『春日神社縁日日和』(GM:DT)


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関連セッション
(伴藤桔梗)『わたしのすぐそばにいるの』

(春日魅乗)『天使の骨』
(下村雛子)『HINA』 / 『十五型自走式チョコパニック』

“エーリッヒ・ツァン”
設楽(したら)祐介(ゆうすけ)

(PC1:さささ)

キャラシート

“点骨製金《アングリーフ》”
百地(ももち)千寿(せんじゅ)

(PC2:缶詰)

キャラシート

“バッキングアップ”
萩野(はぎの)秋也(しゅうや)

(PC3:立川)

キャラシート


【Index】

オープニング:設楽祐介と、伴藤桔梗
オープニング:百地千寿と、春日魅乗
オープニング:萩野秋也と、下村雛子
ミドルフェイズ1:六者参詣模様
ミドルフェイズ2:三組三様調査行
ミドルフェイズ3:一滴、岩穿つ
クライマックス:春日神社縁日日和
エンディング1:百地千寿と、春日魅乗
エンディング2:萩野秋也と、下村雛子
エンディング3:設楽祐介と、伴藤桔梗

【プリプレイ】

GM:ヒロインクロス始まるよ~
GM:自己紹介から!
GM:PC1から!設楽くんお願いします!
立川:ウオォー!
設楽祐介:はーい!
設楽祐介キャラシート
設楽祐介:設楽祐介(したら・ゆうすけ)、星辰館高校に通う17歳の高校二年生のイリーガルです。
設楽祐介:もさもさした癖っ毛の黒髪に、黒縁眼鏡。私服のセンスには自信がないタイプ。
設楽祐介:ヴァイオリンが得意で、作曲も好き、いつも楽器ケースを持ち歩いています。そこそこのコンクールで優勝したこともある。
設楽祐介:のですが、覚醒と共に得た能力が『自作の曲を弾くと、自分に敵意を持つ相手の精神を蝕む』というものだったため、
設楽祐介:SAN値下がる事故を防ぐために今はあまりおおっぴらには弾いていません。
設楽祐介:好きな音楽がなかなかできない、ちょっとかわいそうな感じの男子です。
GM:かわいそう……
設楽祐介:UGNお仕事はだから好き……
設楽祐介:基本的には頼み事などを断れない気のいい奴なので、仲良くしてあげてください。
設楽祐介:ハヌマーン/ノイマンで、《確定予測》を使って《サイレンの魔女》を確実に当てに行く構えです。
設楽祐介:100%になったら《フェイタルヒット》でダメージダイスが増える。
設楽祐介:Dロイス秘密兵器(ヴァイオリン)やエンブレムでやっぱりダメージダイスが増えたりします。
設楽祐介:そんな感じです! よろしくお願いします。
GM:強いんだよなあ
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはこれね!
・PC1/設楽祐介用ハンドアウト シナリオロイス:伴藤桔梗 推奨感情 P:尽力/N:不安
君は敵意を持つものを蝕む曲を弾くことのできる、UGNイリーガルだ。
いま、君はクラスメイトの伴藤桔梗という少女に、いつものごとく振り回されている。
彼女は縁日へと君を誘う。彼女が言うには、ここにオカルトの気配があるという。
君はもし本物であったときに、彼女を守らなければならないだろう。
設楽祐介:守らねば……
伴藤桔梗:伴藤桔梗はご存知の通り
伴藤桔梗:非オーヴァードですからね。オカルトに傾倒してるだけで……
設楽祐介:そうなのだ
設楽祐介:以前のセッションではお世話になり……お世話し?ました
GM※以前のセッション
設楽祐介:女子と二人で縁日ということで、しっかり守っていきます
GM:守ってあげて!

GM:次!初登場の百地くん!
百地千寿:はい!
百地千寿キャラシート
百地千寿:「自分はUGN所属、点骨製金《アングリーフ》。──貴方を確保します」
百地千寿:百地千寿(ももち・せんじゅ)、高校3年生でUGNエージェントをやっております。
GM:百地クン、マジメー!
百地千寿:普通ですよ、普通。
百地千寿:少しクセのある黒髪に碧眼、アンダーリムの四角い眼鏡がチャームポイントです。
百地千寿:親戚一同、警察の職についている警察一家の一人息子として生を受けました。
百地千寿:両親は4年前程に殉職、その後は叔父の家にお世話になっております。
百地千寿:本人も将来は警察官を目指しつつ、オーヴァードとして覚醒後はUGNでエージェントとしての活動も行っております。
GM:語り口が真面目なんだよなずっと
百地千寿:……もう少し面白みを、と言われると。えぇ。友人相手ぐらいにならなんとか。
百地千寿:能力は器物使いに分類されるエグザイル能力を使用して、身体を武器と変えて戦います。
百地千寿:オーヴァード向けの格闘術…と言いますか、戦闘訓練に使われる格闘術を主に使いつつ、その場にあった武器で戦います。
百地千寿:制式格闘術・幻身:○式、として技名を叫ぶのが礼儀だとか。
GM:それ騙されてないかな……
百地千寿:データ的には器物使いで稼いだダイスでダンシングシミター、射程を確保しながらカバーも行えます。
百地千寿:まさか。子供を指導する大人が嘘を付くはずがありませんよ。
百地千寿:ミドルでは器物使いとミーミルの覚書で色んなコネに変身させていこうと思います。
百地千寿:よろしくお願いいたします。
GM:はーい!よろしくお願いします
GM:ハンドアウトはこちら!
・PC2/百地千寿用ハンドアウト シナリオロイス:“ウイングド・レイディ”春日魅乗 推奨感情 P:連帯感/N:警戒心
君は正義感に溢れるものの、融通がきかない面もあるUGNエージェントだ。
N市UGNへの資金提供スポンサーへの交渉窓口として、君は駆り出されている。
“ウイングド・レイディ”春日魅乗。彼女の側からの依頼だという。
彼女の寄進先の一つである、春日神社。その御神体が喪失した、と彼女は言う。
春日魅乗:春日神社だそうですよ
百地千寿:名前からしてスポンサーが絡んでいそうだ。
春日魅乗:君はスポンサーのご意向どおりに任務に邁進してくださいね
百地千寿:了解。しかしまぁ、こんな子が……いや失礼。
百地千寿:任せてくれ。役に立ってみせよう。
GM:はい!がんばって!

GM:最後は(大N市は)初登場!萩野センパイ!
萩野秋也:はい!
萩野秋也キャラシート
萩野秋也:「UGNチルドレン、萩野秋也。ヨロシク~」
萩野秋也:軽薄な印象を与えるUGNチルドレンです。
萩野秋也:軽口を叩いたり、女性にすぐロイス取ったり。あまりチルドレンらしいチルドレンではございません。
GM:そういうところですからねっ
萩野秋也:雛ちゃん~
萩野秋也:ただ、表向きは軽薄チャラ男でも、物事を俯瞰的に見て的確に行動する節があります。
萩野秋也:根は真面目で、仲間思いな一面を持ったりしています。
萩野秋也:サポート能力が高く、萩野がバックアップに着いた任務は高い成功率を収めているため、サポート役として一定の評価を得ています。
GM:流石はセンパイです
萩野秋也:でっしょ? でも俺、サポートされるなら雛ちゃんが良いな~
萩野秋也:シンドロームはエンハイ・ブラックドッグ・ノイマンのトライブリード。武器はコイン使いです
萩野秋也:最適な判断を下す脳、命令を伝える電気信号、行動に移す指先と、各シンドロームの特性を十分に活かした射撃を行います。
GM:ストライクチップを得て完全にイメージ通りになりましたよね
萩野秋也:そうなんですよ。ありがとう、HR……!
萩野秋也:支援射撃&リバーサルショットを持っているので、みなさんをサポートしていきたいですね
萩野秋也:特記事項として、仲の良いかわいい後輩がいます。超かわいいの。
萩野秋也:以上、よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトよ~
・PC3/萩野秋也用ハンドアウト シナリオロイス:“マオウ”下村雛子 推奨感情 P:庇護/N:隔意
君は軽薄な印象を与えることの多いが、サポート役として重用されるUGNチルドレンだ。
後輩エージェントの“マオウ”下村雛子とともに、君は現在、さる任務に従事している。
それは春日神社の縁日でのパトロール。そこで発生したという、怪事件の調査だ。
周囲に警戒されることなく、その調査任務を進めなければならない。
下村雛子:分かってるとは思いますけど、センパイ
下村雛子:任務ですからね、これ
下村雛子:遊んでばっかじゃダメですよ

萩野秋也:大丈夫大丈夫。わかってるって、雛ちゃん。ところで、その浴衣かわいいね。似合ってる
下村雛子:……!
GM:とにかくちゃんと任務やってね!よろしく!
萩野秋也:よろしくお願いします!

GM:トレーラーを貼って始めていきます

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。

市内、縁結びの神を祀ると言われる、春日神社。
そこでは現在、奇妙な噂が立っている。その力が“本物”であると。
ただの噂ならそれでいい。だが、それに興味を示したものが、首を突っ込んで。
そこを祀る側の者も、解決へと羽根を伸ばして。日常を守る盾も、その身を投じる事となり。
期せずして縁日の喧騒の中を、君たちは、彼女らとともに、調査に巡っていくこととなる。

 調査だからね?
 まあ、その中でどうなっちゃっても、面白ければ私的にはオールオッケーなんだけど。
 邪魔するのだけはやめとこうね。お互いにね。

ダブルクロス the 3rd edition『春日神社縁日日和』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。


【オープニング:設楽祐介と、伴藤桔梗】

GM:設楽くんのオープニング。
GM:登場をお願いします。
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:38->40)
設楽祐介:よしよし


GM:夏休み。
GM:君はいつもの学校でのように、天真で爛漫なクラスメイトに、振り回されずに済む……
GM:わけでもなかった。
GM:【市内某所 コンビニエンスストア】
設楽祐介:カゴにポテトチップスの袋を放り込む、いかにも夏休み中の高校生男子。
設楽祐介:眼鏡と癖っ毛が特徴というくらいで、ただバイオリンケースを背負っているのが目立つ。
設楽祐介:夏休み、ということで。親の留守にちょっとばかり食料というか、お菓子を買い出しに来ているところだ。
設楽祐介:(あとは……アイスでも買っておこうかな……)
設楽祐介:少し軽い足取りで店内を移動する。
GM:では、アイスのコーナーには。
GM:見覚えのある少女の姿がある。
設楽祐介:(……あれっ)
伴藤桔梗:「うーんうーんうーん」カゴいっぱいにアイスを抱えて。
伴藤桔梗:「もう一個行けるかな……」
設楽祐介:嬉しいのが6割、逃げようかと思ってしまったのが4割。
設楽祐介:一瞬迷って、結局声をかけてしまう。
設楽祐介:「……伴藤さん?」
伴藤桔梗:「ん」ぐりん、と横を向く。「あっ」
伴藤桔梗:「設楽くん!」
伴藤桔梗:「こんなところで会うなんて奇遇だね~!」
設楽祐介:「や、やー」
設楽祐介:「奇遇っていうか、まあ近所だし……」
設楽祐介:「ずいぶんアイス買うね。大勢で食べるの?」
伴藤桔梗:「これもわたしの星の導きが……そういうロマンのないこと言っちゃダメ!」
伴藤桔梗:「え。ああ~っいや……」
伴藤桔梗:「一人で……」
設楽祐介:「導き……導きかあ。了解」
伴藤桔梗:「一人で全部食べようとしてました……」
設楽祐介:「一人で……」大量のアイスを見る。
設楽祐介:「……美味しそうだもんな。うん」
伴藤桔梗:「……だ、だってどれも美味しそうで!ね、分かるよね!?」
伴藤桔梗:「あ、じゃあ半分食べる?色々食べたいけど量多すぎるし!」
設楽祐介:「わかるけど、お腹冷やさないようにね……!」
設楽祐介:「え」
設楽祐介:(こ)
設楽祐介:(こういう時にスマートに「じゃあうちに来る?」とか言えたらなあーー!)
設楽祐介:「も、もらえるなら、嬉しいけど……」
設楽祐介:「あ、こっちはポテチあるし。ほら、甘いのばっかじゃ飽きるし……」あわあわとしている。
伴藤桔梗:「じゃあ、決まり!シェアしよしよ~!」
伴藤桔梗:「おうおう、ポテチとはお目が高い」
伴藤桔梗:「設楽くんもセンスがありますなあ」
設楽祐介:「家で宿題やろうと思ってて、なんかつまみたかったんだよね」
設楽祐介:「何? なんかのラッキーアイテムとか?」
伴藤桔梗:「別にそういうのじゃないよ~ジャガイモ畑はミステリーサークルも作られないし」
設楽祐介:「だいたい麦畑とかだよな、あれ」
伴藤桔梗:「あ、逆なのかな?ジャガイモ自体に、宇宙船の到来を妨げる作用があるとしたら……?」
伴藤桔梗:「設楽くん、これ発見かもだよ!」
設楽祐介:(また始まった……!)
設楽祐介:今ちょっと4割の方!
設楽祐介:「と、とりあえずさ、アイス溶けちゃうし、話は会計してからにしようよ」
伴藤桔梗:「あっそうだ!そうしよっか」
設楽祐介:「せっかくだから、美味しく食べたいしね」
伴藤桔梗:「うんうん。今日の調査にも急ぎたいしね」
設楽祐介:「……調査?」
伴藤桔梗:「お、設楽くんはやっぱり敬虔だね!」
設楽祐介:「聞き返しただけだけど!?」
伴藤桔梗:「わたしの調査内容に興味津々だ!最高の信徒だよ!」
伴藤桔梗:「あのね、今わたしが調べてるのはね」無視して続ける。
設楽祐介:「聞き返しただけなんだけどなあー」無視されるのはわかって、せめてもの抵抗を。
伴藤桔梗:「春日神社の怪」近所の神社の名前だ
設楽祐介:「神社? 思ったよりなんか……クラシックな方向だね」宇宙人とかじゃない。
伴藤桔梗:「宇宙人以外の可能性も考慮しないとね」
伴藤桔梗:「世界には様々は不思議があるんだよ……何でも宇宙人に結びつけるのは」
伴藤桔梗:「ちょっと視野が狭くなっちゃうぞ~?」
設楽祐介:「いや、俺は別に結びつけてないし……」
設楽祐介:弱腰。
伴藤桔梗:「うんうん。多面的に物事を見る姿勢が大事だよね!」
伴藤桔梗:「とにかくね、神の領域っていうのは、昔から伝説に事欠かないんだけど……神隠しとか」
設楽祐介:(その多面に、「オカルトから一旦視線を外す」というのは入らないんだろうか)黙っている。
伴藤桔梗:「今噂になってるのはね、“縁結びが強すぎる”って噂。聞いたこと無い?」
GM:もしかしたら噂話レベルでは聞いたことがあるかも知れない。なくてもいい。
設楽祐介:「あー、なんか……軽く聞いたことはあるようなないような」
伴藤桔梗:「もしかしたら、もともと今いた神様を追い出して」
設楽祐介:(伴藤さんにすぐ教えれば良かっ……いや、そうするとまたこうやって飛び出してくだろうし)
伴藤桔梗:「そういう能力を持った宇宙人に乗っ取られたのかも!」
設楽祐介:(そうしたら結局俺も連れ出されて……)
設楽祐介:(…………)
伴藤桔梗:「っていうことで、調べに行こうね」
設楽祐介:「結局宇宙人じゃん!?」
伴藤桔梗:「食料も買い込んだしね~」
設楽祐介:「あ、え、いや、俺は宿題を……」
伴藤桔梗:「そんなの後でも出来るよ!」
伴藤桔梗:「アイス一緒に食べてくれるんでしょ?わたしこれ神社で食べる用だから!」
伴藤桔梗:「来てくれるよね?ダメ?」
設楽祐介:「あー…………!」
設楽祐介:結局、何をどうやったって。
設楽祐介:この子には引っ張り回される運命なのだと、なんとなくわかってしまっている。
設楽祐介:「わかったよ……!」
設楽祐介:(それなら、変なところで危ない目に遭うよりは)
設楽祐介:(一緒にいて見ていた方が絶対いいと、そう決めたんだから)
設楽祐介:「行く。アイス溶ける前に行って、さっと帰ろう」
伴藤桔梗:「やったやった!」ぴょんぴょんと跳ねて。
伴藤桔梗:「絶対見つけて帰ろうね!」
設楽祐介:「楽しそうだなあー」
設楽祐介:その表情に、思わずこっちも気持ちが浮き立ってしまうのを感じて。
設楽祐介:今は、肝を据えて6割の方に移行することにする。


GM:シーン終了。シナリオロイスは……もう取ってるね
設楽祐介:取ってます!
設楽祐介:○ほっとけない/閉口
設楽祐介:感情変更もなしで。
GM:ひどいN感情 了解!


