『フォロー・ユー、フォロー・ミー』
メインログ | 雑談ログ
RL:それでは、いよいよトーキョーN◎VAのアクトを始めていきましょう
RL:わーわー
針江ジロウ:わーきゃー
風海トモヤ:おおついに・・・ウワァキャー
自己紹介
RL:まずは順番にキャストの自己紹介をお願いしましょう
RL:最初は『④イヌ』キャスト
RL:風海トモヤさんから自己紹介をお願いします
風海トモヤ:はーい!キャラシはこれだよ!
風海トモヤ:https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY3onHZgw
RL:名前やスタイル、外見、身長、体重、好きな食べ物、誕生日、そうしたことを述べるのだ
RL:絵がある!格好良い!
風海トモヤ:そういうことで、イヌボーイの風海(かざみ)トモヤです。16歳です。元不良チームのリーダーで、絵はイメージにぴったりだった拾い物です。
風海トモヤ:ビジュアルについても、だいたいこんな感じの不機嫌で無愛想な銀髪ボーイだと思います。
RL:元不良!クオンタムさんらしいキャストですな
RL:きゃー、かわいいー
風海トモヤ:N◎VAやるとだいたいレッガーキャラになっちゃうんですよね。今回はイヌ○/カゲ●/カタナだけど……
RL:ストリートが好きなのですなぁ
風海トモヤ:YOYO! スタイルの通りイヌが表面、カゲが本質なので、戦闘時は毒を塗ったナイフをリアクション不能で投げまくります。
RL:暗殺者スタイル!コワイ!
風海トモヤ:具体的には、《陽炎》でリアクション不能になり、VEN3でナイフに毒を塗り、邪毒と重圧(スートいっこ封印)を与えます。
風海トモヤ:VEN3ってなんて読むんだろう・・・べんさん?
風海トモヤ:べんべんべん?
RL:ヴェンスリー……?
RL:べんさんだとぺんさんみたいなので違いそう
風海トモヤ:かっこいいのでそれにしよう!
風海トモヤ:とにかくそういうタイプなので、火力はいまいちですがバステ付与を頑張りたいと思います。
RL:やったー
風海トモヤ:あと、小蜘蛛というちょっと便利なサイバネアイテムを3つほど所有しており
RL:どうしてそんなに
風海トモヤ:本来はつける相手と隠密vs知覚で対決が必要なのですが、《陽炎》が何の技能にも組み合わせられるらしいので
風海トモヤ:《陽炎》で小蜘蛛(盗聴器付き発信機)をくっつけることで、くっつけた相手が出ているシーンの登場判定が必ず成功するようになってます。
RL:マジで!?(ルルブを見ている)
風海トモヤ:これでシーンに絶対登場するマンとなり、チームのみんなを助けたいです。
風海トモヤ:マジだよ!
RL:恐ろしいですなぁ
風海トモヤ:盗聴が嫌な人は発信機だけにするから言ってね! 以上です。
風海トモヤ:よろしくおねがいしまーすー
RL:はーい
RL:それでは、キミのアクトハンドアウトはこちらだ!
④イヌ用ハンドアウト
コネ:蛭目田恭香(ひるめだ・きょうか) 推奨スート:ダイヤ
クイックスタート:正義の猟犬(TNX.84) 推奨スタイル:イヌ
キミはブラックハウンドの機動捜査課の隊員だ。蛭目田恭香は、芸能人失踪事件の容疑者である。しかし、証拠を固めてぶち込んでも、どこからか保釈金が払われてシャバに舞い戻る。ヤツが事件に関わっているか、あらためて捜査する必要がある。
PS:芸能人失踪事件を捜査する。
風海トモヤ:ふんふん
RL:コネは蛭目田恭香(ひるめだ・きょうか)。推奨スートはダイヤ。
風海トモヤ:女性ですか?
RL:両目をサイバーアイに置換した地味めな外見の少女で、事件の容疑者
RL:女性です
RL:女性になりました
風海トモヤ:あっやった、少女だ。盗聴しがいがあるぞ
風海トモヤ:男じゃなくてよかった
RL:あっきゃー
風海トモヤ:OKです。N◎VAのコネスートは『相手から自分の感情』で決まるのでしたよね
風海トモヤ:……でしたっけ?
RL:そうなのです。相手から向けられている感情ですな
RL:ダイヤだと仕事上の付き合いなどということになる
風海トモヤ:なるほどなるほどです。まあ、容疑者と警官ですからね。
RL:コネはどっかにメモって置くとよいでしょう
風海トモヤ:メモっておきました!
RL:PSは芸能人失踪事件を捜査する。
RL:PSというのはそのアクトでキャストに与えられるクエストのようなものです
風海トモヤ:プレイステーションではない・・・
RL:これを達成すると経験点を増えるので、クリアできるように頑張ろう
RL:どちらかというとセガサターンです
風海トモヤ:了解です。というか、『解決する』ではなくて『調査する』なので一見するとヌルく感じますね
RL:あっ、そんな言葉尻でキミ
RL:調査未達成で終わる可能性もあるんだからな!
風海トモヤ:あっ、それもそうだ。社会弱者としては割とドキドキだぞ
風海トモヤ:正義の使徒として頑張ります!
RL:情報収集能力の低いトモヤくんにはなんとか頑張ってほしいところです
RL:では、次!
風海トモヤ:小蜘蛛1個減らしてシティガイドにすればよかったな・・・
RL:迷っている
RL:次は『⑤クグツ』キャスト
RL:北大路・ウィリアム・ウォーブラーさん、お願いします
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmOXtZAw
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:千早重工後方処理課所属のクグツです。ヴィル・ヌーヴ系の男性。29歳。名前が長いです。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:理性が8あるかわりに感情が0なのでかなりクソ真面目なんじゃないかと推察されます。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:格好は眼鏡にクラシカルなスーツ……に常にライフルを背負っています。邪魔です。
RL:感情0!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マシン……。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:◎クグツ/カブトワリ/●カゲで、射撃攻撃をします。スナイパーです。
RL:狙撃手!つよそう!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:具体的には《貫きの矢》《必殺の矢》でダメージを増して殺していきます。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あと《企業情報》もあるのでミドルもがんばれるといいな!
RL:手広い!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:企業以外はそんなに強くないですけどね……!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:夢は自分の店を作ることですが特に行動に移してはいないぼんやり野郎です。よろしくお願いします!
RL:まあ、クグツですからいいのです
RL:そんな夢が!?
RL:よろしくお願いします!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:なんか仕事に疲れると雑貨屋とか作りたくなりません?
RL:切実・・・
RL:僕は学生向けのお弁当屋さんを開きたくなりますね
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いいですね! あ、以上ですw
RL:では、そんなキミのアクトハンドアウトはこちら!
⑤クグツ用ハンドアウト
コネ:トモカズ・ユーコ・三枝(さえぐさ) 推奨スート:ダイヤ
クイックスタート:企業戦士(TNX.86) 推奨スタイル:クグツ
キミは千早重工のクグツだ。系列企業のCMEから所属する『カブキ』の素行不良が報告に上がった。担当のマネージャーは、トモカズ・ユーコ・三枝。企業のイメージにも関わることであり、その事実関係を調査しなくてはならないのだ。
PS:『カブキ』の素行不良を調査する
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:任務だ!
RL:CMEは千早の系列企業の芸能部門です
RL:そこの所属の"leggiero" 針江ジロウという最近人気急上昇中のアイドルがどうも素行不良らしく
RL:その事実関係を洗ってくれというのがキミの任務です
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:けしからん野郎ですね。千早のお膝元でまったく。
RL:まったくですなぁ。千早の顔に泥を塗るとは
RL:コネのトモカズ・ユーコ・三枝はそんな彼のマネージャーです
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:入念に調査が必要ですな!
RL:眼鏡をかけてスーツをバリっと着こなした美人な女性だ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:めがね!
RL:眼鏡女性です
RL:PSは『カブキ』の素行不良を調査する
RL:頑張って調査してほしいです
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:千早のために心血を注ぎます!
RL:よい社畜精神です
RL:それではよろしくお願いします!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:よろしくお願いします!
RL:では、次!
RL:『③トーキー』キャスト
RL:鶴見冬助さん、よろしくお願いします!
鶴見冬助:https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYsOGSZww
鶴見冬助:鶴見冬助です。自称元戦場カメラマンの、フリージャーナリスト。
RL:自称……!?
鶴見冬助:適当なことばっか言ってるので真偽はわかんないやつです
RL:ほうほう
鶴見冬助:胡散臭いスーツのおっさんですが、なんかしれっと関係者席に居たりする。
RL:あっ市長たちが座っている席に
鶴見冬助:持ってくるネタがだいたいやばくて炎上するので、フレイムタンと呼ばれていたりもするとかしないとか。
RL:そのハンドル、そんな理由だったんですか!?
鶴見冬助:スタイルはトーキー◎/マヤカシ●/タタラで、本質はなんか胡散臭い魔術師。へんな魔道具もいっぱい持っているよ。
RL:魔術師!なぜトーキーを!
鶴見冬助:大々的に適当なことを吹聴できるから……
RL:そんな理由で……
鶴見冬助:ということで、性能としては嘘を信じ込ませることが出来ますが、まあこんなイージーエフェクトはどうでもよくて
RL:経験点50点も使ってるのに
鶴見冬助:ガチャガチャガジェット強化したスペックで《幻覚》を見せて精神攻撃します。
RL:わーい
鶴見冬助:あと、話術で弱点を引き出して味方の攻撃を《弱点看破》で増幅するよ。
RL:くっ強そう
鶴見冬助:そんなかんじ!よろしくおねがいします。
RL:はーい!よろしくお願いします!
RL:では、そんなキミのアクトハンドアウト!
③トーキー用ハンドアウト
コネ:結城あや 推奨スート:スペード
クイックスタート:遊撃記者(TNX.88) 推奨スタイル:トーキー
キミはN◎VAの事件を追うトーキーだ。近頃売出し中の『カブキ』について、スキャンダルの噂がある。ファンとの熱愛くらいなら可愛いもので、違法ドラッグを捌いている、夜な夜な人を殺して歩いているだの、あやしいものばかり。さて、真相はいかに。
PS:噂の真相を報道する
鶴見冬助:な、なんてあやしいんだ
RL:コネは結城あや。推奨スートはスペード。
鶴見冬助:ここまで怪しいやつはそうそう居ないぜ
RL:最近人気急上昇中の"leggiero" 針江ジロウというアイドルだそうですが、妖しいです
鶴見冬助:漢字が変わってる
RL:結城あやについてはルルブの69ページを参照
RL:女優兼プロデューサーで、チャンネル99という局のまとめ役だ
RL:彼女から取材の依頼を受けるようなOPになるぞ
RL:なんか怪しいやつがいるから調べてきてって
鶴見冬助:できれば頼りたくないけどしかたないくらいの距離感でいたいですね
鶴見冬助:なんて怪しいやつなんだぜ
RL:こちらとしてはとても利用したいのですが
RL:PSは噂の真相を報道する
RL:キミが報道するのだ!
鶴見冬助:どう面白おかしくしよう……たいへんだ
RL:真実を報道しなさい
RL:そんなわけで頑張って探求してください
鶴見冬助:押忍
RL:では、次!
RL:『②カブト』キャスト
RL:フリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキーさん、よろしくお願いします!
トーネチカ:https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-oP3aAw
トーネチカ:はい!フリ(中略)スキーです。フリーランスの便利屋さんです。
RL:便利屋!ボデーガード専業ではなかった
トーネチカ:フリーランスって「頼まれたら何でもやるマン」みたいなとこあるじゃないですか
RL:まあ、そうですね
トーネチカ:ボディーガードと謳いつつ、でかい二輪車を愛用しているので、運び屋業などもよくやっているイメージです。
RL:なるほどなるほど
トーネチカ:本名がとても長く、PLも覚えられる予感がしません。愛称の「トーネチカ」で呼ばれることのが多いです。
RL:PLも覚えられないの!?
トーネチカ:うん
RL:なんてこった
トーネチカ:そんなロシア系の27歳男です。私のPCなので、美形です。
トーネチカ:スタイルはカブト◎/ミストレス●/カゼ。二輪車に乗り、いろんな攻撃から皆を守ります。
トーネチカ:カバーリングだけじゃなくて、奥義的ニュアンスで《撃ち返し》を取得したので、攻撃を失敗させることもできるよ。
RL:頑丈!べんり!
トーネチカ:市民ランクBの栄光を生かし、ほどほどの高層マンションで夜景を見下ろしていきたいと思います。
RL:くそー、ロシア系の癖にー
トーネチカ:いえーい。以上です。よろしくおねがいします
RL:はーい!よろしくお願いします!
RL:では、そんなキミのアクトハンドアウト!
②カブト用ハンドアウト
コネ:トモカズ・ユーコ・三枝(さえぐさ) 推奨スート:ダイヤ
クイックスタート:現代の騎士(TNX.90) 推奨スタイル:カブト
キミはボディガードだ。今回の依頼は、芸能人の護衛。人気急上昇中の『カブキ』のマネージャー、智和・ユーコ・三枝から『カブキ』を不気味なストーカーから守って欲しいと依頼された。仕事の内容としては、悪くなかった。
PS:『カブキ』を護衛する
RL:コネはトモカズ・ユーコ・三枝。推奨スートはダイヤ。
RL:彼女の担当するアイドルを守ってほしいという護衛の依頼ですね
RL:なんせ報酬がいいのです
トーネチカ:人気急上昇中のカブキくんを護衛ですからね
トーネチカ:報酬に期待大でゲス
RL:そうそう。どうもストーカー被害に遭っているらしくて守ってあげてほしいのです
RL:あっゲスい
RL:PSは『カブキ』を護衛する
RL:守れ!
トーネチカ:守る!
RL:頼んだ!
RL:それでは、よろしくお願いします
RL:最後!
RL:『①カブキ』キャスト
RL:針江ジロウさん、よろしくお願いします!
針江ジロウ:https://character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqeDfZAw
針江ジロウ:どうも、人気急上昇中で、怪しくて、けしからんカブキの針江ジロウです。漢字が分からないので名前はカタカナです。
RL:カタカナ!希少!
針江ジロウ:福祉の充分でないレッドエリアの育ちで、なんやかんやとウェットのままこの歳まできたところを
針江ジロウ:CMEというひとたちに目をつけられて芸能人になりました。
RL:芸能人!庶民の憧れですよ!
針江ジロウ:カブキ◎マネキン=マネキンなので、本質はミュージシャンというよりコネでなんとかやっていってる感じ。
RL:ちなみにどんな感じのアイドルなんですか?
針江ジロウ:そう、あわよくばこのままスターになってグリーンに住みたい……
RL:あっ上昇志向
針江ジロウ:飾らない若者の歌~とかそんな感じの、あれです。アコギ弾きながらバラードとか歌う。
RL:そっち系~!
針江ジロウ:本人の性格はそっち系ではないです
針江ジロウ:ヒネてる!
RL:さすが偶像
針江ジロウ:ともあれ「ウェットなので自然派、飾らない」という印象を押し出して売ってます
針江ジロウ:そんな感じ!
RL:なるほどー
RL:昔ながらのアイドルですな
針江ジロウ:性能は、システムがよく分からないので優秀なNOVA先輩に頑張ってもらおうという魂胆で
針江ジロウ:仲間のARを増やすのと、手札を交換するのと、CSを上げるのを取りました!
RL:よっ小狡い
針江ジロウ:以上!
RL:はーい!では、そんなキミのアクトハンドアウト!
①カブキ用ハンドアウト
コネ:キュリオ・ベルベットレモン 推奨スート:クラブ
クイックスタート:地上の天使(BTD.58) 推奨スタイル:カブキ
キミはN◎VA芸能界で輝くスターだ。キミには同じ世界で時に競い合い、時に励まし合ったキュリオ・ベルベットレモンというライバルがいる。彼と同じステージに立った時から、キミには謎の影が付きまとっている。三日後に単独ライブを控えているのに。
PS:謎の影から身を守る
RL:三日後にキミは武道館で単独ライブがあります!
針江ジロウ:武道館!?
RL:にも関わらず周囲には不穏な影が!
針江ジロウ:影が!
RL:コネはキュリオ・ベルベットレモン。推奨スートはクラブ
RL:キミのよき友人にしてライバル
RL:王子様系のアイドルで、金髪と白いジャケットがトレードマーク
針江ジロウ:ライバル……靴に画鋲を入れたりして蹴落としてやる
RL:あっ陰湿
針江ジロウ:芸能界は非情なのだ
RL:キュリオ・ベルベットレモンは笑うと歯が光るし、語尾に勝手に星マークが付くのでつよいです
針江ジロウ:あっ勝てない
RL:そんな彼もキミのことを心配している様子
RL:PSは謎の影から身を守る
針江ジロウ:しかもいい子じゃん……
針江ジロウ:がんばって生き延びます
RL:がんばって生き残ってください
RL:キュリオもキミの身を案じている!
RL:では、よろしくお願いします
RL:これでキャストの自己紹介は全て終了!
RL:ここからはキャスト間コネクションの取得に移ります
RL:各キャストのコネを取得してもらうことになりますので
RL:ジロウはトーネチカの
RL:トーネチカは鶴見さんの
RL:鶴見さんはトモヤくんの
RL:トモヤくんは北大路・ウィリアム・ウォーブラーの
RL:北大路・ウィリアム・ウォーブラーはジロウのコネを取得してもらいます
RL:ただしこのコネというのが相手からどう思われているかということになるので
RL:例えば北大路・ウィリアム・ウォーブラーなら、ジロウくんに「私のことどう思ってる?」とか聞きながら取るのがよいでしょう
風海トモヤ:高校生の恋愛みたいだ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ジ、ジロウ君は……私のこと……やだ、聞けない!
針江ジロウ:甘酸っぱい!
RL:また、ジロウとトーネチカはアクト中に出会うことが確定しているので、その場合は未来予想図的な感情を設定しておいてもいいです
トーネチカ:男同士で何をしているんだよ
鶴見冬助:他の人達は出会わないかもしれない……?
RL:コネを持ってる他の人たちは既に顔見知りって感じになるんですな
風海トモヤ:鶴見さんは警察にお世話になったり、レッドエリアで宗教の勧誘をしたりする人ですか?
RL:ジロウとトーネチカは初対面の方がおいしいかなあと
風海トモヤ:レッドエリアというか、ストリート・・・
針江ジロウ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーさんは会社関係の人だから、純粋にビジネス上の付き合いかな
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:だろうと思った!
鶴見冬助:よく職務質問はされますね
RL:北大路・ウィリアム・ウォーブラーもおいしさを求めるならこれから初対面にしてもよいですし
鶴見冬助:あと、たまにご飯をおごってもらってそのまま帰ります。
風海トモヤ:カツ丼!
トーネチカ:なるほど…w
RL:スートがどんな関係を表しているかについてはルルブの124Pもご覧ください
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ジロウくんとは初対面がいいかなあ。関係者だからデータ的に知ってはいるだろうけど。
風海トモヤ:じゃあ、風海→鶴見はちょこっと面識あるのかなあ。だとしたら『見知っている』でダイヤ?かも。
トーネチカ:ジロウくんの素行不良スキャンダルって、世に出回ってるんですかね?
鶴見冬助:アイ、アイ
RL:好意を持っているとかならクラブもありですよ
RL:素行不良スキャンダルはポツポツ出始めたあたりですね
RL:今のところだとアイドルマニアなら噂として耳にしたことがあるかもという程度
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:トモヤ君とはなんか仕事で一緒したことがあるとかですかね。
風海トモヤ:おお
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:仕事柄お世話になりそうだし、そしたらダイヤですかね。
トーネチカ:あー、それならスキャンダルは知らないと思います。
風海トモヤ:やっぱ企業戦士ともなると、ケーサツとの共同戦線も張る事があるんですね
針江ジロウ:ジロウはカメラの回ってるところではお利口です
風海トモヤ:ダイヤ!ドライな関係ね!
トーネチカ:本当にウェットなのか疑ってるくらいの、普通の人が知ってるレベルの前提知識でもって
トーネチカ:護衛対象で、年下の普通の男の子なので、出会ったら好意的に接する予定でいますよ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:この人感情0だから……
風海トモヤ:俺には感情がない・・・
RL:アイドルとして普通に好意を持ってる感じだとクラブですかねえ
針江ジロウ:クラブが「なんというか不安定だが優しい感情による関係」らしいので、そんな感じで
RL:コネが決まった人はメモっておくんだよー
トーネチカ:やさしいよ!
風海トモヤ:メモりました!
RL:全員コネは決まったかな?
鶴見冬助:あ、トーネッチにはビズビズしてる感じと思われます!ダイヤ!
トーネチカ:ハートでもいいのに
RL:ビズビズの関係!
針江ジロウ:メモりました!
鶴見冬助:恥ずかしいし……
トーネチカ:ました!
RL:では、キャスト間コネが決まったら次だ!
RL:報酬点の決定ということで
RL:キャストたちはアクトの開始時に外界の能力値分の報酬点を持っていることになります
RL:まあ、お小遣いみたいなもんです
RL:この報酬点についてもアクト中の判定などに使えるので、どっかにメモっておくといいでしょう
トーネチカ:おす!
針江ジロウ:はーい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
RL:例えばジロウなら外界が4なので最初から報酬点を4点持っているという具合だ
RL:メモったら次行くよー
風海トモヤ:オッケー!
針江ジロウ:OK!
RL:次は手札の配布!
RL:アクトの参加者はRLも含めて初期で手札を四枚持っています!
RL:判定をする時はこの手札からカードを出して判定することになる
RL:というわけでみんな手札置き場を作って、カードを四枚引くのです
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:4枚ひいて、置き場におきました!
RL:皆さん、手札の準備が終わったようですので、手札の配布はこれで終了!
RL:最後に、切り札ルールで使うそれぞれのキャストのキーに当たるタロットをお渡しします
RL:みんな!自分のキーを宣言するんだ!
どどんとふ:「RL」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
針江ジロウ:マネキン!
風海トモヤ:イヌ!
トーネチカ:ミストレス!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カゲ!
鶴見冬助:マヤカシ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「マネキン」
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ミストレス」
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「マヤカシ」
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「カゲ」
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「カブトワリ」
RL:キーのタロットの配布が終わったので、これでようやくプレアクトは全て終了!
RL:最後にアクトトレーラーを読み上げてアクトに入っていきたいと思います!
風海トモヤ:ヒュー!
■アクトトレーラー
きらびやかな、N◎VA芸能界の世界。
まばゆいスポットライトと熱狂と興奮、そして一夜にして動く夢と金。
ニューロエイジのスターに、不気味なストーカーがつきまとう。
そして動き出す、もう一人の自分。
輝きが強ければ、その影はなお濃く映える。
虚構の中で踊る自分は、本当の姿?
あなたはだあれ? わたしはあなた。
トーキョーN◎VA THE AXLERATION「フォロー・ユー、フォロー・ミー」
かくて運命の扉は開かれた。
RL:というわけでトーキョーN◎VA THE AXLERATIONシナリオ「フォロー・ユー、フォロー・ミー」!始めていきます!
RL:よろしくお願いします!
風海トモヤ:楽しみにしてました!よろしくおねがいしまーす!
鶴見冬助:いえーい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:よろしくお願いします!
針江ジロウ:お願いしまーす!
トーネチカ:よろしくおねがい!しまーす
RL:それではアクトに入っていきましょう。
RL:まずはオープニングフェイズ。
RL:最初はジロウくんのOPからです
RL:アクトの開始時にRLは「かくて運命の扉は開かれた。」と言いながらシーンタロットをめくること、と
RL:ルルブに書かれているのでそのようにします
RL:かくて運命の扉は開かれた。
オープニング01:針江ジロウ
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「バサラ」
RL:シーンタロットはバサラ
RL:シーン開始時にめくったタロットがそのシーンの雰囲気やら何やらを暗示することになります
針江ジロウ:やら何やら!
RL:バサラのカードが暗示するのは意志!
RL:新しい情報や状況の判明、イマジネーションを意味する!
RL:なんかそんな方向に寄せて演出をしたりしてもいいし、別にしなくてもいい・・・
RL:そんなぼんやりした存在
RL:それがシーンタロットです
針江ジロウ:ぼんやりした雰囲気……
RL:まあ、そのシーンを照らしている照明の色や雰囲気程度に思っていてください
RL:我ながらいい例えだった
針江ジロウ:さすがすかいはいさんだ
RL:オープニングフェイズでは基本的にシーンプレイヤー以外は登場不可とします
RL:ただしあえて登場判定に失敗して手札を回すことは可能だ
RL:他のPLの皆さんは手札を回したりしてもよいぞ
トーネチカ:しないですー
RL:つよい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:大丈夫です
鶴見冬助:やっておきます!手札回したい……
風海トモヤ:どうしようかなあ
風海トモヤ:1枚くらい交換しておこうかな。僕も失敗します!
風海トモヤ:登場判定に失敗して手札を回します。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ダイアの3」
どどんとふ:風海トモヤが「ダイアの3」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:社会:NOVAで判定します。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの3」
鶴見冬助:スートが合わないので失敗。
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの3」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:よしよし。OKです。
RL:全員終わったらシーンの解説に行くぞー
RL:このシーンはキミが自身の単独ライブのステージとなる会場で、スタッフとリハーサルを行っているようなシーンになります
RL:場所は木更津メガステージ!
RL:N◎VAでいう武道館みたいなもんです
針江ジロウ:なるほど
RL:では、さっそくシーンの描写をしていきましょう
RL:木更津メガステージ。キミは、三日後のコンサート本番に向けてスタッフとリハーサル中だ。
RL:最近はライブのリハーサルやプロモーションなどでキミは大忙し。
RL:マネージャーのトモカズ・ユーコ・三枝もキミを一気にスターダムに押し上げようと多少の無理は承知で方々に頭を下げて仕事を取ってきている様子。
RL:そんな三枝はキミのパフォーマンスを真剣な眼差しで見つめながらスタッフに指示を飛ばしている
RL:ステージ上のキミのために多くのスタッフたちが奔走している
針江ジロウ:スタッフの様子を横目に見ながら、素人に毛が生えた程度のギターを掻き鳴らす。
針江ジロウ:ダウナーな旋律に乗せて歌い始める。少しだけ掠れた少年の声が響く。
トモカズ・ユーコ・三枝:「はい、そこ!もっとライトちょうだいよ!ジロウちゃんが映えないでしょ!」
RL:眼鏡をかけたスーツ姿の女性、三枝の厳しい声!
針江ジロウ:歌詞はありきたりな大人への反抗、少年らしい未来への希望、それに恋の歌など。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ほら、ジロウちゃん!全然熱が入ってないわよ!三日後にはもう木更津メガステージでの単独ライブがあるんだから!」
針江ジロウ:「……」ギターを弾く手を止め、三枝さんを見る。一瞬真顔になったあと、へらっと笑う。
針江ジロウ:「実感湧かなくて。ハコがでかすぎるからかな」
針江ジロウ:「ほんとにここが埋まるのかなって。俺の歌聴くために」
トモカズ・ユーコ・三枝:「実感持ってもらわなくちゃ困るわ。ジロウちゃんにとっても今回のライブは最高のチャンスなんだから」
針江ジロウ:「分かってる。派手に成功させて、スターになって、グリーンでいい暮らし」
トモカズ・ユーコ・三枝:「埋まるわ。そのために今までプロモーションしてきたんだから。針江ジロウの人気を甘く見すぎよ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そんなことは気にしないであなたは最高のパフォーマンスをすることだけ考えてちょうだい」
トモカズ・ユーコ・三枝:「これが成功すればグリーンどころかホワイトでだって暮らせるわ」
針江ジロウ:「最高のパフォーマンスね……」手首をぐるぐる回してピックを握り直す。
針江ジロウ:「うん、ユーコさんの期待には応えるよ。任せて」
トモカズ・ユーコ・三枝:「はいはい、それが分かったらもう一度……」
針江ジロウ:周囲に合図して、再び演奏を始める。
RL:と、キミたちが話していると、そこに長身の少年がやってくる
キュリオ・ベルベットレモン:「ハーイ、子猫ちゃんたち!見学に来たよ」
針江ジロウ:「酸っぱいのが来た」
RL:金髪の美形の少年、キュリオ・ベルベットレモンだ。爽やかに微笑むと白い歯が光る
キュリオ・ベルベットレモン:「やあ、今日も輝いてるね、ベイベー。まるで夜空に浮かぶ星のようだ」
RL:キミに向かって笑いかける。
針江ジロウ:「浮かんでんのはお前の脳みそじゃない?」軽口を返して笑う。
針江ジロウ:「そういう台詞、どっから出てくんの?」
キュリオ・ベルベットレモン:「相変わらず切れ味が鋭いな、ベイベー」
キュリオ・ベルベットレモン:「でも、この僕、キュリオもテンション爆上げでいくから!ジローには負けないよ。キラッ☆」
針江ジロウ:「ニューロ。ずっとその調子でいてくれると助かる」
針江ジロウ:「いつも通りの奴がいると、こっちもいつも通りでいられるし」
キュリオ・ベルベットレモン:「よし、来た!これからもこの僕、キュリオと一緒にN◎VAの一番星を目指そうじゃないか☆」
針江ジロウ:「二人じゃ一番星にはなれないだろ」思わず苦笑する。
針江ジロウ:「一番はお前に譲るよ。俺は、ほら」
キュリオ・ベルベットレモン:「おや、じゃあ、0.5星と0.5星ということになるかのかな……?」
キュリオ・ベルベットレモン:「なんだい?」爽やかに微笑む。
針江ジロウ:「スキヤキだから。大勢の庶民の人気より、一握りのホワイト連中かな」
キュリオ・ベルベットレモン:「……そういうところだな」目を細める。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ああ、もう!リハーサルがめちゃくちゃじゃない!ちょっと、キュリオ!」
キュリオ・ベルベットレモン:「ハハ、どうしたんだい、子猫ちゃん?」爽やかに笑う。
RL:三枝はキュリオに詰め寄る。
RL:と、その時。
RL:キミの前に1人の少女が歩み出る。
RL:両目をサイバーアイに置換した地味な容貌のツインテールの少女だ。
針江ジロウ:「……」関係者の子ども? 忍び込んだファンなら雑な対応はマズいかな、などと考えて、反応を決めかねる。
蛭目田恭香:「……どうして」
針江ジロウ:「……えっと、何?」
蛭目田恭香:「どうして待ち合わせに来てくれなかったのよおおっ!今日はデートの約束してたでしょ!?」
RL:サイバーアイの少女はキミにつかみかからんばかりの勢いだ!
蛭目田恭香:「なんで勝手にすっぽかしたりするの!?彼女の許可ぐらい取ってよ!2人の大切な記念日だから仕事入れないでってあんなに言ったのに!!」
針江ジロウ:「はァ? ちょ、待って! 警備員!」
トモカズ・ユーコ・三枝:「警備!何してるの!」
キュリオ・ベルベットレモン:「ワオ」目を丸くしている。
RL:サイバーアイの少女は警備員につかまる!
蛭目田恭香:「離してよ!あたしはジロウの彼女なのよ!?彼氏に会いに来て何か問題あるっていうの!?」
針江ジロウ:「そいつイカれてる! 2秒でつまみ出せ!」
RL:警備に連行され、サイバーアイの少女の声が遠ざかっていく!
RL:リハーサルの現場はしばし騒然となった。
RL:乱入してきたサイバーアイの少女はサクッとつまみ出されたが、厳重なセキュリティをどうやってかいくぐったのかは不明のままだ。
針江ジロウ:「何だあれ……誰が通したの? 俺、ヤバかったよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「大丈夫かい、ジロー?さっきのキミのファンか何か?」心配そうに声をかける。
針江ジロウ:座ったパイプ椅子をギシギシ揺すりながらぼやいている。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ちょっと!セキュリティはどうなってるのよ!関係者以外立ち入り禁止のはずでしょ!?」「すみません、いったいどこから入り込んだのか……」
針江ジロウ:「いや……知らない。会ったこともない。会ってたとしても忘れた」
キュリオ・ベルベットレモン:「ハハッ、それがいい。ファンは大切にしたいけど、ああいう人はちょっとねー。ニューロお断りって感じだ」
針江ジロウ:「まあ、キュリオのファンはお行儀よさそうだけどな」
キュリオ・ベルベットレモン:「そりゃあもう、可愛い子猫ちゃんたちばかりさ」
キュリオ・ベルベットレモン:「まあ、負けずにお仕事頑張ろうじゃないか。ベイベー☆」ジャケットを脱ぎ、即座に羽織り直す!
針江ジロウ:「そういうの、よくできるな。どっかカメラ回ってる?」
キュリオ・ベルベットレモン:「この僕、キュリオはオールタイムアイドルだからね☆」
RL:そこで警備への抗議を終えた三枝がキミのもとに戻ってくる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃん、リハーサルは予定通り続行よ。アタシたち、こんなハプニングには負けられない。そうでしょ?」
針江ジロウ:「あー……俺の精神を気遣って休憩入るかなーと思ったんだけど……」
針江ジロウ:言いかけてすぐ両手を挙げる。「冗談。ガンバリマス」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そんなスケジュールの余裕ないの知ってるでしょ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「さ、テンション持ち直して。元の立ち位置に」
キュリオ・ベルベットレモン:「ジロー、がんば☆」
針江ジロウ:「はいはい、2秒で」
針江ジロウ:勢いをつけてパイプ椅子から立ち上がる。
RL:では、ステージに向かうキミにちょっとした判定をしてもらいましょうか
RL:〈知覚〉で難易度は10だ
針江ジロウ:知覚……スペード!
RL:〈知覚〉で持っているスートのカードがあれば手札から出し
RL:公開したカードと能力値の合計が目標値を超えれば
RL:判定は成功だ
針江ジロウ:なるほど
RL:スートが合わないか、合計が目標値に満たなければ判定は失敗ということになる
針江ジロウ:知覚はスペードしか取ってないので、能力値は理性の2
RL:また、手札からカードを出したくない時は
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードの8」
RL:おお!
RL:山札からカードを引いて判定するという手もあるが、これはまた今度説明しよう
RL:となると合計値は?
針江ジロウ:ぴったり10!
RL:では、判定は成功だ!
針江ジロウ:やったー!
RL:判定に使ったカードは捨てて、山札からカードを補充するのだ
どどんとふ:針江ジロウが「スペードの8」を捨てました。
針江ジロウ:捨てて、山札から補充して、4枚に
RL:そうです
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:判定に成功したキミは気付くだろう
RL:ステージに登ろうとした時、ふと上の方に視線をやると
RL:頭上のライトが妙に大きくぐらついている
針江ジロウ:「……げっ」
RL:その瞬間。
RL:キミのほんの数センチ前に巨大なライトが落下してくる!
トモカズ・ユーコ・三枝:「きゃああ!?ジロウちゃん、危ない!避けて!」
RL:ホール内に轟音が響く!
針江ジロウ:「うわあっ!?」上りかけたステージから転げ落ちる!
キュリオ・ベルベットレモン:「ジロー!?」慌てて駆け寄る!
キュリオ・ベルベットレモン:「大丈夫か、ジロー!?ケガは!?」
針江ジロウ:「だ、大丈夫!」
RL:他のスタッフたちも徐々に集まってくる。
針江ジロウ:「お、お前、バカ、何やってんだよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「そっか。無事ならよかった……」
針江ジロウ:「……まだ他のもんが落ちてくるかも知れなかったろ、バカ」
針江ジロウ:「何でお前が真っ先に走ってくるんだよ……」
キュリオ・ベルベットレモン:「あー、そっか。そこまで考えられなかった。頭いいな、ジロー!」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……なんとこと」青ざめている。
針江ジロウ:「そういうのはもっと、誰でもいいから他のやつに……あ」
針江ジロウ:「いや、言い方マズったな」
キュリオ・ベルベットレモン:「とにかくまずは片付けだよな。これじゃあリハーサル続けらんない」
針江ジロウ:「あー……そうそう、それそれ」
キュリオ・ベルベットレモン:「……ん、何かマズイこと言ったのか?」ライトの破片を片付け出す。
キュリオ・ベルベットレモン:「……これ、ボルトが緩めてある。誰かが細工したんだ」
キュリオ・ベルベットレモン:「もしかしてさっきの奴か……?」険しい顔付きになる。
針江ジロウ:「……ニューロ」顔をしかめる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ジロウちゃん、いいかしら」
針江ジロウ:「あー……はいはい」
針江ジロウ:さすがに困惑しながら応える。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ショックを受けているのは分かるわ。でも、さっきも言ったとおりアタシたちには時間がない」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃんは目の前の仕事にだけ集中してちょうだい。ジロウちゃんが専念できるようにアタシの方でも手は打っておくから」
キュリオ・ベルベットレモン:「おいおい、アンタなぁ……」呆れ顔だ。
針江ジロウ:「あー……厳しいね、子猫チャン」
トモカズ・ユーコ・三枝:「キュリオ、部外者は黙っていてちょうだい!」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……いいかしら、ジロウちゃん?このチャンスを不意にするわけにはいかない。分かってるわよね?」
針江ジロウ:「ま、ユーコさんが仕事の鬼なのは分かってる。俺が金のガチョウの雛だってことも」
針江ジロウ:「育つ前に捨てられないよう、目いっぱいやるよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「はあ、本気かよ。無茶すんなよ、ベイベー☆」
キュリオ・ベルベットレモン:「……こんなの、辞めちまうのも手だからな」
トモカズ・ユーコ・三枝:「いい返事ね。それじゃあ、頼んだわよ」
針江ジロウ:「あの人、ビズに関しちゃ信頼できるから。私生活は……あれだけど」
針江ジロウ:ユーコさんに軽く手を振って、部隊の端で片づけを眺め始める。
RL:三枝は根回しがあるということで去っていく。
針江ジロウ:「(信頼……するしかないもんなぁ。お互いのメシの種。CDな金持ち連中をカモにするビジネス)」
針江ジロウ:「ま、落っこちたらそれまで、か」
針江ジロウ:軽く呟いて、片付けの終わった舞台に戻っていく。
RL:では、ここでシーン終了!
オープニング02:フリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキー
RL:次のシーン。
RL:次はトーネチカさんのOPです
どどんとふ:RLが「バサラ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カリスマ」
RL:シーンタロットはカリスマ!
RL:タロットの暗示は啓蒙!
トーネチカ:啓蒙!
RL:宗教、あるいは世俗的影響力の介入!権力、罪の恩赦などを意味する!
RL:そんなシーンです
RL:引き続きこのシーンは他のキャストは登場不可ですが、手札を回すことは可能だ
トーネチカ:回してみようかな
トーネチカ:あっ、私はできないですね!
RL:シーンプレイヤーはできないのだ
針江ジロウ:回します!
針江ジロウ:〈社会:N◎VA〉で判定
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードの6」
針江ジロウ:スートが合わないので不成立!ということですね!
RL:合ってます!
どどんとふ:針江ジロウが「スペードの6」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:ひとまず今はいいかなあ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やっぱり回しておきます。登場判定に失敗します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードの9」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:こちらも回します。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの4」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、トーネチカさんのOP。
RL:このシーンはキミがあるカブキの護衛の依頼を受けるシーンになります。
RL:グリーンエリアにある高級マンション。その高層30階にキミの事務所はある。
RL:その事務所に来客があった。
RL:やってきたのはCME所属のマネージャーだという。
トモカズ・ユーコ・三枝:「失礼するわ。フリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキーね。凄腕のカブトだと聞いているわ」
トーネチカ:「そんなに怖い顔をしないで、お嬢さん。話は腰を落ち着けてから」
トーネチカ:顔をのぞきこむようにしてウインクをして、高級そうなソファに案内します。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……想像よりも軽薄なのね」キミに従ってソファに腰掛ける。
RL:事務所の一面がガラス張りになった窓からはN◎VAの摩天楼の夜景を見下ろすことができる。
トーネチカ:「それと口うるさい注文をもう一つ。僕のことは、どうぞトーネチカと」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう。それでトーネチカさん」
トモカズ・ユーコ・三枝:「あなたに仕事の依頼があるの。私はこういう者よ」
RL:彼女はキミにウェブ認証の名刺を手渡す。
RL:トモカズ・ユーコ・三枝という名前が立体映像で顔写真と一緒に表示される。
トーネチカ:「お騒がせな女優でもいたっけ? CMEって」目を細めて名刺を眺めます。
トモカズ・ユーコ・三枝:「その手の能天気なアイドルなら山ほど。でも、今回の依頼は違うわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「針江ジロウというカブキのことは知ってるかしら」
RL:彼女が端末を操作するとキミたちの周囲に、彼が物憂げに歌っている動画がいくつか表示される。
トーネチカ:「えっと…ああ、知ってる!この間、CMで見たな」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう。なら、話が早いわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「アタシがメネージメントしているジロウちゃん……針江ジロウが狙われているらしくて、その護衛を依頼したいの」
トーネチカ:「最近、若い子に人気なんだろう? この子、CMEの所属なんだ…」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう、人気急上昇中。うちの看板アイドルよ?」
トーネチカ:「…それが狙われてるなんて」微かに笑う。さらりと銀髪がゆれる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……今のところはストーカー被害だけだけれど、この間は命を狙われかけたわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃんは今が大切な時期。三日後の単独ライブまで、スケジュールを変更しないで活動するためにも、あなたのような腕利きのカブトの力が必要なの」
トーネチカ:「………」三枝さんを見つめる。
トーネチカ:「ひとつ、聞いても?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「何かしら?」足を組み替える。
トーネチカ:「彼がウェットというのは、芸能界が作ったストーリー?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……アタシからはノーコメント。もし依頼を受けるなら、これから三日間、あなたは彼と一緒に行動してもらうことになる」
トモカズ・ユーコ・三枝:「興味があるのなら本人に聞いてみることね」
トーネチカ:「そう」面白そうに笑みを深める。「…じゃあ、聞いてみようかな」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……受けてもらえるのね?」
トーネチカ:「依頼を断る理由はないからね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「礼を言うわ。報酬はこちら。ゴールドでよろしいかしら」
トーネチカ:「彼を守りきってみせるさ、お嬢さん。約束するよ」いたずらっぽくウインク。
トーネチカ:「ああ、ありがとう」
RL:彼女にキミに1ゴールドを手渡す。報酬点5点分、現在の日本円にして50万円ほどの金額だ。
トーネチカ:わーい
トモカズ・ユーコ・三枝:「アタシへの愛想は不要。それよりジロウちゃんに気に入られるように頑張ってちょうだい」
トーネチカ:肩をすくめて応えます。
トモカズ・ユーコ・三枝:「一応、護衛対象のホロも渡しておくわ」針江ジロウのホロをキミに差し出す。
トーネチカ:CMや音楽番組で見たことがある。熱心なファンではないけど。
トモカズ・ユーコ・三枝:「それじゃあ、一緒に来てちょうだい。表に車を用意してあるわ。このまま現場に向かいましょう」
トーネチカ:「…まだ子供じゃないか」ホロを見て、一人ごちる。
トーネチカ:「……やれやれ、忙しいね、芸能界は」いつも通りの飄々とした笑顔と足取りで、三枝さんの後を追います。
RL:マンションの表に出た彼女はキミに声をかける。
トモカズ・ユーコ・三枝:「どうしたの?車はこっちよ?」
RL:マンションの下、車庫の前で彼女は不思議そうにキミを見る。
トーネチカ:「このトーネチカを調べたのなら、分からないかい?」いたずらっぽい笑みを崩さない。
トモカズ・ユーコ・三枝:「もちろん、あなたが有能なカブトだということは知っているわ。それ以外に何が……」
トーネチカ:その時! ガガガガガッと優雅な起動音が轟き、車庫が展開します。扉が回転。
トモカズ・ユーコ・三枝:「これは……!?」
トーネチカ:黒い大型バイク(スタイリッシュで優雅なハイテクなやつ)が、専用ガレージから自動で現れる。
トーネチカ:「お気に入りの子でね。いつも一緒なんだ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「なんて大がかりな……」
トーネチカ:「褒められると、照れてしまうね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「それじゃあ、脚は用意しなくてもよかったわね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「アタシは仕事が詰まってるから先に現場に向かうわ。護衛の依頼、頼んだわね」
トーネチカ:「わざわざ用意してくれたことは、申し訳ないと思うよ…。そうだ。こいつ、二人乗りだけど」
トーネチカ:「……つれないな」背中を見送る。
トモカズ・ユーコ・三枝:「結構!」頬を赤らめながら言う。
RL:そう言うと三枝は車に向かう。
トーネチカ:「ハハハ。さて、行くとしよう」
トーネチカ:「針江ジロウくん、ね。……今の内、聞いておいて……。いや、付け焼刃はバレるな。すぐ」
トーネチカ:ひとり、冗談を言いながら、バイクに乗り込む。仕事に向かいます。
RL:では、シーン終了!
オープニング03:鶴見冬助
RL:そんなわけで次は鶴見さんのOPです
RL:他のPLの皆さんは登場判定に失敗して手札の交換をしてもいいよ
風海トモヤ:する!
トーネチカ:する
トーネチカ:!
風海トモヤ:社会:ストリートで登場します。スートがスペードかハートなので、
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブの9」
風海トモヤ:これで失敗。
どどんとふ:風海トモヤが「クラブの9」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:今回はしない!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:しないでおきます
トーネチカ:同じく社会:ストリートで登場します。スートはスペードかクローバー
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ハートの4」
トーネチカ:失敗!
どどんとふ:トーネチカが「ハートの4」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:みんなが終わったらまずはシーンカードを引くところから。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「レッガー」
RL:レッガー!
RL:災難を意味する!タロットの暗示は予期せぬ不運!苦渋!絶望!
RL:では、シーンの解説から
RL:鶴見さんのOPは結城あやに呼び出されて彼女から取材の依頼を受けるシーンになります
RL:チャンネル99のミーティングルーム。
RL:部屋の中にはモニタがいくつも並んでいる。
RL:美人な女性、結城あやはキミのテーブルの向かい側に立つ。
RL:次の番組編成に向けて、プロデューサーの結城あやから取材の依頼があるということでキミは呼び出されたのだ
結城あや:「おはよう、鶴見さん。早速だけど、気になる噂があるのよ」
鶴見冬助:「……噂?」
結城あや:「ええ、そう。……"leggiero" 針江ジロウって知ってる?」
鶴見冬助:「なんだ、ご招待に預かったからには、もっと馳走かと思ったってのに」
結城あや:「あら、大人気アイドルよ。それじゃあお気に召さない?」
鶴見冬助:「そういう訳じゃあないけどね。で?まさか太鼓でも持たせる気じゃないんだろ?」
鶴見冬助:「皿のデカさはわかったから、メニューを教えてくれなきゃあ」
鶴見冬助:「男は雰囲気じゃ腹あ膨れねえぞ」
結城あや:「焦らないの。急かさなくたって話すわ」
結城あや:「その"leggiero" 針江ジロウ。最近良くない噂があるのよ」
結城あや:「それも、ただスキャンダルになりそうな噂の他にも色々あって」
鶴見冬助:「はあ。するってえとなんだ、レッドのスケでもコマしたって塩梅かい?」
結城あや:「そんな生ぬるいものじゃないわ」
結城あや:「例えば、そう。売人とつるんで非合法なヤバいドラッグを高値で売りさばいているだとか」
鶴見冬助:「『ウェットな声帯アイドル、ウェットな“性”態!』……三流どころならこんなもんか?」
鶴見冬助:「ははあ。一流どころは素材が違うねえ」
結城あや:「……下品よ」わずかに顔をしかめる。
結城あや:「他にも、老若男女問わずの無差別殺人をストリートで繰り返しているだとか」
鶴見冬助:「お上品なものを期待して俺を呼んだのかい、お嬢さんは?」
結城あや:「まさか。期待しているのは取材力よ」
結城あや:「とにかく、彼にはそんな噂が山ほどあるわけ」
鶴見冬助:「おやおやおや。そりゃあ剣呑だ。噂にしちゃ、露骨ってとこだ」
結城あや:「ええ、そうよ。ここまで来ると、さすがにトーキーとして真実を明らかにする義務があると思わない?」
鶴見冬助:「真実を明らかにする義務なんてもんはね。フェイトのご領分ってとこだよ?」
結城あや:「あら。それじゃああなたの領分は?」
鶴見冬助:「そりゃあ。義務じゃなくて、需要」
鶴見冬助:「真偽はともかく。気になったもんは知りたい!そういうお上品な市民様のご期待に沿うように」
鶴見冬助:「下品に皿を膳立てるってとこだ。ま、ご期待なさんな」
結城あや:「需要、結構じゃない。それで、あなた自身の興味は?」
鶴見冬助:「俺かい?そうさな……」
RL:結城あやはワクワクしたような瞳でキミを見る。
鶴見冬助:RL!
RL:はい!
鶴見冬助:彼女に対して、《ダイムノヴェル》を使用してもいいでしょうか。
RL:!?
RL:面白い。許可しましょう。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:鶴見冬助が「ハートの5」を捨てました。
RL:まあ、そのためには彼女の制御値を抜かなければいけませんがね!
鶴見冬助:スートが合わないので失敗ですね。
RL:失敗してる!?
RL:ちなみに結城あやの感情の制御値は17あります。頑張ってほしい。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:「そりゃあ勿論、眼前におわす、見目麗しゅう上に知性溢れる……」
鶴見冬助:「敬愛する女神のために……だ。ポイントでもせこせこ稼いで、覚えを良くしなきゃあって必死なもんだ」
RL:結城あやは冷めた目でキミを見ます。
結城あや:「おべっかは結構」
結城あや:「それで、このネタで、取材を頼まれてくれるのかしら?」
鶴見冬助:「ははあ。人の身には余る身分らしい」
鶴見冬助:「心得てるとも。売れ線と危険の匂いだ」
鶴見冬助:「オジサンはそういう危険な香りを纏わせなきゃあって年齢だよね」
結城あや:「はいはい。頑張ってちょうだい。上手くいったら番組で枠くらい意するわ」
結城あや:「じゃあ、取材費振り込んでおくからよろしくね」
RL:そんなわけで結城あやは取材費として3シルバー(3報酬点)を支払います。
鶴見冬助:やったー!どんどんガメよう!
RL:もう少し値切ってもよかったかな……。
結城あや:「それじゃあ、取材頼んだわよ」溜息を吐きながら言う。
鶴見冬助:「あいよー。ぼちぼちと遊びに洒落込みますかねえ」
結城あや:「……本当に大丈夫かしら」疲れたような顔。
鶴見冬助:では、部屋を出て独り言つ。
鶴見冬助:「はてさて。オジサン的には、“本物”であってくれる方が有り難いが」
鶴見冬助:「フェイクってとこだろうねえ。嘘つきの先輩の見立ってやつだ」
鶴見冬助:「ま、そっちならそっちでどう組み立てるか……どうしようかねえ」
RL:では、鶴見さんのOPはこれで終了!
オープニング04:風海トモヤ
RL:次はトモヤくんのOPです
RL:他のPLは登場判定に失敗して手札を回してもいいよ
鶴見冬助:やる!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの5」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの5」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やらないー
トーネチカ:やらない!
RL:ジロウくんはー?
針江ジロウ:あっ、やらないです!
RL:OK!
針江ジロウ:ゆだんしていた
RL:では、シーンカードを引いてからシーンの描写を
どどんとふ:RLが「レッガー」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「タタラ」
風海トモヤ:TTR
RL:知恵を意味するカード!
RL:大局が見える、問題解決の糸口を発見、インスピレーションなどを意味する!
RL:そんなわけでこのシーンはトモヤくんがレイから事件の説明を受けながらインスピレーションするシーンです
風海トモヤ:ひらめき!
