『水月のオフィーリア』


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“ラクーンドッグ” 四嶺(しれい)(ひさし)キャラシート(PC1:ハーゴンニンジャ)
“シロフォン” 御綿(みわた)笹霧(ささぎり)キャラシート(PC2:優水)
“アトラジェーニエ” イーゴリ・ヴァシーリエフ( )キャラシート(PC3:ファサズ)
“ザ・ワン” 尾根(おね)夕乃(ゆの)キャラシート(PC4:立川)

【Index】

オープニング:尾根夕乃
オープニング:イーゴリ・ヴァシーリエフ
オープニング:御綿笹霧

ミドルフェイズ1

オープニング:四嶺廂

ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
ミドルフェイズ7

クライマックス

エンディング

【プリプレイ】

GM:セッションを開始します!自己紹介から。
GM:HOの上から順にお願いしましょうか。
四嶺 廂:はい。
GM:四嶺くんから!
四嶺 廂キャラシート
四嶺 廂:星辰館高校1-Dの四嶺です! 東南アジアとかからの帰国子女です。
四嶺 廂:オーヴァードに覚醒してからはあんまり間が空いてないのですが、中学の友人とかがもう普通に働いているので
GM:帰国子女!ルツィアなら一目置かれちゃう(女子校)
四嶺 廂:高校入学ちょっと前にオーヴァードに覚醒して以降、自分もUGNでバリバリ働いています。
四嶺 廂:もともとはけっこう擦れた奴でしたが、まだ誰も殺していないジャームを討伐した際
四嶺 廂:「理性も知性も完全に失っていたがあれはたしかに人間だった」という認識を持ち、改心して割と仲間想いになりました。
四嶺 廂:性能は小さくまとまった白兵型。硬直とか重圧から味方主力を守り、殴らせたらいけない人に随伴して射程白兵します。
四嶺 廂:今回はこれまでにないレベルの重要な任務に抜擢されたので、自分の経歴を活かして出来る事をやると思います。根は真面目!
GM:一閃カバー、いぶし銀だ
四嶺 廂:以上、よろしくお願いします! ロイスとか侵蝕の調整はお任せを!
GM:はーい!よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはこれ!
ハンドアウト:四嶺廂 シナリオロイス: “湖底の少女” 推奨感情 P:庇護/N:不信感
あなたはかつて、“賢者の泉”に暴露したことのあるUGNイリーガルだ。
その経験を見越して、あなたはある調査隊への参加を要請される。
“賢者の泉”の発見地点に見つかった、地下孔への入口。その調査。
探索の先で、きみは地底湖に眠る少女の姿を発見した。
四嶺 廂:ウワーッ賢者の泉!
四嶺 廂:この間ボス化して暴走の限りを尽くしてました
GM:それ故の抜擢のような形ですね
GM:きみ経験あるやろ?というやつ
四嶺 廂:そんな場所に少女がいるだけでも恐ろしいのに、暴走してる可能性まである…
四嶺 廂:責任重大ですね。まずは状態を観察して調査班の人と情報共有すると思います。
GM:そうして!頑張るといい!
GM:次!御綿さん!
御綿笹霧:はい!
御綿笹霧キャラシート
御綿笹霧:みわた・ささぎり。フリーランスで危ない橋を渡りまくったボディガードを経て
御綿笹霧:今はUGNの監視下でイリーガルやってます。
御綿笹霧:ジャーム化した双子の妹を何に変えても守り抜く、というのが今までの行動原理でしたが
GM:色々渡り歩いたからね……
御綿笹霧『そして風は、たえる』 こちらのセッションで一区切り終え、彼女もできました。
GM:必読だぞ
御綿笹霧:今はイリーガル業で罪の負債を返しつつも恋人と甘い生活を送っています。
御綿笹霧:そして今回!初の!200点での出撃!
御綿笹霧:実はPCでは130点しか使ったことがなかった!
御綿笹霧:コンセリフレ電光石火のシンプルな構成に、ピュア暴力マシラ(守護天使で踏み倒せる)を積んで
御綿笹霧:さらに真空返しで味方も守れるようになりました。メモリーも積んで万端!
御綿笹霧:絶対に無事に帰って見せる!よろしくお願いします!
GM:ボディガード!
GM:自分の身を呈す守り方じゃなくて
GM:自分も味方も守るというわけね
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウト!
ハンドアウト:御綿笹霧 シナリオロイス:“千引岩” 推奨感情 P:尽力/N:猜疑心
あなたはある、あなたにとって大きな事件を経て、UGNイリーガル扱いとなったボディーガードだ。
UGNより舞い込んだ依頼は、ある調査任務における、調査メンバー“千引岩”の護衛。
彼女はその任務における、最大の重要任務を帯びていると言うが、その内容は公開できないという。
護衛は“その時”まででいい。彼女の言に不審なものを感じながらも、あなたは調査地に赴いた。
GM:護衛任務!
御綿笹霧:護衛だ!
御綿笹霧:護るしかないぜ
御綿笹霧:仕事はしっかりとやるとも。上書きするような仕事ができた場合は別だけどね?
御綿笹霧:ということで、やります。よろしくお願いします。
GM:食えない人だぜ!
GM:よろしくお願いします!
GM:次!ヴァシーリエフさん!
ヴァシーリエフ:ウィ!
ヴァシーリエフキャラシート
ヴァシーリエフ:イーゴリ・ヴァシーリエフ。市内在住、フリーの便利屋です!
ヴァシーリエフ:かつては東欧~ロシアで戦っていたFHメンバー、現在は色々あって足抜けを果たしました。
ヴァシーリエフ:往時はゴリゴリのFH人間でしたが、遺産との出会いを経て改心、今ではナントカ社会で暮らしています!
ヴァシーリエフ:UGNからのお仕事もこなし、覚えもよく……?よく?いいのかな……?とにかく関係はそこそこ良好だぞ!
ヴァシーリエフ:ちゃんと契約を守ってくれれば、お互いWINWINのお客様!
ヴァシーリエフ:遺産で作り出した影の武器をオーバーロードで使い捨てながら火力拳するのが得意です。情報屋なので、社会も高く調査も得意!
GM:万能選手だ
ヴァシーリエフ:さすが社会白兵のディストーション、強いぜ……
ヴァシーリエフ:視覚にハンデを抱え、常に両眼を閉じていますが、でもオーヴァードとしての強力な感知能力でその不自由は皆無!
ヴァシーリエフ:具体的には《地獄耳》です。むしろ普通に見えているといってもいい、周囲360度何でもわかるぞ!
GM:さすがオーヴァードだ
ヴァシーリエフ:便利!そんな感じのロシア男です。年齢は不詳!
ヴァシーリエフ:今回はとある襲撃任務に際し見つけた記録映像から、かつて捕らえた女の子に関わる事件に巻き込まれていきます。
GM:謎めいたイケメン……
GM:そうだぞ
ヴァシーリエフ:一体どうなってしまうの!?お、おれの過去とは……!?
ハンドアウト:イーゴリ・ヴァシーリエフ シナリオロイス:“ハートシンク” 推奨感情 P:庇護/N:脅威
あなたは今は便利屋として過ごす、ロシア人の元FH構成員である。
あるFHの拠点を襲撃した際、そこに遺されていた端末から、あなたは記録映像を発見する。
そこに映っていたのは、かつてあなたが捕縛したはずのオーヴァード。
先日に行方不明になったと聞く彼女は、“ハートシンク”を名乗っていた。
GM:こういうハンドアウトというわけ!
ヴァシーリエフ:そんな展開があるかは全然全くわかりませんが、頑張って新たな仕事に挑みます!よろしくね!
GM:よろしくおねがいしますね!
ヴァシーリエフ:は、ありがとうございます!以上です、やるぞー!
GM:では最後!支部1位の人!
尾根夕乃:はい!
尾根夕乃キャラシート
尾根夕乃:「私は支部何位かな?」
尾根夕乃:支部1位の女です。
尾根夕乃:自信家であり、自分の実力を疑っていない傲岸不遜のクール女です。
尾根夕乃:鋼のメンタル持ちであるため、心折らずに頑張ります。
尾根夕乃:順位の話になると若干テンション上がる、女の子らしい一面を垣間見せたりするかもしれません。
GM:順位の話でテンション上がるの、女の子らしいか?
GM:どちらかというと競争心は男性性に紐づきそうだが……
尾根夕乃:女の子らしい(断言)。性能はブラックドッグ・ソラリス・オルクスの起源種!
GM:アッハイ
尾根夕乃:シナリオLv回しか撃てないRC範囲攻撃を、起源種の早期Lvアップで回数上乗せして、ツインバーストで必中します。
尾根夕乃:能力は「領域の展開」と「赤雷」です。
GM:賢い構成だ
尾根夕乃:掌を開く:指定した座標に領域を展開。閉じる:領域内に紅い稲妻がほとばしる。こんな演出。
尾根夕乃:今回はとても危険な任務だと予想されます。ただのオーヴァードでは達成することは困難でしょう。
尾根夕乃:しかしご安心ください。君たちには支部1位がついていますからね!
尾根夕乃:以上、よろしくお願いします!
GM:さすが支部1位の女……よろしくお願いします!
GM:ハンドのアウト!
ハンドアウト:尾根夕乃 シナリオロイス:“スィデラス” 推奨感情 P:好奇心/N:不信感
あなたは他の誰が何と言おうと、支部1位の女だ。
レネゲイド・ホット・スポットの調査任務のさなか、あなたはある人物から接触を受ける。
彼は“フィースト”セルの“スィデラス”を名乗り、あなたに、協力を要請してきたのだった。
彼は言う。「泉の先の裂け目にて、異形の怪物が待つ」と。
GM:“フィースト”セルは市内で確認されているFHセルで
尾根夕乃:なるほど。私は、他の誰が何と言おうと、支部1位の女。
GM:反賢者の石・反RBといった、過ぎたレネゲイドの排斥を掲げる過激派団体です
尾根夕乃:過激派FHセル。
尾根夕乃:そんな過激派の人物が私に何の用なんだろう?この支部1位の私に、いったい、、、?
尾根夕乃:どんな用件であろうと、支部1位の私にかかれば容易いぜ。かかってこい!
GM:その意気!よろしくね!
尾根夕乃:よろしくお願いします!
GM:トレーラーを貼って始めます
四嶺 廂:うおー!
尾根夕乃:ウオォー!
ヴァシーリエフ:やるぞやるぞ
御綿笹霧:よし

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。

変貌した世界の中でも、有数に危険と目されている、UGNの重点警戒対象都市:大N市。
事件発生率は極大。進出オーヴァード総数は1000を超えると目される。
その市内に発見された、濃縮レネゲイドのホット・スポット。

それが現出した先に、地下空隙が発見され、UGNは捜査の方針を固めた。
待ち受けるのは、記憶を失ったという、浮世離れした少女。

それは水底への探索行。
泉を越えて、その先へ。

猿猴は水面の月を掴まんとして、その身を沈めたという。
では少女は、その水面に何を見た?

ダブルクロス the 3rd edition『水月のオフィーリア』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。


【オープニング/尾根夕乃】

GM:登場をどうぞ。
尾根夕乃:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

GM:侵蝕1の女


GM:市内某所
GM:尾根夕乃は現在、市内に出現した突発的な高濃度のレネゲイド・ホットスポットの調査任務についている。
GM:それに触れたオーヴァードは、暴走状態のようになり、衝動的な活動を行うと言われている。
GM:あなたの目の前に立つ男も、恐らくはそうなのだろう。
錯乱した男:「そこをどきやがれ……!」男からは《ワーディング》が発せられている。
GM:周囲の者は倒れ。立っているのはあなたくらいだ。
尾根夕乃:「焦点が定まっていない。まるで暴走状態。……おそらくは彼も」独り言のように呟く
錯乱した男:「俺はこんなとこにいる場合じゃねえんだ……っ!」
尾根夕乃:「どこへ行くつもりかな?」
尾根夕乃:男の行く手を遮るように立ち塞がる。
錯乱した男:「どけっ!どこでもいい、逃げるんだよ!」
錯乱した男:「市外に……いや。国外にか……俺はまだ死にたくねえっ!」
錯乱した男:「どかねえならぶち殺すぞ、このアマッ!」
尾根夕乃:「……一つ、質問してもいいかな?」
尾根夕乃:掌を開く。それは、尾根夕乃にとって攻撃の合図だ。
尾根夕乃:指定した座標に領域が展開される。
尾根夕乃:男の足元に半径30㎝程の球体が現出し
尾根夕乃:「私は支部何位かな?」
尾根夕乃:掌を閉じると、球体内に紅い稲妻が走り廻る。
錯乱した男:「は?何を……」
尾根夕乃:男の機動力を奪います。
錯乱した男:「んなもん知るか!そこを……ガッ!?」
尾根夕乃:「やれやれ。せいぜい、支部だと200番だ」 パンパンっと手を払う。
尾根夕乃:「そうだ。助手くんに電話して処理をお願いしないと」
尾根夕乃:そんな感じで携帯を取り出そうとします。
GM:男は倒れて動かないが。
GM:彼の貼っていた《ワーディング》が、途切れるか途切れないかと言ったタイミングで。
GM:拍手の音。
尾根夕乃:その音に振り向く
尾根夕乃:「む」
尾根夕乃:「誰かな?お互い自己紹介が必要かな?」
尾根夕乃:こちらは支部1位です、の構え。
GM:そこにはメガネを掛けた、スーツ姿の男が立っている。
スーツの男:「いえ。こちらは存じ上げていますよ」
スーツの男:「“ザ・ワン”ですね。見事なお手並みです」
スーツの男:「ああ、いえ、その程度の相手に繰り出した業で、手並みを称賛されるのは侮辱に映るかもしれませんね」
尾根夕乃:ちょっと嬉しそう
尾根夕乃:「君、良いやつかな?」
尾根夕乃:「ああ。……えっと、申し訳ないんだが私は君を存じ上げていないんだ」
尾根夕乃:「名前を聞いても良いかな?」
スーツの男:「失礼」恭しく一礼をして。
スーツの男:「ファルスハーツ。“収穫祭(フィースト)”セル」
“スィデラス”:「“スィデラス”と申します」
尾根夕乃:「“収穫祭(フィースト)”セル。知っているよ。随分と過激な思想を持つ集団だってね」
尾根夕乃:「……私を討伐に来たのかな?」
尾根夕乃:支部1位の私を?という顔。
“スィデラス”:「まさか。我々の排除対象は、人には過ぎた害を齎す物だけです」
“スィデラス”:「逸脱したものを恐れるのが、それほど過激な発想でしょうか?」
尾根夕乃:「……理解は出来るよ。人はあまりにも逸脱したものを恐れる。例えば」
尾根夕乃:「――1位を、とかね」
尾根夕乃:「それじゃあ、君は何の用で私に?」
尾根夕乃:「サインかな?握手かな?一緒に写真とか?」
“スィデラス”:「いえ。是非、お力添えを頂きたい、と」
尾根夕乃:「力添え」 用件を聞く構え
“スィデラス”:「高密度のレネゲイドに晒された男の排除が、あなたの任務と見受けますが」
“スィデラス”:「その先です。発生源……地表のではありません」
“スィデラス”:「“叡智の泉”の先に、です。裂け目があります」
“スィデラス”:「私はその先に、調査ドローンを向かわせました」
尾根夕乃:「裂け目。そんなものが」 支部1位でも知らない情報だ。発見されてからまだ時間がたっていないのだろう
尾根夕乃:「そこにはいったい何が?」
“スィデラス”:「――針金で編まれたような、異形の怪物」
“スィデラス”:「戻るドローンは一機もありません。得られたのは中継の映像データのみ」
“スィデラス”:「UGNにとっても、これは看過し難い状況なのでは?」
尾根夕乃:「……君の言うことはもっともだ」
“スィデラス”:「どうでしょう?調査にご協力お願いできませんか?」
“スィデラス”:「あいにく、今はどこも忙しいようで。動かせる駒が少ないのです」
“スィデラス”:「であれば、UGNにお願いするのが早いでしょう?」
尾根夕乃:「合理的な判断だと思う。私としても、この怪物は調査する必要があるし、手を組むのが早いだろう」
尾根夕乃:「それに、話を聞く限りだけど」
尾根夕乃:「その怪物は“異常”だ。並大抵のオーヴァードでは手も足も出ないだろう。…並大抵のオーヴァードならね」
尾根夕乃:「……“スィデラス”くん」
尾根夕乃:「私は支部何位かな?」
“スィデラス”:「はい?」
尾根夕乃:「私は支部何位かな?」聞こえなかったのかな?
“スィデラス”:「そうですね……」顎に手を当てて。
“スィデラス”:「我々としては、貴女が1位である規模の程である方が、長期的には助かりますね」
尾根夕乃:「“スィデラス”くん」
尾根夕乃:「君は慧眼かな? 私が支部1位だよ?」
尾根夕乃:「吉報を期待していてほしい」
“スィデラス”:「成程。お気に召したようで何よりです」
尾根夕乃:何もなければ、そう言って調査に向けて歩き出そうかな。
GM:彼女が調査へと去った後。
“スィデラス”:「……あれも、レネゲイドに呑まれているのか?」
“スィデラス”:「扱いやすいのか、そうでないのか。判断が付きづらいな」
“スィデラス”:「まあ、いいでしょう。あれを排除できるのであれば、僥倖ではあるでしょう」


GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ。
尾根夕乃:ロイス取ります
尾根夕乃:“スィデラス”/〇慧眼/不信感
尾根夕乃:不信感は、「私の順位、知らないの?」というものです
尾根夕乃:以上です。
GM:OK!


【オープニング/イーゴリ・ヴァシーリエフ】

GM:次はヴァシーリエフさんのOP。
GM:登場をお願いします
ヴァシーリエフ:は!
ヴァシーリエフ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 7[7]+33 → 40



GM:貸しビル 事務所
GM:そこは廃ビルでもなく、通常の営業活動を続けているように見える。
GM:つまりは、現在進行系で根付く、活動拠点ということだ。
GM:あなたの調査の結果でも、確実と断定できる。
GM:そこはFHセルの拠点の一つだ。
UGN職員:「本当に、ここが?」
GM:あなたの他に、数名のエージェントが駆けつけている。
UGN職員:「普通の事務所に見えるけど……」
ヴァシーリエフ:「――ああ。実際にはそうは見えないがね。奴らは上手くやっているよ」
ヴァシーリエフ:彼らと共に所定の位置について。
UGN職員:扉を破壊して、中へ。
ヴァシーリエフ:「君たちの支部に報告は済ませてある。実際の所の調査資料は後日送るとして……」
ヴァシーリエフ:「そうだ。そこは『そう』正面から突撃するのが正しい」
UGN職員:「動くな!抵抗は無意味だ!」銃を構えて突入する。
ヴァシーリエフ:こちらの感知した情報は、端末を通して既に共有している。
GM:そして、あなたには分かっている。
UGN職員:「……」
UGN職員:「……情報通りか」
GM:中に人は居ない。
ヴァシーリエフ:この位置なら、自分なら『事務所の中の動きは全て判る』。
GM:瀟洒な造りの事務所だ。会計事務所のような。
ヴァシーリエフ:「ああ。よかったよかった。万に一つも誤りがあったら、こちらの信用に関わるのでね」
ヴァシーリエフ:軽い口調で、職員の後から中へ踏み込む。
UGN職員:「こちらの動きに気づいて、撤退したんですかね」
ヴァシーリエフ:「無用な血が流れなくて助かった、とも言うべきかな。無論、UGNにとってもそれで万事良しとは限らないが」
UGN職員:「……端末もスリープ状態ですね」
UGN職員:「これ、一時的に席を外している状態なんじゃないですか?」
UGN職員:「……解析、可能ですか?」ヴァシーリエフさんへ。
ヴァシーリエフ:「さすがにここまで留守を守る者もなく蛻の空なのも、考えにくいことだろうよ。だが留守なら留守で、それはまたチャンスさ」
ヴァシーリエフ:「電子機器の扱いはやや専門から外れるが、やってみよう」
ヴァシーリエフ:端末に向き合い、解析を試みましょう!果たして、俺にできるのか!!
GM:情報:ウェブか知識:電子機器で7で判定して下さい。
ヴァシーリエフ:は!情報も知識もないので、社会の素!でもミーミルの覚書があるので、コネ扱いでダイス+2個!
ヴァシーリエフ:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[2,3,3,3,4,5,5,6,6,6,9,10]+9[9] → 19

ヴァシーリエフ:やったぜ
GM:じゃあ余裕でセキリュティは突破できます。
GM:さほど重度のセキュリティではない。直接踏み込まれることを想定したものではないのだろう。
ヴァシーリエフ:よどみのない動きで指がキーボードを滑る。まったく音が立っていない。
ヴァシーリエフ:「できたよ。よかった、さして厳重なセキュリティでもなかったようだ」
GM:動画のバックアップサーバのようだ。最新の物は昨日の日付。
UGN職員:「流石です……中には何か?」
ヴァシーリエフ:「……これは」
ヴァシーリエフ:中にあったのは、映像の記録だ。それだけなら
ヴァシーリエフ:いい。だが。
ヴァシーリエフ:「……君たちも見てみるか?特段、重要な情報でもない。支部にはこのまま提出するから、後で報告を受けてもいいだろうが」
UGN職員:「了解です」端末を覗き込む。動画を再生する。
GM:それはドローンの撮影映像のようだ。4分割された映像。
GM:映っているのは、鍾乳洞のような不可思議な空隙。
GM:暫く観察を続けると、画面が一つ突如消える。
GM:他の画面で、ドローンが1機、落ちた。
GM:そこに映るのは、何の獣とも分からぬ怪物。
GM:それはワイヤフレームのような、現実的ではない構造体をしている。
GM:それが4,5体は居るだろうか。
UGN職員:「何だ、これは……?」
GM:また一つ、画面が消える。ドローンが墜落する。
GM:1機が急転回する。猛スピードでもと来た道を戻っていく。
ヴァシーリエフ:「……言っただろう。『特段重要な情報でもない』。今我々この拠点の襲撃犯が知ったところで、どうしようもないものさ」
UGN職員:「しかし……これは、どこだ……?市内にこのような場所は……」
GM:もう一機からは、通信越しと思しき男の声。
通信音声:《こちらに攻撃の意思はありません》
ヴァシーリエフ:「支部に知らせる必要は、無論あるが……以後の仕事は、」
通信音声:《意思の疎通が取れるのであれば、攻撃の中止を願いたいです》
ヴァシーリエフ:そこまで言って、一旦言葉を切る。音声が始まった。
GM:異形の怪物は答えない。代わりに、足音。
異形の手をした女:「我々はお前の言葉を信じない」
GM:女の声。コートを羽織った成人女性に見えるが、
GM:その腕だけが、ワイヤフレームで構成されているかのような。
異形の手をした女:「我々は、我々を殺すものを理解しない」
“スィデラス”:《……人が……?》
GM:その声は、イーゴリ・ヴァシーリエフには聞き覚えがある。
GM:かつて、出会った覚えがある。
ヴァシーリエフ:「………………」
“スィデラス”:《……貴女がたの名前は?》
ヴァシーリエフ:そう、知っている。声どころか、姿にも覚えがある。
GM:だが、少なくとも、あなたが会ったときには。
GM:異形の腕など持ち合わせては居なかった。
異形の手をした女:「我々に名前はない」
ヴァシーリエフ:「……似合わないアクセサリだな」ぽつり、呟くように。
“ハートシンク”:「だが、私の名前は、“ハートシンク”。そう答えを返す」
ヴァシーリエフ:ハートシンク。彼女と知り合った際には、そのようには名乗っていなかった。
“スィデラス”:ドローンが銃撃。異形の怪物に銃弾が殺到する。
GM:それは全て、ワイヤフレームの間隙をすり抜けるように消えて。
“ハートシンク”:「我々にそのような干渉は意味をなさない」
ヴァシーリエフ:(「……随分と様変わりしたじゃないか」)
GM:銃撃をしていたドローンの反応も消える。
ヴァシーリエフ:あるいは、かつて知り合った際は、単に自分が知らなかっただけだけなのだろうか。
GM:残り一機、撤退していたドローンは、だが、出口に向かう途中で動かなくなっている。
“ハートシンク”:「我々を見て、逃げることは許されない」画面の外から声。
GM:しばらくして、最後の画面も消失する。
GM:映像はそれきりだ。
UGN職員:「……何なんでしょうか、これ」
ヴァシーリエフ:「……以上、だな。少なくとも今調べた限りでは、これ以上のデータは残ってない」
UGN職員:「そもそも現実なのか?合成映像か何かじゃないのか?」
UGN職員:「あんな作りかけのCGみたいな連中が、本当に居るっていうのか……?」
ヴァシーリエフ:「……さてな。だが、所見ではあるが先ほども伝えたよ。これは早々に支部に伝える必要がある」
UGN職員:「そうですね。速やかに、連絡を」
ヴァシーリエフ:「人気のないオフィスに残された、どことも知れない怪奇映像。これがホラーならちょっとした佳作だが……」
ヴァシーリエフ:「いかんせん、現実だ」
UGN職員:その言葉に、周囲を見回す。
ヴァシーリエフ:「……私もな、合成か何かであってくれと願うよ」
ヴァシーリエフ:彼らとは、若干別の意味で言っている。
GM:もちろん、周囲に気配などない。真贋は、映像記録のみに頼るしかない。
ヴァシーリエフ:何故なら、自分はこの女性を知っているから
ヴァシーリエフ:「……さて、あとはこのオフィスを浚って引き揚げようか。えーと、こういう時、日本では何ていうんだったか」
ヴァシーリエフ:「疾きこと、風の如し?」
ヴァシーリエフ:冗談になってるんだかなってないんだか分らない発言で、仕事を促しましょう!
UGN職員:「もしくは、善は急げといったところですか」
UGN職員:「……藪をつついて蛇を出す、でないことを祈りたいものです」
ヴァシーリエフ:「……それだ」
ヴァシーリエフ:……そう、自分は知ってる。だがなぜ、あんな所にいるのか?
ヴァシーリエフ:それは判らない。だが今は。こちらの仕事を完遂させるべきだ。
ヴァシーリエフ:……この流れなら、調査の依頼はおそらく自分のところにも来る。
ヴァシーリエフ:ならば待つべきだ。彼らを無事に返すことが、今の自分の領分なのだから。
ヴァシーリエフ:……かつて自分が捕らえた女のことなど、今は考えるな。


GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ。
ヴァシーリエフ:はい!では推奨通り“ハートシンク” 連帯感/不安〇で!
ヴァシーリエフ:いったいあいつはどうしてこんなことに……?みたいな。以上っす!


【オープニング/御綿笹霧】

GM:登場をお願いします
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:29->38)


GM:UGNの保有する、セーフハウスの一つ。
GM:そこにあなたは招集を受けていた。曰く、任務の依頼があるのだという。
御綿笹霧:白い杖を携えた、白い長髪の男。そのすらりとした姿は風を思わせる。
GM:あなたを迎え入れるのは、白髪交じりの長身の女。白衣を羽織った、中性的な風貌。
“千引岩”:「やあやあ、ようこそ我が城へ」
御綿笹霧:「やあ、ごきげんよう。御綿笹霧だ」
“千引岩”:「ろくなおもてなしも出来ないがね。まあ、楽にしてくれたまえよ」
御綿笹霧:「お気遣いは必要ないさ。勝手に楽にしているからね!」
“千引岩”:「そりゃあいいや、ご勇名なる“シロフォン”殿」
“千引岩”:「しかしこうして会ってみると、いい男だね……」
御綿笹霧:「勇名とは、いやはや照れてしまうな!『悪名』の方が高いかと思ったけれど」
“千引岩”:「あはは。それも勇名の一つだろう?そういう男も魅力的だろう」
“千引岩”:「どうかな。今度私とデートでも」
御綿笹霧:「おっと、お褒めに預かり光栄だけど、私にはもう心に決めたパートナーがいるのでね。ナンパはなしでお願いするよ?」
“千引岩”:「ああ、残念。私は気にしないんだけどな」
御綿笹霧:「ふふ。それはあいつに悪いよ。いじめるのは特別な夜だけでいい」
御綿笹霧:人差し指を唇に当てて。
“千引岩”:「悪い男だ」笑って。
“千引岩”:「さて、おふざけはここまでだ……ああ、いや」
“千引岩”:「本気のつもりではあったけど……それはいい」
御綿笹霧:「仕事の話かな。そちらならばはばかることなく歓迎さ!」
“千引岩”:「私はUGNの“千引岩”」
御綿笹霧:手を大袈裟に広げて。
“千引岩”:「君には、私についてきてほしいんだ」
御綿笹霧:「つまり、君の護衛だね」
“千引岩”:「そういうことかな」タブレット端末を開く。「これを見てくれ」
GM:映像が再生される。
GM:この映像は、ヴァシーリエフさんがFHの事務所で見たものと同じですね。
御綿笹霧:「……ふむ」
御綿笹霧:「さて。それなりに私もこの街について調べてはあるが」
御綿笹霧:「このようなところは初めて見るな」
御綿笹霧:「……UGNではないね。これを記録したのは」
“千引岩”:「ああ。FHの事務所を接収した際に発見した映像だ」
“千引岩”:「映像だけで分かるのかい?」
御綿笹霧:「いや、勘が半分だけどね。でも、攻撃の意志がないと言いながら二、三言葉を交わしただけで銃撃に移っている」
御綿笹霧:「あまりUGNがやりそうではないな、と思っただけさ」
御綿笹霧:「それに……」
“千引岩”:「それに?」
御綿笹霧:「UGNの領分は日常の守護だ。……これは、まるで……未知への、侵略だ」
御綿笹霧:「どちらかというとそれは、FHの好む領分だよね」
“千引岩”:「その認識は正しいかな。概ねね」
御綿笹霧:「いずれにせよUGNのイメージではないよ」
“千引岩”:「だけど、そうも言っていられないというのが、上の見解らしい」
御綿笹霧:「……すると、ここに調査の手を入れるつもりなのかな」
御綿笹霧:「その必要がある、と」
“千引岩”:「ああ。場所の算段は付いた。あれが地上に出てくる前に、調べに行くことになる」
御綿笹霧:「……まあ、仕方がないだろうね。実際、見つかってしまった以上は放置するわけには行かない」
御綿笹霧:「先制攻撃は私も得意とするところさ」
“千引岩”:「それは頼もしい……今回の調査では、数名のチームを編成することになっているが」
“千引岩”:「君にお願いするのは、私個人の護衛だ」
御綿笹霧:「ふむ。チーム全体ではないんだね」
“千引岩”:「勿論、手の届く範囲なら、できるだけのメンバーを守って欲しいけどね」
“千引岩”:「それでも、私を最優先に守って欲しい」
御綿笹霧:「……すると、君はチームの中の最重要人物、と捉えて構わないかい?」
“千引岩”:「ああ。私はオーダーを帯びていてね」
御綿笹霧:「任務遂行の上で必須の存在だと」
“千引岩”:「必要な時まで、死ぬわけには行かない」
御綿笹霧:「………」口元に手をやり、考えるような仕草をする。
御綿笹霧:「……君たちには、アレがなんなのか解っているのかな」
“千引岩”:「……いや」
“千引岩”:「そうではないんだ。本質は、そこじゃない」
御綿笹霧:「………そうか」
“千引岩”:「……すまないね。話せることが限られている」
“千引岩”:「杞憂なら、それでもいい」
“千引岩”:「私がオーダーを発動しないで済む可能性だって、あると思っているからね」
御綿笹霧:「承知しているとも。重要ミッションに機密はつきものだ」
“千引岩”:「そうすれば、ただの護衛任務でしかない」
“千引岩”:「それから。もし発動する時があれば、ね」
“千引岩”:「護衛の時間はそこまでだ」
御綿笹霧:「…何も解らずに平和に終わる方がいいのかもしれないね」
御綿笹霧:「………」護衛の時間はそこまで。つまり、その後彼女に起こる危険には感知しない。
御綿笹霧:「……依頼については了解したよ。ただ、ひとつ言っておこうか」
“千引岩”:「……何かな」
御綿笹霧:「私は、結構な頑固者でね」
御綿笹霧:「護ると一度決めたら、簡単には退けない」
御綿笹霧:絶対、とは言わない。それは今を生きるための約束だ。
“千引岩”:「そうか」
御綿笹霧:「覚悟しておいてくれたまえ!」
“千引岩”:「……いや……」
御綿笹霧:ウインクをする。
“千引岩”:「……いい男だな……」
“千引岩”:「彼女と寄りが合わなくなるか火遊びがしたくなったら是非教えてほしい」
御綿笹霧:「天地が引き裂かれるより大きな災厄が存在するなら、ね」
“千引岩”:「日常の守護者としてはそれは困るな……」
御綿笹霧:「ふふふ」
“千引岩”:「まあ、君のような男には、恋人の一人でもいるほうが自然だろうな」
“千引岩”:「そのほうがいいんだろう。残念だが……」
御綿笹霧:ただ、笑って流す。
“千引岩”:「とにかくだ。その時はでは、よろしく頼む」
御綿笹霧:「ああ。無事に帰れたら、お茶のひとつぐらいはおごるとも」


GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ
御綿笹霧:依頼人/“千引岩”/尽力:○/隔意/ロイス まだお互いのことはよくわからないからね
GM:OK!