【オープニング:百地千寿と、春日魅乗】

GM:登場をお願いします
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:34->43)


GM:【市内某所 喫茶店】
GM:客が少なく、穏やかな、落ち着いた空気の流れる高級喫茶店。
GM:君は現在、スポンサーからの呼び出しを受けている。
GM:折り入って相談したい件、と言われている。
GM:君は交渉窓口を任され、この場に赴いていた。
百地千寿:店内。二人がけのテーブルの片方を開けて、静かに腰を掛けている。
百地千寿:癖のある赤みがかった黒髪に海色の瞳を讃え、性格を表すような四角いのフレームのメガネを掛けた少年。
百地千寿:首元のリボン・タイを指先を弄りながら、メニュー表を見る。
百地千寿:「(………チョコレートパフェ。……は、ないな。今は)」
百地千寿:人と合うわけだし。何か軽食を入れておこうかと思ったが、結局カフェオレを注文する。
百地千寿:そこでひとまずの区切りを入れて、持参した端末に届いた指令を改めて確認する。
百地千寿:自らの所属する組織。UGNに出資するスポンサー、その直々の相談だという。
百地千寿:聞けばUGNを向こうに回して一歩も引かない遣り手の女性。努々油断せぬように、などと丁寧に申し添えられて。
百地千寿:「(………俺でなんとかなるなら、いいんだが)」
百地千寿:アイスカフェオレにストローを刺してくるくると回しながら、緊張するように息を一つ吐いた。
春日魅乗:「すみません、お待たせしてしまって」そんな君に声がかかる。
春日魅乗:赤みがかった銀髪と、赤眼の目立つ少女。歳は君よりも幼いくらいだろうか?
百地千寿:ピク、と一瞬気を抜いた時に声をかけられ、しかしスグに平静を取り戻す。
百地千寿:「いえ、こちらが早く着きすぎたようです。お気を使わせていたら申し訳ない」
百地千寿:言って、相手の容姿を確認し───その、自らより年下に見える少女に少し目を丸くする。
春日魅乗:「? 如何致しました?」
百地千寿:「あ、あぁ。いえ。失礼しました。少々面食らったもので。」軽く頭を下げる。
春日魅乗:「……ああ」
百地千寿:「随分と上から脅かされていたもので。まさか貴方のように、あー……」可愛らしい、は失礼か?「……可憐な人だとは」
春日魅乗:「こんな小娘が、とですか?」くすりと笑う。
春日魅乗:「まあ、まあ、まあ。お上手で」
百地千寿:「ははは……不愉快に思わせていたら申し訳ない。」
春日魅乗:「いえ?慣れていますから」
春日魅乗:そう言いながら、注文を。
春日魅乗:「セイロンと……そうですね、このチョコレートパフェを」
百地千寿:「………」ピクッ。
春日魅乗:「ああ、すみません。お仕事の話でしたよね」
百地千寿:先程注文しようとしたものを頼まれて、少し眉が動く。
春日魅乗:「本来、支援させて頂くことを表明している立場で、逆に頼むのは申し訳ないと言いますか」
百地千寿:「あぁ。そうですね。そうでした。……チョコレートパフェ。お好きなので?」
春日魅乗:「普段の貸しを帳消しにされそうで気が……はい?」
春日魅乗:「え、ええ、好きですけど……?」
百地千寿:「あぁ、いえ。話の腰を折るつもりはなかったのです。」
百地千寿:「このようなお喋りでも挟んだほうが口も滑らかになるか、と。余計なお世話だったようですね」
春日魅乗:「いえ。ああ、好きなものを頼んで頂いていいですからね」
春日魅乗:「前金、と言うには寡すぎますけど。お支払いしますから」
百地千寿:「いえ、そこまでは。ただ、そうですね。そういう事でしたらこちらもチョコレートパフェを頂きましょう」
百地千寿:「女性が食べているのをただ見ているのも不躾ですからね」
春日魅乗:「まあ」手を合わせて。「お好きなので?」
春日魅乗:「ここのチョコレートクリームは、とても滑らかで佳いんですよ」
百地千寿:「はは、お恥ずかしいことに。目がないもので」
百地千寿:「そうなのですか?貴女のような方が褒めるのならば、随分と期待ができそうです」
百地千寿:「このような菓子を一人で頼むには、世間は男子への目が少々厳しいですからね。堪能させていただきましょう」
春日魅乗:「ああ、そういう。可愛らしいお考えですね、それは」
百地千寿:ふふ、と口元を緩める。
百地千寿:「可愛らしい、ですか?なかなか言われない評価を頂きましたね」
春日魅乗:「慣れていない御様子で」くすりと笑って。
春日魅乗:「さて、では。到着前に、甘みのない話などは終わらせてしまいましょうか」
百地千寿:「まいりましたね、先程の投げた評価が返ってきた気分です」
百地千寿:「あぁ……そうですね。そうするのが良いでしょう」
百地千寿:「折り入って相談したい件、とのことでしたが。お伺いしても?」
春日魅乗:「私は、幾つかの寺社に、寄進をさせて頂いております」
春日魅乗:「例えば……そうですね、このあたりで通りが良いのは」
春日魅乗:「七原鹿島などでしょうか」
百地千寿:「あぁ」この街に分散する支部の一つを思い出し。「そうですね。お世話になっております」
春日魅乗:「社務所の柱には、私の名前も入れてあるんですよ、あそこ」
春日魅乗:「この間見せてもらったんです」
百地千寿:「ほう、それはそれは。私も今度、機会があれば探してみましょう。」
百地千寿:「知っている名前があると興味が向くものですからね」
春日魅乗:「まあ、嬉しいことを仰る……すみません、また逸れてしまいましたね」
百地千寿:「いえ、楽しみが増えました。お気になさらず」
百地千寿:「それで、寺社への寄進ということは……その関連で?」
春日魅乗:「ええ。寄進をさせて頂いているうちの一つに、春日神社、というところが御座います」
百地千寿:「春日神社、ですか」目の前の少女の名前を思い浮かべつつ。
春日魅乗:「ああ、これ、言っておきますけど」
春日魅乗:「うちの一族で経営してる訳じゃないですからね」
春日魅乗:「もしかしたら、祖を同じくするのかも知れないですけど。そこまでは知り得た話ではありません」
百地千寿:「……まいったな」「読心術使いだったとは、聞いてませんよ」はは、と肩をすくめる
百地千寿:「ともあれ、他の神社と同じく寄進先の一つに過ぎない、と。そちらがどうかされたので?」
春日魅乗:「ご神体が盗まれたと、連絡が」
春日魅乗:「ただの寄進先ではないんですよ」
春日魅乗:「意味があって、私費を投じていたものです」
春日魅乗:「この市内には、レネゲイドアイテムを祀る寺社が、幾つかありますから」
春日魅乗:「その一つを、抑えさせて頂いていたんですが」
春日魅乗:「居たんですが……」
百地千寿:「…………なるほど。認識を改めましょう。」テーブルの上、組んだ指をトトトン、と動かして。
百地千寿:「春日神社もその一つ、だったと?」
春日魅乗:「……ええ。仰るとおりです」
百地千寿:「その御神体……レネゲイドアイテムが盗まれた、ということですか」
春日魅乗:頷いて。「その奪還をお願いしたく」
百地千寿:「なるほど、確かに。盗難事件として警察ではなく、UGNの管轄のようですね。」
百地千寿:両手の指の腹同士を合わせて。
百地千寿:「分かりました、請け負いましょう。」
百地千寿:レンズ越しに対面の少女を見る。
春日魅乗:その顔を見返す。
春日魅乗:「如何致しました?」
百地千寿:「あぁ、いえ。」
百地千寿:(………しっかりした子だなぁ、というのは。流石にこの場で言うべきではないな)
百地千寿:「……そうですね、その御神体。盗まれたレネゲイドアイテムについての情報なども伺っていきましょうか」
百地千寿:「あるいは、長くなりそうなら。甘いもので小休止、もいいかもしれませんね」
春日魅乗:「お言葉に甘えて、そうさせて頂きましょうか」
春日魅乗:ちょうどパフェが席に届く。
春日魅乗:「折角なんですから。味気ない話をしながらでは無粋です」年相応の笑顔で。
百地千寿:こちらも、同じ様にパフェを受け取る。
百地千寿:「そうですね。甘いものは別腹といいますし」
百地千寿:くるくるとスプーンからナプキンを取り去って。
百地千寿:「お互いの健闘を祈って、乾杯としましょうか」
百地千寿:パフェ特有の高さのあるグラスに手を添えて、言う。
春日魅乗:「パフェでですか?可笑しい人」
春日魅乗:言いながらも、パフェのグラスを掲げて。
春日魅乗:こつん、と小さな音を立てた。
百地千寿:「見ての通り、堅物なもので」
百地千寿:チョコレートソースの掛かったクリームをすくい取りながら。
百地千寿:「甘く、柔軟な男に憧れております」
百地千寿:その甘味を口の中に取り入れる。
百地千寿:対面、仕事の話とは打って変わって、外見通りの表情を見せる少女を見ながら。
百地千寿:(…………さて、失敗したかな)
百地千寿:口の中でクリームが溶けるのを感じながら。
百地千寿:(仕事以外で、何を話せばいいのやら)


GM:シーン終了。シナリオロイスとか取ってね
百地千寿:「少女 春日魅乗 ○P尽力/N大変そう」で取得して以上!


【オープニング:萩野秋也と、下村雛子】

GM:登場をお願いします。
萩野秋也:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 3[3]+34 → 37



GM:【フラワーショップ下村】
GM:市内にある、普通の花屋。
GM:君は現在、ある任務を言い渡されており、
GM:その準備をしている、この花屋の娘を待っている。
萩野秋也:では、お花屋さんの前で、道行く人々を眺めていましょう。 みな神社の方角に歩いている
萩野秋也:当然こちらも、目立たぬよう縁日に紛れる服装だ。 浴衣のショートパンツ。
萩野秋也:紺の甚平に身を包んだまま、少女を待っているぞ
下村雛子:カラカラと音を立てて、一人の少女が店先に出てくる。
下村雛子:「すみませんっ、お待たせして……!」紫陽花柄の、浴衣姿の少女。
下村雛子:「あの、変じゃないですか……?」下村雛子。フラワーショップ下村の看板娘。
下村雛子:君の後輩であるエージェント。
下村雛子:いつもの結んだ髪は結わえあげて、頭の上で留めている。
萩野秋也:「いーや大丈夫。今来たトコ。……そうだね」
萩野秋也:「うん。かわいい。いつもかわいいけど、さ。今日もかわいいや」
萩野秋也:「それに、ありがと。俺のために浴衣着てくれて」
下村雛子:「な……!」口をパクパクさせる。
下村雛子:「セ、センパイはいつもそんな調子いいことばかり!」
下村雛子:「それに萩野センパイのためじゃなくて、任務のためですよ」
萩野秋也:「いつもじゃないっしょ。大事な時だけ」 頭の後ろで腕を組みながら。
下村雛子:「怪しまれない格好でって言うから……これ、活動し辛いんですけど大丈夫ですかね」
萩野秋也:「任務のためかー。まあ、俺は」
萩野秋也:「雛ちゃんと縁日デートしたいからこの格好をしてるのに。……大丈夫大丈夫」
萩野秋也:「いざとなったら、俺が雛ちゃんを守るから。安心しててね~」
萩野秋也:手をひらひらとさせて、いつもの軽口を叩く。
下村雛子:「センパイの強さは信じてますけど……守られるために行くわけじゃないですからね」
下村雛子:「ヒナも、エージェントとして全力を尽くします」
萩野秋也:「……悪い。分かってる。雛ちゃんは、俺の大切なパートナーだから。……期待してる」
萩野秋也:「……それじゃ、そろそろ行く?」
下村雛子:「はい。ヒナも真面目にやってくれること、期待してますから」
下村雛子:「行きましょうか」
萩野秋也:では、神社方向に向かって歩く感じですかね?並んで歩きますが、こちらは車道側を歩きますね
下村雛子:歩きながら。「……センパイはこの任務、どう思いますか?」
萩野秋也:「そうだねえ……」
下村雛子:「ヒナたち、調査専任ってわけじゃないですけど。戦闘になるって予想されてるんですかね」
萩野秋也:「怪事件の調査、だっけ」
萩野秋也:「戦闘にならないならそれにこした事は無いんだけど、さ。」
萩野秋也:「……メンバーは俺たち2人だけだっけ?」
下村雛子:「えっと、百地セン……百地さんが、スポンサー?の方とご同道するとか……?」
萩野秋也:「オッケー。2人っきりじゃないってコトね。残念」
下村雛子:「人が多いに越したことはないと思いますけど……?」
萩野秋也:「あはは。その通りだ」
萩野秋也:「百地クンも来るなら、まあ、安心かな」
萩野秋也:「ところで」
下村雛子:「はい。安心です……はい?」
萩野秋也:「その調査する怪事件って、もう1回確認してもいい?」
下村雛子:「なんで覚えてないんですか、もう……」
下村雛子:「えっとですね、元々、この春日神社は」
下村雛子:「縁結びの神様として知られてるんですけど。ここ最近は、それが強すぎるって言われてるんです」
萩野秋也:「強すぎるって……悪いコトじゃないと思うけどねぇ~」
下村雛子:「大して仲も良くなかったはずの2人が、お参りしただけでとっても仲良くなったり」
下村雛子:「配偶者の居たはずの人たちが、参拝後すぐ離婚して、同行した方と再婚したり」
下村雛子:「そういう……大変なことになってるんですよ」
萩野秋也:「……そりゃ大変だ。そんな強力すぎる縁結びの正体を探るべく」
萩野秋也:「俺と雛ちゃんで調査するってコトだったよね。了解了解~」
萩野秋也:「……雛ちゃん、さ」
下村雛子:「はい?」
萩野秋也:「どっちだと思う?その縁結びの力。まったくの出鱈目か、それとも、本当に仲が急速に進展しちゃうか」
萩野秋也:「どっちであってほしい?」
萩野秋也:軽薄な表情のまま、告げる。
下村雛子:「……もし、その結びが、無理やりに人の思いを捻じ曲げてしまうようなものなら」
下村雛子:「ヒナは許し置けません」
下村雛子:「そういう想いを、踏みにじることは、やってはいけないことだと思います」
萩野秋也:「だよね。そう言うと思った。さすが、俺の自慢の後輩。」
萩野秋也:「ちがうちがう」
萩野秋也:「俺の自慢の、かわいい後輩だねぇ」
下村雛子:「センパイはすぐそうやって言うんですから……!」
下村雛子:「ヒナだってもう慣れましたからね、それ!」
萩野秋也:「ごめんごめんって。次は新しいの仕込んでおくから~」
下村雛子:「もうっ、行きますよ!」
萩野秋也:「あ~い。エスコートさせていただきます」


GM:シーン終了。シナリオロイスは持ってるね
萩野秋也:もちろん!
GM:OK!


