【CHAOS/ミドルフェイズ2:情報収集】
GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:次はミドル2シーン目。
GM@CHAOS:情報収集と作戦立案のシーンになります。
GM@CHAOS:PCは全員登場だ。
平賀迅:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 9[9]-1 → 8
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
平賀迅:62->70 キッツいな!
柳武歩:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 5[5]-1 → 4
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:54->63)
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+3(1d10->4)-1した(侵蝕率:56->59)
柳武歩:足して、58です
柳武歩:平賀くんきっついな!
エリス・トリオン:1d10+52-1
DoubleCross : (1D10+52-1) → 4[4]+52-1 → 55
GM@CHAOS:皆さんぼちぼち上がってきていますね
エリス・トリオン:平賀くん、やっぱり緊張してるのか狙われてるのか
平賀迅:これもLAW陣営の陰謀なんだ
柳武歩:ゆるせないぜ
GM@CHAOS:ゆっ許せないぜ!
霧灯夢二:LAW陣営は倒すしかないぜ
GM@CHAOS:それでは、シーンの初めにミドルフェイズの進行について説明をしておきましょうか
柳武歩:聞こう。
GM@CHAOS:ロウ陣営のセッションを見ていた人は繰り返しになってしまいますが、聞くがいい
羽石夏澄:おねがいします!
霧灯夢二:あなたは…カオス陣営GM仮面!
平賀迅:ほほう、面白いやつなのです
GM@CHAOS:まず、本シナリオの構成は大きくいくつかに分かれています。3つとか4つとかそれぐらいだ
最初にミドルフェイズ冒頭の【開始イベント】!
GM@CHAOS:これはこの間の5対5の直接戦闘ですね
GM@CHAOS:顔合わせの役目を果たしたり、先攻後攻のじゃんけん代わりでした。
次に「イベントキーワード」が手に入ったりする【情報収集シーン】
GM@CHAOS:それがまあこのシーンです
GM@CHAOS:イベントキーワードとは何か?
GM@CHAOS:それについては次の項目で一緒に説明しましょう
三つめに「イベントキーワード」に関連して発生する【対決イベント】
GM@CHAOS:この対決イベントは実際にキミたちカオス陣営がロウ陣営のPCたちと
GM@CHAOS:戦闘をしたり判定対決をしたりして勝敗を決してもらいます
GM@CHAOS:前述のイベントキーワードの手に入れていると、この対決イベントでちょっと有利になったりどんな対決をしたりするかが事前に分かったりする
GM@CHAOS:要するに合戦のための戦支度や敵陣の情報収集のためのアクションをシステム的に表したものがイベントキーワードなのだ
GM@CHAOS:また、【対決イベント】には原則として登場人数が指定されており、先にチームで選んだPCしか登場することはできない
GM@CHAOS:なんかガード役が必要っぽいから途中からエリスくんを登場させてメイン盾にしようとかそういうことはできないのだ
霧灯夢二:ガードベントは使えないか…
エリス・トリオン:くそう
GM@CHAOS:一戦ごとに対決の勝利数を記録し、この対決イベント全体での勝敗を決める!
GM@CHAOS:対決イベントは大きく三つのステージに分かれており、ラインナップは次のとおり!
1stステージ
「1on1 追跡戦・???」
「1on1 殲滅戦・???」
「1on1 奇襲戦・???」
「2on2 情報戦・???」
2ndステージ
「2on2 交渉戦・???」
「3on3 近接戦・???」
Finalステージ
「5on5 総力戦・???」
GM@CHAOS:対決で全部で七つ!つまり四つ以上勝利した方が対決イベントを制する!
霧灯夢二:なるほど…
羽石夏澄:ふーむむ
エリス・トリオン:殺せばいい
平賀迅:そうだぜ殺すのだぜ
エリス・トリオン:混沌こそが王を生むのだ
GM@CHAOS:そして各ステージごとにPCはどれか一つの対決にしか出場することはできない。考えて出場選手を選ぶといい
霧灯夢二:考えよう!
GM@CHAOS:この対決イベントが終了すると
柳武歩:ヘーイ
いよいよ最終決戦となる「決戦イベント」へと移行する!
GM@CHAOS:対決イベントで勝利した陣営が非常に有利な状態でこの決戦イベントに進むことができるぞ!
エリス・トリオン:質問ですが
GM@CHAOS:はいはい
エリス・トリオン:対決イベントの、なんというかメタ的なシーン進行はどうなるんですかね
エリス・トリオン:片方陣営が同じイベントキーワード出す→対決イベントが発生→選手を選ぶ →選手同士で合う時間で別個シーン?
GM@CHAOS:イベントキーワードはあくまでも有利な修正が得られたり、対決の内容の判別に便利なだけのものでして
GM@CHAOS:所持がイベントの発生には必須ではない
GM@CHAOS:なので、このシーンの終わりにでも皆さんに話し合ってもらいまして
GM@CHAOS:まずは1stステージのどの対決に誰が出るかを決めてもらいます
GM@CHAOS:ロウ陣営でも同じように出場者を秘匿回線で決めてもらいまして
GM@CHAOS:あとはGMの方で対戦者の日程を調整して対決を行います
エリス・トリオン:なるなる
柳武歩:なるほどー。イベントキーワードを出すにはどんな判定をするのかしら。
霧灯夢二:ほうほう…
GM@CHAOS:イベントキーワードの入手はこのシーンでの情報収集にかかっています
エリス・トリオン:む
エリス・トリオン:チャンスは1シーンだけ?
GM@CHAOS:1stステージのものに関してはこのタイミングしかないです!
エリス・トリオン:ういさー
柳武歩:失敗したら、どれで判定するかわからないまま対決に挑む事になるわけね
羽石夏澄:なるほどなるほど
エリス・トリオン:遭遇戦コワイ
羽石夏澄:がんばらないと
GM@CHAOS:そういうことです
霧灯夢二:こわいー
GM@CHAOS:あっ、あと対決イベントには勝利するとボーナスが得られるものもあるので、そこで手に入ることもあります
GM@CHAOS:イベントキーワードを入手すると先ほどの「3on3 近接戦・???」の後ろの???が埋まるようなシステムです
GM@CHAOS:あと、どうしてもイベントキーワードがほしい時は無道ささきのNPC効果を使う手もある
平賀迅:そう、それがあるのだ
GM@CHAOS:他に説明してないことあったかなぁ
霧灯夢二:うむむむ
霧灯夢二:こちらは大丈夫です。
柳武歩:情報収集の項目は共有メモにあるやつですか?
GM@CHAOS:あっ、あと対決イベントで敗北したとしても、勝利数が多ければその分だけ有利にはなるので頑張ってください
GM@CHAOS:情報収集項目は判定をするときになったら出します!
柳武歩:あい。オーケーです
GM@CHAOS:だいたい説明はこんなところかなぁ
GM@CHAOS:何か質問とかはありますか?
エリス・トリオン:今のところなし! 早く俺の斧で首をはねたい!
柳武歩:殺意、抑えて
平賀迅:とくにないです!
GM@CHAOS:斧がほしいのであれば、購入判定が必要です
柳武歩:ないです
羽石夏澄:あの、対決イベントの共有メモ、総力戦のところが???になってないんですが大丈夫なんでしょうか…!
GM@CHAOS:あ、あれはバグです!こっそり直します!
羽石夏澄:わかりました!見なかったことにします!
GM@CHAOS:では、さっそく情報収集項目をお伝えしましょう
柳武歩:お願いします。
霧灯夢二:お願いします!
