『アルヴィトは白沙へと征けり』


メインログ | 雑談ログ

彩谷 千映理(いろや ちえり)キャラシート(PC1:みつ)
小竹木 龍之介(ささき りゅうのすけ)キャラシート(PC2:優水)
遠里 悠(おり はるか)キャラシート(PC3:ぽぽ)
ミシェール・レイ キャラシート(PC4:ヤヒロギンジ)

【Index】

◆オープニング
Opening01/ミシェール・レイ
Opening02/小竹木龍之介
Opening03/遠里悠
Opening04/彩谷千映理
◆ミドルフェイズ
MiddlePhase01/『ベッラ・ディ・ノッテ』
MiddlePhase02/十一茶会~桃下に饅頭を添えて~
MiddlePhase03/謎解きはアフタヌーン・ティーの後に
MiddlePhase04/『ヌーベル・ビュット』
MiddlePhase05/『STUDIO TSUKIYO』
MiddlePhase06/『Shot the Moon』
MiddlePhase07/『桃花飯店』
MiddlePhase08/『矢場建設事務所』
MiddlePhase09/『ラ・ヴィ』
MiddlePhase10/『星見の館』
MiddlePhase11/『モーニング・モーニング』
◆クライマックス
Climax/アルヴィトは白沙へと征けり
◆エンディング
Ending01/ミシェール・レイ
Ending02/小竹木龍之介
Ending03/彩谷千映理
Ending04/遠里悠

【Preplay】

GM:それでは、自己紹介から参りましょう。
GM:PC番号順にば。PC1の彩谷さんからお願いします。
彩谷千映理:はい!
彩谷千映理キャラシート
彩谷千映理:彩谷 千映理(いろや ちえり)17歳の十一支部所属チルドレンです
彩谷千映理:JKだぞ
彩谷千映理:毎日記憶が消える体質だけど、バックアップが"電話帳"という名の黒いメダル(ミーミルの覚書相当品)にとってあるので大丈夫
GM:大丈夫じゃなくない???
彩谷千映理:尋問されても情報漏えいしないから大丈夫ですよ
彩谷千映理:多分
GM:無い袖は振れないというわけね
彩谷千映理:そういうこと
彩谷千映理:シンドロームはオルクス/ウロボロス/ノイマンのトライブリードで、割とイージー多めです
GM:便利な女……
GM:後技能欄長いよね、びっくりした
彩谷千映理:Dロイスは潜伏者 今回は〈調達〉技能を選択しまして、シナリオ3回まで17点まではキャッシュレス購入できます
彩谷千映理:そう、情報技能は一通り持ってるのです
GM:有望なものは大体買える算段なのだなあ
彩谷千映理:あとついでに無形コンセとかもできます 戦闘はまあそれでなんとかなってほしい あと妖精の手と輪とかバディムーヴとかで
彩谷千映理:なんとかなってほしいなあ
GM:とにかく便利!
彩谷千映理:なにやらハンドアウトによると、女子と絡むらしいので、たのしみです
GM:そう!ハンドアウトはこちら!
PC1(彩谷千映理)用ハンドアウト シナリオロイス:“モーニング・モーニング”御鏡シト 推奨感情:庇護/猜疑心
あなたはUGN第十一支部に所属する、UGNチルドレンである。
市内であなたは、ある少女がある男に接触を受けている姿を目撃する。
その少女は、あなたの“記録”にある。かつて暴走し、記憶処理を受けた野良のオーヴァード。
“モーニング・モーニング”御鏡シト。彼女を保護し、男の狙いを探る必要があるだろう。
彩谷千映理:シトちゃん!
GM:ということで、彼女が変な男に絡まれてる所に居合わせてください
彩谷千映理:変な男許せねえな
彩谷千映理:居合わせます
GM:彼女はあなたのことを覚えてないでしょうが、それはそれだ。
GM:そんな感じ!よろしくお願いします。
彩谷千映理:よろしくおねがいします!
GM:次はPC2!小竹木さんお願いします。
小竹木龍之介:YES!
小竹木龍之介キャラシート
小竹木龍之介:小竹木龍之介(ささき・りゅうのすけ)、30歳。落ち着いた年齢のお兄さんです。
小竹木龍之介:純UGNエージェントとして勤めているぞ。
GM:不純な連中とはわけが違うぜ
小竹木龍之介:ちょっとばかし嫌な過去がありますが優水製にしては控えめで重くない方だと思います。
小竹木龍之介:穏やかだけど使う能力は結構いやらしく、薬品入りの水で相手を溺れさせるというもの。
GM:えげつない手段だ
小竹木龍之介:尚、水は癒す方向にも使えるようです。普段はあまりやらないようですが。
小竹木龍之介:性能としては高い行動値で相手に先んじて《罪人の枷》を撃ち、達成値を大きく下げるというもの。
小竹木龍之介:《痛みの水》を基礎にすることで《ギガンティックモード》での範囲化も可能にしています。ここら辺ちょっと心配で調べ直しました(インスタントボムの項目が参考になりました)
GM:武器いらず!
小竹木龍之介:更に200点に当たって《目潰しの砂》も取得。ダイスデバフと達成値減少は相性がいいはずという目論見です。
小竹木龍之介:ソラリスだから社会も高いぞ!
GM:社会性はとても大事
GM:そういう支部だから……
小竹木龍之介:あ、あと男性を恋愛対象としていますが、基本的に一途なことと信頼に値するかどうかが重要なこと等もあり
小竹木龍之介:そんなにその辺りが目立つことはないんじゃないかなあ。
小竹木龍之介:一生独身も厭わない、そんな人だ。
小竹木龍之介:以上!よろしくお願いします。
GM:十一支部はマイノリティに優しい支部です……たぶん
GM:よろしくお願いします!そんな小竹木さんのハンドアウトはこれ。
PC2(小竹木龍之介)用ハンドアウト シナリオロイス:“カール・アップ”古川紫電 推奨感情:誠意/敵愾心
あなたはUGN第十一支部に所属する、UGNエージェントである。
現在、支部は公安の査察を受けている。自らもオーヴァードであるという査察官、古川紫電。
彼の厳しい追求を凌いだものの、彼はまだ監査を続けるという。
事件の中でこそ見えてくるものがあるという彼の言の通り、
あなたは否応なしに巻き込まれることになる。
GM:査察が来ます!一番チェックしておくべき支部だから……
小竹木龍之介:ひええ
小竹木龍之介:公安かあ……
小竹木龍之介:おっかなさそうだなあ
小竹木龍之介:頑張って追求されたりします…!
GM:頑張って!
GM:次はPC3!遠里支部長お願いします
遠里悠:ハァイ
遠里悠キャラシート
遠里悠:N市11支部長 遠里悠
遠里悠:情報を担う支部にして
遠里悠:N市の夜の守り手11支部を預かっています。
遠里悠:表向きはバーのマダム
遠里悠:性別は男性のオカマです
GM:悠ちゃん!
遠里悠:複数の電子端末型の従者を使って領域にアクセスする事で
遠里悠:マルチタスクの情報処理を行う事が出来ます
遠里悠:また今回新たにサポートモードを得た事で
遠里悠:電子端末を他所の情報処理サポートに回す事で
遠里悠:あらゆる達成値を+5できるようになりました
GM:サポートモード複数従者の強さは
GM:ほかならぬぽぽさんの手によって実績があるからなあ
GM:強力だ
遠里悠:ミドルは全員が情報+5調達+5を
遠里悠:PC4人と従者残り2体が受けていけるので
GM:ヒエッ……
遠里悠:情報を扱う支部っぽい動きができるのではないかと思います
遠里悠:あと、支部員と一緒にセッションに出られるのは楽しみなので
遠里悠:とても嬉しいです
遠里悠:宜しくお願いします
GM:よかった……お招きしたかいがあるというもの
GM:よろしくお願いします!そんなマダムのハンドアウトがこれ。
PC3(遠里悠)用ハンドアウト ロイス:“達貢会” 推奨感情:執着/憤懣
あなたは月夜銀座の名代であるとともに、UGNの第十一地区支部長である。
月夜銀座に店を構える“桃花飯店”の発花(ファファ)から、あなたは相談を受けた。
最近、街下の治安が悪く、堅気でないものの跳梁が散見されると。
彼等の名を“達貢会”。最近N市での活動が目立つ、大陸系のオーヴァードマフィアだ。
遠里悠:マフィアだ
GM:マフィアが襲来してきます
遠里悠:なんてことだ
遠里悠:四神とか四聖とかいるかもしれないコワイ
GM:よわそうな響きだ……
遠里悠:弱みを握って脅すしかないネ
GM:とにかくあなたのシマでブイブイいわせてる連中がいるので
GM:然るべき対処をしないといけないわけですな
遠里悠:はい
GM:そんな感じです!よろしくお願いします。
GM:最後はPC4!ミシェールさん!
ミシェール・レイ:はい!
ミシェール・レイキャラシート
ミシェール・レイ:魔境と名高い裏九龍城からの刺客、香港支部出身のUGNチルドレン、"紫螭吻"ミシェール・レイです。
ミシェール・レイ:漢名は雷紫苑といいますが、香港人なので仕事中はイングリッシュネームで通しています。
GM:目隠しとる……
ミシェール・レイ:目隠しは目が見えないとかじゃなくて、修行で付けてます
ミシェール・レイ:元はFHの実験体で、『封神計画』という実験で生み出された人工レネゲイドビーイングです。
ミシェール・レイ:御大層な名前がついてますが、実態は『宿主の意識が上書きされない寄生型RBつくってお手軽に不老不死になろうぜ!』
ミシェール・レイ:という政府高官向けの小遣い稼ぎ的なしょうもない実験で、当然のように失敗して捨てられた所をUGNに拾われた感じですね。
GM:ひでえ計画だ
ミシェール・レイ:シンドロームはブラックドッグ/ノイマン。電磁誘導を組合せたインチキカンフーで戦います。人を殴りたい!
GM:カラテミサイル!
ミシェール・レイ:データ的には、3回も使える《水晶の剣》を全部自前の武器にかけてマルポン!クライマックスではポルターガイスト!
ミシェール・レイ:攻撃力的にはそこまででもないですが、今回唯一のアタッカーなので、どちらかと言うと継戦能力に重きを置いたつもりです。
GM:実は純アタッカーがほとんど居ないのだ
ミシェール・レイ:ちなみに目隠しはコンセを使う時に外すという演出を考えていましたが
ミシェール・レイ:今回皆さんのバフデバフが充実しまくっているので外してカバーリング付けました。協調性アップ!
ミシェール・レイ:ゆーて固定値20以上あればそうそう外さないやろと高をくくっています。
GM:向こうの達成値も下がりうるしなあ
ミシェール・レイ:唯一の社会弱者として、暴力が必要な場面では命をかけて戦います!よろしくお願いします!
GM:社会弱者も外付けでつよつよになるんだよなこのパーティ……
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトはこれ!
PC4(ミシェール・レイ)用ハンドアウト
ロイス:“一心一意”郭冰(クォビン) 推奨感情:有為/隔意
あなたは中華UGNより派遣されている、人造のチルドレンである。
古巣である香港支部より、ある連絡が舞い込む。
岩手幇(ヤンショウパン)”所属という男に、研究所に移送予定だったサンプルを奪取された、と。
それは“神卵(シェンルァン)”と呼ばれる遺産――悪用すれば世界に致命の傷を与えかねないものだと。
本国より派遣されたエージェントである郭冰とともに、あなたは男の逃げ込んだエリア――月夜銀座の捜索を開始する。
ミシェール・レイ:世界の危機だ!
GM:そう言われている!
GM:派遣エージェントの郭冰ちゃんと協力して解決しようね
ミシェール・レイ:郭冰ちゃん……?女の子!?
GM:女子です!
ミシェール・レイ:ヤッター!ボーイミーツガール!
ミシェール・レイ:別に男じゃないけど…
GM:無性じゃん!
ミシェール・レイ:仙道を収めてる故、陰陽自在だぞ
GM:そんな便利なんだ仙道
GM:とにかくそんな感じ!よろしくお願いします
ミシェール・レイ:はい!よろしくお願いします!
GM:トレーラーを貼って始めていくよ

■トレーラー 世界は既に、大きく変貌していた。
だが、昨日と同じ今日、今日と同じ明日たれ、と。
繰り返し時を刻ませることこそが、人類の盾の務めであるだろう。

レネゲイド蔓延る騒乱の魔窟都市、通称大N市。
UGNは支部機能を分散、各所に配置することで、その巨大な脅威を宥めていた。
そのうちの一つが、大N市第十一地区UGN支部である。
主たる任務は情報統括――秘密結社としての基幹を担う部門の一つである。

大陸への移送中に、何者かに奪取された遺産。
その下手人は、日本のとある都市、とある地域へと身を隠した。

運ばれた街の名は、大N市の“月夜銀座”。
奪われた遺産の名は“神卵(シェンルァン)”。
神秘を開く者。“岩手幇(ヤンショウパン)”の徒を名乗る男が、神の降臨を目論み。
神秘を律する者。公安の走狗が、UGNの監査として暴き迫り。
神秘を追う者。大陸よりの使者が、遺産を狙い次々と忍び込み。

“神卵”が目覚める時、街もまた目覚める。
それは自らの傷跡を掻き毟る、滅びの揺り戻し。
真実が消え去ぬ訳ではないのなら、せめて優しい嘘に抱かれて。


ダブルクロス The 3rd Edition『アルヴィトは白沙へと征けり』

ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

GM:ということで、大N市十一支部セッションを開始します。よろしくお願いします。
彩谷千映理:よろしくおねがいします!
遠里悠:宜しくお願いします
小竹木龍之介:よろしくお願いします!
ミシェール・レイ:よろしくお願いします!
GM:オープニング順ですが
GM:4→2→3→1の順で行こうと思います。
小竹木龍之介:了解です!
GM:ミシェールさん、小竹木さん、遠里支部長、彩谷さんの順。
彩谷千映理:了解でーす
ミシェール・レイ:私から!了解!

【Opening01/ミシェール・レイ】

GM:登場ダイスをお願いします。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:41->47)した

GM:【第七地区 コンテナ埠頭】
GM:一艘の船が接岸し、スーツケースを持った女が上陸した。
GM:女は上陸すると、まっすぐに歩み、待ち受ける一つの人影の前にまで至った。
郭冰:「……紫螭吻(ヅゥチィーウェン)」
ミシェール・レイ:鮮やかな赤髪に、龍の刺繍をあしらった深紅の民族衣装、長袍(チャンパオ)を身にまとった人物。
ミシェール・レイ:目元を黒い布で隠していることを差し引いても、その顔つき、体躯は中性的で、男とも女ともつかない。
ミシェール・レイ:「いかにも、"紫螭吻"です。あなたは……"一心一意"で良かったですか?」
ミシェール・レイ:拳を胸の手前で合わせる拱手の姿勢で挨拶する。
郭冰:色素の薄い髪。茫洋な瞳。満洲服に身を包む女性。
郭冰:「然り。名を郭冰」
郭冰:「此度は、協働を仰せつかっている」
ミシェール・レイ:「郭冰さんですね……ああ、失礼しました。ぼくはミシェール・レイ」
ミシェール・レイ:「漢名は雷紫苑ですが……仕事中はイングリッシュネームでお願いします」
郭冰:「心得た、ミシェール。今や香港支部は、混乱の渦中にある」
郭冰:「お前の居たという頃とも異なるのだろう」
ミシェール・レイ:「神卵、でしたっけ?香港支部もだらしないな~」
ミシェール・レイ:「やっぱりぼくが今代の"小覇王"になってた方が良かったかなー」
ミシェール・レイ:あはは、と冗談めかして笑う
郭冰:「……小覇王は例外なく早逝するぞ」
ミシェール・レイ:「まあ、承知してますよ。あそこは特殊ですから」
郭冰:「その特殊性により、だ。支部の技術局で解析予定だった“神卵”が」
郭冰:「移送中に奪取された。ここ倭国より、発った便がだ」
ミシェール・レイ:「実際、仮になれたとしても願い下げです。最強の証明の代わりに自由を奪われたんじゃ割りに合わない」「移送中にねえ……」
ミシェール・レイ:「移送は船でしたっけ?」
郭冰:頷く。「不埒者の名は不詳。だが」
郭冰:「“岩手幇(ヤンショウパン)”に属すると名乗ったようだ」
郭冰:「我が国に、そのような幇は確認できず。これ即ち」
ミシェール・レイ:「……FH、ですか?」
郭冰:「それも、ここ八洲のであるだろう、と」
郭冰:「故に、郭冰が参った。足取りもある程度は追えている」
ミシェール・レイ:「へえ、それは頼もしいなあ」
ミシェール・レイ:「それで、一体“岩手幇”はどこに向かったんです?」
郭冰:「――N市。“月夜銀座”」
ミシェール・レイ:「ああ、確かにあそこなら……隠れるにはうってつけでですね」
郭冰:「支部よりの令は3つ」
ミシェール・レイ:「知ってます?
少し前にもFHのエージェントが潜伏してたみたいですよ」
郭冰:「一つ、“神卵”を啓かせるな」
ミシェール・レイ:「たしか台湾の……何だったかな……」
郭冰:「む……そうか、なればより警戒が必要であろう」
ミシェール・レイ:「あ、思い出した。"活無常"!手合わせしたかったなあ」「ああ、失礼。続けてください」
郭冰:「それは世界に致命の傷を与えかねぬと。郭冰はそれ以上伝えられては居ないが」
ミシェール・レイ:「致命の、かあ。遺産絡みの事件なんて大概そんな気もするけど」
郭冰:「一つ、下手人を必ず討て」
郭冰:「我らへの侮辱は、血によってしか贖えぬ」
ミシェール・レイ:「まあ、当然ですね」
郭冰:「一つ、現地の支部とは事を構えるな」
郭冰:「――但し、彼らが神卵を利用せんとした場合を除いて」
ミシェール・レイ:「それもまあ当然というか、弁えていますよ」
ミシェール・レイ:「本国の血の気の多い連中とは違いますからね」
ミシェール・レイ:「然るべき時に戦い、然るべき時に殺す」
ミシェール・レイ:「そこを見込まれてこちらに出向してますから。ぼくは」
郭冰:「然り。郭冰もそれを見込まれて此処に来ている」
ミシェール・レイ:「わあ、良かった~!似た者同士ですね!」
郭冰:スーツケースをガリガリと引く。尋常の重量ではないように見える。
郭冰:おそらくは、何らかの武器。
ミシェール・レイ:「そちらは?」スーツケースを指指す
郭冰:「郭冰の武だ」
ミシェール・レイ:「へえ~!気になるなあ~!」
ミシェール・レイ:スーツケースの前にしゃがみこんでまじまじと見ている
ミシェール・レイ:目は見えないのだが、見ているとしか言いようのない素振り
郭冰:「――手合わせは禁じられている」
ミシェール・レイ:「そうですか……それは残念」
ミシェール・レイ:「どこでも香港支部のようにとはいきませんね」
郭冰:「貴重な現地派遣者を潰しては、任務に支障をきたす」
ミシェール・レイ:「……へえ」
ミシェール・レイ:立ち上がり、郭冰へ向き直る
郭冰:「む」
ミシェール・レイ:「それは、郭冰さんは勝つ自信があるってことですか?」
ミシェール・レイ:「……このぼくに」
郭冰:「その気概がなく、香港支部の戦士は務まらないが」
ミシェール・レイ:「…………」
郭冰:「手合わせは禁じられている。二度目だ」
ミシェール・レイ:しばらく沈黙を返し、
ミシェール・レイ:にこり、と笑う。
ミシェール・レイ:「いや良かった。郭冰さんの言うとおりです!」
ミシェール・レイ:「最強の自負がなくっちゃ香港支部の戦士は務まりません。そのとおり!」
郭冰:「ならば良い……行くか?」
郭冰:「余りこの地区に長居をするなとも警告されている」
ミシェール・レイ:「この地区に?ああ……」心当たりがあるような顔
ミシェール・レイ:「それもそうですね。お腹も空いたし、続きは何か食べながらでも……」
ミシェール・レイ:「こちらの中華も、結構いけますよ?本場の四川料理よりも辛いお店があるんです」
郭冰:「痛覚は停止させている。辛味も鈍る故、程度は問わない」
ミシェール・レイ:「ええ~、もったいないなあ」
ミシェール・レイ:「まあ、ぼくも視覚を切ってるから人のことは言えないか……」
郭冰:「そうか」興味なさげに、スタスタと歩いていく。
郭冰:ガリガリとスーツケースの音を立てながら。
ミシェール・レイ:「ああ!ちょっと待った!」小走りで郭冰の前へ回り込む。目隠ししているとは思えない安定した足取り。
郭冰:「む」
ミシェール・レイ:正面に立ち、右手を差し出す。
郭冰:「……?」
ミシェール・レイ:「ぼくのことはミシェールと」「それと、そろそろ堅苦しい口調もなしでいいよね?」
ミシェール・レイ:「君とはいい友達になれそうだ」
郭冰:「構わない、ミシェール。礼を捧げられる身の上でもない」右手を出して握り。
郭冰:「友達?構わないが――」
ミシェール・レイ:「できれば、親しみを込めた呼び方を教えてほしいな。"郭冰"だと重たくない?」
郭冰:「手合わせは禁じられている。三度目だ」
郭冰:「郭冰。二の名は“一心一意(イーシンイーイー)”。三より先の名は持ち合わせない」
ミシェール・レイ:「うーん……これはまた典型的な香港支部員だなあ」苦笑
ミシェール・レイ:「じゃあ、"冰ちゃん"で」
郭冰:「心得た、ミシェール」
ミシェール・レイ:「知ってる?こっちだと親しみを込める時"ちゃん"ってつけるんだって。かわいいよね」
郭冰:「そうか。ミシェールちゃん」
ミシェール・レイ:「そうそう!かわいい~!」違和感を感じつつも、まあいっかと受け入れる。
ミシェール・レイ:「じゃあ行こうか。冰ちゃん」振り返って歩いていく。
郭冰:「了解した、ミシェールちゃん」表情を全く変えぬまま、その後に続いた。

GM:シーン終了。ロイスあればどうぞ。
ミシェール・レイ:同行者 郭冰 連帯感◯/対抗心 で所得します!
GM:はーい!

【Opening02/小竹木龍之介】

GM:小竹木さんのOP。登場をどうぞ。
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:37->40)
小竹木龍之介:よし。

GM:【N市 第十一支部】
GM:歓楽街のメインストリートを少し離れて。
GM:その店――“ベッラ・ディ・ノッテ”は存在する。
GM:表向きは、小綺麗なオカマバーであるが、その実、店舗の奥の事務所には、
GM:支部機能が存在する。そこはUGN第十一支部。
GM:情報統括を任務とする拠点であった。
GM:その事務所内。
GM:オルクス能力者による欺瞞が解かれ、一人の男が入室する。
GM:許可を得たものしか入れないはずのそこに来る者は、来客。
GM:スーツをかっちりと着た、長めの髪の眼鏡の男性。
古川紫電:「公安警察特殊犯罪調査室、古川だ」
古川紫電:「事前の通告通り、本事務所の査察をさせてもらおう」
GM:事前の通告通りというのは、半分偽りである。
小竹木龍之介:直前までデスクで書類整理をしていたが、慌てて出迎える。
GM:元々は、明日の訪問予定だった。
GM:直前になって、メールにて一方的な時間変更の通告。
GM:本来であれば、支部長が出迎えるはずであったのだが、生憎彼は不在。
小竹木龍之介:「……!すみません、今メールを確認したところで」
GM:それ故に、事務所内に残存していた、小竹木龍之介が応対する運びとなった。
小竹木龍之介:「今は支部長もおられませんが……宜しいのですか?」
小竹木龍之介:こう言った応対は得意ではない。内心、かなり緊張している。
古川紫電:「問題ない。こちらで調査するからな。不備があれば調べさせてもらう」
GM:もとよりそれを狙ってのことだろう。資料準備が整わない前日に抜き打ちし、
GM:不備を名目に奥まで介入する。
小竹木龍之介:(……嫌な感じだ)
小竹木龍之介:(痛くもない腹を探られないよう、気をつけないと……)
古川紫電:「さて。資料を出しでもらおうか」
古川紫電:「もしも出揃わないと言うならば、こちらで作成に必要な調査をさせてもらうが?」
GM:尤も、こと第十一支部においては。
GM:準備は抜かり無い。すでに資料は完成している。
小竹木龍之介:「……こちらです」
小竹木龍之介:完成済みの資料を差し出す。
古川紫電:「……」ざっと目を通して。
古川紫電:「……」
古川紫電:「……問題はないが……逆に妙だな」
小竹木龍之介:「……妙と言いますと?」
古川紫電:「手際が良すぎる。まるで私が今日来ることを分かっていたのではないか?」
古川紫電:「我々公安部の通信を盗聴しているのではないか?それが可能な能力者も居るだろう、この支部には」
小竹木龍之介:「でしたら支部長も外してはいなかったでしょう」
古川紫電:「ハッカー上がりの人間も、だ」
小竹木龍之介:「資料は通告があってから迅速に仕上げました。それが我が支部の仕事だからです」
古川紫電:「だが我々の盗聴をしていないという証拠にはなるまい」
小竹木龍之介:「そのような言いがかりをつけるのはやめていただきたいですね。公安の方は可能であればなんでも疑うのですか?」
小竹木龍之介:「逆に盗聴をしたという証拠はありますか」
小竹木龍之介:目の前の男への嫌悪感が強くなる。
古川紫電:「……それは……」
古川紫電:「……まあいい。証拠を探るのが我々の仕事だな」
小竹木龍之介:「ええ。くれぐれも、『探るだけ』にしてくださいね。ありもしない証拠を作り出す、なんてこと」
小竹木龍之介:「当然もし『可能』でも、しませんよね?」
古川紫電:「我々がそれを厭わない組織であるのならば、だ」
古川紫電:「労働厚生省になぞここまでの跳梁は許さなかっただろう」
古川紫電:「だが、だ。このような紙切れの調査では、得られる情報は限られる」
古川紫電:「調査は継続させて貰おう。君たちに追加の要求をすることはない」
古川紫電:「事件が発生したときにこそ、真の姿が見えるだろうからな。私はそれを待つとするよ」
小竹木龍之介:(……思想の違いによる決別。労働厚生省と公安警察)
小竹木龍之介:(元々はそうだとしても…こんな揚げ足取りみたいなこと)
小竹木龍之介:「……どうぞご自由に」
古川紫電:「だが、必ず。お前達オーヴァードは、真実を晒すだろうさ」
GM:彼自身も、オーヴァードであるとは聞いている。
GM:コードネームを“カール・アップ”。
小竹木龍之介:「………」
小竹木龍之介:「……あなたは」
小竹木龍之介:「あなたは、どのような真実を晒すおつもりなのですか」
小竹木龍之介:「“カール・アップ”」
古川紫電:「……君たちが、幅を利かすべき存在でないということだ」
古川紫電:「無秩序をもって無秩序を制すことなど、出来はしない」
小竹木龍之介:「自分は違う側に。秩序側に立っていると言うおつもりですか。オーヴァードという括りを口にしておきながら」
小竹木龍之介:ここでやりあうべきではない。そう、理性は訴えている。
小竹木龍之介:だが、怒りと嫌悪の感情は止められない。
古川紫電:「そうあらんとはしているとも」
小竹木龍之介:「ならば、僕だってそうあろうとしている」
小竹木龍之介:「あなたが求めているのは、本当に真実なのですか?」
古川紫電:「……何?」
小竹木龍之介:「ただ、己の見たい答えを求めているだけなのではないですか。元々、ご自身の中にある答えを」
古川紫電:「何を……!」
荒原伊吹:「そこらへんにしねえか」事務所の奥から声がかかる。
小竹木龍之介:「……荒原さん」
GM:“アライブ”荒原伊吹。第十一支部副支部長。
荒原伊吹:「喧嘩しに来たわけじゃああるまい。互いによ」
荒原伊吹:「……うちのが失礼な事を言ったな、公安の」
古川紫電:「いや……」
小竹木龍之介:「……」息を大きく吐いて、吸う。
小竹木龍之介:「ごめんなさい。つい……興奮しすぎてしまいました」
荒原伊吹:「お前さんも急に日程変えて、横紙破りを通してきて。筋が通らねえんじゃねえのか、そういうのは」
荒原伊吹:「互いに失礼同士で、手打ちと行こうや」
古川紫電:「……」
古川紫電:「……今日のところは失礼する」
荒原伊吹:「おう。お勤めご苦労さん」
GM:古川はそれだけ言うと、支部より去っていく。
小竹木龍之介:「…………」
小竹木龍之介:何かを言おうとしたが、これ以上はなにも出てこなかった。
小竹木龍之介:いや、彼に対して口をこれ以上開くべきではないと、そう思った。
荒原伊吹:「小竹木い」
小竹木龍之介:「……はい」
荒原伊吹:「よう言うた」
小竹木龍之介:「えっ……」
小竹木龍之介:俯いていた顔を上げる。叱責を受けても仕方ないと思っていたからだ。
荒原伊吹:「彼奴らにはあんぐらい言ってやらにゃあいかん」
荒原伊吹:「本来なら姐さんに言うて貰うところだが……居らんとこに来おったからな」
荒原伊吹:「誰かに言われるくらいで丁度いいわ」
小竹木龍之介:「……そ、うですか」
小竹木龍之介:「でも、支部長ならきっともっと上手くやれたんじゃないかなあ」困ったように笑う。
荒原伊吹:「そりゃあ当然よ。あの人を誰だと思っとる」
小竹木龍之介:「うん……」
小竹木龍之介:「少しは、あの人にも何か返せてるといいんですが」
荒原伊吹:「俺らにどこまで敵うもんかねえ、そいつは」
小竹木龍之介:頬をかく。
小竹木龍之介:「……荒原さんも、ありがとうございます。あのままだったら本当に、あの」
小竹木龍之介:「公安の方を沈めかねなかったので」流石に冗談、のつもりではあるが。
荒原伊吹:「ははは!よう言う!」
小竹木龍之介:照れ臭そうに笑う。
小竹木龍之介:(……)
小竹木龍之介:『お前達オーヴァードは』。その言葉を聞いた時、思考の芯が灼けた。
小竹木龍之介:ひとつのカテゴリーに自分の信ずるラベルを貼る。
小竹木龍之介:そうやって、そのカテゴリーに属するものを貶める。
小竹木龍之介:……そういうことを、嫌になるぐらい味わわされてきた。
小竹木龍之介:勿論自分は貶められる側だ。
小竹木龍之介:だから、許せなかった。
小竹木龍之介:(……他のひとたちも、僕たちも)
小竹木龍之介:(同じように生きて、いいはずなんだ)
小竹木龍之介:(そのために今僕はここにいるんだから)

GM:シーンを終了します。ロイス取得が可能。
小竹木龍之介:公安/古川紫電/感服/嫌悪:○/ロイス
小竹木龍之介:以上で取得します。
GM:OK!

【Opening03/遠里悠】

GM:遠里支部長のOP。登場をお願いします。
遠里悠:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 6[6]+47 → 53


GM:【月夜銀座 料亭(?) 桃花飯店】
GM:月夜銀座に居を構える桃花飯店は、極めて健全な料亭である。
GM:客と従業員との間で、たちまち恋愛関係に陥ると噂される以外は。
GM:あなたはその店に、視察に来ている。こうして店々を見回るのも仕事の内だ。
発花:「あら、悠ちゃん?久しぶり!」
GM:従業員の一人、発花(ファファ)。あなたもよく知った仲だ。店の中核をなす存在の一人。
遠里悠:「ハァイ、発花ちゃん。お久しぶりね。元気だった?」
発花:「うん元気元気!てか、最近全然来てくれなかったじゃん」
発花:「伊吹ちゃんはよく来てくれるのに」
遠里悠:「ごめんなさいね。ちょっと忙しくて」
遠里悠:笑顔で応える。
発花:「タオ姐もユイ姉もメイも会いたがってたよ」
遠里悠:「ふふ、そうね。今度時間が取れたらプライベートでお邪魔させてもらうわ」
発花:「ホントー?待ってるね♪」
発花:「あ、じゃあ、やっぱ今日はお仕事だよね」座敷に案内しながら。
発花:「用意あるよ。聞きたいのは最近の市内情勢?」
GM:人が集まるこの店は、当然ながら、
GM:情報収集の拠点でもある。手練手管で搾り取る、女だけで構成される収集基地。
遠里悠:「そういう事ね。荒原ちゃんは勿論良い子だけど。厳ついおじさんにはやっぱり話しにくい事もあるでしょ?」
発花:「伊吹ちゃん、アタシたちの心配ばかりだからね」
発花:「やれ生活は苦しくないか、ちゃんとご飯食べてるか。そればっか」
遠里悠:「真面目なのよね、彼。でもそういう事も必要なのよ。女の子がまともに働けるかどうかって。とっても大事」
遠里悠:「あの顔で凄まれたら。大抵のヤクザも黙っちゃうでしょ?ふふふ」
発花:「うん。悠ちゃんにも伊吹ちゃんにも感謝してる」
発花:「でもね。最近では、怯まない連中も多くって」
発花:「……まただ」
GM:外より喧騒。
遠里悠:目線を外に向ける。
GM:ガラの悪い数人の男たちが、店に入り込んでいる。
ガラの悪い男:「さっさとファファとかいう女を出せ!聞こえねえのかこのクソアマども!」
ガラの悪い男:「出てこねえなら引きずり出してやる!落とし前をつけさせてやるよ!」
遠里悠:ジェスチャーで女の子達に下がるように合図を送る。
発花:「うちの女の子に乱暴しようとしたやつをノシてから、ずっとこの調子」
遠里悠:「そう、困ったわね」
遠里悠:男達の方へと歩いていく。
発花:「またやっつけてくる。悠ちゃんはちょっと待っててね……って」
発花:「悠ちゃん……!?」
ガラの悪い男:「アン?なんだテメエ……?オーナーか?」
遠里悠:「まぁ、相手の要求に乗る必要はないって事ね」
遠里悠:「まぁ、怖いわね」
ガラの悪い男:「だったら話が早え。テメエんとこのファファとかいう女を出しやがれ」
遠里悠:「ここは楽しくお酒が飲めるお店なんだけど」
ガラの悪い男:「出さねえってならこっちにも考えがあるぜ……テメエの大事なお店をグッチャグチャにしちまおうかなア?」
遠里悠:「お兄さん、人の話聞く気ないでしょ?それじゃモテないわよ」
ガラの悪い男:「んだとこの野郎……!」
遠里悠:ポケットから電子端末を取り出す。
遠里悠:「警察を呼んでも良いんだけど」
遠里悠:ザ…ザザ…
ガラの悪い男:「サツだァ~!?そんなもんにビビると思ってんのかよ!」
ガラの悪い男:「俺たちゃあな、泣く子も黙る“達貢会”だぜ!」
遠里悠:素早く端末を操作すると一瞬周囲にノイズが走り店内の照明が落ちる
ガラの悪い男:「なんだ……停電か!?」
遠里悠:バキッ…ゴガッ…
遠里悠:電気がつくと男は転倒している
遠里悠:「あら、嫌ね。暗いと」
ガラの悪い男:「ゴハッ……!」
遠里悠:「足元に注意しないと転んじゃうかもしれないわね」
遠里悠:しゃがみこんで相手の顔を覗き込む。
ガラの悪い男:「ク……クソッ。何だ今の……?」
遠里悠:転倒させただけでそれほどのダメージは与えていない。
遠里悠:「泣く子も黙る“達貢会”さんでしたっけ?」
遠里悠:「じゃあ、私の名前もご存知?」
ガラの悪い男:「ハア?誰がテメエなんか……!」
遠里悠:「困ったわね。一応、商店主会の理事とかもやってるんだけど。知られてないならちょっとショックだわ」
遠里悠:「それとも、この街に来たばかりの世間知らずさんだったのかしら?」
遠里悠:にっこりと笑みを崩さない。
ガラの悪い男:「……テメエがどこの誰でも関係ねえ……!」
ガラの悪い男:「舐められたら……ぶっ殺す!」
ガラの悪い男:「……いずれだ!」
遠里悠:ここで相手の名前とか調べられそうなら 情報収集してビビらせたいです
GM:そうですね、情報:裏社会で5ってところかな。
遠里悠:従者をさっきの電子端末を出した時に作成しておいた事にしても良いですか?
GM:構いません、どうぞ。
遠里悠:赤色の従者&血の絆 浸蝕+8×3で24上がります
遠里悠:ボーナスゲットですね
GM:めっちゃ出てきた
GM:なんでもう……
遠里悠:77になりました
GM:OPやぞ……
電子端末型従者_1:9dx>=5
DoubleCross : (9R10[10]>=5) → 10[2,2,3,3,5,5,7,7,10]+1[1] → 11 → 成功

GM:じゃあ余裕で分かる!
GM:男は蔡大というチンピラ崩れです。『達貢会』というのも怪しい、その下部組織の構成員に過ぎない。
遠里悠:「あら、怖い。あまり楽しみにしないで待ってるわ。蔡大さん」
蔡大:「な……何で俺の名前……!」
蔡大:「……」
遠里悠:「でも、勝手にそんな事して名前使っちゃったら。『達貢会』に怒られて泣いちゃうんじゃないかしら?」
蔡大:「……!」
蔡大:「ク、クソ、覚えてやがれ……!あ、いや」
蔡大:「覚えるな!……あっと……勝手に死ね!」
GM:男は捨て台詞を吐くと、そのまま逃げるように去っていく。
遠里悠:「こちらこそ、もう来ないでね」
遠里悠:と発花の方を振り向く
発花:「悠ちゃん、すっごい!」ぴょんぴょんと跳ねる。
遠里悠:「とりあえず、アレはもう来ないと思うんだけど」
遠里悠:「男ってメンツがあるからね。アレの親分筋がそれで治まるかどうかって所はあるわねえ」
遠里悠:「ふふふ、そう。私って結構凄いのよ?」
発花:「知ってるー。でも、実際」
発花:「『達貢会』の名前は、よく聞くよ」
発花:「元々、大陸の方に根を張ってたマフィアのはずなのに」
遠里悠:「最近は、新たに街に入ってくる連中が増えてきてるしね」
遠里悠:「何か、そいつらの噂とか聞いてる?」
発花:「結構な大物ね。質はともかく、規模はかなりのものかな」
発花:「しかも、このあたり以外での活動は目立ってないの」
発花:「あ、質はともかくって言ったけどね」
発花:「オーヴァード系ではあるよ。UGNにもFHにも属せないような連中の受け皿だったみたいね」
GM:蔡大はそうではない。構成員の中に混じっている程度なのだろうが、
GM:脅威であることは確か。
遠里悠:「なるほど、力はあるって事か」
遠里悠:「でも港湾の方で活動してないってのは大陸系としては妙ね」
発花:「そうね。ここを狙い撃ちしてるみたい」
遠里悠:「困ったわね」
遠里悠:「とりあえず、こちらの警備には何人か回しておくようにするわ」
発花:「本当?助かる!」
遠里悠:「上戸ちゃんなら良い人材を集めてくれるでしょうし」
発花:「アタシは平気だけど、新入りの子たちは怖がっちゃって」
遠里悠:「荒原ちゃんは自分でやって来そうだけど」
遠里悠:「怖い顔が店に居座ったらお店の邪魔になっちゃうからダメね」
遠里悠:「ま、心配ないようにしておくわ」
発花:「素質のある子か、カッコイイお兄さんがいいなあ」
遠里悠:「ふふ、じゃ可愛い子を選ぶように頼んでおいてあげる」
発花:「あは、冗談なのに……じゃあ、お願いね」
遠里悠:「発花ちゃんも何か噂話でも聞いたら連絡ちょうだい」
発花:「うん。連絡する」
遠里悠:「さて、査察もあるし、色々調べないといけない事もあるし。忙しくなりそうね」
遠里悠:「そうだ、今度プライベートで来るときは」
遠里悠:「ウチの子達も連れてくるから、美味しい料理で持て成してくれると嬉しいわ」
発花:「ええ、是非」
遠里悠:「宜しくね」
遠里悠:そう言って店を出ます。
遠里悠:端末で警備の手配を手早く済ませ、支部へと戻っていく。

GM:シーンを終了します。ロイス取得が可能。
遠里悠:“達貢会”/執着/憤懣○
遠里悠:以上です
GM:OK!

