『ダーリン、スタンドバイ、ミー』(GM:めかぶ)


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【万籟館学苑シリーズ】
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西海(せいみ)才人(さいと)キャラシート(PC1:白金)
間壁(まかべ)(さとる)キャラシート(PC2:ロケット商会)
芦田(あしだ)比呂(ひろ)キャラシート(PC3:DT)
三嶋(みしま)光宗(みつむね)キャラシート(PC4:すきゃっと)

【Index】

オープニング:西海才人
オープニング:間壁慧
オープニング:芦田比呂
オープニング:三嶋光宗

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
ミドルフェイズ7
ミドルフェイズ8

クライマックス:ダーリン、スタンドバイ、ミー

エンディング1:G4?
エンディング2:芦田比呂
エンディング3:西海才人

【プリプレイ】

GM:セカンドシーズン到来!
GM:それではセッションを初めていきます。まずは自己紹介から。
GM:人となりとかは分かってるとみんな思うので、成長報告と、あと所信表明があればそちらを仰っていただいて
GM:PC番号順にやっていきましょう。まずはPC1の西海くんから
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4YzkuQMM
西海才人:はい。キャラシ張ってくれてありがとね!
GM:お名前!
西海才人:なんとPC1の西海才人さんだよー。
西海才人:成長と言う事で身長が1stシーズンから……伸びてません!
GM:伸びてない!
西海才人:成長期なのにおかしくない?そういうことではなくポルターガイストと軽功を取りました。後白兵と調達上げました。
西海才人:せいぜい情報の時に使うくらいの調達なので、ポルター用の武器はお金沢山持ってる人に買ってもらおうと思います!
GM:比呂ちゃんが財産点いっぱい持ってたので買ってもらうと良いかと思います
西海才人:軽功は西海さんは忍者なので忍者っぽいかなー。と思って取りました。
西海才人:後は許嫁さんが出てくるのでドキドキワクワク楽しみです!
西海才人:以上くらい!!
GM:はーい!ありがとうございます
GM:軽功は忍者っぽくて良いですよね
GM:では、その許嫁についてハンドアウトで確認しましょう~
PC1:西海才人
シナリオロイス:沖凪潮(おきなぎ・うしお) 推奨感情:好意/食傷
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNイリーガルであり、古来から続く由緒正しい忍者一族の末裔だ。
沖凪潮は故郷の里に残してきた幼馴染で、キミより少し背が高い努力家の優等生美人だが、実は家同士が取り決めた許嫁でもある。
16歳の誕生日を迎え、里から出ることを許された彼女は、なんとキミとの結婚の約束を実現させるために、はるばる学苑に転校してきたのだという。
彼女は得意の忍術で周囲を騙し、すっかり男子校潜入男装女子高生として学苑に馴染んでしまった。ちょっとのことでは、学苑を離れようとしないだろう。
キミは彼女との将来について、なんらかの回答を示さないといけないようだ。
GM:沖凪潮はキミと違って忍者の里でずっと育てられていた女の子です
西海才人:ほうほう。
西海才人:これ、男装女子が増えてません?
GM:男装女子VS男装女子で視聴率を確保します
西海才人:西海さんよりも比呂ちゃんさんのアイデンティティの危機でわ?
GM:俺とお前の男装女子高生で男装バトルだ
GM:あ、ちなみに今回のハンドアウトなんですけど
西海才人:楽しみだなー
GM:事前にお伝えしたことでもあるんですが、美龍ちゃんのことに区切りついてなくて大丈夫なので
GM:むしろ、その辺を描けたらいいな~と思っています
西海才人:はーい!
GM:です!よろしくお願いします~
GM
GM:次はPC2の間壁くん!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6Nnj9AIM
間壁慧:はい!
間壁慧:PC2、間壁慧です。魔術師の……高校生!
GM:忍者の次は…魔術師!
間壁慧:ただし肉体はいま行方不明なので影だけで生活しています。ウロボロスのこのイージーエフェクト……スッゴイベンリヨ!
間壁慧:言葉遣いは一見礼儀正しいけど、実際のところはクソ失礼で、言いたいことを言うタイプ。
GM:ずけずけ言うタイプなのだ
間壁慧:みんなと同じく目が節穴なのでヒロちゃんのことは例の事件まで男子だと思っていました。
GM:ボンクラ集団!
間壁慧:あと西海くんのルームメイトでした。所属は天文学部。魔術師には大事ですからね。
間壁慧:なんとか西海くんのメンタルを助けてあげたいと思いながらこの第2シーズの冒頭に至ります。
間壁慧:スペック的には、インチキ秘密兵器フォ~ルンスプライトとフォ~ルンサラマンダ~を使い、ミドルからダイスと火力を継ぎ足していくタイプ。
間壁慧:今回の成長で灰色の庭を取得し、支援的な立ち回りを重視していきたいと思っています。
間壁慧:以上です! よろしくお願いします!
GM:了解です!よろしくお願いします~
GM:フォールンスプライトとフォールンサラマンダー、ミドルの判定にも生かせるの強いんですよね
GM:では、そんな間壁くんのハンドアウトを確認です
PC2:間壁慧
シナリオロイス:柏谷レオン(かしわや・-) 推奨感情:尽力/不信感
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNイリーガルであり、召喚術に失敗し仲間と自らの体を失った魔術師だ。
ある日、天文部の付き合いで黒魔術サークルの会合に参加することになったキミは、そこで私立万籟館学苑の生徒会長・柏谷レオンと出会う。
彼はわがままで喧嘩っ早いが変に素直なところもあるいわゆる俺様キャラだが、妙にキミに馴れ馴れしく絡んできたかと思うと、『闇夜を照らすもの』という存在を知っているか尋ねてくる。それは魔術儀式によって召喚できる古き神のひとつで、願いを叶える力を有するのだという。
柏谷レオンは、それを召喚する方法を探しており、もし詳しいことが分かれば教えてほしいとキミに告げる。
キミは『闇夜を照らすもの』ついて、興味を抱くのだった。
GM:新キャラの柏谷レオンは生徒会長なので、OPから知ってて大丈夫な存在です
GM:生徒会集団「G4」を束ねています
間壁慧:有名存在……!
間壁慧:そして明らかにヤバい古き神存在の示唆……
間壁慧:事件の予感がしますね。気のせいだといいのですが……。
GM:外宇宙的存在に、不穏な気配をかぎ取ってください!
GM:では、よろしくお願いします!
間壁慧:おす!
GM:では、次!PC3の芦田くんちゃん!
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY4KGgtQMM
芦田比呂:くんちゃん!
GM:新立ち絵!
芦田比呂:いえ~い
芦田比呂:前回主人公の比呂ちゃんです。
芦田比呂前回は色々あったけど
芦田比呂:本当に色々あったけど……
GM:あんな姿やこんな姿が
芦田比呂:とにかくみんなに男装がバレてそれはそれとして継続して潜入任務することになりました
芦田比呂:は?
GM:人手不足だしね 新たな敵が見つかったらしいし
芦田比呂:そっか……じゃあしょうがないかな……
GM:UGNチルドレンなら当然の務め
芦田比呂:エージェントだもんっ!非常識なチルドレンとは違うもん~!
芦田比呂:成長は《異世界の因子》を取得。
芦田比呂:味方の欲しいエフェクトあんまない……孤独の魔眼くらい?な感じもありますが
芦田比呂:なんか上手いこと敵の使えたらいいですね
GM:なんかあるかな~~
芦田比呂:後はちょこちょこ技能上げたくらい。今回こそは成長した潜入エージェント仕草を見せつけてやりますよ
芦田比呂:よろしくおねがいします~
GM:俺とお前の潜入バトルでバトルだ!よろしくお願いします~
GM:では今回のハンドアウトを確認!
PC3:芦田比呂
シナリオロイス:有栖川楓(ありすがわ・かえで) 推奨感情:好奇心/恥辱
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNエージェントだ。
夏休みの最中、学苑にFHエージェントが潜伏しているから引き続き潜入を続けろと命じられたキミは、そのまま学苑に残り二学期を迎えていた。
そのFHエージェントは″ハイドアウト″と名乗っており、レネゲイド能力を使用し金品の強奪や暴力事件といった軽犯罪を繰り返しているのだという。
そんな折、キミは学苑に君臨する生徒会「G4」のメンバー・有栖川楓と出会う。
「G4」は、現在ひとり空席で三人しかいないため、メンバーを探しているのだそうだ。
有栖川楓は歯に衣着せぬ発言が目立つ飄々とした性格の男で、キミはメンバーたる資格はなさそうだねと一刀両断だ。
キミは怒ったり、それはそれとして任務を続けたりする決意を固めたりした。
GM:前回の終わり(夏休み開始)から約一か月半、特に何事もなく過ぎたみたいです
芦田比呂:そんなことある???
芦田比呂:実家帰ったのかなみんな……
GM:思ったより普通に人がいなくなってたんでしょうね
GM:あと今回のシナリオロイスなんですけど
GM:本家の保険医みたいな人物です
芦田比呂:理解を得ました
GM:理解が早く、助かります よろしくお願いします
GM
GM:では、最後!PC4の三嶋くん、お願いします~
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY2_vl8wIM
三嶋光宗:はい!
三嶋光宗:三嶋光宗(みしま みつむね)です。特別な出自とかは一切ない普通の高校生!
GM:ワ~イ
三嶋光宗:普通に恵まれた家庭で不自由なく育った生粋の陽キャです。
三嶋光宗:誰とでも仲良くするタイプですが、バンドやってたり髪染めてたり裏でタバコ吸ってたりやや不良かもしれません
GM:十分ワルい!
三嶋光宗:でも何事も要領がいいタイプなので、先生の覚えはいいはず……
GM:世渡りが上手いタイプ
三嶋光宗:今回も普通の陽キャとしてワオワオしていきたいです。同室の子が実は女の子らしいけど……まあ……そういうこともあるよね
GM:すごいな なんで?????
三嶋光宗:前回から成長で固定値をいっぱい上げました そんなに高くなければ回避できる……はず……
三嶋光宗:そういう感じです!よろしくお願いします!
GM:回避もできて安定して命中させる気の使える彼氏になっちゃうよ~
GM:はーい よろしくお願いします!
GM:では三嶋くんのハンドアウトも確認しますね
PC4:三嶋光宗
シナリオロイス:枯野ハルキ(かれの・-) 推奨感情:執着/脅威
キミは私立万籟館学苑に在籍するUGNイリーガルだ。
ある日、学苑の旧校舎で、近頃オーヴァードに覚醒した戸神鳳楽の能力訓練に付き合わされていたキミ。
ワーディングが張られたその中に、ひとりの生徒が迷い込んでくる。
クールで何事にもマイペースに対応しそうな雰囲気を漂わす彼は学苑に君臨する生徒会「G4」の副会長・枯野ハルキかつ、自らがオーヴァードであり、FHエージェント“ハイドアウト”であるとすら名乗る。
キミがどう反応したに関わらず、彼は余裕綽々たる態度で、「UGNが僕を捕まえることはできない」と宣言する。
ともかく、キミは仲間にこのことを伝えることにするのだった。
三嶋光宗:なんだって~~
GM:生徒会「G4」の副会長がFHエージェントで捕まえることができないらしい!
三嶋光宗:ヤバいよタカちゃん どうしよ?
GM:僕に聞かないで!
三嶋光宗:みんなに相談してみます!
GM:そういうこと!
GM:ではそんな感じでよろしくお願いします~
三嶋光宗:よろしくお願いします!
GM
GM:最後にトレーラーを貼ってウオ~ッて盛り上がりたいと思います

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。

ところは私立万籟館学苑。
季節は秋───まだ暑さの残る二学期の始まり。
少年達(+少女一人)の学び舎で、新たな物語が動き出す。

忍びの里からやってきた許嫁、学苑に君臨する生徒会集団「G4」。
全ての役者が集った時、ついに混沌より旧き神が覚醒する。

これは、願いを叶える物語。幸福を探す物語。
貴方にもう一度会いたい。ただ、それだけだった。

ダブルクロス the 3rd edition『ダーリン、スタンドバイ、ミー』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:ウオ~!よろしくお願いします!


【オープニング:西海才人】

GM:ではOPから初めていくぜ!
GM:今回のOPはPC番号順にやっていきますね。
GM:まずは西海くんのOPから!
西海才人:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 4[4]+36 → 40

GM:このシーンはキミが許嫁の沖凪潮と再会して「許嫁だぜ」って言われるシーンです
GM:前回のログを読み返してたら西海くんが「許嫁なんていないぜ」って言ってて
GM:ヤベッって思ったんで 沖凪家側が強引に約束をアレコレしたみたいなので辻褄を合わせていきたいなと思っています
西海才人:だから美龍ちゃん、結婚しようぜ。みたいなこともほざいてた!有難いつじつま合わせ!
GM:なんとかします! シチュエーションは、街中に呼び出されたみたいなのでいいかな~と思ってたんですが
GM:どうでしょう 何かご要望があれば合わせます
西海才人:推奨プランで大丈夫です。
GM:ありがとうございます~ じゃあやっていきましょう~


GM:キミが通っている、山あいに建てられた全寮制の男子校・私立万籟館学苑も、今は夏休みの真っただ中。
GM:街中のカフェ。寮に滞在する君は、故郷からやってきた少女に呼びつけられていました。
沖凪潮:「……久しぶりだな、才人」キミより少しだけ背が高い少女。
GM:沖凪潮はキミの幼馴染です。キミと異なり、ずっと故郷の里に残っていた。
GM:幼い頃から少しずつ疎遠になったため、キミとしてはあまり親しい相手でもないかもしれない。
西海才人:「ぬぅ……何の御用で」
西海才人:家に帰りたくないなぁ。などと言う表情があからさまに出ている。
沖凪潮:「そう、あからさまに嫌そうな顔をするんじゃない」長い金髪に切れ長の瞳、つんと澄ました顔をしている。
沖凪潮:「家に帰ってこいって話じゃない。むしろ逆だ」
西海才人:「あ。やったー。潮っち、何頼む?西海さんはコーヒーゼリーにするけどっ」
沖凪潮:「むっ。…そうだな」
沖凪潮:「才人と同じものにする。コーヒーゼリー」
西海才人:「貴重な青春をあんな山奥で潰すなんて文明人じゃないしね!夏と言えば海だよね、海。今年は40km泳ぐと西海さんは目標を立てたのだった」
GM:店員が注文を取り、やがて器に盛られたコーヒーゼリーが二人分運ばれてくる。
西海才人:「む。んじゃ、なんで西海さんは呼び出されたのか?」
西海才人:コーヒーゼリーのクリームかき混ぜて口に運びながら訪ねる。
沖凪潮:「泳ぎの修練か? 熱心なことじゃないか。正直意外だ」
沖凪潮:「む」キミの仕草を真似し、クリームをかき混ぜながら目を見合わせる。
沖凪潮:「ああ。先月、私も16歳になってな。法的にも結婚できる年齢になったから」
西海才人:「西海さんはこう見えても真面目ですので!真面目ですので…………ほうほう、お婿さん探し?」
沖凪潮:「お前と私の許嫁の約束を具体的に詰めていかねばならない」
西海才人:「?」
西海才人:「んん?」
沖凪潮:「お前と私、許嫁だったらしい」
沖凪潮:コーヒーゼリーを口に運ぶ。
沖凪潮:「お前の祖父と我が祖父が口約束を交わしていたようで」
沖凪潮:「西海の者は冗談と思っていたようだな。残念だが、我が祖父は本気だったらしい」
西海才人:コーヒーゼリーをパクパク食べつつ。
西海才人:「………………」
西海才人:ちょっと九字などを切りつつ、頭の中で情報の波を整理してみる。
西海才人:「臨兵闘者開陳列在前 喝!!」
沖凪潮:「なんだ!敵か!?」
沖凪潮:周りをキョロキョロ見回している。
西海才人:「敵はいないよ!よし!そのあれです。許嫁で結婚どうこうについて、潮っちはずばりどう思ってるのでせう?」
沖凪潮:「決まってるだろ」姿勢を正す。
沖凪潮:「一族の命には必ず従う。忍なら当然のことだ」
西海才人:「え~、それはダメだよ。現代社会なんだから自由意思に従おうよ~。そう言うの流行らないよ~」
沖凪潮:「私は自分の生まれを誇りに思っている」ツンとする。
西海才人:「西海さんが好きで好きでたまらないぜ。婿にしたい。とか言って壁ドンするくらいのアレだったら、こう、どうしようかなー。って思ったけどさ」
西海才人:「そう言う心構えだと嫌かなぁ。西海さんはそこまで生まれに誇り持ってないし」
沖凪潮:「壁ドン…」
沖凪潮:「……」
沖凪潮:テーブルに手をつき、顔を近づける。
沖凪潮:「才人が好きで好きでたまらないぜ。婿にしたい」棒読み気味。
西海才人:「はい。演技!18点!!」
西海才人:「感情!感情込めようよ!!」
西海才人:テーブルに手をつき、顔を近づける。
西海才人:「沖凪潮が好きで好きでたまらないぜ。嫁にしたい」
沖凪潮:「むぅ…。私はどうも、感情表現が苦手なようで…」
沖凪潮:「………」
西海才人:真面目、真剣、迫真で言い放つ。
西海才人:「こう。せめて、これ手本にしてね!」
沖凪潮:「…………………」
沖凪潮:「……………………手本か」
沖凪潮:「そうか」
西海才人:ぬぅ。と難しい顔してコヒーゼリーを食べる。
西海才人:「冷静に考えると、演技上手くても駄目じゃん。本気で好きになってくれる人じゃないと嫌だにゃ~」
西海才人:「困ったもんだ。欲しいなモテ期」
沖凪潮:「………………私だって、無理やり事を進める気はないよ」
沖凪潮:長い髪を手櫛で梳きながらボソッと言う。
西海才人:「でも、手ぶらで帰るのもマズくない?」
沖凪潮:「その通りだ。才人は察しが良いな」
西海才人:「口裏くらいだったらしばらく合わせる位はするよー。西海さんも冷酷非情の輩ではないので」
沖凪潮:「優しいな。しかし、大丈夫だ。私も私なりのやり方を考えている」
西海才人:「どんな?やり方」
沖凪潮:「お前の傍に潜入し、お前を知り、あわよくばお前との結婚を実現できる方法」
沖凪潮:「ふふん」得意げ。
沖凪潮:「見ていろ。忍法、変化の術!」
西海才人:「ふんふん。これから映画でも一緒に見るとか、そういう……」
沖凪潮:イージーエフェクト《ウォーキングクローゼット》を使用。忍術的なエフェクトが発生する。
GM:それが晴れると、そこには万籟館学苑の制服に身を包んだ沖凪潮が座っている。
沖凪潮:「私もお前と同じ学校に通うことにした」
西海才人:「潮っちはUGN向きの人だね。と西海さんは思うのだった」
沖凪潮:長い髪を低い位置で縛り、胸を潰したのかなだらかな体型のラインを描いている。
西海才人:「えぇー。それキャラ被ってるにゃ~」
沖凪潮:「キャラ被り…?」得意げだった顔がきょとんとした表情に変わる。
西海才人:「男装して潜入してる人がいるのです」
西海才人:うむ。っと頷く。
沖凪潮:「他の忍か?」
西海才人:「他の忍は西海さんだけ!」
西海才人:「UGNっていう、現在忍者組織みたいなとこがあってね。そこの娘!」
沖凪潮:「ふむ…?……まさか、才人」
沖凪潮:「その娘に恋しているのか」
西海才人:なんかコーヒーゼリー食べてる最中に角砂糖の塊を嚙んで、虫歯にしみたみたいな顔。
西海才人:虫歯は0ではある。
西海才人:「は!?いや比呂ちゃんさんは可愛いけど」
西海才人:「その発想はなかったよ」
沖凪潮:「そうか」
沖凪潮:頷く。「ならば、良いだろ。私がお前に近付いても」
沖凪潮:「……いや」キミから目を逸らす。「返事はするな。私がそう決めたという話だ」
西海才人:「返事なくていいの!?」
沖凪潮:「良いんだ!もう転入手続きも済ましてしまったんだ」
西海才人:「西海さんを知るって言うのは良い事だと思う。幻滅するかもしれないし、なんか本心から惚れてくれる可能性もあるしねぇ」
西海才人:「ともあれ、せっかく転校してくるなら楽しい学校生活にしてあげんね」
西海才人:「ん。後は…………綺麗になった。見違えたと思いました。こんくらい」
沖凪潮:「……………」
沖凪潮:「…………………………そうか」
西海才人:「そうだよー。じゃあ、今度会う時は学校で?」
沖凪潮:「ああ。楽しい学校生活にしてくれるという言葉、忘れないからな」
沖凪潮:立ち上がる。「ありがとう。久しぶりに話せて嬉しかった」
沖凪潮:「次は学校で会おう。またな」
GM:そうして沖凪潮は店内から去っていく。
西海才人:「西海さんも、なんか衝撃的だったけど、楽しかったです。うん。またね」
西海才人:その姿を見送る。
西海才人:許嫁。と何度も頭をかしげながら。


GM:シーン終了です。シナリオロイスの沖凪潮にロイスを取得してね!
西海才人:沖凪潮 許嫁? 懐旧○/混乱 こんな感じで。
GM:ありがとうございます~ 混乱もやむなし


【オープニング:間壁慧】

GM:では、次のシーンだぜ
GM:次は間壁くんのOP!侵蝕率を上げてね
間壁慧:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 3[3]+33 → 36

GM:このシーンは生徒会長との出会いのシーンになります
GM:謎の集会に付き合いでやってきた天文部の描写をちょっとやって
GM:柏谷レオンに話しかけられる感じでいきたいな~と思っています
間壁慧:hai!
GM:うす!では出でよ天文部員!やっていきますね~


GM:夏休みのある日。キミは天文部の面々とともに、天文部部長が所属する黒魔術サークルの、定期集会に参加していました。
GM:レンタルスペースを貸りた室内。黒いカーテンが閉め切られ、魔術書や紋様を描いた羊皮紙が各所に置かれている。
GM:会合に参加したマニア達が、思い思いにオカルト話に興じているようだ。
天文部部長:「やあやあ…間壁くん!興奮するね!するよね?」
天文部部長:黒いローブを羽織った部長がウキウキとキミに言う。
間壁慧:「はあ」
間壁慧:羊皮紙をめくりながら、部長の顔色をうかがう。
間壁慧:「部長は興奮しすぎているような気がしますね、個人的な見解ですが」
天文部部長:「だっ…だって皆来てくれると思わなかったし…」キョロキョロと天文部の面々を見る。
間壁慧:「それですよね。なんで皆さん来てるんでしょうね。天文学部と黒魔術の両方に興味があるって……」
間壁慧:「相当にヤバい人物だと思います」
天文部部長:「な、なんでよ!」
天文部部長:「そんなことないよね、部員1!」
天文部員1:「えっ知らないんですか?」
天文部員1:「暗黒呪殺アイドルの死神ガール13ちゃんを……」
天文部員1:「やっぱりファンとしては黒魔術も履修しといたほうが良いかなって……」
天文部部長:「暗黒呪殺アイドルの死神ガール13ちゃん!?」
間壁慧:「暗黒呪殺アイドルの死神ガール13ちゃん」
天文部員1:「はー。部長はこれだから。はー」
間壁慧:「なんて?」
天文部部長:「僕のせいにされてる!?」
天文部部長:「ひ、酷くないか。ねえ部員2!」
天文部員2:「ブツブツ……ブツブツ……」
天文部員2:魔導書を手にブツブツと呟きながら、親指の腹で血の魔法陣を描いている。
天文部員2:「……え?何か言いましたか?」
天文部員2:「今忙しいんです、全人類を滅ぼす儀式の準備をしているので……」
間壁慧:「ウワッ」
天文部部長:「ヒ、ヒエッ」
天文部員2:「人類が居なくなれば空気は澄み切って、私と星々を隔てるものも無くなるんです」
間壁慧:「すでにおっぱじまってるようですけど、なぜ全人類を……?」
間壁慧:「……ああ、そういう」
天文部部長:「納得できるの!?」
天文部員2:「私と彼らの仲を邪魔しないでください……ブツブツ……ブツブツ……」
間壁慧:「色々な人がいますからね……。断言できますが、彼はそういうタイプです」
間壁慧:(個人の血液で人類を滅ぼすレベルの魔性を呼び出すことができたら、世の中のオカルティストはクロウしてないんで大丈夫かな。たぶん…tね)
天文部部長:「僕だけ生かしてくれないかな…」
天文部部長:「部員3はどう? 君はどういうタイプ?」
天文部員3:「でさぁ、俺とお前の為に恋のお呪いやってる訳。結構本格的なんだぜ」
天文部員3:スマフォで通話をしながら妙なお香を焚いてる。
天文部部長:「そういうタイプ?!」
天文部員3:「部の連中が好きでさぁ、付き合ってるだけだって。マジよマージ」
間壁慧:「彼もたいがい大変ですね」
天文部員3:「どうだよ。なんか体が温かくなってこない?俺が愛の波動送ってるの感じない?」
間壁慧:「スピリチュアルの意味を誤解しているように思いますが、本人たちの間で整合性がとれていれば問題なさそうですね」
天文部部長:「間壁くんは冷静で良いね………!僕はなんだかすごく傷ついたよ……!」
天文部部長:「まあ、なんだかんだ間壁くんも付き合ってくれているからね」
天文部部長:「実はこういうとこ、興味あったんでしょ?知ってるんだから」肘でウリウリする。
間壁慧:「興味がゼロかといえば、そういうわけではないのですが……」 用意された小道具を見て首をかしげる。
間壁慧:「……エンターテイメントの一種として、楽しめそうですね。大丈夫です、部長。安全そうなので、俺はそろそろ帰ってもいいですか?」
天文部部長:「ええーっ、だ、ダメダメ!」
間壁慧:「ダメですか? そもそもこの会合、何をするんですか……? 十分頭数は足りていると思うんですが。俺がいなくても、じゅうぶん主催者の方もにっこりですよ」
天文部部長:「何をって…黒魔術のことを、こう、話したり……だとか…」オロオロする。
間壁慧:「せめてあと何分くらいで解放されるか確認してもらっていいでしょうか? 今日はちょっと……」
間壁慧:「部屋で雑誌を読んだり、寝転がったりする用事があります」
天文部部長:「それ何もしてないじゃん!ひどいよ!」怒る。
天文部部長:「やることないって言うなら、ちょっとコンビニでお菓子買ってきてよ。部長命令だよ」
間壁慧:「……。部費で支払ってもよければ……ぜひ行きますが」
天文部部長:「しょうがないなあ。じゃがりこのめんたいこ味は絶対買ってね」部費を出し、間壁くんに渡す。
間壁慧:「わかりました。エブリバーガーとケーキモンスターですね。行ってきます」
天文部部長:「一文字も合ってないよ!?」
GM:そんな風にしてレンタルスペースを出たところで、キミはひとりの男に話しかけられる。
柏谷レオン:「おい。お前」
柏谷レオン:ヒョウ柄のジャケットを羽織った、すらりとした体格の男。整った顔立ちだが、非常に目つきが悪い。
間壁慧:「おっと」
柏谷レオン:「お前、万籟館の生徒か?」
GM:キミは一目見てすぐにその男が生徒会長だと気付いてもいいし、気付かなくても大丈夫です。
間壁慧:「そうですね。そして失礼、いま大変急いでおりまして……」
間壁慧:「ケーキモンスターは大人気商品なので、売り切れの可能性もあります。なのでそこを通していただきたいのですが」
柏谷レオン:「ああ? いいから、ちょっと付き合えよ」長い足を通路に伸ばして妨害してくる。
間壁慧:「……もしかして」 足から順に視線を移し、顔を二回くらい見て、気づく。
間壁慧:「きみは生徒会の……何か……ええと……、役職の人ですか?」
柏谷レオン:「この俺様の顔と名前を思い出せないだと……?」
柏谷レオン:「生徒会長の柏谷レオン様だ!脳みそに叩きこんどけ」
間壁慧:「……柏……柏と、動物みたいなイメージの……コヨーテじゃなくて……そうです。柏谷レオンくん」
間壁慧:「何か御用があるみたいですが、俺を足止めしてまでいったい何事でしょう? この部屋で行われているのは合法的な活動のようなので、ご心配には及ばないかと思いますが」
柏谷レオン:「くんはやめろ。柏谷レオンさんだ」苛々している。
柏谷レオン:「ああ。その部屋の中、アホみてえな顔したアホがつまんねえ話ばっかしてやがった」
間壁慧:「レオンさん。用事があれば、手早くお願いします。申し訳ない、ケーキモンスター売り切れ問題がありまして……」
間壁慧:「はあ。この部屋の中ですか」
柏谷レオン:「お前に話しかけたのは、お前は違うんじゃねえかっつーのを知ってるからだ」
柏谷レオン:「『闇夜を照らすもの』って呼ばれてる存在を知ってるか」
間壁慧:「……おっと」
間壁慧:「俺が違うと知っている? ……それは、なぜ?」
柏谷レオン:「ハハ」口の端を吊り上げて笑う。「教えねえ。俺様が教えたくねえから」
柏谷レオン:「お前、間壁慧だな。今の反応からして、間壁慧だ」
間壁慧:「名前も知っている。となると、……偽ってもあまり意味はなさそうですね」
柏谷レオン:「そうだ。もう一度聞く」
柏谷レオン:「『闇夜を照らすもの』を知っているか? 知っているなら、知っていることを全て教えろ」
GM:キミは全く知らなくても構いませんし、ある程度知っていても構いません。
間壁慧:(……たしか、古き神。それは俺の目的に近い……だから興味はあった。それが、なぜ?)
間壁慧:(でも、そうだとしても……どんな事情があるにしても)
間壁慧:「知っていたとして、きみに教える必要性を感じません。大変失礼ですが」
間壁慧:「きみは態度がだいぶ悪いようですね」
柏谷レオン:「あぁ?」怒声を浴びせる。「俺様に逆らうってのか?」
間壁慧:「逆らうとは大げさですね。きみの半生が気になりますが、それはともかく」
間壁慧:「まったく教えたくならないです。申し訳ない」
間壁慧:「せめて理由くらいは教えてもらえませんか?」
柏谷レオン:「チッ」壁を蹴る。
柏谷レオン:「無くしたものを取り返したい」
柏谷レオン:「それが理由だ。俺は本気だ」
間壁慧:「……それは、……」
柏谷レオン:「言ったぞ、間壁慧」キミを見つめる。
柏谷レオン:「知っている情報を吐け。金が欲しいって言うなら払ってやるよ」
間壁慧:「……いえ。いま、急激に気が変わりました。俺も答えましょう。金はいらない。……きみは失望すると思いますが……、ほとんど知っていることはありません」
間壁慧:「”闇夜の隙間を照らす者”は旧い神で、願いを叶える力を持つ」
間壁慧:「事実かどうかは、わかりません。……期待に沿えなかったでしょうが、これが、俺の知っているすべてです」
柏谷レオン:「テメェ…!」キミの襟首を掴む。
間壁慧:「とても、取り戻したいものがあるんですね。だからこういう強引なことも試そうとする」
柏谷レオン:「…ああ、そうだ。お前もそうだろ」
間壁慧:「そうですね。きみの理由を聞いて、他人事ではなくなった。”闇夜を照らす者”は、それほど強力な存在なんですか?」
柏谷レオン:「ああ。うまく呼び出せれば、全能の力を得ることができるらしいぜ」
柏谷レオン:「俺様は召喚方法を探している。お前も何か分かったら教えろ」
間壁慧:「……。少し、興味が出てきましたし、何かわかれば教えてあげてもいいですが……」
間壁慧:「きみ、よく強引だって言われませんか?」
間壁慧:「先にきみの事情を知っていれば、迂遠なやりとりも必要なかったような気がします」
柏谷レオン:「ああ!? お前がさっさと答えりゃ良かっただけじゃねえか!」
間壁慧:「そうかなあ……」
柏谷レオン:「そうだ。俺様はいつも正しい」言いながら、掴んでいた襟首を離す。
柏谷レオン:「ともかく話は終わりだ。なんとかモンスターが欲しいんだろ。行けよ」
間壁慧:「ありがとうございます。本当に強引な人ですね、きみは」 襟を直して、柏谷くんの傍をすり抜ける。
柏谷レオン:「うるせえな!俺様は本気でやってんだよ!」
柏谷レオン:キミの背中に怒声がかかる。
間壁慧:「俺も本気ですよ」 そのまま立ち去ります。 「もしかすると、きみと同じくらいには……」
間壁慧:(……全能の力を得ることができる)
間壁慧:(それはない。それはない、が……そこまで噂される存在ということ)
間壁慧:(……興味がある)


GM:シーン終了です。シナリオロイスの柏谷レオンにロイス取得をお願いします。
間壁慧:柏谷レオンくんに、尽力/不信〇 でロイスをとりましょう!
GM:ワーイ!ありがとうございます!


