『わたしのすぐそばにいるの』(GM:DT)


メインログ | 雑談ログ


GM:では、セッションを開始します。
GM:なお、本セッションには1つの企みがありまして、
GM:参加キャラクターの中の人(プレイヤー)を公開しないという試みをいたします。
GM:互いのプレイヤーもわからない状態!予想してみよう!
GM:そういう感じのやつです。

自己紹介

GM:では、PC1の自己紹介からやりましょう。
GM:ほんとに最低限簡潔で大丈夫ですので!
GM:PC1:設楽祐介 キャラシート(PL:???)
設楽祐介:男子高校生。クラシック音楽が好き。高校に通いつつUGNイリーガルとしても活動を行なっている。
設楽祐介:自身もバイオリンに習熟しているが、その音色には敵意を持つ相手の精神を蝕む力があり、人前ではあまり弾きたがらない。
設楽祐介:外見は黒髪の癖っ毛と眼鏡。
設楽祐介:シンドロームはハヌマーン/ノイマンでRC攻撃型。
設楽祐介:達成値上げ・相手のC値を下げの《サイレンの魔女》でなぎ倒すのみです。
設楽祐介:Dロイスは達人なので、おそらくバイオリンの腕も県コンクールレベルくらい。そんな感じでよろしくお願いします
GM:はい!よろしくおねがいします。
GM:次はPC2!
GM:PC2:常葉旬 キャラシート(PL:???)
常葉旬:ワークス・カバーともに不良高校生です。ただし、本人はぼんやりとした穏健派です。周囲はそう見ていませんが。
常葉旬:押しに弱く、売られた喧嘩を気づいたら買っている。そいうタイプです。
常葉旬:シンドロームはブラックドッグ/ハヌマーンの白兵型。
常葉旬:攻撃力は低いですが、白兵の固定値が高く、範囲攻撃も所持しています。切り札はバトルマニューバです。
常葉旬:Dロイスは変異種のクロックアップ。体内電流を利用した高速の打撃が武器です。宜しくお願いします。
GM:よろしくおねがいします!
GM:では次!PC3!
GM:PC3:足立士遊 キャラシート(PL:???)
足立士遊:ワークスはドライバー カバーは高校生。ロードバイクに乗るのが趣味の木刀使いの高校生イリーガルです。
足立士遊:シンドロームは常葉さんと同じくブラックドッグ/ハヌマーンの白兵型。
足立士遊:ですが、タイプは逆にバリクラ疾風迅雷マシラのごとくの一撃型です。
足立士遊:最強コンボ名は現在は伏せられていますが使用と同時に公開する予定です。ぜひ、使用したいですね。
足立士遊:調達や情報にも経験点を振ってるのでミドルでも頑張れると思います。以上です。
GM:はい、ありがとうございます!
GM:では最後はPC4!
GM:PC4:犬養相丞 キャラシート(PL:???)
犬養相丞:小柄で中性的な美少年のオーヴァード傭兵。男子高校生です!
犬養相丞:稼ぎは悪く貧乏なので、よく男の子や女の子にたかります。
犬養相丞:交友関係は広く浅いタイプ。
犬養相丞:ナイフしか持てなかったので、セッションでもできれば射撃武器をたかりたいです。
犬養相丞:シンドロームはエンジェルハィロゥ・バロール・エグザイルのトライブリード。
犬養相丞:戦闘では爪を弾丸にして飛ばします。
犬養相丞:性能としては速い行動値から射撃して、吹き飛ばしたり重圧を与えたりして露払いします。
犬養相丞:緊張しています!よろしくおねがいします。
GM:よろしくおねがいします!
GM:では、トレーラーとハンドアウトを貼り付けます。

トレーラー


■トレーラー あるところに、少しだけ幸運な、一人の少女がおりました。
少女の周りでは、不可解な出来事が起きていたのです。

少女は言いました。「それは宇宙人のしわざなの」と。

ある時、少女は何かに襲われます。そして、それを阻む、さらなる影も現れて。
すぐそばに聞こえる足音は、迫る宇宙人のものでしょうか?それとも。

少女は言いました。「宇宙人は、わたしのすぐそばにいるの」と。


ダブルクロスThe 3rd Edition『わたしのすぐそばにいるの』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

ハンドアウト

・PC1(設楽祐介)用ハンドアウト シナリオロイス:伴藤桔梗 推奨感情:庇護/不信感
あなたは高校に通う傍ら、UGNに協力するオーヴァードである。
あなたはクラスメイトの伴藤桔梗に、度々引きずり回されている。
桔梗はオカルトに深く傾倒しており、パワースポット巡りを趣味としているためだ。
クラスメイトの常葉旬とともに訪れた地。そこであなたたちは、謎の襲撃者に襲われる。
狙いは伴藤桔梗。襲撃者の目的は分からずとも、彼女を護らねばならない。
・PC2(常葉旬)用ハンドアウト シナリオロイス:謎の声 推奨感情:好奇心/脅威
あなたは設楽祐介と同じ学校に通う友人であるオーヴァードだ。
あなたは祐介ともども、クラスメイトの伴藤桔梗に連れられ、パワースポットにたどり着く。
そこで襲撃を受け、応戦する最中。突然に何かが襲撃者を打ち倒したのだ。
――「手を貸そう」。
その時確かに、あなたは謎の声を聞いた。
・PC3(足立士遊)用ハンドアウト シナリオロイス:皆本ミドリ 推奨感情:懐旧/猜疑心
あなたはある程度自由度があるが、UGNに協力的なオーヴァードではある。
あなたは街中で偶然、旧知の女性、皆本ミドリと再開する。
他愛もない話に花咲かせるも、彼女の様子には幾分の違和感がある。
溌剌としているようで、その逆、記憶の中の彼女よりも暗さを湛えているように感じられた。
・PC4(犬養相丞)用ハンドアウト シナリオロイス:エビバディ・ジャム 推奨感情:有為/執着
あなたはレネゲイド能力を鬻ぐ、フリーランスのオーヴァードかそれに類する者である。
かつてあなたは、“エビバディ・ジャム”なる傭兵の狡猾な戦術に翻弄され、手痛い敗北を喫したことがある。
この街で、そのエビバディ・ジャムが、活動を始めたとの情報を得た。
あなたにとっては雪辱を果たす、またとない機会である。
GM:というわけで、ひみつセッション『わたしのすぐそばにいるの』を開始します。
GM:よろしくおねがいします。
犬養相丞:よろしくお願いします!
常葉旬:よろしくお願いします!
設楽祐介:よろしくお願いします。
足立士遊:よろしくお願いします!

オープニング1:設楽祐介&常葉旬

GM:では、設楽くん&常葉くんの合同OPから開始します。
GM:お二人は登場をお願いします。
常葉旬:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42

設楽祐介:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36


GM:放課後 教室
GM:日は長くなりつつあり、まだ夕陽の差し込むには時間がある。
GM:天気も気候も良い。放課後に出かけるには、ちょうど都合の良い塩梅。
伴藤桔梗:「だからね、設楽くん」一人の少女が、机の上に腰掛けて、一人の少年に話しかけている。
伴藤桔梗:「わたしはあの地下道こそが、真に宇宙人の隠し通路につながるスポットであると睨んだわけなの」
設楽祐介:半分耳を傾けながら、半分うんざりした顔で聞き流している。
伴藤桔梗:「そう、あのいつまでたっても交換されない明かりといい、足元でカサカサ虫みたいに聞こえる音といい」
伴藤桔梗:「きっと人を近づけさせないように偽装しているの!」
伴藤桔梗:「間違いなく、あの中でUFOの調整を行っているのよ。あそこなら、こっそり機材を搬入してても見つかりっこないし――む」
伴藤桔梗:「ねえ、設楽くん。ちゃんと聞いてる?」
設楽祐介:「うん、うん……うん?」適当に相槌だけは打っていた。
設楽祐介:「聞いてたといえば聞いてたよ……」
伴藤桔梗:「じゃあ来るってことね!設楽くんは積極的で嬉しい!」
設楽祐介:「え?」
設楽祐介:「ちょっと待てよ、いつの間にそういう話になってたわけ?」
伴藤桔梗:「これもわたしの仮説なんだけどね。恐らく、普通に行くだけでは見つけられないように出来ていると思うの」無視して進める。
伴藤桔梗:「これを解決する方法、何だと思う?ヒントはエジプト」
設楽祐介:「ちょっと! 行くって何、その地下道に?」半分立ち上がる。
設楽祐介:「え、エジプト? ピラミッドパワーとかそういうやつ……?」よく知らない。
伴藤桔梗:「え?そこ以外にどこに行くの?あ、どっか行きたいところあった?」
設楽祐介:「うちに帰りたい……」
伴藤桔梗:「別に付き合ってあげてもいいけど……あ!そう、そう!それ!」
伴藤桔梗:「そう、ピラミッドパワー。ま、当然設楽くんみたいな熱心な勉強家には分かるでしょうけど」
設楽祐介:「当たりたくなかったなあ」
伴藤桔梗:「つまりね、三位一体のエネルギーこそが、隠された扉を開く鍵になると思うの」
伴藤桔梗:「だからね、わたし一人じゃダメなんだ。きみの力が必要なの!」
設楽祐介:「いや、その、伴藤さんがすげー熱中してるのはわかるし、楽しそうだと思うけどさ、俺別にそういうの……」
設楽祐介:今日という今日は、バシッと断らねばならない、と意を決して言いかける。
伴藤桔梗:「楽しそうだと思うんでしょ?じゃあ、体験してみなきゃ損だよ!」
伴藤桔梗:「もちろん、もしかしたらなんにもないかもしれないわ。あくまで仮説なんだから、間違っていることだってたくさんある」
設楽祐介:「えっ、その、だから……」
伴藤桔梗:「だけどね、だからこそ、自分の目で確かめる意味があると思うんだ。ねえ、わたしを助けると思ってさ!」
設楽祐介:「……」
設楽祐介:「…………」
設楽祐介:「……うん……」
伴藤桔梗:「やった!やった!」ぴょんぴょんと跳ねる。
設楽祐介:「あああ、また押し切られた……」
伴藤桔梗:「じゃ、行こ!3人居ればきっと道は開けるよ!」
設楽祐介:「3人……3人? 他に被害者がいるんだ?」
伴藤桔梗:「えっと、一人」自分を指す。
伴藤桔梗:「二人」設楽くんを指す。
伴藤桔梗:「三人」横を向いて教室の中、一人の男子生徒を指す。
常葉旬:「うん」 手を上げる。
常葉旬:「楽しそうな話だと思う。なんていうのかな。あれだ。あの、ロマンがある」
設楽祐介:「常葉君かあ」
伴藤桔梗:「そうそう、常葉くんはとっても敬虔なんだ!」
設楽祐介:「敬虔って言葉日常生活で初めて聞いた」
常葉旬:「ケイケンかどうかは知らない。いまの聞いてて一人で行こうかと思ってたんだけど、お前らも一緒に行くのか?」
常葉旬:「今夜」
伴藤桔梗:「いい経験が出来たね、じゃあ」
伴藤桔梗:「あ、今のは偶然で、ダジャレとかじゃなくてね、その」
設楽祐介:「うんうん。座布団あげようね」
伴藤桔梗:「や、やめてよう……今夜!そう!思い立ったが吉日だよ!」
常葉旬:「大丈夫だ、伴藤。ちゃんと面白かった」
伴藤桔梗:「や、やめてよ!ホントに!」
設楽祐介:「今夜ぁ? また急な……」
常葉旬:「俺は気になる」
伴藤桔梗:「善は急げなの。なるべく早く経験しておけば、とってもいいことがあるんだから」
伴藤桔梗:「だって、すぐ次の別の経験に移れるってこと。だからね、今日やれることは今日やろう!」
設楽祐介:「わかった、わかったって。行くよ。行きます」
常葉旬:「俺もそう思う。時間は短い。宇宙人がいつ飛び立つとも限らないからな」
伴藤桔梗:「行こう行こう!レッツゴーピラミッドパワー!」二人をグイグイと押していく。
設楽祐介:「あわわわ、押さないでももう行くって決めたからさ!」
常葉旬:「力が強い」

GM:校区内郊外 寂れた地下道
GM:明かりも消えかかっており、雰囲気はある。
GM:雰囲気はあるが、それが宇宙人にひもづく雰囲気かと言われると疑問である。
常葉旬:「なるほど、いかにも何かありそうだ」 照明を指でつつく。
伴藤桔梗:「お、思ったより暗いね……」
設楽祐介:「何もないのが一番だけどなあ。伴藤さん、足元気をつけて」
伴藤桔梗:「うん、そうだね。足元に隠しスイッチがあるかもしれない」
設楽祐介:「そういう話じゃない」
伴藤桔梗:「踏み逃さないようにしないと」
設楽祐介:「踏むのかよ!」
常葉旬:「宇宙人がいるならば、宇宙空間を移動してここにたどり着いたのだと思う。そして宇宙空間は暗い。つまり……宇宙人は、暗いのが好きなのかも」
伴藤桔梗:「あ、常葉くん。わたしの意見はちょっと違ってね」
常葉旬:「……」 ぼんやりしながら、壁の亀裂や床のはがれた塗装を凝視している。
伴藤桔梗:「宇宙空間はきっととても明るいんだ。だから逆に、こうやって真っ暗なところで身を休めたくなる習性があると睨んでるの」
常葉旬:「隠れ家ということか。わかる。俺も寝るときは暗い方が落ち着く」
伴藤桔梗:「わたしも暗い方が落ち着く。偶然ってあるものだね」
伴藤桔梗:「設楽くんは?明るい派?」
設楽祐介:「俺はこう、間接照明がボワーッてあるくらいがいいな」
伴藤桔梗:「へー!そういう習性なんだ!」
常葉旬:「熱帯魚みたいだな」
設楽祐介:「習性って人を生き物みたいに、あっいや生き物だけど!!」
常葉旬:「宇宙人もその可能性があるな……。そいつが本当にいれば、だけど」
伴藤桔梗:「生き物じゃないかと思って今ちょっとドキッとしたのに!」
常葉旬:無遠慮に足を進める。
伴藤桔梗:「わたしのトキメキを返してよ!なんてね」
設楽祐介:いないと思うんだけどな、宇宙人。と思いつつも二人の熱に口を挟みづらい。
GM:では、その時。複数の足音が地下道に響く。
伴藤桔梗:「!」
常葉旬:「俺の見立てだと、宇宙人が4割。それとは無関係な犯罪組織絡みが5割……、あ」
伴藤桔梗:「ほら!ほら!」
設楽祐介:「あっ」
設楽祐介:「シッ、静かに」
GM:数本の光の帯が伸びてくる。
GM:懐中電灯の光のように見えます。
伴藤桔梗:「ほら、あれ!きっとミューティレーションの……」
常葉旬:「……懐中電灯? ……やっぱり犯罪組織の方だったかな」 頭を掻きむしる
???:「声がしたぞ!」
常葉旬:「即座に同行してよかった」
???:「こっちだ!」「行くぞ!」
設楽祐介:「どっちにしろ見つかるとまずいよ!」
設楽祐介:いつも持ち歩いているバイオリンケースを抱え直す。
GM:足音は既に近づき。懐中電灯の光が3人を照らす。
常葉旬:「俺もそう思う。けど、伴藤を置いて逃げるわけにもな……そう思わない?」 右手の平を開閉する。
GM:照り返しの光で、黒服の男たちの姿が見えます。
GM:もう片手には、銃のような金属筒を掲げている。
設楽祐介:「そりゃそうだよ。三人で帰らないと」
伴藤桔梗:「え、何!?宇宙人じゃないの?」
設楽祐介:「伴藤さん、下がって。危ない」庇うように前に出る。
常葉旬:「俺は魔界からの侵略者でもいいかと思ってる。こっちに敵意がありそうなのは、一緒だ」
伴藤桔梗:「え、え、え?」
黒服たち:「よし、やっちまえ!」
GM:一斉に銃を突きつける。
設楽祐介:「くっそ、なんでこうなる……!」
GM:ばらばらと発砲音。マズルフラッシュが黒服を照らす。
伴藤桔梗:「きゃあ!何!?何!?」
常葉旬:「あ」 反射的に跳び出し、銃弾を素手で弾きながら、黒服を蹴り倒したいです。
黒服たち:「がっ!な、何!?」
黒服たち:「お、おい、こいつオーヴァードか!?」
設楽祐介:伴藤さんの前に立ち、向かってきた弾を全て手で叩き落す。
黒服たち:「何だと!?聞いてねえぞ!」
常葉旬:「まずい。またやった。ごめん、設楽、フォローを頼む」 つま先から火花が散る。
常葉旬:そのまま高速で動き、黒服たちを出来る限り蹴り飛ばします。
設楽祐介:「仕方ないなあ……」
伴藤桔梗:「ええ?え、今、え?」
常葉旬:「はじめると、自力で止まるのが難しい。自動制御、みたいなもんだか……ら!」
黒服たち:「クソ、聞いてねえぞ、クソ……!」
設楽祐介:伴藤さんを背後に隠し、できるだけ常葉君の姿が目に入らないようにする。
GM:黒服たちは次々とのされていく。
設楽祐介:同時に、音波を飛ばし、黒服たちを攻撃。バイオリンなしではそれほど強力な力ではないが、これくらいならいける。
黒服たち:「グ、グウ……!何だこれは……!?」
常葉旬:「さすが設楽。俺が適当にやってても、うまくいく」 後ろ回し蹴りを終えた姿勢で停止。
黒服たち:「く、クソがっ!だがあいつさえやっちまえば終わりだ……!」一瞬の隙を突き、男の一人が、伴藤桔梗に銃を向ける。
GM:その瞬間。
常葉旬:「あ。やば」
設楽祐介:「! 伴藤さん、伏せろ……!」
GM:常葉旬は確かに、その声を聞いた。
謎の声:「――力を貸そう」
GM:直後、男の断末魔。
常葉旬:「え?」
黒服たち:「ぐわあああっ!ぐっ……!」
設楽祐介:「何……?」
常葉旬:「いまの、誰だ?」
GM:黒服の男の死体には、切り裂かれたような痕を残す。
黒服たち:「ク、クソがっ!やってられっか!」
GM:慌ただしい足音が離れていく。
常葉旬:「刃物? ……設楽じゃない。俺はもっと違う……誰かいるのか?」
常葉旬:「誰だ?」 もう一度、尋ねる。
設楽祐介:「何、何があった? 俺全然状況がわからないんだけど」今何か聞こえたかな、というくらい。
GM:その問いに答えるものはない。足音が去り、静寂が戻る。
常葉旬:「……声が聞こえたんだ、設楽。“力を貸そう”、と、言っていた」
常葉旬:「宇宙人……?」
設楽祐介:「なんだそれ、漫画みたいな……」
常葉旬:腕を組んで首を捻り始める。
伴藤桔梗:「え、何?終わったの?ねえ、何が起きたの?え?え?」
設楽祐介:「伴藤さん、大丈夫?」後ろを振り返る。
伴藤桔梗:「えっと……無事。たぶん」
常葉旬:「あるいは、魔界からの侵略者。幽霊。悪魔。それか……なんらかのレネゲイド現象」 最後の一言は、小声で言いました
設楽祐介:「良かった。うん、えーっと、俺たちもよくわからないんだけど、なんとかなったみたいだね」適当に誤魔化す。
設楽祐介:常葉君の言葉に目を細める。宇宙人は信じないが、レネゲイドは別だ。
常葉旬:「やっぱり、ついてきて良かったな」
常葉旬:「最悪から一歩手前くらいのケースのだと思う」
伴藤桔梗:「えっと。不可思議なことが起こったけど、わたしの宇宙人のしわざでなんとかなった?」
設楽祐介:「そういうことにしといて」伴藤さんに。
常葉旬:「ちなみに最悪は、宇宙人とか魔界からの侵略者とかが出てくることね」
設楽祐介:「最悪も最悪だな、それ……」
伴藤桔梗:「なんだ、じゃあどうってことないや。いい経験だったと思おう」尻餅をついたスカートをパンパンと払う。
伴藤桔梗:「う、ううー……」
伴藤桔梗:「濡れてるうー……」
常葉旬:「大変だな」
設楽祐介:「あーあー、もう、仕方ないなあ……タオルあるから使って」鞄から取り出す。
設楽祐介:伴藤さんが特殊な価値観の持ち主で助かった、と息を吐く。
伴藤桔梗:「あ、ありがとね。気が利くんだ」
常葉旬:「すぐにここを脱出した方がいいとは思うけど」
伴藤桔梗:「きっとそういう優しい心の人のもとに、宇宙人は来てくれるんだと思うよ。また頑張って探してこうね」
常葉旬:「……あとあとまで尾を引きそうだな、これ」 倒された黒服たちを見る
GM:果たしてその常葉旬の言葉は、現実のものとなり――
GM:二人のオープニングを終了します。
GM:ロイス取得のみ可能です。あればどうぞ。
常葉旬:謎の声にロイス。 好奇心〇/脅威
常葉旬:以上です。
設楽祐介:伴藤桔梗さんに推奨通り○庇護/不信感で取得します。
設楽祐介:以上です。

オープニング2:足立士遊

GM:では次!足立くんのOP。
足立士遊:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 9[9]+32 → 41


