『流れ星の正体を僕らは知っている』(GM:めかぶ)


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【万籟館学苑シリーズ】
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芦田(あしだ)比呂(ひろ)キャラシート(PC1:DT)
三嶋(みしま)光宗(みつむね)キャラシート(PC2:すきゃっと)
西海(せいみ)才人(さいと)キャラシート(PC3:白金)
間壁(まかべ)(さとる)キャラシート(PC4:ロケット商会)

【Index】

オープニング:間壁慧
オープニング:三嶋光宗
オープニング:西海才人
オープニング:芦田比呂

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
ミドルフェイズ7

クライマックス:流れ星の正体を僕らは知っている

エンディング1:万籟館学苑
エンディング2:西海才人・間壁慧
エンディング3:三嶋光宗
エンディング4:芦田比呂

【プリプレイ】

GM:準備ができた人からここに返事して!
GM:全員の返事が確認できたら始めます
間壁慧:準備完了!
西海才人:YES!
芦田比呂:OK!
すきゃっと:大丈夫!
GM:すきゃっとちゃん、名前、名前!
:ア!
三嶋光宗:ハイ!
GM:OK!
GM:ではセッションを初めていきましょう。よろしくお願いしまーす!
GM:まずは自己紹介から!
芦田比呂:お願いします!
GM:まずはPC1の芦田比呂ちゃんからお願いします!
芦田比呂:はい!
芦田比呂キャラシート
芦田比呂:あしだ・ひろ。女子高生UGNエージェントです。
芦田比呂:元気いっぱい!長髪が自慢の女子エージェントだよ。
GM:あれえ 女の子だ
芦田比呂:実力はそこそこレベルなのですが、なにせチルドレン上がりでなくエージェント採用なので
芦田比呂:潜入任務が得意です。常識があるから……
芦田比呂:今回も潜入任務って聞いてます。いつものようにまあ頑張りまーす!
GM:UGNチルドレンに備わっている方が珍しい 社会常識
GM:そうそう、ただの潜入任務です!頑張って!
芦田比呂:シンドロームはエグザイル・ソラリス。
芦田比呂:闇と光の力を組み合わせた最強のクロスブリードです
GM:そうなんだ
芦田比呂:弱アタッカーとして視界攻撃をしながら、本業はロイス保護。
芦田比呂:カバーリングと優しい奇跡とデモンズウェブをこねこねして
芦田比呂:過剰ダメージを受けながら味方をたくさん守れたらいいな。
GM:過剰ダメージ受けちゃう…
芦田比呂:あとは無面目でオーヴァードであることを隠せたりします。優秀な潜入エージェントなので。
芦田比呂:あといい匂いがします。
芦田比呂:そんなとこ!よろしくお願いします!
GM:いい匂いがするだけのイージーエフェクトを取ってる!
GM:はーい!優秀な潜入エージェントとして頑張ってください。
GM:そんなキミのハンドアウトはこちら!
PC1 芦田比呂(あしだ ひろ)
シナリオロイス:“クワトフォリウム” 推奨感情:執着/敵愾心
キミは女性のUGNエージェントもしくはUGNチルドレンだ。
日夜、FHとの戦闘を繰り広げるキミに下った新たな任務は、私立万籟館(ばんらいかん)学苑への潜入任務だ。
キミの所属するUGN支部に何度も損害をもたらしている正体不明のFHエージェント“クワトフォリウム”が、
全寮制の男子校・私立万籟館学苑にその痕跡を残したのだという。
“クワトフォリウム”は今も学苑に潜伏している可能性が高い。
これを好機とし、UGNはキミに“クワトフォリウム”の正体を探り、迅速に討伐するよう命じる
(人手不足の中、迅速に対処しなければならないため、女性であるキミが潜入するのも致し方ないことなのだ)。
キミは任務をこなすべく、季節外れの転校生として学苑に潜入することにした。
GM:優秀な潜入エージェントとして男子校に潜入するだけの簡単なミッションです!
芦田比呂:はいはい、いつものように潜入……
芦田比呂:……男子校?
芦田比呂:聞き間違いかなあ
芦田比呂:きっとそうだよね。よろしくお願いします!
GM:そうそう。キミならできるはず。よろしくお願いします!
GM:OPでOPにしか出てこない支部長みたいな人と話してもらうかもなので
GM:なんかこういう人がいいとかあったら教えてくださいね(OPは最後にやります)
芦田比呂:はあい!
GM:いい返事だ!
GM:では次からはお待ちかねのイケメン達の紹介です!PC2の三嶋くんお願いします。
三嶋光宗:はい!
三嶋光宗キャラシート
三嶋光宗:三嶋光宗(みしま みつむね)です。万籟館学苑に通う高校生。
三嶋光宗:誰にでも気さくで人懐っこい性格。オタクに優しいチャラ男です
GM:う、嘘よ!俺たちに優しいチャラ男なんて都市伝説よ
三嶋光宗:ケンカとかはしませんが友達付き合いでお酒とタバコをアレしたりする程度の不良です
三嶋光宗:勉強も運動も大体人並み以上にこなせるタイプです。反面何かに打ち込んだりすることがあんまり無いです
GM:不良だ…
三嶋光宗:オーヴァードとしてイリーガル登録もしてますが、特に深く考えたり悩んだりはしてません
三嶋光宗:重い過去とか事情が無い普通のいい奴ですね
GM:素晴らしい そういう子すき
三嶋光宗:性能的には邪悪クロスブリードのノイマン/ウロボロス。
三嶋光宗:そこそこの固定達成値で攻撃したり、相手の出目が腐ったら切り払いでドッジしたりします
三嶋光宗:迷走した結果よく分からなくなっちゃったみたいなデータですね
三嶋光宗:今回はお友達が何やら心配です
三嶋光宗:そんな感じです。よろしくお願いします!
GM:なんでもこなせるけど突き抜けた何かが無い三嶋くんっぽい構成ですよね
GM:はーい!ありがとうございます。
GM:ではそんなバンドマンの彼氏(彼氏ではない)であるキミのハンドアウトはこちら!
PC2 三嶋光宗(みしま みつむね)
シナリオロイス:戸神鳳楽(とがみ・たから) 推奨感情:友情/不安
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNイリーガルだ。
クラスメイトの戸神鳳楽は、スポーツが得意な校風に似合わず勉学に熱心で真面目な生徒で、
キミとは気の置けない仲を築いている。
そんな彼の様子が、最近どこかおかしい。放課後、ふらりと姿を消してしまったり、
夜中に出歩いているところを目撃されたりしているようだ。
何か良からぬ相手と付き合っていなければいいのだが。キミは友人を案じるのだった。
それはそれとして、キミの寮室に、転校生のPC1が入居することになった。仲良くしよう。
三嶋光宗:タカちゃん……どうしたんだよ一体……
GM:不良のキミとマジメなシナリオロイスの戸神くんの組み合わせで優勝していきましょう
GM:タカちゃんなんだ
三嶋光宗:タカちゃんと優勝しつつ転校生とも仲良くしまーす
GM:よろしくねー あ、あとですね
GM:モブクラスメイトから、三嶋くんのことあだ名で呼ばせたいなあと思うんで
GM:何かアイデアがあればお寄せください
GM:そんな感じです!よろしくどうぞ!
三嶋光宗:考えときます!よろしくお願いします!
GM:では、続いてのイケメンにまいります!PC3の西海くん、自己紹介をお願いします。
西海才人:はーい。
西海才人キャラシート
西海才人:西海才人。同じくこの学校に通う高校生です。
GM:名前がかっこいい
西海才人:小柄で中学生にしか見えない童顔。基本的にはお節介焼きの良い奴。
西海才人:中学生と間違われると不機嫌になりますが、まあ、そこは突いてほしいと同義ですね。
GM:えっ 好きじゃん…
西海才人:そんなキャラですが、オーヴァード来歴は少し変わっていて、忍者の末裔です。
GM:ニンジャ!
西海才人:変なウィルスが飛散する前から、異能を使ってた類の連中。まあ、もう、そんなモノは一纏めにオーヴァードなんですが。
西海才人:忍者なんて 今時はやらないので流行を追う合理主義者になっています。
西海才人:性能は、誰も使ったところを見たことがないエフェクト《アンバウンド》を使用します。
GM:その節はご迷惑おかけしました
西海才人:《アンバウンド》フレーバーは好きですが、とにかく使いにくい。0距離も大体グレーですしね。よって《一閃》も取得し
西海才人:《アンバウンド》でエンゲージ抜けて《一閃》で再突入して切りかかる。変な挙動で攻撃する白兵キャラです。
GM:すごい走ることが伝わってくる
西海才人:なんと69m移動して攻撃出来ます。100%を超えると忍者人格が起動してダイスと攻撃力が増えます!
GM:アェイヤァァァァァァァァァァッ!!!!!
西海才人:これで死ぬまでに使いたかったエフェクトが一つ消化出来てとても喜ばしいです。こんなところですかね。
西海才人:頑張って忍者やります!
GM:はーい、私もクライマックス戦闘が楽しみ!がんばってねー!
GM:ではそんなキミのハンドアウトはこちら!
PC3 西海才人(せいみ さいと)
シナリオロイス:白柳美龍(しろやなぎ・みりゅう) 推奨感情:信頼/不信感
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNイリーガルだ。
学苑の保険医・白柳美龍は同じくオーヴァードで、快活な性格で親近感を沸かせるポニーテール美人だが、
学苑のオーヴァード生徒達を陰で支えるまとめ役のような存在だ。
そんな彼女曰く、近頃校内で『旧校舎の幽霊』の噂話が流行っているのだそうだ。
学苑の古びた旧校舎で、近頃誰もいないところから物音がしたり、謎の人影が目撃されたり、
ホラー映画のような現象が起こっているのだという。
ただの怪談ならいいが、レネゲイドが関わっている可能性も低くない。
何か厄介事が起きる前に、キミは旧校舎の幽霊の謎を解き明かす事にしたのだった。
西海才人:やった美人保険医に学校の怪談。ひと夏のアバンチュール!
GM:こういうシチュエーションには謎めいた美女保険医が必要だろと思って用意しました
GM:謎めいた美女保険医の予定でしたが、「めかぶPC1系女子で」とのリクエストがあったので天真爛漫系保険医です
GM:まあ支部長みたいなポジションのNPCですね
西海才人:リクエストした人間がめかぶ系女子大好きマンだったらしいですよ!
GM:あら嬉しい!存分にアバンチュールしてやってください!
西海才人:はーい。
GM:よろしくねー!
GM:ではそんな感じで次のイケメンにいきましょう!PC4の間壁くん、自己紹介をお願いします。
間壁慧:はい!
間壁慧キャラシート
間壁慧:PC4の真壁慧です。
GM:あっ立ち絵だ すっ 好き
間壁慧:UGNに協力的な男子高校生!
間壁慧:その実態は魔術結社の生き残りで、自分の肉体を失った影だけ人間
間壁慧:体は怪物にとられたので、いま絶賛捜索中です。
GM:重い設定!
間壁慧:おかげでご飯を食べても味がしないし、様々な日常生活を楽しめないので絶対に取り返すぞ! 
GM:お、重い設定!
間壁慧:そのためにUGNにも協力し、いろいろな怪奇事件を追っています!
間壁慧:いまいち言動が頼りなかったり、自信なさそうだったりするんですが、
間壁慧:それは100%絶対の確信がない限り断言しないタイプの人間だからです。
間壁慧:能力的には、影を操るRC攻撃タイプ。遠距離で範囲攻撃もチョットできる。火力はお察しください…。
間壁慧:特に目玉はDロイス秘密兵器で取得した…フォールンスプライト!
GM:秘密兵器!
間壁慧:なんとこれはシーン一回無料で任意の人間のあらゆる判定ダイスを3個増やす、秘密兵器使いの神器!
GM:まあ!
間壁慧:紡ぎの魔眼も握っており、様々な器用さを搭載! そんな感じで魔法使いっぽいロールプレイをしたいと思っています!
間壁慧:以上、よろしくどうぞ!
GM:私も魔法使いは楽しみなのでワクワクしています!
GM:ではそんなキミのハンドアウトはこちら!
PC4 間壁 慧(まかべ さとる)
シナリオロイス:流れ星 推奨感情:憧憬/隔意
キミは私立万雷館学苑に在籍するUGNイリーガル(もしくはUGNに協力的な立場の任意のワークス)だ。
キミは天文学部に所属しており、毎年恒例の、学苑の旧校舎で行われる天体観測合宿の準備を進めているところだ。
そんなある日、学苑の上空でキミは一筋の流れ星を見る。きらきら輝く流れ星は、そのまま学苑の近くに落ちたようだが、
不思議とキミ以外の人間は誰もその光景を見ていないのだった。
流れ星に願い事をすると、その願いは叶うのだという。キミは合宿で天体観測を無事に行うことができるよう、星に祈るのだった。
間壁慧:うおお天体観測! 祈るぞ~!
GM:流れ星を見てまあ素敵ってしてもらうOPなんですけど…
GM:間壁くん、こんな重い設定なのにワチャワチャしてもらったりして大丈夫ですか?
GM:ファンに殺されません?
間壁慧:ぜんぜんわちゃわちゃできる構えのPCなので
GM:おお…すごい!よかった
GM:じゃあめちゃんこ期待しております!よろしくお願いしまーす!
どどんとふ:「間壁慧」がログインしました。
間壁慧:接続の瞬断があったようですが、ワチャッて御覧に入れますよ!よろしくどうぞ!
GM:きゃっ失礼しました。よろしくね!
GM: 
GM:では、最後にトレーラーを貼ってセッションをはじめていきます。

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。

ところは私立万籟館(ばんらいかん)学苑。
季節は夏――そろそろ始まる夏休み。
少年達の学び舎に少女が訪れた時、物語は動き出す。

誰も知らない流れ星、旧校舎に潜む幽霊、暗躍する正体不明の敵。
本当のことは何も知らなくて、それでも伸ばされた手を握り返した。

ダブルクロス the 3rd edition『流れ星の正体を僕らは知っている』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM: 
GM:イケメンパラダイス!よろしくお願いしまーす!
芦田比呂:よろしくお願いします!
三嶋光宗:よろしくお願いしまーす!
間壁慧:お願いします!!!
西海才人:よろしくぅ!


【オープニング:間壁慧】

GM:まずはPC4の間壁くんのOPから。
GM:間壁くんは侵蝕率を上げて登場してね
間壁慧:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 8[8]+33 → 41

GM:では、流れ星を見てまあ素敵ってしてもらうシーンですね。
GM:設定としては、キミたち天文部(ハンドアウトに天文学部って書いちゃったけど天文部のがいいなと思いました)は
GM:普段は門限の都合で早めに解散しなきゃいけないんですけど、夏休みに旧校舎で行う合宿だと
間壁慧:わくわくするイベント…
GM:時間を気にせず天体観測できるので、合宿がたのしみだなーっていうやつです。
GM:そういう会話を部員たちとワチャワチャしてもらった後、流れ星を見てまあ素敵っていう流れで!
間壁慧:素敵します!
GM:よろしくだぜ!
GM: 


GM:夏休みを目前にした7月のある日のこと。
GM:山あいに建てられた全寮制の男子校・私立万籟館学苑。
GM:キミはその天文部に所属し、部室のある校舎の屋上で門限ギリギリまでの夜間観測を行なっているところです。
GM:生い茂る木々、グラウンド、老朽化し施錠された旧校舎。地上はそんな光景。
GM:見上げれば、真夏の夜空に、いくつもの星々が瞬いている。
GM:黒いローブを羽織った黒魔術師的な外見の部長が、キミたちに近づいてきます。
天文部部長:「20時になったら片付けだからね~」スマホで時間をチェックしながらキミ達に呼び掛けている。
間壁慧:「……はあ。それは了解してますけど……」
天文部部長:「なんだい間壁くん」
間壁慧:「なんですその……あの……何か根本的なところを間違えた感じの衣装??」
間壁慧:「何か根本的なところを間違えたんですか?」
天文部部長:「えっ」黒魔術師的なローブ姿で動揺する。
天文部部長:「天文部って、星を見る部活じゃん」
天文部部長:「こういう感じじゃないの?!」
間壁慧:「まあ……たぶん、そうです。星を見る部活ですけど、その衣装は……星を見る行為とは何の関連も見いだせないんですよね」
間壁慧:「部長はまさか星を見る行為を、占いとか魔術とかと完全にはき違えて勘違いしておられるのでは?」
天文部部長:「……!?」
天文部部長:「星を見る行為は占いや魔術に関連する行為じゃないとでもいうのかい、間壁くん!」
間壁慧:「そういう認識でこの部活に所属している人間は、徹底的に青春を無駄に費やしているのではないかと思うのですが……」 周囲を軽く見る。
天文部部長:「えっ、えっ」こちらも周囲を見る。
天文部部長:「ど…どうなんだ、そこの部員1!」
天文部員1:「えっあっその……?あれですよね……?どの星が一番エロいかですよね……?」
天文部員1:「俺はやっぱりスピカだと思いますけど……乙女座にあるってのがいいですよね」
天文部部長:「ぶ…部員1!?」
間壁慧:「変な人がいる」
天文部部長:「星がエロいらしいぞ間壁くん!」
天文部員1:「逆にエロ以外の目的で来てるんですか……?何が楽しくて……?」
間壁慧:「彼のことは忘れてください。過去に何か辛い出来事でもあったのだと思います」
間壁慧:「人生苦労しているのではないかと思ってます」
天文部部長:「おお…そ、そうか…」
天文部部長:「かわいそうな奴なんだな…」
天文部員1:「でもかみのけ座のディアデムも捨てがたいな……」
天文部部長:「ま、間壁くん!怖い!」しがみつく。
間壁慧:「俺も怖いです。……もっと高校の天文部らしいメンバーもいますよ」
間壁慧:「ええと……」 また見回す
天文部部長:「ほ、ほう…?」また見回す。
天文部員2:「すいませんそこの二人。口を開かないでもらえますか?」
天文部員2:「今最高に尊いんですよ、アンタレス君が」
天文部員2:「人が話すとそれだけ大気が汚れるんです」
天文部部長:「ヒ、ヒエッ」両手で口を抑える。
天文部員2:「下がるんですよ、私と彼との間の『純度』が」
間壁慧:「ああー……彼もいくところまでいっちゃってますね」
天文部部長:「い…いっちゃったの!?どこに!?」
間壁慧:「……よく考えてみると……男子校で天文部というのがすでに、」
間壁慧:「かなりの割合で青春を味わうセンスになんらかの歪曲をきたした人物が集まるのは必然なのかもしれない」
天文部部長:「それ自分も含まれてるんだぞ間壁くん!」
間壁慧:「俺のことはともかく」 ※間壁のメンタルには1000000を超える棚が存在する
天文部部長:「うわっネガティブ感情:隔意って感じの顔」
間壁慧:「えー……あー……そう。彼とかはちゃんと星見てると思いますよ」 傍らを指差す
天文部部長:「お…おお! そうだ、そういえばもう一人いたな!」
天文部部長:「彼くらいは普通に…まっとうな…星が好きな…」
天文部員3:「え? 今、うん、そう、星、星見てんの」スマフォに話しかけている。
天文部員3:「いや、ばっか、男だけだって、部活よ、マジ、マジ」
天文部員3:「ほら、空を見上げてみろって……」
天文部員3:「俺たち、同じ星を見てるんだぜ」
間壁慧:「……ね? だいぶマトモでしょう」
天文部部長:「………えっ…でもなんか今、一番傷ついてるんだけど…」
天文部員3:「え?俺の星は私でしょう?だって。ははは、こいつー」
天文部部長:「ウグッ」胸を押さえて苦悶の声を上げる。
間壁慧:「傷ついた心を癒すのは時間と、別ベクトルの感動だと思いますよ。えーと……ほら、星がすごくよく見える」 おざなりに言いながら、自分は大きなバッグの中を探っている。
天文部部長:「うう…そうだな、星は綺麗だ……」
天文部部長:「……って何をしているんだい、間壁くん」
間壁慧:「……たぶん、あそこと、あそこの間だな。もう一個、小さめに光る星があれば……もっとよくなる」
間壁慧:「占星学的……あっ、じゃない、天文学的な見地から見て、星が一個増えるとだいぶ良いアスペクトを形成すると思われるので……」
間壁慧:「もし仮に、仮にですけどね、衛星を飛ばして不動点として固定するとしたら、どこにプロットするべきかということを検討しています」
天文部部長:「アスペ……? …? …ほほう。なるほど、すごいな間壁くん!よく考えている!」
天文部部長:「なるほど。プロットすべき…な!分かるぞ!」
間壁慧:「まあ、趣味です……人に貸してるものが返ってくるかな、とか……」
間壁慧:「そういう占いです」 えらく高級そうな望遠鏡を覗き込んでます。
天文部部長:「ふうむ」
天文部部長:「分かりそうかい、それは?」
間壁慧:「わかるといいんですけどね。ただの占いですよ」
天文部部長:「そうか? あ、占いといえば、良いニュースがあるぞ、真壁くん!」
間壁慧:「いいニュース……」 微妙な顔
天文部部長:「なんだその顔は。聞け、聞け」
間壁慧:「部長のいいニュース……? なんです?」
間壁慧:「ラッコのあかちゃんが生まれたとかじゃないですよね」
天文部部長:「失礼な! 僕の星占いはそんなことには使わないぞ!」
天文部部長:「まったく。せっかく、夏休みの旧校舎合宿はな、大成功しちゃうという事を伝えたかったのに」
間壁慧:「えー」
間壁慧:「……まあ、そうかもしれないですね。星は十分に見えてるし」
天文部部長:「うむうむ」
GM:では、そんな折。
GM:望遠鏡を覗くキミは、とある光景に気が付く。
GM:空一面に広がる星。その一つが、柔らかい尾を引いて降り落ちている。
GM:流れ星だ。
間壁慧:(やっぱりあの座標だな。衛星を打ち上げて……、……) 「あ」
天文部部長:「む?」
間壁慧:「流れ星」
天文部部長:「……ん?」首を傾げる。
GM:キミは流れ星を見ている。
天文部部長:「どこだ? 見えないぞ」
間壁慧:(……天国に行けない霊魂は煉獄に止まって罪を償い、誰か流れ星を見た人が祈りを捧げてくれることによって救われるのを待つ)
間壁慧:(そして幸運にもその望みがかなった場合、魂は煉獄から天国へ移ることができる)
間壁慧:「流れ星ですよ。願い事を」 心の中で唱える。口に出すのはまた別のことだ。
間壁慧:「言わないと。……我々の天体観測がうまくいきますように」
天文部部長:「お、おう?」きょとんとしつつ頷く。
天文部部長:「我々の天体観測がうまくいきますように…」
GM:どうやらキミだけに見えているその流れ星は、
GM:ぐんぐんと降り落ちて、旧校舎の方へ落ちたかと思うと、きらきらとひときわ大きく光を放ち、音もなくふわりと消えた。
間壁慧:(……!? なんだ?)
天文部部長:「うまくいきますように…」首を傾げつつ唱えている。やはり事態に気付いた様子はない。
間壁慧:(違う。流れ星じゃない。普通の……流れ星じゃない) 立ち上がる。
天文部部長:「…って、わ! なんだい間壁くん」
間壁慧:ここで見に行った方がいいですか? 性格的には見に行く方です!
GM:見に行ってOKですよ!(ただし何も分からないぞ)
間壁慧:「ちょっと用事ができました。撤収までには戻ります」 荷物を担ぎ上げ、早歩きに歩き出します。
天文部部長:「ま、間壁くん~~~?」キミの背中に困惑した声が投げかけられる。
間壁慧:「急ぎの用です。失礼」 あとは走り出し、振り返りません!
GM:キミは旧校舎の方へ行く。
GM:老朽化で使われなくなった木造の旧校舎は、流れ星が落ちたとは思えない静寂さで、そこにある。
GM:施錠されており入れる様子もない。
間壁慧:「……タイミングを逃したかな」
間壁慧:「気のせい……いや、そんなことはありえるか? すごく無理な解釈だ……俺の錯覚だとしても……」
間壁慧:「検証は必要だ。連絡を取る必要があるな」
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスの流れ星にロイスを取得してください!
間壁慧:流れ星/期待/懐疑○ で取得します!
GM:はあい、ありがとうございます!


【オープニング:三嶋光宗】

GM:では、続いてPC2の三嶋くんのOP。
GM:三嶋くんは侵蝕率を上げて登場してね。
三嶋光宗:38+1D10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+8[8] → 46

GM:クラスの日常風景を描写して、クラスメイトと陽キャなやりとりを交わしつつ、戸神くんと仲良くしてほしいなというシーンです。
GM:全寮制の男子校が、夏休み初日にキャンプファイヤーをやるっていう行事があるとそれらしいなと思いまして
GM:放課後、実行委員会の人達から、そういう話を聞いてワチャワチャするというシチュエーションでいかがでしょうか
三嶋光宗:そんな行事が!
三嶋光宗:了解しました!
GM:ありがとうございます!EDへの布石です!
GM:よろしくお願いしまーす


GM:夏休みも迫るとある日の放課後。キミのクラス。
GM:キミたちは教室に残り、夏休み初日に行われるキャンプファイヤーについて、実行委員会の人たちから説明を受けていました。
実行委員会:「ステージも作るので、有志の人は発表もできまーす」
クラスメイト:「男だけでやんのかよー」「ミスコン開催してー」がやがやとザワめく教室内。
三嶋光宗:「はいはーい、質問!」元気に挙手。
三嶋光宗:「手繋いで踊ったりするんですかー?ウチ男子校ですけどー」
実行委員会:「はーい、ベイダーくんどうぞー」キミを見て頷く。
三嶋光宗:「どっか女子高と合同開催に出来ませんか~?」
実行委員会:「踊りたければやりますよー」
クラスメイト:「そーだそーだ」「でもベイダー、この辺女子高なくない?」
三嶋光宗:「無い?無いわ……無いね」
三嶋光宗:「じゃあ踊る?俺らだけで」
クラスメイト:「えっマジ無理」「キモイ」ゲラゲラと笑う。
三嶋光宗:「えー?案外楽しそうじゃん?おてて繋いでさ~。インスタ上げたらバズるんじゃね?」
クラスメイト:「えー、マジでー?」キミの発言にクラスメイト達が注目する。
三嶋光宗:「いやマジマジ。『男子校のキャンプファイヤーが悲惨すぎるwww』っつって」
三嶋光宗:「したらアレよ。あのほら……女子にモテモテだよ」
クラスメイト:「ぜってー嘘だよその顔!」
三嶋光宗:「ややや!マジマジ!マジだって!」笑いながら。
三嶋光宗:「だって他にキャンプファイヤーって何するんよ?肉とか焼く感じすか?」
GM:そんな風に話すキミの斜め後ろで、ぼそりと呟く声が聞こえる。
戸神鳳楽:「……バンド演奏とかじゃない?」
戸神鳳楽:「三嶋、やればいいじゃん」
三嶋光宗:「おおー?」ぐるりと振り向いて。
三嶋光宗:「何何、キョーミある?タカちゃん」ずいと顔を寄せる。
戸神鳳楽:「別に興味あるわけじゃないけど……」目を逸らす。
戸神鳳楽:「お前、得意なんだろ。だったらちょうどいいじゃん…」
三嶋光宗:「え~?どっちなんよ~」戸神くんの机に肘をついて。
三嶋光宗:「聴きたい感じ?俺らの演奏」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「………」ちょっとキミを見て
戸神鳳楽:「………」逸らす。「……聴いたことないし」
三嶋光宗:「ふふん」口端を笑みに歪めて
三嶋光宗:「タカちゃんが聴きたいなら特別にやっちゃおうかな~」
三嶋光宗:「お前らにやってもしょうがねーからなあ?」周囲の騒がしい男子をぐるりと見て。
三嶋光宗:「タカちゃんなら特別な」
クラスメイト:「ベイダーなんかすんの?」「なんだよ戸神くんならって」「女~~~~!」がやがや。
戸神鳳楽:「…………」眼鏡をクイッとする。
戸神鳳楽:「………僕がやらせた訳じゃないからな………」
戸神鳳楽:「お前が勝手にやるって言うから………」
三嶋光宗:「ん。じゃあ勝手にやんね」人懐っこく笑って、
戸神鳳楽:「……なんだそれ」
三嶋光宗:「ハイ!」実行委員に挙手。「ここに有志の人一名!三嶋光宗、バンドやりまーす!」
実行委員会:「おー? バンドー?」
GM:おおー、とクラスがざわめく。
三嶋光宗:「え~?何だよ知らねー奴いんの?ぼかぁショックだよ」
三嶋光宗:「そうそう。バンドやってんのよ。ちなみにベース担当ね」エアギター──でなくエアベースしながら。
クラスメイト:「他のメンバーは誰なん?」
クラスメイト:「学校の人?」
三嶋光宗:「おー。水田と鈴沢、あと新山ね」
クラスメイト:「あー!マジか、知らなかったわー。ウケるわー」
実行委員会:「じゃあベイダーくん後で申請用紙持ってきてー。メンバーも書いといてよ」ぺらぺらと紙を渡す。
戸神鳳楽:「……」ムスッとした顔でキミを見ている。
三嶋光宗:「ウケんなし!傷付くわ~!頑張って活動してんだぜ~?」紙を受け取りながら。
三嶋光宗:「つーわけで」また振り返って
三嶋光宗:「期待しといてなー?タカちゃん」
戸神鳳楽:「…う」
戸神鳳楽:「し、しない…………」
戸神鳳楽:「お、お前なんかさっさと実家に帰れ。夏休みだぞ」
三嶋光宗:「え~~?も~何だよ!しろよな~!」がくがくと肩を揺さぶる。
戸神鳳楽:「や、やめやめ、やめろ」細い肩ががくがくと揺さぶられる。
三嶋光宗:「あはは。練習頑張るかんねー。あれ、そういうタカちゃんはどうなん?」
戸神鳳楽:「僕は……」
三嶋光宗:「実家どこだっけ?帰んなくていいん?」
戸神鳳楽:「……言ってなかったっけ。両親、いないんだ」
三嶋光宗:「およ、そうなん」
戸神鳳楽:「親戚の家にお世話になってる。けど…帰らない方が、楽だから。…お互い」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「…………」居心地悪そうな顔をしている。「……そうだよ」
戸神鳳楽:「……返事が軽い…」
三嶋光宗:「そりゃそうかもなー。悪い事聞いたわ」
戸神鳳楽:「………」
三嶋光宗:「え、深刻にしたほうがいい?ならするけど……」
戸神鳳楽:「…いい」
戸神鳳楽:「馬鹿。おまえ、馬鹿」
三嶋光宗:「何だよ~!そりゃタカちゃんよりは馬鹿だけどさあ!」
三嶋光宗:「じゃあアレじゃん?夏休み、暇なんじゃないの?」
戸神鳳楽:「…暇だけど」
戸神鳳楽:「……まあ……。予定はないけど……」
三嶋光宗:「マジ?良くないなーそういうの。今年の夏は今年しかないんだぜ?」
三嶋光宗:「じゃあさ、どっか行かね?一緒に」
戸神鳳楽:「……どっか」
戸神鳳楽:「どっか……?」あからさまに(何か不健全な場所ではないのか…?)という顔をしている。
三嶋光宗:「おー。まあそうね……ベタにカラオケとか?夏なら~……海とか?」
三嶋光宗:「合コン……」
三嶋光宗:「はヤだよね」
戸神鳳楽:「ば」
戸神鳳楽:「馬鹿」
戸神鳳楽:「い、いやに決まってるだろっ」
三嶋光宗:「あははは!ジョーダンだって!」からから笑って。
三嶋光宗:「やっぱ面白いなー、タカちゃん」
戸神鳳楽:「……面白くない…」やはり目線を逸らす。
戸神鳳楽:「…いい。僕は忙しいんだ」ガタリと立ち上がります。
戸神鳳楽:「帰る」
三嶋光宗:「あら」
戸神鳳楽:「ついて来るなよ」キッと睨みます。
三嶋光宗:「ええー?待ってよタカちゃん」立ち上がって
戸神鳳楽:「来るな!」数学のノートが頭に飛んでくる。
三嶋光宗:「ごめんごめん!悪かっ……ぐぇ」
GM:走り足で戸神は教室から立ち去ります。
三嶋光宗:「……あっ……タカちゃーん……?」
三嶋光宗:伸ばした手が所在なさげに空を彷徨う。
三嶋光宗:「……フラれた」
クラスメイト:「なんか最近戸神くん怒ってるよね」キミの後ろでざわざわと話している。
クラスメイト:「最近夜中に寮から出てくの見たよ、オレ」
クラスメイト:「俺も見た」
三嶋光宗:「最近?何何?」そちらにガタガタと席を寄せて。
クラスメイト:「え、いや、だから最近変な感じだよねって話だけど」
三嶋光宗:「夜中って……そんなことしないっしょ?タカちゃん……」
三嶋光宗:「……他に何か変なことある?」
クラスメイト:「うわベイダーマジじゃん」「知らん。年上の彼女でもできたんじゃねーの?」
クラスメイト:「ああいうマジメなタイプほどさー。こうさー」
三嶋光宗:「……マジか。へー、」
クラスメイト:「つーかベイダーこそ知らないの?仲良いと思ってたわ」
三嶋光宗:「そうなんだ……」何となくぼんやりと頷いて。
三嶋光宗:「いんや?全然」
クラスメイト:「あ、そー…」
三嶋光宗:「仲いいってもなー。今もフラれちゃったし」
三嶋光宗:そうだ。戸神鳳楽のことを、自分はまるで知らない。両親がいないということすら、つい今しがた知ったのだ。
三嶋光宗:「あー……」
三嶋光宗:「俺、アレだわ」
三嶋光宗:席を立つ。
クラスメイト:「なに?」「どしたんベイダー」
三嶋光宗:「や、バンドのこと。メンバーに確認してくるわ」
三嶋光宗:「よく考えたらOK取ってなかったわ」
クラスメイト:「何してんだよ」ゲラゲラ笑う。「行ってこい行ってこい~」
三嶋光宗:「俺らだけじゃ恥ずかしいからお前らも何かやれよなー?お笑いとかさー。あと何?かくし芸的なー?」
三嶋光宗:誤魔化すように笑って、教室を出ていく。
GM:クラスメイトが、何かキミに言う声が遠く響く。
三嶋光宗:去り際の鳳楽の様子が目に浮かぶ。いつもと同じようでいて、どこかが違うその表情が。
三嶋光宗:人の事情に深く首を突っ込むのは、自分の流儀ではない。が……
三嶋光宗:(……何事も無ければいいけどなー)
三嶋光宗:ポケットに軽く手を突っ込んで、教室の喧騒を背に廊下を歩いていく。
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスの戸神くんは、初期ロイスにしてもらってるので
GM:ここでは何にもなし!ありがとうございます!
三嶋光宗:はい!ありがとうございました!
GM:イエーイ


【オープニング:西海才人】

西海才人:1D10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

GM:ハーイ
GM:このシーンはシナリオロイスの白柳美龍さんから、謎のエージェントのお話を聞くところです
GM:ちがう
GM:すみません、芦田くんのOPとゴッチャになっちゃった
GM:白柳美龍さんから、旧校舎の幽霊について聞くシーンです!たいへん失礼しました
GM:シチュエーションとしましては、私が個人的にやりたいことがあるんですけど
西海才人:やってやって!
西海才人:GMの言うことに間違いはないのです。
GM:保健室のベッドで寝てる西海くんを白柳先生が起こすシーンがやりたくて…
西海才人:寝顔覗かれちゃう!やったぜー
GM:やったー!
GM:あとなんか次のOPへのヒキとして、転校生がやってくる話とかもあります
GM:ではそんな感じでやっていこう!


GM:ある日の放課後。校舎の隅にある保健室は、常に空調が効いており居心地が良い。
GM:キミは、柔らかいシーツに包まれてまどろんでいるところです。
GM:キミをこの場所に呼んだ保険医の姿がいなかったので、ベッドで寝てても誰にも邪魔されない。
西海才人:「………Zzz」眼は閉じたまま、割合に幸せそうに表情は動く。
GM:そんなところに、パタパタと足音がして、保険医が戻ってきます。
白柳美龍:「あれ? いない……」「…あ、いや」
西海才人:「んにゅ。うへへ、うみー」役宅のない夢の世界で、100Mを泳ぎ切っている。
GM:シャッとカーテンレールが開く。
白柳美龍:「はーい、少年。そろそろ起きましょうねー」
白柳美龍:「う…? 海? 海ってなんなのさ」
GM:白柳美龍は、若い女性で人懐っこい性格のためわりと学苑内で人気の美人保険医です。
西海才人:「は!?はっーー!?お、おぅっ!」
白柳美龍:「オハヨー」
西海才人:ばっとベットから飛びのき、顔を横に二回振る。
白柳美龍:「敵はいませんヨー」
西海才人:重心を落とし中腰の状態で目を慌ただしく動かし現状を確認。
西海才人:「敵いるじゃん。目の前に!」
白柳美龍:「…………」
白柳美龍:「ちょっと!どういう事よ!失礼すぎるぞ、君!」
西海才人:「うぅー、気持ちよく寝てたのに、起こされた。これを敵と言わずに何と言う」
西海才人:その場で胡坐をかいて拗ねた風に口を尖らす。
白柳美龍:「病人用のベッドで勝手に寝るキミがいけないんでしょ」頬を膨らませながらこちらも椅子に座る。
白柳美龍:「でもま、待たせちゃった? ごめんごめん」
西海才人:「西海さんとしては、どうせ起こされるなら、直射日光みたいな光合成しそうなのじゃなくて、優しく起こされたかったな」
白柳美龍:「………ほう?」
西海才人:「美龍ちゃん、声可愛いんだし。と思うわけですな。そしてモーニングコーヒー入れてくれるわけ」
白柳美龍:「何言ってんの、10年経ってから言いなよそういう事はー」
西海才人:「10年経ったら、美龍ちゃん側にいるかわからんじゃんさ~」
西海才人:「高校時代に是非やっておきたいイベントですな」うむうむと頷き。
白柳美龍:「そうねー、あたし35…35!?うっそお!?」
白柳美龍:「ヤダー絶対無理…」頭を抱えつつ。
白柳美龍:「……いや、違う。こんな話をするためにキミを呼んだわけじゃなくてですね」コホン。と咳払い。
白柳美龍:「西海くん」キリッと言う。
西海才人:「うーん、脳内想像でぎりぎりイケるから、その時は貰ってあげるね。西海さんの実家、後継ぎ問題大変でございますし」
白柳美龍:「西海くん!!」
西海才人:「はいよ。さあーせん!御用件は!?」
白柳美龍:「ふしゃーーっ」
白柳美龍:「もう! あのですね、キミは『旧校舎の幽霊』の話はご存じ?」
GM:知っててもいいし知らなくてもいいです。
西海才人:知識:学苑があります!
GM:お、振ってみな!
西海才人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 2[1,2]+1 → 3

西海才人:ダメです!w
GM:知らねえコイツ!
西海才人:「えーと、夜な夜な空に向かってスピカはエロい。とか、咆哮してるやつですか?」
白柳美龍:「何その変態。ウチのガッコにそんなのいるわけないでしょ」
西海才人:「後、純度が下がるからアルデバランについて語るな。みたいな叫び声とか」
白柳美龍:「あるでば…? 何? 怪獣かなんか?」
白柳美龍:「…もしかして」ハッとする。
西海才人:「もしかして!?」
白柳美龍:「西海くん、お友達いないの…?」
白柳美龍:「悩んでることがあるならセンセに話してみな…?」
西海才人:「西海さんは美龍さんがいればいいんですー」
西海才人:むぅとジト目で相手を見て。
白柳美龍:「何言いますか。まったく」ひらひらと手を振る。
西海才人:「えー。じゃあ彼女欲しい。出会いでもいいです。100歩譲って、その胸でおいおい泣かせてもらうでもいいかな」
白柳美龍:「まあその調子なら悩んでることなど…」
白柳美龍:「……だーかーら!センセをばかにするのもいい加減にしなよー」ジト目返し。
白柳美龍:「んもう。センセはね、どーも『旧校舎の幽霊』がキナくさいって話をしたかったのよ」
西海才人:「えぇ~。いきなり友達いないの?とか、悩みないの?なんて言ってくるのが悪いんじゃん」
西海才人:「はい。で、旧校舎の怪談ですね。実に夏らしく風流ですな」
白柳美龍:「あたしのせいじゃない!あたしのせいじゃないからな! とにかくっ」
白柳美龍:「う、うむむ」勢いを削がれる。
白柳美龍:「ただの怪談ならそれで済んだんだけどさー。妙にリアルな感じなんだよね」
西海才人:「現実的?」
西海才人:「あれですか?幽霊見た生徒が7日後に行方不明になったり?」
西海才人:すくっと立ち上がり、保健室の冷蔵庫から午後ティー取り出して、ティーポットにだばだばと注ぎだす。
西海才人:そして移し替えれば二人分のティーカップに注ぎ、一つを、美龍先生の方に。
白柳美龍:「まったく。どこで覚えたんだか…」
西海才人:「此処で?って言うと怒られそうな予感」
白柳美龍:「怒った」
白柳美龍:「まあとにかく」ため息。
白柳美龍:「だってさ、ただの怪談なら、『昨日の21時30分くらいに、旧校舎の2回の南側の窓が光ってたんだー』とか」
白柳美龍:「そんな具体的に言わないでしょ?」
白柳美龍:「なんか、そんな感じなのよ。いついつどこどこで謎の人影を見たんだ~。とか」
西海才人:「情緒はないですね。と言うか、そんな具体的なら調べに…………」
西海才人:「調べに…………」
白柳美龍:「お」ニヤッと笑う。
西海才人:冷たい紅茶を飲む。寝起きの脳がすっきりと覚醒するようだ。実に心地良い。
白柳美龍:「美味しい?その紅茶」
白柳美龍:「頭もスッキリ冴えるねえ」
白柳美龍:「こりゃーー、気合入れて調査に臨めちゃう、よねえ?」
西海才人:「いーやーでーすー。いーやーでーすー。夏休みに何が悲しくて、ニンジャごっこせにゃならんのですかー」
白柳美龍:「なら終業式前にちゃっちゃか調べ終えちゃえばいいじゃーん!」
白柳美龍:「できるよー西海くんなら!優秀忍者でしょ!」
西海才人:「忍者は闇に滅ぶが宿命でござるよー」ぐてっと頭を垂れて。
白柳美龍:紅茶を飲みながら無責任にへらへらと笑っている。
西海才人:「廃業したいなぁ、もぅ」
白柳美龍:「期待しておりますよ?」ニヤッと笑う。
西海才人:言って、呼び出しに応じたのだから、断るという選択肢はないのだが。
西海才人:西海才人には実際友人は少ない。友人の頼みを断れるほどの度胸はない。
白柳美龍:「あ、そんでね。一応チーム組んどいてね。三嶋くんと、間壁くんと…」
白柳美龍:「……あ、そうだ。転校生」
西海才人:「あ。道連れいるんですねぇ。ん?転校生?」
白柳美龍:「何かあったらマズいしね」
白柳美龍:「そう。UGNから人員が派遣されるらしくて」
西海才人:「夏休み直前に転校とか校長の頭沸いて……あぁ、異能者(オーヴァード)」
白柳美龍:「そー。変な時期だし、妙に大がかりだけどねえ」首を傾げる。
白柳美龍:「芦田比呂くん、って言うんだって。その子ともうまくやってね」
西海才人:「大変ですねぇ。UGNの皆さん。西海さん同情しちゃうなぁ、自分より酷い境遇の人がいると優しくなりますしねぇ人間」
西海才人:「はっ。そう言うの狙って、そういうことしてるんですか?UGN!うわー、悪辣過ぎて引く」
西海才人:「芦田比呂くん、会ったら優しくしてあげるね」
白柳美龍:「UGNのブラック事情はあたしに言われても知らないよー」イリーガルなのだ。年長者だから学苑内のまとめ役をしている。
白柳美龍:「そうだねー。優しくしてあげるといいんじゃない?」
西海才人:「美龍ちゃんもブラックだとは思ってるんじゃん」
西海才人:からからと笑う。
白柳美龍:「ブラックだと思ってるのでこうしてイリーガルをしております」紅茶を飲む。
白柳美龍:「まー、そういうことでね。よろしくね、西海くん」にこっと笑います。
西海才人:「賢い大人の知恵だね。西海さんもその生き方を学ぼ」
西海才人:「美龍ちゃん。西海さんを召使いと思ってない? 違うならいいけどさ」
白柳美龍:「キミには期待しているのだ」意地悪い笑みだ。
西海才人:「その言葉で年下男子が動くと思ってるにゃ~」猫の如き表情でぼやき。
西海才人:「期待に応えるので。夏休み中に海かプール!それでどうだ!」
白柳美龍:「はよ行け」しっしと手を振る。
西海才人:「承知」
西海才人:残像を残して消える。
白柳美龍:「……はあ。まったく」ため息。
白柳美龍:「ちゃんとしてればいい子なのになあ…」
GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスの白柳美龍にロイスを取ってね!
西海才人:白柳美龍 上司のような人 思慕/憤懣〇 で。
GM:えっ怒ってる!
西海才人:求む。高待遇!w
GM:キミの言う高待遇ってなんか…そういう意味でしょ!
GM:了解です。ではこのシーンは以上!


