…」
木花小夜:「じゃあそれは、戦わされるチルドレンそのもので……」
木花小夜:「……」
木花小夜:「……っ」
木花小夜:「嘘……」
木花小夜:「もしかして……いや、そんなの……」
風花春悠:「おい……何だよ?どうした?」
風花春悠:「落ち着け。何か分かったのか」
木花小夜:「敵の、もう一つの狙いは……」
木花小夜:「君かもしれない……」
風花春悠:「……」
風花春悠:「……俺……?」不可解な表情。
風花春悠:「どういうことだよ……?」
木花小夜:「オーヴァードアイドルの暴露だけじゃない」
木花小夜:「戦わされる、チルドレンの画を使おうとしてるんだ、あいつら……!」
木花小夜:「あいつらは、春悠を……碑にしようとしてる!」
木花小夜:「誰もが恐れる、“シンダーブレイズ”に!」
風花春悠:「……ッ……」
木花小夜:「ダメだ……!」
木花小夜:「戦っちゃダメ!」
木花小夜:「私、私は……!」
木花小夜:「こんな……計画に、手を……!」
風花春悠:「……」
風花春悠:そうだ。自分はこれまで、敵に恐怖を与えようとしてきた。力と脅威を示し、恐怖を刻み込めば、いずれ“シンダーブレイズ”に向かってくる敵はいなくなるだろうと思っていたから。
風花春悠:だが、その結果がこれだ。これまで重ねてきたことは、新たな敵を招くだけだった。現にこうして今、自分の存在の為に仲間を危険に晒そうとしている。
夏川早苗:ぴぃー
夏川早苗:ぴっ ぴっ ぴっ
夏川早苗:《万能器具》ホイッスルを作成。
夏川早苗:空気にそぐわない、軽い笛の音が響く。
夏川早苗:「まずは落ち着いてくれるかしら、二人共」
風花春悠:「……」思わずそちらを向く。
木花小夜:「……っ」
木花小夜:「……ごめん。取り乱しても仕方ないのに……」
夏川早苗:「ベテラン2人がオロオロされたら、一番新人の私が動けないの。おわかり?」
夏川早苗:「………"恵まれない子どもたちに愛の手を"」
夏川早苗:「確かに。可哀想だと同情を引くのなら、本人以上に、確実な"物証"はないでしょうね」
夏川早苗:「………それで?」
夏川早苗:「私達は一体これから、どうするのかしら?」
夏川早苗:動揺している2人に。そして何かを切り出そうとしていた別の2人に、目線を向ける。
木花時雨:溜息。変に遠慮するんじゃなかった。
木花時雨:「うん。状況ははっきりしたよね。じゃあ、」
木花時雨:「これから、相手の目的を阻止して。こっちが勝つために、どう動こう?」
風花春悠:「……ああ」瞑目し、息を吐く。「今考えるべきは、それだな」
木花時雨:「うん。相手の言うことやることで、作られた状況に飲まれてちゃ、勝てるのも勝てない」
木花時雨:「教官もそう言ってたよね?」くすりと笑いながら。
木花時雨:「ほら。しっかりして、隊長さん」
木花時雨:ぽん、と軽く拳で胸元を叩く。
風花春悠:「……ああ。悪かった」頷いて。
木花時雨:「ん。ショックなのは分かるから。慰めるのは後でいい?」冗談めかしてからかうように笑う。
風花春悠:「い、いい、大丈夫だって……!」どことなく慌てて。
風花春悠:「……小夜も。今更そんなこと気にしなくていい」
木花時雨:「はぁい」
夏川早苗:「(なんか、言い方がエロね)」
木花小夜:「でも……」
木花小夜:「これ以上、苦しめたくない……」
鈴木千秋:では、そんな小夜さんをきゅっと抱きしめて
鈴木千秋:小夜姫の後ろ頭に回した手で、良い子良い子します。撫で撫で
鈴木千秋:「小夜姫は良い子だね……。良い子良い子……」
鈴木千秋:「小夜姫がハル先輩の事を心配してるのは分かるよ。じゃあ、どうしよっか?先輩の事、どこかに隠しちゃう?」
木花小夜:「……いい子なわけないでしょ……」されるがまま。
木花小夜:「それも一つの手だとは思う。4人で迎撃する」
木花小夜:「いや、夏川さんもか。3人……」
木花小夜:「いや、やっぱ時雨も後ろに……2人……」
木花時雨:「3対5は結構厳しい……って姉さん……」半目で。
木花小夜:「いや、2人だと鈴木さんの負担が……」
鈴木千秋:「鈴木と2人で頑張ろっか?ふふ、それも良いけど、姫だって気づいてるっしょ?」
鈴木千秋:「先輩はそんなの望んでないって。先輩は、小夜姫もしぐちゃんも傷つく姿を見たくないって」
木花小夜:「……」
鈴木千秋:「きっと『この状況は自分のせい』だなんて思ってる先輩だしなー」
木花小夜:「分かってる。分かってるよ」
風花春悠:「そ……そんなこと……」口籠る。
木花小夜:「誰のせいでもない。世界のせいでさえない」
鈴木千秋:「先輩、やっぱり嘘が下手」 くすくすと
木花時雨:「…まぁだ頼ってくれないんだ」ぼそっと。
木花小夜:「ただ、守るために、全力でなきゃいけない……」
風花春悠:「……小夜。俺を苦しめたくないって言うなら、あんまり落ち込まないでくれ」
風花春悠:「そっちのがキツいんだよ。分かるだろ?」
木花小夜:「……ごめん。お互い、分かってたはずなのにね」
木花小夜:「こうなっちゃうんだよな、私たち」笑って。
木花小夜:「もうやめにしよう。お互いにね」
鈴木千秋:「……みんな一緒じゃん?自分よりも、守りたい人がいる。……みんな、同じだよ。だから、全員で戦おう?死んじゃダメだかんね。全員で、生きるの」
鈴木千秋:「無事に終わったらさ。乾杯でもしよっか?みんなで」
木花小夜:「ええ、あれよね」
木花小夜:「タピ……」
木花小夜:「……」
木花小夜:「……なんだっけ」
鈴木千秋:「……なんだっけー?」先輩と時雨ちゃんを見る。同じ“チルドレン”である2人を。
風花春悠:「……タピオカ。もう流行も終わってるけど……」
風花春悠:「……そうだな。経費は出ないだろうが。奢るよ、隊長として」
木花時雨:「まだまだ、お勧めのお店はあるんでしたね、鈴木さん。じゃあ、其処で」
木花小夜:「後輩に奢らせるわけ無いでしょ。先輩に奢らせなさい」
風花春悠:「へえ、いいのか?木花先輩」
木花小夜:「愛する後輩たちのためなら、ね」
鈴木千秋:愛する後輩“たち”。その発言を聞いて、嬉しくて小夜姫の頭を再びなでなでします
夏川早苗:「素敵な先輩がそういうのなら、奢って頂くのがいい後輩、かしらね。」
夏川早苗:「…………ふう」わざとらしくため息をつく。
夏川早苗:「というか、アレね。風花くんを時雨さんが励まして、小夜姫を千秋さんが抱きしめて」
夏川早苗:「そもそも狙われてる私のことは、だーれも心配してくれないのよね」
夏川早苗:「悲しいわー。あーあ。泣いちゃおっかな」
木花時雨:ふ、とどこか力が抜けた笑みを姉に向けて。
夏川早苗:妙に通る声の棒読みで嘆く。
木花小夜:「……え、あ、いや……!」
木花時雨:「あ……ええと、その。さっきの啖呵を切った人なら大丈夫かな…って……ええとごめんなさいっ」
風花春悠:「いや、そ、それは大前提であって……!なあ!?」
木花小夜:「違うって……!その、追加でもう一個頼んでもいいから……!」
木花小夜:「あ、いや、アイドルだったら稼いでるから意味ないかな……!」
鈴木千秋:「鈴木たち、さなちゃんの事好きだよ?LIKEじゃなくてLOVEだよ?」
夏川早苗:「………………ふふっ」皆の慌て振りを見て、こらえきれず笑う。
夏川早苗:「ごめんなさい。冗談です。ちょっといじわるをしました」
夏川早苗:「だって皆、私抜きで楽しそうなんだもの」
夏川早苗:「そして、そんな皆が、私を守ってくれるんでしょう?だから」
夏川早苗:「私だって、皆を応援するわ」
夏川早苗:「……あまり経験はないのだけど、良いものね」
夏川早苗:「仲のいい皆で。協力して一つの目標に向かって頑張る、ってのは」
夏川早苗:両手でメガネを外して。ふ、と。
夏川早苗:口元を緩めるように笑う。
風花春悠:「ああ。必ず全員、無事に帰ろう」
風花春悠:「……小夜。“マアト”セルがどうやって戦闘を撮影、発信するつもりなのか、心当たりは?」
木花小夜:「被害さえ起こせば、誰かが勝手にやってくれるってことだと思う」
木花小夜:「報道局だけじゃない。火種なんて、野次馬の携帯電話で十分」
木花小夜:「火種が小さくても、火勢が強ければ、広がるから……」
風花春悠:「……そうか。その部分を断てればいいと思ったんだが、難しそうだな」
木花小夜:「大丈夫。誰も、犠牲にならなければいいんだから」
木花小夜:「火種さえ、一切。渡さなければいい」
風花春悠:「分かった。結局、最善を尽くすしかないってことだな」
風花春悠:「まあ、いいさ。嫌われるのには慣れてる」
風花春悠:「そいつらが俺を利用する気なら、足りなかったんだろうな」
風花春悠:「思い知らせてやる。“シンダーブレイズ”に手を出すのが、どういうことかってな」
GM:シーン終了。
木花時雨:ロイス。“マアト”セル 〇怒り/無関心 で。これで全枠埋まり。
夏川早苗:ロイスは1枠開けて保留。以上です。
木花時雨:以上です。
風花春悠:ロイス満杯なのでなし!