【Opening04/彩谷千映理】

GM:彩谷さんのOP。登場をどうぞ。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:42->45)
彩谷千映理:おちつき

GM:【N市 第十一区画】
GM:歓楽街は夜にこそ真の活気を見せるが、昼間とて全く静寂というわけではない。
GM:料理屋やカフェの営業は活発であり、他区画と遜色のない賑わいを見せている。
GM:その街中を、一人の少女が行く。
彩谷千映理:アイスカフェオレ片手に街を歩いている。休みの日は、特に何をするでもなく街を眺めるのが趣味だ。
GM:街を眺める中で、あなたは剣呑な声を聞く。
女性の声:「嫌っ……離して!」
GM:路地裏から聞こえる。この地区は、統制が取れつつあるものの、未だあまり治安が良いとも言えない。
彩谷千映理:声の方を向く。人の多い街だから、こういうこともまあ、あるだろう。
GM:手が回りきらない部分も大きく。もとより歓楽街にそういう性質がある。
GM:声の方に居るのは、高校生か、もう少し若いくらいの少女だ。
GM:男に手を掴まれている。
GM:男は、顔まで隠れるくらいの長髪の、陰鬱げな姿。
少女:「あんたのことなんて知らないってば!いい加減に離してよっ!」
怪しげな男:「そんなはずはないだろう。僕らは同志だったじゃないか」
少女:「ほんとに知らないんだって!」
GM:あなたの記憶には、少女についても、男についても存在しない。
GM:“今日は”2人に遭遇していない。
彩谷千映理:(警察でも呼んで適当に対処してもらうか……それとも)
彩谷千映理:念の為、“電話帳”の記録から検索してみる。
GM:男の方は不明だが、女の方はヒットする。
GM:“モーニング・モーニング”御鏡シト。
GM:かつて暴走状態で破壊の限りを尽くした、FHのエージェントであったと目される少女。
GM:鎮圧後は記憶処理を施され、要経過観察のオーヴァードとして登録されている状態だ。
彩谷千映理:(同志だった……となると男の方も)
御鏡シト:「いい加減にしてよ……!警察呼ぶよ!?」
彩谷千映理:二人の元に駆け寄りつつ
彩谷千映理:「こらーっ、やめなよ!」
怪しげな男:「警察……?変なことを言うな、シト。僕らにそんな組織は――ん?」
彩谷千映理:と叫んで手に持ってるアイスカフェオレを投擲します
怪しげな男:「む」カフェオレをひっかぶった。
彩谷千映理:中身はほとんど減っていない。おそらくシトちゃんにもかかっている。
御鏡シト:「きゃっ……!何!?」
彩谷千映理:「ちょっと、良くないよー?女の子に乱暴するようなヤツはさあ!」
彩谷千映理:つかつか歩みよっていく。携帯を構えつつ。
怪しげな男:「なんだ……邪魔だな」
彩谷千映理:あくまで、暴漢を見た一般人の体を装う。
怪しげな男:「今、僕はシトと話をしてるんだ。部外者が立ち入るのはよくないな」
御鏡シト:「なんなのよもう……!」汚れた袖口を拭っている。
彩谷千映理:「部外者って、どー見ても赤の他人みたいな会話しかしてなかったよね?」シトちゃんの壁になるように立つ。
彩谷千映理:「なんかの勧誘?だったら他所でやりなよ」
怪しげな男:「はあ」溜息をついて。「……僕の時間を奪った分は」
怪しげな男:「贖わせられないかな。残念だ」《ワーディング》を展開した。
彩谷千映理:「……チッ」小さく舌打ちをしつつ、キッとにらみつける。
彩谷千映理:一応保護対象が居る。倒れて《無面目》でやり過ごすわけにもいかない。
御鏡シト:「う、何これ……」多少ふらつく。
怪しげな男:「……おや」
怪しげな男:「オーヴァードか。参ったな。目立つつもりはなかったのに」
彩谷千映理:「こっちだってそのつもりは無かったんだけど」スカートの下の銃はいつでも構えられる。
御鏡シト:「な、なんなのよあんたたち……!」
御鏡シト:「あたし、あんたたちのこと、誰にも喋ってないでしょ!?」
御鏡シト:「何でこんな目に遭わなきゃいけないの……!?」
怪しげな男:「……シト、君は」
怪しげな男:「……本当に僕が誰かわからないのか?」
御鏡シト:「知るわけ無いでしょ!?」
彩谷千映理:「この子もこう言ってるみたいだけど?」
怪しげな男:「何故だ……何故なんだ……?」
彩谷千映理:「時間の無駄だと思うけどね、これ以上は」冷たい目で怪しげな男を睨む。
怪しげな男:「……そうか。君ならば、僕に協力してくれると思ったんだけどな」
怪しげな男:「いいさ。いずれ、だ。まずは僕がやろう」
御鏡シト:「何なのよこいつ……!」
彩谷千映理:「とにかく、去るなら今のうちだよ、お兄さん。ワーディングを張ったんだし、わかってるでしょ?」
怪しげな男:「そうだな。別に君を逃がす理由は……」
怪しげな男:「……いや」
怪しげな男:《ワーディング》を解いて。
怪しげな男:「今は、下手に騒ぎを起こすべきではないな。だけど」
怪しげな男:「君に掛けられた狼藉の分は、必ず贖わせようとも」
怪しげな男:カフェオレの掛かった袖を振る。
彩谷千映理:「次は何味がいいか、考えとくといいよ」
怪しげな男:「……名前は?」
彩谷千映理:「アイリス」偽名だ。
怪しげな男:「そうか……アイリス。君にまた会う日を、楽しみにしよう」
怪しげな男:「必ずだ。贖いは、必ず成されなければならないからね」
彩谷千映理:「そう。忘れてなければ、覚えといてあげる」
彩谷千映理:「ついでにそっちも聞かせてよ、名前」
怪しげな男:「ああ……名乗っていなかったかな」
“ツェマウス”:「……“ツェマウス”」男はそう呟き、
“ツェマウス”:そのまま雑踏へと身を翻す。
彩谷千映理:“ツェマウス”の後ろ姿を見送る。
彩谷千映理:見えなくなったところで、大きくため息をつき……
彩谷千映理:「……あー、怖かった!」路地裏の壁にもたれかかる
御鏡シト:「……ねえ」声を掛ける。
御鏡シト:「あんたたち、何なの?」
御鏡シト:「てか、これ!」袖を見せる。「掛かったんだけど!?」
彩谷千映理:「……何って聞かれると、長めの説明が」「あ!ごっめん!」わざと掛けた。
彩谷千映理:「クリーニングしなきゃだよねー! やー、まいった。追い払うのに夢中でさー」
彩谷千映理:「"うちの店"に行ったら、多分着替えもあるし、クリーニングもすぐ手配できるし……」
彩谷千映理:「……あといろいろ説明できると思うんだよね」
御鏡シト:「あっ、本当?じゃあいいけどさ……!」
御鏡シト:「それ!説明!」
御鏡シト:「何がどうなってんのよこれ!?意味分かんないんだけど!?」
彩谷千映理:「多分、今聞いても意味分かんないと思うよー。お茶でも飲んで落ち着きながらのほうがいいと思うし」
彩谷千映理:「案内するね。私、アイリって言うんだ」
御鏡シト:「……あれ、さっきアイリスって……」
彩谷千映理:「やー、怪しい人に名前教えるの、怖いじゃん?」
彩谷千映理:「あとでハンネ変えとかなきゃ……」
御鏡シト:「あ、そっか……そうよね」
御鏡シト:「えっと、あたしは」名前を教えようとして言いよどむ。
彩谷千映理:「……私もまだ怪しいかな?」にっこり笑ってみせる。
御鏡シト:「……えっと。正直……」
彩谷千映理:「……だよねー。まあ、それじゃあなんか適当な感じでいこうか。あーちゃんとかみーちゃんとかしーちゃんとか」
彩谷千映理:「あーちゃんだと私と被るな」
御鏡シト:「……じゃあ、しーちゃんで」
彩谷千映理:「……ふふ、よろしく。しーちゃん」
御鏡シト:「……うん。よろしく、アイリ……さん?」
彩谷千映理:「アイリちゃんでいーよ。もしくはアイリ」
彩谷千映理:「呼びやすい方でさ」《機械の声》でこっそり支部へメッセージを送る。
彩谷千映理:『支部へ来客 “アイリ”より』
御鏡シト:「じゃあ、アイリちゃん」
彩谷千映理:「ふふ、いーね。よし、それじゃあ行こっか。しみ抜きは早めにしないとだ」
御鏡シト:「本当だよ!なんなのあいつマジでさ……!」
彩谷千映理:「新手の客引きとか?最近物騒だしねー」適当に話を合わせる
彩谷千映理:("モーニング・モーニング"、御鏡シト。それと、"ツェマウス")
彩谷千映理:(FH関係者の線が濃い。いずれにせよ、要注意)
彩谷千映理:(……記憶処理、か)
彩谷千映理:にこやかな表情は崩さず、支部へ向けて歩いていく。

GM:シーン終了。ロイス取得が可能です。
彩谷千映理:"モーニング・モーニング"御鏡シト/庇護○/猜疑心で取得します
GM:OK!

【MiddlePhase01/『ベッラ・ディ・ノッテ』】

GM:合流シーンとなります。登場をどうぞ。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:45->54)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:40->41)
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+10(1D10->10)(侵蝕率:47->57)した
遠里悠:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+2[2] → 79


GM:オカマバー『ベッラ・ディ・ノッテ』
GM:その奥の事務所――UGN大N市第十一支部。
GM:その支部の主が、『桃花飯店』の巡回より帰還した。
遠里悠:「ただいま」
遠里悠:綺麗な包装紙で包まれたお土産を机の上に置く
小竹木龍之介:「あ、支部長……!おかえりなさい」座って休憩していたが、すぐに立ち上がって迎える。
遠里悠:「小竹木ちゃん、お留守番ご苦労様」
小竹木龍之介:「いえ、支部長も視察お疲れ様です」
遠里悠:「『桃花飯店』の桃饅頭を頂いたの、あとで皆で食べましょう」
小竹木龍之介:「ああ……それはいいですね。あとで是非」
荒原伊吹:「姐さん!お勤めご苦労さんです!」
荒原伊吹:「どうでしたあそこの連中は……なにか不自由などしちょりませんでしたか」
遠里悠:「ありがと。今回は関係の良い所の視察だからね。訪問自体は問題なくって感じ。ただ、ちょっと」
遠里悠:「不穏な空気の端に触れた感じがするわ。報告は何人か揃ってからやりましょうか」
遠里悠:「荒原ちゃんも、心配性ね」
小竹木龍之介:「………その、支部長」
遠里悠:「ん?どうしたの?」
小竹木龍之介:「支部長が留守にされてる間に、その。公安の査察の方が来まして」
荒原伊吹:「奴さん、元々明日の予定なんでしたがねえ」
遠里悠:「…そっか。それは大変だったわね。日程を前倒しねえ」
小竹木龍之介:「……それで、その……出来るだけ、何事もないようにしようと思ったんですけど」
小竹木龍之介:「話してるときに僕、向こうに言われたことでカッとなってしまって……すみません」
小竹木龍之介:頭を下げる
小竹木龍之介:「荒原さんがフォローしてくださったので大丈夫とは思いますが」
遠里悠:「ふふ、大丈夫だったのなら良いのよ」
荒原伊吹:「ま、問題ないと思います。もともと喧嘩腰で来とりましたから」
荒原伊吹:「あそこで下手に出ても、痛くもない腹を探られ続けるだけでしょう」
遠里悠:「むしろ、荒原ちゃんがフォローで済ませたって事は」
遠里悠:「小竹木ちゃんがしっかり対応できてたって事じゃない」
荒原伊吹:「ま、そういうことですわ」
小竹木龍之介:「あ、ありがとうございます」
遠里悠:「うん、それが嬉しいわ」
小竹木龍之介:「………」頬をかく。
遠里悠:「私はどうしても訪問や交渉が多いから行動予定を外に知られがちだから」
遠里悠:「こういう不在の隙を突く相手っていうのはある程度居るの」
遠里悠:「その辺は荒原ちゃんが対応してくれているけれど、小竹木ちゃんもそういうメンバーに加わってくれるのは」
遠里悠:「とっても安心出来る事よ?」
荒原伊吹:「出来るやつは1人でも多いほうがいいでしょう。俺も出来ることは限られとります」
荒原伊吹:「姐さんはそりゃあ頼りになりますが、それ故にどっかのヤマにかかりきらされることもありますからね」
荒原伊吹:「俺らでも回せるようにならにゃあ」
小竹木龍之介:「…僕も、支部長みたいに専門ではないですけど。こう言う形で役に立てるなら……うん。頑張ってみます」
荒原伊吹:「でも、いや、まあ、痛くもない腹ちゅうのは言いすぎでしたかね……」
荒原伊吹:「うちの悪ガキどもの振る舞いは少々目に余ります。出会ってりゃあ、目つけられたかもしれませんね」
小竹木龍之介:「あ、あの子達そんなにまずいことしてるんですか……!?」
遠里悠:「そうねえ。やんちゃな子も多いから」
荒原伊吹:「人様にあまり迷惑かけんけりゃあいいんですけどね……」
彩谷千映理:ノックもなく、静かにドアが開く。
遠里悠:「その辺りも込みで、情報の定例報告会をしましょうか。あと、今日の帰還予定は…あら?」
彩谷千映理:「お疲れ様でーす……って、うわ。大人が揃ってる」
小竹木龍之介:「……あ、千映理ちゃん」
遠里悠:「あら、彩谷ちゃん。良い所に来たわ」
遠里悠:「ちょうど美味しいお菓子があるのよ」
彩谷千映理:「やっほ小竹木さん。あれ、会議中だった?」
荒原伊吹:「……これからよ。ほら、さっさと手洗ってこんかい」
小竹木龍之介:「会議、なんて堅苦しいものじゃないよ。支部長がお土産持って帰ってきてくれたんだ」
彩谷千映理:「お、やったね!甘いもの食べたかったんだよねー。表に"お客さん"もいるし、丁度いいや」
小竹木龍之介:「そう、このあとだね。会議自体は」
彩谷千映理:「そっか。私も報告あるから、同席するね」
荒原伊吹:「客?公安じゃあねえだろうな」
彩谷千映理:「公安?やー、違うって。っていうか明日だっけ、来るの」
小竹木龍之介:「さっき来たよ。抜き打ち。参っちゃうよね」
彩谷千映理:「うっわ、何それ。やり方が悪どい!」とかぼやきつつ手などを洗う
遠里悠:「そうね。あまり友好的とは言えないわね」
遠里悠:「飲み物はお店の冷蔵庫から好きなのとって来ていいわ」
彩谷千映理:「マダムの不在を狙うなんてさー……。あ、はーい」一旦冷蔵庫へ向かう。
遠里悠:「アルコールはダメよ。最近は似てるパッケージ多いから気を付けてね」
彩谷千映理:「わーかってますってばー」
荒原伊吹:「マジで覚悟せいよ……
この間のアホ2人みたいなことやらかすなよ」
彩谷千映理:とりあえず人数分水とかコーラとかを適当に持ってくる。
彩谷千映理:「あ、結局怒られたんだ先輩達」
荒原伊吹:「たりめえよ……第9にも抗議入れたわ」
彩谷千映理:「イブさんは真面目だねえ」ソファに座ってにコーラを飲む
荒原伊吹:「そいじゃま、会議でも……む」PCを見て。「姐さん、面通しの依頼が来ちょります」
遠里悠:「あら、じゃあそれも済ませましょうか」
遠里悠:「誰を確認すればいいの?」
荒原伊吹:「……香港支部の“一心一意”言うとります」
GM:調べれば足取りを確認できるでしょう。
GM:そう名乗るエージェントは、第7地区より海路にてN市入りし
GM:中国より出向中の“紫螭吻”というチルドレンと合流後、第11地区入りしている。
遠里悠:「良いでしょう。こちらに来てもらって構わないわ」
遠里悠:「お茶の時間は人数が多い方が良いでしょう?」
荒原伊吹:「分かりやした」そう彼が答えて数刻の後。
GM:2人の訪問者がある。
郭冰:「香港支部、“一心一意”。郭冰」拱手して挨拶する。
ミシェール・レイ:「いやー、お会いいただき光栄です!」屈託ない笑顔で
ミシェール・レイ:「同じく香港支部、"紫螭吻"ミシェール・レイと申します」拱手
彩谷千映理:「香港ね……」
小竹木龍之介:「どうも、はじめまして。“ドラウナラッグ”。小竹木龍之介だよ」
荒原伊吹:「なんだ……?また面妖な風体のが……」
荒原伊吹:「向こうじゃそういうのが流行ってるんですかい」
ミシェール・レイ:「あ、これですか?」目元を指して
荒原伊吹:「そいつじゃ、そいつ」
ミシェール・レイ:「これはお気になさらず。趣味と実益……というか、修行の一環のようなものです」
彩谷千映理:「心の目で見る……ってやつ?」
ミシェール・レイ:「もちろん、任務に支障は出しませんよ!」「それです!」
荒原伊吹:「修行ねえ……向こうさんの考えることは良うわからんが……」
小竹木龍之介:「支障がないならいいじゃないですか。趣味でも実益でも」
遠里悠:「香港支部の所属と言うからには。伊達でやっていると言う事はないものね」
荒原伊吹:「おっと、失礼。“アライブ”張らせて頂いとります」
ミシェール・レイ:「よろしくお願いします。"ドラウナラッグ"さん、"アライブ"さん!」「それから……」
彩谷千映理:「“ヴァイオレット・アイリス”」
遠里悠:「ようこそ、N市へ。私は“Bellissima”」
遠里悠:「この十一支部の長を務めさせていただいています」
ミシェール・レイ:「よろしくお願いします。"ヴァイオレット・アイリス"に……」
郭冰:「……此処の“小覇王”」値踏みするように遠里さんの全身を見る。
ミシェール・レイ:「お会いできて光栄です。マダム・ベリッシマ」恭しく一礼
遠里悠:「ふふ、この街には他にも支部長がいるのよ?そうかしこまらないで頂戴ね」
ミシェール・レイ:「いえいえ、強者を尊ぶのは僕らの流儀ですから」
ミシェール・レイ:「それは腕っぷしの強さに限った話じゃありませんよ」
遠里悠:「それが武侠の礼であるなら有り難く受けさせてもらうわ。ありがとう」
郭冰:「……入郷随郷。非礼であるならば、そちらの流儀に従う」
郭冰:「我らは、義理を通しに参った次第故」
ミシェール・レイ:「冰ちゃん、そういうところは意外と柔軟なんだね」
郭冰:「そうせよと仰せつかっている。問題か?ミシェールちゃん」
遠里悠:「そうね。ただの挨拶で十一支部に来たと言う訳ではないでしょうし」
ミシェール・レイ:「全然。助かるよ冰ちゃん」
ミシェール・レイ:「そうそう、そろそろ本題に入りましょうか」
遠里悠:「ちょうど、定例会をしようと思ってた所なの」
遠里悠:「ぜひ参加してほしいわ」
荒原伊吹:「そうですね。丁度ええ」
ミシェール・レイ:「それはタイミングが良かった!ぜひぜひ!」
荒原伊吹:「『桃花飯店』の饅頭もあります。友誼にはお誂え向きでしょう」
ミシェール・レイ:「お饅頭!大好物です!」
彩谷千映理:(香港の武侠……て言う割には、可愛らしい感じがするな)
彩谷千映理:(まあ、見かけによらないのは、この世界じゃいつものことだけど)
彩谷千映理:「『桃花』の饅頭はおいしいからねー。ふふ」
ミシェール・レイ:「そうですね」彩谷さんに向き直って
ミシェール・レイ:「今はとりあえず、褒め言葉として受け取っておきます、」
彩谷千映理:「へー。……仲良くなれそうだねー、私達」笑みは崩さない。
ミシェール・レイ:「えへへ、言ったでしょ?酔狂でこんな格好をしてるわけじゃないのです!」得意気に耳元を指差す。

GM:シーンを終了します。購入およびロイスが可能で、
GM:PC間ロイスもここで!
彩谷千映理:PCカーン
GM:彩谷→小竹木→遠里→ミシェール→彩谷の順です
小竹木龍之介:上司/遠里悠/信頼:○/隔意/ロイス
遠里悠:訪問者/ミシェール・レイ/興味○/警戒/ロイス
小竹木龍之介:ボディアーマー
小竹木龍之介:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[2,3,8,9]+1 → 10

小竹木龍之介:とりあえず失敗で。
小竹木龍之介:以上!
ミシェール・レイ:協力者 彩谷千映理 興味◯/対抗心 ロイス
彩谷千映理:同僚/小竹木龍之介/連帯感○/隔意/ロイス
ミシェール・レイ:あ!水晶の剣使うの忘れてた!
彩谷千映理:購入……なにか欲しい物がある人いますかね
GM:今使ってもいいですよ
ミシェール・レイ:有り難く!
GM:演出したいなら後でもいいし
GM:そこはご随意に!
電子端末型従者_1:ボルトアクション三兄弟
電子端末型従者_1:9dx>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 10[1,1,4,7,7,8,9,9,10]+1[1] → 11 → 失敗

ミシェール・レイ:まあシーン的に余裕があるから今はいっか……後にします!
電子端末型従者_2:9dx>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 10[2,2,3,5,7,8,8,10,10]+9[3,9] → 19 → 成功

電子端末型従者_3:9dx>=15
DoubleCross : (9R10[10]>=15) → 10[1,2,2,2,3,7,8,8,10]+8[8] → 18 → 成功

GM:次男と三男!
遠里悠:長男…
彩谷千映理:長男分、無料で買える
遠里悠:まず本体を試してからで
遠里悠:ムリならお願いしましょう
彩谷千映理:はあい
遠里悠:1dx>=15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 8[8] → 8 → 失敗

遠里悠:ダメでした
彩谷千映理:じゃあ買います
遠里悠:ありがとー
彩谷千映理:潜伏者:調達 起動で+10 エージェントツール効果で+2
彩谷千映理:2dx+17=>15
DoubleCross : (2R10+17[10]>=15) → 7[1,7]+17 → 24 → 成功

GM:楽勝じゃん……
ミシェール・レイ:流石だ
彩谷千映理:時代はキャッシュレス
GM:なんで購入判定機会1回でボルトアクションライフルが3本あるんだ
ミシェール・レイ:不思議…
彩谷千映理:マダムの長男機に渡します
ミシェール・レイ:ダメ元シューターズジャケット
ミシェール・レイ:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

電子端末型従者_1:ムキムキスマホからスナイパースマホにクラスチェンジだ
GM:感覚も高いからなあ
遠里悠:手持ちのナックルダスターも三兄弟に渡しておきます
GM:やっぱムキムキスマホでもあるじゃん!
彩谷千映理:洋画のスナイパーはだいたいムキムキ

【MiddlePhase02/十一茶会~桃下に饅頭を添えて~】

GM:情報収集シーンとなります。
GM:シーンプレイヤーは彩谷さん。登場は自由。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:54->63)
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+10(1D10->10)(侵蝕率:57->67)した
彩谷千映理:さっきから高いな?
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+1(1D10->1)した
ミシェール・レイ:はしゃぎすぎだろ
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:41->43)
彩谷千映理:大人組と子供組がまたくっきり
小竹木龍之介:子供組…
GM:お饅頭にはしゃぎすぎ

GM:このシナリオの情報収集ですが
■情報収集項目
1-1)“達貢会”〈情報:裏社会〉9
1-2) ※1-1開示で開放
2-1)“カール・アップ”古川紫電〈情報:警察〉9
2-2) ※2-1開示で開放
3-1)“一心一意”郭冰〈情報:UGN〉7
3-2) ※3-1開示で開放
4-1) ※1-2,2-2,3-2開示で開放
5-1)“神卵”〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉8
6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト〈情報:UGN,噂話〉8
7-1)“ツェマウス”〈情報:UGN,裏社会〉9
GM:非常に多いです
GM:まだここにないのも出てくるかもしれない
彩谷千映理:いっぱいだ
小竹木龍之介:すごい
ミシェール・レイ:多いのだ
GM:情報系の支部だから!
GM:開示で開放系の情報については
GM:このシーンで前提を抜けば即座に挑戦しても構いません。
小竹木龍之介:ふむふむ
彩谷千映理:集中的に開けていくか、とりあえず自分の関わるところから開けるのか
GM:何を選ぶかを相談しながら進めていきましょう。どうせすぐに全部開けられないし。
小竹木龍之介:どうしようかな。UGNはみんな持ってるっぽいし
彩谷千映理:技能全部1なら持ってる
遠里悠:とりあえずサポートモード使っておきますか
ミシェール・レイ:ありがたし…!
小竹木龍之介:ひええ
彩谷千映理:輪愛!サポサポ!
GM:あ、そうだ忘れてた
電子端末型従者_1:サポートモード ラウンドの間 あらゆる判定に+5
GM:自分のOPに関連する情報については、達成値に+1の補正が付きます。
小竹木龍之介:おお
彩谷千映理:おいしい
小竹木龍之介:じゃあ紫電さん行こうかな
ミシェール・レイ:うまうま
遠里悠:侵蝕+2で82
GM:遠里支部長は1、小竹木さんは2、ミシェールさんは3と5、彩谷さんは6と7
小竹木龍之介:サポートモードとOP補正で+6
GM:なんか低くはない数字なのに楽勝の気配がするぞ……?
GM:おかしい……
彩谷千映理:バディムーヴとかもあるので、あんしん
ミシェール・レイ:バックアップも万全だ
GM:盤石すぎるでしょ
小竹木龍之介:みなさんはどうされます?
遠里悠:本体で1-1行っておきましょうか
ミシェール・レイ:サポと情報:UGNでまさかの固定値+9なので、割とどこでもいけますね
遠里悠:その後は開いた分を見ながら
ミシェール・レイ:特になければ冰ちゃんで
彩谷千映理:とりあえずシトちゃん開けようかなと
小竹木龍之介:じゃあ、とりあえず紫電さん行きます
小竹木龍之介:4dx+6>=9
DoubleCross : (4R10+6[10]>=9) → 10[1,3,8,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

小竹木龍之介:回るぜ
GM:過剰だよ!
GM:とりあえず一本づつ開示しますね。
GM:開いたとこに行きたいとかもあるでしょうし
2-1)“カール・アップ”古川紫電
公安に所属する捜査官。本名は甲斐登志夫。
現在は第十一支部をターゲットとしており、現在も査察の態勢を崩してはいない。
キュマイラシンドロームと目される、破壊的な戦闘員でもある。
公安の勢力は彼以外にも市内に入り込んでおり、古川紫電の半私兵的運用が為されている。
※2-2)公安の目的〈情報:警察〉11 が出現。
遠里悠:カイ・シデン…
GM:何のことやら……
小竹木龍之介:なんかやたらとペンネームっぽいと思ったら本名じゃなかった
ミシェール・レイ:ブラックドッグシンドロームじゃなかった
彩谷千映理:破壊的な戦闘員、いいのか?
彩谷千映理:税金が破壊に使われる……
GM:公務のための破壊だから公共事業
彩谷千映理:後で役所が泣きそう
GM:では次にどこをやるかを!
遠里悠:では
遠里悠:1-1行ってみます
GM:どうぞ!
彩谷千映理:ママがんばえ~
遠里悠:裏社会1とOPボーナス1とサポートモードで+5 あわせて+7
遠里悠:侵蝕ダイスボーナス+2個
遠里悠:2dx+7>=9
DoubleCross : (2R10+7[10]>=9) → 9[5,9]+7 → 16 → 成功

GM:何で従者出してるのにもうしっかり振れるんだろうな……
GM:成功、開示!
1-1)“達貢会”
中華系のオーヴァードマフィア。
元々は大陸で活動していたが、ごく最近、月夜銀座に拠点を広げたと推定される。
他地区では確認されておらず、指向性のある目的が伺える。
構成員の質はお世辞にも高いとは言わないが、最大の特徴は“失ってもいい駒”が多いことである。
数を頼みにした人海戦術を行使して来ることが予想される。
1-2)“達貢会”の目的〈情報:裏社会〉11 が出現。
GM:なお、1-2、2-2の内容に関しては
GM:OPボーナスは引き続き適用されます。
GM:このシーンでは起きないけど……
彩谷千映理:よし、とりあえず6-1を開けましょう
彩谷千映理:情報:UGN 2 ミーミルの覚書起動と侵蝕ボーナスでダイス+3 エージェントツールとOPボーナス合わせて達成値+3
彩谷千映理:あ、サポートモード入れてさらに+5
GM:過剰では……?
彩谷千映理:5dx+7=>8
DoubleCross : (5R10+7[10]>=8) → 7[2,2,7,7,7]+7 → 14 → 成功

彩谷千映理:ふう
ミシェール・レイ:そらそうよ
彩谷千映理:ダイスは増やし得
GM:補正値+10じゃんね
GM:いやなんにせよ成功なんですけど……開示します
彩谷千映理:ほんとだ10だ
6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
要観察イリーガルの少女。中学生~高校生と思われるが実態は不明。
かつて暴走状態で発見・鎮圧されたが、精神汚損が激しかったため、重記憶処置を受け、
暴走の事実どころか、自分の所属さえも一切忘却している。状況証拠では十中八九FHのエージェント。
自分がオーヴァードである事実とUGNに関する基本的な事項だけは教わっているが、
自らが広域破壊能力者である事実も覚えては居ない。
GM:新規開示はなし!次の方どうぞ。
ミシェール・レイ:では3-1いきます!
ミシェール・レイ:情報:UGN 4 サポートボディ+5 OPボーナス+1で……固定値10!?
GM:おかしいでしょ
GM:香港支部員のくせに……
ミシェール・レイ:コネUGNと浸食で+3ダイス、振ります
ミシェール・レイ:4dx+10>=7
DoubleCross : (4R10+10[10]>=7) → 9[2,2,9,9]+10 → 19 → 成功

GM:危なげがなさすぎるんだよなあ
ミシェール・レイ:日本の情報項目低レベルデ~~~ス!
GM:ち、ちくしょー言わせておけば~!
ミシェール・レイ:大人しく冰ちゃんの情報を開示してクダサ~~~イ!
3-1)“一心一意”郭冰
UGN香港支部所属の戦闘エージェント。
十一支部には表向き協力的だが、彼女自身の意図――というよりもむしろ、
香港支部よりの意向を大きく受けていると考えられる。
重打撃を駆使する、完全なる武闘派。モルフェウスシンドローム。
脳に幾ばくかの手を加え、痛覚の鈍化等の戦闘処置を施されている研究体である。
3-2)UGN香港支部の目的〈情報:UGN〉11 が出現。
ミシェール・レイ:香港UGN、ひでえことしやがる。許せねえぜ
GM:あんまり痛くないようにしてくれたやさしい支部だよ~
ミシェール・レイ:へっ、だったら俺も優しく一瞬でぶっ殺してやんよォ~~~!
彩谷千映理:まだ殺すな
ミシェール・レイ:えー
遠里悠:邪悪~
小竹木龍之介:治安が悪い
彩谷千映理:香港の方は血の気が多くて頼りにならはりますなあ
GM:味方!味方です!
GM:協力的!
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
 1-2)“達貢会”の目的〈情報:裏社会〉11
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
 2-2)公安の目的〈情報:警察〉11
【済】3-1)“一心一意”郭冰
 3-2)UGN香港支部の目的〈情報:UGN〉11
 4-1) ※1-2,2-2,3-2開示で開放
 5-1)“神卵”〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉8
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
 7-1)“ツェマウス”〈情報:UGN,裏社会〉9
彩谷千映理:とりあえず4人分は開いたのかな
GM:このシーンではPL4人の判定も終わったことだし
GM:先は長そうだな~
電子端末型従者_2:次男!
GM:じ、次男!
電子端末型従者_2:1-2いっちゃおうかな
GM:いいでしょう。君は従者だからボーナスは乗らないよ
電子端末型従者_2:9dx+5>=11
DoubleCross : (9R10+5[10]>=11) → 9[1,2,2,4,4,6,7,8,9]+5 → 14 → 成功

GM:成功しとる……開示!
電子端末型従者_2:ヤッタ\(^_^)/ヤッタ
ミシェール・レイ:かわいい
彩谷千映理:かわいい
1-2)“達貢会”の目的
彼らの指揮系統は不明。幹部が日本に上陸したとの情報もない。
だが、彼らが月夜銀座に歩を進めた理由は、“神卵”の奪取と考えられる。
凡その組織に対しても、“実行犯”に対しても非常に敵対的。
手を組むことを狙うのも現実的ではないが、他組織と協力することもない筈だ。
GM:新規の情報は出ない!こいつらがこんな組織だと分かりました
ミシェール・レイ:つまり岩手幇と直接の繋がりはないのか……
彩谷千映理:かみたまご~
GM:しぇんるぁん!
遠里悠:なるほど
電子端末型従者_3:三男!
電子端末型従者_3:5-1 神卵を開けましょう
GM:やってみな!
電子端末型従者_3:9dx+5>=8
DoubleCross : (9R10+5[10]>=8) → 8[1,3,4,5,6,6,6,6,8]+5 → 13 → 成功

電子端末型従者_3:イエイイエイ
ミシェール・レイ:えらいぞ三男
GM:こいつら無敵か……?
彩谷千映理:いい子だなあ!
小竹木龍之介:よーしよし
5-1)“神卵”
日本より移送し、香港支部にて研究予定だったEXレネゲイド。
超硬質で、尋常の攻撃によって傷つくことはない。
その実態は、日本の“魔街”より回収した神性ジャームの卵であるという。
悪用手段や貨幣価値も想定されるが、何より憂慮すべきはこれが“卵”であること――
――つまりは、怪物の孵化であるだろう。
彩谷千映理:ゲエッ
小竹木龍之介:うわっ
遠里悠:ウワー…
ミシェール・レイ:ひえ~
電子端末型従者_3:…… こ…こわい……
小竹木龍之介:三男…
GM:ようやく開示が完了!
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
【済】1-2)“達貢会”の目的
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
 2-2)公安の目的〈情報:警察〉11
【済】3-1)“一心一意”郭冰
 3-2)UGN香港支部の目的〈情報:UGN〉11
 4-1) ※1-2,2-2,3-2開示で開放
【済】5-1)“神卵”
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
 7-1)“ツェマウス”〈情報:UGN,裏社会〉9
GM:もう半分以上終わっちゃった
GM:では、情報共有シーンを。

GM:【第十一支部】
GM:あなたたちは、お茶会がてら、情報の共有に当たっている。
GM:だが、それは、得た事象をそのまま報告することを意味しない。
GM:調査の目星を手ずからつけることが出来る。とみに、この支部の――
GM:遠里悠の麾下であれば、それは十全に行える。
郭冰:「……我らの目的は“遺産”の奪還と、強奪者の討伐である」饅頭を口にしながら。
郭冰:「そのための市街での活動の許可を要請する」
ミシェール・レイ:「もちろん、何かしらの条件があれば従いますよ」冰ちゃんに付け加えて
ミシェール・レイ:「それが"遺産"奪還の障害とならない限りは、ですけど」饅頭を頬張る
遠里悠:「条件付きというのは良い提案ね」
遠里悠:ジャスミンティーを注ぎながら。
遠里悠:「こちらからも提案がしやすくなるわ」
ミシェール・レイ:「こちらの11支部がこの街の情報を取り仕切っているというのは伺ってます」
ミシェール・レイ:「正直言って僕らはその分野はあまり強くなくて……お恥ずかしい話ですけど」
ミシェール・レイ:「お互いに得意分野では協力したほうが効率的でしょ?」
遠里悠:「そうね。でも」
遠里悠:「勿論、私たちは情報の収集を得意としているわ」
遠里悠:「でも、情報って一括りにはできないの。例えば香港の事情に関していえば」
遠里悠:「貴方達の方が私達よりも情報通って事にもなるのよ」
遠里悠:「だから情報面での得意分野があるならそこも協力できるのよ」
遠里悠:其々の席に置かれたモニターにデータを表示する
ミシェール・レイ:「ははぁ、これはかなわないなあ」笑みを崩さずモニターに注目する。……見えないが
遠里悠:「彼らは、“達貢会”と呼ばれるマフィア」
郭冰:「“達貢会”……それは」
遠里悠:「最近この街に進出しつつあるんだけれど」
郭冰:「大陸にて狼藉を働く輩どもだ……この街に?」
遠里悠:「知っているなら話が早いわね。彼らの目的はどうにも物騒でね」
遠里悠:「この件に関して貴方達に正式に協力を要請したいわ」
遠里悠:「勿論、貴方達の目的にも協力する。どうかしら」
ミシェール・レイ:「成る程、悪くないですね」饅頭を一口で飲み込み
郭冰:「了解した。現地支部とは、良好な関係を築くようにと仰せつかっている」
郭冰:「持ち手に信が置けるのであれば。鉄槌となることは、吝かではない」
遠里悠:「ありがとう」
ミシェール・レイ:「ぼくの記憶だと、達貢会の凶手は大したことない連中ばかりだったと思いますけど」
ミシェール・レイ:「数だけは多いところですからね、ウォーミングアップには丁度いいでしょう。ね、冰ちゃん!」
遠里悠:「彼らは質よりも数に任せた集団であるのは確か」
郭冰:「首魁は“やる”と聞いている。手合わせは禁じられていない故」
郭冰:「居るのならばどちらが取ろうと構うまい」
遠里悠:「リーダーがその数を最大限に利用した時。捨てても良い駒は脅威よ」
遠里悠:「彼らが狙っているのは“神卵”と呼ばれるジャームの幼体ともいうべきEXレネゲイド」
遠里悠:「これを放置する事はできない以上。相手の数に勝る速さが必要になる」
郭冰:「……妖魔の幼体?“神卵”が?」
ミシェール・レイ:「冰ちゃん、ほんとに何も聞かされてなかったんだね……」
郭冰:「……鉄槌が考えるのは、敵の打ち方のみでいい」
ミシェール・レイ:「神ねえ……」
遠里悠:「正に卵という表現通り。“神”が生まれると言われると、
この街ではちょっと捨て置けない事情もあるのよ」
遠里悠:「私がとりあえず掴んだのはここまでね」
遠里悠:「N市。特にこの地区では情報と言うのはそれぞれが関係なさそうでも深く絡み合う事があるわ」
遠里悠:「その為に情報の定例報告会というのはとても重要で有意義なのよ」
遠里悠:「貴方達が参加してくれる事もね」
郭冰:「了解した。それが必要とあらば、郭冰も力を尽くす」
遠里悠:「では、次の報告をお願いしても良いかしら?」
遠里悠:と言ってお茶を一口飲み。
遠里悠:桃饅頭を一口食べる。
ミシェール・レイ:「成る程ね、これもまた強さだなあ」しみじみ
小竹木龍之介:「…千映理ちゃん。『お客さん』ってさっき言ってたよね。何があったの?」
小竹木龍之介:黙って聞いていたが、そこで促すように彩谷を見る。
小竹木龍之介:持っている手帳には記号や漢字がずらりと並んでいる。自分用の覚書だ。
彩谷千映理:「ああ、うん。表に居る子なんだけどね、まー厄介な輩に絡まれてたから助けたわけ」
小竹木龍之介:「……ここに連れてきたってことは」
小竹木龍之介:「普通の事情じゃないんだよね」
彩谷千映理:「……保護か監視が要ると思ったから」
彩谷千映理:そういうこと、と小竹木さんに返す。
GM:表の監視カメラの映像を映すことも出来る。オカマらに着せかえ人形にされている少女の姿を見て取れるだろう。
彩谷千映理:「名前は御鏡シト。観察中のオーヴァードで、コードネームは“モーニング・モーニング”」
GM:コードネームは、UGNでつけたものではない。
GM:“当時の”彼女がそう名乗った。
彩谷千映理:「記憶処理済みの、元FH。広域破壊能力持ち」
小竹木龍之介:「…シトちゃん。じゃあ、絡んでた厄介な輩っていうのも」
彩谷千映理:「そーだね。FHの線が濃いかな。シトちゃんのことを"同志"なんて言ってたし」
小竹木龍之介:「んん…そーかぁ……それは確かに保護した方がいいかも知れないな…」
彩谷千映理:「厄介な輩、"ツェマウス"についてはまだ調査中。取り急ぎ、シトちゃんについて裏だけ取っといたって感じだね」
小竹木龍之介:「……うん。引き続き彼についての調査をお願いしたいな。そいつの目的次第では」
小竹木龍之介:「更なる接触、そして何らかの厄介な事態に発展するだろう。…不安の芽は摘んでおきたい」
彩谷千映理:「付け加えとくと、シトちゃん自身は、丸っきり記憶がないみたいだよ。自分の能力も、かつての所属も」
彩谷千映理:お茶を一口飲む。
彩谷千映理:「小竹木さんの方は、なんか掴めた?」
小竹木龍之介:「んー……今日査察に来た古川紫電って人について調べてた」
彩谷千映理:「出た、陰険公安」饅頭を頬張りながら
小竹木龍之介:「……どうも、まだ僕たちから狙いを外そうとしてないみたいだ」
遠里悠:「あまり良い印象はないものね」
ミシェール・レイ:「紫電……かっこいい名前だな~」能天気に名前に反応
小竹木龍之介:「ああ、それなんだけど、どうも本名じゃなかったみたい」
ミシェール・レイ:「ええ~。残念……」
小竹木龍之介:「甲斐登志夫、が本名だって」
小竹木龍之介:「何かはわからないけど事情があるんだろうね……かっこよくて名乗ってるのかもしれないけど」
小竹木龍之介:「でも、なんだか変だよね、コードネームだってあるのにさ」
彩谷千映理:「ま、ハナからこっちを信用する気がないって事じゃない?」
遠里悠:「隠すって事は、そこから辿れる何かがあるかもしれないわね」
ミシェール・レイ:「そうですね、香港人も漢名とイングリッシュネームを持つ人は多いですけど、これは文化的な必要性があるからですし……」
小竹木龍之介:「……何らかの『理由』はある……かもね。まだそこはわからない」
小竹木龍之介:「で。市内に来てる公安は彼だけじゃない」
彩谷千映理:「一人で来るような無鉄砲ってわけでもない、か」
小竹木龍之介:「古川さんはどうも、戦闘員らしくてさ。バリバリのキュマイラの」
遠里悠:「戦闘員…ねえ」
ミシェール・レイ:「戦闘員……!」うずうずし始める
遠里悠:「情報を専門にしない彼を査察に送り込むのは、普通に考えておかしいわね」
彩谷千映理:「強硬手段に出ることも可能、と」
小竹木龍之介:「そういうことだね」
小竹木龍之介:「公安が何を考えてるのかももう少し探ってみた方が良さそうだ」
遠里悠:「そうね。引き続きの調査をお願いするわ」
小竹木龍之介:メガネのつるを持ち、軽く位置を直す。
小竹木龍之介:「はい」
小竹木龍之介:「……僕からは以上です」
ミシェール・レイ:「えへへ、もしもの時は公安さんの方も引き受けても構いませんよ!」
彩谷千映理:「そのもしも、起こんない方がよさそうだなー」
小竹木龍之介:「うーん、僕もできれば穏便に行きたいね」
郭冰:「……官憲との交戦は、後に禍根を残す虞がある」
小竹木龍之介:「うん。穏便に」
彩谷千映理:「そー、冰ちゃんの言う通り」
ミシェール・レイ:「神卵の情報も頂けましたし、達貢会よりは面白そう……」「ちぇー」口を尖らせる
小竹木龍之介:微笑みながら目は笑っていない。
遠里悠:「戦いというのは避けられない場合において、確たる優位を作り出して行えれば良いのだけれど」
遠里悠:「無用の戦いは避けるのがベスト」
遠里悠:「でも、もし。その時が来たなら頼りにさせてもらうわ」
ミシェール・レイ:「はいはい。"小勇を好むなかれ、これ匹夫の勇、一人に敵する者なり"ってことですね、わかりましたよ」
彩谷千映理:「……私だったら、適当に焚き付けて、動かぬ証拠を作るかもなあ」
ミシェール・レイ:「ええ~……アイリスさんこわいなあ……」
彩谷千映理:「交戦記録と死体を突きつければ、仲良しごっこはできなくなるじゃない?」
彩谷千映理:「『うちの勇敢な捜査官が、悪しき奴らにうんぬんかんぬん!』ってさ」
小竹木龍之介:「千映理ちゃん、発想が物騒だよ…」
彩谷千映理:「やだなー、冗談だって」
小竹木龍之介:「でも公安を敵に回すのはやっぱり避けたいな……いくら個人的に気に入らなくてもね」
ミシェール・レイ:「ちょっと!いいんですか!青幇の発想ですよ!ぼくより全然物騒じゃないですか!」
ミシェール・レイ:「まあ、こちらから事態をややこしくするつもりはありませんのでご心配なく」
彩谷千映理:「そう。だからこっちが知るべきことを知っとかなきゃあいけないわけだよね」
ミシェール・レイ:「もちろんもしもの時は、"義によって助太刀"させてもらいますけどね」
彩谷千映理:「もしも、あってほしくは無いけどなー……」饅頭を一口。
小竹木龍之介:「…それを避けるためにも今は僕たちの戦いをしよう」
小竹木龍之介:お茶を飲み、饅頭を齧る。
小竹木龍之介:「…うん。おいしいです」
遠里悠:「そうね、今日もとても良い定例会でした」
遠里悠:「次は少し開催間隔が短くなると思うので、それぞれの調査を進めておいて」
遠里悠:手元に残った饅頭を食べきる。
遠里悠:「ごちそうさま」
ミシェール・レイ:「ごちそうさまでした!」
ミシェール・レイ:「それじゃあ、ぼくは準備がありますんで少し失礼しますね」
ミシェール・レイ:そう言うと席を立って事務所から出ていき、勝手口から店の裏路地へ
ミシェール・レイ:「…………」
ミシェール・レイ:「このへんでいいかな……」膝を付き、地面に手を当て集中する
ミシェール・レイ:「――――煉己築基」
ミシェール・レイ:一言つぶやくと、僅かにレネゲイドが励起して波打ち、地面に浸透していく
ミシェール・レイ:《水晶の剣》小型浮遊法砲の攻撃力+6
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:67->73)した
ミシェール・レイ:「……うん、ここの磁場は大体掴んだ」
ミシェール・レイ:「えへへ、楽しみだなあ」ゆっくりと立ち上がり
ミシェール・レイ:ビルの隙間から覗く空を眺めて、獰猛に口角を歪めた。

GM:シーンを終了します。ロイス・購入が可能。
小竹木龍之介:ロイスは…保留!
彩谷千映理:ロイス、客人/ミシェール・レイ/協力/警戒○
小竹木龍之介:やはりボディアーマーが欲しいのでボディアーマーします
小竹木龍之介:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 8[3,3,7,8]+1 → 9 → 失敗

遠里悠:ロイスは保留します
小竹木龍之介:ミン…
ミシェール・レイ:ロイス 協力者 遠里悠 感服◯/対抗心
遠里悠:本体用のボルトアクション
小竹木龍之介:以上です
電子端末型従者_1:長男!
彩谷千映理:小竹木さんにバディムーヴしたら買えそう
電子端末型従者_1:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 9[1,4,6,6,8,8,8,8,9,9] → 9 → 失敗

電子端末型従者_1:アワワ…
電子端末型従者_2:次男!
電子端末型従者_2:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 10[2,2,3,3,3,5,8,9,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

電子端末型従者_2:ハワワ…
電子端末型従者_3:三男!
電子端末型従者_3:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 9[3,4,4,5,6,7,8,8,8,9] → 9 → 失敗

小竹木龍之介:私はいいので、
小竹木龍之介:次男にバディムーしてあげて!
GM:無的存在ではなかったようだな……!
電子端末型従者_3:オヨヨ…
彩谷千映理:次男!バディムーヴよ!
GM:貴様ら兄弟に毎ラウンド買わせるわけには……
彩谷千映理:+3をお食べ!
GM:こいつらマジで盤石なんだよな
電子端末型従者_2:コーホー!
電子端末型従者_2:ニッコリ
ミシェール・レイ:千映理ママ……
電子端末型従者_2:モグモグ
電子端末型従者_2:ボルトアクションライフル!
遠里悠:貰っておきます
ミシェール・レイ:2dx+1>=13 シューターズジャケット
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 9[2,9]+1 → 10 → 失敗

彩谷千映理:ミシェールちゃん、シューターズジャケット欲しいの?
ミシェール・レイ:ほしいよ~!
彩谷千映理:お姉ちゃんが買ったげよっか
ミシェール・レイ:ほんとー!わーいいありがとおねえちゃん!
彩谷千映理:13なら切らなくてもいけそうだな……
彩谷千映理:3dx+7>=13
DoubleCross : (3R10+7[10]>=13) → 9[4,5,9]+7 → 16 → 成功

GM:13、そんな余裕視されるべき数字じゃないでしょ普通
遠里悠:ボディアーマー
遠里悠:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗

ミシェール・レイ:やったー!おねえちゃんすごい!!
彩谷千映理:はぁいミシェールちゃん、キャッシュレスよ~
遠里悠:おしまい
彩谷千映理:時代はキャッシュレスなのよ
遠里悠:今ならシューターズジャケットが無料
遠里悠:11支部に今すぐログインしてボーナスを受け取ろう
ミシェール・レイ:ありがとー!この御恩は家族を質に入れても必ず返すね!!
GM:入れないで
ミシェール・レイ:早速装備!
ミシェール・レイ:以上!