【ミドルフェイズ:六者参詣模様】

GM:合流シーンです。全員登場。
萩野秋也:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 8[8]+37 → 45

設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:40->42)
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:43->50)


GM:【第6地区 春日神社】
GM:縁結びの神様として知られてはいるものの、普段の参拝客がそこまで多いわけではない。
GM:大きな神社でもないからだ。
GM:だが、縁日の時はまた別だ。
GM:学生街も近いからだ、屋台が軒を連ね、賑わいを見せている。
GM:物々しい雰囲気で捜索でもしていようものなら、怪しいことこの上ないだろう。
伴藤桔梗:「設楽くん……どうしよう……」屋台には目もくれず、境内近くまで来ていた少女が、
伴藤桔梗:泣きそうな声で君に話しかける。
設楽祐介:「ど、どうしたの? なんかあった?」
伴藤桔梗:「アイス溶けてたあ~!」
設楽祐介:「財布でも落とした? そういうのってどこに言えば……」
伴藤桔梗:「保冷剤いっぱい貰ったのに……暑すぎるよ~!」
設楽祐介:「あ、あー……」
設楽祐介:「せっかく食べようと思ったのになあ……」残っているのがないか探す。
伴藤桔梗:「あ、これなら行けるかな……」チューブ式の割って分けるアイス。
伴藤桔梗:「溶けててもジュースだもんねこれ」
設楽祐介:「おお、不幸中の幸いってやつだね」
設楽祐介:泣きそうな声が、ちょっと前向きになったのにほっとする。
設楽祐介:「よかったね、伴藤さん」
伴藤桔梗:「うん、これ食べて早く探しに行こ」中央を手早く噛み切って。
伴藤桔梗:半分を君に渡す。「あ、まだ結構溶け残ってるよ」
伴藤桔梗:「大丈夫ぽい」
設楽祐介:「よかっ……」
設楽祐介:(……今、口で……?)
設楽祐介:受け取り、のろのろと手を動かす。
伴藤桔梗:「やっぱり異常があるとすれば本尊だよね。どこかから忍び込めないかな」
設楽祐介:(急がないと溶けるし、伴藤さんもテンション下がるかもしれないし、えーと)
伴藤桔梗:「設楽くん?どうしたの?」
設楽祐介:(できるだけ触れないように自然に……自然に……)
設楽祐介:「うわっ、いや、なんでもないなんでも……」
設楽祐介:自然に。溶けかけのアイスを口にする。
設楽祐介:(うわあ、味とかわかんねえー)
設楽祐介:思いながら。
設楽祐介:「美味しいね……」
設楽祐介:半分嘘をつく。
伴藤桔梗:「うん、他溶かしちゃったの惜しいなあ……冬にやるべきだったかな」
伴藤桔梗:「冬リベンジしようね」
設楽祐介:「冬アイスはきつくない!?」
設楽祐介:「外でやるのはやだよ!?」
設楽祐介:ちゅう、と全部飲み干す。
伴藤桔梗:「じゃあ屋内探索か……どこかに廃洋館とかあるといいなあ」
設楽祐介:「暖房が効いているところでお願いします……」
設楽祐介:「……でも」
設楽祐介:「冷たくないやつだったら、なんかやってもいいよ。リベンジ」
伴藤桔梗:「不時着した宇宙人が住んでてね、血を吸う生態からチュパカブラって……」
伴藤桔梗:「え、本当!やったあ!」
設楽祐介:「冬までに考えとく」
設楽祐介:「……考えとくっていうのは、チュパカブラのことじゃなくて、リベンジのことな」
設楽祐介:念のために添えて、頭を掻く。
伴藤桔梗:「分かってるよ。設楽くん、いつも付き合ってくれてありがとうね」
伴藤桔梗:「気持ち悪いー、とかも言ってこないし。感謝してるんだから」
設楽祐介:「……や、その」
設楽祐介:急にまっすぐ来られると、少し調子が狂ってしまう。
設楽祐介:「わりと……楽しいし。今日も、縁日とかあるし」
設楽祐介:「行こっか? 見たいところあるんでしょ?」
伴藤桔梗:「うん、本尊の中が見たいな!」
設楽祐介:6割の方に負けているなあ、と思いながら。
伴藤桔梗:「どこかから入れないかな?古い井戸とか!」
設楽祐介:「本尊……ってそれ、普通に見せてもらえるもの?」
設楽祐介:「抜け道前提? なんで??」
伴藤桔梗:「だってソッチのほうが楽し――」
設楽祐介:「勝手に忍び込んだら怒られるだろ……!」
GM:その時、
伴藤桔梗:彼女がふらりと倒れる。
設楽祐介:「!」
GM:同時、君はある感覚を受ける。
GM:背中に氷を流し込まれたかのような感覚。
GM:《ワーディング》だ。
設楽祐介:慌てて手を掴んで引っ張り身体を支える。
設楽祐介:「これは……!」
設楽祐介:周囲を見回す。
伴藤桔梗:そのまま君に支えられるように、だらりとする。気を失っている。
GM:発生源は近い。神社の本尊のほうだろうか?
萩野秋也:では、その場に駆けつけてくる二つの影があります。
設楽祐介:その場で、伴藤さんを半分抱きかかえるような形でいる。
萩野秋也:「ワーディングの気配がしたと思ったら……設楽クン?」
下村雛子:「ご無事ですか!?」浴衣姿の少女が、それに遅れて駆けつけてくる。
設楽祐介:「ああっ、萩野くん!」ほっとした顔をする。
萩野秋也:「何してんの、こんなところで……」 と、抱えている伴藤ちゃんの姿を見て、何かを察する。
設楽祐介:「今ちょうど……多分、あっちの本尊の方から感覚が」
設楽祐介:「あ、伴藤さんは、その、なんかそういうのじゃなくて、倒れそうだったから……」
萩野秋也:「大丈夫だよ、設楽クン。全部わかってるから。お互いデートどころじゃなくなっちゃったね」
下村雛子:「センパイ……!任務ですからねっ!」
設楽祐介:「デ……いや、最初からその……そういう……」
設楽祐介:「はい……」
設楽祐介:「ともかく、何があったか確認しないと」
百地千寿:タ、タ、タと一定のリズムの靴音が近づいてくる。
百地千寿:「そこ、誰か居るか!」威圧にならない程度の誰何の声。
萩野秋也:「まあ、まあ。設楽クン。 もう一人来たから」
萩野秋也:「あーい。こっちだよ、百地クン」手をひらひらと
設楽祐介:「もう一人……ああ。知り合いなら安心だ」
百地千寿:「ん……」そこに居る人間に見覚えのある相手を確認して「萩野くんか」
百地千寿:「百地千寿だ。そちらは……」UGNか?と知り合いっぽい萩野くんに目配せ。
下村雛子:「お疲れ様ですっ」ペコリと頭を下げる。
萩野秋也:「そ。設楽祐介クン。俺と同じクラスで、UGNイリーガル」
設楽祐介:「"エーリッヒ・ツァン"設楽です」
萩野秋也:「そっちの倒れてる子は伴藤桔梗チャン。同じクラスで一般人で、設楽クンの友達以上恋人未満」
設楽祐介:「ちょちょちょちょ、気絶中だからって何を……!」
設楽祐介:一人であわあわしているし、気絶している人間は結構重いので大変だ。
下村雛子:「そうなんですか……?」
百地千寿:「設楽くん。こちらは《アングリーフ》、UGNだ。よろしく。」
下村雛子:「それは……素敵です」
萩野秋也:「あれ?雛ちゃん、そういうの憧れちゃう感じ?」
下村雛子:「それは……まあ……」
百地千寿:「縁日だからな。そう否定しなくてもいい。プライベートは大事だ」
春日魅乗:「UGNの方々ですか」遅れて追いついて。
設楽祐介:「よろしくお願いします……あの、俺と伴藤さんの関係はいいですから」
春日魅乗:「ご協力、感謝します」
設楽祐介:「とにかく、本尊! 本尊の方に何かが!」
萩野秋也:「後輩以上恋人未満のポジションなら空いて~おっと、そうだね、まずは本尊かな」
百地千寿:「あぁ、春日さん。UGN側だった。原因ではなさそうだ」
GM:ワーディング自体は、だが。
GM:いつの間にか、引いている。
GM:もっとも、気絶していた人間の覚醒はまだかかるだろうが……
下村雛子:「……収まった?」
設楽祐介:「……あれ」感覚の消失に気付く。
百地千寿:「こちらは春日魅乗さん。UGNの出資者で、故あって同行中だ。」その場の人間に同行者を紹介。
百地千寿:「………収まったようだな」
設楽祐介:「……一旦は、良かったのかな」伴藤さんの様子を心配げに見ながら。
下村雛子:「出資者……」
設楽祐介:「出資者……よろしくお願いします」もしかして年下かな?と思いながら。
春日魅乗:「“翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)”です」スカートの裾をつまんで、恭しく一礼。
萩野秋也:「出資者さまが出張ってくるってことは。ちょっと大き目な事件なのかな?」
百地千寿:「かも、しれないな。ここに居たのは別件だが。」
設楽祐介:「そう、皆さんはここの神社に何か……?」
百地千寿:「今の状況と繋がっている可能性はある」
設楽祐介:「俺は伴藤さんと、縁結びの噂について調査……というか、フラフラしてたんですけど」
萩野秋也:「縁結びって、男女の仲が急接近しちゃうってアレ?俺と雛ちゃんもその調査でここに来てた」
設楽祐介:「あ、それそれ。UGNが動くような件だったんだ」
萩野秋也:「そうそう。俺たちは任務だけど」
春日魅乗:「この地で、レネゲイドアイテムが行方を晦ましました」
設楽祐介:なら、やっぱり一緒に来たのは良かったと思う。
春日魅乗:「その調査を、と。みなさんにお願いしていたんです」
設楽祐介:「じゃあ、今のもその件に関わりがありそうってことか」
下村雛子:「可能性はあるかも知れません。一度、見に行きませんか?」
下村雛子:「何か、手がかりが残っているかも」
百地千寿:「そうだな。どちらにせよ、レネゲイド関連であることに変わりはない」
萩野秋也:「賛成賛成~。いこいこ、雛ちゃん」 
百地千寿:「調査しておいて無駄にはならないだろう」
設楽祐介:「見てみます。またワーディングがあったら伴藤さんが大変だし……と」
春日魅乗:「はい、よろしくお願いします。此方としても」
春日魅乗:「妙な噂が立って、神社が廃れてしまっては困りますから」
設楽祐介:「あと、あの、彼女をどこか涼しいとこに寝かせてあげたい……」重い。
春日魅乗:「同じ名前を冠すものが、滅びゆくさまなど見たくないでしょう?」
百地千寿:「……どこか、横になれるところはありますか、春日さん?」
設楽祐介:重いし、柔らかいし、近いし、なんかすごくいい匂いがする。
下村雛子:「あっお手伝いします!」半分支える。
設楽祐介:「ありがとうございます……」
春日魅乗:「そうですね……では、社務所の方へ」
設楽祐介:汗をかいているのは暑いからだと思う。
春日魅乗:「そこで一度、腰を落ち着けましょう」
設楽祐介:「よかった。こう暑いと心配だったんです」ほっとする。
百地千寿:「そうですね。そうしましょう。設楽くんの意識合わせも必要でしょうし……」
百地千寿:「それに、春日さん。ご安心ください。この神社を廃れさせることもありません」
春日魅乗:「まあ、頼もしい」
百地千寿:「えぇ。盗難品の奪還が任務だと言うなら」
百地千寿:「新たに失われないようにする。日常も、名声も」
百地千寿:「それが私の任務ですから」
春日魅乗:「ええ、期待して居りますとも」
春日魅乗:「私の期待を、裏切らないでくださいね?」
百地千寿:「えぇ。女性を裏切ると、後が怖い。」
百地千寿:「せいぜい、骨を折りましょう」


GM:シーン終了。ロイスとかあればどうぞ
百地千寿:もうちょっと話してからにします。保留!
萩野秋也:とりま保留でー
設楽祐介:保留かな!
GM:OK!


【ミドルフェイズ2:三組三様調査行】


GM:先に今回のセッションにおける、NPCカードの説明を。
GM:以下の3人が、NPCカードとして利用可能です。

■NPCカード:伴藤桔梗
『わたしの知識が役に立つ時が来たかな!』
シナリオ1回使用可能
・〈知識:オカルト〉の判定に使用。達成値を20として扱う。

■NPCカード:春日魅乗
『テキサスの射撃兵』
以下の2つをシナリオ1回づつ使用可能。
・16dx10で【社会】判定を行える。
・判定直後に使用、対象の達成値に+16する。対象は5点のHPを失う。

■NPCカード:下村雛子
以下の2つをシーン1回づつ使用可能。
◇1ラウンド目のみ使用可能
『$t4ks』:シーン間の全員のメジャー判定ダイスを+6個する。
◇2ラウンド目使用可能
『Wee0x』:ダメージダイス算出時に使用。攻撃力を+25。
GM:では、プライズ判定してくシーンです。
GM:登場する方はどうぞ。
萩野秋也:でまーす
萩野秋也:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 1[1]+45 → 46

設楽祐介:出ます!
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:42->48)
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:50->59)
GM:では、まず判定項目から。
■プライズ判定
メイントピック:怪事件について0/6
〈知識:オカルト〉〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉10

サブトピック:御神体について0/2
〈知識:オカルト〉〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉10
GM:難易度は高め クリティカル前提だけどいけるかな……?
GM:あ、最大達成値は30とします。
萩野秋也:《支援射撃》 百地くんのダイスに+4!
百地千寿:コネ:UGN幹部に変化したミーミルの覚書と一体化。ダイス+5個。
百地千寿:+9個で怪事件について情報UGN。
萩野秋也:46→48
百地千寿:12dx+1>=10
DoubleCross : (12R10+1[10]>=10) → 8[1,1,1,2,2,2,2,2,3,4,4,8]+1 → 9 → 失敗

百地千寿:嘘だろお前。
設楽祐介:そういうこともある!
萩野秋也:ドンマイ!
百地千寿:麻雀やってるみたいな出目。
設楽祐介:次やっていこう
萩野秋也:イエイイエイ
百地千寿:下村さんのNPCカードにより+6個されるようなのでふりたします
百地千寿:6dx+1>=10
DoubleCross : (6R10+1[10]>=10) → 8[3,6,6,6,8,8]+1 → 9 → 失敗

百地千寿:歴史は変わらない。
設楽祐介:そういうこともある!
萩野秋也:ドンマイ!
百地千寿:後は頼んだ!頼れる仲間たち!
設楽祐介:じゃあ自分も支援を受けて怪事件について振ります
萩野秋也:お願いしまーす!
設楽祐介:情報:噂話で
設楽祐介:8dx+1=>10 ダイス+6個
DoubleCross : (8R10+1[10]>=10) → 10[2,2,3,4,7,7,9,10]+10[10]+5[5]+1 → 26 → 成功

設楽祐介:uwa
萩野秋也:強い!
設楽祐介:びっくりした
百地千寿:すごい。
萩野秋也:これは勝った!
設楽祐介:財産点は足りないのでとりまこの数値で
萩野秋也:いちおう、私も振っておきます
GM:すごい……プライズ3点入っちゃいそうな気配がしています
萩野秋也:7dx+2>=10
DoubleCross : (7R10+2[10]>=10) → 9[1,1,4,6,6,6,9]+2 → 11 → 成功

GM:あ、いえ
設楽祐介:あ
GM:サブもあるから
設楽祐介:サブの方がいいかなって
百地千寿:御神体だ。
萩野秋也:ミャー
GM:まあとはいえ
GM:判定値同じだし
GM:サブ振ったことにしちゃいましょうこれ
萩野秋也:ご配慮ありがとうございます
設楽祐介:やったー
百地千寿:やったー
萩野秋也:やったー!
■プライズ判定
メイントピック:怪事件について3/6
サブトピック:御神体について2/2 Clear!
怪事件について。
現在、春日神社の敷地内で起きている異常現象。
それは男女2人で参拝に来ている者が、急速に接近するというもの。
それまでにどのような障害を抱えていようとも、だ。
具体的には、兄妹であったものや、別に夫婦を持つものなど。
その影響は神社を出た後も続いている。参拝したこと、自体がトリガーとなっているようだ。
御神体について。
御神体は、殺生高田石片銅鏡。
殺生石の破砕片が付着した古い銅鏡とされている、レネゲイドアイテム。
UGNでは鑑定済であり、その際には
深い休眠状態にあると考えられ、脅威度は低いとされていた。
活性化手段を得たものが盗み出したのであろうか?


