『覆水盆に返らず』(GM:日向)


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“もぢりもみぢ” 朝永(あさなが)花月(かづき)キャラシート(PC1:DT)
“サーキットブレイカー” 菅原(すがわら)小町(こまち)キャラシート(PC2-1:立川)
“夜を裂くモノ”(Nightsever) 千鳥(ちどり)咲夜(さくや)キャラシート(PC2-2:MAO)

【Index】

オープニング/朝永花月
オープニング/菅原小町・千鳥咲夜
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
クライマックス
エンディング

■Preplay

GM:それでは全員揃いましたので
GM:『覆水盆に返らず』始めていきます
GM:よろしくおねがいしまーす!
菅原 小町:よろしくお願いしまーす!
千鳥咲夜:よろしくおねがいしまーす
朝永花月:おねがいしますっ
GM:OK!では、例によって自己紹介から~
GM:PC1!朝永花月ちゃん!
GMキャラシート
朝永花月:はいっ!
朝永花月:あさなが・かづき。
朝永花月:普通の高校に通う普通の女子高生イリーガル。
朝永花月:親が元代議士で、家に出入りしていた永田の人たちと勝手に談笑していた結果
朝永花月:コミュ力がつきました。
GM:育った環境がすごい
朝永花月:好奇心旺盛で可愛い物好き。特技は裁縫とかお絵かきとかデコレートとか。
朝永花月:オーヴァードとしての能力も近しく、物質のデコレートによるエンハンス能力。
朝永花月:コードは“もぢりもみぢ”。性能としては
朝永花月:超血統原初の赤水晶の剣を高レベルでぶん回します。自前で2回分と、誰かにもう一回分!
GM:こわ~……
朝永花月:あとは無形があるのでまあなんでも出来ます。それくらい!
朝永花月:よろしくね~
GM:可愛い!よろしくお願いします!!
GM:そんな超絶コミュ強デコレJKな貴女のHOはこちら~

PC1:"もぢりもみぢ"朝永花月
 シナリオロイス:水女のジャーム 任意/任意
君は女子高生のUGNイリーガルだ。
夕刻、学校から一人帰路に着く君は突如、ワーディングの気配を察する。
薄暗闇の裏通りに入ると、男女二人のずぶ濡れた死体を発見する。
男性の首には手の絞め跡が残り、女性は血を抜かれた様に全身が蒼白。
惨状を引き起こしたと思わしき、ワーディングの発信源を追おうとして──
朝永花月:コワ~……
GM:オーソドックスにガールミーツジャーム
GM:何でもできるって言ったので、何でもしてもらいます
朝永花月:ボーイかガールがよかった~!
朝永花月:はい……花月なんでもします……
GM:頑張ればガールになるかもしれない
GM:そんな感じでよろしくお願いします!!では次

GM:PC2-1!菅原小町ちゃん!
GMキャラシート
菅原 小町:はーいっ!
菅原 小町:「充電充電~」
菅原 小町:菅原 小町(すがわら こまち)。16歳です。
菅原 小町:負けん気が強く、才能に溢れたちょっと小生意気な少女。
菅原 小町:快活活発で、喜怒哀楽感情で表情がコロコロ変わる元気娘です。トレードマークはポニテ。
GM:元気~!
菅原 小町:しかも、この若さで支部長代理補佐を務めています。優秀!
GM:才能がマッハ
菅原 小町:フフフ、そうでしょう。もっと褒めたたえるといいよ!
菅原 小町:人体に流れる生体電流を蓄積・放電出来る体質を持ちます。
菅原 小町:そのため、ボディタッチが多めになりますが、これは充電行為です。
菅原 小町:決してくっつきたいわけではありません。そうなんです。分かってください
菅原 小町:性能としては
菅原 小町:高い感覚をフル活用した構成です。攻撃力もあげる、味方の攻撃力支援もする。味方の回避や感覚判定の達成値もあげる
菅原 小町:シャイニング・ロケット・アームが火を噴きます。こんな感じでしょうか
菅原 小町:よろしくね~
GM:多彩!よろしくおねがいします!
GM:HOは共通なので次~

GM:PC2-2!千鳥咲夜ちゃん!!
GMキャラシート
千鳥咲夜:了解です
千鳥咲夜:「N市十三支部支部長補佐、夜を裂くモノ(Nightsever)千鳥咲夜だ」
千鳥咲夜:とある市のとある支部で支部長補佐を務める少女。
千鳥咲夜:真面目で融通の利かない頑固者なスパルタン。堅い口調も相まって、あまり人付き合いは得意ではありません。
千鳥咲夜:その正体は『世界軸』を意味するアーティファクト『雷霆辻風(アクシズ・ムンディ)』が生み出した担い手たるレネゲイド・ビーイング。
千鳥咲夜:大きな戦いを経て同支部の長の『剣』として定まった過去を持っていますが、これはまあ余談。
千鳥咲夜:戦闘以外で得意なことはスパルタン情報収集と、昭和レトロな技術をベースとした家事全般です。
千鳥咲夜:シンドロームはハヌマーン/ブラックドッグ
千鳥咲夜:ロイス関係は――
千鳥咲夜:Dロイス №98【遺産継承者】
千鳥咲夜:大切なひと【“ケイヴマン”无号・辰巳・十三@◯愛している/かけがえがない】
千鳥咲夜:親友【“フェアウェルブーケ”琴城星羅@ともだち◯/不安】
千鳥咲夜:――を所持しています。
GM:大N市の歴戦みを醸してくる
千鳥咲夜:ベテラン(`・ω・´)
千鳥咲夜:データ的にはミドルは援護の風&ウインドブレスで情報収集やミドル戦闘を乗り切り、
千鳥咲夜:クライマックスではロイス2つと引き換えに必殺技と言う名のC2砲をぶっぱなしたりできます。
GM:こわ~……
千鳥咲夜:時々c3砲とかc4砲になりますw
千鳥咲夜:ともあれこんな感じです、それではみなさまよろしくお願いいたしますm(_ _)m
GM:頼もしい!よろしくお願いいたします!
GM:そんな役職持ちなJK二人のHOはこちら~

PC2-1/2:"サーキットブレイカー"菅原小町、"Nightsever"千鳥咲夜
 シナリオロイス:オペレータ、黒猫まち 任意/任意
君達はUGNの優秀な役職持ち構成員だ。
N市の近隣各所でここ数日、ずぶ濡れの変死体が多数確認されている。
明らかな他殺痕があるものの、警察では犯人の足取りが全く掴めない。
R案件の可能性を鑑み、君達は管轄支部のオペレータと連携し捜査を始めた。
その最中、遠方より微かながらワーディングの気配を感じ取るだろう。
菅原 小町:ヒャー!こわい
GM:やべぇ事件が起こってるので協力願います
千鳥咲夜:了解だ
菅原 小町:任せてよっ!
GM:ワークス支部長、扱いがよく分からなかったので普通のエージェントとあんまり変わらない感じになります
GM:いい感じにいい感じしてくれるとありがたいです……
菅原 小町:問題ないです~
菅原 小町:いい感じにいい感じします~
GM:はぁい!よろしくお願いします!!

GM:最後にトレーラーを貼ってスタートです

■トレーラー 「私は、あの御方を"涙"で殺しました」

始まりは小さな、たった一雫。

「私は、あの御方を"涙"で「私は、あの御方を"涙"で殺しました」殺しました」

己を己足らしめる掟に従い。
同胞と交わり、飲み込み、膨れ上がっていく無辜の奔流。

「私は、あの御方を"涙「私は、あ「私は、あの御「私は、あの御方を"涙"で殺しました」方を"涙"で殺しました」の御方を"「私は、あの御方を"涙"で殺しました」「私は、あ「私は、あの御方を"涙"で殺しました」の御方を"「私は、あの御方を"「私は、あの御方を"涙"で殺しました」"で殺しました」涙"で殺「私は、「私は、あの御方を"涙「私は「私は、あの御方を"涙"で「私は、あの御方を"涙"で殺しました」殺しました」、あの御方を"涙"で殺しました」"で殺しました」あの「私は、あの御方を"涙"で殺し「私は、あの御方を"涙"で殺しました」ました」御方を"涙"「私は、あの御方「私は、あの御方を"涙"「私は、あの御方を"涙"で殺しました」で殺しました」を"涙"で殺しました」で殺しました」しました」「私は、あの「私は、あの御方を"涙"で殺しました」御方を"涙"で殺しました」涙"で殺しま「私は、あの御方を"涙"で殺しました」した」"で殺し「私は、あ「私は、あの御方を"涙"で殺しました」の御方を"涙"で殺しました」ました」

──ゆっくりと、ゆっくりと。
水の底から、白い姿が浮かび上がりました。


■Opening01:朝永花月

GM:シーンプレイヤーは花月ちゃん
GM:登場侵蝕どぞ
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (36 → 38)
GM:緩やかなスタート


GM:N市・街道
GM:斜陽が街を赤く照らし、程よい暖かさに満ちた夕刻。
GM:平常通りに学校を終えた君は、一人で帰路に着いていた。
朝永花月:「Blue Moon you saw me……」
朝永花月:鼻歌を唄いながら街をゆく。
朝永花月:亜麻色の肩まで掛かる長髪。学校指定のセーラー服に、リュックにはラメラメのデコレート。
朝永花月:「どっか寄り道すっかな~」
GM:そんな感じで、寄り道に手頃なお店なりを探しつつ
GM:少しずつ人気も疎らな路地へと歩いていく。
GM:《ワーディング》
朝永花月:「……!」
GM:禍々しく、淀んだ人払いの権能。
朝永花月:「これ……」
GM:感じ取ったエフェクトの強度から察するに、発生源はすぐ近く。
GM:その方向に目を向けると、暗がりの裏路地に通じる曲がり角。
朝永花月:たったったと駆ける。リュックから適当にペンを何本かひっつかむ。
朝永花月:曲がり角。そっと覗き込む。
GM:暗闇に紛れて先はよく見えない。
GM:だが、発生源と思わしき何かが先にいるのは間違いないだろう。
朝永花月:「暗~」
朝永花月:恐る恐る足を踏み入れる。
GM:では、君は臆することなく路地に入っていく。
GM:暗闇に目が慣れた頃、遠くに人間大の物体が寝そべっているのが見えてくるだろう。
GM:────否。人間だ。
朝永花月:「……!」
GM:男女が二人、路地の中央に倒れている。
朝永花月:さっと駆け寄ってかがみ込む。
GM:二人の全身がずぶ濡れであると共に、身体から温かみが一切感じられない。
GM:二人とも既に、事切れていた。
朝永花月:「……これ、死んじゃってるよね……?」
朝永花月:揺らしてみたり、息を聞いてみたりするが。特に反応はなく。
朝永花月:「でも一応救急車……?あ、いや……」
朝永花月:「これ解かせないとか」
朝永花月:死体を見ながら、立ち上がる。
朝永花月:男性の首には手の絞め跡が残り、女性は血を抜かれた様に全身が蒼白。
朝永花月:「これ別々ってことだよね……?」
朝永花月:《ワーディング》の濃い方に、歩き出そうとして。
GM:先を見やると、てんてんと水滴の後が路地に残っている。
朝永花月:「あっ証拠が残ってるやつだ」
朝永花月:「助かる~」
GM:辿っていくと、その先には路地脇の排水溝。
GM:空は快晴にも関わらず、勢いよく水が流れている。
朝永花月:「何、これ……?」
GM:《ワーディング》の発信源もこの辺りの筈だが、同時に少しずつ薄れてきていて。
GM:瞬間。
GM:ぐるり、と発信源の位置が背後に移った。
朝永花月:「ほえ?」
GM:君の肩に、ちゃぷんと、水が滴る音。
朝永花月:まるで、背中に視線を感じたかのように振り向こうとして。
朝永花月:「ひゃっ……!?」
水女のジャーム:そこにいたのは、全身を水で象った人の形。
朝永花月:「……!」
水女のジャーム:体長は君の倍ほどもあり、覗き込むように君の顔を眺め。
水女のジャーム:「…………」
水女のジャーム:ざぶん、と覆いかぶさった。
朝永花月:その顔を見返し、「あのこれ、あなたが――」
朝永花月:水に飲まれる。
GM:全身が水に飲み込まれ、世界が遠ざかっていく。
GM:灰色の深海にただただ沈んでいく様な感覚が君を襲うだろう。
朝永花月:「……!」
GM:意識は明瞭にはっきりと。しかし、身体は思う様に動かず。
朝永花月:(何、これ……)
朝永花月:(冷たくて、暗くて……)
朝永花月:(重くて……苦しい……)
GM:あるかもわからぬ水底に沈んでいく君。
GM:そこに、何かが泳いで近づいてくる。
???:「────────」
朝永花月:(……)
朝永花月:(誰……?)
???:白を基調とした服装の少女。慣れた様子で泳ぎ、君の下へ。
???:「……」じっと、貴女の目を見る。
???:「貴女は」
???:「私?」
???:その目もまた、底知れぬ深海のような昏さを覗かせて。
朝永花月:「えっ?」
朝永花月:「ううん。花月は花月だよ」
???:君の内心に踏み込もうとしてか、顔を近づけていく。
朝永花月:「あなたは?」
???:「私は……」
???:「"私"」
朝永花月:「わたし?」
???:「……貴女も」
???:「"私"になれる?」
GM:【E:**********】《***》
GM:意志判定で対決となります。
朝永花月:意志!
GM:こちらが勝った場合、貴女のキャラシを確認し条件に一致していたら
GM:意識を取り込まれます。
朝永花月:ええ……
GM:6dx+9999
DoubleCross : (6DX10+9999) → 10[1,2,3,10,10,10]+6[4,5,6]+9999 → 10015

朝永花月:ちょっと!
朝永花月:理論上は勝てるかもしれないので振ります
GM:勝たれると困る……
朝永花月:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,2,3,3,5,6,10]+4[4]+1 → 15

朝永花月:惜しかった
GM:あぶねぇ
朝永花月:あと10000だったのに……
GM:では、キャラシートを確認します。
朝永花月:はい……
GM:確認しました。
GM:条件を満たさなかったため、何事も無くエフェクトの効果を終了します。
???:「…………」
朝永花月:「……?」
???:少しだけ、貴女から距離を離し。
???:「"私"じゃない」
朝永花月:「えっ何が……?」
朝永花月:「そりゃ花月はわたしさんじゃないけど……」
朝永花月:「あ、自分のことどう呼ぶかってこと?」
???:その問いに答えることなく、少女は踵を返して泳いでいく。
朝永花月:「えっちょっと!待ってよ!」
???:だが、振り向きざま最後に見せた少女の表情が。
???:残念そう……というよりは、何かに縋る様な。
GM:────────────ざぱん。
GM:君は深海から切り離されたかのように、地面に叩き付けられる。
朝永花月:「あぶっ」
朝永花月:「げほっ、かは、けはっ……」
朝永花月:「ごほっ、……」
GM:周囲の風景は、元居た薄暗闇の路地。
GM:水女のジャームも、《ワーディング》の気配も、遥か彼方に遠ざかっていき。
GM:《瞬間退場》
朝永花月:「げほっ……」
朝永花月:「……」
朝永花月:起き上がる。「……居ない……?」
朝永花月:くしゃくしゃと濡れ髪を払う。「も~……」
朝永花月:「何だったの……?」
朝永花月:(……でも、なんか)
朝永花月:(あの眼。寂しそうだったみたいな――)
朝永花月:ビシャビシャに濡れたスカートを絞って。
朝永花月:「119と、近くの支部……」
朝永花月:「……も~」
朝永花月:靴を脱いで、ビシャビシャの靴下を脱ぎ始める。
朝永花月:「これ絶対後でママに怒られる……」


GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
朝永花月:犯人?/私さん/気になる/花月の服!:○/ロイス
朝永花月:これで!
GM:そうきたか OK!