RL:ブラックハウンド基地。
RL:機動捜査課の課長であるレイが苛立ちながら基地内を闊歩している
レイ:「ちくしょう。あのヤロウ、どこ行きやがった」
レイ:「ただでさえ捜査の人員が足りねえってのに。こんな時に」
風海トモヤ:技能:隠密で制御判定します。スートはダイヤ。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートの7」
どどんとふ:風海トモヤが「ハートの7」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:失敗! なので、レイさんに見つからないよう、物陰で気怠そうにポケットロンをいじってます。
風海トモヤ:「ただでさえ捜査の人手が足りない時に呼び出しとか、絶対面倒ごと押し付けられるに決まってんじゃんね」
風海トモヤ:「今日は一日ここでサボってようかな……」
レイ:「よう、トモヤ。随分と暇そうにしてるな、オイ」
RL:物陰に伸びた手がキミの襟首をつかむ。
風海トモヤ:「うおっ」
RL:レイは満面の笑みだ。
風海トモヤ:「あ、あれ……? レイ、あっちの方行かなかったっけ?」
風海トモヤ:「騙したな。酷い奴だ」
レイ:「オレが捜査の腕、甘く見てるな」
レイ:「一日中サボり続けるのとどっちが酷いと思う!」
レイ:「いいからさっさと来い!」キミの耳をつかむ。
風海トモヤ:「くそっ、行くよ。いててて」
風海トモヤ:「ひっぱるなよ。耳は生身なんだから」
風海トモヤ:引っ張られながらついていきます。
レイ:「おーおー、ちぎれたらサイバー耳にしろ」
RL:そのままキミを捜査本部に引っ張って行く。
RL:捜査本部では既に説明の準備が整っている。
RL:キミたちの目の前にはAR(立体映像)で何人もの男性アイドルの顔写真が映っている。
レイ:「そんじゃあ、とっとと説明始めるぞ」
風海トモヤ:「で、何……? 何があったの?」
レイ:「事件だよ、事件。決まってんだろ」
風海トモヤ:「事件ったって……こいつらアイドルじゃん」 椅子がいっぱいなので、壁により掛かって話を聞く。 「殺されたのかな」
レイ:「まだ確定しちゃあいねえ。こいつらは全員、行方不明者だ」
レイ:「失踪しているのは、皆まだ若いカブキたちだ。ここ数年で十件以上。皆、事件に巻き込まれた可能性は高い。三か月前にもまた1人行方不明になっている」
風海トモヤ:「件数多すぎでしょ。ケーサツは何やってんだよ」
レイ:「バーカ。N◎VAで一日にどれだけの殺人事件が起きてると思ってんだ」キミの額を小突く。
風海トモヤ:「おう」 小突かれる。
レイ:「1人2人の行方不明者ぐらい……って、とこだな。積もり積もってこの人数だ」
レイ:「容疑者として上がっているのはこのサイバーアイの女、蛭目田恭香だ」
RL:別のARが映る。ツインテールで地味な容貌のサイバーアイ少女の姿だ。
風海トモヤ:「一番最後すら3ヶ月前か。もう死んでそうだよね……って」
風海トモヤ:「容疑者居るんじゃん。とりあえず拘束して牢屋にぶち込もうよ」
レイ:「死んでるかもしれねえ。でも、生きてる可能性もある」
レイ:「ぶちこんださ。とっくにな」
風海トモヤ:「(地っ味な女だなー。アイドルと並ぶと余計に)」
レイ:「でも、出てきた」
風海トモヤ:「なにそれ」
レイ:「それも一度や二度じゃねえ。何べんもだ」
風海トモヤ:「どっかからの保釈金か。めちゃくちゃ怪しいじゃん、それ」
レイ:「その度にどこからか保釈金が払われた」
レイ:「ああ。そんで今も野放しだ」
レイ:「めちゃくちゃ怪しいだろ」歯を見せて笑う。
風海トモヤ:「え、じゃあさ。もしかして、こいつが今居る場所とか分かんないの?」
レイ:「まあ、拘留してるわけでもねえからなー。探せばヤサの場所ぐらいは分かるだろうが」
風海トモヤ:「ほら見ろ……やっぱすげー面倒くさそうじゃん……」
レイ:「それに、最重要容疑者だけど、まだコイツがクロと決まったわけでもねえんだよな」頭をかく。
風海トモヤ:「ふうん」
風海トモヤ:「捜査するやつは大変そうだね。頑張ってね」
レイ:「まあ、何にせよこいつが失踪したカブキたちの周辺をつきまとっていたっていう目撃証言があるのは事実だ」
レイ:「捜査は慎重に頼んだぜ」
レイ:「ん?」
風海トモヤ:「捜査するやつはー、たいへんそうだねー」
レイ:「いや」
レイ:「お前」
レイ:「これ、捜査費ね」
RL:3シルバー(3報酬点)を渡す。
風海トモヤ:「ええ……」 とりあえず受け取ります。
風海トモヤ:「今日は馬が走るんだ。N◎VA天皇杯……大穴のアカデミアペガサスが勝ったら、一生遊んで暮らせるくらいのお金が入る」
風海トモヤ:「捜査は明日からでいい?」
レイ:「ええ……じゃないだろ」
レイ:「今だ!今すぐ!!」
風海トモヤ:「クソッ。暴力オトコオンナめ」
風海トモヤ:「わかったよ。行くよ。こんな事件、さっさと解決してやる」
レイ:「おう、任せたぞ。しっかり働けよ、トモヤ」
レイ:「あと、暴力オトコオンナって言ったこと覚えてろよ」
風海トモヤ:「あー知らない知らない。なにそれ?気の所為じゃない?耳交換した方がいいんじゃない?」 そそくさと逃げ出します。
レイ:「オレの耳は生身だ!!」拳をプルプルと振るわせる。
風海トモヤ:「ちぇっ。なにがアイドルだよ、売り出しの為に嘘でガッチガチに塗り固められた製品どもめ」
風海トモヤ:廊下を歩きながら、小指の爪くらいのチップを空中に放ってキャッチする。
風海トモヤ:「せめてあの……蛭なんとかが牢屋にいればな。盗聴器くらいつけてやったのに」
風海トモヤ:「めんどくさ……」
風海トモヤ:売店の死角から栄養バーを一本かっぱらってその場を後にします。
RL:あっ、泥棒!では、シーン終了!
オープニング04:北大路・ウィリアム・ウォーブラー
RL:最後は北大路・ウィリアム・ウォーブラーさんのOPです!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はーい
RL:他のPLは今のうちに手札交換とかしてもいいよー
風海トモヤ:ううーむ迷う
風海トモヤ:まあ、いいか・・・
RL:オッケー
RL:他の人たちはどうします?
針江ジロウ:なしで!
鶴見冬助:なし!
トーネチカ:なし
トーネチカ:!
RL:はーい。
RL:それではシーンカードを。
どどんとふ:RLが「タタラ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「チャクラ」
RL:チャクラ!
RL:カードの暗示は調和!互角や自然な安定、均衡や和解を意味する!
RL:このシーンはキミが上司の小上紫乃から調和的に仕事の依頼を受けるシーンになります
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:調和的……
RL:キミは小上紫乃から千早重工後方処理課第三班のオフィスに呼び出されました。
RL:キミはいつも通りの楚々とした立ち姿でキミを待っています。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、背筋をぴんと伸ばした姿勢で小上さんの方に。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「お呼びでしょうか。班長」
小上紫乃:「こんにちは、北大路さん。次の仕事のお話です」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「了解です。スケジュールも問題ありません」
小上紫乃:「ありがとうございます。今回はCMEの件についてです」
小上紫乃:「千早の音楽レーベル。ご存知ですね?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ。存じております。何かトラブルでも?」
小上紫乃:「ええ。そのCMEで活動する"leggiero" 針江ジロウですが、いくつかの素行不良などが報告されています」
小上紫乃:「先日はN◎VAったーでも炎上して、大きな話題になったという話もありました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「『"leggiero" 針江ジロウ』……ああ、何度か音楽番組で見たことが。ウェットのアイドルですね」
小上紫乃:「ええ。その彼です」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「一曲カラオケ用に練習したことがあります。披露してもよろしいでしょうか」
小上紫乃:「ふむ。若干興味が……」
小上紫乃:「では、ありません」咳払いする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「はい」真面目に頷く。「素行不良ですね」
小上紫乃:「ええ。素行不良です」
小上紫乃:「"leggiero" 針江ジロウのプライベートに干渉するつもりはありませんが、イメージダウンはグループ全体におよびます」
小上紫乃:「イメージダウンは株価下落に繋がり、株価下落は倒産に……ああ怖い」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そうなる前に調査を、ということでしょうか」
小上紫乃:「ええ。燻ぶる火種は消さなければいけません」
RL:決まった、という顔。
小上紫乃:「……それに」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それに?」
小上紫乃:「これがただのスキャンダルでなく、敵対企業による工作の可能性もあります」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「イメージダウンを作りだす、という……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「イメージダウンは株価下落に繋がり、株価下落は倒産に……怖いことです」
小上紫乃:「ええ。怖いのです」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「怖いですね」重々しく頷く。
小上紫乃:「ですので、その背後関係を調査し、火種を消し潰す。それがあなたの仕事です」
RL:決まった、という顔。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「了解しました。不肖北大路・ウィリアム・ウォーブラー、ペットボトルの水を持参し火種を消しに参ります」
小上紫乃:「いえ、そういう消し方ではなく……」
小上紫乃:「私の言っているのはもっと格好良いやつ……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談です」
小上紫乃:「そ、そんな」
小上紫乃:「と、とにかく」咳払いする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ウィンクをしようとして顔をひきつらせてやめる。
小上紫乃:「こちらはマネージャーのトモカズ・ユーコ・三枝のアドレスです。彼女や"leggiero" 針江ジロウに直接会って話を聞くのもいいでしょう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「承りました。まずは関係者から当たっていきます」
小上紫乃:「ええ。必要経費は振り込んでおきますので、よろしくお願いします」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「は」一礼。
RL:彼女は経費として3シルバー(3報酬点)を支給します。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いただきます。
小上紫乃:「では、この火種はお任せしました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「かしこまりました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」そのまま、特に動かずに立ち尽くしている。
小上紫乃:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」
小上紫乃:「……どうしました?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あ、いえ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「退出の指示がありませんでしたので、待機を」
小上紫乃:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……冗談です」一礼。
小上紫乃:「北大路さんは面白い方ですわ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ありがとうございます。では、ビジネスに移らせていただきます」
小上紫乃:「あっ、いえ、褒めたわけでは」
小上紫乃:「褒めたわけではー」次第に声が遠くなる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そのまま颯爽と去っていきましょう。
小上紫乃:「褒めたわけではー……」声は徐々に遠ざかる。
RL:では、シーン終了!
RL:これでオープニングフェイズは全て終了!
RL:次からはリサーチフェイズに入るぜ!
リサーチフェイズ01
RL:リサーチフェイズはキャスト同士が出会ったり情報収集をしたりするフェイズだ
RL:やりたい人がシーンプレイヤーになったりRLが指定した人がシーンプレイヤーになったりするぞ
RL:そんなリサーチフェイズの最初のシーンはジロウくんがシーンプレイヤーだ
RL:だ!
針江ジロウ:だっ
風海トモヤ:キャーッ
RL:他のキャストは登場するなら登場判定は〈社会:メディア、企業〉で難易度10
風海トモヤ:えっ、どっちもない
RL:また、ジロウか三枝のコネを持っているキャストは登場判定なしで登場できるとしましょう
トーネチカ:ないよ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あ、じゃあ三枝さんのコネで登場したいです
RL:トーネチカさんはコネがあるよ!
トーネチカ:あるの?
トーネチカ:どこに?
RL:アクトコネ!
トーネチカ:あっ本当だ!失礼しました
風海トモヤ:北大路さんのコネがあるんですけど、北大路さんが出たら彼のコネで出られるのかな
RL:また、該当する技能がない場合は達成値-5することでそれっぽい技能を使って代用判定も可能だ
風海トモヤ:それっぽい技能!
RL:もしくは山札から引いて判定するという手もあるが、スートが合わなかったら失敗するし、絵札が出たらファンブルになる
RL:コネを持っている人がいたら、そのコネの判定でも登場できるとしましょう
風海トモヤ:わーい
RL:ただ、まあ、今後も合流する機会はあるので、無理にここで出なくてもいいという話もある
鶴見冬助:じゃあ出ようかなあ
RL:じゃあ、とりあえずシーンの描写をするので、出たくなったら出るといいでしょう
RL:まずはジロウくんの描写から
針江ジロウ:はーい
RL:ジロウくんはこの日のスケジュールで、ライブのプロモーションのため番組に出演することになっていました。
RL:現在は番組収録の控室で、呼び出しがあるまで待機中だ。
RL:近頃はウェブでキミについての話題が炎上していたりと悩みの尽きない今日この頃である。
針江ジロウ:「……」眉間に皺を寄せてウェブの情報を眺めている。
RL:どれもこれもキミには身に覚えのない噂ばかりだ
針江ジロウ:「女絡みはともかく、クスリの売買とか無差別殺人とかさー……」
針江ジロウ:「できるわけないだろ、ウェットの、アイドルの、未成年の俺に」
RL:では、そこでドアが数度ノックされた後に開く。
針江ジロウ:「はいはーい」だらっとした姿勢のまま顔を上げる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃん、準備中にごめんなさい。ちょっといいかしら」
RL:彼女は後ろに見知らぬ男性を引き連れている。
トーネチカ:銀髪の背の高い男が三枝さんの後ろでニコニコしています。
針江ジロウ:「あー、うん……はい、そちらは?」少しだけ背筋を伸ばして、表情も柔らかくする。
トモカズ・ユーコ・三枝:「こちらはトーネチカちゃん。今日からあなたのことを護衛してくれるわ。何があってもいいようにね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:その後ろで同じくらい背の高い眼鏡の男が、背負った大きな荷物を入り口に引っかけて困っている。
針江ジロウ:「護衛?……ああ、あのサイコ女から?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう。そのサイコ女から」
針江ジロウ:「ふーん……」無遠慮にトーネチカさんを観察する。「カブトって感じに見えないな」
針江ジロウ:「どっちかっていうとアンタが舞台に上がる方が向いてるんじゃない?」
トーネチカ:「ナイトと呼んでほしいね」慣れた調子でウインクを飛ばす。
トモカズ・ユーコ・三枝:2人から離れ、入り口に引っかかっている人を助けている。
針江ジロウ:「はは、その感じ。知り合いに1人いるよ」
トーネチカ:「君の知り合いに?」笑いながら握手を求めます。
トーネチカ:「僕のことは、どうぞトーネチカと。ライブまでの三日間、どうぞよろしく」
針江ジロウ:「ああ……えっと」差し出された手に少し躊躇してから、握手を返す。「まあ、よろしく」
針江ジロウ:「知ってると思うけどさ、俺、少しでも傷ついたらアウトなんだよね」
針江ジロウ:「ウェットってとこで売ってるから、傷ついたとこ取り替えて修理完了ってわけにいかない」
針江ジロウ:「……ほんと、よろしく頼むよ」
トーネチカ:「……」握った手について、細いなと思う。
トーネチカ:「じゃあ、本当なんだ? ウェットっていうのは」
針江ジロウ:「偽物ならもう少し上手く歌うよ」
トーネチカ:「何言ってる。皆、君の歌に夢中じゃないか」
トーネチカ:言いながら、コスメテッィクの《ショーテリトリー》を起動させます。
RL:ウェブの映像を投射するやつですな
トーネチカ:ウインクを飛ばす。と、同時に星がきらめくエフェクトARが表示。
針江ジロウ:「ああ……俺はスキヤキだから」答えて唇を歪める。
RL:ジロウの胸元近くで星が弾けて消える。
針江ジロウ:「で、そっちの人は?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「どうしてこんなところに引っかかって……」助ける。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「失礼しました。トモカズ・ユーコ・三枝さん。必需品なのですがかさばるのです」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「おっと」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「申し遅れました。私は北大路・ウィリアム・ウォーブラー。千早重工から参りました」
トーネチカ:「ふむ」エフェクトが無視されたのを確認する。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:丁重にジロウくんに向けて名刺を差し出す。
トモカズ・ユーコ・三枝:「千早の方だそうです。前もって言っておきますが、ジロウちゃんは噂されてるような子じゃありませんから。ご心配なく」
針江ジロウ:「重工……?」片手で名刺を受け取る。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「実際そうであればその結果を持ち帰るまでですから。そちらこそご心配なく」
トモカズ・ユーコ・三枝:「CMEの親会社。知らないわけじゃないでしょ?」
針江ジロウ:「知ってるけど……そんな人が、なんでさ?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「査察……でしたか?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ。まあ、近頃は様々な噂が流れているようですので、念のため」
針江ジロウ:査察という言葉を聞いて、背筋をぴしっと正す。
針江ジロウ:「……もしかして、さっきの態度で減点1?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「3ですね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談です」
針江ジロウ:「……」何か言いかけて、口を半開きにする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まあ、私のことはその辺のカカシかトウモロコシだとでも思って普段通りに過ごしてください」
針江ジロウ:「トウモロコシ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「はあ、そうですか。それじゃあアタシは番組のプロデューサーと打ち合わせがありますので」
RL:三枝はそう言うとひとまず控室を後にする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「イネ科の一年生植物で、実は美味……了解しました」頭を下げる。
針江ジロウ:「えっと……、これからしばらく見張りにつくわけ?」北大路さんに。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そうなりますね。どうぞご了承ください」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そちらの星の方も、よろしくお願いいたします」トーネチカさんにも礼。
針江ジロウ:「はぁ……なるほど」こっそりと片手でトロンを操作して、プライベートの約束にキャンセルを入れていく。
トーネチカ:「どうぞよろしく、トウモロコシさん」ニコニコする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「北大路・ウィリアム・ウォーブラーです」
針江ジロウ:「えっと……どれが名前?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ファーストネームという意味であれば、ウィリアムですが」
針江ジロウ:「了解。じゃあ、よろしく。ウィリアムさん」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「よろしくお願いします。針江ジロウさんと……トーネチカちゃん、でしたか」
トーネチカ:「そう、トーネチカさ。フルネームは舌を噛みそうと評判で」
針江ジロウ:「トーネチカ"ちゃん"」
トーネチカ:「構わないよ?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「トーネチカちゃん……トーネチカさん……ううむ」考える。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「三枝女史に倣おうと思いましたが、『さん』の方がどうも都合が良いような気がします。よろしくお願いします」
風海トモヤ:じゃあ、そのあたりで登場しようかな。北大路さんのコネを使って登場したいです。スートはダイヤ。
RL:難易度は10だ
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ダイアのJ」
RL:そんな良い手札を!
風海トモヤ:10の能力値5で成功。
どどんとふ:風海トモヤが「ダイアのJ」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:「こんちは。ウィル、居る?」
風海トモヤ:楽屋の扉を雑にあけて入ってくる。
針江ジロウ:「今度は誰だよ……」
トーネチカ:「千客万来だな」
風海トモヤ:「ケーサツだよ。ほら、隊員証」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「居ます」普通に返事をする。
風海トモヤ:「ケーサツ権限って便利だよな。人気アイドルの楽屋にズケズケ入ってこれるんだからさ……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ですが、まずノックをするというプロトコルが必要なのでは?」
風海トモヤ:「ウィルに手伝ってほしい仕事があったんだけどさ。これ、取り込み中?」
針江ジロウ:「……イヌが何の用だよ」あからさまに顔をしかめる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「仕事の最中ですね」
風海トモヤ:後ろを振り向いて、今閉めたドアをノックする。 「したよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「タイミングに難がありますが、よく出来ました」
針江ジロウ:「アンタ、会社に抗議入れとくからな」
風海トモヤ:「いやさ……オマエみたいなアイドルが次々行方不明になってるから、その調査を押し付けられたんだよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「彼は千早とは無関係なので、私の評価が下がるだけですね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「いや、私の評価が下がる……のは……問題……?」
風海トモヤ:「ウィルならなんか知ってるかなーと思ったら、アイドルの楽屋に居るって言うじゃん。丁度いいかなって」
トーネチカ:「行方不明?」
風海トモヤ:「問題ないから、大丈夫だよ」
トーネチカ:「ジロウくん、聞いたことある話?」
針江ジロウ:「いや、全然。あったとしても忘れた」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「君にとってはちょうどいいようですが、突然用件を増やされても困りますよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「アイドル繋がりではあるようですが……」
トーネチカ:「ハハハ、忘れてるなら仕方ない。新情報だ」
針江ジロウ:「そうそう。こっちには優秀なボディガードもついてんだよ」ぐいっとトーネチカを前に押し出す。
風海トモヤ:「ボディガード」
針江ジロウ:「イヌはお呼びじゃないんだ。帰れよ」
トーネチカ:ハンドアップしながら押し出されます。
風海トモヤ:「ふうん」
針江ジロウ:「とっととイヌ小屋に戻ってグリーン連中に尻尾振ってな」
風海トモヤ:よし!ここはジロウ君に勝負を挑むぞ!
針江ジロウ:なんと!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まあまあ、彼はそれほど悪いイヌではありませんよ。物理的には噛みつきませんし」
風海トモヤ:メジャーアクションで小蜘蛛をジロウ君に取り付けたいです。発信機兼盗聴器。
風海トモヤ:僕は隠密、ジロウ君が勝負してくれるならそっちは知覚で勝負だ!
風海トモヤ:もしとりつけられたら、さっさと帰りますw
針江ジロウ:いいだろう!
トーネチカ:ちなみに、妨害することってできます?
風海トモヤ:くそ・・・本当は《陽炎》使えば無条件で成功なのにな……!
RL:ほうほう。面白い。確かにボディガードとしてはするでしょうな
風海トモヤ:あっどうだろう、カバーリングして対象がとねちかさんになったりするのかな
風海トモヤ:どっちが相手でもいいぜ!俺の隠密は無敵だからな!
RL:では、トーネチカが〈カバーリング〉の判定に成功すれば、ジロウの代わりに〈知覚〉判定を行えるものとしましょう
RL:〈知覚〉判定に成功した場合、そのまま撃ち落としてもいいし、代わりに自分に付けてもいい
トーネチカ:はーい
トーネチカ:あっ
風海トモヤ:土蜘蛛、ビックカメラで4980円もするから、撃ち落とされるのは困る・・・
トーネチカ:カードのスートが合わない! 手札から引いて挑戦してもいいんですっけ
トーネチカ:手札じゃなくて、山札から引いて挑戦しても
RL:山札から引いてもいいですが、スートが合わなければ失敗になります!
トーネチカ:せっかくなので、やるだけやってみます
トーネチカ:〈カバーリング〉、スートはハートのみ。山札からカードを引きます。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ジョーカー」
RL:ジョーカーは好きなカードとして使えます!
風海トモヤ:バ・・・バカ引き強すぎ!
トーネチカ:ハートの、なんか、いちばん強いカード扱いします!
RL:では、キミはジロウの代わりに対決を行ってよい!
RL:トモヤの〈隠密〉とトーネチカの〈知覚〉で対決してください
風海トモヤ:これ、この時点で僕の負けということにしてもいいですけどw
RL:まあ、どう判定するかはお任せですw
RL:トモヤくんはあえて低い札を出してもいいし…
風海トモヤ:先に出しましょう。隠密判定で、スートはダイヤのみ。
風海トモヤ:これしかないんだよね・・・
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ダイアの8」
RL:やれー!
どどんとふ:風海トモヤが「ダイアの8」を捨てました。
RL:つよい!
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:高い
RL:達成値は……13か
風海トモヤ:あっそうです、社会が5なので13!
トーネチカ:こちらも知覚で判定します!スートはスペードのみ。
RL:では、トーネチカさんは〈知覚〉で判定を!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「スペードのQ」
トーネチカ:理性の能力値は5なので、達成値17になります。
風海トモヤ:つよっ。負けました
どどんとふ:トーネチカが「ジョーカー」を捨てました。
RL:では、この達成値はトーネチカの勝利!
どどんとふ:トーネチカが「スペードのQ」を捨てました。
RL:2人は好きに演出するといい!
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:「はいはい。んじゃ、イヌは大人しく出直すよ。自称ウェットのアイドルさん」
風海トモヤ:左手をひらひらと振って退出する…と見せかけて
風海トモヤ:その反対側。右手の指でパチン、と小さなチップをジロウ君の方に投げつけます。小蜘蛛!盗聴発信機!
風海トモヤ:「(ウィルが忙しいのなんて知ってたよ。お前にこれ取り付ける為に来たんだっつーの)」
風海トモヤ:「(行方不明になるにせよ、ならないにせよ、せめて情報源として役に立てよな)」
トーネチカ:「まあまあ、ジロウくんも、そこまで怒らなくても、さ……」困ったように笑いながら。
トーネチカ:ハンドアップした手をひらひらさせながら、さりげなく盗聴発信機をキャッチ。
トーネチカ:「(…いざという時警察が来てくれるなんて、最高に心強いじゃないか)」
針江ジロウ:「イヌは嫌いなんだよ……」むすっとした顔で呟く。
風海トモヤ:こっちはトーネチカさんの動きには気づきません。ミッションコンプリート!扉を開けて退出しようとする。
トーネチカ:ジロウくんに気づかれることなく、指先で子蜘蛛を弄び、そのまま自分に取り付けます。
針江ジロウ:「レッド育ちでイヌが好きな奴なんて、いるわけないだろ」
トーネチカ:「好きになるかもしれないさ。また、会う機会があればね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そういうものですか」(出自:純粋培養)
RL:では、トモヤはそのまま颯爽とシーンから退場だ。
トーネチカ:「ウィリアム、彼はいいの?行ってしまったけど」退出していくトモヤくんを見送りつつ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「用事は済んだようですしね。いつも忙しない人です」後姿に手を振る。
トーネチカ:「名前を聞きそびれたな」
鶴見冬助:では、社会:メディアで登場します。
RL:難易度は10です
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの8」
鶴見冬助:15!
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの8」を捨てました。
RL:では、登場判定は成功!
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:顎に手をやりながら一人呟いている。
鶴見冬助:で、エキストラを含むシーンの全員に、《ダイムノヴェル》したいんですよね。
RL:《ダイムノヴェル》、シーン選択かぁ
RL:ただ、まあ、シーン内といっても今は楽屋内ですが!
RL:やるならどうぞ!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの9」
鶴見冬助:達成値16です。
RL:〈芸術〉でそれぞれの制御値を抜く必要があります
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの9」を捨てました。
RL:成功すれば嘘一つを信じ込ませることができる
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:達成値16は……全員抜けるよなぁ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:13です
針江ジロウ:15です
トーネチカ:12です!
RL:惜しい!
RL:では、鶴見さんは全員に安っぽい嘘を一つ信じ込ませることができる!
鶴見冬助:では、プロデューサーとして堂々と楽屋に入りましょう。
鶴見冬助:「いやー、お待たせして申し訳ない!」
トーネチカ:「おや」入ってきた男性を見る。
鶴見冬助:「はい、じゃあさジロウちゃんね、へへ今日はよろしくねー、あ、局の方から来ました担当です初めましてー」
針江ジロウ:「ああ、えっと……」ユーコさんと話してたのはこんな人だったか?と思うけど、それっぽい物腰にうっかり騙される。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「担当の方」姿勢を正す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「千早重工から参りました、北大路・ウィリアム・ウォーブラーです。よろしくお願いします」名刺を差し出す。
針江ジロウ:「よろしくお願いします」30%ぐらい余所行きの態度で頭を下げる。
鶴見冬助:「ああどうもご丁寧によろしくお願いいたしますねー」名刺のように、堂々と白紙の紙を渡す。
トーネチカ:「(いかにも関係者って感じだな)」会釈しながら、ジロウくんに場所を譲る。
鶴見冬助:「つーことで早速なんだけど、まず幾つか聞きたいことあってね、まずそっちお願いしてもいいかな?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ARの調子が悪いのかな?と思いながら受け取る。
針江ジロウ:「聞きたいこと?」
鶴見冬助:「そ。単刀直入に聞くけどさ……“坊や”さ」
鶴見冬助:声のトーンが変わる。「――ウェットってのは吹かし?」
針江ジロウ:「……はっ」
針江ジロウ:「アンタ、俺の歌聴いたことないの? ま、どっちでもいいけど」
鶴見冬助:「いやね。ウェットでこの数マカブってっとなると、やり口は限られてくるって寸法でねえ……」既に嘘の効果は切れかけてきていることだろう。
鶴見冬助:「……あー。もう口調楽にしていいか?」
針江ジロウ:「ああ、ああ。そういうことかよ」ぐしゃぐしゃ髪を掻き毟る。
針江ジロウ:「CMEがそんなチャチなことすると思うか?」
針江ジロウ:「俺みたいな半端な歌に半端な見た目の奴を、ウェットだって嘘までついて、売り込むかってこと」
鶴見冬助:「さあね。オジサン芸能は門外漢だ」
トーネチカ:「そうなると、貴方はどこのオジサン?」ニコニコしながらジロウくんの隣に立ちます。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……状況を掴みかねているのですが」白紙の名刺を眺める。
鶴見冬助:「だからこっちが知りたいのは、ウェットなのに殺れるのかってお話なわけ?」
鶴見冬助:「ああ。自己紹介してなかった。こりゃうっかりだ。俺もトシかな?」
鶴見冬助:パチン、と指を鳴らすと、白紙の名刺に炎の線が走る。
鶴見冬助:フリージャーナリスト、鶴見冬助とだけ、炙られた文字が浮かぶ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「おお」名刺に驚いてまじまじと眺める。
トーネチカ:「……貴方みたいな大胆なトーキー、初めて見たな」目を細めて名刺を眺める。
針江ジロウ:「サイコ女にクソイヌに今度は詐欺師まがいのトーキー」
針江ジロウ:「いや、トーキー崩れの詐欺師? どっちでもいいか」
鶴見冬助:「同感だな坊や。俺にとってもどっちでもいいな」
針江ジロウ:「取材なら事務所通してくれれば、医者の診断書でもなんでも送りつけてやるよ。俺がウェットだって」
針江ジロウ:「それから」目に指を突っ込んでARコンタクトをつまみ出す。
鶴見冬助:「いんや。俺にとってはそっちもどっちでもいい」
針江ジロウ:「普段から楽屋でこんなモンつけてるのも……ん?」
鶴見冬助:「ウェットじゃなかったら、可能性が上がるってだけだ。やれヤクを捌いてるだ、やれ連続殺人だ」
鶴見冬助:「気にすんのはそっちだ。ま、フカシだったらそのメインディッシュの添え物にはなったろうがね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なるほど。あなたも調査を行っている方ということですね。……性悪説に基づいて」
針江ジロウ:「あー……全く」コンタクトを戻して目をぐるぐる動かす。「どいつもこいつも、間抜けばっかりかよ」
トーネチカ:「彼が、もしウェットでは無かったとして」口を挟みます。
鶴見冬助:「性悪説とは人聞きの悪い。これは純粋な、単なる取材手法ってだけで」
針江ジロウ:視線だけでトーネチカさんの方を見る。
トーネチカ:「だからって、自分の犯行を貴方に言う訳ないだろう、鶴見さん」ニコニコしている。
鶴見冬助:「俺には嘘が見える」全くの嘘。
鶴見冬助:「嘘つき特有の生体反応。ウェットならなおさら、隠すのは難しい」
トーネチカ:「そんな人間観察が得意な貴方なら、分からないかい? 彼に必要なのは、仕事前の精神統一」
トーネチカ:「悪いけど、一人にしてやってくれないか。話なら僕が聞くさ」
鶴見冬助:「あー。そいつはちとまずい。変にヘマこかせて人気を落とさせたら、どっちに転んでも旨味が減っちまう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「こちらとしてもそれは避けたい事態だ」
RL:では、その辺で三枝が楽屋の方に戻ってくる。
トーネチカ:「そうそう、だから話は三人で…」言いかけ。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……あら、あなたは?」訝しげに鶴見を見る。
針江ジロウ:「手品の押し売り」
鶴見冬助:「出演前のご挨拶をと。どうぞご贔屓に」
鶴見冬助:適当に流す。嘘の効力は機能しているはずだからだ。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ここは関係者以外立ち入り禁止よ」
鶴見冬助:「それは失礼。自分の本分に戻りましょう」
トモカズ・ユーコ・三枝:「警備を呼ばれたくなければそうしてちょうだい」
針江ジロウ:「警備。そう、警備だよユーコさん。キツく詰めといてよ、詳しくはあとで話すけどさあ……」
トモカズ・ユーコ・三枝:「全く、この局のセキュリティもいい加減ね。はい、出た、出た」鶴見を部屋の外に押し出す。
鶴見冬助:恭しく一礼して、適当なスタッフの列に紛れ込む。他の連中には関係者に思われることだろう。
トモカズ・ユーコ・三枝:「文句ならアタシの方から言っておくわ。っていうか」
RL:鶴見もそそくさとここでシーンから退場だ。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃん、まだ楽屋にいたの?さっきは収録終わったから帰るって言ってたのに」
針江ジロウ:「……は?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「まったく、早く収録切り上げて帰りたいって言うから、わざわざ交渉してスケジュール変更までしたのにいったいどうしたの?」
針江ジロウ:「さっきっていつ?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「さっきって……ついさっきよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「彼はずっとここに我々といましたが」
トモカズ・ユーコ・三枝:「今の今までスタジオで歌ってたじゃない」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……アナタたちまで何言ってるの?」
トーネチカ:「スタジオに彼がいたと?今まで?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ええ。他のスタッフや出演者、プロデューサーも一緒にね」
針江ジロウ:「……あー……冗談、じゃないよね。ユーコさんだし」
トモカズ・ユーコ・三枝:「アナタたち、アタシをからかおうとしてるの?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「これは冗談ではありません。私は事実を述べている」
トーネチカ:「笑えない話だね」
針江ジロウ:「ユーコさん、えっと」
トモカズ・ユーコ・三枝:「はいはい。言っておきますけど、そんな冗談に付き合ってる時間ありませんからね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ジロウちゃん、次の現場のスタートもあるんだからいつまでもふざけてないで早く移動してね」
針江ジロウ:「冗談じゃないって! さっきまであの……胡散臭い男と話して……」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……さっきの男に何かおかしなドラッグでも盛られた?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「心配ならスケジュールの空き時間に身体検査でもしましょうか」
針江ジロウ:「3人全員?」ぐるんと首を回して周囲を見る。
トモカズ・ユーコ・三枝:「はあ。とにかく、今は時間がないわ。トーネチカちゃん、次の現場まで彼の護衛よろしくね」
トーネチカ:「…警察の彼が僕たちを見てるさ」肩をすくめる。
針江ジロウ:「……」がしがし頭を掻く。
RL:三枝はそう言うと手早く荷物をまとめて楽屋を立ち去る。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……妙なこともあるものですね」記録をしておく。
針江ジロウ:「あー……」
針江ジロウ:「ひとまず、何もしてないのに撮影1つ片付いたわけだ。ラッキー」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「業務に関する意欲に低下が見られる。減点2」
針江ジロウ:「……冗談?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談です」
針江ジロウ:「……あとでここのVTR確認するからさ、ウィリアムさんも一緒に見てよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「了解しました。不可解な事態が起こっていることには同意しますので」
針江ジロウ:「不可解。不可解ね。色々起こりすぎてどれのことやら」
トーネチカ:「大変だ、君」しみじみと頷く。
針江ジロウ:「……助けてよね、頼むから」
トーネチカ:「もちろん、君を守るよ。大丈夫」
トーネチカ:「そうだな。仕事前のリラックスに協力しようか? 子守唄でも歌う?」
針江ジロウ:「歌えなくなったらお願いする」
針江ジロウ:唇の端を吊り上げて、ひらひら手を振る。
トーネチカ:「ハハハ、ファンに殺されちゃうな」ニコニコしながら、ジロウくんの後についていきます。
RL:では、ひとまずシーン終了!
リサーチフェイズ02
RL:次のシーン。
RL:シーンプレイヤーはトーネチカさん!
RL:ジロウくんも一緒に出てもらいたいのですが、シーンに出るためには登場判定に成功しなければいけないそんなジレンマ
トーネチカ:はーい
RL:それを解消するためにチームを組むというシステムがありまして
RL:チームを組んだキャストはシーンに登場する時に一方が登場判定に失敗しても一緒に登場することができるのだ
RL:便利だぞ
RL:チームを組むというのはお互いに同意があればアクト中いつでも宣言できるので、してもいい
針江ジロウ:いつでも!
トーネチカ:ジロウくんと組みたいですね!
針江ジロウ:組みたいです!
風海トモヤ:ジロウくんととねちーはチーム組んでるのが自然ですねw
RL:そう!いつでも!シーンに登場する前でもいい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:よかったら入れてほしいけどどうだろう
RL:ちなみに普通に登場するなら登場判定は〈社会:メディア、企業〉で難易度10です
トーネチカ:来いよ…
針江ジロウ:ウィルさんも組もう組もう
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やった! くむ!
風海トモヤ:GM、トーネチカさんに小蜘蛛がついてるので登場判定は自動成功になるのですが
風海トモヤ:その場合ってカードは要りますか?要らない?
RL:確かになる
風海トモヤ:なんか捨てないとだめ?
風海トモヤ:RLだ!
風海トモヤ:GMなんていない!
RL:登場判定が自動成功になるという効果なので、判定自体は必要ですね
風海トモヤ:ふむふむ
RL:このシーンはジロウくんと一緒に次の現場に行ったトーネチカさんが2人でキュリオと話したり何かが起きたりするシーンになります
RL:登場する人は判定したりしなかったりするといいでしょうー
風海トモヤ:うーむ、それなら様子見でいいかなあ。キュリオ君にも盗聴器つけたい気持ちがあるけど・・・
RL:こ、怖いぜ
鶴見冬助:様子見ます!
RL:オーケーです
RL:ウィリアムさんは?
風海トモヤ:すみませんRL!判定自体は必要ということは、このシーンだったら社会:メディアか企業で、それにあったスートのカードを出さなきゃだめってことですよね?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:チーム組ませてもらったので登場したいです
RL:いや、どんな判定でも自動成功になるので、カードを出しさえすればいいです
風海トモヤ:メディアのスートがスペードしかないなら、ハートを出しても成功はしないみたいな、そういうのでOK……?
風海トモヤ:あっほんと!やったー!
風海トモヤ:なら様子見ます!
RL:オーケーです
RL:ジロウくんとウィリアムさんはチームを組んだことで登場判定に失敗して手札を回しながら登場することもできますが、どうしますか?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:今回は大丈夫です
針江ジロウ:大丈夫!
RL:OK!
RL:では、シーンプレイヤーはトーネチカさん。
RL:シーンタロットは
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カゼ」
RL:カゼ!
RL:勝利!戦いの開始などを意味する!
RL:そんなわけでシーンの描写をしていきましょう
RL:針江ジロウの次の仕事はトーク番組への出演だ。
RL:トーネチカさんも護衛として彼と一緒についていくことになっている。
RL:番組にはキュリオも出演するそうで、キミたちは控室で彼と顔を合わせた。
キュリオ・ベルベットレモン:「やあ、ジロー。番組で一緒になるなんて久しぶりだね。僕らのクリスタルみたいな輝きを皆に見せつけてやろうじゃないか☆」
針江ジロウ:「そういや、久々だな。そんな気しないけど……」
キュリオ・ベルベットレモン:「ハハ、もっと喜んでくれていいんだよ。ちなみに、そちらの子猫ちゃんは?」トーネチカに言う。
針江ジロウ:「最近物騒だから、ボディガードだってさ。そうは見えないだろうけど」
キュリオ・ベルベットレモン:「ボディガード?キミがかい?どちらかというと舞台俳優みたいだな」
トーネチカ:「そんなこと…貴方のような芸能人に言われると、困ってしまうな」
キュリオ・ベルベットレモン:「ハハ、困った顔も絵になるな。でも、僕より輝くことは許さないよ☆」
トーネチカ:「アイドルはやっぱり一般人とは違うなと、見とれてしまっていたところだから」
キュリオ・ベルベットレモン:「そりゃあ僕はオールモストアイドルだからね☆」白いジャケットを素早く脱ぎ、一瞬で羽織り直す。
針江ジロウ:「オールモストは違うだろ……多分」
トーネチカ:「彼のキャラ、テレビの前だけじゃないんだ」ジロウくんに小声で言う。
針江ジロウ:「アンタと似てるだろ」小声で返す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:後ろで、ジャケットを脱いで羽織る様子を真似して引っかかっている。
トーネチカ:「お褒めに預かり光栄」
キュリオ・ベルベットレモン:「何の話だい。それで、そちらの子……子犬……いや、子リス……子鹿ちゃんは?」ウィリアムの方に視線を向ける。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「失礼。千早重工から参りました。北大路・ウィリアム・ウォーブラーと申します」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:半分ジャケットの袖を脱ぎかけた状態で名刺を渡す。
キュリオ・ベルベットレモン:「千早。ジローも随分とご大層な身分になったものだ」華麗な曲線を描く動作で名刺を受け取る。
トーネチカ:後ろからウィリアムさんのジャケットを引っ張って直す。
キュリオ・ベルベットレモン:「ふむ。しかし、そうか……」しばし考え込む。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ありがとうございます。なかなかの難敵でした」トーネチカさんに。
針江ジロウ:「いや、俺の監視とかなんとかで……、ん、どうした?」キュリオに。
キュリオ・ベルベットレモン:「そうだ、ジロー。プライベートのことだからちょっと言いにくいんだけど……」
キュリオ・ベルベットレモン:「キミももう少し普段付き合う相手は選んだ方がよくないかい?」
トーネチカ:「うん、まあ、これから練習をしていけば、忘年会には間に合うんじゃないかな」
針江ジロウ:「は? えっと」
キュリオ・ベルベットレモン:「ウェブでこんな映像が公開されちゃってたけど、これいいの?」
RL:トーネチカとウィリアムにも見えるようにポケットロンを向ける。
針江ジロウ:その画面を覗き込む。
RL:画面にはサイバーアイの少女とにこやかな笑顔で抱き合う針江ジロウの姿が映っている。
RL:背景に映っているのはキミの自宅のようだ。
トーネチカ:「ワオ」しげしげと眺める。
蛭目田恭香:『いえーい!あたし、蛭目田恭香はジロウと付き合ってます!』
針江ジロウ:「うわ……」
蛭目田恭香:『ジロウの方から猛アタックしてきて、相思相愛なんだ。ファンのみんな、悪いねー!でも、ジロウの幸せのために応援してくれるでしょ!?』
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ふむ」
針江ジロウ:「これ、あのサイコ女だ」
蛭目田恭香:『今は2人でジロウの部屋にいまーす!これから2人で夜明けのパフェを食べるんだ!ふひひ!』
RL:画面はそこで暗転して消える。動画の再生数はすごいことになっているようだ。
針江ジロウ:「キュリオ、おいキュリオ」ぐっと顔を近づけて、やや睨むような表情。
RL:というわけで、蛭目田は神業《電脳神》を使用してこの動画をウェブ中に配信します!
針江ジロウ:ぎゃー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ぐえー
RL:動画のことはウェブでも一気に話題になり始めます。
トーネチカ:わー
キュリオ・ベルベットレモン:「わ、悪い。けど、こういうの、アイドルとしちゃあ大ごとになる前に手を打っとかないとまずいだろ」
針江ジロウ:「こんなクソフェイクに騙されんなよ、お前が。合成か替え玉かなんかだろ、見るからに」
針江ジロウ:「だいたい」ものすごく小声になる。「俺が、女の趣味こんな悪いわけないだろ……!」
キュリオ・ベルベットレモン:「そりゃあ、僕も信じたくないさ。でも、映ってたの、確かにジローの部屋っぽかったろ?」
キュリオ・ベルベットレモン:「だから、もしかするとって……」
針江ジロウ:「もしかしねえよ!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「では、夜明けのパフェは食していないと?」さすがに厳しい顔つきでジロウくんに。
針江ジロウ:「当然! この仕事始めてから一切女子とはそういうことしてないから!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なるほど。あなたの言い分は動画と共にファイルしておきます」ポケットロンを操作。
キュリオ・ベルベットレモン:「じゃあ、やっぱりあの動画は作りってわけだ。ちょっとでも疑って悪かった」
針江ジロウ:「全く。今度メシおごれよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「ああ。それに、僕の方でも話せるとこではあれはデタラメだって話しておくよ」
針江ジロウ:「ああ……助かる。クソみたいな噂にクソみたいなサイコ女……本当、なんなんだよ……」
キュリオ・ベルベットレモン:「じゃあ、収録も頑張ろう。僕は先にスタジオ入りしてるよ。それじゃ☆」
RL:キュリオはキミたち三人にウインクすると去っていきます。
針江ジロウ:「ああ……気持ち悪い。あんな手の込んだフェイクまで作って……」
針江ジロウ:「フェイク……ああ、さっきの現場」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「お相手の女性のことはご存知のようですね」
針江ジロウ:「ああ、多分俺のストーカー。ちょっと前に現場に入り込んで大暴れしてつまみ出されてた」
針江ジロウ:「いや、女の方はどうでもいいんだよ……よくないけど……」
針江ジロウ:「映ってた『俺』の方。見た目ぐらいならサイバーウェアでいくらでも変えられるだろ?」
針江ジロウ:「だからさ、動画で誰が映ってたってそんなの本人って証明できないし……ああ」
トーネチカ:「……うん」腕組みして考えています。「そうだな。この動画で終わる訳ないだろうし」
針江ジロウ:「偽物。偽物なんだよ、よりによって俺の」
針江ジロウ:「笑える」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ふむ。あなた自身と動画とどちらを信用するかは別として、調査はやはり必要のようだ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「何かが起こっていることは確かなのですからね」
針江ジロウ:「そうそう。よろしく頼むよ、千早重工さん」
針江ジロウ:あ、そうだ
針江ジロウ:ウィリアムさんに〈一期一会〉使いたいです!
RL:お、マネキン!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:わーい
針江ジロウ:コネを作る!
RL:よいでしょう!
RL:では、〈一期一会〉の判定をどうぞ
針江ジロウ:では<交渉><一期一会>で
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの10」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの10」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:すると、達成値は?
針江ジロウ:外界+カード+<誘惑>で16かな
RL:では、2レベルでコネを取得することになる!
RL:スートは自由に決めてね
針江ジロウ:クラブとハートが好都合です
RL:塗ったりするといい
針江ジロウ:わーい
RL:では、ここからは情報収集を行っていきましょう
RL:最初の段階から調べられる情報はこちら
・『針江ジロウ』について
〈社会:メディア、企業〉〈コネ:針江ジロウ〉難易度12、14、16
RL:これはジロウくんが自分で調べるのもあれなので、他の2人に任せるといいかもしれません
針江ジロウ:任せるー
・蛭目田恭香について
〈社会:警察、ストリート〉12、14、16
RL:これは三人とも彼女の情報は得たので調べることは可能でしょう
・トモカズ・ユーコ・三枝について
〈社会:メディア、企業〉〈コネ:トモカズ・ユーコ・三枝〉15
RL:トーネチカさんもウィリアムさんも彼女のことは知ってるし、これも三人ともいけるかな?
RL:で、最後が微妙なところなんですが
・芸能人失踪事件について
〈社会:メディア、警察〉10、12、16
RL:これ、さっきのシーンで現れた警察官のお兄さんが漏らしていったんですよね
針江ジロウ:名も知れぬ警察官のお兄さん
RL:なので、頑張って調べようと思えば調べられるかなあという感じです
RL:情報収集は基本的に〈社会〉や〈コネ〉の技能で判定をしてやってもらうことになります
トーネチカ:うーん、でも上三つの事件のが優先して調べたいなあ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ですねー
RL:まあ、最後のは放っておいてもトモヤくんが調べるでしょうしね
RL:というわけで調べたいものがある人から判定をどうぞー
針江ジロウ:じゃあ蛭目田について調べたいです!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ジロウくんか三枝さんのことが調べたいんですが
トーネチカ:技能の都合で三枝さんを調べてもいいすか!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:トーネチカさんはどうかな……と思ったら了解です! じゃあジロウくんいきます
針江ジロウ:<社会:ストリート>でスートはハート
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ハートの9」
どどんとふ:針江ジロウが「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:生命6なので達成値は15
RL:ちなみに判定は報酬点を使用して達成値を上げることもできるぞ
針江ジロウ:あ、それです!
RL:1点につき達成値1点だ
針江ジロウ:報酬点を1使って達成値を16に!
RL:おお。素晴らしい。では、情報は全て抜ける。
針江ジロウ:やったー
RL:順番に公開していきましょう
難易度12
RL:芸能人や有名人に執拗なストーキングを繰り返す常習犯。暗視用兼動画撮影用のサイバーアイを入れている。ウェブで違法に公開されていた特殊部隊向けマニュアルを脳内にインストールして侵入方法などを学習しており、決定的な証拠を残さず手口も巧妙。逮捕されても無罪となっている。
難易度14
これまでつきまとった芸能人は、何人かが失踪している。現在は針江ジロウにつきまとい、恋人だと宣言した。ウェブに【恋人宣言動画】をアップしている。
キーワード【恋人宣言動画】を入手!
RL:このキーワードについての情報収集も可能になるぞ
難易度16
何かしらの【社会的バックアップ】を受けているようだ。
同じくキーワード【社会的バックアップ】を入手だ。
RL:ここで分かる情報は以上!
RL:他の人はどうしますー?
トーネチカ:では私めが
トーネチカ:三枝さんについて調べようと思います!
RL:よかろう!〈社会:メディア、企業〉〈コネ:トモカズ・ユーコ・三枝〉で難易度は15!
トーネチカ:コネをダイヤのスートで取得しているので、それを使います。
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアのK」
どどんとふ:トーネチカが「ダイアのK」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:ダイアの13+外界の能力値が5 で、達成値は18です。
RL:高い!では、判定は成功だ!
RL:それでは情報を公開します
トモカズ・ユーコ・三枝について
CMEのマネージャー。現在は針江ジロウを担当している。彼女自身も男性アイドルだった過去があり、思うところがあったのか引退と同時に性別を変えている。彼女には特に怪しい点はないようだ。
RL:依頼元は確かだということが分かりました
RL:この情報は以上!
トーネチカ:性別変えてんの
RL:変えてるみたいです。
RL:では、最後はウィリアムさんです
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はーい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では針江ジロウについて〈社会:企業〉で判定します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ダイアのQ」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ダイアのQ」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カードが10、外界が6、《企業情報》2、査察部身分証が1で達成値19。
RL:高い!やる!
RL:では、これで情報は全て抜けます!
『針江ジロウ』について
難易度12
N◎VAミュージックシーンで人気急上昇中のスター。CMEのレーベルからデビューしている。
難易度14
現在、CMEレーベルの【キュリオ・ベルベットレモン】とアイドル界で人気を二分している。
難易度16
【針江ジロウの悪い噂】がウェブで流れている。
キーワード、【キュリオ・ベルベットレモン】、【針江ジロウの悪い噂】を入手。
RL:情報収集が可能になるぞ
RL:情報はこれで以上!
RL:あとは何かやりたい演出があれば合わせます!
針江ジロウ:演出どうしよう!
RL:まあ、面倒臭かったらやらなくてもいいですし
トーネチカ:報告会します?
RL:知り合いのストリートチルドレンに調べてもらった情報が入ってくるとかでもいい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:これ自分の無能さがばれてしまうw
針江ジロウ:これ、このまま素直に報告したら騙されてるって思われないかな……
RL:あとは、三枝に報告させてもいいし
針江ジロウ:それで行きます
RL:わーい
RL:では、色々と三枝さんが調べてきてくれたことにしますか
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:それでお願いします
針江ジロウ:助かる!
