『学校の怪談 ~恐怖!巨大植物の怪~』(GM:日向)


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“もぢりもみぢ” 朝永(あさなが)花月(かづき)キャラシート(PL:DT)
“C-4” 氷嘉(ひが)雪彦(ゆきひこ)キャラシート(PL:ゆげたろ)
黒剣(ブラックソード)五野上(ごのうえ)(ぜろ)キャラシート(PL:MAO)

【Index】

オープニング
ミドルフェイズ
クライマックス
エンディング


GM:というわけで、全員揃いましたので
GM:DX3rd突発卓『学校の怪談 ~恐怖!巨大植物の怪~』を始めていきたいと思います!
GM:PCの行動値順に自己紹介だ!
GM:行動値11!花月ちゃん!
GMキャラシート
朝永花月:はいっ!
朝永花月:あさなが・かづき。普通の高校に通う普通の女子高生イリーガル。
朝永花月:代議士を親に持ち政治家とおしゃべりしまくってたコミュ強者です。
GM:人生勝ち組路線つっぱしりそう
朝永花月:まかせて
朝永花月:好奇心旺盛で可愛い物好き。特技は裁縫とかお絵かきとかデコレートとか。
朝永花月:オーヴァードとしての能力は、物質のデコレートによるエンハンス能力。
朝永花月:性能的には超血統された原初の赤:水晶の剣を高レベルでぶん回します。
GM:あれめっちゃ強いんだよなぁ……
朝永花月:あとは無形があるのでなんでも出来るだけです~
朝永花月:よろしくねいっ
GM:やった~!!よろしくお願いします!!
GM:次!行動値10の雪彦君!
GMキャラシート
氷嘉 雪彦:はい!
氷嘉 雪彦:氷嘉雪彦。17歳、UGNチルドレン。
氷嘉 雪彦:無表情で冷静そうな顔をしていますが、内面は激情家だったりする青年です。
氷嘉 雪彦:変なタイトルの本を好んで買う趣味がある。立川さんに頭よさそうな馬鹿って言われました。
氷嘉 雪彦:モルフェウス/サラマンダーで白兵攻撃を担当。自分の拳を爆薬に作り変えて物体を殴りつけることで起爆・破壊します。
GM:だって読んでる本が馬鹿っぽかったじゃん……
氷嘉 雪彦:《インスタントボム》と《ブラストフォーカス》で吹き飛ばします。
氷嘉 雪彦:それは、そう!
氷嘉 雪彦:今回は彼女が大変なことになっているのでやる気満々です。いつも満々でいて欲しい。
GM:たいへん!助けてあげて~~
氷嘉 雪彦:助けるとも!よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!!
GM:最後!零さん!!
GMキャラシート
五野上零:はーい
五野上零:「五野上零、調停屋さ」
五野上零:「言い分はそれだけかい?」
五野上零:「んじゃ、やりあうとするかね」
五野上零:フリーの調停屋(物理)。その身一つで裏社会を渡り歩く女傑。
五野上零:酒も色も暴も嗜む刹那的な快楽主義者だが、一番新しい約束だけは守ることが信条としてます。
五野上零:覚醒の切っ掛けとなった、黒い剣鉈を振り回し、影を操って魔を払ったり邪を滅したりもしてます。
五野上零:シンドロームはピュアウロボロス
五野上零:ロイス関係は――
五野上零:Dロイス №98【遺産保持者】
五野上零:愛しき阿呆共【敵@◯幸福感/食傷】
五野上零:阿呆共その2【怪異@○メシの種/辟易】
五野上零:データ的には無形でなんとかしたり、背徳/尾を喰らうでさらになんとかしたり、
五野上零:Eロイスを消したり、ドッジしたりします。
五野上零:こんな感じで!
GM:殴るタイプのネゴシエーター!
五野上零:パラダイムシティ流(`・ω・´)
五野上零:初稼働キャラです、がんばるぞー。よろしくおねがいします。
GM:今回も阿呆をぶっ倒してくれ!よろしくお願いします!!
五野上零:まかせときなー!
GM:初稼働だった
GM:HO、トレーラーは突発なのでなし!!!!!
GM:早速合同OP!!


■Opening

GM:OP兼合流シーン。全員登場
GM:登場侵蝕どうぞ~~
五野上零:五野上零の侵蝕値を1d10(→ 9)増加 (36 → 45)
朝永花月:古峰ことこのイニシアチブを1d10(→ 7)増加 (0 → 7)
氷嘉 雪彦:33+1d10 侵蝕
DoubleCross : (33+1D10) → 33+6[6] → 39

古峰ことこ:それ私のイニシアチブ!
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を1d10(→ 7)増加 (36 → 43)
GM:おっけ~