■Opening02:菅原小町、千鳥咲夜

GM:シーンプレイヤーは役職持ち二人
GM:登場侵蝕どうぞ
菅原 小町:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 7[7]+39 → 46

千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (31 → 37)
GM:OK
GM


GM:ここ数日、N市の近隣各所でずぶ濡れの変死体が確認されている。
GM:明らかな他殺痕があるものの、警察では犯人の足取りが全く掴めない。
GM:R案件の可能性を鑑み、君達は管轄支部のオペレータと連携し捜査を始めた。
GM:N市・街道
GM:斜陽が街を赤く照らし、程よい暖かさに満ちた夕刻。
GM:君達二人は、これから第一の発見現場へと検証に向かっている。
黒猫まち:『……いやぁ、そりゃ、確かにさぁ』
GM:二人の端末を介して、オペレータの声が聞こえてくる。
黒猫まち:『うちの支部人足りないから、確かに増員頼んだけどさぁ……』
黒猫まち:『よりによって役職持ち二人連れてくるかね!!しかも年下!!!!』
千鳥咲夜:「多少落ち着いたが、常に人手不足だからな、この街は」
千鳥咲夜:旧式の黒セーラーを纏った少女が、仏頂面で応じる。
菅原 小町:「ふっふっふ。大船に乗った気分かな?オペレーター」
GM:クソ喧しい。オペレータの黒猫まち。17歳のヒラエージェント。
黒猫まち:『どっちかってーと狭い。主に肩身とかが』
菅原 小町:ポニーテールを左右に揺らしながら歩いている
千鳥咲夜:「気にせずあたってもらえればと思う。あくまでも助っ人だからな、こちらの立場は」
菅原 小町:「そうそう。私たちに任せておいてよ。パパっと片付けちゃうから」
黒猫まち:『助かります~~!!』
菅原 小町:「ところで、事件なんだけど。被害者の特徴とかもう一度教えて?」
黒猫まち:『……あ、ここ右です』
菅原 小町:右右、と。言われるがままに曲がろう
黒猫まち:『はいさい!お気遣い助かりますわぁ~~』
GM:主にGMが、と言わんばかりに。
菅原 小町:ww
千鳥咲夜:つかつかと、指示通り歩を進めながら──
黒猫まち:『4日前ぐらいからかな』
黒猫まち:『ずぶ濡れの変死体が沢山発見されております』
菅原 小町:「……」(ゴクリと生唾を呑む)
千鳥咲夜:「それが普通の変死体ではなかった──と」
黒猫まち:『ええ。他殺痕があるってことで、最初は警察が普通に捜査していたんだけれども』
黒猫まち:『まぁ、犯人の足取りも事件の詳細も分からずじまいってワケ』
千鳥咲夜:「なるほど──」
菅原 小町:「こ、こわっ……」
黒猫まち:『ね。で、そしたらR案件かもねーって話になって』
千鳥咲夜:「当然だな」
菅原 小町:思わず、隣に歩く千鳥さんの裾を掴んでいる
黒猫まち:『貴女達にこうやって現場検証に向かってもらってるワケなのだ』
黒猫まち:『……怖がり?』
千鳥咲夜:「可能性ではあるが低くは──どうした、サーキットブレイカー?」
千鳥咲夜:裾を掴まれるまま、きょとん、と。
菅原 小町:「ち、違うから。怖がってるわけじゃないから」
菅原 小町:「これは充電行為だから。決してこわがってなんかないよ」
黒猫まち:『その文句ずるない?』
千鳥咲夜:「……常の状態で帯電はしていないぞ、私は?」
菅原 小町:「ず、ずるくない!」
千鳥咲夜:それともしてるのか? と、自分の身体を見やってチェックする。
菅原 小町:「き、生真面目だ……!」
黒猫まち:『咲夜ちゃんそうじゃなくて……っとと』
黒猫まち:『その右手に入った先の裏路地が現場よん』
千鳥咲夜:「いや、充電をするならバッテリーかなにかの方が効率が──どうした、黒猫まち?」
菅原 小町:「な、なるほど。この右手に入った先の路地裏が現場」(ゴクリ)
千鳥咲夜:「了解だ」
千鳥咲夜:「──とりあえず袖を離してもらえるとだな、サーキットブレイカー。多少なりとも動きに差し障りがある」
菅原 小町:「えっ」
千鳥咲夜:自分からは振りほどこうとはせず
菅原 小町:「……あっ、う、うん。そうだよね。大丈夫大丈夫。充電完了」
GM:裏路地を覗くと、殺人現場にありがちな、死体の置き場所を書き記した跡が残っている。
菅原 小町:「ぴゃっ!!」
千鳥咲夜:「必要なら、あとで直に触れてもらってもいい。今はとりあえず、だ」
黒猫まち:『まぁ、既に警察が片付けちゃった後なんだけども』
黒猫まち:『R反応の残滓とか残ってたりしない?』
千鳥咲夜:「ふむ──」づかづかと、人形が記された地面の方へと。
千鳥咲夜:しゃがみ込み、意識を集中する。
千鳥咲夜:ふわりと髪とスカートが静かにたなびき、少女を中心に風が生じる。
GM:風が指し示すは、現場のそのすぐ傍にある古びたアパート。
千鳥咲夜:意識を集中して、なんらかの痕跡がないかを探り──
GM:の目の前に備え付けられた、外付けの共用蛇口。
千鳥咲夜:「──────」じっと、そちらに目をやる。
GM:滴る水に、微かなレネゲイドのざわめきが残っている。
千鳥咲夜:「──残滓を見つけたぞ、黒猫まち」
黒猫まち:『……お見事。R案件確定ね』
千鳥咲夜:「ああ──」
千鳥咲夜:警戒をしながら、臆すること無く、蛇口の方へと歩を進める。
菅原 小町:「ちゅ、躊躇ないね…」
千鳥咲夜:「警戒はしている。だが調査をするならある程度は積極的に動かなければな──」
黒猫まち:『頼もしいけど、死ぬときはすぐ死にそう』
千鳥咲夜:「否定はしない」
黒猫まち:『でも死なないから役職持ちなんだよな~~』
千鳥咲夜:「だが、そのためのツーマンセルだろう?」
菅原 小町:「頼りになるなあ。なりすぎるくらいだよ」
千鳥咲夜:「私になにかあれば、サーキットブレイカーが対応する。むろん、その逆もしかり、だが」
千鳥咲夜:じっと、蛇口から滴る水を見て──
GM:《ワーディング》
千鳥咲夜:「!」
菅原 小町:「!!」
GM:反応は遠く、幽か。今君達がいる地点より大分離れた先の路地。
黒猫まち:『……む』
千鳥咲夜:跳ねるような動きで、振り返る。
菅原 小町:電流計の針が一気に振り切れたように、ワーディングの気配に振り向く
千鳥咲夜:「バックアップ対応を、黒猫まち!」
千鳥咲夜:たんっ!
黒猫まち:『任せて。ある程度位置は特定する』
千鳥咲夜:告げると同時、ワーディングの発生地点へと駆け出す。
菅原 小町:「頼んだよ、オペレーター!」
GM:黒猫まちはピュアブラックドッグ。権能は端末を介した電磁哨戒。
菅原 小町:同じく、こちらも駆けだしている
千鳥咲夜:「『充電』は十全か、サーキットブレイカー?」
菅原 小町:「さっき、バッチリ充電させてもらったからね」
千鳥咲夜:並走したまま、顔を向けること無く問うて
GM:ある程度広範な地域をレーダー上に視ることができる。
菅原 小町:「欲を言えば、もうちょっと欲しいかな。良い?」並走したまま、手を差し出す
黒猫まち:『ある程度向かってもらえたら、こちらで位置を……っと』
千鳥咲夜:「そうか──ならしっかり握っていろ」
千鳥咲夜:たんっ!
千鳥咲夜:手を握るや否や、風を身に纏い、軽やかに高く跳躍する──
千鳥咲夜:「誘導を頼む、黒猫まち!」
黒猫まち:『お……おけまるすいさん!』
千鳥咲夜:黒い服をはためかせ、宙を舞いながらオペレーターに指示を出し──
菅原 小町:「ギャルなの!?」
黒猫まち:『ギャルじゃない!!まち語!!』
千鳥咲夜:「よくわからんが、問答は後でだな」
千鳥咲夜:手を引いた少女に、声をかける。
千鳥咲夜:たんっ──
千鳥咲夜:軽やかに着地。そして再び跳躍──
千鳥咲夜:ただ、現場へと急行するために──


千鳥咲夜:「舌を噛むなよ?」
GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
菅原 小町:仲間/千鳥咲夜/〇信頼/生真面目
千鳥咲夜:作戦メンバー【菅原小町@◯善良そう/充電?】を取得します。
菅原 小町:仲間/黒猫まち/〇有意/ギャルじゃないんだ!?
千鳥咲夜:とりあえず以上で!
菅原 小町:以上です
GM:はぁい!


■Middle01

GM:全員登場の集合シーン
GM:登場侵蝕どうぞ
菅原 小町:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 8[8]+46 → 54

千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (37 → 46)
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (38 → 39)
朝永花月:この状況で落ち着いてるね……?
菅原 小町:ww
GM:ずぶ濡れ慣れてるってワケ?
千鳥咲夜:冷静だw


GM:N市・裏路地
GM:水女のジャームが去ったあと、然るべき機関に通報しようとしていた君は
GM:超高速で迫り来る何かの飛来音に気付くだろう。
朝永花月:「パンツ……いや流石に……」
朝永花月:「でも濡れたままも……」
朝永花月:「ん?」
千鳥咲夜:そして頭上から、淡々とした少女の声が響く──
千鳥咲夜:「む──少し後ろに下がってもらえるとありがたい」
菅原 小町:「ど、どいてー!さがってー!よけてー!」
黒猫まち:『その辺り……というか、そこだね』
黒猫まち:『もう大分薄れているけども』
千鳥咲夜:見上げれば、少女の手を引いた少女が、真上から『降って』来るところ──
朝永花月:「ええっ何!?」
千鳥咲夜:たんっ──
千鳥咲夜:黒い少女が、体重を感じさせない動きで目の前に着地する。
菅原 小町:対照的に、轟音をかき鳴らし着地する。まるで落雷のように。
朝永花月:風圧で濡れ髪が顔に張り付く。「もー!」
朝永花月:「なんなの!?」
千鳥咲夜:「ふむ──」周囲を確認、薄れたとは言え、ワーディングの影響圏。
菅原 小町:「ごめんごめん。驚かせちゃったかな」
千鳥咲夜:そこに意識と自我を保っている少女がいる。つまり──
GM:周囲に吹き荒ぶ轟風。ジャームらしき姿はどこにもなく。
朝永花月:びしょびしょに濡れた少女が一人。両手には靴下。
GM:そして、少し離れた先に横たわる男女二人。
朝永花月:「そりゃ驚きますけど……?」
菅原 小町:「……なんでびしょびしょなの?」
千鳥咲夜:「すまなかったな、気配を感じ『飛んで』来るのがいいと判断した」
菅原 小町:「そして、なんで服を脱ごうとしてるの……!?こっちもビックリだよ!」
黒猫まち:『ちゃんこま落ち着いて!』
千鳥咲夜:「そうだな──こちらの事情を説明する前に、ひとつ確認させてもらっていいか?」
千鳥咲夜:濡れ鼠の少女に、不躾に問う。
朝永花月:「ダメ!」
千鳥咲夜:「む?」<ダメ
朝永花月:「まず名乗って!」
黒猫まち:『それはそう』
菅原 小町:「正論」
千鳥咲夜:「確かに、礼を欠いたな、すまない」
千鳥咲夜:ぺこり、と素直に頭を下げる。
朝永花月:「だいぶご素直でいらっしゃる……」
菅原 小町:「ね。めっちゃ生真面目」
千鳥咲夜:そして顔を上げて──
千鳥咲夜:「“夜を裂くモノ(Nightsever)”千鳥咲夜だ、UGNで支部長補佐を務めている」
千鳥咲夜:堂々と、告げる。
菅原 小町:「そして」
菅原 小町:「私は小町。菅原 小町。UGNで支部長代理補佐を務めているんだ」
菅原 小町:胸を張って告げる。
黒猫まち:『(役職圧が凄い)』
朝永花月:「あっUGNのひとか~」
千鳥咲夜:「知っていたか、話が早いな」
朝永花月:「支部長補佐の人と支部長代理補佐の人」
朝永花月:「支部長代理補佐……?」
菅原 小町:「支部長代理補佐」
朝永花月:「支部長が代理になったときだけ補佐するってこと?」
菅原 小町:「……えっ、どうだろ」
千鳥咲夜:「む、支部長の代理を補佐するのでは?」
菅原 小町:「支部長が代理になったことないからわかんない……」
朝永花月:「えっじゃあヒラじゃん」
菅原 小町:「えっ」
黒猫まち:『えっ』
千鳥咲夜:「いや、平ではないだろう」
菅原 小町:「フォローの鬼……!」
菅原 小町:「優しい」
千鳥咲夜:「何かあったときのための、備えは肝要だ」
千鳥咲夜:「急な客のときの、乾菓子のようなものだな、うん」
菅原 小町:「フォローは嬉しいんだけど、例えが嬉しくない」
朝永花月:「えっじゃあ今も支部ヤバいんですか?」
黒猫まち:『人手不足とかがヤバいわね』
菅原 小町:「切実」
千鳥咲夜:「ふむ──確かにUGNは常に平穏無事と言う訳ではないが──」
黒猫まち:『あ、ごめん!私は黒猫まち!オペレータ17歳独身!』
菅原 小町:「えっ!?あっ!!わ、私も独身!」
GM:端末のスピーカーが勝手に切り替わる。
朝永花月:「えっじゃあもしかして……」
朝永花月:「わざわざ言うのって……?」千鳥さんを見て。
千鳥咲夜:「そうだな──」
菅原 小町:「えーと、貴女は?」
朝永花月:「あ、花月も独身だよ!?」
黒猫まち:『……説明したげて。たぶん、関係者だから』
千鳥咲夜:「ふむ、婚姻関係は結んでいないぞ、私も」
千鳥咲夜:「愛している男なら居るがな」
千鳥咲夜:照れることもなく、仏頂面のまま──
菅原 小町:「ぴぇっ!?」
菅原 小町:「あ、愛……。大人だ……」
朝永花月:「なんか急に惚気けてきた」
朝永花月:「えっ何しに来たの……?」
千鳥咲夜:「問われたので、応じたまでだ──」
黒猫まち:『ええっと、あの』
菅原 小町:「え、えーと、花月ちゃんだっけ。君もUGN関係者?」
千鳥咲夜:「できれば名前を──コードネームもあれば教えてもらえれば助かる。教えてもらえるか?」
朝永花月:「関係者っていうか、えっと、あれです」
朝永花月:「イリーガル?“もぢりもみぢ”」
朝永花月:「朝永花月だよ」
黒猫まち:『“もぢりもみぢ”……おk。確かに登録されているわね』パチパチ打鍵音。
千鳥咲夜:「なるほど──イリーガルか。ではもぢりもみじ、もうひとつ」
菅原 小町:「そっか。よろしくね、花月ちゃんっ」そう言って手を差し出す。握手~
千鳥咲夜:スカートの隠しから白いハンカチを出し、差し出しながら──
朝永花月:「よろしく~」握手しながら。「もう一個?なに?」
千鳥咲夜:「『何があったか』を知っているか?」
千鳥咲夜:ちらり、と。視線を2つの遺骸へと向けて。
朝永花月:「うーん。花月の体験したことならかな。だけど、その前に」
千鳥咲夜:「?」<その前に
朝永花月:「救急車?とあと花月用の着替え持ってきて」
朝永花月:ビショビショのセーラー姿のまま。「風邪ひきそう」
黒猫まち:『……ほむ』
菅原 小町:「あ」
千鳥咲夜:「了解した、手配を頼む。黒猫まち」
黒猫まち:『おけまる。待っててね~~』ぷつん、と通信が切れる。
千鳥咲夜:「着替えよりは、適当なセーフハウスに移動した方が早いかもしれんな」
朝永花月:「あっそのほうが助かるかも?洗濯できるとこがいーな」
菅原 小町:「そうだね。花月ちゃんをいつまでもびしょびしょのぐちょぐちょのぐちゃぐちゃにしておくの、かわいそうだもん」
朝永花月:「そこまでじゃなくない!?」
黒猫まち:『はい、あと3分くらいで着くよ』
朝永花月:「あざまるね~」
千鳥咲夜:「了解だ。近くにどこか適当なところがあれば、そちらも教えてくれ」再び、オペレーターへと通信を行い。
菅原 小町:「も、もうまち語を使いこなしてる!?」
朝永花月:「えっまち語って……?」
千鳥咲夜:「方言かなにかか?」
黒猫まち:『事後処理班と検証部隊と外から中が覗けない車とあと着替え』
菅原 小町:「まち語って……なんだろう……」
黒猫まち:『一斉に用意しなきゃいけないのがまちの辛いところなんだよなぁ~~できるんだけども』
朝永花月:「うん、助かる!」
黒猫まち:『まち語は完全に適当言ったやつだから蒸し返さないで……』
黒猫まち:『あ、ちなみに私達はねぇ』
黒猫まち:『ここ最近ずぶ濡れの変死体がN市で沢山見つかってるから』
千鳥咲夜:「しかし濡れ鼠では差し障りがあるな──」じっと、少女を見る。自分とほぼ同じぐらいの体格──
黒猫まち:『R案件濃厚とみて調査を始めたの。さっき確定になったけど』
千鳥咲夜:「と、言う訳だ──」がばっと、ためらいなく、上を脱ぐ。
菅原 小町:「な、なんで急に脱いだの!?」
菅原 小町:「痴の女ですか!?」
千鳥咲夜:「身体を拭いたら、とりあえずこれを着ておけ。濡れた服よりは温まるはずだ」
朝永花月:「いやあの」
朝永花月:「服着て……?」
黒猫まち:『それはそう』
黒猫まち:『(支部長補佐ってこんな感性がとぼけてるもんなのかなぁ……)』
朝永花月:「……じゃああれなのかな」
朝永花月:「花月も危うく変死体になるとこだったってことか」
千鳥咲夜:「と、言うと?」
朝永花月:「いやだから」
千鳥咲夜:手持ち無沙汰な感じで、自分の上着を持て余しながら──
朝永花月:「その変なジャームにずぶ濡れにされたの、花月」
黒猫まち:『……よく、無事でいてくれたわね』
菅原 小町:「ぴゃっ……」思わず、花月ちゃんにしがみつく
黒猫まち:『その話、落ち着いたら詳しく聞きたいのと』
朝永花月:「えっ何こまっち?」
菅原 小町:濡れた花月ちゃんにぴったりくっついたことで、こちらも服がびちょびちょになります
黒猫まち:『イリーガルとして協力……』
菅原 小町:「だ、大丈夫大丈夫。怖くない怖くなんかない。これは、その、充電行為だから……」
千鳥咲夜:「目撃者であり、生存者か──」
朝永花月:「なになになにどしたー?」
千鳥咲夜:「そうだな、思ったより時間を取らせることになりそうだ」
菅原 小町:「花月ちゃん、怖くないの?そんな酷い目にあって」
朝永花月:「えっいやまあ途中はちょう怖かったけど」
朝永花月:「終わったし」
菅原 小町:「そんな、びしょびしょのぐちょぐちょのぐちゃぐちゃで淫らな目に合ってるのに」
朝永花月:「淫らな目には遭ってないよ!?」
朝永花月:「な、なんか誤解があるんですけど!?」
黒猫まち:『……役職持ちって皆こんなんなの?』
千鳥咲夜:「ふむ──」
菅原 小町:「大丈夫。分かってる。小町、分かってるから」
千鳥咲夜:「話しづらければ、黙秘する権利はあるからな」
千鳥咲夜:わかったような顔で、わかってないことを言う。
菅原 小町:「まずは、移動して。お風呂入ろ?ね?」
朝永花月:「ちょっと!」
千鳥咲夜:「そうだな」
朝永花月:「ふ、風評被害じゃんこれ!!!」
朝永花月:「話を聞いてってば……!花月のお話!」
GM:などと、変死体の傍でてんやわんやしてる君達の下に
GM:積もる話はこちらで、と言わんばかりに。外から中が覗けない車が到着するのだった。