【MiddlePhase03/謎解きはアフタヌーン・ティーの後に】

GM:情報収集シーンの続きです。
GM:なお、このシーンで情報収集が完了しない場合でも
GM:次シーン以降は別イベントとの選択制になります。
GM:(後から挑戦すること自体は可能です)
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
【済】1-2)“達貢会”の目的
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
 2-2)公安の目的〈情報:警察〉11
【済】3-1)“一心一意”郭冰
 3-2)UGN香港支部の目的〈情報:UGN〉11
 4-1) ※1-2,2-2,3-2開示で開放
【済】5-1)“神卵”
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
 7-1)“ツェマウス”〈情報:UGN,裏社会〉9
GM:残項目は4つ。
GM:シーンプレイヤーは小竹木さん。登場は自由です。
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:43->46)
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+9(1D10->9)した(侵蝕率:82->91)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:63->64)
GM:5-1も済だ!ログでは直します
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(1D10->9)(侵蝕率:73->82)した
彩谷千映理:かみたま~
遠里悠:シンショクリツスゴイタカイビル
彩谷千映理:マダムしんじゃやだ
ミシェール・レイ:爆発四散しそう
小竹木龍之介:みんな気をつけて…
遠里悠:まあ、でもこんなものでしょう
彩谷千映理:マダムは初動が凄まじいしね

GM:現状挑戦可能なのは2-2,3-2,7-1ですね
彩谷千映理:はーい、7-1行きたいです
電子端末型従者_1:サポー
小竹木龍之介:おっお前は長男!
電子端末型従者_1:サポサポ…
ミシェール・レイ:よくできた長男だなあ
彩谷千映理:サポートしてくれるのかい……?
電子端末型従者_1:サポートモード!
電子端末型従者_1:侵蝕+2
電子端末型従者_1:達成値+5
電子端末型従者_1:侵蝕93
小竹木龍之介:えーと、オープニング補正が関連情報にはつくんですよね
GM:つきます!小竹木さんの場合は
GM:2-2に対して+1。
小竹木龍之介:じゃあ2-2!固定値6だ。
ミシェール・レイ:ミシェールはやっぱり補正の付く3-2かな
GM:彩谷さんは7-1に+1、ミシェールさんは3-2に+1です
彩谷千映理:とりあえず補正付きのを各自当たる感じですかね
小竹木龍之介:ですね
ミシェール・レイ:然り
小竹木龍之介:じゃあ振っていきますか。社会4に補正もろもろ。
彩谷千映理:社会強者だ
小竹木龍之介:4dx+6>=11
DoubleCross : (4R10+6[10]>=11) → 9[5,8,9,9]+6 → 15 → 成功

小竹木龍之介:ありがとうサポートモード!
彩谷千映理:7-1を情報:UGNで振ります
彩谷千映理:ミーミル起動でUGN幹部にしてダイス+2に補正たくさん
GM:たくさんなんだよなあ
彩谷千映理:5dx+10=>9
DoubleCross : (5R10+10[10]>=9) → 8[2,4,6,8,8]+10 → 18 → 成功

彩谷千映理:ふう
GM:固定値で超えてるし……
彩谷千映理:ファンブルしなくてよかった~
ミシェール・レイ:では3-2を情報:UGNで振ります
ミシェール・レイ:コネ:UGN幹部でダイス+2 侵蝕ボーナスと補正山盛り
ミシェール・レイ:5dx+10=>11
DoubleCross : (5R10+10[10]>=11) → 8[1,5,6,6,8]+10 → 18 → 成功

ミシェール・レイ:わーい
GM:だから補正高いんだって!
GM:この3つを開示しましょう。
2-2)“公安”の目的
彼らの目的は、市内のオーヴァード勢力の(実力行使を含む)沈静化にある。
第十一支部に限らず、危険勢力に対しては非常に敵対的な行動を取ると推察される。
構成員は少なくはない数だが、実力は正規のUGNオーヴァードに伍するほどではない。
ただし、交戦自体が今後の社会的影響力を鑑みると回避を推奨されるべきだろう。
3-2)香港支部の目的
郭冰とは別口で、麾下の部隊を独自に大N市に展開している。
数は少ないが、精鋭揃いではある。目的は“神卵”の奪還と見て間違いない。
しかし彼らの手のものであるという、確たる証拠はない。追求しても躱されるだろう。
本来UGN同士であれば交戦することはないはずだが、第三者を装う可能性がある。
※ 4-1)その他の組織の動き〈情報:UGN〉11 が出現。
7-1)“ツェマウス”
彩谷千映理が遭遇した不審な男。香港支部の輸送船を襲撃した襲撃者と同一。
単身、香港支部の輸送船を襲撃し逃げおおせるだけの戦闘力があるはずである。
御鏡シトを同志と呼び、付け狙っていた。
状況から察するに、“岩手幇(ヤンショウパン)”の同僚であると思われる。
シンドロームは不明だが、輸送船の破壊跡から、凄まじい威力の一撃を放つと推定されている。
GM:新規開示は有りませんので、
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
【済】1-2)“達貢会”の目的
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
【済】2-2)公安の目的
【済】3-1)“一心一意”郭冰
【済】3-2)UGN香港支部の目的
 4-1) その他の組織の動き〈情報:UGN〉11
【済】5-1)“神卵”
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
【済】7-1)“ツェマウス”
GM:あれだけあった情報も残り1個です
小竹木龍之介:すごい速さだ
遠里悠:強いぜ
ミシェール・レイ:流石11支部だ
彩谷千映理:十一を敵に回すとこうなる
遠里悠:じゃあ開けていこう
電子端末型従者_2:(/・ω・)/イクゾー
電子端末型従者_2:10dx+5>=11
DoubleCross : (10R10+5[10]>=11) → 10[1,1,2,6,6,6,7,7,10,10]+4[3,4]+5 → 19 → 成功

彩谷千映理:回った
GM:開いちゃった
小竹木龍之介:ひええ
電子端末型従者_2:(∩´∀`)∩ワーイ
GM:げにおそろしきは遠里悠……!
GM:何で顔文字キャラになっちゃったの
遠里悠:電子キャラだから…?
ミシェール・レイ:なるほどなー
GM:ともかく開示します。
4-1)その他の組織の動き
前述の組織の他に、市内のFH勢力の動きも見られる。
FHセル“ラ・ヴィ”。各勢力の市内進出に応じて活動を始めたと推測される。
現状,UGNとの敵対事例は少ないものの、どこまでの情報を掴んで動いているのかは不明瞭。
仮にもFHセルであるため、構成員に戦闘オーヴァードを含むと考えるのが妥当。
第十一地区に拠点の一つを持つことは、既に把握している。
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
【済】1-2)“達貢会”の目的
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
【済】2-2)公安の目的
【済】3-1)“一心一意”郭冰
【済】3-2)UGN香港支部の目的
【済】4-1) その他の組織の動き
【済】5-1)“神卵”
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
【済】7-1)“ツェマウス”
GM:現状開示可能なすべての情報項目が開示されました。

GM:【第十一支部】
GM:あなたたちは、再び、支部へと再集合していた。
GM:そう時間の経った話ではない。
荒原伊吹:「……しっかし、この頻度で開かにゃあならん事態も久しぶりですな」
荒原伊吹:「どうにも揉めそうで。厄介なものを巻き込んでくれたようですわ、本当」
彩谷千映理:「同時多発的っていうか、わちゃわちゃしてるっていうか……ねー」
遠里悠:「そうねえ、相手にする数が多いと情報の確認を密にしないと」
小竹木龍之介:「動いてる組織が多いんだよね」
遠里悠:席に着く。
ミシェール・レイ:「香港でもここまで勢力が入り乱れることはめったに無いですよ。不思議な街ですよね、このN市は」
彩谷千映理:「公安に、達貢会に、FHに……」ちらっとミシェールちゃんを見る
ミシェール・レイ:「まあ、うちの香港支部もその一つですけどね」彩谷さんの方を向いて
彩谷千映理:「だよねー。はは、全部相手にしてたら体がいくつあっても足んない」
小竹木龍之介:「うん。僕たちは第7、8……それに12?みたいに戦闘特化ってわけじゃないからね」
遠里悠:「そういう意味でも相手の思惑や目的を知るのは大事ね」
遠里悠:「さあ、始めましょうか」
小竹木龍之介:「はい」
ミシェール・レイ:「利害が一致すれば、僕たちと皆さんのように協力することもできる。逆に言えば……」
彩谷千映理:「一致しなければ、バーン」手で爆発のジェスチャー 「で、」
彩谷千映理:「そっちの支部は、ちゃんと足並み揃えてくれるってことで、いいのかな?」ミシェールくんに
ミシェール・レイ:「もちろん"ぼくは"ちゃんと足並みを揃えますよ」悪戯っぽくう笑う
ミシェール・レイ:「けど、どうやらこの街に入っているのはぼくと冰ちゃんだけでは無いみたいです」
小竹木龍之介:「香港支部の人たちが他にも?」
ミシェール・レイ:「ぼくも初め知らされてなかったんですけど、別働隊がいるみたい。冰ちゃん一人だけってのは妙だと思ってましたけど、信用されてないのかな、ぼく」大げさに肩を落とす
彩谷千映理:「保険ってことでしょー?。どっちかがね」
ミシェール・レイ:「ええ、もちろん目的自体は僕たちと同じ神卵の奪還でしょう」
遠里悠:「数はどの程度なのかしら?」
ミシェール・レイ:「香港支部は基本的に少数精鋭ですよ。あまり大人数ではいくらこの街でも目立ちますしね」
ミシェール・レイ:「その分、それなりの手練を送り込んではいるでしょうけど」
小竹木龍之介:「…今の所敵対する理由はない、よね?」
彩谷千映理:「追ってるモノがモノだしねー。変な色気出してこない限りは、大丈夫じゃないかな」
ミシェール・レイ:「神卵奪還の障害とならない限りにおいて、現地のUGNとは事を起こすなという通達を受けています。それは彼らも同様でしょう」
遠里悠:「できれば事前に意思の疎通は行っておきたい所ね」
ミシェール・レイ:「向こうに渡りをつけるのなら、僕たちが請け負いますよ。見知った顔がいるかはわかりませんけど、無下にはしないでしょう」
ミシェール・レイ:「(ぼくはともかく、冰ちゃんにも隠しているフシがあるのは少し気になるけど……ね)」
遠里悠:「交渉の窓口はお願いしてもよさそうね」
荒原伊吹:「そう素直に応じるでしょうかねえ」
小竹木龍之介:「……相手はこっちと接触したくないってことですか?荒原さん」
彩谷千映理:「出会い頭にご挨拶、ってのは、勘弁だなー。……で、その神卵だけど」
荒原伊吹:「別道でコソコソやるならそりゃあな……んで?そっちは?」
小竹木龍之介:「こそこそか……知らない顔されるって線もあるのかな……」
遠里悠:「彩谷ちゃん、何か掴んだのね」
彩谷千映理:「掴んできましたよー、ふふふ。神卵奪取の下手人について」
小竹木龍之介:「下手人!お手柄じゃないか、千映理ちゃん」
ミシェール・レイ:「おお~すごいです!早く教えてください!」身を乗り出す
彩谷千映理:「掴んだというか、向こうからやってきたようなもんだね。“ツェマウス”のやつがそうだった」
小竹木龍之介:「“ツェマウス”……シトちゃんを同志呼ばわりしてたやつだっけ。じゃあFHなのかい?」
荒原伊吹:「お前さんが遭ったとかいう。それじゃあまあ、少なくとも“神卵”がここにあるってのは確からしいわな」
彩谷千映理:「FHだね、“岩手幇”の」
彩谷千映理:「神卵を持ってるってことはまあ、“達貢会”も香港支部も血眼で探してるでしょ」
小竹木龍之介:「……今は直接戦闘は避けられるなら避けたい。彼らがどう動くか……」
彩谷千映理:(最悪、御鏡シトを使えば、“ツェマウス”をおびき寄せることもできるだろうけど)
小竹木龍之介:「香港支部が奪取するならそれでいい……のかな。どうなんだろう」
彩谷千映理:「ミシェールちゃんと冰ちゃんが持って帰ってくれるなら、一番いいね」
ミシェール・レイ:「神卵を奪われた時の状況を聞いた限りだと、相当な使い手みたいですからね」
ミシェール・レイ:「個人的には、ぜひ一騎打ちでお相手したいところですけど」
小竹木龍之介:「……一騎打ちは、そうだなあ。やりたいんだろうけど、無茶しないで確実性のある方法をとってほしいな」
ミシェール・レイ:「ふふ、わかってますよ。現実的に考えて、香港支部の別働隊と連携できるならそれに越したことはないかな」若干つまらなそうに言う
小竹木龍之介:「懸かってるのは、ジャームの卵なんだし、ね」
遠里悠:「そうね」
遠里悠:「余計な横槍が入らない状況を一騎打ちと呼んでも良いのなら。目指すべき状況はそれに近いともいえるわね」
彩谷千映理:「殴り合いが避けられないなら、ちゃんとリングを作らなきゃ……ってことか」
ミシェール・レイ:「あ、成る程!つまり余計な横やりを入れそうな連中には……」
ミシェール・レイ:「お互いに潰し合ってもらうってことですね!」「ばーん!と」最初に彩谷さんがやったジャスチャーを真似する
彩谷千映理:「……で、これだけ秘密結社が暗躍してるんだし、公安も黙っちゃないだろうね」
彩谷千映理:「小竹木さん、そっちの動きってどうなのかなー」
小竹木龍之介:「……そうだね。公安の動きも無視できない」
小竹木龍之介:「彼らは市内のオーヴァードの沈静化だ。危険勢力は実力行使で潰そうってことだね」
小竹木龍之介:「UGNだろうと、他の組織だろうと、ね」
小竹木龍之介:「数は多いけど戦闘能力はUGNほどじゃない。それでも今後のことを考えると戦うべきじゃないだろうね」
彩谷千映理:「公安だって一枚岩じゃないだろーしね。話のわかる人に来てほしいよ、次はさー」
遠里悠:「目的が市内のオーヴァードである以上。うちの支部だけの話では収まらないのが厄介よね」
荒原伊吹:「潰し合うちゅうても簡単じゃああるまい。そいつらに入る情報の方をコントロールせにゃあならん」
小竹木龍之介:「……そう。この複雑な勢力図をいかに乗りこなすかに懸かってくるんじゃないかな」
荒原伊吹:「うちがただ得るだけじゃあ、限界があろう」
小竹木龍之介:「はい。このN市全体の今後に関わることです」
小竹木龍之介:支部長の方を見る。
小竹木龍之介:「…ここでなら、専門でない僕でも多くの情報を得ることができる」
小竹木龍之介:「でも、使うこと……その使い方を考えることまでは、僕にはまだ難しい」
小竹木龍之介:「支部長はどのようにこの情報を御すべきとお考えですか?」
遠里悠:「そうね」
遠里悠:「物事には優先順位があるのは解るわね。誰にとってもそう」
遠里悠:「好きな物を最初に食べるか。最後まで取っておくか。そのレベルは誰にもある」
遠里悠:「組織にとってもそうね。“神卵”を手に入れるのが優先なのか。力を得るのが優先なのか」
遠里悠:「じゃあ、公安にとっての優先すべき事は何かしら?」
遠里悠:「彼らは暴力組織ではないわね」
小竹木龍之介:「治安の維持、でしょうか」
遠里悠:「そう、正解ね」
遠里悠:「彼らの中に私達も治安を乱す存在と同列にみなす人もいる」
遠里悠:「でもそれって全体の認識?」
遠里悠:「この街の治安を守るべき時に優先するのはより差し迫った危険であるはず」
遠里悠:「だってお巡りさんだもの」
遠里悠:「そうなってくれば、彼らに対する方法は見えてこないかしら?」
小竹木龍之介:「そうですね。先日の古川さんは敵対的でしたが、それでも」
小竹木龍之介:「組織としての目的はあくまで街を危険な勢力から守ること。他の組織が街を脅かした時」
小竹木龍之介:「彼個人の疑惑でUGNへの干渉を続けることはできない……」
小竹木龍之介:「……僕たちだって、やりたいことは日常を守ることです」
遠里悠:「どうかしら。あまり話したくない相手かもしれないけど」
遠里悠:「小竹木ちゃんがやってくれるなら、任せたいって思うんだけど」
小竹木龍之介:「………自信は、ありませんが。この間もバチバチしちゃったし」
小竹木龍之介:「それでも、ちゃんと話ができるなら……話したいです。断絶したままでは、いたくない」
遠里悠:「ありがとう、じゃあお願いするわね」
小竹木龍之介:「はい。ありがとうございます」頭を下げる。
遠里悠:「必要なサポートがあったら言ってね」
遠里悠:「さて、ここで悪いニュースがもう一つだけ」
遠里悠:「ただでさえ入り乱れた状況に、更に面倒な相手が増えるわ」
彩谷千映理:「えー、まだややこしくなるの?」
遠里悠:「“ラ・ヴィ”セルの活動が確認されたの」
ミシェール・レイ:「もう覚えきれませんよ~っ」頭をぐるぐるする
小竹木龍之介:「…更にFHセル、ですか」
遠里悠:「まだ詳細は不明、こちらの目的に絡んでいるかも解らないんだけれど」
遠里悠:「放っておいて不確定要素になっちゃうと面倒ね」
荒原伊吹:「……ま、その時点で出掛かりを知れるのはでかいでしょう。さすが姐さんでさあ」
彩谷千映理:「狙いさえ解ればやりようはありそう、かなあ」顎に手を当て考える
ミシェール・レイ:「ぼくは最近こっちに来たんで知らないですけど、過去の活動記録からセルの傾向がわかったりはしないんですか」
ミシェール・レイ:「FHセルは性質的にも思想的にも先鋭化された所が多いですから」
彩谷千映理:「騒がしくなったし、ただ対応してるだけって線もあるかもね。それなら順番は後回しでいいんだけど」
荒原伊吹:「……明確に確認できてるので言やあ、
星辰館での一件くらいか」
ミシェール・レイ:「星辰館……確かこの街の学校でしたね」
小竹木龍之介:「確か、星辰館における能力障害の件でしたか」
小竹木龍之介:「子供たちを戦いから遠ざけるために、能力を奪う……という」
荒原伊吹:「厭戦のセルだっちゅうなら、派手に動くんを邪魔するやもしれませんな」
荒原伊吹:「そんなセルがあるとも信じがたいですが……」
ミシェール・レイ:「FHのまとまりの無さは一枚岩じゃないどころの話ではないですからね。セル同士の食い合いも日常茶飯事ですし」
彩谷千映理:「一人でセルを名乗るようなヤツも居るしね」
ミシェール・レイ:「でもわざわざ能力をかあ……もったいない」聞こえないくらいの小声で
ミシェール・レイ:「ええ~そんなレベルの超越者も来てるんですか?怖いなあ」口元はにやけている
遠里悠:「どの程度までこの件に噛んでくるか、それを測りつつ対応していきましょうか」
彩谷千映理:「……もしかしたら、足並みを揃えられる可能性だってありますし、ね」
彩谷千映理:手を組む、とは言わない
ミシェール・レイ:「ええと、ぼくが香港支部の別働隊に話を通して、"ドラウナラッグ"さんは公安の人と交渉して……」
ミシェール・レイ:「……後はどうするんでしたっけ?」
荒原伊吹:「まだこれからじゃあ。他にもやることもあるだろう」
小竹木龍之介:「こちらから仕掛けるばかりが戦いじゃないしね」
小竹木龍之介:「状況を見ながら動くためにも、ある程度の遊びはあったほうがいいんじゃないかな」
荒原伊吹:「そも、その“ツェマウス”の足取りを追わんことには始まらん」
彩谷千映理:「そーだね。私は“ツェマウス”でも追っかけようかな」
荒原伊吹:「地道に街中で聞き込み。こればかりは、脚を使うしかなかろう」
ミシェール・レイ:「成る程、"脚を使う"のならお役に立てそうだ」おどけて笑う
彩谷千映理:「カフェオレひっ被った怪しい男見ませんでしたかー?ってね」
荒原伊吹:「マーキングでもあるちゅう訳か。ようやる」
荒原伊吹:「クリーニング屋でも重点的に洗うかね」
遠里悠:「じゃあ、それぞれ出来るところから始めておきましょう」
遠里悠:「私達の戦い方でね」

GM:シーン終了。購入・ロイス取得あればどうぞ。
小竹木龍之介:ロイスは保留!
ミシェール・レイ:同じくロイス保留で
彩谷千映理:ロイス保留、何買おうかな
小竹木龍之介:三度目のボディアーマー
ミシェール・レイ:ブルゲチャレンジ!
小竹木龍之介:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 8[3,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

小竹木龍之介:うーん もう財産点使おうかな…
彩谷千映理:ばでいむうぶで買える
彩谷千映理:財産は取っときましょう
小竹木龍之介:お願いしてしまおうかな…!
遠里悠:財産は情報とかでも使えるしね
彩谷千映理:イエース!+3しなさい
GM:購入強者まで居るんだもんなあ
小竹木龍之介:ありがとう!ではボディアーマー購入、装備です。
ミシェール・レイ:3dx+1=>20 ブルーゲイル
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 8[2,2,8]+1 → 9 → 失敗

ミシェール・レイ:だめー
彩谷千映理:ブルゲは20だし流石に潜伏者切る必要あるけど
彩谷千映理:今すぐ要るわけでもなさそう
ミシェール・レイ:購入チャンスはまだあるし、大丈夫
ミシェール・レイ:それと2回目の《水晶の剣》でリニアキャノンを+6強化します
電子端末型従者_1:照準器三兄弟!
電子端末型従者_1:長男!
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:82->88)した
電子端末型従者_1:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 8[1,1,2,2,2,4,5,7,7,8] → 8 → 失敗

電子端末型従者_2:次男
電子端末型従者_2:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 9[1,4,4,5,5,5,6,6,8,9] → 9 → 失敗

電子端末型従者_3:三男
電子端末型従者_3:10dx>=15
DoubleCross : (10R10[10]>=15) → 9[1,2,2,4,6,7,7,7,8,9] → 9 → 失敗

彩谷千映理:シューターズジャケットにチャレンジしよう 焼け石に水だけど戦いでも役に立つように
電子端末型従者_3:(´・ω・`)
電子端末型従者_2:(´;ω;`)
彩谷千映理:なかないで
電子端末型従者_1:(´・ω:;.:...
ミシェール・レイ:みんなよく頑張ったよ
小竹木龍之介:よしよし
彩谷千映理:3dx+7=>13 おらーっ
DoubleCross : (3R10+7[10]>=13) → 10[2,3,10]+10[10]+6[6]+7 → 33 → 成功

彩谷千映理:そんな回ることある?
遠里悠:つよいw
小竹木龍之介:ええ……
彩谷千映理:彩谷くん、君、ダイスに妖精仕込んでない?
ミシェール・レイ:しゅごい…
GM:ヤベー
遠里悠:シューターズジャケット
小竹木龍之介:妖精さんがいる
遠里悠:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 5[4,5] → 5 → 失敗

彩谷千映理:ジャケット、支部長要りますか?
遠里悠:あれば良いくらいで
遠里悠:必須ではないですね 照準器の方が 従者に持たせた有用性が高い感じ
彩谷千映理:なるほど、じゃあいただいてていいですかね
遠里悠:どうぞー
彩谷千映理:次から照準器を狙っていく……
彩谷千映理:わあい!着用!
彩谷千映理:以上!

GM:次以降のシーン進行について説明します。
GM:以降は3つのシーンから選択が可能です。
・街中を捜索活動する(交渉/情報)
・組織に接触する(攻撃/交渉)
・情報判定を続ける(情報)
・街中を捜索活動する場合は、市内の各施設を巡って聞き込みを行います。
基本的には、〈交渉〉7に成功すればOK。
施設によって補正がついたりするかも?財産も使用可能です。
情報を得るだけならこれでいいんですが、得た情報は、そのままだと他の組織にも知るところとなってしまうでしょう。
そこで、情報をコントロールする判定が可能です。

交渉判定が成功したタイミングで、シーンの他の未判定PCが任意の〈情報:〉判定を行うことで、各勢力に与える情報を操作できます。
情報遮断:難易度9、情報捏造:難易度11
成功した場合、各組織に対して対応を選べます。ただし、ツェマウス本人に対しては難しいでしょう。
達貢会、公安、香港支部、ラヴィが主な対象となります。
此処の成否によって、後述の組織への接触による交渉度合いも異なるでしょう。
・組織に接触する場合は、攻撃と交渉があります。
攻撃は単純に、ミドル戦闘を仕掛けることが出来ます。
倒せばその勢力は潰れる。苦戦しそうだったらクリンナップ時に撤退も可能……ですが、全戦力を相手取ることは単純におすすめしません。

交渉はどういった内容を交渉するかを決めてもらった後に、〈交渉〉なり、ふさわしいと思った技能で判定してもらいます。
成功すれば労せず組織を誘導できるでしょうし、情報のコントロールの仕方によっては、交渉せずとも勝手に良い流れになってくれるかも知れません。
また、交渉の通じない組織もあるかも?
3つ目の情報判定はシンプル。
1つ目、2つ目をこなす中で、新規の情報項目が出る可能性があります。
そういう際にはシーンを作って判定が可能です。
また、前のシーンまでに情報項目が残っていればそれを判定することも出来ましたが、今回は全部終わってますね。
GM:とにかくそういう感じです。どんどん判定を進めて混沌とした状況をコントロールしていきましょう

【MiddlePhase04/『ヌーベル・ビュット』】

【捜索シーン】
・『ヌーベル・ビュット』地区内のフランス料理店。とくに補正なし。
GM:では、登場する方はどうぞ。
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:46->54)
小竹木龍之介:うむ
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:64->66)
彩谷千映理:ふつう
ミシェール・レイ:ミシェールは一旦様子見します…

GM:【フランス料理店『ヌーベル・ビュット』】
GM:月夜銀座の中では、落ち着いた街並みに、そのフランス料理店は位置している。
料理店シェフ:「ようこそお越しくださいました。遠里様のご紹介と聞いております」
料理店シェフ:「ごゆるりとお楽しみくださいませ」
小竹木龍之介:「はい、ありがとうございます」
小竹木龍之介:いつもよりネクタイをきちんと締めて。
彩谷千映理:にこやかに会釈をする。服装はフォーマルなものに着替えてある。
小竹木龍之介:「さて……と。千映理ちゃんなら何から手を付ける?」
小竹木龍之介:どの料理から食べる?という質問にも聞こえるだろう。
彩谷千映理:「真っ先にメインに行きたいけど……やっぱりお行儀よく前菜からになるのかなー」
小竹木龍之介:「そうだよねえ。礼儀的にも、だし。こちらも準備がいるからね」
彩谷千映理:「人気だしねー。順番待ちはしたくないし」
小竹木龍之介:「おすすめのメニューも聞いておかないとね」
彩谷千映理:「そうそう、一番旬なヤツ」
小竹木龍之介:そんな感じで聞き込みに入る構え!
GM:OK。捜索判定の難易度は〈交渉〉で7です。
彩谷千映理:交渉は小竹木さんに任せたい
小竹木龍之介:ですね。千映理ちゃんには情報やってもらう感じで
彩谷千映理:なぜならバディムーヴがあるので、実質4
小竹木龍之介:交渉は私が行きましょう。
小竹木龍之介:4dx>=7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 10[3,3,4,10]+6[6] → 16 → 成功

小竹木龍之介: ものすごい交渉できました
彩谷千映理:よっ!小竹木さんの交渉上手!
GM:ではお洒落な会話のママ聞き出すことが出来るでしょう。
料理店シェフ:「……しかし、此処のところは困ったものですよ」ソルベを用意しながら。
料理店シェフ:「表の看板、見ましたか?どうにも、治安の悪い連中に壊されてしまったみたいで」
料理店シェフ:「まあうちなんかは」
料理店シェフ:「まあうちなんかは看板だけで済んでいいほうなんですけどね……」
小竹木龍之介:「じゃあ、看板だけで済まないこともあるんですね……こわいな」
料理店シェフ:「どの通りにも等しく来てるって話ですよ。“達貢会”でしたか?」
小竹木龍之介:「ああ……聞いたことはあります。本当にどこでも悪さしてるんだ」
料理店シェフ:「まるで家探しみたいに、どこでもかしこも……」
彩谷千映理:(ローラー作戦、というわけ……)
料理店シェフ:「お客さんらも気をつけてくださいね。何なら、タクシー呼んだほうがいいですよ」
小竹木龍之介:「ありがとうございます。……ああ、メインディッシュのステーキ。非常にソースが良く合ってて美味しかったですよ」
小竹木龍之介:人の良い笑みを向ける。
料理店シェフ:「それは良かった。うちはオーナーが食通でして」
料理店シェフ:「下手なものは出せないんです」
彩谷千映理:「あ、私はサーモンのカルパッチョが気に入りましたねー」
小竹木龍之介:「ふふ、ここなら僕も安心して友人達に勧められますよ」
小竹木龍之介:「千映理ちゃんも楽しんでくれたみたいだし」
彩谷千映理:「また来たいなー」無邪気な笑みで
料理店シェフ:「何よりです……とはいえ、このまま暴れられ続けては」
料理店シェフ:「営業もままならないのが苦しいですがね」
小竹木龍之介:「……」(思った以上に街への影響が大きい)
料理店シェフ:「一体何がしたいんでしょうか、彼らは……ああ、向こうの通りは特に危険ですので避けてくださいね」
小竹木龍之介:(“神卵”も十分すぎる脅威だが、既に彼ら自身がこの街にとっての脅威になってしまっている)
小竹木龍之介:「はい。あなたも、気をつけて」
料理店シェフ:深々と礼をして。
“達貢会”の影響は、街中に広く作用している。
エリアを広く均等に。“神卵”捜索しているのもあるだろうが、その動きはむしろ、
陽動のようにも見受けられる。彼らに指揮系統があるのだろうか?
とにかく、あまり放置を続けて良い状況ではない。
GM:この情報は、そのままの場合
GM:いずれすべての勢力の知るところとなるでしょう。
GM:情報を止めたり、偽の情報を流したければ
GM:情報判定を試みることが出来ます。
GM:前者は9、後者は11を出せば可能になる。
彩谷千映理:とりあえず判定 情報:UGNでミーミル起動
小竹木龍之介:頼んだ!
彩谷千映理:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[1,3,4,9,10]+5[5]+4 → 19

小竹木龍之介:さすが
彩谷千映理:ダイスにちっちゃい女神乗せてんのかい!
GM:じゃあこの情報をいかようにもできます!
GM:握りつぶすこともできちゃうぞ
彩谷千映理:でも、きっとこの情報が必要な人たちがいます……!
GM:補足:彼らの構成員には、オーヴァードとそうでないものが混成しているとも判断できます。
小竹木龍之介:なるほど
彩谷千映理:混成体……
彩谷千映理:ちがう隊
彩谷千映理:今回の情報は、公安以外には遮断
彩谷千映理:公安には「“達貢会”の活動によって街全域に少なくない被害が出ている」という情報を流します
GM:OK!ではそのように!

小竹木龍之介:「……さて。今一番足が軽いのが僕たち二人、に図らずもなってしまったわけだけど」
小竹木龍之介:「疲れたら言ってね。こっちでフォローするから」
小竹木龍之介:「もう暫く一緒に頑張って行こう」
彩谷千映理:「ありがとー。小竹木さんは優しいよね」
彩谷千映理:「そっちこそ、苦手分野は私に投げちゃっていいからね」
小竹木龍之介:「ん。ありがとう。助かるよ」
彩谷千映理:「……嘘つくの、嫌いでしょ?」
小竹木龍之介:「……うん」
彩谷千映理:「ふふ。……ね、任せていいからさ」
小竹木龍之介:「……ありがとね。情報のことは千映理ちゃんに任せる」
小竹木龍之介:「聞き込みは僕がやっていくから。…よろしくね」
彩谷千映理:「頼りにしてますよー?……ふふふ」

GM:シーン終了。購入。ロイスあればどうぞ。
小竹木龍之介:千映理ちゃんにロイス!
彩谷千映理:ちえろいす
小竹木龍之介:同僚/彩谷千映理/信頼:○/猜疑心/ロイス
小竹木龍之介:購入はどうしようかな
彩谷千映理:バディムーヴが残ってる
小竹木龍之介:照準器狙ってみるか。支部長用。
彩谷千映理:狙っていきましょう
小竹木龍之介:4dx+1>=15
DoubleCross : (4R10+1[10]>=15) → 6[1,1,4,6]+1 → 7 → 失敗

小竹木龍之介:zennzenndame
小竹木龍之介:後は任せた
彩谷千映理:承り!
彩谷千映理:3dx+7>=15
DoubleCross : (3R10+7[10]>=15) → 10[4,6,10]+6[6]+7 → 23 → 成功

彩谷千映理:出目おかしくないかさっきから
GM:天才調達やさん
彩谷千映理:調達の神
小竹木龍之介:すげえ
彩谷千映理:メルカリで売ってたのかもしれない
小竹木龍之介:よし、じゃあ後で支部長に渡そう
小竹木龍之介:以上?
彩谷千映理:褒められるぞ~
彩谷千映理:以上です!

【MiddlePhase05/『STUDIO TSUKIYO』】

【捜索シーン】
・『STUDIO TSUKIYO』地区内のクラブハウス。〈芸術:〉でも判定可能。
GM:登場する方はどうぞ~
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:66->73)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:54->61)

GM:【クラブ『STUDIO TSUKIYO』】
GM:市内のクラブハウス。それは必然、情報が多く集まる場所である。
GM:内部は猥雑な暗がりでもあり、若者たちが盛り上がる場でもある。
GM:自然に情報を得るためには、こちらも芸事に素養をみせたほうが都合がいいかもしれない。
小竹木龍之介:「ひええ……」フロアの音に圧倒されている。
小竹木龍之介:よし
小竹木龍之介:実は僕、感覚が高いんですよ
GM:高い~~~?
GM:6くらいかな?
小竹木龍之介:11……
小竹木龍之介:というわけで芸術で判定するぜ!
GM:ヒェッ……
彩谷千映理:「イエーイ!」格好はラフなものに。音楽に乗って場に溶け込んでいる。
彩谷千映理:11
小竹木龍之介:ダイスボーナスものってダイスは12個。
小竹木龍之介:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[1,3,3,3,4,5,7,8,8,10,10,10]+10[4,8,10]+9[9] → 29

小竹木龍之介:イェー……
GM:ヤベェ
遠里悠:ヤバい
彩谷千映理:ノリにノッてる
彩谷千映理:ちなみに芸術:何だったんだろう……演出で明かされるのかな……
GM:何でもいいよ!
小竹木龍之介:音楽あたり!
GM:OK!
小竹木龍之介:聴いている内にリズムや曲の流れが体に染み入ってくるのを感じる。
小竹木龍之介:という感じで
小竹木龍之介:めっちゃ曲の「ここが良いよね」みたいなところをそこら辺の人と話したりします。
小竹木龍之介:すごく言語化する。
派手な装いのギャル:「あははっ!オジサンすごいねーっ」
派手な装いのギャル:「そういうの全然考えたことなかったな~。なんかすごい新鮮」
小竹木龍之介:「結構こういうの好きなんだよね。音楽自体も好きだし……その感動っていうか、受けた気持ちを伝えられると」
小竹木龍之介:「他の人ともそれを分かち合える気がするんだ」
派手な装いのギャル:「分かる分かる~~~。アタシもさ」
派手な装いのギャル:「街中でもさ、こう、リズムがあるとつい聞いちゃうんだよね」
小竹木龍之介:頷いて聞いている。
派手な装いのギャル:「雑踏の話し声とか、足音とか……あ、そうそう」
派手な装いのギャル:「オジサンってさ……普通の人じゃないよね?
派手な装いのギャル:「どこの人?」
小竹木龍之介:「ん…ちょっと秘密のお仕事?かな?」
小竹木龍之介:「どうしてそう思ったの?」
派手な装いのギャル:「……《シークレットトーク》って知ってる?」
小竹木龍之介:「……!」
小竹木龍之介:頷く。
派手な装いのギャル:「じゃあそゆこと。ねえ、もっかい聞くけどさ、どこの人?」
小竹木龍之介:「…UGN」
派手な装いのギャル:「……こっちの?“向こうの”?」
小竹木龍之介:「……こっちの。この街の、だ」
派手な装いのギャル:「あはは!そっかそっか!あ、じゃああたしも教えるね」
派手な装いのギャル:胸元を大きく開く。
小竹木龍之介:「わ」
派手な装いのギャル:胸元に青い蝶のタトゥー。小竹木さんはそれが、
派手な装いのギャル:“ラ・ヴィ”セル構成員を示すものだと分かっていい。
小竹木龍之介:「……君は……そうなのか」
派手な装いのギャル:「ま、下っ端だけどね」
小竹木龍之介:「そっかぁ……」
小竹木龍之介:「僕はまあ、割と見た目通り荒事とかは好きじゃないんだよね」
派手な装いのギャル:「好きじゃないって言い方、“出来る”人の言い方だよ?」
小竹木龍之介:「うん……出来なくは、ない」
派手な装いのギャル:「あ、いや、アタシもボスも、やり合おうって気はないからね!勘違いしないでね!」
小竹木龍之介:「……割と、特殊なトコロだというイメージはあるけど。そうなんだ?」
小竹木龍之介:星辰館の事件について思い出す。
派手な装いのギャル:「“神卵”。もち知ってるよね?」
小竹木龍之介:「うん。」頷く。ここまで来たら踏みこめるだけ踏み込む。
派手な装いのギャル:「――ウチらはあれを壊したい」
派手な装いのギャル:「オジサンたちもそうなら、協力もできる」
小竹木龍之介:「……孵化する前に……か」
小竹木龍之介:少し考える。
小竹木龍之介:「今は確かなことは言えないけど。……放ってはおけないことだけは確かだ」
小竹木龍之介:「ただ、破壊するかどうかまでは決まっていない。決まっているのは確保…」
小竹木龍之介:「“向こう”は奪還が目的だけど……」
小竹木龍之介:「……僕の一存で決めることではないけど。多分、うちの支部は……協力はしない、と思う。今は他の組織の動きもある」
小竹木龍之介:「下手に協力関係を結ぶと、僕らにとっても君らにとってもいい結果にならないんじゃないかと思う」
派手な装いのギャル:「……」
派手な装いのギャル:「……アタシたちは、あれさえ壊せればいい。必要なら頼って」
小竹木龍之介:「ごめんね。ありがとう。本当はもっと色々聞きたいけど……」
小竹木龍之介:「これ以上はフェアじゃないよね。今日は楽しかった」
派手な装いのギャル:「……ボスはあなた達のマダムに会いたがってる。日時と場所だけ……気が向いたら」メモを渡して。
小竹木龍之介:「ん」
派手な装いのギャル:「うん。アタシも楽しかった……じゃあね」
小竹木龍之介:メモを受け取る。
小竹木龍之介:「じゃあ、ね」
小竹木龍之介:手を振る。
派手な装いのギャル:「こうやって生きてける日が続くにはさ。あれ、絶対、壊さなきゃ」
派手な装いのギャル:それだけ呟いて。彼女はモッシュに身を翻した。
小竹木龍之介:「……壊さなきゃ、か」
彩谷千映理:「お疲れ様ー」軽い調子で、するりと小竹木さんのもとにやってくる。《地獄耳》で一連の会話は聞いていた。
小竹木龍之介:「あ。千映理ちゃんもお疲れ。……どう思う?」
彩谷千映理:「“向こう”とカチ合うかなー。かと言って」
彩谷千映理:「こっちからわざわざ手を出さなくてもよさそうっていうか」
彩谷千映理:「対処の優先順位的には、後回しでいいんじゃないかな」
小竹木龍之介:「…少なくとも敵対意志はないみたいだしね」
小竹木龍之介:「一応、このメモは支部に持ち帰ろう。行かないにしてもね」
彩谷千映理:「マダムに判断を仰ぐしかないよねー、そればっかりはさ」
小竹木龍之介:「うん。僕だけじゃ決められない」
小竹木龍之介:「……僕、うまくやれてたかな」
彩谷千映理:「ふふ」
彩谷千映理:「バッチリ」
小竹木龍之介:「……ありがと」
彩谷千映理:(はっきりと共闘はできないと宣言した。私もそうするだろう)
彩谷千映理:(他はどうかは知らない、だが私達は安易に共闘するわけにはいかない。十一は情報戦の最前線なのだから)
彩谷千映理:(弱点になることは、絶対に許されない)

GM:このシーンでは、以下の情報が操作対象となります。
・情報2-1
“ラ・ヴィ”の目的は、“神卵”の破壊であると推定される。
街中に調査の手を伸ばし、“ツェマウス”の居所を探っているようだ。
GM:そして、もう一点。得た情報ではないのですが、こちらも操作対象として取り扱われます。
・情報2-2
捜索を続ける中で、あなた達の足取りも察知される可能性がある。
必要であれば情報を遮断するか、偽の居所の情報を流して敵組織を誘導する必要がある。
GM:この2点に対し、〈情報:〉9で遮断、11で捏造が可能。
GM:判定自体はまとめて1回でOK!
彩谷千映理:1回!
小竹木龍之介:よっしゃ任せた!
GM:どっちの情報をどこにどうするかを自在に選べます
彩谷千映理:ちょっと怖いので無形使うかな……
彩谷千映理:〈情報:UGN〉 で判定 エージェントツールで+2、ミーミル起動でダイス+2
彩谷千映理:《無形の影》使用で【精神】で判定します
彩谷千映理:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,3,4,4,5,6,10]+4[4]+4 → 18

彩谷千映理:成功……
小竹木龍之介:おっけー!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:73->77)
GM:あっコンセ抜きか……!そりゃそうだ
GM:クリティカル要らないもんな……
彩谷千映理:抜き!
GM:では自在に操れる!
彩谷千映理:自在!
彩谷千映理:2-1 への対応は「ラ・ヴィセルが活動を始めている」
彩谷千映理:2-2への対応は情報遮断で!
GM:OK!ではそのように!
GM:あなた達は足取りを掴ませることなく、FHセルの存在だけを周囲に示唆することが出来る。
GM:こうして各所の勢力を牽制している間に、挑戦可能な情報項目が増える。
小竹木龍之介:やった
彩谷千映理:いえい
5-2)“神卵”の詳細〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉15
6-2)御鏡シト(2)〈情報:UGN,噂話〉10
GM:これらの情報は次のシーンより挑むことが可能です。
彩谷千映理:かみたま~
GM:このシーン自体はこれで終了。
GM:ロイスや購入が可能です。
小竹木龍之介:はい!
小竹木龍之介:ロイスはこのまま。購入は…
彩谷千映理:ロイスはまだ保留
彩谷千映理:照準器買いにいきますかね
小竹木龍之介:うん、照準器後二個確保できると良さそうなので
小竹木龍之介:私もそちらに挑戦します。
小竹木龍之介:5dx+1>=15
DoubleCross : (5R10+1[10]>=15) → 10[4,5,5,10,10]+9[9,9]+1 → 20 → 成功

彩谷千映理:パーフェクトハルカチャンになってもらおう
彩谷千映理:つっよ
小竹木龍之介:成功!
小竹木龍之介:こちらは以上。
彩谷千映理:3dx+7=>15
DoubleCross : (3R10+7[10]>=15) → 9[1,8,9]+7 → 16 → 成功

GM:ヤベェー
GM:パーフェクトになっちゃった
彩谷千映理:なっちゃったよ
彩谷千映理:買えたので以上!