GM:N市・N第九十九中学校
GM:三日月だけが煌々と宵闇を照らす、午後十一時。
GM:君達はUGNのお偉い様より突然呼び出され、この中学校近くの貸し駐車場に集められていた。
GM:詳細はオペレーターからとのこと。通信待ちなので、自己紹介などをしてスムーズに卓を進められるようにしておこう。
朝永花月:「うわ、マジで夜の学校じゃん……」中学校を見やって。
朝永花月:セーラー服姿の少女。髪先をくるくると弄んでいる。
氷嘉 雪彦:「夜の学校って不思議な感じがするよね」
五野上零:「ん、アンタたちかい。今回のお仲間は?」
五野上零:黒いシャツと、黒いパンツ。
朝永花月:「ねー。なんか悪いことしてる気分的な」
五野上零:黒い髪の女が現れ、気さくに声をかけてくる。
氷嘉 雪彦:「碌に学校なんて通ってないけど」パラパラと文庫本のページを捲っている。
朝永花月:「お仲間で~す」パタパタと手を振り。
朝永花月:「あれ、でいいんだよね」
五野上零:「3人と聞いてるけどね、アタシは」
氷嘉 雪彦:「いいと思うよ。はじめまして、氷嘉雪彦です」本を閉じてポケットに入れる。
五野上零:「五野上零、調停屋だよ。こうしたときのも含めてね」色々とでっかい女が、人懐っこい笑顔で応じる。
朝永花月:「朝永花月でーす。“もぢりもみぢ”」にっと笑い返す。
五野上零:「っと、そっかコードネーム。確か“黒剣”だったっけかな?」ぽりぽりと、頬を掻きながら。
五野上零:「ま、面倒くさい。名前でいいかい。花月、雪彦?」
氷嘉 雪彦:「僕は構いませんよ」
朝永花月:「おっけ~」
五野上零:「んじゃそれでいこうかね」
朝永花月:「じゃあろっくんとひがゅー!」
氷嘉 雪彦:「ひがゅー」
五野上零:「はは、そう呼ばれるのは初めてだね」カラカラと笑う。
氷嘉 雪彦:「言い難くないかな、舌噛んだらごめんね」
朝永花月:「花月が言い出したんだからひがゅーが謝んなくていいでしょ」
五野上零:「そーゆーこったね」
五野上零:「──さて、詳しくは連絡をもらえるんだったか、確か」
GM:その時。三人の端末へ同時に着信が入る。
朝永花月:「がゃがぃがゅがぇがょ」
朝永花月:「うん、大丈夫……おっ」
朝永花月:「来ましたなあ」
五野上零:「お、来た来た。どんぴしゃだ」
GM:タイミングの合致具合をみるに会議通話。オペレーターからの連絡だろう。
黒猫まち:「おsssssssssssっす!!!!!」
黒猫まち:取るや否や、クソ喧しい声が飛び込んでくる。
氷嘉 雪彦:「びっくりした」
朝永花月:「お?」
朝永花月:「ねこまっち!」
黒猫まち:UGNオペレーターの黒猫まち。端末を介しての電磁哨戒を得意とするピュアブラックドック能力者。
五野上零:「元気な声だねぇ、知り合いかい?」
黒猫まち:「はろはろ~~かづきちゃん!!」
黒猫まち:「そそ。貴女はちゃんぜろだね?」
朝永花月:「はろはろ~~!うんにゃ。お仕事一緒にしたよ」
朝永花月:「お友達~」
黒猫まち:「お友達~」
五野上零:「ああ、よろしくたのむよ。ねこまっちちゃん」
黒猫まち:「よろしくぅ!!で、ゆきひこきゅんも来てるよね?」
朝永花月:「いるよ~ひがゅーも」
氷嘉 雪彦:「いますよ、勿論」
五野上零:「三人揃い踏みってやつさ」
黒猫まち:「おけおけ!!今回は正規人員が君だけだから、色々とよろしく頼むぜぇ」
黒猫まち:「……頼むよホントに」
朝永花月:「おっそーなん?よろしく~」
五野上零:「なるほど。んじゃあたしらは外人助っ人枠ってとこか」
氷嘉 雪彦:「善処しますね」
朝永花月:「花月パパもママも日本人だよ?」
五野上零:「っと、ちょっと分かりづらいか、今どきの子には」
五野上零:「ま、『雪彦は頼れる仲間を手に入れた!』って感じさ」
黒猫まち:「うぇいうぇい。じゃあ早速説明するぜい」
黒猫まち:「君達の近くに立ってる、N市立第九十九中学校。ここにFHエージェントが潜伏している情報が入った」
黒猫まち:「任務は学校への潜入調査。件のエージェントを見つけたら、その捕縛ないし打倒に当たってほしい」
五野上零:「なんだい。存外シンプルな話だね?」
黒猫まち:「1コマ突発卓だからねぇ」
五野上零:「そいつを言ったらってやつだ」
朝永花月:「夜の学校探索絶対面白いやつじゃん」
黒猫まち:「とはいえ、とはいえなのだよ」
五野上零:「お、乗り気だね。花月?」
黒猫まち:「真夜中に3人もかき集めたのには理由がいくつかある」
朝永花月:「だって普段全然できないし~……あっと、とはいえタイム?」
五野上零:「実はアタシも──おっと」<とはいえタイム
朝永花月:「いいでしょうねこまっちよ……聞いてしんぜよう」
黒猫まち:「うん。心配はしてないけど、心にとめておいてほしいポインツ」
五野上零:「聞こうかい」
黒猫まち:「その①。FHエージェントは"ユグドラシル"セル所属で」
黒猫まち:「このセルは巨大植物RBジャームなる実験体の研究・開発を行っていたらしいの」
朝永花月:「じゃあなんかそれ系がいるかもってこと?」
黒猫まち:「セル人員全員がそのRBに洗脳されてたり、何やかんやあってセルは壊滅したのだけど……」
朝永花月:「へんてこ植物みたいな……」
五野上零:「なるほど。その残党ってことかい」
黒猫まち:「その残党が、実験体の一部を持ち出していたみたいでね」
黒猫まち:「そうね。そういうヘンテコ植物RBを抱えて学校に潜伏していると考えられるわ」
五野上零:「ま、落ち武者が潰れた組織の資産をってのはよくある話さね」
五野上零:「しかしまぁ、潜伏先が学校とはね。青春でも思い出したのかい、そいつぁ?」
氷嘉 雪彦:「厄介な話だよ、実際ね」
黒猫まち:「なので、そういうイレギュラーに十分注意すること!」
朝永花月:「りょっ!」ビシッと敬礼して。「あとは~?」
黒猫まち:「聞いてみたら応えてくれるかもねぇ」
黒猫まち:「……で。その②」
五野上零:「②と来たもんだ」
黒猫まち:「この数時間前、元々そのエージェントを追っていたチルドレンがそのまま学校に潜入した」
五野上零:「そいつはおだやかじゃないねぇ」
朝永花月:「ん?なんで穏やかじゃないの?」
朝永花月:「仲間がいるんでしょ、花月たちの」
黒猫まち:「……現在、音信不通だからね」
五野上零:「なのにこの場にそいつが居ない、ってことがさ」
氷嘉 雪彦:「うん。だから呼ばれたってことだね」
朝永花月:「えっ」
朝永花月:「大変じゃん!」
五野上零:「そ、だから『穏やかじゃない』ってことさ」
氷嘉 雪彦:「僕が別の任務受けてなければ、ことちゃんを1人にしなかったんだけど」
五野上零:「っと、雪彦の知り合いかい?」
黒猫まち:「そういうこと。なので、任務にはその子の安否確認も含まれているって話」
氷嘉 雪彦:「恋人ですね」
朝永花月:「えっ!」
黒猫まち:「……そ。件のチルドレンは"バッカルコーン"古峰ことこ」
朝永花月:「どんな子?写真ある?」
黒猫まち:「ゆきひこきゅんのどうr……え、そうなの?」
五野上零:「そうだね、ありゃそいつはほしい」
朝永花月:「出して出して出して~!」
五野上零:「って、知り合いどころの話じゃないね、そりゃ」
氷嘉 雪彦:「こういう子です」スマホの待ちうけを見せる。
朝永花月:「おお」覗き込む。「待受にしてんのガチじゃん」
五野上零:「どらどら──おっ、可愛い子じゃないかい」
古峰ことこ:写真には、茶髪ボブカットで雨傘を抱えた少女が映っている。
氷嘉 雪彦:「うん。なので、とても心配してます」無表情ではあるが。
黒猫まち:「参ったなぁ……友人関係ってことしか把握できてなかったんだけども」
五野上零:「そりゃ当然だろうさ。んじゃこうしてる時間も惜しいね」
五野上零:「ねこまっち、あとはなにかあるかい?」
朝永花月:「ん。色々聞きたいことはあるけど」
朝永花月:「揃ってから聞いちゃお」
朝永花月:「まず揃えなきゃだ」
五野上零:「そーゆーこった、花月は聡いね」
氷嘉 雪彦:「一応そういう覚悟はしてるけどね、お互いチルドレンだから」
黒猫まち:「雪彦くん」
氷嘉 雪彦:「うん?」
黒猫まち:「私、できればこの手の任務に、親密な子を連れてきたくなかったんだけど」
黒猫まち:「正規人員の空きがない。このまま任務に入ってもらう」
氷嘉 雪彦:「お気になさらず。ことちゃんは強いからね」
黒猫まち:「……心配してるのは、貴方の方よ」
朝永花月:「冷静じゃなくなるかも的な……?」
黒猫まち:「言わんとしてることは、分かるわよね?」
氷嘉 雪彦:「そっちも大丈夫。それとこれとは別だからね」
五野上零:「なに、気負いじゃなくて、気合に変えてきゃいいだけの話さ」
黒猫まち:「……おけまる!!じゃあお願いね~~!!!!」
朝永花月:「まかせて!危なそうだったら花月さまがひっぱたくから」
朝永花月:「安心していーよ」
五野上零:「そーゆーこった。王子様のエスコート役が、こうして二人も居る訳だしね」
黒猫まち:「わいわい!!二人がそういうなら安心だにゃぁ」
朝永花月:「そう!馬車馬シスターズがね!」
黒猫まち:「言い方」
五野上零:「頬を花月がはたいてくれるなら、アタシは尻を蹴り上げる役を務めるさ」
五野上零:「それでいいかい、雪彦?」
氷嘉 雪彦:「はたかれるのも蹴られるのも嫌なので頑張りますよ」
五野上零:「上等だ。それじゃ行くとするかい?」
黒猫まち:「……エージェント並びに植物RBの情報は、後で端末に連携しとく」
黒猫まち:「準備が出来たら……いってよし!!」
氷嘉 雪彦:「本当は任務に私情とか持ち込みたくないんだけど、二人ともよろしくお願いします」
朝永花月:「いいじゃんちょっとくらい持ってっても」
朝永花月:「だいじなんでしょ?」
五野上零:「そーゆーこった」
五野上零:「手伝ってやるよ、少年」