トーネチカ:お願いします
RL:では、番組収録後。
RL:あちこちと手を回していた三枝が調査の結果についてキミたちに話す。
トモカズ・ユーコ・三枝:「あの最悪のストーカー女について色々と分かったわ」
RL:と言って先ほどの情報収集で分かったことについて話します。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……こんなやつ、さっさと捕まってくれるといいんだけど」
針江ジロウ:「これだからイヌは信用できないんだよ……仕事しろよ……」頭を抱える。
トーネチカ:「失踪、社会的バックアップ、ねえ…。参ったな」顔をしかめる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「恋人宣言動画というのが先ほどのものですね」
RL:ちなみに三枝は情報を渡すだけ渡すと他に仕事があるからと言ってさっさと立ち去ります。
トモカズ・ユーコ・三枝:「トーネチカちゃん、引き続き護衛頼んだわよ」
トーネチカ:「仰せのままに」困ったように笑いながら答える。
トーネチカ:「さっきの動画、すっかり拡散されちゃったみたいだね。根絶は無理だろう」ポケットロンを眺めている。
RL:そう、先ほどの動画は《電脳神》の効果で広められているので、普通の手段で根絶するのは不可能ですね。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「針江ジロウさんにはずいぶんと悪い噂が流れていることがわかりましたが……これもそのひとつですね」
針江ジロウ:「ああ、本当に……頭の使い方忘れた間抜けばっかりだ。嫌になる」
トーネチカ:「ウィリアム、貴方が知っている情報があるなら、教えてほしいんだけれど」
トーネチカ:「何か、ジロウくんの助けになりそうなこと。千早の君なら知っていること、なんてさ…あるかな?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「針江ジロウ。N◎VAミュージックシーンで人気急上昇中のスター。CMEのレーベルからデビューしている」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「現在、CMEレーベルのキュリオ・ベルベットレモンとアイドル界で人気を二分している……」
トーネチカ:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まあ、要するにまだ基本情報程度としか申し上げられません」
トーネチカ:「うん、まあ、そんなものだよね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なお、彼の楽曲は一曲カラオケ用に練習しているのですが、披露しましょうか」
針江ジロウ:「知りたいことがあれば、なんでもどうぞ?」
針江ジロウ:「……冗談?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「サビの部分の高音の出し方を……ではなかった」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「キュリオ・ベルベットレモンというのは、先ほどの彼ですね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「少々気になるところがあります。彼についても調べていきたいと考えております。以上」
トーネチカ:「そうだよね、彼だって人気急上昇中、狙われるなら彼だっていいはずだし…」
トーネチカ:「ううん。分からないな。僕は頭脳労働は専門外」
針江ジロウ:「顔もいいし歌もうまい、性格だってあれだ。狙うならキュリオの方だろ」
針江ジロウ:「……別に、あいつが狙われればいいってわけじゃないけどさ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「しかし現実はそうではない」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なに、何もないならばそれでいいのです。そこは放って他を調査できる」
針江ジロウ:「じゃあその調査、頼むよ。俺、正直もううんざりしてるんだ」
針江ジロウ:「次から次へとクソ面倒事ばかり……」
トーネチカ:「……そろそろお開きにしようか。もうこんな時間だ」
RL:今日の仕事はこれで終わり。ジロウくんを自宅まで送り届けたりしてもいい時間だ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「了解しました。またよろしくお願いいたします」一礼。
トーネチカ:「もちろん、君は僕が責任を持って自宅まで送り届けるから」ジロウくんにウインク。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、チームを解散してひとり退場させてください。
針江ジロウ:「ああ、助かる……部屋に帰るのもちょっと怖いしさあ……」
RL:OKです!
トーネチカ:「おや。誘われてるのかな」冗談めかして言う。
針江ジロウ:「アンタも冗談好きなんだな……」少し疲れた顔で笑う。
針江ジロウ:「あの動画、いつどこで撮ったのか考えてたらさ……なぁ」
針江ジロウ:「だから送迎はありがたいってこと」
トーネチカ:「ハハ…。まあ、冗談は好きだけど。ちょっと本気で心配してる」
トーネチカ:「僕の部屋に来たければ、いつでもおいで」宥めるようにポンポンと腕を叩く。
トーネチカ:「送るよ。帰るとしよう」
針江ジロウ:「……」無言で頭をくしゃくしゃ掻いて、帰り支度を始める。
RL:そんなわけでシーン終了!
RL:では、舞台裏の判定です
RL:シーンに登場しなかった鶴見さんとトモヤくんは一度判定をすることができるぞ
風海トモヤ:わーい
RL:トモヤくんが調べられるのは芸能人失踪事件、蛭目田恭香くらいか
RL:鶴見さんは『針江ジロウ』についてと、恋人宣言動画についてもいけますね
RL:なんせ神業でウェブ中に広められてしまったからな
鶴見冬助:調べ済みのはいいかなあ
鶴見冬助:動画は何でやる感じでしょう
風海トモヤ:蛭目田ちゃん調べたいけど、もう開いてるもんなー
RL:恋人宣言動画については〈社会:ストリート、メディア〉で難易度12と14の情報があります
風海トモヤ:ここは無難に、芸能人疾走事件に行きましょう
RL:わーい
RL:では、判定したい人からどうぞー
風海トモヤ:ということで、調べるよ!芸能人失踪事件。社会:警察でいきます。
RL:どうぞどうぞ
風海トモヤ:えーと、スートがクラブかダイヤなので
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブのQ」
どどんとふ:風海トモヤが「クラブのQ」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:これ。カードが10で、能力値が1で、隊員バッジで+1で、12。
風海トモヤ:で、暴力オトコオンナからもらったおかねを4点使って、16にします!
風海トモヤ:報酬点は5から1になっちゃったよ。
RL:では、判定は成功!後で覚えてろ!
風海トモヤ:ひえっ
RL:情報を開くよー
RL:芸能人失踪事件について
難易度10
ここ数年間N◎VAで続いている芸能人の行方不明事件。執拗なストーキングを受けて失踪したものと思われている。
難易度12
容疑者は【蛭目田恭香】。ストーキング罪で何度か捕まったが、すぐに保釈金が用意されるなどしてそのたびに保釈されている。
難易度16
失踪していた芸能人と思しき死体が、隅田川で発見され、SSS(シノハラ・セキュリティ・サービス)が現場に向かった。現場のアドレスを得る。
風海トモヤ:あっ死体!
キーワード【蛭目田恭香】と死体が見つかった現場のアドレスを入手。
RL:このアドレスに向かうことができるようになります。
風海トモヤ:これで、特異点全体マップに現場がピコーンって出てくるんですよね
RL:そうそう
風海トモヤ:やったー
RL:情報は以上!
RL:鶴見さんはどうしますー?
鶴見冬助:恋人宣言動画について、〈社会:メディア〉で。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ダイアの9」
どどんとふ:鶴見冬助が「ダイアの9」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:外界4+カード9+プレスパス1で14です。
RL:きっちり14!
RL:では、判定は成功です
RL:情報を公開していきましょう
RL:恋人宣言動画について
難易度12
針江ジロウとサイバーアイの少女が一緒に移り、お互いに相思相愛であることをアピールする動画。映像に加工した形跡などは一切見られない。
難易度14
一緒に映っている自称恋人のサイバーアイの少女は、【蛭目田恭香】という人物。撮影した場所も、針江ジロウの自宅に間違いない。ただ映っている針江ジロウが本物かどうかは【動画の調査】が必要だ。
キーワード【蛭目田恭香】、【動画の調査】を入手しました
RL:まあ、調べた結果本物だったってことになるかもしれないですけどね
鶴見冬助:マジかよ
RL:情報は以上!
RL:では、舞台裏の判定はこれで終了!
RL:次のシーンにいきましょう
リサーチフェイズ03
RL:次は鶴見さんかトモヤくんかどちらかのシーンにしたいと思うんですが
RL:何かやりたいことがある人がいたらシーンプレイヤーになるといいでしょう
風海トモヤ:シーンプレイヤー希望はいるのかい!
トーネチカ:大丈夫だよ~
RL:キミか鶴見さんの2人でだよ!
RL:情報を調べたいとか夜遊びしたいとかなんでもいい
RL:自由とはそういうことだ
風海トモヤ:キュリオに盗聴器をつけたかったんですけど、めっちゃ手札がない
風海トモヤ:僕には盗聴器をつける事すら許されない・・・
風海トモヤ:鶴見Pはどうです?
鶴見冬助:調べる情報がないんですよね
鶴見冬助:誰かと共有してもらわないと
風海トモヤ:やっぱ合流しないとだめだな!
RL:キュリオに会いに行くとなると〈社会:メディア、企業〉で登場判定は難易度10というところかなぁ
RL:鶴見さんは一応さっき二つ手に入れたキーワードはありますよ
風海トモヤ:あっそうだ。やりたいこと、あります
RL:何もなければトモヤくんはさっき手に入れたアドレスに行くという手もありますし
風海トモヤ:そうそう、それそれ
風海トモヤ:死体流れ着きポイントへ行きたいです。
RL:そこで鶴見さんと一緒にドザエモンしてもいいんじゃないでしょうか
鶴見冬助:俺殺されんの
RL:他にも出たい人がいたら出てもいいし
トーネチカ:様子見するよ~
RL:じゃあ、シーンプレイヤーはトモヤくんにしましょうか
RL:それでは例のアドレスに向かうということで
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:こちらも様子見かなあ。
RL:登場判定は〈社会:警察、ストリート、メディア〉で難易度10といったところ
針江ジロウ:あっ判定だけして手札回します
RL:OK!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードの3」
どどんとふ:針江ジロウが「スペードの3」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:同じく!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアの4」
どどんとふ:トーネチカが「ダイアの4」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:じゃあ、とりあえずシーンを始めましょうか
どどんとふ:RLが「カゼ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「クロマク」
風海トモヤ:ほいほい
RL:クロマク!深遠さとかそんなん!
RL:アサクサ、隅田川付近。
RL:身元不明の遺体が見つかったということで、SSSが長谷部万力の指揮のもと検分中です。
RL:長谷部万力は汚職と不正が大好きな悪徳警官。弱者からは絞り取れるだけ絞り取り、強者にはこびへつらう。そんなすごい公式NPCです。
RL:見つかった遺体は腐敗も進んでおり顔面が陥没しているなど、状態が酷かったが鑑識の結果失踪していた芸能人の1人とDNAが一致したとのことだった。
RL:トモヤくんはそんな事件現場にやってきました。
風海トモヤ:「とおりまーす。はいとおりまーす機動捜査部でーす」
RL:SSSの警官たちは「げ、ブラックハウンドだ」と嫌そうな顔をしつつ道を開けます。
風海トモヤ:「これ、よく身元わかったね。半分くらい溶けてるじゃん」 ブルーシートの脇から死体を眺めている。
RL:面倒臭そうに捜査をしていた長谷部万力はキミを見つけると声をかけてくる。
長谷部万力:「あらー、トモヤくんじゃないの。最新のDNA鑑定ってすごいのよ」
風海トモヤ:「骨と、サイバネ骨格と、あと、グジャグジャの肉」
長谷部万力:「このヤマ、あなたのとこでも捜査することになったの?ブラックハウンドが?」
風海トモヤ:「これで分かるんだからホントスゴイよな」
長谷部万力:「そうねえー。アタシだったら触りたくもないけど」
風海トモヤ:とぼけようかな、とちょっと考えて、こいつなら知ってるかなと思い直します。
風海トモヤ:「死体を調べにきたっていうか……芸能人失踪事件全般?を調べてるんだよね」
風海トモヤ:「っていうか、行方不明になったやつで死体が見つかったのってこいつだけらしいじゃん。なんか知らない?」
風海トモヤ:「なんでこいつだけ見つかったんだろ」
長谷部万力:「ふーん、そうなの。このホトケも行方不明になってた芸能人の1人らしいしねえ。でもねえ、おかしな話があるのよ」
長谷部万力:「……あ、もしかして気になる?トモヤくんだからオマケしてゴールドでいいわよん♪」おどけたように手のひらを差し出す。
RL:ここでは、素直にお金を払うか〈交渉〉などの判定に成功すれば彼から情報を聞き出すことができます!
風海トモヤ:ひえー
RL:〈交渉〉なら難易度は12というところかな。他に使えそうな技能があればそれでもいい
風海トモヤ:やばい。こいつ、役に立ちそうなのが運動か白兵くらいしかないぞ
RL:すごい。見事な戦闘特化型
風海トモヤ:「あるわけないだろ。これでどう?」 1クレジット? 報酬点1点分のトークンをちらつかせます。
長谷部万力:「シルバーかぁ。まあ、それで妥協してあげても……」
風海トモヤ:これが掛け値なしに現在の全財産だ。午前のレースでアカデミアペガサスが大敗したのも良くなかった。
鶴見冬助:では、チームを組んで登場します。あと、それはそれとして登場判定を。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ダイアの4」
どどんとふ:鶴見冬助が「ダイアの4」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:コネを持っているとこういうことがある。
風海トモヤ:「いや妥協すんなよ。それしかないの?じゃあ仕方ないわねタダで教えてあげるわってところだろ」
長谷部万力:「いや、タダはちょっと。アタシにも悪徳警官としての誇りがあるのよ」
鶴見冬助:では、その後ろからぬっと手が伸びて、4点分のトークンを積み置く。
風海トモヤ:「あ?」
鶴見冬助:「んじゃこれで妥結といこうや」
長谷部万力:「ひゃっ!?ちょ、ちょっと!この太っ腹な殿方は誰!?」
風海トモヤ:「カツ丼じゃん」 通り名だ。
鶴見冬助:「そう。カツ丼代だ。これでもいつもタダではオジサンも心が痛むんでね」
鶴見冬助:「バイト少年への心付って腹だ」
RL:長谷部万力はクレジットを懐にしまいこむ。
風海トモヤ:「嘘つけよ。あんたのどこに痛む心があるってんだ」
風海トモヤ:「なんでこんなとこに?暇なのか?」
鶴見冬助:「暇だったら今頃カツ丼を食ってるって時間だ」
長谷部万力:「ふーん。よく分かんないけど、じゃあ、素直に教えてあげようかしら」
鶴見冬助:「痛む心はなくとも、痛む懐はある。それでも食いたい毒皿って寸法でね」
風海トモヤ:「あんた、そんなんだから署でも嘘つきカツ丼おじさんって呼ばれるんだぞ……」 お金を払ってもらった手前、ちょっと語勢が弱い。
長谷部万力:「芸能人だったこのガイシャも、蛭目田からストーキングを受けてるって被害報告があったんだけどねえ」
長谷部万力:「なんでか自分で被害届を取り下げたんだって」
長谷部万力:「ほら、あれよ!ギョーカイの圧力とかってやつじゃない?よく分からないけど、アタシが知ってたらもっと上手く利用してやったのに~!」
風海トモヤ:「ええ……蛭目田ってあの、あれだろ。動画の」
風海トモヤ:「なんで取り下げんだよ。バカかよ」
鶴見冬助:「業界の圧力?そいつは妙だ」
長谷部万力:「そうそう。失踪事件の容疑者でもある、例の」
鶴見冬助:「逆だろ。なんで業界側が圧力を受ける?」
鶴見冬助:「実弾で妥結したか、後からそういうことになったか。そのあたりの結論を疑うがね、俺は」
長谷部万力:「ん~?アタシ、難しいことはよく分かんないわ。でも、とにかく被害者自身は取り下げをしたのは事実よ」
長谷部万力:「記録や目撃証言も残ってるわ」
RL:そんなわけでキーワード【被害届の取り下げ】を入手します。今後は情報収集が可能に。
長谷部万力:「まあ、気分が変わったとかそんなんじゃないの~?」
風海トモヤ:「あのサイコ女につきまとわれて“気分が変わった”で取り下げるかよ」
風海トモヤ:「ぜってーなんかあるよこれ……めんどくさいな……」
鶴見冬助:「自慢の面を凹ませて、川にでも沈みたい気分だったのかもな」
長谷部万力:「面倒臭いわねえ。面倒臭い方の捜査は頼んだわ、ブラックハウンドさん」
RL:そう言って彼は現場の検分に戻る。
風海トモヤ:「……」
鶴見冬助:「だってさ。オジサンびっくりだよ」
鶴見冬助:「真面目に捜査やってるんだ。サボり方の一つでも教授してやろうか?」
風海トモヤ:「いい。俺、あんたほど口が上手いわけでもないし、参考にならなそうだ」
風海トモヤ:「そもそもカツ丼の料金払いに来たってのも100パー嘘だよな。なんかのビズ?当たりだろ?」
鶴見冬助:「カネを払うなら、普通に食事処で喰うさそりゃ」
鶴見冬助:「誰が好き好んで辛気臭いとこで喰う?」
風海トモヤ:「違いない」
風海トモヤ:「はー。とりあえず俺の方はさ、芸能人失踪事件を洗ってる」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、二人とチームを組ませていただいて登場したいです。
風海トモヤ:「針江ナントカ?の楽屋に行ったり、こうしてドザエモン見に来たり色々してるんだけどさ。全然わかんねえよこんなの」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:判定はなしでいきましょう。
RL:OK!
鶴見冬助:「あ?針江?楽屋?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……ああ、いた。風海トモヤくん」ではそこで、トモヤくんを見かけて声をかけましょうか。
風海トモヤ:「そう。知らない?自称ウェットの……」
鶴見冬助:「そりゃあまた……するってと、イヌぶったほうが楽だったかね」独り言つ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あなたにも警察の視点からいろいろ聞きたく思い、居場所を調べて来ました」近づいてくる。
風海トモヤ:「え」
鶴見冬助:「お客さんだぜ少年。お礼参りじゃねえの?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「お客さんです。お礼参りではありませんが……」
風海トモヤ:「なんだよ、てっきりあのウェットにつきっきりかと思ってた」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……あなたにも先日、楽屋でお会いしましたね。鶴見冬助さんでしたか」
鶴見冬助:「あ?居たっけ……あー」
鶴見冬助:「居たわ。性悪説の」
風海トモヤ:「なんで顔見知りなんだよお前ら。仲良しコンビか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「居りました。調査のため、移動を……」
風海トモヤ:「調査ね。何?そっちは何やってんの?」
鶴見冬助:「ああ。仲良しコンビなんだ。なんでも情報を教え合う仲だ。だろ?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それで状況が有利になるのであればやぶさかではありませんが」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「調査。調査です。先日、アイドルの行方不明事件について何やら話していましたね」
風海トモヤ:「そうだよ。俺が今追ってんのはそれ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「風向きが変わりまして。こちらの件とも何か繋がりがないか、調べてみようと考えました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「例えば、蛭目田恭香という人物について、など」
鶴見冬助:「例の『恋人宣言』とやらを受けてって塩梅か?」
風海トモヤ:「あの動画、やっぱみんな知ってんだ。イカれてるよなあれ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「本人は強く否定していましたね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ともあれ、彼女が重要人物で、過去に失踪事件と関わりを持っていることは事実です。ご存知の情報があれば知りたい」
風海トモヤ:「待て。待て待て待て」
風海トモヤ:「俺がツッコミ役に回ること自体おかしいんだぞ社会不適合者ども……いいか?」
風海トモヤ:「お前らの目的を!先に!言え!」
鶴見冬助:「取材」
風海トモヤ:「取材……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ビジネスです。針江ジロウの現状を精査し、上に報告する」
風海トモヤ:「精査……」
風海トモヤ:「……取材はともかく、ウェット野郎の現状を報告するだけだろ。こっちの情報が必要なもんなの?」
風海トモヤ:「クソ生意気でした。元気でした。オシマイ。2秒で済むじゃん」
鶴見冬助:「現状がどうなってっか確定できねえってこったろ」
鶴見冬助:「なにせ噂も絶えねえ状態じゃあさ。あ、俺、そのもろもろ確定させるのが目的なんで」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それにしては妙な現象が多く起こっている。私は中立的に調査を行っています」
鶴見冬助:「兄ちゃんとは仲良しコンビできるってとこだ。どう?」
風海トモヤ:「ふうん……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……ふむ。多少方針に差異は感じますが……目的は近いようだ」
風海トモヤ:「(ウェット野郎に発信機つけてるのは隠しとこう。こいつらから金をせびれるかもな)」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「仲良しコンビを結成するにあたり、必要な書面はありますか?」
鶴見冬助:「ああじゃあ、この呪符……じゃねえ契約書にサインを……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談のつもりでしたが」
風海トモヤ:「こいつ、真顔で冗談言うから苦手なんだよな」
鶴見冬助:「それからこっちには血判と……あ?」
風海トモヤ:「わかんねーから。お前。な」
鶴見冬助:「まさかこんな日が来るとは思っちゃいなかったが」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「わからない……」ほんの少し肩を落とす。
鶴見冬助:「まったく同感だ」
RL:では、この辺で情報収集をしていきましょうか
RL:あとは調べられる情報は…
・社会的バックアップ〈社会:ストリート、企業〉12、16
・キュリオ・ベルベットレモン〈社会:メディア、企業〉10、12、15
・『針江ジロウ』の黒い噂〈社会:ストリート、メディア〉10、14、16、18
・動画の調査〈知覚〉〈究極鑑定〉など難易度16
・被害届の取り下げ〈社会:警察、ストリート〉12、15
RL:この辺かな?
RL:鶴トモ組もウィリアムさんから情報を得れば、他のキーワードについても判定が可能になります
風海トモヤ:あっ、被害届ならいけそう。
風海トモヤ:会話の流れ的にもぼくはこれを調べたいなあ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あ、じゃあ共有しましょうか。仲良しコンビだし。
風海トモヤ:なんで取り下げてんの・・・
風海トモヤ:ナカヨシ!
鶴見冬助:黒い噂抜いちまおうかなあ
RL:なんで取り下げてるんだろうねえ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:バックアップ、キュリオ、動画の調査はいけますね
RL:強い
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:じゃあ動画の調査しようかな。
RL:では、やりたい人からどうぞー
風海トモヤ:じゃあ、社会:ストリートで判定します。被害届の取り下げ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:おっと、先にどうぞ
風海トモヤ:ごめん!先に行く! スートがスペードかハートなので、これ。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートの10」
どどんとふ:風海トモヤが「ハートの10」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:能力値が7なので17です。
RL:高い!
RL:では、楽勝で情報は全て抜ける!
RL:公開するよー
風海トモヤ:わーい
難易度12
蛭目田恭香によるストーキング被害を受けて被害届を提出していたが、蛭目田が逮捕されたり釈放されたりしている間に本人からの被害届の取り下げ依頼があった。
難易度15
被害者本人がSSSまで出向いて取り下げの手続きを行ったという記録と証言が残っているが、今回見つかった遺体の死亡推定時刻は取り下げ依頼の提出よりも前の日時のようだ。
RL:以上です!
鶴見冬助:ではこちらも判定します。
RL:どうぞ!
鶴見冬助:『針江ジロウ』の黒い噂について、〈社会:メディア〉。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブのQ」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブのQ」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:うわっつよい
鶴見冬助:感情7+札10+プレスパス1=18。
RL:やる!さすが!
RL:では、情報は全抜きだ
RL:ゆくぞー
『針江ジロウ』の黒い噂について
難易度10
人気急上昇中の針江ジロウだが、ウェブでは様々な悪評が流れている。ライバルに酷い嫌がらせをして精神的に追い詰めて蹴落とした、いつもスタッフに一方的なわがままをぶつけている、暇さえあればストリートで通行人を襲撃している、浪費癖のせいでお金が足りず違法ドラッグの売買に手を出している、など。
難易度14
不審な人物との【恋人宣言動画】もアップされている。
難易度16
針江ジロウがドラッグをさばいている場所が判明する。ヒルコ街三番通りの路地裏のアドレスを得る。
難易度18
ヒルコ街では、針江ジロウを護衛するかのような【バイクに乗った男】も目撃されている。
ヒルコ街三番通りの路地裏のアドレスを入手!
キーワード【バイクに乗った男】を入手!
RL:アドレスの場所に向かったり、情報収集したりすることが可能になりました
RL:情報は以上!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では〈知覚〉で動画の調査をしたいです。
RL:ほほう。なかなかやりますなぁ
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「スペードの10」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード10、理性8で18です。
RL:高い!素晴らしいですね
RL:では、情報を!
動画の調査について
映像に映っている【針江ジロウ】は、カゲムシャの変装のようだ。
他はともかく、少なくともこの映像に映っている針江ジロウだけは誰かが変装した偽物であることが分かります。
RL:情報は以上!
RL:ウィリアムさんは動画を精査した結果、そのことが分かった。
風海トモヤ:「なんか分かった?優秀なクグツとトーキーさん」
風海トモヤ:(たぶん)死体現場から大して離れてないのに、地べたに座って合成肉のホットドッグ食ってます。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、多分ウェットではあり得ない何らかの特徴を見つけたんでしょうね。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「大変重要なことがわかりました。この動画、やはりフェイクの可能性が高い」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ポケットロンを見つめていた顔を上げる。
RL:お、いいですね。サイバーウェアを埋め込む時の微かな手術痕などを見つけたのでしょう。
鶴見冬助:「フェイク?んなはずはねえだろ」
鶴見冬助:「そりゃマジの映像だ。本職にゃあ分かる。加工の跡はねえ」
RL:そう、鶴見さんは映像に偽装の痕跡がないことは確認済みだ、
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「私はある程度の時間針江ジロウ本人と接触していました。この映像の針江ジロウには、本人にはない手術痕がある」
風海トモヤ:「カツ丼、クソいい加減だけど見る目は確かだからな……どうしてフェイクだって?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:画面をぎりぎりまで拡大し、そこを見せましょう。
風海トモヤ:「……………………」
風海トモヤ:「……………………………………わかんねえ……」
鶴見冬助:「ああ。フェイクってそっちか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「映像に偽装はなくとも、中の人物は偽者、変装なのではないか、ということです」
風海トモヤ:「なんでそんな事すんのかな」
鶴見冬助:「そりゃあ、なんだ。営業妨害って線が一番有力じゃねえの?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……イメージダウン」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「イメージダウンは株価下落に繋がり、株価下落は倒産に……」ぶつぶつと呟いている。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ともかく、この件に関しては濡れ衣の可能性が高い。他に関してはまだ調査が必要ですが」
風海トモヤ:「壊れたトロンみたいだな……」 ウィルさんに呆れた目線を投げる。
風海トモヤ:「濡れ衣ねえ。でもあのウェット君、なんか悪い噂流れまくりじゃなかった?」
鶴見冬助:「きったねえ雛菊ってとこだ。他?他ってどれがいいかね?」
風海トモヤ:「詳しくは知らねえけど。全部濡れ衣だったら相当だろ」
風海トモヤ:「どれ?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……よほど大量に噂が流れているのですね」
鶴見冬助:「……枚挙に暇がねえな。たしかにこれじゃ一人で全部こなすのは骨だね。人手が欲しくなる」
鶴見冬助:「するってとあれか?バイク乗りもそのクチか……?ああ。とりあえず、1個づつやるか」
鶴見冬助:「ブツを捌いてるらしい場所は辺りが付いた。とりあえずはその辺からだろ」
風海トモヤ:「早すぎだろ。手がかり掴むの」
風海トモヤ:「どういうコネしてんだよアンタ……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「仲良しコンビのメリット、さっそく現れてきましたね」
鶴見冬助:「皮肉か?たかだか1個ぽっちつったろ。オジサンも歳だからたくさんはキツいの」
風海トモヤ:「じゃあ、もう1個手がかり追加するからナカヨシコンビの力で考えてくれよ」
風海トモヤ:トロンを振って、警察仲間からようやく届いた情報を見せます。
風海トモヤ:「あの死体……ストーカーの被害届を“何故か”取り下げてたけどさ。笑えるんだ」
風海トモヤ:「死んだ後だぜ。取り下げたの」
風海トモヤ:「ゾンビかよ」
風海トモヤ:「被害者本人が取り下げたって言ってたのにさ……くそ、ガセ掴まされたかな」
鶴見冬助:「あのな。聞いてたか?言ったろ?」
鶴見冬助:「実弾で妥結したか、後からそういうことになったかって。そりゃ後者だったってだけだ」
RL:しかし、目撃証言があるというもまた事実なので、不思議な話なのです。
風海トモヤ:「よくわからん……なんか後ろで悪巧みしてるやつが居るのは、わかったけどさ」
鶴見冬助:「じゃ、ま、とりあえず脚だろ。脚」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まだまだどの案件も調査が必要、と……」
鶴見冬助:「場所にあたりが付いてんなら、そっち洗うのが正道ってもんだ。ま、俺に正道なんか説かれたくねえだろうが」
風海トモヤ:「まあ、手がかりはつかめたからな。あとは1個1個潰していくしかないのか」
風海トモヤ:「ちなみに、なかよしチームで移動できるヴィークル持ってる奴は?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あいにく」首を振る。
鶴見冬助:「つかそっちは?機動捜査課なんて大層な名前なら、機動力くらいねえのかよ?」
風海トモヤ:「機動警察課に捕まったネズミだからな、俺。ヴィークルなんて回して貰えねえよ」 自分のチョーカーを軽く叩く。
風海トモヤ:「……徒歩か……」
鶴見冬助:「回し車にゃあ人は乗れねえな。向こうさんがバイク乗りとなると、後塵を拝しそうで困っちまうね」
鶴見冬助:「距離は嘘をつかねえからな。苦手分野だ」
風海トモヤ:「ああ、そこは大丈夫」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「距離が嘘をつかないのであれば、誠実に歩けば確実にたどり着けます」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「得意分野です」
鶴見冬助:「誠実は余計に苦手分野だ」
風海トモヤ:「ウェット野郎の場所は100パー掴んでる。逃さねえよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……何かしましたか? 風海トモヤくん」
風海トモヤ:「何も? 行こうぜ」
風海トモヤ:ホットドッグの包み紙をポイ捨てして、てってこ歩いていきます。
RL:あっ、不法投棄。シーンプレイヤーのトモヤくんが去るとシーンは終了だよー
鶴見冬助:「最近の若者は分からん。歳は取りたくないもんだね」後ろに続く。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「コメントしかねますね。中間層なもので」去る!
RL:では、シーン終了!
RL:そんなわけで舞台裏の判定です
RL:ジロウくんとトーネチカさんは何かやりたい判定があればどうぞ
針江ジロウ:うーん
針江ジロウ:あ、そうだ
・社会的バックアップ〈社会:ストリート、企業〉12、16
・キュリオ・ベルベットレモン〈社会:メディア、企業〉10、12、15
RL:辺りが調べられる情報でしょうか
針江ジロウ:<社会:N◎VA>で<社会:企業>とかも調べられるんでしたっけ
RL:〈社会:N◎VA〉は全ての業界社会の代わりに使うことが可能です!
風海トモヤ:えっすごい
RL:ただし、他の特技と組み合わせたり、特定の業界社会のみを対象にしたアウトフィットの効果を受けることはできない
RL:今日は舞台裏の判定の続きからでしたね。
RL:シーンに登場していなかったジロウくんとトーネチカさんは何か一つ判定をすることができるというわけなのです
RL:情報収集をしてもよいし、買い物などをしてもよい
トーネチカ:ストーカーちゃんの社会的バックアップか、キュリオくんについてね
RL:ですね。バイクに乗った男についてはまだウィリアムさんから情報が来ていないかな
トーネチカ:こちら、抜けるのは社会的バックアップの12までだなあ
RL:ふむふむ
針江ジロウ:一応どちらでも一番高いとこまで抜ける!
針江ジロウ:報酬点使えば……
RL:すごい!芸達者!
針江ジロウ:手札の偏り……
トーネチカ:キュリオくんについて調べてほしい気持ちがあります
針江ジロウ:了解!
RL:お友達ですからなぁ
トーネチカ:私は買い物することにします!
針江ジロウ:ではキュリオ・ベルベットレモンについて〈社会:メディア〉で調べます
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアのA」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアのA」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:高い!
針江ジロウ:外界4とAでちょうど15……のはず!
RL:エースの使い方ですが11のカードとして使う以外にも
RL:能力値など全て関係なしに達成値21として扱うこともできるのです
針江ジロウ:あっそうだったとは
RL:なので、21を超えなさそうな場合はそっちで使った方が便利だったりします
針江ジロウ:賢くなりました
トーネチカ:この判定はこのまま採用なのでしょうか?
RL:どっちでもいいですよん。いずれにせよ15は超えてますしね
針江ジロウ:せっかくだから21だったことにします。すごいぞー!
RL:すごい!絶対的成功!
RL:では、情報だー!うおー!
トーネチカ:自腹切らない!すごい!
トーネチカ:すいません、私もやっぱり情報収集することにします
RL:お、いいですよ。じゃあ、まずは先にこちらから公開します
RL:キュリオ・ベルベットレモンについて
RL:まずは難易度10の情報
CMEレーベルのアイドルミュージシャン。演技とパフォーマンスで現在、針江ジロウと人気を二分している。
RL:続いて難易度12
CMEレーベルで活動する以前はバーグラーレコードでデビューしていた。バーグラーレコードからの刺客とも言われたが、今ではすっかりレーベルのみんなからも信頼されている。
RL:最後に難易度15
過去にキュリオと人気を争った芸能人の中には、不思議なことに何人か失踪者もおり、【芸能人失踪事件】として捜査されている者もいる。
RL:以上です。
RL:あと、絶対成功だったので、彼の好きな食べ物がレモンタルトであることも分かりました。
RL:以上です。
RL:トーネチカさんはどうしますかー?
トーネチカ:へい!社会的バックアップについて、〈社会:ストリート〉で判定します。
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「スペードの8」
どどんとふ:トーネチカが「スペードの8」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:理性が5なので、8+5で13。
RL:お、それなりに高いですな
トーネチカ:報酬点を3点支払い、達成値16にします
RL:では、判定は成功……!
RL:情報を開示していきます
RL:社会的バックアップについて
RL:まずは難易度12の情報
蛭目田恭香はたびたび事件を起こしてきたが、何者かの手によってそのたびに揉み消されてきた。
RL:続いて難易度16
事件を揉み消しているのは、バーグラーレコードの【ルスラン・ゴールドヘッド】だ。何か意図があるのか、それとも単なる良い人なのかもしれない。
キーワード【ルスラン・ゴールドヘッド】を入手しました
RL:情報は以上です。
RL:舞台裏の判定は以上!
RL:では、次のシーンにいきましょう。
リサーチフェイズ04
RL:次のシーン。シーンプレイヤーはジロウくん
針江ジロウ:はーい
RL:このシーンはジロウくんがマネージャーから大事なお話をされるシーンになります
RL:他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、メディア、企業〉などで難易度10だ
RL:登場する人いないかー、いないかー
トーネチカ:シーンお休みます!が、手札だけ回しマンになります
RL:どうぞどうぞ
トーネチカ:〈社会:N◎VA〉で判定!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「スペードの2」
どどんとふ:トーネチカが「スペードの2」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:スートが合わないのでダメ!
RL:いい具合の低さ!
風海トモヤ:どうしようかな。一応前回、我らラージナンバーズもジロウ君やバイク男の怪しい噂をキャッチしたりしたので
風海トモヤ:出ようと思えば出る理由はあるんですよね
RL:ほほう
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:自分は登場しようかな……出ずっぱりですが
風海トモヤ:とりあえず様子見するかな・・・
RL:場所はたぶんCMEの事務所とかです
鶴見冬助:一応、噂についてがトリガーっぽい?みたいな話があったので
鶴見冬助:抜いた身としては出といたほうがいいかなー?っていうかんじです
RL:ジロウくんの悪い噂を調べたことでこのシーンが発生します
RL:様子見する人はどうぞー
風海トモヤ:それなら僕も出ようかな。ジロウくんと会話らしい会話をしてないし。
RL:登場する人は登場判定するがいいー
鶴見冬助:手札がよくて判定したくないので、チームを組みたいです。
RL:こすいぜ
風海トモヤ:チーム、前のシーンから組っぱなしでしたっけ?どうでしたっけ?
RL:鶴見さんとトモヤくんは組みっぱなしですね
風海トモヤ:あっ、ウィルはソロプレイヤーなのか
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:じゃあ自分が入れてもらえばみんな出られるのかな?
RL:なので、どちらかが登場していれば一緒に出てこれる
風海トモヤ:join us Will
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いーれーてー
鶴見冬助:いえーい
風海トモヤ:ウィルさんをチームにむかえいれるぞー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:入りましたー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:というところで判定!
RL:どぞ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:じゃあ、〈社会:企業〉で判定します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの5」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード5+生命7+企業情報2+査察部身分証1で15です。成功!
風海トモヤ:えらい!
RL:登場判定は問題なく成功
RL:これで他の2人も判定無しでシーンへの登場が可能です
風海トモヤ:こっちは、そうだなあ。ウィルさんにひっついてチーム効果で登場します。それはそれとして登場判定も行います。
RL:場所はCMEの事務所を想定しているんですが、それだと出にくいですかね?
RL:ドリンクバーとかの方がいい?
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブの6」
どどんとふ:風海トモヤが「クラブの6」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:社会:ストリートで判定。スートがあわないので失敗。
RL:手札回し了解ー。
風海トモヤ:事務所でもこっちは大丈夫!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:こちらはどこでもひっついていきます
RL:じゃあ、想定通りでいきますか
風海トモヤ:鶴見Pは事務所で大丈夫?
鶴見冬助:大丈夫!
鶴見冬助:どうせ出ようと思えばどこでも何とかなるし……
RL:だと思いましたw
RL:では、シーンタロットをめくってと
どどんとふ:RLが「クロマク」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カゲムシャ」
RL:カゲムシャ!疑惑を暗示するカード!
RL:それではシーンの描写を。
RL:ジロウくんは大事な話があるということでCMEの事務所に呼び出されます。
RL:よほど重要な要件なのか人払いがされており、三枝もじきにやってくるということだ。
針江ジロウ:「……」頬杖をついて膨れ面で待っています。
RL:では、そこに三枝がやってくる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ごめんなさい、ジロウちゃん。急に呼び出して」
RL:三枝はいつになく深刻な表情だ。
針江ジロウ:「……」視線だけでそちらを見るが、表情に気づき少し姿勢を正す。
針江ジロウ:「いいけど」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……大事な話があるの」
針江ジロウ:「……あるだろうね」最近のゴタゴタが頭をよぎる。
トモカズ・ユーコ・三枝:「ええ。まさか」
トモカズ・ユーコ・三枝:「まさか、あなたがファンに暴力を振るうなんて。あたし、信じたくなかった」
トモカズ・ユーコ・三枝:「こうなった以上、しばらく活動は自粛するしかないわね」
針江ジロウ:「……」
針江ジロウ:「……信じたくないことなら、信じなけりゃいいじゃん」
トモカズ・ユーコ・三枝:「それでも映像まで残っているとなれば、あたしも信じないわけにはいかないわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「単独ライブまでの間は……いえ、交渉は続けるけれどもしかするとライブの開催も危ういかも」
針江ジロウ:「映像。また映像かよ。今度のはどこに流れたの? もうネットで広まってる?」
針江ジロウ:「俺のこと持ち上げてた奴らがそうやってニセモノに騙されて、バカみたいに騒いで」
針江ジロウ:「……ユーコさんはさ、何が本物か分かってると思ったのに」
針江ジロウ:「結局そういうバカな奴らと同じなんだね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ジロウちゃんには才能があるわ。他の人にはない才能が。でも、それとこれとは話が別よ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「あたしだって信じられるものなら、ジロウちゃんのこと信じたいわ。でも……」
針江ジロウ:ガタンと音を立てて立ち上がる。「もういいよ。言いたいことは分かったから」
トモカズ・ユーコ・三枝:「待って!とにかく、今は不用意な行動はしないこと!」
針江ジロウ:「不用意って? 人を殺したりクスリ売ったりってこと?」鼻で笑う・
トモカズ・ユーコ・三枝:「……っ!」
針江ジロウ:「何もしてないし、これからもしない。……帰って寝る」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ええ。何か動きがあり次第また連絡するわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ゆっくり休んでちょうだい」
針江ジロウ:無言で手を振って、事務所を出ようとします。
RL:では、ジロウくんが部屋の外に出ると――。
風海トモヤ:ジロウくんが扉を開けるより一瞬早く、どっかで見たような少年が入ってきますね。
風海トモヤ:イヌです。
RL:イヌでした。
風海トモヤ:「……ん」
風海トモヤ:「ようウェット。どこ行くんだ」
針江ジロウ:「……なんだよイヌコロ」あからさまに嫌そうな顔。「俺を逮捕しに来た?」
風海トモヤ:「それで済んだら楽なんだけどな」 警察の身分証をひらひらと振る。 「マネージャー居るんだろ? ちょっと話、させてくれよ」
風海トモヤ:「お前にかかわる話だから、当然お前も同席な」
針江ジロウ:「ちっ……帰って寝たいんだけど」
風海トモヤ:「話を聞けば眠気も吹っ飛ぶよ。お前、イヌはイヌらしく仕事してろとかなんとか、言ってただろ」
風海トモヤ:「色々調べてきた。お前の容疑が晴れるかもよ」
針江ジロウ:眉をひそめる。「どういう風の吹き回しだか……」
針江ジロウ:「ま、いいや。ユーコさんなら中だよ」たった今出てきたドアを開ける。
風海トモヤ:「サンキュー。ウェット」 遠慮なくジロウ君の手をとって、ずいずい中に入る。 「ケーサツだ。邪魔するよ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「何、あなた、ブラックハウンド?悪いけど、警察にお話しするようなことは何もありませんからね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「私もジロウちゃんも忙しいですので。それでは」
RL:三枝はそう言ってトモヤのことを一顧だにせず立ち去っていくよ。
風海トモヤ:「おいおいちょっと待てよ。あんたにとっても重要な……」
風海トモヤ:目をつむって腕組みし、お説教しようとしたところであっという間に逃げられます。
風海トモヤ:「クソだなあいつ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「どうせ点数稼ぎのネタか何かでしょう? これ以上、ジロウちゃんを危険な目に晒すわけにはいきません」ピシャリとドアをしめる。
風海トモヤ:「超クソだな、あいつ」 訂正する。
針江ジロウ:「俺に言ってる?」
風海トモヤ:「お前と、後ろの奴らに言ってる」 ジロウ君の後ろを見やる。
RL:キミたちの後ろ、半開きになったドアのところにいたのはーー。
鶴見冬助:「いやはや。お勤めご苦労、お巡りさん」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「どうも、お久しぶりです。針江ジロウ君」とりあえず壁をノックしている。
鶴見冬助:「いやね、宮仕えと違って、超クソなオジサンはさ、人払ってくれないと追い出されちまう」
針江ジロウ:わざとらしく大きなため息をつく。
針江ジロウ:「俺、帰るとこだったんだけど。ただでさえそこのイヌのせいで10分足止め食らってんのに」
鶴見冬助:「帰って何処行くんだ?ヒルコ街の三番通りか?」
針江ジロウ:「悪いけど」思い切り睨みつける。
針江ジロウ:「今アンタの相手する余裕ないからさ、黙って」
鶴見冬助:「そりゃあドン底だもんな、盟友にまで見捨てられ、よく出来たくらいに転落ってとこだ」
鶴見冬助:「なによりも映像だな。ありゃあよく出来た、動かぬ証拠だ。さしずめトレミーのアルマゲストってとこかい?」
針江ジロウ:「ッ……」
針江ジロウ:何か言いかけ、言葉を飲み込んで視線をウィリアムさんに。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:こほん、と軽く咳払いをする。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あなたにとって、良いニュースと悪いニュースがあります。悪いニュースはもう彼が大体言ってしまいましたが」
鶴見冬助:「おいおい。いいニュースももう言っちまっただろ」
針江ジロウ:「アンタ、こういうのとつるむ奴だったんだ」
鶴見冬助:「動かぬ、証拠だ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ああ、そうでしたね。よく出来た、動かぬ証拠」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「必要とあらば、誰とでも。ビジネスですからね」
風海トモヤ:「……あ、ほんとだ。良いニュースの前にイジメてんのかと思った」 手を打つ。
針江ジロウ:片眉を上げる。「……つまり?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あの『恋人宣言動画』に限っては、作為的なものであることが確認できました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あの動画に映る針江ジロウは何者かの変装である、ということです」
針江ジロウ:「は……」目をぱちくりさせる。「マジで」
風海トモヤ:「だから」
風海トモヤ:「お前の容疑が晴れるかも、って言っただろ。俺は。ちゃんと」 ふてくされる。
鶴見冬助:「ああ。俺は言ってなかったなそういや。俺はコペルニクの『天体の回転について』派だ」
針江ジロウ:「天体? 俺にも分かる言葉で言ってよ」がしがし頭を掻く。
鶴見冬助:「そっち側に追い込んでも、俺にゃあ旨味はねえ。既に広回ったもんのケツ追っかけても、何番煎じだって辟易って訳だ」
鶴見冬助:「そりゃあ、まるっと美味しく独占できる方を狙うさ。黒捨てて白に全額突っ込んだ」
針江ジロウ:「まあ、いいけど。……つーか、なんでよりによってアンタらなんだ……」後半はほぼ独り言。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「懸念は理解しますが、現時点で相応の協力者が彼らしか居なかった。了承願います」
針江ジロウ:「ああ、ああ……心配とかじゃなくて。ユーコさんは信じ切ってたのに、っていうか……」
鶴見冬助:「ひでえ言い草だ。俺はともかく、こいつはこのナリの割にはそこそこ使えるイヌだぜ?」
針江ジロウ:「いや、うん。何でもない。そっちのイヌはともかく、詐欺師まがいの方は分かりやすくていいよ」
風海トモヤ:「おい、ともかくってなんだともかくって」
針江ジロウ:「イヌはイヌだろ、飼い主に尻尾振るだけの」
針江ジロウ:「金持ちの都合で動いて俺たちなんか目にも入らない連中を信用できるかっての」
針江ジロウ:「……それで、えっと?」
針江ジロウ:「恋人宣言がフェイクだから俺は潔白、万事OKってことにはならないんだよな?」
鶴見冬助:「そりゃあそうだ。そもそも誰が信じるんなもん?」
鶴見冬助:「まさか俺が言ったら誰しもが信じると思うかい?」
針江ジロウ:「かえって怪しまれる、ぐらいはあるかも」
鶴見冬助:(……出来なくもねえけどな)
鶴見冬助:「とりあえずは、多数のうちのたった1だ。そんだけじゃ意味がねえ」
鶴見冬助:「俺は欲張りなんでね。独占を狙う」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「頼もしいことだ」
鶴見冬助:「おいおい、独占できるとは言ってねえぜ」
鶴見冬助:「狙うだけだ。手立てにゃあ手だって足りねえ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「手……」いち、にい、と数え。「ここには八本ありますが」
鶴見冬助:「……」
鶴見冬助:「……俺やっぱこいつ苦手だな……」
針江ジロウ:「俺も数のうち?」半笑いになる。「ニューロ」
風海トモヤ:「真顔で冗談言うからな、こいつ」 肩をすくめる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ、冗談です」
RL:では、そこでキミたちのもとにやってくる美少年めいた人影がある。
キュリオ・ベルベットレモン:「やあ、ベイベーたち。こんなところにいたのかい?」
風海トモヤ:「十本になった」
キュリオ・ベルベットレモン:「何の話だい?」
針江ジロウ:「いや、こっちの話」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ただこの場合の手というのはそれぞれの力および手段という意味合いでの手であり……」ぶつぶつと呟いている。
キュリオ・ベルベットレモン:「……あー、ジロー。悪い、そんなつもりじゃなかったんだけど、さっき弾みでユーコから話聞いちゃってさ」申し訳なさそうに言う。
針江ジロウ:「どれについて? 最近話題豊富でさ」
鶴見冬助:「そいつは趣味が悪いな」ケラケラと笑う。
キュリオ・ベルベットレモン:「一番直近のやつ。……俺はジローのこと信じてるぞ。そんなことするはずないって」
キュリオ・ベルベットレモン:「おいおい、僕の趣味はいいぜ。なんてったってアイドルだからね☆」ジャケットを脱ぎ、即座に羽織り直す。
針江ジロウ:「はは……、お前だけだよ、そんなこと言ってくれんの」
針江ジロウ:「あ、そのオッサン詐欺師だから相手にしない方がいいぜ」
キュリオ・ベルベットレモン:「当たり前だろ。俺とお前の仲なんだから」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談を解説するようで大変恐縮ですが、我々四人の持てる力および手段を合わせればいくばくかの効果が得られないかという」
キュリオ・ベルベットレモン:「けど、そんな噂が流れちゃったらしばらくはファンも大変だし、ベイベーも今はゆっくり休んだ方がいいかもな」
キュリオ・ベルベットレモン:「詐欺師いんの?」
鶴見冬助:「前説の手品師の言い間違いか?それでアイドルが務まんのか?」
鶴見冬助:「まさか手前の控室にそんなの居ねえだろ?」
キュリオ・ベルベットレモン:「もちろん。僕はオールウェイズアイドルだからね☆」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そういう……そういう意味合いでの発言であったことは留意いただければと思います」
針江ジロウ:「ま、しばらく自粛してろって言われたとこだしな」
風海トモヤ:「(居るんだよなあ)」 手の中でコインをいじる。
キュリオ・ベルベットレモン:「ああ。空いた仕事の穴はこの僕、キュリオが埋めれる部分は頑張って埋めておくからさ☆」
針江ジロウ:「頼むぜ一番星」軽く肩を小突く。
鶴見冬助:「そりゃあそうか。埋め合わせられる奴なんてお前さんしか居ないわけだ」
キュリオ・ベルベットレモン:「ああ。任せろよ。キュリオさ、ベイベーの歌も真似できるんだ。ほら」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:(ちゃんと話は聞いていましたという顔をしている)
RL:そう言ってキュリオはギターを引きながらジロウの曲の歌真似をしてみせる。
キュリオ・ベルベットレモン:「色彩~♪」
風海トモヤ:「へえ。上手いもんだ、ホンモノみたいだな」
キュリオ・ベルベットレモン:「だろ?だから、何も心配しないで☆」
針江ジロウ:「……」やや顔をしかめる。「それ、やめた方がいいぜ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「これはこれは。大したものです」
針江ジロウ:「似せれば似せるほど俺からかけ離れてくんだ、そういうのは」
針江ジロウ:「俺はほら、スキヤキだから」
キュリオ・ベルベットレモン:「……へえ。こだわりがあるんだな、ジロー」
キュリオ・ベルベットレモン:「なかなか難しいもんだ」
針江ジロウ:「こだわるのは客の方。うまく誤魔化せりゃ万々歳だけどな」へらへら笑う。
キュリオ・ベルベットレモン:「ハハッ、勉強になるよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「じゃあ、もし俺で助けになれることがあったらいつでも声かけてくれよ☆」
針江ジロウ:「ああ。俺はせいぜいダラダラするよ」
RL:キュリオはそう言うとキミたちの方に数度投げキッスをしてから去っていく。
風海トモヤ:あっ、まって!
RL:お、なんでしょう
風海トモヤ:キュリオくんが出てきてくれたので、こいつに小蜘蛛をくっつけたいです。
風海トモヤ:ハイパワー、盗聴&発信機!
RL:ふむ。よいでしょう
RL:来やがれ、オラー!
風海トモヤ:やったー!
風海トモヤ:隠密判定します。スートはダイヤかスペード。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードのK」
どどんとふ:風海トモヤが「スペードのK」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:10の理性8で18です。
RL:いやー、これ嫌だなぁ
風海トモヤ:知覚で勝負してください!
風海トモヤ:あっすみません!違う!
RL:お?
風海トモヤ:今のメジャーアクションに、《陽炎》を絡めたいです。
RL:な、なにっ
風海トモヤ:リア不。
RL:ゲーッ!?
RL:どうやってリアクションしようか考えてたのに!
RL:くっ、手札を回すことすらできないとは
RL:では、リアクションは不能のため〈隠密〉判定は成功!
風海トモヤ:ありがとうございますRL!