GM:【春日神社 屋台列】
GM:伴藤桔梗は気絶から回復した。
GM:別段体調に支障はなく、元気に動き回っている。
伴藤桔梗:「どうこれ?」宇宙人のお面を付けている。
設楽祐介:「わっびっくりした」
設楽祐介:「目が大きくてかわいい……んじゃないかなあ」
伴藤桔梗:「こういうところのお面、グレイタイプしか無いのはちょっとやだよね~」
設楽祐介:「それ以外があるマニアックなお面屋、困るよ!」
伴藤桔梗:「もっといろんなラインナップ揃えてもいいと思うんだけどなあ」
下村雛子:「あの、倒れたばかりなんですから……」
下村雛子:「あんまり無理しないでくださいね?」
百地千寿:「まぁ、はしゃげるぐらい元気そうで良かった、と言うべきかな」
萩野秋也:「雛ちゃん雛ちゃん。どうこれ?」ハムスターのお面を付けている。
下村雛子:「ネズミのお面なんてあるんですねえ」
萩野秋也:「感想が独特……」
下村雛子:「えっ違いました!?猫ちゃんなんですか……?」
下村雛子:「ヒナはてっきりネズミかと……」
萩野秋也:「じゃあ、今度はネズミ見に行こうか?そういうテーマパークあるからさ」
下村雛子:「ネズミ専門の動物園ですか?センパイ、マニアックな場所が好きなんですね」
百地千寿:「…………」
百地千寿:(これは俺もなにかお面を買うべきだったかな。バランス的に。)ちらりと春日さんの様子をうかがう。
春日魅乗:目を合わせて。「あら」
春日魅乗:「何か欲しいんですか?」
春日魅乗:「用立てましょうか。どれがお好みですか?」
百地千寿:「む。」
百地千寿:「いや、そうじゃない。被るとしたら何を、と……」
百地千寿:「って。流石にそれぐらい自分で買います」
百地千寿:「春日さんは何か買わないんですか?お面とか」
春日魅乗:「こちらは如何ですか」ひょっとこのお面を買って付ける。
春日魅乗:「どうですか」
下村雛子:「ふふっ」
百地千寿:「………………ん~」
百地千寿:「流行りには疎いですが、可愛いかと」
下村雛子:「あっすみません失礼なことを……」
春日魅乗:「そうですか。では」
百地千寿:「店主、彼女の持ってるお面を一つ。」財布を取り出す。
春日魅乗:百地くんに付ける。
百地千寿:「………おや。」
百地千寿:視界が前だけに固定される。
伴藤桔梗:「あっひょっとこ!」
萩野秋也:「百地くん、似合うじゃーん」
百地千寿:「一体何を。」覗き穴から表情を伺う。
設楽祐介:「いろんなお面があるんだなあ……」
伴藤桔梗:「知ってる設楽くん、ひょっとこっていうのは火男から来てて」
設楽祐介:「あ、それはちょっと知ってる」
設楽祐介:「竈の火を吹くからあの口なんだっけ」
伴藤桔梗:「地域によっては竈の神様としても崇められたりしてるんだよ」
設楽祐介:「神様なんだなあ」
伴藤桔梗:「このあたりにもそういう信仰があったのかな……」
設楽祐介:「わりと一般的なお面だとは思うけど……」
設楽祐介:「でも、調べてみたらそういうのわかるのかな」
設楽祐介:「…………」
設楽祐介:「こ、今度、図書館とか行ってみる?」
伴藤桔梗:「いいね図書館!行こ行こ!」
伴藤桔梗:「わたしが一人で行くとうるさくして追い出されちゃうんだよね」
設楽祐介:「一人でうるさくできるの、すごいな」
設楽祐介:「……静かに調べ物しよう。ね」
伴藤桔梗:「だって楽しくなっちゃって……」
春日魅乗:「うーん」首を傾げて。
春日魅乗:「付けたままでは表情がわかりませんね」顔から外して、頭に乗せるようにつけ直す。
百地千寿:「………」つけやすい様に少し膝をかがめる。
春日魅乗:苦戦していたが、なんとかそれでこなす。
春日魅乗:「よしっ」
百地千寿:目線を上に挙げた彼女の顎元が目に入りつつ。
百地千寿:「ご満足いただけただろうか」
春日魅乗:「はい。お可愛いですよ」
百地千寿:「可愛いのか……そうか。あー」
百地千寿:「その評価は初めてもらった。」
百地千寿:「ありがとう……で、いいのか?この場合」
百地千寿:少し首をかしげる。ひょっとこが揺れる。
春日魅乗:「……ふふっ」
百地千寿:「どうした?」
春日魅乗:「いえ。されるがままでいいんですか?」
百地千寿:「………そうだな。装飾品を選んでもらうのも初めてだし。」
百地千寿:お面屋の品揃えを見る。その中から、ピンク色の髪を2つに縛った女の子のお面を取り。
百地千寿:「お返しだ」ぽふ、と少女の頭に乗せる。
春日魅乗:「むっ」
春日魅乗:「こういったものがお好みで?」
百地千寿:「いや。目についただけだ」
百地千寿:「貴方の好みもまだ知らないしな。」
春日魅乗:髪を両手で梳きあげて、二つ結びの形を作って。
春日魅乗:「こうですか?」
百地千寿:「うん。」お面の髪型と見比べるように。
百地千寿:「可愛いと思う。良いんじゃないか。」
春日魅乗:「そうですか……では、こちらを頂きます」
百地千寿:「そうか。………気に入ってもらえてよかった」ほ、と胸をなでおろす。
百地千寿:自分と春日さん、2つ分のお面の精算を済ませる。
萩野秋也:「ねえねえ、雛ちゃん。掴んだ情報なんだけど。……この場で言っちゃうのはマズイよねぇ?」 こそこそっと
下村雛子:「ど、どうなんですかね」コソコソと耳元で。
下村雛子:「ヒナ的には、むしろレネゲイドのことをしっかり教えるべきじゃないかと思うんですけど」
下村雛子:「そうすれば、こちらに興味が向くかも知れませんし……」
萩野秋也:「なるほどねぇ。でも、それを判断するのが俺たちで良いのかってところかな」同じく耳元でコソコソ
萩野秋也:そうして、設楽くんの方に視線を投げます
設楽祐介:ヒーロー物のお面を見ているが、買いかねている。宇宙人を退治してしまうので。
伴藤桔梗:「いいじゃん設楽くん!それにしようよ!」
伴藤桔梗:「ヒーローみたいだ」
設楽祐介:「これ、光線で宇宙人倒しちゃうよ?」
設楽祐介:手でポーズを適当に真似てみる。
伴藤桔梗:「宇宙人の技術力を舐めちゃダメだよ!」
設楽祐介:「えっ」
設楽祐介:「光線の威力だって舐めちゃ困るよ。強いんだぞ」
伴藤桔梗:「そうなの?そんなにすごいなら」
伴藤桔梗:「宇宙人と仲良くしようよ」
設楽祐介:昔、まだオーヴァードになる前。普通にヴァイオリンを習いたての頃に観ていたテレビ番組。
設楽祐介:いつも敵を倒すヒーローを応援していたものだが。
設楽祐介:「……そっか」
設楽祐介:「そういう手もあるのか……?」
設楽祐介:「……じゃ。これひとつください」お面を購入して、頭に斜めにつける。
設楽祐介:ヒーローなんていう柄では全然ないのだが。
設楽祐介:「時々は、休戦協定とか結んだっていいよな」
伴藤桔梗:「そうだよ!宇宙人は地球を侵略しに来たとは限らないからね」
伴藤桔梗:「仲良くしようとしてる宇宙人のほうがたくさんいるよ、きっと」
設楽祐介:「……だといいなあ」
設楽祐介:自分たちには伴藤さんの知らない秘密があって、世界には彼女が思うよりも危険がたくさんあって。
設楽祐介:でも、だからこそ、彼女のそういう夢が好きだと思う。
下村雛子:「うーん。しばらくはあのままのほうがいいのかも……?」
萩野秋也:「……だね」 頭の後ろで腕を組む。
萩野秋也:「はいはーい、そこの男子たち」 設楽くんと百地くんの肩をくんで
設楽祐介:「わ、なになに」
百地千寿:「どうした」
萩野秋也:「ちょっと男同士の話でもいかがでしょう? あ、えっちな話じゃないから期待させたらごめんね?」
萩野秋也:「設楽くん、さ」
設楽祐介:「うん」
萩野秋也:「俺と百地くんは、任務としてここに来てる。でも、君は違うよね?」
設楽祐介:「…………」
設楽祐介:《彼方からの声》
設楽祐介:会話を周囲からシャットアウトします。
設楽祐介:「任務絡みの話か」
設楽祐介:「確かに俺は普通に伴藤さんに誘われて来たけど……でも」
萩野秋也:「でも?」
設楽祐介:「さっきのワーディングの感じとかは気になるから、話があるなら」
設楽祐介:「またあれが発生したら、また倒れさせちゃうし……」
萩野秋也:「そ。伴藤ちゃんは」
萩野秋也:「普通の女の子、だから」
萩野秋也:「……想像してみなよ。また倒れて。目を覚ました時に君の姿が無い。……悲しいと思うよ」
萩野秋也:「……手伝ってくれるなら俺たちは嬉しいけど。ねえ、百地クン?」
百地千寿:「そうだな。私達は任務であり、最初からそのつもりで、同行している2人もオーヴァードだ」
百地千寿:「人手が増えるのはありがたい。しかし、」
百地千寿:「君には今、彼女を説得して、危険から遠ざけるという選択肢がある。それを選ぶことを誰も否とはしない。」
設楽祐介:「UGNは日常を守るんでしょう」
設楽祐介:「彼女だって俺の日常の一部だし。ちゃんと」
設楽祐介:ヒーローのお面を軽く下げながら。
設楽祐介:「守れる時に守らないと」
百地千寿:「ふむ。」ヒーローのお面を真正面から見て。
百地千寿:「なら、君は彼女を守れ。頼りにしているぞ、ヒーロー。」
設楽祐介:「……はい」
百地千寿:「そして、ヒーローは私が守ろう。……それで問題ないか?萩野くん」
萩野秋也:「いいや、何も問題ないかな。ネズミもその気になれば、猫くらい噛んでみせるしね」
萩野秋也:そういってハムスターのお面を少し下げる
百地千寿:「うん。それに、ヒーローが勝てない相手を防衛隊が倒す。」
百地千寿:「そういう回は私も好きだ」
百地千寿:ひょっとこのお面を下げる。
萩野秋也:「それじゃ、設楽クンが正式に協力してくれるところで、情報共有なんだけど」
萩野秋也:「詳細は別に報告ファイルがあるからそれを読んでもらうとして。この神社の噂、知ってる?縁結びがやたら強力なんだって」
萩野秋也:「それでさ」
設楽祐介:「まあ、噂程度には……」話を聞いている。
百地千寿:「縁結びがどうかしたか。よくある話だと思うが」
萩野秋也:「そんな噂のある神社にさ。男女がプライベートで参拝に来るって、もうその時点で好感度カンスト思うんだけど」
萩野秋也:「そこんとこ、どう思う?設楽クン?」ニヤニヤ
設楽祐介:「へ? まあ、二人で来るならまあ……」
設楽祐介:「…………」
百地千寿:「……………」あー、と納得したように。
設楽祐介:「……違くて!」
百地千寿:「なるほど」
百地千寿:「それは確かに帰れないな」
百地千寿:「不躾なことを言った。許してくれ」
設楽祐介:「いや、カンストなのはあれ! 伴藤さんのオカルト愛の方で!」
萩野秋也:「愛ですってよ、百地クン」
設楽祐介:「違っ……」
百地千寿:「愛、なのだな萩野くん」
設楽祐介:顔が耳まで赤くなっている。
設楽祐介:「……向こうは俺のことどう思ってるか全然わかんないし!」
設楽祐介:「とにかく違うからー!」
百地千寿:「まぁ、そう聞いてはますます怪我などさせられない。」
設楽祐介:お面で顔を覆い隠す。
百地千寿:「速攻で片付けよう」
百地千寿:「………縁日が続いてる間にな」


GM:シーン終了。ロイス取得・購入が可能。
GM:なお
GM:NPCカードの効果は
GM:持続中ですし、新たなカードの使用も可能です。
設楽祐介:ロイス、萩野くんに○親近感/劣等感、百地くんに○連帯感/隔意で取得します。
百地千寿:設楽祐介 ○P尽力/N不安
萩野秋也 ○P連帯感/N不安

萩野秋也:設楽くんに〇友情/恐怖
百地千寿:購入はきぐるみを狙います。下村さんのバフ乗ったまま。
萩野秋也:百地くんに〇友情/不安
百地千寿:9dx+1>=14 戦闘用きぐるみ
DoubleCross : (9R10+1[10]>=14) → 10[1,1,4,5,7,7,7,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

百地千寿:買えた。装備しまして以上。
GM:きぐるみ相当のひょっとこじゃん
設楽祐介:じゃあボディアーマーで。こちらもバフ乗ってます。
百地千寿:お面かったい
設楽祐介:8dx=>12
DoubleCross : (8R10[10]>=12) → 10[2,2,6,7,8,8,9,10]+8[8] → 18 → 成功

設楽祐介:やったー
百地千寿:ヒーロー相当!
萩野秋也:じゃあ、こちらもボデマ!
萩野秋也:7dx>=12
DoubleCross : (7R10[10]>=12) → 9[3,3,3,3,7,7,9] → 9 → 失敗

萩野秋也:残念。以上です
GM:ハムスターだけ脆い
百地千寿:ハムスターだもんな…
萩野秋也:ハムスターだから、、、


【ミドルフェイズ3:一滴、岩穿つ】


GM:登場をどうぞ。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:59->62)
萩野秋也:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 7[7]+48 → 55

設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:48->52)
■プライズ判定
メイントピック:怪事件について3/6
〈知識:オカルト〉〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉10
GM:残りはこれだけ!
百地千寿:20出せれば終わるな!20出せれば!
設楽祐介:あっさり終わる!
百地千寿:設楽くん!君の彼女の出番だ!
萩野秋也:ええ!?そんな、20をあっさりだって!?
設楽祐介:か、彼女じゃねーし!
萩野秋也:そ、そうか!設楽くんの彼女の力を使えば!
設楽祐介:彼女じゃねーし!!
設楽祐介:伴藤さんの力で達成値を20にしてもらおうと思います。
萩野秋也:YEAH!
百地千寿:FOO!
GM:OK!
伴藤桔梗:『わたしの知識が役に立つ時が来たかな!』
GM:プライズ6/6 完了です。
■プライズ判定
メイントピック:怪事件について6/6 Clear!
サブトピック:御神体について2/2 Clear!
怪事件について。
御神体が喪失したにもかかわらず、発生源が参拝時ということは、
原因となっている異常は、まだ近くに存在したままである。
本殿の近辺に、御神体を保有する何らかの存在が潜伏している。
その発生源は地下。旧い井戸が、本殿の真下につながっており、脱出口となっている。
その真下が怪異の震源と見て間違いない。
GM: 