【オープニング:芦田比呂】

GM:次は芦田くんのOP。おいでませ芦田くん!
芦田比呂:くん……?
芦田比呂:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:32->34)
GM:何も知らないキミが支部長から潜入任務について聞かされるシーンになります
GM:優秀なチルドレンであるところのキミは問題なく任務を了承し
GM:最後に潜入先の学苑で、転校生として紹介されるとこまで描写して締める予定です
GM:まったく問題ありませんね。OK。いい返事です。
芦田比呂:まだしてないのに!
GM:じゃあ初めていこう!


GM:キミが所属する某UGN支部、支部長室。
GM:新たな潜入任務について話があるのだと、キミはそこに呼ばれていました。
支部長:「お前。“クワトフォリウム”だ」柄シャツを着崩した無精ひげの男。
芦田比呂:「何ですかそれー?」ウェーブした長髪を束ねた少女が、間延びしたように応える。
支部長:「このおばかさん」頭をグリグリする。
支部長:「お前…いっつもどっかの学校行かされてるから、意外とこっちで相手してる敵事情に疎いんだよな~…」
芦田比呂:「痛い痛い痛いっ!」
芦田比呂:「お……乙女にっ!」
芦田比呂:「乙女に!ひどくない!?」
支部長:「乙女じゃねーだろその貧相なスタイル」
芦田比呂:「は……はあ~~~???」
芦田比呂:「そんなことないもん……!」
支部長:「んでー」話を聞かない。
芦田比呂:「ないから!」
支部長:「“クワトフォリウム”ってのは。ウチの支部がずっと追いかけてるFHエージェントなワケ」
支部長:「戦闘員が何人もやられてんのに、いっつも姿を隠蔽してやがるから何の痕跡も掴めなかったの」
芦田比呂:「あっうん。そういえばそんなの聞いたことあるような……?」
支部長:「そーそー」
支部長:「んで、手を焼いてたところにだよ」
支部長:「こないだ。UGNイリーガルの男の子から、そいつが通ってる学校でR案件があるかもっつー調査依頼があって、調べてみましたら」
支部長:「何が出たと思う?」
支部長:「分かるよな?」
芦田比呂:「えっと」
芦田比呂:「鬼か蛇……?」
支部長:「何が入ってんだこの頭は」ぐりぐりする。
芦田比呂:「痛ったあ!」
芦田比呂:「それ!セクハラだからね!」
支部長:「おん? もっとオッパイでっかくしてからそういう事言えっつの」
芦田比呂:「だから十分デカいもん!」
支部長:「お前な~、話の流れで分かるだろ~?“クワトフォリウム”だよ」
支部長:「“クワトフォリウム”と一致するレネゲイドの残滓が、なぜかその学校から見つかったわけ」
芦田比呂:「ああ、成程」手を打つ。
芦田比呂:「じゃあ比呂ちゃんはそこに潜入する感じですか?」
支部長:「いきなり話が早くなる比呂ちゃんはさすがでございますね」
芦田比呂:「まあそれほどでも……いつものことだしね」
支部長:「褒めてねーよ」
支部長:「つーわけで、行ってこい」バサッとキミに学校のパンフレットを投げ渡す。
芦田比呂:「はあーい。どこ?」受け取って。
支部長:「私立万籟館学苑」
芦田比呂:「万籟館学苑?聞いたことないなあ」
芦田比呂:「遠いとこ?」
支部長:「町はずれだな。全寮制だから広い敷地がいいんだろ。山間の…」
GM:そしてキミはパンフレットを見る。
芦田比呂:「へえー全寮制なんだ……」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……?」
GM:男子生徒達が笑顔で写っている。
GM:男子生徒達が楽しそうに授業を受けている。
GM:男子生徒達が爽やかに寮生活を営んでいる。
芦田比呂:「しぶちょー」
支部長:「あ?」
芦田比呂:「学校間違えてると思いまーす」
支部長:「間違えてねーよ。私立万籟館学苑。あってんだろが」
芦田比呂:「ほら。ここ男子校じゃん」
支部長:「だから男子校だよ」
芦田比呂:「……うん、だから男子校……」
支部長:「あってんだろが」
支部長:「行ってこい」
芦田比呂:「……えっ」
芦田比呂:「…………えっ!?」
芦田比呂:「しぶちょー、比呂ちゃん女の子なんだけど……」
支部長:「……あ? 男のフリするだけだろが。簡単だろ」
芦田比呂:「簡単なわけあるかっ!」
支部長:「だいじょーぶだよ、比呂って名前、男みたいだし」
支部長:「その髪切れば男に見えるって」
芦田比呂:「えっ髪……」
芦田比呂:「髪切るの……ええー……!」
芦田比呂:「いやそういう問題じゃないっ!」
芦田比呂:「無理!」
支部長:「どういう問題だよ」
芦田比呂:「比呂ちゃん花も恥じらう乙女なんですけど!?」
支部長:「それより前に優秀なUGNチルドレンだろ~?」
支部長:「人手不足なんだからしょうがないの。キミしかいないの」
芦田比呂:「いやだって……!こことか!」パンフレットを指す。
支部長:「何よ」パンフレットを見る。
芦田比呂:「こことか!」男子生徒達が笑顔で写っている。
芦田比呂:「こことか!」男子生徒達が楽しそうに授業を受けている。
支部長:「素敵な写真じゃん」
芦田比呂:「こことかに混じれっていうの!?」男子生徒達が爽やかに寮生活を営んでいる。
芦田比呂:「えっ寮じゃん!……寮じゃん!?」
芦田比呂:「絶対無理無理無理!」
支部長:「ハハ、良かったなあ。年頃の男の子達にたくさん囲まれて」
支部長:「任務だからなあ。浮かれるんじゃないぞ~」
芦田比呂:「ちょっと待って……!」
芦田比呂:「比呂ちゃんそんなに任務成績悪かった!?これもう懲罰でしょ!?」
支部長:「………」
支部長:「………フーーー」
支部長:「いいか。比呂」
芦田比呂:「あ、もしかして素行不良とか……?すみませんしぶちょー、これから言葉遣いも改め……」
芦田比呂:「はい」
支部長:「“クワトフォリウム”との戦闘でウチは死傷者まで出してんだ」突然低い声に代わる。
支部長:「そいつを仕留められる、またとないチャンスなんだ」
芦田比呂:「……ううっ……はい」
支部長:「今まで誰も正体を知りえなかった、謎の敵が、だよ。そいつの正体に迫れるのは……キミだけなんだ」
支部長:ポン、と。肩を叩く。
支部長:「キミには期待しているよ」
支部長:「断るわけないよね?」
芦田比呂:「ひううう」
芦田比呂:「ううう……」
芦田比呂:「ううううう……!」


GM:そして。
GM:夏休みが近づく7月のある日。こんな時期に転校生が来るというから、朝から教室は騒がしかった。
GM:そんなざわめきを断つように、教師が転校生を連れてやって来る。
教師:「えー。はい。じゃあ、転校生を紹介しまーす」
教師:「じゃあ、ちょっと自己紹介してくれる?」教師はキミに呼び掛ける。
芦田比呂:「は……はい……」背丈の小さな、中性的な顔つきの転校生。
芦田比呂:どこか弱々しそうに、猫背気味に立っている。
クラスメイト:「(スゲーちっちゃくね?)」「(中学生来ちゃったじゃん)」ひそひそと囁く声。
芦田比呂:「オ……オレは……芦田比呂、だぜ!」高めの声。
芦田比呂:「みんなよろしく……だぜっ!」
クラスメイト:「………」「…………」「(だぜ…?)」「(だぜ……)」「(声、高……)」
教師:「はーい、拍手ー」
クラスメイト:「よ、よろしくー……」まばらに拍手が上がる。
芦田比呂:キョロキョロと教室を見回している。
芦田比呂:(ホントに男の子しか居ない……)
教師:「じゃあ空いてる席に座ってねー。一番後ろの席」
芦田比呂:「あ、はーい」
芦田比呂:「……だぜ!」
教師:「(……だぜ…?)」
芦田比呂:そのままてくてくと、男子生徒の合間を縫って席まで歩いていく。
芦田比呂:隣を通ったときには花のような香りが舞う。
クラスメイト:「………」「………」「………?」
クラスメイト:「(あれっ…)」「(何…?何今の…)」
芦田比呂:席に座って。
GM:なんとなくクラスメイト達がキミを見ているような気もしたりする。
芦田比呂:(よし、掴みはバッチリ行けたかな……)
芦田比呂:視線には無意識に微笑み返して。
芦田比呂:(この調子で頑張んなきゃ。任務だもんね)
クラスメイト:「(うっ…!?)」「(ア、アイツ、何…?)」「(ヤベーよ…)」
GM:動揺する周囲には、一切気付かないままだった。


GM:シーン終了。
GM:シナリオロイスは“クワトフォリウム”だよ!
芦田比呂:“クワトフォリウム”/尽力/もとを正せばこいつのせい!:○/ロイス
芦田比呂:これで!
GM:そういう意見もありますね
GM:ありがとうございます!では以上!


GM:これでOPは終わり!
GM:次からはミドルシーンに入っていくだぜ!


【ミドルフェイズ1】

GM:最初のシーンは合流シーンです。シーンプレイヤーは芦田くん。
GM:全員登場してね。
芦田比呂:芦田くんだぜ!
芦田比呂:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:34->38)
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+9(1D10->9)した(侵蝕率:46->55)
西海才人:1D10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 5[5]+38 → 43

間壁慧:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 5[5]+41 → 46

GM:イエス!三嶋くんがガンガン上がる
三嶋光宗:テンション上げすぎちゃった
GM:では皆で自己紹介などしてもらうシーンです
GM:三嶋くんと芦田くんが同室になったことを説明したいのと、何も気にせず喋れるというのがあるので
GM:三嶋くんの寮室に4人で集まってほしいのわね
三嶋光宗:成程!
間壁慧:合点!
西海才人:承知!
GM:最初から4人が部屋にいる想定で始めちゃうね
GM:で、いいかしら?
間壁慧:OKでーす!
西海才人:はーい
三嶋光宗:はーい
GM:はーい!ありがとう!
GM:よろしく頼むぜ!


GM:私立万籟館学苑。三嶋光宗の寮室。
GM:白柳美龍に「チーム組んでね~」と指示されていたキミ達は、初めて顔を合わせることになりました。
GM:UGNの粋な計らいで、芦田くんは三嶋くんと同室で生活することになった事情等もあり、色々と都合がいいのだ。
芦田比呂:粋な計らい……?
GM:そうです!和気藹々とした自己紹介などが進んでいくでしょう。
芦田比呂:「……」寮室の角のすみに一際離れて立っている。大きなスーツケースを自分の正面に置いたまま。
三嶋光宗:冷房の効いた室内。物は多いが、よく片付けられた部屋だ。半分、即ち芦田くんの方はずっと人がいなかったようで、使った形跡がない。
三嶋光宗:「やー、マジ嬉しいなー」にこにこと人懐っこい笑みを浮かべている。
間壁慧:「……ああ。三嶋くんのルームメイトとは、災難ですね」
三嶋光宗:「ずっと一人部屋で寂しかったんだよねー、他所の奴らのとこ行くのも夜は無理だし……」
間壁慧:「騒がしいでしょう、彼」
芦田比呂:「……う、うん……よろしくね……?」
三嶋光宗:「ちょちょ!災難って何だよ慧!」
芦田比呂:「災難……」
三嶋光宗:「賑やかって言えよなそこは!」
西海才人:「…………」
西海才人:1.5リットルのオレンジジュースに使い捨てのプラスティックのコップ。
西海才人:数種類のスナック菓子にルマンドにカントリーマァムにアルフォート。
間壁慧:「環境音としてとても騒々しいので、様々な活動に支障が出るかと思うんですが」
西海才人:サラダ煎餅にチーズおかきなどを待ちこんでる。
三嶋光宗:「ホラ芦田くん怖がってんじゃんかよ~」
芦田比呂:「……い、いやっ!怖がってるとかじゃないよ……」
芦田比呂:「ないぜ……?」
三嶋光宗:「よろしくねー芦田くん。あ、比呂って呼んでもいい?」
芦田比呂:「あ、う、うん。よろしくね、三嶋くん……?」
間壁慧:「お、俺のせいですか? ……納得いかない……。そして、その口調……」
西海才人:「待って、待って、待って」
間壁慧:「語尾はいったい……? なんらかの方言……、あ、うん」
西海才人:「それよりも!転校生をおもてなししようって言う気持ちが足りないと、西海さんは思うんですけど!」
西海才人:「お菓子とか持ってきたの、西海さんだけじゃん!!」
三嶋光宗:「何か分かんないことあったら何でも聞いちゃってよ。バリバリ答えっから……おっ」
芦田比呂:「お、おもてなしって何……!?」
間壁慧:「そうですね。歓迎しなければいけませんね」
芦田比呂:「飛び込みとかさせられるの……?」
三嶋光宗:「確かにそうっすわ……」うんうん頷く。「マジファインプレーだわ、才人」
間壁慧:「なぜ飛び込み……?」
西海才人:「ついでに西海さんの紹介もヴェイ…三嶋やっておいてね!」
三嶋光宗:「え?なんでよ?シャイボーイか~?このこの~」
芦田比呂:「あっ普通の歓迎会か……よかった……」
間壁慧:「シャイボーイでもいいと思いますよ。強引すぎるよりは助かります。ご紹介、よろしくお願いします」
西海才人:「んー。だってみんながバラバラに喋り出すとわちゃわちゃするじゃんさー」
三嶋光宗:「おお……心配りだ」
芦田比呂:「う、うん。お、オレも聞きたいかな……」
三嶋光宗:「今日一日で才人くんリスペクトポイントが2上がったわ俺」
西海才人:「そのポイント何の役にも立たないから西海さん嫌いだにゃ~」
間壁慧:「景品に還元できませんからね」
芦田比呂:(本当に男の子ばっかなんだなあ)3人の顔を見比べている。
三嶋光宗:「じゃあ紹介すんね。比呂、こいつは西海才人」
西海才人:「よろしく。ヒロちゃんさん。困ってることがあったら何でも言ってね~」
芦田比呂:「う、うん、よろしくね、西海くん」
三嶋光宗:「基本的にはスゲーいい奴だから安心してね」
芦田比呂:「じゃあ安心……基本的に?」
西海才人:「ヒロちゃんさんは西海さんよりも背が低いし、同じくらい童顔なので、例外的と言う地雷を踏む心配がないと思うなー」
間壁慧:「ですね。善の人という点については賛成です。……ただ、彼の特性については言及しないんですか? “忍者”というのは大きなポイントでは?」
三嶋光宗:「あ!それオチだったのに!も~ネタ潰ししないでよね~」
芦田比呂:「えっ何……?忍者……?」
間壁慧:「これからチームを組むにあたって、知っていた方がいいことだと思いますが、どうでしょう」
西海才人:「まぁねぇ。何が出来るか。とか言ってった方が良いかもね」
芦田比呂:「あっ」手を叩く。「そういうレネゲイドパターンってこと?」
芦田比呂:「あっレネゲイドって分かるんだっけ……?」
三嶋光宗:「おお……なんか専門家っぽい用語出た」
芦田比呂:「正規エージェント居ないんだよね……説明したほうがいい?大丈夫?」
西海才人:「大丈夫。大丈夫」
西海才人:「そう言うのの纏め役の人が保健室にいるから」
西海才人:「で、忍者って言っても現代風に言うとオーヴァードです。あ、忍者刀とか見る?ヒロちゃんさん。そんで西海さん8mくらい垂直ジャンプできるよ」
西海才人:「確か黒犬白猿とかいうんだってさ」
芦田比呂:「身体能力が高いタイプかー。頼もしい」
芦田比呂:「よろしくねっ」
西海才人:「仲良くしよ」すんすんと鼻を鳴らす。「うね」
西海才人:「ヒロちゃんさん。良いにおいするね。もしかして……」
芦田比呂:「えっそうかな……?」
西海才人:ジィと、疑念めいた目で見る。
芦田比呂:(えっ嘘……?そんなので分かるの……!?)
芦田比呂:(えっこれバレたらどうなるの!?何されるの!?)
西海才人:「…………」
芦田比呂:(待って待って待って……!)
西海才人:「香水つけてる?色気づいちゃってるにゃ~」
芦田比呂:ギュッと目を閉じて、開ける。
芦田比呂:「へ」
三嶋光宗:「西海さんったら遅れてる~。今時男子だって香水くらい付けんべ~?」
芦田比呂:「あ、ああ~っ!」
三嶋光宗:「俺だって付けてるよホラ。嗅ぐ?ホラホラ」
芦田比呂:「うん、ちょっと、ねえ?」
芦田比呂:「うんそうそう!三嶋くんの言う通り!」
芦田比呂:「言う通りだぜ!」
西海才人:「えぇ、最近の流行なん?間壁ッち?」
間壁慧:「ぜんぜん聞いたことないですね」
間壁慧:「女子との交流会などがあるわけでもなし、単なる趣味では?」
西海才人:「だよねー。こんな男しかいないところでつけててもなぁ。あ。次は間壁ッちが自己紹介しなよ」
芦田比呂:(男しかいない……)
芦田比呂:頭では分かっているのだが。
芦田比呂:明言されると、どうしてもまた意識に上る。
芦田比呂:(本当に男子しか居ないんだ、ここ……)
間壁慧:「ああ。俺ですか」
間壁慧:「間壁慧です。“ニルマーナ”。天文部と文学部を掛け持ちしています」
芦田比呂:「間壁くん、ね」
間壁慧:「得意分野は魔術。オカルト。……古いレネゲイドの解釈方法とその運用ですね。よろしく」
間壁慧:「騒がしい人たちばかりだったので、歓迎しますよ」
芦田比呂:「へえー。難しいことやってるんだね」
芦田比呂:「すごいなあ。比呂ちゃ……」
芦田比呂:「……オレ、そういうの苦手だから、尊敬する」
間壁慧:「ヒロ茶?」 顔を近づけて、鼻を動かす。 「……」
芦田比呂:「ひうっ!」のけぞる。
間壁慧:「……」 およそ4秒。
間壁慧:「……やっぱりよくわかりません」 顔を離す。 「匂いの件、気のせいでは? ……ごく普通の」
間壁慧:「ごく普通の、ヒトの香りですよ。大丈夫、芦田くん。きみは正常です、少なくとも健康状態に異常があるというわけではないと思いますよ」
芦田比呂:「あっうん……どうも……?」
西海才人:「いやいや、忍者の嗅覚ですよ?気のせいじゃないと思うんですけど」
芦田比呂:(えっいま……匂い嗅がれたの……?)
芦田比呂:(男の子に……?)
三嶋光宗:「まあこの通り、ちょっと不思議ちゃんだけどいいヤツだから。仲良くしてあげてね」
芦田比呂:「あ、うん、よろしくね……?」
西海才人:「あ、そうだ。間壁っちは好き嫌いが本当にないんだぜ。ピーマンとかナスとかパスすると良いよ」
西海才人:「とても嫌な顔でシェアしてくれるんだ。西海さんは助かっています」
三嶋光宗:「才人も見習ってもっと野菜食べなさいよね~」
間壁慧:「なんでも食べます。健康維持には必要ですからね」
西海才人:「キリギリスや蝗じゃあるまいし」
芦田比呂:「あはは……好き嫌いはしないほうがいいんじゃないかな……」
西海才人:「蝗はそこそこ好きだけどさ」
間壁慧:「食感がいいですよね」
芦田比呂:「えっ食感……!?」
三嶋光宗:「食べんの!?蝗!?」
西海才人:「食べるでしょ!?蝗」
芦田比呂:「いや無理無理無理……!」
芦田比呂:「男子校ってそうなの……!?」
間壁慧:「食べますよね? ……都会の人は意外なのかな……?」
西海才人:「あ。だよね。ここらへんの蝗は身が締まってないから駄目だと思うけど!」
三嶋光宗:「へ~。俺食べたことないや。田舎なら美味いの?試してみよっかな」
西海才人:「佃煮にしておにぎりの具にするとオツなもんなんだなー」
芦田比呂:「虫の話は掘り下げなくていいよ~っ!」
芦田比呂:「やだあーっ!」
芦田比呂:泣きそうな声。
間壁慧:「ああ。じゃあ、そろそろ……」
間壁慧:「芦田さん。きみの自己紹介をお願いしたいですね」
間壁慧:「その様子からすると、都会の出身ですか?」
三嶋光宗:「お、待ってました」ぱちぱちと拍手。
芦田比呂:「あっうん……えっと」
西海才人:「聞きたいにゃ~」
芦田比呂:(にゃ~、かわいいな……)
芦田比呂:「オレは芦田比呂だぜ!」ここだけ練習している。
芦田比呂:「……えっと。コードネームが“フォース・プリンス”」
西海才人:「王子様じゃん!」
間壁慧:「フォース……」
三嶋光宗:「プリンス?へー、カッケー」
芦田比呂:「あはは……なんか恥ずかしいけど」
芦田比呂:「ユニバーサル・ガーディアン・ネットワークから派遣されてきたエージェントなの」
芦田比呂:「ユージーエヌって言ったほうが分かるかな。知ってる?」
間壁慧:「問題ありません。俺は協力関係にありますから」
三嶋光宗:「一応知ってるよー。イリーガル?だし」
西海才人:「オーヴァード幕府みたいなやつでしょー。忍者っぽく言うとさ」
間壁慧:「幕府…………」
西海才人:「え。じゃあ、元締め?」
芦田比呂:「あはは、忍者から見たら幕府かも!」人懐っこく笑う。
芦田比呂:「あっごめんね。要は、困ってる人のために力を使う、ひみつの組織で」
芦田比呂:「怪しい噂を調査しに来た……だぜ」
西海才人:(語尾がたまに不自然でござるなぁ~)
芦田比呂:「超常の力から普通の子を守るのも、UGNの任務だからね」
三嶋光宗:「噂って例の、旧校舎の幽霊っしょ?」
間壁慧:「そうですね。こっちも気になっていたところです」
芦田比呂:「うん。もしかしたら、それがレネゲイドの産物かもって」
西海才人:「美龍ちゃんが言うには、具体的な目撃例もあるみたいだしね」
三嶋光宗:「そんなんまで調査するって、UGNってマジ大変なんだなー」
芦田比呂:「大変なんだよ~~~」
芦田比呂:「あっでもね、白柳先生から聞いてるかもだけど」
西海才人:「ヴェイ……三嶋さぁ。その大変なの手伝うの西海さん達だよ」
三嶋光宗:「えー。大変だったら猶更手伝わなきゃダメじゃんよー?」
間壁慧:「俺はもともと一人でも調べるつもりだったので、むしろ助かりますが」
芦田比呂:「オレ一人では、どうしても調査しきれないから」
芦田比呂:「皆の力を貸して欲しいんだ……ヴェイ?」首をかしげる。
三嶋光宗:「あ、ベイダー。俺のあだ名ね」
芦田比呂:「ベイダー……?」
芦田比呂:「なんで……?」
間壁慧:「ヴェイダー卿のことです」
芦田比呂:「えっと、なんでベイダーきょーなの……?」
西海才人:「コーシュー、コーシューがヴェイダーっぽいから!」
芦田比呂:「コーシュー?」
三嶋光宗:「俺、名前が光宗じゃん?入学して最初に武士みたいな名前なんであだ名で呼んでね~っつったの」
三嶋光宗:「でホラ、漢字の読み方で、コーシュー」
西海才人:「のちにヴェイダーはコーホーだろ?って無慈悲な突っ込みが入ったんだよね」
西海才人:「あだ名が定着した後で」
間壁慧:「由来が複雑骨折しているので理解が難しかったですね」
芦田比呂:「あ、ああ~」
三嶋光宗:「別に俺が言い出したわけじゃねーからな!ベイダー!被害者だよ被害者」
芦田比呂:「いや分かりづらっ。ふふっ」素で笑う。
三嶋光宗:「いやマジマジ。ウケるよね。あはは!」
西海才人:ポリポリとルマンドを口にくわえながら食べてる。
西海才人:「ヴェイダー、この通り軽薄だから、なんでも気楽に相談するといいにゃ~」
三嶋光宗:「気さくって言えよな~そこは」
芦田比呂:「あ、うん。よろしくね、三嶋くん」
間壁慧:「では、我々UGN帝国軍としては、力を合わせて調査を開始しなければならないですね」
芦田比呂:「帝国軍じゃないよ~~~」
西海才人:「フォースだもんねー。希望の光じゃんさ」
西海才人:オレンジジュース飲んで合いの手入れて。
三嶋光宗:「じゃあ反乱軍?」
三嶋光宗:「どうせ夏休みだしなー。秘密組織のお手伝いとか、ワクワクするじゃん?」
芦田比呂:「ベイダーから離れてよお~」
芦田比呂:「最初のやつしか見てないからよくわかんないもん」
西海才人:「西海さんは海いきたかったよ。肝試しって言っても女の子いないじゃん」
西海才人:「ワクワクしないよー」
間壁慧:「そうですね。男子だけの肝試しはむしろそっちの方がホラーですね」
間壁慧:「本当の肝試しですよ。薩摩隼人じゃないんですから」
三嶋光宗:「露骨にテンション下がること言うなよな~!盛り上げようとしてんのにさー!」
西海才人:「事件解決したら海行こう海!みんなで水着買いに行こう。とか言うのが、テンション上がるって事なの」
間壁慧:「まあ、男子校ですから。校内ミッションで女子が関わってくることはありえませんよ」
芦田比呂:「そ、そうだよね~っ!」
芦田比呂:「そんなこと当たり前だよぜ」
間壁慧:「せいぜいミッション後の妄想を膨らませておいてください」
三嶋光宗:「ミッション後ね~」
三嶋光宗:「ご褒美でUGNの美人エージェントと合コンとか開いてくんねーかなー……」
西海才人:「妄想は魔術師の仕事じゃん。忍者は現実的なんだからな!………だよぜ?」
間壁慧:「俺の推測ですが、UGNの美人エージェントにそんな暇は……、……、まあ、そういうことにしておきましょう」
芦田比呂:「えっオレが紹介するの……?」
芦田比呂:「あの……うち人手不足だからあんまり人居なくて……」
西海才人:「校内のイリーガルの美人おねーさんは暇そうだったよ」
三嶋光宗:「そりゃ美龍センセは美人だけどなー」
芦田比呂:「あっ白柳先生綺麗だよね~憧れる」
間壁慧:「大丈夫ですよ。……それより作戦、開始しませんか? 放課後の時間は貴重です」
三嶋光宗:「お、早速?」
芦田比呂:「あっそうだね……!」
間壁慧:「早く終わらせてはやく休暇といきましょう。女子と出会いたいなら、なおさら」
西海才人:「はいはいはーい。ちょっといいかにゃー?」
間壁慧:「どうぞ、西海くん」
芦田比呂:「なんだぜ!」
西海才人:「丑三つ時の方が雰囲気出ない?」
間壁慧:「……んー……ああ。なるほど。……悪くはないですね」
西海才人:「すぐになにがしかの怪異に遭遇した方が効率的じゃん」
芦田比呂:「深夜外出禁止じゃないの?門限とか……」
三嶋光宗:「バレなきゃ平気じゃん?」
芦田比呂:「ええっ……」
間壁慧:「意味づけが実際の現象を喚起する。呪術の基本原則ですね。そちらの方が確率は上がりそうだ」
三嶋光宗:「男子だけの肝試しでも、こういう時なら意味あるってことね」
間壁慧:「バレないようにいきましょう」 ポケットから出した紙を切り抜き始める。イージーエフェクト《傍らの影法師》。式神の作成だ。
芦田比呂:「……」
三嶋光宗:「まあ大丈夫っしょ!何と言ってもエージェントが付いてるもんな」
三嶋光宗:「頼りにしてんね、比呂!」
芦田比呂:「いやあのっ!そんな頼られても困るというか……!」
西海才人:「ヒロちゃんさん。怖かったら手繋いであげるねぇ」
芦田比呂:「手!手!?」
芦田比呂:(男の子同士で繋ぐのって普通なの!?)
芦田比呂:(えっそれともやっぱバレてるのこれ!?)
芦田比呂:(ううう~~~!)
芦田比呂:(なんで比呂ちゃんがこんな任務なのさあ~~~!?)


GM:シーン終了。
GM:ロイスを取得する人は取得してね!
GM:あと購入判定もできるよ~
西海才人:PC間ロイスは間壁ッち。 友情〇/食傷 で!
芦田比呂:西海くんかな~
間壁慧:西海くんにロイス! 西海才人/感服○/食傷 で! やばいときは完全に任せられるぐらいには信用しているぞ!
芦田比呂:-協力者/西海才人/バレてないよね……?:○/バレてる……?/ロイス
三嶋光宗:同室/芦田比呂 〇期待/謎 で!
間壁慧:例のやつを買うか……UGN!ボディアーマー! フォールンスプライトを使って判定!
GM:良いわね~
間壁慧:4dx+1=>12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 10[2,3,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

西海才人:購入は手裏剣にしよう!!w
間壁慧:フォールンスプライトは無敵だ。装備!
GM:すごい出目
GM:忍者じゃん
西海才人:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 9[9]+1 → 10

芦田比呂:購入はハードコート狙おうかな
間壁慧:手作りしました
西海才人:手裏剣を手に入れた!忍者だ。
三嶋光宗:侵蝕重いけどここで買うしかない!コンセ無形で大槌狙います
芦田比呂:4dx+3>=9
DoubleCross : (4R10+3[10]>=9) → 6[6,6,6,6]+3 → 9 → 成功

GM:どうぞ!
三嶋光宗:コンセ無かった……!
芦田比呂:すごくない出目?
GM:すごい
GM:悪魔の数字じゃん
三嶋光宗:6DX>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 10[3,6,6,10,10,10]+8[4,8,8] → 18 → 成功

間壁慧:この出目はやばい
芦田比呂:破滅的な運命の下にありそう
間壁慧:10000分の1だ
芦田比呂:とにかく買えた!即装備します
GM:はーい
三嶋光宗:既に破滅的
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+4した(侵蝕率:55->59)
三嶋光宗:装備して以上です
GM:ベイダー上がっちゃったねえ
GM:はーい!ではこのシーンは終わり!


【ミドルフェイズ2】

GM:次のシーン。
GM:みんなでワチャワチャするシーン・西海・間壁ペア編です。
GM:二人はここで登場侵蝕率を上げてね。
西海才人:1D10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49

間壁慧:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 10[10]+46 → 56

GM:調査は空振りに終わり、とりあえず寮に戻ってきたキミたち。
GM:いつものように、夜は過ぎてゆく。
間壁慧:「ぜんぜんダメでしたね」
間壁慧:「せっかく機材を持ち込んだのに、ぜんぶ空振りました」 得体のしれないセンサーやガジェットを放り出す。
西海才人:サイズが合わなかった大き目のTシャツにメンズスパッツ。
西海才人:手にはアイスを持ち、ソファ代わりのベッドで足をぶらぶらさせている。
西海才人:「うーん、その機材レネゲイド対応とかしてないのが駄目だったんじゃないかと西海さんは思いました」
間壁慧:「これはよほどの難敵かもしれませんよ。怖いな……」 完全密閉型の作業服を脱いでいる。
間壁慧:「一理ありますね。念には念を入れてみたんですが」 手袋を外す
西海才人:「それと、空振ったのなら冷房つけよーよー。ブレーカーもう落ちないでしょー」
間壁慧:「もし怨霊や精霊や異星人だったらと思って、俺はそれを心配して……ああ」
間壁慧:「よく考えたら暑かったですね。また失敗するところでした」 カチカチとリモコンをいじる。
西海才人:「ようやく文明的な生活が戻ったにゃ~。でさ、怨霊や異星人に効果あんのー?それ」アイスをばくばくと食べながら尋ねる。
間壁慧:「効果があると噂されているそうです。この異星人に反応する謎の石は、天文部の部員から借りてきました」 黒い謎の石を丁寧に布に包む。
西海才人:「天文部って、そういう事すんの!?」
西海才人:「UFO召喚する儀式とか魔術師っぽいけど、西海さんびっくりだよ」
間壁慧:「する人もいますね。俺は宇宙人については詳しくないので、よくわからないんですが……この学校、そういう噂も多いですよ」
間壁慧:「西海くん、あまりご存じないですか? 俺は新聞部の手伝いで少し詳しくなった時期がありました」
西海才人:「ほうほう。学苑七不思議だ。ちょっとだけ知ってる~」
間壁慧:「七不思議その一、屋上に佇む美少女の霊……」
西海才人:「待って。待って待って」
間壁慧:「かつてこの学園から失踪した女子高生の霊が、うらめしげに屋上に現れるとか」
西海才人:「男子校じゃん!」
西海才人:「うち、男子校じゃん。設立の時から男子校じゃん!」
間壁慧:「……そうですけど」
西海才人:「いきなり、間違ってるよ。七不思議!!」
間壁慧:「言われてみれば」
間壁慧:「何か秘められた陰謀を感じますね」
西海才人:「男子校なのに女子の幽霊って言うのが不思議なんて、捻り過ぎだよ~」
西海才人:「女装かな?」
西海才人:「その幽霊」
間壁慧:「女子に憧れる男子生徒の霊かもしれませんね」
西海才人:言いながら部屋の電気を消して、懐中電灯を顔の下から照らす。
間壁慧:「うッ」 のけぞる。 「西海くんがそれをやると怖いんですけど」
間壁慧:「謎のリアル感」
西海才人:「ふふふ、雰囲気出るっしょー」
西海才人:「闇の住人だからね。そんで、そのニは?~」
間壁慧:「七不思議その二、女子との出会いを叶える伝説の壁」
間壁慧:「この壁に祈ると女子と出会える・合コンが開催される・妹の友達を紹介してもらえるなど」
西海才人:「そんな壁あんの?知りたい!それは西海さん知りたいよ」
間壁慧:「様々な奇跡が叶うという幻の壁があるという噂です」
間壁慧:「どこかの寮の一室にその不思議な壁があり、その部屋の持ち主はバラ色のスクールライフが約束されたも同然だとか…」
西海才人:「凄い即物的で、どう考えても、浅ましい願望が作り上げた雰囲気がプンプンだけどさ。夢があるよねぇ」
間壁慧:「とりあえずこの部屋が違うというのは確実ですね」
間壁慧:「あと三嶋くんの部屋もたぶん違う」
西海才人:「ヴェイダーの部屋も違うの?」
西海才人:「ヴェイダー、リア充じゃん」
西海才人:「西海さん達の中じゃ一番可能性ない?」
間壁慧:「……どうでしょうね。恋人がいたという話はまあり聞いたことないんですが。……俺に教えてくれないだけ……!?」
西海才人:「あ。そう言うの気になるタイプなんだ。間壁ッち!」
西海才人:「西海さんが彼女出来たら一番に教えたげるね~。予定ないけど」
間壁慧:「そうですよ、俺は仲良くなったつもりですからね」
間壁慧:「西海くんも、外で合コンとかに顔を出せばいいんじゃないですか? きっと大人気ですよ。そうしない理由が?」
西海才人:「西海さんがいると、舐められるんだってさ。だって、お前、ガキっぽいじゃん。とか言われるんだよ、酷いじゃんね」
西海才人:ムゥと不機嫌な顔してアイスをガジガジと食べつくし。
間壁慧:「童顔なのは同意します。……気分を害したら失礼」
間壁慧:「いつものごとく、俺は真実の誓いを立てているので」
間壁慧:「人の気分を害する罪よりも、隠匿の罪の方が重いという倫理の立場を遵守します」
西海才人:「いーよー、もう。間壁ッちは、ほら、西海さんをハブにしないから許すね」
西海才人:「ん?ん?でも、魔術って秘密にしないといけないんじゃない?と、忍者にそう言うこと言う?」
西海才人:「秘奥とかって秘密じゃん」
間壁慧:「心の隠匿ですよ。裸の王様に対して投げかけるべき言葉は――」
間壁慧:「その近辺の話をすると大変ややこしくなるので、いずれ。俺はまたてっきり」
間壁慧:「西海くんは忍びだから人目を忍んで俗世の女性との交わりを断っているのかと」
西海才人:「なんで、王様は裸なの?って正直教えてあげる事。ってのは大事なのはなんとなくわかるや」
間壁慧:「故郷に婚約者とかがいるのかと」
西海才人:「男女七歳にして席を同じゅうせず。って環境で育ったんだよー。そんなの嫌だよー」
西海才人:「その癖に、子供はどうにかこさえよ。とか言うんだぜ。滅茶苦茶じゃん」
西海才人:「こっちで出会い見つけないと共同体の危機なんだよね」
西海才人:はぁとため息ついて。
間壁慧:「この学園で出会いを見つけるのもかなり絶望的ですからね……」
間壁慧:「三嶋くんに相談してみましょう。芦田くんも転校生なので、」
西海才人:「だよね。あ。そうだ。今度、4人で合コンしよ」
間壁慧:「もしかしたら近縁の女性と関与できるかも」
西海才人:「そうそう、それそれ。ヒロチャンさん、とも仲良くなれるしさ!」
西海才人:「ヒロちゃんさん、西海さんよりも小さくて弟みたいでかわいいんだよね~」
間壁慧:「俺は女性に失礼なことを言ってしまいそうなので、できれば控えたいんですが……」
西海才人:「えぇ~、間壁ッちいないと寂しいじゃん」
西海才人:「間壁ッち話題は豊富だし、行けるよ。絶対参加ね」
間壁慧:「……嬉しいことを言ってくれますね」
西海才人:「でっしょ~」
西海才人:「そうと決まればさ、隣にも話つけに行くのが、西海さんは良いと思う訳」
間壁慧:「みんなで行くなら、楽しそうだ。西海くんはそれだから好きですよ」
間壁慧:「行動も素早い。賛成です。調査方針の巻き直しもしたかったところですからね」