風海トモヤ:「“埋め合わせられる奴なんてお前さんしか居ない”……か」
風海トモヤ:ぼそりと呟き、小指の爪よりも小さい何かを指ではじく。
風海トモヤ:それだけだ。あとは、キュリオの背中を気怠そうに見送る。
RL:キュリオは立ち去る前に一度だけキミたちの方を振り向くが、その視線はそれに気付くことはできない。
RL:キュリオはこのままシーンから退場だ。
RL:あとは何か判定をしたい人がいたらどうぞー
針江ジロウ:あっはい!
針江ジロウ:〈一期一会〉を鶴見さんに使います
鶴見冬助:なにっ
RL:ほうほう
針江ジロウ:お前もコネにしてやるー
鶴見冬助:こねこね
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの6」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの6」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:外界4+カード6+誘惑2で12
風海トモヤ:誘惑!
RL:鶴見さん、抵抗も可能ですがどうします?
鶴見冬助:しないよ!手札が大事!
RL:あ、でもこれあれですね
RL:このままだと鶴見さんの制御値を抜けない!
針江ジロウ:あっ
RL:受動有利なので、達成値が1足りてない!
針江ジロウ:や、山札から判定するとか……?
鶴見冬助:あ、じゃあ報酬点をくれるとかどうですかね……へへ……
風海トモヤ:カネw
鶴見冬助:……だめ?
針江ジロウ:なんてがめつい
針江ジロウ:払います!
鶴見冬助:いやいいのかわからない……w
RL:交渉だからいけるかもなぁ
RL:ただし達成値上昇のための報酬点なので、鶴見さんの手には渡りませんよw
鶴見冬助:そ、そんなあ
針江ジロウ:リアクション技能が自我か交渉だから鶴見さんの制御値が13で
針江ジロウ:2点支払えばいける……?
RL:リアクション放棄すれば制御値が目標値になるので
RL:外界の12ですね
針江ジロウ:ああ、なるほど
RL:報酬点1点でいけます
鶴見冬助:放棄するよ!
針江ジロウ:じゃあ1点払ってコネ取得します!
RL:やったー。では、好きなスートを設定するがいいです
針江ジロウ:スートはクラブとハート!
RL:了解です。
RL:これと別にお金を個人的に渡すのであればRLは止めはしません。
針江ジロウ:以上です!
RL:はーい
RL:そんなわけでシーンの続きを始めていきたいと思います
RL:情報収集判定からです
RL:まだ開いていないのはバイクに乗った男についてとルスラン・ゴールドヘッドについてですが
RL:この辺は誰が調べられるんでしたっけ
トーネチカ:僕は無理だなあ
RL:トーネチカさんはまだ舞台裏なので判定はこの後ですw
トーネチカ:あっ、そうだ!ごめんなさい
RL:ルスラン・ゴールドヘッドについてはトーネチカさんが情報を流してればジロウくんにもいってるかなぁ
風海トモヤ:あれ、そうか、そもそもシーンに出た人の誰も情報収集してないのか
RL:そうなんですよ。なので、そこからです
風海トモヤ:そうですね。逆に、ドブ'sはゴールドヘッドの事はあんま知らなさそう
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:チーム名……
風海トモヤ:ドブズが調べられるのはバイクマンだけなのかな
RL:バイクに乗った男については鶴見さんが得たキーワードだったので、チームを組んでいたトモヤくんとウィルさんは知っていますね
鶴見冬助:一体何者なんだ……
RL:謎・・・
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ただ、こちらは手札がいまいちなので失敗して回したいです。できますか?
風海トモヤ:バイクマン・・・
針江ジロウ:同じく手札回したいです
RL:情報収集に失敗して手札を回すのもオーケーですよー。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やったー
風海トモヤ:ウィルは失敗かあ。鶴見Pはどうします?バイクマンいく?
鶴見冬助:て、手札使いたくないな……w
鶴見冬助:成功はできるんですがw
風海トモヤ:ああ・・w
風海トモヤ:なら、俺だ!俺がいく!
RL:まあ、無理に今情報を抜かなくてもいいし、温存という手もありますよ
RL:ここまでかなりいいペースで来てますからね
RL:トモヤくん、いきます?
風海トモヤ:いきます!バイクマンは社会:N◎VAかストリートで難易度15らしいので
風海トモヤ:レッドエリア育ちの意地!社会:ストリートで判定します。スートはハート。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートのK」
どどんとふ:風海トモヤが「ハートのK」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:・バイクに乗った男〈社会:N◎VA、ストリート〉難易度15なのだ
RL:む、やる!
風海トモヤ:7+10で17。抜いたぞー
RL:さすが!では、情報を公開します
バイクに乗った男について
ペルソナはカブトワリ◎。荒事屋の【“ナイトフォース”デイブ】だと思われる。
RL:新しいキーワード【“ナイトフォース”デイブ】を入手。情報収集が可能になりました
RL:情報は以上!
風海トモヤ:全然知らない人だった・・・なんて有益な情報だ
風海トモヤ:あとはまかせたぜみんな!
針江ジロウ:はっ、やっぱり手札回さないでおきます!
RL:ほほう
針江ジロウ:自分の使えるスートを把握していなかった
RL:たまによくあります
RL:ちなみに“ナイトフォース”デイブについては〈社会:N◎VA、ストリート〉難易度15、18です
鶴見冬助:では、デイブについて挑戦します。
RL:ほう!やるというのか!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「スペードのJ」
どどんとふ:鶴見冬助が「スペードのJ」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:理性8なので18です。
RL:くっ、では、これでデイブについての情報は全て抜ける!
RL:公開してみましょう
RL:“ナイトフォース”デイブについて
RL:まずは難易度15の情報から
金次第で契約に応じるストリートの荒事屋。強面で屈強な体格をしている。武器はナイトフォースというショットガンとBBBという大型拳銃。愛機はブルホーンというハーレータイプの大型バイク。
RL:続いて難易度18の情報
報酬に見合った仕事はするが報酬以上の仕事は何があっても絶対にしないというのが彼のスタイルである。バーグラーレコードの【ルスラン・ゴールドヘッド】が今の雇い主。
キーワード【ルスラン・ゴールドヘッド】を入手。
・ルスラン・ゴールドヘッド〈社会:N◎VA、企業、メディア〉12、14、16、18
RL:新たに情報収集が可能になりました
RL:情報は以上!
RL:他の判定する人はいますかー?
RL:他になければ手札を回したい人どうぞー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ではルスラン・ゴールドヘッドについて〈社会:企業〉で判定しようとして失敗します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードの2」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あ、捨てちゃった。スートが合わないので失敗です。
RL:では、彼がすごいお金持ちで偉い人だということだけ分かります。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やったー。以上です。
RL:ジロウくんはどうしますー?
針江ジロウ:特に何もなしです!はたらかない!
RL:ほう!了解です!
RL:では、このシーンはこれで終了!
RL:舞台裏の判定に移りましょう。
RL:シーンに出ていなかったトーネチカさんは何か一回判定をすることができます
RL:どうしますかい、親分
風海トモヤ:オヤブン!
トーネチカ:何もなしでもいいですかねい
RL:手札も回さなくてよい?
トーネチカ:よいです!
RL:オーケーです!
リサーチフェイズ05
RL:では、次のシーンにいきましょう
RL:シーンプレイヤーはトーネチカさん
RL:このシーンはトーネチカさんがジロウくんを家まで送り届けるシーンになります
RL:なので、ジロウくんは自動登場
トーネチカ:わあ、わあ
針江ジロウ:はーい
RL:他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で難易度10だ
風海トモヤ:えっ、この実質上デートみたいなシーンに他の人登場できるんだ・・!?
RL:一応、シナリオ上ではできることになってます
RL:ただバイクでの移動を想定しているので、登場する場合は頑張って走って追いついてください
針江ジロウ:脚力!?
RL:もしくは様子を見てあとから登場するとか……
風海トモヤ:とりあえずトモヤは様子見かな・・・w 徒歩だし
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:なぜかいたら楽しいだろうなと思いつつも様子見します。
鶴見冬助:走れないよ!
RL:了解です。では、出たくなったら登場判定してください
RL:まずはシーンカードを
どどんとふ:RLが「カゲムシャ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「アヤカシ」
RL:アヤカシ!倦怠や停止を意味するカード!
RL:それでは最初はシーンの描写から
RL:針江ジロウが仕事を終えて、夜――。
RL:トーネチカはその日の最後の仕事としてジロウを自宅まで護衛することになっていた。
RL:事務所前。キミたち以外にも家路を急ぐ人たちの姿がチラホラと見受けられる。
トーネチカ:愛車の黒い大型バイク(スタイリッシュで優雅なハイテクなやつ)を前に微笑みます。
針江ジロウ:「……」無言で片手を上げて挨拶。表情はやや暗い。
トーネチカ:「……たとえば、君が望むなら、専用の高級車を用意することだってできるだろうけど」
トーネチカ:「ジロウくん。大丈夫かい?」
針江ジロウ:「……ん、ああ」
針江ジロウ:「こっちの方がいいよ。高級車っての、性に合わないから」
針江ジロウ:「高級品は大体そうだけど」
トーネチカ:「……そう。ありがとう」目を細める。「…ともかく、今日はお疲れ様。後ろに乗って」
針江ジロウ:「ん」促されるままに後ろに座ります。
針江ジロウ:「アンタも大変だね」
トーネチカ:そうしてバイクを走らせる。滑らかに夜の街を走る。
トーネチカ:「ん、そう思うかい」
針江ジロウ:「……知ってると思うけど、仕事干されるかもしれなくてさ」
トーネチカ:「……
トーネチカ:「……」横目でジロウくんを見る。
針江ジロウ:「そしたらアンタが守ってたのは、ただのガキってことになるじゃん?」
針江ジロウ:「そういうの、面白くないんじゃないかって思って」
RL:2人はトーキョーN◎VAの夜の街並みをすり抜けていく。絢爛な摩天楼やネオンサインの群れがキミたちの頭上を過ぎ去る。
針江ジロウ:「ユーコさんも信じてくれなかったし、キュリオもなんか変だし」
トーネチカ:「………」信号。ゆっくりとブレーキをかける。
針江ジロウ:「……まあ、いいけど」
針江ジロウ:慣性で少しだけ体を預ける形になる。
RL:スピードが落ちる。風を切る音が消える。
針江ジロウ:「まぁ、それならそれで、アンタの契約もおしまいだろうから」
針江ジロウ:「あとちょっとの間、頼むよ」
RL:信号待ちの間、中空にARの広告が表示される。派手な演出でドロイドの歌う楽曲のコマーシャルが流れる。
トーネチカ:背中に触れる感触がある。痩せた少年の重みを微かに感じる。
トーネチカ:「…そうだな。じゃあ、今からすることは、契約者のマネージャーには黙っててくれ」
トーネチカ:信号が変わる。青。バイクを急発進させ、ジロウくんの家とは逆方向に走り出す。
針江ジロウ:「……? 道、違うけど」
RL:先ほどまでの風景が逆回しのように遠ざかっていく。
トーネチカ:「いいんだ。それで。今から君を、行方不明にするから」
針江ジロウ:「え?」
トーネチカ:「しっかり捕まっていろよ! これから…君を誘拐しよう、フフ!」
トーネチカ:ぐんぐんとスピードが上がっていく。郊外へバイクは走り出す。
針江ジロウ:「何言って……、!!」怪訝な顔になるが、とりあえずしっかりしがみつく。振り落とされないように。
トーネチカ:「このスピードじゃ、誰も君のことなんて見てやいないさ。僕も含めて」
針江ジロウ:「……ハハッ、サイバーアイでも無理だね」
トーネチカ:「そう」笑う。「その通り!」
トーネチカ:そんな会話をしつつ、ジロウくんを連れて、バイクは木更タタラ街へと向かいます。
トーネチカ:夢島、木更津湖のほとりまで辿り着く。
RL:ライトアップされた大きな観覧車のそばで暗い湖が遠くまで広がっている光景はとても幻想的だ。
針江ジロウ:「ここは……」
トーネチカ:「穴場でね。ロマンチックな光景が見れるのに、人気がない」いたずらっぽく笑う。「女の子を口説くのに最適」
針江ジロウ:「……俺を、女の子にしたいワケ?」笑い返す。
トーネチカ:「……生意気な口だ」小突く。「んん、そうだな。なんていうか……どうにも、おせっかいな性分でね」
トーネチカ:「僕しか知らない場所に、君を案内したくて」
トーネチカ:「…つまり。君が、辛そうに見えた訳だ」
針江ジロウ:「……あー、その」何か言いかけて、口をもごもごさせて、頭を掻いて。
針江ジロウ:「……ボディガードの仕事じゃないよ、それ。この辺、治安も悪いし」
トーネチカ:「そう、だから、マネージャーには内緒」
針江ジロウ:「言ったらクビかも?」
トーネチカ:「言わないでくれよ!」
針江ジロウ:けらけら笑う。「分かってるって。俺も困るし」
トーネチカ:「んん、いや」咳払いする。「笑うなよ。恥ずかしくなってきた」
針江ジロウ:「ん……ありがとな」
針江ジロウ:「俺のこと見てくれて。芸能人のジロウじゃなくて」
トーネチカ:「どうにも、君がスキャンダルを起こすような人物には見えなくてね」
針江ジロウ:「ああ、それは……どうかな」きまりの悪い表情。「やってないけど、絶対やらないなんて言い切れない」
針江ジロウ:「他に何もできないから歌ってるだけだしさ」
トーネチカ:「……歌うのは好きかい?」
針江ジロウ:「どうかな。好きなときも、嫌いなときも。昔は好きでやってた」
トーネチカ:「今は…そう簡単な話じゃないか。ビジネスだもんな」
針江ジロウ:「そういうこと」
トーネチカ:「…君の歌、聞かせてくれよ。仕事の報酬でいいから」
トーネチカ:「何でもいい。君の好きな歌を、好きなように歌ってくれ」
針江ジロウ:「……難しいこと言うな」
トーネチカ:「いいじゃないか。プロのミュージシャンだろ」
針江ジロウ:「考えとくよ。どんな歌が好きか……アンタの契約切れるまでには思いつくだろうし」
トーネチカ:「ああ、約束だ。楽しみにしているよ」
RL:キミたちの頭上で一筋の星が流れる。街中では見られない光景だ。
RL:木更津湖を離れたキミたちは再びサーキットを走り、ジロウの自宅へと戻ってきた。
RL:イエローエリアのマンションの前にトーネチカのバイクが停まる。
トーネチカ:「それじゃあ」いつもの調子で微笑む。「部屋まで送ろうか?」
針江ジロウ:一瞬考えてからうなずく。「部屋の前まで。正直怖いから」
トーネチカ:そう言われるとは思ってなかったので、ちょっと驚く。
トーネチカ:「…そう。じゃあ、そうしよう」
トーネチカ:そのままジロウくんを部屋まで送り届けますよ
針江ジロウ:というわけでトーネチカさんを伴って自室の前へ!
RL:では、キミたちはマンションの上層の部屋へと向かう。
RL:ジロウの自室の前。
RL:トーネチカさんは部屋の中まで一緒に入ってもいいし、ここで別れてもよい。
トーネチカ:えっ!何その選択肢
針江ジロウ:部屋の中!?
RL:特に深い意味はありません。TRPGは自由な遊びであるというそういう・・・
トーネチカ:い、いや…部屋の前で別れますよ
RL:はい。
トーネチカ:「それじゃ。おやすみ」ドアの前で別れを告げます。
RL:ドアを一枚隔てればもうジロウの部屋だ。
針江ジロウ:「ん、お疲れさん」今更ながらに、撮られたら誤解されるかなー、などと考えつつ。
針江ジロウ:特に何もなければ、そのままドアを開けて部屋に帰ります。
RL:では、そこで2人とも〈知覚〉で難易度15の判定をしてください
針江ジロウ:知覚!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの5」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの5」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:スートが合わない!
トーネチカ:カードない!山札から引きます
RL:山引き!どうぞ!
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「ハートの2」
どどんとふ:トーネチカが「ハートの2」を捨てました。
トーネチカ:同じくスートが合わない!失敗です
RL:では、2人とも判定は失敗ですねー。
RL:それじゃあ。
RL:ジロウくんがドアを開いた瞬間。
RL:神業《死の舞踏》が使用されます。
RL:対象はジロウくん。
トーネチカ:えっ!
RL:肉体ダメージチャートの21番。完全死亡を指定。
針江ジロウ:あ、えっと
RL:神業なので神業以外では防ぐことはできません。
RL:このままだとジロウくんは死亡します。
針江ジロウ:《プリーズ!》を使用して、トーネチカさんに《難攻不落》を使ってもらいます
針江ジロウ:ってできますか!
RL:可能です!
針江ジロウ:します!
RL:もちろん、トーネチカさんがよければですけど!
トーネチカ:いいのかな!これは
トーネチカ:うん、いや、OKです!
RL:いいですよ。自分の神業で守りたいのであればそっちでもいいですし
RL:では、《プリーズ!》によって使われたその《難攻不落》で《死の舞踏》は無効となる!
RL:煌めいたナイフの刃がジロウくんの眼前に迫る。
RL:ナイフを握っているのはツインテールでサイバーアイの少女だ。
トーネチカ:「ああ、ゆっくり休……」ジロウくんに別れを告げようとして、その光景を見る。
針江ジロウ:その刃に為す術もない。助けを求める怯えた視線が、トーネチカさんを捉える。
トーネチカ:「――!」
針江ジロウ:助けて、と言うより早く、ナイフは迫り――
トーネチカ:ジロウくんの瞳に吸い込まれるような感覚。瞬間、考えるより早く体が動く。
RL:少女の握ったナイフが今まさにジロウの顔に突き刺さろうとする。
トーネチカ:ジロウくんの体を引き寄せ、少女から身を守るように転がります。
RL:ナイフが空を切る。
RL:少女はバランスを崩してよろけ、部屋から転がり出る。
トーネチカ:「君は……」
RL:よろよろと立ちあがった少女はサイバーアイの瞳でキミたちを睨みつける。
蛭目田恭香:「あれ?あれあれあれあれ?なんで?」
蛭目田恭香:「なんであたしじゃない人がジロウと一緒にいるの?なんでそんなに仲良さそうなの?」
針江ジロウ:「あ……っはあ……」驚愕と混乱で言葉が出ない。
蛭目田恭香:「あたし……あたし、ずっとジロウを待ってたんだよ!?なのに!なのに!!あんた、ジロウと一緒にくっついて!そんな!そんな仲良さそうに!」トーネチカに向かって叫ぶ。
トーネチカ:「……ジロウくんを抱き寄せたまま、じりじりと距離をとる。
トーネチカ:「……ジロウくん。落ち着いて」ジロウくんを抱き寄せたまま、じりじりと距離をとる。
蛭目田恭香:「あれ?え?なんでそんなに身を寄せ合ってるの?やっぱりそういうこと?」
針江ジロウ:「あ、ああ……」トーネチカさんの声で、多少気を落ち着かせる。「あいつ、あのサイコ女……」
RL:サイバーアイの少女はナイフを持つ手でガリガリと自分の頭をかく。
トーネチカ:「何を言っても、聞いてくれないでしょう、君」蛭目田さんに答える。
蛭目田恭香:「おかしいよ。こんなのおかしい。絶対おかしいって。あたし、こんなに頑張ってるのに。よくも」
蛭目田恭香:「黙れッ!ジロウをあたしから取った癖に!!」
針江ジロウ:「くそ……顔覚えちまった。2秒で忘れられるはずの奴なのに」
蛭目田恭香:「……でも、一番許せないのはジロウだよ」
蛭目田恭香:「……よくも。よくもあたしを裏切ったなッ!!」ジロウに叫ぶ。
トーネチカ:「……」逃げ道の算段を立てながら周囲をうかがう。
蛭目田恭香:「あんなにあたしのこと好きだって言ってくれたのに。そうやってあたしの気持ちを踏みにじって」
針江ジロウ:「だから! 誰だよてめーは!」
RL:その言葉を聞いて、少女は一度身を震わせてから静止する。手からナイフが落ちる。
蛭目田恭香:「……酷い」
RL:サイバーアイを両手で押さえて嗚咽を漏らし始めるが、涙は出ない。
針江ジロウ:「誰っていうか、何なんだよ! 何で俺なんだよ!? あんなクソ動画まで流しやがって!」
蛭目田恭香:「酷過ぎるよ……」
蛭目田恭香:「もう許せない……」
蛭目田恭香:「……ううう。くそ。ちくしょう。一生つきまとって離れないから。あたしの気持ちを裏切ったことを後悔させてやる!」
RL:彼女はそう言い捨てると、神業《不可知》を使用してシーンから退場します。
トーネチカ:「………消えたようだ」
針江ジロウ:「何が一生だ。すぐ死ね」
RL:マンションの玄関前には静寂が戻る。
トーネチカ:「……彼女、君に愛の囁きでも受けたような口ぶりだったけど」
針江ジロウ:「言っとくけど、俺は知らないからな」少し睨むような目つきでトーネチカを見上げる。
針江ジロウ:その距離の近さで、まだ抱き寄せられていたことに気づく。
トーネチカ:「分かってるよ」肩をすくめる。「思い込みと片付けるには、妙に真に迫っていたから」
トーネチカ:「ん?」
針江ジロウ:「ああ……えっと」とりあえず体を離す。
針江ジロウ:「じゃあさ、あの動画。あれに出てた『俺』を、あのサイコ女も本物だと思ってたとか」
針江ジロウ:「どうも、そういうことだらけみたい……だろ? ここのとこの俺」
トーネチカ:「そう考える方が自然だろうな」首を傾げます。
RL:では、その時。
RL:開きっぱなしだったドアの向こう。玄関脇に置いてあったプレイヤーが、ARで映像を再生し出す。
RL:そこに映ったのは、針江ジロウの姿だった。
針江ジロウ:『まだ生きてる? 折角のチャンスだったんだけどなぁ。まあ、俺はこのぐらいじゃ死なないってことか』
トーネチカ:「…まあ、これ以上話し合っても仕方ない。とにかく、君は部屋に……」
針江ジロウ:『こんばんは、偽物さん。俺のモノマネなんて続けてないで、さっさと死ねよな』
針江ジロウ:「……言ったそばからこれかよ」
針江ジロウ:『迷惑だからいい加減とっとと消えてくれ。もし近くにいる人がいたらその偽物の言うことは絶対信用しないように。それじゃあ』
RL:それだけを告げるとメッセージは一方的に切れる。
トーネチカ:プレイヤーを調べて不審な点が見つかったりします?
RL:何の変哲もないARプレイヤーですね。もともと自宅にあったものに映像だけ仕込んだのでしょう。
トーネチカ:OKです。じゃあ、そうやってプレイヤーに何も無いことを確認する。
トーネチカ:「…いよいよ君に成り代わろうとしているってことかな、彼は」
針江ジロウ:「バカな奴」
トーネチカ:「そうかい? それだけ君が魅力的だってことだろ」
針江ジロウ:「なら余計にだろ。どんなに上手く作って見せたって、俺にはなれないのに」
トーネチカ:「…本当だな。その通りだ」うなずきます。
トーネチカ:「さて、ジロウくん。このまま君をこの部屋に帰す訳にはいかなくなった。残念だけど」
トーネチカ:「どこかホテルを借りてくるよ。荷物をまとめておいて」
トーネチカ:ポケットロンを取り出しながらそう言います。
針江ジロウ:「ああ……安いとこでいいから」
針江ジロウ:「高級なのは性に合わない」
トーネチカ:「オーケイ」ひらひらと手を振る。「君らしい所を探そう」
RL:では、キミたちが部屋を離れ、ホテルで一夜を明かしたところでこのシーンは終了だ。
RL:それでは舞台裏の判定です。
RL:シーンに登場しなかった鶴見さんとトモヤくん、ウィルさんは一回分判定ができるぞ
風海トモヤ:むむ、どうしようかな
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ルスランさんについて調べたいかも
RL:ほほうほう
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あっちょっとまって
鶴見冬助:いや
鶴見冬助:その人ぼくら知らない
RL:待ちます
鶴見冬助:知ってるっけ……?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あれ
RL:さっきのシーンで鶴見さんがデイブについて調べたことで情報収集が可能になりましたよ
鶴見冬助:あ、デイブからわかったんだ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そうそうそれ
風海トモヤ:デイブ、えらい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そして手札も問題ないことが判明しました
RL:デイブのこれからの活躍にご期待ください
RL:ルスラン・ゴールドヘッドについては〈社会:N◎VA、企業、メディア〉で難易度12、14、16、18です
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では〈社会:企業〉で判定します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ダイアの7」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ダイアの7」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード7+外界6+企業情報2+査察部身分証1で16。報酬点2足して18です。
RL:高い!さすがです!
RL:では、情報をオープンしましょう
RL:ルスラン・ゴールドヘッドについて
RL:まずは難易度12の情報から
バーグラーレコードのプロデューサー(エグゼク◎)。黒い噂が絶えず、引き抜きのために手段は選ばない。不祥事も多数揉み消してきたと言われている。
RL:次に難易度14の情報
引き抜いたスターの大半が、移籍後に人気が落ちてきた後に【芸能人失踪事件】で姿を消している。
RL:そして難易度16の情報
数年前、キュリオ・ベルベットレモンを見出してバックアップした。それ以後、他のレーベルや所属会社にいたスターをどんどん引き抜くようになる。
RL:最後に難易度18の情報
CMEに移籍したキュリオといまだに親交があり、彼に針江ジロウと同じレッスンをいくつも受けさせたという噂がある。
RL:情報は以上です。
RL:情報は一応これで全て出揃った形になります
風海トモヤ:揃った!
RL:あとは何か調べたいことがあればRLが用意するのもやぶさかではありません
トーネチカ:つ、つまり
RL:さて、他の2人はどうします?
風海トモヤ:どうしよう
鶴見冬助:じゃあ手札を回さずに、フェイトコートを購入します。
風海トモヤ:どっちかというと、集まって情報共有をしたい!
鶴見冬助:外界以下だからタダで取れるはず。
RL:賢い
風海トモヤ:えっそうなの、すごい
RL:購入判定は〈信用〉での判定になりますが、これはカードを出さなくても判定ができまして
RL:この場合、外界がそのまま達成値になります
RL:詳しくはルルブの151Pを参照や
風海トモヤ:信用取引、すごいなあ
RL:信用取引と言うと怪しさがありますね
トーネチカ:すごい信用があるんだなあ
RL:鶴見さんはそれでいいですかい
鶴見冬助:おわり!
RL:OK!
RL:では、トモヤくんはどうします?
風海トモヤ:買えそうで有用なアイテムがドラッグか自転車かスケボーくらいしかない
RL:ドラッグ!いいじゃないですか!
風海トモヤ:あっ、多機能ミラーシェイド!暗視機能とかついてるやつ!
RL:おっ、便利そう
風海トモヤ:p253の、梵天!これを買います。多分ダテメガネみたいなやつ。
風海トモヤ:絶対役に立たないと思うけど、今後何が起こるかわからないし・・
RL:了解です!
RL:それでは、舞台裏はこれで終了。
RL:最後にルーラーシーンをやって今日は終わりにしましょう。
風海トモヤ:あーっすみません!まって!
風海トモヤ:ごめんなさい!もっと買いたいものがあった!
RL:お、なんでしょう
風海トモヤ:ドラッグ、ゾンビライフを購入します。メジャーアクションでバッドステータス一つを回復。
風海トモヤ:毒使いだから・・・解毒剤も・・・
RL:あ、便利そう!了解です!
風海トモヤ:買いました!
RL:こだわりですね
RL:では、あらためて舞台裏は終了。
ルーラーシーン01
RL:次のシーンはルーラーシーンです。
RL:キャストの登場は不可となります。
RL:ルーラーシーンはRL側が演出するシーンです。いわばそう、マスターシーンのようなもの。
RL:まずはシーンカードを引きましょう。
どどんとふ:RLが「アヤカシ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「エグゼグ」
RL:エグゼク!運命や状況の変化、進展を現す!
RL:それではルーラーシーンの描写を。
RL:そこは、薄暗い部屋だった――。
RL:部屋の中央の空間にARで映像が映し出されている。
RL:サイバーアイの電脳をハックして得た視覚情報を空間に投影したものだ。
RL:サイバーアイの持ち主が襲撃を行い、それが失敗するまでの一連の様子がそこに流れる。
RL:薄暗い一室にその映像を囲むようにして三人の人物が立っている。
RL:1人はコートに二丁の銃を下げた男。腕組みをして黙って映像を見つめている。
RL:もう1人は上等そうなスーツを着たでっぷりとした男。不快げに眉根を寄せる。
RL:アイドルめいた最後の1人は、影がかかっていて顔は分からない。
RL:アイドルめいた最後の1人が楽しげに声を発した。
RL:「彼女、失敗しちゃったか」
RL:「うむ。色々と役に立ってもらったが、そろそろ潮時かもしれんな。お前はどう思う?」でっぷりとした男が肥満めいて呻く。
RL:「別に。俺は報酬通りの仕事をするだけだ」銃を手入れしながら言う。
RL:「……ふむ。まあ、いい。彼女には邪魔者を始末するついでにもう一働きしてもらって、それで最後にしよう」
RL:「わーお、オジサン悪いな。それで?そこから先の台本も考えてあるんだろ?」
RL:「もちろんだとも。最後に全てを手に入れるのはこの私だ。……頼んだぞ、お前たち」
RL:「ああ。護衛任務は果たして見せよう。どうでもいいことだが、俺の若い頃はアイドルといえば雲の上の存在だったんだが、いつの間にか身近なアイドルってのが大人気になっていて驚いたな。そういう時代なんだろうな」
RL:2人は彼の話を聞き流す。
RL:「頼んだぞ、お前」
RL:「はいはい。頑張るよ」
RL:ARが切られ、影になっていた1人の人物の顔が一瞬だけ強くなった光で映る。
RL:それは紛れもなく針江ジロウの顔だった。
RL:針江ジロウはうっとりとした表情で呟く。
針江ジロウ:「……単独ライブ、楽しみだなぁ。今のうちにもっとレッスンしておかないと」
RL:シーン終了。
RL:さて、トーキョーN◎VAのルーラーシーンの欠点として、これをやるとキャストたちの舞台裏の判定が発生することが挙げられます
RL:なので、RLがルーラーシーンで好き勝手やることができないのです
風海トモヤ:えっそうなの
RL:とても困ります
RL:次回はそんな舞台裏の判定から再開していくことにしましょう
RL:キャスト全員、舞台裏の判定がある人はどうぞ!
風海トモヤ:うーん。情報で揃ったなら、もうダイヤは使わないかなあ・・・
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:購入判定で手札回しさせてくださいー
RL:どうぞどうぞー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:AP弾を買うそぶりをします。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートの6」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの6」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:スート合わず失敗です。
鶴見冬助:こちらはパスします。
RL:はーい。
針江ジロウ:ブラックライダーを買います
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの2」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの2」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:外界4のカードが2で丁度6!
RL:おお。やりますな
針江ジロウ:目標値ぴったりです
針江ジロウ:以上!
トーネチカ:こちら何もしないっす!
リサーチフェイズ06
RL:ルーラーシーンが終わりまして、次のシーン。
RL:次はヒルコ街三番通りの路地裏で違法ドラッグを売りさばいているという針江ジロウ(?)に会いに行くシーンです。
風海トモヤ:悪いやつだ
RL:シーンプレイヤーはウィリアムさん
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ういす
RL:他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、ストリート〉で難易度10です
風海トモヤ:ウィルさんの金魚のフンとして、チームで登場したいです!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:チーム組んじゃいましょう
RL:よかろう!
トーネチカ:僕とジロウくんも混ぜて!
針江ジロウ:まーぜーて!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:どうぞどうぞ
鶴見冬助:チームチーム!
トーネチカ:やったー
RL:登場は今してもいいし後から様子を見て出てきてもいい……。そういうやつなのだ
RL:登場判定に失敗したていで手札を回すなら、今やってもいいです
風海トモヤ:うーむ、登場判定失敗で手札回すべきかな。迷う。
トーネチカ:手札回しはしません!
針江ジロウ:手札はこのまま!
鶴見冬助:キープキープ
RL:よかろうなのです
風海トモヤ:まあ、いいや。これの直後がクライマックス戦闘でもない限り大丈夫だろう・・・回しません。
風海トモヤ:あっいや、やっぱまわす!
風海トモヤ:もう情報は集め終わってんだ!
RL:そこに気付くとは
風海トモヤ:回すというか、社会:N◎VAで判定します。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ダイアのA」
どどんとふ:風海トモヤが「ダイアのA」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:成功。でました。
RL:エース!そんなカードを!
トーネチカ:シーンの登場はちょっと様子見しますね
RL:オーケーです。
RL:では、シーンの描写からしていきましょう。
RL:まずはシーンカードを。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「クグツ」
RL:クグツ!維持の暗示のカード!膠着や不安定を意味するとかなんとか!
RL:そんなわけで、先ほど言ったとおり、このシーンはウィルさんたちがヒルコ街三番通りの路地裏で違法ドラッグを売りさばいているという針江ジロウ(?)に会いに行くシーンです。
RL:ヒルコ街の一角。そこは行き場のない者たちが吹きだまるスラムめいた地区だ。
RL:治安が悪く、人通りも多くない。そんな場所で針江ジロウの目撃情報があったのだ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ではそんな中をでかい荷物持って歩いていましょう。
RL:ウィルさんたちは噂の真偽を確かめるべく、わざわざヒルコ街までやってきたという状況だ。
風海トモヤ:「ここに居るって話だったよな。通行人に手当たり次第に暴力をふるい、違法ドラッグを売りさばく魔界の帝王……針江ジロウ……が」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まあ、ここに居ますね」その場のジロウくんを見ながら。
風海トモヤ:「魔界の帝王、ぜんぜん魔界の帝王してないじゃん」 首を傾げる。
鶴見冬助:「この細腕でか?なんか修めてんの?」
針江ジロウ:「どうかな。カンフー使いかもよ?」
針江ジロウ:映画で見た構えを真似て、適当なポーズ。
風海トモヤ:「ホワッチャー!ホワァ!ってやつだな。前の俺ん家、レッドエリアの端っこにカンフー道場があってさ……」 カンフーの真似をする。
針江ジロウ:「……」レッドエリアという言葉に反応して、片眉を上げる。
風海トモヤ:「鶴見。どこの路地裏が怪しいとかそういう情報、ないの?」
風海トモヤ:「それとも、このカンフー使いをしょっぴくべきなのか? 俺」
鶴見冬助:「さてね。針江ジロウ君とやらが詳しいんじゃねえの?」
風海トモヤ:ジロウ君の反応には気づいていない。
鶴見冬助:「とりあえず、今なら俺が立ってるこの通りが一番怪しいだろ。俺が立ってる限りは」
RL:では、キミたちがそんな話をしていると。
RL:キミたちの視界の先で、道行く人に声をかける華やかなステージ衣装の少年の姿がある。
針江ジロウ?:「ねえ、お兄さん。とびきり効くお薬買っていかない? 今なら針江ジロウの握手券付きだよ」
針江ジロウ:「……うわあ」
針江ジロウ?:「ちょっとぐらいならサービスしてもいいけど。……へへ、毎度あり~♪」
風海トモヤ:「何をサービスする気なんだよ……」
鶴見冬助:「うお、やべえ。もっと怪しさ満点じゃねえか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:きょろきょろと二人のジロウくんを見。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「で、どちらが本物です?」
RL:少年は振り返ってウィルに声をかける。
針江ジロウ?:「あ、お兄さん。あんたもどうだい?こんな上物を、しかも俺から買える機会なんて滅多に……」
風海トモヤ:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」上から睨みつけるような目で見る。
針江ジロウ?:「滅多に……」
針江ジロウ:「いいじゃん。俺も興味あるよ、サービスってやつ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「まあ、確認するまでもありませんが」
針江ジロウ?:「うわー、タイミング最悪……」
風海トモヤ:「自分のそっくりさんからサービスを受けられるの、そこそこレアだよな。受けたくねえけど」
風海トモヤ:さりげなく偽ジロウの逃げ道を塞ぐように回り込んでいる。
針江ジロウ?:「えっと、そうだな。偽物野郎もいるし、丁度いいか。邪魔するなら消えてもらおっと」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「"針江ジロウ"君には少々話を伺いたかったのですが」
針江ジロウ?:「あんたさあ、そこ割りと危ないぜ」トモヤに言う。
針江ジロウ?:「恭香さん、こいつらのことやっちゃってよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「どうもその暇も無さそうだ」
針江ジロウ:「邪魔ァ? 散々俺のビズの邪魔しやがって。てめえの方こそ……」
RL:少年の背後からサイバーアイの少女が現れ、ナイフを振りかざす!
風海トモヤ:「恭香さん? どっかで聞いたな。どこだっけ。えーと」
蛭目田恭香:「わ、分かったよ、ジロウ!あたし、ジロウのために戦う!」
RL:ナイフの刃がトモヤの頬をかすめる!
風海トモヤ:「あっ、あれだ。恋人だ。針江……うわっち!」
風海トモヤ:「てめえ! 殺すぞ!」
蛭目田恭香:「あんたらこそ、ジロウの夜のお楽しみを邪魔しないでよ!?」
針江ジロウ:「うげっ、サイコ女」
鶴見冬助:「そいつは人聞きの悪い。まだこちとら何もやってねえだろ」
針江ジロウ?:「はは、いいね、いいねー。じゃあ、俺はだるくなったし、帰ろうかな」
鶴見冬助:「先手で出すわけねえだろ?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「こっちが本物で、こっちが偽物……」ぶつぶつと呟く。
針江ジロウ:「ウィリアムさん」くるっとそちらに視線を向ける。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「はい」
針江ジロウ:「千早に都合のいい俺が本物。いいよな?」ぱちっとウィンク。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なるほど、話が早い。その通りですね」
針江ジロウ?:「こういうのは先手必勝だろ。な?……さて、護衛、頼むよ」バイクに乗った男に声をかける。
RL:バイクの排気音が唸る。
RL:ジャケットを着こんだ屈強な体格の強面の男はヴィークルのハンドルを握る。
風海トモヤ:「来たなバイクマン。名前忘れたけど」
“ナイトフォース”デイヴ:「ああ、さっさと乗れ。……悪いな、お前ら。俺も仕事なんだ」
RL:ハーレータイプの大型バイクの後ろにもう一人の針江ジロウを乗せるとエンジンをふかす。
針江ジロウ:「偽物はボディガードも安っぽいな!」その背中に吐き捨てる。
針江ジロウ?:「黙ってろ、偽物野郎」
“ナイトフォース”デイヴ:「ところで、ガキの頃は流行りの音楽なんて軽蔑してたんだが、最近はそういう曲もありって思えるんだよな。これが大人になるってことなのかもな」
鶴見冬助:「なんだ?そりゃ俺らが高級感溢れるってことかい?そりゃ光栄だな坊や」
RL:デイヴはそう言い捨てると、もう一人の針江ジロウを乗せ、シーンから退場します。
風海トモヤ:げっ! RL、小蜘蛛を隠密でつけられますか!
風海トモヤ:最後の、1個……! バイクがあっという間に遠ざかっちゃうならいいです。
RL:ふむ。ここでは難しいことにさせてもらいましょう。
風海トモヤ:ウェイ!
風海トモヤ:「高級感溢れまくりだろ。なんたってホンモノの警察官と……」
風海トモヤ:「千早のエージェントと……詐欺師……」
風海トモヤ:「溢れまくりだな!」
RL:デイヴと針江ジロウ?が去ると、ナイフをかざした蛭目田がサイバーアイでキミたちを睨みつける。
蛭目田恭香:「はあ!?あんたらなんてジロウの足元にも及ばないっつーの!!」
針江ジロウ:「いや、アンタらじゃなくて――」
トーネチカ:派手なエンジン音が場を支配する。
RL:少女はナイフをふりかざしてウィルたちに迫ろうとしていた少女は轟音に足を止める!
トーネチカ:「…おや、僕を忘れちゃあ困るな」
風海トモヤ:「あっ。あいつ」
トーネチカ:バイクに乗った、銀髪の男が現れる。
蛭目田恭香:「あんた……この間の!許さない許さない許さない許さない!!!」
針江ジロウ:「こっちが俺の頼れるボディガード」
風海トモヤ:「頼れるボディガード、火に油注いでんじゃん。何があったんだよ」
トーネチカ:「何もしてないはずなんだけどなあ」
針江ジロウ:「顔がいいからじゃない?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「後で報告願いますよ」
蛭目田恭香:「頼れるボディーガードォ?でもさあ、これだけ人数差があったらどうにもならないよねえ」
RL:そこで、ライブTシャツを着た傭兵じみた男たちが現れ、蛭目田の後ろからキミたちにアサルトライフルを向ける。
非合法工作部隊:「我々はたまたま通りがかった針江ジロウのファンであり、まったく無関係だが蛭目田氏を援護する」
鶴見冬助:「大人気だな全く、アイドルってやつは」
非合法工作部隊:「無関係だけど目標確認。無関係だけど制圧開始!」「無関係だけど了解!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ふむ、ファン層をもう少しどうにかする必要がありそうですね」
針江ジロウ:「マジかよ。厄介なファン多いな、俺」
トーネチカ:「ずいぶん余裕だな、君達」ジロウくん達の元に寄りましょう。
蛭目田恭香:「いひひひひ!あんたたちを殺せば、またあたしはジロウに褒めてもらえる!」
風海トモヤ:「あのシャツ、わざわざこの仕事の為に買ったのかな」 ホンモノのファンだとは欠片も思ってない。
鶴見冬助:「いやはや。そりゃハイローミックスってやつは、現代戦の基本単位だからな。十分だろ」
鶴見冬助:「余裕はお前さんにかかってるってわけだ。頼むぜ高級機」
非合法工作部隊:「おのれ!我々の隠匿性の高さを愚弄するか!攻撃開始ーッ!」
トーネチカ:「…もっと素直に褒められたいものだよ」肩をすくめ、そして臨戦態勢へ!
RL:隠匿性の高い銃口がキミたちに向けられる!
RL:ここからカット進行の開始だ!
RL:キミたちは5人全員が同じエンゲージ。
RL:そこから近距離の位置に蛭目田と非合法工作部隊のトループ2つがいる。
RL:近距離にはムーブアクションで一段階移動することでエンゲージできるぞ。
風海トモヤ:あっ、チュートリアル
RL:CSは蛭目田が8で、非合法工作部隊のトループが6だ。
RL:戦闘前の説明はこんなところかな
RL:何か質問などはありますか?
風海トモヤ:こちらは大丈夫!
針江ジロウ:たぶん大丈夫!
トーネチカ:大丈夫です!
針江ジロウ:分からなくなったら質問します
RL:何かあればその時は逐一説明しましょう
RL:あ、ちなみにトーネチカさんはヴィークルには誰かを同乗状態にしたりしますか?
トーネチカ:乗せた方がいいのかとかパッと判断できない!
風海トモヤ:乗せたい人を乗せよう!
トーネチカ:ジロウくん!
RL:同乗状態だとカゼの神業の効果対象になったり、トーネチカさんと一緒に移動になったり、攻撃を受けた時にトーネチカさんが〈操縦〉でリアクションすると2人ともドッジしたりするのだ
針江ジロウ:乗ります!
風海トモヤ:あっ、便利だなー同乗状態
トーネチカ:乗せます!
RL:よかろう!
RL:では、ぼちぼち戦闘を開始していきましょう
トーネチカ:「…ジロウくん、おいで!」ジロウくんを、バイクの後部座席へと誘導します。
針江ジロウ:ひょいとそこに飛び乗って背中にしがみつきます。
針江ジロウ:「頼むよ、ほんと」小声でささやく。
RL:カット進行が始まるとシーンが切り替わる!
どどんとふ:RLが「クグツ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ヒルコ」
RL:シーンカードはヒルコ!
RL:最初のカット!
RL:まずはセットアッププロセスから。
風海トモヤ:閃鋼を使います。シーン中、CSに+6。
風海トモヤ:CSは14!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:《実験体》を使用します。目標値10の判定を行います。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートの7」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード7+生命7で14。成功なので理性を+2します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの7」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:《弱点看破》。目標値は10。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ダイアの6」
鶴見冬助:外界4+カード6で成功。
鶴見冬助:全員の肉体・精神ダメージに+4。
どどんとふ:鶴見冬助が「ダイアの6」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:《アドレナライズ》を使用します。対象はウィリアムさん。目標値10。
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「クラブの5」
針江ジロウ:感情9+カード5で成功、ウィリアムさんのCS+5です。
どどんとふ:針江ジロウが「クラブの5」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ありがたい!
RL:トループ二つはそれぞれ閃鋼を使用してCSを+6します。
RL:蛭目田は〈ターボブースト〉を使用!
RL:自身のCSを+[判定に使用したカードの数値]する!
RL:……あれ、スートが合わねえ!?
風海トモヤ:えっ、めっちゃ速い
風海トモヤ:あっ、そうでもなさそう
RL:えー。山引きします
針江ジロウ:なんてこった
RL:スペードかダイヤなら成功
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「クラブの6」
RL:クラブ!失敗!
どどんとふ:RLが「クラブの6」を捨てました。
RL:トーネチカさんはどうします?
トーネチカ:たぶん何もしなくていいはずなので、何もしないです
RL:OKです。では、セットアップはこれで終了。
RL:イニシアチブに移っていきましょう。
RL:ARが最も高く、その中でCSが一番高い人からの行動になりますので
RL:まずはCS14のトモヤくんの番からです
風海トモヤ:ひょー
風海トモヤ:うーむ、エンゲージを切るのは嫌だなあ。カバーしてもらえなくなる・・・
RL:ふふふ。悩むがいい
風海トモヤ:あっ、でもカバーリングは射程近か・・
RL:「マジで!?」という顔をしています。
RL:本当だ。届くじゃん
針江ジロウ:頼もしい
風海トモヤ:よし! じゃあ、ムーブアクションで横に1段階移動。エンゲージだけ皆と切っておきます。
風海トモヤ:で、射程:近の投擲攻撃をしたいんですけど、届きますか?
RL:問題なく至近にも攻撃できます!
風海トモヤ:横!横です!
風海トモヤ:横移動でエンゲージ切っただけ!
RL:横エンゲージか!
風海トモヤ:
蛭目田 トループ1 トループ2
(近)
ジロウ トーネチカ 鶴見 ウィリアム (近) トモヤ
風海トモヤ:多分、こうです。
風海トモヤ:でも、考えてみたら横エンゲージの概念がなさそうなので
風海トモヤ:移動しなくていいや・・・w
RL:オッケーですw
風海トモヤ:ということで、この場から攻撃します。《胡蝶》《拘束術》《陽炎》。大型ナイフの犬牙を投擲して、蛭目田ちゃんを狙いましょう。
風海トモヤ:当たると邪毒Lv3。あとオマケで、蛭目田ちゃんのスートをどれか一つ封じます。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードの4」
風海トモヤ:陽炎入りなのでリア不!
風海トモヤ:一応、達成値は、えーと
RL:リア不ー!?
風海トモヤ:8+4で12?
どどんとふ:風海トモヤが「スペードの4」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:12か。それでいいのですね
風海トモヤ:い、いいです。
風海トモヤ:(もう手札捨てちゃったし)
RL:蛭目田の理性の制御値は13!
風海トモヤ:げーっ
RL:このままだとリアクションするまでもなく、攻撃は失敗になるのですが
どどんとふ:「風海トモヤ」が捨て札から「スペードの4」を引き戻しました。
RL:制御値周りの説明をぜんぜんしてなかった気がするので
RL:今回に限っては判定し直してもいいです
風海トモヤ:リア不、使えないな!
風海トモヤ:じゃあ、改めて判定しなおします。《胡蝶》《拘束術》《陽炎》。スートはスペード。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードのK」
RL:待って。つよい
風海トモヤ:あっ、すみません。そもそもの問題として、マイナーアクションを忘れてました
RL:お、どうぞどうぞ
風海トモヤ:スリーアクション+辰刃+アサルトナーブス。白兵達成値+1、肉体ダメージを+2。
風海トモヤ:で、さっきのコンボです!
RL:OK!
どどんとふ:風海トモヤが「スペードのK」を捨てました。
風海トモヤ:達成値は20!
RL:高いよ!制御値が13だから当たるよ!
RL:ダメージをどうぞ!
風海トモヤ:はーい。S属性の12ダメージです。あと、邪毒ランク3。
風海トモヤ:たしか、クリンナップで1枚カードを引き、それ+ランクがダメージだったとおもいます。あとで引いてね!
RL:邪毒!そんなものまで!
風海トモヤ:ナイフで4、胡蝶で2、アサルトナーブスで2、鶴見Pの支援で4で、計12……うん、あってる。
RL:あ、それに一枚カードを出してダメージを足すのです
風海トモヤ:あと、命中時に《重圧》。蛭目田ちゃんのスペード判定を封じます。
風海トモヤ:げっ!
RL:固定値+カードの数字がダメージの値だ
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートの2」
風海トモヤ:16!
どどんとふ:風海トモヤが「ハートの2」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:14!
RL:14点!Sは防御修正ないからっと
RL:肉体ダメージチャートを参照して14は
RL:眼部損傷!
RL:治癒されるまで〈知覚〉マイナス5!
RL:サイバーアイがやられたー!?
風海トモヤ:「まあ、サイバーアイには効果薄いだろうけどさ」 ナイフを投擲する。
風海トモヤ:「塗ってあるのは、マフィアから押収した神経毒だ。そっちは効くんじゃない?」
RL:サイバーアイにナイフがぶち当たり、火花を散らす!
蛭目田恭香:「ぎゃああああ!?よくも!よくも……!」
風海トモヤ:「はやく解毒した方がいいぜ。指先から壊死していくからな」
風海トモヤ:「その前に死ぬかもだけど」
蛭目田恭香:「許さない!殺してやるんだから……!」
針江ジロウ:「警察のやることかよ」
風海トモヤ:「俺はストリート生まれストリート育ちの、レッドエリアの、みなしご不良チームのリーダーだ。……元リーダー」
風海トモヤ:「逮捕とか、殺さないでどうこうとか、苦手なんだよね……そういうのはウィルに頼む事にする」
蛭目田恭香:「ハッ、レッドエリアのクズってわけ!あたしやジロウにたてつこうだなんて、おこがましいのよ!」
針江ジロウ:「……」無言で顔をしかめる。
RL:では、これでトモヤくんの行動は終了。ARは1消費して0になる。
RL:次はCSが12のウィリアムとトループですが、キャスト優先でいきましょう
RL:まずはウィリアムの行動から。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:まずムーブで一段階後退。敵からは中距離かな。
RL:OKです。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナー前にオートで《スリーアクション》使用。マイナーの回数を2回にします。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナーは《デッドポインター》《烈考》使用。射撃達成値と理性の判定達成値にそれぞれ+1。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:メジャー、ソリッドファントムを使用した〈射撃〉で攻撃します。《貫きの矢》《必殺の矢》使用。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードのA」を捨てました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あっ捨てちゃった。Aなので達成値を21にしたいと思います!
RL:高いですよ!?
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:これしかなかったんです……
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あっ対象は非合法工作部隊1で!
RL:了解です
RL:ええい、ピンチはチャンスだ。ドッジ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの3」
RL:〈回避〉で判定して達成値12。
どどんとふ:RLが「ハートの3」を捨てました。
RL:攻撃は命中です!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やったー ダメージいきます
RL:ダメージどうぞ!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートの9」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ダメージ。P属性でカード9+武器9+《貫きの矢》で差分値9の27かな?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ついでに《必殺の矢》で防御力を差分値分無視です。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの9」を捨てました。
RL:マジかよ
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:超強い
RL:まだだ!〈忠誠〉を使用!ダメージを[判定に使用したカードの数字]点軽減します!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あっ弱点看破いただいてたのでさらに+4でした。31。
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアの8」
RL:8点軽減!死ぬわ、アホ!