鈴木千秋:ロイスは保留。以上でっす
【クライマックス】
GM:【クライマックスフェイズ】
GM:全員登場を。
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:90->100)
鈴木千秋:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 9[9]+80 → 89
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:94->97)
風花春悠:71+1D10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+5[5] → 76
GM:【深夜 千尋沢高校】
GM:待ち受ける君たちの前に、5人の人影が現れる。
ガンマ・ドラコニス:「こちらは、“マアト”セルのリーダー、“ガンマ・ドラコニス”だ」刀を履いた青年。
ガンマ・ドラコニス:「聞こえているな、UGNの諸君!」
ガンマ・ドラコニス:「我々は、君たちとの交渉を求める!」
風花春悠:「……真正面から来て、何事かと思えば」
風花春悠:「交渉だと?」
風花春悠:険しい表情で青年を見据える。
ガンマ・ドラコニス:「そうだ!我々は無用の血が流れることを求めては居ない!」
ガンマ・ドラコニス:「平和こそ、最も尊ぶべきものだろう?」
アルファ・タウリ:「……意味があるとは思えませんね」傍らの青年がつぶやく。
木花時雨:「市内での爆弾テロを仕掛けておいてよく言いますね…」右手を上に開きつつ。
ラムダ・スコルピ:「まあ、やらせておけばいいんじゃないですか」小柄な少女が呆れたように。
風花春悠:「……一応、用件は聞く。具体的には?」
ベータ・オリオニス:「早川なつみの身柄と、遺産――“錫の兵隊”の引き渡し」幽鬼のように佇む少女が代わりに答える。
デルタ・サジッタリ:「あれ?裏切り者は条件に入れなくていいんですか?」快活そうな少女は首をかしげる。
木花小夜:「……戻る気はない」
ガンマ・ドラコニス:「ああ、非常に残念ではあるが……我々に賛同できないのならば、仕方がない」
ガンマ・ドラコニス:「いずれ理解する時が来るだろうさ」
風花春悠:「返す気も無いがな」
風花春悠:「……早川なつみは分かる。“錫の兵隊”をどうする気だ」
ガンマ・ドラコニス:「決まっている」
ガンマ・ドラコニス:「それに食わせるんだよ。さまざまな形質のレネゲイドを」
風花春悠:「……何だと?」
風花春悠:右手に目を落とす。
風花春悠:怪物じみた自分の姿を映像に収めるだけが狙いではなかったのか。
ガンマ・ドラコニス:「それは、そうやって、殺めたものを蓄えるものだろう?」
ガンマ・ドラコニス:「そして、破綻させる。その時の持ち主は、別に」
ガンマ・ドラコニス:「君でなくてもいい。君でもいいがね」
風花春悠:「……破綻……」
木花時雨:「……そんなことの為に?ひかるさんの……それを?」
鈴木千秋:「……なんだ、全然わかってないじゃん。“錫の兵隊”がレネゲイドを食らって、持ち主を破綻させる?」
木花時雨:声が酷く冷えているのが分かる。ぎぢ、と指に力が籠った。
鈴木千秋:「それは、先輩に破綻なんか起こさせないよ。……監視役が断言する」
鈴木千秋:「その手がもたらすものは破綻なんかじゃなくて。もっと大事なものを掴める手なんだから」
木花時雨:「……チルドレンを守るために、その当のチルドレンのものを捧げさせるの?」
木花時雨:「ふざけないで」
木花時雨:「何度、奪ったら気が済むの。何度、辛い目に合わせれば満足するの?いい加減にしてよ」
木花時雨:「ひかるさんも、春悠くんも、あなたたちの都合のいい人形なんかじゃない…!」
ガンマ・ドラコニス:「これで最後の1回だとも。腕を切り離すか、自らが碑になるか」
ガンマ・ドラコニス:「君のやりたい方を選ぶといい」
夏川早苗:「無用な血を流したくない、と言ったわね。素敵な平和主義者だわ、ミスターブシドー」
夏川早苗:「その言い草。ならば遺産の持ち主の破綻は『有用な流血』と言った所かしら」
夏川早苗:「自分の大事なものだけが有用と言ってのける、お綺麗な弁説と自信。舞台度胸に惚れ惚れするわ」
夏川早苗:「アイドルに興味はない?───そのほうがよっぽど大成出来そうよ、貴方」
ガンマ・ドラコニス:「君と舞台に立つのもいいだろうな。そこで私は、この世界の欺瞞を糾弾してみせるとも」
夏川早苗:「あぁ、良いわね。でも一つ、訂正しなきゃいけないのよね」
ガンマ・ドラコニス:「……何かな?」
夏川早苗:「偶像は、素敵な欺瞞を売るものなのよ」
夏川早苗:「真実を伝えたいなら、本でも書きなさい」
夏川早苗:「実写化の際のオーディションはご贔屓によろしくね?」
夏川早苗:口元に手を当てて、くすりと微笑む。
デルタ・サジッタリ:「あーらら。口説きそこねてますねえ」
アルファ・タウリ:「あのような美女を。もったいない男だ」
木花小夜:「……あなた達の思いは、多分」
木花小夜:「間違ってない。この世界は、どこか、歪んでしまっていて」
木花小夜:「でも、それを正すためなら」
木花小夜:「誰かの犠牲も構わないなんて、そんなの」
木花小夜:「そっちのほうが、よっぽど、おかしい」
ベータ・オリオニス:「裏切り者が、よく口が回る……」
ガンマ・ドラコニス:「……まあ、仕方ありませんね」
ガンマ・ドラコニス:「見てもらうほうが、早いでしょう」
ガンマ・ドラコニス:「お願いしますよ。彼らに夢を」
アルファ・タウリ:「仰せのとおりに。では、お見せするとしましょうか」
アルファ・タウリ:Eロイス『虚実崩壊』。
GM:君たちは幻像の世界へと囚われる。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:クライマックス戦闘のルールを説明します。
GM:君たちは現在、幻覚の世界へと囚われています。
GM:この世界では、クリンナップ終了時に
GM:衝動判定が発生します。
GM:難易度は9。これに成功すれば、世界からの脱出が可能です。
GM:脱出できない場合、次のラウンドも衝動判定を繰り返す形となります。
GM:また、脱出したキャラクターは、次のラウンドからは
GM:救出判定が可能です。〈知覚〉〈意志〉〈交渉〉7に成功で、
GM:指定したPCの意志判定の達成値に+3。
GM:また、脱出困難(このままではジャーム化するかも)と判断した場合
GM:撤退も可能です。即座にバックトラックを行い、クライマックス戦闘から除外されます。
GM:全員の幻覚世界が終了(5人共に脱出or撤退)したら、あらためて、クライマックス戦闘が始まります。
GM:夢の内容は、5人ともバラバラなのですが、
GM:風花くんの夢だけ暫定的に演出しましょうか。
GM:----
GM:---
GM:--
GM:-
GM:
GM:-
GM:--
GM:---
GM:----
GM:夢を見ている。
GM:自分だけが、それを俯瞰して見ている。
GM:それは、あるファミリーレストラン。
GM:“私たち”は、久しぶりに会うことになった。
木花小夜:「ごめん、遅れた……」3人のいるテーブルに、黒髪の女性が現れる。
木花時雨:「ううん、全然待ってないから大丈夫」銀にも見える、雪のような白い髪の女性が応えて。
鈴木千秋:「姫、おっそーい!」 艶のある茶髪をなびかせながら、1人の女性は顔をあげう
木花小夜:真紅のメッシュはない。黒く染め直した。
木花小夜:「ちょっと説明会が……っていうか」
夏川早苗:「こっちもいま来たところよ、姫。料理がだけどね。」黒い髪を一本に纏めた女性が、ヒラヒラと手を振っている。
木花小夜:「まだ、姫って呼ぶの……?いい加減恥ずかしいんだけど、それ」
風花春悠:「……」ぼんやりと。実体のない意識だけで、その様子を見ている。
風花春悠:また、普段見ている悪夢かと思う。だがそれにしては、あまりにも────
木花時雨:「もう聞き慣れちゃったなあ…いつからだっけ、それ呼出したの」
鈴木千秋:「3年前、くらい? あはは、あれから色んなことがあったよねー」
木花小夜:「会ったときからよ。千秋と、早苗と」
夏川早苗:「いつから……っていうと。私は小夜って読んだ回数の方が馴染みがないからねぇ」
木花時雨:「うーん、これはもう定着してるし……わたしもそう呼んだ方がいいのかな?」くすりと悪戯っぽく。
木花小夜:「ええ……まさか、あんな大事になるなんて」
夏川早苗:「3年も呼べば、高校生活終わっちゃうものね。早いもんだわ」
GM:あの事件の折。
GM:UGNチルドレンの存在が、明るみに出て。
GM:世間の困惑と非難の中、そのシステムは緩やかに解体された。
GM:レネゲイドの存在も明るみに表出して。
GM:現在は、UGNの後釜組織が、成人の公務員として、レネゲイド関連の治安維持を担っている。
木花時雨:「あんなにごたごたして、一体どうなるかって思ったら……もう今は平和で、みんな華の大学生だもんねえ…」
夏川早苗:「意外と、明かされてみると皆慣れるものなのよね」
木花時雨:「あんなにいっぱい悩んだりごちゃごちゃしてたんだけどなー」コーヒーを、マドラーでかき混ぜて。
夏川早苗:「おかげさまで私も忙しいったら無いわ」
夏川早苗:メロンソーダに口をつける傍ら、片手でこまめに台本らしき束をチェックしている。
鈴木千秋:「売れっ子現役アイドルだもんねー」
木花時雨:「今やスターダムだもんねえ、早苗さん」
鈴木千秋:「今日は?時間大丈夫なの?」
夏川早苗:「大丈夫にしたわ。今もお仕事中」バサバサと本を振りながら。
木花小夜:「こないだのドラマ見たよ……すごいよかった」
木花小夜:「なんというか、その」
木花小夜:「よかった」
夏川早苗:「ふふっ、ありがとうね、姫」
木花時雨:「前のアルバムも買ったよー。追加曲すっごい好き。……今も?」こてんと首を傾げて。
夏川早苗:組んだ両腕に顎を乗せて。
鈴木千秋:「味気ない感想だなー。そんなんじゃ食レポできないよ?」と言って、姫にハンバーグをあーんさせたいです
木花小夜:「んむ」それを咥える。
夏川早苗:「その、チルドレンさんを主題にしたドラマの出演が決まったの。元UGNとして、レネゲイドの監修も合わせてね」
木花時雨:「あっ…ず、ずるい……!」
夏川早苗:「はい、姫。あーん」長いスプーンでクリームソーダのアイスを差し出す。
木花小夜:「熱……そういうの、撮れるようになったんだ」
木花時雨:「おお……。すっごい大役じゃないですか…って早苗さんも…!?」
木花小夜:「いや、まだハンバーグ入ってるから……!」
木花時雨:「姉さんにあーんするの、わたしの役なのにー…!」
夏川早苗:「残念。」時雨さんの方にスプーンを差し出す「あーん」
木花時雨:「はわっ……あ、あーん?」
夏川早苗:「そうそう、早苗さんも出演予定」「お陰様で、私、卒業したのにまたセーラー服よ。」
夏川早苗:舌の上にそっと冷たいクリームを乗せる。
木花時雨:あむ、と小さくアイスを口に。
鈴木千秋:「永遠の17歳だね。ひゅーひゅー」
木花時雨:「……つめた…おいし。そうですねえ、わたしたちで一番今若いんじゃないです?」
夏川早苗:「あら、じゃあ先輩たちに奢ってもらおうかしら」
木花小夜:「奢るわよ。先輩だもの、私」
夏川早苗:「しまった、ガチの先輩が居たわ」
木花小夜:「今日も遅くなったし……」
鈴木千秋:「せ、先輩……!」
木花時雨:「姉さん、お金大丈夫…?」
木花時雨:「わたしも出そうか…?」
夏川早苗:「………姫、そこまで困窮してるの?」妹に心配されてるのを見てちょっと不安顔
木花小夜:「大丈夫よ。チルドレンの退職手当と負傷手当、たくさん貰ってるから」
木花小夜:「こんなのまで貰えるなんて、思ってもなかった。あの頃は」
木花時雨:「そうだねえ…びっくり。こんなに待遇変わるんだ…って驚いちゃったな」
鈴木千秋:「これも……レネゲイドの存在が公開されたから?」
夏川早苗:「そうねぇ……命をかける度に手当をもらってたら今頃大金持ちだぜ、みたいな環境だったものね」
木花小夜:「そうね、もっと言えば……」
木花小夜:「私たちの境遇が、おかしいって。問題になったから」
木花時雨:「そうやって、伝えられて、取り上げられて、皆が正しく動いたから」
木花時雨:「こんなに良くなったんだよね」
夏川早苗:「そうね。私も当時は、関わったばかりだけど。」
夏川早苗:「同じ様に子供の頃から養成所に通って、その結果花開いたにしては」
夏川早苗:「預金残高の違い、すごかったものね」
木花小夜:「アイドルって、トップ以外は全然稼げないって言うしね」
木花小夜:「まあ今は心配ないんだろうけど……」
木花小夜:「……」
木花小夜:「これ、私が奢るべきなの……?」
木花時雨:「ミリオンヒットも出たしね…って姉さん…」苦笑して。
鈴木千秋:「せんぱい~。ゴチになりやっす」
夏川早苗:「姫先輩~、そんな殺生な~」
木花小夜:「いいけどさ……!」
夏川早苗:「姫のこと尊敬してるわ。マジマジ。超リスペクト。」
木花小夜:「嘘くさい……」
鈴木千秋:「あはは、良いんだ! 姫、チョロ……良い子だね~」
木花時雨:くすくすと、そうやって笑いあう姉さんと、早苗さんと千秋さんを見て笑っている。何の憂いもないかのように。
夏川早苗:「嘘じゃないわよですよ。次の役作りの参考にしたいぐらい。」
夏川早苗:「秘密を抱える主人公くんの前に現れる、ミステリアスな美少女転校生ですって。わぁ素敵。」
木花小夜:「転校生はやったけど……!」
木花時雨:「ふふふ…綺麗だもんねえ小夜姉さん」
夏川早苗:「さっすがぁ。そして、そんな転校生のプロの私生活を見ることで私は実質お仕事中というわけ」
木花小夜:「何言ってんの。時雨のほうが綺麗でしょ」
鈴木千秋:「そーそー。そんなキレイなのに。彼氏作らないの?」 木花姉妹に向けて
木花時雨:「それで仕事って言い張ってたの早苗さん…?」
木花小夜:「千秋こそどうなのよ」
木花小夜:「そういうの、自分からでしょ」
木花時雨:「そういう千秋さんこそ…ッと被っちゃった」
夏川早苗:「仲良し姉妹め」
木花小夜:「ふふっ」
木花時雨:「まあ実際仲いいですから?…ま、それは置いておいても、前千秋さんが告白されてるの見ましたよ~」
夏川早苗:「ちょいちょい惚気飛ばしてくるわよねこの子」
木花時雨:「うちの姉さんがこんなに可愛いので……」
GM:これは夢だ。
GM:たとえ君が、彼の思惑通りに動いたとて。
GM:こうなるとは限らない。
GM:だが、それでも――
GM:衝動判定が発生します。
GM:難易度は9。
風花春悠:まずジェネシフト。
風花春悠:76+2D10
DoubleCross : (76+2D10) → 76+13[3,10] → 89
風花春悠:衝動判定
風花春悠:4DX
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[1,1,4,6] → 6
風花春悠:ぎゃあーーーっ
GM:失敗。侵蝕値上昇を。
風花春悠:89+2D10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+18[9,9] → 107
風花春悠:うわーーーーっ
風花春悠:
風花春悠:──良かった。
風花春悠:幸福そうな四人を見て、心からそう思う。
風花春悠:そうだ。争いの無い平穏な日々を。こんな光景を手にするために、自分はずっと戦ってきたのだから。
風花春悠:本当に、良かった。
風花春悠:安寧の中、意識は深く、更に深くへと沈んでいく。
風花春悠:ほんの少しも気にはならない。そこに自分がいないことなど。
GM:ほかのPCもそれぞれ、衝動判定をお願いします。
木花時雨:8dx+1=>9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,4,4,4,5,7,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
鈴木千秋:はーい
木花時雨:成功。
鈴木千秋:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[1,5,9,9] → 9 → 成功
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+19(2d10->10,9)した(侵蝕率:100->119)
夏川早苗:7dx+4>=9
DoubleCross : (7R10+4[10]>=9) → 10[7,9,9,9,9,10,10]+7[1,7]+4 → 21 → 成功
鈴木千秋:成功!
夏川早苗:成功!
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+11(2d10->6,5)した(侵蝕率:97->108)
木花時雨:めちゃくちゃに効いてるの笑っちゃうんですよね
木花小夜:4DX>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[2,3,5,9] → 9 → 成功
風花春悠:俺だけじゃん!!
GM:みんな成功しとる!