GM:次のシーン。
GM:挑めるのは3パターン。
・街中を捜索活動する(交渉/情報)
GM:追加で探索を行い、何らかの情報を得たり操作したりする。
・組織に接触する(攻撃/交渉)
GM:組織を攻撃してぶっ潰すか、交渉して取引したり情報提供したりする。
GM:なお、前シーンの結果に伴い、「メモの使用」が可能です。
GM:遠里支部長が使用すれば、ラ・ヴィと接触が可能になるでしょう。
・情報判定を続ける(情報)
GM:以下の2項目に挑戦可能です。
5-2)“神卵”の詳細〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉15
6-2)御鏡シト(2)〈情報:UGN,噂話〉10
GM:どれを選ぶか決定してから登場を選んでね
彩谷千映理:捜索で行く感じです
小竹木龍之介:です
GM:OK!

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM:もっかい
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

【MiddlePhase06/『Shot the Moon』】

彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:77->87)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:61->67)

【捜索シーン】
・『Shot the Moon』落ち着いた雰囲気のバー。 成人の判定ダイスに+2個
彩谷千映理:くっ成人じゃない……
小竹木龍之介:成人だ
GM:そうだぞ
GM:じゃあまず判定からやってもらおうかな!
彩谷千映理:まあ交渉は小竹木さんに任せればいいかなー
GM:〈交渉〉7となります
小竹木龍之介:っしゃ!
小竹木龍之介:ボーナス含めて7個!
小竹木龍之介:7dx>=7
DoubleCross : (7R10[10]>=7) → 6[1,2,4,4,5,6,6] → 6 → 失敗

彩谷千映理:バディムーヴ!
彩谷千映理:+3!
小竹木龍之介:サンキュー!
小竹木龍之介:9です
彩谷千映理:たすかった
GM:強いエンブレムなんだよな~
GM:OK!成功です。

GM:【バー『Shot the Moon』】
GM:十一地区内、静かで上品な雰囲気のバー。
GM:マスターが一人で切り盛りするというそこは、
GM:『桃花飯店』と同じく、情報を取り扱う拠点の一つである。
マスター:「――お待ちしておりました。小竹木さま、彩谷さま」
マスター:「今日は貸し切りです。もっとも、普段から客はろくにいませんがね」
彩谷千映理:「マスター、お疲れ様でーす」“電話帳”にのみ残っているが、知り合いのように振る舞う
小竹木龍之介:「どうも、マスター。お世話になります」
マスター:「“ボトルキープ”、承っております。混じり物が多いのが困りどころですが」
GM:証拠のはっきりしている情報ではないという意味合い。
小竹木龍之介:「いいえ、構いませんよ。徐々に濾過されていくでしょうから」
小竹木龍之介:「……ああ、度数の低いカクテルはありますか?」これは酒の注文。ジェスチャーも交えて。
彩谷千映理:「私もー……」ちらっと小竹木さんを見て「……いや、私はノンアルで」
小竹木龍之介:にこ、と千映理ちゃんを見て笑う。
マスター:「……では、シャンディガフを。……ノンアルコールのカクテルもご用意できますよ?」
彩谷千映理:「じゃあ、シンデレラがいいなー」
小竹木龍之介:「ありがとうございます。ジンジャーは結構好きなんですよ」
マスター:「かしこまりました」恭しく頷いて。
マスター:「……“達貢会”ですが、調査の結果、分かったことがあります」
マスター:「彼らの首領は、先日、香港支部によって討ち取られています」
小竹木龍之介:「……首領が」
彩谷千映理:「じゃあ、今好き勝手やってる連中は残党ってこと?」
マスター:「残党が統制の取れた陽動を行っているとは、考え難いでしょう」
マスター:「当主は彼らのカリスマであったはず。秩序だった無秩序を行使するのは難しいことです」
マスター:「……しかし、裏で彼らを操るものが居たとすれば?」
小竹木龍之介:「……まさか」
マスター:「証拠は有りません。ですが、現状から考えれば、」
彩谷千映理:「目的が同じ組織は……」
マスター:「頭を挿げ替え、体を動かせる組織として一番可能性が高いところは、一つかと」
マスター:2人の前にカクテルを置いて。
マスター:「どう飲み下すかは、各々にお任せいたします」
小竹木龍之介:「ありがとうございます」丁寧にカクテルグラスを取る。
マスター:「私はあくまで提供するだけですので」
小竹木龍之介:少しずつ、丁寧に味わうように口にする。
彩谷千映理:グラスを手に取り、ひとしきり眺める。
GM:このシーンで得た情報は、
「UGNの香港支部が、達貢会を秘密裏に傘下に置き騒乱を起こしている可能性が考えられる」というものです。
もっとも、この情報には証拠もなく、公式には
香港支部よりの派遣は郭冰一名、および増援のミシェールのみとされているため、
カードとしての運用は慎重を期さざるを得ない。本人に突きつけても何かを認めることはないでしょう。
GM:この情報の取り扱いに挑戦することが可能です。
彩谷千映理:〈情報:UGN〉で判定 エージェントツールで+2 ミーミル起動でダイス+2
彩谷千映理:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[2,4,8,10,10,10]+10[1,5,10]+8[8]+4 → 32

彩谷千映理:情報のプロかな?
小竹木龍之介:うひゃー
GM:ヤベェー
GM:他の組織、何故か情報判定に失敗し続けてる
彩谷千映理:なんでだろうなあ~
GM:ともかくこの情報も自在です!どうするかを選んでもらえればと!
彩谷千映理:情報も足取りも遮断します!危険な情報なので……
GM:OK!

小竹木龍之介:静かにグラスを傾けて、その中の液体を眺める。
彩谷千映理:「小竹木さんってさー、バーとか結構行くの?」カウンターに頬杖をつきながら
小竹木龍之介:「うーん……こうやって仕事で来ることはあるけど」
小竹木龍之介:「プライベートでは中々来ないかなあ」
小竹木龍之介:「雰囲気は好きなんだけど」
彩谷千映理:「ふーん。まあ、小竹木さんが遊んでるイメージ、湧かないしねえ」
小竹木龍之介:「はは。何ていうか……さ。こういうところは特別な時間を過ごしたい人と来たいなって」
小竹木龍之介:「そういうこと、千映理ちゃんはあんまり考えない?」
彩谷千映理:「ふーん、ふふ。確かに雰囲気は大事だもんね」
彩谷千映理:「私はほら、そういう人居ないし」
小竹木龍之介:「今、いなくてもこれから出来るかもしれないよ?」
小竹木龍之介:「……僕も、憧れだけがあるような時間が長かったから」
彩谷千映理:「出来たとしても、まあ……相手に合わせるかなあ」
小竹木龍之介:「……そりゃ、相手が来たくないのに無理に連れてきたりはしないけど」
小竹木龍之介:「でも、来てみたいなって僕は思うし……機会があるなら、誘ってみたいって」
小竹木龍之介:「そういうことは思う」
彩谷千映理:黙ってニヤニヤしている。
小竹木龍之介:「え、な、何?その表情どういう表情?」
小竹木龍之介:「なんか僕変なこと言った?」
彩谷千映理:「べっつにー?」カクテルを一口 「やー、なんかさ」
彩谷千映理:「自分が恋するとかよりも、人のやつ見てるほうが、私好きみたいで」
彩谷千映理:「……小竹木さんらしいなって思っただけ」
小竹木龍之介:「…そっか」
小竹木龍之介:「僕も、人に『恋っていいものだよ』なんて全然言えないけど」
小竹木龍之介:「憧れは……なくさないでいたいなあ」
小竹木龍之介:はは、と笑ってグラスを傾ける。
彩谷千映理:「恋ねえ」
彩谷千映理:(感情は“電話帳”には記録されない)
彩谷千映理:「……ガラスの靴でも持ってこられたら、考えてみようかな」
彩谷千映理:グラスの中身を眺めつつ。

GM:シーン終了。購入とかあればいいよ……でももう買うもんある?
小竹木龍之介:一応ブルーゲイルでも狙おうかな?
GM:無理して買うこと無くない……これ以上もってかれちまうとうちは商売上がったりだ!
小竹木龍之介:購入機会がめちゃくちゃに多い
小竹木龍之介:5dx+1>=20
DoubleCross : (5R10+1[10]>=20) → 7[3,6,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

彩谷千映理:へっへっへ、まだ在庫は残ってんだろう?
小竹木龍之介:ダメ!以上!
GM:ないよ!ほらほら!
彩谷千映理:ブルゲは小竹木さんが持ってると嬉しい感じあるなあと思ったけど、行動値23もあるこの人
GM:ないって!
彩谷千映理:ブルゲ、行ってみますか
彩谷千映理:4dx+7=>20
DoubleCross : (4R10+7[10]>=20) → 9[7,7,9,9]+7 → 16 → 失敗

彩谷千映理:くっ流石になかった……
GM:ほらない!ありません!分かったね!
小竹木龍之介:在庫切れ…
小竹木龍之介:はい。
小竹木龍之介:帰ろう…
彩谷千映理:konozamaされた……
GM:次のシーン。
彩谷千映理:流石にまだいろいろありそうなので、今財産切らなくてもいいや
GM:まずはやることの選択から!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5


【MiddlePhase07/『桃花飯店』】

【情報シーン】
・『桃花飯店』地区内の中華風料亭(?)。
 全員の判定ダイスに+1個。ミシェールの判定ダイスは更に+2個。
GM:登場する方はどうぞ。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+3(1D10->3)(侵蝕率:88->91)した
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:93->103)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:67->76)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:87->94)
遠里悠:アワワ…
彩谷千映理:マダムーっ!
ミシェール・レイ:生きて…
GM:ヒエッ……
■情報収集項目
【済】1-1)“達貢会”
【済】1-2)“達貢会”の目的
【済】2-1)“カール・アップ”古川紫電
【済】2-2)公安の目的
【済】3-1)“一心一意”郭冰
【済】3-2)UGN香港支部の目的
【済】4-1) その他の組織の動き
【済】5-1)“神卵”
 5-2)“神卵”の詳細〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉15
【済】6-1)“モーニング・モーニング”御鏡シト
 6-2)御鏡シト(2)〈情報:UGN,噂話〉10
【済】7-1)“ツェマウス”
GM:情報はたったの2個!
5-2)“神卵”の詳細〈情報:UGN〉〈知識:レネゲイド〉15
6-2)御鏡シト(2)〈情報:UGN,噂話〉10
GM:この2個です
電子端末型従者_1:サポ?
彩谷千映理:サポ……あるとシトちゃんファンブらない限り抜けますね
ミシェール・レイ:いいのかい長男くん?
遠里悠:なくてもいけそうな気がするんだよねw
彩谷千映理:そうなんですよね
ミシェール・レイ:サポ無しなら神卵の固定値7……バディムーを当てにすればまあ行けそうではある
遠里悠:最悪 サイバーがあるので
遠里悠:全然大丈夫よ
小竹木龍之介:じゃあ先に若者組に行ってもらう感じで
小竹木龍之介:あ、支部長には照準器渡しておきます
彩谷千映理:照準器、こっちも渡しておきます
ミシェール・レイ:モテモテだ
彩谷千映理:何個買ったっけ?3個あったっけ
電子端末型従者_1:サポ(貰う)
小竹木龍之介:合計3個かなー
電子端末型従者_2:sapo
電子端末型従者_3:サポー
遠里悠:三兄弟に照準器が
彩谷千映理:パーフェクトハルカチャン!
GM:揃っちゃった
ミシェール・レイ:兄弟に平等に行き渡った
ミシェール・レイ:よかったよかった
ミシェール・レイ:では5-2自力で判定行きます
ミシェール・レイ:コネ:UGNとコネ:要人への貸しを使ってダイス+5 侵蝕ボーナス+2 固定値+7
GM:あ
ミシェール・レイ:8dx+7=>15
DoubleCross : (8R10+7[10]>=15) → 10[2,3,4,4,6,8,9,10]+10[10]+1[1]+7 → 28 → 成功

彩谷千映理:コネは同時につかえないわよ!
GM:コネは1判定に1個まで!
ミシェール・レイ:あ!ごめんなさい!
ミシェール・レイ:振り直したほうがいいかな
GM:振り直しお願いします!
ミシェール・レイ:では要人への貸しのみ使います
ミシェール・レイ:6dx+7=>15
DoubleCross : (6R10+7[10]>=15) → 8[2,4,4,5,7,8]+7 → 15 → 成功

ミシェール・レイ:危な!
彩谷千映理:ヤッタネ!
GM:成功すれば同じ!
小竹木龍之介:よかった!
GM:先にこっち開示しようかな

5-2“神卵”の詳細
“神卵”は“ヴァルキュリュル・ジャーム”の卵である。
旧大戦の折に欧州より移送されたという超級ジャーム群であり、“大神”の使いとされる。
光輪の紋様を備える獣たちは、“世界火”――“魔街”発生の原因となった襲撃事件の立役者である。
市外においては、過去、数柱の跳梁が確認されている。
ゲンドゥル”――“魔力を持つ者”。巨大な山椒魚の姿を持った、決して消えぬ轟炎の災厄。
“ゲイレルル”――“槍を持って進む者”。巨大な犀の姿を持った、最短最速なる一番槍の災厄。
シグルドリーヴァ”――“勝利を促す者”。巨大な梟の姿を持った、無限暴食の成長する災厄。
そして、この地に持ち込まれた神卵は、“アルヴィト”の卵である。その名が意味するのは“全知”。
小さな蛇の姿を持つ、“ヴァルキュリュル・ジャーム”最弱にして、最脅威の災厄であるという。
GM:開示情報は以上。
彩谷千映理:6-2にチャレンジします
GM:OK!しませい!
彩谷千映理:〈情報:UGN〉2 エージェントツールで+2 OPボーナスで+1 ミーミル起動 侵蝕ダイスとシーンボーナス含めて+5
彩谷千映理:7dx+4=>10
DoubleCross : (7R10+4[10]>=10) → 10[1,2,4,5,5,6,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

GM:危なげないんだよなあ
彩谷千映理:OPボーナス含めて16だ
GM:では公開しますね。

6-2)御鏡シト(2)
4年前は、桜葉中学校の元3-4組だった。当時からオーヴァードであったかは不明。
桜葉中学校は、崩落戦時の最中、1-4~3-4の教室が大きく削り取られ、彼女を除く児童全員が死亡している。
現在も被害は収まっておらず、“4の字は不吉であるため飛ばしている”とのカバーストーリーが流布している。
その後、1年ほど前に突如再出現し、暴走状態でUGNとFHの戦いに乱入、多大な破壊をもたらした後に鎮圧された。
当時の記憶は抹消されているが、霙のような広範囲攻撃を駆使したという。
サラマンダー/オルクスシンドロームであると推定されている。

GM:【月夜銀座 桃花飯店】
GM:情報収集拠点の一つであるここに、あなた達は集結していた。
GM:街中の捜索で得た情報および、魔街の担当部署よりの情報を集約する必要がある。
GM:その中の一室に、御鏡シトの姿もある。
GM:こちらの居所の情報は防ぎきっている以上、一行のある場所が一番情報的にも、戦力的にも堅牢であるし、
GM:もし“囮”として使おうという段にも都合がいいからだ。
御鏡シト:「……これ、あたしって」チャイナ服を無理くり着せられた少女がつぶやく。
御鏡シト:「このままなの?いつまで?」
彩谷千映理:「あ、着替え別の方がよかった?」お揃いの色違いを着ている。
御鏡シト:「いや、着替えじゃなくてさ……別に、これに不満があるわけじゃないけど」
御鏡シト:「……なんか、ずっとこんな感じなのかなって」
彩谷千映理:「うーん、ま。しばらくはそんな感じかもね」
彩谷千映理:「ゲスト待遇の事なら、解決にはもうちょい時間がかかりそうかな」
御鏡シト:「……何が起きてるかは、教えてくれないわけだ」
御鏡シト:「……いや。分かってるわよ。巻き込んだら邪魔なんでしょ?」
彩谷千映理:「そーだね。単純な話だよ、シェフでもないやつを厨房に立たさないのと同じでね」
御鏡シト:「……分かってるんだけどさ」
彩谷千映理:「仲間はずれに拗ねてる?それか、何か力になれるかも……とか思ったり?」ニヤニヤしながら聞く
御鏡シト:「そういうんじゃなくって……!実際、あたしが何が出来るかなんて、全然わかんないし」
御鏡シト:「そうじゃなくってさ。なんか」
御鏡シト:「……よく分かんないままに、何も知らされないままに、こうやって」
御鏡シト:「ずっと生きてかなきゃいけないのかなって」
彩谷千映理:「……」
御鏡シト:「だって、あたしさ。何も覚えてないんだよ」
御鏡シト:「そんなの、変じゃん。仲のいい友達とかも、居たのかも知れないのに」
御鏡シト:「そういうのも、全部、覚えてなくって」
彩谷千映理:「ふーん」
彩谷千映理:「……ま、そりゃそうだよね。何も覚えてないってことは、確かに変だ。忘れてた」
御鏡シト:「忘れてたって……なにそれ?」呆れたように。
彩谷千映理:「慣れっていうのは怖いね。ふふふ」
彩谷千映理:「私も、記憶がない。4年より前から」
彩谷千映理:「正確に言えば、“記録”がない。かな」
御鏡シト:「……え」
彩谷千映理:「自分が誰で、どんな子だったか。何して遊んでてどんな友達がいたか」
彩谷千映理:「そういうの、一つも覚えてない」
御鏡シト:「……」
御鏡シト:「……寂しくないの?」
彩谷千映理:「いいや?私には支部のみんながいるし、月夜銀座は温かいし」
彩谷千映理:「……慣れたよ。とっくの昔に」
御鏡シト:「……そっか。そうだよね」
御鏡シト:「……過去がなくったって、“今”はちゃんとあるんだもんね」
彩谷千映理:「そういうこと」にこりと笑ってみせる
御鏡シト:「今はちゃんとあるんだから、か。よし」伸びをして。
御鏡シト:「じゃあさ、あたし、どっか遊びに行きたいな」
御鏡シト:「だからさ。速く終わらせてよね」
彩谷千映理:「ふふ、いーね。この辺ならいくらでも案内できるよ。まあ」
彩谷千映理:「夜遊びはちょっと怒られるかも」
御鏡シト:「うん。好きに遊べるくらいに、平和にしてよ」
御鏡シト:「それがアイリちゃんたちの仕事なんでしょ?」
彩谷千映理:「ふふ、わかってるじゃん?」
彩谷千映理:「明日が何事もなくやってくる」
彩谷千映理:「……それが、私達のやるべきことだから」
彩谷千映理:(これだけは言える。きっと)
彩谷千映理:(明日の私も、同じことを言うだろう)

GM:御鏡シトを部屋に残して、彩谷千映理は別の部屋へと赴く。
GM:そこには、他の面々が既に集結している。“神卵”についての緊急会議。
遠里悠:「揃ったわね」
小竹木龍之介:「はい」顔には若干の疲労が見えるが。背を伸ばし座っている。
彩谷千映理:服はそのまま席に着く
ミシェール・レイ:「では……」テーブルに置かれた饅頭を頬張っている
ミシェール・レイ:「楽しい報告会の始まりですね!」
遠里悠:ミシェールの明るい発言に少し微笑む。
遠里悠:「小竹木ちゃんと彩谷ちゃんがあちこちを廻ってくれたおかげで」
遠里悠:「それぞれの勢力の立ち位置が見えてきた感じね」
遠里悠:「簡単にで良いので報告をお願いしてもいいかしら?」
小竹木龍之介:千映理ちゃんの方をちらと見て。
小竹木龍之介:「…まず。“達貢会”について」
小竹木龍之介:「彼らは街中に広がり、全てのエリアにまたがる動きをしています」
小竹木龍之介:「その派手な動きから陽動、と推測。だとしたら指揮系統がある。しかし」
彩谷千映理:「その指揮系統は」
彩谷千映理:「……頭は、香港UGNが取っちゃってる」ミシェールくんを見る
小竹木龍之介:「……そう。本来それを指揮するべき“達貢会”の首領は既に香港支部によって討ち取られています」
小竹木龍之介:「で、あれば今彼らを動かしているのは、その頭を刈ったもの、と推測されます」
郭冰:「……何?」
ミシェール・レイ:「へえ~!それはまた……」いつもの調子で軽薄に答えようとして
ミシェール・レイ:「……え!?」
小竹木龍之介:「ただ、証拠はありませんので……情報としての取り扱いは、ご慎重に」
彩谷千映理:「……口ぶりからして、二人は知らなかったみたいだねー」
ミシェール・レイ:「び……冰ちゃん、知ってた?」不安げに
郭冰:首を振って。「“達貢会”を相手取っているのは知っていた。郭冰も死合ったことがある」
郭冰:「だが、首魁を……“穿匈”を討ったか。否、それ自体は不可解なことではない」
郭冰:「我らの実力では光棍(ごろつき)共に遅れは取らぬ」
ミシェール・レイ:「うん、まあ……それは僕もそう思う」
郭冰:「だが……彼らを傘下に加えたとは、郭冰は報を受けては居ない」
郭冰:「……真実なのか?」
彩谷千映理:「いーや、あくまで可能性の話。証拠はないよ」
遠里悠:「そうね。仮に真実だとして、武侠を是とする香港支部が身内に話を通さずに敵対組織を偽装する」
遠里悠:「その理由は何かしら?」
遠里悠:「敵を欺くにはまず味方から、なんて言葉はありきたりだけれど」
郭冰:「……武への執着。我らにそれ以外はない」
遠里悠:「本来味方であるはずのUGNを妨害してまでそれを行っている」
遠里悠:「たんに武への執着では説明し難いわ」
ミシェール・レイ:「どうですかねえ……"武"への執着といっても、アプローチは色々ありますから」
ミシェール・レイ:ちらりと郭冰を見る。
郭冰:「如何に説明が難しかろうとも、我らはそのような者共だ」
郭冰:「卑鄙なる手を用いてでも、それを求めるということは」
郭冰:「“神卵”になにがしかの武を見ている以外に答えはない」
遠里悠:「そうね。強さを求める為に“神卵”を手に入れたいと思う事」
遠里悠:「それは十分な理由になりえるわね。でもそのアプローチは欲望を是とするFHに近い発想ね」
小竹木龍之介:「FH……」
ミシェール・レイ:「いやあ、耳が痛いなあ……あはは」バツが悪そうに笑う
遠里悠:「十分な説明がない以上は香港支部とは距離を取らざるを得ないわ」
郭冰:「……それも理解している」
小竹木龍之介:「FHと“神卵”。それに関する情報もひとつ、あります」
小竹木龍之介:「街中を捜索中、“ラ・ヴィ”セルの構成員と接触しました」
遠里悠:「“ラ・ヴィ”セル」
小竹木龍之介:「こちらをUGNと認識した上で、敵対意志はないこと。彼らの目的が“神卵”の破壊であること」
小竹木龍之介:「その目的を共有できるならば協力も可能であることを聞き出しました。……協力はその場で断りましたが」
小竹木龍之介:「その時に渡されたメモがこちらです」支部長の方に滑らす。
遠里悠:「良い判断ね」と言いながらメモを受け取ります。
ミシェール・レイ:「ええ~!壊しちゃうんですか?もった……あ、なんでもないです」もったいないと言いかけて自制する
小竹木龍之介:「……“ラ・ヴィ”セルのリーダーに会うための日時と場所、だそうです」
彩谷千映理:「マダムに直々にご指名ー……ってわけ」
小竹木龍之介:「支部長。あなたに会いたがってる……と」
彩谷千映理:ミシェールちゃんににっこりと笑いかける
遠里悠:「困ったわねえ。良いタイミングでカードを切ってくる」
ミシェール・レイ:「うーん本当に、困ったなあ……あはは……」彩谷さんから目をそらす
遠里悠:「“神卵”の情報がまだ解っていない以上。破壊に乗る理由がないのよね」
遠里悠:「向こうとしてはその情報を持っているからこその誘いなんでしょう」
遠里悠:「会うにはもう一枚、交渉のカードが要るわ」
小竹木龍之介:「ええ。僕もそう考えました。何故破壊しようとするのか、その理由も聞ければ良かったんですが」
小竹木龍之介:「それでは天秤が釣り合わない、と思ったので」
遠里悠:「ミシェールちゃんの言う勿体ないって気持ちも解らないではないけれど」
遠里悠:「破壊する事で何か良くない事が起きる可能性があるならその情報はこちらで…」
ミシェール・レイ:「あのー……」肩身が狭そうにちょこんと座っている
遠里悠:「あら?どうしたの?」
ミシェール・レイ:「その神卵の正体なんですけど」
ミシェール・レイ:「わかっちゃったかなーって……えへへ……」
郭冰:「……何?」
ミシェール・レイ:「いやー自分でもかなりお手柄だと思って意気揚々とやってきたんですけど、まさか古巣がこんな事になってるとは」
ミシェール・レイ:「でも!これは名誉挽回に足る情報ですよ!」
彩谷千映理:「すっごい自信だなあ」
遠里悠:「でも、確かにその情報は切り札に成り得るわね」
ミシェール・レイ:「ふふー、でしょでしょー?」
郭冰:「……妖魔の幼体であるとは聞き及んだが。その実態が?」
ミシェール・レイ:「うん、妖魔どころじゃないよ。これは」
ミシェール・レイ:「この十一支部に集まる膨大な情報、当然すべてに逐一目を通しているわけではないですよね」
彩谷千映理:「……正しいものを選び取るには、時間がかかるね」
ミシェール・レイ:「状況に応じて、担当のエージェントが検索しているはずです」
ミシェール・レイ:「僕もちょっとばかりそのデータベースを覗かせてもらいました。あ、もちろん許可はとってますよ?」
ミシェール・レイ:「その中で、この街のUGNが"神"という単語にナイーブな反応をする理由も、大体は理解しましたよ」
ミシェール・レイ:「皆さんはこう思ってたんじゃないですか?"神卵"は"ローディーズ・ドア"の一件で外に流出した……」
ミシェール・レイ:「旧日本軍が研究していたという『神』に由来するものだと」
遠里悠:「可能性の一つとしては考えてはいたわ。どうしても、選択肢に入れざるを得ないのよ」
遠里悠:「その線で辿れる情報は、多くの支部が追っているから」
ミシェール・レイ:「ふっふー、そこが盲点でしたねえ~~」チッチッ、と鬱陶しい仕草で指をふる
彩谷千映理:「勿体ぶらないでさっさと言いなよー」
小竹木龍之介:「……回収されたのは魔街だっけ。そこに関係がある……?」
遠里悠:「ふふ。じゃあミシェールちゃんはどんな視点で見ていたのかしら」
ミシェール・レイ:「確かに"神卵"は大戦期に旧日本軍が欧州から運び込んだものでした」
ミシェール・レイ:「ですがその名が示す神は、この街の地下にいたという"神"ではない。遠い異国の、古い神格です」
ミシェール・レイ:「回収された魔街というのも、湯ノ浦でしたっけ?あそことは違いますね」
ミシェール・レイ:「"世界火"によって誕生したもう一つの魔街、その原因となった“大神”の使い」
ミシェール・レイ:「“ヴァルキュリュル・ジャーム”の一柱、"アルヴィト"。それがあの卵の正体です」
郭冰:「……それが、名か。それは当然」
郭冰:「“使う”か?恐らくは香港支部も、それとの戦いを望んだのだろう」
郭冰:「そのために運び、解析し、孵化を目論んだと考える」
小竹木龍之介:「…魔街に関わりがあるとは思ってたけど……ここまで大物とは思わなかったな」
ミシェール・レイ:「それがね冰ちゃん。なんでもアルヴィトは『“ヴァルキュリュル・ジャーム”最弱にして、最脅威の災厄』なんだって」
郭冰:「……最弱?」困惑したように。
ミシェール・レイ:「どういうものかはわからないけどね。ただ、単純に戦うというよりは……」
ミシェール・レイ:「もっと厄介な使い道があるのかも知れないね」
ミシェール・レイ:「正直迂遠すぎて武の求道とはかけ離れてしまっているような気がして、個人的には」
ミシェール・レイ:「気に食わないけど」一瞬表情を消して言う
遠里悠:額に手を当てる
遠里悠:「ハァ…。これはまた、厄介な案件が転がり込んできたものね」
彩谷千映理:「『最弱にして最脅威の災厄』……」顎に手を当てて考える
ミシェール・レイ:「いや~、普段から強いジャームの情報を漁ってたのが功を奏しました!ビギナーズラックってやつですかね?」呑気な笑顔に戻って照れ笑い
彩谷千映理:「闘い狂いがよかったんだか悪かったんだか……」香港組二人を順番にジト目で見て、ため息
郭冰:「郭冰はこの行いに無関係だろう」憮然として。
郭冰:そもそもとして情報を調べようと動いてはいない。完全に自分を戦闘要員としてのみ認識しているかのように。
ミシェール・レイ:「そうそう!僕たちも被害者ですよお~!」
小竹木龍之介:「……香港支部の狙いが郭さんのいう通りであって欲しくないなあ……」
遠里悠:「どちらにしても。確保するにはリスクが大きすぎるわね」
遠里悠:「香港に持ち帰るまでに、どんな事故が起きるかも解らない物を放置する事はできないわ」
彩谷千映理:「……“ラ・ヴィ”のやつらは、どこまで知ってたんだろ」
遠里悠:「それを確認する必要がでてきたって事ね」
ミシェール・レイ:「至極ご尤もだとは思いますけど」遠里支部長と郭冰を交互に見て
ミシェール・レイ:「その場合、みなさんは香港支部との敵対も辞さない、ということで良いんですよね?」
ミシェール・レイ:「今回だけじゃなく、今後も尾を引くかも……」
彩谷千映理:「いーや、待った待った」
彩谷千映理:「香港支部が『正式に』協力者として出してきたのは、君ら二人だけなんだよね」
彩谷千映理:「それに、“達貢会”が香港支部の手のものだという明確な証拠は、ない」
ミシェール・レイ:「ん?ああ、それは確かに……」
郭冰:「正確には、郭冰のみだ。ミシェールちゃんはこちらより依頼した立場」
遠里悠:「郭冰ちゃんはこの事を知らなかった、それは間違いないのよね?」
郭冰:頷き。「受けた命は3つ」
郭冰:「“神卵”を啓かせるな」
郭冰:「下手人を必ず討て」
郭冰:「現地の支部とは事を構えるな――但し、彼らが神卵を利用せんとした場合を除いて」
GM:そこには一つの遺漏がある。
GM:“神卵の回収”は、彼女への命には含まれては居ない。
ミシェール・レイ:「そしてぼく達は、『"神卵"を手に入れろ』とは命じられてないんです」
ミシェール・レイ:「……もちろん、最初は暗黙の了解として言うまでもないことだろうと思ってたんですけどね」
GM:それはすなわち、“回収の手が別にある”ことを意味している故かもしれない。
ミシェール・レイ:「でも、元よりその機能を期待されていなかったとすれば、辻褄は合う」
彩谷千映理:「……回収すること自体が、後ろめたいことに見えてくるなあ」
遠里悠:「良いでしょう。現状に置いて貴方達は味方である事は」
遠里悠:「まず揺るぎない事実」
ミシェール・レイ:「…………」遠里支部長の方を向いて
ミシェール・レイ:「……えへへ、そう言ってもらえると嬉しいです」照れ笑い
遠里悠:「ミシェールちゃんと郭冰ちゃんは引き続き私達に協力してくれると嬉しいわ」
遠里悠:「よろしくね」
郭冰:「承った」
ミシェール・レイ:「もちろん、ぼく達はぼく達の任を果たすまでです」
ミシェール・レイ:「それに……」
ミシェール・レイ:「よく考えたら『利用する者』を阻めとは言われましたが」
ミシェール・レイ:「『破壊する者』については何も言われてませんでした!」
小竹木龍之介:「……そうだ。そう言えば『下手人』についての情報はまだ、あまり集まってないけど」
小竹木龍之介:「千映理ちゃん、シトちゃんの様子はどうだった?わかったこととか、あるかい?」
彩谷千映理:「さっきちょっと話してたけど、まあまあ元気って感じだったね」
彩谷千映理:「……調べたところ、シンドロームはサラマンダー/オルクス。霙のような攻撃で広範囲を破壊して、その後鎮圧」
彩谷千映理:「これが1年前の話。……で、記憶処理以前のことだけど」
彩谷千映理:「崩落戦時に校舎が削り取られる被害のあった桜葉中学校、その被害者だった。……“4組”の唯一の生き残りだね」
彩谷千映理:「今は存在しないはずの、“4組”の」
GM:“崩落戦”は4年前の事件だ。
GM:1年前の話とは、3年の空白期間がある。
GM:そこにて“ツェマウス”の言う所の“岩手幇”に身を投じていたと考えるのが、妥当なところだろうか。
小竹木龍之介:「……空白期間のことがわかればなあ……」
小竹木龍之介:「“岩手幇”や“ツェマウス”の手がかりにもなるんだろうけど」
彩谷千映理:「……処理してあるってことは、ま、そういうことだよね」不都合な記憶があるということだ。本人にとっても、UGNにとっても。
遠里悠:「単純に…空白なのね。その四年間の記憶は」
彩谷千映理:「……」無言で頷く。
遠里悠:「彼女が何者だったとしても。その記憶を、ただ消すというのは」
遠里悠:「あまり、好きではないの」
遠里悠:「消された記憶を拾い上げる能力者は少ない。それが正当な行為であったとしても。もう少し丁寧な仕事を望みたいわ」
遠里悠:「ごめんなさい。これは私の感傷ね」
彩谷千映理:「マダム……」
小竹木龍之介:無言で頷いている。
遠里悠:「彼女の記憶に関しての調査で言うなら、やはり鍵になるのは“ツェマウス”でしょうね」
ミシェール・レイ:「"神卵"を奪った『下手人』ですね」
ミシェール・レイ:「色々ピースが繋がり始めましたけど、彼とシトちゃんさんの繋がりだけが不明瞭なままだ」
彩谷千映理:「“ツェマウス”に繋がってるのは、今の所シトちゃんだけ、か」
郭冰:「……彼女を餌とするか?」
彩谷千映理:「手がなくなったらね」
彩谷千映理:「……掘り起こせって言うなら、あるにはある」
郭冰:「そうか。了解した」安堵するでも、憮然とするでもなく。
郭冰:「方法は任せる」ただ手があるから聞いただけといった様子で。
ミシェール・レイ:「この状況でその提案できるの、すごいよね冰ちゃん……」呆れ半分感嘆半分で
小竹木龍之介:「うん……保護したのをまた放り出すというのもね」
小竹木龍之介:「千映理ちゃん。僕は彼女のことは君に任せたい」
小竹木龍之介:「……仲良くしてあげてね」
彩谷千映理:「遊ぶ約束、しちゃったしね」
彩谷千映理:「シトちゃんのことは、私が担当だ」
遠里悠:「そうね、私もそれが良いと思うわ」
ミシェール・レイ:「ふふーん。お手並み拝見ですね!」おどけて言う
遠里悠:「では現状の確認をしましょう」
遠里悠:「“達貢会”及びそれを支配する者達を敵対勢力と認識します。彼らの実態がどうであったとしても」
遠里悠:「これを放置する事で街に被害が出る事があってはならない」
ミシェール・レイ:「異議なしです」頷く
小竹木龍之介:「ええ。既に多くの場所で被害が出ています。文字通り、治安が悪化している」
小竹木龍之介:「彼らを敵とすることに異論ありません」
彩谷千映理:「同じく」
郭冰:「……郭冰もそれを是としよう」
ミシェール・レイ:「……」郭冰を横目に微笑む
遠里悠:「彼らの対処には公安に頑張って貰いましょう。必要であれば公安との折衝も行ってでも。その数の暴力は阻止します」
遠里悠:「香港支部の総意は未だ不明ではありますが。この街に被害がでる事を止める事には」
遠里悠:「干渉できないでしょうし、干渉してくるならば逆に交渉の手として使えます。そうでないならば敵対する理由もありません」
遠里悠:「香港支部の一部の暴走という形で決着を図ってくるあたりが妥当でしょうね」
遠里悠:「ですので、協力者の二人にはそのまま存分に働いてもらう事になるわ」
ミシェール・レイ:「そうしてもらえると助かりますねえ~」困ったように笑う
ミシェール・レイ:「もちろんです!よろしくお願いします」
ミシェール・レイ:「大命に違わぬ限り、僕らはみなさんとの盟約を守りましょう」
郭冰:「然り。信を受けたなら、それに応えよう」
遠里悠:「ありがとう」
遠里悠:「“神卵”に関する情報を得る為に“ラ・ヴィ”セルのリーダーとは会う必要がありますが」
遠里悠:「ここは難しい所ね」
遠里悠:「ですので、UGNの支部長とFHのセルリーダーという立場ではなく」
遠里悠:「公の身分での会合という形をとれるように交渉してみようと思うわ」
遠里悠:「つまり、月夜銀座の顔役としてのマダム遠里悠として」
小竹木龍之介:「…良い方法だと思います」
遠里悠:「これは建前としての側面は勿論大きいけれどメリットもデメリットも当然あるので」
遠里悠:「その辺も少し説明するわ」
遠里悠:「デメリットとして相手の公の立場を黙認する事になる。単なるカヴァーとしてではなく、この街に居る人物として」
彩谷千映理:「大手を振って歩けるようになる、ってわけですね」
遠里悠:「そう。相手が公の立場で動く以上、私達も手出しをし辛くなるわ」
ミシェール・レイ:「う~ん、それは結構厄介ですねえ」
遠里悠:「逆に言えば。相手は裏で動きにくくなる。私と同じように居場所をある程度晒す事になるわ」
遠里悠:「有能な部下が居ればあまり関係ないのだけれどね」
遠里悠:「それにどうあってもFHと会合する事実で印象を悪くする人もいるでしょう。でもそれは」
遠里悠:「裏でコソコソ会っていて、後になってばれるよりはずっとマシね」
遠里悠:「公安や他の支部に対しては最低限の言い訳になるでしょう」
遠里悠:「あくまで会合という形で基本的には共闘はしない。FHに対する11支部の路線は変わらないわ」
遠里悠:「“ツェマウス”については今後の状況をみて対処しましょう」
遠里悠:「場合によって接触してみるのも構いません。けして無理はしない程度にだけどね」
遠里悠:「御鏡ちゃんに関しては彩谷ちゃんに一任します」
彩谷千映理:「……任されました」拳をきゅっと握る。
遠里悠:返事を聞いて微笑む。
遠里悠:「引き続き“神卵”の追跡を行いつつ、他勢力からの干渉には随時対処」
遠里悠:「以上。他に確認した事はあるかしら?」
小竹木龍之介:「問題ありません。……会合に同席しても?」
遠里悠:「そうね、小竹木ちゃんが居てくれると助かる。ぜひお願いしたいわ」
小竹木龍之介:「ありがとうございます」頭を軽く下げる。
ミシェール・レイ:「皆さん危なくなった時は遠慮なく呼んでくださいね~」
ミシェール・レイ:「耳の良さと脚の速さには自身がありますんで」得意気に
遠里悠:「頼りにしてるわ、ミシェールちゃん。私、喧嘩は強くないから」
ミシェール・レイ:「いやいや、拳でするだけが喧嘩じゃないですよ~!」
ミシェール・レイ:「ぼくは香港支部の連中より、ベリッシマさんの方が怖いです!」
遠里悠:「あら、そう言ってもらえると光栄ね」
遠里悠:「さあ、事態は思ったより深刻で、状況は常に進んでいる」
遠里悠:「ここからが、力の見せどころよ」

GM:シーン終了。購入・ロイスあれば。
彩谷千映理:ブルゲ!
小竹木龍之介:ロイス保留
彩谷千映理:ロイスは保!
小竹木龍之介:ブルーゲイル!
遠里悠:ロイス保留
小竹木龍之介:5dx+1>=20
DoubleCross : (5R10+1[10]>=20) → 7[1,2,2,5,7]+1 → 8 → 失敗

小竹木龍之介:marudedame
小竹木龍之介:以上!
ミシェール・レイ:ロイスは保留
電子端末型従者_1:ボディアーマー三兄弟
電子端末型従者_1:長男
彩谷千映理:4dx+7>=20
DoubleCross : (4R10+7[10]>=20) → 10[1,3,8,10]+1[1]+7 → 18 → 失敗

彩谷千映理:これは財産2使っちゃうか
電子端末型従者_1:11dx>=12
DoubleCross : (11R10[10]>=12) → 10[1,2,4,5,5,6,6,7,7,9,10]+5[5] → 15 → 成功

電子端末型従者_2:時何
電子端末型従者_2:次男
電子端末型従者_2:11dx>=12
DoubleCross : (11R10[10]>=12) → 9[1,1,1,2,2,5,6,6,7,9,9] → 9 → 失敗

電子端末型従者_3:三男
電子端末型従者_3:11dx>=12
DoubleCross : (11R10[10]>=12) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,7,10]+7[7] → 17 → 成功

遠里悠:ボディアーマー
遠里悠:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[1,7,10]+7[7] → 17 → 成功

遠里悠:次男もゲット
ミシェール・レイ:照準器チャレンジ
彩谷千映理:財産4→2でブルーゲイル購入します
遠里悠:ステータス欄に8が並ぶのは気持ちが良いな
ミシェール・レイ:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 10[3,6,10]+7[7]+1 → 18

ミシェール・レイ:やった!小型浮遊砲に取り付けます!
彩谷千映理:ブルーゲイル、誰か欲しい人~
ミシェール・レイ:ほ、ほしい~!
彩谷千映理:あげちゃう~
彩谷千映理:お姉ちゃんが買ってきたブルーゲイルよ~
ミシェール・レイ:やったー!千映理おねえちゃんありがとー!!
ミシェール・レイ:七代先まで我が一族身命を賭して仕えるね!!
彩谷千映理:苦しゅうない
GM:重い

GM:次のシーン。
GM:やれることは2つ!
・街中を捜索活動する(交渉/情報)
GM:設定した提示情報としては開示済みなので、追加でなにかほしいことがあれば。
・組織に接触する(攻撃/交渉)
GM:すべての組織に対して接触を図ることが出来ます。
GM:その組織が交渉してくれるかは別問題ですが。
GM:どちらをやりたいかを選んでね
小竹木龍之介:まずは公安と交渉!
GM:OK!

【MiddlePhase08/『矢場建設事務所』】

GM:登場する方はどうぞ。
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:76->80)
小竹木龍之介:ボーナスぴったり!