GM@CHAOS:情報収集項目は次のとおり
情報収集項目
・フィーネについて〈情報:アカデミア〉難易度7
・フィーネの隠れ家について〈情報:噂話〉難易度8
・クライン・ネバーエンズについて〈情報:UGN〉難易度9
・学園抗争の戦況について(番長連)
〈情報:アカデミア〉難易度10
〈情報:UGN〉難易度12
GM@CHAOS:項目はこの五つ
GM@CHAOS:学園抗争の戦況については番長連陣営と風紀委員陣営で出てくる情報がちょっとだけ違います。
霧灯夢二:四つですよね
平賀迅:学園抗争の戦況が情報アカデミアで出るのと情報UGNで出るのと二種類って事でしょうか
GM@CHAOS:ですです
霧灯夢二:ああ、そういう事でしたか、すいません。
GM@CHAOS:調べる技能によって出てくる情報と手に入るイベントキーワードが異なります。
柳武歩:おお、出る内容が違うのか
羽石夏澄:ふむふむ
GM@CHAOS:もしこの項目以外の情報を調べたいという場合はその場でGMがでっち上げますので、言ってください。
GM@CHAOS:ミナちゃんの個人情報とかね。
平賀迅:!
GM@CHAOS:ただしその時はイベントキーワードは入手できないおそれがありますので、お気を付けください。
夏川ミナ:それでっちあげんの!
霧灯夢二:個人情報はめっちゃ気になりますが押さえておきます。
エリス・トリオン:滝さんの下着の色とかも・・・?
GM@CHAOS:そう、GMの手にかかればでっち上げ放題なのだ
夏川ミナ:あっ、それは気になる
夏川ミナ:キャラ背景と同じライムグリーンだといいなー
GM@CHAOS:こら、夏川!PLじゃない人は入ってこない!
夏川ミナ:こっち見学じゃなかった・・・
GM@CHAOS:勝手に入ってこられると下着の色をでっち上げることができないじゃないですか
GM@CHAOS:では、判定をしたい人から情報収集に挑戦するとよいでしょう
霧灯夢二:行きます!・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉難易度10!
霧灯夢二:こっちを振ります!
GM@CHAOS:高めのやつを!
霧灯夢二:《紡ぎの魔眼》使用。さらにラッキーメダル:ホワイトとコネ:学園通の友人を加えて…
霧灯夢二:6dx+3ですね。
GM@CHAOS:なんかいっぱい使ってる……!
霧灯夢二:6dx+3>=10
DoubleCross : (6R10+3[10]>=10) → 9[3,4,6,6,8,9]+3 → 12 → 成功
霧灯夢二:成功!
GM@CHAOS:くっ、成功しおったか!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+1した(侵蝕率:59->60)
柳武歩:さすがだよー
平賀迅:これが編集の力だ
エリス・トリオン:流石だ! では私も振る・・・が
GM@CHAOS:が?
エリス・トリオン:振るのは判定ではない!エンブレム《グリーディ》だ!
エリス・トリオン:生徒会を出奔したことで得たこのエフェクトで、財産点をひみつの方法で増やします
エリス・トリオン:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 10[3,7]+5 → 15
GM@CHAOS:なんと!許せないが、使用を許可しよう!
エリス・トリオン:フォハハハハハ
エリス・トリオン:金持ち
柳武歩:金持ちだ…
GM@CHAOS:期待値どおり!やりおる!
エリス・トリオン:そして得た力で、UGN12を振ります
GM@CHAOS:やれるものならやってみろ……!
エリス・トリオン:ホワイトメダルで1増やして、
エリス・トリオン:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[1,1,10]+8[8]+4 → 22
霧灯夢二:スゲー!
GM@CHAOS:ゲーッ!?高い!
柳武歩:あわわ…
エリス・トリオン:すごく分かった
GM@CHAOS:これでは下着の色まで分かってしまうかもしれない
エリス・トリオン:これはもう、敵さんの戦力など丸わかりでは
平賀迅:金は、持っているだけで使わなくても力を発揮する。みんな知ってるね
エリス・トリオン:マジかよ
柳武歩:戦況はエリス・トリオンが全て把握した…
柳武歩:勝ったな…
エリス・トリオン:というわけでクリアです
GM@CHAOS:では、他の人はどうしますか
柳武歩:じゃあ自分は・クライン・ネバーエンズについて〈情報:UGN〉難易度9
GM@CHAOS:この情報も比較的高い!
柳武歩:ラッキーメダル・WHを取り込み一体化!(器物使い)で+3dだ
柳武歩:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[5,6,7,8,10]+8[8]+1 → 19
柳武歩:わー
GM@CHAOS:つ、強い……!
GM@CHAOS:このままでは全て突破されてしまう……!
平賀迅:ククク……
平賀迅:それはどうかな……?
柳武歩:おいww
GM@CHAOS:フラグが立った
平賀迅:では次は私めが
平賀迅:この社会弱者平賀が! ・フィーネについて〈情報:アカデミア〉難易度7 を調査しようと言うのだーッ!
GM@CHAOS:おお、お前は四天王の中でも一番の社会弱者
平賀迅:四天王の中でも一番の社会弱者、すごく情けない
平賀迅:侵蝕率が侵蝕率だからな、援護の風はケチらせてもらう!
平賀迅:2dx+1=>7
DoubleCross : (2R10+1[10]>=7) → 8[3,8]+1 → 9 → 成功
平賀迅:どうも、PC1です
霧灯夢二:平賀くん!頼れるー!
柳武歩:しびれるぅ!
エリス・トリオン:PC1~
エリス・トリオン:この気障野郎~
GM@CHAOS:や、やりやがった……!
平賀迅:ヘッヘッヘ
羽石夏澄:やったぜ!
羽石夏澄:じゃあ最後は私が!・フィーネの隠れ家について〈情報:噂話〉難易度8を振るぜーっ
羽石夏澄:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 8[3,4,8,8] → 8 → 成功
GM@CHAOS:やれるものならばやってみるがいい!
羽石夏澄:よし、よし!
GM@CHAOS:あーっ!
霧灯夢二:強い!
平賀迅:やってやったぜ!
GM@CHAOS:ぜ、全成功しおった!困る!
霧灯夢二:これが…カオス陣営の結束…力だ!
柳武歩:絆の力…!
GM@CHAOS:それでは順番に情報収集の内容を公開していきましょう
エリス・トリオン:もはや勝ったも同然・・・
平賀迅:カオスのKはキズナのKというわけね
羽石夏澄:Kaosu
柳武歩:Cだろ!
霧灯夢二:カオスの頭文字はCだよ…
エリス・トリオン:キズナイーバーだ
GM@CHAOS:まずは・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉のものから
・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉
番長連陣営による自由を手にするためのゲリラ戦は一部の風紀委員に任務を放棄させるなどある程度の戦果を挙げている。それだけでなく以前開発した自律稼働型の仮面を使って戦況を混乱させようとしたカルペ・ディエムに手傷を負わせることにも成功している。
今回のチーム戦においても、相手側の動向を探っていくことで、PC1人に対して遠距離から狙撃や強襲を仕掛けて妨害をすることができる。
イベントキーワード「1on1 奇襲戦・バックスタブ」を入手する。
GM@CHAOS:というわけで「1on1 奇襲戦・バックスタブ」は直接戦闘がメインになります。
GM@CHAOS:情報は以上。
GM@CHAOS:次!
GM@CHAOS:同じく今度は〈情報:UGN〉によるもの
・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:UGN〉
風紀委員の管理体制は生徒の自由を奪うだけでなく、攻撃による無関係の生徒への被害も出している。ディオゲネス・クラブへの攻撃に巻き込まれ、実際に剣道部主将の御剣玄弥が負傷しており、許せない。
今回のチーム戦においても、相手側のPCたちを狙って、直接襲撃を仕掛けて戦力を削ることができる。
イベントキーワード「3on3 近接戦・直接攻撃」を入手する。
エリス・トリオン:わー許せないわー
エリス・トリオン:善良な剣道家を攻撃とか、ないわー
霧灯夢二:くっ、赦せない…
霧灯夢二:御剣先輩はあんなにいい人なのに
羽石夏澄:許せないぜ
柳武歩:この仇はかならず…
GM@CHAOS:そんなわけで「3on3 近接戦・直接攻撃」は複数人PCでの攻撃し合い、ダメージの出し合いがメインだ。
平賀迅:風紀こそが悪だと知ったのだ
柳武歩:だ、ダメージの出し合い…
GM@CHAOS:次!
