Dragon Tail:Mission3/"幽明異境嬰児 エフェス"


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【Trailer】

Trailer――『Dragon Tail』 戦日に紅を浴びた、残春を。叫喚を天まで響かせる、盛夏を。
死病に指先を震わせる、晩秋を。止木に独り声枯らす、厳冬を。

至宝のごとく抱え持ち。逆鱗のごとく隠し持ち。“龍の峡谷(ドラゴンゴージ)”に一つの部隊は棲む。

“ドラゴンテイル”。

“竜の尾”の騎行は、屍術戦姫“鴫沼沙織(サリフリ)”を討ち果たす、復讐の道行きとなった。
亡命の芽こそ摘み取られ、対抗策の目処が潰えたかに見えた矢先。さる特異なる力の争奪が始まる。
それは幽明なる異境の嬰児。その者が紡ぐは、我らが尾の栄光の頌歌か――我らが龍の身を裂く呪詛か。

ダブルクロス the 3rd Edition キャンペーン『Dragon Tail』

ダブルクロス、それは裏切りを示す言葉なれども。
されど我らはドラゴンテイル。魔を薙ぎ邪を払う、靭なる“龍の尾”なり。
GM:3話!はじまるよ!
夏尾竜成:いえーい!
秋里せつか:ウェイ!
春澤楓:うおーおー!
冬月忍:やった!

春澤楓キャラシート(PC1:クオンタム)
冬月忍キャラシート(PC2:ロケット商会)
夏尾竜成キャラシート(PC3:ぺんさん)
秋里せつかキャラシート(PC4:めかぶ)

【Index】

◆Opening
01/秋里せつか
02/夏尾竜成
03/春澤楓
04/冬月忍
◆Middlephase
01/死んでないって思うのは、自由じゃん
02/ジャームになった奴は、何処にも帰れない
03/知ってたよ……誰もいないなんて
04/俺は笑顔の訓練をしておく
05/見知った人間でさえ見つけれてないんだぜ
06/“エフェス”捜索作戦
Recall:01/秋里せつか
Recall:02/夏尾竜成
Recall:03/春澤楓
Recall:04/冬月忍
07/おかえりなさい
08/こういう時に、泣いちゃう人のが、好きだよ
09/同じ後悔は、二度しない!
◆Climax
Climax/幽明異境嬰児 エフェス
◆Ending
01/きみはなりたい自分になればいい
02/夏尾竜成&秋里せつか
03/春澤楓&冬月忍

GM:まずは成長報告から参りましょう
GM:今回のPC1!春澤さんから参りましょう。
春澤楓:はーい!
春澤楓キャラシート
春澤楓:みんなの愛犬!春ちゃんだよ!
春澤楓:僕も前回のログを読み返すまで忘れていたのですが、前回のラストで秋里さんとマブダチになり
春澤楓:「かえ」「せっちゃん」と呼び合う仲になったので気をつけていきたいと思います。
GM:ダチ!
春澤楓:春澤さん呼びに戻ったらせっちゃんの好感度が下がったものだと考えます・・・
GM:何やらかしたんだろう
春澤楓:プリン勝手に食べたのかなあ
秋里せつか:そんなことで怒んねーよ!
春澤楓:ホッ
春澤楓:成長は、前回GMからのお小遣いも含めて37点も成長できたので
春澤楓:防御手段として、ダブルクロスはじめた当初からずっと取りたかった《龍鱗》を取りました。Lv3。
春澤楓:ジュラシックパークとあわせて装甲値が40になります。
GM:硬ってーよ!
春澤楓:あとは無難にコンセを2→3にして、白兵を6→8に。超堅実!
GM:なんで装甲もりもりのキャラが50%を占めるんだ!
春澤楓:装甲無視はやめてください!なんでもしますから!
GM:堅実さはだいじ……特に火力役が命中安定することはだいじ!
春澤楓:本当は火力を上げたかったんですけどね。さすがにキャンペーンで回避も防御もできないの、ヤベーと思ったから……。
春澤楓:次回は暴走対策をしつつ、火力や命中補助に振っていきたいと思います。よろしくお願いします。
GM:次回があるかな~~~
春澤楓:あわわわ
GM:ありがとうございました!かえのハンドアウトはこれね!
春澤楓:わん!
PC1(春澤楓)用ハンドアウト
シナリオロイス:“エフェス” 推奨感情:P任意/N任意
あなたはかつて、C種ジャームに街と家族を奪われ、復讐を誓った“尾”のエージェントである。
“オディギトリア”より新たに下った任務。それは、“エフェス”なる存在の確保であった。
彼によれば、それは戦いを終わらせるだけの力を持つ可能性があるという。
その真偽は別にせよ、捜索候補地として挙げられたエリアのうちのひとつに、あなたは覚えがある。
旧江岳市――あなたの故郷であった街だ。
GM:里帰りできるかもね~
春澤楓:よかった・・家に帰れる・・
GM:“エフェス”については、まだよくわからないので
GM:ロイス自体は見かけてからとってもよいように思います。
春澤楓:できればそれがいいですね。推奨感情もめっちゃ任意だし……w
春澤楓:イズミルちゃんみたいに話せる人だといいな~
春澤楓:人じゃない可能性もあるけど
GM:人かもしれないしそうじゃないかもしれない
GM:斧かもしれないし槍かもしれないし弓かもしれない
GM:とにかく今はわかんないです
GM:そんなかんじ!では次!PC2の冬月さん!
冬月忍:はい!
GMキャラシート
冬月忍:冬月忍です。相変わらず行方不明の隊長を探しています。
冬月忍:成長としては、いい加減上げよう上げようと思っていた獅子奮迅をレベル2にしました。
冬月忍:範囲攻撃がシナリオ2回しかできないのが寂しかったからです。あと、装甲も抜きたかったしハヌマーンのエフェクトもコンボに組み込みたかったので、
冬月忍:吠え猛る爪もとりました。これによって減少する攻撃力を、UGNの共通エンブレムであるウェポンカスタマイズで補っています。
GM:範囲攻撃はいっぱい打てると安心!
GM:エンブレムは侵蝕かからないし経験点あると安定するね~
冬月忍:残ったポイントでさりげなく情報:裏社会を取得。本当は白兵とかのスキルを底上げして、まさにそう…安定させたかったです…
冬月忍:それは次回の成長…までたどり着くぞ!
GM:たどり着けるだろうか……
冬月忍:今回もがんばって隊長の捜査を続けますね! さあ、みんな! 仲良し協力部隊ドラゴンゴージの絆…各部署連携して発揮しましょう!
冬月忍:きっと上層部も、ドラゴンゴージはぜってぇ仲間を見捨てねえと思ってるに違いないっすよ
冬月忍:…………以上です
冬月忍:宜しくお願いします
GM:ありがとうございました!じゃあきっとそんな感じのハンドアウト!
PC2(冬月 忍)用ハンドアウト
シナリオロイス:“オディギトリア” 推奨感情:P好奇心/N不信感
あなたはかつて、“ワームウッド”で戦闘素体として育てられ、その後出奔した“尾”のエージェントである。
“尾”のもとに、一つの通告が下される。戦闘隊長――笹鳴千歳の、捜索中止決定。
そんな折、あなたはドラゴンゴージの脳――本部から呼び出される。
総隊長付きの副官である若水若菜から、あなたは“オディギトリア”の監視命令を受ける。
彼女は言う。彼は独断で、捜索中止を無視した強引な捜索指示を行うのではないか、と。
GM:通告があるってさ!
冬月忍:どうしちまったんだよ若水さん!
GM:若水若菜は初登場面をしていますが
GM:呼び出しアナウンスの主として声だけ出演しています
冬月忍:CVだけ先にわかってるタイプ!
GM:とにかくUGNもゴタゴタしてるぞ!なかよしできるかな?
冬月忍:が……がんばりまーす…
GM:OK!では次はなっちゃん!PC3ね!
夏尾竜成:へいへい!
GMキャラシート
夏尾竜成:今回清水さんとデートすることになった夏尾です
夏尾竜成:今回の成長はとてもシンプルに、螺旋の悪魔を取得して最大レベルまで伸ばしました。
GM:つよい……
夏尾竜成:これで火力が+15,クライマックスだと+18。火力インフレに頑張ってついていくつもりです。
GM:オメーが一番R間火力高いんだよ!
夏尾竜成:後は特にない……他のアタッカーと違い反撃メインなので技能とかは後回しにしてます
夏尾竜成:実は一回も白兵攻撃をしたことがなく、また無業の影も使ってないのでいつか使いたいです。
夏尾竜成:後忘れがちなUGN戦闘服IIの効果を今回は忘れずに行きたいです。終わり!
GM:今まで本気を出してなかったやつ!
GM:そんななっちゃんのハンドアウトはこれ!
PC3(夏尾竜成)用ハンドアウト
シナリオロイス:“詮索好きの男” 推奨感情:P好奇心/N脅威
あなたはかつて、水野森乃助を名乗る人物に師事させられていた、“尾”のエージェントである。
清水篠子との哨戒任務の折、あなたは一人の人物と遭遇する。
彼はワームウッドであると言うが、こちらと戦おうとする様子はなく、
何かを探している様子であり、加えて、執拗にこちらの目的を探っているようであった。
もし、彼の目的がこちらと相容れぬものであれば。ぶつかることにもなるだろう。
GM:詮索されるって!
夏尾竜成:さっさと二人きりにさせろや……と思ってます
GM:デートじゃねーよ!
GM:任務!
夏尾竜成:何故よりによってこの二人なのか……上層部は何も分かっていない
夏尾竜成:詮索好きの人については、名前くらい教えてもらえたらいいなあと思いつつ接しようと思います
GM:教えてくれるかなあ
GM:とにかくそんな感じ!
夏尾竜成:おっすっす!
GM:最後!PC4!秋里さん!
秋里せつか:うっすうっす!秋里せっちゃんです!
秋里せつかキャラシート
秋里せつか:前回は春澤さん及び清水さんと仲良くなれたので、ドラテ乙女ゲー主人公枠としましては、張り切ってこのまま女子会EDを目指したいところであります。
秋里せつか:ええと、成長は噂話のレベルを1⇒2に上げました。
秋里せつか:また中途半端だったサンドシャードのレベルを最大まで上げました。
秋里せつか:そして新エフェクト取得!幸運の守護及びリフレックスを取得して、回避を試みれるようにしてみました。
GM:無限に範囲攻撃が打てる……
GM:回避!キャンペーン中盤で取りたいエフェクトランキング上位!(当社調べ)
秋里せつか:でもリフレックスをレベル1で取得しちゃったのであんま役立たないかな…? とすでにビクビクしてます。役立てばいいなあ
秋里せつか:そんなところです!以上!
GM:OK!ありがとうございます。
GM:ハンドアウトね!ハンドアウトこれ!
PC4(秋里せつか)用ハンドアウト シナリオロイス:“ジャケットの少女” 推奨感情:P庇護/N不安
あなたはかつて病に冒され死を待つ身であったが、覚醒とともに再誕を遂げた“尾の”エージェントである。
ユズリハ1号との哨戒任務の折、あなたは一人の人物と遭遇する。
その異様な風体の少女が、あなたが撃破したジャームに触れた瞬間、傷をたちどころに癒してしまった。
彼女は何者なのか。彼女の揮った力は、一体どういったものであるのか。
彼女は敵となるのか。味方になりえるのか。見極めねばならない。
GM:一体何者なんだ……
秋里せつか:あっ!新ルート開拓!
秋里せつか:それに加えてユズリハちゃんとの会話が成り立つのかどうかも心配
GM:失礼な!完璧なプログラムを構築しているのに!
秋里せつか:余計に不安!
GM:とにかくそんな感じ!がんばって!
秋里せつか:はあい!友達100人できるかな!
GM:100号まで作らなきゃ……
秋里せつか:そういうことじゃないよ!?
GM:成長報告はそんな感じかな。トレーラーを貼って始めていきましょう
Trailer――Mission3/“幽明異境嬰児 エフェス”
「ミッションの概要を説明します。
ミッションターゲットは、“エフェス”。それの発見および確保が、本ミッションの目的となります。
“エフェス”の詳細は不明ですが、自律しての移動能力があり、現在地の特定はなされていません。
しかし。私の見立てが正しければ、“エフェス”を確保することさえ出来れば、
“ワームウッド”……ひいては、“C種ジャーム”との戦いに終止符を打つことが出来るかもしれません。
“ワームウッド”との邂逅も予想されますが、われわれの目的はあくまでターゲットの確保です。
必ずや、あなた方自身の手で。“エフェス”の確保をお願いします」

GM:あ、そうだ。PC間ロイスの取得をお願いしておこうかな。
GM:例によって例のごとく、PC番号順となります。
春澤楓:新システム!
夏尾竜成:うおーっ
夏尾竜成:せっちゃんだ!
冬月忍:夏尾くんにロイスだ!
GM:春→冬→夏→秋→春となります
春澤楓:わー冬月先生だ
春澤楓:なるべくみんなでご飯食べようぜ~って前回のEDで話があったし、みんなちょっと距離感縮まってたりするのかなあ
夏尾竜成:せっちゃんに前どういうロイス取ったかな
春澤楓:夏尾竜成:先輩/秋里せつか/庇護○/憐憫/ロイス 前回から変わらずこれで行くよ!
春澤楓:これで撮ってる!
夏尾竜成:ほほう
冬月忍:夏尾竜成/親近感〇/隔意 でとります
春澤楓:-チームメイト/冬月忍/○信頼/隔意/ロイス
秋里せつか:楓ちゃんとは仲良くなれたからなー
春澤楓:楓はこれでいきます。P親近感がP信頼になりました。
春澤楓:純愛?純愛?
秋里せつか:チームメイト/春澤楓/尽力:○/不安/ロイス で取得します。N感情が隔意⇒不安になりました。
夏尾竜成:キモいとか言われて悲しい/秋里せつか/庇護/憤懣○/ロイス
夏尾竜成:これで
春澤楓:夏尾w
秋里せつか:憐憫から憤懣になっちゃったよ
夏尾竜成:ちぇ!ちょっと顔見慣れたからって、キモいだの何だの言いやがって秋里のやろ~!元気じゃねえか!憐れんで損したぜ!って思ってます
秋里せつか:わーい、今回もたくさん悪態つこう
春澤楓:せっちゃんの悪態すき!
夏尾竜成:秋里がいじめる
秋里せつか:男子ってサイテー!キモイ!死ね!
GM:取り終えたならOPはじめるよー
秋里せつか:はあい
夏尾竜成:終わった!

【MasterScene/01】

GM:【ドラゴンゴージ 基地内 “脳” 研究室】
“オディギトリア”:「……間違いないのですね?」
GM:一人の年若い少年が、PCの前で会話している。
GM:傍らには配線を繋がれた、等身大の人形が鎮座する。
ユズリハ1号:〈……何度も言わせるな……〉
GM:彼女――そのアンドロイドの口に当たる部位が開く。老人の声。
ユズリハ1号:〈名は“エフェス”。彼奴らを……あの忌まわしき化物どもを駆逐する手段となるはずだ〉
ユズリハ1号:〈その力もて臨めば。貴様の回りくどい計画だろうと、成就するやもしれんな?〉
“オディギトリア”:「……」
“オディギトリア”:「……分かりました。“尾”に捜索指示を出します」
ユズリハ1号:〈……猶予はあるまい。彼奴らのことだ、しつこく追い続けているのだろう〉
ユズリハ1号:〈彼奴らの手に取り戻されれば、貴様ら”旧種”も、人類ごと滅ぶぞ〉
“オディギトリア”:「そうならないために、我々が必ず手に入れます」
ユズリハ1号:〈……“ブレス”もか?〉
“オディギトリア”:「それを貴方に答える必要がありますか? ――ジブ=ジュ・ヤーガユ」
ユズリハ1号:〈……フン〉
ユズリハ1号:それきり人形の目は閉じる。
“オディギトリア”:「……」彼女に繋げられていた配線を抜く。
ユズリハ1号:再び眼を開く。
ユズリハ1号:「定期保守ガ完了するました。いつでもユズリハ1号ハその最高峰ノスペックヲ発揮できるます」
“オディギトリア”:「……分かりました。今後は部隊員として、戦地での任務にも携わっていただきます」
“オディギトリア”:「手は一つでも多いほうがいい。よろしくおねがいします、ユズリハ1号さん」
ユズリハ1号:「了解しました。オディギさん、貴様ヲ次期マスターとして登録されているます」

【Opening/01】

GM:オープニングに入ります。せっちゃんから!
秋里せつか:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

秋里せつか:イエーイ!低いイエーイ!
春澤楓:幸先だ!
秋里せつか:なつかし!なつかしの幸先チャン!

GM:【ドラゴンゴージ基地 警戒区域エリア外】
GM:あなたは現在、定常の哨戒任務に当たっている。
GM:あなたにつけられたバディは、ユズリハ1号と称する試製人型対策構造体である。
GM:彼女(?)は鹵獲された後、多少のプログラムの書き換えをもって、正式に尾に配備されることとなった。
ユズリハ1号:「哨戒任務というものヲ、ユズリハハ経験したことガありません」銃と盾を構え歩く。
ユズリハ1号:「護衛任務ガ主でしたので。外ニ出歩くのはレアケースとなります」
ユズリハ1号:「もちろん、耐候性についてハ問題ありません。貴様らノ脆弱なタンパク質よりも熱負荷への耐性ハ強固です」
GM:なお、オープニングの開始直後ではありますが
GM:アナウンスを一つ。本シナリオではNPCカードの使用が可能です。
秋里せつか:へえ!

ユズリハ1号 使用タイミング:オートアクション
以下の2つからどちらかを選ぶ。シナリオ2回使用可能。
【援護射撃】:判定の直前に使用。判定ダイスを+5個。
【ディフェンスサポート】:ガード時に使用。ガード値を+9。
秋里せつか:「じゃあ、敵が来たらぜひ私を守ってちょうだいよ……」パーカのポケットに両手を突っ込みながら歩いている。
ユズリハ1号:「無論です。しかし」
ユズリハ1号:「殲滅性能としては、せっかちゃん様ノ方ガ高いト判断します」
秋里せつか:「待って何その呼び方。誰に吹き込まれたの」
ユズリハ1号:「発信源ハせっかちゃんには絶対内緒ね!ト固く秘匿されています」
秋里せつか:「マジで分かんないんだけど! 誰だ…? っていうか変えて変えて」
秋里せつか:「普通に、秋里…とか、せめて、せつかって呼び捨てでいいからさ。変更、変更」
ユズリハ1号:「設定者ニロックが掛けられています。パスワードヲ入力して下さい」
秋里せつか:「はあー!? 何それポンコツだな!」
ユズリハ1号:「それは……明確な侮蔑ト判断します」
白露花野:〈……あのさ〉
ユズリハ1号:「それハユズリハノAIニ対する毀貶行為であり……」
秋里せつか:「柔軟な対応をしてみせろーって言ってるのー、完璧なプログラムってやつならさ…」
ユズリハ1号:「上位権限ニ従うことハ当然ノ機能です」
ユズリハ1号:「プライオリティノ無い人間ノ書き換えには応じないのは当然ノ判断であるので」
白露花野:〈あのさー〉
秋里せつか:「難しいこと言うのやめろっつーのー! バカにしやがってー!」
ユズリハ1号:「対象ノレベルニ基づき正常な判断を――」
白露花野:〈バカども!聞け!〉
白露花野:〈敵来てる!〉
秋里せつか:「ええ!? わあ!」
ユズリハ1号:「……ム」
ユズリハ1号:「レーダニ感ありました。カメラでも確認できています」
GM:正面。馬のような怪物が迫る。
ユズリハ1号:「迎撃します。こちらノ高度な耐衝撃シールドで脚ヲ止めます」
秋里せつか:「あーあーあー、じゃ、そしたら、私、追撃する」
ユズリハ1号:「その隙ニ打点ヲ集中するのが、最も有用な作戦形態ト演算する……ました」
秋里せつか:「ん」頷く。「それでいこう」
怪物:「ブルァッ!」ひき殺さんと襲いかかるその蹄を、
ユズリハ1号:「対応完了」ユズリハの盾が受け止めた。
怪物:「フシュー!」そのまま押しつぶさんと、動きを止めて体重を乗せる。
ユズリハ1号:「関節部ノ負荷増大!容認レベルヲオーバーします」
ユズリハ1号:「はやく」
秋里せつか:「はいはい! 焦らなくても」馬の頭上より、因子で作り上げた短刀の群れが降り注ぐ。
怪物:「ブフッ」動きを止めた状態では回避もままならない。
秋里せつか:「こんくらいなら、大丈夫だよ!」頭から無防備な背中にかけて、連打を打ち込む。
GM:怪物はそのまま無数の刃に刺し貫かれ、その場に崩折れる。
ユズリハ1号:「敵戦力ノ沈黙ヲ確認」
ユズリハ1号:「お見事です。せっかちゃん様」
秋里せつか:「おっしゃ…。……なんか、慣れてきてんな、私」
ユズリハ1号:「鍛錬により技量ガ向上するのは、貴様モAIモ同様です」
ユズリハ1号:「学習です。必要なものヲ学ぶ力」
秋里せつか:「学んでるのかな…。嬉しがっていいのか分かんないけど。感覚が変になってたらどうしよ」
白露花野:〈おつかれー。もうこんくらいだと全然苦戦しねーのな〉
秋里せつか:「敵が動き止めてれば。落ち着けるようになった」
白露花野:〈他に敵影ないし、とりあえず帰投していいんじゃねえの?あのデカブツが居たエリアなら、小物も寄り付かなかっただろうし〉
秋里せつか:「ユズリハのおかげ。ありがとね」ユズリハの方に行きます。
ユズリハ1号:「当然です。ユズリハハ本来、連携しての運用ヲ想定した戦闘ロジックを構築しています」
ユズリハ1号:「それが他ノ号機であれ貴様であれ、その機能ノ発揮ニ問題は生じえるはずモなかろ……ません」
秋里せつか:「えーと、とりあえず、連携してくれるんなら私としても助かるし、問題ないです」
秋里せつか:「帰っていいって。お疲れ」
ユズリハ1号:「了解。帰投します」
GM:このあたりかな。〈知覚〉で判定をお願いします。
秋里せつか:3dx とう!
DoubleCross : (3R10[10]) → 3[1,2,3] → 3

秋里せつか:まあ、綺麗な出目
GM:じゃあ事が起こるまで全然気づかないですね
秋里せつか:ダメだこりゃ!
GM:その場を離れ歩き始めてから、しばらくして。
怪物:「ブルフッ……ブルッ……」
GM:怪物の嘶きが、再び聞こえ始める。
ユズリハ1号:「……?敵性反応ガ」
秋里せつか:「……は?」
ユズリハ1号:「復帰しています。一体何でしょう」
秋里せつか:「はあ!? 倒したじゃん、間違いなく」
白露花野:〈え、なんで復活してるんだこいつ……!〉
白露花野:〈そっちからなんか異常分かる!?〉
怪物:もともと馬のような姿をしていた怪物は、
怪物:すっかり刃傷を癒やしている。その上。
怪物:翼のようなものが生えている。天馬のような姿に。
怪物:更にその背には、人間のようなものが乗っているようにも見える。
秋里せつか:「え」「あ……」「ええ~~~?!」
ユズリハ1号:「飛行しました」
白露花野:〈何こいつ……!今までこんな事ねーんだけど!〉
秋里せつか:「つーか、人がいんだけど…、いなかったよね、今!?」
ユズリハ1号:「人?」
白露花野:〈めちゃくちゃだろこいつ……!何?人?〉
白露花野:〈どこに!こっちからじゃ見えない!〉
GM:怪物の上に乗った少女は、中学生くらいだろうか。馬の背にしゃがんで、手を当てている。
秋里せつか:「馬の上、ええと、女の子が乗ってる……」
GM:ジャケットを羽織っているが、その他には身につけていないように見える。
ユズリハ1号:「ユズリハハ確認できているません」
秋里せつか:「えっ、あんなエロい格好してるのに!? 何あれ、犯罪!? 変態!?」
白露花野:〈上?なんもねーけど!〉
ユズリハ1号:「何か見えるのですね、せっかちゃん様」
怪物:怪物は羽ばたいているが、こちらに襲いかかる様子はない。
ユズリハ1号:「であれば、貴様ガ譫妄ノ類ヲ引き起こしているト類推したました」
秋里せつか:「むしろ、なんでアンタらには見えないのさ?」
秋里せつか:「いっ……いや! ヤダ! いくら慣れてきたからって! そこまでヤバくなってないもん!」
ユズリハ1号:「PTSDニよる幻視ノ危惧ガあります。帰投後ニメディカルチェックノ受診ヲ提案します」
GM:怪物の上の少女は、目が合うとニコリと微笑む。
秋里せつか:「うるせえ! ちょ…ちょっと、そこのアンタ! 何してんのさ!」 ジャケットの少女に呼びかけます。
GM:なにか話しかけているようであるが、羽ばたきによる轟音で聞き取れない。
秋里せつか:「いやっ、ぜんぜん聞こえないんだけどっ」
ユズリハ1号:「とにかく」銃を構える。「今状況判断ガ可能であるのがユズリハのみである以上、迎撃体制を構築します」
秋里せつか:「やめろ!私を病人扱いすんな!」
ユズリハ1号:発砲。その銃弾は怪物に叩き込まれる。
秋里せつか:「あっ」「あの子、戦う気はなさそうで――」
怪物:怪物は数発の銃弾を受ける。C種に対する殺傷力こそ無いものの、
怪物:「ブフッ」衝撃にひるむ。
怪物:「フーッ!」怪物は空中で身を捩ると、踵を返す。
怪物:少女を乗せたまま、反転して飛び去っていく。
秋里せつか:「――……行っちゃった」
GM:ジャケットの少女は、あなたの方を見て笑顔で何かを話し続けていた。
ユズリハ1号:「撃退には成功しました」
白露花野:〈……おつかれ。何だったんだ今の……〉
秋里せつか:「…分かんない。全然聞こえなかった…何て言ってたのか」
白露花野:〈チェックが甘かったわけじゃねーと思うんだけどな。桃じゃあるまいし〉
ユズリハ1号:「絶対に検診ヲ受けてくださいね」
秋里せつか:「そんなの、……死んだジャームが生き返った、みたいじゃん……」
ユズリハ1号:「コントロールされていると大変です。2号以下ノ尊い犠牲ヲ忘却しないで下さい」
秋里せつか:「っだから幻覚じゃないっつうの! 洗脳でもないってばあ! 話聞けバカ!」
白露花野:〈そんな事起きてたまるかっての。そんなんマジだったら終わりでしょ〉
白露花野:〈……あと、ストレス抱えてんならあたしでよければ聞いてやるからな〉
秋里せつか:「だーかーらーー! マジでいたんだって! エロい格好の女の子が、ジャームの上に…」
秋里せつか:「その哀れむ感じの顔やめろ!」

GM:シーンを終了します。ロイス取得あればどうぞ。
秋里せつか:シナリオロイスのジャケット姿の少女に! 推奨感情はP庇護/N不安…
秋里せつか:庇護…?
GM:庇護……
秋里せつか:好奇心/不安:○で取得します!
秋里せつか:とりあえずそれだけ!
GM:OK!

【Opening/02】

GM:夏尾くんのOPに入ります。
夏尾竜成:俺!
夏尾竜成:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 4[4]+40 → 44

GM:きみ!
夏尾竜成:実は侵蝕初期値が高い夏尾
GM:ウロボロスだから……

GM:【四州地方 緩衝地域】
GM:より基地から遠い、FHとの直接衝突も懸念されるエリアでは、
GM:より戦力の高い人物が哨戒に割り当てられている。
清水篠子:「……」
GM:口を一切開かず、黙々と哨戒を続けている。
夏尾竜成:「いやー、清水さん!俺達どうやら上から期待されちゃってるみたいですねえ!」
夏尾竜成:いつもより明らかに上機嫌で話しかけています
清水篠子:「……期待?」
夏尾竜成:「聞きました?この辺担当させられるのって、実力がある人間だけらしいっすよ!」
清水篠子:「そうね。かなり危険だとは思う」
夏尾竜成:「つまり部隊の中でも、俺と清水さんは特別強いって思われてるってことですよ、これ」
清水篠子:「あなたは強いでしょう」
清水篠子:「隊長が連れてきたんだもの」
夏尾竜成:「おっ、わかっちゃいます?まあ、なんだろうなー。やっぱりエリートとしてのオーラみたいなのが出て……ってそういうことかい!」
夏尾竜成:「連れて来られたって言うより、誘拐みたいなもんだったけどなー……知ってます?俺、あの人にいきなり襲いかかられたんだぜ」
夏尾竜成:「逃げようと思ったら二人がかりで囲んでくるし……イカレ具合は師匠といい勝負だぜ、あれ」
清水篠子:「……そういうことをする人ではあると思う」
清水篠子:「師匠?」
夏尾竜成:「そいつがドラゴージの成立に関わってたとかなんとかで、弟子の俺に話が回ってきたんだと。迷惑な話だぜ」
夏尾竜成:「そういや、清水さんてどういう経緯でこの部隊に?やっぱ拉致られて?」
清水篠子:「元々、チルドレンだから。任務で」
清水篠子:「対抗種の適性があったから。それで、転属に」
夏尾竜成:「チルドレン……てことは、春沢みたいにちっちゃい時からUGNやってたってこと?」
夏尾竜成:最初はかしこまった口調だったが、徐々に砕けて普段どおりの言葉遣いに戻りつつある
清水篠子:「私はずっとだけど、彼女は違うと聞いているけど」
清水篠子:「元々ここの出身だって。違った?」
夏尾竜成:「らしいな。……っていうか清水さん。ずっとチルドレンっつった?それって生まれた時からってこと?」
清水篠子:「少なくとも、物心ついたときには、訓練施設に」
夏尾竜成:「ひえーっ!俺より酷えなそれ!初めて会ったわ!学校とかは……?」
清水篠子:「教育カリキュラムはちゃんと履修してる」
夏尾竜成:「通ったことないのか……」
清水篠子:「……潜入任務に向く体質じゃないから」
夏尾竜成:「大丈夫です、清水さん」ぽんと肩を叩こうとする
清水篠子:思わずよける。
夏尾竜成:「避けないで」
清水篠子:「でも、対策マニュアルにそうしろって」
夏尾竜成:「そっか……」
添水桃:〈そう!完璧!今のだよ今の!〉通信が入る。
夏尾竜成:「……ううん!」咳払いを一つして「大丈夫です、清水さん。これからでも青春は遅くありませんから」
夏尾竜成:「デートとか、恋愛とか、結婚とか……これから、いくらでも楽しいことはありますから……!」
夏尾竜成:「っておい!邪魔すんなや桃!今いいところなのに!」
夏尾竜成:通信機に向かって怒ります
添水桃:〈その身のこなしがあればバッチリだから!作りがいがある!〉
添水桃:〈ひーん!〉
添水桃:〈私だって用があって連絡してるのに……〉
夏尾竜成:「じゃあそっちから入れよ!『作りがいがある!』じゃない!避けられたのお前のせいじゃねえか」
添水桃:〈だってせつかちゃんが絶対必要だって……〉
添水桃:〈あ、そうですよ!そっち!〉
添水桃:〈敵性反応が複数あります!〉
夏尾竜成:「せつか……?ああ、秋里か!あの野郎……!帰ったらただじゃおかん……!」
清水篠子:「そっちを早く言って」
夏尾竜成:「ああ!?」
添水桃:〈ごめん……〉
夏尾竜成:「マジで早く言え!清水、感知できるか!?」
夏尾竜成:手の内に魔眼を作り出しながら言います。感知能力は清水さんのほうが高いことは、一話でわかっているからな。
清水篠子:「あそこに」空中に銃を向ける。
GM:空にクラゲのような物体が浮かんでいる。
GM:数匹。触手を地上へと伸ばしていき、君たちを攻撃しようとする。
清水篠子:何発か発砲。銃弾がクラゲを刺し貫き、血の華を咲かせる。
夏尾竜成:攻撃の隙をついて反撃。蹴るふりをしつつ、建造物の瓦礫、鉄釘などを重力で飛ばす
GM:その反撃で、次々とクラゲは落ちていく。
清水篠子:「……数は多いけど、大した敵ではないと思う」
夏尾竜成:「ま、俺達だから言えることだけどな!」大した敵ではない、という反応に対して
夏尾竜成:「で、桃。他には?こいつらの親玉とか居ねえだろうな」
添水桃:〈反応が1!これは……人ですかね?〉
添水桃:〈そこの建物の裏です〉
清水篠子:発砲。最後のクラゲを撃ち落とした。
夏尾竜成:「……おい!出てこいよ!こんな所にいるんだ。一般人じゃねえだろ?」
GM:一人の青年が、両手を上げて物陰から出てくる。
青年:「いやいやいや。あんな化物いれば、誰だって隠れるだろ?」
夏尾竜成:「俺達からは隠れないのか?その化物をぶっ殺した奴らだぜ」
青年:「出てこいつったのお前じゃねーか」
夏尾竜成:「そこで止まれよ。近づきすぎるのも無しだ」両手を上げていても警戒は解かない。オーヴァードに見た目上の降伏は無意味だからだ。
青年:「てかその銃マジで怖いんで下ろしてほしいんだけど……おっかねーお姉さん聞いてる?」
清水篠子:「何もしなければ撃たない」銃を突きつけたまま。
夏尾竜成:「怖がってんならぶるぶる震えたままで良かったんだぜ。で、何してんだここで」
青年:「化物から逃げて隠れてた。あんなの相手にしてられねーからな」
夏尾竜成:「その前のこと聞いてんだよ、俺は!化物に合う前!」
青年:「探しものだよ。お前らは違うのか?」
青年:「それとも何か?守る側か?この近くにあんのか?」
清水篠子:「何を……」
夏尾竜成:「しーっ!」
夏尾竜成:清水さんの口を抑えるよ
清水篠子:「んっ」
青年:「いや分かったわ。ここにはねーのな。もしくはマジで心当たりがないか」
夏尾竜成:「……あいにく守秘義務があってね。どこの馬の骨とも分からねえ奴に、教えるわけにはいかねえの」
青年:「へえ。守秘義務がある組織の所属ね。部位はどこ?」
夏尾竜成:「……部位?」と、とぼけたふりをしてみます
青年:「当ててみようか?“爪”?」
青年:「……“牙”?……“尾”?」
夏尾竜成:「その次は鰓とか触手とかがでてくんのか?」
青年:「そっちとは違って、お姉さんはお可愛いな」
青年:「分かりやすい。“尾”か」
夏尾竜成:「かわいいってのには同意」
青年:「何?出来てんの?」
清水篠子:「ふざけないで」
青年:「怖えーって!銃向けたまま凄むな!」
夏尾竜成:「何でそこだけ語気が強いの」
夏尾竜成:「……チッ!もう、面倒くせえ!お前無実だとしても怪し過ぎ!」
青年:「無理すんなって!手から血出てるじゃんお姉さん」
青年:「攻撃の代償ってとこか?ブラム=ストーカーにしても極端だな……自分にもダメージが来るだけの火力使いか?」
清水篠子:「!」手を隠す。
夏尾竜成:「!」清水さんが手を隠すと同時に、男に攻撃を仕掛けます。投石!
青年:「当たりか……お姉さんと無限に話したいな」
青年:「お前だけ帰って……痛って!」
青年:「お前……俺何もしてねえだろ!?」
夏尾竜成:「口動かしてんだろ!流石にこれ以上は無理だ。時間稼ぎが目的かもしれねえし」
夏尾竜成:「とりあえず、拘束して無力化する。その後聞きたいこと聞くわ」
青年:「それは困るな……魔眼使い」懐から筒のようなものを取り出す。
夏尾竜成:そう言って青年を取り押さえにかかります。抵抗するなら攻撃するぞ!
青年:「まだ“ブレス”の話もできちゃいないのに」筒を地面に叩きつける。
青年:発煙筒。「知らねえって反応だな!じゃあ今回のはマジで偶然か!」
夏尾竜成:「……チッ!目くらましか!」煙に構わず、男の元に走ります
夏尾竜成:「自己紹介くらいしてけ、クソ!」
青年:「お前らの組み合わせなら目を封じれば攻撃できないタイプと見た!」
青年:「誰が情報渡すかよクソUGN!一方的に奪われとけ!」
青年:「あ、や、一個だけ教えてやろうか?お前らの足元の死骸な、毒持ってるぞ」
清水篠子:「照準が……!」
夏尾竜成:「じゃあお前が食らってろや!」適当に死骸を周囲に飛ばしまくります。
夏尾竜成:相手の声が聞こえる辺りと、その反対方向に向かって攻撃。当たればいいけどあたらないだろうな~
青年:死骸が乱舞する中、その隙に足音が離れていくのが分かる。《瞬間退場》。
夏尾竜成:「逃げられたな、こりゃ」煙が消えるまで警戒しておきます。
清水篠子:「……」
夏尾竜成:「……一応持って帰るか、これ。発信機が付いてるかどうかとか、わかる?」発煙筒を指さしながら清水さんに
清水篠子:首を振る。「もう、何が怪しくて、何が怪しくないのか」
夏尾竜成:「あいつは怪しい。俺は正しい」
夏尾竜成:「移動しよう。尾行の有無なら判るだろ?」
清水篠子:「……あれが怪しいのは同意する」
添水桃:〈近くに反応は無いですね。あと、顔も押さえたので、後でデータベースで調べられます〉
添水桃:〈住民名簿は押さえてます!バッチリ調べますからね!〉
添水桃:〈私たちの篠子ちゃんをいじめるやつは許しませんよ!〉
夏尾竜成:「そっちの線じゃねえと思うけど、後半に関しちゃ同意だ」
清水篠子:「あなた達のものになった覚えはないし、そもそもあなた達って誰……?」
添水桃:〈私たちはゴージみんなだよ!〉
添水桃:〈絶対悪いやつだよあいつ!対策マニュアルに書くから!〉

GM:シーンを終了します。ロイス取得が可能です。
夏尾竜成:“詮索好きの男” P親近感/N憎悪○/ロイス
GM:憎悪しとる
夏尾竜成:俺の清水さんをいじめやがって~!と思っています
GM:貴様のものではあるまい……
夏尾竜成:心の中で思うだけならただ!

【Opening/03】

GM:春ちゃんのOP!
GM:登場をどうぞ。
春澤楓:YOYO!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:37->44)
春澤楓:YO……
春澤楓:あっ、でも夏尾くんとおそろいじゃん
春澤楓:わーいわーい

GM:【“ドラゴンゴージ” 基地内 格納庫】
GM:出撃・帰投を繰り返すこのエリアは、普段から騒然としているものの、
GM:今日は何時にも増して騒がしい。
GM:なにか事件でもあったのだろうか。人だかりができている。
春澤楓:ひょこひょこ歩いてきます。今日は非番だ。
春澤楓:食堂で買ったたいやきをいっぱい紙袋に詰めて、もぐもぐ食いながら歩いている。
春澤楓:「なんだ? なんかあったのか?」
春澤楓:「なーおい! なんかあったのー!?」
春澤楓:「ケンカ? ケンカか?」
GM:あなたの声に、3人の女性が応える。
“アズールタワー”山吹桜:「その声は……春澤じゃん!どーよこれ!やったわ!」
“アズールプラント”山吹梅:「あったい焼きいいな……一個ちょうだい」
“アズールマイン”山吹椿:「くれー」
【“ドラゴンゴージ”主力部隊“爪(ネイル)”戦闘員 山吹三姉妹】
春澤楓:「三つ子じゃん」
春澤楓:「何あったのか教えてくれるならいーよ。一個ずつな」
春澤楓:「あ、カスタードはオレんだから取るなよ!」
春澤楓:「魚の頭が白っぽいやつ!」
山吹桜:「いやこれ見てよこれ……どーよ。大金星でしょ」後ろに控える巨体を指す。
春澤楓:「へ?」 そっちに目をやる。
山吹梅:「ウチらがやったんだよー……すごくない?」そこにあるのは、巨大な龍の頭。
春澤楓:「…………」
山吹椿:「もーらい」C種ジャームの首級。
春澤楓:「…………ドラゴンじゃん!」
春澤楓:「ええーすごっ!いやズルい!」
春澤楓:「戦うの絶対楽しかっただろこれ!」
山吹桜:「いやー、地獄だったこいつ!火吹いてくんのよ火!ウッザい!」
山吹梅:「あとめっちゃ硬いんだよね」
山吹椿:「楽しかったー」
春澤楓:「うっ」
春澤楓:「火かあ……そりゃあ行かなくてよかった」
山吹桜:「てか、まあ、こいつが無傷だったらたぶんウチらもやばかったと思うけどね」
山吹梅:「最初から弱ってたんだよこの子」
山吹椿:「そうなの」
春澤楓:「?」
春澤楓:「え、こんなでかくて強そうなやつが?」
春澤楓:「ゴージの誰かが先に弱らせておいたのかな。でも、そんな作戦あったっけ……?」
山吹桜:「いや、味方なら連絡取れるっしょ。持ち帰ってきたのはさ」
春澤楓:「うん」
山吹梅:「研究だけじゃなくて、これのため」
山吹椿:「顎のとこ見える?」
GM:龍の下顎。鱗の隙間に、刀の柄のようなものが見える。
春澤楓:「うん。野次馬がジャマだけど」 ちょっと背伸びしている。
春澤楓:「刀?」
春澤楓:「なんか刺さってる。刀……だよなあれ」
春澤楓:ちなみにこの刀、見覚えあったりはしますか?
GM:ありますね。
春澤楓:やっぱり!
春澤楓:「……」
山吹桜:「見覚えあるでしょ。“尾”なら」
春澤楓:「ある」 こくんと頷く。
山吹梅:「だから持って帰ってきたよ」
山吹椿:「首落としてきたー」
春澤楓:「そっか……そっか! よかった……」
GM:判別がつくでしょう。笹鳴千歳のものです。
春澤楓:「生きてるんじゃん――"隊長"!」
春澤楓:「場所!こいつが居た場所どこ!?」
山吹桜:「……」
山吹梅:「……」
山吹椿:「……」
春澤楓:「生きてるのはよかったけど、きっとハラすかせてるはずだ。みんなで探しに行く!」
春澤楓:「……おい?」
山吹桜:「いや、そうじゃなくてさ。そいつに元々付いてた傷、古かったんだよね」
春澤楓:「え」
山吹梅:「剣を手放して、しばらく経ってるってことでしょ?」
春澤楓:「う……」
山吹椿:「この様子じゃちーちゃんダメそう……」
春澤楓:「!」
春澤楓:「ダメじゃねーっ!!」
春澤楓:「うちの隊長は強いんだ!刀なんてなくても素手でドラゴンくらい倒せる!」
春澤楓:「前にサバイバル知識自慢してるとこも見た! ぜってー生きてるよ!」
山吹桜:「……あのな。冷静になんなよって。逆でしょ」
山吹梅:「“刀があっても”倒せないんでしょ」
山吹椿:「じゃあもう……」
春澤楓:「ダメじゃねーっ!!」 二回目!
春澤楓:「生きてるよ。きっと生きてる……」
春澤楓:「冬月も、みんなも、そう信じてお墓だって作ってないんだ」
春澤楓:「生きてる。オレたちがぜってー見つけ出す」
山吹桜:「少なくとも、司令部はそんなふうに思わねえよ。これ見つけちゃったからさあ」
山吹梅:「ごめんねー。見つけないほうがよかったよね」
山吹椿:「ごめんね」
春澤楓:「うぐぐ……!」
春澤楓:「……ふん! いいよ、そのうちぜってー隊長連れ戻すもん」
春澤楓:「そのときはお前ら、たいやき100倍返しでお祝いしろよな」 ぷいっと顔をそむけてその場を去ろうとする。 「"尾"のみんなに教えてくる」
山吹桜:「まあ、好きにしろよ。どうせ止められるだろうけどさあ」
山吹梅:「万が一だったら100個ね。分かった」
山吹椿:「300個じゃない?」
春澤楓:「300個! こづかい貯めておけよ!」
GM:3人はひらひらと手を振る。
春澤楓:「いや300個もたい焼きあっても困るな……まあいいか」 背中を向けたまま手を振り返す。
春澤楓:格納庫を出て宿舎へ向かう最中、ちらりと横に目をやる。
春澤楓:基地の敷地の端っこのほう。人気が少なく、綺麗に整備された芝の上に並ぶ、長方形の石の群れ。
春澤楓:作戦中の行方不明者、戦死者、そういった兵士たちの墓。
春澤楓:「……」
春澤楓:「ぜったい生きてる。最優先は自分と仲間の命だって、いつも言ってたもん」
春澤楓:「帰ってきたら美味しいごはんだって食べられるんだ。きっと今頃、お腹空かせて変なキノコとかかじってるよ」
春澤楓:「なんか事情があって帰れないだけ。見つからないだけなんだ……」
春澤楓:「……隊長。オレも、冬月も、せっちゃんも、あと夏尾も、みんな隊長のこと待ってるからな。お墓だって作ってないんだからな」
春澤楓:「オレが三つ子にバカにされないためにも……ちゃんと帰ってこいよな」
春澤楓:テイルのみんなに刀の事は知らせておきたい。もぐもぐとカスタードたい焼きをかじりながら宿舎へ向かいます。

GM:シーンを終了します。
春澤楓:ロイスどうしようかな……! 隊長にすごく取りたいけど
春澤楓:シナリオロイスで1枠、隊長で1枠だと、せっちゃんと夏尾くんにどっちか片方しか取れないんだよな
春澤楓:いつもロイスを早々に埋めちゃうのが僕の欠点だから、今回はちょっと我慢してみようかな……。ロイスはなし!
GM:OK!

【Opening/04】

GM:冬月先生のOP。
GM:登場をどうぞ。
冬月忍:ハイッ!
冬月忍:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 3[3]+32 → 35


GM:【“ドラゴンゴージ” 司令部“脳” 総司令室】
GM:あなたは現在、“オディギトリア”と共に、総司令に呼び出されている。
薩摩亜浪:「ああ。よく来てくれたね。まあ座ってくれ」司令室の仰々しい調度の椅子に腰掛けている。
薩摩亜浪:「ここ“尾”から遠いよね正直。あと食堂からも遠いんだよね。なんとかならないかなあ」
冬月忍:「……“脳”は“尾”よりも遠い方がいい。切り離すにしても、振るうにしてもだ」 椅子に腰掛けます。
薩摩亜浪:「まあそりゃそうか。あ、コーヒー淹れようか?」席を立とうとする。
GM:その手をひっぱたかれる。
GM:傍らに一人の女性が立っている。
若水若菜:「他部門にバイオテロ行為を行うことは承認できないので」
若水若菜:「一歩も動かずふんぞり返ってて下さい。邪魔です」
冬月忍:(噂に聞く総司令のコーヒー……すでにテロ行為と化していたか……!)
GM:【“ドラゴンゴージ” 司令部門“脳”総隊長付副官 若水若菜】
薩摩亜浪:「そこまでじゃなくない……?」
“オディギトリア”:「……我々も、人員を減らしている状況です。手が足りません」
“オディギトリア”:「要件を速やかにお願いします」
冬月忍:「同意する。戦況の逼迫は著しい」
薩摩亜浪:「相変わらず当たり強いよな……まあいいや。要件ね。要件」
薩摩亜浪:「その人員の話だよ、人員。君らの……“尾(テイル)”のさ」
薩摩亜浪:「刀の話は聞いた?」
冬月忍:聞いててもいいのだろうか……!
GM:春澤さんとは入れ違いなイメージですが、
GM:他の流れから聞いててもいいです!
冬月忍:では、聞いてた流れでいきます!
冬月忍:「……竜のような怪物に突き刺さっていたと聞く。特殊な状況にあったと思われるが……」 人員の話をしている。続きを窺う。
薩摩亜浪:「一応分析もしたよ。何故か抜けないらしいけどね。まあ、ともかく、本人のものであると分かった」
薩摩亜浪:「状況から総合的に判断して、決まった。通達するよ」
冬月忍:(刃紋を見れば、大量生産された刀でも区別がつく。低温処理で焼きつけられるそれは指紋と同じだ。見ればわかる……)
薩摩亜浪:「貴部戦闘隊長“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳を、MIA(作戦行動中行方不明)認定する」
“オディギトリア”:「……それは、捜索を凍結すると?」
薩摩亜浪:「僕としても本意ではないさ。でもね、そうしないと示しがつかない」
冬月忍:「……妥当な……」 (理解できる。総司令ならばとるべき決断の一つだ) 「……妥当性のある判断だ」
薩摩亜浪:「“ワームウッド”との戦争は激化している。君が言った通り、人が足らない」
薩摩亜浪:「一人の捜索に割くリソースはもうないほどにね」
“オディギトリア”:「……我々の本分は、人命の保障では?」
薩摩亜浪:「……そもそもとしてだ。この戦争での行方不明者の数は何人になったろう?」
薩摩亜浪:「彼らを捜索する時間も人員もない。分かってるだろう、君も」
冬月忍:「……戦闘員の人命は、非戦闘員を……民間人を保証するためにある」
冬月忍:「優先順位が違う。彼女のそれと、俺たちと、民間人では。そういうことか?」
若水若菜:「優先すべきは、あるかも分からないものではなく」
若水若菜:「眼の前に厳然と存在する脅威です。そこの認識に、相違はないと思いますが?」
“オディギトリア”:「……」
冬月忍:「相違はない。ああ、まったく。確かな事実に比べたら、その通りだ……」
薩摩亜浪:「君たちにとって、どれだけ重要な存在であってもだ。反論の余地はないでしょ」
薩摩亜浪:「というか反論とか議論とかじゃないからねこれ!決定事項の通達!」
冬月忍:「反論するつもりは、ない。……だが、その結論だとすると隊長職が浮く。それはどうなる?」
薩摩亜浪:「とりあえずは空席。“尾”自体の司令官は彼だからね」
薩摩亜浪:「部内の采配は任せている。後任人事は君の仕事だ」
冬月忍:「……承知した。通達ならば、俺の意見を述べる必要もない」
薩摩亜浪:「じゃあそんなとこで!僕これから本部行かなきゃいけないんだよね……」
薩摩亜浪:「戦況説明してまた予算貰ってこないと……」
冬月忍:(“脳”、というより“口”のようだな……)
薩摩亜浪:「あ、各部門長は別途報告書出してね!頼んだよ!」
薩摩亜浪:「なんか上手いこと書いといて!じゃぶじゃぶ財務部門を煽れそうなやつ!」
“オディギトリア”:「……了解」
GM:2人は席を立つ。
冬月忍:(文官の考える理想の戦争は、いつも同じだ。決定的なタイミングでの戦力投入。短期決戦、電撃戦での勝利……そんなものがあれば見てみたい)
GM:2人が司令室を出た後。あなたは呼び止められる。
若水若菜:「“風吼鴉声”。よろしいですか?」
冬月忍:「……何か、まだ通達事項が?」
若水若菜:「いえ。依頼事項です」
若水若菜:「あの無能は肝心なときに本部に向かうそうですから。向こうでも煙たがられているのにいいご身分だとは思いますが」
冬月忍:「……きみが俺に依頼ということは、薩摩総司令の依頼と言うことか? では、聞こう」
若水若菜:「“オディギトリア”を監視して下さい」
若水若菜:「我々のみでは遺漏がありますから。内部に手が必要です」
冬月忍:「彼が、例えば……背任する可能性があると?」
若水若菜:「そこまでは分かりませんが。少なくとも、我々の大目的とは使命を異にしている可能性があります」
若水若菜:「“ノリ・メ・タンゲレ”に対しては、その傾向が強まると危惧しています。捜索中止を容れないのではないかと」
冬月忍:「捜索中止を受け入れない可能性か。ああ。……可能性はゼロではない」
冬月忍:「行方不明の戦友の死を、そう簡単には信じることはできない者もいる」
若水若菜:「彼は優秀です。我々としては、背任の証拠を掴みたいわけではなく」
若水若菜:「彼の能力が、適切な方向へ向くように誘導したい。それだけです」
冬月忍:「……いいだろう。もしもその傾向が確定的だとわかった場合、どうすればいい?」
若水若菜:「第一には誘導を」
若水若菜:「第二には報告を」
若水若菜:「第三には……たとい仮定であったとて、明言はできませんが」
若水若菜:「この依頼に沿った行いをもとに貴方を処罰することはありません」
冬月忍:「承知した。俺は……俺は、命令には従う」
冬月忍:「それは得意だ。依頼事項はもう十分か?」
若水若菜:「はい。では、そのように。こちらとしても、貴方であれば、お得意かと思いましたので」
若水若菜:「経験を生かしていただければと。よろしくおねがいします」
冬月忍:「ああ」 背を向けたままうなずいて、退出します。 「……」 硬質な足音が響く。
冬月忍:(俺は笹鳴千歳を信用していない。最初からそうだった)
冬月忍:(刀を竜の顎に突き刺して、それで死んだと……)
冬月忍:(信じてやることはできないよ、笹鳴)
冬月忍:以上です!