【ミドルフェイズ1】

GM:合流シーンとなります。登場をお願いします
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+5(1d10->5)した →(侵蝕率:28->33)
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:38->43)
尾根夕乃:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40

ヴァシーリエフ:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 10[10]+40 → 50



GM:UGNのセーフハウスの一つ。
GM:そこに今回の調査隊の面々は、招集を受けていた。
御綿笹霧:千引岩さんがいるなら、その側に控えていよう。
“千引岩”:「うん。みんな用意がいいな。あと一人か」
“千引岩”:「指揮に困ることは、今のところはなさそうでいい」
ヴァシーリエフ:「お褒めに預かり、光栄。まあこちらとしても仕事だ。好きに使ってくれて構わないよ」
尾根夕乃:「しかし、早々たるメンバーを集めたものだね」 ヴァシーリエフさんと御綿さんを見て、只者では無い実力を感じ取る。
四嶺 廂:短いノックが2回。返事を待たずに扉が開く。
御綿笹霧:「頼もしい面々のようで何よりだよ。無事皆が帰れるよう全力を尽くすとも」
尾根夕乃:「それだけ、今回の調査が危険ということかな……おっと」 扉を見やる
御綿笹霧:「最後の一人の御到着だね」
四嶺 廂:「ごめんなさい、遅くなっちゃいました!」やや場違いな、ずしっとした体格の星辰館高校のブレザーの少年が入室してくる。
ヴァシーリエフ:「そうかな?ありがたい言葉だ、私としても、それはお互い様のように感じられ……おや」
“千引岩”:「やあやあ、ようこそ我が城へ」
四嶺 廂:「城…? えっと、例の動画のあれのブリーフィングルームってここで合ってます?」
尾根夕乃:「成程。君がこのチームのラストピースか」 この男も只者では無いのだろう。まあ、1位は私だけどね。
“千引岩”:「ああ、合っているとも。可愛らしい君を待っていたんだ」
“千引岩”:「私のもとに来てくれて嬉しいよ」
四嶺 廂:「あはは、そのかわいいってぬいぐるみとかに対するアレじゃないです?」
四嶺 廂:「イリーガルの四嶺です。よろしくお願いしますね」自分も着席。
ヴァシーリエフ:「君が最後のメンバーか。……ふむ。色々力を借りることになると思う。今回はよろしく頼むよ」
四嶺 廂:自分より頭二つは背が高そうな、明らかに戦い慣れていそうな2人。全く物怖じしない少女。
“千引岩”:「信じてもらえないのかい?じゃあ今度、証明のためにどこか一緒に……」
御綿笹霧:「よろしく。イリーガルのボディガードさ」
御綿笹霧:「おやおや、意外と気が多いのかな、君は」
御綿笹霧:「色々な方向に目を向けるのは良いことだけれどね」
“千引岩”:「世界には魅力的な人物が多すぎるからね」
“千引岩”:「これでもまだ足りないくらいだ」
四嶺 廂:「暇な時にワイバーンでも狩りましょうか!」この人がリーダーだろうか。一瞬気が動いたが、長髪の人の言動から何かを察する。
尾根夕乃:「魅力的な人物が世界には多すぎる。それは理解するけれど、ちゃんと順番を付けた方が良いよ」
“千引岩”:「ああ、すまない……君も一番だよ」
“千引岩”:「ないがしろにしていたわけじゃない。許してもらえないかな?」
尾根夕乃:うんうんと頷く。「慧眼だ……」
御綿笹霧:「なるほど」
尾根夕乃:「許さない事があろうか。懐が広いのも1位だからね」
四嶺 廂:「いいんだ…」
ヴァシーリエフ:「ああ。今回のクライアント殿の志向が私にも大体わかった」
“千引岩”:「そんな……分かったなどと言われては恥ずかしいな」
“千引岩”:「私はまだ君のことをよく知らないんだ。手取り足取り教えてくれないか……?」
御綿笹霧:「クライアントのことを知るのは我々にとっても重要事項だからね。その方が仕事はやりやすい」
御綿笹霧:「そうだね、自己紹介はしておきたいな」
尾根夕乃:「賛成だね。我々もお互いの事をもっと知っていこう」
尾根夕乃:「手取り足取り、という訳にはいかないかな?」
尾根夕乃:「どうやら」
ヴァシーリエフ:「ダンスの指導がお望みでしたら、幾らでも。今回の依頼が終わりましたら、また別口で話を窺いましょう」
ヴァシーリエフ:「今回のよしみです。こちらも歓迎しますし、お値段も相談に乗りますよ」
尾根夕乃:「正規な人員は私だけみたいだね。尾根夕乃。“ザ・ワン”と言った方が分かるかな?」
“千引岩”:「魅力的なお誘いだが……自己紹介が優先かな」
御綿笹霧:「……“ザ・ワン”………ああ」少し考えて、思い出したように
“千引岩”:「“ザ・ワン”……当然でしょう。知らぬものなどおりましょうか」
尾根夕乃:満足そうに頷く。
“千引岩”:「支部1位の女。絶対の美少女。お会いできて光栄ですとも……是非お近づきになりたいものです」
御綿笹霧:「この市にいるのはあまり聞かないけどね。噂ぐらいなら知っているよ」
尾根夕乃:「おやおや。仕方ないね」 満更でもない
尾根夕乃:「ロシアの支部層では、私を支部2位だと言う輩もいるけどね?私は支部1位なんだよ」
ヴァシーリエフ:「……なるほど。君は1位なのか。了解した。頼りにさせてもらう。よろしく頼むよ」
ヴァシーリエフ:具体的にどう1位なのかは知らない。だが1位だと言うし、本人も誇らしげである。ここは乗ることにする!
四嶺 廂:「聞いたことはあるような…とにかく1位ですごく強いけど」
四嶺 廂:「どこの支部で何の1位なのか知った人間は死ぬっていう…あなたがそうなんですか?」若干尾ひれがついている。
尾根夕乃:「ふふふ」嬉しそうに笑み
尾根夕乃:「そう。私がその、支部1位だよ」
御綿笹霧:「なら、今回の任務もスムーズに行きそうだね」
四嶺 廂:「じ、実在したんだ…!?」防諜用の欺瞞情報だと思っていた!
“千引岩”:「噂通り……いや、噂以上だな……」その顔をしげしげと眺めている。
御綿笹霧:「…ああ。私は“シロフォン”御綿笹霧。聞いたことがある人もいるのではないかな」
“千引岩”:「何を言っているんだ……実在するに決まってるだろう」
“千引岩”:「いやしかし君の驚いた顔もかわいいな……ああいや、失礼」
御綿笹霧:「UGN、FH、ギルド、等々。様々に渡り歩いた札付きだ」
“千引岩”:「“シロフォン”。麗しき御盾の君よ」
ヴァシーリエフ:「さて。イーゴリ・ヴァシーリエフ。今回のミッションに辺り、サポートの依頼を受けた外部のものだ」
尾根夕乃:「“シロフォン”……! これはまた高名だ」 私とどっちが1位かな
四嶺 廂:「いくらなんでもフットワークが軽すぎませんか」
御綿笹霧:「この度UGNに腰を落ち着けることになってね。彼女の護衛を担当する」
“千引岩”:「君のようなものにサポートを受けるなんて、心も踊ってしまう」
御綿笹霧:千引岩さんには軽く微笑む。
“千引岩”:「更に彼が護衛についてくれるんだ。至福の時間と言っても過言ではない」
ヴァシーリエフ:「符牒(コード)は“アトラジェーニェ”。状況的に、今回は私の力が噛み合うだろうとの判断によるものと思う。どんどん使ってくれ」
四嶺 廂:「ぼくは"泉"に接触経験があるうちの1人だからということで来ました。他の人はみんな忙しいか何かみたいで」
“千引岩”:「ああ。君たちの誰もが、一番だ。欠かすことの出来ない、貴重な存在だ」
ヴァシーリエフ:「嬉しいお言葉だ。所詮は金で仕事を受ける身ではあるが、力を尽くさせてもらうよ」千引岩さんに微笑んでみせ。
四嶺 廂:言葉を切る。「泉」の一言に対する反応を観察しているのだ。
“千引岩”:「このようなメンバーを集められたことを光栄に思っている……もし無事に帰って来たら食事に行こう」
御綿笹霧:「…“賢者の泉”、だったかな。私も詳しくはないが」
御綿笹霧:「
星辰館での事件記録は見ているよ。そうか……あれがか」
“千引岩”:「ああ。“ザ・ワン”もその案件に遭遇したと聞いている」
“千引岩”:「その美しい声で教えてくれるかい……?」
尾根夕乃:「ああ。私は元々、泉に接触したオーヴァードの鎮圧を任されていたからね」
ヴァシーリエフ:「……賢者の泉か。そうか、君が」接触、と聞いて。
尾根夕乃:「そこで、1人の男と出会ったんだよ。その男が言うには……」と、OPの内容を共有
四嶺 廂:「うわっ、胡散臭い…!」
御綿笹霧:「“フィースト”か。また、厄介な連中が現れたものだね」
四嶺 廂:「大丈夫なんですか? フィーストって言ったら、ときどきUGNに協力みたいな事を持ち掛けて来るセルだけど」
“千引岩”:「彼らが目をつけるほどに、危険なものだと言うことかもしれないね」
尾根夕乃:「特に気になったのは、話に出てきた異形の怪物だね」
四嶺 廂:「絶対裏があるからインリークォと並んで一言も信じちゃダメってマニュアルが回ってきてましたよ…?」
御綿笹霧:「ああ。あの映像に映っていたものと同一だろう」
尾根夕乃:「私も勿論訝しんだよ。なんせ、支部1位だからね。ただ、彼は慧眼だった。話を聞くに値すると思ったんだ」
ヴァシーリエフ:「市内において活動が確認されている、危険なセルの一つだな。彼らが関わっているとなると、この“泉”もいよいよ本物の公算が高いか」
“千引岩”:「ああ。映像の入手元も、彼のアジトだろうね」
尾根夕乃:「その怪物こそが、今回の任務の障害になる、と私は見ているよ」
ヴァシーリエフ:「慧眼……」慧眼とは。いや聞くまい。
御綿笹霧:「夕乃」
四嶺 廂:「…それなら猶更、いいところで横やりを入れて来そうですね。まるで挑戦状だ」
御綿笹霧:「何を言われたのかは知らないけれど。君は甘い言葉に弱そうだからね」
御綿笹霧:「気をつけるんだよ?君が一位なら、尚のこと、ね」
“千引岩”:「介入の可能性は、常に考慮しなければならないだろうね」
尾根夕乃:「うん。ありがとう、御綿くん」 この人も慧眼!
尾根夕乃:「そうだね。そうだとも。1位は用心深くなくてはいけないね」
四嶺 廂:「…何なんでしょうね。"フィースト"が手を焼く怪物に、怪物と一緒にいる女の人に…」
“千引岩”:「……1位級に可愛いな……」
尾根夕乃:「1位級?そうじゃない。分かるね?私は――」
尾根夕乃:「――支部1位なんだよ?」
尾根夕乃:満足げ。
四嶺 廂:「そうなんだ…!」
御綿笹霧:「さて。何が待っているにせよ」
御綿笹霧:「私たちはそこへ向かう。十分に準備はしておこうじゃないか」
ヴァシーリエフ:「……なるほどな。前向きなのはいいことだ。勝利の資格なのは間違いない。1位の由来が少し判った気がするよ」
四嶺 廂:「洞窟探検用のセットとか揃えないとですね! 場所はどこなんですか?」
御綿笹霧:「”千引岩”。確認しておくことは以上かい?」
“千引岩”:「ああ。みんな聡明だな……」
“千引岩”:「ああ。最後に、一つ」
“千引岩”:「私がそうする時は、君たちに合図をする」
御綿笹霧:「……」
“千引岩”:「その時は、私から離れて、邪魔をしないでくれ」
“千引岩”:「ただ一つのお願いだ」
“千引岩”:「ああ、いや、それとは別にデートのお願いはいくらでもしたいが……」
四嶺 廂:「…えっと、それ」
四嶺 廂:「ちゃんと帰ってきてくれますよね?」
御綿笹霧:「わかった。今から、打ち上げのプランを考えておくといい」
御綿笹霧:「美味しいレストランなら、いくらでも知っているからね」
ヴァシーリエフ:「…………何であろうと、私はクライアントの頼みには従いますよ。今回も、そう無茶な仕事でもないのでね」
尾根夕乃:「5人席なら、中華とかが良いかもね」 
“千引岩”:「楽しみだな……よし、こんな任務さっさと終わらせてしまおう!」
“千引岩”:「何もなく終わればそれが一番だからね!」
尾根夕乃:「それが1番だね!」 順位に反応。
四嶺 廂:「料理漫画かな?」
ヴァシーリエフ:「その通りだ。では行きましょうか。無事に済めば、デートが待っているかもしれないとあっては特にね」
尾根夕乃:「うん。さっさと片付けに行こう」そう言って、扉を出る。1番に扉を出る
ヴァシーリエフ:「まったく、本当に頼もしいことだ」次いで仕事へ向かう!
四嶺 廂:(…確約はできない、か。 ぼくが気を揉んでも仕方のない事だけど…)後に続きます。
御綿笹霧:「さ。私たちも行こう」
御綿笹霧:「安心したまえ。必ず護るとも」
御綿笹霧:千引岩さんにそう言うと、スタスタと歩いて行く。


GM:シーン終了。購入とロイスが可能で
GM:PC間ロイスの取得もお願いします。
GM:四嶺→御綿→ヴァシーリエフ→尾根→四嶺で!
御綿笹霧:はーい!
ヴァシーリエフ:は!
四嶺 廂:千引岩さんにロイスを取ってしまうとPC間ロイスとシナリオロイスをコンプできなくなるのでやめておこう…
尾根夕乃:オス!
ヴァシーリエフ:同行者1位 尾根夕乃 〇感服/脅威 で。ほう、これが1位……。
御綿笹霧:チーム/イーゴリ・ヴァシーリエフ/連帯感:○/親近感/ロイス
御綿笹霧:元FHの香り
四嶺 廂:御綿笹霧 有名らしいまとめ役 ○信頼/影がある
ヴァシーリエフ:そう、FHという点で御綿さんとは共通点もあるのだ……!
御綿笹霧:話せるといいな!
ヴァシーリエフ:ね!
尾根夕乃:-同行者/四嶺廂/〇信頼/不安 私の噂を知っているんだね?という信頼
尾根夕乃:-同行者/御綿笹霧/〇慧眼/脅威 私が1位と見抜いたね?という慧眼
尾根夕乃:ロイスは以上で、購入はどうしようかな
ヴァシーリエフ:購入、マジで火急に要な装備がないので、ここは応急手当キットにしておこうか。何かあったら言ってくださいましね!
御綿笹霧:そうだ、購入があった。
御綿笹霧:ボディアーマーでも。
御綿笹霧:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[5,6] → 6 → 失敗

御綿笹霧:失敗!応急手当も買えやしねえ
四嶺 廂:どうしよう、なんか対bcスーツとか低環境スーツを買ってみたい気もするけど
四嶺 廂:ここはアームドスーツかな。
ヴァシーリエフ:よっしゃ、じゃあボデマを狙ってみるか。買えたら渡そう。
四嶺 廂:2DX+5>=15
DoubleCross : (2R10+5[10]>=15) → 10[6,10]+9[9]+5 → 24 → 成功

ヴァシーリエフ:10dx+1>=12
DoubleCross : (10R10+1[10]>=12) → 10[2,3,3,4,4,6,6,6,7,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

四嶺 廂:成功しちゃったよ! 装備して行動値が1になります。
尾根夕乃:強い!
ヴァシーリエフ:やったぜ。四嶺くんもな!
四嶺 廂:ハイタッチ!
尾根夕乃:じゃあ、bcスーツ狙います
ヴァシーリエフ:御綿さんに渡しましょう。大丈夫です……?
尾根夕乃:3dx+4>=9
DoubleCross : (3R10+4[10]>=9) → 8[3,3,8]+4 → 12 → 成功

尾根夕乃:やったー!邪毒絶対許さないマンレディ!
御綿笹霧:あ、じゃあいただきます!
ヴァシーリエフ:は!譲渡!以上です!
御綿笹霧:こちらも以上!


【オープニング/四嶺廂】

GM:登場をお願いします。
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+5(1d10->5)した →(侵蝕率:33->38)
四嶺 廂:シーンイン。


GM:突入孔は、先日の大火によって焼け落ちた林から見つかった洞穴。
GM:その孔に飛び込めば、突然妙な浮遊感を覚えて。
GM:気が付いたときには、あなたの体は知らない地面の上に転がっている。
GM:そこは鍾乳洞のような構造体だ。動画で見たものと同じ。
GM:ただし、周りの他のメンバーの姿はない。
四嶺 廂:「う、ぐっ…」周囲の様子を見渡しながら起き上がります。ヘルメットのヘッドライトを点灯しようとして、やめる。
GM:光源はないはずだが、洞内は妙に明るい。
四嶺 廂:(なんだ、ぼく一人…? これ洞窟全体が光ってる…?)耳を澄ませる。
GM:最も気になる音は、水音。
四嶺 廂:(…地下水脈か。最悪)一応通信が利くか調べようと、スーツの腕部に埋め込んだ携帯端末に手を伸ばし
四嶺 廂:…顔をしかめる。入った時に、ケースごとスーツからもげていたようだ。
四嶺 廂:(…荷物もぜんぶアウトか。食料も水もない、敵のテリトリーかもしれない、他の人の安否は判らない…)
四嶺 廂:(…待つって手だけはないな)
四嶺 廂:足音を殺しながら、進める先がないか調べて回ります。
GM:しばらく進んだ先には、開けた水場がある。
GM:やはり異常に明るいそこには、地底湖のような空間が広がっている。
四嶺 廂:水面が洞窟の天井に妖しい照り返しを投げるさまに、一瞬呆ける。
四嶺 廂:(水場か。このスーツ、潜水もできたはず…)
四嶺 廂:(いざという時の逃げ場にはなるか…?)水場に近付いていきます。
GM:地底湖の中央。人が水面に浮かんでいる。
四嶺 廂:「えっ…」思わず声を漏らす。
水面に浮かぶ少女:金色の長髪を揺らめかす少女。揺蕩って、眠っているかのような。
四嶺 廂:(尾根さん…じゃない。水を吸って膨れてもいない)
四嶺 廂:(まだ、生きてる…!?)
GM:胸元を見れば、上下に動いていることが分かる。
四嶺 廂:目視できる範囲の水中に生き物の影がないことを確認すると、水場に分け入る。そのまま泳いで近付きます。
GM:呼吸をしているということだ。
四嶺 廂:「ぷはっ」近くまで来て息継ぎ。潜水機能は温存!
GM:では、その瞬間。
GM:衝動判定をして下さい。
GM:難易度は……そうですね。1かな。
四嶺 廂:「…!!」
四嶺 廂:1DX
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

四嶺 廂:あ、固定値2ありました。達成値9
四嶺 廂:40+2D10
DoubleCross : (40+2D10) → 40+9[4,5] → 49

四嶺 廂:侵蝕49。
GM:OK。
GM:水に浸かった瞬間。衝動の煽りを受ける。
GM:湖それ自体が、濃密なレネゲイドを含んでいるかのように。
四嶺 廂:この感覚に覚えはありますか?
GM:泉に近いかも知れない。だが、それと比較すれば、流石に薄い。
四嶺 廂:(なんだこれ。お腹が空いて、胸の奥が渇いて…)
GM:浸かり続けていれば即座にジャーム化するようなものではないだろうと推定できる。
GM:具体的には、このシーン中に再度衝動が上がることはない程度。
四嶺 廂:(…まずい!)
四嶺 廂:そのまま金髪の少女のところまで泳いで近付き、手を引いて岸辺を目指します。
GM:少女は服を着たまま、水に浸かっていた。
GM:その少女が、目を開く。
水面に浮かぶ少女:「……」
水面に浮かぶ少女:「……?」
四嶺 廂:(目を覚ました…!?)
四嶺 廂:「ごめんね、聞きたいこともあるかもしれないけど」
四嶺 廂:「今はあとにして、まずこの水から出よう。 …それでいいよね?」
水面に浮かぶ少女:「……?」首を傾げながらも、あなたに続いて。
GM:水から2人の体が出る。
GM:最初の衝動の高まり以外には、さしたる影響はないように感じる。
GM:あくまでも、高いレネゲイド濃度のものに、被爆したことによる影響だったのか。
水面に浮かぶ少女:「……あの」
四嶺 廂:「…うん」
四嶺 廂:まず聞く姿勢。
水面に浮かぶ少女:「……誰……?」
四嶺 廂:「えっ、そこから…?」
四嶺 廂:「星辰館高校はわかる? 1年の、四嶺廂」
水面に浮かぶ少女:「精神……指令?」
水面に浮かぶ少女:「それが、私の、名前……?」
水面に浮かぶ少女:「私は、誰……?」
四嶺 廂:「…ちょっと待って」
四嶺 廂:「ぼくはきみの名前を知らないよ。初めて会うから」
四嶺 廂:「高校…いや違うな。 学校って、わかる?」
水面に浮かぶ少女:「人が、勉学に勤しむ場所?」
四嶺 廂:「…行ったことや、見たことはある?」
水面に浮かぶ少女:「……?」首を振る。
四嶺 廂:「…そっかー…」
四嶺 廂:「何も、思い出せないの?」
水面に浮かぶ少女:「知識はある」
水面に浮かぶ少女:「でも、記憶が、何も」
水面に浮かぶ少女:彼女の首には、ドックタグがぶら下がっている。
四嶺 廂:「あれ? 首に、何か」
四嶺 廂:ちらりと見ます。いきなり間近でねめつけたりはちょっと…
水面に浮かぶ少女:「?」首元に手をやる。
四嶺 廂:「もしよかったら、見せてもらってもいいかな」
水面に浮かぶ少女:手のひらにドッグタグを取ると、受け渡す。
水面に浮かぶ少女:裏地には覚えのない、奇妙な刻印。
四嶺 廂:「ありがとう。すぐ済むから」
四嶺 廂:「…このマークは何だろう」
水面に浮かぶ少女:「……分からない」
四嶺 廂:裏面もよく見る。材質、意匠、或いは文字。
GM:文字が彫られている。一部は削れているが。
GM:“Clay■r■ とだけ判別できる。
水面に浮かぶ少女:「……“クレール”?」
四嶺 廂:「聞き覚えがある?」
水面に浮かぶ少女:ふるふると首を振る。
水面に浮かぶ少女:濡れた髪がびちゃびちゃと彼女自身に当たる。
四嶺 廂:「…わかった。ごめんね、いろいろ聞いてばかりで」
水面に浮かぶ少女:「……私は」
水面に浮かぶ少女:「どうすればいい?」
四嶺 廂:「わからない。 僕はこれから、この洞窟に一緒に来た人たちを探そうと思う。だめそうなら、外に出る出口を探す」
四嶺 廂:「できれば、一緒に来てほしいかな。ここにずっと残っていたらどうなるかわからないし」
水面に浮かぶ少女:「うん。着いていく」
水面に浮かぶ少女:「……なんて呼べばいい?」
四嶺 廂:「ぼくはヒサシ」
四嶺 廂:「…こちらからはどう呼ぶのがいいかな。 保留にしてもいいけれど」
水面に浮かぶ少女:「ヒサシ」
水面に浮かぶ少女:「……“クレール”?」
四嶺 廂:「わかった。よろしくね、"クレール"ちゃん」
四嶺 廂:「…まずは服と髪の毛を絞ろうか。この水、あまり体に良くないかもしれないから」
クレール:「うん」髪を絞る。
クレール:ひとしきり髪を絞り終えると、その場で服を脱ぐ。
四嶺 廂:「えっ」
四嶺 廂:「ま、待って…何してるの!?」
クレール:「?」
クレール:「服、絞ろうって」
クレール:脱いだ服を絞り始めている。「やり方が違う?」
四嶺 廂:「…そ、そうだったね…! いや、いいよ…今回はそれで大丈夫!」後ろを向いている。
四嶺 廂:「でも、あんまり他の人のいるところで服を脱ぐのは良くないから…! このあとはなるべくやめてね!」
クレール:「うん。分かった」
クレール:「他の人のいるところでは、服を脱がない」
四嶺 廂:言いながら自分も裾を絞る。 この子は本当に何も知らないし、人を怖がる様子もない。
四嶺 廂:(レネゲイドビーイング…? いや、わからないことだらけだ)
四嶺 廂:息を整える。水に漬かったときの胸の奥の疼きが、今になって重く体に根を張ったように感じられる。
四嶺 廂:(…とにかく、いちど安全なところまで連れ出さないと。この洞窟、思った以上に得体が知れない!)


GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ。
四嶺 廂:"クレール" 正体不明の少女 ○庇護/不安
四嶺 廂:以上で!
GM:OK!