GM:みんなでワチャワチャするシーン・芦田・三嶋ペア編です。
GM:二人はここで登場侵蝕率を上げてね。
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:59->62)
芦田比呂:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:38->47)
GM:調査の結果は空振りで。
GM:とりあえず、寮に戻って休むことになったキミ達。
GM:夜が過ぎていく。
芦田比呂:「……ふう」ベッドに座り、息をつく。
芦田比呂:同居人の姿はない。どこかに出かけているのだろうか?
芦田比呂:「なんとか一日終わった~~~も~~~」
芦田比呂:「きっつ~……」
芦田比呂:シャツのボタンを外して、肌蹴る。
芦田比呂:「これキツ……締めすぎたかなあ」
芦田比呂:がんじがらめに巻いているサラシを、ゆるゆると緩める。
芦田比呂:「でも巻かないとだしなあ~何とかならないのかなこれ」
芦田比呂:「寝るときくらいは大丈夫かな……?布団もかぶるわけだし……」
三嶋光宗:ガチャ、と不意にドアが開く。
三嶋光宗:「ん」
芦田比呂:「え」「わあああっ!」
芦田比呂:すごい勢いで布団をかぶる。
芦田比呂:「は……入るなら言ってよ!!!」
三嶋光宗:部屋の入口に、金髪から水滴を滴らせた、どう見ても風呂上がりの様相の三嶋が立っている。
三嶋光宗:当然、バスタオルの他には下着のみだ。
三嶋光宗:「あ~、ごめんごめん。ずっと一人部屋だったからさー、油断してたわ」
芦田比呂:「わ、分かればいいんだけど……」顔を上げて。
芦田比呂:その姿を見て。
芦田比呂:「きゃああっ!!!」
芦田比呂:「何その格好!?」
三嶋光宗:「え?」自分を見て。「ああー、ごめん」
三嶋光宗:「油断しすぎだったわ。いや、あっついんだよなー、脱衣所」あまり気にしていない様子で、ごしごしと髪を拭いている。
三嶋光宗:「でもそんな悲鳴上げることなくね?」
三嶋光宗:「男同士じゃん?」
芦田比呂:「……あっ」
芦田比呂:「……うん……その……ごめん」
芦田比呂:「びっくりして……」
芦田比呂:(そうだ、普通にしないと……)
芦田比呂:布団から顔を出して、何でもない風に彼を見て。
芦田比呂:「……」
三嶋光宗:「びっくりしたか、そっか。ごめんなー?」
芦田比呂:「いや謝んなくていいけどさっ……!」声が裏返る。
芦田比呂:(いや)
芦田比呂:(無理だよ!?)
三嶋光宗:笑っている。スポーツでもやっていたらしい身体つき。半裸。
芦田比呂:(てか男の子ってあんな筋肉付いてるの……?)
三嶋光宗:「あ、そうそう。化粧水切れちゃってさー」
三嶋光宗:「その辺に新しいのあるはずだから、悪いけど取ってくれる?」
三嶋光宗:髪を拭きながら芦田くんの近くの机を指す。
芦田比呂:「あっうん……」立ち上がろうとして。
芦田比呂:(あっヤバい)
芦田比呂:布団をかぶったまま立ち上がる。
芦田比呂:そのままもぞもぞと動いて机まで向かう。
三嶋光宗:「……」
三嶋光宗:「え、な、何、どしたん比呂……?」
芦田比呂:「あっいやそのっ……!」
芦田比呂:「オレ冷え性でさ……!」
三嶋光宗:「あー、マジか。冷房効きすぎ?」
三嶋光宗:「遠慮せずに上げれば良かったのに」
芦田比呂:「いやそのっ、男の子って暑がりかなって……」
芦田比呂:「あっ、三嶋くんが暑がりかもって!」
三嶋光宗:「……比呂だって男の子じゃね?」
芦田比呂:「そうそう、そうだね、あはは……」
三嶋光宗:「いやいや、俺そんなに気になんないし……比呂に布団被らせて自分だけ涼んでたらヤベーやつっしょ」
三嶋光宗:エアコンを切って。
芦田比呂:「あっうんありがと……」そのまま化粧水を取ろうとして。机の上。
芦田比呂:セクシー系の週刊誌。
芦田比呂:「えっうわっ……!」
三嶋光宗:「ん?何かあった?」
芦田比呂:「こ、こういうの、読むんだ……?」雑誌を指差して。
三嶋光宗:「あー、篠田が置いてったやつ。あいつその表紙のアイドル……なんつったっけ?大好きでさ」
三嶋光宗:「いっつも脚が良いとか胸がエロいとか言ってんの。バカだよな~」
芦田比呂:(こういう、女の人が、裸みたいな格好するやつ……)
芦田比呂:(そういうのを……そういう風に見るってことだよね)
芦田比呂:「み、三嶋くんはそういう事考えないの……?」
三嶋光宗:「え?そりゃまあ……」小首を傾げて。「人並みには?」
三嶋光宗:「健全な男子高校生ですし?」
芦田比呂:「人並み……」
芦田比呂:「健全な男子高校生……」
三嶋光宗:「何だよー、比呂だってそうだろ~?」
芦田比呂:(人並みな健全な男子高校生って)
芦田比呂:(どんなこと、考えるのかな)
芦田比呂:「えっいやオレは……!」
三嶋光宗:「比呂はどういうタイプが好きなん?ぶっちゃけ」
芦田比呂:「オレはそういうの……」
芦田比呂:「その……」
芦田比呂:「……優しくて、守ってくれそうな人?」
三嶋光宗:「へえ~……」
三嶋光宗:興味深そうにじっと芦田くんを見る。
芦田比呂:視線に見返して。
芦田比呂:その格好を見て目を逸らす。
GM:三嶋くんは、芦田くんを見てふと気づきます。
GM:小さな虫が芦田くんの頭の後ろをちょうど飛んでいる。
三嶋光宗:「優しいのははともかく、守ってくれそうな女子って結構難しそうだなー」
芦田比呂:布団の中。もぞもぞとうごいて、何とかサラシを巻き直し終える。
芦田比呂:「あっ女子……そっか」
三嶋光宗:「あれかな、美龍センセみたいな…… ……ん」
芦田比呂:(しまった~。決めとけばよかった……)
三嶋光宗:「比呂、後ろ後ろ」軽く指差して
芦田比呂:「ん?」
三嶋光宗:「虫」
芦田比呂:「えっやっ……!」甲高い悲鳴を上げて、慌てて振り向こうとして。
芦田比呂:くるまっていた布団を踏んづけて転ぶ。
三嶋光宗:「あ」
芦田比呂:そのまま倒れた先に居た、彼の胸元に飛び込んで。
芦田比呂:「へぶっ」
芦田比呂:締め付けた胸を押し付ける様に倒れかかる。
芦田比呂:柔らかい体躯。その体重が彼にのしかかる。
芦田比呂:「っつ~。ごめん、大丈……?」
三嶋光宗:「お、おお……比呂こそ……」
芦田比呂:「……」
三嶋光宗:「……」
西海才人:「あんね。ヴェイダー、ヒロちゃんさー」声と同時に部屋の扉が開く。
西海才人:「今度4人で合コ……ん?」
間壁慧:「おお……」
間壁慧:「……失礼しました」 一礼する。
西海才人:「ん?んん?」ヴェイダーとヒロチャンさんを交互に見て。
三嶋光宗:「……?」
三嶋光宗:その感触に違和感を覚えつつ。
芦田比呂:声の方を向く。
三嶋光宗:声の方を見る。「あれ、才人?慧?」
間壁慧:「このような行為が行われている可能性を考慮しておくべきでした。申し訳ない」
芦田比呂:半裸の男性に、のし掛かるようにしている。
西海才人:「きゃぁ。お邪魔様!?」
芦田比呂:「……っ!」
三嶋光宗:「あれ、どしたん?」のしかかられたまま、頭だけを動かす。特に気にしていない様子。
芦田比呂:「あ、いや、違うの!比呂ちゃんが転んじゃってその三嶋くんが」
芦田比呂:「三嶋くんが下敷きになって……」
芦田比呂:「……」自分の体勢を確認。
三嶋光宗:「そうそう。びっくりしたわマジ」笑う。
三嶋光宗:「あれ、比呂?立てる?」
芦田比呂:「やったっ立てる!立てるからっ!」
芦田比呂:「顔近づけないで~……!」
西海才人:「ふむふむ。ヴェイダー半裸なのはシャワーあがりだから?」
芦田比呂:「あと服着てよ~~~っ!」
三嶋光宗:「おー。そうだけど……いや何だと思ったわけよ」
西海才人:「あははは。ヒロちゃんさん。大体、西海さんたち、シャワー上がりは上とか着ないよ。暑いし」
間壁慧:「冷房を使うと頻繁にブレーカーが落ちるので、エネルギー面での節約です」
芦田比呂:「えっみんなそうなの……」
三嶋光宗:「まあ、女子もいないし?」
間壁慧:「……ふーむ」
間壁慧:「どうやら違うようですね、西海くん。カラリパヤットの練習でもプロレスの練習でも性的な行為の一端でもありませんね」
西海才人:「間壁ッちがこのような行為とか言うからビックリしたじゃん、もう」
芦田比呂:「みんな……?」
芦田比呂:「性て……!」
芦田比呂:「そんなわけ無いでしょ?????」
三嶋光宗:「想像力逞しすぎだろ!」
芦田比呂:「そんなこと……!」また彼の身体を見てしまって。
西海才人:「いくら、女の子がいなくて、ヒロチャンさんが可愛いからって、それはアウトだもんね」
芦田比呂:慌てて目を逸らす。
間壁慧:「想像力は力の根幹ですからね」
三嶋光宗:「想像力……じゃあ篠田も強いのかな……」
芦田比呂:「か……かわいいとか言うな!」
芦田比呂:「オレは男だぜっ!」
西海才人:「あ。ごめんね!西海さんは一度誰かにかわいいいと言ってみたかったの」
西海才人:「言われるとムカーって来るの知ってるんだけどね~」
芦田比呂:「あっ違うの、ムカついたとかじゃないよ……!」パタパタと手をふる。
間壁慧:「かわいいと思いますよ、芦田くんは。気分を害されたら失礼」
三嶋光宗:「普段言われる側だから?」
西海才人:「そうだよ。男にかわいいいなんて失礼でしょ。年齢変わんないじゃん。おかしいよ」
芦田比呂:「怒ってないからね?」小首をかしげる。
三嶋光宗:「いや、そういうことするからかわいいって言われちゃうのよ?分かる?」芦田くんに。
芦田比呂:「あっゴメン……」
芦田比呂:「西海くん、カッコいいのにねえ」
西海才人:「怒ってないなら良かった。そして、カッコいですか、嬉しいにゃ~ にへへ」
芦田比呂:(あっ今の可愛いって思っちゃったけど黙っとこ……)
三嶋光宗:「まあ、そりゃ普通はかっこいいって言われたいよなー」
三嶋光宗:「え、でも年上のお姉さんとか相手ならよくない?かわいいって言われんの」
西海才人:「年上女性、美龍ちゃんしかいないじゃんさー」
西海才人:「あんま、言ってくれないよ!」
間壁慧:「白柳先生は西海くんのことをよく知ってますからね」
間壁慧:「そりゃ言いませんよ」
三嶋光宗:「あー、先生なりの思いやりってこと?」
間壁慧:「西海くんは」
西海才人:「美龍ちゃん、思いやりの事、ヘヴィジャベリンだと思ってる系女子だもん、多分」
間壁慧:「……かっこいいってことです。……まあ、働いてる姿を見ればね」
芦田比呂:「白柳先生のこと好きなの?」
西海才人:「んー。好きだよー。なんだろう、ちょっと歳離れてるけど十分行けるし」
西海才人:「普通に尊敬もしてるかな~。話してて楽しいしね~」
芦田比呂:「美人だもんねえ白柳先生」
三嶋光宗:「じゃあやっぱ、かっこいいって言わせなきゃな」
芦田比呂:「オレはちょっと話しただけだけど優しい先生だな~って感じだったもんねえだぜ」
西海才人:「狙ってるヤローは多いのです。うちの学校の唯一の華だかんね」
芦田比呂:「唯一の……」
西海才人:「西海さんの活躍は今日の夜見てやがれよー。と言う事ですなー」
芦田比呂:「そうだよね……男子校だもんね……?」
間壁慧:「音楽の高畠先生もいますよ」 ※書道部の顧問を担当する学園最高齢の先生
西海才人:「そうそう。夜這いを返り討ちにしたって武勇伝もあるよ。美龍ちゃん」
芦田比呂:「ヨバイって?」
西海才人:「寝てる所に忍び込むこと!」
間壁慧:「性的な目的で、ですね」 念には念を入れた捕捉
芦田比呂:「な……っっっ!」
芦田比呂:「そんなことしてるの!!??」
三嶋光宗:「いや、どうなんかね?まあ噂じゃね?流石に」
西海才人:「せ、西海さんはしてないよ!?」
芦田比呂:「ひ……ひどすぎるっ……!」
芦田比呂:「嘘だよね……?」
間壁慧:「とある男子生徒が泣いて土下座をしてお願いしたところ、ものすごく説教されて反省文を欠かされたという噂を聞きました」
三嶋光宗:「おお……マジか……」
間壁慧:「当然ですね」
三嶋光宗:「まあそりゃ、俺らは絶対やんないよ?でもまあ、やる奴がいてもおかしくないかもな~って感じだよな」
西海才人:「あ。それは信憑性があるね」
芦田比呂:「土下座してお願い……厳しい先生ってこと……?」
芦田比呂:「優しそうな先生に見えたんだけどなあオレ」
三嶋光宗:「環境が環境だし。バカばっかだしな~、男子高校生なんて」
西海才人:「そうそう。だからさ、今度4人で合コンしよー。って話に来たんだった」
三嶋光宗:「あ、だから来たわけね?」
間壁慧:「そういうことです」
西海才人:「うん。後、作戦会議の詰めなおし。間壁っちの不思議アイテムなんも役にたたなかったの」
三嶋光宗:「いいねー、やろやろ!比呂はどう?」
芦田比呂:「えっ比呂ちゃんそういうのは……」
間壁慧:「科学的なアイテムだったのですが……。とりあえず四人での合コンという目的があれば」
間壁慧:「少なくともモチベーションは上がるだろうと思っています」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:(いや……別に)
芦田比呂:(やっても比呂ちゃん困んないな……)
芦田比呂:「……う、うん、数合わせなら……」
西海才人:「やった~。ヒロちゃんさんは話が分かる。好き!じゃあ、ヴェイダー、女の子の方よろしくね」
間壁慧:「芦田くんも参加してくれるなら心強い。よろしくお願いします」
西海才人:「期待してっからね。上手くいったら手裏剣あげる」
三嶋光宗:「おお、決まりな!女子の方は任せといて。美人揃えるからさ」
三嶋光宗:「……マジ?本物?」
芦田比呂:「ていうか、みんな彼女とか居ないんだね」
芦田比呂:「カッコいいのにねえ」
西海才人:「甲賀流の流れをくむ本物に決まってるじゃん!」
三嶋光宗:「やべー、ちょっと欲しいかも。銃刀法とか大丈夫なん……?」
西海才人:「現代の法律って難しいよね!」
間壁慧:「ありがとう、芦田くん。ですが、男子校というのは基本的に出会いがまるでないものなのです」
三嶋光宗:「駄目なやつじゃん!いらねぇ~~っ」
三嶋光宗:「そうそう。それこそ合コンでもしなきゃ出会い無いっしょ」
間壁慧:「普通に生活していて女子と関わることはほぼ皆無。寮にいて女子と遭遇することなど一切ありえません」
間壁慧:「ゼロ%です」
西海才人:「西海さん部活とかにも入ってないからなー、部活動で外でないし。美龍ちゃんくらいだよ。仲が良い女子」
三嶋光宗:「学校なら美龍センセと高畠センセいるから、2パーくらい?」
芦田比呂:「人数的に2人居ても2%にはならなさそうだけど……」
西海才人:「ねぇねぇ」
西海才人:「そういえばさ。ヒロちゃんさんはシャワー入らなくて良いの?」
間壁慧:「どうぞ、西海くん」
間壁慧:「ああ。そういえば」
芦田比呂:「えっ」
西海才人:「入ってないんでしょー?」
三嶋光宗:「あー、確かに。お先に頂いちゃったけど。空いてるよ?」
芦田比呂:「えっえーっと……!」
間壁慧:「遠慮しないでください。心身をリフレッシュさせてから作戦会議にしてもいいと思います」
芦田比呂:(比呂ちゃんあそこ使わなきゃいけないの!?)
三嶋光宗:「冷え性って言ってたもんね」
芦田比呂:(だって三嶋くんがさっきまで使ってて……)
芦田比呂:(……?????)
西海才人:「そうだよ。シャワー浴びると頭もすっきりするしね」
芦田比呂:「……あっうん……」
芦田比呂:「は、入ろうかな……」
GM:そんなとき。
芦田比呂:(シャワー浴びてこいとか……男の子に)
芦田比呂:(こんなシチュエーションで言われたくないよう)
GM:コンコン、とノックが鳴ります。
GM:こんな風にこの部屋にやって来る奴は一人くらいしかいない。
三嶋光宗:「……お?」そちらを向いて。
西海才人:「どうぞー」
戸神鳳楽:「……………」
間壁慧:「誰でしょう……?」 警戒
芦田比呂:「んっ誰か来たの……?」シャワールームに持ち込む着替えを漁っていた。
戸神鳳楽:「……………」ノックしてから少し逡巡して。
戸神鳳楽:「………三嶋…?」おそるおそるドアが開く。
三嶋光宗:「タカちゃーん」笑みを見せて立ち上がる。「この部屋ノックすんのタカちゃんくらいだよ、マジで」
戸神鳳楽:「………え」
戸神鳳楽:「ひ…人が多い……」
間壁慧:「おや。戸神くん」
芦田比呂:「あっ三嶋くんのお友達……?」パタパタと戻ってくる。
三嶋光宗:とりあえず下だけ履いて、上半身裸のまま玄関まで歩いていく。「どしたの?遊びに来た?」
西海才人:「トガちゃんじゃーん。やっほー」
西海才人:手をぶんぶんと振って来客を歓迎する。
戸神鳳楽:「………いや、実は三嶋に話が……」言いかけ、
戸神鳳楽:「………!」芦田くんを見て血相を変える。
三嶋光宗:「……話?何…… ……?どした?」
戸神鳳楽:「い、いや……」後ずさる。
戸神鳳楽:「み、三嶋。間壁、西海……」
芦田比呂:「?」(大人しそうな子だな~)
三嶋光宗:「ちょちょ、ホントにどしたんよ」怪訝な顔。
芦田比呂:(三嶋くんと仲いいんだ。ちょっと意外かも)
戸神鳳楽:「……な、何してたんだ。そいつと」芦田くんを一瞥。
西海才人:「?……??」んにゃ?と首をかしげる。
三嶋光宗:「何って……?」芦田くんを振り向いて。「何してたっていうか……そっか、知らなかったっけ」
間壁慧:「何を……、というと」 再び緊張。
芦田比呂:「そいつ……?」
三嶋光宗:「紹介すんね、芦田比呂くん。ほら、この部屋ずっと俺一人だったじゃん?」
芦田比呂:「えっ初対面だよね……? 何か失礼なことした……?」
三嶋光宗:「やっと来てくれた新しいルームメイトなんだよ」
戸神鳳楽:「あ」「芦田比呂……っ」顔が青ざめている。
芦田比呂:「あっうん。三嶋くんのルームメイトになりました……」
戸神鳳楽:「お、お前…っ、ち、近寄るな!」
芦田比呂:「えっと、トガちゃんくんだっけ?よろしく……」
芦田比呂:「えっ何で?」
戸神鳳楽:「ぼ、僕は」
戸神鳳楽:「お前が何を隠してるか、知ってるんだからな…!」
間壁慧:「????」 (????という顔)
芦田比呂:「……えっ?」
三嶋光宗:「……タカちゃん……?」
西海才人:「なに?なになになに?」
三嶋光宗:驚いたように戸神くんを見て、それから視線を芦田くんに。
芦田比呂:(嘘、何で何で何で……?)
芦田比呂:両腕で肩をギュッと抱いて縮こまっている。
三嶋光宗:「やー、どうしたんよマジで?ちょと落ち着きなって、タカちゃん。な?」
戸神鳳楽:「………っ」「三嶋……」「最低だ……くそ……」
戸神鳳楽:「うるさい!触るな!」三嶋くんの手をはねのける。
三嶋光宗:「ごめんなー、比呂?ちょっと人見知りするタイプでさ」
三嶋光宗:「あ……」
芦田比呂:「う、うん……」
三嶋光宗:「た、タカちゃん……?」
三嶋光宗:「どうしたんだよ……?」
戸神鳳楽:「僕は、お前だけは……」
戸神鳳楽:「………っ」顔を歪める。
GM:そしてそのまま、戸神鳳楽は踵を返して走り去っていきます。
西海才人:どうしよう?って目で間壁ッちと顔を合わせる。
間壁慧:俺に人間関係の話を振らないでください、お願いしますと言う目配せ
GM:後にはキミ達だけが残される。
三嶋光宗:「……タカちゃん!待てって!なあ!」
三嶋光宗:「……タカちゃん……」
三嶋光宗:伸ばした手が虚しく空を切る。いつかの教室と同じだ。
西海才人:「お、追いかけて話聞いてみた方が良くない?」
芦田比呂:「……」
西海才人:「な、なんか、様子変だったしさ。ヒロちゃんさんに絡んでたし」
間壁慧:「ええ。なかなか謎の多い言動だったと思います」
三嶋光宗:「ああ……うん、そうだな」我に返ったように頷いて。
芦田比呂:「う、うん……なんでだろ……」
間壁慧:「芦田くん、何か心当たりは?」
芦田比呂:「いやっ、えーっと……!」
芦田比呂:「はじめてあったしわかんない……」
三嶋光宗:「ごめん、俺行くわ」急いでシャツを羽織り、靴をつっかける。
芦田比呂:嘘だ。嘘をついて、ここに居る。
三嶋光宗:「比呂、マジでごめん」
芦田比呂:「う、うん。大丈夫……」
芦田比呂:「大丈夫だから……」
三嶋光宗:「あんなヤツじゃないんだよ、普段。俺なんかよりずっとすごいヤツで……」
三嶋光宗:「だからさ……あー……」
三嶋光宗:言葉を詰まらせて。
三嶋光宗:「……ごめん、上手く言えない!とにかく行くわ!」
三嶋光宗:「また後で!」
西海才人:「此処は任せて、お行き!」
間壁慧:「行ってらっしゃい」
間壁慧:「アイスは冷やしておきますよ」
芦田比呂:「うん、後でね……」ゆるゆると手を振って見送る。
三嶋光宗:「よろしく!」皆に頷いて、戸神くんが消えていったほうに走っていく。
芦田比呂:(……そうだ)(そうだよ)
芦田比呂:(……比呂ちゃんは、任務でここに居るんだ)
芦田比呂:(誰かと仲良しごっこしてる場合はない。早く解決して)
芦田比呂:(すぐにでも、ここを出なきゃ)
GM:……結局、三嶋くんは、その夜戸神鳳楽を見つけることはできませんでした。
GM:翌日以降、彼は、あからさまにキミ達を避けるようになった。
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得・購入判定が可能です!
間壁慧:ロイスは一時保留!
間壁慧:何か購入が必要な人はいるかな?
三嶋光宗:友人/西海才人 〇尊敬/かわいい で取得します
芦田比呂:三嶋くんに取ろうっと
西海才人:ヒロちゃんさんと三嶋君にロイス取ります ヒロちゃんさん 友達 庇護〇/不信 ヴェイダー 友達 友情〇/隔意(りあじゅう) かわいいって思うにゃー
GM:かわいい
芦田比呂:-協力者/三嶋光宗/憧憬/心配:○/ロイス
三嶋光宗:購入は最低限確保したので、アームドスーツ狙ってみよう
三嶋光宗:2DX>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[5,6] → 6 → 失敗

三嶋光宗:だめ!以上!
西海才人:応急手当
西海才人:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 3[3]+1 → 4

西海才人:無理でした。てへ。
間壁慧:アームドスーツ、フォールンスプライトで挑戦
間壁慧:4dx+1=>15
DoubleCross : (4R10+1[10]>=15) → 7[1,4,6,7]+1 → 8 → 失敗

間壁慧:だめでした!おわり!
芦田比呂:じゃあアームドスーツを。
芦田比呂:4dx+3>=15
DoubleCross : (4R10+3[10]>=15) → 7[1,4,6,7]+3 → 10 → 失敗

三嶋光宗:慧……ありがとう……
芦田比呂:ダメ!
GM:き、きみたち
三嶋光宗:比呂……
間壁慧:へけ~っ
GM:金なしボーイズ
三嶋光宗:高校生には手が届かない高級品
西海才人:西海さんこーこーせーだもん!お金ないよー
芦田比呂:が、ガール……
芦田比呂:何でもないだぜ
GM:では、このシーンは終了!


【ミドルフェイズ3】

GM:次のシーン。情報収集シーンです。
GM:シーンプレイヤーは西海くん。
GM:他のPCも登場自由です。
西海才人:1D10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 10[10]+49 → 59

GM:あらまあ
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+4(1D10->4)した(侵蝕率:62->66)
芦田比呂:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:47->55)
間壁慧:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 9[9]+56 → 65

GM:ホイヨッ
GM:では先に情報収集項目を出しちゃうね
GM:今調べられる項目はこちら!
■情報収集
“クワトフォリウム”について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度8
戸神鳳楽について 〈情報:UGN、噂話〉難易度6/8
旧校舎の幽霊について 〈知識:学苑〉〈情報:噂話〉難易度5
GM:戸神くんの奴は6と8で違う内容が出ます。
西海才人:旧校舎の幽霊についてやりたいにゃ~
GM:あとどれか開示すると追加情報が1個…むにゃむにゃ…
GM:そんな感じ! 選んで振ってね~!
三嶋光宗:やっぱり戸神くんについていきたいですねえ
芦田比呂:ロール的にクワトやらんとだ
間壁慧:後のために控えておきましょう
西海才人:では、知識学苑で!
芦田比呂:他の人からは知らん人だし……
西海才人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[5,7]+1 → 8

西海才人:成功です!
GM:OK!
芦田比呂:“クワトフォリウム”について 、コネ:UGN幹部を使って判定。
間壁慧:間壁の情報収集力にお任せを!
間壁慧:みんながんばって!
芦田比呂:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 10[2,3,6,7,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

芦田比呂:ソラリスの力!
GM:回る!ソラリスパワー!
三嶋光宗:流石エージェントは違うな~
三嶋光宗:戸神鳳楽について 情報:噂話 コネ:噂好きの友人を使います
三嶋光宗:4DX+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[4,7,8,9]+4 → 13

間壁慧:みんなすごくない…?
GM:三嶋くん、噂話の固定値4もあるの!
三嶋光宗:噂話だけ固定値4!
三嶋光宗:噂に強い男
GM:陽キャだ
GM:では、全員の判定が成功!
GM:バシバシ開示していきます
・“クワトフォリウム”について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度7
FHエージェント。かつてUGNが壊滅させた、幸福な世界の実現を謳ったカルト教団「幸福の智慧(ちえ)派」の残党と思われる。
UGNに激しい恨みを抱いており、特定のFHセルには属さず、傭兵のように複数のセルを
転々としながらUGNへの襲撃を繰り返している。
戦闘の際は完全に姿を隠蔽しており、外見情報はまったく不明。
調査の結果、私立万籟館学苑の旧校舎各所にて、“クワトフォリウム”のものとみられるレネゲイドの残滓が発見された。現在も学苑内に潜伏しているとみられる。
⇒旧校舎のレネゲイドの残滓について 〈知識:魔術、レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度10
GM:が追加されます。
GM:次!
・戸神鳳楽について 〈情報:UGN、噂話〉難易度6
万籟館学苑2年生。幼い頃から成績優秀で、別の進学校へ進むことも期待されていたが、
両親を亡くしており、周囲に迷惑をかけないようにと全寮制の万籟館学苑へ入学することを決めたようだ。
また、間壁慧が流れ星を見た日以降、放課後や夜中に旧校舎へ向かっているところがたびたび目撃されている。
GM:そして、難易度8まで開示したので、更に情報が分かります。
彼はオーヴァードであり、“クワトフォリウム”を名乗っている。
GM:以上。
GM:次!
三嶋光宗:エ………………‥
・旧校舎の幽霊について 〈知識:学苑〉〈情報:噂話〉難易度5
私立万籟館学苑の生徒たちの間で囁かれる怪奇現象。
「誰もいないはずの旧校舎から人の話し声がしたり、教室に明かりがついていたりする」
「階段を昇りながら数えると、12段のはずが13段になっている」
「鏡を覗くと異世界に連れて行かれる」といった噂が流れている。
『旧校舎に幽霊がいる』という怪談自体は、長らく生徒たちの間で遊び半分に言い伝えられていたものの、
間壁 慧が流れ星を目撃した夜以降、「実際に目撃した」という生徒が急増し、噂が過激化しているようだ。
また、このまま怪奇現象騒ぎが続くならば、学苑側は、天文学部が旧校舎で行っている
天体観測合宿は中止にした方がいいと判断しているようだ。
GM:この情報を開示したことにより、次のシーンで、旧校舎の探索イベントが発生します。
GM:以上!
間壁慧:あらたに開かれた項目に間壁が挑んでも……?
GM:まだ判定していない間壁くんは、
旧校舎のレネゲイドの残滓について 〈知識:魔術、レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度10
GM:イエス! 挑戦できるよ
間壁慧:挑戦します! 紡ぎの魔眼+フォールンスプライトを使用!
間壁慧:侵食率たったの1で常にダイスが6個増える、ミドルにおいて不可解な効率を誇る武装… 知識:魔術で振ります。
GM:ギェーッ なんだそれは
GM:どうぞ!
間壁慧:11dx+4=>10
DoubleCross : (11R10+4[10]>=10) → 10[1,2,4,6,7,9,9,9,9,9,10]+8[8]+4 → 22 → 成功

GM:なんだそれはーッッ
間壁慧:侵食65→66
芦田比呂:すご……
三嶋光宗:つ……強すぎる
間壁慧:ソイヤ!やりました!
GM:すご……
GM:では、情報を開示します
・旧校舎のレネゲイドの残滓について 〈知識:魔術、レネゲイド〉〈情報:UGN〉難易度10
旧校舎の各所で確認された残滓は、クワトフォリウムが旧校舎を祭壇に見立てて儀式を行った形跡である。
また、旧校舎にレネゲイドの因子が散らばったことで、空間の歪み等の不可思議な現象が発生し、「旧校舎の幽霊」として噂されるようになってしまったようだ。
クワトフォリウムが行った儀式は、流れ星を呼び込んで願いを叶えてもらうというものである。
しかし、呼び込んだ流れ星が半人前だったため、儀式は失敗したようだ。
その代わり、膨大なレネゲイド因子が発生し、流れ星に逆流したと思われる。
GM:以上!


GM:放課後。山あいに建てられた私立万籟館学苑から遠く離れた繁華街にて。
GM:窮屈な環境から抜け出せたキミは、数日ぶりに支部の同期であるチルドレンの少女と、
GM:ちかごろ流行りのカフェで落ち合っていました。
友人チルドレン:「うわ、比呂、ほんとに髪切っちゃったんだね」水色の襟のセーラーを着た少女は目を丸くする。
芦田比呂:「そうなんだよ……本当にさあ!」放課後の外出ルールに則り、男子制服のまま。
芦田比呂:「最悪っ!」
友人チルドレン:「おおっ」のけぞる。
芦田比呂:「気に入ってたのにさあ~~~!」
芦田比呂:「うちのしぶちょーだよ!ホント最悪っ!」
友人チルドレン:「ね~。あたしも好きだったのになー、あのポニテ」すっかり綺麗に切られた後頭部を撫でる。
友人チルドレン:「セクハラモラハラ親父ね」
芦田比呂:「男のフリするだけだから簡単だろって!」
芦田比呂:「貧相なスタイルだからって!」
友人チルドレン:「うわっ、最低!」
友人チルドレン:「比呂、かわいそー」
芦田比呂:「あるもん!めちゃめちゃ抑えてんの!」
友人チルドレン:「抑えてんの? それ」首を傾げる。
芦田比呂:「うん。正直結構キツい……」
友人チルドレン:「えー」困り顔。「形崩れたらどう責任とってくれんだっつの」
芦田比呂:「本当だよ……あ、ごめん。調べて貰ってたの分かった?」
友人チルドレン:「あ、そうそう。なんか比呂が大変な目に合ってるって聞いたからさー、超がんばった」
芦田比呂:「ありがとう~~~!」
芦田比呂:「比呂ちゃん嬉しいよう」
友人チルドレン:「よしよーし。たくさん甘いもの食べるんだよ」頭を撫でながら。
友人チルドレン:「で、先に結論を言うと、学苑に“クワトフォリウム”がいる。ってのは確定だね」
芦田比呂:「あっやっぱりか……」傍から見れば女子に頭を撫でられている男子高校生。
友人チルドレン:「クワトフォリウムと同じ残滓が、学苑の旧校舎で大量に見つかったの。普段からそこで活動してるとしか思えないくらいに」
芦田比呂:「幽霊騒ぎも、“クワトフォリウム”の活動を見た生徒の証言ってとこかなあ」
友人チルドレン:「そう思っていいんじゃないかな…。教室の電気がついてた、とかでしょ」
芦田比呂:「じゃあまあ確定くさいな~今回は早く発覚して大助かりだ」
芦田比呂:「長く潜入したら絶対耐えらんない」
友人チルドレン:「うん。あと、これ。基礎情報まとめたファイル」冊子を手渡す。
芦田比呂:「あっありがと~!」
友人チルドレン:「バタバタしてたからその辺準備できなかったでしょ……」
友人チルドレン:「……ずいぶん大変そうだね。男子校潜入」
芦田比呂:「そうなんだよ~!人も居ないし、全部急でさ!」
友人チルドレン:「よしよし」ケーキを掬って一口差し出す。
芦田比呂:「んあーっ」それを咥えて。「んむ」
芦田比呂:「美味し~~~!」足をバタバタさせる。
友人チルドレン:「……確かに」
友人チルドレン:「これで男子のフリするの無理そう」
芦田比呂:「で……出来てるもん!」
芦田比呂:「一人称はオレ、語尾はだぜ!」
芦田比呂:「どう?完璧でしょ」
友人チルドレン:「………えっ」
友人チルドレン:「バカなのでは……?」
芦田比呂:「えっ」
友人チルドレン:「ていうか比呂のことだから一瞬でそれ使うの忘れてそう」
芦田比呂:「……」
友人チルドレン:「大丈夫? ちょっと仲良くなった瞬間に『やだ~』とか言ってない?」
芦田比呂:「……い、言ってないもん!」
芦田比呂:「多分……」
芦田比呂:「言ってないよね……?大丈夫だよね……」
芦田比呂:「てかそんなにバカとか言うなら替わってよ!」
芦田比呂:「大変なんだよこっちは!」
友人チルドレン:「ほら、支部長が、『学校潜入ならなんだかんだ比呂が一番適任なんだよな』って」
友人チルドレン:「言ってるからな~。あたしじゃ、ちょっと力不足っていうかな~」目を逸らす。
芦田比呂:「男子校はおかしいじゃん……」
友人チルドレン:「…比呂がそんなに落ち込むなんて珍しいね」
芦田比呂:「聞いてよ!男子校、男子しか居なくて!ひどいんだってば!」
友人チルドレン:「うん。一体どんなひどい目に…」
芦田比呂:「こないだだってさ……!三嶋くんが!」
芦田比呂:「あっこれね」スマホを開いて。
友人チルドレン:「…三嶋くん?」
友人チルドレン:「えっ」
芦田比呂:画像をスワイプする。
友人チルドレン:「はっ!?」
芦田比呂:4人で映っている画。
友人チルドレン:「なっ……えっ…何!?どれ!?」
芦田比呂:「この子なんだけどさ」
友人チルドレン:「はっ!?」
芦田比呂:「聞いてよ!シャワー浴びたあと上半身裸でうろついてんの!」
芦田比呂:「酷くない!?」
友人チルドレン:「………」ワナワナと震えている。
芦田比呂:「男子校、本当にデリカシーが全然ないっていうか……!」
友人チルドレン:「待って」ガシッと比呂ちゃんの両腕を掴む。
芦田比呂:「それから……!えっ何?」
友人チルドレン:「待ちなさいよ。待って。この2人は何。こ、この、2人は」
友人チルドレン:ワナワナと三嶋くん以外の男子2人を指さす。
芦田比呂:「あっこっちは西海くんでしょ、可愛いって言うと怒るらしいんだけどね」
芦田比呂:「カッコいいって言うと喜ぶよ」
友人チルドレン:「可愛いって言うと怒ってカッコいいって言うと喜ぶの!?」
友人チルドレン:「やったの!?」
友人チルドレン:「その会話を?!」
芦田比呂:「こっちは間壁くん。天文部やってて頼りに……」
芦田比呂:「えっやったけど……?」
友人チルドレン:「…………」プルプルと震えている。
芦田比呂:「えっもしかしてマズかった……?」
友人チルドレン:「で……? 残り一人が天文部で……?」
友人チルドレン:「なに……? 一緒に星でも見たてか……?」
芦田比呂:「いやそれはまだなんだけど……あっそうだ!」
友人チルドレン:「まだ……」
芦田比呂:「聞いてよ!」
友人チルドレン:「……何……?」
芦田比呂:「におい嗅いできた!」
芦田比呂:「ひどくない!?」
友人チルドレン:「ッ」
友人チルドレン:「ひ」
友人チルドレン:「比呂~~~~~っっっ!!」
芦田比呂:「どったの大声出して……?」
友人チルドレン:「あ……あんたは……このイケメン3人に囲まれて…? 裸で可愛いでにおい嗅がれて……?」
友人チルドレン:「その上で……男子校が嫌だって言うの………?」
芦田比呂:「うん……だって寮も同じだしさ……」
芦田比呂:「いつバレないか気が気じゃないし……」
友人チルドレン:「寮も同じっ」卒倒します。
芦田比呂:「えっ大丈夫!?」
友人チルドレン:「も……もしかして」
友人チルドレン:「共同生活……?」
芦田比呂:「うん……全寮制だし」
芦田比呂:「2人部屋なんだよね。プライベートとか全然なくって」
友人チルドレン:「ゲホォッッ」咳き込みます。
芦田比呂:「ね?大変でしょ……?」
友人チルドレン:「ハァーッ…ハァーッ……」
友人チルドレン:「比呂」
芦田比呂:「うん?」
友人チルドレン:「帰ってくんな」