【オープニング:芦田比呂】

GM:では次のシーン!
GM:PC3の比呂ちゃんのOPです。侵蝕率を上げて登場してね
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (32 → 42)
GM:うわあ10だ
芦田比呂:なんでこんな極限状態に……
芦田比呂:あるが……
GM:します
GM:まず支部長からネチネチと現在のキミの状況についてお話させていただきまして
GM:次に今回のシナリオロイスがやってきてネチネチと生徒会のお話をさせていただこうかと思っております
芦田比呂:最悪 侵蝕も10上がる
芦田比呂:ネチネチしか居ない!
GM:えへへ
GM:シチュエーションなんですけど、
GM:支部長から電話連絡してた場所が、生徒会の人がよくいるから人があまり近寄らない場所だったみたいな
GM:そういうのが良いかな~って思ってます 屋上とか…
芦田比呂:はあ~い
GM:ありがとう~ じゃあやってくねえ


GM:もうすぐ夏休みが終わる、とある日のこと。
GM:帰省してきた生徒も戻ってきており、静かだった学校は賑わいを取り戻しつつある。
GM:だから、支部長と電話連絡をとることになったキミは、慌てて人気のない屋上にやってきたのでした。
支部長:「お前。まぁた"ハイドアウト"だよ」
GM:"ハイドアウト"は、この万籟館学苑に潜入しているというFHエージェントです。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:ちょっと逡巡して。
芦田比呂:「……この万籟館学苑に潜入しているというFHエージェント!」
支部長:「それを聞いてるんじゃありませんけどぉ!」
支部長:「金品強奪、暴力行為、器物損壊! まぁた民間人への被害が出ちまったんだよ!」
芦田比呂:「む……」
芦田比呂:少し真剣な顔になって。「早く対処しなきゃってことですね」
芦田比呂:「“クワトフォリウム”みたいに、なにか大きいこと企んでるかも……」
支部長:「それにしちゃあ、バカのガキみてえな事件ばっか起こしていやがるけどな」
支部長:「まあ、早く対処しなきゃってのは間違いねえ。バカのガキと同じことをオーヴァードに何度もされてたまるか」
支部長:「なあ、比呂ちゃんよお」
芦田比呂:「はい比呂ちゃんですけど」
支部長:「早く対処しなきゃっつって」
支部長:「夏休みが明けちゃうみたいじゃねーか」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「宿題は終わったよ……?」
支部長:「おばかさんですか?」
芦田比呂:「な、なにをう」
支部長:「ああーーー? もしや男子校生活が楽しすぎて戻りたくないってか?」
芦田比呂:「はっいや違!違うもん!」
支部長:「いいよ、いいよ。そんなに楽しいなら融通利かせてやるから、早く任務を終わらせろよお」
芦田比呂:「こんなとこ早く出て……融通って何さ!」
芦田比呂:「利かせられる融通があるなら潜入させる前にやってよ!」
支部長:「ん?電波が突然悪いな。じゃあな」ブチッ。
GM:電話が切れる。
芦田比呂:「あ? あー! あー!」
芦田比呂:「また切りやがった!」
GM:そんな調子でキミは屋上に取り残されます。
芦田比呂:「も~~~……」
芦田比呂:(まあでも、実際)
芦田比呂:(長くごまかすのは無理だから早く解決しなきゃっていうか)
芦田比呂:(なんで夏休みまるっと潜入生活に費やしてるの……?)
芦田比呂:(女子高生なのに……)
芦田比呂:「はあ~……」切られたスマホを持ったまま溜息をつく。
GM:そこでキミは、屋上の入り口から、一人の男子生徒がキミを見ていることに気付く。
芦田比呂:「……ん」それに気づき。
芦田比呂:ぺこりと会釈する。
有栖川楓:「こんにちは」にこりと笑い、近づいてくる。
GM:背が高く、怜悧な瞳が印象的な整った顔立ちの男だ。肩ほどまでの髪を一つに結っている。
芦田比呂:「こ、こんにちは~……」
有栖川楓:「うん…ねえ君、転校生か何か?」
有栖川楓:「普通の奴、ここには近づかないよ」
芦田比呂:「えっうん、転校生ですけど……」
芦田比呂:「近づかない? 人少ないな~って思ってましたけど」
芦田比呂:「なんか曰く付きなんですか?」
有栖川楓:「ううん。G4がたむろしてるから近づかない」
有栖川楓:「G4って知ってる?」
芦田比呂:「なんですか?」
芦田比呂:「なんか……地雷とか……?」
有栖川楓:「アハハ」面白そうに笑う。「君、面白いなあ」
有栖川楓:「G4っていうのは万籟館の生徒会のこと。みんなそう呼んでるの」
芦田比呂:「えっなんか変なこと言いました……? ごめんなさい、何ですか?」
芦田比呂:「生徒会……?」
芦田比呂:「生徒会って呼ばないんですか?なんで?」
有栖川楓:「そっちの方がカッコいいからだって。代々そう呼ばれてるの」
芦田比呂:「へ~ 男の子のセンスわかんないな……」後半は小声。
有栖川楓:「………」キミを見下ろすような形だ。「ね、君。何年生?名前は?」
芦田比呂:「おれは2年の芦田です。芦田比呂」
芦田比呂:「よろしく」ちょっとぶっきらぼうに言う。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:(……これ完璧じゃない?練習の甲斐が出てきた)
有栖川楓:「うん。よろしくね。俺は3年の有栖川楓」にこりと笑っている。狐のような笑顔だ。
芦田比呂:(さらばこれまでの体たらく比呂ちゃん……ここからの比呂ちゃんはパーフェクト潜入エージェントです)
芦田比呂:「わっ有栖川先輩!よろしくお願いしますっ」ペコリと礼する。
芦田比呂:(かっこいい人だな~)などとぼんやり思う。
有栖川楓:「素直で良いね。芦田くん」
有栖川楓:「ね、さっきのG4の話さ、まだ続きがあるんだ」腰を曲げるようにして顔を近づける。
芦田比呂:「?はい?」びっくりして顔を引く。
有栖川楓:「G4って名前なんだけど、3人しかいないの。会長と、副会長と、会計」
有栖川楓:「変だよね。だから今、メンバー探してるんだ」
芦田比呂:「ええっ……」
芦田比呂:「それってつまり……」
有栖川楓:「つまり?」
芦田比呂:「こ、困ります!おれ、ちょっと忙しいと言うかなんというか」
芦田比呂:「やりたいことがあると言いますか……」
有栖川楓:「アハハ!ほんと面白いね、君」
有栖川楓:「俺、まだG4だよとも言ってないじゃん」
芦田比呂:「え……あっ!」
芦田比呂:「でもG4が居るからみんな来ないって言うから!」
芦田比呂:「有栖川先輩もそうなのかな~って……」
有栖川楓:「そう」
有栖川楓:芦田くんの頬に手を滑らす。
有栖川楓:「俺、会計してるの。ご名答」にこりと笑う。
芦田比呂:「ひうっ」
有栖川楓:「ね、君、いい匂いするね。香水でもつけてるの?」
芦田比呂:「え、ええと、まあ……?」
有栖川楓:「可愛い顔してるしさ。人気ありそう」
芦田比呂:「いやいやそんな~……」
芦田比呂:「先輩こそおモテになるんじゃないですか」
芦田比呂:「カッコいいし……」
有栖川楓:「ハハ。ありがとう」
有栖川楓:「でも、なかなか俺の魅力は分かってもらえないね。それに」
有栖川楓:「君もやっぱ、生徒会には入れられないね」
芦田比呂:「えっ」
芦田比呂:「……あっ」
芦田比呂:「もしかしてそういう話じゃなかった……」
芦田比呂:「……あのさっきのは忘れてくださいと言うか」
芦田比呂:「思い上がってごめんなさいと言うか……」
芦田比呂:「何でも無いので……」
有栖川楓:「ううん?違うよ。君は魅力的な女の子だと思うけどさ」
有栖川楓:「生徒会には入れられないでしょ。俺も興味ないし」
芦田比呂:「えっそうかな~へへ……」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……?」
有栖川楓:君から手を離し、踵を返す。
芦田比呂:「……今なんと……?」
有栖川楓:「女の子でしょ、君」
有栖川楓:「俺みたいなのにはバレちゃうよ。気を付けた方がいいんじゃない?」
芦田比呂:「えっいや、そのっ、ち、」
芦田比呂:「違、なんのことですか……?」
有栖川楓:「そういうつもり? いいよ、誰にも言わないから」
有栖川楓:「じゃあね、芦田くん」ニコッと笑い、そのまま去っていく。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……どうして……」
芦田比呂:「なんで分かるんだろ……」
芦田比呂:「もしかして比呂ちゃんのこと好きなのかな……」
芦田比呂:「え~そんなの困……」
芦田比呂:「……困らないかもだけど……」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「いや……」
芦田比呂:「どうせ絶対そういう話じゃないな」
芦田比呂:「いいですよ、分かってます」
芦田比呂:「分かってるもん」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「はあ……」
芦田比呂:「比呂ちゃんの夏休み……」
芦田比呂:トボトボと屋上を後にした。


GM:シーン終了です。シナリオロイスの有栖川楓にロイスを取得してね
芦田比呂:はーい
芦田比呂:G4の会計の人/有栖川楓/かっこいい/なんでバレてるの……?:○/ロイス
GM:なんでかなあ
GM:ありがとうございます~ ではここは以上!


【オープニング:三嶋光宗】

GM:次のシーン!
GM:お待たせしました~三嶋くんのOPです。
GM:侵蝕率を上げて登場してね
三嶋光宗:1D10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 1[1]+38 → 39

GM:控えめだ
GM:このシーンなんですけど、最初に旧校舎でちょっとタカちゃんとイチャついてもらって
GM:ちょっとしたら最後のG4の人が出てきます
三嶋光宗:はーい イチャつきます
GM:やったー よろしくお願いします


GM:旧校舎の屋上。UGNの手が入り、先の戦闘の形跡はすっかり失われている。
GM:《ワーディング》が張られ、他の人は来られないようにしてある。そんな場所で、キミは戸神鳳楽の訓練に付き合っていました。
戸神鳳楽:流れ星を籠手のように腕に纏い、手甲から刃が伸びる。それをキミに向けてふるってくる。
戸神鳳楽:「…は、…や!」幾分慣れてきたものの、未だ素人くさい動き。
三嶋光宗:「ほい」竹刀を横から振るい、刃の軌道を逸らす。
戸神鳳楽:「うわっ」
戸神鳳楽:たたらを踏むようにして、逸らされた方に突進してしまう。
三嶋光宗:「おお、転ぶ転ぶ」戸神くんの服を掴んで。
戸神鳳楽:「わ…」掴まれる。
三嶋光宗:「何つーのかな~……」
三嶋光宗:「力みすぎ?的な?」
戸神鳳楽:「力み……」ムッとした顔。
三嶋光宗:「そんなムッとしないでよ~」
三嶋光宗:「もっとかるーいノリでいいんよ?シュッと振ってヘイヘーイ、みたいな……」
三嶋光宗:「……難しいか」
戸神鳳楽:「…そんなノリでできるの、お前だけじゃないのか」
三嶋光宗:「マジ!?いやいや、んなことねーと思うんだけどなあ……」昔から人に教えるのだけは苦手だ。
戸神鳳楽:「……もういい。今日は終わりにする」眼鏡をかけ直すような仕草。
三嶋光宗:「え~っ!?もう終わりなん!?」
戸神鳳楽:「…疲れた」
三嶋光宗:「ごめんて~……ちゃんと付き合うからさ、もうちょいやってみたら?な?」
三嶋光宗:「疲れたかぁ~……」
三嶋光宗:「じゃ、ちょっと休憩にしよっか」
戸神鳳楽:「む………」「……うん」
GM:能力が解除され、流れ星(ふわふわもちもちした物体)が空に漂う。
三嶋光宗:「ほい」近くの自販機でスポーツドリンクを買って、投げ渡す。
戸神鳳楽:「わ」受け取ります。「…ありがと」
三嶋光宗:「オホシ先輩も大変じゃない?それか退屈だったりしない?」
流れ星:「楽しいでございますよ! それに吾輩は《ワーディング》という仕事もありますからな」
流れ星:「どうだい、タカラは成長したのかな?」
戸神鳳楽:「親じゃないんだから…」屋上のアスファルトに座って、スポーツドリンクを飲んでいる。
三嶋光宗:「もうバッチリよ。目も覚めるような成長っぷり」
流れ星:「それは何よりです! 夏休み中、頑張った甲斐があったねえ」くるくると回る。
三嶋光宗:「そうよなー!タカちゃんか進研ゼミ漫画の主人公かって感じ」
戸神鳳楽:「なんだそれ…」
戸神鳳楽:「……」「…夏休み、あっという間だったな」
三嶋光宗:「ね。もう終わっちゃうなあ」ペットボトルを陽に透かして。
三嶋光宗:「光陰矢の如しってやつですか?もしくは相対性理論的な?」
三嶋光宗:「でも今年は楽しかったよ、俺。や、毎年楽しいけどさ」
戸神鳳楽:「………」「……僕も」
三嶋光宗:「タカちゃんと海も行ったしね」人懐っこい笑みを浮かべる。
戸神鳳楽:「………」目を逸らす。
戸神鳳楽:「………あのさ、三嶋」
三嶋光宗:「んぉ」スポーツドリンクから口を離して
三嶋光宗:「何?」
戸神鳳楽:旧校舎の屋上で、暑いアスファルトを撫でる。
戸神鳳楽:「二学期が始まったら、白柳先生がいなくなったって、皆が知るんだよな」
三嶋光宗:「……ま、そうなるだろうなあ、当然」
戸神鳳楽:「……僕は」
戸神鳳楽:「…あの事件があって…、お前とこうやって過ごすようになったから」
戸神鳳楽:「……悪いことばかりじゃなかった、と、思ってる」
三嶋光宗:「んん……」若干面映ゆい笑みを浮かべて「うん、それで?」
戸神鳳楽:「………」アスファルトを見る。「………」
戸神鳳楽:「夏休みが終わる前に、言っておこうと、思って……」
戸神鳳楽:「ごめん。急に変な話した…」
三嶋光宗:「……」
戸神鳳楽:「帰る」
三嶋光宗:「あはははは!」
戸神鳳楽:「笑うな!」
三嶋光宗:ぐしゃぐしゃと雑に戸神くんの頭を撫でる。
戸神鳳楽:「うわっ、何を…馬鹿!」
三嶋光宗:「なんそれ急に!照れんべ~!?」
三嶋光宗:「も~この子ったら!あはははは!」
戸神鳳楽:「笑うなってば!」キミから逃げようとしている。
GM:そんな風にキミ達が話していると。
GM:《ワーディング》が張られた空間の中、キミは、屋上に現れた男に気付く。
三嶋光宗:「お……」ぴたりと手を止めてそちらに目を向ける。
枯野ハルキ:「…あれ」首を傾げる。長い前髪に、整った顔立ちの男。
枯野ハルキ:「誰?」
GM:キミは彼が生徒会(G4)副会長の枯野ハルキだと、気付いてもいいし、気付かなくても大丈夫です。
三嶋光宗:「どもッス。二年の三嶋です」にこやかなまま軽く会釈して
三嶋光宗:「G4の枯野先輩ッスよね?どしたんすか、こんなトコで?」
戸神鳳楽:「………!?」慌てて背中にオホシ先輩を隠している。
枯野ハルキ:「うん、そう。よく知ってるね」3年生で、キミより先輩だ。
三嶋光宗:「やや、そりゃ知ってるでしょ!G4くらい!」
枯野ハルキ:「そういえばそうだ」クスクスと笑う。
三嶋光宗:変に慌てれば余計に疑いを持たせると思っている。平然としていればオホシ先輩もぬいぐるみ程度で通せるだろう。
枯野ハルキ:「煙草の火、探しててさ。君、ライター持ってない?」
流れ星:戸神に口を塞がれた状態で、じっとしている。
戸神鳳楽:「も、持ってません」首を横に振る。
三嶋光宗:「煙草……」
三嶋光宗:「なんて吸っちゃうんすか?パイセン」笑いながら言うが、不良生徒への鎌掛けではないかと思っている。暗に自分の煙草を見せてみろと促す。
枯野ハルキ:「吸っちゃうよ。悪い子だから」ポケットから、煙草の箱を取り出す。
三嶋光宗:「先輩ったら不良なんだ!……あ、こんなところに偶然持ってたライターが……」
三嶋光宗:「どぞ」ライターを差し出す。
枯野ハルキ:「良かった。ありがとう」受け取り、手慣れた調子で煙草を吸う。
三嶋光宗:「わざわざこんなとこまで来ないと吸えないなんて、G4も大変すねぇ」
枯野ハルキ:「…いや、違うよ。俺はてっきり、ここに仲間がいるんだと思って来ちゃったの」
枯野ハルキ:「《ワーディング》張ってるでしょ」
枯野ハルキ:煙を吐き、感情の読めない瞳でキミ達を見つめる。
三嶋光宗:「……」とぼけてみても無駄だと悟り。「よくお気付きで」
三嶋光宗:「や、でもビビりましたよ。枯野先輩がオーヴァードとか」
三嶋光宗:「マジで~!?って感じすね。あれすか、実はUGNエージェントとか?」
枯野ハルキ:「ううん、俺はFH」さらりと言う。
枯野ハルキ:「コードネームは"ハイドアウト"」
戸神鳳楽:「……!」キミの後ろで動揺している。
三嶋光宗:「あ、そっち」表向きは動揺もなく。
枯野ハルキ:「うん。君はUGN?」
三嶋光宗:「一応俺らはそうっすね。イリーガルってやつ」
三嶋光宗:「てことはコレ、先輩のこと捕まえなきゃいけないわけっすか?や~、困ったなあ」
枯野ハルキ:「どうかな。君達は俺のこと、捕まえられないと思うけど」
三嶋光宗:「……何でスか?」
枯野ハルキ:「俺、愛されてるから」
三嶋光宗:「愛……」
三嶋光宗:「……愛……?」
三嶋光宗:「え、俺もそこそこ愛されてると思うんすけど」
戸神鳳楽:「何の張り合いをしてるんだよ!」
三嶋光宗:「だってぇ」
枯野ハルキ:「そう? でも今戦ってもお互い損だと思うし、やめとこ」
枯野ハルキ:「帰るよ。邪魔してごめんね」
枯野ハルキ:「火。ありがと」そう言うと、煙草を片手に屋上から出て行く。
三嶋光宗:「あ、うす。どもーっす」軽く会釈して。
戸神鳳楽:「………………」愕然としている。
三嶋光宗:「……やあ、ヤバいねタカちゃん」
戸神鳳楽:「ヤバッ………どころじゃ………ないだろ!」
三嶋光宗:「パイセン、不良でFHだってよ」
三嶋光宗:「激ヤバじゃんね?」
戸神鳳楽:「あっ…芦田に連絡しないと……!」顔面蒼白だ。
三嶋光宗:「落ち着きなって、タカちゃん~」
三嶋光宗:「すぐになんかされた訳でもないべ?」
戸神鳳楽:「そ…そうだけど……! お…お前はなんで…いつも、そう…!」
三嶋光宗:「慌ててもしょうがないっしょ。ま、比呂たちに連絡しなきゃなのはそうだけど」
三嶋光宗:「とりあえず一息ついてからでもいいっしょ。あー……」手の中に残されたライターを見て。
三嶋光宗:「吸う?タバコ」
戸神鳳楽:「吸わ…吸わない!未成年だぞ!」
三嶋光宗:「ん、知ってる」嬉しそうに笑って、また頭を撫でた。


GM:シーンを終了します。シナリオロイスの枯野ハルキにロイスを取得してね
三嶋光宗:枯野ハルキ 先輩/○警戒で取得します
GM:ありがとうございます~ 警戒しましょう
GM:では、このシーンはこれで以上です


【ミドルフェイズ1】

GM:OPは以上!次からミドルシーンに入っていくで!
GM:ということでミドルシーン1!
GM:シーンプレイヤーは比呂ちゃん。全員登場をお願いします。
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (42 → 52)
芦田比呂:なんで……
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (39 → 46)
GM:比呂ちゃん…
西海才人:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44

間壁慧:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 4[4]+36 → 40

GM:このシーンは合流シーンということで、
GM:OPであったことを皆で報告しあってワイワイしてもらうシーンです。
GM:基本的には好きなことしてほしいシーンなので、自由にお話ししてね
GM:場所は芦田三嶋の寮部屋でいいかなあ
三嶋光宗:よいのでは~~
GM:じゃあそうしよ~


GM:二学期初日。夜。
GM:私立万籟館学苑にある、芦田さんと三嶋くんの寮室。
GM:キミ達四人は、恒例のように、そこに集まっていました。
間壁慧:「どうやら……みなさん……」
間壁慧:「何か大変なことになっているようですね」
西海才人:「そうなんだよー。聞いて聞いて、あ、西海さんのは後回しでも良いけど」
芦田比呂:「あの……えっと二学期からもよろしくね……それから……」
芦田比呂:「普通にこっち来るのおかしくない……?」
芦田比呂:勝手に部屋を分断するようにかけたカーテンは取り外されて部屋の隅。
西海才人:「え?だって、こっちの部屋の方が綺麗じゃん」
間壁慧:「我々の部屋、だいぶ散らかってますからね」
三嶋光宗:「だよな~」
芦田比呂:「片付けなよ~……」パジャマ代わりのTシャツとハーフパンツ姿。
西海才人:「西海さんと間壁ッちの部屋は物が多いのです。なんか黒魔術の道具とか鎖鎌とかあるしね!」
西海才人:テーブルの上のお皿にミレービスケットをざらーっと出しながら言う。
三嶋光宗:「でも全員なんか訳アリっぽいね。やっぱヤバいね、夏休み」
芦田比呂:「まあお土産ありなら許します」ビスケットをぱくり。
三嶋光宗:「とりあえず話す気満々っぽい才人から行く?なんかオモロの気配するし」
間壁慧:「じゃあ、宜しくお願いします。夏休みの課題の件でその空気を出していたら、スキップしますからね」
西海才人:「コーヒー牛乳も持ってきたよ!塩気の多いビスケットによく合います」
芦田比呂:「オモロ?おもしろってこと?」
芦田比呂:「わ~やった!」
西海才人:「あー、んじゃね。こう大変な事が起こったのです」
芦田比呂:「コーヒー牛乳好き~……大変?」
西海才人:「皆の知恵を借りたいと、思うんでござるよ~」
三嶋光宗:「大変なこととは……そりゃまた大変そうね」
西海才人:比呂ちゃんさんのコップにコーヒー牛乳注ぎ。
三嶋光宗:冷蔵庫に毒々しい色のエナドリを入れている。
西海才人:「うん。あんね。西海さん許嫁いたみたい!」
西海才人:「二学期から転校してくるんだってさ」
芦田比呂:「へ~許嫁……」
間壁慧:「えッ」
芦田比呂:「……」
三嶋光宗:「マジ!?!?」
芦田比呂:「……えっ」
間壁慧:「なんか……いないって言ってませんでしたっけ?」 紅茶を注ぎかけていた手が止まる。
三嶋光宗:「許嫁とか!今時!?」
芦田比呂:「ええっ!?許嫁ってあれだよね、えっと」
芦田比呂:「婚約的な……?」
三嶋光宗:「やべ~~!ニンジャってそうなの!?」
西海才人:「それがさぁ。お爺様同士で約束してたらしく、それをウチのお爺様が、冗談かなんかだと流してたんだって」
芦田比呂:「あ~。一族の掟的な……?」
西海才人:「向こうは本気だったんだにゃ~」
芦田比呂:「えっねえねえねえ!写真ある?」
芦田比呂:「あるよね見せてよ~~~」
芦田比呂:「見たい!」
三嶋光宗:「そうそう、どんな子?どんな子?」
西海才人:テーブルの真ん中に写真を置く。うちの制服着た男装のやつ。
西海才人:「こんな娘!」
三嶋光宗:「おぉ~……」
芦田比呂:「え~カッコイ……」
三嶋光宗:「……なんでウチの服着てんの?」
芦田比呂:「カッコイ……?」
間壁慧:「本当になんで?」
西海才人:「転校してくるから?」
沖凪潮:長い髪を低い位置で結んで、得意げな顔で映っている。自撮りだ。
三嶋光宗:「は?マジ!?」
芦田比呂:「えっ許嫁って……男同士ありなの……?」
芦田比呂:「忍者すごい……」
間壁慧:「……比呂くん、違います。これは恐らく男装です」
西海才人:「マジだよー。で、西海さんはどうしよう。って感じなのです」
三嶋光宗:「うん、女の子っしょ?これ」
芦田比呂:「……」
間壁慧:「そもそも……女子が男装して男子校に転校することって、よくあるんですか? 俺がよく知らないだけですか?」
三嶋光宗:「オイオイやべーじゃん比呂!ライバル登場だよ!」
西海才人:「比呂ちゃんの目は節穴なの!?どっからどう見ても女の子じゃん」
芦田比呂:「えっ確かに言われてみれば……」
芦田比呂:「って、てか!」
三嶋光宗:「アイデンティティの危機っしょ!どうすんすかそこんとこ!」
芦田比呂:「なんでこの子はすぐ分かるのにこっちは……!」
芦田比呂:「こっちは……!」
芦田比呂:「いや……」
芦田比呂:「バレたかったわけじゃないけどさ!それはそれとしてなの!」
芦田比呂:「比呂ちゃん別にアイデンティティ他にもあるもん……!」
芦田比呂:「なんか……」
芦田比呂:「ないかな……」
西海才人:「なんか、西海さんの側にいて、結婚を実現できる方法を探すんだって」
間壁慧:「ですが、比呂くんの場合は”調査のため”という一応の建前がありましたよね」
間壁慧:「こちらの方の目的は、それちょっとよくわからないですね」
三嶋光宗:「いやでも、男装してるけどこの子超かわいくね?」
芦田比呂:「それで潜入、確かに気合い入り過ぎかも……」
三嶋光宗:「こんな子が許嫁とかマジ?才人裏切者じゃん、才人おい才人」
三嶋光宗:「どうなんすかそこんとこ!」
間壁慧:「キレイな女子だと思いますが……」
芦田比呂:「ね~美人だよね」
間壁慧:「西海くん、断っているんですか?」
西海才人:「そうなんだけどさぁ~。でも、一族の掟だからって言ってたから」
西海才人:「西海さんの事好きかどうかわかんないの」
三嶋光宗:「え、そうなん?わざわざ転校までしてきて?」
芦田比呂:「え~、絶対好きでしょ」
芦田比呂:「そこまでして好きじゃないことないよ~」
西海才人:「田舎の因習や絆は恐ろしいんだよ!特にウチは血筋を何としてでも残すのだ。だし」
三嶋光宗:「ヤバ~、忍者も大変なんだな~」
西海才人:「後ほら西海さんは今はさぁ、恋とかそう言うの良いかなぁ。って」
西海才人:夏休み前の事件を思い出してちょっと苦い顔をする。
西海才人:「今はね!」
間壁慧:「……、追い返すんですか? それとも、相手の気が済むまで男子校にいてもらう形なんです?」
間壁慧:「どっちにしても大変そうですけど」
西海才人:「間壁ッち。それ!それを皆にも考えて欲しいの!」
西海才人:「それに、これは西海さんと比呂ちゃんさんの危機だよ!忍者且つ男装女子なんて西海さん達の存在意義を全部奪ってるじゃん!特に男装女子は被っちゃ駄目駄目だよー」
西海才人:「一校に二人は多いよ!!比呂ちゃんさんファイト」
芦田比呂:「いやあの、そもそも何をファイトすればいいの?」
西海才人:言いながらコーヒー牛乳をごくごく飲み。
西海才人:「おーヴぁーどふぁいと?」棒読み。
間壁慧:「まあ、男子校に女子が混じっているなんて、普通は簡単に露見しますから。それまでに対処を考えれば良さそうですね」
芦田比呂:「べ、別にやっつけないよ~……」
三嶋光宗:「うん……普通は簡単にバレるよね……」
芦田比呂:「……」
三嶋光宗:「……何でバレなかったんだろうな……?」
芦田比呂:「……いいの?」
芦田比呂:「泣こうか?」
間壁慧:「認めたくはないのですが……我々が節穴だったと言わざるをえないのではないかと……」
三嶋光宗:「比呂~!ごめんて!」
西海才人:「比呂ちゃんさん、可愛いのにねぇ」
三嶋光宗:「そうそう!俺らが節穴だったし比呂は可愛いって!な!」
芦田比呂:「本当に?本当?」
芦田比呂:「ふふふ……」すっかり機嫌を良くした。
間壁慧:「では、そこまで喫緊の課題ではなさそうですね。解決法は後で検討するとして、いまは手持ちの問題を出し合いましょう」
西海才人:「本当だよ。ミスコン準優勝だったじゃん!」
芦田比呂:「準っ」
芦田比呂:「男の子に負けて、準」
芦田比呂:「準……」
西海才人:「あわわ。しまった!?西海さんは比呂ちゃんに投票したから」
三嶋光宗:「そういう辺り、慧も問題抱えてる感じ?」
間壁慧:「俺のも大して緊急ではないので先に言っておくと、すごく変な人に会って、すごく変な話を持ち掛けられました」
三嶋光宗:「超変じゃん」
芦田比呂:「……変な人?話?」
西海才人:「間壁ッちは深刻そうだねぇ。誰と会ったの?」
芦田比呂:「でも天文部みんな変な人じゃない?」
間壁慧:「そう深刻でもありません。生徒会長の、松風レオパルド……のような感じの名前の方とお会いして」
西海才人:「柏谷レオン?」
間壁慧:「そう! レオくんです。旧い神に関することを質問されました」
三嶋光宗:「え、マジ?G4の?」
三嶋光宗:「旧い神って……え、何それ。宗教の勧誘とか?」
芦田比呂:「G4……本当にみんなG4って呼んでるんだ」
西海才人:「生徒会長は魔術師だったん?」
間壁慧:「どちらかというと、魔術への入門希望のような様子でしたね。”闇夜を照らすもの”……という存在」
間壁慧:「あるいは、それなりに魔術には造詣が深いのかもしれませんが。特異な神で、使役者の願いを叶える力を持つとか……それを、探しているようです」
芦田比呂:「オホシ先輩のことってこと?」
芦田比呂:「ほら、流れ星だし……?」
三嶋光宗:「オホシ先輩、神なん?」
間壁慧:「それはどうでしょうね……全能の力を与えてくれるそうですよ。噂によれば」
西海才人:「生徒会長で足が長くて、確か家もお金持ちだったのにまだ願いを!?とんだ我儘BOYじゃん」
間壁慧:「いずれにせよ、俺の探している存在と近いものかもしれません。少し調べてみる気になったということです。それに」
西海才人:「俺様って一人称だから、我儘だとは思ったけど!」
間壁慧:「あの生徒会長には、取り戻したいものがあるとのことでしたから。気になっています」
西海才人:「取り戻したい物」
三嶋光宗:「取り戻したいものねえ。何でも持ってそうだけど……」
芦田比呂:「ふう~ん……あっそうだ」
芦田比呂:「あのね、比呂ちゃんもG4の人に会ったよ」
間壁慧:「おや。奇遇ですね。G4のどなたですか?」
芦田比呂:「えっと、会計の有栖川先輩」
西海才人:ビスケットをポリポリつまみ耳を向ける。
三嶋光宗:「比呂も会ったん……?で、何かあった?」
芦田比呂:「あのあれ、目つき悪いかっこいい人」
間壁慧:「ああ。あの感情の重そうな方」
西海才人:「G4のみんな、大体目つき悪くてかっこよくない?」三嶋君にぼそぼそいう。
芦田比呂:「えっと、生徒会の役員が今足りないって話して」
三嶋光宗:「ほら、比呂転校生だし……」ぼそぼそ言う。
西海才人:「あ。まだ全員に会った事ないんだった。なるほどー」
芦田比呂:「あとその……」言いよどむ。
間壁慧:「あと、その?」
芦田比呂:「比呂ちゃんが女の子でしょって」
西海才人:「バレた!」
芦田比呂:「完璧にマスターしたはずなのに!」
間壁慧:「……!」
三嶋光宗:「バレてんじゃん!」
間壁慧:「どうやら……彼の眼、節穴ではないようですね……!」
三嶋光宗:「俺らより完全に格上……流石はG4……」
西海才人:「かってない強敵の予感がするよ!」
芦田比呂:「その反応もおかしくない……?」
間壁慧:「ま、まあ、敵対するようなことはないでしょうし。まだ比呂くんが女子だとバレただけで……」
間壁慧:「強敵もなにも、黙っていてくれるようお願いすれば済む話ですよ。たぶん」
芦田比呂:「あと別に敵ではないよね、生徒会の人たち……」
西海才人:「それで、バラされたくなければ、何でも言うこと聞いてもらう。とか言われちゃったの?」
芦田比呂:「いっ、言われてないよ!?」
三嶋光宗:「バレただけで黙っててくれるの?じゃあよかったじゃん」
三嶋光宗:「いい人なんじゃね?有栖川先輩」
西海才人:「紳士だにゃ~」
芦田比呂:「確かに……いい人かも!」
間壁慧:「俺もそう思います。ちょっと感情が重そうなだけで、いい人なのかも」
芦田比呂:「今度お礼言お」
芦田比呂:「でもG4の2人から接触受けるなんて、すごい偶然もあったもんだね~」
芦田比呂:ビスケットをつまむ。
三嶋光宗:「あ、俺も会ったから三人だよ」
芦田比呂:「えっ」
三嶋光宗:「マジやばくね?すっげー偶然」
芦田比呂:「すご……すごいね~」
西海才人:「西海さんだけ会ってない!?」
間壁慧:「西海くんはそれどころじゃなかったでしょう……」
三嶋光宗:「才人は許嫁と会ったんだからいいだろ~」
西海才人:「そうなんだけどね。仲間外れは嫌じゃん」
西海才人:「して、ヴェイダーは何言われたの?」
三嶋光宗:「おー、旧校舎の屋上で、副会長の枯野先輩と会ったんだけど」
三嶋光宗:「先輩、タバコ吸ってたわ」
三嶋光宗:「ヤバくね?不良じゃん」
芦田比呂:「タバコよくないよ~……」
西海才人:「あぁ~、あそこ滅多に人来ないからね」
三嶋光宗:「あとパイセン、FHなんだって」
間壁慧:「まあ、副会長っぽいような気もしますね……」
間壁慧:「……ええええ?」
三嶋光宗:「ヤバくね?」
芦田比呂:「ふーんFHなんで……」
間壁慧:「“あと”じゃないですよ! それを最初に言ってください!」
芦田比呂:「はあああっ!?」大声が出る。
西海才人:「一番重要じゃん。比呂ちゃんさんがびっくりしてるよ」
三嶋光宗:「え、でもタバコ吸ってたのもビビったし……」
三嶋光宗:「コードネームは“ハイドアウト”とかって言ってたっけな……」
芦田比呂:「あっごめんねびっくりして……」
間壁慧:「“ハイドアウト”?」
芦田比呂:「は」
芦田比呂:「″ハイドアウト″じゃん!!!」
芦田比呂:「いやその人だから探してるの!」
三嶋光宗:「え、マジ?そうだったん」
三嶋光宗:「超ラッキーじゃん!やったな~比呂!」
西海才人:「間壁ッち、ヴェイダーは比呂ちゃんさんを怒らせようとしてるように感じるよ~」
間壁慧:「そ、そんなに堂々と名乗るものですか? ちょっと信じられませんが……捕まえてくれと言わんばかりですね」
芦田比呂:「た、確かにそうじゃん……」
三嶋光宗:「でもなんか、自信満々だったわ。俺愛されてるからUGNには捕まらないぜ!、みたいな」
芦田比呂:「愛されてる……?」
間壁慧:「俺もそう思います。すでに三嶋くんから発生するあらゆる情報が比呂くんの逆鱗に触れていますね」
三嶋光宗:「うん。愛されてるって」
三嶋光宗:「俺も愛されてると思うんだけどな……」神妙な顔。
間壁慧:「謎ですね、発言が」
西海才人:「天文部の人にもそんな事言ってる人いたね」
芦田比呂:「三嶋くんはまず捕まらないようにタバコやめようよ……」
間壁慧:「あれは妄言ですが、そちらはどういう意図だったのでしょうか」
三嶋光宗:「付き合いで吸ってるだけだから~……うーん、どういう意味なんだろな?」
西海才人:「愛されてるから、捕まらない。これだけ聞くと 協力者とか加護みたいなものがある?」
三嶋光宗:「親が権力者とか?」
芦田比呂:「強い彼女とかいるのかな」
間壁慧:「そういう問題ですかね……」
西海才人:「ヴェイダーに西海さん達がいるように!」
西海才人:「……そうだ比呂ちゃんさん、ハイドアウトってどんな悪さしてたの?」
芦田比呂:「あっあのねえーっと」
GM:冒頭で支部長がちょっと言ってたみたいに、民間人への被害が目立っています。
芦田比呂:「金品強奪暴力行為器物損壊」
GM:加えて、もちろんFHとしての活動も行っている。
西海才人:「ははぁ、つまり強盗だ」
三嶋光宗:「いや、普通にヤバいじゃん!」
三嶋光宗:「え、捕まえなきゃ駄目じゃね?」
芦田比呂:「そうなんだよ~!」
間壁慧:「……比呂くんが一応の形式的な建前上はかりそめにもUGNの調査のために仕事をしているのなら、捕まえなければならない相手ですね」
芦田比呂:「うん比呂ちゃんはUGNの調査のために……」
芦田比呂:「前置き長くない?」
間壁慧:「たまに信じられなくなるときがあって……。でも、それは最優先ですね」
三嶋光宗:「なんか……たまたまFHに入ってるだけの人なんかと思ってたわ、先輩……」
西海才人:「一応の形式的な建前上はかりそめ!」
三嶋光宗:「そりゃヤバイわ。早く何とかしないと」
西海才人:「リア充のサークル活動みたいね、それ。って待った」
西海才人:「魔術のこと知ってる生徒会長に、比呂ちゃんさんのことを女と見破った人に、FH宣言した人」
西海才人:「G4ヤバイね!」
芦田比呂:「3人なのにね」
間壁慧:「確かに、他のG4のメンバーが気になりますね」
間壁慧:「ことと次第によっては、比呂くんが女子だと知られたこと、だいぶヤバいのでは?」
三嶋光宗:「俺もよくは知らんけど、今3人なんだっけ?」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「ヤバいかも……」
三嶋光宗:「立派で一人前の優秀なUGNエージェントの比呂さん、どうすればいいですか?」
西海才人:「はいはい。西海さんに良い案があります!」
芦田比呂:「うん?」
三嶋光宗:「おっ、才人さんどうぞ」
西海才人:「G4は今3人だけど4人いるのが正しい姿じゃん。此処は誰かひとり潜入するのは!」
西海才人:「なんか、皆興味持たれてるんでしょー」
間壁慧:「はっ。そういえば、潜入のプロが……」
芦田比呂:「比呂ちゃん入れられないって言われた……」
三嶋光宗:「女子だから?」
芦田比呂:「うん……」
西海才人:「ぐうの音も出ないね」
三嶋光宗:「でも女子って認められてるってことじゃん。よかったネ」
間壁慧:「……そういうことなら、地道にこちらから探っていくしかないですね」
芦田比呂:「……確かに!」
芦田比呂:「てかうん、真面目に調査したほうが良いよ……」
三嶋光宗:「結局それしかないか~」
間壁慧:「特に、G4の生徒会はどこまで“ハイドアウト”に協力しているのか」
芦田比呂:「調べずに決めてかかると後から大変だし……」
芦田比呂:「リカバリーが……」
間壁慧:「これを探らないと、どう接触していいのかがわかりませんからね……」
三嶋光宗:「ま、地道にやってこうぜ?今すぐヤバいこと起きるってわけでもないんしょ?」
三嶋光宗:「焦って逃げられたりしたら比呂が大目玉だよ」
芦田比呂:「でも被害に遭ってる人達はいるんだから」
芦田比呂:「あまりのんびりは出来ないよ」
芦田比呂:「ごめんね。また力を貸してもらっちゃうけど」
芦田比呂:「よろしくね、3人とも」
間壁慧:「俺にとっても興味深い問題です。……協力しましょう。よろしくお願いします」
三嶋光宗:「うん。この四人なら行けるっしょ。頑張ろうぜ」
西海才人:「当面一番大変なのは西海さんだけど、事件とかじゃにゃいからにゃ~。それに間壁ッちが体取り戻せるヤツも何となく絡んできそうだし、比呂ちゃんさんも友達だし、勿論手伝う、任せてよー」
GM:そういうことになった。


GM:シーンを終了します。
GM:ロイス諸々&購入判定ができるよ!
間壁慧:西海くんにロイス。 西海才人/誠意〇/不安 です!
三嶋光宗:西海才人 ○友情/不安 で取得します
西海才人:間壁ッち好き!PC間ロイスは初期ロイスなのであった!ヴェイダーと比呂ちゃんさんにロイス取ろう。
間壁慧:UGNがいることだし、大手を振って例のボディアーマーを買っておこうかなッ
西海才人:三嶋光宗 尊敬○/嫉妬 芦田比呂 尽力○/隔意 関係はどちらも友人です。
芦田比呂:友人/西海才人/許嫁かわいいな~:○/許嫁いたんだ……/ロイス
三嶋光宗:日本刀を買います 無形の影使用
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を4増加 (46 → 50)
三嶋光宗:6DX>=11
DoubleCross : (6DX10>=11) → 8[2,3,5,7,7,8] → 8 → 失敗

間壁慧:暗黒兵器・フォールンスプライトを使って購入。
芦田比呂:じゃあ比呂ちゃんが買ってあげる~
西海才人:クライマックイスまでにポルター用の武器をお願いします。今じゃなくて良いので
芦田比呂:4dx+5>=11 日本刀
DoubleCross : (4DX10+5>=11) → 10[4,5,7,10]+1[1]+5 → 16 → 成功

芦田比呂:ソラリスの力
GM:比呂ちゃんすごいな~
三嶋光宗:え~っ天才
西海才人:応急手当買います。
西海才人:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 8[8]+2 → 10

間壁慧:ポルタ―用の武器って何がいいですか?
芦田比呂:三嶋くんにあげるね
西海才人:買えた!以上です。
三嶋光宗:ありがと~~~
西海才人:対空ミサイル!
GM:インフィニィコード掲載!
GM:(噛んだ)
間壁慧:買いに行ってみよ。
間壁慧:フォールンスプライト+紡ぎの魔眼
間壁慧:7dx+1=>18
間壁慧:matigai
間壁慧:7dx+1>=18
DoubleCross : (7DX10+1>=18) → 10[1,2,3,3,4,6,10]+6[6]+1 → 17 → 失敗

西海才人:惜しい!!
間壁慧:財産を1点使って買います。
GM:おお
GM:はーい
間壁慧:西海くんに渡しておきます。
西海才人:うおおーーー!間壁っち好き!愛されてるw
間壁慧:これで侵食率40→41 財産4→3
間壁慧:効率がイイッ
間壁慧:おわり1
GM:序盤から強力武器を…
GM:では、このシーンは以上!