GM:交渉に赴こうとするあなたを、一人の男が呼び止める。
荒原伊吹:「小竹木ィ」
小竹木龍之介:「荒原さん。なんでしょう」
荒原伊吹:「公安に行くんだろう……なら」
荒原伊吹:「必要があれば、俺の素性を話せ」
小竹木龍之介:「素性を……」
荒原伊吹:「少しは信用されんだろ。オーヴァードの連中ばっかつうよりはよ」
GM:彼は非オーヴァードだ。
小竹木龍之介:「……そうですね。オーヴァードに対して強硬な人が多いですから」
小竹木龍之介:「ありがとうございます」
荒原伊吹:「まあ、そんなに心配しちゃいないがな」
荒原伊吹:「出来ると思っとるし、これで物別れになるようじゃ」
荒原伊吹:「多分、他の連中でも無理だろう。そう気負わんでいいさ」
小竹木龍之介:「はは……緊張してたのでそう言ってもらえると楽になります」
小竹木龍之介:「行ってきますね」

GM:【矢場建設事務所】
GM:建設事務所と銘打ってはいるものの、その実態は怪しいところである。
GM:月夜銀座の中では、名代に全く友好的でない。反社会勢力の事務所と考えられている。
GM:その事務所は、不気味な静寂を保っている。
GM:本当に情報の通り、古川紫電がここに居るのだろうか?
小竹木龍之介:注意深く辺りを見回す。
小竹木龍之介:何らかの動きがないか……感覚を研ぎ澄ます。
GM:事務所の中では、ガラの悪い男たちが何かに轢かれたかのように倒れ伏している。
GM:奥に人の気配がある。
小竹木龍之介:「……」
小竹木龍之介:普通に歩いて気配の方へ。
GM:事務所の奥では、男たちが倒れ伏しており、
GM:趣味の悪い高そうなソファに、一人の男が腰掛けている。
古川紫電:「回収か?予定よりも速いな……」タバコの火を燻らせて。
小竹木龍之介:「……いえ。申し訳ありませんが、違います」
古川紫電:「……UGN」吸いかけのタバコを、灰皿に押し付けた。
小竹木龍之介:「はい。お話があって参りました」
小竹木龍之介:「あなたがここにいる、という情報があったもので」
古川紫電:「……俺は公務中だ」
古川紫電:「だが。このクズどもの移送が終わるまでならば」
古川紫電:「聞いてやってもいいだろう。聞く価値があるのならばな」
小竹木龍之介:「……ありがとうございます」頭を下げる。
小竹木龍之介:相手の攻撃的な言葉に乗らないよう、気をつけなければ。そう言い聞かせる。
小竹木龍之介:「……現在この街で活動している“達貢会”のことです」
古川紫電:「……」
小竹木龍之介:「彼らはこの街に広く足を伸ばし、各所で迷惑行為や破壊活動を行っています」
小竹木龍之介:「このまま、彼らを放っておくわけには行かない。ですが、僕たちでは手が届かない。それ程までに、彼らの数は多い」
古川紫電:「……お笑い草だな。オーヴァード同士の抗争で負けそうですから助けてくださいということか?」
小竹木龍之介:「…いえ。抗争ではありません。彼らはただ、独自に破壊活動を行っています」
古川紫電:「救えない発想だな。オーヴァードはオーヴァード同士で潰し合えばいいだろう」
小竹木龍之介:「……それに、彼らも僕たちも。オーヴァードのみの組織というわけではありません」
古川紫電:「……何」
小竹木龍之介:「先日お会いしたと思いますが。あの場にいたもう一人……荒原さんはオーヴァードではありません」
古川紫電:「……奴はお前たちのNo2ではないのか?」
小竹木龍之介:「ナンバー2ですよ。僕たちの支部を支える大きな存在です」
古川紫電:「……そいつが、どうして」タバコをもう一本取り出そうとして。
古川紫電:「いや――」再び仕舞う。「それがなんの関係がある?」
古川紫電:「化け物以外が居るなら善良だとでも?」
小竹木龍之介:「……化け物が居るから悪、というわけでも……ない、ですよ」
小竹木龍之介:「……いえ」
小竹木龍之介:「どうか、お願いします。僕たちのことを誤解していようと構いません」
小竹木龍之介:「ただ、一般人に被害が出ているこの状況を見過ごせない」
小竹木龍之介:「そう、思っていただけるなら」
小竹木龍之介:「……街の人たちを、守ってください」頭を深く下げる。
古川紫電:「――誤解などあるものか。悪だ。奴等の犯罪率は異常だ」
古川紫電:「……」
古川紫電:「……だが。俺にも優先度がある。お前は言ったな?」
古川紫電:「“彼らもオーヴァードのみの組織ではない”と」
小竹木龍之介:「……はい」
小竹木龍之介:頭は下げたまま。言い返したいことがあっても飲み込んで耐える。
古川紫電:「オーヴァード組織への対応は、UGNに一任することになっている。忌々しいものだがな」
古川紫電:「俺たちの役割は、“オーヴァードを利用する組織”への監視と対応だ」
古川紫電:「それは当然、お前たちのことでもあるし」
古川紫電:「直接害をなす組織であれば、なおのことだ」
小竹木龍之介:「………」姿勢を戻す。
小竹木龍之介:「……ありがとうございます」
古川紫電:「礼を言われる筋合いなどあるものか。これは優先度だ」
小竹木龍之介:「もちろん……わかっています。それでも」
小竹木龍之介:フランス料理店シェフの不安げな顔。壊された看板。
小竹木龍之介:「ありがとうございます」
小竹木龍之介:もう一度、そう言ってから頭を下げて。
小竹木龍之介:踵を返す。
古川紫電:「オーヴァードの誰もが、おとなしく生きているだけであれば。俺の仕事なぞせずに済むのだが」呟いて。
小竹木龍之介:その呟きを、聞きながら。
小竹木龍之介:道を戻って行く。
古川紫電:無線を取り出して、連絡を取る。「……こちら古川。“次の公務”だ」

GM:交渉成功。公安が“達貢会”をターゲットとして活動を開始。
GM:少なくともシナリオの終了まで、この二者の介入はないでしょう。
小竹木龍之介:よ、よかった…
GM:シーン終了。購入ロイスが可能です
小竹木龍之介:ロイスは変更なし。古川さんは気難しいやつだぜ…
小竹木龍之介:購入はどうしようかな
小竹木龍之介:一応ブルーゲイル
小竹木龍之介:6dx+1>=20
DoubleCross : (6R10+1[10]>=20) → 8[1,3,3,4,7,8]+1 → 9 → 失敗

小竹木龍之介:ブルーゲイルに嫌われている
小竹木龍之介:以上です

GM:next!
GM:ラ・ヴィとの交渉シーン。

【MiddlePhase09/『ラ・ヴィ』】

GM:登場する方はどうぞ。
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:103->106)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:80->86)

GM:メモに記された日時、場所では、連絡員が次のメモを渡してきて。
GM:そこに記された日時、場所こそが、真の指定場所となっていた。
GM:場所は月夜銀座内――
GM:フランス料理店、『ヌーベル・ビュット』。
GM:待ち合わせの席には、傍らに青年が立ち、
GM:一人の女性が座っている。金髪をたなびかせる、妙齢の女性は、名を知られてもいる。
GM:この店、『ヌーベル・ビュット』のオーナー。
GM:エレオノール=ジル・ド・ジェンヌ。
エレオノール:「お会いできて光栄です、マダム」
遠里悠:「こちらこそ、お招きいただいて嬉しいわ」
遠里悠:店の雰囲気に合った、上品なドレスを着ている
小竹木龍之介:支部長の傍らに立つ。以前訪れた時より更にフォーマルなスタイル。
小竹木龍之介:スーツをピシッと着込んでいる。
エレオノール:「オーナーのエレオノールです。この間も、ご訪問頂いたようで」
エレオノール:「シェフも腕を揮った甲斐があったと喜んでいましたよ。ああ、とはいえ」
エレオノール:「彼がこの店のシェフをしているのは、真実を知るからではありません。私が腕を見込んだだけです」
小竹木龍之介:「ええ。…是非また個人的にも足を運びたいと思っています」
小竹木龍之介:簡単な返答に留める。自分は今日はチェイサーのようなものだ。
遠里悠:「月夜銀座商店会としても、評判の良いお店があるのは喜ばしい事」
遠里悠:「ええ、そのオーナーからの直々のお誘いでしたら」
エレオノール:「とはいえ……そうですね。ご挨拶のためだけに、ご多忙な貴女をお呼び立てするのは」
エレオノール:「どうにも寂しいでしょう――“ベリッシマ”」
遠里悠:「いえいえ、忙しくて今までご挨拶もできなくて」
遠里悠:「べッラ・ディ・ノッテのオーナー“遠里悠”としても」
遠里悠:「申し訳ないと思っていたの」
遠里悠:「堅苦しい挨拶は抜きにして、お話してみたいって思ったのも」
遠里悠:「お誘いを受けた理由の一つよ」
遠里悠:「お料理が楽しみっていうのも理由ですけれど、ね。ふふ」
エレオノール:くすりと微笑んで。「ええ。自信を持っております」
エレオノール:「アペリティフとしては丁度いいでしょう――“第二次崩落乱”。ご存知ですね?」
GM:第十一支部長であれば、当然把握している。
GM:UGNで言うところの、『
第二次崩落戦』のことだろう。
遠里悠:「ええ、それはもう」
GM:“崩落戦”の再現を目指して、楽園を冠する6つのセルが共謀し、
GM:内憂の“癌”――デッドセルによって、計画段階で瓦解したというものだ。
エレオノール:「“崩落戦”の再現を目指して、楽園を冠する“7つ”のセルが共謀しました」
GM:参加セルの1つ――“シボラ”セルの捕虜である“ハルモニア”からの情報では、参加セルは6つだ。
GM:その全てが、“共食い”により壊滅的な打撃を受けた。
GM:つまりは、観測されていなかった――もしくは、関わりの薄かったセルがもう一つあるということだろう。
GM:そして恐らくは、まだ健在の。
エレオノール:「“エルドラード”。“ユートポス”。“マグ・メル”。“シボラ”。“シャンバラ”。“ティルナノーグ”」
エレオノール:「――“イーハトーヴ”」
エレオノール:「“ツェマウス”は“岩手幇(イーハトーヴセル)”です」
遠里悠:「“7つ”め、か」
遠里悠:「本来、貴方達の活動はお互いに不干渉であるはずよね」
遠里悠:「今、それが動き出したとしても。貴方が動く理由はないはずよね。自分たちの不利益にならない限りは」
エレオノール:「ええ。互いの目的に干渉しない限りは。多少目に余ろうとも、黙認していますよ」
エレオノール:「私とて、あのセルの目的を正確に把握しているわけではありません。彼らは難を逃れたセルです」
エレオノール:「彼がセルの意向を受けているのかも不明ですが――彼の動きは、我々に看過しがたいものですから」
遠里悠:「卵を手に入れた事?」
エレオノール:「はい。あれは古のジャームの卵だということは、恐らくご存知でしょう」
エレオノール:「我々の……“ラ・ヴィ”の目的はシンプルです。”安寧なる生(ラ・ヴィ)”」
遠里悠:「随分とささやかな夢ね。でもとても難しい事」
エレオノール:セルの名前を口にして、雰囲気が変わる。仮面を外したかのように。
遠里悠:「それを脅かす者には容赦しない、強さがあるからこそ、口にできる」
エレオノール:「――ああ。殊に、この街ではな」
エレオノール:「故に、我々はそれを達成するための手段として」
エレオノール:「“超越種の燼滅”を標榜している。この時代は、旧時代の神のものではない」
エレオノール:「あれはそのうちの一つだ。であれば、砕かねばなるまいて」
遠里悠:「この街は、そういったモノを呼び寄せる。それを好む者、好まない者」
遠里悠:「色々な人がいる。でも、そんな事は関係なく、そんな事実を知らずに生きている人が沢山居る」
遠里悠:「貴方は、目的の為にそれらを巻き込んでしまう事を」
遠里悠:「どう考えているの?」
エレオノール:「厭うが、殉じはしない」
遠里悠:「必要とあれば許容できるのね。強い人」
遠里悠:「でも、必要であるなら、守ってもくれる。そう考えてもいいのね?」
エレオノール:「我々とて、焦土の上に安寧は築けぬとも」
エレオノール:「君たちは協力を望まないだろうが、我々が、この局面に独自に人員を差し向けることはできる」
エレオノール:「必要な組織。個人。それらを殺さずに止め置く術を、持ち合わせる故に」
エレオノール:「だが、警察組織と事を構えるつもりはない。私にも立場があるのでね」
遠里悠:「私はね。この街が、月夜銀座が好きだわ。他の場所では生きられない人々が流れ来る場所、そんな場所に憩いを求める人が来る場所」
遠里悠:「貴方達にとってこの場所が必要である事を」
遠里悠:「必要な人が安らかに居れる場所である事を」
遠里悠:「願うばかりね」
エレオノール:「ええ。貴女は強い人だ」
遠里悠:「ありがと」
エレオノール:「その貴女が願うのであれば、今は。きっと、そうあるのでしょう」
遠里悠:「警察は、色々あるかもしれないけれど。今は人々を守る事に力を注いでくれているでしょう」
遠里悠:と小竹木さんの方を見る
小竹木龍之介:しっかりと頷く。
GM:ラ・ヴィは、選択した一組織・個人に対して戦力を差し向けることが出来ます。
GM:これは、今決断してしまわなくてもいいです。
GM:必要なときに合図をすれば、そこに対して鎮圧を行います。
遠里悠:「無茶をすることが無い限り。他に手を向ける事は無いでしょう」
遠里悠:「卵の破壊は私達もしなければならない事だと思っています」
遠里悠:「それは貴方達が自分たちの平穏を守る為に活動する事に、私達が手を向ける余裕がないと言う事ね」
遠里悠:「大変ね。お互い穏やかに暮らすって」
エレオノール:薄く笑って。「そのようで」
遠里悠:「ふふ、そうそう。難しい話ばかりになってしまったわ」
遠里悠:「今日はお料理を頂きに来たのにね」
エレオノール:「いけませんね。手を向ける余裕がありませんでした」
エレオノール:「メインは卵料理です。苦手ではないですか?」
遠里悠:「ええ、卵は大好き。楽しみだわ」

GM:シーン終了。購入とロイスが可能です。
小竹木龍之介:購入……
小竹木龍之介:一応応急手当買っておこう。戦闘なしが一番だけど。
小竹木龍之介:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 9[1,2,4,7,8,9]+1 → 10 → 成功

小竹木龍之介:ゲット、以上!
電子端末型従者_1:凡夫のみなさん100%を超え、HPが15から20になったジュウシャーノです
電子端末型従者_1:応急手当
電子端末型従者_1:11dx>=8
DoubleCross : (11R10[10]>=8) → 9[1,1,1,1,2,3,3,7,8,8,9] → 9 → 成功

電子端末型従者_2:11dx>=8
DoubleCross : (11R10[10]>=8) → 10[1,1,1,2,3,3,6,6,7,8,10]+6[6] → 16 → 成功

電子端末型従者_3:一人だけ医療トランクを狙う三男
電子端末型従者_3:11dx>=8
DoubleCross : (11R10[10]>=8) → 10[2,3,3,5,5,5,8,9,9,10,10]+1[1,1] → 11 → 成功

電子端末型従者_3:失敗
遠里悠:20だもん
遠里悠:11dx>=8
DoubleCross : (11R10[10]>=8) → 10[1,1,2,2,2,2,6,8,8,9,10]+3[3] → 13 → 成功

遠里悠:3個ゲット
電子端末型従者_1:回復三兄弟
電子端末型従者_1:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 5[1,4]+15 → 20

GM:ピッタリだ
電子端末型従者_2:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 17[7,10]+15 → 32

電子端末型従者_3:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 20[10,10]+15 → 35

GM:過度に優秀だ……w
遠里悠:でも20までだから
遠里悠:部下/小竹木龍之介/信頼○/心配/ロイス
遠里悠:あとは保留だけど次辺りで彩谷ちゃんとるだろうな
遠里悠:以上です

【MasterScene01/『アルヴィト』】

GM:【月夜銀座(?)】
GM:猥雑で絢爛で淫猥で豪奢な街並みを、一人の男が歩く。
“ツェマウス”:「――ああ」男は屈み込むと、地面へと手を伸ばした。
“ツェマウス”:手はうずもれて、引き上げられると、さらさらと銀の砂粒のようなものがこぼれ落ちた。
“ツェマウス”:「見つけた。これさえあれば、産土(うぶすな)にはいい」
“ツェマウス”:「シト。君の“手”を借りられなかったのは、痛手だ」手のひらに掬った砂を、卵へと掛けていく。
“ツェマウス”:「だけど、君は忘れてしまっているんだな。分かるよ。それはとても……残酷なことだ」
“ツェマウス”:「君も、償(まど)わせたいんだろう……僕と同じだ」
“ツェマウス”:《加速する刻》。自らに《原初の赤:導きの華》《原初の白:天使の階梯》。
“ツェマウス”:マイナー《千変万化の影》。
“ツェマウス”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》で〈意志〉判定。
“ツェマウス”:判定前に《原初の黒:リミットリリース》および、Dロイス『賢者の石』を使用。
“ツェマウス”:11DX3+50
DoubleCross : (11R10+50[3]) → 10[1,1,3,3,4,6,6,6,7,8,10]+10[1,2,3,5,5,8,8,9,10]+10[2,3,4,4,4,6,10]+10[2,4,6,7,8,10]+10[2,3,4,7,10]+10[2,7,9,10]+10[2,6,9]+10[4,6]+10[4,8]+10[2,6]+10[6]+10[9]+10[9]+10[4]+2[2]+50 → 192

GM:成功。
GM:“神卵”が罅割れ、啓く。
GM:中から現れたのは、光輪の紋様を備える、小さな3匹の蛇。
“ツェマウス”:「3匹か……まあ、1匹でも無事に生まれたことを、幸運に思うべきか?」
“ツェマウス”:「……“アルヴィト”。僕に叡智を」
“ツェマウス”:一匹の蛇に手を伸ばし、牙に触れる。
“ツェマウス”:「そうか……そうだ……ああ……!」
“ツェマウス”:「なんて……なんてむごいんだ……!なんて悲惨なんだ……!」
“ツェマウス”:「やはり僕は間違っていなかった!こんなものは、繰り返しちゃいけない!」
“ツェマウス”:「皆にも教えてあげなくちゃあ、償えもしない!」
“ツェマウス”:「ああ、酷いものだ……辛いものだ……」蛇を拾い上げて。
“ツェマウス”:「やっぱり、悪いものだ……悲劇だよ」
“ツェマウス”:「“戦争”は」

【MiddlePhase10/『星見の館』】

GM:トリガーシーンとなります。
GM:シーンプレイヤーは彩谷さん。全員登場を推奨ですが、
GM:絶対ではないので侵蝕とロールとご相談ください
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:94->101)
彩谷千映理:ウワッ
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+8(1D10->8)した(侵蝕率:106->114)
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+3(1D10->3)(侵蝕率:91->94)した
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:86->93)

GM:それは突然だった。
GM:突如として、高密度のレネゲイド反応が街中にて確認された。
GM:前触れもなく。まるで、それまで伏せられていた札が、誰かにめくられたかのように。
GM:厳然と。だが確かに。何かが“現れた”。
GM:ポイントは市内の路地裏。
GM:『星見の館』なる、オーヴァードと思しき占い師が商いを営んでいたエリア。
GM:あなた達が駆けつけると、そこには一人の男が佇んでいる。
“ツェマウス”:「こちらに出れば、自然と集まる。見立て通りかな」卵の殻のようなものを捧げ持つ男。
彩谷千映理:「“ツェマウス”……」
小竹木龍之介:「……卵」
ミシェール・レイ:「僕としたことが、これほどの気配に今まで気が付かなかったなんて……」
ミシェール・レイ:「どんな手品を使ったんです?」
“ツェマウス”:「……ああ。君には償いがあった。ちょうどいい」卵の殻からは、小さな蛇が顔を出す。
遠里悠:「準備が整ったから、呼び出してきたって事かしら」
“ツェマウス”:「その前に問いの答えかな……そうだな。“彼”に聞けば教えてくれるよ」
ミシェール・レイ:「"彼"?」
“ツェマウス”:蛇を指先に這わせて。「こいつは“アルヴィト”――“全知”を司る、神の使徒」
ミシェール・レイ:「うわぁ、参ったなあ……やっぱり啓いちゃってたか」
彩谷千映理:(つまり、啓いてしまったという事か。……今が最悪の事態なのか、それとも)
“ツェマウス”:「さあ、ここからが――」彼の言葉はかき消えて。
郭冰:大質量の鉄球が叩きつけられた。
郭冰:「……最弱はどこまでだ?これで死ぬ程度か?」鎖で繋がれた、巨大な鉄球を掲げている。
郭冰:流星鎚だ。
ミシェール・レイ:「へえ……」容赦の無さに呆れつつも、愉快そうに口笛を吹く
“ツェマウス”:「……酷いことをされた」噴煙の中から起き上がる。
“ツェマウス”:「僕は、まだ、話をしているだけなのに」
“ツェマウス”:「償ってくれるのか?君は」
郭冰:「躱したか。だが……」目線を下に。
GM:地面に転がるのは、叩き潰された蛇の死骸。
GM:それがもぞもぞと動き出して、脱皮。中から新しい蛇が這い出した。
小竹木龍之介:「…再生している……?」
郭冰:「……応えぬか」
GM:〈知覚〉で判定してください。
彩谷千映理:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,5,10,10]+5[3,5] → 15

遠里悠:全員ですか?
GM:全員!
遠里悠:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[3,7,10]+3[3] → 13

ミシェール・レイ:《オリジン:プラント》感覚達成値+10
電子端末型従者_1:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,4,5,6,7,7,8,9,10,10,10]+7[2,3,7] → 17

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:94->96)した
電子端末型従者_2:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[2,6,7,7,7,7,8,9,9,10,10]+3[2,3] → 13

電子端末型従者_3:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,8,10,10]+5[4,5] → 15

小竹木龍之介:13dx+1
DoubleCross : (13R10+1[10]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,8,8,10]+4[4]+1 → 15

ミシェール・レイ:4dx+11
DoubleCross : (4R10+11[10]) → 5[2,3,5,5]+11 → 16

GM:OK。では遠里支部長と、郭冰。
GM:足元に、鈍い痛みを感じる。
郭冰:「……っ」
遠里悠:「くッ…」
GM:足元を見れば、そこには小さな蛇が……“アルヴィト”が噛み付いている。
GM:そこに再生する一匹だけではなかった。
遠里悠:「これは…」
GM:痛みは小さい。
“ツェマウス”:「まずは2人」
“ツェマウス”:恍惚げにつぶやく。直後
GM:脳に焼き付くような痛みが発生する。
郭冰:「……これは。毒か?」
遠里悠:額を押さえる。
小竹木龍之介:「支部長!」
遠里悠:「ただの毒なら、問題ないんでしょうけれどね」
彩谷千映理:「……何をしたの、“ツェマウス”」
ミシェール・レイ:「冰ちゃん!大丈夫?」
遠里悠:「私は、構わないわ!周囲を警戒なさい!」
“ツェマウス”:「害などあるはずがないだろう。神の恵みだよ」
GM:3匹の蛇はしゅるしゅると、辺りを這いずり回る。
“ツェマウス”:「“全知”を与えた。それだけだ」
GM:遠里支部長は、理解できる。体に異常はない。
GM:異常は……異常とも言えないのかも知れないが、変化があるのは脳だ。
GM:あらゆる事項に対する知識の引き出しが、無数に増えたかのような。
GM:ゲーム的には、シナリオ無制限で《インスピレーション》が使用可能になりました。
遠里悠:「こんな…物を」
GM:ただし、それを引き出すためには脳に多大なる負荷がかかるだろうことも理解できる。
GM:GMに任意の質問をすることが出来ますが、成功には
GM:〈知識:〉(内容により項目決定)か〈交渉:〉難易度30で判定が必要となります。
GM:そして成功失敗に関わらず、侵蝕値を+2d10。
“ツェマウス”:「何も、喩え話ではないんだ。“アルヴィト”の力は」
“ツェマウス”:「すべてを識ることが出来る。知恵の実を配る、神の蛇」
“ツェマウス”:「まあ、引き出すのは一苦労なのだが。元々知り得ないものを識るには、人の脳には荷が重い」
GM:ゴン、ゴンと。
GM:続けて二度、大きな音が響く。
GM:ジャラ、と鎖の落ちる音。
郭冰:「……う……」流星鎚を取り落して、両腕を抱え込んだ。
ミシェール・レイ:「冰ちゃん!」
ミシェール・レイ:ツェマウスに注意を向けたまま、駆け寄り肩を支えようとする
郭冰:「嫌っ……!」
遠里悠:「こんな物を人に与えて、何をしたいのかしら?扱えない道具は人には不用よ」
遠里悠:頭痛をこらえる様に片手で額を押さえている。
“ツェマウス”:「そんなことはないとも。皆が知れるものもあるんだ」
郭冰:「私、私は……!」
郭冰:「出来ないっ!もう、戦いは嫌……っ!」
“ツェマウス”:「――ああ」顔を綻ばせて。
ミシェール・レイ:「冰ちゃん……」普段と違う言動に戸惑う
“ツェマウス”:「君は知ってるんだ。じゃあ、僕への乱暴は、それで償えた」
“ツェマウス”:「“過去に悲惨な戦いを経験した”ね?君」
郭冰:「嫌……嫌なの……」蹲って涙を流す。
ミシェール・レイ:今まで口どころか、心にも出ていなかった感情だ。
ミシェール・レイ:出会ってからずっと、彼女の心は、あまりにも鈍く……
“ツェマウス”:「人の記憶は、データのようには消せない」
ミシェール・レイ:"鈍らされていた"ために、わからなかった。
“ツェマウス”:「思い出は街のようなものだ、記憶を消すとは、街を消すことじゃない」
“ツェマウス”:「道を消すんだ。二度と訪れないように」
彩谷千映理:「……」“ツェマウス”をじっと見て、聞いている。
“ツェマウス”:「“すべての街の地図”を得ても、行ったことのない街に行くのは難しい」
小竹木龍之介:全体に意識を向けたまま。語られる言葉を逃さないように。状況の変化に気づけるように。
“ツェマウス”:「だが、“訪れたことのある街”なら?」
彩谷千映理:「……“もう一度道を作ればいい”。違う?」
“ツェマウス”:「そう。そうすれば、街には出入りが自由だ」
“ツェマウス”:「――君たちは、“戦争”は好き?」
小竹木龍之介:「……“戦争”?」
“ツェマウス”:「戦争を知らない……?ああ、それは悲しいよな……!」
“ツェマウス”:「やっぱり、僕の考えは間違ってない!風化してしまうんだな、戦争の記憶は……!」
遠里悠:「それが、悲しみの記憶なら」
遠里悠:「風化していく事は忘れる事じゃない。人として、前に進むために必要な事…よ」
“ツェマウス”:「ダメだ……それでは繰り返してしまう!あの悲劇を!」
“ツェマウス”:「皆が痛みを忘れてしまえば、再び戦争が起こる!」
“ツェマウス”:「“あんな悲惨な戦いは二度と起こさないようにしよう”」
“ツェマウス”:「そう皆が思うべきなんだ!人は忘却の傲慢を償わなくてはならない!」
小竹木龍之介:「……お前が言っている“戦争”は……一体、どの“戦争”だ?」
“ツェマウス”:「四年前だよ。あれは、酷く、凄惨だった……」
“ツェマウス”:「あんなものを、もう二度と繰り返しちゃいけないだろう?」
遠里悠:「貴方のやっている事は、傷を再び抉って立ち上がれなくしているに過ぎない」
小竹木龍之介:「”崩落戦”……」ちら、と彩谷さんを見る
遠里悠:「人の記憶は、とても繊細で生きる為に必要なもの。記憶の中であなたは“戦争”を再現するつもりなのね」
遠里悠:「それは繰り返しているのと同じよ。それによって人は死ぬ」
遠里悠:「心が死んでしまえば二度と前に向かって生きる事が出来なくなる」
遠里悠:「貴方の様に」
“ツェマウス”:「何を言ってるんだ……?みんな、戦争は嫌だろう?」
“ツェマウス”:「全知を得たはずなのに、戦争の痛みを風化させないことを否定するのか……?」
“ツェマウス”:「そうか……君は“戦争”が好きなんだな」
遠里悠:「嫌いよ」
遠里悠:「もう二度とあんな事はさせないわ」
“ツェマウス”:「ああ、それはなんて残酷なことなんだ……!その傲慢さは、贖わなければいけない」
遠里悠:「貴方は、ずっと過去を見ているのね」
遠里悠:「悲しい人」
“ツェマウス”:「……それは。僕を哀れんだのか」
“ツェマウス”:「戦争被害者に、何とむごい仕打ちだ……償ってくれよ」
彩谷千映理:「……痛みを刻み続ければ、忘れることはない。……へえ」
小竹木龍之介:目を伏せる。
小竹木龍之介:その哀れみを、むごいと言うならば。
小竹木龍之介:……彼女にそれを語ることも、そうではないのか。
彩谷千映理:「“ツェマウス”。ひとつだけ、聞くけどさ」
“ツェマウス”:「……なんだい?」
彩谷千映理:「“記憶の痛みに耐えられない”人たちは、どうなっても構わない?」
“ツェマウス”:「……まさか。人は、記憶の痛みなんて耐えられるよ」
“ツェマウス”:「僕にも出来たのだから。でも、戦争で死んでしまっては、本当に悲しいんだ」
“ツェマウス”:「死んでしまえば、その人にはもう、その死を償わせることだって出来ない」
彩谷千映理:「……そう」冷たい声で返す。「もう一つ、聞くね」
“ツェマウス”:続きを促すように、蛇を掲げた手を拱く。
彩谷千映理:「“イーハトーヴ”。“第二次崩落戦”……もう一度戦争を起こそうとしたのは本当?」
“ツェマウス”:「ああ。あれか。あれは、あまりいい計画ではなかったと思うよ」
彩谷千映理:「そこは同感だね。私だって、私と似たようなのが増えるのは、ごめんなんだ」
彩谷千映理:「でもねー、“ツェマウス”。お前が今やろうとしていることも、“同じ”なんだよ」
“ツェマウス”:「何を考えてやろうとしたかは知らない。進めようとしたのか、止めようとしたのか……」
“ツェマウス”:「でももう一度戦争するなんて、本末転倒だろ?だから僕はこうして、独自に……」
“ツェマウス”:「“同じ”?」
彩谷千映理:「体の傷が痛む度、傷を受けた時の事を思い出すように。記憶が痛みを呼び起こす。体のどこにも傷がなくたって」
彩谷千映理:「心が壊れる」
彩谷千映理:「お前がやろうとしていることは、“心を殺す”ことだよ」
“ツェマウス”:「随分と……知った風だね」
彩谷千映理:「さあね。嘘つきの言葉だから。真に受けなくてもいーけどさ」
“ツェマウス”:「……無知は罪だよ。知らないことが、戦争の悲劇を繰り返すんだ」
彩谷千映理:エフェクトで隠した火傷の跡が、時々痛む。
彩谷千映理:「……忘れることで、癒える痛みはある。お前はもう、前には進めない」
“ツェマウス”:「……そうやって、決めつけるのか……!」
“ツェマウス”:「その偏見を償え!」
彩谷千映理:「知ってる?“ツェマウス”」
彩谷千映理:「前に進めないなら」
彩谷千映理:痛みの度に、思い出す。“今”の私は、彩谷千映理だ。
彩谷千映理:「置いていかれるだけなんだ」
“ツェマウス”:「僕に知らないことなど、あるはずが無い!」
荒原伊吹:《――姐さん!緊急事態だ……!》
GM:通信端末より、慌てたような声。
遠里悠:「こっちも結構緊急なんだけどね、どうしたのかしら?」
荒原伊吹:《『桃花飯店』が壊滅した!》
遠里悠:片腕で端末を操作して音声を仲間に伝える
小竹木龍之介:「……!?何が……」
荒原伊吹:《やったのはあの嬢ちゃんだ……!御鏡シト!》
遠里悠:「…従業員の皆は無事?」
遠里悠:「そんな冗談は聞きたくなかったんだけれど…本当なのね」
荒原伊吹:《分からん……!こっちも連絡を受けたばかりで……!》
ミシェール・レイ:「……これも君の差し金か?"ツェマウス"」蹲る郭冰の元を離れて立ち上がる。
“ツェマウス”:「ああ」“二匹”の蛇を腕に這わせて。
彩谷千映理:「……噛ませたんだ」
“ツェマウス”:「彼女の居場所は、“知っている”からね。ああ、ようやく思い出したんだね、シト」
遠里悠:「直ぐに現状の確認を」
遠里悠:「救助と医療班の要請もお願い」
荒原伊吹:《そいつらはもう出しとる……足りんのは戦闘班すわ!》
荒原伊吹:《そっちは出れんのですかい!》
遠里悠:「でしょうね。ちょっと、不味い感じねえ」
GM:この場から撤退し、向かうことは可能です。
GM:その場合は次のシーンに、ミドル戦闘となるでしょう。
遠里悠:「基本的に私達の戦力は分散している。今すぐ呼び戻せる子は居ないのよね」
彩谷千映理:「私が行く」
遠里悠:端末を操作する
遠里悠:「見ているんでしょう?」
遠里悠:「この事態の推移は、貴女にとっても大事な事」
GM:応答はない。ただ、遠くから羽撃きが聞こえるのみ。
遠里悠:「私達は、ここを引かなければならない」
遠里悠:「行くわよ」
GM:それだけで、理解できる。
遠里悠:「これ以上は巻き添えを食うわ」
遠里悠:「だって、私達は味方ではないのだから」
遠里悠:その音を聞きつつ皆に撤退を指示する。
遠里悠:向かうべき場所が、やるべき事があるのだから。

GM:シーン終了。ロイスの取得のみ可能です
小竹木龍之介:ヌンヌンヌン
小竹木龍之介:ロイスはなし!以上!
ミシェール・レイ:ロイス保留!以上!
彩谷千映理:マダムにロイス取りたいでーす 信頼○/脅威で
遠里悠:部下/彩谷千映理/期待○/不安/ロイス
彩谷千映理:不安~
遠里悠:期待のチルドレンだけど 素行がw
遠里悠:ちょっと不安w
彩谷千映理:ぐうの音も出ない……
彩谷千映理:素行は下から1か2番目に悪い……

【MiddlePhase11/『モーニング・モーニング』】

GM:ミドル戦闘となります。シーンプレイヤーはミシェールちゃん。全員登場可能です。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:96->102)した
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:93->98)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:101->104)
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:114->124)
遠里悠:ハワワ…
小竹木龍之介:支部長ーっ!
ミシェール・レイ:ひえええ…!
彩谷千映理:マダムーッ!
遠里悠:登場侵蝕がのきなみ高いよ~
GM:アワワ……

GM:『桃花飯店』までの道中。
GM:あなた達は急ぎ街中を駆ける。その中には、負われた弱々しき少女の姿もある。
郭冰:「ごめん……なさい」絞り出すように、呟く。
ミシェール・レイ:憔悴した郭冰を背に負いながら、他と変わらぬ足取りで駆ける。
ミシェール・レイ:「冰ちゃんが謝ることじゃないよ」
ミシェール・レイ:トランクケースに戻された流星鎚はひとりでに動いている。ブラックドッグの電磁誘導の応用だ。
郭冰:「私……怖くて」か細く震えている。それを自在に振るった少女とは思えぬほどに。
郭冰:「思い出してしまって……」
ミシェール・レイ:「…………」
郭冰:「そうしたら、もう。本当に……」
ミシェール・レイ:「……ごめん、君が心を弄られていることは予想がついていたんだ」
ミシェール・レイ:「痛覚を切ってるってだけじゃ説明がつかないくらい、何ていうか……鈍かったからね、君の音は」
郭冰:「……いえ。私が、自分から望んだんです」
ミシェール・レイ:「……君が?」
郭冰:「すべてを忘れれば、また。この手足を動かせるようになると……」
郭冰:「また、戦えると。そう思ったから……」
郭冰:「だって、そうでしょう?」
郭冰:「戦えなくなったら、もう。戦いのためだけに生きてきた私には」
郭冰:「何も、価値がない」
ミシェール・レイ:「それは……」
ミシェール・レイ:「ごめん、"それは違う"とは、ぼくには言えないや」
郭冰:「……はい」
ミシェール・レイ:「仮にぼくが戦えなくなってしまっても、同じことを考えるかも知れないしね」
ミシェール・レイ:「でも……」
ミシェール・レイ:「戦わない人間を、ぼくは嗤わない」
ミシェール・レイ:「立ち止まることも、逃げることも、忘れることも……」
ミシェール・レイ:「前に進むために後ろを向く行為を、ぼくは嗤わない」
郭冰:「……」
ミシェール・レイ:「だって、強いってそういうことでしょ?」
郭冰:「……上を見続けられるんですね、ミシェールちゃんは」
郭冰:「羨ましいです。私は、天井にぶつかって」
郭冰:「一歩も進めなくなってしまったから」
ミシェール・レイ:「うーん、どうなんだろ。ぼくはたまたま」
ミシェール・レイ:「目指す天井がめちゃくちゃ高かったから、こんな呑気なことを言ってるのかも」
ミシェール・レイ:「いざ天井にぶつかったら、簡単にポッキリ折れちゃうかも知れないしね」
ミシェール・レイ:「それで……まあ」
ミシェール・レイ:「ぼくは人でなしだから、残酷なことを言うんだけど」
郭冰:「……はい」
ミシェール・レイ:「……今は、君の"武(ちから)"が必要だ」
郭冰:「……っ」握る手がこわばる。
ミシェール・レイ:「人間には、色んな強さがあっていい。いくつもの頂きがあって当然だ」
ミシェール・レイ:「だけど、同じ山を登るやつには厳しいんだよ、ぼくは」
ミシェール・レイ:「もう一度忘れる暇はない。君の手を引いて山を降りるほど、ぼくは優しくできない」
郭冰:「それが、友達のやることなの……?」
郭冰:恨めしげに呟いたその声音からは、少し怯懦の色が取れたようにも聞こえて。
郭冰:「……置いていかれるのは、怖いな」ぽつりと独りごちた。
ミシェール・レイ:「そんなもんなんじゃない?」いつもの軽薄な口調で
ミシェール・レイ:「実は友達なんて今までいなかったから、よくわかんないんだ」
郭冰:「……典型的な香港支部員」
ミシェール・レイ:「お互い様だろ」
ミシェール・レイ:「……別に、ついてこなくてもいい。これっきりで戦うことをやめたっていいんだ」
ミシェール・レイ:「だから今だけは、ぼくが背負うよ」
ミシェール・レイ:「だから、聞かせてくれないかな」
ミシェール・レイ:「君の過去に何があったのか」
郭冰:「……」
郭冰:「ただ、負けて、折られて、躙られた。それだけなんです」
郭冰:「それだけで、もう。握れなくなってしまった。“呪い”のように」
ミシェール・レイ:「……そっか」
郭冰:「……ミシェールちゃんも、会ったら。逃げて」
ミシェール・レイ:「……?誰に?」
郭冰:「……チィン・リィエン。“イエローコゥト”」
ミシェール・レイ:「なるほど……そいつはまた大物だ」
ミシェール・レイ:チィン・リイエン。FH最強の濃縮体、またの名を『
カース・マスター
ミシェール・レイ:「……"ツェマウス"の妄言は話にならなかったけど、一つだけ良いことを言っていたよね」
郭冰:「……いいこと?」
ミシェール・レイ:「"知ること"は重要だ」
ミシェール・レイ:「"敵を知り己を知らずんば百戦危うからず"ってね」
ミシェール・レイ:「チィン・リイエン……確かにめちゃくちゃヤバい奴だけど……」
ミシェール・レイ:「僕の目指す頂は、それよりも高い」
郭冰:「……そうか。それは」
郭冰:「……郭冰では届きそうにないな」
郭冰:「大人しく、麓にて見上げようかな」
ミシェール・レイ:「それは残念だけど仕方ない、龍は常に独りだ」
ミシェール・レイ:「だけどさっきに言ったでしょ?今日の君は龍の背に乗ってるんだぜ?」
ミシェール・レイ:「ぼくは、ぼくの頂に立つまで負けない」
ミシェール・レイ:「当然、今日道半ばの僕も負けない」
ミシェール・レイ:「即ち、今日僕と共にある君は、負けない」
ミシェール・レイ:「やったね。見事な三段論法だ!」
郭冰:「……屁理屈」半ば呆れたように。
ミシェール・レイ:「どう?安心した?」
郭冰:「うん……まあ」
ミシェール・レイ:「それは良かった」
郭冰:「今は、龍の背に免じて……騙されてしまうことにします」
ミシェール・レイ:「うん」
ミシェール・レイ:「流石に戦場ではおんぶしてあげられないからね、今はもう少し休むと良い」

GM:【桃花飯店】
GM:中華風の雰囲気を模した建物は、ボロボロに崩れ去っている。
GM:周辺の建物も、その余波か、その進路か。同様に崩れており。
GM:中心には、一人の少女がゆるゆると歩みを進めている。
御鏡シト:「……」
発花:「う……」ボロボロになって、倒れ伏している。
発花:「どうして、どうして貴女は、こんな、ことを?」
御鏡シト:「どうして?」幼さの中に、冷たさを湛えた声で。
御鏡シト:「そんなことを、考えるまでもなく。奪われたのに」
御鏡シト:「そんなに、悠長なことを口にするんだ。そう」
御鏡シト:「そんな機会すら、与えられなかったのに……!」
荒原伊吹:「……止めろ。奴さんを刺激するな」発花を抱え起こして。
荒原伊吹:「あやつ、《ワーディング》すらせずにこれか。後先考えない無茶をしとる」
荒原伊吹:「あれじゃあ、俺らでは手が出ん。歯痒いがな」
御鏡シト:「……そうやって、救い起こされることだってなかったのに……!」
御鏡シト:「あんたたちも……遠くに、行けっ!」大気が凝集していく。
彩谷千映理:銃声。銃口を上空へ向けて、こちらへ気づかせるように。
御鏡シト:「……」そちらを向く。「……アイリ」
彩谷千映理:「やっほ。……止めに来たよ」軽い調子で、だが真剣な声色で。
彩谷千映理:「ちょっと、遅れたみたいだけどね」
御鏡シト:「……遅い」
御鏡シト:「4年前に、どうして来なかったのよ……!」
彩谷千映理:「限度があって、しーちゃんはそこから漏れた」
彩谷千映理:「……あるいは、しーちゃんだけが助かった」
彩谷千映理:蛇に噛まれたのならば、全て思い出してしまったのだろう。
御鏡シト:「なんで……なんで、あたしだけっ!」
彩谷千映理:「……偶然だろうね。選ばれたわけでも、選ばれなかったわけでも、ない」
彩谷千映理:「ただの、偶然」
御鏡シト:「……そう。そうよね!ただの偶然……そう」
彩谷千映理:一歩ずつ、ゆっくり近づく。
御鏡シト:「そんなのに、あたしは、奪われて……だったら」
御鏡シト:「あたしが理不尽になる」
彩谷千映理:「……この辺をぶち壊されるとさ」
彩谷千映理:「案内できるお店、なくなっちゃうんだよね」
御鏡シト:「知らないわよ、そんなの……!」
御鏡シト:「そんなに案内がしたいって言うなら、“向こう”に先に行ってやって!」
御鏡シト:「あたしは、あんたたちを許さない。UGNも、FHも、全部……!」
御鏡シト:「“永訣の朝(モーニング・モーニング)”。もう、あんたたちに、朝は呉れてやらない!」
彩谷千映理:「……」目を閉じる。銃を向ける。
彩谷千映理:「……私ね、しーちゃんにいくつか嘘吐いてるけど」
彩谷千映理:「一緒にどっか遊びに行きたいのは、本当だよ」
彩谷千映理:「それに」
彩谷千映理:「……ここは“月夜銀座”だから」
彩谷千映理:「踊ってあげるよ、朝が来るまで」

GM:戦闘開始です。
GM:敵は御鏡シト1人。PCは同エンゲージ。彼我の距離は5m。
GM:セットアップ。行動順に処理しましょう
電子端末型従者_1:ナイヨー
電子端末型従者_2:ナイヨー
電子端末型従者_3:ナイヨー
小竹木龍之介:なし!
GM:とはいえPC側は余地があるの従者だけかな
遠里悠:なし!
彩谷千映理:なし!
ミシェール・レイ:なし!
御鏡シト:《オーバーアクセル》。
御鏡シト:行動値を+8して暴走。
御鏡シト:《絶対零度》《ワイルドファイア》の効果により、【精神】ダイスを+4個。行動値をさらに+9。
GM:行動値は22に。
彩谷[6] 小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[6]
   従者1[24] 従者2[24] 従者3[24]