GM:私立万籟館学苑。保健室。
GM:キミ達男子3人組は、それぞれ獲得した情報を報告しあうことにしました。
GM:白柳美龍は不在にしています。自由にくつろいでも、バレないでしょう。今のところは。
西海才人:ティーポットに冷蔵庫から取り出したリプトンレモンティーをだばだば注いで、人数分のティーカップに淹れ直す。
西海才人:「粗茶!そして大変な事がわかったんだよね」
三嶋光宗:「めっちゃ慣れてんね。常連って感じ……うん、何何?」
間壁慧:「ありがとう、西海くん。確かに……状況は非常によくないですね」
西海才人:「なんと学校の七不思議に女生徒の幽霊は入ってないっぽいんだよ~」
西海才人:「九個目くらいだって、それ」
間壁慧:「愕然……」
三嶋光宗:「え、あるにはあんの?女生徒の幽霊」
間壁慧:「新聞部のでっちあげですか!? ジャーナリズムの危機!」
西海才人:「うん。学園から失踪した女生徒の霊がいるにはいるらしいよ。間壁ッち情報によると」
西海才人:「うんでねメジャーなのは、誰もいないはずの旧校舎から人の話し声がしたり、教室に明かりがついていたりする」
西海才人:「ええと、階段を昇りながら数えると、12段のはずが13段になっているでしょ」
間壁慧:「あ、なるほど。そっちの方が定番ではありますね。わかりやすいですし」
西海才人:「あとあと、鏡を覗くと異世界に連れて行かれる。とかだった」
三嶋光宗:「あー、聞いたことある。普通にやべーじゃん」笑う、が、どことなく普段の覇気がない。
間壁慧:「……」
西海才人:「ヴェイダー、元気ないね。まだ喧嘩してんの?」
西海才人:「心苦しいけど、間壁ッちの元気もなくなるかもしんない」
三嶋光宗:「ん、まあ、そうだけど。や、まあ後でね」誤魔化すように笑って
三嶋光宗:「続き聞かしてよ」
間壁慧:「何か拾ったものでも食べましたか? ……え、俺の?」
間壁慧:「なんです?」
西海才人:「流れ星見たって言ってたじゃん、間壁ッち。その日からなんだよね、学校の七不思議が20不思議位になったの」
間壁慧:「……おおー」
西海才人:「怪奇現象、職員室でも問題になっててさ。天体観測このままだと中止だって」
間壁慧:「そ、それは……」
西海才人:「西海さんもお邪魔しようと思ってたのに」
三嶋光宗:「え、マジ?そんなに大ごとになってんだ……」
間壁慧:「困りますね……! 計画を大きく変更する必要がありますし、」
間壁慧:「みんなの残念な顔を見たり、凶暴化したりする一部部員を止めなきゃならないのはすごく……」
間壁慧:「すごく大変なんですよ!!!」
三嶋光宗:「凶暴化すんの……?」
間壁慧:「します! 三嶋くんは天文部を知らないんです。控え目に言って、一大事です」
西海才人:「あ~。あ~。変な人多いからにゃ~」
間壁慧:「確かにそれは憂慮すべき事態ですね。理解しました」
間壁慧:「では、次は俺が」
西海才人:「うん。怪奇現象の解決しなきゃね。間壁ッち 何かわかったん?」
間壁慧:「その旧校舎で発生している怪奇現象について調査した結果を共有しましょう。……太郎冠者、始めてくれ」 紙の束を広げる。羽ペンがひとりでに動き、文字を描き出す。
三嶋光宗:「お、おおー!すっご!」
間壁慧:「旧校舎には、かなりの寮のレネゲイドが散らばっています」
西海才人:「式神じゃん。西海さんより忍者っぽいことしてるー」
間壁慧:「空間の歪みだとか、幻影、幻聴……それらはすべて”流れ星”の召喚に起因していると考えられますね」
西海才人:「女生徒も!?」
三嶋光宗:「有益じゃん!」
間壁慧:「それはまったく関連性がわかりません。おそらく願望かと。それはともかく」
西海才人:紅茶飲みながら話を聞く。
間壁慧:「召喚は不完全でした。“流れ星”が……いわば半人前であったため、いまその“流れ星”にレネゲイドが逆流しています」
間壁慧:「本来なら、“流れ星”は願いを叶えるべく召喚されたのですけどね」
三嶋光宗:「半人前ってことは……願いは叶わなかったってこと?」
間壁慧:「おそらく。……完全な形で動作しなかった。一連の事件は、その影響と考えられます。とある人物の行使した召喚儀式の後遺症といえますね」
三嶋光宗:「それが20不思議の正体ってわけね……」
西海才人:「むぅ。それって猿の手とかそう言うのにならない?後、聖杯だっけ?この前一気見したアニメのやつ」
西海才人:「曲解して願いをかなえて迷惑かけまーす。みたいなの」
三嶋光宗:「あー、モテようとして動物にばっかモテちゃうとか……」
間壁慧:「どちらも正解です。願望を叶える道具は、実はたくさんあります」
間壁慧:「それを使えるほど賢い人が、ほとんどいないというだけでね。“彼の息子”とかは例外ですよ」
間壁慧:「……ともあれ、儀式を実行した人物は把握できました。名前だけですが、“クワトフォリウム”」
三嶋光宗:「……」
間壁慧:「その人物が、“流れ星”を召喚した……んじゃないかな、と、推測しています」
間壁慧:「可能性は95%くらいですね。完全な確証がなくてすみません」
三嶋光宗:「あ゛ー……」
三嶋光宗:がく、と項垂れて。「そうなんだ。そういうわけね……」
西海才人:「旧校舎にいるのかな?その人」
間壁慧:「この学苑に潜伏しているとは思うのですが……、三嶋くん?」
間壁慧:「辛そうですね」
西海才人:「ヴェイダー、何か繋がったみたいな顔だけど、大丈夫?」
三嶋光宗:「……どうだろう、今は……」
三嶋光宗:「この寮にいるかも」
西海才人:「お薬はたくさんあるよ。む?ウチの生徒か教師ってこと?」
間壁慧:「……俺は察するのが下手です。三嶋くん。その人の……」
間壁慧:「名前を。お願いします」
三嶋光宗:「……」逡巡するように視線を彷徨わせ、やがて観念したように息を吐く。
三嶋光宗:「……タカちゃん」
三嶋光宗:「戸神鳳楽」
三嶋光宗:「……多分、ね。タカちゃんが、その……"クワトフォリウム"……なんだと思う」
西海才人:「むぅ。なんでそう思ったのさ?」
間壁慧:「まさか。彼が?」
三嶋光宗:「……様子、変だったじゃん?タカちゃん。だから俺も色々ツテ使って調べて回ってさ」
三嶋光宗:「……UGNのデータベースとか、許可貰って調べてさ。それと、タカちゃんと同じ部屋の奴にも話聞いてさ」
三嶋光宗:「で……ダメなんだわ。タカちゃんのアリバイの無い日と、現れた記録がぴったり一致するFHのエージェントがいてさ」
三嶋光宗:「そいつの名前が……」言いよどむ。
西海才人:「一回だけじゃなくて、全部一致してる感じだったんだね?」
間壁慧:「“クワトフォリウム”」
三嶋光宗:「……」重々しく頷く。
三嶋光宗:「……偶然かと思いたかったけどさ。つーか、今までそう思おうとしてたけど」
三嶋光宗:「タカちゃん、最近、旧校舎の方に向かってるのを見たって奴が何人もいてさ」
三嶋光宗:「さっきの慧の話と合わせると……」
三嶋光宗:「……」顔色を伺う。「……どう思う?二人は……」
西海才人:「ヴェイダー辛かったね」立ち上がって三嶋君の頭を胸で抱き「西海さん達で良ければ、たくさん話聞くからさ」
西海才人:「よしよし、今は泣いてもいいよ」
間壁慧:「三嶋くんがそう推測するなら、たぶんそれは正しいでしょう」
三嶋光宗:「や、やめろよもう!マジで泣きそうになったわ!」
間壁慧:「俺は三嶋くんの思考力と、冷静さを信用しています。……だから」
間壁慧:「それは残酷だ」
三嶋光宗:「……ああ……」呻くように。「だよな……」
三嶋光宗:「……理屈は通る、けど。正直言って、俺は全然信じられてないっていうかさ……」
三嶋光宗:「だって……タカちゃんはさ……そんな、人を傷付けたりするような奴じゃなくて……」
三嶋光宗:「……そんな訳ねーだろって思うんだけど。でも、なあ。もしかしたら」
西海才人:「信じたくないよねぇ。西海さんも、ヴェイダーや間壁ッちがFHで悪いことしてます。って急に知っても困るし」
三嶋光宗:「これまでの方が、全部演技だったってことなのかな……」
西海才人:「ヴェイダー、悩んじゃうのは分かるけどさ。何か理由があるのかもしんないじゃん。会って話さないとわかんなくない?」
間壁慧:「はい。三嶋くん。悪い方向に考えてしまうのもわかります」
間壁慧:「ですが、確実なものは自分で確かめ、信じると決めたことだけです。それ以外は一切、信じるに値しません」
三嶋光宗:「……うん……」頷く。「……そうだな。悪い、ちょっとマイナス入ってたわ」
間壁慧:「……ぜひ。確かめて、それをもって何を信じるか決めましょう。戸神くんは、三嶋くんの友達ですからね」
西海才人:「もし、そうだった場合、どうすりゃいいのか、わかんないと思うけどさ」
西海才人:「西海さん達がフォローすっからさ」
間壁慧:「俺のフォローはともかく、西海くんがフォローするなら盤石でしょうね」
三嶋光宗:「……ああ。ありがとう、才人、慧」
三嶋光宗:「相談できてマジで良かったわ。やっぱ修行とかすると、こういう時しっかりしてんのね」
西海才人:「ふふん。西海さんは“カッコイイ”ので!」
西海才人:「"カッコイイ"ので!」
三嶋光宗:「うん。マジでかっこいいわ」
間壁慧:「修行は関係ありません。“褒め”は結構なので、合コンの件はよろしくお願いします」
間壁慧:「みんなで食事にいくのは楽しそうです。うまくやりましょう」
三嶋光宗:「実益で返せってことね。了解。酒池肉林にしてやっから、楽しみにしとけよな」
西海才人:「あ。そんじゃ旧校舎の方を解決しようか。そうしたらトガちゃんも、邪魔されたとか—ってなって出てくるんじゃない?」
西海才人:「天体観測も守らなきゃだしね」
三嶋光宗:「そうね。結局最初のとこに戻ってくるわけか」
間壁慧:「ですね。……芦田くんと合流しましょう」
間壁慧:「UGNのネットワークで何か掴んできているかも」
間壁慧:「まさか友人と談笑するためだけに外出はしていないでしょうから」
西海才人:「あ。西海さん達に隠れて、女の子と会ってたりするのかな?ヒロちゃんさん」
三嶋光宗:「えー?まさか。これから男だけで肝試ししようとしてんのに?」
三嶋光宗:「裏切り者じゃん。ユダだよユダ」
西海才人:「西海さん知ってるぜぃ。ダブルクロスって言うんだ、それ。美龍ちゃんが言ってた」
間壁慧:「それは一般論で言って許しがたいですね」
間壁慧:「真偽を追求し、あわよくば紹介してもらいましょう」
西海才人:「後で、ちゃんと話聞こうね!」
西海才人:三嶋君をちらっと見る。ちょっとは元気出たかなぁ。って視線だ。
三嶋光宗:「合コンの相手、1名確保だな」その視線に気付き、笑みを返す。
西海才人:にへらと笑って返し。
西海才人:「うんじゃ、そろそろ肝試しの準備しようぜぃ」
三嶋光宗:「何いる?懐中電灯とか?」
間壁慧:「行きましょう。証明開始です」 指を振る。羽ペンの動きが止まり、鳥になって肩にとまる。


GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得とか購入判定とか!
西海才人:応急手当を
西海才人:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6

西海才人:ダメです!以上
間壁慧:三嶋くんに当然のロイス! 感服○/不安 で!
間壁慧:応急手当を攻めます。
三嶋光宗:友人/間壁慧 〇尊敬/隔意 で取得します!
間壁慧:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

間壁慧:GET!
GM:比呂ちゃんもなんかしていいよ!
GM:こっちで!
芦田比呂:はあい!
芦田比呂:ロイス保留してアームドに再挑戦しようっと
芦田比呂:4dx+3=>15
DoubleCross : (4R10+3[10]>=15) → 10[1,8,9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

芦田比呂:買えた!
GM:おおっ
三嶋光宗:すごい
芦田比呂:三嶋くんに渡すよ~
三嶋光宗:ありがとう比呂……
三嶋光宗:2DX 応急!
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+4[4] → 14

芦田比呂:外でトモダチに用意してもらった服なんだ
三嶋光宗:いい友達だな~
三嶋光宗:応急を確保、風呂上りにアームドスーツを装備して以上です
GM:はいよー!


【ミドルフェイズ4】

GM:次のシーン。シーンプレイヤーは間壁くん。
GM:全員登場推奨、肝試しシーンです。
GM:出る方は侵蝕率を上げてね
間壁慧:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 3[3]+66 → 69

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:66->76)
三嶋光宗:ウッ
GM:おお…
芦田比呂:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:55->61)
西海才人:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 4[4]+59 → 63

GM:今回のEロイスは2~3個くらいの予定だよ(定期アナウンス)
三嶋光宗:親切~
GM:では、みんなでワチャワチャと肝試しをするシーンです!
GM:旧校舎を好きに探索していると、何かが起こる…かもしれない…
GM:そんな感じです!いくぜ!


GM:寮の消灯時間も過ぎた夜更け。キミたちは、こっそりと旧校舎に潜入していました。
GM:老朽化が進む木造校舎。埃の溜まる廊下は、歩くたびにギシギシと音を鳴らす。真っ暗で静まり返るその空間に、キミたちはいます。
西海才人:ゆったりとした黒装束、鼻から下を隠す黒い覆面、背中に差した忍者刀。どこからどう見てもクラシカルフィクション忍者スタイル。
西海才人:手に持った懐中電灯だけが文明的だ。闇の校舎をか細い光が照らす。
間壁慧:「ううん…… どうも、これはかなり不吉な感じですね」 周囲を浮遊する人魂状の光が、ぼんやりと足元を照らしている。
三嶋光宗:「うわ~……結構フンイキあんね。マジで何か出そうじゃね?」懐中電灯でその辺の壁や床を照らす。
芦田比呂:「うわ、暗~……やだなあ」スマホのライトで周囲を照らしている。
西海才人:「鏡見んの禁止ね。異世界に連れてかれちゃうからね~」
間壁慧:「できれば昼間に来たかったですね……。やめてくださいよ、西海くん」
三嶋光宗:「マジ?ちょっと行ってみたくね?」
間壁慧:「シャレにならないんですから……」 めちゃくちゃ慎重な足取り。曲がり角を都度確認しながら進む。
芦田比呂:「まあそういう能力者もいるかもだけどさあ」
三嶋光宗:「あれっしょ?黒山(クラスのオタク)に聞いたけど、流行ってるんでしょ?」
三嶋光宗:「異世界行って女の子にモテモテみたいな……」
西海才人:「七不思議のその三くらいだね。でも、鏡の世界って文字とか逆で住みにくそうじゃない?って、モテモテ!?」
芦田比呂:「マジでそんな話ばっかりなんだ……」
芦田比呂:「女の子にモテるモテないの話ばっかするもんなの?」
間壁慧:「当然します」
西海才人:「ねー。試す価値はあるかもね。間壁ッち、一緒に行こうね」
間壁慧:「重要事項ですからね。……芦田くんのところは違うんですか? 共学だったから?」
間壁慧:「俺は絶対いやですからね! ……いま考えただけで鳥肌が立ちました」
芦田比呂:「うんまあ、共学が多かったかな、オレ」
西海才人:「ヒロちゃんさん 女の子の友達いるの?」
西海才人:興味津々に聞く。
芦田比呂:「えっうん」
間壁慧:「そういえば、外出して友人と会っていたとか。異性の友人ですか?」
三嶋光宗:「お、マジ? ……え?俺初耳なんだけど!」
芦田比呂:「えっまあ……女の子だよ」
西海才人:「え。ずるい!?一緒に連れてって欲しかったにゃ~」
間壁慧:「いえ、噂を聞いただけですが。仲良さそうにしていたと」
三嶋光宗:「抜け駆けじゃん比呂~ズリ~」
三嶋光宗:「ね、どんな子?かわいい?」
西海才人:すんすんと鼻を鳴らす。
西海才人:「あ。だから、また香水つけてんだ、ヒロちゃんさん」
西海才人:「お洒落さんめ」
間壁慧:「この世に絶望したような顔で、芦田くんが女子にケーキを食べさせてもらっていたとか、頭をなでてもらっていたとか」
間壁慧:「事実か嘘かわからない情報を聞きました」
三嶋光宗:「は?なんそれ!彼女じゃん!」
西海才人:「え~羨ましいにゃ~。西海さんもケーキあーんってしたいな」
芦田比呂:「えっしたけど……」
間壁慧:「おっと、事実」
西海才人:「本当にしてんじゃん!裏切り者~」ヒロちゃんさんの背後に回り羽交い絞めにして
間壁慧:「さすが共学出身者、そしてエージェント……」
西海才人:「洗いざらい吐くが良い」
芦田比呂:「別に、ただの友達だよ?……うわわっ!」
芦田比呂:「何すんのさ……!」
間壁慧:「UGNエージェントは大変モテるという説が実証されようとしていますね。ただのプロパガンダではなかった」
三嶋光宗:「そんな説あんの?俺もなろっかなーエージェント」
西海才人:「嫉妬!」にへらと笑って「ヒロちゃんさん、もっと筋肉(おにく)つけた方が良いと西海さんは思うな」
芦田比呂:「別に同僚だってば。友達……ひゃんっ!」
芦田比呂:「ちょ、ちょっと……!離してっ……!」
三嶋光宗:(そういや何か、やたら柔らかかったな……)部屋で押し倒された時の感触を思い出して、芦田くんに目をやる。
三嶋光宗:(……)
西海才人:「そんな説あるんだ。へぇー…………ん?おっ、うん、ごめんね」
三嶋光宗:(着やせするタイプなんかな……?)
西海才人:ぱっと離して。
芦田比呂:「はあ~~~……」
間壁慧:「ううん。どうも芦田くんは……」 目を細めて見つめる。
芦田比呂:「てか本当に彼女とかじゃないから……うん?」
間壁慧:「なんだかセクシーな魅力がありますね。女子からモテる秘密はそこにあるのかもしれません」
芦田比呂:「せ、セクシー……?」
芦田比呂:「セクシーかな。えへへ……」
西海才人:「そうだねぇ。色っぽい?うーん、色っぽいの使い方がおかしい気がするけども!」
芦田比呂:最近(主に支部長に)色気のない扱いをされてきたので普通に喜んでしまっている。
間壁慧:「身体の造形がいい」 両手の親指と人差し指を使って、キャンパスを作って眺める。
芦田比呂:「造形……!?」
間壁慧:「立体作図の参考にします」
三嶋光宗:「うーん、男の色気!っていうのと方向性違う気はするけど、確かに……?」
西海才人:「ねぇねぇ、間壁ッち、ヴェイダー、ヒロちゃんさん、やわらかかったよ」ヒソヒソ声で。
芦田比呂:両腕で体を抑えて。「しなくていいよっ!」
西海才人:「これは西海さん達が相当に何かあったら守ってあげなきゃダメなんじゃないかな」
芦田比呂:華やいだ香りは、まだ周囲に漂う。
間壁慧:「あ、それは失礼……」
芦田比呂:香水のように強いものではない。
間壁慧:「……俺たちが防衛を? 苦手分野ですし、ぜんぜん自信がありませんが、まあ……」
三嶋光宗:「そうね。背も高くないしね」
間壁慧:「三嶋くんと西海くんがそう言うなら、善処はしてみます……」
芦田比呂:「ていうかさ」
西海才人:「うんうん。ありがとう間壁ッち お化けが出たら西海さんが撃退してあげるね」
芦田比呂:「そんなにモテたいの?そこがあんまりピンとこないんだけど……」
三嶋光宗:「お、余裕の発言ですねえ」
間壁慧:「富豪の発言ですね」
西海才人:「ヒロちゃんさん。ガールフレンドに苦労してそうにない発言!」
芦田比呂:「よ、余裕とかじゃないってば!」
芦田比呂:「オレだって付き合ったことはないし……」
三嶋光宗:「無いの?ウッソ。あーん♡してもらってるのに?」
西海才人:「デートしてたじゃんね」
芦田比呂:「それは別に友達同士ならしない……?」
芦田比呂:「しないの?」
間壁慧:「妹やお姉さんでなければ、完全にデートですね」
三嶋光宗:「いやいや比呂、その子ゼッテー脈ありだから。告ってみちゃいなよ」
西海才人:「いいなぁ、彼女欲しいなぁ」
芦田比呂:「えっいや告るとかじゃないから!友達だってば!」
三嶋光宗:「あー、そいや言ってたよね。好きなタイプ」
三嶋光宗:「優しくて守ってくれそうな人だっけ?その子は違うんだ?」
芦田比呂:「えっあ~…… ま、まあねっ」
西海才人:「へぇ~。包容力のある人がタイプでござるかぁ」そういう話が好きなのか目を輝かせて聞いてる。
三嶋光宗:「二人は?付き合うならどんな彼女がいい?」
芦田比呂:「お、オレのタイプの話はいいよう!」
芦田比呂:「そうそう、そっちが聞きたい!」
西海才人:「西海さんはそうだねぇ。明るくて、沢山話に付き合ってくれて、西海さんの事を頼ってくれる人がいいなぁ」
西海才人:「後、膝枕で、耳かきしてくれる娘!」
間壁慧:「俺はおそらく、努力を積み重ねることのできる人ですね」
芦田比呂:「あ、そういうのって憧れるもんなんだ」
三嶋光宗:「あー、いいねえ。膝枕。ロマンあるわ」
間壁慧:「あとはついでに、胸が大きいと興奮します」
西海才人:「間壁ッちの膝は固く耳かき下手なんだよね」
芦田比呂:「む……!」
西海才人:思い出してげんなりした顔をする、
間壁慧:「俺にそういう器用さを要求する作業をやらせないでください」
三嶋光宗:「お前ら膝枕で耳かきしてんの……?あー、胸ね!」
西海才人:「だって、自分で耳掃除なんてできないじゃん」
芦田比呂:「……やっぱみんなそういうものなの……?」
西海才人:「西海さんはスレンダーでもいいかにゃ~」
三嶋光宗:「人それぞれじゃね?まあでもやっぱ大きい方が人気だよね」
間壁慧:「胸が小さくて興奮する人、胸には興奮しない人もいますが、大きいと興奮するのはかなり一般的といえるのではないでしょうか?」
三嶋光宗:「比呂はどう?ぶっちゃけ」
芦田比呂:「えっ……えっと……」
芦田比呂:「あんまり考えたことないかな……」
三嶋光宗:「あんまり考えたことないかな……」
三嶋光宗:「……って、マジで!?」
芦田比呂:「えっいやその……人それぞれっていうか……?」
三嶋光宗:「ウソォ!そんな奴いる!?」
西海才人:「あ。わかった」
西海才人:「可愛ければ何でもいいよ。好きになった人が好みって奴じゃない?」
三嶋光宗:「あー、純愛派」
芦田比呂:「そ……そうそう!そういうやつ!」
西海才人:「言葉の好みと別な人好きになったりもするしねー」
芦田比呂:(西海くんありがと~~~!)
GM:ではキミたちが、そんな風に会話しているとですね。
西海才人:「ちなみに西海さんは健康的な娘が好きなので二の腕と太腿には拘りがあるよ~」
間壁慧:「そういうやつですか……」
芦田比呂:「そ、そういうところも見てるの……!?」
間壁慧:「西海くんの好みのタイプはおおむね把握している(というか実像が存在する)ので大丈夫です」
GM:ふと間壁くんは、廊下の奥にいる物体に気付く。
三嶋光宗:「あはは。そうそう。ていうか、比呂が心配することじゃないっしょ」
GM:なんか会話がいい感じになったら気付く。
間壁慧:「え゛」
西海才人:「どしたの?間壁ッち」
GM:何か白い物体がふよふよと宙に浮いている。
間壁慧:「あの……」 及び腰になっている。 「すみません。あれ、なんでしょう?」
西海才人:懐中電灯で照らす。
芦田比呂:「ん……」目を凝らす。
三嶋光宗:「何何?」覗き込む。
GM:それは、ぬいぐるみのような、もちもちした白い物体だ。
流れ星:「ややっ」
芦田比呂:「分かんない。見え……」「ひゃっ」
西海才人:「ひゃぁっ!?人魂?喋ったーー!」
芦田比呂:急に三嶋くんに近づかれたので悲鳴をあげかけて。
間壁慧:「も、もちぐま!? 空飛ぶもちぐまがなぜここに!?」
芦田比呂:「え……?」
芦田比呂:「何これ……?」
流れ星:「う、うわ!人影が現れた……ときは、これを使うという教え」
三嶋光宗:「おおっ? ……何?いや、えー……誰?」
流れ星:《ワーディング》を使用します。
流れ星:キン、と空気が貼り詰める。
流れ星:「……………」
芦田比呂:「……レネゲイドビーイング……?」
間壁慧:「……よかった」 咳ばらいをする。 「会話ができるように見受けられますね」
流れ星:「……倒れない! こいつはウルトラやばい予感がしますね」
三嶋光宗:「よー、どっから来たの?キミ」屈んで視線を合わせる。
西海才人:「かるっ!?ヴェイダー軽いよ」
三嶋光宗:「え、だって何かかわいくね?」
流れ星:「拙者は宇宙から来た流れ星でござ候」
芦田比呂:「可愛いよねえ」
西海才人:「呪われちゃったらどうするの~?あ。一応 臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・前・行」
間壁慧:「も、もしも噛みつかれたらどうするんですか! 危ないですよ」
芦田比呂:「喋り方は可愛くないけど……」
三嶋光宗:「マジ!?宇宙!?やべーじゃん!」
西海才人:と、ヴェイダーに九字を切ってあげて。
三嶋光宗:「え、何しにきたん?観光?侵略?」
間壁慧:「宇宙……から来た……流れ星……」 宇宙猫の顔
流れ星:「君達は何者なのでございましょうか?」くるくると回転する。
西海才人:「んー。その喋り方西海さんとたまに被る予感でござるよ。此処の生徒です!」
芦田比呂:「あっえっとね。不思議なものを調べてるんだ」
三嶋光宗:(宇宙人的にはベイダーって言ったら悪者に見られんのかな……)
流れ星:「日本語はムズいから困っちまうぜ」
芦田比呂:「何かいつもと違うことが起きてるから。それを調べて、どうしようかを決めるの」
間壁慧:「めちゃくちゃ日本語勉強してきてますね、」
芦田比呂:「ヒロちゃんの言ってること、分かるかな?」
流れ星:「フフン、日本語が通じていて大変喜ばしいことでございます」
間壁慧:「この……この、なんですか? この人? この星?」
西海才人:「それを考えると偉いねぇ。流れ星さん」
間壁慧:「お名前はあるんですか?」
流れ星:「ヒロちゃんの言ってることを理解できました!」にこっと笑う。
芦田比呂:「たまにあるんだよ。人じゃなくて、物にレネゲイドが宿る現象が」
流れ星:「名前は主に流れ星と呼称されていることが多いでござるな」
芦田比呂:「それをレネゲイドビーイングとか、EXレネゲイドとか言って……」
芦田比呂:「あっかわいい~!」
西海才人:「あ。付喪神だよ。間壁ッち」
西海才人:「それと妖怪。そういうの!」
間壁慧:「付喪神というべきか、なんというか……」
三嶋光宗:「えー、流れ星に流れ星って、人間にニンゲンって名前付けるみたいで味気ないね」
間壁慧:「精霊と言った方が近いのかもしれませんね」
流れ星:「流れ星は流れ星だと思うなー!」比呂ちゃんの頭の上をふよふよする。
芦田比呂:「じゃあオホシくんとか?」
西海才人:「なんとか流星さんって芸能人いるよね、そう言えば」
芦田比呂:頭の上に手をかざして小躍りする。
芦田比呂:「くん?ちゃん?あっ星なら先輩……?」
流れ星:「オホシさんですか?それは大変気に入りました。好きなように呼ぶがいい」一緒にくるくる回る。
芦田比呂:「オホシ先輩……?」
西海才人:「はい。質問でござる。オホシさんはなんでここにいるの?なにしてんの?」
流れ星:「吾輩がなぜここにいるかであるか?」
間壁慧:「そうですね。謎すぎて何が何だか……」
流れ星:「それはアタシが宇宙から来たときにさかのぼるンダケドー。気付いたらここにいて、タカラが……」
芦田比呂:「一人称安定してないなあ」
三嶋光宗:「タカラ?タカラって……」
流れ星:「……あっ! これ言っちゃだめなの! 内緒!」
西海才人:「ねぇねぇ、ヴェイダー、オホシさん女の子かな?」
流れ星:「タカラはタカラだけど内緒なの!」くるくる回る。
三嶋光宗:「え、ちょい待って。それ、戸神鳳楽だよな?」
芦田比呂:「ええっそんなあ!」
流れ星:「ひえっ、それ以上追及しないでくださいまし! お許しを!」
流れ星:流れ星は、動揺したようにキミ達から逃走します。
間壁慧:「おお」 うなずく 「タカラ……鳳楽くん!」
西海才人:「あ。逃げた!?」
流れ星:「あーれー!」
芦田比呂:「あっ待ってよ……!」
三嶋光宗:「あ!オホシ先輩!」
三嶋光宗:「才人!手裏剣!手裏剣とか!」
間壁慧:「それは名推理……あ、手裏剣はまずいですよ」
GM:流れ星はふよふよと廊下の奥に飛んでいく。
間壁慧:「負傷させたらどんな事態が引き起こされるか想定できません!」
西海才人:「死んじゃうからね。破裂しちゃうかも!」
西海才人:「追おう。ダッシュ!」
三嶋光宗:「じゃあ追っかけるしかないじゃん!先輩!待ってよ!先輩!」
三嶋光宗:慌てて走り出して先輩を追います。
GM:キミたちは謎の流れ星を追いかけて廊下を走る。
GM:……が、そいつは、曲がり角を曲がった途端にスッっと姿を消している。
間壁慧:「待ってください、ここは慎重に! 何かの罠が待ち構えているかも……!」
芦田比呂:「う、うん……!」足は遅い。歩幅が狭いのと、なよなよとした走り方。
三嶋光宗:「……あっれ!?」立ち止まって。「どこ行った!?そっちいる?」
西海才人:タタタタと闇の中を軽快に駆ける。曲がり角を最初に曲がっ
西海才人:「あ、あれ?」
間壁慧:「あ、消えました?」
西海才人:きょろきょろと辺りを見回し急停止
芦田比呂:「待っ……」止まりきれず間壁くんにぶつかる。「へぶっ」
芦田比呂:「き、急に止まんないでよ~っ!」
間壁慧:「うおゎ」 よろめきかけて、芦田くんをかろうじて捕まえる。
芦田比呂:「ひゃっ……!」
間壁慧:「危なかったです。無事ですか? 負傷は……ああ」 芦田君の肘、腰骨に触れてうなずく。
芦田比呂:「ひゅん……!う、うん……!」
間壁慧:「確かに芦田くんは華奢ですね。西海くんや三嶋くんが不安になる気持ちがわかりますよ」
芦田比呂:「だ、大丈夫!ごめんね……!」
間壁慧:「いえ、俺は問題ありません」 芦田くんの肩のほこりを払って、うなずく。 「芦田くんが無事でよかった」
間壁慧:「流れ星には逃げられましたが……、西海くんが追いかけられなかったのなら、俺たちにもたぶん無理ですね」
芦田比呂:「う、うん……でも」触れられた肩を気にしながら。
芦田比呂:「何かあることは確かだよね」
芦田比呂:「何か、鍵を握ってるはず!」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスとか購入判定とか!
西海才人:応急手当ー。
西海才人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[4,8]+1 → 9

西海才人:買えました!
間壁慧:芦田くんにロイスをとらざるをえません!
三嶋光宗:ロイス保留で応急手当!
三嶋光宗:3DX>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗

三嶋光宗:ウーン 以上で
芦田比呂:アームドスーツ狙おうかな~
間壁慧:芦田比呂/庇護○/不安
芦田比呂:5dx+3>=15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 6[3,5,5,6,6]+3 → 9 → 失敗

芦田比呂:ダメ!
間壁慧:あ~むドス~ツ!
芦田比呂:間壁くんにロイス取ろう
間壁慧:フォールンスプライト+紡ぎの魔眼使用
間壁慧:8dx+1=>15
DoubleCross : (8R10+1[10]>=15) → 10[3,7,7,8,8,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

間壁慧:ででーん! 三嶋くんにこれをあげます
間壁慧:浸蝕69→70
西海才人:三嶋君は持ってるので
芦田比呂:-協力者/間壁慧/頼れる:○/胸大きいほうがいいんだ……/ロイス
間壁慧:そうだった
西海才人:西海さんにおくれ!
芦田比呂:西海くんかな、防具ないの
間壁慧:西海くんにプレゼントです!
間壁慧:これで悪いやつをバッタバッタと倒してください!
西海才人:やったー。間壁ッち大好き。
芦田比呂:以上!
GM:全員終わったかな
GM:じゃあこのシーンはこれで終わり!


【ミドルフェイズ5】

GM:次のシーン。謎の流れ星について調べるシーンです。
GM:シーンプレイヤーは一周して芦田くん。
GM:出る人は侵蝕率を上げて登場してね
西海才人:1D10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 1[1]+63 → 64

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:76->82)
芦田比呂:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:61->68)
間壁慧:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 7[7]+70 → 77

GM:では、収集項目を出しますね。
流れ星について 〈情報:UGN、学問、ウェブ〉難易度9
GM:ぶっちゃけ追加情報とかないから、みんな判定に挑戦しても大丈夫だよ~
芦田比呂:じゃあ振っちゃう~コネ使ってUGN
間壁慧:横で応援してます
三嶋光宗:がんばれ~
芦田比呂:7dx+1>=9
DoubleCross : (7R10+1[10]>=9) → 10[1,4,4,5,6,7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

西海才人:ヒロちゃんさん凄い!
芦田比呂:さすが比呂ちゃんの友達!
芦田比呂:二度と帰ってくんなって言われたけど……
GM:歯ぎしりしながら情報をくれるでしょうね
GM:他のみんなはどうします?
GM:とりあえず開示しちゃって大丈夫かな
西海才人:大丈夫。応援してました。
GM:かしこまりました!
GM:開示します。
・流れ星について 〈情報:UGN、学問、ウェブ〉難易度9
外宇宙から私立万籟館学苑に飛来した流れ星であり、膨大なレネゲイド因子が何らかの理由で流入した結果、レネゲイドビーイングとして自我に目覚めた。
その後、旧校舎に隠れ住んでいたため、「旧校舎の幽霊」の噂が広まってしまったようだ。
通常の流れ星であれば願いを叶える能力を有するが、この流れ星は半人前の力しか持っておらず、誰かの願いを手助けすることしかできない。
自我に目覚めた流れ星を最初に発見したのは戸神鳳楽である。
そして、流れ星の手助けを借りて、UGNを倒そうとしている。
GM:「旧校舎の幽霊」の噂は、クワトフォリウムが儀式を行いレネゲイドの残滓が散らばったこと、
GM:そして流れ星が隠れ住んでいたため発生してしまったようです。
GM:また、この情報が開示されたことで、次のシーンで三嶋くんにイベントが起こります。
三嶋光宗:むむっ
GM:戸神くんが…? 何か…? そんな感じです。
GM:さて、キミたちにはこの情報を受けた会話を描写してもらうのですが、シチュエーションはどうしましょうか
GM:寮室で作戦会議という電波をキャッチしました
GM:西海くん間壁くんの部屋の方ではじまります!盆暗偶発的椿事事件簿、開始!


GM:さて、旧校舎で謎の流れ星を目撃したキミたちは、そいつの情報を報告するために、
GM:西海くん・間壁くんの寮室に集合していました。
西海才人:部屋は右と左の半分で綺麗に色分けされている。右は壁にかかった多数の忍者グッズに掛け軸。
西海才人:フローリングの床の上には畳とベッド。他に目がつくのは黒い小さな冷蔵庫と大きなTV。
間壁慧:左側の部屋の壁には、大きなコルクボードが掲げられ、落書きのような資料や図、写真を糸やワイヤーがつないでいる。
間壁慧:さらに床には得体のしれないガラクタのような器具や護符が、奇妙な整合性を保って「散りばめられ」――
間壁慧:ベッドの上には、作りかけであろう「衛星」のような装置が丁寧に放り出されていた。
芦田比呂:ちょこんと小さく隅に座り、キョロキョロと部屋を見回している。
芦田比呂:「こんな風になってるんだ……なんか、全然人によって雰囲気違うんだね」
三嶋光宗:「あー、もう慣れたけど、確かにヤバい部屋だよねここ」笑う。
西海才人:ちゃぶ台を部屋の真ん中において、はちみつレモンサイダー(1.5リットル)と、カラムーチョやらこんにゃくゼリーやらバームロールやらのお茶菓子を。
間壁慧:「そうですか? ここまで防御していれば、安全性はかなり高いと思われます」
間壁慧:「安心して密談できますね」
西海才人:「いらっしゃい。武器も沢山あるしね!」
三嶋光宗:床で胡坐をかいている。「防御されてんだ……初めて知ったわ……」
芦田比呂:「よく見回りとかで取り上げられないなあ」
西海才人:「んとね。そこは、ほら西海さんたちイリーガルじゃん。美龍ちゃんが誤魔化してくれてるみたいよ」
西海才人:「西海さんのこういうのは修学旅行のお土産って事になってるみたい」
三嶋光宗:「え、そうなんだ。毎回サッと隠してんのかと思ってた。ほら、エッチな本みたいに」
芦田比呂:「ああ、なるほど……え」
芦田比呂:「か、隠してるの……?」
間壁慧:「俺は科学部も掛け持ちしているので、持ち帰り機材ということに」
西海才人:さっと、ベッドを防御するように飛びのく。
西海才人:「ぷすー♪ぷすー♪」口笛が吹けてない。
芦田比呂:「あ、あるんだ……」
芦田比呂:(あるんだ……)
三嶋光宗:「うん、見回り始まったら寮のグループLINEに来たぞ~って連絡入るから」
三嶋光宗:「比呂も入っとけば?招待しとこうか」
間壁慧:「あのネットワークの素早さは凄まじいですね……」
間壁慧:「早期警戒網ですか」
芦田比呂:「あっうん……」スマホを取り出して。
西海才人:「そうそう。教師チェックの穴も教えてくれるしね~」
芦田比呂:「あっちょっと待ってね!」
芦田比呂:急いでアイコンをポケモンのぬいぐるみから無地に変える。
芦田比呂:「……ん。おっけー」
三嶋光宗:「はいよー」招待を送る。男子高校生らしい混沌かつ猥雑な話題が飛び交うグループチャットだ。
西海才人:みんなのコップにはちみつレモンサイダー注いでいる。
芦田比呂:「ありがと~」ささっと挨拶を送っている。
西海才人:「いらっしゃ~い」LINEで返す。 ディフォルメされた猫忍者のアイコン。
西海才人:「それで、何を話そうか?んー。猥談?」
間壁慧:「ようこそ」 やけにでかい鳥の写真のアイコン
芦田比呂:「ま、真面目な話しようよっ!」
西海才人:「あ。ヒロちゃんさんがどうしても欲しい。って言うなら、西海さんお宝コレクション1つあげるね」
西海才人:「友達だもんね」
芦田比呂:「? お宝って?」
間壁慧:「さすが西海くん……博愛精神ですね」 ※間壁はリアル肉体を所有していないのでコレクションがない
西海才人:ベッドの下に手を突っ込んで……
芦田比呂:「……え」
芦田比呂:「……っ!」
芦田比呂:「い、要らないよっ!?」
西海才人:その手を……止まる。
西海才人:「うわっ、びっくり!?」
西海才人:「うん。ヒロちゃんさん。そういう話苦手?」
芦田比呂:「あ、いや……」
間壁慧:「得手不得手はありますからね……」
芦田比呂:(苦手って言ったら、やっぱり、こういうのって、怪しいのかな……)
三嶋光宗:「あー、猥談もいいけど、その前にさ」座り直して。「……何か分かった?タカちゃん……ていうか、オホシ先輩のこと」
芦田比呂:「べ、別に平気だけどさ!そう、そうそう!」
芦田比呂:「今はもっと大事な話があるからっ!」
三嶋光宗:「うん。お願いね、比呂」
芦田比呂:「うん。えっとね……調べてもらってたんだけど」
芦田比呂:「どうも、あれ、本物の流れ星みたい」
間壁慧:「……ホンモノの流れ星が、意志を?」
西海才人:「なんかレネゲイドが流れたって、そう言えば言ってたね。間壁ッち」
三嶋光宗:「え……めっちゃマスコットみたいだったけど……?」
芦田比呂:「うん。流れ星が落ちてきたときに、レネゲイドにあてられたんだと思う」
西海才人:「ぬいぐるみでああ言うの見た事あるよね」
三嶋光宗:「すげーなレネゲイド!そんなことも出来んだ!?」
芦田比呂:「珍しいことではあるけど……」
芦田比呂:「きっとそれは、そこで、儀式をしてた、“クワトフォリウム”――」
芦田比呂:「――戸神鳳楽くんが、原因なみたい」
間壁慧:「……外の星々の宇宙から、存在を召喚するのはとても危険なことなんです」
西海才人:「白鳥座の宇宙人は人類の味方だよ~」
西海才人:「ウルトラの人の事だけどね」
間壁慧:「彼らはそうですが、そうでないパターンの方がずっと多い。今回のケースも、いつ危険性が跳ね上がるかわかりません」
三嶋光宗:「……へえ……ウルトラってそうなんだ?」唇を噛みつつ、才人の軽口に少し笑みを作ってみせて。
間壁慧:「少なくとも、俺が遭遇した“外宇宙からの召喚”に関する案件で、召喚者の意図通りの結果が引き起こされたことはありません」
芦田比呂:「うん、不完全ではあるみたいだけど……」
三嶋光宗:「……ヤバい……ってこと」
西海才人:「そうなんだよ。朝見てたらはまっちゃってさぁ、ヴェイダーも見ると良いよ。ってかダース・ヴェイダー 外宇宙の人じゃん」
西海才人:「ラヴヤン先生のとこは怖いもんね。でもトガちゃんは なんで、そんな儀式やってたのかな?」
西海才人:「何か叶えたいことがあったのかしら?」
三嶋光宗:「うん……そうだよな。そこだよ」
芦田比呂:「……“クワトフォリウム”はね」
三嶋光宗:「多分タカちゃんだって、ヤバいって分かっててやってるんだよな?何の為にそんな……」
芦田比呂:「UGNと何度か戦ってて。ウチには、死傷者も出てる」
芦田比呂:「UGNを、倒そうとしてるのかも」
西海才人:「むぅ。死傷者」
三嶋光宗:「……」死傷者、という言葉に俯いて。
西海才人:流石に顔が引き締まってしまう。
間壁慧:「“教団”の生き残り……という話でしたね。信念がある分、大変かもしれません」
間壁慧:「あまり戦いたくはないな……」
芦田比呂:「……うん」
芦田比呂:「三嶋くん、大丈夫……?」
芦田比呂:「あのね、イリーガルっていうのは、善意の協力者なんだ」
芦田比呂:「だから、その、やりたくない時は、拒否する権利があるし」
芦田比呂:「希望して通れば、今回の事件の記憶を、消してもらうことも出来る」
三嶋光宗:「……いやいや、ダイジョブだって。何言ってんのもー。心配いらないって!」笑って見せる。
芦田比呂:「比呂ちゃん的には、それでもいいと思うよ?」
三嶋光宗:「俺は全然……別に、ただのクラスメイトだしさ」
三嶋光宗:「お互い、放課後遊んだこともないし。気にしてないよ、そんなに。うん」
三嶋光宗:「……ていうかさ、ほら、アレよ」
三嶋光宗:「UGNって正義の味方なんでしょ?それを潰そうとするのって、じゃあ、ほら」
三嶋光宗:「悪いヤツってことじゃんね……?」
西海才人:「ヴェイダー、大丈夫じゃないじゃん。ヒロちゃんさんに気を遣ってるのわかるけどさ」
西海才人:「無理してんの、バレバレじゃんさ」
芦田比呂:「……それはそうだけどさ。本当は」
芦田比呂:「悪い人を捕まえるのは、警察のお仕事でしょ?」
芦田比呂:「善意の一般市民に、あんまり頼りきりじゃダメだと思うんだよね」
芦田比呂:「ごめんね。比呂ちゃんがもっと、ずっと強かったら良かったんだけど」
三嶋光宗:「いや、何言っちゃってんの!比呂のせいじゃないじゃん!全然!」
三嶋光宗:「謝んないでよ。それ言ったらさ、俺が……」
三嶋光宗:「……俺がもっとタカちゃんと話して、仲良くしてあげられてたら」
三嶋光宗:「……こんなことにならずに済んだんかな……」
三嶋光宗:張り付けた笑みが引き攣る。
芦田比呂:「そ、それは違うよ!」
芦田比呂:「三嶋くんは、比呂ちゃんにだって優しくしてくれたもん!」
芦田比呂:「君は優しい人だよ……自分を責めないで、ね?」
三嶋光宗:「そうね。でも、皆に優しくするってことはさ……」
三嶋光宗:「……」言いかけた言葉を呑み込んで。
三嶋光宗:「……いや、うん、ごめんね。頭では分かってんだけどさ。やー、ダメだな、今日!」
三嶋光宗:「とにかくさ。止めないとヤバいんでしょ?タカちゃん……“クワトフォリウム”」
芦田比呂:「……うん。それは、絶対だ」
芦田比呂:「比呂ちゃんは、それを止めに来たんだから」
三嶋光宗:「じゃあ、やんないとじゃんね。説得が無理なら、力づくでも」
三嶋光宗:「そういうことっしょ?結局」頭の後ろで腕を組む。
間壁慧:「……三嶋くん、それをやれますか?」
間壁慧:「動揺しているように見えます。……俺は心配していますよ」
西海才人:「それはその時にならないと、わからないと西海さんは思っちゃうな」
西海才人:「本人を目の前にしたら色々揺らいじゃうでしょ」
西海才人:「だから、西海さん達が手を貸すぜ。ってお話だった訳でさ」
三嶋光宗:「……ん。ありがと。俺はタカちゃんのこと、止めたいと思ってるからさ」
三嶋光宗:「出来なかったらもっと後悔するっしょ。だから、やるよ」
西海才人:「最後に話した言葉が、あれじゃ駄目だもんね」
芦田比呂:「大丈夫。三嶋くんは、オレが守るから」
間壁慧:「そうですか。……西海くんと三嶋くんがそう言うなら、努力しましょう。俺にできる限りは」
芦田比呂:「やりたいことをやって。任せてくれて――甘えていいから」
三嶋光宗:「うん。ありがと。皆にちょっとだけ、甘えさせてもらうね」
西海才人:「西海さんと間壁ッちは言うまでもないです。頼りになるので。そして、こういう時は」
西海才人:冷蔵庫を開ける。4本のジュース缶にしか見えないデザインのチューハイ缶を取り出す。
西海才人:「万能の気つけ薬~!とっておきだよー」
間壁慧:「ありがとうございます。定期的に仕入れていてよかったですね」
芦田比呂:「? そんなにいいジュースなの?」
三嶋光宗:「うぇーい!さっすが西海さん気が利いてる!」ぱちぱちと拍手。
間壁慧:「この校内では希少価値が高いですよ」
西海才人:「にひひ。乾杯しよ。乾杯」
西海才人:そしてゲーム機のスィッチもオンして、完全に遊ぶモードに入った。
GM:夜は更けていく。
GM:キミたちはジュース缶にしか見えないデザインのチューハイ缶を開け、
GM:対戦ゲームで盛り上がり、
GM:そのまま…4人でだらだらと寝落ちしました。


GM:シーン終了。
GM:ロイスとか購入判定とか! 
GM:購入は、ここと、あと1回くらい
間壁慧:ロイスぜんぶとっちゃった……
芦田比呂:ロイスは埋まった!
GM:かわいい
GM:ありがとう!
西海才人:ロイス埋まってるので購入だけど、防具もあるしな。
芦田比呂:強化素材狙おうっと
三嶋光宗:ロイスは流れ星に 〇かわいい/排除 で取得します
芦田比呂:5dx+3>=15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 10[6,6,7,9,10]+1[1]+3 → 14 → 失敗

GM:ヤッター
三嶋光宗:3DX>=8 応急手当キット
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 9[5,6,9] → 9 → 成功

三嶋光宗:確保!以上!
西海才人:強化素材にしよ。
芦田比呂:財産1点使おう。自分の大鎚に付けます
西海才人:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[1,8]+1 → 9

西海才人:無理
間壁慧:強化素材の購入を目指そう
間壁慧:フォールンスプライト起動
芦田比呂:おわり!
間壁慧:5dx+1=>15
DoubleCross : (5R10+1[10]>=15) → 7[1,1,2,6,7]+1 → 8 → 失敗

間壁慧:だめ!以上です。
GM:はーい!ではこのシーンは以上!
GM:次はマスターシーン!