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
千鳥咲夜:@生存者【朝永花月@しっかりしている/◯あまり巻き込みたくはない】 を取得します。5つ目。
朝永花月:-同行者/菅原小町/親近感/憤懣!:○/ロイス
朝永花月:-同行者/千鳥咲夜/信頼/隔意:○/ロイス
菅原 小町:仲間/朝永花月/〇好感/ぐちょぐちょでかわいそう
千鳥咲夜:購入は戦闘用きぐるみ(黒セーラー)を狙ってみます。コンボ風を纏う(援護の風、ウインドブレス)を使用。
菅原 小町:あ、購入もか
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を4(→ 4)増加 (46 → 50)
GM:ミドルだから購入もOKだょ
千鳥咲夜:6dx+9>=14
DoubleCross : (6DX10+9>=14) → 10[2,4,4,10,10,10]+10[9,9,10]+7[7]+9 → 36 → 成功

千鳥咲夜:?
朝永花月:対空ミサイル狙お~
菅原 小町:つよい
千鳥咲夜:とりあえずゲット。装備します。
朝永花月:『金剛獅子の瞳』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
朝永花月:7dx7+3>=18
DoubleCross : (7DX7+3>=18) → 10[3,5,6,6,7,7,10]+10[4,8,8]+10[5,7]+3[3]+3 → 36 → 成功

菅原 小町:み、ミドルが強い!
朝永花月:やった~
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を4(→ 4)増加 (39 → 43)
菅原 小町:じゃあ、応急買おうかな
朝永花月:以上!
菅原 小町:1dx+4
DoubleCross : (1DX10+4) → 4[4]+4 → 8

菅原 小町:買えた~!以上!
千鳥咲夜:こちらも以上!
GM:完了の機運!


■Middle02

GM:情報収集その①。シーンプレイヤーは花月ちゃん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕どうぞ~
菅原 小町:でるっ
菅原 小町:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 8[8]+54 → 62

千鳥咲夜:出ます。
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (43 → 47)
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (50 → 55)
GM:あいあい


GM:情報項目はこちら
・連続変死事件について <情報:UGN>難易度7
・事件の被害者について <情報:UGN>難易度8
・水女のジャームについて <情報:噂話>難易度7
GM:追加の判定は侵蝕+1d10で。頑張ってね~
菅原 小町:情報(UGN)ha
菅原 小町:情報(UGN)は固定値3があるので、どっちかやります
千鳥咲夜:噂話も持ってますし、当事者ですし。
千鳥咲夜:水女は花月ちゃんにお願いできればお思うのですが、どうでしょう?
朝永花月:はあ~い
菅原 小町:千鳥さん、変死事件と被害者のどっちやります?援護ブレスをやるかどうかですけど
千鳥咲夜:そうですね、素だと1d+1しかないので
千鳥咲夜:すなおに4点使って抜いておこうかと。
千鳥咲夜:確実になるので一応こちらが被害者でどうでしょう?
朝永花月:では水女のジャームについて。
菅原 小町:はーい。じゃあこちらは変死事件やります
朝永花月:1dx+3>=7
DoubleCross : (1DX10+3>=7) → 3[3]+3 → 6 → 失敗

朝永花月:財産1点使って成功させます~
菅原 小町:ヤッター!
千鳥咲夜:では私は事件の被害者について コンボ使って判定にバフします。
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を4(→ 4)増加 (55 → 59)
千鳥咲夜:6dx+10
DoubleCross : (6DX10+10) → 9[1,2,4,7,9,9]+10 → 19

千鳥咲夜:抜きました。
菅原 小町:ヒュー!
菅原 小町:変死事件!
菅原 小町:1dx+3>=7
DoubleCross : (1DX10+3>=7) → 6[6]+3 → 9 → 成功

菅原 小町:へへへっ!ヨユー!
GM:やりおるわね
千鳥咲夜:我ら優秀3JK
GM:OK!情報開示~~
①連続変死事件について
ここ4日間に渡り、計22名の変死体が屋内外問わずN市各所で発見された。
必ず男女2人で現場に横たわっており、5日前の豪雨からずっと晴天続きにも関わらず皆ずぶ濡れ。
被害者個人の年齢層は幅広く、職業や性格、身体的特徴もバラバラ。
また、現場は河川敷や海辺、水道など必ず水回りの近くである。
現場に残されたR反応の残滓や朝永花月の目撃情報より、R案件なのは間違いない。
②事件の被害者について
女性は皆、一様に血色を抜かれたかのように全身蒼白で溺死。
男性は手での絞殺、包丁での刺殺、花瓶での撲殺など死因は様々だが、
指紋や凶器などから同一現場の女性が殺害した状況証拠が揃っている。
また、同一現場の男女は現在、または過去に恋愛関係があった。
男性の浮気により先日破局になったばかりの男女も数組いる。
③水女のジャームについて
全身が仄暗い灰色に染まった、液体で女性を象る不定形のジャーム。
朝永花月が目撃した個体は、現場の変死体女性の身体的特徴を模していた。
現場のR反応から、オルクス/ソラリスシンドロームを有する。
自身の理念や思考を持たず、執念めいた一つの衝動に沿って行動している。
主人に衝動と権能を与えられ、命令を遂行する従者の可能性も高い。
GM:以上!
千鳥咲夜:ふむ、男性は殺されてた女性に殺されてる。と。
GM:ですね。なので内訳は男女で1:1。
千鳥咲夜:了解です!