夏川早苗:ほんとですね。
木花小夜:侵蝕率+11(2d10->3,8) (侵蝕率:89->100)
鈴木千秋:2d10+89
DoubleCross : (2D10+89) → 13[7,6]+89 → 102
GM:では、君たち4人は、その夢から脱する。
GM:それは、ただの幻像だ。
GM:君たちは、目を覚ます。
木花時雨:手を握る。腕に走った亀裂が、夢の時には無かった痛みが、自分の居場所を教えてくれた。
木花時雨:頭を振る。振り払う。わずかに零れた滴と共に、甘やかな足引くそれを振り払い、立ち上がる。
木花小夜:「うう、ううう……!」
木花小夜:「“タウリ”……!あなたが、見せたの……!?」
木花小夜:「なんで……なんで……こんなっ……!」
アルファ・タウリ:「……おや。お早いお目覚めだ」
木花時雨:「……ひっどい夢だったよ」ぐしゃぐしゃになった顔で。
アルファ・タウリ:「もう少し、かかると思っていたのですが。“私たちに従った場合の未来”は、お気に召しませんでしたか?」
鈴木千秋:頬を撫でる。そこには、涙の痕。(……夢、だったのかな) 頭を振り払い立ち上がって。
木花時雨:「……」奥歯を噛む。
夏川早苗:「あぁ……………」「あぁ」ゆっくりと頭を振る。
木花時雨:「……都合が良過ぎ。きっと、ああはできない。ならない…」自分に言い聞かせるように。
木花時雨:「……ほんと。目が覚めても足を引くなんてさ…最悪だ」
夏川早苗:「……そう、夢か。夢なのね」
夏川早苗:「こういうことが出来るのね」「こういうことを、するのね」「便利なものだわ、レネゲイド」
木花小夜:「……春悠」
木花小夜:「……春悠は……?」振り向き。
風花春悠:「……」
風花春悠:ただ無言で立ち尽くしている。瞳は虚ろで、返事はない。
アルファ・タウリ:「どうやら、彼にとっては、そうではないらしい」
木花時雨:「………」こちらも振り向いて。その様子に、痛ましいものを見るように――また同時に、苦虫を噛み潰したような顔で。
鈴木千秋:「鈴木はあんな未来なんて嬉しくない。……早く先輩を戻さないと」
アルファ・タウリ:「何を見ているのかは、私にも知りえません。彼自身の描く、演算ですからね」
木花小夜:「春悠っ……!」
鈴木千秋:「先輩!ハル先輩……!」
夏川早苗:「…………………風花くん。」夢に囚われた風花くんを見る。
木花時雨:「……貴方達のこと、嫌いだったけど」「今、もっと嫌いになったわ」
木花時雨:皆を背にして、独り向き合うように立つ。
夏川早苗:「素敵な脚本家みたいね、貴方。………それとも、演出家かしら。どっちでも良いけれど。」
夏川早苗:「嫉妬を覚えるわ。」
アルファ・タウリ:「嫌われてしまいました。美女に嫌われるのは堪えますね?」
夏川早苗:「うん。少し、叩き潰したくなった。」
アルファ・タウリ:「君のせいですよ」
ガンマ・ドラコニス:「知りませんよ、そんなことは。だが、これで」
ガンマ・ドラコニス:「目的は達せられそうだ。彼に、夢を見る気持ちが、残っていて嬉しいものだ」
ガンマ・ドラコニス:「実に――子供らしい」
GM:1ラウンド目終了。
GM:2ラウンド目。
GM:脱出した4人には、救出判定が可能です。
木花時雨:はいー。意思で挑戦します。
GM:〈知覚〉〈意志〉〈交渉〉7に成功で、指定したPCの意志判定の達成値に+3。
夏川早苗:風花くんに救出判定。意志で。
木花時雨:8dx+1=>7
DoubleCross : (8R10+1[10]>=7) → 10[1,2,2,2,4,8,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
夏川早苗:8dx+4>=7
DoubleCross : (8R10+4[10]>=7) → 10[2,3,4,7,7,8,10,10]+5[2,5]+4 → 19 → 成功
木花小夜:交渉で救出判定。
鈴木千秋:知覚で判定
鈴木千秋:7dx>=7
DoubleCross : (7R10[10]>=7) → 6[1,1,2,5,6,6,6] → 6 → 失敗
鈴木千秋:す、鈴木?
木花小夜:11dx+3>=7
DoubleCross : (11R10+3[10]>=7) → 10[1,2,3,5,5,7,7,8,10,10,10]+7[1,2,7]+3 → 20 → 成功
夏川早苗:姫すご
GM:では、これで補正値が+9!
鈴木千秋:では、先輩に《支援射撃》。ダイス+4します。
鈴木千秋:おきろー
鈴木千秋:103→105
風花春悠:マイナーで暴走解除
風花春悠:メジャーで意志判定
風花春悠:9DX+9>=9
DoubleCross : (9R10+9[10]>=9) → 9[4,4,5,6,7,7,8,9,9]+9 → 18 → 成功
風花春悠:侵蝕もか……!
風花春悠:107+2D10
DoubleCross : (107+2D10) → 107+8[4,4] → 115
GM:OK。では、脱出に成功。
風花春悠:「……」
風花春悠:敵を前にして、無防備に立ち尽くしている。
風花春悠:対精神攻撃の訓練は受けている。そのような敵も何度も倒してきた。
風花春悠:だがそれでも。自らの求めた幸福から、抜け出すことは出来ない。
鈴木千秋:‾‾‾‾その時、どこかから声が聞こえる
鈴木千秋:「……パイ!」 「……センパイ!」 「……先輩!!」
風花春悠:「……」
鈴木千秋:いつも君の名を呼ぶ後輩が。いつもとは違う悲しみを帯びた声で君を呼ぶ。
鈴木千秋:「先輩……」「起きてよぅ……」 ぽたり、と君の胸に暖かい雫が落ちるのを感じるだろう。
風花春悠:後輩の声が聞こえた気がして、振り返る。そこには誰もいない。
風花春悠:おかしな話だ。鈴木なら目の前にいるというのに。あんなに楽しそうに笑って。
木花時雨:敵と向かい合うようにたったまま。
木花時雨:ただ、伸びた影が、キミの其れと重なって。
木花時雨:「……春悠くん」
木花時雨:「……見続けたいくらい、いい夢なんだろうね。きっとみんな幸せなさ」それは、どこかあるはずのない暖かさを感じさせたかもしれない。
木花時雨:「…いいよ。見て居たいなら、見ていて。きみがそうしたいなら」
木花時雨:「わたしが、代わりにやってみせる。きみがしてきたことを継いで、きみが休めるように」優しく囁くような言葉。
木花時雨:「……でも、それでいいの?きみがしてきたことは、歩いてきた道は、」
木花時雨:「それで、諦めていいの?……それなら、わたしが貰っちゃうよ」
風花春悠:「……」
風花春悠:姉と共にはしゃぐ時雨の顔を見る。
風花春悠:良かったと思う。あの笑顔を守ることが出来たなら、自分がやってきたことも報われると。
風花春悠:そう思って────。
風花春悠:(…………)
風花春悠:何か、違和感を覚える。
夏川早苗:左手に、誰かが触れているような感覚がある。
夏川早苗:柔らかく小さな指が、君の指を一つずつなぞるように。
夏川早苗:「風花くん」
夏川早苗:「素敵な夢を、見ているのかしら」
夏川早苗:「それはきっと、貴方が溺れてしまうぐらい、素敵な夢なのでしょうね」
夏川早苗:「だけど」
夏川早苗:「夢なら、私だって見せてあげるわ」
夏川早苗:「貴方一人が望んだ、どこまでも素敵な、優しい夢を超えるぐらい」
夏川早苗:「それ以上の、新しい夢を見せてあげる。」
夏川早苗:「私は貴方と一緒なら、それをやってみせる」
夏川早苗:「だから」
夏川早苗:キュ、と。大きな手の平を、2つの手で包むように。
夏川早苗:「……………お願い、風花くん」
夏川早苗:「戻ってきて」
風花春悠:「……」
風花春悠:芽生えてしまった違和感は、抑えようがない。
風花春悠:夏川さんはアイドルとして活躍しているらしい。オーヴァードとして争いに巻き込まれることもなく。
風花春悠:それが一番いいはずだ。それを望んでいたはずなのに。
風花春悠:目を背けることが出来ない。これは違う、と叫ぶ感覚から。
風花春悠:……嫌だ。
風花春悠:固く目を閉ざす。
風花春悠:これでいいじゃないか。この安寧こそ、何より欲しかった物のはずだ。
風花春悠:この光景を否定すれば。待っているのは、また────。
木花小夜:右手に――“錫の兵隊”に触れる。確かに、そこにある。
木花小夜:その手の平を、自分の心臓に寄せる。
木花小夜:「温かさ、感じるかな。もしかしたら、感じられないかもしれないけど」
木花小夜:「それでも、伝わると、信じる」
木花小夜:「……君の夢には、私は出てるのかな」
木花小夜:「……私は、そうであってほしいけど。もし、そうだとしても」
木花小夜:「君が居ないのなら、いやだ」
木花小夜:「だって、君と一緒に居たいんだよ。私は……」
木花小夜:「だから、お願い」
風花春悠:「……」
風花春悠:ぽつり、と。
風花春悠:どこかに小さな火が灯る。
風花春悠:それは瞬く間に燃え広がり、まるで古びたフィルムのように、その光景を焦がしていく。
風花春悠:炎の中、穏やかに微笑んだままの小夜の顔が、歪み、消えていく。
風花春悠:都合のいい悪夢が、焼け落ちる。
風花春悠:「……」
風花春悠:風花は静かに目を開き。その時には既に、瞳は敵を見据えている。
風花春悠:「ごめん」
風花春悠:「迷惑かけた」
木花小夜:「そんなことない」
木花小夜:「一緒に、戦おう」
鈴木千秋:「……先輩、おっそーい!寝坊!」くしゃり、と顔を綻ばせながら。
木花時雨:ふ、と僅かに口元を緩めて。
木花時雨:「……いつでもどうぞ、隊長」今は仕事の時間だから、そう呼んだ。
夏川早苗:「………しっかり頼むわよ、隊長さん」
風花春悠:「……ああ」ほんの一瞬、張り詰めた表情から穏やかな微笑を浮かべ。
夏川早苗:「アイドルなんて、見てくれる人が居ないと、ただ可愛いだけなんだから」
風花春悠:「ありがとう、皆」
ガンマ・ドラコニス:「……戻りましたか」
ガンマ・ドラコニス:「……答えは?」
風花春悠:「……はッ」
風花春悠:獰猛で酷薄な笑み。敵に向ける、“シンダーブレイズ”の表情。
風花春悠:「嫌だね」
GM:クライマックス戦闘を、改めて開始します。
■MAP
風花[2] 時雨[9] 鈴木[12]
夏川[9] 小夜[6] 紅球[9]
5m
ガンマ[7] ベータ[13] デルタ[5]
アルファ[4] ラムダ[4]
GM:配置はこう。
GM:衝動判定は実施済。
GM:セットアップから入りましょう。
木花時雨:なしです。
鈴木千秋:なしです!
風花春悠:無し。
夏川早苗:《原初の黄:先陣の火》自身の行動値+15。行動値は24に
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+2した(侵蝕率:108->110)
木花小夜:本体と従者が《氷の茨》。PCと自分たちを除く相手がエンゲージから離れた場合、LVD点のHPを失わせる。
木花小夜:木花小夜の侵蝕率を+6(侵蝕率:100->106)
デルタ・サジッタリ:《鮮血の奏者》。HPを減少させ、自分の攻撃力を上昇。
GM:他はなし。
GM:イニシアチブ行動はありません。
GM:そのまま行けば、夏川さんの手番。
夏川早苗:はい。マイナーで1m後方に移動、エンゲージを切ります。
■MAP
夏川[24]
1m
風花[2] 時雨[9] 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9]
5m
ガンマ[7] ベータ[13] デルタ[5]
アルファ[4] ラムダ[4]
夏川早苗:メジャーで《C:バロール》《死神の瞳》《停滞空間》《因果歪曲》、判定前に《紡ぎの魔眼》。対象はガンマエンゲージの5体全員
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+1した(侵蝕率:110->111)
GM:OK。判定を!
夏川早苗:12dx7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,2,3,5,6,6,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,3,4,8,8]+10[9,9]+10[3,9]+1[1]+3 → 44
GM:高いな~
夏川早苗:リアクションどうぞ!命中時、行動値0、次のダメージ+8D!
GM:全員ドッジをこころみます。
ガンマ・ドラコニス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[2,3,5,6]+1 → 7
ベータ・オリオニス:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,2,8,9,10]+6[6] → 16
デルタ・サジッタリ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[1,1,1,3,4,8,8,10]+1[1]+1 → 12
ラムダ・スコルピ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,5,7,9]+1 → 10
アルファ・タウリ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,3,9,9]+1 → 10
GM:フーム、では
ラムダ・スコルピ:《領域の盾》。
ラムダ・スコルピ:自分に使用して、最速のベータをカバーリングしましょう。
GM:ベータ以外の4人は命中。行動値0、次のダメージ+8dに!
GM:演出どうぞ!
夏川早苗:はーい。
夏川早苗:「さて、」
夏川早苗:「見られているのなら、最高の仕事をしないとね」
夏川早苗:カツカツ、と地面をつま先で叩く。地面から影が染み出すような黒い泥がにじみ出る。
夏川早苗:うぞ、ぞ、ぞぞぞぞ。
夏川早苗:形を持たないバロールの魔眼。不定形の泥が積み重なり
夏川早苗:《万能器具》。スポットライト、緞帳、木組みの舞台を作成。
夏川早苗:その黒い泥に形が与えられる。舞台を。真紅の緞帳を。仮初のスポットライトを。
夏川早苗:ぱ、ぱ、ぱぱぱぱっ。
夏川早苗:夏川早苗の姿が映し出される。
夏川早苗:そのままふわりと、重力を無視するように跳んで舞台の上に。
夏川早苗:一人、スポットライトに照らされて、スカートをつまんでお辞儀をする
夏川早苗:『さあさあ皆様。今宵はお集まり頂きありがとうございます』
ベータ・オリオニス:「何を……」
夏川早苗:『此処から先は、どうかお見逃しないように』
夏川早苗:『皆さまを、夢の世界にお連れしましょう』
夏川早苗:緞帳が自動的に閉じる。舞台の上を少しの間、覆い隠し。
夏川早苗:────《万能器具》。
夏川早苗:そして改めて開かれるとき、舞台の上に新しい道具が存在している。
夏川早苗:黒光りする鉄の筒を円形に繋げ、ベルトのように銃弾を装填させた砲門。
夏川早苗:ガトリング砲。その数5丁。
夏川早苗:『それではカウントダウン。3,2、1───』
ラムダ・スコルピ:「ええっ!?」
ラムダ・スコルピ:「た、退避っ……!」
夏川早苗:舞台の上の少女が、赤と緑のカラフルなボタンを客席に向けて。
夏川早苗:『───ゼロッ』
夏川早苗:コンボ:【《ショー・マスト・ゴー・オン》】
夏川早苗:カチリ。
夏川早苗:──ドガガガガガガガッ!!