・クライン・ネバーエンズについて
UGN中枢評議員の1人であり、穏健派の重鎮。オーヴァードアカデミアの創始者の1人でもある。中枢評議員だけあって戦闘能力も高く、その力は単騎で一個師団に匹敵するとされる。
また、彼がアカデミアに来たのと同じか少し後くらいから、学園都市の郊外で謎の兵器群や少女を見かけるようになったという噂がある。
イベントキーワード「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」を入手する。
平賀迅:殲滅戦か……これはね
GM@CHAOS:そんなわけで「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」は名前からも分かるとおり範囲攻撃やシーン攻撃ができるとちょっと便利かもしれません。
GM@CHAOS:次!
・フィーネについて
好奇心旺盛で明るく元気いっぱいな11歳くらいの外見の少女で、オーヴァード。風紀委員や番長連に追われながらも、スケッチブックを片手に学園島のあちこちを走り回っている。そのせいか、学園のいたるところに彼女の痕跡が残っているようだ。
イベントキーワード「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」を入手する。
GM@CHAOS:というわけで「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」は情報収集能力に長けた者が有利になる!2対2なので支援能力の使いどころもあるかもにゃ!
GM@CHAOS:最後だ!
・フィーネの隠れ家について
フィーネは学園のあちこちを歩き回っているが、今は主に学園都市のスラム街にある廃屋を隠れ家にしているようだ。それ以前には、学園島の内外にフィーネという少女が存在した記録はない。
イベントキーワード「1on1 追跡戦・アジトへの道」を入手する。
GM@CHAOS:チェイスです。【肉体】や〈運転:〉技能があるといいかもしれない!
GM@CHAOS:というわけで情報は以上!
エリス・トリオン:スラム街
GM@CHAOS:強盗やひったくりに遭う危険性があるので、あまり行くのはオススメしません。
平賀迅:これはもはやLAWサイドのケジメ案件では?
霧灯夢二:腕っぷしの強い人が行くっきゃないね
GM@CHAOS:そんなわけでこの情報をもとに話し合ったりきゃっきゃうふふしたりするとよいでしょう。
平賀迅:場所はOPと同じく番長詰め所にしましょうか
GM@CHAOS:シャワールームとかでもいいですよ
霧灯夢二:シャワールームだと狭いでしょ!
柳武歩:男女一緒に話せないでしょ!
GM@CHAOS:くっ、確かに実用的ではないか……!
平賀迅:戦地みたいに男女共用で簡素なパーティションで仕切られているだけなのかも……
霧灯夢二:どんだけシャワールーム推しなの
柳武歩:普通に詰め所でいいですヨー
GM@CHAOS:キミたちは再び番長連の詰め所に戻ってきた。
平賀迅:「結局、あのフィーネというのが何なのかについてだ」 詰め所に置いてあった木箱にどっかり腰を下ろす
柳武歩:「直接会って話したの、霧灯だけだしな」
柳武歩:霧灯夢二の傷口を、消毒液のついた脱脂綿でゴシゴシしている。
霧灯夢二:「どうだ?なにか掴めたか?…いたっ!」外見相応の悲鳴を上げる。
GM@CHAOS:番長連のアジトは殺風景ではあるが、手当のための道具などはしっかりと準備されているのだ。
柳武歩:「あ、悪い……つい自分基準でやっちまうんだよなこういうの」
平賀迅:「やれやれ、優しくしてやれよ」 腰を下ろした木箱の隙間に手を突っ込み 「うん、恐らく……よし」
平賀迅:小さな紙片を取り出す 「掴めた。今から読む」 で、情報判定で分かった事をざっと話します
羽石夏澄:「なんだか、ふわふわした感じの子でしたね、フィーネちゃんさん」壁にもたれかかって首をかしげる
霧灯夢二:「そう、ふわふわしてて、どこか不思議な子だ。」
GM@CHAOS:モニターの記録映像に11歳くらいの容姿をした金髪で肌の白い少女の姿が映されている。
平賀迅:「行動方針もふわふわだ。追われながら、本当にあちこち見て回っていて……」
羽石夏澄:「…でも、住んでるところは、結構ガチみたいです」
平賀迅:「ガチな住んでる所? 豪華客船とかか?」
羽石夏澄:「あの子、スラム街に住んでるみたいなんですよ。今。住んでるっていうか隠れ家?みたいですけど…」
羽石夏澄:「ああ見えて、結構『やる』のかもしれません」
GM@CHAOS:モニターの記録映像にスラム街めいた廃屋の姿が映されている。
霧灯夢二:「スラム街…。」
柳武歩:「こんな状況でガッコのあちこちフラフラして、スラムに居んのか。確かに只者じゃないのかもな」
柳武歩:霧灯夢二の傷口に包帯をギリギリ巻いている。
羽石夏澄:「…それに…以前には、いなかったみたいなんですよね。学園の中にも、外にも」
霧灯夢二:「それか、姿を隠すところがそこしかな…いたっ、いたい!」
柳武歩:「あ、悪い……つい自分基準でやっちまうんだよなこういうの」
平賀迅:「……隠れ住む知性があるのか、あれは。てっきり放浪する妖精のようなレネゲイドビーイングだと……」
霧灯夢二:ぐすっ、と鼻を鳴らし、目元を擦る。
羽石夏澄:「れねげいどびーいんぐ… …どうですか、霧灯くん。お会いしての印象としては」
霧灯夢二:「あ、ああ、その可能性もある。」
霧灯夢二:「話してみて思ったんだが、あの子の知識はどこか偏っているんだ。」
柳武歩:「偏ってる?」
霧灯夢二:「花や動物のことは知っていても、人工物となるととんと見当がつかない…。」
霧灯夢二:「そんな様子だった。」
平賀迅:「知識の偏りか。アカデミアでは珍しくないとも言えるが……」
霧灯夢二:「観覧車を大きい花と勘違いする少女がいると思うか?」
平賀迅:「確かにそれは奇妙だ。ミナみたいなチルドレンだったら逆傾向だろうし」
平賀迅:「……付け加えよう。奇妙な上に詩的だな」
羽石夏澄:「なるほど。本当に妖精さんみたいな子なんですね」
霧灯夢二:くくっと笑い「確かに。」
羽石夏澄:「いいなあ。私も、こう、にんむ?みたいなのとは別でお話ししてみたいです」
霧灯夢二:「……うん、久々に人間と会話している気分になった。」
霧灯夢二:「今のアカデミアじゃ、考えられないくらい明るい子だったな。」
柳武歩:「……」編集部の状況を思って、何とも言えない表情を作る。
平賀迅:「そこまで来ると、自分で言った事ながら、妖精って表現もあながち間違っちゃいないのかもしれないな」
エリス・トリオン:「今のアカデミア、ね」
エリス・トリオン:「あちらさんもまあ、ずいぶんと楽しそうにしてんぜ?」
エリス・トリオン:と、口を挟みながら、扉から入ってきます
柳武歩:「エリス。お前どこ行ってたんだ?」
羽石夏澄:「あ。おかえりなさい。ケガ、だいじょうぶですか?」
平賀迅:「おや、お帰り」 顔だけ向ける 「見てきたような口ぶりだな」
