『鵺の鳴く夜』(GM:すかいはい)


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【関連セッション】
 『鵺の鳴く夜』
 『聖夜のスターライトプレシャス』
 『オール・ハロウズ・イブ/夜会行幸』

“モンキー・ビジネス”(あずま)亜純(あずみ)
キャラシート(PC1:自動)

“スターオブライフ”鵜曇(うくもり)憂子(ういこ)
キャラシート(PC2:めかぶ)

“刃金鳴らし”涼暮(すずくれ)御幸(みゆき)
キャラシート(PC3:DT)


【Index】

トレーラー
オープニング:鵜曇憂子
オープニング:涼暮御幸
オープニング:東亜純

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
ミドルフェイズ7
ミドルフェイズ8
ミドルフェイズ9

クライマックス:鵺の鳴く夜

エンディング:鵜曇憂子
エンディング:涼暮御幸
エンディング:東亜純
エンディング:あたしたち

【プリプレイ】

GM:それでは、
GM:皆さん集まりましたので、セッションを始めていきましょう。
東亜純:ワー!
鵜曇憂子:イエー!
涼暮御幸:いえいいえい!
GM:まずはPCの自己紹介からです。
GM:今回は130点で作成したキャラクターを25点の経験点で成長をお願いしております。
GM:一人ずつ、名前やキャラの特徴、シンドローム、性能など自己紹介をしていってもらいましょう。
東亜純:はーい!
GM:では、まずはPC②から自己紹介いきましょう。
GM:PC②、鵜曇憂子さん。お願いします。
GMキャラシート
鵜曇憂子:ういうい!
鵜曇憂子:鵜曇憂子(うくもり・ういこ)、15歳の女子高生UGNイリーガルです。
鵜曇憂子:普段はふわふわぽやぽやした感じですが、戦闘になるとウオオ死ねーとか柄が悪くなるギャップをウリにしています。
GM:こわい
鵜曇憂子:幼い頃からそうとは知らず父親と共にFHに所属しており、お父さんの武器開発に協力していました。
鵜曇憂子:ある時「騙されてんじゃん!」と気付いたお父さんが脱走させてくれ、現在に至ります。
GM:まあ、FH!悪者!
GM:よかったねえ
鵜曇憂子:脱走する時、せっかくなんで、お父さんが開発してた超巨大槍型武器「命の星(アスクレピオス)」をパクッてきました。
GM:そんな行き掛けの駄賃みたいなノリで
鵜曇憂子:まあなんか、前回参加したログで、お父さんは結局死んじゃってることなどが発覚したんですが
鵜曇憂子:今回のセッションでは触れられないらしいです。
GM:死人なので登場しません。死人は生き返らない!
東亜純そして、闇夜へ漕ぎ出して を読んでねー
GM:宣伝ありがとうございます。
鵜曇憂子:イエーイ! なんでまあ、それは過ぎたこととして。
鵜曇憂子:本人の性格ですが、もともとFHだと知らずに活動していたこともあり、正義感は強い方で、
鵜曇憂子:事件とあらば善意でどんどん首を突っ込んでいくお節介女です。
GM:えらいじゃん
鵜曇憂子:シンドロームはブラックドッグのピュアブリード。
鵜曇憂子:ブラックドッグ版フルパワーアタック《雷神の降臨》とミリオンベインの高攻撃力をエーイッってぶつけるシンプル単体白兵攻撃をします。
GM:雷娘!
鵜曇憂子:命中はちょっと弱いですが、《バリアクラッカー》でガード不可装甲値無視もオマケしてあるのでまあ大丈夫かな~みたいな感じです。
鵜曇憂子:そんな感じかな。がんばっていくぞ~!以上です!
GM:まあ、大丈夫でしょう
GM:はーい!がんばってください!
GM:では、そんな鵜曇さんのハンドアウトはこちらです
PC②(鵜曇憂子)用ハンドアウト
ロイス:竜胆樹里子(りんどう・きりこ) 推奨感情 P:庇護/N:不安
 キミはN市を拠点に活動するUGNエージェントだ。星辰館高校に通うキミは、いつものように友人たちとダラダラと過ごしていた。すると、クラスメートの竜胆樹里子がキミを注意してきた。身だしなみがだらしない、というのだ。樹里子は黒髪ロングでメガネの背の低い少女だ。クラスの女子たちからは煙たがられることも多い。樹里子と戯れていたりして、この日の学校は終わった。
 その日。任務を終えた帰り道、キミはパジャマ姿で裸足で歩く樹里子と出会った。怪我をしている樹里子を放っておけず、キミは思わず保護するのだった。
鵜曇憂子:きりんこちゃん!
GM:竜胆樹里子は眼鏡の真面目そうな少女です。風紀委員なので、キミが学校にお菓子を持ち込んでいると叱ったりします。
鵜曇憂子:え~、いいじゃん! 校則にもダメって書いてないですよ
鵜曇憂子:いっぱい遊ぼう
鵜曇憂子:きりんこちゃんで
GM:キミのクラスメイトなので、事あるごとに風紀を持ち出して怒ってくるわけなのです。
鵜曇憂子:ういこのこと好きなのかな…
GM:ちがう・・・
GM:そんな彼女が雨の中、裸足でふらふらと歩いているようなのです
GM:どうしたことだろう
鵜曇憂子:まあ、心配
鵜曇憂子:ういこの家に連れて帰ろう!
GM:推奨感情はP:庇護/N:不安です。変えてもいいし、そのままシナリオロイスを取得してもよい。
鵜曇憂子:いま取るべきですか?
GM:感情を決めて今取るとよいでしょう
GM:ロイス一覧にも追記しておいてね
鵜曇憂子:はいはーい じゃあ 庇護:〇/食傷で取得します。
GM:はーい。了解です。
GM:では、がんばって彼女の面倒を見てあげてください。
鵜曇憂子:らじゃ!
GM:では、次のPCにいきましょう
GM:次はPC③!
GM:涼暮御幸さん、お願いします
涼暮御幸:はい!
GMキャラシート
涼暮御幸:涼暮御幸(すずくれ・みゆき)。
涼暮御幸:星辰館高校高等部第一生徒会、通称『破風の会』の生徒会長であり、
涼暮御幸:同時に、同組織をUGNの学内拠点、準支部として運用・指揮する立場にあります。
GM:ミユキちゃん!
涼暮御幸:タッパと目つきのせいで、冷徹な女帝としての印象を抱かれることが多いですが
涼暮御幸:どちらかといえばアクの強いオーヴァード連中に振り回される側。
GM:かわいそうに
涼暮御幸:シンドロームはエグザイル/サラマンダー/オルクスのトライブリード。
涼暮御幸:典型的なバックスタブ型白兵。距離を取りながら白兵狙撃する、刺突剣での狙撃手。
涼暮御幸:器物使いと4種の能力訓練により、そこそこのミドル力もあるんじゃないでしょうか。
GM:すごい!器用!
涼暮御幸:そういう感じ!よろしくおねがいします。
GM:はーい!
GM:では、そんな会長のハンドアウトはこちらです!
PC③(涼暮御幸)用ハンドアウト
ロイス:クオリア・デッドエンド 推奨感情 P:好奇心/N:不安 
 キミは星辰館高校に通うオーヴァードだ。キミが生徒会会長を務める学園に、新たな転校生がやってきた。クオリア・デッドエンドという金髪ツインテールの小柄な少女だ。転入して早々、彼女は自由気ままな言動で周りの生徒たちを振り回し、キミの学園で女王のように振舞っていた。しかも、周囲の生徒たちもなぜか彼女の言うことを聞いている。とても腹立たしいことだ。いったいこの少女は何者なのだろうか。
 困惑しているところで、キミは“十三会議”の護衛のためUGNからの招集を受けるのだった。
涼暮御幸:大変なことに……
GM:キミの学園に転入生がやってきたようです。しかも、めちゃくちゃ生徒人気があるのだとか。
GM:ピンチだぜ。
涼暮御幸:人気があるのはいいことだが……
GM:シナリオロイスはその少女、クオリア・デッドエンド。
GM:変な名前だなぁ。
涼暮御幸:すごい名字だな
GM:推奨感情はP:好奇心/N:不安です。
GM:感情はあくまでも推奨なので、変えてもいいし、このまま取ってもいいです。
涼暮御幸:会ってから考える!
GM:よかろう!
GM:じゃあ、感情は後から決めるとよいでしょう
GM:では、そんな感じで学内の治安維持のためにがんばってください
GM:それでは、最後のPCにいきましょう
GM:最後はPC①!
GM:東亜純さん、お願いします!
東亜純:はーい!
東亜純キャラシート
東亜純:東亜純(あずま・あずみ)。この中では最年長の19歳、経歴は誰よりも後輩です。ピアスといかつめファッションですが、みつあみ髪の明るい後輩キャラ。
東亜純:以前は優しいセンパイがたに導かれながら、年下の可愛いヒロインと遊んだりピエロを倒したり頑張りました。
GM:がんばっててえらい
GM:最年長だ!
東亜純:性能はとにかくピュアキュマイラらしく、力いっぱい殴りまくるだけ!前回の経験点で《復讐の刃》を取得してみたので、前よりもっと殴れます。あとDロイス羅刹も取りました。
GM:素晴らしい。着実に強くなってますね
東亜純:今回は初期ロイスを乗せていた大好きな二人と一緒!女子高生にも容赦なく甘えていきたい。そんなかんじです。
GM:甘えん坊か
東亜純:甘えん坊ですよ~
GM:なんてやつだ・・・!
GM:では、そんな東さんのハンドアウトはこちらです!
PC①(東亜純)用ハンドアウト
ロイス:“キマイラ・シーカー”世惑一砂(よまどい・いっさ) 推奨感情 P:執着/N:猜疑心
 キミはUGNに所属する新人エージェントだ。ある日、キミが繁華街を歩いていると一人の青年に声をかけられた。肌が白く、背が高い、髪に青のメッシュが入ったダウナーな雰囲気の青年だ。
 彼は、キミに興味があるのだという。ナンパではないと断った上で、少し話がしたいという彼にキミは渋々了承した。いくらか話をしているうちに彼はキミに尋ねた。「なぜ殺したのに生きているのか」、と。
 UGNからの招集の連絡をキミが受け取ると、青年は姿を消していた。
東亜純:ISSA!
東亜純:こわいよー
GM:なんかよくわからんミステリアスな青年が出てくるみたいです。
GM:こわいねえ
GM:シナリオロイスは“キマイラ・シーカー”世惑一砂
GM:なんかわかりませんが、君に絡んできます
東亜純:会ってから取っていいですか?
東亜純:こわいよぉーー
GM:構いませんよ!
東亜純:ではそれで!
GM:推奨感情はP:執着/N:猜疑心ですが、その時の感情で変えても構いません
GM:ぜひ仲良くしてあげてください
東亜純:できるかな?
GM:できないのかなぁ
GM:それでは、PCの自己紹介はこれにて終了です!
GM:次にPC間ロイスの取得を行っていきましょう
GM:pc間ロイスはPC同士でセッションの開始時に取得するロイスのことです
東亜純:涼暮御幸 ○P尊敬/N劣等感 鵜曇憂子 ○P感服/N劣等感 最初に取ってたこれで!
GM:事前にロイスを結んでおいた方が人間関係も円滑に進むというわけだ。
GM:おっと
東亜純:もう仲良しというわけですね
GM:PC間ロイスに関しては、GMからどのPCに対してとってねというのを指定しますので
東亜純:あ、なるほど!
鵜曇憂子:いいじゃない!自由に取らせなさいよ!
GM:そのPCに対して取るのですよ
GM:ルールブックにそう書いてあるの!
東亜純:了解ですヌエ!
GM:他のPCにロイスを取りたい場合はセッションの進行中にシーン内で取るといいでしょう
東亜純:仲良くなってね~
鵜曇憂子:なろうね~
GM:では、今回はPC①から②、②から③、③から①という感じでロイスを取得してください
涼暮御幸:ね~
GM:東さんはうい子
鵜曇憂子:じゃん!
GM:うい子はミユキ
GM:ミユキは東さんのロイスを取るのだ
涼暮御幸:はーい
東亜純:会長を下の名前で呼び捨て どういう仲だというの
GM:感情を決めたら宣言して、ロイス一覧に追記するとよいでしょう
鵜曇憂子:みゆみゆ!
東亜純:鵜曇憂子 ○P感服/N劣等感 です!
鵜曇憂子:涼暮御幸/尊敬:〇/不安/ロイス で取得します
涼暮御幸:では、-後輩/東亜純/庇護:○/不安/ロイス で。
GM:庇護じゃん。いいなー。
東亜純:まもられ~
GM:では、皆さんそれで取得するとよいでしょう。
GM:スムーズで素晴らしい。
GM:それでは、PC間ロイスの取得はこれで終了です。
GM:最後に、本当
GM:本当であれば、シナリオのトレーラーを読み上げてからセッションに入っていくのですが
GM:今回はOPの最初に過去の回想シーンをやりますので
GM:そのシーンが終わってからトレーラーを流したいと思います
鵜曇憂子:おお、いいですね
涼暮御幸:なるほどね
東亜純:かっこいい!
GM:では、セッション開始前の準備はこれで全て終了だ!
GM:いよいよセッションを始めていきたいと思います
GM:よろしくお願いします!
涼暮御幸:よろしくおねがいします!
鵜曇憂子:よろしくお願いします~!
東亜純:おねがいしまーす


【オープニング】

GM:まずはオープニングフェイズから始めていきます。
GM:オープニング、最初のシーン。
GM:このシーンは東さんがオーヴァードに覚醒した時の過去の回想シーンになります。
GM:過去回想なので、このシーンでは侵蝕率は上げなくても構いません。
GM:シーンプレイヤーは東さん。
GM:鵜曇さんと涼暮さんも登場になります。


GM:数ヶ月前。
GM:UGNイリーガルの鵜曇憂子とUGNエージェントの涼暮御幸はジャームが引き起こした爆発事件の鎮圧に駆り出された。
GM:ごく平凡なありふれた事件だった。
GM:ジャームは脅威度も危険性も低かったため、二人のUGNエージェントはあっさりと討伐し、任務を解決した。
GM:しかし、事件の裏で一般市民1名がジャームの被害に巻き込まれ、命を落としていた。
GM:その遺体は、UGNが事件の後始末を行っている最中に発見され、不幸な事故として処理されることになる。
???:「……“組織”の筋書きでは、そうなるはずだった。でも、思惑通りに事は進まなかった、というわけだ」
GM:事件の解決直後、すぐそばで再び《ワーディング》が発生する。
GM:UGNの二人が《ワーディング》の発生源に駆け付けると、そこには暴走するオーヴァードの姿があった。
GM:事件に巻き込まれて死亡した一般市民がオーヴァードに覚醒し、暴走状態に陥ったのであった。
GM:――街外れの廃ビル。
GM:ジャームが起こした爆発事件の被害により、建物の一部は崩れていた。
GM:その建物の中。1人の少女――の死体が横たわっていた。
GM:生前は、東亜純という名で呼ばれていた少女だ。
GM:キミは、死亡した。
GM:その遺体は幾重にも切り刻まれた上で、徹底的に叩き潰されていた。
GM:流れ出した血が溢れ、血だまりになっている。
GM:誰が見ても間違いなく死体だと判断するだろう。
GM:死亡する前にキミが最後に見たのは、この世のものとは思えない醜い異形の怪物の姿だった。
東亜純:いたい。いたい。いたいのが、どんどん、とおくなる。
東亜純:ぜんぶがとおい。あたしに笑う、それもとおい。
東亜純:しんぞうのおとだけ、きこえている。ばくばく。どきどき。
東亜純:ばくばく。どきどき。
東亜純:あたしはめざめる。
東亜純:あたしはいきをする。
東亜純:あたしのしんぞうが、どきどきうごく。
東亜純:そうして、あたしは、あたしになる。
GM:少女を中心に《ワーディング》が展開している。
GM:鵜曇憂子と涼暮御幸はジャームの討伐直後に再び発生した《ワーディング》を追ってここにやってきた。
GM:そこにいたのは――暴走する一体のオーヴァードだった。
鵜曇憂子:「……何を考えてらっしゃるんで、しょうね!」
鵜曇憂子:既に“起こってしまった”その姿を眼前に、飛礫を裂けながら、隣の少女に叫ぶ。
涼暮御幸:「我々のやることは変わらんよ」
涼暮御幸:黒髪を後ろ手に結びあげた、白羽根飾りの目立つ少女。
涼暮御幸:「彼女を止める。それ以外の選択肢はあるまい」
鵜曇憂子:「……そ、ですね!」ツインテールの小柄な少女。
東亜純:その異形の、青黒い毛並みが夜光に浮かぶ。「───ア゛ア゛」
東亜純:力任せにふらつきながら、巨大な手足が地面を抉ろうとする。
鵜曇憂子:「じゃあちょっと…痛いの我慢してもらいますよ!」その手に、身の丈よりも遥かに大きな機械槍が出現する。
鵜曇憂子:「オッ」
鵜曇憂子:「ラァ!」ふらつく身体目掛けて、横殴りに峰打ちを仕掛ける。
東亜純:避けることを知らず、倒れる。その姿は、強いて言うのならば猿に似ている。
東亜純:そしてそのまま立ち上がり、少女の頭部を狙う。
東亜純:人のようで、人でない。「ア゛ア゛ア゛ア゛、ア゛」
東亜純:類人の手を振り下ろす。
鵜曇憂子:「ぬっ、タフネス!」それを避けるでもなく見上げる。
涼暮御幸:羽飾りを解く。圧縮されていた刺突剣が展開する。
涼暮御幸:肩口を射抜き、その攻撃をそらす。
涼暮御幸:白刃が閃く。遅れて、軋んだ金属音。
涼暮御幸:「……止まらんか」
東亜純:死臭に似た悪臭の血を撒き散らし、肉が抉れる。数秒の後にそれは逆再生のように甦り、
東亜純:再生された貌は、人間のそれを作り出す。
東亜純:「あたし、ア、ア」
東亜純:それは、人と獣を継ぎ接ぎにした怪物のよう。
東亜純:「あたしは」
東亜純:乱れた青黒い髪が溢れ、その眼が二人を捉えた。僅かな理性に縋る、人間の眼。
東亜純:「うるさい、うるさい、とめないで、あたし、いまドキドキして、るの、うれしいの、うるさい、いや、あ、うるさい、ばくばくしんぞうのおと、うるさいの!!!」
涼暮御幸:「“スターオブライフ”!」
鵜曇憂子:「あい!」
涼暮御幸:「時間を掛けるな、これは……」
涼暮御幸:「“間に合う”!」
鵜曇憂子:「へへ!さっさと片付けて、可愛いお姿に戻ってもらいやしょーか!」
鵜曇憂子:「女子同士の秘密の話ならっ」槍の柄を握り直し、駆け出す。
涼暮御幸:間断なく、狙撃の鍔鳴り。動きを制限するように、脚を重点的に削る。
鵜曇憂子:「いくらでもっ、お付き合いできますからね……!」後ろに回り込む。
鵜曇憂子:姿勢が崩れた瞬間を狙い、背中から一突。
東亜純:「ウ゛」
東亜純:粘液を吐いて折れ曲がる。
鵜曇憂子:ぐちゃりと身を潰すような巨大な質量が、背中から身体を裂く。
涼暮御幸:同時に、眼前に飛び込み、猿の手を削りながら前進。
涼暮御幸:悲鳴を劈くほどの音で、鈍い金属音を立てながら、
涼暮御幸:至近ににじり寄る。刺突剣の柄で、鼻面を殴りつける。
東亜純:「ア゛ア゛ッ」
涼暮御幸:「獣に堕ちる必要など、あるものかよ」
涼暮御幸:眼を合わせ、睨みつける。
鵜曇憂子:「もっとうるさい音をお届けっすか?」
鵜曇憂子:「へへ。こっちの声、聞こえますかね……」
涼暮御幸:「当然だ。私はそう信じるとも」
涼暮御幸:「刃が届いたのだ。より鋭き力を持つ、声が届かぬとは思わん」
鵜曇憂子:「…もっと優しく言ってあげましょーよ」へらっと笑う。
GM:二人の攻撃により、暴走していたオーヴァードは完全に戦闘能力を奪われたようだ。
東亜純:異形の輪郭がぶれる。それはほどけるように消え、ありふれた女性の輪郭をかたちづくる。
東亜純:少女と女性の間を彷徨うような、若い女の顔がくしゃりと歪んだ。それは涙を堪えるようであり、笑いを噛み殺すようでもあった。
東亜純:あたしはめざめる。
東亜純:あたしはめざめて、であう。
鵜曇憂子:君の目に映るのは、2人の少女だ。
涼暮御幸:「……そうだな。優しく言おうか」
涼暮御幸:「おはよう。そして、ようこそ、だ」
涼暮御幸:「昨日と違う今日へ」
鵜曇憂子:「そんで、今日と違う明日へ」
鵜曇憂子:「もーっとドキドキすることがたくさんある世界が、待ってますからね」
GM:それが、数ヶ月前のこと。
GM:全ての始まりだった。

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが――、世界は知らぬうちに変貌していた。
十三の地区と十三のUGN支部からなる巨大都市。
今回も十三の支部長が集まる“十三会議”の時期がやってきた。
この時期、N市はにわかに色めき立つ。
騒がしい街の裏側、間隙を突いて“組織”が動き出す。

異形の獣が乱れ舞う時、少女の死の秘密が明かされていく。

ダブルクロス the 3rd Edition
鵺の鳴く夜

ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:シーン終了。
GM:次のシーン。


【オープニング:鵜曇憂子】

GM:まずは鵜曇さんのOPからです。
鵜曇憂子:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

GM:このOPはキミが口やかましい風紀委員の樹里子とキャッキャしたりするシーンになります。
鵜曇憂子:きりんちゃん!
鵜曇憂子:はーい
GM:ここは星辰館高校。
GM:授業の休み時間。
GM:キミはのんびりと余暇を過ごしている。
女子たち:「マジでー? ウケがちー」「ガチ卍~」「ラムサール条約しか勝たん」
GM:休み時間の教室は酷く騒々しい。
鵜曇憂子:「え~~、そこは墾田永年私財法でいくべきじゃないすか?」女子達とお喋りしてます。
GM:では、キミが束の間の平穏を享受していると
鵜曇憂子:ゆるっとした髪をツインテールにして、カーディガンをだぼっと羽織った女子高生。
GM:キミのもとに眼鏡の真面目そうな女子がやってくる。
GM:風紀委員の竜胆樹里子だ。胸が大きく、スカートは短め。片手に兵法書を持っている。


鵜曇憂子:「ていうか、見てくださいよこれ。ピカチュウのグミがまだ売ってて…」
鵜曇憂子:「んお」竜胆さんに目を向けます。
竜胆樹里子:「ちょっと、鵜曇さん。風紀が乱れていませんか?」
鵜曇憂子:「あっきりちゃん。今日は何の戦術をお学びあそばせてるんですか?」
鵜曇憂子:「ほよ」
鵜曇憂子:瞬き。しながらグミを口に放り込む。
竜胆樹里子:「これはちょっと鶴翼の陣を……。って、違います!いったい何を食べているんです?」
鵜曇憂子:「むにむに」食べている。
竜胆樹里子:「あー!言ってるそばから!」
GM:少女はプンスカしている。
鵜曇憂子:「はい、あーん」
鵜曇憂子:グミを差し出す。
竜胆樹里子:「学校でお菓子を………もにゃもにゃ……おいひい」
竜胆樹里子:「今回の件は水に流しましょう」懐柔されている。
鵜曇憂子:「いいじゃないですかあ、校則で禁止されてる訳じゃないし」
鵜曇憂子:「そんなこと言ったらきりちゃんのスカート丈のが風紀を乱してますよ」
竜胆樹里子:「私のスカート丈はいいんです!これはこういうデザインなの!」
鵜曇憂子:「おっぱいも大きいし」
竜胆樹里子:「鵜曇さんの方こそ服装がだらしないです!なんかこう……全体的に!」
竜胆樹里子:「なんですか、そのダボっとしたカーディガンは!」
鵜曇憂子:「可愛いじゃないっすかー」びろーんと袖を伸ばす。
竜胆樹里子:「お、おっぱ……胸は関係ないじゃないですか!そ、そういうデザインなんです!」
竜胆樹里子:「こらー!袖を伸ばさない!」
鵜曇憂子:「制作者の不純な欲望を感じますなあ…」
鵜曇憂子:「そんなこと言われてもー」
竜胆樹里子:「何わけわからないこと言ってるんですか!」
竜胆樹里子:「風紀の乱れは心の乱れ! 孫子の兵法書にもそう書いてあります」
鵜曇憂子:「えいっ」きりちゃんのおっぱいを鷲掴みにする。
鵜曇憂子:「えいえいえいえい」揉む。
竜胆樹里子:「ふにゃっ!?」顔を赤らめながら抵抗する。
竜胆樹里子:「あんっ……だめぇ……!」
竜胆樹里子:「って、何してるんですかー!」
鵜曇憂子:「へへっ…だらしないのはどっちですかねえ~い」
鵜曇憂子:「っておおう」手を離す。
GM:少女は兵法書の表紙をバンバンと叩いて怒りを表現する。
竜胆樹里子:「もう怒りましたよー!」
竜胆樹里子:「これは放課後まで没収です!」キミのお菓子を奪い取る。
鵜曇憂子:「あー!ピカチュウが!」
鵜曇憂子:「ひどい!きりちゃんが鶴翼の陣した!」
竜胆樹里子:「私の目の黒いうちは学校で電気ねずみポケモンなんて許しません!」
鵜曇憂子:「え~~っ、きりちゃんもバンプのMVのやつ見ましょうよー」ブーブーする。
竜胆樹里子:「これに懲りたらきちんと反省するように!」キミの袖を縮める。
鵜曇憂子:「って、やー!」縮められる。
竜胆樹里子:「ふ、風紀委員は初代がゲームボーイで発売され、現在でも新作がニンテンドースイッチで発売されている国民的大人気ゲームなんてやりません!」
鵜曇憂子:「超やりこんでんじゃないですか!」
竜胆樹里子:「や、やりこんでません。ゲームは一日一時間!」
鵜曇憂子:「こないだの追加データ、もうダウンロードしました?」
竜胆樹里子:「私まだお小遣いが……って、学校でゲームの話もダメですー!」
GM:そこで、授業のチャイムが鳴る。
竜胆樹里子:「はい、チャイムが鳴りましたよ。鵜曇さん、自分の席につく!」
鵜曇憂子:「えいっ」きりちゃんのスカートをまくって逃げる。
竜胆樹里子:「にゃー!?」慌ててスカートを押さえようとするが、間に合わない。
GM:教室中の男子たちが一斉に静かになる。
鵜曇憂子:普通に席について行儀よく教科書などを出しています。
鵜曇憂子:優等生なので。
竜胆樹里子:「鵜曇さんー!あなただけは絶対に許しませんよ!風紀の敵!」
GM:キミの席の前で騒いでいる。
GM:と、そこで先生が入ってくる。
先生:「こら、竜胆。何やってるんだ。早く席に着け」
竜胆樹里子:「あ……あ……この私が……先生に怒られた……?」
鵜曇憂子:「いやまあ、怒られたってほどじゃないと思いますけど…」
竜胆樹里子:「うにゃーー!!?鵜曇ーー!!」
鵜曇憂子:「うにゃにゃにゃ~~~」
鵜曇憂子:((今日もこの学園は平和だったのだ…ちゃんちゃん。))


GM:次の日。
GM:昨日、あれほど元気そうだった樹里子は学校を休んでいた。学校にも何の連絡もなかったらしい。
鵜曇憂子:「およ」
鵜曇憂子:実はこのパターンは二度目だ。つい先日、仲良しの友人・らんらんがそういう状況になった。
GM:「真似をするなー!」と元気に怒っていた姿が記憶に新しい。
GM:こんなことは学校史上で初だった。
鵜曇憂子:(ちゃんちゃん、とはいかなかったすなあ)
GM:正確に言えば、風紀委員が連絡なしで学校を休むなどというのは学校史上で初だった。
GM:その日の帰り道。
GM:外は暗く、しとしとと雨が降っている。
GM:キミは1人で通学路を歩いていた。
鵜曇憂子:らんらんの時は、彼女はレネゲイドに関わる事件に巻き込まれていて、
鵜曇憂子:そのせいで学校を休んでいたのだった。
鵜曇憂子:(きりちゃん、あんなに真面目な子なのに、無断で学校休むすかねえ)
鵜曇憂子:傘をさして、帰り道を歩きながら、つらつら物思いに耽る。
鵜曇憂子:(つーか馬鹿は風邪ひかないって言いますからね。きりちゃん風邪とかひかなそう)
鵜曇憂子:(…………)
GM:すると。
GM:向こうから、ふらふらとした足取りで歩いてくる人影がある。
鵜曇憂子:「……およ?」
GM:パジャマ姿の少女だ。足は裸足である。傘も差していないため、びしょ濡れになっている
GM:それは、風紀委員の竜胆樹里子だ。怪我をしているようで、肩から血を流している。
鵜曇憂子:「えっ」
鵜曇憂子:「きりちゃん!」
鵜曇憂子:そちらに駆け寄ります。
GM:樹里子は呆然とした様子だ。
鵜曇憂子:「ちょちょちょちょ……」
鵜曇憂子:駆け寄りながら思わず周囲を見回す。何か怪しい人物とかいたりしないですか?
GM:周りには誰もいないですね。彼女1人です。
鵜曇憂子:はーい
竜胆樹里子:「鵜曇……さん……?」少女の瞳の焦点が合う。
鵜曇憂子:「どうしたんですか、そんな…えっと…ケガしてるし!」傘を差し出します。
竜胆樹里子:「鵜曇さん……」
竜胆樹里子:「うう~~!」安心したのか、少女はボロボロと泣き出す。
鵜曇憂子:「おお……」その様子を見て、思わずきりちゃんをそっと抱きしめる。
鵜曇憂子:「よしよし。痛かったすね、怖かったすね」
GM:少女の体は驚くほどに冷たい。
竜胆樹里子:「鵜曇~……!」
鵜曇憂子:「うんうん。何だか分からんすが、でも、きりちゃんはラッキーです」
鵜曇憂子:「ういこ、こういうことに首を突っ込むのが大得意なんですよ」
鵜曇憂子:「まずはケガを手当しましょ」しゃがむ。「へい!おぶわれな(※おんぶするの未然形)!」
竜胆樹里子:「ううう……こわかったよぅ」抵抗せずにキミに背負われる。
竜胆樹里子:「ありがとうございます。鵜曇さんは優しいんだねえ」鼻水をすすりながら言う。
鵜曇憂子:「優しいと書いて、優等生ですからね」
鵜曇憂子:きりちゃんを背負いつつ、片手で傘をさして、歩き出します。
竜胆樹里子:「それはちがう……ぐすん……」
鵜曇憂子:「へへへ」
GM:では、キミが少女を保護したところでこのシーンは終了だ。
GM:そんなわけで、シナリオロイスは竜胆樹里子!
鵜曇憂子:シナリオロイス/竜胆樹里子/庇護:〇/食傷/ロイス
鵜曇憂子:で取得済みです。
GM:はーい!では、改めてシーン終了だぜ!


【オープニング:涼暮御幸】

GM:次のシーンに参りましょう!
GM:次は涼暮さんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:35->40)
GM:このシーンは、キミが生徒会活動をしていると転入生のクオリア・デッドエンドが絡んでくるシーンになります。
GM:ここは星辰館高校。
GM:放課後
GM:生徒会室。
GM:生徒会長であるキミはいつものように生徒会業務を行っていた。
生徒会の下っ端(まとも):生徒会の下っ端「会長、剣道部から物品の購入依頼がありました。決裁をお願いします」
生徒会の下っ端(まとも):「会長、剣道部から物品の購入依頼がありました。決裁をお願いします」
涼暮御幸:「衣緒からかな。ご苦労。こちらで判断する」
生徒会の下っ端(ちょっとおかしい):「会長、暗黒アンコールワットあんこう鍋部から次期予算の書類の提出がありました。ご確認をお願い致します」
涼暮御幸:「却下だ」
生徒会の下っ端(ちょっとおかしい):「剣道部はいいのになぜ……」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「働かせすぎたか……?」
生徒会の下っ端(まとも):「ありがとうございます、会長」書類仕事に戻る。
GM:その時。
GM:生徒会室のドアが開き、金髪お団子ヘアーの小柄な少女が入っていくる。
クオリア・デッドエンド:「こんにちは~。ここが生徒会室かぁ」
クオリア・デッドエンド:「みんな、お勤めご苦労様だねぇ」


涼暮御幸:「待て……当然のように入って来てくれるな」
クオリア・デッドエンド:「え~、なんで?いいじゃんねぇ、みんな」
涼暮御幸:頭を抱えて。「最近、とみにここをたまり場にする連中が増えているような気がするのだが……」
生徒会の下っ端たち:「どうぞ」「もちろんです」
クオリア・デッドエンド:「わーい、やったー」
GM:少女は悠々と生徒会室に入ってくる。彼女の人気は生徒会内でも絶大なようだ。
GM:少女はクオリア・デッドエンド。先日、学園に転入してきた転校生だ。
涼暮御幸:「……いや待て……」
涼暮御幸:「何を……」
GM:生徒たちから絶大な人気があり、着実に学園内の立場を固めつつある。
クオリア・デッドエンド:「あ、そのお茶ちょうだい。喉乾いちゃった」生徒会の下っ端に言う
生徒会の下っ端:「どうぞ」
クオリア・デッドエンド:「ありがとう~」少女はお茶のペットボトルを受け取り、口をつけて返す。
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃん、今何してたとこ?」馴れ馴れしくキミに擦り寄る。
涼暮御幸:「御幸ちゃんはやめろ。生徒会業務だよ」
涼暮御幸:「君のようなお転婆な生徒に手を焼いていてね」
クオリア・デッドエンド:「へえ~、なんか難しそう」
涼暮御幸:「残務が増えてかなわんよ」
クオリア・デッドエンド:「女王蜂って意外と大変なんだぁ」
クオリア・デッドエンド:「あたしならもっと上手くやるのになぁ~」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:ちらりと見て。「おや。この職位に興味が?」
クオリア・デッドエンド:「ちょぴっとだけね」
クオリア・デッドエンド:「ねえ、ミユキちゃん。あたし、気になるんだ」
涼暮御幸:「……だからやめろと……何が?」
クオリア・デッドエンド:「人のてっぺんに立つのってどんくらい気持ちいい?」
涼暮御幸:「……そうだな。重圧のほうが大きいものだよ」
涼暮御幸:「上に立っている、というよりは、最前線に立っているようなものだ」
クオリア・デッドエンド:「ふーん」
クオリア・デッドエンド:「もっと玉座にふんぞり返ってればいいのに」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃん、もしかして」
クオリア・デッドエンド:「才能ないんじゃない?」指でキミの額をつつこうとする。
涼暮御幸:それをかわして。
クオリア・デッドエンド:「あわわ」
涼暮御幸:「絶頂に立ち絶頂を得ることが、君の言うところの才能であるのならば」
涼暮御幸:「見解の相違と言う他ないと思うが?」
クオリア・デッドエンド:「ふーん。言うじゃん」
クオリア・デッドエンド:「つーか、今日結構寒いじゃん。なんか羽織るもの持ってくればよかった。ねえ、そのカーディガンちょうだい?」生徒会の下っ端に言う。
GM:「わかりました」少女が自分の着ていたカーディガンを脱いで譲る。
クオリア・デッドエンド:「まあ、また遊びに来るよ」
涼暮御幸:「遊びにであれば、まあ」
涼暮御幸:「歓迎とは言えないかも知れないが、邪険にはせんよ」
クオリア・デッドエンド:「やったー、嬉しい」
涼暮御幸:「恙無く、学生生活を送ってもらうことを祈っている」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃんもその椅子、綺麗に磨いておいてね。あたしのために」
GM:指でハートマークを作ってキミの椅子を示す。
涼暮御幸:「それを望むのであれば、君にも」
涼暮御幸:「磨くべきところは多そうだ。原石が磨かれることを期待するよ」
クオリア・デッドエンド:「えー、どういう意味かわかんなーい」余った袖で可愛さをアピールする。
クオリア・デッドエンド:「それじゃあ、ミユキちゃん。まったねー」
GM:小柄な少女は余らせた袖をパタパタと振りながら去っていく。
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「何故袖の合わないカーディガンをわざわざ……?」
GM:生徒会室のドアが閉まると、廊下から怒鳴り声が聞こえてくる。
クオリア・デッドエンド:『あの女!クソムカつく!!』
GM:その時、キミの携帯が鳴る。UGNからの呼び出しのようだ。
涼暮御幸:「……はい。こちら“刃金鳴らし”」廊下の声を認めながら、応答。
GM:では、キミが電話を取ったところでシーンを切ろう。
GM:シナリオロイスはクオリア・デッドエンドに対して取るのだよ!
涼暮御幸:転入生/クオリア・デッドエンド/庇護:○/不安/ロイス
涼暮御幸:これで!
GM:守ってくれてる
GM:やさしい
GM:では、このシーンは改めて終了!