【ミドルフェイズ2】

GM:全員登場をお願いします。
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+3(1d10->3)した →(侵蝕率:49->52)
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:43->50)
尾根夕乃:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 9[9]+40 → 49

ヴァシーリエフ:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 7[7]+50 → 57



GM:鍾乳洞に突入した面々は、それぞれバラバラの場所に放り出された。
GM:だが、通信端末は正常だ。通じていれば合流は難しくない。
GM:端末を失った四嶺廂以外は、再合流を果たしている。
GM:また、3人は情報判定が可能です。
GM:脱出について 知識:レネゲイドor任意の情報: 7
尾根夕乃:情報と言ったらヴァシーリエフさんの出番でゲスね!
ヴァシーリエフ:ゲフフーッ!でも尾根ちゃんの財産点もかなりのものズラよ!ゼニは力ズラ!
御綿笹霧:振るだけ振ろうかな…?
尾根夕乃:振りましょうかw
ヴァシーリエフ:情報項目が脱出一個だけなら、よし、もう振ってみますか!
ヴァシーリエフ:よし、ではやってみます!
御綿笹霧:お願いします!
尾根夕乃:お願いします!
ヴァシーリエフ:情報は任意でなので、裏夜会!
ヴァシーリエフ:裏社会!ミーミル!!
四嶺 廂:ウオーッ
ヴァシーリエフ:12dx+2
DoubleCross : (12R10+2[10]) → 10[1,2,3,3,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[10]+2[2]+2 → 24

ヴァシーリエフ:成功!
尾根夕乃:つ、強すぎる!
御綿笹霧:圧倒的!
GM:情報能力1位の男……
GM:ではめっちゃ分かる!
脱出について
突入孔はただの空間的な間隙ではないと想定される。
孔自体にバロール能力者のゲートのようなものが張られており、実際には
位相的な別局位に位置していると考えられる。
映像内でドローンが撤退できなかったように、物理的な移動での脱出は困難。
現在、ゲート自体は安定性を欠いている。
――つまり、内部が緊張状態にある。
ある程度のレネゲイドの安定を得なければ、ゲートの再使用は不可能。
GM:情報は以上です。
ヴァシーリエフ:出たな大N市名物別次元空間……!!
尾根夕乃:特異点…!
四嶺 廂:スィデラスめ…なんで自分で行かないのかと思ったら…!
御綿笹霧:なるほどね
尾根夕乃:「後は四嶺くんだけか。彼なら心配いらないとは思うけど」きょろきょろと辺りを見回す。 「どちらに進むのが、私たちにとって1番良いのかな?出口も見つけないといけないね」
ヴァシーリエフ:あざます!
尾根夕乃:ぺたぺたと壁とか触ったりしてる。
御綿笹霧:「空間把握などはヴァシーリエフくんが長けていると聞いたけれど。どうかな」
ヴァシーリエフ:「ああ。だが――」尾根さんの言葉を受けて。
ヴァシーリエフ:「そうだな、実際彼なら心配いらない。おそらく『こっちに向かっている』」
尾根夕乃:「なるほど。ヴァシーリエフくんには、それすらも”見えている”んだね」
ヴァシーリエフ:「空間把握と言っても、私は単に耳がいいだけさ。しかし」
ヴァシーリエフ:「それがこの場には向いているのも事実なようだ。だからメンバーに選ばれたのだろうね」フフっと笑って。
ヴァシーリエフ:「芸は身を助く、だ」
ヴァシーリエフ:かつ、かつと迷いなく前進しつつ。
御綿笹霧:「実際頼りにしているよ」
御綿笹霧:「……しかし、入り口がゲートになってるとはね」
ヴァシーリエフ:「おうとも。頼りにされるだけの信頼と、報酬は得ているからね」
ヴァシーリエフ:「ああ。自慢したばかりで恥ずかしいことだが、」
尾根夕乃:「困ったものだね」 壁をぺたぺた。 「ぬるぬるしてる」
ヴァシーリエフ:「ゲートの仕掛けだけは『視えなかった』。バロールの能力によるものは間違いないと考えるが」
ヴァシーリエフ:「舌を巻く巧妙さだ。あるいは……それすらもこの洞窟の一部であるほどに、天然自然のものであるか、か」
尾根夕乃:「……なかなか厄介な案件みたいだね。早く四嶺くんと合流した方が良さそうだ」
御綿笹霧:「やれやれ、これが天然だったらいよいよN市は魔境だね」
御綿笹霧:「帰るのも骨が折れそうだ」
尾根夕乃:「帰ったら、とびきり豪勢な中華をご馳走してもらわないと割に合わないね」
ヴァシーリエフ:「……そうだな、ササギリ。おそらくこの洞窟、戻るのも尋常じゃない」
御綿笹霧:「円卓のある中華は第何地区だったかな……」
四嶺 廂:では皆さんの前方の下り坂の先から、微かに安全靴の音が聞こえてくるかもしれません。
“千引岩”:「……おや」
ヴァシーリエフ:「先ほど分断される瞬間に拾った、ゲートによるレネゲイド、および空間の乱れだが……おっと」
御綿笹霧:「……その話も興味深いけど」
ヴァシーリエフ:「思った通りだったな、ユノ。やはり無事だったようだ」
御綿笹霧:「どうやら再会の挨拶が先になりそうだね」
尾根夕乃:「やれやれ。それじゃ、感動の再会といこうか」
四嶺 廂:「みんな、そこにいるんですか?」
御綿笹霧:「うん、間違いなく彼だ」
四嶺 廂:「…クレールちゃん、もうこっちに来ても大丈夫だよ。このフックに捕まって」
四嶺 廂:声に遅れて、無駄に気合の入ったケイビングスーツにヘルメット姿で出てきます。
四嶺 廂:手元から伸びるワイヤーの先には…金髪の少女。
クレール:「うん」
ヴァシーリエフ:「……『音』の様子からして、何かしらの装備を使用していると感じたが」
ヴァシーリエフ:「直に視てみると想像以上に物々しかったな」
尾根夕乃:「……」
御綿笹霧:「普通の人間としては正しい装備だね」
尾根夕乃:「……女の子?」
クレール:キョロキョロとあたりを見渡す。
御綿笹霧:「ずいぶんと可愛らしい子を見つけてきたものだね。ただの迷子というわけでもなさそうだ」
“千引岩”:「……おや。なかなか隅に置けないな」
四嶺 廂:「はぐれている間に保護したんです。さっき、湖があって…」単独行動中の様子を共有します。
“千引岩”:「どこで引掛けてきたんだい?」
尾根夕乃:「この手の速さ。支部1かもしれない……」
四嶺 廂:「ひ、引っかけるって何ですか引っかけるって! 救助ですよ! レスキュー!」
四嶺 廂:どことなく千引岩さんからクレールちゃんを庇うような挙動になる!
御綿笹霧:「ふむ」《ワーディング》。オーヴァード以外には音が聞こえなくなる。
御綿笹霧:それは、オーヴァード以外を拒絶する結界となる。
クレール:「んっ」身じろぎする。だがそれだけだ。
御綿笹霧:「……やはり、か」《ワーディング》を解除。
“千引岩”:「まあ、普通の子が迷い込むところではないものね」
四嶺 廂:「レネゲイドが充満した水源に浮かんでましたからね…」
御綿笹霧:「ああ。…ここで起きている事象に関わりがあると考えていいだろう」
四嶺 廂:「水に気を付けたほうがいいです。前に接触した賢者の泉をずっと薄めたような感じがしました」
四嶺 廂:「このへんの水脈全部がそうなってるとすると、どんな量だか考えたくもないです」
“千引岩”:「ここが“水源”ということか……いかしかし、この規模は……?」
四嶺 廂:「…クレールちゃんも、挨拶を済ませておこう。自己紹介はできる?」
御綿笹霧:「ここの水が表に流れ出したら、なんて考えたくもないな」
クレール:「うん。クレール」ペコリと頭を下げる。
クレール:「こんにちは」
御綿笹霧:「クレール。私は笹霧だ。よろしく」
尾根夕乃:「よろしく、クレールくん。私のことは、気軽に支部1位と呼んで良いよ」
御綿笹霧:「四嶺くん。今の様子からすると……彼女にも状況は把握できてないのかな?」
四嶺 廂:「はい、『知識はあるけど、何も覚えていない』って。名前も、身につけていたものに書いてあったもので…」
クレール:「シヴィーチ……?」
尾根夕乃:「発音が良い……!」
御綿笹霧:「記憶喪失か。……それとも」(うまれたばかり、か)
ヴァシーリエフ:「……ヴァシーリエフ。君の事情は判らないが、要救助者なら私たちは味方だ。安心してくれて構わないよ、クレール」
尾根夕乃:「支部1(しぶいち)だよ?クレールくん。1番って意味だ。」
クレール:「ササギリ。ヴァシーリエフ。シブイチ」
尾根夕乃:「君にもあるだろう?1番のものが。君の1ッ番は何かな?」
御綿笹霧:「彼女が何者であれ、目の届く所にいてもらった方が良さそうだね」
クレール:「1番?」
ヴァシーリエフ:「……母国にその言葉があったら、君が同郷かと勘違いしてしまう所だったな」少し笑って>シヴィーチ……?
クレール:「?」
四嶺 廂:「そうだ。さっきのタグ、みんなにも見せてもらっていいかな」
クレール:「うん」差し出す。
四嶺 廂:謎のマークと"Clay■r■"の視覚情報も共有します。
ヴァシーリエフ:「ああ。……おそらく、それが一番安全だな」御綿さんに頷いて。言外に、護衛のスペシャリストたる御綿笹霧への信用を漂わせて。
四嶺 廂:同時に外に脱出するのが難しいことも共有されておきますね
御綿笹霧:あ、その話はまだ途中でしたね
御綿笹霧:ヴァシーリエフさんからちゃんと聞いておこう
四嶺 廂:あっそうでしたすみません!
四嶺 廂:「一度外に出て、安全な場所で匿って調べて貰ったりってできますか?」
ヴァシーリエフ:ええんやで!
御綿笹霧:「なるほど、クレールは読める範囲から付けた名、というわけだね」
御綿笹霧:「そう、その話を今していた所だったんだ」
四嶺 廂:「衣類もそうですけどこのタグ、ひとが作った物ですよね。何かの手掛かりになるかも…」
ヴァシーリエフ:「…………」"Clay■r■"の文字を見て。
尾根夕乃:「何か気が付いたかな?ヴァシーリエフくん」
御綿笹霧:「……心当たりでもあったのかい?」
ヴァシーリエフ:「いや、大したことじゃないよ。この市の近隣に、FHの似た名前のセルがあったなと、それだけさ」
ヴァシーリエフ:「聞いた話によると、先日壊滅したそうだがね。関連は薄そうだ」
御綿笹霧:「……そうか」
“千引岩”:「ドッグタグに記すのであれば」
尾根夕乃:「他の市の情報まで掴んでいるとはね。大した”地獄耳”だ」肩をすくめる
“千引岩”:「個体名である可能性のほうが強いように思う」
御綿笹霧:「うん。私もそう思うな。ナンバーでも振られていたなら、セルに属する実験体かとも思ったけど」
ヴァシーリエフ:「すまなかったね、話の腰を折った。実際、そうだな。タグにつけるなら、個体名だと私も考える」
四嶺 廂:「…もし、ファルスハーツでもレネゲイドビーイングでもないなら」
四嶺 廂:「一番ありそうなのって、動画の女の人の関係者でしょうか。 出入りする方法もありませんし」
“千引岩”:「ああ。“ハートシンク”だっけか?」
御綿笹霧:「レネゲイドビーイングの線はありそうだけどね。“ハートシンク”……関係はあるかもしれない」
ヴァシーリエフ:「クレールの事情が分からない以上、無関係だとも言い切れないが」
“千引岩”:「少なくとも、あれが事件と無関係ではないだろう」
“千引岩”:「彼女を探すべきかな」
尾根夕乃:「そうだね。ここから脱出する方法も聞かなきゃならない」
御綿笹霧:「和やかなお茶会とは行かないだろうけど」
ヴァシーリエフ:「どうだろうな、少なくとも“ハートシンク”自体を発見できれば確かめられるか」
御綿笹霧:「少しでも心を開いてもらえるといいね」
尾根夕乃:「クレールくんを保護しつつ。“ハートシンク”くんを探すというのが当面の目標かな?」
ヴァシーリエフ:「そうだな。何より、実際脱出についてもそれが近道だと思う」
四嶺 廂:「そうですね… クレールちゃん、ちょっとこの洞窟の中をあちこち歩くことになるかもしれない」
四嶺 廂:「気分が悪かったり足が痛かったりはしない?」
ヴァシーリエフ:「さきほども話したが、この空間に入る際拾った、ゲートによる空間の乱れ」
ヴァシーリエフ:「ひどく不安定だ。とてもではないが、今まともに使える公算は低いだろう」
御綿笹霧:「不安定なのは、ここで何かが……まあ、あの映像にまつわることだろうね。が、起こっているから」
クレール:「うん。平気」
御綿笹霧:「と、考えられるかな。なら、その解決にはどのみち彼女に会わなきゃならない」
尾根夕乃:四嶺くんとクレールちゃんのやり取りを微笑ましそうに見て。
尾根夕乃:「うん。四嶺くんはクレールくんを守ってやってくれ」
尾根夕乃:「御綿くんは引き続き“千引岩”くんの護衛を」
ヴァシーリエフ:「ああ。内部、つまりこの空間が緊張状態にある。それは今回の依頼に関わる件とみてほぼ間違いない」
尾根夕乃:「となると……ヴァシーリエフくんが守るのは私ということかな?頼りにしているよ?」
ヴァシーリエフ:「うまいこと事を収めなければ、脱出はままならないだろうね」
御綿笹霧:「なら、無事に皆で帰るためにも、がんばって解決しないとね!」
ヴァシーリエフ:「……そうなるな。はは、支部1位の女性を護れるとは光栄だ。役得だな」尾根さんに笑い返し。
御綿笹霧:「ああ、夕乃。護衛については心配いらないとも。これでも名は売れている方なんだからね」
四嶺 廂:「ぼくも護衛はよくやるので、頑張ってみます。 …そういうことだから、後ろを離れないでね」
四嶺 廂:「あ、誰かもしかしてぼくの背嚢とかスマホを拾ってませんか? 飛び込む時になくしちゃったみたいで…」
クレール:「うん」刻々と頷く。
ヴァシーリエフ:「ササギリ、私としても1位にいい所を見せたいんだ。活躍の場は、残しておいてくれよ」軽口!
御綿笹霧:「ふふ。それは是非いい所を見たいものだ。仕事は譲らないけどね?」
御綿笹霧:軽くウインクして、笑う。


GM:シーン終了。ロイス取得及び、
GM:事前に手配していた体で購入も可能です
尾根夕乃:ヤッター!
御綿笹霧:チーム/尾根夕乃/感服/心配:○/ロイス
ヴァシーリエフ:やったぜ
御綿笹霧:とりあえず応急手当!
御綿笹霧:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[7,10]+6[6] → 16 → 成功

四嶺 廂:傭兵の先生 イーゴリ・ヴァシーリエフ ○信頼/隔意
御綿笹霧:ここで回らんでもねえ!ともかく確保してました!
尾根夕乃:私も応急買っておこう。
尾根夕乃:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[2,6,10]+10[10]+5[5]+4 → 29

尾根夕乃:!?
四嶺 廂:支部一部の人 尾根夕乃 ○好奇心/困惑
御綿笹霧:やたら質の高い応急手当が出回っている
尾根夕乃:支部1の応急手当をゲットしました。
御綿笹霧:いや、質はわからないが…高い
四嶺 廂:応急はいくつあっても困らない!応急追加入りまーす!
ヴァシーリエフ:ロイスはどうしよう、尾根さん……には既にとっているから、ここは順当に御綿さんにとるか!
四嶺 廂:2dx+5>=8
DoubleCross : (2R10+5[10]>=8) → 10[4,10]+3[3]+5 → 18 → 成功

尾根夕乃:あ、ロイスはとりあえず保留で。以上です。
ヴァシーリエフ:同行者 御綿笹霧 ○信頼/隔意 で!
御綿笹霧:やっぱり応急手当が高い
御綿笹霧:以上!
ヴァシーリエフ:こちらも応急はとっておこう。誰か欲しい装備があったらチャレンジしてみるから、言ってね!
ヴァシーリエフ:10dx+2>=8
DoubleCross : (10R10+2[10]>=8) → 8[1,1,3,4,5,5,5,6,7,8]+2 → 10 → 成功

ヴァシーリエフ:調達の数値間違った、1だ。でも成功!
ヴァシーリエフ:以上!
GM:OK!


【ミドルフェイズ3】

GM:ミドル戦闘が発生します。
GM:登場する方はどうぞ。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:50->57)
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+1(1d10->1)した →(侵蝕率:52->53)
ヴァシーリエフ:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 8[8]+57 → 65

尾根夕乃:DoubleCross : (1D10+49) → 10[10]+49 → 59


GM:あなた達が歩みを進めていくと(途上に四嶺廂の荷物も見つかった)、
GM:再び、開けた場所に出る。
GM:中央には川のように流れる水があり。
GM:その中に、人影がある。
ヴァシーリエフ:「……さて、気をつけろよ」
尾根夕乃:「どうやらここが水脈の中心地かな?……おや?」 人影に気が付く
御綿笹霧:「……」杖をいつでも構えられるように。
ヴァシーリエフ:開けた場所に出るか出ないか、ほぼ同時に言う。
四嶺 廂:「…まただ。今度は水が流れてる」
GM:あなた達が到達すると、人影は立ち上がる。
尾根夕乃:ヴァシーリエフさんの言葉で、この空間に他に誰かいると気づけたのだ。 ヴァシーリエフさんの後ろで、覗き込むように空間を見る
GM:それは、人間に針金が幾条にも巻き付いたような、異形の姿をしている。
ヴァシーリエフ:「クレールと、ヒサシの時とはワケが違う。この不穏な『音』が私の勘違いで、平和に済ませられればいいんだが」
御綿笹霧:「…ああ、君の有能さが恨めしいかな」
ヴァシーリエフ:脱力の自然体。だが警戒は崩さない。
御綿笹霧:「平和には行かなさそうだよ」杖を構える。
侵食された人影:「私は」
侵食された人影:「私を、助」
四嶺 廂:「!」声に反応してクレールを背に庇う。
侵食された人影:「殺せ」
侵食された人影:「殺せ殺せ殺殺殺殺殺」
御綿笹霧:「───」
GM:その言葉と同時に、異形の姿をしたワイヤフレームの怪物も、その場に現れる。
ヴァシーリエフ:無言で御綿さんに頷いて。
御綿笹霧:「お望みどおり、送ってあげよう」
御綿笹霧:「皆、準備はいいね」
四嶺 廂:「やれます。クレールちゃん、傍を離れないでね」
尾根夕乃:「うん。見せてあげるよ、支部1位の実力を」 ヴァシーリエフさんの背中越しに。
四嶺 廂:スーツに仕込んだワイヤが抜き放たれ、体の輪郭に沿って踊る。こちらも針金が絡みつかれたような人影だ。
ヴァシーリエフ:「ああ。敵は、あのヴォジャノーイ(ロシアに伝わる水辺の妖怪)の類だけではないようだしな」
四嶺 廂:クレールちゃんの様子を見ます。怯えているか、平然としているか。
ヴァシーリエフ:ワイヤーフレームの怪物に対しても、警戒を緩めずに。
クレール:じっと相手を見つめている。
クレール:怯えの色は見られない。
四嶺 廂:(…あんなものを見てもパニックを起こさない。どういう子なんだろう)
四嶺 廂:(まぁ、守るのが先か!)
ヴァシーリエフ:少しだけ尾根さんの前に出て。『盾になるくらいなら幾らでも構わんよ』そう言わんばかりだ。
GM:戦闘を開始します。
侵食された人影[10]
ワイヤフレームの怪物[9]*3

     5m

ヴァシーリエフ[7]
四嶺[1] 御綿[6] 尾根[5]
GM:配置はこう
GM:セットアップから。
ヴァシーリエフ:三体!
GM:エネミー側はありません
ヴァシーリエフ:セットアップは無!
尾根夕乃:《加速装置》
尾根夕乃:行動値+8にします
四嶺 廂:80からなのでありません。
尾根夕乃:59→61
御綿笹霧:なし!
侵食された人影[10]
ワイヤフレームの怪物[9]*3

     5m

ヴァシーリエフ[7]
四嶺[1] 御綿[6] 尾根[13]
GM:イニシアチブ。
GM:ワイヤフレームの怪物3体が《加速する刻》。
尾根夕乃:!?
ヴァシーリエフ:ウワーッ
四嶺 廂:3体!?
御綿笹霧:まじか?!
GM:行動は全員一緒。
GM:マイナーで《オリジン:ミネラル》
GM:メジャー《ハザードコール》を、自分自身に。
GM:侵蝕率を10上げました。おしまい。
ヴァシーリエフ:ぎゃ、逆に何だか不穏……!?
御綿笹霧:…こわい!
GM:ワイヤフレームの怪物は動かない。まるで君たちへの攻撃意思を持たないかのように見える。
GM:ただ、存在するだけで、その場のレネゲイドの濃度は上昇しているような。
御綿笹霧:(「我々は、我々を殺すものを理解しない」…)
御綿笹霧:(だが……これは……)
GM:改めて、尾根さんの手番へ。
尾根夕乃:はい!
尾根夕乃:マイナーで5m横に移動してエンゲージを切ります
尾根夕乃:メジャー。《雷神の槌》+《サンダーストーム》+《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《鋼の顎》
尾根夕乃:エネミー全体を攻撃します
GM:その判定に対し、
尾根夕乃:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[1,1,8]+1 → 9

尾根夕乃:え
GM:ワイヤフレームの怪物1が《テイクオーバー》。
GM:侵蝕率を肩代わりします。
ヴァシーリエフ:なにーっ
御綿笹霧:??????
尾根夕乃:??
四嶺 廂:どういうことだろう…?
尾根夕乃:え、じゃあ、浸食率は上げなくて攻撃して良いのでしょうか?
GM:そうなります
尾根夕乃:わ、わかりました
GM:ドッジ不可なので攻撃はそのまま喰らいます
GM:ダメージをどうぞ。
尾根夕乃:27+3d10+1d10
DoubleCross : (27+3D10+1D10) → 27+22[7,9,6]+3[3] → 52

尾根夕乃:装甲無視です
GM:全員何とか生きてる!
GM:侵蝕率はいくつ上がるはずでしたか?
尾根夕乃:えーと
尾根夕乃:15ですね
GM:わかりました
尾根夕乃:掌を開くと、エネミーを包み込むように領域が展開される。
尾根夕乃:(何かおかしい。こちらを攻撃する意思が無いみたいだ……)
尾根夕乃:ギュッと拳を握ると、領域内を紅い稲妻が暴れ狂う!
尾根夕乃:「……みんな。気を付けた方が良い。何か変な感じだ」
尾根夕乃:という感じで以上です。
GM:その稲妻は、敵を灼きこがせるほどの威力だったはずなのだが。
GM:大きくその威力を減じているように感じる。何らかの作用が働いているのか。
尾根夕乃:(地形の効果、敵の特性、それとも……。 どちらにせよ、支部1位の稲妻を減ずる程の作用が働いているって事だね)
GM:次は人影の手番。
GM:マイナーで3人に接敵
侵食された人影:メジャー《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《渇きの主》《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《血の宴》
GM:3人に範囲攻撃。
侵食された人影:16DX7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,6,6,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,6,8]+10[7]+5[5] → 35

御綿笹霧:やるか…ドッジ!
御綿笹霧:《リフレックス:ハヌマーン》+《電光石火》
GM:《テイクオーバー》。
御綿笹霧:12dx7+1>=35
DoubleCross : (12R10+1[7]>=35) → 10[2,2,3,3,4,4,6,6,6,9,9,10]+10[1,4,7]+10[7]+5[5]+1 → 36 → 成功

四嶺 廂:こっちもするだけします。ドッジ。
御綿笹霧:うわっ肩代わり
御綿笹霧:そしてギリギリ成功!
ヴァシーリエフ:ヌゥーッ。ドッジ!
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-5(1d10->5)した(HP:34->29)
御綿笹霧:バックファイア!
四嶺 廂:5dx-3
DoubleCross : (5R10-3[10]) → 8[3,4,7,8,8]-3 → 5

ヴァシーリエフ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[6,9]+1 → 10

四嶺 廂:《軍神の守り》四嶺 廂の侵蝕率を+2した →(侵蝕率:53->55)
ヴァシーリエフ:ダメ!
四嶺 廂:ヴァシーリエフさんをカバー。
GM:《テイクオーバー》。
ヴァシーリエフ:あ、助かります!!
四嶺 廂:あ、あくまでテイクオーバーというのか! 侵蝕53です。
侵食された人影:4d10+15 装甲無視 命中でHP+20
DoubleCross : (4D10+15) → 18[2,6,5,5]+15 → 33

四嶺 廂:46ダメージ!リザレクトします。
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+10(1d10->10)した →(侵蝕率:53->63)
GM:《テイクオーバー》。
四嶺 廂:リザレクトにすら!?
侵食された人影:「アアアアアアアッ!」雄叫びを上げ、襲いかかる。巨大な真紅の爪が展開され、
侵食された人影:3人を切り刻まんと迫る。
御綿笹霧:杖で素早く、その攻撃を受け、往なす。
御綿笹霧:そのステップは踊るように。
ヴァシーリエフ:「チッ!」速く、大きい!避け切れないか。
四嶺 廂:縄を抜き放って前に出る! ロープで天井の鍾乳石を打ち払い、石筍を蹴って人影にぶつける。
四嶺 廂:衝突の寸前、とりわけ大きい石筍を蹴って根元から折ってみせると、抱きかかえたまま影に体当たりをかける。
侵食された人影:「ガウッ!」
ヴァシーリエフ:(「すでにユノは己の間合いに移動しているか。ならば」)覚悟を決める!
侵食された人影:その爪は、四嶺だけを引き裂いた。
GM:だが、それだけではない。
GM:電光石火のごとく攻撃を華麗にかわそうとも。
GM:身を挺して受け、自らの傷を癒そうとも。
GM:本来あるはずの、侵蝕の高揚が感じられない。
御綿笹霧:(……やはり、何か妙だ)
御綿笹霧:(これは……)人影ではなく、ワイヤーフレームの怪物を見る。
GM:怪物はその場から動いていなように見える。
四嶺 廂:「…ッ!!」懐に入ったまま、肩口や袖から生じた「副腕」がキュマイラの腕力で腕力で人影に縄を投じる。
御綿笹霧:「……感じているかい。侵蝕が上がらない」
四嶺 廂:「こっちもです! これ、絶対おかしい…!」
御綿笹霧:「まるで……何かに奪われているような……」確信の持てないまま、感覚を口にする。
御綿笹霧:「気をつけるんだ」
GM:ワイヤーフレームの怪物たちは待機。
GM:ヴァシーリエフさんの手番へ。
ヴァシーリエフ:はい!
ヴァシーリエフ:おっかないが、何かしないとこっちは攻撃できないのだ!マイナーで《インフィニティウェポン》&《ジャイアントウェポン》!
ヴァシーリエフ:そして相手は未だ無傷なので、メジャーで《コンセントレイト》《ディストーション》《咎人の剣》に移りたい!
ヴァシーリエフ:あ、《シャドーテンタクルス》も
GM:マイナー、メジャーともに《テイクオーバー》します。
GM:判定をどうぞ。
ヴァシーリエフ:ですよね~(怖ぇ~~)
ヴァシーリエフ:はい。相手は侵食された怪物。振る!
ヴァシーリエフ:10dx7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[2,2,3,5,5,6,7,7,9,10]+10[2,9,10,10]+10[2,6,7]+10[10]+1[1]+4 → 45

御綿笹霧:ヒューっ
GM:ドッジ!
侵食された人影:13DX
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[1,1,1,4,4,5,6,7,8,8,9,10,10]+3[1,3] → 13

GM:ダメージを!
ヴァシーリエフ:5d10+35
DoubleCross : (5D10+35) → 21[2,1,3,9,6]+35 → 56

ヴァシーリエフ:装甲有効!
GM:そのダメージは落ちる!
ヴァシーリエフ:「ヒサシ!」飛び出した少年の背中に叫ぶ
ヴァシーリエフ:ムムッ
四嶺 廂:「はい!」攻撃をしやすいように身をよじって離れる!
ヴァシーリエフ:(「……助かったよ。やってくれるな、君は!」)
ヴァシーリエフ:その動きで、十分!
ヴァシーリエフ:手には既に黒色の短剣。ロシアの短刀、キンジャール。そして派手に砕け転がる石筍と、ロープを使い駆ける体格のいい少年と、
ヴァシーリエフ:踊るように攻撃を躱す護衛の青年と、すべてに対し、周囲の意識が少しづつ向けられたその間隙をついて。
ヴァシーリエフ:怪物の死角に既に回り込んでいる。
ヴァシーリエフ:頸部を左右両側から切り裂く!
侵食された人影:「ガアッ……!」
ヴァシーリエフ:でもまだ死んでないんだよな!次の御綿さん、お願いします!
GM:死んでるよ!
ヴァシーリエフ:しんでる!!!
侵食された人影:断末魔を上げ、人影はその場に倒れ伏す。
ヴァシーリエフ:「…………」足元の水場を蹴って人影から離れる。
ヴァシーリエフ:怪物による不穏な気配は先ほどから感じている。脱力にも似た、レネゲイドの侵食の平静。
ヴァシーリエフ:様子を窺うが……
GM:怪物は、その身を翻し、どこかへゆっくりと去っていく。
GM:PCに追撃の意志がなければ、戦闘終了です。
御綿笹霧:杖を下ろし、深く息を吐く。
御綿笹霧:こちらに追撃の意志はありません。
四嶺 廂:同じく、この場に残りたいです。
尾根夕乃:ですね。この場に留まる
ヴァシーリエフ:「……フゥ」影の剣が消え。
ヴァシーリエフ:追わないっす!
尾根夕乃:「お見事だったね、ヴァシーリエフくん。身体に異常はないかな?」パタパタと走り寄ってくる
ヴァシーリエフ:「……戦闘のダメージという意味でなら、特には。だが」
ヴァシーリエフ:「爽快、快調という訳にもいかないな。君も感じたんじゃないのか、ユノ」
尾根夕乃:「……攻撃を試みたのは私たちだけだからね。私も、同じ感覚を味わったよ」
御綿笹霧:「防御でも同じさ」
ヴァシーリエフ:「やはり皆もか」
御綿笹霧:「……まったく、あれらの意図が読めないね。あのまま攻撃していたら、どうなっていたのか」
四嶺 廂:「今も、治る時の変な熱が全然ないんです。どうなってるんだろう…」
四嶺 廂:「大丈夫? 怪我はない?」クレールちゃんへ。
クレール:「うん」頷く。“千引岩”の後ろにいる。
“千引岩”:「しかし、あんなもの、今まで見たことがない」
ヴァシーリエフ:「力を使ったにも関わらず……そうだな、レネゲイドによる身を蝕まれる感覚がない。体調的にはむしろ穏やかですらある」
“千引岩”:「意図が読めない相手というのは、困るな……」
四嶺 廂:「…この、襲ってきた人はなんだったんでしょう」動画を思い出しながら、死体を見やります。
ヴァシーリエフ:「それが逆に言い知れぬ不穏を感じさせる。去っていった怪物どもの仕業に間違いはないだろうが……」
御綿笹霧:「さて。この先、答えが見つかることを期待しよう」
御綿笹霧:「これ以上の難題ならば、幾らでもぶつかってきた。きっと解けると願いたいね」
ヴァシーリエフ:「そうだな。……まったく、今更ながら、この洞窟は何なのだかな」ふっと、口の端を釣り上げて笑い。
尾根夕乃:「私たちならばきっと解けるさ。支部1位が保証するよ」


GM:シーン終了。購入・ロイス取得あればどうぞ。
御綿笹霧:なんかせっかくだし応急手当て使おう。
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを+6(2d10->3,3)した(HP:29->35)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを34した(HP:35->34)
御綿笹霧:で、また応急手当購入
ヴァシーリエフ:ロイス……は一旦保留!
御綿笹霧:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[3,10]+1[1] → 11 → 成功

御綿笹霧:確保、で以上!
四嶺 廂:こちらも応急を使います。
四嶺 廂:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+9[6,3] → 19

尾根夕乃:四嶺くん、応急手当、私のもあげるので使ってください
四嶺 廂:ありがとうございます!
尾根夕乃:ということでパスだ!
四嶺 廂:19+2d10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+10[2,8] → 29

ヴァシーリエフ:まだ必要なら、こっちの分もあるよ!
四嶺 廂:応急が豊富! 最大値まであと2なので一旦様子を見ます、ありがとうございます!
ヴァシーリエフ:オッス!
尾根夕乃:ではボデマでも買おうかな
尾根夕乃:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 9[1,1,9]+4 → 13

四嶺 廂:防具は行き渡ってるけど笹霧さん用にトラックスーツを買うのを挑戦してみようかな?
ヴァシーリエフ:ダメージが上がるので、アームドスーツも狙ってみるか!選択肢として……!
ヴァシーリエフ:あ、じゃあ一旦待つ構え!四嶺くんがダメならやってみよう
尾根夕乃:ボデマ購入。着込みます。ロイスは保留で以上。
四嶺 廂:あ、でもこれ回避にはボーナス乗らないのか
四嶺 廂:強化素材を買います。
四嶺 廂:2dx+5>=15
DoubleCross : (2R10+5[10]>=15) → 10[1,10]+8[8]+5 → 23 → 成功

四嶺 廂:また買えちゃった…自分のワイヤーウィップに使っておきます。
ヴァシーリエフ:よし、ではこっちもアームドスーツで!
四嶺 廂:攻撃力+1!
ヴァシーリエフ:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,1,2,3,5,7,9,9,9,10]+5[5]+1 → 16

ヴァシーリエフ:16成功!よし、持っておくか。着るのは考えよう。以上!