GM:シーン終了。ロイスのみ
氷嘉 雪彦:朝永花月 ◎興味/隔意 五野上零 ◎有為/不安 で取得します。
朝永花月:モテ男/ひがゅー/がんばれ:○/不安/ロイス
朝永花月:馬車馬シスターズ(姉)/ろっくん/がんばろ:○/隔意/ロイス
五野上零:少年@氷嘉雪彦 ◯応援/不安 少女@朝永花月 ◯誠意/ジェネレーションギャップ
GM:OK!


■Middle01

GM:探索タイムです。全員登場
GM:登場侵蝕どうぞ~~
氷嘉 雪彦:39+1d10 侵蝕
DoubleCross : (39+1D10) → 39+6[6] → 45

五野上零:五野上零の侵蝕値を1d10(→ 8)増加 (45 → 53)
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (43 → 45)
GM:OK!


GM:シーンに入る前に、前提情報というかボスになる植物RBの情報判定をしませう
五野上零:いえっさー!
氷嘉 雪彦:やるぞー!
朝永花月:おー!
・"ミスティルテイン"について <情報:任意>難易度20(全員合計)
GM:1項目のみ!どうぞ~~
氷嘉 雪彦:では<情報:UGN>で判定、コネも使用。
氷嘉 雪彦:4dx+2 情報:UGN
DoubleCross : (4DX10+2) → 7[2,3,4,7]+2 → 9

氷嘉 雪彦:ぼちぼちだ、あとは任せます。
五野上零:んじゃボーナスダイスは早めにほしいのでコンボ影操り使用
五野上零:五野上零の侵蝕値を6(→ 6)増加 (53 → 59)
五野上零:4dx7
DoubleCross : (4DX7) → 10[1,2,2,10]+2[2] → 12

GM:お、達成~~
五野上零:あと9かな。
五野上零:っと、ちがった。20だった。観間違え(汗)
朝永花月:花月も侵蝕上げたいから判定してもいい?
GM:じゃあ、花月ちゃんにはこのシーン追加で購入する権利与えようかなぁ
GM:やってもだいじょうぶ!
朝永花月:あっやった~
朝永花月:じゃあそこでやります
GM:はいさい。では情報公開~~
・"ミスティルテイン"について
FHセル"ユグドラシル"が秘密裏に研究・開発を行っていた巨大植物RBジャーム。
その主たる権能は、"ヤドリギ"を植え付けた人間を眷属とする心身操作。
ただし、力を保つためには定期的にレネゲイド罹患者を取り込む必要があったという。
しかし、セル構成員が"ミスティルテイン"の心身操作を受けてしまい
芋づる式にセル全体が乗っ取られ、"ミスティルテイン"への餌を供給するだけの傀儡となっていたようだ。
その後、UGNの手でFHセルおよびRBは壊滅。しかしその後の調査で、セル掌握前に"ミスティルテイン"の苗木を持ち去った残党エージェントが居ると分かり
"バッカルコーン"がその調査、追跡を行っていた。そして現在、エージェントがN市立第九十九中学校に潜伏していると分かり
単独で潜入のち、音信不通となっている。
GM:以上!