【オープニング:東亜純】

GM:次のシーン!
GM:次は東さんのOPです
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げるといいでしょう
東亜純:東亜純の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:32->38)
GM:いいかんじ
GM:東さんのOPは街を歩いていると謎の青年に出くわす、そんなシーンです。
東亜純:はーい
GM:N市の繫華街。
GM:キミは街を歩いている。
東亜純:髪をみつあみに結び、耳には大量のピアスを軟骨の位置や拡張サイズで開けた若い女性。
東亜純:ノースリーブの上から古着のフライトジャケットを軽く羽織り、退色加工されたスキニージーンズという格好。
東亜純:財布しか入らないような小さなショルダーバッグを提げ、足首までのブーツを履いている。
GM:任務を終えた帰りとかでもいいし、買い物をしているところとかでもいいです。
東亜純:訓練帰りに友達とファミレスいった帰りとかですかね
GM:そんな感じでいきますか。
東亜純:んで分かれて駅に向かって一人みたいな
GM:では、友人と駄弁った帰り道。キミは繫華街の雑踏の中を歩いています。
GM:すると、一人の青年がキミの方に近寄ってきます。
世惑一砂:「ねえ、お姉さん。ちょっといい?」
東亜純:コンビニで買ったアイスコーヒーを飲みつつ歩いてます。が、警戒して視線を動かす。
東亜純:ナンパかと思い、黙って通り過ぎようとする
GM:背の高く、肌の白い青年だ。髪には青いメッシュを入れ、耳にイヤリングをつけている。


世惑一砂:「東亜純さん、あんたに興味がある」
世惑一砂:「ナンパじゃないからそこは安心していいよ」
東亜純:「…!?どこであたしの名前を聞いた?」
東亜純:いつでも飛びかかれるように姿勢を保つ。
世惑一砂:「や、待って。今は物騒なことがしたいわけじゃないんだって」
世惑一砂:「ただあんたと話がしたいだけ」
東亜純:「……まず名乗って。それから」
GM:青年はキミを制止するように手をかざす。
世惑一砂:「世惑一砂。FHとかじゃないし、あんたに危害を加えるつもりもない」
東亜純:「……一応、ここでは信じる。用件は?」
東亜純:青年を眺める。オーヴァードだろうか。
世惑一砂:「……俺、敬語とか得意じゃないから気を悪くしたらごめんね。学がないんだよ、中学しか出てないから」
GM:恥ずかしそうに言う。
東亜純:「あたしも中卒だからダイジョーブだって」
世惑一砂:「用件はさっきも言ったろ。あんたに興味がある。話がしたい」
東亜純:状況を忘れたように一瞬笑い、慌てて顔を引き締める。
世惑一砂:「あ、よかった。馬鹿にされないで済む」
東亜純:「しないよ。…話は長くなりそう?」
世惑一砂:「いや、聞きたいのは一つだけだから」
東亜純:「…?なに」
世惑一砂:「カフェとか入るのが嫌なら立ち話でもいいよ」
GM:青年は《ワーディング》を展開する。
GM:周囲の雑踏の騒音が掻き消える。
東亜純:「…あんたも!」
東亜純:「ああ、でも、FHじゃない…んだっけ!?」
世惑一砂:「あんた、確かに殺したはずなのになんで生きてる?」
東亜純:「ッ!!??」
東亜純:声を失う。
東亜純:心臓がばくばくと鳴る。
東亜純:「な、」青年に手を延ばそうとする。
世惑一砂:「間違いなくこの手で殺したんだ」自らの虎のような異形の手を見る。
GM:青年は不思議そうにキミの手を見る。
世惑一砂:「自分の死体は見てないだろうから知らないと思うけど……そりゃあもう酷いものだったよ」
東亜純:どうしてそんなに平静なのか。わからない。どうして、自分はこんなに。
世惑一砂:「あそこまで殺せば本当は生き返らないはずなんだ」
世惑一砂:「あんたはなぜ生きてる?」
東亜純:「……ぜんっぜんわかんない」
GM:では、そこで判定をしてもらいます。
GM:〈意志〉で難易度は9です。
東亜純:1DX+3+0@10 意思
DoubleCross : (1R10+3+0[10]) → 7[7]+3 → 10

GM:お、成功だ
東亜純:お
東亜純:やったぜー
GM:では、キミは胸のドキドキを辛うじて押さえ込むことに成功します。
東亜純:抑えますぜ
世惑一砂:「あんたにも分からないんだ?」首を傾げる。
東亜純:「あたしのことも、あんたのことも」
東亜純:「…あんたは、なに?」
東亜純:ゆっくりと正気を保つ。
東亜純:立ち上る昂揚を抑え、男の顔をじっと見つめる。
東亜純:GM、私はこの男に見覚えがあるでしょうか?
GM:そうですね
GM:では、男の異形の手が、キミが死の直前に見た化け物によく似ていることに気付くでしょう。
世惑一砂:「悪いけど、その質問には答えられない。俺にも俺のことが分からないんだ」
東亜純:「……」男の手を見つめる。
世惑一砂:「周りからも“キマイラシーカー”。鵺の化け物って呼ばれてる」
東亜純:「一個だけ、覚えてる」
世惑一砂:「何を?」値踏みするようにキミを見る。
東亜純:「《キマイラシーカー》」
東亜純:「あんたを見た。あのとき」
東亜純:「あたしが死んだ、あの夜に」
世惑一砂:「……そう」
世惑一砂:「覚えていてくれてどうも」
東亜純:「あんたは、」
東亜純:「あんたのことがわからなくても、あたしのことは憶えていたの?」
世惑一砂:「えっ?」一瞬、何を言われたか分からないというような顔をする。
世惑一砂:「そうか……いや、でも……」
東亜純:「言ったじゃん。俺にも俺のことが分からない、って」
東亜純:「じゃあなんで、あたしがわかるの」
世惑一砂:「覚えてた。……あんた、キラキラしてたんだ」
東亜純:なんだそれ、と言いそうになってやめた。その目を見て。
GM:青年は《ワーディング》を解除する。
東亜純:生真面目なまでの顔つきで、子供みたいに、言うものだから。
世惑一砂:「あんた、やっぱり面白いな。会いに来てよかった」
東亜純:なにを言ったものか迷って、呆然と立っている。「待って」
東亜純:「まだ。聞かせてよ」
世惑一砂:「せっかく死なずに済んだんだから一つ忠告。UGNの任務にはなるべく関わらない方がいい」
GM:青年はキミに顔を近付けて言う。
東亜純:「え」
世惑一砂:「でないと、今度こそ殺さなきゃいけなくなる」
東亜純:目を見開く。
世惑一砂:「じゃあね、亜純。楽しかったよ。今度はコーヒーでもおごるから」
GM:青年はキミから離れ、ひらひらと手を振る。
東亜純:「待って、」
東亜純:追いかけようと駆け出す。
世惑一砂:「待たないよ」
GM:彼は、エグザイルのエネミーエフェクトの《神出鬼没》を使用。シーンから退場します。
GM:彼の姿は煙のように搔き消え、キミの目の前からいなくなります。
東亜純:呆然と立ち尽くしている。
GM:その時、キミの携帯が鳴る。UGNからだ。任務の呼び出しか何かだろう。
東亜純:「はい。あず…《モンキー・ビジネス》」
GM:新しい任務のために、支部に立ち寄って欲しいという内容だ。
GM:キミは直前の記憶が蘇ることだろう。
東亜純:「……はい」ややうわの空で答える。
世惑一砂:『せっかく死なずに済んだんだから一つ忠告。UGNの任務にはなるべく関わらない方がいい』
世惑一砂:『でないと、今度こそ殺さなきゃいけなくなる』
東亜純:「……あは」笑いが零れる。
東亜純:余計なお世話だ。あたしは。
東亜純:UGNエージェント。そして、そう、
東亜純:あんたはなんにもわかっちゃいない。
東亜純:あんたが殺しに来ることなんか、あたしは全然、これっぽっちも。嫌じゃないんだから。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは“キマイラシーカー”世惑一砂に対して取得してください。
東亜純:ちょっと変則的でもいいなら
GM:お、なんでしょう
東亜純:○ P《名称不明》/N猜疑心で取得してみてもいいですかね
GM:素晴らしい。許可しましょう。
東亜純:やったー ではそれで
GM:では、改めてシーン終了です。
GM:オープニングフェイズはこれで終了。
GM:次からはミドルフェイズに入っていきます。


【ミドルフェイズ1】

GM:次のシーン!
GM:ここからはミドルフェイズに入っていきます
GM:次のシーン。シーンプレイヤーは鵜曇さん
鵜曇憂子:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 8[8]+41 → 49

GM:いい感じ
鵜曇憂子:ごろろん
GM:このシーンは樹里子を保護したキミがまったりするシーンです。
鵜曇憂子:まったり
GM:前のシーンで、樹里子を保護したあなたでしたが、どこに連れていきましょうか。
GM:自分の家でもいいですし、ホテルとかでもいいですよ。
鵜曇憂子:自宅かな~
GM:了解ですー。
GM:では、キミの自宅。
GM:もし部屋の描写などがあればお願いします。
鵜曇憂子:ちょっと古いアパートの、六畳一間のワンルームです。大学生が暮らすようなところ。
鵜曇憂子:部屋の半分がベッドで埋まっている狭い部屋。可愛い柄のカーテンがかかっています。
GM:おお、女子高生の住処とは思えない。
鵜曇憂子:立派な椅子とかはないので、ベッドにきりちゃんを座らせようかな。
GM:では、樹里子はベッドの端に座っています。
竜胆樹里子:「……ありがとうございます、鵜曇さん」憔悴している様子だ。
竜胆樹里子:「ここに、1人で住んでるの?」
GM:不思議そうに部屋を見回す。
鵜曇憂子:「そうすよ~~、狭いと大評判でさ」ヘラヘラ笑いながら、麦茶を持ってきてコップに注ぎます。
竜胆樹里子:「思ったよりもちゃんと片付いてる」
鵜曇憂子:「どんなイメージですか!」 元々物が少ないので、散らかりようもない感じ。
竜胆樹里子:麦茶を受け取ると、んぐんぐと喉を鳴らして飲み干す。
竜胆樹里子:「ぷはー。おいしい」
竜胆樹里子:「鵜曇さん、もっと脱いだ服とかお菓子とかが散らかってる感じかと……」
竜胆樹里子:「見直しました。花丸を上げます」
鵜曇憂子:「勝手に悪いイメージ持たれて勝手に花丸をつけられた……」
竜胆樹里子:「マッチポンプです」自慢げ。
鵜曇憂子:「それきりちゃんの内心の話じゃねーですか!」
鵜曇憂子:「んもー!ケガしてんでしょ!さっさと見せやがりなさい!」
竜胆樹里子:「きゃっ、乱暴…!」
鵜曇憂子:「ヘヘ…天井のシミを数えてる間に終わりますよ…」
鵜曇憂子:言いながら、肩のケガを手当しようとします。どんな感じのケガなのかとか分かるんでしょうか。
GM:切れ味の悪い刃物がかすったような
GM:傷ですね。そこまで深くはない。
竜胆樹里子:「鵜曇さん、ごめんなさい。急に押しかけてしまって、こんなことまで……」恥ずかしそうに顔を隠しながら言う。
鵜曇憂子:「………」それを注意深く観察し、手持ちの救急セットで手際よく手当を済ます。
鵜曇憂子:「ここまで連れ帰ったのはういこなんですから、きりちゃんが気にする必要ないですよ」
鵜曇憂子:「しかしブラでっけぇですね」はだけた胸元を見ながら言う。
竜胆樹里子:「何見とんじゃい!」
GM:キミの手をはたきおとす。
鵜曇憂子:「あ~ん」茶化すように言う。
鵜曇憂子:「……でも、せっかくだし、何があったのか教えてもらってもいいです?」
鵜曇憂子:「パジャマ姿で、ケガして、外にいて。…何もないってことはないでしょ」
竜胆樹里子:「……私、お父さんとお母さんに酷いことを言っちゃったの」
竜胆樹里子:「テストの点がいつもより悪かったって怒られて……つい腹が立って『こんな家に生まれてこなければよかった』って……」
鵜曇憂子:「ふーむ?」
竜胆樹里子:「それで、しばらく自分の部屋にいて。謝ろうと思って自分の部屋から出てきたら、リビングが荒れてて、金髪の女の子がいて」
竜胆樹里子:「なんだろうって思ったら急にお父さんとお母さんが包丁を手に取って私を……」
鵜曇憂子:「………」
竜胆樹里子:「私、必死に逃げて……三十六計逃げるに如かず……それで……」
鵜曇憂子:「ういこに出会ったっつー訳ですね」
GM:樹里子は静かに頷く。
竜胆樹里子:「やっぱり私のせいなのかな……」
鵜曇憂子:「きりちゃんがテストの点悪かったっつったって、ういこの点数より高いと思いますけどねー」
竜胆樹里子:「98点……」
竜胆樹里子:「鵜曇さんよりは良い……」
鵜曇憂子:「えっ」ビビる。
鵜曇憂子:「こないだの数学ですよね……!? 平均点数45点だったやつ……」
鵜曇憂子:「2点の間違いとか誤差じゃないですか……!?」
竜胆樹里子:「でも、お父さんとお母さんの期待を裏切ってしまったのは本当だから……」
鵜曇憂子:「………普段から、そんな感じなんですか? 怒られるの?」
GM:樹里子はゆっくりと頷く。
鵜曇憂子:「…………」
鵜曇憂子:(……これは、世界を守る盾だったとしても、どうにもなんない問題っすねえ……)
鵜曇憂子:「……でも、お父さんとお母さんが、きりちゃんを傷つけようとしたことは、なんかの間違いっすよ」
鵜曇憂子:「きりちゃんが、二人から嫌われたりとか、そんなことは無いはずっす」
竜胆樹里子:「ううん。私が完璧でないから、お父さんとお母さんがきっと怒って……」
竜胆樹里子:「私みたいな子はいらないって、そういうことなんだと思う……」
鵜曇憂子:「そんなことない」
鵜曇憂子:「きりちゃん、押してダメなら引いてみろですよ」彼女の手を握る。
竜胆樹里子:「どうして鵜曇さんに分かるんですか!」
竜胆樹里子:「へ?」困惑する。
鵜曇憂子:(……部屋に居たっていう金髪の女の子。おそらくオーヴァード。洗脳能力を持つような……)
鵜曇憂子:(…そいつが両親を操って、攻撃させた。だから、きりちゃんがまた家に帰るのは危険……)
鵜曇憂子:(などとは言えませんが)
鵜曇憂子:「……怒るのも、心配だからじゃないですかね。ういこがお父さんに怒られた時は、そんな感じでしたので」
鵜曇憂子:「だから、とことん心配させちゃいましょうよ。家出しましょう、家出」
竜胆樹里子:「家出……!?」驚愕する。
竜胆樹里子:「そ、そんな悪事を働けというんですか!」
鵜曇憂子:「そうです! ういこん家に居ればいいんです!」
竜胆樹里子:「いや、しかし……世紀末すぎます……」
鵜曇憂子:「悪事じゃないです、反抗期です!」
竜胆樹里子:「は、はんこうきぃ」
鵜曇憂子:「世の青少年はみんなやってんですよ」
竜胆樹里子:「み、みんな……」
竜胆樹里子:「鵜曇さんも?」
鵜曇憂子:「………」ちょっと言葉に詰まる。「…そうだったかもしれませんね」
竜胆樹里子:「むう……。じゃあ、決めた。私も反抗します!」
竜胆樹里子:「鵜曇さん、不束な私ですがよろしくお願いします」床に正座して頭を下げる。
鵜曇憂子:「ふふふ、お任せあれ」腕を組んでドヤ顔。
竜胆樹里子:「何かお役に立てることがあれば何なりとお申し付けください。風紀を取り締まることくらいしかできませんが!」胸を張る。
鵜曇憂子:「家の中でくらい自由に生きましょうよ~」
鵜曇憂子:「一緒に、夜中にポテチ食べたりしましょうよ~」
竜胆樹里子:「ダメです。例え家出中といえども、不規則な生活は許されません」
竜胆樹里子:「就寝は9時、起床は5時です」
鵜曇憂子:「お坊さんですか?」
竜胆樹里子:「健全な高校生の生活です!」
GM:では、そこでキミのスマホが鳴動する。UGNからの呼び出しのようだ。
鵜曇憂子:「おう」
鵜曇憂子:「おーちょーどい……じゃないや。ちょいと失礼!」
鵜曇憂子:きりちゃんから聞こえないよう、離れたところで着信を受けます。
GM:次の任務のため、支部に集まってほしいというような内容です。
鵜曇憂子:慣れた調子で受け答えして着信を切る。
鵜曇憂子:「じゃあきりちゃん、ういこちょっと出かけてくるんで。貞淑な妻のように待っててくださいね」
鵜曇憂子:「お部屋の中のもの、好きに使っていいんで…お菓子ボックスはそこの引き出しです」
竜胆樹里子:「食べません!間食は健康によくないんです」ぷりぷり怒る。
竜胆樹里子:「鵜曇さん、いってらっしゃい。気を付けて」
鵜曇憂子:「あはは」エナメルのスポーツバッグを背負って、けらけら笑う。
鵜曇憂子:「はーい。ちょっくら、お仕事してきます」
鵜曇憂子:そう言って、悪戯っぽく笑った。
GM:では、シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
鵜曇憂子:きりちゃんにはロイス取得してるのでこのままで!
鵜曇憂子:応急手当でも買っておこうかな
鵜曇憂子:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

鵜曇憂子:買えた!所持!終わり。
GM:おお、すごい。成功です!
GM:では、改めてシーン終了です。


【ミドルフェイズ2】

GM:では、次のシーン!
GM:このシーンはPCたちが支部で任務の説明を受けるシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは涼暮さん。
GM:PCは全員登場だ
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:40->45)
東亜純:東亜純の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:38->44)
鵜曇憂子:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 3[3]+49 → 52

GM:いい感じ!
GM:涼暮さんはUGN支部へと呼び出された。東さんと鵜曇さんも一緒だ。
GM:キミたちがやってくるのと入れ替わりに十数人のUGNエージェントたちがブリーフィングルームから出ていく。
GM:「まさか日本支部長じきじきの任務とはな」「この任務で手柄を立てて出世してやるぜ」「なんでもいいけど怪我しないでちょうだいよ」「戦場こそが拙僧の生きる道……」
GM:どうやら先に説明を受けていた有象無象の輩のようだ。
GM:にぎやかなことだぜ。
GM:キミたちがブリーフィングルームに入ると、物腰の柔らかい柔和な表情の男と峻厳な面持ちの男が待っている。
GM:UGN日本支部長の霧谷雄吾と、N市第一支部長の虹咲奏だ。
霧谷雄吾:「皆さん、お集まりいただきありがとうございます」
霧谷雄吾:「ご存知の方もいるでしょうが、こちらはN市第一支部の虹咲支部長です」
虹咲奏:「紹介に預かった虹咲だ。よろしく頼む」
鵜曇憂子:(ヤバっすあずあず、メチャ偉い人来ちゃいました)ひそひそ。
東亜純:(うわー。うわー!なんかすごそう)とりあえずういこちゃんの肩をぎゅっと両手でつかむ
鵜曇憂子:肩に乗せられた両手に自分の手を乗せる。自分の頭の上にちょうどあずあずの頭がくるので。
虹咲奏:「……ああ、緊張するなと言っても難しいだろうが」
虹咲奏:「楽にしていてくれ」
涼暮御幸:「“リヴァイアサン”……?どういうことでしょう、“プロフェット・エイト”」
涼暮御幸:「それだけの大規模任務となる、と?」
霧谷雄吾:「皆さんをお呼び立てしたのはある重要な任務をお願いしようと思ったからです」
虹咲奏:「…ああ。その説明を今からする」
霧谷雄吾:「では、虹咲支部長。お願いします」視線で合図を送る。
虹咲奏:「お前達も知ってのとおり、この街には13の支部、そして13人の支部長がいる。そして支部長間では様々な機密事項があり……その共有などのため、定期的に集まって会議を行っている」
虹咲奏:「それが、十三会議と呼ばれるものだ」
GM:霧谷がノートパソコンを操作すると背後のスクリーンに大きな筆文字で「十三会議」と表示される。
虹咲奏:「一週間後。この十三会議が行われる」
鵜曇憂子:「かっこいい!」スクリーンを見る。
東亜純:「おー、かっけ~……」ぼそっと口から出る
虹咲奏:「十三会議の間、N市中枢の指揮系統はがら空きになる。そちらの指揮は霧谷支部長が代行してくださる…そうだ」
GM:霧谷がノートパソコンを操作すると背後のスクリーンに大きなゴシック体文字で「私」と表示される。
鵜曇憂子:「あっでも馬鹿の用意するやつだ!」
東亜純:「おー!?」
虹咲奏:「正直、現在のN市の情勢を鑑みると霧谷支部長一人にお任せするのは心苦しいが…」
霧谷雄吾:「いえ。構いません。むしろ会議を円滑に進めることこそが肝要です」
涼暮御幸:「……リーダーズ・ホットラインを経由しないほどの、内々の会議事項ですか」
東亜純:(えっこれみゆきセンパイはスルーできんの!?)
虹咲奏:「……ああ。ホットラインでは共有しきれない事項。また、齟齬が起きぬよう」
虹咲奏:「このような形で会議を行なっている」
虹咲奏:「問題は、会議場だ。支部長の地位にある人間が十三人集まる、となると……何か不穏なことを企てる者がいないとも限らない」
涼暮御幸:「それは……テロルの可能性は否定できませんね」
涼暮御幸:「非常に、効率的です」
虹咲奏:「……故に。十三会議は、エフェクトの遮断、そして、核の攻撃にも耐え得る十三層の扉の奥で行われる」
虹咲奏:「それぞれの扉の前には警備および護衛のためのエージェントが配置される」
GM:霧谷がノートパソコンを操作すると、背後のモニターに、巨大扉に核ミサイルが直撃するパワーポイントの映像が映し出される。
鵜曇憂子:「それ全部作ってきたんですか?」
東亜純:「疲れてません?ちゃんと休んでる?」
霧谷雄吾:「徹夜して作りました」
東亜純:「寝てください!」
涼暮御幸:「脆弱性はむしろ、会議よりもこちらでは……」嘆息して。
虹咲奏:「同意します。霧谷支部長はご自身のお体のことを第一に考えてくださいますよう」
虹咲奏:「…さて。そこでお前たち三人には最奥部、十三層目の扉の防衛を頼みたい」
虹咲奏:「まあ、何もなければ戦闘行為に発展することもない。通常であれば、危険性の低い任務ではあるが……」少し歯切れ悪く。
涼暮御幸:「……何か懸念があると?」
霧谷雄吾:「……虹咲支部長、ここからは少し私に話させてください」目で合図を送る。
虹咲奏:肯いて、一歩下がる。
霧谷雄吾:「先ほど、虹咲支部長は危険性の低い任務だとおっしゃいました。それはあくまでも平時の話です」
霧谷雄吾:「現在、N市はかなり危うい状況にあります。そのため、十三会議も必然的にその重要性を増しています」
霧谷雄吾:「今は1人でも支部長を失うことは許されない。しかし、他の任務でも戦闘はあるため、防衛に一流のエージェントたちを大勢配置することもできません」
霧谷雄吾:「そこで、私は、最小限の戦力で最大限の成果を上げる防衛計画を考えております」
霧谷雄吾:「この任務は失敗の許されない任務です。万が一の場合には多少の犠牲も覚悟しています」
鵜曇憂子:「…つまり?」首を傾げる。
霧谷雄吾:「他にも複数の隊員を導入しますが……東さん、鵜曇さん、涼暮さん。あなた方は貴重な戦力です。必ずや防衛任務を成功させてください」
虹咲奏:「つまり、お前たちの任務は」
虹咲奏:「拠点を防衛し、自分たちも必ず生還する。そういうことだ」
東亜純:「質問です!」しゅばっと挙手
鵜曇憂子:「はい、あずあず」
東亜純:「なんであたしたちなんですか?」
鵜曇憂子:「それそれ!」
東亜純:「守るの得意な人、いっぱいいるじゃないですか。藤原さん……は会議だとして、みかどセンパイとか、守るの巧い人いっぱいいますよね」
東亜純:「あたしたちどっちかっていうと、ガンガンいこうぜ系ですよねーっ」
霧谷雄吾:「ただの防衛、というよりも今回の任務では襲撃者を的確に撃破することが求められます」
霧谷雄吾:「おそらく敵も何らかの策は講じてくるでしょう。そう考えると、敵を仕留める能力の高さこそが必要です」
涼暮御幸:「広域移動の必要のない遊撃。つまり」
涼暮御幸:「機動力、防衛能力よりむしろ、打撃力における特化を見込んだ人選ですね」
涼暮御幸:「そして私が、ここに任じられた意味も理解しています」
涼暮御幸:「この二人の……」少し言いよどんで。
涼暮御幸:「制御ですね」
鵜曇憂子:「えーっ」
東亜純:「ひどいよー」
霧谷雄吾:「防衛のスペシャリストとして、虹咲支部長からもお話していただいていいですか?」
虹咲奏:「流石に楽園の十三人のようなものが乗り込んでくることはないと思われるが」
涼暮御幸:「じゃあそう思われないようにしてくれ……失礼。続けてください」
虹咲奏:「だが、それを差し引いてもこのN市には脅威が多い」
虹咲奏:「特に、このような機会に乗じるような輩となれば、お前たちが適任だ」
霧谷雄吾:「虹咲支部長のおっしゃる通りです」
涼暮御幸:「は。過分なお言葉と心得ます」
東亜純:「へへ。ありがとうございます」
鵜曇憂子:「いや~照れますなあ」
東亜純:「生きて帰るし、元気に帰りますよ。あたしたち」
虹咲奏:「どうか、引き受けて欲しい。我々盾の背を、守ってくれ」
東亜純:「……もちろん。みんなを守る人だって、守られなきゃですよ。ね、センパイたち」
東亜純:にーっと笑って二人を見る。
涼暮御幸:「はい。盾は組み合わせてこそ、真の力を発揮しますから」
涼暮御幸:「必ずやその死角を塞ぎましょう」
鵜曇憂子:「コウハイもこんなにやる気満々ですからな~」
鵜曇憂子:「ふさぎましょーう」会長の言葉を真似する。
霧谷雄吾:「皆さん、ありがとうございます。当日は虹咲支部長も他の支部長の方々と一緒に十三会議に参加されます」
霧谷雄吾:「当日の日程や集合場所、持ち物などについては改めて私から連絡させていただきます」
東亜純:(遠足か…???)
霧谷雄吾:「それでは、皆さんよろしくお願いいたします」頭を下げる。
虹咲奏:「無事にな」
虹咲奏:目を細め、薄い笑みを口元に浮かべる。
東亜純:「はいっ」ぎこちなく頭を下げる。あまり慣れていない。
涼暮御幸:「はっ」敬礼する。
鵜曇憂子:「ラジャです~」ヘラヘラ笑って敬礼ポーズを取る。
霧谷雄吾:「では、頼みましたよ」
GM:霧谷はキミたちを見送る。
東亜純:「……バイト初日で金庫持たせられてる気分」
鵜曇憂子:「ういこもっすよ。イリーガルなのに」笑いながら返事する。
東亜純:笑いが後から漏れてくる。「みゆきセンパーイ、セイギョしてね」
涼暮御幸:「君たちに信があるということだよ……かといって」
涼暮御幸:「制御を当てにしてくれるな」
涼暮御幸:「君たちが本気で暴れれば、私は止められんからな」
東亜純:「センパイの言うことなら聞くもーん」
鵜曇憂子:「ういこの言うことはー?」
東亜純:「八割かな~」
鵜曇憂子:「えー!?」
東亜純:「ういこセンパイときどき適当だからな~」
涼暮御幸:「頼むから会議の時はもう少し、慎みある振る舞いをしてくれ……」
涼暮御幸:「不安で仕方がない……」
鵜曇憂子:「ういこは真面目なんですけどねえ~」
鵜曇憂子:「……ところでお二人、ついでにちょっと、お力借りたいんですけど」
鵜曇憂子:声色が変わる。いつもよりは真面目な調子で。
涼暮御幸:「……何だ?」
鵜曇憂子:「人を操るような金髪女子のFHエージェントなんか…このところ、事件起こしてませんかね?」
GM:では、鵜曇さんが相談を持ちかけたところでシーンを切りましょう。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能だよ!
東亜純:涼暮御幸 ○P尊敬/N劣等感 
涼暮御幸:-後輩/鵜曇憂子/庇護:○/不安/ロイス
鵜曇憂子:東亜純/信頼:〇/不安/ロイス でロイス取得します。
GM:おお、複雑な感情が飛び交っている
東亜純:なに買おうかな…何がいいんだろう
鵜曇憂子:あずあず、完全獣化するわけじゃないから防具着れるんですよね
涼暮御幸:東さんにおすすめ防具はUGNボディアーマーかな~
涼暮御幸:行動値提げたくないし
東亜純:あ、なるほど ボディアーマー
鵜曇憂子:ルルブ2の189ページだよ~
東亜純:2DX+0+0@10>=12
DoubleCross : (2R10+0+0[10]>=12) → 8[2,8] → 8 → 失敗

GM:おしい
鵜曇憂子:惜しい!
東亜純:ヌエー
鵜曇憂子:ういこはアームドスーツ狙ってみよう
鵜曇憂子:1dx+1>=15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

鵜曇憂子:(ヾノ・∀・`)ムリムリ
GM:すごい低い
涼暮御幸:私もアームドスーツ狙いで。
涼暮御幸:能力訓練:社会を使用。
涼暮御幸:シーン1回、社会判定の達成値を+1。
涼暮御幸:更にこのアイテムと一体化することで
GM:そ、そんな技が
涼暮御幸:Dロイス:器物使いの効果を適用。アイテムを使用した判定のダイスを+3個。
GM:つよい
涼暮御幸:5dx+5>=15
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 5[1,1,5,5,5]+5 → 10 → 失敗

涼暮御幸:出目が全然ダメだな……失敗です
涼暮御幸:以上!
GM:いい感じだけど、足りない!
東亜純:へなー
GM:では、改めてシーン終了です。


【マスターシーン】

GM:次のシーン!
GM:次はマスターシーンです。
GM:郊外の閑静な住宅街。一軒の民家。
GM:リビングに入った青年は顔をしかめた。
GM:部屋の内装はめちゃくちゃで、調度類も散らかっていた。
GM:テーブルの下に割れた写真立てが落ちている。家族の写真のようだった。
GM:拾い上げてテーブルの上に置こうとすると、そこには13人の男女の写真が並べられていた。
世惑一砂:「“リッターシルト”に“マングスタ”。それに……いや、13人全員か」青年は溜息を吐く。
GM:リビングのソファでは、小柄な少女が裕福そうな中年の男女からマッサージを受けていた。
クオリア・デッドエンド:「ヘタクソ!もっと丁寧にやれ!」少女は中年の男を蹴り飛ばして文句を言う。
世惑一砂:「随分と好き勝手やってるみたいだね、“ヒヒイロカネ”」
クオリア・デッドエンド:「いいっしょ。ここ、N市のあたしのアジト。で、こいつらは召使い」
クオリア・デッドエンド:「それでさ、早速で悪いんだけど、頼み事があるんだよね」
クオリア・デッドエンド:「この家、娘が1人いたみたいなんだけど、逃げられちゃってさあ」血のついた包丁をもてあそぶ。
クオリア・デッドエンド:「せっかく人が楽しんでたのに気分最悪だよね~」
クオリア・デッドエンド:「見つけて、始末してきてよ。そういうの得意でしょ?」
世惑一砂:「あのさ、それは俺の仕事の範囲外じゃない?」
クオリア・デッドエンド:「はあ?セルに雇われてるんだから、あたしの命令にも絶対服従でしょ?お分かりか?」
世惑一砂:「……分かった。了解」
クオリア・デッドエンド:「あたしはねー、あの女帝ちゃんをどうやって懲らしめるか考えるのに忙しいの。行ってらっしゃい、帰ってきたらチューしてあげるから」
世惑一砂:「いや、全然いらない。……じゃあ、仕事してくるよ」
GM:青年は割れた写真立てを一瞥すると、夜の街に出ていく。
GM:夜の空気を吸いながら青年は鼻歌を口ずさむ。
世惑一砂:「きーらきーらひーかーる、おーそーらーのほーしーよ」
GM:青年は足を止め、夜空を見上げる。
世惑一砂:「……何も見えないな」
GM:シーン終了。