GM:休日の午前中。
GM:街はまだ、朝の優しい光に静かに包まれている。
足立士遊:買い物する為、駅前の駐輪所に愛用のロードバイクを止めた後、街を歩いている。
足立士遊:肩に竹刀袋を寝かせ、黒い学生服のいでたち。表情は欠伸をかみ殺し眠た気だ。
GM:そんなあなたを、呼び止める声がある。
皆本ミドリ:「あれ、士遊君?」
GM:20代前後の、長髪長身の女性。
足立士遊:「む。あれ?もしかして皆本先輩?」
足立士遊:軽くすかした感じで髪をかきあげる。
皆本ミドリ:「久し振りね」少しだけ妖しげに、くすりと笑う。
足立士遊:「俺のことを覚えていてくれようで、嬉しいね。お久しぶりです」
皆本ミドリ:「元気にしてた?……いや、心配要らなそう。してたみたいね」
足立士遊:「先輩は、元気かどうかは分かりませんが、ええ、お綺麗になられましたね」
足立士遊:冗談めかして言えるくらいには気安い仲だった。
皆本ミドリ:「ふふ。また調子いいことを言って。いいことついでに、いいことを教えてあげる」
皆本ミドリ:「段々とね。お変わり無く、のほうが嬉しくなってくるものなのよ」
足立士遊:「成程。じゃあ、先輩もお変わりなく、相変わらずお美しい」
足立士遊:ぴっと人差し指を立てて、さぁ、これでどうです?と微笑する。
皆本ミドリ:「ええ。合格。ねえ、時間あるかしら?今から、朝食ついでに喫茶店に行こうと思うのだけど」
皆本ミドリ:「一緒にどう?」
足立士遊:「喜んで。可愛い後輩の為に時間を使ってくださるのを嬉しく思いますよ」
足立士遊:「俺から提案しようと思ってたところだ」
皆本ミドリ:「まあ。またそうやって」クスクスと笑う。

皆本ミドリ:「ここね。結構お気に入りなの」外の見える席に座り、彼女が話す。
皆本ミドリ:「シナモントーストが美味しいのもあるのだけど、何より」
皆本ミドリ:「街を一望できるのよ。丘の上にあるってとってもいいわ」外に眼を見やる。
足立士遊:「確かに良い景色ですね。街の喧騒から離れて、でも街の美しさは感じられる」
皆本ミドリ:「ええ。本当に……懐かしさというか、ね」遠い目をする。
GM:どこか遠くを、暗く見つめているような眼。
足立士遊:「そういう場所に連れて来られたという事は、俺も満更でもないかな?」
皆本ミドリ:「……え? あ」
皆本ミドリ:「一応、言っておきますけど。私にはちゃんと、思いを寄せる人の一人だって居るからね」
皆本ミドリ:「あまり浮かれませんように。可愛い後輩君」
足立士遊:「それは残念。もう少し浮かれさせて欲しかったですが、此処は潔く引き下がりますよ。ええ、俺は良い男を自負しているので」
足立士遊:手をひらりとして、笑う。懐かしい気分だ。
足立士遊:「もしかして先輩は、しばらく街から離れていました?懐かしさ、とか言うので」
皆本ミドリ:「ええ。まあ。仕事で少し、転々と……ね」
皆本ミドリ:「というか、むしろよ。同級生とかに、いいな、って思う娘とか居ないの?」
足立士遊:しばしの沈黙。
足立士遊:「しまった。真面目に答えてしまうところでしたよ。そこは秘密という事で」
皆本ミドリ:「えー。ケチ」子供っぽく、頬を膨らませてみせる。
足立士遊:「いると先輩に告げれる程に心に余裕はなく、いないと告げるのもどうもよろしくない」
足立士遊:「いえいえ、此処の支払いは出すので俺はケチではありえません」笑って返す。
皆本ミドリ:「そんなことさせられないわよ。私、言ったでしょ?仕事してるんだから」
皆本ミドリ:「学生に払わせたりはしませんので。これでも結構稼いでるの」
足立士遊:「俺もバイトはしてますけどね。でも、此処は先輩の顔を立てましょう。お言葉に甘えます」
皆本ミドリ:外を見やり、ちらりと時計に目を移す。「あら」
足立士遊:「再会して男の甲斐性見せたかったのに、いや、残念な事だ。ん?」つられて店内の時計を見る。
皆本ミドリ:「ごめんなさい。そろそろ、発たなきゃ。楽しかったわ、士遊君」
皆本ミドリ:「じゃ、払っておくから。もう少しゆっくりしていっていいからね」席を立つ。
足立士遊:「しばらくこの街にいるなら、また会えますかね?」
足立士遊:「それで、別れの挨拶が変わってきますので、重要です」
皆本ミドリ:「今の仕事が終わるまでは、ここに居るつもりだから」
皆本ミドリ:「こう言っておくわね。またね」
足立士遊:「じゃあ俺も、では、また。先輩に久しぶりにあえて嬉しかったですよ」
皆本ミドリ:彼女は振り向いて手を振ると、出口に歩いていく。
足立士遊:「電話番号は変わってないので、会いたくなったら何時でも、お気軽に、どうぞ」
足立士遊:そんな事を言って笑って見送る。しばらくは目で追うだろう。
足立士遊:紅茶を啜りながら彼女の事を考える。気軽に話せる先輩と後輩。その関係は久方ぶりだがとても心地良い。
足立士遊:「ま、このポジションに望んで甘んじてる時点で、オンリーワンにはなれないよな」
足立士遊:苦笑しながら、もう一度先輩の姿を追おうと窓の外に目をやる。
GM:窓の外。近くの家屋と思しき場所から、煙が上がっている。
足立士遊:目を凝らす。まず確認するのは火事か否か。
GM:そうですね。火事に見えるでしょう。
足立士遊:残った紅茶を一息で飲み、立ち上がる。支払いは先輩が済ませてあるので動きを止めることなく店を出る。
足立士遊:人目を留意しつつ飛ぶような速度で現場に移動します。

GM:シーンを終了します。ロイスあればどうぞ。
足立士遊:先輩は初期ロイスで使っているのでないですね。以上です。
GM:では、本日のセッションはここまで!おつかれさまでした。

オープニング3:犬養相丞

GM:シーンを再開します。犬養くんのオープニングから。
犬養相丞:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 4[4]+30 → 34


GM:とある廃工場
GM:一人の男が、資材の上に腰掛けている。
GM:年かさは30代そこそこだろうか。骨ばって細い体だが、
GM:眼光は異様に鋭い男。彼こそが、稀代のオーヴァード傭兵、“エビバディ・ジャム”。
GM:だが、彼はやりすぎた。
GM:こうして、他の傭兵に徒党を組まれ、討伐されんとしているのだから。
傭兵団のリーダー:「さて、詰みだな“エビバディ・ジャム”。貴様の狼藉もここまでというところだ」
GM:リーダー格の男が、威圧げに告げる。
傭兵:「そうだ!テメエの好き勝手に暴れられちゃあ、こっちだって商売上がったりなんだ!」
GM:他の傭兵たちも口々に告げる。
“エビバディ・ジャム”:「――君たちは」
“エビバディ・ジャム”:「心が痛むことはないのか?こうも寄ってたかって、人に危害を加えようとして?」
犬養相丞:「おれだって、卑怯な真似はあんまりしたくないんだけどねー。ま、食えなきゃしょうがないからさ」
傭兵団のリーダー:「どの口が。お前の常套手段だろうに?」
“エビバディ・ジャム”:「――そう。私の常套手段だ。君たちは、考えはしなかったか?」
“エビバディ・ジャム”:「今回、私が、その常套手段を取っているのかどうかを」
犬養相丞:「何を言って……」周りに人の気配はありますか?
GM:ありませんね。あなた方傭兵の面々のみです。
傭兵団のリーダー:「どこにその手段が……まさか」
“エビバディ・ジャム”:「なかなかの察しだな。そう。私が無防備に、こんなところに追い込まれていると思ったのか?」
“エビバディ・ジャム”:「包囲されている、と思ったのか?」
GM:パン、と銃声が鳴り、傭兵の一人が倒れる。
“エビバディ・ジャム”:「君たちの隣人は、果たして金に対して高潔で、何より真のおける友かね?」
傭兵:「ク、クソ!こいつら、向こうについてやがったのか!」
傭兵:「ふざけんな!裏切り者はぶっ殺してやる!」
GM:傭兵の間で銃を向け合い、裏切り者を求めて殺戮が起きる。
傭兵団のリーダー:「落ち着け!パニックになっては奴の思う壺だ――」
GM:リーダー格の男も銃で撃たれ、その場に倒れる。
犬養相丞:「なんだってんだこれさ……ちょっと待てって!」なんとか避けながら、エビバディ・ジャムにナイフを向けたい。
傭兵:「クソ!どいつが味方なんだ……!?」
GM:では、そんなあなたのもとにも傭兵が殺到して、殺意と凶器を向けてくる。
犬養相丞:「もう畜生!おれの邪魔すんな……このっ!」なるべく殺さないように、手とかに投げつけて迎撃します。
GM:殺意の波は、傭兵たちの死とともに引きつつある。
GM:残っているのは、あなたともう一人のみ。
傭兵団のリーダー:「ハア……ハア……」周りの傭兵を殺戮し尽くし、血塗れで一人立っている。
犬養相丞:「あーあ。ひっどい……」こちらもかなり負傷している。
“エビバディ・ジャム”:「ああ、そうだ。いいニュースと悪いニュースがあるが、聞くかね?」去りゆきながら、振り向いて告げる。
犬養相丞:「おれは貰えるものは貰うよ。貧乏性なんで」
犬養相丞:「あと命も頂戴よ。お金になるんだから」ナイフを構える。
“エビバディ・ジャム”:「ではいいニュースから。君たちは高潔な友同士だったよ。裏切り者などどこにも居ない」
犬養相丞:「え?」
“エビバディ・ジャム”:「悪いニュースだ。その友はもうどこにもいない」銃を捨てる。
“エビバディ・ジャム”:「かくして私は、銃弾一発で敵手を壊滅させてのけたわけだ」
傭兵団のリーダー:「馬鹿なっ……!」
犬養相丞:「だけど、ジャムちゃんさえ討てば弔いにはなるわけでしょ?」
“エビバディ・ジャム”:「それが可能であれば、だ」銃を捨てた手に、スイッチが握られている。
“エビバディ・ジャム”:「ああ。すまないね、銃弾一発でと言うのは、嘘だ。誇張した表現でね」
“エビバディ・ジャム”:「正しくは銃弾一発と、たっぷりの爆薬だ」スイッチを押す。
傭兵団のリーダー:「貴様――!」
GM:直後、廃工場が激しい爆発に包まれる。
犬養相丞:「マジかよっ……!」とっさにその場に伏せる。
GM:この日、傭兵部隊は壊滅の憂き目に会い。
GM:“エビバディ・ジャム”は、街から姿を消した――

GM:あなたは今、とある市を訪れている。
GM:理由は1つ。“エビバディ・ジャム”目撃の報が、この地であったからだ。
犬養相丞:「……敵討ちとか、全然柄じゃないんだけどさー」
犬養相丞:「普通にやられっぱなしなのがムカつくんだよね。おれ」
GM:訪れたあなたの目に映るのは、一筋の煙。
GM:彼であれば、こういう手口で。要は一般人にも害をなすようなやり口で、
GM:そこらの家屋に火をつけるくらいはやってのけると知っている。
犬養相丞:「あっちか。早速なんて、面白くなりそうじゃん。おれのやられた不運も、この幸運で帳消しにしよっと」

GM:ロイシュの取得が可能です。
犬養相丞:ロイシュ
GM:ロイス!
犬養相丞:エビバディ・ジャム P感服/N執着:○で取ります!

ミドルフェイズ1

GM:次のシーン。
GM:合流シーンとなります。全員登場を推奨します。
常葉旬:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 5[5]+42 → 47

足立士遊:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 6[6]+41 → 47

犬養相丞:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 5[5]+34 → 39

設楽祐介:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 5[5]+36 → 41


GM:時系列としては、設楽くんと常葉くんのOPの翌日となります。
GM:君たちは相も変わらず、伴藤桔梗という女に引きずり回されている。
伴藤桔梗:「と、いうわけで今日は志向を変えて、午前からお届けします!」
伴藤桔梗:「目指すは謎の廃館!誰が呼んだか幽霊屋敷!」
伴藤桔梗:「でもね、わたしはこれ、幽霊屋敷じゃなくて、宇宙人の潜伏拠点なんじゃないかな―って思うんだけど」
常葉旬:「なるほど」 メモをとってる
伴藤桔梗:「二人はそこんところどうかな!」
設楽祐介:「昨日の今日でほんと元気だよね……」
伴藤桔梗:「そりゃあショックだったよわたしだって。お気に入りのスカートだったもの」
常葉旬:「可能性はあると思う」
設楽祐介:「んんん、幽霊よりはそりゃ宇宙人の方が可能性が高……いや?」腕を組む。
設楽祐介:「だめだ! なんか毒されてきてる!」
伴藤桔梗:「オッケー!意見が一致してるね。じゃあ、探検するっきゃないよね!」
設楽祐介:昨日の件が気になってあまり寝ていないのだ。
設楽祐介:「まーたーかーよー」
常葉旬:「もうわかっていると思うが、彼女には謎の嗅覚がある。野放しにするよりマシだ、設楽」 小声
設楽祐介:「わかってるって。あんな奴らがいるんだ、一人でうろつかせたら危ない」こちらも小声。
伴藤桔梗:「だいじょうぶ、だいじょうぶ!わたしね、宇宙人がそばについてるから」
伴藤桔梗:「いつもなんとかなるの!二人にもつくといいよね」
常葉旬:「……宇宙人が、そばについている?」
設楽祐介:「それ、何。背後霊みたいな?」
伴藤桔梗:「うん。だからわたしの周りだと、不思議な事がいっぱい起こるし」
伴藤桔梗:「だからこそきって、わたしにはそれを解明する使命があると思うの」
常葉旬:「なる、ほど」 あえて視線を外して、窓の外を見る。
常葉旬:「宇宙人って、どんな見た目してるんだろう」
設楽祐介:「…………」なんとも言えない顔をしている。
設楽祐介:(あー、もう、こういうところが放っておけないんだよ、伴藤さんは!)
伴藤桔梗:「見たことはないんだよね。どんなのだろうね」
伴藤桔梗:「グレイ型が有名だけど。わたしたちと同じような姿をしてるのかも」
常葉旬:(設楽は九割ぐらいの確率で伴藤のことが好きなので)
常葉旬:(たぶん協力を断らないだろう)
常葉旬:(そして俺はかなりいいやつなので、こいつらのことを放っておけないのが辛い)
GM:では、あなたがたは屋敷の前にまでたどり着きます。
GM:すると、異臭がしますね。
常葉旬:「ん……」 窓を見上げる。
伴藤桔梗:「くっさ……」
設楽祐介:「なんだこれ……」
GM:周囲を見れば分かるでしょう。
伴藤桔梗:「これ、幽霊屋敷っていうか」
伴藤桔梗:「ゴミ屋敷じゃない?」
GM:周囲にはゴミ袋が散乱しています。
常葉旬:「ゴミ……」 なんとなく近づいて観察します。ごく普通の家庭ごみでしょうか。
GM:普通の家庭ごみではあるのですが、
GM:匂いの質が変わります。焦げ臭い。
GM:周りを観察すれば分かるでしょう。ゴミが燃えだしています。
常葉旬:「……なんだ、これ。焼けている?」 後退する。
???:「おいバカ、早すぎるぞ!」
設楽祐介:「伴藤さん、何か危ない。下がって!」
???:「奴らが全員入ってからっつったろうが!」
伴藤桔梗:「へ?え、何?」
常葉旬:「設楽。伴藤から離れるなよ」
???:「ああもう仕方ねえ!殺っちまえば一緒だ!」男たちが物陰から飛び出してくる。
GM:ナイフや釘バットを構えたチンピラどもです。
設楽祐介:「伴藤さん!」手首を掴んで引き寄せる。
伴藤桔梗:「え、何々!?何こいつらっ……設楽くん!」
常葉旬:「かかってくるのなら、悪いんだけど。あんまり手加減できない」
伴藤桔梗:「宇宙人じゃないよね……?あたしこんな宇宙人嫌だよ?」
常葉旬:攻撃してくるのなら、回し蹴りで迎撃します。
???:「やっちま……グワッ!」飛びかかって迎撃される。
設楽祐介:「大丈夫。安心して」多分宇宙人じゃないよ、というのと、俺たちに任せて、という意味と。
常葉旬:「あ。俺、ちょっと遅いかな。いきなり運動するから」 軽く飛び跳ねています。
設楽祐介:「常葉君は強いし……俺だってやろうと思ったらやれる」
常葉旬:「やめときなよ。俺はともかく、設楽が怖いよ。引き上げた方がいい」
???:「ク、クソがっ!」銃を取り出す男が現れる。
常葉旬:「銃? まずいな……」 回避できても、流れ玉が伴藤さんに当たる恐れがある。
犬養相丞:では、その銃を持つ手に、ナイフが刺さる。
???:「グッ……!」
設楽祐介:「!」音波を飛ばそうとしていたところ、手を止める。
犬養相丞:刺さった部分が重りのように作用し、そのまま地面にまで手が叩き落される。
???:「クソ!なんだこいつ!新手か!?」別の男が銃を構える。
犬養相丞:「まったく。女の子に銃向けるなんて、ひっどい真似するおっさんだよね」
常葉旬:「……援軍。よくわからないけど、助かったかな」
足立士遊:「新手、そうゆう事にしておこうか。事情は良くわからないけどな」
犬養相丞:「ついタダで手出しちゃった。タダ働きも何だし、終わったら誰かご飯おごってくんない?」
常葉旬:「だってさ、設楽。金持ってる?」
設楽祐介:「一応、こないだお小遣い日だったから……」少し呆気に取られている。
足立士遊:銃を持った男の横に黒い影が躍り出て木刀で小手打ち。
常葉旬:「俺も、いつも通り……あ。もう一人、か?」
???:「グワっ……!ク、クソ!」
足立士遊:「取り合えず銃を抜いてる方が尋常じゃなさそうだ。火付けたって方はそっちで良いのか?」
足立士遊:「ついでに言うと消防には連絡したぜ。長居するとやばいんじゃないか?」銃を持った男に告げる。
???:「お、覚えてやがれ!」
常葉旬:「あっ。覚えてやがれ、だってさ」
???:銃を投げ捨て、脱兎のごとくチンピラどもが逃げゆく。
常葉旬:「これでどっちが悪そうなやつか、一発でわかるよな?」
設楽祐介:(あれ? しまった。もしかすると)
設楽祐介:(俺、ちょっと格好いいところを見せそびれたな?)
犬養相丞:「ホントに言うやつって居るんだねー。生で聞くとすげえ響きダサいよね」
常葉旬:「だよね! 気が合う。とりあえず……助かったよ。ありがとう」 軽く放電しながら、壁に寄りかかる。
設楽祐介:「あ、ありがとう。おかげで助かった」お礼は言う。
設楽祐介:「伴藤さんは平気?」
伴藤桔梗:「え、あ、うん。でも今の一体……」
伴藤桔梗:「不良に絡まれただけ……じゃないよね?」
設楽祐介:「俺もわからないや。ただ、俺たちを狙ってたようなこと、言ってたよな……」
犬養相丞:「たかり屋にたかられてるだけかもよ?ねーねーご飯おごってよ」
犬養相丞:「おれ半日もご飯食べてないんだよねー」
伴藤桔梗:「それ朝ごはん食べてないだけじゃない?」
常葉旬:「俺、250円しかなかった」 財布を逆さに振ってる
足立士遊:「ストップ」
足立士遊:「落ち着ける場所で言おうぜ。こうゆうの。グダグダになるのはよろしくない」
常葉旬:「あ、そうそう。それだ。立ち話は疲れるし」
伴藤桔梗:「でも確かに賛成。ここでうろちょろするの、絶対良くないよ。だって」
常葉旬:「どこかで座って話そう。俺は『充電』したいし」
GM:サイレンの音がなる。
伴藤桔梗:「放火魔に見えちゃうよわたしたち!」
設楽祐介:「それもそうだ……」
設楽祐介:「あ、ああ。じゃあ、どこか入って奢るよ。お礼したいし」
犬養相丞:「やり!タダ飯!言ってみるもんだ」
足立士遊:「じゃあ、とっととずらかるぜ。郊外の喫茶店で落ち合おう」
足立士遊:拳銃は回収しておきましょう。何かのヒントになるかもしれないので。

GM:シーン終了。購入およびロイス取得が可能。
GM:なお、PC間ロイスも取っておいてください。
GM:PC1→PC2→PC3→PC4→PC1の順で!
犬養相丞:もうちょっと喋ってから取ります
常葉旬:足立さんにロイス。 感服〇/不信。
GM:あとで、でもぜんぜん大丈夫ですよ!
足立士遊:では私も後で。
設楽祐介:常葉君に○信頼/不安で。
足立士遊:ボディーアーマーを買いましょう。
足立士遊:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 6[6]+4 → 10

常葉旬:ボルトアクションライフルを購入します。
常葉旬:1dx=>15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 9[9] → 9 → 失敗

足立士遊:此処は迷うがノー購入で。
常葉旬:はい。失敗です!
設楽祐介:UGNボディーアーマーを購入したいです。
常葉旬:以上。
犬養相丞:ボルトアクションライフルを。
設楽祐介:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[1,5] → 5 → 失敗