【ミドルフェイズ2】

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは西海くん。でも全員登場してほしい!
間壁慧:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 6[6]+41 → 47

西海才人:1D10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 7[7]+44 → 51

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (50 → 54)
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (52 → 60)
芦田比呂:だからさ!
GM:荒ぶってる
GM:じゃあ比呂ちゃん視点で始めさせてもらって 体育終わりの沖凪を追いかけてもらって…
GM:ワ~~ワ~~~ってして あとは男子も混ざってきてもらって流れでやります


GM:翌日。昼休み。
GM:授業が終わったキミは、急ぎ足で廊下を行く沖凪潮にぶつかります。
沖凪潮:「……あ」ジャージ姿。
芦田比呂:「きゃっ」
沖凪潮:「悪い。急いでいてな」
芦田比呂:「あっごめんね、大丈夫……あ」
沖凪潮:そのまま廊下を突き進んでいく。
芦田比呂:「あっ待ってよ、沖凪さんだよね?」
沖凪潮:キミの声掛けには気付かなかったようだ。代わりに、生徒手帳が落ちる。
芦田比呂:「あっおーい!」
芦田比呂:生徒手帳を拾い上げ。
芦田比呂:「待ってよ~」
GM:沖凪はまっしぐらに進んでいき、キョロキョロと周りを見回した後、空き教室に入る。
芦田比呂:それをトテトテと追いかけていって。
芦田比呂:「沖凪さーん」特に逡巡せず扉を開ける。
芦田比呂:「生徒手帳落として……」
沖凪潮:ジャージの上を脱ぎ、下着姿を晒している。
沖凪潮:「……………」サラシを巻き直していたらしく、柔らかな膨らみがキャミソールを押し上げている。
芦田比呂:「あっ着替え中?」まるで気にした様子もなく。
芦田比呂:そのまま歩み寄って、着替えの隣に手帳を置く。「じゃあここ置いとくね」
沖凪潮:「…………」「……………お」
沖凪潮:比呂ちゃんの腕を掴む。
沖凪潮:「お前の存在を消す………見られたからには……!」
芦田比呂:「えっ待って待って待って」
沖凪潮:「抵抗するな!」
芦田比呂:「忍びの掟極端じゃない……?」
芦田比呂:「いや消されるなら抵抗するよ~!」
芦田比呂:「落ち着いてっ!」
沖凪潮:「う、うるさい!ちょこまかするな!」
芦田比呂:掴まれた腕を組み替えて逆に掴んでひねる。
沖凪潮:「待……わっ」
芦田比呂:そのままくるりと投げて地面に叩きつける……
芦田比呂:前にその頭を手で支える。
沖凪潮:「…………っ!」
芦田比呂:実はUGNの白兵エージェントだ。意外にも格闘にある程度心得がある。
芦田比呂:「ごめんね、乱暴して……大丈夫?」
芦田比呂:組み伏せた彼女の顔を見る。
沖凪潮:キミの肩を掴み、しがみつくような体勢になる。
沖凪潮:「お、お前は…………」
沖凪潮:動揺し、羞恥に赤くなった顔でキミを見上げる。
西海才人:「…………」比呂ちゃんの首筋に背後から冷たい金属が当たる。
芦田比呂:「ひゃああっ!」
西海才人:「あ。比呂ちゃんさんだった!?ありゃ?これは、どういう事?」
沖凪潮:「………!? 才人!」
間壁慧:「……絶対にテロ行為の予感がしたのですが」
西海才人:「みんなー、比呂ちゃんさんが下手人?だったよー。つまり何もなかった!」
三嶋光宗:「あれ?比呂と……才人の許嫁の人?」
三嶋光宗:「え、どういう状況これ?」
間壁慧:「G4ではなく、比呂くんと……沖凪くんだったとは」
西海才人:手の中で首筋に当てた手裏剣を弄びしまい。
三嶋光宗:「修羅場?三角関係?」
間壁慧:「謎が深まりました!」
芦田比呂:「いや下手人とかじゃないしっ!」
沖凪潮:「……!? ……!?」比呂ちゃんにしがみついたまま動揺している。
西海才人:「比呂ちゃんさんが潮っちを押し倒して…………下着じゃん」
芦田比呂:「あっこっち見ちゃ駄目だからね!」
芦田比呂:しっしっと手で払うジェスチャーをする。
芦田比呂:「許嫁の人も許可ない限りダメ!」
西海才人:「え~、何が起こったのか説明が欲しいですにゃ~」
間壁慧:「わけがわからないんですが」
三嶋光宗:「すいませーん」よそを向きつつ「そうそう、修羅場?」
西海才人:一応手で両目を描防ぎ。
沖凪潮:「しゅ…修羅場……?」
芦田比呂:「いやえーっと」
芦田比呂:「比呂ちゃんが生徒手帳届けに行ったら」
芦田比呂:「急に存在を消すって言われたから」
間壁慧:「…………? …………???」
芦田比呂:「制圧しちゃった……」
間壁慧:「??????」
沖凪潮:「正体がバレたんだ。消すしかないと思った」
沖凪潮:「今は反省している」
三嶋光宗:「……」
三嶋光宗:「……?」
西海才人:「女だとバレたから、始末するしかないと思った!」
間壁慧:「西海くん、名推理」
三嶋光宗:「あっ、成程ね~」
西海才人:「そして返り討ちにあった!」
三嶋光宗:「流石許嫁!よく理解してる!」
芦田比呂:「あっ大丈夫だよ、西海くんから聞いてたから」
芦田比呂:「存在消さなくていいからねっ」
西海才人:「うん。でも、なんでバレたの?忍術使えば良かったのでは?」
沖凪潮:「………なるほど」いそいそと脱け出し、上を羽織り直す。
沖凪潮:「下着姿を見知らぬ男子生徒に見られて動揺した」
間壁慧:「……理解! しました」
沖凪潮:「手落ちだ」眉間に皺を寄せている。
間壁慧:「比呂くんは男子生徒なわけですからね」
芦田比呂:「あ。」
芦田比呂:「そっか」
西海才人:「成程!」
三嶋光宗:「そういえば……」
沖凪潮:「……???」
西海才人:「潮っちに言うと、比呂ちゃんさんは女の娘だよ!」
芦田比呂:沖凪さんの手を掴んで自分の胸に当てる。
西海才人:「ほら、キャラ被ってる人」
沖凪潮:「わっ」
沖凪潮:「あっ」
間壁慧:「我々の眼が節穴なのではなく、やはり忍びの洞察力をもってしても普通は気づかないものであるような気がしてきました」
間壁慧:「失われた自信が回復するのを感じますね」
三嶋光宗:「う~ん……比呂が優秀なのか……?」
西海才人:「いよいよもって恐るべしG4だよ」
西海才人:「んで、潮っち、今後着替える時は西海さん達の誰かに声をかけると良いよ。そこらへん協力するから、さ」
沖凪潮:「……うむ。すまない。迷惑をかけるようだ」
西海才人:「後、現代社会は口封じ禁止!どうしてもってなったら比呂ちゃんに頼むこと。記憶そーさできるから!!」
芦田比呂:「それならアリってのも変な話だけど……」
沖凪潮:「そうか…。UGNという組織については私も調べてきた」比呂ちゃんを見ます。
沖凪潮:「しかし、なぜわざわざ男子校に潜入を?」
沖凪潮:「そういう趣味なのか」
間壁慧:「鋭い視点ですね……」
芦田比呂:「ち……違わいっ!」
芦田比呂:「色々ジジョーがあるの!」
西海才人:「比呂ちゃんさんは許嫁もいないよ!」
三嶋光宗:「うん。彼氏もいないし」
沖凪潮:「許嫁も彼氏もいないのか」
沖凪潮:頷く。「勉強になる」
芦田比呂:「い……居ませんが……」
芦田比呂:「そこ勉強になるとこあった……?」
沖凪潮:「私の事情については、どうやら才人が話しているようだが」
沖凪潮:「改めて名乗っておこう。沖凪潮、西海才人の許嫁だ」
沖凪潮:「西海才人と結婚するためにこの学苑に潜入している」
芦田比呂:「それどう繋がるの……?」
間壁慧:「すべての情報が大変なことになってますね」
西海才人:「ううっ、恥ずかしくなってきたよぅ」両手で顔を覆い、間壁君の後ろに隠れる。
間壁慧:「大丈夫ですか? やっぱり早めに何かしらの対処をするべきでは?」
三嶋光宗:「この学苑にいると才人と結婚できるの?」
沖凪潮:「接近できるタイミングが絶対的に多くなるからな」
沖凪潮:「可能性は飛躍的に向上すると考えた」
三嶋光宗:「アタック掛けられてるじゃん才人!」
西海才人:「そうなんだけどさぁ」
西海才人:間壁君を盾に横からひょいと顔を出し
芦田比呂:「ええ~愛じゃん、愛」
西海才人:「あ、そうだそうだ。潮っち。実は今この学苑は危険かもしれないんだよ。FHの人がいるらしくてさ」
沖凪潮:「FHがか。オーヴァードが多い学苑だな」
沖凪潮:「忍術の心得はある。気遣いはありがたいが、自分の命なら守れる」
間壁慧:「そ、……そうでしょうか……」
西海才人:「え~、今、思い切り比呂ちゃんさんに負けてたじゃん」
三嶋光宗:「だよねえ」
芦田比呂:「比呂ちゃんあんまり強いエージェントでもないんだけどね……」
芦田比呂:「潜入が主だし……」
間壁慧:「それに、女子であると露見する可能性もあります」
間壁慧:「大丈夫でしょうか……」
西海才人:「今日、男子の反応どうだったー?」
沖凪潮:「むっ」
西海才人:「客観的にどんな視線を向けられたとか、言葉かけられたとか」
沖凪潮:「心配は無用だ。私は完璧に男性としてふるまえている」
沖凪潮:「何と言われようとしばらく学校にいるからな……才人」
西海才人:「ぬぅ」どうしようかという目で皆を見る。
沖凪潮:「楽しい学校生活にするよと言っていたのに、今日は冷たいな」
西海才人:「心配してるの!」
三嶋光宗:「まあ、当人の意思も堅いみたいだし……無理に追い出す訳にもなあ」
三嶋光宗:「なんか俺、ちょっと応援したくなってきたし」
西海才人:「でも楽しい学校生活にするって言ったのも本当だし、放課後遊びに来る?」
沖凪潮:「いいのか」
沖凪潮:「行く」
芦田比呂:「あっ来て来て~」
西海才人:「お互いの事よく知らないと話も進まないしにゃ~。8年ぶりくらいなんだし」
間壁慧:「軽い……」
沖凪潮:「そういうことだ。お前達、私に才人の人となりや個人情報を教えてくれると助かる」
沖凪潮:「才人をどうすれば私との恋に落とせるかが知りたい」
三嶋光宗:「あはは!いいね~。教える教える!」
三嶋光宗:「もう全部教えちゃうから、いつでも遊び来なよ~」
間壁慧:「まあ、それで大人しくしていてもらえるなら、いいのかもしれません。俺は反対しませんよ」
芦田比呂:「三嶋くんモテるらしいもんねえ」
沖凪潮:「そうか。助かる」少し安堵したように微笑む。
沖凪潮:「遊びに…どこに行けばいい? 皆の集まる場所があるのか」
西海才人:「じゃあ、西海さんと間壁っちの部屋散らかってるからヴェイダーと比呂ちゃんさんの部屋ね!」
沖凪潮:「ヴェイダーと比呂ちゃんさんの部屋…?」
芦田比呂:「また~?まあそうなると思ってたけどさあ」
沖凪潮:「…………」比呂ちゃんさんを見る。
芦田比呂:見られる。「うん?」
西海才人:「あ。ヴェイダーっていうのは、こっちの三嶋光宗の渾名」
沖凪潮:「………」三嶋くんを見る。
三嶋光宗:「そうね~。比呂が一緒の方がいいっしょ。色々と」平然とした様子。
沖凪潮:「恋人同士?」
三嶋光宗:「ん?」
三嶋光宗:「違うけど?」
芦田比呂:「はあっ!?」
芦田比呂:「違うから!」
間壁慧:「……違うみたいですね」
沖凪潮:「…………恋人関係でもないのに、二人部屋……?」
沖凪潮:「男子と女子が…?」
芦田比呂:「……」
沖凪潮:「個室にしてもらわなかったのか…?」
芦田比呂:「おかしいな……」
芦田比呂:「おかしいね……?」
芦田比呂:「えっ」
芦田比呂:「出来たの……?」
三嶋光宗:「えっ……?」
芦田比呂:「しぶちょーが全部決めて……」
三嶋光宗:「比呂……」
三嶋光宗:憐れむような目。
芦田比呂:「い……言ってよ!!!」
西海才人:「比呂ちゃんさん、好きなお菓子持っててあげるからね」
西海才人:憐れむような目。
間壁慧:「さあ、いつまでもここにいては危険です」
間壁慧:「まずは一度引き上げましょう! ね!」
三嶋光宗:「そうね。行こっか」
三嶋光宗:「沖凪さん、心配しないで」
沖凪潮:「ああ、ありがとう」
三嶋光宗:「俺と比呂にやましいことは一つも無いからね」
三嶋光宗:「マジで一個も無いよ」
沖凪潮:「そうか。よく分かった」
西海才人:潮ッちの手を取って立たせよう。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「なんでないんだろうね……」


GM:シーンを終了します。
GM:ロイスとか購入判定とか!
三嶋光宗:芦田比呂 ○友情/憐憫でロイス取得
西海才人:購入はそうですね。ボデマを
三嶋光宗:1DX>=8 応急キット
DoubleCross : (1DX10>=8) → 5[5] → 5 → 失敗

三嶋光宗:以上!
西海才人:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 4[4]+2 → 6

間壁慧:芦田比呂 信頼〇/憐憫 で取りまし!
西海才人:無理。以上。
芦田比呂:許嫁の人/沖凪潮/庇護:○/嫉妬/ロイス
間壁慧:ボディアーマーッチャレンジ!
間壁慧:フォールンスプライト!使用!
間壁慧:4dx+1>=12
DoubleCross : (4DX10+1>=12) → 6[2,3,3,6]+1 → 7 → 失敗

間壁慧:だめ!以上おわり!
芦田比呂:ボディアーマー買ってあげよっと 何故かダイスボーナスがあります
芦田比呂:5dx+5>=12
DoubleCross : (5DX10+5>=12) → 10[1,2,5,8,10]+3[3]+5 → 18 → 成功

芦田比呂:わ~い 間壁くんにあげるね
芦田比呂:以上!
GM:間壁くんがボディーアーマーゲットね~
GM:はあい ではこのシーンは以上!
間壁慧:ありがとう!比呂さん!


【ミドルフェイズ3】

GM:次のシーン。情報収集シーンです。
GM:シーンプレイヤーは間壁くん。他に出たい人も出てね
間壁慧:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 3[3]+47 → 50

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (54 → 60)
西海才人:1D10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 7[7]+51 → 58

芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (60 → 66)
GM:はあい じゃあさっそく情報収集項目を出しますね
GM:今調べられる項目はこちら!
・沖凪潮について 〈知識:毒物〉〈情報:噂話、UGN〉難易度8
・『闇夜を照らすもの』について 〈知識:魔術〉〈情報:学問〉難易度10
・G4について 〈知識:学苑〉〈情報:噂話、ウェブ〉難易度7
・ハイドアウトについて 〈情報:UGN、裏社会〉難易度9
GM:この4つです。それぞれ選んで調べてみてね
西海才人:西海さんが持ってる知識:毒物だけど毒物で分かるんだw
間壁慧:知識:魔術でやろうかな!
GM:忍者知識的な…
西海才人:潮っちやります!許嫁なので!
間壁慧:『闇夜を照らすもの』について 〈知識:魔術〉〈情報:学問〉難易度10!これを知識:魔術でやりますよ!
芦田比呂:じゃあハイドアウトしようかな
三嶋光宗:じゃあG4いきます
芦田比呂:UGN幹部使用して情報:UGNで。
間壁慧:フォールンスプライト&紡ぎの魔眼使用。ダイス+6。
芦田比呂:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 10[2,4,4,6,8,10,10]+9[3,9]+2 → 21 → 成功

間壁慧:11dx+4>=10
DoubleCross : (11DX10+4>=10) → 10[1,1,3,5,6,6,6,7,7,8,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

芦田比呂:メチャ知ってます まるで任務対象かのように……
間壁慧:侵食率50→51
GM:皆すごい達成値
三嶋光宗:4DX+2>=7 コネ:噂好きの友人使用
DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 8[2,2,6,8]+2 → 10 → 成功

西海才人:知識:毒物で振ろう。あ。お金使えますか?
GM:知識だとダメかな~
西海才人:成程ー。そうすると情報とコネで振りましょう。
西海才人:では噂好きの友人使って
西海才人:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[2,6,9] → 9

西海才人:成功したっ。
GM:良かった~
GM:では全員成功ですね!順番に情報を公開していきます
・沖凪潮について 〈知識:毒物〉〈情報:噂話、UGN〉難易度8
西海家と流派を同じくする、古来より続く忍者一族の末裔。
西海才人が見聞を広げるため外に出されていた一方、沖凪は幼い頃より優秀な忍者になるべく育てられており、非常に強い使命感を抱いている。
忍者一族の存続のため、西海才人と許嫁関係になることが親同士の取り決めにより約束されている。
沖凪は一族の指示なら必ず守らなければならないと考えており、西海との結婚を望んでいるものの、内心では彼の意志に背くこともしたくないと悩んでいるようだ。
GM:以上です。
・『闇夜を照らすもの』について 〈知識:魔術〉〈情報:学問〉難易度10
魔術師に崇拝される古き神。
時間軸を支配しており、過去や未来を自由に行き来することができ、そのためあらゆる知識・記憶を持つ全能の存在と言われる。
普段は次元の隙間で眠りについているが、魔術儀式を行い召喚に成功すれば、召喚した者に全能の力を分け与えるという。
その儀式を行う際には、神を宿す器となる人間がひとり必要となる。
器となった人間は魂が次元の隙間に捧げられ、二度とこの世界に還ってこれなくなるという。
GM:以上です。
・G4について 〈知識:学苑〉〈情報:噂話、ウェブ〉難易度7
万籟館学苑生徒会の別名。現在、生徒会長・柏谷レオン(3年)、副会長・枯野ハルキ(3年)、会計・有栖川楓(3年)の三人で運営されている。
通常、生徒会は4人で運営する決まりになっているが、柏谷の意向で長らく3人体制での運営が行われていた。しかし最近になって、新たに四人目のメンバーを探し始めたという。
柏谷を筆頭に、いずれも富豪や有力者の家の生まれであり、学校に多額の寄付をしているため、教員達も逆らえないようだ。
生徒会役員になったのも内申点を目的としたものであり、実務は行っていないに等しい。
授業を抜け出したり生徒会室を私物化したりなどの非行が多数行われているが、黙認されている。
GM:以上です。
・ハイドアウトについて 〈情報:UGN、裏社会〉難易度9
FHエージェント。FHの任務の傍ら、レネゲイドを使用した強盗や暴力事件といった軽犯罪を愉快犯で発生させており、多数の民間人に危害を与えている。
何度か能力の痕跡を掴んでいたものの、情報のばらつきが大きく、正体を特定することができなかった。
その正体は柏谷レオン・枯野ハルキ・有栖川楓の三人。
三人がひとつのコードネームを共有し、FHエージェント"ハイドアウト"として行動しているようだ。
GM:以上です。また、次のシーンで、彼らを拘束するため、彼らの拠点である生徒会室に向かってもらいます。


GM:街中にあるラーメン屋『浜井ラーメン』。
GM:学苑から近く、学生たちの行きつけになっているラーメン屋。
GM:キミ達はそこで情報共有を行っていました。
沖凪潮:「よく来るのか?」キョロキョロと店内を見回している。
西海才人:「お金ある時は、よく来るよー」
西海才人:「そして、お金のある時は大抵月の頭でしかないんだよね!ヴェイダーと間壁ッちの甲斐性無しっ」
三嶋光宗:「近いしねー。ラーメン屋ここしかないし」
間壁慧:「何かと出費が多いんですよね……」
芦田比呂:「てか本当にラーメン好きなんだね……」
三嶋光宗:「俺はちゃんと貯金してるから無駄に外食しないだけだし~」
間壁慧:「ラーメンは美味しいですからね。日本料理の神髄ですよ」
芦田比呂:「中華料理じゃないの?」
西海才人:「えぇ~無駄な外食しようよ。そして西海さんに御馳走しようよ~」
間壁慧:「もはや完全な日本料理ですよ、ここまで来ると」
三嶋光宗:「なんでご馳走しなきゃなんだよ……おっちゃん、塩ラーメンひとつね!」
西海才人:「潮ッち、後、このお店ねー。なんとジャンプとマガジンが置いてあるのだ。それだけでも男子には来る価値はあるんだよ」
間壁慧:「俺は辛味噌をお願いします」
西海才人:「西海さんはタンメンにライス大盛にしよ」
芦田比呂:「レディースセット!」
沖凪潮:「む。私も才人と同じものにする」
芦田比呂:「量多いけど大丈夫?」
芦田比呂:「こっち麺半分でデザートついてくるよ」
沖凪潮:「デザート…」瞬き。「……そうか。じゃあ、比呂と同じものにする」
沖凪潮:「レディースセット二つに変更だ」男子生徒の姿で堂々と注文している。
おっちゃん:「あいよ!」厨房から声がする。
間壁慧:「なんでこれで潜入できていたんでしょうね」
三嶋光宗:「節穴だったんだな……俺ら……」
西海才人:「堂々と迷いなくレディースセットだもんね」
芦田比呂:「えっ……あっ」
芦田比呂:「もしかしてダメだったりするの?」
間壁慧:「あくまでも統計学上の話ですが、一般的な男子生徒の頼み方ではないですね。たぶん」
三嶋光宗:「まあそうよな……ダメではないけど……」
西海才人:「西海さん達じゃなかったらバレてたのでは?」
沖凪潮:「才人達と一緒で良かったんだな」
GM:しばらくすれば、愛想の良い女性店員が、注文した料理を次々と運んでくる。
芦田比呂:「そうかなあ」
三嶋光宗:「めっちゃプラス思考じゃん!すご!いい子だな~」
間壁慧:「これは沖凪さんも大変なのでは……。そういえば、改めて。我々はほぼ沖凪さんのことについて知らないので、西海くんからご紹介いただけるとありがたいのですが」
三嶋光宗:「そうそう、実際のとこどうなん?二人って」
西海才人:「ん。そだね。自己紹介しようか」
芦田比呂:「どうって?」
西海才人:タンメンの野菜炒めをライスの上に載せて口に運ぶ手を止めて
沖凪潮:「実際のとこ…」
三嶋光宗:「どうって……許嫁なんしょ?もうキスとかしてるのかな~って」
芦田比呂:「ええっ!」
沖凪潮:「なっ」立ち上がる。「なっ、なっ」
沖凪潮:「していないが!」
芦田比呂:「し、してるの……?」
沖凪潮:「していないぞ!」
芦田比呂:「してないんだ……」
西海才人:「潮っちは西海さんの幼馴染で、やっぱ忍者だよ。子供の頃は良く遊びました。同い年くらいの子全然いなかったしね」
沖凪潮:「……」座る。
西海才人:「してないよー。色気づいてなかったもん!」
間壁慧:「ニンジャの里……。実在したとは……」
三嶋光宗:「幼馴染かー、憧れるよなーそういうの」
間壁慧:「西海家のみが特別なのだと思っていましたが、複数の家が存在するようですね」
西海才人:「西海さん家だけだったら、もう壊滅してるのと同じじゃん!」
西海才人:「あ。でも、潮っち会わなかった間何してたかは気になるにゃ~」
沖凪潮:「西海家は外の者を里に引き入れようと考えていたようだがな。我が一家は真逆のスタンスで」
沖凪潮:「私も幼い頃からずっと里で教育を受け、忍として活動していた」
芦田比呂:「へえ~っ」ふうふうとレンゲに小さくすくった麺を冷ましている。
芦田比呂:「忍者って何するの?」
西海才人:「その割には男子校に入学させるの、どうかと思うよね。出会いとかないじゃん!」
沖凪潮:「主に暗殺だな」皿にラー油を垂らしながら言う。「あとは諜報活動か」
間壁慧:「問題ないんじゃないですか? 西海くんとは出会ってますから」
芦田比呂:「あ、あんさ……」
芦田比呂:「……えっ?やっちゃってるの……?」
三嶋光宗:「え~、今でも暗殺とかするんだ。すご」
沖凪潮:「一人前の忍なら当然だ」つんっと澄ました顔をする。
西海才人:「みんなも悪い事はしない方が良いよー。って言っても今はUGNのお手伝いで糊口をしのいでるんだけどね」
沖凪潮:「…一族の指示なら何でもする。才人はともかく、私はそういう風に考えている」
芦田比呂:「ええ~……」
間壁慧:「それは、西海くんとの結婚も?」
沖凪潮:「…そういう風に考えている」
芦田比呂:「えっ……」
芦田比呂:「好きじゃないのに結婚するってこと?」
沖凪潮:「祖父の命ならそうするしかないだろう」
三嶋光宗:「え、好きじゃないの?才人のこと」
芦田比呂:「そんなのよくないよ~……」
沖凪潮:「……………」
西海才人:「それで結婚までするのは駄目だよね。西海さんは愛されたいボーイなので!ちゃんと西海さんにメロメロになってからにしてよ~」
西海才人:タンメンを食べながら言って。
間壁慧:「メロメロではないんですか?」
沖凪潮:「………メロメロでは…………」
沖凪潮:「……才人。少し耳を塞いでいろ」
西海才人:「仲間外れは酷くない?」でも耳をふさぐ。
沖凪潮:「よし」それを確認する。
沖凪潮:「…………正直なところ」他の3人に言う。「よく分からない」
三嶋光宗:「ふむん?」チャーシューを齧る。
間壁慧:「わからない?」
芦田比呂:「わからない」チャーハンを食べながら。
沖凪潮:「私も彼とは久しぶりに会ったし……。この感情を恋と断言していいものか…」落ち着きなく両指を絡めている。
沖凪潮:「しかし、なんというか、才人が望んでいないまま強引に結婚を決定しては良くない気がする」
間壁慧:「……三嶋くん。これはアレでは?」
三嶋光宗:「うん。アレだわ」
間壁慧:「どうやらダブルクロスを見つけてしまったようですね」
沖凪潮:「あ、アレってなんだ。アレとは」
芦田比呂:「え?どういうこと?」
間壁慧:「こちらの話です。事情はわかりました! 聴覚を封印された西海くんの方、もう大丈夫でしょうか」
沖凪潮:「あ、ああ、そうだな。もういいぞ、才人」
西海才人:「もう!手で耳塞いでたから麵が伸びちゃうじゃん」
沖凪潮:「と、ともかくこちらの話は以上だ。もういいだろ」
西海才人:「で、どんな感じのお話したのさ?」
芦田比呂:「言ったら意味なくない……?」
沖凪潮:「そうだ。うるさい」ラーメンをすすり始める。
三嶋光宗:「忍者らしい真面目な話よ。裏切者を見つけたりとかね」
西海才人:「ちぃっ」タンメンをすすり
西海才人:「裏切り者のお話……そう言えば結局G4の人達って本当にFHなの?」
間壁慧:「それも大きな謎でしたね」
三嶋光宗:「んー、こっちでも色々話聞いてみたんだけどなー」
三嶋光宗:「確定でクロって感じの話は無かったんだよな。でも、メチャメチャ評判悪いわ。やっぱ」
三嶋光宗:「授業もまともに出なかったり、生徒会室を私物化して全然仕事もしてないらしくてさ」
西海才人:「羨ましいね!」
芦田比呂:「見た目はカッコいいのにねえ」餃子のタレを作っている「勿体ない」
三嶋光宗:「でも、学苑にメッチャ寄付してるらしくて、先生も文句言えないんだとさ」
芦田比呂:「わ~悪者……あっ!」お酢を出しすぎる。
西海才人:「西海さんも気分で授業に出たり出なかったり、朝の10時まで寝てたりしたいなぁ」
間壁慧:「予想の10倍くらい悪そうですね」
西海才人:ライスをスープに沈めて食べるのが好きなのだが、潮ッちの手前お行儀が悪いので我慢している。
三嶋光宗:「そうっしょ?マジで悪くてビビったわー」
三嶋光宗:「あと気になる点っつったら、ずっと三人で生徒会やってきたのに、なんか最近になって四人目を探してるらしいんだよね」
芦田比呂:「あっ言ってたね、そんなこと」
間壁慧:「ああ。その理由なら、推測できます」
三嶋光宗:「え、何か心当たりあるん?慧」
間壁慧:「レオくんが探している、『闇夜を照らすもの』に関係するのではないでしょうか?」
間壁慧:「これは魔術師が崇拝する古い神格で、召喚者に多大な知識と力を与える……のですが、問題が一つ」
西海才人:「4人必要ってコト?」
芦田比呂:「レオくんって、生徒会長だっけ」
間壁慧:「そうです。召喚の儀式には、神降ろしの器となる人間がひとり必要らしいですね」
三嶋光宗:「……え!?じゃあ何、探してるのって新メンバーじゃなくて……」
西海才人:「生贄!?」
間壁慧:「器になったひとは魂が次元の隙間に捧げられ、二度と戻ってこれなくなるらしいです。……とはいえ、まあ」
芦田比呂:「ええっ!」
間壁慧:「彼らがそこまで邪悪ならばの話ですよ」
三嶋光宗:「今んとこ悪い要素しかないけどなあ」
間壁慧:「普通に人手が足りなくなったということも考えられます。いまさら真面目に活動を行うとは考えづらいので、その確率は20%くらいですが」
芦田比呂:「あの……すっぱ」餃子をかじって。「要素あります。もう一個」
三嶋光宗:「何何……まだ何かあんの?」
芦田比呂:「本当にFHなんだって、G4の人」
芦田比呂:「“ハイドアウト”なの」
間壁慧:「……それは」
間壁慧:「UGNのエージェントが動くべき案件なのでは?」
三嶋光宗:「あー……マジだったんだ。枯野先輩が言ってたの」
芦田比呂:「いや比呂ちゃんエージェントなんだってば!」
三嶋光宗:「他の二人は?知ってんの、それ?」
芦田比呂:「“ハイドアウト”の案件で居るの!」
西海才人:「比呂ちゃんさん、独りで捕まえられる?大丈夫?」
芦田比呂:「えーっと。他の二人は知ってるというか」
芦田比呂:「その枯野先輩が言ってることが半分隠されてると言うか……」
芦田比呂:「枯野先輩はハイドアウトだけどハイドアウトは枯野先輩じゃないの」
芦田比呂:「えっ手伝ってくれないの……?」
三嶋光宗:「……?え、何?哲学?」
芦田比呂:「ち……違うよう!」
間壁慧:「???」
西海才人:「お願いされれば、手伝うよ!あと、どういうことか説明してくれれば」
芦田比呂:「3人とも“ハイドアウト”なの!」
芦田比呂:「名前を使いまわしてたんだよ」
西海才人:「一人の名前を複数人が名乗って神出鬼没を演出するやつ。ご先祖様もやってた!」
芦田比呂:「だから、目撃証言がバラバラだったんだ」
間壁慧:「……わかりました! 三人そろって“ハイドアウト”ですね」
三嶋光宗:「え~~、そんなのアリかよ!?」
三嶋光宗:「いや待って、じゃあマジで三人とも真っ黒ってことじゃん!」
芦田比呂:「普通はなしだよ~紛らわしいし」
芦田比呂:「そういうサクセンってことだと思うけど……」
芦田比呂:「真っ黒なんだよ!」
間壁慧:「とても疑わしくなってきました……」
間壁慧:「そんな人たちに、芦田くんは正体を知られてしまったんですね?」
間壁慧:「芦田くんの正体を彼らは知っている」
芦田比呂:「えっ」
西海才人:「すぐにでも学校追い出さないのなんでなんだろうね」
芦田比呂:「あ~……!」
芦田比呂:「どうしよ……」
三嶋光宗:「そうじゃん、比呂ヤバくね?」
芦田比呂:「うう……」
芦田比呂:「で、でもエージェントとはバレてないはず……」
芦田比呂:「たぶん……」
間壁慧:「それに邪悪な儀式の件もありますし、俺は個人的にも……彼らに話を聞いてみたいと思います」
西海才人:「これは、速攻、話をつけに行くのが良いと西海さんはお思うよ」
西海才人:タンメンの野菜炒めをおかずにライスを食べ進めている。
芦田比呂:「そうだね……時間をかけられないよ」
沖凪潮:「私も手伝うべきだろうか」餃子を食べている。
芦田比呂:「あ、危ないよ……?」
沖凪潮:「む………」
三嶋光宗:「……比呂に取り押さえられてたしなあ……」
沖凪潮:「……足を引っ張る存在だと思われているのは甚だ不満だが、迷惑をかけたいわけではないからな」頬を膨らます。
沖凪潮:「私は見守らせてもらおう」
西海才人:「んー。西海さんが防御に優れていたら、 何があっても守るぜ。とか言えるんだけど、苦手だからにゃ~」
芦田比呂:「ごめんね。忍者としてのプライド?とかあるかもだけど」
芦田比呂:「比呂ちゃんもあるからプライド」
間壁慧:「では、方針が決まりましたね」
芦田比呂:「なるべく巻き込ませないって」
三嶋光宗:「おお、カッコいいじゃん」
芦田比呂:「もう3人巻き込んでるから説得力ないけど……」
西海才人:「流石、本当のエージェントだ」
沖凪潮:「分かった。本職の邪魔はしないよ」頷く。
間壁慧:「なんとしても彼らの身柄をおさえなくては。UGNエージェントの方、よろしくお願いします」


GM:シーンを終了します。
GM:ロイス・購入判定が可能だよ!
西海才人:アームドスーツが欲しいけど高いのでボディーアーマー
間壁慧:ロイスは保留!
西海才人:1dx+2
DoubleCross : (1DX10+2) → 7[7]+2 → 9

芦田比呂:じゃあアームド狙うよ!
三嶋光宗:ロイス保留で応急キット
芦田比呂:5dx+5>=15
DoubleCross : (5DX10+5>=15) → 10[2,2,6,6,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

西海才人:財産3使って買っておきます。
三嶋光宗:2DX>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 7[1,7] → 7 → 失敗

GM:すごい
芦田比呂:買えた~ 西海くんにあげるね
三嶋光宗:うーん 財産1で買います 以上
間壁慧:応急キット
西海才人:やったー。じゃあボディーアーマー 比呂ちゃんにあげる
間壁慧:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功

間壁慧:OK!以上
芦田比呂:サラシあるのに……
芦田比呂:ロイス保留で以上!
西海才人:あるのか。じゃあヴェイダーにあげる
三嶋光宗:ありがと~
GM:は~い じゃあこのシーンは以上!