【ミドルフェイズ3】

GM:次のシーン!
GM:次は情報共有のシーンです
GM:シーンプレイヤーは東さんにしましょう
GM:PCは全員登場だ!
鵜曇憂子:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 3[3]+52 → 55

東亜純:東亜純の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:44->50)
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:45->50)
鵜曇憂子:仲良し
GM:いい感じ
東亜純:ねー
涼暮御幸:何故侵蝕率が同じことが友誼の証明に……?
GM:このシーンはキミたちが情報を共有したり、一致団結したりするシーンになります。
GM:場所は……せっかくなので鵜曇さんの部屋でいいですか?
鵜曇憂子:きりちゃんいるからちょっと話しづらくないですか?
鵜曇憂子:いた方がいい?
GM:大丈夫です。熟睡しているので。
東亜純:こいつほんとに大丈夫かな
GM:本人がその辺で熟睡していた方が説明も
鵜曇憂子:じゃあお部屋でいいよ~ みんなでコンビニでお菓子買ってからいこうね
GM:てっどりばやいでしょう。
GM:では、鵜曇さんの部屋。
GM:キミたちは状況を整理するために、ここに集まっていた。
GM:樹里子はキミのベッドでスヤスヤと眠っている。
鵜曇憂子:狭い室内に、小さいテーブルに買ってきたお菓子を並べてみんなで座っています。
竜胆樹里子:「グースカピー……お父さん……」
東亜純:激辛スナックを買ってきたので開けている。
涼暮御幸:「……まさか、君が生徒の保護をしているとはな」
鵜曇憂子:コップの数が足りなかったので、グラスやマグカップなど、手持ちのものをフル動員している。
鵜曇憂子:「そうなんですよ~。バッタリ出会っちゃって」
鵜曇憂子:「さっき話したように、何やらお家でオーヴァードと遭遇したみたいで」
鵜曇憂子:「どうしたもんだかと…、あずあず、それ食べるんですか?」
涼暮御幸:「それが、金髪の少女か」可愛らしいマグカップに入ったお茶を飲んでいる。
竜胆樹里子:「むにゃむにゃ……虎穴に入らずんば虎子を得ず……」熟睡している。
東亜純:「え、食べるよ?」グラスにコーラを注いでいる
東亜純:「目も覚めるよ~」
鵜曇憂子:「一個ください」あーんってします。
涼暮御幸:「劇物にしか見えんが……すごい臭気だぞ、それ」
東亜純:「ほいっ」口に放り込む
東亜純:「みゆきセンパイもいる?」
鵜曇憂子:「むぐ」食べて、顔をしかめる。「うえっ」
涼暮御幸:「……この顔を見てはな」ういこちゃんのほうを見て。
鵜曇憂子:「目ぇ覚めました」
東亜純:自分の口に入れる「げー」もう一個食べる「から」
涼暮御幸:「……とにかくだ。我々は、何も遊びに来たわけではないだろう」
涼暮御幸:「そこなる目覚めぬ少女の対応と、そうなった原因の特定」
東亜純:「そう!そうでございますよ」顔だけキリッとする
涼暮御幸:「君が望むのは、“それ”だろうに」
鵜曇憂子:「へへへ。会長は頼りになりますねえ」いちごミルクをストローで吸いながら笑う。
鵜曇憂子:「何か、ご存じのことなどあります?」
涼暮御幸:「人を操るような金髪女子のFHエージェント、だったな。君の見立ては」
涼暮御幸:「結論から言えば、それだけでは特定不可能だ。候補者が多すぎる」
鵜曇憂子:「そうでございます」
涼暮御幸:「稀有な能力でも、稀有な風貌でもない」
東亜純:「稀有じゃないんだ…」
東亜純:「わりとキャラ濃くない…?」
涼暮御幸:「オーヴァードはそういうものなんだよ」嘆息して。
鵜曇憂子:「やっぱ調べないと分かんないですかぁ」
涼暮御幸:「……だが」
鵜曇憂子:「うんにゃ」
涼暮御幸:「こと、直近でいえば、一つ、推測がある」
東亜純:「ほーう」
鵜曇憂子:「おおー」
涼暮御幸:「該当する外見の、我が校への転入生があった」
涼暮御幸:「クオリア・デッドエンド。どうにも、こう」
東亜純:「な、なんて?」
涼暮御幸:「“元気な”生徒でね。私の椅子がお望みのご様子だ」
涼暮御幸:「クオリア・デッドエンドだ」
鵜曇憂子:「ラノベに出てきそう」
東亜純:「濃すぎる」
鵜曇憂子:「会長の敵キャラっぽい人が本当に敵キャラってことすか」首を傾げる。
涼暮御幸:「破風の人員の中にも、彼女の命令に忠実なものが見られてね」
涼暮御幸:「……単なる人心掌握の手管であればいいが、そうでない場合は」
東亜純:「でも、でもさー。その人そんな目立とうとするかな」
涼暮御幸:「線を繋げたくもなる」
涼暮御幸:「ああ。目的が見えない以上、憶測に過ぎないが」
涼暮御幸:「だが、そうだとしても。そうでないという証明はしたいかな」
涼暮御幸:「生徒なのだからな」
東亜純:「へへー。みゆきセンパイらしいな」
涼暮御幸:「そして、竜胆樹里子。彼女自身の身柄についても、考えねばならないだろう」
東亜純:「うん。みゆきセンパイのそういうとこ好きよ」
涼暮御幸:「……やめろ。からかってくれるな」
鵜曇憂子:「口説かれてまっせ」
鵜曇憂子:「照れてまっせ」
東亜純:「からかってません!マジですー」ぶーぶー
鵜曇憂子:チョコをつまみながら二人の会話を聞く。
涼暮御幸:「厭っているわけではないが、その……」
涼暮御幸:「……むず痒い」
鵜曇憂子:「かわいいー」
涼暮御幸:「それも止めてくれ」
東亜純:「かわいー」
GM:では、その時。
GM:全員、〈知覚〉で判定してください。難易度は8です。
鵜曇憂子:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 9[1,9] → 9 → 成功

鵜曇憂子:ヤッタ
東亜純:2DX+0+0@10>=8
DoubleCross : (2R10+0+0[10]>=8) → 5[4,5] → 5 → 失敗

東亜純:なんもわからん
涼暮御幸:能力訓練:感覚を使用。
涼暮御幸:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 8[1,7,7,8] → 8 → 成功

GM:失敗した人はなんも分かりません。
東亜純:ホケー
GM:成功した鵜曇さんと涼暮さんは竜胆樹里子が眠るベッドのそばにいつの間にか背の高い青年が立っていることに気付きます。
GM:青年の片腕は虎のような異形へと変化する。その腕を樹里子に向かって振り下ろそうとする。
GM:判定に成功した二人は自由に止めて構いません。
涼暮御幸:「……」羽飾りを解き、白剣へ。その腕との間に滑り込ませる。
涼暮御幸:振り下ろされた腕を受け止め、体勢を崩す。
涼暮御幸:「“スターオブライフ”!」
鵜曇憂子:「分かってますよ!」
鵜曇憂子:既に、身を翻してきりちゃんを確保している。
鵜曇憂子:《ワーディング》を放つ。
GM:背の高い青年はキミたちを睨む。
鵜曇憂子:「あずあず! 警戒!」
東亜純:「っ!?」二人の動きでやっと異変に気付く。
世惑一砂:「邪魔しないでよ。今回のターゲットはあんたたちじゃない」
東亜純:手を構え、青年を視認して目を見開く
世惑一砂:「その子1人殺せばそれで済むんだから、好きにさせてもらえない?」
東亜純:「な、あんた……」
涼暮御幸:「君が一人諦めれば済むことだろう」
鵜曇憂子:「つーか人の部屋にズカズカ入ってくんじゃねーですよ」
涼暮御幸:「生徒の一人たりとも、喪わせるわけには行かなくてね」
涼暮御幸:「次の任務への資質を問われてしまうよ」
世惑一砂:「悪いね。チャイムは鳴らし忘れた」
世惑一砂:「……東亜純。せっかく忠告したのに、なんで出てきた。そんなに死にたいわけ?」一瞥して言う。
涼暮御幸:「……君の知己か?」
東亜純:「……死にたかないけどさあ」冷や汗を流しながら笑う。
東亜純:「やることやらずに生きてけないでしょ」
世惑一砂:「……そう。なら、三人ともここで死んでもらうしかないかな」
東亜純:「少なくとも目の前で襲われてる子を見捨てろってのは、無理」
鵜曇憂子:「はー!? 人の部屋!」
鵜曇憂子:「戦うってんなら外に出やがれ!」
世惑一砂:「いいね、やっぱあんたキラキラしてる」東に言う。
世惑一砂:「じゃあ、やろうか」
鵜曇憂子:「話を!」
鵜曇憂子:「聞けーー!!」
GM:爆発が起こる!
GM:シーン終了!
GM:ロイスの取得と感情変更のみ可能だよ!
涼暮御幸:こっちはこのままで!
鵜曇憂子:こっちも変更なし!
東亜純:なしかな
GM:オーケー!
GM:では、シーンは終了して次のシーン!


【ミドルフェイズ4】

GM:次はミドル戦闘だよ!
GM:PCたちは引き続き全員登場!
GM:シーンプレイヤーは鵜曇さん!
鵜曇憂子:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 2[2]+55 → 57

東亜純:東亜純の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:50->54)
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:50->54)
GM:吹き飛ばされたキミたちは鵜曇さんの家の前に出る!
GM:キミたちの前に立つ青年の体はいくつもの獣が組み合わさったような醜い化け物の姿へと変わっていく。
GM:細い手足が膨れ上がり、ごつごつとした虎のような異形に変じる。
GM:肩口からは不揃いの翼が生え、胴体は山羊のようで、体の後ろからは蛇の尻尾が伸びている。
涼暮御幸:「キュマイラシンドロームか。しかし、あれは……」
涼暮御幸:「なんだ……?」
GM:顔はしわくちゃの醜い猿のようだ。
鵜曇憂子:「にゃ~~っ、ういこの家~っ」きりちゃんを抱えて半泣きだ。
世惑一砂:「じゃあ、相手してよ」かすれた声で言う。
鵜曇憂子:「あずあず、なんですかあの人! 元カレ?!」
涼暮御幸:「任務中の損壊であれば、あとでこちらで工面できる。今は任務に……」
東亜純:「違う!!!」それだけは断固として!
東亜純:「でもあたしのこと好きかもね!」
涼暮御幸:「付きまといの類ということか?看過し難いな」
東亜純:「ま、終わったらゆっくり……話すよ!」
鵜曇憂子:「あいあい!」きりちゃんを横たわらせつつ叫ぶ。
GM:ミドル戦闘です。
涼暮御幸:「それが先決のようだ」刺突剣を構える。
世惑一砂:「好きじゃないけど、殺したいとは思ってるかもね」かすれた声で言う。
GM:エネミーは“キマイラ・シーカー”世惑一砂1人。
GM:行動値は7です。
東亜純:「ふふ。傷つくね」笑う。
東亜純:「いいよ、おいで!」
GM:キミたちは三人で一エンゲージ。5メートル離れた場所に敵エンゲージがあります。
涼暮御幸:めちゃくちゃ俊足
GM:敵が一度戦闘不能になるか、キミたち三人ともが一度戦闘不能になった時点でこの戦闘は終了します。
涼暮御幸:早すぎ
GM:7なのに……
鵜曇憂子:音速…
東亜純:おいおいエンハイか?
GM:キミらが遅いんだw
東[5] 鵜曇[6] 涼暮[3]

    5m

   世惑[7]
GM:では、ラウンド進行を開始していきます!
GM:1ラウンド目。
GM:まずはセットアップから。
涼暮御幸:なし
鵜曇憂子:なし
東亜純:《ターゲットロック》対象:一砂さん
GM:演出などあればどうぞ
東亜純:うーむ、ここはパスで
GM:では、セットアップはこれで終了。
GM:ここからは行動値順に処理していきます。
GM:最初は行動値7の世惑の番。
GM:マイナーで《骨の剣》と「Eロイス:飢えたる魂」で習得した《イオノクラフト》を使用します。
GM:素手のデータを変更しながら戦闘移動。キミたちのエンゲージに入ります。
GM:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》+《貫きの腕》+《命の剣》+《爪剣》+《ジャイアントグロウス》を使用。
GM:攻撃の対象は三人全員!
GM:「Dロイス:器物使い」を持っているので命中判定のダイスは2個減ります。
涼暮御幸:素手器物使いなんだ 悲しい生き物
GM:命中判定いくぞー
GM:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,2,3,5,6,6,7,8,8,8,8,10,10,10]+10[1,1,1,3,6,6,7,10]+10[3,9]+4[4]+3 → 37

GM:オートで《マルチアタック》を使用。
GM:達成値は47です。
GM:ガード不可、ドッジのダイス−1個です。
東亜純:ぐぐぐ
涼暮御幸:貫きの腕だからガード不可か ドッジします
鵜曇憂子:あずあずを行動放棄カバーします。
涼暮御幸:4dx+1>=47
DoubleCross : (4R10+1[10]>=47) → 7[1,2,3,7]+1 → 8 → 失敗

東亜純:んじゃここでリアクション放棄で
東亜純:コンボ「猿曳き(エテルクシノエ)」《復讐の刃》。対象は世惑くん。
GM:OKです。
東亜純:7DX+6+0@8
DoubleCross : (7R10+6+0[8]) → 7[1,2,3,4,5,7,7]+6 → 13

GM:では、同時にダメージを出しましょう!
GM:8d10+27
DoubleCross : (8D10+27) → 53[2,6,8,6,7,10,7,7]+27 → 80

東亜純:今回はタゲロのみだから
東亜純:2d10+25
DoubleCross : (2D10+25) → 6[4,2]+25 → 31

東亜純:かな
GM:いいダメージ!
GM:こちらは80点。装甲は有効だ。
涼暮御幸:当然無理!リザレクトします。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:54->64)
鵜曇憂子:あずあずの分もダメージ受けて160点。死にます。リザレクトして復活。
鵜曇憂子:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 4[4]+57 → 61

GM:怪物は一瞬で彼我の距離を詰める。翼の生えた両腕を振る!
GM:鋭い爪の生えた獣の腕がキミたちを叩き潰そうとする!
涼暮御幸:「疾――!」
鵜曇憂子:「っ!」武器も構えぬまま、あずあずの前に躍り出て攻撃を受けます。
東亜純:「、う」ういこセンパイ、と声に出す間もなく。
鵜曇憂子:小さな手から生まれるとも思えぬ腕力で、敵の手を掴んで動きを止める。
世惑一砂:「……!」
鵜曇憂子:「女の子と手を握るのは初めてでいらっしゃる?」笑う。
鵜曇憂子:「───あずあず!」
東亜純:手足が一瞬、ぐわりと膨張して破裂する。
東亜純:なめらかな肌が地続きに青黒い毛に覆われた、巨大な猿の四肢に変化している。
東亜純:「ッハァ──────!!!!」
東亜純:身を低くし、跳躍。異形の胸に飛び込み、ただ、全力でぶん殴る!
GM:胸板に攻撃を受け、怪物は数歩後ずさる!
東亜純:「抱き締めるならあたしにしてよ」笑う。
世惑一砂:「ハハッ! いいね! あんた、最高にキラキラしてるよ!」かすれた声で笑う。
涼暮御幸:「年頃の子女が、そういう物言いばかりするものではないよ」飛ばされた先で、呆れたように咎めだて。
GM:世惑の行動はこれで終了。
GM:鵜曇さんは行動放棄をしていますので
GM:次は行動値5の東さんの番です
東亜純:あ、侵蝕あげとこ
涼暮御幸:(……しかし、あの威力……)
東亜純:東亜純の侵蝕率を+6した(侵蝕率:54->60)
涼暮御幸:(以前に見たときよりも、遥かに、“桁”が外れている)
東亜純:「おばあちゃんみたいなこと言うね、みゆきセンパイ!」からかうように言う。
東亜純:マイナー。《破壊の爪》素手を変更。
東亜純:メジャー。コンボ「猿芝居(エテルプシコレ)」《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》攻撃対象は世惑くん
GM:くるがいい!
東亜純:8DX+6+0@8
DoubleCross : (8R10+6+0[8]) → 10[1,1,1,2,3,4,5,9]+4[4]+6 → 20

GM:骨の剣でガードします!
GM:ダメージどうぞー
東亜純:3d10+25
DoubleCross : (3D10+25) → 22[9,9,4]+25 → 47

GM:高い。
東亜純:フシャーッ
GM:まだギリギリ立ってるぞ!
GM:いい攻撃だ
東亜純:かっこいい武器なんてない。洗練された技術などない。ただ、思うように動き、思うよりも力の出る。
世惑一砂:「さて、あとはもうあんた1人だよ」挑発するように笑う。
東亜純:この身体だけがあれば、それでいい!
東亜純:どくん、心臓が高鳴る。どくん。一歩足を引いて。どくん。腕を大きく、振りかぶる、
東亜純:「こういうっ、ときは!」
東亜純:「二人きりだって、言うもんじゃないの!!!」
GM:世惑は迎え撃とうと虎の如き腕を構える。
東亜純:その脈動に導かれるように、力任せの重い一撃を繰り出す。
東亜純:「――っ!!!!!」
世惑一砂:「そんな関係じゃないでしょ、俺たち」異形の腕で押さえ込もうとするが、受け止めきれない!
東亜純:「あは」貫いた肉体を抉るように。確かめるように動かす。
東亜純:「じゃあどんな関係って言う?」
東亜純:「あたし、ぜんぜんわかんないな」
世惑一砂:「チッ!」体をえぐられながらも、まだ立っている。
東亜純:「教えてよ」手を離す。血が滴る。
涼暮御幸:(――やはりか。キュマイラシンドローム保有者に、稀に見られるという)
涼暮御幸:(“羅刹(タイラント)”の特筆性。東亜純は、それか)
鵜曇憂子:「……悪い男に引っかかってますなあ」
世惑一砂:「そうだな。悪友ってのはどう?」穴を開けられた腹部を手で触り、自分の血を見る。
東亜純:「かかってませーーん」むすくれる「甘やかしてくれる人がタイプだし」
GM:次は行動値3の涼暮さんの番!
涼暮御幸:「全く。私の後輩は、知らない間に随分と先に進んでしまっているようだ」口角を上げる。
涼暮御幸:「遅れを取るわけには行かないな」
涼暮御幸:マイナー《縮地》。15m後退。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+2した(侵蝕率:64->66)
涼暮御幸:スネークブレードの効果を使用。ダイス-1個、射程を15mに。能力訓練:肉体を使用。
涼暮御幸:メジャー『五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
涼暮御幸:世惑一砂を攻撃。
GM:来な!
涼暮御幸:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,7,7,9,10]+6[1,2,5,6]+3 → 19

涼暮御幸:回らん……
鵜曇憂子:ミドルっぽい出目…
GM:では、骨の剣でガード!
涼暮御幸:2d10+33 諸々有効
DoubleCross : (2D10+33) → 16[7,9]+33 → 49

涼暮御幸:こっちはいいな
GM:強い……!
東亜純:さすがですわ!
GM:では、その攻撃で敵は戦闘不能になる!
鵜曇憂子:会長のお力を信じていましたわ!
涼暮御幸:その攻撃の合間に、既に距離をとっている。
涼暮御幸:遥か離れた獣に、刺突剣を構えて。
世惑一砂:「ヤバいな。気を抜きすぎたか」異形の翼を構える。
涼暮御幸:「私の眼の黒いうちは、貴様のようなものを近づけさせないとも」
涼暮御幸:「そして」瞳が白く濁る。レネゲイドの先天的な漏出疾患。
涼暮御幸:それは熱を。翼に込められた運動の熱量をつぶさに知覚する。
世惑一砂:「あんたの相手をするのは面倒そうだな……!」
涼暮御幸:白刃が煌めき、その翼を穿つ。
東亜純:「あたしのセンパイだもん」自慢げに言う。
涼暮御幸:「どうやら、私は貴様のことを」遅れて、鈍い金属音。
涼暮御幸:領域圧延を解除して、敵を貫いた得物があげる悲鳴。
GM:翼を撃ち抜かれ、醜い羽が飛び散る!
鵜曇憂子:「その上、生徒会長ですからねえ」
涼暮御幸:「どうにも、白眼視していたようだ」
世惑一砂:「ぐっ……!」青年は膝をつく。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5した(侵蝕率:66->71)
涼暮御幸:「続けるか?」刃の展開を解いて、油断なく構える。
世惑一砂:「いいよ。面白い。キラキラしてる……!」
GM:世惑一砂は「Eロイス:飢えたる魂」で取得した《不死不滅》を使用。
GM:戦闘不能状態を回復します。
東亜純:おい!!!!
GM:そして、「Eロイス:飢えたる魂」で取得した《ブリッツクリーク》を使用しようとしーー
GM:やめます。
涼暮御幸:やめた
世惑一砂:「……熱くなりすぎた」
鵜曇憂子:「なんですって?」
GM:青年の体が異形の怪物から人間の姿へと戻る。
世惑一砂:「よく考えたらオーヴァード三人相手じゃとても割に合わない。報酬を上げてもらわないと」
世惑一砂:「クライアントの要求次第じゃあまた会うことになるかもね」
涼暮御幸:「君は雇われの身ということか。何を企図する?」
涼暮御幸:「金銭の類であるのであれば、我々の組織でも幾ばくかは準備できる」
涼暮御幸:「あえて悪に身を窶す理由があるのか?」
世惑一砂:「んー、悪いけど俺、殺しの仕事にやりがい感じてるんだよね」
世惑一砂:「これが一番楽しい」
東亜純:「……なるほど」
世惑一砂:「だろ?」東に目配せする。
東亜純:「……だろ、って何」
涼暮御幸:「それを制御する理性を持ち合わせない、か。残念だよ」
鵜曇憂子:「うちのコウハイにちょっかいかけないでくださいます?」
世惑一砂:「理性的に殺してんの。だから、たぶんあんたらとは相容れないよ」
東亜純:「ああ、わかった、わかってきた……」
世惑一砂:「そういうわけだから。ばいばい」笑顔で手を振ると姿を消す。
GM:世惑はエグザイルのエネミーエフェクトの《神出鬼没》を使用。
東亜純:「……」口を開けて、閉ざす。
GM:シーンから退場する。
涼暮御幸:彼の居たところに、遅れて白刃が飛び、鳴る。
GM:獣が収縮するようにして消える。剣は空ぶる。
東亜純:くしゃりと笑い、膝が崩れる。
東亜純:「はーーー………」
涼暮御幸:「ひとまずは、凌いだと言ったところか。無事か?」
鵜曇憂子:「あ~いたた」傷ついた手をぷらぷらと振る。
東亜純:「ごめん、ありがとう。ういこセンパイも……」
鵜曇憂子:「……あずあず」
東亜純:「なーに」
鵜曇憂子:「そんな楽しそうな顔して」呆れたような顔。
鵜曇憂子:「何考えてんです?」
東亜純:「……え」ぱっと顔を隠す。
東亜純:「えー……」おずおずと顔を見せる。そこそこ、いつもの顔。眼だけがきらきらと。
鵜曇憂子:「ねえ」会長と顔を見合わせる。
涼暮御幸:「そうだな。そのように見て取れるが……」
東亜純:「ドキドキ、してただけ」
東亜純:「……わかんないで」途方に暮れたように言う。
涼暮御幸:「理解を示すな、と?」
東亜純:「……だって軽蔑されたくない」ふてくされた風に。
東亜純:「いや、違うな」
東亜純:「ううー……」俯く。
涼暮御幸:「共感は出来んが」
涼暮御幸:「だが、オーヴァードの衝動高揚現象については、一定の理解を持っているつもりだ」
涼暮御幸:「それは個性であれ、決して異常ではない」
涼暮御幸:「君を軽蔑する理由にはなりえんな」
鵜曇憂子:「言いたくないことなら、別に言わなくてもいいですよ。でも」
鵜曇憂子:「先走らないでくださいね。あずあずは、UGNのエージェントなんですから」
鵜曇憂子:手を差し伸べる。
東亜純:「……」苦笑い。「もー……。甘やかしてくれる人に弱いって言ったじゃん」
東亜純:手を取る。
東亜純:「じゃあ。わからなくていいから、少しだけ聞いてほしい」
東亜純:「その前に、おうち片づけなくちゃかな」
鵜曇憂子:「あー……」立ち上がらせながら空を仰ぐ。
鵜曇憂子:「弁償代請求すりゃよかった……」ぼやいた。
涼暮御幸:「家出少女が増えてしまったようで」こともなげに。
GM:見上げると、吹き飛んだ家のドアが視界に入った。


GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得と感情変更のみ可能だよ!(戦闘したので)
鵜曇憂子:変更なしです!このままで
鵜曇憂子:応急手当使ってもいいですか?
GM:いいですよ!
東亜純:世惑一砂  P《名称不明》/○N《分かりたくない》
GM:OK!
鵜曇憂子:あずあず…男の趣味…
鵜曇憂子:2d10+4
DoubleCross : (2D10+4) → 9[6,3]+4 → 13

東亜純:東亜純の侵蝕率を+7した(侵蝕率:60->67)
涼暮御幸:なしで!
GM:オーケーです。
GM:では、改めてシーン終了です。


【ミドルフェイズ5】

GM:次のシーン!
GM:ここからは情報収集に入っていきます
GM:シーンプレイヤーは鵜曇さんにしようかな
鵜曇憂子:1d10+61 アイヨッ
DoubleCross : (1D10+61) → 2[2]+61 → 63

GM:他のPCも情報収集したい時は出るといいでしょう
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:71->74)
東亜純:東亜純の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:67->74)
鵜曇憂子:侵蝕低すぎて逆に困りだした
涼暮御幸:仲良しすぎるでしょ
涼暮御幸:3シーン一緒……
鵜曇憂子:ちょっと~~
東亜純:会長とあたしは以心伝心よ
GM:さては裏で何かあるな
鵜曇憂子:あたしというものがありながら~
涼暮御幸:ひ ひみつです


GM:さて、この段階で調べることができる項目は次の三つです
・“キマイラ・シーカー”世惑一砂について〈情報:UGN、裏社会〉難易度7
・竜胆樹里子について〈情報:UGN、噂話〉難易度6
・クオリア・デッドエンドについて〈情報:UGN、軍事〉難易度5、8
鵜曇憂子:各々のシナリオロイスについて調べればちょうどいいね
GM:好きに調べたり調べなかったりするといいでしょう
東亜純:そうね
涼暮御幸:あたし情報得意だしね
鵜曇憂子:きりちゃんについてUGNで調べます!コネ使用。
鵜曇憂子:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 7[4,6,7,7]+1 → 8 → 成功

GM:たかい!
東亜純:世惑くんUGNで調べます コネ使用で
GM:そんなコネが
涼暮御幸:クオリア・デッドエンドについて。
涼暮御幸:ユニークアイテム、ミーミルの覚書を使用。任意のコネ……情報収集チームに。
涼暮御幸:UGNで振ります。
東亜純:4DX+2+0@10>=7
DoubleCross : (4R10+2+0[10]>=7) → 6[2,3,5,6]+2 → 8 → 成功

涼暮御幸:3dx+6>=8
DoubleCross : (3R10+6[10]>=8) → 10[9,10,10]+8[4,8]+6 → 24 → 成功

GM:やる!
鵜曇憂子:会長すっげ
GM:めっちゃたけえ
涼暮御幸:とてもわかった
東亜純:会長は知りすぎ
GM:お前は知りすぎた・・・
鵜曇憂子:殺される
GM:では、順番に情報収集項目を公開していきましょう
・竜胆樹里子について
鵜曇憂子のクラスメート。16歳の女子高生。風紀委員に所属しており、校則を守ることに敏感。愛読書は孫子の兵法書で、胸は大きめ。
先日、両親が突如として自分を殺そうとしてきたため、居場所を失っている。反抗期ではあったが、両親から殺されるような理由はなく、動機は不明。
両親は自分たちが貧乏で苦労したために、娘は不自由なく育ってほしくて厳しい教育をしていたらしい。両親が豹変する直前に、見知らぬ金髪の少女が自宅にやってきていた。
GM:以上です。
GM:次!
・“キマイラ・シーカー”世惑一砂について
 肌が白く、背の高い青年。20歳。髪に青いメッシュを入れている。あらゆることに冷めた態度を見せる。
エグザイルのピュアブリードで、いくつもの動物が混じったような異形へと姿を変えることができ、あらゆる戦闘場面に対応が可能。
フリーの殺し屋で、FHや犯罪者ギルド、ヤクザ組織などからの依頼を受けて人を殺すことを生業としている。オーヴァードに覚醒する前の東亜純を殺害した張本人。
GM:以上です。
GM:また、新しい情報収集項目が追加されます
・“キマイラ・シーカー”世惑一砂の思惑について〈情報:UGN、裏社会〉難易度11
GM:次のシーン以降で調べられるよ!
GM:次!
東亜純:しりたーい
GM:・クオリア・デッドエンドについて
GM:まずは難易度5の情報から
・クオリア・デッドエンドについて
星辰館高校に転入してきた美少女。明るく天真爛漫で、傍若無人な性格。周囲の人たちはなぜか彼女のお願い事を聞いてしまうようである。現在、星辰館高校で学内の一大派閥を形成しつつある。
GM:次に難易度8の情報
・クオリア・デッドエンドについて
 その正体はFHのエージェント。催眠と洗脳のスペシャリストで、“ヒヒイロカネ”というコードネームを持つ。現在はソラリスのエネミーエフェクト《蝕む声》を使うことで、竜胆樹里子の家を根城にしている。
GM:そして、達成値がやたら高かったので、彼女の胸の大きさが普通くらいであることと、好物がトマトジュースであることが分かります。
GM:以上です。
GM:そして、この情報収集項目をクリアしたことで、次のシーンでイベントが発生します。
GM:シーンが終わったらそのイベントが発生するので、今は自由に演出したりするといいでしょう。
鵜曇憂子:どこでお話しましょうか UGNが無難だけど
東亜純:で、いいかな!
涼暮御幸:生徒会室来てもらってもいいわよ
鵜曇憂子:生徒会室行きたいいきた~い あずあずもおいで
鵜曇憂子:高校だよ
GM:東さんが女子高生の格好をしないといけなくなっちゃう
鵜曇憂子:きりちゃんはどういう扱いになりますか?
涼暮御幸:OG訪問わよ
東亜純:いこいこう
東亜純:制服もまだあるかもしれないわね
鵜曇憂子:ノリノリじゃん 着よう着よう
GM:樹里子は鵜曇さんの部屋でお留守番中です。世惑がすぐに襲ってくることもないでしょう。
東亜純:着とくか
鵜曇憂子:業者の人とかが来るの見守っててくれてるんだな…
鵜曇憂子:はーい