犬養相丞:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 6[6] → 6

設楽祐介:失敗。以上です。
犬養相丞:以上です!
足立士遊:私も以上です。

ミドルフェイズ2

GM:次のシーンからは、情報収集となります。
GM:まずは項目を公開しますね。
■情報項目
▼伴藤桔梗〈情報:噂話〉5
▼謎の声〈知覚〉〈情報:噂話〉6
▼“エビバディ・ジャム”〈情報:UGN・裏社会〉7
▼襲撃者について〈情報:UGN・裏社会〉6
▼UGNへの連絡〈情報:UGN〉7
GM:5つあります!まだ増える可能性もあります
GM:登場する方はどうぞ。
常葉旬:登場します。
常葉旬:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 10[10]+47 → 57

設楽祐介:します
足立士遊:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 1[1]+47 → 48

犬養相丞:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 6[6]+39 → 45

設楽祐介:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 2[2]+41 → 43


GM:まず、以降のシーンについて、特殊ルールの説明をします
GM:次以降のシーンから、毎シーン、4d10の発見値増加ダイスを振ります。
GM:この発見値はシーンによって累積します。最大100。
GM:それとは別に、1d100の襲撃ダイスを振ります。
GM:この数字が発見値を下回ると襲撃が発生し、ミドル戦闘が発生します。
GM:一度襲撃が発生すると、発見値は0に戻ります。
GM:つまりはシーンを重ねていくと、襲われる可能性が上がっていくわけです。
GM:このシーンは発見値のみを振ります。
GM:次以降から両方振っていきます
GM:4d10 発見値
DoubleCross : (4D10) → 23[4,8,1,10] → 23

GM:平均的な増え方
GM:それでは、抜きたい情報を調べてみるといいでしょう
常葉旬:「襲撃者について」を狙います。情報:裏社会で振ります。
犬養相丞:謎の声について、知覚で判定します
犬養相丞:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 7[1,2,2,4,4,5,6,6,7]+1 → 8

犬養相丞:あんまりふるわない
常葉旬:1dx+1=>6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 5[5]+1 → 6 → 成功

GM:まあとは言え成功ですね。
常葉旬:成功しました。
設楽祐介:伴藤桔梗について、〈情報:噂話〉で判定します。コネ使用。
設楽祐介:4dx+1=>5 噂好きの友人使用
DoubleCross : (4R10+1[10]>=5) → 10[5,7,8,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

GM:たかい
GM:では、この3つについて順に公開していきますね。
▼伴藤桔梗
幸運を自称する少女。設楽祐介・常葉旬のクラスメイト。
オカルト好きで、放課後はよくミステリースポット探しに奔走している。
幸運を自称するというものの、幸運を得ているというよりは、
上から落ちてくる植木鉢をすんでで回避するなど、どちらかと言うと、“不幸を回避している”印象に近い。
→伴藤桔梗の家族〈情報:噂話〉8 についてが出現。
▼謎の声
常葉旬の聞いた声。「力を貸そう」とだけ告げ、危機に対して反応し、切り裂く痕のような攻撃を遺した。
誘いをかけて呼び出すことで、正体に近づけるかもしれない。
「呼び出すための作戦」を実行することが出来る。
GM:「呼び出すための作戦」は、シーンを作ることで実行できるものです。
GM:ただしそのシーンは情報収集が出来ないので注意してください。
▼襲撃者について
散発的な攻撃を繰り返してくるが、練度は低い。
作戦としても稚拙で、撒く方法を見いだせれば、襲撃される可能性を下げることが出来るだろう。
→襲撃を撒く方法〈情報:裏社会・軍事〉6
→襲撃者の雇い主〈情報:UGN・裏社会〉6が出現。
GM:追加情報を判定してもいいし、まだ抜いてない情報を抜いてもいいです
■情報項目
(済)▼伴藤桔梗〈情報:噂話〉5
(済)▼謎の声〈知覚〉〈情報:噂話〉6
▼“エビバディ・ジャム”〈情報:UGN・裏社会〉7
(済)▼襲撃者について〈情報:UGN・裏社会〉6
▼UGNへの連絡〈情報:UGN〉7

(新)▼伴藤桔梗の家族〈情報:噂話〉8
(新)▼「呼び出すための作戦」
(新)▼襲撃を撒く方法〈情報:裏社会・軍事〉6
(新)▼襲撃者の雇い主〈情報:UGN・裏社会〉6
足立士遊:“エビバディ・ジャム”を抜きます。 情報:裏社会 コネ:情報屋を使用
足立士遊:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 6[2,6,6]+3 → 9

足立士遊:成功です。
GM:OK!公開します。
▼“エビバディ・ジャム”
長身痩躯の男性。名うてのオーヴァード傭兵。
狡猾にして綿密な策謀家として知られ、各種犯罪組織から引っ張りだこの男。
最悪の逸話としては、無辜の高校生1クラス分を煽動することで、UGN支部1つを落とした、というものまである。(真偽は不明)
ノイマン・シンドロームと目されている。
“システム・オール・グリーン”という傭兵とバディを組んでいる。
→“システム・オール・グリーン”〈情報:UGN・裏社会〉7 についてが出現。

GM:市内 とある喫茶店
GM:半個室になっている、落ち着いた雰囲気の店だ。
GM:ここなら周りにある程度はばかること無く、話もできるだろう。
伴藤桔梗:「な、なんか男の子ばかりだとちょっと緊張するね」
常葉旬:「そうかな? 巨大なデラックスパフェを攻略する時よりマシだと思う」
犬養相丞:「ホントに?おれもさー、ドキドキしてる。どうしてだろう?」
伴藤桔梗:「え?ご飯が楽しみでかな……?」
足立士遊:「ま、普通に考えると」
足立士遊:「初対面なら緊張は尚更。って事でね自己紹介するかい?成り行きで此処に来てる訳だし、大事じゃない?」
犬養相丞:「アハハ!きみ、面白い女の子だね!おれそういう子好きだよ!」
設楽祐介:「そ、そうだね。自己紹介しようよ!」
犬養相丞:「ああ、まあそうだね。おれから行っていい?」
常葉旬:「名案だ」
足立士遊:「じゃあ、どうぞぉー。俺はその次に行こうか」
犬養相丞:「犬養相丞(そうすけ)。見ての通りイケメンだけどカネがない高校生だけど、こっちには仕事で来てんだよね」
犬養相丞:「なんて言うんだろうな、そっち系の物騒めなお仕事でー」
常葉旬:「……UGNイリーガル。あるいは、傭兵」
犬養相丞:「わかるやつにだけわかる感じで言うと、R系ってやつ……ってもう」
犬養相丞:「人がせっかくぼかしたのにさー。ひどいことするよね」
伴藤桔梗:「え?UG?RK?何?」
伴藤桔梗:「秘密組織の符牒みたいなやつ?」
常葉旬:「仲良しチームの名前だ」
犬養相丞:「教えてあげなーい。で、仕事なんだけど、人探ししてるんだよね」
設楽祐介:「人探し」
犬養相丞:「ジャムちゃんっておっさん。もしかしたらさっきのチンピラの親玉かも」
犬養相丞:「そーそー。見つけてえいっ!がおれのやりたいことなんだよね」
犬養相丞:「こんなとこかな?んじゃ、次パスね」
足立士遊:「はい。パスされましたよ」コホンと軽く咳払い。
足立士遊:「俺の名前は足立士遊。人呼んで、勝利をもたらす者、もしくは足立の卑劣漢」
犬養相丞:「卑劣漢?」
足立士遊:「片目でも槍使いでもないのはご愛嬌。見ての通り地元の第二高校の生徒だ。探偵の真似事みたいなバイトやってる、R絡みのやつな」
伴藤桔梗:「探偵!探偵なの?」
足立士遊:「喧嘩売られたヤツをのしたらね。卑劣なやつって言われてね。気に入って吹聴してるよ」
足立士遊:ニヒルに笑う。
常葉旬:「高校生探偵。漫画で読んだことがある」
伴藤桔梗:「ね、ね、じゃあさ、是非お願いしたいんだけど、宇宙人が居るかどうかとかも調べられるの?」
伴藤桔梗:「あ、えっとね、居るかどうかっていうか、居ることを証明してほしいっていうか?」
設楽祐介:「それ探偵の仕事かなあ……」
足立士遊:「やれやれ、襲われたって言うのに暢気だね、君」苦笑する。
常葉旬:「世の中にはそういう探偵もいると聞く。グレイ……探偵事務所……だったか。彼は違うようだが」
足立士遊:「俺はどっちかって言うと謎の放火魔の方に興味があるけど、その手の話も好きだぜ」
伴藤桔梗:「確かにね。また絡まれたら嫌だなあ。調査、どうしても中断しちゃうしね」
足立士遊:「この件が落ち着いたら取り掛かろう」
足立士遊:「そうゆうのも楽しそうだ」
犬養相丞:「じゃあ次だ。誰が行く?」
常葉旬:「俺だ」
設楽祐介:「じゃ、俺は最後で」
常葉旬:「常葉旬。同じく高校生……ごく普通の高校生だよ。たぶん。俺はそう思ってる」
伴藤桔梗:「わたし真ん中だ」
常葉旬:「ちょっとだけ速い。それだけだ。この二人(伴藤&設楽)の友達……保護者? いや……後見人?」
常葉旬:「とにかくそんな感じで、いろいろと面倒を見てる。目を離せないから」 偉そうに腕を組む。
設楽祐介:「お世話になってます……」
常葉旬:「悪いやつじゃない。それだけは確かだ。今回は、みんなの厄介事にちょっとずつ首を突っ込んだ気がする……」
伴藤桔梗:「そう!常葉くんはね、この通り熱心な調査員なの!」
伴藤桔梗:「アクティブ担当!とっても頼りにしてるんだ」
常葉旬:「うん。熱心な調査員だよ。そこは否定しない……」
常葉旬:「ラスト。設楽、頼む」
犬養相丞:「まあ、だいたいどんな感じかは既にわかる気がするよね」
伴藤桔梗:「わたし!わたしまだ!」
設楽祐介:「はいはい、伴藤さんどうぞ」
足立士遊:「楽しそうな集まりだな、良いサークル。リアルが充実してそうだ」
伴藤桔梗:「わたしはね、いまちょっと言われちゃったけど、伴藤桔梗。よろしくね」
伴藤桔梗:「わたしたちはね、日々宇宙人を探して探検する部隊なんだ」
伴藤桔梗:「えっとそれから、わたしは宇宙人がついているので、不思議な力で幸運です!」
犬養相丞:「幸運?宝くじとかあたるの?」
伴藤桔梗:「ううん。宇宙人のパワーは、そういうわたしの邪な気持ちには反応してくれないみたいで」
足立士遊:「確かに幸運だ。俺と知り合えた」髪をすかした感じでかきあげて口の端をあげる。
伴藤桔梗:「落ちてきた植木鉢が急にちょっとずれたり、落ちてきた鉄骨が急に空中でばらばらになったり」
設楽祐介:あまりにいつも通りなので少々頭を抱えている。
伴藤桔梗:「え、幸運ってことは、キミ宇宙人だったの!?」
常葉旬:「……」
常葉旬:(イリーガルばかりだ。その心配はいらないか)
足立士遊:「いや、冗談じゃなくてな。たまたま幸運にも俺達が助けに来た。とも言えるよな。さっきの」
犬養相丞:「いっつも誰かが助けに来るってこと?」
伴藤桔梗:「だから、誰かじゃなくて。宇宙人なんだって。わたしのすぐそばに居るんだよ」
設楽祐介:「その話は初耳だった……鉄骨? 危ないじゃん!」
伴藤桔梗:「まあ、そんなことそうそう起きないけどね。ね、じゃあ設楽くんも自己紹介しなよ」
伴藤桔梗:「しないならわたしから面白おかしくしちゃうよ」
設楽祐介:「それはやめて!」
常葉旬:「スタンド・バイ・ミー。好きな映画だ」
設楽祐介:「設楽祐介です。伴藤さんにはよく引っ張り回されてる……」
犬養相丞:「うん、既にわかる」
伴藤桔梗:「特技は鼻からスパゲッティを食べることです」
設楽祐介:「まだ新米の域だけど、たまにR案件でバイトしたりしてる」
常葉旬:「うどんも食べたことがある」
設楽祐介:「しません! しないよ!」慌てる。
設楽祐介:「こないだのあれは伴藤さんがいきなり変な事言うから、それで笑っちゃってつい……!」
足立士遊:「くくっ、正確には伴藤さんと常葉に良く振り回されているか」
伴藤桔梗:「ていうか、みんなバイトしてない?わたしもしよっかな……」
設楽祐介:「え、ええと、『音楽が得意』。それくらい。以上!」
足立士遊:「音を使うか。成程ね」
伴藤桔梗:「あっ特技のアピール。わたしもしてなかった」
伴藤桔梗:「料理が得意です!一人暮らしだし、いっつもお弁当作ってます!」
犬養相丞:「おー。ポイント高い」
設楽祐介:「……一人暮らしだったんだ」結構知らないことあるな、と思う。
犬養相丞:「ねえ、食ってみたいから今度おれにちょうだいよ」
足立士遊:「そっちの二人は彼女の手料理食べたことは?」
足立士遊:冗談めかして聞く。
足立士遊:「それと同時に襲われる心当たりも知りたいけどね」
常葉旬:「芋とか……食べたことがある」
常葉旬:「俺の方がたぶん上手い」 舌がかなり特殊だ。
設楽祐介:「どっちもないよ」
伴藤桔梗:「やったね!焼き芋!」
伴藤桔梗:「あれ手料理って言っていいのかなあ」
設楽祐介:「いや、もしかしたら後者は……」
常葉旬:「狙われるとすれば、宇宙人が原因かもしれない」
常葉旬:「それが何者なのか、わからないが」
犬養相丞:「じゃあなんにもわかんないってことじゃないの?」
常葉旬:「ただ、襲ってきた連中の様子からすると……」 油断なく情報を共有します。
設楽祐介:「昨日の件の繋がりくらいかなあ……」こちらも共有。
常葉旬:「やつらの練度は低く、烏合の衆といった様子だ。対処する方法も見いだせると思う」
犬養相丞:「なるほどねい。なんか他に気になったこととかないの?」謎の声の件を聞き出したい。
足立士遊:「昨日の今日襲い掛かってきたなら、また来る可能性は高いね」
伴藤桔梗:「うーん。襲われるのはイヤだな……」
足立士遊:「後で仲良しクラブに連絡入れて保護も視野に入れたほうが良いかもな」
設楽祐介:「俺らはともかく、伴藤さんは守らないといけない」
常葉旬:「平気で自分を棚に上げるんだよな。……俺たちの身も守らないといけない。ぜんぶ上手くやる方法があると思う」
足立士遊:注文していたレモンスカッシュに口をつける。
設楽祐介:「うん、まあ、それはそうなんだけどさ……」頭を掻く。
常葉旬:「あと、俺は正体不明の声を聴いた」
犬養相丞:「稼げるとなお良しなんだけど」量のやたら多いピラフをがっつく。
常葉旬:「“力を貸そう”……だ。あれは伴藤が言う守護者なのかもしれない」
足立士遊:「声?女だった?」
伴藤桔梗:「え!宇宙人の声聞いたの?ずるい!」
GM:くぐもっていましたが、男の声のようでしたね。
常葉旬:「恐らく、男性だと思う」
常葉旬:「どうにかしてコンタクトを取れれば、もう少し状況がわかるかもしれない」
足立士遊:「じゃあ、俺に惚れる可能性は絶無だな。っと悪い、続けてくれ。冗談だよ」
犬養相丞:「へえ。宇宙人かどうかは知らないけど、気になるねー」ピラフを平らげつつある。
伴藤桔梗:「知るよ!宇宙人だって!」
常葉旬:「俺から言えるところは、そんなところだ」
犬養相丞:「うんじゃあまあ知るでもいいけど、誘い出してみたいよねー」
足立士遊:「ああ、そうだ。この件に関係あるかは知らないけどな」
犬養相丞:「旬ちゃんの幻聴かもしれないし。何?」
足立士遊:「犬養。…エビバディ・ジャムはオールグリーンって奴と今は手を組んでるらしいぜ」
常葉旬:「幻聴……ありえるね。俺は非現実主義者だから」
犬養相丞:「へーへー。あいつ特定の人間と組むタイプなんだ」
足立士遊:「この街にいるかもしれない。近隣で目撃されたやばいやつの情報は少しは調べてあるのさ、探偵バイトだからな」
犬養相丞:「使い捨てのコマばっかだと思ってた。サンキューね士遊ちゃん」
足立士遊:「この情報で奢りは無しって事で良いよな」
足立士遊:(オールグリーン。調べておいた方が良いかな)
犬養相丞:「今言われても払えないし、クーリングオフするね。9日以内でしょ?」
足立士遊:「即座にその返しは感心するよ。OK、今回だけな」
足立士遊:「さてと、俺は本当に成り行きなんで此処で帰っても良いんだが」
足立士遊:「協力した方が良いか?」
設楽祐介:「してもらえると、助かる」
伴藤桔梗:「うん。仲間は多いほうがいいよ!」
設楽祐介:「どうも状況はわからないことだらけだし……人が多い方が整理がつきそうだ」
伴藤桔梗:「わたしね、冷静になって考えてみたんだ。今まで何が問題だったのか」
伴藤桔梗:「足りなかったんだよ!ピラミッドパワーって、三角形じゃなくて」
伴藤桔梗:「四角錐なんだ。5人必要だったんだよ」
常葉旬:(そうだったのか……)
設楽祐介:「そう、ピラミッドパワーの……いやそうじゃなくて!」
犬養相丞:「そいじゃま、チームピラミッドってあたり?どうする士遊ちゃん、チームましかくに改名させる勇気ある?」
足立士遊:「ピラミッド、くくっ、楽しい人だな。くくっ、ふふっ、分かった、付き合うよ」
足立士遊:「万が一、この地球からこんな楽しい女性が失われるのは損失だしね」
設楽祐介:「もう本当に伴藤さんは……伴藤さんなんだからなあ……もう……」頭を抱える。
足立士遊:「それにチームスクェアじゃゲームメーカーだしな。俺が入る方が問題はなさそうだ」
伴藤桔梗:「おっけー!じゃあ一緒に調査していこう!」

GM:シーン終了。
GM:購入・ロイスあればどうぞ。
足立士遊:犬養相丞 同行者 好感○/不信
常葉旬:ボルトアクションライフルを購入します!
常葉旬:1dx=>15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 9[9] → 9 → 失敗

犬養相丞:設楽くんにとろう
常葉旬:駄目でした。以上です。
足立士遊:ボディーアーマーを購入します。
足立士遊:手配師を使います。
犬養相丞:設楽祐介 P好奇心:○/N大変そう
足立士遊:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 7[2,3,7,7]+4 → 11

足立士遊:1点使って購入。
設楽祐介:ボディーアーマー購入します。
犬養相丞:ボルトアクションライフルを。
犬養相丞:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

設楽祐介:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[3,5] → 5 → 失敗

犬養相丞:ひどい
設楽祐介:失敗。以上です。
犬養相丞:おわりです
GM:では本日の進行はここまで。おつかれさまでした。
犬養相丞:おつかれさまでした!
設楽祐介:お疲れ様でした。
常葉旬:お疲れさまでした!
足立士遊:おつかれさまでした

ミドルフェイズ3

GM:次のシーンは、引き続き情報収集を進めるか
GM:呼び出しイベントを行うかを選択できる感じになります。
GM:なお、どちらを選んだにせよ、襲撃判定はありますのでそのつもりでおねがいします。
GM:では、情報シーンの続きを。登場する方はどうぞ。
犬養相丞:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 1[1]+45 → 46

設楽祐介:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 7[7]+43 → 50

足立士遊:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 10[10]+48 → 58

GM:では、発見値上昇ダイスを振ります。
GM:4d10+23
DoubleCross : (4D10+23) → 21[1,5,10,5]+23 → 44

GM:続いて襲撃値。こちらのほうが低いと襲撃が起こります。
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 56

GM:セーフ!
GM:このシーンはゆったり情報収集が出来ます。
■情報項目
(済)▼伴藤桔梗〈情報:噂話〉5
(済)▼謎の声〈知覚〉〈情報:噂話〉6
(済)▼“エビバディ・ジャム”〈情報:UGN・裏社会〉7
(済)▼襲撃者について〈情報:UGN・裏社会〉6
▼UGNへの連絡〈情報:UGN〉7

(新)▼伴藤桔梗の家族〈情報:噂話〉8
(新)▼襲撃を撒く方法〈情報:裏社会・軍事〉6
(新)▼襲撃者の雇い主〈情報:UGN・裏社会〉6
(新)▼“システム・オール・グリーン”〈情報:UGN・裏社会〉7
GM:情報項目はまだまだいっぱい
GM:決まった人から判定をどうぞ。
犬養相丞:襲撃者を撒く方法について、軍事で振ります。
犬養相丞:1dx+1>=6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

犬養相丞:う、財産は持ってない
足立士遊:システム・オール・グリーンを行きます。情報:裏社会 コネ:情報屋使用
足立士遊:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 9[6,7,9]+3 → 12

足立士遊:成功です。
設楽祐介:伴藤桔梗の家族について〈情報:噂話〉で判定します。コネ:噂好きの友人使用します。
設楽祐介:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[1,6,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