GM:N市・UGN地下拠点施設
GM:その後色々あり、本事件の目撃者かつ生存者のイリーガルである
GM:朝永花月に協力を要請し、本格的に捜査に乗り出すことにした君達。
GM:非常時に備えてUGNが用意したセーフハウスの一つに入り
GM:事件について現状、判明している情報共有を行おうとしていた。
黒猫まち:『花月ちゃんにシャワー借りて貰ってるから、出てきたらね』
千鳥咲夜:「ああ──」備え付けられた簡単なキッチンで、なにやらことこと火にかけている。
菅原 小町:「おけまるすいさんっ」ソファに腰掛けて寝そべってる
GM:オペレーターの声はテレビに備え付けのスピーカーから流れている。
菅原 小町:「ところでさ。咲夜ちゃん、何やってんの?」
GM:秘匿性を鑑み、このセーフハウスは一般家庭の家を装っている。だからキッチンも大体の物が揃っている。
千鳥咲夜:「身体が冷えているようだからな」
千鳥咲夜:「湯を浴びるだけでは、風邪を引くかもしれん」
千鳥咲夜:ことことと火にかけていた小鍋を下げ、
千鳥咲夜:戸棚から取り出した人数分の湯呑に、とぽとぽと注ぎ入れる。
黒猫まち:『へぇ。料理できるのね、意外』
千鳥咲夜:「ここの設備があいえいちの類でなくてよかった、うん」
朝永花月:「ん、なんかある感じ~?」
朝永花月:ずいっと顔を出す。
千鳥咲夜:「ああ、温まるものをな。ちょうど良かった」
千鳥咲夜:テーブルの上で暖かな湯気をたてるのは、ほんわかとした薫りのする生姜入りの甘酒。
千鳥咲夜:「前に取り置いておいた酒粕があった、生姜も擦り入れたから温まるはずだ」
千鳥咲夜:役付なので、定期的に各セーフハウスを見回り、備品などのチェックをしている。
朝永花月:「いやった!いただきま~す」
千鳥咲夜:──なので、一部のセーフハウスでは、古式ゆかしい食料品などが増えているとかなんとか。
千鳥咲夜:スカートを直し着座。手を合わせてから、自身の湯呑を両手て包むようにして口につける。
千鳥咲夜:「──ここに酒粕と生姜があったのは僥倖というやつだな。もぢりもみぢの日頃の行いが良いのかもしれん」
黒猫まち:『花月ちゃん災難だったからね……いっぱい温まりな……』
菅原 小町:「湯上り少女とその手には甘酒。絵になるねぇ」うんうん。
朝永花月:「日頃の行いで変わんならこうなんないと思うけどねい」
朝永花月:こくこくと喉を揺らして。
黒猫まち:『生き残れただけで十分だわぞなもし』
千鳥咲夜:「不運の中でも幸運はある、そういうことだ」ほうっと、息をつく。
朝永花月:「まあそれもそっか。ん~、よいですなあ」
黒猫まち:『むしろ、何で生き残れたのかが気になるわね』
千鳥咲夜:「そうだな──もぢりもみぢは、今市内で起こっている変死事件に関して知見はあるか?」
千鳥咲夜:基点を確認するため、問いかけて。
朝永花月:「全然?ちどりん教えてくれる?」
千鳥咲夜:「そうだな、こちらももう一度状況を確認しておこう」
千鳥咲夜:「まずはサーキットブレイカー、概要を頼めるか?」
菅原 小町:「りょ」こほん、と咳払いして。
菅原 小町:「ここ4日間に渡って、なんと22名もの変死体が発見されたんだけど。共通点はどちらも男女の組で……」
菅原 小町:と、情報項目内容を共有します
菅原 小町:「花月ちゃんの証言も併せて、R案件なのは間違いなさそう」
菅原 小町:「で、良いかな?咲夜ちゃん」
千鳥咲夜:「ああ、被害者に関しては、念の為私から補足しておこう」
千鳥咲夜:「女性の死因は同一、みな血色を抜かれたかのように全身蒼白となり『溺死』している」
千鳥咲夜:「対して男性の死因は様々だ。絞殺刺殺撲殺と統一性が無い。が──」
千鳥咲夜:「共通している点もある」
千鳥咲夜:間を空けて、一口甘酒を口にから──
千鳥咲夜:「全員──同時に発見された女性に殺害されている可能性が高いようだ」
千鳥咲夜:淡々と、事実を告げる。
朝永花月:「ええっ?」
千鳥咲夜:「もっとも、指紋や凶器などから判断された『普通の』状況証拠にすぎん」
千鳥咲夜:「R案件であれば、『殺害させられた』可能性も、検討しておくべきだろうな」
黒猫まち:『警察も災難よねぇ』
黒猫まち:『どれだけ調べても、死体が犯人以上の結末が出てこないのだから』
千鳥咲夜:「そういうことだな、だが彼らの調査も決して無駄ではない」
朝永花月:「……もしかして、男の人を殺しちゃった女の人が狙われてるのかなって思ったけど」
朝永花月:「4日で22人は多いよね、さすがに」
千鳥咲夜:「ああ、それに」
千鳥咲夜:「被疑者たちの関係性だが──全員所謂恋仲だったようだ」
千鳥咲夜:「破局になっている事例もあるらしいので、過去形の組合せも存在するようだがな」
菅原 小町:「ぴゃっ!こ、恋仲……」
朝永花月:「……なのに、殺しちゃって、殺されちゃってか」
菅原 小町:「痴情の縺れ……?」
朝永花月:「……なんか、やだね、そういうの」
菅原 小町:「ね。ヤダ」
千鳥咲夜:「男性が不義を犯し破局と成ったケースもあることはあるらしい」
千鳥咲夜:「が、全てではない。数組といったところだ」
黒猫まち:『関係性の部分は、あくまで聞き込みの成果だから』
千鳥咲夜:「無論『発覚しているのが数組だけ』と言う可能性もあるがな──」
黒猫まち:『そそ、当人同士にしかない何かがあるのかもね』
千鳥咲夜:黒猫まちの言葉に、頷いて──
朝永花月:「でもあれだよね」
朝永花月:「該当しそうな人みんな見張るってわけにはいかなさそう」
菅原 小町:「全国のカップルを見張るとか、頭痛くなってくるよぅ」
千鳥咲夜:「ああ、そうだ。故にもぢりもみぢの話が重要になってくる」
朝永花月:「花月の?」
千鳥咲夜:「ああ。ともすれば他の因果関係も見えてくるかもしれん。頼めるか?」
黒猫まち:『唯一の生存者だからねぇ』
千鳥咲夜:「どのようなことに巻き込まれたのかを」
朝永花月:「因果って言ってもな……」
菅原 小町:「ふっふっふ。正直に話すと良いよ。この人間嘘発見機の私の前では、どんな嘘もお見通しだから」
千鳥咲夜:「見たこと、感じたことを言ってくれるだけで構わん」
朝永花月:「別に嘘つく気ないけど……?」
千鳥咲夜:「欠片を組み合わせるのは、みなでやればいい」
菅原 小町:と、花月ちゃんにくっつきます。これは嘘発見機だからです。嘘をつくと電流で針がピーンってなるあれです。抱き着きたいわけではありません
朝永花月:「どしたどした」
朝永花月:「んー。《ワーディング》感じたから駆けつけて」
朝永花月:「で、男の人と女の人二人が倒れてて」
朝永花月:「水滴が地面に垂れてた。それから」
朝永花月:「《ワーディング》が急に後ろになって、後ろ向いたらでっかい水の女の人がいた」
朝永花月:「3メートルくらいかな……」
黒猫まち:『でっか』
千鳥咲夜:「ふむ、巨躯だな」
朝永花月:「それで花月、それに飲み込まれて、なんか海の中みたいなところに行って」
朝永花月:「なんか白い服の女の子が居て、私は私って言ってた」
朝永花月:「花月のことも私?って。でも私じゃないんだって」
朝永花月:「そしたら急に終わって、ざぱーんって」
菅原 小町:「……???」
黒猫まち:『ふむ……』
千鳥咲夜:「なるほど──」
千鳥咲夜:「状況的に考えれば、もぢりもみぢは最新の事件の現場に遭遇した」
千鳥咲夜:「その上で整理すると、被害者の他には巨大な女と白い服の少女と遭遇」
千鳥咲夜:「なんらかの空間に引き込まれ、問いかけ──あるいは確認をされ」
千鳥咲夜:「それに違うたので、弾き出された──あるいは被害を及ぼされなかった。そんなところか?」
朝永花月:「被害は及んだけどね……花月の制服……」
菅原 小町:「ああ……」びちょびちょ姿を思い出している
千鳥咲夜:「命を奪われずにすんだ──と言う意味だな。制服は直せるが、命はそういうわけにもいかん」
黒猫まち:『そうね。被害者のずぶ濡れ度や、現場の水回りのことを鑑みると』
菅原 小町:「でも、よくわかんないね。私は私で花月ちゃんも私で私じゃなくて私以外私じゃないから、えーと……???」
黒猫まち:『その水女と少女が犯人であることは間違いなさそう、だけども』
千鳥咲夜:ふむ──と顎に手をあて思案して。
千鳥咲夜:「──最初に感じたワーディングと、二回目に感じたワーディングは同じものだったかどうかは覚えているか?」確認する。
朝永花月:「えっワーディングってそんなシビアに誰のか分かるの……?」
朝永花月:「花月あんまり気にしたこと無いかも……」
千鳥咲夜:「クセのようなモノがあることもある。もし判れば──というやつだ」
朝永花月:「ん~、どーだろ……?あ、でも」
朝永花月:「えーっと。アバウトなこと言ってもいい?」
千鳥咲夜:「構わない」
朝永花月:「なんか、おっきい水の人の方はあんまりこうしたいって気持ち分かんなかった感じ」
朝永花月:「お人形みたいっていうか……あっ!」
千鳥咲夜:「なにか思い出せたか?」
朝永花月:「倒れてた女の人にそっくりだったかも」
菅原 小町:「倒れてた女の人にそっくり……。同じ……。そ、それが、私は私ってこと……?」
千鳥咲夜:「──なるほどな」
朝永花月:「あっ、花月が私だったら花月の水が出てきてたのかな」
黒猫まち:『それは……あまり、よろしくない情報ね』
千鳥咲夜:「だか欠片にはなる、絵合わせのな」
菅原 小町:「なんにせよ、調査を進めないとだよね」
朝永花月:「だよねえ。これで終わった感じでもないし」
黒猫まち:『ええ、ひょっとしたらこれからもっと広がるかもしれない』
朝永花月:「うん。心機一転、やってくから!」
黒猫まち:『頼んだ頼んだ!!』
菅原 小町:「……うん。改めて、協力をお願いするね。花月ちゃん」
朝永花月:「おーよ!こまっちもちどりんもねこまっちもよろしく!」
黒猫まち:『ねこまっち、なんかこまっちのコンパチみたい……』
朝永花月:「かぶっちった」
千鳥咲夜:「ああ、人手が足りないのは事実だからな」
菅原 小町:「いいじゃん、仲良しっぽくて」こまっちとねこまっち
千鳥咲夜:「危険をかけることになるが、もぢりもみぢが是としてくれるなら、協力してもらえればと思う」
黒猫まち:『私はナンバーワンよりオンリーワンでいたいの!!』
千鳥咲夜:ぺこり、──と、自主的には協力する義務のない少女に頭を下げて。
千鳥咲夜:「黒猫まち、頼んでおいたR反応の分析結果がわかったら連絡してくれ」
千鳥咲夜:「シンドロームが絞れれば、対応もしやすくなるからな」
黒猫まち:『あ、ごめん。さっき出たよ』
朝永花月:「あ、花月の服になんかついてっかもってやつ?」
千鳥咲夜:「迅速だな、助かる」
朝永花月:「なんか微妙に染みてるっぽいから」
黒猫まち:『それ以外にも、現場の水回りにR反応の残滓が沢山残っててね』
朝永花月:「薬品みたいなやつじゃないの?」
菅原 小町:(ぐちょぐちょの……染み……ひええ……)
黒猫まち:『まぁ、そんな感じ。ソラリスだからね。あとオルクス』
朝永花月:「え~っと。領域がどーこーとかいうやつだっけ」
朝永花月:「まあ、よくわかんない世界に連れてかれたもんね花月」
黒猫まち:『ええ、犯行内容にも合っている。物理ではなく精神的な危害を加えてるってことだから』
黒猫まち:『花月ちゃんの話を元にもう少し、事件の真相を洗っていくのと』
黒猫まち:『私の方でも、ちょっとやりたいことがあるから』
黒猫まち:『よろしく!!』
千鳥咲夜:「了解だ」
朝永花月:「りょ!」
菅原 小町:「はーい!」


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
朝永花月:あ、そうだ
朝永花月:水晶の剣使ってもいいですか
GM:どうぞ~
菅原 小町:水晶~
朝永花月:では『神秘の鍛冶』:《原初の赤:水晶の剣》。
朝永花月:ショットガンスラッグと、対空ミサイルに。
朝永花月:攻撃力を+14します~
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を10(→ 10)増加 (47 → 57)
菅原 小町:つよっ
朝永花月:で、シューターズジャケット狙おう
朝永花月:『金剛獅子の瞳』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
朝永花月:7dx7+3>=14
DoubleCross : (7DX7+3>=14) → 10[1,2,4,6,6,6,10]+10[8]+3[3]+3 → 26 → 成功

菅原 小町:つよっ!!
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を6(→ 6)増加 (57 → 63)
朝永花月:やった~ 装備しておわり!
GM:無形、無法
菅原 小町:購入は、困ったときの応急
菅原 小町:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 3[2,3]+4 → 7

菅原 小町:買えない。以上です
千鳥咲夜:すみません、おまたせしました。
千鳥咲夜:念の為応急セットだけ
千鳥咲夜:ごめんなさい
GM:どうぞ~
千鳥咲夜:すみません、また電話が
千鳥咲夜:10分ほどお待ち下さいm(_ _)m
GM:あらあら
千鳥咲夜:1dx>=8 応急手当
DoubleCross : (1DX10>=8) → 4[4] → 4 → 失敗

千鳥咲夜:失敗、ロイスも保留で以上です。
GM:おけまる


■Middle03

GM:情報収集その②。シーンプレイヤーは咲夜ちゃん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕どうぞ
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (63 → 73)
菅原 小町:出ましょう
菅原 小町:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 6[6]+62 → 68

GM:跳ねてきた


GM:今回の情報項目は~
・遺産"波の乙女の涙"について <情報:UGN>難易度8
・水女のジャームについて_v2 <情報:UGN>難易度8
・小説『ウンディーネ』について <知識:神話><知識:小説>難易度20
GM:どうぞ~!
菅原 小町:じゃあ、遺産について調べようかな
菅原 小町:遺産"波の乙女の涙"について <情報:UGN>難易度8 2dx+3
菅原 小町:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 4[3,4]+3 → 7

菅原 小町:財産1使用します。
千鳥咲夜:危ない。持っててよかった財産点
菅原 小町:あぶなかった
千鳥咲夜:再チャレンジは、1d10でオケでしょうか?
GM:おけです~
千鳥咲夜:侵蝕余裕があるので、こちらが小説言ってみましょうか?<バフれば9d+9スタートなので、1回回ればなんとか。
朝永花月:いや
朝永花月:だったら援護こっちに回してほしいかな~
千鳥咲夜:了解です。じゃあまず素で水女のジャームについてこちらは調べますね。
菅原 小町:なるほどね
千鳥咲夜:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 8[4,8]+1 → 9 → 成功

千鳥咲夜:成功(`・ω・´)
菅原 小町:ヤッター!
千鳥咲夜:で、コンボ風を纏う(援護の風、ウインドブレス)を花月ちゃんに。
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を4(→ 4)増加 (62 → 66)
千鳥咲夜:ダイスを+5 達成値に+9してくださいませ。
朝永花月:わ~い 貰って「小説『ウンディーネ』について」を素振りで狙います。
朝永花月:13dx+9>=20
DoubleCross : (13DX10+9>=20) → 10[1,2,5,6,6,7,7,7,8,9,9,9,10]+2[2]+9 → 21 → 成功

GM:素晴らしい
菅原 小町:GOOD!
千鳥咲夜:びゅーてぃほー
朝永花月:完璧!
GM:OK!情報全開示!
①遺産"波の乙女の涙"について
水の精に纏わる伝承に賛美された宝石。
中世の錬金術師パラケルススの著書『妖精の書』より派生した文学作品が
人々を魅了し、祀われた伝説性を源流(オリジン)としてこの世に生まれ落ちた。
継承者に四大元素の一角たる"水"を操る権能を齎す代わりに、
源流となる作品に沿った制約で衝動を塗り替える、オーヴァードの身にも余る劇物。
過去UGNが制圧したFHセルより回収され、一時的にN市支部で保管されていたが
つい先日"蒸発"したことが発覚し、現在行方不明。
②水女のジャームについて_v2
男性の浮気により交際が破局、失意に陥っていた一般人の女性が
5日前、遺産"波の乙女の涙"を含有する雨に長時間打たれ、覚醒と共に継承。
遺産の制約に従って男性を殺害、そのまま遺産に意志を飲み込まれた。
水を操る権能でN市の水道管に従者たる"水女のジャーム"を流入し、
制約に抵触する女性に憑いて衝動を暴走させ、同じ過ちを犯させている。
更に女性の生命ごと衝動を喰らって新たなジャームを生み、
己が源流たる伝説性に則って行動範囲を広げている。
これ以上の被害を止めるには、遺産その物を壊す必要があるだろう。
③小説『ウンディーネ』について
『妖精の書』を典拠とし、1811年に発表されたフリードリヒ・フーケの中編小説。
水の精霊ウンディーネと騎士の恋と、その悲劇的な結末を描く幻想譚。
二人は恋に落ち夫婦となったが、人ならざる振舞いと厳しい精霊の掟ゆえすれ違う。
のちに騎士は、かつての許婚に心を移しそのまま再婚してしまう。
『夫が不倫した場合、ウンディーネは夫を殺さねばならない』という精霊の掟に従い、
未だ愛する騎士の下に白衣で現れ、口づけを以って命を奪い、失意のまま去っていった。
GM:いじょ!