GM:では、星辰館高校。生徒会室。
GM:キミたちは調査を終えてこの場所に集まっていた。
東亜純:先日制服ディズニーに行ったので制服が残っており、着ている。ブレザーは嫌いなのでパーカー。
東亜純:(これ、みかどセンパイやさわわに見られたらハズいな)
涼暮御幸:「……すまないな、わざわざ」
涼暮御幸:「個人の邸宅でも安全が保証されない以上、一定の支部機能を持つ拠点が必要だろう」
涼暮御幸:「また壊されるわけにも行くまい」
東亜純:「生徒会ってこうなってたのかー」
鵜曇憂子:「お気遣いありがたや~」へへ~ってする。
東亜純:「あたし通ってた頃オーヴァードじゃなかったから、入ったことなかったな」
東亜純:「てかあたし高校生に見える?これ」
東亜純:「だいじょうぶ?」
鵜曇憂子:「あずあず元々大人っぽいですからねえ」
涼暮御幸:「舌は出さないようにしてくれよ」
涼暮御幸:「校則違反だ」
東亜純:「はーい……」
東亜純:「これ普通のカッコでも別に良かったかもな……」
涼暮御幸:「……いや、なんだ、その」
涼暮御幸:「過去にはもっと年かさの進んだエージェントが」
涼暮御幸:「潜入任務を行ったこともあるから……」
涼暮御幸:「問題ないと思うが……」
東亜純:「あるんだ……」
鵜曇憂子:「あ、先に報告なんですけど~」ぶらぶらと手を挙げて発言。
涼暮御幸:「なんだ?」
東亜純:「なんだねうくもりくん」
鵜曇憂子:「ういこ、きりちゃんのこと調べてきましたけど、とくだん新しいことは分かんなかったす」
鵜曇憂子:「きりちゃんの言ってた話が間違いじゃないって、裏付けが取れたこと…」
鵜曇憂子:「…まあ、ちょっと、親御さんが厳しいらしくて、上手くいってなくて悩んでるみたい…な話も聞いちゃったんですけど」
東亜純:「真面目そうな子だったもんねえ」
涼暮御幸:「あくまで、通常の生徒の抱える悩みの範疇ということだろう」
涼暮御幸:「もし何かあれば生徒会を頼れと申し伝えておいてくれ」
涼暮御幸:「通常の活動もしている」
東亜純:「なら、よかったかな」
鵜曇憂子:「そうですね、それこそ、普通に生徒会とかにお世話になった方がいいかと」
東亜純:「家出もしたし、いろいろやってみればいいよ」
鵜曇憂子:「伝えときますよ」目を細める。
涼暮御幸:「では、やはり、あくまで……」
涼暮御幸:「偶然の被害者、ということか?まだ確定は出来んが……」
鵜曇憂子:「……そうなるんですかね。例の、金髪女子に襲われたカワイソーな家族…的な」
涼暮御幸:「……確定したものから話すべきかな」
涼暮御幸:「その件の下手人は、クオリア・デッドエンドだ」
鵜曇憂子:「おおっ」
東亜純:「……ほんとにその子だったんだ」
鵜曇憂子:「敵キャラっぽい子がやっぱ敵キャラだったとは」
涼暮御幸:「彼女がFHエージェントである裏付けが取れた。“ヒヒイロカネ”」
東亜純:(ひひ…?)
鵜曇憂子:「ヒヒイロカネ…」初耳だ。
涼暮御幸:「催眠洗脳に長けるエージェントであるようだが……そう、そこだ」
涼暮御幸:「緋緋色金(ヒヒイロカネ)。古来日本で使われたとされる、伝説の金属」
東亜純:「へえー」
東亜純:「なんでそんな名前?」
鵜曇憂子:「能力に関連したコードネームじゃないんですかね?」首を傾げる。
涼暮御幸:「洗脳能力者のコードネームとしては、いささかミスマッチにも聞こえる」
涼暮御幸:「ああ。能力とコードが一致しているとは必ずしも限らないが……」
東亜純:「なんかめっちゃ和風だしね。まだなんかあるのかな」
涼暮御幸:「だとしても、いささか強い意味を持つ言葉だとは思うがね」
鵜曇憂子:「むう?」唇を尖らせる。「そいつの居場所とかは掴んでるんです?」
東亜純:「ま、あいつも謎だけどね」
東亜純:「《キマイラ・シーカー》。キュマイラじゃないし」
涼暮御幸:「いや、そこまでは……あいつ。先程の相手だな」
鵜曇憂子:「ああ、あずあずの彼氏」
東亜純:「彼氏じゃない!」
東亜純:「あたしを殺したやつ!」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「……そういうことか」
鵜曇憂子:「へええ?」
涼暮御幸:「どのような関係なのかと気を揉んでいたが……」
東亜純:「ふたりが来てくれたあの時の。覚醒した、あの前に」
東亜純:「どういうことか知らないけど、フリーの殺し屋があたしを殺した。らしい。なんでかね」
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:「なんか犯罪履歴があるんでしたら素直に白状をば…」
東亜純:「そこそこ仕事は忙しいのかもね。エグザイルのピュアブリード。姿はいろいろ…あんな感じでいろいろ変えられるから、いろんな戦いができるみたい……そんな感じ」
東亜純:「え?あたし!?」
涼暮御幸:「犯罪者を狙うわけではないだろう」嘆息して。
東亜純:「品行方正だよっ!!たぶん!」
涼暮御幸:「その理屈で言えば、竜胆樹里子もそうということになるが」
鵜曇憂子:「たぶんって自分で言っちゃいかんですよ」
東亜純:「ねっ、ほらー、あたしも風紀まもってるまもってる」
鵜曇憂子:「いやあ」首を傾げる。
涼暮御幸:「なにか共通項があるか?」
鵜曇憂子:「だって分かんないんですもーん」伸びをする。
東亜純:「なんだろう……」
鵜曇憂子:「何がしたいのか、どうしてあずあずやきりちゃんを狙ったのか…」
鵜曇憂子:「……そいやあずあず、例のキマイラシーカーと何か話してませんでした?」
鵜曇憂子:「忠告したとかなんとか」
東亜純:「あー…ちょっと前に会ったのよ」
東亜純:「あたしを殺したのになんで生きてるのって。ウケるよね」
東亜純:「UGNに関わるな、って」
鵜曇憂子:「…………ウケないっす」
東亜純:「殺すことになるって言われた。ガン無視して、こんな感じだけどさ」
涼暮御幸:「……君が覚醒したのは、想定外だったということか」
東亜純:「そんな顔しないのー」
東亜純:ういこちゃんの前髪にさわる。
涼暮御幸:「してほしくなければ、させないような言動を心がけることだ」
涼暮御幸:「私でも、今のは眉を顰めるぞ」
鵜曇憂子:「そうですう」前髪に触れられて、くすぐったそうに眼を閉じる。
東亜純:「……え、ごめん。いや、ありがとうかな」
東亜純:「あたしは幸せだな」笑う。
東亜純:「こんなかわいいセンパイたちに心配してもらえるなんてさ」
鵜曇憂子:「心配してますとも。かわいいコウハイなんですから」
涼暮御幸:「右に同じだとも」
鵜曇憂子:「それにあずあず、なんか言動が危なっかしいんですよ!」
涼暮御幸:「今は生徒でなくとも、君が守るべきものの一人であることに変わりはないよ」
涼暮御幸:「……それもまったく同意だ」
鵜曇憂子:「さっきとか…、ああそう、さっき、言いかけてた話。なんだったんです?」
東亜純:「ああ。そっか。してなかったな」
東亜純:「じゃあ少しだけ、まあ、重い話でもないよ」
東亜純:昔から、お化け屋敷とか、ジェットコースターとか、好きだったの。
東亜純:怖かったね、って言われると、そうだけどそうじゃないよって思ってた。ドキドキするよって。みんなもそう思うから、乗るんでしょ? って。……中学の頃かな、ピアスを開けたときもそう思った。
東亜純:ドキドキして、嬉しくてさ。たくさん開けていって、慣れて怖くなくなったとき、ドキドキしなくなった。だから、もっとドキドキしたくて、それで、それだけなんだよ。
東亜純:息を吸う。
東亜純:そんなに珍しいことでもないと思う。ギャンブルにハマるとか、そんなのと変わらないでしょ? だから、別にそこは、いいんだけどね。あたしの気持ちはあたしだけのものだから、分かってなんて思わない。でも。でもね。
東亜純:「一個だけ。分かってほしい」
東亜純:二人を見る。
東亜純:「あたし、死にたいわけじゃないし、殺したいわけでもないよ。みんなのこと、大事にしたいって思ってる」
東亜純:その顔に、昂揚はない。静かな、いつもの顔で。
東亜純:「みゆきセンパイが、みんなの学校を守ってたり。ういこセンパイが、高校生エンジョイしながらみんなを助けようとしたり。あたし、そういうのが好きだし、ふたりのそういうとこが好きだよ」
東亜純:「センパイたちの、その心を、あたし守りたいの」
涼暮御幸:「ふ」鉄面皮を崩して。
涼暮御幸:「その言が聞けたことが、私は、何より嬉しく思うよ」
鵜曇憂子:「会長もあずあずのこと好きですもんねー」
涼暮御幸:「ああ」
東亜純:「へへー」みつあみを触っている。
東亜純:「ういこセンパイはー?」
鵜曇憂子:「ういこはー」唇を尖らす。「うーん」
鵜曇憂子:「そうすねえ。オーヴァードになって、能力使って戦うって……なんか」
鵜曇憂子:「想像つかないくらい、訳わかんないような悪意とか、殺意とか、敵意とか……そういうのが渦巻いてるから」
鵜曇憂子:「……のめりこみすぎないでくださいね、とだけ」
東亜純:「うん」微笑む。「センパイもね?」
鵜曇憂子:「そうですねえ。ほんとに」困ったように笑う。
東亜純:「面倒見いいから余計な苦労とかしちゃってない?」
涼暮御幸:「そうさせないために、我々がいるのだがな」
涼暮御幸:「イリーガルにまで負荷をかけているのは、我々の不徳でね。申し訳なく思っているよ」
鵜曇憂子:「ういこのことぁいいんですよ~、好きに生きてるだけなんで~」
鵜曇憂子:ソファにごろんと転がる。
GM:では、その時。
GM:生徒会室のドアが開き、数人の生徒会メンバーを引き連れたクオリア・デッドエンドが入ってくる。
クオリア・デッドエンド:「あれー、何してんの、ミユキちゃん?」
クオリア・デッドエンド:「そこ、もうミユキちゃんの席じゃないよ」


GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得と購入判定が可能だよ!
鵜曇憂子:コウハイ/東亜純/信頼:〇/不安/ロイス あずあずへのロイスの感情変更します。
GM:信頼感だ!
鵜曇憂子:庇護:〇/心配/ これで
東亜純:えへへ
GM:守りたいタイプじゃん
鵜曇憂子:おもしれー女…
涼暮御幸:ロイスはなし、購入を目指そう
GM:がんばれー
涼暮御幸:アームドスーツ。能力訓練:社会を使って、
涼暮御幸:さらにミーミルを手配師に。
鵜曇憂子:アームドスーツ買う!
鵜曇憂子:2dx+1=15
DoubleCross : (2R10+1[10]=15) → 10[1,10]+10[10]+9[9]+1 → 30 → 失敗

涼暮御幸:9dx+5
DoubleCross : (9R10+5[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,8,9,10]+2[2]+5 → 17

GM:ん!?
涼暮御幸:えっ何?
鵜曇憂子:あっイコールになってるからだ
涼暮御幸:ういこちゃんすごいね……?
鵜曇憂子:???
GM:鵜曇すごい!
GM:会長も成功です
鵜曇憂子:買えちゃいました
東亜純:私もロイスは無く、購入は…
涼暮御幸:と、とりあえず買えた分は装備しておきます
GM:すごいぜ
鵜曇憂子:あずあず、応急手当買って~
涼暮御幸:今おすすめのアイテムは
涼暮御幸:そうそう
涼暮御幸:応急手当ですね
東亜純:ほいほい
鵜曇憂子:難易度8~
GM:女子に手当する行為ができる
東亜純:2DX+0+0@10>=8
DoubleCross : (2R10+0+0[10]>=8) → 6[1,6] → 6 → 失敗

GM:惜しい
東亜純:無力な後輩ですまねえ…
東亜純:あ、いや
GM:いいのよ
GM:お?
東亜純:ダイスこれ違いますかね。一個多くていいか
鵜曇憂子:ダイスボーナス忘れてるかも
GM:おお。では、追加で振るといいでしょう
東亜純:1DX+0+0@10
DoubleCross : (1R10+0+0[10]) → 5[5] → 5

鵜曇憂子:追加で1dxだけ回せばいいぜ!
鵜曇憂子:ダメだぜ!
GM:む、残念……!
GM:次回に期待だ
東亜純:エーン
GM:では、改めてシーンを終了するよ。


【ミドルフェイズ6】

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは涼暮さん。
GM:出たい人だけ出てもらうつもりだったんですが、この流れだと全員登場した方が自然ですかね
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:74->82)
東亜純:出ちゃうわよ
鵜曇憂子:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 9[9]+63 → 72

東亜純:東亜純の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:74->78)
GM:あがるぜ
GM:このシーンは涼暮さんが大変なことになるシーンです。
鵜曇憂子:まあ大変


GM:生徒会室のドアが開き、数人の生徒会メンバーを引き連れたクオリア・デッドエンドが入ってくる。
クオリア・デッドエンド:「あれー、何してんの、ミユキちゃん?」
クオリア・デッドエンド:「そこ、もうミユキちゃんの席じゃないよ」
東亜純:飛び起きる。「な、この子」
涼暮御幸:「……何?」
鵜曇憂子:「ほぁ」身を起こす。「金髪女子のご登場で」
涼暮御幸:「どういう意味だ、クオリア・デッドエンド?」
クオリア・デッドエンド:「はい、これ」
GM:少女はキミたちに一枚の紙を見せる。
GM:そこには「生徒会長・涼暮御幸の不信任決議案について」と書かれている。
生徒会メンバー:「生徒会長・涼暮御幸に対しては過半数以上の投票により不信任決議が採択されました」生徒会メンバーが言う。
生徒会の下っ端:「すみません、会長。私も賛成してしまいました……」
東亜純:「はあーーー!?!?」
鵜曇憂子:「ちょっと、そんな投票あったのなんか知らねえっすよ!」
東亜純:「不正じゃん!」
涼暮御幸:「……どういうことだ」
クオリア・デッドエンド:「えー、投票は投票だしなぁ」
鵜曇憂子:「イカがサマっすよ!」
クオリア・デッドエンド:「どういうことも何も生徒全員の総意だよ」
東亜純:「説明責任!」生徒ではないがドヤっている。
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃんみたいな無能は生徒会長とは認められないってさ」
クオリア・デッドエンド:「次の生徒会長はまた投票で選ぶんだってー。あたしも立候補してみようかなぁ」
GM:「クオリアさんなら当選間違いない」「絶対立候補してください」
クオリア・デッドエンド:「わーん、がんばっちゃおうかな~」
東亜純:「みゆきセンパイ、さっきの奴がこの子であってる!?」
涼暮御幸:「……ああ。彼女が、クオリア・デッドエンドだ」
クオリア・デッドエンド:「誰、そのデカい子?」
東亜純:「デカくないし!背はみゆきセンパイとおなじですー!」
東亜純:「後輩Aとでも呼んでくださーい」
涼暮御幸:「おや。その認識で生徒会長が務まるのかな」
鵜曇憂子:「(2人とも堂々としてますなー)」
クオリア・デッドエンド:「一般生徒のミユキちゃんは口出ししないでくださーい」
GM:では、そこで全員〈知覚〉か〈RC〉で判定してください。難易度は9です。
東亜純:(まあどう考えてもあたしが一番部外者だけど、ノリでやってやろ!)
鵜曇憂子:RCでいきます。
鵜曇憂子:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 6[2,2,5,6]+1 → 7 → 失敗

涼暮御幸:能力訓練:精神を使用して、RC。
東亜純:知覚で。
鵜曇憂子:ギャッ
東亜純:2DX+0+0@10>=9
DoubleCross : (2R10+0+0[10]>=9) → 10[9,10]+6[6] → 16 → 成功

涼暮御幸:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 9[3,3,7,7,8,9]+2 → 11 → 成功

GM:二人は成功だ。
東亜純:スーパーわかり!
鵜曇憂子:ギャーー!
鵜曇憂子:身長がデカい奴にしかわかんねえっていうのかよ!
東亜純:高身長の世界
GM:では、二人はクオリア・デッドエンドが何らかの強力なレネゲイド能力を行使していることを感じ取ることができます。
クオリア・デッドエンド:「って、わけで。ここ、もうミユキちゃんの居場所じゃないから」
涼暮御幸:「君の居場所でもあるまい」
東亜純:「センパイ。これ、これがこいつのレネゲイドの力?」耳打ち。
クオリア・デッドエンド:「えー、私ここにいていいよねー?」
涼暮御幸:「ああ。そのようだな」
生徒会メンバー:「どうぞ」「全然構いません」
クオリア・デッドエンド:「だってさー」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃんにも雑用くらいならさせてあげてもいいけど、どうする?」
東亜純:「いや、まずさあ、学校で使ってる場合かよ、それ……」苦笑い。
鵜曇憂子:「うちの会長をコケにするんじゃねえってんですよ~!」
鵜曇憂子:「おっぱい揉んでやりましょうか! おら! この普通サイズめ!」
東亜純:「そうだそうだーっ!!!」指で笛を鳴らす。
東亜純:「ういこセンパイも隠れてるけどなかなかだぜ!」
涼暮御幸:「……君の目的が見えないな」
鵜曇憂子:「やめろい!」
涼暮御幸:「私を追い落として、何を?」
クオリア・デッドエンド:「んー、あたしの目的?」
クオリア・デッドエンド:「あんたの泣きっ面が見たい」
涼暮御幸:「ふ」薄く笑う。「では」
クオリア・デッドエンド:「雑用、やる? それとも出てく?」
涼暮御幸:「失敗したということかな」
クオリア・デッドエンド:「は……?」
GM:戸惑ったような表情。
涼暮御幸:「生憎だが、自らの立場ごときで泣けるほど、私の涙は安くなくてね」
涼暮御幸:「そのようなことに、そんな力をむやみに使わないほうがいい。特にこの学園では」
クオリア・デッドエンド:「へ、へえー」声が震えている。
涼暮御幸:「行こうか」2人に声をかける。
クオリア・デッドエンド:「出てけ!ここから出てけ!」
涼暮御幸:「次の場所を見繕わなくてはな」
東亜純:「へーい」
クオリア・デッドエンド:「後悔させてやるよ!」
鵜曇憂子:「おーす」
クオリア・デッドエンド:「泣きわめいて!土下座させてやる!」
東亜純:べー。舌を出す。
鵜曇憂子:「ですって、会長」
東亜純:「あっやべ」すぐやめる。
GM:少女の罵声が遠くなる。
涼暮御幸:「言わせておけばいいさ」
涼暮御幸:「それに強制力を持たないことは確認できたからな」
涼暮御幸:そう言って、涼しげにその場を離れて。しばらく。
涼暮御幸:ガン、と壁を殴りつける。
涼暮御幸:「……」
鵜曇憂子:あずあずと顔を見合わせる。
東亜純:見合わせ。
涼暮御幸:「……私はいいさ」もう一発。
涼暮御幸:「だが、彼らが、彼女によって、意のままにされるのは」
涼暮御幸:「どうにも、度し難い」
東亜純:「へへ」へらっと笑みがこぼれる。
東亜純:「みゆきセンパイの生徒たちは、幸せだねえ」
鵜曇憂子:「幸せでございますよう」
東亜純:「よくないよ、みゆきセンパイも、よくなんかない」
涼暮御幸:「幸せ?あのような目に遭わせておいてか?」
東亜純:「それは、いまから解放できる」
東亜純:「まだ取り返しがつかなくなんかないでしょ」
涼暮御幸:「それは……」「そうだが」
東亜純:「あのときのあたしだって。」
東亜純:「こうして。ここにいるんだから」
東亜純:震える背中に触れる。
涼暮御幸:「……ああ、そうだな。“間に合う”、か」
涼暮御幸:「どうやら、私は」
涼暮御幸:「生徒以上に、幸せものらしい」
GM:では、新しい情報収集項目が追加されます。
・“ヒヒイロカネ”の目的について〈情報:UGN、軍事〉難易度13
GM:そして、涼暮さんは事件が解決するまで、学園に関する判定や情報収集をする際にコネを使用することができなくなります。
GM:シーンの終わりに。
GM:東さんの携帯が鳴ります。
東亜純:取ろう。名義はわかりますかね
GM:知らない番号ですが、聞き覚えのある声が聞こえます。
東亜純:「もしもし」
世惑一砂:『ハロー』
東亜純:「あんただと思ってたよ」
東亜純:不思議と親しみに満ちた声が出る。
世惑一砂:『嬉しいね。けど、こっちは急を要するんだ』
東亜純:「コーヒーは奢ってくれないんだ」
東亜純:「用件は?」
世惑一砂:『すぐにそこから離れて』
世惑一砂:『約束のコーヒーをご馳走するから、今から指定する場所に来てくれる?』
東亜純:「……ひとりで?同伴あり?」
世惑一砂:『……任せるよ。言ってもキミは聞かなさそうだから』
東亜純:「ふふ。よくわかってんじゃん」
東亜純:「じゃあ三人分の注文、よろしく」
GM:電話は切れる。
東亜純:「ふたりとも。お呼び出しがかかったよ」
東亜純:「コーヒーを奢ってくれるオニーサンからのね。」
東亜純:振り向く。
東亜純:「砂糖とミルクは要りそう?」
鵜曇憂子:「甘いのがいいっすねえ」
涼暮御幸:「苦い後味など望んでは居ないからな」


GM:では、キミたちが世惑に指定された場所に向かったところでシーン終了だ。
GM:ロイスの取得と購入判定が可能だよ!
東亜純:世惑くんのロイスをPに変更。
涼暮御幸:応急狙おう 能力訓練社会使います
東亜純:購入は手当てを最チャレ—
GM:おお
鵜曇憂子:応急手当ねらいまーす
涼暮御幸:7dx+5>=8
DoubleCross : (7R10+5[10]>=8) → 10[1,5,5,8,8,10,10]+10[5,10]+10[10]+10[10]+2[2]+5 → 47 → 成功

鵜曇憂子:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 7[1,5,7]+1 → 8 → 成功

涼暮御幸:???
鵜曇憂子:!?
鵜曇憂子:それ戦闘で出してよ!!
涼暮御幸:本当にね……
東亜純:最強じゃん
東亜純:www
GM:会長、もっと豪邸とか買った方がいいのでは?
鵜曇憂子:13+2d10 回復
DoubleCross : (13+2D10) → 13+11[4,7] → 24

東亜純:3DX+0+0@10
DoubleCross : (3R10+0+0[10]) → 8[2,6,8] → 8

涼暮御幸:アンチマテリアルライフルぶち込めばよかったかな……
鵜曇憂子:あと6点で全快~
GM:お、成功だ
東亜純:あ、こっちも買えてはいた
涼暮御幸:とりあえず1個使お
涼暮御幸:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+9[4,5] → 19

GM:他人にあげてもいいですよ
東亜純:だれかいるー?
鵜曇憂子:ほしい~
涼暮御幸:ういこちゃん全快させてあげな
東亜純:あげるー
鵜曇憂子:24+2d10 もらう!
DoubleCross : (24+2D10) → 24+12[9,3] → 36

東亜純:かばってくれてありがとー
鵜曇憂子:あっぴったり全快です わーいいいのよ~
東亜純:折った手紙でもつけとこ(小学生)
鵜曇憂子:アンパンマンとか書いてあるやつだ
GM:すごーい
GM:では、改めてシーン終了です。


【ミドルフェイズ7】

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは東さん。
東亜純:東亜純の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:78->88)
GM:他にも登場したい人は出て構いません。
GM:高いぜ
鵜曇憂子:1d10+72
DoubleCross : (1D10+72) → 7[7]+72 → 79

涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:82->91)
東亜純:ついに80か
涼暮御幸:ガンガン上がる!
GM:みんな出てる
GM:このシーンは、キミがもう一度、世惑と話をするシーンになります。


GM:N市の繫華街。路地裏にある喫茶店。
GM:人目につかない奥のボックス席。
GM:キミたちは世惑一砂から連絡を受け、この店にやってきていた。
東亜純:「ほんとに奢ってくれるとは」
GM:キミたちの前には、人数分のコーヒーが並んでいる。
世惑一砂:「毒入りかもしれないけどね」
東亜純:「そんな殺し方つまんないでしょ?」
東亜純:普通に飲みます。
世惑一砂:「言えてる」コーヒーに口をつける。
世惑一砂:「しかし、本当にお仲間も連れてきたんだ」
東亜純:「良いって言われたから。あたし社交辞令とか読まないからね」
東亜純:「両手に花だぜ」ふふん
涼暮御幸:「彼女一人では心配でね」
世惑一砂:「いや、いいんだけどさ。これからするのは東亜純についての話だから、あんたたちにはつまらないかもよ」
鵜曇憂子:「過保護なもので」砂糖とミルクをいれた、ずいぶんと柔らかい色になったそれを飲む。
鵜曇憂子:「それを判断するのはこっちっすよ」
涼暮御幸:「ああ」一応の備えとして、口はつけない。
東亜純:「へえ。あたしの話って言うと」ブラックコーヒーを一口、
涼暮御幸:「判断材料が少しでも欲しいところだ」
東亜純:「あたしを殺した、あの夜の事かな」
世惑一砂:「そういう、ことになるね」
世惑一砂:「亜純、“ヒヒイロカネ”に顔を見られたでしょ。能力は見せた?」
東亜純:「見せてないと思うけど」
涼暮御幸:「彼女に見せると、なにか不都合が?」
鵜曇憂子:「つか名前呼び捨てとは」
世惑一砂:「そっか。なら、まだ大丈夫かな」思案するような顔。
鵜曇憂子:「積極的すな~」
東亜純:「ういこセンパイも呼んでいいぜ~」
世惑一砂:「……デリカシーなかったかな」気にするような顔。
世惑一砂:「スターオブライフはスターオブライフでいいや」
東亜純:「べつに気にしないよ。てか、あんたがそこ気にするの?」笑う。
鵜曇憂子:「ういこはういこの方がいいですー」
東亜純:「殺されるよりデリカシーないことないでしょ」
世惑一砂:「いや、気にするでしょ。社会人だし」
世惑一砂:「……確かにね」
世惑一砂:「話を戻すよ」
鵜曇憂子:「能力のお話っすね」
東亜純:「クオリアちゃんに能力を見せると、ヤバイの?」
世惑一砂:「というか、あんたが生きてることを知られるべきじゃない」
東亜純:「……ああ、それであの日の話になるのね」
世惑一砂:「UGNの任務に関わるなって忠告したのは別に俺と敵対するからってわけじゃないんだよ」
世惑一砂:「俺がキミを殺したのはある組織の依頼があったからだ」
世惑一砂:「キミが生きていることが何か組織にとって不都合になるのか、それともキミのレネゲイドに関係していることだったのか。詳しいことは俺も知らない」
世惑一砂:「組織の活動範囲は世界中。その呼び名はいくつもある。R機関、偉大なる炎、衝撃を与える者、ファウンデーションX」
世惑一砂:「俺みたいなフリーの殺し屋はそのFHセルを単に“組織”と呼んでる」
鵜曇憂子:(……知ってます?)会長に視線で聞く。
東亜純:(なにそれ)
涼暮御幸:(いや……)
世惑一砂:「組織の全貌は俺も知らない。知られているのは、構成員の大部分が“伝説上の金属や鉱物”をもとにしたコードネームを名乗っていることだけ」
涼暮御幸:「……“ヒヒイロカネ”もその一員ということか」
涼暮御幸:「あれは能力によるものではなく、組織のカラーによるものと」
東亜純:「へえー。なんでそんな大層なのがあたしを……」
世惑一砂:「そういうこと。今回、“ヒヒイロカネ”を遣わしたのはこの街のUGN勢力のことがよっぽど目障りになったんだろうね。“ヒヒイロカネ”は一番の下っ端だけど、能力が向いている」
世惑一砂:「組織はキミが生きていることをまだ知らない」
東亜純:「ふ。やっぱ学校で使ってる場合じゃなかったんじゃん」
東亜純:「それがバレたら?」
世惑一砂:「キミは世界中どこにいても命を狙われることになる」
世惑一砂:「そんなの嫌だろ?」
東亜純:「あは、壮大」
東亜純:「もちろんイヤだよ、」
東亜純:「その理由がわかんないのも、覚えて暮らすのもぜーんぶイヤだけど!」
世惑一砂:「だったら今回の任務からは手を引くことだ」
世惑一砂:「……あのさあ」
世惑一砂:「俺の話、分からなかった?」
東亜純:「分かっててゴネてるの」
鵜曇憂子:「……口はさんでいっすか?」
世惑一砂:「どうぞ、スターオブライフ」
東亜純:「許可しまーす!」
鵜曇憂子:「はーい。そんで、そこなキマイラシーカーさんは」
鵜曇憂子:「何で、雇われ先のそんな情報をあずあずにお話してるんですか?」
鵜曇憂子:「あんたに何のメリットもないっしょ?」
世惑一砂:「ん」
東亜純:「そうそう、それ聞きたかった」
世惑一砂:「んー……」困ったような顔をする。
世惑一砂:「それは、そうなんだよなぁ」
東亜純:「あたしのこと好きだからかなって」冗談めかして言う
涼暮御幸:「殺しの仕事にやりがいを感じる、との言にも矛盾しているように聞こえるからな」
鵜曇憂子:「まあそう考えるのが一番分かりやすいですよね」あずあずの言葉にしれっと頷く。
世惑一砂:「そんなわけないでしょ」東の言葉に即答する。
東亜純:「なんだと。あたしけっこうモテるほうよ」
鵜曇憂子:「照れてんじゃないすか?」
世惑一砂:「俺のタイプはもっと黒髪清楚系だよ」
東亜純:みゆきセンパイを隠す!
涼暮御幸:「……どうした?」
世惑一砂:「うーん、何だろうなぁ。俺にも分からないんだけど……」
東亜純:フシャー!
鵜曇憂子:「桃髪小柄系もおすすめなんですけど~」
世惑一砂:「帰って」
世惑一砂:「うん、なんか回りくどいこと言ってるけど、俺はあんたに死んでほしくないんだと思う」
東亜純:「なんだとー」
鵜曇憂子:「なんでさー!」
東亜純:「……へえ」
涼暮御幸:「……殺しておいてよく言う」
東亜純:「キラキラだから?」
涼暮御幸:「どういった心境の変化だ?」
世惑一砂:「……そう、あんたキラキラしてるんだ」顔を背けて言う。
鵜曇憂子:「照れてる」
世惑一砂:「そこだよな。殺したのは俺だし……」
東亜純:状況にそぐわず、愉快になってくる。
世惑一砂:「あ、そうか。分かった」
東亜純:「あたしは分かるよ」
世惑一砂:「……先に聞かせてよ。気になる」
東亜純:「あんたのキラキラは、あたしのドキドキなんだ」
東亜純:謎のドヤ顔。
世惑一砂:「……ドキドキ?」きょとんとした顔。
東亜純:「え、わかんないの!?」
東亜純:「違うの??」
世惑一砂:思わず笑みをこぼす。
東亜純:「あんたってジェットコースター好きじゃなかった?」
東亜純:「激辛料理は!?戦うのは?」
世惑一砂:「あー、好きだったな。友達と遊園地行くと一人だけ何十回も乗ってた」
世惑一砂:「そのうち、こんなものかと思うと乗らなくなるんだけどね」
東亜純:「でしょー!?」
世惑一砂:「激辛料理はよく食べるよ。スイーツと交互に」
世惑一砂:「戦っていうか、まあこんな商売だから。好きだよ」
東亜純:「うーん、甘いものはそこまで…」
東亜純:「うんうん」
涼暮御幸:「……待て、なんで意気投合を始めたんだ」
涼暮御幸:「このやり取りに何が……?」
世惑一砂:「バンジージャンプはしたことある?」
鵜曇憂子:「似た者同士ってことでしょ」
東亜純:「あるよ。でもあれ、オーヴァードと戦い始めたら飽きたわ」
世惑一砂:「うん。俺の予測だけど、あれはロープがない方が楽しい」
鵜曇憂子:「仲良くなれたかもしれない人たち…で終われるならいいんですけどねえ」
東亜純:「エグザイルでやったら楽しそう」
東亜純:「仲良くなれた、はきっと、違うね」
東亜純:瞳がきらめく。
世惑一砂:「うん、ドキドキか」
世惑一砂:「じゃあ、俺の出した答えは間違ってないな」
GM:青年はキミの首に手を伸ばす。
東亜純:その感触に、血液が沸騰しそうなほど熱く流れる。
世惑一砂:「俺はもう一度キミを殺したいんだ」
東亜純:「……」にやりと笑う。
東亜純:「ざーーんねん」
涼暮御幸:「!」立ち上がり、羽飾りを広げようとして。
涼暮御幸:止める。
世惑一砂:「なんで?」拗ねるような口調。
東亜純:「あたし、ぜんっぜん死にたくないもん」
東亜純:「昨日より今日が、今日より明日が、もっとドキドキするような日だって。わかってるから」
世惑一砂:「分かってるよ。でも、それは結果だろ」
世惑一砂:「きっとすごくドキドキするし」
世惑一砂:「俺は今度こそキラキラになれる」
世惑一砂:「ダメ?」
東亜純:「ダメ」首元の手に触れる。
東亜純:「その結果を信じさせてくれる、」
東亜純:「もっとドキドキする世界を、信じさせてくれることがあった」
東亜純:「……ね?」二人を見る。
涼暮御幸:「ああ。誓おうとも」
涼暮御幸:「君を退屈させる未来にはしないと。君をそちらには行かせないと」
鵜曇憂子:「あんたにゃ想像つかないような絆があるんです、ういこ達」
鵜曇憂子:「そちらの欲望にゃ、こっちの信念は負けません」
世惑一砂:「……そっか。残念だ」手を引っ込める。
東亜純:「そうだね。だから、答えはこうしよう」
東亜純:「あたしは生きる気で戦うよ。あんたは殺す気できて」
東亜純:「それってすごくドキドキするし。キラキラじゃない?
世惑一砂:「……ハハ!最ッ高だ!」自分の顔を押さえる。
世惑一砂:「俺があんたを殺す。殺して、そのキラキラを俺のものにする」
東亜純:「やってみてよ」
東亜純:「あたしのドキドキはあたしだけのもの」
世惑一砂:「楽しみにしててよ。他の誰にも渡さないから」
東亜純:昔からの友人のように、前世の恋人のように、
東亜純:殺し損ねた宿敵のように、笑う。
世惑一砂:「じゃあね、お姉さん。必ずまた会おう」
GM:伝票を取って席を立つ。
東亜純:「……」
東亜純:「……センパイ」
東亜純:握りしめていた、白くなっていた拳を開いて。
鵜曇憂子:「うんにゃ」
涼暮御幸:「……何かな」
東亜純:「いてくれてありがとう」
東亜純:「あたし、渡らないで済んだ」
東亜純:「……よかった……」
鵜曇憂子:「……ういこは」
鵜曇憂子:「あずあずの言うドキドキも、あいつの言うキラキラも」
鵜曇憂子:「分かんないっす」
鵜曇憂子:「でも、一緒にいますかんね」
東亜純:「うん」俯いた、汗で濡れた前髪から見上げる
鵜曇憂子:「それだけです。できることも、やることも」
鵜曇憂子:「そんだけ。会長は?」
涼暮御幸:「理解に苦しむことなど、しょっちゅうだよ」笑って。
涼暮御幸:「君だけでもなくだ。だけど、それらを纏めて、守ると決めている」
涼暮御幸:「そうある自分を、誇るとも」
鵜曇憂子:「かっけっすねー」
涼暮御幸:「だから、そうだな……君たちも」
涼暮御幸:「私を助けてくれよ」
東亜純:「……もちろん」
涼暮御幸:「一人では寄って立てぬ身でね」
鵜曇憂子:「当たり前すよー」
東亜純:「それでいいの。それがいい」
東亜純:「ただ。センパイたちがそこにいて」
東亜純:「あたしがここにいて」
東亜純:「……それだけで。」
鵜曇憂子:「あずあず」
東亜純:「はあい」
鵜曇憂子:「あいつとか、クオリアちゃんとか、十三会議ですとか」
鵜曇憂子:「諸々終わったら」
鵜曇憂子:「皆で、たくさん遊びましょうね」
東亜純:「そーだね」
涼暮御幸:「……付き合おうとも」
東亜純:「あたし、日常のたのしいことも、たくさん知ってる」
東亜純:「いくらでも、なんだって、味わわせてあげる!」