          5m

         シト[22]
GM:イニシアチブ。従者の手番から。
電子端末型従者_1:イニシアチブ行動がないなら
電子端末型従者_1:待機します
電子端末型従者_2:主動作で隠密
電子端末型従者_3:主動作で隠密
GM:長男……
GM:では次!小竹木さんの手番。
小竹木龍之介:はーい
小竹木龍之介:マイナーでジェネシフト。ダイスは1。
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:98->102)
小竹木龍之介:《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》でシトちゃんを攻撃します。
GM:来いっ
小竹木龍之介:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[2,3,4,4,5,6,6,7,9,9,10,10,10,10]+10[1,3,5,6,7,8,9]+10[5,8,8]+10[4,10]+3[3]+3 → 46

御鏡シト:暴走リア不です!ダメージをどうぞ。
小竹木龍之介:OK!
遠里悠:あ
小竹木龍之介:お
遠里悠:力の法則!
小竹木龍之介:おお
小竹木龍之介:いただきます!
遠里悠:ダメージダイス+5個!
GM:ヒョエッ……
小竹木龍之介:5d10+5d10+2
DoubleCross : (5D10+5D10+2) → 32[6,10,1,7,8]+41[10,9,7,7,8]+2 → 75

小竹木龍之介:諸々有効、ダメージ時放心。
遠里悠:浸蝕+4で128
GM:エエーッ
小竹木龍之介:そして、命中したので
遠里悠:侵蝕
GM:固定値2の攻撃じゃないでしょそれ!
小竹木龍之介:このラウンド間達成値-22!
小竹木龍之介:ダイスがたくさんあるとつよいなー!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7した(侵蝕率:102->109)
GM:まずHPは一発で溶けますね。
御鏡シト:《蘇生復活》で復活。
GM:しかし復活したとてデバフが消えるわけではなく……!えげつない妨害値だ
小竹木龍之介:放心も地味に辛いはずだ
彩谷千映理:-22、すごい
GM:せっかくの絶対零度が……
GM:演出をどうぞ!
小竹木龍之介:では!
小竹木龍之介:「千映理ちゃん」
小竹木龍之介:シトと言葉を交わし終えた彩谷さんに声を掛ける。
彩谷千映理:顔をすこしだけ小竹木さんの方へ向ける。
小竹木龍之介:「ありがとね」
小竹木龍之介:「……君に任せて、良かった」
彩谷千映理:「……ふふ。そりゃあ、任されたもん」
小竹木龍之介:「うん」
小竹木龍之介:「……きっと、今は何も話ができないから」
小竹木龍之介:「僕が動きを止める。……大丈夫」
彩谷千映理:「知ってるよ。……信頼してる」
小竹木龍之介:「……ありがと」
小竹木龍之介:そう、会話してるうちに。
小竹木龍之介:小竹木の右腕の周囲に水の粒が集まり。
小竹木龍之介:水流を作り出していた。
小竹木龍之介:「少し、苦しいけど」
小竹木龍之介:「それはごめんね!」
小竹木龍之介:その水流を、御鏡シトへ向けて、放つ。放ったその水流は更に水を呼び、
御鏡シト:「……雨!」それは同系を見た驚き故か、反応は遅れて。
小竹木龍之介:彼女を水に沈ませる。
御鏡シト:「がぼっ……!」
遠里悠:その僅かな瞬間に空間にノイズが走り
遠里悠:水の勢いが増す
小竹木龍之介:(……飲んだ!)
小竹木龍之介:気道を確保するように、彼女の頭を解放。
小竹木龍之介:しかし、その水の呪縛は既に彼女を縛っているはずだ。
御鏡シト:「けほっ……!けほっ!」
遠里悠:電子端末を操作して事象に介入している
遠里悠:(なるべく短時間で決着をつける。彼女を苦しめない為にも)
御鏡シト:「……丁度いいわ。頭が冷めた」まとわりつく水露を振り払って。
御鏡シト:「あんたたちを、冷静に、終わらせる」
GM:御鏡シトの手番。
御鏡シト:メジャー《コキュートス》《雨粒の矢》《シングイングザレイン》《塞がれた世界》。
小竹木龍之介:《目潰しの砂》
小竹木龍之介:判定ダイス-5
GM:や……やめろそういうの!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+3した(侵蝕率:109->112)
GM:雨粒型なのに!
小竹木龍之介:確実を期す!
御鏡シト:ともかく、シーン攻撃です。対象は隠密している従者2体以外のすべて。
御鏡シト:彩谷、小竹木、遠里、ミシェール、従者1、御鏡。
彩谷千映理:しんじゃう!
ミシェール・レイ:来るなら来い!
御鏡シト:1dx-20
DoubleCross : (1R10-20[10]) → 8[8]-20 → -12

御鏡シト:《妖精の手》。
遠里悠:か、かわいそう
彩谷千映理:《原初の紫:デビルストリング》
遠里悠:かわいそうすぎる
GM:こ、こら!
小竹木龍之介:ごめんね…
ミシェール・レイ:容赦なし
彩谷千映理:シトちゃん自身を対象に含めてるし……
GM:打ち消され!だが!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7した(侵蝕率:104->111)
御鏡シト:《妖精の手》《妖精の輪》!
GM:まあこれでも-10スタートなんですけど……
彩谷千映理:うー……これは通しかな……
御鏡シト:1dx-10
DoubleCross : (1R10-10[10]) → 3[3]-10 → -7

GM:ダメでーす!
ミシェール・レイ:執念を感じる
小竹木龍之介:せつない
ミシェール・レイ:かわいそう
GM:では攻撃は失敗!
御鏡シト:「蒼鉛色の、暗い雲、から……!」
御鏡シト:手をかざすと、大気中の水分が凝集していく。
御鏡シト:急速に冷却されていき、霙を形成し始めるが、その集まりは悪い。
小竹木龍之介:「……」それを見上げて、手を伸ばす。
小竹木龍之介:水分の流れを、乱す。
御鏡シト:「邪魔、するなっ!」
御鏡シト:強引に気流を操作して、無理矢理に凝集を早めようとする。
小竹木龍之介:それ以上の介入はしない。もう十分だ───
小竹木龍之介:彼女がいるのだから。
彩谷千映理:ピン、と金属の跳ね上がる音がする。
彩谷千映理:黒いメダルが宙を舞い、彩谷千映理の掌に収まる。
彩谷千映理:記憶介入。ほんの一瞬だけ、能力操作の方法を忘却させる。
彩谷千映理:「止めに来た、って言ったじゃん」
彩谷千映理:「これも本当だよ」
御鏡シト:「……なんで!?どうして!?」
GM:彼女の攻撃の出掛かりを見れば分かる。
GM:彼女の攻撃は無差別だ……恐らくは、彼女自身を含めて。
彩谷千映理:「一人じゃ踊れないからね」
御鏡シト:「これじゃあ、全部を終わらせられないのに……!」
GM:遠里さんの手番。
遠里悠:待機します
遠里悠:ここはPC①に譲る構え
彩谷千映理:譲られ……!
GM:では行動値6の人々!
彩谷千映理:6!
ミシェール・レイ:私も彩谷さんに譲ります
彩谷千映理:譲られパワーを感じる
ミシェール・レイ:なんか冰ちゃんを安全なところにおろしてます
GM:降ろされ……
GM:じゃあ彩谷さん!
彩谷千映理:はい!
彩谷千映理:マイナーでシトちゃんにエンゲージ
  小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[6]
   従者1[24] 従者2[24] 従者3[24]

          5m

      彩谷[6] シト[22]
彩谷千映理:メジャー、スラッグガンで素撃ち
彩谷千映理:対象はシトちゃん
彩谷千映理:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 10[2,2,4,6,10,10]+7[2,7]+6 → 23

御鏡シト:リア不です。ダメージを。
彩谷千映理:3d10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 19[8,8,3]+5 → 24

御鏡シト:残りHP1。装甲もなく。
彩谷千映理:ぺちん
御鏡シト:戦闘不能。復活ももうない。
御鏡シト:「どうして……あたし、また使い方を……!?」能力が使えぬことに、彼女は酷く狼狽して。
御鏡シト:「あたし、また忘れるの……!?嫌、嫌だ、嫌だ!」
彩谷千映理:「酷いことしたと思うよ」既に眼前にいる。
彩谷千映理:「でもさ、あれじゃあ先に倒れるのはシトちゃんの方だ」
御鏡シト:「あたしは、絶対許さない。全部」
御鏡シト:「あんなのを起こした奴らも……自分だけ残った奴も」
彩谷千映理:「……そう」
御鏡シト:「だから……返しなさいよっ!」
御鏡シト:「あたしから、何も、奪うなっ!」
御鏡シト:手を突き出す。だが、やはり。何かが起きることはない。
彩谷千映理:突き出された手をとり、引き込む。
御鏡シト:「……っ」
彩谷千映理:紫色の瞳が、御鏡シトをじっと見つめる。
彩谷千映理:「それは」
彩谷千映理:銃声。至近距離での発砲。……装填されている弾は、暴徒鎮圧用のゴム弾。
御鏡シト:「がっ」全く対応しきれない。身のこなしは素人同然だ。
GM:ただ、出力のままに暴れていただけ。
GM:恐らく、彼女が記憶を消されていたのは、他者にとって非常に危険なオーヴァードだからではない。
GM:彼女自身にとって、オーヴァード能力が危険だったからだろう。
彩谷千映理:「……それは、できないよ」このままならば、きっと自壊していただろうから。
彩谷千映理:御鏡シトを抱きとめる。
御鏡シト:そのまま倒れ込むように収まる。
彩谷千映理:彼女を頼むと任された。自分に役割が与えられた。彩谷千映理はその通りに動く。
彩谷千映理:「おやすみ、しーちゃん。朝が来るまで、夢でも見てなよ」
彩谷千映理:ただ、彼女を殺さなくて済んだ事には、心から安堵した。
GM:戦闘終了です。
ミシェール・レイ:「……え」
ミシェール・レイ:「ええ~~~~~~~~!?」
ミシェール・レイ:「い、いやいやいやいや」
ミシェール・レイ:「誰ですか喧嘩は得意じゃないとか言ってた人は!」
ミシェール・レイ:「めちゃくちゃ強いじゃないですか~!!」
ミシェール・レイ:郭冰を安全な場所へ降ろし、戦闘準備を整えたときには既に決着が付いていた。
ミシェール・レイ:「僕だって冰ちゃんにかっこいい所見せたかったのに~~~!!」
ミシェール・レイ:「ずるいです!!」
小竹木龍之介:「え、ええ………っと」
小竹木龍之介:困ったように頭を掻く。
小竹木龍之介:「偶々……だと、思うよ?」
小竹木龍之介:「でも、何か、ごめんね」
ミシェール・レイ:「いや、特にドラウナラッグさんですよ!なんですかあの出力!?」
小竹木龍之介:「うん、いや、僕もびっくりした……」
ミシェール・レイ:わたわたと手振りを交えて怒りを表現する
小竹木龍之介:「多分ほら、あの子、シトちゃん」
小竹木龍之介:「水を操ってたから。能力の相性が良かったのかもしれない」
ミシェール・レイ:「むむ、それはもちろんあるでしょうけど」
ミシェール・レイ:「暴走までしてレネゲイドを励起させたオーヴァードに素で反応できる時点でおかしいですよ」
ミシェール・レイ:「もっと自信を持ってください!もう!」
小竹木龍之介:「……感覚だけはね。強いんだ。強化されてるから」
小竹木龍之介:「結局自分でもそれを伸ばしたんだけどさ。だから、反応するなら確かに得意だ」
ミシェール・レイ:「う~ん、そんなにすごいのに、なんか嬉しそうじゃないですね?」
小竹木龍之介:「そりゃ、まあ。実験の産物だから。オーヴァードならよくある話だけどさ」
ミシェール・レイ:「そういうものですか?」
小竹木龍之介:「自分で望んでないからなあ。僕はそうだけど」首を傾げる。
ミシェール・レイ:「…………」
小竹木龍之介:「……『そういうもの』か、はわからないかな」
小竹木龍之介:思い込みで主語を大きくすることを小竹木は好まない。
ミシェール・レイ:"ドラウナラッグ"小竹木龍之介の心は、凪いでいる。
ミシェール・レイ:少なくとも"聞こえる範囲"では、そのように受け取れる
ミシェール・レイ:だが時に、凪いだ海の底で渦巻くような激流の気配を感じる瞬間がある。
ミシェール・レイ:今もまた、僅かに……
ミシェール・レイ:「……ま、それもそうですね。色んな事情があるのはわかります」
ミシェール・レイ:「ごめんなさい。不用意に立ち入るものではありませんでした」
小竹木龍之介:「いや、気にしないでいいよ」
小竹木龍之介:「まあ、嫌なことではあるけど、そんなにキツイ話でもないし」
小竹木龍之介:「立ち入られること自体は別にそこまで抵抗ないしね」
小竹木龍之介:笑って、手を軽くひらひらと振る。
ミシェール・レイ:「むー」
ミシェール・レイ:「でもやっぱり……」
ミシェール・レイ:「強い人が胸を張らないのは、なんか嫌なんです。ぼくは」
ミシェール・レイ:「ぼくだって、ぼくを実験に使った連中に感謝したことなんてないけど」
ミシェール・レイ:「それも含めて、ぼくの力ですから」
ミシェール・レイ:「出した結果は誇らないと、自分がかわいそうです」
小竹木龍之介:「自分を受け入れられてるんだね。ミシェールくんは」
小竹木龍之介:「強い子だ」
小竹木龍之介:「そうだな、僕は別に自分が嫌いってわけじゃないけど」
ミシェール・レイ:「えへへ……」褒められると素直に照れる
小竹木龍之介:「そこまで前に出なくていいかな、って思ってるんだ。これは性分かもね」
小竹木龍之介:「戦うのが好きじゃないっていうのは本当だし」
小竹木龍之介:「……僕が誇りたいのは多分、戦う能力がどうかってことじゃなくて」
小竹木龍之介:「彼女を死なせずに済んだってこととか」
小竹木龍之介:彩谷さんとシトに視線をやって。
小竹木龍之介:「……公安の人とちゃんと話ができたとか」
小竹木龍之介:「そういうことなんだろうって思うんだ」
ミシェール・レイ:「……なるほど」
ミシェール・レイ:「すいません。つい自分の物差しで考えてしまうのはぼくの悪い癖です」
小竹木龍之介:「いいんだよ」
ミシェール・レイ:「うん……その頂も、目指す価値のあるものだ」
ミシェール・レイ:「まあ、それはそれとして」
ミシェール・レイ:「ドラウナラッグさんは僕の"攻略対象"に入れておきますので」
ミシェール・レイ:「万が一、拳を交えることになっても負けるつもりはありませんからね!」
小竹木龍之介:「む。それは大変だ」
ミシェール・レイ:「お覚悟を!」
小竹木龍之介:「じゃあ、覚悟しとこう」
ミシェール・レイ:おどけながら、アチョーッという威嚇のポーズを返し、負傷者を介抱する人々に混りにいく
遠里悠:「あら、仲良しさんね」
遠里悠:荒原さんと救助班や医療班の指揮を行い戻ってきた。
遠里悠:「なんとか無事に済みそうで良かったわ」
ミシェール・レイ:「やや、お疲れさまです!ベリッシマさん」
遠里悠:「はい、ありがと。ミシェールちゃん」
遠里悠:「この辺りも、怪我人が結構出ているわ。医療班も来てくれている」
遠里悠:「郭冰ちゃんと御鏡ちゃんも預かってもらっても良いけれど」
遠里悠:「貴方達はどうしたい?」
ミシェール・レイ:「冰ちゃんは……」
ミシェール・レイ:「連れていきたいです。彼女がこの先どうするにしても」
ミシェール・レイ:「その目で決着を見届けるべきだと思います」
ミシェール・レイ:「それに、ちゃんと証明しないといけませんからね」
ミシェール・レイ:「ぼくは誰にも負けないってことを」不敵に笑う
ミシェール・レイ:「さっきはまったく良いとこなかったですし……」小声で
遠里悠:「ふふ、ミシェールちゃんらしくて素敵ね」
ミシェール・レイ:「えへへ……もちろん、彼女の意志を尊重しますけど」
ミシェール・レイ:「大丈夫だと思いますよ。僕が聞いた限りでは」耳元を指差しながら
ミシェール・レイ:「騙されてくれるそうですので」笑いながら
遠里悠:「それも貴方への信頼の証ね」
ミシェール・レイ:「それはもう、友達ですからっ」無駄に胸を張る
遠里悠:「彩谷ちゃんはどうしたい?側に居たほうが守りやすいと思えるなら、移動用のヴィークルで随行するくらいはできるけれど」
彩谷千映理:「……一緒に、来てもらおうかな」
彩谷千映理:目を離した隙を突かれ、彼女は“アルヴィト”に噛まれた。
彩谷千映理:「いや……」
彩谷千映理:だが、“二度目”は起こらないだろう。彩谷千映理は、十一支部のことを、心の底から信じている。
彩谷千映理:「いいや、支部のみんなに任せる」
彩谷千映理:「ゴム弾とはいえ、至近距離でブチ込んじゃったしね」
彩谷千映理:「ゆっくり休んでもらおうかなーって」
遠里悠:「ふふ、そうね。信用できる医療スタッフを安全な場所に移送するように手配するわ。あとで謝らないとね」
彩谷千映理:「そうそう。起きたら一緒に遊びに行かなきゃですし、ね」
遠里悠:「なるべく早くカタを付けてね」
遠里悠:「といった所で、ちょっと情報が入ったわ」
遠里悠:「香港支部の目的は郭冰ちゃんの読み通りだった様ねえ」
遠里悠:「単純と言うか。香港支部らしいって事なんでしょうけれど」
遠里悠:「本気で香港でジャームを孵化させて戦うつもりだったみたい」
小竹木龍之介:「……それは、また」
ミシェール・レイ:「う、うわあ……」
彩谷千映理:「マジで言ってるの……?」
ミシェール・レイ:「うん……忘れてたけど、そういう事お祭り感覚でやる所でした、あそこ」
彩谷千映理:「マジで……?」ミシェールくんに
遠里悠:「そうなのよね。ある意味想像の斜め上を行く発想だった」
ミシェール・レイ:「あれはあれで楽しいんですけどね。牛追い祭みたいなもんですよ」
小竹木龍之介:「本気とは思いませんでした」
遠里悠:「そういう所だとは聞いていたけれど。これ程とはね。認識だけでは情報を測れないって教訓ねコレは」
ミシェール・レイ:「いやあ、離れて初めて分かる実家の異常性ですよね~、あっはっは……」
遠里悠:「ええ、でも。この事は」
遠里悠:「卵がアルヴィトだったと言う事が、彼らにとっても予想外の事実だと言う事に他ならないわね」
遠里悠:「ミシェールちゃん、郭冰ちゃん。アルヴィトが戦闘型ではないという報告を貴方達で直ぐに報告を上げてもらえるかしら」
遠里悠:「正式な報告と言う形で情報を得たほうが、彼らにとって貴方達が私達に協力している事を容認しやすいでしょう」
遠里悠:「当初の目的通り支援を送っているという体裁で裏をひっこめる事が出来る」
ミシェール・レイ:「了解です。支部宛にに報告しておきますよ」
遠里悠:「ただし、この情報はすぐに他にも知れる事になるでしょう」
遠里悠:「香港のお気には召さなかったかもしれないけれど、アルヴィトを欲しがる勢力は、考えるだけで幾つか思いつくわ」
遠里悠:「つまり、時間的猶予はないって事」
彩谷千映理:「蛇退治は迅速に……って事ですね」
遠里悠:「エレオノールの足止めも彼女の出来うる範囲でしょうからね」
遠里悠:「そういう事ね」
遠里悠:「アルヴィトとツェマウスへの対処は十一支部の現状の戦力で行います」
遠里悠:「覚悟は良いかしら?」
小竹木龍之介:「ええ」
彩谷千映理:「……とっくに」
ミシェール・レイ:「元よりそのつもりですよ!邪魔が入らないなら好都合です!」シュッシュッとシャドーボクシングのジェスチャー
遠里悠:「一騎打ちの形、これで出来たわね」

GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です。
小竹木龍之介:んー、ミシェールくんに取ろう!
ミシェール・レイ:僕も小竹木さんに取る!
遠里悠:ロイスはもう一杯
彩谷千映理:ロイス枠はパンパンだぜ
小竹木龍之介:協力者/ミシェール・レイ/憧憬:○/不安/ロイス
ミシェール・レイ:協力者 小竹木龍之介 好奇心◯/対抗心 ロイス
ミシェール・レイ:最後の《水晶の剣》も使っときます。インプラントミサイルに。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:102->108)した


【Climax/アルヴィトは白沙へと征けり】

GM:クライマックスシーンです。全員登場をお願いします。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:111->118)
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:108->114)した
遠里悠:遠里悠の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:128->130)
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:112->119)

:それは、小さな変化だった。
部下:「今晩も飲みに行きますか?部長!」
部長:「おう、そうだなあ。プロジェクトもひと段落したところだし、月夜銀座に繰り出すかァ」
:会社帰りのサラリーマンたちの何気ない会話
:気分よく酒を飲みに向かう人達
部長:(ん、あれ?そういや嫁が何か言ってたな)
部長:(息子が野球の試合に勝ったとか)
部長:「あー…悪い、今日はちょっとダメだわ」
部下:「えー?そうなんですか?」
部長:「ああ、息子が野球の試合に勝ったらしくてなあ。たまには祝ってやらねえと父親としての威厳がな。ハハ」
部下:「そっすか。残念ですね」
部下:(あ、そういや見たい映画があったな。ちょうどいいや)
部下:「じゃあ、また今度って事で、次は奢ってくださいよ~」
部長:「わかったよ、奢りな。仕方ねえやつだぜ。ガハハ」
:街のあらゆるところで
若者:「うおっ、そういやレポート提出明日までだったわ!ヤベー思い出してよかった。風俗言ってる場合じゃねえじゃん!」
:色々な理由で
新人社員:「会社の飲み会…つらい。一回くらいサボってもいいだろ…」
:誰にも気づかれず、客となる人々が街を自然に離れていく
店長:「あ、やっべ。今日のシフト連絡忘れてたな。うーん、たまには休みにすっか」
ホステス:「あ、寝坊したーッ!!こんな状態からメイクして店にでらんないよ!休み!休むー!」
:街で働く人々も
:ごくありふれた理由で休みをとっていく
:普段の夜の月夜銀座は人で溢れ眠らぬ街
:だが今日に限っては
:ごく一部のオーヴァードを除いてあらゆる人影が街から姿を消した
:その異常に、人々はまったく気付かない
:なぜなら、その街に行くよりも重要な事を思い出しただけなのだから。
遠里悠:街を見下ろす雑居ビルの屋上で
遠里悠:11支部長、遠里悠は人々の記憶を少しずつ揺らす
遠里悠:「流石にこの規模でやるのは疲れるわ」
遠里悠:この街を守る為に
遠里悠:そして狙うべき人々を遠ざける事によって、獲物を呼び込む為に
遠里悠:怪人、Bellissimaは静かに笑った。

GM:“新月”を迎えた月夜銀座を、一人の男が歩く。
“ツェマウス”:「くそっ……あんな、あんな卑怯な真似を……!」
“ツェマウス”:「あんなおぞましい兵器で、上から、一方的に……!」
“ツェマウス”:「償わせてやる……!」
“ツェマウス”:「……そのためには、もっと、手が……同志が必要だ」
“ツェマウス”:「だが。どうして」周囲を見渡して。
“ツェマウス”:「どうして、誰も居ないんだ……僕が、“全知”を授けるべき誰かが!」
GM:街中で活動する、人々の姿はない。
GM:眠らない街の眠り。啓くことの出来ない夜。
GM:優しい嘘に抱かれた、銀座十字路には、もはや2つの勢力しか存在しない。
GM:1つは“ツェマウス”および、彼が傍らに携える“アルヴィト”。
GM:そして、もう1つは。
彩谷千映理:「……そりゃあ」足音もなく、十字路に現れる人影。
彩谷千映理:「必要ないからだよ、そんなもの。……ね、“ツェマウス”」
“ツェマウス”:「……ああ」
“ツェマウス”:「何だ、居るじゃないか。ちゃんと」
“ツェマウス”:「教えてやるとも。君には償わせてないからね、まだ」
彩谷千映理:「償い?さあ」
彩谷千映理:「なんのことやら」
“ツェマウス”:「ああ、理解もしてないのか……それは、嘆かわしいけど」
“ツェマウス”:「分かるよ。全て」
彩谷千映理:「必要ないんだけどな、そんなもの。ねえ」背後に呼びかける。
ミシェール・レイ:「そのとおり」
ミシェール・レイ:十字路に立つ彩谷千映理の背後、もはや用を為していない信号機の上に立つ
ミシェール・レイ:「よっ、と」そこからふわりと飛び降り、音もなく着地する
ミシェール・レイ:「償うのは君の方だよ。ツェマウス」
“ツェマウス”:「……何?」
“ツェマウス”:「僕にそんな酷い言葉をかけるのか、君は」
“ツェマウス”:「ああ、とても傷ついたなあ」
“ツェマウス”:「償えよ」
ミシェール・レイ:「え、ごめん。傷つけちゃった?」
ミシェール・レイ:「でも、先に手を出したのはそっちだぜ」
ミシェール・レイ:「一つ、君は香港支部の面子を傷つけた」
ミシェール・レイ:「二つ、君はぼくの友達を傷つけた」
ミシェール・レイ:「ぼくはね、喧嘩両成敗っていうのは嫌いなんだ。だからシンプルに行こう」
ミシェール・レイ:深く息を吐いて腰を落とし、半身に構える。
ミシェール・レイ:「弱い方が償え、その生命を以て」
ミシェール・レイ:「わかりきったことだけど」
ミシェール・レイ:「ぼくは君より強いよ」口角を釣り上げて笑う
“ツェマウス”:「ああ……君は、何も分かってないんだね」
“ツェマウス”:「この街に居なかったなら、知らないんだろう。戦争の悲惨さを」
“ツェマウス”:「分かっていれば、そんな言葉は出てこないはずだものな……贖わせてあげるよ」
小竹木龍之介:「知ったからって誰もが君の思うように考えはしないと思うけどな」
小竹木龍之介:ゆっくりと歩いてくる。
小竹木龍之介:「君の望む考えをしない者は皆無知なのかって言ったら、そんなことないよね」
“ツェマウス”:「やってみなければ分からないだろう?」
“ツェマウス”:「確かに、同じように考えない、心無いものだっているかも知れない」
“ツェマウス”:「だけどね……僕は信じているとも。皆がこの現実を知れば」
“ツェマウス”:「もう、こんなものを繰り返させないと。皆が手を取り合えると!」
小竹木龍之介:「……叶わない妄想(ゆめ)だよ、それは」
小竹木龍之介:「それに」
小竹木龍之介:「今のままでも僕たちは手を取り合える」
小竹木龍之介:「たとえお互いに断絶したままでも」
小竹木龍之介:「それが僕たちが、この街にいる意味なんだから」
遠里悠:「知らないって、そんなに悪い事なのかしらね」
遠里悠:ゆっくりと十字路の向こうから歩いてくる。
“ツェマウス”:「当然だろう!知らなければ、繰り返してしまう!」
遠里悠:「全てを知らなくたって、人は幸せに生きていける」
“ツェマウス”:「あれだけの戦争でさえ、人はまた!」
遠里悠:「全てを知らなくたって、人は正しい選択をできる」
遠里悠:「愚かで悲しい出来事を知ると言う事。それは悪い事じゃない」
遠里悠:「でも、人に無理やり知らされる事ではないわ」
遠里悠:「全ての人が真実の重みには耐えらるとは限らない」
遠里悠:「人の心はか弱く繊細ね。だからこそ」
遠里悠:「自ら知ることを選び、そこに学んだ人は尊いわ。人はその自らの力で心を強くできる」
遠里悠:「真実の重さに耐えられなかった貴方」
遠里悠:「貴方の事はこの街のほとんどの人が知る事は無く、夜が明ければ、この街は前に進むのよ」
“ツェマウス”:「そうやって……覆い隠すのか!」
“ツェマウス”:「その傲慢を償う時だよ、UGN!」
“ツェマウス”:「君たちに分からせて……いずれはこの街に……いや」
“ツェマウス”:「世界に知らせるべきだよ。このオーヴァード同志の、愚かで、凄惨な戦いは」
“ツェマウス”:「こんなものは繰り返すべきではない。そう、すべての人に伝えよう」
“ツェマウス”:「忘れさせるという咎を。忘れるという罪を。僕が贖わせないといけない」
“ツェマウス”:「そのための“アルヴィト”だ!征け!」
“ツェマウス”:「白洲の許に、贖いを!」
GM:クライマックス戦闘です。
GM:ルールについて説明を。
GM:終了条件は敵の全滅。
GM:これを満たせないと、アルヴィトの持つEロイス『覚醒する世界』により
GM:N市に住む全員に、”全知”が――“崩落戦”の知識が伝わります。
彩谷千映理:うわあ
ミシェール・レイ:あかん
GM:レネゲイドの真実を知った上で、その記憶が
GM:UGNによって隠蔽されていたことを知る者となります。
GM:それはUGNの13支部管理体制の崩壊を意味する。
GM:敵は5m離れた所に“ツェマウス”および、“アルヴィト”X体。
GM:Xはマスターシーンにおける、“ツェマウス”の孵化判定達成値に依存し
GM:〈意志〉50ごとに1体です。今回は3体。
GM:そしてこの“アルヴィト”はEロイス『究極存在』を持っており
GM:攻撃しても無限に再生します。つまりは、ダメージを一切受けません。
GM:このEロイスの解除条件を知るには、
■FS判定:“アルヴィト”の無力化
〈知識:〉〈情報:軍事〉9
進行値:0/12
終了条件:6ラウンド経過orPCの全滅
支援判定:〈知覚〉
最大達成値:30
GM:FS判定の完了が必要です。これはクライマックス戦闘と並行します。
GM:攻撃するか判定を進めるか、状況判断しながらやっていきましょう。
GM:FS判定が完了すると、“アルヴィト”のEロイス『究極存在』は無力化します。
GM:説明はこんなところです!質問はありますか?
彩谷千映理:はい!一つあります!
彩谷千映理:ミーミル含むコネは使用できますか!
GM:使用可能です。ただしあくまでクライマックス戦闘と並行しているので
GM:エージェントツールは適用されないことには留意ください
彩谷千映理:了解です!
GM:あ、あと終了条件にある通り
GM:6Rの経過で、“アルヴィト”は無力化不能になるので
GM:その時点でクライマックスが終了します。
GM:カラダニキヲツケテネ。
GM:ハプニングチャートはありません。戦闘と兼ねると複雑なので。
GM:では開始しましょう!質問あったら適宜お願いします。
“アルヴィト”:“アルヴィト”があなた達の脳を揺さぶり、揺り起こす。強大なるレネゲイドの励起。
GM:衝動判定です。難易度9。
小竹木龍之介:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[2,8,9,9] → 9 → 成功

小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+5(2d10->1,4)した(侵蝕率:119->124)
彩谷千映理:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[1,2,5,6,7,10,10]+10[8,10]+6[6]+1 → 27 → 成功

彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+15(2d10->7,8)した(侵蝕率:118->133)
遠里悠:ヒューマンズネイバーと侵蝕ボーナスで+5 従者ペナで-3
遠里悠:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[5,5,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

ミシェール・レイ:《ヒューマンズネイバー》と侵蝕ボーナスでダイス+5、思い出の一品(ブランケット)+技能で固定値+4
電子端末型従者_1:13dx>=9
DoubleCross : (13R10[10]>=9) → 10[1,2,3,4,5,5,6,8,9,10,10,10,10]+10[1,6,6,10]+3[3] → 23 → 成功

電子端末型従者_2:13dx>=9
DoubleCross : (13R10[10]>=9) → 9[1,1,5,5,6,6,6,6,7,7,9,9,9] → 9 → 成功

電子端末型従者_3:13dx>=9
DoubleCross : (13R10[10]>=9) → 10[1,2,3,5,6,6,6,6,7,8,9,10,10]+9[6,9] → 19 → 成功

ミシェール・レイ:9dx+4=>9
DoubleCross : (9R10+4[10]>=9) → 10[1,1,2,4,6,6,8,8,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

遠里悠:危なかったな次男
遠里悠:130+2d10
DoubleCross : (130+2D10) → 130+13[8,5] → 143

遠里悠:ひえー
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+8(2D10->5,3)(侵蝕率:114->122)した
ミシェール・レイ:あわわわ…
遠里悠:まあでも こんなもんでしょ
 彩谷[6] 小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[6]
   従者1[24] 従者2[24] 従者3[24]

          5m

       ツェマウス[10]
アルヴィト1[8] アルヴィト2[8] アルヴィト3[8]
GM:配置はこう!
[24] 電子端末型従者_1
[24] 電子端末型従者_2
[24] 電子端末型従者_3
[23] [侵蝕124/昇華0] 小竹木龍之介/ドラウナラッグ
[10]“ツェマウス”
[08][侵蝕143/昇華0] 遠里悠/Bellissima [全知]
[08]“アルヴィト”_1 [不滅]
[08]“アルヴィト”_2 [不滅]
[08]“アルヴィト”_3 [不滅]
[06][侵蝕133/昇華0] 彩谷千映理/ヴァイオレット・アイリス
[06][侵蝕122/昇華0] ミシェール・レイ/紫螭吻
GM:セットアップから参りましょう。
電子端末型従者_1:サポートモード
電子端末型従者_1:全ての達成値+6
電子端末型従者_1:侵蝕+2で145
電子端末型従者_2:なし
電子端末型従者_3:なし
小竹木龍之介:なし!
彩谷千映理:なーし!
ミシェール・レイ:なし!
“ツェマウス”:“ツェマウス”は《ワーディング》。
“ツェマウス”:ユニークアイテム『世界の卵』の効果により、敵全員の判定ダイスを-1個。
“ツェマウス”:レネゲイドビーイングに対しては更に-1個。
遠里悠:酷い事を
ミシェール・レイ:ぐぬぬぬ
GM:では1ラウンド目開始です!未行動の従者2体から。
電子端末型従者_2:オリジンサイバー
電子端末型従者_2:マイナーで社会の達成値+12
電子端末型従者_2:侵蝕+2で147
遠里悠:〈情報:軍事〉で判定します
遠里悠:従者はレネビではないので
遠里悠:ダイス−1個ですね
GM:そうですね。ワークスを持たないので。
電子端末型従者_2:14dx+18>=9
DoubleCross : (14R10+18[10]>=9) → 10[3,4,5,5,5,5,6,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,6,8,10]+2[2]+18 → 40 → 成功

電子端末型従者_2:\(^_^)/<ヤッター
GM:ひどいことする!
小竹木龍之介:えらいぞ次男
GM:とはいえ、最大達成値にかかります。
彩谷千映理:さすが
ミシェール・レイ:よくやったぞ次男!
GM:進行値を4点獲得。
進行値:4/12
GM:イベントが発生します。
■進行値3~
アルヴィトを無力化する方法は、血清を作成し、
アルヴィトに撃ち込むことだ。
アルヴィトの体液を採取する必要があるだろう。
判定が〈白兵〉12に変更。
遠里悠:ぐぬぬー
GM:ロールを挟むなり三男に任せるなりどうぞ!
遠里悠:端末を操作しアルヴィトの解析作業を開始する
遠里悠:情報共有
遠里悠:効率化
遠里悠:領域にアクセスする事でアルヴィトの情報すらもその場で解析が可能となる
遠里悠:「これ、殆ど無敵ってやつよね」
遠里悠:「何とか相手の体液を採取してちょうだい、それで突破口を開くわ」
電子端末型従者_3:三男は待機します
遠里悠:あ、ちょっとまってね
遠里悠:白兵は 無形でなんとかなるかな
遠里悠:待機で
GM:OK!次は小竹木さん。
小竹木龍之介:はーい
小竹木龍之介:マイナーなし。
小竹木龍之介:メジャー、コンボ『海』。《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》+《ギガンティックモード》で敵全体に攻撃します。
小竹木龍之介:命中したらラウンド間達成値-22 !
GM:喰らいたくない……
GM:判定をどうぞ。
小竹木龍之介:13dx7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,4,8,9,10,10]+4[3,3,3,4]+9 → 23

小竹木龍之介:振るわないな…!
遠里悠:まった
遠里悠:+6は乗ってるよね
小竹木龍之介:乗ってます!
遠里悠:OK
“ツェマウス”:ドッジ。
“ツェマウス”:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 8[2,5,5,7,8,8,8]+2 → 10

“ツェマウス”:ダメ!
“アルヴィト”:《原初の緑:竜鱗》。もとよりダメージを受けないんですが。
GM:ダメージをどうぞ。
遠里悠:力の法則
遠里悠:ダメージダイス+5個
遠里悠:侵蝕+4
小竹木龍之介:OK!
小竹木龍之介:3d10+5d10+2 ダメージで放心、諸々有効!
DoubleCross : (3D10+5D10+2) → 14[1,8,5]+29[6,9,7,3,4]+2 → 45

小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+10した(侵蝕率:124->134)
“ツェマウス”:Eロイス『マジカル☆リクエスト』を使用。
“ツェマウス”:リビングコートを即座に取得、装備し、効果を使用します。
“ツェマウス”:45-4d10
DoubleCross : (45-4D10) → 45-17[5,3,8,1] → 28

GM:幾ばくかのダメージを軽減しました。
GM:“アルヴィト”は当然無傷ですが、両者ともに
小竹木龍之介:OK.
GM:デバフは重篤に受けます。つらい
小竹木龍之介:罪人の枷は命中で効果発揮だからね!
小竹木龍之介:では、演出を。
小竹木龍之介:「…じゃあ、僕はいつも通り」
小竹木龍之介:「動きを止めます。少しは体液も取りやすくなるはず」
小竹木龍之介:彼の頭上に、水が集まる。
小竹木龍之介:大気中の水分を集めたわけではない。これは、彼が錬成した水だ。
小竹木龍之介:その水は、緩やかに“ツェマウス”達の元へ流れていく。
小竹木龍之介:そして、それを起点に
小竹木龍之介:「溺れろ」
小竹木龍之介:彼らだけを飲み込む水を、一気に作り出す!
“ツェマウス”:「なっ……!」
“ツェマウス”:影が渦巻き、潜水服を編み上げるが、1手遅く。
“ツェマウス”:幾ばくかの水を遮断するだけにとどまる。
小竹木龍之介:水は永遠に留まりはしない。溺れさせ続けることはできない。だが、
小竹木龍之介:この水はただの水ではない。触れただけで、力を奪う毒の水だ。
小竹木龍之介:「……大人しくしてろ」
“ツェマウス”:「くっ……!こんな、小癪な……!」
“ツェマウス”:「悍ましい攻撃だ……!その悪行、贖せるぞ!」
GM:“ツェマウス”の手番に。
“ツェマウス”:入る前、《加速する刻》。
“ツェマウス”:マイナー《千変万化の影》。〈意思〉を強化。
“ツェマウス”:メジャー《原初の赤:導きの華》《原初の白:天使の階梯》《混色の氾濫》を、自分とアルヴィトに。
GM:そして通常手番。
“ツェマウス”:マイナー《千変万化の影》。〈RC〉を強化。
“ツェマウス”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《飢えし影》《混色の氾濫》。敵エンゲージ7人を範囲攻撃。
小竹木龍之介:やりましょう。
小竹木龍之介:《目潰しの砂》、ダイス-5。
GM:ギャーッ
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+3した(侵蝕率:134->137)
“ツェマウス”:4dx@6+22
DoubleCross : (4R10+22[6]) → 10[4,6,8,8]+10[3,5,9]+10[8]+10[9]+1[1]+22 → 63

GM:てへへ……
小竹木龍之介:野郎ーーッ!!
ミシェール・レイ:どういうことなの…
遠里悠:流石C値6
彩谷千映理:ぐぬう……
遠里悠:ドッジ 
小竹木龍之介:ドッジ
ミシェール・レイ:《ゲッドダウン》
小竹木龍之介:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,8,10,10]+9[9,9] → 19

彩谷千映理:ドッジ
彩谷千映理:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 5[3,4,5,5]+1 → 6

遠里悠:ダイスボーナス5個 従者ペナ3個 卵ペナ2個 ダイス一個だ
ミシェール・レイ:4dx+20=>63
DoubleCross : (4R10+20[10]>=63) → 8[1,1,5,8]+20 → 28 → 失敗

遠里悠:1dx+1〉=63
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:122->124)した
遠里悠:1dx+1>=63
DoubleCross : (1R10+1[10]>=63) → 10[10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

遠里悠:回るんだけどなー
電子端末型従者_3:主動作放棄カバー
電子端末型従者_3:領域に介入、FW展開。ダメージ理論値誘導
電子端末型従者_3:遠里を庇います
GM:これで大丈夫かな。ダメージを出します。
遠里悠:どうぞ
“ツェマウス”:7d10+14 諸々有効
DoubleCross : (7D10+14) → 54[9,6,6,10,10,8,5]+14 → 68

小竹木龍之介:出目が高い
小竹木龍之介:奇跡の雫いる方!
彩谷千映理:いってぇ
電子端末型従者_1:ウワー!爆発四散!
ミシェール・レイ:あいたあっ!
電子端末型従者_2:ギャー!爆発四散!
彩谷千映理:一郎ーっ!次郎ーっ!
電子端末型従者_3:アバー!爆発四散!
彩谷千映理:三郎ーっ!
小竹木龍之介:スマホ三兄弟ーっ!!
ミシェール・レイ:みんな……
遠里悠:しかし彼らは支部長を守ったのだ
彩谷千映理:勝ったな
小竹木龍之介:千映理ちゃんかミシェールくん、雫どうします?
彩谷千映理:雫……
小竹木龍之介:ロイス切らずに復活できるぞ
彩谷千映理:どっちが今後ロイス切りたいだろうか……
小竹木龍之介:まだわからないなら今はなしでも良いです!
ミシェール・レイ:ひとまずは大丈夫かな……
小竹木龍之介:こちらは古川さんのロイスを切って復活。
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを11した
彩谷千映理:とりあえずロイス復活で大丈夫です!
ミシェール・レイ:彩谷さんのロイスを切って復活。
彩谷千映理:なにぃ、じゃあこっちもミシェールくんのロイス切って復活するもん
ミシェール・レイ:ええ~~~~!
小竹木龍之介:なかよしだ
ミシェール・レイ:HP12
彩谷千映理:HP11
遠里悠:基本的に肉体が低いんだよね みんな
“ツェマウス”:「贖えっ!」彼が叫ぶと、影が大きく渦巻く。尋常ならざる出力。
“ツェマウス”:渦の中には、白い砂粒のようなものが交じる。それは濃密なるレネゲイドを湛えている、
“ツェマウス”:賢者の石の残滓とでも言うべきもの。それを出力のままに叩きつけた。
小竹木龍之介:「~~~~っ!!」水で防壁を張るも、すぐに突破される。
小竹木龍之介:「かはっ……!」その華奢な体は簡単に地面に叩きつけられる。
“ツェマウス”:浴びた毒を物ともしないような。その中でもレネゲイドを操る術を、知悉しているかのように。
ミシェール・レイ:「うわっと!」奔流に弾き飛ばされ、背後の電柱に激突する。
彩谷千映理:「ぐ、ぅあっ」大出力がそのまま直撃し、全身をアスファルトに打ち付ける。
遠里悠:電子端末がダメージをデータとして吸収し身代わりとなって爆発する
遠里悠:「くっ…」
ミシェール・レイ:「痛ってて……ちょっと舐めてたかな」血の混じった唾を吐き出し構えを正す
小竹木龍之介:「なん……てレネゲイドだ」手をつき、よろよろと立ち上がる。
彩谷千映理:「……やってくれるじゃんか」立ち上がり、ずれたメガネを直す。
“ツェマウス”:「ははははは!理解しただろう!それが」
“ツェマウス”:「それが戦いの恐ろしさだ!だけど、まだこんなものじゃない」
“ツェマウス”:「本当の戦争も、僕の償いも。まだ全然足りない!」
小竹木龍之介:「………はあ」
“ツェマウス”:「理解が必要だ!」
小竹木龍之介:「…戦いの嫌なこと、わかってるからここに立ってるんだけどな……」呟いて。
小竹木龍之介:他の3人を見る。
小竹木龍之介:「みんな、大丈夫?」
ミシェール・レイ:「当然です!僕は……」コキリと骨を鳴らしながら近づいて
ミシェール・レイ:「ようやく愉しくなってきたところですから」
彩谷千映理:「へーき。……心配性だなあ、もう」
遠里悠:「手持ちの武器がなくなっちゃったけれどね」
遠里悠:「まだ、いけるわ」
小竹木龍之介:へにゃ、と笑って、また前を向く。
GM:遠里支部長の手番。
遠里悠:うむー
遠里悠:待機かな
GM:OK。では次はアルヴィトかな。
彩谷千映理:シューターズジャケットを脱ぎます
彩谷千映理:イニシアチブで!
GM:OK!では彩谷さんの手番に!
彩谷千映理:FS判定の方へ挑みます!
彩谷千映理:コンボ:マルチフェリアス 《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 
彩谷千映理:切り得だと信じて潜伏者切ります
彩谷千映理:潜伏者 残り2→1
彩谷千映理:6dx7+11 サポートモードと潜伏者分足してゴー!
DoubleCross : (6R10+11[7]) → 10[5,5,6,9,9,9]+10[4,7,9]+10[2,10]+2[2]+11 → 43