GM:マスターシーン。
GM:私立万籟館学苑、旧校舎にて。
GM:ぬいぐるみのような白い物体は、ふよふよと飛来し、待ち受けていた一人の少年の胸の中に飛び込んだ。
流れ星:「タカラ、タカラ。4人の生徒に気付かれてしまったようだ。どうしよう」
戸神鳳楽:「…いいよ」眼鏡をかけた少年は、顔をしかめたまま呟くように言う。
戸神鳳楽:「あいつらには、どうせ、いつか気付かれてただろうし…」
流れ星:「…? というと?」きょとんとする。
戸神鳳楽:「流れ星。お前が会ったやつらは、例の…“UGN”だ」
流れ星:「……! なんと!」
流れ星:「UGNって。タカラが仰っていた組織でございましょう?」
流れ星:「正義を騙って多くの人を殺し、幸福を嘲笑する、残虐な奴らの組織……」
流れ星:「恐ろしい」ぶるぶると震える。
戸神鳳楽:「うん。芦田比呂ってやつが、そのUGNの正規エージェントで、この学苑にやって来て」
戸神鳳楽:「いま、三嶋と、西海と、間壁を率いて、UGNの活動を行ってる……」
流れ星:「芦田比呂、…ヒロちゃん…!」
流れ星:「吾輩を可愛いと言ったのも、欺瞞かッ…!悪魔のような所業…‥!」ショックでくるくる回転する。
流れ星:「他の男共も、爽やかな感じをふりまいていたのに…!すっかり騙されてしまった!」
戸神鳳楽:「………」唇を噛む。
戸神鳳楽:「……三嶋は…」
流れ星:「許してはおけまい……、ん?どうしました?」
戸神鳳楽:「……あ」ぱちぱちと瞬き。
戸神鳳楽:「ううん。なんでもない」
戸神鳳楽:「流れ星。あのさ」
流れ星:「はい、タカラ」
戸神鳳楽:「……僕、あいつらを、………倒す」
戸神鳳楽:「僕がやらなきゃ」
戸神鳳楽:「ついてきて、くれるか」
流れ星:「野暮な質問をしてくださいますな」にこにこ笑う。
流れ星:「地獄の底までお供しますよ。アイルビーバック」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「死ぬんだか、生きてるんだか……」ふ、と口の端で笑う。
GM:シーン終了。


【ミドルフェイズ6】

GM:次のシーン。トリガーシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは三嶋くん。でも全員登場してほしいです。
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:82->85)
芦田比呂:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:68->71)
GM:侵蝕を上げて登場してね
西海才人:1D10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 7[7]+64 → 71

間壁慧:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 4[4]+77 → 81

GM:高い人と低い人に分かれてるんだなあ
GM:では、このシーンは前回のシーンの続きからです。
GM:ちょっとお話してると、三嶋くん当てに戸神くんから電話がかかってきて…?
GM:ミドル戦闘の…むにゃむにゃ…が発生します。


GM:次の日。朝日が寮部屋の窓から差し込む。
GM:テレビは、対戦ゲームのメニュー画面を流しっぱなしで。飲みかけのジュースやお菓子が放置され。
GM:わいわい騒いでいたらいつのまにか寝ていたキミたちは、お互いもたれかかるような姿勢のまま、目を覚ましたのでした。
三嶋光宗:「比呂~」
三嶋光宗:「比~呂~」
三嶋光宗:寝ている芦田くんの眼前で手を振る。
芦田比呂:「すう……」穏やかに寝息を立てている。
三嶋光宗:「……」半ば下敷きになっていて身動きが取れない。
間壁慧:「む……」
三嶋光宗:「こら、起きないとチューすんぞ~」
間壁慧:「朝……」 半分だけ目を開けて唸る
西海才人:「んみゅ~……………ふぁぁあぁ」夢見心地の欠伸。柔らかな何かの上で頭をごろごろさせている。
三嶋光宗:「慧おはよ。才人も起きた?」
西海才人:「ん~?」上半身だけ起こして、目をしぱしぱさせる「枕使ったっけ~?頭痛くないや」
間壁慧:「……おはようございます」 何か握っている……誰かの手だ。
三嶋光宗:「比呂~?」
三嶋光宗:一向に目を覚まさない芦田くんに顔を寄せ、
三嶋光宗:耳にフッと息を吹きかける。
芦田比呂:「……ん」膝の上で何かが動く感覚に、違和感を――
芦田比呂:「……んふっっ!」
芦田比呂:「……な、何!?」ぱっと横を向く。
三嶋光宗:「あ、起きた。おはよ」すぐ傍に顔がある。
芦田比呂:「へあっ!?」
芦田比呂:仰け反ろうとして止まる。
西海才人:「おはよう。あ。枕はヒロちゃんさんだった。膝枕だったんだね」
西海才人:「昨日はお楽しみでした!」
芦田比呂:「え」下を見る。
芦田比呂:「えっ」
間壁慧:「ああ、芦田くんの手でした。おはようございます」
芦田比呂:「え」手を見る。
芦田比呂:「ええっ」
芦田比呂:「ええええええ!?」
間壁慧:「失礼。これでは身動きが……重たかったですね」 立ち上がり、背中を伸ばす。
芦田比呂:「な、何がどうなって……」
三嶋光宗:「どいてくれる?」下敷きになっているのを示して。
芦田比呂:「あっごめん!ごめんねっ!」
芦田比呂:「ちょっと西海くん……!どいてよ~!」
西海才人:「西海さんは、このままでもいいよ~」また、ごろんと頭を膝に乗せる。
芦田比呂:「ひゃんっ!」
芦田比呂:「意地悪しないでよ~~~!」
西海才人:「寝心地が良かったので!ヴェイダーは苦しむがいい」
三嶋光宗:「重いよ~~」
芦田比呂:「お、重くないもん!」
間壁慧:「あ、西海くんがイエネコモードになっている……活動の時間ですよ」
間壁慧:両脇を抱えて立たせる。
西海才人:「おうっ…………むぅ。余は朝食を所望だよ」
芦田比呂:「はあああ~!」這い出すように離れる。
三嶋光宗:「あ~頭いて……」のそのそ立ち上がり、カーテンを開けて日光に顔を顰める。「今何時ー?食堂行く?」
芦田比呂:(汗かいてないよね……?)自分の身体を見ながら。
GM:そんな風にして、キミたちはのろのろと起き上がり、食堂で向かう。
GM:食堂から帰る。
GM:その帰り道。三嶋くんの携帯に、着信があります。
GM:戸神鳳楽からだ。
三嶋光宗:「ん? ……!」以前無理やり番号を交換したが、これまで一度も掛かってきたことは無かった。
三嶋光宗:「……もしもし!タカちゃん?」慌てて電話に出る。
戸神鳳楽:「もしもし」感情の読めない声。
戸神鳳楽:「………三嶋」
三嶋光宗:「今どこ?何してんの?」
戸神鳳楽:「…旧校舎にいて……あのさ」
戸神鳳楽:「三嶋と、芦田、西海、間壁。四人で」
戸神鳳楽:「来てくれるか」
三嶋光宗:「……」
三嶋光宗:声を潜める。「いいの?」
三嶋光宗:「俺一人じゃなくて」
戸神鳳楽:「…………」少し返事がない。
戸神鳳楽:「……いい」
戸神鳳楽:「お前と二人で話して……迷っちゃったら。いやだ」
三嶋光宗:「……そうだよ」
戸神鳳楽:「だめなんだ。やらないと」
三嶋光宗:「何も……何も話してないじゃん。まだ」
戸神鳳楽:「………」
三嶋光宗:「ほら……夏休み、遊びに行くって言ったじゃん」
三嶋光宗:「どこ行くかも……まだ全然、決めてないのに……」
戸神鳳楽:「………それはっ」
戸神鳳楽:「お前が………っ、…………」
戸神鳳楽:「…………」また少し空白。「…とにかく、旧校舎に来い。待ってるから」
戸神鳳楽:「じゃあ」
戸神鳳楽:ブツリ。通話が切れる。
三嶋光宗:「……あ……」
三嶋光宗:通話の途切れた画面を見て。
三嶋光宗:顔を上げて皆を見る。
三嶋光宗:「……電話。タカちゃんから」
芦田比呂:「……何って?」
西海才人:「うん」
三嶋光宗:「この四人で、旧校舎に来い、って」
間壁慧:「あまり穏やかな話じゃなさそうですね……」
西海才人:「でも行くしかないよね。手加減できるかなぁ」
三嶋光宗:「……うん、行こう」
間壁慧:「……俺はあまり気が進みません。向こうの戦力もわかりませんし。でも……」
芦田比呂:「でもほっとけないよ……!」
間壁慧:「……そうですね。同行しましょう。勇気です」


GM:旧校舎に向かったキミたちを待ち受けていたのは、入り口で立ち尽くす少年だ。
GM:戸神鳳楽。その傍らには、ふよふよと浮かぶ流れ星もいる。
戸神鳳楽:「………」眼鏡をかけた少年が、キミたちを見ている。
芦田比呂:「戸神くん……!オホシ先輩!」
三嶋光宗:「……タカちゃん!」駆け寄ろうとする。
流れ星:「近寄るでないぞ! この化け物どもめ!」
流れ星:「恐ろしいUGNめが!」ふよふよと回転している。
三嶋光宗:「うるせえ!タカちゃんから離れろよ!」
西海才人:「酷い事言われてるよ!?西海さんたち」ヴェイダーを庇うように後ろにつく。
間壁慧:「うッ。……完全に情報の伝達不備が発生している予感です」
芦田比呂:「な、なんで!?」
戸神鳳楽:「……本当に、UGNなんだな。芦田、お前が……」
芦田比呂:「UGNは恐ろしくなんか……!」
芦田比呂:「……っ」
芦田比呂:「……うん。ってことは」
芦田比呂:「戸神くんが、FH――“クワトフォリウム”なんだね」
戸神鳳楽:「……ファルスハーツ………」
戸神鳳楽:「…うん」
戸神鳳楽:「僕が。“クワトフォリウム”だ」
戸神鳳楽:「お前らと、戦うために、そう名乗ることにしたんだ」
三嶋光宗:「……っ……」分かっていたはずのことだが、それでも息を詰まらせる。
戸神鳳楽:「流れ星。手助け、して、くれよ」
流れ星:「わかっているぜ、タカラ!」
GM:流れ星は淡い光を放つと、戸神鳳楽の腕に取りつき、白い篭手へ変化する。
芦田比呂:「オホシ先輩!ダメだよ!」
芦田比呂:「その子は悪いことをし……」
芦田比呂:「ええっ!」
戸神鳳楽:「ぼ、僕は! お前らと、戦う!」
GM:戸神鳳楽は、キミたちへと襲い掛かってくる!
GM:ミドル戦闘だ!
GM:では戦闘の状況説明。
GM:敵は戸神鳳楽ひとり。
GM:流れ星ですが、戸神鳳楽の戦闘を「手助け」するため、戸神鳳楽に取り付いています。
GM:データ的には、Dロイス【奇妙な隣人】が使用されます。
GM:戸神はキミ達より5m前にいて、エンゲージはPC4人と戸神でそれぞれ分かれてます。
GM:そんな感じ! ほかに質問がなかったら戦闘にはいってくよ!
三嶋光宗:OKです
西海才人:はい
間壁慧:OK!
芦田比呂:OK!
GM:ではやっていこう!
GM:まずはセットアップ!
西海才人:なし
芦田比呂:なし
戸神鳳楽:なし
間壁慧:なし
三嶋光宗:なし!
GM:みんななかった
     戸神[11]

      5m

   芦田[0] 三嶋[6]
   西海[6] 間壁[9]
GM:あっえらい
GM:じゃあイニチアチブ!
GM:まずは行動値11の戸神鳳楽から。
西海才人:「オホシ様、騙されてるよ。西海さんたち残虐非道じゃないよ!もう、みんな、人の話を聞かないんだからな」
西海才人:「ヴェイダー取りあえず、これ使って!パス」
西海才人:部屋から持ってきた分厚く長い木刀を投げ渡す。
三嶋光宗:「ああ、サンキュ!……」受け取って「……どう使うのこれ……?」
西海才人:「剣道の授業と同じ。ヴェイダー天才だからいけるっしょ」
三嶋光宗:「無茶振りだろ!あーとにかくやってみるわ!」
流れ星:「静かにしてください、忍者の言うことには騙されないんだから!」白い篭手から声が上がる。
戸神鳳楽:では行動します。
戸神鳳楽:マイナー。《完全獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》《オリジン:ミネラル》。
戸神鳳楽:武器生成しながら戦闘移動。5m前進して、PC達のエンゲージに接敵します。
     戸神[11]
   芦田[0] 三嶋[6]
   西海[6] 間壁[9]
間壁慧:「オホシ様……明らかに変な存在ですが、気を付けて! 外宇宙から召喚された存在は、すべからく危険です」
芦田比呂:「全部が悪いわけじゃないよ!純粋なんだよ、ああいう子は!」
芦田比呂:「だからちゃんと、話し合って分かり合わなきゃダメなの!」
戸神鳳楽:「お前らが、悪いとか、言うな…っ」
間壁慧:「そうですけど、危険には変わりはなくて……あ、もう来てます」
戸神鳳楽:「なんで、人を殺すような奴らと、話し合わなきゃいけないんだ…!」走り出す。白い篭手から、純黒の長い爪が伸びる。
戸神鳳楽:メジャー。《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《漆黒の波濤》。
西海才人:「一見正論だけどトガっちもこっち殺しに来てるじゃん!」
戸神鳳楽:PC全員に攻撃。
戸神鳳楽:14dx@7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,9,9,10,10]+10[1,3,5,10]+10[8]+2[2]+4 → 36

三嶋光宗:ウッ うーん……
戸神鳳楽:まあまあ回った!達成値36です。
西海才人:うーん、うーん、ガード
間壁慧:うおーっ、ド根性回避!
間壁慧:3dx=>36
DoubleCross : (3R10[10]>=36) → 8[3,6,8] → 8 → 失敗

間壁慧:END!
三嶋光宗:うーん 一応ドッジしてみます ≪原初の黄:切り払い≫
戸神鳳楽:オホホ
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+2した(侵蝕率:85->87)
三嶋光宗:いや無理だな……
三嶋光宗:まあいいや!
三嶋光宗:3DX+16
DoubleCross : (3R10+16[10]) → 6[3,6,6]+16 → 22

GM:うわっあぶなかった
三嶋光宗:普通にダメ
芦田比呂:ガード。《崩れずの群れ》で三嶋くんをカバー。
芦田比呂:侵蝕率+2 (侵蝕率:71->73)
戸神鳳楽:ではダメージ出します。
戸神鳳楽:4d10+14 装甲値無視!
DoubleCross : (4D10+14) → 15[5,3,2,5]+14 → 29

間壁慧:爆散して死んでしまう!リザレクト
西海才人:あ。やった。生き残り ガード値3で 26ダメージ HP2残りました。
間壁慧:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 1[1]+81 → 82

芦田比呂:2倍だから全然無理!リザレクトします。
三嶋光宗:ありがとう比呂……
芦田比呂:侵蝕率+1(1d10->1) (侵蝕率:73->74)
GM:間壁くんのコスパが良い
GM:芦田くんのコスパも良い
間壁慧:我々はプロのリザレクター
GM:クソーッUGNめ…舐めやがって……
戸神鳳楽:「だって、僕がやらなくちゃあ…お前らを止めなくちゃ…っ」
戸神鳳楽:「…っ、うあああっ!」キミ達に襲い掛かる。長い爪で、西海くんと間壁くんを斬る。
西海才人:背中から忍者刀を引き抜き受け弾く。と、言っても急所だけは外す程度の抵抗。
西海才人:ざっくりと斬られる!
間壁慧:「駄目ですね。人間の体では……」 切り裂かれ、胴から二つに分かれて影に変化する。そして揺らめきながら復元する。
芦田比呂:「……!」
間壁慧:「耐えられそうにありません。強力ですよ、これは」
戸神鳳楽:唇を噛み、更に踏み込む。三嶋くんに向けて、爪の斬撃を食らわせようとします。
三嶋光宗:「やべっ……!」動きは見える。だが所詮は戦闘の素人だ。身体の反応が間に合わない。
芦田比呂:「三嶋くんっ……!」彼の前に躍り出る。
戸神鳳楽:「………っあ」ざっくりと、その身体に向かって一撃を食らわす。
芦田比呂:「ぐっ……んっ!」
西海才人:「あっつっ。痛みは熱いから西海さん嫌い……あ。ヴェイダー!?」
三嶋光宗:「比呂!」
芦田比呂:「うううっ……!だ、大丈夫!?」
三嶋光宗:「悪い、ミスった……!比呂こそ!」
戸神鳳楽:「………っ」
戸神鳳楽:「なんで…なんでそんなことができるのに、UGNに……」
芦田比呂:「なんでって……!」
芦田比呂:「人を守るのが、UGNの仕事だもんっ!」
戸神鳳楽:「………え……」
戸神鳳楽:隙が生まれる。
GM:次は行動値9の間壁くんの手番です。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:(……何か)
芦田比呂:(何か、変な感じだ……)
間壁慧:いくぞっ
GM:どうぞ!
間壁慧:マイナーなし。何もできない…
GM:おお…
間壁慧:メジャーでコンボ:チャンドラマの黒い鋼。コンセントレイト+原初の赤:無機なる四肢。低浸蝕コンボで戸神くんを攻撃します。
戸神鳳楽:きな!
間壁慧:判定時に紡ぎの魔眼とフォールンスプライトを同時使用。ダイスを+6して判定。侵食82→83
間壁慧:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,5,6,6,9,10]+10[4,10]+1[1] → 21

間壁慧:ぜんぜん回らない!
戸神鳳楽:ドッジしちゃお
戸神鳳楽:10dx+1>=21
DoubleCross : (10R10+1[10]>=21) → 9[1,1,1,2,2,3,5,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

間壁慧:よ、よかった…
戸神鳳楽:回らかった!
戸神鳳楽:くそー ダメージください
間壁慧:3d10+5 諸々有効
DoubleCross : (3D10+5) → 22[5,10,7]+5 → 27

戸神鳳楽:ウワッ ダメージ回るね!?
戸神鳳楽:まだ生存だけどドキドキしてきました。
間壁慧:よ、よし!装甲は抜いた!
戸神鳳楽:半分くらい削れた…
GM:演出どうぞ~
間壁慧:「一つ、二つ、三つ……」 足元の影が揺らめき、鋼の鎖に変わる。
戸神鳳楽:「………!」
間壁慧:「非殺傷性の攻撃は、ものすごく苦手なんですが……! これは、どうでしょう?」 四本の鎖が戸神くんを狙って射出され、絡めとろうとする。
戸神鳳楽:「う、うわ、なんだ、これ…っ」後ずさって避けようとするが、逃げ切れない。
間壁慧:「シダルドル。捩れ、綻べ」 手を捻ると、戸神くんを床に引き倒そうと鎖がよじれる。 「あと、お願いします!」
間壁慧:侵食率83→87
戸神鳳楽:「ううっ」姿勢が崩れる。
GM:次は行動値6の西海くんの手番!
西海才人:「物騒、物騒。言っても、西海さんも無力化苦手なんだよな」
間壁慧:「あ、もっと柔らかいというか……ワイヤ−みたいなものを実体化させるべきでした……!」
西海才人:瞳を目まぐるしく動かす。利用できる地形を選出する。
西海才人:では、行動。マイナー:《アンバウンド》《サイバーレッグ》効果でエンゲージを外れ20M後方にまず移動。
西海才人:メジャー:《一閃》再エンゲージして攻撃します。
GM:後ろに下がって戻ってくる!命中判定どうぞ!
西海才人:あ。勿論《コンセントレイト:ハヌマーン》もいれる。
GM:あ、そうですね
西海才人:コンボ:颪風飛燕不知火霞抜刀 71→73→77
西海才人:6dx7+2
DoubleCross : (6R10+2[7]) → 10[1,2,2,8,9,10]+10[4,6,10]+1[1]+2 → 23

戸神鳳楽:ガードします。《グラビティガード》。
戸神鳳楽:3d10
DoubleCross : (3D10) → 16[6,7,3] → 16

西海才人:3D10+23
DoubleCross : (3D10+23) → 15[2,4,9]+23 → 38

戸神鳳楽:あっギリギリ生存!
西海才人:因縁的に良かった!
GM:チクショ~~ 演出どうぞ!
西海才人:「行くよ。トガっち、オホシ様 受け身とってね」
戸神鳳楽:「は……っ」西海くんの方を見る。
西海才人:瞳がすっと細まる。戦術を瞬時に構築し、イメージ通りに動く。
西海才人:後方へ一足で20歩の間合いを跳躍し突撃距離を獲得する。着地の瞬間、反動で地に着いた足を蹴り上げ巻き戻るように再跳躍。
西海才人:風を切って相手の懐に飛び込み、腕を交差させ敵の首元を掴み組みつく。そのまま重心を後ろにかけて相手を倒しながらの変形の巴投げ。
西海才人:「はっ!」
西海才人:そのまま相手を投げ飛ばすのではなく、真上へと相手を蹴り上げる。
流れ星:「タ…タカラーーーッ!」篭手が淡く光り、また変化。大きな盾となる。
西海才人:天井にぶつけた相手に追い打ちをかけるように飛び、大盾に白刃を一閃させた。
戸神鳳楽:「…あ、!」バキバキと音を立てて盾が砕ける。そのまま地上に叩きつけられる。
芦田比呂:「うわっ……!すご……!」
西海才人:「颪風飛燕不知火霞抜刀(おろしかぜひえんしらぬいかすみばっとう)でござる。降参してよ~」
戸神鳳楽:「っつぅ、……」よろよろと立ち上がる。
戸神鳳楽:「だ、ダメだ……」
間壁慧:「よく見えなかったんですが、西海くんが思い切りやったみたいですね。こ、これで大人しくしていただければ……」
戸神鳳楽:「降参なんかしない。お前らは、僕が倒す……」
三嶋光宗:「……タカちゃん……」ぎり、と歯噛みする。
GM:次は行動値6の三嶋くん!
芦田比呂:(……やっぱり)
芦田比呂:「……変だ」独り小さくつぶやく。
三嶋光宗:ドッジもガードも怖い数字なので……仕方ないフルコンボ!
三嶋光宗:コンボ:あの辺を殴る ≪無形の影≫+≪原初の赤:巨人の斧≫
三嶋光宗:8DX+16
DoubleCross : (8R10+16[10]) → 10[2,4,4,7,8,9,10,10]+10[8,10]+6[6]+16 → 42

三嶋光宗:ええ……?
戸神鳳楽:タカイヨッ
間壁慧:クリティカル!
GM:ガードします。《グラビティガード》。
戸神鳳楽:ガードします。《グラビティガード》。
戸神鳳楽:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[10,4,4] → 18

三嶋光宗:ダメージ!
間壁慧:ダメージの直前に、フォールンサラマンダー:黄蘇真人。
間壁慧:ダメージを+2dしてください!
三嶋光宗:すごい!
西海才人:えげつない。間壁ッち!
戸神鳳楽:ヒャア
三嶋光宗:あっ大槌ぶん減らしてないので39ですね
GM:あっ、そうですね。はーい
三嶋光宗:4D10+9+12+3+2D10
DoubleCross : (4D10+9+12+3+2D10) → 25[1,9,5,10]+9+12+3+14[5,9] → 63

戸神鳳楽:こっち残りHP4なのに!
三嶋光宗:ご ごめんタカちゃん
戸神鳳楽:倒れます。戦闘不能。
三嶋光宗:「……タカちゃん」ふらつく戸神君を見据えて。
戸神鳳楽:「ゲホッ」三嶋くんを見返す。
三嶋光宗:「見たでしょ?その二人、マジでつえーんだって」
三嶋光宗:「……降参してくんねーかな」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「………降参したら、お前らのやってることを、許すことになる」
戸神鳳楽:「だから、しない」
芦田比呂:「どうして……」
戸神鳳楽:「お前ら、UGNなんだろ」
戸神鳳楽:「なんで、そんな平気な顔してられるんだよ……っ」芦田くんに言う。
芦田比呂:「待ってよ!どういうこと……!?」
戸神鳳楽:「……っ」
芦田比呂:「話を聞いてよ!話してよ!それじゃあオレだって分かりっこないよ!」
戸神鳳楽:「…だめだ…!」余力のない足取りで、芦田くんに向けて、斬撃を食らわそうとする。
芦田比呂:「……!」
三嶋光宗:その攻撃を木刀で防ぎ、逸らす。
間壁慧:「これは……三嶋くん!」 華やかな衣が影から生まれ、戸神くんの足に絡みつく。防御行動を遅らせる。 「五陽五神、陽動二衝厳神」
戸神鳳楽:「っ」動きが止められる。
西海才人:「間壁ッち!さすが!目ざとい」
三嶋光宗:「ありがと、慧」
三嶋光宗:長大な木刀を握る。初めて持つ武器だが、その重心を把握し、最適な扱い方を感覚で理解する。
三嶋光宗:「……無理やりにでも話聞いてもらうよ、タカちゃん」
戸神鳳楽:「三嶋……っ」
三嶋光宗:「ごめん。痛いからな」
三嶋光宗:木刀を振り抜く。狙うべき場所は分かっている。籠手を振るう腕、その根元たる肩関節を、強かに打ち据える。
戸神鳳楽:「っあ!」
戸神鳳楽:無防備に攻撃を食らい、衝撃にガクンと身体がよろめく。
三嶋光宗:「ごめん」
三嶋光宗:そのまま、少し小柄な戸神くんを抱き留めて。
三嶋光宗:「俺、タカちゃんみたいに頭良くないから。こういうやり方しか出来なかった」
三嶋光宗:「……なあ、話、聞かせてくれよ。タカちゃん」
戸神鳳楽:「………どうして……」抱き留められる。
三嶋光宗:「どうしてって……」困ったように笑う。
三嶋光宗:「友達だろ」
戸神鳳楽:「…………」
戸神鳳楽:「…………友達……」少し声が震えている。
三嶋光宗:「……違った?」首を傾げて。
三嶋光宗:「じゃあ、今からでも遅くない」
三嶋光宗:「どう?」
戸神鳳楽:「……っ」
戸神鳳楽:「うるさい、うるさい」ぐいぐいと三嶋くんの身体を押す。
戸神鳳楽:「馬鹿!」
三嶋光宗:「何だよもう~」笑って。抱き留める力は緩めない。
戸神鳳楽:「お…お前らは、犯罪組織なんじゃないのか?」
三嶋光宗:「そんなこと言っても。今度こそ逃がさないからな」
戸神鳳楽:「UGNは…そういう、悪いやつらだって……」
三嶋光宗:「犯罪組織?」
三嶋光宗:芦田君を振り返る。「そうなの?」
芦田比呂:「ち、違うよ!?」
芦田比呂:「っていうかさ!」
芦田比呂:「比呂ちゃんの探してる相手、戸神くんじゃないかも」
三嶋光宗:「へ?」
間壁慧:「……なんて?」
戸神鳳楽:「……?」
三嶋光宗:「だって……」二人を見比べて「“クワトフォリウム”……なんでしょ?」
芦田比呂:「戸神くんってさ……UGNの人たちと何度も戦って」
芦田比呂:「殺したりしてる……?」
戸神鳳楽:「そ、そんなこと、するわけないだろ」
西海才人:「ふむふむ。真犯人はトガっちではない」
三嶋光宗:「嘘!?」
三嶋光宗:「殺してないの!?」
戸神鳳楽:「えっ」びっくりする。
戸神鳳楽:「こ…この力をこんなに使ったのは、今日が初めてで…」
芦田比呂:「うん、だよね」
三嶋光宗:「よかった~~!」
芦田比呂:「ぜんぜん、慣れてない感じしたもん。不自然っていうか……」
戸神鳳楽:「う…うわっ」びっくりしている。
三嶋光宗:「俺もうマジでどうしようかと……え、いや、待って?」
間壁慧:「情報が錯綜しているのでは?」
西海才人:「オホシ様も良かったねぇ。戦わなくて済みそう」
間壁慧:「私見ですが、致命的に情報が誤って伝わっているように思いますので、致命的な情報の伝達を検証して是正するのはどうでしょう」
西海才人:籠手に触れてなでなでしてる。
流れ星:「ジブン、なんかよくわかんないけど、良かった感じ!」篭手から声がする。
芦田比呂:「うん。お話、しよう」
三嶋光宗:「どういうこと? ……他に“クワトフォリウム”が……あー、よく分かんね」
三嶋光宗:「とにかく話聞かせてよ、タカちゃん」
戸神鳳楽:「……うん」コクンと頷く。
芦田比呂:「全部はそれからだ。ああ、改めて自己紹介するね」
芦田比呂:「オレは芦田比呂。UGNのエージェント、“フォース・プリンス”」
芦田比呂:「よろしくね、戸神くん」


GM:シーンを終了します。
GM:このシーンではロイスのみ! 戦闘があったから購入はなしね
間壁慧:もう何も取れません!なのでなし!
三嶋光宗:満杯なのでなし!
西海才人:応急手当キットを使用してしまいたいです。
GM:いいですよ~
西海才人:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 4[2,2]+1 → 5

西海才人:ダメじゃん
西海才人:以上です。
GM:さっきのダメージダイスはふるってたのに…
芦田比呂:ロイスは埋まってる!
三嶋光宗:あっそうだ
三嶋光宗:応急キットを芦田くんにパスします 庇って貰ったので
芦田比呂:あっありがとう……
芦田比呂:い、いいよ自分でやるから!
芦田比呂:すぐ使お
芦田比呂:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+12[10,2] → 13

間壁慧:そうだ、間壁の分も芦田くんに渡しておきます
GM:モテモテじゃん
芦田比呂:本当!うれしいな……
芦田比呂:13+2d10
DoubleCross : (13+2D10) → 13+11[1,10] → 24

芦田比呂:結構持ち直した!わーいわーいだぜ
西海才人:あ。西海さんもこんな事なら渡せば良かったね
GM:まあ西海くんもケガしてるからね
GM:購入判定は次がラストだぞ!
GM:では改めてこのシーンはこれで終了。


【ミドルフェイズ7】

GM:次のシーン。ミドル最後のシーンです。
GM:戸神鳳楽とともに、事件の真相を解き明かすシーンです。
GM:シーンプレイヤーは西海くんですが、全員登場推奨。
間壁慧:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 7[7]+87 → 94

芦田比呂:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:74->80)
三嶋光宗:さっきの侵蝕あげてなかった
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+8した(侵蝕率:87->95)
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:95->101)
三嶋光宗:ギャーッ
GM:あっ3桁に
西海才人:1D10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 6[6]+77 → 83

芦田比呂:三嶋くんっ……!
GM:では、みんなの治療をしながらお話するのがいいかな~と思うのですが
GM:どうしましょう 西海くん、どこがいいと思います?
西海才人:保健室しかあるまい!!
GM:オッ、GMの想定と同じです イエーイ
GM:ではやっていこう!
西海才人:優しく包帯まいてください(回復量4)


GM:保健室。休日の朝ということもあり、白柳先生の姿はない。
GM:キミたちはこの場所に入り込んで、治療がてら錯綜した情報について改めて話し合うことにしました。
戸神鳳楽:「……じゃあ」ぱちぱちと瞬きする。
戸神鳳楽:「本当に、UGNは…犯罪組織じゃ、ないのか……」
芦田比呂:「そうだよ! そうなの!」
芦田比呂:自分で自分に手際よく包帯を巻いている。
西海才人:「なんで、トガちゃんがそう思ったところから聞いた方が良い?」オホシ様をつんつんと突いてる。
間壁慧:「一応、体裁的には公務員ですよね」
三嶋光宗:「うん、どこでそんなこと聞いたの?」
流れ星:「もち!もち!」つつかれるたび謎の奇声を上げている。
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「……僕が、この力に目覚めたのは、高校に入学してからで…」
戸神鳳楽:「……誰にも言うなって言われたんだ」
三嶋光宗:「……誰に?」
戸神鳳楽:「………」
間壁慧:「決して誤った指示ではありませんが、気になりますね」
戸神鳳楽:「白柳先生」
戸神鳳楽:「白柳先生に、言われた」キミたちを見回して言う。
芦田比呂:「……先生に?」
西海才人:「なんでだろ」
芦田比呂:「えっと、みんなは……」
芦田比呂:「先生にそういう事言われてるの?」
GM:もちろん皆が知っているのは、UGNイリーガルとして皆を率いる白柳美龍です。
三嶋光宗:「んー……そりゃ、大っぴらに話しちゃいけないのはそうだろうけど……」
三嶋光宗:「……タカちゃん。UGNが犯罪組織だって話を聞かされたのも、もしかして……?」
戸神鳳楽:「うん、……白柳先生」
芦田比呂:「えっ……」
戸神鳳楽:「今度、芦田比呂ってやつが、転校してきて…お前らと一緒に、この学校でテロを起こすから」
戸神鳳楽:「止められるのは僕だけだから戦ってくれ、って…」
芦田比呂:「お、起こさないよ!?」
間壁慧:「……俺には元々の目的がありましたし、あまり深く接点があるというわけではありませんでしたが」 西海くんを見る。
西海才人:「おかしな話になってきたなぁ。、西海さんはちょっと混乱してるよ」
間壁慧:「きみの考えを聞きたい」
三嶋光宗:「うん。どう思う?才人は」
西海才人:「混乱する要素はあんまりないんだけどね。ふぅんむ。丁度保健室だしさ、何か手掛かりないかな」
GM:ここで、最後の情報判定に挑戦することができます。
・事件の真相について  〈情報:UGN〉難易度13
GM:これに成功すれば、色々わかるぞ!
西海才人:高いぜ!頑張って成功させよう。
間壁慧:フォールンスプライトを使っていいですよ! 情報:UGNを持っている社会の高い人!
芦田比呂:UGNじゃん
三嶋光宗:噂話しか知らない男
芦田比呂:オレ8個振れるよ
間壁慧:ダイスを3個プラスして振ってください! お願いします!
芦田比呂:振れるだぜ
芦田比呂:うれしいだぜ!
西海才人:ヒロちゃんさん頑張って!
間壁慧:だぜがゲシュタルト崩壊してきた
芦田比呂:11dx+1>=13
DoubleCross : (11R10+1[10]>=13) → 9[1,1,2,3,3,3,4,5,5,6,9]+1 → 10 → 失敗

芦田比呂:ギャーッ
三嶋光宗:やっちゃってくださいよヒロさん
三嶋光宗:あっ……
芦田比呂:お金も足りない……
芦田比呂:もう比呂ちゃんダメだよ……
芦田比呂:グスッ……
三嶋光宗:4DX>=13
DoubleCross : (4R10[10]>=13) → 10[2,4,7,10]+5[5] → 15 → 成功