設楽祐介:回った。成功です。
GM:では、開示していきます。
▼“システム・オール・グリーン”
長身長髪の、秘書のような雰囲気の女性。
“エビバディ・ジャム”と長らくバディを組むオーヴァード傭兵であり、彼の立案した作戦を忠実に出力する実行犯。
シンドロームはブラックドッグ・ソラリスと予想され、高い身体能力を誇る。
GM:家族については、ロールの中で喋らせましょう。

GM:あなたたちは喫茶店を後にして、移動を始めた。
GM:その向かう先は――
伴藤桔梗:「昨日の地下道、もっかい見ときたいの。ほら、昨日は暗かったじゃない?だからね、見落としちゃったものがあるかもしれないって思うんだ」
設楽祐介:「何か手がかりがあるかもしれないしな……わかったよ」
伴藤桔梗:「確かにね、宇宙人は身を休める際は暗い方がいいってのはわたしの仮説なんだけど、だからこそね、その宇宙人のいなさそうな間に、手がかりを探しておくことも大事だよ、きっと」
足立士遊:「地下道なんだから、昼間行こうが、夜中行こうが暗いんじゃないか?」
伴藤桔梗:「はっ!そうかも!」
犬養相丞:「キミ、宇宙人のことになると早口になるよねー」
設楽祐介:「そういう子なんで……」
足立士遊:「現場にもう一回くという事には異論はないけど、ね、っと」端末弄りながら言葉を返し。
GM:向かった地下道は、案の定明かりが切れかかっており暗い。
伴藤桔梗:「うーん、やっぱりここ、ちょっと怖いよね?」
足立士遊:「抱きつくなら、何時でもどうぞぉ?」
足立士遊:などと笑って
伴藤桔梗:「わたしね、ここの地下道通ると、学校前でショートカットできるんだけど。……流石にちょっと一人は怖いから、使わないようにしてるんだ」
犬養相丞:「暗闇と比べて、どっちのほうがよっぽど怖いんだろうね?」
犬養相丞:「まあ、実際、女の子が独りで通るとこじゃないでしょ、これ」
設楽祐介:「ああ、家あっちの方だったっけ……一人暮らし、なんだよね」
足立士遊:「……此処、結構長いしね。人目がだいぶ避けれる」
伴藤桔梗:「うん。ちょっと家に居づらくって。高校からは一人なんだ」
設楽祐介:「居づらくて……?」事情を聞いていいものかどうか迷う。
伴藤桔梗:「あ?ごめんね?そんな大した話じゃないんだけどさ」
伴藤桔梗:「えっと、親戚のおばさんちだったんだけど、あんまり、わたしの言うことが合わなかったというかね」
伴藤桔梗:「霊感じゃないや……宇宙人感?がないみたいで。変な気持ち悪いことばっか言うなー、って」
設楽祐介:「……そっか、そんなことあったのか」
伴藤桔梗:「うん。宇宙人、ずっとそばにいるのにねえ」
設楽祐介:「……」今の話を聞いてしまうと、いないよ、とかはなかなか言えない。
足立士遊:「成程ねぇ。俺は信じてる方だけど、信じない人間もそりゃ多いからね。溝は出来るわな」
犬養相丞:「ねーねー。それ、いつから居るの?」
伴藤桔梗:「宇宙人のこと?」
伴藤桔梗:「えっとね、うち、お母さんがわたしを産んですぐ死んじゃったらしいんだよね」
伴藤桔梗:「で、お父さんと二人だったんだけど、そのお父さんが居なくなっちゃって」
伴藤桔梗:「居なくなっちゃったと思ってたけど、たぶん、今となったら死んじゃってたんだと思うけど。でもね」
伴藤桔梗:「その時から。そのときにね、宇宙人が、慰めてくれたの」
設楽祐介:「慰めてくれた?」
伴藤桔梗:「うん。小さかったから、なんか全然はっきりとは覚えてないんだけど」
伴藤桔梗:「でも、とっても嬉しくて」
伴藤桔梗:「だから、そっからいろいろ調べて、そういう不思議なものをね。わたしは見つけたいと思うんだ」
伴藤桔梗:「おしまい!むー。仕掛け扉も床にスイッチも見当たらない……」それだけ言うと、彼女は地下道内をウロウロ探索し始める。
犬養相丞:「おれ、正直そういうの全然信じてないんだけどさー」二人に小声で言う。
犬養相丞:「これ、マジで居そうな感じのやつ?」
設楽祐介:「わからない……んだけど」彼女の妄想にしては、幸運と声の話が気にかかる。
足立士遊:「世の中に超能力者は珍しくないんだ。宇宙人だっているんじゃない」
設楽祐介:「あのさ、伴藤さん。俺……今日初めて、いたらいいなって思ったよ。宇宙人」背中に声をかける。
伴藤桔梗:「え、設楽くんもついに敬虔になったのね!」
設楽祐介:「敬虔っていうのかな……まあいいや。俺も何か探すよ」
伴藤桔梗:「そっかー、こんなことなら、初めっからわたしの体験を切り売りするべきだったなあ」
設楽祐介:「そういうのはもっと大事にしなさい」
足立士遊:「そうそう、やめておきなさい。結構ヘヴィな話だったからね。反応に困るって」
犬養相丞:「そうそう。もっと値釣り上げて捌くべきものだよねっと」
足立士遊:「ま、俺としては良い宇宙人に会えることを願うしかないね。後、悪い宇宙人に騙されないように気にかけなきゃな」
GM:ちなみに、地下道は調べてみても、別段変わったところはないです。
GM:ただのボロくて暗い地下道。
足立士遊:「おっと、そうだ。悪い宇宙人と言えば、エビバディ・ジャムと手を組んでる奴のことが少し分かったぜ。犬養の」
足立士遊:地下道の壁をコンコンと叩きながら声を掛けよう。
犬養相丞:「なになにー?士遊ちゃんの?」
足立士遊:「エビバディ・ジャムが頭脳とするとシステム・オール・グリーンは手足だな。黒犬、ソラリスの身体能力系らしい。長身長髪の女性だってよ」
犬養相丞:「あーっ!ちょっと待って!ちょっと待ってね」
犬養相丞:「いくら……?」
犬養相丞:「おれ、本当にお金持ってないからね。さっきも情報屋に当たってみたら、文無しに用はねえってけんほろだったし」
足立士遊:「ロハにしても良いけどな。ちょっち俺の方でも嫌な予感するんで、その時に手を貸すか、俺の言う事聞いてくれ」
足立士遊:軽く笑う。
足立士遊:(長身長髪の女性でグリーンね。はっ、まさかね、いやいや、安着過ぎる嫌な予感。まっさかなぁ。外れる事を祈っておきましょ)
犬養相丞:「じゃあしょうがないね。士遊ちゃんの言うことには逆らえなくなりました!」
足立士遊:「もしかしたら無料で事が済むかもしれないんだから、もう少し喜びなさい」
犬養相丞:「わあ大変だ。大変なのに巻き込まれる同士、がんばろうね祐介ちゃん」
設楽祐介:「頑張るよ! ここほんと何もないけど!」まだ調べている。
伴藤桔梗:「なになに?設楽くん、なんか大変なことでもあったの?」
足立士遊:「頑張れ、頑張れ。彼女に良いとこ見せるチャンスだぜ」
犬養相丞:「うーん。たぶん向こうのほうが大変だよねこりゃ」

GM:シーンを終了します。
GM:ロイスや購入があればどうぞ。
足立士遊:グレネード 購入します
足立士遊:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 2[2]+4 → 6

足立士遊:無理。
足立士遊:以上です。
犬養相丞:足立士遊 P連帯感○/N脅威
犬養相丞:ボルトアクションライフルを。
犬養相丞:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

犬養相丞:ぜ、ぜんぜんダメだ。以上です
設楽祐介:こちらもボルトアクションライフルを狙います。
設楽祐介:2dx=>15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 8[3,8] → 8 → 失敗

設楽祐介:失敗! ロイスは保留です。

マスターシーン

GM:次のシーンはマスターシーンとなります。

GM:無人の雑居ビル。
GM:フロアの中に、死体が散乱している。
GM:ザクッ。ザクッ。ザクッ。
GM:フロアの中心で、一人の男が、繰り返し、繰り返し。
GM:死体にナイフを突き立てて、グチャグチャにしている。
GM:一人の女が、フロアの入り口に姿を見せる。
???:「ターゲットの移動経路予測が出来ました。次の作戦は――」
GM:声に反応して、男は手を止める。鋭い眼光で、女を見据える。
“エビバディ・ジャム”:「ああ。計画の話か。それをするとしようか……」
GM:男――“エビバディ・ジャム”は無残な姿になった傭兵の死体を一瞥すると、大仰に顔を覆う。
“エビバディ・ジャム”:「ああ……これは、これは。計画が、台無しだぞ。死体をなぶりすぎだ、“グリーン”」
“システム・オール・グリーン”:「………すみません」
“エビバディ・ジャム”:「構わないさ、次から気を付けてくれれば。計画通りやれば、失敗することは何もない」
“エビバディ・ジャム”:「さて……次の計画を始めよう。諸君らに集まってもらったのは、他でもない――」
GM:自らがかき集め、そしてたった今手を下した傭兵。
GM:彼らの遺骸を前に、男は空虚に、滔々と。計画を語り出す。
“システム・オール・グリーン”:「……」
“エビバディ・ジャム”:「“グリーン”。君にも、役に立ってもらうとしよう」
“エビバディ・ジャム”:「そう、私の計画を、お利口に実行するんだ。いいね?」
GM:計画だけを見据えた眼光が、傍らに控える女の方にちらりと向く。
“システム・オール・グリーン”:(――そう。この眼だ)
“システム・オール・グリーン”:(この眼を、私は。裏切れずにいる……今でも)
“システム・オール・グリーン”:「はい、“エビバディ・ジャム”。私は“システム・オール・グリーン”」
“システム・オール・グリーン”:「貴方の計画を、遺漏無く、瑕疵無く。忠実に出力するものです」

ミドルフェイズ4

GM:では、次のシーンも引き続き情報収集。
GM:登場する方はどうぞ。
犬養相丞:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 6[6]+46 → 52

常葉旬:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 1[1]+57 → 58

設楽祐介:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 9[9]+50 → 59

足立士遊:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 10[10]+58 → 68

GM:発見値!
GM:4d10+44
DoubleCross : (4D10+44) → 28[6,8,5,9]+44 → 72

GM:とっても出そう!
GM:襲撃判定!
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 65

GM:【襲撃発生】

GM:地下道を抜けたところで、あなた達の周囲を、チンピラどもが取り囲んでいます。
チンピラ:「ヘヘッ……見つけたぜお嬢ちゃん。俺たちと来てもらおうじゃねえか」
傭兵:「恨みはねえが、これも依頼だ。邪魔する連中には死んでもらうぜ」
足立士遊:竹刀袋から黒塗りの木刀をすらりと抜く。おもむろにチンピラに突く。
足立士遊:無言ノーモーション問答無用の一撃。
常葉旬:「ああ……やめておいた方がいいと思う、って遅かったな」
常葉旬:「みんな血の気が多いし、始めると止まらない」
チンピラ:「ウボッ……!」チンピラの一人がのされ倒れる。
足立士遊:「ふん、死んでもらうなんて口にするんだ。斬奸の名目がこれで立った」
足立士遊:「たとえ相手が没義道の輩であっても、それを糾す筋は必要だろうからな」
チンピラ:「こ、こいつら……!構わねえ!やっちまえ!」
GM:ということで、ミドル戦闘が発生します。
足立士遊:「卑劣って罵ってくれても、か・ま・わ・ん・ぜ♪」ウインクして告げる。
設楽祐介:黙ってバイオリンケースから場の空気に合わない楽器を取り出す。
常葉旬:「気が進まないな」 髪の毛をかきむしる。ほとんど動く気配はない。
犬養相丞:「気、進まないよねー。タダ働きは」
犬養相丞:「財布あたり落として逃げてくれると、とってもおれはうれしいよ」ナイフを構える。
足立士遊:「ナイフとサイフをかけてるわけか。うわ、それ笑えないぜ」
設楽祐介:「進まなくてもなんでも、やられたならやり返すしかないよね……!」
犬養相丞:「あとは向こうのライフあたりもかけたいところだねい」
足立士遊:「さて、犬養ジョークで気もほぐれたところでだ。伴藤さんにはなるべくあいつら近づけないように頑張るとしようか」
常葉旬:「そこは同感。設楽がキレると、どうなるかわかんないし」
     傭兵[14]

      5m

   チンピラ1~4[5]

      5m

    設楽[12] 足立[6]
   常葉[6] 犬養[21]
GM:配置はこんな感じ。チンピラどもを倒さないと、傭兵のもとにはいけません。
GM:セットアップから開始しましょう。
犬養相丞:なしです
足立士遊:なし
常葉旬:なし
GM:エネミーたちは全てありません。そんな上等な連中ではない。
設楽祐介:なしです
GM:では、犬養くんの手番から。
犬養相丞:はーい
犬養相丞:マイナーは無しで、メジャー《コンセントレイト:バロール》《巨人の斧》《うごめく弾丸》。
犬養相丞:奥の傭兵を狙います。
GM:こいやっ
犬養相丞:7dx@7
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[4,5,6,6,9,10,10]+6[2,3,6] → 16

GM:いけそう!ドッジ!
傭兵:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,1,5,6,8,9] → 9

GM:あっダメだ!ダメージをどうぞ。
犬養相丞:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 8[4,4]+8 → 16

GM:そのダメージではまだ倒れない!
犬養相丞:「それじゃ、おれが遊んであげるよ」
犬養相丞:ナイフで器用に自分の爪を切り、切った爪を引っ掛けたまま、傭兵に向かって投げつける。
犬養相丞:刺さった先で重圧が発生して、重みで敵を釘付けにします。
傭兵:「グ、重……!な、なんだこれは!?」
犬養相丞:「にしし。効いてる効いてるねえ。気分はどう?最悪?」
犬養相丞:「でも最悪なんて答えちゃダメだよ。それはこれから先なんだからさあ!」
犬養相丞:「じゃ、あとよろしく!」
GM:では次、傭兵が動きます。
傭兵:「舐めるなよガキ風情が……っ!」
常葉旬:「あ。反撃……」
足立士遊:「プロの矜持は怖いねぇ」
傭兵:《小さな塵》《形なき剣》《要の陣形》。3人を攻撃。
傭兵:さっき攻撃してきた犬養くんは確定として、残り二人をランダムに決めます。
GM:choice[設楽,常葉,足立]
DoubleCross : (CHOICE[設楽,常葉,足立]) → 設楽

GM:設楽くんと、
GM:choice[常葉,足立]
DoubleCross : (CHOICE[常葉,足立]) → 足立

GM:足立くん!
傭兵:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 10[1,4,6,7,7,7,10,10]+2[1,2]+3 → 15

GM:ドッジダイスは-2個されます。
足立士遊:ガードします。
設楽祐介:回避不能です。武器もないのでガードも不可。
犬養相丞:なにもできない……ガード。
GM:ダメージ!
傭兵:2d10+15 装甲有効
DoubleCross : (2D10+15) → 15[6,9]+15 → 30

足立士遊:「正念場だぞ。足立士遊!此処を切り抜ければお前は出来る男だ」
犬養相丞:倒れます!リザレクト!
足立士遊:ガード4 装甲8 HP12点残して生存。
設楽祐介:倒れてリザレクトします。
犬養相丞:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 8[8]+66 → 74

足立士遊:「それ見たことか!俺は出来る男だぜ」
設楽祐介:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 1[1]+59 → 60

傭兵:「は!死ね死ね死ね!」銃を乱射する。
GM:では次、設楽くんの番です。
設楽祐介:はい。マイナーはなし。
設楽祐介:メジャー、コンボ『無伴奏バイオリンソナタよりシャコンヌ』《サイレンの魔女》《確定予測》《スキルフォーカス》を使用。Dロイス《達人》も乗っています。
GM:つ、つよそう
設楽祐介:対象は敵全員、リアクションのC値+2。侵蝕値13上昇。
設楽祐介:判定いきます。
GM:どうぞ!
設楽祐介:9dx+10
DoubleCross : (9R10+10[10]) → 10[2,2,4,5,5,6,7,8,10]+5[5]+10 → 25

GM:誰も彼も何も出来ないです!ダメージをください!
GM:C値+2がつらい!
設楽祐介:3d10+20 装甲値無視
DoubleCross : (3D10+20) → 15[5,6,4]+20 → 35

GM:う、うそだあ
GM:その攻撃でみんな死ぬ!
設楽祐介:「じゃあ、皆、ちょっと心を落ち着けてもらえると助かる」味方に対してぽつりと言い、バイオリンを構える。
設楽祐介:奏でる音は、ごく器用な普通の音楽……だが、敵意を持つ者に対しては恐怖と美に彩られた音として精神に襲いかかる!
常葉旬:「やると思ってた。終わりだな」 最初から最後まで動く気配さえ見せなかったのは、このためだ。
傭兵:「な、なんだ!?止めろ!止めてくれ!」
設楽祐介:「止めてもいいけど、もう遅い!」
足立士遊:「常葉が設楽をやばい扱いする理由は、こういう事ね。いやはや脱帽だよ」
犬養相丞:「へへーっ!何がどうなってんだろ」
チンピラ:「お、俺たちはただ命令で……うがあああ!」
GM:断末魔の叫びを上げ、敵は皆その場に倒れ伏した。
足立士遊:「おだまり。命令だろうが何だろうが凶器向けた時点で言い訳無用よ」
常葉旬:「しかし、このまま絡まれ続けるのは……鬱陶しいし、スタミナが持たないな」
設楽祐介:「ふー、ちょっとやりすぎたかな」額を拭う。
足立士遊:「いやぁ、俺の秘剣が温存できた。サンキューな」手持ち無沙汰に黒塗りの木刀をくるくると軽快に回す。
犬養相丞:「それじゃ、邪魔者が消えたうちに、いろいろ調べてこっか」
設楽祐介:「なんの! 久しぶりに弾けてちょっと楽しかったしね」
足立士遊:「首謀者そろそろ知りたいよな。秘密組織にも連絡入れられたら入れよう」
GM:情報収集に入れます。
■情報項目
(済)▼伴藤桔梗〈情報:噂話〉5
(済)▼謎の声〈知覚〉〈情報:噂話〉6
(済)▼“エビバディ・ジャム”〈情報:UGN・裏社会〉7
(済)▼襲撃者について〈情報:UGN・裏社会〉6
(済)▼“システム・オール・グリーン”〈情報:UGN・裏社会〉7
(済)▼伴藤桔梗の家族〈情報:噂話〉8

▼UGNへの連絡〈情報:UGN〉7
▼襲撃を撒く方法〈情報:裏社会・軍事〉6
▼襲撃者の雇い主〈情報:UGN・裏社会〉6
犬養相丞:襲撃を撒く方法について、軍事で挑戦します。
犬養相丞:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[4,8]+1 → 9

犬養相丞:yatta
常葉旬:襲撃者の雇い主について、裏社会で挑戦します。
常葉旬:1dx+1=>6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 5[5]+1 → 6 → 成功

常葉旬:成功です!
設楽祐介:UGNへの連絡について、〈情報:UGN〉で判定します。
設楽祐介:3dx=>7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 5[2,3,5] → 5 → 失敗

設楽祐介:失敗です。
足立士遊:それではUGNへの連絡について コネ:要人への貸しを使用します。
足立士遊:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,3,5,6,9] → 9