GM:また最大達成値!
進行値 8/12
GM:イベント発生。
彩谷千映理:いべべ~
■進行値6~
十分量の体液を採取することには成功した。
その体液を、自らの肉体で培養し抗体を作る必要がある。
判定が【肉体】〈意志〉12に変更。
進行判定を行う度に、成否に関わらず邪毒ランク2を受ける。
すでに邪毒を受けている場合は、そのランクに+2する。
小竹木龍之介:ひええ
彩谷千映理:うわお
ミシェール・レイ:なんと
GM:また、この判定に挑戦すると、その時点で
GM:“全知”の影響を受けるようになります。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+6した(侵蝕率:133->139)
■全知
シナリオ無制限で《インスピレーション》が使用可能になる。
GMに任意の質問をすることが出来るが、成功には
〈知識:〉(内容により項目決定)か〈交渉:〉難易度30で判定が必要。
そして成功失敗に関わらず、侵蝕値を+2d10。
彩谷千映理:上着を脱ぎ、勢いのまま腕に巻きつけ、“アルヴィト”の元へ駆け出す。
彩谷千映理:そして上着を巻きつけた腕を、“アルヴィト”に思い切り叩きつける。
“アルヴィト”:“アルヴィト”は声も立てずに叩き潰れる。
“アルヴィト”:体液を撒き散らし、残骸からは新たな“アルヴィト”が這い出てくる。
彩谷千映理:上着に体液を染み込ませ、その部分だけ剥がし、即座に離脱する。
彩谷千映理:「マダム、体液の採取はできました。これだけあれば……なんとかなるかな」じっとりと濡れた布を見せつつ。
彩谷千映理:“全知”を与える“アルヴィト”の体液。これから血清を作り出す必要がある。
遠里悠:「ええ、上出来よ」
彩谷千映理:(噛まれたのを合わせると、マダムは二度目。一度噛まれるのとは訳が違う。不確定要素が大きい)
彩谷千映理:(小竹木さんは鎮圧に、ミシェールちゃんは戦闘に……それぞれ必要)
彩谷千映理:(なら、私がやるしかないな)
遠里悠:「さて、これから血清をつくらないといけないのが大変ね」
彩谷千映理:「……これは私に任せて、みんなは戦闘に集中して」
小竹木龍之介:「……千映理ちゃん?」
ミシェール・レイ:「…………」
遠里悠:「…血清を作るって事は、これを使うのと同じよ。それでもやるのね?」
彩谷千映理:「……大丈夫、怖くなんかないよ」嘘だ。
遠里悠:「嘘…。でも、貴方は強い子だわ」
遠里悠:「彩谷ちゃんがやるっていうなら、私たちは全力で貴方を守る。何があってもね」
彩谷千映理:「……ありがと」
小竹木龍之介:口を結んでいる。自分に口出しできることではない。
小竹木龍之介:彼女が決めたのならば。
GM:次の手番。
ミシェール・レイ:はいはい!イニシアチブでシューターズジャケットを脱ぎます!
ミシェール・レイ:行動値8!
GM:OK!では行動をば。
ミシェール・レイ:FS判定。意志で振ります!
ミシェール・レイ:ダイスボーナス+3-2 、技能+アイテム+サポで固定値10
ミシェール・レイ:5dx+10
DoubleCross : (5R10+10[10]) → 3[1,1,2,3,3]+10 → 13

GM:出目悪っ!
ミシェール・レイ:なんだこれ
彩谷千映理:あっぶな
GM:でも成功は成功だ。進行値+2されます。
遠里悠:セーフ
彩谷千映理:これいっそ妖精うつか?と思ったけど最大12なら急ぐこともないか……
GM:ミシェールちゃんは全知と邪毒2を獲得しました。
GM:あ、使うなら使ってもOKですが
ミシェール・レイ:うごごご
彩谷千映理:コンボ:ディスカバリー//ディスパーサル 《妖精の手》
ミシェール・レイ:!!
彩谷千映理:ミシェールくんのダイスの1を一個10に
ミシェール・レイ:天使…!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:139->143)
ミシェール・レイ:1dx+20
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 7[7]+20 → 27

彩谷千映理:ここにバディムーブ
GM:輪さえ要らねーじゃんかよこれ!
彩谷千映理:あ、バディムーブも要らないかな?
ミシェール・レイ:神…!
彩谷千映理:バディムーブする!
彩谷千映理:+3シて!
GM:30!最大達成値!
GM:FS判定が最大達成値だけで突破されることある……?
進行値 12/12
GM:FS判定完了です。
GM:血清を作り、遍く配布することができる。
ミシェール・レイ:やったー!
彩谷千映理:やったぜー!
小竹木龍之介:ヒューッ!
ミシェール・レイ:「待った」
ミシェール・レイ:血を絞ろうとする彩谷さんの手首を掴む
彩谷千映理:「……なに」ミシェールくんの方を見る。
ミシェール・レイ:「アイリスさんは嘘が下手だよね」笑いながら
彩谷千映理:目を見開く。
ミシェール・レイ:「君の"音"はちょっと独特なんだ。表面上は落ち着いているのに……」
ミシェール・レイ:「何ていうのかな。常に計算……演算?しながら話してる感じがする」
ミシェール・レイ:「初めての道を車で通るような感覚っていうのかな……」
彩谷千映理:「……カンフーってなんでもアリなわけ?読心術とか、透視とか」
ミシェール・レイ:「ふふふ、仙道は由緒正しきRC理論の一つですよ!これはこれでいい所がある」
ミシェール・レイ:「アイリスさんの記憶、なくなってるのは4年前までだけじゃないですよね?」
彩谷千映理:「……だとしたら?」
ミシェール・レイ:「もっと短いスパン……下手をすれば数日分の記憶しかない。違います?」
彩谷千映理:「……」答えない。だが、見破られるだろう。
ミシェール・レイ:「限定的に記憶を封印してた冰ちゃんですらああなったんだ」
ミシェール・レイ:「何十年分の記憶……記録じゃないですよ?もっと熱を持った波が逆流してきたら」
ミシェール・レイ:「どうなるか、想像できるんじゃないですか?」
彩谷千映理:「……だとしても、“アルヴィト”の討伐に、君が欠けるわけにはいかない」
ミシェール・レイ:「それはお互い様です。だけど可能性で言えば」
ミシェール・レイ:掴んでいた手首をクイとひねり、血の染み込んだ布を取り落とさせようとする
彩谷千映理:「っ」離しそうになるが、ギリギリのところで離さない
ミシェール・レイ:「む、しぶといな……だったら」
ミシェール・レイ:一歩踏み込み彩谷千映理の眼前へ、その手首を高く持ち上げる
彩谷千映理:「なっ」何を、と言いかけて
ミシェール・レイ:そのまま握り込んだ布の真下に顔を近づけて口を開け
ミシェール・レイ:彩谷の手ごと布を握り込み、垂れた血を吸い取る。
彩谷千映理:「……!」
ミシェール・レイ:ごくり、と喉を鳴らし
ミシェール・レイ:「……ごちそうさま」唇の血を拭いながら笑う
彩谷千映理:「……馬鹿、何をやってるか、わかってる?」
ミシェール・レイ:「もちろん」
小竹木龍之介:「……千映理ちゃん」そっと彼女の肩を叩く
小竹木龍之介:彼女がそれを摂るつもりならば止めるつもりはなかった。だが、もうそれはミシェールが摂ったのだ。
彩谷千映理:「……はぁ」ため息をひとつ。
小竹木龍之介:「今、喧嘩とかはなしだ。いいね?」
彩谷千映理:「わかってます。うん、ちゃんと」
彩谷千映理:「……任せたから」ミシェールくんに
小竹木龍之介:「うん。……ミシェールくん、こんなことを任せてすまない、けど」
小竹木龍之介:「君は強い子で、そうあろうとしてる」
小竹木龍之介:「だから、信じるよ」
ミシェール・レイ:「ふふふ、"全てを識る"感覚……」
ミシェール・レイ:「一度味わっておくのも一興ですよ。僕の武はそこに至るためのものですから」
遠里悠:「お調子者ねえ」
遠里悠:「でも、気は抜かないでね」
遠里悠:「その武を見せる相手は、目の前に居るんだから」
ミシェール・レイ:「はい!ご心配なく!」
[23][侵蝕137/昇華1] 小竹木龍之介 
[10]“ツェマウス”
[08][侵蝕143/昇華1] 彩谷千映理 
[08][侵蝕122/昇華1] ミシェール・レイ [全知][邪毒2]
[08]“アルヴィト”_1 [不滅]
[08]“アルヴィト”_2 [不滅]
[08]“アルヴィト”_3 [不滅]
[08][侵蝕151/昇華0] 遠里悠 [全知]
ミシェール・レイ:大きく息を吸う。
ミシェール・レイ:敵の動きに意識を割きつつ、アルヴィトの血を体内に行き渡らせるべくレネゲイドを励起する。
ミシェール・レイ:『地精を熾(おこ)す』
ミシェール・レイ:『精、集いて気と成り』
ミシェール・レイ:『気、纏いて神を為す……』
ミシェール・レイ:ノイマンの代謝制御、仙道で言う錬丹の呼吸で、アルヴィトの血を高速で肉体に順応させる。
ミシェール・レイ:「………っ」
ミシェール・レイ:その過程で呼び起こされる"全知"
ミシェール・レイ:情報の洪水に知覚を乱されながらも、左手を突き出し
ミシェール・レイ:右手の手刀で左腕の肌を裂く
ミシェール・レイ:「……お願いします。こいつから血清が作れるはずです」
ミシェール・レイ:アルヴィトに順応した血が滴る腕を遠里支部長に差し出す。
遠里悠:「無茶するわね」
ミシェール・レイ:「このくらいはなんとも……無茶をするのはこれからですよ」
ミシェール・レイ:「でも……"この音"はちょっとうるさいな」
遠里悠:「でしょ?これで全知って言われても」
遠里悠:「中々、使いこなすに難ありね」
遠里悠:血液を手持ちの解析デバイスで受け取る
ミシェール・レイ:「はは……今の僕じゃ宝の持ち腐れって感じですね」
ミシェール・レイ:そう言うと頭の後ろに指をかけ、目を覆っていた布を外す
ミシェール・レイ:「おまけにこれじゃあ自慢の耳も台無しです。閉じていた視覚まで繋がっちゃいました」
ミシェール・レイ:「修行のやり直しです。これは本格的に……」
ミシェール・レイ:顕になった瞳でツェマウスを睨みつける。
ミシェール・レイ:「償ってもらわなくちゃね」
“ツェマウス”:「何を、分からないことを……」
“ツェマウス”:「いや、そんなものは存在しないとも」
“ツェマウス”:「全ては明らかになる。“アルヴィト”の許に!」
GM:“アルヴィト”の手番。
“アルヴィト”:《蝕む赤》《原初の赤:スキルフォーカス》《原初の虚:ナーブジャック》。
GM:命中で邪毒ランク2とともに、メジャーアクションを行う。
GM:この攻撃を受けた場合、対象キャラクターは“全知”となります。
“アルヴィト”:choice[彩谷,小竹木]
DoubleCross : (CHOICE[彩谷,小竹木]) → 彩谷

彩谷千映理:ウワーッ
GM:これはまだのやつを優先します。
“アルヴィト”:8dx9+15+32-22
DoubleCross : (8R10+15+32-22[9]) → 10[1,5,5,6,7,8,8,10]+1[1]+25 → 36

彩谷千映理:つらい
GM:回避か意思で対決してください。
彩谷千映理:意志で!
彩谷千映理:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 8[1,1,3,4,5,6,8]+1 → 9

GM:では邪毒2ランク、“全知”を受けるとともに。
GM:即座にメジャーアクションを。
彩谷千映理:メジャー!
GM:“全知”の判定に挑戦してください。
彩谷千映理:やっぱりなー!!!!
GM:内容は自由です。
GM:ただしこれは、《ナーブジャック》によるメジャーアクションなので
GM:回数制限のあるエフェクト……たとえば《無形の影》などは使用できないことに留意してください。
彩谷千映理:そうだ、無形はラウンド1回……
小竹木龍之介:普段何回も使わないから…
彩谷千映理:一応質問ですが、このメジャーアクションに対してオートアクションは使用できますか
GM:可能です
彩谷千映理:了解です
彩谷千映理:質問内容は「自分が何者か」で、知識で判定したいです
GM:了解しました。
GM:〈知識:彩谷千映理〉で判定してください。難易度は30。
彩谷千映理:7dx=>30
DoubleCross : (7R10[10]>=30) → 10[1,4,5,6,8,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

彩谷千映理:だめだった……
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+12(2d10->6,6)した(侵蝕率:143->155)
“アルヴィト”:“アルヴィト”の一体が、足元に這い寄っている。
“アルヴィト”:それは、彩谷千映理の足首に牙を立てた。
“アルヴィト”:痛みは殆どない。その本懐は直接殺傷ではなく。
彩谷千映理:「……っ!」
“アルヴィト”:“毒”だ。生体毒もあるが、なによりも――
“アルヴィト”:“全知”という名の猛毒。
彩谷千映理:額に手を当てる。呼吸が浅くなる。
GM:尋常の人間にとっては、それは知恵熱のようなものだ。
GM:脳容量の負荷に、少し身体が悲鳴を上げる程度の。
小竹木龍之介:「千映理ちゃんっ!!」
GM:しかし、彩谷千映理にとってはそうではない。
ミシェール・レイ:「……っ!ああもう!結局こうなちゃったか!」
GM:積み上げてきた4年分の24時間が、奔流として雪崩込む。
GM:記録としてではなく、感情を伴った記憶として。
彩谷千映理:「……あ、っぐ。は」
彩谷千映理:脳が軋む。視界が霞む。
彩谷千映理:よく知っている、知らない記憶が流れ込む。
彩谷千映理:「わ、わた、し」
小竹木龍之介:側に駆け寄り、背をさする。
遠里悠:「自分を強く持ちなさい」
小竹木龍之介:「今に……今ここに、意識を向けて!!」手を軽く握って。
彩谷千映理:毎日記憶を失う体質。今は慣れてしまったはずの欠落が、埋まってしまう感覚。
遠里悠:「何を知ったとしても今の自分を見失わない様にしなきゃダメ」
彩谷千映理:かつて何度も問い続けた。『私は一体誰なんだ?』
彩谷千映理:「……っああああ!」
ミシェール・レイ:「…………」三人を庇う位置取りで構え、追撃を警戒する。
彩谷千映理:「……ああ、なんだ」
彩谷千映理:握られた手に力が戻る。
彩谷千映理:「……昨日までの私も、そんなに変わったこと、してないじゃん」
彩谷千映理:息を整える。
彩谷千映理:「よかった。ちゃんと、私だ」
小竹木龍之介:「……」大きく息を吐き、手をそっと離す。
“ツェマウス”:「……ほら!」満面の笑みを浮かべて。
遠里悠:二人の様子を見て微笑む
“ツェマウス”:「人は記憶の痛みにだって耐えられる。過去を振り返り、繰り返さないように出来る!」
彩谷千映理:「……悪いけどさ」
彩谷千映理:「私は繰り返して来たんだ」
“ツェマウス”:「……繰り返し?」
彩谷千映理:「こーんな蛇の一噛み程度さ、痛くもなんともないね」
彩谷千映理:頭痛は残る。まだ視界はちらつく。
彩谷千映理:だが、笑ってみせる。
“ツェマウス”:「ああ……痛みを理解していないのか」
“ツェマウス”:「それではダメだ。繰り返してしまう」
“ツェマウス”:「まだ、足りないのかな……そうだよな」
“ツェマウス”:「皆で共有しないと意味がない。まだ理解していない奴が居る」
GM:アルヴィト2体目の手番。
“アルヴィト”:《蝕む赤》《原初の赤:スキルフォーカス》《原初の虚:ナーブジャック》を、小竹木さんに。
小竹木龍之介:やっぱ来るよなー
“アルヴィト”:8dx9+15+32-22
DoubleCross : (8R10+15+32-22[9]) → 10[5,6,8,8,8,8,9,9]+10[8,9]+10[10]+7[7]+25 → 62

遠里悠:こらw
小竹木龍之介:無理だろ
GM:回避か意思で対抗可能です。
彩谷千映理:C9でぶん回しおって
小竹木龍之介:意志でも回避でも変わりなく!一応回避だけど
小竹木龍之介:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,7,7,10]+3[3] → 13

小竹木龍之介:はい。
彩谷千映理:うん……
ミシェール・レイ:ですよね…
GM:では邪毒2、全知付与とともに、
GM:即座にメジャーアクションを。全知を使用してください。
小竹木龍之介:はーい
小竹木龍之介:じゃあ残りEロイスでも聞こうかな
小竹木龍之介:多分無理だけど…
GM:〈知識:レネゲイド〉か〈交渉〉で難易度30です。
小竹木龍之介:じゃあ交渉!
小竹木龍之介:7dx>=30
DoubleCross : (7R10[10]>=30) → 10[1,3,3,4,5,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

小竹木龍之介:んーダメ
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+5(2d10->3,2)した(侵蝕率:137->142)
小竹木龍之介:落ち着き
遠里悠:そういえば
遠里悠:サポートモードは乗ってるんだよ
遠里悠:+6アルヨ
GM:そうですね
小竹木龍之介:あっそうか…じゃあ21かな
彩谷千映理:完全に忘れてた
彩谷千映理:妖精Sayしますか……?
小竹木龍之介:んー、めっちゃ必要ってわけでもない気がするので
小竹木龍之介:もう少し取っておきましょう
彩谷千映理:小竹木さんの溺死パンチとかに使えるかもしれないし……
小竹木龍之介:そうそう
GM:では侵蝕の上昇をば!
GM:してた
GM:5しか上がってない……
小竹木龍之介:した!
彩谷千映理:大人の落ち着きだ
小竹木龍之介:フッ…
遠里悠:安定体
GM:では3体目も行こう!
“アルヴィト”:《蝕む赤》《原初の赤:スキルフォーカス》《原初の虚:ナーブジャック》。
GM:choice[彩谷,小竹木,遠里,ミシェール]
DoubleCross : (CHOICE[彩谷,小竹木,遠里,ミシェール]) → ミシェール

GM:ミシェ!
ミシェール・レイ:うわっこっち来た!
彩谷千映理:ミーッ!
小竹木龍之介:ミッ
“アルヴィト”:8dx9+15+32-22
DoubleCross : (8R10+15+32-22[9]) → 10[1,4,6,6,7,8,9,10]+5[4,5]+25 → 40

GM:回避か意思!
ミシェール・レイ:一か八か!回避したるわい!
ミシェール・レイ:《ゲットダウン》
ミシェール・レイ:3dx+21>=40
DoubleCross : (3R10+21[10]>=40) → 5[2,4,5]+21 → 26 → 失敗

ミシェール・レイ:ぐえー
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:124->126)した
GM:では即座にメジャーアクションを。全知の使用を。
ミシェール・レイ:じゃあ小竹木さんと同じく残りEロイスを聞きたいです
GM:いいでしょう。技能は同じく〈知識:レネゲイド〉か〈交渉〉。
ミシェール・レイ:知識:レネゲイドで振ります。
ミシェール・レイ:5dx+6>=30
DoubleCross : (5R10+6[10]>=30) → 9[1,4,7,8,9]+6 → 15 → 失敗

ミシェール・レイ:だめだったよ…
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+13(2D10->5,8)(侵蝕率:126->139)した
GM:いっぱい上がった!
ミシェール・レイ:くそー!
ミシェール・レイ:あれ…でもまだ一番下だ
“アルヴィト”:2匹のアルヴィトが噛みつき、全知が再び流れ込む。
“アルヴィト”:彼らの毒は、濃縮され、その知の行使を矯正するかのような。
小竹木龍之介:「ッ……!」顔を顰める。
ミシェール・レイ:「ちぃっ……!」視界に慣れる前に仕掛けられ、反応が遅れる
“ツェマウス”:「そうだ、もっと知るんだよ……!あの戦争のことを!」
“ツェマウス”:「もうたくさんだと思うためには、正しく、深く、知る必要がある……」
小竹木龍之介:「………ああもう。うるさいな君は……」
“ツェマウス”:「知らずに生きてきた罪を、それで贖うんだ」
小竹木龍之介:「戦争なんてハナっからこれっぽっちも望んでないってのに」
小竹木龍之介:「大きなお世話だ…!」
小竹木龍之介:“ツェマウス”を睨む。
ミシェール・レイ:「ははは……悪いけど僕は」額に汗を滲ませながら
ミシェール・レイ:「“戦いなんてもうたくさんだ”なんて、逆立ちしても思えないね」
ミシェール・レイ:「いいじゃん"崩落戦"。強そうな奴らが一杯だ」
ミシェール・レイ:「ほら、もっと教えてくれよ」挑発するようにクイクイと手招きする
“ツェマウス”:「愚かな……!その性根を贖え!」
GM:待機した遠里支部長の手番。
遠里悠:マイナーでオリジン:サイバー
遠里悠:メジャーで赤色の従者
GM:4体目を出せるんだよなあ
彩谷千映理:つよいなあ
遠里悠:侵蝕は合計+7で158に
遠里悠:「血清の解析くらいならこれで十分なのよ」
 彩谷[8] 小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[8]
         従者4[24]

          5m

       ツェマウス[10]
アルヴィト1[8] アルヴィト2[8] アルヴィト3[8]
遠里悠:ミシェールちゃんから得た血清のデータを解析している
GM:イニシアチブ終了。クリンナップ。
GM:受けている方は毒の処理をしてください。
小竹木龍之介:小竹木龍之介のHPを-6した(HP:11->5)
彩谷千映理:彩谷千映理のHPを-6した(HP:11->5)
ミシェール・レイ:ミシェール・レイのHPを-6(HP:12->6)した

GM:OK。2ラウンド目。
GM:セットアップ。エネミーはなし。
小竹木龍之介:なし!
電子端末型従者_4:サポートモード
電子端末型従者_4:これで侵蝕+2で160になり
電子端末型従者_4:エフェクトレベルアップであらゆる判定に+7だ
彩谷千映理:わあい!
彩谷千映理:セットアップなし!
ミシェール・レイ:すごいぜ四男!
ミシェール・レイ:ブルーゲイル使用。ラウンド中行動値+5
GM:ヒエーッ
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+5(侵蝕率:139->144)した
[24] 電子端末型従者_4
[23][侵蝕142/昇華1] 小竹木龍之介 [全知][邪毒2]
[13][侵蝕144/昇華1] ミシェール・レイ [全知][邪毒2]
[10]“ツェマウス”
[08][侵蝕160/昇華0] 遠里悠 [全知]
[08][侵蝕155/昇華1] 彩谷千映理 [全知][邪毒2]
[08]“アルヴィト”_1 [不滅]
[08]“アルヴィト”_2 [不滅]
[08]“アルヴィト”_3 [不滅]
GM:ではイニシアチブ。従者は行動済みだから小竹木さんからかな。
小竹木龍之介:はーい
小竹木龍之介:マイナーなし、メジャー『海』
小竹木龍之介:《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》+《ギガンティックモード》で敵全員に攻撃
GM:来!
小竹木龍之介:14dx7+10
DoubleCross : (14R10+10[7]) → 10[1,1,1,1,3,4,4,5,6,6,6,7,8,9]+6[5,5,6]+10 → 26

小竹木龍之介:ミャー
小竹木龍之介:妖精後何個あります?
彩谷千映理:侵蝕分あわせて2枚
彩谷千映理:です!
小竹木龍之介:1個…いただいてもよろしいか!
彩谷千映理:いえーい!
彩谷千映理:コンボ:ディスカバリー//ディスパーサル 《妖精の手》
彩谷千映理:2回めの6を10に!
小竹木龍之介:行くゾッ
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:155->159)
小竹木龍之介:1dx7+30
DoubleCross : (1R10+30[7]) → 5[5]+30 → 35

小竹木龍之介:なんかミドルでふるいすぎたかな…
彩谷千映理:《妖精の輪》《妖精の手》しなぎれ!
小竹木龍之介:いただきます!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+8した(侵蝕率:159->167)
小竹木龍之介:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 2[2]+40 → 42

小竹木龍之介:マジで出目〜!
小竹木龍之介:リアクションお願いします!
GM:とはいえ伸びたな……!
“アルヴィト”:《原初の緑:竜鱗》。
“ツェマウス”:Eロイス『マジカル☆リクエスト』。「蛇王の外套」を取得、装備。
小竹木龍之介:マジ☆リク複数積みとは…
“ツェマウス”:《原初の緑:死者の肉体》を取得して使用、ドッジ。
“ツェマウス”:11dx+18
DoubleCross : (11R10+18[10]) → 10[1,1,1,3,5,5,7,7,8,8,10]+3[3]+18 → 31

彩谷千映理:うわあ意志ドッジ!
彩谷千映理:あっぶな
小竹木龍之介:こっっわ
ミシェール・レイ:妖精さんがいなきゃ危なかったぜ
小竹木龍之介:ありがとう妖精さん
“ツェマウス”:《万象の虹》。
小竹木龍之介:うわっやめろ
彩谷千映理:コンボ:ソート・イレイザー 《原初の紫:デビルストリング》
GM:ウギャーッ
小竹木龍之介:えらい!!!!
ミシェール・レイ:大天使…!
彩谷千映理:させるかよ!
GM:青野郎……!
遠里悠:えらい
遠里悠:有能
GM:じゃあ当たるよ!ダメージを!
遠里悠:力の法則 レベルが上がってダメージダイス+6個だ
GM:こら!!!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7した(侵蝕率:167->174)
小竹木龍之介:ヒュウ!ダメージダイス11個だ!
遠里悠:侵蝕+4 164
小竹木龍之介:11d10+2
DoubleCross : (11D10+2) → 76[10,9,10,4,6,1,10,9,6,10,1]+2 → 78

小竹木龍之介:こっちは良い出目!
彩谷千映理:うおーっ!
小竹木龍之介:ダメージで放心だぜ!
小竹木龍之介:達成値も-22しなっ
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+10した(侵蝕率:142->152)
GM:うわっアルヴィトたちは丁度死ぬ!
小竹木龍之介:やった!!!
小竹木龍之介:竜麟に勝ったぞ!!!
彩谷千映理:ヤッター!
ミシェール・レイ:やったー!
遠里悠:ヤッター
電子端末型従者_4:\(^_^)/
小竹木龍之介:みんなの力アタック!
GM:“ツェマウス”も結構削れた……!もうほとんどHPが残ってない!
小竹木龍之介:あとはミシェールくんに任せよう
ミシェール・レイ:まかされた
彩谷千映理:ミシェールくんがブチ決めてくれるはず
 彩谷[8] 小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[13]
         従者4[24]

          5m

       ツェマウス[10]
小竹木龍之介:演出します!
GM:どうぞ!
小竹木龍之介:「──────」ただ立って、敵を見ている。
小竹木龍之介:今度は何の動作もしていない。ただ、集中してじっと敵を見ている。
小竹木龍之介:思い描く。そこにある水を。感覚を広げて、水の存在の現実感を高めてゆく。
小竹木龍之介:……3匹の蛇と、1人の男を囲む、四方3メートル。
小竹木龍之介:そこに、プールのように水が溜まっていく。
小竹木龍之介:それは最初は気づかないほど緩慢に。しかし、ある時点から避けられないほど急速に───
小竹木龍之介:「…っ」
“ツェマウス”:「無駄なことを!」手をかざすと、アルヴィトとは別の蛇が纏わりつくように巻かれ、
小竹木龍之介:集中力が途切れる。脳にノイズが走る。
“ツェマウス”:その水を打ち消さんとうごめく。
小竹木龍之介:(まずい、このままだと…!)
彩谷千映理:ぴーん
彩谷千映理:メダルの弾かれる音。それは望む記憶を想起させる音。
小竹木龍之介:「!」
小竹木龍之介:急速に、生成が精度を取り戻す。
小竹木龍之介:打ち消そうとする動きすらも上回る速度で、自らの感覚をアンカーに、
小竹木龍之介:大量の水を作り上げていく。
遠里悠:「出来た!」
遠里悠:「小竹木ちゃん、血清のデータをリンクさせるわ!」
小竹木龍之介:「…はい!」
遠里悠:空間にノイズが走り水が仄かに輝く
小竹木龍之介:そして、彼らは極小の海に沈む。
“ツェマウス”:「ぐっ……無駄なことを!」もがき逃れて、息も絶え絶えで。
“ツェマウス”:「そんな真似をしようとも、“アルヴィト”は無敵だ!知らないのか?」
“ツェマウス”:「あれは、不滅の大神の使徒だ……」
“アルヴィト”:溺れ死んだアルヴィトの死骸は、動き出すことはない。
“アルヴィト”:もはや再生することはない。全知の毒を――“自らを殺す術”を含む知を取り込んだ。
“ツェマウス”:「……」
“ツェマウス”:「……何?」
“ツェマウス”:「まさか……死んだのか?“アルヴィト”が……馬鹿な」
“ツェマウス”:「なんて、なんて酷いことを……!」
“ツェマウス”:「本当に、本当にむごいことを……!」死骸をすくい上げて、掲げるように。
小竹木龍之介:「……知るってことは」
小竹木龍之介:「こういう結果を生む。……そういう、ことですよね」
小竹木龍之介:「ただ盲信して、全知に依存して。自分の頭で想像しようとしなかった」
小竹木龍之介:「……君の限界が、ここだ」
小竹木龍之介:冷たく見据える。何の同情の色も、そこには見えない。
“ツェマウス”:「ああ……限界かもしれないね、こいつらは」死骸を投げ捨てて。
“ツェマウス”:「また、別の手段を探さないといけない。だけど、その前に」
“ツェマウス”:「君たちは、酷いことをしたんだ。まず、それを償え」
GM:ミシェールくんの手番。
ミシェール・レイ:はい!
ミシェール・レイ:イニシアチブで小型浮遊砲とインプラントミサイルを装備
ミシェール・レイ:マイナーで『仙法・八卦電影陣』《オリジン:プラント》《ポルターガイスト》インプラントミサイルを選択
ミシェール・レイ:シーン中感覚達成値+12 攻撃力+24 エピック効果によりインプラントミサイルの破壊をキャンセル
ミシェール・レイ:『殲勁・火尖鎗』《マルチウェポン》小型浮遊砲+インプラントミサイルでツェマウスを攻撃
GM:来な!
ミシェール・レイ:ダイスデバフ-2、諸々補正差し引きして固定値30!
ミシェール・レイ:3dx+30
DoubleCross : (3R10+30[10]) → 8[3,3,8]+30 → 38

彩谷千映理:バディムーブ
ミシェール・レイ:わーい!
彩谷千映理:+3よ
遠里悠:サポものってるよね
ミシェール・レイ:乗ってます!合計41!
遠里悠:強い
“ツェマウス”:Eロイス『マジカル☆リクエスト』。
ミシェール・レイ:なお装甲無視です
小竹木龍之介:魔法少女かよ…!
“ツェマウス”:海鳴の石版を取得、効果を使用。達成値を-15。
彩谷千映理:なにィ……
ミシェール・レイ:ゲェー!
ミシェール・レイ:26!
“ツェマウス”:で、素ドッジ。
“ツェマウス”:5dx-22
DoubleCross : (5R10-22[10]) → 10[4,5,5,7,10]+9[9]-22 → -3

彩谷千映理:-3
GM:うう……なんだこのバステ……
小竹木龍之介:あっ……
ミシェール・レイ:かける言葉がない…
GM:贖えよ!
GM:ダメージをどうぞ。
小竹木龍之介:~~♪
ミシェール・レイ:ごめん…ダメージ出すね……
GM:うん……
ミシェール・レイ:3d10+61+1d10 装甲無視
DoubleCross : (3D10+61+1D10) → 15[6,3,6]+61+3[3] → 79

GM:固定値高っか!
彩谷千映理:61
ミシェール・レイ:エピックポルターマルポンの力を受けよ
GM:全然無理です!HP0。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(侵蝕率:144->153)した
ミシェール・レイ:やった!
“ツェマウス”:《原初の虚:不死不滅》で復活。
彩谷千映理:わあい!
彩谷千映理:ちくしょう!
小竹木龍之介:復活まああるよな!
ミシェール・レイ:だと思った!
ミシェール・レイ:演出行きます!
GM:どうぞ!
ミシェール・レイ:「カラクリが割れればこんなもんか、香港支部が持ち帰らなくてよかったねこれは。暴動が起きかねない」
ミシェール・レイ:アルヴィトの死骸を一瞥し
ミシェール・レイ:「さて、ここからはケジメの時間だ。覚悟してくれよ、ツェマウス」
ミシェール・レイ:懐から手のひら大の鉄球を取り出す。
ミシェール・レイ:鉄球がひとりでに浮かび上がり、それを中心として強力な磁力の奔流が渦巻き始める。
ミシェール・レイ:「ちょっと過剰かもだけど、"仕込み"は使い切らないと気持ち悪いからね。出し惜しみ無しで行かせてもらう」
ミシェール・レイ:鉄球に周囲の瓦礫が吸い寄せられ結合し、その大きさを増していく。手のひら大からボーリング玉ほどの大きさへ、更に膨れ上がる。
ミシェール・レイ:それらはの中には先の戦闘で破壊された『桃花飯店』周辺の瓦礫も含まれている。
ミシェール・レイ:『煉精化気』 『煉気化神』 『煉神還虚……』
ミシェール・レイ:集中を高める毎に鉄球は大きさを増し、ミシェールの身長を超えるほどに膨張する。
ミシェール・レイ:「聞こえるかい?ツェマウス」
ミシェール・レイ:「"この街"も、君に償ってほしいそうだ!」
ミシェール・レイ:ド ン ッ ! !
ミシェール・レイ:巨大に成長した鉄塊に掌底を叩き込む。
ミシェール・レイ:鉄塊が内側から砕け散り、鋭い飛轢となってツェマウスへ降り注ぐ!
“ツェマウス”:「そんなもの……!」手をかざそうとするが、その動きは遅く。
“ツェマウス”:彼を封殺するための結界の構築もままならぬまま、直撃を受けた。
ミシェール・レイ:「これで終わりじゃないよ!」空に手をかざし
ミシェール・レイ:『神、還りし虚空の果てに』
ミシェール・レイ:『根源たる道(タオ)は在り……!』
ミシェール・レイ:「招雷!!」
ミシェール・レイ:地面に向かって勁を打ち込む。
ミシェール・レイ:———瞬間、月夜銀座から光が消えた。
ミシェール・レイ:区画に供給された電力が、飛轢で構築された方陣……
ミシェール・レイ:その中心に立つツェマウスに一斉に流れ込む!
“ツェマウス”:「な……!」
“ツェマウス”:「こんな……こんな!」肉体を灼かれながらも、影で再構成しながら起き上がる。
“ツェマウス”:「ああ、痛い、痛い、痛い!」
“ツェマウス”:「こんなか弱い僕に……酷い!ひどすぎる……!」
ミシェール・レイ:「ええーー!まだ立てるの!?」
ミシェール・レイ:「やっぱり、お互い万全な状態で戦いたかったな」笑みをこぼし構え直す。
“ツェマウス”:「僕は戦いたいんじゃない……!ただ……償えよ!」
GM:“ツェマウス”の手番。
“ツェマウス”:Eロイス『マジカル☆リクエスト』。悪魔の銃を取得。
“ツェマウス”:《加速する刻》。
“ツェマウス”:得た手番で自分に《原初の赤:導きの華》《原初の白:天使の階梯》。
“ツェマウス”:通常手番では、メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《原初の赤:雷の残滓》《混色の氾濫》。
GM:射撃範囲攻撃で、PCのエンゲージ全員を狙う。
小竹木龍之介:あっ!
小竹木龍之介:《目潰しの砂》やります
彩谷千映理:えらい
GM:ひどい!
小竹木龍之介:-5!
GM:償ってよ!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+3した(侵蝕率:152->155)
小竹木龍之介:外してから言って!
“ツェマウス”:4dx@6-1-22+32
DoubleCross : (4R10-1-22+32[6]) → 10[1,4,5,9]+10[7]+1[1]+9 → 30

彩谷千映理:なぜ回るのか
ミシェール・レイ:やるじゃないの
GM:命中で侵蝕+5、邪毒ランク4。
電子端末型従者_4:ドッジ
電子端末型従者_4:12dx+7>=30
DoubleCross : (12R10+7[10]>=30) → 9[1,2,2,3,3,4,7,8,8,8,9,9]+7 → 16 → 失敗

彩谷千映理:ドッジ!
小竹木龍之介:どっじするしかない
小竹木龍之介:4dx+7
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 9[2,3,8,9]+7 → 16

遠里悠:これ侵蝕上昇は従者と本体で2倍上がるの?
彩谷千映理:4dx+8>=30
DoubleCross : (4R10+8[10]>=30) → 8[2,4,8,8]+8 → 16 → 失敗

小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+5した(侵蝕率:155->160)
彩谷千映理:ぐえー
ミシェール・レイ:カバーリングする?、
GM:どうなんだろうな……
小竹木龍之介:奇跡の雫もあるぞ
彩谷千映理:侵蝕がだいぶ危険な気はする……
GM:どちらが食らっても1回分とさせてください
遠里悠:OKです じゃあ従者を庇う必要性はないですね
遠里悠:どうしようかな ドッジワンチャンでも良いし 放棄カバーでもいい感じ
遠里悠:Eロイスの数からいっても そこまでピンチではない
ミシェール・レイ:《マグネットフォース》彩谷さんをカバー
彩谷千映理:わあい
ミシェール・レイ:先ずは自分の分のドッジ!《ゲットダウン》
遠里悠:そのまま喰らうかな
遠里悠:ドッジ
ミシェール・レイ:3d+34=>30
DoubleCross : (3D6+34>=30) → 13[1,6,6]+34 → 47 → 成功

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:153->155)した
遠里悠:1dx+8>=30
DoubleCross : (1R10+8[10]>=30) → 7[7]+8 → 15 → 失敗

彩谷千映理:素で成功してるけどダイスが違うなミシェールくん……
ミシェール・レイ:これは彩谷さんの分!《ゲットダウン》
小竹木龍之介:ん?!
彩谷千映理:あ、カバーにドッジはできぬような
小竹木龍之介:ゲットダウンはドッジ代行ではなくカバーエフェクトなので…!
ミシェール・レイ:あ、そうなんだ……しかもダイスも間違ってる……
彩谷千映理:上級31P
小竹木龍之介:自分の分回避できたから倍食らうことはないのですが
小竹木龍之介:カバーするとカバー先の分は普通に喰らいますね…!
彩谷千映理:でも、気持ちは伝わったよ……!ありがとう……!
ミシェール・レイ:3dx+34 一応振り直し
DoubleCross : (3R10+34[10]) → 9[4,6,9]+34 → 43

遠里悠:固定値が強い
彩谷千映理:つよつよ
ミシェール・レイ:で、彩谷さんの分は普通に受けます。
GM:OK!ダメージを出します。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:155->157)した
GM:4d10+10 諸々有効
DoubleCross : (4D10+10) → 24[9,3,8,4]+10 → 34

小竹木龍之介:《奇跡の雫》を支部長に。HP15で復活できます。
遠里悠:ありがたいけれど大丈夫かい?
小竹木龍之介:自分は普通に死ぬのでミシェールくんのロイスを昇華。
遠里悠:浸蝕はそんなにかわらないよ
小竹木龍之介:んんん
遠里悠:奇跡の雫はあれだね 邪毒を耐えられる数値ってくらいだね
小竹木龍之介:ですね…
小竹木龍之介:ロイス昇華、どんな感じです?こちらは2個目です
遠里悠:ロイスはこれで初めて切るから むしろこちらの方が安全なのではないかな
小竹木龍之介:なるほど
小竹木龍之介:ミシェールくんもまだでしたっけ
遠里悠:三兄弟が守ってくれたから
彩谷千映理:ミシェールくんは一枚切ってたはずです 彩谷も一枚
ミシェール・レイ:ミシェールはここで使うと2個目、クリンナップで邪毒死するんで3個になっちゃいますね
小竹木龍之介:じゃあミシェールくんに撃とう
小竹木龍之介:HP15で復活!
ミシェール・レイ:わーいありがとー!
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+5(侵蝕率:157->162)した
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+6した(侵蝕率:160->166)
遠里悠:“達貢会”のロイスをタイタス昇華して復活します
小竹木龍之介:悪魔の銃分は命中時に上げてます
遠里悠:悪魔の銃の分+5で169
電子端末型従者_4:\(^o^)/<サヨナラ!
電子端末型従者_4:四男は爆発四散!
彩谷千映理:四男ーっ!
小竹木龍之介:お前のサポートモード…受け取ったぜ…!
ミシェール・レイ:R.I.P…
“ツェマウス”:唐突に影より銃を生成し、撃ちかける。
“ツェマウス”:大振りな破壊攻撃ではなく、慎重なる精密射撃。
“ツェマウス”:「確実に、償わせなきゃな!」
彩谷千映理:「……くっ」回避行動に出るが、間に合わない
ミシェール・レイ:「そのセリフは聞き飽きたよ!」視えている。危なげなく避けるが……「あ」
ミシェール・レイ:咄嗟にバック転で後退し、彩谷さんの前に身体をねじ込む
小竹木龍之介:攻撃は避けられない。相手の動きは制限されているはずだが。
小竹木龍之介:「なんて集中力だ…」
遠里悠:普通に銃弾を受ける
小竹木龍之介:戦況を見る。
遠里悠:「防御に割り振るリソースがもう残ってないのよね
小竹木龍之介:「…ミシェールくん!」
彩谷千映理:「助かった。……ごめん」
小竹木龍之介:その叫びとともに、ミシェールの目の前に、水でできたコップが現れる。
ミシェール・レイ:「気にしないでいいよ。でも……」
小竹木龍之介:「飲んで…!いくらか回復できるはずだ!」
ミシェール・レイ:「かふっ……ちょっとアタリどころが悪かったかも……」
ミシェール・レイ:「えへへ……ありがとうございます」くしゃりと笑う
ミシェール・レイ:水を一口で飲み干し
ミシェール・レイ:「……うん、大丈夫。まだやれる」
小竹木龍之介:「けほっ……」自分には薬は効かない。だから、これが良いはずだ。
GM:次は遠里支部長or彩谷さんの手番。
彩谷千映理:どっち行きましょう
遠里悠:蘇生復活くらいならトドメさせるけど 不死不滅を抜く火力は無いかなあ
遠里悠:といっても彩谷ちゃんに攻撃手段はないか
彩谷千映理:一応無形コンセスラッグで
彩谷千映理:妖精載せればワンちゃん……?
彩谷千映理:でもそれで削りきれそうかというと微妙ですね
遠里悠:二人で削れるかどうかってくらいかー
遠里悠:じゃあ侵蝕は必要ない遠里から行こうかな
彩谷千映理:了解です!
遠里悠:マイナーでボルトアクションライフル起動
遠里悠:達成値+5
遠里悠:メジャーで射撃
遠里悠:8dx+13
DoubleCross : (8R10+13[10]) → 10[1,1,5,6,7,8,9,10]+2[2]+13 → 25