夏川早苗:コメディのように軽い音と主に、5つの砲門がうなりあげる
夏川早苗:5人に対して狙いをつけたガトリング砲が、弾丸ではなく、弾丸型に成形された黒い泥を発射する
夏川早苗:それはいくらオーヴァードと言えど、その体を蜂の巣に───────
夏川早苗:『────するわけでは、ないですが』
夏川早苗:弾丸の泥はそのまま付着し、固まり、ひたすら動きを阻害していく。
夏川早苗:それは無色の力の固まり。爆弾の導火線。
夏川早苗:外からの力に反応する、起爆前のレネゲイドの爆弾。
ガンマ・ドラコニス:「成程……これが、君の業か」
ベータ・オリオニス:「問題ありません。動けます」
デルタ・サジッタリ:「気持ち悪い~っ!」
夏川早苗:それが、命中した人たちを蝕んでいく。
夏川早苗:『…………うーん、やっぱり。これで撃ち抜けたら楽なんだけど』
夏川早苗:『やっぱりアイドルは、身体じゃなくて心を撃ち抜いてこそよねっ!それじゃ』
夏川早苗:『──皆、よろしくっ!』
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+13した(侵蝕率:111->124)
■MAP
夏川[24]
1m
風花[2] 時雨[9] 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9]
5m
ガンマ[0] ベータ[13] デルタ[0]
アルファ[0] ラムダ[0]
GM:イニシアチブ。次は行動値で言えば、ベータの手番。
風花春悠:はい!
風花春悠:≪時間凍結≫を使用します
GM:OK!
GM:では風花くんの手番に!
風花春悠:HP30>10 侵蝕115>120
風花春悠:マイナーでコンボ【ハンド・オブ・グローリー】
風花春悠:≪骨の剣≫+≪死招きの爪≫
風花春悠:攻撃力+36の素手を作成します
風花春悠:侵蝕120>126
風花春悠:あ、間違い
風花春悠:≪氷の回廊≫も使用します
鈴木千秋:あ、メジャー前にやっておこう。 《支援射撃》 ダイス+5個。 巻き起こした風が炎を活性化するぞ。 浸食105→107
風花春悠:侵蝕は127、戦闘移動して敵エンゲージに入ります
風花春悠:支援をありがたく受け取る!
鈴木千秋:受け取って!
■MAP
夏川[24]
1m
時雨[9] 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9]
5m
風花[2]
ガンマ[0] ベータ[13] デルタ[0]
アルファ[0] ラムダ[0]
風花春悠:メジャーでコンボ【デッドマンズ・ドライヴ】
風花春悠:≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:対象は“ラムダ・スコルピ”!
GM:OK!来な!
風花春悠:15DX7+9
DoubleCross : (15R10+9[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,3,4,5,6,8,9]+10[5,8]+10[7]+10[9]+2[2]+9 → 61
GM:高……
ラムダ・スコルピ:4dx+1 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[3,5,5,7]+1 → 8
ラムダ・スコルピ:《領域の盾》。ベータに庇わせる。
風花春悠:何ーっ
GM:死神がなきゃ平気やろ……!ダメージを。
風花春悠:ダメージ!
風花春悠:7D10+36 装甲有効
DoubleCross : (7D10+36) → 41[5,8,9,1,1,9,8]+36 → 77
GM:えげつない威力出るね……?
GM:生存はしてる!
風花春悠:チッ!
風花春悠:侵蝕は127>132
風花春悠:
風花春悠:敵を見据える。真っ先に叩くべきはセルリーダーか?否……
風花春悠:“ラムダ・スコルピ”に目を向ける。情報にあった爆破能力者。厄介な手合いだ。
風花春悠:(……高起動からの行動阻害か。正規チルドレンでないのが惜しいな……)
風花春悠:まだ動けない敵を見てそんな事を思い、あまりにもチルドレンじみた思考を自嘲し……
風花春悠:思考を切り替える。
風花春悠:風花の身体が燃え上がる。今度は手足だけでなく、頭から爪先まで全身が真紅の炎に包まれる。
風花春悠:同時に外骨格が形成されていく。黒く渇いた骨の鎧。さながら業火に焦がされ肉が焼け落ち、隠されていた中身が露わになったかのように。
風花春悠:姿を現わすのは、まさしく異形の怪物。
風花春悠:節々が赤熱し、引っ切り無しに炎を噴き出すその姿は、煉獄から這い出た罪人が如く。
ガンマ・ドラコニス:「来たか……!」歓喜の笑顔を見せる。
風花春悠:煌々と燃え盛る双眸が、敵を見据える。
ラムダ・スコルピ:「ひえっ……」
風花春悠:無数の敵を追い詰め、屠り、仕留めてきた、彼ら曰く悪魔、曰く死神、曰く断罪者。
風花春悠:その姿こそ“燃殻の火”。風花春悠の創り上げた、恐怖の具現にして象徴だ。
風花春悠:彼我の距離を測る。約5m。『出口』は“ラムダ・スコルピ”の直上。
木花小夜:「春悠……」
風花春悠:「……」
風花春悠:火の粉を残し、“シンダーブレイズ”の姿が瞬時に掻き消える。
風花春悠:
風花春悠:気付けば風花は、荒野に立っている。
風花春悠:白骨が幾重にも積み重なり、血の沼が広がる光景。
風花春悠:それが地平線まで続いている。
風花春悠:普段見ている悪夢────ではない。
風花春悠:それは風花春悠のオーヴァードとしての能力。彼だけが認識し、接触できる領域に足を踏み入れる。
風花春悠:「……」
風花春悠:『出口』を探す。世界のどこかにあるはずのそれを求め、白骨を掻き分け、血の沼を歩き出す。
風花春悠:その領域には時間の概念が無い。あるのはただ風花本人の精神だけだ。
風花春悠:白骨で身体を切り裂きながら、ひたすらに進み続ける。
風花春悠:昼も夜も無い世界で、ただひたすらに歩み続ける。
風花春悠:何度も発狂しそうになって、その度に意識を取り戻す。
風花春悠:──燃えろ。魂まで火に焚べて。
風花春悠:耳元で死神が嗤う。
風花春悠:燃えろ、燃え続けろ“シンダーブレイズ”。それこそお前の本望だろう────
風花春悠:……やがて、主観時間で7年の後、それを見つける。
風花春悠:地面に空いた大穴。黒く光を吸い込むその穴こそ、探し求めていた『出口』だ。
風花春悠:「……」
風花春悠:表情も変えず、穴に身を投げる。
風花春悠:意識が途絶え、そして────。
風花春悠:
風花春悠:『次の瞬間』、“ラムダ・スコルピ”の真上に姿を現す。
風花春悠:骨で形成した、身の丈を越える大剣。無骨な鈍器に近いそれを振りかぶる。
ラムダ・スコルピ:「えっ私!?なんで!」
風花春悠:「オォオオオオッ……!」
風花春悠:地の底から響くかのような、異形の咆哮。
ラムダ・スコルピ:空間爆破。その間隙に、
風花春悠:炎を撒き散らし、刃を叩き付ける。
ベータ・オリオニス:「問題ない!」刀を構えた少女が割り込む。迎撃の構え。
ベータ・オリオニス:「ぐっ……!」
風花春悠:「……」
風花春悠:割り込んだその少女を、そのまま断ち切る。
ベータ・オリオニス:「ああっ……!」
風花春悠:返り血を浴びるが、それも瞬く間に蒸発していく。
風花春悠:眼前に現れるのは悪鬼羅刹の様相だ。
ベータ・オリオニス:「く、そ……!」
風花春悠:睥睨し、“マアト”セルの面々の前に立ち塞ぐ。
アルファ・タウリ:「“オリオニス”。離れなさい」
ベータ・オリオニス:「――了解」
GM:ベータ・オリオニスの手番。
ベータ・オリオニス:マイナー《縮地》。
GM:3人のエンゲージへ突入。
■MAP
夏川[24]
1m
時雨[9] 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9]
ベータ[13]
5m
風花[2]
ガンマ[0] デルタ[0]
アルファ[0] ラムダ[0]
ベータ・オリオニス:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
ベータ・オリオニス:対象選択前に、
アルファ・タウリ:《拡散する世界》。対象をシーン(選択)に。
GM:PC5人+従者を攻撃対象にします。
夏川早苗:ではその攻撃に《時の棺》。判定を失敗
GM:OK!では失敗!
ベータ・オリオニス:ふわり、とその姿がかき消える。
ベータ・オリオニス:「疾――ッ」突如、3人の眼前に再出現。
ベータ・オリオニス:斬線が奔り、それが
アルファ・タウリ:無数に拡大され、周囲へと殺到し――
夏川早苗:「────視線。意識。予備動作。」
夏川早苗:「そういうのに敏感なの、私」
夏川早苗:ステージの上から、声が響く。
夏川早苗:ズァ、と。泥の壁が立ち上がる。
夏川早苗:無数に拡大されたそれを鏡合わせにするように。
夏川早苗:同じ力が攻撃を打ち消していく。
夏川早苗:みつあみを解いた黒髪をたなびかせる。
夏川早苗:「追い抜き厳禁、割込み禁止」
夏川早苗:「そういうことしてると、酷いわよ?」
ベータ・オリオニス:「……ッ!」
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+10した(侵蝕率:124->134)
GM:次!鈴木さん!
鈴木千秋:はい!
鈴木千秋:では
鈴木千秋:マイナーで《光芒の疾走》
鈴木千秋:右に1m移動。 107→108
鈴木千秋:メジャー。 《コンセントレイト(ノイマン)》+《コンバットシステム》+《ワンショットツーキル》
鈴木千秋:ベータとラムダを狙います
鈴木千秋:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,4,4,9,9,9,10]+10[2,4,5,9]+4[4]+4 → 28
鈴木千秋:リアクションどうぞー
アルファ・タウリ:《現実改変》。
アルファ・タウリ:達成値を-20。
鈴木千秋:??
風花春悠:何だと……
鈴木千秋:た、達成値は8です……
ベータ・オリオニス:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[4,5,5,9,9] → 9
ラムダ・スコルピ:4dx+1 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[3,6,7,10]+4[4]+1 → 15
GM:両者回避!
鈴木千秋:じゃあ、一言だけ言おうかな。
鈴木千秋:「……1つだけ教えて。なんで、レネゲイドを世界に公開したいの?……貴方たちに、何があったの?」
ベータ・オリオニス:「同じよ。私たちは、こうやって、ずっと、ずっと、戦わされる」
ラムダ・スコルピ:「もう誰も、そうさせないためってわけです。逆に聞きますけど」
ラムダ・スコルピ:「今のままで、本当に、いいんですか?」
鈴木千秋:「……わかんない。わかんないけど」
鈴木千秋:ピストルの形にした指先を上空に傾け、空気の弾丸を放つ。威嚇射撃。
鈴木千秋:「……戦うのは嫌だし、傷つけあうのも嫌いだけど。その人の積み上げてきた過去を否定して良いとは思わない」
鈴木千秋:108→116
ガンマ・ドラコニス:「何も理解していませんね。それを渡せと、私が言ったのは」
ガンマ・ドラコニス:「私が、君の代わりに象徴になるためですよ」
ガンマ・ドラコニス:「その遺産さえ継承していれば、誰でもいい」
鈴木千秋:「そっちこそ分かってない」
鈴木千秋:「“遺産”としてしか見れてない貴方は、分かってないんだ」
鈴木千秋:「……誰でも良いわけないじゃん」
GM:次は行動値9組!
木花小夜:従者を先に動かしましょう。
木花時雨:ありがとう姉さん…!