GM:では、シーン終了だ。
GM:ロイスの取得と購入判定が可能だよ!
東亜純:そうだな。ちょっとごそっとロイスを変更しちゃお
鵜曇憂子:おお~
鵜曇憂子:ういこロイス無し、購入も特に思いつかないな~
鵜曇憂子:なんか買うべきものある?
涼暮御幸:応急がもう少し欲しいかな~
鵜曇憂子:は~い
鵜曇憂子:じゃあ応急!
涼暮御幸:まだ全快してないのでね
鵜曇憂子:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[7,9]+1 → 10 → 成功

鵜曇憂子:買えた!あげる
GM:すごい!成功!
涼暮御幸:わーい 即使います
涼暮御幸:19+2d10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+9[3,6] → 28

東亜純:鵜曇憂子 ○P感服/N《完敗》
涼暮御幸 ○P尊敬/N《完敗》
世惑一砂 ○ P《ドキドキ》/N《秘密》

涼暮御幸:あと3まで回復した!
東亜純:これでいこう。そんで
GM:秘密とは
東亜純:手当やるか
東亜純:4DX+0+0@10
DoubleCross : (4R10+0+0[10]) → 6[3,4,6,6] → 6

東亜純:ここで買えないのかよ!
鵜曇憂子:www
GM:ざんねん
GM:いい流れだったのに
GM:では、改めてシーンは終了します。


【ミドルフェイズ8】

GM:次のシーン!
GM:次は最後の情報収集シーンです
GM:シーンプレイヤーは鵜曇さん!
鵜曇憂子:おお
鵜曇憂子:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 7[7]+79 → 86

GM:他のPCも情報収集したい人は登場するといいでしょう
東亜純:せっかくだしでるか
東亜純:東亜純の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:88->96)
GM:高いぞ
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:91->92)
涼暮御幸:ほっ
鵜曇憂子:よかった!
GM:おお
東亜純:ドキドキしちゃったね


GM:残る情報収集項目は二つ!
・“キマイラシーカー”世惑一砂の思惑について〈情報:UGN、裏社会〉難易度11
GM:これねー、東さんのロールが良すぎて前のシーンで思惑も何もほとんど話しちゃったので難易度下げます!
鵜曇憂子:そんなことある?
GM:難易度は11から9に変更します。
涼暮御幸:www
東亜純:wwww
GM:だって……
GM:あとこれ
・“ヒヒイロカネ”の目的について〈情報:UGN、噂話、軍事〉難易度13
GM:自由に調べるといいでしょう
鵜曇憂子:会長の、コネが使えなくなる奴は
鵜曇憂子:これらに反映されるんでしょうか?
東亜純:せっかくだし世惑くんやるか
GM:〈情報:噂話〉で判定する場合は適用されます。
鵜曇憂子:なるほどね
涼暮御幸:UGNは別に掌握できてないんだ
涼暮御幸:そうだね
鵜曇憂子:会長、ヒヒイロカネいきます?
GM:UGNは掌握できてないですね……
涼暮御幸:やっちゃおうかな~
鵜曇憂子:どうぞ~ 2人ともやっちくり~
東亜純:コネ幹部で6DX+2+0@10>=9
涼暮御幸:ミーミルをUGN幹部に。能力訓練使用
東亜純:6DX+2+0@10>=9
DoubleCross : (6R10+2+0[10]>=9) → 10[1,3,7,7,8,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

涼暮御幸:9dx+5>=13
DoubleCross : (9R10+5[10]>=13) → 8[1,2,3,6,6,7,8,8,8]+5 → 13 → 成功

鵜曇憂子:す、すげえ
鵜曇憂子:いっぱいお喋りしたもんね
涼暮御幸:ギリギリだ
GM:二人ともやる!
東亜純:まるっとずばっとお見通しよ
GM:では、順番に情報を公開していきます!
・“キマイラシーカー”世惑一砂の思惑について
 彼は、理解できないもの、自分ができないことを「キラキラ」と呼び、憧れの感情を抱いている。普段はあらゆることに冷めた態度を見せるが、その反面で「キラキラ」には強く執着している。
東亜純:(後方理解者面)
 これまでにも彼は、数人のオーヴァードを殺害し、「Eロイス:飢えたる魂」でオーヴァード能力を奪うことで「キラキラ」を手に入れようとしてきた。
現在は、彼が初めて殺しの仕事に失敗した東亜純に興味を持っている。
GM:ほら!もう前のシーンでほとんどしゃべっちゃったよ!
鵜曇憂子:すごい だいたい知ってる
涼暮御幸:全部知ってる
東亜純:ご存知
GM:それと、達成値がかなり高かったので、彼が一時期は定時制高校に通っていたが飽きて退学したこと、以前はピアスをしていたが面倒臭いなあと思っているうちに穴が塞がってしまったため今はイヤリングをしていることが分かります。
東亜純:お得情報
鵜曇憂子:イヤリングなの
東亜純:かわいいじゃん
鵜曇憂子:穴開け直せ!
東亜純:あけたるで
涼暮御幸:そうとはね
GM:やめろ!
GM:クライマックスでは、彼は東さんを死亡させて「Eロイス:飢えたる魂」で取り込むことを目的に動いてくるでしょう。
GM:以上です。
GM:次!
東亜純:モテすぎてすまん
・“ヒヒイロカネ”の目的について
“ヒヒイロカネ”クオリア・デッドエンドは十三会議を襲撃するために“組織”と呼ばれるFHセルから遣わされたエージェントである。
彼女は、ソラリス/オルクスのクロスブリードで、《声無き声》によって広範囲の人間を同時に洗脳することができる。 この能力によって、N市の支部長13人全員を洗脳することで、N市の裏社会を掌握することが“組織”セルの目的。
十三層の扉を突破し、13人の支部長と“ヒヒイロカネ”が接触した瞬間、彼女の持つ「Eロイス:虚実崩壊」が発動し、13人の支部長が洗脳される恐れがあるだろう。
彼女の護衛には凄腕の殺し屋である“キマイラ・シーカー”がついている。
GM:以上です。
GM:これで情報収集項目は全て!
GM:全ての情報が明かされたので、このシーンの最後で鵜曇さんにイベントが起きます。
鵜曇憂子:ええっ 嫌です
涼暮御幸:素直
東亜純:いやだよね
GM:だめ!
鵜曇憂子:ろくな事にならないのは分かってるんだよ…
GM:そんなことないよぅ
GM:演出か何かしますか?
鵜曇憂子:しましょうか
GM:場所は……生徒会室は乗っ取られたので……
鵜曇憂子:今度こそUGN戻っても良い気がする
鵜曇憂子:第1支部のなんか…会議室とかをお借りして…
GM:そうしますか。
東亜純:はーい


GM:UGN支部。ブリーフィングルーム。
GM:決戦に向けて調査を行ったキミたちはここに集まっていた。
涼暮御幸:「――支部のデータベースで確認が取れた」
鵜曇憂子:「おっ、エージェント情報」
東亜純:「おおー」
涼暮御幸:「本当に、“組織”という名前で活動しているセルが存在しており」
涼暮御幸:「彼女がその尖兵で間違いないようだ」
鵜曇憂子:「ほほー」パイプ椅子に座って、パタパタ足を動かしている。
鵜曇憂子:「下っ端っつってましたもんね」
涼暮御幸:「目的は、十三支部長の広域洗脳掌握」
鵜曇憂子:「ほほー…?」
東亜純:「偉い人を洗脳すりゃあ簡単だもんねえ」
涼暮御幸:「本当に、全員の掌握など可能であるかは、問題ではない」
鵜曇憂子:「簡単に言ってくれるじゃねーですか。言うて十三支部長を洗脳するのなんて、よほどタイミング合わなきゃ無理じゃ…」
涼暮御幸:「会議に乗じて、ということだ」
東亜純:「そのへんの情報が入ってるんだ」
涼暮御幸:「全員の掌握がならずとも、万が一、その場で幾人かを掌握せしめるのであれば」
涼暮御幸:「それが崩壊の引き金となってもおかしくはない」
涼暮御幸:「たとえ1支部なりとも壊滅しては、情勢を維持できない所まで来ているのだからな」
東亜純:「……カツカツだもんねえ」
鵜曇憂子:「はーん……」
鵜曇憂子:「……ん?ちょっと待ってください会長」
涼暮御幸:「どうした?」
鵜曇憂子:「生徒会長になろうとしてるのとその計画」
鵜曇憂子:「もしかしなくても……無関係では?」
東亜純:「少なくとも、会議の日取りが分かる奴に襲撃を許す時点でヤバ…って」
東亜純:「それなー!」
涼暮御幸:「……ああ。私がそこの護衛に当たることを把握していて」
鵜曇憂子:「ですよねえ!」
涼暮御幸:「その戦力を漸減させるためかとも踏んでいたが」
涼暮御幸:「あの様子では、そも、私がオーヴァードであることを認識しているかも不明瞭だ」
東亜純:「いやあいつ普通に私情じゃん?」
涼暮御幸:「動きが読めんが……私情?」
涼暮御幸:「分かるのか、何か?」
鵜曇憂子:「こっちもラブラブカップルかよ~」両手で頬杖をかく。
鵜曇憂子:「なんなんすか今回~~」
東亜純:「ぎゃふん!だよ」
東亜純:「こっちもー!?」じろりと見て。
鵜曇憂子:「そっちもでしょ~~」
涼暮御幸:「待て、何の話をしている」
東亜純:「なんでも恋愛に受け取るのは未熟だと思いまーす」
東亜純:「つまりさあ、あの子強いけどガキなんだよ」
東亜純:「みゆきセンパイにぎゃふんと言わせたいだけ。思うままにやりたいだけ」
涼暮御幸:「ああ。それならば理解は可能だ」
東亜純:「もしくはセンパイにラブ」指でハート。
鵜曇憂子:「ラブ」指でハート。
涼暮御幸:「特定個人への執着が、作戦行動に支障を……」
涼暮御幸:「いやそれは全然分からない」
鵜曇憂子:「恋も敵意も悪意も執着ですよ」
鵜曇憂子:「他人に向ける矢印の重さは同じ」
涼暮御幸:「それで乱れが出ているのであれば」
涼暮御幸:「その隙を縫うに躊躇はないとも」
涼暮御幸:「そういう戦い方しか出来なくてね」
鵜曇憂子:「……そうしてください。ガッコを早く救ってもらわないと」目を細める。
東亜純:「いいじゃん。かっこいいぜ」
鵜曇憂子:「あずあずは?」
東亜純:「なにがー?」
鵜曇憂子:「あずあずは…ラブラブじゃないんですよね?」
鵜曇憂子:「本当の本当に、大丈夫ですよね?」
東亜純:「じゃないよ」笑う。
東亜純:「や、執着なら、わからないけどさ」
東亜純:「……だったらよかったのにって思う」
涼暮御幸:「馬鹿を言え」
涼暮御幸:「今では確信できることがある」
涼暮御幸:「あれはジャームだよ」
東亜純:「……うん」
涼暮御幸:「一定以上に、好感を示すべきではない。示してはならない」
東亜純:「だから。できないね」眉を下げる。
東亜純:「ぶっちゃけ顔はけっこうタイプだったんだけどなー」
鵜曇憂子:「面食い~」
東亜純:「いいにこしたことないじゃん~」へらへら。
鵜曇憂子:「まあその気持ちは分かりますけども」足をぷらぷら。
東亜純:「あいつのジャームとしての特徴に」
東亜純:「能力を奪えることがあるみたいだった。綺麗な石を集めるみたいにさ」
東亜純:「殺されたら盗られるみたいだから。なんかヤじゃん?」
鵜曇憂子:「そこ?」
涼暮御幸:「死してなお辱められるのは御免被りたいということだろう」
東亜純:「別に付き合ったら振ったらいいじゃん」
東亜純:「はずかしめ…?」
涼暮御幸:「その感覚は理解できなくもないが……何故交際の話に……?」
東亜純:「そ、そこまでエロくないよ」
涼暮御幸:「は?」
鵜曇憂子:「お待ちお待ち!」手をブンブンする。「変な話にするんじゃねえですよ!」
鵜曇憂子:「ていうか付き合って振ったらいいってなんすか?」
鵜曇憂子:「()って終わりってこと?」
東亜純:「え?や、そんな!」
東亜純:「あたしは振るも振られるも自由というお話をしてるのであってー!」
鵜曇憂子:「???」首を傾げる。
涼暮御幸:咳払いして。
涼暮御幸:「……とにかくだ。クオリア・デッドエンドを阻止する」
涼暮御幸:「この方針が、今後の絶対条件だ」
東亜純:「は、はい!」
鵜曇憂子:「十三会議すね」
GM:では、その時。
GM:鵜曇さんのスマホが鳴る。樹里子からのライン通話だ。
鵜曇憂子:「お、失礼。きりちゃんだ」座ったまま取ります。
鵜曇憂子:スピーカーモードで受ける。
竜胆樹里子:「もしもし~」ふにゃふにゃした声。
鵜曇憂子:「おす卍~」
竜胆樹里子:「鵜曇さん、今どこですかー」
鵜曇憂子:「ちょっと外に出てます~」
鵜曇憂子:「どうかしました?」
竜胆樹里子:「あのですねー」
竜胆樹里子:「私、もう一度お父さんとお母さんに会いに行ってみようと思うんですが、どうでしょうか」
鵜曇憂子:「………」
竜胆樹里子:「もう一度しっかり心を込めて謝れば、お父さんとお母さんも話を聞いてくれるかも……」
鵜曇憂子:「それならういこも一緒に行きますよ~」
鵜曇憂子:「今から帰りますから、ちょっと待ってて」
竜胆樹里子:「い、いいんですか!? わかりました。待ってます!」
鵜曇憂子:「よろよろの助~」
GM:ライン通話は切れる。
東亜純:「どったのー」
鵜曇憂子:「きりちゃんが、親御さんに会いに行きたいらしいんですよ」
鵜曇憂子:「謝りに行くって。だから、ういこもついてくって言いました」
涼暮御幸:「……クオリア・デッドエンドに拠点化された家にか」
鵜曇憂子:「そういうことですな」
涼暮御幸:「……こちらも同道しよう」
東亜純:「おねーさん着いていってもこわがられない?」
涼暮御幸:「生徒の身柄を危険には晒せないのでね」
東亜純:にやにや。
涼暮御幸:「何、問題ないだろう」
鵜曇憂子:「反抗期のお手本になってあげてくださいよ」
涼暮御幸:「私の時点で十二分に怖れられるのでね」
鵜曇憂子:「教えてあげてください」
東亜純:「いいね。タトゥーもかわいいの見せたげる」ジッパーを下ろす。
鵜曇憂子:「また増えたんすか?」
東亜純:「たまには痛い目も楽しいって教える人も必要でしょ」鎖骨下に月の満ち欠け。
東亜純:「新作は見せらんないんだよね、いま。今度プールいこ」
東亜純:「可愛い柄入れたから見て~」
鵜曇憂子:「お、いいすね。楽しい事、そのいち」
涼暮御幸:「余り自分の身を傷つけてほしくはないんだがね」タトゥーに触れる。
涼暮御幸:「まあ、いいさ。お説教は後か」
東亜純:「ふふ、いくらでもして」
鵜曇憂子:「はいはい、後で後で~」
鵜曇憂子:「恋に浮かれてラブラブな人達はこれだから困っちゃいますなあ」
涼暮御幸:「誰の話をしている……?」
東亜純:「浮かれてません!!!」


GM:では、シーン終了!
GM:ロイスの取得と購入判定が可能だよ!
東亜純:ロイスは無し、購入はなんかありますか?
鵜曇憂子:ういこも同じことを会長に聞きますね
GM:アルティメイド服とか可愛くてオススメですよ
鵜曇憂子:可愛いから買っておこうかな 装備しないけど
涼暮御幸:あと3回復したいかな~
東亜純:アニメ雑誌のピンナップか?
東亜純:あ、じゃあ手当しよ
鵜曇憂子:じゃあ応急挑戦! だめだったらあずあず頼んだ
GM:メイド服のチャンスが……
東亜純:ほいよ
鵜曇憂子:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[5,10,10]+8[1,8]+1 → 19 → 成功

GM:高い!成功!
涼暮御幸:高級手当だ
鵜曇憂子:上等品が届きました きっとナース服付だぜ
東亜純:あらあら
鵜曇憂子:会長にあげます
涼暮御幸:なるほどね ナース服をもらいました
涼暮御幸:すぐに使用しないと
GM:おまけの方が高そう
GM:マジかよ
東亜純:会長のナース、風祭君もニッコリ
涼暮御幸:28+2d10
DoubleCross : (28+2D10) → 28+18[8,10] → 46

GM:たっか
涼暮御幸:高級なやつだったな……
GM:さすがメイド服だ
鵜曇憂子:さすが高級品…
涼暮御幸:31まで回復
涼暮御幸:ナース服だっつってるでしょ
GM:あれ!?
GM:GM、長時間のセッションで疲れてるみたいです
涼暮御幸:じゃあ強化素材でも狙おう
GM:まあ、可愛ければどっちでもいいです
涼暮御幸:4dx+4>=15
DoubleCross : (4R10+4[10]>=15) → 7[2,4,6,7]+4 → 11 → 失敗

涼暮御幸:ダメ!
GM:ざんねん
東亜純:ねらってみよう
東亜純:4DX+0+0@10>=15
DoubleCross : (4R10+0+0[10]>=15) → 9[1,5,7,9] → 9 → 失敗

鵜曇憂子:残念~
東亜純:わすれてくれ
GM:たりなさげ
GM:では、改めてシーン終了です。
GM:次がクライマックス前、最後のシーンになるよ!


【ミドルフェイズ9】

GM:次のシーン。
GM:次はクライマックス前、最後のシーンになります。
GM:うい子ちゃんが樹里子と一緒に彼女の家に行くシーンですね
鵜曇憂子:うい!
鵜曇憂子:1d10+86 出る!
DoubleCross : (1D10+86) → 1[1]+86 → 87

GM:シーンプレイヤーは続けてになりますが、うい子ちゃん。
鵜曇憂子:何こいつ
GM:他のPCも登場したい人は侵蝕率を上げて登場するといいでしょう
東亜純:東亜純の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:96->99)
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:92->98)
GM:いい感じじゃん
東亜純:あらまた会長と近いわね~
GM:見せつけやがって……
GM:では、このシーンはキミたちが樹里子と一緒に彼女の家に行くシーンになります。


GM:樹里子の自宅に向かう道すがら。
GM:不安そうな顔をした樹里子がうい子に話しかけてくる。
竜胆樹里子:「鵜曇さん、聞いていいですか?」
鵜曇憂子:「んい?」
竜胆樹里子:「もしかしたら鵜曇さんにとっては聞かれたくないことかもしれないんですけど……」
鵜曇憂子:「ほよ?」
鵜曇憂子:「会長とあずあずは怖くないですよ」隣に並ぶ背の高い二人を手で仰ぐ。
東亜純:「こわくなーい」微笑む。
竜胆樹里子:「いえ、鵜曇さんが気にしてるとは思えないのでそのことではないです」
涼暮御幸:「怖くない」無表情。
鵜曇憂子:「ご紹介した通り、きりちゃんを心配してついて来てくれて……」
竜胆樹里子:「あ、ちょっと怖い」
鵜曇憂子:「……なんですとう」
鵜曇憂子:唇と尖らす。「何の話でい」
竜胆樹里子:「……鵜曇さんはご両親のことが好きでしたか?」
鵜曇憂子:「ほほー」唇を尖らせたまま首を傾げる。
鵜曇憂子:「ういこ、お母さんはちっちゃい頃からいなかったんで、お父さんだけですけど、好きでしたよ」
東亜純:憂子ちゃんの家族のことは知らないので、おとなしく聞いている。怖がられないよう会長の背中にひっついてる。
竜胆樹里子:「そうですか。そうですよね」
竜胆樹里子:「ごめんなさい。変なこと聞いてしまって」
鵜曇憂子:「きりちゃんは?」
竜胆樹里子:「私は……よくわからないんです」
鵜曇憂子:「ふむ」
竜胆樹里子:「わからないけど……またお父さんとお母さんに会いたいです。会って前みたいに普通に暮らしたい」
鵜曇憂子:「………そういう気持ち、どうですかね」あずあずと会長を仰ぐ。
鵜曇憂子:「どういう気持ちなんですかね?」
鵜曇憂子:「嫌いってことぁ無いだろうと、思わなくもないういこなんですけど」
涼暮御幸:「……そう不思議な感情でもあるまい」
東亜純:「えー、あたし、真面目に考えたことないな……」声が小さくなる。
涼暮御幸:「長らく付き合いのあるものであれば、それだけの絆の蓄積がある」
涼暮御幸:「一つのきっかけで切り離すのは、難しくなるものだよ」
東亜純:「あんま帰ってないけど嫌いじゃないし、べつに超好きでもないし」
鵜曇憂子:「会長の言い方はむずかしーっす」
竜胆樹里子:神妙な顔で三人の話を聞いている。
涼暮御幸:「会いたいなら会えばいいということだ」
涼暮御幸:「その先にどうすればいいかは、そこで考えればいい」
東亜純:「そうそれ!あたまいー」
竜胆樹里子:「なるほど……」
鵜曇憂子:「あずあずも、お父さんお母さんとケンカとかするんですか?」
東亜純:「したよー。すげー怒られたこといっぱいあるし、今でも許してないことあるし」
竜胆樹里子:「そっか。大人になってもそうなんですね」
東亜純:「でもなんか、別に、それってそんなに大事じゃないんだよね」
東亜純:「あは。大人ってもんじゃないでしょ。適当なだけ」
竜胆樹里子:「……そんな適当でいいんですかねえ」うい子を横目で見る。
鵜曇憂子:「適当だからいいんですよー」へらっと笑う。
鵜曇憂子:「やりたい事やって、好きや自由を貫いてみても」
鵜曇憂子:「世界の見え方が、ちょっと変わって見えるようになるくらいのことですよ」
竜胆樹里子:「ううん、なるほど。適当の権化に言われるとちょっと自信が出てきました」わずかに微笑む。
東亜純:「ういこセンパイおじいちゃんみたいなこと言うねえー」
竜胆樹里子:「……ありがとう。皆さんがいてくれて心強いです」
鵜曇憂子:「人生経験が豊富なミステリアス美少女と仰ってください~!」
鵜曇憂子:「………」きりちゃんに向き直る。「…うん。その調子っすよ!」
涼暮御幸:「何。困れば頼れ」
GM:樹里子は思わず笑う。
涼暮御幸:「そのために我々はあるようなものだ」
竜胆樹里子:「はい、適当に全力でがんばります!」
GM:キミたちは樹里子の家に向かう。
GM:閑静な住宅街。一般家庭のレベルからすればそこそこ大きめの家。
GM:キミたちは玄関の前に立っていた。
竜胆樹里子:「鵜曇さん、じゃあ呼び鈴押しますね……」
竜胆樹里子:「呼び鈴……りんりん……」緊張して気が動転しているようだ。
鵜曇憂子:「深呼吸っすよー、深呼吸~」言いながら。
鵜曇憂子:後ろの2人には、自分の分まで警戒するようにお願いしている。
竜胆樹里子:「ふすー」
竜胆樹里子:チャイムを鳴らす。
GM:玄関のドアが開き、白髪交じりの中年の男性が姿を現す。
竜胆樹里子:「お、お父さん」
鵜曇憂子:「………」じっと見上げる。
樹里子の父:「樹里子。無事だったのか」安堵するような声。
竜胆樹里子:「お父さん、ごめんなさい!私、勝手なことばかり言って!これからもっと勉強頑張りますから!」樹里子は頭を下げる。
鵜曇憂子:「(……それじゃ全然、適当じゃないすよ、きりちゃん…)」
樹里子の父:「そんなこと……いいんだよ。とにかく無事に帰ってきてくれてよかった」
鵜曇憂子:口には出さず、二人のやり取りを見守っている。
GM:樹里子の父は玄関先に置かれていたゴルフクラブを手に取る。
鵜曇憂子:「──!」
GM:ゴルフクラブを樹里子の頭に振り下ろそうとする。
GM:その手が、寸前で止まる。何かに必死で抵抗しようとしているようだった。
竜胆樹里子:「お父さん……?」
GM:樹里子の父の手がぶるぶると震えている。
東亜純:男の腕を抑え込もうと飛び出す。
クオリア・デッドエンド:「何してんだ」
クオリア・デッドエンド:「殺せよ」ソラリスのエフェクト《人形遣い》を使用する。
GM:樹里子の父はゴルフクラブを振り下ろす。
東亜純:オーヴァードとして与えられた、羅刹のごとき腕力で。腕を伸ばし、掴む。
鵜曇憂子:《ワーディング》を放つ。
GM:では、ぶつかる寸前でゴルフクラブが止まる。
GM:樹里子と、その父は意識を失う。
鵜曇憂子:意識を失ったきりちゃんを受け止める。
GM:部屋の奥から金髪の少女が姿を現す。
東亜純:父親を頭をぶつけないように下ろして退ける。
鵜曇憂子:「…彼女の登場ですよ、会長」
涼暮御幸:その少女の前に躍り出る。
クオリア・デッドエンド:「えーっ、何してくれてんのよ、うい子ちゃん。……名前、うい子ちゃんでよかったよね?」
涼暮御幸:「……何のつもりかな、これは」
鵜曇憂子:「ういこはういこです。こっちはあずあず」
クオリア・デッドエンド:「あっ、元生徒会長のミユキちゃんもいるじゃん」
鵜曇憂子:「……会長ですけど」
東亜純:「あずあずでっす」片手をあげる
クオリア・デッドエンド:「まあ、このアジトも引き上げ時だし、わざわざ始末しなくてもよかったんだけどさー」
クオリア・デッドエンド:「目の前に虫がいたら潰すじゃん?」
クオリア・デッドエンド:「それをさー、うい子ちゃんはどういうつもりなのかな?」
鵜曇憂子:「はは」小さく笑う。
クオリア・デッドエンド:「邪魔する気満々、みたいな感じで待ち構えてくれちゃって」
鵜曇憂子:「もっと喜んでくださいよ。ういこ達美少女3人がわざわざ会いに来てあげたんですよ?」
クオリア・デッドエンド:「そういうこと言ってんじゃないの」
鵜曇憂子:「あんたこそ」
鵜曇憂子:「何でこの家を狙ったんです?」
鵜曇憂子:「あんたの計画にも、バカみたいな生徒会長ごっこにも、なんの関係もないでしょう」
クオリア・デッドエンド:「任務には潜伏先のアジトが必要じゃん」
クオリア・デッドエンド:「で、目ぼしい家がないか探してたら怒鳴りあう声が聞こえてきて」
クオリア・デッドエンド:「要らないならもらっちゃおうと思って」
涼暮御幸:「……成程」
鵜曇憂子:「……は」
クオリア・デッドエンド:「その娘はうい子ちゃんのお友達か何か?」
涼暮御幸:「虫に刺されたようなものか」
涼暮御幸:「災難だったものだな、竜胆樹里子は」
鵜曇憂子:「そうですね。なんていうんですっけこういうの」
東亜純:「急に目ェつけられるとめんどくさいもんね、経験者談」
鵜曇憂子:「殺した小鳥のフリして、他人に育ててもらう………」
鵜曇憂子:「……はは、経験者の言葉は染みますなあ」笑う。
鵜曇憂子:「…友達ですよ、ええ。ういこは今、お友達が害虫に刺された現場にいるわけですよ」
クオリア・デッドエンド:「……うい子ちゃんもさあ、ミユキちゃんのお友達だからなのかなぁ、イラつく性格してるよね」
東亜純:「あたしもお友達だぞー、イラつけー」ガヤ。
鵜曇憂子:「そんなに褒めないでくださいって」クオリアちゃんを見る。
涼暮御幸:「友人に恵まれているんだよ、私は」
クオリア・デッドエンド:「ただのお友達ならわざわざ体張らなくてもいいじゃんよ。いちいちあたしに突っかかってこないでさぁ」
鵜曇憂子:「ただのお友達だから、これからテメェに土下座でもしてもらおうと思ってんですよ」
鵜曇憂子:「関係ない人ん家にズカズカ踏み入って勝手な事ばっかりしやがって」
鵜曇憂子:「シンプルに言えば、とっとと謝ってくたばれって感じです!」
クオリア・デッドエンド:「……口の聞き方に気を付けろよ」
鵜曇憂子:「気を付けても直らねぇから困ってんですよね。それとも」
鵜曇憂子:「身体で教えてくれるってんなら大歓迎ですよ?」手招き。
クオリア・デッドエンド:「アハハハハ!もー、いいや。許してやんない」
東亜純:「みゆきセンパーイ、うら若い女子がって叱りましょーよ」会長に耳打ち。
クオリア・デッドエンド:「分かってないみたいだから、説明してあげるけど」
涼暮御幸:「何」頭を振って。
クオリア・デッドエンド:「その子の両親はあたしのエフェクトの制御下にある。助けるにはあたしを倒すしかないってわけ」
涼暮御幸:「友のために怒る者を、怒りなどするものかよ」
クオリア・デッドエンド:「ま、無理だけどね」
東亜純:「生徒に甘いなあ」苦笑い。「ま、同感」
クオリア・デッドエンド:「うい子ちゃん。うい子ちゃんね。本当は今すぐあんたをぶちのめしてやりたいところなんだけど」
クオリア・デッドエンド:「あたしにも任務があるからさ。もうあんまり時間ないんだわ」
クオリア・デッドエンド:「万端整えてこっちから会い行ってあげるから、首洗って待ってろよ」
鵜曇憂子:「はん! 勝負パンツでも履いてノコノコ現れやがれってんですよ!」
鵜曇憂子:「まず泣かして、そんできりちゃん家に土下座です!」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃーん。このクソチビ女が怖気づいて逃げ出さないようにしっかり首輪付けて連れてきてね」
鵜曇憂子:「さっさと消えろい!」
東亜純:「おい!あたしはー!」
涼暮御幸:「飛んで火にいることを、切にお待ちしているよ」
クオリア・デッドエンド:「デカ女!誰だよ、お前は!!」
東亜純:「うっせチービ!」
GM:クオリア・デッドエンドはオルクスのエネミーエフェクト。《見えざる道》を使用。
GM:シーンから退場します。
鵜曇憂子:「ばーかばーか!」
鵜曇憂子:言いながら《ワーディング》を解除します。
GM:目を覚ました樹里子がぼんやりとした意識の中でキミに言う。
竜胆樹里子:「……鵜曇さん」
鵜曇憂子:「おあっ」
鵜曇憂子:「えふんえふん。きりちゃん、大丈夫です?」しゃがんできりちゃんに視線を合わせる。
竜胆樹里子:「鵜曇さん……何か危ないことしようとしてますよね」
鵜曇憂子:「おえっ」
竜胆樹里子:「なんとなく、わかります」
竜胆樹里子:「もう、十分です。鵜曇さんはもう十分私に親身になってくれました」
竜胆樹里子:「これ以上、危ない目に遭う必要はないです」
竜胆樹里子:「私なら、一人でも生きていけますから。心配しないでください」明るい声で言う。
竜胆樹里子:「むしろ口うるさい両親なんていない方がせいせいしますし!」
竜胆樹里子:「また明日、いつもみたいに学校で会いましょう、鵜曇さん」
鵜曇憂子:「こらっきりちゃん!」
鵜曇憂子:「あずあずも会長も、両親がいない方がいいなんて言ってないでっしゃろがい!」
鵜曇憂子:「むしろご両親と仲良くやれいと励ましていたですよ!」
竜胆樹里子:「鵜曇さんはどうなんですか!」
鵜曇憂子:「そんなん仲良くなってほしいに決まってんじゃないですか!」
鵜曇憂子:「一人暮らしの寂しさナメんじゃないですよ! 誰もご飯作ってくれないんですよ!」
竜胆樹里子:「じゃあ、なんで鵜曇さんは平気なんですか」
竜胆樹里子:「他人に優しくしてる場合じゃないでしょ」
鵜曇憂子:「んあっ?」
竜胆樹里子:「鵜曇さんだって普通の女子じゃないですか。ただのクラスメイトのためにどうして怖い目に遭おうとするんですか!」
鵜曇憂子:「………?」
鵜曇憂子:「ああ、そういうこと」
竜胆樹里子:「だって、そうでしょ……」
鵜曇憂子:「んーーーーーー」
鵜曇憂子:首を捻る。「きりちゃんに伝わるように言うとなんかフワフワした感じになってしまうのですが」
竜胆樹里子:「フワフワしてください」震えた声で言う。
鵜曇憂子:「ういこ的には、今からやろうとしてる事も、学校生活の延長上にあるんですよ」
鵜曇憂子:「普通の女子っぽい楽しい学校生活を送りたいので、そのために、出来ることを全部やってんです」
鵜曇憂子:「怖い目に遭うかもしれないですけどねえ。でも」
鵜曇憂子:「一人じゃありませんしねえ」
鵜曇憂子:ねーーって会長とあずあずに言います。
竜胆樹里子:顔を上げる。
鵜曇憂子:「ていうかういこ達強いですし」
東亜純:「そーだよ!」にゅいっと会長の後ろから顔を出す。
竜胆樹里子:「……わかりました。じゃあ、元気に帰ってきてくださいね」鼻水をすする。
涼暮御幸:「心配せずともいい」
涼暮御幸:「生徒を守るのが私の責務でね」
竜胆樹里子:「自分のやりたいことをやって学業に支障が出るようなことは許しませんから」
涼暮御幸:「鵜曇憂子も、私が守ろうとも」
鵜曇憂子:「守られますー」ふにゃふにゃ笑う。
鵜曇憂子:「あずあずも守ってくれるはずですしねー」
東亜純:「守るぜ」わざとらしくキリッとする
鵜曇憂子:「両手にナイトです」ドヤる。
東亜純:「きりこちゃんはやりたい非行でも考えよ」
鵜曇憂子:「そーですぜ。宿題ですからね」
竜胆樹里子:「非行はしませんが、鵜曇さんのことよろしくお願いします~」泣く。
涼暮御幸:「いやその、程々に……」
竜胆樹里子:「私、ここで待ってますからね」泣きじゃくりながら言う。
東亜純:「あは、生徒会長がいるんだもん、マジで悪いことはできないでしょ」
鵜曇憂子:「へへへ。待っててくださいね」
鵜曇憂子:「その間に、ご両親と、本音で話してください」
涼暮御幸:「それでいいさ。我々はね」
竜胆樹里子:「はい。あかりました」
涼暮御幸:「待つものがあるときこそ、最も強くあれる」
涼暮御幸:「そういう宿痾の許にある」
鵜曇憂子:「おす!」にこっと笑う。「お互い、がんばりましょーぜい!」
東亜純:(しゅくあ……?)
東亜純:「がんばー!」
GM:では、キミたちが防衛任務へと向かったところでシーン終了です。
GM:最後の購入判定が可能!
GM:ロイスの調整などもあればここでどうぞ!
東亜純:だれかなんかいる?
涼暮御幸:最後のロイスとろう
鵜曇憂子:みんなでメイド服買おうよ
GM:きゃっ
涼暮御幸:生徒/竜胆樹里子/庇護:○/不安/ロイス。
鵜曇憂子:ロイス取る!
鵜曇憂子:クオリア・デッドエンド/執着/憤懣:〇/ロイス
GM:憤懣された!
鵜曇憂子:メイド服買う
鵜曇憂子:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[3,5,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

涼暮御幸:惜しいじゃん
鵜曇憂子:惜しい~~~! 以上です。
涼暮御幸:メイド服かお~何でメイド服?
涼暮御幸:能力訓練社会を使用。
東亜純:あ、自分もメイド服とロイス
涼暮御幸:7dx+5>=20
DoubleCross : (7R10+5[10]>=20) → 9[1,2,3,8,9,9,9]+5 → 14 → 失敗

GM:結構高い
鵜曇憂子:惜しいような気がする
東亜純:クオリアちゃんに執着・〇敵
GM:敵だと思われてる……
東亜純:4DX+0+0@10
DoubleCross : (4R10+0+0[10]) → 10[2,4,8,10]+9[9] → 19

GM:めっちゃ
GM:惜しい
東亜純:惜しすぎる
鵜曇憂子:財産P投入すれば買えるよ!
東亜純:ほぼ着てるでしょ
GM:そこまでして買う!?
鵜曇憂子:試着してる
鵜曇憂子:もう財産P使わんし…
GM:たしかに
東亜純:一人で着ても虚しいわよ
鵜曇憂子:なるほどね
涼暮御幸:それはそう
東亜純:というわけで試着して止めた
GM:似合わなかったのかなぁ。
GM:では、購入判定は終了。
鵜曇憂子:似合わないわけないでしょ(怒)
GM:なんで怒られた
東亜純:三つ編みだから似合うよ(偏見)
GM:改めてこのシーンは終了です。
GM:次のシーン!