【ミドルフェイズ4】

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは三嶋くん。ミドル戦闘があるシーンです
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (60 → 64)
GM:全員登場推奨です~ 出る人は侵蝕率を上げてね
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (66 → 68)
西海才人:1D10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 7[7]+58 → 65

間壁慧:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 10[10]+51 → 61

GM:間壁君が大分上がったけどトントンくらいですね
間壁慧:想定内ッ
GM:ではこのシーンは先ほどお伝えしたとおり、生徒会室に向かっていただくシーンになります
GM:生徒会室に向かうところからでいいかな~
GM:そしたらイベントがほにゃほにゃあって戦闘になります
GM:そんな感じでやっていくわよ~


GM:G4メンバーがFHエージェント"ハイドアウト"であることを突き止めたキミ達は、さっそく彼らがいるであろう生徒会室へ向かっていました。
GM:校舎の最上階の最奥、ほとんどの学生が寄り付かない場所に生徒会室はある。
西海才人:「此処まで来ておいて、なんだけど!なんて言って押し入るの?」
三嶋光宗:「頼もう!とか?」
西海才人:「お前たちの悪事は丸ッとお見通しだ。だっけ、女教師が極道のやつ」
間壁慧:「UGNだ、両手をあげろ……とか」
三嶋光宗:「え、そうだっけ?何か違くね……?」
西海才人:「顔は同じだったような。むむむ」
芦田比呂:「別になにか言う必要なくない……?」
三嶋光宗:「つか、話聞くって言ってもさ、口封じに襲ってくるかもなわけじゃん?」
芦田比呂:「悪いことしてるのは向こうなんだよ!」
三嶋光宗:「それで喧嘩になって、勝てたとして……生徒会いなくなったらどうすんだろうね?また選挙すんのかな」
間壁慧:「三嶋くんとかが立候補すればいいんじゃないですかね」
間壁慧:適当!
芦田比呂:「選挙で選ばれた生徒会がみんなFHなの……?」
三嶋光宗:「え~?俺~?」
三嶋光宗:「出ちゃおっかな~」
GM:では、そんな風にキミ達が話していると。
GM:突き当りの生徒会室の前に、ひとりの男子生徒が立っていることに気付く。
三嶋光宗:「……およ?」
西海才人:「誰かいる!」
枯野ハルキ:「…や」手を挙げる。前髪が長い、整った顔立ちの男子生徒。
枯野ハルキ:「何してんの、こんなところで。ここはG4の場所だから帰りなよ」
三嶋光宗:「枯野先輩。この前はどーも」
三嶋光宗:「先輩だけ外で何してるんスか?見張り的な?」
枯野ハルキ:「うん。まあ、そんな感じかな」
枯野ハルキ:「なんか、人が来る気がしたから出てみたら、本当に人が来たから」笑う。
三嶋光宗:「すごい良い勘スね」笑う。
三嶋光宗:「いやー、でも俺ら学苑の将来に関する重大なお話があって来たんスよね」
西海才人:「動きが読まれてるのでは」間壁君に小声で
芦田比呂:「う、うん!大事な話なんだ」
間壁慧:「あるいは、そういう能力があるか……ですね」
三嶋光宗:「生徒会の皆さんに是非聞いてほしくて。つーわけで、入れて貰えないすか?」
枯野ハルキ:「最近、勘が冴え渡ってるんだよね、俺…。ううん、通すわけにはいかないな」
枯野ハルキ:「見張り? だからね、俺。なんか、君達、良い話しなそう」
枯野ハルキ:「そうだな……俺が先に聞くよ。何?」
三嶋光宗:「んん……」一瞬三人に視線を送り。
芦田比呂:「生徒会の先輩たちの悪い噂が流れてます」
三嶋光宗:「おお、直球」
芦田比呂:「強盗とか暴行とか……その噂を確かめるために、調べさせてください!」
三嶋光宗:「直球すぎんべ!?」
西海才人:「ん-」間壁君の後ろに隠れつつ後ろ手に忍者刀を手にする。
芦田比呂:「だ、だって!」
間壁慧:「まあ、仕方ないのではないですかね」
芦田比呂:「やましいところがないなら別に問題ないじゃん!」
枯野ハルキ:「……三嶋くん、だっけ。だよね」
間壁慧:「向こうも隠す気はないんでしょう」
西海才人:「ついでに言うと1人じゃ怖かったので4人で来ました!」
三嶋光宗:「三嶋っす。何スか?先輩」
枯野ハルキ:「この子達と…俺達、捕まえに来たんでしょ?」
枯野ハルキ:「全員UGN? イリーガルがやってるならやめときなよ。お互い損だよ」
三嶋光宗:「損?どうして?」
枯野ハルキ:「ん? だって…俺達、別に君達をどうこうするつもりないし」
枯野ハルキ:「お互い無視してればいいじゃん。平和、平和」
三嶋光宗:「いやー、どうすかね」
三嶋光宗:「俺、今の生活結構気に入ってるんスよ。こいつらとバカやって、楽しく騒いで」
三嶋光宗:「そういう高校生生活が、もしアンタらみたいな悪者の下に成り立ってるんだとしたら、気分悪くないスか?」
枯野ハルキ:「……」「……悪者だなんてひどいな。ちょっとカチンときたよ」
三嶋光宗:「いや、だって悪者でしょ?」笑う。
芦田比呂:「そうだよ!」
芦田比呂:「普通の人たちに迷惑かけるのは、悪者です!」
三嶋光宗:「そういう悪い先輩をシメて、今後晴れ晴れと気持ちよく青春を謳歌できるんなら……これ」
三嶋光宗:「かなりお得だと思うんスけど。どうすか?」
枯野ハルキ:「……そう。そこまで言われちゃしょうがないな」頭をかく。
枯野ハルキ:「なんて言えばいいのかな…柏谷みたいに上手くできないや。まあ、あれだ」
枯野ハルキ:「やろうか。来て」
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エネミーは枯野ハルキ一人。君達との距離は5m。
GM:枯野ハルキを倒したら戦闘終了になります。
GM:ではやっていきましょう!
GM:1ラウンド目!セットアップ!
西海才人:なしお!
芦田比呂:なし
間壁慧:枯野くんの行動値を知りたいです!
GM:あっ失礼しました
GM:9です!
枯野ハルキ:こちらはありません!
間壁慧:灰色の庭を使います。枯野くんの行動値をマイナス6して3にします
三嶋光宗:セットアップなし!
間壁慧:侵食率61→63
枯野ハルキ:うわ~
間壁慧:いじょ!
GM:演出します?
間壁慧:自前アクションのときに同時にやります!
GM:了解です!
GM:ではイニシアチブプロセス。
枯野ハルキ:イニシアチブプロセスで行動します。
間壁慧:ヒェッ
枯野ハルキ:《スピードクリエイト》を使用し、《シールドクリエイト》を使用。防具を作成します。
枯野ハルキ:また、即座にオートアクションで《錬成の掟》を使用。盾のガード値を+5します。
枯野ハルキ:演出は最初に攻撃受けるときにまとめてやります!以上。
三嶋光宗:カチカチになってる
GM:というわけで、行動値9の間壁くんの手番です。
西海才人:モルフェウスの純粋種だ
間壁慧:やるぞーっ
間壁慧:マイナーなし!
間壁慧:メジャーでコンボ:チャンドラマの黒い鋼。コンセ+原初の赤:無機なる四肢+紡ぎの魔眼+フォールンスプライト!
枯野ハルキ:こいっ
間壁慧:ダメージを与えられるか不安だが……これでがんばれっ
間壁慧:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,3,3,4,5,6,8,9,10,10]+10[1,8,8,9]+10[5,6,10]+5[5] → 35

間壁慧:高めが出た、よかった
枯野ハルキ:ギャ~
枯野ハルキ:作った盾でガードします!
間壁慧:ダメージがんばれ
間壁慧:4d10+5
DoubleCross : (4D10+5) → 12[3,5,1,3]+5 → 17

間壁慧:!?
間壁慧:低すぎでは???
枯野ハルキ:エエ~ッ
三嶋光宗:なんてこと
芦田比呂:かなしい……
西海才人:元気出して欲しい出目
枯野ハルキ:言いづらいことですが…ガード値でガキンと弾きました
間壁慧:じゃあちょっと演出
間壁慧:「あ。交戦してもよい雰囲気ですね。つまりこれはVerum, sine mendacio」 無駄口の途中がすでに詠唱となる。足元の影がゆらめき、硬質な黒曜の槍となって射出される。
間壁慧:「certum et verissimum」 槍は枯野ハルキを狙い、ぶつかる――と同時に粘性のある質量に代わり、その足元に絡みついた。
間壁慧:侵食率63→68
枯野ハルキ:「!」廊下の床から伸ばすように、十字架を模した巨大な盾を作成。
間壁慧:「うーむ……不意を打ったと思ったのですが、これは硬い。能力展開も素早いですね……!」
西海才人:「足止め。間壁ッち偉い!一手も暴いたね」
枯野ハルキ:盾で、絡みついた槍を無理やりはらいのける。
間壁慧:「というわけで、ええ。攻撃お任せしますよ」
枯野ハルキ:「……何それ。魔法使い?」
枯野ハルキ:「何言ってんだかわかんなかった」
GM:次は行動値8の三嶋くんの手番だよ!
三嶋光宗:はい!
三嶋光宗:マイナーで戦闘移動、先輩にエンゲージ
枯野ハルキ:カモン!
三嶋光宗:メジャーで【あの辺を殴る】 ≪無形の影≫+≪原初の赤:巨人の斧≫
三嶋光宗:先輩に攻撃します
枯野ハルキ:きたまえ!
三嶋光宗:4DX+21
DoubleCross : (4DX10+21) → 8[3,4,4,8]+21 → 29

三嶋光宗:おしい
枯野ハルキ:ガードします。
三嶋光宗:うお~~っ 前歯全部折ってやる
三嶋光宗:3D10+5+9
DoubleCross : (3D10+5+9) → 22[10,4,8]+5+9 → 36

枯野ハルキ:ギャッ
三嶋光宗:どうだッ
枯野ハルキ:ガード値を抜けて結構痛い!
枯野ハルキ:まだ生きてます。
三嶋光宗:流石にね!
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を8増加 (64 → 72)
GM:ちくしょうだぜ 演出どうぞ!
三嶋光宗:「慧のアレ止めるとか……ヤバいすね、先輩」
三嶋光宗:「でも、勘の良さだけなら……」
三嶋光宗:悠然と、だが素早く枯野の懐に潜り込み、死角を突く。
枯野ハルキ:「……!」それに対応しようとするが、三嶋くんの動きに翻弄される。
三嶋光宗:竹刀を振るう。何ら特別な能力でもない攻撃。だがそれが、巨大な盾の防御を破る。
三嶋光宗:「俺も割と負けてないんで」
西海才人:「あの動きを何となくでやるから、ヴェイダーは狡いにゃ~」
枯野ハルキ:「………!」十字架を模した盾に亀裂が入る。
間壁慧:「100%、自前の運動神経だけですよね」
芦田比呂:「すごい才能なんだよな……」
三嶋光宗:「やっぱその辺すか。急ごしらえだし、どっか脆いだろうとは思ったけど」
三嶋光宗:「どうします?俺、こん中じゃ一番弱いスけど」
三嶋光宗:「何せ一般人、俺だけなんで」
枯野ハルキ:「そりゃ、厄介な連中を連れてきてくれたね」
三嶋光宗:「ハ。先輩方の日頃の行いですよ」
枯野ハルキ:「そんなことないはずだけど…。魔法使いと、何? 勇者でも連れてきたの?」
GM:次は行動値6の西海くんの手番!
西海才人:はい。マイナーで《アンバウンド》65→67
西海才人:後方10Mに移動します。
GM:はーい
西海才人:そしてメジャー《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》67→71 接敵 攻撃
西海才人:6dx7+4
DoubleCross : (6DX7+4) → 10[1,4,5,7,8,9]+10[1,3,7]+10[7]+2[2]+4 → 36

枯野ハルキ:負けるか~~~っ
枯野ハルキ:ガードします
間壁慧:ダメージロールの前にフォールンサラマンダーで支援します。ダメージを+2d10どうぞ!
枯野ハルキ:何ですって~~?!
西海才人:うおーー。凄いぞ。
西海才人:4D10+2D10+11+9+3
DoubleCross : (4D10+2D10+11+9+3) → 21[6,9,2,4]+11[6,5]+11+9+3 → 55

枯野ハルキ:あっ
枯野ハルキ:そ…そのダメージは…死にますね
間壁慧:しゃあっ 西海・ソード!
三嶋光宗:死んだ!
西海才人:友情パワーだ!
枯野ハルキ:戦闘不能になりまして
三嶋光宗:凄ェ!
芦田比呂:つよ~
枯野ハルキ:即座に《魂の錬成》を使用して復活しますが
枯野ハルキ:降参して戦闘放棄します。
三嶋光宗:何と……
GM:また一度戦闘不能になったため、ここで戦闘終了になります。
GM:ともあれ演出どうぞ!
西海才人:「残念。勇者ではなく……よっと」
西海才人:間壁ッちの肩に足をかけて、そこから空に足場があるかのように駆ける。
西海才人:「忍者です!」
西海才人:空中で体を捻って回し踵蹴り。全体重を乗せて繰り出された蹴りは、落下速度で威力を増し 人の骨を容易に叩き折る。
枯野ハルキ:「な……」
間壁慧:「おっと。始めますね」 枯野の足元にからみつく影が蠢き、防御を阻む。
枯野ハルキ:「…っ、最悪……!」盾の動きが阻害され、体が無防備にさらされる。
枯野ハルキ:そのまま強烈な蹴りを受け、身体が廊下に沈んだ。
西海才人:蹴りの炸裂と着地と同時。後ろ手に隠した忍者刀が首筋に当てられていた。
枯野ハルキ:「……………」忍者刀を見やる。
西海才人:「忍びの戦は生も死も一瞬。降参した方が良いと思います」
三嶋光宗:「さっすがニンジャ。メチャクチャするわ」
西海才人:「西海さん達は実のところまずはお話しに来ただけなので!」
芦田比呂:「西海くんもすごい……けど」
芦田比呂:「比呂ちゃんのプライド……」
西海才人:(比呂ちゃんさん、そこは間壁ッちを褒めるところじゃなかったんだ!?」
枯野ハルキ:「………そう」逡巡するような間がある。「わかった。降参する」
間壁慧:「よかった。秘密兵器の芦田くんが出る前に降参してもらえたようです」
枯野ハルキ:「でも、悪いね。もう、柏谷も有栖川もここにはいないよ」
西海才人:刀を首から引く。
三嶋光宗:「……いない?」
枯野ハルキ:「うん。時間稼ぎっていうの、させてもらった」
西海才人:「本当に足止めをしてた」
三嶋光宗:「ははあ……仕事は見張りじゃなくそっちですか」
芦田比呂:「あっ……!」
芦田比呂:「う……嘘つきじゃん!」
枯野ハルキ:「ちゃんと仕事してて、偉いでしょ」微笑む。
枯野ハルキ:「で…はい。どうぞ」両手を挙げる。「UGNに連れてくんでしょ。連れて行ってよ」
西海才人:「生徒会の仕事も同じくらい真面目にしてほしいと思いました!」
間壁慧:「稼いだ時間で、他の二人は何を?」
芦田比呂:手を掴んで拘束していく。
間壁慧:「なりふり構わず海外へ逃走でもされていると、大変厄介なのですが……」
枯野ハルキ:「そんなことはしないんじゃないかなあ。俺、愛されてるし…」
芦田比呂:「え?誰に?」
三嶋光宗:「またそれスか。どういう意味なんですか?」
枯野ハルキ:「え、皆に、愛されてるって意味……」
三嶋光宗:「そ、そのまま……」
西海才人:「見捨てられたりはしないってコト?」
枯野ハルキ:「ああ…そういうことになるかな」
西海才人:「まぁ、良いです。他の二人は今何をって質問の答えを西海さんは知りたいです」
枯野ハルキ:「……んん…どっかに居るとは思うんだけど」首を傾げる。「俺もちゃんとは分かんないんだよ」
三嶋光宗:「仲間なのに、スか?」
枯野ハルキ:「聞くの忘れちゃった」
間壁慧:「……とりあえず、身柄は押さえておきましょうか」
GM:あっけらかんと言う。本当に知らないようだ。
三嶋光宗:「嘘ぉ……」
間壁慧:「枯野くんの発言が本当なら、取り返しに来てくれるかもしれません。それはそれで好都合です。人質になっていただきます」
西海才人:「凄い悪の使う戦法!」
三嶋光宗:「あ、慧頭いい!人質ってことね」
芦田比呂:「あ、あんまりそういうのは……」
枯野ハルキ:「うん、人質になります。UGNまで案内してね」
間壁慧:「でも、他に方法がないような……。本人もこう言ってますし。芦田くん、どうします?」
芦田比呂:「うーん。とにかく身柄は抑えなきゃだよね」
芦田比呂:グイグイと手際よくひねっていく。
西海才人:「縄とか鎖なら西海さんの部屋にあるよー」
芦田比呂:「質問は続けるとして、足取りはこっちで調べたほうがいいかも」
芦田比呂:「うん、後で貸してね」身体を押し付けるように拘束して。
芦田比呂:「とにかく、3人のうちの1人は捕まえたんだから」
芦田比呂:「この調子だよ!」
三嶋光宗:「そーね。あーあ、今回はスピード解決行けそうだと思ったんだけどなー」
枯野ハルキ:「………」身体を押し付けられるように拘束されたまま、柔らかく微笑みを浮かべる。


GM:シーンを終了します。
GM:今回は戦闘があったので、ロイスのみ取得・感情変更が可能です~
西海才人:なしおです。
芦田比呂:ロイス保留で!
三嶋光宗:とりあえず保留!
間壁慧:ロイス保留です!
GM:はーい!
GM:では、次はマスターシーンです。


GM:UGN支部。
GM:無精髭に柄シャツを着た男──支部長が、むしゃくしゃとした顔で立ち尽くしていた。
GM:その横で、枯野ハルキは柔らかい微笑みを浮かべる。
枯野ハルキ:「そんな怖い顔しなくてもいいじゃん。たくさんお金、もらえたでしょ」
支部長:「…ええ、もらいましたよ。テメエと、テメエの友達のお父様からよ。それはもう目眩がするほどの金と圧力をよ…」
支部長:「あんな位置にいる政治家どもが、バカのガキのためにクソみてえな真似しやがって。クソだ。クソしかいねえ」
枯野ハルキ:「早かったよね。思ったよりずっと早く解放してもらえて助かったよ」
支部長:「したくてしたわけじゃねえんだよ!いいか、この…」
枯野ハルキ:「あ、迎えが来たから行くね」
枯野ハルキ:聞こえてくる支部長の怒声を全く意に介さず、支部から去っていく。
GM:目つきの悪い青年と、怜悧な雰囲気を纏う青年が、枯野ハルキを出迎える。
柏谷レオン:「捕まってんじゃねえよテメェ」見るからに苛立っている。
枯野ハルキ:「怒ってる」笑う。「二人を守ったんだから良いじゃん」
柏谷レオン:「ああ…!?」
有栖川楓:「ほらほら、レオン、怒らない」掴みかからん勢いの彼を手で制する。
有栖川楓:「ハルキが俺たちを守ろうとしてくれてるのは分かるよ。でもさ」
有栖川楓:「やっぱ、もう単独行動はナシだ。俺たち“ハイドアウト”は3人一緒って決まりでしょ」
枯野ハルキ:「そうだけどさ、俺、何してでも二人を守らなくちゃいけないんだよ」
柏谷レオン:「………頼んでねえよ。もういい。行くぞ」舌打ちして、大股で先頭を歩き始める。
枯野ハルキ:「うん。あ、ねえ。俺が時間稼いでる間、二人は何してたの?」
有栖川楓:「ああ…。G4に探り入れてきた子がいてさ。バレないようにしてたみたいだけど」
有栖川楓:「全く、お前が作ってくれた時間で、じっくりお話できましたとも」肩をすくめる。
有栖川楓:「でも、朗報だよ。その子が俺たちに賛同してくれて、G4に加入することになったんだ」
枯野ハルキ:「そっか、良かった。なんて人?」
柏谷レオン:「沖凪潮だ」振り向いて言う。
柏谷レオン:「G4の新メンバー。沖凪潮。覚えておけよ」


GM:シーンを終了します。


【ミドルフェイズ5】

GM:次のシーン。シーンプレイヤーは一周回って西海くん!
西海才人:71+1d10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+2[2] → 73

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (72 → 79)
間壁慧:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 8[8]+68 → 76

GM:とりあえずこのメンバーで開始しよう~
GM:いちおう情報収集判定があるのですが もう貼っていいかな どうしよう
GM:判定だけ済ませることになりました
・ハイドアウト=G4について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度11
・G4について2 〈知識:学苑〉〈情報:噂話〉難易度9
三嶋光宗:G4について2 いこうかな
西海才人:僕は情報がカスですが、一応やって失敗したら間壁ッちに任せます。
三嶋光宗:4DX+2>=9 コネ使用
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 8[1,2,7,8]+2 → 10 → 成功

西海才人:ハイドアウト=G4についてやります。
間壁慧:了解!
GM:すごいぞ!
西海才人:コネ:情報屋使って裏社会で振ります。
西海才人:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 6[2,4,6,6]+1 → 7

西海才人:無理でした!ごめんね!
間壁慧:では、後詰めのわたくしめが!
間壁慧:情報:裏社会で、紡ぎの魔眼+フォールンスプライト!
間壁慧:8dx+3=>11
間壁慧:matigai
間壁慧:8dx+3>=11
DoubleCross : (8DX10+3>=11) → 9[1,1,6,6,7,7,7,9]+3 → 12 → 成功

間壁慧:ヨカッタッ
GM:おお~
三嶋光宗:ヤッタネ
間壁慧:侵食76→77
GM:順調ですね!では結果を開示します~
・ハイドアウト=G4について 〈情報:UGN、裏社会〉難易度11
"ハイドアウト"ことG4は、家柄を利用した司法取引を行い、UGNの手から逃れ続けるつもりだ。
現に枯野ハルキは、UGNに拘束されたものの、既に解放されてしまった。
彼らを捕まえたい場合、逃れられないような明確な犯行の証拠を押さえる、といった方法をとる必要があるだろう。
GM:また、枯野ハルキがUGNに確保された際、彼がジャーム化していることが発覚している。
GM:以上です。
・G4について2 〈知識:学苑〉〈情報:噂話〉難易度9
GM:最近、G4の新メンバーとして沖凪潮という生徒が加入したようだ。
GM:沖凪潮は、G4の計画に賛同し、自分から協力を申し出たと言う。
GM:次のシーンから、
・G4の目的について 〈知識:魔術〉〈情報:UGN、裏社会〉難易度12
GM:が調査可能になります。
GM:以上です。
GM:西海くんと間壁くんの寮室。
GM:その夜、三嶋くんは2人の寮室を訪れていました。
西海才人:部屋は右と左の半分で綺麗に色分けされている。右は壁にかかった多数の忍者グッズに掛け軸。
西海才人:フローリングの床の上には畳とベッド。他に目がつくのは黒い小さな冷蔵庫と大きなTV。
間壁慧:左の壁には天体図が貼り付けられ、ガラクタとしか思えない器具が床に散乱する。
間壁慧:点滅しているのは何かの計測器具のようだが、なんのために稼働しているのか、間壁慧本人以外にはまったく理解できないだろう――
三嶋光宗:そんな部屋の様子も特に気にすることなく、慣れた様子でくつろいでいる。
間壁慧:「……というわけで」
西海才人:部屋の真ん中に正確に設置されたテーブルの上にホットプレートを置いて、お好み焼きを焼いている。
間壁慧:「どうも大変なことになってきましたね」
西海才人:「ん-。本当にねぇ。西海さんも大変で夕ご飯がいつもの3分2くらいしか喉を通らないよ」
三嶋光宗:「いやぁ、どうすんべって感じだよなぁ」笑って頭を掻く。
間壁慧:「深刻ですよ」 エフェクターのような機材をビス止めしている。
西海才人:人数分のコーラと、焼き立ての豚玉を配り。
西海才人:「なず大変なこと何からどうしようかー?皆の意見を聞きたいなと思います!」
間壁慧:「問題なのはG4ですね。釈放されてしまいました」
間壁慧:「UGNから釈放って、これは相当なものですよ」
三嶋光宗:「なんか余裕しゃくしゃくじゃんとは思ったけどね~」
三嶋光宗:「もう!?って感じだよなー。どんな手使ったんだか」
間壁慧:「ルパンの脱獄とはわけが違いますね。純粋にマネーとパワーでしょう、おそらく」
西海才人:「お金とか権力。UGNの権威とかヤバくない?」
三嶋光宗:「結局UGNもそういうとこは普通のとこと変わんないんだなー」
間壁慧:「芦田くんを見ているとUGNの権威とは……という気持ちになりますが、とにかくヤバいですね」
三嶋光宗:「これさあ、もしもう一回捕まえてもまた揉み消されんじゃね?」
西海才人:「そうまでして釈放させる必要があったって事だよね。儀式って人数揃ってないとダメなのかな」
西海才人:お好み焼きをもっちゃもっちゃ食べながら言う。
間壁慧:「何か決定的な証拠を突きつけなければならないですね」
間壁慧:「名探偵ミシマくんの出番かもしれません」
三嶋光宗:「マジ?久々にやっちゃうか~、名探偵」特に実績は無い。
西海才人:「間壁ッちがヴェイダーに面倒なこと全部投げたよ!ヴェイダーが受けたよ!」
西海才人:「名探偵。なんか推理できそう?」
三嶋光宗:「まあUGNでも組織だったセルでも無いんだから、証拠掴めば大規模な揉み消しは無理よね」
三嶋光宗:「どうも全然反省してないっぽいからまた悪いことするだろうし……証拠掴むチャンス自体は今後いくらでもあるだろうけど」
三嶋光宗:「問題は例の儀式だよね」
三嶋光宗:「……四人目も見つかったみたいだし」
三嶋光宗:西海くんに目をやる。
間壁慧:「その儀式で悪逆非道の限りを尽くしているG4を逮捕する……ということで、問題は、そう」
間壁慧:「沖凪くんですね」
西海才人:「なんで、こんな事に……」
西海才人:「美龍ちゃんの時くらいに、なんで、こんな事になんだよねぇ」
西海才人:胡坐描きながら どうしようかー、みたいに左右に体を揺らし。
間壁慧:「毎回西海くんの身に降りかかる災いが大きい……」
西海才人:「本当だよね!何か事情があると思うので、それを知っておきたいです!」
三嶋光宗:「何か上手いこと慰めようと思ったんだけど、何つったらいいのかな……」
三嶋光宗:「まあ、元気出せって。俺ら付いてるじゃん?」
間壁慧:「さすがに何か事情があるとは思うのですが」
三嶋光宗:「そうそう。事情も無くこんなことする子じゃないっしょ?どうなん?」
西海才人:「そうだよぉ。みんなに力を貸してもらう気は西海さんは満々なので、苦労してね☆」
西海才人:「可能性は色々あると思うよ。それこそ騙されてるのかもしれないしさぁ、斜め上に何かやりたいことがあるのかもしれない」
三嶋光宗:「んー、才人の為に潜入調査する気とか?」
三嶋光宗:「それとも、例の神様にお願いして何か叶えたい願い事でもあんのかな」
西海才人:「忍者だし出来る!って思ってそうだよねぇ」
西海才人:「こういうのは力づくで、こんな事は止めろ。と無理矢理引きはがすと遺恨とか残りそうだし、潮っちとお話したいなぁ」
間壁慧:「まったく根拠がないですね……忍者だから……。ただ、その場合の問題は」
間壁慧:「沖凪くんが敵対したら、西海くんはどうするかということです」
三嶋光宗:「……」お好み焼きを口に運ぶ。
西海才人:「また、その問題!? >< 」
西海才人:コーラを一気に飲んで。
間壁慧:「俺はこの件から手を引けません。……俺の目的への手がかりになるかもしれませんからね」
西海才人:「なるべく、当身ビシッとかは、したくないけど、その時はね、するよ。そうならないようにしたいなぁ」
三嶋光宗:「俺も最後まで付き合うよ。てか、ここまで来て途中退席は無いべ?」
西海才人:「西海さんが潮ッちのことを知らなさすぎるのが問題な気がするので、もっと知っておけば良かった」
三嶋光宗:「そうそう、そこだよ」
間壁慧:「……ですね」
三嶋光宗:「しばらく恋はいいとか言ってたけどさあ……実際のとこ、どうなん?」
西海才人:「美龍ちゃんのことも西海さん何も知らなかったなぁ」ぐへぇっと落ち込むように頭を垂れて。
三嶋光宗:「潮ちゃん、すげーいい子じゃん。あの子個人に対しては、才人はどう思ってるわけ?」
西海才人:「ん~。実際のところ潮っちがどう思ってるかわからないじゃん。とかそう言うのは抜きにしろとか言ってるな!」
三嶋光宗:「よくお分かりで」
西海才人:「友達だかんね!」
西海才人:「美人だなぁ。世間知らずで放っては置けないなぁ。とは思うよ。西海さんとしては嫌いじゃないです」
西海才人:「今はぎこちないけど、たくさん遊べばきっと楽しくなると思います」
間壁慧:「……三嶋くん、このお話し、もうちょっと早く解決していたと思いませんか?」
西海才人:「でも、ほら、向こうの事を西海さんまだ良く知らないし、潮っちが西海さんに惚れ惚れになるにしても、西海さんの格好良い所見せてないしなぁ」
西海才人:「みたいな感じ!」
三嶋光宗:「う~~~ん」頷きながら腕組みして「難しいなあ、青春って」
三嶋光宗:「まあ要は、何にせよこれからってコトっしょ」
三嶋光宗:「とりあえず、まずは連れ戻さなきゃじゃね?」
西海才人:「くそぅ。余裕のある発言をヴェイダーがしてるよぅ」
間壁慧:「作戦が決まりましたね。大丈夫、きっとうまくいきます」
西海才人:「二人とも、頼りにしてるかんね!」
西海才人:「西海さんは語彙力がないので、説得文章とか考えてね!」


GM:別日、学校。広い敷地を持つ万籟館学苑には、学生が自由時間を過ごすためのスペースが各所にある。
GM:中庭に設けられたテラススペースもその一つだ。白いテーブルとイスが並び、眺めの良い場所で過ごすことができる。
GM:キミがその場所を通り過ぎた時、見慣れた連中──G4の3人と沖凪潮がいることに気付くでしょう。
沖凪潮:「比呂!」
芦田比呂:「ん」顔を上げて。
芦田比呂:手を振りかけて……
芦田比呂:「え」
GM:後ろに3人の男子生徒がいる。
芦田比呂:「……え?」
有栖川楓:「ああ、芦田"くん"だ」
枯野ハルキ:「芦田"くん"? あ、この間の子か」当然のようにいる。
芦田比呂:「なんでいるの……?」
枯野ハルキ:「出してもらったんだ」
芦田比呂:「出してもらったって……」
柏谷レオン:「UGNもたいした組織じゃねえな」テーブルに雑に足を投げ出している。「金と権力!それで言いなりだ」
柏谷レオン:「で? お前がこの学苑に忍び込んでるエージェントだって?」
芦田比呂:「そ、そんなこと……」反駁しようとして、言い募る。
芦田比呂:「……だったら?」
芦田比呂:きりとにらみつける。
柏谷レオン:「あ?」じろっと見る。「それはこっちの台詞だよ。どうすんだ?」
芦田比呂:「どうするって……」射竦められたように一瞬怯むが。
芦田比呂:「止めてもらうに決まってるじゃん」
芦田比呂:「これ以上周りに迷惑をかけるのはやめて」
柏谷レオン:「……ハハ!学級委員長でいるよな。こういう奴」
芦田比呂:「……」むっとして。
芦田比呂:「潮さん!行こ!」
芦田比呂:手を引こうとする。
柏谷レオン:「おい。間壁に言っとけ」それを止めることもせず、声を投げる。
芦田比呂:「間壁くんに?」
柏谷レオン:「『闇夜を照らすもの』については、もういい。こっちでどうにかするってな」
柏谷レオン:「よろしく、お嬢さん」手をひらひらと振る。
芦田比呂:「おじょ……っ」
沖凪潮:「ひ、比呂。行こう」背中を押す。
芦田比呂:「……」べー!と舌を出して。
芦田比呂:「首を洗って待っててよっ!」
芦田比呂:押されるようにその場を離れる。
GM:G4の姿が見えなくなったところで、沖凪が口火を切ります。
沖凪潮:「……すまない、比呂。声をかけなければ良かったか」
芦田比呂:「ううん!」ぷりぷりと怒っている。
芦田比呂:「あんにゃろ~~~……」
沖凪潮:「しかし…これから彼らと行動をともにすることは、比呂に話しておきたくて…」
芦田比呂:「あっ潮ちゃんはなんかされたりしてな……」
芦田比呂:「え?」
芦田比呂:「あ、そ、そうだよ!なんで一緒にいたのさ!」
芦田比呂:「あの人たち悪い危ない人なんだよ!」
沖凪潮:「うん」頷く。「私、G4に加入することにした」
沖凪潮:「承知の上だ」
芦田比呂:「えっなんで……!?」
沖凪潮:「彼らがやりたいことを知り、私もそれに乗ることにした」
芦田比呂:「ふ……ふざけてる……」
芦田比呂:わなわなと震える。
芦田比呂:「女の子はダメって言っておいて!」
芦田比呂:「どういうことなのっ!!」
沖凪潮:「比呂……?」
沖凪潮:「入りたかったのか…?」
芦田比呂:「入りたくなんてない!」
芦田比呂:「だけどナシって言われるのはムカつくの~!」
沖凪潮:「複雑なんだな……」
芦田比呂:「じゃない、な、なんで潮ちゃんは乗るのさ」
沖凪潮:「………」
芦田比呂:「やりたいことって何?好き勝手に犯罪することじゃないの?」
沖凪潮:「…違う」首を横に振る。「すまない、詳しく話すことはできない。けれど」
沖凪潮:「彼らに協力すれば、私がやりたいことも叶うと思ったんだ」
沖凪潮:「比呂」顔を上げる。「比呂は、好きな人はいるか」
沖凪潮:「恋をしたことはあるだろうか」
芦田比呂:「ふえっ!?」
芦田比呂:「……」3人の顔を思い浮かべて。
芦田比呂:ブンブンと振る。
沖凪潮:「むっ」
沖凪潮:「そうか…。恋をしたことがあれば、聞きたいことがあったのだが…」
芦田比呂:「……あっ、えっと……ある」
沖凪潮:「本当か」パッと目を輝かせる。
芦田比呂:「うん。小学校2年の時……担任の先生が好きで……」
沖凪潮:「良いな!それは、すごく良いぞ」頷く。
沖凪潮:「その教師への恋というのは、やはり、毎日のように接しているから生まれた感情なのだろう」
芦田比呂:「う、うん。それはそう、かな」
芦田比呂:「それが?」
沖凪潮:「私は、才人と幼い頃からほとんど話したことがない」
沖凪潮:「だから、彼へ恋心があるというのは、おかしい気がする」
沖凪潮:「…それに、才人は、私に対して恋心を抱いていないだろう」
芦田比呂:「……それは……」
沖凪潮:「…恋とはどういったものなのか、私には分からなくなった」
芦田比呂:わからないんじゃないかな、と言いかけてつぐむ。
沖凪潮:「だから比呂が何か知ってれば、聞きたいと思った。すまない」
芦田比呂:「あやまんなくていいけど……」
沖凪潮:「困らせてしまった気がする」
芦田比呂:「……いいんだよ。困らせても」
芦田比呂:「悪い心配させるとかじゃなければさ」
芦田比呂:「あのね、潮ちゃん」
沖凪潮:「うん」
芦田比呂:「恋にこうするべきなんてないよ」
芦田比呂:「こう、理屈とかじゃなくて、なっちゃうものはなっちゃうんだから」
芦田比呂:「それとどう向き合うかだと、比呂ちゃんは思うな」
沖凪潮:「…………そうか」
沖凪潮:「私は、私の気持ちに向き合えばいいのだな」
芦田比呂:「うん。最終的には、自分でどうにかしなきゃだよ」
芦田比呂:「あ、でも途中で迷ったらいつでも頼ってね?」
芦田比呂:「比呂ちゃん先輩だからね、潜入の」
沖凪潮:「……ふふ」微笑む。「それは助かる。頼りになる存在だ」
沖凪潮:「ありがとう、比呂。決心がついたよ」


GM:シーンを終了します。
GM:ロイスのあれこれと購入判定ができるよ~
芦田比呂:アームドスーツ差し替え狙おうかな~
芦田比呂:5dx+5>=15
DoubleCross : (5DX10+5>=15) → 9[2,5,5,9,9]+5 → 14 → 失敗

芦田比呂:財産1使って買います!
芦田比呂:補正下着は外そ
芦田比呂:ロイス保留で以上!
GM:どんどん男装をやめてない?
GM:では、このシーンは以上!