GM:シーンを終了します。ロイス取得が可能です。
冬月忍:“オディギトリア” 好意/脅威○ で取得! 以上です!

【MiddlePhase/01】

GM:ミドル最初のシーン。
GM:ブリーフィングのシーンとなります。全員登場をお願いします。
秋里せつか:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 1[1]+34 → 35

秋里せつか:幸先~
夏尾竜成:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 6[6]+44 → 50

冬月忍:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 9[9]+35 → 44

冬月忍:なんのこれしき!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:44->50)
春澤楓:おそろい!
GM:君ら仲いいな……
春澤楓:夏×春きてる・・・

GM:【ドラゴンゴージ 基地内 ブリーフィングルーム】
GM:戦闘員は全員招集されている。つまりは、全員の出撃を前提とした任務が発令されるだろう。
GM:司令はまだ来ていないが、メンバーは集まりつつある。
夏尾竜成:「なあお前ら。次の任務のことなんか聞いてる?」
春澤楓:「んーん。聞いてない」 食堂で買ってきたたこ焼きを食べている。
冬月忍:「戦闘だろう」
冬月忍:「それ以外に何がある?」 読書している。
秋里せつか:「私は、私が頭おかしくないって証明したい」
夏尾竜成:半身になって椅子に腰掛けています。清水さんの隣がいいな~
夏尾竜成:「そりゃ戦闘はあるだろうけど、何に仕掛けるかとか、何を目的にしてとかだよ」
冬月忍:「……?」 秋里さんを横目に見る。 「精神面での懸念事項があるなら、カウンセラーか牧師に相談した方がいい」
清水篠子:「……捜索、という線はないんでしょうか」特にどかずに隣に座っている。
秋里せつか:「だから頭おかしいんじゃないんだってば!」仏頂面で頬杖をついてる。
秋里せつか:「見たんだっつーのー、半裸でユニコーンに乗ってる女子をー」
春澤楓:「なんだよせっちゃん。なんかあったの?」
冬月忍:「……」 清水さんの言葉に一瞬反応するが、特に何も言わない。いずれわかることだからだ。
夏尾竜成:「はぁ?半裸の女ぁ?」
春澤楓:「え、ゲーム?」
冬月忍:「半裸でユニコーンか。独特のモチーフだな。絵画か?」
春澤楓:「なんかのアニメ?映画?」
秋里せつか:「違う! 任務で、ジャーム倒してるときに…見たの! そういう女の子を」
白露花野:「まだ言ってる。なんも映ってねーのに」
夏尾竜成:「戦場に、防具も何もつけてない馬鹿が居るわけねえだろ」
冬月忍:「映像記録に映っていないのか。幻覚でなければ、そういう能力なのだろうな」
春澤楓:「でも、それにしたって戦場でハダカはないだろ……」
秋里せつか:「なんだよ…カエなら信じてくれるっしょ。私、嘘つかないよね」
夏尾竜成:「まあ冬付きの言う通り、幻覚だな。欲求不満なんじゃねえの、秋里」
秋里せつか:「つかな……」
春澤楓:「し、信じてる!信じてるけどさ!」
春澤楓:「せっちゃんは嘘つかない!そこは信じてるけど!」あわあわ両手を動かしている。
春澤楓:「ハダカで戦場はなくない……?」
春澤楓:「服が着れない系の人なのかな」
秋里せつか:「クソ死ね夏尾!」顔を真っ赤にしている。
冬月忍:「キュマイラの中にはいる。頻繁な完全獣化を行うため、衣服を所有するのが困難なタイプだ」
夏尾竜成:「自分から半裸切り出しといてなんだよ!俺だけは死なんわ!」
清水篠子:「それが真実かは分からないけど、何より」
清水篠子:「一度倒したC種ジャームが羽を生やして復活した、のほうが脅威度のある情報だと思うのだけど」
春澤楓:「それなー」
春澤楓:「その……ハダカのやつが、そういう能力持ちなのかな。復活系の」
添水桃:「《リザレクト》じゃないんですか?」
冬月忍:「まったくだ。一部の生物は擬死能力を持つが、話を聞く限り全く別の要素だな」
冬月忍:「馬型のジャームに羽が生えるようなリザレクトは……あるかもしれないが、すぐには思い当たらないな」
秋里せつか:「なんか言ってたんだよね。ずっと。その女子が」
白露花野:「つか、だったらそれはそれでジャームじゃねえってことだもんな。面倒くさそーな話だけど」
秋里せつか:「なんて言ってたんだろ」
春澤楓:「でも、これまでのC種はそんなにポンポン復活しなかったじゃんか」
春澤楓:「?」
春澤楓:「声も聞こえなかったのか?」
秋里せつか:「うん。だって、うるさくて。その…ジャームの羽の音とかで」
秋里せつか:「騒音に邪魔されちゃって、聞き取れなかったの」
冬月忍:「ジャームに利する行動をとっているということは、我々には敵対的な存在と言うことだ」
夏尾竜成:「オーヴァードってのは、意外としぶとい。最初から死んでなかった可能性もある」
冬月忍:「次の接触があった場合、戦闘になる可能性はある……似顔絵は描けるか、秋里?」
夏尾竜成:「とりあえず、これから遭遇したやつは首までちゃんと落としとこうぜ。露出狂がいようがいまいがな」
春澤楓:「露出狂って。いや、実際そんな感じっぽいけど……」
秋里せつか:「に、似顔絵…? 似顔絵……?」
添水桃:「せっかちゃん絵描けるの?見たい見たい!」
秋里せつか:3dx 《芸術:似顔絵》
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,4,9] → 9

春澤楓:「なんか紙とペン!」
夏尾竜成:「あ、顔は俺も興味あるな。かわい子ちゃんだといいんだけど。ブスの裸とか見たくねえもんな」
春澤楓:うま!
冬月忍:できるタイプ
夏尾竜成:結構上手い!
春澤楓:部屋の端っこの棚から、適当なA4用紙とえんぴつを持ってくる。
秋里せつか:「えー…」しぶしぶといった顔で受け取り、やたらサラサラと描き始める。
秋里せつか:「こう…ちょっとかわいい系で……ジャケットみたいの着てて……」やたら書きなれた少女マンガっぽい絵柄。
春澤楓:「え、なんか描き慣れてない?」
春澤楓:「才能あるのいいなー。オレ、図工は3より上とったことないんだよな」
白露花野:「普段から描いてる奴の手付きだ」
夏尾竜成:「エロっ!秋里こんなん描けたのかよ!」
冬月忍:「……特徴の部分はおおむね伝わる。目立った外傷なし。気を付けておこう」
秋里せつか:学校を休みまくっていた病弱っ子の隠れた趣味が明らかに!
春澤楓:「いちいちエロとか言うのやめろよー!セクハラだぞ!」
秋里せつか:「エロ、エロくない!」「もういいでしょ!終わり終わり!」
春澤楓:「……まあ、たしかに……エロい感じではあるけど……」
秋里せつか:「私のせいじゃないのーー!エロとか…みんなエロいとか連発するのやめろよー!」
清水篠子:「そうね」立ち上がり、敬礼する。「終わりみたい」
冬月忍:「ああ」 こちらも敬礼しておこう。
“オディギトリア”:「皆さん、お揃いのようですね」ユズリハ1号と共に入室する。
夏尾竜成:「クソッ!いいよな秋里は、こんな半裸美少女と会えてよお!こっちは性格アポカリプス野郎の相手して大変だったってのに……!」
春澤楓:「性格アポカリプス?」
夏尾竜成:「っと、あ、へへ……こんにちは」気まずそうに立ち上がって適当に礼をしておきます
秋里せつか:「クソ死ね……」顔を真っ赤にしながらボソボソ言ってる。
春澤楓:「はよーざいまーす」 学校の朝礼のノリで礼
春澤楓:「このメンバーが集まってるってことは、やっぱ戦闘任務なのか?」
春澤楓:「オレ、ちょっと次の作戦に関して提案があったんだけど……」
“オディギトリア”:「いえ。もちろん、状況によっては可能性がありますが……」
“オディギトリア”:「まずは概要を説明させていただいても?」
冬月忍:「……」 黙って聞く構え。本を閉じている。
春澤楓:「ん」 たこやきを1個つまむ。
春澤楓:あと、せっちゃんがつまみやすいようにさり気なくたこ焼きを自分とせっちゃんの間に移動させている。
“オディギトリア”:「それでは。ミッションの概要を説明します」
“オディギトリア”:「ミッションターゲットは、“エフェス”。それの発見および確保が、本ミッションの目的となります」
“オディギトリア”:「“エフェス”の詳細は不明ですが、自律しての移動能力があるとみられ、現在地の特定はなされていません」
秋里せつか:「…」カエを横目に見る。とりあえずたこ焼きを一個つまむ。
冬月忍:「生物かどうかも不明か……」
“オディギトリア”:「はい。しかし。私の見立てが正しければ、“エフェス”を確保することさえ出来れば、」
春澤楓:「できれば?」
“オディギトリア”:「“ワームウッド”……ひいては、“C種ジャーム”との戦いに終止符を打つことが出来るかもしれません」
春澤楓:「……!?」 目をまるくしている。
清水篠子:「……それは……」
夏尾竜成:「他の部隊との折衝とかってどうなってんだ?それ」
夏尾竜成:「んな重要なもの、俺達だけで探すわけねえよな」
“オディギトリア”:「そうですね。これは私が独自に手に入れた情報です。内密な調査をお願いしたく」
春澤楓:「えっ、内密?」
夏尾竜成:「上に報告とかしてねえってこと?」
春澤楓:「なんでだよ。そんなスゴイやつなら、みんなで探した方がいいんじゃねえのか?」
“オディギトリア”:「はい。爪は対ワームウッドの主戦力。牙は本拠防衛の要ですから。自由に動かせるのは尾のみです」
秋里せつか:「ええ? そういう任務こそ、爪に動いてもらえばいいんじゃないの?」
“オディギトリア”:「それに、確証のある話ではありません。上に報告して情報の精査と承認を待っていては、”ワームウッド”に出遅れるでしょう」
冬月忍:「戦いに終止符を打つとまで言うからには……“エフェス”。何かの兵器か。危険性は大きい存在と見ていいのか?」
春澤楓:「たしかに。うち、実際にオレらが動きだすまで長いもんなあ」
“オディギトリア”:「不明です。ですが、不明だからこそ。少なくとも、敵に確保された時の影響力は計り知れません」
冬月忍:「何もかも不明。対象の姿さえわからない。そんな状況で、何を手掛かりにすればいい?」
“オディギトリア”:「これまでにそれらしきものの目撃反応はありません」
“オディギトリア”:「恐らくは、未踏査地域に存在、もしくは生息する公算が高いでしょう」
春澤楓:「それこそ、せめて似顔絵でもあればいいのにな」
“オディギトリア”:「その中から、C種ジャームの生息拠点となっているであろう、高レネゲイド反応地帯を絞り込みます」
秋里せつか:「んんん」複雑そうな顔。
春澤楓:せっちゃんが描いた絵を手にとって眺めている。
冬月忍:「見つかっていない、ということ自体が手掛かりか。向こうからどちらかの陣営に積極的にコンタクトを取ろうとしていない……」
冬月忍:「そして高レネゲイド反応か。それならば少しは目が見えてくる」
秋里せつか:「近づければわかるもんなの?」
“オディギトリア”:「“ワームウッド”との邂逅も予想されますが、われわれの目的はあくまでターゲットの確保です」
“オディギトリア”:「今までにないような特異な事例が発生すれば、それが“エフェス”である可能性が高いです」
秋里せつか:「特異な事例……?」
秋里せつか:自分が書いた絵を思わず見つめる。「……」
春澤楓:「特別な事例……」 せっちゃんの絵をみている
“オディギトリア”:「出撃はポイントの絞り込みが済んだ後となります。それまでに準備をお願いします」
秋里せつか:「いやいや。そんな偶然あるはずないっしょ」
冬月忍:「ちょうど、夏尾と秋里の両名から特異事例の報告を聞いた。何か関係があるかもしれないな」
秋里せつか:「あるはず……」
夏尾竜成:「だろうな。“ワームウッド”も……性格悪クソ太郎も、“エフェス”を探してる」
添水桃:「太郎そんなこと言ってたっけ……?」
春澤楓:「まえに漫画で読んだぜ。そういう性格悪いやつ、ここぞって時に邪魔してくるものなんだ」
夏尾竜成:「この状況でなんか探してるつったら、“エフェス”だろ。とりあえずそう見て動いたほうがよくね」
冬月忍:「警戒は……しておこう」
“オディギトリア”:「ミッションの概要は以上ですが、最後に、連絡事項を」
春澤楓:「あ、待って待って! 解散する前にオレから提案!」
春澤楓:「隊長の捜索を……」
“オディギトリア”:「……笹鳴千歳さんのMIA認定が発令されました」
春澤楓:「捜索……」
春澤楓:「…………」
“オディギトリア”:「以降、彼女の捜索が行われることはありません」
春澤楓:「なんでだよ!?」
冬月忍:「……」 発言はしない。
春澤楓:「隊長の刀が見つかってるんだぞ!」 ガタリと音を立てて立ち上がる。
清水篠子:「……刀が見つかったからですか?」
秋里せつか:「どういうこと?」
“オディギトリア”:「それが決定打でしょうね。作戦本部の決定です」
夏尾竜成:「落ち着けよ、春沢。騒いでもしょうがねえって」
冬月忍:「同感だ」
白露花野:「応戦できる武器を敵地で失ったってことでしょ。そしたら流石にさ……」
添水桃:「ううう~~~」
添水桃:「なんとかならないんですか司令~!」
春澤楓:「う、ぬぬぬぬぬ……」
秋里せつか:「………」冬月さんの顔色をうかがう。
春澤楓:「そーだよ!なんとかならないのかよ~!」
“オディギトリア”:「私に本部の決定を覆す権限はありません」
冬月忍:「捜索に割けるリソースはない。“脳”の決定なら拒否権はない」
冬月忍:誰とも目を合わせない。顔色は変わらない。
春澤楓:「夏尾は……そりゃあ、付き合い短かったし、クールに振る舞えるのはわかるけど」
春澤楓:「いいのかよー!冬月おまえ、オレより隊長と付き合い長かっただろ!」
春澤楓:「隊長のお墓つくる事になるんだぞ!」
冬月忍:「……戦闘部隊は“付き合いの長さ”では動かない」
冬月忍:「作りたければ、作るべきだろう。俺が口を出せることではない」
秋里せつか:「カエ」
春澤楓:「ううーっ!」
秋里せつか:「…作んないよ。お墓、作らない」
春澤楓:「でも……」
春澤楓:「でも、これじゃあ……」
冬月忍:「だろうな。墓は無意味だと思う。……ブリーフィングは終わりか? 俺は作戦準備に移りたい」
“オディギトリア”:「はい。必ずや、あなた方自身の手で。“エフェス”の確保をお願いします」
夏尾竜成:「……春澤も秋里も、仲間が死んでショックなのは判るけどよ。切り替えたほうがいいぜ」席を立ちながら二人に
冬月忍:「カロリーが必要だ。補給してくる」
夏尾竜成:「気取られてると、お前らまでそうなっちまう。隊長もそんなこと望んでねえだろ」
春澤楓:「うう……そりゃ、そうだけど……そうだけど……!」
秋里せつか:「…それでも、死んでないって思うのは、自由じゃん…」
春澤楓:「……もう一度、隊長とごはん食べたかったな……」 肩を落とす。
冬月忍:「……」 一度振り返るが、何も言わない。そのまま立ち去る流れです。
夏尾竜成:長めのため息をついてから、冬月先生に続くよ
春澤楓:冬月先生のロイスを反転!
春澤楓:-チームメイト/冬月忍/信頼/○隔意/ロイス  隔意を表にしておきます。ぷりぷり怒っている。

GM:シーンを終了します。ロイス取得及び購入が可能です。
春澤楓:どうしようかな~、夏尾くんにもせっちゃんにもロイス取りたい
春澤楓:とりあえず無難に購入しておこう。ボディアーマーを狙います。
秋里せつか:うーん、どうしよう。冬月さんに取得しようかな
春澤楓:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

春澤楓:やった!
春澤楓:UGNボディアーマーを装備し、龍鱗とあわせて装甲値が48になりました。
夏尾竜成:追加防具の類がほしいよなー
GM:えっぐい
冬月忍:ボディアーマー!
夏尾竜成:まあでも、普通に無理だと思うので応急手当を買います
夏尾竜成:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

夏尾竜成:かえない……?
冬月忍:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

GM:買えないね……
冬月忍:はい無理終わり!
春澤楓:男子がダメダメだw
秋里せつか:チームメイト/冬月忍/尽力/不安:○/ロイス これで取得!
秋里せつか:心配なので不安!
冬月忍:購入力、欠如!
秋里せつか:ボディーアーマーチャレンジ!
秋里せつか:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 4[3,4,4]+1 → 5 → 失敗

秋里せつか:ダメ!おわり!
春澤楓:夏尾くんにとろうかな~
春澤楓:-夏尾/夏尾竜成/友情/○隔意/ロイス
春澤楓:こんな感じで!
夏尾竜成:トモダチ!
春澤楓:「チームメイト」とか「仲間」じゃなくて「夏尾」です
夏尾竜成:終わり!
春澤楓:以上だよ~
秋里せつか:おわりだよ!

【MiddlePhase/02】

GM:情報収集シーンです。先に情報項目を貼っておきます
■情報項目
“エフェス” 〈情報:噂話〉 9
“男の素性” 〈情報:UGN〉〈情報:軍事〉 7
“ジャケットの少女”〈知識:レネゲイド〉〈情報:UGN〉8
GM:上がってない情報も、希望があれば項目を作ります
GM:NPCの情報とか作るよ
夏尾竜成:男の素性を調べたいな……
夏尾竜成:オディギトリアさんについてもちょっと調べたい気がするけど
夏尾竜成:私の出る幕ではあるまい
冬月忍:出るぞ…この私の、なけなしの情報収集力を使って……!
夏尾竜成:ということで登場します
夏尾竜成:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 5[5]+50 → 55

冬月忍:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48

夏尾竜成:ヒヤヒヤするぜ……
春澤楓:一度様子見!
冬月忍:ヨシヨシ
夏尾竜成:先に判定しちゃいます?
冬月忍:やってしまいましょう、男の素性以外はまず成功しないけど……!
冬月忍:それは夏尾くんがやるから、いちかばちかでジャケットの少女を狙おう
夏尾竜成:夏も別に情報力が高いわけではないので……とりあえずやってみます、男
夏尾竜成:1dx+3
DoubleCross : (1R10+3[10]) → 9[9]+3 → 12

夏尾竜成:成功だぜ~
冬月忍:1dx=>8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 7[7] → 7 → 失敗

冬月忍:財産1を使って成功させます
冬月忍:財産3→2
GM:OK!開示します
夏尾竜成:次の成長では、コネ:UGN幹部を取ろう……兄弟子に……
■“男”の素性
やはりというか、過去の住民名簿には、映像で記録した男は確認されない。
C種ジャームが跋扈する環境下で単独活動している時点で、“ワームウッド”セルのオーヴァードである可能性が濃厚である。
自らの情報を出さずに相手の情報を引き出そうとしている態度自体が、自らが何かを探している証左であり、
それがドラゴンゴージに対しても同じであるかを確認していたと考えるのが妥当。

追記:クラゲ型のC種ジャームを回収分析した結果、いかなる毒素も検出されなかった。
夏尾竜成:だろうと思っていたぜ
■“ジャケットの少女”
秋里せつかが目撃したと主張する少女。
オペレータの映像にもなく、ユズリハ1号も目撃していないため、彼女の妄想の可能性を危惧されていたが、
精神分析の結果、異常なしと判定されている。
また、聞き込みを行うと、山吹三姉妹が過去に同様の少女を目撃したという。
夏尾竜成:やまちゃん!
山吹三姉妹 〈情報:UGN〉 6
GM:が出現。また、彼女らに会いに行くことが可能です。
冬月忍:会いに行けるのは次のシーンからですかね?
GM:そうですね
夏尾竜成:じゃあ冬月先生と話そうかな。清水さんも連れてきたいです。
冬月忍:じゃあお話ししましょう!

夏尾竜成:「はぁ~っ。しっかし、オディギトリアさんもタイミング悪いよな~」自販機で飲み物を買いながら、冬月先生に話しかけます
冬月忍:「そうか? 情報共有としてはいいタイミングだと思ったが」
夏尾竜成:「大事な作戦の前に、あんな話するかぁ?春澤も秋里も、すっかり落ち込んじまってるじゃねえか」
清水篠子:「……」
夏尾竜成:「士気が下がるだろ士気が!ったく……ま、あの二人もどうかと思うけどな。最初から絶望的だったろ」
冬月忍:「捜索が打ち切られたことか。……絶望的? それは笹鳴の生存のことか?」 こちらはずっとコーヒー飲んでます
清水篠子:「……」水のペットボトルを開けずに持っている。
夏尾竜成:「どっちにしろだよ。もうちょい早くに、気持ちに整理付けとくべきだろ」
冬月忍:「きみの発言は抽象的なことがあるな。きみは笹鳴が死亡したと考えており、それが明らかになったために士気が下がることを危惧しているのか?」
夏尾竜成:「正しくそうだけど……なんかお前、やたら喋るな。さっき静かだったのに」
夏尾竜成:「……冬月、もしかして怒ってんの?」
冬月忍:「怒ってはいない。いや……どちらかというと……」
冬月忍:「呆れている。楽観的な見解だな」
清水篠子:「楽観?悲観ではなく?」
冬月忍:「そうだな……夏尾。きみの師匠のことを想定してみてくれ。同じ状況で行方不明になったとする」
冬月忍:「これで確実に死んだと信じて、きみは飛び上がって喜ぶことができるか?」
夏尾竜成:「ああ、まあ。何度もなったな。」
夏尾竜成:「……最初の一回だけできた」
冬月忍:「きみは笹鳴との付き合いは短いが、俺はもう少し長い。めちゃくちゃな人間だ。きみもスカウトされたときに多少それは感じただろう。多少は」
夏尾竜成:「じゃあ、なんだ、冬月。おめー……!秋里や春澤と同じように、隊長が生きてるって考えてんのか!?」
夏尾竜成:「な~にが『楽観的な見解だな』だ!お前の方こそ小学生とおんなじような思考回路してんじゃね~か!」
冬月忍:「根拠……というか、違和感の材料がある」
夏尾竜成:「ああ!?」
夏尾竜成:「根拠も何もねえよ……清水さんは流石に大丈夫ですよね?」
夏尾竜成:「まさか清水さんまで、隊長が生きてるなんて言い出したり……」
清水篠子:「……“エフェス”って本当にあると思う?」
冬月忍:「それは怪しいものだな」
清水篠子:「私は、今回のミッションが……司令の口実なんじゃないかって」
冬月忍:「都合がよすぎる存在だとは思うが」
清水篠子:「ありもしない“エフェス”をでっち上げて、広く部隊を捜索に充てるための」
夏尾竜成:「……つってもよお。それっぽいの探してる奴が居たじゃねえか」
夏尾竜成:「清水さんも会ったでしょ。あの納豆みたいな性格したやつ」
冬月忍:「あれについては、きみが調査していたな」
清水篠子:「納豆……?栄養価に優れるの?」
冬月忍:「俺は苦手だが、いまそれは置いておこう」
夏尾竜成:「いや、性根が腐ってるみたいな、そういうたとえででしてね……」
清水篠子:「少なくとも。そう思いたいくらいには、私は向こう側に居るつもり」
清水篠子:「……ええと。だから。生きてるといいと思う」
夏尾竜成:「まあ、調べてはみたよ。過去のデータに、それらしい市民は居なかった。十中八九"ワームウッド"だろ」
夏尾竜成:「っておい!急に話し変えたなと思ったら……結局そこにおちるんかい!」
冬月忍:「……夏尾、これは真面目な話で、きみなら冷静に検討できると思うから聞いてくれ」
夏尾竜成:「不安しかねえけど、聞くだけ聞いてみる」
冬月忍:「笹鳴にはC種は殺せない。というより負傷を与えられない。それでも何らかの方法で刀を突きたてた……俺が知る限りそれは不可能だが、千歩譲って奥の手を使って達成したとしよう」
冬月忍:「そのあと、どうなった? 刀を失って食われたか? 跡形もなく蒸発したか? それができるなら、なぜこちらと接触しようとしなかったか?」
冬月忍:「整合性の合わないことが多い。それを調べておくべきだ……今回の“エフェス”の件でも、特異な事象が多数起きている」
夏尾竜成:「いや、お前それは……」
夏尾竜成:「……そうだな。確かに言うとおりだわ。まずは"エフェス"について調べるか」何かを言いかけて、話を切り替える
冬月忍:「単純に計算が合わない。……こちらも秋里の精神分析の結果から、”半裸のジャケットの少女”の情報を追ってみた」
清水篠子:「精神分析は大丈夫だったんですか」
清水篠子:「私、心配で」
冬月忍:「問題ない。俺も過度のストレスを懸念していたが、その点は幻覚を見るほどではないようだ」
冬月忍:「そして同様の目撃情報を持つ人物を発見した。山吹の三姉妹だ」
清水篠子:「戦いに、向いてないんじゃないかって……じゃあ、その子は本当に?」
夏尾竜成:「おっ!じゃあ半裸美少女とマジで会えるかもってことじゃん!」
清水篠子:「……」冷ややかな目で見る。
冬月忍:「実在するのかもしれない。少なくとも、そう疑うだけの材料はある」
夏尾竜成:「あ、いや、別に楽しみとかそういうのじゃないんで……ほら!能力が!そっちが心配なんですよ!はは……」
冬月忍:「追跡してみるつもりだ。……俺から提供できる情報は、以上だ」
冬月忍:缶コーヒーをゴミ箱に捨てます。
冬月忍:「清水、秋里とよく話してやってくれ。きみなら彼女のストレスを緩和できると思う」
清水篠子:「私が?はい。何にせよ、調査に行くことになるのは確かなので」
清水篠子:「それまでに、万全に。彼女も、私も」
GM:蓋の開いていない水のペットボトルを持ったまま、その場を立つ。
冬月忍:「……良かった」 皮肉っぽい笑い方になってしまったけど、とにかく笑って、特になければこいつも去っていきます!
夏尾竜成:「じゃ、なにか分かったら連絡くれよ。俺は"エフェス"についてちょっと探ってみるわ」コーラの入った缶を振って二人を見送ります
夏尾竜成:「……ちっ。なんだよ。冬月のやつ」
夏尾竜成:二人が去った後、拗ねたような声でつぶやく
夏尾竜成:「楽観的って言われた時、ちょっと嬉しかったんだぜ、俺。同じ意見なのか?ってさ」
夏尾竜成:冬月忍:「そのあと、どうなった? 刀を失って食われたか? 跡形もなく蒸発したか? それができるなら、なぜこちらと接触しようとしなかったか?」
夏尾竜成:冬月の言葉を思い出す。
夏尾竜成:「そんなの、決まってるだろ。ジャームになった奴は、何処にも帰れない」
夏尾竜成:「……あまちゃんだぜ、どいつもこいつも!」中身の残った缶を潰して、乱暴にゴミ箱に投げ入れてから消えます
夏尾竜成:冬月忍/P:信頼/N:嫌悪○/ロイス
夏尾竜成:これでロイスを取って終わろうかな~と思います

GM:シーンを終了。ロイス・購入が可能です。
冬月忍:UGN!ボディアーマーッ!
冬月忍:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

冬月忍:ぜんぜんだめ!終わり!
夏尾竜成:手当……
夏尾竜成:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 2[2]+1 → 3

夏尾竜成:今気づいたけど+1修正あったから、前のシーン買えてるじゃん……!おバカ!
夏尾竜成:終わりです。ロイスはちゃんと取ったので!

【MiddlePhase/03】

GM:引き続き情報収集のシーン。残りの項目はこうです
■情報項目
“エフェス” 〈情報:噂話〉 9
【済】“男の素性”
【済】“ジャケットの少女”
山吹三姉妹 〈情報:UGN〉 6
春澤楓:出る出る!
秋里せつか:出るよ!
秋里せつか:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 9[9]+35 → 44

秋里せつか:オウッ
冬月忍:出、出ま……す!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:50->59)
春澤楓:おげげげ
冬月忍:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 4[4]+48 → 52

春澤楓:これ、どっかで休まないとだめだな・・・w
GM:先に情報項目に挑戦してもらいましょうか
冬月忍:じゃあ、二人がうまくいったら“オディギトリア”にでも挑むかな!
春澤楓:OP的には三姉妹に挑みたいけど、せっちゃんはどうですか?
秋里せつか:そしたらエフェスで調べますよ!
春澤楓:わーい!UGNコネもあるので、難易度6ならもはや120%確実に抜けるはず!
秋里せつか:技能値としてもちょうどいいし
秋里せつか:コネ使って、情報:噂話でエフェスについて判定します!
秋里せつか:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 9[3,4,4,6,9]+2 → 11 → 成功

秋里せつか:ヤッタ!
春澤楓:つよい!
春澤楓:山吹三姉妹。コネ:UGN幹部使って振ります。
春澤楓:4dx+1=>6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 10[2,3,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

春澤楓:ヨシ!
冬月忍:強すぎる
春澤楓:顔見知りですしねw
冬月忍:新しい情報項目がなければ別のやつに挑戦します
GM:とりあえず開示します
■山吹三姉妹
"ドラゴンゴージ"の主力部隊"爪"に所属する構成員。
長女の“アズールタワー”桜、次女の“アズールプラント”梅、三女の“アズールマイン”椿でトリオを組“爪”の主力。
フットワークが軽く、出撃頻度も高い。シンドロームは3人ともハヌマーン/ノイマン/オルクスであり、
桜がレネゲイドの増幅を、梅がレネゲイドの増幅を、そして椿がレネゲイドの増幅を担当する。
増幅した莫大なエネルギーを使用した三位一体戦術を得意とする、恐るべき強者である。
■“エフェス”
本任務の捜索対象であるが、詳細形状については不明。
とはいえ、その命名則から鑑みるに、“ワームウッド”セルの教会の一員である可能性もある。
効用さえも不明だが、“オディギトリア”の言の通りに、“戦争を終わらせる”力があるとするのならば、敵が確保した場合の影響は計り知れない。
これまでにそれらしきものの目撃反応が無いことから、未踏査地域に存在、もしくは生息する公算が高い。
その中でもC種ジャームの密集……高レネゲイド反応が確認される候補地としては、以下の通りである。
江岳(えだけ)廃市街
鈴守(れいしゅ)廃山
田助(たすけ)廃校舎
洲延(すのべ)廃街道
(たいら)
春澤楓:廃市街!
GM:追加の情報はありません。なお、この情報が開示されたことにより
GM:トリガー条件は満たしているので、出撃が可能となりました。
秋里せつか:おお!
GM:具体的には、FS判定となります。
秋里せつか:ほう!
GM:出撃前イベント自体は残っているので、そちらを消化しても構いません。
春澤楓:相槌がなんかかわいいw
冬月忍:追加情報がなければ、冬月は“オディギトリア”について調べます。
GM:OK!項目を用意します。
春澤楓:用意してくれるGM!
“オディギトリア”〈情報:UGN〉8
冬月忍:無理そうな気がすごいするけどやってやる!ウオオーーーッ!
冬月忍:素振りだ!コネもなんにもない!
冬月忍:1dx>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

冬月忍:帰って寝る
春澤楓:2wwww
GM:全然わかんない!
GM:謎の司令X
冬月忍:調査の結果……何もわかりませんでした!
秋里せつか:本当に何もわからない…w
春澤楓:これもしかして、場所も我々から指定した方がいいやつかな
GM:腹案があればそこに三姉妹が行きます
GM:なければこっちで適当に決める
春澤楓:春澤犬としては、みんなでお話できればどこでもいいです
秋里せつか:うーんどうしましょう。時系列もズレるだろうし、食堂とかじゃないほうがいいかしら
冬月忍:喫煙所じゃない方がいいのは確実ですが
GM:じゃあレクリエーションルームとかかな。
春澤楓:未成年!
秋里せつか:レクリエーションルーム!
冬月忍:楽しい楽しいレクリエーションの時間!

GM:【ドラゴンゴージ基地内 レクリエーションルーム】
GM:ビリヤードに興じている、3人の女性の姿がある。
山吹桜:「いやそれ絶対ムリでしょ……角度おかしいってほらほらほらほら」
山吹梅:「えーうっそ!絶対行けると思ったのに!」
山吹椿:「次私ねー」
冬月忍:「……なるほど。ここだったか」
山吹桜:「いやもっとムリでしょそれ……えー行くの……?」
山吹梅:「うわうわうわなんで行けるの」
山吹椿:「また私ねー」
春澤楓:ずけずけ入ってきます。せっちゃんと一緒かもしれないし、置き去りにして一人でずいずい来たかもしれない。
秋里せつか:「話しかけづらい……」
春澤楓:「うわっ冬月」
冬月忍:「俺が居合わせると問題があるのか? 早く話しかけた方がいい」
春澤楓:「なんでここいんの。夏尾とか清水と話してたんじゃねーの?」
冬月忍:「追跡調査をした結果、あの三姉妹に用がある。秋里が遭遇した少女の件だ」
山吹桜:「うっわ負けた!途中まで調子良かったのに最後捲くられたな~!」
山吹梅:「今回全然ダメだったわ。なんかなー」
山吹椿:「やったやった」
春澤楓:「オレも同じ。べつに半裸ガール狙いってわけじゃないけど……」 "エフェス"が口実で、実は隊長探しである線を期待している。
秋里せつか:「冬月さんも調べてくれるんだ」ぱちぱちと瞬き。「それじゃ……えっと」
冬月忍:「どちらでも同じだ。早く話しかけた方がいい。ゲームが終わりかけている」
秋里せつか:「話しかけてよ。カエ」
春澤楓:「ん!」 ぶんぶん頷く。 「なあ三姉妹!」
山吹桜:「三姉妹三姉妹って言うけどさ」
山吹梅:「名前覚えてんの」
山吹椿:「てんのー?」
春澤楓:「え、う」
春澤楓:「そりゃ……そりゃあ、覚えてるよ」
春澤楓:「松、竹、梅……」
山吹桜:「一人しか合ってねえし」苦笑する。
山吹梅:「合ってねえし」苦笑する。
山吹椿:「ねえし」苦笑する。
冬月忍:「覚えていないのか。桜、梅、椿、楓だ……ん。一人多いな」
春澤楓:「オレがまじってる!」
冬月忍:「冗談だ。少しきみたちに話があるらしい。……主に楓が」
山吹桜:「尾の連中おもしれー。変人ばっかだわ」
山吹梅:「退屈しなさそう」
山吹椿:「話って?」
春澤楓:「エフェス……じゃなくて」
春澤楓:「ちょっと、オレらの次の作戦でさ。この中から怪しいところを探索しよう、ってことになってて……」 5つの候補地を見せる。
春澤楓:江岳廃市街、鈴守廃山、田助廃校舎、洲延廃街道、平港。
春澤楓:「ほら。こないだ大物倒したのもお前らだろ」
春澤楓:「一番近いのがここー、とか、ここが怪しい~、とか、ない?」
春澤楓:「……聞く内容、これでいいよな?」 せっちゃんの方を振り向く。
山吹桜:「え……なにその曖昧な任務。相変わらず尾は訳わかんねーな」
秋里せつか:「んーーー……そだね」
山吹梅:「近いつってもなー。鈴守と洲延の間くらいだっけ」
山吹椿:「どこも危なそう」
春澤楓:「(じゃあ、隊長がいるとしたらそのあたりか……)」心の中でアタリをつけている。
秋里せつか:「あと、あのさ。あんたらも見たって聞いたんだけど、その…ジャケットしか着てない、変なカッコの女の子」
山吹桜:「え?何?見たやつ他に出たの?マジで!よかったー!誰も信じねーもん」
山吹梅:「映像にも残ってないもんね」
冬月忍:「三人とも目撃したのか」
山吹椿:「嘘じゃないもん」
秋里せつか:「死んだはずのジャームを…復活させてた?」
秋里せつか:「翼生やして?」
山吹桜:「え、何それ知らん……何それ……マジで?ヤベーだろそれ」
春澤楓:「えっ、お前らんときは違ったのか」
山吹梅:「ウチらが見た時は、なんか物陰で覗いてて」
山吹椿:「声かけたら逃げちゃった」
冬月忍:「きみたちが見たのは、ただ徘徊している半裸の少女というわけか……」
冬月忍:「……異常では?」
秋里せつか:「い、いや! でも私も見たわけだし!」
山吹桜:「いや、ただのってことはないっしょ。なんか肌鱗っぽかったし」
春澤楓:「うろこぉ?」
秋里せつか:「え」
山吹梅:「ジャケットもUGNのっぽかったし」
秋里せつか:「ええ?」
春澤楓:「は!?」
山吹椿:「嘘じゃないもん」
春澤楓:「なんだそれ! UGNのジャケット!?」
山吹桜:「いやちゃんと見てねーし残ってないからわかんないけど。ぽかったって話」
山吹梅:「言われてもなー。結局接触はしてないし」
山吹椿:「今頃どうしてるのかな」
冬月忍:「なるほど。秋里。似顔絵を見せてやってくれないか?」
秋里せつか:「ぶ」「も、持ってきてないもん今」
山吹桜:「似顔絵あんの?じゃあ見りゃ分かるじゃん」
山吹梅:「持ってきてよーじゃあ」
山吹椿:「きてー」
春澤楓:「オレが持ってる!」 抜け目なく持ってきた。
春澤楓:「せっちゃんがすげー上手く描いてくれたんだ。これこれ」
山吹桜:「あんじゃん」
山吹梅:「あったわ」
山吹椿:「ある」
秋里せつか:「あー!あー!」なすすべもない。
春澤楓:「こいつ?こいつで合ってる?」
冬月忍:「この目のハイライト部分は配慮しなくても問題ない。要は特徴だ」
秋里せつか:「あーーー!」
秋里せつか:赤面してもだえている。
山吹桜:「うーん。大体こんな感じだったと思うけど……こんなに眼大きかったっけ」
冬月忍:「写実性はいま問題ではない。おおまかな特徴をとらえるという点で、秋里の似顔絵は優れている」
山吹梅:「特徴はこんなのはず!ていうか絵上手いねーこれ」
山吹椿:「漫画家さん志望なの?」
春澤楓:「だろー? ジャンプに応募できるぜ、これ」 何故かこちらが自慢げにしている。
秋里せつか:「もう、ほんと、無意味にやる気出さなきゃよかった……」
冬月忍:「秋里、いい戦果だ。これで決まりだな……その人物は実在する。少なくとも観測されている」
秋里せつか:「絵と私のことはいいから、ほんと、特徴の話だけ、して!」
秋里せつか:「なんかうれしくない……」
冬月忍:「しかしほとんど有効な情報ではないな……遭遇したら逃げたのか? きみたち三人が威嚇したということもないな?」
山吹桜:「いや警戒はしてたよ……だってどう考えてもヤベー奴じゃん」
春澤楓:「せっちゃんのときは、なんか言ってたらしいのに。お前らのときはまっさきに逃げちゃったのか」
山吹梅:「敵か味方かもわかんなかったしね」
山吹椿:「顔怖かったかも」
春澤楓:「その上、ハダカだしな……」
秋里せつか:「え、そうかな…。変だったけど、怖くはなかったよ」
山吹桜:「相性が良いんじゃないの、じゃあ?」
山吹梅:「てか、そいつがどうしたの?」
秋里せつか:「雰囲気だけだったら、なんか…守ってあげたくなるような感じの、かわいい感じじゃなかった?」
山吹椿:「そんな感じかも」
秋里せつか:「みんな信じてくれないから」
秋里せつか:「私以外に、その女の子を見たって人に、話聞きたくて」
春澤楓:「そ、そうそう。そんな感じ」
冬月忍:「守ってあげたくなるような感じ……」 (絶滅危惧のエラブオオコウモリを想像している)
山吹桜:「なるほどねー。しかしあれなんなんだろうな」
山吹梅:「幻覚じゃないとなるとね」
山吹椿:「C種なのかな」
秋里せつか:「えーと」横目で冬月さんを見る。「冬月さんからも聞きたいことある?」
冬月忍:「……いや。俺はいい。以上だ」
秋里せつか:「じゃー…」横目でカエを見る。「おわり?」
春澤楓:「なんか、会議の時からヘンだぞ冬月。言いたいことあるなら言えばいいのに」
春澤楓:「ん……」
冬月忍:「言いたいことはいくつもあるが、言わない方がコミュニケーションが円滑に進むことがある。俺はそれを学んだ」
冬月忍:「行こう」
山吹桜:「じゃあなー」
山吹梅:「またね」
山吹椿:「ねー」
秋里せつか:「…なんだそれ」冬月さんの背中を見ながらつぶやく。
春澤楓:「情報さんきゅーな三姉妹。今度お礼にたいやきおごってやるよ」
山吹桜:「いやいいよ。そしたら100倍返しが増えちゃうじゃん」
山吹梅:「200個になっちゃう」
山吹椿:「600個」
春澤楓:「よくつっかえないな、その喋り方……」 呆れた顔で立ち去ります。
春澤楓:「……」 ぴたりと立ち止まる。
春澤楓:「なぁ、三姉妹」
春澤楓:「鈴守と洲延の近くには行ったんだよな」
春澤楓:「江岳は、どうだった? 様子見たり、しなかった?」
山吹桜:「そんなに近くってほどは行ってないけどなー」
山吹梅:「江岳?どこだっけ?」
山吹椿:「ほら、最初の」
春澤楓:「鈴守のちょっと右らへん!」
山吹桜:「ああー。最初に滅んだって街か。あの近くには行ってないなあ」
春澤楓:「まだ逃げてない人がいたとかさ。そういうのは?」
山吹梅:「あそこ、もう誰も居ない廃墟なんでしょ?」
山吹椿:「人がまだいるわけないよ~」
春澤楓:「…………」
春澤楓:「うん。そうだよね」
春澤楓:「知ってたよ……」「誰もいないなんて」

GM:シーン終了。
GM:ロイス・購入あればどうぞ。
秋里せつか:ボデアマチャレンジ!
秋里せつか:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 8[1,3,8]+1 → 9 → 失敗

秋里せつか:失敗しました。
秋里せつか:ロイスなし!以上!
春澤楓:ほっほっほ。ならわしが買ってあげようかの
冬月忍:ボディアーマーチ!
春澤楓:ボディアーマーを狙います。
春澤楓:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[7,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

冬月忍:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

春澤楓:お、おお
冬月忍:さっきから2しか出ないw
冬月忍:おわりっ
GM:たい焼き感覚で買ってる
春澤楓:冬月先生、やる気がなさすぎるw
秋里せつか:たい焼きに混ざってるのかなあ
春澤楓:どっちに渡そうかな。ドッジが貧弱なせっちゃんに渡したほうがいい?
秋里せつか:うれしい…
春澤楓:じゃあアーマーあげる!
春澤楓:UGNボディアーマーをせっちゃんに譲渡!
秋里せつか:やったあ!きます!
冬月忍:冬月はいらない……自力で避けるから!