【クライマックス】

GM:次はクライマックスフェイズです。
GM:シーンプレイヤーは東さん!
GM:PCは全員登場だ!
鵜曇憂子:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 8[8]+87 → 95

鵜曇憂子:ヨッシャ
GM:いい感じだ
東亜純:東亜純の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:99->100)
GM:おお
鵜曇憂子:ちょうど!
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:98->106)
東亜純:ジャスト!
涼暮御幸:ンギーッ
鵜曇憂子:怒ってる!
GM:結構上がった
東亜純:怒りの会長だぞ


GM:では、クライマックスフェイズ。
GM:十三会議、会場。
GM:キミたちの背後には巨大な鋼鉄製の扉がある。
GM:あの向こうでは、N市のUGNを束ねる支部長たちによる会合が行われている。
GM:キミたちはその十三層目の扉の防衛を任されている。
GM:目の前にも同じような鋼鉄製の扉があり、その向こう側でも他のUGNエージェントたちが控えている。
GM:辺りは薄暗く、湿っている。
鵜曇憂子:「湿ることあります? コンクリートじゃないんですか?」キョロキョロしてます。
涼暮御幸:「空調のための排気がなされていれば、あるいはと言ったところだろう」
東亜純:「なんかヤバイ液とか使ってんのかな」
GM:コンクリートの地面は著しく水はけが悪く、地下にあるため空気の通り道も少ないのだ。
鵜曇憂子:「うぇっ」壁に触ろうとしていた手を引っ込める。
涼暮御幸:「……いざという時は」
東亜純:「えっなになに」
涼暮御幸:「撤退も視野に入れろ」
鵜曇憂子:「いやヤバイ液とかあずあずが言うから…」
涼暮御幸:「任務の重さなど、君たちが考えることではない」
鵜曇憂子:「………」会長に視線を向ける。
東亜純:「……君たちってさあ」
東亜純:「私たちって言ってくれないの」眉を下げて笑う。
涼暮御幸:「まだ、重ねては居ないだろう」
涼暮御幸:「エージェントとしての、来歴も」
鵜曇憂子:「新人にキビシーすなあ」
涼暮御幸:「……?」
涼暮御幸:「優しく接したつもりなのだが……」
東亜純:「来歴があれば、危険でもいいなんて。好きじゃないな」むすくれる。
東亜純:「わかってなーい。そこがみゆきセンパイのいいとこだけど」
東亜純:「どんな人生だって、どんなヤツだって、あたしたち」
東亜純:「こう…ひとりはみんなのために、みたいなさあ!」
東亜純:「なんていうんだろ!」くわっと二人を見る。
鵜曇憂子:「うはは、変な顔してる」ケラケラ笑う。
涼暮御幸:「相互扶助の話だろう……まったく」
東亜純:「それ!」
涼暮御幸:「しっかりしてくれ……いや、いいよ」
鵜曇憂子:「マジで分かってます?」」
涼暮御幸:「ここまではいい。ある程度予期した答えだ」
涼暮御幸:「……ここからだ」
鵜曇憂子:「おう」
東亜純:「はい」
涼暮御幸:「彼女は……クオリア・デッドエンドは、人を自在に操る力を備えていると推察される」
涼暮御幸:「この中の誰かが操られたとして、君たちはそれを倒せるか?」
鵜曇憂子:「……」あずあずを見る。
東亜純:「……」思い出す。
東亜純:笑う道化師を倒した、あのときの、西城さわわ。
東亜純:それと同じ、いや、それよりも強く操られた、大切な誰かを。
東亜純:「……できますって迷いなく答えたら、嘘になる」
東亜純:「でも、でも……」
東亜純:「それを信じない答えにはしたくない」
東亜純:拳を握る。
東亜純:「答えになってないね?」
鵜曇憂子:「決意は感じられましたよ」
涼暮御幸:「いや。まったく君は誠実だよ」嘆息して、微笑む。
鵜曇憂子:へらっと笑う。
鵜曇憂子:「……ていうかういこ的には」
鵜曇憂子:「そういう事言い出す人が、一番仲間を傷つけられない人なんだろうな~って思っちゃうんですけど」
東亜純:「素直~」
涼暮御幸:「なに、上手くやるさ」
涼暮御幸:「年季があるからな」
鵜曇憂子:「頼れますな~」
東亜純:「ほんと~?」へらっと笑い返す。
涼暮御幸:「君にやってみせたろう?」
鵜曇憂子:「“間に合えば”いいっつーわけですなあ」
GM:では、その時。
GM:遠くの方で微かに銃声が聞こえてくる。
GM:戦闘の音のようだ。
GM:わずかな間、銃声が響くとすぐに鳴り止んだ。
GM:すると、目の前の巨大な扉がゆっくりと開いていく。
GM:扉が開ききろうとした、その時。
GM:数人のUGN隊員たちが飛び出し、ライフルを構えてキミたちに突撃してくる!
東亜純:息を呑み、身構える。「は!?」
鵜曇憂子:「噂をすればなんとやらっつーわけですか?」
涼暮御幸:「いきなり、実践してみせろということだろうな」
東亜純:考えるより先に動き、それから思考。
東亜純:意味をやっと理解する。殴り、蹴り、やっと。
UGN隊員:「標的確認。攻撃を開始」「防衛任務を遂行」
涼暮御幸:姿が消える。身を翻して、宙空に転移。
鵜曇憂子:駆けだしながら手を差し出せば、身の丈よりも遥かに大きい機械槍が出現する。
涼暮御幸:鈍い金属音。過たずライフルを射抜いていく。
鵜曇憂子:「おんどりゃあぁぁ!」あずあずと別方向から、槍で”殴る”。
GM:数人のUGNエージェントたちはキミたちの手によって一瞬で無力化される!
GM:開ききった扉の向こう側から金髪の少女と背の高い青年が歩いてくる。
クオリア・デッドエンド:「やっぱこれぐらいのコケ脅しは通用しないかぁ」
世惑一砂:「どうも。殺しに来たよ」
クオリア・デッドエンド:「皆さん、お揃いのようで何より」
クオリア・デッドエンド:「さーて、じゃあ、最後の扉を開けてちょうだいよ」
東亜純:「あんた、やっぱ約束は守るタイプか」額の汗をぬぐい、笑う。
世惑一砂:「義理堅いタイプなんでね」
涼暮御幸:「悪いが取り込み中でね」
涼暮御幸:「遊びに来られても、今は歓迎できないな」
クオリア・デッドエンド:「やっぱそうだよねぇ」
クオリア・デッドエンド:「ま、いいけど。あたしが全くの無策で乗り込んでくるわけないよね」
クオリア・デッドエンド:「それじゃあ、質問でーす」
クオリア・デッドエンド:「8000とんで2人。もしくは13人」
クオリア・デッドエンド:「どちらかしか助けられないとしたらどっちを助けるべきでしょーか」
クオリア・デッドエンド:「答えは簡単だよねえ」
クオリア・デッドエンド:「あたしもさぁ、この短い期間だとコンプリートは無理だったんだけど」
鵜曇憂子:「どっちもですよね」
クオリア・デッドエンド:「先走んないでよ。いい?」
鵜曇憂子:「……うわ顔こわ。あとでもっかい言お」
クオリア・デッドエンド:「N市内の星辰館高校生徒とその関係者8002人。今、あたしのエフェクトの支配下にある」
クオリア・デッドエンド:「あたしが一言『死ね』と言っただけで全員が自殺を始めるよ」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃんはねー、ぜーんぶ失うの。ミユキちゃんが無能だったせいでみんな死んじゃう」
クオリア・デッドエンド:「あ、この中にはもちろんうい子ちゃんのお友達のパパとママも含まれてるよ。あたしに楯突いた罰だねぇ」
クオリア・デッドエンド:「そこのデカ女。あんたも一人くらい高校生の知り合いいたりするんじゃない。飛び降り自殺とー、首吊りとー何がいい?」
GM:金髪の少女はケラケラと笑う。
クオリア・デッドエンド:「その扉を通すか。それとも、8002人を見殺しにしてあたしを止めるか」
クオリア・デッドエンド:「好きな方を選んでいいよ」
GM:彼女の言うように、星辰館高校の生徒とその関係者8002人に対してオルクスのエネミーエフェクト《ブレインジャック》が使用されています。
GM:彼女はソラリスのイージーエフェクト《声なき声》で、《ブレインジャック》の対象に遠隔命令を下すことが出来ます。
GM:これらのエフェクトの効果はクオリア・デッドエンドが一度戦闘不能になるまで解除されることはありません。
クオリア・デッドエンド:「賢いミユキちゃんなら、どっちを選ぶべきか分かるよねえ?」
クオリア・デッドエンド:「友達思いのうい子ちゃんはどうするぅ?」
クオリア・デッドエンド:「そこのデカ女もさあ、未来ある若者の命を奪いたくないよねえ?」
クオリア・デッドエンド:「あはははは! 精々苦しめ! あたしに向かって舐め腐った態度を取った罰だ!」
GM:世惑はつまらなさそうな顔をしながら彼女を見ているだけです。
クオリア・デッドエンド:「あ、そうだ。いいこと思い付いたー」
クオリア・デッドエンド:「お前ら、土下座しろ。土下座したら許してあげるよ」
クオリア・デッドエンド:「地面に頭擦り付けて今までの非礼を詫びろ!」
GM:クオリア・デッドエンドはすっかり勝ち誇った様子で叫ぶ。
GM:クオリア・デッドエンドは完全に油断しきった状態で高笑いしている。
世惑一砂:「本当にくだらないことするよ。一気に醒めた」嫌そうにため息をつく。
世惑一砂:「……土下座するの、亜純?」苦々しい声で言う。
東亜純:「あは、してほしいの?」笑う。
世惑一砂:「答えに困るなぁ」
鵜曇憂子:「変態カップル………」
クオリア・デッドエンド:「どしたの、ミユキちゃん。うい子ちゃん。お返事はー?」ニヤニヤ笑っている。
東亜純:「ういこセンパイ!やめて誤解しないで!」
鵜曇憂子:「どーします会長。とりあえずういこ的にはクオリアちゃん殴りたいんですけど」
涼暮御幸:「……耐えてくれ。頼む」
東亜純:ういこちゃんの肩を揺すぶっていた手を止める。
涼暮御幸:「私は、生徒たちを見殺しにする選択肢を選べないよ」
クオリア・デッドエンド:「あは。それじゃあ?」
GM:では、ここで〈情報:UGN〉か〈知覚〉で難易度15の判定を行ってください。
鵜曇憂子:コネ使って〈情報:UGN〉で調べます~
鵜曇憂子:5dx+1>=15
DoubleCross : (5R10+1[10]>=15) → 5[1,2,2,3,5]+1 → 6 → 失敗

涼暮御幸:ミーミルを情報収集チームに。
東亜純:同じくコネ使って〈情報:UGN〉
鵜曇憂子:ダメ……
涼暮御幸:能力訓練使って情報:UGN。
東亜純:ういうい!
東亜純:7DX+2+0@10
DoubleCross : (7R10+2+0[10]) → 10[6,6,7,7,9,9,10]+1[1]+2 → 13

GM:惜しい。
涼暮御幸:8dx+7>=15
DoubleCross : (8R10+7[10]>=15) → 7[1,1,1,1,4,4,4,7]+7 → 14 → 失敗

涼暮御幸:うわ低……
鵜曇憂子:これって財産Pはダメなんですか?
東亜純:あ、そうだ金ならあるぞ!
GM:財産点があれば使ってもいいですよ
涼暮御幸:メイド服に使わなかった分……!
鵜曇憂子:あずあず…!
東亜純:フフン、では全財産の2を使用して成功じゃあ!
GM:メイド服を買わなくてよかったですね……!
東亜純:伏線回収
鵜曇憂子:まさかの伏線回収とはね
GM:それでは、鋼鉄製の扉の奥、十三会議の会場には誰もいないことが分かります。
GM:ミサイルの爆発もエフェクトも通さない堅牢な会議室には、一人も人はおらず空っぽの状態だ。
GM:この情報は事前に知っていたことにしてもいいですし、自由に演出して構いません。
東亜純:ということは、これは私だけが知っているということでごわすかね。
GM:東さんが成功したので、全員が知っていることにしても大丈夫です。
東亜純:ドヤりたいので事前に知っていることにします。
東亜純:じゃあみんな知ってることにしようね~♡
涼暮御幸:わーい♡
鵜曇憂子:やった~♡
東亜純:喰らえ我々のラブラブパワー。
鵜曇憂子:愛♡
鵜曇憂子:「それじゃあ」会長を横目に見る。
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃんの答えは?」
東亜純:息を呑む、
涼暮御幸:「……」2人をちらりと見て。
クオリア・デッドエンド:「
東亜純:一度横目に世惑くんを見て、薄く笑う。
涼暮御幸:扉の前へ。指を鍵に変形させる。
涼暮御幸:「……これでなければ、開かないようになっている」
涼暮御幸:鍵を差し入れて。
東亜純:それは一瞬で、もう、会長を静かに見ている。
涼暮御幸:「これで君の言う通りだ。あと迎えるのは玉座だけだ」
涼暮御幸:「満足か?」
クオリア・デッドエンド:「あはははは!よかったねえ、学園のみんな!優しい生徒会長で!」
GM:クオリアは歩み出る。
クオリア・デッドエンド:「で、ミユキちゃんのおかげでUGNはめでたく壊滅するのでした」
涼暮御幸:両腕を抱えて、視線を逸らす。
鵜曇憂子:槍を抱えたまま目を伏せる。
クオリア・デッドエンド:「これでこの街はあたしのもんだ」
GM:クオリアは世惑を伴って鋼鉄製の扉を開けると、向こう側へ歩みを進めようとする。
世惑一砂:「これでいいの、亜純?」すれ違いざま、横目で見る。
東亜純:無言。その目は、その一瞬、確証に満ちた光を宿す。
世惑一砂:息を吞む。わずかに微笑む。
GM:扉の向こう。
GM:そこには、鋼鉄製の床と天井、それ以外には何もない。
GM:ただただ殺風景な空間が広がっていた。もちろん人っ子一人いない。
クオリア・デッドエンド:「……は? なにこれ?」
世惑一砂:「なるほど。してやられたか」
涼暮御幸:「……君の玉座だよ」
クオリア・デッドエンド:「どういう……ことだ。支部長どもはどこいった!?」
鵜曇憂子:扉を閉める。
東亜純:「いや、さー。あんたも知らないこんなペーペーに」
東亜純:「最後の死線(デッドエンド)を守らせるかってーの」
東亜純:「バイトでもして社会を学んできなさい」
クオリア・デッドエンド:「こんなんで……閉じ込めたつもり?」声が震える。
クオリア・デッドエンド:「偉そうなこと言ってるけどさぁ……分かってる? あたしを騙したってことは人質は全員あの世行きってことだよ」苛立った口調で言う。
クオリア・デッドエンド:「さっきしなかった土下座。今からするか?」
鵜曇憂子:「さっきの質問、じゃあ、改めて答えてやりますね」
鵜曇憂子:「8000とんで2人。もしくは13人」
鵜曇憂子:「どちらかしか助けられないとしたら、でしたっけ?」
鵜曇憂子:「…どっちも助けますけど?」
クオリア・デッドエンド:「ああ、そう……」
クオリア・デッドエンド:「ミユキちゃん。学校のみんなはぬか喜びだったみたいだね」
クオリア・デッドエンド:「あんたは名実ともに生徒会長じゃなくなるのでした」
クオリア・デッドエンド:「全員、今すぐ、無惨に死ね」クオリアはエフェクトを使用する。
クオリア・デッドエンド:「あはははは!ざまあみろ!!」残酷な笑みを浮かべる。
クオリア・デッドエンド:「…………」
涼暮御幸:「……生徒たちを見殺しにする選択肢を選べないよ、私は」
GM:しかし、何も起きない。クオリアは狼狽する。
クオリア・デッドエンド:「な、何だ。何をした!?」
涼暮御幸:「エフェクトの遮断、そして、核の攻撃にも耐え得る扉の最奥」
クオリア・デッドエンド:「おかしい。なんであたしの能力が発動しない!?」
涼暮御幸:「“十三の護り”を、君が崩せるとは思わないな」
クオリア・デッドエンド:「そういう……ことか……!」
東亜純:二人を見る。高校生で、UGNで。
クオリア・デッドエンド:「じゃあ、ここにいる限りあたしの能力は……?」
東亜純:どちらかではなく、どちらも選んだ。
東亜純:そんな二人だから、そんな二人に助けられたから。あたしは。
世惑一砂:「いいね。なるようになったか。……雇い主はご立腹だけど」
東亜純:「死線なんだってば、ここが、あんたの」
クオリア・デッドエンド:「ふ、ふざけんじゃねえ!クソビッチどもが!!こんな……こんなところで死んでたまるか!」
東亜純:どっちにだって手を伸ばせる。
クオリア・デッドエンド:「あたしは“組織”のエージェント!“ヒヒイロカネ”だぞ!あんたらみたいな小娘に……!」
東亜純:「訂正を要求しまーす。汚い言葉をセンパイにつかわないでくださーい。ね?」
鵜曇憂子:「いいんじゃないですか。ういこ的にはこっちのが話しやすいですよ?」
涼暮御幸:「刃金(はがね)を鳴らすのが私のコードでね」
涼暮御幸:「本当に、よく鳴くな、君は」
クオリア・デッドエンド:「……キマイラ・シーカー!そいつらを殺してあたしをここから逃がせ!」
世惑一砂:「ようやく面白くなってきた」異形の腕を構える。
世惑一砂:「“モンキー・ビジネス”は俺がやるから。手を出さないでね」
クオリア・デッドエンド:「涼暮御幸!鵜曇憂子!あたしをこんな目に遭わせてタダで済むと思うなよ!」血走った目。絶叫。
東亜純:「別にいいけど、こっちは三人でやるからね?」
東亜純:「そっちはあたしも見ろよ~」むすくれる。
クオリア・デッドエンド:「だから誰だよ、お前は!!」
東亜純:「あいつが言ってんじゃん、“モンキー・ビジネス”」
世惑一砂:「……一つだけ覚えていたものがある。真っ暗闇の中で何かが光り輝いていた。あのキラキラが何だったのかをずっと考えていた」
世惑一砂:「ようやくそれが手に入る。亜純、もう一度あんたを殺す。あんたのキラキラは俺の中で永遠になる」醜い翼を広げる!
GM:キミたちの体内のレネゲイドが湧き立ち、衝動が活性化される。
東亜純:「あたしはUGNエージェントだよ」腕を伸ばす。
GM:衝動判定だ!
GM:難易度は〈意志〉で9です!
涼暮御幸:能力訓練:精神を使用。
東亜純:4DX+3+0@10>=9
DoubleCross : (4R10+3+0[10]>=9) → 4[1,2,3,4]+3 → 7 → 失敗

涼暮御幸:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[3,3,3,6,7,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

東亜純:ぐえー
鵜曇憂子:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 5[2,3,3,5] → 5 → 失敗

鵜曇憂子:あらそう
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+18(2d10->8,10)した(侵蝕率:106->124)
鵜曇憂子:2d10+95
DoubleCross : (2D10+95) → 18[10,8]+95 → 113

涼暮御幸:うわっ
鵜曇憂子:え!?
GM:失敗した人はバッドステータスの暴走だ。
東亜純:東亜純の侵蝕率を+12(2d10->5,7)した(侵蝕率:100->112)
GM:すごい上がってる
鵜曇憂子:なんなのもう(怒)
GM:そして、衝動判定に失敗したので、亜純さんはドキドキを押さえ込むことができなくなる。
東亜純:了解です 亜純、ドキドキします……。
東亜純:男の腕に、変化するその姿に記憶がよみがえる。
東亜純:固定ロイス:自分を殺したジャーム ○P慕情/N恐怖
東亜純:最初からそうだった、ずっとその一瞬に照らされていた。
東亜純:頬が紅潮する。瞳がきらめく。心臓が高鳴り、血液が沸騰しそうなほど熱く流れる。
東亜純:「……ちくしょう」頬の内側を噛み締めて。
GM:いくつもの獣が組み合わさったような姿の醜い化け物がしわくちゃの顔を歪めて笑う。
世惑一砂:「あんた、最高だ。最高に輝いてるよ」
東亜純:「さいあく殴ってでも止めてよね、センパイ」
東亜純:潤んできらめく眼で笑う。
涼暮御幸:「ああ。私は君の……いや」
涼暮御幸:「君たちの制御が役割だからな」2人を見て。
涼暮御幸:「だが、まあ。好きにやれ」
鵜曇憂子:「へっ!」ブ  ン! 巨大な機械槍を軽々と振り回して笑う。
鵜曇憂子:「いいじゃないですか。どんなあずあずも、好きですからね」
鵜曇憂子:「全部、あいつにぶつけてみりゃあいいんですよ」
世惑一砂:「さあ、始めよう。あのキラキラをもう一度見せてくれ!」
GM:獣が吠える。
GM:クライマックス戦闘だ!
GM:エネミーは世惑一砂とクオリア・デッドエンドの二人!行動値は二人とも7!
東亜純:速すぎる
涼暮御幸:神速
鵜曇憂子:神速…
GM:二人は同エンゲージで、キミたちのエンゲージから5メートル離れた場所にいるぞ。
GM:さらに、キミたちの背後にはオブジェクトとして扉(すごい固い)があります。
鵜曇憂子:すごい固い
GM:この扉はHPが50点、装甲値が20点あります。
東亜純:すごい固いじゃん
GM:この扉が破壊された状態で、クオリア・デッドエンドが
GM:エンゲージしてメジャーアクションで逃亡を宣言した場合、彼女はシーンから退場します。
GM:この戦闘でクオリア・デッドエンドに逃げられるとゲームオーバーとなります。
GM:勝利条件はクオリア・デッドエンドの撃破です。
東亜純:クオリアが退場する前に倒す!
GM:そういうことです。
GM:説明はこんなところかな
GM:何か質問などはありますでしょうか?
鵜曇憂子:大丈夫よ~
涼暮御幸:OK!
東亜純:ないかなあ あったらまたききますね
GM:了解です
GM:では、ラウンド進行を開始していきましょう!
GM:まずはセットアップから!
鵜曇憂子:《ロケッティア》《雷神の降臨》。行動値0、攻撃力+25。侵蝕率10上昇。
涼暮御幸:なし
GM:世惑はなし。
東亜純:《ターゲットロック》対象:世惑くん
GM:演出があればどうぞ!
鵜曇憂子:機械槍の装甲に青白い雷撃が迸る。ギラついた瞳を細める。
東亜純:真っ暗闇の中で光り輝く、それが何か知っている。
東亜純:それが永遠になどなりえないことも。
東亜純:「おし。あたしはあたしの決着をつけなきゃな」
GM:クオリアは自身に《アクセル》+《力場の形成》を使用。行動値と攻撃力を上げる。
クオリア・デッドエンド:「能力のレベルがあたしの方が何十倍も上だってことを教えてやる……」瞳が金色に光る。
GM:クオリアはこれで行動値が17に上がります。
東亜純:もう見えない速度だよ
鵜曇憂子:次元が違う
GM:セットアップはこれで終了!
GM:イニシアチブに移ります。
GM:まずは行動値17のクオリアの番です
鵜曇憂子:凄い速い
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《領域調整》+《破滅の言霊》+《要の陣形》を使用
GM:攻撃の対象はミユキちゃんとうい子ちゃん
GM:あと扉!
鵜曇憂子:来な!
涼暮御幸:装甲いみないじゃん!
東亜純:あたしのこと見て~
GM:これが催眠能力の力よ!
GM:命中いくぞ!
GM:15dx7+3
DoubleCross : (15R10+3[7]) → 10[2,3,3,3,4,4,5,5,6,7,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,5,6,7]+4[4]+3 → 27

GM:達成値は27!いい感じ!
GM:リアクションどうぞ!
GM:扉は無機物なので自動命中です
東亜純:生きて
涼暮御幸:ガード。
鵜曇憂子:暴走リア不
GM:ダメージいくぞおらー!
GM:3d10+15
DoubleCross : (3D10+15) → 14[2,10,2]+15 → 29

GM:29点、装甲無視!
GM:よっやおらー!
鵜曇憂子:HP7点で生存です
GM:命中するとさらにバッドステータスの放心だ!
GM:!?
鵜曇憂子:方針は受ける!
鵜曇憂子:放心でしゅ
涼暮御幸:ガード8点軽減して21点食らって
涼暮御幸:HP10で生存。
GM:!!?
東亜純:フフン
GM:み、みんな生きてる
GM:扉は残りHP21点で存命です
GM:と、扉も生きてる
鵜曇憂子:扉~~!
鵜曇憂子:お前のこと信じてたよ!
GM:では、演出いきます
クオリア・デッドエンド:「散々ムカつかせてくれやがって……」
クオリア・デッドエンド:「後悔させてやる」深く息を吸う。
クオリア・デッドエンド:「一生分の不幸を味わえ」
GM:金髪の少女は両腕を広げる。
GM:キミたちの脳裏に光が瞬く。目の前に、今までに失ったものが
GM:現れる
GM:吐き気と頭痛。めまい。血が逆流する感覚。
GM:かつて失ったものが再び消えていく。キミたちの体の内側から激痛が襲う。
涼暮御幸:「……っ!」
鵜曇憂子:「……!」
鵜曇憂子:脳裏にちかちかと、闇夜に輝く無数の星のように、光が現れ────そしてこれまで失ったものを見る。
鵜曇憂子:死、死、死、死死死死死。死。
鵜曇憂子:それは友人で敵で同僚で指導者で先輩で味方で後輩でそして父だった。
鵜曇憂子:「──────っそんなのは!」「もう死ぬほど味わってんですよ!」
クオリア・デッドエンド:「……なんで、まだ立ってる」
鵜曇憂子:「そりゃあ……だって」
鵜曇憂子:「こちとら百万人分の痛み(ミリオン・ベイン)を知ってる女と」
鵜曇憂子:「八千人の生徒を守ってる女ですよ」
涼暮御幸:「……飛んで2人だよ」
涼暮御幸:「君たちもそれに含まれていると、実感してくれよ」
クオリア・デッドエンド:「涼暮御幸ィ!なんで涼しそうな顔してんだよ!」
涼暮御幸:「……君に希望を見せてもらったからな」
クオリア・デッドエンド:「脳を内側から引っ掻き回してるような痛みが襲ってるはずだ!それをどうして……!」
クオリア・デッドエンド:「希望ォ?」
涼暮御幸:「焼かれるほどに眩しい光を。それに比ぶれば」
涼暮御幸:「君を恐れることはないよ」
クオリア・デッドエンド:「ふッざけんなァ!」
GM:これでクオリアの行動は終了!
東亜純:「あたしがいうのも変だけど、どうしようもないな、二人とも」噛み締めるように、愛おしむように呟く。
GM:次は行動値7の世惑の番。
GM:マイナーで《骨の剣》と「Eロイス:飢えたる魂」で習得した《イオノクラフト》を使用します。
GM:メジャーで《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》+《貫きの腕》+《命の剣》+《爪剣》を使用。
GM:「Dロイス:器物使い」を持っているので命中判定のダイスは2個減ります。
涼暮御幸:かわいそう
GM:攻撃の対象は東さん!
鵜曇憂子:がんばえー
GM:命中判定いくぞ!
GM:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,5,6,7,7,9,9]+5[2,2,5,5]+3 → 18

鵜曇憂子:低!
東亜純:ドッジ。 10DX+1+0@10
東亜純:10DX+1+0@10
DoubleCross : (10R10+1+0[10]) → 10[1,1,4,4,6,7,7,8,9,10]+4[4]+1 → 15

涼暮御幸:おしい
東亜純:ヘニャー
GM:オートで《マルチアタック》を使用。自分の達成値を+10.
鵜曇憂子:おしかったねー
東亜純:おいおいおい
GM:では、ダメージいくぞ!
東亜純:どうせ暴走してたわ!来て!
GM:3d10+27
DoubleCross : (3D10+27) → 20[9,5,6]+27 → 47

GM:47点。装甲は有効です。
東亜純:ヘニャ~
鵜曇憂子:ボディマの8は有効よ~
東亜純:39でどうせ死ぬか
鵜曇憂子:そうだわ 残念
東亜純:世惑くんへのロイスをタイタスにして昇華します。復活
GM:毛むくじゃらの醜い怪物がキミに飛びかかる!
GM:毛むくじゃらの醜い怪物がキミに飛びかかる!
GM:翼の生えたゴツゴツとした太い腕がキミの体を力任せに押し潰そうとする!
世惑一砂:「さあ、約束を果たしに来たよ」しわくちゃの猿のような顔で笑う。
東亜純:「っぐ」ぶちぶちと身体がつぶれる音が、脳に響く。
東亜純:あの日も聞いた、恐怖の音。
東亜純:ドキドキする音。
東亜純:(一途なやつ……)
東亜純:形を失うほど損傷した肉体が再生していく。
世惑一砂:「……おかしいな。
東亜純:それは、たぶん、あの日とは違う。
東亜純:「なにが」
世惑一砂:「おかしいな。ちゃんと殺したはずなんだけど」首を傾げる。
東亜純:「あんたのそれさあ、結構雑じゃない?」
東亜純:「ちゃんと。ドキドキさせてよね」残った血を拭う。
世惑一砂:「いや、コツがあるんだよ。何十人も試したんだから」
世惑一砂:「生き返ったのは亜純が初めてだ」
世惑一砂:「もっとキラキラしてみせてよ」牙を剝き出しにして笑う。
GM:世惑の行動は
GM:これで終了!
GM:次は……
GM:みんな遅いな!
GM:行動値5の東さんの番!
東亜純:のそのそ…行動します
東亜純:マイナー 《破壊の爪》《ハンティングスタイル》
東亜純:世惑くんがまだ5mあったかな。なら
GM:お。ここではもうエンゲージしてるので、《ハンティングスタイル》は使わなくても大丈夫ですよ!
東亜純:なら《破壊の爪》のみ!
鵜曇憂子:さっき移動してきたはず!
東亜純:東亜純の侵蝕率を+3した(侵蝕率:112->115)
   すごい扉[-]
     後方  東[5] 鵜曇[0] 涼暮[0]
    世惑[7]

      5m

   クオリア[17]
涼暮御幸:こうね
東亜純:優しい
東亜純:メジャーでコンボ「猿芝居(エテルプシコレ)」《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》攻撃対象はもちろん世惑くんだ
東亜純:10DX+6+0@7
DoubleCross : (10R10+6+0[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,7,7,10]+10[1,4,7]+4[4]+6 → 30

鵜曇憂子:おー!良い出目!
GM:むむ!
涼暮御幸:いいねいいね
GM:では、世惑はオートアクションで《異世界の因子》を使用。
GM:東さんの《復讐の刃》をコピーします。
GM:リアクション放棄。
東亜純:てめー!
GM:《復讐の刃》を使用します。
GM:こちらも命中いく!
GM:11dx8+3
DoubleCross : (11R10+3[8]) → 10[1,2,3,3,4,6,7,7,7,10,10]+10[2,10]+10[9]+2[2]+3 → 35

鵜曇憂子:回るじゃん
GM:めっちゃ出目がいい
GM:では、お互いにダメージを出しましょう。
東亜純:4d10+21+10
DoubleCross : (4D10+21+10) → 19[2,1,7,9]+21+10 → 50

GM:つ、つええ!
GM:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 12[4,4,3,1]+9 → 21