【ミドルフェイズ4】

GM:次のシーンは回想シーンです。
GM:登場はヴァシーリエフさんのみ。
ヴァシーリエフ:は!
ヴァシーリエフ:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 9[9]+65 → 74



GM:あれは2,3ヶ月ほど前だったか。
GM:あなたが依頼されていたのは、ある好事家の護衛任務だ。
GM:EXレネゲイドと思しきアイテムを蒐集する、レネゲイド関連企業の重役だかの邸宅。
GM:下見と思しき者を捕らえたのが先日だという。
GM:本格的な侵入が、これから先にあると予想して、傭兵を雇っていた。
ヴァシーリエフ:「……こうした趣味の方は早々に警察にも頼れないから大変だな。相手が超人ではな」
ヴァシーリエフ:ひとり、こぼす。
同僚の傭兵:「お前、それさ」君の隣で警戒に当たる少女が、話しかけてくる。
同僚の傭兵:「見えてんの?」
ヴァシーリエフ:「見えているというか」
ヴァシーリエフ:「詳しくは企業秘密になるが『視えている』だな。この眼はすでに機能していないが、周囲の様子を探るのに、不便ではない手があるのさ」
同僚の傭兵:「へえ。まあ見えないやつが居ても邪魔になるだけか」
ヴァシーリエフ:「ま、君に不便はかけんよ。腕を見込んで呼ばれてるんだ。そちらこそ、期待しているぜ」
同僚の傭兵:「へえ……そりゃいいや」
GM:遠くの方で喧騒。
ヴァシーリエフ:ある意味において、こうした仕事は堅苦しくなくていい。真っ当な大組織からの正式な依頼では少々余所行きの態度になってしまうが……。
GM:トランシーバーからは、侵入者を発見との声が上がる。
ヴァシーリエフ:荒くれ仕事は、その意味で楽だ。
同僚の傭兵:「早速のお手並み拝見の機会かな」
ヴァシーリエフ:「――了解」応答。「言ってる傍から来たな」
同僚の傭兵:「先に行っててくれ。こっちは準備を済ませてから出る」楽器ケースのような箱を降ろす。
ヴァシーリエフ:「ああ」足を進める。
ヴァシーリエフ:背中を向けたまま、手を振って応える。
ヴァシーリエフ:手には、渦巻き始める『影』。おおよその騒ぎの位置は掴んでいる。即ち、侵入者の足跡も。
GM:君は屋敷の内部の動きが、手に取るように分かる。
GM:侵入者の居場所も、だ。鎮圧はすぐに終わった。大した相手ではなかった。
GM:君が把握できる情報は、それだけではない。
同僚の傭兵:「……なんだ、終わったのか」大きな組み立て銃を担いだ女性が、君の後方から歩み寄る。
ヴァシーリエフ:――そういう意味で、今回の依頼主の目は確かだった。俺の力は、こうした邸宅サイズの警護にはよく向いている。
同僚の傭兵:もう片手には楽器ケース。銃が入っていたのだろうが、その持ち方は空ではない。
同僚の傭兵:「お前に依頼料を総取りされるかな。出来高でないことを祈りたいけど……」
ヴァシーリエフ:「ああ。楽なものだった。ありがたいよ。仕事はスムーズに越したことはない」
GM:襲撃の折、彼女は持ち場を離れ、
GM:保管庫を訪れていた。それすら君には分かる。
ヴァシーリエフ:「はは、見るからにがめつそうだったものな」
同僚の傭兵:「これ、もう帰ってもいいんだよな?襲撃者は消えたんだろう」
ヴァシーリエフ:「そうだな。終わったのなら、帰ってもいい。……本当に終わったのならな」
ヴァシーリエフ:かつ、かつ、かつ。
同僚の傭兵:「……どういう意味?」訝しげながら、君の横を通り過ぎようとする。
ヴァシーリエフ:歩いて彼女へ接近する。
ヴァシーリエフ:腕を掴む。
同僚の傭兵:「っ!」
同僚の傭兵:「んだよっ!」振りどこうとするが、外れない。
ヴァシーリエフ:「わざわざここに確認に来たのは失敗だったな。いや、そうじゃなければ他に理由があったのか?」
ヴァシーリエフ:「ま、黙って逃がすつもりもなかったがな」
同僚の傭兵:「はあっ!?えっ」
同僚の傭兵:「なっ、何の話をしてるんだよっ!?」
同僚の傭兵:語調が明らかに乱れる。
ヴァシーリエフ:自分の腕と体をひねる。同僚の傭兵を一回転して床に叩きつける!
同僚の傭兵:「えっ」そのまま体が回転し「がっ……!」
ヴァシーリエフ:「君に釈明は求めていない。何かの誤解だったら後で存分に詫びるさ」
GM:楽器ケースが手を離れる。
GM:蓋が開き、中身がこぼれ出る。
GM:刀剣に銃。陳列されていた、EXレネゲイド。
ヴァシーリエフ:「返してもらうぞ。その手癖の悪さで得たものをな」
ヴァシーリエフ:「……フゥ」誤解であってほしかった、とすら思わない。
同僚の傭兵:「クソがッ……!」叩きつけられたまま、袖から拳銃を取り出し、
ヴァシーリエフ:彼女以上に自分の能力を信じているのは当然だからだ。
同僚の傭兵:君の眉間を撃ち抜こうとする。
ヴァシーリエフ:じ。
ヴァシーリエフ:拳銃から、一瞬不定の影が漏れ出し。
ヴァシーリエフ:『濁った色の、蔓と花になって分解される』
同僚の傭兵:「な……!?」
ヴァシーリエフ:「――今の動きは悪くなかったな。こんな真似をしなければビジネスパートナーとして上手くやって行けたかもしれないものを」
同僚の傭兵:「やっていけるわけねえだろ……」
GM:一連の攻防で、君には分かる。
GM:オーヴァードとしての戦闘力は、あっけないほど低い。
GM:恐らくは、今回のような手口で糊口をしのいできたのだろう。
同僚の傭兵:「あたしみたいなのがやっていくには、こういう武器が必要なんだ……!」
ヴァシーリエフ:「……いけるさ。お前みたいな奴を適所に就かせた上でWIN-WINに持っていくのも、便利屋としての仕事のうちだ」
ヴァシーリエフ:「……そうなれたらよかったんだがな」
ヴァシーリエフ:特段何もなければ、無力化して捕らえましょう。
同僚の傭兵:最後に、懐に手をやる。パキリと何かが割れる音。
同僚の傭兵:だが、そこまでだ。それ以上は動かせない。
ヴァシーリエフ:「――!」
同僚の傭兵:「このまま、何も残せずに死ぬなんて」
同僚の傭兵:「嫌なんだよ……」
ヴァシーリエフ:「依頼主には引き渡さないでおいてやる。どこか適当な、真っ当なオーヴァード組織の監視にでも入るんだな」
同僚の傭兵:「……え……?」
ヴァシーリエフ:「何だよ、意外か?」
同僚の傭兵:「……いや。あの成金野郎に突き出されるのかと……」
ヴァシーリエフ:「俺の仕事は、対象の警備と護衛だ。防衛戦の結果ならいざ知らず――殺しは受けてないんでね」
ヴァシーリエフ:「マジメに更生するのが嫌ならそうするが……まあ察しの通りあの汚らしい御仁だ。碌なことにはならんぞ」
同僚の傭兵:「お前……仮にも依頼主だろ」呆れたように。
ヴァシーリエフ:「この程度の戯れは許されてる程度の立場なんだよ。相応に、積み重ねた付き合いがある」
ヴァシーリエフ:「汚い御仁なのは本当、俺が仕事をまじめにこなしてるのも本当。その結果、今俺の気まぐれで君は助かろうとしてる」
ヴァシーリエフ:「何もできず死にたくないなら、振ってわいたチャンスに賭けてみるのもいいんじゃないか?」
同僚の傭兵:「気まぐれを起こせるほど強えってことかよ……」
同僚の傭兵:「ムカつくな……おい」
ヴァシーリエフ:「いいね、若者にムカつかれるのは先達として冥利に尽きるというものだ」
同僚の傭兵:「もし、出てこられたら……あたしに仕事を教えろ」
ヴァシーリエフ:「おススメできない仕事だぞ、もっと楽に稼げる……と言いたい所だが、」
ヴァシーリエフ:「パートナーになれるかも、と言ったのは俺の方だったな。これで断っては筋が通らない」
ヴァシーリエフ:「いいぜ。君が監視の末、それ相応のお墨付きを得られたら、できる限りで教えてやる」
同僚の傭兵:「……言質、取ったからな」
ヴァシーリエフ:「いいとも。ま、その時すぐに見つかるところにいるとは限らないからな。それはそっちで探してくれよ」
同僚の傭兵:「……見つけてやるとも。その胡散臭い面、忘れるもんかよ」
ヴァシーリエフ:「……ああ。嬉しいことだな。俺を覚えていてくれる人間が増えた」
ヴァシーリエフ:少しだけ、最後の声色が優しい。
ヴァシーリエフ:――こうして、依頼主にはこちらで話をつけ。
ヴァシーリエフ:UGN経由でどこか監視をつけてくれるよう頼みこみ、その日のうちに引き渡すことになって――。
ヴァシーリエフ:「……ほらよ」ばさり。自分の着ていたコートを、頭から被せるようにかけてやる。
同僚の傭兵:「……!」
ヴァシーリエフ:「相手は“真っ当な”組織だからな。私物なら没収されてそのままってこともない」
ヴァシーリエフ:「解放されたら、適当に売って当座の足しにしな。……これでも、君のその服よりぐっと高価な物なんだぜ」
同僚の傭兵:「……考えとく」
ヴァシーリエフ:「……ああ」


GM:そうして、彼女はUGNへと引き渡されて。
GM:君の知る限りの足跡は、それきりだ。
GM:いや。
GM:それきりだった。


GM:シーンを終了します。
ヴァシーリエフ:ウウッ、同僚の傭兵……


【ミドルフェイズ5】

GM:情報収集シーン。登場する方はどうぞ。
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+6(1d10->6)した →(侵蝕率:53->59)
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:57->62)
尾根夕乃:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 3[3]+61 → 64

ヴァシーリエフ:出るか!
ヴァシーリエフ:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 6[6]+74 → 80

GM:情報収集の前に、シーンをはさみます。


GM:洞窟の探検を進めていくと、再び開けた場所に出る。
GM:そこには、無数の剣が突き刺さっている。
GM:ワイヤーフレームの怪物や、ワイヤをまとう人影が、剣に貫かれて地に串刺されている。
四嶺 廂:スマホでパシャパシャ写真を撮ります。電波が通じるようなら支部に転送。
御綿笹霧:「はて。我々の他にも侵入者がいるのかな?」
GM:電波は通らない。通じるのは入口付近のみだったのだろう。
尾根夕乃:「私たちを襲ってきた怪物とはまた違う個体かな」
“千引岩”:「……その剣」
ヴァシーリエフ:「あり得るな。既に接触しているフィーストが、影で動いていることもなくはない」
御綿笹霧:「ん?見覚えでもあるのかい」千引岩さんに
“千引岩”:指をさす。剣の根本に、エンブレムが刻まれている。
ヴァシーリエフ:「……にしては、少々やり口が派手にも思えるが……む」千引岩さんの言葉を受けて。
GM:クレールのドッグタグにあったものと同じ。
御綿笹霧:エンブレムを見る。
四嶺 廂:「これって…!」撮った写真をクレールちゃんに見せたりしてた手を止めます。
御綿笹霧:クレールの方に視線を向ける。
クレール:「……っ」頭を押さえる。
四嶺 廂:「! 大丈夫?」
クレール:「知らな……知って……知らない……?」
四嶺 廂:「…落ち着いて。まずは大きく息を吸って、ゆっくり深呼吸。ね?」
クレール:「……うん。すーっ」
四嶺 廂:目の前で自分も深呼吸をしてみせます。
クレール:「はあーっ」
クレール:「すーっ。はあーっ」
四嶺 廂:横目で、すこし助けを求めるように3人に視線を送ります。このあとどうすればいいかまでは頭が回らない!
四嶺 廂:女の子の扱いに慣れていないのだ。
クレール:「すーっ。はあーっ」
御綿笹霧:「…もしクレールがここにいて辛いようなら、早々に移動しよう」
御綿笹霧:「そうでないなら、少し休憩をいれるのもいいのではないかな」
クレール:「すーっ。はあーっ」
ヴァシーリエフ:「……クレール。平気か?もう大丈夫だ。深呼吸は止めていい」
尾根夕乃:「落ち着いたかな?」
クレール:「うん」
四嶺 廂:「今来た道に、ちょうど岩陰がありましたね」
ヴァシーリエフ:「ササギリに賛成だ。一旦休憩にするか、(クレールちゃんの様子を見て)移動するのがいいんじゃないか」
“千引岩”:「ああ。一旦状況も整理したいところだ」
尾根夕乃:「そうだね。それが1番だと思う」
四嶺 廂:「見るのが辛そうなようなら、あそこでちょっと休んでもらってようと思います」
“千引岩”:「ある程度は糧食もあるからな。ピクニックデートだとでも思おうか」
御綿笹霧:「ならそこで一休みといこう」
御綿笹霧:「景観は何とも言えないが、ピクニックというのはいいね」
ヴァシーリエフ:「鍾乳洞でのデートか。意外とありなプランかもしれないな」軽い調子で言葉を受けて。
四嶺 廂:「調査は休みながらローテーションで分担にします?」
“千引岩”:「そうだね。幸いというべきか、ここには敵も居ないみたいだ」
“千引岩”:「ゆっくりと親睦を深められそうだ」
ヴァシーリエフ:「ヒサシは彼女についていてやってくれ。我々の中では、やはり君が彼女との距離感で近い」
御綿笹霧:「よし、じゃあ鍾乳洞親睦会としゃれこもうじゃないか!」
四嶺 廂:「わかりました。お腹が空いてないかとかも聞いておきますね」
ヴァシーリエフ:「……ま、上手いこと我々で楽しい親睦会&調査会にしてやるさ」
GM:情報収集に入ります。
■情報収集
☆ワイヤフレームの怪物について 知識:レネゲイド,情報:UGN 8
☆“ハートシンク”について 情報:UGN,裏社会 8
・エンブレムについて 情報:UGN 12
GM:項目はこの3つ
GM:☆印が必須です
GM:新しく出てくる可能性もある
四嶺 廂:知識:順位で調べられる項目はいまのところなしか…
御綿笹霧:じゃあ手始めに怪物についていこうかな
GM:出てくるか……?
尾根夕乃:知識:順位w
御綿笹霧:いや、技能があるから“ハートシンク”のほうがいいか
御綿笹霧:“ハートシンク”について、裏社会でいきます。
御綿笹霧:コネ:要人への貸し起動。
御綿笹霧:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 10[2,3,3,6,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

御綿笹霧:ありがとう要人
GM:成功!
ヴァシーリエフ:さすが~
尾根夕乃:ヒュー!
四嶺 廂:人は石垣!
ヴァシーリエフ:じゃあこちらはじゅんとうに高めのエンブレムについていくか。こっちが失敗したら、尾根さん財産点14で頼む!
尾根夕乃:任されました!
ヴァシーリエフ:情報UGNで!ミーミル起動!情報収集チームーっ!来てくれーっ!
ヴァシーリエフ:12dx+4
DoubleCross : (12R10+4[10]) → 8[1,3,3,4,5,5,5,5,6,7,8,8]+4 → 12

ヴァシーリエフ:あっぶね!いやこっちも財産点あるんで平気ですけど!成功!
尾根夕乃:やったぜ!
御綿笹霧:いえい!
四嶺 廂:強さ
尾根夕乃:四嶺くん、どうします? 隠し情報でクレールちゃん出てくるかもなので、私が先に振りましょうか?
御綿笹霧:先に四嶺くんがいった方がいいんじゃないかな…?
四嶺 廂:お任せします! どのみちエフェクトを使わないとまともに情報収集ができないので
御綿笹霧:ああ、ウィンドブレス
四嶺 廂:個人的には後詰に専念したい子持ちもあります
四嶺 廂:気持ち
尾根夕乃:じゃあ、ハートシンクさん振ります!情報UGNで
御綿笹霧:ハートシンクさんはいきましたよー
御綿笹霧:残ってるのは怪物の方!
尾根夕乃:ごめんなさい、間違えたw
尾根夕乃:怪物!お前だ! こちらもミーミルの覚書使用!
尾根夕乃:5dx+2>=8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 5[2,3,3,4,5]+2 → 7 → 失敗

尾根夕乃:あ、あれ、、、?
御綿笹霧:一位には財産の力が!
尾根夕乃:財産1使って成功させます! これが支部1位の力だ!
四嶺 廂:そうか…1点の1は、1位の1!
尾根夕乃:ww
尾根夕乃:1がゲシュタルト崩壊しそうw
尾根夕乃:ともかく成功!
GM:OK!では開示!
☆ワイヤフレームの怪物について
鍾乳洞内部で確認された怪物。
現状、こちらを積極的に攻撃することはなく、レネゲイドを吸収、蓄積している。
個体それぞれの意志のようなものは見受けられない。
→☆ワイヤフレームの怪物について(2) 知識:レネゲイド,情報:UGN 10 が出現
☆“ハートシンク”について 情報:UGN,裏社会 8
彼女と思しき人物は、傭兵として活動していた記録がある。
窃盗未遂でUGNに逮捕され、護送中に護送車が
N逢魔通りで事故。
それきり行方が分からなくなっていた。
だが、“ハートシンク”という名で活動するオーヴァードの情報はない。
・エンブレムについて
当該エンブレムを刻印にしていたFHセルが存在する。
“ヘファイストス”セル。最強の武具を作ることを目的とし、
主にEXレネゲイド――人器一体を含めた兵器研究を行っていた。
だが、セルの母体は3年前に壊滅。残党も先日討伐された
可能性としては、3年より以前に活動していたものか。
GM:ということで、残る情報は新規のこれ1つです
☆ワイヤフレームの怪物について(2) 知識:レネゲイド,情報:UGN 10
四嶺 廂:ワイヤフレームの怪物について(2)の情報判定に行きます。
GM:どうぞ!
四嶺 廂:《援護の風》《ウインドブレス》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:59->63)
四嶺 廂:ダイスボーナスが乗って…
四嶺 廂:8dx+9>=10
DoubleCross : (8R10+9[10]>=10) → 10[1,4,7,7,8,8,9,10]+4[4]+9 → 23 → 成功

ヴァシーリエフ:すげーい!
御綿笹霧:ひえー
尾根夕乃:めっちゃ詳しい!
四嶺 廂:自分で振っててこの固定値がちょっとおぞましい…!
GM:まあファンブらないと成功なんだよな……w
☆ワイヤフレームの怪物について(2)
あれらは誰かに従者化された存在である、と考えられる。
ゲーム的には《鮮赤の牙》に相当し、本体に侵蝕のフィードバックを与えているようだ。
だが、積極的に襲いかかってきた動画の様子とは矛盾がある。
四嶺 廂:こわっ!
尾根夕乃:なるほど


GM:剣の山からほど近いが、遮蔽を挟んで離れた場所。
GM:全員が腰を落ち着けられるスペースが有る。
GM:あなたたちはここで、一時の休息をするとともに、調査結果の共有を行うことにした。
尾根夕乃:「支部1位の私が思うんだけどね」
御綿笹霧:「“ハートシンク”を名乗っていた彼女だけどね」
御綿笹霧:「……被ってしまったな。夕乃、先にどうぞ」
尾根夕乃:「それじゃ、失礼して1番をいただくよ」
ヴァシーリエフ:「ああ。ハートシンクが支部1位……失礼、混ざった。聞かせてらうよ」
尾根夕乃:全員を見回して告げる。 「例の怪物なんだけど。なんとなく、個体に意思は無いと思うんだ」
四嶺 廂:食べ物や飲み物をクレールちゃんに差し出したりしながら聞いています。時々スマホもいじっている。
“千引岩”:「夕乃は賢いな……私も同じ意見だ」
尾根夕乃:「攻撃して、なんとなく違和感を感じたんだ。 彼らには、意思が無く、ただ決められたプログラムをこなしてるだけなんじゃないかって。……賢い?1番?」
四嶺 廂:「機械みたいでしたよね。ひとつひとつのあいだにも違いがなかったですし」
“千引岩”:「生物ではなく、端末と見るべきだろうね」
御綿笹霧:「端末か。では、使い手がいると見るべきかな」
“千引岩”:「ああ、賢い。1番だとも」
四嶺 廂:「使い手…」
“千引岩”:「君が1番だよ」
“千引岩”:「私も君の1番になりたいな……」
尾根夕乃:「ふふふ。そう、私が支部1位だよ?」 ご満悦な表情。
四嶺 廂:「"スィデラス"は反撃を受けて、ぼくたちのときは攻撃してもやけにおとなしかったですけど」
四嶺 廂:「使い手になってる誰かの都合かもしれない…?」
尾根夕乃:「1番は私だよ?」 意味がよく分かっていない女。
ヴァシーリエフ:「それだ。何らかの形での本体がいる可能性は高い。だがその意図も、何者なのかもまだ読めないな……」
“千引岩”:「あっくそ、意外と鉄壁……」
“千引岩”:「しかし、何より問題なのは」
“千引岩”:「あれの目的じゃないかな」
四嶺 廂:「たまに思うんです。"賢者の泉"に触れると、ときどき特筆的能力が消えるなら…なくなったそれは、どこに行くんだろうって」
御綿笹霧:「ふむ。何の目的があると君は予想する?」
四嶺 廂:「ぼくたちのレネゲイドの侵蝕も…ただなくなって終わりだとは思えない」
ヴァシーリエフ:「そうだ。我々からレネゲイドの……敢えて“奪う”という表現をするが、能力は据え置きで侵食の活性だけを奪ってどうするつもりなのか……」
“千引岩”:「普通はそういうのは、別に使う先があるとみるのが妥当かな」
尾根夕乃:「浸食を奪う。まるで盗人だね。警察に突き出してやろうか」
御綿笹霧:「侵蝕のエネルギーを集めて、何かを為そうとしている。か」
御綿笹霧:「……盗人。そうそう」
ヴァシーリエフ:「単に奪ってそれが無に帰る物なら、今のレネゲイドであふれた世界はもっと違った形になっているだろう」
御綿笹霧:「“ハートシンク”を名乗る彼女のことだ」
御綿笹霧:「どこかで見た顔だと思っていたのだけどね。傭兵業をやっていたあるオーヴァードと一致する」
四嶺 廂:「あっ、動画の…」
ヴァシーリエフ:「残っているんだ、何らかの形で。そしてそれは使う宛がある……」皆の意見を反芻するように。
御綿笹霧:「それで、ここに来る前に資料を端末に落としておいたのだけどね。彼女は窃盗未遂でUGNに逮捕されてる」
ヴァシーリエフ:「……ああ。彼女か。そうだな、傭兵だ」
御綿笹霧:「ただ、護送中に護送車が事故に遭ってしまった」
尾根夕乃:「……??」ヴァシーリエフさんの様子が僅かに変わったような気がしたが、言葉には出さない
御綿笹霧:「それ以降、行方不明だった。……知り合いかな。ヴァシーリエフくん」
ヴァシーリエフ:「隠していることでもないからね。知っているさ」
ヴァシーリエフ:「その窃盗で逮捕したのが私だ。現行犯、市民の権利としてね」
御綿笹霧:「因縁ある相手、というわけだ」
“千引岩”:「……あの腕」
御綿笹霧:「……ただ、これが再会なのかどうかは解りかねるな」
“千引岩”:「怪物たちの体と、よく似ているように見えたけど」
“千引岩”:「君が知る頃から、あれはああだったのかい?」
御綿笹霧:「“ハートシンク”というコードで活動しているオーヴァードはいない。確認した」
ヴァシーリエフ:「ああ。だがそう剣呑な……いや彼女がこっちをどう思っていたかは知らないが……物騒な因縁だとは思いたくないな」
御綿笹霧:「………」
ヴァシーリエフ:「ある程度だが、前向きなものを感じ取れはしたんだ。当時の彼女からは」
ヴァシーリエフ:「そしてだ、そう」千引岩さんに。
ヴァシーリエフ:「彼女の力だが、あんなものはなかった。少なくとも私と対峙したときはね」
ヴァシーリエフ:「むしろオーヴァードとしての戦闘力はかなり弱い部類と言っていい」
尾根夕乃:「新たな力を“得た”のか。それとも、無理やり“持たされた”のか」
御綿笹霧:「……変化してしまったのか」
四嶺 廂:「『持たされた』…」
御綿笹霧:「記憶があるかも……わからないか」
四嶺 廂:「まさか。さっきの、"ヴォジャノーイ"も?」
“千引岩”:「……そう呼ぶことにしようか。怪物では据わりが悪い」
ヴァシーリエフ:「そうだ。……これは単なる所見だが、彼女の力は今この洞窟で起きている事件と関りがある、後付けの物だと私も思う」
ヴァシーリエフ:「言い出した手前、少し面映ゆいな」>ヴォジャノーイ
ヴァシーリエフ:「だが、そうだな。そのヴォジャノーイ、あのワイヤーフレームのような怪物とも少々違って見えたが……そいつも、」
“千引岩”:「あれだけは意志を持って襲いかかってきたように見えたからね」
“千引岩”:「ロジックを別にしている、と考えるのが妥当だろう」
四嶺 廂:「"ハートシンク"はある程度普通にしゃべってましたよね」
ヴァシーリエフ:「この洞窟由来の物である可能性は高いと思う。こちらは何というかより生物的な……ササギリのいう『変化してしまった』ものに近い感じはするがね」
御綿笹霧:「ほんの少しだけれど」
“千引岩”:「彼女が司令塔なのかもしれないね。いい女に見えたのに残念だな……」
御綿笹霧:「『私を助けて』……そう言いたかったように見えた」
四嶺 廂:「状態が進行するとヴォジャノーイになって、最終的に格子になるのか。 それともハートシンクが本体なのか」
尾根夕乃:「『私を助けて』、か」
御綿笹霧:「あれは、本来の状態ではないのだろうね」
御綿笹霧:「……」
尾根夕乃:「ヴァシーリエフくんには、どう“視えた”かな?」
ヴァシーリエフ:「……ユノ。私の力はな、周りを視渡すのには便利だが、人の心を視えるようにはできていないよ」
ヴァシーリエフ:「だから、正直な所今の彼女……“ハートシンク”が何を言いたがっていたのか、私にはわからない」
ヴァシーリエフ:「だが」
ヴァシーリエフ:「先も言ったが、彼女と依然話した際には今後について前向きなものを感じることはできたんだ」
ヴァシーリエフ:「あの時の態度が彼女の本意だとしたら、今の状況は明らかに食い違う」
ヴァシーリエフ:「確かめなければな、と思うよ。彼女に何が起こったのか」
尾根夕乃:「そうだね。何なら直接本人に聞くのが1番だよ」
御綿笹霧:「……うん。そうだね」
四嶺 廂:「連れ戻せるなら、連れ戻したいですよね」
ヴァシーリエフ:「……少し暗い空気の話をしてしまったな、すまんね」笑って。
四嶺 廂:「…クレールちゃんのタグのマークについてはなにかわかりましたか?」
“千引岩”:「慰めてあげようかい?」
御綿笹霧:「………もし、手遅れでないならば。ね」
“千引岩”:「おっと、まだそんな事を言っている場合ではないか。そちらの首尾は?」
ヴァシーリエフ:「ここは一つ私も気づいたことを話すか。そう、あのエンブレムについてだ」
ヴァシーリエフ:「あのエンブレムだがな、やはりFHセルのものだ。最初に思い至ったものとは別のもの、だけどね」
御綿笹霧:「……ああ!」何かを思い出したように
御綿笹霧:「そうだ。ずっと引っかかっていたんだが、私もあれを見たことがある。つい最近、ね」
ヴァシーリエフ:「“ヘファイストス”セル。人器一体による最強の兵器研究を進めるセルだ」
御綿笹霧:「あのエンブレムがついた剣に病院送りにされたよ」
四嶺 廂:「えっ!?」
御綿笹霧:「そうか……“ヘファイストス”。世怜が話していたな」
“千引岩”:「……そうか。やはり……」
ヴァシーリエフ:「……そ、そうか。ササギリも大変だな」
尾根夕乃:「御綿くんが……?冗談だろう……?」
四嶺 廂:(え、『やはり』…?)
御綿笹霧:「やはり一般調査エージェント全員を護るのは私には向いてなかったようでね!」
御綿笹霧:軽く笑う。
ヴァシーリエフ:「だがこれで私の証言の裏を証明する手間が省けた。君が直接接触したのなら、あのエンブレムの真偽も確かなものだろう」
御綿笹霧:「ああ。確かにあのエンブレムだったとも。だが……」
ヴァシーリエフ:「気をつけろよ。私たちの仕事は体が資本だからな」笑って返して。
御綿笹霧:「君も知っているだろう?あのセルがどうなったか」
ヴァシーリエフ:「……ああ。“ヘファイストス”セルだが、3年前に滅んでいる」
“千引岩”:「UGNが拠点を見つけて強襲したはずだ」
“千引岩”:「内部の実験体も、保護がなされたと聞いている」
ヴァシーリエフ:「細々とした残党も動いていたようだが、それもつい先日倒されたはずだ」
御綿笹霧:「うん。その残党を倒した一人は私のパートナーだからね。これも間違いない」
四嶺 廂:「3年?」お菓子とか食べてるかもしれないクレールちゃんの様子を見ます。洞窟に3年いたとは思えない。
クレール:お菓子とか食べてる
ヴァシーリエフ:「その滅んだセルのエンブレムが、なぜこんな所に残っている。倒された三年より以前のものなのか……?」
“千引岩”:「……」
“千引岩”:「同じエンブレムを持つ、彼女だろう。問題は」
御綿笹霧:「……そうだな」
ヴァシーリエフ:クレールちゃんを『視』。
四嶺 廂:「…」そういう話には、なる。わかってはいた。
ヴァシーリエフ:「……謎が深まったな」当然、彼女の姿以上のものは感じない。
尾根夕乃:気付けば、クレールちゃんの隣でお菓子食べてる。 「そっちのお煎餅とこっちのチョコ、1つ交換するかな?」
御綿笹霧:「最強の武具だったかな。確か。でも、彼女とは結びつかないな」
クレール:「交換?うん」煎餅を渡す。
尾根夕乃:「ありがとう。それじゃ、こちらもお返しに」 チョコを手渡します。 キットカットだ。
四嶺 廂:「湖に浮かんでたときも、それらしいものは見当たらなくて… あっそのお煎餅1つとっといて! 塩分!」
ヴァシーリエフ:「ああ。“へファイトス”セル。その性質上、直接的な殺傷武器とEXレネゲイドの扱いには一日の長がある連中だったが……」
御綿笹霧:「いや、見ただけではわからないか」
ヴァシーリエフ:「やはりクレールとの関係は今は判らないな。無事戻ってから、UGNに任せるしかないか」
“千引岩”:「……結局、“ハートシンク”の動向次第、か」
四嶺 廂:…"兵器"。 ここで生まれたてのレネゲイドビーイングだというほうが、まだ幾分気が楽で済んだ話だ。
ヴァシーリエフ:「クレールをどうするにしても、“ハートシンク”との接触は避けられない。まずはそちらに注力するのが妥当、か」
四嶺 廂:(クレール。 きみは、誰なんだ)
御綿笹霧:「…そうだね。もし、ここで明らかになることならば自ずと見えてくるだろうし」
御綿笹霧:「落ち着いて目の前のことからやって行こう」
四嶺 廂:「…そう、ですね」
ヴァシーリエフ:「ああ。……こうしていると、普通のレディとしか思えないのだがな」菓子を渡されるクレールに少し笑って。
クレール:「?」首を傾げて。