三嶋光宗:あっ……
芦田比呂:三嶋くん……!
西海才人:えらい!
GM:イケメン行為だ
三嶋光宗:ダメ元でやったらいけちゃった
間壁慧:さすが三嶋くん!
GM:では情報を出していくよ!
・事件の真相について  〈情報:UGN〉難易度13
白柳美龍はFHエージェント“クワトフォリウム”である。
儀式に失敗しUGNに捕捉されたことに気付いた白柳は、UGNに誤認させるため、戸神鳳楽を偽の“クワトフォリウム”として仕立て上げた。
また、流れ星を戸神から奪いジャーム化させ、改めて幸福の智慧派が謳った「幸福な世界」を実現するための儀式を実行しようとしている。
儀式は、ジャーム化した流れ星にEロイス《愚者の契約》を使用させ、芦田比呂が持つDロイス《優しい奇跡》の力を増幅するというもの。
Dロイス《優しい奇跡》は、他者の痛みに共感し分かち合うことができる能力であり、その力を増幅させれば、世界中の人々のネガティブな感情を吸い取ることができる。
儀式が成功すれば、世界中の人々からはネガティブな感情が消え失せ、幸福な世界が実現する。
芦田比呂:オレじゃん!
GM:儀式が成功した場合、その代償として、人々は正常にロイスを結ぶことができなくなり、次々とジャーム化します。
GM:また、《優しい奇跡》の力を増幅させられた芦田比呂は、人間の感情を自在に吸い取ることができる神に等しい存在になるだろう。
GM:情報は以上だよ!
西海才人:神(オレ)だぜ!
三嶋光宗:「そっち何かあった~?それっぽいの」ごそごそ戸棚を漁っている。
芦田比呂:(本当に容赦なく漁ってる……女の人の部屋ではあるのに……)
西海才人:「冷蔵庫の下には何もないにゃ~」
間壁慧:「ぜんぜんわかんないですね、こっちも。薬品だけだ」
三嶋光宗:「才人、なんか心当たりとかないん?常連じゃん」
西海才人:「何時も置いてあるノーパソがないんだよね」
芦田比呂:「ベッドの下も無いよ~」上半身だけ突っ込んでバタバタしている。
芦田比呂:「じゃあそこに入ってるってこと?」
三嶋光宗:「えー?じゃあここ探しても無駄じゃ……あっやべ!」
三嶋光宗:戸棚からばさばさと資料が落ち、床に散らばる。
芦田比呂:「えっ大丈夫……!?」ベッドから這い出してくる。「怪我ない?」
三嶋光宗:「いや、全然大丈夫だけど……あ~やっちゃった、片付けなきゃ」
西海才人:「むむっ!?」床に散らばった資料封筒を1枚ををぴらりと摘まみ上げる。
三嶋光宗:「お、どうしたん?」
間壁慧:「見つけましたか?」
西海才人:「割れたSDカードが入ってるよ」上下に振ってみる。「復元できないかな」
三嶋光宗:「おおー、何か入ってそう」
戸神鳳楽:「復元なんて、できるのか」
間壁慧:「三嶋くんが勘でやってくれます。こういうのは、俺は無理ですね」
戸神鳳楽:「すごいな…」
三嶋光宗:「俺!?え~?出来っかな……」
芦田比呂:「出来るの?」
西海才人:「ヴェイダーお願い!そういう機材は間壁ッちが持ってるから!」
三嶋光宗:「じゃあ一応やってみっけどさー……」割れたSDカードを見つめて。
三嶋光宗:(中略)
三嶋光宗:「何か出来たわ、たぶん」修復して保健室に戻ってくる。
芦田比呂:「えっどうやって……?」
戸神鳳楽:「すごいな…」
三嶋光宗:「え……勘で……?」
西海才人:「ヴェイダーは天才だからね」
間壁慧:「ありがとうございます。さっそく確認しましょう」
西海才人:「西海さんはそこは疑ってないのです」
GM:というわけでキミたちは修復したSDカードの内容を確認します。
三嶋光宗:「やめろよ照れんべ~?お、出た出た」
GM:幸福の智慧派の教えが書かれた大量の文書ファイル、魔法陣の画像ファイル。
GM:そして《優しい奇跡》の能力を有するオーヴァードについて調べた痕跡から、
GM:キミたちは白柳美龍が何をしようとしていたか、その輪郭を推し量ることができるでしょう。
西海才人:「…………西海さんに今、ネガティブな感情が渦巻いてるよ~」
西海才人:「辛いなぁ」
芦田比呂:口元を抑えている。「こんな……こんなこと……」
芦田比呂:「させちゃダメだよ……」
間壁慧:「……」
三嶋光宗:「……正直、まだ全然信じらんねーんだけど……」
間壁慧:「カルトな教団、しかも魔術結社……」
三嶋光宗:「だって、美龍センセーが……?こんなこと……嘘だろ……?」
西海才人:「オホシ様をジャーム化させて、ヒロちゃんさんの能力を使って世界のみんなを幸せにしよう、かぁ」
戸神鳳楽:「…あの」
芦田比呂:「うん?」
戸神鳳楽:「今更、だけど」
戸神鳳楽:「ごめん」
芦田比呂:「いいよ謝んなくって!戸神くん、騙されてただけでしょ!」
間壁慧:「……消さなくては。俺が。だけど……できるか……? いや、それより」
芦田比呂:「みんなを守ろうって、動いてくれたんでしょ?」
芦田比呂:「じゃあ、それは偉いことだよ」
戸神鳳楽:「芦田……」キミを見上げる。
戸神鳳楽:「ありがとう」小さく微笑む。
間壁慧:「ええと……西海くん。……すみません。申し訳ない」
芦田比呂:「えへへっ」笑い返す。
西海才人:「うーん」肩をがっくりと落としている。
戸神鳳楽:「……?」どぎまぎしている。
三嶋光宗:「タカちゃん真面目だから、扱いやすいって思ったのかもなー」
間壁慧:「何か言葉をかけたいのですが、何も思いつきません。……何か、あればよかったんですが」
西海才人:「仕方ないでしょ。世は無常ですなぁ」あははと笑って。
三嶋光宗:「比呂。正体も分かったし、UGNからなんか……応援的な?呼べたりしないの?」
三嶋光宗:「だって、俺たちじゃさ……」ちらりと西海くんに目をやる。
西海才人:「いいよ。間壁ッちのその気遣いで西海さんは十分なのです」
芦田比呂:「呼べるかもだけど、いま支部に人少ないし」
芦田比呂:「計画がどれだけ進んでるかわかんないから。急がないとかも……」
GM:ではその時。
GM:遠く隠れて、保健室の窓からキミ達を見る人がいる。
西海才人:「美龍ちゃんと話したいな。とは、思うので」視線に気づき窓の外を見る。
白柳美龍:《ワールドデストラクション》《メンタルイベイション》を使用します。
白柳美龍:射程を視界に変更。
白柳美龍:芦田くんに《メンタルインベイション》を使用し、〈意志〉で対決させていただきます。
芦田比呂:意志!
白柳美龍:敗北したら白柳の言うことに従ってもらう!
芦田比呂:比呂ちゃん絶対負けないんだから!
間壁慧:すごい前振り
三嶋光宗:負けないで!
西海才人:ヒロちゃんさんの意思を見せてやれ!
白柳美龍:また、ここで【Dロイス:潜伏者】を使用。
芦田比呂:潜伏してる!
白柳美龍:達成値+10します。
白柳美龍:5dx+10+4
DoubleCross : (5R10+10+4[10]) → 9[3,4,4,7,9]+14 → 23

西海才人:妥当過ぎるDロイス!
芦田比呂:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[1,4,8] → 8

白柳美龍:ヤッター
芦田比呂:ギャーッ!
三嶋光宗:負けた
間壁慧:それはそうなる
西海才人:即堕ち!
白柳美龍:《メンタルインベイション》は本人の意志が残ったまま言うことを聞かせられるエフェクト
白柳美龍:皆に不自然だと思われないよう、流れ星を連れて、旧校舎に来てください。
白柳美龍:白柳美龍に操られてるとか言っちゃダメだよ
芦田比呂:そ、そんな……
白柳美龍:そして《瞬間退場》。
芦田比呂:「痛っ!」急に声をあげる。
GM:西海くんは、窓の外、遠くに白柳美龍を見たような気になる。
芦田比呂:(え、何……?)
三嶋光宗:「比呂?どした?」
芦田比呂:振り向かせるための狂言。
西海才人:その言葉で振り向いてしまう。
芦田比呂:「いや悪い……ちょっと、紙の角で切っただけ」
芦田比呂:「それよりもさ」ベッドに足を広げてどかっと座る。
西海才人:「絆創膏は沢山あるよ!」人影も過剰に意識した気のせいだったかもしれないのだし。
芦田比呂:「ここに長居しないほうがいいんじゃねえ?」
芦田比呂:「敵のアジトなわけじゃん、ここ」
芦田比呂:(比呂ちゃん何を……えってか動かないし!)
三嶋光宗:「あー……言われてみれば。罠とかあるかも」
芦田比呂:(足広げないでよ……!)
流れ星:「おお…!確かにですなあ」手っぽい部分をわさわさする。
間壁慧:「引き上げた方が良さそうですね。不意打ちを食らいたくない」
西海才人:「…………流石にこういう事に慣れてるねぇヒロちゃんさん」
戸神鳳楽:「う、うん。危ないもんな」
西海才人:「ちゃんとUGNのエージェントっぽい」
芦田比呂:「……まあUGNエージェントだからねオレ……あと、部屋はダメだ」
芦田比呂:「他の生徒を巻き込んじゃう」
三嶋光宗:「じゃあどこに行く?この辺で落ち着けて、他の奴らも巻き込まないとこっていったら……」
芦田比呂:「……中庭、かな」
芦田比呂:「オレ、ケガ直してから行くよ。先に行ってて」
三嶋光宗:「そうね。今なら人もいなさそうだし」
三嶋光宗:「一人で平気?」
芦田比呂:「ヘーキだよ。オレ、エージェントだし」
芦田比呂:「さっき見たろ。守るの、得意なんだからさ」
芦田比呂:「星なら大丈夫。オレが守って連れてく」
西海才人:「何かあったらすぐ連絡してね」
間壁慧:「……わかりました。余裕も少ない。こちらは白柳先生を確保する方法を考えましょう」
流れ星:「エージェントに守られるとは安心!」手っぽい部分で拍手する。
三嶋光宗:「おお。じゃあ行くか。比呂、また後で」
間壁慧:「なんとか不意を打てれば最善です。できるだけの仕掛けはして、有利な状況で戦いたいですね」
芦田比呂:「気をつけろよな。無理するなよ」
間壁慧:「では、また」
戸神鳳楽:「また」会釈する。
芦田比呂:(ま、待ってよ……!)
芦田比呂:(何で行っちゃうの……!)
芦田比呂:「おう」手を上げて送る。
西海才人:一回だけ振りむいて
西海才人:何か言おうとしたが、結局は何も言わず 心なしかとぼとぼと歩いて、保健室を出る。
GM:保健室のドアが閉まる。
流れ星:「ヒロちゃん殿、大丈夫でございましょうか?」ふよふよとキミの前に浮かぶ。
芦田比呂:「うん?ああ、ヘーキだよ」
芦田比呂:「それよりついてきて」
流れ星:「ほえ?」
芦田比呂:立ち上がって、保健室を出る。
芦田比呂:「お前のいるべき場所はここじゃない」
流れ星:「ヒロちゃ…」
芦田比呂:「その正体(つかいみち)は、オレと先生だけが知ってるんだ」
芦田比呂:流れ星を握りしめて、そのまま彼らと逆方向へ進む。
芦田比呂:旧校舎の方へと。
芦田比呂:(……オホシ先輩)
芦田比呂:(……ごめんね。痛いよね……)
芦田比呂:(でも、比呂ちゃん)
芦田比呂:(どうしようも、できなくて)
芦田比呂:(……ごめん)


GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの感情変更と、最後の購入判定が可能だよ!
芦田比呂:クワトフォリウムへのロイスをP反転します。
芦田比呂:尽力に。
西海才人:西海さん 美龍ちゃんの感情 憤懣のままで。 大丈夫。 応急手当買います
GM:わーい!センセ、嬉しい!
西海才人:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,3,9]+1 → 10

GM:どうぞ、どうぞ
芦田比呂:購入は応急しておきましょうかね
間壁慧:ロイスはなし! 応急手当を買う!
三嶋光宗:4DX>=8 応急
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[2,2,8,10]+3[3] → 13 → 成功

間壁慧:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[5,6,7]+1 → 8

間壁慧:GET!
三嶋光宗:西海くんにパス!
芦田比呂:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,3,5,7,9,10]+3[3]+3 → 16

西海才人:買えた即使用。HP満タンなら1ちゃん教!
西海才人:2D10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 13[9,4]+6 → 19

西海才人:後1個あればな。
間壁慧:三嶋くんの分がある!
三嶋光宗:使って!
間壁慧:真壁は西海くんが満タンになったら自分で使おう
西海才人:使う!ありがとう!
西海才人:19+2d10
DoubleCross : (19+2D10) → 19+8[1,7] → 27

西海才人:丁度満タン!
間壁慧:自分で使う!
間壁慧:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+14[5,9] → 15

芦田比呂:じゃあ間壁くんに比呂ちゃんのもあげる!
西海才人:違う。残り1だけどいいやw
間壁慧:芦田くんのももらったので、これを使用!
間壁慧:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+6[4,2] → 21

間壁慧:ありがとう!!!!
間壁慧:以上です
GM:みんな回復してきたね
GM:はーい!では、このシーンはこれで以上!


【クライマックス】

GM:クライマックスシーン。
GM:全員登場をお願いします。
間壁慧:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 10[10]+94 → 104

芦田比呂:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:80->83)
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+7(1D10->7)した(侵蝕率:101->108)
芦田比呂:間壁くん……!三嶋くん……!
三嶋光宗:暗黒面に堕ちてしまう……
間壁慧:ゴボーッ
西海才人:1D10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 3[3]+83 → 86

GM:では、芦田くんがさらわれたところから再開します。
GM:先に男子3人に、芦田くんがさらわれたことに気付くための判定をやってもらって
GM:その後芦田君の方に視点を移していきましょうか。


GM:芦田くんと別れた男子3人と戸神くんは、中庭に来ていました。
GM:芦田くんと流れ星は、治療が遅れているのだろうか、なかなか姿を見せません。
GM:彼らがどこに行ったのか気付くためには、〈情報:噂話、学苑〉もしくは〈知覚〉難易度9の判定に成功する必要があります。
三嶋光宗:コネ使えますか……?
GM:いいですよ!
三嶋光宗:ヤッタネ!
間壁慧:知覚で振ってみよう。
西海才人:噂話:学苑で振ります。
三嶋光宗:6DX+4>=9 情報:噂話 コネ使用
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 9[1,2,4,4,5,9]+4 → 13 → 成功

間壁慧:5dx+1=>9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[2,3,6,6,9]+1 → 10 → 成功

西海才人:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 7[4,7,7,7]+1 → 8

西海才人:西海さんはそれどころじゃないよ!
三嶋光宗:他のこと考えてる余裕ないもんね
GM:じゃあ、三嶋くんと間壁くんは気付くことができるぞ!
GM:どうやら旧校舎の屋上にいるようです。
三嶋光宗:「……遅くね?比呂」
間壁慧:「そうですね……」 金属細工のような、奇妙な鳥が戻ってくる。
西海才人:きよろきょろと中庭を見回している。
西海才人:「え?ああ、うん……そうかも」
間壁慧:「すこし、飛ばして見ました」 鳥が影の一部に戻る。 「付近にこちらへ向かってくる人影なし。何かあったと思われます」
三嶋光宗:「てかさ、さっき何か、いつもと違ったよな。こう……シュッとしてたっていうか」
三嶋光宗:「え、マジ?」
間壁慧:「そうなんですか? シュッと??? ……別の場所にいるのかもしれません。何かあったのかも」
三嶋光宗:「エージェントはいざという時に頼りになるな~って思ってたんだけど……」
三嶋光宗:「え、じゃあオホシ先輩も一緒ってこと? ……ヤバくね?」
西海才人:「そうそう。いつもと違ってちゃんとしてたけど、エージェントだからだと思ってた」
西海才人:「近くに美龍ちゃんもいないみたいね」
三嶋光宗:「マジでヤバくね?」
間壁慧:「……三嶋くん、何か心当たりありませんか?」
間壁慧:「芦田くんの行きそうな場所とか、あるいは、なんというか……」
間壁慧:「人目につきづらいところとか。そういう場所は?」
三嶋光宗:「心当たり……多分学校は出てないよな?てなると……」こめかみを押さえて
三嶋光宗:「……やっぱ、旧校舎じゃね?慧、その鳥飛ばしてみてくんない?」
間壁慧:「旧校舎」 再び鳥を形成し、高く飛ばす。 「……あ」
間壁慧:「やばいですね。危ない」 飛び上がった鳥が、弾けるように散って消える。 「屋上です。芦田くんらしき人物と……」
間壁慧:「あとほかにも誰かいたかもしれません。迎撃される前に消しました。……直接、確認しないと……!」
三嶋光宗:「クッソやべーじゃん!狙われてんでしょ、比呂とオホシ先輩って!」
三嶋光宗:「急ごう!駆け足!」
戸神鳳楽:「あ」「あの」キミたちに向かって声をかける。
戸神鳳楽:「僕は…行くと、足手まといになるだろう、から」
戸神鳳楽:「………あの」
戸神鳳楽:「が、がんばって」
三嶋光宗:「ん、分かった。待っててね」頭に手を置いて。
三嶋光宗:「俺らが戻ってこなくて、マジでヤバいって時はUGNに連絡してくれる?」
戸神鳳楽:「う」
戸神鳳楽:「…あ、ああ! もちろん……っ」
西海才人:「間壁ッち さりげなく西海さん達が全滅する前提の話がされてるよ」
西海才人:ヒソヒソ
間壁慧:「……可能性としてはありえますからね。俺も勝つ自信なんてありませんよ、相手の実力もわかりませんし……それに」
間壁慧:「西海くん、大丈夫ですか」
西海才人:「うん。頑張るよ」深呼吸をする。息吹。重い足取りを誤魔化すように踵をトントンと二回鳴らす。
間壁慧:「大丈夫ではなさそうだと思いながら聞いています。……それでも聞くのは」
間壁慧:「単なる俺の弱いところで、西海くんが心配だからです。ただ、きみが来てくれるなら、心強い」
西海才人:にへらと笑う。
西海才人:「西海さん。忍者だから!平気じゃないけど平気」
西海才人:「それに文句とかは直接言わないとね」
間壁慧:「やる気ですね。……わかりました。いきましょう」


GM:旧校舎。屋上。
GM:魔法陣のような得体のしれない紋様がぐるぐると描かれ、
GM:その中心で、芦田くんは立ち尽くしていました。
GM:キミはまだ白柳美龍の洗脳下にいて、彼女に逆らうことはできない。
白柳美龍:「じっとしててね。ちょっと、準備があるから」にっこりと微笑む。
芦田比呂:コクリと頷く。
芦田比呂:(なんで、なんで、こんな……)
白柳美龍:「良い子、良い子」
白柳美龍:「流れ星くんも、悪いけどちょっとそのままでね」
白柳美龍:流れ星に声をかける。流れ星は、持ち運ばれた机の上に、雑にガムテープで縛り上げられている。
流れ星:「ふむむむむ~!ふむむむむ~!」手っぽい部分でじたばたするが動けないようだ。
白柳美龍:「……君が来てくれて良かったなあ。儀式が失敗したときは、どうなることやらと思ったけど」
白柳美龍:「君の力を使えば、みんなを幸せにしてあげられる」
芦田比呂:(そ、そんなの、違うよ!)反論の声は発せられない。
白柳美龍:「怖い気持ちも、恐れる気持ちも、何もかも忘れて」
白柳美龍:「幸せになるの」
白柳美龍:「それは、とーっても優しい世界だと思うんだけど…。なんで、分かってくれないのかな、皆…」
白柳美龍:「だから、私は…UGNを許さない。皆を殺したUGNを…」
白柳美龍:「………なんてねっ! 暗い話は終わりっ!」パッと顔色を変える。
白柳美龍:「さ、じゃあさっさと儀式を始めようか。芦田くん、ちょっと君の身体に呪文を書かないといけないから」
白柳美龍:「服、脱いでくれる?」
芦田比呂:(えっ)
芦田比呂:(……えっ!?)
白柳美龍:「おなかのとこにさー。書かないといけないんだよ」白衣の胸ポケットから筆ペンを取り出す。
白柳美龍:「あ、シャツだけでいいからさ」
GM:キミはそれに歯向かうことはできない。
芦田比呂:(待って)
芦田比呂:表情を変えず、シャツに手をかける。
芦田比呂:(いや、本当にマズいの……!)
芦田比呂:ぼたんを一つ一つ、ゆっくりと外していく。
白柳美龍:「…………あれ?」
芦田比呂:(やだ……!)
GM:その時。屋上に繋がる扉が開く。
芦田比呂:ボタンを外し終えて、シャツを脱ぐ。
西海才人:カカカッと魔法陣に投げつけられる手裏剣。
白柳美龍:「芦田く………」
白柳美龍:「………!」振り返ります。
芦田比呂:白く柔らかい素肌を、外気に晒す。
芦田比呂:その胸には、ピンク色のサラシが巻かれている。それでもなお、
三嶋光宗:「比呂!無……事……?」
間壁慧:「おっと」
芦田比呂:完全に押さえきれたとは言えない膨らみが、明らかに彼女の性別を主張している。
西海才人:「助けに、きたよ………ん?」
芦田比呂:(……嘘)
間壁慧:「マジですか?」
西海才人:「んん?どうしよう!?」
三嶋光宗:「……え?ん?え? 何?どういうこと?」
白柳美龍:「……いや、UGNから来た資料に性別の記載はなかったけど……」キミの身体を見る。
白柳美龍:「あらそう。女の子なんだ?」
芦田比呂:(嘘嘘嘘)
芦田比呂:(比呂ちゃんこんな……!)
芦田比呂:(こんな……!)
白柳美龍:芦田くんの肩に手を置きます。芦田くんを人質として離そうとはしない。
西海才人:「場面の情報量が多すぎるよ~。えぇと、えぇと、美龍ちゃん、囲まれてるぞ」
間壁慧:「……三嶋くん。俺の推測が確かなら……」
西海才人:「こんなことは止めよう」
間壁慧:「芦田くんは、芦田さんです。女子です」
三嶋光宗:「え、や、ちょ、ちょい待って。知ってた?二人とも?」
西海才人:首を横にぶんぶんと振る。膝枕してもらってたんじゃん!!などと思う。
芦田比呂:(ううううう……)
芦田比呂:(見られてるう~~~!)
芦田比呂:(う~~~~っ!)
間壁慧:「知るわけがないです」
西海才人:「ヴェイダー、後で上着貸してあげなね」
西海才人:「脱がされてるし!」
三嶋光宗:「いや、そうだけど……最初からってこと?男の振りしてたの?え?何でわざわざ……?」
三嶋光宗:「男のエージェントがやればいいじゃん……?」
芦田比呂:無表情のまま、その場に立っている。
間壁慧:「ぜんぜん全くわからないので、推測するに本人の趣味としか……」
三嶋光宗:「ああ……そうだよな……」頷いて。
間壁慧:「組織の方針とは思いたくないので……」
三嶋光宗:「そういうの、人それぞれだもんな……ごめん比呂、無神経で……」
西海才人:「あ。UGNには女の娘しかいないんじゃない?」
西海才人:「もしかして」
白柳美龍:「悪いけど、芦田君が君たちの質問に答えることはセンセが許可してないよ」
間壁慧:「しまった……! 根本的な問題に対処しなければ」
三嶋光宗:「やべ!そうだった……!衝撃すぎて……」
白柳美龍:「……センセも、この子にケガさせたくないんだよ」
西海才人:「美龍ちゃん、もう一度言うけど、止めよ」
白柳美龍:「ううん、だめ」
西海才人:「なんでさ?」
西海才人:「今なら西海さんも一緒に謝ってあげるよ」
白柳美龍:「…なんで謝らなくちゃいけないの?」
芦田比呂:(は、早く助けてよ……!)
芦田比呂:(比呂ちゃんずっとこのままなのこれ!?)
白柳美龍:「みんなを幸せにしたいんだよ、誰も傷つけたくないんだよ」
白柳美龍:「……悪いけど。邪魔はさせないよ……!」
GM:さて!
芦田比呂:(早く……本当に……!もうやだあ!)
西海才人:「悪いことしてるじゃん」一歩前に出て間壁君に後ろ手で、どうにかならない?のハンドサイン。
GM:白柳美龍の《メンタルインベイション》の効果を解くためには、判定に挑戦してもらいます。
GM:4人で〈意志〉の判定に挑戦し、合計30を突破すれば成功。
GM:また、もし戸神鳳楽にロイスを持っていれば、彼の支援が受けられます。
GM:具体的には判定ダイスが3d増える。
三嶋光宗:むっ
三嶋光宗:すごい
GM:GMからは以上!挑戦してみてね!
白柳美龍:「揚げ足とる男の子は嫌いだなあ」
間壁慧:(……意表をついて、支配を崩しましょう) 影が文字を形作り、すぐに消える。
間壁慧:じゃあ、先に判定しておきましょう。ノルマを超えてみせる!
間壁慧:紡ぎの魔眼! 侵食率104→105 ダイスを4個増やして判定!
GM:ム!本気!
間壁慧:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 10[2,2,3,6,7,8,9,9,10]+2[2] → 12

GM:ギャ!残り18!
西海才人:「美龍ちゃんに嫌われるのは……慣れてるよ」
間壁慧:ノルマは果たした……!あとは任せました!
西海才人:西海さんも判定しちゃいます。
西海才人:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[1,2,3,7] → 7

GM:残り11!
三嶋光宗:「皆を幸せに……ね。その為に鳳楽を利用したわけ?」
三嶋光宗:12DX+2 ロイス効果込み
DoubleCross : (12R10+2[10]) → 9[1,3,3,3,3,5,5,5,7,8,8,9]+2 → 11

GM:ウワッピッタリ!
芦田比呂:ジャストじゃん
三嶋光宗:丁度!
GM:白柳美龍の《メンタルインベイション》は解除される!
GM:芦田くんも判定していいし、しなくてもいいよ
芦田比呂:しないほうがおいしそうなのでしない!
GM:いい覚悟だ!
GM:では、キミの演出で自由に白柳美龍から逃げるといい!
白柳美龍:「………戸神くんには悪いことしたね」
白柳美龍:「でも、幸せな世界を実現するためだもん。仕方なかったの」
三嶋光宗:「仕方ない、って。ひどいな。あいつの幸せはどうでもいいのかよ」
白柳美龍:「ううん…。この罪も、全部被って、みんなを幸せにするよ」
三嶋光宗:「自分に酔うのやめろって……!」
三嶋光宗:「比呂、目覚ませよ!気にしてないから!これまでのこと!」
芦田比呂:(これまでの……)
芦田比呂:(……これまでの???)
芦田比呂:(これまでの?????)(様々な回想シーン)
GM:半裸。匂いを嗅がれる。羽交い締め。寝落ち。目覚め。
間壁慧:「そうです。俺たちは芦田く……芦田さんが女子でも、友人だと思っています」
西海才人:「美龍ちゃん、西海さん、今、全然幸せじゃないし、儀式が成功して幸せになったとしてもそれは嘘だよ」
西海才人:「それに、今、脱がされて、お胸を丸出しにされてるヒロちゃんさんは全然幸せそうじゃないよ」
間壁慧:「もう一度、芦田さんとゲームして酔っぱらって、くだらない話をしたり雑魚寝したりしたい。だからその呪詛を解いて」
間壁慧:「そして、早めに服を着てください!」
芦田比呂:「……!!!」
白柳美龍:「この子は渡さない……!」咄嗟に芦田くんの身体を抱きしめる。
白柳美龍:強く抱きしめることで、余計にその胸や腹が協調される。
芦田比呂:(ちょっ……!)
芦田比呂:(……に」
芦田比呂:「いい加減にして!!!!!」
白柳美龍:「…!」
芦田比呂:振りほどく。「こんな……こんなのっ!」
芦田比呂:「ひどすぎるっ!!!」
間壁慧:「うわっ!?」 死角から回り込ませようとしていた影を停止させる。 「自力で!?」
芦田比呂:「人の体を何だと思ってるの!?」
芦田比呂:「人の……」
芦田比呂:「身体を……」
芦田比呂:両手で胸を隠して。
芦田比呂:「ああああ~~~」
芦田比呂:「も~~~~~~~~~!」
三嶋光宗:「比呂!服!服!」上着を放り投げる。
間壁慧:「そういうのできるんですか!? いまのどうやりました!?」
西海才人:「い、良い匂いがして、柔らかかったよ」
西海才人:「で、早く、こっちへ!」
芦田比呂:上着を受け取って。
白柳美龍:「ちっ……」舌打ちをし、流れ星の元へ駆ける。
間壁慧:「よ、よくわかりませんが、うまくいったんですね? とりあえず喜んでおいて……!」
芦田比呂:「……」涙目でそちらに行こうとして。
芦田比呂:「……」立ち止まる。
芦田比呂:(いやこの格好で……)
芦田比呂:(そっち行けなくない……?)
三嶋光宗:「比呂!早く!」
三嶋光宗:真剣な表情で叫ぶ。
芦田比呂:「わ、分かってるよう……!」
芦田比呂:「分かってるけどさあ……!」渋々駆け寄る。
西海才人:「何かされて動けないの?」
西海才人:純粋な心配。
芦田比呂:「今されてるの!!!」
芦田比呂:「乙女の!素肌が!」
芦田比呂:「素肌が……」自分で言ってダメージを受けている。
間壁慧:「いったんそれは置いといてください!」
芦田比呂:「うううう~~~!」
間壁慧:「すごく世界が危険なので!」
西海才人:「そうだよ。オホシ先輩が!?」
白柳美龍:「まったく。言うこと聞けない生徒は嫌いだよ」
間壁慧:「本当にヤバくて危険な術式なんですって!」
白柳美龍:ガムテープを裂き、流れ星を掴む。
芦田比呂:「オホシ先輩……!」
三嶋光宗:「あ……先輩!」
白柳美龍:「だったら、無理やりにでも、言うことを聞かせないと…」
白柳美龍:「ねえ、流れ星くん」
白柳美龍:「君だって、一人は寂しいじゃない? …だから」
白柳美龍:「一緒に世界を幸せにしてくれる、でしょう?」
白柳美龍:Eロイス《憎しみの楔》を流れ星に使用します。
白柳美龍:流れ星の戸神鳳楽へのロイスをタイタス化する。
白柳美龍:Eロイス《憎しみの楔》を流れ星に使用します。
白柳美龍:流れ星の芦田比呂へのロイスをタイタス化する。
白柳美龍:Eロイス《憎しみの楔》を流れ星に使用します。
白柳美龍:流れ星の間壁慧へのロイスをタイタス化する。
芦田比呂:「ダメ……ダメだよ!聞いちゃダメ……!」
流れ星:「…………あ、ああああ」か細い悲鳴を上げる。
流れ星:「僕は……僕は……」ロイスを失い、一気に侵蝕率が上昇してジャームへと近づく。
流れ星:「寂しい」
西海才人:「耐えて、オホシ先輩!」
流れ星:「お前らが」
流れ星:「憎い」
白柳美龍:「………ね。だから、私の願いを叶えて」
白柳美龍:「一緒に、みんなを幸せにしよう」
GM:白柳美龍と流れ星の強烈なレネゲイドが放たれ、キミたちのレネゲイドを揺さぶる!
GM:衝動判定だ!
GM:難易度は9です!
西海才人:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[5,6,6,9] → 9

間壁慧:8dx=>9
DoubleCross : (8R10[10]>=9) → 9[1,3,3,4,6,8,9,9] → 9 → 成功

三嶋光宗:9DX+2>=9
DoubleCross : (9R10+2[10]>=9) → 9[1,2,4,4,5,5,6,9,9]+2 → 11 → 成功

西海才人:成功です。
間壁慧:侵食率上昇ダイス…よろしく頼むぞ……!
西海才人:86+2d10
DoubleCross : (86+2D10) → 86+8[1,7] → 94

間壁慧:2d10+105 えいやっ
DoubleCross : (2D10+105) → 9[1,8]+105 → 114

三嶋光宗:108+2D10
DoubleCross : (108+2D10) → 108+16[7,9] → 124

間壁慧:よーし、よーし…
三嶋光宗:ホァーッ
間壁慧:三嶋くん、ダイスに話しかけましたか!・
間壁慧:遅かった…
芦田比呂:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗

三嶋光宗:対話が足りなかった……
芦田比呂:ムギュ……
芦田比呂:侵蝕率+12(2d10->2,10) (侵蝕率:83->95)
GM:へい!
GM:では状況説明。
GM:敵は白柳美龍と流れ星。流れ星はロイスを失っているため、このままだとジャーム化してしまいます。
GM:3ラウンド目終了時までに白柳美龍と流れ星を戦闘不能にして、流れ星に再度ロイスを取得させれば、ジャーム化は防げます。
GM:敵までの距離は5m。エンゲージはPCと敵でそれぞれ。
GM:そんな感じです!
   白柳[18] 流れ星[12]

       5m

    芦田[0] 三嶋[6]
    西海[6] 間壁[9]

GM:以上!
GM:では1ラウンド目!
GM:セットアップ!
間壁慧:なしももんが!
西海才人:なしです。
三嶋光宗:ミドルで忘れていたサーチアイを先生に使います シーン中先生へのドッジ時ダイス+2個!
芦田比呂:なし
流れ星:《ディクタトル》《得意領域》。
流れ星:放心のバステを受ける代わりにダメージが+10されます。
白柳美龍:なし。
GM:ではイニシアチブ!
GM:まずは行動値18の白柳美龍から。
GM:マイナー。《骨の銃》《死招きの爪》《陽炎の衣》 。
白柳美龍:メジャー。《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《ガラスの剣》《光速の剣》《見えざる死神》《死神の手》。
白柳美龍:リアクションのダイス-5個。ガード不可、またカバーリングを行った場合、ガードを行ったものとしてダメージを算出できません。
白柳美龍:対象は西海くん。
西海才人:ドッジもガードも出来ません!
白柳美龍:12dx@7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,5,6,7,8,8,9]+10[3,6,7,10]+10[2,8]+2[2]+3 → 35

白柳美龍:じゃあこのままダメージ出しちゃうぞっ
西海才人:きて!
白柳美龍:4d10+46
DoubleCross : (4D10+46) → 25[5,7,6,7]+46 → 71

西海才人:《リザレクト》
西海才人:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+3[3] → 97

GM:コスパ良い動き!
GM:演出します。
白柳美龍:「……ねえ、西海くん」
西海才人:「なに?」
白柳美龍:「あのさ、西海くんもさ、あたしと一緒に活動しない?」にこにこと言う。
白柳美龍:「そうだ。それがいいじゃん。そんなに怒ること、ないよ」
西海才人:「活動ってどんなの?みんなを幸せにするってやつ?」
白柳美龍:「そう! 毎日、神様にお祈りしてね。悪いことを正していくの」
西海才人:寂しそうに首を横に振る。
白柳美龍:「あたし達はやっぱオーヴァードだからね、荒事とかも任されるんだけどさ、西海くんとなら……」
白柳美龍:「………あれ」
西海才人:「放課後の保健活動だったらお手伝いするけど、それはダメだよ」
西海才人:「幸せって誰かが押し付ける事じゃないじゃん」
西海才人:「美龍ちゃん、悪いことしたけど、後で幸せにするからいよね~。って言うのは間違ってるよ」
芦田比呂:「西海くん……」
白柳美龍:「なんで……。あたし、間違ってないでしょ」
西海才人:「間違ってるよ。西海さんやトガちゃんに嘘ついて、こそこそ、こんな事やってた」
西海才人:「間違ってないなくて、正しい事なら、堂々とやればいい。それが出来なかったんだよ?美龍ちゃんはさ」
西海才人:「語るに落ちてるよ」
白柳美龍:「あたしは……あたしは」
白柳美龍:「どんなにつらい事があっても、最後は皆のこと救ってあげたいって……」
白柳美龍:「それを否定するの…? なんで…? 西海くんが……」
白柳美龍:「………っ、そっか。分かった。先生が、後でゆっくり教えてあげるからね」
白柳美龍:「ちょっと痛いけど、ガマンしてね」言い終えた瞬間、姿が消える。
西海才人:攻撃が来る。と痛みにのみ備える。
白柳美龍:銃撃はキミの背後からやって来る。頭・心臓を確実に撃ち抜く弾丸。
西海才人:「保険室の紅茶勝手に飲んだし、勝手にベッド使ったし、勝手に家探ししたからねっ、しょうがないよねっ」
西海才人:正確に撃ち抜かれ、倒れこむ寸前……再生が効く体がそれを拒否する。
白柳美龍:「本当に、厄介な生徒だよ、君」姿が出現する。
西海才人:「あっつ……ああっ……痛い、痛いよ」
白柳美龍:「痛い? ごめんね」
西海才人:「西海さん、泣きそうだよ……ああ、嫌だなぁ、もう」
西海才人:泣きそうになるのは、裏切られたからではなく、痛みで、そう自分に無理やり信じ込ませる。
芦田比呂:「西海くんっ……!」
白柳美龍:「…ちゃんとしてればいい子だって、思ってたんだけどな…」残念そうにつぶやく。
GM:次は行動値12の流れ星の手番!
流れ星:マイナー。《オリジン:ミネラル》。
流れ星:メジャー。《雨粒の矢》《シングインザレイン》《アニマルテイマー》。
流れ星:シーン攻撃を行います。
流れ星:18dx+4
DoubleCross : (18R10+4[10]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,5,5,7,7,7,8,9,10]+2[2]+4 → 16

流れ星:まわんね!
西海才人:ガードします。
間壁慧:うおお!ドッジ—!
三嶋光宗:シーンじゃ孤独の魔眼は出来ないけど……避けられる!≪原初の黄:切り払い≫!
流れ星:ドッジをする場合は
流れ星:オートアクションで《ジャミング》!
流れ星:判定ダイス-4個!
三嶋光宗:何ィ!!
間壁慧:ひええ、1個も振れないでおじゃ!
三嶋光宗:ドッジダイス0個!!
間壁慧:失敗!ガードしてもどうせガード値は0!
芦田比呂:クワトフォリウムへのロイスを昇華。暴走を解除。
三嶋光宗:避けらんねえ(死)
間壁慧:あっ、でもジャミングはラウンド1回か
GM:いいところに気付いたな
間壁慧:どちらに使います!?
流れ星:三嶋くん!
三嶋光宗:ぐぇーーーーー
間壁慧:うおお!ならばせめて間壁はドッジ!ド根性!
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+2した(侵蝕率:124->126)
間壁慧:4dx=>16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 7[5,6,7,7] → 7 → 失敗

間壁慧:はい。
流れ星:やったー!!
芦田比呂:ガード。《崩れずの群れ》。
間壁慧:無理でした。しわしわしわ…
芦田比呂:三嶋くんをカバーします。
三嶋光宗:比呂!
GM:ダメージ出します!
流れ星:2d10+32 装甲有効
DoubleCross : (2D10+32) → 14[10,4]+32 → 46

西海才人:《リザレクト》
間壁慧:うわらば! UGNへのロイスをタイタス昇華して復活します。
西海才人:96+1d10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+3[3] → 99

芦田比呂:ちょっと待ってね
芦田比呂:守れるかな……
西海才人:97でした。丁度100
芦田比呂:《デモンズウェブ》。間壁くんへのダメージを-6D10。
GM:エーッ
間壁慧:なんと!
間壁慧:もしかしたら昇華せずに済むかも…!
芦田比呂:46-6d10
DoubleCross : (46-6D10) → 46-41[8,4,10,5,6,8] → 5

西海才人:強いやつ!
間壁慧:すごい!
芦田比呂:えげつない減り方した
三嶋光宗:すっご
GM:コラーッ
間壁慧:さすが……なんのシンドロームのなんのエフェクトなんですか!?
芦田比呂:エグザイルです……!
西海才人:こ、この男w
GM:コラーッww
間壁慧:エグザイルの力、すご~い! おかげでボディアーマーの装甲ではじき、無傷生存!
三嶋光宗:さすがエグザイルだぜ
芦田比呂:自分は装甲7,ガード2で倍か……全然死にますねこれ
芦田比呂:侵蝕率+4 (侵蝕率:95->99)
芦田比呂:リザ!
芦田比呂:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:99->105)
GM:低い人と高い人の差が激しい
GM:じゃあ演出いくぞ!
流れ星:「みんなの願いを叶えてあげるのが流れ星の役目です」
流れ星:「それを邪魔するのは許さない」
流れ星:全身が淡く白く光る。
流れ星:初夏の青空に、無数の白い星が光り輝き、流星群となって君達に向かって降り注ぐ。
GM:キミ達は流星群に撃たれ、身を焼かれる!
間壁慧:「ぼ、防御はっ……! 苦手分野もいいところなんですよ!」
芦田比呂:「……!オホシ先輩っ!」
三嶋光宗:「っ、と……!」上空から迫る星を見切り、躱そうとする、が。
西海才人:避ける気にもならない。まだ余裕があることに驚くが、これは追い込まなきゃどうしようもないな。と冷徹に結論を下した。
西海才人:「…………いいよ。今はそういうのがいいんだ」
芦田比呂:「オホシ先輩は、願いを、叶えたいんだよね」
三嶋光宗:がくん、と体勢を崩す。先の着弾で足場が砕けている。「……!」
流れ星:「そうじゃ。みんなを…助ける…のじゃ…」
芦田比呂:手を広げて、立ちふさがる。
芦田比呂:「分かった。比呂ちゃんが手伝ってあげる」
GM:芦田くんは三嶋くんを庇い、全員に流星群を食らう!
芦田比呂:「だから、まずさ。教えてよ。どういう気持ちでやってるのか」
芦田比呂:「っ……これが、君の気持ちか」
流れ星:「比呂ちゃん…」
三嶋光宗:「比呂……!」
芦田比呂:攻撃に伴う、憎悪の感情。それを理解し、弱めた。
三嶋光宗:「悪い、フォローされっぱなしだわ」
芦田比呂:「うん。苦しいんだね……寂しいんだね……」ボロボロになった身体で立っている。
芦田比呂:「ううん。言ったでしょう」
芦田比呂:「人を守るのが、UGNの仕事だってね」
西海才人:「ヒロちゃんさん、凄いな。みんなを守ってあげてね。西海さんは大丈夫なのでいいです」
間壁慧:「さすが。……助かりますよ」
芦田比呂:「比呂ちゃんが、みんなのことを守るよ」
三嶋光宗:「サンキュー……俺らも頑張んなきゃな」
GM:次は行動値9の間壁くんの手番!
間壁慧:やるぞ!全力!
GM:こい!
間壁慧:戦闘移動はむしろこの状況だと意味がない……のでマイナーはなし!
間壁慧:メジャーでコンボ:天廟を食らう蟲。コンセントレイト+原初の赤:無機なる四肢+混色の氾濫+原初の黒:プラズマカノン。
間壁慧:ターゲットは白柳先生とオホシ様の二人!
GM:ヌゥーッ
GM:命中判定どうぞ!
間壁慧:紡ぎの魔眼とフォールンスプライトを使って、ダイス+4+3で攻撃。
間壁慧:15dx7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,5,6,6,7,7,8,8]+10[2,7,8,9]+10[1,1,10]+10[7]+10[10]+10[10]+10[8]+4[4] → 74