木花小夜:メジャーで「インファイト・インファンティサイド」:《コンセントレイト:ソラリス》《恐怖の一言》《テンプテーション》《ポイズンフォッグ》。
木花小夜:対象はベータ、従者自身、小夜、時雨。
木花小夜:10DX7+8
DoubleCross : (10R10+8[7]) → 10[2,2,3,4,5,6,7,8,9,9]+10[5,5,7,8]+10[6,9]+10[7]+5[5]+8 → 53
GM:めちゃ高いな……ダメージ出ないのに……
夏川早苗:不思議よね。ダメージ出ないのに。
木花時雨:ガードします。
木花時雨:あっ出目高い組…
ベータ・オリオニス:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[1,3,4,4,8] → 8
木花小夜:本体・従者共にガード。
木花小夜:命中で対象を2m動かします。
木花小夜:4m
木花小夜:ベータを4m先へ。
木花小夜:《氷の茨》の効果が発動。
木花小夜:5d10
DoubleCross : (5D10) → 25[6,5,5,1,8] → 25
ベータ・オリオニス:この時点で耐えられないな……
ベータ・オリオニス:コイツらはひとりひとつ、切り札としてアージエフェクトを元データに追加していましたが
ベータ・オリオニス:《原初の灰:異形の捕食者》なんですよね。
ベータ・オリオニス:HPダメージでないので発動も出来ずに倒れます。
木花小夜:そのまま本体と従者は4m前進しておきます。
木花時雨:こちらも4m前進します。
■MAP
夏川[24]
1m
鈴木[12]
4m
時雨[9]
小夜[6] 紅球[9]
1m
風花[2]
ガンマ[0] デルタ[0]
アルファ[0] ラムダ[0]
木花小夜:「君だけに、背負わせる、もんか……!」
木花小夜:血の球体が、彼女の叫びに合わせて拡がる。
木花小夜:「あああああっ……!」血が広がり、彼女の髪を紅く染める。
木花小夜:『尊属殺』を冠した、紅球が生み出すその冷気の波動が、
木花小夜:周囲のものを、拒絶するように吹き飛ばす。
木花小夜:突き飛ばすだけ。それだけだ。
木花小夜:彼女が敵と見做した存在以外にとっては。
木花小夜:敵を吹き飛ばした先には、有刺鉄線のような赤い線が集積している。
木花小夜:自らの血を凍らせた、死の終焉到達点。
木花小夜:そこに、冷気に運ばれた敵を、引きずり込み、引き裂いた。
ベータ・オリオニス:「え……あああっ!」
木花小夜:「あたしもっ!やれるっ!」自らの冷気で凍えながら、叫ぶ。
木花小夜:「君独りじゃない……!」
GM:木花小夜の侵蝕率を+8 (侵蝕率:106->114)
GM:次!時雨ちゃん!
木花時雨:はい!
木花時雨:マイナーで春悠くんのエンゲージへ移動。
木花時雨:メジャー:コンボ:イミテーション・ガーネット。
木花時雨:≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫≪原初の赤:ブラッドボム≫。春悠くん以外の敵4名へ攻撃します。
木花時雨:妨害などありますか!
GM:正直メチャメチャしたいが……
GM:しない!
木花時雨:判定いきます!
木花時雨:11dx7+6
DoubleCross : (11R10+6[7]) → 10[1,3,3,3,3,5,8,8,8,9,10]+10[1,4,5,6,7]+1[1]+6 → 27
アルファ・タウリ:最後の《現実改変》。
木花時雨:ぐうう…30いかないなあ
木花時雨:やッ止めて—っ
鈴木千秋:《リバーサルショット》
鈴木千秋:達成値+10!
GM:では差し引き17に!
木花時雨:相殺されて達成値17…うわあん
鈴木千秋:116→122
GM:みんなドッジだな……
ガンマ・ドラコニス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[5,5,7,9]+1 → 10
デルタ・サジッタリ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 8[1,2,2,3,5,6,8,8]+1 → 9
ラムダ・スコルピ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[3,7,8,9]+1 → 10
アルファ・タウリ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,1,4,7]+1 → 8
木花時雨:あ、危なかった……。千秋さんありがとう…
GM:リバーサルさえなければな……
木花時雨:ダメージ!
風花春悠:≪餓狼の爪≫ ダメージ+36します 侵蝕132>136
木花時雨:ひええ…すごい。
アルファ・タウリ:切り札使おう。《虚空の残影》・
木花時雨:げぇ
アルファ・タウリ:妄想のアージエフェクト。自分のドッジを成功させる。
風花春悠:生き汚いぞ!
木花時雨:ダメージ振ります…!ちくしょー
木花時雨:2d10+4d10+15+36 装甲など有効。
DoubleCross : (2D10+4D10+15+36) → 5[2,3]+22[9,9,2,2]+15+36 → 78
ラムダ・スコルピ:最後の《領域の盾》。ドラコニスに自分をカバーさせる。
木花時雨:対抗種分が働いてるな…。
夏川早苗:あっ、死神の瞳分が8d。
木花時雨:あっ
風花春悠:ヒェ……
鈴木千秋:めっちゃ強い
木花時雨:じゃあ追加します…ごめんね
GM:はい……
木花時雨:8d10+78
DoubleCross : (8D10+78) → 34[4,4,7,5,1,5,1,7]+78 → 112
夏川早苗:やったってやったって
木花時雨:むう…出目が。
GM:いや……
GM:命中したやつは全滅しますね……
木花時雨:ではまずオーバーカウンター分減らして。
木花時雨:木花時雨のHPを-10(2d10+3->1,6+3)した(HP:29->19)
風花春悠:ヤバ……
木花時雨:復活あります?
鈴木千秋:ヒエエ……
GM:ガンマとデルタが落ちて、
GM:いえ。復活はありませんが、
ガンマ・ドラコニス:《ラストアクション》。
木花時雨:むっ…
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+7した(侵蝕率:119->126)
木花時雨:判定どうぞ。
ガンマ・ドラコニス:《コンセントレイト》《コントロールソート:白兵》《虚構のナイフ》《神機妙算》。
GM:エンゲージに範囲攻撃。
風花春悠:≪孤独の魔眼≫
風花春悠:対象自分一人に変更、侵蝕136>140
GM:OK!では単体攻撃!
ガンマ・ドラコニス:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,5,7,8,8,8,9]+10[2,3,4,8,9]+5[2,5]+4 → 29
風花春悠:えー復讐しても意味ないから……
風花春悠:ガード!
鈴木千秋:《波紋の方陣》
鈴木千秋:ダメージを−6Dします
風花春悠:鈴木~っ
鈴木千秋:122→125
ガンマ・ドラコニス:3D10+9+2d10+11 諸々有効
DoubleCross : (3D10+9+2D10+11) → 15[3,8,4]+9+15[9,6]+11 → 50
風花春悠:50-10-6-6D10
DoubleCross : (50-10-6-6D10) → 50-10-6-40[4,5,7,9,8,7] → -6
風花春悠:すごい!無傷!
GM:無傷じゃん!
鈴木千秋:やった!
夏川早苗:つよい!
木花時雨:つよーい
GM:では流れで演出してこ!
木花時雨:息を吸い込む。姉の冷気による斥力を生かし、踏み込んで。
木花時雨:伸ばした腕のガーゼが炭となって焼け落ちる。その奥には、黒く影が湧きだす亀裂。
木花時雨:右腕へ湧くまま纏わせ――それは黒く乾き、節々に赤みがかった篭手のように。
木花時雨:――いつだって。
木花時雨:木花時雨は、誰よりも遅くてよわっちくて。
木花時雨:誰かを真似して、それでも遠く届かないことばかり。
木花時雨:木花小夜には、その出力でも制御技術でも遥か遠く。
木花時雨:初空ひかるには、その遺産を用いた技法に遥か及ばず。
木花時雨:風花春悠には、そもそもの体躯も歩み続ける意志力においても及ばない。
木花時雨:今だって、そうだ。
鈴木千秋:――――ッ
鈴木千秋:それは、透明な弾丸。鈴木の放つ空気の弾丸は、同じく固結された空気の壁に当たり乱反射。
鈴木千秋:跳弾する空気が、マアトセルの陣形をかき乱す。
木花時雨:笑みがこぼれた。誰より丁寧で、欲しい時に欲しいものをくれるひと。
木花時雨:わたしは、ああはなれない。
木花時雨:影が溢れる。溢れる。それは、模倣の力。尾/過去を食むヘビ。
木花時雨:手に握るナイフは、紅い朱い柘榴の焔。夜の闇、その只中から割裂いて現世へ舞い戻り。
木花時雨:踏み込む。突き立てる動きでナイフが崩れ、焔が周囲を薙ぎ払い。
アルファ・タウリ:「そんな未来は来ない!君たちに、未来はない!」夢を見せるはずの、その力は。
アルファ・タウリ:もはや通用しない。
風花春悠:“シンダーブレイズ”が拳を振り上げる。
木花時雨:「――そんなのは」「わたしたちが、勝手に決めるよ」
風花春悠:────木花時雨のことを想う。
風花春悠:自分に唯一残されたものを、決して失いたくなかった。
風花春悠:その為に、何を犠牲にしても戦い続けてきた。
風花春悠:彼女を守りたかった。それは他の誰でもない、自分の意思だ。
風花春悠:けれど守るべき少女は、いつの間にか自分より、ずっと強くなっていた。
風花春悠:彼女の成長が嬉しくて、誇らしくて。少しだけ、寂しい。
風花春悠:──彼女に幸福であってほしい。
風花春悠:その気持ちは、この先何があろうと、きっと変わることはない。
風花春悠:木花時雨。誰より大切な、自分の家族。
風花春悠:彼女と一緒なら、きっと自分は、どんな暗闇も迷わず進んでいけるだろう。
風花春悠:
風花春悠:燃え盛る拳で地面を殴り付ける────瞬間。
風花春悠:槍衾のように地中から大量の骨槍が突き出し、“マアト”セルの面々を貫き、あるいは動きを封じる。
風花春悠:「“パイロープ“ッ!!」
木花時雨:右腕の篭手から噴き出す影を引いて。
木花時雨:焔が、その本質たる影を露わに。
木花時雨:その影が、雨の如く降り注ぎ――敵のレネゲイド構造と、埋まっていた泥の魔眼。その炸裂力を解放させる。
木花時雨:視線のひとつで、彼に感謝を伝える。
木花時雨:――ずっとずっと。
木花時雨:隣に立ちたかった。
木花時雨:今日のこの日の、この時だけでも。
木花時雨:それに笑み崩れたような、顔は見せたくなかったから。
デルタ・サジッタリ:「ウソ……!まだ、何も……!」
ガンマ・ドラコニス:「……ま、だ……!」乱舞するレネゲイドの嵐の中で、動く影がある。
ガンマ・ドラコニス:向かい来る全てを切り払い、それどころか、周りを薙ぎ払わんと荒れ狂い――
木花時雨:「…!」荒れ狂う嵐を、右腕で制御している。自身と彼に当てない為に、動けない。
風花春悠:領域を展開する。“シンダーブレイズ”だけが触れられる、死の領域。
風花春悠:それは他のあらゆる生命を拒絶し、同時に惹き付ける。
風花春悠:レネゲイドとて例外ではない。“ガンマ・ドラコニス”の攻撃が収束し────
風花春悠:
風花春悠:見慣れた街並みに立っている。
風花春悠:学校も、家々も、どこも見知ったもの────平庭市そのものだ。
風花春悠:ただ一つ違うのは、そこに行き交う人々が、皆黒く焼け爛れた、蠢く死骸であることだ。
風花春悠:かわす言葉も無く、死者たちの街を行く。彷徨い歩いて、やがて街を出て。出口を探す。
風花春悠:────夏川早苗のことを想う。
風花春悠:ただひたすらに戦い続けてきた。
風花春悠:戦って、戦って。
風花春悠:傷付いて、傷付けられて。
風花春悠:この手は血に塗れる一方だと思ってきた。
風花春悠:けれど、こんな自分の道行でも、焼け爛れた腕でも。
風花春悠:確かに得たものは、守れたものはあったのだと。
風花春悠:彼女はそう教えてくれた。
風花春悠:それは自分にとってこの上ない救いで、福音だ。
風花春悠:彼女は“シンダーブレイズ”に救われて、それでも風花春悠を想ってくれている。
風花春悠:夏川早苗。自分が守ることのできたクラスメイト。
風花春悠:彼女と一緒なら、きっと自分は、ひとりの人間として幸福に生きていけるのだろう。
風花春悠:
風花春悠:その攻撃は、“シンダーブレイズ”の元にのみ収束する。
風花春悠:「……!」
ガンマ・ドラコニス:収束した剣閃が迫る。
ガンマ・ドラコニス:たとえ、収束に到ったとしても、それは。
ガンマ・ドラコニス:一つの死の形であることに変わりはない。
風花春悠:ダメージは負うだろうが、まだ動ける筈だ。冷静な思考で判断し、防御姿勢を取る。
風花春悠:来たる攻撃と痛みに備え────
鈴木千秋:その死は訪れることは無かった。
鈴木千秋:風花春悠の前に現前するは、花弁のように積み重なった空気の層。
鈴木千秋:空気の断層がその衝撃を相殺していく!
風花春悠:「……! ……“フル”!」
鈴木千秋:ピストル形の指のまま、にまっとほほ笑む後輩の姿がある。
鈴木千秋:その空気の層は、ガンマ・ドラコニスの攻撃を完全に沈黙させるだろう
ガンマ・ドラコニス:「……!」
木花時雨:「……やっぱり、敵わないなあ」
ガンマ・ドラコニス:驚愕の表情のまま、その場に倒れ伏す。
GM:イニシアチブ。
GM:木花小夜の手番から。
木花小夜:マイナーで1m前進、エンゲージに突入。
木花小夜:メジャーで『バイバイ・バイオサイド』:《コンセントレイト:ソラリス》《恐怖の一言》《テンプテーション》《ポイズンフォッグ》。
木花小夜:対象は自身と、アルファ、ラムダ。
木花小夜:と風花!
木花小夜:8dx7+11
DoubleCross : (8R10+11[7]) → 10[3,4,4,5,7,7,8,10]+10[2,5,10,10]+5[2,5]+11 → 36
ラムダ・スコルピ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,5,5,9]+1 → 10
アルファ・タウリ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 4[2,2,2,4]+1 → 5
風花春悠:ガード。
木花小夜:命中で1m動かします。全員を従者のエンゲージへ。
木花小夜:アルファとラムダはHPロス。
木花小夜:5d10
DoubleCross : (5D10) → 36[9,6,6,6,9] → 36
GM:高いな……!