どどんとふ:RLが「ダイアの8」を捨てました。
RL:10人ほどいたトループはそれで全滅!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:オーバーキルしてしまった
RL:非合法工作部隊1のトループはこれで戦闘不能!
RL:では、演出があればどうぞー。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「頼まれてしまいました」荷物を下ろし、手早く中身を取り出す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「申し遅れましたが、私、生まれも育ちもグリーンエリアです」ソリッドファントム。狙撃用ライフルだ。狙いをつける。
非合法工作部隊:「自慢か!?だが、我々には無関係だ!やれ!」アサルトライフルを構える!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「殺さないでどうこうは……まあ」素早く引金を引く。「その場次第でしょうか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:狙うは、喉笛。
非合法工作部隊:「我々は無関係だが、殺す気満々だ!撃てーッ!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:弾丸が高速で空気を切り裂く。
RL:一斉にウィリアムへ向いていたライブTシャツを着た傭兵じみた男たちの銃口が一つ、また一つと下がっていく!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「というよりは、皆さんの体力次第ですね。お気をつけて」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ぎこちなく、引き攣ったウィンク。
RL:10人ほどいたライブTシャツを着た傭兵じみた男たちは精密な射撃によって全員があっという間に倒れ伏す!
トーネチカ:「おや」目を丸くする。「素晴らしい腕前じゃないか。あんな顔して」
非合法工作部隊2:「バカな!あの人数を一瞬で……!無関係でもお構いなしか……!?」
非合法工作部隊2:「ええい、今度はこちらの番だ!」
RL:では、ウィリアムさんの番はこれで終了!
RL:次はCS12のトループ2の番です
RL:ムーブ、マイナーはなし
RL:メジャーで〈射撃〉〈葉隠〉を使用して風狼でフルオート射撃をして攻撃します。
RL:次回攻撃時にマイナーで弾倉の交換が必要になりますが、フルオート射撃可能な武器はこうして攻撃力を上げることもできるのです。
風海トモヤ:チュートリアル!
針江ジロウ:Tips!
RL:攻撃の対象はジロウくん!
RL:判定いくぞー
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートのQ」
RL:これで達成値は19!
どどんとふ:RLが「ハートのQ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:さあ、リアクションをどうぞ
トーネチカ:ウェイ!
針江ジロウ:とねちー!
RL:そういえば同乗してた!
RL:ヴィークルに乗っていると〈操縦〉でのリアクションになるぞ
RL:手札を使いたくない場合はリアクションをしないという手もある
トーネチカ:じゃあしない!
RL:OK!
針江ジロウ:同乗してるけどこっちがリアクションすることって可能でしょうか
針江ジロウ:あ、書いてあるの見つけた!ダメってなってる!
トーネチカ:ご、ごめん
RL:ドッジは行えません。パリーであれば可能ですね。
針江ジロウ:いえいえ!
針江ジロウ:とねちーに守ってもらうから平気
RL:では、ダメージ出すぞー
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの4」
RL:これでP+21点!
どどんとふ:RLが「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:あれ、ここでとねちーのカブト技能使ってかばえますか?
RL:何か使用する特技などがあるならどうぞ!
トーネチカ:カブトの《カバーリング》を使いたかったんですが、タイミングがダメージ算出直前!
RL:〈カバーリング〉はダメージ算出の直前でしたが、RLが確認せずにダメージ出しちゃったので今回はやってもらいます!
トーネチカ:おお!ありがとうございます
トーネチカ:じゃあやるよ!
RL:どうぞ!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ハートのA」
風海トモヤ:エース!エース!
RL:ここで使っちゃうの!?
トーネチカ:ほかに出せるカードがないんだもん
RL:大富豪!
RL:では、ダメージは代わりにトーネチカさんに適用だ
RL:ダメージはP+21点!
RL:何か使用する特技などはありますか?
トーネチカ:じゃあここで《曲芸走行》使います。
RL:ほほう!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「クラブのJ」
RL:手札がいい!
トーネチカ:これで10点減点になる、んですよね?
RL:です!で、そこからさらに防具やヴィークルの防御修正などを引きます
トーネチカ:防具で2点、ヴィークルで1点引かれて、あわせて13点減点できる!
RL:では、通ったダメージは8点!ダメージチャートの8点のところを参照する!
RL:衝撃。バッドステータスの狼狽を受ける!
RL:ムーブが行えずにメジャーの達成値がマイナス10される!マイナー消費で回復可!
RL:ぜんぜんたいしたダメージが入らない!
トーネチカ:ウェイ!
非合法工作部隊2:「やれ!我々はたまたま通りがかっただけだが、目標を殺害しさえすれば任務は達成だ!」
RL:ライブTシャツを着た傭兵じみた男たちはジロウを目がけて一斉にアサルトライフルを斉射する!
トーネチカ:ジロウくんを庇い、銃弾を受けます!
非合法工作部隊2:「これだけのたまたま通りがかった制圧射撃!貴様のような貧弱なガキではかわしきれまい!」
非合法工作部隊2:「くだらん!お前のような優男に何ができる!まとめて蜂の巣だ!」
RL:フルオート射撃で全ての銃弾がトーネチカに放たれる!
トーネチカ:「だから……一人じゃないって言ってるだろう!」バイクを運転して、銃弾をかわすよ!
非合法工作部隊2:「バカな!?あれだけの銃弾を避け切ったのっか!?我々は無関係だが……!」
トーネチカ:一度、大きくバイクが傾ぐ。敵にバレないよう、微笑は崩さない。
トーネチカ:「はは……余裕を見せなくちゃいけないんでね」
針江ジロウ:「うわあぁあ!?」曲芸走行に思い切り揺さぶられて悲鳴を上げる。
針江ジロウ:「ヤ、ヤバ……大丈夫……?」
トーネチカ:「安全運転とはいかないな。でも、大丈夫だ」 脇腹に銃弾が命中したことを自覚しつつ、微笑します。
非合法工作部隊2:「チッ、弾切れか……!」トリガーを空撃ちする音!
どどんとふ:トーネチカが「ハートのA」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「クラブのJ」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:これでトループ2の行動は終了!
RL:次はCS8のジロウ、鶴見、トーネチカ、それから蛭目田
風海トモヤ:相手は瀕死だ!やってくれ!
RL:まずキャスト側で動きたい人から行動するとよいでしょう
鶴見冬助:あ、じゃあやりたいです!
トーネチカ:やってほしい!
針江ジロウ:手札に自信のある鶴見P!
RL:では、鶴見さんの番からどうぞ
鶴見冬助:はい!
鶴見冬助:ムーヴなし、マイナーで「スリアークション」。マイナー2回を追加。
鶴見冬助:「L2M」と「烈考」を使用し、〈心理〉【理性】の達成値をそれぞれ+1。
鶴見冬助:メジャーで〈心理〉《幻覚》。蛭目田を攻撃。
RL:精神攻撃か!
鶴見冬助:精神攻撃!
RL:またリアクションしにくいものを!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「スペードのQ」
鶴見冬助:理性8+カード10+マイナーで2+魔術具で+1。21です。
どどんとふ:鶴見冬助が「スペードのQ」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:21か……。
RL:〈自我〉でリアクションします。
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの10」
RL:これで達成値12
RL:こいつ感情低っ!?
どどんとふ:RLが「クラブの10」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:リアクションは失敗!
鶴見冬助:ダメージ!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ハートのQ」
どどんとふ:鶴見冬助が「ハートのQ」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:差分値9+カード10+アウトフィットで4+弱点看破で+4。
鶴見冬助:27です。
RL:高すぎるんですが!?
RL:精神ダメージを軽減できるようなものは特にありません
RL:なので、精神ダメージチャートの21以上をそのまま参照
RL:魂魄消失!精神崩壊となる!
鶴見冬助:「いや、さっすが。近衛兵ってやつはまあ、ドサ回りとは出来が違うね」
鶴見冬助:「しかしまあ、なんだ? N◎VAじゃそのやり方が流行ってんのか?」
鶴見冬助:「……生まれと育ちをレプリゼントする商法。俺はそういうのよく知らねえぞ」
鶴見冬助:「どっかの戦場生まれで、どっかの戦場育ちだ。で、ここがそうだ」親指を下に向ける。
鶴見冬助:指輪が鈍く輝く。
蛭目田恭香:「つまりィ?あたしみたいに愛に生きるってこと?」
鶴見冬助:「ハ。そうかもな。まあどうでもいいさ。あ、で、あと。こいつが――」」
蛭目田恭香:「えへへ。あたしとジロウの邪魔をするならあんたも死ねばいいのよう!」
鶴見冬助:舌を出す。舌先には火炎が渦巻いている。
蛭目田恭香:「えへ。何それ?」
鶴見冬助:唾でも吐きかけるように吹くと、目標めがけてまっすぐ飛ぶ。
鶴見冬助:「何ってそりゃあ。“フレイムタン”ってわけだ」
RL:少女はナイフを振りかぶるのをためらっているうちに炎にまかれる!
鶴見冬助:ナイフをすり抜けたその火は、直撃すれば、一生消えず苛み続けるだろう。
鶴見冬助:これでも、狙いを定めるのは結構上手いって評判でね」
蛭目田恭香:「ぎゃあああーっ!?熱い!熱い!」
鶴見冬助:「おうおう。そのまま蝉から蛍にスタイルを変えときな、嬢ちゃん」
蛭目田恭香:「燃える!あたしの体が!誰か助けてえ!ジロウ……!」
RL:サイバーアイの少女はジタバタともがきながら手を伸ばし続ける。
風海トモヤ:「うわちゃー。できたら逮捕しとこうと思ってたんだけどなあ」
RL:だが、その手は誰にも届くことはない。
鶴見冬助:「すりゃあいいだろ」
風海トモヤ:「焼死体をか?」
鶴見冬助:「いや、お前さ。俺がマジで焼けると思うの?」
風海トモヤ:「…………アンタの武器はその、よく回る口だよな。ウソと詐欺と騙しの集合体だ」
非合法工作部隊2:「我々には無関係。戦闘行動、続行」
風海トモヤ:「あれ? じゃあ、何? あれも生きてんのか……!」
RL:それでは鶴見さんの行動はこれで終了!
RL:次はCS8のトーネチカさんかジロウくんです
針江ジロウ:はーい、行きます!
RL:では、ジロウくんの番!
針江ジロウ:ムーブなし、マイナーなし、メジャーアクションで〈コネ:北大路・ウィリアム・ウォーブラー〉〈人使い〉
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ハートの10」
針江ジロウ:生命6+カード10で16!制御値は抜いてるはず
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:制御値は12ですね
どどんとふ:針江ジロウが「ハートの10」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、判定は成功となる!
針江ジロウ:というわけでウィリアムさんのAR+1です
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ありがたさ!
トーネチカ:僕は行動放棄したいす!
RL:ウィリアムの【AR】が+1!
針江ジロウ:「ウィリアムさん! 早くそいつらやっちゃって!」トーネチカさんの背から声を上げる。
針江ジロウ:「商品(オレ)に傷がつく前に!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「君は本当に《人使い》が荒い」やれやれ、とため息をつく。
RL:では、CS12のウィリアムさんの行動が始まるよ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いきまっす
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ムーブはなし。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナー前にオートで《スリーアクション》使用。マイナーの回数を2回に。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナーで《デッドポインター》《烈考》使用。射撃達成値と理性の判定達成値にそれぞれ+1。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:メジャー、ソリッドファントムを使用した〈射撃〉で攻撃します。《貫きの矢》《必殺の矢》使用。
RL:こ、来いやー!
風海トモヤ:「ウィル。1匹くらい殺さずに残しておいてくれると、こう、情報が……」 転がっている射殺死体を見、 「無理かな。無理だな!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:対象は非合法工作部隊2!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「スペードの10」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:えーと、カード10+理性8+
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード10+理性10+デッドポインター1+烈考1で22→21かな?
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:た、高い
RL:リアクション!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「スペードの7」
RL:〈回避〉で判定して達成値16!
RL:差分値をなるべく減らさねば……!
どどんとふ:RLが「スペードの7」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ドッジはでも失敗です!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ダメージいきまーす
RL:ダメージをどうぞ!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「クラブのJ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:P属性でカード10+武器9+《貫きの矢》で差分値5の計24 のはず
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あと《必殺の矢》で防御力を差分値分無視!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「クラブのJ」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:な、なめるなー!
RL:〈忠誠〉を使用。ダメージを[判定に使用したカードの数字]点軽減します!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートのJ」
RL:これで10点軽減!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:弱点看破をまた忘れていました。28です。
RL:死んだ!!!
RL:10人ぐらいしかいないんだから死ぬよ!!
どどんとふ:RLが「ハートのJ」を捨てました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ひゃほー!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:非合法工作部隊2も戦闘不能!
RL:演出があればどうぞー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そう、そうですね。喉を狙っては喋れない……」銃を構え直す。「では」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「目でいきましょう」パン!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:立ち並ぶライブT軍団を正確に狙撃していく。
RL:ライブTシャツを着た傭兵じみた男たちは正確に暗視ゴーグルごと撃ち抜かれる!
非合法工作部隊2:「なんという射撃精度だ……!こんなことならばたまたま通りがかるのではなかった!」
RL:苦悶めいて出鱈目に乱射されるアサルトライフルの銃弾は空を切る!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ、運が悪かったようで……申し訳ありませんが」
非合法工作部隊2:「何が違うというのだ!我々と奴と……!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「たまたま、無関係に全滅していただけますか」
非合法工作部隊2:「バカなーッ!!?」
RL:ライブTシャツを着た傭兵じみた男たちは無惨に狙撃死する!
針江ジロウ:「冗談になってねえよ……」
風海トモヤ:「相変わらずおっかねえ。ウィルが味方で良かったわ」
風海トモヤ:「あと、ウィル。目を撃ち抜かれると、一般的な人間はだいたい死んで喋れなくなるからな。覚えておけよ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そうですね。一般的な人間はだいたい死んで喋れなくなります」
風海トモヤ:「……うん。分かってるようで何よりだ」
RL:では、敵が全滅したのでこれで戦闘は終了!カット進行は終わりとなる!
RL:どこからともなく現れた非合法工作部隊じみた男たちは全て全滅。路地裏に転がっている。
RL:蛭目田恭香は「熱い、熱い」と呻きながら路地の隅の方で悶えている。
RL:しかし、針江ジロウ?とバイクの男には逃げられてしまったため確固たる証拠はつかむことはできなかった。
風海トモヤ:「話、聞けるかなあ。こいつ」 とりあえず手錠をかけてはおきます。本署に連絡も取って、回収班を依頼する。
風海トモヤ:「どう見たってこいつは捨て駒だよな。本命には逃げられちまったし、参ったぜ」
RL:では、精神崩壊してはいますが、彼女はブラックハウンドに拘束されて留置所に送られることになるでしょう。
針江ジロウ:「なあ、イヌころ」トモヤくんに声をかけます。「レッド育ちだって?」
風海トモヤ:「レッドだよ?」 ナイフの毒液を処理している。
針江ジロウ:「……それがなんでイヌなんてやってんだよ」
トーネチカ:ジロウくんをバイクから降ろして、バイクに寄りかかってます。二人の会話をなんとなく聞いてる。
風海トモヤ:「去年かな。チームのナワバリ争いで他所と派手にやってたら、イヌに目を付けられてさ」
風海トモヤ:「最終的にはまあ、リーダー……俺と、敵チームの頭の二人……の逮捕で済んだんだけど。刑務所行く代わりにイヌやれって言われたんだよ。で、これだ」 首輪を叩く。
風海トモヤ:「爆弾と、発信機だよ! ひどいだろ」
針江ジロウ:「ぷっ」思わず噴き出す。「マジで飼い犬かよ」
風海トモヤ:「飼い犬だ。コードネームは"ポチ"……大昔の"犬"の名前らしい。ふざけてるよな」
風海トモヤ:「ってか、なんで?レッド育ちが珍しいのか?」
針江ジロウ:「サボったらドカン、暴れてもドカン。生かすも殺すも飼い主次第ってわけだ」
針江ジロウ:「……レッド育ちには似合いの待遇だな」がしがし頭を掻く。
針江ジロウ:「そういうの、覚えがある。いくらでも」
風海トモヤ:「へえ!」
風海トモヤ:「ゴミ箱から腐りかけのハンバーガー漁った事とか?」
針江ジロウ:「はは! 揚げてあるヤツは意外と食えるんだよな!」
風海トモヤ:「食えるな……逆に、ネズミはやめたほうがいい。毒素でいっぱいだからな」
風海トモヤ:「なんだよ。ウェットっていうから、ホワイト育ちの純粋培養かと思ってた。最初に言えよな」
針江ジロウ:「俺は、なんだ。ちょっとばかりウェットな飼い主に拾われただけだ」
針江ジロウ:「サイバーウェアまみれのくせに、俺よりよっぽどウェットだぜ」
針江ジロウ:「……なんだ、その。なんていうかさ」
針江ジロウ:「イヌは信用できないけど、お前のことは別かもしれないから」
風海トモヤ:「マジか」
針江ジロウ:とん、と肩を軽く叩く。「信用できるとこ、見せてくれよ。頼む」
風海トモヤ:「かっこいいとこ見せるから、握手券と特別サービスもつけてくれよ」
針江ジロウ:「ははっ。……あれ、どんなサービスだろうな」
針江ジロウ:トモヤくんに〈一期一会〉を使います。
風海トモヤ:「さあ……でも、ウェットを抱きたい、飼いたい、標本にしたい、って金持ちは腐るほど居るからな。何してもサービスになるのかな……」
風海トモヤ:やったー一期一会!
RL:いいでしょう!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの9」
針江ジロウ:外界4+カード9+誘惑2で15!
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの9」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:制御値は抜けるはずなので、コネ取得します!
針江ジロウ:スートはクラブとハート
RL:どうぞ!
風海トモヤ:外界なら制御値は11!抜かれます。
RL:では、ジロウくんはトモヤのコネを取得します。
風海トモヤ:「あっそうだ。あとさ」
風海トモヤ:「お前の、護衛。名前なんだっけ」
針江ジロウ:「トーネチカ?」
風海トモヤ:「ああ、それだ。おーい! トーネチカ!」
風海トモヤ:こいこい、と手招きしている。
トーネチカ:「ん?」緩慢に顔を上げ、ひょこひょこ寄ります。
風海トモヤ:「なんつーかさ……自信はあったんだぜ。かなりな」
風海トモヤ:「完璧なタイミングで、完璧に付けられたと思ってた」
風海トモヤ:「いつやった? 最初の、あの部屋か?」
トーネチカ:「…ああ」得心した顔。「企業秘密。…と、言いたいとこだけど」
風海トモヤ:「だけど?」
トーネチカ:「いや…ハハ。君の手つきに気づいてしまったから。あの時にね」
風海トモヤ:「……チッ。おかげで危うく、かっこつけて大恥かくところだった」
トーネチカ:「ボディーガードの端くれとして、雇用主のプライベートを守らなくてはと思ったもので」
風海トモヤ:「……」 アイドルの盗聴録音データともなればかなり高値で売れたのに、という顔をしている。
針江ジロウ:「……? 何の話だよ?」よく分からず口を尖らせる。
トーネチカ:「考えてることが顔に出てるぞ、君」トモヤくんに笑う。
風海トモヤ:「トーネチカさん腕が立ちますねカッコイイですね、って話さ」
針江ジロウ:「は? ……まあ、そりゃそうだけど」
針江ジロウ:話がよく見えないまま、しきりに首を傾げる。
トーネチカ:「否定していいよ、そこは」恥ずかしそうにする。
トーネチカ:「いやいや…。ただの世間話だよ。僕のことはいいから、二人で話していなって…」
トーネチカ:露骨に会話から抜け出していきます。恥ずかしいのだ!
風海トモヤ:「さあて。ここまでコケにされたんだから、レッド育ちとしては黙ってらんねーよな」
風海トモヤ:「真相暴くぜ、ジロウ」
針江ジロウ:「俺? 芸能人に期待すんなよ」
針江ジロウ:「そういうのはお巡りさんの役目だろ?」
RL:では、このシーンはこれで終了!
リサーチフェイズ07
RL:次のシーン。
RL:シーンプレイヤーはジロウくん。
針江ジロウ:はーい
RL:このシーンはジロウくんのもとにルスラン・ゴールドヘッドがやってくるシーンになります
RL:他のキャストは登場するのであれば登場判定は〈社会:N◎VA、ストリート、企業〉などで難易度10です
RL:登場せずに手札だけ回すのもありですよー
トーネチカ:登場せず手札だけ回しますね。
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアのQ」
トーネチカ:スートが合わないので失敗~
どどんとふ:トーネチカが「ダイアのQ」を捨てました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:チーム組んで登場したいです
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:チーム組んで登場するけど手札は回します。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「スペードの6」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ついでに手札を回します。
どどんとふ:鶴見冬助が「スペードの6」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「スペードの4」
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:チーム!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「スペードの4」を捨てました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:しっぱい!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:了解です。
RL:では、まずはシーンカードを
どどんとふ:RLが「ヒルコ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カブト」
RL:カブト!庇護や父性などを暗示するカードです。
RL:場所はどっか道端とかがいいので、そうですね
RL:ジロウくんのマンションの前とかにしましょうか
針江ジロウ:OKです
RL:キミたちは適当にわちゃわちゃしている感じを想定してください
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:わちゃわちゃ
鶴見冬助:ちゃわちゃわ
針江ジロウ:わちゃー
風海トモヤ:ワチャチャイ!
風海トモヤ:チーム組んで登場しますー。あと、手札を回します。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブの3」
どどんとふ:風海トモヤが「クラブの3」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:了解ですー。
RL:単独ライブを翌日に控えた朝。ジロウくんのホテルの前。
RL:実に気持ちのいい仕事日和の朝だ。だが、活動を自粛しているキミにはやるべき仕事はない。
針江ジロウ:じゃあ、コンビニでアイスとか買ってきた帰りにします。
針江ジロウ:コンビニというか、ヤオヨロズ? それっぽいところ……
RL:他の人たちは一緒にいてもいいし、いなくてもいいよ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:じゃあホテルの前で待ってましょうか?
風海トモヤ:こっちもそんな感じかな。警護中。
RL:一緒にいてもいいですし、ホテル前で合流してもいいし、後からやってきてもいいし、お任せです。
鶴見冬助:ビデオカメラでも弄ってよう。さもパパラッチしてる風。
RL:では、そんな感じでジロウくんはホテル前に戻ってきます。
針江ジロウ:のそのそ帰ってきます。気合の抜けた感じ。
針江ジロウ:「バニラしかなかった。俺、チョコミントが好きなのに」
鶴見冬助:「針江さんちょっとお話伺ってもいいですかすいません、局の方から来たものなんですけど」棒読み。
針江ジロウ:「……今どき『局の方』って火星人でも騙されねえよ」
鶴見冬助:「流石に2度目だとな」
風海トモヤ:「局の方から来たんだろ。歩いて」 詐欺師の常套句。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「私はストロベリーが好きですね」関係ない。
RL:それでは、ジロウくんがそうしてホテルの前に戻ってきたところで。
RL:キミたちの目の前に、豪華なリムジンが止まる。
針江ジロウ:「……長い」
RL:リムジンはあちこちが金で装飾されており、もはや黒色よりも金色の面積の方が多いほどの豪華さだ。
鶴見冬助:「そりゃああんな高級機じゃねえからな。貧相なオジサンの脚だ」
RL:ドアが開いて降りてきたのは、高級そうなスーツを着たでっぷりと太った男である。
鶴見冬助:「ほら見ろ。実戦向きでないくらいに高級機だ」
RL:太った男はぎょろりとした目でキミたちを見渡す。
風海トモヤ:「あれ?あいつ、どっかで……」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ああ、大変なスキャンダルの最中に失礼するよ。針江くん」
針江ジロウ:「えっと……初めまして、ですっけ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ああ、こうして直接会うのは初めてだね。私はバーグラーレコードのルスラン・ゴールドヘッドという者だ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「キミに話したいことがあってね。……護衛の者たちも一緒のようだが、まあよかろう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……どうも、初めまして。千早重工の北大路・ウィリアム・ウォーブラーと申します」割り込むように挨拶をする。
ルスラン・ゴールドヘッド:「これはこれはどうもご丁寧に」金色の名刺を渡す。
針江ジロウ:「ああ、キュリオが前に……おっと」ウィリアムさんに場を譲る。
ルスラン・ゴールドヘッド:「ま、詳しいことは中で話そうじゃないか。乗りたまえ。護衛の者たちも一緒で構わんよ」
風海トモヤ:「(……バーグラーレコードって何だっけ? ジロウのライバルんとこだっけ?)」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……それはご丁寧に」さすがに警戒をしている。
針江ジロウ:「……」いいの? という感じの視線をウィリアムさんに。
鶴見冬助:「護衛じゃねけどな俺。まあ乗れるならわざわざ言うこたあねえか」
針江ジロウ:「このオッ……記者さんは乗せなくてもいいけど」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:厳しい顔をしながら、ひとまず話は聞きましょうという意味で軽く頷く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「むはははは!証人がいた方が針江くんも話しやすかろう!」
針江ジロウ:「……それじゃあ、どうも」怪訝な表情で乗り込む。
鶴見冬助:「ええ。記事にする際には事務所を通させていただきますし」慇懃無礼に例をしよう。
風海トモヤ:「どうもきなくさいな。鶴見も居たほうがいいぜ、絶対」
風海トモヤ:ずけずけと無遠慮にリムジンに乗り込みます。
鶴見冬助:「ああ。護衛の方まで仰ってくださる。そいつは……それは光栄の至りです」微笑んでみせる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:じゃあ、ジロウくんの隣になるように乗り込みましょう。
RL:では、キミたちが乗り込むとリムジンはゆっくりと走り出す。
RL:ルスラン・ゴールドヘッドは金色のワイングラスを手に、おもむろに口を開く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「飲みにくいな、これ。……話は聞いたよ、針江くん」
ルスラン・ゴールドヘッド:「CMEではこのまま活動を自粛させるという方針のようじゃないか。せっかくの才能を活用しないとは実にもったいない話だよ」
針江ジロウ:「……耳が早いですね」ウィリアムさんを気にしながら答える。
ルスラン・ゴールドヘッド:「針江くん、キミはそれでいいのかね?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「この業界に飛び込んできたということはキミにも夢があったのだろう。こんなところで諦めてしまっていいのかい?」
針江ジロウ:「まあ。……事務所の決定なので」
ルスラン・ゴールドヘッド:「事務所。……そこだよ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ま、要するに、だ。針江くん、ウチに……バーグラーレコードに移籍しないか?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」眉を顰める。
ルスラン・ゴールドヘッド:「そうすればキミの周囲で起きている悪評や誹謗中傷、それもすべてウチの力で解決してやろう」
ルスラン・ゴールドヘッド:「おっと、これはあくまでフェアな取引だよ。だから、こうして証人の同席も許したわけだ」
針江ジロウ:「……できるんですか?」少しだけ身を乗り出す。
ルスラン・ゴールドヘッド:「できるとも!……ウチの、バーグラーレコードの力があればね」
鶴見冬助:ペンを出し、メモを取る振りをする。
針江ジロウ:「CMEだってできなかったから、自粛することになったのに」
風海トモヤ:「ふうん……」 様子を見ている。
ルスラン・ゴールドヘッド:「どこにも得意分野というものはあるものさ。ウチはCMEほどの勢力はないが、その手のことなら任せてくれたまえ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「それともあのマネージャーにでも気兼ねしているのかね?それか、今日は姿が見えないようだがもう一人の護衛の方か?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「さすがにお詳しい」ぽつりと呟く。
針江ジロウ:「ああ……それは、まあ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ははは!ウチも業界にはツテがあってね!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「いずれにせよ、キミの今後のことを考えれば、取るべき道は一つだと思うがね。どうだい、針江くん?」
鶴見冬助:「確かに、それだけ情報が回ること自体が、バーグラーさんのところでそれをやれる証左かもしれませんね」
針江ジロウ:「あー……そっちに移れば晴れて潔白、ビズも続けられる」
ルスラン・ゴールドヘッド:「良いことを言うじゃないか。よく分かっておる」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ジロウくんの方をじっと見ます。
ルスラン・ゴールドヘッド:「その通りだ、針江くん」
針江ジロウ:「まあ、ユーコさんにはいろいろ恩もあるけど……自粛させられてるのもあの人の決めたことだし」
針江ジロウ:「別に、仕事ができるなら事務所はどこだっていい」
RL:ルスラン・ゴールドヘッドは満足げに頷きながらキミの話を聞いています。
針江ジロウ:「……けど、やっぱやめとく」
風海トモヤ:「うへっ」
鶴見冬助:「……へえ」
風海トモヤ:「マジかよ。仕事できんのに?」 思わず口をはさむ。
ルスラン・ゴールドヘッド:「……正気かね」
針江ジロウ:「別に気兼ねとか、そういうんじゃなく」
針江ジロウ:「俺、ユーコさんがいないと何もできないし。俺のこと一番うまく扱えるのもあの人だと思う」
針江ジロウ:「それに、アンタが気に食わない」
ルスラン・ゴールドヘッド:「……後悔しても知らんぞ」
針江ジロウ:「そっちに行った方がずっと後悔しそうだ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「彼は、誰よりも正気のようですよ、ミスター・ゴールドヘッド」
ルスラン・ゴールドヘッド:「黙れ、小童どもが!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「う、いかんいかん。私としたことが」
針江ジロウ:「話がうますぎるんだよ、このタイミングで」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……千早を敵に回した時の恐ろしさを、よくわかっているようだ。あなたよりも」
RL:ルスラン・ゴールドヘッドは慌てて金粉を取り出して飲み、気を落ち着ける。
鶴見冬助:「……えー。フェアな取引の結果、確と証人として確認しました」
風海トモヤ:「それ、飲むものなんだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ふん、そういうことなら仕方ないな。実に残念だが」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ならば、今日のところは話はこれまでとしよう」
RL:リムジンがホテルの前に戻ってきて停まる。ドアが開く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「もし気が変わったらいつでも連絡をしてくれたまえ」
針江ジロウ:「来世で」
針江ジロウ:リムジンを降りて、振り向かずに手を振る。
風海トモヤ:「ふはっ!ニューロ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「予言をしておこう!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:肩を軽く震わせる。
ルスラン・ゴールドヘッド:「キミはいずれ必ずうちに移籍することになるぞ!ぐはははははは!」
RL:リムジンのドアの向こうから大男のどま声が響く。
風海トモヤ:「ああ、そうだ。ルスラン……なんとかさん。俺からも一つ」 下りかけて、戻ってくる。
ルスラン・ゴールドヘッド:「ふん、聞いておこうじゃないか」
風海トモヤ:「俺、こういうモノなんだ。ブラックハウンド機動捜査部……第九課」
風海トモヤ:「"芸能人失踪事件と、それに色濃く関わっている蛭目田恭香の調査をしている"」
風海トモヤ:「蛭目田恭香。お知り合いかな?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「知らん名だなぁ。それに知らん事件だ」
風海トモヤ:「ははぁ、そうか。そりゃ悪かった」
鶴見冬助:「先程はあれだけ耳聡かったのに。意外なこともあるものですね」
風海トモヤ:「業界人なのになぁ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「てっきりご存知なものかと」
ルスラン・ゴールドヘッド:「いいかね、キミたち。私が知らんと言ったらそれは知らんのだ」
鶴見冬助:「成る程」
ルスラン・ゴールドヘッド:「それにさっきは証人として同席を許したが……キミたちのような者のことも私は知らんぞ」
風海トモヤ:「特にPRはしてないからなあ」
鶴見冬助:「知らないと仰ったのであればそうなのでしょう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「左様ですか」受け取った金色の名刺をひらひらとかざす。
風海トモヤ:頷きながら、小型の発信機……小蜘蛛を指先ではじく。《陽炎》入りの隠密判定。
ルスラン・ゴールドヘッド:「分かったらさっさと行きたまえ。私はビジネスで忙しい!」
どどんとふ:風海トモヤが「風海トモヤ」のカードを受け取りました。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードのA」
風海トモヤ:ちがうちがう!間違えた!
RL:あ、いい手札
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードの4」
どどんとふ:風海トモヤが「スペードの4」を捨てました。
風海トモヤ:これ!
鶴見冬助:「あなたが知らぬ者が、あなたを知った。そういうことです。失礼」
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:達成値はいくつですか?
風海トモヤ:えーと
風海トモヤ:12!
RL:ふむ。よかろう
RL:判定は成功!
風海トモヤ:針江ジロウに仕掛けたものとは違う。バレなくてもいいし、バレてもいい。
風海トモヤ:「(お前の正体は分かってんだよ。金粉ミートパイ野郎)」
風海トモヤ:「……どう動くかな。あのデブ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐはははは!さらばだ、諸君!」
RL:探知機が滑り込んだ直後、リムジンのドアが勢いよく閉まる。
RL:ルスラン・ゴールドヘッドを乗せたリムジンは颯爽と走り出す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:軽く会釈をした後、俯き、肩を震わせてじっとしている。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……く、くくく」
針江ジロウ:「……?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ははは、あはははは。針江ジロウ君。見事でしたよ」突然笑いだす。
風海トモヤ:「ウィルが壊れた……」
鶴見冬助:「……あのなあ」頭を掻く。
針江ジロウ:「うわっ、……アンタ、普通に笑うんだ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「いや、最初はどうなることかと思いましたが……気持ちのいい啖呵だった」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「笑いますよ。年に一度ですが」真面目な顔に戻る。
鶴見冬助:「お前らさ、なんでまたそんなバカ正直にやった?向こうさんから来てんだったら、いくらでも乗っておいて」
鶴見冬助:「いくらでも転がせただろうが。なんだお前ら?喧嘩屋か?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なお、この場合の年に一度というのは、あくまで比喩であり実際に年に一度しか笑わないというわけではありませんのでご了承をお願いします」
針江ジロウ:「言ったろ。気に食わないから、ってだけ」
鶴見冬助:「分かった、とりあえずお前がそういう生き物なのはわかった……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「事実、私は二週間前の……」ぶつぶつ言っている。
針江ジロウ:「……スキヤキ、ああいう奴らが一番有り難がるんだよ」
鶴見冬助:「不自由を贅沢品にできるのは余裕のある連中だけだからなそりゃ」
針江ジロウ:「筋張ってるし臭いし、同じ値段ならキャンディ(合成食品)の方がずっと美味いのにな」
風海トモヤ:「"なんでもお前の思い通りにはならない"――そう言ってやったわけだ。カッコイイじゃん」
針江ジロウ:「別に……俺は、飼い主様が立派だから」少しだけ目をそらす。
鶴見冬助:「本物が好きなんだよ。どいつもこいつも。本物の神を待ってる」
針江ジロウ:「……神?」
鶴見冬助:「一線を画す絶対の拠り所。まあスキヤキってのは、そうなりやすいってのもあるのかもな?」
鶴見冬助:「ま、分かんねえだろ」
針江ジロウ:「……それじゃ、アンタの神様は?」
鶴見冬助:「あ、そりゃあ。そうだな……」
鶴見冬助:《ダイムノヴェル》を使用したいです。
RL:ほう!いいでしょう
鶴見冬助:「まあ多神教ではあるがね」
RL:では、判定を
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの7」
鶴見冬助:達成値は14です。
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの7」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、制御値を抜いた対象に対しては嘘を信じ込ませることができる!
鶴見冬助:これでジロウくん相手にだけ失敗するはずですね。
鶴見冬助:「手前の都合で、好きに意思を貫くような連中……以外ってとこだな」
針江ジロウ:ほんとだ
風海トモヤ:「なるほどね」 深く考えずに頷く。もとより鶴見の話は難しいので、分からなくなったらわかったふりをするのが常套手段だ。
風海トモヤ:「なるほど」
鶴見冬助:「こんなんでいいか?俺も暇じゃなくてね。信徒として神のために邁進しなきゃあならねえんで」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……というわけで、私は……何の話でしたっけ」半分聞いていたので特に真偽を疑っていない。
針江ジロウ:「……」目を細めて、鶴見さんを睨む。「かーっこいいなぁ。民衆のヒーローかよ」
針江ジロウ:「参考になったよ。どうも」
鶴見冬助:「は。吟遊詩人がヒーローになるかってんだ」
RL:では、そんなところでこのシーンは終了しましょう
RL:あ、そういえば何も判定をしていなかったので、全員購入判定や何かの判定を一度してもいいですよ!
風海トモヤ:何かの判定、かなり大まかだ
針江ジロウ:特にすることなし!
RL:情報判定をしたいなら何か項目を捏造してもいいし…
RL:ルスラン・ゴールドヘッドのスリーサイズとか興味あるでしょうしね
鶴見冬助:なしで!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:購入は大丈夫かなー
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:なしでオッケーです
RL:了解です
風海トモヤ:情報収拾というほどではないですけど、蛭目田ちゃんがどうなったのか署から連絡が入ってたら知りたいです。
RL:OKです。
RL:〈社会:警察〉とかで判定します?
風海トモヤ:あっ判定要るんだ!カードに余裕がないからな・・・!
風海トモヤ:判定が必要ならやめときますw
RL:どうでもいい情報なので、ざっくりと教えましょうw
RL:蛭目田は前後不覚の状態で拘置所に留置されています。今まであればすぐに保釈金が出されましたが、今回は全くその話は来ていないとのことです。
RL:そんな感じ!
風海トモヤ:かわいそう
風海トモヤ:スリーサイズは?
風海トモヤ:なんでもない!
RL:公式シナリオに記述はありませんが、あまりスタイルが良くないということだけは分かりました。
RL:これ以上はあらためて情報収集をしてください。
風海トモヤ:わかった・・!
RL:では、あらためてこのシーンは終了!
RL:そんなわけで舞台裏の判定です。
トーネチカ:はーい
RL:シーンに出ていなかったトーネチカさんは一度だけ判定を行うことができるよ
トーネチカ:何らかの判定に失敗し、手札を回したいです
風海トモヤ:バイクでコケたりしたのかな・・
RL:〈操縦〉かなぁ
トーネチカ:じゃあ一方その頃、バイクで運転中の俺は!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「クラブの2」
どどんとふ:トーネチカが「クラブの2」を捨てました。
トーネチカ:コケてました。以上です。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:颯爽と!
RL:では、舞台裏の判定はこれで終了!
リサーチフェイズ08
RL:次のシーン。
RL:次はルスラン・ゴールドヘッドが何か仕出かすシーンですが、まずはキャストたちが会話しているところから始めましょう
RL:ジロウくんがさっきでのシーンの話をトーネチカさんにしたり
RL:全員で情報共有をしたり、そういうことをすればいいのではないだろうか
RL:シーンプレイヤーはトーネチカさん。
風海トモヤ:チームとしては出るけど、連続で出ずっぱりだから口数は少なくなろうかなー。ハンバーガーでもかじってます。
トーネチカ:薔薇を背負いつつ登場するぜ
RL:他のキャストは登場するなら〈社会:N◎VA、メディア、企業〉で難易度10
針江ジロウ:チームを組んでひっついていくぜ
鶴見冬助:行きます!チームチーム!
RL:登場する人は宣言をどうぞー
針江ジロウ:はい!出ます!
風海トモヤ:おやすみ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:お休みします。手札も大丈夫!
RL:了解です。
RL:では、シーンカードを引きましょう
どどんとふ:RLが「カブト」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ハイランダー」
RL:ハイランダー。希望、予期せぬ幸運や状況の好転を暗示するカード!
RL:それでは、シーンの描写から。
RL:ルスラン・ゴールドヘッドのヘッドハンティングを断ったジロウはホテルの部屋へと戻ってきた。
RL:トーネチカもそこには一緒にいる。
トーネチカ:「…護衛失格だな。君が危ない目に遭ってる間、ほったらかしにして」
針江ジロウ:「別に、危なくはなかったけどさ」
針江ジロウ:「そう思うなら次は頼むぜ」
トーネチカ:「うん」頷きます。
トーネチカ:「恥ずかしい話、さっき運転してる時、転んでさ。バチが当たったみたいだなと思ってた所で…」
RL:では、その時。
RL:ホテルの部屋のテレビモニターの映像が切り替わる。
RL:急遽、バーグラーレコードの記者会見がニュースとして流れ始めた。
RL:プロデューサーのルスラン・ゴールドヘッドと、その隣の席に座っているのは針江ジロウだ。
ルスラン・ゴールドヘッド:「えー、トーキーの皆さん。本日はわざわざお集まりいただきありがとうございます」
トーネチカ:「……断ったんだろ?」テレビとジロウくんを交互に見る。
ルスラン・ゴールドヘッド:「本日は針江ジロウの活動について重要な発表がございます」
鶴見冬助:「ああ。首元見てみな」ホテルに入りながら声をかける。
針江ジロウ:「……」じっと画面を凝視する。
針江ジロウ:「……よくできてるよな」
RL:既に情報を得ているキミたちには記者会見場にいる彼が誰かの変装だということが分かるでしょう。
RL:ルスラン・ゴールドヘッドは金色のマイクを手に取り、厳かに口を開く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「この度、針江ジロウの明日の単独ライブはバーグラーレコードの主催で行われることが決定しました」
RL:ここでルスラン・ゴールドヘッドは神業《買収》を使用します!
トーネチカ:おお
RL:この効果で、木更津メガステージを買い取ります!
RL:これによって、観客とバーグラーレコードの関係者以外は会場に出入りすることはできなくなります!
RL:明日のライブも全てバーグラーレコードが取り仕切ることになります!
針江ジロウ:わあ
針江ジロウ:困る
トーネチカ:えー!
RL:現場のマスコミが一斉に騒ぎ出す。
マスコミ:「針江ジロウがバーグラーレコードに移籍するってことか…?」「こんな土壇場で」「とにかく大スクープだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「えー、静粛に、静粛に」
ルスラン・ゴールドヘッド:「針江ジロウを巡って、様々な憶測、風説が流れているが、今度の木更津メガステージの単独ライブののち、そこで事情の説明と重大発表を行う予定だ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ニューロエイジのミュージックシーンを揺るがす大きな変革の日となるだろう」
針江ジロウ:あ!《チャイ》で打ち消すことはできますか!
RL:可能です。もちろん、他の神業でもよい
針江ジロウ?:「明日、木更津メガステージ、そこで全ての真相を語ります☆」
RL:だが、その前に。
ルスラン・ゴールドヘッド:「……なお」
ルスラン・ゴールドヘッド:『最近は針江ジロウの偽物を語る者がいるという噂がある。トーキー諸君は絶対に騙されんように』
RL:さらに、彼は神業《不可触》を使用します。
RL:これ以降、この放送を見たキャスト以外の全ての人は記者会見場にいる針江ジロウが本物だと信じるようになります。
RL:逆にいえば、キミのことを本物だと思う人は誰もいなくなります。
トーネチカ:何ーーっ!
RL:はっはっは。これでどちらか片方だけを打ち消したところで意味はない
RL:ちなみに、《不可触》を打ち消すためには真実を広めるよう何らかの神業の効果が必要です。
風海トモヤ:あっ
ルスラン・ゴールドヘッド:「それでは、明日の木更津メガステージでの単独ライブ、ぜひお楽しみに」
RL:ルスラン・ゴールドヘッドがそう言うと記者会見場のニュース映像は終わる。
RL:ホテルの部屋のモニターは再び可愛いラッコの映像を流し始める。
鶴見冬助:「だそうで。ありゃ相当やり手だな」
鶴見冬助:「マフィアあたりのやり口だな。堂に入ってる。ありゃ騙されるぜ」
鶴見冬助:「本職にゃあ分かる」
トーネチカ:「フザけてる…!」
トーネチカ:「止められないのか?あなただってトーキーだろう!」
鶴見冬助:「……出来る」
鶴見冬助:「が、意味がねえな」
針江ジロウ:「意味がない?」
鶴見冬助:「こっちが本物だと言い張ることは出来る。信じ込ませることも出来なくはねえだろうさ」
鶴見冬助:「だがそんなん今の状況でやっても、元鞘に戻りゃあしねえぞ」
鶴見冬助:「ハコが出来てて、スケが組まれてる。偽者騒動はそいつを中断させるだけだ」
鶴見冬助:「客連中は本物だろうが偽者だろうが、ただライブを中断されただけって印象にしかならねえ」
トーネチカ:「……彼のライブだ。ここにいる、彼の」
針江ジロウ:「つまりさ」
トーネチカ:ジロウくんに視線を向けます。
針江ジロウ:「ライブは俺がやればいいんだろ? スケジュール通り」
鶴見冬助:「ここでか?夜明けのパフェとやらにも劣るハコだぜ?」
トーネチカ:「ジロウくん…」
針江ジロウ:「まさか。俺の歌はそんなに安くない」
針江ジロウ:「やるなら予定通りメガステージ……」
針江ジロウ:「まぁ、どうやるかはこれから考えるけどさ」
トーネチカ:「……ハハ。ずいぶんたくましいじゃないか」
RL:面白い。いいやり取りです。
RL:では、ここでキミたちに追加のPSをお渡しします。
RL:ジロウくんも含めて5人全員に「PS:本物の『針江ジロウ』にライブをさせる」
を差し上げましょう。
RL:メモに残しておきてください。
トーネチカ:はーい!
針江ジロウ:はい!
鶴見冬助:押忍
鶴見冬助:「そりゃあいい。じゃ、ま、臣下がせこせこセッティングしようや」
鶴見冬助:「悪巧みの時間だ。得意分野でね」
トーネチカ:「頼もしいな、全く」苦笑します。
RL:では、悪巧みを鶴見に任せることは決まった。残るは木更津メガステージに入り込む方法だけだ。
トーネチカ:「じゃあ…僕は、君に花道を用意しよう。とっておきのレッドカーペット」
トーネチカ:「本物の王子様を、ステージに連れて行くよ」
針江ジロウ:「言わなかった? 高級品は性に合わないんだよ。……まあ、でも」
針江ジロウ:「アンタが敷いてくれるなら、悪くない」
トーネチカ:「光栄だ。ハハ!」
針江ジロウ:ぐっと拳を作ってトーネチカさんの前に差し出します。
針江ジロウ:「任せる」
トーネチカ:「ああ」微笑んで、骨ばった拳に、自分の拳をコツンと合わせる。
針江ジロウ:笑顔を返します。
トーネチカ:「……あなたも混ざる?」鶴見さんに。
鶴見冬助:「ファンに刺されそうだ」肩をすくめる。
RL:では、キミたちが決意を新たにしたところでこのシーンは終了!
RL:このシーン、何も判定をしていなかったので、購入などをしたいならやってもよいですよー
トーネチカ:何らかの情報判定を捏造し、手札を回したいです
RL:どうぞどうぞ
トーネチカ:今日の運勢!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「スペードの3」
どどんとふ:トーネチカが「スペードの3」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:イマイチです。以上です。
RL:ジロウくんに女難の相が出ていることが分かりました。以上。
鶴見冬助:こちらはなし!
RL:他の2人はどうしますー?
針江ジロウ:特になしで!
RL:了解です。
RL:では、あらためてシーンは終了。
RL:舞台裏の判定です。
RL:シーンに出ていなかったトモヤくんとウィルさんはどうします?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:なしで大丈夫です!
風海トモヤ:特にないです!蛭目田ちゃんのスリーサイズは気になるけど、カードを出すのはさすがに・・・
RL:なら、教えることはできない!決して!
風海トモヤ:ヌヌー
RL:舞台裏の判定もこれで終了!
リサーチフェイズ08
RL:次のシーンはクライマックス前最後のシーンです。
RL:シーンプレイヤーはトモヤくんにしましょう。
RL:他のキャストは登場するのであれば〈社会:N◎VA、ストリート、警察〉で難易度10です
トーネチカ:トモヤくんとチーム組んで登場します!
トーネチカ:そして、それはそれとして手札回します
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアの5」
RL:どうぞー
どどんとふ:トーネチカが「ダイアの5」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:うっかりスートを間違えていたので手札を回します
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードのJ」
どどんとふ:針江ジロウが「スペードのJ」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:チームで登場しますが手札は大丈夫です。
針江ジロウ:そしてチームで登場!
風海トモヤ:自動登場!
RL:では、シーンカードを。
どどんとふ:RLが「ハイランダー」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カタナ」
RL:カタナ!力を暗示し、危険な状況とかそんなのを意味するカード!