【MiddlePhase/04】

秋里せつか:でます!
秋里せつか:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 2[2]+44 → 46

冬月忍:情報収集に赴きます
冬月忍:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 10[10]+52 → 62

冬月忍:想定の範囲内
秋里せつか:おう…
■情報項目
【済】“エフェス”
【済】“男の素性”
【済】“ジャケットの少女”
【済】山吹三姉妹
(任意)“オディギトリア”〈情報:UGN〉8
GM:項目はこう!
冬月忍:秋里さんが軽くオディギトリアを抜いて、その後に冬月がドラゴンブレスをやろう!
秋里せつか:あーい!
秋里せつか:オディギトリアについて調べます! コネなしです!
冬月忍:残党の始末はあっしにお任せくだせえ!
秋里せつか:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[4,8,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

秋里せつか:おおっっ
冬月忍:ツヨイ
秋里せつか:うひょ!わっはっは!わっはっはっは!
GM:OK!
冬月忍:追加項目がなければドラゴンブレスを調査しに行きます
GM:ちょっと待ってね
“オディギトリア”
司令部門“脳”の所属。“尾”の司令であり、ドラゴンゴージの創始者の一人。
若年ながらノイマンシンドロームを発症しており、作戦遂行能力を買われ幹部となったが、本質的には研究者としての気質が強い。
本名は非公開。これは“ドラゴンゴージ”の中でも唯一である。
総隊長とは不仲であるとの噂が公然と囁かれている。
GM:追加は特にないので、ドラゴンブレスの項目を作ります。
“ドラゴンブレス”〈情報:UGN〉難易度12
冬月忍:12! これはクリティカルでないと無理だ!
冬月忍:玉砕してくる!
秋里せつか:がんばえー!
冬月忍:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[4,10]+10[10]+2[2] → 22 → 成功

冬月忍:できた
秋里せつか:ええええ~~~~!?
GM:できとる……
秋里せつか:すごい……
“ドラゴンブレス”
部位を冠する部門の名ではなく、ドラゴンゴージの保有する何らかの兵器。
詳細は不明だが、少なくとも一般の構成員には内容はおろか、“ブレス”の単語さえ聞かされていない。
司令部に近い少数の人間のみが把握しているものと考えられる。
当然、誰がどこに保有しているのかも定かではない。
また、現在使用されていないことは、何らかの制約があるとも推察できる。
冬月忍:ちょうどいいから秋里さんと会話しておこうかな!
GM:せよせよ
秋里せつか:あっぜひぜひ
冬月忍:それじゃあ廊下で呼び止めましょう
秋里せつか:はいー。こっちも冬月さん探して歩いていよう。
冬月忍:人気のない廊下で待っていたように声をかける感じです
秋里せつか:「……」パーカのポケットに両手を突っ込んで、てくてく歩いている。俯きがち。
冬月忍:「秋里」 通り過ぎてから声をかける。背後から声がかかったのと同じだ。
秋里せつか:「ほあっ!」「うあ!びっくりした!」
秋里せつか:「冬月さん、いたの」心臓がバクバクしている。「気づかなかった」
冬月忍:「そうか。視界が不良だからだと思う。歩行中は目線を少し上方に向けることを提案する」
秋里せつか:「うるせえ。冬月さんがもっと存在感を放ってくれたらいいんだよ」
冬月忍:「いまは存在感は控えめな方がいいはずだ。あまり人に見られないように話しかける必要があった」
冬月忍:「よって、人通りの少ないここできみを待機していた」
秋里せつか:「ええ……。それだけ聞くとメッチャ怖いやつ…」
秋里せつか:「いいよ、ちょうどいいや。私も冬月さん探してたの」
冬月忍:「何が怖い……? 俺は寝袋に入っていたサソリか?」
冬月忍:「……俺を探していたか。そちらも何か情報を掴んだようだな」
秋里せつか:「サソリ…? いや。ええと」
秋里せつか:「うん。あのさ。いや。ぶっちゃけ、今回の任務、すっごい怪しくない?」
秋里せつか:「どうやって見つかったかもよく分からない、何にも分からないものをさ、探して来いだなんて」
冬月忍:「そうだな。……いままでの任務も相当なレベルで怪しかったが、今回の任務はそれ以上だといえる」
冬月忍:「UMAの捕獲の方が、まだ具体性がある」
秋里せつか:「それは…どっちにしてもしたくないけど…」
秋里せつか:「んんん、で、私なりに、調べたの。そもそもオディギトリアってひと、どんな人なのかと思って」
冬月忍:「彼か」
冬月忍:「……ああいう手合いは、どうも相性が悪い。きみから見て、どうだった?」
秋里せつか:「冬月さんと相性が悪かったら、私なんて太刀打ちできないよ」
秋里せつか:「ぜんぜん分かんない! 分かんないことが分かった!」 情報収集の結果を話しますね。
冬月忍:「……本名不明。確かにな。だが、そこがポイントでもあるか……」
秋里せつか:「そうなの?」
冬月忍:「本名を隠したい理由があるのだろう。それに研究者。なるほどな」
秋里せつか:「おお。なんかひらめきそうじゃん」
冬月忍:「俺にその手のひらめきを期待してはいけない」
冬月忍:「わかるのは、この任務が彼の目的と合致する何かだということだけだ」
秋里せつか:「変な企みに巻き込まれてそうで怖いんだけど……」
冬月忍:「変な企みなら、もう一つある。”ドラゴンブレス”」
冬月忍:「聞き覚えがあるだろう。こちらも気になって調べてみたが……」 というわけで、こちらも調査結果をお話しします。
冬月忍:「なんらかの兵器だということ以外、よくわからなかった」
秋里せつか:「ふ。そっちも、分かんないことが分かったわけだね」
冬月忍:「思ったのだが、俺はあまり情報収集が得意ではないらしい」
冬月忍:「なぜかきみや春澤のように、フランクな反応が返ってこない」
秋里せつか:「……」冬月さんの表情を見て、全身を見て、渋い顔をする。
冬月忍:「なぜそんな渋い反応をする」
秋里せつか:「……あ、そうだ。笑ってみたらいいじゃん。愛想笑いでも、こう、なんつーか」
秋里せつか:「話しかけやすい雰囲気? 的なやつをさ」
冬月忍:「自分ではあると思っているが」 「和やかな……」エアろくろを回す 「空気を……」エアろくろをさらに回転させる
冬月忍:「笑顔という発想はなかったが、常に心は開いているつもりだ」
秋里せつか:「ぜんぜんわかんない」
秋里せつか:「冬月さんだって、どんな人生過ごしてたか知らないけどさ、いままで友達が一人もいなかった訳じゃないっしょ」
冬月忍:「……俺の、昔の話は無しにしておこう」
冬月忍:「面白い話でもない。だが、笑顔というのはよくわかった。……いや待て。それを言うなら……」
秋里せつか:「んん」表情を見る。
秋里せつか:「何?」
冬月忍:「俺だけではないだろう。もう少し笑顔を増やした方がいいと言うならば、きみもそうだ」
秋里せつか:「はあー!? そういうこと言う?」
冬月忍:「なぜ糾弾される……」
秋里せつか:「別に愛想笑いなんか振舞わなくたって、生きていけるっつーの!」
冬月忍:「言っていたこととだいぶ矛盾が生じているように思うが、気分を害したなら謝る」
秋里せつか:「いいよ、もう」ふくれっ面。「いいけど。なんかもう、慣れたし。色々」
冬月忍:「そうか。では、助言に従って俺は笑顔の訓練をしておく」
秋里せつか:「ええ? マジで? はは…うまくいったら、見せてね。判定するから」
冬月忍:「楽しみにされても困る。……いや。きみも徐々に慣れつつあるようで、何よりだ」
冬月忍:「……では、時間だな。失礼する」
秋里せつか:「ん」
冬月忍:腕時計を確認して、秋里さんの横を通り過ぎる。人がそろそろ通りがかりそうだった。
冬月忍:あっしはこんなところです!
秋里せつか:その後姿を見送る。廊下に一人たたずむ。
秋里せつか:「……めっちゃ二人きりで話し込んじゃった」
秋里せつか:「はは。ウケる」
秋里せつか:あっしも。以上です!
秋里せつか:ロイス感情を反転させておきます。チームメイト/冬月忍/尽力/不安:○/ロイス⇒チームメイト/冬月忍/尽力:○/不安/ロイス

GM:シーン終了。購入も可能です。
冬月忍:ボディアーマーッ
冬月忍:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 8[2,8]+2 → 10 → 失敗

秋里せつか:先生ーっ
冬月忍:無理でした。オワリ!
秋里せつか:私も挑戦してみます!
秋里せつか:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[7,10,10]+8[4,8]+1 → 19 → 成功

秋里せつか:おお!買えたよ!
秋里せつか:そしたらこれを…冬月先生に譲渡したいので受け取ってください!
冬月忍:や、やったああー!いつもいつもありがとうございます……!
冬月忍:装備!!!!
秋里せつか:フォッフォッフォ

【MiddlePhase/05】

夏尾竜成:出!
秋里せつか:でる!
夏尾竜成:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 10[10]+55 → 65

秋里せつか:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51

夏尾竜成:なんでやねん
春澤楓:むむむ
夏尾竜成:ただでさえ高めなのに~!もう!
春澤楓:いや出よう。2シーンも休んだら今日急いで帰ってきた意味がなくなる!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:59->65)
春澤楓:おそろい!
春澤楓:わーい!
夏尾竜成:またおそろじゃん
秋里せつか:よかったねえ~

GM:【ドラゴンゴージ 基地内 格納庫】
GM:本来、出撃の際には“翼”の協力を仰ぐのが基本ではあるが
GM:各部門で保有する車両を運用すれば、必ずしもその必要はない。
GM:具体的には、“尾”の保有するトレーラーが1台。出撃準備を進めていた。
GM:現在は荷の積み込みを行っているところだ。
夏尾竜成:「確か初日以来だったっけ?ここ使うの。いや、清水さんが出てった時を含めると二回目か」
白露花野:「なんか、“翼”抜きでってのすげー怪しくないこの任務?」コートを厚く着込んでいる。
春澤楓:「ああ、夏尾が外でずっと待ちぼうけしてた時な」
夏尾竜成:そのへんの積荷をポンポン叩いたりしつつ、そんな事言ってます
GM:今回は近距離のオペレーションを行うため、彼女も前線に同道する。
秋里せつか:「白露さんも、前線に出なきゃいけないことがあるんだ」マフラーに顔を埋めている。
白露花野:「また電波障害あったら困るし……このトレーラーならある程度妨害電波に対抗できるんだって」
白露花野:「それなりの指揮機能あるらしいし……あんま行きたくねーけどさ」
白露花野:「桃よりはマシでしょ」
春澤楓:こちらは軽装です。多少のジャケットは着込んでいるが、あまり寒さを気にしている様子がない。
春澤楓:「? 桃ちゃん、なんかあったのか?」
秋里せつか:「はは。どっちに着いてきて欲しいかって話でしょ」
春澤楓:「あぁ……」
夏尾竜成:「俺はどっちでもいいけど。つーかオペ子組って戦闘力あんの?」
白露花野:「あるわけねーだろ……あったら前線職してるっての」
春澤楓:「えっ、もしかして自衛も無理なカンジ?」
春澤楓:「めっちゃ守らなきゃじゃん!」
白露花野:「絶対車からは一歩も出ねーよ……車壊れたらどうせみんな帰れないわけだし」
夏尾竜成:「ユズリハがその辺やってくれんじゃねえの?あいつもともと護衛ロボじゃなかったっけ」
白露花野:「ユズリハは車に繋ぎっぱにするんだってさ。情報解析装置代わり」
白露花野:「いざとなったら支援も出来るだろうけど、そう回数は期待できないと思う」
GM:NPCカードの使用回数のこと。
春澤楓:なるほど!
秋里せつか:「なんか…便利な機械みたいな扱いだね。ユズリハって」
夏尾竜成:「そういや、冬月と清水さんはまだ来てねえの?招集かかったら真っ先に来そうなもんだけど」
春澤楓:「今回の仕事は特殊っぽいもんな。なんか準備してんじゃねーか?」
春澤楓:「"エフェス"だっけ。ほんとに見つかるのかなあ」
白露花野:「ああ。2人共もう車内。接続の準備してもらってる」
夏尾竜成:「あ、そ。もう入ってんのね」
秋里せつか:「夏尾くんは、見つかると思う?」
夏尾竜成:「見つからねえだろ。どんな形してんのかもわかんねえんだから」
秋里せつか:「…」瞬き。「そういうノリなんだ」
夏尾竜成:「捜し物の大変さはよくわかってるだろ。俺達は、見知った人間でさえ見つけれてないんだぜ」
白露花野:「姿はやっぱあれじゃねーの。ほら、似顔絵のやつ」
秋里せつか:「似顔絵はもういいっつの…」
春澤楓:「ああ、……ハダカの……」
秋里せつか:「ジャケット、ジャケットは着てたから」
春澤楓:「そもそも」
春澤楓:「見つかるとか、見つからないとかじゃなく」
春澤楓:「ほんとにいんのかな。エフェスっての」
夏尾竜成:「冬月は、俺達を動かす口実じゃねえかって言ってたな」
秋里せつか:「何をさせようとしてんだろ」
秋里せつか:「…にしても。なんか。夏尾くんて、こういう怪しい任務は絶対引き受けないと思ってたから、意外」
夏尾竜成:「隊長を探させたいんじゃねえの。清水さんと冬月はそんなようなこと言ってたぜ」
春澤楓:「!」
春澤楓:「おぉ……!」
夏尾竜成:「はは……まあな。会議じゃあんな態度だったけど、冬月も清水さんも、隊長のこと諦めたわけじゃない」
春澤楓:諦めてないのは少数派だと思ってたので、目をきらきらさせて感動している。
夏尾竜成:「オディギトリアの本心は知らねえけどな」
春澤楓:「夏尾はいいの?」
春澤楓:「夏尾はしょうじき、隊長のこと生きてるとは思ってないだろ。もし今回の任務がほんとに口実だったら、そんな仕事やってられるかーってなんないのか?」
秋里せつか:「確かに」
春澤楓:「仮病とか使うなら、口裏あわせてやってもいいんだぜ。エフェス関連、ぶっちゃけめちゃくちゃ怪しいし……」
夏尾竜成:「はっ!急に何気つかったこと言ってんだよ、春澤。俺のことなんて気にすんなって」
夏尾竜成:「おめーと秋里は『やったー!冬月と清水さんも同じ気持ちだったんだー!わーいわーい!』ってはしゃいでりゃいいんだよ!」
春澤楓:「ヌーッ!子供扱いしやがって!」
春澤楓:「なんか寂しそうにしてるから、せっかく気ぃつかってやったのに!」
春澤楓:「夏尾のバカ!KY!セクハラ大魔神!」
秋里せつか:「いや、まあ、でも、合わせてくれてるってことでしょ?」
秋里せつか:「夏尾くんに協調性があるってことでしょ…。すげえ。ウケる」
夏尾竜成:「んだとぉ!?俺がいつセクハラしたんだよ!てかセクハラなんて何処で覚えたんだ?ませてんな、最近の小学生はよ~!」
秋里せつか:ボソボソ言った声はかき消される。
秋里せつか:「…まあいいけど」
夏尾竜成:「秋里、なんか言ったか!?」
GM:「――そこで」ハンガーを睥睨する位置から、声がかかる。
若水若菜:「何をしているんです?」
秋里せつか:「べっつにー……」言いかけ、声の方を見る。
若水若菜:「“尾”に出撃認可が出ているとは聞いていませんが。一応もう一度聞きましょうか」
夏尾竜成:「ん?誰だっけ、あれ」と二人とかのさんに
若水若菜:「何をしているんです?」
白露花野:「司令秘書……えっと、要は」
白露花野:「ここで2番めに偉い人」
春澤楓:「エフェ……もごもご」 言いかけたのを自分の手で抑える。
夏尾竜成:「ふーん……二番目に……二番目!?」
夏尾竜成:「やべえ~……と思ったけど、薩摩の次か……うーん……」
秋里せつか:「え、どうすんの、これで怒られたくないんだけど……」
秋里せつか:「でもあの変なおじさんより怖いよあの人」
春澤楓:「うん。目がマジだ」
春澤楓:「え、どうしよどうしよ」
白露花野:「私たちは指示通りに出るだけなんでー。うちの司令に聞いて下さーい」
若水若菜:「おや。いつからそんなふざけた態度を?」
若水若菜:「懲罰権も今行使することは出来ますが。意味はわかりますよね?」
春澤楓:(マジでこええ……) 気持ち、せっちゃんの後ろに隠れている。
白露花野:「今日機嫌悪いな……」呟く。
夏尾竜成:「マジっすよマジー。オディギトリアさんが出撃しろってー。連絡の行き違いとかじゃないんすか?」
若水若菜:「それは、その指示の内容を語る舌さえ持たないと言っているんですか?」
秋里せつか:思わず皆の顔を見る。「ど、どうすんの。何言っても聞いてくれないよあの人」
春澤楓:「作戦内容はのちほど説明する~、って感じなんだよな。な?」
春澤楓:「オレ、あいつニガテだ……C種よりこええ……」 本格的にせっちゃんと夏尾の後ろに隠れている。
白露花野:「……あのさ」小声。
白露花野:「今、連絡があって」
秋里せつか:「うん?」
白露花野:「責任は取るから、もう無視して乗って行けって」
春澤楓:「うええ!?」
若水若菜:「では、その後程まで待つので、そこから一歩も動かず彼を呼び出して下さい」
春澤楓:「責任て!あ、あとでゴージ追い出されたりしないか?大丈夫か……!?」
春澤楓:小声でわちゃわちゃ言ってます。
秋里せつか:「い、いやでも、今すぐにでもこっち来そうだよ、あの人」
秋里せつか:「やるなら今しかないんじゃないの」
若水若菜:「動かないでくださいね。そちらに行きます。それまでに動いた奴の処遇は保証しません」
夏尾竜成:「いや、すんません。俺実は貴女が誰だかよく覚えてないんで」
夏尾竜成:「指示も来たんで、そういうことで、じゃ!」
夏尾竜成:そう言って春ちゃんを抱えて、ついでに秋里さんの手も掴んで、トレーラーに飛び乗りたいです
春澤楓:「……」
春澤楓:(このまま動かない→ナイショで出撃したのがバレる→ゴージを追い出される)
春澤楓:(動く→エフェス見つける→戦いが終わる!→英雄→追い出されない!)
春澤楓:チーン!
春澤楓:計算が終了したのと同タイミングくらいで、夏尾くんに抱えられるよ!
GM:トレーラーは発進準備を終えている。何時でも出られる状態。
春澤楓:「よし行くぞおわあーっ!?」
若水若菜:「えっ」
秋里せつか:「うひゃ、うおあ」されるがままだよ!
白露花野:「あっちょっと待て……!普通非戦闘員優先するだろバカ……!」
夏尾竜成:「やだよ!セクハラで訴えられそうだし!ほら言い出しっぺなんだからさっさと来い!」
白露花野:「あーもう!秋里絶対そいつ訴えろよ!」
若水若菜:「待ちなさい!何を勝手に……!」
春澤楓:「お、オレをだっこするのはセクハラじゃないのかよー!もー!ヘンなとこさわんな!」
白露花野:「全員乗った!出して!そういう命令だからしゃーないの!」
秋里せつか:「うあ! 本当だ! へんなとこ触んな!」
GM:トレーラーは勢いよく発進する。
春澤楓:「あ、あとでちゃんと説明する!します!」「ごめんなさーい!」「なさーい……!」 去り際、一応若水さんに謝っておいた。
若水若菜:「……」
若水若菜:「少なくとも命令によらない態度悪かった連中は給与さっ引いておいて……」

春澤楓:「こ……怖かった……」
春澤楓:「パラシュートなし降下のときより怖かった……」
秋里せつか:「それはねえよ」
春澤楓:「オレ、あいつ、ニガテ……」
白露花野:「得意な奴いんのかよ」
秋里せつか:「いない…。いやでも」眉を寄せる。「こんな出撃しちゃったからには、手ぶらで帰るわけにはいかないんじゃないの」
春澤楓:「うん。うん」
春澤楓:「エフェスなりなんなり見つけて帰らねーと……ほんとに追い出される……!」
白露花野:「空振りだったらどーすんだよ」
夏尾竜成:「別にどうもしねえだろ。追い出されても死ぬわけじゃねえし」
白露花野:「前見た時は墓の前で24時間正座させられてるやつ居たよ。「死者に示しがつかないんじゃないですか?」みてーなこと言われてた」
秋里せつか:「やだやだやだやだ。そんな目に遭いたくない」
春澤楓:「追い出されるのはヤだよー!オレ、家族の仇が討てるっていうからゴージ入ったのに~!」
春澤楓:「正座もやだ!」
春澤楓:「クソー……! これも全部オディギ先生のせいだ」
春澤楓:「なに考えてんだもう!」
白露花野:「戻るまでに総隊長が戻ってくりゃいいんだよ……そっちがサンドバックになって機嫌が直るかも知れない……たぶん」
白露花野:「そうだといいな」
夏尾竜成:「雑に扱いはしねえよ。C種を撃てるオーヴァードは少ねえ。」
春澤楓:「うう……またあいつに怒られるのはゴメンだぞ……」 バックパックから出したパフチョコレートバーを弱々しくかじる。
夏尾竜成:「俺達が居なくなって困るのは向こうなんだからな。……まあ、オペ子組は知らんけど」
白露花野:「やめろやめろ!」
白露花野:「お前マジでな……今共犯状態だろ!なんで切り捨てんだよ!」
春澤楓:「花野ちゃん……」 あわれみの目。
春澤楓:「はー。でもなんか、ちょっとだけ、よかったな」
春澤楓:「隊長が生きてるとか生きてないとかで、みんな意見がばらばらな感じがあったから」
秋里せつか:「ん? 何が?」
春澤楓:「尾もばらばらになっちゃうのかなって、ちょっとだけ怖かったんだ」
春澤楓:「ここには冬月も清水も、せっちゃんも、花野ちゃんも、夏尾もいるだろ。いつもどおりで嬉しいなー、よかったなーって」
春澤楓:「そう思ったら、ちょっと元気が出てきたってだけ!」
夏尾竜成:「いや、そりゃまあ……おう……」
秋里せつか:「能天気だなあ…」そう言いつつ、微笑む。
夏尾竜成:「あー!もう……春澤お前……よくそんなこと、普通に言えるな……!こっちが恥ずかしくなってくるわ!」
秋里せつか:「照れてやがる」
春澤楓:「セクハラ大魔神なのに」
秋里せつか:「夏尾くんの弱点なんじゃないの」
夏尾竜成:「してねーよ!だいたい春澤に触るとこなんてねえだろ!」
夏尾竜成:「いや、確かに胸は秋里よりあるかもしれねえけど、触ってねえから!マジで!」
秋里せつか:「さ」顔が噴火する。
白露花野:「録音しといた」
秋里せつか:「さ、さ、さ、さ、さい、さいて……」
夏尾竜成:「い、今のはちがうだろ!だって事実じゃん!」
秋里せつか:「落ちろ! 今すぐここから飛び落ちて死ねーっ!」
春澤楓:「…………」 チョコバーを無言でかじりながら赤面している。

若水若菜:「……もう一度確認しますが」
若水若菜:「連中の行き先を知ってるんですね?」
山吹桜:「うん。こないだ聞きましたよ」
山吹梅:「候補地とか言ってた」
山吹椿:「てたねー」
若水若菜:「分かりました。では、司令部権限で任務を与えます」
若水若菜:「連中を追って下さい。成功すれば、ボーナスを支給します」
若水若菜:「具体的には、“尾”への報酬の一部を“爪”に充て換えます」
山吹桜:「あいよー了解。稼げるときに稼がなきゃあな」
山吹梅:「たいやきいっぱい買えるじゃん」
山吹椿:「やろやろ!」
若水若菜:(……“オディギトリア”。彼は一体、何を……)

GM:シーンを終了します。ロイス・購入が可能。
夏尾竜成:買い物する
夏尾竜成:応急手当
夏尾竜成:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[3,8]+1 → 9

夏尾竜成:買えた
秋里せつか:ロイス…うーん まだとっておこうかな
春澤楓:どうしよっかなー。装甲もガード値もあるんだし、応急手当買おうっと。
春澤楓:HP満タンなら耐えられる攻撃もあるかもだ。
春澤楓:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[4,8,8]+1 → 9 → 成功

春澤楓:kaetan
秋里せつか:応急手当かう!
秋里せつか:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 5[2,4,5]+1 → 6 → 失敗

秋里せつか:財産ポイント支払っちゃお
秋里せつか:2点支払って買います。
秋里せつか:ロイスなし!以上!
春澤楓:夏尾くんのロイスをP……P……
春澤楓:セクハラされたけどP反転しようっと。わちゃわちゃ言い合うの楽しかったし。
春澤楓:-夏尾/夏尾竜成/○友情/隔意/ロイス
春澤楓:あと、せっちゃんに取ります。
秋里せつか:やったー
夏尾竜成:春ちゃんにとろう!
春澤楓:-せっちゃん/秋里せつか/○大信頼/不安/ロイス
秋里せつか:大信頼!大信頼ですって!
秋里せつか:えーじゃあ私もやっぱ夏尾くんに取っちゃおうかな
春澤楓:ロイスまつり!
夏尾竜成:後輩/春澤楓/P:○憧憬/N:不安/ロイス
秋里せつか:死ね/夏尾竜成/信頼/恥辱:○/ロイス
夏尾竜成:なんかこいつの明るさ羨ましいよな、眩しいよなって思いながら、でも戦闘中だし曇ったりしそうで不安みたいな
夏尾竜成:そういうかんじ
春澤楓:死ねw
夏尾竜成:ひどいかんけいせい
夏尾竜成:一緒でいいね~って春ちゃんが言ったばかりなのに!
秋里せつか:震えるほどの恥辱を味わったから…
春澤楓:ロイス感情変えないほうがいいかな~って思ったから春は反転だけにしたけど
春澤楓:いま取るとしたら春も友情/恥辱だと思うから、せっちゃんのそのロイスは正しいw
秋里せつか:www

【Masterscene/02】

短剣を佩いた少年:「……ここまでジャームとの接触がなかったのは好都合だな。余計な体力は使ってられない」
メイド服の少女:「……うん。戦うと疲れる。先生が言ってた」
短剣を佩いた少年:「それ、本当に先生が?」
徒手の青年:「んなわけねーだろ……それよりもだ、“アラシェヒル”」
徒手の青年:「……言っておくが、俺はお前の行為を許さねえ」
徒手の青年:「あいつが“イズミル”を嵌め殺したのがマジだとしてだ。それを糾弾するのは理解できるぜ」
徒手の青年:「だがそこまでだ。殺すのは違うだろ」
“アラシェヒル”:「でも沙織は……完全に堕ちてた!」
徒手の青年:「“それでも”だ。冷凍睡眠なりで、引き伸ばす方法はあるだろ。そうすりゃ、“アクヒサル”の奴がそのうち治療法でも見つける」
徒手の青年:「仲間はなんとしても守る。そいつを破って、お前は矜持とやらに……安易な結論に“逃げた”」
“アラシェヒル”:「違う!僕は、ただ、美優さんの……!」
徒手の青年:「生きてるやつを優先しろってことだよ!分かんねーのか間抜け!」
“アラシェヒル”:「……っ」
メイド服の少女:「――君たちはか弱き種だ。身を寄せ合って、仲良く生きなさい」
メイド服の少女:「先生はいつも仰ってるよ。それ以上に、大事なお話?」
徒手の青年:「……チッ」
“アラシェヒル”:「……」
メイド服の少女:「“エフェス”を我等の手に。さすれば救いは与えられん。星々の瞬きは、煌々と紅く天を染めるって」
徒手の青年:「後半はお前の妄想だろ……まあいいや。捜索が最優先つーのは確かだ」
“アラシェヒル”:「……そうだな。とにかく、だ。どう探す?」
徒手の青年:「地道にセコセコ脚を使うしかねえだろ。あいつは電波じゃ捕まんねーんだからよ」
メイド服の少女:「惑い星……惑うのはあの星?それとも私たち?」
徒手の青年:「訳の分かんねーこと言ってねーで、早く準備するんだよお前は」
メイド服の少女:「私たちは対等だよ。リーダーぶらないで」
メイド服の少女:「そういうのはウザいって、先生が言ってた」
徒手の青年:「んだとこいつ……!」
“アラシェヒル”:「止めろ、煽るな。あと絶対先生そんなこと言ってないだろ」

【MiddlePhase/06】

GM:FS判定のシーンとなります。全員登場を推奨。
春澤楓:出る!
秋里せつか:でます!
春澤楓:ガンダムウォーディス、出撃!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:65->66)
秋里せつか:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52

春澤楓:幸先!
夏尾竜成:デデデ
秋里せつか:うえにおなじ!
夏尾竜成:1d10+65
DoubleCross : (1D10+65) → 1[1]+65 → 66

春澤楓:幸先……!
夏尾竜成:うわっなんだこれ
GM:なんだこの幸先の群れは……
冬月忍:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 5[5]+62 → 67

春澤楓:というか、また侵蝕が夏尾くんとおそろいだ
冬月忍:ドラゴンテイル2、交戦

GM:本シーンでは、FS判定を行います。
■FS判定『“エフェス”捜索作戦』
終了条件:いずれかの陣営が完了値に到達
判定:〈情報:〉
完了値:30
難易度:8
最大達成値:30
支援判定:〈運転〉
経験点:5点
GM:本FS判定では、終了条件に記載の通り
GM:あなた達“尾”の陣営とは別の勢力と、競争をして貰う形となります。
GM:FH勢力と、“爪”の勢力ですね。
春澤楓:もし競争に負けたりすると・・?
GM:負けると展開的にビハインドを負うので、その後が大変になります
GM:なお、“爪”は後発のため、2ラウンド目からの登場となります。
GM:そのうちにいっぱい稼いでおくんだよ。
冬月忍:ヒェェ
GM:また、進行値が進むとイベントが発生しますが
GM:イベント発生のたびに、候補地ポイントのいずれか1つを選んで向かうことが出来ます。
夏尾竜成:終わらせてやる~
・江岳廃市街
・鈴守廃山
・田助廃校舎
・洲延廃街道
・平港
春澤楓:おお・・!
GM:候補地ポイントはこれね
秋里せつか:おお
春澤楓:これ、行くのは全員で行く感じですか? 捜索だし
GM:そうですね。全員で行く感じです。
春澤楓:ほいほい
夏尾竜成:場所ごとにボーナスがあったり……?
GM:ボーナスはない……!ですが、場所ごとにイベントが発生したりするかも。
GM:で、進行値とイベントは陣営ごとに管理するので、
GM:FHと爪も、自分の進行値が規定に達するたび、めいめいランダムなポイントに向かいます。
GM:別にバラバラのとこに行く場合は何も関係ないんですが、
春澤楓:ま、まさか・・
GM:かち合った場合ですね。攻撃するか攻撃しないかを選択することが出来ます。
夏尾竜成:ほう
GM:基本的にどの陣営も、攻撃を仕掛けることを選択しない限りは攻撃してきません。
春澤楓:おお!
GM:こちらが攻撃を選んだ場合のみ、攻撃してきます。
冬月忍:仲良しじゃん!
夏尾竜成:山吹三姉妹を潰せということか……
冬月忍:言ってないよ!
GM:攻撃を仕掛ける場合は、1Rのみのミドル戦闘に突入します。
GM:FS判定を一時中断してシーン内シーンが発生するみたいな扱いですね。
GM:別途登場侵蝕を払う必要はありません。
春澤楓:攻撃しないでお話する みたいなのはできるのかなあ。
GM:なお、爪とFHがかち合った場合は、必ず小競り合いが発生し
GM:両陣営が1R動かなくなります。狙って発生させることは出来ませんが大チャンスではあります。
GM:お話はできます!戦わない場合はお話してもいいし逃げ隠れしてもいい。
春澤楓:よかった!視界に入ったらアウトとかではなかった・・!
夏尾竜成:10Rくらい連続でかち合っておいてほしい
GM:1回のみだよ!
GM:ルール説明としてはこのくらいかな。あとはハプニングチャートの内容を、事前に開示しておきますね。
■ハプニングチャート
1~10 安定した進行。効果なし
11~20 UGN陣営の進行度を即座に+1
21~30 FH陣営の進行度を即座に+1
31~40 全員が<交渉>9判定。成功/失敗のたびに難易度-1d10/+1d10
41~50 霧が発生。全部隊のメインダイスを-3個
51~60 好機。C種の包囲が崩れた。全部隊のメインダイスを+3個
61~70 C種の襲撃!全部隊の難易度を+1d10
71~80 衝動侵蝕発生。あなたたちの侵蝕率を+1d10
81~90 このラウンドの支援判定の難易度を0にする
91~100 最大の好機!このラウンドで得られるあなたたちの進行値は追加で+1される
春澤楓:うええええ侵蝕アップ!
夏尾竜成:はぷはぷ~
GM:なにか質問あればどうぞ。
冬月忍:とりあえずないです…
夏尾竜成:ないです!
春澤楓:問題なし!
秋里せつか:だいじょうぶです!
GM:OK!
GM:では早速始めていきましょう。
GM:【1ラウンド目】
GM:1d100 ハプニングチャート
DoubleCross : (1D100) → 8

春澤楓:幸先!
1~10 安定した進行。効果なし
GM:最初からなんかあるわけないですよね~
夏尾竜成:情報得意な人~?
秋里せつか:よかったー!
冬月忍:まったく得意ではないので待機した方がよさそうだ
GM:手番は行動値順に進みます。“アラシェヒル”からですね。
夏尾竜成:あ、質問あった。俺達今状況的には車内とかなんですか?
GM:車内です!
夏尾竜成:ラジャじゃ
GM:捜査の時は外に出るでしょうから、そのへんは演出のしやすいようにするね
春澤楓:情報、男子に比べれば得意だと思ってたけど
春澤楓:社会が1高いだけだなあ。技能はUGN2だけだ。
“アラシェヒル”:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[7,9,9]+1 → 10

GM:やった!がんばった!
秋里せつか:コネ使えば、噂話を5dx+2で回せます
■進行値[尾/爪/FH]:[0/0/2]
GM:次は冬月さんの手番ですね。
秋里せつか:先をいかれた…
春澤楓:おかしい・・DTさんGMのNPCにしてはクリティカルしていない・・
冬月忍:待機します。もっといい判定に切り替わるかもしれない!
夏尾竜成:私が頑張るしかない
GM:OK!では次は夏尾くん。
冬月忍:「……若水が? 俺たちを止めたのか? まったく気づかなかった……」 考え込んでいます。
冬月忍:「これは、しかし……いや。このまま調査を続行するべきだな。いい。行こう」
夏尾竜成:マイナー無し。メジャーで《無業の影》《コンセントレイト:ウロボロス》で判定したいです。技能はUGNを使おう。
夏尾竜成:戦闘服の効果とDBで10個。振ろうかな。
夏尾竜成:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,3,3,4,4,5,5,5,5,7]+1[1]+3 → 14

夏尾竜成:微妙w
GM:振るわないなー
春澤楓:これが戦闘ででなくてよかったw
夏尾竜成:侵蝕は72になりました。
GM:それでも2点は確実に入りますね。
■進行値[尾/爪/FH]:[2/0/2]
GM:判定はまだ変わりません。
GM:次はメイド服の少女。
メイド服の少女:《赤色の従者》《血の絆》。
冬月忍:「……命令違反の形にはなるが、これ以外にはなさそうだ」
GM:従者を作成して終わり。次のラウンドからは従者も動きます。
春澤楓:「あいつ、すっげー怖かったんだよ」
春澤楓:「お手柄持って帰らないと……また怒られそう……」
冬月忍:「そうか。怖かったか。……夏尾、道はどうだ。案内できそうか?」
メイド服の少女:「1番目の星は王」呟くと、四角を組み合わせたような歪な赤い多面体が生まれる。
夏尾竜成:「この辺、まだ来たことねえからな~。ま、やるだけやってみらあ」
GM:次は秋里さんですね。
夏尾竜成:「それより冬月、探知頼む。追っ手が来るかもしれねえし……ワームウッドも"エフェス"を追ってる」
秋里せつか:はーい
冬月忍:「そのようだな。意外なことに、“エフェス”にはいくらかの真実があるのかもしれない」
秋里せつか:普通に判定するよ~
秋里せつか:〈情報:噂話〉でコネ使用します。
秋里せつか:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 7[1,1,2,2,7]+2 → 9

夏尾竜成:「鉢合わせて不意打ち食らう……なんてこと、無いようにしてくれよな」
春澤楓:おしい!あと1!
冬月忍:「“エフェス”……現状、“オディギトリア”を信用することは難しいが、総司令を完全に信用することもまた難しい。組織は駒を切り捨てるものだしな……」
夏尾竜成:惜しいなあ
冬月忍:惜しいッ
秋里せつか:普通に振るわないの悲しい…
冬月忍:財産使えたりしますかね?
GM:情報判定に関してはOKとしましょうか。
夏尾竜成:太っ腹だー
秋里せつか:わー そしたら1点支払って10にします
GM:OK!
冬月忍:ヤッタッ!
秋里せつか:イエイッ
■進行値[尾/爪/FH]:[4/0/2]
GM:イベントはまだ起きません
春澤楓:「でも"エフェス"関連、考えれば考えるほどうさんくさすぎるぜ」
春澤楓:「そんな何でも解決するチートアイテムみたいなやつ、ほんとにいんのかなぁ……」
GM:山吹三姉妹はまだなので、次は徒手の青年。
春澤楓:「いたとしても、そんな都合がいい話、あんのかなぁ?」 トレーラー後部で見張りを担当している。
徒手の青年:4dx+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 9[3,4,6,9]+6 → 15

春澤楓:お前!
冬月忍:「こうした謎の多い任務では、本部は真意を隠すものだ。気が付けば地雷原の只中で、それと知らずに瀬踏みをさせられていることもある」
春澤楓:親に向かってなんだその固定値は
GM:どうやら情報通のようです。
■進行値[尾/爪/FH]:[4/0/4]
春澤楓:……判定、情報のままじゃん!
GM:次は春澤さんですね。
春澤楓:肉体系が来てくれればいいなあって思ってたけど、待機してる冬月先生よりは情報得意だし
春澤楓:やってみようかな。情報:UGNで振ります。コネを使ってダイスを+2。
春澤楓:5dx+2=>8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 10[1,7,7,9,10]+1[1]+2 → 13 → 成功

GM:高い!
秋里せつか:わああ すごい!
春澤楓:12歳パワ!
春澤楓:ほめてほめて!
秋里せつか:エースだ!
冬月忍:やるぅ!
■進行値[尾/爪/FH]:[6/0/4]
GM:イベントが発生します。
夏尾竜成:やんややんや
GM:まずは候補地を選んでもらいましょうか。
春澤楓:みんな、いきたいとこはあるのかい!
夏尾竜成:春ちゃん好きなとこ選んでいいよ
夏尾竜成:成功させたし!
冬月忍:春チャン、選んじゃっていいっすよ!
春澤楓:うーんうーん
GM:希望がなければchoiceシステム頼みでもいいです
秋里せつか:江岳廃市街、いっちゃいます?
春澤楓:江岳廃市街、すごくいきたいんだけど
春澤楓:2番手か3番手くらいがいいんだよな・・・
春澤楓:こう、すごく行きたいのにあえて自分からは言い出さないんだけど結局行くことになる流れがほしい(ろくろ)
秋里せつか:うんうんうん わかる、わかる
GM:抜いてchoiceでもいいよ!
冬月忍:仕方ないこと
春澤楓:ので、ほかのひとに希望がなければ、ここはチョイスしてほしいです。
GM:行きたいタイミングに行きたいとこに行くがええ
春澤楓:江岳もふくめてチョイスしてほしい!
GM:OK!
GM:choice[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]
DoubleCross : (CHOICE[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]) → 田助廃校舎

GM:行き先は田助廃校舎ですね。
春澤楓:ここで結局江岳が出たら面白かったのいw
夏尾竜成:演出的には、エフェスの足跡を追う内にたどり着いたみたいな感じなのかな
秋里せつか:廃校舎ですね!
冬月忍:学びや!
GM:高レネゲイド反応地点をいくつかたどったうちの一つ、といった感じですね。
GM:それがエフェスのものかどうかは定かではないが、手がかりがそれしかない。
春澤楓:「なんか、ここだけ浮いてるよな。ナントカ廃校舎」
春澤楓:「廃山とか街道とか、港とかと比べて、廃校舎って明らかにグレード落ちるだろ」
春澤楓:江岳だけは露骨に話題に出さない。
冬月忍:「……“エフェス”が学生だったという可能性か?」
冬月忍:「または教員だが。意表をつくアイデアだが、高レネゲイド反応には違いない」
白露花野:「ジャームにも過ごしやすいのかな。体育館とか」
秋里せつか:「単純に、ほかより狭くて探しやすそうだよね」
冬月忍:「秋里の目撃証言を組み合わせて考えると、“エフェス”が学生だったという推論はありえると思う。行こう」
冬月忍:「時間はあまりない」
春澤楓:「肝試しみたいだなぁ。オレ、そういうのあんま得意じゃないんだよな」
春澤楓:「幽霊、殴って倒せないし……」
秋里せつか:「……あの子。やっぱエフェスなのかな…」
秋里せつか:「殴れればいいんだ…?」
夏尾竜成:「大体の幽霊、オーヴァードなら殴れるぜ」
春澤楓:「えっそうなの?」
春澤楓:「よかった!じゃあ得意!」
冬月忍:「幽霊が最も恐れることを教えておこう。ターゲットをうっかり殺してしまうことだ」
冬月忍:「そのあと反撃を食らうのが確実だからだ」
冬月忍:「恐怖心が減殺されたら、調査を開始する。あの建物か?」
春澤楓:「マジでぼろいな。電気も通ってなさそう」
春澤楓:「せっちゃん、モルフェウスだろ? 懐中電灯とか作れたりしない?」
夏尾竜成:「そりゃ廃校舎なんだから、ガスも水道も通ってないだろ」
春澤楓:「だよなぁ」
GM:資料によれば、田助廃校舎は、かつては市立田助中学校として、近隣の学生が通っていたらしい。
夏尾竜成:「春澤こそ、キュマイラなんだから夜目効いたりしねえの?」
夏尾竜成:「つーか照らすだけなら冬月でいいじゃん。いつもピカピカしてるし」
GM:現在ではC種ジャームの大規模襲来に伴い投棄されている。
冬月忍:「俺の光子は直視すると危険でもある」
GM:当然、インフラも通っては居ないが、生徒が避難した後に襲撃があったのであろう、
冬月忍:「……これは、相当な攻撃を受けたようだな」
GM:校舎の形自体は殆ど原型を保っている。獣の足跡などは色濃く残るが。
春澤楓:(ホタルみたいに光りながら先導する冬月を想像している)
春澤楓:「……なんかムカつくな」
春澤楓:「普通のガッコーとしてみんな平和に暮らしてたのに」
春澤楓:唇を尖らせながら周囲を探索する。
秋里せつか:「………」一番後ろにいる。無言。
夏尾竜成:「テイルに来なけりゃ、こういうとこで勉強してたのかなー、俺も」
冬月忍:「夏尾が勉強しているという光景は想像しがたいが……秋里。何を警戒している?」
秋里せつか:「……あ? ああ、ごめん」
春澤楓:「もしかして、オバケとか苦手なのか?」
春澤楓:「大丈夫だぜ! オバケが襲ってきたらオレが守ってやるから!」
秋里せつか:「はは…ありがと。いや、ごめん。ちがくて」
秋里せつか:「なんか、おかしいんだよね。ここに来たことなんてないはず…じゃん。うちら」
夏尾竜成:「ん?ああ。この辺は哨戒したことねえな。」
冬月忍:「あえて学校まで訪れることはなかった。既視感の類か?」
秋里せつか:「うん。既視感っていうか……」
春澤楓:「?」
秋里せつか:「いや、既視感なのかな。分かんないけど。でも、やたら似てて。見覚えがあるの」
冬月忍:「何と、似ている?」
秋里せつか:「……オーヴァードになるまで通ってた、卒業できなかった中学校」
秋里せつか:ええと、このタイミングで、Rハンドアウトを公開します!
冬月忍:うおおっ
春澤楓:RHO!
春澤楓:アールホー!
夏尾竜成:公開だ
秋里せつか:これは…自分で貼ればいいのか!?
GM:あ、こっちでやります!だいじょうぶ!
秋里せつか:はあい
秋里せつか用Rハンドアウト
シナリオロイス:露原チカゲ 推奨感情:P任意/N任意
田助中学校は、あなたの通っていた――卒業できなかった学校によく似ていた。
あなたはかつて病に冒され死を待つ身であったが、覚醒とともに再誕を遂げた。
中3の時、あなたは死に至る病のために入院した。
クラスメイトの露原チカゲをはじめとした見舞いの甲斐もなく、あなたは死んだ。
そのはずが、あなたは生き返り――目覚めさせられた。
これはあなたが龍の峡谷に赴くまでの、あなたの記憶である。
GM:ということでですね。
GM:FS判定を一時中断して、秋里さんの過去回想シーンに入ります。
秋里せつか:みんな!ごめんね!
春澤楓:回想だー!
夏尾竜成:やれやれー!
冬月忍:ヒューッ!楽しみ!!!

【Recall/01】

GM:【東北地方 市立高汐中学校】
GM:ここ高汐中学校は、至極一般的な、普通の市立中学校だ。
GM:特筆すべき事情の生徒も、そう多くはない。
GM:もちろん。多くはないということは、存在はしているということであり。
GM:そのうちの一人が、彼女であった。
GM:【3年X組 教室】
GM:朝礼前。教室内では、生徒らが談笑している。
GM:ほとんど全員揃っているだろう。隅の方の一席を覗いては。
GM:除いて
秋里せつか:「……」すう、はあ。と深呼吸をひとつして。
秋里せつか:ガラリ。ドアを開ける。保健室に寄ってきたから、少し遅れてしまった。
クラスメイト:「……起り……あれ」先生かと思った。もう揃っていると思っていたから。
クラスメイト:「え」
秋里せつか:別になんでもないような顔をして、クラスメイトの視線は見ないフリして早足で教室を進む。
クラスメイト:「秋里さんじゃん」「ウソ?退院してたの?」
秋里せつか:「(見てる…見られてる)」
秋里せつか:「…おはよ」小声で言いながら着席。
【市立高汐中学校 三年 秋里せつか】
クラスメイト:「てか何の病気だったんだろ」「え?知らない?聞いたら?」
クラスメイト:「おはよう」「や……でも」「おはよー」
クラスメイト:「あんま仲いいわけじゃないし。しゃべったことほとんどないから」
秋里せつか:「(聞こえてる…全部聞こえてるっつーの…!)」
クラスメイト:「大変だったよね~!もう平気なの?」
秋里せつか:「…うん、その……。今日は先生から、許可が出たから…」
クラスメイト:「じゃあまだ入院するかもって感じなんだー。大変だよね」
クラスメイト:「授業は大丈夫?ノート貸したげよっか?」「黒板見える?前のほうがいい?」
GM:クラスメイトたちは親切ではある……が、少し余所余所しい。
GM:すでに仲良しグループはとうに形成されおり。彼らと一緒の時間を過ごしては居ない者にとっては、
GM:輪の外から見ているような感覚。
秋里せつか:「(…来なきゃ良かった……)」
秋里せつか:「本当、気遣わなくていいから。あの、病院からも、おとなしくしてろって言われてて」
クラスメイト:「そ、そう……?」「ならいいけど……」「何かあったら言ってね」
秋里せつか:「うん。ありがと……」
秋里せつか:「………」
先生:「おはよう、じゃあホームルームを……え?秋里さん?」
先生:「ああ、今日から通えるって言ってましたね!じゃあみなさん、拍手で迎えてあげましょう!」
秋里せつか:「……え。待って。い、いらな」
GM:教室中から拍手の音がする。
秋里せつか:教室中からの音と視線が痛い、皆の表情をまともに見れない!
秋里せつか:「う、うう…」
クラスメイト:「おかえり!」「おかえり秋里さん!」「おめでとー!」
秋里せつか:「(来なきゃ良かった、来なきゃ良かった、来なきゃ良かった)」
秋里せつか:「(嘘つけ。私の顔なんかマトモに覚えてなかったくせに…。私だって、あんたたちのことなんか、絶対、覚えてやらねーし)」
秋里せつか:「(だから、学校なんて)」
秋里せつか:「(大っ嫌い)」

GM:【高汐市総合病院】
GM:それからしばらくの後。秋里せつかは、病状の悪化により再入院していた。
GM:治療法もまだ確立されていないという。こうして入院を繰り返しては、摩耗していく。
GM:入院当初は、クラスメイトがお見舞いに来ていたものの、
GM:今となっては、その脚もほとんど途絶えて久しい。どちらのほうがいいかは別だが。
GM:病状については、床に臥せって動けない日もあるが、今日は比較的調子がいい。
看護師:「せつかちゃん、お見舞いが来てますよ」
秋里せつか:クラスメイト一同で作ったという千羽鶴を引き裂いている。
看護師:「せつかちゃん?」
秋里せつか:「ゴミ、これもゴミ、こいつもゴミ……え?お見舞い?」
秋里せつか:「誰? お母さん?」
看護師:「男の子。弟さん?」
秋里せつか:「……っあ、ああ!」目の色が変わる。「待って、ちょっと待って!」
秋里せつか:「待って聞いてない、髪形もパジャマもこんなので…あっ、あああ。ああああ」引き裂いた千羽鶴を隠し始める。
看護師:「???」
秋里せつか:「お」動転している。「追い返してください!」
看護師:「追い返すの?せっかく来てくれたのに」
秋里せつか:「うっ、ううう」ゴミ箱の中に千羽鶴を突っ込んだ。
秋里せつか:「い、入れていいよ…」モゴモゴしている。「せっかく来てくれたって、言うなら…わ、私は別に頼んでないけど…」
看護師:「はーい。ちょっと待っててね」
秋里せつか:「そ、そう、勝手に来ただけだし、呼んでないし。私。だからしょうがないし」
秋里せつか:せっせと前髪を直している。
GM:病室のドアが開くと、男子生徒の姿がある。弟ではない。クラスメイト。
秋里せつか:やはりその人だった。
露原チカゲ:「……おっす。元気?あ、ちょっと待って」
秋里せつか:「お。おす」
露原チカゲ:「元気って聞いちゃ良くないよな……えっと、そうだな」
秋里せつか:「え。あ、う」「うん」
露原チカゲ:「会えてうれしい。これでどう?」
【市立高汐中学校 三年 露原チカゲ】
秋里せつか:「は…」「……」
秋里せつか:「ば」
秋里せつか:「馬鹿じゃないの。そんなの…」
秋里せつか:ニヤつく口元を隠しきれていない。
露原チカゲ:「だって秋里さー。教室だと全く笑わないじゃん」
露原チカゲ:「いやまあ分かるよ?あのノリめんどくせーよな正直」
秋里せつか:「だ、だって! こないだだってさ、いきなり拍手とか言ってさ…! マジ意味不明だったじゃん!」
露原チカゲ:「あー……ああ……」
露原チカゲ:「あれもなー……」
露原チカゲ:「人によるよな、あれ。俺はわりとああいうの結構うれしいし、下手するとやっちゃうんだけど」
秋里せつか:「露原は……、そりゃ、友達多いし、皆から好かれてるからじゃん…」
露原チカゲ:「そうでもねーって。だいたい薄っぺらでしか会話してねーっつうか」
秋里せつか:「……」
秋里せつか:「…わ」
秋里せつか:「わ、わ、わ、私とも薄っぺらなのか、よ」
露原チカゲ:「薄っぺらのやつに薄っぺらでーすって言うかよ」
秋里せつか:「あっそ…」
露原チカゲ:「あ、や、今の分かりにくいか?ええと、何だ……」
露原チカゲ:荷物を漁り、ノートの束を取り出す。
秋里せつか:「な、なに? どしたの」
露原チカゲ:「これまでの授業の分。自分のとは別に取っといたから、持ってて」
秋里せつか:「え……」
秋里せつか:「そんなの、頼んでないのに」受け取る。ずっしりとした重み。
秋里せつか:「すごい重い」
露原チカゲ:「授業付いてけねーとイヤでしょ」
露原チカゲ:「千羽鶴よりは役に立つだろ……たぶん」
秋里せつか:「うん。うん、うん」何度も頷く。
秋里せつか:「って、あ、あっ、うん」ゴミ箱を咄嗟に見、血相を変えたりなどしつつ。
秋里せつか:「あ、あのさ。露原」
露原チカゲ:「ん?」
秋里せつか:「わ、私。今度、また、手術することになって。今度こそ、そしたら、治るかもって言われてて」
露原チカゲ:「え、マジで。そうなの」
秋里せつか:「うん。あの、…結局、小学校も中学校もろくに通えなかったけど、そしたら、高校くらいは」
秋里せつか:「高校くらいは、マトモに通える、と、思うから…」
秋里せつか:「だからさ、これから受験本番ってなると思うけど、あの」
秋里せつか:「い。一緒の高校、行きた…い、かなって」
露原チカゲ:「……俺は高汐だよ。家近いし」
秋里せつか:「!」
露原チカゲ:「秋里もさ。実家から通うとなるとさ、高汐がいいだろ」
秋里せつか:「う、うん。うん」
秋里せつか:「高汐が、いい。制服ダサいけど…、別に、気にしないし」
露原チカゲ:「ダサいか……?よく分かんねーけど……」
秋里せつか:「うん。へへ。露原は分かんなくていいよ」
露原チカゲ:「……まあ近いから、うちから行くやつも多いと思うけどさ」
露原チカゲ:「なんか言われたりとか、ヤだったら、呼べよ」
秋里せつか:「……うん」
秋里せつか:ノートの束に目を落とす。
秋里せつか:「ありがとう。露原」
露原チカゲ:「……ああ。そろそろ行くわ」
秋里せつか:「ん、あ、うん。え、ええと」
露原チカゲ:「……あとそれからさ、言おうと思ってたんだけど」
秋里せつか:「ま、またね」
秋里せつか:「あ、う」
露原チカゲ:「寝癖えげつない」
秋里せつか:「ばっ」
秋里せつか:頭を隠す。たちどころに全身が噴火する。
露原チカゲ:「いや、ずっとプラプラーってしてるから、すげー気になって」
秋里せつか:「う、う、うっさい!指さすなばかっ」
秋里せつか:「か、帰れっば!帰れっつーのっ!」
露原チカゲ:「はいはい。じゃ、また来るわ」
秋里せつか:「う、ぐ、ぐ、ぐ……」真っ赤になったまま、ドアが閉じるのを見送る。
秋里せつか:「ぐぐぐぐ……」「………ううううう、ううううーーーー」
秋里せつか:「い、い…言っちゃった……ついに…。そ、そのうえに、またねだって」
秋里せつか:「へへ…高汐だって!へへへへ」ノートをぺしぺし叩く。喜んでいる。
秋里せつか:「…高校行きたいな。…生きたいな」
秋里せつか:「死んだら終わりだもん……生きたいよ」