GM:N市・N第九十九中学校
GM:君達は校舎一階の渡り廊下から潜入し、各教室を哨戒している。
GM:暗闇と静謐に支配された学び舎。だが、微かなレネゲイドの気配を感じ取れる。
GM:何時何処から襲い掛かってくるか分からない。十分な注意が必要だろう。
GM:そして同刻。オペレーターから件のエージェントとRBに関する情報が端末に転送されてきた。
GM:良い感じに確認したり会話してほしいなぁ……
五野上零:「不謹慎なんだろうが、花月の言う通り少しばかりワクワクするねこれは──っと」
黒猫まち:「まーちーいーつだよ~~」
黒猫まち:端末に黒猫アイコンが表示される。情報連携の合図。
朝永花月:「いーつ要素無くね~?」
黒猫まち:アイコンをクリックすると、上述の情報が書いてあります。
黒猫まち:「それはそう」
五野上零:「なるほど、人心を操作するタイプと来たかい」
五野上零:端末に送られてきた、ミスティルテインに関する情報を確認しながら。
五野上零:「おまけに栄養としてレネゲイド罹患者を必要とするとはね、ずいぶん偏食な植物様だ」
氷嘉 雪彦:「普通に危険だね。学校に潜伏って事は、ここを餌場にするつもりだったのかな」
朝永花月:「えーと、じゃあエージェントが潜伏してるんじゃなくて」
朝永花月:「その苗が潜伏してて、エージェントは足になってるだけってこと?」
黒猫まち:「かもしれないねぇ。苗にどこまで権能が残っているかは知らないけれど」
五野上零:「流れ的には、それっぽいねぇ」
黒猫まち:「所詮植物ゆえ、あまり頭は良くないらしい」
朝永花月:「でも、これ分かんないでエージェント探しに来ると」
朝永花月:「急に予期せずぐわっと来て捕まっちゃうわけだ」
黒猫まち:「……そう、なのよね」
五野上零:「で、『芋づる式』と」
黒猫まち:「最悪の状況を想定すれば、苗が完全に"ミスティルテイン"として行動しており」
黒猫まち:「その第一犠牲が、彼女である可能性が高い」
五野上零:「頭はよろしくないかもしれないが、仕組みとしちゃ悪くない」
五野上零:「となると確かに、ことこがそうなってる可能性は高いね」
朝永花月:「……」
氷嘉 雪彦:「まずは発見すること、どちらにしてもね」
五野上零:「そーゆーこった」
黒猫まち:「……冷静ね」
氷嘉 雪彦:「そう見えるならよかった」
黒猫まち:「見えてないけどね。音声通信だから」
五野上零:「で、ねこまっち」
黒猫まち:「はいな」
五野上零:「樹の情報はある程度得てるんだろ」
五野上零:「取り込まれるなり、操られるなりしてる奴らへの対処策とか、ないのかい?」
五野上零:「あと時間やなんや、制限があるなら、そーゆーのも」
黒猫まち:「……セルの研究データ上は"半永続、解除不可能"よ」
GM:会話を続けながら、君達は階段から二階へと上がっていく。
GM:踊り場に差し掛かった時、天井からに巨大な"根"が生えていることが分かるだろう。
五野上零:「役に立たないセルだね、ったく」毒づきながら、先へと進む。
五野上零:なら低い方の可能性に賭け金をつぎ込むだけだ。
五野上零:「──大丈夫かい、花月?」そして少年ではなく、少女の方へと声をかける。
朝永花月:「……えっ?」
朝永花月:「ひがゅーじゃなくて?」
五野上零:「雪彦がいろいろ考えちまうのは当然さ」
五野上零:「けど、アンタもなにやら考えちまってたようだからね」
朝永花月:「ろっくんは考えないの?」
朝永花月:「これで助かんなかったらやだなーとか、そういうの」
五野上零:「今は考えない」きっぱり
五野上零:「どうすれば助けられるかは、頭を巡らす」
五野上零:「ダメな時のことなんざ、ダメになったときに考えりゃいいのさ」
朝永花月:「はえ~」
五野上零:「やることや、やれることがまだ残ってる間はね」
朝永花月:「割り切ってんね~」
黒猫まち:「……"調停屋"だったけ。なんかめっちゃ修羅場潜ってそうだよねぇ」
五野上零:「脳みその容量が少ないからね、余計なことを考えるスキマがないのさ」
五野上零:「だから、『手伝う』って約束だけに専念する」
五野上零:「シンプルだろ?」少女二人に笑って応えて。
GM:二階の教室は、天井の至る所に根と葉が覆い尽くし、床や机、棚に至るまでびっしりと生えている。
黒猫まち:「調停という割には、随分とさっぱりした理念ね」
黒猫まち:「もっとこう……駆け引きとか、話術とか……」
朝永花月:「でもママにも前に言われたな」
朝永花月:「大変な時ほど、気を散らしちゃいけない、って」
五野上零:「いい親御さんじゃないか」
氷嘉 雪彦:「それは、大事なことだね」
朝永花月:「ん。散りかけてたかも」
五野上零:「そうそ、それに馬車馬シスターズがしょんぼりしてちゃ、王子様が困るってもんさ」
朝永花月:「ひがゅかの助けるのが一番大事で」
朝永花月:「その草刈りが次!」
朝永花月:「大丈夫。進路オッケーだよ」
五野上零:「よーそろー。王子様もそれでいいかい?」
氷嘉 雪彦:「任務としてはFHエージェントの討伐・捕縛が目的だけどね」
氷嘉 雪彦:「2人がそう言ってくれるのは嬉しいよ」
五野上零:「任務は任務、目的は目的」
五野上零:「どっちもぶんどってくくらいの気持ちで行こうじゃないか?」
GM:2階の調査を終えて3階に上がろうとすると、巨大な根が階段を覆い尽くし、通り道を塞いでいる。
朝永花月:「うえっがっつり行ってんね~……」
黒猫まち:「いいねぇ、欲張りは私もしゅきだよ~~」
氷嘉 雪彦:「苗木って話だったのにね」
黒猫まち:「……で、状況としては?」
氷嘉 雪彦:「3階への階段が根で塞がれてるね」
五野上零:「学校じゃなくて、もはやアトラクションって様相だね、こりゃ」
GM:潜り抜けられるような隙間もない。適宜切ったり焼いたりする必要があるかもしれない。
黒猫まち:「それは……もう苗っていうか」
黒猫まち:「完全に本体として生きてるやつじゃね?」
朝永花月:「成長期じゃんね」
五野上零:「にしても育ちすぎだね。さてどうしたもんか──」
氷嘉 雪彦:「焼くなり斬るなり吹き飛ばすなりするしかないね」
朝永花月:「焼くの早そうだけど……行けんの?」
氷嘉 雪彦:「サラマンダーだからね」
五野上零:「んじゃ、お手並み拝見といこうかい?」
黒猫まち:「やっちまぇ~~!!事後処理班が泣かない程度に!!」
氷嘉 雪彦:「あんまり時間も無いし、心の余裕もないから、吹き飛ばすよ」指をゴキゴキと鳴らしてから、拳を握る。
朝永花月:「いっそ泣かせちゃえ!」
黒猫まち:「それ私も泣く(´;ω;`)」
五野上零:「いいねぇ、いっそすっきりしちまいな、ここで一回」
氷嘉 雪彦:自身の肉体を爆薬へと変換。衝撃によって通電・起爆する。
氷嘉 雪彦:轟音と衝撃。C-4というコードネームの通りの高火力。代償に右腕の肘から先が丸ごと吹き飛んでいる。
朝永花月:「えっ」
朝永花月:「ちょ、ちょっと……!」
GM:瞬く間に根が吹き飛ばされ、周囲に延焼していく。忽ちに3階へのルートが確保された。
朝永花月:「そこまでなんて言うつもりじゃなくて……」
朝永花月:「あのー……?」
朝永花月:「平気……?」
氷嘉 雪彦:「よし、開いた」
五野上零:ひゅぅ! と口笛を鳴らす。
氷嘉 雪彦:「うん?」
五野上零:「手だよ、手?」
氷嘉 雪彦:「あぁ、大丈夫だよ。我ながら不便な能力だよね」
黒猫まち:「居るよね……オーヴァードの再生能力に任せたような理不尽自傷能力……」
五野上零:「まあ器用な能力たぁ言えないね、確かに」
氷嘉 雪彦:「服も破れるし」オーヴァードの再生力によって腕を復元する。
朝永花月:「うわもう生えた」
氷嘉 雪彦:「便利だよね、リザレクト」
五野上零:「けどまぁ、気概も気合も一目瞭然。悪い能力じゃあない」
GM:では、3階へと君達は昇ることが出来た。更に根と葉が所狭しと学校全体を覆い尽くす。
朝永花月:「てか花月聞いてなかったね。そういえば」
朝永花月:「何が出来るか……って」
朝永花月:「またたくさんあるし~……」
GM:ここで全員、<知覚>判定をお願いします。目標5
五野上零:「ただあれだね、女の子の前で使う時には、一言告げてからの方が良い類さね」
氷嘉 雪彦:2dx 知覚
DoubleCross : (2DX10) → 10[8,10]+3[3] → 13