エリス・トリオン:「校内の散歩さ。模範的な学生らしくな」
エリス・トリオン:ばさっと、風紀委員陣営から掠め取ってきた戦闘記録をの束を机の上に投げる。
霧灯夢二:「……よくここまでの情報を。」
GM@CHAOS:そこにはディオゲネスクラブへの攻撃報告に混じり、やむを得ない犠牲として剣道部主将などに負傷者が出てしまった旨が記載されている。
霧灯夢二:「……一般生徒に被害が出ているのか」
エリス・トリオン:「色々と巻き込んで押さえつけて、ゴキゲン絶頂なもんだ」他にも、化学室の瓶やら、購買の引換券やら誰かの財布やら
霧灯夢二:苦々しい顔になる
柳武歩:「手癖の悪い奴だな!」言いながらも、わかりそうな資料にざっと目を通す。
平賀迅:立ち上がってそれを覗き込む 「ま、出すだろう。ああいう過剰秩序というのはそういうものだ」
エリス・トリオン:持ち込んで物色している。「ま、お気楽なアカデミア生徒にゃ、ちっとばかり手に余る」
霧灯夢二:「窃盗は“以前の”アカデミアから禁止されてるはずだぞ。」
羽石夏澄:とことこと机に向かい、資料を覗き込む
霧灯夢二:「そもそも法律違反だ。」
平賀迅:「日本の戦中のようなものさ。大いなる目的のために小さな悲鳴は黙殺される。……これだけのもの、本当によく」
エリス・トリオン:「今の校内で持ち歩いてちゃいけねえもんを、“親切”で渡してもらっただけさ」
羽石夏澄:「……やな感じですね」 剣道部主将が負傷した件を見て、眉をしかめる。
霧灯夢二:「………」押し黙ってソファーに身を預ける。やっと治療が終わったのだ。
エリス・トリオン:「俺からしてみりゃ、隙だらけだが……」
エリス・トリオン:「その分、押さえ付けてる側は侮れねえぞ」
霧灯夢二:「ああ、その件に関する情報は…」
エリス・トリオン:「さっきのアホくせー戦闘、忘れたわけじゃねえだろ」
エリス・トリオン:「ん?」
霧灯夢二:書類の山から一枚の紙を取り出し「これか……」
霧灯夢二:「朝倉侑生、滝瑞果、芙蓉堂太一、ロコロコ・ベントゥーラ、夏川ミナ。」
霧灯夢二:「錚々たる面子だな。」
平賀迅:「……ロコ・ロコ・ベントゥーラ」 苦々しい面持ち 「ソイツが出てくるとは思わなかった」
柳武歩:「知ってんのか?」
平賀迅:「噂だけだが。本人も隠しちゃいないが、SSランク学生だよ」
羽石夏澄:「…?」平賀くんの方を見る。
柳武歩:「SS……シュラとはまた全然違うタイプだな。そういや、羽石も知り合いっぽかったよな」
柳武歩:「あいつそんなに危ねえのか?」
平賀迅:「能力については詳しくないが、嘘か真実か噂だけなら嫌ってほど聞いた。『不動の勝者』『波濤を阻む者』『カエサリオン』……」
霧灯夢二:「エリス先輩から見て、どうだった?」
霧灯夢二:先ほどの戦闘で何か思うところのありそうなエリス先輩に聞いてみる
エリス・トリオン:「SSランクの“支援”ってのは、クソみてーにタチが悪ィ奴ばっかりだな」
エリス・トリオン:吐き捨てるようにつぶやいてから、
エリス・トリオン:「……みりゃ分かんだろ。“先に動く奴を強化して、出会い頭にまとめてぶっとばす”ことに特化してる」
エリス・トリオン:「支援二人、先行範囲一人、最終防御一人・・・」
エリス・トリオン:「配分的に、あの手甲のチビも、範囲か連続攻撃か速攻か、そんな能力者じゃねえのか?」
平賀迅:「その通りだ。速く、重く、強い。なるほど、本気のメンバーといった所だな」
霧灯夢二:「まさしく、その通りだ。」
柳武歩:「夏川チャンが強いのは知ってた。けど、それだけじゃなかった……」
羽石夏澄:「………」目を伏せる。
平賀迅:「……察するに、あの滝瑞果というのが、最終防御というのか。彼女だけはイマイチよく分からなかったが……」
エリス・トリオン:「性格は地獄のゴミクズのカスの生ゴミみてーな女だが、相手にするとクソめんどくせーんだよ」
平賀迅:「とはいえ、五人をまとめて見るならば、攻めに鋭すぎる組み合わせではある。少し歯を食いしばって、攻撃の起点……朝倉侑生と、」
平賀迅:「……ミナ。夏川ミナを、どうにかすれば、何ともなる」
エリス・トリオン:「つっても、あいつは本調子じゃねえし、“対策”は用意してる」羽石さんをちらりと見る
???:「僕の能力にも評価が欲しいところだなぁ。けっこうやるでしょ?僕。」
柳武歩:「……」
???:エリスくんの背後から声がかかる。
エリス・トリオン:「!」
平賀迅:「なるとも」 自分に言い聞かせるように 「……で、その瑞果という彼女も、対策は済みと。その辺はエリスが言うなら良いだろう」
絵の芙蓉堂太一:「や。」芙蓉堂太一がそこに立っている。
エリス・トリオン:霧化して片手で瓶を掴む。「……てめえl!?」
柳武歩:「うお!?」
羽石夏澄:「ふ、芙蓉堂さん?!」
絵の芙蓉堂太一:正確に言えば、芙蓉堂太一のスケッチ画だ。
平賀迅:「落ち着け、エリス。……歩! お前は何驚いてるんだ」
エリス・トリオン:「あァ!?」
柳武歩:「あ。悪い。つい……」赤面しつつ着席する。
霧灯夢二:「驚かせてすまない。エリス先輩。」
エリス・トリオン:やや遅れて、平面であることに気付く。「てめぇか、絵描き……!」
霧灯夢二:「御明察。」
羽石夏澄:「わ。すごい、すごい、どうなってるんですかこれ!」目をキラキラ輝かせる
絵の芙蓉堂太一:絵の白い鳥が芙蓉堂太一の手に集まり、やがて一枚の紙片になる。
絵の芙蓉堂太一:「こっちもこっちで負けていないみたいだよ。」
エリス・トリオン:「一芸(ワンオフ)型の能力者かよ。なんのシンドロームだてめぇ・・・・・・」
霧灯夢二:「ふふ、俺がただのガキじゃないことは分ってくれたかな、エリス先輩。」
霧灯夢二:紙片を受けとりながら。
柳武歩:「霧灯は割と何でもできるし、戦闘なら火力倍近くまで上げてくれるからな」
エリス・トリオン:「生意気言いやがる。見かけだけじゃねぇと良いがな」
羽石夏澄:「おおー。」
霧灯夢二:「番長連陣営はその攻勢に対してゲリラ戦法で対処。数人の風紀委員を退けている。」
霧灯夢二:紙片を机に放る
霧灯夢二:「あの“カルペ・ディアム”に手傷を負わせた、という話もあるぞ。」
平賀迅:「反体制の清く正しい戦い方だな。だがそれが盤面を引っくり返す事だってある」
エリス・トリオン:「まだ捕まってねえのかよ、あの脳内お花畑女」
霧灯夢二:「番長連は番長連で、侮れない戦力を有しているからな。」
平賀迅:「ディオゲネスクラブの有力メンバー……だったか? 少なくともあれが火事場泥棒のような真似は働けないということか」
柳武歩:「十分だな。この上あいつらまで相手してらんねえや」
羽石夏澄:「ふふーん。人の気持ちをわるいことに使うからです!じごうじとく!」
エリス・トリオン:「学長殿も形無しだ」
GM@CHAOS:モニタの記録映像には無機物めいた仮面兵士たちを統率しつつも思わぬ反撃に遭うカルペ・ディエムの姿が映る。
柳武歩:「学長……あ、そうだ」また立ち上がる。
柳武歩:「関係あっかどうかわかんねーけど、あのクラインとかいうの。前にシュラがちょっと気にしててよ」