RL:木更タタラ街。
RL:入り組んだ道の先に絢爛に輝く巨大な展示場がある。
RL:あれが木更津メガステージ。
RL:N◎VAで活動する全てのミュージシャンの憧れの地だ。
RL:しかし、今そこに至る道には厳しい検問が敷かれ、部外者の侵入を阻んでいる。
RL:トモヤの誘導でここまで来ることはできたが、この先を乗り越えるのは並大抵のことではない。
RL:その道行を見据え、トーネチカのバイクが路上でエンジンをふかしている。
風海トモヤ:「あの金箔デブめ。徹底的に手を回してやがる」
風海トモヤ:「トーネチカは鶴見と話したんだろ?どうやってあそこに突っ込むか、もう決まってるのか?」
トーネチカ:「そうだな。痛い目を見せてやりたい」クスクス笑う。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「痛い目、ですか」
トーネチカ:「うん。鶴見さんと話して…。なるべく派手な方法をチョイスしてもらったんだ。僕の希望で」
風海トモヤ:「派手ねえ」
針江ジロウ:「余裕あるなぁ」
風海トモヤ:「んじゃ、鶴見が戻ったら突入か。どういう方法か知らんけど」 ピクルスが増量されたハンバーガーをかじる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「私としては地味な方法しか思い浮かびませんので、お任せします」
トーネチカ:「せっかくのライブなんだ。目立つ方がいい」
風海トモヤ:「足はどうする? このバイク、乗れて二人とか三人じゃない?」
風海トモヤ:「俺もバイク(自転車)を探して来たほうがいいか?」
トーネチカ:「ん、そうだな。混乱に乗じて追いついてもらいたいと思ってたけど」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それなら、混乱に乗じて追いつきましょう」
風海トモヤ:「……冗談だよ。場が混乱すれば、適当に忍び込む方法なんざいくらでもあるしな」
風海トモヤ:「ウィルほどじゃないけど、トーネチカ。あんたも大概真面目だよな」
風海トモヤ:「良い教育を受けてきましたって感じがする。昔からそうだったのか?」
トーネチカ:「え、あ。すべったね」恥ずかしそうに頬をかく。「いや…自慢するような子供時代は送ってないよ」
風海トモヤ:「そうなのか」
トーネチカ:「聞こえのいい話でもない…。秘密。それでも聞きたいなら、あとでこっそり」
トーネチカ:「知りたいかい?」ウインク。
風海トモヤ:「うっ」
風海トモヤ:「あんた、女にモテるだろ」
トーネチカ:「おそらく、君よりは」
風海トモヤ:「チッ。 ……っていうか、そうじゃないんだよ。聞きたいのはさ」
風海トモヤ:バイクのシートに勝手によりかかる。 「なんでカブトなんかやってんの?」
トーネチカ:「え?」瞬き。
風海トモヤ:「カネがもらえるのはいいけどさ。他人を守って死ぬとか、アホくさいっつーか……自分の命は自分のために使いたいとか、思わないのか?」
風海トモヤ:「さっき撃たれてたし。脇腹」
トーネチカ:「め、目ざといな…」思わず脇腹を押さえる。
トーネチカ:「ハハ…。君の言葉通り、僕は僕のために命を使ってるよ。間違いなく」
風海トモヤ:「はあ?」
トーネチカ:「おせっかいが好きなんだ。ジロウくんにも、おととい呆れられたくらい」
風海トモヤ:「つまり、何か。おせっかいが生き甲斐だから……命をかけてカブトやってる?」
トーネチカ:「そう。初めは運び屋だけ請け負ってた」バイクのシートに手を置く。「でも、僕に出来ることがまだあると気付いた」
トーネチカ:「困ってそうな依頼人が多くてね。彼らに話を聞いて…おせっかいなあまり、深入りしちゃって。その結果」
風海トモヤ:「典型的なお人好しだなアンタ……」
トーネチカ:「カブトの仕事が向いてるなと思った。だからやってる」
トーネチカ:「その性格じゃ逆に向いてない、ともよく言われてる」くすくす笑う。
風海トモヤ:レッドエリアではこういうレアなので聞いてみたが、予想以上のお人好しっぷりに呆れる。
風海トモヤ:「……ふん」
風海トモヤ:「N◎VAでは……上からの命令とか私利私欲で動くやつの方が信用できる。そう俺は思ってる」
トーネチカ:「うん。そうだろうね」
風海トモヤ:「でも、まあ。うん」
風海トモヤ:「あんた、お人好しすぎてバカの域に突っ込んでるからな」
風海トモヤ:「バカは好きだ。信用するぜ。トーネチカ」
トーネチカ:「ちなみに本名はフリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキー」
風海トモヤ:「あ?」
風海トモヤ:「フリ……フリ?」
トーネチカ:「あまりにも長いので、あまり気に入ってない」
トーネチカ:「ぜひトーネチカと呼んでくれ」
風海トモヤ:「はは。そうかい」
トーネチカ:「今回、名乗ったのは君が初めてだな。…よろしく、トモヤくん」
風海トモヤ:「こないだ読んだなんかのコミックだと、隠していた本当の名前を明かすのは最上級の信頼の証らしい」
風海トモヤ:「そうとっておく。……風海トモヤだ。よろしくな」
トーネチカ:返事の代わり、にこっと笑います。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「『隠していた本当の名前を明かすのは最上級の信頼の証』だそうです」ジロウくんに。そこだけ聞こえていた。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「残念ながら、私には隠していた本当の名前はありませんが」
針江ジロウ:「隠されてたのか」唇を歪めて笑う。
針江ジロウ:「何、アンタからも信頼の証?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「さあ、どうでしょう。ただ……あなたは基本的に自分で動かない人だと、査察を行っていて思っていました」
針江ジロウ:「……」肩をすくめる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なので、先の啖呵は本当に驚いたのですよ」口元を少し押さえる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「何と言えばいいか……そう、好ましく感じました」
針江ジロウ:「そりゃ、嬉しいけど」言いながら、他の二人に聞こえないよう少し移動する。
針江ジロウ:「多分アンタが思ってるような意味じゃないぜ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「と言うと」ジロウくんに少しついていきましょう。
針江ジロウ:「他に手がなけりゃ誰にだって尻尾振るし、今だって考えてることはある」
針江ジロウ:「例えばさ、バイクを逆に走らせて、メガステージから逃げ出して」
針江ジロウ:「ミッドナイトウェイから空港に向かって。針江ジロウは偽物に任せて、俺は外国に高飛びして」
針江ジロウ:「俺が本気で『そうしたい』って言えば、トーネチカは動いてくれる」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……そうでしょうね。彼はそうでしょう」
針江ジロウ:「……だけど、まぁ。そんなことするより、千早の下でミュージシャンやってる方がいい」
針江ジロウ:「乗るなら沈まない舟。楽して稼げる暮らし。俺が見てるのはそういうモンだけだよ」
針江ジロウ:「……あと、ユーコさん困らせたくもないしな」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それでも、あなたはそれを『自分で選んでいる』」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「どうせならば、そういう相手とのビジネスの方がやりがいがある。それだけのことです」
針江ジロウ:「……やりがいね」がしがしと頭を掻く。「分かんないけど」
針江ジロウ:「ビジネス。そっちは分かる。俺の利益とアンタの――千早の利益は、一致してる。そうだろ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そういうことですね。私はそこにほんの少し、自分の楽しみを混ぜてみたいと思った」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「それだけです。針江ジロウ君。わかってもらえなくともよろしい」
針江ジロウ:「……」目を見開いて、ウィリアムさんを見つめる。
針江ジロウ:「アンタのこと、分かんなくなったな」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「北大路・ウィリアム・ウォーブラー。千早重工後方処理課第三班所属です」
針江ジロウ:「ああ……それは、冗談だろ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ」ぎこちなく片目をつぶる。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談ですよ」
RL:では、その時。
RL:そんなキミたちのもとに、憔悴した様子の女性が姿を現す。トモカズ・ユーコ・三枝だ。
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ジロウちゃん」躊躇いがちに目を伏せている。
風海トモヤ:「あっ。あれだぞ。あの。あいつだ」
針江ジロウ:「どうしたの? 自粛中に出歩くなって?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「今さら、そんなこと。……記者会見のニュース、見たわ」
針江ジロウ:ユーコさんの肩を掴んで覗き込む。「どう思った?」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ごめんなさい。アタシにはもう、誰に何を言っていいのかもわからない」
トモカズ・ユーコ・三枝:「でも、……」
針江ジロウ:「……」
トモカズ・ユーコ・三枝:「『針江ジロウ』の歌には可能性がある」
トモカズ・ユーコ・三枝:「それはどんな時でも真実だってアタシはマネージャーとして信じているわ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「トーネチカ……さん。お願いします。こんな情けないアタシの代わりに」
トモカズ・ユーコ・三枝:「彼に、針江ジロウに、やりたいことを最後までやらせてあげてください」
RL:三枝は《ファイト!》を使用。トーネチカの《脱出》の使用回数を増やします。
トーネチカ:え!
RL:三枝はトーネチカに向かって深々と頭を下げます。
トーネチカ:「三枝さん。君がそんなことを……いや」
トーネチカ:「分かった。あなたの依頼は必ず達成する。彼をステージに送り届けよう」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ありがとうございます。どうか必ず……」
トーネチカ:「顔を上げて。君に、そんな顔は似合わないさ」優しく促しています。
針江ジロウ:「……はぁ」ひとつため息を吐いて、お手上げのポーズ。
RL:三枝は顔を上げると、申し訳なさそうにジロウからは視線をそらす。
針江ジロウ:「じゃあさ、ユーコさん。これからちょっと歌ってくるから。多分面倒なことになるけど」
針江ジロウ:「あとの色々、よろしく。針江ジロウのマネージャーとして」
トモカズ・ユーコ・三枝:「……ええ。事務所で待ってるわ」
針江ジロウ:片手を振って、トーネチカさんのバイクに乗り込みます。
トーネチカ:「素直じゃない」微笑んで呟く。
針江ジロウ:「俺は、信じたことなんて一度もないんだけど。針江ジロウの可能性なんて」小声で呟く。
針江ジロウ:「でもさ……あんな風に言われたら」くすくす笑う。「嬉しくなるよな」
トーネチカ:「…さて、僕達は出発しよう。そろそろ時間だ」ウィルくんとトモヤくんに。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「了解です」
風海トモヤ:「あいよ。いっちょ、かますとするか」
針江ジロウ:「行ってくれ、トーネチカ。俺のステージまで」
トーネチカ:「ああ、君のステージだ。…存分に歌うといい」
トーネチカ:「皆が待ってる」そう言って、ハンドルを握ります。
RL:では、ジロウを乗せたバイクが走り出そうとしたところでシーン終了!
RL:このシーン、全員判定をしていないので、なんらかの判定的な何かをしてもいいですよー
風海トモヤ:蛭目田ちゃんのスリーサイズを調べたいけど、さすがにここでカードを崩せない・・!
RL:残念・・・
風海トモヤ:購入も、なし!僕はこのままいきます。
RL:了解です。
トーネチカ:三枝さんの彼氏の有無とか・・・
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:なしで!いきます!
トーネチカ:調べたいけど、手札をまわしたくない!
トーネチカ:なしです!
針江ジロウ:犬牙を購入します。目標値は7。
針江ジロウ:報酬点1使って〈信用〉で判定!
RL:では、判定を
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの2」
針江ジロウ:能力値4+カード2+報酬点1!
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの2」を捨てました。
RL:ちょうど達成値7!では、成功!
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:護身用にナイフを買いました。以上!
RL:それでは全員終わったので、あらためてシーンは終了です。
RL:舞台裏の判定です。
RL:鶴見さん、どうします?
鶴見冬助:ないです!
RL:了解です!
RL:では、舞台裏の判定は終了!
RL:次はいよいよクライマックスフェイズだよ!
クライマックスフェイズ:フォロー・ユー、フォロー・ミー
RL:次はいよいよクライマックスフェイズです!
RL:シーンプレイヤーはジロウくん
RL:他のキャストも全員登場です
風海トモヤ:わーい5人!
針江ジロウ:はーい!
RL:まずはシーンカードを
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いえーい
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「イヌ」
風海トモヤ:わん
RL:イヌ!事件の決着!失われしものの再生などを意味するカード!
RL:それではシーンの描写から。
RL:木更津メガステージ。
RL:針江ジロウの単独ライブ会場。ゲートの外には入場を待つ観客が大勢集まっている。
RL:ライブ会場内のステージにはリハーサルを行う針江ジロウ――キュリオが姿を変えた針江ジロウがいる。
RL:ギターを弾きながら歌うその姿は針江ジロウとほとんど瓜二つである。
RL:舞台袖にはその様子を見るルスラン・ゴールドヘッドと護衛のデイヴがいる。
RL:ルスラン・ゴールドヘッドは紙幣で作った扇子で扇ぎながら笑う。
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐわっははは!実にいい調子だ!客入りも上々!これは過去最高の儲けになるぞ~!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「あとは針江ジロウの人気を使って稼げるだけ稼ぎ……人気に陰りが出てきたら事前に始末しておいた本物の死体を表に出す」
ルスラン・ゴールドヘッド:「キュリオは別のトップアーティストに成り代わり、いつものように『芸能人失踪事件』が一件増えて終わりというわけだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ハハハ!どうだ、デイヴ!天才的だろう、私の計画は!」
“ナイトフォース”デイヴ:「……別に。俺は報酬分の仕事をこなすだけだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「フン、つまらんやつだ」
“ナイトフォース”デイヴ:「どうでもいいことだが、家族や知人に勝手にオーディションに応募されたからというアイドルの志望理由はどの程度が真実なのだろうな」
ルスラン・ゴールドヘッド:「いや、知らんし……」
ルスラン・ゴールドヘッド:「よし、“針江ジロウ”!リハーサルは次でラストだ!」
RL:キュリオは頷くとマイクを握って観客席を向く。
針江ジロウ?:「それじゃあ、最後の曲、いきます。心をこめて歌います」
針江ジロウ?:「最後の曲はこの日のために作った新曲です。聞いてください」
針江ジロウ?:「“フォロー・ユー”」
RL:ステージ上の大型モニターいっぱいに針江ジロウの顔が映る。
RL:と、いうわけでここからクライマックスフェイズに登場するためにはなんらかの神業の効果が必要です!
トーネチカ:へい!神業《脱出》を使用します!
RL:了解です!
針江ジロウ:それに同乗します!
RL:では、その力によって《買収》の効果は打ち消し、会場に突入することができるぞ!
トーネチカ:じゃあ、演出して大丈夫ですか?
RL:どうぞ!
トーネチカ:では、大型モニターに針江ジロウが映り、人々の視線がそちらに向いた、その瞬間。
トーネチカ:イントロにあわせ、針江ジロウが口をひらいた、その瞬間。
トーネチカ:――轟音!
ルスラン・ゴールドヘッド:「な、何事だッ!?」驚きのあまり、紙幣で作った扇子を破り捨てる!
トーネチカ:大型モニターを真ん中からブチ破り、大型バイクがステージに飛び込んでくる!
トーネチカ:モニターの硝子、機材、様々な破片を撒き散らす。
RL:大型モニターに映っていた偽りの針江ジロウの顔が砕け散る!
RL:同時に、その衝撃でキュリオの変装が解ける!甘いマスクと爽やかな金髪が露わになる!
キュリオ・ベルベットレモン:「ウワーッ!?」
トーネチカ:「あはははっ! こういうの…なかなか、楽しいなあ!」轟音の中で快活に笑う。
針江ジロウ:「うひ、ひひ……はははは」その後ろでやや引きつったように笑っている。
トーネチカ:強引にステージに着地、大きく円を描くようにしてブレーキ。
“ナイトフォース”デイヴ:「……こ、これは」
ルスラン・ゴールドヘッド:「な、何だ!いったい何が起きている~!?」破り捨てた紙幣を拾い集めながらわめく。
針江ジロウ:「調子よさそうだな、サイコ・キャンディ。楽しいか?」変装の解けたキュリオに向かって。
キュリオ・ベルベットレモン:「……ジロー。来たのか」
針江ジロウ:「来るに決まってるだろ。針江ジロウのステージだ、俺は歌いに来るさ」
キュリオ・ベルベットレモン:「残念だな。もうお前の出番はないよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「これからは俺がジローとして生きるんだからな」
針江ジロウ:「……楽しいか、それ?」
針江ジロウ:「お前の仕事、やりがい感じてるか、ってこと」
キュリオ・ベルベットレモン:「楽しいさ、最高にな。俺はずっとお前が羨ましかったんだよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「俺は今まで何度も、何度も、他人に成り代わって生きてきた。自分自身を誰かに見てもらうことなんてなかった」
キュリオ・ベルベットレモン:「そんな俺の前にお前が現れた。飾らない姿でステージの上に立つお前が俺には眩しかった」
キュリオ・ベルベットレモン:「眩しくて眩しくて目が潰れそうで……」
キュリオ・ベルベットレモン:「これほど誰かになりたいと思ったのは初めてだった!!」
キュリオ・ベルベットレモン:「だから、今からは俺がジローになる。いや、俺ならお前よりよっぽど上手くやってみせるよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「“アイドル”針江ジロウを一番上手く表現できるのはこの俺だッ!!」
針江ジロウ:「ああ、俺よりよっぽど上手くやれるさ。お前の頭とサイバーウェアで針江ジロウになりきって」
針江ジロウ:「でも、それだけだ。……お前は俺にはなれないよ」
針江ジロウ:「俺は、お前のことを見てきたつもりだったけど、結局何も見せちゃもらえなかったんだな」
キュリオ・ベルベットレモン:「黙れッ!お前がなんと言おうとも、俺が針江ジロウだ!俺が演じ、皆が信じる!それが事実だ!」
針江ジロウ:「いいや」
針江ジロウ:「いいや、違うよ。キュリオ。キュリオ・ベルベットレモン。それを演じる誰かさん」
針江ジロウ:「それじゃあ、誰にも信じられなかったら、針江ジロウはどこにいる?」
キュリオ・ベルベットレモン:「……ッ!!」
針江ジロウ:「そして……針江ジロウを一番、誰よりも、心の底から信じてるのは」
針江ジロウ:「お前だろ。なあ」
針江ジロウ:「だから、お前は俺になれない。針江ジロウを演じてるだけの、何でもない人間になる。それだけだ」
キュリオ・ベルベットレモン:「だ、黙れ!黙れ黙れ!俺とお前と何が違う!」
針江ジロウ:「何も。声も顔も仕草ひとつ取っても、俺とお前は何も違わない。ただ」
キュリオ・ベルベットレモン:「お前だって、お前を演じているだけだろうが!それを少しばかり俺が肩代わりして何が悪い!」
針江ジロウ:「俺はスキヤキで、お前はキャンディだ。それだけだよ」
針江ジロウ:「なあ、どうしてよりにもよって俺なんだよ」
針江ジロウ:「お前は……ただ、お前のままでよかったのに」
キュリオ・ベルベットレモン:「俺なんて……もうどこにもいないんだよ」
キュリオ・ベルベットレモン:「でも、お前はそこにいた。それだけだ」
針江ジロウ:「……ああ」ため息をひとつ吐く。髪をぐしゃぐしゃと掻きむしる。
キュリオ・ベルベットレモン:「ジローのことは本当に好きだったよ。でも、もう終わりにしよう」
針江ジロウ:「俺の見てたキュリオはいないんだな。分かった」
針江ジロウ:「何もかも、これまでだ。誰かさん」
キュリオ・ベルベットレモン:「俺もジローのこと、もう要らなくなっちゃった。ごめんね☆」
キュリオ・ベルベットレモン:「お前にはここで消えてもらうよ」残忍な笑みを向ける。
針江ジロウ:「残念だけど、そうはいかない。お前のやってる楽しい仕事、返してもらわなきゃならないし」
キュリオ・ベルベットレモン:「そいつは無理だ。安っぽいボディーガードと一緒に死んでもらう」
キュリオ・ベルベットレモン:「折角のリハーサルの邪魔してくれちゃってさ」トーネチカに言う。
トーネチカ:「良いステージじゃないか?」肩をすくめる。
トーネチカ:「さて、僕からひとつ言わせてもらえば。君たちの違いは価値観にあるようだ」唐突に口を挟みます。
キュリオ・ベルベットレモン:「価値観……?」顔をしかめる。
トーネチカ:「自分の存在に自身を持つためには、周囲からの評価は欠かせないものだ。確かに。特に、アーティストである君たちには」
針江ジロウ:黙って首を傾げる。
トーネチカ:「ファンからの評判。それは何より大切だろう。でもね、もっと近くにある声にも耳を傾けなくちゃいけない」
トーネチカ:「たとえば」
トーネチカ:「友達だとか、恋人だとか。あと、ここまで駆けつけてくれた仲間だとかね」
キュリオ・ベルベットレモン:「ハッ!何が言いたい!トップの座に登り詰めること!それ以外の価値なんてアイドルにはない!」
針江ジロウ:「恋人はいないし、友達もたった今消えたよ」お手上げのポーズ。
針江ジロウ:「仲間かどうかよく分からない、事情の絡んだ知り合いならいるけど」
キュリオ・ベルベットレモン:「安っぽいボディーガードの分際で俺の邪魔ばかりしやがって!お前さえいなければジローがここに来ることもなかったってのに……!」
RL:そこで、舞台袖にいたルスランが紙幣で作った扇子を直しながら歩み寄ってくる。
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐわっはははは!まさかライブ当日に偽物が闖入してくるとはなぁ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「だが、たかだか2人ぽっちで何ができるかな?」
???:「おい、2人じゃないぞ。俺のことを忘れるな」 声が響く。
“ナイトフォース”デイヴ:「……どこだ」
風海トモヤ:「ここだよ」 舞台袖から出てきます。手には、半透明の液体がしたたる大型ナイフ。 「また会ったな。ルスラン…… ルスラン」
風海トモヤ:「……また会ったな! ゴールドなんとか!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ルスラン・ゴールドヘッドだ!私の名も知らんとは、下っ端警官め!」
風海トモヤ:「そう、下っ端だよ。芸能人失踪事件を調査してるだけのな」
風海トモヤ:「芸能人失踪事件。お前は全く知らない事件だと言ったよな……覚えてるか?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ああ。言ったな。今も知らんとも」
風海トモヤ:「ハッ」
風海トモヤ:「今ので偽証罪も追加だ! お前の発言は全部、俺がくっつけてやった盗聴器で録音されている――見ろ!」
風海トモヤ:ポケットロンを弄り、録音データを再生する!
風海トモヤ:『――どうでもいいことだが、家族や知人に勝手にオーディションに応募されたからというアイドルの志望理由はどの程度が真実なのだろうな』
風海トモヤ:「あっ、ここじゃないな」
針江ジロウ:「何やってんだ」
“ナイトフォース”デイヴ:「あっ、はずかしい」
風海トモヤ:「違うんだよ。指先だとシークバーが動かしにくいじゃん……これだ」
風海トモヤ:『――あとは針江ジロウの人気を使って稼げるだけ稼ぎ……人気に陰りが出てきたら事前に始末しておいた本物の死体を表に出す』
ルスラン・ゴールドヘッド:「……」
風海トモヤ:『――キュリオは別のトップアーティストに成り代わり、いつものように『芸能人失踪事件』が一件増えて終わりというわけだ。ハハハ!どうだ、デイヴ!天才的だろう、私の計画は!』
風海トモヤ:「………………自白してくれてありがとう。改めて言ってやる」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐ……ぐ……ば、馬鹿なーッ!?」直りかけていた紙幣扇子を握りつぶす!
風海トモヤ:「“お前が犯人だ、ルスラン・ゴールドヘッド”」 ビシリと指差す。
風海トモヤ:「この戦いの後に生きてたら逮捕してやる!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「くっくくくく……はははははは!!フェイトの真似ごとかね」
ルスラン・ゴールドヘッド:「だが、これでキミの命運は決まった」
ルスラン・ゴールドヘッド:「『芸能人失踪事件を追っていた下っ端警官が謎の殉職』。……明日のニュースサイトの見出しはこうだよ」
???:「ええ、仰る通りですとも」ルスランの後ろから、一人の男が歩み出る。
???:「何も問題はありますまい、ルスラン様。私はしがない警備員ですが」
ルスラン・ゴールドヘッド:「おお、警備員。私に加勢してくれるか」
???:「幸いにしてあちらはウカレポンチを含む3人、こちらは4人です。数が多い方が相手を叩き伏せることが出来る。これは真実です」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐっはははは!世の道理だな!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「奴らごとき、ここで息の根を止めれば何の問題もないというわけだ」
???:「ええ。真実ですとも――そう俺が言った部分のみが」
ルスラン・ゴールドヘッド:「……何だと?」
鶴見冬助:「さあて問題だ。さっきの発言に、嘘は何個あったでしょうか?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「な、何……!貴様……!警備員ではなかったのか……!?」
鶴見冬助:「仰るとおりでなく、問題がないこともなく、警備員でもなく、こっち――もとい、そっちは4人でもなく」
鶴見冬助:「あちら改めこっちは3人でもなく、ウカレポンチはてめえらだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ふん、貴様、私とあの下っ端ども、どっちの味方をした方が得か分からぬわけではあるまい」
鶴見冬助:「ああご名答!もちろん知悉しているとも。だから俺が4人目だ。4VS3だ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「まったく、度し難い!そのよく回る舌を切り捨てやる!出番だぞ、デイヴ!」
“ナイトフォース”デイヴ:「分かっている。カネの分はきっちり働くさ」
“ナイトフォース”デイヴ:「また会ったな、お前たち。恨みはないが、これも仕事でな。やることはやらせてもらう」
RL:大型バイクにまたがるとショットガンと大型拳銃をキミたちに向ける。
“ナイトフォース”デイヴ:「どうでもいいことだが、アイドルたちを真似て裏稼業の人間たちでも総選挙をやったとしたら俺はどれくらいの順位を狙えるんだろうな。30位くらいはいけるかな」
???:そこに、一発の銃声が響く。
“ナイトフォース”デイヴ:「……銃声」狙いを付けていた銃口がそれる。
???:銃声はデイヴをかすめ、破損したモニターに微かな傷を与えるのみ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「今のは威嚇です」客席の陰から姿を現す。
“ナイトフォース”デイヴ:「良い狙いだ。だが、殺し合いは精密さだけで決まるわけじゃないぞ」
RL:声のした方に銃口を向け直す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そうですね。精密さ、威力、そして速さ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「『二秒で片付ける』という表現だ。この場合の二秒というのは……やめておきますか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ともあれ、鶴見さんの言葉にはまだ嘘がある。5vs3です」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ふん、下っ端役人に下っ端警備員の次は下っ端サラリーマンか。よほど命が要らんと見える」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「命は大切です」真顔で。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そして、この言葉をもって代えさせていただきましょう。『恨みはないが、これも仕事でな』」
“ナイトフォース”デイヴ:「……ふん。言うな」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「冗談です」ウィンクをしようとして両目をつぶりながら。
ルスラン・ゴールドヘッド:「愚かな!実に愚かすぎる!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「いずれにせよ、お前たちは余計なことを知り過ぎた。消えてもらうとしよう!」
RL:ルスランが指を鳴らすと、非合法工作部隊たちがライブTシャツを戦闘服に着替えながら周囲に展開する!
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐわっははははは!これで5VS33というわけだ!」
トーネチカ:「たいして多くはないな」見渡しながら呟く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「いや、もはや5VS63と言ってもよかろう!」
鶴見冬助:「ああ、じゃあ悪いな。嘘が1個増えた」
鶴見冬助:「量より質だな」
トーネチカ:「フ!」思わず噴出して笑う。
ルスラン・ゴールドヘッド:「笑っていられるのもそこまでだぞ!2秒で貴様たちを片付けて、ライブの開演だ!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「いち」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「にい」
風海トモヤ:「いや、2秒は無理だろ……ほら終わった」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「終わりました」
針江ジロウ:「まあ、手早く片付けるのは同感だよ。スタッフ待たせても悪いし」肩をすくめる。
ルスラン・ゴールドヘッド:「この場合の二秒というのはだな……」
針江ジロウ:「片付くのはアンタらの方だけど?」
鶴見冬助:「そういうこった。じゃあライブの開演だな。笑ってられるのがここまでだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ええい!なるはやで始末してくれるわ!!」
風海トモヤ:「よし。殺るか」
鶴見冬助:「CDだな。死語は放送コード載せにくいんだよ」
RL:非合法工作部隊たちがアサルトライフルを構える!
RL:というわけで、ここからカット進行を開始します!
針江ジロウ:はーい!
鶴見冬助:ウス
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
トーネチカ:オス!
RL:敵はまず近距離の位置にルスラン・ゴールドヘッドと非合法工作部隊のトループが3つ
RL:CSはルスランが8でトループが6
RL:そこからさらに奥に近距離の位置にキュリオとデイヴ
RL:CSはキュリオもデイヴも8だ
キュリオ[8] デイヴ[8]
ルスラン[8] 非合法工作部隊1~3[6]
ジロウ[8] トーネチカ[8] 鶴見[8] トモヤ[8] ウィリアム[7]
RL:敵ゲストを全て倒すか、行動不能にすることでカット進行は終了します。
RL:山札も少なくなってきたので今のうちにシャッフルしておこうっと
風海トモヤ:シャッシャッ
RL:よし、シャッフル終わり
RL:では、シーンカードを変えてカット進行に入っていきましょう!
どどんとふ:RLが「イヌ」を捨てました。
どどんとふ:「RL」が「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札を参照しています。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「クロガネ」
RL:クロガネ!
RL:それではカット進行!
RL:最初のカットから!
RL:まずはセットアッププロセスです。
RL:セットアップで使用する特技などがある人はここで宣言するといいでしょう
風海トモヤ:ウェイ! 閃鋼を使います。シーン中のCSが+6されて、8→14に。
針江ジロウ:〈アドレナライズ〉をウィリアムさんに使います。
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「クラブの10」
どどんとふ:針江ジロウが「クラブの10」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:CS+10!
RL:つよい!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ありがたさ!
RL:キュリオは閃鋼を使用してCSを+6。14になります。
RL:トループ1から3も閃鋼を使用してCSを+6する。6から12に。
鶴見冬助:《弱点看破》を使用します。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ダイアのK」
どどんとふ:鶴見冬助が「ダイアのK」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:目標値10に対し外界4+10で成功。
鶴見冬助:キャスト5人の与える肉体・精神ダメージに+4。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:《実験体》を使用します。目標値10の判定を行います。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ダイアのJ」を捨てました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:また捨てちゃった
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード10+外界6で17。成功なので理性を+2します。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:何もないっす!
RL:デイヴは〈操縦:地上車両〉〈ロケットスタート〉を使用。目標値10で判定します
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの7」
どどんとふ:RLが「クラブの7」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ちょうど10!これでCS+4します。
RL:ルスランは〈支援要請〉を使用。
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの2」
どどんとふ:RLが「クラブの2」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:判定が成立したので、報酬点8点を消費。範囲選択で、自分とトループの与えるダメージを+4します!
RL:ルスランは部下たちに純金製の弾丸をばら撒き出す!
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐわっははは!金に糸目は付けん!奴らを始末しろ!」
非合法工作部隊:「やったー!」「嬉しい!」純金製の弾丸を銃にこめたり、懐にしまったりする!
風海トモヤ:「お前ら、それ撃つんだぞ!ボーナスとかじゃないんだぞ!?」
風海トモヤ:「大丈夫かこいつら……」
風海トモヤ:「いや大丈夫じゃないほうが助かるんだけど……」
針江ジロウ:「ウィリアムさん」気安げに声をかける。「2秒じゃ遅い」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:眉を微かに上げる。
RL:では、セットアップはこれで終了!
キュリオ[14] デイヴ[12]
ルスラン[8] 非合法工作部隊1~3[12]
ジロウ[8] トーネチカ[8] 鶴見[8] トモヤ[14] ウィリアム[17]
RL:イニシアチブに入ります!
RL:まずはCS17のウィリアムさんの行動から!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ええと、キュリオたちのエンゲージは今のPCのエンゲージからすると中距離で合ってますか?
RL:イエス!中距離です!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:了解です!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、ムーブで一段階後退します。これでキュリオたちからは遠距離かな。
キュリオ[14] デイヴ[12]
ルスラン[8] 非合法工作部隊1~3[12]
ジロウ[8] トーネチカ[8] 鶴見[8] トモヤ[14]
ウィリアム[17]
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナー前にオートで《スリーアクション》使用。マイナーの回数を2回にします。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:マイナーは《デッドポインター》《烈考》使用。射撃達成値と理性の判定達成値にそれぞれ+1。
RL:来やがれー!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:メジャー、ソリッドファントムを使用した〈射撃〉で攻撃します。《貫きの矢》《必殺の矢》使用。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:対象は非合法工作部隊1。
RL:くっ、そう来るとは
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ジョーカー!?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カードはジョーカーなのでスペードのAとして使用。達成値を21にします。
RL:リアクションは放棄!スペードの制御値は11なので、達成値は11扱いです。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:すると差分値は10ですね。
RL:そうなりますな
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ではダメージ!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「クラブの8」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「クラブの8」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:P属性でカード8+武器9+《貫きの矢》で差分値10+弱点看破4の計31。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:《必殺の矢》で防御力を差分値分無視です。
RL:強い……!
RL:〈忠誠〉を使用。ダメージを[判定に使用したカードの数字]点軽減します!
どどんとふ:RLが「スペードの7」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:7点軽減!
RL:……してもダメ!
RL:トループは戦闘不能!全員がバタバタと倒れます!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「2秒では遅い。同感です」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:無表情で次々に敵部隊を狙撃!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「正確に計測してはいませんが、まあ、このようなものでしょうか」
非合法工作部隊:「バカな!戦闘服に着替えた我々をこんなにもあっさり……!」
RL:20人ほどいたトループが次々と撃ち抜かれていく!
風海トモヤ:神業使います。《死の舞踏》を、非合法工作部隊2に。
RL:そう来るか!
風海トモヤ:ダメージチャート指定は、21!神業による妨害がなければ全員あの世へ行ってもらう!
RL:トループ相手なら、ここは通しだな。
風海トモヤ:やったー
RL:では、トループ2は死亡!
RL:演出どうぞ!
風海トモヤ:「そうだな。こんなもんか」 銀色の針を1本、指先で弄んでいる。
風海トモヤ:「スラム街だとさ。手近な武器が、こう……石の破片とか。そういうのなんだよね。投げるのが得意になっちゃってさ」
風海トモヤ:「気が付かなかっただろ? 俺の毒針」
風海トモヤ:「即効性の神経毒だ。眠るようにあの世へ逝け」
非合法工作部隊:「何だと!?い、いつの間に……!?」
RL:周りにいた部隊の仲間が気付かぬうちに倒れ伏していたことに隊員たちは青ざめる!
RL:では、あらためてイニシアチブ!
RL:僕はキャスト優先派なので
風海トモヤ:あっ、やさしい
RL:何もなければ次はCS14のトモヤくんの番!
風海トモヤ:バ、バブ
RL:正々堂々戦って俺は勝利するのだ
風海トモヤ:うん。通常手番でやることは変わらないしな・・・動きます。
風海トモヤ:ムーブアクションで1段階移動。ルスランさんとトループのエンゲージへ。
RL:来たか!
キュリオ[14] デイヴ[12]
ルスラン[8] 非合法工作部隊3[12] トモヤ[14]
ジロウ[8] トーネチカ[8] 鶴見[8]
ウィリアム[17]
風海トモヤ:これで、キュリオとデイヴが近距離になったので
風海トモヤ:デイヴを狙います。《胡蝶》《拘束術》《毒術》。当たるとスペードスートが封印されて、あと僕のメインプロセス終了直後に邪毒3のダメージを即座に受けて貰います。
風海トモヤ:あっ、その前にマイナーマイナー! マイナーでスリーアクション+辰刃+アサルトナーブス。白兵達成値を+1、与える肉体ダメージを+2!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:風海トモヤが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:ジョーカーをスペードのAとして使います。達成値は21に。
RL:ジョーカー!?
風海トモヤ:このままダメージ!
風海トモヤ:あっ、いや、先にそっちのリアクション?
RL:あ、これはリアクションできるやつですか?
風海トモヤ:出来るやつです!《陽炎》は絡んでません。
RL:21はキツイ。
RL:ドッジする素振りだけ見せます。
風海トモヤ:素振り……
RL:〈操縦:地上車両〉でドッジ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブの2」
どどんとふ:RLが「クラブの2」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:ほんとに素振りだ!
RL:達成値4で失敗!
RL:ダメージどうぞ!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブの9」
風海トモヤ:カード9のサイバーウェア2、胡蝶2、弱点看破4、武器4でちょうど21です。種別はS。
RL:あ、ちょい待ち
風海トモヤ:ムッ
RL:1カット1回なのであまり使いたくないのですが、〈金剛〉を使用します。肉体ダメージを[判定に使用したカードの数字]点軽減する。
風海トモヤ:むっ!
どどんとふ:RLが「クラブの6」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:6点軽減!
RL:ダメージ適用直前だったので、カードを出し直すなら出し直してもいいですよ!
風海トモヤ:いえ、このままでいいです! なぜなら《毒術》が入ってるので
風海トモヤ:このあと毒ダメージを即座に引いて貰うからです。
RL:……!
風海トモヤ:今! すぐ! カードを引いて、カードの数字+3レベルのダメージをくらってくれ!
風海トモヤ:そしてあの世へ行くのだフハハハーっ!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「ダイアの9」
どどんとふ:RLが「ダイアの9」を捨てました。
風海トモヤ:やったー!
RL:12点!
RL:さっきの攻撃は軽減して13点!
RL:ダメージチャートによると消化器系損傷と脚部損傷!
RL:バステの衰弱と狼狽を受ける!
風海トモヤ:あっそうか、別々計算か……!
RL:そうなのです
風海トモヤ:じゃあ、すみません。演出は後でお願いします。
風海トモヤ:神業《不可知》。即座に行動します。マイナーとメジャーで先ほどと全く同じコンボ。
風海トモヤ:デイヴさんを執拗に狙います。
RL:!?
RL:どうぞ!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:風海トモヤが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:ジョーカーなので、スペードのA扱い。達成値は21です。
風海トモヤ:あっ、もし当たったらハートのスートを封印します。さっきのスペードとあわせて2個封印!
RL:《不可知》はリアクション不可だからなー……!
RL:避けようもない!
風海トモヤ:ダメージを……?
RL:神業はまだ切らない!ダメージどうぞ!
風海トモヤ:なにー!じゃあ出します!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「クラブの9」
風海トモヤ:あれ?これ、さっき出したやつでは?
RL:おや?
風海トモヤ:うん、さっき出したやつだ!ちょっとまって!
どどんとふ:風海トモヤが「クラブの9」を捨てました。
RL:どうぞどうぞ
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:失礼!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードの8」
どどんとふ:風海トモヤが「スペードの8」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:ダメージはSの20!
RL:軽減は防護点のみ!
RL:ダメージチャートの18番!
風海トモヤ:やった?やった?
RL:脳震盪!
風海トモヤ:あっそうか、俺じゃ殺しきれないのか……!
風海トモヤ:邪毒も即座に入ります!
RL:バステの酩てい(大)!
RL:もうバステだらけなんだけど!
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「スペードのJ」
どどんとふ:RLが「スペードのJ」を捨てました。
RL:13!は埋まってるので、繰り上がって14!
RL:眼部損傷!知覚-5!
風海トモヤ:あっ繰り上がるんだ
風海トモヤ:よし!
RL:繰り上げたい気持ちです
風海トモヤ:まとめて演出する方が何かとスムーズであろうから、本来はこのあとのイニシアチブで使う《制裁》も使ってしまいたいです。通るなら、残ったトループを全滅させます。
風海トモヤ:通るなら・・・
RL:OK!トループ相手なら通しましょう。
風海トモヤ:やった!じゃあ、行動はほんとにこれでおわり!
RL:演出どうぞー
風海トモヤ:「お前が、一番、厄介だよな……絶対!」 大小無数の投げナイフと毒針、口腔に仕込んだ吹き矢もばらまく。すべてに神経毒!
風海トモヤ:なにせ、俺の前には敵しかいない。安心して猛毒をバラまけるというもの!
風海トモヤ:狙いはトループ。そして、キュリオ・ベルベットレモン!
風海トモヤ:「どうせジロウと似たような動きするんだろ――変な動きする前に、あの世へ行きな!」
“ナイトフォース”デイヴ:「どうでもいい話だが、古来から王たちは毒殺を避けるために、毒を盛られると変色する純銀の器を使っていたそうだ」
“ナイトフォース”デイヴ:「そして、俺は銀の弾丸ならぬ、銀の器というわけだ」
RL:デイヴは大型バイクを駆り、毒ナイフを受ける!
RL:工作部隊たちは避けることができず、ナイフや毒矢によって消耗していく!
非合法工作部隊:「グワーッ!?麻痺毒!」
風海トモヤ:「このご時世、毒対策してるやつも多いからな。全員即死とはいかないのが寂しいところだけど」
風海トモヤ:「まあ、キくだろ? それなりにはさ」
風海トモヤ:合法部隊に投げたのは気絶/昏倒用の麻痺毒だ。あとはまとめて牢屋にブチこめばいいだろう。
“ナイトフォース”デイヴ:「チッ、ハンドルを握る手に力が入らん。……やるな」
風海トモヤ:「どういたしまして」
非合法工作部隊:「グワーッ!?グワーッ!?」苦しむ!
キュリオ・ベルベットレモン:「何してんだ!そんなやつ相手に手こずってんじゃない!」
RL:というわけで、トモヤくんの番は終了!
RL:今のうちに衰弱のカードも引いておきましょう
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「クラブの5」
どどんとふ:RLが「クラブの5」を捨てました。
風海トモヤ:チッ、いまいち影響がなさそうなところを引いたな……
RL:感情の制御値が-5!
RL:では、次はCS14のキュリオの番!
RL:ムーブ、マイナーはなし
RL:メジャーで〈心理〉〈芸術:歌唱〉〈ゲシュタルト崩壊〉〈熱狂〉を使用。
RL:範囲選択の精神攻撃です。
RL:対象はジロウ、トーネチカ、鶴見の三人!
鶴見冬助:範囲!
針江ジロウ:ひええ
トーネチカ:ってことは防御できないですよね
RL:防御はできるんじゃないかなあ
RL:とりあえず判定いきます
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアのQ」
どどんとふ:RLが「ダイアのQ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:〈マエストロ〉で達成値+4をして、達成値19!
RL:リアクションどうぞー
トーネチカ:《撃ち返し》を使います
RL:ぬ!そう来るか!
トーネチカ:目標値19として、このままこちらのカード公開しちゃえばいい?んですよね
RL:そのとおりです
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:トーネチカが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ゲエーッ!?
トーネチカ:ジョーカーなので、達成値21として扱います。
RL:そ、そんな
トーネチカ:キュリオくんの攻撃は自動失敗になるぞ!
RL:神業は……まだ使いたくないな。
RL:では、攻撃は失敗!
RL:演出だけさせてもらおう
キュリオ・ベルベットレモン:「さあ、みんないくよ!」
RL:ステージ上を駆けるキュリオは跳躍すると回転しながら宙を舞う!
キュリオ・ベルベットレモン:「僕の思い、受け止めて!」
キュリオ・ベルベットレモン:「愛☆ジェネレーション!」
RL:キュリオは三人にウインクをする!すると、彼の体の周囲から大量の星が発生!鋭く尖った流星群が降り注ぐ!
トーネチカ:AR映像を展開。赤い薔薇の花びらが星を覆うようにふわりと広がります。
トーネチカ:「君の愛はあまりに歪だ」
キュリオ・ベルベットレモン:「これは……!?バカな、ジャンプの角度が崩れる……!」
キュリオ・ベルベットレモン:「俺の魅力が通用しないというのか!?」
トーネチカ:「もっと、一途に。無垢な愛を望むよ」
RL:キュリオが発生させていた星が消えていく!バランスを崩したキュリオはそのまま落下する!
針江ジロウ:「ニューロ……何が何だか分からないけどとにかくすごい……」呆然とその攻防に見とれてしまう。
キュリオ・ベルベットレモン:「くっ、よくも邪魔を……!この僕ほど純粋な思いなど無いというのに!!」
トーネチカ:「冗談はほどほどに」口元に立てた人差し指を当て、キザにウインクを返します。
キュリオ・ベルベットレモン:「理解のないファンめ!僕の邪魔ばかりしやがって……!」
RL:では、これでキュリオの行動は終了!
RL:次はCS12のデイヴの番!
RL:ムーヴはなし
RL:まずはマイナーでバステの狼狽を解除
風海トモヤ:ろっ狼狽ー!
針江ジロウ:あっ
RL:狼狽は置いてきた。修業はしたが、やつではクライマックス戦闘には
針江ジロウ:脚部損傷の狼狽はダメージを治療するまで回復できないのでは
RL:あ、そうですね。
RL:正解です。
RL:では、狼狽は……解除しない!
RL:修行の成果が出たな
針江ジロウ:やったー
鶴見冬助:ついてきてる
風海トモヤ:ヤッター
RL:代わりにエースドライバーを起動。このシーンの〈操縦〉判定の達成値+1。
風海トモヤ:あっ、そうなると他のバステを解除されるな……?
風海トモヤ:されなかった
RL:あ、そうか。他のバステの方がいいか…!
風海トモヤ:あっ
RL:うーん。やっぱこのままでいこう
RL:メジャー!
RL:〈黒羽の矢〉の効果でナイトフォースとBBBを使って射撃攻撃をします。
RL:対象は鶴見さん!
鶴見冬助:なにっ
風海トモヤ:酩酊と狼狽で達成値は-15されるというウワサがあるよ!
RL:達成値15!?
RL:うーん…
RL:だめだ!判定が成立しない!
RL:やっぱマイナー変更!
RL:マイナーで重圧のハートを解除。
RL:メジャーは何もなし。
RL:これで終了です!
鶴見冬助:か、かわいそう
風海トモヤ:ヤタター!
風海トモヤ:RL、なんかルール相談したときに
風海トモヤ:重圧2個入れても、マイナーで解除するときはまとめて解除されますとか言ってたような気がしますけど、どうですか?
“ナイトフォース”デイヴ:「やれやれ。ようやく銃を持つ手に力が入るようになったか。次はきっちり仕事をさせてもらう」
RL:公式のFAQに書いてあったな
RL:まとめて解除します!
風海トモヤ:へい!
RL:デイヴはトモヤくんにショットガンを向ける。
“ナイトフォース”デイヴ:「この借りは返させてもらうぞ」
風海トモヤ:「え、もう回復したの? タフすぎるぞオタク……」
RL:これでデイヴの番は終了!
風海トモヤ:「まあ、負けないけどね」
RL:次はCS8のジロウ、鶴見、ルスラン!
RL:まずはキャストから!好きに動くがいい!
針江ジロウ:はーい!ジロウ行きます!
RL:どうぞ!
針江ジロウ:ムーヴで前進、トモヤと同じエンゲージに。
RL:ほう…?
風海トモヤ:ジロウ トモダチ
キュリオ[14] デイヴ[12]
ルスラン[8] トモヤ[14] ジロウ[8]
トーネチカ[8] 鶴見[8]
ウィリアム[17]
針江ジロウ:マイナーなし、メジャーで
針江ジロウ:〈白兵〉で攻撃。犬牙をデイヴに投擲します。
RL:了解です!
RL:だが、お前の脆弱な力で届くかなー!?
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ハートのA」
どどんとふ:針江ジロウが「ハートのA」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:エース!?
針江ジロウ:達成値21です。
RL:リアクションは放棄!
RL:だが、ダメージを与えられなければ意味はあるまいー!
針江ジロウ:ダメージカード出します。
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードの5」
どどんとふ:針江ジロウが「スペードの5」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:武器で4、弱点看破で4、ダメージカード5で
針江ジロウ:Sの13。
針江ジロウ:防御力分減らして、いくつ!
RL:11!
RL:心臓停止!?
RL:これはまずい…
RL:仕方ない。神業を使います
RL:《脱出》を使用。物理攻撃を回避します!
RL:よ、よくもこんなカス攻撃で俺に神業を~!
針江ジロウ:ケヒャヒャー!
RL:では、演出があればどうぞ!
針江ジロウ:「全く……仕事をするだの借りは返すだの格好つけてるけど……」
針江ジロウ:「こっちがガラ空きなんだよっ! ナメ! やがって!」
“ナイトフォース”デイヴ:「くっ……!」
針江ジロウ:ヤケクソじみて駆け寄り、力任せにナイフを投擲!
“ナイトフォース”デイヴ:「間に合わんか。ならば……!」
RL:デイヴの大型バイクがニトロエンジンを吹かして急加速する!
RL:迫っていたナイフを回避!
“ナイトフォース”デイヴ:「舐めるな。本職のこちらが一枚上手だ……!」
針江ジロウ:「ッ……! くそっ、上手くいくと思ったんだけどなぁ」
RL:それではジロウくんの番は終了!
RL:続いて、鶴見さんの番!
鶴見冬助:はい!
鶴見冬助:範囲攻撃あるから、前進しないほうがいいな。ムーヴなし。
RL:クレバーやな
鶴見冬助:マイナーで「スリアークション」。マイナー2回を追加。
鶴見冬助:「L2M」と「烈考」を使用し、〈心理〉【理性】の達成値をそれぞれ+1。
鶴見冬助:メジャーは〈心理〉《幻覚》。ルスランを攻撃。
RL:こっちか!
鶴見冬助:近距離だからね!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「スペードの10」
どどんとふ:鶴見冬助が「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:理性8+カード10+マイナーで2+魔術具で+1。達成値21です。
RL:やる……!
RL:〈自我〉か…
RL:切りどころだな
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブのA」
どどんとふ:RLが「クラブのA」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:クラブのエース!これで〈自我〉判定の達成値21だ!
鶴見冬助:じゃあどうしようもない!
RL:よっしゃー!
RL:危なかった。本当に危なかった
RL:演出はしますか?
鶴見冬助:じゃあちょっとだけ!
RL:OK!
鶴見冬助:「……」タバコを取り出し、火をつける。
鶴見冬助:それを口許に寄せ、戦闘の行方を眺める。
鶴見冬助:(まだ早えな、ありゃ。崩せねえ)
鶴見冬助:「おうおう、頑張れ少年ども!オジサンも応援してるってとこだ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ぐわっはははは!マネーの力がある限り私は無敵よ!」
RL:次はルスランの番!
RL:ムーブはなし!
RL:マイナーでアサルトナーブスを起動して肉体ダメージに+2!
RL:メジャーで〈白兵〉〈マネーパワー〉〈急所攻撃〉を使用して素手で攻撃!
RL:報酬点5点を消費してダメージに+5。さらにこの攻撃で1点でもダメージを受けた場合、【生命】で制御判定を行って失敗したら【AR】-1です。
RL:あっ、でももう〈急所攻撃〉意味ねえわ
RL:攻撃の対象はトモヤくんにします!
風海トモヤ:動くのが遅いから!
風海トモヤ:来い!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの9」
どどんとふ:RLが「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:〈イカサマ〉で達成値+4。合計で20!
風海トモヤ:む、それは避けられないなあ
RL:さあ、リアクションを!
風海トモヤ:んーんー
風海トモヤ:んっんっんー
トーネチカ:《カバーリング》します!
風海トモヤ:とねちー!
風海トモヤ:この場合も、とりあえずトモヤはリアクションするんでしたっけ?RL
RL:してもいいし、放棄でもよいぞ
風海トモヤ:ふむ、ふむ
風海トモヤ:手札を回す意味でもしておこうかな。回避する素振りだけします。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートの3」
どどんとふ:風海トモヤが「ハートの3」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:達成値は10なので回避失敗。
RL:よっしゃらー!
RL:では、ダメージ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートのQ」
どどんとふ:RLが「ハートのQ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:あ、すいません!
風海トモヤ:めっちゃ高い!
RL:はいはい
トーネチカ:《カバーリング》の判定だけさせてほしかった!
RL:あ、どうぞどうぞ!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ハートの8」
どどんとふ:トーネチカが「裏向きの札」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:スートが合っているカードが出せれば成功!だったはず!
RL:です!そのとおり!
RL:では、こちらのダメージはI+21の物理ダメージだ!
トーネチカ:そして《曲芸飛行》でダメージの点数を軽減します!
RL:む、そう来るか!
トーネチカ:なにそれ死ぬじゃん
RL:判定どうぞー
トーネチカ:えっと、ルスランさんは12+21で33の物理ダメージですよね
RL:いえ、I属性の21点ダメージです
トーネチカ:あっそうなんだ?すいません勘違いしました
RL:絵札は全部10ですね
トーネチカ:失礼しました!カード公開します
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアの10」
どどんとふ:トーネチカが「ダイアの10」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:かなり下げてきたな……!
トーネチカ:10点と、防具とかで更に4点下げられるので、21?14で
トーネチカ:7点ダメージを受けます!
RL:7は腕部損傷。片腕が使用不可になる
RL:全然影響なさそう!
トーネチカ:よかったー
RL:それでは演出いきます
ルスラン・ゴールドヘッド:「下っ端警官め!さっきはよくも大きな口を叩いてくれたな!思い知らせてくれるわ~!!」
RL:ルスランは金の延べ棒を手に握ると、優れた体躯を活かしておもいきりトモヤくんに振り下ろす!
RL:その一撃はマネーパワーと体格の良さの相乗効果により凄まじいまでの破壊力を生み出す!
風海トモヤ:「げっ」
トーネチカ:「さがって!」
風海トモヤ:「くそっ、無駄にブクブク太りやがって……!」 腕をクロスします。どちらかの腕は犠牲になるかもしれないが……!
風海トモヤ:「!」 飛び退く!
ルスラン・ゴールドヘッド:「わはは!口ほどにもない!」
トーネチカ:瞬間、大型バイクが二人の間を縫うように走りこんできます!
RL:マネーパワーの一撃が押し留められる!
ルスラン・ゴールドヘッド:「貴様……!」
トーネチカ:「あまり痛くない」プラプラと腕を振る。「偽造かい?もしかして」
ルスラン・ゴールドヘッド:「わ、私の純金を愚弄するか!おのれ、下っ端ボディーガード風情が~!」
風海トモヤ:「うわー。すげえ美味しいポジション」 ぽかんとする。 「トーネチカ。あんた、やっぱモテそうだな……」
針江ジロウ:「お節介だろ」目を細める。
トーネチカ:「いつでも真似していいさ」いたずらっぽく返します。
RL:ルスランの行動はこれで終了!
RL:全員のARが0になったので、クリンナップに移るぞ!
RL:クリンナップでデイヴのBS:酩酊(大)は(小)になります
RL:まだまだキツイ
RL:そして、次のカット!
RL:まずはセットアップから
RL:デイヴの〈ロケットスタート〉は1シーン1回か…
RL:閃鋼はシーン有効なので、キュリオは何もする必要なし
鶴見冬助:《弱点看破》。目標値は10。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブの4」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブの4」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:感情7+カード4で成功。
風海トモヤ:こっちもなしでーす
RL:ルスランは〈支援要請〉を使用。報酬点8点を消費して与えるダメージを+4する。
どどんとふ:RLが「クラブの3」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:判定は成立するのでOKだ
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:《実験体》使用します。目標値10。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの2」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:カード2と生命7で9、失敗です。
風海トモヤ:実験体、失敗作だったのでは
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:とはいえ前回のセットアップ分の効果はシーン間持続!