【ミドルフェイズ6】

GM:次のシーン!シーンプレイヤーは比呂ちゃん。
GM:情報収集シーンです。出たい人は出てね
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (68 → 76)
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (79 → 84)
間壁慧:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 9[9]+77 → 86

西海才人:1D10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 3[3]+73 → 76

GM:は~い
GM:では、情報項目は前回明らかになっていたこちらです
・G4の目的について 〈知識:魔術〉〈情報:UGN、裏社会〉難易度12
GM:情報項目はこれで最後だよ~ 挑戦してみてね
芦田比呂:じゃあやってみよ~
芦田比呂:UGN幹部コネ使って情報:UGNで。
芦田比呂:7dx+2>=12
DoubleCross : (7DX10+2>=12) → 8[2,3,3,7,7,8,8]+2 → 10 → 失敗

芦田比呂:財産2点使って12にします~
GM:はーい!では解放されます
・G4の目的について 〈知識:魔術〉〈情報:UGN、裏社会〉難易度12
彼らは『闇夜を照らすもの』を召喚するため、沖凪潮を生贄にした魔術儀式を実行するつもりだ。
そして、『闇夜を照らすもの』の力を使って過去に戻ることで、枯野ハルキのジャーム化を無かったことにしようとしている。
魔術儀式が成功すると、Eロイス《無限を継ぐ者》が発動し、沖凪潮の体に『闇夜を照らすもの』が宿る。
その代償として、沖凪潮の存在は無かったことになり、全ての人間から忘れ去られてしまう。

データ的には、Eロイス《無限を継ぐ者》の発動が完了すると、沖凪潮を対象したロイスは全てタイタス化し、また彼女を対象にしたロイスの取得もできなくなります。
GM:情報は以上です。
GM:また、次のシーンで、西海くんにイベントが起こります。
GM:沖凪潮から連絡があり、二人で話すシーンですね。西海くんは、これを踏まえたロールを行っても構いません。この後呼び出されてるとか。
GM:そんな感じで、このシーンではこちらの情報を共有する描写を行っていくよ~!


GM:恒例の集合場所になった、三嶋くん・比呂ちゃんの寮室に、キミ達は四人で集まっていました。
GM:まだ夏の名残を残す暑い夜。空調を効かせた室内で、手に入れた情報について話しているところです。
芦田比呂:「……ってことなの」お昼に見たものを説明し終えて。
西海才人:「ぬぅぅ」
西海才人:タンクトップに短パンという涼しさ重視の格好で三嶋君のベットの上に腰掛けて足ぶらぶらさせてる。
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「無理矢理にでも止めたほうが良かったかな?」
間壁慧:「うーん……」
三嶋光宗:「そうだなぁ……」考え込む。
間壁慧:「私見ですが、無理やりにも止めることは不可能だったのではないでしょうか? そんな風に思います」
西海才人:「無理やり止めても何時か似たような事が繰り返されると思うので!」
三嶋光宗:「うん。本人の意思堅そうだし」
西海才人:「やっぱり、もっと話をするべきだったのです。西海さんの方の問題は」
芦田比呂:「う~ん……」
三嶋光宗:「それはそうよ。コミュニケーション大事よ?口に出さなきゃ」
三嶋光宗:「つーか、やりたいことに同調って……G4のやりたいことって、例の邪神的なやつの復活っしょ?」
芦田比呂:「でもなんか、それも違うような気もするんだよね」
三嶋光宗:「てかそもそも、そいつ呼び出して何するわけ?」
三嶋光宗:「世界征服?」
芦田比呂:「話せばなんとか出来てた、ってのも、こう、ゴーマンな気がするっていうか……」
西海才人:「含蓄のあるお言葉!」
間壁慧:「取り戻したいものがある、とレオくんは言っていましたね」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……それなんだけど」
芦田比呂:「『闇夜を照らすもの』については、もういいって」
間壁慧:「ええっ?」
三嶋光宗:「もういいって?」
西海才人:「どういうこと!?」
芦田比呂:「準備が整ったってことだと思う」
間壁慧:「……大変よろしくないようですね」
三嶋光宗:「思ったより時間は無い……ってこと?」
間壁慧:「止めなければ。目的がなんであれ、生贄が誰であっても、どんな願いでも、呼び出させるわけにはいかない。人間の手に負えるものではない」
芦田比呂:「……どんな願いでも?」
西海才人:「そうだよー。そもそも生贄がってことなら、潮ッちって事になるじゃん。ダメ、絶対」
間壁慧:「彼らに、どんな願いがあると思いますか?」
西海才人:「大切なモノを取り戻す。みたいな事言ってたんだよね」
芦田比呂:「……枯野先輩がジャーム化してるって話は知ってるよね」
芦田比呂:「UGNの検査で……」
三嶋光宗:「……え、じゃあ……」表情に苦いものが走る。
芦田比呂:「……うん。時間を戻して、それを取り戻す」
間壁慧:「止めましょう」
芦田比呂:「間壁くん?」
間壁慧:「それがどれだけ危険なことか、わかっていないと思います」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……分かってたら?」
芦田比呂:「それがどれだけ危険かわかってて、それでもなお、だったら?」
三嶋光宗:「なら、猶更でしょ」
間壁慧:「時間とその修正に関する議論は置いておきますが、それでも彼らはわかっていない」
間壁慧:「いままで、そういうことを試みた魔法使いもいると思います。我々が想像もつかないような強大なオーヴァードがいて、それを試したかもしれません」
間壁慧:「でも、ジャームから人間に戻ることはない。時間を遡っても、きっと……何かが……」
間壁慧:「俺は止めます」
西海才人:「…………」
芦田比呂:「……分かってるよ。そもそも、やらせていいなんて思ってるわけじゃない」
芦田比呂:「……生贄になるのは、潮ちゃんだ」
西海才人:時間を戻して、大切な人を取り戻す。それは確かに切実な願いで、誘惑だろう。自分も同じ事をしないとは限らない。それでも……。
西海才人:「うん。わかった。止めよう」
芦田比呂:「だけど、だからって、やることを理解できないなんて、言えないよ……」
三嶋光宗:「……」芦田さんに視線を向ける。UGNエージェントである彼女は、自分達とは比較にならない程多くのジャーム化という悲劇を目撃してきたのだろう。
三嶋光宗:「……そもそもさ、どうして潮ちゃんは自分が生贄になる計画なんかに協力してるわけ?」
三嶋光宗:「騙されてるんじゃねーの?何か」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「騙されてない、気がする」
間壁慧:「自分から、進んで?」
三嶋光宗:「え、は?なんでよ?」
芦田比呂:「生贄にされた人はね、完全に忘れ去られてしまうんだって」
芦田比呂:「もとからなかったみたいに」
西海才人:「元からいなくなるなら、誰も傷つかないとでも思ってるのかな」
芦田比呂:「……相手に迷惑がかかるんだったら」
芦田比呂:「最初からそうじゃないほうが良かった。そう思う気持ちがあるんだってことは分かるよ」
芦田比呂:「だって、潮ちゃんは……」
芦田比呂:言いよどむ。それより先は自分が言うことではない。
間壁慧:「では、それを解決できるのは、一人しかいませんね」
西海才人:「ん。わかってるよ」
西海才人:「今回は西海さん手遅れにしたくないし、解決したいよ」
芦田比呂:「うん。ごめんね?」
芦田比呂:「なんか、比呂ちゃんがくよっとしちゃって」
芦田比呂:「きりっとしなきゃなのに」へなっと笑う。
西海才人:「いいよ!比呂ちゃんさんは何時も大変だしね!」
三嶋光宗:「そうそう。それが比呂の持ち味っしょ」
西海才人:「それに きりっとした、比呂ちゃんさん。って西海さん達見たことあったっけ?」
間壁慧:「……うーん」
間壁慧:「記憶が……」
芦田比呂:「ひ……ひどくない!?」
三嶋光宗:「いやいや、んなことないっしょ!ほら、例えば……」
三嶋光宗:「……」
芦田比呂:「三嶋くんも!」
三嶋光宗:「いやホラ、いい意味で!いい意味だから!」
芦田比呂:「むー……」
間壁慧:「えー。それでは……、よろしくお願いします、西海くん。今度はきっと大丈夫」
西海才人:「うん。間壁ッちがそう言ってくれるなら、西海さんも大丈夫に思えてくるよ」
西海才人:「頑張ってくるからね。みんなでちゃんと、今回も、無事に解決しようね」


GM:シーンを終了します。
GM:ロイスとかなにかあれば~
西海才人:お買い物しようかしら、強化素材。
間壁慧:ロイスは保留!お買い物は…
西海才人:2dx+2
DoubleCross : (2DX10+2) → 10[3,10]+8[8]+2 → 20

三嶋光宗:すご
芦田比呂:ポルター用大剣買ってみようかな……
GM:ヒエ~
芦田比呂:両手剣だ
西海才人:買えてしまった。即使用して攻撃力+1です。
GM:モンハンじゃないのよ
芦田比呂:えへ……
芦田比呂:5dx+5>=13
DoubleCross : (5DX10+5>=13) → 10[3,3,5,6,10]+4[4]+5 → 19 → 成功

芦田比呂:買えました
間壁慧:何も思いつかない…
GM:ヒエ~
GM:宇宙船とかどうですか?
間壁慧:大変なことになりそう
三嶋光宗:3DX ブルゲ
DoubleCross : (3DX10) → 8[4,7,8] → 8

芦田比呂:どうすんだよ買えちゃったら
GM:どうしよう…
三嶋光宗:だめ!
GM:困る……
間壁慧:ブルーゲイルでも買おう
間壁慧:フォールンスプライト使用
間壁慧:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 5[1,2,3,3,3,5]+1 → 6

間壁慧:めっちゃ低い
GM:ほっほんとだ
間壁慧:ここでアンラッキーを振っておいて良かった、以上です
GM:これからに期待!
GM:ではこのシーンはこれで以上です~


【ミドルフェイズ7】

GM:続いて次のシーンだ!
GM:シーンプレイヤーは西海くん。沖凪とタイマン会話するシーンです。
西海才人:はいっ!
西海才人:1D10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 7[7]+76 → 83

GM:は~い 場所などどうしようかな~
西海才人:お時間は?
GM:そうですね、ゆっくり話せる時間に呼び出したような想定なので…
GM:夜かな、そしたら
西海才人:じゃあ屋上にしましょうぜ
GM:旧校舎?
GM:そうだな ここは旧校舎の屋上が良い気がするのでそうします。前回の戦闘があった場所なので…
西海才人:旧校舎 1話のクライマックスの場所だ
GM:そういうことだ!
GM:では、旧校舎の屋上で沖凪と話するシーンです~やっていこう!


GM:万籟館学苑・旧校舎。普段は施錠され、本来なら生徒は入れない場所。
GM:夏休みの最中、この屋上で、キミ達は、世界を救おうとした保険医・白柳美龍と決戦した。
GM:そんな場所に、キミは呼び出されました。相手は沖凪潮だ。
GM:晴れた9月の夜空に、星が瞬いている。
沖凪潮:「…………」フェンスの傍で、空を見上げて立ち尽くしている。
西海才人:軽功で音もなく忍び寄り、人差し指を立てて後ろから肩を叩く。
沖凪潮:「…っ、才人!そんな真似に引っかかるとでも…」振り向く。
沖凪潮:「………」立てた人差し指で頬を突かれる。
西海才人:「ふふふーん、引っ掛かった!」
沖凪潮:「子供みたいな真似を…」頬をふくらます。
西海才人:「子供だからいいの!元服とか遥か昔の風習だからね」
西海才人:「西海さんは何時もこういう事するので、慣れておくといいよ」
沖凪潮:「………………そうか」
沖凪潮:「すまない。慣れることはできないな」
沖凪潮:「私はすぐにこの世からいなくなる」
西海才人:「それは止めて欲しいんだけど」
西海才人:「理由は聞きます。なんで?」
沖凪潮:「……………そうだな」
沖凪潮:「私は、この学苑に来てから、お前について調べた」
西海才人:「うん」
沖凪潮:「……保険医と仲が良かったと聞いた」
沖凪潮:「今はこの学校にいない。夏休みが明けたら、結婚が決まったといって辞めてしまった。白柳美龍という保険医だ」
西海才人:「そうだね。仲良かったよ……多分」
沖凪潮:「………」
沖凪潮:「素直に言ってほしい。恋していたんじゃないのか」
西海才人:「嘘をついたり誤魔化したりするのは誠実じゃないしね。確かに恋だったかな。好きだったなぁ」
沖凪潮:「うん」
沖凪潮:「やはり毎日のように接する相手というのは、恋心を抱きやすいのだな。年上なら更にだ」
沖凪潮:「インターネットの『10代☆恋バナグラム』というページで読んだぞ」
西海才人:「此処、他に女の人もいなかったしね!あとは音楽の高畠先生だけ!」
沖凪潮:「高畠先生…学苑最高齢じゃないか」
西海才人:「ソースがネットなのはどうかと思うにゃ~。うんそれで、西海さんの事を調べて」
西海才人:「潮っちは何がどうなったの?」
沖凪潮:「うん。UGNについても調べたと言っただろう」
西海才人:「うん」
沖凪潮:「まあ、それで。なんというか、だんだん分かった」
沖凪潮:「白柳美龍がジャーム化していたこと、お前達が彼女を打倒したということ」
沖凪潮:西海くんを見る。「……私は、どうすればいいのだろうと考えた」
沖凪潮:「そんな時に、お前らが追うG4の存在を知り、探り、やつらの目的を聞いた」
沖凪潮:「才人。過去に戻ることができるのなら、白柳美龍も取り戻すことができるだろう」
沖凪潮:「私はそう考え、それを条件に奴らに協力することにした」
西海才人:「成程。成程ー」
西海才人:「潮っち。ありがとうね」
沖凪潮:「お礼を言う必要はない。まだ実行には至っていないからな」
西海才人:軽くため息をつく。
西海才人:「そんでさ。バッッッカじゃないの!!!!!」
沖凪潮:「わっ」
西海才人:「バッカじゃないの!!!!!バーカ、バーカ。誰もそんなこと頼んでないじゃん」
沖凪潮:「…………」のけぞって、大声に目を見開いてキミを見ている。
西海才人:「西海さんの事を考えてくれたのにはお礼を言います。でも、そうして欲しいよー。とか一言も言ってないじゃん」
沖凪潮:「…そうだな。何も頼まれてない。何も言われてない」
西海才人:「それで誰の記憶にも残らないから、誰も傷つかずに綺麗に終わるとか思ってたの?」
沖凪潮:「……いや」長い髪を手で梳く。
沖凪潮:「誰かが傷つかずに済む、なんて思うのはおこがましい気がする」
沖凪潮:「そんな風には考えなかった。ただ、私は、自分の気持ちに向き合っただけだ」
沖凪潮:「才人に幸せになってほしい、というのが、私の出した結論だ」
西海才人:「解った。ちょっと西海さんは大人になった」
西海才人:「恋ってさ、自分の気持ちに向き合うだけじゃ駄目だよ。相手の気持ちにも向き合わなきゃ駄目」
沖凪潮:「…」キミを見やる。
西海才人:「幸せになって欲しいって言うならさ、今、西海さんは全然、幸せじゃないからね」
沖凪潮:「うん。だから、幸せにしてやる」
西海才人:「潮っちの、その行動で全く気持ち良くならないし、西海さんは、また大切な友達で、好きになるかもしれない人を奪われるの?」
沖凪潮:「つまり、お前を……」「…………」
西海才人:「そんなの、ただの一人よがりの自己満足じゃん」
西海才人:「消えないで、西海さんの事を幸せにしたいというなら、毎日のように接して、好きにさせて見なよ」
西海才人:「『10代☆恋バナグラム』の方が恋愛経験値上なんだから、格好つけないでよ」
沖凪潮:「………才人」
沖凪潮:「私は……」
西海才人:「西海さんは儀式を止めるよ」
沖凪潮:「…………」
西海才人:「間壁ッちが危険だからって言ってるとか、UGNに言われてるからとか手伝う。とかじゃなくてね」
西海才人:「沖凪潮にいなくなって欲しくないから。美龍ちゃんとの思い出を書き換えられたくないから」
沖凪潮:「…今日の深夜2時22分ちょうど、生徒会室で儀式が行われる」
沖凪潮:「奴らを捕まえるには、犯行現場を押さえるのが良いんだろう。ちょうどいいと思う」
西海才人:「ん。ありがとう。G4の願いを踏みにじっても止めるから」
西海才人:沖凪潮ちゃんをSロイスにしよう。
GM:ワッ 了解です。感情も改めて教えてもらっていいですか?
西海才人:沖凪潮 幼馴染 友情以上のもの/憤懣○ こんな感じで
GM:はーい 了解です!
沖凪潮:「…人を大切に思う心を、踏みにじってやるなよ」困ったように笑う。「だが、まあ」
沖凪潮:「ありがとう。待っている」そう言うと、風に溶け込むように姿が消える。《瞬間退場》。
西海才人:「ぬぅ」顔を抑えてしゃがみ込む。
西海才人:「恥ずかしい事を言ってしまったよぅ」
西海才人:「ううっ、行かなくては。よし、行く。行きます。覚悟は決めたし、大丈夫。心の中の美龍ちゃんも 早よ、行け と言っている」
西海才人:立ち上がって、旧校舎から身を翻し飛び降りた。


GM:シーンを終了します。ロイスだけ何かあれば可能!
西海才人:ロイス取ります。 G4 共感/敵愾心○ で。
GM:はーい、了解です。ではこのシーンは以上!


【ミドルフェイズ8】

GM:ではやっていくよ~!ミドル最後のシーン!
GM:シーンプレイヤーは間壁くん。全員登場をお願いします。
間壁慧:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 2[2]+86 → 88

芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (76 → 79)
西海才人:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 9[9]+83 → 92

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (84 → 87)
GM:侵蝕率に結構な開きがありますね
GM:それでは、皆で生徒会室に向かい、儀式を止めに行くところを描写していきます~
GM:生徒会室に向かうところからスタートするんで、
GM:部屋に入るとそのまま敵が現れてイベントが進んでいくのでよろしくお願いします
GM:そんな感じで!やっていくよ~!


GM:二学期が始まったばかりの、九月のとある日。真夜中の深夜2時22分。
GM:校舎内は、不自然なほどにしんと静まり返っている。
GM:キミ達は、いつかと同じように、校舎の最上階の最奥にある、生徒会室へ向かって移動していました。
GM:生徒会室の前に人はおらず、誰かが出てくるような気配もありません。
芦田比呂:「……見張りいないね?」
三嶋光宗:「好都合だけど……全員中にいるってことかな」
西海才人:「儀式してるって事でもあるよね」
西海才人:「誰もいないの」
間壁慧:「集中しているのかもしれませんね」
間壁慧:「……ノックします?」
芦田比呂:「じゃあ集中を乱せば儀式をぶっ壊せるってことかな」
三嶋光宗:「ぶち破っちゃう?ドア」
三嶋光宗:「いや、一応学校のだし……後で怒られんのかな」
西海才人:「あと弁償するお金ある?」
間壁慧:「何か罠があったら、と思うと、迂闊に開けるのも……」
芦田比呂:「ある!」
芦田比呂:「しぶちょーのアホに払わせる!」
芦田比呂:「どうせお金受け取ってるんだからあいつ!」
西海才人:「イェイ、イェイ、じゃあ、やっちゃおう!」
三嶋光宗:「よっしゃ!やっちゃおうぜ!」
間壁慧:「い、いいんですか!?」
GM:目の前には、生徒会室の両開きのドアが在る。
西海才人:「その時はその時だよ、間壁っち」
芦田比呂:「人命第一!」
間壁慧:「わかりました……お任せします! チーム白兵戦の皆さん!」
西海才人:たたたと、後ろに走る。助走距離だ。飛び蹴りにてぶち破るぜ。という強い意志を感じる距離だ。
三嶋光宗:罠があれば対応できるよう、ドアの傍らに構える。
西海才人:「じゃあ、いっーーーーーーくーーーーーよーーーーーー!」手をあげて駆け飛ぶ。
芦田比呂:「行って行って!」
芦田比呂:手を上げてGOサインを出す。
西海才人:「ホアッチャアーーー!!」
GM:西海くんの繰り出した足が、生徒会室に続くドアを蹴り破る!
GM
GM:そしてキミ達は、ドアの向こう側に続く空間が異様なモノに変化していることを知る。
GM:そこは非常に広大な、真黒い、宇宙空間と化していた。
間壁慧:「……宇宙!」
三嶋光宗:「……はっ!?えっ!?何何何」
GM:キミ達の真下には、天の川が広がっている。
西海才人:「はぁっ!?」
GM:その天の川に沿うようにして敷かれた鉄道線路があり、キミたちはそこに立っていた。
芦田比呂:「えっ!?」
三嶋光宗:「おい!スペクタクルじゃんよ!」
西海才人:「立てる?立てる??銀河鉄道じゃん」
GM:線路の周囲には紫の花が咲き誇る。線路は真っ直ぐに続いている。
三嶋光宗:「宮沢賢治かて!」
間壁慧:「これはまさに……銀河鉄道……するとあっちの方が石炭袋……?」
GM:前方に、赤い光が灯っているのが見える。
三嶋光宗:「マジ?イーハトーブってこんな近かったんだ」
間壁慧:「これ、線路の上歩いてたら電車に轢かれるとかないですよね? ……行くしかないんでしょうけど……!」
西海才人:「イーハトーブって岩手県じゃないのー?」
芦田比呂:「何の話してるの?」
間壁慧:「……どうやら芦田くんとは現代国語で習った範囲が違うようですね」
三嶋光宗:「世代同じなはずなんだけどなー」
三嶋光宗:「置いといて。行くしかないっしょ」
西海才人:「線路の先に行くで良いのかな。他に指標がないけど」
芦田比呂:「うん。ほんとに宇宙とかに行ってるわけないし」
芦田比呂:「異空間なら作った人の意図があるはず」
三嶋光宗:「あっちで何か光ってね?」赤い光を指差して。
間壁慧:「……行きますか。……嫌な予感しかしませんけどね……」 慎重に歩き出す。
芦田比呂:「線路が全然関係ないってことないでしょ」
三嶋光宗:「おー、行こ行こ」
GM:では、キミたちがそうやって歩き始めると。
GM:向こうから一人の男がやってきます。異様に目つきの悪い、すらりとした体格の男。
柏谷レオン:「……UGN共。揃いも揃って、ノコノコ来やがって」
芦田比呂:「言ったでしょ!」
芦田比呂:「首を洗って待っててって!ちゃんと洗った?」
間壁慧:「レオくん。……まだ間に合いますよ」
柏谷レオン:「風呂は毎日入るに決まってんだろうが」ぎろりと睨む。
間壁慧:「やめておいた方がいい」
柏谷レオン:「……ハ! 間壁、お前がそうやってビビるのも分かるぜ」
間壁慧:「怖いんですよ。旧き神は、人間の手に負えるものじゃない……いますぐ儀式を中断するべきです」
柏谷レオン:「テメェの経験からモノ言ってんのか? 俺様は失敗しねえ」
柏谷レオン:「だいたいよぉ…間壁。今からでも俺様達に協力してもいいぜ?」
間壁慧:「……俺が?」
柏谷レオン:「そうだ。そんなに心配なら、お前の知識を俺様達に使えばいい。そうしたら、お前が無くしたものだって手に入れられるよう協力してやるよ」」
柏谷レオン:「あんだろ? お前も魔術儀式に挑戦したことまでは掴んでんだよ……」
間壁慧:「……俺が無くしたものは……そうですね。とても大きい……しかし……」
柏谷レオン:「そうだ。時間操作ができるようになれば、儀式を行う前まで戻してやってもいい」
柏谷レオン:「西海もどうだ? お前の許嫁が、健気にお前に尽くしてるのは知ってんだろ?」
西海才人:「そうですね。でも一方的に尽くされるのは西海さん的にどうかなぁ。って思うので、止めます」
間壁慧:「……レオくん。誰かの力で失くしたものは、誰かに願って取り戻せるものでは、ないはずです。俺はそう信じます。俺が学んだ魔法はそういうものだからです」
間壁慧:「それに何より、旧き神々が人間のことなんて気に掛けるとは思えない。区別だってロクにできないはずだ。いい結果に終わるはずがない」
西海才人:「それに根本的な問題なんだけどね、生徒会長。生徒会長と間壁ッち。どっちの言葉を信じるかとしたら、相手が悪いよ!」
西海才人:「西海さんは許嫁を格好良く助けて、男をあげようと思うので、悪いけど倒させてください。本当に気持ちはわかるし気の毒だとは思うけど」
柏谷レオン:「……そうかよ」舌打ちする。「分かったよ。綺麗事ばかり吐きやがって、つまんねえ奴ら……」
柏谷レオン:「いいか。俺は、誰かの力に願うなんて、つまんねえ真似はしねえ。『闇夜を照らすもの』を、俺のものにする」
GM:そこで、キミたちは気付く。柏谷の背後、紅い光の中に、『闇夜を照らすもの』の姿を垣間見る。
GM:黒い蠍が、キミたちを見つめた。
間壁慧:「うわ……! もう、こんなに……!」
芦田比呂:「……!」
芦田比呂:「何……」
芦田比呂:「何なの、それ……」
闇夜を照らすもの:《冷静と情熱の間》を2回使用します。
闇夜を照らすもの:対象は西海くんと間壁くん。
柏谷レオン:「───『闇夜を照らすもの』。そういう名前らしいな」
GM:これは対象の特定の感情を活性化させることができるエフェクト!
GM:二人は、それぞれ、失くしたものを求める感情が活性化されます。
GM:西海くんは『白柳美龍』。間壁くんは『自らの身体』。
GM:また、この効果は、このシナリオが終わるまで続きます。
GM:この効果が継続している間、ロイスによる復活ができなくなります。
間壁慧:ひぃーっ
GM:解除するためには、次シーン以降、特定のタイミングで判定に挑む必要があります。
西海才人:ひぃぃ、このままじゃ勝てないよー
GM:技能は〈意志〉、難易度は11。戦闘中の自分の手番前、マイナー・メジャーアクションを行う前に挑戦することができます。
GM:こちらからの説明は以上です。何か質問はありますか?
間壁慧:こちらは大丈夫です!
西海才人:大丈夫です。
GM:かしこまりました!
柏谷レオン:「素直になれよ。綺麗事を聞きたい訳じゃねえ」口の端を吊り上げて笑う。
間壁慧:「……やめてください」 動かない。というよりも、動けない。
柏谷レオン:「…本当に、無いと断言できるのか? どんな汚い手を使ってでも取り戻したいと、後悔したことはないのか?」
西海才人:「ぬぬぅ、美龍ちゃん、美龍ちゃん」
芦田比呂:「き、聞いちゃダメ!」
芦田比呂:「ダメだよ!」
三嶋光宗:「……っ、会長さん、二人に何したんすか!」
間壁慧:(どんな手を使っても。そのために魔術を研鑽し続けていた) 体が動かないのは、それが間壁慧自身のエフェクトによって構成されたものだからだ。
柏谷レオン:「コイツらの本音を引き出してやってんだよ」
西海才人:「戻れば…戻れれば…」歯を食いしばり、手裏剣を自分の手の甲に突き立てる。「ダメッ」
間壁慧:(取り戻したくないはずがない) (困ったな……) よって、間壁慧の意志が機能しなければ、体は動かない
間壁慧:(戦いにならない)
西海才人:「ううっ、痛いなぁ、いつもこんなのばっかじゃん。泣きそうだよ」
柏谷レオン:「間壁、西海」
柏谷レオン:「俺達の味方をしたくなったら、そこのお嬢ちゃんと一般人をブッ潰してから来い。儀式が終わるまでに来れたらだけどな」
柏谷レオン:挑発するようにして言って、踵を返して前方の『闇夜を照らすもの』の元に歩み去っていく。
芦田比呂:「待ってよ……!なんでこんなひどいことするのさ……!」
間壁慧:「……三嶋くん、芦田くん。できるだけ頑張って、みますが……」
間壁慧:「しくじったら、敵対するので。……吹っ飛ばしていってください」 右腕がほつれる。影がほどけて、得体のしれない触腕の束に変わった。
西海才人:「100Mより離れてた方が良いかも。ううっ、ああ、もう」
三嶋光宗:「ちょいちょいちょい、二人とも……!」
芦田比呂:「しないよ……!ってか、それ……」
芦田比呂:「何……?」異形の腕を見て。
三嶋光宗:「つーか慧、儀式とか失くしたものって何だよ?あいつが言ってたの、何なん?」
西海才人:「間壁ッち、ファイトだよ。人型もう少し保って」
間壁慧:「……俺の体ですよ」
芦田比呂:「……え?」
間壁慧:「魔術結社の生まれでして。……旧い神を呼び出して、それで、儀式は失敗して……」
間壁慧:「みんな死んで、俺は体を盗まれました。だから……とても……俺は」
間壁慧:「取り戻したいと思っています。どれだけ道のりが遠くても……!」
西海才人:「それなのに、今の攻撃喰らうまで、きっぱり誘いを拒否してた間壁ッちは偉いのです」
三嶋光宗:「……嘘だろ……!?ずっとそうだったん!?」
芦田比呂:「……えっ、じゃあ」
間壁慧:「……聞かれなかったので、言う機会が」 笑おうとして、顔が引きつる。
芦田比呂:触腕を触る。「この身体は?」
間壁慧:「……あまり、触らないでくださいよ」 触腕が痙攣する。 「エフェクトで作っていますから。……いまみたいにコントロールが途切れていると……」
間壁慧:「とても危険です。……だから、どうか離れて」
三嶋光宗:「めちゃめちゃ大変じゃんかよ!マジか……全然知らなかったわ……」
西海才人:間壁慧と二人が会話している隙に足が動く。芦田比呂と三嶋光宗の死角へと。
芦田比呂:「……大丈夫。危険じゃない」
芦田比呂:「比呂ちゃん頑丈さがとりえだから」
西海才人:(…………殺れる。いや、駄目だよ。二人は友達じゃん)
芦田比呂:「コントロールがままならないことは、気にしなくていい」
芦田比呂:「それよりも、心を強く持って」
間壁慧:「気にしなくてもいいって、芦田くん。……」
芦田比呂:「さっきまでの比呂ちゃんたちが間違ってなかったって、信じさせてよ」
芦田比呂:「……西海くんもね」視界にもはや見えなくなった少年に語りかける。
間壁慧:「どうかしてますよ」 「……西海くん、どうします? 信じさせてほしいそうですよ」
間壁慧:「努力、してみますか」
西海才人:息と気配を殺すことを解除するのにも、難儀する。どうにか言葉を返す。
西海才人:「ん-。そうだにゃ~。ピンチの時にはヴェイダーも助けてくれる。みたいな事言ってたので」
西海才人:「何かガッツのある言葉が欲しいなー」
三嶋光宗:「毎回無茶振りすんね、マジで」
間壁慧:「……お願いします、ぜひ」
西海才人:「天才を信じてるの!」
三嶋光宗:「つってもさあ……俺が二人の立場だったら、もう秒で誘惑負けてる自信あるよ」
三嶋光宗:「二人ともマジですげーって思ってるし、今から殺されそうになっても、まあそうだろうなーって恨まないと思う」
三嶋光宗:「まあ……でもさ。前回……美龍センセの事件の時さ」
三嶋光宗:「悲しいことも色々あったけど、でもそればっかじゃなかったと思うんよ」
三嶋光宗:「比呂に会えたし、タカちゃんとオホシ先輩を助けられた」
三嶋光宗:「それってさ、俺らが頑張ってなきゃ出来なかったことだと思う」
三嶋光宗:「ま……だからってわけじゃないけどさ」笑って。
三嶋光宗:「俺はもう一回、このメンバーでやれたらいいなって思うよ」
三嶋光宗:「俺のすげー友達のこと、信じさせてよ」
芦田比呂:「三嶋くん……」
西海才人:「うん。うん。つまり西海さんと間壁ッちは凄いので、頑張れ。と」
西海才人:「仕方ないね!これは!」
間壁慧:「……仕方ないですね」
間壁慧:「やります。……やってみる、というのはない、らしいですから」
西海才人:「西海さん達は凄いからね!そんで、このメンバーでやらなきゃね」
芦田比呂:「そうだよ!最後の一回なんだしさ」
芦田比呂:「思いっきり、後悔なくやりたい」
三嶋光宗:「え、最後の一回なん?これ」
三嶋光宗:「俺はまだまだ皆で遊ぶ気だったけど」人懐っこく笑う。
芦田比呂:「そうだよ!比呂ちゃんの任務は“ハイドアウト”を……」
芦田比呂:「ううう~~~……」
芦田比呂:「遊ぶのはまあ別腹で……」
GM:そう話していると、キミ達の前方の、紅い光が、いっそう激しく輝きを増してゆく。
GM:光に導かれるようにして、キミ達は鉄道線路を歩き、柏谷の後を追った。


GM:シーンを終了します。


【クライマックス】

GM:クライマックスシーン。
GM:全員登場をお願いします~
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (79 → 83)
間壁慧:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 7[7]+88 → 95

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (87 → 96)
西海才人:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 7[7]+92 → 99



GM:紅い光に近付くにつれ、それが大きく燃え上がる火であることが分かってくる。
GM:ルビーよりも赤く透き通ってその火は燃える。そして、その前に4人がいた。
有栖川楓:「……レオン。全員来たみたいだよ」
柏谷レオン:「ああん」振り向く。「何だ?まだ、俺達は諦めるつもりはねえとか、そういうつまらねえ事を言うつもりかよ」
間壁慧:「……すみませんね。つまらなくは……ないと思いますけど」
西海才人:「そっちが、つまらないって事は、言って欲しくないって事だから、言った方が良いかな?」
西海才人:「西海さん達は諦めない!」
三嶋光宗:「どうすか、先輩がた」笑う。
三嶋光宗:「面白い奴らっしょ」
有栖川楓:「…このまま話し合ってもラチが明かないね」肩をすくめる。
枯野ハルキ:「やるの。俺は…二人を守るからね」柔らかく微笑んでいる。
柏谷レオン:「……儀式は始まってる。『闇夜を照らすもの』は俺らのモンだ」
芦田比呂:「じゃあ終わらせる!」
柏谷レオン:「それができねえってことを、教え込んでやるよ!」
GM:火から、一人の少女が姿を現す。
闇夜を照らすもの:『………』沖凪潮だった少女だ。長い髪の先が、燃え上がるように紅く染まっている。キミ達を見る瞳も、同様に紅い。
芦田比呂:「潮ちゃん……!」
間壁慧:「……沖凪くん。……どうやら……本格的ですね、これは。正しい手順を行ったようです」
闇夜を照らすもの:闇夜を照らすものに身体を渡そうとしている。その姿を現しただけで、周囲のレネゲイドを震わす。
三嶋光宗:「……慧、どうなんこれ?間に合いそう?」
西海才人:「でも、儀式が始まっている。って言ってた。儀式は終わったじゃない」
西海才人:「でしょ?間壁ッち」
間壁慧:「ええ。……きっと」
GM:『闇夜を照らすもの』がキミ達のレネゲイドを活性化させる。
間壁慧:「間に合わせましょう。うまくいきます。きっと、今度は、うまくいく」
GM:衝動判定です。難易度は9。
西海才人:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[1,3,5,10]+3[3] → 13

間壁慧:7dx>=9
DoubleCross : (7DX10>=9) → 10[1,3,7,7,8,9,10]+9[9] → 19 → 成功

西海才人:成功しました。後の判定で出て欲しかったな。
芦田比呂:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 9[1,7,9]+3 → 12 → 成功

三嶋光宗:8DX+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 9[1,4,5,6,6,6,8,9]+2 → 11 → 成功

芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (83 → 95)
西海才人:99+2d10
DoubleCross : (99+2D10) → 99+11[9,2] → 110

間壁慧:2d10+95
DoubleCross : (2D10+95) → 7[3,4]+95 → 102

GM:みっみんなすげえ
間壁慧:よし!
三嶋光宗:96+2D10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+12[10,2] → 108

GM:全員終わったわね!
GM:では、戦闘について説明します。
GM:敵は柏谷、有栖川、枯野と、『闇夜を照らすもの』が乗り移りかかっている沖凪潮。計4人です。
GM:儀式はまだ完全に終わっておらず、現在の沖凪潮は、Eロイス《ファイトクラブ》の効果により『闇夜を照らすもの』の力を使える状態にあります。
GM:3ラウンド経過すると、完全に儀式が終了し、沖凪潮の人格は消滅します。
GM:敵とキミたちの距離は10m。エンゲージは敵四人のものと、キミ達四人のもの。
有栖川[11],闇夜[7]
 枯野[9],柏谷[9]

   (10m)

間壁[9],三嶋[8],西海[6],芦田[1]
西海才人:3r終了までに倒せという事ですね。
GM:そういう事になりますね
西海才人:了解です。
GM:また、間壁くんと西海くんは、前シーンでお伝えしたとおり、手番前に判定に成功しないとロイス復活ができないので気をつけてね!
GM:説明は以上!