柳武歩:クライン・ネバーエンズの情報について話します。
霧灯夢二:「謎の兵器…?」
柳武歩:「おお。あいつが来たころから、ガッコの外によくわかんねー兵器がゴロゴロしてんだよ」
平賀迅:「……ハ。それで穏健派の重鎮とは笑わせるな」
エリス・トリオン:「……クライン。あいつか」
平賀迅:「アカデミア創設者で、穏健派の重鎮が、出張ってきたらこのザマか? それとも齢を食って耄碌したか。何だか知らんが、まったく」
霧灯夢二:「それと、謎の少女…フィーネ……。」顎に手を当てる。
平賀迅:「何だ、エリスも知ってるのか。私は顔と声しか知らん」
エリス・トリオン:「生徒会だからってだけだ。それ以上は知らん」
柳武歩:「本人もメチャクチャ強いって話だ。まさか直接番長連を潰しにはこねーだろうけど」
エリス・トリオン:「つーか、中枢評議会の情報なんざ、UGN内でもトップシークレットだろが」
平賀迅:「そうか。……何にせよ胡散臭い話だ。アカデミアがこうなったのは、結局アイツが出張ってきたからだからな」
GM@CHAOS:モニタの記録映像に褐色肌をした五十絡みの長躯の男の姿が映る。
羽石夏澄:「なんていうか…こう。オーラありますよね。くろまくオーラ!」
平賀迅:「いや、更に元を質せば私が……私にそっくりの奴が、生徒会長をやったからだが」
羽石夏澄:手を大げさに広げて背を伸ばす。
エリス・トリオン:「てめーがそう言うと、罪の擦り付けみてーに見えるからやめとけよ?」からかう
平賀迅:「同意するよ。この手の世界で偉いヤツなんて九割方後ろ暗い所があるもんだ」
柳武歩:「平賀……は」言いかけて、言葉を選ぶ。
GM@CHAOS:モニタの記録映像に平賀迅めいた男が議会を爆破する様子が映る。
平賀迅:「……気をつけよう」 手を組みながら、記録映像を睨む
柳武歩:「大丈夫なのか」
柳武歩:言外に、ケガの具合よりも夏川ミナと敵対することになってしまった状況を尋ねている。
平賀迅:「大丈夫だ」 映像を睨みながら 「こうなった以上、およその事は覚悟の上。何日か心を準備する期間もあったんだ。甘えも泣き言もない」
柳武歩:「そっか。強いな」
平賀迅:「私は私の正義に妥協しない。この手で全て明かす。そのためにここにいるんだ」
平賀迅:「……しかし、コイツはダメだな!」 平賀迅めいた男を指差し 「なんだこのテロ方法は。まるでなってない」
霧灯夢二:「突っ込むのはそこなのか……」呆れ顔で
平賀迅:「ああ。私を名乗るなら、雷が一つ落ちた瞬間に全て決着がついているくらいはやってほしいものだ。まったく!」
柳武歩:「それ、真犯人っぽいからやめろ」ちょっと笑いながら。
霧灯夢二:「なんというか…全然平気そうだなお前は。」
霧灯夢二:「まったく、ちょっと心配した俺がバカみたいじゃないか。」ふっと笑う。
GM@CHAOS:画面下のワイプではその後のニュース報道も流されており報道部員が「明らかに平賀迅」「スゴイヤバイ」などとまくし立てている。
平賀迅:「……ま、もっと踏み込んで言うならだ。私を知る者であればこれが私のやり方じゃないって事は分かるだろう。私がこんな事やるようなヤツでもないって事も」
羽石夏澄:画面と、平賀くん本人を交互に見比べています。
平賀迅:「だから風紀とやり合うからって、たとえば命とか、ミナとか……その辺の知り合いが本気でこっちに来る事はないだろう」
GM@CHAOS:羽石さんにはパッと見では非常に似ているように見えるかもしれない。
平賀迅:「で、大して知らない奴なら、私が何か躊躇う理由は何もない……どうだ? こっちの方がイケてるだろう?」 自分の顔を指して
エリス・トリオン:「手甲のガキとも知り合いなのかよ、てめーら」
GM@CHAOS:そこでモニタの映像が切り替わり、風紀委員・夏川ミナの過去の戦闘記録が映る。攻撃を繰り出す場面や、被弾して肌を切り裂かれている様子などだ。
羽石夏澄:「…ふふっ」平賀くんの言葉に思わず笑みをこぼします。
霧灯夢二:「まあな。一緒に戦ったこともある。」
エリス・トリオン:「最近みょーにあっちこっちで見る顔じゃあるが……ん?」 そういやどっかで話した顔な気もする
羽石夏澄:「ミナちゃんは親友ですよ。だいしんゆう!」
エリス・トリオン:誰だよ編集してるのw
平賀迅:「知り合いも知り合いだ。先日告白もしたぞ」 ぽろっと
羽石夏澄:「ふえっ」
羽石夏澄:「こくはく」
平賀迅:「……」
霧灯夢二:飲んでた紅茶を吹き出しかける。
柳武歩:「お前それ、この前他言無用って」
羽石夏澄:「みみみミナちゃんが…ここ、こくはく…され……!」
エリス・トリオン:「告白ねえ。お気楽な学生サンは日常を謳歌して何より……」
平賀迅:「……何を聞き間違えたんだ」
エリス・トリオン:「ハァ? ーーハァ!?」
平賀迅:「知り合いも知り合いだ。先日……先日に……ええと……」 顔を押さえ唸る
羽石夏澄:「すごい…お祝いしないと…」手を合わせて指をクルクルしている
霧灯夢二:「ゲホッ、ゴホッ!………聞いてないぞそれは。」
平賀迅:「……」 赤面しながら、目を伏せ、泳がせて 「……うん……」
柳武歩:騒がしく盛り上がる仲間たちの中で、一人だけ強く胸を締め付けられるような気持ちになる。
平賀迅:「……だが、だが、そうだ! 違う!」 座っていた木箱を蹴るように立ち上がり
平賀迅:「撤回! 撤回するつもりなんだ! あんなのは!」
エリス・トリオン:「お前……この状況で、いや直前か? でお前……」 いわく言い難い表情ではあるが、笑みを堪えている
柳武歩:「……撤回?」
羽石夏澄:「へっ」
平賀迅:「そうだよ! ……分かるだろ? こんな状況だ。私はすっかり秩序を乱した者として有名人。仮に全部落ち着いて元通りになったとしても……」
霧灯夢二:「……?」ちらりと柳武さんを見る。どこか声色が変わってるような気がする。
羽石夏澄:「……そんな、」
平賀迅:「……風紀委員である彼女と私は、どうだ?」 また木箱に座り込む
平賀迅:「外面、世間体の話だ。……私は私の独断する正義を貫く。だがそれをUGNチルドレンである彼女に強要するつもりはない」
平賀迅:「そもそも……あの告白も、気の迷いというか……総合的に思い返すと、とんでもなく恰好悪かったし……」 だんだん声量が落ちていく
柳武歩:「……そんなの夏川チャン次第じゃん」
霧灯夢二:「…………」はぁ、とため息を吐き、平賀くんに文句の一つでも言ってやろうとした矢先、
羽石夏澄:柳武さんを見る。
霧灯夢二:柳武さんの言葉に押し黙る。
平賀迅:「ああくそ、思い出すと耐えられ……うん?」
柳武歩:「カッコ悪いって話なら、周りの事気にする方がカッコ悪い。文句言う奴がいたら片っ端からブッ飛ばしてやるよ」
柳武歩:「こんな戦いさっさと終わらせて、敵味方じゃなく夏川チャンと会って、それからだろ!」
平賀迅:「……」 伏せていた顔を上げ 「……ああ、いや、確かに、そうだが」
平賀迅:驚きと怪訝が半々になったような表情 「……怒ってるのか?」
柳武歩:ふと我に返る。
柳武歩:「別に……」