風海トモヤ:感情無いし……
RL:ルスランは金の延べ棒に頬ずりをして精神的な安定を得ている。
針江ジロウ:トーネチカさんに〈交渉〉〈愛の交歓〉を使用します。
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「クラブのJ」
どどんとふ:針江ジロウが「クラブのJ」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:感情9+〈誘惑〉2+カード10で21
RL:高い!
針江ジロウ:3枚まで手札を捨てていいよ!
針江ジロウ:そして捨てた分だけ補充してね
トーネチカ:じゃあ2枚捨てます
どどんとふ:トーネチカが「ダイアの7」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「スペードの10」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:す、スペードの10ーー!
RL:捨てたー!
トーネチカ:も もう1枚引いていいですか…?ダメ?
RL:今、引き直したのを捨てるのはダメですが、別の二枚を捨てるのはいいですよ!
トーネチカ:じゃあ引き直さない!
RL:OKです。
RL:もし演出があればどうぞー
針江ジロウ:「トーネチカ。そいつばっかじゃなくて、俺のことも守ってよ」冗談めかして声をかける。
トーネチカ:「おや」視線だけ寄せる。
トーネチカ:「これはいけない。君のための僕だ」こちらも冗談めかして答える。
RL:では、セットアッププロセスはこれで終了!
キュリオ[14] デイヴ[8]
ルスラン[8] トモヤ[14] ジロウ[8]
トーネチカ[8] 鶴見[8]
ウィリアム[7]
RL:イニシアチブ!
RL:まずはCS14のトモヤくんとキュリオ。
RL:キャスト優先でトモヤくんから!
風海トモヤ:むむむ。
風海トモヤ:よし!
風海トモヤ:ムーブは無し!マイナーでマイナーでスリーアクション+辰刃+アサルトナーブス。
風海トモヤ:メジャーで《胡蝶》《拘束術》《毒術》。対象はデイヴ。当たるとスペード封印、邪毒ダメージ(カード1枚+3)を即座に受けます。
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「スペードのA」
どどんとふ:風海トモヤが「スペードのA」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:避けれるか?!
RL:リアクションは放棄!
風海トモヤ:よし・・・! 僕は、学習した!一番大きな手札を出しても殺しきれないということを!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ハートの5」
どどんとふ:風海トモヤが「ハートの5」を捨てました。
どどんとふ:風海トモヤが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:つまり、これです。ダメージは12+5でS17。
風海トモヤ:僕の計算が正しければ、ダメージチャートは15の気絶になるはず。
RL:防護点を見抜かれている……!
RL:〈金剛〉を使用!ダメージ軽減!
どどんとふ:RLが「ダイアの8」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:あ、あれっ!? 金剛って何度も使えたの!
風海トモヤ:まじかー!
RL:1カット1回です
RL:やり直す?
風海トモヤ:う、いえ、いいです。多分僕の手札で一番クリティカルなのがこの15狙いだから・・・!
RL:OK!というか、〈金剛〉を切らないといけないのも痛い……!
風海トモヤ:クワーッ!ダメ!
RL:合わせて10点軽減!
RL:ダメージチャート5の背部裂傷!横になれなくなる!
風海トモヤ:漫画喫茶かな
RL:あとは毒もか!
風海トモヤ:あ、そうですね
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「スペードの4」
どどんとふ:RLが「スペードの4」を捨てました。
RL:7!
風海トモヤ:7か8を引いてくれれば気絶……ダメかー!
RL:片腕使用不可!
RL:ゲーッ!?二丁拳銃が!
風海トモヤ:や、やった!
RL:ピンポイントで刺さった……!
RL:では、演出があればどうぞ!
風海トモヤ:「正直な話、こっちの毒も品切れが近いんだけどさ」 ナイフを投擲し、デイヴの腕を狙う。
風海トモヤ:「もうぼろぼろじゃんアンタ。給料分働いたとは思わない?」
風海トモヤ:「引き上げないか?」
“ナイトフォース”デイヴ:「残念ながらもらったカネの分は働く主義でな」
RL:投擲されたナイフでかすめた腕がだらりと力なく垂れ下がる!
“ナイトフォース”デイヴ:「雇い主がいる限りはもう少々ねばらせてもらうさ」
RL:残った片腕で大型拳銃を構える。
風海トモヤ:「どうでもいい話だけど、純金ってめちゃくちゃ重いらしいぜ。ルスランのやつの腕力どれくらいなんだろうな」
“ナイトフォース”デイヴ:「……(引き上げ時も考えた方がいいかもしれんな)」
RL:デイヴは沈思黙考する。
RL:では、次はキュリオの番だ!
RL:メジャーで〈心理〉〈芸術:歌唱〉〈ゲシュタルト崩壊〉〈熱狂〉を使用して範囲精神攻撃!
RL:ターゲットはジロウとトモヤ!
風海トモヤ:うわーん!
RL:判定いくぜ!
針江ジロウ:来いっ
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブのQ」
RL:これで達成値は24!
RL:〈自我〉で判定をどうぞ!
風海トモヤ:自我!?
風海トモヤ:出せるカードが切り札しか無い!
RL:精神攻撃ですからねー
針江ジロウ:少し作戦タイム!
RL:よかろう
どどんとふ:RLが「クラブのQ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:プリーズなりチャイなりでも止められることは止められます
RL:では、リアクションはどうします?
風海トモヤ:達成値が青天井のため、切り札の21でも避けられない事がわかりました。リアクション無し!放棄!
RL:ジロウくんは?
針江ジロウ:リアクションします!
RL:OK!
針江ジロウ:〈自我〉〈交渉〉でリアクション!
RL:来るか!
針江ジロウ:あ、〈交渉〉はなくてもいいのか
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:針江ジロウが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ジョーカー!?
RL:た、達成値は
RL:2とか?
針江ジロウ:ああ、ちょっとまって
風海トモヤ:2w
針江ジロウ:えっと、Aだと11としても使えるんですよね
RL:ですね
どどんとふ:「風海トモヤ」が「トランプ」の捨て札を参照しています。
どどんとふ:「風海トモヤ」が「トランプ」の捨て札を参照しています。
RL:だが、24は超えられまい…!
針江ジロウ:〈自我〉〈交渉〉でリアクションして、感情9+〈誘惑〉2+Aの11=22
RL:差分は2か…!
RL:だが、攻撃が通ったのであれば!
RL:ダメージいきます!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「クラブのA」
どどんとふ:RLが「クラブのA」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:11+6で17!それに差分値を追加!
針江ジロウ:19点!〈コミックヒーロー〉で軽減します!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「スペードのK」
どどんとふ:針江ジロウが「スペードのK」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:トモヤくんには制御値との差分を追加で合計29点のダメージだ!
風海トモヤ:ばか!即座に死ぬわそんなの!
RL:ふはは!精神崩壊だ!
針江ジロウ:こちらは10点軽減して9点
RL:全然喰らってない!
針江ジロウ:動転。手に持っているものを落とす。【感情】の制御判定に成功したら無効となる。
針江ジロウ:というわけで制御判定します。
RL:どうぞ!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ダイアの9」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの9」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:スートが合わない!
風海トモヤ:落としたから何だよって感じではありますけど
風海トモヤ:ナイフが落ちるのか・・・
針江ジロウ:とはいえもう武器は投げちゃったので、特に意味はないです。
風海トモヤ:なかった!
RL:なかった…
トーネチカ:ではこちら、《自己犠牲》を使用します。対象はトモヤくん。
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:トーネチカが「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
風海トモヤ:うえっ!?
トーネチカ:ジョーカーなので、ハートのAとして扱います。
トーネチカ:トモヤくんが受けるはずのダメージを肩代わりします。
風海トモヤ:なんて豪華なカバーリングだ・・・
トーネチカ:そして、神業《脱出》を使用します。
RL:むう、ではそれでダメージは回避できる!
RL:とりあえず演出する!
トーネチカ:これは三枝さんに回復してもらった分だー!
キュリオ・ベルベットレモン:「さあ、いくよ、みんな!」
RL:ステージ上を駆けるキュリオは跳躍すると回転しながら宙を舞う!
キュリオ・ベルベットレモン:「ときめきlove in you!」
RL:キュリオはキミたちに投げキッスをする!すると、彼の体の周囲から発生した大量のハートが降り注ぐ!無数のハートによってキミたちは押し潰される!
キュリオ・ベルベットレモン:「僕とキミの恋心。ここに到来☆」
RL:このままではキミたちはあまりの量のハートマークで圧死しかねない!
針江ジロウ:「お前にできるなら俺だって!」
針江ジロウ:キュリオと同じように、回転跳躍!
針江ジロウ:「憂鬱Azure Moon!」
針江ジロウ:突如現れた蒼く光る満月がジロウを守る!
キュリオ・ベルベットレモン:「こ、これは……!僕と同じことを……!?」
キュリオ・ベルベットレモン:「だが、もう一人のヘボ警官はこれで終わりだ…!」
RL:キュリオが回転速度を上げると落下してくるハートの量が増し、トモヤを押し潰す!
トーネチカ:「美しい光景だ」
トーネチカ:「だけど、見たら火傷してしまうね」
トーネチカ:クスッと笑って、トモヤくんの瞼を手で覆う。
風海トモヤ:「いやワケわかんねえよ何だよこれ。美しい光景だ……じゃないよ」 覆われたまま、呆然と立ち尽くす。
風海トモヤ:「芸能界ってこんなんばっかか!」
トーネチカ:その周囲を、AR画像が展開。天使の羽根が舞っている。
キュリオ・ベルベットレモン:「シャットダウンした!?あんなもの、光と闇のゴーグルといっても過言ではない……!」
針江ジロウ:「お前が本物のキュリオ・ベルベットレモンだったら……防ぎきれなかったかもな」
RL:回転を終えたキュリオは着地する。
キュリオ・ベルベットレモン:「くっ……!ジロー、それにボディーガード野郎。どこまでも俺の邪魔を…!」
風海トモヤ:「さ、サンキュー……助かったけど……」 まだ呆然としている。 「なんなのこれ……」
風海トモヤ:舞い散る天使の羽根を目で追う。
RL:では、これでキュリオの行動は終了!
針江ジロウ:あ、コミックヒーローの副作用でBS:衰弱もらっておきます
針江ジロウ:RLに山札から1枚引いてもらって、そのスートの制御値がそのカードの数値分減少する!
RL:キュリオの行動が終わりましたので、次はCS8のジロウ、鶴見、トーネチカ、デイヴ、ルスランの番になります
RL:キャスト側三人で行動したい人から動くとよいでしょう
風海トモヤ:デブを殺してくれーっ!動く前にーっ!
風海トモヤ:KILL!KILL!
RL:させるかー!
針江ジロウ:あっそうだ
風海トモヤ:デブ、地味にどっちを指してるのかわからないな・・・
RL:おや、どうしました
針江ジロウ:前回の〈コミックヒーロー〉の副作用!
針江ジロウ:BS衰弱をもらうので
RL:ほうほう
針江ジロウ:RLに山札から1枚引いてもらって、スートと数値を決定しなければいけないそうです
RL:なるほどね
針江ジロウ:その分だけ制御値が減少する!
RL:ならば引くがいい!
針江ジロウ:引きます!
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「ダイアの8」
どどんとふ:針江ジロウが「ダイアの8」を捨てました。
針江ジロウ:外界の制御値が8下がった!
RL:ヒャッホー!
RL:では、あらためて。誰から行動します?
鶴見冬助:わたし!
RL:では、どうぞ!
鶴見冬助:ムーヴなし。マイナーで「スリアークション」後、「L2M」と「烈考」を使用。
鶴見冬助:メジャー〈心理〉《幻覚》。ルスランを攻撃。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ジョーカー」
どどんとふ:鶴見冬助が「ジョーカー」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:スペードのAとして使用。達成値11として使用し、正味22になります。
RL:ひ、ひええ
RL:うーむ。〈自我〉はスートが合わん
RL:リアクションはなし!
RL:感情の制御値は12なので、そこから差分値算出になります
鶴見冬助:じゃあ、ダメージ!
RL:どうぞ!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「クラブのK」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブのK」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
鶴見冬助:差分値10+カード10+アウトフィット4+弱点看破4で、28点。
RL:し、死ぬわ、アホー!
風海トモヤ:つえー!
RL:むむむ・・・
RL:これは神業を使うしかないな
鶴見冬助:吐けーっ
RL:ルスランが《ファイト!》を使用してデイヴの《難攻不落》の回数を増やします
RL:増えた《難攻不落》でダメージを無効化!
RL:これで生存だ!
RL:演出があればどうぞー
RL:演出がないなら次の人にいこう!
針江ジロウ:はーい!
RL:CS8のジロウかトーネチカさん!
RL:へい!どうぞ!
針江ジロウ:ジロウ、行きます!
針江ジロウ:ムーヴなし、マイナーなし
針江ジロウ:メジャーで〈コネ:鶴見冬助〉〈人使い〉〈交渉〉、対象は鶴見P
RL:な、何をする気だー!
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ハートの2」
どどんとふ:針江ジロウが「ハートの2」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
針江ジロウ:生命6+誘惑2+カード2=10で、鶴見Pの制御値は抜いてるので
針江ジロウ:ARを1増やします!
RL:ひええ
RL:AR1でCS8のキャストの行動になるので
RL:再び鶴見さんかトーネチカさんの番!
鶴見冬助:うごくよ!
RL:どうぞ!
鶴見冬助:ムーヴなし、マイナー「スリーアクション」後、「L2M」と「烈考」。
鶴見冬助:メジャー〈心理〉《幻覚》。ルスランを攻撃。
RL:やめろー!
鶴見冬助:で、私は慎重派なので。
RL:ん?
鶴見冬助:切り札を切ります。スペードのAとして使用。
どどんとふ:鶴見冬助が「マヤカシ」を捨てました。
鶴見冬助:先ほどと全く同じ達成値22になります。
RL:ぎええ
RL:これでシーンカードは鶴見さんのマヤカシに切り替わる!
RL:ルスランはスートが合わないので相変わらずリアクションができない!
RL:放棄!制御値12!
鶴見冬助:ダメージ出します。
RL:どうぞ!
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「スペードの9」
どどんとふ:鶴見冬助が「スペードの9」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:こ、これなら
鶴見冬助:さっきから1点下がるので、27点です。
RL:全然ダメだー!?
RL:余裕で死ぬので…
RL:デイヴが再び《難攻不落》を使用してルスランを守ります
RL:そう簡単にやらせるかよー!
針江ジロウ:その《難攻不落》を《チャイ》で打ち消します!
RL:では、キュリオが《チャイ》を使用してその《チャイ》を打ち消しだ
RL:何もなければルスランはルンルン気分で生存するぞ~
鶴見冬助:《タイムリー》で作成した相当のアイテムで、《チャイ》を打ち消し!
RL:OK!
RL:ぐむむ……
RL:それは通すしかないな
RL:では、演出をどうぞ!
鶴見冬助:「お前、俺のこと知らないんだっけか?」
鶴見冬助:「そりゃあいい。土産に良いことを教えてやろう」
鶴見冬助:タバコを持った手を下ろす。
ルスラン・ゴールドヘッド:「良いことだと~?」眉根を寄せる。
鶴見冬助:「俺は“フレイムタン”だ。しゃべくるネタが炎上するからでもなく、こうやって舌から」
鶴見冬助:舌先から炎が渦巻く。
鶴見冬助:「火が出るからでもなくな。燃えるんだよ」
鶴見冬助:「俺を舐めた奴のほうが。一つ賢くなったな」火を吹きかける。
ルスラン・ゴールドヘッド:「奇術使いか~!?どういう仕掛けだ?ブンヤらしくもない!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「だが、こういう時のために私には護衛がいるのだ!デイヴ!」
RL:ルスランの呼びかけに応じ、デイヴの大型バイクが飛び込んでくる!
“ナイトフォース”デイヴ:「……アイアイサー」
RL:大型バイクの車体が火炎からルスランを遮って守る!
針江ジロウ:「足元注意だ、オッサン」そのバイクの進路上に、突き立った大振りのナイフ。先ほどかわされたものが"偶然にも"そこにある。
キュリオ・ベルベットレモン:「残念だなぁ。俺、針江ジロウだから、お前と同じことならできるんだ☆」
RL:後部座席に乗っていたキュリオが懐にたまたま入れていた護身用ナイフを取り出し、投擲!地面に刺さったナイフにぶつけて弾く!
針江ジロウ:「っ……俺より上手いんじゃねえの?」
RL:デイヴの大型バイクは問題なく炎を防ぐ盾となる!
ルスラン・ゴールドヘッド:「わはは!いいぞ、いいぞ~!」
鶴見冬助:「ああ、そうだ!悪いな!さっきの嘘なんだわ!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「わはははは!全て私の計画通りよー!!……ウソ?」
鶴見冬助:「あ、そう、そう。どうでもいい話だけど」
鶴見冬助:「ファラリスの雄牛。知ってる?」
鶴見冬助:「金色の雄牛の模型の中に人を入れて、焼き殺す処刑装置でね」
ルスラン・ゴールドヘッド:「何?牛?こんな時に何の話だ?」
鶴見冬助:「断末魔が牛の鳴き声のように聞こえるようにしてあるんだとよ。苛烈なもんだよな」
鶴見冬助:指を鳴らすと、ルスランの眼前に、金色の箱のようなものが現れ、蓋が閉じる。
ルスラン・ゴールドヘッド:「ははぁ、苛烈だなぁ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「へ?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「な、何だ、これは~!!?わ、私をここから出せ~!!!」
鶴見冬助:「まあその、なんだ。大好きな金に包まれて、歓喜の声でも上げながらお迎え待てばいいんじゃねえの?」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ま、まさか……まさか……」
鶴見冬助:チリチリと燃える音がする。
ルスラン・ゴールドヘッド:「や、やめろ!やめろー!今回のライブの利益の半分をお前にやってもいい!」
鶴見冬助:「ゼロの半分はゼロだろ?貰ってどうすんだよ」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ち、違う!このライブに成功すれば多額の利益が転がり込むのだ!私の計画は~!!」
鶴見冬助:じわじわと赤熱していくかのような実感を受けることだろう。
RL:ルスランはステージ上の何もない空間でジタバタともがき苦しむ!
鶴見冬助:「ああ、そうだ!意識飛ばす前に、一つだけ!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「な、なんならバーグラーレコードの有力ポストを用意しても……な、何だ?」
鶴見冬助:「悪いな。また嘘が混ざった」
鶴見冬助:「ファラリスの雄牛、金じゃなくて真鍮(ブラス)製なんだと」
ルスラン・ゴールドヘッド:「ははぁ。そうか。つまり?」
鶴見冬助:「お偉方(ブラス)気取りの厚顔(ブラス)野郎には似合いだな」
鶴見冬助:「ああ、まあ。これも全部、どうでもいい話だけど」
ルスラン・ゴールドヘッド:「……わ、私を助けてくれるつもりはないのか?ここから出す気は?」
鶴見冬助:答えない。ジリジリと焼ける音だけが永遠に続く。
ルスラン・ゴールドヘッド:「い、嫌だー!誰でもいいから助けろー!」
ルスラン・ゴールドヘッド:「わ、私の金が燃えていく!私の体ごとー!こんなバカな……バカなことがー!?」
RL:ルスランは自分の体中をかきむしりながら悶え苦しむ!
風海トモヤ:「うわっ。こりゃもう逮捕とか無理だな」 のたうち回るルスランを見てドン引きしている。
RL:やがてステージ上で卒倒すると、痙攣したまま動かなくなる。
トーネチカ:「ふむ」目を細めてルスランを見る。
“ナイトフォース”デイヴ:「……チッ、向こうの方が一枚上手だったか」
鶴見冬助:「まあ、想像力豊かで助かったな」再びタバコを手元に寄せる。
鶴見冬助:特に吸っているわけではない。
キュリオ・ベルベットレモン:「あーあ。これじゃあ、次のプロデューサーを探さなきゃダメじゃないか」
RL:デイヴの大型バイクが急旋回してステージ上に戻る。
RL:では、これでルスランは精神崩壊して行動不能!
針江ジロウ:「お前、まだやる気?」呆れでも嘲りでもない、真剣な口調。
キュリオ・ベルベットレモン:「何万人もの観客が俺のことを待ってるんだ。例え1人でもステージには立たなくちゃ」
RL:鶴見さんの行動はこれで終わり!
RL:次はCS8のトーネチカさんの番
トーネチカ:はーい
トーネチカ:ムーヴなし。マイナーで「スリーアクション」、「デッドポインター」と「アサルトナーブス」を使用します。
トーネチカ:〈射撃〉達成値+1、肉体ダメージ+2。
トーネチカ:メジャーで〈射撃〉判定。攻撃の対象はデイヴです。
RL:こっちか!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ハートのA」
どどんとふ:トーネチカが「ハートのA」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:ゲーッ!?
トーネチカ:Aなので、達成値21を採用します
RL:リアクション!
RL:〈操縦:地上車両〉〈ダイレクトロール〉を使ってドッジ!
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ダイアの6」
どどんとふ:RLが「ダイアの6」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:達成値11!全然足りねえ!
RL:バステが痛いよ!
RL:ダメージどうぞ!
トーネチカ:うっす!
どどんとふ:トーネチカがカードを公開しました。「ダイアの10」
どどんとふ:トーネチカが「ダイアの10」を捨てました。
どどんとふ:トーネチカが「トランプ」の山札からカードを引きました。
トーネチカ:カードの数値10に、アウトフィット10+弱点看破4+アサルトナーブス2を足しまして
トーネチカ:26!
RL:26!?
トーネチカ:種別はIです!
RL:武器は何使ってましたっけ
トーネチカ:あっ、まちがえました
トーネチカ:Xです
トーネチカ:武器はフェイタルゲイズ!
RL:Xはね……防御力ないんだよ!
RL:このままでは死ぬ…
RL:ならば、その前に貴様を殺す!
トーネチカ:ヌヌッ
RL:デイヴが《とどめの一撃》を使用!
RL:対象はトーネチカさん!
トーネチカ:《難攻不落》で打ち消します
RL:21点で完全死亡させま……
RL:!?
トーネチカ:あれ、まだ残ってた は はず
トーネチカ:あっ残ってないかも?!ちょっと待ってくださいね
鶴見冬助:残ってるよ!
トーネチカ:だよね!
RL:よし、シンプルにいこう
RL:キュリオが《神の御言葉》を使用。
RL:対象はトーネチカさん。21番の精神崩壊だ。
鶴見冬助:《守護神》で打ち消し。
RL:ぎええ
RL:ぐ、ぐぬぬ…
RL:それはもうどうしようもないな
RL:では、トーネチカさんの射撃攻撃は通しです
RL:演出どうぞー
トーネチカ:「…あなたもまだ残るのか」デイヴさんを見る。
“ナイトフォース”デイヴ:「契約分の仕事はする主義でな。雇い主は死んでも護衛対象はまだ残っている」
トーネチカ:「素晴らしい。フリーランスとして、心から評価する」
トーネチカ:「だからこそ残念だ」直後、バイクに取り付けたレーザー砲が作動!
“ナイトフォース”デイヴ:「……!」
トーネチカ:デイヴに対し、レーザーを放ちます!
RL:デイヴは大型バイクを急発進させようとするが、間に合わない!
“ナイトフォース”デイヴ:「お前もいい腕をしている。だから、残念だよ」
“ナイトフォース”デイヴ:「ここで亡くすには惜しい」
トーネチカ:「……」
RL:デイヴが既に操作していたコンソールからの発信で、もう一台のバイクがトーネチカを押し潰そうとする!
“ナイトフォース”デイヴ:「俺が二丁拳銃なのは心配性だからだ。当然、こういう準備もしている」
RL:大型バイクが弾丸のようにトーネチカに突っ込む!
トーネチカ:「ならば、単純にあなたの実力不足だ!」
トーネチカ:ハンドルを回し、急旋回!流れるような動きで、突っ込んできたバイクを避けます。
“ナイトフォース”デイヴ:「……やはり腕が立つッ!」
キュリオ・ベルベットレモン:「やれやれ。役に立たない護衛だなぁ。だったら僕が手を貸してあげるよ」
RL:キュリオがバイクの後部座席から跳躍!空中で回転する!
キュリオ・ベルベットレモン:「情熱!バーニング・ハグ!」
RL:キュリオはトーネチカを抱きしめるような仕草をする!すると彼の体の周囲から発生した地獄の業火がキミに降り注ぐ!
キュリオ・ベルベットレモン:「うーん、スパイシー☆」
RL:この灼熱を浴びれば、体を焼き尽くされるような感覚を味わうことになる!
トーネチカ:「これは、火傷してしまうね」
トーネチカ:そのままトーネチカの姿が炎に巻かれる。
キュリオ・ベルベットレモン:「あっはははは!無様だな!散々僕の邪魔をしてくれた罰だよ!」
鶴見冬助:「ああ、全く無様だ」
トーネチカ:「……っ」
鶴見冬助:炎上したトーネチカの姿が、煙のように掻き消える。
キュリオ・ベルベットレモン:「何……!?これは!?」
鶴見冬助:「誰が好き好んで、こんなもん構えてると思う?舌も喉も温存する立場でよ」タバコを捨てる。
キュリオ・ベルベットレモン:「まさか……今のも……!?」
鶴見冬助:「使うためだよ。さてそして問題だ」
鶴見冬助:「お前が手を貸せなかった護衛は、一体全体どうなるでしょう?」
キュリオ・ベルベットレモン:「まずい!……この、嘘吐き野郎がーッ!」
トーネチカ:レーザー砲が火を噴く!ステージに、重い発射音が響く!
RL:デイヴは正面から迫りくるレーザー光に二丁拳銃を乱射する!
RL:が、防ぎきることはできず、直撃を受ける!
“ナイトフォース”デイヴ:「……手詰まりか」
トーネチカ:「どうでもいい話だが、僕はどうもわかりやすく派手なものが好きでね」
“ナイトフォース”デイヴ:「……俺には理解できん主義だ」
トーネチカ:「来世でたしなんでみるといい。つまり、さよならだ」
“ナイトフォース”デイヴ:「チッ、俺としたことが。退き際を誤ったか」
RL:大型バイクごと貫かれ、デイヴは吹き飛ばされる!
RL:これでデイヴは完全死亡!行動不能だ!
トーネチカ:「……あとは一人」ハンドルを握りながら呟く。
RL:大型バイクから跳躍していたキュリオはそのまま地面を転げる!
キュリオ・ベルベットレモン:「ウワーッ!?」
RL:これでトーネチカさんの番は終わり!
針江ジロウ:「……お前、まだやる気?」
RL:次はCS7のウィリアムさんの番!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい!
キュリオ・ベルベットレモン:「まだだ……俺は針江ジロウだ……ファンの声援がある限り立ち上がれる!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ではキュリオを対象に《とどめの一撃》を使用したいです。
RL:む、よかろう!
RL:では、キュリオが《神出鬼没》を使用!
RL:《とどめの一撃》のダメージはキュリオの代わりにジロウくんが引き受けることになります!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あ、そういう風になるんだ!
RL:そうです!ダメージを移し替え!ついでに立場も移し替え!
トーネチカ:《ファイト!》を使用し、他人の神業の使用回数を増やします。
トーネチカ:鶴見さんの《守護神》の使用回数を増やす!
鶴見冬助:即使用!ジロウ君へのダメージを打ち消し!
RL:ぐぬぬ……これを打ち消せる神業はもう残ってない!
RL:では、これでジロウくんに移し替えたダメージは無効化される!
針江ジロウ:助かった
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:さらにそこに《不可知》でキュリオに攻撃をしたいです。
RL:な、何ー!?
RL:無慈悲!
RL:止める手段はない!判定をどうぞ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はいよ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ムーブ、マイナーはなし。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:メジャー、ソリッドファントムを使用した〈射撃〉で攻撃します。《貫きの矢》《必殺の矢》使用。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:で、切り札を使用します。
RL:ここでか!クソー!
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートの6」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートの6」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「カブトワリ」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ハートの6をスペードのAとして使用したいです。
RL:OK!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:達成値は21扱いで。
RL:では、シーンカードはウィリアムさんのカブトワリに書き換わる!
RL:《不可知》による攻撃なのでリアクションは不能!
RL:ダメージをどうぞ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あ、差分値っていくらになりますか?
RL:スペードの制御値は10ですね!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ということは11か
RL:そうなる
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーがカードを公開しました。「ハートのK」
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「ハートのK」を捨てました。
どどんとふ:北大路・ウィリアム・ウォーブラーが「トランプ」の山札からカードを引きました。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ダメージはP属性でカード10+武器9+《貫きの矢》で差分値11+弱点看破4の計34。
RL:34!?
RL:死ぬ!死ぬわ!
RL:では、これでキュリオも完全死亡だよ!
RL:それでは演出いってみよー
RL:キュリオはステージ上でふらふらと立ち上がる。
キュリオ・ベルベットレモン:「くくく……そうだ……俺は……針江ジロウだ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「いいえ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:静かにターゲットをロックオン。対象はキュリオ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あなたは、針江ジロウではない……あり得ない」
キュリオ・ベルベットレモン:「俺は……そうだ……全てを手に入れるぞ。今度こそ、本当の自分を」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「針江ジロウ本人は、針江ジロウに『なろうとはしない』のだから」微かに眉を顰め、引金を引く。
キュリオ・ベルベットレモン:「いいや。あんたの言ったことが間違いだ」
RL:瞬間、ステージ上にいたキュリオの姿が掻き消える。代わりにそこにいたのは、針江ジロウだ。
キュリオ・ベルベットレモン:「だって、あんた」
針江ジロウ?:「俺とあいつを撃ち間違ったじゃないか」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」無表情のまま。
RL:ステージ上にはもう一人の針江ジロウの姿がある。
RL:ウィリアムの放った弾丸は真っ直ぐに本物の針江ジロウへと跳ぶ。
針江ジロウ?:「ほうら、見ろ!やっぱり俺が本物だ!俺が本物の針江ジロウだ!」
針江ジロウ:「……それでも、お前は本物じゃないよ」
針江ジロウ?:「偽物はそこでくたばる!ははははは……は?」
トーネチカ:「あの可哀想な彼を止めてくれ」鶴見さんに言う。
トーネチカ:「あなたの実力は本物だ。…本当にただの記者なのか?」
鶴見冬助:「ハハ。そいつを言うならお前さんだってただのボディガードの器じゃねえだろ」
トーネチカ:「そんなことはないさ」笑う。
鶴見冬助:「じゃ、やっか」
RL:ウィリアムが狙いを付けた弾丸は針江ジロウの頭部へと跳んでいる。
鶴見冬助:その弾丸が消える。
鶴見冬助:「ああ!悪い!お前のほうが本物でもよ」
針江ジロウ?:「は……な、何だ。奴は確かに」笑いが引き攣る。
鶴見冬助:「銃弾の側が偽者なんだわ。で、本物がこっち」虚空から“本物”の銃弾が現れる。
針江ジロウ?:「撃ち間違ったはず」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「間違えてはいませんが」
RL:本物の銃弾が偽物の針江ジロウを貫く。
針江ジロウ?:「……がハッ」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「重要なのは経路ではなく、結果ですから」
RL:口腔から血反吐が漏れ出る。
針江ジロウ?:「ば、バカな……俺は完璧だった……完璧だったはず……」
針江ジロウ?:「俺は……俺になるんだ……今度こそ……」
針江ジロウ:「ああ。……でも、俺は完璧じゃなかった」
針江ジロウ:「だから、俺以上に俺らしいお前は、俺になれない」
針江ジロウ?:「……ああ、そういうことか。なら、もっと気楽にやりゃあよかったなぁ」
RL:血だまりに倒れた偽の針江ジロウは何もない空間に手を伸ばす。
針江ジロウ?:「……ちくしょう」
針江ジロウ:「……」それに手を伸ばしかけて、やめる。意味のないことだ。
RL:伸ばした腕が力なく降りる。
針江ジロウ:「来世でな」
RL:キュリオ・ベルベットレモンはこれで完全死亡!行動不能!
RL:敵ゲストを全て倒したので、カット進行はこれで終了だ!
RL:クライマックスフェイズは終了です!
RL:いえーい!
風海トモヤ:ヤッター!
トーネチカ:ヒュッヒュー!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:わおー
エンディング01:針江ジロウ
RL:では、ここからはエンディングフェイズに入りましょう。
RL:まず最初はジロウくんの一つ目のOPです。
RL:このEDは全員登場です。
風海トモヤ:オープニン……エンディング!
RL:エンディングです!
針江ジロウ:Owari Part
どどんとふ:RLが「クロガネ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「カブキ」
RL:シーンカードはカブキ!
RL:では、シーンの描写から。
RL:――もう一つの針江ジロウの影は、こうして消えた。
RL:木更津メガステージには、大勢のファンが押し寄せ、針江ジロウのパフォーマンスを今か今かと待ちかねていた。
RL:ライブ開始前にも関わらず、観客たちの熱狂は舞台袖にまで伝わってくる。
RL:舞台袖には開始を待つジロウと、彼のそばにいるトモヤと鶴見の姿があった。
風海トモヤ:「すっげえ客入り。いつもこうなのか?メガステージだから余計ヤバい?」
風海トモヤ:ホットドッグをかじってます。
針江ジロウ:「何を見に来てんだろうな、あいつら」肩をすくめて冷笑的に。
鶴見冬助:「夢だろ、夢」
針江ジロウ:「そりゃいい。寝ててもらえれば手間も省けるのに」
鶴見冬助:「子守唄が要るんだとよ」
針江ジロウ:「ワガママなベイビーたちだね、全く」
風海トモヤ:「そう言うなよ。カブキとしては、キラキラ輝く一世一代の大ステージだろ」
風海トモヤ:「路地裏のドブネズミには想像もできない世界だ」 今はネズミじゃなくてイヌだけど、とつけくわえる。
針江ジロウ:「ああ、全く……」少し気の抜けた笑い方をする。「なんで俺がこんなことになってんだろうな」
鶴見冬助:「なんだ?降りるかい?」
鶴見冬助:「それなりに恙無く降ろすことは出来なくはねえぜ?」
針江ジロウ:「まさか」肩をすくめる。「飛び降りるなら天辺から。まだまだ高さが足りない」
針江ジロウ:「アンタだってその方が美味しいだろ?」
鶴見冬助:「そりゃあそうだ」
針江ジロウ:「……神様も、やりがいもさ」声を落として、ぼそっと呟く。「正直まだ分からないけど」
風海トモヤ:「てっぺんか。てっぺんね」
針江ジロウ:「命かけてでもここに上りたがってた奴がいるって考えると」
針江ジロウ:「……まあ、少しはしがみついてみたくなるさ」
鶴見冬助:「……は。だから神官のひとつも気取りたくなんだよ」
風海トモヤ:「俺、あんまアイドルの事に詳しくないんだけどさあ」
風海トモヤ:「キュリオはあいつ、どうだったの? あったの? 人気」
針江ジロウ:「そりゃもう」
針江ジロウ:ぎゅう詰めの会場を指差す。「こんな俺と人気を二分してたぐらい」
風海トモヤ:「ヤベー」
風海トモヤ:「ジロウに成り代わらなくても、十分に輝けてたんじゃないか」
風海トモヤ:「バカなやつだな、あいつ」
風海トモヤ:「本当に」
針江ジロウ:「あー……」
針江ジロウ:こめかみを抑えて少し考える。何か言おうとして、やめて、また口を開く。
針江ジロウ:「キュリオ・ベルベットレモンなんて奴はどこにもいなかった」
針江ジロウ:「少なくとも、あいつに取っちゃそうだったんだろ」
風海トモヤ:「……なるほどなあ」
針江ジロウ:「だから、あいつの演じるキュリオがどんなに輝いたって、結局何の意味もない」
針江ジロウ:「……だけど、まあ。バカなやつだな。ほんとに」
鶴見冬助:「……」
針江ジロウ:「着ぐるみをいくら着替えたって、結局何も変わりゃしないのに」
針江ジロウ:「あいつ。……あいつか」
針江ジロウ:「なんて名前だったんだろうな」
風海トモヤ:「他人の影になって生きる。名前も市民IDも何もかも偽装して、過去の事は一切捨てる……それしか生きてく選択肢がなかったんだろうけど」
風海トモヤ:「人並みの精神があれば、そんなのどっかで破綻するよな。自分がないんだから」
風海トモヤ:「かわいそうに。鶴見くらい図太ければ、キュリオ……あいつも、もうちょい生きやすかったろうに」
針江ジロウ:「……」じっと、無表情にトモヤを見つめる。
針江ジロウ:「…………」
鶴見冬助:「バカ、俺が生きやすいかよ。けちなイヌ共からカツ丼ヘコヘコたからなきゃならねえんだぞ」
針江ジロウ:「キミにはあるのかい? その、自分ってヤツが」
風海トモヤ:「うちはカツ丼屋じゃねぇーから!」
風海トモヤ:「……オレ?」 ジロウ君を見る。
針江ジロウ:「キミがキミであることを証明するのは、一体誰かな?」
風海トモヤ:「テツガクかよ。ウェットだなあ」
針江ジロウ:「なんてな」ふん、と鼻息を漏らす。
針江ジロウ:「証明なんて、される必要もない」
針江ジロウ:「ドブネズミだろうとイヌだろうと、舞台の上の操り人形(マネキン)だろうと」
針江ジロウ:「俺は俺で、アンタはアンタ」
針江ジロウ:「なあ、詐欺師のオッサン。仕込みは充分?」ぐりんと首を回して鶴見さんに。
鶴見冬助:「じゃなきゃあこんなとこで油売ってねえよ」
針江ジロウ:「ニューロ」
風海トモヤ:「上手く行くのかな。まあ、鶴見の仕込みなら上手く行くんだろうな」
風海トモヤ:「観客がバカみたいにポカーンと口開ける姿が目に浮かぶぜ。早く見てぇ」
RL:舞台袖から覗く観客席は既に針江ジロウの登場を待つ観客たちでいっぱいだ。
針江ジロウ:「全く」いたずらっぽく笑う。「それじゃ、ジロウ教のミサの時間だ」
針江ジロウ:「ちょっと輝いてくる。N◎VAの一番星として」二人に向かって片手を上げて、舞台へ向かいます。
RL:ステージに出ると圧倒的な歓声がキミを出迎える!
観客たち:「「「ジ・ロ・ウ!ジ・ロ・ウ!ジ・ロ・ウ!」」」
観客たち:「俺たちに本物の歌を聞かせてくれよー!」「キャー!レジェーロ!」「ネットで見るより全然素敵ー!」
観客たち:「重大発表って何だろう……?」「動画で見た恋人なんて嘘だよね……?」
RL:観客たちはキミのライブを待ちかねてはいるが、彼らの疑惑の念は払しょくされてはいない。
RL:それをぶち破るためには、痛烈な一撃が必要だろう。
鶴見冬助:《暴露》を使用。
RL:了解です!
鶴見冬助:照明が落ち、スクリーンに文字列が表示される。
観客たち:「あ、始まるぞ……!」「キャー!」
鶴見冬助:Produced by Burglar Record の文字列が現れ、
鶴見冬助:炎のエフェクトとともに、炎上して文字が焼け落ちる。
鶴見冬助:代わりに、Produced by Channel 99の文字が上書きされる。
鶴見冬助:「成功報酬だ。こんくらいは独占させてもらわねえとな」舞台裏で独り言つ。
芸能記者たち:「何だ、これ。確か今日の主催は……」「チャンネル99!?」
針江ジロウ:マイクに拾われないように、ふんと鼻を鳴らす。少しだけ胸がすく思い。
針江ジロウ:観客の方を見向きもせず、ギターを掻き鳴らす。少しだけ掠れた声で歌い始める。
RL:観客たちはざわめきながらもキミを見つめる。
針江ジロウ:思春期の少年の、世界に対する不信感。拙い演奏に乗せた、ありふれたメッセージの歌。
RL:その歌声に観客たちは少しずつ心動かされていく。
針江ジロウ:歌うジロウの背後、巨大スクリーンには数々のスキャンダルが映されていく。
針江ジロウ:通り魔疑惑、薬物売買、恋人宣言。
針江ジロウ:その映像も、観客の反応もまるで気にしていないかのように独り歌い続ける。
鶴見冬助:恋人宣言の動画を拡大。首元の手術痕が大写しになる。
観客たち:「何だ、これ」「ニュース映像……?」「なんでこんな時にスキャンダルなんか……」
観客たち:「え、見たことないぞ、これ」「噂は全部ウソってこと……?」「どういうわけだ」
針江ジロウ:演奏はサビに入り、歌声は力強く響く。
針江ジロウ:誰にも信じられなくても、真実は変わらない。本物はいつだってそこにある。
針江ジロウ:いつかきっと自分を見つけてくれる誰かのために、歌いたい。そんなありふれた歌。
芸能記者たち:「お、おい。大スクープじゃないか、これ?」「いったい誰の仕込みだ、こんなの……!」
針江ジロウ:「皆も知ってると思うけど、最近いろんな噂が立ってた」ギターを置いて観客に語りかけ始める。
観客たち:「…………」じっとキミの方を見ている。
針江ジロウ:「こんな偽物のせいで、ネットじゃ俺のこと悪者扱いして、何もかも嘘だったなんて言う奴もいた」
針江ジロウ:「このステージだって、偽物に乗っ取られかけてさ」
針江ジロウ:「……だけど。今日、ここに来てみたら、こんなにたくさん俺を待ってる人がいた」
針江ジロウ:「俺のことを見ていてくれる人、何が本物か分かる人は、ちゃんといるんだなって分かった」
RL:観客たちの中には涙をこらえて泣きだしそうになっている者もいる。
針江ジロウ:「ありがとう。最高の気分だよ。……だから今日は、そんな皆のために」
針江ジロウ:「本物の歌を、届けたい」
針江ジロウ:メッセージを伝え終わると、再びギターを取って演奏し始める。
RL:観客たちの割れんばかりの大声援が響き、演奏が始まると静まっていく。
RL:観客席の前列。関係者席にはライブに招待されたトーネチカとウィリアムの姿がある。
トーネチカ:「関係者席って、もっと端の方かと思ってた」歌声が響き渡る中、ぽつりと呟く。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「基本的には、良い席が提供されますね」背筋をぴんと伸ばし、歌を聴いている。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「よく見える」呟く。
RL:キミたちの席からはステージ上で歌うジロウの姿がしっかりと見える。
トーネチカ:「彼の歌を、こうして舞台で聞くのは初めて?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「そうですね。画面越しでは何度か。このビジネスで初めて接触しましたから」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「この仕事にけりがつけば、もうこのような機会はないかもしれませんね」
トーネチカ:「そうだね。あなたがそうなんだから、僕に至ってはいっそう、こんな機会はないだろう」
トーネチカ:「不思議な気持ちだ。さっきまで目の前にいた彼が、今はこんなに遠く感じる」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「物理的な距離感はそれほど遠いわけではありませんが」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「あなたが言いたいのは、そういう意味でないことはわかります」
トーネチカ:「そう。詩的表現」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「なるほど、詩的……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「個人的な話をしますが、私は昔、ああいった華やかなステージに憧れていました」突然言い出す。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「今も憧れてはいますね。なので、今回のビジネスは割合……」ジャケットを脱いで羽織る真似をする。
トーネチカ:「ふうん……」歌を聴きながら返事をする。
トーネチカ:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「うきうきしていました」真顔で。
トーネチカ:「………ん?………ん?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「言いたいことはわかります。向いていないでしょう」
トーネチカ:「うきうきして…」
トーネチカ:「ああ…まあ、うん。なんというか…意外だね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「わかっていますよ。人にはスタイルがある。私は私だ」舞台に再度目を向け。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「誰も彼にはなれなかったように」
トーネチカ:「……しかし、夢を見ることは罪ではない」
トーネチカ:「あなたが冗談をよく言う理由がわかった気がする」くすくす笑う。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「わかっていただけましたか」微かに目を細めて、ジロウくんの歌に耳を傾ける。
トーネチカ:「ええ、恐らく」こちらも目を細めて、舞台上のジロウくんを穏やかに見つめます。
針江ジロウ:そんなトーネチカさんの方に顔を向け、一瞬だけ唇を歪める。アイドルらしからぬ笑い方。
トーネチカ:「………あ」
針江ジロウ:すぐに表情は戻り、視線も他の観客に向かう。
針江ジロウ:ステージの上にはもう、アイドルの針江ジロウしかいない。
トーネチカ:目を伏せる。「……参ったな。年頃の女の子じゃないんだから」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「どうかしましたか?」
トーネチカ:「なんでもない…なんでも」ゆるゆると首を横に振る。
トーネチカ:「キュリオくんが彼になりたがった理由、少し分かる気がするんだ」
トーネチカ:「ウェットだとか。歌の実力とか。関係なく、人を惹きつけるでしょう、彼」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……ああ、そうですね」
トーネチカ:「放っておけなくなるんだ。なんだかね」
トーネチカ:言いながら、歌を聞く。
トーネチカ:「まったく。覚えてろ」誰にも聞かれないように呟いた。
針江ジロウ:歌声は響く。繰り返し、ありふれたメッセージを乗せて。
針江ジロウ:どこにでもある言葉。使い古されたフレーズ。唯一でも、至高でもないもの。
針江ジロウ:それでも、ここにいると主張するように。繰り返す。
針江ジロウ:真実はきっとある、と。誰に認められなくとも。
RL:大勢の観衆の視線を集めながら、ステージに立つアイドルは1人で歌う。
RL:針江ジロウの熱のこもった歌声を受けて、観客たちの熱狂は最高潮に達していく。
RL:そのありふれた歌にこめられた真実(おもい)を知るものは――ごくわずかだ。
RL:シーン終了。
鶴見冬助:切り札の使用時に手札を切っていなかったので、今その分を出しておきます。
RL:はーい。
どどんとふ:鶴見冬助がカードを公開しました。「ダイアの2」
どどんとふ:鶴見冬助が「ダイアの2」を捨てました。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:低いぜ
エンディング02:北大路・ウィリアム・ウォーブラー
RL:では、次のエンディングです。
RL:次はウィリアムさんのシーンになります。
RL:シーンを始める前に確認ですが
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい
RL:ウィリアムさんは残っている《完全偽装》についてはどういう効果で使用しますか?
RL:使用してもいいし、使用しなくてもいい。自由・・・
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そうですね、ジロウくん関係の問題を全てバーグラーレコードの仕業ということで処理したいです。
RL:おお、了解です。そういう内容であれば間違いなく自社の利益になるでしょう
RL:エンディングについては小上紫乃に仕事の報告をするようなシーンを想定していますが、それでよろしいですか?
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はい、大丈夫です!
RL:何か他にやりたいことがあれば反映させるのもやぶさめでない
RL:あっ、だいじょうぶだった
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:大丈夫なのだ
RL:それではシーンを始めていきましょう
どどんとふ:RLが「カブキ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「アラシ」
RL:シーンカードはアラシ!離脱や改革、解放、そういう・・・
RL:場所は後方処理課第三班のオフィスですね。
RL:整然と整った社内。キミが班長に報告にやってきたところだ。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:背筋を伸ばし、班長の前に立っている。
RL:小上紫乃は素早く書類を片付けると、自身も立ってキミをまっすぐ見る。
小上紫乃:「ご苦労さまです、北大路さん」
小上紫乃:「依頼した仕事についてはどうなりました?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「先日のCMEの件につきまして、報告に参りました」
小上紫乃:「ええ。うかがいましょう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、ここで《完全偽装》を使用したいです。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:効果は先ほどの通り、今回の件をバーグラーレコードに押し付ける形で。
RL:了解です!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「はい。針江ジロウのスキャンダル問題に関しましては、全て敵対企業によるイメージダウン工作のようでした」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ということでこまごまと報告を。
小上紫乃:「なるほど。見事な後処理です」
小上紫乃:「それでしたら我が社のイメージが損なわれることはありませんね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ヘッドハンティングも行われる寸前でしたが、阻止しました」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「針江ジロウ本人の意志としてもCME所属のまま続けていきたいとのことです」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:少しだけ目を細める。
小上紫乃:「寸前だったのですか。たいへん」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「たいへんでした」
小上紫乃:「社の利益を守ることもできたようで何よりです」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「は。イメージダウンからの株価下落からの倒産……無事防ぐことができたように思います」
小上紫乃:「それはよかった。倒産は恐ろしいですからね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「恐ろしいものです」
小上紫乃:「私の持っている株券も紙切れになってしまいます」
小上紫乃:「北大路さんの持っている株券も!」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「紙切れに……!」
小上紫乃:「そうなのです。驚きでしょう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「個人的な感想を言わせていただければ、回避できて良かったと考えています」
小上紫乃:「ええ。まったくもってその通りです」
小上紫乃:「倒産してしまっては積み立ててきた退職金もおじゃんですからね」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「老後が危なかった」
小上紫乃:「あらためて今回の仕事についてはお疲れ様でした」
小上紫乃:「……ところで、話は変わりますが」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「はい」
小上紫乃:「針江ジロウのライブはどうでしたか?」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「ええ、関係者席で拝見しました。観客の心を掴む、盛況なライブだったと感じましたが」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「もうひとつだけ、個人的な感想を言わせていただければ」
小上紫乃:「ええ。なんでしょう」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「とても、とても楽しかった」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「これは業務とは無関係な私情です。失礼しました」顔を引き締める。
小上紫乃:「いえ、結構。報告を求めたのは私の方ですので」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「針江ジロウは今後もCME、ひいては千早に利益をもたらすことでしょう」
小上紫乃:「ええ。それは何よりです。今回のライブが今後の糧になってくれることを願いましょう」
小上紫乃:「……私も行きたかった」
小上紫乃:「…………」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「僭越ながら、数曲であれば私でもカラオケで再現が可能です」
小上紫乃:「北大路さん」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「はい」
小上紫乃:「そうじゃないの」
小上紫乃:「忘れて」
小上紫乃:「うっかり漏れてしまっただけですので、今のは社外秘情報です」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「は」姿勢を正す。そして、人には見えない程度に少しだけ口元をほころばせる。
小上紫乃:「《完全偽装》してください」
小上紫乃:「早く」
RL:小上紫乃は顔を真っ赤にしてキミに迫る。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「は。《プリーズ!》していただければ……」
小上紫乃:「いえ、これは個人的なお願いですので……」
小上紫乃:「ううう……」
RL:小上紫乃は崩れ落ちる。
小上紫乃:「今回の仕事は以上です……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「……冗談です」ぎこちないウィンク。
小上紫乃:「ばか……」
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:「秘密にさせていただきます。班長。それでは」
RL:小上紫乃は涙を堪えながら丁寧にキミを見送る。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:では、そのまま退出をします。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そう、自分などで再現ができるわけがない。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:針江ジロウの歌は、針江ジロウだけのものなのだから。
RL:では、キミがオフィスを後にしたところでシーン終了!
エンディング03:風海トモヤ
RL:次のエンディング!
RL:次はトモヤくんのシーンです。
風海トモヤ:YO!
RL:公式シナリオに書かれている内容としては、レイに事件解決の報告をしに行くようなシーンを想定しています
RL:それ以外に何かやりたいことがあれば反映するのもかさぶたでない
風海トモヤ:かさぶた
風海トモヤ:それで大丈夫!
RL:了解しましたー!
RL:では、まずはシーンカードを
どどんとふ:RLが「アラシ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「ニューロ」
RL:ニューロ!完成や成功を意味するカードだ。
風海トモヤ:やったー!