GM:21点!装甲は有効!
東亜純:あ、タイタスのHP処理してなかった。
東亜純:10+7の17に回復し,装甲が8よね
GM:ですね
鵜曇憂子:そうよ!
鵜曇憂子:GMの出目が悪い
東亜純:じゃあ5で生きている!イエー
GM:なんと……!
GM:世惑はかなりいいダメージをもらった!
GM:では、演出どうぞ
東亜純:手足が一瞬、ぐわりと膨張して破裂する。青黒い毛に覆われた、巨大な猿の四肢へと変貌する。
東亜純:かつて狒々と呼ばれた妖怪がいた。東亜純は、その因子を持つキュマイラである。
東亜純:しかし、本当に狒々なんて存在したのだろうか?
東亜純:超能力がレネゲイドウィルスの症状に過ぎないように、狒々なんて怪物は、ただの奇形の猿に過ぎないのではないか?
そして、さらに言うならば。

東亜純:超能力がレネゲイドウィルスの症状に過ぎないように、奇形の猿が狒々と呼ばれたように、この「ドキドキ」は単なる恐怖からの自己防衛ではないのか?
東亜純:(くだらない)駆け出す。
東亜純:抱きしめるように、その腕を伸ばし、首を掴む。
東亜純:(あたしの気持ちはあたしだけのものだ)
GM:名状しがたい鵺のような怪物が歓喜するような声で鳴く。
GM:毛むくじゃらの腕がキミの首に伸びる。
東亜純:叩きつける。衝撃で、自分の脳にさえ星が散る。
GM:ぐしゃりと何かが折れるような音がする。
東亜純:避ける隙も無く、喰らい、倒れて。不格好に這い上がる。
東亜純:「……は」なにひとつ美しくも恰好よくもない。
東亜純:だけど、これは、あたしたちのラストダンスにはふさわしい。
GM:怪物は血をぬぐいながら素早く飛び起きると、獣の瞳でキミを見つめる。
世惑一砂:「……綺麗だ」
GM:では、東さんの番はこれで終了!
GM:次は行動値0の二人!
GM:うい
GM:みゆ
GM:好きな方からどうぞ!
涼暮御幸:では行きます!
鵜曇憂子:いっていって~!
涼暮御幸:マイナー《縮地》。クオリア・デッドエンドの背後15mに。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+2した(侵蝕率:124->126)
涼暮御幸:スネークブレードの効果を使用。ダイス-1個、射程を15mに。
GM:15メートル!?
涼暮御幸:メジャー『五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
涼暮御幸:クオリア・デッドエンドを攻撃。
涼暮御幸:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[2,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,4,5,5,7,7,7,9,10]+4[1,2,2,3,4]+2 → 26

涼暮御幸:応急手当出て
GM:ワンチャンある!
GM:ドッジ!
GM:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,2,7,10]+6[6]+2 → 18

GM:惜しい
鵜曇憂子:でも失敗だぜ
東亜純:へへーん
GM:では、ダメージどうぞ!
涼暮御幸:3d10+36 装甲有効
DoubleCross : (3D10+36) → 14[7,1,6]+36 → 50

鵜曇憂子:強いぜ
GM:高い……!
GM:かなりいいダメージをもらった!
   すごい扉[-]

  東[5] 鵜曇[0]
    世惑[7]

      5m

   クオリア[17]

      15m

     涼暮[0]
涼暮御幸:獣たちの交錯に乗じて、彼女の姿がかき消えている。
涼暮御幸:既に背後へと躍り出て、暗闇の中。
クオリア・デッドエンド:「は!さっさと殺せ。キマイラ・シーカー」軽蔑するような目で戦いを眺めている。
涼暮御幸:熱感知の瞳で、穿つべき相手を見定めている。
クオリア・デッドエンド:「一刻も早くここから脱出しないと……」戦場の変化にはまだ気付かない。
涼暮御幸:す、と。音もなく、クオリア・デッドエンドの胸元。
クオリア・デッドエンド:「……え?」
涼暮御幸:刺突が突き破り、飛び出す。
クオリア・デッドエンド:「げフ……ハッ?」
涼暮御幸:直後、鈍い金属音。
涼暮御幸:刃が肉を軋ませた音。
クオリア・デッドエンド:「何が……」吐血する。
涼暮御幸:「どうやら誤解があるようだから、言っておくが」
GM:弾けたように倒れ込む。
涼暮御幸:「涼しそうな顔をしているつもりはないよ」剣を手許に戻して。
GM:地面を這いながらキミの顔を見上げる。
涼暮御幸:「当然だろう?私は、貴様を」それを見下ろす。
クオリア・デッドエンド:「なんで……あたしが……」
涼暮御幸:「許すつもりはない。怒っているんだよ、私は」
涼暮御幸:「生徒を苦しめた、クオリア・デッドエンド――貴様をだ」
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5した(侵蝕率:126->131)
GM:クオリアはふらふらと立ち上がる。
クオリア・デッドエンド:「ふざけるな。どこまでも偉そうにしやがって…!」手をかざす。
GM:次は同じく行動値0のうい子の番!
鵜曇憂子:あい!
鵜曇憂子:マイナーで戦闘移動。5m前進してクオリアちゃんのエンゲージに行きます。
   すごい扉[-]

   東[5] 世惑[7]

      5m

     鵜曇[0]    クオリア[17]

      15m

     涼暮[0]
鵜曇憂子:メジャー。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》《バリアクラッカー》。
鵜曇憂子:また、判定前にクオリアちゃんのロイスをタイタス化、昇華。バステ解除します。
GM:おお
鵜曇憂子:暴走と放心ね!
GM:一気に二つも!
鵜曇憂子:10dx@7+4+3
DoubleCross : (10R10+4+3[7]) → 10[1,2,4,4,4,7,8,8,9,9]+10[4,7,8,9,10]+10[4,6,9,10]+1[1,1]+7 → 38

鵜曇憂子:ガード不可です。
GM:高い!
GM:こちとら素手だよ!
GM:ドッジするしかねえ!
GM:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 7[4,7,7,7]+2 → 9

GM:全然だめ!
GM:ダメージどうぞ!
鵜曇憂子:あっ、+3ってアームドスーツのなんだけど攻撃力でした 本当は35
鵜曇憂子:ダメージ出します
鵜曇憂子:4d10+49+3
DoubleCross : (4D10+49+3) → 22[1,8,3,10]+49+3 → 74

鵜曇憂子:装甲値無視です
GM:ヒエッ
東亜純:つよい
GM:つ、強すぎる
東亜純:さすが
鵜曇憂子:どうだオラ!
GM:クオリアはその攻撃で一度戦闘不能になる!
鵜曇憂子:一度!
GM:演出どうぞ!
鵜曇憂子:はい~
涼暮御幸:洗脳が解けるぜ!
鵜曇憂子:そうじゃん!
東亜純:だったわ
鵜曇憂子:────バリッ
鵜曇憂子:   バリ   バリ
鵜曇憂子:             バリバリバリ
鵜曇憂子:暗闇の中で稲妻が音を立てて迸る。
クオリア・デッドエンド:「何の音だ……」
鵜曇憂子:超大型槍型武器「命の星(アスクレピオス)」が、その身に溜めた雷撃を持て余すように鳴いている。
鵜曇憂子:「────余所見してんじゃ」
鵜曇憂子:「ねーーーッッッッ!!!!」
クオリア・デッドエンド:「あの武器……!鵜曇憂子ォ!」
鵜曇憂子:瞬間! 大地を穿つように雷光が地面を走り、クオリアの身を焼く。
クオリア・デッドエンド:「ギャアッ!?」
鵜曇憂子:それとほぼ同時に、巨大な機械槍が突進し、クオリアを押しつぶす!
鵜曇憂子:「です、」「よ!」
クオリア・デッドエンド:「は……?」巨大な槍を見上げる。
鵜曇憂子:「ッラァァアアアアーーーーー!」
クオリア・デッドエンド:押し潰される!
鵜曇憂子:「……で? 勝負パンツは履いてきてくれましたかねぇ、クオリアちゃん」
GM:クオリア・デッドエンドは一度戦闘不能になる!
東亜純:一度かあ
GM:《アクアウィターエ》を自身に使用。戦闘不能状態を回復する。
GM:叩き潰された小柄な体が起き上がる。
GM:血塗れの少女は髪を振り乱して叫ぶ。
クオリア・デッドエンド:「は、ははははは!……このあたしがなんてザマだよ」
クオリア・デッドエンド:「お前らの友人も家族も皆殺しだ。命乞いしても許さない」
鵜曇憂子:「あんたも懲りないですねえ。組織への忠誠心ですか?」
クオリア・デッドエンド:「組織ィ?知らねえよ。あたしは、あたしより偉そうなやつが許せないの!お前ら、全員だ!!」上着を脱ぎ捨てる。
鵜曇憂子:「あっは! いい顔になってきましたねぇ」
GM:では、うい子の番はこれで終了!
GM:1ラウンド目は全員行動終了だ!
鵜曇憂子:「あんたも本音を全部ブチかましちゃえばいいんですよ────全部受け止めてブチのめしてやりますから!」
鵜曇憂子:強気に吐き捨てて笑う。
GM:クリンナップ!
GM:放心を受けている人はここで回復するぞ。
涼暮御幸:しました
鵜曇憂子:さっき回復した!
GM:では、クリンナップは終了。
GM:2ラウンド目に入ります
GM:まずはセットアップから!
涼暮御幸:なし
GM:世惑はなし
鵜曇憂子:《雷神の降臨》。侵蝕率6上がります。攻撃力+25。
東亜純:なし
GM:クオリア・デッドエンドは《アクセル》+
GM:《力場の形成》を使用。行動値と攻撃力を上げる。
GM:演出ある人はどうぞー
鵜曇憂子:なしでいいや
GM:なければ進む!
GM:イニシアチブ。
GM:行動値
GM:の順番に処理していきます。
GM:まずは行動値17になってるクオリア・デッドエンドから。
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》+《絶対の恐怖》+《領域調整》+《破滅の言霊》+《要の陣形》を使用。
GM:対象はういみゆとびの三人!
涼暮御幸:仲良し3人組を!
鵜曇憂子:やだ~
東亜純:スン
GM:ぽっと出の扉なのに
GM:では、命中!
GM:15dx7+3
DoubleCross : (15R10+3[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,6,6,6,8,10,10]+6[1,5,6]+3 → 19

鵜曇憂子:おっ!低!
GM:やばい!リアクションどうぞ!
鵜曇憂子:ドッジしてみよ
涼暮御幸:避けられるかも……?
涼暮御幸:能力訓練使ってドッジ
鵜曇憂子:11dx+1>=19
DoubleCross : (11R10+1[10]>=19) → 10[1,1,1,2,3,5,5,6,8,8,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

GM:あぶねえ
鵜曇憂子:おっしい!!!
涼暮御幸:12dx>=19
DoubleCross : (12R10[10]>=19) → 10[1,1,1,3,4,5,8,9,9,9,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

涼暮御幸:ダメ~
GM:よかったー!
鵜曇憂子:クソーッ
東亜純:扉もドッジしな
GM:扉は自動命中!
東亜純:エーン
GM:では、ダメージ!
GM:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 8[6,2]+15 → 23

GM:23点
GM:装甲無視!
GM:扉はこれで破壊!
涼暮御幸:さすがに耐えられない!
GM:よっしゃあ
鵜曇憂子:HP7だから死にます。
涼暮御幸:クオリアのロイスをタイタス昇華して復活。
鵜曇憂子:きりちゃんのロイスをタイタス昇華して復活。
クオリア・デッドエンド:「お前たちの未来に希望はない。そのことを思い出せ」
GM:臓腑が内側から焼け爛れるような感覚が襲う。
GM:目の前が暗澹たる暗闇に覆われるような錯覚。
GM:手足が腐り落ちたかのように力が抜けていく。
クオリア・デッドエンド:「お前たちは自分の無力さに絶望する」
鵜曇憂子:「…ッ」苛々と舌打ちする。
涼暮御幸:「……あああああっ!」
涼暮御幸:焼けるような熱に苛まれる、我が身を見る。
クオリア・デッドエンド:「お前たちには何もできない」
涼暮御幸:熱の目は確かに、それを見ている。そこには焼かれる熱などなにもない。
鵜曇憂子:「会長…!」
東亜純:「みゆきセンパイ!?」
涼暮御幸:ただ、自らの血の熱が。滾りがあるだけだと分かる。
涼暮御幸:それなのに。一瞬、そう思ってしまった自分のことが。
クオリア・デッドエンド:「お前には何も救えねえんだよ!」
涼暮御幸:私は、たまらなく、嫌いだ。
涼暮御幸:立ち上がることは出来なかっただろう。
涼暮御幸:自分しか居なければ。
クオリア・デッドエンド:「お前は一人だ。誰もお前を助けたりなんかしない」
涼暮御幸:暗闇の中。
涼暮御幸:見ている。
涼暮御幸:2人を。
涼暮御幸:鵜曇憂子を。東亜純を。
鵜曇憂子:青白い稲妻が迸る。名前を叫ぶ。
GM:クオリアの声が雷鳴にかき消される。
東亜純:鵺の手を千切りながら叫ぶ。
東亜純:「んな、わけ、ねーー……!!」
涼暮御幸:「……ああ」
涼暮御幸:剣を支えに立ち上がる。
涼暮御幸:「声は届いているとも」
クオリア・デッドエンド:「何度も何度も……鬱陶しいんだよ!」
涼暮御幸:「後輩に恵まれているんだよ、私は」
涼暮御幸:私は、目覚めて、出会う。
クオリア・デッドエンド:「けどな……今度こそ形勢逆転だ」
GM:キミたちの背後で鋼鉄製の扉が音を立てて壊れる。
GM:耐久値を超えたので、扉(すごい固い)は破壊されます。
クオリア・デッドエンド:「あたしの勝ちだァ!」
GM:クオリアの行動は終了。
涼暮御幸:「馬鹿を言え。鍵はここだよ」自分の胸を叩く。
GM:続けて《加速する刻》を使用。
GM:再行動します!
クオリア・デッドエンド:「寝言言ってんじゃ……ねえ!」
GM:マイナーはなし。メジャーアクションでエンゲージを離脱!
GM:4メートル前進し、ほかのエンゲージには入れないので
GM:東さんと世惑のエンゲージの1メートル手前で停止します。
クオリア・デッドエンド:「キマイラ・シーカー!その女を殺せ!」
GM:クオリアの行動はこれで終了!
   すごい扉[-]

  東[5] 世惑[7]

      1m

   クオリア[17]

      4m

    鵜曇[0]

      15m

    涼暮[0]
GM:次は行動値7の世惑の番!
東亜純:東亜純の侵蝕率を+4した(侵蝕率:115->119)
東亜純:前のメジャーコンボぶんです
GM:OK!
GM:マイナーはなし。
GM:世惑には既にクオリアの声は聞こえていない。
GM:メジャー。
GM:《コンセントレイト:エグザイル》+《貪欲なる拳》+《貫きの腕》+《命の剣》+《爪剣》を使用して東さんを攻撃します。
GM:命中判定いくぞ!
GM:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,5,6,6,6,8,9]+10[6,10]+1[1]+3 → 24

GM:達成値は24!
東亜純:ドッジするか
GM:あ、まだ暴走中よ!
東亜純:だった
GM:マイナーかタイタス昇華で暴走を解除しない限りリアクションはできない
東亜純:じゃあ喰らっときます
GM:じゃあ、ダメージ出します!
GM:3d10+27
DoubleCross : (3D10+27) → 16[7,6,3]+27 → 43

GM:43点!装甲は有効!
東亜純:無理だろ 死
東亜純:クオリアちゃんのロイスをタイタスで復活
GM:鵺の怪物は巨大な腕を叩き付けると、キミに覆いかぶさる。
GM:そして、不揃いな牙の生えた口でキミの腹部を食いちぎる。
東亜純:骨ごと肉がぶちぶちと食いちぎられる。
GM:口元から血で濡らしながら青年はキミの体を噛み砕く。
世惑一砂:「……どう。ドキドキした?」
東亜純:喰らわれる。喰らわれる自分を感じている。冷たくなる肉体が、それでも、熱を取り戻し。
東亜純:「……すっごく」熱い息が零れる。
東亜純:まだ、死なない。死ねない。
世惑一砂:「ハハ!いいね!最高にキラキラしてるな!」歓喜のような声で鳴く。
世惑一砂:殺そう。もっと殺そう。
世惑一砂:そうすれば、あの輝きが手に入る。
GM:世惑の番は終了!
GM:次は行動値5の東さんの番!
東亜純:マイナーで暴走解除
東亜純:メジャーでコンボ「猿芝居(エテルプシコレ)」《コンセントレイト:キュマイラ》+《獣の力》攻撃対象は続いて世惑くん
東亜純:10DX+6+0@7
DoubleCross : (10R10+6+0[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,7,8,9]+3[2,3,3]+6 → 19

GM:リアクション放棄。コピーした《復讐の刃》を使用します。
東亜純:低いなーー
GM:11dx8+3
DoubleCross : (11R10+3[8]) → 10[2,2,3,3,4,6,6,8,9,9,10]+10[4,4,8,9]+10[3,8]+3[3]+3 → 36

鵜曇憂子:出目が低い!
東亜純:あ、今度はドッジできるか
鵜曇憂子:暴走解除したからね!
GM:いや、復讐の刃はリアクション不可ですね
涼暮御幸:復讐の刃はリア不!
鵜曇憂子:だめだった ごめん
東亜純:ウナ
東亜純:ではかかってきな
GM:4d10+9
DoubleCross : (4D10+9) → 20[6,9,1,4]+9 → 29

東亜純:2d10+21+10
DoubleCross : (2D10+21+10) → 10[1,9]+21+10 → 41

鵜曇憂子:ダメージはいい出目!
東亜純:ここで来たか!
GM:29点!装甲は有効!
GM:世惑は装甲を差し引き……
GM:これで戦闘不能になります!
鵜曇憂子:おおっ
涼暮御幸:ヤッタネ!
鵜曇憂子:復活しなさそう!
GM:ミドルで一度復活エフェクトを切ってるので、復活もありません!
涼暮御幸:イエーイ
東亜純:こっちも死ぬか。ならロイスをひとつ。
東亜純:自分を殺したジャーム ○P慕情/N恐怖 これを感情変更していいですかね
GM:構いませんよ
東亜純:自分を殺したジャーム:世惑一砂 ○P《ドキドキ、そして》/N《誰にも教えない》
東亜純:そしてタイタスにして昇華。
GM:了解です。
東亜純:復活します
GM:血塗れになった醜い鵺の怪物がキミの前に立ちはだかっている。
東亜純:獣を継ぎ接ぎにした(キマイラ)
東亜純:それは世惑一砂も、東亜純も。そうであるだろう。
東亜純:食われ尽くし、殺され尽くした残骸の身体を引きずる。
東亜純:加害者と被害者だと、これはその成れの果てだと、頭のどこかが思う。
東亜純:だがそれを否定するものがある。
東亜純:それは衝動。それは絆。感情を継ぎ接ぎにした、それは、
GM:引きちぎられ、殺され返された果ての獣が、なおも殺意を剝き出しにして歩み寄る。
東亜純:最後の一殴。がむしゃらにすぎて、当たりそうもない
東亜純:拳を、ただ。
東亜純:(ああ、あんたは避けないよね。わかる)
GM:ごつごつとした毛むくじゃらの獣の腕が殴り返そうと伸びてくる。
GM:鋭いかぎ爪を備えた腕がキミの頭蓋を捉える。
東亜純:だから避けない、避けられない。どっちでもいいと思う。
GM:獣が雄叫びをあげる。
東亜純:頭蓋ごと、ドキドキと、キラキラと、めくるめいて、爆ぜる。腕に込めた羅刹の力のまま。
東亜純:鵺の心臓を抉る。
GM:キミの腕に、何かを貫いた感触が伝わる。
東亜純:そしてそのまま、抱き付くように倒れる。
GM:怪物たちは弱々しく倒れ込んだ。
東亜純:「   」世惑一砂の耳にしか聞こえないよう、なにかを呟く。
世惑一砂:「ああ……。そうか」
世惑一砂:「いくら殺しても分からないはずだ」
世惑一砂:「……亜純」キミの体を弱々しく押す。
世惑一砂:「行け。あんたの居場所はここじゃない」
東亜純:「ッは、」体は力なく弾かれ。「はは、」
東亜純:失神ぎりぎりで笑う。笑ってやりたい。
東亜純:キラキラした自分で、ここは、いてやりたい。
世惑一砂:嬉しそうに笑う。
世惑一砂:「きーらーきーらーひーかーる。おーそらーのほーしーよー……」
世惑一砂:「ずっと見えてたんだなぁ。俺が目を逸らしてただけだった」
世惑一砂:キミに手を伸ばす。
GM:キミが立ち上がる姿を目に焼き付けながら世惑は眠りにつく。
東亜純:動こうとして、動く余力が無く、ただ見ている。
GM:世惑は戦闘不能。
GM:クオリアが《加速する刻2》を使用。
GM:マイナーで、東さんのエンゲージに入り。メジャーで離脱。扉の1メートル前で止まります。
GM:東さんが立ち上がっていなければ出口まで一直線だった……!
東亜純:そっか、そうなったか
鵜曇憂子:あずあずを悪く言わないでくれない!
クオリア・デッドエンド:「よくやった、キマイラ・シーカー。最後にはあたしのために死んでくれたね」
GM:倒れた東と世惑を横目に出口に向けて走る。
クオリア・デッドエンド:「使えないやつだったけど、最後の最後には役に立ってくれた」
東亜純:その足を、掴む。血みどろの手。
GM:少女の足が止まる。
クオリア・デッドエンド:「な……!」
東亜純:粘液を吐いて、言葉も出せない。ただその怪力で留めている、それだけ。
クオリア・デッドエンド:「キモいバケモンが、あたしの邪魔すんな!バケモン同士殺しあって死んでろよ!」
GM:その手を踏みつけようとする。
GM:行動終了。
GM:次です。
GM:行動値0の二人!
鵜曇憂子:会長!
涼暮御幸:やる!
涼暮御幸:マイナーで《縮地》。クオリアのエンゲージへ。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+2した(侵蝕率:131->133)
涼暮御幸:スネークブレードの効果を解除。
涼暮御幸:メジャー『忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
涼暮御幸:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9]+10[2,3,9,9,10]+10[6,8,8]+5[3,5]+2 → 37

GM:ドッジ!
GM:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[2,5,5,10]+9[9]+2 → 21

GM:いけない!
GM:ダメージどうぞ!
涼暮御幸:4d10+36 装甲有効
DoubleCross : (4D10+36) → 14[2,3,6,3]+36 → 50

GM:強いな
GM:このダメージで
GM:クオリア・デッドエンドは今度こそ戦闘不能になります!
涼暮御幸:踏みつけようとしたその脚を、
涼暮御幸:別の脚が蹴り払う。
GM:クオリアは体勢を崩す。
クオリア・デッドエンド:「は?」
涼暮御幸:クオリアの眼前に、すでにその女の姿がある。
涼暮御幸:至近距離への領域転移。
クオリア・デッドエンド:「涼暮、会長……!」
涼暮御幸:刺突剣を一撃目の胸の穴に差し入れる。
クオリア・デッドエンド:「どこ、から」
涼暮御幸:「生徒をよく見ることにしているんだよ、私は」
GM:体を貫かれ、少女は悲鳴をあげる。
涼暮御幸:「昔はね。上から見ていたばかりだったが」
涼暮御幸:「この距離も悪くはないと、今は知っている」
涼暮御幸:差し入れた刃を、上へと力を込めていく。
涼暮御幸:もう片手で、抵抗する彼女の肩を押さえつける。
クオリア・デッドエンド:「あああ……!」嗚咽のような声をあげる。
クオリア・デッドエンド:「ゆ、許して!し、死にたくない!死にたくない!!」
涼暮御幸:「君はその哀願を聞き入れたことがあったのか?」
クオリア・デッドエンド:「あ、あははは……」
鵜曇憂子:「………」その様子を見ている。
涼暮御幸:「操り苛んだ者たちへの謝罪は?」
クオリア・デッドエンド:「き」
クオリア・デッドエンド:「気が変わった」
クオリア・デッドエンド:「クソ喰らえ」キミに向かってツバを吐こうとし、上手くできずに吐血する。
涼暮御幸:剣を引き抜かず、手放して。
涼暮御幸:その顔を一発殴りつける。
涼暮御幸:「……どうにも、生徒一人更生させられんらしい」
クオリア・デッドエンド:「ウグッ」
涼暮御幸:「やはり、難しいものだな……この職位は」
GM:クオリア・デッドエンドの体が地面に落ちる。
涼暮御幸:涼暮御幸の侵蝕率を+5した(侵蝕率:133->138)
GM:戦闘不能!
GM:勝利条件を満たしたので、これでクライマックス戦闘は終了だ!
鵜曇憂子:「会長ーー」テクテクと歩いてくる。
東亜純:這いずるように、彼女から手を離し起き上がる。
鵜曇憂子:「あずあずーー」名前を呼ぶ。
涼暮御幸:「聞こえているよ」
涼暮御幸:「聞こえていたとも」
東亜純:「なーーに」
鵜曇憂子:「よっと」片手ずつで2人をまとめて抱え上げる。
鵜曇憂子:「よしゃよしゃ。帰りますよう」
涼暮御幸:「は?」
東亜純:「ンギャ」
涼暮御幸:「いや、何を……!?」
鵜曇憂子:「まあまあ。ここはういこにお任せあれでさあよ」
涼暮御幸:「いや……」抱え上がられたまま。
東亜純:「えへーーーー」安心して身を任せている。
涼暮御幸:「君も負傷があるだろう」
鵜曇憂子:壊れた扉の残骸をヒョイと乗り越え、スタスタと歩く。
東亜純:「あったかいな……」
鵜曇憂子:「あずあずは素直でよろしい」
涼暮御幸:「いやだって……」
涼暮御幸:「後輩にこれは示しが……」
東亜純:「かっこよかったよぉ」
鵜曇憂子:「かっこよかったですよう」
鵜曇憂子:「たまにはいいじゃないですか」
東亜純:「ふたりとも、あったかくて、たよれる、かっこいいセンパイ」
鵜曇憂子:「うんうん」目を細める。
東亜純:「あたしの……」意識がそこで途切れる。
涼暮御幸:それを横目に見て、薄く微笑む。
涼暮御幸:「……寝るのは構わんが、必ず。帰ってくるんだぞ」
涼暮御幸:「我々と、共にだ」
鵜曇憂子:「ははは、ホントですねえ。帰りましょう」
鵜曇憂子:「いつも通り続く、今日も明日も何にも変わらない、ドキドキもしない」
鵜曇憂子:「……でも、皆で守り切った、日常の世界に」


GM:では、キミたちが三人で日常へと戻っていくところでクライマックスフェイズは終了だ。


GM:バックトラック!
GM:これが終わったら今日はセッション終わりにしましょう!
GM:今回のEロイスは6個!
GM:振りたい人はまず6個分侵蝕率を下げるといい!
涼暮御幸:ふる~
鵜曇憂子:下げ!
鵜曇憂子:140-6d10
DoubleCross : (140-6D10) → 140-52[9,8,8,8,9,10] → 88

涼暮御幸:138-6d10
DoubleCross : (138-6D10) → 138-37[2,9,10,3,9,4] → 101

鵜曇憂子:?
涼暮御幸:すごいね……?
GM:めっちゃダイス目いい
東亜純:あ、これまた最後あげてないな
涼暮御幸:1倍ぶりします
GM:上げて~
鵜曇憂子:2倍振りします
東亜純:東亜純の侵蝕率を+4した(侵蝕率:119->123)
涼暮御幸:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-43[7,9,10,8,9] → 58

鵜曇憂子:88-4d10
DoubleCross : (88-4D10) → 88-26[6,10,3,7] → 62

GM:あとは残ったロイスの数だけ侵蝕率を下げるのだ
東亜純:123-6d10
DoubleCross : (123-6D10) → 123-26[3,7,6,2,4,4] → 97

涼暮御幸:ダイス目良すぎない?
鵜曇憂子:62-4d10
DoubleCross : (62-4D10) → 62-31[8,4,9,10] → 31

鵜曇憂子:こうだ 2倍振りって言ったから ともかく3点です
GM:めっちゃ下がる
東亜純:97-2d10
DoubleCross : (97-2D10) → 97-13[8,5] → 84

GM:全員無事に帰還!
東亜純:一倍でこれだからいいかな
東亜純:はーい!
涼暮御幸:4点かな~
GM:では、バックトラックはこれで終了!


【エンディング:鵜曇憂子】

GM:では、ここからはエンディングフェイズに入っていきます。
東亜純:へいへい
GM:まずは鵜曇さんのエンディングからです。
鵜曇憂子:へーい
GM:このシーンは事件から少ししてから、キミが樹里子と教室で話したりするシーンになります。
GM:星辰館高校。
GM:教室。授業の合間の休憩時間。
GM:キミはいつものように余暇を過ごしていた。
GM:すると、キミのもとに風紀委員の竜胆樹里子がやってくる。
竜胆樹里子:「鵜曇さん!」
GM:胸のサイズは大きめで、スカートは短い。
鵜曇憂子:「いや~、そこはインドゾウとマンモスじゃないっすか~」クラスの女子と話してました。
鵜曇憂子:「およ」声を掛けられて、振り向く。
竜胆樹里子:「鵜曇うい子!」
鵜曇憂子:「そんなに叫ばなくても聞こえてますよ~~~」
竜胆樹里子:「おほん」気まずそうに咳払いする。
竜胆樹里子:「えー、本日はお天気もよく……」
鵜曇憂子:「どうしました、変ですよ、きりちゃん」
鵜曇憂子:「どっかにおっぱいぶつけました?」
竜胆樹里子:「脂肪の塊を何にぶつけようが人格に影響は出ません!」
竜胆樹里子:「……鵜曇さん。私、はっきりとは覚えていないんですけど、鵜曇さんにすごく助けてもらいましたよね」
GM:UGNの記憶処理によるものだろう。レネゲイドに関わるような記憶は全て消去されています。
鵜曇憂子:「んん~? そんなこともあったような無かったような」
竜胆樹里子:「鵜曇さん、なんだか分からないけど、本当にありがとうございました」頭を下げる。
鵜曇憂子:「いいんですよう。お礼は体で支払ってもらいますから」
鵜曇憂子:へらへら笑いながらひらひらと手を振る。
竜胆樹里子:「百叩きの刑に処しますよ」
鵜曇憂子:「や~ん」
竜胆樹里子:「まったく、ちゃんとしたお礼を用意してきたのに」
鵜曇憂子:「え? 何ですか何ですか! お礼くださいお礼!」腰にしがみつく。
竜胆樹里子:「ふふ、そんなに期待してもらえるなんて私も嬉しいですね」
GM:キミの机の上に、何冊もの参考書を積む。
竜胆樹里子:「鵜曇さん、勉強があまり得意じゃないって言ってたじゃないですか」
竜胆樹里子:「これから、私が毎日鵜曇さんに勉強を教えてあげますね!」
鵜曇憂子:「もしや、きりちゃんがあんなことやそんなことをしてくれ………」
鵜曇憂子:「…………え?」
鵜曇憂子:大量の参考書を眺める。
竜胆樹里子:「手取り足取り」
鵜曇憂子:「いや要らねえす」
竜胆樹里子:「ダメです。目指せ、偏差値151!」
鵜曇憂子:「初代ポケモンじゃねえですか! やっぱやりこんでるでしょ!」
竜胆樹里子:「何のことだかさっぱりわかりません。最近のゲーム、チュートリアルが長すぎて一日一時間じゃセーブポイントまで行けませんよね」
鵜曇憂子:「ツッコまねーですからね」
鵜曇憂子:「えー、まあそれはともかくですよ、きりちゃん」
竜胆樹里子:「なんでしょう」
鵜曇憂子:「で、どうなんです? 親御さんとは。お話できました?」
竜胆樹里子:「……むー、あんまりそういうことを話すのもちょっと恥ずかしいんですけど」
竜胆樹里子:「私も日々成長しているというか」
GM:樹里子は少し屈んでキミに顔を近付けると自分の髪をかきあげる。
鵜曇憂子:「およ」
GM:左耳にかかっていた髪が翻り、小さなピアスが覗く。
竜胆樹里子:照れ臭そうに笑う。
鵜曇憂子:「………ま~~~、きりちゃん……」瞬きしてそれを見る。
竜胆樹里子:「あんまり覚えていないんですけど、あの不良みたいなお姉さんにお礼を言っておいてもらえると嬉しいです」
竜胆樹里子:「会長……には自分でお礼を言えるからいいか」
鵜曇憂子:「あのお姉さんにだって、お礼を言えますよう」
鵜曇憂子:「不良みたいな顔してフツーに不良ですけど、怖くないですから。一緒に遊んだりしましょうぜ」
竜胆樹里子:「ふ、不良なんじゃないですか」
竜胆樹里子:「鵜曇さん、お付き合いするお友達は選んだ方がいいのでは……?」
鵜曇憂子:「あ~!ダメですよそんなこと言っちゃ! 先入観ですよそういうの!」
竜胆樹里子:「むう、確かに。不良だからと言って悪い人とは限りませんもんね」
竜胆樹里子:「ん?待てよ。自分で言ってて混乱してきたぞ……」
鵜曇憂子:「合ってますよ、きりちゃん。その調子です。いいですか、ういこはだらしないようで優等生、勉強しないようでいて優等生…」
竜胆樹里子:「鵜曇さんは優等生、鵜曇さんは優等生……」目がグルグルと回る。
鵜曇憂子:「よっしゃ!」
竜胆樹里子:「って、コラーッ!騙されると思ってるんですか!」
鵜曇憂子:「や~~~ん」
竜胆樹里子:「今日からビシビシいきますからね!」
鵜曇憂子:「すっかり元気ですねえ、きりちゃんたら」
竜胆樹里子:「……これも鵜曇さんのおかげです」
鵜曇憂子:「何言ってんですか。きりちゃんが頑張ったおかげですよ」
竜胆樹里子:「そう言われるとなんだかむずがゆいですね」
竜胆樹里子:「さあ、それじゃあ」
竜胆樹里子:「まずはバーチ・スウィンナートン=ダイアー予想の証明から!」
鵜曇憂子:「ええ~~~!?」
鵜曇憂子:「良い雰囲気のままフンワリとフェードアウトさせてくださいよ~~~~!!」
鵜曇憂子:「嫌だ~~~!!!」
竜胆樹里子:「愚者! こういう積み重ねが大事なんです!」くどくどとしたお説教が続く。
鵜曇憂子:「うわ~~~ん!!良い感じのモノローグ入れて終わらせてくださいよ~~~!!!」
鵜曇憂子:悲鳴が響く。カメラが引いて学校の遠景が映る。
竜胆樹里子:「やめ!そんなもの鵜曇さんには似合いません!」
鵜曇憂子:「ぎゃ~~! カメラが遠ざかっていく!」
鵜曇憂子:丸いワイプから泣き顔が覗く。「とっぴんぱらりのぷーですよう!」
竜胆樹里子:「な、なんですかこれ!いつ用意したの!?」
鵜曇憂子:「ほらきりちゃんも合わせて! Cパートは時間が無いんですから!」
竜胆樹里子:「し、知らんし!授業始まるし!」
GM:キミはこうして束の間の日常を享受していた。
GM:きっとまたすぐにスマホが鳴り、UGNからの呼び出しがある。
GM:その時まで。
GM:シーン終了。