GM:セットアップ!
西海才人:なしのすけ!
有栖川楓:行動値11なので、先手を取って動きます。
間壁慧:灰色の庭!有栖川くんの行動値をマイナス9します!
有栖川楓:《アクセル》を自分に使用。
三嶋光宗:なし!
芦田比呂:なし!
有栖川楓:行動値+16。11⇒27になります。
間壁慧:あっ、アクセルでどのくらい上がるか見てから使おう…
三嶋光宗:死ぬ程上がった……
GM:どうします~?
西海才人:レオン君に庭使おう
芦田比呂:ヤバ
間壁慧:諦めの目。おとなしくレオくんに使います
柏谷レオン:使われます。0になっちゃうじゃん!
間壁慧:行動値マイナス9して、間壁の侵食率は102→104
枯野ハルキ:こちらはなし。
柏谷レオン:こちらもなし。
闇夜を照らすもの:エネミーエフェクト《フレイムディザスター》を使用します。
闇夜を照らすもの:星をひとつ破壊する。
芦田比呂:?
三嶋光宗:なんて?
GM:星が破壊された結果、キミ達をぐるりと取り囲むように、紅い炎が燃え上がります。
闇夜を照らすもの:『…どうだ。強くなったぞ』周囲に立ち昇る炎の波を愛でるように撫でる。
闇夜を照らすもの:『ひとりになっても、私は、もう大丈夫だ。そう思わないか』
西海才人:「3分後にもう一回聞いてあげる」
西海才人:「一人よりも、大勢の方が楽しいかをさ」
闇夜を照らすもの:『………聞けるならな』
GM:イニシアチブ!
GM:まずは行動値27の有栖川の手番です。
GM:あっごめんなさい その前に枯野が動きます
枯野ハルキ:《スピードクリエイト》を使用して《シールドクリエイト》を使用。盾を造ります。
枯野ハルキ:即座にオートアクションで《錬成の掟》を使用。盾のガード値を+5。
枯野ハルキ:演出は攻撃を食らったときに行います!
GM:そして改めて有栖川の手番!
有栖川楓:マイナーなし。
有栖川楓:メジャーで《戦乙女の導き》《癒しの水》《ポイズンフォッグ》を使用。
有栖川楓:対象は柏谷・枯野・闇夜を照らすもの。判定のダイス+5個、攻撃力+5、HPを4d10+5回復。
有栖川楓:手のひらをかざすと、虹色に淡く輝く無数の蝶が生み出され、羽ばたいた蝶たちは仲間に溶ける。
有栖川楓:「間壁くん、ハルキから聞いたよ。何か仕込むのが得意みたいだけど」じろじろと相手を睨む。
有栖川楓:「今回は、そうはさせないよ」
有栖川楓:行動終了とともに、イニシアチブプロセスでDロイス【触媒】を使用します。
間壁慧:「……ダメですね。間に合わない……!」
有栖川楓:柏谷レオンを行動させる。
GM:というわけでこのタイミングで柏谷レオンの手番!
西海才人:「そう言う術って事だね。上等だよぅ」
柏谷レオン:マイナーで《不可視の刃》《影走り》を使用。
柏谷レオン:武器を造りながら10m移動。PC達にエンゲージします。
柏谷レオン:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《獅子奮迅》《音速攻撃》《さらなる波》を使用して範囲攻撃。対象はPC全員。
柏谷レオン:16dx7+3
DoubleCross : (16DX7+3) → 10[1,1,2,2,4,5,5,6,6,6,7,8,9,9,9,9]+10[5,6,7,9,9,10]+10[1,4,8,9]+5[3,5]+3 → 38

三嶋光宗:≪原初の紫:孤独の魔眼≫
三嶋光宗:対象を単体にします
柏谷レオン:ほう…! いいだろう…!
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を4増加 (108 → 112)
三嶋光宗:38か~
三嶋光宗:一応≪原初の黄:切り払い≫してみます
柏谷レオン:面白い…!やってみるがいい…!
間壁慧:みーしま!みしまみーしま!
三嶋光宗:4DX+23>=38
DoubleCross : (4DX10+23>=38) → 2[1,2,2,2]+23 → 25 → 失敗

西海才人:出目!!
三嶋光宗:やる気出せ!
柏谷レオン:フハ~ッハッハッハッハ!
間壁慧:す、すごいな……!
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を2増加 (112 → 114)
間壁慧:ここで厄払いしておいてよかった
三嶋光宗:くそ~~
西海才人:絶対に失敗するという意志すら感じる目
柏谷レオン:ダメ~~~ジッ!
芦田比呂:待って!
芦田比呂:カバーするよっ
三嶋光宗:比呂!
芦田比呂:《崩れずの群れ》!
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を2(→ 2)増加 (95 → 97)
GM:孤独の魔眼はカバーリングの対象にならないのでは……!?
芦田比呂:あっそうじゃんッ
芦田比呂:しゅん……
三嶋光宗:私もそんな気がしていた
三嶋光宗:うお~受けてやらぁ!
柏谷レオン:いくぞ~~!
柏谷レオン:4d10+23 ダイス3個振り直し可能
DoubleCross : (4D10+23) → 13[3,2,5,3]+23 → 36

間壁慧:だいぶ低い
柏谷レオン:3,2,3のダイスを振り直します!
柏谷レオン:3d10+5+23
DoubleCross : (3D10+5+23) → 23[10,4,9]+5+23 → 51

三嶋光宗:ぐぇ~
芦田比呂:メチャ上がってる!
三嶋光宗:振り直さなければ装甲で生きてたのに……
芦田比呂:装甲8点ですよね
間壁慧:さすが生徒会長
柏谷レオン:ヤッタッ 51ダメージ!装甲有効です
三嶋光宗:あっぎり死んでた
芦田比呂:《ディヴィジョン》使います。
芦田比呂:ダメージの半分をこっちで受けるよ~
三嶋光宗:そ、そのエフェクトは……!
西海才人:装甲-5ですよ。不可視の刃!
柏谷レオン:あっそうだった!まだ間に合いますか 装甲ー5です
芦田比呂:じゃあ48点で
芦田比呂:24点づつダメージ!
三嶋光宗:三嶋光宗のHPを4に変更 (28 → 4)
芦田比呂:生き残ります!
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (95 → 101)
三嶋光宗:す、すごい!
西海才人:優しい奇跡強いぜ!
三嶋光宗:最強のエフェクトか?
間壁慧:ソラリスにしておくのがもったいないわい
芦田比呂:芦田比呂のHPを24(→ 24)減少 (27 → 3)
柏谷レオン:クソ~~~~~~~~~
GM:演出するぞッ

柏谷レオン:「全員………ッ」手に、吹き荒れる風を凝縮して造られた、不可視のハルバードが現れる。
柏谷レオン:それを片手に握り、荒々しく四人を薙ぎ払う。「死にやがれェ!」
間壁慧:「まずい」
間壁慧:「いま構築体を破壊されたら、復元が……!」
三嶋光宗:「あれヤバいわ、ちょい下がって」竹刀を手に、三人の前に歩み出る。
西海才人:「大丈夫。西海さんの友達も凄いから」
西海才人:「任せたよ!ヴェイダー!」
芦田比呂:「三嶋くん……!」
三嶋光宗:斧槍の軌道を読み、木刀の切っ先で直撃を逸らす。が──
三嶋光宗:(駄目だわ、衝撃波までは止めらんないか)
三嶋光宗:抑え込んだ分、自分一人に集中した衝撃波に、身体を切り刻まれる。
三嶋光宗:「ッ……!」
柏谷レオン:「そんなもんで、仲間を守られると思うなよ!」狼のように猛々しく笑い、逸らされたハルバードの持ち手を返して切り払う。
芦田比呂:「三嶋くんっ……!」
芦田比呂:その体を後ろから支えて。
芦田比呂:(肩と腹、一番被害が激しいのは大腿……)
芦田比呂:……想像する。その痛みを。
芦田比呂:……想像する。この痛みがあるかもしれないと知ってなお、前に出た勇気を。
芦田比呂:……共感する。友だちのために、体を張るという思いがどこから来るのかを。
芦田比呂:直後。
芦田比呂:三嶋光宗の傷が収まりかける。リザレクトの回復ではない。
芦田比呂:傷が閉じたのではなく、薄く――半透明になったような。
芦田比呂:「大丈夫だからっ!」
芦田比呂:叫ぶとともに、支えを手放す。
三嶋光宗:「……おおっ?おー……」驚いたように自分の身体を見る。
三嶋光宗:「サンキュ、比呂」
芦田比呂:「うん……っ!」
三嶋光宗:「これ、服は直らんの?あはは」
芦田比呂:「ご、ごめん、傷を移すだけだから服とかは……」
芦田比呂:「あ」
芦田比呂:「な、なんでもない!」
柏谷レオン:「……それか。白柳が狙った力ってのは」くるくると斧槍を回転させて構え直す。
柏谷レオン:「どういうつもりなんだ? 他人の痛みを肩代わりするってのは」
三嶋光宗:「肩代わりって……」
三嶋光宗:芦田さんに視線を向ける。
三嶋光宗:「そっか、そういう能力……」
芦田比呂:「……出来ることなら自分が代わってあげたいって」
柏谷レオン:「UGNの教育か?それとも変態の趣味か?」
芦田比呂:「思ったことくらいあるでしょ」
三嶋光宗:「……ありがとう、比呂。助かったわ」
芦田比呂:「それが本当にできるだけ。誰かと分かりあえれば、痛みは小さくなるんだから」
三嶋光宗:「お陰で、まだまだ行ける」
芦田比呂:「うん。何度も使えるわけじゃないけど、守れてよかった」
芦田比呂:体表に直接具現する痛みに、顔をわずかにしかめながら。
柏谷レオン:「………そうかよ」つまらなそうに短く答える。芦田さんの問には『NO』とは言わない。
芦田比呂:「あなた達の痛みだって、分かるよ」
芦田比呂:「だから、もう、やめようよ……」
芦田比呂:「たとえ過去を変えられたとしても、次に同じことをしたい人が出てくるだけ」
芦田比呂:「痛みは終わらないんだから」
枯野ハルキ:「………?」どこか不思議そうに、芦田さんを眺めている。

GM:では、PC優先で行動値9の間壁くんの手番になります。
間壁慧:いくぞ~っ。まずは冷静と情熱の間を解除する判定をやります!
GM:はい!意志で難易度11でございます
間壁慧:意志で11ですよね!
GM:ですぜ!
間壁慧:指さし確認ヨシ!
間壁慧:紡ぎの魔眼を使用。ダイス+4。
間壁慧:12dx>=11
DoubleCross : (12DX10>=11) → 10[1,1,3,3,5,5,6,7,8,9,10,10]+2[2,2] → 12 → 成功

芦田比呂:おお~
GM:オオッ すごい
GM:クソ~~ッ!こんなすぐに解除するとは
間壁慧:あぶなみを感じたが、やりました! 侵食率104→105
三嶋光宗:意志が強い!
間壁慧:だが、これで攻撃に回せるダイス数が減ってしまった……遠距離範囲攻撃ができるので、遠距離の3人を狙います!
間壁慧:マイナーなし! メジャーでコンボ:天廟を食らう蟲。
間壁慧:コンセントレイト+原初の赤:無機なる四肢+混色の氾濫(+フォールンスプライト)
間壁慧:ターゲットは枯野くん・沖凪さん・有栖川くん! まとめて攻撃します
枯野ハルキ:おまち!
間壁慧:むっ
枯野ハルキ:判定の直前でDロイス:守護者を使用します!
枯野ハルキ:対象を自分一人に変更します。
間壁慧:おのれ~っ
間壁慧:あとエフェクト一つ入れ損ねてました。もちろん原初の黒:プラズマカノンも混ぜます
枯野ハルキ:コワッ
GM:了解です。では改めて判定をどうぞ~
間壁慧:ダイスケイサンチュウ
間壁慧:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[2,4,4,4,6,7,8,8,9,9,10]+10[2,6,7,9,9,10]+10[1,3,4,10]+10[7]+3[3] → 43

間壁慧:よ、よし!高め!
枯野ハルキ:ワ~~ッ
枯野ハルキ:ガードします!ま…負けるか
間壁慧:固定値にくわえ……ダイスの数! 頼んだぞ!
間壁慧:5d10+26
DoubleCross : (5D10+26) → 35[3,7,8,9,8]+26 → 61

間壁慧:や、やった~い!
枯野ハルキ:グア~~~~ッ
間壁慧:ダイスの数…私はきみを信じていた!諸々有効です。
枯野ハルキ:《不壊の城壁》を使用してダメージを軽減します!
間壁慧:めちゃめちゃ減るやつ
枯野ハルキ:61-50
枯野ハルキ:11ダメージ!
枯野ハルキ:ヤッタ~~ 弾きます!
間壁慧:では演出!

間壁慧:(体を取り戻せるなら。……違う。イメージしよう。それだけじゃ足りない……)
間壁慧:(俺は……たぶん、いや、きっと、ただ体を取り戻したいだけじゃない。もっと強欲なんだ)
間壁慧:(みんなと一緒にいられる自分でいたい。手を汚さないまま、キレイなままで、みんなといることが恥ずかしくないままで、体を取り戻す)
間壁慧:(それができなければ、体を取り戻す意味なんて) 全身の影が再び収束する。 (ない) ばっ、と、同時に足元の影がほどけ、枯野ハルキたちを襲う。
枯野ハルキ:「……させないけど」無から一を生み出すようにして、十字架めいた盾を生み出し影をはらう。
間壁慧:「律令のごとく、王命のごとく、疾く示せ……って、これは……!」 本当に全力を使った、影の触腕の激突だった。
枯野ハルキ:「……本気?」
間壁慧:「すごいですよ、彼は。いまのを防がれました! な、何度も続けられると思いたくないんですが……!」
西海才人:「盾の展開が早かった。無理やり間に合わせたよ」
三嶋光宗:「うん。次は無さそう。畳み掛けたいね」
間壁慧:「本気も本気ですよ。全力以上を出さなきゃいけないなんて……本番に強いタイプではないんですけどね……!」
間壁慧:侵食率105→117
枯野ハルキ:「いつも本番のつもりでいればいいんだよ。俺はそうしてる」
枯野ハルキ:微笑みを浮かべたまま、動く。
GM:次は行動値9の枯野の手番です。
枯野ハルキ:マイナー。10m戦闘移動し、PCたちにエンゲージ。
有栖川[26],闇夜[7]

   (10m)

 枯野[9],柏谷[0]
間壁[9],三嶋[8],西海[6],芦田[1]
間壁慧:「なんたる三嶋くん並みの精神論!」
枯野ハルキ:メジャー。 《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《スプリットアタック》を使用して盾で攻撃。
枯野ハルキ:対象は、比呂ちゃん以外。西海・間壁・三嶋の三人!
西海才人:くらうとヤバいぜ!復活が出来ない
三嶋光宗:ギャ~範囲じゃない
枯野ハルキ:16dx7+2 いくぞ~
DoubleCross : (16DX7+2) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,7,7,8,10]+10[8,9,10,10]+10[2,2,8,10]+10[3,10]+4[4]+2 → 46

枯野ハルキ:回った…… 46です
西海才人:ガードします。
間壁慧:ガード値ゼロなんでドッジします
間壁慧:4dx>=46
DoubleCross : (4DX10>=46) → 10[3,9,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

間壁慧:できるわけがないッ!
三嶋光宗:一応切り払いするか……
三嶋光宗:4DX+23>=46
DoubleCross : (4DX10+23>=46) → 8[3,4,4,8]+23 → 31 → 失敗

三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を2増加 (114 → 116)
三嶋光宗:無理無理の無理
芦田比呂:今度こそカバー!
芦田比呂:あっいや狙われてないならデモンズウェブのほうがいいかな……
芦田比呂:いや、でも2人守れるか
芦田比呂:やっぱりカバーします
芦田比呂:《崩れずの群れ》で西海くんを。
GM:はあい!ではダメージ出しますね
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を2(→ 2)増加 (101 → 103)
枯野ハルキ:5d10+5 ガード値・装甲値有効
DoubleCross : (5D10+5) → 27[6,4,2,6,9]+5 → 32

枯野ハルキ:諸々有効の32ダメージです~
間壁慧:あっ生き残った
芦田比呂:三嶋くんに《デモンズウェブ》!
三嶋光宗:ありがとう~
間壁慧:24点ダメージで、3点残りです。生存!
枯野ハルキ:ぐぬぬ
芦田比呂:32-7d10
DoubleCross : (32-7D10) → 32-47[8,8,7,2,3,10,9] → -15

芦田比呂:メチャ軽減しました
三嶋光宗:すっすごい
三嶋光宗:無傷で生存
枯野ハルキ:なんだとぉ……
芦田比呂:自分は耐えられないので死ぬ!
芦田比呂:枯野ハルキに取って昇華復活します。有為/悲哀:○。
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を2(→ 2)増加 (103 → 105)
GM:はい!では演出しますね
枯野ハルキ:「精神論…? そうかもだけど。でも、君達もそういうの好きそうだよ」
枯野ハルキ:巨大な盾を、大振りに振り下ろし、相手を叩き潰す。
枯野ハルキ:あるいは横殴りにするようにして、三人に打撃を食らわす。
芦田比呂:ばっと前に出る。3人に立ち塞がる形ではない。
間壁慧:「……つっ……! 西海くんを、誰か、防御……!」
芦田比呂:もっと前。攻撃の出掛かり。
西海才人:「受ける。でも耐えられなかったら終わる!」
三嶋光宗:「比呂……!?」
芦田比呂:ゴン!と正面から頭を打つ。
西海才人:「比呂ちゃんさん!?」
芦田比呂:「……~~~!」
芦田比呂:苦悶にふらつきながら。「愛されてるって言った理由が、分かるよ」
枯野ハルキ:「良い音したね」飄々と言う。「分かってくれた?」
芦田比呂:「自分のために、頑張ってくれる、友達のことだったんだよね」
枯野ハルキ:「友達。そうだね。友達だよ。俺は二人を守りたいんだ」
芦田比呂:相手への理解。それが攻撃意志を解明し、わずかばかりに解きほぐす。
芦田比呂:「……うん」自分を傷つけた盾に優しく触れる。
芦田比呂:「伝わった」
芦田比呂:「だけど、それでも、比呂ちゃんは」
芦田比呂:「ダメって言わなきゃなんだ」
枯野ハルキ:「…………」
枯野ハルキ:「何に?」きょとんと首を傾げる。
柏谷レオン:「枯野。そいつの話を聞くな」
枯野ハルキ:「そう?」
芦田比呂:「話を聞いてよ……」
枯野ハルキ:「聞いたら、どうなるの?」
芦田比呂:「……何も変わらないかもしれない。ううん」
芦田比呂:「多分何も変わらない」
芦田比呂:「だけど」
芦田比呂:「最初から諦めるのはいやだよ……」
枯野ハルキ:「じゃあ、言い続けるしかないね」
枯野ハルキ:「俺も、聞けるか分かんないけど」
柏谷レオン:「聞くんじゃねえよ!」

GM:このまま手番は行動値8の三嶋くんに移ります~
西海才人:イニシアチブで防具脱ぎます。行動値6→8
GM:なんですって!
GM:じゃあ行動権が行動値8の三嶋くんか西海くんのどちらかになります。
三嶋光宗:では先に 動けないのでレオンくんを殴ります
三嶋光宗:メジャー≪無形の影≫+≪原初の赤:巨人の斧≫
三嶋光宗:7DX+22-1
DoubleCross : (7DX10+21) → 10[2,4,6,7,8,9,10]+4[4]+21 → 35

柏谷レオン:ドッジするぜ!
柏谷レオン:《アクロバット》を使用して〈回避〉でドッジします!
三嶋光宗:やめろ~
柏谷レオン:10dx+3>=35
DoubleCross : (10DX10+3>=35) → 8[1,2,3,4,5,6,7,7,8,8]+3 → 11 → 失敗

柏谷レオン:ニャ~~~
枯野ハルキ:カバーリング。
三嶋光宗:何だとぉ……
枯野ハルキ:《砂の結界》を使用します。
三嶋光宗:ダメージ!
三嶋光宗:4D10+5+12
DoubleCross : (4D10+5+12) → 29[9,10,4,6]+5+12 → 46

枯野ハルキ:こい!
枯野ハルキ:何ィ……
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を8増加 (116 → 124)
三嶋光宗:やったか!?
枯野ハルキ:まだ生きてる!
三嶋光宗:イィ~~ン
枯野ハルキ:だいぶ…だいぶヤバい目に遭ったが……
GM:そういう感じです!演出どうぞ

三嶋光宗:木刀を手に、至近距離の柏谷を見つめる。
三嶋光宗:「正直、先輩らの気持ちは分かりますよ」
柏谷レオン:「……あ?」
三嶋光宗:「俺、友達好きだし。あんま道徳の成績とか良い方じゃないんで」
三嶋光宗:「俺が同じ立場なら、同じことしただろうなーって思います」
柏谷レオン:「……」
三嶋光宗:「でも、同情でも情状酌量でも、今やってることを見逃すわけにはいかないんスよね」
三嶋光宗:「俺はまだ、そっち側じゃないんで」
三嶋光宗:木刀を構える。
三嶋光宗:「こっちに居られる内は、やれることをやろうって思います」
柏谷レオン:「そりゃあ───反吐が出るな。クソだ」
柏谷レオン:「俺達はこうするしかできねえって分かって言ってやがる」
柏谷レオン:悠然とそれを見返す。
三嶋光宗:「だって、そういうモンでしょ?」へらりと笑う。
三嶋光宗:「お互いこうするしかないから、やりあ」
三嶋光宗:ステップで距離を詰め、木刀を振るう。相手の意識の間隙を突いた、威力、速度、タイミング共に最適の一撃。だが。
三嶋光宗:「うしか無──おおっ?」
枯野ハルキ:それを受け止める盾がある。
枯野ハルキ:「……二人とも何の話してるか、よく分かってないんだよね、俺」
枯野ハルキ:「でも俺もやれることをやってるよ」
三嶋光宗:「マジか……今の止めんスか」
枯野ハルキ:決して無傷ではない。盾にヒビが入り、確実にダメージが入っている。それでも微笑む。
三嶋光宗:「やれること、ね。友達を守ること?」
三嶋光宗:「……愛されてるから?」
枯野ハルキ:「そう、そう」
柏谷レオン:「……こいつに何言っても無駄だ。二人を守るって言うだけのロボットみたいになっちまった」
三嶋光宗:「よっぽど好きだったんすね。先輩がたのこと」
柏谷レオン:「………。……羨ましいか?」
三嶋光宗:「いやァ」
三嶋光宗:口元には笑みを浮かべたまま。だが瞳の色は昏い。
三嶋光宗:「同情してますよ」
三嶋光宗:「マジにね」
柏谷レオン:「ああ、そうかよ」

GM:次は行動値8の西海くんの手番!
西海才人:ではまず解除判定を!
西海才人:西海さんは戦闘用人格なのでダイスに+5個がつくが果たして。
西海才人:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[4,5,6,6,7,7,7,7,8,10]+10[10]+10[10]+1[1] → 31

西海才人:うおっ!?
GM:!?
GM:め…命中判定じゃないんだぞ
間壁慧:す、すごいッ
三嶋光宗:最強の意志
芦田比呂:すご……
GM:じゃあ…キミも問題なく《冷静と情熱の間》の効果が解除されるぞ!
西海才人:行動。ここはハルキ君を確実に落としましょう。
西海才人:解除演出も行動と一緒にします。
GM:はーい
西海才人:コンボ:雷網覆滅蜘蛛喰之陣 《アンバウンド》《ポルターガイスト》110→120 対空ミサイル破壊して攻撃力+15 サイバーレッグ戦闘移動5mでエンゲージを一旦抜けます。
GM:なんだってぇ
西海才人:続いてメジャー
西海才人:違う110→116
西海才人:コンボ:颪風飛燕不知火霞抜刀 《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》116→120
西海才人:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,6,8,8,8,10]+10[1,2,8,9]+5[1,5]+4 → 29

間壁慧:2回回ってる!だいたい期待値!
西海才人:さっきの反動で凄い腐らなかったので良し!
枯野ハルキ:ガードするぞ!
西海才人:ではダメージ!
西海才人:3D10+11+1+12+15+5
DoubleCross : (3D10+11+1+12+15+5) → 26[7,10,9]+11+1+12+15+5 → 70

GM:なんだそれは~~~~~ッ
枯野ハルキ:よ…余裕で一回死にます!
枯野ハルキ:戦闘不能、即座に「Eロイス:修羅の世界」を使用してHP1で復活。
GM:こちら以上です!演出どうぞ!

西海才人:九字を切る。夏休み前の戦いを反芻する。
西海才人:「…………」
西海才人:「……美龍ちゃんの命を絶ったのは、そもそも西海さんだ」
枯野ハルキ:「………?」
西海才人:「だからね、西海さんだけはさ、美龍ちゃんを取り戻したいなんて考えちゃいけないんだよ、そもそもさ」
柏谷レオン:「…聞き捨てならねえな」
西海才人:「でなきゃ、あの時の決断は全部嘘になる。それで未来を取りこぼす事にもなる」
西海才人:「やり直して、失うものがあるのなら、僕は、やり直さない。僕は先輩たちとは違います」
西海才人:「…………行くよ」
枯野ハルキ:「柏谷、さがってて」
枯野ハルキ:前に出る。「来なよ」
西海才人:枯野ハルキを見据える。彼を排除しなければ道は開けない。
西海才人:背負った筒を手に取って、炸裂弾を射出する。弾は空中で爆ぜ、炎と煙が渦を巻く。
西海才人:いかなる術か妖しか?爆炎は爆砕の後消えることなく、西海才人の指先一つで意志を持つかのように操られる。
西海才人:間壁慧、謹製の魔術爆弾を自分のレネゲイドで操作し相手に向かってぶつける。
枯野ハルキ:「………ッ!」十字架めいた巨大な盾が爆砕に煽られ、ついに崩壊する!
西海才人:「そこだ!」
西海才人:踏み込みと同時に、わずかな手を上下させる動きで衝撃波を発生させる。
西海才人:見た目遠くから放たれるそれは、実際は相手の眼前で発生する不可視の拳打に等しい。
西海才人:極めて避けにくいその一打を対処したその隙に、西海の体は消えていた。
西海才人:相手の頭を跳び越す大跳躍。超人的な脚力で一瞬で背後に回り、その背中に忍者刀を振り下ろす。
柏谷レオン:「枯野……っ!」
枯野ハルキ:「かはっ………」無防備になったところに襲撃され、背中を晒す。
西海才人:「本当に友達の事を想うなら」
西海才人:「先輩はもう寝るべきだと、西海さんは思います」
柏谷レオン:「…………」
枯野ハルキ:「……寝る? なんで」背中を刺されたまま呟くように言う。
西海才人:「起きてる限り、みんな頑張っちゃうから」
西海才人:「みんな、貴方を愛してるがゆえに」
枯野ハルキ:「……嫌だ」
枯野ハルキ:「俺だけ先に降りるなんて、それは、嫌だね」
西海才人:「うん」
西海才人:「そうだね。その言葉には西海さんは返せないので」
西海才人:「比呂ちゃんさん、お願い」
芦田比呂:「……うん。でも」
柏谷レオン:「させねえよ」手をかざす。
闇夜を照らすもの:『──────』星々の中で、紅い瞳を輝かす。
芦田比呂:顔を上げて、一人の少女の姿を見る。
芦田比呂:「……まずは、凌がなきゃだよ」
間壁慧:「これは厳しい、かもしれませんよ」
西海才人:「大丈夫!西海さんは吹っ切ったので!2回は耐えられるよ!!」
西海才人:いつもと同じ調子に戻り言った。

GM:次は行動値7の闇夜を照らすものの手番です。
闇夜を照らすもの:では、マイナーで《オリジン:レジェンド》を使用。【精神】の判定の達成値を上げます。
闇夜を照らすもの: メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》《プラズマカノンズ》《結合粉砕》《エネルギーブレイド》を使用して単体攻撃。
闇夜を照らすもの:対象は~
闇夜を照らすもの:西海くん!
闇夜を照らすもの:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,6,7,7,7,8,8,8,9,10]+10[1,2,3,4,5,6,8,10]+6[4,6]+6 → 32

西海才人:一応ドッジします。
西海才人:11dx
DoubleCross : (11DX10) → 10[1,2,4,4,5,6,7,7,8,10,10]+10[8,10]+6[6] → 26

西海才人:頑張ったな!
闇夜を照らすもの:あぶねえ!
芦田比呂:すご
三嶋光宗:頑張った
闇夜を照らすもの:こわっ…よかった…
闇夜を照らすもの:ではダメージいくぞ!
芦田比呂:カバー!
芦田比呂:《崩れずの群れ》。
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を2(→ 2)増加 (105 → 107)
闇夜を照らすもの:では改めて!
闇夜を照らすもの:4d10+30+2d10 装甲無視
DoubleCross : (4D10+30+2D10) → 26[9,8,7,2]+30+13[5,8] → 69

闇夜を照らすもの:69出た~!装甲無視だよ
芦田比呂:耐えられるわけもなし!
芦田比呂:西海くんのロイスを切って復活します。
GM:了解です!では演出しますねっ

闇夜を照らすもの:『…私のことを、好きになるかもしれない人と呼んだな、才人』
闇夜を照らすもの:『確証をくれなければ、私は嫌だ』
西海才人:「性急すぎるよ!いや何年も待ったかもしれないけどさ!」
闇夜を照らすもの:両手を広げれば、炎の波が応えるようにさざめいて、大きな渦へと変化する。
闇夜を照らすもの:『私も、私の言うことが我儘だと分かっている! だから』
西海才人:「でも、分かった。潮っちの事が1つ理解できたよ」
闇夜を照らすもの:『……なんだ』
西海才人:「次は何を言うのかな?相互理解を深めていこ」
闇夜を照らすもの:『……私は、私の我儘を通す』
闇夜を照らすもの:『私のやり方で、お前を幸福にしてやる!』
西海才人:「ん-、そこは、まあ、お互い様なので。それに知らない内に多分、沢山傷つけてしまったとも思うので」
西海才人:「力技に関しては、ノーカウントにするね!」
闇夜を照らすもの:『そうか』
闇夜を照らすもの:『………なら、そのまま眠ってくれ』
闇夜を照らすもの:真っ赤な炎の渦が大きく沸き上がり、西海くんに向かって降り注ぐ!
西海才人:超人的な足捌きで、その炎の渦を避ける。
西海才人:降り注ぐ炎のその8割を捌き切る。
西海才人:(対処が8割。掠ったら死ぬから無駄じゃん!)
闇夜を照らすもの:『逃がすかっ……!』残りの2割が蛇のようにうねって、西海くんに殺到する!
西海才人:(ここはくいしばって耐えるしかなくない!?まだ誰も落ちてないのに消耗するのはキツいけど)
芦田比呂:「勝手な判断を」ウェポンケースを叩き割る。
芦田比呂:「するなっ!」巨大な手のような武器を取り出し、その炎の前に立ちふさがる。
西海才人:「比呂ちゃんさん!あんがとっ」
闇夜を照らすもの:『………っ!』猛烈に不満そうな顔をする。
闇夜を照らすもの:『邪魔をするなっ!』
西海才人:「1人じゃ、こういうことは起こらないんだよ。潮ッち。どんなに強くてもさ」
芦田比呂:「もし、潮ちゃんの望みがそうだとしても」炎を捌ききれず燃えていく。
芦田比呂:「潮ちゃんの手でやってしまうのは違うよ」
芦田比呂:「それが正しいなんて、思いたくない」
闇夜を照らすもの:『私の手で、やるのは、違う……?』
芦田比呂:「自分の好きなものを、自分で傷つけちゃうなんて」
芦田比呂:「……悲しすぎるじゃない」
闇夜を照らすもの:『…………』
芦田比呂:「先にこっちを狙いなよ……比呂ちゃんが守るんだからね」
芦田比呂:「……ちゃ、ちゃんと狙われるようなことを言うと……」
芦田比呂:「比呂ちゃん、西海くんとい、一夜を、と、ともにしたことあるよっ!」
芦田比呂:「う、嘘は言ってないから!」
闇夜を照らすもの:『……………………』
闇夜を照らすもの:『何だと』
芦田比呂:「どう!こっち狙う気になった!?」
闇夜を照らすもの:『ああ』
闇夜を照らすもの:頷く。瞳孔が開いている。『悪いが、まずはお前から眠ってもらう。…その過去も、いずれは消させてもらう………』
西海才人:「むぅ、そうなんだけどさぁ」
西海才人:「いや、余計な事は言わない方が良いね!比呂ちゃんさんの覚悟を無駄にしないために!」
GM:このまま手番は行動値1の比呂ちゃんに移るよ~!
芦田比呂:はい!
芦田比呂:マイナーなし、メジャーで
芦田比呂:『始まりは明るけ』:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》。
芦田比呂:枯野ハルキを攻撃。
枯野ハルキ:ほほう いいでしょう
枯野ハルキ:しかしその前に、《守護の大盾》を宣言させてもらう!
芦田比呂:ムッ
枯野ハルキ:これは相手のC値を+1するエフェクト!
芦田比呂:比呂ちゃんのコンセントレイトのレベルは4だよ!
枯野ハルキ:な…なんだとぉ…!?
芦田比呂:差し引きでC値-3のC値7というわけ!
枯野ハルキ:く……クソォ~~~ッ!
芦田比呂:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[1,2,2,3,3,3,4,6,8,8,10]+10[3,6,7]+10[9]+10[7]+10[10]+2[2]-1 → 51