RL:場所はブラックハウンド基地。
RL:キミは機動捜査課のレイ課長のところに捜査の報告へとやってくることになった。
RL:レイは自分のオフィスで机の上にあぐらをかきながら捜査資料を散らかしていたりする。
風海トモヤ:「レイ。戻ったよー」 合成肉のハンバーガーをかじりながらやってきます。
レイ:「おう。遅かったなー」捜査資料を丸めている。
レイ:「じゃあ、報告聞くか」
風海トモヤ:「うん」 そのへんのダンボールに座る。
レイ:「お前、いいけど他の課長のとこでは絶対やるなよ……」
風海トモヤ:「大丈夫でしょ。俺、他の部署に行く事めったにないし……とにかく、芸能人失踪事件なんだけど」
風海トモヤ:「有名ストーカーの蛭目田恭香の件も含めて、全部あそこのせいだったよ」
レイ:「あそこ?」
風海トモヤ:「あの……強盗みたいな名前の、有名なレコード会社……」
レイ:「ああ。バーグラーレコードか」
風海トモヤ:「このあいだ木更津を貸し切ってた……」
風海トモヤ:「それ!」
レイ:「覚え方が雑!」
レイ:「お前……新米刑事の頃のオレでももうちょっと真面目だったぞ……いや、どうかな分からん」
風海トモヤ:「えっ、そうなのか」
風海トモヤ:「ちょっとそれはショックだな。もうちょっと真面目になるか」
レイ:「おうよ。週一に一枚ぐらいしか始末書は書いちゃいなかったからな。これでもユートーセーだったんだ」
風海トモヤ:「とにかく、バーグラーの社長がゲンキョーだったんだよ。人気アイドルを乗っ取って、売れなくなったら殺してポイ」
風海トモヤ:「レジェーロの針江ジロウ、わかる? あいつも危うく殺されるところだった」
風海トモヤ:俺が守ったけどね、と自信満々につけくわえる。
レイ:「はん、エグゼクどものやりそうな手口だ」
レイ:「知ってる、知ってる。色彩~♪って、やつだろ」
風海トモヤ:「そうそう」
風海トモヤ:「あと、キラキラ輝いてジャンプしたりする」
レイ:「ターゲットだった奴も無事か。そいつはお手柄だった」
レイ:「で、事件の犯人も無事にとっ捕まえたと」
風海トモヤ:「………………」
レイ:「……?」
風海トモヤ:「すごく大変だったんだぜ。針江ジロウはイヌ嫌いだし、詐欺師の鶴見、いるだろ? カツ丼食いに来る。あいつもついてくるし」
RL:小首を傾げてキミの顔を覗き込む。
レイ:「いや、犯人……」
風海トモヤ:「千早のウィルも絡んでくるし、あと凄腕のカブト! トーネチカってやつ。ジロウの護衛の……本名は、フリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキーだったかな。も協力してくれてさ」
風海トモヤ:「すごく大変だったんだぜ」
レイ:「フリ……長えよ。本当に日本人かよ、そいつ」
レイ:「いや、そうじゃなくて」
風海トモヤ:「………………」
レイ:「ホシは?」
風海トモヤ:「犯人だよな? わかってるよ。ほら、これ」
風海トモヤ:小蜘蛛……盗聴器……をデスクに置きます。
レイ:「おっ、なんだよ。ちゃんと確保してんじゃねえか」
風海トモヤ:「詳細はこれに入ってるから。な。これ聞いてくれればわかるよ」
風海トモヤ:「もう行っていいかな……すごく大変だったんだぜ。しかも、今日はアカデミアペガサスが走るんだ」
風海トモヤ:「行っていいだろ?」
レイ:「いや、物証じゃなくて。偉いな、物証覚えたんだな」
風海トモヤ:「大丈夫! ホシのこととか、全部それ聞けばわかるから!」
風海トモヤ:「本当に! 聞けばわかるから!」
風海トモヤ:「すごく大変だったんだぜ!」
レイ:「よし、分かった!」
レイ:「お前がそこまで言うなら」
風海トモヤ:「やったー!」
レイ:「聞いてやるから付き合え」
風海トモヤ:「じゃあ、そういう事で。アカデミアペガサスが勝ったらレイにもいっぱい奢……」
レイ:「よーし、再生するぞー」
風海トモヤ:「………………」
RL:キミの肩を組みながら盗聴器をいじる。
風海トモヤ:再生されたなら、しばらくは銃声や呻き声、人が倒れる音などが続きますね。
レイ:「雑音入ってんなー。音量どこ?」
RL:キミを逃がすまいと肩は組んだままだ。
風海トモヤ:そんな中で、ひときわ大きな声が飛び込んでくる。
:『ファラリスの雄牛。知ってる?』『金色の雄牛の模型の中に人を入れて、焼き殺す処刑装置でね』
レイ:「おい。焼き殺すとか言ってるけど」
風海トモヤ:「うん…………」
:『へ?』 『な、何だ、これは~!!?わ、私をここから出せ~!!!』
レイ:「いや、続きは聞くけど……」
:『い、嫌だー!誰でもいいから助けろー!』『わ、私の金が燃えていく!私の体ごと!こんなバカな……バカなことがー!?』
風海トモヤ:ドサリ、と何か重いものが倒れる音とともに悲鳴もやみ、
風海トモヤ:『うわっ。こりゃもう逮捕とか無理だな』という、トモヤの声が聴こえる事でしょう。
風海トモヤ:「………………」
レイ:「なんか無理だなとか言ってるやついるけど」
風海トモヤ:「…………ホシ、死んじゃった☆」
レイ:「なるほどなー。あー、はいはい」髪をかきあげる。
風海トモヤ:「いや待って。違うんだよね。自我が完全に崩壊しただけだから、科学が進歩したら蘇生できると思う」
風海トモヤ:ゆっくりと後ずさる。
風海トモヤ:「すごく大変だったんだぜ」
レイ:「(……やべえー。超やり覚えある。叱るに叱れねえ)」
風海トモヤ:よし。ここで、隠密判定をしたいです。
RL:レイは曖昧な表情で苦笑いしている。
風海トモヤ:そして、この場から迅速に逃走したいです。
RL:それでは、レイの〈知覚〉と対決になります。
風海トモヤ:よし・・・!
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「ダイアの7」
どどんとふ:風海トモヤがカードを公開しました。「カゲ」
どどんとふ:風海トモヤが「カゲ」を捨てました。
風海トモヤ:これに加え、切り札、カゲ!出目を21にします!
RL:ここで切り札!?
どどんとふ:RLがカードを公開しました。「ハートの10」
どどんとふ:RLが「ハートの10」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:〈知覚〉判定!達成値20!
風海トモヤ:えっつよ!
RL:対決はキミの勝利だ!
RL:レイは視線をそらしながらキミに話しかける。
レイ:「まあ、その、なんだ。安心しろって。始末書の書き方ならオレが教えてやるから……」
レイ:「ああいうのは案外慣れだ。あ、でもネットからコピーした時は一発でばれたからそれだけはやめとけ」
RL:気まずげにいつになく優しい口調で言う。
風海トモヤ:何故か反応はない。風海トモヤも流石に反省したのか、直立不動で話を聞いているのだろう。
レイ:「まあ、オレもブラックハウンドになった時はよくホシを八つ裂きにしたりしてさ、課長やオヤジから怒られたもんだよ」
レイ:「でも、そんなオレが今じゃ課長だっつーんだから笑っちまうよな」
レイ:「お前も珍しく反省してるみたいだから言うけどさ」
風海トモヤ:反応がない。まるでカカシのように、ときおり身体全体がふわりと揺れるだけだ。
レイ:「案外お前みたいなやつでも、それなりに仕事やってりゃあオレぐらいにはなれるぜ。なんてったってオレが証拠だよ」
レイ:「効率いい仕事サボり方ぐらいならオレも教えてやれるしさ。だから、今回は……」
RL:レイは振り向き、トモヤの方を見る。
風海トモヤ:そこに風海トモヤの姿……は、ない! そのかわり、
風海トモヤ:コート掛けにブラックハウンドの制服をかけただけの簡素なカカシが、空調の風で揺れてます。胸の部分にメモ書きが貼り付けてある。
風海トモヤ:『実は、バーグラーの社長だけじゃなくて』
風海トモヤ:『バーグラーの社長に雇われてたカブトも、蛭目田も、全員死んじゃったんだよね……』
レイ:「適当に音楽かけながらここで始末書書いて行ったっていいぜ。なあ、お前。好きな音楽とかは……」
RL:メモが視界に入る。
風海トモヤ:『一応、下っ端の工作部隊だけは殺さずに逮捕できたから、あとはよろしく 風海』
風海トモヤ:本人の姿は、もはや影も形もない。
RL:斬魔刀を抜くと、カカシが真っ二つになる。
レイ:「トモヤーーーッ!!!」
RL:課長室から怒号が響き、外にいた警官たちが怯える。
RL:レイはため息を吐くと、トモヤのアドレス宛てに始末書のテンプレートファイルを送り、最後に「お疲れさん」とだけ一言添える。
風海トモヤ:そのメッセージ通知を見てちろりと舌を出しながら、ブラックハウンド基地を出る。
風海トモヤ:「――――さてさて」
風海トモヤ:「面倒くさい仕事も終わったし、ストレス解消にでも行くか」 ポケットロンを放り投げ、キャッチ。
風海トモヤ:ポケットロンの画面に表示されているのはデジタル馬券ではなく、ライブの予約チケット。
風海トモヤ:"leggiero" 針江ジロウの単独ライブ――――その最前列。
風海トモヤ:「たまにはいいよな。こういうのも」
風海トモヤ:「らー、らー。ふんふふーん……」
風海トモヤ:あの時聞いたジロウ君の歌を口ずさみながら、去っていきましょう。
RL:では、トモヤくんのエンディングはこれで終了!
エンディング04:鶴見冬助
RL:次のシーン!
RL:次は鶴見さんのエンディングです
鶴見冬助:はい!
RL:シナリオの想定だとチャンネル99のミーティングルームで結城あやと報道の反響のついて話すような感じなのですが
RL:何かやりたいことはあったりしますか?
RL:裏工作の結果、ジロウくんもシーンに登場することになったので
RL:ひとまずそんな感じでやっていきたいと思います
RL:まずはシーンタロットを!
どどんとふ:RLが「ニューロ」を捨てました。
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「トーキー」
RL:トーキー!繁栄を暗示するカード。思いがけぬ味方の登場などを意味する。
RL:場所はチャンネル99の建物内の地下にあるバー。“マンドラゴラ”。
RL:ほどよく薄暗く落ち着いた店内には客の数は少ない。
RL:カウンターでは電子声帯に置換しているため無口なバーテンがグラスを磨いている。
鶴見冬助:店の奥。コーヒーを飲みながら、タブレット端末を操作している。
RL:そう、“マンドラゴラ”はカフェ&バーであるため、コーヒーも取り揃えている。業界人の御用達の店だ。
針江ジロウ:パーカーのフードを被り、野暮ったい眼鏡をかけた若者が店内に入ってくる。
針江ジロウ:店内をさっと見渡すと、まっすぐ店の奥へ。
RL:バーテンは視線を送り、お辞儀だけをする。電子声帯に置換しているため無口なのだ。
鶴見冬助:ちらりと目をやる。
針江ジロウ:「ソーダ水」バーテンに適当な注文。鶴見さんの隣にかけます。「お待たせ」
鶴見冬助:「待ちくたびれたぜ……コーヒーが冷めちまう……熱っち」
鶴見冬助:「フレイムタンが舌焼いたら世話ねえな。まあいいや。そんで?」
針江ジロウ:「職業病だな、その嘘。……まあいいや」
針江ジロウ:「一応さ。今回の件の礼をしとこうと思って」
鶴見冬助:「礼?そんな殊勝なクチたあな」
鶴見冬助:「いや、職業病か?」
針江ジロウ:「アンタのお陰でライブは大成功。俺の汚名もきれいに晴れた。感謝の気持ちはほんとだぜ」軽く肩をすくめます。
針江ジロウ:「それに」
針江ジロウ:「これからも上手くやっていきたいってこと。俺とアンタ、個人的にね」
鶴見冬助:「ハ」大仰にせせら笑う。「詐欺師とか?」
針江ジロウ:「元々がドブネズミだからね。薄暗い裏道が恋しくて」
鶴見冬助:「夢の国のネズミがしちゃあいけねえ発言だな。売らずにおいてやるぜ」
針江ジロウ:「そりゃどうも」くつくつ笑う。
鶴見冬助:「しかし、お前さんも嘘がうまいもんだな」
鶴見冬助:「これからも上手くやってきたい?違うよな」
鶴見冬助:「今上手くやりたいから、今、ここに来てんだろ」
針江ジロウ:「明日への一歩、ってやつだよ」お手上げのポーズをしながら。「ま、ちょっとしたお願いごと」
鶴見冬助:「するってーと?」
針江ジロウ:ぐい、と顔を近づける。囁くような小声。
針江ジロウ:「今回の事件、ちょっとした嘘をバラまいてほしい。嘘ならアンタが本職だろ、詐欺師」
鶴見冬助:「ハーーハ、ハハ。」
針江ジロウ:「センセーショナルな話だ。きっと売れるし、千早に睨まれるようなことでもない」
鶴見冬助:「何だい?オジサンになんでも言ってみな?」
針江ジロウ:「ああ……えっと」鶴見さんに《プリーズ》を使用します。
針江ジロウ:「キュリオ・ベルベットレモンは芸能人連続失踪事件の最後の被害者だ。彼は人気の絶頂にあって悲劇的な最期を遂げた」
針江ジロウ:「そんな話を《暴露》してくれない?」
鶴見冬助:「……そりゃあ、お前」
針江ジロウ:「あいつもCMEの所属だ。加害者より被害者ってことにした方が、レーベルとしても都合がいいだろうし」
鶴見冬助:「お前がそっちでいいなら、そっちのほうが食いつきがいい形にできる」
針江ジロウ:「針江ジロウも親友を亡くしたってことでお涙頂戴のエピソードができる」
針江ジロウ:「……何か不安でも?」
鶴見冬助:「まさか。デブの顛末だけじゃ撮れ高に限界があったんだ。願ったりだが」
鶴見冬助:「ただ、俺が思いつかなかったつうのが癪なくらいだ」
鶴見冬助:「お前、詐欺師の才能あるぜ」
針江ジロウ:「アンタのお墨つきじゃ信用できないな」鼻で笑う。「何が本当で何が嘘やら」
鶴見冬助:「ほら。そこもだよ。詐欺師が騙されちゃあ世話がねえからな」
鶴見冬助:「まあだが、お前は全く、本職はカブキだな」
針江ジロウ:「っていうと?」
鶴見冬助:「幸運にも、ちょうど今上げようとしてたとこでな。タイミングがいいぜ、お前」
鶴見冬助:「“警察関係者”からの情報源を編集してたとこだ。具体的には、盗聴音声のさらに録音」
:『――あとは針江ジロウの人気を使って稼げるだけ稼ぎ……人気に陰りが出てきたら事前に始末しておいた本物の死体を表に出す』
:『――キュリオは別のトップアーティストに成り代わり、いつものように『芸能人失踪事件』が一件増えて終わりというわけだ。ハハハ!どうだ!天才的だろう、私の計画は!』
鶴見冬助:「で、これを」《暴露》を使います。
RL:了解です。
:『――キュリオ【は別のトップアーティストに成り代わり、いつも】のように『芸能人失踪事件』が一件増えて終わりというわけだ。ハハハ!どうだ!天才的だろう、私の計画は!』
鶴見冬助:「削除、と」
:『――キュリオのように『芸能人失踪事件』が一件増えて終わりというわけだ。ハハハ!どうだ!天才的だろう、私の計画は!』
針江ジロウ:「……」目を丸くしてその作業を見ている。
RL:ザリザリとしたノイズ混じりの音声が流れる。
鶴見冬助:「音質が悪いからな。繋ぎ目なんざ誰にも分かりゃあしねえ」
針江ジロウ:「――さすが本職」
鶴見冬助:「そう。俺の本職はジャーナリストなんだ」
針江ジロウ:「ああ、そっち」唇を歪めて笑う。「そうだった、それそれ」
針江ジロウ:「……うん、まあ、なんにせよ。助かったよ、鶴見さん」
鶴見冬助:「神の思し召しとあらば、だ。お前、この件の証言も求められるぜ」
鶴見冬助:「ますます神格化される」
針江ジロウ:「ニューロ。上れるとこまで上ってやるさ。ほら、あれだ……イカロスみたいに」
鶴見冬助:「諧謔のつもりか知らねえがな」
鶴見冬助:「昔は傲慢と墜落の象徴だったようだが、最近じゃそいつ、勇気の象徴らしいぜ」
針江ジロウ:「……」顔をしかめ、鼻息を鳴らす。「見る者次第。偶像らしくていいよ」
針江ジロウ:「それじゃ、また」テーブルの上にソーダ水の代金とジロウ個人の連絡先を置いて、席を立つ。
針江ジロウ:「……ああ、それと。これは広める必要なんかないけどさ」
鶴見冬助:「あ?」
針江ジロウ:「キュリオ・ベルベットレモンは俺の親友だったんだよ、本当に」
針江ジロウ:「そんな奴、どこにもいなかったとしても」
針江ジロウ:「……だから、ありがと」
鶴見冬助:「ハ」手を振る。
針江ジロウ:肩越しに手を振って、店を出ます。
RL:バーテンは視線を遣り、お辞儀だけでジロウを見送る。電子声帯に置換しているため無口なのだ。
鶴見冬助:「……広まるさ。望むにせよ、望まざるにせよ」
鶴見冬助:「俺の手でなくともだ。神官には手に余る」ひとりごち、連絡先の紙を一瞥し記憶する。
鶴見冬助:紙が燃え上がる。手でもみ消した。
RL:数日後。チャンネル99のミーティングルーム。
RL:呼び出しを受けたキミの前に結城あやが一つの報道記事を置く。
結城あや:「このネタ、反響はいいけれど……少しあなたらしくない気がする」
鶴見冬助:「光栄だな。俺らしいって?」
RL:バーグラーレコードの悪事を追究した記事だ。犠牲者としてキュリオ・ベルベットレモンの名前も大きく出ている。
結城あや:「だって、あなただったらもっと面白おかしく書きたてそうなものだもの」
結城あや:「それとも、何か狙いが?」
RL:訝しむような面白がるような視線を向ける。
鶴見冬助:「面白おかしいだろ?奴さんら、乗っ取られてひっくり返されてんだからよ」
鶴見冬助:「つっても信じねえか。そうだな……」
結城あや:「まあ、N◎VA芸能界を揺るがす大事件なのは間違いないわね」
鶴見冬助:「下品が嫌いな淑女のために、少しばかり上品に寄せてみたって線でどうだ?」
結城あや:「さらに信憑性が低くなった」
鶴見冬助:「ハ、仕方ねえ。じゃあ真実の真実を話そうか」
鶴見冬助:RL!いつものやつ!
結城あや:「あら、聞かせてもらえるの?」
RL:なに!
鶴見冬助:《ダイムノヴェル》!
RL:む、では判定をどうぞ!
RL:目標値は結城あやの制御値だ!
鶴見冬助:山札から引きます。
どどんとふ:鶴見冬助が「トランプ」の山札からカードを引いて公開しました。「クラブのJ」
どどんとふ:鶴見冬助が「クラブのJ」を捨てました。
鶴見冬助:山札から絵札を引いた場合失敗ですね。
RL:山引きの場合、絵札は全てファンブルだ!
鶴見冬助:「俺はだ。“レトロアイドル”という女を信仰してるんでね」
鶴見冬助:「そう。女神だ。女神たりうる。俺は敬虔な神官でね」
鶴見冬助:「主の望む世界の側にちょいと寄せるくらいは、な、だ」
RL:彼女は冷めた目でキミを見る。
結城あや:「“フレイムタン”が舌でも抜かれたのかと思ったけど……その冗談を聞く限りは平気みたいね」
鶴見冬助:「そりゃあどうも」
結城あや:「まあ、それじゃあ宗旨替えの理由は聞かないでおくわ、取れ高だけでも十分にお釣りが来るほどだし」
結城あや:「ひとまず今回はご苦労さま。また何かいいネタがあったら仕事を回すわ」
鶴見冬助:「そうしてくれるとありがたいね。また一緒に仕事ができるかも知れねえってわけだ」
鶴見冬助:(結城あやとなのか、針江ジロウとなのかは知らねえが。まあ)
結城あや:「何か含みがある気がする……」
RL:棘のある視線。
鶴見冬助:(どっちの神に付くのも悪かねえ。俺は多神教なんでな)
鶴見冬助:「そりゃあ。オジサンは含みの一つも持って見せなきゃペラッペラだ」
結城あや:「はいはい。これからもよろしく頼むわね、鶴見さん」
鶴見冬助:「年季ってやつだよ。お前さんにゃ敵かも知れねえがな」
鶴見冬助:「よろしく頼むぜ、我が女神の一柱」
結城あや:「さて、どこまで信用していいのやら」
RL:結城あやは腕組みをしたままキミを見つめる。
RL:では、シーン終了!
エンディング04:フリストフォル・フリストフォロヴナ・ハレヴィンスキー
RL:次のシーン!
RL:最後はトーネチカさんのエンディング。ジロウくんも登場だ。
トーネチカ:はーい
針江ジロウ:はーい
RL:このシーンは三枝がトーネチカさんに依頼終了の話をしたり、トーネチカさんとジロウくんが2人で話をしたりするシーンです
どどんとふ:針江ジロウが「針江ジロウ」のカードを受け取りました。
RL:まずはシーンカードを
どどんとふ:RLが「トーキョーN◎VA:ニューロデッキ」の山札からカードを引いて公開しました。「フェイト」
どどんとふ:トーネチカが「トーネチカ」のカードを受け取りました。
RL:フェイト!公正を暗示するカード!因果応報や正義の裁きを意味する。
RL:では、場所はトーネチカさんの高層マンションだ。
RL:シーンの描写からいきましょう。
RL:グリーンエリアにあるトーネチカの高級マンション。その高層建築の上階にトーネチカの部屋はある。
RL:その日は昼間から曇り空の続く憂鬱な一日だった。
トーネチカ:壁一面の大きなガラス窓から外を見つめています。
RL:不意にマンションのドアがノックされる。
トーネチカ:モニターから、来客が誰かチェックします。
RL:やってきたのは、キミの依頼主トモカズ・ユーコ・三枝のようだった。
トーネチカ:「…ああ」ひとり合点したように呟いたあと、彼女を出迎えますよ!
トーネチカ:「三枝さん。そろそろ来る頃だと思っていた」
トモカズ・ユーコ・三枝:「こんにちは、トーネチカさん。今日は契約終了のお話をしに来たわ」
RL:三枝は営業スマイルを崩さずにキミの前に現れる。
RL:針江ジロウの護衛期間も終了し、これで契約は終了というわけだ。
トーネチカ:微笑んで頷く。「中に」
トモカズ・ユーコ・三枝:「ええ。失礼するわね」
RL:促されるまま彼女は部屋に入る。
トーネチカ:初めに彼女が来たときと同じ、応接用のソファに案内します。
RL:三枝は一礼するとソファに腰掛ける。
トモカズ・ユーコ・三枝:「前もってお話していた通り、単独ライブも終了したので、これであなたへの依頼になるわ」
トーネチカ:コーヒーを目の前に置いたりしつつ。「ええ。…見事なライブでした」
トモカズ・ユーコ・三枝:「今回は本当に助かったわ、トーネチカちゃ……さん。あなたのおかげでジロウちゃんは無事だった」
トーネチカ:「好きなように呼んでいいのに」笑う。
トモカズ・ユーコ・三枝:「そうはいきません。あれほど見事な仕事ぶりを見せられたら敬意は払わないと」少し恥ずかしがりながら言う。
トモカズ・ユーコ・三枝:「それに……ジロウちゃん、前よりもなんだか歌に熱がこもっているような気がするのよね。これもあなたのおかげかしら?」
トーネチカ:「へえ」瞬き。
トーネチカ:「それは…」苦笑。「気のせいだよ。彼は、彼の力だけで何かを乗り越えたんじゃないかな」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう。あなたがそう言うのなら、そういうことにしておくわ」
トーネチカ:「でも。歌うことに熱心なら、それはとても良かった。彼に必要なことだと思う」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そうね。……まあ、あなたにとってはこんな事件に巻き込まれちゃっていい迷惑だったでしょうけど」
トモカズ・ユーコ・三枝:「アタシももっと芸能界のきらびやかなところを見せてあげられるとよかったんだけど」自嘲めいて笑って言う。
トーネチカ:「そんなことはない。僕は仕事を全うしたまでだ」
トモカズ・ユーコ・三枝:「そう。さすがプロフェッショナル」
トーネチカ:「ええ。これでもね」軽口をたたく。
トモカズ・ユーコ・三枝:「トーネチカちゃ……さんもしばらくはこんなギョーカイに関わることもないだろうし、ゆっくり羽を伸ばしてちょうだいね」
トモカズ・ユーコ・三枝:「報酬にもちょっとばかし色を付けておくわ。迷惑料やら何やらの分もこめてね」
トーネチカ:「それは光栄」冗談めかして、うやうやしく一礼します。
トモカズ・ユーコ・三枝:「それじゃあ、今回は本当にご苦労さま。また何かあったら、ね」
トーネチカ:「ええ。…『何かあったら』、また呼んで」
トーネチカ:そんな日は来ないのだろうなと思う。綺麗な微笑を浮かべる。
RL:三枝はキミに礼をすると退出する。
RL:三枝が去り、少しすると外ではポツポツと雨が降り始めた。
RL:日が暮れるにつれ、雨は次第に強くなっていく。
トーネチカ:三枝さんを見送ったあと、部屋へ戻る。
トーネチカ:机に残されたコーヒーにはまだ湯気が立っている。
トーネチカ:「忙しない人だな。業界人だ」
トーネチカ:「………」
RL:静かになった部屋では時計の音とモニターから流れる音声だけが響く。
トーネチカ:仕事が終わればただの他人。いつものことだ。護衛対象の人生に、自分は関係ない。
トーネチカ:いつものことだ。いつものこと。
RL:仕事の依頼も入っていなかったその日はゆっくりと時間が過ぎ。
RL:夜半になると外の雨は土砂降りに変わっている。
トーネチカ:一人、雑務をこなしながら、気付いたら鼻歌を歌っている。
RL:モニターに映った深夜のニュース番組では、バーグラーレコードの不正について報道されている。
RL:キュリオ・ベルベットレモンが被害者として取り上げられ、芸能界で親しかった友人として針江ジロウのコメントも流れる。
トーネチカ:「……」
RL:芸能人のトークの合間に差し挟まれるライブのダイジェスト映像やバラエティ番組のワンカット。遠い、モニタの向こう側の話だ。
RL:大きなガラス張りの窓の外では重金属酸性雨が降りしきり、星空を望むことはできない。
???:突如、けたたましくインターホンが鳴らされる。
トーネチカ:「!」びくっとする。
トーネチカ:「何だ、何、なに」モニターを慌ててチェック。
???:レインコートのフードを目深に被った人影が映る。背には何やら荷物を背負っている。
???:「俺だけど」
トーネチカ:「……あ。え?」
針江ジロウ:フードを外し、顔を見せる。
トーネチカ:「ええ?」
針江ジロウ:「俺だけど」
トーネチカ:「ちょ、…ちょっと待ちなさい。いま開けるから」
トーネチカ:慌ててドアを開けます。
トーネチカ:ドアを開けたまま彼を見る。目を丸くしている。
RL:そこにはかつての護衛対象だった針江ジロウの姿がある。
針江ジロウ:「……とりあえず入っていい? 人に見られたくないし」
トーネチカ:「君は……あーー。いや、分かった。入って」
針江ジロウ:返事を聞くなり、ずけずけ上がり込みます。レインコートは玄関で脱ぎ捨てる。
トーネチカ:「………」勢いに押されている。レインコートの抜け殻を見てため息をつく。
トーネチカ:「ああ、そっち右!ソファがあるから、座って」
針江ジロウ:「迷いそう。俺ん家の100倍広いな」
針江ジロウ:言われた通りソファに座り、背負っていた荷物??ギターケースからアコースティックギターを取り出す。
針江ジロウ:軽く弦を爪弾いてチューニングを確認し、ギターを構え直す。
トーネチカ:「君、どうしてこ……いや、一人で行動するなんてあまりにも軽率じゃないか。事件のあとで…」
トーネチカ:「あとで…」
トーネチカ:「何してるんだ?」
針江ジロウ:「……そっち、座って。歌うときは客の顔見たいから」
針江ジロウ:首を傾げる。「何って、約束」
針江ジロウ:「忘れてた?」
トーネチカ:「……ああ、ああ!まさか、あれを」合点。
トーネチカ:「ウヤムヤになったと思ってた。…君、馬鹿だな」
針江ジロウ:「育ちが悪いから」唇を歪める。「お勉強には縁がない」
針江ジロウ:「それで……えっと、止めた方がいい?」
トーネチカ:「それが、いまやトップスターだ」
トーネチカ:「いいや、止めないで」
トーネチカ:向かい側のソファに座る。ジロウくんの顔を見て微笑む。
針江ジロウ:「よかった」
針江ジロウ:「針江ジロウのシークレットライブ。1曲だけど、楽しんで」
トーネチカ:「ああ。最高のプレゼントだ」
針江ジロウ:〈芸術:歌唱〉で判定したいです
RL:OK!判定をどうぞ!
どどんとふ:針江ジロウが「マネキン」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウがカードを公開しました。「ハートの9」
針江ジロウ:切り札を使用、判定の達成値を21に。
どどんとふ:針江ジロウが「ハートの9」を捨てました。
どどんとふ:針江ジロウが「トランプ」の山札からカードを引きました。
RL:では、その判定は絶対成功となる!
RL:キミはこの数日で一番のとびきり素晴らしい歌声を奏でることができるだろう。
針江ジロウ:ギターを弾いて歌い始めたのは、10年も前の流行歌。N◎VAの時間の流れにあっては化石のような大昔の歌だ。
針江ジロウ:拙い演奏に乗せて、心の底から楽しそうな歌声が響く。
トーネチカ:「―――……」その様子を見つめ、気付いたら微笑んでいる。歌声に耳を澄ませる。
RL:ありふれた、それでいて新鮮な流行歌がトーネチカの部屋を満たす。いつかN◎VAの街で流行った当たり前のラブソングだ。
針江ジロウ:アイドルでも、ひねくれた少年の顔でもなく、もっと幼く純粋な子供の表情で歌う。
針江ジロウ:やがてサビの途中にさしかかると、歌声が途切れる。「……この歌はさ」
トーネチカ:「………ああ」
針江ジロウ:「俺がガキの頃、ジャンク屋のラジオでよく流れた曲なんだ。クソ溜めみたいなスラムでゴミ漁って暮らしてた頃」
針江ジロウ:「歌詞に共感なんてできなかったし、歌ってる奴が誰かなんて興味もなかったけど」
針江ジロウ:「真似して歌ったら、楽しかった」
トーネチカ:「そう」
トーネチカ:「それが…君の原点?」
針江ジロウ:「今思えば、多分。そこからCMEに拾われるまでは……まあ、面白くもない話ばっかり」
針江ジロウ:「それで、だからさ。昔聴いたっきりなんだよ、この曲」
針江ジロウ:「正直うろ覚えだし、ここから先は歌詞も分からない」お手上げのポーズをしてみせる。
トーネチカ:「フフ、でも、とても楽しそうだった」
針江ジロウ:「そうかよ」ふい、と横を向く。
針江ジロウ:「……続きは次回、ってことでいい?」
トーネチカ:「そんなこと言われると、期待してしまう」
トーネチカ:「できない約束はしないんだ、大人は」
針江ジロウ:「あ、そ」
針江ジロウ:「じゃあ俺はまだ子供だ」
針江ジロウ:「もう少し稼げるようになって、もう少し自由ができたら」
針江ジロウ:「アンタを俺の専属として雇うよ。だから」
トーネチカ:「………」
針江ジロウ:ギターを置いて、少しだけ身を乗り出す。
針江ジロウ:「続きはそのとき。それまで待ってて」
トーネチカ:「あ……」睫が揺れる。
針江ジロウ:「できるかどうか分からない約束」
針江ジロウ:「本気にしなくていいよ。アンタは大人だろ?」
トーネチカ:「…フ、フフ!そうだな」噴出すように笑う。
トーネチカ:「大人をからかうもんじゃない…。…ふふ」
トーネチカ:「言っておくけれど。僕は高いよ、お嬢さん」
針江ジロウ:「……っ、その言い方」むっとした顔になる。「俺が誰だか知らないの? あの針江ジロウだぜ」
針江ジロウ:「すぐにアンタが想像もできないぐらい稼いでやる」
針江ジロウ:「だから……ああ、なんだ」
針江ジロウ:頭を掻いて、ため息をつく。
トーネチカ:「うん」言葉を待つ。
針江ジロウ:「もう少し。少しだけ、待ってろよ」
トーネチカ:「うん。待っているよ」
トーネチカ:「トップスターになった君のもとに、駆けつけよう」
針江ジロウ:「……子供をからかうなよ。真に受けるから」
針江ジロウ:ソファを立ち、ギターを片づけ始める。
針江ジロウ:「真に受けたから」
トーネチカ:「大人をからかうからこうなるんだ。後にひけなくなる」
トーネチカ:「ちなみに、さっきの曲は僕の青春時代に流行したラブソング。僕は直撃世代」
トーネチカ:「つまり、あの曲はとても聞き込んだ」
トーネチカ:「歌詞、結構間違えてたよ、ジロウくん」
針江ジロウ:「……」むすっとした顔で扉に向かって歩きだす。
トーネチカ:「フフ!」
針江ジロウ:「次は、そんなこと言わせねえから」
針江ジロウ:「じゃあな!」
トーネチカ:「うん、また会おう。近いうちに」
トーネチカ:「何かなくても、また呼んで」
針江ジロウ:肩越しに片手を上げて、返事代わりにする。
トーネチカ:楽しげに微笑を浮かべ、それを見送る。
RL:針江ジロウは自分の足で大都会へと歩き出していった。
針江ジロウ:土砂降りの雨の中、早足で歩きながら呟く。
針江ジロウ:「続ける理由が、また増えた」
RL:摩天楼はいつもと変わらないように絢爛にたたずんでいる。
針江ジロウ:「落っこちたらそれまで、なんて思ってたのに」
針江ジロウ:「割のいいビズとしか思ってなかったのに」
RL:降り続いていた雨はいつの間にか止んだようだ。
針江ジロウ:「ああ」
RL:雲間から覗く空に小さな星が一つ、ネオンサインの群れにも負けないぐらいに強く輝いていた。
針江ジロウ:「少しだけ、分かった気がする」
RL:明日はきっと青空になるだろう。
RL:トーネチカの部屋の窓からはN◎VAの街の夜景を見下ろすことができる。
RL:人ごみに紛れた針江ジロウの姿はもう判別するのも難しい。
トーネチカ:ガラス窓に体をもたれかけ、摩天楼を見下ろす。
トーネチカ:「雨、止んできたな。よかった」呟いて、微笑む。
RL:雨の上がった街のビル群やネオンサインは光を反射してきらきらと煌めいている。
トーネチカ:「頑張れよ、ジロウくん。君はきっと、周囲を惹きつけて、巻き込み続けるだろうから」
トーネチカ:「何があっても…歌い続けるんだ、きっと」
RL:虚構に塗れた世界で歌声は響く。
RL:十数年前のありきたりな流行歌が誰かの心に残っていたように。
RL:誰かの本当の想いもこの摩天楼の隅で響き続けていくのかもしれない。
RL:トーキョーN◎VA THE AXLERATION「フォロー・ユー、フォロー・ミー」
RL:アクトエンド。
RL:と、いうわけでトーキョーN◎VAセッション、これで全て終了です!皆さん、お疲れ様でしたー!
風海トモヤ:わーわー!
風海トモヤ:おつかれさまでした!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:お疲れ様でした!
鶴見冬助:おつかれさまでした!
トーネチカ:さまでしたおつかれ!
針江ジロウ:おつかれさまでしたー!
経験点配布
RL:では、最後に経験点の配布をしていきたいと思います!
RL:皆さまもう少々お付き合いくださいませ!
風海トモヤ:ウェイウェイ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:わーい
RL:一個ずつ項目を読み上げていくよー!
・ルーラーの依頼を果たした
RL:これは自キャラのイラストを描いたり、ログをまとめたりすることで加算される項目です
風海トモヤ:DTさんに3点くらい入りそう
RL:あとはなんかルーラーからのお願い事を聞くともらえたりする
RL:みんなイラストを描いていたりしてすごい!
RL:全員1点もらってください!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:もらいます
針江ジロウ:いただきます
鶴見冬助:もぐもぐ
RL:次!
・会場の手配、連絡などを行った
風海トモヤ:イラスト描いてないけど、くおんとふの地主なので1点頂きます
RL:まずどどんとふツヴァイの生みの親であるクオンタムさんは当然として
RL:優秀な日程調整ツールを作り出してくれたDTさん
RL:他の皆さんもスケジュール調整に大変ご協力いただき
RL:みんなありがとう!1点です!
トーネチカ:私のぶんも二人にあげたい
RL:だめですw
RL:次!
・アクトに最後まで参加した
RL:今回は途中で死人が出たりはしませんでした!ルーラーは危なかったけど!
RL:全員5点もらってください!
風海トモヤ:ヤッタッター
・よいロールプレイをした
RL:これは自薦か他薦でいきましょう
RL:全員、何か一個以上褒めるといいよ!
風海トモヤ:あっやばい、褒めポイントをまとめないと
RL:誰かの分一個ずつでいいですw
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ジロウくん:シナリオに沿いつつも自分の魅力をばっちり出してて凄かったです。魔性……。
RL:ウィリアムさんは普段はぼんやりだけど、仕事をする時の冷徹さがよかったですね。RLもつい巻き込まれてしまいました
トーネチカ:ジロウくんが素晴らしかった! キャラクターの設定を練り上げてるんだろうなーブレなくてすごいなーと感心しきりでした。ザ・マネキンってかんじ!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:トーネチカさん:めちゃくちゃ格好よかった。カブトとしての頼り甲斐もすごかった。
針江ジロウ:トーネチカさんが全力でイケメンしてくれて嬉しかったです。常に格好いい。
RL:ジロウくんはクライマックスでのキュリオへの啖呵は本当に素晴らしかった。見事な熱演です
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:鶴見さん:50点イージーの使いどころがすごい! 渋い! 悪い大人!
RL:トモヤくんは結構難しい立ち位置だったと思うんですけど、最後にはちゃんと仲良くなっていたのがさすがの手腕でした
風海トモヤ:鶴見P:超胡散臭かったです。『言葉が武器』というトーキーの新たな方向性を垣間見た感じ。ラージナンバーとして一緒に出番調整してる時が何気に楽しかった。
ウィル:超かわいかったです。特にED。こういう人ほんとに好き……火力がヤバいのも助かった。
ジロウくん:エッチな子でした。最初はイヌ嫌いでツンツンしてたからどうしようかと思ったけど、仲良くなれてよかった。コミックヒーローは笑った。
とねちー:いかにも夜景を眺めてそうなロールで良かったです。立ち絵がとっても好き。盗聴器を自分につけるやつを頼まないでもやってくれたので超好き!ありがとう!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:トモヤ君:盗聴器の使い方は見習いたかったです。ムードメーカーっぽくてすごくいいムーブでした!
風海トモヤ:ジロウくんと仲良くなれるかなあって中盤までドキドキだったよー
RL:鶴見さんはルスラン・ゴールドヘッドとのやり取りが特に好きです。ノリノリでやってくれてありがとうございます
針江ジロウ:トモヤくんがしっかり仲よくなってくれたの嬉しかった……
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あとみんな自発的な判定の使い方が上手くてすごかった。
トーネチカ:トモヤくん、各所でポツッと相槌いれるのが凄い上手いんですよ。いるだけで空気が柔らかくなるのもあり、人間関係の要になってくれてとても助かりました
風海トモヤ:とりあえず制御判定に失敗、みたいなアカラサマ地方の判定が全然なくてすごかったですね
風海トモヤ:えへへへ
RL:トーネチカさんは本当に心理描写の巧みさが巧みなので、マジで右に出るものはいないわって感じ……。EDとか超よかったです
鶴見冬助:ジロウくん:PC1!皮肉と感傷と蠱惑のバランスがスーパークールでした。
トーネチカさん:めかぶ・ザ・イケメン!ほんとに高級機感溢れてました。
トモヤくん:直情・ザ・クオンタム!全員とちゃんと対話するぞ!って姿勢が見習わないとなあと思いました。
ウィリアムさん:なんか常にとても面白い生き物でした。でもちょいちょいいいことを言ってくれてとてもいい……
風海トモヤ:面白い生き物
トーネチカ:イケメンわーい
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:生き物!
RL:DTさんはなぜこの場で見習おうとw
RL:じゃあ、だいたいこんなものかな?
風海トモヤ:ウェイウェイ!
トーネチカ:あとはTLで褒めます!
針江ジロウ:鶴見Pは悪い大人らしく振る舞ってくれたのでこっちもちょっと悪そうな顔ができて楽しかったです。あと台詞回しがいちいち渋い
RL:もし他に言い足りないことがあったらTLで言おう!
針江ジロウ:TLで言います!
風海トモヤ:⊂ ⊃
RL:全員5点ずつもらってください!
トーネチカ:わあーい
風海トモヤ:MORAU!!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いただく!
RL:次!
・PSを果たした
RL:これは全員渡したPSを二つとも達成していると思いますので
RL:合わせて10点!
鶴見冬助:あ、PSって追加制なんだ
RL:そう、説明していなかったのですが、二つ目のPSは実はPSではなく
風海トモヤ:ほうほう
RL:PPSという、サプリで実装された追加PSの特殊ルールなのです
鶴見冬助:何っ
風海トモヤ:プライマルプレイステーション
針江ジロウ:プラスされたPS
RL:気になる人はサプリメント、クロス・ザ・ラインを買おう!
RL:なので、この項目は二つ合わせて10点。
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:あー、あれね。PP……Sね。しってるしってる
RL:知らなそう
風海トモヤ:トモヤの『芸能人失踪事件を捜査する』は、犯人はほんとに全部死んじゃったけど
風海トモヤ:まあ、真相はちゃんと知れたのでOKですよね。調査もしたし。
RL:捜査はしましたし、事件は解決したのでOKです!
風海トモヤ:ヤッタヤッタ
RL:では、次!
・他のプレイヤーを助ける言動を行った
RL:これだいたいよいロールプレイのとこでも話してるし、みんなロールを褒められた方がうれしいだろ!
トーネチカ:うれしいー
風海トモヤ:うれしかった!
鶴見冬助:たぶんPL発言なのでは……?
RL:というか助け合ってなかったら死人が出てたわ!というわけで、これは省略!
風海トモヤ:あっPL発言
RL:全員5点もらってください!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いただくー
針江ジロウ:5点!
トーネチカ:もらう!
・アクトの進行を助けた
RL:超助かった!皆さんありがとうございます!
RL:5点!
トーネチカ:いただきやす!
・うまく神業を使った
RL:これは1人ずつ見ていくほかない
RL:まずはジロウくんから
RL:神業は《チャイ!》《プリーズ》《プリーズ》ですね
RL:《チャイ》はデイヴの行動を阻止しようとしたやつですね
RL:《チャイ》は皆から賞賛を得られれば経験点をもらえる
RL:みんな賞賛したかなー?
風海トモヤ:賞賛したよ!
RL:じゃあ、1点!
風海トモヤ:他人の神業把握って難しいんですけど
風海トモヤ:ジロウ君は全部サポート系なので覚えやすかったです
風海トモヤ:ありがたいぜー
RL:《プリーズ》はこの効果で相手に喜びを与えたら経験点がもらえます
RL:一回目はトーネチカさんに使って守らせたやつですね
RL:トーネチカさん、喜びました?
トーネチカ:トキメキに胸躍らせました
RL:そこまで
針江ジロウ:よかった
RL:では、上手く使ったことになるので1点!
RL:二回目は鶴見さんをだまくらかしたやつですね
RL:鶴見さんは喜びましたか
鶴見冬助:だまされてはなくない?
RL:騙されてはないかも
RL:利用された
鶴見冬助:撮れ高が上がったので万々歳です。
RL:やったー!では、成功!1点!
針江ジロウ:ウィンウィン関係です
RL:これで三つとも上手く使ったことになるので三点もらえます
RL:次はトーネチカさん!
針江ジロウ:やったー!
RL:神業は難攻不落、ファイト!、脱出、(脱出)
トーネチカ:脱出は二回つかいましたね
RL:それは二回分加算だ
トーネチカ:えっそうなんだ!
RL:会場に乗り込んだ時も、身を守った時もどちらも勝利につながるものでしたので
RL:これでまずは二点!
トーネチカ:うわーい!
風海トモヤ:守ってもらったぞー
鶴見冬助:難攻不落も2回ですよね
RL:あ、そうですね!
風海トモヤ:プリーズのぶん?
トーネチカ:そちらもカウントしていいんでしょうか?
RL:では、難攻不落も二回とも他人を守るために使用したので二点だ
RL:カウントしちゃいます
トーネチカ:1回は自分の身を守ったけども!
RL:守るのは自分でもよい!
RL:《ファイト!》は使用した相手から感謝されたらOKです
トーネチカ:じゃあもらっちゃいます!
RL:鶴見さん、感謝してます?
鶴見冬助:もちろん!
RL:やったー!では、1点!
トーネチカ:よかったー!
RL:合計で1点です
RL:次は鶴見さん!
RL:まず暴露が二回!
RL:これは神業によって世界を少しでも変えることができたらもらえます
RL:どちらも問題ないでしょう!ひとまず二点!
鶴見冬助:ウェーイ
RL:守護神二回!
RL:これも誰かを守ったら上手く使ったことになります。
RL:同じく二点!
風海トモヤ:暴露!
風海トモヤ:暴露はすごかった!
風海トモヤ:編集もしてたし!
RL:あれは見事でした
RL:最後にタイムリー!
RL:タイムリーはその効果で他人の危機を救ったら上手く使ったことになります
RL:救ったっていうか焼き殺しましたけど
RL:まあ、いいでしょう!
RL:1点!
RL:合計で5点です!
鶴見冬助:やった!
RL:次はトモヤくん!
RL:神業は制裁、不可知、死の舞踏
RL:制裁は対象に正しい審判を下したらうまく使ったことになります
風海トモヤ:うーむ
RL:チンピラどもを一網打尽にするのは正しい!市民のため!
風海トモヤ:これはトループを蹴散らすために使ってしまったからなあ
風海トモヤ:そ、そうなの? やった!
RL:まったく関係ないところで使ったならともかく、事件解決のためですからね
RL:さしあげましょう!
トーネチカ:チンピラをやっつけてくれてありがとー!
風海トモヤ:ヤッタッター!
RL:不可知はこの効果で妨害されずに状況を劇的に変化させればよい
RL:バステめちゃくちゃきつかった…
RL:まさかデイヴが何もできないとは…
RL:あげます!
風海トモヤ:に連続でジョーカーを出して確実にデイヴを苦しめられたと思います、多分
風海トモヤ:わーい!
RL:死の舞踏は誰かを殺したらOK!
風海トモヤ:トループ殺した!
風海トモヤ:こいつトループばっかやっつけてるな
RL:ならば、よし!殺害報酬!
風海トモヤ:わーいわーい!
RL:合計で3点です!
風海トモヤ:ちなみになんですけど
RL:ほいほい
風海トモヤ:制裁使って、デイヴやルスランを逮捕したりはできたんでしょうか?
RL:できます。
風海トモヤ:戦闘に入ってる時点で彼らは死亡しそうな感じがありますけど
風海トモヤ:できたんだ!
風海トモヤ:たとえばルスランを逮捕したい場合、クライマックス戦に入る前に制裁すればよかった・・?
風海トモヤ:それともクライマックスで制裁して、ルスランを倒すと、完全死亡でも生きて逮捕した扱いになるとか?
RL:いや、それはない。データは絶対です
風海トモヤ:ふんふん
RL:なので、その場合のやり方としては《死の舞踏》などでダメージチャートの[気絶]などをねらっていくことですね
風海トモヤ:あー!なるほど!
風海トモヤ:なるほどね!
RL:それでも戦闘からは退場になりますから
RL:細かいテクニックでした
風海トモヤ:社会戦ダメージは戦闘後に適用されるから、(制裁)→気絶→(制裁)→逮捕 みたいな感じになるんですね
風海トモヤ:ありがとうRL!謎がとけました!
RL:そうそう
RL:では、最後にウィルさんの神業!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:はーい
RL:完全偽装、不可知、とどめの一撃ですね
RL:とどめの一撃は残念ながら防がれてしまったので入らない!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:残念ー
RL:逆に不可知ではしっかりトドメを刺したので1点!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:やった!
RL:完全偽装は社の利益を生んだり、損失を防いだりすることが条件ですが
RL:しっかり他社に罪をなすりつけていたので1点です!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:相談してよかったー
RL:ですので、合計2点!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いただきます!
RL:それでは最後の項目!
RL:・シーンに登場した
RL:1シーンに登場するごとに1点で最大5点までもらえます
RL:こんなもん全員マックスだろ!
風海トモヤ:めっちゃ出ました
鶴見冬助:そうね……
RL:5点ずつもらってください!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:デスネー
針江ジロウ:もりもり
RL:経験点項目は以上!
RL:さーて、何点になったかな
RL:皆で数えよう!
トーネチカ:100点くらいじゃないかなあ
RL:すごい
風海トモヤ:多分だれかがまとめてくれるはず
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:自分は29点?
RL:誰だろうなぁ
RL:ほら、みんな自分の分は自分で計算する!ベイビーじゃないんだから!
鶴見冬助:32+神業ぶんのはず。
風海トモヤ:
[1] ルーラーの依頼を果たした
[1] 会場の手配、連絡などを行った
[5] アクトに最後まで参加した
[5] よいロールプレイをした
[10] PSを果たした
[5] ・他のプレイヤーを助ける言動を行った
[5] ・アクトの進行を助けた
[n] ・うまく神業を使った
[5] シーンに登場した
風海トモヤ:ベイビー!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:そしたらめっちゃまちがってた
風海トモヤ:あっこれ明らかに多いな
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:34点かな
鶴見冬助:あ、いやクオンタムさんが正しい!
風海トモヤ:あっうん
鶴見冬助:37+神業だ
針江ジロウ:助かりました!
風海トモヤ:正しかった!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:ありがたい!
RL:37+神業ですね
風海トモヤ:トモヤ40!
鶴見冬助:42点です。
針江ジロウ:こういう計算、焦って分からなくなるので……!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:39点だ! なんだ29点て!
針江ジロウ:40ぴったり!
トーネチカ:とねちー43!
RL:それでは、皆さん経験点をもらってください
トーネチカ:ちがう とねちー42点です
RL:次回のキャラ成長の時などに使うといいでしょう
トーネチカ:ムシャア!ムシャア!
風海トモヤ:わーい
RL:ルルブのカバー裏に印刷されているレコードシートを見て経験点の雰囲気を味わってもいいよ
RL:それでは、これで経験点の配布は終了!
RL:あらためてセッションの全日程は終了となります!
RL:皆さん、大変お疲れ様でしたー!
針江ジロウ:お疲れ様でしたー!
トーネチカ:お疲れ様でしたー!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:お疲れ様でしたー!
風海トモヤ:楽しかったです。誘ってくれてありがとうRL!おつかれさまでした!
鶴見冬助:おつかれさまでした!
北大路・ウィリアム・ウォーブラー:いいアクトでした!
風海トモヤ:この5人でよかったなー
針江ジロウ:楽しかったー