足立士遊:成功です。
GM:OK!3つとも公開になりますね。
▼襲撃を撒く方法
襲撃者らは組織だっていないため、こちらから分散させることで、相手の捜索の手を緩めることができる。
具体的には、シーンに登場した際、PCを分けて登場させ撹乱することで、発見値の上昇値を2d10にすることができる。
その場合、「開けたルート(戦闘になる場合、数の多い敵が出る)」「狭いルート(戦闘になる場合、単体の敵が出る)」のどちらにどちらのグループが行くかを選択すること。
この分断による撒く効果は、絶えず撹乱し続けてこそであるため、同じPC組み合わせでは1度しか効果を発揮しない。
GM:要は2-2あたりで別れることを積極的に推奨するシステムというわけですな。
GM:次!
▼襲撃者の雇い主
雇い主は“エビバディ・ジャム”だが、彼もあくまで傭兵であり、その上に任務を依頼したクライアントが存在する。
更に上の雇い主は、神城グループの人間であるようである。
もう一つ不可解な点としては、“エビバディ・ジャム”の作戦としては、あまりに稚拙な単純突撃が多いことである。
GM:UGNの連絡については、実際に通信をつなぐことでやりましょう。
足立士遊:襲撃直後、携帯端末でUGNにコールをかけます。
GM:では、かなり長いコールのあとに、ようやく繋がる。
???:「もしもし?どこの部隊?」
???:「所属と隊長のCNを……ってこれ、登録の番号じゃないわね。どっからかけてんの?」
足立士遊:「もしもし探偵事務所本部ですか?誰かいますー?っと、やっと出たよ」
足立士遊:「こちら登録名ガグンラーズ。最近じゃ卑劣漢でお馴染み?お馴染みですね、きっと」
???:「えっと、イリーガル?登録名簿、登録名簿……あった。あ、隣町の?」
GM:なお、この市にはUGN支部が存在せず、
GM:隣町の支部が担当区域となっています。保護を求めるならば、道のりは少し遠い。
足立士遊:「今ってお時間大丈夫ですか?武装したオーヴァード集団に一般人含む襲われましてね。撃退したんですけど」
???:「これ緊急度高い?今、こっち忙しいんだけど、聞かなきゃダメかな?」
???:「あー……」
???:「緊急度高いのね……」
足立士遊:「そうそう。結構高いと思いますよ。保護と後始末頼みたいなぁって、そんなところです」
足立士遊:「そっち忙しいってなんか事件起きてるんですか?」
???:「えーっと。申し訳ないんだけど、厳しい」
???:「うん。ちょっとFHとぶつかる事案があって、戦闘員出払っちゃってるのよ」
???:「今支部、あたししかいないから、迎えは……」
???:「あー……しゃあないか……」
足立士遊:「とんだ偶然もあったもんだ。じゃあ、こっちからそっちに出向かなきゃ駄目?」
???:「あたし行くわ。戦闘はできないけど。どこか落ち合えそうな場所ある?」
足立士遊:「お。やった。声が美しいから、きっと良い人だと思ったんだ♪ちょい待ってくださいね」
足立士遊:携帯から顔を離して振り向く。
足立士遊:「お前ら。UGNの人が来てくれるってさ。どっか落ち合えそうな場所近くにある?」
常葉旬:「ああー……スタジオとか? 楽器の練習に使ってるやつ」
常葉旬:「設楽がたぶんメンバーズカード持ってる」
犬養相丞:「じゃ、合流さえすればおれたちお役御免だね」
設楽祐介:「ああ、あるある」財布を取り出してがさがさ探し出す。
犬養相丞:「報酬もUGNからせしめられそう。万々歳てやつ?」
常葉旬:「余計な詮索されないし、ちょうどいいんじゃないか」
足立士遊:「あ。そうはならない。向こうも人手不足らしいぜ。相手倒すまでは、しばらく手は回らないっぽい」
足立士遊:「じゃあ、そのスタジオな。住所教えてくれ。伝える」
設楽祐介:「はいはい」足立君にカードを手渡す。
常葉旬:「……向こうも多忙か。この件と無関係か……だとしても、すごく面倒だ」
犬養相丞:「まだまだ稼げるって考えることにするよ。ま、それにおれ、考えはあるからさ」
足立士遊:「最悪さー、UGNに仕掛けてる連中がこっちの件の囮かもな」
足立士遊:言って再び電話。
設楽祐介:「……さっきのチンピラ、伴藤さんを狙ってるようなこと言ってたんだよな……」考え込む。
足立士遊:「はい。お待たせしました。じゃあ合流場所の住所を…」とカードに書かれた住所言います。
設楽祐介:「どっちにしろ俺はまだ抜けられないや。はは……」
常葉旬:(これに付き合ってやる俺、すごくいいやつだな)
“コバルトクロリドII”:「了解。こっちは“コバルトクロリドII”……言っておくけど、戦力としては計上しないでね」
GM:「UGNとの合流」イベントを行うことが可能です。
GM:こちらもシーンを作ってやる感じのやつなので、選択した場合は
GM:情報収集は行えないのでご注意ください。
足立士遊:「戦力にならないの自覚してるのに、来てくれるなんて、貴方、良い人ですね。そういうの信頼できるな。会えるの楽しみにしてますよ。では、後ほど」
足立士遊:特に何もなければ切りましょう。
GM:では電話は切れます。
伴藤桔梗:「終わったなら終わったって言ってよ!」地下道から怒った顔で出てくる。
伴藤桔梗:「終わるまで隠れてろって言うから隠れてたのにさ!終わってからも教えてくれないんだもん!」
足立士遊:「設楽君が担当だし、そうゆうの、ねぇ」と責任を転嫁します。
設楽祐介:「ええっ、そうなの!? ご、ごめん……」押しに弱い!
常葉旬:「すっかり忘れていた……」
伴藤桔梗:「忘れてたって!ひどくない!」
伴藤桔梗:「忘れてる間にミューティレーションされて改造されてるかもしれないよわたし!」
設楽祐介:「あー、ほら、伴藤さん。自販機あるよ。ジュースとか奢るからさ」どうどう。
常葉旬:「可能性はあるな。次から気を付ける」
犬養相丞:「見るからに変わってないし大丈夫じゃない?」
伴藤桔梗:「まあいいよ。ねえねえ、何かわかった?あ、ナタデココサイダー!それ!」
足立士遊:「ミューティレーションされた時点で宇宙人と会えてない?」
伴藤桔梗:「……!」
伴藤桔梗:「ほ、ほんとだ」
設楽祐介:「はいはいっと」冷えた缶を渡したりとか。
伴藤桔梗:「じゃあ今のわたしは宇宙人に改造されていて、その記憶が無いのは宇宙人に記憶操作を受けたせい……?」
伴藤桔梗:「あ、ありがと、設楽くん」缶を受け取ろうとした瞬間。
傭兵:「ク、クソが……殺してやる……!」死に体の傭兵の一人が、伴藤桔梗に向けて銃を構え。
GM:発砲しようとした瞬間。
傭兵:「グガアアア!」
GM:ばっさりと、切り裂かれたような痕を残して、再び男が倒れる。
常葉旬:「……?」
設楽祐介:「! 伴藤さん、危な……!」庇おうとしたところで異変に呆気にとられる。
伴藤桔梗:「え?何?」
常葉旬:「いまの……」 周囲を見回している。
足立士遊:「宇宙人ってやつか?」
設楽祐介:「これ、常葉君。この間のあれに……」
常葉旬:「似ている。っていうか、同じだと思う」
犬養相丞:「少なくとも、おれらじゃない。だよね?」
常葉旬:「ああ。俺は違う」
伴藤桔梗:「じゃあ今の、宇宙人の力なの?念動力?それとももっと、わたしたちの及びもつかないようなものなの?」
伴藤桔梗:「改造によって、脳の使われていない領域を使うことで人ならざる力を振るえるようになったとか?」
伴藤桔梗:「それとも伝承上の神や幻獣のたぐいが、権能を持って一時的に現代に干渉するとか……うーん」
設楽祐介:「こいつのことを確認するのも、早くした方がいいかもしれないな」
伴藤桔梗:「でもやっぱ宇宙人が一番ロマンあるよね……証拠も多いし」
足立士遊:「どちらにせよ、随分と奥ゆかしい奴だ。俺なら恩の一つも売るがね」
常葉旬:「何か原因があるのは間違いない。呼び出しを、試してみるか……?」 ぶつぶつ呟いている。
犬養相丞:「とりあえずさ、おれ思うんだけど」
犬養相丞:「あいつらさー。見た感じ、桔梗ちゃん狙ってるんでしょ?しかもそのくせ、見つけるのは別にうまくないわけだから」
犬養相丞:「固まってないほうが有利だと思うんだよねおれ。二手に別れない?」
設楽祐介:「それもそうか。撒く作戦だね」
常葉旬:「……賛成する。そっちの方が手っ取り早そうだ」
足立士遊:「流石、こういう事は手慣れてるね、犬養の」
犬養相丞:「まーまー切った張ったの世界だからねー。コンサル料は徴収しないよ」
常葉旬:「で」 生き残ったチンピラの胸倉をつかんで立たせる。
常葉旬:「みんな、誰に雇われたんだ?」 壁際に押し付けて逃がさない。
常葉旬:「教えてくれると、お互いスムーズに終わる。そうじゃないと、お互い面倒なことになる」
チンピラ:「アガガッ!言う!言います!」
常葉旬:「うん。頼むよ」
チンピラ:「“エビバディ・ジャム”って奴だ!言った!殺さないで!」
犬養相丞:「ジャムちゃんなの?そんな雑な手口で……?」
常葉旬:「殺すまでやらないよ。ひどいな。……でもそいつは、なんでこんなことをさせてる?」
常葉旬:「趣味で? 暇だから? 何か知らない?」 チンピラをゆっくり左右に揺らす。
チンピラ:「し、知らな……ガバッ、あ、待った、えっと」
チンピラ:「誰かと会ってた!多分そいつが依頼主だ……顔は見てねえけど」
常葉旬:「はあ……依頼主? どんなやつ? 身なりはわかるだろ」
チンピラ:「スーツのオヤジで……あ、ありゃ、神城のバッジだった、ああ、そうだ!そんなだった!」
常葉旬:「……そうか」 急に手を放す。
チンピラ:「ぐへっ」
常葉旬:「だいたいわかった。協力的で助かった」 振り返ってうなずく。
足立士遊:「世界的企業?マジかよ?それ怪しくないか?」
犬養相丞:「いや、あそこはバリバリこっち系だよー」
常葉旬:「……思ったより、大きな事件に首を突っ込んでるのかもしれない」
犬養相丞:「あそこ払いはいいけど、契約事項がガチガチで多すぎんだよね」
伴藤桔梗:「カミシロ?」
設楽祐介:「ああ、こっちの話!」
足立士遊:「何処の業界も血なまぐさい事だな。さぁて、これからどうする?」
犬養相丞:「まず目標は、スタジオまで向かうこと」
犬養相丞:「んで、できれば、宇宙人の正体も調べたい」
常葉旬:「……両方やるか」
犬養相丞:「更に出来れば、ジャムちゃんの鼻っ柱をべっきべきにする。こんなとこ?」
足立士遊:「宇宙人の正体分からずじまいで終わるのも、売られた喧嘩をかわすのも、気持ち悪いし、それでいいんじゃない」
設楽祐介:「うん。やる」バイオリンケースを抱え直す。

GM:シーンを終了しましょう。ロイス購入どうぞ。
常葉旬:ボルトアクションライフルを購入します。
常葉旬:1dx=>15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 8[8] → 8 → 失敗

常葉旬:不可能でした。
足立士遊:設楽君にロイス 同行者 感服○/脅威
常葉旬:ロイスは保留で、以上です。
犬養相丞:ボルトアクションライフル。
犬養相丞:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[2,10]+7[7] → 17

設楽祐介:犬養君にロイスを取得します。○感服/脅威
犬養相丞:あ、やった たからずに買えちゃった
犬養相丞:アイデンティティの危機だ
設楽祐介:あ、では応急手当キットを買いたいです。
足立士遊:お。やった。じゃあ応急手当てをむさぼるとしましょう。
足立士遊:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 4[1,4]+4 → 8

設楽祐介:3dx=>8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 7[4,6,7] → 7 → 失敗

足立士遊:買えたので即使用します。
足立士遊:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 6[4,2]+12 → 18

足立士遊:いまいち。以上。
設楽祐介:うーん、財産点1使用して購入します。そして使用。
設楽祐介:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 15[6,9]+1 → 16

犬養相丞:ロイスはないです!おわり。
設楽祐介:以上です。

ミドルフェイズ5

GM:では次のシーン!
GM:挑戦できる情報項目はありません。
GM:実行可能なのはイベント「謎の声の呼び出し」と「UGNとの合流」になります。
GM:登場する方はどうぞ。
犬養相丞:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 4[4]+67 → 71

常葉旬:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 8[8]+58 → 66

設楽祐介:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 1[1]+73 → 74

足立士遊:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 6[6]+68 → 74


GM:では、まずは広い側。呼び出しへの挑戦について。
GM:の前にだ!
GM:発見値!
GM:一度戦闘があったので、0からのスタート。
GM:今回は分断状態のため、2d10を振ります。
GM:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[9,5] → 14

GM:発見値は14。襲撃されるかな~?
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 34

GM:襲撃は起きません!やったね!
GM:では改めて、呼び出し側!
GM:伴藤桔梗も当然こちら側に居ます。

GM:街中を3人の影が歩く。
伴藤桔梗:そのへんで買ったフードつきパーカーを被って、一応の偽装をしている。
伴藤桔梗:「なんか、ちょっとわくわくしない?こうやってこそこそって行動するのってさ」
設楽祐介:「秘密作戦、みたいな感じはするけど……」それどころではないのも事実だ。
常葉旬:「かもな。気楽なかくれんぼなら、まだ良いんだけどな」
GM:ちなみに、呼び出す作戦としては、
GM:わざと伴藤桔梗に危機が及ぶように見せかけて出現を促すというものです。
GM:二人で段取りを打ち合わせたりしても良い。
常葉旬:「……設楽の攻撃は、いまひとつ危機がわかりにくいかもしれない」
設楽祐介:「そうだね。普通は効かないものだし」
常葉旬:「俺が、これを」 マンホールの蓋を示す
常葉旬:「蹴って、飛ばしてみる。最悪、設楽がガードするので安心」
設楽祐介:「ふむ」
設楽祐介:「パワフルだな……でも、それくらいしないと危機感出ないかもな」
常葉旬:「俺自身だと、いくらでも寸止めできるし」
常葉旬:「あとは伴藤の根性と気合いだけ」
設楽祐介:「わかった。万が一の時はどうにかするし」
常葉旬:女子には勧めずらい作戦を、ぼんやりしながら提案する
伴藤桔梗:「あれ?何してんの?」まったく気づかずに歩いている。
設楽祐介:伴藤さんの傍に行き、常葉君に目配せをする。
常葉旬:「ん」 思い切りマンホールの蓋を踏みつけ、空中に跳ね上げる。そして――
常葉旬:「よっ」 火花を放つ回し蹴りで、正確に伴藤さんへ向けて蹴り飛ばす。
GM:マンホールの蓋は真っ直ぐに伴藤桔梗に向かい。
常葉旬:「……!」 攻撃に備える。
GM:「何にも妨害されること無く」、彼女の至近まで迫る。
常葉旬:切り刻む攻撃が、襲い掛かってくるかもしれない。
GM:特に攻撃の発生はない。
常葉旬:「……設楽!」
設楽祐介:「!」危ない。ガードのため手を出す。
GM:出した手に直撃。蓋が真上に跳ね上がる。
伴藤桔梗:「え?今の何の音……?」振り向く。
設楽祐介:「った……!」跳ね上がった蓋を目で追う。
常葉旬:「来たか?」
伴藤桔梗:「え、設楽くん、手赤くない!?大丈夫?」駆け寄って手を握る。
GM:蓋はちょうど伴藤桔梗の真上に到達し、そのまま落ちてくる。
設楽祐介:「あ、いや、これはその、大丈夫……」顔の方を赤くして一瞬気が逸れた。
設楽祐介:「って、伴藤さん、危ない!」
常葉旬:「……」 落下を見送る。
GM:彼女の頭上に直撃する瞬間。
GM:ガャン!と音が鳴る。
GM:マンホールの蓋が両断され、左右に吹き飛んで落下する。
GM:ガラガラン!っと大きな衝突音がほぼ同時に2つ。
伴藤桔梗:「えええ!?今の何!?」
常葉旬:「これだな」
設楽祐介:「……出た」
GM:今の挙動で、分かることがあります。
GM:最初の一撃では、反応しなかったということ。
GM:それが何を意味するかというと、危機に対して自動的に反応する、と言った代物ではないこと。
GM:更に言えば、最初のが危機ではないと分かるということは、二人の打ち合わせを聞いていた可能性が高いということ。
GM:そして、必要でなければ手を出さない、つまりは、自分の正体をなるべく出さないようにしているであろうこと。
GM:このあたりが、事実として類推できます。
伴藤桔梗:「え?これ、マンホール……?割れてる……?」
常葉旬:「……単純な方法じゃ無理そうだな」
設楽祐介:「しかも多分、打ち合わせがばれてるよ、これ」
常葉旬:「うん。宇宙人の正体は、伴藤を狙ってるやつらに聞いた方が早いかも」
設楽祐介:「そうなるか……」頷く。
設楽祐介:「伴藤さん大丈夫だった? 不思議なこともあるねえ」
伴藤桔梗:「ね、ねえこれも宇宙人の仕業なの?」
常葉旬:「宇宙人の可能性はあるよ。なんでこういうことをするのかは、わからないけど」
伴藤桔梗:「人間都市社会におけるミステリーサークルとも呼ぶべきマンホールを破壊してみせるわけだから、きっとここに宇宙人のメッセージが隠されていると思うのよね」
設楽祐介:「マンホールすごいな」
伴藤桔梗:「人類の行き過ぎた物質主義への警告あたり……?」首を傾げる。
常葉旬:「俺、イルカがジャンプして空中の板を割るのを見たことがある」
設楽祐介:「と、ともかく無事で良かったよ。何より何より」
常葉旬:「そういう習性でもあるんじゃないかな。まあ、できることはここまでか」
常葉旬:「次の手を考えよう。向こうの二人が、なにか上手くやってくれてるといいんだけど」
GM:というところで視点を移しましょう。