五野上零:2dx>=5
DoubleCross : (2DX10>=5) → 10[3,10]+1[1] → 11 → 成功

氷嘉 雪彦:やる気満々だった。
朝永花月:2dx>=5
DoubleCross : (2DX10>=5) → 8[4,8] → 8 → 成功

朝永花月:おけまる~
五野上零:みんな気づきを得ました(`・ω・´)
GM:優秀~~。では、3人とも気づきます。
GM:ドン、ドンと。仕切りに戸を叩く音が。
氷嘉 雪彦:「ん、誰か居るね」
GM:出どころは、3年F組の教室。根の密度がいよいよ壁を覆い尽くすかのような勢い。
氷嘉 雪彦:音のした方へと駆けていく。
GM:教室に入ると、床……すらも覆い尽くす根の上に。
五野上零:「──のようだね、っと」駆け出した雪彦くんに代わり、周辺の警戒を。
朝永花月:「なんだろ」
五野上零:「王子様が駆け出すんだ。ならひとつさ」
GM:雨傘、いや、雨傘に偽装されたスラッグ式ショットガンが放られている。
氷嘉 雪彦:「ことちゃん、無事?」
朝永花月:「おっ」
GM:それは、UGNチルドレン"バッカルコーン"の武器。だが、持ち主は見当たらず……
GM:いや、掃除道具入れの戸がどん、どんと揺れている。
GM:で、その戸にも当然、びっしりと根が生えている。
氷嘉 雪彦:「クソッ、邪魔だな」
氷嘉 雪彦:根をなぎ払う。
五野上零:「手を貸すかい?」断られるだろうことを、あえて問う。
氷嘉 雪彦:「ありがとう、でも大丈夫」
五野上零:満足気に微笑み、引き続き周囲の警戒を──
朝永花月:「がんばって~」
氷嘉 雪彦:「ことちゃん、ちょっと我慢しててね」能力発動。右手を爆薬へと変換し、根を殴りつける。
五野上零:無論、ロッカーの中に対しても、だ。
GM:爆散、熱壊。戸まで巻き込まれるように根が吹き飛ぶ。
古峰ことこ:「……と、うわぁっ!?」
氷嘉 雪彦:「ことちゃん!」
氷嘉 雪彦:「よかった、生きてた」抱きしめる。
古峰ことこ:押し退けようとしていた戸が突然開き、そのまま氷嘉雪彦に飛び込む。
古峰ことこ:「や、やっと空いたぁ…………って」
朝永花月:「おお~っ」
五野上零:ほうっと安堵のため息。
古峰ことこ:「ゆ、雪彦君!?なんでいるの!?」
古峰ことこ:抱きしめられてわたわたしてる。
氷嘉 雪彦:「心配したんだからな、ほんと」肩口に顔を埋める
五野上零:「箱には希望が残ってました──ってやつだね」
古峰ことこ:「え、え、わ、わぁ……」
古峰ことこ:「…………ご、ごめん」
古峰ことこ:「……って」
古峰ことこ:「見てる!!何か二人!!いるんだけど!!ちょっ、離れて」
五野上零:「キスまでくらいならこっちは構わないよ。それ以上は帰ってからにしてほしいけどね」
氷嘉 雪彦:「よかった、ことちゃんの匂いだ。落ち着く」
古峰ことこ:「しないわ!!!!」
五野上零:カラカラと笑って。
氷嘉 雪彦:「しないの?」
古峰ことこ:「はづいから!!!!」
氷嘉 雪彦:「それは残念」
黒猫まち:「……ええっと、すまねぇなぁ若人」
朝永花月:「いや家でしてよそっからよ~……」
黒猫まち:「煽るな煽るな!まだ任務中やで!!」
五野上零:「おっと、花月にゃちょっと刺激が強かったかい?」
氷嘉 雪彦:「よし、それじゃあ任務に戻ろうか」スッと離れる。
黒猫まち:「ええっと、"バッカルコーン"が無事だったで、いいのよね?」
黒猫まち:「私達は任務のUGN応援よ。今北産業よろ」
朝永花月:「ケガとかはだいじょうぶ?」
古峰ことこ:「うぇぇ……え、えっと怪我とかは大丈夫」赤面しながらも
古峰ことこ:「えっと、三行……」
五野上零:「接触はしたのかい、苗木と?」
古峰ことこ:「任務で追ってたエージェントを追い詰めたら、突然頭が爆発して」
古峰ことこ:「瞬時にこの学校を根と葉で覆い尽くし、私は運悪く武器を離してここに閉じ込められた」
古峰ことこ:「多分、最上階に本体がいる……これで3行?」
黒猫まち:「おけ!!三行!!」
五野上零:「怪我はないって話だけどね、どっかに違和感とかはあったりしないかい?」
五野上零:視認。とりあえず苗木的なものは植え付けられてはいなそうだが──
黒猫まち:「そうね、彼女の目を見てみて」
朝永花月:「三行って何基準なの……?」
黒猫まち:「操られていれば、瞳に小さな根が張ってるはずだから」
五野上零:「どうだい、雪彦?」
古峰ことこ:「えっ、なにそれこわ……」
氷嘉 雪彦:真正面から瞳を覗き込む。
古峰ことこ:「近いわ!!!!」
氷嘉 雪彦:「うん、大丈夫。綺麗だよ」
五野上零:「──だそうだよ、ねこまっち」
黒猫まち:「よしよし、なら後は……クライマックスね!!」
五野上零:「そうだね、よりシンプルになった」んーっと伸びをして。
朝永花月:「うわ~……」
黒猫まち:「最初で最後の購入と、後ロイスよ!!」
朝永花月:「キザ……」
朝永花月:「だからねこまっちさっきから何???」
黒猫まち:「花月ちゃんは2回購入判定どうぞ!!」


GM:どうぞ~
朝永花月:対空ミサイル狙います~
朝永花月:「金剛獅子の瞳』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
黒猫まち:「でた!伝家の宝刀、黄金の瞳のダイアモンド!!」
五野上零:対巨大植物として正しい。<ミサイル
朝永花月:7dx7+3>=18
DoubleCross : (7DX7+3>=18) → 10[1,2,7,8,9,10,10]+6[1,1,3,5,6]+3 → 19 → 成功

朝永花月:あぶな 成功です
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を6(→ 6)増加 (45 → 51)
氷嘉 雪彦:きっちり成功してる、凄い
氷嘉 雪彦:UGNボディアーマーにしよう
朝永花月:ワイワイ
氷嘉 雪彦:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 7[2,7] → 7 → 失敗

氷嘉 雪彦:失敗でこっちは以上!
五野上零:んじゃ雪彦くんにボデマを コンボ影操りで
五野上零:4dx7>=12
DoubleCross : (4DX7>=12) → 10[5,6,6,8]+5[5] → 15 → 成功

五野上零:五野上零の侵蝕値を6(→ 6)増加 (59 → 65)
五野上零:成功。雪彦くんにトス。
氷嘉 雪彦:わぁい、装備します。
朝永花月:ヘヴィマシンガン狙っちゃおうかな 2回めで
朝永花月:もっかい使います 『金剛獅子の瞳』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
朝永花月:7dx7+3>=24
DoubleCross : (7DX7+3>=24) → 10[1,3,5,6,6,8,8]+10[8,9]+5[3,5]+3 → 28 → 成功

朝永花月:朝永花月の侵蝕値を6(→ 6)増加 (51 → 57)
GM:すご……
朝永花月:おっけ~
五野上零:強い
氷嘉 雪彦:すご
朝永花月:あと水晶使って大丈夫ですか……?
GM:どうぞ!!
朝永花月:わーい
朝永花月:対象はヘヴィマシンガンと、対空ミサイルと
朝永花月:あとろっくんの古太刀!
五野上零:わーい、ありがとー
GM:官僚の機運
GM:完了!!
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を12(→ 12)増加 (57 → 69)
朝永花月:じゃない 原初なので
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を3(→ 3)増加 (69 → 72)
朝永花月:こう
GM:なるなる


■Climax

GM:全員登場!!
GM:登場侵蝕どうぞ~~
氷嘉 雪彦:45+1d10 侵蝕
DoubleCross : (45+1D10) → 45+7[7] → 52

五野上零:五野上零の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (65 → 67)
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を1d10(→ 5)増加 (72 → 77)
GM:OK!