柳武歩:「ごめん。ちょっとそのへんの様子見てくる」
柳武歩:席を立ち、詰所の出口へ向かう。
羽石夏澄:「あっ……」
平賀迅:「ああ……」
平賀迅:「……?」 怪訝な表情
霧灯夢二:「あ……」
羽石夏澄:柳武さんを追おうとしてから、平賀くんの方を向いて。
羽石夏澄:「……なんか。…ちょっと、がっかりです」
平賀迅:「え」
羽石夏澄:それだけ言って、柳武さんを追いましょう。
平賀迅:怪訝というより、困惑、意味が分からないという表情で目を瞬かせ、夢ニくんとエリスくんを見る
霧灯夢二:「確かに、一度した告白を撤回する方が格好悪いな。」やれやれとため息を吐き
エリス・トリオン:「……ハハハ! 全く運の無ぇこったな平賀!」
エリス・トリオン:「コクった相手が、よりによって前線(ココ)に来るかよ」
平賀迅:「……うむ、何か……」 釈然としない表情で 「……よくないことを言ったらしい」
平賀迅:ため息を吐き 「私も、ちょっと頭を冷やす。……関係ない話で空中分解させてしまって済まん」
平賀迅:立ち上がると、そのまま詰め所を後にします
エリス・トリオン:「はぁん? まあ、好きに悩めよ、ヘタレ男」
GM@CHAOS:後にはエリスと霧灯の2人が残される。
エリス・トリオン:「上手くいかなきゃ、傍で見ててクソほど笑ってやるよ」
霧灯夢二:「……さて。」資料をもう一度漁る。これからの戦略を練るつもりだ。
霧灯夢二:「問題は山積みだぞ。どうあってもこの5人とは闘わないといけなさそうだからな。」
霧灯夢二:「エリス先輩の見立て通り、一筋縄でいかなそうだ。」
霧灯夢二:スケッチブックに筆をさらさらと走らせ、
絵のLAW陣営:小さいコマを造る。描かれているのはLAW陣営の面々だ。
エリス・トリオン:「誰が仕組んだのかしらねえが、大した構成だぜ。秩序陣営サマサマってとこだ」
エリス・トリオン:「小器用なこったな」
エリス・トリオン:そして、滝さんの駒を見て、わずかに浮かべていた笑みを消す。
霧灯夢二:「そこまで何でもできるわけではないさ。一芸特化タイプだからな。」
エリス・トリオン:「……ったく、なんで出てくるかね、あいつは」
霧灯夢二:「……滝瑞果。」
霧灯夢二:「気になるのか?もしかして平賀のように告白したとか?」
エリス・トリオン:よろめく
エリス・トリオン:霧化できず、棚に頭をぶつける。
霧灯夢二:「図星か?」
エリス・トリオン:「冗ッ談でも二度とそういうことは口にすんじゃねえ」
霧灯夢二:「おや、違ったか。」
エリス・トリオン:「内側から焼き尽くすぞテメェ!」
エリス・トリオン:「……絵描き。お前はどう見てる? フィーネでも秩序の奴らでもねえ」
エリス・トリオン:「“犯人”の狙いだ」
霧灯夢二:「……」真剣な目になる
エリス・トリオン:「この五人がクソウゼェなのは確かだ。だが、後先考えずガチでやりゃあ潰せねえことはねえ」
エリス・トリオン:「いいか。お前は多少、遠そうだから言っとくがな」
エリス・トリオン:「この“紛争状況”が、平賀迅……を騙った誰かしらの狙いなら」
霧灯夢二:「……物事には必ずベクトルがある。」
エリス・トリオン:「一番危険なのは、俺たちだぜ」
霧灯夢二:「事象や事件の裏側には必ず損をする奴と得をする奴がいるはずだ。」
霧灯夢二:「例えば、この紛争状況の場合、損しているのは……」すっとカオス陣営とロウ陣営の駒を一か所に集める。
霧灯夢二:「エリス先輩の言う通り、俺達だ。」
エリス・トリオン:「そうだ。安全でいうなら、まず」
エリス・トリオン:ロウ陣営の背後を指さす「秩序に甘んじて、通常通り行動してるやつら」
エリス・トリオン:「次に、秩序の維持のために働く風紀委員と、その抵抗してる番長陣営の木っ端ども」
エリス・トリオン:「結局はそいつらも“紛争状況を維持する”に一役買ってるだけだからな」
霧灯夢二:「……得をしているのは、誰か。」
エリス・トリオン:「一番安全な奴……んなわきゃねえ」
絵の偽平賀迅:些か悪そうな顔の平賀迅の駒が机の上に生み出される
エリス・トリオン:「あるいはこの先に、得をするのかもしれねえ」
エリス・トリオン:「たとえば秩序がすべて支配するとか。全体が混沌に飲み込まれるとか」
エリス・トリオン:ばらばらと両社の駒をかき回し、積み上げて
エリス・トリオン:「その上に、誰かが立つ」指をその頂点に置く。
エリス・トリオン:「……仮定も仮定だがな」
絵のクライン:褐色肌の年配の男の駒を造りだし、手の中で弄ぶ。
霧灯夢二:「そう、情報が足りないな。」
エリス・トリオン:「“本物の平賀迅”は傍にある」
エリス・トリオン:「フィーネとやらは知らねえが、誰かの思惑やら情報があるんなら、間違いなくあいつの傍に寄って来る」
エリス・トリオン:「だから、ここが一番危険なんだよ」
霧灯夢二:「……確かに。」頷く
エリス・トリオン:「繰り返すが、秩序側で普段通りに暮らしてるやつらが一番安全のハズなんだ。多少の生き辛さは伴うがな」
エリス・トリオン:「……フブキもぶっ倒れたんだ。俺が出てきゃ、通常業務に掛かり切りになってるはずだ」
エリス・トリオン:「まして変態女が前線に出てバカやってやがる……問題はねえ。そのはずだ」 後半はぶつぶつと、自分に言い聞かせるように。
霧灯夢二:「……芙蓉堂先輩がこっちに付いてくれたら全て暴けたかもしれないのに。」
エリス・トリオン:「てめーも、身の安全がほしかったらあっちに付くことをオススメするぜ」
エリス・トリオン:切り替えて、からかうように。
霧灯夢二:「俺は身の安全より、こっちの安全が惜しくてね。」ペンをこんこんと指さす。
霧灯夢二:「……もし、生徒が一丸になっていたら。」
エリス・トリオン:「は、反体制運動の記事でもバラまくか?」
霧灯夢二:「朝倉侑生も、滝瑞果も、芙蓉堂先輩も、ロコ・ロコ・ベントゥーラも、ミナも。」
霧灯夢二:「みんなが集まって協力してくれたら、こんな状況すぐ打開できるのにな。」
霧灯夢二:「と思うのは、俺が夢想家だからかな。」
霧灯夢二:夏川ミナの駒を撫でる。
エリス・トリオン:「……集まって協力してくれなくても、まとめる方法ならあるぜ」
エリス・トリオン:「騙くらかして、翻弄して、利用してやりゃいいんだよ」
エリス・トリオン:「で、俺らで犯人ぶっ倒しゃ、あいつらは屈辱に震えながら俺たちに這いつくばって感謝せざるをえねえ」
霧灯夢二:「……」目を瞠る
霧灯夢二:「流石、先輩。俺とは発想が違う。」
エリス・トリオン:「尊敬したか?ま、それは俺の理想だ。てめーだって、せっかく絵描きなんだ。まして実体化能力と来てる」
エリス・トリオン:「てめーの理想図くらい描いて、実体化させてみせろよ」
霧灯夢二:「…そう、だな。」立ち上がる。
エリス・トリオン:「ハ! 俺は、んな陰気な能力はごめんだがな」
霧灯夢二:「ペンは剣よりも強い、という事を証明してやろうか。」スケッチブックを持って、詰め所を出ようとする。
霧灯夢二:情報を収集しに行くのだろう。
霧灯夢二:霧灯には霧灯の戦い方がある。
エリス・トリオン:ではこちらも背中を向けて、窓の隙間から霧化して出ていく