GM:シーン終了。購入ロイス可能。
尾根夕乃:ここはメイド服にチャレンジしようかな
御綿笹霧:強化素材チャレンジ
四嶺 廂:ロイスは…深さはともかく字義はそのままで。
尾根夕乃:支部1のメイド服を狙おうか
御綿笹霧:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 4[1,3,4] → 4 → 失敗

御綿笹霧:ひくっ!失敗で以上です。
四嶺 廂:購入はこっちも強化素材! ダイスボーナス、カモン!
四嶺 廂:3dx+5>=15
DoubleCross : (3R10+5[10]>=15) → 7[4,4,7]+5 → 12 → 失敗

ヴァシーリエフ:ロイス、はっきり変えることはしないけど、御綿さんへの感情が〇信頼/心配みたいな感じになりました!大変なのね……!
四嶺 廂:財産は温存しておきます。失敗!
ヴァシーリエフ:では代わりの強化素材チャレンジだ!
尾根夕乃:3d10+4>=20
DoubleCross : (3D10+4>=20) → 17[5,3,9]+4 → 21 → 成功

ヴァシーリエフ:12dx+1>=15
DoubleCross : (12R10+1[10]>=15) → 10[1,1,1,2,4,4,6,6,8,8,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

尾根夕乃:間違えた
御綿笹霧:つっよ
尾根夕乃:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 7[2,5,7]+4 → 11

四嶺 廂:二人とも凄い
ヴァシーリエフ:成功です……!よろしければ、どうぞ!
御綿笹霧:ではいただきます!杖が1つよくなった!
尾根夕乃:うーん、やめておこう。失敗で以上です


【ミドルフェイズ6】

GM:登場は自由!
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+2(1d10->2)した →(侵蝕率:63->65)
尾根夕乃:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 6[6]+64 → 70

御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:62->68)
四嶺 廂:落ち着き払ってる…
ヴァシーリエフ:は!この侵食の数値いかんによっては次のシーン……お休む!
ヴァシーリエフ:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 5[5]+80 → 85

ヴァシーリエフ:5!また微妙なところを……w


GM:鍾乳洞 更に内奥
GM:あなた達が更に踏み込むと、そこには怪物の集団と、
GM:“ヴォジャーノイ”が数体。そして。
“ハートシンク”:「……」右腕がワイヤーフレームに置換された、動画の女の姿。
GM:ヴァシーリエフには分かる。あなたが出会った彼女だ。
ヴァシーリエフ:「……さっそくお出ましか」
GM:だが、その纏う雰囲気は大きく違えている。
御綿笹霧:「ごきげんよう、お嬢さん。少しお時間をいただけるかい?」
“ハートシンク”:「……お前たちは……」
御綿笹霧:「色々、私たちは知りたいことを抱えている。そのために君を探していたんだ」
“ハートシンク”:「知りたいこと?」
“千引岩”:「……思ったよりも、意思の疎通は取れそうだな……」
尾根夕乃:「……」ヴァシーリエフさんの様子を伺いながら話に耳を傾けている。心配はいらないと思うが……。
“千引岩”:「とはいえ、流石にデートの誘いは厳しいか……?」
ヴァシーリエフ:「……有難いなササギリ。そうだ、私たちの要件はそこだ。ここまでの件は一旦置いて、まずはそれを聞かねばならない」
御綿笹霧:「君は身の安全を第一に考えなさい、“千引岩”」肩を竦めて
“ハートシンク”:「お前たちが知りたいことをを知ることで、我々に利があるのならば答えを返す」
四嶺 廂:異形の群れと、あと千引岩さんからクレールちゃんを庇う位置でじっと様子を見ている。やはり襲ってこない。
四嶺 廂:(利益…? 利益って、なんだ?)
御綿笹霧:「まずはそこをはっきりさせたいね」
尾根夕乃:「利、か。そうは言っても私たちは君たちの目的が分からない。何か望みでもあるのかな?」
御綿笹霧:「君たちにとって、何が利益になるのか?それすらも我々はわからない」
ヴァシーリエフ:「私たちはここの調査に来た。そうだな……まずはここのリーダーと思われる君の目的と、」
ヴァシーリエフ:「知っているならこの鍾乳洞についての仔細を聞きたい」
“ハートシンク”:「我々は、我々を脅かすものを亡ぼす」ワイヤーフレームの腕を伸ばし、指をさす。
GM:その指の先は。
クレール:「……?」
四嶺 廂:「…え?」
御綿笹霧:「……彼女が、脅威だと?君たちにとって?」
ヴァシーリエフ:「……クレール?」
尾根夕乃:「なるほど。君たちは、彼女(クレールちゃん)が何者か知っているってことかな?」
“ハートシンク”:「我々は彼女から生まれたものだ」
ヴァシーリエフ:「彼女が脅威だと……?」
御綿笹霧:「……生まれた。彼女から……」
クレール:「え……?」
ヴァシーリエフ:「この子から生まれた上で、脅威……まだ事態が掴めないな。さらに詳しく聞かせてくれないか」
“ハートシンク”:「私は、我々の長ではない」
“ハートシンク”:「我々の動きを止めるものではない」
尾根夕乃:(嘘を言っているようには見えないかな……)
ヴォジャーノイ:ワイヤに包まれた人影が、君たちに襲いかかる。
ヴァシーリエフ:「!」
GM:任意の攻撃技能で応戦が可能です。
GM:難易度は9。失敗すると2d10のダメージ。
尾根夕乃:くっ、私は達成値には弱い、、、
四嶺 廂:素白兵で牽制!
四嶺 廂:6DX10+8>=9
DoubleCross : (6R10+8[10]>=9) → 10[2,3,5,5,6,10]+6[6]+8 → 24 → 成功

尾根夕乃:めっちゃ牽制したw
ヴァシーリエフ:さすが肉体と白兵に長けた四嶺くんだ!(技能10www)
御綿笹霧:素で行こうかどうしようか
尾根夕乃:RCで振ります
尾根夕乃:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[4,9,9]+1 → 10 → 成功

御綿笹霧:白兵で振りましょう。
尾根夕乃:やった!これが支部1位の力だ!
御綿笹霧:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 9[2,3,4,5,5,8,9]+1 → 10 → 成功

御綿笹霧:ほっ
ヴァシーリエフ:全員判定ですね。《ディストーション》白兵!
尾根夕乃:ヒュー!
ヴァシーリエフ:12dx+4
DoubleCross : (12R10+4[10]) → 9[1,1,2,2,2,3,3,5,7,7,9,9]+4 → 13

ヴァシーリエフ:成功!
ヴァシーリエフ:侵食は2増える
GM:あ、侵蝕は増えないですね……
GM:《テイクオーバー》するので……
御綿笹霧:やっぱりするんだ…
ヴァシーリエフ:ここも肩代わり!助かるゥ~!(こわい)
尾根夕乃:どうやってもするつもりか、、、
四嶺 廂:なんという入念さ!
GM:ともかく全員成功!
GM:攻撃を仕掛けては来るが、押さえきれるレベルだ。
GM:更に言えば、どれほどのレネゲイド負荷をかけようとも、負荷に感じることもないだろう。
御綿笹霧:杖で攻撃を軽く捌き切る。
御綿笹霧:「…やはり“ヴォジャノーイ”は攻撃的だね」
四嶺 廂:「…まだ話は終わってないよ」迫りくる"ヴォジャーノイ"達を、短く持って鈍器にしたワイヤーでいなす。
ヴォジャーノイ:「グウウウッ……!」
尾根夕乃:「話の途中だというのに」 掌を開き、閉じる! 迸る紅い稲妻!
ヴァシーリエフ:全員の動きによって作られた死角から、蛇のように伸び、うねる影の刃がヴォジャーノイを薙ぐ。
四嶺 廂:「自分たちが生まれたもとを亡ぼす? いったい、何のために?」
ヴァシーリエフ:「我々は調査に来ただけだと言うのに。……それだけ、君たちにとってクレールは脅威なのか?」
御綿笹霧:「君たちが何なのかも、我々は全然把握できていないんだよ。もう少し落ち着いて話をさせて欲しいな」
ヴァシーリエフ:「それに……」
尾根夕乃:「ただの反抗期ってことなら可愛げがあるけど。どうやらそういう訳じゃなさそうだね」
“ハートシンク”:「我々は、亡びを迎えるつもりはない」
四嶺 廂:背後に回した手の関節から狸の前足が一本生え、クレールの掌にお手。「大丈夫だからね」のサインだ。
四嶺 廂:直接手を握る度胸はない。
ヴァシーリエフ:やはりレネゲイドの負荷が全くない。起こっている現象もその目的も、あまりに不可解だ。
ヴァシーリエフ:「このレネゲイドの負荷軽減。君たちの仕業だろう。これについても訊きたいことだな」
ヴァシーリエフ:「順々にでいい、教えてくれないか」
クレール:「……?」その前足を興味深そうにもう片手で触る。
御綿笹霧:「……うん。亡びたくないと言うなら、まずはそれが必要だ」
御綿笹霧:「相互でなくてもいい。私たちに君たちを理解させてくれ」
尾根夕乃:「……何だったら、力になれるかもしれないしね。なにせ、君たちの目の前にいるのは、支部1位なんだよ?」
四嶺 廂:(あっやばい、肉球をそんなふうにされるとくすぐったい…!!)
“ハートシンク”:「……我々は、お前たちの力が必要だ」
ヴォジャーノイ:別の場所から、ヴォジャーノイが現れる。
ヴァシーリエフ:「……ほう」
ヴァシーリエフ:(「だからこの侵蝕を肩代わりしているというのか?さて……」)
四嶺 廂:「集めて、どうするの?」
尾根夕乃:(私たちの“力”が必要、か。言葉通りに捉えて良いものかな)
“ハートシンク”:「彼女を倒す」
“千引岩”:「……埒が明かないな、これは」
御綿笹霧:「……クレールは、何者なのか。それがさっぱりわからないことにはね。こちらも首を縦には振れない」
ヴァシーリエフ:「どうも、このクレールについての知ってることを聞かせてくれるという空気ではないな」
四嶺 廂:「…"長"には会わせてもらえないのかな。 きみも事情ぜんぶを知ってるわけじゃないんでしょ」
“ハートシンク”:「我々に長など存在しない」
尾根夕乃:「平等の存在って事かな? ふむ」
ヴァシーリエフ:「君がその姿を取って我々と意思疎通の窓口となっている。本来においてこの洞窟の怪物は平等の存在か、全体として一個の生物か、」
ヴァシーリエフ:「そういうことだな?」
“ハートシンク”:「我々は生物ではない」
ヴォジャーノイ:ヴォジャーノイの姿は更に増えていく。
ヴァシーリエフ:「なに……?」
四嶺 廂:(持ち帰って協議させてほしい、なんて言ってごまかせる感じじゃないな。 クレールちゃんだけはきっと帰してもらえない…)
“千引岩”:「……一度退くべきだ」
四嶺 廂:「…わかりました。 走れる?」
御綿笹霧:「…どうも、そのようだね」
御綿笹霧:千引岩さんの手を取る。
ヴァシーリエフ:「……そうだな、千引岩殿。こちらの知りたい情報を引き出せず、問答無用とあってはな」
御綿笹霧:「行こう」
四嶺 廂:こちらも観念してクレールちゃんの手を取る。手袋がやけに分厚く感じられて、感触がよくわからない。
ヴァシーリエフ:「ヒサシ。場合によってはクレールを抱えろ。少しばかり走るぞ」
尾根夕乃:天井付近に紅い稲妻を走らせる! 落ちる岩壁がヴォジャーノイの行く手を遮るだろう。
御綿笹霧:そのまま駆け出す。
尾根夕乃:「走って!置いていくよ?」
四嶺 廂:「わかりまし… ええと… わかりました!」駆け出す!
ヴァシーリエフ:「助かる!」尾根さんに。走る走る、撤退!
クレール:彼女は引かれるがままに付いていく。
ヴァシーリエフ:「……また会うことにはなると思うぞ!我々はもとより、俺も君には用があるからな!」走りつつ“ハートシンク”に叫んで。


GM:一旦、元の道を引き返して。
ヴァシーリエフ:「さてとだ」
ヴァシーリエフ:「どうするべきか。彼女は奴らにっての鬼門だな。それが判ったのはいいが……」
ヴァシーリエフ:「話し合いもままならないとは。かといってこのままでは脱出すらできはしない」
“千引岩”:「……一つ、気になることがある」
“千引岩”:「これを見てくれ」
尾根夕乃:「ん……」覗き込む
ヴァシーリエフ:「クレールだけを隠して再び奴らと接触するか、それとも我々だけで独自に奴らとクレールの正体を探るか……む」
四嶺 廂:「それは…?」
ヴァシーリエフ:見る。
“千引岩”:彼女が示すのは、ヴォジャーノイの一つの遺骸。
御綿笹霧:「何だい?」
GM:ワイヤが巻き付いているが、それは人だ。
ヴァシーリエフ:「……これは」
“千引岩”:「彼の顔をデータベースで調べた」
“千引岩”:「彼はUGNのスタッフだ。それも、“崩落戦”時に行方不明になっている」
四嶺 廂:「4年前の…?」
御綿笹霧:「行方不明者が……」
ヴァシーリエフ:「……崩落戦か。当時私はこの街にいなかったが、相当な被害が出た争いだったと聞く」
尾根夕乃:「行方不明となりここに迷い込んだのか。それとも、」 「……取り込まれたのか」
“千引岩”:「……」
四嶺 廂:「やっぱり、もともとはみんな人間だったんだ…」
ヴァシーリエフ:「迷い込んでしまえば、脱出は難しいだろうな。レネゲイドによる時空のゆがみが出入り口だ。平静な状態だったとしても。」
四嶺 廂:「全部ワイヤフレームになってるあれのほうはわからないけど」
御綿笹霧:「“ハートシンク”に限って言えば……取り込まれたと考える方が自然じゃないかな」
ヴァシーリエフ:「簡単に出入りができるかどうか。だが……」
“千引岩”:「……怪物を消し去りたいのだろう?」
四嶺 廂:「えっ?」
“千引岩”:「ワイヤフレームの怪物と、ヴォジャーノイを滅ぼしたいんだよな、君たちは」
御綿笹霧:「……ん?」
ヴァシーリエフ:「そう、それだ。“ハートシンク”は……街の中で事故にあって、そして消えた。偶然入り込んだとは考えにくい」
御綿笹霧:「待った。話が急に飛びすぎじゃないかい?」
ヴァシーリエフ:「……俺たちは調査と、護衛にという任務でここに来ている。奴らの危険性が明らかになれば戦うのに吝かではないが……」
ヴァシーリエフ:「それはまだ、可能性の段階に思えるな」
四嶺 廂:「あの群れをどうにかしないと帰れないっていうのはわかりますけど…」
御綿笹霧:「確かに、街中に彼らが出て来たら困る。でも、それ以上の明確な脅威が明らかになったわけじゃない」
御綿笹霧:「いや、四嶺くん」
御綿笹霧:「それすら、現段階では不確定じゃないかな」
尾根夕乃:“千引岩”さんの様子を遠巻きに眺めます。 何か普段と違う所はあるかな?
“千引岩”:「いや……私は、“知っている”」
“千引岩”:「あの動画を見た瞬間に、分かった」
御綿笹霧:「……何を、君は知っている?」
ヴァシーリエフ:「……どういうことだ?」
“千引岩”:「あのワイヤの怪物は、死者に寄生し、剣を与え、不死の剣士とするものだ」
ヴァシーリエフ:「……状況的に見れば、そうだな」崩落戦で消えた者と、それにまとったワイヤー。
四嶺 廂:「それって、まさか」彼女の首のドッグタグを見やる。
“千引岩”:「――崩落戦において、壊滅的な被害をもたらした特記戦力の一人」
ヴァシーリエフ:死者に取りつき動かしているという事実は、頷ける。
“千引岩”:「“クレイモア”。あの地獄に顕現した、最悪のオーヴァード兵器」
御綿笹霧:「………なるほど、ね」
御綿笹霧:タグに書かれた文字。
ヴァシーリエフ:「なんだと……!」クレイモア!その名に顔色が変わる。
四嶺 廂:「…最後の1レターまるまる、擦り切れ切ってたのか」
“千引岩”:「私は、彼女の存在を調査し」
“千引岩”:「排除するためにここに来ている」
御綿笹霧:「……まあ。彼女が剣呑な存在であろうことは、予測していたさ」
ヴァシーリエフ:「……それが、秘されていた君の目的か」
“千引岩”:「記憶がないのであれば、都合がいい」
四嶺 廂:…目つきが変わる。 相変わらず"千引岩"と"クレール"の間に割って入る形だが、先程とは身から放つ警戒心が違う。
四嶺 廂:「…嫌です」
“千引岩”:「そこをどいては貰えないかな?」
“千引岩”:「私の力は、一人にしか使えないんだ」
“千引岩”:「ただ一人を止めおき、永久に封印する。それが“千引岩”だ」
御綿笹霧:「待ちなさい」
御綿笹霧:「それを使えば、君もただでは済まないのではないかな」
“千引岩”:「ああ。そうだけど?」
四嶺 廂:「できませんし、僕がここに呼ばれたのは『一人までならどうとでもできるから』でもあるんでしょう」
“千引岩”:「彼女を野放しにすれば、どれだけの被害をもたらすか分かったものではないよ」
御綿笹霧:「…承服しかねるね」
御綿笹霧:「ならば、私が彼女を殺そう」
四嶺 廂:「…!」
ヴァシーリエフ:「……ササギリ」
御綿笹霧:「そうすれば、君を護ることは果たせるからね」
“千引岩”:「……」
四嶺 廂:「本気なんですか。まだ、何もわかっていないんですよ」
御綿笹霧:「彼女は“クレイモア”ではない。そう思っているのかな」
四嶺 廂:「そう言ってくれたのは御綿さんだったじゃないですか…!」
御綿笹霧:「さっきとはまるで私たちの手の中にある情報が違う。そして」
御綿笹霧:「状況も違う。彼女は身を挺してでもクレールを封印するだろう」
御綿笹霧:「彼女がオーヴァード兵器であるか、ないか。……ある、可能性の方が今、高い」
四嶺 廂:「…そうですね。 外に連れ出すのがどれだけ危ないかはわかります」じり、と後ずさる。
御綿笹霧:杖を真っ直ぐにクレールへ───その間にいる四嶺廂へ、突きつけている。
クレール:「……ヒサシ。私……」
御綿笹霧:その口元に笑みはなく。ただ真っ直ぐに相手を見据えている。
クレール:「戦いは、嫌……」
四嶺 廂:「…わかってるよ。大丈夫」もとより戦って敵うはずもない。いざとなれば抱えて逃げるしかないだろう。
四嶺 廂:「とにかく、今ここで彼女を殺して、それで全部がうまくいくとは限らないでしょう」
御綿笹霧:「うん。それはそうだ」
四嶺 廂:「それに、なんであの群れは"クレール"を狙うっていうんですか? ほっとけば勝手に解決してたってことでしょ」
御綿笹霧:「彼女がワイヤの群れに殺されて、かい」
四嶺 廂:「そういうことになりますね。 僕達は、何のためにここに来たんですか?」
四嶺 廂:「お給金はたくさん貰ってますけど、話の通じる相手を納得もいかないまま殺すなんて言う話だったら」
四嶺 廂:「ぼくは降りてましたよ。 なんならUGNだってやめていた」
御綿笹霧:「…うん。どうだい、千引岩」
御綿笹霧:「彼女を封じれば、全ては解決するのかな?」
ヴァシーリエフ:「……確かにそこは気になる話ではあるな」
ヴァシーリエフ:「この洞窟の秘密と、“クレイモア”の存在は、本来的には無関係だったようにも思える」
ヴァシーリエフ:「“クレイモア”……いやクレールがこの洞窟に迷い込んだ、ないし取り込まれたのは理解するが」
“千引岩”:「……それは」
“千引岩”:「そうだな……“分からない”」
“千引岩”:「彼女の能力の産物であれば、そう考えるのが妥当ではあると思っていたが……」
御綿笹霧:「やれやれ、君はおっちょこちょいだな、意外と」
御綿笹霧:杖を下ろして。
御綿笹霧:「そんな不確かなもののために犠牲になろうとなんかしちゃいけないよ?」
御綿笹霧:「納得いくまで───『全てを試すまで』は、最終手段には早すぎる」
“千引岩”:「含蓄のある言葉だな」
ヴァシーリエフ:「この洞窟に棲む“何者か”にとって、“クレイモア”の力がどうかかわっているか。調査ならそこを明らかにしてから動いても遅くはないだろう」
御綿笹霧:「それに、彼女が危険なオーヴァード兵器だとして」
御綿笹霧:「彼女がその力を行使する危険がなければいいんじゃないかな。実行する意志は、少なくともなさそうだしね」
四嶺 廂:「…? …!?」突然の話の流れの変化に戸惑いつつも、状況を次第に飲み込み始める。
四嶺 廂:「御綿さん? あの、もしかしてさっきまでのって」
四嶺 廂:「演技…!?」
御綿笹霧:「いや、本気は本気だよ?ただ」
御綿笹霧:「彼女を納得させる必要があったからね」千引岩さんを見て。
“千引岩”:「そうだな……分かったよ。比良坂を塞ぎ止めるのは、もう少し先にしよう」
ヴァシーリエフ:「……『慎重派』だな、ササギリは」少し笑って。この人物を形成する過去について、自分は知らないし語る言葉もない。
ヴァシーリエフ:なので、これ位の評価がむしろ双方にとって気楽だろう。
御綿笹霧:「…みんなで中華料理を食べに行きたいだろう?」
“千引岩”:「私だって。そうだな……まだデートもさせて貰えちゃいない」
御綿笹霧:「なら、そのためにもう少し頑張ってみようじゃないか!」
ヴァシーリエフ:「むしろそのデート、本当に出来たとして、千引岩殿はどうする?」
“千引岩”:「というと?」
ヴァシーリエフ:「あまりに気が多く声をかけすぎたものだから……実際する段になって、目が回ってしまわないか、という心配さ」
ヴァシーリエフ:「言ったろ、我々の任務は『調査』と『護衛』だ。あなたは死ぬ気で任務に臨むようだが……」
ヴァシーリエフ:「無事に帰ってくる可能性も、しっかり考えてもらわないとな」
“千引岩”:「あはは。嬉しいな……」
四嶺 廂:「…はぁ~」尻もちをついてへたり込みそうになったところを、何とか堪える。 すぐ後ろで、きっと彼女が見ている。
“千引岩”:「君のような素敵な人に、そんなに心配してもらえるなんて……希望が湧いてきたぞ」
“千引岩”:「ということで、私も君がそうでないことを祈るからね!」クレールへ。
クレール:「えっう、うん」
クレール:「ありがとう……?」
四嶺 廂:「…どういう面の皮ですか!!」
御綿笹霧:「クレール。先ほどはすまなかったね」
ヴァシーリエフ:「その意気だ。私としても、仕事の後味は良い方が嬉しい」
御綿笹霧:「……君は戦いが嫌だと言った。それを今は信じよう」
“千引岩”:「こういうのだけど。近くでよく見るかい?」ついと顔を寄せる。
四嶺 廂:「ストップ! 駄目! そういうことじゃなくて!!」クレールの手を引いて一歩二歩と後ずさる!
クレール:「うん。ササギリ……ありが……わわっ」後ずさって驚く。
四嶺 廂:「と、とにかく僕もちゃんと調査の仕事はしますから…中華料理にはちゃんとみんなで行きたいですし」
ヴァシーリエフ:「くっくっく」様子を見て楽しそうに。
ヴァシーリエフ:「……ヒサシ」こっそり、少しだけ身をかがめて(身長差!)四嶺くんに。
四嶺 廂:「ヴァシーリエフさん…?」
ヴァシーリエフ:「君の言いたいことはな、なるほど判った。悪くないものだと思うぞ。……私に言われる義理はないだろうが」
ヴァシーリエフ:「“クレイモア”。極東の一戦においてのみ投入され、多大な戦果を挙げた怪物的オーヴァードと聞く」
ヴァシーリエフ:「所属セルもその力も公式の記録は残っていない。戦場の都市伝説のようなものだと思っていたが、実在するとはな」
四嶺 廂:「…」
ヴァシーリエフ:「私はな、ヒサシ」
ヴァシーリエフ:「“ケジメ”は必要だと考える。何事もな」
四嶺 廂:「…ええ」
ヴァシーリエフ:「だが……当の本人の記憶もない、」
ヴァシーリエフ:「ましてや実際の所子供でしかなかったソイツが、今は戦いたくないという。なら少なくとも、多少更生の猶予は呉れてやるべきだろうよ」
ヴァシーリエフ:「少なくとも、自分の行為を真に理解できる状況にまで持っていくくらい、にはな」
ヴァシーリエフ:「だから『今処分しない』君の方針は、応援できるものがある。そうだな、そこは、君の味方に立ってやれると思うぞ」
四嶺 廂:「…そうですね。そこから先は、彼女の問題です。 ぼくが立ち入れる事ではないかもしれない」
四嶺 廂:「…ありがとうございます」
ヴァシーリエフ:「構わんよ。それに、そうだな。それ以後は、君次第だ。……それだけさ。手間をとらせたな」
四嶺 廂:「ぼく、次第…?」
ヴァシーリエフ:「立ち入れるかどうか、と言ったろ?そんなものは、関わり合いになった者のスタンス次第だ。君のやる気如何、といった意味さ」
四嶺 廂:「スタンス…」
ヴァシーリエフ:「さて、仕事はまだまだ途中だ。がんばろうじゃないか」
尾根夕乃:カリカリカリ
尾根夕乃:ぺたんと座って、ポッキーを食べながら一連の流れを眺めていた。
尾根夕乃:「……何も心配することは無かったね」
尾根夕乃:「支部1位の予想通り。」 カリカリカリ。再び、前歯で小刻みにポッキーを食べ始める。禍根を残さず噛み砕くかのように。


GM:シーン終了です。ロイス取得のみ可能。
御綿笹霧:ロイス取るか
尾根夕乃:ロイスは保留で以上です!
四嶺 廂:笹霧さんへのロイスのN感情を意地悪に変更! P表のままです。
御綿笹霧:チーム/四嶺廂/有為:○/不安/ロイス
御綿笹霧:期待株だなーみたいなあれ
御綿笹霧:で、以上!
ヴァシーリエフ:よし、四嶺くんに取ろう。同行者 四嶺廂 〇好奇心/隔意 で。いい奴だが、根っこの部分ではどうかな……?的なあれ!
ヴァシーリエフ:以上です!
四嶺 廂:いや、もうPCロイスは全員n感情を書き換えてしまおう。全員Pのままです
四嶺 廂:ヴァシーリエフさんへのN感情を不安、尾根さんへのN感情を脅威に。
四嶺 廂:長くなりましたが以上で!


【ミドルフェイズ7】

GM:情報収集となります。登場は自由!
四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+7(1d10->7)した →(侵蝕率:65->72)
GM:いや、先に項目を開示しようかな。
尾根夕乃:支部1位の女が出るよ!
尾根夕乃:あ、じゃあ情報見てから判断
ヴァシーリエフ:項目……!
■情報収集
☆クレールについて 知識:レネゲイド 情報:UGN 9
☆怪物の目的について 知識:レネゲイド 情報:UGN 10
・“ハートシンク”について(2) 知識:レネゲイド 知識:順位 情報:UGN 9
GM:星が抜けたらクライマックスにいけます
尾根夕乃:ここはもう出るしかありません!
尾根夕乃:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 4[4]+70 → 74

御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:68->70)
ヴァシーリエフ:よし、ではハートシンクの情報は尾根さんにお任せしよう……!あとの二つは……これなら四嶺くんと御綿さんにお任せしてもよさそうだ……!