GM:N市・N第九十九中学校 4F
GM:君達は、生い茂る根を飛び越えて最上階である4階へと辿り着く。
GM:漂う樹木の香りの先、廊下の中央に陣取る形で"ソレ"は根付いていた。
"ミスティルテイン"の苗:「────────────」
"ミスティルテイン"の苗:鳴動する巨大な大木。悍ましき枝や蔦を触手の様に揺り動かし、何かを食らっている。
"ミスティルテイン"の苗:件のFHエージェントだ。足から先が、大木の幹に飲み込まれている。
古峰ことこ:「……私が見た時より、ずっと大きくなってる」
朝永花月:「うえ~……」
朝永花月:「キモくない……?」
"ミスティルテイン"の苗:ひどい
五野上零:「悪党の末路にしても、哀れだね」
"ミスティルテイン"の苗:幹のそこかしこが薄汚れた朱に染まっており。
"ミスティルテイン"の苗:さらに、幹の根本から剥き出しとなった金色の核を目視できる。
"ミスティルテイン"の苗:違う。あれは────眼だ。
"ミスティルテイン"の苗:“ミスティルテイン”の捕食者たる視線が、君たちを捉えた。
氷嘉 雪彦:「うん、相手も気付いたみたいだね」
五野上零:「みたいだね」
朝永花月:「……!」
五野上零:「それじゃシンプルに行こうか」
"ミスティルテイン"の苗:君達は餌だと言わんばかりに、悍ましき殺意を孕んで睨む。
五野上零:「伐採開始だ」ぞぷり──と自分の影から、黒く無骨な剣鉈を取り出して。
氷嘉 雪彦:「ことちゃんを危険な目に合わせてくれたからね、跡形も無く吹き飛ばすよ」胸の前で拳を打ち合わせる。
五野上零:自然体のまま、その殺意を受け止める。
朝永花月:「うん、きれいな花がいいよね」デコレートされたペンをジャラジャラと取り出して。
朝永花月:「あと、敵が人じゃないのもいい!」
古峰ことこ:「雪彦君……」こちらも、雨傘めいた銃を構える。臨戦態勢。
GM:ごめんね……
朝永花月:「お話が通じないっていうの、悲しいし」花柄に彩られたガジェットを見せて。
GM:あ、人じゃないのが良いって話か。じゃあ大丈夫だ
GM:というわけで衝動判定。目標値9!
氷嘉 雪彦:1dx+1>=9 衝動判定
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 9[9]+1 → 10 → 成功

GM:あと、《ワンナイトフィーバー》が使用可能です。
五野上零:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[1,2,3,7,8]+1 → 9 → 成功

GM:通常の侵蝕増加の代わりに使用すると、侵蝕が100になる様に上昇させ、戦闘終了時に-50させます。
五野上零:危なかった──けど成功。その上で《ワンナイトフィーバー》を使用します。
朝永花月:8dx+1>=9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 9[1,2,3,3,4,4,5,9]+1 → 10 → 成功

朝永花月:フィーバー適用します~
氷嘉 雪彦:折角だし使用します、侵蝕値が100に上昇。
五野上零:五野上零の侵蝕値を33(→ 33)増加 (67 → 100)
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を100(→ 100)に変更 (127 → 100)
GM:エンゲージは以下。
【エンゲージ】
(『花月』[11]、『雪彦』[10]、『零』[8])
10m
(『"ミスティルテイン"の苗』[12])

([]内は行動値)
GM:あと、NPCカードが使用可能です。
・古峰ことこ - シナリオ1回、ダメージロール前、ダメージ+3D追加
朝永花月:つよーい
五野上零:つよい!
氷嘉 雪彦:つよつよことちゃん
GM:勝利条件は敵全滅!!

GM:ということで、セットアップ!宣言あればどうぞ~
氷嘉 雪彦:セットアップは無し!
"ミスティルテイン"の苗:なし!
五野上零:ありまーす。
朝永花月:なし!
五野上零:コンボ:影食らわせ 《背徳の理/尾を喰らう蛇》
五野上零:HP1d10失って、シーン間、ウロボロスエフェクトを組み合わせた判定にDB+8D
五野上零:五野上零の侵蝕値を7(→ 7)増加 (100 → 107)
五野上零:28-1d10
DoubleCross : (28-1D10) → 28-10[10] → 18

五野上零:ぐ、でかい。HP18になりました。以上。
GM:OK!演出は最後に纏めて一括でやりましょう

GM:イニシアチブ。"ミスティルテイン"の苗から
"ミスティルテイン"の苗:マイナー《オリジン:プラント》《緑の鞭》
"ミスティルテイン"の苗:【E:唯我独尊】《緑の鞭》再使用
"ミスティルテイン"の苗:メジャー《C:バロ》《巨人の斧》《魔弾の射手》《空間歪曲射撃》《要の陣形》対象:3体/射程:視界/ガード値-5計算
"ミスティルテイン"の苗:緑の鞭で作成した白兵武器を破壊して射撃攻撃、対象はPC全員
"ミスティルテイン"の苗:8dx7+12
DoubleCross : (8DX7+12) → 10[2,3,3,5,5,6,7,7]+10[4,9]+6[6]+12 → 38

"ミスティルテイン"の苗:対応どうぞ~
氷嘉 雪彦:ワンチャンドッジ!
氷嘉 雪彦:4dx+1>=38
DoubleCross : (4DX10+1>=38) → 8[4,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

五野上零:コンボ:影潜み 《浄玻璃の鏡/リフレックス》でドッジします。
五野上零:15dx7
DoubleCross : (15DX7) → 10[2,2,3,4,5,6,6,9,9,9,10,10,10,10,10]+10[1,3,4,6,6,6,8,10]+10[5,7]+1[1] → 31

五野上零:残念、足りない。
"ミスティルテイン"の苗:あ、あぶなっ
朝永花月:5dx>=38
DoubleCross : (5DX10>=38) → 10[2,3,8,9,10]+10[10]+2[2] → 22 → 失敗

朝永花月:なんか回ったけどダメ!
"ミスティルテイン"の苗:危ういぜ……ではダメージを
五野上零:五野上零の侵蝕値を3(→ 3)増加 (107 → 110)
"ミスティルテイン"の苗:4d10+32 装甲有効/ガード値-5計算
DoubleCross : (4D10+32) → 10[6,2,1,1]+32 → 42

氷嘉 雪彦:装甲8あるけど、耐えられないね。苗にロイスを取得してタイタスに変更、昇華して復活だ。
五野上零:無理ー。苗にロイス取ってタイタス昇華で蘇生。HP12に。
朝永花月:死にます~ ことこちゃんにとろう -保護対象/ことこと/守るよ~:○/不安/ロイス
朝永花月:これを昇華して復活。
GM:OK!

GM:イニシアチブ、花月ちゃん!!
朝永花月:はい!
朝永花月:マイナーで『焼却者の手』:《原初の黒:ポルターガイスト》。
朝永花月:対空ミサイルを選択。攻撃力を+31。
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を6(→ 6)増加 (100 → 106)
朝永花月:メジャー『絵描きの丸』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
朝永花月:"ミスティルテイン"の苗を攻撃。
"ミスティルテイン"の苗:こいや~~
朝永花月:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,7,7,10]+10[2,4,10]+6[6] → 26

"ミスティルテイン"の苗:ガード宣言しつつ《グラビティガード》
"ミスティルテイン"の苗:3d10 ガード値
DoubleCross : (3D10) → 27[10,10,7] → 27

"ミスティルテイン"の苗:ええ……
"ミスティルテイン"の苗:ダメどぞ!
朝永花月:あっヘヴィマシだから命中-3だ 23です
朝永花月:硬いな~
朝永花月:3d10+31+28 諸々有効
DoubleCross : (3D10+31+28) → 14[2,6,6]+31+28 → 73

"ミスティルテイン"の苗:うわたっか……
朝永花月:朝永花月の侵蝕値を6(→ 6)増加 (106 → 112)
"ミスティルテイン"の苗:ちょうど50点。あれ、やばくね……?