彩谷千映理:回っている
ミシェール・レイ:良い数値!
遠里悠:照準器は兄弟より支部長に盛ればよかったかな
“ツェマウス”:ドッジ。
“ツェマウス”:5dx-22
DoubleCross : (5R10-22[10]) → 10[2,3,4,7,10]+6[6]-22 → -6

GM:このバステ何なの……
GM:ダメージをどうぞ。
遠里悠:8+3d10
DoubleCross : (8+3D10) → 8+12[2,5,5] → 20

遠里悠:諸々有効
GM:流石にそれでは落ちない!
彩谷千映理:ざんねん
遠里悠:手元に持っていた銃を滑らかな動作で構え撃つ!
遠里悠:銃声が響き弾丸がツェマウスに突き刺さる
“ツェマウス”:「ぐっ……!」
“ツェマウス”:反応速度の致命的な低下。毒が回り続けている。
“ツェマウス”:「痛いなあ……!」
遠里悠:「流石に無理よね。射撃訓練とか、しといた方が良さそうって感じねえ」
遠里悠:「気を引くくらいは出来たかしら?」
遠里悠:「彩谷ちゃん!」
GM:彩谷さんの手番へ。
彩谷千映理:コンボ:マルチフェリアス 《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 
彩谷千映理:7dx3+13
DoubleCross : (7R10+13[3]) → 10[1,2,2,3,3,8,8]+10[3,6,7,8]+10[2,4,8,9]+10[3,5,6]+10[2,3,4]+10[3,5]+10[1,10]+2[2]+13 → 85

彩谷千映理:あちがう
彩谷千映理:危ない……
GM:びっくりした
彩谷千映理:失礼しました、振り直します
彩谷千映理:7dx7+13
DoubleCross : (7R10+13[7]) → 10[2,2,7,7,7,8,9]+10[3,3,5,6,7]+5[5]+13 → 38

ミシェール・レイ:いい感じ!
彩谷千映理:妖精を撃つかどうか……
小竹木龍之介:無理しなくても良いのでは…!
ミシェール・レイ:自分を労って……!
彩谷千映理:むりしない!
彩谷千映理:このまま行く!
遠里悠:倒せるよきっと
彩谷千映理:パワー……!
“ツェマウス”:5dx-24 ドッジ
DoubleCross : (5R10-24[10]) → 4[1,4,4,4,4]-24 → -20

GM:ウワーッ
GM:何故こんな数字しか出ないんだ……
GM:ダメージを!
小竹木龍之介:なぜだろうなあ
ミシェール・レイ:こわいね
彩谷千映理:4d10+5
DoubleCross : (4D10+5) → 26[1,9,7,9]+5 → 31

彩谷千映理:わりとがんばったダイス目!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+6した(侵蝕率:174->180)
GM:まだ生きてる!
彩谷千映理:ぎえーっ
遠里悠:ウゲェー
小竹木龍之介:まじか!
ミシェール・レイ:まじか
遠里悠:出目は悪くなかったから これは仕方ない
彩谷千映理:妖精があと2発撃てるようになった
遠里悠:無理はしないでねー
彩谷千映理:しない!しにたくない!
彩谷千映理:マダムの合図に合わせ、“ツェマウス”の死角になる場所から発砲する
彩谷千映理:頭痛は収まらないまま、しかし精密に人体の弱点を狙い、撃ち抜いていく。
彩谷千映理:「……さっさと、倒れてくれないかなあ!」
“ツェマウス”:「がうっ……!」
“ツェマウス”:「この程度で……!」傷口には銀色の粉末のようなものが漏れ散っている。
“ツェマウス”:彼に埒外の強度を与えているのは、その高濃度のレネゲイドの残滓であるのか。
彩谷千映理:「しぶ、とい……なあ」“アルヴィト”の毒による頭痛に顔をしかめながら、それでも“ツェマウス”を見据える。
“ツェマウス”:「早く償えよ……分かるだろ、もう、さ!」
“ツェマウス”:「僕にここまで酷いことをしたんだ……もう、君たちに出来る償いは、一つだけだ!」
GM:クリンナップ。毒のダメージが入る。
ミシェール・レイ:ミシェール・レイのHPを-12(HP:15->3)した
小竹木龍之介:千映理ちゃんロイスを昇華。バステ解除します。
遠里悠:バステ解除する方が良いよね
ミシェール・レイ:知性…
遠里悠:ミシェールちゃんのロイスをタイタス昇華して邪毒を解除
ミシェール・レイ:ミシェールはこのまま。次で仕留めるぞという断固たる決意
彩谷千映理:倒れます……
彩谷千映理:彩谷千映理のHPを-6した(HP:5->-1)
彩谷千映理:「……はは」“全知”の毒は、確実に脳を蝕んでいた。気力で持っていた視界がブラックアウトしていく。
彩谷千映理:「ごめん。後、任せるね」糸が切れたように膝を突き、そのまま地面に倒れ込む。
小竹木龍之介:「うん。…任せて」
小竹木龍之介:毒が確実に己を蝕んでいるのを感じる。
小竹木龍之介:それでも、その影響を和らげることは、できる。体内に水を巡らせ、そこに『薬』を染ませる。
小竹木龍之介:「あと……ちょっとの辛抱だから」
ミシェール・レイ:「へへ……みなさんもきつかったら先に寝てて大丈夫ですよ?」
ミシェール・レイ:顔を歪ませながら軽口を吐く
ミシェール・レイ:「こっちはようやく温まってきたんで……」
遠里悠:毒の情報を解析し無理やりデータとして分解する
ミシェール・レイ:毒への対処を後回しに、次の一撃に集中する
遠里悠:「そうね、可愛い子の寝顔を見ながら眠るのも悪くはないけれど。寝るときは晴れやかな気分で寝たいでしょ?」
遠里悠:「一仕事終えた後に柔らかいベッドで眠りたいものね」
[23][侵蝕166/昇華2] 小竹木龍之介 [全知]
[10]“ツェマウス”
[08][侵蝕169/昇華1] 遠里悠 [全知]
[08][侵蝕162/昇華1] ミシェール・レイ [全知][邪毒4]
[08][侵蝕180/昇華1] 彩谷千映理 [全知][邪毒2][戦闘不能]
GM:3ラウンド目。セットアップ。
小竹木龍之介:ないです!
“ツェマウス”:こちらはなし。
遠里悠:もうない
ミシェール・レイ:なし!行動値戻ります。
 小竹木[23] 遠里[8] ミシェール[8]

          5m

       ツェマウス[10]
GM:小竹木さんの手番!
小竹木龍之介:はい!
小竹木龍之介:マイナーなしでコンボ『湖』
小竹木龍之介:《コンセントレイト:ソラリス》+《痛みの水》+《罪人の枷》 ツェマウスに攻撃!
小竹木龍之介:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,2,2,2,2,4,4,4,5,7,7,8,8,9]+10[2,5,5,7,8]+2[1,2]+3 → 25

小竹木龍之介:当たってくれ
“ツェマウス”:ドッジ。
“ツェマウス”:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,2,3,5,10]+1[1] → 11

小竹木龍之介:良かった
GM:ダメでーす!ダメージください!
小竹木龍之介:3d10+3
DoubleCross : (3D10+3) → 20[1,10,9]+3 → 23

遠里悠:力の法則
小竹木龍之介:おっと!
小竹木龍之介:jaa
小竹木龍之介:じゃあ足して良いですか!
GM:あ、大丈夫ですよ!
遠里悠:では+6Dです
小竹木龍之介:6d10+23
DoubleCross : (6D10+23) → 40[7,10,4,6,3,10]+23 → 63

小竹木龍之介:はい!
遠里悠:やったー
彩谷千映理:つよい!
ミシェール・レイ:どうだ!
小竹木龍之介:小竹木龍之介の侵蝕率を+7した(侵蝕率:166->173)
遠里悠:これはやったはず
遠里悠:侵蝕+4で173
GM:法則がなければな……!
GM:そのダメージは耐えきれない!
GM:HP0。復活エフェクトはもうありません。
小竹木龍之介:やっったー!
ミシェール・レイ:やったー!
小竹木龍之介:ではトドメ演出!
小竹木龍之介:……恐らくみんな限界だ。これを最後の一撃にしたい。
小竹木龍之介:これで仕留めそこなえば、また攻撃の機会を与えることになるだろう。
小竹木龍之介:「いい加減黙って欲しいしね……!」
小竹木龍之介:手を大げさに薙ぐ。イメージを通しやすくするためだ。
小竹木龍之介:……一滴の水が、“ツェマウス”の顔に落ちる。
“ツェマウス”:「……っ」
“ツェマウス”:「何だ……?」
小竹木龍之介:目に、口に。
小竹木龍之介:体内に、入りさえすれば良い。
小竹木龍之介:「……支部長!」
“ツェマウス”:「……なんだ?もう、限界か?」
“ツェマウス”:「じゃあ、存分に償ってもらわないとな。君たちにも、そこで倒れてるやつにもだ」
小竹木龍之介:小竹木龍之介の生成する『薬』は、水と高い親和性を持つ。
小竹木龍之介:水。
小竹木龍之介:それは生物の大部分を構成するもの。
小竹木龍之介:ゆえに───
遠里悠:壊れかけの入力デバイスからはケーブルが伸び空間に溶け込んでいる
遠里悠:「行けるわ」
小竹木龍之介:「ありがとうございます」
遠里悠:破損した電子端末のパーツを繋ぎ合わせて領域に接続し
遠里悠:データを更新、「湖」が体積を増す
遠里悠:一滴の水
遠里悠:その内部に
遠里悠:深い水の青さが輝いた
小竹木龍之介:「これで、終わりだ」
小竹木龍之介:体内の水に溶け込んだ湖を開放する。
“ツェマウス”:「な……!」
小竹木龍之介:それは内側から溺れさせる猛毒だ。
“ツェマウス”:「こんな……こんな酷い、真似を……!」
“ツェマウス”:「必ずや……償」
“ツェマウス”:それ以上言葉が吐かれることはなく。
GM:その場へと倒れ伏した。
小竹木龍之介:「謝る気は無いよ」
小竹木龍之介:「だって、お互い様だろう?」
GM:“ツェマウス”、死亡。戦闘終了です。
ミシェール・レイ:「……へへ」
ミシェール・レイ:「やっぱ強いや」
ミシェール・レイ:緊張が溶け、その場に尻餅をつく

バックトラック

■Eロイス
◆“アルヴィト”
『究極存在』*3
『覚醒する世界』*3

◆“ツェマウス”
『マジカル☆リクエスト』
『マジカル☆リクエスト』
『マジカル☆リクエスト』
『マジカル☆リクエスト』
『マジカル☆リクエスト』
GM:Eロイスは11個ですね。振る方はどうぞ。
小竹木龍之介:ふります!
小竹木龍之介:173-11d10
DoubleCross : (173-11D10) → 173-55[1,6,10,1,6,3,4,5,6,10,3] → 118

ミシェール・レイ:振らずんば!
小竹木龍之介:残りロイス3。倍ぶりします。
遠里悠:173-11D10
DoubleCross : (173-11D10) → 173-44[3,4,2,5,7,8,1,2,7,2,3] → 129

ミシェール・レイ:162-11d10
DoubleCross : (162-11D10) → 162-73[8,8,7,10,3,6,9,1,10,7,4] → 89

彩谷千映理:180-11d10
DoubleCross : (180-11D10) → 180-61[6,10,4,9,3,7,5,10,1,3,3] → 119

遠里悠:あまり振るわないなあ
小竹木龍之介:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-29[9,1,2,2,6,9] → 89

ミシェール・レイ:戻りすぎた
小竹木龍之介:よしよし。倍で正解だな…!
遠里悠:ロイス4個なのでとりあえず2倍だ
遠里悠:129-8d10
DoubleCross : (129-8D10) → 129-46[1,6,1,8,6,10,5,9] → 83

遠里悠:OKOK
ミシェール・レイ:ロイス5、等倍でふります
彩谷千映理:ロイスは5個だけどこわいので倍
ミシェール・レイ:89-5d10
DoubleCross : (89-5D10) → 89-25[9,3,3,8,2] → 64

彩谷千映理:119-10d10
DoubleCross : (119-10D10) → 119-40[6,2,3,1,4,3,4,1,9,7] → 79

彩谷千映理:出目がこええ……倍でよかった……
GM:OK!全員生還ですね。
彩谷千映理:生還トンネル!
GM:経験点!
GM:いつもの5点に加え、シナリオ点は当然10点。
GM:FS判定で2点、Eロイスで11点。
GM:Dロイスは2点。御鏡シトの変異種と、“ツェマウス”の賢者の石。
GM:合計30点に侵蝕分を足した数字が最終です。
GM:何点になりましたか?
ミシェール・レイ:34点!
小竹木龍之介:33点!
彩谷千映理:33点!
遠里悠:33点
GM:C((33+33+33+34)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 44

■経験点
みつさん 33点
優水さん 33点
ぽぽさん 33点
ヤヒロさん 34点
GM 45点
GM:貰っていって!
小竹木龍之介:いただきます!
遠里悠:ありがとー
ミシェール・レイ:いただきます!
彩谷千映理:ありがとうございますもぐもぐ

【Ending01/ミシェール・レイ】

GM:【第9地区 埠頭】
GM:スーツケースを持った女が、港に立っている。
GM:郭冰。香港支部へ報告書を提出し、任務を終了、状況報告の後、
GM:本国へと帰還することとなった。
郭冰:「……」船を待ち、水平線を眺める。
ミシェール・レイ:「……帰っちゃうんだね」その隣に立ち声をかける
ミシェール・レイ:ツェマウスとの戦闘以来、その素顔は晒したままだ
郭冰:「……ミシェールちゃん」
郭冰:「はい。元々、向こうの所属ですから」
ミシェール・レイ:「そっか、寂しくなるな」
ミシェール・レイ:「ほら、ぼくって友達いないから。あはは……」
郭冰:「離れていても、友達は友達でしょう。すみません。手合わせも出来ず」
ミシェール・レイ:「あー……うん。それも残念だ。結構楽しみにしてたんだけどね」
ミシェール・レイ:「…………」
郭冰:「それだけが楽しみというわけでもないです。四川より辛い中華も食べられましたし」
郭冰:「こちらでは友人もできました……ミシェールちゃん?」
ミシェール・レイ:「ん?」
郭冰:「いえ。なにか思うことがあるかのように……ああ、いえ」
郭冰:「そう抱かせてるのは、郭冰の方ですね」
郭冰:「……やはり、私は。もう、戦えません」
ミシェール・レイ:「……うん」
ミシェール・レイ:「そうだろうな—っては思ってた」
ミシェール・レイ:「ごめんごめん。誰にでも遠慮しないのがぼくのいいところだと思ってたんだけどね」
ミシェール・レイ:「友達への接し方ってのは難しいや」
郭冰:「……いえ。でも」
郭冰:「いくつもの頂きがあって当然なんでしょう?」
ミシェール・レイ:「そりゃあもちろん」
郭冰:「私は、もう、きっと。山に登る心を、失ってしまったけれど」
郭冰:「これまでの武は、確かにこの身に覚えています」
郭冰:「香港支部には、教官への転向を具申して受理されました」
ミシェール・レイ:「へえ、いいなあ。ぼくも冰ちゃんみたいな師匠に教わりたかったよ」冗談めかして笑う
郭冰:「たとえ私が登れずとも、次の者が踏み出す鋲にはなれますから」
郭冰:「弟子が師を超えられぬ道理はありません。だから」
郭冰:「願わくば、郭冰の教えた子が、ミシェールちゃんよりも早く頂きへと辿らんことを」
ミシェール・レイ:「なるほど、そう来たか」
郭冰:「龍の背は見ましたから」少し、はにかむように笑って。
ミシェール・レイ:「手合わせの結果が出るのは、随分先になりそうだ」
ミシェール・レイ:「あ、じゃあさ」郭冰の正面に向き直る。
郭冰:「はい?」
ミシェール・レイ:「運賃を貰ってなかったと思ってさ」
ミシェール・レイ:郭冰の隣のスーツケースを指差す。
ミシェール・レイ:「これ、譲ってくれない?」
郭冰:「郭冰の武を?構いませんが」
郭冰:「それは郭冰のみの武です。如何なミシェールちゃんと言えど、扱いは難しいのでは?」
ミシェール・レイ:「ああ、そういえば今回全然使う機会無かったんだっけ……ほんと、あの人達揃うと強すぎだよね」困ったように笑い
ミシェール・レイ:「偶然だけど、ぼくも使うんだよ。流星縋」
ミシェール・レイ:「こいつに瓦礫を集めて、ブンブンってね」懐の鉄球を見せる
郭冰:「そうですか。ならば、差し上げます」
ミシェール・レイ:「えへへ、やった~」くしゃりと頬を緩ませる
ミシェール・レイ:「師匠の期待ってのは弟子には重いもんだからね。君の弟子にだけ背負わせるのはかわいそうだ」
ミシェール・レイ:「だから、君の武はぼくが背負うよ」
ミシェール・レイ:「龍の背に乗せて、頂へ連れて行く」
ミシェール・レイ:「あ、でもそうなるとどうやっても冰ちゃんの一人勝ちかな……」思案顔
郭冰:「そうかもしれません……ところで、ミシェールちゃんは」
郭冰:「なぜ、此処に留まるのですか?」
ミシェール・レイ:「え、それはほら、まだまだ戦いたい奴がいっぱいいるし……」
ミシェール・レイ:「最近こっちでの活動も活発になってるでしょ?イエローコゥトとか」
郭冰:少しぴくりと身を震わせて。
郭冰:「……ええ。やはり、そのために?」
ミシェール・レイ:「まあ、それが半分かな。もともとそういう仕事だったし」
ミシェール・レイ:「あとは半分は……」
ミシェール・レイ:「探してる人に、会えるかもしれないからかな」

【Ending02/小竹木龍之介】

GM:【Ending02/小竹木龍之介】
GM:【フランス料理店『ヌーベル・ビュット』】
GM:月夜銀座に、日常は取り戻された。
GM:それはこの『ヌーベル・ビュット』も例外ではなく。
GM:客足は戻りつつある。店はいつもの平穏を……
GM:安寧なる“生”を取り戻すだろう。
小竹木龍之介:「いただきます」
小竹木龍之介:前菜を前に、手を合わせる。フランスのマナーではないな、と合わせてから気付く。
小竹木龍之介:今日はプライベートでの来店だ。頼んだのは比較的安いコース料理。
小竹木龍之介:比較的、とは言っても。店相応の値段ではあるのだが。
小竹木龍之介:「うん……やっぱり特別においしいな」
小竹木龍之介:カトラリーは外側から順番に。
小竹木龍之介:料理ごとに割り当てられたそれを器用に扱って食べていく。
給仕の少女:「でしょ?あたしもたまにまかない貰うけどさ」傍らの少女が声を掛ける。
給仕の少女:「やっぱレベル高いんだよね……だいぶ美味しい仕事だ、これ」
小竹木龍之介:「そりゃ、羨ましいなあ」
小竹木龍之介:「……元気そうだね」少女に笑いかける。
給仕の少女:「やほ。久しぶりおじさん」手を小さく振る。
小竹木龍之介:「うん。久しぶり」
給仕の少女:「今日はオフ?」
小竹木龍之介:「そう、オフ。ひと仕事終わったし、今は少し手が空いてるんだ」
給仕の少女:「仕事……うん。お疲れ様」
小竹木龍之介:「……蝶の、おかげで」
小竹木龍之介:「仲間の子が友達の危機に駆けつけられたんだ」
小竹木龍之介:「その、巡り合わせって言うのかな」
給仕の少女:「うん。蝶の羽撃きが、事象を乱すこともあるよね」
小竹木龍之介:「うん」
小竹木龍之介:「……良かったなあ、って思ってる」
給仕の少女:「それでも、さ。解決させたのは、おじさんたちだよ」
給仕の少女:「あなたたちが居なかったら、きっと、こうはならなかった」
小竹木龍之介:「……ふふ」
小竹木龍之介:「この街の…こういう、営みをさ」
小竹木龍之介:「ちゃんと、守れたんだよね」
給仕の少女:「そりゃそうだよ。だってさ」
給仕の少女:「それ、美味しいでしょ」
小竹木龍之介:「うん。……とても」
給仕の少女:「それを実感できるならさ、多分」
給仕の少女:「平和を守った意味は、そこにあるんだと思う」
小竹木龍之介:「そうだね。この、ひと皿ひと皿に」
小竹木龍之介:「替えの効かない……なんだろ。価値?」
小竹木龍之介:うまく言おうとして、まとまらなかった照れ臭さに少し笑う。
小竹木龍之介:「今ここで美味しい料理が食べられる」
小竹木龍之介:「……そういうのって、やっぱりいいなって」
給仕の少女:「そだね。ずっとそうがいいけど」
給仕の少女:「どうなるのかな、これから。ボスには見えてるのかな?分かんないけど」
給仕の少女:「まあ、何にせよ。ご飯は食べ続けられるといいよね」
小竹木龍之介:「……僕は、マダムみたいに色々先を見たりとか、そういうのはできないから」
小竹木龍之介:「どうなるのかはね、わからない。でも、わからないからさ」
小竹木龍之介:「こういう時間を大切にしたいんだ」
小竹木龍之介:「人の縁だってそうさ」
小竹木龍之介:「いつ……途切れるかも、わからないから」
給仕の少女:「……うん。それは、そうだ」
給仕の少女:「あっしまった、仕事しなきゃだ……じゃね、ごゆっくり」
小竹木龍之介:「……ありがとね」
給仕の少女:「またね」手を振って。
小竹木龍之介:「ん。お仕事頑張って。じゃ、またね」
小竹木龍之介:軽く手を振って見送る。
小竹木龍之介:テーブルにはまだ食べかけの料理。
小竹木龍之介:ナイフとフォークを再び手に取り、ゆっくりと口に運んでいく。
小竹木龍之介:───UGNとFHであれば。きっと、どこかでぶつかる時が来る。
小竹木龍之介:今回のようなケースがずっと続くとは限らない。
小竹木龍之介:……それでも、腹を割って話せるのならば
小竹木龍之介:その末に袂を別つのであれば。
小竹木龍之介:きっと自分は納得するだろう。
小竹木龍之介:「ごちそうさま」
小竹木龍之介:手を合わせて、伝票をとって立ち上がり。
小竹木龍之介:店の奥に目をやってから、会計へと向かった。

【Ending03/彩谷千映理】

GM:第十一地区内 UGN系列病院
GM:戦いの後。
GM:“アルヴィト”の爪痕の残る者は、幾人かここに運ばれ、対処を行っている。
GM:その中には、御鏡シトと、彩谷千映理の名もあった。
GM:その2人は、特に影響度が大きいと考えられている。
GM:“モーニング・モーニング”御鏡シトは、凄惨なる記憶を封印しており、
GM:その開示による事実の把握により暴走活動を行っていた。
GM:“ヴァイオレット・アイリス”彩谷千映理は、バックアップとして持っていた4年分の記憶を
GM:1日分の容量へと感情を込み込みで叩きつけられた。
GM:それは例えば、崩落戦の際の火傷の記憶であるかも知れない。
GM:それはあるいは、
君に髪飾りを送った男の記憶であるのかもしれない。
GM:ともかく、処置と経過観察が必要である身に代わりはない。
GM:あなた達は並んで、病室にある。
彩谷千映理:「……ねえ、しーちゃん」
御鏡シト:「……何」忌々しげに吐き捨てるように。
彩谷千映理:「ネタバラシってさー、もうちょいかっこよくするべきだと思うんだよね」病室の名札などで本名がバレたことを言っている。
御鏡シト:「……知らない。嘘つきには似合いの末路じゃないの?」
彩谷千映理:「手厳しーなー……」上体を起こして隣のベッドを覗き込む
御鏡シト:「……」四肢は拘束されている。
彩谷千映理:「ま、機嫌悪いのも無理ないか」
御鏡シト:「……当たり前でしょ」
彩谷千映理:「寝心地悪そうだしね」
彩谷千映理:飄々とした態度で話す。
御鏡シト:「……こんなとこでずっと寝てるつもりはない」
彩谷千映理:「ふぅん。家のベッドで寝直す?それとも」
彩谷千映理:「……この病院を更地にする?」
御鏡シト:「……それもいいかも。理不尽で」
御鏡シト:「……まあ、考えても仕方がないのだけど。消されるんでしょ?記憶」
御鏡シト:「また、あたしから奪うんだ」
彩谷千映理:「……それについてなんだけど、さ」
御鏡シト:「……何よ?」
彩谷千映理:「一任まではいかないけど、私の意見も大いに参考にされるらしいんだよね」
彩谷千映理:「記憶処理」
彩谷千映理:そのために同室になるよう手配された。本来なら、御鏡シトは一人部屋に入っていたはずだ。
御鏡シト:「……それ、脅し?」
彩谷千映理:「……私そこまで悪人に見える?」
御鏡シト:「……」
御鏡シト:「いや。正直」
御鏡シト:「そう決めつけられないのよね……普通に聞こえたわ、あんた。寝言以外はだけど」
彩谷千映理:「……」
彩谷千映理:「夢に魘されるのって、新鮮だね」
彩谷千映理:「私さ、嘘二つついてたんだよ」
御鏡シト:「コールドスループすれば、魘されなくて済むわ。先輩からのおすすめね……嘘?」
御鏡シト:「名前以外にってこと?」
彩谷千映理:「名前入れて二つ」
彩谷千映理:「ま、それも半分嘘じゃなくなっちゃったんだけど」
御鏡シト:「……どういうこと?」
彩谷千映理:「記憶がないのは、4年より前だけじゃなくってさ」
彩谷千映理:「正直言えば、昨日の記憶もない」
彩谷千映理:「……なかった」
御鏡シト:「えっ?」
御鏡シト:「なんで……どういう……!?」
彩谷千映理:「毎日ね、記憶がすっ飛んじゃう」
彩谷千映理:「そういう体質になっちゃってたみたいなんだよね、どうにも」ベッドの隣に活けられた花を突きつつ
彩谷千映理:「対策はしてあるから、日常生活に支障は出ない。4年間、そんな感じで」
御鏡シト:「いや対策って……」
御鏡シト:「……」
彩谷千映理:「だからさ、本当なら夢だって覚えてないはずなんだよね」
彩谷千映理:「あいつに噛まれて、ぜーんぶ思い出した」
御鏡シト:「……あたしと同じように、か」
彩谷千映理:「そーいうこと」
御鏡シト:「……悔しい、と思ったことは」
御鏡シト:「ないの?自分が知りたかったこと、知ってなければならなかったことが」
御鏡シト:「ごっそり抜け落ちてしまっていた事に気づいても、平気?」
彩谷千映理:「正直、せっかくかさぶたになってたところを、思いっきり剥がされたみたいな気分だし」
彩谷千映理:「だから入院処置ってことなんだろうね」
彩谷千映理:「でもさ」
彩谷千映理:「……そんなに変わんなかったんだよね、『私自身』は」
御鏡シト:「……じゃあ、あたしとは違う」
御鏡シト:「あたしは、全部。許せなかったから」
御鏡シト:「戦いを起こしたUGNも、FHも。1-4の教室は、全部潰れて消えてしまって」
御鏡シト:「あたしだけが、力を使えるって分かって。でも、そんなのがあったなら」
御鏡シト:「あたしは、あの時、何かが出来てたはずで」
御鏡シト:「それが出来なかった自分が、情けなくて、悔しい」
彩谷千映理:「……」
彩谷千映理:「……ごめん、また嘘ついてた」
御鏡シト:「……そんなのばっかね。今度は?」
彩谷千映理:「本当は、たくさんある。許せないこと、後悔したこと、覚えてたら何か変わってたかもしれないこと」
彩谷千映理:「それに真正面から向き合ったら、正直今だと保たないと思う」
御鏡シト:「すべてを壊したいって思わないの?」
彩谷千映理:「思わないようにしてる、かな」
彩谷千映理:彩谷千映理の衝動は、破壊。
彩谷千映理:あらゆる組織に潜入・潜伏できる者が衝動に飲まれれば。
彩谷千映理:……あらゆる手段で、絆を破壊する存在になるだろう。
彩谷千映理:「今が居心地いいから」
御鏡シト:「……」
彩谷千映理:「……居場所をさ、見つけられたら」
彩谷千映理:「なんとかやってけるんだよ、多分」ベッドに寝転がり、天井を仰ぐ
御鏡シト:「……そう」
御鏡シト:「あたしも、今が心地よければ。考えないように出来たのかな」
彩谷千映理:「出来たかもね。それに、考えちゃっても、誰かが受け止めてくれたかも」
彩谷千映理:「……今からそうなることも、できる」
御鏡シト:「……」
彩谷千映理:「何もかも忘れて、日常に戻るか……それとも」
彩谷千映理:「……時間はかかるかもしれないけど、今の全部を抱えていくか」
彩谷千映理:「しーちゃんは選べるんだよ。私と違ってね」
GM:”アルヴィト”の全知は、事後の記憶処理をプロテクトできない。
GM:生存している間は出来たのかもしれないが、全知を得て、記憶が戻った後。
GM:再び全知を失ったあと、記憶処置を受けることは可能だ。
御鏡シト:「……あたし、やっぱり」
御鏡シト:「忘れるのは、嫌」
彩谷千映理:「……そっか」
彩谷千映理:「退院したらさ、案内するよ」
御鏡シト:「これ、外していいの?」
彩谷千映理:「それを判断するのは私じゃないなー……。まあ」
彩谷千映理:「明日になったらわかるよ、たぶんね」
御鏡シト:「そう。分かった。じゃあ、退院したらよろしくね、“アイリス”」
彩谷千映理:「約束だね。こっちこそよろしく、“しーちゃん”」

【Ending04/遠里悠】

GM:【第十一支部】
GM:“神卵”の騒ぎは終結した。
GM:街は再び、賑わいを取り戻すことだろう。
GM:そして、一時的に借りた手は、いつかは返さなければならない。
GM:挨拶に訪ね来たのも、その1人だ。
ミシェール・レイ:「いやあ、色々お世話になりました。すみません、あまりお役に立てず」
遠里悠:事務机で書類を確認しながらデータを見比べている。
遠里悠:「あら、そんな事ないわよ」
ミシェール・レイ:傍らに大きなスーツケースを置きながら机の前に立っている
遠里悠:作業の手を止めてミシェールに向き合う。
遠里悠:「今回の事件は貴方が居なければ」
遠里悠:「私達は随分と後手に回っていたはずよ」
ミシェール・レイ:「え、ええ~、そうですか?」
ミシェール・レイ:「照れるなあ」うれしそうに頬をポリポリ掻く
遠里悠:「ええ、勿論。一手遅れていたら人を遠ざける事がより困難になってたはずですもの」
遠里悠:「私達とは違う視点の重要性をもたらしてくれたのはミシェールちゃん。そこは誇っても良い所よ」
遠里悠:「偉いわ」
ミシェール・レイ:「えへへ……じゃあ、素直に喜んでおきます」
遠里悠:「素直な子って大好きよ。ふふ」
ミシェール・レイ:「実はあまり褒められ慣れて無くて……なんか新鮮ですね!」
遠里悠:「で、これからどうするつもりなの?」
ミシェール・レイ:「しばらくはこの街に残りますよ」
遠里悠:「そう、それも良いかもしれないわねえ」
遠里悠:「何か困った事や知りたい事があったら」
ミシェール・レイ:「大陸から流入したFHの勢力は、まだまだ処理できてませんから。今帰ったら怒られちゃいます」
遠里悠:「そうねえ。この街は随分と流動的だわ」
遠里悠:「何か困った事や知りたい事があったら、遠慮せずに言ってね」
ミシェール・レイ:「ありがとうございます。それじゃあ……」
ミシェール・レイ:「早速ですけど、今回の働きのご褒美ということで、一つ聞いてもいいですか?」
遠里悠:「あら、おねだり上手。そう言われては断れないけれど。勿体ぶるからにはそれなりの情報みたいね」
ミシェール・レイ:「うっ、ご期待に添えるかはわからないですけど……」若干たじろぎながら
遠里悠:少し真面目な顔で
ミシェール・レイ:「……"ストリゴイ"」
遠里悠:「意外な名前を出してくるわね」
ミシェール・レイ:「そう名乗るエージェントから接触がありましたよね?」
遠里悠:「ええ、
あったわ」
遠里悠:コーヒーを飲む。
遠里悠:「安くて快適な住まいとか、特選グルメ情報とかだったら、喜んで教えちゃうんだけどな」
ミシェール・レイ:「ぼくのお願いは、彼と同じです。きっと彼はこう言ったんじゃないですか?」
ミシェール・レイ:「『"荒天龍"を仕留める算段がついたら、一枚噛ませて欲しい』と」
遠里悠:「その質問に対する答えはイエスね。じゃあ此方からも聞いて良い?」
ミシェール・レイ:「もちろん、何なりと」
遠里悠:「そんなお願いをする理由は何かしら。香港支部のような武を誇る為って言うのなら」
遠里悠:「私はおススメしないと忠告するんだけど」
遠里悠:「そういう訳じゃあ無いんでしょ?」
ミシェール・レイ:「……僕がもともとFHの実験体だというのはご存知ですよね」
ミシェール・レイ:「失敗して捨てられた所を拾われた……ってのはまあそうなんですけど」
ミシェール・レイ:「実を言うと、半ば成功してたんですよあれ。けれど」
ミシェール・レイ:「因子の提供者の一人が実験を私物化して、全部台無しにしてしまった」
ミシェール・レイ:「ぼくの人だった頃の名は雷紫苑。UGNに保護されて自分で付けた名前はミシェール」
ミシェール・レイ:「実験体としての呼称は『荒式霊珠玖號』」
ミシェール・レイ:「"荒天龍"は、僕の師(ちち)です」
遠里悠:コーヒーカップを机に置く。
遠里悠:「情報を扱う立場の人間は、時に好悪を超えた判断を下さなければならないわ」
遠里悠:「でもね、私は"荒天龍"の事は嫌いよ」
遠里悠:「自分の興味の為に、自分の楽しみの為に」
遠里悠:「他人の人生を好き放題にして遊ぶなんて、最悪じゃない」
ミシェール・レイ:「あはは……本当ですよね。僕もそう思います」
遠里悠:「…もう一つ聞いても良いかしら」
ミシェール・レイ:「はい」
遠里悠:「貴方は"荒天龍"の事をどう思っているの?」
ミシェール・レイ:「……師匠は」
遠里悠:「さっきの好き嫌いは私の個人的な感情。貴方の意思を咎めたりはしないわ」
ミシェール・レイ:「ベリッシマさんの言うとおりの人ですよ。興味本位で世に悲劇を撒き散らす」
ミシェール・レイ:「自分だけが選ばれた人間と勘違いして他人を凡愚と見下す、クソ野郎です」
ミシェール・レイ:「その上で……」
ミシェール・レイ:「尊敬してます。彼は真実、武の頂に立ってますから」
遠里悠:「そう、それも解るわ」
ミシェール・レイ:「僕はただ、証明したいだけです」
ミシェール・レイ:「彼のいる場所が、そんなに"退屈"な場所ではないと」
遠里悠:「ミシェールちゃんらしいわね」
ミシェール・レイ:「武の頂なんて、数ある山の一つに過ぎない……だから」
ミシェール・レイ:「一人ではないと教えてあげたいんです。僕が並び立つことで」
遠里悠:「それって、本当に大変な事よ」
遠里悠:「でも、クソ親父をぶん殴って目を覚まさせたいっていう親子喧嘩に他人が理由を付けて口を挟むのは野暮ねえ」
遠里悠:「あーあ。増々嫌いになっちゃうわあ。"荒天龍"の事が」
遠里悠:「こんなに可愛い子に無茶させて」
ミシェール・レイ:「いやあ、あっちは多分ぼくのことなんて忘れてますよ」照れながら
遠里悠:「ふふ…」
ミシェール・レイ:「これはただの、ぼくのケジメです」
遠里悠:「良いでしょう、ミシェール・レイ。貴方の望みに答えましょう。でも」
遠里悠:「今渡せる情報は、実際の所多くないわ」
遠里悠:「この街で起きたいくつかの事件の記録。その閲覧は許可します」
ミシェール・レイ:「そうですか……」
ミシェール・レイ:「感謝します。マダム・ベリッシマ」
遠里悠:「今後についても、他の任務、事件に支障が出ない範囲で」
遠里悠:「提供する事を約束するわ」
遠里悠:「だから、一つだけお願いを聞いて」
ミシェール・レイ:「はい、何でしょう?」
遠里悠:「命を無駄にするのは絶対にダメ」
ミシェール・レイ:「……」
遠里悠:「"荒天龍"に“勝つ”と言うのなら」
遠里悠:「十分な情報と作戦が必要って事」
遠里悠:「貴方の望みはただ"荒天龍"を倒す事じゃない」
遠里悠:「“一騎打ち”の形を作り出さないといけないわ」
遠里悠:「師匠と並び立つってそういう事でしょ?」
ミシェール・レイ:「ふふ……」
ミシェール・レイ:「やっぱりすごいなあ。師匠より全然怖いや」
ミシェール・レイ:姿勢を正し、拱手の構えを取る
ミシェール・レイ:「承知しました。ベリッシマ」
ミシェール・レイ:「ぼくは龍たらんとするただの凡愚ですが、それでも……」
遠里悠:「いいえ、天を目指す者が龍なのよ」
遠里悠:「川を泳ぐ鯉が滝を乗り越えて龍になるの」
遠里悠:「貴方の事は他の支部にも私が保証する旨を伝えておきます。この街でより強く龍を目指すと言うのなら。戦って信用を得なさい」
遠里悠:「誰からも認められると言う事は"荒天龍"の興味を引く事にもつながる」
ミシェール・レイ:「……ご厚意、痛み入ります」
遠里悠:「気を付けて、龍の子。いつでも遊びに来てね」
ミシェール・レイ:一礼した後、顔を上げるといつものにやけ面に戻って
ミシェール・レイ:「はい!そちらも、僕の武が必要な時はいつでもお呼びください!」
ミシェール・レイ:スーツケースを誇らしげにバンバンと叩く
遠里悠:「ええ、頼りにしているわ」
ミシェール・レイ:「はい、それでは、また!」
遠里悠:「ところで」
ミシェール・レイ:スーツケースを引きずりながら、部屋を出ようとする
遠里悠:「随分と重そうだけれど、そのスーツケースは何が入っているの?」
ミシェール・レイ:「ああ、これですか?」立ち止まり
ミシェール・レイ:「ぼくの新しい武(ちから)です!龍はお宝を貯め込むものですからね!」明らかに混線した知識
ミシェール・レイ:「銘は、そうだな……」
ミシェール・レイ:「"一心一意"」
遠里悠:「良い名前ね」
ミシェール・レイ:「えへへ……」少しはにかんで一礼し、部屋を出ていく。

荒原伊吹:「……お疲れさんです」そのしばらくの後、部屋に入ってくる。
遠里悠:「ありがとう」
遠里悠:「こちらこそ、面倒事を任せてしまって」
荒原伊吹:「いえ……公安と折り合いが付きました。“今後の積極的な協力体制を再確認”ってとこです」
荒原伊吹:「何も言っとらんと同義ですがね。まあバチバチやるよりはマシでしょう」
遠里悠:「そうねー。これも小竹木ちゃんのおかげ」
遠里悠:「報道の方は何とかなりそうかしら」
遠里悠:「人的被害は出なかったとはいえ、建造物への被害規模はそれなりだから」
遠里悠:「慎重に対応したいところだけど」
荒原伊吹:「……報道ヘリの墜落ちゅうことになっとります。奴さんらも同業者をそうそう叩けんでしょう」
荒原伊吹:「“ロータ音を聞いた”ちゅう証言とも矛盾しやせんからね」
遠里悠:「落としどころとしてはその辺りが妥当ね」
遠里悠:「市議会が騒ぐのはどうしようもないか」
荒原伊吹:「ま、そちらさんは任せやしょうや。俺らの領分をちと超えます」
遠里悠:「そうね。引き続き各部署との折衝を続けます。人員は第三支部にお願いして融通してもらうのもアリね」
荒原伊吹:「あんまり第三のには手間かけさせたくないんですがね……あそこはまだペーペーです
遠里悠:一呼吸置く。
遠里悠:「ねえ、荒原ちゃん」
荒原伊吹:「何でしょう、姐さん」
遠里悠:「最近の流れをどう思う?この街で起きているレネゲイド関連の案件の数は」
遠里悠:「大小合わせると以前とはくらべものにならない」
荒原伊吹:「100の大台を越えるでしょうな。異常なペースでさあな」
遠里悠:「今はまだ対応できているけれど。事後処理という面から見て人員は圧倒的に足りないわ」
荒原伊吹:「絶対数が足りやせんからね。向きの人材は」
荒原伊吹:「戦闘職のほうが潰しが効きますから。他の街ならそれで事足りるんでしょうが」
遠里悠:「私も色々と関わる重要案件が増えてきた」
遠里悠:「不在になる事増えるでしょうね」
荒原伊吹:「正直に言やあ、姐さんがあと5人欲しいとこではありますがね」
遠里悠:「だから、ある程度任せられる人が欲しいわ。荒原ちゃんだけに頼るわけにもいかないし」
遠里悠:「荒原ちゃんから見て、小竹木ちゃんはどう思う」
荒原伊吹:「ようやっとります。馬鹿正直に言やあ」
荒原伊吹:「俺と今換えても然程問題はないでしょう」
遠里悠:「高評価ね。私も評価に異存はないけれど。副支部長はまだまだ荒原ちゃんにやってもらいたいわ」
遠里悠:「でも、少し大きな案件を預けても良いかもしれないわね」
荒原伊吹:「過分なお言葉です。……俺もまあ、そうは言いましたが」
荒原伊吹:「そうそう開けてやる気はありませんよ」
遠里悠:「頼もしいわ」
遠里悠:「上戸ちゃんのフットワークの軽さに加えて、実務向きの小竹木ちゃんが頑張って貰えると正直助かるもの」
荒原伊吹:「でかいヤマを預けるのも賛成です。奴さんなら問題ないかと」
遠里悠:「うちのチルドレンの子達も、実力で言えば申し分ない。小竹木ちゃんならそういう子達とも組めるでしょうし」
荒原伊吹:「今回のヤマの、一番の収穫でしょうな。全知サマはそこまで分かったんでしょうかね」
遠里悠:「そうね。あと、外部からの協力という点も今回の評価点ね」
遠里悠:「勿論、情報を扱うに足る才能と人格は見極めなければならないけれど、新たな人材を発掘する事も進めていきたいわ」
遠里悠:「その点は上戸ちゃんの才能が役に立つ」
荒原伊吹:「そうですね。もっとウチも門戸を広げたいところではあります」
遠里悠:「短期的にはやる事が増えるけど、大丈夫?」
荒原伊吹:「長期的に増えるよかあ何倍もマシでしょう」
遠里悠:「そうね、他の支部とも連携して人材のピックアップを図りましょう」
遠里悠:「何もうちに向いてないからと言って、サヨナラって事はないのだから」
荒原伊吹:「そうですね。ウチが特化してるのはそのためすわ」
遠里悠:「適材は適所に」
荒原伊吹:「13個の支部があるだけに意味はありません。色の違う連中が、相互に協力することで真価を成す代物だ」
遠里悠:「さて、忙しくなりそうだけれど」
遠里悠:「それもまた、新たな出会いだと思えば楽しみも見いだせるわ」
遠里悠:「さて、短い休暇の終わりを小竹木ちゃんと上戸ちゃんに伝えなきゃ」
荒原伊吹:「ま、ちっとでも眠れたならそれでマシでしょうね。奴さんらも、この街も」
遠里悠:「そうね…。では連絡は明日にしましょうか」
遠里悠:「11地区は。安らぎを求めて集う場所でもある。だから、今日くらいはゆっくり休ませて日常を楽しんでもらいたいわ」

GM:レネゲイド蔓延る騒乱の魔窟都市、通称大N市。
GM:UGNは支部機能を分散、各所に配置することで、その巨大な脅威を宥めていた。
GM:そのうちの一つが、大N市第十一地区UGN支部である。
GM:主たる任務は情報統括――秘密結社としての基幹を担う部門の一つである。

『アルヴィトは白沙へと征けり』 終