芦田比呂:メチャ回った
枯野ハルキ:なんでよっっ
枯野ハルキ:ガードします!ウオオ
芦田比呂:6d10+15 諸々有効
DoubleCross : (6D10+15) → 27[9,2,4,6,5,1]+15 → 42

枯野ハルキ:ギ…ギヤア~~~ッ
枯野ハルキ:こいつのガード値は25
間壁慧:成仏してくれ……!
枯野ハルキ:ダメです!戦闘不能。
芦田比呂:やった!
枯野ハルキ:復活ももうなし!倒れます
GM:演出どうぞ!
芦田比呂:巨大な手のような武器を構え直す。
芦田比呂:“如意自在(アズ・デザイア)”。届き得ぬところへ手を届かせるもの。
芦田比呂:「枯野ハルキさん!あなたは……」
芦田比呂:「ジャームになってしまったんです」彼へと突進。
枯野ハルキ:「…………」「……ジャーム?」
有栖川楓:「……やめてよ」
柏谷レオン:「おい!女!言うんじゃねえ!」
芦田比呂:「知性はあれど、理性を失ってしまったオーヴァード」盾に引っ掛けるようにする。
柏谷レオン:「やめろ!」
芦田比呂:「もう、日常に戻れない存在」
芦田比呂:「やめない!」
柏谷レオン:「……っ」
芦田比呂:盾を引きずり倒すように取り落とさせる。
芦田比呂:「その解決手段は、比呂ちゃんたちもまだ見つけられてない」
枯野ハルキ:「わっ……」元々ダメージを負っていた体だ。キミの動きに逆らうこともできない。
芦田比呂:「捕まえて、凍らせて、技術の発展を待つしか出来てない」
芦田比呂:ぐい、とひねるように相手の身体へと押し込む。
芦田比呂:テコのように回転させて身体を倒す。
枯野ハルキ:「そう。そっか」倒される。
芦田比呂:「もう、いいんだよ。休んで」
芦田比呂:「頑張りすぎちゃったんだよ。どこかで」
枯野ハルキ:「柏谷と有栖川が何を話してるのか、ずっと気になってたんだよね」
枯野ハルキ:「俺のことだったんだ?」キミを見上げる。
芦田比呂:「うん。あなたは、愛されてた」
芦田比呂:「それは、分かるよ。痛いほどに」
芦田比呂:分かる。どうなってしまったのか。
芦田比呂:分かるから、膂力に劣る身ながら、こうして抑え込むことができる。
芦田比呂:痛いほどに分かる。それは実際にも。
芦田比呂:「……本当に、守りたいなら」
芦田比呂:「それが一番なんだよ。これ以上、破滅を進ませてあげないでよ」
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を5(→ 5)増加 (107 → 112)
枯野ハルキ:「…………」キミの瞳を見る。
枯野ハルキ:「変だな。なんだろう」
枯野ハルキ:「変な感じがする」
枯野ハルキ:共感性による同質化が、ジャームには理解できない絆を感じさせる。
枯野ハルキ:もう忘れてしまったその感情を、彼は絶対に理解することができない。
枯野ハルキ:「……君の言うことは、分かったよ。でもさ」
枯野ハルキ:「やっぱ、嫌だよ」
枯野ハルキ:「嫌だ…。破滅に進ませるのも、嫌だ」
芦田比呂:「……うん。うん」
枯野ハルキ:「……困ったな」呟くように言って、目を閉じる。

GM:このまま手番は行動値0の柏谷レオンに移ります!
柏谷レオン:マイナーなし!
柏谷レオン:メジャーアクションで《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《獅子奮迅》《音速攻撃》《さらなる波》を使用して範囲攻撃。
柏谷レオン:対象はPC4人!
三嶋光宗:待たれよ
間壁慧:うおおーッ三嶋どん!
柏谷レオン:何!?
三嶋光宗:≪原初の紫:孤独の魔眼≫!
西海才人:天才の底力よーー
三嶋光宗:うお~っ殴るなら俺を殴れ!
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を4増加 (124 → 128)
柏谷レオン:いいだろう……では命中判定いきます!
柏谷レオン:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[2,2,4,5,5,6,6,7,8,9,10]+10[4,5,6,8]+4[4]+3 → 27

柏谷レオン:ひ…ひくっ
三嶋光宗:こ……これは!
芦田比呂:いけるんじゃない……?
三嶋光宗:≪原初の黄:切り払い≫
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を2増加 (128 → 130)
三嶋光宗:ドッジします
柏谷レオン:うお~~腐ってくれ~~
間壁慧:いけ~~~っ
三嶋光宗:4DX+23>=27
DoubleCross : (4DX10+23>=27) → 8[2,5,7,8]+23 → 31 → 成功

西海才人:やったーー!
柏谷レオン:ギャ~~~xツ
間壁慧:天 才
三嶋光宗:イェイイェイ
芦田比呂:ヒューッ
柏谷レオン:ロイス切りたい!
GM:では攻撃は失敗する!
GM:そのまま演出いくわねっ!

柏谷レオン:「何でテメェに勝手なことばっかり言われなきゃならねえんだ!」
柏谷レオン:斧槍を掴み直し、芦田さんに向かってそれを振り下ろす。
芦田比呂:かがみ込んで、グスグスと涙ぐんでいる。
三嶋光宗:その攻撃の出がかりを木刀で切り払い、軌道を逸らす。
柏谷レオン:「枯野は…戻れるんだよ! 余計なことばっか言いやがって…っ」
柏谷レオン:逸らされる。「ああ…!?」
三嶋光宗:出力では敵うべくもない。だが動きが読めれば、そもそも受けなければ良い。
三嶋光宗:「動きが読みやすくなってますよ、会長さん」
三嶋光宗:「怒ってますか?怒ってますよね」
柏谷レオン:「うるせえ…!うるせえうるせえうるせえ!」
三嶋光宗:「図星を突かれたから。そうでしょう?」
柏谷レオン:「クソみてえな気分だよ!」苛々と怒鳴り返す。
三嶋光宗:「本当は分かってるんじゃないスか、先輩」
三嶋光宗:「やめましょうよ、もう。ね?」
柏谷レオン:「やめろ……! ふざけんじゃねえ! お前に、何が分かんだよ」
三嶋光宗:「こんなやり方……間違ってるでしょ。それが分からない程、先輩もバカじゃないでしょ」
柏谷レオン:「だったら何だ? だったらお前が解決策を用意してくれんのか…? んなわけねえよな」
柏谷レオン:「絶対殺す。お前らは、とにかく、ここで潰す」
GM:クリンナップ!
有栖川[26],闇夜[7]

   (10m)

   柏谷[0]
間壁[9],三嶋[8],西海[8],芦田[1]

GM:2ラウンド目から再開していくよ~!
GM:まずはセットアップから!
有栖川楓:《アクセル》を自分に使用します。
有栖川楓:引き続き行動値11⇒27。
西海才人:なしえもん!
間壁慧:灰色の庭。柏谷レオンくんに使用!
三嶋光宗:なし!
間壁慧:行動値をマイナス9します。
芦田比呂:なし!
柏谷レオン:グググ…ではこのラウンドも行動値0!
間壁慧:侵食率117→119
闇夜を照らすもの:なし!
GM:ではイニシアチブ!
GM:まずは行動値27の有栖川の手番です。
有栖川楓:マイナーなし。
有栖川楓:メジャーで《戦乙女の導き》《癒しの水》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》を使用。
有栖川楓:シーン選択で、闇夜を照らすもの・柏谷に支援を行います。
有栖川楓:全員の次の判定のダイス+5個、攻撃力+5。HPを4d10+5回復(全員HP満タンのため反映なし)。
GM:そして演出!

有栖川楓:虹色に光輝く大量の蝶が再び現れ、星々が広がる空間を駆け抜ける。
有栖川楓:「……間壁くん、君なら俺らの気持ちが分かってくれると思ってたけどな」
間壁慧:「……わかりますよ。でも……」
間壁慧:「やっぱり、奇跡っていうのは、誰かを犠牲にして作るものじゃない」
間壁慧:「時間を破壊したら、どんな影響が起きるのか、誰にもわからないんです」
有栖川楓:「……今更、俺達が1人2人の犠牲なんて気にする訳ないじゃないか」
有栖川楓:皮肉げに言う。「影響? 俺達が再会できれば、何が起ころうとも知ったこっちゃない」
芦田比呂:「気にしてよっ!」
芦田比呂:「そんな勝手な事を言うから……」少し言い淀んで。「応援できないんだよ」
有栖川楓:「楽しいよ? 勝手にふるまうのは」
有栖川楓:「俺達からしちゃ、君達の方が変だね。自分の能力を試したいと思ったことはなかったの?」
有栖川楓:「自分の力使って、自由に生きてみただけだぜ、俺達はさ…」
柏谷レオン:「……」舌打ちする。
間壁慧:「いや、……そうですよね。だから、きっと、うまくいかないんだと思います。何度でも、どんな状況でも……」
間壁慧:「立ちふさがる人間が出てくる」

GM:このまま手番を行動値9の間壁くんに移します~
間壁慧:行動!
GM:オス!
間壁慧:マイナーなし!
間壁慧:メジャーでコンボ:天廟を食らう蟲。コンセントレイト+原初の赤:無機なる四肢+混色の氾濫+原初の黒:プラズマカノン+紡ぎの魔眼。ターゲットは……
間壁慧:有栖川くんと沖凪さんだ!範囲攻撃チャンスを逃さない!
GM:ウオオ 来い!
間壁慧:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[3,4,4,4,4,4,5,6,6,7,10,10]+10[1,3,8]+5[5] → 25

間壁慧:うーんそろそろ期待値
有栖川楓:7dx+3 ドッジ
DoubleCross : (7DX10+3) → 9[2,4,4,5,6,6,9]+3 → 12

有栖川楓:無理~
間壁慧:ヒヤリハット
闇夜を照らすもの:ガードして《蒼き悪魔》。
間壁慧:ド根性見せてやる……フォールンサラマンダー起動(3回目)して、ダメージ加算!
GM:どうぞ!
間壁慧:5d10+26
DoubleCross : (5D10+26) → 20[5,3,10,1,1]+26 → 46

間壁慧:低めが出てる……追加したダイス2個が、1・1!
GM:ギャ~ 高い
GM:あったしかに
西海才人:サラマンダーまだ2回目よ!
間壁慧:あっ2回目でした
間壁慧:もう1回支援できるドン!
GM:あっ じゃああと1回使えますね ちくしょう
闇夜を照らすもの:《蒼き悪魔》の効果で、間壁くんに12点HPダメージです。
GM:そして 46点喰らうと、両方とも1回戦闘不能になります。
有栖川楓:戦闘不能時に《アクアウィターエ》。
間壁慧:ムウーッ!こしゃく!
有栖川楓:闇夜を照らすものの戦闘不能を回復させます。
有栖川楓:そのまま自分は倒れる。復活はありません。
闇夜[7]

   (10m)

   柏谷[0]
間壁[9],三嶋[8],西海[8],芦田[1]
間壁慧:それでは、有栖川楓/感服/恐怖〇でロイスをとって復活することを予め宣言し、演出!
GM:どうぞ!
GM
間壁慧:「きみたちの理屈だけで、世界を終わらせるわけにもいきませんから。俺は……いつだって……」
間壁慧:右腕がほどけて影になり、また籠手のようなものを形作って収束する。冷たい光がそこに輝く。
有栖川楓:「……」眉をひそめる。明らかにこれまでと異なる性質の形態。
間壁慧:「大魔法とはいきませんが。これが……俺の、とっておきの呪文」 有栖川楓と、沖凪潮を指差す。冷たい光の奔流が、解放される。
間壁慧:「Saragadura」 魔術の光が両者を射抜く。槍のような一瞬の瞬きだった。
間壁慧:侵食率119→132
間壁慧:HP3→タイタス復活で11
有栖川楓:「んなっ…」避ける動作が間に合わない。一瞬の瞬きに貫かれ、身体が焼ける。
間壁慧:「……や、やっ…りました!?」
闇夜を照らすもの:『なんだ、その光は。初めて見る………』同様に、身体が光に射抜かれ、自身の持つ炎に包まれる。
芦田比呂:「すごい……」
有栖川楓:「……ここで終わるわけにはいかないんだ…」膝から崩れ落ちながら、残る蝶を放出して『闇夜を照らすもの』に飛ばす。
間壁慧:「うっ。蝶……とは……、まだ余力があるんですか」
西海才人:「神・潮っちは……先輩の意地だね、まだ起きる」
有栖川楓:「もう無いよ。…俺はね」倒れる代わりに。
闇夜を照らすもの:『……ああ』蝶が炎を鎮火させ、蘇らせる。『まだ私は、彼らの願いを叶えるために存在している』
西海才人:「でも、光線って本当に光の速さなんだねぇ。間壁ッち、やったね。……後は任せて」
間壁慧:「すみません。……俺も、できるだけ、援護します」
西海才人:「ううん。潮っちは西海さんがやってくんね。手伝いはヴェイダーにしてあげて」

GM:次は行動値8の三嶋くんか西海くんの手番よ~
西海才人:ということで行動。マイナーで《アンバウンド》120→122 《サイバーレッグ》効果でエンゲージを抜けて2M前進。
西海才人:メジャー:《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》闇夜を照らすものにエンゲージ 攻撃。
西海才人:妨害がないなら判定します!
GM:ちょっとまってね
GM:大丈夫!どうぞ!
西海才人:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,2,3,4,5,5,6,6,6,6,7,8,9]+10[4,10,10]+10[5,10]+5[5]+4 → 39

闇夜を照らすもの:うおお 気合のドッジ
闇夜を照らすもの:8dx+3
DoubleCross : (8DX10+3) → 7[1,1,2,2,2,3,3,7]+3 → 10

闇夜を照らすもの:ダメ! ダメージどうぞ
間壁慧:援護しよう。
間壁慧:フォールンサラマンダーを使ってください!ダイス+2d10です。
西海才人:4D10+11+1+12+15+5
DoubleCross : (4D10+11+1+12+15+5) → 17[2,4,6,5]+11+1+12+15+5 → 61

闇夜を照らすもの:ギャ~ 強い
西海才人:あ。三嶋君か比呂ちゃんさんにしてあげて良いと思う。サラマンダー
間壁慧:おっと、了解!
芦田比呂:大丈夫?
芦田比呂:ピュアソラのウィターエ抜ききれる?
間壁慧:では撤回!西海さんは一人でも大丈夫……たぶん!
闇夜を照らすもの:復活後のHPは30!
三嶋光宗:やった~
芦田比呂:大丈夫そう
闇夜を照らすもの:ダメでした 倒れます
西海才人:やったぜ。
GM:復活もなしです 演出どうぞ~

西海才人:成すべきことは相手の動きを止める事。
西海才人:その為には武技による制圧だけでは不確実だ。相手の感情を引き出し、その虚をつくこと。
西海才人:相手が神様に等しいならば、虚偽はいかにもまずい。真実の言葉をぶつけなければならない。
西海才人:「潮っち!」
西海才人:摺足で腰と膝の屈伸で滑るように動く。地を駆けるのではなく滑走、常人の理外にある体術。
闇夜を照らすもの:『才人。なんだ!』
西海才人:「帰ったらさー」
西海才人:「デートしようね☆」
闇夜を照らすもの:『……………………は』
西海才人:帰るためには、この儀式を成立させてはならない。
闇夜を照らすもの:『そ………そんな…………そんな誤魔化しが私に通用すると思っているのか』
西海才人:「全能ならさ。嘘かどうかわかるじゃんね!」
西海才人:一瞬でも迷いが生じたら、この勝負、こちらの勝ちなのだ。
闇夜を照らすもの:『う、うるさい』『私よりも…お前のそばにいるのは、才人が本当に好意を持った人間の方が良いんだ』
闇夜を照らすもの:『そのはずだ………』そう早口に言いながらも、確かに動揺していることがあなたに伝わる。
西海才人:「だから、西海さん、一緒に遊ぼうって言ってるのにね。いいよ、無理やりに連れて帰るので!」
西海才人:相手の動揺の隙に間合いを詰める。
西海才人:間合いを詰める速度ではなく、その間合いこそが異常だった。その刃圏は軽く見積もって優に50M超。
西海才人:変幻自在の軌道距離から、寄せては返す波のように矢継ぎ早に蹴りと手裏剣と刀による刺突が、炎をかき消すように繰り出される。
西海才人:「この炎が……邪魔!」
闇夜を照らすもの:『やめろ………!』確かに炎の勢いが逸れる。周囲の炎を手繰り寄せ、あなたを押し返そうとする。
闇夜を照らすもの:『良いのか、才人! もう、こんな機会は二度と来ない。それに』
闇夜を照らすもの:『それに、私を連れ帰るとお前が言うなら! 私は………』
闇夜を照らすもの:『私は、期待してしまうぞ』
闇夜を照らすもの:『二度はない選択だ。私を諦めさせるなら今にしろ!』
西海才人:「西海さんは常に期待に応える男なので。それに……」炎を忍者刀で払いながら一点を見る。間壁慧の光線が穿った、その一点。
西海才人:「今度こそ」神に開いた唯一の突破口。そこに飛ぶように力を込めて一気に刀を突き刺した。「失敗したくないので」
闇夜を照らすもの:『……………っ!』心臓部分に刀が刺さる。血の代わりに、炎が飛び散った。
闇夜を照らすもの:『……』飛び込んできたキミにしなだれかかる。「才人」
西海才人:「此処に来てる時点で覚悟は決まってるんだにゃ~」抱きとめる。
沖凪潮:「うるさい。後で、もっと分かりやすく説明しろ……」意識を失います。
西海才人:「大体さー。こっからが大変だからね、潮っち。潮っちは西海さんを惚れさせなきゃならないので!」
西海才人:「西海さんは格好良い所を見せたかったのです。決まったね☆」
西海才人:皆の方を振り返って笑う。
三嶋光宗:「はいはい、お幸せに」肩を竦めて笑う。
芦田比呂:くすり、と笑って。「うん。カッコいいよ」
三嶋光宗:「大仕事終えたな、才人。後は任せな」
西海才人:「任せたー。ヴェイダーと比呂ちゃんさんの、格好良い所見てみたい」

GM:周囲の炎が弱まり、『闇夜を照らすもの』の力が沖凪潮から失われたことをキミ達は感じる。
GM:その瞬間、鉄道線路の端で光り続ける紅い炎が叫び声を上げるように戦慄く。
GM:炎の中で、巨大な真黒い蠍が、じぃっとキミ達を見つめ続けている。
間壁慧:「……あれが、本体?」
芦田比呂:「……」不安げにそれを見る。
芦田比呂:「……こっち来ないよね……?」
三嶋光宗:「ほっといていいん?アレ」
西海才人:「駄目じゃないかな」侵蝕122→126
柏谷レオン:「さぁて」「アレが居るってことは、まだ儀式は完全には終わっちゃいねえってことだ」
間壁慧:「……ダメみたいですね。なんとか、完全にここを閉じないと」
柏谷レオン:「もう終わりみてえな空気出してんじゃねえぞ! 今から!俺がお前ら全員倒してアレに捧げる」
西海才人:「そうすると、儀式を望む者をどうにかしなきゃいけないってことだよね」
柏谷レオン:「まずはそこの一般人!お前からだ!今度は潰す!」不可視のハルバードで三嶋くんを指す。

GM:次は行動値8の三嶋くんの手番です!
三嶋光宗:はい!
三嶋光宗:マイナーなし、メジャーで≪無形の影≫+≪原初の赤:巨人の斧≫
三嶋光宗:対象は柏谷先輩!
柏谷レオン:来いっ
三嶋光宗:8DX+22
DoubleCross : (8DX10+22) → 9[1,1,2,2,5,7,8,9]+22 → 31

柏谷レオン:《アクロバット》を使用して〈回避〉でドッジ!
柏谷レオン:10dx+3>=31
DoubleCross : (10DX10+3>=31) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,6,10]+6[6]+3 → 19 → 失敗

柏谷レオン:ギィ~~~~~~
三嶋光宗:こわ~~
間壁慧:三嶋くんは普通に火力あるから、援護するなら比呂ちゃんかな
三嶋光宗:それがいいかも!
間壁慧:がんばってッ
三嶋光宗:ダメージ!
三嶋光宗:4D10+5+12
DoubleCross : (4D10+5+12) → 16[4,9,1,2]+5+12 → 33

三嶋光宗:ウ~~~~ン!?!?
柏谷レオン:それは…ギリギリ生き残ります!
三嶋光宗:ほぎゃ~っ
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を8増加 (130 → 138)
柏谷レオン:持ってて良かった装甲値
GM:演出どうぞ!

三嶋光宗:「先輩。やっぱ俺、先輩ら側の人間だと思うんすよ」
三嶋光宗:ゆるりと木刀を構え、自然体で口を開く。
柏谷レオン:「あぁ?」
三嶋光宗:「世界とか、正義とか、平和とか。そういうの」
三嶋光宗:「よく分かんないっつーか。本気になれないんですよね」
三嶋光宗:「自分の目的の為なら、何が起ころうとも知ったこっちゃないって。アレ、分かっちゃうんスよ。正直」
柏谷レオン:「……そうだな。テメェは俺ら側の人間だろうな」
柏谷レオン:「大事なのは、今俺達が楽しいかどうかだ。他人がどうなろうと構わねえ」
三嶋光宗:「そうスね」笑う。
三嶋光宗:「だから、差があるとすれば、出会った相手の差です」
柏谷レオン:「お前の出会った仲間の方が素晴らしい人間だとでも自慢してえのか?」
三嶋光宗:「俺にとってはね。そうでしょう?先輩らのこと、よく知らないし」
三嶋光宗:「俺は目に見えない正義なんかの為に、本気になんてなれない」
三嶋光宗:「でもね。そういうモンの為に本気になれる奴らを助けるのは──」
三嶋光宗:「本気でやろうと思ってるんスよ」
三嶋光宗:木刀を振るう。横薙ぎの大振り。柏谷の身体能力ならば、躱すのは容易いだろう。
柏谷レオン:「そんな、他人の面借りた本気で、この俺様が────」しかし、それをあえてそのまま受ける。
柏谷レオン:「倒せると思ってんのかよ!」
三嶋光宗:「ッ、受けるか」
柏谷レオン:木刀をモロに喰らうが、しかし立ち上がり叫び返す。
三嶋光宗:躱された先に顎先を捉える筈が、その気迫に体勢を崩される。
三嶋光宗:「悪い、足りなかった……比呂!」
柏谷レオン:「ああ、受け取ったよ、テメェらの仲良しこよしはよ───……」
芦田比呂:「うんっ!」
西海才人:「ふふん。ヴェイダーは格好良いのです」
柏谷レオン:「俺様は女でも容赦しねえ。逃げるなら今だぜ」皮肉げに笑う。
間壁慧:「ここまで寄せれば、……あとは」

GM:次は行動値1の比呂ちゃん!
芦田比呂:はーい
芦田比呂:「言っておくけど」
芦田比呂:「比呂ちゃんもイケメンだからって容赦しないからね!」
芦田比呂:マイナーなし、メジャー『始まりは明るけ』:《コンセントレイト:ソラリス》《アドレナリン》。
芦田比呂:レオくんを攻撃します。
柏谷レオン:来いだぜ!
芦田比呂:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[2,2,3,6,6,7,7,8,8,8,10]+10[2,3,3,5,8,10]+10[5,7]+10[10]+1[1]-1 → 40

芦田比呂:回るな~
柏谷レオン:なんですのその出目は!
柏谷レオン:ウオオ 《アクロバット》を使用して〈回避〉でドッジ!
柏谷レオン:10dx+3>=40
DoubleCross : (10DX10+3>=40) → 9[1,2,3,3,4,5,6,8,8,9]+3 → 12 → 失敗

柏谷レオン:ギャ~~~ 無理 ダメージどうぞ
間壁慧:支援します。フォールンサラマンダー。
芦田比呂:わ~い
間壁慧:ダメージを2d10してください
芦田比呂:5d10+2d10+15 装甲有効
DoubleCross : (5D10+2D10+15) → 34[8,7,7,9,3]+9[7,2]+15 → 58

柏谷レオン:ナッ ナナナナナ…………
柏谷レオン:ムィ~~~ 《空蝉》を使います
柏谷レオン:そのHPダメージを0にする!
芦田比呂:ムキーッ
柏谷レオン:このまま倒れてたまるか~~~
GM:侵蝕率上げて演出どうぞ!

西海才人:何たる執念!
芦田比呂:得物を手に、柏谷レオンへと駆ける。
芦田比呂:「やあああーっ!」
芦田比呂:大振りの一撃。本命ではない。
柏谷レオン:「弱ェんだよ!」易々とそれを避ける。
芦田比呂:振り下ろして、重さに振り回されて隙ができるところを、
芦田比呂:地面に突き立てる。
芦田比呂:それを軸に体を持ち上げ、
芦田比呂:身体を回しながら蹴りを入れる。
芦田比呂:「舐めないでっ!」
芦田比呂:「スカートじゃないんだから!」
柏谷レオン:「テメエの下着に興味ねえよ!」その脚を掴んで、地面に叩きつける。
芦田比呂:「嘘っ」
三嶋光宗:「比呂っ!」
芦田比呂:転がりながらその場を逃れる。
間壁慧:「しかも、いまの、避けるんですか? 信じられないな……」
芦田比呂:ぱんぱん、と土埃を払って。
芦田比呂:「……ううん。分かるよ」
芦田比呂:「その動き、もう限界でしょ……分かるんだから」
芦田比呂:「……どうして、そんなにまで無理するのさ……」
柏谷レオン:「……分かんねえのか?」
柏谷レオン:「分かんねえと言えるか? 仲良しチームの一員がよ」
芦田比呂:「……君も近づくよ」
芦田比呂:「もう、やめて」
柏谷レオン:「止められるかよ」
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を5(→ 5)増加 (112 → 117)
柏谷レオン:「止まれねえよもう。…行くぞ。今度こそ潰す」

GM:次は行動値0の柏谷の手番!
柏谷レオン:は~い!
西海才人:元気の良い返事!
柏谷レオン:マイナーで《不可視の刃》。武器作成。
柏谷レオン:《コンセントレイト:ハヌマーン》《風鳴りの爪》《獅子奮迅》《音速攻撃》《さらなる波》を使用して範囲攻撃。
三嶋光宗:≪原初の紫:孤独の魔眼≫
柏谷レオン:対象は間壁くん・比呂ちゃん・三嶋くん!
三嶋光宗:俺を殴れ~~ッ
柏谷レオン:ヨッシャ~~ 今度こそ当たれ~~~~
三嶋光宗:三嶋光宗の侵蝕率を4増加 (138 → 142)
柏谷レオン:16dx7+3
DoubleCross : (16DX7+3) → 10[1,1,1,1,2,3,3,3,4,6,7,7,8,9,9,10]+10[3,4,4,5,7,8]+10[6,7]+10[7]+10[9]+10[10]+6[6]+3 → 69

間壁慧:み・し・ま! み・し・ま!
柏谷レオン:オオッ…これは…いけたんちゃうか!
三嶋光宗:虚構(ウッソ)だろ
芦田比呂:ヤバ
間壁慧:ピッチャーバテてるよ!
間壁慧:バテてなかった
三嶋光宗:ほんとにバテてる?
芦田比呂:レオン様のもとにつこうかな……
西海才人:8回裏で最高時速更新した!
柏谷レオン:ただ顔が良くて生まれも良いだけだが…
三嶋光宗:こりゃあダメじゃ ガードします
西海才人:おまけにお金持ち!
柏谷レオン:ではダメージ。
柏谷レオン:ダメージロールの直前に「Dロイス:想い人」を使用し、装甲、ガード値無視攻撃に変更します。
三嶋光宗:こ……こいつ!!
芦田比呂:重いじゃんッ
柏谷レオン:7d10+23
DoubleCross : (7D10+23) → 32[5,1,4,7,2,5,8]+23 → 55

三嶋光宗:死ぬッ
芦田比呂:死なせないよっ
間壁慧:オンリーユー
芦田比呂:《デモンズウェブ》!
柏谷レオン:55ダメージ・装甲値・ガード値無視攻撃!装甲-5してね
GM:ヌヌーッ
三嶋光宗:比呂!
芦田比呂:55-6D10
DoubleCross : (55-6D10) → 55-46[8,9,4,10,9,6] → 9

芦田比呂:がんばった
GM:お待ちになって!
芦田比呂:ムッ
GM:あっ…いや…なんでもないです!有効!
三嶋光宗:しかし残り体力……4!
芦田比呂:あっ足りない……?
三嶋光宗:ギリ足りない……?
芦田比呂:ディヴィジョンでもダメか
西海才人:ぬぅ
芦田比呂:じゃあ
芦田比呂:《異世界の因子》。
間壁慧:異世界の……因子!
三嶋光宗:そのエフェクトは!?
GM:な…なんだと……
芦田比呂:枯野ハルキの《不壊の城壁》をコピー。
間壁慧:最強エフェクトの一つ!
GM:そ…その力は……!
芦田比呂:即使用します。
芦田比呂:ダメージを-20!
西海才人:更にダメージ軽減だ!
三嶋光宗:ワ~~ッ生きてる!
GM:ち……ちくしょぉおお~~~!
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を12(→ 12)増加 (117 → 129)
GM:キーッ何よあの小娘!
GM:演出いきますね

柏谷レオン:風が吹き荒れ、衝撃波を撒き散らす不可視のハルバードが、いっそう鋭利になって顕現する。
柏谷レオン:「俺達は、もう一度あの夜からやり直す」
柏谷レオン:「絶対だ」
三嶋光宗:「ぐっ……!」
三嶋光宗:攻撃に先んじ、自ら懐に飛び込んで刃を受け止め、衝撃波の拡散を食い止める。
柏谷レオン:「お前らに」「止められてたまるかっつうんだ!」ハルバードを大振りにふるい、3人まとめて薙ぎ払うとする!
柏谷レオン:「しゃらくせえ真似してんじゃねえぞ一般人!」
間壁慧:「まだ、これだけ動けるんですか!? 三嶋くん……!」
三嶋光宗:防御の能力は無い。そのまま刃に切り裂かれ、鮮血が舞う。
三嶋光宗:「先輩が、止められないのと同じで……」
柏谷レオン:三嶋くんごと叩き斬ろうと、斧槍で押し迫る。
芦田比呂:「三嶋くんっ……!」
三嶋光宗:血に塗れた顔で笑う。
三嶋光宗:「こっちも止まる気、無いですから」
西海才人:「比呂ちゃんさん、ヴェイダーを助けてあげてっ」
芦田比呂:別の影が割り込む。
芦田比呂:突進するように小さな体をぶつけてくるそれは、いつもの得物ではない。
芦田比呂:消えかかったものを拾い上げた。
芦田比呂:十字をかたどった大きな盾の一部。
芦田比呂:「ダメなんだ!それはまた、繰り返すだけ」
芦田比呂:「どれだけ迷惑をかけてもいいって、その気持ちで戻ったりしても」
芦田比呂:「また、破滅に進んじゃう」
芦田比呂:「……それはイヤだって、俺はそう思ってる」
芦田比呂:「守るよ」
柏谷レオン:「さっきから……お前は」
柏谷レオン:「何様のつもりで………!」
芦田比呂:「盾だよっ!」
芦田比呂:「盾なんだ!」
柏谷レオン:「ふざ…けんじゃねえ! なんだ、お前が、枯野はそう望んでいるから止めろとでも言うつもりか?」
柏谷レオン:「たった数回、言葉を交わしただけのお前が!あいつの本心を代弁するっつうのか!」
芦田比呂:「違うよ……比呂ちゃんが、勝手にそう思ってるだけ」
芦田比呂:「もう、窺い知ることは出来ないんだから」
芦田比呂:「あなたにもね」
柏谷レオン:「………」盾を圧し潰そうとする斧槍の威力が弱まる。活動限界だ。
柏谷レオン:能力発動を継続できないほど、もはや体力は限界に近付いている。
芦田比呂:「このやり方は間違ってる。だから止める」
芦田比呂:「それ以上でも、以下でもない」
柏谷レオン:「テメエのその言い分にあるのは何だ? 正義か? 同情か?」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:ロイスを取得します。
芦田比呂:対峙する相手/柏谷レオン/共感/嫌悪:○/ロイス
芦田比呂:「そんなのじゃない」
芦田比呂:「ムカついてるだけ」
柏谷レオン:「……そうかよ」吐き捨てるように言って笑う。
柏谷レオン:「変な奴だ」

GM:クリンナップ!
GM:省略!
GM:3ラウンド目に突入します。
  西海[8] 

   (10m)

   柏谷[9]
間壁[9],三嶋[8],芦田[1]
GM:セットアップ!
芦田比呂:なし
西海才人:なしのじょう!
三嶋光宗:なし!
間壁慧:念には念を入れて……灰色の庭……
間壁慧:行動値マイナス9!
柏谷レオン:ギニャ~~
間壁慧:侵食率132→134
柏谷レオン:今回も行動値0マンになりました
柏谷レオン:こちらもなし!