GM:【春日神社 本殿周辺】
GM:怪事件の原因と思われるのは、参拝時。
GM:つまりは、もともと御神体のあった周辺ということになる。
GM:その影響を廃せてはいないということだろう。
春日魅乗:「つまり、盗まれた御神体が、まだこの近くにある、と?」
百地千寿:「あぁ」「事実、影響が出ているというのなら、横の範囲は絞られるはずだ」
下村雛子:「えっと、盗んでおいて」
下村雛子:「近くに隠してるってことですか……?それ」
下村雛子:「意味あるんでしょうか」
百地千寿:「一度盗んで、どこか遠くへは持っていかなかった。もしくは持っていけなかった。」
百地千寿:「例えば人が来て、証拠品を手元においておきたくはなかった。などの場合もある」
百地千寿:「ひとまず言い逃れできない物品を置いて、後で回収しようとしたり……後はそうだな」
百地千寿:「咄嗟に隠れた後、内部で事故が起こって、そのまま出てこれないという場合もある」
百地千寿:「その場合は隠し扉や地下、というのが定番かな。特に地下は、慣れないと足を滑らせる場合もある」
伴藤桔梗:「井戸だよ!」
百地千寿:「……井戸?」
設楽祐介:「井戸? さっき言ってたやつ?」
萩野秋也:「井戸」
伴藤桔梗:「井戸が、いざという時の脱出のための地下道になってるの!」
春日魅乗:「……それが、本殿の下につながっていると?」
萩野秋也:近くに井戸はありますか?
GM:近くには見当たりませんが、
春日魅乗:「……敷地の隅に、枯れ井戸があります」
春日魅乗:「まさか……?」
設楽祐介:(それ、伴藤さんの想像じゃないのかな……?)と思いながらも。
萩野秋也:「なら、行ってみる?」
設楽祐介:「……あの、一応、行ってみたいです」
設楽祐介:「確かめてみないと。もしかしたらってこともあるし」
春日魅乗:「……いえ」
春日魅乗:「本殿を開けましょう」
百地千寿:「ん。」
百地千寿:「あぁ、そうか。春日さんも寄進をしているという話だったからな」
百地千寿:「出来るのか?」
春日魅乗:「私、スポンサーですからね」
春日魅乗:「無理を聞かせられるんですよ」
春日魅乗:「ということで」鍵を回してくるくると。
萩野秋也:ヒュー、と口笛を吹いてる。
春日魅乗:「無理を既に聞かせた結果がこちらです」
百地千寿:「ん。」「……話が早いな。助かる」
設楽祐介:「早い……!」
春日魅乗:「用立てるのが私の力ですので」
伴藤桔梗:「忍び込まなくてもいいってことじゃん……」
設楽祐介:「……がっかりした?」伴藤さんに。
百地千寿:「なら、その先を収めるのがこっちの力、ということになりそうだな」
伴藤桔梗:「別に普通に入れるならそれでもいいよ!?」
設楽祐介:「そ、そっか……!」そっちの方が楽しいって言うかと思った!
伴藤桔梗:「設楽くんたまにアウトローでびっくりするよ~」
設楽祐介:「それ伴藤さんが言う!?」
下村雛子:「あはは……」
萩野秋也:「それじゃ、早速。お邪魔しまーす」 と言いながら、コインを地面に投げる。ダウンジングの要領で、不審なものがあればコインの円運動の軌道で分かるぞ
GM:では、分かりますね。床板の薄い部分がある。
GM:最近動かしたかのような。
萩野秋也:「ビンゴっちゃったみたいだけど」
百地千寿:「見つかったか」
百地千寿:床板を動かしてみる。
萩野秋也:「どうかな?何か見えそう?」
GM:床板の下には、円柱状の大穴がある。
伴藤桔梗:「え、本当に当たっちゃった?」
設楽祐介:「穴……?」
萩野秋也:ではその大穴にコインを落とします。着音で深さを調べる!
設楽祐介:(やっぱり想像で言ってたな……!)
GM:それほど深くはない。だが。
GM:「えっ何……!?」
GM:穴の奥から人の声がしたような気がする。
百地千寿:「………誰か居るようだな。」
萩野秋也:「……なんだろう。ネズミ?」 お面を下げながら
伴藤桔梗:「行ってみようよ――」
GM:再び、《ワーディング》。
萩野秋也:「アグレッシブだなぁ」
GM:発信源はすぐに分かる。穴の奥。
百地千寿:「おむすびでもあればよかったが」
設楽祐介:「! 伴藤さん!」
百地千寿:「…………!」
萩野秋也:「!!」
伴藤桔梗:ばたり、と倒れそうになり、
下村雛子:支える。
下村雛子:「センパイ、これ……」
萩野秋也:「ナイス!雛ちゃん」
設楽祐介:ほっと胸をなで下ろす。
春日魅乗:「元凶と見て、間違いなさそうですね」
百地千寿:「そのようだ。」
設楽祐介:「行ってみないと……伴藤さんは置いていった方が安全だし」
萩野秋也:「……ああ。俺たちで見てくる。雛ちゃんたちはここで待ってて」
下村雛子:「センパイ」裾をぐっと引く。
萩野秋也:「……ん?」
下村雛子:「ヒナは言いましたよね。守られるために行くわけじゃないって」
下村雛子:「萩野センパイも、大切なパートナーって言いましたよね」
下村雛子:「ヒナも参りますから」
下村雛子:「さっきだって、ヒナだけ抜きで」
下村雛子:「UGNのお話、してましたよね」
下村雛子:「センパイからしたら、頼りないかも知れないですけど」
下村雛子:「ヒナだってちゃんと、一員として扱ってください、センパイ」
萩野秋也:「……ははっ。やっぱ雛ちゃんにはかなわないなぁ」 そう言って
萩野秋也:雛ちゃんの頭を軽くぽんぽんして 「……一緒に行こうか、雛ちゃん。雛ちゃんは俺の大事な人だからね。置いてったりなんかしないよ」
萩野秋也:「隣にいてほしいから。着いてきてくれる?」
下村雛子:「はい。一緒に、行きますから。センパイのお側に」
百地千寿:「春日さんは……どうする?ここで備えるか、直接確認しにいくか。」
春日魅乗:「当然、行きますとも」
春日魅乗:「何も知らないところで終わりましたなんて、面白くないでしょう」
春日魅乗:「ちゃんと、自分の目で見届けますよ。私は」
春日魅乗:「私は、そうしたい」
百地千寿:「……そうだろうな。うん。正直、なんとなくそう言うと思っていた。」
百地千寿:「君の意思を尊重しよう、春日魅乗さん。そして、手を貸してくれるならとても助かる。」
百地千寿:「そしてその代わり、君が行く道を守るために、私が手を貸すよ。」
春日魅乗:「はい。その背に翼を授けましょうとも」
春日魅乗:「“翼ある貴婦人”ですからね、私」胸を張る。
百地千寿:「それは頼もしい」口元を緩めて。
百地千寿:「流石に空は飛べないからな、私も」
設楽祐介:(…………)倒れた伴藤さんを見る。
設楽祐介:(『……想像してみなよ。また倒れて。目を覚ました時に君の姿が無い。……悲しいと思うよ』)
設楽祐介:「……大丈夫」独り言を呟く。「絶対ちゃんと帰ってくるから」
設楽祐介:「ゆっくり休んで、待ってて」
設楽祐介:お面を少しだけ下げて、ヒーローの振りをして。
設楽祐介:逃げたい気持ちは、1割くらいにまで減っていた。
百地千寿:「……では、行くとしよう。」
百地千寿:「まず私が先陣。設楽くんと萩野くん。そして2人はその後に続いてくれ。」
百地千寿:「何かあった場合、女子2人は手近な男子を盾にしてくれ」
百地千寿:「そのほうが、体積が大きいからな」
百地千寿:言って、穴に飛び込んでいく。


GM:シーン終了。ロイス取得および購入が可能
GM:購入は最後わよ!
設楽祐介:ヒーロー ○憧憬/劣等感 で取得。あと一枠は保留。
百地千寿:春日さんのP感情を連帯感に変更。
百地千寿:下村さんのダイス増加と春日さんの社会判定を使って、リアクティブアーマーなどを狙っていただこうかと。
萩野秋也:狙え狙えー
春日魅乗:やってみます!
春日魅乗:22dx>=24
DoubleCross : (22R10[10]>=24) → 10[1,1,2,3,3,3,4,5,6,6,6,6,8,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+10[3,9,9,9,10]+7[7] → 27 → 成功

設楽祐介:すっごい
百地千寿:すごい。
GM:買えてしまったようですね
萩野秋也:つよーい!
百地千寿:頼りになりますね。ありがとうございます。
設楽祐介:では雛子さんの支援を受けてブルーゲイルを。
百地千寿:この分は働きで返しましょう。
設楽祐介:8dx=>20
DoubleCross : (8R10[10]>=20) → 9[3,4,5,5,6,7,9,9] → 9 → 失敗

百地千寿:自分の手番でそのままリアクティブシールドを狙います。
設楽祐介:あ、ぜんぜんだめ
百地千寿:10dx+1>=18
DoubleCross : (10R10+1[10]>=18) → 9[1,1,2,2,4,5,6,6,6,9]+1 → 10 → 失敗

設楽祐介:こちら以上です
百地千寿:駄目ですね。以上で。
萩野秋也:じゃあ、雛子ちゃんにブルゲ狙ってもらおうかな。
萩野秋也:で、こちらはリアクティブシールド狙います
萩野秋也:《支援射撃》をヒナちゃんに使用
萩野秋也:じゃあ自分でシールド狙います
萩野秋也:7dx>=18
DoubleCross : (7R10[10]>=18) → 8[1,2,4,4,4,6,8] → 8 → 失敗

萩野秋也:ダメ!以上です


【クライマックス:春日神社縁日日和】

GM:登場をどうぞ。
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:52->53)
萩野秋也:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 5[5]+55 → 60

百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:62->71)


GM:井戸に降りると、そこは空間が歪んでいる。
GM:何者かが、強引に広げたかのように。
GM:そして。
井戸の底の少女:「うわっ来た!?」
井戸の底の少女:一人の少女が、君たちの目の前にいる。
井戸の底の少女:「な、なんでここが分かったの!?」
百地千寿:「調査の結果だ。外れていても別を探すつもりだった。」
百地千寿:「自分はUGN所属、点骨製金《アングリーフ》。──そちらの名前を聞いてもいいか?」
百地千寿:「敵対の意志がなければ、危害を加えるつもりはない」
“ウィドウ・ブレイカー”:「瑞谷涙。――“ウィドウ・ブレイカー”」
下村雛子:「……センパイ、あれは」
下村雛子:「FH」
下村雛子:「FHエージェントです……!」
萩野秋也:「みたいね」
萩野秋也:「それで、瑞谷ちゃんはここで何してるのかな?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「決まってるでしょ。もう知ってるでしょ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「私の、行動原理は、一つ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「――恋のため!」
百地千寿:「…………………………」
百地千寿:「恋。」
萩野秋也:「恋」
“ウィドウ・ブレイカー”:「恋?知らないの、恋」
設楽祐介:「恋……?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「いいものだよ」
百地千寿:「あー、好きな人が、いるのか?」
萩野秋也:「恋、だそうです、雛ちゃん」 
下村雛子:「何でヒナに言うんですか」
萩野秋也:「何でだろうね?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「私のじゃないよ。私はね。恋する人の味方をするの!」
春日魅乗:「……後ろに、何か……」
GM:少女の後ろに、うごめく獣のような影がある。それは。
“ウィドウ・ブレイカー”:「この子の力でね」
GM:狐だ。体からいくつも銅鏡を生やした、大きな狐。
百地千寿:「そうか。うん。他人の後押しをすること、それ自体は健全だと思われるが。」
百地千寿:「強力な縁結び。というのはそちらの影響と言うことだろうか」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュイッ キュイッ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ううん、違う。私は縁なんて結んでない」
“ウィドウ・ブレイカー”:「恋心を捻じ曲げたりなんてしない。この子がするのはね」
“ウィドウ・ブレイカー”:「恋に対する障害を、乗り越える意志を与えるの。それだけ」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュイッ」
GM:萩野秋也:「詳細は別に報告ファイルがあるからそれを読んでもらうとして。この神社の噂、知ってる?縁結びがやたら強力なんだって」
GM:萩野秋也:「そんな噂のある神社にさ。男女がプライベートで参拝に来るって、もうその時点で好感度カンスト思うんだけど」
GM:彼女がやっているのは、恋心そのものへの干渉ではない。
GM:それの成就を妨げる、理性の破壊だ。
設楽祐介:「……じゃあ、今までの件は全部……!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「うん。恋よりも大切なことって、無いでしょう」
“ウィドウ・ブレイカー”:「だったら、邪魔になるものは全部」
“ウィドウ・ブレイカー”:「どかしてあげる。頭の中から」
“ウィドウ・ブレイカー”:「この子なら、それが出来る」
下村雛子:「……そんな事ができるほどの出力、なら」
下村雛子:「その狐さんは、もしかして……」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュイッ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ああ、うん御名答」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ジャームだね。UGNが言うところの」
“ウィドウ・ブレイカー”:「でもそれが何?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「この子がジャームかそうじゃないかって」
“ウィドウ・ブレイカー”:「誰かの恋よりも大事なこと?」
百地千寿:「その通りだ。」
百地千寿:「大事だとも、ウィドウ・ブレイカー」
百地千寿:「君は他人を応援するだけだと言った。」「兄妹。既に相手のいる相手。そんな者たちが抑えている枷を外しただけだ、と。」
百地千寿:「理性が無くしただけだと。その後の行動は本人の望みのままだと。秘めたる願いを叶えてやったのだと」
“ウィドウ・ブレイカー”:「うん。うん。そうだよ。その通り」
“ウィドウ・ブレイカー”:「話がわかるね、キミ。協力してくれる?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ああ、それとも、先に手伝ったげようか」
“ウィドウ・ブレイカー”:「恋してる?」
百地千寿:「………どうだろうな。見ての通り頭が硬い。憧れる気持ちはあるがね。」
百地千寿:「───だがな、ウィドウ・ブレイカー。私は君には頼らないだろう。」
百地千寿:「乗り越えるべきではない、その先が破滅へとつながる。そんな障害を乗り越えないために理性はあるのだ。」
百地千寿:「あの人と一緒に居られれば。アイツさえ居なくなれば。そんな欲望を際限なく叶えては、人は生きていられない。」
百地千寿:「だからこそ理性が必要なのだよ、ウィドウ・ブレイカー。それを取り去ったというのなら。崖に向かう人の背中を押したのなら」
百地千寿:「教唆煽動。その罪を犯したものは、正犯と同じ罰を受ける。」
百地千寿:「君は………どうやら、私の敵のようだ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「アッタマカタいなあ!キミ、モテないでしょ!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「もういいよキミ!そっちのイケてるお兄さんは?」
萩野秋也:「え?俺?」
萩野秋也:「そうだなぁ。俺は、正直、悪くないと思うよ。君のやってることは、背中を押してあげてるだけだしね」
萩野秋也:「無理やりに人の思いを捻じ曲げてしまっているわけでもないし、さ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「でしょ?」
萩野秋也:「でも、さ。それじゃダメなんだ」
萩野秋也:「最後は、自分が決めて。自分の足で踏みだして」
萩野秋也:「そうじゃなきゃダメなんだよ」
萩野秋也:「そうじゃなきゃ。ヒーローになれないんだ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「みんながそうできるわけじゃないでしょ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「私は、そうできない人の、味方になる」
萩野秋也:「そうだね。そこは君の言う通り」
萩野秋也:「そこは否定しないよ。でも、俺は君の助けは受けない。……何でか分かる?」
“ウィドウ・ブレイカー”:「なんでよ?」
萩野秋也:「決まってる」
萩野秋也:「好きな子が見てるから。その子の前で、そんな姿は見せられないってだけ」
下村雛子:「……っ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ああ、な~んだそういうこと!早く言ってよ~!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「お幸せにねっ!邪魔するのだけはやめとこうね。お互いにね」
“ウィドウ・ブレイカー”:「キミはどうかなっ?」
“ウィドウ・ブレイカー”:設楽くんに向けて。
設楽祐介:「……恋よりも大切なことって、無いでしょう」彼女の台詞を繰り返す。
設楽祐介:「俺は、きっとそうじゃなくて」
設楽祐介:「恋と音楽とどっちか選べって言われたら、死ぬほど悩んで苦しむと、思う」
設楽祐介:「音楽だけじゃないよ。世界の全部。天秤にかけられるものじゃないよ」
設楽祐介:「全部引っくるめて、俺なんだから、勝手に他を消されるのは、困る」
設楽祐介:「他の人だってそうだよ」
設楽祐介:「それぞれ、ちゃんと大事にしてる日常があるんだ。全部引っくるめて、その人なんだと、そう思う」
設楽祐介:「壊さないでほしい」
設楽祐介:(例えば、彼女が宇宙人の話をしなくなって、俺だけを見ていても)
設楽祐介:(それはきっと、彼女じゃないんだ)
“ウィドウ・ブレイカー”:「そうやって、立てる人はいいんだ。立ち上がればいいよ」
“ウィドウ・ブレイカー”:「だけど、私は、“後家殺し(ウィドゥ・ブレイカー)”!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「恋に苦しむ人を、作らせないために」
“ウィドウ・ブレイカー”:「そこをどいてもらう!」
GM:彼女が叫ぶと同時。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュイキュイキュイキュイキュイ……!」甲高い鳴き声。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:同時に、あなた達のレネゲイドが大きく揺り動かされる。
GM:衝動判定です。難易度9。
百地千寿:思い出の一品と一体化して判定。
萩野秋也:3dx+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 5[1,4,5]+1 → 6 → 失敗

設楽祐介:4dx+2=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 7[2,6,7,7]+2 → 9 → 成功

百地千寿:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 10[1,1,8,8,9,10]+10[10]+4[4]+2 → 26 → 成功

萩野秋也:失敗!
設楽祐介:あぶな
百地千寿:超成功。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+4(2d10->1,3)した(侵蝕率:71->75)
百地千寿:ここでお前出目。
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+15(2d10->6,9)した(侵蝕率:53->68)
萩野秋也:2d10+60
DoubleCross : (2D10+60) → 9[2,7]+60 → 69

――――後退不可――――
設楽[9] 百地[3] 萩野[12]

     5m

  殺生高田石片銅鏡[8]
 ウィドウ・ブレイカー[7]
GM:MAPはこうです
GM:この場所は狭いので
GM:後ろには下がれません
GM:また、左右方向にも進出不可。
GM:前にしか道はない!
百地千寿:距離を縮めていこう!