GM:イニシアチブ、ゆきひこきゅん!
氷嘉 雪彦:はぁい!マイナーで移動して苗にエンゲージ!
氷嘉 雪彦:メジャーは《コンセントレイト:モルフェウス》+《インスタントボム》+《ブラストフォーカス》で攻撃、判定に《砂の加護》を乗せます。
"ミスティルテイン"の苗:おらおらこいや!!
氷嘉 雪彦:(6+3+3)dx7+4 命中判定
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,8,9,10]+5[2,5,5]+4 → 19

氷嘉 雪彦:おやおや?
"ミスティルテイン"の苗:ガードするので命中するが、《グラビティガード》は使うぜ
"ミスティルテイン"の苗:3D10 ガード値
DoubleCross : (3D10) → 8[3,3,2] → 8

"ミスティルテイン"の苗:ブレがすごい 何もなければダメどぞ~
古峰ことこ:……
朝永花月:そんな差でる?
氷嘉 雪彦:おっす、NPCカードのことちゃんを使ってもいいかな
朝永花月:男の子に弱いの?
古峰ことこ:いいよ~!ダメ+3D
五野上零:いいのよ
氷嘉 雪彦:じゃあことちゃん貰ってダメージ。
氷嘉 雪彦:28+2d10+1d10+3d10 ダメージ(装甲無視)
DoubleCross : (28+2D10+1D10+3D10) → 28+10[8,2]+7[7]+11[4,6,1] → 56

"ミスティルテイン"の苗:げふん!
五野上零:落ちたかな?
"ミスティルテイン"の苗:合計98点、HP80を超過して死亡!
"ミスティルテイン"の苗:《蘇生復活》
"ミスティルテイン"の苗:HP1で復活!

GM:あ、侵蝕は大丈夫?
氷嘉 雪彦:大丈夫です、諸々合わせて112になりました。
GM:わいわい

GM:イニシアチブ、ちゃんぜろ!!
五野上零:コンボ:影刃《シャドースクラッチ/コンセ》で攻撃します。
五野上零:あと最後のロイス。7:お姫様【小峰ことこ@◯庇護/無関心】を取得。
五野上零:マイナーは放棄!
"ミスティルテイン"の苗:いいだろう!こいや!!
五野上零:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,5,6,6,10]+10[9]+6[6] → 26

五野上零:達成値26!
"ミスティルテイン"の苗:ガード!!うおおうなれ《グラビティガード》!!
五野上零:五野上零の侵蝕値を3(→ 3)増加 (110 → 113)
"ミスティルテイン"の苗:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[4,4,9] → 17

五野上零:3d10+10+16
DoubleCross : (3D10+10+16) → 21[6,8,7]+10+16 → 47

"ミスティルテイン"の苗:ぎゃあああ!!!死亡!!蘇生なし!!
五野上零:47点諸々有効。ダメージが通ればEロイスを1つ消去可能。一応。
"ミスティルテイン"の苗:そうだった。じゃあEロイス開示
GM:【E:超越活性】、【E:唯我独尊】、【E:尽きせぬ力】、【E:不滅の妄執】
GM:好きなEロイスを選んでくれ
五野上零:根切しましょう。不滅の妄執で。
"ミスティルテイン"の苗:あっ!!折角校舎の下に苗木いっぱい育ててたのに!!
"ミスティルテイン"の苗:根切りされました。根絶です。
五野上零:触手類死すべし(`・ω・´)
GM:ということで、演出~~

"ミスティルテイン"の苗:廊下全体が、否、学校その物が揺らぐ程に幹を震わせる。
"ミスティルテイン"の苗:「──────────!!!」
"ミスティルテイン"の苗:瞬間、幹から延びる無数の蔦、枝、花、葉、根が蛇のごとく唸りを上げ。
"ミスティルテイン"の苗:波状攻撃。一斉に、君達の身体を貫かんと伸びる!
朝永花月:「……っ!」躱すような力は、元から持ち合わせていない。
朝永花月:「かっ……」貫かれ、息を吐く。
氷嘉 雪彦:「───痛いね。けど、それだけだ」根に肉体を貫かれながらも、一歩ずつ前進。
朝永花月:「痛っつう~……!」
五野上零:「ちっ!」影に潜もうとするも一瞬遅れ、拘束されて締め上げられる。
五野上零:「ぐぅ──」雁字搦めにされ、不自然な方向に四肢を曲げられ、胸と身体を絞り上げられる。しかし──
五野上零:「足りないねぇ、これくらいじゃ止まらないよ」自ら吐いた血を赤い舌で舐め取り、不敵に笑う。
朝永花月:「ふぅ、ふうぅ~……」貫かれたまま、息を吐き直して。
朝永花月:「でも」ガン、と自分を貫くそれに、叩きつけるようにしてペンのキャップを外す。
朝永花月:「お互いに、捕まえたってこと!」
朝永花月:「行って!」
朝永花月:蔦を、枝を、花を、葉を、根を。
朝永花月:つつつ、と色とりどりのペンが、伝うように模様を描いていく。
朝永花月:色彩の輝線が波打ち、渦巻き、絵を描いていく。
朝永花月:青。淡青。黄。淡朽葉。紅。紅。
朝永花月:陰影を作るための光をもたらす、異彩。
朝永花月:それが一斉に爆発する。
"ミスティルテイン"の苗:「──────────!!」
朝永花月:「いよっし」拘束から逃れて、腹部を押さえて。
朝永花月:「行っちゃって!」
氷嘉 雪彦:その言葉に合わせるように、根を吹き飛ばして走る。
"ミスティルテイン"の苗:声とすら呼べぬ悲鳴。怪樹が彩に裂かれ、のたうち回る
氷嘉 雪彦:「朝永さんの能力、華やかだね」「僕とは大違いだ」
氷嘉 雪彦:「まぁ、考えることが少なくていいんだけどね」
"ミスティルテイン"の苗:四肢たる枝葉を焦がされ、幹への道筋が切り開かれる。
氷嘉 雪彦:右拳を握って、左手を撃ちぬくように拳を繰り出す。
"ミスティルテイン"の苗:踏み込んだ氷嘉雪彦を眼が捉え、更なる根を床から生やし突き刺さんとするが。
氷嘉 雪彦:生み出された根をを薙ぎ払うように爆発を連鎖させる。
氷嘉 雪彦:パートナーの射線を通すのが目的の一撃。
氷嘉 雪彦:「ことちゃん、よろしく」
古峰ことこ:「おっけー、任された!」
古峰ことこ:何千、何万と繰り返したかの如く機械染みた射撃動作でスラッグ弾を放つ。
古峰ことこ:古峰ことこの権能は、弾丸にR因子を籠めて自身の意志と連動させること。
古峰ことこ:たった一つの弾丸が、不可解な変化を繰り返し、縦横無尽に駆け回り。
古峰ことこ:幹に何度も軌跡を叩きつける。
"ミスティルテイン"の苗:「─────、─────!!」
"ミスティルテイン"の苗:弾丸が眼を射抜いた時、樹が大きく鳴動した。
古峰ことこ:「……あいつ、眼が弱点だ!」
五野上零:「了解──それじゃあ仕上げと行こうか?」
五野上零:剣鉈を一閃。肢体を締め上げる蔓を斬り裂き、ふわりと軽やかに着地する。
五野上零:そして影を通じ、地下にある数多の存在を知覚する。
五野上零:同一にして、異なる気配。
五野上零:目の前の巨樹の、分身。
五野上零:「何やら蔓延ってるみたいだねぇ。なら──」
五野上零:しゅんっ──
五野上零:剣鉈が、振るわれる。
五野上零:だが対象は、巨大にして頑健なその幹や枝でも、まして指摘された瞳でもない。
五野上零:影だ。
五野上零:窓よりの月明かりが映し出す樹木の影を──払うように斬る。そして──
五野上零:ざんっ!
五野上零:「繋がってたのが、運の尽き」
五野上零:床に写し出された影が、物理法則を無視して両断される。
五野上零:それは、巨大な金色の邪眼の在る位置。
五野上零:影は写し身(うつしみ)にて、現身(うつしみ)。
五野上零:故に影が絶たれれば──
五野上零:「断ったよ、アンタのすべてを」
五野上零:回避も防御も不能なその一撃は──
"ミスティルテイン"の苗:「──────────ッ」
五野上零:邪悪な巨樹と、その分身すべてを断ち斬った。
"ミスティルテイン"の苗:ざくり、と。命の果実が影写しに刃を受け入れ、弾ける音。
"ミスティルテイン"の苗:狼狽え、暴れていた枝や根も、少しずつ動きが弱弱しく。
"ミスティルテイン"の苗:そして、学校中に植えられた苗すらも尽く枯れ落ち。
"ミスティルテイン"の苗:やがて、ただの植物の様に、静止した。
GM:────戦闘終了。PCの勝利です。