GM:N市・UGN支部 会議室
GM:翌日の正午。あれから君達は、自身の持ちうる情報源やコネを使って捜査を行い
GM:その成果を共有するため、支部の会議室に集まっていた。
黒猫まち:『……昨日、花月ちゃんが襲われた後に』
黒猫まち:『現時点までで同一と思わしき事件が更に3回起きた』
朝永花月:「そんな……」
千鳥咲夜:「動きが早いな──」眉をひそめて
黒猫まち:『ええ、後手に回ると手が付けられない』
菅原 小町:「……一刻も早く解決しなきゃ、だね」
黒猫まち:『だから、こちらから打って出るだけの情報が欲しい』
黒猫まち:『……お願いできるかしら』
千鳥咲夜:「ああ、整理してみよう」
菅原 小町:「うん。まず、今回の事件なんだけど、“水”がキーワードだと思うんだ」
菅原 小町:「それで、水を操る遺産がないか調べてたんだけど」
菅原 小町:「……ねえ、オペレーター。この支部にはあったはずだよね?『遺産"波の乙女の涙"』が」
黒猫まち:『……ええ。確か遺産の一時保管リストに名前があったわね』
黒猫まち:『FHセルを壊滅させた際に、回収したとかいう』
朝永花月:「涙が遺産なの?」
菅原 小町:「ううん。水の精に纏わる伝承に賛美された宝石」
菅原 小町:「中世の錬金術師パラケルススの著書『妖精の書』より派生した文学作品が原典らしいんだけど。そこまでは分からなかったんだ」
菅原 小町:「確か……小説『ウンディーネ』だったかな。内容は分からないけど、そんな感じの小説だったみたい」
朝永花月:「『ウンディーネ』?」
朝永花月:「花月内容知ってるかも」
菅原 小町:「えっ」
黒猫まち:『わぉ』
千鳥咲夜:「聞かせてくれ」
朝永花月:「いやそりゃ原典とか読んだことはないけど~」スマホを取り出してパッと調べる。
菅原 小町:花月ちゃんに密着し、背中越しにスマホ画面を覗き込む。覗きと充電の一挙両得行為だ
朝永花月:「ほら、えーっと、騎士フルトブラントとウンディーネの恋物語で……近くない?」
黒猫まち:『……いつか盗電で訴えられるわよ』
菅原 小町:「近くない~。充電充電~」
朝永花月:「ウンディーネは水の精霊で、人間の男性と結婚することで魂を……その充電って何さ~?」
千鳥咲夜:「オーヴァードとしての能力らしい」
千鳥咲夜:目でも確認したほうが良いだろうと、同じように覗き込み。
朝永花月:「だけどそれには厳しい掟があって、例えば水辺で夫に罵倒されると、水に帰らなくちゃいけない」
朝永花月:「ある時フルトブラントはウンディーネを叱ってしまって、彼女は去ってしまう」
朝永花月:「んで、それから、彼は幼馴染のベルタンダに心を寄せて、彼女と再婚するんだけど」
朝永花月:「ウンディーネにはもう一つ掟があるの」
菅原 小町:「掟?」
朝永花月:「うん。夫が不倫した場合、ウンディーネは夫を殺さねばならない」
菅原 小町:「……」(ゾワっ)
朝永花月:「ウンディーネはフルトブラントの前に白衣で現れて」
朝永花月:「口づけを以って命を奪い、失意のまま去っていった」
朝永花月:「とまあ、こういうお話なんだけど……」
朝永花月:「これを元にしてて、これに基づいて動くって」
朝永花月:「結構危うくない……?」
菅原 小町:「……それって、つまり」(ゾワゾワっ)
千鳥咲夜:「そうだな──」
菅原 小町:「で、でも、おかしくない?被害者の男女って、元恋人関係の人たちもいたんでしょ?夫婦じゃないぢゃんっ」
千鳥咲夜:「『衝動』──なのだろう」
朝永花月:「遺産に結婚してるかどうかなんて判断できないんじゃないかな」
千鳥咲夜:「平時であれば理性で止められることを、止められなくなる」
菅原 小町:「は、判定がガバガバ……」
菅原 小町:「……あとさ。実は、その遺産」
朝永花月:「うん?」
菅原 小町:「……失くなっちゃったみたいなんだよね。ちょうど、事件が発生した5日前くらいから。……蒸発しちゃったんだって」
朝永花月:「えっ?」
黒猫まち:『……なる、ほど』
千鳥咲夜:「なるほど──それで繋がったな」
黒猫まち:『人員不足。そっちに割いてたから要請通らなかったのかぁ』
菅原 小町:「ど、どういうこと?咲夜ちゃん」
千鳥咲夜:「事件を引き起こしている──もぢりもみぢを襲ったジャームだが、おおよそ正体がつかめたぞ」
千鳥咲夜:「サーキットブレイカーが述べた、蒸発した『波の乙女の涙』が、今回の事件の原因だ」
千鳥咲夜:「善悪は超えているのだろうが──やっかいだな。どれもこれも。遺産と言うのは」
朝永花月:「そうなるよね……?」
千鳥咲夜:思うことがあるのか、嘆息、
千鳥咲夜:「支部にここ数日のデータを調査してもらったんだが、5日前、市の上空にあった乱層雲でR反応が確認されている」
千鳥咲夜:「つまり蒸発した遺産は、大気中に溶け込み、五日前の豪雨で地上に降り注いだ」
千鳥咲夜:「そして地上でもっとも濃い反応があった地点が──最初の事件現場だ」
千鳥咲夜:「おそらくそこに『条件』が整った男女が居たのだろう。それが始まりだ」
千鳥咲夜:「追跡の調査で、時を同じくして市内の上下水道で同様のR反応が確認されている」
千鳥咲夜:「推測ではあるが──」
千鳥咲夜:「ジャームと化したその女が男を殺害し、市内に張り巡らされた上下水道を利用して、もぢりもみぢの見た従者である“水女”を繰り出し」
千鳥咲夜:「多くの女性に取り憑き、衝動を暴走させて同じ過ちを繰り返させている」
千鳥咲夜:「おそらくは、新たな被害者の衝動を命ごと取り込み、その力と行動範囲を広げてな」
千鳥咲夜:徐々にではあるが、事件の間隔が短くなってきている。
千鳥咲夜:このまま放っておけば──
千鳥咲夜:「遺産には──基本『誓約』がついてまわる」
千鳥咲夜:「おそらく今回のケースも、それに当てはまるのだろうな。もぢりもみぢが投げかけられた問いかけが、そうなのだろう」
千鳥咲夜:「『誓約』に適合すれば、取り込まれるという訳だ」
朝永花月:「……違うでしょ。それは条件」
菅原 小町:「そ、それじゃ、花月ちゃんの彼ぴっぴがどうしようもない遊び人で、花月ちゃんが嫉妬の炎を燻らせていたら危なかったってこと?」
朝永花月:「ウンディーネの伝承に従うんだったら、制約は」
朝永花月:「水に帰った後に、魂を失う」
朝永花月:「花月に好きピはいないからセーフってことだと思うけど……そのイメージなんなの?」
朝永花月:「居ないからねそんな人???」
千鳥咲夜:「そうだな、物語の通りであれば、そうだ」
菅原 小町:「よ、良かった……」
千鳥咲夜:「ジャームと堕した結果なのだろう、おそらくは」
千鳥咲夜:「なんにせよ、余人に判断されるものではないだろう、そうしたものは」普段以上のしかめっ面で。
菅原 小町:「私も、その、恋とかよくわかんないけど。恋したら電気が走るってことくらいしか知らないから、万が一取り込まれそうになっても大丈夫かな……」
朝永花月:「……てか、本当にそうなら」
朝永花月:「危ないのちどりんじゃないの?」
菅原 小町:「あ」
朝永花月:「大丈夫?ちどりんの好きな人は他の女の子と仲良くしたりしてない?」
千鳥咲夜:「恋人はいるぞ」
千鳥咲夜:しれっと
菅原 小町:「そうだよ!チャラ男だったりしてない?」
菅原 小町:「ええ!?」
朝永花月:「え」
黒猫まち:『そういえば。昨日もそんなこと言ってたわね』
菅原 小町:「チャラ男が過ぎるよ!」
黒猫まち:『ええ……』
朝永花月:「特殊な嗜好のコミュニティの人……?」
千鳥咲夜:「む──そうだな」少しだけ思案して
千鳥咲夜:「私との愛は、剣としての愛だ」
朝永花月:(こまっち、剣としての愛って何……?)ひそひそ
千鳥咲夜:「おそらく特異な方にはあたるのだろうが、少なくとも十三が不義に値するかどうかと言えば、それはない」
菅原 小町:(わ、わかんない……咲夜ちゃんの言ってること、私にはなにひとつわかんない)ひそひそ
千鳥咲夜:きっぱりと
朝永花月:(ある程度は分かってあげて?)
菅原 小町:(むり!花月ちゃん、わかるの?)
千鳥咲夜:「ウィンデーネの愛を否定するつもりは全く無いが」
千鳥咲夜:「私とはたぶん、異なる愛なのだろう」
朝永花月:(なんとなく……?)「えーっと」
菅原 小町:(わ、わかるんだ……すごい……)
朝永花月:「横恋慕だけど現状に満足してるってこと?」
菅原 小町:「都合の良い女ァ……」
黒猫まち:『なるほど、正妻でなければセーフかもしれないわね』
千鳥咲夜:「そうだな、恋とは違うと思う。だが少なくとも悋気の類は抱いたことはない」
菅原 小町:「倫理的にはアウトも良いところだ……」
千鳥咲夜:「そうだな、歪んでいる自覚はこの前得たぞ。だから大丈夫だ」なぜか誇らしげに
黒猫まち:『……おけまる。遺産が原因で、事件の顛末も概ね判明した』
菅原 小町:「と、とりあえず。嫉妬しないから大丈夫ってことかな……。大丈夫の意味がもうよくわかんないゃ……」
黒猫まち:『では、この事件を解決するにはどうすればいいかしら』
朝永花月:「どうって……その遺産を回収するしか無いんじゃないの?」
千鳥咲夜:「ああ、今はそちらに頭を使うべきだな」
千鳥咲夜:「同感だ」
千鳥咲夜:「例えるなら栓の壊れた蛇口のようなものだ。止めるには、『基』をなんとかしなければならん」
朝永花月:「元々の人は、恐らくもう亡くなってるんだよね、それ」
朝永花月:「だとすると今は……あっ!」
菅原 小町:「な、なにか分かったの!?花月ちゃん!」
朝永花月:「花月の会った水は、死んだ人の顔になってた!」
朝永花月:「だからえーっと、一番最後の人になるってことじゃないかな」
菅原 小町:「そっか!顔が分かっていれば、潜伏先も調べられるかもしれないね」
菅原 小町:「市内の監視カメラを全部サードウォッチすれば、洗い出せるかも」
千鳥咲夜:「なるほど」
千鳥咲夜:「無意識下でも影響範囲を広げようとしているのならば──」
千鳥咲夜:「水の集まるところに居る可能性も高いな」
朝永花月:「えっとじゃあその線で調べ……」
朝永花月:「これ絞れる?すごい大変じゃない?」
黒猫まち:『ふっふっふ』
菅原 小町:「ただでさえ人手不足……」
黒猫まち:『ついに私の恐るべき力を目にする時が来た様ね』
千鳥咲夜:「それでも絞りこめ──どうした、黒猫まち?」
黒猫まち:『私は端末を介して、周囲の状況をレーダー的に把握できる』
黒猫まち:『水道を介してジャームを流し込んでいるのでしょう?であれば、その源流……配水施設』
黒猫まち:『そしてジャームの特徴。ここまで揃えて貰えれば』
黒猫まち:『私の権能全開で探して見せるわ!!3分くらいで!!』
菅原 小町:「おお!……そこは一瞬じゃないんだ」
千鳥咲夜:「それでも大したものだ」
朝永花月:「え~すご」
朝永花月:「神こまじゃん!」
菅原 小町:「かーみっ!かーみっ!」パン!パン!
黒猫まち:『あ、あとこの規模で権能使うと1カ月病室送りだからお見舞いよろしく』
千鳥咲夜:「かみこま──」脳裏に狛犬を思い浮かべる。
菅原 小町:「サラっととんでもないこと言うなぁ!?」
千鳥咲夜:「大きな負荷だな」
黒猫まち:そう言うと、指に雷電を纏わせ凄まじい勢いでノートPCを叩き始めた。
千鳥咲夜:「だが今はおまえのその力が頼りだ。頼む」
黒猫まち:『…………』汗だくだくでキーボードに指を走らせて3分。
黒猫まち:『端末に、潜伏場所、送ったから……』
黒猫まち:『あとは、頼んだわ……』倒れる。
千鳥咲夜:「ああ、任された」
菅原 小町:「……受け取ったよ、オペレーター」
GM:端末には地図が表示され、目的地らしき建物に猫のアイコンがぴこぴこ表示されている。
朝永花月:「ん。任せて!」
千鳥咲夜:「ここは──」地図を確認。示された箇所は──
朝永花月:「……よっし。じゃあ準備万端にしよっか」
GM:指し示した場所は、一般向けの温泉施設。
千鳥咲夜:「──そうだな、おそらく戦闘になるだろう。準備は必要だ」
朝永花月:「二人は武器とか使う感じ?」
千鳥咲夜:「ああ、私はこれを使う」
千鳥咲夜:ぼしゅっ!
千鳥咲夜:無造作に広げた左掌から、刀の切っ先が鮮血と共に現れる。
朝永花月:「えっ今どこから!?手品?」
朝永花月:「いやてか怪我してない!?」
千鳥咲夜:「これも遺産だ」
千鳥咲夜:「──まあ、仕様のようなものだな、そこは」
千鳥咲夜:「慣れれば我慢できる」
千鳥咲夜:=怪我はしている
菅原 小町:「なんの解決にもなってない」
菅原 小町:と、左手の中指・人差し指・親指を、たがいに直角にする。フレミングの左手の法則のポーズ。3本の指を頂点に、電流が三角形を描く。
菅原 小町:「私の武器はこれっ」
朝永花月:「あっ成程そういうやつ。おっけ~」
朝永花月:「んじゃ、ちどりん」
朝永花月:「それ貸して」
千鳥咲夜:「ああ、わかった」
千鳥咲夜:ずるり──と刀身を抜き、少女に手渡す。
千鳥咲夜:簡素な拵の、日本刀。
朝永花月:「わ~重……てか地味だな~待っててね」
朝永花月:「花月様がかわいくしてあげる」
千鳥咲夜:「可愛く?」聞き間違えだろうか、と。繰り返す。
朝永花月:拵に色とりどりのリボンを巻く。マーカーを取り出し、
朝永花月:刀身に直接書き込む。
朝永花月:たくさんのハートマークと、花柄。そして。
朝永花月:剣の愛なのでウンディーネに負けない!とかわいらしい丸文字で。
朝永花月:「いよっし!」
朝永花月:ということで、水晶の剣を使います。対象は雷霆辻風。
朝永花月:シナリオ中の攻撃力を+14してね~
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を5(→ 5)増加 (73 → 78)
千鳥咲夜:やったー! 攻撃力が29になった(`・ω・´)
菅原 小町:「わっ!かわいい」
菅原 小町:そう言って、2人の間に挟まって体を密着させます。
朝永花月:「ん~」そのまま抱き寄せる。
朝永花月:「こまっちにはこれをあげよう」
朝永花月:ぎゅっとする。
菅原 小町:「ぴゃっ!?」
朝永花月:「充電必要なんでしょ?花月からいっぱい貰ってきな?」
千鳥咲夜:「ふむ──」二人に当たらないように、デコレーションされた刀身を観察して。
菅原 小町:「わわわっ!あ、ありがと!だいじょぶ!もうだいじょぶだから!ろうでんしちゃうっ!」
千鳥咲夜:「可愛らしいのか、これは?」よく判らず、問う。
朝永花月:「えー?お気に召さない感じ?」抱きしめる手を強めながら。
朝永花月:「書き直そっか?」
朝永花月:「でもその前にこまっち漏電させてみるから待っててね」
菅原 小町:「ぴゃっ!?!?」
千鳥咲夜:「いや──」
千鳥咲夜:「私はどうにもそのあたりに疎くてな」
千鳥咲夜:「だが込められた想いは受け止められたと思う」
千鳥咲夜:「ありがとう、朝永花月」
朝永花月:「ふふん。じゃあ何よりだ」
菅原 小町:「お、お気に召した!召したから!ぴゃあああああっっっっ」
菅原 小町:目がぐるぐるしてる
千鳥咲夜:「あいにく私は装飾も電気も送れないが」
千鳥咲夜:「皆が無事に帰れるよう、務めさせてもらおう」
朝永花月:「んふふ。期待してっかんね」
千鳥咲夜:一瞬だけ柔和になった表情を、再び引き締めて──


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
GM:次がクライマックスよ
千鳥咲夜:ふむ
千鳥咲夜:なにか大きな買い物があれば
朝永花月:一応照準器だけ狙ってみよ~
千鳥咲夜:支援コンボを花月ちゃんに送ったりすることは可能です。
朝永花月:あっでも無形は使わないから平気!
千鳥咲夜:自分単独なら十台のものなら行けそう。
千鳥咲夜:了解です。
菅原 小町:私も照準器でも狙おうかな
朝永花月:2dx+3>=15
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 2[2,2]+3 → 5 → 失敗

朝永花月:全然ダメ!
菅原 小町:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 9[8,9]+4 → 13 → 失敗

菅原 小町:ぐぐぐ。財産使っても1足りない、、、
朝永花月:ロイスとっとこ 黒猫まち/遺志:○/不安/ロイス
GM:遺志
千鳥咲夜:小町ちゃんもシューターズジャケットかボデマいります?
菅原 小町:あ、じゃあボデマ欲しいです!
菅原 小町:あ、そうじゃん
菅原 小町:10000を超えるために、意志が上がるアイテムを買っては?
朝永花月:誤差
菅原 小町:ww
千鳥咲夜:じゃあ支援コンボを自分に。ボデマ狙います
千鳥咲夜:7dx+9>=12 ボデマ
DoubleCross : (7DX10+9>=12) → 10[1,1,3,7,9,10,10]+10[8,10]+7[7]+9 → 36 → 成功

菅原 小町:すごいの買った
千鳥咲夜:3倍のボデマが買えるw
千鳥咲夜:ロイス
千鳥咲夜:生存者【朝永花月@しっかりしている/◯あまり巻き込みたくはない】を
千鳥咲夜:協力者【朝永花月@◯誠意/あまり巻き込みたくはない】に変更。
千鳥咲夜:で、バックアップ【黒猫まち@◯信頼/自分の身体も気遣ってほしい】を取得。これでロイス6つです。
千鳥咲夜:ボデマを小町ちゃんに渡して、以上。
菅原 小町:ありがとうー!お着換え装備して以上!
GM:はぁい!