■NPCカード:春日魅乗
『テキサスの射撃兵』
シナリオ1回使用可能。
・判定直後に使用、対象の達成値に+16する。対象は5点のHPを失う。

■NPCカード:下村雛子
以下の2つをシーン1回づつ使用可能。
◇1ラウンド目のみ使用可能
『$t4ks』:シーン間の全員のメジャー判定ダイスを+6個する。
◇2ラウンド目使用可能
『Wee0x』:ダメージダイス算出時に使用。攻撃力を+25。
GM:以下のNPCカードも残っています 好きに使ってね
GM:ではセットアップから。
萩野秋也:なしです!
設楽祐介:なし!
百地千寿:なし!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:《小さき魔眼》。攻撃力を上昇。
“ウィドウ・ブレイカー”:《空中庭園》。殺生石をPCのエンゲージに突っ込ませる。
萩野秋也:ゲェ!
――――後退不可――――
設楽[9] 百地[3] 萩野[12]
  殺生高田石片銅鏡[8]

     5m

 ウィドウ・ブレイカー[7]
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:イニシアチブ。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:《時間凍結》。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:マイナー《完全獣化》《究極獣化》《巨神獣化》。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:肉体ダイス増強、攻撃ダメージ増加、HP増加、ドッジ不可へ。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:メジャー《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《漆黒の波濤》《銘無き刃》。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:エンゲージに範囲攻撃。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:23dx7+3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,5,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,3,3,3,4,5,6,6,9,10]+5[3,5]+3 → 28

GM:あんま回ってないな リアクションどうぞ!
萩野秋也:暴走リア不!
設楽祐介:ドッジ!
百地千寿:ガード!
設楽祐介:3dx+1=>28
DoubleCross : (3R10+1[10]>=28) → 7[5,7,7]+1 → 8 → 失敗

設楽祐介:だめ!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ダメージ!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:3D10+40+2d10
DoubleCross : (3D10+40+2D10) → 23[7,8,8]+40+6[4,2] → 69

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュイッキュイッ」
萩野秋也:バ、バカ! 死ぬよ!
設楽祐介:うわあ、装甲8ですが全然死にます。リザレクト!
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:68->75)
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「キュキュキュキュッ……」
萩野秋也:リザレクト
設楽祐介:HP7で復活
萩野秋也:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 4[4]+69 → 73

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「グルルルッ」
百地千寿:装甲で19減らしても駄目!リザレクト!
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:75->82)
百地千寿:百地千寿に-19のダメージ!(HP:26->7)
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「グラァッ!」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GRRAAAAAッ!」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:全身の銅鏡から、牙が発生。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:周囲を喰らい尽くすように転げ回り、破壊の限りを尽くす。
下村雛子:「センパイッ……!」
萩野秋也:「……ペッ」 吹き飛ばされるも立ち上がり、口から血を吐く
設楽祐介:「ぐあっ……!」ヴァイオリンだけは守るように抱え込む。
百地千寿:「ッ!」生成した白色の盾を地面に突き立て、暴威への壁とする
百地千寿:「ガッ……!」転げ回りがむしゃらな牙にえぐられ血をこぼす。
“ウィドウ・ブレイカー”:「うわっエグッ……そんなことになるのこの子……!?」
百地千寿:「……自分の振るう力ぐらい把握したまえ」
萩野秋也:「狐様……神様みたいなもんかな」
設楽祐介:「いたた……これは余計にほっておけないや……」
“ウィドウ・ブレイカー”:「今把握したからいいでしょ!どうだっ!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「降伏するなら今のうちっ!」
GM:では萩野くんの手番へ!
萩野秋也:はい!
萩野秋也:マイナーでストライクチップ起動!
萩野秋也:メジャー
萩野秋也:《コンセントレイト(エンジェルハィロウ)》+《小さな塵》
萩野秋也:狙いはキツネ様!
萩野秋也:8dx8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[1,2,2,4,4,5,8,8]+5[5,5]+4 → 19

GM:こりゃ避けちまうなあ~!って言いたいんですが
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ドッジ不可なんですよね
萩野秋也:やったぜ!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:なのでガードします。
GM:ダメージをどうぞ。
萩野秋也:6dx8+4
DoubleCross : (6R10+4[8]) → 10[7,7,9,9,9,9]+6[2,4,5,6]+4 → 20

萩野秋也:あがった!
GM:桁上がった!
GM:では改めて、ダメージを!
萩野秋也:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 25[10,10,5]+13 → 38

萩野秋也:これが恋の力だ!
GM:高いなあ
GM:装甲ガードで12点弾きます!26点食らった!
GM:まだ生存!
萩野秋也:オノレ!
下村雛子:「――センパイ!ヒナの手を!」手を差し伸ばす。
萩野秋也:「――ヒナちゃん!」 その手を掴む
下村雛子:彼女の能力は、接触発動の化学投薬と神経電導強化。
下村雛子:自他の身体能力を、極限まで増強する作用を持つ。
下村雛子:「必ず勝ってくださいね。負けてはヒナは承知いたしません」
萩野秋也:「ははっ。おっかないなあ。……大丈夫」
萩野秋也:「ちゃんと、見ててよ」
萩野秋也:コインを弾き、空中で掴む。
萩野秋也:その視線は狐!
萩野秋也:「やっぱり俺、神様とか信じらんないわ」
萩野秋也:「俺が信じてるのは、女神だから」 コインを投擲!
萩野秋也:回転力を増したコインが、狐の肉体を貫く!
萩野秋也:73→77
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GYAAAA!」
GM:次!設楽くん!
設楽祐介:はい!
設楽祐介:マイナーはなし。
萩野秋也:あ!
萩野秋也:《リバーサルショット》 達成値+10!
萩野秋也:77→83
設楽祐介:いただきます!
設楽祐介:メジャー、コンボ『    』。《サイレンの魔女》《確定予測》《スキルフォーカス》《Rエンハンサー》。
GM:コンボ名カッコいいよなあ
設楽祐介:対象はエネミー二体。侵蝕12増加。萩野くんと雛子さんの支援乗せ。
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+12した(侵蝕率:75->87)
設楽祐介:判定いきます。
GM:判定は
GM:DB+1の状態なので注意してね!
設楽祐介:あ、そうだ。リアクションのC値+2になります!
GM:出来ないのに……
設楽祐介:DBも了解!
GM:来いっ
設楽祐介:10dx10+10+10
DoubleCross : (10R10+10+10[10]) → 9[1,1,2,3,5,5,7,8,9,9]+20 → 29

設楽祐介:いちたりない
GM:宵闇する?
設楽祐介:魅乗さんにお願いします!
GM:OK!
GM:では達成値を+16して、45に。
設楽祐介:やったー
GM:HPを5点失わせます。
設楽祐介:HP2になります。
設楽祐介:ダメージ出す前に《フォールンサラマンダー》使用。ダイス2個増加で残り2回。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ガード
“ウィドウ・ブレイカー”:5dx12+1 ドッジ
DoubleCross : (5R10+1[12]) → 9[2,3,5,6,9]+1 → 10

GM:ダメージを!
設楽祐介:5d10+1d10+2d10+15 装甲値無視
DoubleCross : (5D10+1D10+2D10+15) → 26[1,8,1,7,9]+6[6]+8[4,4]+15 → 55

設楽祐介:うむ
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:装甲無視がつらい……ガードで2点軽減。53点貰う。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:結構きつい!
設楽祐介:うおー
設楽祐介:演出いきます。
“ウィドウ・ブレイカー”:で、こっちは
“ウィドウ・ブレイカー”:倒れます。HP全然ない。
“ウィドウ・ブレイカー”:《アクアウィターエ》で復活。
GM:演出どうぞ!
設楽祐介:はい!
設楽祐介:ヴァイオリンを構え、すぐさま弓を走らせる。
設楽祐介:どこか和風の旋律が流れ出す。彼に味方をする人間にとっては、ただそれだけの音楽だ。
設楽祐介:だが。
設楽祐介:ぎい。
設楽祐介: 軋む 音と共に、徐々に音色が増 えていく。
設楽祐介:  鈴の 音、囃子の響き、人々のざ わめき。
設楽祐介:   その 音は、しかし、どこかおか しい。
設楽祐介:    ずれ ている。少しずつ不快な、 音。
設楽祐介:     まる で飛び回る蟲の羽音のよう 。
設楽祐介: 
設楽祐介:雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑雑
設楽祐介:音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音音
設楽祐介:のののののののののののののののののののののの
設楽祐介:濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁濁
設楽祐介:流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流流
設楽祐介: 
設楽祐介:その音楽は、彼に仇なす相手にとっては、耐えがたい音の飽和攻撃と化す!
“ウィドウ・ブレイカー”:「あぐっ……うぐぶっ……!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「何……!何、これ……!?」
設楽祐介:(……俺は、ヒーローなんていう柄じゃないけど、でも)
設楽祐介:(この力で守れるものが、あるなら)
設楽祐介:「『即興曲第57番』」
設楽祐介:「『鏡割りの囃子(ミラー・ブレイカー)
設楽祐介:ぎん、と弓は弦の上で踊った。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GRRRRRR……!」
GM:殺生石の通常手番。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:メジャー《コンセントレイト:バロール》《インビジブルハンド》《魔獣の衝撃》《魔獣の本能》
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:今度はRCで範囲攻撃。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,4,5,6,6,7,8,8,10,10]+10[3,6,8,9,10]+10[3,3,8]+6[6] → 46

百地千寿:ガードで。
設楽祐介:ドッジします。
萩野秋也:暴走リア不
設楽祐介:4dx+1=>46
DoubleCross : (4R10+1[10]>=46) → 7[1,2,4,7]+1 → 8 → 失敗

設楽祐介:だめ!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:5d10+25+2d10 諸々有効
DoubleCross : (5D10+25+2D10) → 23[6,10,2,3,2]+25+7[6,1] → 55

萩野秋也:倒れます!リザレクト!
萩野秋也:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 6[6]+83 → 89

設楽祐介:倒れてリザレクト!
百地千寿:倒れてリザレクト!
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:87->93)
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:82->85)
百地千寿:百地千寿に-4のダメージ!(HP:7->3)
設楽祐介:HP6で復活。
百地千寿:HP3復活。
萩野秋也:HP6ukkatu
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GRRRRRR!」次に生み出されるのは牙ではない。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:毒ガス。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:正確には、超極小の魔眼による体内からの組織破壊だが、
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:それを知る術はない。
“ウィドウ・ブレイカー”:「ちょっと……!それこっち来ないでしょうね!?」
“ウィドウ・ブレイカー”:領域を捻じ曲げて、自分への流入を防いでいる。
百地千寿:「!」「グ、がぁっ……!」
百地千寿:べしゃりと血の固まりを吐き出す。破壊された体内周りを作り直し、廃棄する必要のある組織を吐き出して。
萩野秋也:(……マズイ、これは!)
春日魅乗:「んっ……!」外へと領域をつなぎ、換気の窓を。それでも対症療法と言ったところだ。
設楽祐介:「が……はっ」
設楽祐介:演奏をする手が緩む。混沌の音が、ごく当たり前の音楽に変わっていく。
萩野秋也:「……っ!」 仲間に注意を促そうとするも。喉が爛れ声が出せない。
下村雛子:「はあっ、はあっ、はあっ……!」自らの体内で分解物質を異常生成し、その影響を弱める。
“ウィドウ・ブレイカー”:「危ないからそれ禁止で!牙使ってよ、牙」
“ウィドウ・ブレイカー”:「お願い。頑張って?」
GM:“ウィドウ・ブレイカー”の手番。
“ウィドウ・ブレイカー”:《コンセントレイト:ソラリス》《タブレット》《さらなる力》《ナーヴジャック》。
“ウィドウ・ブレイカー”:殺生石の再行動を狙います。
“ウィドウ・ブレイカー”:11dx7+8>=20
DoubleCross : (11R10+8[7]>=20) → 10[2,2,3,4,5,7,9,9,9,10,10]+10[3,4,4,5,6,8]+5[5]+8 → 33 → 成功

GM:成功。未行動になり、即時にメジャーアクション。
“ウィドウ・ブレイカー”:さらに《覚醒の秘薬》。
GM:正味3回のメジャー行動を発生させます。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:とは言え範囲攻撃は2枚ともラウンド1回なので単体攻撃。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《銘無き刃》。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:PC3人に一回づつ。PC番号順。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:23dx7+3 #1
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,5,6,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[2,3,5,5,8,9,10,10]+6[3,4,5,6]+3 → 29

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:23dx7+3 #2
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9]+10[1,4,5,6,7,9,9,9,10]+10[3,6,8,9,10]+10[1,4,7]+3[3]+3 → 46

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:23dx7+3 #3
DoubleCross : (23R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[3,4,5,5,6,7,8,8,10]+10[1,7,9,10]+10[2,4,7]+10[9]+4[4]+3 → 57

萩野秋也:暴走リア不です
百地千寿:ガード。
設楽祐介:ドッジします。
設楽祐介:4dx+1=>29
DoubleCross : (4R10+1[10]>=29) → 10[5,7,7,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

設楽祐介:まわったー
百地千寿:頑張った
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:3D10+40+2d10 設楽
DoubleCross : (3D10+40+2D10) → 17[6,6,5]+40+12[7,5] → 69

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:5D10+40+2d10 百地
DoubleCross : (5D10+40+2D10) → 21[7,2,2,9,1]+40+10[1,9] → 71

殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:6D10+40+2d10 萩野
DoubleCross : (6D10+40+2D10) → 35[4,8,8,2,8,5]+40+18[10,8] → 93

設楽祐介:当然倒れてリザレクト。
萩野秋也:さては私の事を嫌ってるな?
百地千寿:コイツ~
百地千寿:倒れてリザレクト。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:85->94)
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:93->95)
萩野秋也:リザレクト!
萩野秋也:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 4[4]+89 → 93

百地千寿:百地千寿のHPを6回復(HP:3->9)
百地千寿:HP9で蘇生。
萩野秋也:HP4で蘇生!
“ウィドウ・ブレイカー”:「頑張って、狐さん!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「キミならきっと出来るから!私、応援する!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「邪魔するやつをみんな、やっつけちゃって!」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GRRRRRッ!」その言葉に呼応するかのように、全身に牙持つ怪物が暴れまわる。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:周囲を引き裂き、傷つける。
萩野秋也:暴走する怪物に跳ね飛ばされるぞ!
春日魅乗:「このままでは……!」
GM:次!百地くん!
萩野秋也:《支援射撃》 ダイス+4してください
萩野秋也:93→95
百地千寿:どうも!
百地千寿:マイナーなし、メジャーで《C:オルクス》《ダンシングシミター》。対象は狐。
百地千寿:20dx8+1
DoubleCross : (20R10+1[8]) → 10[1,1,1,2,3,3,3,5,6,6,6,6,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,3,4,6,6,8,9]+10[1,8]+2[2]+1 → 33

百地千寿:リアクションどうぞ
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ガード!
百地千寿:4d10+12
DoubleCross : (4D10+12) → 29[8,5,8,8]+12 → 41

百地千寿:装甲有効。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+6した(侵蝕率:94->100)
萩野秋也:ピンッ! コインを上空に跳ね上げ、落ちてきたところをキャッチ。俗にいうコイントス。出た目は表
萩野秋也:「……百地クンの勝ちだ」
GM:なんとか生存!
百地千寿:では演出!
百地千寿:暴れまわる牙の獣を受け止めた盾が割れる。その衝撃で弾かれるように距離を取り。
百地千寿:「制式格闘術・幻身」
百地千寿:袖口から、銃のグリップに4つの鉄輪をつけたような独特なナックルダスターを装着する
百地千寿:「───攻勢開始《アングリーフ》」
百地千寿:一歩。踏み出す目に拳が地面を殴る。
百地千寿:そのまま獣へと駆け出し
百地千寿:「23式。百舌鳥乱杭」
百地千寿:地面から継ぎ目のない白色の杭が飛び出でる
百地千寿:それは動きを阻害し、貫くように獣の動きを止める
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GRッ!」
百地千寿:地面から立体的に坂のように飛び出すその杭を足蹴に、ジグザグの軌道で接近。
百地千寿:「2式」
百地千寿:一瞬後、鉈の刃を連結させたような特徴的な大剣が握られる。
百地千寿:身長を超えるほどのそれを振りかぶって
百地千寿:「蛇骨骨喰!」
百地千寿:のこぎりが切り破るように、獣の胴体へ真っ直ぐに振り下ろす!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「GYAA!」
百地千寿:千切り割く様に無骨な刃が肉と骨を断ち切り、地面まで割り砕いた。
“ウィドウ・ブレイカー”:「げっやられた……!?」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:「フシュウウ……」だが、それでも動く。胴が避けてもなおだ。
百地千寿:「浅いか」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:無尽蔵にも思える、ジャームの耐久力。
春日魅乗:「いえ。お見事でしたよ」
春日魅乗:「確実に、手傷は負わせられています。このまま、継続を」
百地千寿:「ん……」独り言のつもりの言葉に返ってきた返答をむず痒く受け止め。
百地千寿:「あぁ」
百地千寿:「もう一度、だ」
百地千寿:ダスターを嵌めた手を油断なく構える。
GM:1ラウンド目終了。2ラウンド目。
GM:セットアップ。
萩野秋也:なし!
百地千寿:なし!
設楽祐介:なし!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:《小さき魔眼》。
“ウィドウ・ブレイカー”:なし
GM:萩野くんの手番へ。
萩野秋也:はーい!
萩野秋也:マイナーでストライクチップ軌道!
萩野秋也:《コンセントレイト(エンジェルハィロウ)》+《小さな塵》
萩野秋也:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 6[1,1,2,3,4,5,6,6,6]+4 → 10

GM:ヒエ……
萩野秋也:バカ!
百地千寿:《妖精の手》判定を10に。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+4した(侵蝕率:100->104)
GM:というかセンパイ
萩野秋也:ありがとうございます、、、
GM:ヒナのこと忘れてません……?
百地千寿:+6D…
萩野秋也:忘れてない!忘れてないよヒナちゃん!
萩野秋也:と、とりあえず、まずはヒナちゃん分を振り足します!
百地千寿:ヒナちゃんのおかげでここまで回ったんだってやるためのデモンストレーションだよ!
萩野秋也:6dx8+4
DoubleCross : (6R10+4[8]) → 10[1,2,5,5,7,8]+5[5]+4 → 19