GM:音楽スタジオ
GM:あなた達がそこへたどり着くと、受付でもめあっている様子がある。
受付:「ですから、お入れすることは出来ません。早く病院に行ってください」
足立士遊:「お。なんだ?あんまり騒ぎがあるのは有り難くないんだがな」そちらを見る。
“コバルトクロリドII”:「これくらい何でもありません。ぜんぜん大丈夫なんで、見なかったことにしてください」
受付:「いやでも、その怪我は……」
GM:噛み付いている方。眼鏡の少女は、全身いたるところに包帯やらガーゼを貼り付けている。
GM:片腕を三角巾で吊っている有様。
犬養相丞:「ねーねー士遊ちゃん。あれがお目当てって可能性ある?」
足立士遊:「痛そうだな。聞き覚えのある声だし、あの人だと思う」
犬養相丞:「あの怪我でスタジオに来る用ってふつうなくない?」
受付:「いい加減にしてください。救急車よびましょうか?」
足立士遊:「お仕事大変だよな。労わってやろう。ついでに助け舟もな」
足立士遊:言って、受付に近づきましょう。
“コバルトクロリドII”:「いや、救急車乗せられると普通に困るのよ……!ワーディングするべきかしら……」
足立士遊:「あ、さーせん。こっちの連れです」
受付:「はい?ええと、お客様?」
“コバルトクロリドII”:「連れ?あ」
足立士遊:「すみませんね。俺も怪我してるなんて知らなくて」
“コバルトクロリドII”:「”ガグンラーズ”君?」
足立士遊:「足立で良いですよ。本名は足立士遊。こういう所でバンドネームで呼び合うのもね」
足立士遊:そして指で後ろを指して
犬養相丞:「ビンゴビンゴ。色んな意味でビンゴだよねー」
足立士遊:「で、あっちが犬養相丞。フリーの協力者」
犬養相丞:「よろしくねお姉さん~」
足立士遊:「騒がれたくないし、合流できたし、移動します?お姉さん」
“コバルトクロリドII”:「そうね。ここが戦場になっちゃっても困るし……お姉さんはやめて」
犬養相丞:「じゃあお姉ちゃん?」
“コバルトクロリドII”:「……もっとやめて」
足立士遊:「じゃあコバさん」
“コバルトクロリドII”:「……それでいいわ、もう」
犬養相丞:「えー。お姉ちゃんのほうがよくない?」
足立士遊:「素直に本名教えてほしかったぜ。あ、怪我大丈夫?」
“コバルトクロリドII”:「大丈夫よ。そのうち再生力が追いつくはずだから」
“コバルトクロリドII”:「今はちょっと、リザレクトが追いついてないだけ」
足立士遊:「来る途中に襲われたりした?」スタジオから離れ歩きながら聞きましょう。
“コバルトクロリドII”:「いえ?もしそうだったらたどり着けてないわよ」
犬養相丞:「ご趣味はー?」
“コバルトクロリドII”:「……それ。答える必要、あるのかしら」
犬養相丞:「おれのお姉ちゃんへの好感度が上がるかも」
足立士遊:「犬養。そういうの俺と微妙に被りそうな気がする。向こうに合流場所変更の連絡よろしく」
犬養相丞:「じゃあ士遊ちゃんが自重しなよー。おれはなんでも貰う派なんだからさー」電話をかけながらぼやく。
犬養相丞:「女の子の好感度、お金ない時に食ってけるかに直結するんだからねマジで」
足立士遊:「じゃあ、今のは罪もない女性を救ったことになるな。真面目に働けよ」
足立士遊:「電話はしてくれてサンキュー」
足立士遊:軽口叩いてコバルトクロリドⅡさんに顔を向け
足立士遊:「で、趣味は?…は、ともかくUGN、今どうなってんの?」
犬養相丞:「罪もない一人の男が餓え死にする……」
犬養相丞:「なんつて。罪アリアリだった」
“コバルトクロリドII”:「今って言うか、前々からやりあってるセルがあって」
“コバルトクロリドII”:「今はそことかなり激しくぶつかってんのよ。他のとこから逆に応援をもらってるくらい」
“コバルトクロリドII”:「それにさ、正直、こっち、手なんて回ってないのよ。だってこの辺」
“コバルトクロリドII”:「神城の支社のお膝元だかで、UGNの肩身狭いのよ。支部がないのだって、そもそもそのせいで」
足立士遊:「神城の支社のお膝元。成程ねぇ」肩に寝かせた竹刀袋を軽く揺らす。
足立士遊:「じゃあ、あれだ。ここらへんは神城の縄張りで、向こうはある程度は好き勝手出来るのか」
“コバルトクロリドII”:「いや、好き勝手出来るというか」
“コバルトクロリドII”:「そもそも、こっちってUGNの管轄より、治安良かったはずなのよ」
“コバルトクロリドII”:「わざわざ他から神城で無い連中がちょっかい出すようなとこじゃないはず」
足立士遊:「治安が良いのは結構な事なんだけどさ」
足立士遊:「実は、俺ら、その神城に狙われてるかもだ」
足立士遊:「な」と、犬養君にも同意を求めよう。
犬養相丞:「そそ。UGNさん的にはどうなの?やりあう?」
“コバルトクロリドII”:「やりあう戦力がないわ。とにかく、その一般人だっけ?その娘連れてきてよ」
“コバルトクロリドII”:「その娘調べれば、なんか出てくるでしょ」
犬養相丞:「うんにゃ。ちょうど着いたってさ。あ、あれだ、あれ」電話したまま、遠くに向けて手を振る。
足立士遊:「UGN信用してるから、あんま危ない事はしないでね。っと」何時の間にかタメ口になっている。
常葉旬:「そっちは、うまくやったみたいだな」 のっそりと出てくる
設楽祐介:手を振り返して小走りでやって来る。
伴藤桔梗:「え、えええ?すごい怪我してるけど……?」
犬養相丞:「そっちは?収穫あったー?」
犬養相丞:「捕まえたー?TV局に売れそう?」
常葉旬:「……正直、あんまりかな」 起きたことを説明します。
設楽祐介:「あれ捕まえるのは無理だよ、実際」
常葉旬:「うん。難しい……ということで、こっちから呼び出すのは、無理だと思う」
常葉旬:「いや、なんか方法あるかな……。もっと詳しそうな人に聞きたいんだけどな」
設楽祐介:「あれじゃ無理だってことがわかった、っていうのはひとつ前進だけどね」
“コバルトクロリドII”:「大丈夫。その子ね?」
“コバルトクロリドII”:顎を掴んで引き寄せ、目を覗き見る。
伴藤桔梗:「えっ、何何?」
“コバルトクロリドII”:「うん、うん。分かった」
犬養相丞:「お姉ちゃんたち、何やってんの?いかがわしいこと?」
“コバルトクロリドII”:「そんなわけ無いでしょ。私、持ってる能力、これだけだから」
常葉旬:「何を見た?」
“コバルトクロリドII”:「断言するわ。この娘、持ってない」
“コバルトクロリドII”:「いかなるR形質も持ってない。完全に、ただの一般人」
伴藤桔梗:「わたし今なんか、すごい失礼なこと言われてる気がする!」
足立士遊:「まあ、それは、その通りなんだが、逆に言うと、宇宙人はいるって事」
常葉旬:「だな」
“コバルトクロリドII”:「だからもし、この娘の周りで不可解な事件があるとしたら」
“コバルトクロリドII”:「彼女が起こしてるんじゃなくて、完全に外部要因になるはず」
犬養相丞:「でも結局それが何かはわかんないって感じ?」
“コバルトクロリドII”:「そうね。でも、調べるのは限界がありそう」
“コバルトクロリドII”:「聞く限りだと、元を断ったほうがいいと思うけど……」
常葉旬:(持ってる能力がこれだけということは、ここからの展開でまったく役に立たなさそうだぞ……) 失礼な目。
“コバルトクロリドII”:「もし本当に相手が神城だってなら、利にならないことはしないと思うから」
“コバルトクロリドII”:「この娘を襲うことに、何らかの彼らの利益があるはず」
設楽祐介:「ふーむ……」外部要因の方に用があるんだろうか?
足立士遊:「調べられるもんかね。下っ端叩きのめしても、教えられてないだろうしな」
常葉旬:(結局、最後まで面倒を見るしかないな。そういうところが、まさに俺……)
常葉旬:「神城を当たるしか思いつかないな」
犬養相丞:「でもおれらが支部に行ったら、手出ししづらいわけじゃん」
犬養相丞:「だったら、たどり着くまでに襲い潰すのが、その筋的にはセオリーだと思うけど」
足立士遊:「後はエビバディ・ジャムか」
犬養相丞:「何もしてこないとは到底思えないね」
常葉旬:「神城の支社まで突破すれば話は早い。その……ジャムも出てくるだろう」
常葉旬:「他に当てはあるか? 俺はよくわからないな」 頭を掻きむしる。
足立士遊:「依頼者が分かれば、そいつの家族に花束でも届けるんだけどな」
犬養相丞:「それはそれで問題になると思うよー?向こうは表で有名な企業だし」
設楽祐介:「そこは当事者だけに留めとこうよ!」
伴藤桔梗:「えっと」手を挙げる。
犬養相丞:「おっと。桔梗ちゃんなんかあるの?」
常葉旬:「問題、俺は構わないけど……あ。どうぞ」
犬養相丞:「みんなー!桔梗ちゃんが面白いこと言うってさー!」
伴藤桔梗:「や、やめてよう!そういうのは設楽くんの係なんだよ!?」
設楽祐介:「それも俺なの!?」
伴藤桔梗:「こほん。とりあえずさ、わたし、秘密基地に行きたいから。その支部?ってとこに向かいたいんだけど」
伴藤桔梗:「ダメかな……?」
足立士遊:「取り合えず最低限でも保護だった訳だし、現状だと妥当なとこかね」
常葉旬:「ああ、支部。喧嘩してるらしいけど、危険性はあるかな」
設楽祐介:「秘密基地……といえばまあそうだけど」
犬養相丞:「んー。まあ、理由はともかく。それでいいんじゃないの?」
“コバルトクロリドII”:「セーフハウスも幾つかあるわ。そっちなら、人一人くらい暫く余裕でかくまえると思う」
常葉旬:「じゃ、それで」
設楽祐介:「それなら、お願いしたいなあ」
足立士遊:「頼りになるぜ♪」
“コバルトクロリドII”:「じゃ、案内するわ。ついてきて」
設楽祐介:「よろしくお願いします」頭を下げる。
GM:では、このあたりでシーンを切りましょう。
GM:ロイス購入ある方はどうぞ。
常葉旬:UGNボディアーマーを購入。
常葉旬:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[6,7] → 7 → 失敗

設楽祐介:ボディアーマーを購入します。
足立士遊:ロイス 協力者 コバルトクロリドII 尽力○/不信
設楽祐介:3dx=>12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 9[7,7,9] → 9 → 失敗

設楽祐介:失敗!
犬養相丞:応急手当。
犬養相丞:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[2,10]+4[4] → 14

常葉旬:だめでした。ロイスは伴藤桔梗に 友情〇/脅威 で取得。
常葉旬:以上です。
足立士遊:応急手当
犬養相丞:成功、使います
足立士遊:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 5[1,5]+4 → 9

犬養相丞:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+5[1,4] → 13

足立士遊:成功即使用
設楽祐介:ロイスは保留です。
足立士遊:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 11[10,1]+18 → 29

犬養相丞:以上で!
足立士遊:以上です

ミドルフェイズ6

GM:再開しましょう。
GM:次のシーンは、イベントが発生するシーンです。
GM:シーンプレイヤーは常葉君とします。登場は自由。
常葉旬:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 1[1]+66 → 67

犬養相丞:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 6[6]+71 → 77

足立士遊:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 5[5]+74 → 79

設楽祐介:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 4[4]+74 → 78

GM:おたのしみの発見値ダイス!
GM:こんかいは全員揃っては居ますが、分割してまで殺るイベントがないからであるため、
GM:上昇自体は2d10におさえるものとします。
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 10[4,6]+14 → 24

GM:そしてドッキドキの襲撃タイム!
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 96

GM:全然ダメ!
GM:戦闘は起こらないシーンとなります。

GM:状況としては、全員で支部へと向かっているところです。
GM:途中、分散や離脱を繰り返しながら、
GM:襲撃をかわすことに成功しています。
GM:支部までの道行きが近づいているところ。
伴藤桔梗:「……うん。なにも起きないね」
伴藤桔梗:「もうちょっと不思議なこと、いっぱい起こると思ってたのに」
設楽祐介:「起きなくて良かったよ。このまま何もなく到達できればいいんだけど……」
犬養相丞:「起こったってくたびれだけ儲けるんだから、おれも無い方が良い派だよん」
常葉旬:「余計な邪魔はなしだ。例の……”ジャム”は、何をやってるんだろうな……」
足立士遊:「地元民の地の利を生かして動いてる訳だし、そうそう機先を制されてはたまらんよな」
“コバルトクロリドII”:「いや。あそこ。見て」先を指す。
GM:指し示した先には、橋がかかっている。支部へのルート。
GM:その中心に、粗暴そうな男たちが勝手にバリケードを作り、
GM:検問という名の恫喝をして回っている。
設楽祐介:「うっわ、迷惑な」
“コバルトクロリドII”:「十中八九、こっちを狙ってのものだと思うけど。どうする?」
足立士遊:「トールトロールとはね。美しいもんじゃない」
“コバルトクロリドII”:「私が言っても説得力がないかもだけど。あまり強くは見えないわね」
足立士遊:「法治国家とは思えない風景だな」頭を抱える。
犬養相丞:「ねー。みっともない」
常葉旬:「迂回してどうにかなるのなら、そうするよ。無理かな」
“コバルトクロリドII”:「無くはないけど。だいぶ時間のかかる道になるわね」
足立士遊:「じゃあ、しゃあない。美しくない手段を使おうぜ」
足立士遊:竹刀袋から黒塗りの木刀を引き抜く。
伴藤桔梗:「え、あれ攻撃するの!?」
伴藤桔梗:「大丈夫なの……?」
常葉旬:「どいてもらうか」
足立士遊:「家族構成が分からないからな。脅しようがない」
犬養相丞:「平気平気。器物損壊やらは、お姉ちゃんがもみ消してくれるんでしょ?」
設楽祐介:「しょうがないなあ、やるしかないのか」
“コバルトクロリドII”:「限度はあるわよ。てか、それ止めなさいって言ったんだけど」
足立士遊:「限度の内であれば問題はない訳だ。言質は取ったぜ」
常葉旬:「じゃ、ピンポイントに。……やるよ」 火花とともに跳び出す。一瞬のうちに、粗暴そうな男の一人を蹴り倒す。
チンピラ:「アガッ!な、なんだテメエら!?」
足立士遊:こちらも、トントンと爪先で軽くステップを踏み、そして相手に向かって踏み込む。大気を大いに揺らしながら相手の背後にまで走りこんだ士遊は、振り向きながら木刀を真横に薙ぐ。
設楽祐介:「ま、これは目立つよね……なしでやるか」バイオリンは出さず、手のひらから音波を生む。一人を撃つ。
犬養相丞:暴れる二人の合間を縫うように、一発づつ腕だけを撃ち抜いていく。
足立士遊:「不意打ち失礼。急いでるんでな」
犬養相丞:「いやー、あいつ、下手くそのくせにいい武器使ってたみたいだ!これかなり馴染む!」
伴藤桔梗:「え、えええ?何々何?」目を塞がれている。
“コバルトクロリドII”:「はいはい。君は何も血なまぐさいものは見ていないからね」
“コバルトクロリドII”:手をかざして伴藤桔梗の目を塞いでいる。
常葉旬:「……時間、かけてらんないよな。こんな感じか」 ひとしきり蹴り倒すと、焦げた靴のつま先を気にしている。
設楽祐介:「もうちょっと我慢しててね、伴藤さんは」聞こえないようにぽつりと。なかなか格好いいところは見せられそうにない。

GM:では、そうやって乱戦状態となったさなか。
“エビバディ・ジャム”:「そうだ。橋の上というのは、遮蔽物もなく、戦線が縦に伸び切る。つまりはだ」
“エビバディ・ジャム”:「目当ての一人を仕留めるには、うってつけの場所というわけだな。“グリーン”」
GM:少し離れたビルの上。男女が立って橋を見据えている。
“システム・オール・グリーン”:「はい」彼女の手には、引き抜いたのであろうか、交通標識が握られている。
“システム・オール・グリーン”:「狙撃します」橋の上の伴藤桔梗めがけ、途轍もない膂力でそれを投げつけた。
GM:標識は唸りを上げて、高速の槍として伴藤桔梗に飛来する。
“コバルトクロリドII”:「え、うs――」彼女が反応する間もなく、それは刺し貫かんと迫り。
GM:ズガン!
GM:大きな激突音。
伴藤桔梗:「きゃああ!何?何!?」
設楽祐介:「伴藤さ……!」顔を青ざめさせて振り返る。
犬養相丞:「何だ、今のっ……?」
常葉旬:「お、来た?」
足立士遊:「狙撃かぁ!?突撃馬鹿共(自分含む)が前に出すぎたのを狙われたかよ」
GM:振り向くと、その場には。
GM:空中で静止した標識がある。
GM:その切っ先は、伴藤桔梗を貫くギリギリで止まっている。
GM:その場には、赤い液体が滴っている。
GM:傍らには、欠けた刀先のようなものが転がっている。
“システム・オール・グリーン”:「目標Aにダメージを確認。目標Bを取りに行きます」
常葉旬:「そこに、いるんだな……?」 液体を注視します。
設楽祐介:「あれは……。ば、伴藤さん、大丈夫!?」駆けつける。
足立士遊:伴藤さんの近くに走り寄りましょう。追撃が来たらマズイと言う判断。
伴藤桔梗:「う、うん……なに、これ」
足立士遊:「犬養狙撃手を探せ!お前が一番目が良い」
GM:ずぶり、と引き抜かれるように、標識が宙を動き。
GM:投げ捨てられたかのように、道路に音を立て転がる。
犬養相丞:「やってる!クソ、どっからだ……!」
GM:標識のあった場所には、血溜まりが出来ている。
常葉旬:「なあ。血が出てる。治療した方がいいんじゃないか」
設楽祐介:「いる、のか」その様子を見て、息を呑む。
伴藤桔梗:「ねえ、そこに居るの……?」
伴藤桔梗:「宇宙人さん」
足立士遊:こちらは盾になれるような立ち位置についておこう。
GM:問いかけに答えない。血の雫が、ポタポタとたれている。
GM:犬養くんの目には映りますね。男女の組みが、こっちに向かってきている。
常葉旬:「無口だな。協力した方がいいと思うけど」
GM:男の方は、”エビバディ・ジャム”です。
設楽祐介:「とりあえず伴藤さんはどこか隠れられるようなところに……」辺りを見渡す。
犬養相丞:「居た!ジャムと、ロン毛の女!向こう!こっち来てる!」
GM:血の跡がズリズリと動き、少し離れた位置で止まる。
常葉旬:「まあ、いいや。迎撃しようかな……」
伴藤桔梗:「え?宇宙人さん、もしかして死んじゃったの……?」
“コバルトクロリドII”:「落ち着きなさい!敵が来てる。貴女まで死ぬことになる」
“コバルトクロリドII”:「とりあえず急いで引き返して、橋から降りましょう。彼女を隠せる場所がないわ」
足立士遊:「そうだな。借りを返そうにも今の足場が悪すぎる」
設楽祐介:「うん。そうしよう。伴藤さん、急ごう」
犬養相丞:「ああもう!全部向こうの思うツボなわけこれ!?」
常葉旬:「なるほど。了解」
伴藤桔梗:「う、うん」名残惜しそうに手をひかれる。
GM:あなた方は、急いで橋を駆け戻る。

GM:シーン終了です。
GM:ロイスのみが可能。
常葉旬:ロイス無しです。
設楽祐介:こちらもなしです。
足立士遊:なしで以上。
犬養相丞:なしで!

クライマックスフェイズ

GM:次のシーンはクライマックスシーンです。
GM:全員登場をお願いします。
犬養相丞:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 2[2]+77 → 79

設楽祐介:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 10[10]+78 → 88

足立士遊:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 7[7]+79 → 86

常葉旬:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 6[6]+67 → 73


GM:橋をちょうど戻り終えた時。
GM:あなたたちの眼前に、男女が立ちはだかります。
GM:“エビバディ・ジャム”と、“システム・オール・グリーン”。
GM:見覚えのある人もいるでしょう。
GM:犬養相丞と、足立士遊にとってはですが。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「……士遊君……!?」
足立士遊:「安い嫌な予感ほど当るもんだな。先輩、何やってるんです?」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「何って。お仕事よ。君こそ、こんなとこで何を?」
足立士遊:「何がしかの事情があんなら話してくださると有り難いですが」言葉は柔らかいが木刀を握りなおす姿に油断はない。
“エビバディ・ジャム”:「……知り合いかな?」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「ええ。少し……」
足立士遊:「俺はおせっかい。命狙われてる普通の子を放っては置けないもんでね。そうゆう奴って知ってるでしょう?」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「事情?ああ、ああ、そうね。士遊君、優しい子」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「でも、そう変なことではなくてね。得意なことを、仕事にしているだけ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「そして、惹かれた人のために、働いているだけ」
足立士遊:「先輩、惚れたら周りが見えなくなるタイプだって言われません?」
足立士遊:「後、なんで彼女を狙うんですかね?そこの理由が納得できなきゃ俺も引けない」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「見えていて、それでも。進む方を決めたとは思わないのかしら」
“エビバディ・ジャム”:「それは簡単な話だよ。私にそういう依頼があっただけのことだ」
“エビバディ・ジャム”:「いやはや。あんな成長した企業でさえ、いや、だからこそか?内部抗争に明け暮れるとは、愚かなものだ」
足立士遊:「あの時に俺に声を掛けなきゃ、そう思えたでしょうがね。危険な仕事、危険な男に惹かれて自分で決めた道でも、どっかに迷いがあったんじゃないですか?」
“エビバディ・ジャム”:「神城の極秘隠密エージェント。その実の娘を殺せとのご依頼だ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「捕らえろ、です」
“エビバディ・ジャム”:「ああ。そうだったかもしれないな」
足立士遊:「だから、知り合いについ声を掛けてしまった。無意識に救いを求めたんですよ。だって、仕事するだけなら声なんて掛けないほうが不確定要素は減るでしょ。って言うのはロマンチストすぎますかね?」
設楽祐介:「神城の……」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「士遊君。周りが見えなくなるタイプだって言われない?」
伴藤桔梗:「……え?」
犬養相丞:「隠密……隠密?」
足立士遊:「前にも先輩に言われた気はするね。変わらない存在って言うのは良いものでしょ。ってところで、成程、大体理解した」
“エビバディ・ジャム”:「その任務をする我々をちょこまかと邪魔したのが、君たちと――」
“エビバディ・ジャム”:「そこで死に損なった、そのエージェントご本人というわけだ」橋の方を指す。
常葉旬:「なるほど」
GM:そこはやはり透明で、何の姿もない。
設楽祐介:「そういうことか……!」
伴藤桔梗:「え、じゃあ宇宙人じゃ、なくて」
常葉旬:「過保護だと思っていたけど」
常葉旬:「つまり、実際に過保護だった」
伴藤桔梗:「お父さん、なの……?」
足立士遊:「でも、放置よりは余程良いな」
犬養相丞:「そんで、宇宙人よりは納得の行く答えでもあるよねー」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「彼女を攫うことで、神城の敵対派閥の事情を聞き出そうとしてたみたいだけど」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「本人ごと捕らえられれば、余程いい」
“エビバディ・ジャム”:「そうだ。心は痛むが、そのために君たちを殺した後に」
設楽祐介:「普通の女の子と、娘思いのお父さんだろ。そんなこと、させない」
“エビバディ・ジャム”:「父娘を仲良く殺すとしよう」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「捕らえる、です」
常葉旬:「どっちにしても付き合うよ。設楽、どうする?」
“エビバディ・ジャム”:「そうだったか?どちらでも構わんだろう」
犬養相丞:「ここで会ったが100年目?超久しぶりってほどでもないけど、ジャムっちゃん」
犬養相丞:「とりあえずおれに雪辱、果たさせて果ててくんない?」
設楽祐介:「決まってる。"宇宙人"は負傷してる。今は俺たちが伴藤さんを守らないと」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「……知り合いですか?」
“エビバディ・ジャム”:「さて。覚えがないが」
常葉旬:「わかった。今回ばかりは、俺たちが”宇宙人”だな」
犬養相丞:「うっわ、マジでムッカつくな……絶対徹底的にえいっってやってやるかんねー」
足立士遊:「流石に男の趣味が悪すぎるぜ、先輩。叩きのめして目を覚まさせるしかないぜ、これは」
設楽祐介:「そういうわけだから、伴藤さん」バイオリンを取り出し、ケースを軽く放る。「それ、持ってて」
“エビバディ・ジャム”:「さあ、計画を始めよう。そして」
“エビバディ・ジャム”:「計画の終わりを見届けよう」
伴藤桔梗:「あ、え、うん。分かった」
GM:“エビバディ・ジャム”の言葉を皮切りに、強烈なレネゲイド衝動が励起される。
GM:濁ったワーディングがその場を包む。
GM:伴藤桔梗が、ワーディングの作用で、ケースを抱えて眠るように倒れる。
GM:衝動判定です。
GM:なお、この衝動判定に対して
GM:“エビバディ・ジャム”がEロイス「堕落の誘い」を使用。
GM:難易度9の衝動判定に失敗した場合、侵蝕率が100%になります。
常葉旬:3dx+1=>9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[9,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

常葉旬:2d10+73
DoubleCross : (2D10+73) → 16[8,8]+73 → 89

足立士遊:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,3,9,10]+6[6]+1 → 17

設楽祐介:8dx+1=>9 思い出の一品使用
DoubleCross : (8R10+1[10]>=9) → 10[1,3,6,6,6,6,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