【エンディング:涼暮御幸】

GM:次のシーン。
GM:次は涼暮さんのエンディングです。
GM:涼暮さんのエンディングは、無事に生徒会長に復帰したり、霧谷からの連絡が来て任務の成功をねぎらわれたり合同EDのフリをされたりするシーンになります。
GM:事件から数日後。
GM:星辰館高校。
GM:放課後。生徒会室。
生徒会の司会:「では、満場一致により、涼暮御幸会長の不信任決議案は廃案となりました」
GM:生徒会室で拍手がわき起こる。
涼暮御幸:立ち上がり、礼をする。
生徒会メンバー:「すみません、会長。自分たちでもなぜあんな案に賛成してしまったのか……」
涼暮御幸:「……君たちには迷惑をかけたな」
生徒会の下っ端:「こちらの方こそ会長にご迷惑ばかりおかけして……」
涼暮御幸:「自らの指揮能力の欠如を露呈したというのに」
涼暮御幸:「こうして、皆がまた付いてきてくれることを嬉しく思う」
生徒会モブ:「この学園の会長はあなたしかいません」
生徒会の司会:「会長、これからも学園のことをよろしくお願いします」
涼暮御幸:「何。君たちとともに作るものだよ」
生徒会メンバー:「では、早速ではあるんですが……」
GM:生徒会の下っ端が書類の山を机の下から取り出す。
涼暮御幸:「……まあ、当然か」
生徒会の下っ端:「演劇部から体育館の施設利用申請が出ています。こちらの確認をお願いします」
涼暮御幸:「在任中に仕事の一つでもこなしていてくれれば、評価を改めたろうに」嘆息して。
涼暮御幸:「まあ、何もさせなかったことを誇ろうか」
GM:クオリア・デッドエンドはものの見事に仕事をこなしていませんでした。
涼暮御幸:「ああ、乙川文音からか。確認する」
GM:やたらと高級そうなティーセットやファンシーなぬいぐるみが部屋に増えているくらいのものです。
生徒会モブ:「茶道部から校内に貼り出す部員勧誘チラシの承認依頼が来ています。よろしくお願いします」
GM:やたらと派手なチラシが添付されている。
涼暮御幸:「茶道部なのかこれは……?」
生徒会メンバー:「うーん、やはり会長がいると安心感が違うな……」
GM:と、キミが生徒会の役務をこなしているとキミのスマホが鳴ります。
涼暮御幸:「……あのなあ」
涼暮御幸:「その態度では後々困るぞ……失礼」
GM:UGN支部長の霧谷雄吾からだ。
涼暮御幸:「……」その表示を見て。
涼暮御幸:一拍置いて応答する。
霧谷雄吾:「涼暮さん、先日の任務はご苦労様でした。こうして電話越しですみませんが、改めて礼を言います」
涼暮御幸:日本支部長の名前が自分の端末に出るのは、どこか落ち着かない。
涼暮御幸:「いえ。こちら“刃金鳴らし”……職位を全うしたまでです」
霧谷雄吾:「結果的にあなたには大変な苦労をかけることになってしまいました」
霧谷雄吾:「本当にお疲れ様でした」
涼暮御幸:「……過分なお言葉です」
霧谷雄吾:「さて、今回連絡したのは他でもありません」
霧谷雄吾:「急で申し訳ありませんが、また新たな任務を頼みたいのです」
涼暮御幸:「は。“リヴァイアサン”より直截に?」
涼暮御幸:「今回と同等の重要度を孕む任務ということですか?」
霧谷雄吾:「ええ、それだけ重要な任務ということです」
霧谷雄吾:「次の任務はいくつかのアイテムの検証作業です」
涼暮御幸:「それは……“遺産(レガシー)”ですか?」
霧谷雄吾:「いえ、違います」
霧谷雄吾:「タコ焼き器やそれにバトルドームやツイスターゲームなどのいくつかのパーティーグッズです」
霧谷雄吾:「東さん、鵜曇さんと一緒にこれらのアイテムの検証をしていただきたいのです」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「……はい?」
GM:霧谷は表情を崩す。
霧谷雄吾:「涼暮さん、戦士にも休息は必要です」
涼暮御幸:「ええ。それはよく承知しています」
霧谷雄吾:「特にあなたはいつも気を張り詰めているようですから、たまに羽を伸ばすといいでしょう
霧谷雄吾:「もちろんUGNの任務ですから、後日しっかりレポートは提出してください」
涼暮御幸:「……は、はあ」
涼暮御幸:「それが任務であるのであれば」
霧谷雄吾:「もちろん。今は何よりも重要な任務です」
涼暮御幸:「元より、彼女らへの労いの必要性は感じていました」
霧谷雄吾:「それはあなたにもですよ、涼暮さん」やれやれと言った顔をする。
涼暮御幸:「それは……いえ。それも理解しております」
涼暮御幸:「上が休息する様子を見せなければ、不安になるものですから」
霧谷雄吾:「そういうことではなくてですね……」困ったような顔。
涼暮御幸:「願わくば、自らもその中に留めおきますよう。霧谷日本支部長」
霧谷雄吾:「いいですか、涼暮さん。“他人のことは気にせず”しっかりと休息してきてください」
霧谷雄吾:「あなたは優秀なUGNエージェントではありますが、まだ子供なのですから」
涼暮御幸:「……はい」
霧谷雄吾:「東さんと鵜曇さんにも私から話をしておきます。二人からの連絡を待つといいでしょう」
霧谷雄吾:「では、任務よろしくお願いします」電話なので分からないがにこやかに笑って言う。
涼暮御幸:「はい。任務に邁進します」
GM:電話が切れる。
涼暮御幸:「……」通話が切れた後。
涼暮御幸:「気を張り詰めているように見えるのかな、私は」
生徒会メンバー:「何かありましたか、会長。至急の任務ですか……?」不安そうにキミを見つめる。
涼暮御幸:「ああ。ここは任せよう」鏡を見る。
生徒会の下っ端:「はい!お任せください!」
涼暮御幸:傍らのぬいぐるみと映る自分の姿は、ひどく不釣り合いに見えたが。
涼暮御幸:それでもいいかと思った。
GM:では、シーン終了。


【エンディング:東亜純】

GM:次のシーン
GM:次は東さんのエンディングです。
東亜純:はい
GM:このシーンは、キミが霧谷から重要な話をされたり、キミが自分が死んだ場所に行ったりするシーンになります。
GM:まずはUGN支部の描写から。
GM:事件から数日後。
GM:キミはUGN支部へと呼び出された。
GM:UGN支部。ブリーフィングルーム。
GM:日本支部長の霧谷は
GM:神妙な様子でキミを待っていた。
東亜純:ひとりなのもあってちょっと緊張している。
霧谷雄吾:「東さん、ご足労いただきありがとうございます」
東亜純:「はーい……」
霧谷雄吾:「さて、私はあなたに謝らなければいけないことがあります」
東亜純:「……え?」
霧谷雄吾:「虹咲支部長からもあなたに本当のことを話すべきだ、と厳しく注意されましてね」
霧谷雄吾:「作戦の説明をした時、鵜曇さんからなぜこのメンバーなのかという質問がありました」
東亜純:「はあ」
霧谷雄吾:「私はあなた方が最適なのだと答えました。あれは、噓です」
東亜純:「……まあ、ですよねえ」
霧谷雄吾:「あの時の私は鵜曇さんと涼暮さんの二人は重要な戦力として考えていました」
霧谷雄吾:「しかし、東さん。オーヴァードに覚醒して間もないあなたのことは……囮として使うつもりでいました」
東亜純:「……」
東亜純:「あの」
霧谷雄吾:「なんでしょうか」
東亜純:「うーんと。それは、あたしが死んでもいい、みたいな、やけくそなやつですか?」
東亜純:「えーと。なんていうのかなあ」
霧谷雄吾:「最悪の場合、あなたが死亡することも考慮していた、ということです」
霧谷雄吾:「“ヒヒイロカネ”の護衛についていた“キマイラ・シーカー”は戦闘能力も高くUGNとしても厄介なジャームでした」
霧谷雄吾:「ただ、幸いなことに“キマイラ・シーカー”はあなたに執着しているようでした。そこを利用すべきだと私は考えました」
東亜純:「執着、ね」
霧谷雄吾:「しかし、結果的にあなたは私の予想を超えた」
霧谷雄吾:「あなたは“キマイラ・シーカー”を撃破し、見事に生還を果たした。私の見識違い、と言うほかありません」
霧谷雄吾:「何も告げずにあなたの身を危険に晒したこと、そしてあなたの力を低く見積もり過ぎていたこと。改めて謝罪させてください」頭を下げる。
東亜純:「………これって、怒ったほうがいいんですかねえ」
霧谷雄吾:「あなたには怒る資格があるでしょう」
東亜純:「でも、疲れますよ。怒るのって」
東亜純:「あたし、正直なところ、最後に上手くいけばどうでもよくて」
東亜純:「そういう……難しい判断とかって、出来る人に任せちゃう。それはそれで、たぶんちょっと酷いことなんだろうけど」
霧谷雄吾:「そうですか。あなたらしい、と言うできなのでしょう」
東亜純:「だから……そうだなあ。もし、あたしじゃない誰かに」
東亜純:「上手くできないパターンの、後戻りできない誰かに」
東亜純:「そういうことがないようでいてほしいし、そうしてほしい。」
霧谷雄吾:「分かりました。日本支部長として心しておきます」
東亜純:「それが、霧谷さんにとっても、日常じゃないように」
東亜純:「そういう場所だったらいいし、そうしたいです」
東亜純:「きっといろんな人がそう思ってる」
東亜純:「と!思います!」
東亜純:真面目に長く話している自分が照れくさくて、大きめの声で言う。
霧谷雄吾:「東さん。あなたさえ良ければUGNの貴重な戦力としてこれからもぜひ力を貸していただきたい」
霧谷雄吾:「その上で、これは私もあなたの日常を守りたいと思っているからこその提案なのですが」
東亜純:「はい、それはもちろん。あたしこれよりいい給料のお仕事とかできないし」
東亜純:「はい?」
霧谷雄吾:「……東さん。私も報告は受けていますが、”ヒヒイロカネ“と交戦したことでこれからあなたの命が狙われることになる、というのは疑いようのない事実でしょう」
霧谷雄吾:「UGNとしてはあなたが望むのなら、新しい身分と居住地を用意してあなたの身の安全を確保することも可能です」
霧谷雄吾:「あなたには平和に生きる道もあります」
霧谷雄吾:「UGNはあなたの意思を尊重します」
霧谷雄吾:「答えは今日でなくても構いません。ゆっくり考えてください」
東亜純:「いつも同じですよ」
霧谷雄吾:「と、言いますと?」
東亜純:「平和に、何にもしなくていいって、言ってくれた人はいろいろいますけど」
東亜純:「でもあたし、ドキドキするのが好きだから」
東亜純:「そーいうの聞けないんです」
東亜純:「ドキドキさせてください。死にたくはないから、ちょうどよく」
東亜純:「……怒るよりよっぽどキツいでしょ?」
東亜純:笑う。
霧谷雄吾:「分かりました」
霧谷雄吾:「“モンキー・ビジネス”、早速ですが次の任務です」
霧谷雄吾:「詳細は涼暮さんに伝えてあります。彼女にコンタクトを取るといいでしょう」
東亜純:「え、はい?」
東亜純:「えっ、いま説明してくださいよー!」
霧谷雄吾:「あなた向きのドキドキするような任務を用意してあります」
霧谷雄吾:「楽しみにしていてください」
東亜純:「……!」
東亜純:「信じますよ?」
霧谷雄吾:「これからもUGNの一員として期待しています」
霧谷雄吾:「UGNを信頼してください」
東亜純:「はーい。今度は、霧谷さんにも信じさせますから!」
東亜純:「期待しててくださいね!」
GM:霧谷は穏やかな笑顔でキミを見送る。


GM:街外れの廃ビル。
GM:建物の一部が崩れかかっており、近付く人は少ない。
GM:明かりも差さず、床には何かがこびりついたような痕もある。
GM:UGN支部を出たキミはここにやってきていた。
GM:キミが一度死んだ場所だ。
東亜純:先日の戦闘で壊したので、新しいブーツを履いている。
東亜純:ひどく昔のように、思い出が遠い。
東亜純:地面の痕のようなものをぼんやり見ている。
GM:そこで、キミはあるものに気付く。
GM:キミが死んだ場所のすぐそば。隠すようにして白い封筒が置かれている。
東亜純:しゃがんで手に取る。
GM:置かれたのは数日か一週間ほど前のようだ。まだ古びてはいない。
GM:その封筒には、手紙と一枚のカードのようなものが入っている。
GM:カードには“Chimaira Seeker”というコードと何らかのID番号、そして電話番号のような数字が記されている。
GM:手紙には武骨な手書きの文字でこう書かれている。
世惑一砂:『親愛なる東亜純様』
世惑一砂:『あなたを殺しに行く前にこの手紙を書いています。』
世惑一砂:『同封してあるのは、殺し屋としてのアカウントと仕事を受けるための連絡先だ。』
世惑一砂:『もしこの世界が辛くなったらいつでもこちら側に来るといい。』
世惑一砂:『お守り代わりに渡しておく。』
世惑一砂:『あなたの道行きに幸多からんことを。』
世惑一砂:『あなたを殺したジャームより』
GM:……手紙にはそう書かれていた。
東亜純:「……余計なお世話しか言わないのね、あんた」
東亜純:そこにいない男に、思わず話しかけるように言ってしまった。
東亜純:手紙なんてもらったのは、高校の授業中以来かもしれない。
東亜純:こんな書き慣れていないような手紙なんて、恐らくはじめてだ。
東亜純:「まずさあ、返事をもらう気が無いのが失格なんだよね」
東亜純:ラブレターには零点だと言えば、嫌そうな顔をされたのだろう。
東亜純:たった数回あっただけだが、その表情がありありと浮かぶ。
東亜純:手紙を畳む。
東亜純:カードの電話番号を見て、しかしそのまま、それも仕舞う。
東亜純:「……ライターとかあったらかっこついたのになあ……」
東亜純:かといって、欠片ほども、ここに置いていきたくはないし、浚わせたくもないから。
東亜純:しかたなくポケットに仕舞う。
東亜純:空を見る。
東亜純:星も月もない。都市特有の淀んだ空。
東亜純:歌おうとして、やめて。
東亜純:そのまま立ち去る。
東亜純:もう二度と、ここには来ないだろう。
GM:夜の空気はひんやりと冷えている。
GM:どこか遠くで夜の鳥が鳴いているようだ。
東亜純:その歌を聞きながら歩いていく。
東亜純:きっとキラキラしていない、日常へ。
GM:シーン終了。


【エンディング】

GM:それでは、次は最後のエンディングです!
GM:最後は合同EDになります。
GM:鵜曇憂子のマンション。
GM:前回の事件で自宅が損壊した鵜曇さんはUGNにより新たな住居を用意されていた。
GM:キミたちはその部屋に三人で集まっていた。
GM:傍らには、霧谷雄吾から送られてきた大量のパーティーグッズやタコ焼き器がある。
鵜曇憂子:こないだまでの六畳一間よりだいぶグレードアップした1LDKの広い部屋。
鵜曇憂子:(試しにゴネてみたらだいぶグレードアップしてもらえた)
鵜曇憂子:ただ手持ちの家具や私物は六畳一間の時と変わっていないので、部屋は何もない空きスペースが目立つ。
鵜曇憂子:完全に広さを持て余したリビングのど真ん中、小さなテーブルの上に、あらん限りのお菓子飲み物とパーティグッズが溢れていた。
東亜純:なぜか空気をいれるやつ(名前を知らない)で家庭用ビニールプールを膨らませている。
鵜曇憂子:「あれも送られてきたんですか?」プールを指さして会長に尋ねる。
涼暮御幸:「……いや……」
涼暮御幸:「把握しきっていないと言うか……」
GM:あれは霧谷からの郵送物ではない。謎の代物だ。
東亜純:「これはあたしが貰ってきたやつ」
涼暮御幸:「なるほど」
涼暮御幸:「なるほど……?」
東亜純:「ういこセンパイんち広そうだったから」
鵜曇憂子:「ご覧の通り、スペースを持て余しまくりですよ!」
GM:東の言うとおり、マンションの一室は十分な広さがあるためベランダでも浴室でも置くことはできるだろう。
東亜純:「でもちゃんとLINEしたよね?水着持ってきてねって」
涼暮御幸:「この量も、そのスペースを埋める一助にせよということなのか……?」パーティグッズの山を見て。
涼暮御幸:「ああ。どこかへこのあと出掛けるのかと……」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「入るの?」
涼暮御幸:「ここで……?」
東亜純:「入るのよ」
鵜曇憂子:「水もってきました~~」浴室からざぶざぶ水の入ったバケツを持ってくる。
GM:マンションの一室は十分な広さがあるため、ビニールプールを置くことは可能だろう。
東亜純:「いぇーい」
鵜曇憂子:「ベランダじゃなくていいすか? 日焼けしたら嫌なんで」ばしゃばしゃとプールに水をセットしはじめる。
涼暮御幸:「いやまあ住宅街のベランダで水浴みしたくはないが……」
東亜純:「室内のが楽しそうだよね。あれ買えば良かった、ミラーボール」水を入れるのをおてつだい。
GM:鵜曇さんの見た目によらぬ膂力によりあっという間にプールの準備は完了する。
鵜曇憂子:「というか会長、まだ水着着てないんですか?」
東亜純:今履いているホットパンツは濡れてもいいやつなので、上だけ脱げば水着の状態。
鵜曇憂子:「ういこ、もうセット完了済みっすよ」べろんとシャツをまくる。チェック柄の水着がのぞく。
涼暮御幸:「えっ」
東亜純:上からパーカーだけ着ているというわけだ。面倒臭いのでそれでういこちゃんの家まで来た。
涼暮御幸:「洗面所を借りても……?」
鵜曇憂子:「ここで着替えてもいいすよ?」
東亜純:「キャー」わざとらしく言う。
涼暮御幸:「まあ、それもそうか」
涼暮御幸:上着を脱ぐ。
東亜純:自分はもうパーカーを脱ぎ始めている。
鵜曇憂子:「おお!?」
東亜純:「あら、あらあらあら」
鵜曇憂子:「マジすか!」自分で言って自分でビックリした。
涼暮御幸:「何だその反応は……」
東亜純:「えっなんか……」
鵜曇憂子:「ねえ………」
涼暮御幸:シャツのボタンにかけていた手を止めて。
涼暮御幸:「……向こうで着替える」
鵜曇憂子:「ごゆっくりー」
東亜純:「キャー」笑う。
鵜曇憂子:こちらもバサバサとシャツとスカートを脱ぎます。
東亜純:「あ、やっぱそっちの色でよかったね」
鵜曇憂子:チェック柄でワンピース型の水着姿になる。
鵜曇憂子:「お、マジすか? 似合ってます?」
鵜曇憂子:「えへへー」はにかみます。
東亜純:「似合ってる似合ってる!」
鵜曇憂子:水着なんて持ってなかったので、あずあずと一緒に買いに行ったのだ。
東亜純:自分はハイネックのビキニに耐水用のホットパンツのセット。内腿と二の腕のタトゥーだけ見えている。
東亜純:「ういこセンパイ、あたしと似合うの違うから楽しかったー」
鵜曇憂子:「ういこがあずあずの水着着たらギャグっすもんね」
東亜純:「そう?そんなことないと思うけど」
鵜曇憂子:「えー」瞬き。
東亜純:「ういこセンパイはかわいいよー。言うことはおっさんみたいだけど」
鵜曇憂子:「にゃ~~~っ」あずあずの腰にしがみつく。持ち上げる。
東亜純:「うわーーーっどっからその力が!!!!」
鵜曇憂子:「おっさんとは失礼なり~!!」プールにずかっと入ります。
東亜純:「おやめくださいまし!!!」
鵜曇憂子:「水責めじゃーい!」
涼暮御幸:「何をしているんだ、君達は……」戻ってくる。
東亜純:「ンギャ!!!!」入らされます。
涼暮御幸:上下ともレースアップの黒い水着。
GM:ばしゃん、と水がはねる。
鵜曇憂子:「うおっ」
東亜純:「……ンギャ!?」
鵜曇憂子:「一番すげーーの来た!!」
東亜純:「えっなんでそんなエロいの着てるの!?かわいいけど!?」
鵜曇憂子:「はよはよ!こっち!はよ!」手招き。
涼暮御幸:「え……変か……?」
東亜純:「いや、かわいい!」
涼暮御幸:「……というか」
涼暮御幸:「こっちと言われても」
涼暮御幸:「3人は厳しいのでは」
東亜純:「圧縮すれば大丈夫」
鵜曇憂子:「そっすそっす!ギュッとしましょうですよ」
GM:家庭用のビニールプールはさすがに小さく、三人で入ろうとするとかなり手狭だ。
涼暮御幸:「羅刹の身の上で言うのを止めてくれ」
東亜純:「でも力はなぜかういこセンパイに負けてマース」
涼暮御幸:言いつつも、おずおずと近寄る。
東亜純:「てかセンパイたち、もっと自分がかわいいこと気づいた方がよくない?」
東亜純:「世の中にはいろいろ変な輩もいますぜよ~…」
東亜純:挟まれながら言う。
涼暮御幸:「……変な輩という意味では」
涼暮御幸:「一番絡まれていたのは君だろう……きつ」
鵜曇憂子:「あずあずも変態ですからな~」
涼暮御幸:「これ、いささか無理があるのでは……」
東亜純:「おい、なんつったー」ういこちゃんに軽い肘鉄。
東亜純:「あいつはいいけど一緒にしないで!」
鵜曇憂子:「きゃっえっち!」
涼暮御幸:「やめろ、暴れるな……!」
東亜純:「えっちって言ったやつがえっち!」
鵜曇憂子:「だってえっちな位置にタトゥーいれてるし」内ももを触り返す。
東亜純:「ひっ」身じろぐ。「触り方がエロい!おっさん!」
GM:ばしゃばしゃと水がはねる。
東亜純:「風紀の乱れ!」
鵜曇憂子:「や~! 美少女になんてことを!」水をばしゃばしゃする。
鵜曇憂子:あずあずどころか会長に水がかかる。
東亜純:「みゆきセンパイはあたし陣営だもんねー!」勝手に宣言!
涼暮御幸:「だから暴れるなと……ちょっと!」
鵜曇憂子:「えーっ!ひどい!仲間外れにしないでくださいよう~!」
鵜曇憂子:「会長もなんか言ってやってください!」
涼暮御幸:「何かって……何を!」
鵜曇憂子:「何を………」
鵜曇憂子:「何が良いですかね」あずあずを見る。
GM:プールで遊ぶキミたちのそばにはタコ焼き器やバトルドーム、ツイスターゲーム、
東亜純:「何だろう…」ういこちゃんを見る。
GM:など様々なパーティーグッズが置かれている。
鵜曇憂子:「なんか会長に言ってほしいこと、あります?」
東亜純:「み、みんなげんきにやっていきましょう みたいな……?」
東亜純:「それは校長先生か」
鵜曇憂子:「あずあず、会長をなんだと思ってるんですか?」
涼暮御幸:「……君達に言うべきことならあるさ」
涼暮御幸:「ありがとう。助けられた」
涼暮御幸:「君達と戦えてよかった」
東亜純:「……きゃー」本気のキャーが出る。
鵜曇憂子:「きゃ~~!」
涼暮御幸:「何だ、その妙な反応は」
東亜純:「きゃー」ふたりまとめて抱き付く!
涼暮御幸:「何だ……何!?」
東亜純:「えー、うれしいよー」
鵜曇憂子:「ひゃん!」
鵜曇憂子:「おお、よしよし。あずあずは愛い奴ですなあ」
東亜純:「うれしいよーー!あたしもー!」
東亜純:「ういうい!」
涼暮御幸:「分かった、分かったから……!」
鵜曇憂子:「でも、本当に良かったですよう」
鵜曇憂子:「会長も会長に戻ってくれましたし。すっかり、全部解決です」
東亜純:「ういこセンパイのおうちも広くなったしね~」
涼暮御幸:「ああ。君の新居も見つかったようだしな」
鵜曇憂子:「同じ事同時に言うのやめてくださいます!?」
東亜純:「だって…」
鵜曇憂子:「も~~っ」ザパンとプールから立ち上がる。
鵜曇憂子:「新居祝いでピザ頼みましょう!ピザ!」
東亜純:「お!まかせなさーいアプリ入ってやすぜ親方!」
涼暮御幸:「たこ焼きと合わなくないか……?」
東亜純:にゅいっと這い出してスマホを取る。
涼暮御幸:「これらの評価任務をするように言われているのだが……」
東亜純:「おいしかったですって書いておこう」
鵜曇憂子:「ていうか、これ、やったことあるの、あります?」
鵜曇憂子:ゲームの山を指さす。
鵜曇憂子:「初めて見るのばっかでどう遊ぶのか分かんないです」
GM:一般には馴染みの薄いボードゲームなどが多いようだ。
涼暮御幸:「いや……」
東亜純:「バトルドームは昔にいちゃんがやってたような……」
東亜純:「あ、このへんはあるかな」
鵜曇憂子:「どれですか?」あずあずに並ぶ。
東亜純:「このわたくしがおしえて差し上げましょうか?」無い眼鏡を上げる。
東亜純:これはこの剣を刺していくやつー、これはこの三角の陣地を取るやつ、これはここが落ちたら負けのやつ、これは忘れた……」
涼暮御幸:プールから上がって、タオルで体を拭く。
涼暮御幸:「説明がアバウトすぎる」
鵜曇憂子:「ほおー、ほおー、ほおーー」いちいち頷いている。
東亜純:「ルールはそれぞれ独自ルールだから!うちはUNOのドローも無限に重ねられるし」
鵜曇憂子:「ほおおーー」
東亜純:「二人はゲームとかはあんまやらないの?」
鵜曇憂子:「そうですねえ、実はあんま馴染ないですねえ」
涼暮御幸:「誘われたことはあるが、どうにも苦手でね」
涼暮御幸:「時間が然程空いているわけでもないしな」
鵜曇憂子:「(水着は持ってるのに………)」
東亜純:「(あれは誰が選んだんだろ)」
鵜曇憂子:「(えっ彼氏いるんですか?)」ひそひそ。
東亜純:「(えっ、それ、彼氏そうとうエロくない?)」ひそひそ
涼暮御幸:「何を2人で密談しているんだ」
鵜曇憂子:「えっ……」
涼暮御幸:「……その。なんだ」
涼暮御幸:「あまり蚊帳の外というのも、こう」
涼暮御幸:「面白くはない」
東亜純:「あら」
鵜曇憂子:「あら~」
涼暮御幸:「だからなんだ、その反応は」
東亜純:手を口に当てる。「もーーー」抱き付く。
鵜曇憂子:「会長可愛い~~!」抱き着く。
涼暮御幸:「だから何……!」
東亜純:「かわいいねえーーー」二人の頭をワシャワシャ混ぜる!
鵜曇憂子:「ひゃあ! あれ!?」
鵜曇憂子:「ういこも混ぜられてしまっておりますが」
東亜純:「みゆきセンパイもういこセンパイもねえ」
東亜純:「戦ってるときはカッコよくて、止めてくれるときは頼れて」
東亜純:「こうやってバカみたいなことしてるとかわいい」
涼暮御幸:手が伸びる。
東亜純:「全部大事にしていこうね?」
涼暮御幸:東亜純の頭を撫でる。
涼暮御幸:「君も含めてだ」
東亜純:「もっちろん」
鵜曇憂子:「ふふふ」目を細める。「ねえ、あずあず」
東亜純:「はあい」
鵜曇憂子:「会長もういこも、いつだって、あずあずをドキドキさせますから」
鵜曇憂子:「ついて来てくださいね?」
東亜純:「……ついていくだけじゃな~」
東亜純:「追い越しちゃうよ」
鵜曇憂子:「頼もしいことで!」
涼暮御幸:「そうならないように、努力することとしようか」
東亜純:「頼もしいセンパイたちがいるからね」
GM:と、そこで、部屋のチャイムが鳴る。どうやら頼んだピザが届いたようだ。
東亜純:「……これ、このカッコでどうやって取る…?」
東亜純:二人を見る。
GM:キミたちは水着姿で玄関に向かってもよいし、向かわなくてもよい。
涼暮御幸:「……」
鵜曇憂子:「そのまま取ればいいんじゃないすか?」ワンピース姿なので平然としている。
涼暮御幸:「考えてなかったのか……」
涼暮御幸:「じゃあ君が行ってくれ」
鵜曇憂子:「あいあいさ!」
東亜純:「よし!じゃあ家主!」
鵜曇憂子:行く。
東亜純:(ういこセンパイも世間ずれしてんだよな~…)
GM:では、キミが玄関に向かおうとした時、何かの弾みで大量のパーティーグッズの中にあった室内用プラネタリウムがテーブルから落ちる。
GM:落ちた衝撃で、電源が入る。人工の星々が壁に映った。
鵜曇憂子:「お?」
東亜純:「わ!?」
GM:妙に幻想的な雰囲気が醸し出される。
涼暮御幸:「……おっと」
涼暮御幸:プールの水面が、星星を照らし返すのを見る。
東亜純:「……やっぱミラーボールのがいいよ」照れ隠しのように言う。
鵜曇憂子:「……ピザ食べながら女子会にします?」
涼暮御幸:「そうしようか」
東亜純:「最高」
東亜純:冗談みたいな、悪ふざけみたいな風景。
鵜曇憂子:「女子同士の秘密の話!」けらけらと笑う。
涼暮御幸:まとまりがあるわけでもなく。ただただ個性を主張するようにそこにあって。
涼暮御幸:「賑やかになりそうで」薄く笑う。
東亜純:「いいじゃん。それでこそ」
東亜純:「あたしたちの、守るべき日常、なんでしょ?」
GM:作り物の光はささやかにキミたちの賑やかでふざけた日常を照らしていた。
GM:誰の声ともつかぬ語らいは、しばらく収まりそうにない。
GM:シーン終了。

ダブルクロスThe 3rd Edition『鵺の鳴く夜』 終

GM:では、これでエンディングフェイズは全て終了です!
GM:そんなわけでセッションは全て終了になります!
GM:皆さん、お疲れ様でしたー!
鵜曇憂子:おつかれさまでした~!
東亜純:お疲れ様でした!!!
涼暮御幸:おつかれさまでした!
GM:最後に手早く経験点の配布を行って終わりにしましょう!
GM:項目は一個ずつ読み上げていくよ!
涼暮御幸:はあい
東亜純:この三人初めてだと誰が信じられるでしょう
東亜純:はあい
鵜曇憂子:はあい
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:皆さん、最後まで参加できてえらかった!
GM:1点です!
鵜曇憂子:いえい!
東亜純:したわよ!
GM:次
GM:!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:まずはシナリオをクリアしたことで5点
GM:クライマックスフェイズで一人の犠牲も出さなかったので追加で5点
GM:Eロイスが世惑とクオリアの持っていた6つで6点
涼暮御幸:やったね
GM:Dロイスがで世惑の器物使いで1点
GM:この項目だけで17点!
鵜曇憂子:現在合計18点ですわ
GM:次!
東亜純:素手で器物使いしてくれてありがとね
GM:いや、あれは趣味なので……
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:みんな何点?
鵜曇憂子:3点!
涼暮御幸:4点です
鵜曇憂子:あずあず5点だよ
東亜純:忘れてた
GM:そうとはね
東亜純:そうみたい
GM:では、皆さん、もらってください!
東亜純:数字すぐ忘れる
鵜曇憂子:18+最終侵蝕率(あずあず5点,会長4点,ういこ3点)
GM:・よいロールプレイをした
東亜純:モライ~
GM:皆さん、大変素晴らしいロールでした!
GM:1点!
涼暮御幸:していないとは言わせないわよ
鵜曇憂子:わよ~
東亜純:したぜ
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や言動を行った
GM:皆さん、とても助け合っていました!
GM:1点!
鵜曇憂子:助け合い!
GM:・セッションの進行を助けた
GM:すごい助かりました
GM:1点!
鵜曇憂子:助けました!
GM:・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
GM:かなり行いました!
涼暮御幸:TRPGは助け合い!
GM:1点!
東亜純:してた!
GM:さて、これで経験点項目は全てです
鵜曇憂子:した!
GM:皆さん、合計は
GM:何点になったかな?
鵜曇憂子:22+最終侵蝕率で,あずあず27点,会長26点,ういこ25点です。
涼暮御幸:ハイテク
GM:すごい計算力
GM:ノイマンかな
東亜純:ですって
鵜曇憂子:まあね
東亜純:ほけ~…
GM:では、皆さん、もらってください!
涼暮御幸:GMも27点ってことよ
鵜曇憂子:そういうことよ!
GM:すごい経験点だ
GM:この経験点はキャラクターの成長などに使うといいでしょう
GM:改めまして、これでセッションは全て終了となります!
GM:皆さん、本当にお疲れ様でした!
鵜曇憂子:おつかれさまでした~!
東亜純:お疲れ様でした!
涼暮御幸:おつかれさまでした!
東亜純:優水さん缶詰さんもありがとうございました
GM:スペシャルサンクス!
鵜曇憂子:ありがとうございました!