GM:イニシアチブ!
GM:行動値9の間壁くんの手番!
間壁慧:やってやらあ~っ
間壁慧:マイナーなし。メジャーでコンボ:チャンドラマの黒い鋼。コンセントレイト+原初の赤:無機なる四肢+原初の黒:プラズマカノン。混色の氾濫は抜ける!
間壁慧:当たるかどうかが問題だ……でもやるしかない。紡ぎの魔眼も使って、レオくんを攻撃します。
柏谷レオン:うおお来い!
間壁慧:13dx7
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,3,3,4,4,5,5,6,7,7,9,10]+10[3,6,7,8]+10[4,7]+4[4] → 34

間壁慧:よし!上の方が出た!
柏谷レオン:《アクロバット》を使用して〈回避〉でドッジ!
柏谷レオン:やってやらぁ~~~~~
柏谷レオン:10dx+3>=34
DoubleCross : (10DX10+3>=34) → 10[3,3,5,6,8,8,9,9,10,10]+8[5,8]+3 → 21 → 失敗

柏谷レオン:キャ~~~~~~!
西海才人:頑張ったな。怖いよ。
間壁慧:あぶない……危ない……
芦田比呂:ワオワオ!
柏谷レオン:ちくしょ~~~~ダメでした ダメージお願いします!
間壁慧:4d10+26
DoubleCross : (4D10+26) → 15[8,4,1,2]+26 → 41

間壁慧:やっぱり低いな!諸々有効!
柏谷レオン:ハッハハ
柏谷レオン:こっちの残りHPは…3!
柏谷レオン:復活エフェクトもありません!このまま戦闘不能になります。
間壁慧:うおーっ演出します
GM:ハイ!お願いします

間壁慧:「レオくん。もう、ここまでにしておきませんか?」
柏谷レオン:「……どいつもこいつも。何を言いやがる」緩慢に振り向く。
間壁慧:「俺たちは疲れてますし……、レオくんの願いは、もう届かないと思います」
柏谷レオン:「神が聞き届けてくれねえってか。魔術師様のアドバイスか?」
間壁慧:「いえ。意見が変わりました。……過去に戻ってやり直す。俺も、きっと……この戦いで、誰かがジャームになったなら」
間壁慧:「過去に戻ってやり直したいと思うでしょう。レオくんたちが、成功させても。この儀式を止めるためにやり直すと思います。……そうしたら」
間壁慧:「レオくんは俺たちが儀式をすることを止めますか?」
柏谷レオン:「………。…………」探るような眼であなたを見ていたが、考えるようにその視線を逸らす。
柏谷レオン:「ああ…そうだな。お前らが散々俺様に説教してきた中で、今の言葉は一番しっくりきた」
柏谷レオン:「そして答えはイエスだ。俺はお前らを止める」
間壁慧:「……残念な答えですね。つまり、どうあっても、俺ときみは戦わなきゃいけない。……どちらかの望みが完全に断たれるまで。それはそうですよね」
間壁慧:「求めてるものが違って、対立している。叶うのは、最後に立っていた方」
柏谷レオン:「これはもう正しいとか悪いとかそう次元じゃねえ、俺らとお前らの意地の張り合いなんだろ」
間壁慧:「ですね。凄く残念です。……そして、なぜ俺の説教がいつも長いかというと」 頭上の星空を指差す。 「詠唱は終わっていても、時間がかかるからです」
柏谷レオン:「……………………あ?」
間壁慧:「俺の得意な魔術をまだ見せていませんでした。喚起魔術……召喚魔法。星の隙間に眠る者を呼び出すくらいには」 夜空から、星が降ってくる。
間壁慧:「生まれつき、得意なんです」 流星雨が、柏谷レオンの回避する余地を塗りつぶし、降り注いだ。その一かけらずつが、レネゲイドビーイングであったかもしれない。
間壁慧:星空を漂うレネゲイドの凝集形。
柏谷レオン:「んなっ……………」何かを叫ぶ余裕もなく、反撃する体力も与えられない。
柏谷レオン:濁流のようなきらめきに呑み込まれる。
西海才人:「こういう時に言うのはなんだけどさ。綺麗だなぁ。お星さまキラキラ 空から見てる♪」
間壁慧:「……最後に立っているのは、俺たちです」 侵食率134→145

GM:そして、キミ達は勝利する。
柏谷レオン:「間壁。ひとつ答えろ」
間壁慧:「……できれば、簡単なものだと助かります」
柏谷レオン:「枯野は俺達のやることを望んでいたと思うか?」
間壁慧:「困りますね。俺は人の心を推し量るのが、特に苦手で……でも、もしも、俺が枯野くんの立場だったら……」
間壁慧:「ええと……泣きたいほど嬉しい……けれど、死ぬほど辛いと思います。そんなことを実現してしまう友達が、とても辛い」
間壁慧:「……たぶん。申し訳ない。俺はこういうの下手ですね」
柏谷レオン:「ああ…クソみてえに下手くそな答えだ」
柏谷レオン:「俺様をすべて諦めさせるような口の上手い答えでもねえし、本気で考えやがってよ…」
間壁慧:「すみません。人の願いの邪魔をするんだから、もう少し悪役らしくしたかった」
間壁慧:「申し訳ありませんが、ここで終わりです」
柏谷レオン:「………ああ」
柏谷レオン:「終わりだ。終わっちまったな………」
柏谷レオン:目を伏せる。
GM:それと同時。キミ達が瞬きすると、天の川に敷かれた鉄道線路も、真っ赤に燃え上がる蠍火も消えている。
芦田比呂:「……終わった、の……?」
GM:キミ達は、真夜中の生徒会室に立ち尽くしている。
西海才人:「間壁ッち、お疲れ様。良い答えだったと西海さんは思います」
間壁慧:「……ありがとうございます。西海くんも。お見事でした」
GM:床には、G4の面々と沖凪潮が横たわっている。
三嶋光宗:「うん、皆お疲れ」
三嶋光宗:「にしてもキッ……ツかった~……!」
三嶋光宗:「比呂がいなかったら死んでたわ、マジで」
西海才人:潮っちを抱えよう。何処に連れて行くべきだろうか?保健室?
芦田比呂:「良かったよ……」安堵するように息を吐いて。
芦田比呂:「無理し過ぎなんだもん」
三嶋光宗:「無理してたのは全員っしょ。無事で良かったわホント」
三嶋光宗:「潮ちゃんもね」
間壁慧:「芦田くんこそ、無理していましたよ。いえ……全員ですかね」
西海才人:「みんな、頑張ったよね。えらい!」
芦田比呂:「……ふう」
芦田比呂:「よかった~……」
芦田比呂:ヘナヘナとその場に座り込む。
芦田比呂:「あのサソリみたいなやつももう出てこないってこと……だよね?」
間壁慧:「恐らくは。もう、大丈夫かと思います」
西海才人:「間壁っち、が言ってるなら、大丈夫じゃない……うわ!?このソファ凄い!ベッドよりふかふかだ」
西海才人:ソファに遠慮なく座って、潮っちも寝かせる。
三嶋光宗:「ともあれ一件落着……ってことでいいんかね」
西海才人:「うん。先輩たちもさ、頑張ったよねぇ。……うん、一件落着なのかな」
間壁慧:「西海くんは、朝凪くんを送ってあげてください。俺たちは……彼らの身柄の確保ですかね」
芦田比呂:「……うん、これで証拠も……」
三嶋光宗:「証拠……」
芦田比呂:「……あっ?」
三嶋光宗:「……誰か撮ってた?これ……」
芦田比呂:ブンブンと首を振る。
西海才人:「怪しげな魔術書とか……ないね」
GM:G4と沖凪潮はすっかり意識を失っている。
間壁慧:「……疲労感……」
芦田比呂:「……うう~……」
芦田比呂:「比呂ちゃんのバカ~!」
三嶋光宗:「……でも、会長らの犯罪は揉み消せても、枯野先輩のジャーム化はUGNで調べれば分かるんじゃね?」
三嶋光宗:「枯野先輩が凍結されたら、二人ももう儀式とかする気は無くなるかもよ」
芦田比呂:「……だといいけど……」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……いや」
芦田比呂:「そうじゃなくてもいいや」
三嶋光宗:「うん?」
芦田比呂:「また出てきてまたやるようなら、また止めるだけだもん」
芦田比呂:「何度だって相手になる。きっとその内疲れるでしょ」
芦田比呂:「比呂ちゃんしつこいんだから」
三嶋光宗:「ははっ!」
三嶋光宗:「いいじゃん。俺も付き合うぜ」
GM:校舎の最上階の最奥にある生徒会室。その窓から、朝日が差し込んでいた。


GM:シーンを終了します。
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスを発表します!
GM:《無限を継ぐ者》《ファイトクラブ》《修羅の世界》
GM:以上3つ!振りたい人は振って、その後通常通り侵蝕率を下げてくださいね
西海才人:振ります!
間壁慧:もちろん振ります!
三嶋光宗:ふらいでか!
間壁慧:145-3d10
DoubleCross : (145-3D10) → 145-20[7,10,3] → 125

西海才人:126-3d10
DoubleCross : (126-3D10) → 126-15[4,10,1] → 111

三嶋光宗:142-3D10
DoubleCross : (142-3D10) → 142-17[5,3,9] → 125

芦田比呂:振るよっ
西海才人:1倍で!
西海才人:111-5d10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-30[8,7,5,2,8] → 81

間壁慧:2倍振りします。
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を3d10(→ 17)減少 (129 → 112)
三嶋光宗:ロイス6つで2倍振りします
芦田比呂:1倍!
間壁慧:125-10d10
DoubleCross : (125-10D10) → 125-45[4,5,3,3,1,10,6,4,5,4] → 80

三嶋光宗:125-12D10
DoubleCross : (125-12D10) → 125-58[5,4,5,4,4,5,8,8,5,8,1,1] → 67

間壁慧:OK!生還! 経験点3点です。
芦田比呂:芦田比呂の侵蝕率を5d10(→ 25)減少 (112 → 87)
芦田比呂:5点で帰還!
三嶋光宗:3!
西海才人:5点+Sロイスで10点です。
GM:良かった~~!皆さんお帰りなさい~!


【エンディング】

GM:エンディング。
GM:まずは合同エンディングです。


GM:カフェ『グラビティ グリーン』。
GM:とある休日。キミ達は、学苑の近くに最近できたエスニックカフェを訪れていた。
GM:パクチーをふんだんに盛りつけたエスニック料理を売りにしているらしく、女性客が多い。
GM:ランチタイムの目玉は、フランスパンにたくさんの野菜やハムを挟んだバインミー。エスニック風のサンドイッチだ。
GM:陽光の差し込むテラス席に陣取り、キミ達はそこで、今回の打ち上げを開催していました。
芦田比呂:「ここねー、行きたかったの!」
間壁慧:「ぜんぜん食べたことのない料理なんですが、これ、大丈夫なやつなんですか?」
間壁慧:「ものすごく辛かったりしません?」
西海才人:「間壁ッちパクチーあげんね!とても、頑張ったので!」当然、パクチーがあんまり好きではないだけだ。エスニック料理は好き。
三嶋光宗:「めちゃめちゃパクチー入ってんねこれ……」
芦田比呂:「あんまり辛くないんじゃない……?」
間壁慧:「あ。どうも。パクチーこんなに挟むんですね」
西海才人:「追加150円で増量出来るみたいねー。好きな人は好きだよね。西海さんは薬草みたいなので苦手ー」
西海才人:ベトナムハムとレモングラスのバインミーと練乳入りベトナム珈琲のセットを頼んで、すでにもしゃもしゃしている。
三嶋光宗:「おぉ……何か……」バインミーをパクついて、難しい顔をする。「異国情緒の味がするわ……」
芦田比呂:「て……てかみんな食べてるじゃん!」
間壁慧:「海老は安定ですよ」
芦田比呂:ロータスティーの入ったグラスを掲げて。
芦田比呂:「やんないの……?」
間壁慧:「えっ? それは、儀式的な……? ……ああ、もしや、乾杯」
三嶋光宗:「あ、そういやそうじゃん」
三嶋光宗:「謎の料理に夢中で……」
西海才人:「は!?お腹すいてたから、もう食べてた」
西海才人:「乾杯しなきゃね!」
芦田比呂:「こほんっ」
芦田比呂:「えっとそれじゃあ、ハイドアウトを捕まえたこととー」
芦田比呂:「潮ちゃんも無事だったこととー」
芦田比呂:「みんなが怪我なく帰ってきたことを祝って!」
芦田比呂:「かんぱーい!」
西海才人:「かんぱーい☆」
間壁慧:「乾杯」
三嶋光宗:「うぇーい!乾杯ー!」
芦田比呂:「あむ」海老とアボカドのバインミーを一口。
芦田比呂:「ん~~~。もいい~」
間壁慧:「ラーメン食べてるときよりイキイキとしている……」
三嶋光宗:「んー……慣れれば意外とイケるかも……」
西海才人:「比呂ちゃんさん、おしゃれメニューの時の方がお顔輝くよねー」
間壁慧:「なんかこのパン、歯ごたえがあっておいしいですね」
芦田比呂:「そりゃそうだよ~~~」
芦田比呂:「オシャレは大事でしょ!」
芦田比呂:「あっ撮るの忘れてた」スマホを取り出してパシャパシャ撮っている。
間壁慧:「これが噂のインスタ」
三嶋光宗:「女子じゃん」
間壁慧:「UGNがオーヴァード専用のSNSを活用しているって本当ですかね? 日本支部の支部長がやっているとか、いないとか」
西海才人:「ご飯の写真撮る意味がわかんない。ねぇねぇ、なんで撮るの?」
芦田比呂:「インスタ禁止されてるんだよねでも……」
芦田比呂:「潜入任務中はダメなんだって……そんなのあるの?初耳だけど……」
三嶋光宗:「じゃあ比呂はそっちのSNSに上げればいいじゃんね」
西海才人:「身元すぐに特定されそうだもんねぇ」
芦田比呂:「これは友だちに送る用!なんでって……」
芦田比呂:「みんなやってるから……?」
間壁慧:「みんなやってるんですか……」
芦田比呂:「てかやんないの男子って?」
三嶋光宗:「やる奴はやるってくらいかなー」
三嶋光宗:二人前の彼女もよくやってたな、と思いつつ口には出さない。
西海才人:「ヴェイダーも間壁ッちもクラスの奴らも美龍ちゃんもやってなかったよ」みんなの範囲が狭い。
間壁慧:「俺はクローズドなSNSしかやりませんしね……」
芦田比呂:「あむあむ……えっ間壁くんなんかやってるの?」
芦田比呂:「アカウント教えてよ~!」
間壁慧:「それはちょっと……。魔術師関係者以外は、なんのメリットもないSNSですし……」
芦田比呂:「まじゅちゅ」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「まじつ」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「魔術SNSなんてあるんだ……」
三嶋光宗:「魔術師専門のSNSあんの!?やっべ!超面白そうじゃん!」
間壁慧:「そ、その話はいいじゃないですか。それより、そのー………あれです」
西海才人:「それって自由石工組合とかそういうんじゃ?」
間壁慧:「そう。その後、G4の皆さんはどういうことになるんでしょう?」
三嶋光宗:「そうそう、そこよね」
三嶋光宗:「どうなん?比呂」
西海才人:「うわ!?ベトナム珈琲甘いよー。コーヒーキャンディー溶かしたみたいな甘さ><」
西海才人:「また保釈金とかになってない?」
間壁慧:「ちゃんと反省してますか?」
芦田比呂:「ん~」
芦田比呂:「これから面会行くんだ」
芦田比呂:「まだ出てきたって話は聞いてないから」
芦田比呂:「大丈夫じゃないかな……たぶん……」
西海才人:「記憶とかさ、やっぱ大切な思い出だから、消されないといいね」
西海才人:「辛いかもしんないけど」
三嶋光宗:「そうなー。まだ若いんだし、これまでやってきたことも償って……いや、俺らのが若いんだけどさ」
芦田比呂:「うん。UGNも、無闇矢鱈に消してるわけじゃないよ」
芦田比呂:「オーヴァードのことを知らない人たちにはそうするけど」
芦田比呂:「敵対オーヴァードの人たちには、反省してもらうことのほうが多いんだよ」
間壁慧:「……では、もしかすると、これで」
芦田比呂:「まだジャームになっていないんだったら。繋がりを取り上げちゃうわけには行かないからね」
間壁慧:「芦田くんの任務は完了ということになるんですか?」
芦田比呂:「あっそうだ!」
芦田比呂:「そうじゃん!」
西海才人:「えー、卒業まで一緒にいようよー」
芦田比呂:「ようやくかあ~~~……」机にべたりと伏せる。
三嶋光宗:「あっそうなん?」
芦田比呂:「長かったよお~~~」
三嶋光宗:「え、何。じゃあ帰っちゃうん?比呂」
芦田比呂:「うん。帰るっていうか、次の学校かな」
西海才人:「え~、楽しかったでしょ!ここから任務すれば良いと西海さんは思います」
芦田比呂:「比呂ちゃん優秀な潜入エージェントだからね」
間壁慧:「そ、そうですかね……?」
芦田比呂:「楽しかったけど~……」
間壁慧:「この学園で潜入を続けた方がいいのでは……?」
三嶋光宗:「優秀かは置いといて、寂しくなるな~」
芦田比呂:「もうビクビクしながら交代でシャワー使うのやだよ~!」
芦田比呂:「お風呂入りたい!」
西海才人:「ほらほら、間壁ッちもそういってるよ」
芦田比呂:「うう……」
三嶋光宗:「まーまー、仕事だし、大変なのも分かるし……無理強いは出来ないかんね」
三嶋光宗:「また暇な時いつでも遊び来てよ。歓迎するからさ」
芦田比呂:「ホント?じゃあ行くねっ!」
芦田比呂:「お洒落して行くからびっくりしないでよね!」
間壁慧:「……そうですね。寂しくなりますが、……きっと大歓迎しますよ」
三嶋光宗:「おー、楽しみ楽しみ。女子になってたらどうすんべ」笑う。
芦田比呂:「三嶋くん!」
芦田比呂:「今違うみたいに!?」
三嶋光宗:「あははは!冗談だって!あ、楽しみなのはホントよ」
西海才人:「今違ったら駄目じゃん!でも、女の子の比呂ちゃんさんは興味あるよねー、みんな」
西海才人:「ミスコンの時みたいになるのかしらー」
間壁慧:「俺たちは普段を知りませんからね」
芦田比呂:「うっ……」具合が悪くなる。
芦田比呂:「戸神くんなんなの……なんなの……?」
三嶋光宗:「相手がタカちゃんだしなー」
芦田比呂:「自信あったのに……」
間壁慧:(芦田くんの様々な自分の能力に対する自信は、どこから来るのだろう……)
西海才人:(間壁ッちが良からぬことを考えてる!)
芦田比呂:「とにかくね」また一口かじって。
芦田比呂:「みんなをサポートできる人がいなくなっちゃうかもしれないけど」
芦田比呂:「何かあったらすぐ連絡してくれれば駆けつけるからね」
西海才人:「うんうん。それは逆もまた然りだかんね」
間壁慧:「……そうですね。妙な事件があったら、俺の方も知りたいです」
間壁慧:「特に、魔術絡みでは。忘れないでくださいね」
西海才人:「何か連絡くれれば一日十里を駆けて西海さん達は駆けつけるのです。ね」
芦田比呂:「イリーガルにそのへんお願いするのもなあ!って気持ちはあるけど」
間壁慧:「西海くんはバグみたいな挙動で移動しますしね」
三嶋光宗:「おー。頼りにしてっけど、気にしなくていいかんね」
芦田比呂:「人材不足だもんなあ。お願いしちゃうかも」
三嶋光宗:「別に今まで、エージェントとして付き合ってきたわけじゃねーし」
三嶋光宗:バインミーを口に放り込む。
三嶋光宗:「友達っしょ」
西海才人:「一夜を共にした仲!」
芦田比呂:「……うん!」ぱあっと喜んでから。
芦田比呂:(あれ女子としては……?)
西海才人:「ヴェイダーに至っては四十日くらい!!」
芦田比呂:「あ、あれは言葉の綾!」
間壁慧:「ルームメイトですからね」
西海才人:「今だから聞くけど。本当に何もなかったのー?二人とも」
三嶋光宗:「いやー……」
芦田比呂:「ななな……ないよっ!ないって!」
三嶋光宗:「マジで無かったね」平熱で答える。
芦田比呂:「そりゃちょっとはこう……」
芦田比呂:「……」
間壁慧:「なかったんですね……」
芦田比呂:「三嶋くんそこまでぶった切らなくてもよくない……?」
西海才人:「凄い温度差だった」
間壁慧:「三嶋くんそういうところありますからね」
三嶋光宗:「あ、わりわり!別に比呂が女子として魅力ないとかそういうことじゃないから!」
芦田比呂:「軽い……」
三嶋光宗:「ホラ、最初男子として入ってきたからさー、友達としてしか見れないっつーか……」
芦田比呂:「……なんかこれ今比呂ちゃん振られてる?」
三嶋光宗:「……あんまフォローになってなかったなコレ」
西海才人:「ヴェイダーこういうところあるよね」と間壁ッちに。
間壁慧:「っていうか、こういうところですよね」
三嶋光宗:「ごめんて!デザート奢るからさ~!」
芦田比呂:「えっデザート!?」
芦田比呂:「やったやった♪」
西海才人:「西海さんにも!」
芦田比呂:「三嶋くん好きー!」
間壁慧:「2秒……」
三嶋光宗:「しょうがねーな才人は……慧も食う?」
間壁慧:「……甘さ控えめなもの、あります?」
西海才人:「やったー!ヴェイダー好き!」
三嶋光宗:「おーおー、好きなもん頼みなー」メニューを開く。
芦田比呂:「じゃあこのピーチチェーにしようかな~」
間壁慧:「シントーお願いします」
西海才人:「西海さんはマンゴープリンのミルク寒天添えね」
三嶋光宗:「じゃあこのココナッツアイスにすっかなー」
三嶋光宗:「すいませーん!」店員を呼び、デザートを追加で注文する。
GM:三嶋くんの声に気付いて、真新しいエプロンを身に着けた店員が近寄ってくる。
GM:とある休日。最近できたばかりの、エスニックカフェの片隅。
女性客:「ねえ、あそこの子達かっこよくない? 万籟館の制服だよね」女性客がひそひそと言葉を交わす。
女性客:「あ、私もそう思ってた…実はちょっと気になってたんだけど、ずっと盛り上がってるから近づけなくてさ」
女性客:「やだ、声かけようと思ってたの?」笑う。「確かに仲良さそうだよね…あ、もしかして、あれじゃない?」
女性客:「万籟館にさ、かっこいい男の子のグループがあるらしいじゃん」
女性客:「ああ」もう片方の客が、得心したように頷く。「G4でしょ!」
女性客:「やだあ、初めて見た。不良って噂あったけど、全然そんなことないね…」
GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
GM:そうして、キミ達の日常は続いていく。


【エンディング:芦田比呂】

GM
GM:比呂ちゃんのEDです。有栖川と面会。


GM:UGN支部。面会室。
GM:ガラスの張られた向こうにいるのは、G4の一人・有栖川楓だ。
有栖川楓:「ごめんね」特に申し訳なくもなさそうに言う。「レオンは面会拒否だって。拗ねてるだけだと思うけどね」
芦田比呂:「んー。お話したかったけどなあ」
有栖川楓:「俺とは?」頬杖をかく。
芦田比呂:「比呂ちゃん嫌われてるっぽいしな~」
芦田比呂:「ん、先輩ともだよ」
芦田比呂:「全然話せなかったもんね」向き合うように座る。
有栖川楓:「ありがと」狐のように笑う。「そう。まあ、俺はレオンとハルキの引き立て役みたいなものだからね」
有栖川楓:「華は二人、G4の主導権も二人。俺はついてくだけ」
芦田比呂:「……それでも満足だった?」
有栖川楓:「……読心術?」
芦田比呂:「違うよお。ただね」
芦田比呂:「なんとなく分かるんだ、そういうの。人とわかり合う能力っていうの?」
芦田比呂:「全然大した出力じゃないけどね」
有栖川楓:「ふうん。いいなあ、それ。俺も欲しい」
芦田比呂:「先輩のちょうちょ綺麗じゃない」
芦田比呂:「そっちのほうが可愛くて好きだけどな~」
有栖川楓:「嬉しいね。男所帯じゃそんなこと言われるわけもない」
芦田比呂:「……ついてくだけで満足だったってのは」
芦田比呂:「今でもそう思ってる?」
芦田比呂:「こうなっちゃってからも」
有栖川楓:「……レオンはなんだか、スッキリしちゃったみたいだ。きみ達の裏をかくつもりも、もうないと思う」
有栖川楓:「それで、俺は…」
有栖川楓:「………」
芦田比呂:「……?」待つように首を傾げる。
有栖川楓:「こういう時、戦闘能力がないって損じゃない?」
有栖川楓:「あいつみたいに殴り合ってスッキリすることも満足にできないんだぜ」肩をすくめる。
芦田比呂:「んふふっ」笑って。
芦田比呂:「たまにあるけどね」
芦田比呂:「支援能力者が手空きになって自分も攻撃するやつ」
有栖川楓:「それくらいの根性見せれば良かったのかもしれないけど」
有栖川楓:「……でもなあ。俺、尽くすタイプだからね」
芦田比呂:「いいじゃない、そういうのだって」
有栖川楓:「そう? 自分で、自分の女々しさに参っちゃうけど」
芦田比呂:「あんまり参ってなさそうだもん」
有栖川楓:「ふふ。これから、レオンと俺は更生施設みたいなところに送られるみたいだね」
芦田比呂:「うん。ジャーム化の兆候はないから、敵対的なオーヴァードとして扱われると思う」
芦田比呂:「でもその、超超超凶悪な犯罪ってわけでもないから」
芦田比呂:「態度次第では、また出られる日も来るんじゃないかなって比呂ちゃんは思うよ」
有栖川楓:「そうだね。…まあ、なかなか出られなくてもそれはそれで良いかって思うことにした」悪戯っぽく目を細めて笑う。
有栖川楓:「ハルキが目覚めるまでレオンを独り占め。燃えるよね」
芦田比呂:「ん~?」
芦田比呂:「そういう考え方もあるかな……?」
有栖川楓:「ふふ」にこにこと笑う。
芦田比呂:「あっそうだ!先輩に一個聞きたかったんだけど」
有栖川楓:「いいよ。何?」
芦田比呂:「どうして比呂ちゃんが女の子って分かったのさ?」
芦田比呂:「完璧な潜入だと思ったんだけど……」
芦田比呂:「なんとなくは分かるけどね」顎に手を当てて。
有栖川楓:「何。なんで分かったと思うの?」面白そうに聞く。
芦田比呂:「え~。こういうの比呂ちゃんから言うのはな~」
芦田比呂:「男の子から言ったほうがよくない?」
有栖川楓:「何、かわいいじゃん」けらけらと笑う。
有栖川楓:「まあ、その通りだね。あの日、初めてきみを見た時、やたら可愛い子がいるなと思ったけど」
有栖川楓:「試しに触ってみたら、面白いほど実感したなあ。女には興奮しないもんだね」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:「……?」
有栖川楓:「いつも触ってる感覚と違うっつーか…」手でくいくいとなんらかをなぞる真似をする。
芦田比呂:「え……えっ?」
芦田比呂:「ええ~っ……?」
芦田比呂:(男子校ってそういう感じなの……?)
芦田比呂:「てか比呂ちゃん思い切り勘違……」
有栖川楓:「え?」
芦田比呂:「……」
芦田比呂:ブンブンと首を振る。「う、ううん!」
芦田比呂:「なんでもないからっ!」
芦田比呂:(は、恥っず~~~~~!)
有栖川楓:「そう? ま、せっかくだし応援してよ。俺の恋」にこっと笑って立ち上がる。
芦田比呂:「あ、う、うん……」
芦田比呂:「応援してるね……」
芦田比呂:「してるから……」
有栖川楓:「ねえ、芦田くん」退出する直前に振り向いて言う。
芦田比呂:「うん?」
有栖川楓:「きみはさっき、レオンは自分のこと嫌ってるかもって言ってたけど」
有栖川楓:「案外そうでもないかもしれないよ」
芦田比呂:「え~?無い無い」ブンブンと手を振る。
有栖川楓:「そ? ならいいけど。じゃあね」手を振って退出する。
芦田比呂:「じゃあね~」と手を振り返して。
芦田比呂:「……欲しいな、彼氏」
芦田比呂:「すぐ傍に転がってたりしないのかなあ」
芦田比呂:そう独りごちた。
GM
支部長:「……欲しいな、有能な秘書………」デスクに積まれた書類の山の中で独りごちる。
支部長:「圧力問題の後処理に凍結処理の手続きにFHのバカども……………」項垂れている。
支部長:「………バカのバカどもは更生施設に送るつったって、親のバックがでかい以上、また何するか分かんねえしな…」
支部長:「第一、万籟館で立て続けにR案件が起こったってことは、誰か正規エージェント置いておいた方がいいんじゃねえのか…?」
支部長:「…………」
支部長:「まあ、後で考えるか…それより今はこっちの案件を……」
GM:身を起こすと、その弾みで、デスクからいくつかの学校のパンフレットが落ちる。
GM:市内や近隣の女子校、公立高校、中高一貫のマンモス校────最後に、私立万籟館学苑のそれがぱらりとめくれた。


【エンディング:西海才人】

GM:西海くんのED。沖凪の寮室に招かれます。


GM:山あいに建てられた全寮制の男子校・私立万籟館学苑。
GM:その夜、キミは沖凪潮の寮室に招かれていました。
GM:沖凪潮は、事件のあと少し病院で検査入院となっていましたが、大事がないことが確認され、すでに日常生活に復帰している。
沖凪潮:「まあ……まあ、その。なんだ。座るといい」
西海才人:部屋をきょろときょろと見ている。
GM:とはいえ、こうやって顔を合わせて会話をするのはあの事件の夜以来だ。
西海才人:「じゃ、遠慮なく。あ、これお土産ね!バインミー!」
沖凪潮:部屋の中は清潔に保たれている。というより、元々持ち込んだものがないから、入寮時から変わりがないと言った方がいい。
西海才人:あの後、結構嵌ったので、お土産に持参した。包みをずいと渡す。
西海才人:「ぬぅ。綺麗すぎる(部屋が)」
沖凪潮:「バインミー…? 食べ物か」受け取って、しげしげと眺める。
沖凪潮:「……………き…………………」
沖凪潮:「才人! わ……私はまだ男子高校生の格好のままだぞ」
西海才人:「あ。サンドイッチね。食べて、食べて…………?……?うん?似合ってるんじゃない?」
沖凪潮:「えっ………そうか。そうなんだが……」「…………」
沖凪潮:「座れ」背中を押して、床に座らせる。備え付けの座布団とローテーブルが置いてある。
西海才人:胡坐かいて座る。
西海才人:「そんでさー。今度の休みどこ行こっかー」
沖凪潮:冷蔵庫からお茶のペットボトルを二つ取り、ローテーブルに置こうとしたところで、
沖凪潮:がくっと転ぶ。
西海才人:「おっと」しゅっばっと神速の手業、ペットボトルを宙にて拾い上げる。
西海才人:「大丈夫?」
沖凪潮:「……耳を疑っている」
西海才人:「耳掃除した方がいいんじゃない!西海さんも月一で間壁ッちにやってもらってるよ!」
沖凪潮:「なんだと」
沖凪潮:「それは………そういう………何………?」
西海才人:「?」
西海才人:「一人じゃ出来なくない?耳掃除」
沖凪潮:「男同士だと普通なのか………?」
沖凪潮:「いや……し、しかし。それなら、私が手伝ってもいいだろう」
西海才人:「お。潮っちは自信ありですか。今度やってもらおう」
沖凪潮:「む………………」「…………うん」
西海才人:「ともかく!退院お祝いとデートの打ち合わせとかのお話だと思ってました!」
沖凪潮:「あ、ああ。そうだ。いや、お前が余計なことを言うから…」
西海才人:首を小さくかしげる。
西海才人:「そうかなー?」
沖凪潮:「うるさい。…才人。…私は…お前とそんな、そんな…話をしていいのか」
西海才人:「なんで駄目だと思うのかがわからないにゃ~」
沖凪潮:「あ、あの時、才人は言った。期待に応える男だと…覚悟は決まっていると……」
沖凪潮:「そして私は、分かりやすく説明しろとお前に言った。……つまり」俯く。
沖凪潮:「私は、こういう事には疎いんだ。私にとって、分かりやすい答えを言ってくれなければ、不安だ」
西海才人:「そうだね。潮っちの事は放っておけないと思います」
西海才人:「もっと君を知りたいよ」
沖凪潮:「………………」
沖凪潮:「まだ、恋ではないのか」
西海才人:「分かりやすくなかった!」
西海才人:「此処から先は野暮だと思うんだけどなぁ」
沖凪潮:「う、うるさい。馬鹿にするな」
西海才人:「西海さんは、好きとかそう思わなければデートとかしません」
西海才人:「ヴェイダーみたいに、試しにデートしてみようか とか、言えないのです」
沖凪潮:「私は、真剣に考えて………………」「………」
沖凪潮:瞬きする。
沖凪潮:「……………そうなのか」
西海才人:「そうだよー。これだけ愛されてしまったし、覚悟を決めてきたのです」
西海才人:「忍者でも年貢は収めるモンなんだねぇ」
沖凪潮:「…………」ぎゅっと目を瞑り、あなたに向けて顔を上げる。
沖凪潮:「…………」
沖凪潮:「…………」
西海才人:その唇に指をぴとっと当てる。
沖凪潮:びくっと反応した後、両目を開く。
西海才人:「女の子の格好してる時の方がいーなー」
西海才人:悪戯っぽく笑う。
沖凪潮:「………そうか」
西海才人:「学校だと同性不純交遊になるので!」
沖凪潮:「入院中に見た恋愛ドラマでは、両想いが判明したら口づけをしていたから、そういうものなのかと…」
沖凪潮:「分かった。急いてしまったようだ」
西海才人:「あはは。潮っち、らしいなぁ」
西海才人:「今度の休みにさ、報告に行く?」
西海才人:「婚約OKですよー。って」
沖凪潮:「それは………」「……大変嬉しいが」
西海才人:「が?」
沖凪潮:「そうしたら、私はこの学苑に居る目的を失ってしまう」
沖凪潮:「そうなってしまうのは気が進まない…」
西海才人:「目的。西海さんと婚約を云々じゃないの?」
沖凪潮:「…婚約するか、しないかの回答が出るまでだと…」
沖凪潮:「……できない方に覚悟を決めていた」
西海才人:「潮っちは自分だけで思い込みを固めるのは悪いとこだと思います!」
沖凪潮:「むぅ…」
西海才人:「ふむ。もう少し西海さんと学校ライフを送りたいと、そういう事ですか!?」
沖凪潮:「そ、そうだ。せっかくだし…」言葉がだんだん尻すぼみになる。
西海才人:「じゃあ、そうしよ。西海さんも、お別れとか嫌いだしね」
沖凪潮:「才人……」恐る恐るといった調子できみを見上げる。
西海才人:「なに?」
沖凪潮:「………感謝する。里への報告は後で良いんだ。それより……」
沖凪潮:「次の休日、どこに行くかを決めよう。……私が、女の格好で居られる場所がいい」
沖凪潮:「それで、才人が好きな場所が良い。教えてくれ」
西海才人:「あいよ!任せとけ。都会ヴェテランの西海さんが楽しい場所に連れてってあげよう」
西海才人:「まずは鼠王国とかだよねー」
沖凪潮:「うん」安堵したように微笑む。「約束だ。…楽しみだ」
沖凪潮:そんな風に話していたところで、ふと壁際に掛けられた時計を見る。
沖凪潮:「……そろそろ消灯時間になるな。戻った方が良い」
西海才人:「そうだね。もう、こんな時間」
西海才人:よいしょっと、立ち上がる。
西海才人:「あ、そうだ。潮っち」
沖凪潮:「なんだ」扉まで見送ろうと、同じく立ち上がりながら聞き返す。
西海才人:言って、素早く顔を近づける。唇に唇を当てた。
西海才人:「西海さんは期待に応える男なのです。じゃ、また明日」
沖凪潮:「……………………」
西海才人:顔を離して、にひひと笑って手を振った。
沖凪潮:バタンと部屋のドアが閉じられる。
沖凪潮:「さっ……才人………!」それを眺めながら、真っ赤な顔で立ち尽くしていた。

ダブルクロス The 3rd Edition 『ダーリン、スタンドバイ、ミー』
end.





GM:経験点を配布します。
GM:まずはEロイス/Dロイス。
【闇夜を照らすもの】Eロイス《無限を継ぐ者》《ファイトクラブ》

【枯野ハルキ】Eロイス《修羅の世界》 Dロイス《守護者》

【柏谷レオン】Dロイス《想い人》

【有栖川楓】Dロイス《触媒》
GM:計6点
GM:・セッションに最後まで参加した 1点
GM:・シナリオの目的を達成した   8点
GM:・よいロールをした
・他のプレイヤーを助けような発言や行動を行った
・セッションの進行を助けた
・場所の手配、提供、連絡や参加者のスケジュール調整などを行った
計4点

GM:で19点に最終侵蝕率+Sロイスを足していただいて
GM:みんな何点になったかな~?
西海才人:29点!
間壁慧:22点~!
芦田比呂:24点です~
三嶋光宗:22てん!
GM:イェイイェイ!
GM:では以上を持ちまして、「ダーリン、スタンドバイ、ミー」全行程終了となります。
GM:皆さまお疲れ様でした!
芦田比呂:お疲れさまでした!
西海才人:お疲れさまでした。楽しかったです!
三嶋光宗:お疲れさまでした~!
間壁慧:お疲れさまでした!