秋里せつか用Rハンドアウト
シナリオロイス:露原チカゲ 推奨感情:P任意/N任意
田助中学校は、あなたの通っていた――卒業できなかった学校によく似ていた。
あなたはかつて病に冒され死を待つ身であったが、覚醒とともに再誕を遂げた。
中3の時、あなたは死に至る病のために入院した。
クラスメイトの露原チカゲをはじめとした見舞いの甲斐もなく、あなたは死んだ。

秋里母:「……本当に、出来るんですか?」
秋里母:「あの子を……せつかを生きさせてやることが」
白衣の少年:「はい。我々の技術であれば可能です。しかし」
白衣の少年:「それが彼女にとって、幸福な結末を迎えるかどうかは別です。選択すれば、否応なく、過酷な環境に置かれることとなるでしょう」
秋里父:「……それでも。私たちは、せつかに生きていてほしい」
白衣の少年:「分かりました。この試験薬を、彼女に投与します」
白衣の少年:「成功すれば、彼女の命は保証されるでしょう。ただし、ご説明した通り、それは」
白衣の少年:「“オーヴァード”としての生です。そして彼女の身柄は、我々の保護観察下に置かせていただきます」
白衣の少年:「よろしいですね?」
GM:両親は悄然とした様子ではあるが、しっかりと頷く。

GM:そうして、少年は投与を終えて。
GM:秋里せつかは、オーヴァードとして再誕した。
GM:その身柄はUGNの“ドラゴンゴージ”へ。
GM:クラスメイトには、彼女は転校したと知らされ。
GM:この地で起きた出来事は、それだけだ。


クラスメイトの露原チカゲをはじめとした見舞いの甲斐もなく、あなたは死んだ。
そのはずが、あなたは生き返り――目覚めさせられた。
これはあなたが龍の峡谷に赴くまでの、あなたの記憶である。

>秋里せつか:「いや、既視感なのかな。分かんないけど。でも、やたら似てて。見覚えがあるの」
>冬月忍:「何と、似ている?」
>秋里せつか:「……オーヴァードになるまで通ってた、卒業できなかった中学校」
春澤楓:「んー……んー???」 頭をひねっている。
春澤楓:「気のせいじゃねーの? せっちゃん、こっちの出身じゃないんだろ」
秋里せつか:「…うん。似てるだけ、だよね。だと思うんだけど」
冬月忍:「学校の構造自体は、どこもあまり変わりがないだろう」
白露花野:「まあ、この辺で学校見ることないしなあ」
冬月忍:「必要な部屋が必要なだけある。だから、そう感じても不思議ではない」
秋里せつか:「そっか。…確かに、学校なんて見たの、こっち来て初めてかも」
秋里せつか:「そだね。変に思い出しちゃっただけみたい。ゴメン」首を横に振る。
冬月忍:「……嫌な記憶か?」
秋里せつか:「………」チラッと冬月さんを見る。「言わない」
春澤楓:「女子の過去に首突っ込むのもセクハラになる、って前に聞いたぞ冬月~!」
冬月忍:「そうか? カウンセリングの予約は必要なさそうで何よりだ。捜索を続けたいところだが……」
冬月忍:「どうも静かすぎるな」
春澤楓:「うん。ついでに言うと夏尾も静かすぎる」
秋里せつか:「それは良い事じゃん」
春澤楓:「ここじゃねーのかなぁ?」 理科準備室を覗き込んだりしている。
GM:少なくとも、ここになにかの気配はありませんね。
夏尾竜成:「いや、今は秋里の学校の話してる場合じゃねえなと思って」
GM:C種ジャームさえねぐらにしているわけではなさそうだ。
秋里せつか:「うるせえな!だからゴメンって言っただろ!」
冬月忍:「俺から見ても気配はない。他の勢力と鉢合わせる前に離れた方がよさそうだ」
春澤楓:「血の臭いとかもしないよな。ここはきっと、ハズレだ」
夏尾竜成:「そう思ってるなら早く前行けや!秋里が最後列だと、後ろから撃たれた時対応できねえだろ!」
春澤楓:「せっちゃん、もういいのか? もうちょっと学校調査するか?」
春澤楓:「なんかわかんないけど、前のがっこと似てるんだろ。たぶん二度も来れないぜ、ここ」
秋里せつか:「うっぜえ…! …あ、いいや、いいよ」
秋里せつか:「別に、前の学校にそんな思い出無いし。行こ、行こ」
冬月忍:「承知した。離脱する」
春澤楓:「ん! じゃ、一足先に外警戒してる!」 《異形の歩み》で3Fから飛び降りて昇降口へ先回りする。
秋里せつか:「………」割れた窓ガラスに映った自分を見る。
秋里せつか:ブレザーに縫われた校章、『高汐高校』の文字が躍る。
秋里せつか:「……ふん」目を逸らす。
GM:FS判定が継続可能です。
GM:なお、イベントが発生していますのでここからは
GM:判定値を〈知覚〉8に変更します。支援判定は変わらず。
春澤楓:知覚!
冬月忍:やったあ!チャンス!
冬月忍:待機していてよかった
春澤楓:たしか冬月先生の待機手番があったはず・・・!
夏尾竜成:忍ちゃん、やっておしまい!
秋里せつか:おしまって!
冬月忍:判定しても大丈夫でしょうか?
GM:大丈夫ですよ!
冬月忍:いきます!知覚で進行判定!
春澤楓:いけー!
冬月忍:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 10[2,3,5,5,8,10]+5[5]+6 → 21

冬月忍:よしっ
春澤楓:パワー!
GM:理想的な目を出しよる
■進行値[尾/爪/FH]:[9/0/4]
冬月忍:「C種の生存数が少ないな。比較的、楽に動けそうだ……いまのうちは」
GM:これで1ラウンド目は全員終了かな。
GM:2ラウンド目。“爪”組が登場。
春澤楓:くんな!
夏尾竜成:来るな……
GM:ハプニングチャートを振ります。
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 25

21~30 FH陣営の進行度を即座に+1
春澤楓:おわわわ
秋里せつか:うわあ
夏尾竜成:振り直せ!
■進行値[尾/爪/FH]:[9/0/5]
GM:彼らも判定値が〈知覚〉8になりました。
冬月忍:ド、ドンマイ!仕方ない!
GM:セットアップ。
春澤楓:ないです!というよりフルパしかない。
GM:こないだ忘れてたんですが、“メイド服の少女”とその従者だけあります。
秋里せつか:ないです!
冬月忍:なしです!
“メイド服の少女”:《得意領域》。RC判定のダイス増。今は関係ないんですが。
秋里せつか:今は関係ないのに使うの
GM:判定変わるかもしれないから……
GM:NPCなら侵蝕気にしなくていいし
春澤楓:ず、ずっこい
秋里せつか:それならこっちだって《得意領域》使う!
秋里せつか:他のPCより侵食率低いし大丈夫大丈夫。
GM:ほんとに低かった
春澤楓:みなさん!拍手で秋里さんを応援しましょう!
冬月忍:もしかしたら変わるかもしれないし!
冬月忍:ひどいwww
GM:やめなさい!
秋里せつか:やめなさいw
GM:最初の手番は従者ですね。
バンプキューブ:行動値21からわかる通り、こいつらは能力値が高い。素振り。
バンプキューブ:9dx
DoubleCross : (9R10[10]) → 9[3,3,4,4,4,5,8,9,9] → 9

GM:回らないか……だが1点は進むぞ。
春澤楓:クリティカルしなくてよかった・・
■進行値[尾/爪/FH]:[9/0/6]
GM:続いてアラシェヒル。彼も交戦の通り
GM:射撃型のダイス数があるぞ。
“アラシェヒル”:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,6,10]+10[10]+3[3]+4 → 27

夏尾竜成:やめろ馬鹿!
春澤楓:この野郎w
冬月忍:あっという間に追いつかれた!
■進行値[尾/爪/FH]:[9/0/9]
GM:追いついた!
GM:あと今思い出したんですが
GM:FH陣営、移動してないや
GM:choice[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]
DoubleCross : (CHOICE[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]) → 江岳廃市街

冬月忍:市街!
GM:彼らは江岳廃市街に居るようです。
夏尾竜成:キューブを始末するしか無い……
春澤楓:ウゲーッ
冬月忍:市街は避けていこう……いまのうちだけは……
GM:手番は巡って、冬月さんの手番。
冬月忍:普通に進行判定するしかない。有効な技はない!
冬月忍:知覚で進行判定!
冬月忍:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 10[1,2,3,4,6,10]+8[8]+6 → 24

春澤楓:さっすがー!
冬月忍:こっちだって……回せる!
GM:ひゅう!
夏尾竜成:先生~!!
秋里せつか:やったーーー!
■進行値[尾/爪/FH]:[12/0/9]
冬月忍:「少し急ぐ。近道を使おう」 山道を示す。
GM:イベントが発生します。
春澤楓:「おう!」
GM:再び移動先決定タイムですね。
夏尾竜成:「秋里、山歩けるか?ダメそうなら春澤に背負ってもらえよ」
冬月忍:あ、このロールやったし、廃山にしようかな。誰かほかに行きたい場所ある人います?
秋里せつか:「お前じゃねーのかよ…。いや良いけど」
秋里せつか:廃山でいいすよ!
春澤楓:春澤にゆかりのありそうな廃市街は最後に行きたいです!
■候補地
・江岳廃市街 (爪)
・鈴守廃山
・田助廃校舎【済】
・洲延廃街道
・平港
冬月忍:冬月は廃山とは縁とかないんですけどね!
夏尾竜成:「手掴んだだけでセクハラ扱いされるのに背負うわけねーだろ!」
春澤楓:ないんだw
秋里せつか:「あはは、そういうことそういうこと」
夏尾竜成:う……山か……
春澤楓:「ぜったいにエッチなことされるぜ。オレが背負うオレが背負う!」
冬月忍:じゃあ、廃山へ向かいます!
夏尾竜成:ま、待ってくれ!
冬月忍:むっ?
夏尾竜成:山は多分俺に縁ある土地……
秋里せつか:おおー!
冬月忍:心の準備ができてないとか?
夏尾竜成:いやしかし……いつかは来る……
秋里せつか:ゆっくりお考えて
夏尾竜成:んんんんん……
春澤楓:またチョイスでもいいよw
夏尾竜成:ま、いいか。やっちゃおう。
冬月忍:OK!では改めて、山へ向かいます!
冬月忍:鈴守廃山へ!
秋里せつか:ドキドキ

GM:【鈴守廃山】
春澤楓:「この山、三年生のときに遠足で一回だけ来たよ。懐かしいなー」
GM:かつては炭鉱業で栄えたとされるが、廃坑になって久しい。
春澤楓:「二回目がこんな感じになるとは思わなかったけどさ」 巨大ハンマーを担ぎ、周囲を警戒。
GM:ジャームの侵略がなくとも、廃れていく一方ではあっただろう。
冬月忍:「かなり険しい地形だな。遭遇戦になれば、感嘆には逃げられない」
GM:C種ジャームの姿は多い。が、小物ばかりと言った風情。大した力ではない。
夏尾竜成:「う……なんか嫌な感じすんな、ここ」
秋里せつか:「…なに、夏尾もなんかあったの?」
GM:ただし、地形は険しい。滑落の危険が大きいし、また、
春澤楓:「ははは。なんだよ、夏尾までせっちゃんみたいなこと言い出すとか?」
毒々しい色の蛇:「フシュルルッル……」
GM:明らかに毒を持っていそうな生物が散見される。
夏尾竜成:「言わねーよ!似たような場所には来たことあるけどな」
冬月忍:「蛇か。食料には不自由していない以上、用はないな」
秋里せつか:「うわっ、危な、危ない」
春澤楓:「しっしっ!」 投石して追い払っている。
秋里せつか:「何にしたって、早めに捜索終わりにして出てこーよ、こんな所…!」
夏尾竜成:「見えてるのは問題ねえよ。それより岩陰に入る時気をつけろ。隠れて一息ついた瞬間、がぶりとやられるぜ」
春澤楓:「でも、さっきのガッコよりは怪しい雰囲気だよな。なんかいるんじゃねえか?」
冬月忍:「そんな間抜けな死にざまは御免だな」
冬月忍:「何かあるとすれば廃坑か……一応、確認してみるか」
春澤楓:「タイマツとかは使うなよ。ふんじんばくはつするからな」
秋里せつか:「夏尾くん、経験あるって感じの話しぶりだね…」
GM:廃坑もあるが、長らく人が立ち入っていない様子を受けますね。
夏尾竜成:「だろうな……廃坑か。嫌な思い出しかねえぜ、クソ」
秋里せつか:「カエとは違うな」
夏尾竜成:じゃあRハンドアウト公開しよ~
春澤楓:「そりゃあ。フツーの人間は、廃坑に来たり毒蛇を警戒することってそうそうないし」
春澤楓:「まあ、オレたちはもうフツーじゃないんだけどさ」
春澤楓:「むしろ経験ある夏尾がおかしいんだよ!」

夏尾竜成用Rハンドアウト
シナリオロイス:水野森乃助 推奨感情:P任意/N任意
鈴守廃山は、あなたがかつて修行して――もとい、させられていた山によく似ていた。
あなたはかつて、水野森乃助を名乗る人物に師事させられていた。
彼はあなたの師であり、あなたにとっては殺害対象でもあったが、全く不可能に思われた。
なぜ、この男はあなたを弟子に選んだのだろうか。
これは、あなたがその理由を知るまでの、あなたの記憶である。
夏尾竜成:「春澤も一回くらいあるだろ!毒の知識ないと、何が食べられるかかわかんねえし」
春澤楓:「いやないし。どういう暮らししてたんだよお前……」
GM:FS判定を一時中断して、夏尾くんの過去回想シーンに入ります。
夏尾竜成:入!

【Recall/02】

GM:【中国地方 御龍山】
GM:あなたは現在、山の中腹辺りだろうか。
GM:切り立った崖。そこに生えるという茸を採取するために
GM:崖から落とされたところだ。蔦だけ適当に巻きつけられて。
夏尾竜成:「はぁーっ……!はぁーっ……!」全身から汗を流して、突き出した岩にしがみついている。
夏尾竜成:「ふ、ふざけんじゃねー!今日はただの採集だっつってたじゃねえか!それがなんで……いきなり崖から突き落とされなきゃいけねーんだよ!」
【弟子? 夏尾竜成】
水野森之助:「何?落ちてないの?」
夏尾竜成:崖の底は見えない。薄く貼った雲のせいで、視界が塞がれているからだ
水野森之助:「うわあそこにひっついてんじゃん」
水野森之助:「ウケる」
【師匠? 水野森之助】
夏尾竜成:「笑いたいなら漫才でも見てろよ!っていうか落ちる想定だったの!?」
夏尾竜成:「登ってくるまで何時間かかると思ってんだよ!日が暮れるわ!」
水野森之助:「ぎゃーぎゃーうっせーなこいつ。ただの採集な、採集」耳をほじる。
水野森之助:「しょーがねーだろ。そのキノコそこにしか生えねーんだから」
夏尾竜成:「うおっ!お、おい!しかもこれ命綱じゃなくて……蔦!蔦じゃねえか!しかもちぎれてるんですけど!?」
水野森之助:「俺はキノコが食える。お前は成長できる。win-winだろ。口を動かす暇があれば手を動かせ」
水野森之助:「漫才いいな……ラジオ聞こ」
夏尾竜成:「そもそも修行とかそっちが勝手に言ってるだけだろうが……!お前が二回勝ってるだけだろ……!おい、おい!」
水野森之助:「つーか別にいいだろ落ちても。1回しか死なねーんだから」
水野森之助:「電波入んねえ」
夏尾竜成:「死ぬのはいいけど登ってこれねえっつってんだよ!クソッ……!これ手ぶらで帰ったらまた落とされるな……」
夏尾竜成:「一年……いや、二年以内に絶対ぶっ殺してやるからな……クソが……」渋々きのこを取りに行きます
水野森之助:「遅せーぞー。腹減ってきた」
水野森之助:「早くそれ取って飯にしようぜ」
夏尾竜成:「まだ五分も経ってねえだろうが……!俺だって時間かける気はねえよ……!」
夏尾竜成:エフェクトを使い、影を実体化。自分の体を上から覆うように影を纏い、動きを制御。アスリートのような動きで、崖を下っていく。
夏尾竜成:「はぁ……はぁーっ……!取ってきたぞ、おい……!」程なく、色とりどりの茸を抱えて崖の上に戻ってくる。
水野森之助:「ふああ」欠伸をする。
水野森之助:「ご苦労。じゃあメシ作れ」
夏尾竜成:「お前、絶対ろくな死に方しねえからな……後世で慣用句に成るレベルの……悲惨な……」
水野森之助:「はいはい。すごいすごい。夏尾くんは物知りですね~」
夏尾竜成:「……」後は無言で支度をし始めます。石を並べて簡易な竈を作り、枯れ草を集めて火を起こす。慣れた手付きだ。
夏尾竜成:「……そら、できたぞ」適当に焼いた茸郡を師匠に差し出す
水野森之助:「メシ作れるのはいいぞー。マジで困るからな技能ねーと」
水野森之助:言ったきり普通に食い始める。
夏尾竜成:「お前は困んねえだろ……何食っても死なねえんだから……」毒などは盛っていない。以前試みて、無駄だということを知っているからだ
夏尾竜成:言って、自分も食べ始める。こちらも今日は殆ど何も食べていない。
夏尾竜成:「……うおっ。適当に焼いただけなのに、上手えなこの茸」
水野森之助:「死なねえけど、まずいもんは普通にまずいし……だろ~ぉ?」
水野森之助:「この山で唯一マシな食材がこいつ」
夏尾竜成:「じゃあ何でこんな山入ったの……?」
水野森之助:「警察に追われてたから……」
夏尾竜成:「……待て。もしかして、これからしばらく山暮らしか?」
夏尾竜成:「ひ、久しぶりに宿に泊まれたと思ったのに!?また!?」
水野森之助:「大丈夫大丈夫!屋根あるし明かりもあるとこあんだよ」
水野森之助:「だいたい宿。むしろ金がかかんねえ分上位互換」
夏尾竜成:「絶対それ以外なにもないだろ……どこも互換性ねえよ……」
夏尾竜成:「うわあー!もうイヤだ、こんな生活~!日本に帰らせてくれ~!」
水野森之助:「日本……」

GM:【御龍山中 廃坑】
夏尾竜成:燃えている。廃坑が、山そのものが燃えている。
夏尾竜成:「はぁ……はぁ……や、やった……。やってやったぜ、あのクソ師匠~!」
夏尾竜成:師匠を追っていたのは警察だけではなかった。何をやったのかはしらないが、FH、中国マフィア。様々な悪人善人が、師匠を殺すため山に入ってきたのだ。
夏尾竜成:夏尾は師匠に彼らの相手を押し付けられながら、この廃坑……師匠のねぐらに彼らを誘導していた。
夏尾竜成:そしてついに師匠が逃げ切れず、廃坑内へ押し込まれた所で、火を放った。廃坑内には数日をかけて仕掛けを施してある。火はまたたく間に山を埋め尽くし……
夏尾竜成:二度、三度。廃坑内から爆発音が響く。追手の装備だろう。衝撃で屋根が崩れ、出口がふさがっていくのが見える。
夏尾竜成:「はぁ……はぁ……火で殺せるかは怪しいが……生き埋めにしちまえば変わりねえ……」
夏尾竜成:「流石の師匠でも、山を持ち上げるのは不可能……!や、やった、ついにやったぞ、あの化物を~!」
夏尾竜成:ついでに生き埋めにされた追手たちのことは、完全に忘れている。喜びに打ち震えるぞ!
GM:山が震えている。爆発の衝撃だろうか。
GM:二度、三度。爆発の衝撃――ではない。爆発音はない。
夏尾竜成:「……っと。爆発の影響がまだ残ってるな……。滑落か?俺もはやめに、ここから逃げた方が……」
GM:足首をなにかに掴まれた。
夏尾竜成:「……!い、いや、ちげえ……!この音は……廃坑の中から……」
GM:地面から手が生えている。
夏尾竜成:「うおおおおおお!?」反射的に攻撃!敵から奪った短剣を腕に向かって投げつける!
GM:短剣はその皮膚を弾くように刺さらない。
GM:地面が盛り上がり、下から人が飛び出す。
夏尾竜成:「こ、こんな……嘘だ!あり得ない……!」
水野森之助:「あー酷え目に遭った……」片手には武器のようなものを持っている。
夏尾竜成:「ひええええええ!うわあああああ!」弾き飛ばされ、無様に地面を転がります
夏尾竜成:「あ、ありえねえ……ありえねえ……」
夏尾竜成:「な、何で……何で生きてるんだよ!あれで!」
水野森之助:「いやー。これ便利だわ。なんか知らんけど」手に持った得物――戟のようなものを見ている。
水野森之助:「何でってそりゃ……掘ったし」
夏尾竜成:「だって岩……周り岩だし……そもそも燃えてるし……追手もいたし……!」
水野森之助:「燃えてるのなんて大したことねーって。ほら来てみろって」無理やり炎の中に連れて行く。
夏尾竜成:「うおおおおお!?洞じゃない洞じゃない!大したことあつあつあつあつあつ!」
水野森之助:「はい心頭滅却!心頭滅却!」
夏尾竜成:「あーっ!あーっ!あああああーっ!」
水野森之助:「はいお前なら出来る!出来るまでやるのが人間!」
水野森之助:「うーん。弱まってきたな」懐から酒を取り出して掛ける。
夏尾竜成:「おあああああああああーっ!こ、殺すなら早く殺せー!クソーッ!!」
夏尾竜成:「おぎゃあああああーっ!」
水野森之助:「ハハ。うるせーなこいつ」
水野森之助:「ウケる」
夏尾竜成:「げほっ……げほっ……はぁー……ぜぇーっ……!」鎮火した後、地面に雑に放り出される。
夏尾竜成:騒いでいた割りに、やけどは軽い。無意識の内に、レネゲイドが体を守っている。
夏尾竜成:「な、なんでだ……」
夏尾竜成:「なんで俺なんだ……。もう何度もあんたを殺そうとしてるのに……なんで俺を鍛えようとするんだよ……」
夏尾竜成:「……なんで俺以外の人間じゃないんだよ……!」
水野森之助:「えっ、だってお前の能力強そうだし」
水野森之助:「弱いやつ育てるのめんどくせーんだよな~!」
夏尾竜成:「幾らでもいるだろ!俺より強いやつなんて……いくらでも……!」
水野森之助:「まあそうだな。俺よりは全員雑魚だし……」
水野森之助:「あとなんだ。お前はさ」
水野森之助:「心の底だとマジで誰も信用してねーじゃん」
水野森之助:「そういう奴のがいい」
夏尾竜成:「……それは……」
水野森之助:「違うか?」
夏尾竜成:「お前が側に居るからだろ……!信用できるか、アンタみたいなやつ……!」
水野森之助:「俺を信用してねえのとは違えけどな!まあどうでもいいや」
水野森之助:放り出されたままの横に、武器を放る。
夏尾竜成:「……?」
水野森之助:「やるわそれ」
夏尾竜成:「便利っつってたのはなんだよ」
水野森之助:「いや、だから便利なんだって」
水野森之助:「便利なものを便利なやつが使う。俺はもっと楽ができる」
水野森之助:「お前は便利な道具を使える。俺は楽になる。win-winだろ完全に」
夏尾竜成:「後悔させてやるからな……絶対に……」
夏尾竜成:「夏尾水野を討つ……貰い刃で師を討つ……俺の手でことわざにしてやるからなてめえ……」
水野森之助:「不可能なことの例えか?センスあるなお前~!」
水野森之助:「ほらほらやってみろよ?やってみろよ?」顔を近づけて煽る。
夏尾竜成:「うがーっ!五年……いや、十年……以内には殺してやるからなクソーッ!」戟を適当に振る。当然当たらないだろう!
水野森之助:「しょうがねーな……」頭をかく。「じゃあそいつを使うに当たりステップその1だ」
水野森之助:「そいつはな……持ち歩いてたら」
水野森之助:「捕まる」消防車とパトカーのサイレンが鳴り響く。
夏尾竜成:「はあああああ!?」
水野森之助:「普通に凶器だからなそれ」
水野森之助:「あと呼ばれたのは誰かさんが山を燃やしたせいだからな」
夏尾竜成:「ど、何処も便利じゃない!そこは不思議オーヴァードパワーでなんとかなるんじゃねえのかよ!」
水野森之助:「上手いこと隠せ!」
夏尾竜成:「騒ぎを起こしたのはそっちだろ!正当防衛だ!」
水野森之助:「じゃあそう言ってみろよ!お巡りさんに!」
夏尾竜成:「信用できるか、警察なんてよ~!」
水野森之助:「やっぱ誰も信用しねーんじゃねーか!」
水野森之助:「はい論破~!」

夏尾竜成用Rハンドアウト
シナリオロイス:水野森乃助 推奨感情:P任意/N任意
鈴守廃山は、あなたがかつて修行して――もとい、させられていた山によく似ていた。
あなたはかつて、水野森乃助を名乗る人物に師事させられていた。
彼はあなたの師であり、あなたにとっては殺害対象でもあったが、全く不可能に思われた。
なぜ、この男はあなたを弟子に選んだのだろうか。
これは、あなたがその理由を知るまでの、あなたの記憶である。

>夏尾竜成:「春澤も一回くらいあるだろ!毒の知識ないと、何が食べられるかかわかんねえし」
>春澤楓:「いやないし。どういう暮らししてたんだよお前……」
春澤楓:「なんか、師匠がいたんだよな? 夏尾って」
春澤楓:「ちょっと憧れるなー! いろいろ教えてくれるんだろ!」
春澤楓:「たのんだら、俺も弟子入りさせてもらえるかなぁ」
春澤楓:オレ!
夏尾竜成:「何も教えられた覚えねえよ。……やめとけ。人生棒に振るぜ」
夏尾竜成:「」
冬月忍:「……ずいぶんとひどい目に遭ったようだな」
夏尾竜成:「俺に取っちゃお前のほうが羨ましいぜ。普通に学校に通ってて、遠足なんかもしたことあって」
夏尾竜成:「……冬月も似たようなもんだと思ってたけどな」
春澤楓:「えっ、ないのか。遠足も!?」
冬月忍:「俺のことはいい。おおよそ『師匠』と名の付く人間にろくなやつはいない、ということなら賛成だ」
春澤楓:「ふぅん」
春澤楓:「マンガとかアニメだと、師匠ってかっこいいキャラが多いのになぁ」
秋里せつか:「…それで」
秋里せつか:「何か見つかった?」
GM:ここも特にめぼしいものはないですね。
秋里せつか:うんざりした顔で三人を見ます。
GM:毒を持つジャームが多いので、ただ危険なだけだ。
春澤楓:「こっちはなんも見当たらないぜ。ヘビの抜け殻くらい」 ハンマーの柄で抜け殻を持ち上げている。
冬月忍:「そろそろ離れた方が良さそうだ。体力を消費するだけに思う」
夏尾竜成:「射撃戦で使えそうな岩場が三つ。それ以外はねーな。冬月の意見に賛成だ」
GM:FS判定を継続します。
GM:イベントが発生したので、判定が変わります。
GM:判定値を<運転>9か<回避>9に、支援判定を<情報:>に変更。
春澤楓:ひょう!
夏尾竜成:お、肉体派じゃん
春澤楓:あっ肉体!オレが得意なやつ!
夏尾竜成:待機して春ちゃんに回すか悩むな……
秋里せつか:ぜったいに待機しますね
GM:行動順は夏尾くんです。
夏尾竜成:いや、せっちゃんが得意領域切ってるし、一回ではイベント挟まらないと見て
夏尾竜成:無業を使ってしまおう。俺行動、せっちゃん待機、春ちゃん行動、イベント、せっちゃん行動という流れがベストのはずだ
春澤楓:いけー夏尾ー!
春澤楓:修行の成果を見せてやれ!
夏尾竜成:《無業の影》《コンセントレイト:ウロボロス》で判定しよう。精神7にボーナス一つ、戦闘服の効果で+2の計10個だ。
夏尾竜成:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,10]+5[2,2,5] → 15

夏尾竜成:微妙w
夏尾竜成:侵蝕は6上がって78になります
冬月忍:いや、ノープロ!これはいけますよ!
春澤楓:C値7なのにw
■進行値[尾/爪/FH]:[14/0/9]
GM:着実に進行してはいる!
GM:イベントはまだ起きません。
GM:次はメイド服の少女。
“メイド服の少女”:《赤色の従者》《血の絆》。もう一体増産。
夏尾竜成:エフェクトを使い、先行する。だが、師匠の言葉が頭をよぎり、上手くいかないのだ。
夏尾竜成:うお、増えるなあ!
“メイド服の少女”:「2番目の星は自惚れ屋」手をかざすと、さらに立方体の集合体が発生する。
GM:次!秋里さん!
冬月忍:「敵勢力の動きが気になるな。……まだ遭遇していない。先に発見されていないといいが……」
夏尾竜成:早く片付けないとキツイなあ
秋里せつか:待機!
夏尾竜成:いい待機だ!
GM:OK!では山吹三姉妹ですね。
春澤楓:お前らはいいって!
秋里せつか:「いっさい会わないの、逆に怖いんだけど…」
夏尾竜成:「後ろも気になるぜ。無断出撃して、まさか放置ってわきゃねえし」
春澤楓:「え!」
春澤楓:「ま、まさか……あの怖いのが追ってくるってのか……!?」
春澤楓:「やめろよ……ほんと怖いからそういうの……」 せっちゃんの背中に隠れる。
山吹桜:《エンジェルヴォイス》《アドヴァイス》《風の渡し手》を、自分を含む3人全員に。
夏尾竜成:「あれは文官だろ。直接は来ないだろうが……」
夏尾竜成:「誰かを差し向けてくる可能性はあるな」
山吹梅:まだ最初の段階なので情報判定ですね。
冬月忍:「“牙”や“爪”だとしたら、相当に厄介なことになる」
山吹梅:10dx@8+1
DoubleCross : (10R10+1[8]) → 10[1,2,3,4,6,6,7,7,8,10]+10[4,10]+6[6]+1 → 27

春澤楓:うげげげ
山吹椿:10dx@8+1
DoubleCross : (10R10+1[8]) → 10[2,2,3,4,4,7,7,9,9,10]+10[8,9,9]+5[1,5,5]+1 → 26

冬月忍:あっという間に追いつかれるわい!
夏尾竜成:「どっちも知らねえな。どういうタイプの部隊だ?」
■進行値[尾/爪/FH]:[14/6/9]
GM:いい調子!6点稼ぎました。
春澤楓:「爪は、あれ。盾次んとこ」
秋里せつか:6点も稼がれちゃった…
夏尾竜成:「場合によっちゃ……そっちを相手取る必要があるな」
冬月忍:「強い。我々よりもスペックは上だろう。まともには当たれない」
GM:爪も牙も、尾よりも規模がでかいですね。
GM:少数機動力の尾よりも、集団戦闘を前提としている。
GM:次は徒手の青年。
春澤楓:情報はめっちゃ技能が高かったが、今度はどうだ……?
GM:知覚は得意じゃないんだよな……
徒手の青年:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[6,6,9] → 9

春澤楓:ほっ
GM:一応成功。
夏尾竜成:どうせなら失敗しろ!
■進行値[尾/爪/FH]:[14/6/10]
冬月忍:ま、まだ場所は移動しないはず……!がんばれ春チャン!
GM:これでFH陣営も判定が切り替わります。
GM:場所も動く!
冬月忍:ギャア
秋里せつか:来ないで来ないで
夏尾竜成:今気づいたけど、春ちゃんワークスエージェントなんだ
GM:あ、その前に
GM:爪が動くね。
GM:choice[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]
DoubleCross : (CHOICE[江岳廃市街,鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]) → 鈴守廃山

GM:かち合いました。
春澤楓:ひょえー
GM:とはいえ、別にPC側から仕掛けない限りは何も起きないんですが。
春澤楓:FHならともかく、爪かー
春澤楓:どうしよう?
冬月忍:仕掛けない……ですよね?
秋里せつか:爪ならなあ
秋里せつか:仕掛けなくてもいいんじゃないでしょうか
冬月忍:あえて探りたい情報が思いつかない
春澤楓:そうね・・w
夏尾竜成:別にいいかなー
夏尾竜成:FH組と当たってくれないかな……w
春澤楓:じゃあスルーしよしよ!
GM:ではFH組も移動させよう。
夏尾竜成:別に殴っても1Rもたもたするだけだろうしね
秋里せつか:スルーで!
GM:choice[鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]
DoubleCross : (CHOICE[鈴守廃山,田助廃校舎,洲延廃街道,平港]) → 鈴守廃山

GM:来ちゃった
秋里せつか:wwww
秋里せつか:全員集合!
冬月忍:FHと爪が同じ場所に集ったということは!
冬月忍:殴り合いが始まるのでは!
GM:これどうしようかなー……w
GM:3組全員が集合するの、想定してなかった
春澤楓:ふざけんなw
春澤楓:お、オレたちだけ先に逃げさせてくれー!
夏尾竜成:FHと爪が戦ってる間、俺達は無視して逃げる!
春澤楓:ほら!廃坑の中入り組んでるし、暗いし……!
夏尾竜成:これよ!
春澤楓:まあ、GMに従いますw
GM:OK、OK
GM:じゃあこの場合は、状況が拮抗するので
GM:何も起きないし、起こせません
冬月忍:最悪の事態は避けられた
夏尾竜成:1R無駄にしてくれるのではないのか……
春澤楓:みつどもえにはならなくてよかった
秋里せつか:悪いことが起きなくてよかった
GM:邂逅だけしましょうか。
GM:あなたたちが鈴守廃山を発とうとした時。
白露花野:〈つ〉
春澤楓:「はー、やっと外出れた。空気がうまいぜ」
白露花野:〈繋がった!今までどこ居たんだっての!〉
冬月忍:「時間をかけすぎたな。何かあったのか?」
春澤楓:「洞窟大作戦してたんだよ。収獲なかったけど」
白露花野:〈空見ろって空!〉
GM:ロータ音がする。
春澤楓:「おあ?」
GM:ドラゴンゴージの輸送艇。
白露花野:〈追いつかれた!〉
春澤楓:「……あれ……うちのだよな?」
白露花野:〈責任取ったんじゃねーのかよお……〉
白露花野:〈これ私だけ追い出されるやつ~〉
冬月忍:「ここで戦闘するつもりはない。何か手を打とう。……時間稼ぎをするとしたら、俺か春澤だな」
秋里せつか:「だ、誰乗ってるんだろ。やっぱ爪なのかな…」
白露花野:〈多分そうだろ……〉
GM:輸送艇はどんどん高度を下げて、この山に着陸しようとするが、
夏尾竜成:「待てよ。あれだけ派手なもんに乗ってんだ。もしかすると……」
GM:何処からか、赤い無数の輝線が伸びてきて機体を掠める。
秋里せつか:「うわ!?」ビク、と身を竦める。
GM:輸送艇はそれを回避すると、着陸行動を中止。再上昇する。
春澤楓:「じょ、ジョートーだよ……! 防御の訓練もこないだっからミッチリやったんだ。1時間でも2時間でも稼いでやる!」
白露花野:〈3時方向から熱源反応!コードにもないやつ!〉
夏尾竜成:「……もう一組が来るかも。やっぱりな」
冬月忍:「意外と近かったか。幸運だな」
“アラシェヒル”:「……君たちは」木陰から一人の少年が現れる。
冬月忍:「“アラシェヒル”の攻撃とは違う。別のオーヴァードか。相当な射程があるな……」
“アラシェヒル”:「……“テイル”?上陸していたのか?」
春澤楓:「あっ」
秋里せつか:「アラシェヒルじゃん!」
春澤楓:「"アラシェヒル"じゃん」
春澤楓:ハモったので、うんうんと頷いてます。前回協力してくれたのでいきなり殴りかかったりはしない。
秋里せつか:「こ、今度は戦う気なの」
夏尾竜成:「言っとくけど、あの輸送機とは無関係だからな、俺達」
“アラシェヒル”:ナイフを構える。「君たちにその気があるのなら……無関係?」
夏尾竜成:「追われてんだよ、ゴージに。お前らと戦ってる余裕ねえから」
冬月忍:「こちらにも事情があるということだ」
“アラシェヒル”:「え?何で?どういうことだ?」
春澤楓:「いろいろあって……」
夏尾竜成:「なんでだろうな?詳しいことはあの飛んでる奴らから聞いてくれよ」
冬月忍:「我々も完全に“ドラゴンゴージ”と目的が一致しているわけではない。この場で争うのはお互いの利益にならないだろう」
春澤楓:「まじで、いろいろ……」 若水の剣幕を思い出して震えている。
“アラシェヒル”:「いや、まあ、いい。こちらも君たちと事を構えている暇はない」
春澤楓:「よかったあ。前回はいっしょに戦ってくれたもんな、おまえ」
春澤楓:「ちょっと戦いにくいなーって思ってたから、ちょうどいいぜ」
“アラシェヒル”:「……あれは状況判断だよ、ただの」
“アラシェヒル”:「僕は戦いにくいとは思わない。容赦があると思ってもらっては困る」
冬月忍:「では、今回は?」
“アラシェヒル”:「……今回も状況判断だよ!今は戦ってる場合じゃない」
白露花野:〈実際、戦うとめんどくさいと思うぞそいつ。後ろに2人くらい居る〉
冬月忍:「では、我々の利害は一致した。速くこの場を離れよう。ターゲットをかすめ取られるのは、まずいだろうからな」
夏尾竜成:「後ろの二人は出てこねえのか?」
“アラシェヒル”:一瞬表情を変えるが持ち直す。「その必要があるのかい?」
夏尾竜成:「確認したいことがあるだけだよ。無理っつーならいい」
“アラシェヒル”:「確認?何だい?」
夏尾竜成:「清水さんにちょっかいかけてきた奴が、今も居るんじゃねえかと思ってな。」
“アラシェヒル”:「ああ。そういう……」
“アラシェヒル”:耳の通信機に手を当てる。「……知らないって言ってる」
秋里せつか:「教えてくれるんだ…」
夏尾竜成:目を細める「直接聞きたかったね、その言葉」
春澤楓:「ちょっかいって、あれか。なんかナンパしてきたってやつ」
冬月忍:「俺が聞いた話では、花束を渡してプロポーズしていたと聞いた」
“アラシェヒル”:「……うっさいな。直接言えよ」通信機と小声で会話している。
秋里せつか:「なんだろうこの空間」
“アラシェヒル”:「……とにかく。僕らの邪魔はしないでくれよ」
“アラシェヒル”:「そうでなければ、君たちを害することもない……今は」振り返り、立ち去る。
冬月忍:「これに反応するほど阿呆ではなかったか。こちらも移動を再開しよう」
春澤楓:「ん。さっきので、空のやつにもオレらの場所バレちゃったっぽいしな」
春澤楓:「ここにいたら絶対につかまるぜ。逃げよ、逃げよ」
GM:判定を再開します。
GM:次は春澤さんですね。
春澤楓:オレ!
GM:<運転>9or<回避>9、支援<情報:>です。
冬月忍:がんばれ!がんばれ!
春澤楓:オレのもっとも得意とするところ・・・!運転か回避ってことは、C種を避けながら移動する感じなんでしょうか
春澤楓:《異形の歩み》でなんかボーナスはつきませんか?
GM:OK!ダイスを+2個していいです。
夏尾竜成:優しい
春澤楓:やったー!バイクを運転したりトレーラーを乗っ取った経験が生きたはず!
春澤楓:10dx=>9
DoubleCross : (10R10[10]>=9) → 10[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]+4[4] → 14 → 成功

春澤楓:まあまあかー。
冬月忍:いけてる!いけてるよ!
■進行値[尾/爪/FH]:[16/6/10]
GM:順調だな君たち……
GM:イベントが発生します。
GM:別のところに移動できるよ。
■候補地
・江岳廃市街 
・鈴守廃山【済】(爪)(FH)
・田助廃校舎【済】
・洲延廃街道
・平港
秋里せつか:街道か港ですね
春澤楓:は、はやく市街に行きたい!
冬月忍:市街も開きましたね。
冬月忍:お任せしますぜ!
秋里せつか:市街でもいいよ!
春澤楓:しかしここまで来たのだ、我慢した方がおいしいのでは……!?
春澤楓:夏尾くんはどっか行きたいとこないんですか?
夏尾竜成:俺もう自分のやつやったからなあw
夏尾竜成:強いて言うなら港とか?
夏尾竜成:夏には山より海だぜ
冬月忍:街道が冬月おすすめスポット
秋里せつか:山から降りるから街道のが近そう
春澤楓:たしかに、ながれとしては山→街道って感じがあるなあ

GM:【トレーラー 車内】
清水篠子:「それで? 次はどこへ?」地図を持って睨んでいる。
清水篠子:「指定されたポイントは、あと3つですけど」
夏尾竜成:「ここから近いのだと……江岳ですかねえ?」と馴れ馴れしく地図を覗き込んで言います
冬月忍:「……ターゲットが人間、少なくともその手の形をとっているとすれば……」
春澤楓:「街道か、港だろ。港なんていちばん近……」
冬月忍:「住宅を選択している可能性は高い。市街地だろうな」
春澤楓:「ぬ、む」
白露花野:「東ちょっと行ったとこだもんな。そっちかな」
冬月忍:「何か問題か?」
春澤楓:「い……かなくても、いいんじゃないかな。オレ、前に住んでたし」
春澤楓:「ふつーの街だよ。調べるようなとこ、ないと思うぜ」
夏尾竜成:「お、じゃあ丁度いいじゃん。春澤に案内してもらおうぜ」
春澤楓:「はあ!?」
春澤楓:「行かなくていいって言ってんだろ! バカ! バカ夏尾!」
春澤楓:「KY!痴漢!」
夏尾竜成:「もし爪が追ってくるにしろ、地形がわかってる分こっちのが有利になるし……って、KYと痴漢は今関係ないだろ!」
秋里せつか:「カエ…。行きたくない?」
春澤楓:「ぅ……」
冬月忍:「夏尾に関する罵倒には反対しないが、市街地には向かうべきだと思う」
清水篠子:「後回しにするという手も、無くはないですけど」
春澤楓:「……いや、いこう。注射とおなじだ」
夏尾竜成:「行きたくないって……なんだ?山で暮らしてたから街が怖いとかか?」
春澤楓:「あとまわしにしたら、余計怖くなる……」
秋里せつか:「夏尾はちょっと黙ってて」
冬月忍:「春澤には悪いが、状況が切迫している。きみだけここに残っていてもいいが」
白露花野:「どうせ護衛は要るしな……いないとこまる」
春澤楓:「行く」 きっぱり言う。 「オレんちがあるから」
冬月忍:「決めるのは春澤、きみだ」
夏尾竜成:「待て待て待て待て。なんでそんな春澤に甘いんだよ!行くなら全員で言ったほうが効率いいに決まって……」
春澤楓:「通ってたがっこがあるし、塾もある。いまどうなってるのか……見に行く」
冬月忍:「メンタル面の問題は重要だ、夏尾。きみは大丈夫だろうがな」
春澤楓:「こわいから、夏尾の言う通り、みんなで……おねがい」
秋里せつか:「……うん。みんな、着いてるから…みんなで行こ」
冬月忍:「承知した。捜索を開始する」

春澤楓:Rハンドアウトをオープンしたいです。
GM:OK!
春澤楓:あっ、まだついてなかった!
春澤楓:これまでと同じく、ついてみんながロールしてから回想したい!
GM:OKOK
春澤楓:とりあえずオープンは今しちゃう!
春澤楓:GMが張ってくれるようなので、おねがいします。

春澤楓用Rハンドアウト
シナリオロイス:春澤知沙 推奨感情:P任意/N任意
江岳市はあなたの故郷である。
あなたはかつて、C種ジャームに街と家族を奪われ、復讐を誓った。
春澤知沙は、あなたの姉である。あなたはよく、彼女とTVアニメを見ていた。
その日も、そうだ。2人でTVを見ていて。口調を真似したら、知沙に怒られたりもして。
これは、“赤の四號”がすべてを塗りつぶすまでの、あなたの記憶である。

GM:【江岳廃市街】
GM:江岳市はもともと、さほど栄えている都市でもなかったが。
GM:それでも、今はそのささやかな繁栄さえ、見る影もない。
GM:建物の殆どはボロボロに傷つき、投棄されて久しい。
夏尾竜成:「あー……なんだ……さっきは悪かったな、春澤。流石に俺が無神経すぎた……気がする」街の様子を見るなり春ちゃんに謝るよ。
春澤楓:「バカ。ヘンタイ。KY」 そっぽを向いている。
GM:江岳市は、C種ジャームの発生の折、最初に襲撃されたと思われる都市だ。
GM:当然UGNが間に合うはずもなく、蹂躙され、住民の殆どが死に絶えた。
冬月忍:「かなり荒廃している。破壊痕も多い」
GM:死の残り香が、いまだに残っているかのような。
春澤楓:「いいよ別に。こうなってるの、知ってたし」
GM:ハゲタカのような姿のジャームが屯している。
秋里せつか:「……それにしたって…想像以上だな」
春澤楓:「ショックでもないし」 おやつのさきイカをかじっている。
夏尾竜成:「そりゃ嫌だよな。故郷が困難なってるところを見るのは……」
春澤楓:「それより、目標をさがそうぜ。"エフェス"の反応みたいなの、ないのかよ!?」
GM:ジャームの反応の他には、めぼしいものは見当たりませんね。
冬月忍:「ジャームがいる。交戦は避けたい。集合地点を迂回しながら探す」
春澤楓:「ないならさっさと次に行くべきだろ。時間の無駄だ。そうだよな、冬月?」
夏尾竜成:「春澤がいいならそれでいいけどよ……見ときたい場所とか、ねえの?それこそ学校とか……自分の家とかさ」
冬月忍:「……どうかな」
夏尾竜成:「よくわかんねえけど、一目見ときたいとかなら、付き合うぜ。な、なあ?秋里」
秋里せつか:「え? あー……ううん」
夏尾竜成:「な、なんだよその微妙な返事は……」
秋里せつか:「……はは」ちょっと笑う。「夏尾くんが超気にしてて、めずらしくてウケるな」
秋里せつか:「カエに任せといたほうがいいよ」
冬月忍:「同感だ。いま、ここを離れるかどうかは、春澤が決めろ」
春澤楓:「………………」
春澤楓:「もうちょっと探してみよっか。来たばっかだし」
夏尾竜成:「笑うとこじゃねえだろ!……なんか調子狂うんだよ、春澤が沈んでると……。いっつもぴょんぴょん元気だから、慣れねえっつーか……」
冬月忍:「いいだろう。夏尾が付き合うらしいので、俺たちも付き合う」
春澤楓:「なんか、いるかも」 ガラガラとハンマーを引きずりながら先頭を歩き出す。
秋里せつか:「そうだね。元気出してほしいよね」
秋里せつか:カエのあとを追います。
冬月忍:「夏尾、後方警戒を任せた」
夏尾竜成:「しかも沈めたのが俺だと思うと余計にキツイしな……あ、おい!道路削れてるぞ、ハンマーで!」