アルファ・タウリ:アルファはそのダメージで倒れます。
■MAP
夏川[24]
1m
鈴木[12]
4m
小夜[6] 紅球[9]
風花[2] ラムダ[0]
1m
時雨[9]
木花小夜:「“タウリ”」掌をかざす。
木花小夜:血で作られた氷の鎖が、どんどんと生み出される。
アルファ・タウリ:「何です?」
木花小夜:「あなたのことは、赦せない」
木花小夜:「私に、こんな未来を……見せるなっ!」
木花小夜:それは周囲の敵へと絡みついていき、責め苛む。
木花小夜:「今ですら……精一杯なんだから!」
木花小夜:「甘い悪夢なんて、見ている余裕はないのっ!」
アルファ・タウリ:「っ……!これは……!」
木花小夜:冷気の波が、そのまま2人を刻みながら押し飛ばす。
GM:木花小夜の侵蝕率を+8 (侵蝕率:114->122)
GM:残る敵は一人。
GM:風花春悠の手番へ。
風花春悠:マイナーなし。
風花春悠:メジャー、≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:対象“ラムダ・スコルピ”!
風花春悠:11DX7+9
DoubleCross : (11R10+9[7]) → 10[1,1,1,3,5,5,5,6,6,7,8]+6[5,6]+9 → 25
ラムダ・スコルピ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,7,8,10]+3[3]+1 → 14
ラムダ・スコルピ:《妖精の手》。
風花春悠:オイオイオイ
ラムダ・スコルピ:1dx+21
DoubleCross : (1R10+21[10]) → 1[1]+21 → 22 → ファンブル
GM:だ……ダメだ!
GM:ダメージを!
風花春悠:よっしゃ!
風花春悠:3D10+36+3
DoubleCross : (3D10+36+3) → 15[6,4,5]+36+3 → 54
GM:更に死神!
夏川早苗:死神の瞳~!
風花春悠:あ、死神!
風花春悠:8D10+54
DoubleCross : (8D10+54) → 62[10,10,9,4,10,8,7,4]+54 → 116
GM:……うん
GM:無理!
ラムダ・スコルピ:HP0。
ラムダ・スコルピ:《蘇生復活》。
GM:演出どうぞ!
風花春悠:小夜の放った冷気の波に乗り、残る“ラムダ・スコルピ”に追随する。
風花春悠:瞬間、再び領域に潜航。その姿が煙のように消える。
風花春悠:
風花春悠:────カン、カン、カン、カン……
風花春悠:遮断機の警報音が鳴り続けている。
風花春悠:気付けばひとり、鉄路に立っている。
風花春悠:並行する無数の線路が、どこまでも、どこまでも続いている。
風花春悠:頭上に張り巡らされた電線が、複雑に絡み合った蜘蛛の巣のように見える。
風花春悠:橙の夕陽は傾くことなく永遠に世界を照らし続け、また来たるべき列車も訪れることはない。
風花春悠:歩き出す。どこまでも変わらない真っ直ぐな線路を、ただひたすらに。
風花春悠:────木花小夜のことを想う。
風花春悠:もう何も失くしたくない。
風花春悠:かつてそう思ったのは、失くしたものがあまりにも大きかったからだ。
風花春悠:家族が一人減るその度に、自分の中から大事な何かがごっそりと抜け落ちていった。
風花春悠:もう二度と失わないために、無我夢中で戦い続けて。
風花春悠:けれど、戻ってくるものがあるなどとは、想像もしていなかった。
風花春悠:……意地っ張りで、不器用で。
風花春悠:まるで自分にそっくりだ。すぐに自分を犠牲にしてしまうところまで。
風花春悠:けれど、違う。
風花春悠:彼女はもっと、ずっと。きっと誰よりも優しくて──強い。
風花春悠:木花小夜。一度は失くした、自分の家族。
風花春悠:彼女と一緒なら、きっと自分は、どこまでだって歩いていけるだろう。
風花春悠:
風花春悠:瞬く間に再び現れた“シンダーブレイズ”の腕には、骨で形成された巨大な突撃槍が握られている。
風花春悠:「アァアアアッ!!」
風花春悠:獣じみた咆哮と共に、怒涛の勢いで敵を貫く。
ラムダ・スコルピ:「……わわわわわっ」
ラムダ・スコルピ:「ぐっ……ダメですね、これ……」
ラムダ・スコルピ:貫かれたまま、人形のようにぎくしゃくと、喋る。
ラムダ・スコルピ:「――ああ」
ラムダ・スコルピ:「次のステージです」
風花春悠:「……!」
GM:復活したラムダの手番。
風花春悠:何かを感じ取り、仕留めた筈の“ラムダ・スコルピ”を蹴り飛ばし、距離を取る。
ラムダ・スコルピ:メジャーで自傷のアージエフェクト、《ラストファクトリー》。
ラムダ・スコルピ:自分のHPを0にして、シーン内の味方を蘇生。
ラムダ・スコルピ:6d10
DoubleCross : (6D10) → 26[6,9,1,6,1,3] → 26
GM:HP26で全員復活しました。
風花春悠:ウエーッ
ラムダ・スコルピ:「本当は……使いたくないんですけど……」
ラムダ・スコルピ:パン、と小さな爆発音が連続して鳴る。
ラムダ・スコルピ:倒れた彼らの腕には、腕輪が取り付けられており、
ラムダ・スコルピ:爆発により、その内部の薬剤が注入される。
ラムダ・スコルピ:「――やだなあ」
ラムダ・スコルピ:「最初に死ぬの」
ラムダ・スコルピ:それだけ言うと、彼女はその場に崩れ落ちる。
■MAP
夏川[24]
1m
ベータ[13] 1m 鈴木[12]
4m
小夜[6] 紅球[9] 風花[2]
アルファ[0]
1m
時雨[9]
ガンマ[0] デルタ[0]
GM:復活をトリガーで、彼ら全員にEロイスがセットされます。
GM:即座に発動。
GM:Eロイス『衝動侵蝕』。
GM:対象は、シーン(選択)出来るんですが
GM:そうしません。この衝動侵蝕は
GM:単体対象で使います。
GM:“当該のキャラクターを撃破した相手”が対象。
GM:アルファが木花小夜。
GM:ベータが木花小夜。
GM:ガンマが木花時雨。
GM:デルタが木花時雨。
GM:ラムダが風花春悠。
GM:難易度は9です。
木花小夜:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[6,9] → 9 → 成功
風花春悠:6DX>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 9[2,3,6,7,8,9] → 9 → 成功
木花時雨:8dx+1=>9
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 9[3,4,4,5,6,7,7,9]+1 → 10 → 成功
風花春悠:危ない……
GM:木花小夜の侵蝕率を+14(2d10->4,10) (侵蝕率:122->136)
木花時雨:8dx+1=>9 もう一回。
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,1,3,5,6,9,10,10]+8[1,8]+1 → 19 → 成功
木花小夜:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 9[3,9] → 9 → 成功
GM:木花小夜の侵蝕率を+13(2d10->10,3) (侵蝕率:136->149)
木花時雨:双方成功。
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+11(2d10->8,3)した(侵蝕率:126->137)
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+14(2d10->7,7)した(侵蝕率:137->151)
木花時雨:ぐえっ…
風花春悠:さっきの攻撃侵蝕上げ忘れてました 140>145です
GM:はあい
風花春悠:145+2D10
DoubleCross : (145+2D10) → 145+4[3,1] → 149
GM:瞬間、淀む。なにか、よくないものを、取り込んだかのような感覚が、3人へ。
GM:仕留めた獲物の毒を、受け継いでしまったかのような。
木花時雨:「……ぐ、これ…!」奥歯を噛み締める。
木花小夜:「あなた、達……」
風花春悠:(……真っ先に倒しておくべき、という判断は、間違ってはいなかったが……結局仕留めきれなかったか……)
木花小夜:「まさか……!」
風花春悠:思考を回し、平静を保つ。外骨格の外にはまるで平然としているように映る。
木花小夜:「死ぬ気なの……!?」
ガンマ・ドラコニス:「何を今更。我々の元を離れたのも、怖気づいたからなのか?」
ガンマ・ドラコニス:「“何を犠牲にしても世界を糺す”」
ガンマ・ドラコニス:「それが“マアト”の存在意義だと。言ったでしょう」
木花時雨:姉の言葉に顔を顰める。「……そんなのに、突合せないでよ…!自分たちだけで、やればいい…!」
GM:ガンマ・ドラコニス。彼はEロイス
GM:『覚醒する世界』を保有しています。
GM:彼が生存していた場合、ステージ内の非オーヴァードは
GM:オーヴァードの存在を確信するに至るでしょう。
風花春悠:「……犠牲。それがたとえ、自分の命でも、か」
ガンマ・ドラコニス:「そんな覚悟くらい」
ガンマ・ドラコニス:「UGNチルドレンにも出来ていると思っていましたが」
ガンマ・ドラコニス:「違うんですか?」
木花時雨:「死んだら其処まででしょう!」
木花時雨:「死んで、それで…!その後に、また危機が迫ったらどうするの!?わたし達自身が、その怪物になったら、何の意味もない!」
風花春悠:「そうだ」
風花春悠:「命を投げ打って出来ることなど、高が知れている」
風花春悠:「本当に叶えたいことがあるなら、生きて、戦い続けるしかない」
風花春悠:「ただ死んだ程度で夢が叶うのなら、俺は何度だって死んでやる」
ガンマ・ドラコニス:「理解に苦しむな」
ガンマ・ドラコニス:「そのように、醜く、苦しむ、戦いの生など!」
GM:復活したうち、未行動の連中の行動。
GM:行動値がみんな0だから自由な順番でやろう……
アルファ・タウリ:まあここからかな。
アルファ・タウリ:《導きの華》《風の渡し手》《癒しの歌》。対象はエネミー4人。
アルファ・タウリ:次のメジャーアクションの達成値を+10、HPを5d10+2点回復。
アルファ・タウリ:5d10+28
DoubleCross : (5D10+28) → 24[3,3,5,8,5]+28 → 52
GM:全員HP52になりました。
風花春悠:ギャ~~
木花時雨:ひええ…
夏川早苗:往生際~!
デルタ・サジッタリ:次はこいつ!
GM:choice[夏川,鈴木,風花,小夜,従者]
DoubleCross : (CHOICE[夏川,鈴木,風花,小夜,従者]) → 従者
GM:どうでもいいとこ狙うなこいつ……
デルタ・サジッタリ:マイナーで行動値を戻して
GM:(アルファは忘れてたのでそのままにします)
デルタ・サジッタリ:メジャー《コンセントレイト:ブラムストーカー》《渇きの主》《飛礫》《鮮血の一撃》……に加え
デルタ・サジッタリ:吸血のアージエフェクト《ソウルスティール》。
デルタ・サジッタリ:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,6,7,9,10]+10[5,6,9]+2[2]+4 → 26
木花小夜:6dx ドッジ
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[2,5,9,9,9,9] → 9
木花小夜:本体が《炎陣》。
GM:木花小夜の侵蝕率を+2 (侵蝕率:149->151)
デルタ・サジッタリ:3d10+16 装甲無視
DoubleCross : (3D10+16) → 18[9,3,6]+16 → 34
木花小夜:“マアト”に憐憫:○で取得して、昇華して復活します。
木花小夜:残ロイスは5枚に。
デルタ・サジッタリ:HPを28点回復、2点消費。
デルタ・サジッタリ:差し引き26点回復しました。
デルタ・サジッタリ:HP78に。
デルタ・サジッタリ:「余所見は禁物ですよ……っと!」
デルタ・サジッタリ:瞬く間もなく、針を射出する。
デルタ・サジッタリ:それはまっすぐに、紅の球――木花小夜の能力中核へとめがけ、
木花小夜:「させない……!」飛び出た彼女の肩に刺さる。
木花小夜:「ぐっ……!」
デルタ・サジッタリ:「あははっ!なーんだ。まあ、でも」
デルタ・サジッタリ:「エネルギーは頂いちゃいましたからね。あはっ、あははははっ!」
デルタ・サジッタリ:「裏切り者には相応しい末路ですねえ?」
風花春悠:「……小夜……!」
木花小夜:「っ……平気よ、まだ……!私は、私の想いを裏切らない!」
木花小夜:「守るって決めたの!」
ガンマ・ドラコニス:ガンマの手番。
ガンマ・ドラコニス:目の前の敵を攻撃します。
木花時雨:来なさい!
ガンマ・ドラコニス:《コンセントレイト》《コントロールソート:白兵》《虚構のナイフ》。
ガンマ・ドラコニス:あ、マイナーで行動値低下解除しておきますね
ガンマ・ドラコニス:10dx7+14
DoubleCross : (10R10+14[7]) → 10[1,2,2,2,2,5,7,9,9,9]+10[1,3,8,9]+10[8,10]+4[1,4]+14 → 48
木花時雨:無茶言いやがる
木花時雨:6dx+4=>48
DoubleCross : (6R10+4[10]>=48) → 10[1,7,8,8,8,10]+9[9]+4 → 23 → 失敗
GM:頑張ったよ時雨……!
木花時雨:結構回ったんだけど…!当たります。
木花時雨:姉さん…!
ガンマ・ドラコニス:3D10+9+2d10+11 装甲有効
DoubleCross : (3D10+9+2D10+11) → 22[6,10,6]+9+11[9,2]+11 → 53
木花時雨:HP19、装甲8.どうあがいてもHP0.なので
木花時雨:コンボ:カラーチェンジ・ガーネット≪原初の黒:ラストアクション≫。
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+7した(侵蝕率:151->158)
木花時雨:マイナーなし。
木花時雨:メジャーコンボ:イミテーション・ガーネット≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫≪原初の赤:ブラッドボム≫で同エンの二人を攻撃!
ガンマ・ドラコニス:《時の棺》。判定を失敗させる。
木花時雨:こ、この野郎…!!
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+7した(侵蝕率:158->165)
木花時雨:マアトセルのロイスをタイタス昇華。復活します。
木花時雨:演出とかあればどうぞ!