御綿笹霧:クレールについて行ってみよう
御綿笹霧:コネ:要人への貸しを使用してUGN!
ヴァシーリエフ:ここは一旦休ませてもらってもよいでしょうか!失敗しそうな場合は出て振ります!
四嶺 廂:はいな!
御綿笹霧:はーい!
御綿笹霧:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 8[4,6,6,8,8,8] → 8 → 失敗

御綿笹霧:財産!
御綿笹霧:1つ買います。
ヴァシーリエフ:ありがとうございます!助かります~!
尾根夕乃:なあに、ヴァシーリエフさまが出るまでもありませんぜ!ここは私らにお任せを!
御綿笹霧:使います
尾根夕乃:ヒュー!
尾根夕乃:負けじと、こちらも“ハートシンク”について(2)を振ります。使うのは、知識:順位!
尾根夕乃:3dx+3>=9
DoubleCross : (3R10+3[10]>=9) → 8[2,3,8]+3 → 11 → 成功

御綿笹霧:流石
尾根夕乃:順位のことなら任せてよ!
GM:知識順位思ったより高いな
四嶺 廂:では、怪物の目的について。
四嶺 廂:《援護の風》《ウインドブレス》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:72->76)
GM:テイクオーバーしてあげられない……
四嶺 廂:8dx+9>=10
DoubleCross : (8R10+9[10]>=10) → 8[1,3,5,6,7,7,8,8]+9 → 17 → 成功

尾根夕乃:さすが!
御綿笹霧:固定値で成功しちゃう
GM:OK!全員成功だ
GM:開示!
☆クレールについて
彼女が“クレイモア”であることは確実。その姿は4年前と変わらず、
これまで休眠状態にあったものが、何らかの外的なレネゲイド要因に暴露し、覚醒したものと思われる。
現状では、彼女の能力は彼女の手を離れ、暴走状態にある。
誰かが彼女を逃さないように捕らえ、この場で排除しようとしているが、
そこには彼女を“脅威”と捉えた者の、作為的な誘導がある。
☆怪物の目的について
怪物に目的があるわけではない。それは“ハートシンク”の求めに応じ、
レネゲイドを集積、濃縮し、彼女にフィードバックしている。
それは高い収束性を持って、彼女の侵蝕を異常増幅させるだろう。
元々は、怪物それ自体が量産化された遺産であったが、“賢者の源泉”に暴露し、独立した存在となった。
☆“ハートシンク”について(2)
彼女は元の人格を有しておらず、完全に消失している。
彼女が窃盗に入った屋敷からは、記憶を保存するというカードが紛失していた。
それは使用者に人格を転写する代物である。
製造者は
旧日本軍第0942号中隊、荘都技術少尉
ナンバーは“ハートの5番目(シンク)”――人格の名は頼木少尉。
彼女は目的のために、ワイヤの怪物の姿を取り込み、一定の統帥権を得たと考えられる。
GM:情報は以上です。
尾根夕乃:じゃあさくっと共有ロールを。
御綿笹霧:「さて」
御綿笹霧:「色々と過去のデータと照らし合わせて考えて見たのだけれどね」
御綿笹霧:「クレールは間違いなく“クレイモア”だ」
四嶺 廂:「そう、なんですね…」
御綿笹霧:「姿も4年前に確認されたものと変わっていない」データ端末で画像を出す。
尾根夕乃:「……」ポッキーを食べながら聞いている
御綿笹霧:「これまではずっと休眠状態にあったようだね」
御綿笹霧:「だけど、今は目覚めている。何らかのレネゲイドへの暴露によって」
御綿笹霧:「……賢者の泉。無関係ではないだろう」
御綿笹霧:「そして、重要なことがふたつ」
御綿笹霧:「彼女は今、暴走状態にある。能力が彼女を離れている、と言った方がいい。これは、ワイヤフレームの怪物たちを見ても推測できる」
御綿笹霧:「だけど同時に彼女はここに囚われている。何者かが彼女を排除しようとしている」
尾根夕乃:「排除?」
“千引岩”:「……私の力ではないよ」
“千引岩”:「もしそんな事ができるならば、踏み込む理由がない」
“千引岩”:「そのままここに押し留めればいい話だ」
四嶺 廂:「最初に水の中に漬かっていた事と関係があるのかな…」
御綿笹霧:「そうだね。……まあ、ここにいる者と言っても限られているのだけど」
御綿笹霧:「……ただ、これは、勘もあるのだけどね」
四嶺 廂:「あの戦闘痕は、目覚めた彼女と暴走した彼女の能力の戦いだったんですね」
四嶺 廂:「たぶん彼女は、負けた」
御綿笹霧:「……それについてはまだ保留として」
御綿笹霧:「彼女を脅威と捉えている者がいる」
尾根夕乃:ふう、と息を吐き
御綿笹霧:「そして、誘導している。彼女の排除へと」
尾根夕乃:「ヴァシーリエフくんが席を外していて助かったよ」
御綿笹霧:「恐らくは───ここで意志持つものに、ね」
四嶺 廂:「"フィースト"ではないんですか?」
尾根夕乃:「うん。ここで意志を持つもの。……怪しいのは、例の彼女(ハートシンクさん)かな」
御綿笹霧:「私も、そう考えている」
御綿笹霧:「…彼女について、何かわかったのかな、夕乃」
尾根夕乃:「シンク……“5番”って数字に聞き覚えがあったんだけど」
尾根夕乃:「使用者に人格を転写する遺産っていうのがあったんだ」
尾根夕乃:「結論から言うよ。彼女(ハートシンクさん)は、既に人格を喪失している」
御綿笹霧:「人格を、転写……」
四嶺 廂:「喪失、って」
御綿笹霧:「別人になっている。そう言うことか」
尾根夕乃:「“ハートの5番目(シンク)”――人格の名は頼木少尉。」旧日本軍第0942号中隊、荘都技術少尉の製造作品だね
四嶺 廂:「じゃあ、それだったら」
四嶺 廂:「ヴァシーリエフさんの知り合いのその人は…もう、居ない…!?」
御綿笹霧:「そういうことだね」
尾根夕乃:「…………」
御綿笹霧:「だからと言って、簡単に割り切れるものでもないとは思うが¥
御綿笹霧:」
御綿笹霧:「……しかし。そうか、旧日本軍……」
尾根夕乃:「……ヴァシーリエフくんには僕から言うよ。それが、1番だと思う」
御綿笹霧:「ならば、彼女に『動機』はある。そう推測できる」
御綿笹霧:「……どう思う?四嶺くん」
四嶺 廂:「そうですね。 僕、頭を使う時はハヌマーンの力で酸素交換の効率を上げて、キュマイラの力で過呼吸に耐えてるんですけど」
御綿笹霧:「ずいぶん力業だね?!」
尾根夕乃:「ワイルドだね?」
四嶺 廂:「ただの高校生ですからね。 それくらい頑張らないとこういう仕事はできませんよ」
四嶺 廂:「それでさっき辺りを調べようとしたら、持って行かれはしないまでも、レネゲイドが少し引っ張られる感じがしました。"ハートシンク"のほうに」
御綿笹霧:「謙遜するね。……“ハートシンク”の方に……ふむ」
尾根夕乃:「……レネゲイドを集めている?」
四嶺 廂:「はい。 きっと彼女が…というか、彼女に成り代わった誰かが」
四嶺 廂:「何が起きたのかはわかりませんけど… あの水脈も無関係じゃないと思います。 あんなの、この街でも普通じゃない」
尾根夕乃:「手段は分からない。でも、目的はやっぱり」 クレールちゃんをチラ見。
クレール:「?」
御綿笹霧:「…一応、確認だ。あの怪物に意志はあるのかな」
尾根夕乃:クレールちゃんに手を振ってごまかす。ごまかし支部1位だ。
四嶺 廂:「ワイヤフレームのあれには…ない、と思います。」
四嶺 廂:「4年前の記録と挙動が違うのも、たぶんなにかのきっかけでコントロールが移ったからじゃないかな…」
御綿笹霧:「そうだね。あれは、人に寄生して初めて意味を持つものだ」
御綿笹霧:「本来、その筈だった。コントロールも4年前はFH…“ヘファイストス”側で制御していたんだろう」
“千引岩”:「あれは“剣”を使わない。不完全なんだろうさ」
御綿笹霧:「クレールの能力。ワイヤフレームの怪物。どちらも独立して動いている」
御綿笹霧:「恐らくは……ここに流れる、水によって」
尾根夕乃:「……よしんば、その水がなくなったとしたら?」 掌をグッパグッパする
御綿笹霧:「……それはわからないな。既に暴露した時点で泉の力は使われている、と思われるが」
御綿笹霧:「しかし、賢者の泉の力はここまで継続的だったかな…?」
御綿笹霧:資料で見ただけなので、あまり詳しくはない。
四嶺 廂:「…聞いている限りだと、心身を乱して暴走させる効果はけっこう持続するものらしいです」
四嶺 廂:「ぼくの時は一気に流れ込んできてすぐに消えちゃいましたけど…どっちにしろ、さっき水に漬かった時はそこまで酷い事にはなりませんでした」
尾根夕乃:「……うん。ヴァシーリエフくんの意見も聞きたいな」
“千引岩”:「……あれは切欠をもたらすものだろう」
“千引岩”:「もしもその後に、継続したレネゲイドの供給があれば」
“千引岩”:「維持は可能だと考えられる」
“千引岩”:「……ジャームの“残滓”としての維持かもしれないがね」
御綿笹霧:「……継続した、レネゲイドの供給……か」
尾根夕乃:「継続したレネゲイドの供給?そんなことしたらジャーム化待ったなしだよ?」
四嶺 廂:「まさか、そのために…?」
“千引岩”:「とにかく、クレールを」ちらりと見て。
“千引岩”:「彼女を排除しても、ここからの脱出がなされるわけでは無さそうだ」
四嶺 廂:"千匹岩"の言葉に、内心でほっと胸をなでおろす。この人にだって、命を捨ててほしいわけがない。
尾根夕乃:「ならもう少しだけ、このピクニックを楽しむ必要があるのかな」
四嶺 廂:「通信の回復するところまで一度戻って、支部と情報を共有するのもいいかもしれませんね」
御綿笹霧:「…さて、その余裕があるかどうか」
四嶺 廂:「え…?」
御綿笹霧:「そろそろ、“彼女”も追いついてくるだろう」
御綿笹霧:「クレールを消そうとする意志が」
“ハートシンク”:足音。
“ハートシンク”:“ハートシンク”。ワイヤフレームの怪物。
“ハートシンク”:「我々は、お前を亡ぼす準備を整えた」
“ハートシンク”:「お前を亡ぼし、我々は、自由に動く。清算の時だ」


GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です。
御綿笹霧:なし!以上!
尾根夕乃:なし!以上です!
四嶺 廂:こちらもこのままで!
四嶺 廂:以上です!


【クライマックス:水月のオフィーリア】

GM:全員登場をお願いします。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:70->77)
尾根夕乃:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 3[3]+74 → 77

ヴァシーリエフ:1d10+85
DoubleCross : (1D10+85) → 10[10]+85 → 95

四嶺 廂:四嶺 廂の侵蝕率を+3(1d10->3)した →(侵蝕率:76->79)
尾根夕乃:やったー!御綿さんとお揃い!……ヴァシーリエフさーん!


クレール:「……私、は」
クレール:「戦いは、嫌」
四嶺 廂:静かに傍に進み出る。 …どのみち、"戦い方"を思い出してもらうわけにはいかない。
御綿笹霧:「さて。自由に動けるようになったら君たちはどうするのかな」
御綿笹霧:杖を、構えて。
御綿笹霧:「外に出て散歩でも楽しむのかい?」
“ハートシンク”:「我々は「私は」」
“ハートシンク”:「命じられ「全てを取り戻す」るがままに」
“ハートシンク”:「私の仲間を、街を、国を」
ヴァシーリエフ:「――なるほど旧大日本帝国の亡霊が考えそうなことだ」
ヴァシーリエフ:かつ、かつ、とハートシンクたちの反対方向の横穴から現れる。戻ってくると言った方が正しいか。
尾根夕乃:「ヴァシーリエフくん!」 声のする方へ振り向く
ヴァシーリエフ:「やあユノ。少しばかり時間をかけてしまってすまない。この洞穴の構造、改めて把握がすんだよ」
ヴァシーリエフ:「事がすんだ後との出入り口も、これで問題ない」
GM:であればだ。
GM:イーゴリ・ヴァシーリエフには、もう一つの事実がわかる。
GM:物陰より、この戦いを観戦するものがある。
ヴァシーリエフ:「…………」視線(そんなものは目を閉じている以上ないが)はハートシンクより外さず、しかし自分たちを覗くその目線は確かに感じ取れる。
尾根夕乃:「ヴァシーリエフくん……。気を付けて。その、彼女はもう、君の知っている彼女じゃ……」 口ごもる
ヴァシーリエフ:「……ああ」
ヴァシーリエフ:「行儀の悪いことだとは思ったがな、知っているよ。……聞かせてもらっていた」
ヴァシーリエフ:「だが大丈夫だ。……誰かと出会って、別れるのが仕事のようなものだからな。私は」
御綿笹霧:「………」ヴァシーリエフさんに少し視線を。
尾根夕乃:「ヴァシーリエフくん……」 彼の瞳には、今何が“視えて”いるのか。
四嶺 廂:「…」言葉を探すが、かける声が見つからない。
ヴァシーリエフ:「気遣いには感謝するよ。……支部一位のチルドレンも、私が思っていたよりずっと暖かみがあるようだ」少し笑って。
ヴァシーリエフ:「ササギリも、ヒサシもな。君たちのようなやつらに会えるのも、またこの仕事のいい所さ」
ヴァシーリエフ:「……だが」
ヴァシーリエフ:「――随分と趣味が悪いな!」この場にいる者ではない。自分たちを覗くその何者かの視線に向けて、声を上げる。
“スィデラス”:「――おや」物陰からスーツの男が顔を出す。
尾根夕乃:「!! 君は……」
御綿笹霧:「……夕乃。彼が、あの?」
“スィデラス”:「視覚を遮断すると、他の感覚器官が鋭くなるのでしょうか」
“スィデラス”:「これでも、大人しくしていたつもりだったのですが」
ヴァシーリエフ:「……随分と素直に出てきてくれたな。こちらの手間が省けて助かったが」
尾根夕乃:「うん。彼が私に話を持ち掛けてきた人物だよ」
四嶺 廂:「やっぱり、居たのか…! いつの間に!」
御綿笹霧:「“フィースト”か。君たちとは仕事をしたことがなかったな……初めまして」
“スィデラス”:「ああ、失礼。名乗りがまだでしたか」
“スィデラス”:「“フィースト”セル。“スィデラス”の名を使っております」
ヴァシーリエフ:「なるほど、お前が今回のフィーストの者か。そろそろ手柄を収穫に来たという所かな?」
ヴァシーリエフ:「それとも……脱出のためにここを打破すべく加勢に来た、という心積もりもあるか?」
尾根夕乃:「そうだよ、きっとその通りだよ。彼は、私たちを助けに来てくれたんだ」
御綿笹霧:「………目的は、“クレイモア”の排除かい?」
“スィデラス”:「ええ。それは人の持つべき力を逸脱したものです」
御綿笹霧:「……なるほど」
“スィデラス”:「殺戮したものを手駒の剣士に変える、無限の殺戮器官」
“スィデラス”:「それの生存が確認されれば、怖れるのが人として当然の情動でしょう?」
ヴァシーリエフ:「RBに賢者の石、人智を超えたレネゲイドの力の結晶を忌むフィーストらしい物言いだが……」
ヴァシーリエフ:「やはり“クレイモア”の力はそうした類、ということか」
御綿笹霧:「なら、本当の人形師は君だったのかな」
四嶺 廂:「…今のこの子は、違う」
四嶺 廂:「だいたい、あなただってオーヴァードでしょう。 その線引きは誰が決めたんですか」
“スィデラス”:「今は違う?では、これからは?」
“スィデラス”:「人は自らより逸脱したものを怖れます」
“スィデラス”:「我らが怖れられるのは、より高次の彼女のような存在が滅してのちでしょう」
御綿笹霧:「その考えを否定はしないよ」
御綿笹霧:「でも、だからと言って彼女の存在を簡単に滅ぼすとも言えなくてね」
“スィデラス”:「貴方達は、邪魔立てを?」
御綿笹霧:「……そうだな。うん。戦いたくないって言ってる女の子の意思だって」
御綿笹霧:「無碍にされるべきではないからね」
“スィデラス”:「そこな“千引岩”と、貴方達のレネゲイドで“育てた”彼女がいれば、討伐には十分と考えていましたが」
“スィデラス”:「どうやら、そううまくは運ばないようだ」
四嶺 廂:「理屈をつけて都合の悪いものをはじくだけの人に、好き勝手させません。」
四嶺 廂:「彼女のことは、ぼくたちと彼女で決めます。あなたの決めることじゃない」
ヴァシーリエフ:「ああ。私はな“スィデラス”、子供の意志ほど無軌道でアテにならぬ物はないと思っているが」
ヴァシーリエフ:「それを排除でどうにかしようとも思っていなくてね。……そう、クレールは『子供』なんだ。かつての“クレイモア”とはまた違うね」
ヴァシーリエフ:「彼女が“クレイモア”との自覚を取り戻すまでは、保留にしておくのが人として真っ当な姿であって欲しいと思っているのさ」
“千引岩”:「私もね、“スィデラス”」
“千引岩”:「彼らの方に乗ることにしたんだ」
四嶺 廂:「…!?」
“スィデラス”:「……自らの消滅を恐れて?」
“千引岩”:「いや。まだ試してないことが多いと思っただけだ」
御綿笹霧:「ふふ」
御綿笹霧:「そうだとも。うん」
“スィデラス”:「……成程。よくよく運に恵まれないな、私は」
尾根夕乃:「……“スィデラス”くん。私は、支部何位かな……」 瞳を伏せたまま問う。 「私は……」「支部何位かな……?」 騙されていたことは薄々勘づいていた。だが、それでも最後まで信じたかった支部1位だ。
“スィデラス”:「貴方を引き込めなかったのは手痛いが……しかし……何です?」
“スィデラス”:「貴方が何位であることが、私に関係ありますか?」
“スィデラス”:「今は、そのような下らない話をしている時ではないでしょう」
御綿笹霧:「やれやれ」
御綿笹霧:「人にとっての価値は様々だ。それは君だってよくわかっているんじゃないか?」
御綿笹霧:「君が彼女にとっての価値を否定するなら、我々も君にとっての価値を否定するに吝かではないよ」
御綿笹霧:「つまり───」杖を“スィデラス”に向ける。
御綿笹霧:「こうなるというわけだ」
“スィデラス”:「真の敵を見極めるほうが、賢明だと思いますがね」
“ハートシンク”:「お前はまだ、我々に戦うなと言うのか?」
“スィデラス”:「いえ。貴方達は、十分な力を奪っています」
“スィデラス”:「それを糧とし、貴方たちの造物主を、排除してください」
四嶺 廂:「…あそこに録画されていたのが全部だとは思ってなかったよ。 鍾乳洞を探ってる間の映像が残ってないんだからね」
“スィデラス”:「それなくして、貴方たちの今後の繁栄はない」
四嶺 廂:「でも、どういう手を使ったんだか知らないけど…まさかあそこから懐柔に成功してるとは思わなかったよ」
四嶺 廂:「…慣れてる人だね?」視線に冷たい殺意が宿る。
“スィデラス”:「私は大した存在ではありません」
“スィデラス”:「怪物と戦うには、怪物を。これが効率的でしょう?」
ヴァシーリエフ:「もっともだ。そこは認めるところだな。だが……」
ヴァシーリエフ:「古今、それを口にした者が目論見通りに上手く事を運べた例がないのも、また知っているか?」
“スィデラス”:「そうなれば、次善の策を弄すだけでしょう?」
“ハートシンク”:「我々は、懐柔されていない」手を振る。
“ハートシンク”:ワイヤフレームの怪物の一体が、その顎を開き。
“ハートシンク”:“スィデラス”へと食らいつく。
“スィデラス”:「……な」「に?」
ヴァシーリエフ:「!」
尾根夕乃:「“スィデラス”くん!」
“ハートシンク”:「我々はお前の言葉を信じない」
“ハートシンク”:「我々は、我々を殺すものを理解しない」
“ハートシンク”:「お前は、事が終われば、我々を殺す」
“ハートシンク”:「我々の考えは、正しいか?」
四嶺 廂:「えっ…」驚きは、怪物たちの挙動に対するものではない。
尾根夕乃:「ば、バカ野郎!バカ1位か君は!早く“スィデラス”くんを離すんだ!」
“スィデラス”:「ぐ……当然、でしょう……」
四嶺 廂:"スィデラス"がさも意外そうに振る舞うそのさまへのものだ。
“スィデラス”:「貴方たちも、逸脱せし怪物なのだから」
御綿笹霧:「……クレールを殺せば、彼女らが自由になる、と言うのは本当かい?」
“ハートシンク”:「そうか」ワイヤが更に彼に巻き付く。「理解した」
御綿笹霧:「つまり、今は自由ではない…と」
“スィデラス”:「……ああ」
“ヴォジャーノイ”:「我々は、お前を亡ぼし」
“ヴォジャーノイ”:「自由の身となる」
“ヴォジャーノイ”:彼にはワイヤが完全に絡みついて。
ヴァシーリエフ:「……まったく」鞭のようにしなる刃がスィデラスを襲うハートシンクに向かう!だが弾かれる!!
御綿笹霧:「おやおや」
尾根夕乃:「“スィデラス”くん……。私は、最後まで君を信じてたよ」 「だってそうだろ?支部1位が信じてやらなきゃ、2位以下の人が信じてやれるわけがないんだから」 
御綿笹霧:「仕方ないな」
ヴァシーリエフ:「……すまんな“千引岩”殿。今回、事の全容を知っているのは糸を引いていたあいつだが……回収は無理そうだ」
御綿笹霧:「君たちの生存と自由への思いは否定しないとも。だけどね」
“ハートシンク”:「我々は、お前を理解した」
御綿笹霧:「生憎と、守らなければならないものが、こっちにも沢山あるんだ」
“千引岩”:「……何。彼の回収が目的ではないからな」
“千引岩”:「私の前の目的は、“クレイモア”の封印であり」
“千引岩”:「今の目的は、遭難者の保護だ」
ヴァシーリエフ:「助かる。了解だ。御随意に」
御綿笹霧:「なら、私は君と、彼女を護るとも!」
御綿笹霧:“千引岩”とクレールに向けて。
四嶺 廂:「…」向ける先を失った怒りが、渦巻く不安に姿を変えて胸中を蝕む。
四嶺 廂:コントロール権を巡って戦うということは、"ハートシンク"を殺してしまった場合。最悪"クレール"が"クレイモア"に戻ってしまうかもしれないからだ。
四嶺 廂:「…ごめん、クレールちゃん」
四嶺 廂:「手を。握ってもらっても、いいかな?」 厚手の手袋に覆われた片手を差し出す。
クレール:「……うん」手をのばす。
尾根夕乃:両掌を開き。指を1本ずつ折りたたんでいく。まるで、順番を数えるかのように。 右手親指、左手親指、右手人差し指、左手人差し指……そして。
四嶺 廂:「…まだ、知りたいことや聞きたいことがたくさんあるんだ」
尾根夕乃:「私は」「支部何位かな?」 最後の1本が、ゆっくりと折りたたまれる。
四嶺 廂:「…今は、戦ってくる。 きみのこの先を、知りたいから」
クレール:「……戦う」
クレール:「……じゃあ」
クレール:「私も、戦う」
四嶺 廂:「…それで、いいの?」
クレール:「うん……守る」
四嶺 廂:「…わかった」
四嶺 廂:「少し派手にやるけど、あまり離れないでね。 必ず、戻って来るから」
四嶺 廂:ロイス感情変更。
四嶺 廂:"クレール" ○思慕/不安 Sロイス指定。
GM:OKです。
四嶺 廂:指の感触を確かめ、今そこにいる彼女の存在を胸に刻んで。
四嶺 廂:踵を返して、向き合う。 この日を生き延びるための戦場へ。


GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:衝動判定。難易度は9。
御綿笹霧:3dx+2>=9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 9[5,8,9]+2 → 11 → 成功

尾根夕乃:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 5[2,3,5]+1 → 6 → 失敗

御綿笹霧:よし!
尾根夕乃:あわわ
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+12(2d10->8,4)した(侵蝕率:77->89)
ヴァシーリエフ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,3,9] → 9

尾根夕乃:77+2d10
DoubleCross : (77+2D10) → 77+5[3,2] → 82

尾根夕乃:少ないw
ヴァシーリエフ:せ、成功!成功してしまった……こんなダイス少ないのに……!侵蝕!
四嶺 廂:《援護の風》《ウインドブレス》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:79->83)
ヴァシーリエフ:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+9[7,2] → 104

ヴァシーリエフ:100オーバー!これで以上!
四嶺 廂:8dx+11>=9
DoubleCross : (8R10+11[10]>=9) → 7[2,2,2,3,3,5,7,7]+11 → 18 → 成功

四嶺 廂:83+2d10
DoubleCross : (83+2D10) → 83+17[7,10] → 100

四嶺 廂:おっと!
四嶺 廂:侵蝕ちょうど100です。
 ヴァシーリエフ[7]
四嶺[1] 御綿[6] 尾根[5]

     5m

 “ヴォジャーノイ”[10]
ワイヤフレームの怪物*2[9]

     5m

  “ハートシンク”[9]
GM:配置はこんなかんじ
GM:本クライマックスのゲーム的な処理について、一つだけルールの提示を。
尾根夕乃:なんだろう
四嶺 廂:なっ
御綿笹霧:こわい
GM:“ハートシンク”の侵蝕率は、ワイヤフレームの怪物の侵蝕率上昇分総計だけ上昇しています。
御綿笹霧:つまり、強い!
GM:これはエフェクト使用自体の侵蝕率を数えず、また、今後エフェクトを使用してもそれ自体では上昇しないものとします。
ヴァシーリエフ:アワワ……アワワ……
GM:あくまで侵蝕率を上昇させる効果のみをカウントします。
GM:彼女の初期侵蝕率は120%。
GM:現在侵蝕率は77%上昇し197%です。参考まで。
御綿笹霧:了解です!
ヴァシーリエフ:そ、それに今までの上昇分加算ってことは……結構な……ア、アバーッ!
尾根夕乃:わ、わかりました!
ヴァシーリエフ:りょ、了解です!200行ってないだけいい!
GM:あ、まだ説明事項残ってた!
尾根夕乃:追加情報!
GM:NPCカードの使用が可能です。
御綿笹霧:!
尾根夕乃:ヤッター!
ヴァシーリエフ:NPCカード!
四嶺 廂:つ、使っていいのかどうか凄く怖い!

◆NPCカード:“千引岩” 使用タイミング:セットアップ
ラウンド間、指定したキャラクターの攻撃ダイスを-27個する。

ヴァシーリエフ:めちゃくちゃデバフが入る!さすが200点卓!