■Climax

GM:クライマックスになります。全員登場。
GM:登場侵蝕どぞ
菅原 小町:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 3[3]+68 → 71

朝永花月:朝永花月の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (78 → 85)
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (66 → 69)
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を4(→ 4)増加 (69 → 73)
GM:うん?
GM:なるほど
菅原 小町:さっきの支援分かな
千鳥咲夜:さっき上げるの忘れてましたm(_ _)m<支援コンボのぶん
GM:おけまる


GM:N市・湯処『桶丸水産』
GM:君達は、オペレーターが示した潜伏先と思われる温泉施設に乗り込んでいた。
菅原 小町:「ここって……」
GM:水女のジャームの逃亡を防ぐため、遺産捜索に従事していたエージェントたちに建物周囲を警戒してもらいつつ
千鳥咲夜:「水場でもあり、男女が訪れる可能性も高い。なるほどと言うやつだ」
GM:君達三人が入った温泉施設は、今尚営業中である。
朝永花月:「てか、現在進行系でいるかもしれないってわけか」
朝永花月:「え、でもこれ」
GM:だが、人はいない。代わりに、巧妙に張り巡らされた人払いの権能。
菅原 小町:「うん。気を引き締めて行こうね。……うん?」
朝永花月:「男の人を殺しに来るってことは男湯入らないとってこと……?」
朝永花月:「花月そういうのはちょっと……」
菅原 小町:「っ!?」
千鳥咲夜:「小癪なワーディングをしてくるな」
GM:従業員に一切の違和を悟らせず、自身が隠れる空白地域を作り出しているのだ。
千鳥咲夜:「だがここで騒ぎを起こせば、感づかれて逃げられる可能性がある──か」
GM:そして、その中核たる発信源は大浴場。
GM:ちなみに女湯の方です。よかったね。
菅原 小町:よかった
千鳥咲夜:せーふ
GM:あくまで隠れ家なので
GM:さておき。発信源を辿って歩いていた君達は、その浴場の扉に辿り着く。
GM:当然、客は居ない。しかし、ガラスの曇り具合からみて正常に温泉として機能している様だ。
菅原 小町:「……湯気で、中、見えないや」こそーっと中を覗き込む
朝永花月:「……行こ。どうせもう向こうだって警戒してるはず」
千鳥咲夜:「そうだな──どうやら誘われているらしい」
千鳥咲夜:がらがらとガラス戸を引き開け、浴場の中へと──
GM:では、溢れる蒸気と共に。昏く淀んだ遺産の気配が貴女達を包み込む。
千鳥咲夜:「居るな──間違いなく」
GM:滾々と沸き立つ幾つかの湯船。その最奥に座り込んでいるのは、
菅原 小町:「うん。ビリビリ感じる」
???:「…………!」
???:白衣の少女。稼働する浴場の中に置いても、肌や衣服を濡らす様子はない。
朝永花月:「あっあれ……!」
朝永花月:「あの子!」
菅原 小町:「あの子が、例の……?」
???:それは、彼女が"水"を掌握せし遺産の継承者であることの証左に他ならない。
???:「……また、貴方」
???:「"私"じゃないって言ったのに」
???:「何しに来たの?」
千鳥咲夜:「なるほどな──確かに『遺産所持者』のようだ」
朝永花月:「うん、花月はね、“わたし”じゃない」
朝永花月:「“わたし”じゃないと、あなたのところに来ちゃダメ?」
???:「……ずるい」
朝永花月:「ずる……うん?」
千鳥咲夜:「何がだ?」
???:「私だって、"私"じゃなければ」
???:「あの人を殺さなくて、済んだ」
朝永花月:「……そうなりたくなかったってことか」
朝永花月:「それって」
朝永花月:「今からやめるわけには行かないのかな」
???:「やめたい」
朝永花月:「自分じゃできない?」
???:「できない」
朝永花月:「……そっか、分かった。じゃ、ちゃんと質問に答えられる」
???:「あの日、雨に打たれて、彼を殺めた時から」
朝永花月:「花月はね、あなたを助けに来た」
???:「私は、"私"でしかなくなった」
???:「私は、"私"を増やすことしかできなくなった」
???:「それが、掟だから」
???:「……どうやって?」
朝永花月:「あなたの涙を乾かして」
???:「…………」
朝永花月:「……花月が“わたし”じゃないって知った時」
朝永花月:「あの暗くて冷たい中で、あなたは、少しだけ暖かかった」
朝永花月:「そうじゃないと分かったのに、こっちをまだ見てた」
朝永花月:「それって、期待なんじゃないかって、花月は勝手に思ってるから」
朝永花月:「応えようと思ってるんだ。どう?いい女じゃない?」
???:「……そっ、か」
???:「人避けの魔法も通じないのは、貴女も特別な力を持ってるから、なのね」
朝永花月:「うん。持ってるよ。トクベツな力」
朝永花月:「友情のパワー」
???:「……ありがとう」
???:仄暗い淀んだ瞳より、一筋の水が零れる。
千鳥咲夜:「そうだな、術はあいにく一つしか知らんが──」
千鳥咲夜:「止めたくとも止められないと言うのであれば」
千鳥咲夜:「止めてやろう、私たちが」
???:「でも、でも」
???:「私は、私を止められない」
千鳥咲夜:「案ずるな」
千鳥咲夜:「私は『私』ではない」
千鳥咲夜:「こうした悲劇を、止めることを生業とする者だ」
千鳥咲夜:「まして──」
千鳥咲夜:「皆が『止めたい』と思っているのならば、為せるだろうさ、必ずな」
???:「"私"は、"私"の涙を止めようとする者をきっと許さない」
千鳥咲夜:「気が合ったな──」
???:「これ以上、近づいたら」
GM:彼女の警句に呼応するように、周囲の湯船から水がごぷり、と持ち上がり。
千鳥咲夜:「私は──助けを乞う者を許さないようなやつを、許すつもりはないぞ」
千鳥咲夜:乞う者とそれを許さぬ者は、同一なれど。
千鳥咲夜:それでも違うのだと、断じる。
水女のジャーム:女性の肉体を象りし不定形のジャームが姿を現す。
水女のジャーム:継承者たる彼女を護る様に立ち塞がる。
???:「…………」
???:「ほんとだ、貴女も"私"じゃない」
???:「……じゃあ、貴女は?」
菅原 小町:「―――――私は」
菅原 小町:「―――――“サーキットブレイカー”。流れ出でる流波を止めるモノ」
菅原 小町:「君が望むなら。私たちが、きっと止めてあげるから」フレミングの左手の法則を模した指先から、電流が迸る
???:「……ここにいる"私"に、"私"でありたい者なんて誰もいない」
???:「それでも掟に従うしかなかった」
???:「望んで、いいの?」
菅原 小町:「失くしちゃったんなら、また貯めればいい。――君は、望んでも良いんだ」
???:「………っ」とめどなく流れる涙が、白い服に垂れ落ちる。
???:「……ごめんなさい」
???:「それ、と……ありがとう」
GM:その言葉を最後に、彼女の胸元から何かが浮かび上がる。
GM:現れたのは、小さな純白なる宝石。纏いしは鈍色の威光。
GM:諸悪の根源。遺産"波の乙女の涙"。
GM:己が源流たる伝説性をより広げるため。その妨げとなる者に対して牙を剥く。
千鳥咲夜:「原因が露見したな」
GM:鋭く重い殺意に晒され、君たちのレネゲイドが昂る。
菅原 小町:「……ばか、やろう」
GM:衝動判定です。<意志>難易度9
菅原 小町:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[3,4,8] → 8 → 失敗

菅原 小町:ギャー!
千鳥咲夜:自分に支援コンボしてから、衝動判定
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を4(→ 4)増加 (73 → 77)
千鳥咲夜:8dx+9>=9
DoubleCross : (8DX10+9>=9) → 10[2,2,5,5,5,7,8,10]+10[10]+10[10]+5[5]+9 → 44 → 成功

朝永花月:9dx+1>=9
DoubleCross : (9DX10+1>=9) → 10[1,1,1,2,5,7,9,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

朝永花月:何してんの?
菅原 小町:www
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を2d10(→ 2)増加 (85 → 87)
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を2d10(→ 13)増加 (77 → 90)
菅原 小町:wwww
朝永花月:あっ下振れした
菅原 小町:2www
菅原 小町:2d10+71
DoubleCross : (2D10+71) → 10[6,4]+71 → 81

千鳥咲夜:最低値だ
GM:ダイス運の振れ幅が凄い
千鳥咲夜:「謝るのならば──間に合わなかった私たちだ」
千鳥咲夜:「せめて、感謝の言葉に相応しいことを為さねばな」
千鳥咲夜:改めて、ソレと対峙する。


GM:クライマックス戦闘を開始します。エンゲージは以下。
【エンゲージ】
(『小町』[20]、『花月』[9]、『咲夜』[6])
5m
(『水女のジャーム』×2[12])
5m
(『"波の乙女の涙"』[12])

([]内は行動値)
【勝利条件】
敵全員のHPを0にすること。


◆ラウンド1

GM:-セットアップ-
朝永花月:なし
水女のジャーム:なし
菅原 小町:なし
"波の乙女の涙":なし
千鳥咲夜:ありません
"波の乙女の涙":うそ あったわ
"波の乙女の涙":《活性の霧》《タブレット》《多重生成》対象は味方全員。
"波の乙女の涙":ラウンド中攻撃力+18、ドッジ判定ダイス-2個。

"波の乙女の涙":四大元素の一角たる"水"を手懐ける"波の乙女の涙"。
"波の乙女の涙":溢れかえる程"水"に満ち足りた浴場は、遺産に莫大な地の利を与え。
"波の乙女の涙":堅牢なる要塞にして、容赦なく仇を屠る処刑場へと変貌した。
"波の乙女の涙":そこに、君達は踏み込んでしまった。仇として認められてしまった。
"波の乙女の涙":君達の服や肌は大量の蒸気に触れ、零れ落ちるほどに濡れている。
"波の乙女の涙":普段感じる水のソレよりも、遥かに鈍重に、君達に圧し掛かっている。
"波の乙女の涙":重く。重く。重く。重く。重く。重く。重く。重く。
"波の乙女の涙":強靭無比なるオーヴァードであれば、立ち続けることはできるかもしれない。
"波の乙女の涙":だが、それだけで終わるはずもなく。

菅原 小町:(服が水を吸って……!重っ……)
千鳥咲夜:「なるほど──領域型だな、確かに」
朝永花月:「てか熱っつ……!」
千鳥咲夜:濡れた黒セーラーの布地が、べたりと肌に纏わりつく。
朝永花月:「これキツう……!」滝のように流れる汗を拭う。
菅原 小町:「あーもう!服脱ぎたい!って、来るよ、みんな!」
千鳥咲夜:こちらの動きを阻害してきた。定石であれば次は──
千鳥咲夜:「ああ、気をつけろ!」

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値20 小町ちゃん……の前に
水女のジャーム:《加速する刻》
水女のジャーム:先に行動させてもらうぜ!
水女のジャーム:ジャームA、B共に同一の動きなので一斉に行動、判定します。
千鳥咲夜:おお、ふたりとも。了解です。
菅原 小町:ぴゃああ
水女のジャーム:マイナーなし
水女のジャーム:メジャー《痛みの水》射程:視界/放心付与
水女のジャーム:対象はそれぞれ花月ちゃん、咲夜ちゃん!
水女のジャーム:6dx ⇒花月ちゃん
DoubleCross : (6DX10) → 10[2,4,4,10,10,10]+7[2,3,7] → 17

水女のジャーム:6dx ⇒咲夜ちゃん
DoubleCross : (6DX10) → 10[1,2,3,4,10,10]+6[5,6] → 16

朝永花月:ドッジ!
朝永花月:4dx>=17
DoubleCross : (4DX10>=17) → 7[2,3,7,7] → 7 → 失敗

千鳥咲夜:く、最低ダメージ19はつらい。ドッヂ
千鳥咲夜:6dx+1>=16
DoubleCross : (6DX10+1>=16) → 9[1,3,5,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

GM:服が濡れてるからね、しょうがない
水女のジャーム:2d10+24 ⇒花月ちゃん
DoubleCross : (2D10+24) → 19[9,10]+24 → 43

水女のジャーム:2d10+24 ⇒咲夜ちゃん
DoubleCross : (2D10+24) → 8[5,3]+24 → 32

水女のジャーム:装甲有効!そして放心も付与!
千鳥咲夜:32-12で20ダメージ。残りHP10に 放心もらいます。判定ダイス-2
朝永花月:殺意高すぎ!
朝永花月:リザレクト!
朝永花月:朝永花月のHPを1d10(→ 10)に変更 (31 → 10)
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を10(→ 10)増加 (87 → 97)
GM:OK。演出~

水女のジャーム:足元の湯船より水を汲み上げ、己が巨躯を膨らませていく。
水女のジャーム:遺産に仇なす眼前の敵を屠るため、形造ったのは巨大な水の羽。
水女のジャーム:全身を重く縛り上げられた君達をあざ笑うかのように。
水女のジャーム:その体躯を圧潰せんと、容赦なく叩き付ける!
千鳥咲夜:「くっ──」
朝永花月:「んんっ……!」
千鳥咲夜:水の羽に蹂躙され、全身をしとどに濡らす。
朝永花月:「げほっ、ごほっ……!」
千鳥咲夜:水圧で衣服が捩り捲れ、さらに動きを束縛されて──
千鳥咲夜:「変幻自在というやつか、厄介だな──」
千鳥咲夜:それでもなお、倒れること無く敵を睨みつける。
朝永花月:叩きつけられ、ビショビショの床に横たわる。
朝永花月:「えほっ。最悪……!」
朝永花月:身体を震わせながら、よろよろと起き上がる。
朝永花月:「せっかく乾かしたのにさ……!」

GM:-イニシアチブ-
GM:今度こそ行動値20 小町ちゃんの手番!
菅原 小町:はーい!
菅原 小町:マイナーで《シャイニングアーム》+《ロケットアーム》
菅原 小町:81→84
菅原 小町:メジャー。《コンセントレイト(ハヌマーン)》+《電光石火》+《鉄風乱舞》
菅原 小町:水のジャームAを攻撃します
菅原 小町:14dx8+4
DoubleCross : (14DX8+4) → 10[2,3,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9,9,9]+10[1,3,4,5,5,7,10]+3[3]+4 → 27

菅原 小町:リアクションどうぞ!
菅原 小町:84→92
水女のジャーム:《イベイジョン》15で命中!
菅原 小町:ではダメージ
菅原 小町:3d10+1d10+18
DoubleCross : (3D10+1D10+18) → 14[6,6,2]+6[6]+18 → 38

菅原 小町:諸々有効です
水女のジャーム:ぐえぇ
水女のジャーム:ジャームA落ちます!蘇生無し!
菅原 小町:やった!
千鳥咲夜:やったー!
GM:演出どぞ

菅原 小町:びしゃびしゃに濡れた床タイルに手を翳す。
菅原 小町:「ここが水場で良かったよ。『回路』を繋ぎやすい」
菅原 小町:いつものフレミングの左手の法則を模した指先から零れる電流。その電流が、地面を走る!
朝永花月:「えっちょっと、花月たちは――!?」
菅原 小町:「心配ご無用!」
千鳥咲夜:「心得た」
菅原 小町:ハヌマーンシンドロームの特性により、空気の壁で絶縁体を作っている!指向性のある電流回路の作成こそ、菅原小町の本領だ
千鳥咲夜:無用との言葉を信じ、意にもかけない。
菅原 小町:電流は、水ジャームAにのみその手を伸ばしていくぞ
水女のジャーム:「────────」
水女のジャーム:放たれた電撃が、巨躯を貫き弾き飛ばす。
水女のジャーム:それは、遺産に縛られた"私"達を呪縛から解き放つかのように。
水女のジャーム:最期はただの水に戻って、湯船に余すことなく零れ落ちた。
菅原 小町:「どう?シビれたでしょ?」パチチっと、再び指先に火花を舞わせながら。
朝永花月:「おおーっ!」
朝永花月:「やるね、こまっち!」
"波の乙女の涙":その様子を、継承者たる少女の昏く淀んだ深海の目が捉え。
菅原 小町:「へっへっへー!」ピースサイン!いや、フレミングの左手の法則サイン!
千鳥咲夜:「次が来るぞ!」
千鳥咲夜:警戒の声を飛ばす。
"波の乙女の涙":胸元の宝石が、一層光を強めた。