ガンマ・ドラコニス:剣閃。終ぞ、それを止めるものはない。
ガンマ・ドラコニス:眼前の少女を、過たず斬り伏せた。更に。
ガンマ・ドラコニス:その切り口からは、再び、痛み。
ガンマ・ドラコニス:君には分かる。
ガンマ・ドラコニス:それはレネゲイドを害する、毒。
木花時雨:歯を噛み締める。この程度で――一度死んだ程度で己の脚を止めるなぞ、自分自身が赦せない。意思力が再始動をかけるそれに。
木花時雨:「……こ、の…!」
木花時雨:その身体が、さらなる毒でバランスを崩す。意思に身体が付いてこれない。
ガンマ・ドラコニス:それは、傷を負わせるだけではない。
ガンマ・ドラコニス:次なる行動への糸口も握りつぶすかのような、
ガンマ・ドラコニス:絶望への一太刀。
木花時雨:「……自分が、やられると…!とんでもなく腹が立つ…!」
木花時雨:傷から零れるのは、赤と黒。
ガンマ・ドラコニス:「この体質も、我々の宿痾だ」
風花春悠:「……ッ……」
風花春悠:その光景に息を詰まらせる。彼女が既に一人前のチルドレンだと分かっていても。それでも。
木花時雨:「………それが」もう行動の機は逃した。
木花時雨:「どうしたっ」それでも、膝を立てて立ち上がる。
木花時雨:「そんなもので…わたしを折るなら」
木花時雨:「もっと前にすればよかったな…!」
GM:3ラウンド目終了。
GM:の前。
GM:クリンナップ。
デルタ・サジッタリ:《不死者の恩寵》。HPを回復。
デルタ・サジッタリ:3d10+83
DoubleCross : (3D10+83) → 15[6,2,7]+83 → 98
風花春悠:こっ……こいつ……
GM:あっ溢れたな……最大値まで回復。
木花時雨:め、面倒な…
鈴木千秋:こいつ……!
夏川早苗:こいつマジ…
夏川早苗:行動値が9に戻ります。
GM:4ラウンド目。
木花小夜:本体と従者で《氷の茨》。PCたちと自分たちを除外。
木花時雨:なし。
GM:木花小夜の侵蝕率を+6 (侵蝕率:151->157)
夏川早苗:なし
鈴木千秋:なしです
風花春悠:ブルーゲイル使用、行動値2>7 侵蝕149>154
■MAP
夏川[9]
1m
ベータ[13] 1m 鈴木[12]
4m
小夜[6] 紅球[9] 風花[7]
アルファ[0]
1m
時雨[9]
ガンマ[7] デルタ[5]
ベータ・オリオニス:ベータの手番から。
GM:余裕あるところを狙うかな……
GM:choice[鈴木,夏川]
DoubleCross : (CHOICE[鈴木,夏川]) → 夏川
GM:アイドル追っかけよ
夏川早苗:こやつめ。
ベータ・オリオニス:マイナーで《縮地》。夏川さんのエンゲージに入って、
ベータ・オリオニス:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
ベータ・オリオニス:12dx7+15
DoubleCross : (12R10+15[7]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,7,9,10,10]+10[5,6,6,8]+10[9]+3[3]+15 → 48
夏川早苗:加減なさい。ドッジ
夏川早苗:4dx>=48
DoubleCross : (4R10[10]>=48) → 10[2,3,5,10]+5[5] → 15 → 失敗
夏川早苗:頑張ったと思うのよ。
夏川早苗:ダメージください。
ベータ・オリオニス:5d10+28 装甲有効
DoubleCross : (5D10+28) → 27[10,1,1,5,10]+28 → 55
夏川早苗:余裕で死んじゃう。うーん、マァトさんたちに「貴方達 P尽力/○N憤懣」を取得して昇華。11で復活
夏川早苗:夏川早苗に-16のダメージ!(HP:27->11)
ベータ・オリオニス:「視線に敏感?だったら」ふわり、と消え。
ベータ・オリオニス:「追わせなければいいだけでしょう」背後に出現。剣を貫くように差し入れる。
夏川早苗:「っ!」
ベータ・オリオニス:「素人に、動きなんて追わせない。そのまま死なずに動かずに居て」
夏川早苗:ぞぶり、と抵抗なく。腹側に飛び出すように刃が貫通する。
夏川早苗:「……………まったく」ゴボ、と血混じりの空気を吐き出しながら。
夏川早苗:「これだから、冷静になったプロってイヤなのよ……!」
夏川早苗:ブジュウ、と傷口を広げるように前に出て剣を引き抜きながら
夏川早苗:「死なずに、動かず?」
夏川早苗:「やなこった」んべ、と脂汗を浮かべながら、前髪を乱して舌をだす
ベータ・オリオニス:「こいつ……!」
■MAP
夏川[9]
ベータ[13]
5m 1m 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9] 風花[7]
アルファ[0]
1m
時雨[9]
ガンマ[7] デルタ[5]
GM:鈴木さんの手番。
鈴木千秋:はい!
鈴木千秋:マイナーで徹甲弾使用
鈴木千秋:《コンセントレイト(ノイマン)》+《コンバットシステム》+《ワンショットツーキル》
鈴木千秋:アルファとベータを狙います
GM:OK!来な!
鈴木千秋:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[2,2,3,5,5,5,7,7,7,9,10,10]+10[2,4,6,7,8,8]+10[1,4,8]+10[7]+1[1]+4 → 45
鈴木千秋:回った!!
GM:回すな……!
ベータ・オリオニス:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[4,5,8,8,10]+3[3] → 13
アルファ・タウリ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[2,4,7,8]+1 → 9
GM:ダメだ!ダメージを!
鈴木千秋:ダメージ!
鈴木千秋:5d10+17
DoubleCross : (5D10+17) → 34[9,5,8,10,2]+17 → 51
夏川早苗:アルファさんには死神の瞳分も!
鈴木千秋:さらに、αさんには+ダメージ
鈴木千秋:51+8d10
DoubleCross : (51+8D10) → 51+42[4,9,6,9,5,7,1,1] → 93
鈴木千秋:どうだ!
アルファ・タウリ:アルファは耐えきれない!倒れる!
アルファ・タウリ:まだ《救済の調べ》残ってるんだけどな……!自分には使えないので終わり。
ベータ・オリオニス:ベータはHP52なので
ベータ・オリオニス:1残りました。
鈴木千秋:ギャー!
夏川早苗:惜しい!
風花春悠:クソ~ッ
木花時雨:でもここでアルファを落とせたのは大きい!
鈴木千秋:ありがと!
夏川早苗:えらいわよ!
鈴木千秋:イエイイエイ!
GM:演出どうぞ~
鈴木千秋:「死ぬ覚悟、って言ったよね。……捨ててるだけじゃん。そんなの、覚悟だなんて言わないよ」
鈴木千秋:「捨てずに……零さないように、全部掬いあげるのが、勇気なんだよ」 ピストルを模った指から、再びの圧縮空気砲!
鈴木千秋:音を超えた空気の塊が、再び跳弾。不規則な動きで敵を穿つ!
アルファ・タウリ:「なっ……!」
アルファ・タウリ:「そんな……未来は……!」
アルファ・タウリ:「認め……!」昏倒し、倒れる。
ベータ・オリオニス:「厄介な……」直撃するも、なんとか剣を支えに立つ。
鈴木千秋:指先にふっと息を吐く。銃口の硝煙を払うかのように。
GM:残る敵は3人。
鈴木千秋:あ、浸食。
鈴木千秋:125→133
■MAP
夏川[9]
ベータ[13]
5m 1m 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9] 風花[7]
1m
時雨[9]
ガンマ[7] デルタ[5]
GM:次は行動値9の3人。
夏川早苗:では私から。
夏川早苗:マイナーなし、メジャーで《C:バロール》《死神の瞳》《停滞空間》《因果歪曲》、判定前に《紡ぎの魔眼》
夏川早苗:対象は別エンゲージのガンマ、デルタ2名。
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+1した(侵蝕率:134->135)
夏川早苗:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,3,4,5,5,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,4,6,7,9,9]+10[1,4,8]+10[9]+10[7]+10[10]+3[3]+1 → 64
GM:そんなに回す必要なくない???
夏川早苗:命中時、行動値0、次のダメージ+8D
夏川早苗:どうしてでしょうね?
デルタ・サジッタリ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 8[3,4,5,5,5,6,6,8]+1 → 9
ガンマ・ドラコニス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[1,1,5,7]+1 → 8
GM:当然無理!バステをモリっと受けました。
夏川早苗:夏川早苗の侵蝕率を+13した(侵蝕率:135->148)
夏川早苗:腹部の貫通創から滲む血が黒のセーラー服を汚しながら。
夏川早苗:「ゲホッ……フー」
夏川早苗:「プロフェッショナルって言ったけど、あれ、訂正するわミズ・八艘飛び。」
夏川早苗:「貴方も結構、感情に支配されたアマチュアみたい」
ベータ・オリオニス:「何……!?」
夏川早苗:額の脂汗を指で拭って、荒い呼吸で挑発する
夏川早苗:「貴方、なかなかに遊撃性能が高くって、それで自由に動けるみたいだけど」
夏川早苗:「そんな強いコマを、一番弱い私が足止めしてる」
夏川早苗:「それだけで、この場は私の『勝ち』なのよ」
夏川早苗:痛みにひきつる唇を弧を描くように。
夏川早苗:「そして私は欲張りなので」
夏川早苗:「一人だけの『足止め』じゃ、満足しないの」
夏川早苗:かちり、と。すでに作っていたボタンを押す。
夏川早苗:5つ作ったうちの2つ。予備弾倉を残していたガトリングが唸りをあげる。
夏川早苗:それは、ベータが襲いにかかったことでこちらを意識の外にしていたであろうガンマ、デルタの2人の意識の外から襲いかかる!
ガンマ・ドラコニス:「何……!」
デルタ・サジッタリ:「“オリオニス”!何遊んでんの!」
夏川早苗:泥の銃弾は襲いかかり、固まり、再び2人の行動を阻害する。
デルタ・サジッタリ:「そんなやつ、さっさと意識奪っちゃえばいいんじゃないですか!」
夏川早苗:「『醜く、苦しむ、戦いの生』、お嫌いなんでしたっけね。ミスターブシドー」
夏川早苗:「奇麗好きで理想が高くて、大変結構」
夏川早苗:「それでも一度、泥にまみれて足掻いてみると良いわ」
夏川早苗:「私は、そういう男のほうが好きだもの」
ガンマ・ドラコニス:「もう、そんな思いは」
ガンマ・ドラコニス:「たくさんだ。誰にも歩ませはしない!」
夏川早苗:「……ハッ!」
夏川早苗:「後続のプロデュースを丸投げする男が、よく言う」
GM:次!時雨or従者!
木花時雨:マイナーなし。
木花時雨:メジャーコンボ:イミテーション・ガーネット≪コンセントレイト:ウロボロス≫≪原初の赤:災厄の炎≫≪原初の赤:ブラッドボム≫。二人を攻撃。
木花時雨:13dx7+6
DoubleCross : (13R10+6[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,7,8,8,9,9]+10[1,1,3,5,9]+3[3]+6 → 29
木花時雨:なんでこんなに回んないんだ…w
ガンマ・ドラコニス:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,9,9,10]+7[7]+1 → 18
デルタ・サジッタリ:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 9[2,5,5,6,6,6,8,9]+1 → 10
木花時雨:こわっ…
GM:妖精……!ラムダ!どこだラムダ!
GM:いない……
GM:ダメージをどうぞ。
木花時雨:3d10+4d10+18 こわ……
DoubleCross : (3D10+4D10+18) → 19[9,6,4]+22[7,9,4,2]+18 → 59
鈴木千秋:悲しみ……
木花時雨:8d10+59 死神分。
DoubleCross : (8D10+59) → 33[5,7,1,1,3,5,3,8]+59 → 92
木花時雨:うーん出目がびみょい。
GM:いや……
GM:現行のダメージでどっちも落ちますけど……?
木花時雨:あっそうとは…。死神ってやばいな…
木花時雨:木花時雨の侵蝕率を+7した(侵蝕率:165->172)
GM:君だろ!!!