萩野秋也:優秀~!
百地千寿:妖精の分も振りな!
萩野秋也:ありがと!
萩野秋也:1dx8+24
DoubleCross : (1R10+24[8]) → 5[5]+24 → 29

萩野秋也:ギャー!
百地千寿:ドンマイドンマイ!
萩野秋也:狙いはキツネ!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ガード!
萩野秋也:リアクションは、ガードで大丈夫かな?
萩野秋也:ではダメージ!
萩野秋也:3d10+13
DoubleCross : (3D10+13) → 20[8,7,5]+13 → 33

GM:ヒナは?
萩野秋也:からの
萩野秋也:ヒナちゃんの効果を起動! ダメージ+25します!
萩野秋也:計58ダメージ!
GM:OK!では58点に!
GM:残りHP22,装甲10,ガード2なので
GM:倒れます!ダメージ増加がなければ1残ったのに!
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:《蘇生復活》!
百地千寿:グリップを握る左腕の手の甲から、白く硬質な物質が形を成す
百地千寿:「制式格闘術11式:竜鳴弓」
百地千寿:左手を中心に上下に顎を開いた獣を象形する白弓。それに同じく先端に螺旋を兼ねる白い矢を番え、放つ
百地千寿:空気を切り裂く独特の音を立てながら、えぐりこむように白色の矢が身体を穿つ
百地千寿:「────萩野!やれ!」
萩野秋也:「百地クン……!!」
萩野秋也:上空に跳ね上げたコインを掴み、攻撃の体勢に入ります
萩野秋也:「——ヒナちゃん!合わせて!」 守るべき者ではない。共に戦うべき少女に声をかける
下村雛子:「はいっ!」
下村雛子:ウェポンケースを叩き割る。巨大な斬斧が飛び出す。
萩野秋也:百地の射撃で露になった装甲の解れ。そこに的確にコインの雨を降らせる点の射撃
下村雛子:「お逝きなさいっ!」理外の反応速度で懐に滑り込み、その刃を叩き付ける。
下村雛子:下から振り上げるように振り抜いたそれが、獣の身体を両断した。
下村雛子:「やりましたっ!」
萩野秋也:「ナイス!ヒナちゃん!」
萩野秋也:「やっぱり俺たちって相性良いね」
“ウィドウ・ブレイカー”:「嘘お!?」
下村雛子:「センパイが合わせてくれたからですよっ」
春日魅乗:「――いえ、まだ……!」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ズルッ ズルッ
百地千寿:「あぁ、油断するな!」
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:両断されたはずの獣が蠢き、再び一つに戻ろうとしている。
萩野秋也:ステップバックして距離を取る。そして
“ウィドウ・ブレイカー”:「そ、そうよ!負けないでっ!」
萩野秋也:未練がましく立ち上がろうとする影に向けて一言。
“ウィドウ・ブレイカー”:「頑張って!たしかにラブラブコンビネーションは強敵だけど、こんなところで負けちゃダメ!」
萩野秋也:「恋に苦しむ人を作らせないために。理性の枷を外してあげてるんだよなぁ、お前」
萩野秋也:「誰もが素直な気持ちを出せるようになる?」
萩野秋也:「そんな恋。 辛すぎるよ」
萩野秋也:95→99
“ウィドウ・ブレイカー”:「は……?何を……!」
GM:次!設楽くんの手番。
設楽祐介:はい! マイナーはなし。
設楽祐介:メジャー、コンボ『    』。《サイレンの魔女》《確定予測》《スキルフォーカス》《Rエンハンサー》。
萩野秋也:《支援射撃》
萩野秋也:ダイス+4してください
設楽祐介:いただきます!
萩野秋也:99→101
設楽祐介:対象はエネミー二体。侵蝕12増加。リアクションのC値+2。萩野くん雛子さんの支援乗せ。
設楽祐介:判定!
設楽祐介:14dx10+10
DoubleCross : (14R10+10[10]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,4,5,5,5,6,8,10]+5[5]+10 → 25

設楽祐介:まわった
萩野秋也:《リバーサルショット》
萩野秋也:達成値を後乗せ+10です
設楽祐介:ありがたいー!
設楽祐介:達成値35!
萩野秋也:101→107
百地千寿:《妖精の手》判定を10に。
百地千寿:百地千寿の侵蝕率を+4した(侵蝕率:104->108)
設楽祐介:わお! ありがとうございます!
百地千寿:やれー!
萩野秋也:いけー!
設楽祐介:1dx+40
DoubleCross : (1R10+40[10]) → 2[2]+40 → 42

設楽祐介:ちまっ
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:ガード
“ウィドウ・ブレイカー”:5dx12+1 ドッジ
DoubleCross : (5R10+1[12]) → 9[1,6,7,7,9]+1 → 10

GM:ダメージを!
設楽祐介:当ててしまえばこちらのものよ!
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+12した(侵蝕率:95->107)
設楽祐介:《フォールンサラマンダー》使用。ダイス2個増加で残り1回。
設楽祐介:オート《フェイタルヒット》。ダイス数4個増加。侵蝕4上昇。
設楽祐介:設楽祐介の侵蝕率を+4した(侵蝕率:107->111)
設楽祐介:5d10+1d10+2d10+4d10+18 装甲値無視
DoubleCross : (5D10+1D10+2D10+4D10+18) → 24[7,3,9,1,4]+1[1]+11[1,10]+17[5,5,6,1]+18 → 71

GM:オゴーッ
GM:どちらも全然耐えられない!
GM:復活ももう無い!戦闘終了です!
設楽祐介:やったね!
百地千寿:やったぁ!
萩野秋也:ヤッター!
設楽祐介:演出いきます。
設楽祐介:演奏は続く。
設楽祐介:和風の旋律は、跳ねるように流れていく。
設楽祐介:その音色は、敵意の下では徐々に悪夢の色彩を帯び始める。
設楽祐介:同じ不協和音が、少しずつ、とろけるように蠱惑的に響くはずだ。
設楽祐介:そして、聴く者の脳髄に忍び込んで、甘やかに運ぶだろう。
設楽祐介: 
設楽祐介: 
設楽祐介: 
設楽祐介:          死を。
設楽祐介: 
設楽祐介: 
設楽祐介: 
設楽祐介:(さあ)
設楽祐介:(心が砕ければ、もうおしまいのはずだ)
設楽祐介:(命も……恋も)
設楽祐介:「『即興曲第59番』」
設楽祐介:「『祭りの後(トゥー・レイト・トゥ・リグレット)』」
設楽祐介:その瞬間、音楽は止まった。
殺生高田石片銅鏡・化生ノ姿:化生の姿は、もう無い。それは破壊しつくされ、消え去った。
GM:そして。
“ウィドウ・ブレイカー”:「ああ、ああ、あああっ……!ぐぶっ、うっ、ふっ……!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「ふーっ……、ふーっ……!」
設楽祐介:「ありがとう、聴いてくれて」一礼。
“ウィドウ・ブレイカー”:「わ 私……私」
設楽祐介:「だから、もうやめな」
“ウィドウ・ブレイカー”:「諦めない、からっ……!」
設楽祐介:「!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「覚えてなさい……!」《猫の道》。「絶対っ!」
“ウィドウ・ブレイカー”:「諦めないんだから~っ!」領域が収束し、彼女の姿が消える。
設楽祐介:「……っ!」周囲に気配はない。
設楽祐介:「逃げちゃった、か……」他の面々を見る。
下村雛子:「……でも」
下村雛子:「事件は解決、ですっ」ぐっとガッツポーズする。
百地千寿:「あぁ。異常は収まり。こうして全員が無事帰ってきた」
百地千寿:「めでたしめでたし、だよ」
萩野秋也:「そうそう。ヒナちゃんの言う通り。これで事件解決ってね」 ヒナちゃんの頭を軽くぽんぽんって。
下村雛子:「きゃっ」
下村雛子:「センパイ……やめてください!」
下村雛子:「その、髪が……」
下村雛子:「崩れちゃうから……」
萩野秋也:「ごめんごめん。せっかく可愛くしてくれたんだもんね」
萩野秋也:「続きはまた別の日に、だね」
春日魅乗:「……あの、」
春日魅乗:「奪還……」
百地千寿:「…………………………」
百地千寿:その声にビクリ、と肩を震わせ。
百地千寿:先程まで戦っていた残骸を見る。
GM:もはや粉々だ。原型をとどめていない。
百地千寿:この神社の御神体であり、理性なきジャームと化し、既に塵芥に等しく、
百地千寿:───自らが保護と奪還を約束した、それ。
百地千寿:「…………春日魅乗さん」
百地千寿:真正面から顔を見る。
春日魅乗:「はい」ツンと横を向く。
百地千寿:「………」その態度に、崩れそうな表情をなんとか保って。
百地千寿:「この件について、諸々事情はあれど、依頼の未遂に終わり、大変申し訳ない。」
百地千寿:「後日正式な謝罪を行うとともに……その……この場では……」
百地千寿:「…………」
百地千寿:頭を下げる。
百地千寿:「約束を破ってすみません」
春日魅乗:「……」
百地千寿:「そのかわり、俺に出来ることなら何でもするので、許してください」
春日魅乗:「……別に、頭を下げてほしいわけじゃありませんから」
春日魅乗:「まあ。その言葉。本気にしちゃいますよ?」
百地千寿:「………ぐ」(それもそうだよな…)
百地千寿:「……ん。本気、とは。」
春日魅乗:「出来ることは、何でもすると」
百地千寿:「あぁ。」
百地千寿:「大丈夫だ。言葉を違えるつもりはない。」
春日魅乗:「私の前で、そう誓願なさいましたよね」
春日魅乗:「では、それを楽しみにしますから」
春日魅乗:「今回のところは、それで」
百地千寿:「ん。」
百地千寿:手のひらにかいた汗を感じながら(許してもらえた…のか?)
百地千寿:「あぁ、なんでも言ってくれ。……流石に犯罪は、『出来ること』には含めないが。」
百地千寿:「それ以外なら、喜んで。」
春日魅乗:「はい。そういう、契約で」
春日魅乗:「よろしくお願いしますね、これから?」
百地千寿:「あぁ。」
百地千寿:「良い関係を築けていけたらと思うよ、春日さん」
百地千寿:「……こういう時、握手をしたほうが良いのかな?」
春日魅乗:「いえ。殿方と触れ合うのは、親しき妹背のみと決めておりますから」
春日魅乗:「言の葉のみですとも。よろしくお願いしますね、渋面の君よ」
百地千寿:「あぁ、なるほど。それは申し訳ない。」
百地千寿:「眉間のシワは取れなくてね。他の呼び方をされるように頑張るよ」
百地千寿:ひょっとこのお面を取り出して、ひょうきんな顔を見ながら。
百地千寿:「ちょうど、お手本も貰ったことだしね。」
設楽祐介:ロイスを最後に取得。ウィドウ・ブレイカーに親近感/○脅威で取得します。


GM:バックトラック。
GM:Eロイスはないよ!
GM:自力で帰ってきて!
萩野秋也:はーい!
百地千寿:オラシャイ!素振り!
百地千寿:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-39[9,8,4,8,10] → 69

設楽祐介:ロイス6個。一倍で。
萩野秋也:素振り!
設楽祐介:111-6d10
DoubleCross : (111-6D10) → 111-20[1,3,7,4,1,4] → 91

萩野秋也:107-4d10
DoubleCross : (107-4D10) → 107-27[8,9,6,4] → 80

設楽祐介:結構あぶねえ!
百地千寿:4点!
萩野秋也:5点!
設楽祐介:5点で帰還しました。
GM:じゃあささささん15点缶詰さん14点立川さん15点!
GM:GM15点!
GM:もってけ!
萩野秋也:いただきます!
百地千寿:いただきます!
設楽祐介:いただきます!
設楽祐介:GMにもどうぞ!
GM:ムシャア


【エンディング:百地千寿と、春日魅乗】

GM:事件が終わり。
GM:君は結局、任務不履行――の扱いとなっていた。
GM:さして問題ではない、というのが、UGN側の見解でもあるようだし、
GM:春日魅乗本人自体も、失敗をなじるようなことは別段無いものの。
GM:少しばかり、居心地の悪さというか。落ち着かなさを感じるかも知れない。
GM:君の目の前にいる人物と、相対しては、だ。
GM:【春日神社 縁日】
春日魅乗:「……さて。ということで」
春日魅乗:「まずは、簡単なものからです」
春日魅乗:浴衣姿の少女が、君の目の前にいる。

百地千寿:「………………あぁ、うん。」少し、気もそぞろに。
春日魅乗:「一人で回るというのも、存外寂しいものなんですから」
春日魅乗:「御付き合い頂けますよね」
百地千寿:少女の浴衣姿をジロジロと見ていたことに気付き、視線を顔に移して。
百地千寿:「あ、あぁ。もちろんです。」
春日魅乗:「……まあ」
春日魅乗:「どこを見ていたんですか?」
百地千寿:「………」ぐ、と息を漏らす。
百地千寿:「いや、その」
百地千寿:「浴衣姿が、お綺麗だなと」
百地千寿:「……すみません、不躾な。」少し目をそらす。
春日魅乗:「そうでしょう」くるりと回る。
春日魅乗:「構いませんよ、別に」
春日魅乗:「見目を称賛されるというものは、悪い気にはなりませんから」
百地千寿:「そうでしたか。言われ慣れてるとの事だったので、つまらない語彙でしたら申し訳ない」
春日魅乗:「言の葉はあくまで修辞です」
春日魅乗:「その当人が、どういう意図で発するか。それが全てだと思いませんか?」
百地千寿:「………まぁ、そうかもしれない。」
百地千寿:「異国の言葉でも、褒め言葉と伝われば嬉しいからな」
春日魅乗:「それとも……ご機嫌伺いのために発したのですか?」
百地千寿:「……私が、特別機嫌を伺う理由はないだろう?」
百地千寿:「そうだとしても、行動で示すつもりだ。……なんというか、口下手なもので。」
春日魅乗:「そうですか、では、その行動を」
春日魅乗:「何方に連れて行って頂けますか?」
春日魅乗:「何を見せて頂けますか」
春日魅乗:「それを、他ならぬ御身の行動で、示してください」
百地千寿:「そうさせてもらう。………と言っても。」
百地千寿:「この縁日は貴方のホームグラウンドだろうし。新鮮味もないかも知れないが。」
春日魅乗:「それでも、です」
百地千寿:「それなら」頷いて「端から回ってみるとしよう。」
百地千寿:「先程も歩いたが、せっかくだ。取りこぼしが有ってはもったいない。気になる店もいくつかあった。」
百地千寿:「……お付き合い頂けるかな?」
春日魅乗:「まあ。全部お回りになるつもりで?」
春日魅乗:「業突く張りな人だこと」
春日魅乗:「……ええ、心得ました」
春日魅乗:「楽しませてくださいね、私のことを」
春日魅乗:「そういう契約ですから」
百地千寿:「よく言われます。どうにも諦めが悪いもので。」
百地千寿:エスコートするように歩き出し。
百地千寿:「そして、そういう契約なら喜んで。春日魅乗さん。」
百地千寿:「貴方の浴衣姿はとてもお似合いだと思います。そして、それ以上に。」
百地千寿:最初の邂逅。喫茶店でパフェに舌鼓を打つ姿を思い出し。
百地千寿:「何かを楽しむ笑顔を浮かべているときが、とても素敵だと思います」
百地千寿:「ですので、そのお役に立てるのならば、お任せください。」
春日魅乗:「……」驚くような顔を、一瞬浮かべて。
春日魅乗:「ええ。お役に立って頂きますとも」微笑んで。
春日魅乗:「私、何かを役立てるの」
春日魅乗:「とても、得意なんですから」
百地千寿: 
百地千寿:玉砂利の道を歩く。
百地千寿:暗い夜を屋台の証明で照らしながら、一つ一つの店に顔を出して。
百地千寿:手は触れない。拳一つを挟むような距離で、はぐれないように。
百地千寿:しとやかに、しかし一つずつに反応し、目を輝かせる隣の女性から、護衛のように目を離さず。
百地千寿:「(─────いや、参ったな)」
百地千寿:UGNへの報告。任務の不履行を、あの地下ではそれはもう絶望とともに感じたものだけど。
百地千寿:その時の軽率な謝罪で、言質を取られ、この状況で。
百地千寿:「(──────あれがなければ、今こうやって歩くこともなかったのか、と)」
百地千寿:まるで、約束を破ってしまったのを、前向きに考えてしまうとは。
百地千寿:そんな気分にされるとは。
百地千寿:「(まったく、)」
百地千寿:女性を裏切ると、後が怖い。