【Recall/03】

GM:【江岳市 春澤家】
GM:平凡な家庭だ。父母に、娘が2人。
GM:上が中学生で、下が小学生。
春澤楓:ドタドタドタ!
春澤楓:「おねえちゃーん!」
春澤楓:ランドセルをほっぽりなげて、リビングに飛び込んでくる。
春澤楓:「遅くなっちゃった!」
春澤楓:「ニルヴァーナ、まだはじまってない!? だいじょうぶ!?」
【春澤楓】
春澤知沙:「まだ始まってないよ。それに録画もしてるから」ソファに座る少女。
春澤楓:「ほっ」
春澤知沙:「あっ、かえ、めっ。先に手洗ってきなさい」
春澤知沙:「おやつはその後」
春澤楓:「もーねー。うさぎ小屋のマロンが脱走してたいへんだったんだよ」
【春澤知沙】
春澤楓:「はあい」 寒い廊下に出て洗面所まで行くのが面倒なので、台所で洗う。
春澤楓:「そうそう! あんねあんね」
春澤知沙:「えーっ、マロンもうおじいちゃんなのにねー。元気だね」
春澤楓:「今日がっこで、男子と勝負して大勝利したの。ニルヴァーナのカルナのものまね対決で」
春澤楓:「ほんと自信あるから!見て見て!」
春澤知沙:「学校で何やってんの……はしたない……」
春澤楓:「"何度でも来い。オレは負けねえ!"」 姉の言う事は無視。
春澤楓:「"お前らを全滅させるまで……オレは戦い続ける!"」
春澤楓:「どうどう? 似てる? 似てる?」
春澤知沙:「……」
春澤知沙:「似てる……」
春澤楓:「でしょー!」
春澤知沙:「でしょー!じゃ、ない!」
春澤楓:「うえっ」
春澤知沙:「またそんな乱暴なのマネして……!お母さんに怒られるよ」
春澤知沙:「女の子らしくしなさいって。そしたら、私も見れなくなっちゃう」
春澤知沙:「『機神合体!ニルヴァーナ』」
GM:『機神合体!ニルヴァーナ』は、現在放映中のロボットアニメである。
GM:ケレン味のあるメカニックデザインと、一見子供向けかと思いきやその実重厚なストーリーに
GM:評判は高いが、それはあくまで男子での間だ。
春澤楓:「だって、スカートとかイヤなんだもん。脚がスースーするし」
春澤楓:「それに、ニルヴァーナは男子とか女子とか関係なく、おはなしがいいの!」
春澤知沙:「中学に上がったら、ずっと制服なんだからね」
春澤楓:「そのうちぜったいにハリウッドするんだから!」
春澤楓:「うぇー……」 嫌そうな顔をする。
春澤知沙:「おはなしがいいのは……そうだけど」積極的に見ている中学生女子のほうが稀有。
春澤知沙:「ほら、始まるよ」
春澤楓:「私、オトナになったらそういう仕事がいいなー。おはなし書くやつ」
春澤楓:「おっ」 ジュースを持ってきて姉の隣に座る。
春澤知沙:「脚本?かえに出来るかな?」
春澤知沙:「ずっと机に座ってないとダメなんだよ?」
春澤楓:「うっ……それは、つらいなぁ……」
春澤楓:「でもやりたいな~。それで、みんなをお話で感動させるの。ぜったい楽しいよね」
春澤知沙:「そうだね……そしたらかえにニルヴァーナの続編いっぱい書いてもらおうかな」
春澤知沙:「かえは誰が好き?やっぱりカルナくん?」
春澤楓:「カルナ!」
春澤楓:「かっこいいでしょ。一撃必殺のパワー型で、どんな時も前向きで」
春澤楓:「もし私がニルヴァーナ世界にいたら、絶対にカルナみたいな戦い方するよ!」
春澤楓:「いや、わかんないけど、きっとそう!」
春澤知沙:「あはは。私はかえには戦ってほしくないなあ」
春澤楓:濡れせんべいをちまちまとかじっている。もともと間食はしないが、ニルヴァーナの時だけはなんとなくクセになっている。
春澤楓:「だいじょーぶだよ。ニルヴァーナみたいな世界になること、絶対ないし」
春澤楓:「それよりお姉ちゃんが心配だなぁ」
春澤楓:「カレシもいないし。私と一緒にニルヴァーナ観てるし」
春澤知沙:「え?私?」
春澤楓:「ほんとに大丈夫? 高校生活、うまく送れる?」
春澤楓:「もうそろそろでしょ。受験」
春澤知沙:「ませちゃって!カレシなんて中学で居ないほうが普通ですー!」
春澤楓:「そんなことないもん!ユキちゃんは2組のタクヤくんと付き合ってるって言ってたもん!」
春澤楓:「5年生でもカレシいるんだよ~!?」
春澤知沙:「受験勉強だってちゃんとしてるし……もー!よそはよそなの!」
春澤知沙:「私はラーマくんが好きなんだもん!いいでしょ別に!」
春澤楓:「ちょっとおねえちゃん、わーわーうるさい!もうOPはじまっちゃう!」
春澤楓:「ふへへへ」
春澤楓:「なんかさ。おねえちゃん」 見慣れたOPを見ながら言う。
春澤知沙:「なあに、かえ」
春澤楓:「たぶんさ。5年とか10年したら、おねえちゃんは一人暮らししてるじゃん」
春澤知沙:「どうかなあ。してるかなあ」
春澤楓:「してるってことにする!」
春澤知沙:「分かった。グッズいっぱい飾れるしね」
春澤楓:「で、もっとしたら、私もおねえちゃんも結婚して、ぜんぜん会わなくなるかもしれないじゃん?」
春澤知沙:「どうかなあ。してるかなあ」
春澤楓:「してるってことに……」 自分はともかく、姉が不安だ。 「……する!」
春澤知沙:「分かった、分かった。ふふ」微笑む。「それで?」
春澤楓:「ん。だからね」
春澤楓:「なんか、今だけなんだな~って」
春澤楓:「こうして、私とお姉ちゃんで、なかよくニルヴァーナ観れるのって」
春澤楓:「ちょっとうれしいよね。うぇへへ」
春澤知沙:「うぇへへ」つられて変な笑い方する。
春澤知沙:「ニルヴァーナのほうが10年も続かないよ~」
春澤楓:「つーづーきーまーすー!」
春澤楓:「ハリウッドもしますー!」
春澤知沙:「ヤダー!ハリウッド、みんな筋肉ムキムキになるもん」
春澤知沙:「今のラーマくんがいい!」
春澤楓:「ああ……こないだ見たハリウッドのやつ、ムキムキだったもんね……」

春澤楓用Rハンドアウト
シナリオロイス:春澤知沙 推奨感情:P任意/N任意
江岳市はあなたの故郷である。
あなたはかつて、C種ジャームに街と家族を奪われ、復讐を誓った。
春澤知沙は、あなたの姉である。あなたはよく、彼女とTVアニメを見ていた。
その日も、そうだ。2人でTVを見ていて。口調を真似したら、知沙に怒られたりもして。

GM:その夜。
GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
GM:世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
GM:――だが。
GM:【江岳市 春澤家】
春澤楓:「んー……」
春澤楓:「……」 スマホを見る。
春澤楓:「……なんか飲み物」 まだ夜中なのを確認して、のそのそと起き出す。
GM:階下で物音がする。上の子供部屋まで聞こえるということは、結構な音がしているのだろう。
春澤楓:「……?」
春澤楓:「おかあさーん?」 階段を降りていく。
春澤楓:「おとーさーん」
春澤楓:「夜中にばたばた……うるさいよ~」
春澤楓:「近所迷惑だよ~?」 リビングの扉を開ける。
GM:そこには。
GM:巨大な仏像のような、奇怪な生き物の姿があった。
春澤楓:「…………」
春澤楓:「…………?」
GM:全身が紅のように赤く染まるそれは、口から炎のようなものを燃やしている。
春澤楓:いつものようにリビングを見回す。
春澤楓:「おかあさん?」
春澤楓:「おとうさん?」
GM:両腕にあたる部位には、巨大なハンマーのような構造体があり。
GM:いっとう濃い赤で染まっている。
GM:腹の部分には、もうひとつの顔。
春澤楓:「………………おねーちゃん?」
春澤楓:そこではじめて、奇妙な生き物に目を向ける。
GM:巨大な牙が覗くそこには、成人女性のと思しき脚が突き出している。
春澤楓:「な」
春澤楓:「な、に?」
春澤楓:「どうしたの?」 動転のあまり、奇妙な生き物に問いかける。
春澤楓:「あの……」
春澤楓:「だれ、ですか?」
真紅の怪獣:「コオオオ……」呼吸をするように、頭部の口の炎が揺らめく。
真紅の怪獣:人語を発することはない。ただ哀れな、
春澤楓:こちらは笑顔だ。引きつった笑顔が浮かんでいる。
真紅の怪獣:■人目の犠牲者を捉えただけ。
GM:それなりに新しいはずの一軒家の壁は大きく砕かれ、
GM:家長であったものが、叩きつけられて拉げていた。
真紅の怪獣:下の巨顎が噛み砕くように閉じられる。
春澤楓:「お……」
春澤楓:「おとうさん?」
真紅の怪獣:飲み込まれていた脚がぼとりと落ちた。
春澤楓:「お父さん」
GM:母のスリッパ。
春澤楓:「おかあ……」
春澤楓:「な」
春澤楓:「なんで」
春澤楓:「お姉ちゃん!」 背を向けて咄嗟に逃げ出す。
春澤楓:「お姉ちゃん!おかあさんが!」
春澤楓:「おとうさんも!」
真紅の怪獣:「コオオ……!」その背に向けて、巨大な腕が叩きつけられた。
春澤楓:「……!」
春澤楓:「う、げっ…! げえっ……」その一撃だけで動けない。
春澤楓:「はっ、はあっ……お」
春澤楓:「おねえちゃん……!」
GM:姉の姿はない。逃げおおせたのか。まだ眠っているのか。
GM:それとも、既に。
春澤楓:「お姉ちゃん…………」
春澤楓:「な……」「ハーッ……なっ、なんで」 呼吸困難になりながら怪獣の方を向く。
春澤楓:「なんで、こんなこと……」
真紅の怪獣:ぎりぎりと重量をかけていく。いたぶるように。
春澤楓:「はっ、ぐえッ……!」
春澤楓:「わ、私たち」「ふつうの……」
春澤楓:「ふつうの、家族だよ」
春澤楓:「なんで、こんなこと、するの……!」
春澤楓:「……た」
春澤楓:「たすけて…………」
GM:リビングにあったテレビは、既に破砕されている。
春澤楓:「おねがい」「ころさないで…………」
GM:いつもそこに映っていた、ヒロイックなマシンの姿は何処にもない。
GM:ただ、暴力だけがそこにあった。
春澤楓:「…………」
春澤楓:「…………ふ」
春澤楓:「…………………………ふざけるな」 "機神合体!ニルヴァーナ"。
春澤楓:地球外生命体に地球が襲われ、人類の9割が死滅した絶望的な世界で、
春澤楓:敵に抗い、戦い、生き残ろうとする者たちの物語。
春澤楓:もし――自分がそういう世界で生きるとしたら、主人公のカルナのようなかっこいい生き様になると思っていた。
春澤楓:「……ふざけるな……!」
春澤楓:ギリギリと噛み締めた奥歯が圧力で砕け散り、あっという間に再生する。
春澤楓:「おまえ……」「お前……!」
春澤楓:「お父さんを……お母さんを……」
春澤楓:「お姉ちゃんを……!」
春澤楓:「――――ッ!!!」 怪獣の腕を押さえたまま、蹴り飛ばします。
春澤楓:無理やり、腕を"引きちぎる"。
真紅の怪獣:「ゴオッ!」
春澤楓:「ふざッけんなッッッッッ!」
春澤楓:「私の…………」「オレのッ!」「家族をッ!!」
GM:怪物の巨腕を、普通の人間に引きちぎれるはずもない。
GM:普通の人間には。
春澤楓:「絶対に……許さねえ……!」 カルナは泣かない。"ニルヴァーナ"の主人公だからだ。
春澤楓:「てめえは……!」 カルナは戦う。主人公だからだ。
春澤楓:「ぜってーに……オレが……!」
春澤楓:「
春澤楓:「殺す!」
真紅の怪獣:「コオオ……!」口腔の炎が燃え上がる。もう片腕の巨塊を構えた。
春澤楓:「あああああッ!」 引きちぎったハンマーを叩きつける。
春澤楓:「死」「ねええええええッ!!!」
春澤楓:「ああああああああああッ!」
真紅の怪獣:構えたハンマーごと、怪物は叩きつけられ、家の外まで吹き飛ばされた。
春澤楓:「うっ」
春澤楓:「ううううっ……」
真紅の怪獣:同時に、衝撃を叩き込まれた家の柱がへし折れ、2階が崩れていく。
春澤楓:「おねえちゃん……おねえちゃん」
春澤楓:「うあああーーん!」
春澤楓:そのまま崩落に飲み込まれます。

GM:その後駆けつけたUGNによって、春澤楓は保護され、
GM:そのままドラゴンゴージへと配属された。
GM:襲撃してきたジャームは、UGNにより"赤の四號"と名付けられたが
GM:その後の足跡は辿れていない。未だに、何処かで暴れているのだろうか?
GM:父と母は、遺体の一部が発見され、完全に死亡が確認された。
GM:しかし、春澤知沙の死体だけは、未だに見つかっていない。


これは、“赤の四號”がすべてを塗りつぶすまでの、あなたの記憶である。

春澤楓:「……………………」 ハンマーをガラガラを引きずりながら、廃市街調査隊の先頭を行く。
春澤楓:じきに自宅"跡"だが、そちらには目を向けない。
春澤楓:怖いからだ。
春澤楓:「何もねえな」
春澤楓:「ハズレだ。引き上げようぜ」
春澤楓:「"エフェス"は別のとこだ」
GM:手がかりになるようなものは、この地にはなにもない。
冬月忍:「そのようだ。離脱する」
秋里せつか:「ん。…それなら、いいでしょ。ねえ」冬月さんを見る。
秋里せつか:「うん、うん」
GM:“エフェス”の痕跡も。春澤知沙の痕跡でさえも。
GM:もはやここには、何もかもない。
冬月忍:「……ここにはない。となると、後は限定される」
春澤楓:「そだね」
春澤楓:「街道か、あと、港かな」
春澤楓:「いるといいよね。戦いも終わるかもしれないし」
夏尾竜成:「なあ、春澤お前……」
春澤楓:「だいじょうぶ」
春澤楓:「大丈夫だよ」
夏尾竜成:「いや、そうか。ならいいけどよ……」
冬月忍:「夏尾」 夏尾くんの背中を叩く。 「干し肉が余りそうだ。食べるか」
夏尾竜成:「なんか無理とかあったら言ってくれよ。俺、そういうの鈍いけど、なんもしたくないわけじゃねえっていうか……」
夏尾竜成:「いや、俺出る前に食べたし……ここは春澤に言うタイミングじゃね……?」
冬月忍:「半分は俺のカロリーに使う。食事をとりながら速やかに離脱したい」 そして小声で。 「……余計なお世話だ」
春澤楓:「……」 無言で夏尾に近づいて、
春澤楓:夏尾のジャケットの背中で目元を拭っている。
春澤楓:「大丈夫。行こう」
春澤楓:「ここには……」
春澤楓:「なんもないから」 自宅跡地の横を無言で通り過ぎる。
春澤楓:「ありがとな。夏尾、冬月」
春澤楓:-チームメイト/冬月忍/○信頼/隔意/ロイス

GM:FS判定の続きに参りましょう。
GM:イベントが発生したので、判定が切り替わります。
GM:判定値を〈知覚〉10に変更。支援判定を〈運転:〉に変更します。
秋里せつか:RCじゃない!
春澤楓:手番、どこまでいったんでしたっけ
夏尾竜成:最後はせっちゃんの番
冬月忍:待機していた秋里さんが目覚めるところ
GM:そうですね。待機したせっちゃんの手番だけ残ってます。
春澤楓:せっちゃん、感覚それなりにあるじゃん!
秋里せつか:ちくしょう!
秋里せつか:普通に素振りで頑張りたいと思います。
秋里せつか:3dx えい
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[1,3,9] → 9

春澤楓:えらい!
冬月忍:越えた!
秋里せつか:ざ、財産Pは…?
GM:難易度は10だよ!
GM:財産は使用できないよ!失敗ですね。
冬月忍:越えてなかった……
秋里せつか:うぐぐぐ…ごめん!みんな!
GM:リマインドしておきますが、NPCカードもあったりしますので
GM:いざとなったら使用を検討すると良いでしょう
冬月忍:ノープロブレム! まだまだリードはありますからね!
春澤楓:!
春澤楓:す、すっかり忘れてた
春澤楓:でもシーンじゃなくてシナリオ2回かー
GM:3ラウンド目に入ります。
GM:ハプチャ!
GM:1d100
DoubleCross : (1D100) → 46

冬月忍:このラウンドでケリをつけたかったが、これは接戦の予感……!
41~50 霧が発生。全部隊のメインダイスを-3個
GM:大変なのきた
秋里せつか:ヤダーーッ
夏尾竜成:きついなあ
冬月忍:援護射撃を視野に入れていきましょう
GM:セットアップ。
冬月忍:なし!
夏尾竜成:無いよー
夏尾竜成:頑張れ冬月先生
“メイド服の少女”:彼女と従者が《得意領域》。
GM:他NPCはなし。
秋里せつか:《得意領域》使います。侵蝕率3上昇。
春澤楓:なし!
GM:それでは、従者の手番から。
春澤楓:せっちゃん、得意領域してるのに未だに侵蝕が最下位だw
GM:FH陣営は〈運転:〉9or〈回避〉9かな。
夏尾竜成:そうとは
バンプキューブ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 4[1,1,3,3,4,4] → 4

バンプキューブ:全然ダメ!2体目!
バンプキューブ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 6[2,3,3,5,5,6] → 6

春澤楓:やったー!
バンプキューブ:あっダメだ……
“アラシェヒル”:〈回避〉で判定。技能が結構ある。
春澤楓:たぶん、さっきアラシェヒルくんに無線でなんか言われたせいで、口喧嘩してたんだ
“アラシェヒル”:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 10[7,10]+8[8]+5 → 23

夏尾竜成:たけえー
冬月忍:おかしいでしょ
春澤楓:はわー
GM:ダイスが少ないほうが強いのでは……?
春澤楓:10dx7で全然クリティカルしなかった人もいるのに・・・
■進行値[尾/爪/FH]:[16/6/13]
夏尾竜成:頑張れ冬月先生
冬月忍:くっ、がんばるしかない
GM:次は冬月先生!
冬月忍:100%勇気
冬月忍:普通に知覚で進行判定します。
冬月忍:3dx+6
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 8[2,8,8]+6 → 14

GM:成功してくるな……
冬月忍:うーん、回らないけど……ノルマは果たした!
■進行値[尾/爪/FH]:[18/6/13]
GM:まだまだ判定は変わりません。
春澤楓:技能のおかげで一桁あがった!
春澤楓:「次は街道か港か。そろそろ絞れてきたな」
夏尾竜成:じゃあ私も判定しよう。《無業の影》《コンセントレイト:ウロボロス》。ダイスは10個-3で7個です
夏尾竜成:7dx7 回るかなー
DoubleCross : (7R10[7]) → 10[1,4,4,4,5,6,8]+10[8]+10[8]+5[5] → 35

春澤楓:「他のやつらに先を越されなきゃいいんだけど」
春澤楓:すげー!
冬月忍:ううわーーーーっ!
夏尾竜成:ようやく回った!
GM:最大達成値じゃん
夏尾竜成:侵蝕は84。とても働いているぞー
■進行値[尾/爪/FH]:[22/6/13]
冬月忍:「ひどい霧だ。これでは先行が難しい……」 目を凝らす冬月。彼でも困難な道のりだ。
GM:すごい働き!イベントが発生します。
GM:次の場所に移動可能です。
■候補地
・江岳廃市街【済】
・鈴守廃山【済】(爪)(FH)
・田助廃校舎【済】
・洲延廃街道
・平港
春澤楓:「これはもう、夜目が効くとか慣れてるとか、そういう次元じゃないぞ!」 普段のテンションに戻っている。表向きは。
夏尾竜成:「冬月、後方頼む。ここは俺が先行するわ。この霧なら、俺のほうが慣れてる」
冬月忍:「承知した。どうやらそれが良さそうだ」
秋里せつか:「あんま危ない場所行きたくない……」
春澤楓:「慣れって……いやほんとに見えないぞ夏尾!」
春澤楓:「慣れでなんとかなるのかよ!?」
夏尾竜成:そう言って、伸ばした影で接触知覚範囲を増やしたりして進んでいきます。霧に阻まれて影自体は見えにくいのだ。
冬月忍:「次はどうする。街道か、港か……ここまで外していると、きみの直感に委ねたい」
夏尾竜成:「見えないなら見なきゃいいんだよ。まあ、そのうち出来るようになるだろ」と言っているけどエフェクトのおかげです
春澤楓:「いや、でも……」
夏尾竜成:街道行こうかなー。
春澤楓:「せっちゃんのときも、夏尾のときも、"なんか知ってる"ポイントに行ったじゃん。ある意味、アタリだったんじゃないか」
春澤楓:先生のおすすめポイント、街道!
冬月忍:街道いっちゃいますかい!
夏尾竜成:「まあ、街道だろうな。外れだったとしても移動しやすいし、この見晴らしの悪さで港行くのも危険だろ」
春澤楓:「道だもんな。その点、海に落っこちたらいろいろ面倒だ」
春澤楓:「せっちゃんは? どっちが怪しいとか、ある?」
春澤楓:せっちゃんの腰に無意味にしがみついてゆさゆさしている。
秋里せつか:「いやもう、ぜんぜん分かんないし」ゆさゆさされている。
秋里せつか:「危なくない所が良い…。街道でいいんじゃない」
冬月忍:「……洲延街道か。……いいだろう。そこなら俺もある程度は知っている」
春澤楓:「え、そうなの」
冬月忍:「一応は。道ならわかる、行こう」
夏尾竜成:「げ。ワームウッドの基地とかあるんじゃねえだろうな」
冬月忍:「もうない。たぶんな」 肩をすくめて、こいつの喋りはこんなところです。
夏尾竜成:レッツゴー街道!
春澤楓:「"もう"か」 てってこついていきます。

GM:【洲延廃街道】
GM:かつては各都市を結ぶ陸の大動脈として機能していたが、
GM:以前にUGNとFHとの激しい戦闘が発生して以来、街道はずたずたに寸断されている。
GM:もはや街道としての機能は成していないまま、C種ジャームの巣窟となっている。
春澤楓:「うわー、すっげえ亀裂。もう道じゃないぜこれ」
夏尾竜成:「全然安全じゃねえな。C種がうようよ湧いてやがる」
冬月忍:「車両を走らせるには向いていないな。交通機関としては致命的だ……。だいぶ変わったな」
春澤楓:「前は……そんなによく使ってたのか? この道」
秋里せつか:「冬月さん的に、“なんか知ってる”ポイント?」
冬月忍:「少しは」 タバコを掴みかけて、やめる。
冬月忍:「俺が“ワームウッド”として最後の任務を行ったのが、ここだ」
秋里せつか:「…え。そうなんだ」
秋里せつか:「えっと……」瞬き。
春澤楓:「そういえば冬月がこっちに来た流れ、オレ、よく知らない」
春澤楓:「自分でFHを抜けたってのは聞いた気がするけど。そんくらいだ」
冬月忍:「あの頃のことは――」
冬月忍:というわけで、RHOを公開にしたいです!
春澤楓:わーわー!

■冬月忍用Rハンドアウト
シナリオロイス:“エレウサ”守谷道之 推奨感情:P任意/N任意
洲延街道は、ワームウッドとしての作戦行動を行った最後の地である。
あなたはかつて、“ワームウッド”で戦闘素体として育てられ、その後出奔した。
“エレウサ”守谷道之は、FH自体のあなたの師である。彼があなたを造ったと言ってもいい。
彼に付き従い、過酷な殺戮任務に従事し続け、あなたは結局。
これは、あなたが失敗作の烙印を押されるまでの、あなたの記憶である。

【Recall/04】

GM:【FHセル“ワームウッド” 支配基地】
GM:刀を佩いた男が2人、向かい合っている。
“エレウサ”守谷道行:「……さて」長髪に長身の、優美そうな男。
“エレウサ”守谷道行:一見細身だが、その腕にはしっかりと筋肉がついている。戦闘者の体躯。
【ワームウッド 幹部 戦闘教官 “エレウサ”守谷道行】
“エレウサ”守谷道行:「“コルム・キル”。きみのその得物は、“鷹匠切”。二代目国俊の作だ」
“エレウサ”守谷道行:「確かな鍛冶だ。良業物に数えられる銘品でね」
“エレウサ”守谷道行:「対してこちらは、同じく“鷹匠切”だが、初代国科の作。最高傑作との誉れ高い大業物だ」
“エレウサ”守谷道行:「打ち合えば、どちらが勝ると思う?」
冬月忍:「……はい」 柄に手をかけている。それどころか、鯉口を切っている。
冬月忍:「打ち合えば、きっとあなただ。“エレウサ”。わかっています」
【ワームウッド 戦闘素体 “コルム・キル”冬月忍】
“エレウサ”守谷道行:「諦念は不要な感情だよ」無造作に振られる。刃で止めろとの意思を持った一振り。
冬月忍:「諦念……!」 一歩引き、刃でしのぐ。 「正確な計算の、つもりです」
GM:その姿勢の整わない防御でさえ、決まる。
GM:“鷹匠切”同士の激突は、国俊の勝利に終わった。
“エレウサ”守谷道行:彼の持つ大業物は、半ばからへし折れた。
“エレウサ”守谷道行:「不正解だ」
冬月忍:「……?」 刃を返す。信じられないと目を細める。 「……なぜ?」
冬月忍:「俺があなたの斬撃を防いだのは過去に七回。俺に何かを教えるためだった。でも、これは……何を?」
“エレウサ”守谷道行:「その刀は、EXレネゲイドだ」
“エレウサ”守谷道行:「レネゲイドの器物感染。事例は少ないわけではない」
冬月忍:「稀少な事例ですが」 刃をなぞる。 「これが」
“エレウサ”守谷道行:「それは既存の技術体系を、物理法則を凌駕するものだ」
“エレウサ”守谷道行:「たかが刀匠の差ごときで、覆せるものではない」
冬月忍:「……俺にこれを振るえと?」
“エレウサ”守谷道行:「そうだ。それは私が持つよりも、きみが持つほうが遥かによい」
“エレウサ”守谷道行:「何故だかは……そうだな。まだ教えていなかったね」
冬月忍:「それは」 少し笑う。 「免許皆伝には、早すぎませんか」 冗談だ。このときの俺はそういうことができた。
“エレウサ”守谷道行:「きみはその武器で、今の私を倒せると思うか?」
冬月忍:「……」 考える。 「あなたが死を決して、首を差し出せば。技では無理だ」
冬月忍:「俺には無理ですよ、“エレウサ”」
“エレウサ”守谷道行:「不正解だ」
“エレウサ”守谷道行:「きみが死ぬ気で私を殺そうと迫れば……そうだな。私はきみを三度は殺せるだろう」
“エレウサ”守谷道行:「だがそこまでだ。きみには武器がある」
“エレウサ”守谷道行:「もう少し端的な例を挙げようか。きみの持つ武器について」
冬月忍:「三度も死にたくはないですけどね」 俺が正解したことがあったか? 記憶にある限り、二度三度。それも思い違いかもしれない。
“エレウサ”守谷道行:「レネゲイド・コントロールの初歩で教えた技があっただろう。ワーディング……覚えているかな」
“エレウサ”守谷道行:「あれを使ってみたまえ。5秒ほどでいい」
冬月忍:「では」
冬月忍:「……失礼」 殺気をこめたワーディング。それ以外知らない。冷たい冷気が周囲を包む。
GM:《ワーディング》が展開された瞬間。眼の前の男は、膝をついた。
GM:そのまま横向きに倒れる。
冬月忍:「“エレウサ”。やめてください」 五秒。ワーディングを止める。 「俺はあなたを傷つけるつもりなんてない」
“エレウサ”守谷道行:ゆっくりと起き上がる。
“エレウサ”守谷道行:「分かったろう。それは既存の技術体系を、物理法則を凌駕するものだ」
“エレウサ”守谷道行:「たかが剣の腕の差ごときで、覆せるものではない」
冬月忍:「俺にはその差が、絶望的に思えますよ。あなたは強い」
“エレウサ”守谷道行:「だがそれは無意味な強さだ。この世界では、もはや」
冬月忍:「この世界って」 苦笑する。 「俺たちは、それを変えるために戦っているんでしょう。俺は信じてますよ、”エレウサ”」
冬月忍:「“ワームウッド”は世界を変える」
“エレウサ”守谷道行:「……そうだったな」自嘲げに嗤う。「そのお題目の下、きみを見届けるのが、私の責務だ」
GM:部屋に無機質なアラートが鳴る。
“エレウサ”守谷道行:「……さて。世界を変えてこいとのお達しだ」
冬月忍:「承知です」
冬月忍:「お題目でも、俺は俺が望むことをやっていたい。出番ですね」

GM:部屋を後にした廊下。
GM:2人の前から、一人の老人が通りがかる。
“エレウサ”守谷道行:「おや。博士も招集を?」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「……フン」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「実地データを収集せねばな。飼い殺していても意味はなかろう」
冬月忍:「……」 珍しいこともある。紛れもなく大物だ。
【ワームウッド 幹部 研究部門総責任者 ジブ=ジュ・ヤーガユ】
“エレウサ”守谷道行:「四騎士――いえ、三騎士ですか。あれは確かに、強力なものです」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「あんなプロトタイプ共が惜しいものか。“赤”も無くして丁度いいぐらいだ」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「他の3つも、吸えるだけ吸ったら処分するとも。不要なものだ」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「そう言う貴様は」“エレウサ”の後ろを見やる。「まだ木偶人形に執心しているのか?」
冬月忍:「木偶人形とは言ってくれる。当たらずとも遠からずだ」 軽口――そのつもりだ。いやに苛立つ。
“エレウサ”守谷道行:「それを決めるのは、貴方でも私でもないさ」
“エレウサ”守谷道行:「戦果(キルマーク)だ。ご存知のはずでしょう。それだけが”ワームウッド”での価値と」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「……フン」鼻を鳴らす。「重々承知しているとも。そうでなくとは、こんな化物どもなぞ世話をするものか」
冬月忍:「戦果なら、まだまだ上げられますよ」
“エレウサ”守谷道行:「そうか。頼もしい言葉だ」
冬月忍:「速く行きましょう、“エレウサ”。ドクターという人種は好きではない」
“エレウサ”守谷道行:「私もその範疇なのだがね。私のことも好きではないかな」老人を無視するように通り過ぎていく。
冬月忍:「そんな意地の悪いこと言いますか?」 苦笑する。 
冬月忍:「俺は尊敬してますよ。あなたはホンモノだ」
“エレウサ”守谷道行:「では、そうあり続けるようにしなければならないな」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「……フン」2人が通り過ぎた後、忌々しげに独りごちる。
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「“エレウサ”め……何故人の形に創ろうとするのだ」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「それでは、奴を殺せたとして……新たな脅威が生まれるだけであるというのに」
ジブ=ジュ・ヤーガユ:「その時駆逐されるのは、我々人間だぞ……それが分からぬ貴様ではあるまいに」

GM:それから、幾度もの戦いを経て。
GM:【洲延街道】
GM:侵攻と殺戮、侵攻と殺戮、侵攻と殺戮。
GM:ただそれを繰り返すだけの強行軍。それでいい。
GM:“彼ら”怪物は無敵なのだから。通常兵器を受け付けず、通常のオーヴァードの攻撃さえも受け付けず。
GM:命令に背く知能もない。ただ、前へ、前へと。その歩みを止めずに進み続ける。
GM:休みなく進み続けたとて、疲れなぞを感じさえしないだろう。
GM:彼ら怪物の一弾の、そのほとんどは。
白騎士:「アーーーーーーーーー」悲鳴のような甲高い声を上げて、怪物の一体が突貫する。
白騎士:馬のような下半身と、人のような上半身。六本の腕に、およそ人の抱えられるものではない巨大な槍が生えている。
白騎士:それは迫りくる自衛軍の戦闘車両を串刺しにしていく。
冬月忍:「くそっ」 タバコを吐き捨てる。
GM:およそ人の身には重い強行軍だ。
冬月忍:「あと、どのくらいだ。あとどれだけ殺せば終わる? 殺し尽くせば終わるのか? どうかしている!」
GM:使い捨てのその他の怪物と一緒くたに。アジトには長いこと帰っていない。
銃を構えた兵士:「クソ、こいつら……!撃て!撃て!撃て!」
GM:無数の銃弾が吐き出される。それらは怪物に叩き込まれていくが、
GM:その銃弾が無敵の怪物を傷つけることはない。
GM:だが、あなたは違う。撃たれれば、損傷する。
GM:いかな再生能力があったとして、この連戦では、そう回数が持つものではない。
冬月忍:「“白”、やめろ! そいつらはきみを傷つけるほど強くはない……!」 弾丸を光子の残像で回避しながら、それでも何発かは受ける。
白騎士:「アアアーーー!」悲鳴をあげる怪物は、あなたの指示など聞くはずもなく。ただひたすらに躙る。
冬月忍:「くそ」 自分に銃弾を当てた兵士を斬りにいく。 「俺を殺そうとするな。殺すぞ」 一閃。
銃を構えた兵士:「ガッ」その太刀で一刀両断される。他愛もない相手だが。
銃を構えた兵士:「殺せなくてもいい!押し留めろ!」なにせ数が多い。
冬月忍:「くそっ。くそ、くそ、くそ! 畜生……!」 「“エレウサ”!」
冬月忍:「信じていいのか。あなたはこれでいいと思っているのか。死体を積み上げるだけじゃないのか?」 答えはないだろうが、怒鳴る。
銃を構えた兵士:「我々の任務は、ここで――」
GM:爆発が起きる。
GM:街道が爆破され、前線部隊の怪物が地割れに飲み込まれた。
GM:不死の怪物とは言え、生き埋めにされればそれで終わりだ。
冬月忍:「……っふ!」 爆発。目の前で? 現実のことかどうかわからない。
冬月忍:「“白”! 待っていろ。いま助ける」
GM:同時に、何人かの人間が飛び出す。それはバラバラな武器、バラバラな戦型を使うが、
冬月忍:感情移入――俺に起きているのはそれだ。戦場で無人機に名前をつけ、ついには人名より優先する。わかっている。
GM:無敵のはずの怪物に、損傷を与えていく。
GM:UGNの組織した、対ワームウッド部隊。“ドラゴンゴージ”のオーヴァードら。
冬月忍:「C種を、狩るのか……!?」 自分と同じように。
白騎士:「アアアアアアーーーー!!!」半身が埋まったまま、遮二無二に暴れている。射程圏のすべてを突き殺す。
冬月忍:「誰だ?」 もう“白騎士”は助からない。相手が何者であれ、次に自分を殺そうとするのなら――抵抗するしかない。
GM:あなたの前にも、オーヴァードの一人が立ちはだかり、氷の壁を展開。
GM:援護に回ろうとした射線を防ぐ。
冬月忍:「俺を殺すつもりなら、一人は連れていく。誰がそうする?」
白騎士:「アアアーーーーーーーーーーー!」白騎士の槍が、そのオーヴァードを刺し貫く軌道で迫った。
GM:その間に居る味方――あなたには構うこと無く。
冬月忍:「……こ、のっ」
冬月忍:「馬鹿が」 可能なら白騎士ごとカウンターで切り落とす。無理なら刺突を受けつつ回避する。
GM:切り落とすことは可能だ。一本目は。
GM:二本目が直後に迫っている。
冬月忍:(こんなことが! ……こんなことが俺の終わりか。誰でもわかる。俺はこいつらと同じだ) だから感情移入していた。使い捨ての兵器だ。
GM:その穂先はあなたの体を掠め、その凶器全体が刺し貫かんとした直前。
冬月忍:(お前が俺を殺すなら、それがふさわしい) かわせないなら、それは受けてやるつもりだ。
???:穂先の向きが強引に変わる。投げつけられた剣に弾かれた。
冬月忍:(先に行って待っている。いまならわかる。信じるに足るものはあるか? ……断言できるのは一つしかない……それは……) (……!?)
???:「間に」「あった!」
GM:弾丸のように飛び出した女性が、投剣に追いつくようにしてそれを掴み直した。
冬月忍:「……誰だ?」 その隙があれば十分。“白騎士”の腕を切り落とせる。
???:「よしよしよしよし」そのまま逆手に持ち替えて、白騎士の頭部を斬ーーらずに
???:刃で殴りかかった。
白騎士:「ーーーーー!!」
冬月忍:「無茶苦茶なことをやる。それでは苦しむだけだ」
白騎士:腕のもげた白騎士は、殴られた衝撃か、地面に叩き伏せられるようにして
白騎士:そのまま頭を上げずにもがいている。
???:「そりゃ斬れないかんね!まあやりようやりよう!」
白騎士:もがく白騎士は、残った腕で頭上の邪魔者を突き刺そうとして、
白騎士:振りかぶった。
???:跳躍。その手首を掴み、体重をかけてひねる。照準を反らした。
冬月忍:「……! おい!」 慌てて近づこうとする。
GM:振り下ろされた穂先は、そのまま白騎士自身の脳天へ直撃する。
白騎士:それきり怪物は動かなくなる。
冬月忍:「……ああ」 止まる。 「そういう、手か」
???:「ま、こんなとこ……て」「あれ」
???:「誰!?ゴージにこんな人いたっけ?」
冬月忍:「いや。いない」
???:「だよね~よかった~!忘れてたら申し訳ないもんね」
???:「あれ」
???:「じゃあさ、あなたは」
???:「誰?」
冬月忍:「“ワームウッド”セル。……違うな。元、“ワームウッド”セル。冬月……忍だ」
冬月忍:「きみは?」
笹鳴千歳:「UGN特務部隊“ドラゴンゴージ”、自称遊撃部。“ノリ・メ・タンゲレ”」
笹鳴千歳:「笹鳴……千歳」
【UGN“ドラゴンゴージ”戦闘員 “ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳】
冬月忍:「では、ちょうどいい。俺はきみたちへの亡命を宣言する」
笹鳴千歳:「えっ亡命!?」
冬月忍:(ただ一つだけ、この世に信頼に足るものがあるとすれば……)
笹鳴千歳:「うーんうーん。イマイチ状況がわかってないけど、まあよし!」
笹鳴千歳:「オッケー!それを承りました」手を差し出す。
笹鳴千歳:「じゃ、握手しよ!ノーサイドノーサイド!」
冬月忍:「ずいぶん簡単なことだ。きみは阿呆か? ……だが、俺はきみたちに従う。俺を信じろ」 手を取る。
冬月忍:(俺がそれになる)
冬月忍:「宜しく頼む」
笹鳴千歳:「あはっ。何それ変なの……あ、じゃあさ」
笹鳴千歳:「帰ってご飯食べよっか」

冬月忍用Rハンドアウト
シナリオロイス:“エレウサ”守谷道之 推奨感情:P任意/N任意
洲延街道は、ワームウッドとしての作戦行動を行った最後の地である。
あなたはかつて、“ワームウッド”で戦闘素体として育てられ、その後出奔した。
“エレウサ”守谷道之は、FH自体のあなたの師である。彼があなたを造ったと言ってもいい。
彼に付き従い、過酷な殺戮任務に従事し続け、あなたは結局。
これは、あなたが失敗作の烙印を押されるまでの、あなたの記憶である。

>春澤楓:「そういえば冬月がこっちに来た流れ、オレ、よく知らない」
>春澤楓:「自分でFHを抜けたってのは聞いた気がするけど。そんくらいだ」
>冬月忍:「あの頃のことは――」
冬月忍:「……まあ、いいだろう。俺はここで最後の任務につき、そして離反した。それだけだ」
春澤楓:「なんだよ!なにがあったか詳しく話す流れじゃないのかよ!」 自分のことは棚に上げている。
冬月忍:「いま詳しく話した。枝葉末節を省いた」
秋里せつか:「…見覚えがある、どころじゃないね、そしたら」
冬月忍:「ああ。戦闘痕。いくつかは知っている。だが……エフェスはここでもなさそうだな」
夏尾竜成:「やっぱ無理があるんじゃねえの、なんだかわかんねえもんを探すなんて」
春澤楓:「この調子じゃ、残りのあといっこ……えーと……港だっけ?」
春澤楓:「に行っても、見つかりそうにないよなぁ」
白露花野:〈や、ちょい待ち!〉通信が割り込む。
春澤楓:タブレットをつんつんつついて電子地図を見ている。
白露花野:〈敵性反応!空!〉
冬月忍:「む……」
夏尾竜成:「隊長の方だって影も掴めてねえし。そろそろ気が滅入ってくるぜ……っと、空?」
白露花野:〈あいつ……あの時のやつ!〉
秋里せつか:「なに、なになに」
天馬のような怪物:「フーッ」巨大な馬に、大きな翼の生えたような姿のジャーム。
GM:秋里さんは一度遭遇している。
春澤楓:「まさか……若、若水が追ってきたのか!」 
春澤楓:「あっ違う。よかった」
秋里せつか:「あーーーっ!」大声。「あれだーーっ!」
冬月忍:「若水は空を飛ばない。……たぶん」
天馬のような怪物:巨体が轟音を立てて羽ばたく。
冬月忍:「秋里の知り合いか」
秋里せつか:「私が見たやつ、あのっ、エロい女子の……じゃなくてっ」
GM:しかしその背には、何も乗っていない。
秋里せつか:「死んで復活した、C級ジャーム!」
冬月忍:「なるほどジャーム。こちらに気づいているか?」
GM:あなた達に気づいているようですね。
春澤楓:「あっちはやる気みたいだぜ。ぶっ殺そう」
天馬のような怪物:「ブルッ」威嚇するようにいななく。
春澤楓:「死ぬまでぶっ殺せば、どんなジャームも死ぬ」
秋里せつか:「あの子はいないか…」
夏尾竜成:「春澤に賛成。裸女がエフェスかはわかんねえけど、心当たりはそれくらいだ。解体して、調査だな」
冬月忍:「気は進まないが、やるか」
GM:FS判定が継続します。イベントが起きたので、判定変更。
GM:判定値は〈任意の攻撃技能〉9。支援判定は〈知覚〉。
GM:攻撃エフェクトも使用可能です。
冬月忍:出番ですぜ!せっさん!かえさん!
秋里せつか:うっひょ~!
春澤楓:これ以上夏尾くんに無理はさせられん・・・!
■進行値[尾/爪/FH]:[22/6/13]
GM:次の行動順はメイド服の少女かな。
“メイド服の少女”:《赤色の従者》《血の絆》。
GM:3体目を作るぞ。
春澤楓:増えすぎィ!
“メイド服の少女”:「3番目の星は呑み助」手をかざす。更に幾何物体の量が増えていく。
GM:次!秋里さん!
秋里せつか:はいっ
秋里せつか:RCで攻撃判定!《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》。
秋里せつか:《得意領域》を使用してるので、判定ダイス+5個。
GM:霧で減ってる分をお忘れなく!
秋里せつか:あっそうだった!
秋里せつか:3個減でしたっけ
GM:です
秋里せつか:あい!
秋里せつか:4dx@7+7
DoubleCross : (4R10+7[7]) → 10[7,9,10,10]+10[2,6,6,8]+5[5]+7 → 32

GM:ダイス数少ないのにな……!
冬月忍:ウオオオーッさすが!
秋里せつか:間違ってないかドキドキしちゃいました
春澤楓:せっちゃん!せっちゃん!
■進行値[尾/爪/FH]:[26/6/13]
秋里せつか:「また同じ目に遭ってたまるかっつの…!」言いながら、即時に攻撃をしかける。
秋里せつか:馬より更に高いところから、翼の根元に向けて短刀を連撃。
天馬のような怪物:「ブモッ!」回避しようとするが避けきれず、幾本も被弾する。
冬月忍:「仕掛けるまでのマインドセットが速くなっている。よく鍛えているようだ」
春澤楓:「さすがせっちゃん!いいぞー!」
天馬のような怪物:普通にダメージが入っているように見受けられる。受けた傷が即座に再生していくこともない。
夏尾竜成:「よく当てんなーこの霧で」
春澤楓:「っていうかフツーのジャームじゃん。特に再生とかもしないぜ」
秋里せつか:「確かに…よく当たったな、私」
秋里せつか:「すげえ」自分で言う。
春澤楓:「才能だって!もっと胸張って誇らしげにしていいんだぜー!」 目をきらきらさせてせっちゃんを褒め称えている。
秋里せつか:「いっ、いいから…。カエ、とどめ指して!」
GM:次は山吹三姉妹。
山吹桜:桜は支援が残っているので自分で判定。
GM:こいつらはまだ〈運転〉か〈回避〉か。回避判定。
GM:違うわ
GM:まだ〈知覚〉じゃん。
GM:遅くない……?
山吹桜:5dx@8+1
DoubleCross : (5R10+1[8]) → 10[4,4,7,7,10]+7[7]+1 → 18

■進行値[尾/爪/FH]:[26/8/13]
GM:遠くない……?
春澤楓:ゆっくりでいいよ!
山吹梅:3人に《エンジェルボイス》 《アドヴァイス》 《風の渡し手》。
山吹椿:5dx@8+1
DoubleCross : (5R10+1[8]) → 10[3,4,5,8,9]+5[1,5]+1 → 16

GM:全然進みがよろしくない……!
■進行値[尾/爪/FH]:[26/10/13]
GM:一応、イベント発生まで行ったので移動させます。
春澤楓:これはもはや、我々の勝利は決まったようなもの・・!
GM:choice[田助廃校舎,洲延廃街道,平港]
DoubleCross : (CHOICE[田助廃校舎,洲延廃街道,平港]) → 洲延廃街道

GM:きました
秋里せつか:きた!
冬月忍:来るとは
夏尾竜成:無視しようぜ!
GM:とはいえ、攻撃を仕掛けない限りは
GM:イベント的にはスルーする形となります。
冬月忍:無視しましょう
秋里せつか:無視!無視!
GM:じゃあしれっとニアミスしました!
GM:次!
徒手の青年:こいつか。こいつはマイナーですることがある。
徒手の青年:《完全獣化》。巨大なサソリのような姿に変化。
春澤楓:格闘家じゃなかった・・・
秋里せつか:対魔忍!
巨蠍:〈回避〉で判定。
巨蠍:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 10[3,3,3,4,4,4,7,8,8,10,10]+4[2,4]+1 → 15

春澤楓:情報のときのほうが強かったw
■進行値[尾/爪/FH]:[26/10/15]
GM:イベントも届いてねー!なんだこの霧!
GM:春澤さんの手番!
春澤楓:オレ!
春澤楓:攻撃か!
春澤楓:最大達成値が30ってことは、えーと
夏尾竜成:春ちゃんが頑張ればこのRで決着かも!
春澤楓:完了値も30だから、オレが30以上出せば決着なのか
春澤楓:頑張るぞい!夏尾に無理はさせない!
春澤楓:あと馬も俺のハンマーで殺したい!
夏尾竜成:ここで決せなかった場合、敵のパンプキューブさん*3とアラシェヒルが最大達成値を4回出して先にゴールされるかもしれない……
夏尾竜成:頑張ってくれ!
冬月忍:がんばれ!がんばれ!
秋里せつか:えいえいおー!
春澤楓:ということで、判定します。『鏖殺フルブレイク』。
春澤楓:素のダイスが13個で、霧で-3。で、
春澤楓:ここでNPCカードを使いたいです。ユズリハちゃんの援護射撃サポートを受けて、ダイスを+5。
ユズリハ1号:ユズッ
春澤楓:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》!
春澤楓:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,2,4,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,4,4,8,8,9,10]+ 10[4,6,8,8]+10[4,7]+5[5]+6 → 51

春澤楓:ヨシ!
GM:たっっか
春澤楓:めっちゃ運を無駄遣いした感
冬月忍:ミンチだ!
秋里せつか:すっげえ~!!
夏尾竜成:かわい~!
秋里せつか:圧倒的塵殺
GM:当然最大達成値!進行値を4獲得し、
■進行値[尾/爪/FH]:[30/10/15]
GM:FS判定クリアです!
春澤楓:「ユズリハ! 弾幕!」
春澤楓:「あの馬を殺すぞ!」
ユズリハ1号:「了解しました。一時的ニ接続ヲ中断するます」
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:66->70)
ユズリハ1号:「火力支援モード。貴様ノ脆弱な攻撃行動ヲ援護します」
春澤楓:「おい聞こえてるぞ」
冬月忍:「では、これで片が付くな」
春澤楓:跳躍し、せっちゃんの攻撃で弱った馬にハンマーを叩きつけ。そのまま二度、三度と各部位を潰していく。
春澤楓:「誰が!脆弱だ!」「オラーッ!」
白露花野:〈あいつ、結局撃つ前に一人でやりがやった〉
春澤楓:「だって……なんかそいつがぐだぐだ言ってるんだもん」
秋里せつか:「おあっ……い、いやいやいや…」
天馬のような怪物:「ブフッ!」叩きつけられた馬は、そのまま地面まで落ちていきグシャグシャになる。
夏尾竜成:「頭以外も潰れてるし。これは死んだな、完全に」
ユズリハ1号:「……弾薬ヲ消費しない至上ノ火力支援です」
秋里せつか:「カエのがよっぽど、すごいっつーの…」
春澤楓:「オレ悪くないもん」 ぶちぶち言いながら馬の残骸を蹴り飛ばす。
冬月忍:「ある意味で真実だったな」
天馬のような怪物:怪物は破砕され、復活することはない。
春澤楓:「は!」
春澤楓:「復活、する、かも……!」
春澤楓:「……しない?」
冬月忍:「これ以上はないようだな。前回は介入があったようだが……」 周囲を見回しています。
秋里せつか:「あんま見たくない……」顔を背けている。
ユズリハ1号:〈生命反応ハ完全ニ途絶しています〉
夏尾竜成:「死体は回収しとく。こいつ、どっから飛んできたか判るか?」
春澤楓:せっちゃんの視界に入らないよう、馬の残骸を物陰に放り込んでます。
白露花野:〈うえー回収すんの……臭いそうだなあ〉
白露花野:〈飛んできたのは北方かな。港の方だ〉
春澤楓:「みなと」
冬月忍:「残るのは、やはりそこだけか」
春澤楓:「なにがいるのかな。なんかちょうど、オレら四人に……微妙に……関係ありそうな場所を回ってきた感じだろ」
白露花野:〈まあ行ってみるしかねえんじゃねえの。どうせ残りのポイントそこしかねーんだし〉
春澤楓:「最後のとこも、誰かに関係あるなにかがあるのかな」
白露花野:〈なかったらどうなるんだこれ……やっぱり私だけ追い出されんの……?〉
冬月忍:「あることを祈る」
秋里せつか:「誰かって、誰だろね」カエに。
秋里せつか:「白露さんか、清水さん?」
春澤楓:「だれかなぁ。ユズリハ、花野ちゃん、あと清水……」
白露花野:〈変な期待すんなよ……〉
夏尾竜成:「いや、ただの偶然だろ。そもそも冬月と春澤は元からここに居たんだろうし」
冬月忍:「時間をかけている暇はない。先を越されれば、何があっても面倒なことになる」
冬月忍:「行こう」
春澤楓:「ん!いこいこ!」 江岳市街に行く必要はもうなさそうなので元気になっている。
秋里せつか:「はいはい」唇をとがらす。
春澤楓:歩くせっちゃんの横にやってきて、無言で片手をにぎる。
秋里せつか:「ん、え」思わず顔を見る。
春澤楓:歩くのはとくにやめない。手を握って、せっちゃんの半歩後ろを歩いている。
春澤楓:「な」「なんとなく……」
春澤楓:「ちょっとだけ……江岳に行ったら、なんかわかんないけど、寂しくなったから」
春澤楓:「トレーラーにつくまで。いい?」
秋里せつか:「えっと…、そっか。それは。もちろん」
秋里せつか:「あのさ、トレーラー戻ったら、お菓子食べよ。おなかすかない?」
春澤楓:手というか、せっちゃんの指先だけを遠慮がちにちょんとつまんでいる。
秋里せつか:小さな手を柔らかく握り返す。
春澤楓:「いいの?せっちゃん、いつもあんまりお菓子食べないし、むしろ食べ過ぎとか注意する側なのに」
春澤楓:「オレ、大丈夫だよ。ひとりで食べてても」
秋里せつか:「そんなこと言うなっつの。いいじゃん、なんか、おなかすいたの。動きまくったから」
秋里せつか:「たまには、いいっしょ」ムスッとした顔。照れている。
春澤楓:「うん。たまには……うん。嬉しいかな。うれしい」
秋里せつか:横目でその表情を見る。つむじが見える。
春澤楓:「手、離さないでね。霧すごいから。はぐれたら、タイヘンだし」
秋里せつか:「はは。じゃ、しっかり握っててよね」
春澤楓:「握ってるよー!」 ぶんぶんと手を上下させる。
秋里せつか:「うわっ、ははっ、激しいんだけど」
秋里せつか:少し引っ張るようにして、そのままトレーラーへと向かう。
夏尾竜成:「はぁ……元気だな彼奴等。ガッツリ調査して回ったあとだってのに」手をブンブン振っている春ちゃん達を見て
冬月忍:「きみも十分元気そうに見えるが」
冬月忍:「というより、持久力では誰もきみに及ばないだろう」
夏尾竜成:「そう見えんなら、ちっとは昔の経験が生きてんのかね」
冬月忍:「かなり鍛えられたように見える。どこの特殊部隊だ?」
夏尾竜成:「仲間を持つのは初めてだよ。慣れねえことばっかだ」
夏尾竜成:「……俺のことはどうでもいいだろ。つーか隊長はどうしたんだ?エフェスにかこつけて捜査する気まんまんじゃなかったか?」
冬月忍:「笹鳴のことを言っているなら、捜査するつもりはなかった。最初からな」
冬月忍:「俺たちが探しても見つからないということは、向こうが探されたくないからだと推測している」
冬月忍:「積極的に身を隠している。だがなぜか? そこがわからない」
夏尾竜成:「冬月、ほんとにわかんねえのか?」
冬月忍:「きみには意見がありそうだな。聞こう」
夏尾竜成:「……言いたくねえよ。わかんねえもん。お前がどんな反応するか」
冬月忍:「なるほど……だが、心配は不要だ。本音でいい」
夏尾竜成:「ってか、本当はわかってんじゃねえのかよ?お前に何があって隊長のこと信頼してるかは知らねえけどさ」
夏尾竜成:「どんなに強いオーヴァードにだって……一人でいるのには、限界があるだろ」
冬月忍:「俺が彼女を信じているわけではない。ジャームとオーヴァードの違いはなんだと思う?」
夏尾竜成:「誰かと居られるかどうかだろ。あと、ジャームのほうが強い。基本的に」
冬月忍:「そうだ。というより人間関係だな。……つまり彼女が生きていて、ジャーム化していないと考える理由は二つ」
冬月忍:「一つ。彼女なら8割くらいの確率で、ジャーム化する前に自分の始末をつけるだろうこと」
冬月忍:「二つ。俺がいる。人間関係を俺が担保している」 自分の胸の辺りを示す。
冬月忍:「……笑うところだから、笑っていいぞ」
夏尾竜成:「……笑えねえよ。だからやだったんだよ、この話すんの」
夏尾竜成:「最初、お前と俺って似てるなと思ったんだよ。だから……」
冬月忍:「俺も似てると思う、夏尾竜成」
夏尾竜成:「じゃあなんで、その2つだけの理由を、お前は信じられるんだよ」
冬月忍:「俺はね、夏尾竜成」
冬月忍:「誰かから信じられたいだけなんだ。俺だけは最後の一人でいたい。だからそうする。俺にはなりたいものがある」
冬月忍:「そっちはどうだ? 何になりたい?」
夏尾竜成:「……俺には無理だ。信じられねえよ。そういう風になれるなんて」
冬月忍:「そうかもしれない。すまない。失望させたような気がする」
夏尾竜成:「謝るなよ。お前、いいこと言ってるもん」
夏尾竜成:「俺がまだ、お前の言葉を受け取れねえんだよ。悪い」
冬月忍:「……いずれ」
冬月忍:「きみがなりたいものを聞きたい。俺にはできないものになれる気がする」
夏尾竜成:「それまでお前、生きてるかな」
冬月忍:「生きていたら、少しは俺を信じる気になるか?」
夏尾竜成:「答え、言葉にしないとダメか?」
冬月忍:「まさか」
冬月忍:「……そろそろ行こう。春澤と秋里に文句を言われる」
夏尾竜成:「ああ。……ありがとな、冬月」
夏尾竜成:「俺とは全然似てねえけど、お前のこと、前より好きになったよ」