足立士遊:89+2d10
DoubleCross : (89+2D10) → 89+12[5,7] → 101

犬養相丞:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 7[3,3,5,7] → 7 → 失敗

設楽祐介:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+8[4,4] → 96

犬養相丞:100+2d10
DoubleCross : (100+2D10) → 100+15[9,6] → 115

足立士遊:「ちっ、なんだ、これ!?普通のオーヴァードの圧力じゃないな」
犬養相丞:「そういうことか……だかららしくない作戦するんだ、あいつ!」
常葉旬:「ジャーム……だよな。何回か戦ったことがある」
犬養相丞:「緻密に考える脳みそが、ぐっちゃぐちゃのジャムになってもう残ってないって感じ?」
設楽祐介:「言ってることもおかしいと思ったよ……」
設楽祐介:恐怖の衝動に耐えながら、倒れた伴藤さんを思う。(絶対、ちゃんと返してもらうからね。ケース)
足立士遊:「衝動に支配されたなれの果てって奴かよ…やばそうだな」
足立士遊:しかし気後れせずに相手に向き、言葉を吐く。
足立士遊:「みんな悪いが、システムオールグリーンの方は止めは刺さないでもらえると有り難い。俺の、まあ、大事な人なんで」
常葉旬:「……がんばってみる」
犬養相丞:「やるだけやるけどぶっちゃけ、保障はできないかんね!」
設楽祐介:「なんとか、できたらね」
グリーン[4] ジャム[8]

    5m

   傭兵[14]
 チンピラ1~4[5]

    5m

 設楽[12] 足立[6]
 常葉[6] 犬養[21]

    5m

 チンピラ4~8[5]
GM:配置はこういう感じ
GM:セットアップから開始しましょう。
犬養相丞:なし
設楽祐介:なしです
足立士遊:「みんなの頑張りに期待するよ。特に犬養はそういう契約だったよな」戦闘態勢を整える。セットアップはなし。
常葉旬:なし
“エビバディ・ジャム”:《戦術》《支配者の瞳》《支配者の瞳II》《王者の威声》《速攻体勢》。
GM:エネミー全員のメジャーダイスを増やしたのち、
GM:トループどもについては、行動値+9 攻撃+20、攻撃達成値+30、攻撃以外の達成値+10。
“エビバディ・ジャム”:「さあ。計画通りに動きたまえ。計画通りに動けないならば」眼光が光る。
“エビバディ・ジャム”:「そこで君たちの人生計画が終わるだけのこと。とてもシンプルだ」
“エビバディ・ジャム”:「君たちでも理解して動ける、シンプルで強力な計画だ」
グリーン[4] ジャム[8]

    5m

   傭兵[23]
 チンピラ1~4[14]

    5m

 設楽[12] 足立[6]
 常葉[6] 犬養[21]

    5m

 チンピラ4~8[14]
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:Dロイス亜純血で取得した《女王の降臨》で、《狂戦士》を自分に使用。
GM:エネミーの行動は以上。
GM:最初の行動は、イニシアチブ。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《フルインストール》を使用。ダイスを大幅に増やします。
GM:では、行動値23の傭兵から動きます。
GM:ミドルと同じ。《小さな塵》《要の陣形》《形なき剣》。
GM:狙わない人を選びましょう。
GM:choice[設楽,常葉,足立,犬養]
DoubleCross : (CHOICE[設楽,常葉,足立,犬養]) → 設楽

GM:設楽くん以外を狙う。
傭兵:15dx+33
DoubleCross : (15R10+33[10]) → 10[2,3,3,4,4,4,4,5,6,6,7,8,8,9,10]+1[1]+33 → 44

GM:ドッジダイスは-2個されます。
常葉旬:しかしドッジしないと、ほぼ確実な死。ドッジします。
足立士遊:ガードします。
犬養相丞:ドッジ
犬養相丞:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9

常葉旬:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[2,7,8,8,9] → 9

常葉旬:不可能でした。
傭兵:5d10+35 装甲有効
DoubleCross : (5D10+35) → 36[6,9,8,7,6]+35 → 71

常葉旬:リザレクトします。
犬養相丞:ジャムちゃんのロイスをタイタスにして復活します。
常葉旬:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 4[4]+89 → 93

GM:さきほどと同様の力しか持っていないはずだが、以上に精密で、的確に急所を突く攻撃となっている。
足立士遊:ロイスを 傭兵にとって 感服/不快感○ 昇華して復活しましょう。 
GM:つぎ!犬養くん!
常葉旬:「いっ……つ……!」 電光とともに離脱。致命傷は避ける。
足立士遊:「ガフッ!?急所逸らしてこれか、長くはもたんな。だが俺の流儀は一撃必殺、もとより長期戦は想定してないぜ」
足立士遊:口の端から血を垂らしながら木刀を杖にして立ち上がる。
犬養相丞:マイナーでボルトアクションライフルの効果を使用。
犬養相丞:メジャー《コンセントレイト:バロール》《巨人の斧》《因果歪曲》《魔王の腕》。
犬養相丞:傭兵とチンピラのエンゲージを攻撃します。
犬養相丞:10dx@7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[1,6,6,6,6,7,7,8,9,9]+10[3,4,5,7,10]+6[3,6]+6 → 32

GM:チンピラどもはイベイジョンで自動命中。
GM:傭兵はドッジします。
傭兵:6dx+10
DoubleCross : (6R10+10[10]) → 8[2,7,7,8,8,8]+10 → 18

GM:だめ!ダメージを!
犬養相丞:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 25[6,5,9,5]+17 → 42

GM:ミドルよりめっちゃ強くなってる……!?
犬養相丞:ボルトアクションライフルの力!
GM:お、おのれ……傭兵は死にかけになります。
GM:チンピラども1-4は全滅!
犬養相丞:「じゃあ遊ぼっか、不良さんたち。おれと遊んでくれるんだよね?」
犬養相丞:銃弾を一発、打上げるように撃ち込むと、空中で散弾となって降り注ぐ。
犬養相丞:着弾した部分には爪の削り端が仕込まれており、呪いの重さでその場に押さえつける。
犬養相丞:「ねーねー?今どんな気持ち?」
傭兵:「ク……クソがあ……!」
傭兵:「テメエラ!ひるむな!このガキどもを殺れ!」
GM:チンピラの手番。
GM:こいつらにエフェクトなどという高尚なものはない。警棒で殴ります。
GM:まずは1と2が、それぞれ設楽くんと常葉くんを。
チンピラ:3dx+30 #1
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 3[3,3,3]+30 → 33

チンピラ:3dx+30 #2
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 4[1,3,4]+30 → 34

常葉旬:ドッジします。
設楽祐介:ドッジです
常葉旬:7dx=>34
DoubleCross : (7R10[10]>=34) → 7[2,4,5,5,5,6,7] → 7 → 失敗

常葉旬:不可能でした。
設楽祐介:4dx+1=>33
DoubleCross : (4R10+1[10]>=33) → 10[1,8,9,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

設楽祐介:失敗です。
GM:4d10+22 #1
DoubleCross : (4D10+22) → 27[10,7,7,3]+22 → 49

GM:4d10+22 #2
DoubleCross : (4D10+22) → 20[2,8,9,1]+22 → 42

常葉旬:リザレクトします。
常葉旬:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 4[4]+93 → 97

設楽祐介:リザレクトします。
設楽祐介:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 10[10]+96 → 106

常葉旬:「……効くな、さすがに……!」 火花と共に転がる。致命傷は回避。
GM:じゃあ3はその常葉くんに追撃をかけるぞ。
GM:3dx+30
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 8[3,7,8]+30 → 38

常葉旬:ドッジします
常葉旬:7dx=>38
DoubleCross : (7R10[10]>=38) → 10[1,1,4,4,5,8,10]+6[6] → 16 → 失敗

GM:4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 17[5,5,4,3]+22 → 39

常葉旬:不可能でした。
常葉旬:リザレクトします。
常葉旬:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 7[7]+97 → 104

GM:4も二人のどちらかだな……
GM:choice[設楽,常葉]
DoubleCross : (CHOICE[設楽,常葉]) → 常葉

GM:常葉くんに3連撃だ!
常葉旬:「ふ……、う、うわっ!」 再加速。ダメージを受けながら回避……だが、さらに。
チンピラ:3dx+30
チンピラ:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 35[7,10,9,4,5]+22 → 57

DoubleCross : (3R10+30[10]) → 10[2,2,10]+4[4]+30 → 44

常葉旬:“宇宙人”に 感服〇/不安 でロイスを取得して、即昇華。復活します。
常葉旬:「悪いんだけど、倒れてられないんだよ」
常葉旬:「今日の俺らは“宇宙人”だからさ……!」 電光とともに再々加速。致命傷は避けて立ち上がる。
犬養相丞:あ、攻撃の侵蝕上げてない。10上がって125になりました。
GM:了解です。次は設楽くん!
設楽祐介:はい。マイナーはなし。
設楽祐介:メジャー、コンボ『無伴奏バイオリンソナタよりシャコンヌ』《サイレンの魔女》《確定予測》《スキルフォーカス》を使用。Dロイス《達人》乗せ。
設楽祐介:対象は敵全員、リアクションのC値+2。侵蝕値13上昇。
足立士遊:「露払いは任せたぜ。俺の秘剣は多人数相手には向いてないんだ。決めてくれ!設楽」
設楽祐介:判定します。
設楽祐介:11dx+12
DoubleCross : (11R10+12[10]) → 9[1,1,2,3,4,5,5,6,7,8,9]+12 → 21

GM:C値+2がつくと誰も避けられないな……
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:ガード。
GM:他はそのまま喰らいましょう。ダメージを!
設楽祐介:3d10+23 装甲値無視
DoubleCross : (3D10+23) → 5[2,2,1]+23 → 28

GM:チンピラは全滅するぞ……!
GM:死にかけだった傭兵もそのダメージで落ちます。
GM:他二名は健在。
設楽祐介:バイオリンを構え、心を削るような恐怖の音色を奏で始める。
設楽祐介:「わかった、足立君。やってみせる」頷く。
設楽祐介:その音は敵意を持つ者全てに襲いかかり……!
傭兵:「グググググ!」白目をむいて気絶する。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「うっ……!何をっ!」
設楽祐介:「はい、超常現象一丁上がり……っていうのかな」弓を止めて目を細める。
常葉旬:「だいぶ奇麗になったな」
設楽祐介:「"一奏"したからね」
足立士遊:「さしずめ慌恐曲か。こっからが本番だな」
GM:次はエビバディ・ジャムの手番ですが、
GM:行動放棄します。
GM:彼はメジャーアクションを行いません。
GM:常葉くんの手番。
常葉旬:そういうタイプなのか……行動します。
常葉旬:マイナーで戦闘移動を10m。ジャムとグリーンのエンゲージに移動して、接敵します。
グリーン[4] ジャム[8]
    常葉[6]

    10m

 設楽[12] 足立[6]
   犬養[21]
常葉旬:メジャーでコンセントレイト+音速攻撃+クロックアップ+獅子奮迅+ハイマニューバ。ジャムとグリーンを攻撃します。
GM:あ、ではその前に
“エビバディ・ジャム”:《インタラプト》。C値を+1。
常葉旬:わかりました。C値を+1して攻撃。
常葉旬:15dx8+28
DoubleCross : (15R10+28[8]) → 10[1,2,2,2,3,3,5,5,5,6,7,9,9,10,10]+7[1,3,4,7]+28 → 45

GM:固定値側がめっちゃ高い……
“エビバディ・ジャム”:ドッジ。
“エビバディ・ジャム”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[3,5,5,6,8] → 8

“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《アドレナリン》《完全抗体》でドッジ。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:28dx+6
DoubleCross : (28R10+6[10]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,5,5,5,5,6,6,6,7,8,8,8,8,8,8,9,10,10,10,10] +7[1,2,6,7]+6 → 23

GM:はいダメ!ダメージをどうぞ。
常葉旬:5d10+14 ガード・装甲は有効
DoubleCross : (5D10+14) → 32[1,3,10,9,9]+14 → 46

常葉旬:「いくよ」 その姿が電光となって消える。
GM:かなり痛い!
“エビバディ・ジャム”:《刹那の勝機》でダメージを無効化!
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:こっちはもろに喰らいます。結構削られた……!
常葉旬:「……ていうか、もう行った」 稲妻の軌跡だけが、空間に焼き付く。音速に近い、連続した回し蹴りが両者を撃ち抜く。
常葉旬:浸食率は16上がって、120です。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「疾いっ!」
常葉旬:「……ジャムの方は外した。駄目だな、まだ遅い……って、うわ、俺の靴!」
“エビバディ・ジャム”:「ああ。痛いだろうなあ。非道い行いをするものだ」
常葉旬:「ああー……俺のフェンディが、焦げてる……」 顔をしかめて、フットワークを刻んでいる。
“エビバディ・ジャム”:「とても痛かったろうに」チンピラの一人を掲げ持って肉壁にしていた。
“エビバディ・ジャム”:「なんとも残酷な策を弄すものだ。彼だって、このような終わりは望んでは居なかったろう」使い終えたそれを投げ捨てる。
常葉旬:「あんた、どうしようもないやつだな……」
足立士遊:「やるな。良い一撃だ。今ので倒れて欲しかったが」
常葉旬:「終わらせてやりたいよ。本当に、いま、心からそう思う。……あと、よろしく」
犬養相丞:「あいつの口縫ってやろうか。マジで」
足立士遊:「あいつの口縫うのは任せたぜ。お前の仕事だろ、元から」
足立士遊:視線を先輩に向ける。
GM:では足立くんの手番。
常葉旬:「……あんたの本気も、見せてくれよ」
設楽祐介:「頼んだ!」
足立士遊:「ああ。出し惜しみは無しでいく」
足立士遊:「先輩、切り札があるなら使った方が良い。この一撃に限り、俺はこの世界の剣の帝王だ」
足立士遊:エンゲージしてシステムオールグリーンを攻撃します。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「そう。じゃあ、見せて」
グリーン[4] ジャム[8]
  足立[6] 常葉[6]

    10m

  設楽[12] 犬養[21]
足立士遊:《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》《疾風迅雷》《マシラのごとく》《バリアクラッカー》
足立士遊:振ります!
足立士遊:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,6,6,9,10]+10[8,8]+5[4,5]+3 → 28

足立士遊:ドッジ不可ガード不能装甲無視
GM:じゃあ何も出来ないよ!
足立士遊:駆ける。相手を起点に渦を巻くかのように旋回し、速度を上げ徐々に渦を狭めて行く。
足立士遊:残像すら霞むほどの高速機動は、踏み込む度に土砂と砂塵を撒き散らし、黒き旋風となり、やがて音の壁を超えソニックブームを発生させた。
足立士遊:渦の中心にいる獲物は音と真空の鞭に打ち据えられ、身動きすら許されない。
足立士遊:黒い風の円環の先頭にいる士遊の呪刀の切先が悪魔めいた速度で迫る。その速度の全てを呪刀に乗せて旋風と共に無防備を強制した相手に振り下ろす。
足立士遊:3d10+50
DoubleCross : (3D10+50) → 18[3,10,5]+50 → 68

足立士遊:「天風六閃。この一撃に逃げ場はない。即ち是、『六刃天殺刻旋風(りくじんてんさつこくせんぷう)』」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「……な」
足立士遊:風が吹き止むと同時に残身。
GM:そのダメージは耐えきれません。HP0になり、
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《アクアウィターエ》で復活。
足立士遊:101→117
常葉旬:「回避も防御もできない。勿体をつけるだけの技だ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:活性力を異常暴走。斬られた部位が再生しつつある。「私は、先に倒れる訳にはいかないのよ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「あの人の眼を、裏切ることになる」
足立士遊:「まったく、わからず屋め。あいつの眼はきっと先輩を見ちゃいないのに」
足立士遊:「いいさ。眼が覚めるまで相手をしてやりますよ。返しを受ける」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「そう。覚悟はあるのね。じゃあ」胸元から、小さな短剣を取り出す。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「こちらの番」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》《アームズリンク》《オーバードーズ》《バリアクラッカー》。
GM:choice[常葉,足立]
DoubleCross : (CHOICE[常葉,足立]) → 常葉

GM:常葉!何度も狙う!
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:39dx@6+4
DoubleCross : (39R10+4[6]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,7,7,7,8,8,8,8,8,8, 9,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,3,4,4,4,4,4,5,5,6,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10] +10[1,4,4,5,5,6,6,6,7,7,7,9,10]+10[2,2,3,5,5,5,7,10]+10[2,8]+4[4]+4 → 58

常葉旬:これは厳しいが、ドッジ以外にありません
常葉旬:8dx=>58
DoubleCross : (8R10[10]>=58) → 10[1,1,3,4,5,6,7,10]+7[7] → 17 → 失敗

常葉旬:不可能でした。
GM:ではダメージ!
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:6d10+8 ガード装甲無視
DoubleCross : (6D10+8) → 30[3,7,2,1,10,7]+8 → 38

常葉旬:謎の声をタイタス化して復活。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:ただ、高速でまっすぐ突っ込んでくるだけの刺突。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:受太刀に回ることを狙うような一撃。
常葉旬:「無理だな」 回避できない。足が止まっている。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:差し込んだ瞬間に手を離し、短剣に対して掌底を撃ち込む。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:更に追撃。前転しながらの回し蹴り。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「それじゃあ、準備運動も済んだし」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「本番に行くからね。覚悟しておいて」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:イニシアチブ。《鼓舞の雷》。
足立士遊:「えげつないな。常葉生きてるぅ?」
GM:再び行動します。
常葉旬:「っつ……!」 電光とともに倒れる。電気刺激による強制駆動で、致命傷はまたしても避けた。
常葉旬:「生きてる……けど、次が来る! 受けきれない!」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《コンセントレイト:ソラリス》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》《アドレナリン》《アームズリンク》《オーバードーズ》《バリアクラッカー》。シーン攻撃。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:39dx@6+4
DoubleCross : (39R10+4[6]) → 10[1,2,2,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9, 10,10,10]+10[1,1,1,2,3,3,4,4,4,4,5,5,6,6,6,6,8,8,8,9,9,9,9,10]+ 10[1,1,1,2,2,4,4,6,8,9,10,10]+10[2,5,6,9,10]+4[3,3,4]+4 → 48

犬養相丞:一応ドッジします!
足立士遊:ドッジにかけるしかない
犬養相丞:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,6,8,8] → 8

設楽祐介:ドッジします。
設楽祐介:5dx+1=>48
DoubleCross : (5R10+1[10]>=48) → 10[2,3,4,5,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

足立士遊:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[2,4,6,7,7,8,9] → 9

常葉旬:ドッジ
常葉旬:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,4,5,5,5,5,7,10]+6[6] → 16

GM:ダメージ!
常葉旬:不可能でした。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:5d10+8
DoubleCross : (5D10+8) → 31[4,8,10,2,7]+8 → 39

常葉旬:足立さんをタイタス化して復活します。
設楽祐介:倒れます。“システム・オール・グリーン”にロイスを取得。○感服/脅威。即タイタス化して復活します。
犬養相丞:システム・オール・グリーン P憐憫/N脅威で取って昇華復活します。
足立士遊:「本気の一撃?いや本気の連撃か。光栄だね。ははっ、くっそ、痛ぇ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:傍らのビルを殴りつけ、何本かの鉄骨を引きずり出す。
足立士遊:設楽君のロイスを昇華で。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:それを全員に投げつける。凄まじい膂力と精密さ。それだけである。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:それだけで、人を倒すには十二分である。
犬養相丞:「ふざけてるなー!これもうスペックが違う!」
常葉旬:「うぐ……! これは、もう、何度も耐えてられないな……!」 足がふらつく。
設楽祐介:(ああ、俺には宇宙人の守りがないから、鉄骨はバラバラになってくれない……)直撃。だが起き上がる。
設楽祐介:「でも、俺は、まだ立てる……!」
犬養相丞:「でもまあ、そういう方が絶対勝つわけじゃないからねい。おれにも可能性くらいはある」
足立士遊:「痛ぇ、けど、此処でだけは寝るわけにはいかないよな」鉄骨を抜き、黒い風で破片を散らしながら立ち上がろう。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「私は、確実に遂行するの。あの眼がね、言うのよ」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「あの策謀を巡らす、冷たくて、何も見ていない眼が。見えるだけのものを見せろって」
GM:クリンナップ過ぎてセットアップですが、その前に。
足立士遊:「まったく、つまんない男に引っかかりやがって、それに付き合う俺もどうにかしてるぜ」
“エビバディ・ジャム”:《さらなる絶望》。手許にチンピラを一体出す。
GM:改めて、2ラウンド目。
GM:セットアップ。
常葉旬:なし。
設楽祐介:なし
犬養相丞:なし
足立士遊:なし
“エビバディ・ジャム”:《戦術》《支配者の瞳》《支配者の瞳II》《王者の威声》《速攻体勢》。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《女王の降臨》で《狂戦士》を自分に使用。
  グリーン[4] ジャム[8]
常葉[6] 足立[6] チンピラ[14]

    10m

 設楽[12] 犬養[21]
GM:犬養くんの手番からです
犬養相丞:はい
犬養相丞:マイナーでボルトアクションライフルの効果を使用。
犬養相丞:メジャー《コンセントレイト:バロール》《巨人の斧》《因果歪曲》《うごめく弾丸》。敵全員を攻撃。
“エビバディ・ジャム”:《インタラプト》。C値を+1。
犬養相丞:コンセントレイトがLV3だから効かない!
GM:ぐぎぎ……
犬養相丞:10dx+6
DoubleCross : (10R10+6[10]) → 10[2,6,6,6,7,7,8,9,10,10]+8[2,8]+6 → 24

GM:C値!
犬養相丞:あ
犬養相丞:10dx@7+6
DoubleCross : (10R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,3,8,8,9,10,10]+10[2,4,5,5,10]+5[5]+6 → 31