間壁慧:力≪power≫
GM:ヌゥーッ!?
流れ星:ドッジ!《幸運の守護》!
流れ星:18dx+4
DoubleCross : (18R10+4[10]) → 10[1,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,6,6,8,8,8,10]+2[2]+4 → 16

流れ星:失敗!
間壁慧:き、危険なドッジエフェクトを…!
芦田比呂:わあすっごーい!さっすが~♡
白柳美龍:こっちもドッジ!
白柳美龍:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[4,4,5,5,8,10]+7[7]+2 → 19

間壁慧:よかった~
白柳美龍:こっちのが達成値いいの何で? でも失敗!
GM:ダメージどうぞ!
間壁慧:フォールンサラマンダーを使ってダメージを+2d!
間壁慧:10d10+26 ガード・装甲もろもろ有効!
DoubleCross : (10D10+26) → 67[10,6,4,8,3,9,6,10,4,7]+26 → 93

GM:グエーッ
GM:エーーーッ!
三嶋光宗:ひぇ~っ
流れ星:《隆起する大地》!白柳美龍・流れ星ともにダメージ軽減させます。
間壁慧:これは……エフェクト構成がよかったとかそういうのではない……
間壁慧:運が良いのだ!!!!
流れ星:−1d10+9
流れ星:まちがえた
流れ星:93-1d10+9
DoubleCross : (93-1D10+9) → 93-4[4]+9 → 98

芦田比呂:足してる!
GM:いや+9じゃなくて-9ですね!
GM:ダメージ91で
芦田比呂:13減らして80かな
間壁慧:80ですね!
GM:オオッ失礼しました 
白柳美龍:うーん
白柳美龍:《デモンズウェブ》も使っちゃお!
間壁慧:最強エフェクトが……こちらにも……!
芦田比呂:うわっズルい!何のシンドロームのエフェクトなんですか
白柳美龍:エグザイルですね
三嶋光宗:なんて邪悪なシンドロームなんだ……
白柳美龍:80-3-1d10
DoubleCross : (80-3-1D10) → 80-3-6[6] → 71

間壁慧:エグザイルだってよ……(ひそひそ) やっぱり強い……(ひそひそ)
西海才人:茶番!!
芦田比呂:あってる……?
GM:あれ? ちょっとまってね
GM:あっまちがえてる!
芦田比呂:-nd10になるはずよ~
西海才人:デモンズウェブはLVD+1D最低2Dのハズ
GM:おまちください やりなおします
白柳美龍:80-5d10
DoubleCross : (80-5D10) → 80-37[9,7,3,10,8] → 43

白柳美龍:こうだ!
三嶋光宗:メチャ減った!
間壁慧:強い…!
流れ星:こっちは死にかけ!
白柳美龍:こっちはボチボチ!
間壁慧:「白柳先生。俺たちはみんな反対してます……どれだけ反対されても、やるつもりなんですか?」
白柳美龍:「…当たり前でしょ」
白柳美龍:「このために、あたし、ずーーーっと耐えてきたんだよ」
白柳美龍:「家族を殺したUGNに入って。言うこと聞いて。ずっとずっと……」
間壁慧:「残念です。……あなたはみんなを幸せにすると仰っていますが、すでに世界は……世界は、あなたや俺たちの想像以上に大きくて」
芦田比呂:「……そんな……?」
間壁慧:「意味のわからないことにあふれていて、奇跡もたくさん起きている」
間壁慧:「……俺の師匠のような人がそう言っていました。だから俺も、あなたの道理で、みんなの世界を変えてしまうことは、許せないと思います」
白柳美龍:「……師匠の人が言ってた、ってわりには」
白柳美龍:「君もなんだか知ってるような口ぶりだね」
間壁慧:「ろくなことになりませんからね。……白柳先生」 片手を差し出す。影によってつくられた籠手が、宝石のように光る瞬きを生み出す。
白柳美龍:「なに?」
間壁慧:「
かつて世界を救った魔法使いを見たことがある。俺もずいぶん救われました。……だから、少しでも……近づくために、あなたを止めなきゃいけない」 無造作に拳を突き出すと、
間壁慧:「サラガドゥラ」 光が霰のように射出され、白柳先生と流れ星を打ち付ける。
間壁慧:浸食114→126
白柳美龍:「っ……!」身体をかき消しては出現し、光との追いかけっこを繰り広げるが、逃げられず身体を撃たれる。
流れ星:「魔法の光……! 暖かい光」間壁くんの攻撃に応えるように、強く体が輝く。
間壁慧:「当たった……! これ、すごい無茶してます……だから、二人とも! よろしくお願いします……!」
流れ星:「まるで、僕のお家にいるみたいな…! うううっ」身震いする。
白柳美龍:「あたしだって…、世界を救うのに……!」
芦田比呂:「す」「すご……」
GM:次は行動値6の西海くんか三嶋くん!
西海才人:「…………辛かったね、美龍ちゃん。耐えることなかったんだよ」
西海才人:「みんなと知り合う前に言ってくれたら、都合の良い手駒を手に入れられたのにね。本当にいつも、間が悪くてさ、ドジなんだよね」
西海才人:じゃあ。僕から行動します。
GM:どうぞ!
西海才人:コンボ:颪風飛燕不知火霞抜刀 標的は美龍ちゃん。 マイナーで《アンバウンド》100→102 10M後退 メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》エンゲージして攻撃。
西海才人:13dx7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[2,3,3,4,4,5,7,7,8,8,8,9,9]+10[2,2,3,5,6,6,7]+10[10]+10[10]+3[3]+2 → 45

西海才人:む
GM:回るなあ!
白柳美龍:うーーーん‥いや…とりあえずドッジ!
白柳美龍:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[2,3,5,10,10,10]+8[2,2,8]+2 → 20

白柳美龍:くそう!
白柳美龍:ダメージどうぞ!
西海才人:5D10+28
DoubleCross : (5D10+28) → 15[2,2,4,6,1]+28 → 43

西海才人:低いなっ。
白柳美龍:ムッッッ…
白柳美龍:オートで《鏡の盾》!
白柳美龍:西海くんも43点受けて!
西海才人:はい。初期ロイスのUGNのロイスを昇華して耐えます。
白柳美龍:あ、こっちはまだ生きてます!
白柳美龍:なんとか!
GM:では演出お願いします…!
西海才人:(敵はいませんヨー。か……敵いるじゃん。目の前に)
西海才人:あの朝に話したことが、もう遠い昔のようだ。何も知らずに戻りたいと思う。
西海才人:また、笑い合いたかった。と言うのは正しく未練だろう。
西海才人:「臨」「兵」「闘」「者」「皆」「陣」「裂」「在」「前」
西海才人:西海才人は忍者である。
西海才人:故にどんな感情が揺らごうとも、肉体を震わすなく動かすことが出来る。
西海才人:西海才人は忍者である。
西海才人:故にどんな親しい人間であろうと、必要とあらば始末することが出来る。
西海才人:「ごめんね美龍ちゃん。きっと、痛いけど」
西海才人:今日だけは、生まれて初めて、自分が忍者として育ったことに感謝した。
西海才人:「お互い様だから、許してね」
西海才人:戦闘用の人格が罅割れた心を無視して体を縦横無尽に機動させる。
西海才人:「じゃあっ、行くよ!」
西海才人:相手の真正面から頭上を跳び越す信じがたい大跳躍。
西海才人:空こそが地面とばかりに軽く20mは飛び、バンッと鋭い音を立てて背後に着地する。
西海才人:身体を反転させ再び地を蹴り、腰の後ろ目に差した忍者刀を逆手で引き抜いたのは、相手が気付き振り返ったのと同時であった。
白柳美龍:「――ッ!」振り返る!
白柳美龍:次の瞬間には銃を構えて、西海くんに向けて乱射する。
西海才人:光弾めいた鉛に幾度も体が貫かれる。歯を食いしばり、血を飲み込みながら、振り返った相手の顔に向けて掌を突き出し視界を覆う。
西海才人:ビュォン と風を切る音を立て斬りつければ、即座に返り血を躱しバク転して距離を取った。
白柳美龍:「っあ」視界を覆われた瞬間に身体を刻まれ、呻く。
西海才人:「浅かったな。まだ未熟だにゃぁ。楽にしてあげられなくてごめんね」
間壁慧:「……すごいな。……俺は西海くんの、大丈夫なところが心配なんですよ」
白柳美龍:「っはあ………はあ……」服を血に染めながら、緩慢に西海くんを見る。
間壁慧:「やれてしまうところが」
白柳美龍:「……ほんとに、ごめんって思ってるのかな」
西海才人:「長い付き合いで察して!」
西海才人:血が眼のふちから流れる。
白柳美龍:「君はほんとに…バカな子だなあ」
西海才人:侵蝕102→106
GM:次は同値の三嶋くんの手番ですね。
西海才人:「今の美龍ちゃん程じゃないけどね。ヴェイダー任せた」
三嶋光宗:「あいよ。任され、た!」
白柳美龍:「三嶋くんには、あたし達は止められないよ」
白柳美龍:「……本気で、何かしようって考えたことない子には」
白柳美龍:「絶対に、負けない」
西海才人:「美龍ちゃんは知らないかもしれないけど、ヴェイダーは天才なんだよ」
西海才人:「西海さんはそればかりは全然疑ってないのです」
西海才人:「絶対に、負けない」
三嶋光宗:マイナーで戦闘移動、先生と先輩のエンゲージに接敵。
三嶋光宗:メジャーで≪無形の影≫+≪原初の赤:巨人の斧≫
三嶋光宗:対象はオホシ先輩!
流れ星:なにっ
流れ星:命中判定どうぞ!
三嶋光宗:7DX+16
DoubleCross : (7R10+16[10]) → 7[2,3,4,5,6,6,7]+16 → 23

流れ星:ミドッジ!
流れ星:ミ?
芦田比呂:流れ星の演出だ
三嶋光宗:流れ星の尾を……
流れ星:18dx+4
DoubleCross : (18R10+4[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+7[6,6,7]+4 → 21

芦田比呂:ミ☆
三嶋光宗:あっっぶね!!
芦田比呂:こわ……
西海才人:あっぶね!
流れ星:2点足らない!!
流れ星:ダメージしてっミ
間壁慧:やばい
三嶋光宗:ダメージミ!
三嶋光宗:3D10+12+12+3
DoubleCross : (3D10+12+12+3) → 19[8,8,3]+12+12+3 → 46

三嶋光宗:装甲有効!
流れ星:キャーッ 戦闘不能わよ
三嶋光宗:やったミ
流れ星:残りHP12でした… 復活エフェクトなし!
流れ星:演出よろしくミ
三嶋光宗:三嶋光宗がレネゲイドを展開する。≪ワーディング≫にも似たそれは、ウロボロスシンドロームの『影』。
三嶋光宗:微細な感知能力を帯びたそれが、周囲の全てのものを、それがどう動くかを三嶋に伝えてくれる。
三嶋光宗:それさえ分かれば簡単だ。三嶋は戦闘など、些細な喧嘩しかしたことがない唯の素人だが、
三嶋光宗:『自分がどう動けばいいのか』は、誰よりもよく分かる。分かってしまう。そういう類の人間だ。
三嶋光宗:「オホシ先輩。寂しいって言ったよな」
流れ星:「さみしい」淡い光を発しながらわななく。
流れ星:「みんなが、どこかに消えてしまったみたいだ」
三嶋光宗:「なら、こんなことしてちゃ駄目だろ」
三嶋光宗:「寂しくて心細くて、苦しいからって。そうやって周りを傷付けてたら」
三嶋光宗:「もっと寂しくなるだけだよ」
流れ星:「ミシマ…」
三嶋光宗:「オホシ先輩」笑いかける。
三嶋光宗:「友達になろうぜ、俺と」
流れ星:「トモダチ」
流れ星:「トモダチは、……どうやってなるんだ?」
流れ星:「タカラも、教えてくれなかった」
三嶋光宗:「?」首を傾げる。「何だよ」
三嶋光宗:「もう友達じゃん?先輩とタカちゃん」
流れ星:「先輩とタカラが、トモダチ?」瞬きする。
三嶋光宗:「違う?一緒にいて、楽しかったっしょ?」
流れ星:「うん。あのね、会えたら嬉しくて、別れたらさみしくて、次に会うのが待ち遠しかったの」
三嶋光宗:「ほら、それを友達って言うんだよ。知らなかった?」
三嶋光宗:「俺も仲間に入れてよ。一緒に遊ぼうぜ、夏休み」
流れ星:「知らなかった」くるくると遊ぶ。「ミシマは素晴らしい頭脳をお持ちです」
流れ星:「夏休み!そんなものまで!」白い光が明滅する。
三嶋光宗:「そうっしょ?」
三嶋光宗:「何しろ、天才らしいんで。俺」
流れ星:「わはは。言いよるやつだ」
流れ星:「なあ、ミシマ」
流れ星:「トモダチにお願いするんだけどね」
三嶋光宗:「ん。何?」
流れ星:白い光は、再び強く明滅を繰り返し始めている。
流れ星:「助けてくれないか」
三嶋光宗:「……はー……なるほどね」
流れ星:青空の上には、再び白い星が降り注ごうとしている。
三嶋光宗:「まったく」木刀を握って。「世話が焼ける奴ら!」床を蹴る。
三嶋光宗:破壊された足場を最短距離で駆ける。全て理解できる。体重移動も、武器の振るい方も、降ってくる星も、流れ星の動きも。
三嶋光宗:「じゃ、目ぇ覚めたら、またな」
流れ星:「ああ。おやすみ」目を閉じる。
三嶋光宗:木刀を振り抜く。打撃ではなく衝撃を与える、側面での一撃が、吸い込まれるように流れ星を捉えた。
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を+8した(侵蝕率:126->134)
流れ星:ロイスを取得します。三嶋光宗/友情:〇/恐怖/ロイス
流れ星:そして、容赦なく木刀に撃ち抜かれ、崩れた足場に転がる。
流れ星:意識を失う。戦闘不能。
GM:そして次は芦田くんの手番!
芦田比呂:マイナーでエンゲージ
芦田比呂:メジャー『最変成』:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》。
芦田比呂:先生を攻撃します。
白柳美龍:来な!
芦田比呂:11dx7-1
DoubleCross : (11R10-1[7]) → 10[1,1,2,3,4,5,6,8,8,9,10]+6[3,3,5,6]-1 → 15

芦田比呂:ひ……低……!
白柳美龍:まあ小娘!そんなものが当たるとお思い?
芦田比呂:ムキーッ!
白柳美龍:ドッジします
白柳美龍:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[3,7,9,9,10,10]+9[7,9]+2 → 21

三嶋光宗:嘘でしょ
白柳美龍:あっ 避けれた
芦田比呂:オバさんのくせに……!
三嶋光宗:恥ずかしがってる場合じゃないぞ芦田!
西海才人:やっぱり着込み過ぎでは?
間壁慧:これは残念
GM:何かしますか?
芦田比呂:ちょっとロイス切っても厳しいな……!外す!
GM:あい!演出どうぞ!
芦田比呂:「……先生」
白柳美龍:「ん?」
芦田比呂:「……比呂ちゃんはね、先生の計画……」
白柳美龍:「なに。賛成してくれるわけ?」
芦田比呂:「みんなが幸せになるっていうのは、とても素敵だと思う」
白柳美龍:「……」
芦田比呂:「……でも。でもだよ」
芦田比呂:「それは、ネガティブな気持ちを、全部なくしてしまうことじゃない」
芦田比呂:「怒ったりとか、悲しんだりとか、そういう気持ちは」
芦田比呂:「なくしちゃダメなんだと思う。それを感じられるのも、人だと思うから……」
芦田比呂:「だから」ウェポンケースを叩き割る。
芦田比呂:現れるのは巨大な手を模した武器。
芦田比呂:「先生の、その気持ちも、教えてよ」
白柳美龍:「あたしの気持ちも、あなたが受け止めてくれるって…?」
芦田比呂:「うん。苦しくて、悲しいなら、それは分け合える」
芦田比呂:武器を突きつけるようにかざす。
芦田比呂:攻撃動作ではない。それはまるで握手のように。
白柳美龍:「…あなたと分け合って、なくなるようなものなら」
白柳美龍:「流れ星に願わないと叶わない願いなんか、抱かなかった」
白柳美龍:暗い瞳でキミを見返す。
芦田比呂:「……先生、比呂ちゃんよりも、相当」
芦田比呂:「ロマンチストなんだね。もっと、オトナなんだと思ってた」
白柳美龍:「…みんなを幸せにしたいって」
白柳美龍:「コドモみたいなこと、ずっと願ってるの」
芦田比呂:「じゃあ、もう。一緒に卒業しよう」
芦田比呂:「ここには居られないよ」自嘲げに。
芦田比呂:そこに戴くものを決めない、“4番目の台座(フォース・プリンス)”。
芦田比呂:相手が望むのならば――彼女に共感するのであれば。そこには好きな可能性を戴く事ができる。
芦田比呂:望まないのであれば、その座は空虚なままだ。
芦田比呂:「――ダメだなあ、比呂ちゃん」攻撃もできずに、そこに立ち尽くした。
芦田比呂:侵蝕率+5 (侵蝕率:105->110)
白柳美龍:「ごめんね。あたしの思いは」
白柳美龍:「あなたになんか、あげないわ」
GM:イニシアチブはこれで終了!
GM:クリンナップ!
GM:特に何にもない気がする!
西海才人:特にないぜ!
GM:2ラウンド目に行ってみよう!
西海才人:セットアップは特にないぜ!
間壁慧:なしももんが!
芦田比呂:ないよ~
三嶋光宗:なし!
白柳美龍:あたしもなし!
GM:イニシアチブ!
GM:白柳から!
白柳美龍:マイナー。《陽炎の衣》。隠密状態になる。
白柳美龍:メジャー。《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《ガラスの剣》《光速の剣》《見えざる死神》《死神の手》。
白柳美龍:芦田くんに攻撃します。
芦田比呂:ムッ!
白柳美龍:12dx@7+3
DoubleCross : (12R10+3[7]) → 10[1,1,2,4,5,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,3,5,8]+3[3]+3 → 26

芦田比呂:なんもできん!リアクションなし!
白柳美龍:じゃあダメージ!
白柳美龍:3d10+46
DoubleCross : (3D10+46) → 23[10,7,6]+46 → 69

芦田比呂:止まる気がしないな……そのまま食らって死ぬ!
芦田比呂:UGNのロイスを切って復活します。
白柳美龍:UGNが!
GM:演出行くぞっ
白柳美龍:「なんでこうなっちゃったのかなあ、って顔してる」芦田くんを見て笑う。
芦田比呂:「……するよ」
芦田比呂:「そりゃ、するよ……」
白柳美龍:「あは」
白柳美龍:「だって、あたしはもう、帰る場所もないし。コドモのまま、成長できなくなっちゃったんだもの」
白柳美龍:「四葉のクローバー(クオート・フォリウム)を追い求める、コドモのまんま」
白柳美龍:「突き進むしかないわ」銃を構える。
白柳美龍:姿が消える。次の瞬間には、音もなくキミの心臓を的確に射抜いている。
芦田比呂:「んっ……!」
芦田比呂:即死――ではない。僅かに逸れている。
西海才人:「ヒロちゃんさん、無理しないで!辛くなったら休んでて良いからね」
芦田比呂:「……大丈夫」
芦田比呂:幾ばくでも共感を覚えた相手にであれば。
芦田比呂:その殺意はわずかながらも鈍る。
芦田比呂:「探そうとすることに、悪いなんてことはないよ」
芦田比呂:「でも……ほかのクローバーを、踏みつけにしちゃダメなんだよ」
芦田比呂:「どっちも、必死に、生きてるんだから……」
芦田比呂:はらりとサラシの一部が捲れる。
芦田比呂:「……痛いね、でも。これ」笑う。
芦田比呂:裂傷を湛えた肌が覗く。それを押さえつけるようにしている。
白柳美龍:「………痛いよ」
西海才人:「うん。とっても痛いのです。でも痛みに耐えて前に進むのがオトナだからね、きっと」
白柳美龍:「四葉のクローバーは、もう、探せない。だから」
白柳美龍:「あたしが、四葉のクローバーになって、皆に幸運を届けるの…」
白柳美龍:「そう。……オトナだからね」
西海才人:「オトナ観の相違ですなぁ。こういう話もっとしたかったにゃ~」
三嶋光宗:「……いつまでも、女の子にばっか体張らせてられないな」
三嶋光宗:「才人、慧。頼むよ。決めてくれ」
芦田比呂:「……うん。お願い」
GM:次は行動値9の間壁くんの手番!
間壁慧:待機します!
GM:はい!
間壁慧:「西海くん」
西海才人:「ん」
間壁慧:「やれますよね」
GM:次は行動値6の西海くんか三嶋くん!
間壁慧:「きみのやることなら、自信を持てます」
西海才人:「間壁ッちがやれるって思ってるんじゃん」
西海才人:「うん。やってくる。美龍ちゃんの帰る場所には西海さんなれなかったけど、一つだけ願いをかなえてあげようと思うんだ」
西海才人:笑う。陰りはあるが満面の笑みだ。
西海才人:という事で侵蝕的に低いボクから行動してよいかしら?
三嶋光宗:西海くんにお任せします!
西海才人:では!
GM:どうぞ!
西海才人:コンボ:颪風飛燕不知火霞抜刀 標的は美龍ちゃん。 マイナーで《アンバウンド》106→108 10M後退 メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》エンゲージして攻撃。108→112 ロイス:忍びの一族を昇華してc-1 ロイス:美龍ちゃん昇華してダイス+10個
GM:ナニッ
西海才人:23dx6+2
DoubleCross : (23R10+2[6]) → 10[1,1,1,2,2,2,4,4,4,6,6,6,7,8,9,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,3,4,4,5,5,5,5,7,8,8,8]+10[2,4,6,6]+10[2,6]+4[4]+2 → 46

白柳美龍:ドッジ!
白柳美龍:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,2,2,4,4,9]+2 → 11

白柳美龍:無理!
間壁慧:ダメージを+2dしてください!
間壁慧:フォールンサラマンダー:黄蘇真人
GM:ダメージ出しな!
西海才人:7D10+28
DoubleCross : (7D10+28) → 42[9,9,5,1,10,6,2]+28 → 70

白柳美龍:《デモンズウェブ》!
白柳美龍:70-5d10
DoubleCross : (70-5D10) → 70-32[8,4,10,3,7] → 38

白柳美龍:よっしゃ!
白柳美龍:良い出目だったけどだめ!戦闘不能です。
白柳美龍:復活エフェクトもなし。
GM:演出どうぞ!
間壁慧:「やっぱり、よくなかったんですよ。……西海才人を敵に回したのは……」 華やかな衣が翻り、白柳美龍の視界を遮って、動きを制限する。
間壁慧:「大失敗でした」 西海才人の攻撃を通す。
西海才人:「美龍ちゃん。好きだったよ。これは本当。きっと初恋だったと思います」
西海才人:「みんなを幸せにって言ってるけど、どう考えても西海さんは絶対に幸せになれないじゃん。本当に酷いよね」
西海才人:前触れもなく垂直に跳ぶ。天狗の脚骨が埋め込まれた脚部が生み出した超越的飛翔現象。
西海才人:旧校舎の屋上は遥か下方。気持ちだけは星に届かんばかりの高度から相手を見下ろす。
白柳美龍:「…な……!?」まるでベールのように、目の前に広がった布に動揺する。
西海才人:華やかな衣の揺らめきを頼りに、空を踏みつける。パン と、空気が弾ける音を立て西海が中空で一歩分移動する。
西海才人:体を縦に回転させながら忍刀を構える。高速回転と降下の勢いに任せて、空を斬り裂く流れ星となって相手を斬りつけた。
西海才人:「流れ星は」
GM:青空を裂く一撃が、白柳美龍に注がれる。
西海才人:寸断。
西海才人:「見せてあげるね。正体は気に入らないと思うけど」
西海才人:着地。
西海才人:「ごめんね」
白柳美龍:「……謝らないでよ」口の端から血が零れる。
西海才人:倒れる体を抱きとめる。
白柳美龍:「西海くんが謝るときは…反省してないときだって、あたし、知ってるんだから…」
白柳美龍:華奢な身体は、西海くんの腕の中に倒れ込んだ。
西海才人:「そうだね。でも、美龍ちゃん、なんだかんだで許してくれたからさ」
白柳美龍:「そりゃあ」
白柳美龍:「西海くんが、やさしい子だってことも、知ってたからね。あたし」
白柳美龍:「…ばかだなあ」
白柳美龍:「こういう時はね、泣いちゃだめなんだよ」
白柳美龍:そう言って、目を閉じる。
西海才人:「泣いてないですぅ。眩しかったり、ごみが目に入ったり、そういうのだから」
西海才人:「そういうのだから。あぁ、もう」皆に振り返る。
西海才人:「そういうのだからね!」
芦田比呂:「分かった」涙を拭う。共感能力の発露。「分かってる」
間壁慧:「西海くんがそう言うなら」
三嶋光宗:「ん。そうね。分かってる」
西海才人:「……っつっ……」目頭を押さえる。
GM:初夏の青空の下。
GM:流れ星は確かに駆け、キミ達は人知れず、世界を救った。
GM:戦闘終了です。
GM:シーンを終了します。


GM:バックトラック!
GM:今回のEロイス!使わなかったやつもあるんだけど設定はしてたので入れちゃいます
《憎しみの楔》*3
《怨念の一打》
《潜伏憎悪
間壁慧:怨念…憎悪…!
GM:そして流れ星がジャーム化したら使う予定だった《愚者の契約》も入れちゃおう
GM:なので全部で6個!
GM:振りたい人は振ってね!
三嶋光宗:振ります!
芦田比呂:めっちゃあった まあなしでいいかな~
西海才人:振ります。
芦田比呂:素振りします
間壁慧:振ります!
三嶋光宗:134-6D10
DoubleCross : (134-6D10) → 134-41[10,6,8,6,7,4] → 93

芦田比呂:110-4d10
DoubleCross : (110-4D10) → 110-21[1,9,7,4] → 89

間壁慧:126-6d10
DoubleCross : (126-6D10) → 126-32[2,10,4,3,10,3] → 94

西海才人:112-6d10
DoubleCross : (112-6D10) → 112-16[2,8,1,3,1,1] → 96

西海才人:1倍で
間壁慧:1倍振り
西海才人:96-3d10
DoubleCross : (96-3D10) → 96-14[9,4,1] → 82

間壁慧:94-6d10
DoubleCross : (94-6D10) → 94-32[10,1,1,8,9,3] → 62

三嶋光宗:逆に2倍かな……
三嶋光宗:93-12D10
DoubleCross : (93-12D10) → 93-72[9,3,7,5,1,6,8,9,3,4,9,8] → 21

芦田比呂:1倍で帰還しました
間壁慧:4点帰還!
三嶋光宗:3点!
西海才人:あ。すいません。戦闘用人格なんでバクトラ2個です
GM:三嶋くんの、何
西海才人:96-2d10
DoubleCross : (96-2D10) → 96-3[2,1] → 93

GM:あ、ほいほい!
間壁慧:危なかった
西海才人:バクトラダイス死ぬほど悪かったな。
西海才人:帰還。5点!
GM:芦田くんが5点、三嶋くんが3点、西海くんが5点、間壁くんが4点
GM:はーい!みんな帰還!おかえりなさい
間壁慧:ただいま~!やったね!
三嶋光宗:わ~い!
GM:あとは楽しいエンディングだよ!


【エンディング】

GM:エンディング。
GM:まずは合同エンディングです。
GM:夏休み初日、キャンプファイヤーにて。


GM:夏休み初日。ようやく太陽が沈もうとしている午後7時。
GM:蒸し暑い夜だった。校庭にはキャンプファイヤーと簡易ステージが設置され、
GM:生徒たちは思い思いに騒ぎ合い、自由に過ごしている。
GM:簡易ステージでは、ちょうど、三嶋くんが所属するバンドが演奏をしているところで、
GM:キミ達はそれを見ていた。
三嶋光宗:小さなステージ上で、4人の学生が音を奏でている。
三嶋光宗:今年初頭に流行ったドラマの主題歌。
三嶋光宗:学生バンドらしく音量調節はちぐはぐで、ボーカルは声量が足りず音程を所々外し、ギターも時々飛んでいるが、
三嶋光宗:正確なドラムが何とか調和を保ち、ベースが下からそれを支えている。
三嶋光宗:総じて、浮かれた学生を盛り上げる程度には必要十分なクオリティのバンドだ。
三嶋光宗:演奏を終え、拍手と歓声が巻き起こる。ボーカルがあまり面白くないトークを半笑いでする中で、三嶋がさりげなく三人と戸神くんに手を振っている。
戸神鳳楽:「…………」照れ臭そうに眼鏡をクイッとやる。
芦田比呂:にこにことしてぱたぱたと手を振り返す。
間壁慧:「なんか、夏祭りっぽいですね」
西海才人:「だねぇ。夏休みのオープニングセレモニーってやつだね」
西海才人:手をぶんぶんと振って応える。
間壁慧:「俺も今日はこのあと天文部名物、『フランク天文関係ないフルト』の販売を協力することになっています」
間壁慧:軽く手を振る
西海才人:「\ヴェイダー/ \てん・さい/ って団扇作れば良かったよ~。って、正式名称長い上に意味わかんにゃい売り物!」
芦田比呂:「皆元気だねーっ。びっくりしちゃった……」
間壁慧:「売り上げが部費に還元されるそうなので、どこの部も『とにかく売り上げで勝ちに行く』なりふり構わなさをかんじますね」
戸神鳳楽:「僕も初めて来たけど……元気だね」
西海才人:「今日から夏休みだしね。男どもは元気が有り余ってるのです」
西海才人:「あ。そうだ。オホシ様には後でわたあめ買ったげるね☆」
間壁慧:「ああ。オホシさんにもお土産を約束していましたっけ」
間壁慧:「あの星、どうなるんですか? UGNで検討するんですよね、たぶん」
芦田比呂:「てか暑……」シャツをパタパタと仰いで。「ああ、うん」
芦田比呂:「別に、そんなひどいことにはならないと思うよ」
西海才人:ヒロちゃんさんをジィと見る。
西海才人:「シャツ、パタパタするの危なくない?」
西海才人:ヒソヒソ声。
芦田比呂:「敵意のないレネゲイドビーイングなら、支部で保護したりとか……」
芦田比呂:「えっあっ」バッと隠す。
芦田比呂:「ごめ、つい……」
間壁慧:「大変危険なのでは?」
西海才人:「なんか、ドキドキするね。女の娘がいるんだよ~」
西海才人:「バレたら大変だね」
間壁慧:「というより、芦田さ……芦田くんのいままでの行動から考えるに……」
間壁慧:「いつバレてもおかしくない状況が続いていると思われます」
芦田比呂:「え、あの、比呂ちゃんそんなに潜入下手だった……?」
芦田比呂:「自信があったんだけど……」
西海才人:「んー。西海さん達の目は節穴だったので助かった思うけど」
間壁慧:「ですね。我々が見る目のないぼんくら揃いだったから奇跡的にどうにかなっただけで」
西海才人:「無防備だったと思うにゃ~」
間壁慧:「見る目のないぼんくら揃いでなければ30分くらいで露見していたのでは?」
芦田比呂:「え、嘘そんなに……!……気をつけるよ……」
芦田比呂:「えっどういうところがダメ?」
三嶋光宗:「喋り方とか?」
三嶋光宗:後ろから顔を出す。着替えてきたらしくTシャツ姿。首にタオルを掛けている。
西海才人:「比呂ちゃんとオレの使い分け全然できてなかったしね!」
芦田比呂:「ひゃっ!」
間壁慧:「あ、三嶋くん。お疲れ様です」
芦田比呂:「しゃ、喋り方そんなに変かなあ!?……あ、お疲れ様っ!」
西海才人:「ヴェイダー、うますぎて1人だけ浮いてたよ。お疲れー」ラムネ渡して。
三嶋光宗:「お疲れ~。お、サンキュ。マジあっちーわ。シャワー浴びたいなー」
戸神鳳楽:「…お疲れ…」
三嶋光宗:「タカちゃんもね。で?比呂の話?」ラムネの蓋を開けて。
戸神鳳楽:「あの。さっきから、喋り方とか…何の話を…」
間壁慧:「そうです。芦田くんが実は女子だったという件で、改善案を検討していました」
戸神鳳楽:「えっ」素っ頓狂な声。
芦田比呂:「いや、だからどうやったら男子っぽく振る舞えるかって……」
芦田比呂:「えっ」
戸神鳳楽:「えっ」
芦田比呂:「あっ」
西海才人:「あ。トガちゃん。そういや、知らなかったんじゃん!!」
芦田比呂:「戸神くんに言ってなかった」
間壁慧:「そういえば……」
三嶋光宗:「ちょい!言っちゃっていいのそれ!」
戸神鳳楽:「じょっ、じょ……じょ………!?」
三嶋光宗:周囲を見回す。
GM:幸い周囲はキミたちの会話には気付いていないようだ。
三嶋光宗:戸神くんの口を塞ぐ。
芦田比呂:「ごめん、ヒミツで……!」自分の口元に指を当てる。
三嶋光宗:「こんなとこでバレたらヤバすぎでしょ……!マジで……!」
戸神鳳楽:「じょムグゥ」
芦田比呂:「ご……ごめんって……」
戸神鳳楽:コクコクと頷く。
間壁慧:「危ないところでした、失礼」
三嶋光宗:「野犬の群れに生肉投げ込むようなもんでしょ!」
芦田比呂:「いやまあこんなところでというか……」
芦田比呂:「もうみんなにバレただけで結構ヤバいんだけど……」
西海才人:「生肉と一緒に寝ててヴェイダー気ぃつかなかったん?」
芦田比呂:「……」当時を思い出して。
芦田比呂:「ううう~~~!」
三嶋光宗:「いや、才人だって雑魚寝してたじゃんよ」
芦田比呂:「そ、その話はもういいじゃんっ!」
芦田比呂:「止めてよ恥ずかしい……!」
西海才人:「そうなんだけどねぇ。膝枕してもらってた」
間壁慧:「これでどうやって気づかなかったのか……」
戸神鳳楽:「………!? き、君たち、どういう関係を……」
間壁慧:「いや。芦田くんはこう見えてもれっきとしたエージェント。何か考えがあったのかも……」
芦田比呂:「ち、違うんだって戸神くん!」
西海才人:「間壁ッちは臭いかいでたし、ヴェイダーは半裸で押し倒してたけど、誰も気づかなかったんだよねぇ」
芦田比呂:「や、やめてよ!?」
三嶋光宗:「押し倒してねーし。押し倒されたの!」
芦田比呂:「なんで思い出させるようなこと言うの!?」
戸神鳳楽:「み、三嶋…!?」
戸神鳳楽:「あ、あの。芦田くん……」
芦田比呂:「やだ~っ……!な、何?」
戸神鳳楽:「僕たち、まだ未成年だから……あの……」
戸神鳳楽:「そ、そういう不健全な行いは、きみのためにならないっていうか……」
芦田比呂:かあっと一気に真っ赤になって。
芦田比呂:「や、やってないもん何も!!!」
三嶋光宗:「あーほらほら、もうやめようぜ。嫌がってるしさ」
三嶋光宗:「あんまり人の趣味に口出しすんのよくないべ~?」
間壁慧:「芦田くん、声、大声に気を付けて……」
芦田比呂:「比呂ちゃんをなんだと思ってるのさ!えっち!」
間壁慧:「男子生徒とは思えない喋り方になりつつありますから」
芦田比呂:「あ、ご、ごめん……」
芦田比呂:「……趣味……?」
芦田比呂:「あ、あの、三嶋くん……?」
戸神鳳楽:「えっ……」ショックを受けている。
間壁慧:「そうですね……」
西海才人:「趣味?なの」コソコソ
三嶋光宗:「ほら、そういうの人それぞれだし……」
間壁慧:「UGNがわざわざ女子に男子校潜入を命じるからには」
間壁慧:「志願者を募ったのではないかと思われます。それ以外では、そのような不適切な命令を下す上司がいたということになってしまいますから……」こそこそ
芦田比呂:「あ、あの、いや、普通に任務で……」
芦田比呂:「いや不適切な命令を下す上司が居たんだってば……」
芦田比呂:「あの、だから、比呂ちゃんフツーの女の子だから……」
西海才人:「ヒロちゃんさん。UGNってもしかして、物凄く悪い組織なのでは?」
三嶋光宗:「俺そういうの別に気にしな……え、マジで……?」
西海才人:「上司の人変態じゃん!」
芦田比呂:「……うん……」
三嶋光宗:「犯罪組織じゃね?」
芦田比呂:「犯罪組織かも……」涙声。
間壁慧:「悪の組織説が急激に浮上してきましたね」
芦田比呂:「なんで比呂ちゃんなのさ~……」
芦田比呂:「ううううう~~~」
三嶋光宗:「つーか、これからどうすんの?普通に帰んの?」
西海才人:「ヒロちゃんさん、かわいいのにね~」
芦田比呂:「見られたあ~~~~~」
三嶋光宗:「ずっと相部屋じゃまずくね?色々」
芦田比呂:「男の子に見られたあ~~~」
西海才人:「そうそう。二学期どうするの?」
戸神鳳楽:「な、なんか分からないけど、そんな落ち込まないで…」
間壁慧:「落ち着いて、芦田くん……この次の話を考えなければ」
芦田比呂:「……う、うん……」
芦田比呂:「……任務は終わったから、帰投して、次の学校に行くことになると思う」
三嶋光宗:「えー、じゃあお別れ?寂しくなんね」
西海才人:「せっかく友達になれたのに残念だよね」
間壁慧:「できれば、もう少し学園生活を送りたかったのですが」
西海才人:「あ。でもでも、西海さん、ヒロちゃんさんのウチ以外の制服姿見てみたいですな」
芦田比呂:「また会えるよ。きっと」
間壁慧:「そうですね。UGNの女性か、外部の女子を紹介してもらわなければ」
西海才人:「合コン!」
三嶋光宗:「あ~、そうだったそうだった」
芦田比呂:「あはは。数合わせなら付き合うよ?」
三嶋光宗:「どうなの?UGNってかわいい子多いの?」
芦田比呂:「正直結構多いね。なんだろう。オーヴァードって美人が多いって噂あるよね」
三嶋光宗:「ええー、マジ?いいじゃん!超能力美女!」
間壁慧:「俺も、夏休みからは外部の仕事を増やすつもりです。仕事で関わることがあったら、よろしくお願いします」
芦田比呂:「現金だなあみんな」あははと笑う。
三嶋光宗:「紹介してよー。タカちゃんも参加する?合コン」
西海才人:「やったね。西海さん、お暇になったから何時でも呼んでね」
間壁慧:「学苑内でできることも、おおむね達成しつつありますからね」
戸神鳳楽:「し、しない! しない」赤い顔でブンブンと首を横に振る。
三嶋光宗:「えー?モテると思うけどなー」笑う。
芦田比呂:「ねー?」
戸神鳳楽:「ま、間壁が学苑内でしてたことって、何なの」思い切り話題を逸らす。
間壁慧:「戸神くんならすごく人気が出ますよ」
西海才人:「ねー。頭も良いしね。強かったしね」
戸神鳳楽:「そ、その話はもういいだろ」顔が赤い。
間壁慧:「調査と実験と分析です。オホシ様みたいな、遠くから来た存在……もう少し危険な存在を探しているので」
間壁慧:「この場所は、星空の観測にちょうどよかった。だから白柳先生も、ここでの儀式を選んだのかもしれません」
芦田比呂:「βレネゲイドかな。外宇宙からの飛来存在……」
芦田比呂:「山奥だもんねえ、ここ」
間壁慧:「……白柳先生は」
間壁慧:「どうなると思いますか?」
間壁慧:「いきなり消えたことになるんでしょうか」
西海才人:「夏休みの間に、結婚して辞めました。とか、そういうお話になると良いなぁ」
西海才人:「ちょっとだけ、幸せな感じでフェードアウトするのがいい」
芦田比呂:「うん。そういう感じになるんじゃないかな……」
三嶋光宗:「……そうね。寂しがるだろうけどね、皆」
芦田比呂:「……」
西海才人:「美龍ちゃん、幸せになって欲しかったなぁ。いや、ままならないもんでござるなぁ」
芦田比呂:(きっと、こうやって、しんみりしたまま)
芦田比呂:(ここでの、思い出も――)
GM:キミ達がそんな風に話していると、ふと会場からアナウンスが流れます。
実行委員会:「えーーー、8時から恒例の女装コンテストをはじめまーす」
実行委員会:「参加者はこの場で募集してるんでー、出たい人は会場脇にお集まりくださーい」
間壁慧:「おっと、時間ですね」
三嶋光宗:「……おっ!来た来た!」空気を切り替えるように手を打って。
芦田比呂:「えっ時間ですねって」
芦田比呂:「みんな出るの……?」
西海才人:「ヒロちゃんさん、出ようよ~。絶対優勝できるよ!」
三嶋光宗:「そうそう。最強じゃん」
間壁慧:「芦田くんなら絶対勝てますよ」
芦田比呂:「比呂ちゃん出るのズルじゃない……?」
西海才人:「なんと優勝賞品でお米20kg貰えるんだよ!」
間壁慧:「絶対に勝ってくださいね。絶対ですよ」
戸神鳳楽:「優勝賞金が米……」
三嶋光宗:「タカちゃんも出たら?」
戸神鳳楽:「えっ!?」
芦田比呂:「え、えええ……」
戸神鳳楽:「あ、芦田に負けるに決まってるし……」
三嶋光宗:「いい感じだと思うよー?」手をフレームの形にして。
三嶋光宗:「見たいなあ、俺」
間壁慧:「負けた場合、俺の夏季休暇中の予算に大きな経済的被害が出ますからね」
戸神鳳楽:「えっ、えっ、えっ」
芦田比呂:「わ、分かったよう!出ればいいんでしょう」
間壁慧:「戸神くんが……」 考える。 「ううん……なるほど」
西海才人:「西海さんは楽勝でっしょ~。と、思って調子乗ったら去年惨敗したので、いいです」
芦田比呂:「戸神くん行こう!人が多いほうが優勝確率上がるもんね」
戸神鳳楽:「えっ、い、いいの…?」
間壁慧:「ですね。ぜひ競ってみることをお勧めします」
三嶋光宗:「俺も応援してるー。ギャグにしかなんないし」
三嶋光宗:「頑張ってね、タカちゃん」
間壁慧:「俺は緊急の所用ができたので数分席を外します」
間壁慧:「両名の健闘を祈ります」
西海才人:「二人とも応援してんね」
三嶋光宗:「うん?うん、行ってらっしゃい」
戸神鳳楽:「うっ……」三嶋くんに言われると弱い。
三嶋光宗:「比呂もね。キャーキャー言われるよ絶対。ほら、汚名返上」
西海才人:(所用ってなんだろ)
芦田比呂:「汚名?????」
三嶋光宗:「め……名誉挽回?」
芦田比呂:「な、なんでいま不名誉みたいに言うのさ!」
戸神鳳楽:「ま、まあ。芦田が負けるわけないと思うし……」
芦田比呂:「いじわるっ!」
三嶋光宗:「あはは!細かいことはいいじゃん!ほらほら!行ってらっしゃい!」
西海才人:「もう、喧嘩はダメだよ。勝負前にさ」
西海才人:「笑顔。笑顔」
芦田比呂:「う、うん。じゃあさ」
芦田比呂:「応援してねっ」笑みを見せる。
西海才人:親指をグッとたてて頷く。
西海才人:「サイリウム振るねー!」
三嶋光宗:「検討を祈りまーす」ひらひら手を振る。
戸神鳳楽:「がんばる…がんばろう…」