◆NPCカード:クレール 使用タイミング:オート
達成値60以下の攻撃に使用可能。
キャラクター1人を対象とし、その攻撃をドッジしたものとして扱う。
御綿笹霧:つよい!
GM:これらは使用回数制限はありません。1回はノーリスクで使用可能です。
御綿笹霧:1回は!
GM:2回以降使用する場合は、[2回目以降の使用回数×10%]の確率で
GM:使用NPCがジャーム化します。
ヴァシーリエフ:ッスよね……複数回はまあリスク在りますよね……
御綿笹霧:ひえええええ
GM:ご利用は計画的にお願いします。
四嶺 廂:ヒッ
ヴァシーリエフ:ハイ……
GM:改めて、戦闘開始です。
GM:セットアップから。
ヴァシーリエフ:はーい!
“ヴォジャーノイ”:なし
尾根夕乃:あります!《加速装置》
GM:ワイヤフレームの怪物もなし。
四嶺 廂:《フルパワーアタック》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →+4
四嶺 廂:白兵攻撃力+20、行動値ゼロ。以上!
尾根夕乃:浸食82→84。行動値+12
尾根夕乃:以上!
ヴァシーリエフ:無!
御綿笹霧:なしです
“ハートシンク”:《ヴァイタルアップ》。HPを+97し、
“ハートシンク”:侵蝕率を同じだけ上昇。
“ハートシンク”:侵蝕率は294%に。
御綿笹霧:NPCカードの発動を宣言。
御綿笹霧:千引岩さんを“ハートシンク”に。
GM:OK!ではラウンド間、“ハートシンク”の攻撃ダイスは-27個されます。
“千引岩”:「じゃあ、あとはよろしく」君たちの方を向いて、一礼する。
御綿笹霧:「ああ。頼まれたとも」
“千引岩”:その瞬間、彼女の姿はこつ然と消える。
“ハートシンク”:「……何?」
GM:傍目には、何も発生していない。だが。
“ハートシンク”:「何だ……何をしている……?」
“ハートシンク”:「……」
“ハートシンク”:「我々に、それは意味をなさない」ワイヤーフレームの片腕が、巨大に膨れ上がる。
“ハートシンク”:膨大なレネゲイドの奔流が、周囲を焼き尽くす勢いで吹きすさぶ。
 ヴァシーリエフ[7]
四嶺[0] 御綿[6] 尾根[17]

     5m

 “ヴォジャーノイ”[10]
ワイヤフレームの怪物*2[9]

     5m

  “ハートシンク”[9]
GM:イニシアチブ。
GM:尾根さんの手番から!
尾根夕乃:はい!
尾根夕乃:マイナーでエンゲージ切ります!横に5m移動!
尾根夕乃:《雷神の槌》+《サンダーストーム》+《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《鋼の顎》
 ヴァシーリエフ[7]
四嶺[0] 御綿[6]    5m  尾根[17]

     5m

 “ヴォジャーノイ”[10]
ワイヤフレームの怪物*2[9]

     5m

  “ハートシンク”[9]
尾根夕乃:ヴォジャーノイたちのエンゲージを攻撃します!
尾根夕乃:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[2,3,10]+3[3]+1 → 14

GM:来な!
尾根夕乃:ドッジ不可能!
尾根夕乃:ダメージ行きます!
GM:リアクション!
尾根夕乃:失礼、リアクションどうぞ!
GM:全員ガードを選択します。ダメージを!
尾根夕乃:21+9+3d10+2d10
DoubleCross : (21+9+3D10+2D10) → 21+9+16[10,3,3]+13[8,5] → 59

尾根夕乃:装甲無視!
“ヴォジャーノイ”:“ヴォジャーノイ”はバラキエル+ニーベルングの指環の効果で15点ガード。
GM:ワイヤーフレームの怪物たちはガード値はないが、
GM:魔王の石板を所持しています。
GM:軽減値はデモンズシードを所持しているキャラクター×5点。
GM:ワイヤフレームの怪物2体、“ハートシンク”、ヴァシーリエフの4人。
GM:20点軽減して生存です。
尾根夕乃:じゃあちょっと演出!
尾根夕乃:ブ ゥ ン
尾根夕乃:掌を開くと、“ヴォジャーノイ”たちを覆うように領域が展開される。
尾根夕乃:半径5m…10m…15m…
尾根夕乃:その領域は、土壁で覆われた室内を丸ごと包み込む。
尾根夕乃:「みんな、あと3歩下がって!」 言うや否や、掌を握りこむ! 室内には荒れ狂う紅い稲妻!
尾根夕乃:84→99
尾根夕乃:以上です。
四嶺 廂:「…!!」手を掴んだまま共に後退。その威力に目を見張る!
GM:激烈な閃光が、怪物たちを焼き払うが。
GM:正常と異常が一つづつ。
GM:一つの正常は、侵蝕のフィードバックだ。
GM:尋常の状況と同じ様に、自分の能力侵蝕を受けることに気づく。
GM:もうひとつ、異常の方は。
GM:灼き焦がすだけの火力が、思いの外に発揮されていない。
GM:細いワイヤーの線が、各所に張り巡らされ、力を吸い上げて軽減している。
尾根夕乃:「……おかしい、いや、こっちが正しいのかな」浸食の昂りを感じる
GM:ワイヤフレームの分岐先が、被害を分散している。
尾根夕乃:「みんな、気を付けて。支部1位の攻撃を凌ぐほどの奴らだよ!」
GM:次はヴォジャーノイ。
“ヴォジャーノイ”:マイナーなし。
“ヴォジャーノイ”:choice[3,1]
DoubleCross : (CHOICE[3,1]) → 1

“ヴォジャーノイ”:尾根さんを攻撃しましょう。
尾根夕乃:かかってこい!
ヴァシーリエフ:1だから尾根さん!
“ヴォジャーノイ”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:ダンシングシミター》《砂の加護》。
“ヴォジャーノイ”:指定武器はヴェノムスピナーを4本。
“ヴォジャーノイ”:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,7,7,7,7,7,9,10]+10[1,5,6,7,8,8,10]+10[2,3,7,8]+10[7,8]+10[5,10]+10[8]+10[7]+10[10]+10[9]+2[2]+4 → 96

GM:ヤバ……
御綿笹霧:????
尾根夕乃:??
GM:君ワイヤー常に纏ったほうがいいよ
尾根夕乃:ね、念のためドッジ
尾根夕乃:2dx>=96
DoubleCross : (2R10[10]>=96) → 9[5,9] → 9 → 失敗

尾根夕乃:ダメに決まってますよねw ダメージください!
“ヴォジャーノイ”:1点でもダメージで、邪毒ランク5を与えます。
尾根夕乃:死にます!リザ!
“ヴォジャーノイ”:10d10+12 諸々有効
DoubleCross : (10D10+12) → 50[10,3,1,3,2,9,4,6,6,6]+12 → 62

尾根夕乃:99+1d10
DoubleCross : (99+1D10) → 99+9[9] → 108

GM:尾根さんはリザレクトのレベルが2ですよね
尾根夕乃:あ!
尾根夕乃:リザもあがるんだ、起源種、、、忘れてたw
尾根夕乃:追加でダイスもう1個降ります
尾根夕乃:108+1d10
DoubleCross : (108+1D10) → 108+1[1] → 109

尾根夕乃:1!
GM:侵蝕1の女……
“ヴォジャーノイ”:「我々は、私の力を操る」
“ヴォジャーノイ”:虚空から巨大な槍が生み出される。
“ヴォジャーノイ”:それにワイヤが纏わりつき、離れ。
“ヴォジャーノイ”:まとわりついていたワイヤが、同様の槍の形を象り。
“ヴォジャーノイ”:尾根夕乃を包囲し、四方から刺し貫く。
尾根夕乃:「う、ぐっ!」
尾根夕乃:「目を、覚ますんだ」
“ヴォジャーノイ”:それだけではない。その穂先には麻痺毒。
尾根夕乃:「!!」
尾根夕乃:けふっと血を吐き膝を付く
“ヴォジャーノイ”:「我々は、我々だ」
“ヴォジャーノイ”:「何者にも妨げられない」
尾根夕乃:「……スィデラスくん」
“ヴォジャーノイ”:「我々の中の私は、すでに元の名を消失している」
GM:次はワイヤフレームの怪物共の手番ですが、
GM:マイナーで《オリジン:ミネラル》。メジャーはなし。
GM:すでに侵蝕増幅の役割を終えているからだ。
御綿笹霧:な、なにもしないのか
ヴァシーリエフ:わ、割り切った構成
“ハートシンク”:“ハートシンク”は待機。
GM:ヴァシーリエフさんの手番へ。
ヴァシーリエフ:た、待機だとう!
ヴァシーリエフ:で、でもそうだな、こちらも様子を見るような構成はしていない!
ヴァシーリエフ:マイナーで《インフィニティウェポン》《ジャイアントウェポン》。侵蝕は5。
ヴァシーリエフ:そしてメジャーでコンボ【ニェー・クォデネンツ】。《コンセントレイト》《ディストーション》《咎人の剣》《オーバーロード》!
ヴァシーリエフ:対象はハートシンク!
GM:来な!
ヴァシーリエフ:振ります!
ヴァシーリエフ:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,7,7,8,10,10]+5[1,3,4,5,5]+4 → 19

尾根夕乃:《妖精の手》
尾根夕乃:追加で振ってください!
ヴァシーリエフ:こういう時ばっかり低いのどうなってんの!?あ、ああー妖精の手!!助かります1位!!!
尾根夕乃:109→113
ヴァシーリエフ:1dx7+19+4
DoubleCross : (1R10+19+4[7]) → 2[2]+23 → 25

ヴァシーリエフ:だから低いっての!!こ、これで……
ヴァシーリエフ:あ、《シャドーテンタクルス》忘れてましたごめんなさい!侵蝕率1、載せてハートシンクを狙います
“ハートシンク”:ドッジ。
“ハートシンク”:13dx
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[3,3,5,5,7,8,8,8,9,9,10,10,10]+8[6,6,8] → 18

GM:失敗!ダメージをどうぞ。
ヴァシーリエフ:よ、よかったァ~。あとすみませぬッス!マジ気を付けますシャドーテンタクルス!
ヴァシーリエフ:3d10+62
DoubleCross : (3D10+62) → 15[5,9,1]+62 → 77

ヴァシーリエフ:装甲有効!
GM:めっちゃ持ってくな……!
ヴァシーリエフ:そ、そこは取り柄っすからね……へへ……
“ハートシンク”:魔王の石板を所持しています。20点軽減して、まだまだ余裕!
“ハートシンク”:ヴァイタルアップでたっぷりHPを確保しているので。
ヴァシーリエフ:くっ
尾根夕乃:身体は槍に刺し貫かれている。身動き一つ取れない。だが、指だけは、動く!
尾根夕乃:紅い稲妻が天井の岩盤を打ち砕く!常人なら、その轟音に僅かにでも気を取られるだろう。だが、その男には全てが”視えている”
ヴァシーリエフ:「……ああ。助かるよ。君は本当に1位の女だな!」その信頼と絶妙の支援に、惜しみない称賛を送る。
ヴァシーリエフ:そして当然、それに応えるよう、すべての準備は済んでいる!
ヴァシーリエフ:ぐ。
ヴァシーリエフ:夕乃の雷と、ヴォジャノーイのワイヤーの槍と。それに意識が向いた隙をつく。自分の攻撃の、骨子。
ヴァシーリエフ:だん!
ヴァシーリエフ:大地から、自分と“ハートシンク”を繋ぐ一直線上に、巨大な漆黒の刃が飛び出した。
ヴァシーリエフ:いや、この形状は刀剣の類というより斧に近い。下から、断頭台の逆の軌道で、斬り上げる!
“ハートシンク”:もろに直撃。体が裂けるが、
“ハートシンク”:割けた先から、ワイヤが蠢き、補修する。
“ハートシンク”:もはや人の体は、ただの造形に過ぎぬ。すでに怪物に身を窶している。
ヴァシーリエフ:「……この程度でおしまいな君ではないな、さすが“クレイモア”の力だ。私の刃の比ではないか」
ヴァシーリエフ:「だがこれで終わりにもしない。君の……いや君の体には言いたいことがあるんでな!」
“ハートシンク”:「我々は、我々を脅かすものを理解しない」
GM:次!御綿さん!
御綿笹霧:はい!
御綿笹霧:マイナー!戦闘移動で“ハートシンク”に接敵!
 ヴァシーリエフ[7]
   四嶺[0]     5m  尾根[17]

     5m

 “ヴォジャーノイ”[10]
ワイヤフレームの怪物*2[9]

     5m

    御綿[6]
  “ハートシンク”[9]
御綿笹霧:メジャー!【ステップ:攻撃】《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》でハートシンクに攻撃!
御綿笹霧:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,1,4,4,6,6,6,7,9,9,10]+10[8,8,9,10]+10[3,6,8,8]+10[7,10]+5[2,5]+1 → 46

御綿笹霧:なかなか!
尾根夕乃:妖精要ります?
御綿笹霧:まだ大丈夫!
“ハートシンク”:13DX ドッジ
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[3,4,5,5,6,6,7,9,9,10,10,10,10]+6[1,1,2,6] → 16

尾根夕乃:了解!
GM:ダメ!ダメージをどうぞ!
御綿笹霧:5d10+11
DoubleCross : (5D10+11) → 32[10,4,4,4,10]+11 → 43

御綿笹霧:そこそこ!
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+5した(侵蝕率:89->94)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-2(1d10->2)した(HP:34->32)
GM:石板で軽減してまだまだ健在!
御綿笹霧:だろうなあ!演出します!
御綿笹霧:素早い踏込み。
御綿笹霧:意識を逸らせばいつ移動したのか知覚できないだろう。彼は、既に“ハートシンク”の傍にいる。
御綿笹霧:「君たちのおかげで、まだ体が暖まってなくてね。準備のダンスのお相手を頼むよ!」
御綿笹霧:杖を突き、振り下ろし、跳ね上げ、横薙ぎに。
御綿笹霧:その連続攻撃は、並の耐久力をもったものならば大きな打撃を受けるだろう。だが。
“ハートシンク”:対応できずに薙ぎ払われる。身体能力があるわけではないのか。
“ハートシンク”:圧倒的なレネゲイドの吸収量が、埒外の耐久性を彼女に与えている。
“ハートシンク”:連続攻撃をものともしていないかのように。
御綿笹霧:「暖簾よりは手応えがあるかな。四嶺くん!続いてくれ!」
GM:四嶺くんの手番!
四嶺 廂:はい。マイナーでヴォジャノーイの方へ向けて4m戦闘移動。
四嶺 廂:メジャーの判定直前に…
四嶺 廂:《援護の風》《ウインドブレス》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:104->108)
四嶺 廂:《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》《増腕》四嶺 廂の侵蝕率を+6した →(侵蝕率:108->114)
四嶺 廂:ヴォジャノーイ、ワイヤフレームの怪物A、ワイヤフレームの怪物Bに白兵攻撃します。
四嶺 廂:14dx+20
DoubleCross : (14R10+20[10]) → 10[1,1,3,4,5,5,5,5,7,8,9,9,9,10]+8[8]+20 → 38

四嶺 廂:そして一線の全力移動で尾根さんのエンゲージに移動。
四嶺 廂:一閃
御綿笹霧:コンセ抜けてませんか!
御綿笹霧:C値!
四嶺 廂:あっほんとだ…!?
四嶺 廂:ふ、振り直してもいいでしょうか…?
GM:どうぞー
四嶺 廂:14dx7+20
DoubleCross : (14R10+20[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,6,6,7,7,9,10,10]+10[2,2,6,7,10]+10[5,8]+10[8]+6[6]+20 → 66

御綿笹霧:ヒューっ!
四嶺 廂:跳ねた!
 ヴァシーリエフ[7] 5m  尾根[17]
             四嶺[0]
     5m

 “ヴォジャーノイ”[10]
ワイヤフレームの怪物*2[9]

     5m

    御綿[6]
  “ハートシンク”[9]
四嶺 廂:追加効果とかはないです!
GM:怪物たちはドッジ
GM:6dx #1
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[2,4,4,5,5,10]+4[4] → 14

GM:6dx #2
DoubleCross : (6R10[10]) → 7[5,5,5,5,5,7] → 7

GM:どちらも失敗。
“ヴォジャーノイ”:ガード。
GM:ダメージをどうぞ!
四嶺 廂:ええと…6の3の1で
四嶺 廂:7d10+30
DoubleCross : (7D10+30) → 40[7,3,8,3,5,6,8]+30 → 70

四嶺 廂:装甲ガード有効です。
GM:高いな……!
GM:足りないな。全員落ちます。
四嶺 廂:なんと…!? 演出行きます。
四嶺 廂:「…クレールちゃん、もう2歩下がって。 そのあと5数えたら、尾根さんの後ろに」
クレール:「? うん」
四嶺 廂:蹲り、両腕の先に縄を渡して息を吸い込んでいた影が、ゆらりと起き上がり…轟音と石煙と共に姿を消す。
四嶺 廂:回転する。 右の壁。 天井。 直下の石筍。 斜め右上の鍾乳石。 慮外の遠心力が乗った縄の先端が岩を掻き、火花を散らす。
四嶺 廂:(…そこだ!)
四嶺 廂:鋼鉄の嵐となって、わだかまる怪物の群れに突進! 運動エネルギーの竜巻となった工業製品のワイヤが、FHのワイヤ兵器を…削る、削る、削る!
四嶺 廂:いつの間にか、ワイヤを手繰る手は全身のスリットから生えた副腕に変わっている。両の腕が、スィデラスに絡みつくワイヤを掴む!
四嶺 廂:「さんざ迷惑ばっかり掛けて…こっちもできる仕事はさせてもらうよ!」
“ヴォジャーノイ”:「我々は、我々を……!」
四嶺 廂:「うっさいバーカ! この口ばっかのモミアゲ!」引き抜き、引き千切り、引き抜いては放り投げる!
四嶺 廂:ワイヤの怪物が沈黙したのを確認し、ワイヤを掴んでジャイアントスイング。 そのまま、石壁にぶん投げる!
“ヴォジャーノイ”:ワイヤが引きちぎられるごとに、肉は裂け飛ぶ。
“ヴォジャーノイ”:投げつけられた“スィデラス”だったものは、石壁に叩きつけられ、動きを止めた。
四嶺 廂:(さすがに無理か。 …さようなら、"スィデラス")
 ヴァシーリエフ[7] 5m  尾根[17]
             四嶺[0]
     10m

    御綿[6]
  “ハートシンク”[9]
四嶺 廂:「…お待たせ」 飛びすさり、女性陣を庇う位置に着地。
クレール:「ヒサシ、がんば……」頭に手を伸ばそうとして。
クレール:「……来る」手を止めて、“ハートシンク”を見る。
尾根夕乃:「四嶺くん。……いや、お手柄だね」 かつて”スィデラス”だったものを脇目に見て。
GM:待機した“ハートシンク”の手番……の前、イニシアチブ。
四嶺 廂:「え…? 千引岩さんの技が効いていない…!?」
ヴァシーリエフ:ヒッ
“ハートシンク”:《裏切りの真名》。至近対象なので、対象は御綿さん。
御綿笹霧:うわっ?!
“ハートシンク”:11d10
DoubleCross : (11D10) → 63[10,1,5,10,4,8,5,8,2,3,7] → 63

GM:これに御綿さんの侵蝕率÷10のダメージを直接与えます。
御綿笹霧:なすすべなく死ぬ…
御綿笹霧:足さなくても死にますね
GM:63+9で72点かな。
御綿笹霧:リザレクト。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:94->98)
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを4した(HP:32->4)
“ハートシンク”:オーヴァードにダメージを与えたので
“ハートシンク”:《背徳の理》を使用。
御綿笹霧:ダイスが増える…
“ハートシンク”:ウロボロスエフェクトを組み合わせたダイス数を+16個。
御綿笹霧:えぐい
GM:そのまま手番に入ろうかな。
“ハートシンク”:マイナー《原初の青:完全獣化》《果てなき円環:原初の青:知性ある獣》。
“ハートシンク”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:マルチウェポン》《ありえざる存在:風鳴りの爪》《原初の白:神獣撃》《原初の虚:要の陣形》。
GM:choice[1,2,3,4]
DoubleCross : (CHOICE[1,2,3,4]) → 4

GM:尾根さん以外の3人を攻撃。
“ハートシンク”:2DX7
DoubleCross : (2R10[7]) → 4[1,4] → 4

“ハートシンク”:《原初の紫:妖精の手》
“ハートシンク”:1dx7+10
DoubleCross : (1R10+10[7]) → 1[1]+10 → 11 → ファンブル

GM:達成値は11!
四嶺 廂:ドッジします!
御綿笹霧:んー〜ーまずは普通にドッジ
ヴァシーリエフ:よし、希望はある!ドッジチャレンジ!
御綿笹霧:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,2,6,6,7,9]+1 → 10

四嶺 廂:8dx10-3
DoubleCross : (8R10-3[10]) → 9[3,3,4,5,5,5,5,9]-3 → 6

御綿笹霧:まあよし!くらってリザろう
ヴァシーリエフ:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[5,6,6,8]+1 → 9

四嶺 廂:ダメ! 命中!
ヴァシーリエフ:惜しくもダメ!
“ハートシンク”:ダメージの前に、《原初の黒:フェイタルヒット》《原初の灰:オープンペイン》。
“ハートシンク”:ダメージダイスをたくさん増やします。
ヴァシーリエフ:ぐえー
四嶺 廂:ウワーッ
御綿笹霧:わー
“ハートシンク”:2d10+27d10+20 装甲有効
DoubleCross : (2D10+27D10+20) → 8[2,6]+148[2,1,6,5,5,7,1,10,10,2,8,5,3,3,5,5,4,7,6,4,6,7,7,7,10,10,2]+20 → 176

御綿笹霧:ばかじゃない?
GM:彼女の使用武器は
GM:フォールンアックス2本です。
御綿笹霧:ばかだ。
GM:風鳴りの爪と合わせて、
御綿笹霧:リザレクトします。
四嶺 廂:幾つ振り直すんですか!?
御綿笹霧:あっまだ増えるんだね!
GM:14個振り直しますね
御綿笹霧:www
GM:計算大変だなこれ
GM:[2,6,2,1,6,5,5,7,1,10,10,2,8,5,3,3,5,5,4,7,6,4,6,7,7,7,10,10,2]のうち
GM:[2,5,2,1,1,2,5,3,3,5,5,4,4,2]を振り直します
“ハートシンク”:14d10
DoubleCross : (14D10) → 89[3,4,4,10,10,8,4,9,3,9,10,1,10,4] → 89

GM:いい出目だ。
四嶺 廂:10がいっぱい…
“ハートシンク”:Eロイス『サディスティック10』を2個使います。
御綿笹霧:ばか!
“ハートシンク”:ダメージダイスの10の数×10点のHPを回復。
“ハートシンク”:8個あって、2回使うので160点回復。
“ハートシンク”:全回復しました。
GM:ダメージ固定値再計算したくないけど
GM:死ぬからいいよね……?
御綿笹霧:いいです!死ぬからいいです!
四嶺 廂:死ぬのでだいじょうぶです!!
御綿笹霧:リザレクトします!
ヴァシーリエフ:い、いいです!死ぬデス!!
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:98->106)
四嶺 廂:養親の青ロイスを普通に昇華して復活! HP11です!
御綿笹霧:よしよし、あったまって来た
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを8した(HP:4->8)
四嶺 廂:15だった!キュマイラだろお前!
ヴァシーリエフ:下から順々にロイスをタイタスに!まずは四嶺くん!復活!HP11!
“ハートシンク”:彼女の腕のレネゲイドが異常増幅する。
“ハートシンク”:呑みこんだもの全てを解放するように。身の丈を遥かに超えるほどに、極光を放つ巨腕と化す。
“ハートシンク”:それは、まるで。
“ハートシンク”:「我々の――“神”の鉄槌を知れ」
御綿笹霧:「───神とはまた」
御綿笹霧:「大きく出たね。この市では、流行りの言葉のようだが」
“ハートシンク”:ただ、その腕を叩きつける。高密度のレネゲイドを、ただ吐き出すだけ。
御綿笹霧:軽口を叩きながら、その攻撃を分析する。
“ハートシンク”:放出と吸収。起きている事象は、ただそれだけだ。
クレール:「……!」
御綿笹霧:避けることは可能だ。だが。今の体力。レネゲイドによる高速機動によるバックファイア。それを鑑みれば
御綿笹霧:「さて、たまには流れに身を任せてみようか───!」
ヴァシーリエフ:「これは……まいったな」冷汗が流れる。躱せない。逸らせもしない。出力には多少の自信があるが、それすらも間に合わない。
四嶺 廂:「このッ!」咄嗟に近くの巨岩に縄を投げ、スリングの要領で思い切り前方に投擲!
御綿笹霧:圧倒的なレネゲイドを叩きつけられ、咳き込む。レネゲイドの励起を感じる。
御綿笹霧:「さて。そろそろだね。温まって来た」
四嶺 廂:岩はたちまち光に飲まれて砕け、全身を石片がしたたかに打ち据える!
ヴァシーリエフ:直撃に身を焼かれる。今自分は倒れたのか。知覚全てを巻き込む光の奔流――!
四嶺 廂:だが、後ろの2人への余波は僅かに減衰された。 血みどろのまま、"ハートシンク"を睨み据える…!
“ハートシンク”:それだけではない。
“ハートシンク”:彼女自身も発光。レネゲイドを奪い去り、自らの糧としている。
“ハートシンク”:解れたワイヤが、編み直されるように再構成されている。
“千引岩”:「止めきれないのか、私の全力でも……!」
御綿笹霧:「慮外の生命力だ。…生命といっていいのかわからないがね」
“千引岩”:「あれは……異常だ」
御綿笹霧:「何」
御綿笹霧:「安心してくれたまえ!何せ」
御綿笹霧:「このぐらいの修羅場は、何度もくぐって来たのだからね!」
GM:クリンナップ。
GM:邪毒を受けている方はダメージ処理をば。
ヴァシーリエフ:こちらは無!
尾根夕乃:邪毒タイムの前に、スィデラスにロイス取得して昇華!
尾根夕乃:不利な効果を打ち消します!
GM:OK!
御綿笹霧:なかったはず!
四嶺 廂:ありません!
尾根夕乃:あ、すみません、スィデラスにはロイスを既に取っていたので、新規取得は無しで単なる昇華です
GM:では、2ラウンド目に突入。
GM:セットアップ。エネミーはなし。
尾根夕乃:うーん、これ、加速装置使わない方が良い気がしてきた。先手取ってもどうせ倒しきれないし、むしろ回復される
尾根夕乃:なのでエフェクト使用は無し!
御綿笹霧:なし!
ヴァシーリエフ:無!
四嶺 廂:《フルパワーアタック》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →+4
四嶺 廂:以上で!
GM:OK!
御綿笹霧:NPC使用はなし!
“千引岩”:「……」再び、“ハートシンク”を見据える。
“千引岩”:「被害を、軽減は出来ているだろうからな」手を振り上げ、下ろそうとして。
御綿笹霧:「おっと」杖を真横に上げ、制する。
御綿笹霧:「……君、相当無茶しているだろう」
御綿笹霧:「もう一度使った場合……帰還率は9割と言ったところか」
御綿笹霧:「でもね」
御綿笹霧:「1割でも、君が帰ってこられない可能性があるなら」
御綿笹霧:「させるわけには行かないな」
“千引岩”:「……その代わりに、君たちが無理をするのかい?」
御綿笹霧:「なに、我々はまだまだ余裕があるからね!十分帰還圏内さ!」
御綿笹霧:「ただ、君はそうじゃない」
御綿笹霧:「……わかるよ。『無理をしていた』者を」
御綿笹霧:「帰ってこられなかった者を知っているからね」
“千引岩”:「……君の方が、どうにも詳しいらしい」
“千引岩”:「……だけど」
“千引岩”:「君たちまで危険域になったと判断すれば、私は躊躇なく再開するよ」
御綿笹霧:「その前に、片を付ける」
御綿笹霧:笑みはない。真剣な口調だ。
“千引岩”:「信じる」そう言い、一歩その身を下げる
 ヴァシーリエフ[7] 5m  尾根[5]
             四嶺[0]
     10m

    御綿[6]
  “ハートシンク”[9]
“ハートシンク”:“ハートシンク”の手番は待機です。
御綿笹霧:やっぱりかー!
ヴァシーリエフ:ホッ……
GM:次はヴァシーリエフさん。行動をどうぞ。
ヴァシーリエフ:ハイ!マイナーからメジャーまで前回の手番と同じ!
ヴァシーリエフ:《インフィニティウェポン》《ジャイアントウェポン》!
ヴァシーリエフ:《コンセントレイト》《ディストーション》《咎人の剣》《オーバーロード》《シャドーテンタクルス》!
ヴァシーリエフ:振る!
ヴァシーリエフ:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,5,5,6,7,9,9,9,10,10]+10[3,3,4,7,8,9]+10[5,7,9]+4[3,4]+4 → 38

“ハートシンク”:13dx ドッジ
DoubleCross : (13R10[10]) → 8[2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,7,8] → 8

ヴァシーリエフ:相変わらず微妙な周りだ……!侵蝕は5+12増加!
ヴァシーリエフ:でも当たる!やった!
GM:無理!ダメージを!
ヴァシーリエフ:4d10+62
DoubleCross : (4D10+62) → 19[1,2,9,7]+62 → 81

ヴァシーリエフ:諸々有効!
GM:相変わらずメチャメチャ持っていくな……!
“ハートシンク”:まだ全然平気です!さっきので全回復してるので。
ヴァシーリエフ:うへへ……
ヴァシーリエフ:ちっ!
ヴァシーリエフ:「まったく……ササギリは本当に『慎重派』のようだ」立ち上がりつつ。
ヴァシーリエフ:「だが……嫌いじゃないさ。戻らないものは……戻らないのだからな」
ヴァシーリエフ:“ハートシンク”を見据え。
ヴァシーリエフ:「……日本帝国の亡霊よ!この街は本当にその手の輩が多いな!」
ヴァシーリエフ:「お前のその意識すら、残っているか怪しいがな!」漆黒の先が解け消えている柄を握りしめ。
ヴァシーリエフ:「俺は憎むぞ、お前のような、先へ進むものの影を掴む老人を、俺は憎む!」
ヴァシーリエフ:「その全てを……冥府の獄に留めおいてやる。……こんな風にな!」
ヴァシーリエフ:周囲一帯に展開されていた、怪物の物の筈のワイヤーが、一斉に牙をむいた!否、それはワイヤーではない。
ヴァシーリエフ:先ほどの光の奔流に紛れ張り巡らせていた、影の刃の擬態!一斉に、襲い掛かる!
“ハートシンク”:「……!」まるで反応できない。反応は鈍いと言っていいほど。
“ハートシンク”:それも、埒外の出力による驕りか。だが。
“ハートシンク”:驕るだけの根拠がある。その不沈艦は、未だ健在。
ヴァシーリエフ:(「本当に……本当に、その体は“鈍い”んだな」)
ヴァシーリエフ:そこにだけ残る面影に、悲しくなるほどに。
ヴァシーリエフ:だが。
ヴァシーリエフ:「頼むぞササギリにヒサシ。引導を渡してやれ!」
御綿笹霧:「ああ───任されたとも」
GM:御綿さんの手番!
御綿笹霧:はい!
御綿笹霧:マイナー、ジェネシフト!
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+11(2d10->2,9)した(侵蝕率:106->117)
御綿笹霧:まあ、よし!
御綿笹霧:メジャー!
御綿笹霧:【ファッシオ】《コンセントレイト:ハヌマーン》+《電光石火》+《マシラのごとく》/守護天使使用!
GM:来るか……!
御綿笹霧:対象はハートシンク!
御綿笹霧:いくぞ!
GM:来い……!
御綿笹霧:21dx7+1
DoubleCross : (21R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,7,8,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,3,5,6,7,7,9]+10[2,6,10]+10[10]+6[6]+1 → 47

尾根夕乃:《妖精の手》
御綿笹霧:OK!いただきます!
尾根夕乃:113→117
御綿笹霧:1dx7+51
DoubleCross : (1R10+51[7]) → 10[7]+6[6]+51 → 67

GM:回してくる!
尾根夕乃:回った!
“ハートシンク”:13DX ドッジ
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[1,1,1,3,3,3,4,4,4,8,9,9,10]+5[5] → 15

GM:ダメです!ダメージを!
御綿笹霧:7d10+71
DoubleCross : (7D10+71) → 41[5,3,7,6,9,8,3]+71 → 112

御綿笹霧:OK!
GM:えげつない威力
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+10した(侵蝕率:117->127)
四嶺 廂:でかい!!
御綿笹霧:御綿笹霧のHPを-5(1d10->5)した(HP:8->3)
御綿笹霧:よし、フィードバックもまだ
“ハートシンク”:10点軽減して102点……!かなり削られた!
尾根夕乃:撃ち放たれた紅い稲妻が、ハートシンクの頬を掠める。
尾根夕乃:拳から血を滴らせつつも、その視線は真っすぐハートシンクを見据えながら告げる。
尾根夕乃:「……およそ300,000km/s。何の数字か分かるかな?」
尾根夕乃:「正解は、【雷速】。私の稲妻は上手く避けたみたいだけれど」
尾根夕乃:「御綿笹霧は」 「光よりも速い」
御綿笹霧:「さて」
御綿笹霧:「過分な評価では」
御綿笹霧:その言葉の次にはもう姿はない。
御綿笹霧:ただ、風が、嵐が、“ハートシンク”の周りを舞う。
御綿笹霧:音を超えた速さで、何度も彼女に攻撃を加えながら!
御綿笹霧:「───ないかな!」
御綿笹霧:姿を現した御綿笹霧の後ろで、さらなる破壊が“ハートシンク”を襲う。
“ハートシンク”:「我々が、破壊される……!?」
御綿笹霧:「ああ───破壊するとも」
御綿笹霧:「生存競争、と言う奴だ」
御綿笹霧:「そして守るものがある私たちは───強いよ?」
御綿笹霧:そう言って、ウインクする。
GM:次!尾根さん!
尾根夕乃:はい!
尾根夕乃:全力で行くしかない!マイナーでハートシンクにエンゲージ!
尾根夕乃:《雷神の槌》+《サンダーストーム》+《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《鋼の顎》+《雷の剣》
尾根夕乃:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,7,9]+1 → 10

尾根夕乃:よし!リアクションどうぞ!
“ハートシンク”:ガード!
尾根夕乃:ダメージ!
尾根夕乃:26+12+3d10+2d10
DoubleCross : (26+12+3D10+2D10) → 26+12+13[8,1,4]+6[2,4] → 57