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値12 まずは"波の乙女の涙"から
"波の乙女の涙":マイナー《オリジン:レジェンド》
"波の乙女の涙":メジャー《雨粒の矢》《シングインザレイン》対象:シーン(選択)/射程:視界
"波の乙女の涙":対象はPC全員!
"波の乙女の涙":6dx+16
DoubleCross : (6DX10+16) → 8[2,3,4,6,8,8]+16 → 24

菅原 小町:リア不!
千鳥咲夜:ドッジ!
千鳥咲夜:4dx+1>=24 ※放心修正済み
DoubleCross : (4DX10+1>=24) → 8[3,3,4,8]+1 → 9 → 失敗

朝永花月:4dx>=24 ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=24) → 10[4,5,6,10]+4[4] → 14 → 失敗

千鳥咲夜:ダメ
"波の乙女の涙":3d10+46
DoubleCross : (3D10+46) → 25[9,8,8]+46 → 71

菅原 小町:殺意高くない?
"波の乙女の涙":装甲有効、71点!
千鳥咲夜:12防ぎますが戦闘不能。リザレクト!
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (90 → 94)
菅原 小町:えーと、さっきの電光石火のダメージを払って
菅原 小町:24-1d10
DoubleCross : (24-1D10) → 24-1[1] → 23

千鳥咲夜:HPが4に
菅原 小町:で、当然死ぬのでリザレクト
菅原 小町:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

菅原 小町:HP3で復活
朝永花月:リザレクト!
朝永花月:朝永花月のHPを1d10(→ 10)に変更 (10 → 10)
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を10(→ 10)増加 (97 → 107)
GM:演出~

"波の乙女の涙":水は、目の前の物をありのままに映し出す鏡。
"波の乙女の涙":水を掌握せし遺産にとって、その性質すらも己が手中。
"波の乙女の涙":前方に人間大の水円を形成し、君達に向ける。
"波の乙女の涙":映し出された姿は――――"サーキットブレイカー"。
"波の乙女の涙":昏く淀んだ瞳を除いて、瓜二つの彼女がそこに居る。
菅原 小町:「ぴゃっ!!わ、私!?」
朝永花月:「こまっち……?」
千鳥咲夜:「なにっ!?」
"波の乙女の涙":"右手"の指で法則を形取り、前方へ向けると。
"波の乙女の涙":灰色の電撃が放たれ、君達を貫かんと疾走する!
菅原 小町:「ぎっ……!」
千鳥咲夜:「がっ!」
千鳥咲夜:びくんっ──
千鳥咲夜:濡れた身体を電流が迸り、全身が硬直する。
朝永花月:「えっや……ああああっ!?」
千鳥咲夜:「なるほど、朝永花月の心配も最もだな……」濡れた額に、脂汗を浮かべながら。
朝永花月:「あぐっ……うううう……!」
千鳥咲夜:「先程も制御していなければ、こうなったと言うことか──」
菅原 小町:体内を駆け巡る電流に身を焼かれ、大きく吹き飛んでいる
千鳥咲夜:がくんと脚から力が抜け、片膝をついて──
"波の乙女の涙":「……ほら、やっぱり、辛そう」遺産の背後に佇む少女が、吐き捨てる様に。
"波の乙女の涙":「"私"を、止めるなんて……」

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値12 水女のジャームBの手番
水女のジャーム:先ほどと同じコンボで
千鳥咲夜:しゃー、こいおらー
水女のジャーム:対象は……なんか凄い殴ってほしそうな咲夜ちゃん!
菅原 小町:ww
水女のジャーム:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 9[2,4,6,7,9,9] → 9

水女のジャーム:《妖精の手》
水女のジャーム:1dx+10
DoubleCross : (1DX10+10) → 3[3]+10 → 13

水女のジャーム:流石にコンセなしだと微妙……これでいきます
千鳥咲夜:ガード。
水女のジャーム:2d10+24
DoubleCross : (2D10+24) → 19[10,9]+24 → 43

千鳥咲夜:戦闘不能。リザレクト!
千鳥咲夜:千鳥咲夜の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (94 → 100)
千鳥咲夜:HP6に!
GM:演出~

水女のジャーム:電撃を喰らい、地に膝を付く千鳥咲夜に目がけて
水女のジャーム:その巨躯を再び歪ませ、水の羽を振りかざし押し潰す!
千鳥咲夜:がんっ!
千鳥咲夜:水流で殴打された額が割れる。
千鳥咲夜:つーっと一筋、赤い血が流れ──
千鳥咲夜:「辛くないかと問われれば、辛いな」
千鳥咲夜:「痛いかと問われれば、痛いだろう。だが──」
千鳥咲夜:己が脚を鼓舞し、立ち上がり。
千鳥咲夜:「それは──諦める理由にはならん」
"波の乙女の涙":「……」その様子を、ただ眺めるだけの少女。
"波の乙女の涙":だが、心に小さな光が点ったことを自覚し、戸惑いながらも。
"波の乙女の涙":「……じゃあ、見せて、よ」

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値11 花月ちゃんの手番!
朝永花月:はい!
朝永花月:マイナー『焼却者の手』:《原初の黒:ポルターガイスト》。
朝永花月:対空ミサイルを選択。攻撃力を+31。
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を6(→ 6)増加 (107 → 113)
朝永花月:メジャー『絵描きの丸』:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
朝永花月:"波の乙女の涙"を攻撃。
朝永花月:11dx7
DoubleCross : (11DX7) → 10[1,2,4,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[3,5,5,6,10,10,10,10]+10[5,5,6,9]+1[1] → 31

菅原 小町:《消失する天使》
菅原 小町:達成値を+9
朝永花月:わーい!
朝永花月:40です!
菅原 小町:95→99
千鳥咲夜:これが──友情パワー!
"波の乙女の涙":《イベイジョン》20!命中よ!!
朝永花月:ではダメージ!
菅原 小町:あ、じゃあその前に
菅原 小町:キリングハウスの効果を使用します。攻撃力に+9してください
千鳥咲夜:やったー!
朝永花月:わ~い
朝永花月:4d10+5+16+15+16+9 装甲有効
DoubleCross : (4D10+5+16+15+16+9) → 25[6,1,10,8]+5+16+15+16+9 → 86

朝永花月:どーよ!
菅原 小町:つよいww
千鳥咲夜:でかいぜ!
"波の乙女の涙":わぁ……
菅原 小町:達成値40だから、もう1d10だぜ
朝永花月:あっごめんもう一個あった
千鳥咲夜:さらにどん!
朝永花月:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 2[2]+86 → 88

朝永花月:88です!
千鳥咲夜:すえひろがり
"波の乙女の涙":い、生きてはいる!死にかけだけど!
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を6(→ 6)増加 (113 → 119)
朝永花月:やるねっ!
GM:演出~

朝永花月:ポシェットから何本ものペンを取り出す。
朝永花月:キャップを一気に外して、振る。
朝永花月:空中に色彩の輝線が舞う。
朝永花月:蒸気に反射して、虹を描く。
朝永花月:「行って!」ペンを投げ放つ。
朝永花月:それは空中で軌道を変え、インクを噴出するようにして規則正しく空中を踊る。
朝永花月:鋭角に曲がり、包囲して。殺到。色とりどりの小爆発が起きる。
朝永花月:青。淡青。黄。淡朽葉。紅。紅。
朝永花月:日用品に色彩を与え、力を高める。
朝永花月:陰影を作るための光をもたらす、異彩のウロボロス。
朝永花月:残滓の虹の中で仁王立ちする。「ぶいっ」
"波の乙女の涙":煌びやかな虹彩が、遺産の放つ灰色の光を染めあげていく。
朝永花月:「どう?見れた?」
朝永花月:「可愛いでしょ」
"波の乙女の涙":透明無垢たる"水"にあるまじき七色の輝きは、確実に遺産の持つ権能を削り落とした。
"波の乙女の涙":「…………」その様子を、目をまん丸くして。
朝永花月:その煌めきは、普段より遥かに鮮やかに。
朝永花月:あるいは、菅原小町の権能。指向性の制御。
朝永花月:ただ一人に向けた色彩として。

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値5 咲夜ちゃんの手番!
千鳥咲夜:はい。ではオートアクションで雷霆辻風を準備。
千鳥咲夜:メジャー一閃/コンセ で全力移動して白兵攻撃を。対象水女のジャームB
水女のジャーム:こいや!!
千鳥咲夜:判定前にコンボ、援護の風とウインドブレスで判定にバフを
千鳥咲夜:結果として判定値は11dx7+2です いくぜ!
千鳥咲夜:11dx7+2
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[3,4,4,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[1,3,8,8,10,10]+10[1,2,8,8]+5[2,5]+2 → 37

水女のジャーム:《イベイジョン》15で命中!ダメージどうぞ
朝永花月:攻撃力は100%超えて+16だよっ
千鳥咲夜:おお! では──
千鳥咲夜:4d10+15+16 装甲有効
DoubleCross : (4D10+15+16) → 21[4,9,5,3]+15+16 → 52

千鳥咲夜:52点の装甲有効
水女のジャーム:……落ちます!蘇生無し!
千鳥咲夜:代償でまず侵蝕率が108に。煩悩の数。
千鳥咲夜:ではちょいと演出を。

千鳥咲夜:「熾きろ──雷霆辻風!」
千鳥咲夜:ざしゅっ!
千鳥咲夜:湯煙の中、鮮血が迸る。
千鳥咲夜:声に応じ、左肘から刀の切っ先が、そして左の掌から刀の柄が現れる。そして──
千鳥咲夜:「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
千鳥咲夜:文字通り『身を裂い』て、『雷霆辻風』を抜刀する!
千鳥咲夜:たんっ!
千鳥咲夜:そしてその身に風を身にまとい──
千鳥咲夜:纏わりつく水を、置き去りにして──
千鳥咲夜:「せぇぇぇぇぇぇいっ!」
千鳥咲夜:すり抜けざま、巨大なジャームの胴体を横薙ぎに斬りつける!
水女のジャーム:「────────」
水女のジャーム:澱みなく振り流れた一閃は、完膚なきまでに水を断ち切る。
千鳥咲夜:「露払いと言うやつだ、あとは──」
水女のジャーム:鍛えられた刃、優れた剣術には魔を払う力が宿る。
水女のジャーム:遺産に縛られた"私"達が解き放たれ、ただの水となり湯船に叩き付けられた。
"波の乙女の涙":「……す、ごい」
"波の乙女の涙":「まさか、本当に……?」
千鳥咲夜:「言っただろう」
千鳥咲夜:「諦める理由にはならん、と」

GM:-クリンナップ-
菅原 小町:なし
千鳥咲夜:放心を回復します。
GM:諸々が解除。


◆ラウンド2

GM:-セットアップ-
菅原 小町:なし
千鳥咲夜:ありません
"波の乙女の涙":《活性の霧》……だけでいいや、対象自分。
"波の乙女の涙":ラウンド中攻撃力+18、ドッジ判定ダイス-2個。以上
朝永花月:ないよっ

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値20 小町ちゃん!!
菅原 小町:はい!
菅原 小町:マイナーで《ロケットアーム》
菅原 小町:ロケットアームってラウンド持続だったの知らなかったよ
菅原 小町:99→100
菅原 小町:メジャー。《コンセントレイト(ハヌマーン)》+《電光石火》+《鉄風乱舞》
菅原 小町:対象は涙ちゃん!
菅原 小町:16dx7+4
DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,5,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,5,5,6,6,8,8]+2[1,2]+4 → 26

"波の乙女の涙":《イベイジョン》20!命中!
菅原 小町:ではダメージ!
菅原 小町:3d10+18+1d10
DoubleCross : (3D10+18+1D10) → 11[6,1,4]+18+6[6] → 35

菅原 小町:諸々有効
"波の乙女の涙":ひぃい
千鳥咲夜:どうだ!
"波の乙女の涙":累計123……!
"波の乙女の涙":死亡!蘇生無し!
菅原 小町:ヤッター!
千鳥咲夜:やったー!
朝永花月:ワオワオ!
GM:トドメ演出どうぞ!

菅原 小町:「そうだよ!私たちは、絶対に諦めない!」
菅原 小町:「君を、救うことを!諦めてなんかやらない!」
菅原 小町:帯状の光が走り、円を描く。それは、"波の乙女の涙"と菅原小町を結ぶように。
菅原 小町:回路が繋がる。"波の乙女の涙"と菅原小町の想いが繋がる。
菅原 小町:法則を模した左手を翳すと、光の回路に導かれるように電流が迸る!
"波の乙女の涙":「…………っ!」少女の意志とは関係なく、紫電の光槍を阻もうと。
"波の乙女の涙":遺産たる宝石が再び水円を作り、"サーキットブレイカー"を映し出す。
"波の乙女の涙":右手より放たれた迅雷が、回路を断ち切らんとして……
"波の乙女の涙":────水鏡ごと、砕かれる。
千鳥咲夜:ちらり、と。刀身に目をやる。
"波の乙女の涙":罅は宝石その物に波及し。
千鳥咲夜:力強く丸っこい文字で、『剣の愛なのでウンディーネに負けない!』と書かれた刀身を。
千鳥咲夜:はたして愛に勝ち負けはあるのだろうか?
"波の乙女の涙":輪郭を揺らがせ、ただの水へ還ろうとしている。
千鳥咲夜:千鳥咲夜には、判らない。
千鳥咲夜:歪んだ愛の自覚がある、ともすれば、他から見ればこの愛は最初から負けているのかもしれない。
千鳥咲夜:しかし──
千鳥咲夜:剣の愛なればこそ、判ることがある。
千鳥咲夜:この悲劇を看過することは、我が担い手(愛する者)の笑顔に繋がらぬと言うことを。
千鳥咲夜:故に──
千鳥咲夜:「愛が多様なことは知っている。しかし──」
千鳥咲夜:「己が愛の形を他者に強いるのは、どうかと思うぞ。“波の乙女の涙”?」
千鳥咲夜:その愛を認め、その行いを否定する。
朝永花月:「……」
朝永花月:「……本当はね、花月、心のどっかで」
朝永花月:「それ壊したら、みんな戻ってきて」
朝永花月:「水に流せちゃえないかなって思ってた」
朝永花月:「……だけど」流れ行くその姿を見て。
朝永花月:「そんなハッピーなお話じゃないよね、ウンディーネ……」
千鳥咲夜:「覆水盆に返らず、だな。だがそれでも──」己が身体に刀を納め──
朝永花月:輪郭が崩れ行く彼女に、飛び込む。
"波の乙女の涙":「……!」
千鳥咲夜:「止めてやることは──できた」
朝永花月:全身が水に飲み込まれ、世界が遠ざかっていく。
朝永花月:灰色の深海にただただ沈んでいく様な感覚。
"波の乙女の涙":「……なに、してるの」
"波の乙女の涙":「この海は、"私"が作り出した心象領域」
"波の乙女の涙":「早く、出ないと────」
朝永花月:「ちゃんと答えたくって」
朝永花月:「花月はね。"私"じゃない」
"波の乙女の涙":「…………」
朝永花月:「花月、まだちゃんと恋なんてしたことないし、まして、恋した人に嫉妬したこともない」
朝永花月:「この先どうなるかはわからないけどね。ただ」
朝永花月:「そうなるかもしれないって気持ちは、分かる」
朝永花月:「花月は、“私”じゃないけど」
朝永花月:「あなたの友達にはなれる」
"波の乙女の涙":「……とも、だち」
"波の乙女の涙":「ふふ、変なの」
朝永花月:「うんっ」寒く暗い海の中、にっと笑って。
"波の乙女の涙":「……ありがとう」
"波の乙女の涙":「それと……やっぱり、ずるい」
朝永花月:「うん?何がさ?」
"波の乙女の涙":「きっと、貴女は素敵な恋をする」
"波の乙女の涙":「"私"じゃないのだから」
朝永花月:「……そうかな。そうだといいな」
"波の乙女の涙":「ええ、だから」どん、と。花月ちゃんを海から突き飛ばす。
"波の乙女の涙":「こっちにきちゃ、だめ」
朝永花月:「あっ……」
GM:──────ざぱん。
GM:先日と同様、再び床に叩き付けられ。
GM:少女の肉体、そして人格と権能を与えていた遺産なる宝石は。
GM:ただの水へと還った。
朝永花月:ビシャビシャに濡れたまま、床に転がる。
千鳥咲夜:「優しいやつだな、朝永花月は──」その背中に、声がかかる。
千鳥咲夜:「イリーガルとしてはどうかと思うので転職を薦めておく。だが──」
千鳥咲夜:いつもの仏頂面で告げてから──
千鳥咲夜:「人としてのオマエに、敬意を」
千鳥咲夜:少しだけ、微笑んだ。
菅原 小町:「花月ちゃん。寝そべってたら風邪ひいちゃうよ」
菅原 小町:「立てる?」そう言って、手を刺し伸ばす
朝永花月:「……ん」手をのばす。
菅原 小町:その手を引っ張り、立ち上がらせる。そのまま
菅原 小町:花月ちゃんの胸に、こつんと額をぶつける。
菅原 小町:「ちょっとだけ。ちょっとだけ、胸貸して……。これは、」
菅原 小町:「これは、ただの充電行為だから。……ぐすっ」雫がポタリと地面に落ちた。
朝永花月:「あはは。ワガママ娘だな~こまっちは」
朝永花月:「花月様が無料で貸し出ししたげるから。お~よしよし」
朝永花月:「……終わったらさ」
朝永花月:「花月にも貸してよ」
GM:──────戦闘終了。PCの勝利です。