GM:午後8時。キャンプファイヤーの最後を彩る恒例の女装コンテストが行われようとしていました。
GM:完全にネタを集めに来たラグビー部員や三枚目の学生から、
GM:本命候補とされる整った容姿の学生まで、10人ほどが壇上に上り、
GM:用意された衣装とカツラを被っている。
GM:芦田くんと戸神くんも、その中にいました。
司会者:「じゃ、次の参加者を紹介しまーす」マイクを持った学生がキミたちに近づいてくる。
司会者:「じゃ、一言お願いねー。簡単で大丈夫だからね」芦田くんに向かってマイクを渡します。
芦田比呂:「はーい」マイクを受け取って。
芦田比呂:潜入前のような、ウェーブした長髪のカツラを付けている。
芦田比呂:衣装は、近隣の学校のものと思しきセーラー服(何処から手に入れてるんだろうこれ)。
芦田比呂:「芦田比呂です。まだ転校してきたばかりで緊張してるけど」
芦田比呂:「カワイイって言ってもらえたら比呂ちゃん嬉しいなっ」淀みなく発言する。
芦田比呂:「投票よろしくねっ!」
三嶋光宗:「比呂ちゃんカワイイー!」客席から低い歓声。
GM:芦田くんの自己紹介に、野太い歓声が沸く。
西海才人:「制服似合ってるよ~」サイリウムの輝き。
間壁慧:「さすがヒロイン」 サイリウムを右手で振る
西海才人:「あ。どこ行ってたの?間壁ッち」
西海才人:「賭場?」
芦田比呂:「えへへっ」ピースして。
間壁慧:「ご名答です」
三嶋光宗:「え?そんなことしてたん?」
間壁慧:「この優勝者を予測したチケットをものすごい高値で買ってくれる奇特な人がいるんです」
西海才人:「ヒロちゃんさん、完全無名のダークホースだからね。倍率凄いんじゃないかと思う」
間壁慧:「芦田くんが勝てば、この夏休みはBBQにいけますよ」
三嶋光宗:「インサイダー的なやつじゃん。いけないんだー」
西海才人:「やったー♪夏休みウハウハじゃん間壁ッち!和牛だ~」
間壁慧:「……たぶん」
司会者:「はーい、じゃあ最後の参加者にいきましょー」
司会者:「はいどーぞ。…あ、これね」マイクを戸神くんに渡す。
戸神鳳楽:「…あ、はい」マイクを受け取って。
芦田比呂:「わあ。カワイイ」
戸神鳳楽:眼鏡をはずした素顔に、ロングストレートの黒髪。
戸神鳳楽:服装は、芦田くんに見繕ってもらった黒いリボンのついた白ブラウスとハイウエストスカート(入手経路不明)。
間壁慧:「ううむ……」 唸る
間壁慧:「危惧していたことが現実に」
西海才人:「うわぉ」
戸神鳳楽:「ご、ごめん…その、眼鏡がないと、あまり見えなくて……」顔は真っ赤だ。
三嶋光宗:「うぇーい!かわいいー!タカちゃーん!」パチパチと拍手。
西海才人:「美少女がいるよ!!」
芦田比呂:「タカちゃんかわいいよっ!」
間壁慧:「戸神くん、やりますね!」
戸神鳳楽:「戸神鳳楽です……か、かわいいとか言うな……」声が尻すぼみになっていく。
西海才人:「間壁ッち。でもトガちゃんのチケットも相当購入したんでしょ」ヒソヒソ
西海才人:「夏はBBQだね!」
戸神鳳楽:「そ、その…す、スカートは、スースーしていて……慣れないので、女性はすごいなと思いました」
三嶋光宗:「タカちゃーん!笑ってー!」スマホでパシャパシャ撮りまくっている。
戸神鳳楽:「よ、よろしくお願いします!」早口に言って司会者にマイクを返す。
間壁慧:「そのことをご存じとは……実は、芦田くんには申し訳ないのですが」
戸神鳳楽:「や、やめろっ」真っ赤な顔で客席に言い返している。
間壁慧:「戸神くんが参加すると聞いたとき、直感が走りました。このミスコンは、運否天賦ではない……才走り、知略に長けた者が生き残る勝負だと……」
西海才人:「知略とかでやってなくない?トカちゃん 本気で恥ずかしがってるよ」
間壁慧:「どうやらそのようですね。……慌てて追加購入しましたが、出遅れたのでかろうじてといったところでした」
GM:戸神鳳楽が恥ずかしがるほど、会場のボルテージは上がっていく!
GM:そして審査に移っていく!
司会者:「じゃ、アピールタイムですー。毎年みなさんに、お題に沿って一言アピールしてもらってるんですけど」
司会者:「今年のお題は『セクシーに告白~キケンな香りにドキドキの放課後~』でーす」
芦田比呂:「なんて?」
司会者:「『セクシーに告白~キケンな香りにドキドキの放課後~』ですね」
間壁慧:「今年もあのネーミングセンスの感じでやっていくんですか? すごいな」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「男の子ってバカなの……?」
司会者:「じゃ、参加者の女の子たちはがんばってねー」
西海才人:「西海さん、これが全然うまくできなかったんだよね~ 去年」
GM:お題に沿い、とりあえず服を脱いだり、セクシーに誘惑をするなどして参加者たちはアピールを行っていく。
三嶋光宗:「ここのアピールで最終結果も変わるからなー」
GM:ネタ狙いならともかく、本気で心に刺さるようなアピールをする者がなかなか現れない。
司会者:「うーん、皆まだまだできるんじゃないのー?」半笑い。
司会者:「もうちょっとねー、皆を盛り上げてくれるような子が欲しいですねー」
司会者:「じゃ、次は芦田比呂ちゃんですねー。よろしくお願いしますー」
芦田比呂:「はあい」鞄を手に。
芦田比呂:「せーんぱい!今帰り?」
芦田比呂:ふわり、と会場を香りが包む。
芦田比呂:それは香水というよりも、むしろ自然な女子の香りのような。
芦田比呂:「うん、待ってたよ、先輩のこと……」
芦田比呂:「あのさ……今度、海、行かない?」
芦田比呂:「一緒に。2人で、さ」
芦田比呂:「先輩は、どんな水着を比呂ちゃんに着てほしい?」
芦田比呂:「あははっ。今想像したでしょ」
西海才人:「ヒロちゃんさん。ガチで勝ちに行ってない?マジだよ、あれ!」
戸神鳳楽:「あ、芦田……」会場脇で顔を赤くしている。
芦田比呂:「2人で行って平気かって?平気だよ」
間壁慧:「めちゃくちゃ楽しんでませんか、芦田くん」
芦田比呂:「比呂ちゃん、先輩のこと好きだし。先輩は?」
芦田比呂:「比呂ちゃんのこと好き?」上目遣いで会場を見る。
芦田比呂:「これで!」
三嶋光宗:「あっはははは!あはっゲホッゲホッ……」爆笑しつつ「比呂~!かわいいぞー!」
客席:「ウッ」
客席:「ウオオオオ~~~!」「俺も好き~~~!」
西海才人:「何時も、あんなこと言ってるかな?普通の学校で」
芦田比呂:「なんか楽しくなってきちゃったなあこれ!もうちょっと残ろうかなここ……」
客席:みんなが好きだけど男子校じゃ絶対に見られないタイプのやつに、会場も大興奮だ!
間壁慧:「なんでこれで潜入できると思ったんでしょうね? 協力するイリーガルがボンクラだから?」
西海才人:「いいなぁ、共学」
芦田比呂:「なんか普通に褒められることあんまないし……」
客席:「俺も後輩と待ち合わせして下校してえ~~!」「比呂ちゃ~ん!」
西海才人:「なんか、普通に告白されちゃいそうだよね。この後」
三嶋光宗:「おー、大ウケじゃん!マジで優勝行けんじゃね?」
西海才人:「バカとお危ない人多いもん!」
間壁慧:「ありえますね」
司会者:「うおめっちゃ可愛いですねー、マジで女子っぽかったー」司会者も大満足だ!
司会者:「こんなの来ちゃったら次の人大変だなー。トリだし」
司会者:「じゃ、戸神鳳楽ちゃん、よろしくお願いしまーす。頑張ってねー」
戸神鳳楽:「あ、あ、あ、あの」マイクを両手に持って、顔を真っ赤にして立ち尽くしている。
戸神鳳楽:(せ、セクシーに告白……、セクシーにこくは……、セクシーに告白……?)
戸神鳳楽:混乱しながら、とりあえず前に進もうとしてロボットのように前に踏み出し、
戸神鳳楽:「ぅあっ」慣れないヒールにつまずいて転ぶ——ミニ丈のハイウエストスカートが翻ったりする!
三嶋光宗:「あっ……!タカちゃん!」
芦田比呂:「戸神くん!?大丈夫!?」
戸神鳳楽:「わ、わ、わ、わ」顔を真っ赤にしてスカートの裾を引っ張る。
戸神鳳楽:「だ、大丈夫…………」
戸神鳳楽:「え、えっと……あの……」
戸神鳳楽:「………せ、セク………は、できない、し…」
戸神鳳楽:「そもそも、そんな、盛り上げるようなこと、できないし、あの、でも……」
戸神鳳楽:チラッと芦田くんを見て、客席にいる三嶋くんと西海くんと間壁くんを探すように視線をめぐらす。
三嶋光宗:「!」無言で大きく手を振る。
戸神鳳楽:「……あ、」三嶋くんに気付いたのか、声を漏らす。
西海才人:「ヒュー♪ヒュー♪」隣で茶かす。
戸神鳳楽:「あの。今日、ここに誘ってくれたの、すごく嬉しかったし、」
間壁慧:「がんばって!」
戸神鳳楽:「また、こうやって過ごせたらいいなって思う、から…」
戸神鳳楽:「が、がんばるから」
戸神鳳楽:「夏休みは、僕も、海に行きたい」
戸神鳳楽:「…………」顔を真っ赤にしている。
戸神鳳楽:「です。………あの、終わり…………」
三嶋光宗:「タカちゃーん!」笑顔で手を振って「海行こうねー!」
戸神鳳楽:「…あっ、告白…」
三嶋光宗:「告白はー?」
戸神鳳楽:「う、うるさいっ」
戸神鳳楽:「馬鹿!」
戸神鳳楽:「絶対言わない!」
間壁慧:「おおー」
客席:「タカちゃ~ん!俺にも告白して~!」「こっちも~!」野太い野次が飛ぶ!
間壁慧:「これは面白くなってきましたね」
戸神鳳楽:「い、いわ、言わない……」
西海才人:「こ・っ・く・は・く・こ・っ・く・は・く」
芦田比呂:「タカちゃんかわいいよ~っ!」
戸神鳳楽:「え、え、え、え」周りをキョロキョロ見回す。
戸神鳳楽:「………」
三嶋光宗:「ほらほら!そういう決まりだから!言わないとー!」
戸神鳳楽:「……………」
戸神鳳楽:「……っ」
戸神鳳楽:「す」三嶋くんを睨む。「すっ」
戸神鳳楽:「………好きです」
三嶋光宗:「あはははは!」笑って「俺も好きー!」
戸神鳳楽:「だ、だから、うるさい!」顔を真っ赤にしたまま言って、ステージから逃走します。
西海才人:「ぅーん、どっちが勝つかにゃ~」
間壁慧:「難しい勝負ですね…」
三嶋光宗:「逃げちゃった。うーん、どうかなー」周囲の反応を伺う。
西海才人:いつの間にか買ったかき氷(ブルーハワイ)食べながら言う。
西海才人:「あ。ほらほら、舌真っ青!」


GM:というわけで投票により優勝者が決まり、コンテストは終了しました。
GM:楽しいキャンプファイヤーも終わり際だ。
GM:キミ達は優勝者のトロフィーを眺めながら、校庭の隅にいました。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「う……うう……」
芦田比呂:「納得行かない~~~!!!」
戸神鳳楽:「……あの」
戸神鳳楽:「ごめん…………」懐に優勝トロフィーを抱えている。
三嶋光宗:「元気出しなって比呂~。大丈夫、可愛かったって!」
芦田比呂:「女子なんだけど!?」
芦田比呂:「本当に?可愛かった?」
西海才人:「ドキドキしたよ~」
三嶋光宗:「うんうん!マジ!超可愛かった!」
三嶋光宗:「タカちゃんがもっと可愛かったってだけで……」
戸神鳳楽:「ち、ちが…」
芦田比呂:「……」
間壁慧:「し、仕方ありませんよ」
芦田比呂:「……へえーっ」
西海才人:「ヴェイダーがモテそうでモテない理由が今わかったよ、西海さん!」
芦田比呂:「まあ戸神くんカワイイもんねえ」冷たい声。
芦田比呂:「へえーっ……」
西海才人:「ねぇねぇ。ヒロちゃんさん あれ、実体験?」
間壁慧:「これはその……単なる余興のような催しですからね!」
戸神鳳楽:「か、可愛くないから…その…」
三嶋光宗:「や、俺は事実をありのままにね……?」
西海才人:「先輩に本当に言ったりしたの?」
芦田比呂:「へ?いやいやいや!言うわけないしっ!」
芦田比呂:「比呂ちゃんピュアだからそういう相手居ないし!」
間壁慧:「そうなんですか。しかし楽しそうでしたね……」
三嶋光宗:「慧はどうだったの?収益」
西海才人:「ああいう妄想、女の子もするもんってことかな?」
芦田比呂:「妄想……」
西海才人:「あーあー、西海さんも女の子と海行きたいなー」
間壁慧:「ぎりぎりどうにか……」
間壁慧:「赤字にはなりませんでしたが、高級BBQは無理……あっ」
芦田比呂:「……?」
芦田比呂:「それお戸神くんに賭けてたってこと……?」
間壁慧:「違うんですよ、確かに俺は戸神くんの勝利にも賭けましたが、決して芦田くんが負けると思っていたわけではないんです」
芦田比呂:「へえ……」
芦田比呂:「ふうん……」
戸神鳳楽:「ま、まあまあ……」
間壁慧:「ここまでの芦田くんの不完全な潜入仕草を考慮して、演技のような勝負は不利なのでは? と」
間壁慧:「思っただけです。他意はありません」
西海才人:「トガちゃん、ガチ告白だったもんね~」
三嶋光宗:「慰めになってなくね……?」
西海才人:「あれが勝敗を分けたのでわ!?」
芦田比呂:「演技ヘタって言うし……」
戸神鳳楽:「に、西海」
戸神鳳楽:「あ、あれはその、言葉のアヤっていうか」
西海才人:「アヤ」首を傾げる。
戸神鳳楽:「い、いや、海は、行きたいんだけど」
戸神鳳楽:「いやその、も、もういいだろ。深く追及するのは…」
三嶋光宗:「まあまあ。それよりさ、忘れてね?オホシ先輩のこと」
間壁慧:「はっ」
戸神鳳楽:「あ、流れ星…」
間壁慧:「……何か食べ物を買っていってあげましょう」
西海才人:「あー、大人しく待っててくれてるかなぁ」
芦田比呂:「大丈夫だよきっと……」
三嶋光宗:「こんだけ騒いでたら寂しがってるぜ~、絶対」
西海才人:「西海さん、もちもち綿あめ買ったよ~」
間壁慧:「俺は『フランク天文関係ないフルト』と、『新聞部特製・ステマ焼きそば』を用意しました」
西海才人:「なんで、大丈夫だと思うの?ヒロちゃんさん」
芦田比呂:「プレゼントをくれるサンタさんは、いい子のところに来るんだよって教えておいたからね」
西海才人:「12月まで待たせてもオッケー!?」
三嶋光宗:「流れ星がサンタさん待ってるの?何かウケんね」りんご飴製作部のりんご飴を持っている。
戸神鳳楽:「でも、寂しがると思うから…」
間壁慧:「サンタがプレゼントを届けに行きましょうか」
芦田比呂:「うん。早く行ってあげよう」
芦田比呂:「比呂ちゃんたちだけの、ヒミツだもんね」にへらと笑う。
GM:蒸し暑い夏の夜。キミたちは連れ立って、旧校舎に向かう。
GM:星は瞬き、流れ星は降り注ぐ。
GM:その正体を知っているのは、キミたちだけだ。
GM:シーン終了。


【エンディング:西海才人・間壁慧】

GM:間壁くんと西海くんの合同エンディング。


GM:私立万籟館学苑。夏休みのため、人気のない校舎。
GM:その隅にある保健室に、キミ達はいました。
GM:常に空調が効いており居心地が良く、穏やかな日差しが入り込んでいる。
西海才人:保健室のベッドの上に胡坐かいて座っている。ぼんやりと窓から外を見ている。
間壁慧:「……あとは、もう無さそうですね」
西海才人:「うん」
西海才人:毎日のように来ていた場所だったのに、随分と久しぶりだ。
間壁慧:「“クワトフォリウム”を示す痕跡は、これで残っていないでしょう。魔術装置も回収しました」
西海才人:「うん」
西海才人:「ごめんね。付き合わせて」
間壁慧:「いえ」
間壁慧:「これは俺の目的のためでもありますから。西海くんに付き合ったわけじゃありません」
間壁慧:「西海くんの方がずっときついでしょう」
西海才人:「ごめんね。って西海さんが言う時は反省してない時なんだって」
西海才人:「本当に失礼なこと言うよね。そうなんだけどさ」
間壁慧:「後悔はしていますか?」
西海才人:「うーん。間壁ッちとかがいなかったらさ、多分なんだけど‥…」
西海才人:「西海さん、美龍ちゃんについてちゃったかも」
西海才人:「でも、後悔はしてないよ。きっと、してない」
間壁慧:「それはそうでしょうね」
間壁慧:「西海くんは、そうしたでしょう。先に会えてよかったですよ」
間壁慧:「俺は西海くんと戦いたくないですから」
西海才人:「間壁ッちの方が強いのに、変なの!」少しだけ笑う。
西海才人:「ねぇねぇ。ちょっとだけ愚痴って良い」
間壁慧:「……なんでしょう?」
間壁慧:「西海くんの愚痴の相手と言えば俺なので、いくらでもどうぞ」
西海才人:「えへへ、だから間壁っち好き。あんがと」
西海才人:「後悔はないし、美龍ちゃんの事は絶対に忘れないと思うんだけどさ」
西海才人:「みんなと遊んだり、楽しいことがあったりすると、きっと、声とか面影とか、そういうの 少しづつ、少しづつ薄らいで忘れていっちゃうんじゃないかと思うんだよね」
間壁慧:「……はい」
西海才人:「西海さん、そういうの嫌だなぁって。一番覚えてなきゃいけないと思うし、忘れたくもないんだけどね」
間壁慧:「人間の精神は、人間が期待するよりも残酷だと俺も思います」
西海才人:「うん」
間壁慧:「傷のようになった思い出さえ薄れていく。ただ、西海くんの場合は、きっと……」
間壁慧:「なんでもない先生との記憶を、なんでもないときに思い出してしまうような気がします」
間壁慧:「辛いことではあるでしょうが、おそらく」
西海才人:「うん」
西海才人:「西海さんは辛くても大丈夫になっちゃう人だけど、その時は間壁ッちがいてくれるといいなぁ」
西海才人:「今すっごく助かってる。かなり凄い。多分、人を幸せにする魔法とか、そう言うの使ってる。と思う」
間壁慧:「俺はそんなに凄い魔法使いではないです。でも、そうですね」
間壁慧:「いつか本当に、自分自身で、西海くんに会いたいです」
間壁慧:「俺たちは、あれです。マブダチでしょう?」
西海才人:「えへへ~。そうだね。西海さんは間壁ッちとどういう間柄なのかと聞かれたら」
西海才人:「胸を張ってマブダチって答えるよ!」
間壁慧:「そうですね。合コンのときも」
間壁慧:「そういう感じでいきましょう」
西海才人:「いぇ~い♪西海さんたちマブダチでーす♪」
西海才人:「海に行ったらこのノリでナンパしようね」
西海才人:「そんでさ」
西海才人:「いつか、本当の君に会えるように。卒業式には君が君の望む姿で此処にいられるように頑張ろう」
間壁慧:「ありがとうございます。俺は……」
間壁慧:「すごく楽しいですよ。いま。こんな生活は考えていなかった」
間壁慧:「西海くんや、みんなのおかげです」
西海才人:「ありがとう。西海さんも楽しいし幸せだよ」
西海才人:「美龍ちゃんもそうだと思ってたのになぁ~。西海さんがこんなにも幸せだから、周りも幸せだって勝手に思ってたけど」
西海才人:「うん。まだ少し未練だ」
西海才人:「間壁ッちも、幸せになるには調査と実験と分析あるしね。外宇宙存在……みんなでどうにかしようね」
間壁慧:「……ですよね」
間壁慧:「それはあまり心配していません。なんとかなるでしょう。……みんながいるので」
間壁慧:「楽勝です。たぶん」
西海才人:「そっか。間壁ッちが言うなら、きっと、そうなんだろうね」
西海才人:「じゃ、西海さん達の懸念事項は一つだけだよ」
間壁慧:「と、いうと?」
西海才人:「それはね」悪戯っぽく笑う。
西海才人:「あーあ—、彼女ほしーなー!」
西海才人:「ってこと!」
間壁慧:「……」
間壁慧:「ホントそれな、ですね」
GM:キミ達の夏休みは、始まったばかりだ。
GM:シーン終了。


【エンディング:三嶋光宗】

GM:三嶋くんのエンディング。
GM:夏休み、戸神鳳楽とともに海水浴に行くエンディングです。


GM:ローカル線を乗り継いで駅から出れば、そこはもう海だった。
GM:青空の下、濃い青の海面が広がっている。色とりどりのパラソル、キミ達と同じような海水浴客。
GM:キミ達は電車を乗り継ぎ、海水浴をしようと遊びにきたところです。
戸神鳳楽:「あつ………」汗がだらだらと首筋を流れる。
三嶋光宗:「や~、着いた着いた」サングラスをずらす。アロハシャツにサンダル。
三嶋光宗:「海だよタカちゃん。ほら。海だ~~!って」
三嶋光宗:「海だ~~!」
戸神鳳楽:「海……」こちらはシンプルなポロシャツに細身のスラックス。
戸神鳳楽:「…しない」
三嶋光宗:「もー、クールなんだから」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「………」両手を上げる。「海だーー」
三嶋光宗:「ワオ、ほんとにやった」
戸神鳳楽:キミを見る。「……じょ、冗談で……?」
三嶋光宗:「あははは!かわいいなータカちゃん!」背中をぱしぱし叩いて。
三嶋光宗:「あ、向こう空いてる。パラソル立てようね」慣れた様子でざかざか進んでいき、てきぱき設営していく。
戸神鳳楽:「あ、わ」よろよろついてく。「慣れてるな……」
三嶋光宗:「まあだいたい毎年来てるしねー。彼女とかと」
戸神鳳楽:「彼女………」「……み、三嶋だもんな」
三嶋光宗:「んー。今いないけどね」何でもないように机を組み立てていく。
三嶋光宗:「でも男二人で来るのは初めてかな」
戸神鳳楽:「……」
戸神鳳楽:「………むさくるしいな」
三嶋光宗:「あはは!そうね!」
戸神鳳楽:荷物をパラソルの下に置き、汗をハンカチでぬぐう。
三嶋光宗:「でも他の知らない奴ら呼ぶのも、女の子呼ぶのも嫌っしょ?タカちゃん」
戸神鳳楽:「…ん」
戸神鳳楽:「お前、なんか、すごいよな」
三嶋光宗:「え?何がよ」首を傾げる。
戸神鳳楽:「人の気持ち察して、うまくやれるのが…」
戸神鳳楽:「芦田とも、そんなに日があった訳じゃないのに、すごく仲良かったし…」
三嶋光宗:「んー、どうだろね。何て言うのかな」
三嶋光宗:「たまたまそういうの好きで、向いてるってだけで。全然すごくないと思うよ?」
三嶋光宗:「俺から見たら、タカちゃんのほうがすごいと思うなー」
戸神鳳楽:「え…」
戸神鳳楽:パラソルの下でぽけっと立ち尽くす。
三嶋光宗:「ウチの学校じゃ成績トップじゃん?勉強って他のことと違って、ちゃんと努力しなきゃ出来ないことだしさー」
三嶋光宗:「でもだからって、得意じゃない体育の授業だって、サボらないじゃん。いつも一生懸命やってる」
戸神鳳楽:「………」
三嶋光宗:「今言った人付き合いだってそうじゃん」
戸神鳳楽:「……え」
三嶋光宗:「ほら。俺に付き合って、わざわざ夏休みに海まで来てくれてる」
戸神鳳楽:「あ……」
三嶋光宗:「タカちゃんのそういう何でも真面目なとこ、すげーって思うよ。マジで」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「……お前、いつも、僕が聞いてほしくないことは、聞かないでいてくれるから」
戸神鳳楽:「なんていうか…居心地が良くて」
戸神鳳楽:「それ、は…。人のこと、見てるからなんだろうな。………」
三嶋光宗:「さあ、どうだろうね。誰にでも聞かれたくないことって、あるっしょ」
戸神鳳楽:「……それは、お前にも…」
戸神鳳楽:「…あるからだろ」
三嶋光宗:「んー……」少し考えて。
三嶋光宗:「や?俺はあんまり無いかも」
戸神鳳楽:「え、そうなのか…」
三嶋光宗:「んー……スマホのパスワードとかはちょっとヤだけどね」
三嶋光宗:「俺が人にあんまり踏み込まないのは、そりゃ気ぃ遣ってるのもあるけどさ。多分、逃げでもあるんだよね」
戸神鳳楽:「逃げ…」
三嶋光宗:「だって、人に深く踏み込むのって、大変じゃん。それだけ自分も深く踏み出さなきゃいけないし、分かり合える保証もないし」
三嶋光宗:「だから、なーんとなく、深く関わりすぎないで、お互いゆるく楽しくやれれば」
三嶋光宗:「俺はそれでいいかな~って思うんだよね」
戸神鳳楽:「三嶋」ぐいっと前に踏み出す。
三嶋光宗:「ん」
戸神鳳楽:「な」
戸神鳳楽:「ナンパ、する」
三嶋光宗:「……」
戸神鳳楽:「今日。ここで」
三嶋光宗:「……へ?」
三嶋光宗:「えっ?何で?どういう流れ?」
戸神鳳楽:「ぼ、僕は」
戸神鳳楽:「お前が『友達だ』って言ってくれて、嬉しかったんだ」
三嶋光宗:「おお、うん……」
戸神鳳楽:「あれが、人に踏み込まない奴のすることとは、絶対に思わない、し」
戸神鳳楽:「もう踏み込まれた」
戸神鳳楽:「僕が」
戸神鳳楽:「お前に」
三嶋光宗:「……うん」
戸神鳳楽:「だから」
戸神鳳楽:「僕も…、お前の考えとか、分かるようになりたい」
三嶋光宗:「タカちゃん……」
三嶋光宗:「……」
三嶋光宗:「……だからナンパすんの……?」
戸神鳳楽:「お……お前なら、海でナンパとか、するだろ……」
三嶋光宗:「……」
戸神鳳楽:「……い、いつも合コンとか言うし」
戸神鳳楽:「ち、違うのか……?」
三嶋光宗:「……うぅん……」
三嶋光宗:「そうね……まあ……うぅん……」
三嶋光宗:「……とりあえず、ナンパはやめとこっか。俺あんまやんないしね」
戸神鳳楽:「え、あ」今更顔が赤くなる。
戸神鳳楽:「そ、そうか…」
三嶋光宗:「気持ちは嬉しいけどね。ありがと」笑って
三嶋光宗:「え、じゃあ合コンする?今度」
戸神鳳楽:「ご…………」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「す」睨む。「する」
三嶋光宗:「するの!?マジ!?」
戸神鳳楽:「………す、する!」
三嶋光宗:「まあ~この子ったら不良になっちゃって……」
三嶋光宗:「誰のせいかしらねえ……」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「…顔」
戸神鳳楽:「笑ってる」
三嶋光宗:「だって面白いんだもん」
戸神鳳楽:「ぼ、僕は本気で言って……」
三嶋光宗:「あはは!ごめんごめん!じゃあ比呂とか才人と慧とか呼ぼうなー」
戸神鳳楽:「(その場合、芦田くんはどちらに座るのだろうか…?)」
戸神鳳楽:「…うん」コクンと頷く。「…じゃあ、今日は」
戸神鳳楽:「僕に付き合え」ポロシャツを脱ぐ。服の下に水着を着ている。
三嶋光宗:「うん」シャツを脱ぎかけて「あ、その前に。一個聞きたいことあるんだけど」
戸神鳳楽:「何?」
三嶋光宗:「タカちゃんさ、進路ってどうするか決まってる?」
三嶋光宗:「どこか進学する?」
戸神鳳楽:「………うん」
戸神鳳楽:「進学したいと思ってる。親が通ってたのと同じ大学……」
三嶋光宗:「ふーん」
三嶋光宗:「今から、もし、全ッ力で勉強したとしたら」
三嶋光宗:「どの辺狙えると思う?」
戸神鳳楽:「………」
戸神鳳楽:「お前は、なんでもできる天才で、僕は、努力することは得意だ」
戸神鳳楽:「だから」微笑む。
戸神鳳楽:「どこにだって、行けるよ」
三嶋光宗:「うん。だからさ」
戸神鳳楽:「来いよ」
戸神鳳楽:「連れてってやる」
三嶋光宗:「頼もしいなあ」笑う。
三嶋光宗:「どこまで行けるか、試してみよっか」
戸神鳳楽:「うん」
三嶋光宗:「じゃ、決まりね。でも今日のところは」服を脱いで水着になって「せっかく海に来たんだからね」
戸神鳳楽:「まずは明日から、9時集合で3時間、昼休憩してから」指を折る「2、3…」
三嶋光宗:手を伸ばす。「遊ぼう、一緒に」
戸神鳳楽:「あ」
戸神鳳楽:「……」
戸神鳳楽:「………」逡巡して。
戸神鳳楽:「うん」手を伸ばし返した。
GM:シーン終了。


【エンディング:芦田比呂】

GM:芦田くんのエンディング。
GM:寮室で、三嶋くん・流れ星とお別れの会話をしてもらいます。


GM:夏休みのとある日。キミは寮室にいました。
GM:荷物の片づけでもしていたのかもしれません。任務が終わり、学校から離れる時間が迫っている。
芦田比呂:「……ふう」額の汗を拭う。
三嶋光宗:「忘れ物ないー?比呂」
芦田比呂:元より荷物は多くない。私物はそもそもとして女性ものばかり持っているので持ち込めなかったし。
芦田比呂:「うん、大丈夫ー!」
芦田比呂:「オホシ先輩も大丈夫?」
芦田比呂:スーツケースにぬいぐるみのようにくくりつけている。
芦田比呂:「キツくない?」
流れ星:「平気でござるよ! このまま寝てしまいそうでござる」
三嶋光宗:「あ、先輩先輩。これ」星形の手裏剣を取り出して渡す。
流れ星:「およよ」
三嶋光宗:「プレゼントだって。才人から」
芦田比呂:「西海くんから?」
流れ星:手っぽい部分で手裏剣を受け取る。
流れ星:「手作りの手裏剣でありますな。 我と同じ形状である! すごいのだ」
三嶋光宗:「才人も慧も、二人によろしくってさ」
芦田比呂:「えっ手作りできるんだ……すごいなあ」
芦田比呂:「うん。今までありがとうね」
芦田比呂:「色々あったけど……」
芦田比呂:「色々……」
流れ星:「色々……」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「…」
GM:裸。匂いを嗅がれる。羽交い締め。寝落ち。目覚め。女装コン。
三嶋光宗:「また自爆してるし」
芦田比呂:「……っ!」
芦田比呂:「だ、だって……!」
芦田比呂:「恥ずかしかったんだよ……!?」
流れ星:「それもまた、良い思い出に変わるのではありませんか?」
芦田比呂:「本当に……そのっ……!」
芦田比呂:「それは……」
芦田比呂:「そうかもだけどさ~……」
三嶋光宗:「そうそう。そのうち笑い話になるって」
芦田比呂:「でもなんか」
芦田比呂:「三嶋くんが余裕そうなのちょっとモヤっとするけど……」
三嶋光宗:「何でよ!?」
芦田比呂:「いや乙女のプライドが……」
芦田比呂:「そんなに比呂ちゃんって魅力なかった……?」首をかしげる。
三嶋光宗:「あー、ドキドキしてほしかった?」
芦田比呂:「そりゃあ」
芦田比呂:「今となっては、少しは……」
芦田比呂:「だって、なんか、こっちだけしてたら不公平じゃん……!」
三嶋光宗:「もう完全、友達として見てたからなー……」
流れ星:「俺がヒロちゃんに旧校舎に連れられた時はドキドキしましたけどね」
三嶋光宗:「んー……」改めて芦田くん……芦田さんを眺める。
芦田比呂:「そういうのじゃないよお……あの時はごめんねオホシ先輩」頭のような部分を撫でる。
流れ星:「ふにゃにゃにゃ」撫でられてご満悦だ。
芦田比呂:胸元は押さえているとは言え、小さく女性的な体つき。
芦田比呂:「よしよし」ニコっと笑う。
三嶋光宗:「うん……まあ、改めて見ると可愛いと思うけどね……」
芦田比呂:「本当!?」ぱあっと表情が明るくなる。
三嶋光宗:「んー。今前と同じようにしたらドキドキするかも。でももう帰るんでしょ?」
芦田比呂:「……うん。任務も終わったからね」
三嶋光宗:広くなった部屋を見渡して。「また一人部屋かー。寂しくなっちゃうなあ」
芦田比呂:「次の学校に行くことになると思う」
芦田比呂:「あはは。男の子だったら居てあげられたんだけどねえ」
三嶋光宗:「次は共学か女子高だといいね?」
GM:そんな風に話していると。
芦田比呂:「当たり前だよ!男子校がおかしいんだからっ……!」
GM:携帯に着信があります。相手はUGN支部長だ。
芦田比呂:「もう懲り懲りだよこんな落ち着かないの……あっごめんね」
三嶋光宗:「でも楽しかったよ。短い間だけど、ルームメイトやれてさ……ん、電話?」
芦田比呂:「セクハラしぶちょーだ」電話を取る。
教師:「比呂ォ」
芦田比呂:「はーい。比呂ちゃんです」
GM:まちがえた
支部長:「お前。また出たよ」
芦田比呂:「これからオホシ先輩連れて帰りまーす……また?」
芦田比呂:「何が?」
支部長:「あァ?」相変わらず威圧的な声。
支部長:「お前なーーー、男とイチャイチャイチャイチャやってる場合じゃねえぞ」
芦田比呂:「ああじゃないよ!」ちょっと強気。
芦田比呂:「イチャ……してないもんっ!」
支部長:「本当か? 男子校の学生さん達にお前のオッパイ見せちゃあだめだぞ」
支部長:「あちらさんにご迷惑がかかるからな」
芦田比呂:「見せ……!」
芦田比呂:「……う、うるさいっ!」
支部長:「…?」
支部長:「まあいいや。そんで、まあ、お前。“クワトフォリウム”事件の後処理は済んだんだけどよ」
支部長:「そんで、学校内を改めて調査してたらだよ」
支部長:「何が出たと思う?」
支部長:「分かるよな?」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……お宝……?」
支部長:「おばかさんか?」
芦田比呂:「わ……分かるわけないじゃん!」
支部長:「また、別のFHエージェントがいる痕跡だよ」
芦田比呂:「ええっ?」
支部長:「どうやら“クワトフォリウム”以外にもな。いるみたいなんだよ。そこに潜入してるFHエージェントが」
芦田比呂:「そうなんだ……」
支部長:「詳しい資料は今から送るからよ」
支部長:「比呂」
芦田比呂:「大変ですねえ」
芦田比呂:「うん?」
支部長:「あァ?」
芦田比呂:「えっ何……?」
支部長:「何言ってんだ、お前。お前だよ」
芦田比呂:「お前?お前って何が……」
支部長:「お前が引き続き潜入して、解決すりゃあいいワケだろ」
支部長:「どうやら現地のイリーガルとも良い協力関係を結べたようだし?」
芦田比呂:「えっ引き続き!?はあっ!?」
支部長:「もう学校にもいい具合になじんでるみたいだし?」
芦田比呂:「いや無理無理無理……!」
支部長:「見事に今回の事件も解決した比呂ちゃんだもんな」
支部長:「大丈夫、大丈夫。がんばれ」
芦田比呂:「何でよ!代わりの男の人居ないの!?」
芦田比呂:「それは……そうだけど……」
支部長:「今から改めて別の奴送り込むより、お前に引き続き潜入してもらう方が」
支部長:「どう考えても効率が良いだろ」
芦田比呂:「ううっ」
支部長:「というわけで、ヨロシク。じゃあな」ブチッ。
芦田比呂:「で、でも~~~」
芦田比呂:「あっ」
芦田比呂:「あーっ!!!!!」
GM:通話が切れます。
芦田比呂:「切りやがった!」
流れ星:「ひああ」芦田くんの大声に驚く。
三嶋光宗:「……」大体聞こえていたという気まずそうな顔。
芦田比呂:「……あ、あの、三嶋くん……」
芦田比呂:「一人部屋、短い間だったけど……これから」
三嶋光宗:「う、うん……何……?」
芦田比呂:「よろしくね……???」
三嶋光宗:「うん……。 ……えっと……。 改めてよろしくね……?」
三嶋光宗:「……手伝おっか、荷ほどき……」
芦田比呂:「あ、いや……」
芦田比呂:「下着とかあるから……自分でやります……」
芦田比呂:「なんか……ごめん……」
三嶋光宗:「ああ……うん……」同情の顔で瞑目して。「女子……だもんね……」
芦田比呂:(なんで……なんで……)
芦田比呂:(何でこんな目に……?)
芦田比呂:(うう……)
芦田比呂:(ううううう~~~!)
GM:ところは私立万籟館学苑。
GM:季節は夏——夏休みは始まったばかり。
GM:この学苑のキミの日常は、始まったばかりだ。
GM:シーン終了。


GM:経験点を配布します。
【白柳美龍】
Eロイス:《憎しみの楔》*3 《怨念の一打》 《潜伏憎悪》
Dロイス:《潜伏者》

【流れ星(オホシ先輩)】
Eロイス:《愚者の契約》
Dロイス:《黄金領域》
GM:EロイスとDロイスが合わせて8点。
・セッションに最後まで参加した 1点
・シナリオの目的を達成した   5点
・最終侵蝕率       芦田くん 5点
             三嶋くん 3点
             西海くん 5点
             間壁くん 4点
・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
各1点
GM:で、最終経験点が
芦田くん 23点
三嶋くん 21点
西海くん 23点
間壁くん 22点
GM:こう…の…はず!
GM:以上です!お疲れさまでした!
三嶋光宗:お疲れさまでした!ありがとうございました~!
西海才人:ありがとうございます!いただきます。超絶に楽しかったです!
芦田比呂:いただきます!ありがとうございます!お疲れさまでした!
芦田比呂:とってもいい空気を吸いました!
GM:いえーいッ

ダブルクロス the 3rd edition『流れ星の正体を僕らは知っている』
次回へ続く。