犬養相丞:あ、あんまり変わらない
GM:チンピラはイベイジョン自動命中
“エビバディ・ジャム”:ドッジ 6dx
“エビバディ・ジャム”:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,4,5,5,6,9] → 9

“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:《アドレナリン》《完全抗体》。
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:16dx+6
DoubleCross : (16R10+6[10]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,5,6,6,6,7,8,9,10,10]+9[8,9]+6 → 25

GM:く、くそう
GM:ダメージを!
犬養相丞:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 33[6,7,10,10]+17 → 50

GM:えっ高くない……?
GM:チンピラは勿論死にます。
GM:システム・オール・グリーンも、その攻撃で落ちる。
GM:エビバディ・ジャムも落ちるんだよな……!
GM:彼はEロイス「修羅の世界」で、重圧を直しながら復活します。
犬養相丞:「もう一丁行くよっと。爪弾(ツマハジキ)」
犬養相丞:「ね。おれ、爪剥いで使うくらい、痛い思いして戦ってんだからさ」着弾。重圧。
犬養相丞:「おれの重いに、応えてくれないわけ?」
“システム・オール・グリーン”皆本ミドリ:「うっ……すみ、ません……!」
“エビバディ・ジャム”:「ガフッ……フ、フフフ、何。気にすることはないさ」
“エビバディ・ジャム”:「次から気を付けてくれれば。計画通りやれば、失敗することは何もない」
犬養相丞:「なーにが次だよ、次。そんなツケ払い、通らないからね?」
犬養相丞:「ツケを払うのは、今、この時」
犬養相丞:「つーわけで祐介ちゃん。ここらで一曲お願いしまーす!」
犬養相丞:侵蝕125→135
足立士遊:素直に落ちた事に安堵のため息を一つ。気を取り直すように木刀をぶんと振り緩みを消す。
設楽祐介:「オッケー。任された」
常葉旬:「設楽。閉幕を」
GM:では設楽くんの手番!
設楽祐介:はい! マイナーはなし!
足立士遊:「終わらせて、宇宙人を探しに行こうぜ」
設楽祐介:メジャー、コンボ『無伴奏バイオリンソナタよりシャコンヌ』《サイレンの魔女》《確定予測》《スキルフォーカス》を使用。Dロイス《達人》乗せ。
設楽祐介:対象は敵全員というかジャム。リアクションのC値+2。侵蝕値13上昇。
設楽祐介:判定!
GM:まった!
設楽祐介:おっと!
“エビバディ・ジャム”:《インタラプト》。C値を+1してもらおう!
設楽祐介:うわー
GM:C値は11だ!
設楽祐介:11dx11+12
DoubleCross : (11R10+12[11]) → 10[3,3,5,8,8,9,10,10,10,10,10]+12 → 22

GM:うーん。でもこれC値+2の時点でどうしようもなく避けられないわ
GM:そのまま喰らわざるをえない。ダメージを!
設楽祐介:ダメージ!
設楽祐介:3d10+23 装甲値無視
DoubleCross : (3D10+23) → 18[1,9,8]+23 → 41

GM:HPは1しか無いんですよね。耐えきれません。
GM:復活エフェクトももうありません。“エビバディ・ジャム”、死亡します。
設楽祐介:(少し、悔しいのは)弓を動かす極度の集中の中、ふと思う。
設楽祐介:(俺の『本当の音』を聴けるのは、敵だけなんだよな)鋭い音を響かせる。
“エビバディ・ジャム”:「カ……クカ……!」声にならない叫び。
設楽祐介:「俺は"エーリッヒ・ツァン"。恐怖と混沌の音をもたらす者。この葬送曲で……」
設楽祐介:「落ちろ」
設楽祐介:最後の音が空気を震わせ、やがて止んだ。
GM:その音を聞くものは、その場に誰も居なくなった。
GM:戦闘終了です。

バックトラック

GM:バックトラック!
GM:Eロイスは以下
▼“エビバディ・ジャム”
堕落のいざない
修羅の世界
さらなる絶望
さらなる絶望
さらなる絶望
GM:あ、違う増やしたんだ
GM:ここに妄念の姿が入って、合計7個分ですね
GM:振る方はどうぞ。
常葉旬:振ります
設楽祐介:振ります。
犬養相丞:ふります
常葉旬:120-7d10
DoubleCross : (120-7D10) → 120-33[10,6,1,8,3,1,4] → 87

足立士遊:振ります。
設楽祐介:132-7d10
DoubleCross : (132-7D10) → 132-40[9,1,8,7,9,3,3] → 92

足立士遊:117-7d10
DoubleCross : (117-7D10) → 117-49[9,8,7,8,6,3,8] → 68

犬養相丞:135-7d10
DoubleCross : (135-7D10) → 135-42[8,6,1,10,10,1,6] → 93

常葉旬:1倍振り。
常葉旬:87-3d10
DoubleCross : (87-3D10) → 87-11[9,1,1] → 76

足立士遊:1倍振り
足立士遊:68-4d10
DoubleCross : (68-4D10) → 68-25[7,4,10,4] → 43

設楽祐介:ロイス5個の1倍で。
犬養相丞:1倍振り。
設楽祐介:92-5d10
DoubleCross : (92-5D10) → 92-31[7,6,5,10,3] → 61

犬養相丞:93-4d10
DoubleCross : (93-4D10) → 93-16[1,5,4,6] → 77

足立士遊:3点ですね
犬養相丞:5点!
設楽祐介:4点です。
常葉旬:5点です
GM:全員帰還ですね!おめでとうございます。


GM:それでは、エンディングに入ります。
GM:犬養くんのEDから。

エンディング:犬養相丞

GM:隣町 UGN支部
GM:“エビバディ・ジャム”の死亡が確認され、あなたには
GM:オーヴァード犯罪者討伐及び、市民の救出に成功したとして
GM:UGNから感謝報酬が振り込まれています。
GM:その確認に赴いたあたりとしましょう。
“コバルトクロリドII”:「これでよし、と」タブレット端末をタップする。
“コバルトクロリドII”:「これで今回の報酬が入金されたはずだから。確認してみて」
犬養相丞:「ん」両手のひらを、を“コバルトクロリドII”に突き出す。
“コバルトクロリドII”:「……何?」
犬養相丞:「おれ、そんな高級品持ってないからさー。それちょっと借りていい?」
“コバルトクロリドII”:「構わないけど……借りパクしないでよ?」
犬養相丞:「あはは!信用ないなー。そんなことしないって」
犬養相丞:端末を受け取って、タップしながら確認していく。
犬養相丞:「おっけーおっけー。ばっちり確認しましたよっと。ありがとねーはい小春ちゃん」
黒井戸小春:「え、なんで名前……あ!あー!」
黒井戸小春:「あなたねえ……!何を勝手に人の、ちょっと!」
犬養相丞:「うわこわーい。可愛い名前が台無しだよ小春ちゃん?」
犬養相丞:「それにそれに、お姉ちゃん呼びが嫌って言うから、ちゃんと他の呼び方を探そうって思っただけだしー」
黒井戸小春:「どっちも止めなさいよじゃあ」
犬養相丞:「えー。小春お姉ちゃんのケチー」
黒井戸小春:「混ぜないで」
犬養相丞:「ねーねー小春お姉ちゃん。ところでさ、1個お願いがあるんだけど」
黒井戸小春:「まったく、傭兵なんかに油断した私が悪いのかしら……何?」
黒井戸小春:「あとその呼び方止めなさい」
犬養相丞:「小春お姉ちゃん、あのねあのね、おれ、買ってほしいものがあるんだけど」
犬養相丞:銃器をいっぱい取り出す。傭兵やチンピラから接収したもの。
犬養相丞:「これ、買ってくれない?」
黒井戸小春:「は?何これ?UGN(うち)を何だと思ってるの?買うわけ無いでしょこんなの」
犬養相丞:「えー。困るよー。おれ、そうなると持っててもしょうがないし、誰か買ってくれそうな人に売らないといけなくなっちゃうよー」
犬養相丞:「買ってくれそうな人に売っても、UGNは困らないみたいだし……うーん、そっちのほうがいいのかなあ」
黒井戸小春:「あ、あなたねえ!脅してるの?」
黒井戸小春:「よくもまあ抜け抜けと……さっき報酬渡したばかりじゃない!」
犬養相丞:「おれは貰えるもんは貰えるだけ貰う主義なの。ねーねー。どうするの?」
黒井戸小春:「……買うわよ。買う……あなた、ろくな死に方しないわよ」
犬養相丞:「んー?おれの一番ろくじゃない死に方は、飢えて死ぬことだからさ」
犬養相丞:「それを避けるために、こうやってせこせこ真面目に稼いでるだけだよ?」
犬養相丞:「じゃあこっからは価格交渉だよね?時間かかるだろうし、ちょっとお茶でもしながらゆっくり打ち合わせるのってどう?」
黒井戸小春:「イヤよ。それ、私が奢らされるんでしょう?」
犬養相丞:「ちぇーっ。バレちった」
犬養相丞:そう軽口を叩きながら、へらへらと笑って会話を続ける。

エンディング:足立士遊

GM:足立くんのED。
GM:UGN保有の、オーヴァード禁錮施設
GM:そこの面会室に、あなたは居る。
GM:強化アクリルの向こうには、一人の女性の姿がある。
皆本ミドリ:「……あら」
足立士遊:「こんにちは。元気っすかー?面会に来ましたよっと」
足立士遊:喫茶店の紙袋を軽く持ち上げて
足立士遊:「あ。これ差し入れです」
皆本ミドリ:くすりと笑う。「そういうの、許されるんでしたっけ?」傍らの監視員に聞く。
看守:「問題ないですよ。チェックはさせてもらいますが」
足立士遊:「とっ捕まえた人間が良いって言ってんだから、大丈夫にしません?」軽く苦笑。
足立士遊:「少なくとも、此処じゃ美味しいシナモントーストは食べられないかと思いまして。テイクアウトで良ければ」
皆本ミドリ:「あら」両手を合わせる。「あそこの、冷めても美味しいのよ」
足立士遊:「如才ない後輩でありましょう。どうぞ、どうぞ、お納めください」
皆本ミドリ:「ふふ。ありがとう……でもね」
皆本ミドリ:「こんなところ、来たってなんにもいいことないわよ。置いたら早く、忘れて帰りなさい?」
足立士遊:「そんな拒絶しなくても良いじゃない。俺は結構楽しいですよ」
足立士遊:「まあ、先輩がそんな気持ちになれないって言うのであれば、そりゃ理解はしますけどもね」
足立士遊:「ぶっちゃけ、どう思ってます?仇とかそういう奴じゃないですか、今の俺」
足立士遊:目線を誤魔化すように少し逸らす。
皆本ミドリ:「……ふふ。ほら、楽しむために来たんじゃないじゃない」
皆本ミドリ:「……まあ、正直なところ。怨んでるなんてことは……そうね。そこまではないのよ」
皆本ミドリ:「なんて言うのかしら。正直ね?いずれこうなることは、分かっていたもの」
皆本ミドリ:「あんなになってしまった時点で、そう長く続くわけはないから……」少し目を伏せる。
足立士遊:「分かっていて、最後まで付き合っちゃったんですか?」
皆本ミドリ:「ええ。最期まで着いていくって、決めたもの」
足立士遊:「それは、何故?」
皆本ミドリ:「あの眼は、変わらなかったもの。作戦を考える時の、あの冷たく残酷な、怜悧な眼」
皆本ミドリ:「あの眼が、言うのよ。お前は、ついてこれるんだろうって」
皆本ミドリ:「じゃあ、私はそれを裏切れない。それだけの話し」
足立士遊:「心を掴んだ物は変わらなかったから、かぁ」
足立士遊:「うん。成程。そっか。じゃあ、そりゃ仕方ないですね」
足立士遊:「でも俺は、そうだな、先輩が破滅まで一緒になる事は阻止できて良かったですよ」
皆本ミドリ:「ふ。それもよかったのだけど」
皆本ミドリ:「それはタイミングだから。そうじゃなかったってことでしょうね」
足立士遊:「いやいや運命ですよ。運命」
足立士遊:「あの時、声を掛けてもらえたのは、声を掛けてしまったのは、やっぱ運命だったんですよ」
皆本ミドリ:「かもしれない」くすりと笑う。
足立士遊:「やっと笑ってくれた。じゃあ、目的果たしたんで今日はそろそろ帰りますかね」
皆本ミドリ:「今日は、って」
皆本ミドリ:「それじゃあ、また来るみたいじゃない」
足立士遊:「先輩なかなか出れないでしょうし、俺も暇だから」
足立士遊:「それに言ったじゃないですか。俺は楽しいって。今日は楽しさ全部じゃなかったけど、楽しさ半分くらいの気持ちはありましたから」
皆本ミドリ:「……そう。じゃあ、そうなら」
皆本ミドリ:「私も、楽しみに待つとしようかしら?」
足立士遊:「うん。うん。じゃあ、またですね」
皆本ミドリ:「ええ。また」
足立士遊:立ち上がる。
足立士遊:「大体にして、先輩は男の趣味が最悪なので、チャラついた自意識過剰な男に引っかかるかもしれない、そういうの期待してまた来ます」最後に振り返りウインクしながら、そんな事をのたまい出て行きます。

エンディング:設楽祐介&常葉旬

GM:通学路 登校中
常葉旬:「きっついな……本格的に運動すると、いつも全身が筋肉痛だよ……」
設楽祐介:「常葉君は大変そうだよね。俺は演奏できてスッキリしたけど」今日もバイオリンケースを抱えている。
常葉旬:「へえ……設楽も、思い切り演奏したくなるのか?」
設楽祐介:「そりゃもう。普段は人に悪影響があったらって思うと、なかなかできないからね!」
常葉旬:「ああいう連中には気兼ねなく、ってっわけだ。……お前を敵にしたくないよ。今回もそう思った」
設楽祐介:「はは。大丈夫。そう思ってくれてるうちは効果ないから」
常葉旬:「……かもしれないな。あの……“ジャム”野郎。とっくに人間を辞めてた。お前はそうなってくれるなよ」
設楽祐介:「うん。ま、お互いにね」頷く。
伴藤桔梗:「おっはよー!」二人の肩を抱いて、真ん中に割って入る。
設楽祐介:「俺は……まだ、ちゃんと守りたい物があるから。だから、大丈夫って思いたいな……うわっ」
常葉旬:「あ。来た。伴藤」
伴藤桔梗:両肩にぶら下がる形になる。
伴藤桔梗:「あ、足届かない!ちょっとしゃがんで!」
常葉旬:「やめてくれよ。筋肉痛なんだって」 ぷるぷるしながら、しゃがんで立たせる
設楽祐介:「うわ、お、おはよう。伴藤さん」軽くしゃがむ。
設楽祐介:「今の聞いてた……?」
伴藤桔梗:「今日ね、わたしあの地下道通ってみたんだけど、意外とヒヤッとして楽し……え?何?」
常葉旬:「よかった。これは聞いてなかった流れ」
伴藤桔梗:「え、何々?なんか秘密の話でもしてたの?」
設楽祐介:「いやいやいや、なんでもない!」手を振る。
常葉旬:「たいしたことじゃない。これからも仲良くしようってだけの話だな」
設楽祐介:「そうそう、そういうやつ!」常葉君のフォローにほっとしつつ。
伴藤桔梗:「当然だよ!二人は大事な尖兵なんだからさ!」
常葉旬:「……せんぺい」
設楽祐介:「尖兵って……」
伴藤桔梗:「あ、あのね?もちろん尖兵以外としても好きだよ」
常葉旬:「だってさ」 設楽くんの背中を叩く。
常葉旬:「せんぺいでもせんべいでも、俺はどっちでもいいけど」
設楽祐介:「うえっ、えっ、その。うん……嬉しいな」
伴藤桔梗:「ね、ね。今日の放課後も、探検したい場所があるんだけど」
設楽祐介:「……どこ?」
伴藤桔梗:「ほら、あの橋の下!いかにも潜伏場所として向いてそうじゃない?」
常葉旬:「“宇宙人”がいそうだって?」
伴藤桔梗:「きっと川の下に繋がる入り口があると思うの。そうそう、宇宙人がいるかも」
設楽祐介:「あそこか……わかったよ」
伴藤桔梗:「うん。そう。そうなんだよ。諦めちゃダメなんだよ」
設楽祐介:「もう、どうせ巻き込まれるなら俺がちゃんと見てた方が安心だとわかった」
常葉旬:「よくわかってきたようだな」
伴藤桔梗:「たしかに、わたしについてたのは、宇宙人じゃなかったけど。それはね、宇宙人の居ないって証明じゃないから、諦めずに――」
伴藤桔梗:「お、設楽君、今日は積極的だね!」
常葉旬:「たぶん、すぐそこにいるさ。宇宙人も。きみの守護者も」
伴藤桔梗:「いいよいいよ。なんか嬉しいな」
常葉旬:「俺は筋肉痛なんで、先に学校行って寝てる」
常葉旬:「きみらはゆっくり来てくれ。じゃあ、また後で」
常葉旬:小走りに走っていきます。
伴藤桔梗:「あ、もう!常葉君はいつになく不信心だね!」
設楽祐介:「お疲れ、常葉君」背中に手を振る。
伴藤桔梗:「ていうか、筋肉痛なのに走っていいの!?」
設楽祐介:「常葉君は元気だからね」
設楽祐介:「……ちょっと心配してたんだ。伴藤さん、もう宇宙人の話とかしなくなるんじゃないかって」
伴藤桔梗:「まさか。宇宙人かもーって思ってたのが、そうじゃなかったなんてしょっちゅうだよ」
伴藤桔梗:「そんなんで諦めてたら、今のわたしはここにいない。それにね」
伴藤桔梗:「わたし、今の今までね。いなくなったお父さんは、死んじゃってるって思ってたんだよ。信じてなかったんだよね」
伴藤桔梗:「でもさ、分かったじゃない。わたしのそばにいるって」
設楽祐介:「……うん」
伴藤桔梗:「だからさ。自分では起こりっこないーって思ってたことが、起きるんだよ」
伴藤桔梗:「そういうものなんだ。だからね、わたしは、諦めたりなんてしないことにした」
伴藤桔梗:「独りじゃないしね」にぱっと笑う。
設楽祐介:「俺はさ」
伴藤桔梗:「ん?何?」
設楽祐介:「伴藤さんのそういうとこ、すごくいいなと思う……憧れる」
伴藤桔梗:「へへ。なんか、照れるね」
設楽祐介:「ずっと遠いものを見てて、でも諦めなくて、前向きで」
設楽祐介:「うん。だから、まあ、なんだかんだ言っても嫌じゃないんだよ。俺。巻き込まれるの」
伴藤桔梗:「そんなこと言われたら、わたし、設楽くんを巻き込み続けるからね」
設楽祐介:「はは、お手柔らかにね」
設楽祐介:「たださ……その、なんていうか。えっと」
設楽祐介:「すぐ近くにも、大事な物、あるんじゃないかな、とかその。……たとえば伴藤さんの隣とかにさ」
設楽祐介:「そういうことを、思ったりもする。そ、それだけ」
伴藤桔梗:「すぐ近く?うん。わたしもそう思うよ。今まではずっと、気づいてなかったんだけど」
設楽祐介:少し顔を赤くして、すぐ横を向いてしまう。
設楽祐介:「え」
伴藤桔梗:「一緒にいると、すっごい安心するの。これからも、一緒にいれたらって思う」
設楽祐介:「あの、その、それ……」
伴藤桔梗:「設楽君。ありがとね。気づかせてくれて」
設楽祐介:「や、その、なんか、照れるなこういうの……!」
伴藤桔梗:「え?なんで設楽君が照れるの?」
設楽祐介:「え? いや、だって、え? 今の話……」
伴藤桔梗:「あ、もしかして、自分の家族がだいじ―とか言うのって、すっごい傍から見て恥ずかしいことだったりする……?」
伴藤桔梗:「そ、そうだよね!なんかファザコンみたいで気持ち悪いよね……!ごめん!やっぱり忘れて!」
設楽祐介:「あっ」
設楽祐介:「いや、いいと思う! いいよ! 家族! 家族大事だよね! 久しぶりに会えたんだもんね!」
設楽祐介:「こっちが照れるくらい、その、眩しかったとかそういうやつだよ! だいじょうぶ!」
設楽祐介:(あああ、通じてなかったー!! 間違えたー!!)
伴藤桔梗:「ほ、ほんとに……?なんか笑いこらえてない……?」
設楽祐介:「こらえてるのは涙……じゃなくて、ほんとだって」
伴藤桔梗:「ほんとだね……?じゃあ信じるよ」
設楽祐介:「うん。あ、そろそろ行かないとだよ」時計を見る。
伴藤桔梗:「設楽君のことは、わたし信じてるもの」ニコニコと笑う。
伴藤桔梗:「あ、本当だ!遅刻は困るよ!」
設楽祐介:「……ありがとう」
設楽祐介:(まあ、でも。まだ機会はいっぱいあるか……)
伴藤桔梗:「小テスト遅れたら、放課後に追試だもん!そしたら探検、できなくなっちゃうよ!」
伴藤桔梗:「ほら、ね、行こ!」
設楽祐介:(きっとこれからも、俺はこの子に振り回されっぱなしなんだろうから、ね)
設楽祐介:「うん!」伴藤さんを追いかけるように急ぐ。

GM:ダブルクロスThe 3rd Edition『わたしのすぐそばにいるの』 終
GM:エンディング終了です。おつかれさまでした。


◆おまけプログラム◆
プレイヤー予想企画