■Backtrack

GM:ばっくとらーっく
【E:波の乙女の涙】《蝕む声》判定の達成値+9999(オリジナルロイス)
【E:超越活性】《オリジン:レジェンド》Lv+2
GM:Eロイスは2個!いつもの手順で振ってもいいよ!
菅原 小町:ふらなーい
千鳥咲夜:今回はなしで。
菅原 小町:バックトラックの前に、さっきの戦闘の浸食が100→108
朝永花月:振ります~
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を2d10(→ 12)減少 (119 → 107)
朝永花月:1倍ぶり。
朝永花月:朝永花月の侵蝕率を6d10(→ 41)減少 (107 → 66)
朝永花月:ゴリっと減ったな……
千鳥咲夜:残ロイス5 1倍振り
千鳥咲夜:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-14[3,3,2,4,2] → 94

菅原 小町:残りロイス5個。1倍降り
千鳥咲夜:こわっ!(汗)
朝永花月:4点です~
菅原 小町:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-24[1,9,3,3,8] → 84

菅原 小町:5点!
千鳥咲夜:でも侵蝕率94で帰還。
千鳥咲夜:5点
GM:全員帰還!!おかえりなさ!!
千鳥咲夜:やったー!
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロイス2点
GM:12+侵蝕点が経験点になります
菅原 小町:17点!
朝永花月:16点です~
千鳥咲夜:17点
GM:GMは17点かな
GM:良く火を通してから食べてね
千鳥咲夜:もぐもぐ、頂きます。
菅原 小町:いただきまーす!
GM:ではED~~
朝永花月:おいし~


■Ending

GM:君達は遺産"波の乙女の涙"の破壊に成功し、無事に事件を収束させることができた。
GM:白衣の少女は、身体こそ最初の被害者であるものの、
GM:その人格は継承時に消滅しており、実際には遺産のRBとしての人格的側面が宿ったものだった。
GM:彼女が齎した結果は全てが水に還った。
GM:だが、彼女が朝永花月を海から突き飛ばした時、誰にも見せなかった、その表情は……
GM:────閑話休題。
GM:事件の事後報告を纏めるため、君達は温泉の検証を行おうとしていたが
GM:想像以上に建物への被害が大きく、時間が掛かっていた。
GM:しかし先日、ようやく営業の復旧と共に検証も完了し。
GM:その慰労も兼ねてか、君達は温泉でゆっくりと団らんすることにしていた。
菅原 小町:「温泉温泉~」
菅原 小町:露店風呂に浸かりながら、両手を天に向けて伸びをしている
黒猫まち:「ふあぁ……入院明けの湯が身体に染みますなぁ~~」
黒猫まち:ぐだ~~っと、へりに頭を横たえて浸っている。
千鳥咲夜:「ふう……」石鹸で髪を洗い終え、湯船へと浸かる。
朝永花月:「こまっち大丈夫?傷染みたりしないの?」
千鳥咲夜:「案ずるな。打ち身、擦り傷に効くらしいぞ、ここの湯は──」
千鳥咲夜:すらりと長い手脚を伸ばし、身体をほぐす。
千鳥咲夜:「朝永花月は、もう身体はいいのか?」
黒猫まち:「それはそれとして、めっちゃしみそう」
千鳥咲夜:そう問う少女の白い身体には、新旧問わずの傷跡が、ほんのり桃色となって浮かび上がっている。
朝永花月:「花月は別に外傷ある感じじゃなかったしねい」
朝永花月:「体力使っただけでさ」
菅原 小町:「めっちゃがんばってたもんね、花月ちゃん」
千鳥咲夜:「そうだな──朝永花月は一番の功労者だ」
朝永花月:「まあね」特に謙遜することはない。
朝永花月:「頑張らせてもらいましたっ」
菅原 小町:「でかしたっ!ほめてしんぜよう」
菅原 小町:「褒美に充電する権利をあげよう」
朝永花月:「それこまっちがしたいだけでしょ~?」
千鳥咲夜:微笑ましく、二人の少女を見やる。
菅原 小町:「あははっ。バレた~?そのとーおーりっ」と、千鳥さんにピッタリくっつこう
千鳥咲夜:「そう言えば、約束していたな──」
千鳥咲夜:「任務も無事終わった」
千鳥咲夜:「今なら直で、充電とやらもしやすいだろう。私は構わないぞ」
菅原 小町:「う、受け入れられた」
千鳥咲夜:接触した肌から、湯で幾分上昇した体温が伝わってくる。
千鳥咲夜:「? 希望したのは菅原小町だろう?」
千鳥咲夜:きょとん、と。
菅原 小町:「いや、そうだけど。なんか、その反応は違うぢゃんっ……」
朝永花月:「嫌がってほしいってこと?」
菅原 小町:「そ、そういう訳じゃないけどさ……っていうか、それ、私が特殊性癖の人みたいぢゃん」
千鳥咲夜:「む──なかなか要望が高いな。望みながらそれを否定されることを求めるのか」
千鳥咲夜:「だが約束だからな、望むなら、善処しよう」
菅原 小町:「咲夜ちゃん、尽くすタイプだね……従順……」
千鳥咲夜:「朝永花月も菅原小町も好ましいからな」
千鳥咲夜:「好ましいやつらの望みはなるべく叶えてやりたい。無論、限度はあるが」
菅原 小町:「望み、か」
菅原 小町:足を伸ばして天を仰ぐ
千鳥咲夜:「ああ──」
千鳥咲夜:隣で同じように、再び脚を伸ばして──
朝永花月:真似て足を伸ばす。
黒猫まち:「……色々とあったみたいだけど」
朝永花月:大きく伸びをする。胸の張りが強調される。
黒猫まち:「何だかんだ丸く収まったみたいで良かったねぇ」
千鳥咲夜:「そうだな──」
千鳥咲夜:「やれるべきことはやれた──と考えたいな」
菅原 小町:「そうだね……丸く……むぅ……」花月ちゃんの張りのある胸部を見る
菅原 小町:千鳥さんとまちちゃんの胸部も順に見比べる
黒猫まち:「慎ましやかにも需要はあるらしいですぜワークス支部長」
菅原 小町:「こ、こいつ……!勝ち誇った目を…!」
朝永花月:「ん~?どした?」
菅原 小町:「ぜ、絶対的強者…!」
黒猫まち:「ちゃんこまが胸の大きさを気にしてる」
菅原 小町:「オブラートに包め!」
千鳥咲夜:「なるほど」
菅原 小町:「納得した!?」
千鳥咲夜:「気にするやつは多いと聞く」
朝永花月:「そうなん?」
千鳥咲夜:自分の胸を図るように覆って──
朝永花月:「てか別に花月もフツーだと思うけど……」
千鳥咲夜:「ああ、同じような目をした友を、少なくとも一人知っている」
菅原 小町:「普通が一番得難いものなの!日常と一緒!」
千鳥咲夜:「それには同感だな──普通は何よりも得難い」
朝永花月:「ん~。まあそうかもだけどさ……」
千鳥咲夜:「なにか言いたげだな、朝永花月?」
千鳥咲夜:咎めた訳ではなく、シンプルに言葉を受け止めて。
朝永花月:「いやなんというかさ」
朝永花月:「実際男の人ってどんくらいがいいんだろ?」
朝永花月:「大きいほどいい感じなのかな」
菅原 小町:「そっ……それは確かに……」
千鳥咲夜:「大は小を兼ねる──と言うからな」
菅原 小町:「じゃあやっぱり大きい分だけ良いのかな」
黒猫まち:「限度ってもんはあるんじゃにゃいかなぁ流石に……」
千鳥咲夜:「それも然り、だな」
黒猫まち:「あとは……小さいのは、形がどうのこうのじゃなくて」
黒猫まち:「小さいことを気にする姿がいとおかしって聞いたことある」
千鳥咲夜:「好いた惚れたはよく判らんが──」
菅原 小町:「だ、誰のこと言ってんだ!」
朝永花月:「はは~。なるへろ?」
千鳥咲夜:「胸などオマケにすぎんだろう。そうなってしまえば」
千鳥咲夜:「不特定多数に好かれたいと言うのならば、違うかもしれんが」
朝永花月:「好きになったら関係ないってこと?」
千鳥咲夜:「ああ、少なくとも私が知っている恋をしているやつらは──」
千鳥咲夜:「外見だけではなく、その人そのものを好いて、恋をしているのだと私は受け止めている」
黒猫まち:「胸が決定打になる恋、秒でご破算になりそうだもんね」
朝永花月:「それは……そうかも……」
菅原 小町:「まあ、うん。それは……分かる」
朝永花月:「じゃあれかな~やっぱ」
朝永花月:「まずいい人見つけなきゃだ」
黒猫まち:「それはそう」
菅原 小町:「それな~」
千鳥咲夜:「そうだな、恋はいいものらしいぞ」
朝永花月:「他人事みたいな……」
菅原 小町:「1番の当事者なのに」
千鳥咲夜:「私はそのあたりをすっとばしてしまったらしくてな」
千鳥咲夜:「なので恋は良くわからん。愛は──自分なりのではあるが、なんとなく理解している」
千鳥咲夜:思い起こすように、目を閉じて──
黒猫まち:「恋が理解出来たらそれこそ人生つまんないぜ」
菅原 小町:「まずは、理解を深めるためにも。やっぱりいい人見つけなきゃな~」
朝永花月:「全部返ってくんねこれ」
黒猫まち:「そりゃそう。だって誰も経験者がいないんだもん」
千鳥咲夜:「確かに、堂々巡りだな」
朝永花月:「うん、でもさ」
朝永花月:「花月、見つけっからね」
朝永花月:「約束したもん」
黒猫まち:「ひゅ~~」
黒猫まち:「頑張れ若人!!」
菅原 小町:「力強い宣言」
菅原 小町:「まぁ」
千鳥咲夜:「そうだな──」と、力強い少女の言葉に柔らかな表情を見せて。
菅原 小町:「花月ちゃんなら。きっといい人が見つかるよ。私が保障する」
千鳥咲夜:「のぼせる前に──私からもひとつ朝永花月に」
朝永花月:「うん?」
千鳥咲夜:「救ってくれたことに、感謝を」
千鳥咲夜:「オマエは止めるだけでなく──」
千鳥咲夜:「彼女たちだけではなく、『彼女』をも救ってみせた」
千鳥咲夜:「その行いに、改めて──だ」敬意を以て、静かに頭を垂れる。
朝永花月:「んー。花月が勝手にやっただけだよ?」
千鳥咲夜:「それでも──だ」
朝永花月:「もしかしたら、何も言わずに倒したほうが、良かったのかもしれない」
朝永花月:「だけどやりたいからやった。そのことは感謝されるようなことじゃないよ」
千鳥咲夜:「そうかもしれん。だが、そうでないかもしれん」
朝永花月:「それより、手伝って、助けになったことを感謝して欲しいな~?」
朝永花月:「そっちのほうが嬉しい。友達としてはね」
千鳥咲夜:「そうか──」
千鳥咲夜:「やはり好ましいやつだな、花月は」
千鳥咲夜:改めて、親しいものだけに見せる柔和な表情で告げる。
朝永花月:「ふふん。よろしいっ」
菅原 小町:「私からも。ありがとねっ、花月ちゃん」
朝永花月:「こまっちは何に~?」
菅原 小町:「うーん。色々あって迷っちゃうけど」
菅原 小町:「私と、友達になってくれたことに、かな」と、ぎゅーっと抱き着きます
菅原 小町:「これは」
菅原 小町:「充電行為……じゃなくて。友人としての感謝のぎゅーっだから」
朝永花月:「ん。じゃあぎゅーっ」
菅原 小町:「ぎゅーっ」
千鳥咲夜:「ふぅ──」微笑ましく、その様子を眺めて──
朝永花月:「わ~肌キレー」
朝永花月:ぺたぺた。
菅原 小町:「ぴゃっ!?」
黒猫まち:「初々しいなぁ若人……」
千鳥咲夜:「そうだな、いいことだ」
千鳥咲夜:実稼働年数一桁歳が、感慨深く告げる。
菅原 小町:「ちょ、ちょっ、花月ちゃん?そこは、んっ、こ、こらっ、やめっ、ちょっ、んぁっ、も、もう!」
朝永花月:「ふふーん。よいではないか~」
菅原 小町:「手、わきわきしてる!?」
黒猫まち:「急に治安が悪化してきた」
菅原 小町:「そ、そこの2人!見てないで、助けて~っ!!」
朝永花月:「そうだよ!見てないで助けて!」
朝永花月:「花月を!」
黒猫まち:「え~~じゃあ、加勢しちゃおっかなぁ~~」
千鳥咲夜:「難問だな、だが──」ざばっと、湯船から上がって。
千鳥咲夜:「トモダチの頼みだ、善処しよう」
黒猫まち:がら空きの背後から背中をぺたぺた。
千鳥咲夜:そちらに向かう表情は、いつもの仏頂面。
千鳥咲夜:しかし、ほんの少しだけ、どこか楽しげな──
朝永花月:「ねこまっち?花月じゃなくてね?」
黒猫まち:「私はどちらかというとね~~」
菅原 小町:「オッケー、オペレーター。そのまま花月ちゃんを押さえつけて」
黒猫まち:「攻めに回ってる方を分からせる方が好き!!」
菅原 小町:「歪んでるなぁ」
菅原 小町:「でも」
黒猫まち:小町ちゃんの言う通り、肩を腕で固定。
朝永花月:「ぴゃっ!?」
朝永花月:「だ……ダブルクロス!」
菅原 小町:「めっちゃ、分かる」手をわきわきさせる
菅原 小町:「さあ」
菅原 小町:「始めようか、花月ちゃん」
菅原 小町:「裏切者の舞踏会を。充電充電~」
黒猫まち:「やっちゃえやっちゃえ~~」
朝永花月:「あ、あの……」
朝永花月:「どうかお手柔らかに……」
朝永花月:しばらくの後、浴場に嬌声が響いた。

DX3rd『覆水盆に返らず』
全行程完了

GM:お疲れさまでした~~!!
菅原 小町:お疲れ様でした~!!たのしかった~!!
朝永花月:お疲れさまでした!
千鳥咲夜:お疲れ様でしたー
千鳥咲夜:楽しかったー