尾根夕乃:装甲無視!
四嶺 廂:これまた大きい!
“ハートシンク”:10点軽減して……なんとか耐える!
尾根夕乃:しぶとい!
尾根夕乃:ならちょっと演出!
尾根夕乃:血を流しながら、ふらふらとハートシンクに接敵する
尾根夕乃:「生存競争。分かるかな?」掌を開くと、半径75㎝程の小さい領域
尾根夕乃:「つまり、勝つか負けるかってことなんだけど。……一つ質問だ」
尾根夕乃:その領域は、支部1の女とハートシンクの2人を包み。
尾根夕乃:「私は」
尾根夕乃:「支部何位かな?」 領域内に迸る稲妻の群れ!ハートシンクをもろとも焼き尽くす!
尾根夕乃:以上です
尾根夕乃:117→134
“ハートシンク”:「我々は、お前の問いを理解しない」
“ハートシンク”:「理解できない。何を……何を言っている?」
“ハートシンク”:「何が……」
GM:四嶺くんの手番へ。
四嶺 廂:はい。マイナーで円を描くように5m移動して現在位置に戻り
四嶺 廂:《援護の風》《ウインドブレス》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:118->122)
四嶺 廂:《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →(侵蝕率:122->126)
四嶺 廂:メジャーの全力移動で"ハートシンク"のエンゲージへ。
四嶺 廂:14dx7+20 白兵!
DoubleCross : (14R10+20[7]) → 10[2,3,3,4,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,2,2,4,6,8,8,9]+10[1,6,8]+3[3]+20 → 53

尾根夕乃:《妖精の手》
尾根夕乃:やっちまってください!
四嶺 廂:…いきます!
尾根夕乃:134→138
四嶺 廂:1dx7+60
DoubleCross : (1R10+60[7]) → 10[7]+10[10]+2[2]+60 → 82

四嶺 廂:妖精の手の計算これで合ってるかな…
GM:ヤバ……
“ハートシンク”:13DX ドッジ
DoubleCross : (13R10[10]) → 10[1,1,2,2,3,4,5,7,7,9,9,10,10]+10[3,10]+3[3] → 23

GM:回ったんだけどな……!
四嶺 廂:ダメージ行きます。
四嶺 廂:9d10+30
DoubleCross : (9D10+30) → 33[1,6,4,2,6,3,6,2,3]+30 → 63

四嶺 廂:こっちは腐った!
“ハートシンク”:そのダメージは耐えきれません。削り切られる!
“ハートシンク”:《蘇生復活》!
御綿笹霧:やはりあるか…!
四嶺 廂:了解です!演出行きます!
四嶺 廂:縄の片側を握り、別の先端を宙に放る。 そのまま、蛇行しながら反転のたびに急加速。
四嶺 廂:腕を自在に生じさせては引っ込める能力の本領は、「押す力」ではなく「引く力」にある。
四嶺 廂:「1位さん、伏せて!」
尾根夕乃:「!!」 その言葉を合図に身を屈める!
四嶺 廂:赤雷の領域から姿を現した"ハートシンク"を、全長10mの糸鋸が撫で斬りにする! そのまま反転し、袈裟懸けにもう一閃!
四嶺 廂:「…こうして話してわからない相手を、だからって殺めるようなことは本当はしたくないんだ」
“ハートシンク”:「何……!?」
四嶺 廂:「…残念だよ。あなたにも、やり直して欲しかった」
“ハートシンク”:上半身と下半身が断裂し、ねじ切れた。
“ハートシンク”:だが。
“ハートシンク”:それでもまだ、生きている。“そういうもの”になっている。
GM:待機した“ハートシンク”の手番。
“ハートシンク”:復活したので、《ヴァイタルアップ》を解除。
“ハートシンク”:マイナー《原初の青:完全獣化》《果てなき円環:原初の青:知性ある獣》
“ハートシンク”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:マルチウェポン》《ありえざる存在:風鳴りの爪》《原初の白:神獣撃》《幻想の色彩》《原初の虚:要の陣形》
ヴァシーリエフ:そこで!
ヴァシーリエフ:悩んだけど……完全獣化を《殺戮の因子》!
尾根夕乃:おお!!
御綿笹霧:!ダイスが減る!
ヴァシーリエフ:これでダイスが減るし神獣撃も止まる……はず!
尾根夕乃:そうか、神獣撃も!
GM:OK!では
ヴァシーリエフ:知性ある獣の方を消してフォールンアックスの方を止める選択肢もあったんですが、命中率の方を重視してこちらで!
GM:マイナーアクションが消滅し、メジャーからは《原初の白:神獣撃》が取り除かれます。
GM:ヴァシーリエフさんはHP失って死ぬし、残り3人を攻撃しよう。
ヴァシーリエフ:そう、侵蝕率は6。HPが20減って死ぬ!
尾根夕乃:こい!
“ハートシンク”:19dx7
DoubleCross : (19R10[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,8,9,9,9,9]+10[2,3,6,8,9,10,10]+10[3,3,7,10]+10[2,7]+6[6] → 46

“ハートシンク”:《妖精の手》
御綿笹霧:《真空返し》。さらに
御綿笹霧:NPC、クレールの効果を使用…します!
四嶺 廂:うおー!
尾根夕乃:ウオォー!
四嶺 廂:跳ねて来るかどうか…!
“ハートシンク”:1dx7+50
DoubleCross : (1R10+50[7]) → 1[1]+50 → 51 → ファンブル

GM:うお……!
四嶺 廂:あっ
御綿笹霧:あっ妖精!でもよかった!
尾根夕乃:あっ
四嶺 廂:やっちゃえクレールちゃん!
尾根夕乃:妖精もいけますぜ!
御綿笹霧:ということでNPC効果、いきます!
尾根夕乃:やっちゃえやっちゃえ!
御綿笹霧:これで御綿さんがドッジ扱いになるので
GM:OK!では御綿さんは回避に成功。
御綿笹霧:成功時、同時に攻撃対象になった者への攻撃も失敗。
御綿笹霧:御綿笹霧の侵蝕率を+16(2d10->9,7)した(侵蝕率:127->143)
尾根夕乃:ウオォー! 真空返し!
四嶺 廂:ウッ重い!
“ハートシンク”:OK。それにより、全員に攻撃は回避され、
“ハートシンク”:回復の機会を逸した。
ヴァシーリエフ:さすがにドンと上がるな!
“ハートシンク”:「我々は……私はっ!」ねじ切れた上半身が叫び、
“ハートシンク”:巨腕を振るおうとする。
ヴァシーリエフ:その巨腕が。
尾根夕乃:「マズい……!!避けきれ……!」
御綿笹霧:「───さて」
ヴァシーリエフ:『濁った色の、蔓と花になって分解される』
御綿笹霧:「試してみようか」
御綿笹霧:ヴァシーリエフくんの声を聞きながら。
御綿笹霧:「ああ、いい風が吹いているね」
ヴァシーリエフ:「……昔東欧にな、周囲一帯の命を、腐食した花と化して大地に還元する遺産があったんだ」
ヴァシーリエフ:「命を育むために、命を食らう奇妙な遺産だよ。冥途の土産に教えてやるが……」
ヴァシーリエフ:「今はそれは、俺の頭の中にある」
ヴァシーリエフ:「ま、早々に使える物じゃないが、お前――」
ヴァシーリエフ:「やっぱり“あいつ”とは大違いだよ。同じ結果でも……見どころは全然だ」
ヴァシーリエフ:そして、一瞬だけ構えに入った御綿さんに意識をやる。交代だ!
御綿笹霧:「さあ、おいで」
御綿笹霧:「今の私には勝利の女神もついている。君の風は───届かないよ」
クレール:「『私を、助けて』『こんなところで、死にたくない』『復讐も出来ないで』『満足だ』『あなただけは、生きて』『戦争なんて、たくさんだ』『痛い、痛い、痛い』」
クレール:「『そこじゃない。もう一歩前だ』」
クレール:「……ササギリ、聞こえた?」
クレール:「『みんなを、頼む』」
御綿笹霧:「ああ………聞こえたとも!」
御綿笹霧:踏み込み、腐りゆく巨腕を、薙ぎ払う!
御綿笹霧:力は逸れ、どこでもない場所へと散っていく。無害な風となって。
御綿笹霧:「…さ。あと一息だね」
“ハートシンク”:「我々が、我々は……?」
GM:――3ラウンド目。
GM:セットアップ。
尾根夕乃:《加速装置》
四嶺 廂:《フルパワーアタック》四嶺 廂の侵蝕率を+4した →+4
御綿笹霧:なし
尾根夕乃:138→140。行動値+16
四嶺 廂:意味は恐らくないけど手は緩められない!
ヴァシーリエフ:死んでいるので、無!
四嶺 廂:以上で!
GM:こちらはなし。尾根さんの手番へ。
尾根夕乃:マイナーで一応暴走解除
尾根夕乃:メジャー
尾根夕乃:《エクスプロージョン》+《ツインバースト》+《鋼の顎》+《雷の剣》
尾根夕乃:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[2,4,7]+1 → 8

尾根夕乃:リアクションどうぞ、、、!
“ハートシンク”:ドッジ不可。ガードを。
尾根夕乃:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+7[7] → 39

“ハートシンク”:魔王の石板で10点軽減。ガード値2。装甲なし。
尾根夕乃:装甲無視
尾根夕乃:140→151
“ハートシンク”:残りHP1。
“ハートシンク”:“ハートシンク”、撃破。
GM:これ以上の復活はありません。
尾根夕乃:では、演出します。
尾根夕乃:>ヴァシーリエフ:「やっぱり“あいつ”とは大違いだよ。同じ結果でも……見どころは全然だ」
尾根夕乃:「……それでも。別人だとしても。ヴァシーリエフくんは彼女に手をかけちゃいけない」
尾根夕乃:「私がやるのが、1番だと思う。だから」掌を開き
尾根夕乃:「おやすみ」ゆっくりと、閉じる。
尾根夕乃:ハートシンクであったものに背を向け、彼女が倒れる音を“視る”
尾根夕乃:以上です。
尾根夕乃:そして、ヴァシーリエフくんにロイスとって終了です
尾根夕乃:ヴァシーリエフ/〇庇護/同情
“ハートシンク”:彼女だったものは、レネゲイドの吸収の回復を受けることもなく。
“ハートシンク”:貫かれ、事切れる。
“ハートシンク”:ワイヤで構成された腕は解けて消えて。
“ハートシンク”:焼け焦げたコートと、彼女だったものだけが、その場に残った。


GM:バックトラック。
■“ハートシンク”
ありえざる存在
サディスティック10
サディスティック10
サディスティック10
サディスティック10
サディスティック10
GM:Eロイスは6個。振る方はどうぞ
御綿笹霧:まず、メモリーを使用。133に。
御綿笹霧:で、振ります。
ヴァシーリエフ:振ります!
御綿笹霧:133-6d10
DoubleCross : (133-6D10) → 133-33[8,8,10,5,1,1] → 100

四嶺 廂:メモリー2つで侵蝕を130から110へ。Eロイスぶんは振らずにおきます。
御綿笹霧:うん…!1倍!
御綿笹霧:100-6d10
DoubleCross : (100-6D10) → 100-36[2,10,6,3,8,7] → 64

ヴァシーリエフ:142-6d10
DoubleCross : (142-6D10) → 142-45[10,5,9,9,4,8] → 97

尾根夕乃:そうだ、私もメモリー使って141に!Eロイスも振る!
尾根夕乃:141-6d10
DoubleCross : (141-6D10) → 141-41[6,5,8,10,8,4] → 100

四嶺 廂:110-5d10 等倍
DoubleCross : (110-5D10) → 110-26[2,10,8,1,5] → 84

四嶺 廂:5点です!
御綿笹霧:4点!
ヴァシーリエフ:一発で戻ってしまった……!等倍で振ります
尾根夕乃:1倍!
尾根夕乃:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-19[5,2,10,1,1] → 81

ヴァシーリエフ:97‐5d10
尾根夕乃:5点!
ヴァシーリエフ:97-5d10
DoubleCross : (97-5D10) → 97-10[1,4,1,2,2] → 87

ヴァシーリエフ:極端だな!!OKです、5点で成功!
GM:5d10で10のバックトラック,エグい
御綿笹霧:ひええ
尾根夕乃:こわすぎ
四嶺 廂:平均2.2て…
GM:いつもの5点+シナリオ6点+NPCのジャーム化なし2*2点
四嶺 廂:21点を頂きます!
GM:Dロイス2点(“ハートシンク”の秘密兵器、“スィデラス”の遺産継承者)にEロイス6点
四嶺 廂:あっまだあった!
GM:23点に侵蝕点+あればSロイス分を足した点が
尾根夕乃:28点です!
GM:合計獲得点になります。何点になりましたか?
御綿笹霧:27点!
四嶺 廂:あっSロイスはそういえば経験点が増えるんだ…! 34点です!
ヴァシーリエフ:28点です!
四嶺 廂:あれ、33…?
GM:33かな?
四嶺 廂:33でした!失礼しました
GM:C((33+27+28+28)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 38

ハーゴンニンジャさん 33点
優水さん 27点
ファサズさん 28点
立川さん 28点
GM 39点
GM:持ってけ!
GM:お疲れ様でした!
ヴァシーリエフ:頂きます!うれしい~
尾根夕乃:いただきまーす!
御綿笹霧:おつかれさまでしたー!いただきます!


【エンディング】

GM:月夜銀座 中華料理店『幽山楼』
GM:市内有数の高級中華料理店の一つ。
GM:そこの一角のテーブルには、一見、どういった集まりとも判別のつかない、
GM:奇妙な面々が席を並べていた。
GM:円卓を囲む者の数は、6人。
“千引岩”:「――さて。音頭だが」
“千引岩”:「我こそは一番手、という者はこの中には?」
尾根夕乃:「!!」
尾根夕乃:「はい!私!私だよね!」
御綿笹霧:「そう、君が輝く席だとも」
尾根夕乃:ガタッ! 椅子から飛び跳ねるかのような勢いで
御綿笹霧:エアマイクを差し出す仕草。
尾根夕乃:差し出されたエアマイクにご満悦の表情。
尾根夕乃:「それじゃ、みんな。グラスは持ったかな?」
尾根夕乃:「今日は1番楽しもうね。それじゃ」
四嶺 廂:「だいじょうぶ?」自分は烏龍茶(本当は紹興酒を頼みたかったが断念した)を持ち、隣の席の少女に視線を送る。
御綿笹霧:「ああ」冷えたウーロン茶。
“千引岩”:白酒のグラスを掲げて。
クレール:「うん」温かいお茶を持っている。
ヴァシーリエフ:「整っているよ」同じく一杯目はウーロン茶。
尾根夕乃:「私たちは、支部何位かな?」 「1位~!」 ※乾杯~ の体で。
四嶺 廂:「1位~!」
“千引岩”:「1位!」苦笑して。
クレール:「1位?」
御綿笹霧:「1位!」乗っておく。
ヴァシーリエフ:「乾杯。……いや、1位」掲げる。
尾根夕乃:自分もオレンジジュースを飲んで着席
四嶺 廂:(知識としては乾杯も知ってるかもだけど、これ変な癖が付いちゃわないかなぁ…)
御綿笹霧:「いや、無事席が取れて良かった。好きなのをめいめいどんどん頼んでくれたまえ」
御綿笹霧:「私は最初は雲白肉かな」
“千引岩”:「UGNから予算ももぎ取っているからね。要人警護の名目を得ている」
“千引岩”:「まあ、あながち間違いじゃない」
尾根夕乃:「なんでも頼んで良いの?じゃあ、私は……中華界で1番の……何だろう、満漢全席かな……?」メニューとにらめっこ
四嶺 廂:「どれがいい? …あんまり赤い色のはやめとこうね」菜譜を開いて、写真付きの料理をいろいろと見せる。
御綿笹霧:「ふふふ!UGNに感謝だね」
ヴァシーリエフ:「嬉しいね。いや私としては報酬さえ振り込んでくれれば何も文句はなかったんだが、こんな上等な店にまでお招き頂けるとは」
御綿笹霧:「───そう言えば」
御綿笹霧:「お嬢さんの本当の名前をまだ伺ってなかったね?」千引岩さんに
御綿笹霧:「君だけコードというのも味気ないんじゃあないかな」
橋本花子:「……橋本花子」口元を抑える。
橋本花子:「……笑うなよ。味気ない名前だろ」
尾根夕乃:「!!」 ガタッ!
尾根夕乃:「は」
尾根夕乃:「875!」
御綿笹霧:「いいじゃないか。花子」
御綿笹霧:「飾らなくて……夕乃?」
四嶺 廂:「そこ!?」数字!
尾根夕乃:「875番だね!」 
橋本花子:「それは喜んでいいのかな……」
四嶺 廂:「あの、もしかして」
四嶺 廂:「あの事件の間、ずっとぼくのこと40位として認識してたりしませんよね!?」
ヴァシーリエフ:「実際いい名前じゃないか。“花”とはストレートな可憐さがある」
御綿笹霧:「ああ。自然から取った名前、好きだよ。私は」
尾根夕乃:「四嶺くん、私をバカにしてるのかな? 「40134番だよね?」
橋本花子:「照れくさいな……」
ヴァシーリエフ:元紅酒と、苦瓜と車海老の味噌和えを頼みつつ。油断は大敵なフリーランス業だが、ロシア人なので多少の酒は平気!
御綿笹霧:「……ふふ。いいものだろう?」
御綿笹霧:「こうして生きて帰って、皆で卓を囲むと言うのは」
クレール:メニューを片手に、勝手に指差して色々注文している。
四嶺 廂:「ご、5桁だと思われてた…!」呉服姿の両肩が目に見えてしおしおとする。
橋本花子:「……そうだな。私はあの場で死ぬ気で居た」
御綿笹霧:薄いきゅうりと肉を一つずつ、皿に取り分けて。
橋本花子:「そうならなかったことは、僥倖なことだ」
御綿笹霧:「依頼を受けた時から、薄々感じてはいたよ」
御綿笹霧:「だから、君が生きる道を見落とさないよう気をつけていた。……本当に良かったよ」
橋本花子:「お見通しか……本当に」
橋本花子:「君がフリーならなあ」
ヴァシーリエフ:「……人の命の使い方に無闇に口をはさむつもりもないが、」
御綿笹霧:「ふふ。私以外にも君にふさわしい星はあるさ」
ヴァシーリエフ:「君はあの場で命を捨てることに、本当に何の躊躇いもないように感じた。そこに至る今日までの積み重ねを思うと……」
ヴァシーリエフ:「中々複雑な気分にならざるを得ないな」
橋本花子:「それだけの存在だったということだよ」
橋本花子:「彼女が……いや」クレールをちらりと見る。
橋本花子:「かつての、彼女が」
ヴァシーリエフ:「君が……いや“クレイモア”が、か」同じくクレールを見て。
四嶺 廂:「…これから、どうなるんですか?」クレールの注文と食べ合わせのいいものを見繕って二、三注文しながら。
御綿笹霧:「…“ヘファイストス”が壊滅してくれて良かったと思うよ。その脅威度はもちろん」
クレール:「?」お茶を飲んでいる。
御綿笹霧:「幼気な子達を躊躇いなく戦場に送り出すようなところだったからね」
橋本花子:「検査の結果、彼女は、能力の大部分を喪失していると考えられているそうだ」
橋本花子:「研究部の推察では、そういう望みを叶えるものに、接触があったのではないか、と」
橋本花子:「彼女の言を信じるのならば、“戦いは嫌”、といったところだろう」
四嶺 廂:「…望み」
クレール:「……うん。戦いは、嫌」
四嶺 廂:「誰がどこまで糸を引いていたのかは、もうわからないけど」
四嶺 廂:「目覚めてからずっと、あんなものと戦ってたんだね…重いものを抱えながら、ひとりで」
ヴァシーリエフ:「戦いは嫌、か。“へファイトス”がどんなつもりで子供にそんな大それた力を与えたか知らないが」
ヴァシーリエフ:「ままならないものだな」
四嶺 廂:地底湖のことを思い出す。自分の時は「皆を助けたい」が願いだった。 だいぶ妙な形で表出してしまったが。
橋本花子:「問題は2つ残っている」
橋本花子:「彼女の状態が、戻らない保証はどこにもないことと」
尾根夕乃:「2つ?」 中華ターンテーブルを回していた手を止める。
橋本花子:「“クレイモア”をそうせしめるほどの出力が、あの地下に存在したことだ」
橋本花子:「戦闘によって崩落した今となっては、後者の確認は難しいけどね」
橋本花子:「“ハートシンク”の火力も異常なものがあったからな……」
御綿笹霧:「…彼女については、UGNで継続した検査や観察が必要だろうね」
四嶺 廂:「『源泉』…」
御綿笹霧:「それでも、過去は過去だ。未来へ踏み出すものを縛り付けないようにしないとね」自身に言い聞かせるように。
尾根夕乃:「継続した観察って、アレだよね?エージェントとかイリーガルの誰かが、対象と行動を共にして危険性を判断するってやつ」
御綿笹霧:「そうだね。私もまさに監視処分中さ」
四嶺 廂:「…えっ」
橋本花子:「監視エージェントに、“まとまっていて手間が省ける”と冗談を言われたよ」
四嶺 廂:「えっ、えっ」
御綿笹霧:「ふふふ。違いないな」
クレール:「ヒサシ、分からないの?」
クレール:「あそこと、あそこと、あそこと、あそこ」色んな所を指差す。
クレール:「たくさん居るよね?」
四嶺 廂:「えええ…?」 指さされた先を目で追います。
GM:監視の人員が垣間見えるかも知れない。
ヴァシーリエフ:「ああ、いるな。さすがにこれだけ揃っているとな」少し笑って。「頭が下がるよ。いや皮肉でなく」
四嶺 廂:「いや、レストランにくる許可が出たって聞いたときはたしかにびっくりしたけど…」
御綿笹霧:「普段は監視人員と同居しているからね。こう言う時はまた別に色んな方のお世話になるのさ」
尾根夕乃:(四嶺くん。四嶺くん)袖を引っ張る
四嶺 廂:「…こういうこと、だったんだ」運ばれてきたクラゲとサンザシのサラダを取り分けながら仰天している。
四嶺 廂:(…尾根さん?)
尾根夕乃:(……ぜんっぜん気づかなかったよね?)
尾根夕乃:(支部1位に気付かせないだなんて。彼らは支部でも有数のエリートに違いないよ?)
四嶺 廂:(ぜんっぜん気付かなかったです。そんなすごい人がこんなにいっぱい…)
ヴァシーリエフ:「私は罪状が罪状……古巣は既に亡く、活動も遠い異国の地、今はUGNの協力もそれなりに……と比較的監視は緩い方だが、」
ヴァシーリエフ:「これだけの面子の場に混ざってしまえば、監査も気が立つだろうさ。お疲れ様、だよ」
御綿笹霧:「ああ…君も……そうか」
御綿笹霧:「東欧の方だったかな…?噂を聞いたことがある」
ヴァシーリエフ:「ああ。ササギリの方も、噂程度にはな、聞いているよ。仔細は知る由もないが、互いに苦労するな」
御綿笹霧:「私の方は……旅はもう、終わったからね。今は隠居生活さ」
四嶺 廂:戦場に吹き咲いた風と花が脳裏をよぎる。
ヴァシーリエフ:「本当か。ははっ、それはそれは……むず痒い気分だな。こうした極東の地で昔を聞き及ぶ者に会えるとは」
橋本花子:「逆に言えば、だ」
橋本花子:「君が監視対象であることは、別段、稀有な事実でもない」クレールへ。
橋本花子:「いかに理外の能力を持ち得ていようと尚、ということだ」
ヴァシーリエフ:「ああ。良きことだ。命あって死線から退けるのはな。……もし今後さらに新生活の展望があるなら、連絡をくれよ」
ヴァシーリエフ:「畑や牧場をやるにいい土地や種牛の業者くらいなら、紹介してやれる」>旅
クレール:「うん?うん」ものを食べながら頷く。
御綿笹霧:「ははは。世怜も似たようなことを言われたと言っていたなあ」
四嶺 廂:「そっか。そうなんだ…」安堵すると同時に、胸の中がとても寂しくなる。
御綿笹霧:「まあ、暫くは仕事を続けるさ。今回のように良い出会いもある」
四嶺 廂:平和に暮らしたいなら、つまり。 この市に留まる理由もないだろう。
ヴァシーリエフ:「業務上、護衛や荒事の仕事も請け負うが、俺の今の本業はそういう雑事やそっちの仲介業みたいなものだからな」軽い調子で。
御綿笹霧:「ああ、何でも屋みたいなやつだね」
御綿笹霧:「私はそこまで器用ではないからなあ。ボディガードだって本当は向いてないんじゃないかと思うほどさ」
御綿笹霧:「元々、ただの研究者だったしね」
ヴァシーリエフ:「そうなのか。随分と慣れた身のこなしだと感じたが……印象とは違うものだな」
尾根夕乃:「四嶺くん」 
四嶺 廂:「はい・・・?」
ヴァシーリエフ:「……そうだ。君の今の状況は、さして特別な物じゃない。そら、食え食え。こんな高いもの、いつまたありつけるかわからんぞ」
尾根夕乃:「私が支部1位なのはね。誰かを守りたいって願ったからなんだ。 誰かを救って見せるって思っても、その力がなければ寂しいだけだろう?」
尾根夕乃:「支部1位っていうのは。誰よりもわがままなんだ」
ヴァシーリエフ:頷くクレールちゃんに、五柳魚(ハタの中華あんかけ)をよそってやりつつ。多少、楽しそうだ。
尾根夕乃:「君がたとえ40134番だとしても。願いがあるなら、叶える権利はあるんだ」
尾根夕乃:「四嶺くん。君にとって、彼女は何位かな?」
四嶺 廂:「…」
ヴァシーリエフ:少し酒を口に運び。
御綿笹霧:麻婆豆腐を食べている。辛さ控えめのタイプだ。
四嶺 廂:「1位です」
ヴァシーリエフ:「だが……ああ、そうだな。君の言うことには頷ける」料理をよそいつつ御綿さんに。「この生き方には出会いがある」
四嶺 廂:「ぼくよりいい人にこれからいっぱい会うだろうけど。クレールちゃんにも選ぶ権利はあるけれど」
ヴァシーリエフ:「色々な方面で、悪くない、な」
御綿笹霧:「そうだね……ああ。隠居、と言ったけれど……うん」
四嶺 廂:「それでも…そばにいたいです。ほかの誰よりも」
御綿笹霧:「私も、新しい───楽しめる、旅を始められたのかもしれない」
四嶺 廂:まっすぐに尾根さんの視線を受け止めながら言う。
尾根夕乃:「えっ」
尾根夕乃:「……1番は私じゃないの?」
四嶺 廂:「…???」
橋本花子:「たとえ君が支部1位だとしても」立ち上がり、クレールの椅子を引く。
ヴァシーリエフ:「ユノ」
橋本花子:「1位だってことだろ」彼女の背をとんとんと叩く。
ヴァシーリエフ:「酔っているのか?オレンジジュースで」
御綿笹霧:「いるものだよ。誰にとっても。その者にとっての『一番』が、ね」
四嶺 廂:「あっ…」周りに聞かれる声を出してしまっていた事に気付き…
クレール:「うん」
四嶺 廂:「…そうですよ! よしんば40134位だったとしても!!」自棄っぱち気味に言い放つ!
四嶺 廂:「…え?」
四嶺 廂:ぽかんと口を開けて声のほうを振り向く。
クレール:てくてくと四嶺くんの傍まで寄り。
クレール:「ヒサシが、1位」手を乗せる。
四嶺 廂:「…クレール…?」現実感がまるでないまま、宙に浮いた気分でただ頭を撫でられている。
クレール:「ヒサシは、私を、助けてくれた」
クレール:「私を、守ってくれた」
四嶺 廂:「それは…それは、だって」
四嶺 廂:「いきなり会っただけのぼくを。信じて、頼ってくれたから…」
四嶺 廂:目じりに涙がにじむと、たちまちポロポロと頬を零れる。
クレール:「なんで泣くの?」
四嶺 廂:「わからない。わからないけど」
四嶺 廂:まったくの偶然の出会いだった。生まれた国も、住む世界も、きっとなにもかもが違った。
四嶺 廂:ただ、あの場所で巡り合い、街ごと滅ぼしかねない恐ろしい死線をともに潜り抜けた。
四嶺 廂:「…ただ、嬉しくて。ここに。ここに居てくれる、ことが」
四嶺 廂:その先は言葉にならない。席を立ち上がり、彼女の両肩をやわらかく抱く。
クレール:「居るよ。私は、ここに」君の腕の中で告げる。
四嶺 廂:「僕も」
四嶺 廂:「僕も、ここにいる」
GM:猿猴は水面の月を掴まんとして、その身を沈めたという。
GM:では少年は。狂奔の末に、何を掴んだ?


ダブルクロス the 3rd edition『水月のオフィーリア』 終





GM:――数刻前
ヴァシーリエフ:かつ、かつ、かつ。華やかな歓楽街をゆく。この街で更に最も明るい一帯を。
ヴァシーリエフ:きらり。宝石の如き街の光を反射して、コートの内側に下げられた幾つかのタグが光を反射した。
ヴァシーリエフ:その一つ。光を返すタグの中にあって、ただ照らされるだけのタグがある。
ヴァシーリエフ:布の切れ端を、フェルトのように編み上げ、小さなチェーンに繋いだタグだ。端が僅かに焦げている。その材質は、彼の着るコートと同じもの。
ヴァシーリエフ:――……見つけてやるとも。その胡散臭い面、忘れるもんかよ。
ヴァシーリエフ:「……大サービスだ。お前から探す必要は、もうないさ」
ヴァシーリエフ:仕事で、僅かに出会っただけの女だった。名前も知らない子供。
ヴァシーリエフ:そう、自分は彼女の名前すら知らなかったのだ。
ヴァシーリエフ:――……ああ。嬉しいことだな。俺を覚えていてくれる人間が増えた。
ヴァシーリエフ:最早誰の記憶にも残っていない。最初から存在しなかったように、誰も知らない、覚えていない少女。
ヴァシーリエフ:「……気紛れだよ。あの日と同じ、な。一人くらい覚えといてやる奴がいてもいいだろ?」
ヴァシーリエフ:華やかな街並みを急ぐ。今日は、これからあの地下に潜った者たちでの会合だ――。