GM@CHAOS:2人が去ると、高く積み上がっていた駒が崩れた。たくさんの兵たちが音を立てて机の上に散らばった。
霧灯夢二:「……ありがとう、先輩。」その背中に言い、詰め所を出ていく。
【対決イベント:近接戦/ミドルフェイズ7】
GM@LAW:では、各陣営のブリーフィングが終了したところで、近接戦の対決イベントに入りましょう。
GM@LAW:【学園島 第三時計台】
GM@LAW:風光明媚なデートスポットの一つであったはずの時計台周辺。
GM@LAW:しかし、更生プログラムの適用下では、カップルの姿を見かけることはなく。
GM@LAW:今、そこに集うものは、相手を討ち果たさんとする生徒たちだけだ。
モブ風紀部隊:「「治安!粛清!」」
モブ番長部隊:「「自由!独立!」」
GM@LAW:凄絶な魂の叫び。
モブ風紀部隊:「「ドゴー!」」
モブ番長部隊:「「ドゴー!」」
GM@LAW:響き渡る怒号。
GM@LAW:戦いは激化し、泥沼化の一途を辿りつつある。
GM@LAW:平衡は容易には崩れることはないだろう。新たな闖入者の到来でもなければ。
平賀迅:怒号響く頭上から、落雷の音が轟いた。風紀部隊の範囲攻撃を使いそうな顔をしたモブが斬られる。
範囲攻撃顔のモブ風紀委員:「ぐ……な、何!?」
平賀迅:「……まったく、よくよく暴れているな」斬られた後に立っているのは、刃の薄い剣を携えた平賀である。時計台を見上げながらぼやき、辺りを見渡す
モブ風紀部隊:「や……奴だ!平賀迅!」「凶悪犯!」「最優先風紀化対象!」
平賀迅:「何が風紀化だ。だが好都合。……そら、来い! 稲妻を捉えられるというのなら!」
モブ番長部隊:「平賀迅!」「頼もしい援軍だ!」「よっ凶悪犯!」
平賀迅:自分がここに視線が集中すれば、風紀の戦線は乱れる。派手に闖入することこそ番長連の戦線にとってもっともプラスになる事を、平賀は重々承知している。
夏川ミナ:ではそこで、校舎の上空から小柄な影が降ってくる。
夏川ミナ:小柄なのに腕部だけが不自然に大きい。 ――インパクト。
夏川ミナ:小規模なクレーターを作りながらモブ番長部隊の一角を吹き飛ばす。
夏川ミナ:「“ジェミニ”、参上しました」
一角のモブ番長:「うおお……な、何だ!?」
平賀迅:「……来たか。相変わらず、良く目立つ」 番長たちはそのインパクトに危機感を覚え、退いていくだろうか。であれば自分が、自分たちが向かっていかなければならないだろう。そちらへ歩を向ける
モブ風紀部隊:「ジェミニ……!」「やれ!平賀を取ってくれ!」
夏川ミナ:「平賀…………」「迅」
モブ番長部隊:「なんだあの腕は……!」「化物か……頼む平賀!」
平賀迅:「そうとも、平賀迅だ。下の名前で呼んでくれても構わないよ? 私はさして、変わっていない」 薄く笑みすら浮かべて
平賀迅:「付け加えるなら……」 「私だけでもない」
羽石夏澄:風紀部隊の一部の生徒たちが次々に倒れ伏していく。
羽石夏澄:倒れた生徒たちを踏まないように、つま先歩きで、辿々しく歩む女生徒。
羽石夏澄:いつもは三つ編みに結わえられている髪は、ばらばらにふわふわと舞っていた。
羽石夏澄:「……うん。やりましょうか」誰ともなく、呟く。
滝瑞果:時計台から遠く、学舎の光の間に瞬くように
滝瑞果:大きな、黒いリング状の影がある。一見すれば目の錯覚のように見えるが、そうではない。
滝瑞果:この位置からでも平賀迅を狙えるということだ。
滝瑞果:そして、狙いをつけながら、近づいてきている。この場に。
エリス・トリオン:では、その狙いを乱すように、戦線に霧が広がる。
エリス・トリオン:戦場を悠々と歩む、煤けた灰髪の生徒。その背後には霧によって拘束した、規則外物品没収担当の風紀委員を釣り上げている。
エリス・トリオン:「チッ。しけてやがる」
エリス・トリオン:手元でパラパラと奪い取った没収品を物色し、捨てる。誰かの手帳から、プレミア付きの元アイドル生徒のブロマイドが覗いた。
滝瑞果:――パン!
滝瑞果:そこに正面から弾丸が打ち込まれる。軽い消しゴムだ。
エリス・トリオン:ぼう。霧に触れたそれが燃え上がり、軌道を操る間もなく溶け消えた。
エリス・トリオン:「おい、先行しすぎんなよ猪ども。――エサに食い付いたな、雑魚共」
滝瑞果:『黒いリング』まで会話が届く距離ではない。今の一撃は、苛立ちや非難の意志だ。
ロコロコ:そんなやり取りを尻目に、端の方で傷ついた風紀委員君をズルズル物陰に引っ張っていきます。
ロコロコ:「ふう。これで全員かな?SSランクと言えどつらい仕事だね。筋肉痛が心配だ。」
ロコロコ:「かわりに、巻き込む心配は減ったけど。」
ロコロコ:グーッと伸びをして、物陰からでていく。それからカオスの皆さんを見て一言
ロコロコ:「よし、じゃあ、やろっか。」
平賀迅:「おいおい、剣呑極まりないな。良いんだぞ? そちらが『これは勝てない』と退いてくれても」
ロコロコ:「そんなことしたら怒られちゃうよ。味方にも敵にも。」
GM@LAW:モブ生徒たちは彼我の実力差を悟ってか、いつの間にか散り散りと下がりつつある。
GM@LAW:この場での主たる戦力は、3人と3人。
夏川ミナ:「はい。それは少々、格好悪いですから」
ロコロコ:「ね。」
羽石夏澄:「…そっか。やる気なんですね」
羽石夏澄:少し寂しそうに笑って。
羽石夏澄:「なら、戦いましょう。止まれないなら。せめて。」右手を差し伸べる。
GM@LAW:対決を開始します。
LAW:
夏川[18] 滝[7] ロコ[8]
CHAOS:
平賀[6] 羽石[3] エリス[2]
GM@LAW:まずはセットアップの宣言から。行動値順にどうぞ。
夏川ミナ:となると、私ですね
ロコロコ:たのんだ
夏川ミナ:《戦いの予感》《スピードスター》。
夏川ミナ:行動値が48になって、ラウンド間の攻撃力が+48です。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7した(侵蝕率:73->80)
夏川ミナ:「オーバードライヴ――――加減は無しです」
ロコロコ:滝右衛門!
滝瑞果:あれ、ロコが先じゃないですか
夏川ミナ:ほんとだw
ロコロコ:ごめん俺だったわ。《常勝の天才》!対象は味方二人だオラー。ラウンド中攻撃力+28だオラー。
滝瑞果:もちろん私は何も行動がないです。お先にどうぞ。
滝瑞果:アヤッター!
夏川ミナ:ひどいなこの数字……
平賀迅:セットアップなし!
エリス・トリオン:セットアップなし
羽石夏澄:なし!
GM@LAW:では行動に移っていきましょう。
夏川ミナ:最速は行動値48の私っぽいですが、
夏川ミナ:待機します。
夏川ミナ:なぜなら、次の手番のやつがバフをくれるからだ!
ロコロコ:次は俺だ!《戦場の魔術師》《アドヴァイス》《弱点看破》!対象は自分を含めた味方3人だー。
ロコロコ:次のメジャーダイス+7、C-1、ラウンド中攻撃力+12!さっきのと合わせると+40!キリが良いね!侵蝕値は10上昇で82だよ。
ロコロコ:ネクスト!