GM:シーンを終了します。
GM:ロイスなどあればどうぞ。購入はダメ!作戦中だから!
夏尾竜成:ロイス感情変えたい!
夏尾竜成:冬月忍/P:信頼/N:嫌悪○/ロイスこれを 冬月忍/P:尊敬○/N:嫉妬/ロイス これに変えたいです!
春澤楓:せっちゃんにSロイスをとりたい・・・おねえちゃん・・・
春澤楓:いやしかし、もう少し寝かせた方がぜったいいいだろう・・!
秋里せつか:私もカエちゃんへのロイス感情を変えます。
秋里せつか:チームメイト/春澤楓/尽力:○/不安/ロイス これが チームメイト/春澤楓/庇護:○/不安/ロイス
冬月忍:ここはロイス変えないんだぜ……!
秋里せつか:にします!
春澤楓:やったー!
春澤楓:せっちゃんのロイスはもう信頼→大信頼に変えているので、このままにします
秋里せつか:わーい
春澤楓:あとはもう極大信頼にするとかしかない
秋里せつか:たくさん成長できそう

GM:次のシーン。

【MiddlePhase/07】

GM:平港に向かうシーンです。シーンプレイヤーは春澤さん。
GM:全員登場可能です、
春澤楓:ひらこー!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:70->73)
秋里せつか:出るよ!
秋里せつか:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

冬月忍:出るしかない
秋里せつか:あわわ
春澤楓:さ、幸先・・・
冬月忍:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 2[2]+67 → 69

夏尾竜成:よ、様子を見ていいですか?
秋里せつか:無理はいけない!
夏尾竜成:力を使いすぎた……
春澤楓:夏尾はトレーラーでハッピーターンでもたべてな!
冬月忍:アルフォートもあるよ!
夏尾竜成:では一旦様子を見よう

GM:【平港】
GM:かつては貿易港としてそれなりに栄えていたというが、
GM:いまはその機能を失っている。寄り付く船があるはずもない。
春澤楓:「馬、こっちから飛んできたんだよな。トレーラーの守り、大丈夫かな……」
冬月忍:「夏尾が残っている。問題ない」
春澤楓:「目を離したスキに馬の大群に襲われてどかーん!とか、ヤだぜ」
秋里せつか:「でもさ、夏尾くん、なんか落ち込んでなかった? なんかあったの」
冬月忍:「どうかな。……俺にはわからない。夏尾には夏尾の事情がある」
春澤楓:「お、オレが冷たくしすぎたからかな」
春澤楓:「あいつ、江岳の時にいろいろ心配してくれたのに、バカとかヘンタイとか言いすぎたかも。あとで謝んなきゃ」
冬月忍:「やたらと清水に話しかけていたので、とりあえず問題ないかと思ったが」
清水篠子:「……私が指標になるの、よく分からないんですけど」交代で出てきている。
春澤楓:「夏尾から逃げてきたのか?」
冬月忍:(夏尾と清水は交際しているものと思っていたが……まさか、違うのか……)
清水篠子:「というよりは」発砲。C種ジャームの一体を撃ち落とす。「こちらの援護に」
清水篠子:「ここもかなり多いですね」
春澤楓:「おっと!」 ハンマーを構える。
春澤楓:「せっちゃん、近づいてくるやつはオレと冬月が全部落とすからな!安心しろよー!」
冬月忍:「ここに“エフェス”か……例のジャケットの少女がいるかもしれない」
冬月忍:「密度の高い場所へ向かうか」 抜刀。極端な下段に構える。
秋里せつか:「頼りになるな、マジで…。うわ」言いながらジャームを避ける。
GM:密度の高いところに向かうと、一匹のジャームが突っ込んでくる。
猪のようなジャーム:突進。素早いが、単純な軌道だ。
冬月忍:「春澤、頼む……と、言うまでもないか」
春澤楓:「言われるまでもねー!」
春澤楓:鼻先にフルスイング! ホームランします。
GM:明らかに直撃の軌道であったが、
猪のようなジャーム:「フシッ」空中で不可解に横っ飛び。それをかわす。
春澤楓:「へっ、いのししヤローめ! そんな力押しでオレに勝てると」
春澤楓:「勝てると思……お……!?」
清水篠子:間髪入れず、飛んだ先の着地点を狙撃。
春澤楓:「わ、わるい! 抜けたー!」
秋里せつか:「えっ、何、今の」
猪のようなジャーム:「フシッ」それもまた空中でさらに横飛びする。
春澤楓:「オレのせいじゃないよな!? なんか変な動きしたよな!?」
冬月忍:「……空中で軌道を。変えられるのか」
清水篠子:「……また!」
秋里せつか:「んな、なにそれ」
猪のようなジャーム:「シャア!」前に突っ込んでくる。
GM:たしかに不可解な動きだが、それは意外性があってのこと。
GM:絶対値の脅威として、そこまで高いとまでは言えない。
GM:流石にこの数なら仕留められるだろう。
秋里せつか:「わ、わ、わ、わあ!」動揺しながら、自分の前面に短刀を精製。飛ばしていく。
冬月忍:「……俺もだ」 光子の爆発により、跳躍して空中で急加速。秋里さんの連射によって生まれた隙を狙いに行く。
猪のようなジャーム:数度回避するが、包囲されるような軌道に動きを制限され、逃げ場をなくす。
冬月忍:「春澤、落とせ!」
春澤楓:「まか、せろ!」 今度こそ一撃必殺の構え。
猪のようなジャーム:「シャア!」もはや逃げ場は前しかない。春澤さんに突撃。
春澤楓:「突進ならなァ」「負けねぇんだよー!」 ハンマーを振り切るのではなく、重量と巨大さを生かして壁のように突進。
春澤楓:そのまま適当な残骸に押し付け、無理やりゴキゴキと潰します。圧殺!
猪のようなジャーム:「フゴッ」直撃し、ひしゃげていく。
春澤楓:「つぶ、れて、死ね!」
猪のようなジャーム:しかし潰されていきながらも、拉げたそばから、異常な速度で回復を始める。
冬月忍:「タフなジャームだな。回復しているのか?」
春澤楓:「おおお、おい冬月! 冬月ー!?」
春澤楓:「なんかこいつおかしい!」
清水篠子:脳天に銃弾を叩き込んだ。
猪のようなジャーム:何度か体内で破裂して、ようやくハンマーに潰れた。
冬月忍:「高い回復力。異常な機動力」
清水篠子:「……見た目はそうは見えなかったですけど」
清水篠子:「相当強力でしたね」
冬月忍:「何か理由があるはずだ。“エフェス”」
冬月忍:「あるいはジャケットの少女。ここにいるのか……?
秋里せつか:思わず、あたりを見回す。
春澤楓:「そういえば、せっちゃんが最初に遭遇したときの馬も、こんな感じのおかしさだったんだよな?」
GM:知覚で判定してみて下さい。
春澤楓:「いるんじゃないか。マジで。ハダカの……エフェス」
春澤楓:ち!
秋里せつか:4dx 知覚!
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,6,8,9] → 9

春澤楓:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[4,7] → 7

冬月忍:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 8[1,2,2,4,6,8]+6 → 14

春澤楓:sasuga!
GM:では、冬月さんが最初に気づく。
GM:埠頭の方。不自然に草木が生い茂った箇所があり、
GM:その奥に人影が見える。
冬月忍:「あれだな」
冬月忍:「……何かがいる。友好的にコンタクトをとってほしい」 指さす。
秋里せつか:「…え、ええ?」
春澤楓:「友好的にって」
春澤楓:「オレだと、ちょっと無理かも」 イズミルの時を思い出して尻込みしている。
清水篠子:「投棄されているとはいえ、そこまでの時間じゃないですから。あんなに繁茂しているのは変だと思うのだけど」
清水篠子:「えっと。私も、苦手というか」
秋里せつか:「……清水さんと冬月さんは、まあ、なんというか。援護、というか。守ってもらうとして」
冬月忍:「任せた」
清水篠子:「うん」
秋里せつか:「カエ」
春澤楓:「う、ん」
秋里せつか:「ちゃんと話せるよ、カエなら。大丈夫だよ」
秋里せつか:「…というか一人じゃ絶対いやだから一緒に来て」
春澤楓:「!」
春澤楓:「そ、そっか。うん!じゃ、いっしょ行こう!」
春澤楓:「オレひとりだと、自信ないけど……せっちゃんといっしょいなら、なんとかなる!」
秋里せつか:「うん」ぶっきらぼうに頷く。「…よし、じゃ。行こ」
冬月忍:(コミュニケーションに習熟した俺もいるしな……)
春澤楓:「ん」 せっちゃんを守るように前に出て、じりじり近づいて行こうと思います。
GM:人影に近づくと、それは少女のようですね。
GM:こちらに気づいたのか、視線を向ける。
秋里せつか:カエの両肩に手を乗せて、後ろからひょっこりと覗く。
GM:それはUGNのものと思しきジャケットを羽織っている。
GM:それは他に衣類を身に着けておらず、白い肌のようなものが覗く。
GM:秋里さんが以前見た少女の姿に相違ない。
春澤楓:「せっちゃんの……」「絵のとおりだ」
春澤楓:「ぎゃーっ! ほ、ほんとにハダカだ!」
GM:肌をよく見れば、鱗のような体表に覆われているのが分かるかもしれない。
春澤楓:「ハダ……あれ?」
春澤楓:「なんか……なんか、違う?」
秋里せつか:「こ、こら。目の前で大声出すな…」
春澤楓:「はっ」
ジャケットの少女:「……」顔を上げる。長い髪に隠れがちだった、顔があらわになる。
春澤楓:「こ、こんにちは」 顔を上げるのに合わせて頭を下げる。
GM:中学生くらいの少女だろうか。
GM:その顔に、春澤さんははっきりと見覚えがある。
春澤楓:「春澤楓です! UGNの、ドラゴン……"尾"のエージェントで……怪しいものじゃ、ないです! 大丈夫!」
GM:姉の……春澤知沙の顔。
春澤楓:「だから……」
春澤楓:「だ」
ジャケットの少女:「こんにちは!」
春澤楓:「…………」
春澤楓:「…………は?」
秋里せつか:「あ、言葉聞こえる…」
冬月忍:「知人か?」
ジャケットの少女:「お名前!お名前、教えて!」
秋里せつか:「えっと。そう、私たち、怪しい者じゃなくて…ええと」「…カエ?」
春澤楓:両手槌をガシャンと取り落とす。
春澤楓:「…………は…………?」
春澤楓:「お」
春澤楓:「お姉ちゃん」
春澤楓:「なんで?」
ジャケットの少女:「あ、あのね、私はね、私は……チサ!」
ジャケットの少女:「?」首をかしげる。
秋里せつか:「え?」
春澤楓:「お姉ちゃん」
春澤楓:「なんで?」
春澤楓:「わ、私だよ。楓だよ」
春澤楓:「お姉ちゃんの、妹だよ。いっしょにニルヴァーナ観てたでしょ」
“チサ”:「……“カエデ”?名前?」
“チサ”:「カエデ!カエデ!」無邪気に笑う。握手を求めるかのように、手を差し出す
春澤楓:「おなじ第二小学校に通ってて……うさぎ小屋の、マロンの話もしたよね」
春澤楓:硬直している。手を差し出すどころか、まともに反応すらできていない。
秋里せつか:「待って、お姉ちゃんって……行方不明だっていう…」
春澤楓:「そう。春澤」「春澤知沙」
“チサ”:「あなたは?名前は?」くるりと振り向いて、秋里さんに問いかける。
“チサ”:「私はね……“チサ”!」
【?????? “チサ”】
冬月忍:「なるほど」
秋里せつか:「………っ、え、わ、私? わ、私は」「せ。せつか……」
冬月忍:「彼女に何か、着るものを」
冬月忍:「日が暮れる前に。冷えるぞ」
“チサ”:「セツカ!セツカ!」笑いながら手を伸ばす。
春澤楓:-お姉ちゃん/春澤知沙/○尊敬/食傷/ロイス(RE) これのNを恐怖に変えます。そして表に。
秋里せつか:「あ。う、うん!そうだね!」冬月さんに慌てて頷く。ブレザーを脱ぎながら少女に寄る。
春澤楓:「お姉ちゃん」
清水篠子:「避難民、といった感じは受けませんけど」銃は降ろしているが、握ったまま。
清水篠子:「これが、“エフェス”なんでしょうか」
春澤楓:「げん……元気そうで、よかった。私の方も、いろいろあったんだ」 みんなをよそに一人でつぶやいている。
冬月忍:「可能性は、高いと思う」
春澤楓:「いろいろあったの。よかった……また会えて、うれしい」
“チサ”:「???」
“チサ”:「カエデ、何を言ってるの?分かんない」
冬月忍:「保護して戻ろう」
秋里せつか:自分のブレザーをチサに巻きつけながら、不安そうにカエを見やる。
清水篠子:「……そうですね。どちらにせよ、保護は必要だと思います」
春澤楓:「うん、うん。そうだね。わかってる。そっちも色々あったんだね」
春澤楓:「ごめんね」
秋里せつか:「ち、チサ。私たちと一緒に、来てくれる」
“チサ”:「うん!あ、ねえ、あなたたちのお名前は?」残り2人に聞く。
清水篠子:「……答えたほうがいいんでしょうか、これ」
冬月忍:「忍。冬月忍」
冬月忍:「彼女は清水篠子。きみを助けに来た。少しだけ俺たちを信じて、ついてきてほしい」
“チサ”:「シノブ!シミズシノコ!」2人に両手を伸ばす。
“チサ”:「うん!“マサト”は居る?」
秋里せつか:「マサト? って、誰…?」
春澤楓:「マサト……?」
清水篠子:「……“ワームウッド”のメンバーかも」
春澤楓:「私は……知らない。お父さんの名前も違うし」
GM:少なくとも、見知った回りには該当する人はいません。
冬月忍:「“マサト”は探してみよう。速く移動しなければならない」
春澤楓:「お姉ちゃん」
春澤楓:「ちっ……"チサちゃん"」
“チサ”:「なにー?」それには振り向いて反応する。
春澤楓:「大丈夫。マサトくんは、私たちが探してみるからね」
“チサ”:「うん!ありがとう、カエデ!」ニコニコと笑う。
春澤楓:「うん。大丈夫だよ。大丈夫」 表情が凍りついたまま変わっていない。
春澤楓:「おかえりなさい。お姉ちゃん」

【MiddlePhase/08】

GM:シーンプレイヤーは冬月さん。全員登場可能です。
春澤楓:でる!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:73->75)
冬月忍:うおーっ
冬月忍:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 8[8]+69 → 77

GM:トレーラー内部から状況報告するシーンですね。
秋里せつか:でよう!
秋里せつか:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 6[6]+74 → 80

春澤楓:夏尾くんとお話したいけど、めちゃくちゃ侵蝕きつそう
夏尾竜成:出よう。2シーンボーッとしてるのは悲しい!
夏尾竜成:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 6[6]+84 → 90

夏尾竜成:うむ……!
夏尾竜成:大丈夫だ。俺には魔王の外套があるし……FS判定にも勝った……

GM:【“尾”保有 トレーラー内部】
GM:あなた達は“エフェス”の可能性のある少女を収容し、“尾”本部へと連絡をつけていた。
添水桃:〈皆さんお疲れ様です。状況はどんな感じですー?〉
冬月忍:「可能性の高い少女を保護した。だが……」 珍しく言葉を止める。
冬月忍:春澤さんを横目に見ています。
添水桃:〈こっちも大変だったんですよ~!ようやく若菜様が帰ってくれたとこで……〉
春澤楓:両脚をなげだして床に座ってます。
冬月忍:「ご苦労だったな。こちらも引き上げたいところだが、可能だろうか」
夏尾竜成:エフェスちゃんっていま春ちゃんの側にいる感じなんかな
“チサ”:「こんにちは!」にこにこと画面に話しかけている。
GM:いるよ!
冬月忍:「帰還していきなり懲罰房に放り込まれるなら、考えなくてはならない」
夏尾竜成:「なあ、秋里。あれが本当に春澤……じゃない。楓の姉貴なのか……?」と画面に話しかけるチサさんを見て言います
添水桃:〈えっと、直接命令違反を犯してるわけじゃないからそのへんは不問っぽいんですけど……〉
秋里せつか:「ん。そうらしいよ」
“チサ”:「こんにちはー!」
白露花野:「これやっぱり、桃には見えてねえのな」
秋里せつか:「…あんま見るなよな…」トレーラーから毛布をかき集めてきた。「チサ、これも羽織って」
“チサ”:「? うん!」
春澤楓:「……おねえちゃん。通信中だから、静かにね」 小さく背中に声をかける。
添水桃:〈花野ちゃんなんか言ったー? あ、はい!司令に代わりますねー〉
冬月忍:「やはり機械に反応しないのか……」 考え込んでいる。
“オディギトリア”:〈お疲れ様です、皆さん〉
夏尾竜成:「そういうんじゃなくてよ……!あれ、どう見たって……」春澤より子供じゃねえか、と言いたいが、春ちゃんを見て口をつぐみます
“オディギトリア”:〈一定の成果が得られたと聞いています。重畳でしょう〉
冬月忍:「まだわからない。彼女があなたの求めている“エフェス”である確証はない」
秋里せつか:「……わかってるよ」小さく夏尾くんに言う。
“オディギトリア”:〈……“エフェス”は“先行種”であると推測しています〉
秋里せつか:「先行種?」
春澤楓:「……先行種?」 うつむいていたが、ようやく目を向ける。
“オディギトリア”:〈インフィニティコード、の方が通りがいいでしょうか。レネゲイドの進化を促す、器のようなものであると〉
冬月忍:「特殊な体質のオーヴァードというやつだな。清水に似ている」
夏尾竜成:「FHのお偉いさんが探してるっつー奴だな。確かにすげえ力だとは思うけど、それだけでこの戦いが終わんのかよ」
“オディギトリア”:〈それそのものか、それの形質を伝染させたものであるかまではわかりませんが。もしそうであるのならば〉
“オディギトリア”:〈その定向をコントロールできれば、C種ジャームの種族優位性を脅かすことが出来るはずです〉
春澤楓:「だ」
春澤楓:「だめ!」 立ち上がる。
冬月忍:「本気か? それでは、まるで……」 春澤の声を受けて、言葉を止める。
春澤楓:「この子は、私のお姉ちゃんなの。春澤知沙なの!」 先生にかまわずまくしたてる。
春澤楓:「たまたまおかしくなってるだけで、ほんとは普通の人なの!」
春澤楓:「そんな、利用とか……コントロールとか、やめて!」
春澤楓:「私が頑張るから!もっと頑張るし、なんでもするから!」
春澤楓:「お、お姉ちゃんを……お姉ちゃんを、もとに戻して……」
“オディギトリア”:〈……それは本当ですか?〉驚愕の色がある。
“オディギトリア”:〈もしもそれが事実であるのなら……いや……〉
夏尾竜成:「"オディギトリア"。気になることがあるならはっきり言ってくれよ。春澤には知る権利があると思うぜ」
“オディギトリア”:〈……とにかく、経過を観察するしかないでしょう。一先ずは、帰投を進めて下さい〉
冬月忍:「何を考えている、“オディギトリア”」
冬月忍:「この一件といい、隠されていることが多すぎる。軍隊は上層部の考えを知る必要はない。だが……」
冬月忍:「あなたが上層部と意見の相違を起こしている可能性がある以上、俺たちは捨て駒になるつもりはない」
“オディギトリア”:〈……彼女が春澤知沙さんであるのならば、“エフェス”の力が本物である可能性が高い〉
夏尾竜成:「……待った。やっぱそれ以上喋るな。待ってくれ」
“オディギトリア”:〈……〉
“オディギトリア”:〈……必要な事項は回答します。とりあえず、今は帰還準備を進めて下さい〉
夏尾竜成:「その本物の力って、春澤には知らせないほうがいい情報か?」
春澤楓:さっき一気に喋ったっきり、がっくりと肩を落としてます。いちおう通信は耳にしているが、まともに聞いてはいない。
“オディギトリア”:〈……進化の力は、一方通行であると推測しています。ジャーム化が不可逆の事象であるように〉
“オディギトリア”:〈それ以上の私の推定であれば、語る準備がありますが。まずは確実な帰投を〉
夏尾竜成:「もういい。わかった。やめろ。その回答で十分だ」
“オディギトリア”:〈本部への報告は留保します。影響度合いが大きすぎますし、身柄が何処へ行くとも分かりません〉
冬月忍:「同感だ。秋里、春澤から目を離さないでやってくれ」
秋里せつか:「なに、なんなの……」落ち着きなく瞬きを繰り返す。
秋里せつか:「う、うん」
冬月忍:「……あまり気は進まないが、帰還するしかないようだ。”行く先”は俺と夏尾で警戒する」
“オディギトリア”:〈“爪”へ“尾”の拿捕命令が出ていることは知っていますか? まだその命令は持続しています〉
冬月忍:「だろうな。“脳”との折衝はあなたの役目だ。どうにかならないのか」
“オディギトリア”:〈余計な行動をするなと、釘を差されたばかりです。しかし〉
“オディギトリア”:〈対空監視網にかからない帰投ルートであれば、一つの候補が〉
夏尾竜成:「今の状態で他部隊とやり合うのは、非現実的だ。そこ使うっきゃねえな。どこだ?」
“オディギトリア”:〈洲延廃街道に、かつて地盤沈降作戦で使用した掘削道があります〉
“オディギトリア”:〈入り口さえ掘り起こせば、そこから基地周辺まで抜けられるでしょう〉
冬月忍:「街道か。……。いや。それが唯一の手段なら、従おう」
春澤楓:「お、おねがい」 オディギ先生に力なく言う。
春澤楓:「おねがい。おねえちゃんを連れてかないで」
春澤楓:「せめて、うちで一緒にいられるように……おねがい……」
“オディギトリア”:〈……“あなた”から姉を奪いたいわけではない〉それだけ呟くと、通信は切れます。
春澤楓:「…………」 伸ばした手をぱたんと下ろす。
春澤楓:そのままトレーラーの壁によりかかって、ずりずりと座り込みます。
冬月忍:「春澤。これから移動するが、少し休め。きみは疲労している」
春澤楓:「そ、そんなことない」
春澤楓:「戦える。戦えるよ」
秋里せつか:「ダメだよ。そんな顔で…」
白露花野:「てか、戦うんじゃなくてこれから帰るんでしょ」
夏尾竜成:「これから何するのかもわかってねえじゃねえか。大人しく休んどけって」
春澤楓:「でも……だって……」
冬月忍:「聞いての通りだ。白露。小休止をとりたい」
春澤楓:「か」
春澤楓:「カルナは……ニルヴァーナのカルナは……こんな時に弱音なんて吐かないんだよ」
白露花野:「ん。りょーかい」
春澤楓:「辛いことがあってもすぐ立ち直って……オレがやらなきゃ誰がやるんだって……」
春澤楓:「お姉ちゃんが帰ってきたんだもん。私が頑張らなきゃ……!」
夏尾竜成:「誰だよそれ。漫画のキャラ?つーか逆だろ、逆!」
春澤楓:自分に言い聞かせるようにぶつぶつ言っている。
冬月忍:「彼女はきみの“お姉ちゃん”か。俺には親族はいないため、どのような存在か把握するのが難しい」
夏尾竜成:「そんなちっこいのに、化物共と戦って……今までが頑張りすぎなんだよ。ようやく姉貴が見つかったんだ。俺たちに任せて、少しぼけっとしてろって」
冬月忍:「思い出があったら、少し語ってくれないか? 仲間のことだ。できれば知っておきたい」
春澤楓:「……」 夏尾くんの言葉をうけて、またへなへなと壁によりかかる。 「思い出なんて」
春澤楓:「そんなの……学校から帰ってきて、いっしょに5時半からニルヴァーナ観てたこととか」
春澤楓:「小学校、おなじだったから……うさぎのマロンが脱走してたいへんだったんだ、って話した事とか」
春澤楓:「いっぱいあるのに、あの日のことばっかり思い出すんだ」
秋里せつか:「あの日?」
春澤楓:「うん。マロンの話して、ニルヴァーナ観た日」
春澤楓:「ばんごはん食べて、お姉ちゃんの部屋でトランプして、寝て、夜中に起きて」
春澤楓:「下におりたらジャームがいて、お父さんとお母さんが殺されてて……お姉ちゃんだけ見当たらなくて」
春澤楓:「その日のことばっかり思い出すんだ」
春澤楓:「だから、再会できたら、またいっぱい思い出を作ろうって思ってたのに……」
春澤楓:「どうすればいいのか、わかんないよ……」
秋里せつか:「…カエ、あのさ」
秋里せつか:「ごめん、私…全然、あんたをきちんとした言葉で励ましたりできないんだけど」
秋里せつか:「でも、なんかさ、十分、がんばってんじゃん。がんばってるよ、カエは」
春澤楓:「……そうかな」
春澤楓:「でも、いま、頑張れてない……じゃん」
秋里せつか:「だから、休もう」そばにしゃがみこむ。
春澤楓:泣きそうになるのを我慢しつつ、目元を何度も拭っている。
秋里せつか:その頭をぎゅっと抱きしめる。
春澤楓:「うぅう……」
春澤楓:「な、泣いたら……冬月とか夏尾に……笑われる……」
冬月忍:「常に最高のパフォーマンスを発揮できる者はいない。するべきときにする。それだけでいい」
冬月忍:「俺の笑いはそんなに安くはない」
夏尾竜成:「こんな時に笑えるやつ、人間じゃねえよ」
春澤楓:「うぅぅ~~~」
春澤楓:ぎゅーっとせっちゃんにしがみついて、大声でわんわん泣きます。
秋里せつか:「うん、うん」背中をなでる。
春澤楓:「うあああーーん!」
冬月忍:「……必要なことだ。家族が戻ってきたときくらい、人間は泣いた方がいい……」 春澤から目を逸らし、地図と睨みあいしはじめる。
秋里せつか:「……こういう時に、泣いちゃう人のが、好きだよ。私は」

GM:シーン終了。ロイスのみ可能。
春澤楓:冬月先生へのロイス感情を反転するよ!
春澤楓:?
春澤楓:ログチェックしたら、すでに信頼表にしてた・・・
冬月忍:春澤楓にロイス。 尊敬〇/不安。 誰かのために泣ける人物は尊敬できるからだ!
夏尾竜成:平気!
冬月忍:以上!
秋里せつか:ジャケットの少女への感情を変更します。ジャケットの少女/好奇心/不安:○/ロイス⇒ジャケットの少女/庇護:○/不安/ロイス
秋里せつか:彼女は俺が守る! 以上です。
春澤楓:あ!
春澤楓:そういえばシナリオロイス、とってない!
春澤楓:シナリオロイスをとろうと思うんですが、GM
春澤楓:このシナリオロイスのエフェスって、チサちゃんで確定なんでしょうか。ストーリー上だとまだ微妙に断言はできない感じですよね
GM:あー
GM:次のシーンではっきりしそうな感じがしています
春澤楓:!
春澤楓:じゃ、じゃあ、シナリオロイスは次のシーン終わりに取ろうかな。
春澤楓:以上です!

【MiddlePhase/09】

GM:クライマックス前最後のシーン。全員登場を推奨します。
春澤楓:最後!
冬月忍:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 10[10]+77 → 87

秋里せつか:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 3[3]+80 → 83

春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:75->76)
夏尾竜成:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 10[10]+90 → 100

春澤楓:ふ、フルパワーアタックができない
夏尾竜成:うわっ
春澤楓:夏尾ー!!
秋里せつか:ななななつおくん
夏尾竜成:重い……!

GM:【洲延廃街道】
GM:トレーラーに搭載されていた爆薬を使い、発破。
GM:彼の言の通り、地下には空洞が空いている。
GM:かつて、UGNが作戦行動に使用したという横穴が伸びている。
夏尾竜成:「なあ、春澤はもう落ち着いたか?」
春澤楓:口数は少ないが、多少は落ち着いてます。泣きまくったせいで目元が赤い。
春澤楓:「大丈夫。でも」
春澤楓:「せっちゃんの服、汚しちゃった……」
秋里せつか:「っぶ」噴出す。「そんなの気にしなくていいっつの」
秋里せつか:「どうせ。たいした服じゃないし」
夏尾竜成:「どうせどっかの戦闘で破れるしな」
秋里せつか:恥ずかしそうに頬をかく。いつも通りの学生服姿。
春澤楓:「で、でも、制服だよ夏尾。せっちゃんの服」
春澤楓:「制服って、高いんだよ。お母さんが言ってたもん」
冬月忍:「むしろ、いままでよく無事だったものだ」
清水篠子:「軍用服よりは高くないと思うのだけど」
秋里せつか:「高いから、丈夫なんじゃないの」
秋里せつか:「いいよ、いいよ。私の話は」照れている。「それより、どうなの、冬月さん」
秋里せつか:「敵とか、いないよね」
夏尾竜成:「平気だろ。さっき見たとおり、出入り口はふさがってたんだ。入りたくても入れねえって」
冬月忍:「内部については……、よくわからない」
清水篠子:「トレーラーもなんとか通れそうですね」
夏尾竜成:「作戦で使われた……っつってたけど、まさかその時から人が入りっぱなしなんてこともねえだろうし」
冬月忍:「この周辺には、ジャームの墓しかなかった。何か予想外の事態が起きていることもあり得る」
冬月忍:「最大警戒で全速突破。いつも通り、それしかないだろう」
白露花野:「ええこれ通れるかあ……?狭くない……?」
夏尾竜成:「え?ジャームの墓ってマジ?聞いてねえんだけどそれ」
ユズリハ1号:「問題ありません。ユズリハノ完全なる操作プログラムを適用すれば」
春澤楓:「ふっ、ふふっ」
ユズリハ1号:「惰弱ナ人間ノ運転技能とは比べものにならない速度と安全性を保証します」
冬月忍:「さすがだ、ユズリハ1。迅速に突破しよう」
春澤楓:「わちゃわちゃしてる。なんか、いつもどおりだね。おもしろいな」
冬月忍:「死んだジャームはいいジャームだ。あえて言及する意味がないと思った」
ユズリハ1号:「……グズグズせずに貴様ら全員ノ生殺与奪ノコントロール権を……ム」
ユズリハ1号:「後方より熱源接近」
夏尾竜成:「いや、まあ、死んでるならいいんだけどよ……偶にどう考えても死んでるのに、山からでてくるようなやつもいるからな……」
夏尾竜成:「ちょっと怖くなっただけで……って、ああ!?」
秋里せつか:「…うん」カエに頷く。「いつも通りだよ」
GM:言い終わると同時に、車体に激しい衝撃が走る。
ユズリハ1号:「これハ攻撃です」
冬月忍:「なるほど。熱源。ユズリハ1、振り切れるか?」
秋里せつか:「いつも通り……」「……最悪なことが起きる」
春澤楓:「……!」
ユズリハ1号:「不可能です。走行系ガ損傷」
ユズリハ1号:「……第二波!」
春澤楓:「花野ちゃん! 攻撃、どこから!」
白露花野:「真後ろ……!」
GM:再び衝撃。
GM:地盤がえぐられたのか、車体が横倒しになる。
春澤楓:「お姉ちゃん!」 チサちゃんが危なそうなら、受け止める!
冬月忍:「地盤沈下作戦、オペレーション・キャットフィッシュだったか……? かなり不安定になっているな」
“チサ”:毛布ごと手に収まる。
冬月忍:「迎撃しよう。でなければ、生き埋めになる」
清水篠子:「そうですね。脱出したほうがいいかと」
秋里せつか:「うぎっ、痛っ、痛!」色々な物にぶつかっている。
春澤楓:「お姉ちゃんも外に出すしかないよね? ああっせっちゃん! ああー!」両手がチサでふさがってるのであわあわしている。
冬月忍:「清水、秋里を頼む。ユズリハ1、掴まれ。一度出るぞ」
冬月忍:「夏尾は自力でどうにかしろ」
夏尾竜成:「もうしてるよ!俺も行く。クソッ、こんなとこで仕掛けてくるなんて、何処の馬鹿だよ!」冬月先生と一緒に車外へ出ます
秋里せつか:「もうっ、最悪!」清水さんに助け起こされている。
清水篠子:「了解」
白露花野:「私置いてかれるやつじゃん……!」
清水篠子:「……全員が出るなら、車内のほうが安全かも」
白露花野:「ほんとに……?信じるからな……?」
春澤楓:「花野ちゃんもはやく! 中は絶対危ないって!」
春澤楓:「ちゃんと守ったげるから!」
白露花野:「ほ、ほんとだな……!絶対だぞ……!」
冬月忍:「……だ、そうだ。我々の傍を離れるな」
春澤楓:「ま、まあ……お姉ちゃんと、せっちゃんの次くらいの優先度で……たぶん……」
白露花野:「なんとも不安なんだけど……!」

GM:外に出ると、そこにはいくつかの人影がある。
徒手の青年:「ほら?言った通りだろ、“アラシェヒル”」夏尾・清水は一度遭遇している青年。
徒手の青年:「何も馬鹿正直に探し回る必要はねーってことだ。仕掛けときゃ勝手に見つけてくれる」
“アラシェヒル”:「……そのようで。君は悪知恵が回るね」ナイフを手にした青年。“アラシェヒル”。
春澤楓:「え。誰」 お姉ちゃんを背後にかばいつつ、みんなに視線を向ける。
夏尾竜成:「お久しぶりだなナンパヤロー。いいのかよ?もうコソコソしなくてよ」
清水篠子:「……この間、遭遇した納豆」
冬月忍:「ワームウッドの連中か。多勢だな」
秋里せつか:「納豆…納豆?」
春澤楓:「納豆……?」
徒手の青年:「コソコソしてるやつを咎めるほうが優先で……ハア?」
徒手の青年:「お前ら、何勝手に俺に変なあだ名つけてんの?」
“アラシェヒル”:「……それは、君が名乗らないからじゃないのか」
春澤楓:うんうん、と後ろで頷いている。
徒手の青年:「……それもそうだな。もう誤魔化す必要もねえ」
“ベルガマ”:「“ベルガマ”。“ワームウッド”」
【FHセル"ワームウッド"構成員 “ベルガマ”】
“デニズリ”:「“デニズリ”」メイド服の少女が、後ろから現れる。
“デニズリ”:「……4番目の星は実業家」手をかざすと、トレーラーの中から赤い立方体が飛び出す。
【FHセル"ワームウッド"構成員 “デニズリ”】
冬月忍:「レネゲイド・コントロール用の武装か」 アルティメイド服だと勝手に推測!
冬月忍:「装甲兵。砲兵か。厄介だな」
春澤楓:「なんの用なの」
春澤楓:「一度会ったけど、あのときは別に戦わなかったでしょ」
“ベルガマ”:「何って、お前らと一緒だよ」
夏尾竜成:「事情が変わったんだろ。望みは“エフェス”か」
“ベルガマ”:「そうだ。“エフェス”。そいつを迎えに来た」
春澤楓:「!」
春澤楓:「わ、渡さない!」
春澤楓:チサちゃんの前に出る。
“チサ”:「こんにちは!」手を振っている。
春澤楓:「お姉ちゃんは……お姉ちゃんは、"エフェス"なんかじゃない。春澤知沙なの!お姉ちゃんなの!」
春澤楓:「あなたたちには、絶対に渡さない……!」
“アラシェヒル”:「彼女は“エフェス”だよ。僕らの付けた、“教会”の一員に迎えるための名」
夏尾竜成:「お前らにとっちゃただの力かもしれねーけど。俺達にとってはそれ以上の意味がある」
冬月忍:「そうだな。春澤、手を貸そう」
“ベルガマ”:「意味?聞いてやるよ。説得されるかもしれないぜ?」
冬月忍:「……なぜきみたちは、こんなわかりやすい嘘ばかりつくんだ?」 夏尾くんに言ってる。
夏尾竜成:「俺は本気のつもりだぜ。……今の春澤の言葉を聞いて、なんにも思わないならいい」
“デニズリ”:「私たちにとっても、それ以上の意味があるの」
“デニズリ”:「先生がそう言ってた」奇怪な直方体を組み合わせた物体が、周囲に浮遊する。
冬月忍:「いや。そうではなく、きみと似たようなタイプのような……まあいい」
冬月忍:「交戦開始だ」
春澤楓:「おねがい……連れていかないで」
春澤楓:「たった一人のお姉ちゃんなの。お父さんもお母さんも死んじゃって、もうお姉ちゃんしかいないの」
春澤楓:「連れてかないで!」
“アラシェヒル”:「……どういうことだ?“エフェス”に、血縁などあるはずは……」
“ベルガマ”:「大方、そう刷り込まれでもしてるんだろうよ。邪竜お得意の記憶を弄るやつだろ」
“デニズリ”:「その子は、私たちの同類。“ワームウッド”でしか生きられないって、先生が」
“デニズリ”:「おいで!“エフェス”」
“チサ”:「私はね!“チサ”!」
春澤楓:「嘘じゃない、嘘じゃないよ……! お姉ちゃんは、お姉ちゃんだもん……!」
夏尾竜成:「春澤。花野と下がってろ。“ベルガマ”とお前の相性は悪い」
夏尾竜成:「ここは俺たちでなんとかする。冬月も秋里も、それでいいよな?」
“アラシェヒル”:「“チサ”。僕たちと来てくれないか」
冬月忍:「……承知した。いずれにせよ、ここを譲るわけにはいかない」
秋里せつか:「……そだね」
“チサ”:「あなた達と?“マサト”も居る?」
秋里せつか:「って、言いたいけど」横目でカエを見る。
“アラシェヒル”:「“マサト”……? いや、」
“ベルガマ”:「――ああ、俺が“マサト”だ。こっち来るか?」
春澤楓:「……!?」
春澤楓:「え、え?」
“チサ”:「ホント?」
冬月忍:「嘘だな」
“チサ”:「ウソ……?」
“ベルガマ”:「ほんとほんと」
冬月忍:「春澤、彼女を離すな。今日はしっかり捕まえておけ」
“チサ”:「どっち……」
夏尾竜成:「マジだとしても信じねえし渡さねえよ」
春澤楓:「う……で、でも……」
春澤楓:「せっちゃん、夏尾、ど、どうしよう」
春澤楓:「あっちがほんとのマサトで、お姉ちゃんが探してる人だったら……」
“デニズリ”:「嘘はよくないって、先生は言ってたよ」
“ベルガマ”:「あいつがんなこと絶ってー言うかよ」
夏尾竜成:「そうだとしてだ。お前の家族を殺した奴らに、姉貴を任せるつもりなのか?」
春澤楓:「そ……それは……」
春澤楓:「任せたくない。渡したくないよ」
清水篠子:銃を構える。「あまり、口車に乗せないほうがいいと思うのだけど」
秋里せつか:「…ずっと頑張ってきたんでしょ。イズミルの時に、たくさん後悔したんでしょ」
清水篠子:「こちらが有利になることなんてないもの」
冬月忍:「同感だ。黙らせよう」
秋里せつか:「また、同じ後悔するの」
春澤楓:「……」
春澤楓:パンパンと自分の頬を叩く。
春澤楓:「しない!」
秋里せつか:「カエ」
秋里せつか:「カルナは、こういう時、どうすんのさ」
春澤楓:「カルナは……」
春澤楓:「カルナは、前を向いて戦うんだ」
春澤楓:「"家族を殺したお前らに、姉貴を渡しはしねえ"って」
春澤楓:「"オレが相手だ"、"速攻で黙らせてやる"って……戦うんだ!」
春澤楓:「同じ後悔は、二度しない!」
“アラシェヒル”:「……どうやら、戦うしかなさそうだ。“ベルガマ”、ここからは手を動かしてくれ」
“ベルガマ”:「分ーってるつーの。お前もちゃんと向こうを狙えよ」
“アラシェヒル”:「“デニズリ”。やりすぎないでくれよ」
秋里せつか:「うん」頷いて、他のみんなに言う。「ごめん。チサは…皆で、守ろうよ」
“デニズリ”:「うん。半球に瞬く星は、我らの4つで満ち足りる」
夏尾竜成:「んだよ。俺たちだけでもいいっつってんのに。そんなに信用できねえか?」
冬月忍:「承知した」 鯉口を切る。 「お引き取り願おう」
春澤楓:「信じてるよ。夏尾も冬月も、オレがしょんぼりしてる間、ずっと気ぃ遣ってくれてたの、覚えてるもん」
春澤楓:「迷惑かけてごめん。オレも、戦う」
春澤楓:「いっしょに、お姉ちゃん、守って!」

GM:シーン終了。

【Climax/幽明異境嬰児 エフェス】

GM:クライマックス。登場をどうぞ。
春澤楓:出!
夏尾竜成:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 9[9]+100 → 109

春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:76->78)
秋里せつか:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 1[1]+83 → 84

春澤楓:ぐえええ低い
夏尾竜成:高いなーw
秋里せつか:夏尾くん…!
冬月忍:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 3[3]+87 → 90

GM:衝動判定はありません。彼らからは衝動を喚起するような雰囲気を感じない。
夏尾竜成:まあ、平気でしょ。生還者生還者!
春澤楓:生還者、死にそう
春澤楓:えーっ衝動判定がない!
春澤[3] 夏尾[11] 秋里[8] 冬月[12]

        5m

   “アラシェヒル”[15]
“デニズリ”[9] “ベルガマ”[4]
   バンプキューブ*3[21]
GM:配置はこんな感じ。
GM:なお、NPCカードのリマインドと、追加を。
夏尾竜成:水!