【エンディング:萩野秋也と、下村雛子】

GM:事件は解決した。
GM:幸いにというべきか、神社で発生した被害は
GM:春日魅乗自身の手で復元にむけた手はずが整うだろうという。
GM:つまりは、だ。
GM:君たちのような戦闘エージェントの仕事は終わって、
GM:手すきの状態だ。屋台を回っても咎められないだろう。
萩野秋也:「っし。任務完了~っと」ぐい~っと伸び
下村雛子:「お疲れ様です」ペコリと頭を下げる。
萩野秋也:「ヒナちゃんもお疲れ様。さっすが、頼れるパートナー、かわいい後輩」
下村雛子:「ありがとうございます。お役に立てたなら何よりです」
萩野秋也:「どうしよっか?縁日で何か食べてく?俺のコイン、UGNの経費だから何でも奢っちゃうよ?それとも」
萩野秋也:「どこか、2人で落ち着ける場所行く?」
下村雛子:「またそうやって……」
萩野秋也:はは、と笑って、そのままお姫様抱っこしたいですが良いですか?
下村雛子:「ひゃっ!」
下村雛子:「な……何を!センパイ!?」
萩野秋也:「……やっぱり」ヒナちゃんの足を見る
萩野秋也:「慣れないモノ履いちゃってたもんね?」
下村雛子:「……っ」
下村雛子:「す、すみません……」
下村雛子:「それまでに決着がついたから良かったものの。エージェント失格ですよね」
萩野秋也:「謝ることじゃないよ~。ヒナちゃんが、そういう真面目で責任感ある子だって知ってるし」
萩野秋也:「俺にとっても役得だしね~」
下村雛子:「~~~!」自分の体勢を自覚して。
萩野秋也:そう言って、ひとけのない、どこか座れる場所に移動したいです。
萩野秋也:神社の境内とか
GM:では、境内近く。設えられたベンチ。
萩野秋也:ヒナちゃんを座らせて
萩野秋也:「はい。どっちにする?」途中の自販機で買った飲み物を差し出します。
萩野秋也:お茶orコーラです
下村雛子:お茶を受け取る。「ありがとうございます。センパイ、コーラお好きですよね」
萩野秋也:「あはは。チルドレンだからね。チルドレンはコーラが大好きみたい」
萩野秋也:プルタブを捻り、コーラを一口。
下村雛子:「そういうものなんですか」お茶を一口。
萩野秋也:コインをチャリンチャリンと掌で転がして。
萩野秋也:「そういうものなんだってさ。コーラってほら、恋愛に似てるじゃん?シュワっと少し痛いけど、それでもやめられない。……あ、足、大丈夫?」
下村雛子:「そういうものなんですか……?あ、はい。今は楽です」
下村雛子:「しばらくこうしていれば、再生も効くようになると思います」
萩野秋也:「オッケー。じゃあ、それまでこうしてよっか」
萩野秋也:「……俺、さ」
下村雛子:「すみません、付き合わせてしまって……はい?」
萩野秋也:「ヒナちゃんの事は頼れるパートナーだと思ってるし、かわいい後輩だと思ってるし、エージェントとしてめちゃくちゃ尊敬してるんだけど」
下村雛子:「本当ですか?ありがとうございます」
萩野秋也:「……ヒナちゃんは怒るかもしれないけど。エージェントとしてじゃなくて、後輩として。痛い時は痛いって言ってほしいかなって」
萩野秋也:「もーちょっと俺が頼りがいのある先輩だったら~って話でもあるんだけどさ」
下村雛子:「……違うんです」
萩野秋也:「……え?」
下村雛子:「ヒナは……その……センパイが、頼りがいがないって思ってるわけじゃなくて」
下村雛子:「その……」
下村雛子:「センパイに気づかれたら」
下村雛子:「センパイと屋台、回れなくなっちゃうと思って……」
下村雛子:「すみません」頭を下げる。「エージェント失格です」
萩野秋也:「……」 髪に触れようとするも、せっかくの髪型が崩れてしまうのを恐れて手を宙に止める
GM:今日、クラスメイトの伴藤桔梗が、君に、言ったことがある。
萩野秋也:な、なんだる
伴藤桔梗:「萩野君の後輩の雛子ちゃん?だっけ、あの子さ」
伴藤桔梗:「お面一人だけなかったでしょ。男同士内緒話してるときに付けたげようとしたんだけどね」
伴藤桔梗:「『お化粧崩れちゃうからいいです』だって!……大事にしなよ、萩野くん!」
下村雛子:「……」おずおずと君を見る。
下村雛子:「……怒ってます?」
萩野秋也:「……怒ってないよ」
萩野秋也:「……へへ。嬉しい」
萩野秋也:「ヒナちゃん、そんなに俺と屋台周りたかったんだ?」
下村雛子:「はい……あ、いや、えっと」
下村雛子:「そのっ」
萩野秋也:「ん?」
下村雛子:「…………はい……」
下村雛子:消え入りそうな声で。
萩野秋也:「……俺も。」
萩野秋也:「……次は、任務なんかじゃなくて」
萩野秋也:「普通の高校生として一緒に来よう。良い?」
下村雛子:「……はい」
下村雛子:「次も、一緒に、です。ヒナとの約束ですからね、萩野センパイ」
萩野秋也:「うん。……約束。……神様、あー、いや」
萩野秋也:「女神様に誓うよ」
萩野秋也:コインをチャリチャリと掌で転がして。
萩野秋也:「縁日は一緒に回れなかったけど。最後に一つ、買い物していっていい?」
下村雛子:「? はい。何か欲しい物があるんですか?」
萩野秋也:「うん」 そう言って、ヒナちゃんの掌にコインを乗せて。 「ヒナちゃんの家のお花」
萩野秋也:「エスコートさせてください、なんてね」
萩野秋也:そう言って、ヒナちゃんの足を見る。
萩野秋也:もう大丈夫だろうか?
下村雛子:足はもう、平気そうだ。
下村雛子:「……ホントは閉店なんですからね、この時間」くすりと笑って。
下村雛子:「特別ですよ」立ち上がって。
萩野秋也:「大丈夫?歩ける?お姫様抱っこする?」
萩野秋也:「はは、なんてね」
下村雛子:「大丈夫ですから……!」
萩野秋也:「OK.じゃあ、行こうか。……あ、ヒナちゃん、見てみて」
萩野秋也:そう言って真っ暗な空を指さし
萩野秋也:「月がキレイだね」
下村雛子:「月ですか?」
下村雛子:「???」
萩野秋也:「ごめん、間違い」
萩野秋也:「ヒナちゃんがキレイだよ」
下村雛子:「……っ」
下村雛子:「あ……そのっ……」
下村雛子:「ありがとうございます……」
GM:そうやって、君たちは神社からの帰途に付いた。
GM:まだ縁日は終わりではない。家につくまでは。


【エンディング:設楽祐介と、伴藤桔梗】

伴藤桔梗:浴衣姿で、くるりと一回転する。
伴藤桔梗:「えへへ。どうかなこれ?」

設楽祐介:「だ」
設楽祐介:「え」
設楽祐介:「うわ」
設楽祐介:「にあ……うと思う、よ」
GM:春日魅乗が用立てたものだ。事件の補償、とは当人の言。
設楽祐介:(くそっ、もうちょっと出てこい! 語彙!)
伴藤桔梗:「本当?いい柄だよねこれ」三角模様を見て。
伴藤桔梗:「ピラミッドみたい。パワー感じる」
設楽祐介:「伴藤さんはほんとピラミッドパワーが好きだなあ……」
設楽祐介:「うん、でもほら。神社もパワースポットって言うし」
設楽祐介:「なんか……いいこととかあるかもよ」
設楽祐介:「……回ってみると」
伴藤桔梗:「そうかも!じゃあ全部制覇しない?」
設楽祐介:「全部!」出店を見回す。
伴藤桔梗:「例えばあれ、金魚すくいってさ、ちょっとキャトルミューティレーションみたいでしょ」
設楽祐介:「結構あるよ。食べ物とか大丈夫?」
設楽祐介:「例え!!」
伴藤桔梗:「そうやって、日常に潜む不思議を……」
伴藤桔梗:「……」
伴藤桔梗:「食べ物はじゃあそこそこにしよう」
設楽祐介:「そうだよ、アイスは溶けちゃったし……」
設楽祐介:「…………」
設楽祐介:「食べきれなかったら、まあ、俺が食べるから」
設楽祐介:「行こっか?」
伴藤桔梗:「そっか、じゃあ行けるだけ行こう!」
伴藤桔梗:「行けなかったら、その時考えようね」
設楽祐介:「そうしよっか」
設楽祐介:少し笑って、出店の方へ歩き出す。
伴藤桔梗:そういうと、ずんずんと屋台へと歩いていく。「これ走りにくいなあ」
設楽祐介:「走って回るつもりだったの?」
設楽祐介:「転ぶと危ないし、ゆっくり行こうよ」
伴藤桔梗:「だって急がないと時間足らないよ!」
伴藤桔梗:「それはそうだけど……」
設楽祐介:「じゃあ、えーと、焦らず走らずできるだけ早くたくさん回る、か」
設楽祐介:「つっても浴衣じゃやっぱり……」
設楽祐介:「あー」
設楽祐介:片手を差し出す。
設楽祐介:「俺が引っ張ってたら、少しは歩きやすい……かな……と……」
設楽祐介:ちょっと半端な伸ばし方をしている。
伴藤桔梗:「なるほど……ナイスアイデアだね」手を掴む。
設楽祐介:「うひゃ」と声を上げかけて耐える。
伴藤桔梗:「もう片方にも居れば完璧なんだけどなあ」
設楽祐介:「人……人も多いし……」
設楽祐介:「それは宇宙人の写真のやつだね?」
伴藤桔梗:「うん」
伴藤桔梗:「一度やってみたくない?宇宙人の気持ちになれるかもだよ」
設楽祐介:「子供の頃にあんな感じで……と」ふと、彼女の父親のことを思い出し、止める。
設楽祐介:「宇宙人の気持ちかあ……」
設楽祐介:(……宇宙人よりも)
設楽祐介:(もっとわかりたい相手が目の前にいるんだけど)
設楽祐介:(どうしてもわからないんだよな……)
設楽祐介:「まあ、それはまたいずれにしようよ。ほら、さっきの金魚すくい」
設楽祐介:すぐそこの屋台を指差す。
伴藤桔梗:「おお!やろうやろう!」ぴょんぴょんと飛び跳ねる。
伴藤桔梗:手を掴んだまま。
設楽祐介:「宇宙人元気いいな……」一緒に揺れている。
設楽祐介:「はは」それが楽しくて、つい笑ってしまう。
設楽祐介:そのまま、屋台の前へ。
伴藤桔梗:「なんたってゴールドフィッシュミューティレーション前だからね!」
設楽祐介:「長い」
設楽祐介:金魚の泳ぐ前にしゃがむ。
伴藤桔梗:一緒にしゃがみこんで。
伴藤桔梗:「設楽くんは得意?」
伴藤桔梗:「私やったこと無いんだよね」
設楽祐介:「よーし、お手本を見せてあげる」小学生の頃、一匹捕まえた記憶がある。
設楽祐介:「えいっ」破れる。
設楽祐介:「このっ」破れる。
設楽祐介:「最後!」
設楽祐介:破れる。
伴藤桔梗:「あははっ」
伴藤桔梗:「ダメじゃんか~!」
設楽祐介:「おっかしいなあー。前はもうちょっと……」
設楽祐介:「伴藤さんもやってみるといいよ。さっきのを反面教師にして……」
伴藤桔梗:「まあ、金魚の気持ちになればいいんだよこういうのは!」
設楽祐介:もうちょっと角度が……などと手を動かしながら。
伴藤桔梗:「えいっ」破れる。
設楽祐介:「金魚の気持ちなあ……」
伴藤桔梗:「このっ」破れる。
伴藤桔梗:「最後!」
伴藤桔梗:破れる。
設楽祐介:「……わかった? 金魚の気持ち」
伴藤桔梗:「……全然わかんない」
設楽祐介:「わかんないよなあ……」
設楽祐介:「宇宙人の気持ちも全然わかんないし」
設楽祐介:「…………」
設楽祐介:「伴藤さんはさ」
設楽祐介:「なんで俺のこと、毎回誘ってくれるのかなって、気になってて」
設楽祐介:「まあそりゃ、気持ち悪いとかは言わないけど、だって全然詳しくないよ。オカルトとか」
伴藤桔梗:「だって設楽くんは」
設楽祐介:(一緒に盛り上がったりできる奴の方が……)とは、言わないようにして。
伴藤桔梗:「毎回付き合ってくれるじゃん」
伴藤桔梗:「私、それが嬉しいんだ」
設楽祐介:「それは……」
設楽祐介:「そう、そっか」
設楽祐介:「それだけでいいんだ?」
伴藤桔梗:「それがいいんだよ」
設楽祐介:「……俺も」
設楽祐介:「伴藤さん、俺が音楽やってたりとか、止めたりとか、そういうの全然関係無しに」
設楽祐介:「ただ誘ってくれるのが、本当は、嬉しかったんだ」
設楽祐介:少しだけ、嘘をついている。
設楽祐介:音楽は、本当には止めていないし、逃げたいと思う気持ちもある。
設楽祐介:彼女から、ではなくて。
設楽祐介:自分はオーヴァードで、彼女はそうではなくて、見る世界が違っていて。
設楽祐介:そういうことを考えてしまうこと、そのものからだ。
設楽祐介:「……俺、前まではヴァイオリンばっかりだったから。止めたら何すればいいかわかんなくて」
伴藤桔梗:「……うん」
設楽祐介:「そういう時に、誘ってくれて」
設楽祐介:「ありがとう」
設楽祐介:「……ごめん、なんか、言いたいことがわーっと……」
伴藤桔梗:「ううん、いいよ。だって」
伴藤桔梗:「いつも私ばっか喋っちゃってるもんね」
伴藤桔梗:「たまには設楽くんだっていっぱい喋ってよ」
設楽祐介:(自覚はあったんだ……)
設楽祐介:「……うん」思わず笑ってしまって。
設楽祐介:「また、誘ってよ」
設楽祐介:「俺、無粋なこといっぱい言うと思うけど」
設楽祐介:「でもほら、なんかあった時に一緒にいた方が絶対安心だし」
設楽祐介:「……もしかしたら本当に、円盤とか来ちゃうかもしれないしね」
設楽祐介:「そしたら……」
設楽祐介:「ヒーローがいれば、ちゃんと平和に話せるかもしれない、し」
設楽祐介:頭につけたままのお面を軽く意識しながら。
伴藤桔梗:「そっか!そうかも」
伴藤桔梗:「えへへ」
設楽祐介:「はは」
伴藤桔梗:「じゃあこれからも安心だ」
伴藤桔梗:「守ってくれる人が、2人になった」
設楽祐介:「……うん」
設楽祐介:「大丈夫。安心してて」
設楽祐介:賑やかな縁日の様子を見回す。
設楽祐介:《彼方からの声》
設楽祐介:声を、自分にだけ届くようにして。
設楽祐介:「俺はずっと」
設楽祐介:「君のすぐそばにいるよ」
設楽祐介:彼女の耳には届かなかったろう。
設楽祐介:すぐに解除する。
伴藤桔梗:「? なにか言った?」
設楽祐介:「ううん、そろそろ次に行こうかって」
設楽祐介:「綿飴でも食べる?」
伴藤桔梗:「いいね!綿飴は」
伴藤桔梗:「……」
伴藤桔梗:「思いつかないや」
設楽祐介:「美味しいから、それでいいじゃん」
設楽祐介:立ち上がる。
伴藤桔梗:「そうだね!普通に食べよう!」
設楽祐介:もう一度、手を差し出す。
設楽祐介:「立てる?」
伴藤桔梗:「うん」手をとって立ち上がる。
設楽祐介:「まだまだ、いっぱいお店はあるからね」
設楽祐介:きゅっと手を握って。
設楽祐介:(君と俺とは、知っていることとか、見ていることとか、全然違っていて)
設楽祐介:(でも、それでも、嬉しいって気持ちだけでこうしていられるなら。いてもいいなら)
設楽祐介:(少なくとも)
設楽祐介:(逃げることだけは、やめにしよう)
設楽祐介:(一度でも、ヒーローになりたいって、そう思ったんだから)
設楽祐介:「行こう!」
設楽祐介:その手を引いて、縁日の明かりの中に飛び込んでいく。
伴藤桔梗:「うん!まだまだ、見たいもの、いっぱいあるからね」
伴藤桔梗:「行こうよ!設楽くん!」
伴藤桔梗:その手に引かれて、一緒に。明かりへと向かっていく。


『春日神社縁日日和』 終