夏川早苗:凄いね。
夏川早苗:こっちのせいにしたわよこの子
木花時雨:演出行きます!(脱兎
木花時雨:目の前の敵を見る。己より、対抗種の毒の扱いも、戦技も練り上げられた男と、耐久戦に優れた使い手を。
木花時雨:そして、その敵をも、碌な実戦経験も訓練も受けていない少女が、思惑の内に捉えて見せたそのときも。
夏川早苗:ベータを眼前に、ガンマと話し、デルタの意識をこちらに向ける。
夏川早苗:一番非力な素人に、その場の3人の意識は釘付けになる。
夏川早苗:その間に、偶像ではない、中身を伴う、それが迫る。
夏川早苗:「(足止めで、十分……!)」
夏川早苗:「……教えてあげないけどねっ!」
木花時雨:少し、笑えてきた。
木花時雨:わたしが、本当に回り道をして、のんべんだらりと歩いてきたならまだいいけれど。
木花時雨:そうじゃなくて、こっちの方がきっちりとした教材も教師もいてこれなのだ。
木花時雨:右腕を後ろ手に。
木花時雨:(本当にさ。笑えるくらい)闇の中に溶け込んで。
木花時雨:(みんな、星みたいに出来る人たちばっかり)気付かれるときには、その腕が降りぬかれる。
木花時雨:焔が覆う。それも、一度目は対処される。
木花時雨:「――まだ」及ばないなら。
木花時雨:「――まだっ」届かないのなら。
木花時雨:何度だって繰り返す。何度だって、やり通す。
ガンマ・ドラコニス:「――及ばない」
ガンマ・ドラコニス:「――届かない」
木花時雨:だって。そうするしか、わたしは追い付き方を知らなくて。
木花時雨:遠くにいる貴方の、その隣に立ちたくて――
木花時雨:リボンのように、影が解けて。
ガンマ・ドラコニス:「そんな、祈りは……無駄だっ!」
木花時雨:くるくると巻き込まれ。
木花時雨:「――そんなことはない」
木花時雨:「そんな、ことはないんだ」ぎりぎりと。その影が、光の裏にできるだけのものが。
木花時雨:圧を与えられ、熱を与えられて。
木花時雨:「――宝石の作り方を知っている?」
デルタ・サジッタリ:「急に、何を……!」
木花時雨:「それは。深い深い地の底で。どうしようもなく深い圧力と、高い温度が必要なんだ」
木花時雨:「人間は……今は、それを地上で作れるようになった」
木花時雨:きらりと。輝く光がそこにある。
木花時雨:「地上にさえ、星を生み出せるなら」
木花時雨:「きっと、届かないはずがないんだ」影が集い、光熱を導いて。
木花時雨:「わたしは、“パイロープ”」真紅の宝石が、生まれるまでの業火をそこに顕現させる。
木花時雨:「わたしの星は、ここにある…!」
ガンマ・ドラコニス:「……!」その炎熱に、迎撃の刃が、溶けて折れる。
デルタ・サジッタリ:「……!」反撃の針が、捻れて焼け落ちた。
木花時雨:焼き焦がす。金属さえも蒸発させる、地上に生まれた天上の星は。ほんの数秒程度で掻き消える。
木花時雨:消えたとしても、星はずっとわたしの中にあるままだ。
木花時雨:…わたしは、貴方の役に立てるくらいにはなれたかな。
木花時雨:貴方は、こんなわたしでも傍に置いてくれるかな。
木花時雨:……わたしを、見ててくれるかな。
木花時雨:そうだったら、きっと嬉しい。
夏川早苗:その光を目に焼き付ける。宝石の如く輝く、まばゆい星。
夏川早苗:目を細めるように、視線に少しの羨望を込めて。
夏川早苗:「全く、注目を浴びるためにずっと頑張ってるっていうのに、私」
夏川早苗:「そのジャンルまで対抗されるってんだから、たまらないわ」
夏川早苗:楽しそうに笑って。
夏川早苗:拗ねるように、唇を尖らせた。
木花小夜:「……時雨は美人だからね」
木花小夜:「私の、自慢の、妹」
夏川早苗:「あぁ、なるほど。そりゃそうか。」
夏川早苗:姫の妹というのなら
夏川早苗:「お姫様が輝かなくて、どうすんのって話ね」
風花春悠:その火を見た。己の身を焼く業火より、ずっと美しい光を。
木花時雨:対抗種の効果を反映します。
木花時雨:木花時雨のHPを-14(2d10+3->2,9+3)した(HP:12->-2)
風花春悠:「……」
木花時雨:HP0の為戦闘不能。復活しません。
風花春悠:「……時雨」
風花春悠:「……本当に。強くなったな」
木花時雨:ふら、とそのまま倒れ込む。毒を流し込まれたまま、戦ったからだろう。
木花小夜:「……時雨、大丈夫だから」
■MAP
夏川[9]
ベータ[13]
5m 1m 鈴木[12]
小夜[6] 紅球[9] 風花[7]
GM:従者の手番。
木花小夜:従者は時雨にエンゲージして終了。
木花小夜:「……春悠」泣きそうな声で君を呼ぶ。
木花小夜:「本当は、君に。これ以上だって、戦わせたくないんだ。でも」
木花小夜:「お願い。君を、信じるから」
木花小夜:「悪夢を、終わらせて」
風花春悠:「……」
風花春悠:引っ切り無しに炎を噴き出す外骨格の下から、その顔を見る。
GM:風花春悠の手番。
風花春悠:マイナーで戦闘移動、“ベータ・オリオニス”にエンゲージ。
■MAP
夏川[9]
ベータ[13]
風花[7]
5m 1m 鈴木[12]
小夜[6]
1m
紅球[9]
時雨[9]
風花春悠:メジャーでコンボ【スタブアウト:シンダーブレイズ】
風花春悠:≪コンセントレイト :バロール≫+≪瞬速の刃≫
風花春悠:対象“ベータ・オリオニス”
鈴木千秋:《支援射撃》 《リバーサルショット》 ダイス+5、達成値+10です。 133→141
風花春悠:16DX7+19
DoubleCross : (16R10+19[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,5,6,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,4,6,7,8,8,10,10]+6[1,3,3,6,6]+19 → 45
ベータ・オリオニス:ガード。《異形の捕食者》を使用。
GM:ダメージを。
風花春悠:5D10+36+3
DoubleCross : (5D10+36+3) → 16[6,1,3,3,3]+36+3 → 55
ベータ・オリオニス:55-3-4d10
DoubleCross : (55-3-4D10) → 55-3-15[6,4,2,3] → 37
ベータ・オリオニス:残りHPは1。
GM:オリオニスも撃破されます。
GM:復活はありません。
GM:戦闘終了。
風花春悠:
風花春悠:敵を見据える。最後に残った“ベータ・オリオニス”を。
風花春悠:彼らの望み通り、チルドレンが戦わずに済む未来がもし来るならば、どれほど良いだろうか。
風花春悠:叶うのならば、そうあってほしいと願う。今まさに傷付いている小夜を、時雨を、鈴木を、夏川さんを見て、そう思う。
風花春悠:けれど、彼らのやり方は間違っていて。自分たちの理想からも、現実からも、かけ離れていて。
風花春悠:だから今は、戦うしかない。
風花春悠:舞い散る火の粉だけを残し、潜航する。生者を拒む、その領域に。
風花春悠:
風花春悠:殺風景な部屋だった。
風花春悠:その場所は、自分がとても慣れ親しんだ場所だ。
風花春悠:訓練所。“白鳥の隠れ家”。
風花春悠:そこには誰もいない。あの頃の賑やかだった声は無く、すっかり荒廃しきっている。
風花春悠:無人の訓練所を歩き出す。
風花春悠:卒業以来、訓練所を訪れたことはない。もしかするとこれは現実そのままの姿かもしれないし、もしくはもう、とっくに解体されているのかもしれない。
風花春悠:狂おしいような郷愁と寂寞に駆られながら、『出口』を探す。
風花春悠:────鈴木千秋のことを想う。
風花春悠:何度も折れそうになった。
風花春悠:終わりの見えない戦いの日々で擦り切れて、燃え尽きて。
風花春悠:任務の度に、人間らしい感情は少しずつすり減って、何も感じない生きた屍に近付いていくようだった。
風花春悠:オーヴァードにとってそれは、死より恐ろしい末路に繋がる。
風花春悠:自分が今こうして戦えているのは、紛れも無く彼女のお陰だ。
風花春悠:彼女の明るさに、ずっと救われてきた。
風花春悠:その優しさに、忘れかけたものを何度も思い出せた。
風花春悠:鈴木千秋。生意気な後輩。そして、掛け替えのない恩人。
風花春悠:彼女と一緒なら、きっと自分は、また何度でも立ち上がることが出来るだろう。
風花春悠:……かつての自室の扉を開く。
風花春悠:そこにいたのは、見慣れてしまった顔だった。
初空ひかる:「遅いじゃん」
初空ひかる:初空ひかるが笑う。あの頃の、変わらない顔で。
風花春悠:「……」
初空ひかる:「私がいないと駄目なんだからなー、風花は」
初空ひかる:とことこと歩み寄って、手を差し伸べる。
初空ひかる:「ほら、早く行こ?案内してあげる」
風花春悠:「……」
初空ひかる:「……風花?」
初空ひかる:きょとんとしたように、首を傾げる。
風花春悠:「……ありがとう、ひかる」
風花春悠:「これまでずっと、側にいてくれて」
風花春悠:「だけど、もう」
風花春悠:「俺は、大丈夫だから」
風花春悠:思えばその幻覚は、きっと自分の弱さだったのだろう。
風花春悠:悲しみを忘れさせ、無かったことにしようとする幻。
風花春悠:きっと、それを否定することで、彼らを失ったことすら忘れ、本当の意味で失ってしまう不安から逃れようとしていたのだ。
風花春悠:けれどもう、絶対に。
風花春悠:ひかるを。海を。木を。自分が失った全てのものを。
風花春悠:忘れも。失いも。縛られも、しない。
風花春悠:炎の中に都合の良い幻想を見るのは、もうこれで、終わりにしよう。
stub: 使い残し、半券、刈り取られたもの。あるいは(本物が用意できないときの)代用品。
風花春悠:────その火を消すのが怖かった。
風花春悠:ひかるから継いだ火を一度でも絶やしてしまえば。もう二度と、再び灯すことは叶わないと思っていた。
風花春悠:そうなれば後には、無辺の荒野が。果てなく降り続く雪だけが残るだけだ。誰もが震え、凍えるばかりの。
風花春悠:だから、一度も足を止めなかった。何を捨てても進み続けなければ、きっとその火は消えてしまうから。
風花春悠:────けれど。
風花春悠:今は、違う。
風花春悠:今の自分の手の中には、確かな温もりがある。
風花春悠:そのあたたかさは、心に宿った小さな種火は、たとえ吹き荒ぶ吹雪の中でも、荒れ狂う業火の中だろうと。決して失われることはない。
風花春悠:(だから、きっと──)
stub out: 押し潰して炎を消すこと。
風花春悠:“シンダーブレイズ”の身体を包む火が、搔き消える。炎を失ったその姿は、燃え尽きた薪の如く。
風花春悠:そのまま拳を叩き込む。脆くなった外骨格はひび割れ、砕け、生身の身体が露わになる。
風花春悠:ほんの一瞬の静寂。そして。
風花春悠:
風花春悠:(きっと、何度でもまた。その火を灯せる)
風花春悠:
風花春悠:────再点火。
風花春悠:風花春悠の拳の先、“ベータ・オリオニス”の全身から、爆炎が噴き出す。
ベータ・オリオニス:「……!」
ベータ・オリオニス:初撃にすべてを捧げた。それを凌ぎきったはずなのに。
風花春悠:“錫の兵隊”の宿す炎。宿主以外の全てを等しく燃やす煉獄の火が、その身体を焼き尽くしていく。
ベータ・オリオニス:「ぐうううっ……!」
風花春悠:「悪いが、お前達じゃ」
風花春悠:「この火を消すことは、出来ない」
ベータ・オリオニス:「私、達は……!」
ベータ・オリオニス:「……」
ベータ・オリオニス:「死ぬの……?」
ベータ・オリオニス:「何も、なせないで……このまま……?」
風花春悠:「……ああ。そうだ」
風花春悠:「お前達は、ここで死ぬ」
風花春悠:「……だが」
風花春悠:「お前達を糧にして燃える火は、俺が決して消させはしない」
風花春悠:「“シンダーブレイズ”が戦い続ける限りはな」
ベータ・オリオニス:「……そう、それ……」
ベータ・オリオニス:「悪夢だわ」
GM:それだけ言うと、彼女は事切れて。
GM:戦いは、ここに終わった。
GM:バックトラック。
■Eロイス
“ガンマ・ドラコニス”
『覚醒する世界』
『衝動侵蝕』
“ベータ・オリオニス”
『衝動侵蝕』
“デルタ・サジッタリ”
『衝動侵蝕』
“ラムダ・スコルピ”
『衝動侵蝕』
“アルファ・タウリ”
『虚実崩壊』
『衝動侵蝕』
『尽きせぬ力』
GM:Eロイスは8個。
GM:振る方はどうぞ。
鈴木千秋:振ります
木花時雨:振ります。
風花春悠:最後で上がって159、勿論振ります
夏川早苗:振ります
風花春悠:159-8D10
DoubleCross : (159-8D10) → 159-40[5,4,1,9,7,3,3,8] → 119
木花時雨:172-8d10
DoubleCross : (172-8D10) → 172-43[6,2,2,9,9,7,3,5] → 129
鈴木千秋:141-8d10
DoubleCross : (141-8D10) → 141-57[9,4,9,10,10,4,5,6] → 84
夏川早苗:148-8d10
DoubleCross : (148-8D10) → 148-45[9,1,10,5,1,4,10,5] → 103
木花小夜:157-8d10
DoubleCross : (157-8D10) → 157-46[4,10,5,8,2,1,10,6] → 111
木花時雨:倍振りしますー。
夏川早苗:103-5d10 等倍
DoubleCross : (103-5D10) → 103-10[1,3,3,1,2] → 93
木花時雨:129-10d
DoubleCross : (129-10D6) → 129-30[3,4,2,2,3,2,2,4,4,4] → 99
木花小夜:1倍ぶりで行けそうだな。
木花時雨:あぶねえええ
夏川早苗:出目腐ってやがる。
夏川早苗:5点!!
木花小夜:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-29[7,9,9,3,1] → 82
風花春悠:ロイス余裕あるけど全部1が出るかもしれないので2倍振りします
鈴木千秋:下がりすぎたから倍ぶり
GM:時雨……!
風花春悠:119-12D10
DoubleCross : (119-12D10) → 119-68[6,4,5,7,1,9,7,6,9,5,6,3] → 51
鈴木千秋:84-10d10
DoubleCross : (84-10D10) → 84-68[2,9,9,8,8,7,1,7,7,10] → 16
木花時雨:3点で帰還です
鈴木千秋:3点!
風花春悠:3点!
GM:5点で帰還。
GM:全員帰還おめでとうございます!
夏川早苗:ありがとうございます!
木花時雨:ありがとうございます。
風花春悠:ありがとうございます!
鈴木千秋:ありがとうございます!