ユズリハ1号 使用タイミング:オートアクション
以下の2つからどちらかを選ぶ。シナリオ2回使用可能。(残1回)
【援護射撃】:判定の直前に使用。判定ダイスを+5個。
【ディフェンスサポート】:ガード時に使用。ガード値を+9。
春澤楓:夏尾くんの侵蝕がめっちゃヤバそうだからガードを使う目があるかと思ったけど
春澤楓:考えてみたら夏尾くん、あんまガードするタイプでもないな・・
夏尾竜成:反撃を捨てることになってしまう
春澤楓:冬月先生かせっちゃんの範囲攻撃に乗せるのがいいのかなあ

清水篠子 使用タイミング:イニシアチブプロセス
敵1体に対し、即座に40点のHPダメージを3回与える。
GM:以下の2枚が使えます。上手く利用してね。
夏尾竜成:インチキ性能
秋里せつか:なんじゃそりゃ…
春澤楓:オルトリンデ、圧倒的に強い
夏尾竜成:もうアラシェヒルに撃ちたいレベル
春澤楓:実際割と最適解な気がするw
秋里せつか:気がする
夏尾竜成:アラシェヒルに行動されると、全員のロイスが2つくらい飛びかねないからなあw
冬月忍:使っていきますか……
春澤楓:アラシェヒルに撃とうw
秋里せつか:アラシェヒルで!
夏尾竜成:まあ、セットアップの後でね!
GM:ではセットアップ!
春澤楓:フルパワーアタッ…………いえ、なんでもないです……
秋里せつか:《得意領域》使用します。侵蝕率3上昇。
春澤楓:非80%のゴミなので、何もありません……えへへ……
冬月忍:なしっ
夏尾竜成:《破壊の渦動》を使用します。ラウンド間攻撃力+18、ついでに暴走。変異暴走で行動値が0になります
“デニズリ”:デニズリと従者も《得意領域》。RCダイスを増加。
夏尾竜成:ちがうわ
夏尾竜成:《螺旋の悪魔》です
“ベルガマ”:《フルパワーアタック》。攻撃力を上げ、行動値0に。
春澤楓:お、おまえー!!
春澤楓:「戦える……戦える」
春澤楓:「お姉ちゃんを守るんだ。今度こそ!」 口調はいつも通りだが、力が戻りきっていない。
春澤楓:「戦えるのに……くそ……!」
GM:イニシアチブに入ります。
春澤楓:「夏尾!冬月!どっちでもいいからオレ殴って!」
春澤楓:「そしたらムカついて力戻ってくる気がするから!」
GM:何もなければ、従者の行動から。
冬月忍:イニシアチブで使いますか?
春澤[3] 夏尾[0] 秋里[8] 冬月[12]

        5m

   “アラシェヒル”[15]
“デニズリ”[9] “ベルガマ”[0]
   バンプキューブ*3[21]
春澤楓:使おう使おう!
冬月忍:アラシェヒルを沈めによォォーッ
秋里せつか:使いましょう!
夏尾竜成:「安心しろ。そんなことしなくても、俺の方は絶好調だ。……来いよ"ワームウッド”。蹴散らしてやる!」
春澤楓:このバステナイフマンは速攻で落とさないとヤバい!
夏尾竜成:やっちゃO
冬月忍:いきましょうっ
冬月忍:「問題ない。俺たちがやらずとも、向こうの方から殴ってくる」
GM:ではNPCカードが使用されます。
春澤楓:たのみます!
夏尾竜成:「思い出したぜ。あのクソ師匠と比べりゃ、何人いようが怖かねえってな」
清水篠子:「いえ」既に銃撃している。「それだと問題があります」アラシェヒルを狙った。
清水篠子:「彼に攻撃されるわけにはいかないので」
“アラシェヒル”:「なっ……!」思い切り被弾。肩から血の華が咲く。
冬月忍:「よし。見事だ、一人止めたか」
“アラシェヒル”:《透過》を使用。3発目のダメージだけを0に。
GM:もったいないけどな……
春澤楓:あ、あれっ
春澤楓:3発目のダメージを軽減できるってことは
春澤楓:まさか、死んでいないのでは
GM:生きてるよ!
春澤楓:はわわわ
“アラシェヒル”:「ぐっ……クソッ!」自らの瘴気まみれのナイフで、腕を刺す。
春澤楓:「やっ……て、ない!」
“アラシェヒル”:出血ごと片腕の機能を止めた。
夏尾竜成:120%エフェクトなんて
夏尾竜成:卑怯だぞ!
秋里せつか:「うわっ、何してんの…」顔をしかめる。
清水篠子:「……すみません。仕留め損ねました」
冬月忍:「問題ない。相手がうまくやった。こちらで追撃する」
清水篠子:「お願いします。こちらは彼女らの護衛に回ります」
“アラシェヒル”:「やはり、厄介な敵が多いな……!」
春澤楓:「あっそうか、花野ちゃん」 忘れていた。
夏尾竜成:「……やっぱさっきの無し。アラシェヒル以外かかってこい!お前はさっさと帰れ!」
GM:では改めて、従者の手番。
“デニズリ”:「じゃあ、三つの連なりが……星があなた達を狙うよ」
“デニズリ”:「天が墜ちるって、先生に言われたもの」
バンプキューブ:《雨粒の矢》《塞がれた世界》《原初の赤:スキルフォーカス》。
GM:シーン攻撃します。
春澤楓:あわわ
夏尾竜成:塞がれた世界!かっこいいやつ!
夏尾竜成:どんな効果だっけ
GM:複数体攻撃に対して攻撃力UPですね。
夏尾竜成:ひえー
GM:実質的には、追加効果のない装甲有効攻撃。
バンプキューブ:13dx+10
DoubleCross : (13R10+10[10]) → 8[1,1,1,2,3,3,3,4,4,5,6,8,8]+10 → 18

春澤楓:あっ低い
秋里せつか:雨粒の矢だもんね…!
夏尾竜成:反撃したいな……
冬月忍:浸食を上げたい。これは当たろう。
冬月忍:つまりガードで。
夏尾竜成:反撃したいけど侵蝕危ないんだよなー……んー……
春澤楓:せっかくエフェクトを取ったので、使います……《竜鱗》!
春澤楓:リアクションを放棄して、装甲を+30します。
秋里せつか:同じく、せっかく取ったエフェクトを使ってみたい!《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》します。
夏尾竜成:《迎撃する魔眼》《原初の赤:黒の鉄槌》で反撃します。侵蝕+9。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:78->81)
夏尾竜成:12dx8+4
DoubleCross : (12R10+4[8]) → 10[2,3,3,5,5,6,7,8,9,9,10,10]+5[3,3,3,3,5]+4 → 19

夏尾竜成:リアクション不可です
春澤楓:がんばれー!
秋里せつか:7dx@9+7
DoubleCross : (7R10+7[9]) → 10[1,4,4,5,6,9,9]+6[3,6]+7 → 23

夏尾竜成:侵蝕が121になるよー
秋里せつか:よけられたのでは!
バンプキューブ:では秋里さん以外にダメージ!
バンプキューブ:2d10+24 ガード装甲有効
DoubleCross : (2D10+24) → 11[9,2]+24 → 35

夏尾竜成:2d10+32
DoubleCross : (2D10+32) → 9[7,2]+32 → 41

GM:こっちのほうが食らう……ひどい
夏尾竜成:10点食らって耐えてる!
GM:41点はもろに受けるが健在。
冬月忍:げっ、生き延びてしまった
春澤楓:装甲48なのでカキーンです。
冬月忍:HP残り1
夏尾竜成:一発じゃ死なないのか……!きついな
秋里せつか:やったー!生きてる
春澤楓:1w
GM:龍鱗かった
夏尾竜成:とりあえず《破壊の渦動》を使っておきます。侵蝕+5で126
バンプキューブ:2体目も同じ攻撃!
夏尾竜成:こっから全部装甲値無視!
バンプキューブ:15dx+12
DoubleCross : (15R10+12[10]) → 10[2,3,3,3,4,5,6,8,8,8,9,9,9,10,10]+3[1,3]+12 → 25

夏尾竜成:んんんん……どうしよっかな
冬月忍:あっ、ていうか私はアホだ! 回避コンボの浸食率が5上がるから、これで100に確定で届くじゃないか! 避けよ。
春澤楓:春澤はHP多いし、侵蝕上げるにしても竜鱗のほうが確実なはず……!《竜鱗》!
夏尾竜成:一発で倒れないならあんま美味しくないよなーって気がするから、ガードしようかな。ガードサポートほしいかも。
春澤楓:冬月先生w
冬月忍:ドッジコンボ風枕。
春澤楓:ガードサポート使いなさい!
秋里せつか:同様に《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》!
春澤楓:君がいちばん侵蝕ヤバいんだから!
冬月忍:12dx7+6=>25
DoubleCross : (12R10+6[7]>=25) → 10[1,1,1,2,2,3,5,5,8,9,9,10]+10[1,4,6,9]+4[4]+6 → 30 → 成功

夏尾竜成:ディフェンスサポートだった!貰いたいです
秋里せつか:7dx@9+7=>25
DoubleCross : (7R10+7[9]>=25) → 10[1,3,4,4,5,9,9]+10[10,10]+10[5,10]+2[2]+7 → 39 → 成功

春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:81->84)
冬月忍:浸食率90→95
春澤楓:えっすご
GM:ではユズリハの効果で、夏尾くんのガード値は+9されます。
秋里せつか:えっすっげえ回った
GM:これでユズリハも回数切れ!
バンプキューブ:ダメージ!
夏尾竜成:オートでウェポンケースくんからジュラシックレコードを抜いてガードします
バンプキューブ:3d10+24 ガード装甲有効
DoubleCross : (3D10+24) → 22[10,8,4]+24 → 46

春澤楓:高くない……?
夏尾竜成:9点受けて生存!
春澤楓:装甲48点でカキーンです。
GM:高くない……?
バンプキューブ:3体目!
バンプキューブ:15dx+12
DoubleCross : (15R10+12[10]) → 10[1,1,1,2,2,2,4,4,6,6,8,9,9,9,10]+4[4]+12 → 26

冬月忍:こっちも回避を試みる。ドッジコンボ風枕。
冬月忍:12dx7+6=>26
DoubleCross : (12R10+6[7]>=26) → 10[2,2,4,6,6,7,9,9,10,10,10,10]+6[1,3,3,3,5,5,6]+6 → 22 → 失敗

秋里せつか:三度目の正直! 《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》!
冬月忍:当たった!浸食率は100%ぴったりに。
夏尾竜成:固定値を見るにあんまりガードしても意味なさそうだし、反撃しようかな。
秋里せつか:7dx@9+7=>26
DoubleCross : (7R10+7[9]>=26) → 8[1,2,4,5,6,7,8]+7 → 15 → 失敗

秋里せつか:こっちもダメでした
春澤楓:な、夏尾・・大丈夫なのか夏尾・・しなないでね・・
夏尾竜成:《迎撃する魔眼》《原初の赤:黒の鉄槌》
夏尾竜成:12dx8+4
DoubleCross : (12R10+4[8]) → 10[1,3,4,4,4,6,6,8,8,9,10,10]+10[2,7,7,10,10]+7[6,7]+4 → 31

GM:ダメージ!
夏尾竜成:4d10+32 リア不装甲無視!
DoubleCross : (4D10+32) → 28[5,10,5,8]+32 → 60

バンプキューブ:3d10+24 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+24) → 15[7,5,3]+24 → 39

GM:痛いよ……!
夏尾竜成:うむ、やはりガードしても間に合わない数値……
バンプキューブ:まだ死にはしない!
春澤楓:あっ、これオレだけリアクションしてなかった!
春澤楓:竜鱗です。
春澤楓:カキーンです。
夏尾竜成:侵蝕が135になって、HPも0になります。ロイスを切ろう。
冬月忍:アラシェヒルに 親近感/脅威○ でとって、タイタス昇華。復活します。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:84->87)
秋里せつか:死にます!
冬月忍:アラシェヒル、苦労してるよな……
秋里せつか:リザレクト。
秋里せつか:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 4[4]+96 → 100

春澤楓:ひょえー
春澤楓:いや、このタイミングの100はいい感じなのか
夏尾竜成:"ベルガマ”くんにP/親近感/N:憤懣○でロイスを取って昇華、復活します。
バンプキューブ:無数の立方体が赤い光の線になって、無数に殺到した。
バンプキューブ:一つ一つの威力はそうでもないが、打点が集中した部分は致命傷となるだろう。
冬月忍:「避けきれないな。手数の多い敵だ……」
夏尾竜成:武器を展開して一つを迎撃、残り二つに反撃し、手傷を負わせよう
春澤楓:「盾男みたいに……盾男みたいに、受け流す感じで……!」 直撃と同時に後ろに跳び、衝撃を相殺した。
夏尾竜成:「チッ!流石に受けきれねえな。しかも硬えし」
秋里せつか:「うわ、うあわっ」片手に虹光が迸る。周囲に無数の小さな盾が生成され、光に当たって弾ける。
春澤楓:「み、みんな……! 大丈夫? 大丈夫だよね!?」
春澤楓:「ヤバそうだったらオレ盾にして! 休んでたぶん、まだまだいけるから!」
夏尾竜成:「余計なお世話だっつ~の!それより来るぞ、本命が!」
冬月忍:「これで本調子だ。問題ない。きみに気遣われるような鍛え方はしていない」 光子を掌で消したり点滅させたりする。
春澤楓:「心配してあげてるのに!」
“アラシェヒル”:“アラシェヒル”の手番。
秋里せつか:「盾とか言うから、だよっ」
夏尾竜成:行動値増やせないかな~w
夏尾竜成:冬月先生、急に行動値100になってこいつをぶっ倒してくれw
春澤楓:触媒がほしい・・・
“アラシェヒル”:マイナーで5m後退。
“アラシェヒル”:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《雷光撃》《滅びの一矢》《スタンボルト》《雷の残滓》《うごめく弾丸》《踊る髪》《ブレインハック》《血の宴》。4人に範囲攻撃。
春澤楓:ひええ
“アラシェヒル”:命中で邪毒、憎悪。ダメージで硬直、放心、重圧です。
冬月忍:オノレーッ
秋里せつか:いやだ…
春澤楓:ブレインハックと硬直がやべえ……
“アラシェヒル”:21dx@7+5
DoubleCross : (21R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,6,7,9,9,9]+10[2,6,10,10]+ 10[1,8]+4[4]+5 → 39

夏尾竜成:《迎撃する魔眼》《原初の赤:黒の鉄槌》で反撃します。流石にこれで落とせよう
夏尾竜成:130だとダイス増えるんだっけ?
GM:増えますね!
冬月忍:回避狙いだ!
冬月忍:ドッジコンボ風枕。
夏尾竜成:13dx8+4
DoubleCross : (13R10+4[8]) → 10[1,1,2,3,4,5,5,6,7,8,8,8,9]+7[5,6,6,7]+4 → 21

冬月忍:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,7,7,7,8,8,9]+6[1,1,1,5,5,6]+6 → 22

春澤楓:せ、先生ー!
秋里せつか:回避を試み!《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》
冬月忍:でかいこと言ったのにカバーしてもらうとは情けない(´・_・`)
秋里せつか:8dx@8+7=>39
DoubleCross : (8R10+7[8]>=39) → 10[2,3,4,4,4,6,8,8]+10[7,9]+5[5]+7 → 32 → 失敗

冬月忍:浸食率100→105
秋里せつか:わーーっ回ったのに!ショック!
春澤楓:DTさんDTさん。竜鱗ってリアクション放棄なので、竜鱗するとカバーできない?ですよね
夏尾竜成:惜しいぜ
GM:できないです!
春澤楓:ヨシ!
春澤楓:じゃあ、メジャー放棄。冬月先生をカバーします。
春澤楓:二人ぶんのダメージをおくれ!
冬月忍:すまない……!
秋里せつか:GM!オートアクションで《オリジナルツール》を使用させてください!
GM:OK!
秋里せつか:さっきの回避の達成値が+12され、
秋里せつか:達成値44!回避!
“アラシェヒル”:ではダメージ!
春澤楓:よし!被害は1/2におさえたぞ……!
夏尾竜成:3d10+32 リア不装甲無視!
DoubleCross : (3D10+32) → 13[6,6,1]+32 → 45

“アラシェヒル”:4d10+17
DoubleCross : (4D10+17) → 24[5,3,9,7]+17 → 41

GM:装甲は-5されます。
春澤楓:えーと、装甲でマイナスしてから二倍すると思うので
春澤楓:ギャー
“アラシェヒル”:40点超えた時点で耐えられないよ……!《透過》切ってんだぞ!
夏尾竜成:4回目の40ダメージだぞオラ!
春澤楓:春澤は倒れます。リザレクト!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:87->91)
春澤楓:で、なんかいっぱいバステをもらいます。
GM:あ、憎悪は自分自身に対して受けて下さい。
夏尾竜成:どのロイス切るかなーw
冬月忍:「ち……! 避けきれないか」
春澤楓:毒は前回戦ったときがランク5みたいですけど、ランク5ですか
GM:です!
春澤楓:ウィ!
“アラシェヒル”:そのダメージでHP0。《蘇生復活》で復活しますが、演出的なものです。
春澤楓:「せっちゃん、夏尾、ごめん……!」 冬月のもとへ跳ぶ。「まずこっち!」
“アラシェヒル”:《神出鬼没》。戦闘から離脱します。
春澤楓:前回の戦いでかばってもらった冬月先生をかばいます。かわりにナイフ攻撃を受ける。
夏尾竜成:仕方ない。師匠のロイスをSロイスにして、昇華。完全回復を使おう。
秋里せつか:「だいじょっ、うわっ、やだやだやだっ」短刀を精製、相打ちさせ続ける。
“アラシェヒル”:「そこで倒れていて貰う!」瘴気を纏ったナイフが縦横無尽に飛び、掠める。
冬月忍:「春澤、よせ。俺は――くそっ。遅いか……!」
春澤楓:「不器用だったけど、ちゃんとオレのこと心配してくれてただろ。借りは返す!」
“アラシェヒル”:しかし盾が割り込んだ1人と、相打ちを続ける弾幕の先へは到達できない。
“アラシェヒル”:「……やはり、君とは相性が悪いみたいだな、お嬢さん……!」
夏尾竜成:「安心しろ。こんなん効かねー……ってんだろ!」今まで握り隠していた魔眼を宙に展開する。流れ出る血を重力で自分の体内に、アラシェヒルの毒を斥力で体外へ飛ばす。
夏尾竜成:「ついでにお返しするぜ、4度目だ。食らっとけ!」体外に放出した毒ごと、魔眼そのものをアラシェヒルに飛ばし、反撃します。おわり。
夏尾竜成:侵蝕は144になりました。
“アラシェヒル”:「なっ……!クッ!」大きく逃れるが、逃げ切れず着弾。
秋里せつか:「…じゃあ、戦わなきゃいいんだよ……」弾幕の中、ひとり呟く。
“ベルガマ”:「“アラシェヒル”!テメエ!」
冬月忍:「……ならば、俺も借りを返す。切り込む……!」
“ベルガマ”:「もう限界だろそれ!さっさと消えろ!死力振り絞ろうと絶対すんなよクソ真面目!」
春澤楓:「夏尾がほんとにやばい。冬月、お願い。はやく……!」
“アラシェヒル”:「……悪い」瘴気の霧に包まれ、姿を消す。
夏尾竜成:あ、あと完全回復で暴走も解除するので行動値が11に戻ります。
春澤楓:「夏尾もむちゃするなよ!お前だって限界近いだろ!」
春澤楓:「オレ、まだお前に謝ったり、お礼言ったりしてない!死んじゃダメだからな!」
春澤[3] 夏尾[11] 秋里[8] 冬月[12]

        5m

“デニズリ”[9] “ベルガマ”[0]
   バンプキューブ*3[21]
GM:冬月先生の手番!
冬月忍:やるぞ!
夏尾竜成:「これが限界?違うぜ春澤。こっからなんだよ、俺は」
冬月忍:「まずは、動きを抑える」
冬月忍:マイナーで戦闘移動。デニズリやベルガマたちとエンゲージします。
冬月忍:メジャーでコンボ比羅八荒&木枯太夫。コンセ+光の指先+光の舞踏+獅子奮迅+マスヴィジョン+吠え猛る爪。
冬月忍:全力だ!いくぞっ。
春澤楓:いけーいけー!
   春澤[3] 夏尾[11] 秋里[8]

        5m

       冬月[12]
“デニズリ”[9] “ベルガマ”[0]
   バンプキューブ*3[21]
冬月忍:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,6,6,6,7,9,10]+10[4,5,10]+10[7]+10[8]+ 10[9]+3[3]+6 → 59

夏尾竜成:つえーっ
冬月忍:よし、いい感じ!
GM:高いな……!
“ベルガマ”:《原初の紫:融解》《殺意の壁》。
“ベルガマ”:攻撃力を-30する。
春澤楓:お前・・・
秋里せつか:えーーーっ
“ベルガマ”:で、普通にドッジしてみるぞ。
“ベルガマ”:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[2,2,3,4,4,6,7,8,9,10]+9[9]+1 → 20

GM:失敗。
バンプキューブ:3体とも《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
春澤楓:えっ
バンプキューブ:15dx@7 #1
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,5,5,5,8,8,10,10]+10[3,3,4,8]+3[3] → 23

バンプキューブ:15dx@7 #2
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,4,5,5,5,7,8,8,9,9]+10[3,6,6,9,10]+ 10[3,9]+10[7]+4[4] → 44

バンプキューブ:15dx@7 #3
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,2,2,3,5,5,6,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,4,5,6,8,9]+ 10[5,8]+2[2] → 32

GM:うーん。とりあえずは全員失敗か。
春澤楓:はー心臓に悪い
冬月忍:強いのがいる!
“デニズリ”:本体も《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》。
“デニズリ”:10dx@7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[1,3,5,5,7,7,8,8,9,9]+10[1,2,4,4,10,10]+10[4,8]+2[2]+9 → 41

GM:全員失敗か。じゃあ
バンプキューブ:《運命の切り替え》を3回。
バンプキューブ:1が2、2が3、3が1の代わりに回避します。
春澤楓:おま・・・おま・・
バンプキューブ:15dx@7 #1
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,6,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,3,3,3,4,7,7,9]+ 10[1,5,8]+1[1] → 31

バンプキューブ:15dx@7 #2
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,5,6,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,3,7,8]+5[3,5] → 25

バンプキューブ:15dx@7 #3
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,5,6,6,6,7,7,7,7,10]+10[1,3,4,5,8]+10[10]+ 10[9]+2[2] → 42

GM:駄目じゃん!
春澤楓:よ、よかった
GM:仕方ない……
秋里せつか:まだなにかあるの!
バンプキューブ:《原初の紫:鏡の中の人形》を3回。
秋里せつか:あった!
春澤楓:ちょっと!!
GM:1が3、3が2、2が1の代わりに回避するぞ。
春澤楓:えっ、バカなの?
バンプキューブ:15dx@7 #1
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,6,7,7,7,9,10,10]+10[1,2,3,6,7,9]+10[8,9] +10[9,10]+10[1,8]+4[4] → 54

バンプキューブ:15dx@7 #2
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,2,2,4,4,4,4,4,6,7,7,8,10,10,10]+10[7,7,8,8,8,10]+ 10[1,1,3,7,8,9]+3[1,3,3] → 33

バンプキューブ:15dx@7 #3
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,2,5,5,5,7,7,7,7,8,9,9,10,10]+ 10[2,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[2,3,4,10]+6[6] → 36

GM:んもー!
GM:もうないよ!ダメージをおくれ!
GM:攻撃力-30だけど!
冬月忍:この攻撃力-30って、ロイス切りで解除できます?
GM:可能としましょうか。
冬月忍:では、……もちろん切る!春澤楓のロイスをタイタス昇華! ここで攻めなきゃ年長者が廃る!
冬月忍:ダメージ!
冬月忍:6d10+31 装甲無視
DoubleCross : (6D10+31) → 26[4,2,5,3,10,2]+31 → 57

秋里せつか:がんばえー!
春澤楓:やったー!強い!
GM:そのダメージは、3が落ちる!
GM:1はギリギリ!他は健在。
冬月忍:「かなり機敏だが――相性が悪かったな」 冬月の周囲に光子が漂い、旋回する動きで渦を生じさせる。
夏尾竜成:反撃しておけばよかったかな……!まあ過ぎたことは仕方なし
冬月忍:「凩太夫」 回転しながら三度の斬撃。光子の渦が刃を作り、それに巻き込んだ相手を切り刻む。
“デニズリ”:「星は掴めない」無数の直方体が分裂し、攻撃をかわそうとちらつく。分裂・集合を無数に繰り返す。
冬月忍:浸食率105→121
春澤楓:「やっ、た……!?」
“デニズリ”:「……!」しかし、それもまるごと渦に飲まれた。
冬月忍:「春澤の手前、少し気合を入れてみたが……硬いな。一つだけか」 納刀。
“ベルガマ”:「チ……やりやがる」
“デニズリ”:「星が……」
GM:次は夏尾くんの手番!
夏尾竜成:オッス!マイナーで《魔王の外套》を使用します。侵蝕+5で149
夏尾竜成:メジャーで《原初の赤:黒の鉄槌》《コンセントレイト:ウロボロス》。ベルガマくんを狙ってみます。
夏尾竜成:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,5,6,6,6,6,8,8,9,10,10]+10[5,6,9,9,10]+ 10[2,6,10]+10[8]+10[8]+10[8]+10[8]+10[7]+2[2]+4 → 86

夏尾竜成:メッチャ高い
GM:高くない……?
冬月忍:ううわっ
春澤楓:え、つよい
秋里せつか:86!
“ベルガマ”:《龍鱗》。無論、装甲は無視されますが、使用する意味がある。
GM:ダメージをどうぞ。
夏尾竜成:9d10+32 装甲無視!
DoubleCross : (9D10+32) → 46[7,3,1,3,1,9,9,10,3]+32 → 78

冬月忍:強いッ
春澤楓:これはいける!
“ベルガマ”:《不死なる獣》。
“ベルガマ”:78-12d10
DoubleCross : (78-12D10) → 78-71[2,7,9,5,9,7,1,1,8,5,10,7] → 7

夏尾竜成:メッチャ軽減するな!
春澤楓:出目がいいなーこれ
“ベルガマ”:ダメージを0に抑えました。《衝撃相殺》もある。
夏尾竜成:「師匠相手に使うつもりだったんだが……今日は気分いいからな。見せてやるよ、奥の手だ」
夏尾竜成:魔眼を自分の影の中に沈ませる。黒い影が蜃気楼のように揺らめき、夏尾の周囲を漂う。
“ベルガマ”:「へっ……来いよ。口だけでないところを見てやる」
夏尾竜成:「無駄に春澤をからかいやがって。これで……ちっとは人の痛みを思い知りやがれ!」影を腕に纏わりつかせ、振るう。落盤した巨石をベルガマに向かって射出するよ!
“ベルガマ”:「なっ……!テメエ、めちゃめちゃやんな……!?」攻撃は、命中の前に一旦止まる。
春澤楓:「夏尾……!」 自分の名前に一瞬だけ表情が緩む。
“ベルガマ”:一瞬、巨大な蠍となり巨石を止め割った。すぐに人型に戻る。
冬月忍:「あれを止めるのか……! いや。向こうもいまのは切り札だったはずだ」
“ベルガマ”:「痛えなこの野郎!人でなしかテメエ!?」
夏尾竜成:「人でなしはお前だろ!それにしたって蠍は似合ってねえけど。」
“ベルガマ”:「お前に似合いのはオケラあたりか?オラ、さっさと埋まってやがれ!」
春澤楓:「お、おまえら」
冬月忍:(仲がいいな……)
春澤楓:「仲いいの……?」
秋里せつか:「同レベル……」
夏尾竜成:「何処が仲いいんだ!クソ嫌いだぜ、こんな奴!」
“ベルガマ”:「ハア!?俺のほうが嫌ってますけど?」
“デニズリ”:「“ベルガマ”、うるさい」
夏尾竜成:「チッ!そら来いよ、次はお前の番だぜ。まさか、今の手品で終わりじゃねえだろ?こっからの俺は全部が切り札だ。ネタがねえならこのまま押し切るぜ」
“ベルガマ”:「じゃあ見せてやるよ……いくぜ」
GM:“デニズリ”の手番。
“デニズリ”:《雨粒の矢》《塞がれた世界》《原初の赤:スキルフォーカス》。4人を攻撃。
春澤楓:ヌゥーッ!
春澤楓:どうしようかな。ここでロイス切って竜鱗するべきか。
夏尾竜成:どうせバステは解除しなきゃいけないし、今のうちにやってしまっていいのでは
“デニズリ”:10dx+21
DoubleCross : (10R10+21[10]) → 8[1,1,3,3,4,4,4,4,4,8]+21 → 29

GM:あっ回らない……
春澤楓:そうしよう!次ラウンド頭でキューブの雨が来るから、どのみちロイス切って竜鱗するっきゃない。
夏尾竜成:《迎撃する魔眼》《原初の赤:黒の鉄槌》で反撃するぜ!
冬月忍:ドッジ。コンボ風枕。
春澤楓:えええ大丈夫!?
秋里せつか:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》をがんばります。
春澤楓:Eロイス少ないのに!
夏尾竜成:13dx8+4
DoubleCross : (13R10+4[8]) → 10[3,3,4,4,4,4,7,8,9,9,9,9,10]+10[1,4,4,9,9,9]+7[1,5,7]+4 → 31

冬月忍:14dx7+6=>29
DoubleCross : (14R10+6[7]>=29) → 10[1,2,2,2,3,4,5,6,6,6,7,8,8,9]+10[1,7,8,10]+10[2,4,7]+1[1]+6 → 37 → 成功

秋里せつか:8dx@8+7+12>=29
DoubleCross : (8R10+7+12[8]>=29) → 10[2,3,4,4,5,6,7,10]+4[4]+19 → 33 → 成功

冬月忍:浸食率121→126
春澤楓:え、えーと
夏尾竜成:一回くらい、こういう回があってもいい……そう思いませんか?
春澤楓:シナリオロイスを取りたいです。対象は"エフェス"なんですが
春澤楓:"チサちゃん"でもいいでしょうか、GM
GM:大丈夫ですよ。
春澤楓:-お姉ちゃん/"チサちゃん"/○庇護/恐怖/ロイス
春澤楓:これをSロイスで取ります。
春澤楓:で、初期ロイスのお姉ちゃんを通常昇華。バステ全解除します。 -お姉ちゃん/春澤知沙/尊敬/○恐怖/ロイス(RE)
春澤楓:《竜鱗》。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:91->94)
“デニズリ”:3d10+24 諸々有効
DoubleCross : (3D10+24) → 21[10,5,6]+24 → 45

夏尾竜成:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 24[2,5,8,9]+32 → 56

夏尾竜成:装甲無視、リア不!
春澤楓:よし……!ギリギリ弾きます。
“デニズリ”:耐えられません。《不死不滅》で復活。
夏尾竜成:162になります!
夏尾竜成:これでエフェクトレベルが1上がる……
秋里せつか:夏尾くん大丈夫なの…
夏尾竜成:相当出目が悪くない限り、シーン攻撃ではダメージを受けなくなるはずだ
冬月忍:いや、さすがにヤバいですね。攻撃は控えた方がいい!
夏尾竜成:流石にこれ以上は無理!
春澤楓:「もーやめろバカ!夏尾!このバカ!反撃はいいから、防御して!」
春澤楓:「これでなんかあったら、ほんと怒るし、泣くからな!」
“ベルガマ”:「まあ、見せるのは俺じゃねーけど」
“デニズリ”:既に攻撃準備を終えている。立方体の集まりを糾合し、赤光の雨として射出。
冬月忍:「この攻撃は、すでに”見た”……!」 光子をチャフ代わりにして回避。
春澤楓:防御訓練の賜物。光の雨を見切りつつ、夏尾に向かって大声でわめいている。
夏尾竜成:即座にそちらへ視線を移す。雨を避けるように、飛礫をデニズリに返し反撃する。赤光は夏尾を捉えるが、傷は殆つかない。
“デニズリ”:「んんっ」頭に直撃する。
“デニズリ”:激しく出血するが、滴り落ちる血が立方体状に再形成。浮き上がり、傷口を塞ぐ。
夏尾竜成:漂う影がレネゲイドを弱め、魔眼による斥力が物理的衝撃を相殺している。半自動化された迎撃機構が身を守っているのだ。
“デニズリ”:「……星の輝きは消えない。先生が言ってくれる限り」
夏尾竜成:「このくらいの攻撃なら、もう問題ねえ……けど、たしかにやべえか?そろそろ」
夏尾竜成:「任せろっつてたのに……情けねえな、クソッ」
春澤楓:「情けなくないよ。ぜんぜん情けなくないじゃん、バカ」
春澤楓:「ほんとに、死なないでね。死んじゃだめだからね」 グシグシと目元を拭う。 「絶対だぞ!」

GM:再開しましょう。秋里さんの手番から。
秋里せつか:はーい!
秋里せつか:マイナーで《インフィニティウェポン》。白兵武器を作成します。
秋里せつか:メジャー、《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《クリスタライズ》。ベルガマやデニズリ、あとキューブに対して攻撃。
秋里せつか:11dx@7+7+12
DoubleCross : (11R10+7+12[7]) → 10[1,4,5,5,6,7,7,9,9,10,10]+10[6,7,7,8,8,10]+10[3,4,5,6,8]+ 10[10]+6[6]+19 → 65

春澤楓:いけー!倒せー!
GM:高いってば……!
冬月忍:よ、よし!
冬月忍:これなら当たるぞッ
夏尾竜成:これは流石に避けられまい
秋里せつか:達成値65です。ガード可、装甲値無視!
“ベルガマ”:《龍鱗》。
“デニズリ”:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
“デニズリ”:10dx@7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,4,8,8,10]+10[1,2,9]+3[3]+9 → 32

バンプキューブ:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
バンプキューブ:15dx@7 #1
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,3,3,4,5,6,7,7,8,9,9,10,10,10,10]+ 10[1,1,2,2,3,4,4,8,10]+10[6,8]+10[7]+6[6] → 46

バンプキューブ:15dx@7 #2
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,3,3,3,4,4,5,5,5,6,8,9,9,10,10]+10[1,6,8,10,10]+ 10[4,7,10]+3[3,3] → 33

“デニズリ”:《領域の盾》。1に自分を庇わせる。
GM:ダメージをどうぞ。
秋里せつか:7d10+21
DoubleCross : (7D10+21) → 49[9,8,6,2,9,8,7]+21 → 70

夏尾竜成:ダイス目がいい
冬月忍:うおおおお
春澤楓:えっつよ
秋里せつか:装甲値無視、達成値70です!
GM:従者は2体とも落ちる!
冬月忍:「……道を開けた方が」 後方の秋里さんを一瞥。 「良さそうだ」飛びのいて惨劇にそなえる!
GM:他は健在。
秋里せつか:「すう、はあ」光の雨を短刀で弾きながら、じっと敵の位置を確認している。
秋里せつか:「…なんだよ、夏尾くん…無理してんの…? 隊長の時だって、ものすっごい割り切ってそうな感じだったのに」
秋里せつか:「へんに気を遣ってたり、アツくなって無理しちゃったり…」「フツーじゃん、なんだ、なんだよ…」
秋里せつか:「死んだら終わりなんだつの、何してんだよ…私だって」瞬きが消える。息を詰める。
秋里せつか:「私だって」
秋里せつか:「私だってっ!」
秋里せつか:瞬間、周囲から、無数の短刀が、蜂の大群のように湧き上がる。
“デニズリ”:「……!輝き、が」無数の立方体を浮き上がらせ、防御に回す。
秋里せつか:渦を巻いて、濁流のように。乱雑に虹彩を撒き散らして。光の雨を押しつぶす。
“ベルガマ”:「チッ……!」鋏だけを巨大化させ、致命傷のみを弾いた。
“ベルガマ”:「あと一枚でも残ってりゃあな……!今更死人の話ししてもしゃあねえが」
“デニズリ”:「お星様になったから。私たちを、見守ってるって」
秋里せつか:「っはあ、はあ。アイツ、堅い…! 私の攻撃じゃ、ダメだ」
“ベルガマ”:「先生が言ってたってか?黙ってろ。俺がやる」
冬月忍:「凄まじいな。精神状態で破壊力が変わるのか」
GM:ベルガマの手番。
秋里せつか:ベルガマを見る。「もっと、おっきな攻撃が……」
“ベルガマ”:マイナー《完全獣化》《一角鬼》。
夏尾竜成:鬼!
春澤楓:うげええ
“ベルガマ”:巨大な蠍の姿に変じる。左右の鋏に、巨大な尾針。
春澤楓:オレ!オレに来い!
“ベルガマ”:メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《深き傷跡》《原初の赤:吠えたける爪》《原初の白:因果歪曲》《原初の灰:グラビティベルト》。
GM:5m先の3人に範囲攻撃します。
春澤楓:げー
春澤楓:しかも装甲無視だ・・・
秋里せつか:ぎゃー
GM:1点でもダメージを受けると、シーン中、次の攻撃の攻撃力が-32されます。
夏尾竜成:こいっ
“ベルガマ”:16dx@7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,6,6,7,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,4,6,7,8,8,8]+ 10[4,9,10,10]+10[4,8,8]+10[2,8]+3[3]+4 → 57

春澤楓:う、ううーん
春澤楓:ダメ元ドッジします。
夏尾竜成:反撃してえ……
春澤楓:9dx=>57
DoubleCross : (9R10[10]>=57) → 7[4,5,5,5,5,6,6,7,7] → 7 → 失敗

秋里せつか:しちゃだめ!
春澤楓:生きて帰るつもりがあるならやめなさい
冬月忍:控えといてね!
夏尾竜成:仕方ないのでガードします!
夏尾竜成:いやでもこれ、耐えられるかなーw
秋里せつか:う、ううんどうしよう
春澤楓:57だからなあ……
秋里せつか:ダメ元で《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》してみます。
秋里せつか:12dx@8+7+12
DoubleCross : (12R10+7+12[8]) → 10[1,1,5,5,6,6,6,6,7,7,9,10]+5[3,5]+19 → 34

秋里せつか:だめでした
GM:ではダメージ!
“ベルガマ”:6d10+16 装甲無視
DoubleCross : (6D10+16) → 18[4,4,2,4,3,1]+16 → 34

春澤楓:よかった、ダメージは低めだ
夏尾竜成:11点受けて耐えてる!
冬月忍:ベネ!
春澤楓:春澤はHP4しかないので倒れます。リザレクト。
秋里せつか:わー死にます
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:94->101)
春澤楓:HP7で復活。
秋里せつか:夏尾くんへのロイスをタイタス化して昇華、復活します
夏尾竜成:春ちゃんが100%だ!
“ベルガマ”:「さて。どこからこの針で貫いてやるかな?」尾針をふらふらとちらつかせる。
春澤楓:「おいお前! サソリ野郎!」 声を張り上げる。
“ベルガマ”:尾を見せつけるようにしながら、鋏をしっかりと構えている。いつでもどちらでも攻撃できる姿勢。
“ベルガマ”:「あ?なんだよ」
春澤楓:「耳か、アタマがわりーみてーだから、何度でも言ってやる」
春澤楓:「"エフェス"は……チサちゃんは、オレのお姉ちゃんだ」
春澤楓:「春澤知沙!」
春澤楓:「オレの、たった一人のお姉ちゃんだ!」
春澤楓:「もしお姉ちゃんを連れてってみろ……!」
春澤楓:「テメーら全員ぶっ殺して、でもって、あの世でもっかいブッ殺してやるからな!」
春澤楓:「それでもいいってんなら、かかってきやがれ!」
“ベルガマ”:「俺は一度だけ言ってやろうか?そいつはオレたちと“同じ”だ」
春澤楓:「……は?」
春澤楓:「おな、じ?」
“ベルガマ”:「お前らのもとでは野垂れ死ぬ。死なせたくないならこっちにおとなしく渡せ」
春澤楓:「…………」
春澤楓:「……死なせたくないよ。お姉ちゃんを死なせたいわけ、ないじゃん……」 小声でつぶやく。
“ベルガマ”:「それでもいいってんならかかって……ああ、いや」
夏尾竜成:「耳貸すな、春澤!来るぞ!」
春澤楓:「私の……最後の家族を、死なせたいわけ、ないじゃん……!」
“ベルガマ”:既に毒の霧が回っている。鋏も尾も囮。本命の麻痺毒は既に展開済み。
春澤楓:「っ!」
冬月忍:「いや。もう行っている……」
“ベルガマ”:「こっちから行くんだったわ。もう行った」
冬月忍:「やはり、そういうタイプか」
秋里せつか:「う、ぎっ…!」膝をつく。
夏尾竜成:「面倒くせえ野郎だ……!クソ、やべえな……」
GM:行動は全員終わったかな。クリンナップ。
春澤楓:ロイス昇華でバステ治療したので、特にダメージは受けません。
“デニズリ”:《生命の大樹》。味方全員のHPを回復し、暴走。
夏尾竜成:あ!すみません。伝え忘れてたんですけど、魔王の外套のデメリットで暴走してるので私の行動値は0です
GM:OKOK
“デニズリ”:まあ吸血の変異暴走なので、自分自身は回復できないんですが。
“デニズリ”:「星明かりは恵みの光」残った立方体が弾け、降り注ぐ。血の雨は血肉となる。
GM:2ラウンド目に入ります。
GM:セットアップから。
春澤楓:《フルパワーアタック》。行動値0になり、ラウンド中の攻撃力を+20。
“デニズリ”:《得意領域》。
“ベルガマ”:《フルパワーアタック》。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:101->105)
秋里せつか:《得意領域》使います。
夏尾竜成:なんもないです
冬月忍:なし!
夏尾竜成:みんながんばえー
   春澤[0] 夏尾[0] 秋里[8]

        5m

       冬月[12]
 “デニズリ”[9] “ベルガマ”[0]
GM:イニシアチブ。冬月先生の手番からかな。
冬月忍:いきます!
冬月忍:マイナーは何もなし。
夏尾竜成:ロケットさん見学室見てー
冬月忍:メジャーで比羅八荒&木枯太夫。コンセ+光の指先+光の舞踏+獅子奮迅+マスヴィジョン+吠え猛る爪。
冬月忍:デニズリとベルガマを攻撃します。
冬月忍:14dx7+6
DoubleCross : (14R10+6[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,6,8,8,10,10,10]+10[2,2,3,9,10]+10[7,7]+ 10[2,8]+3[3]+6 → 49

春澤楓:よし・・・!
秋里せつか:うおお回った
“ベルガマ”:《原初の紫:融解》《殺意の壁》。攻撃力を-30。
“ベルガマ”:リアクションは《龍鱗》。
“デニズリ”:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
冬月忍:あれ、暴走はしていない?
春澤楓:誘拐がきっついな・・・
GM:吸血の変異暴走なので
夏尾竜成:吸血の暴走はリアクションできるのだ
春澤楓:うええ
GM:さっきの回復が無為になっただけ!
冬月忍:そういうこと!承知!
“デニズリ”:従者が消滅したのでダイスが増えるぞ。
春澤楓:ここで避けられるとだいぶキツいな……
“デニズリ”:13dx@7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,2,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,7,8,9,10]+ 10[2,5,8,10]+10[4,9]+4[4]+9 → 53

秋里せつか:うわあーー
GM:よけた……
春澤楓:ヤバイ
冬月忍:では、やはりここでロイスを切ることはできない!
冬月忍:普通にダメージ出します。
GM:どうぞ!
冬月忍:5d10+1 装甲無視。
DoubleCross : (5D10+1) → 26[8,9,1,1,7]+1 → 27

夏尾竜成:+1が寂しい
春澤楓:攻撃ダウンがキツすぎる!
春澤楓:でも装甲無視だ。よかった
冬月忍:「……射程距離、外だな」 デニズリには向かわない。
GM:ほんとに少しだけダメージを受ける!
冬月忍:ベルガマに対して、足元を狙った斬撃。光子の射出を交えて、至近距離で組み付く。
冬月忍:数秒だけでも時間を稼ぐつもりの攻撃だ。
冬月忍:浸食率126→134
“ベルガマ”:「こっちに来るか?いいぜ。来いよ」剣閃は逸れる。
冬月忍:違う、144
冬月忍:これも違う、142か。
冬月忍:あとは任せました!
“ベルガマ”:足元に毒の水たまりができている。脚が取られ、軌道が微妙に変じる。
冬月忍:「これは迷惑だな」 深くは踏み込まない。時間稼ぎに付き合う。 「環境に悪い」
“ベルガマ”:「そりゃ悪いな!じゃあ掃除してやるよ」
GM:デニズリの手番。
“デニズリ”:《雨粒の矢》《塞がれた世界》《原初の赤:スキルフォーカス》。4人を攻撃。
“デニズリ”:13dx+21
DoubleCross : (13R10+21[10]) → 10[1,1,2,3,6,6,6,6,7,8,8,9,10]+6[6]+21 → 37

春澤楓:うーむ、回避を狙うには微妙な達成値だなあ
夏尾竜成:反撃したくなるが、ガード!生きねば
冬月忍:回避ワンチャン! ロイスが一個あまったので余裕がある。
秋里せつか:ううん、どうしよう
冬月忍:ドッジコンボ、風枕。
春澤楓:カバーしたいところだけど、この状況で春澤の手番を捨てるとジリ貧でこっちが負けるだけだろう。
春澤楓:よって、《竜鱗》します。
冬月忍:14dx7+6=>37
DoubleCross : (14R10+6[7]>=37) → 10[2,3,4,6,6,6,6,7,8,8,8,10,10,10]+10[2,2,2,2,4,10,10]+ 10[7,10]+10[3,10]+6[6]+6 → 52 → 成功

春澤楓:すげー!?
冬月忍:浸食率142→147
夏尾竜成:カバーはいらない!ガード値も含めれば多分弾けるはず……
GM:つっよ
冬月忍:さっきこれが出てれば……いや、出ても当たってないw
秋里せつか:わあー!
冬月忍:さっきのデニズリさんが凄すぎた
秋里せつか:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》!
春澤楓:ほんとだ
秋里せつか:12dx@8+7+12
DoubleCross : (12R10+7+12[8]) → 10[1,1,2,4,5,5,5,8,8,9,9,9]+10[1,3,7,8,9]+7[6,7]+19 → 46

春澤楓:さっきこの出目でもダメだったのか
春澤楓:すげー!
秋里せつか:回避できた!
夏尾竜成:ヒューッ
“デニズリ”:4d10+24 装甲有効
DoubleCross : (4D10+24) → 19[4,4,5,6]+24 → 43

夏尾竜成:0ダメ!
春澤楓:なんかこの竜鱗ってやつ、普通にエフェクトレベルが上がるみたいなので
春澤楓:100%を超えて装甲値58です。弾きます。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:105->108)
GM:かった…………
GM:なんでシーン40ダメが何もなさないんだ
冬月忍:「掃除にはちょうどよかったな」 降り注ぐ星を、光子で叩き落す。 「どうだ……まだまだ奥の手があるか?」
“デニズリ”:「5番目の星は点燈夫」小さな立方体を一つ手元に作り出し、投げつけるが。
秋里せつか:「はあ、はあ」先ほどの攻撃で使った短刀の残りを周囲に漂わせ。攻撃を弾く。
夏尾竜成:「クソ、傷がなけりゃやり返したんだがな……!」纏わりつく黒い影が、赤光を吸い付くし無力化する。無意識に反撃しそうになるのを抑えるよ!
“デニズリ”:「掃除されちゃった。これじゃあ、空は暗いまま……」
冬月忍:「春澤、秋里! 手を出さなくていいぞ。二人まとめて俺が斬る」 誰でもわかるブラフは、周囲に意識を散らさせるものだ。主砲が来るのを待っている。
春澤楓:「ダメだ!夏尾も冬月ももう動くな。ここからはオレとせっちゃんだけでやる!」 ブラフを速攻で台無しにするバカ!
秋里せつか:「ど」
秋里せつか:「どうすんのさ」
“デニズリ”:「……どっち」困惑。
“ベルガマ”:「無視しろ!来たのを全部避けて撃ち続けりゃあいい」
“ベルガマ”:「星は人が死ぬような期間じゃ消えねえんだろ」
“デニズリ”:「星について知った口を聞かないで」
“ベルガマ”:「こいつ合わせてやったらこれか……!」
GM:次は秋里さんの手番。
冬月忍:「きみが嫌われているのでは?」
春澤楓:「(いまだ。せっちゃん、今だ。ケンカしてる!いけー!)」 小声でせっついている。
夏尾竜成:「冬月は限界が近い。俺もガス欠だ。わりいけど頼む、秋里」
秋里せつか:「うえっ、え」
秋里せつか:「あっ、私か…!」
秋里せつか:マイナーアクションで《インフィニティウェポン》。
秋里せつか:メジャー、《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《クリスタライズ》。ベルガマとデニズリに攻撃!
秋里せつか:11dx@7+7+12
DoubleCross : (11R10+7+12[7]) → 10[1,3,4,4,4,4,5,6,8,9,10]+6[1,1,6]+19 → 35

秋里せつか:オートアクションで《オリジナルツール》使用しています!
秋里せつか:あっしかもなんだこのクソ出目!
春澤楓:ううっ、使ってこれか……!
夏尾竜成:確か今ってダメージメッチャ-でしたよね
秋里せつか:そうです!
GM:-32点ですね。
春澤楓:ヤバすぎる
“ベルガマ”:《龍鱗》。
冬月忍:ロイス切って解除しないと無理っすね……!
“デニズリ”:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
“デニズリ”:13dx@7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,1,3,3,4,4,5,7,7,8,10,10,10]+10[3,3,6,8,9,9]+ 10[1,7,10]+10[3,9]+3[3]+9 → 52

GM:こいつめっちゃ調子がいいな……
春澤楓:お前……!
秋里せつか:ううん、冬月さんのロイスをタイタスして昇華!ダメージのマイナスを解除します!
冬月忍:お願いしますッ
秋里せつか:4d10+21 装甲値無視!
DoubleCross : (4D10+21) → 19[3,5,7,4]+21 → 40

秋里せつか:えーうーあーどうなんだこれ…
春澤楓:いや、でも平均値は出てる……!
GM:そのダメージはまだ耐える!
夏尾竜成:まだ死ななそう
夏尾竜成:ひー
秋里せつか:うううーー
冬月忍:春澤さんにベルガマを潰してもらいたいッ
春澤楓:ベルガマか!
秋里せつか:「さっき、やりすぎたかも…」先ほどの勢いは無い。
秋里せつか:せめて動きを止めたい。足元を狙い、地面を舐めるように短刀が低空を這う。
“ベルガマ”:「チッ……!」ダメージは通ってはいるものの、なにぶん巨体だ。
“ベルガマ”:短刀のリーチでは、表面の甲殻を傷つけるに留まる。
秋里せつか:「っう、くそ…。効いてないよな」
春澤楓:「それでも、オーヴァードは無敵じゃない。いつか限界がくる」
春澤楓:「効いてる! 諦めなければ、オレたちの勝ちだよ! せっちゃん!」
春澤楓:「あとちょっと、がんばって!」
“ベルガマ”:「何だそれ。お前らには限界がないのか?」
冬月忍:「きみたちほど無茶なことはしていないという意味だ」
GM:次は行動値0組!どっちから動くかを決めてね。
秋里せつか:「…はは。さっきまでしょんぼりしきってたくせに…」
夏尾竜成:はるちゃんどうぞ~
春澤楓:オレ!
冬月忍:「ずいぶんと豪勢にレネゲイドを使うな。そう指示されているのか? それとも、そう教えられたのか?」
冬月忍:「そうしなければ生き残れないような環境にいるのか? 興味があるな……」
“デニズリ”:「先生は
“ベルガマ”:「無視しとけ。普段しゃべんないやつがペラペラしだすってのは簡単な理由だ」
“ベルガマ”:「限界が近いんだろ。吠えさせとけ」
冬月忍:(俺は普段喋らないと思われていたのか……)
春澤楓:「はーん? おまえ算数もできないのか?」
春澤楓:「こっちは4で、そっちが2! どっちが強いかなんて、一年生でもわかる!」
春澤楓:「限界が近いのは……ぜったい、そっちだ!」
春澤楓:行動しても!
GM:しな!
春澤楓:マイナーで、えーと、一角鬼の射程っていくつだっけ・・10・・?
GM:5mですね
夏尾竜成:5じゃなかった?
春澤楓:5じゃん
春澤楓:マイナーで戦闘移動。ベルガマとデニズリに2m近づきます。春澤単体が狙われるのに賭けたい。
春澤楓:メジャー。コンボ『星砕きレッドヘイル・絶』。
春澤楓:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》《伸縮腕》《爪剣》《死神の爪》。
春澤楓:リア不フルコンボです。ベルガマを狙う。
春澤楓:16dx7+6
DoubleCross : (16R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,6,8,8,8,8,9,9,9]+10[4,4,5,6,7,7,9]+ 10[3,6,10]+10[10]+2[2]+6 → 48

“ベルガマ”:リア不!
GM:ダメージをどうぞ。
春澤楓:これ、攻撃ダウンが入ってるんだったな・・・-32かあ
夏尾竜成:ロイスを切ってもええんやで
春澤楓:そうしましょう。万が一にも撃ち漏らしたくない……!
春澤楓:……夏尾のロイスを切る!攻撃ダウンを解除。
春澤楓:ダメージを出します。
春澤楓:5d10+64
DoubleCross : (5D10+64) → 26[7,1,6,8,4]+64 → 90

秋里せつか:わああ
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+18した(侵蝕率:108->126)
“ベルガマ”:軽減もできない!耐えられるはずもなし。
“ベルガマ”:HP0になります。《蘇生復活》&《瞬間退場》。
春澤楓:ち、ちなみに……残りHPが何点だったか教えてくれたりは……えへへ
GM:27点でした。
春澤楓:ww
春澤楓:結果オーライ!
冬月忍:「こちらのチームの主砲は、エンジンのかかりが遅いのが難点だ」
冬月忍:「だが……間に合ったな」
春澤楓:「今回は特に遅かった。ごめん。ほんとに」
春澤楓:「……でもそのおかげで、力を溜められたよ。めちゃくちゃ怒りがたまってる」
春澤楓:「夏尾は無理しすぎだし……冬月も地味に危ないし……」
春澤楓:「ユズリハはあんま役にたたないし、アラシェヒルは相変わらずたち悪いし、サソリ野郎は性格が歪んでるし!」
春澤楓:「お姉ちゃんはオレのこと忘れてるし!!」
春澤楓:「おまえらァァァアッ!」 ジェット噴射のように飛びかかる。 「全部、お前らのせいだ!」
春澤楓:「死ね!」 純然たる力押し! 装甲を粉砕する勢いで、鉄槌をベルガマに叩きつける。
“ベルガマ”:「なっ速っ……!なにが遅いだよ、クソッ……!」
“ベルガマ”:「霧しこたま吸っただろお前……!」
春澤楓:「ばかやろー!効くかそんなの!」
春澤楓:「カルナには! 毒なんか効かねーんだよォ!」 振り抜く。
秋里せつか:「っはは」思わず笑う。「無茶苦茶だ」
“ベルガマ”:「何だよそれ!?おかしいんじゃねーの!?」
秋里せつか:「いつものカエだ」
夏尾竜成:「お前が焚き付けたからじゃねえの。これに懲りたら、少しは吠えんのを控えるんだな」
夏尾竜成:「……ああ。いつもどおりになっちまったなあ……」
“ベルガマ”:「チッ……!」獣化を解除し、空いた間合いを生かして逃れる。
冬月忍:「残り、一だな」
“ベルガマ”:「覚えてやがれよ……!」
春澤楓:「二度とくんな!」
     夏尾[0] 秋里[8]

        2m

       春澤[0]