■Backtrack

GM:バックトラック、《ワンナイトフィーバー》を解決し全員生還!!
氷嘉 雪彦:イェイイェイ!!
朝永花月:ワオワオ
五野上零:ふー!
GM:その癖Eロイスはあるから、経験点は一律9点だ!
GM:ではED!
五野上零:やったぜー(もぐもぐぱっくん


■Ending

GM:静寂が再び訪れた、学び舎の丑三つ時。"ミスティルテイン"は根切にされ、任務は無事完了した。
GM:現在は、校庭の一角にて事後処理班の到着待ち。適当にいい感じの会話とかムーブをしましょう。
五野上零:はーい
古峰ことこ:「……ごめん、何か心配掛けたみたいで」鉄棒に腰掛け、申し訳なさそうに呟く。
五野上零:「んー、終わった終わった」
五野上零:肩のストレッチがてら腕を伸ばし、背も伸ばして胸を反らす。
朝永花月:ジャングルジムに腰掛けている。「花月たちはいいからさ~」
朝永花月:「ピに言っときなよ」
古峰ことこ:「親の形見なんだけど。これを手放しちゃうとどうにも調子が出なくて……」
五野上零:「そそ、終わりよければすべてよしってね」
古峰ことこ:「……う」
古峰ことこ:さっきから目を逸らし続けている。
五野上零:「なんならここで続きをするかい?」にやにやと。
古峰ことこ:「しない!!」抱えた雨傘を握り締めて。
氷嘉 雪彦:「流石に嫌がることはしないよ」
氷嘉 雪彦:「時と場所は選ぶからね」
古峰ことこ:「…………別に、嫌じゃない、けど」
五野上零:「大事にされてるじゃないかい、お姫様?」
朝永花月:「いやだから~!」
朝永花月:「家でやってよ!」
古峰ことこ:「そう!!人前が駄目って言ってるの」
五野上零:「了解了解。じゃあ人目が無いところで仲良くだ、お二人さん」言質を取りました。
古峰ことこ:「うぐぐ……」
黒猫まち:「うぇいうぇい!お疲れお疲れ~~」
黒猫まち:勝手に着信が鳴って、勝手に通話状態になる。
五野上零:「花月は固いねぇ。そうしたいと思う子とか、いないのかい?
黒猫まち:「あ、聞きたい聞きたい~。この前は居なかったっていってたっけ」
朝永花月:「え~?」
朝永花月:「居ないし居ても別に人前でしないもん、花月」
五野上零:「なんだい。興味がないならアタシが手とり腰とり教えてあげようか?」くいっと、顎に手を当てて。
氷嘉 雪彦:「お疲れ様です」普段通りの調子で返答。
古峰ことこ:「えっ……五野上さん、そっちの人なの!?」
氷嘉 雪彦:「僕も人前ではしてないしセーフでは?」
古峰ことこ:「させてないからね!」
朝永花月:「はあっ!」
朝永花月:「いや花月そういう感じじゃないしっ……!」
五野上零:「心地よいならなんだってさ、アタシは」からかうような笑みで。
黒猫まち:「刹那的~~」
五野上零:「っと、それじゃあ冗談ってことにしとこうか。興味ができたら、そんときにはってことで」
五野上零:すっと頬を撫でるようにしてから、手を離す。
朝永花月:「ちゃーんと自分で探します~」
朝永花月:「てかどこで知り合ったの?任務?」
朝永花月:「お二人の馴れ初め的な……」
氷嘉 雪彦:「うん?」
五野上零:「ははっ、なんだい興味は深々なんじゃないかい」
古峰ことこ:「……同じ支部でね。基本的にセットで任務になることが多くて」
朝永花月:「それは気になるじゃんだって~」
古峰ことこ:「まぁ、腐れ縁がなんとやら、ってことで……」
氷嘉 雪彦:「僕はずっと前から好きだったよ」
朝永花月:「終わった聞くって言ってたもんね」
朝永花月:「わ~」
朝永花月:「うわ~……」
五野上零:「確かにねぇ。それくらいは追加の報酬として聞かせてもらっても良さそうだ」
朝永花月:「ノロケんじゃん」
古峰ことこ:「はずいっていってんでしょー!!」
古峰ことこ:傘をぶんぶん
氷嘉 雪彦:「痛いよ」
古峰ことこ:「当ててんのよ!」
五野上零:「それくらい許してやんなよ。王子様だって、少しくらいはご褒美がほしいだろうさ?」
黒猫まち:「わぁ……お似合い……」
古峰ことこ:「……まぁ、それは、ありがとう、だけど」
氷嘉 雪彦:「どういたしまして」
氷嘉 雪彦:「ことちゃんの為なら当然だけどね」
朝永花月:「ひゅう~」
古峰ことこ:「コイツ……本当に、臆面もなく……」
朝永花月:「え~いいな~」
古峰ことこ:「絶対いつか復讐してやる……」
五野上零:「ごちそうさま──ってやつだね、こりゃ」
黒猫まち:「いいな~~あたしもそういう恋が出来る勤務体系になりたいな……」
五野上零:「なんだい、ねこまっちも興味ありかい?」
黒猫まち:「残業に興味ないのは確か」
五野上零:「そこから芽生える恋だってあるかもしれないよ?」
黒猫まち:「いや、違うな……この仕事定時ないからな……」
朝永花月:「内勤にいい人居ないの?」
黒猫まち:「オペレーター、基本的に関わり薄いのよね」
黒猫まち:「ほら、セッションってこの役割のNPC一人いれば十分だし」
黒猫まち:「私は設定上PCになりにくいからね。一応CSはあるんだけど」
朝永花月:「???」
朝永花月:「えーと」
朝永花月:「がんばれ……?」
氷嘉 雪彦:「ちょっとよくわからない」
黒猫まち:「おう!!!頑張る!!!」
五野上零:「その気になれば、ヒロインになれるだろうさ」
黒猫まち:「模擬戦とか出てぇーーー!!!」
五野上零:「かわいいんだからね、アンタも」
黒猫まち:「あんがと!!!いいなぁ130点!!!」
五野上零:ちろり──と、唇を赤い舌で舐める。
GM:といった感じで、夜更けの校庭で取り戻した日常を会話で彩っていく。
GM:その様子を、月明かりが優しく照らしていた。


GM:DX3rd『学校の怪談 ~恐怖!巨大植物の怪~』全行程完了!
GM:お疲れさまでした~!!
氷嘉 雪彦:お疲れ様でした!
五野上零:お疲れ様でしたー!
五野上零:楽しかったー。
五野上零:屈折半年で名前もデータも変わったけど、ようやく動かせたぞやったーw<五野上
朝永花月:おつかれさまでした!