        3m

       冬月[12]
     “デニズリ”[9]
GM:次は夏尾くん!
夏尾竜成:メジャーで自分殴ろうかな。
夏尾竜成:なんかダメージ減らす毒食らってるし……
夏尾竜成:一応マイナーで暴走を解除して、メジャーで自分をぽこぽこします
夏尾竜成:エフェクト無しで斧だけ
夏尾竜成:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[6,7,8,9,10]+7[7]+4 → 21

夏尾竜成:ガード
夏尾竜成:ダメージ
春澤楓:なんか回ってる・・・
夏尾竜成:3d10+12-32
DoubleCross : (3D10+12-32) → 21[8,10,3]+12-32 → 1

夏尾竜成:外套で弾いてノーダメ。終わり!
春澤楓:ほっ
夏尾竜成:ゴホゴホと咳き込んで、体内に残った毒を除去します。
夏尾竜成:「"デニズリ"だったか?もうひとりだぜ。お前はお友達を追わなくていいのかよ」
“デニズリ”:「お友達が、まだそこにいるから」“チサ”を指差す。「一緒に追うよ」
GM:クリンナップは特にないかな。
夏尾竜成:ないです
冬月忍:ないでーす
秋里せつか:ないです!
GM:3ラウンド目。
GM:セットアップ。
春澤楓:《フルパワーアタック》。もうみんなに無理はさせられない。
秋里せつか:《得意領域》。
夏尾竜成:なにもするわけにはいかないようだ
春澤楓:攻+20!
“デニズリ”:《得意領域》。
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+4した(侵蝕率:126->130)
夏尾竜成:なにもしないです
冬月忍:なしなし
夏尾竜成:みんながんばえー
GM:冬月先生の手番から。
冬月忍:待機します。
冬月忍:あ、じゃあ
冬月忍:マイナーなし。メジャーで全力移動。仲間部隊のエンゲージに戻ります。
GM:どっちまで!
冬月忍:夏尾・秋里ペアのところまで!
冬月忍:「……ここまでだな。そっちも引いた方がいい」 デニズリに。 「無理をしすぎている」
“デニズリ”:「……そっちも?じゃあ、もっと引いて。“チサ”ちゃんは置いていってね」
GM:夏尾くんの手番!
冬月忍:(話が通じないな……アラシェヒルが特殊なのか)
夏尾竜成:待機しておこう
夏尾竜成:デニズリちゃんどうぞ!
“デニズリ”:《雨粒の矢》《塞がれた世界》《原初の赤:スキルフォーカス》。全員を攻撃。
“デニズリ”:13dx+21
DoubleCross : (13R10+21[10]) → 9[3,4,5,5,6,6,6,7,7,8,9,9,9]+21 → 30

夏尾竜成:ガード
GM:あっ低い
冬月忍:ぴったり30w いや。回避しよう。
冬月忍:ドッジコンボの風枕。
春澤楓:避けてくれー!
春澤楓:こちらは《竜鱗》。
冬月忍:15dx7+6=>30
DoubleCross : (15R10+6[7]>=30) → 10[1,1,3,3,3,3,3,4,4,7,7,7,8,9,10]+10[1,4,6,9,10,10]+ 10[3,7,7]+5[4,5]+6 → 41 → 成功

秋里せつか:わーーー!よかったーー!
春澤楓:ヨシ!
冬月忍:ベネ(よし)!
春澤楓:春澤楓の侵蝕率を+3した(侵蝕率:130->133)
秋里せつか:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
冬月忍:浸食率147→152
秋里せつか:7dx@8+7+12=>30 《オリジナルツール》も使います。
DoubleCross : (7R10+7+12[8]>=30) → 10[2,2,7,8,9,9,9]+7[1,2,5,7]+19 → 36 → 成功

春澤楓:よし・・!
秋里せつか:できた!
“デニズリ”:4d10+24 装甲有効
DoubleCross : (4D10+24) → 20[9,1,4,6]+24 → 44

春澤楓:装甲58!弾く!
夏尾竜成:効かない
GM:なんだこいつら……!
GM:秋里さんの手番。
秋里せつか:マイナー、《インフィニティウェポン》!
秋里せつか:メジャー、《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《クリスタライズ》!
秋里せつか:11dx@7+7+12
DoubleCross : (11R10+7+12[7]) → 10[1,2,3,7,7,7,8,9,9,9,10]+10[4,5,7,7,8,8,9,9]+ 10[1,2,3,7,9,9]+10[2,6,9]+4[4]+19 → 63

秋里せつか:おおおおおう!63だよ!
春澤楓:やったーーー!
春澤楓:せっちゃん!せっちゃん!
夏尾竜成:せっちゃっ!
冬月忍:ファイア!
GM:ぐえーっ
秋里せつか:やっっったーーー!!どうだ!おらー!
春澤楓:これで避けるようなら、もうオレは迷わずSロイスを切るぞw
夏尾竜成:しかし条件的には向こうも同じくらいなのだなあ
“デニズリ”:《幸運の守護》《リフレックス:オルクス》。
“デニズリ”:13dx@7+9
DoubleCross : (13R10+9[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,6,6,7,7,8,9,9]+6[1,5,5,6,6]+9 → 25

GM:全然駄目だw
春澤楓:やっ、た・・・!
秋里せつか:きゃーーーー!!
秋里せつか:やったーーー!
GM:ダメージをどうぞ。
夏尾竜成:かちかちやま!
春澤楓:せっちゃん、えらーーい!
秋里せつか:7d10+21
DoubleCross : (7D10+21) → 46[8,1,7,7,10,6,7]+21 → 67

冬月忍:殺意w
秋里せつか:装甲値無視!
“デニズリ”:無理!残りHP30しかない!
秋里せつか:さっきのラウンドで出ろ!ばか!
“デニズリ”:《蘇生復活》し、《猫の道》で離脱する。
秋里せつか:「あんた、しぶとい」デニズリを見る。「お友達って…」
秋里せつか:「この子のこと、何を知ってんのさ」
“デニズリ”:「何って……私たちと同じだって、先生が」
“デニズリ”:「“教会”の、一員にするって」
秋里せつか:「…でも、その前に、家族がいるんだよ。あんたにはいないの、家族」
秋里せつか:「……いない人のが多いか。こっち来てから、ずっと」
“デニズリ”:「私たちの家族は、私たちだよ」後ろを見やる。「同じ星の下、集ってる」
秋里せつか:「そっか」目を伏せる。「じゃあやっぱり、チサは渡せない」
秋里せつか:「おしゃべりは」指を指す。
秋里せつか:「終わり」零距離で、槍を精製。
“デニズリ”:「っ」反応しきれない。
秋里せつか:デニズリを貫く。
冬月忍:「……至近距離で? 秋里が? 新しい手か……本当に、成長が恐ろしく速い……」
秋里せつか:「……っ」顔をしかめる。「カエが、どんだけ前から、お姉ちゃんを探してると思ってんだ…!」
秋里せつか:「ポッと出のお前らなんかに、渡してたまるかっつの…!」
春澤楓:「……せっちゃん……」
“デニズリ”:「……まだ。終わりじゃないから……」胸を抑えたまま、たたらを踏む。
“デニズリ”:「また、ね」空間が立方体状に歪むと、そこに吸い込まれるように消えた。
秋里せつか:「お前も。…二度と来んな」
冬月忍:「……あまり役目を果たせなかったな。新たな手が必要だ……俺にも」 ため息をつき、納刀。壁にもたれかかる。
秋里せつか:「冬月さん、そんなこと無いでしょ…はあ」膝をつく。「はあ。頭痛い…つかれた…」
GM:クライマックス戦闘終了です。
春澤楓:夏尾くんをだっこします。身長が足りないので、よいしょと肩に担ぎ上げる。
春澤楓:「おつかれさま夏尾。おまえと冬月が一番やばい」
夏尾竜成:「まあ、なにはともあれこれで……は!?」まさか急に抱き上げられるとは思わなかったので驚いています
春澤楓:「江岳のとき、ちゃんと謝ってくれたのに……バカとかセクハラとかいろいろ言ってごめん」
春澤楓:「お礼に運んだげる。帰ろ」
春澤楓:「……運び心地は我慢しろよ!」 よいしょよいしょと運んでいきます。

GM:【Backtrack】
GM:Eロイスは見かけ上存在しませんでしたが
春澤楓:が……が……?
GM:FS判定敗北時にはミドル戦闘が発生していたので、その交戦予定分を計上します。
GM:《不滅の妄執》が3つ。合計3個振れます。
GM:振る方はどうぞ。
夏尾竜成:三個もあるのか!わーい
春澤楓:よし……最悪の個数ではない……!
秋里せつか:ふる!ふる!
夏尾竜成:ふろうふろう
冬月忍:振ります。
夏尾竜成:162-3d10
DoubleCross : (162-3D10) → 162-15[3,3,9] → 147

春澤楓:一番の安全圏ですが、振ります。
冬月忍:152-3d10
DoubleCross : (152-3D10) → 152-14[7,1,6] → 138

夏尾竜成:ぼちぼち
春澤楓:133-3d10
DoubleCross : (133-3D10) → 133-16[6,2,8] → 117

秋里せつか:167-3d10
DoubleCross : (167-3D10) → 167-9[3,5,1] → 158

秋里せつか:167-3d10
DoubleCross : (167-3D10) → 167-4[1,2,1] → 163

秋里せつか:あれっ二回振っちゃった
夏尾竜成:せっちゃん!
GM:上採用ね!
夏尾竜成:二倍ぶりで帰ろうと思います。
秋里せつか:ありがとうございます!
春澤楓:二倍振り。
夏尾竜成:147-8d10 これで帰れるとうれC
DoubleCross : (147-8D10) → 147-34[8,3,1,9,4,4,3,2] → 113

夏尾竜成:うわっ普通に低い
秋里せつか:二倍振り!
春澤楓:やばいぞ・・・
夏尾竜成:追加ぶりします
冬月忍:そして、まずは2倍振り。しくじったら3倍振りだ。
夏尾竜成:113-4d1
DoubleCross : (113-4D1) → 113-4[1,1,1,1] → 109

夏尾竜成:ちがうw
冬月忍:138-8d10
DoubleCross : (138-8D10) → 138-44[4,8,8,5,8,4,3,4] → 94

GM:4d1になってる!
春澤楓:怖いよ!
夏尾竜成:113-4d10
DoubleCross : (113-4D10) → 113-23[4,5,4,10] → 90

夏尾竜成:帰れたー
春澤楓:はーーー
秋里せつか:わーーーーっ!よかったー!
冬月忍:OK!2倍振りで生還。
冬月忍:危なすぎるww
春澤楓:せっちゃんも振りなさい!
秋里せつか:158-10d10
DoubleCross : (158-10D10) → 158-58[1,8,10,3,5,10,4,6,9,2] → 100

夏尾竜成:うわーっ
秋里せつか:あと1! 追加振ります。
秋里せつか:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-29[8,4,6,5,6] → 71

秋里せつか:はい! しょうがねえ!
春澤楓:117-8d10 2倍
DoubleCross : (117-8D10) → 117-52[9,1,9,6,2,6,9,10] → 65

春澤楓:めちゃくちゃ出目がいい・・・
春澤楓:2倍で生還!
GM:全員帰還ですね。
秋里せつか:おめでとうございます!おめでとうございます!
GM:シナリオ点10点+いつもの5点+Eロイス3点。
GM:FS判定のクリア分で5点。
GM:ここにSロイス、侵蝕点を加えた分が合計点となります。何点になりましたか?
冬月忍:26!
夏尾竜成:23点
秋里せつか:23!
春澤楓:あっ、ええと
春澤楓:2倍でおそろいの先生の点数に+5で、31です。おねえちゃんへのSロイスを切らずにすんだ。
春澤楓:せっちゃんが当ててくれたおかげです。
GM:C((31+23+26+23)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 34

秋里せつか:よかったよ!
秋里せつか:おねえちゃんへのロイスは切ってほしくなかったので…!
■経験点
クオンタムさん 31点
ロケットさん 26点
ぺんさん 23点
めかぶさん 23点
GM 34点

【Ending/01】

GM:【UGNドラゴンゴージ 基地内 “尾”ブリーフィングルーム】
GM:あなたたちはFHの追手を撃退し、“チサ”を連れて基地へと帰還していた。
GM:デブリーフィングのため、人員が集合している。
添水桃:「みんなお疲れ様でーーす!」慌ただしく駆け寄ってくる。
冬月忍:「……どうやら、我々を拘束するための人員ではなさそうだ」
春澤楓:お姉ちゃんのすぐ横に立ってます。
清水篠子:「そのようで」銃をしまう。
春澤楓:「よかったぁ……」
白露花野:「マジで大変だったわ……車はひっくり返るし……」
夏尾竜成:「オディギトリアの奴が上手くやったのか?」
添水桃:「かのちんも大変だったっぽいね……行かなくてよかった」
白露花野:「行かなきゃよかった」
冬月忍:「オペレーターは丁重に扱ったつもりだが、ひどい評価だ……」
秋里せつか:「チサ、このままにしていいの? どっか隠した方がいいんじゃないの」
秋里せつか:落ち着かなさそうに辺りを見回している。
春澤楓:「そうだ、FHだけじゃない……UGNもお姉ちゃんを利用しようとしてるんだ」
夏尾竜成:「今更隠しても無駄じゃね?それに"ワームウッド"の言ってたことも気になる。検査するには、どうやったってUGNの施設は必要だ」
冬月忍:「同感だ。健康診断だけは済ませた方がいい」
春澤楓:「だ、大丈夫かな。ひどいこと、されないかな?」
春澤楓:「人体実験とか、解剖とか」
冬月忍:「物騒だな……。……それが不安なら、目を離さないように協力しよう」
秋里せつか:「それこそ、オディギトリアが何とかしてくれないと」瞬き。「困る」
夏尾竜成:「断言はできねえな。最悪、俺達の頭もいじられて、エフェスのことも全部忘れて……なんてこともありうる」
春澤楓:「ううーっ……!」
夏尾竜成:「だがまあ、FHに預けるよりかはよっぽどマシだ。仮にも正義を掲げてるんだ。最低のラインは割らねえと思うしか無いな」
“オディギトリア”:「……お疲れ様です」司令室より現れる。
春澤楓:「……だって、お姉ちゃん」 隣のチサちゃんの手をにぎる。
秋里せつか:「夏尾……」注意しようとして思いとどまる。
春澤楓:「私が守ってあげるからね。大丈夫だからね」
春澤楓:「!」
“チサ”:「なに?分かんない」
冬月忍:「オディギトリア」 注視する。
春澤楓:オディギトリアからチサちゃんを守るような位置に立って、警戒してます。
“オディギトリア”:「……交戦もあったと聞いています。まずは休息をと行きたいところですが……彼女がエフェスですか?」
春澤楓:「……」 無言で他のメンバーを見る。
“チサ”:「私は“チサ”だよ!こんにちは!」
冬月忍:「“エフェス”かどうかはわからない。ワームウッドも彼女を狙っていた。確かなのはそれだけだ」
添水桃:「あっそうなんですか!この子が……へー」しゃがむ。「こんにちは~」
秋里せつか:「エフェスって、誰が言い始めたの…」
“チサ”:「こんにちはー!」
秋里せつか:「この子は、春澤知沙だよ。そう名乗ってるし」
“オディギトリア”:「“ワームウッド”内の呼称でしょうね。ジブ=ジュ・ヤーガユより得た情報ですから……尤も」
春澤楓:「そ、そうだよ。"エフェス"なんて一言も名乗ってない!」
“オディギトリア”:「本人の自称があるのなら、そう呼んだほうが望ましいでしょう。チサさんですね」
“チサ”:「うん!お名前を教えて!」
添水桃:「あ、私はね、桃だよ!桃ちゃんって呼んで!」
“チサ”:「モモチャン!」
春澤楓:「おねえちゃん、なんでみんなの名前を聞きたがるんだろ……」 小さく首をかしげる。
“オディギトリア”:「“オディギトリア”です」
夏尾竜成:「探してる相手がいるからじゃないのか?」
“チサ”:「オデ……?分かんない」
夏尾竜成:「あの蠍と話した時も、男の名前だしてたじゃねえか」
春澤楓:「お姉ちゃん、たぶん本名を知りたがってるんじゃないかな」
“チサ”:「うん!あのね、“マサト”を探してるの」
冬月忍:「なるほど……聞いたことが無いが……。きみにとって、何者なんだ?」
“オディギトリア”:「……誰からその名前を?」
“チサ”:「あのね、会ったら、渡してって!」
“チサ”:「チトセが!」
秋里せつか:「チトセ?」
冬月忍:「新しい名前だ……」
夏尾竜成:「春澤……じゃない。楓、知ってる名前か?」
春澤楓:「え、ちょっ」
秋里せつか:「いや、いや、待って。待ってよふたりとも! 男子!」
春澤楓:「バカ! なんでみんなボケてんの!」
春澤楓:せっちゃんと顔を見合わせる。
春澤楓:うんうん頷いてます。
秋里せつか:「隊長??笹鳴千歳、でしょ!」
夏尾竜成:「は?なに?有名人なの?テレビとか見ねえからわかんねえよ」
春澤楓:せっちゃんの言葉にブンブン頷いてます。
冬月忍:「ああ」
冬月忍:「笹鳴か。何を預かってきた?」
“チサ”:「ひみつ!」
冬月忍:「あまりいい予感はしないが。贈答品の類だろうか。では、マサトは誰だ?」
秋里せつか:「あっ、当たり前みたいな反応…!」
春澤楓:「マサトはいないでしょ。さっき夏尾にも聞かれたけど、オレも知らない名前だし」
“オディギトリア”:「……発信源がそうなのであれば、私でしょうね」
春澤楓:「お姉ちゃんにはカレシとかいなかった、し……?」
春澤楓:「…………?」
夏尾竜成:「隊長、そう言えばそんな名前だったか……っていうか預かったってことは生きてんの!?マジで……!?」
冬月忍:「どうせその辺で道草でも食べているのだろうと思っていた。贈答品とは予想外の……ん」
秋里せつか:「こっちは驚いてる…良かった…」
冬月忍:「“オディギトリア”、か」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「はい。笹鳴万聖(マサト)です」
夏尾竜成:「コードじゃない方の名前か」
春澤楓:「ああー、そうなんだ。笹鳴万聖……」
夏尾竜成:「ええ……?これ、俺初耳なんだけど」
夏尾竜成:「皆知ってんの?」
春澤楓:「笹鳴………………」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「いえ。創始メンバーしか把握していないと思いますが」
秋里せつか:「し、知らない。知らない知らない」首を横に振る。
春澤楓:こちらもキョトキョトしてます。初耳!
冬月忍:「初耳だ」
春澤楓:「え、え……え?」
春澤楓:「きょ、兄妹? いや隊長がお姉ちゃん?」
添水桃:「ええーっ!」
添水桃:「ええええーっ!」
冬月忍:「すごいリアクションだな」
春澤楓:「隊長のこども……それは流石にないか。姉弟だよね」
夏尾竜成:「夫?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「弟です」
夏尾竜成:「いや、関係性はどうでもいい!それより春澤……じゃない、チサが何を持ってきたかだろ」
冬月忍:「彼に渡すものがあるなら、ぜひ確認したいところだ」
“チサ”:「“マサト”!はい!」ジャケットを脱ぐ。
冬月忍:「日持ちのするものだとは思うが」
春澤楓:「……夏尾」 夏尾になにか言おうとするが、状況的に黙る。
春澤楓:「ぎゃーーっ!」
春澤楓:「おねえちゃんダメ! 服、服!」
“チサ”:そのままジャケットを渡す。
春澤楓:こちらは下にタンクトップを着ているので、自分のジャケットを脱いで慌ててお姉ちゃんにかぶせます。
秋里せつか:「わーーっ、わーーーっ!」夏尾くんの両目を覆おうとする。
冬月忍:「ジャケット? これが贈り物か?」 ジャケットを注視
“オディギトリア”笹鳴万聖:「……?ああ」ジャケットを受け取る。
夏尾竜成:「おせえよ!もう見えてるわ!」せっちゃんの手を払います
春澤楓:「お風呂あがりに裸でうろつくなって注意してたの、おねえちゃんなのに!もー!」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「これが笹鳴千歳さんのものである、と」
“チサ”:「うん!」ジャケットを着せられながらもぞもぞする。
春澤楓:「おね……チサちゃん。はい、ばんざーいしてね」 なんとか着せる。
冬月忍:「そうか……」 「探しても見つからないはずだ」
夏尾竜成:「つーか隠すなら冬月のほうも塞げや!……で、そのジャケットに何の意味があるんだよ」
冬月忍:「ジャケットをきみに預けた、そのあと、彼女はどうした?」
春澤楓:「ね、チサちゃん。チトセはどこに行ったの?」
“チサ”:「えっとね、大きいトカゲがぐわーっときて」
“チサ”:「チトセがばーって出てて、ずばばばって」
“チサ”:「そしたらね、どっかいっちゃった」
春澤楓:「これ、あれだ。三姉妹が倒した例のドラゴンだ」
冬月忍:「どこかへ……」
夏尾竜成:「隊長はC種を切れねえっつってなかったか?」
夏尾竜成:「チサ、お前チトセになんかしたの?」
冬月忍:「俺の知る限りは、そうだった。しかし……何があった?」
“チサ”:「なにか……?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:首の裏地の隠しポケットから紙切れを取り出す。
秋里せつか:「え、何それ」オディギトリアを見る。
春澤楓:「そんなとこにポケットあったんだ、このジャケット」
夏尾竜成:「傷直したり……こう、バーっと力与えたり……わかんねえか。しょうがねえな」
冬月忍:「……」 紙切れを一瞥する。 「一応、聞いてみよう。それはなんだ?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「相当乱雑に取り扱う人間でなければ気づかない場所です」
春澤楓:「手紙、かな」
GM:「マサト、この子たぶん先行種!」とだけ血で書いてある。
“オディギトリア”笹鳴万聖:紙切れを見せる。
春澤楓:「インフィニティコード……だっけ。通信のときも言ってたやつ」
春澤楓:「なんだ。それ、もう知ってるよ。隊長ぉ……」 がっくり肩を落とす。
“オディギトリア”笹鳴万聖:「おそらく、そのチサさんが、ワームウッドの言うところの“エフェス”なのでしょう」
冬月忍:「やはり役に立たないものだった」
秋里せつか:「それ、ドラゴンの血だよね……」顔をしかめている。
冬月忍:「思いついたゆるキャラが描かれていなかっただけまだマシだと思う」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「……裏に」
秋里せつか:「(なんか実体験でもあんのかな…)」
GM:「もうちょっと散歩してくる」との文字とともに、名状しがたい生き物のような絵が書かれている。
春澤楓:「でも、やっぱり予想通りで間違いないんだ。ベルガマたちが言ってた通り、お姉ちゃんが"エフェス"なんだ……」
春澤楓:「描いてあるじゃん」
秋里せつか:「これか」
冬月忍:「頭痛がする」
春澤楓:「なんか、余裕ありそうだね。ちょっと安心したかも」
白露花野:「秋里に絵習っとくべきだろこれ」
春澤楓:「……いや、隊長はたぶん余裕ないときでもこういうことするけど……」
秋里せつか:「それは。もう。いい」顔が赤い。
冬月忍:「……余裕は……どうかな。……。彼女の状況はともかく、やるべきことははっきりした」
冬月忍:「“チサ”を保護したい」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「そうですね……彼女がどのような状態にあるのか、把握できていません」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「麻蒔みつばさんに連絡を。メディカルチェックをさせたほうがいいでしょう」
冬月忍:「保護観察付きでも、民間に帰すことはできない。ここで守る必要がでてきた。方針に賛成する」
春澤楓:「オレもお姉ちゃんといっしょにいたいよ。いまさら離れるなんて、絶対ヤだ」
秋里せつか:「夏尾くん的にも、文句ないっしょ」横目に見る。
夏尾竜成:「あ……?ああ、そうだな」呆けたように彷徨わせていた目を、チサに向ける
“チサ”:「?どうしたの?」首を傾げ覗き込む。
秋里せつか:「…どしたの。さっきから、なんかボーッとしてない?」
春澤楓:「戦いでムチャしすぎるから」 頬をふくらませる。
夏尾竜成:「驚いてんだよ。死んだと思ってた相手が生きてるってわかったんだ。」
秋里せつか:「…良かったよね」
冬月忍:「死んだと思っているから意表をつかれる」
清水篠子:「ええ。本当に……」しゃがみこんでいる。
冬月忍:「彼女のそういうのを、もう信用していない」
春澤楓:「……」
春澤楓:お姉ちゃんはどこかで生きている。口ではそう言いつつ、実際は死んでいるだろうと思っていた。
夏尾竜成:「冬月が得意げな顔してっと、なんかムカつくな……」
冬月忍:「理不尽な罵倒を受けている気がする……」
春澤楓:「これからどうするの。おねえちゃんはうちで守るとして、隊長は?」
春澤楓:「おねえちゃんがいれば戦争が一気に終わるかもしれないっていうやつは?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「捜索は無理でしょうね。今回が、そうだったと思われています」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「そう思わせるようにしました。若水若菜さんであれば、そう予想するので」
秋里せつか:「本当に、エフェスが本命だったってこと?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「はい。私が姉を探して、独断で捜索部隊を出して空振りに終わった。そういうカバーストーリーです」
冬月忍:「……なるほど。二重スパイをさせられたわけか。次から別の人間を抜擢してほしいものだ……」
春澤楓:「エフェスなんていなくて、隊長探しの口実だと思ってたのに」
白露花野:「逆だったわけか」
夏尾竜成:「そう思われるから、有効なんだろ。“エフェス”の存在は、いつまで隠しとくんだ?」
春澤楓:「ず、ずっと隠しておくわけには……いかないのかな」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「可能な限り、です。幸い、現状で彼女は目撃されておらず、」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「どういうわけか、電子機器越しに彼女を確認することは不可能のようです。非現実的ではないでしょう」
清水篠子:「そうしておけば、勝算があるということですか?」
春澤楓:「スマホじゃ写真とれないって、チサちゃん。今度普通のカメラ買ってくるからね」 安心させるように微笑んでいる。
“チサ”:「なにー?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「……まだ確実とまでは分かりませんが。そのための研究を、これから進めるつもりでいます」
冬月忍:「わかった。“オディギトリア”。その研究が完成するまで、我々が彼女を守ろう」
春澤楓:「普通に話とかしてもいいよね? 大丈夫だよね?」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「構いません。むしろ、彼女の積極的な協力が不可欠となるでしょう」
“オディギトリア”笹鳴万聖:「友好関係にある方が、スムーズにことが運ぶとは思いますが」
春澤楓:「だよね!よかった!」
春澤楓:「じゃ、ちゃんと健康診断しなきゃ! なんか……肌もウロコみたいになってるし」
春澤楓:「おかしなところないか、しっかり調べてもらわなきゃ。付き添いもする!」
夏尾竜成:「……ウロコ?」
春澤楓:「そうか。夏尾、あんまり見てないんだ。ほら」
春澤楓:「お姉ちゃんの肌、なんかウロコみたいになってるでしょ」
“チサ”:首から下は、びっしりと細かく白い鱗で覆われている。
夏尾竜成:なんか見覚えあったりしませんよね
GM:ないです!
夏尾竜成:じっと鱗を観察している
“チサ”:「?」
夏尾竜成:「……マジだな。サンキュ、春澤。もういいわ」
春澤楓:「うん?」
夏尾竜成:「ああ、違う!楓のほうな!クソ、慣れねえなまだ……」
春澤楓:「夏尾、大丈夫? なんかぼっとしてるけど」
夏尾竜成:「気になることがあっただけだよ。違ったからもういいわ。セクハラ目的じゃないからな」
春澤楓:「んもー……だからセクハラセクハラって騒ぎすぎたのはゴメンって」
春澤楓:「でも、とにかくよかった。ウロコくらいオーヴァードなら珍しくもないだろうし」
春澤楓:「また会えてよかったぁ~……」 チサちゃんの手をぎゅっと握っている。
“チサ”:「また?カエデ、よくわかんない」
春澤楓:「いーの、わかんなくて。仲良くしようねってこと」
“チサ”:「うん。分かった!」
秋里せつか:「……」瞬き。「二人きりに、してあげたほうがいいのかな」横の冬月さんに。小声。
冬月忍:「話があるようだ。俺にも用事がある」
春澤楓:「あ、う、待って」
秋里せつか:「ん?」
冬月忍:「……腹が減ったので飯を食う。また後……む?」
春澤楓:「ちょ、ちょっと。こっちきて」 夏秋の手をひっぱって、冬月先生も部屋の隅っこに呼ぶ。
夏尾竜成:「飯なら俺も行きてえけど……え?なんだなんだ?」
冬月忍:「なんだ……」
秋里せつか:「なに、なに」
夏尾竜成:されるがままに引かれてくよ
春澤楓:「お」
春澤楓:「お礼……ちゃんと、みんなに言ってない……」
秋里せつか:思わず冬月さんと夏尾くんを見る。
冬月忍:「礼……? それはいったい、どういう……?」
春澤楓:「オレ、今回はあんなだったけどさ。せっちゃんも冬月も夏尾も、気を遣ってくれてたの、さすがにわかるし」
夏尾竜成:「姉貴を見つけてくれてありがとう、って?気にすんなよ。結果的にそうなっただけだ」
春澤楓:「ちがーうー!もっと、こう、繊細なところで!」
春澤楓:「夏尾が楓って呼ぶようになったのも、あの子が"エフェス"とか"チサ"じゃなくて」
春澤楓:「私のおねえちゃんの、春澤知沙だって思ってくれてるからでしょ!」
春澤楓:「そういうのが、うれしいの!すごく!」
春澤楓:「ちゃんとお礼言わなきゃって思ったの!」
夏尾竜成:「そっちか!そういうことなら、まあ……。実際、きつかったぜ。春澤が沈んでると、なんか調子狂うんだよな」
春澤楓:「うっ……ご、ごめん……」
夏尾竜成:「励まそうにも、泣いてる子供あやしたことなんてねーしさ……秋里がいなかったら大惨事だったぞ、マジ」
冬月忍:「なぜか俺が員数外になっているが、まあいい。俺も同感だ」
秋里せつか:「もっと泣いてもいいし。別に。…話は聞くし。皆そうだと思う」
冬月忍:「俺はきみを、肩を並べて戦う仲間だと考えていた。戦術的に言えば、両翼の片方だ。その相手の調子が戻って嬉しい」
春澤楓:「そっか……ありがとう」
春澤楓:「あと、あとね。みんなに聞きたくて」
春澤楓:「お、オレ、どうしよう。お姉ちゃんの前だと、昔の、フツーの春澤楓になっちゃうんだけど…………」
春澤楓:「これ、やめたほうがいいのかな……」
冬月忍:「それはきみが決めることだ。だが、悪くはないと思う。俺はな」
夏尾竜成:「いいんじゃねえの?つーかどんどんやれよ。正直さ、チサと話してるお前見て、ちょっと安心したんだよ、俺」
春澤楓:「あんしん?」
夏尾竜成:「春……楓ってさ、戦ってる最中楽しそうっつーか……悪いことじゃねえんだろうけど、そこがずっと心配だったんだよ」
夏尾竜成:「他にもさ、支えみてえなのがあるのか……ってさ。それがちゃんと見えたから安心した」
春澤楓:「ああ……もとの春澤楓のままだと、戦うの、ちょっときつかったから」 
春澤楓:「家族の仇を討つのが支えだったけど……今回で、いっぱい新しい支えができたよ」
春澤楓:「お姉ちゃんを守って、ワームウッドも倒して、みんなと一緒に戦うよ」
秋里せつか:「……良かったね」
秋里せつか:「良かった。お姉ちゃん探すって、さ、闇雲な目的じゃなくって。前向きな…目標があるって」
秋里せつか:「フツーの、カエの気持ちが聞けて。なんか、良かったよ」
夏尾竜成:「ああ。調子は狂うけど、ああいう楓が見れてよかった」
冬月忍:「まだ帰れるということだ」
春澤楓:「なるべく、お姉ちゃんの前だけにするけどね」
春澤楓:「なんか……恥ずかしいし」
春澤楓:カルナの真似で辛い過去を忘れ、自分を鼓舞していたとはさすがに言えない。
秋里せつか:「はは。思春期だ」
冬月忍:「どちらでも構わない。きみはなりたい自分になればいい。というか、それ以外できないだろう」
春澤楓:「うん。オレはオレだもん。お姉ちゃんの妹の、春澤楓だもん」
春澤楓:「と……とにかく、そんだけ。お礼が言いたかっただけ!」
秋里せつか:「うん…。これから、がんばろうね。大変だけど、いろいろ」
秋里せつか:「とりあえず……えっと」「疲れたね」
冬月忍:「糖分を補給した方がいい」
春澤楓:「うん。みんなでごはん食べよ」
春澤楓:「とくに夏尾と冬月! おまえらボロボロだったんだから、ちゃんと食べて回復しなきゃだめだ!」
冬月忍:「きみに言われたくはないな」 肩をすくめて、歩き出します。
夏尾竜成:「わーってるって。気合い入れて、楓の半分くらいは食うわ。チサ、好きな食べ物あるか?つーか物食べんのか?お前」
秋里せつか:「太る……」言いながら欠伸。「……まあいっか」冬月さんの後ろを行く。
“チサ”:「ごはん!」しゃがみこんでいたが、その言葉に立ち上がり、ぱたぱたとついていく。
白露花野:「おい待てって!食堂に連れてっちゃダメでしょ!」

【Ending/02】

GM:【UGNドラゴンゴージ 基地内 医務室】
秋里せつか:ため息をつきながらシャツのボタンを留める。
秋里せつか:「定期的なメディカルチェックつって、マジで意味あんのかな…」
秋里せつか:「オーヴァードになったら、もう覚醒前のことは関係なくなるんじゃないの」
麻蒔みつば:「そういうわけにもいかないのよ」
麻蒔みつば:「別に、覚醒前の病気が治るわけではないの。体の抵抗力が非常に大きくなるから、症状は完全に抑え込まれてるでしょうけど」
麻蒔みつば:「抵抗力が本当に弱り切れば、致命的なことになるかもしれない」
麻蒔みつば:「まあ、そうそう起きるわけじゃないけどね。現状は問題ないわ」
秋里せつか:「……なんだかな」
秋里せつか:「せっかく、一回死んだんだから。ゲームみたいに、全部リセットされれば良かったのに…」
麻蒔みつば:「……そういうわけにはいかないでしょう」
麻蒔みつば:「あなたが今まで積み重ねてきたものだってあるでしょう。それを全部なしにしてしまったら」
麻蒔みつば:「絆を保てないもの。今でも結んでるっていう感覚はあるんでしょ?」
秋里せつか:「その絆って、ネガティブなやつでもいいの?」仏頂面。
麻蒔みつば:「もちろん。例えばだけど、復讐は大きなモチベーションになるわ」
麻蒔みつば:「まあ、ポジティブなもののほうが当然、医学的には健全でしょうけどね」
秋里せつか:「…あ、そ」
秋里せつか:「とりあえず、ありがとうございました。もう帰っていいでしょ?」
麻蒔みつば:「ええ。とにかく、今は問題ないけれど、何かあれば言ってね」
麻蒔みつば:「お疲れ様」
秋里せつか:「はいはい」
秋里せつか:立ち上がり、様子を伺いながらドアを開けます。
秋里せつか:顔だけ覗かせて、廊下を見回す。
秋里せつか:「……誰もいないよね。尾の人」
夏尾竜成:「……なに、秋里、どっか悪いの?」ドアの影から突然話しかけます。
秋里せつか:「うわあ!」
夏尾竜成:「うおっ!なんだ急に!」
秋里せつか:「なっ、なっ、なっ、夏尾く…それはこっちの台詞! いたのっ、いつから!?」
秋里せつか:「き……」キョロキョロと周囲を見る。「聞こえた? 今の会話?」
夏尾竜成:「10分か、15分くらい前から?いや、聞くのはやべえよなって思ったんだけど」
夏尾竜成:「覚醒がどうとか言ってたから……病気?俺何も聞かされてねんだけど。冬月と春澤は知ってんの?」
秋里せつか:「なら聞くなよお……」
秋里せつか:「…知らない。誰にも言ってないし…」
秋里せつか:「………誰にも言わない? アンタ」夏尾くんを見る。
夏尾竜成:「まあ、戦闘に支障がねえなら、わざわざ言ったりしねえけど」
夏尾竜成:「余命数ヶ月とかじゃないよな?」
秋里せつか:「違う。余命数ヶ月…『だった』けど」
秋里せつか:「その通り、死んで…死んだ瞬間、オーヴァードとして覚醒して蘇ったんだって」
秋里せつか:「でも、結局、病気が完治した訳じゃないから。こうして定期的なメンテナンスが必要っていう……」
秋里せつか:「……たいした話じゃないでしょ」
夏尾竜成:「感覚麻痺してんぞ。普通死んだら死にっぱなしだからな」
秋里せつか:「だって」
秋里せつか:「皆、もっと大変な事情、抱えてんじゃん…。なんか、アピールすることでもないっつーか」
秋里せつか:「オーヴァード、死んでも生き返るし…、よく分かんなくなってくる」
夏尾竜成:「うわ。なんかムカつくな今の」
秋里せつか:「えっ」
夏尾竜成:「勝手に人を大変にしてんじゃねえよ。お前が決めれるようなもんでもねえだろ」
夏尾竜成:「まあ、俺のほうが大変だけど」
秋里せつか:「どっちだよ」
夏尾竜成:「じゃあお前、春澤と俺どっちが大変だと思う?」
秋里せつか:「……」
秋里せつか:夏尾くんを見上げる。
夏尾竜成:「……おいなんか言えよ!別に正解とか不正解とかじゃねえから!」
秋里せつか:「…じゃあ言うけど」
秋里せつか:「アンタは色々過酷な目に遭ってそうな割りに、変なとこ不器用で大変だなーって思ってるけど」
秋里せつか:「私はカエの方が大変だって思う」
秋里せつか:「大変っていうか。心配」瞬き。
夏尾竜成:「だな。こんなこと、考えるだけ不毛だろ。少なくとも今回で俺はそう思ったぜ」
秋里せつか:「今回……ああ」
秋里せつか:「隊長のこと?」
夏尾竜成:「冬月の事、心配だったんだよ。あいつ感情が顔に出ねえから、落ち込んでねえかなって」
夏尾竜成:「そしたらあいつは自信満々元気いっぱいだったし……逆に何も気にしてなかった春澤がやべえことになるし」
秋里せつか:「…私は私で、夏尾くんのこと、なんかいつもと違うなって思ってたんだけど」
秋里せつか:「はは。裏切られ続けてたんだ」
秋里せつか:「でも良かったじゃん、隊長が、生きてたんだから」
夏尾竜成:「そこに関してはノーコメント」
秋里せつか:「え、何で?」
夏尾竜成:「自分の目で見るまでは信じない事にしてる」
秋里せつか:「……」
秋里せつか:「それって。裏切られたくないから?」
夏尾竜成:「……まあな。でも、同情はしなくていいぜ」
秋里せつか:「……私は、自分の目で見るまでは、信じる事にしてる。から」
夏尾竜成:「いいんじゃねえの?もし、俺が当たってたら、泣いてるお前らを俺が慰めてやる」
秋里せつか:「はは。こっちが当たってたら、めちゃくちゃ同情してやる」
夏尾竜成:「ホントか?また夏尾……って冷たい目で見てくんじゃねえの?」
秋里せつか:「なんだよ、そのイメージは!」
秋里せつか:「そういう時、だいたいそっちが悪いんだからな!」
夏尾竜成:「イメージじゃなく事実だろ!別に悪くねえし!そっちに付く人数が多いだけだし!」
秋里せつか:「自分で敗北を認めてんじゃん!ほらー!私が冷たい訳じゃないつーの!」
夏尾竜成:「ちぇっ!なんだよその言い草!病気のことで暗くなってんじゃねえかって、心配して待ってたのに。また裏切られちまったぜ」
秋里せつか:「それっ、は……」口ごもる。「そうかよ。それは、うんと。そうなんだ」
秋里せつか:「…あんた、実はいい奴だよね」
夏尾竜成:「はぁ!?普通だろ、これくらい。春澤だって、冬月だって同じようなことするさ」
夏尾竜成:「ま、今回は平気みてえだから、これ以上言わねえけど。秋里も変に遠慮すんなよな。きつい時は誰にだってあるし」
秋里せつか:「…ん。どうも。その時はそうする…かも」
夏尾竜成:「自分以外の誰かが必要になる。……それと」
秋里せつか:「ん?」
夏尾竜成:「このまま病気のこと黙ってると、頼る相手が俺だけになるからな。それをよく考えて行動しろよ」
秋里せつか:「……」
夏尾竜成:「……おい、なんか言えよ」
秋里せつか:「超説得力あったわ。うん、良い事聞いた」
秋里せつか:「まあ、ありがと。自分一人で抱え込まない方がいいっていうのは、そうなんだと思うし」
秋里せつか:「夏尾くんにバレて、良かったのかもしれない」踵を返す。
夏尾竜成:「……え?ごめん、今の反応がショックで聞いてなかった」
秋里せつか:「………」
秋里せつか:「だからダメなんだよ!」
夏尾竜成:「な、なんだよ!もう一回言えば済む話じゃん!何で怒んだよ!」
秋里せつか:「もう一回言うと恥ずかしいからに決まってんだろ!」
秋里せつか:顔が赤い。「もーっ、今のなし! ばか!」

【Ending/03】

GM:【UGNドラゴンゴージ 基地内 レクリエーションルーム】
GM:レクリエーションルーム内に、視聴覚用ブースがある。
GM:いくつかの娯楽映像は、備え付けられていたのか、それとも様々な隊員が持ち込んだかは分からないが、
GM:煩雑なジャンルのものが散乱している状態にある。
春澤楓:「……」 ぼうっと大型液晶を眺めている。
:『何度でも来い! オレは負けねえ!』
:『お前らを全滅させるまで、オレは戦い続ける』
:『大事な友を……姉さんを……』
:『そしてシータを守るために!』
:ガゴォォォン!
春澤楓:「……お姉ちゃんは、ラーマくんが好きだったな」
春澤楓:「ハリウッドになったら困るとか言ってたな。ふふ」
春澤楓:「"チサちゃん"にみせたら、どんな反応するんだろ」
春澤楓:「昔のこと、思い出してくれるのかなあ」
冬月忍:「さて、どうかな……興味深い発想だ」
春澤楓:「………………!?!?!?」
冬月忍:いつの間にか! 後ろにいる!
春澤楓:「ほあああ!?」
春澤楓:慌ててリモコンを掴み、ナショジオを見ていたフリをしようとするが、
冬月忍:「なぜ吠える」
春澤楓:慌てすぎてリモコンを蹴っ飛ばす。リモコンが宙を舞う。
春澤楓:「吠えるだろ! っていうかびっくりするだろ!」
春澤楓:「無言で人の後ろに近づいてんじゃねーよ!」
冬月忍:「一応、声はかけた」 「この音量では」 ヘッドホンを手にする
冬月忍:「気づくのは難しかったのではないだろうか?」
春澤楓:「うぐっ」
冬月忍:「ニルヴァーナの視聴がそれほど動揺するものか?」
春澤楓:「ち、ちがう。そういうんじゃなくて」
春澤楓:「今はちょっと……昔の、エージェントじゃないときの春澤楓になってたから」
春澤楓:「……はずかしくて……」
春澤楓:「恥ずかしいだろバカ!」
冬月忍:「そうだろうか……。使い分けたいということか?」
春澤楓:「やっぱ元FHはダメだな。礼儀とかが」 ぷりぷり怒りながら、冷めたホットドッグをかじってます。
春澤楓:「ううん」
春澤楓:「ほんとはワームウッドを全滅させるまで、強い春澤楓でいたかった」
冬月忍:(元FHは関係ないのでは……)
春澤楓:「な、なんだよその顔」
冬月忍:「……いや。きみにはなりたいものが明確にあるのかもしれない、と思っただけだ」
冬月忍:「それは羨ましいことだ」
春澤楓:「おまえには、ないの」
春澤楓:「わざわざFHを抜けてここにきたんだろ。オレは家族の仇をぶっ殺して、おねえちゃんも探すためにここに入った」
春澤楓:「ないのかよ。冬月には、そういうの」
冬月忍:「あるつもりだが。ちゃんと目指せているかどうか、いつもあまり自信がない」
春澤楓:(……いつも自信満々みたいな顔してるのに……)
冬月忍:「以前よりはマシになりたいと思っているが、結局、それが本当に誰かのためになっているのかわからない」
冬月忍:「よくきみたちにも不評を買ってばかりいる」
春澤楓:「ぅ」
春澤楓:「そ、それは……違う。違うよ」
春澤楓:「少なくともオレは、冬月のこと頼りにしてるし……なんでも知ってて冷静ですごいって思ってるもん」
春澤楓:「いっしょに戦ってると安心する。誰かのために、なってるよ」
春澤楓:「たぶん」 頬をかく。
冬月忍:「そう見えているのなら、俺もそこそこの役者なのかもしれない。だが」
冬月忍:「それでもやはり、俺は春澤が羨ましい」
冬月忍:「俺は一度間違えていたし、それ以来ずっとだ。自分が間違っているかもしれないと思っている」
冬月忍:「きみはちゃんとやれそうな気がする」
春澤楓:少しだけムッとする。「お父さんもお母さんも殺されて、お姉ちゃんだってあんななのにか?」
春澤楓:「羨ましいって、なんだよ。おまえがいったい、何を間違えたんだよ」
春澤楓:「オレからしたら、なんか……もっとずっと、夏尾やせっちゃんよりも、自由に生きてるように見えるのに」
冬月忍:「失うことと、最初から失っていること、どちらがマシなのか俺にはわからない」
冬月忍:「だが、少なくともきみは姉を取り戻した。きっとそれだけは手放すべきではないと思う」
春澤楓:「それは、そりゃ。……そうだね」
春澤楓:「お姉ちゃんは、もう絶対に手放さないよ」
春澤楓:「冬月はどうするの。間違ってるかもしれないなら、正しい道に戻れるの?」
春澤楓:「それとも、誰かが"お前は正しい"って言ってくれれば、解決するの?」
冬月忍:「いや。……俺自身の納得の問題だと思う。誰だってそうであるように……」
春澤楓:「ぬ、む」
春澤楓:「お」
冬月忍:「正しいことをしていると思って生きていたい」
春澤楓:「う、む」 言葉を引っ込める。
春澤楓:「正しいと、思うけどな。せっちゃんやオレの面倒を見てくれるし……隊長がいなくてもショゲたりしないし、ちゃんとやってるじゃん」
春澤楓:「えらいと思うよ。冬月は」
春澤楓:「……そんだけじゃ、まだ納得できない?」
冬月忍:「いや。実を言うと、そのうち誰かに言ってほしかった。礼を言う」
冬月忍:「その言葉があれば、もう少し続けられる気がする」
春澤楓:「誰かに言ってほしかったって。ぜんぜんそんな風に見えない!」
春澤楓:「おまえ、もー! 年上だからって、なんか一人で溜め込みすぎなんだよ!」
春澤楓:「お」
春澤楓:「オレだって、たまには……」
春澤楓:「力になりたい」
春澤楓:「相談してくれていいのに」
冬月忍:「……ああ」
冬月忍:「そうだったのか。きみたちは俺が言葉少ないゆえに理解しがたいようなことを言うが……」
冬月忍:「きみたちも十分、言葉少なく理解しがたい。俺が思うに」
冬月忍:「そういうのは様々な精神的事情から、そう簡単には言えないだけでは?」
春澤楓:「そりゃそうだけどー!もー!」
春澤楓:「心配なの!おまえ、感情とかあんま顔に出ないから、落ち込んでないかなーって!」
春澤楓:「たぶん夏尾とかせっちゃんも心配してるし!」
冬月忍:「そ、そうか。理不尽に怒られている気がする……心配してもらってすまないな」 言いながら手を伸ばし、DVDドライブから円盤を抜き出す。
春澤楓:「あっニルヴァーナ」
冬月忍:「こっちは俺が録画していたものだ」
春澤楓:「あ、そっちか……またトカゲとかワニのやつ?」
春澤楓:「最近オレも見てるんだ。ヤモリの特集のやつ、かわいかった」
冬月忍:「いいや。ニルヴァーナだ」 ジャケットの内側にしまう。 「隊長命令だからな」
春澤楓:「……やっぱ冬月、おまえさ」
春澤楓:「大好きだよね。隊長のこと」
冬月忍:「だろうな。人間性を保証するものが、オーヴァードには必要だ」 胸の辺りを叩く。 「夏尾には誤解されたようだが」
冬月忍:「絆があれば、戻って来ることができるかもしれない」 DVDのことだ。
春澤楓:「うん。オレもお姉ちゃんとの絆を忘れてないから、帰ってこれた」
春澤楓:「あっもちろん、冬月とかせっちゃんとか夏尾との絆もね」
春澤楓:「隊長も、お姉ちゃんもさ」
春澤楓:「戻ってこれるよね?」
冬月忍:「当然、そうなる」
冬月忍:「皆が揃ったら、宴会だな」
春澤楓:「うん。あれ、あれやろ。あれ」
春澤楓:「みんなで休暇とって、海いくの。プールでもいいけど」
春澤楓:「オレ、もうずっとプール行ってない」
冬月忍:「ああ」
冬月忍:「きっと、そうしよう」 顔の半分で笑う。いまはこれが限界だ。
春澤楓:「……あのさ」
春澤楓:「あのさ」
冬月忍:「……?」
春澤楓:「お姉ちゃんと会って、私、ちょっと弱くなっちゃった……っぽい……から」
春澤楓:「ときどき、頼ったり、相談しにいくかもしんないから」
春澤楓:「逆に冬月も、困ったら、相談しにきていいからね」
春澤楓:「仲間なんだから!」
春澤楓:いつも通りに、にかりと笑う。
冬月忍:「それを弱くなったとは思えないが。……しかし、そうだな」
冬月忍:「意見に賛成だ」

GM:封針魔蠍“ベルガマ”を、魔刃騎士“アラシェヒル”を、無尽流星“デニズリ”を退け。
GM:尾は幽明異境嬰児を手中に収めた。
GM:それは終局への始まりであるが。
GM:今はまだ、安らかに。龍の巣にて眠るのみである。

ダブルクロス the 3rd Edition キャンペーン『Dragon Tail』
Mission3/“幽明異境嬰児 チサ”
確保完了。

GM:『Mission4/"無差別滅却式 ドラゴンブレス"』へ続く。

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