ロコロコ:「それじゃあ二人共、手筈通りに!」手とかを上げて二人に合図を送ったりするよ。
夏川ミナ:「おまかせを」 身を沈め、矢を番えるように右腕を大きく引く。
平賀迅:待機します
滝瑞果:ミナの初撃への妨害を阻むようにして、
滝瑞果:遠くから、流星群めいて無数の飛来物が飛び、牽制する。
滝瑞果:「(x^2+y^2-1)^3=x^2*y^2」!使用エフェクトは《スキルフォーカス》。
滝瑞果:達成値は技能10+武器10+エフェクト6+ランク3+エンブレム3=32だ
滝瑞果:9d9+32
DoubleCross : (9D9+32) → 35[5,3,8,4,1,2,2,8,2]+32 → 67
滝瑞果:ダメージは武器11+常勝28+看破12+エンブレム1D10=51+1D10
滝瑞果:7d10+51+1d10
DoubleCross : (7D10+51+1D10) → 29[8,9,2,2,1,6,1]+51+6[6] → 86
GM@LAW:dxで達成値を振り直して下さい!
滝瑞果:あ、すいません!
滝瑞果:9dx9+32
DoubleCross : (9R10+32[9]) → 10[2,3,4,5,5,7,8,9,10]+8[6,8]+32 → 50
滝瑞果:6d10+51+1d10
DoubleCross : (6D10+51+1D10) → 41[10,5,8,1,9,8]+51+8[8] → 100
滝瑞果:こっちが正しいダメージです。
GM@LAW:上がってるじゃねえか!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+2した (侵蝕率:65->67)
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:0
滝瑞果:――――カカカカカカッ!!
滝瑞果:直接、番長陣営の者を狙って当てない――というより、意図して外しているような軌道だが。
滝瑞果:緻密な計算で「その場から動かさない」弾道を狙って撃っていることが分かる。
夏川ミナ:(30。29……) 動かずカウントを続ける。滝さんの支援射撃――支援砲撃の中、クリティカルな一撃を叩き込む為に。
平賀迅:「……」 眉をひそめる。先の狙撃、らしきものをエリスが防いだのは感じていた。大した精度。だからこそ、それだけで捨て鉢に乱射をしてくるのは不自然だ
平賀迅:という事で改めて待機
羽石夏澄:では、
羽石夏澄:マイナーはなしで、メジャーで《雨粒の矢》を使用。能力訓練:精神を判定前に使用。
羽石夏澄:6dx+14
DoubleCross : (6R10+14[10]) → 8[1,2,5,5,8,8]+14 → 22
羽石夏澄:ダメージ。ウォーモンガーで+1d10。
羽石夏澄:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 24[5,6,3,10]+10 → 34
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+3した(侵蝕率:92->95)
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:34
羽石夏澄:目の前の戦いが、どこか遠い世界のもののように感じる。
羽石夏澄:(『戦いましょう』なんて、自分で言っておいて、)口の端が歪む。
羽石夏澄:(…なんだ、私、やっぱり何も、変わってない)後ろ側の世界から、恐怖という感情が忍び寄るのを感じる。
羽石夏澄:(エリス先輩はああ言ったけど、)
羽石夏澄:風紀陣営の助っ人を見渡す。かつて共に戦って、笑いあった、友人たち。
羽石夏澄:(――やっぱり、こわい。)だって私は今、
羽石夏澄:滝先輩を見る。ミナちゃんを見る。…そして、ロコさんを見る。
羽石夏澄:(彼らにとって、『敵』なんだから)
羽石夏澄:領域を展開する。広がった不可視のものは、収束することなく広がり、
羽石夏澄:あてどなく破壊する。
羽石夏澄:それは、見た目こそ強力だが、
羽石夏澄:敵に有効打を与えられない、とても、弱々しい一撃だった。
エリス・トリオン:では私か
GM@LAW:君だ!
エリス・トリオン:《ウルトラボンバー》。三人に攻撃します
エリス・トリオン:2d
DoubleCross : (2D6) → 3[1,2] → 3
GM@LAW:d10!
エリス・トリオン:あ、振り直します?
GM@LAW:じゃないdx!
エリス・トリオン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[3,10]+3[3] → 13
エリス・トリオン:おお
エリス・トリオン:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 10[8,2]+20 → 30
エリス・トリオン:で、じゃあ
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:64
エリス・トリオン:霧化した腕が、戦場の中心に突っ込み
エリス・トリオン:構え、待っていたミナちゃんの首元を掴む。
夏川ミナ:「!」
エリス・トリオン:「――誰かと思えば、いつかの節穴のガキじゃあねえか」
夏川ミナ:「エリス・トリオン……!」
エリス・トリオン:「丁度いい。もう一回言ってやる。あの馬鹿連れて、さっさと退け」
夏川ミナ:「ジラクジギル……参考までにお伺いします」 無駄を承知で蹴りを放ちながら聞く。
夏川ミナ:「“嫌だと言ったら?”」
エリス・トリオン:「見せてやる。」
エリス・トリオン:「力が云々じゃねえ――背後にSSランク連れるのは良いモンだからな――」
エリス・トリオン:「てめぇらに“この状況と戦う資格”がねぇってことを」
エリス・トリオン:「見せてやる」
エリス・トリオン: 周囲に居る人間で、オーヴァード注視力を持つ人間は気付くだろう。
エリス・トリオン:霧の中に、きらきらと輝く、白い粒子が混じっていることに。
夏川ミナ:(――――しまった)
エリス・トリオン:鍵要らずの歩み。周りの人間の、装甲、制服。髪、それらの隙間にまで入りこみ、沁み込でいく――霧。
エリス・トリオン:「見せてやる。希望に満ちた顔しやがって」
エリス・トリオン:「本当の“悪意”ってやつを、見せてやるさ」
エリス・トリオン:ロコロコと、滝さんが居るであろう方向に、一瞬目を向け――片手で隠し持っていたライターに火をつける。
夏川ミナ:(粉 塵)
夏川ミナ: (爆――――)
エリス・トリオン:それを、ぴぃんと真上に弾き――開いた大口に、飲み込んだ。
エリス・トリオン: ――轟!
エリス・トリオン:まばゆいほどの白光を伴った炎熱が、その場で荒れ狂った。
エリス・トリオン:「ハハ! ハハ、ハハハッハハハァーーーーーッ!」
エリス・トリオン: 喉まで焼けた声が、哄笑を形作り――すぐに鎮まる。
エリス・トリオン: 地面に落ちて割れた瓶。ラベルはMg――マグネシウム。
エリス・トリオン:ただの火薬では湿気るだけだ。霧と反応して燃焼物となる、金属粉塵である。
エリス・トリオン:「ちったあ頭働かせりゃ分かるだろ――自烙、自嫌」
エリス・トリオン:ウルトラボンバーの効果でリザレクトします
エリス・トリオン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
エリス・トリオン:合わせて13上昇
エリス・トリオン:「最初っから、自爆能力者のコードネームだ。昔は酒(アルコール)でやってたんだがな」
エリス・トリオン:霧が晴れ、炎と煤塗れになった身体で、風紀チームの三人を見下す。
エリス・トリオン:「ちったぁ、理解できたか? 頭お花畑の、ボンクラども」
夏川ミナ:(自分も、とうてい無事では済まないはずなのに)
夏川ミナ:「……賞賛に値します。ジラクジギル」 ジェミニでガードしたが、制服はあちこち焦げ落ちている。
エリス・トリオン:「……」舌打ちする。自爆の火力は莫大だが、それはあくまでレネゲイドの伴わない〝ただの炎〟だ。
エリス・トリオン:強力なオーヴァードには通常兵器以上の効果は無い。
エリス・トリオン:「エリートが。潔く折れろっての」
平賀迅:フーッ。それじゃ行くか。《一閃》《コンセントレイト:ハヌマーン》、セルフ《援護の風》。また移動に伴い《縮地》。これで二回目!
平賀迅:12dx8+3
DoubleCross : (12R10+3[8]) → 10[2,3,3,4,4,5,6,7,7,7,10,10]+10[3,10]+ 10[10]+1[1]+3 → 34
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+8した(侵蝕率:88->96)
平賀迅:……時計台前。見慣れてはいるが、それでも少しだけ特別な空間に――夏澄とエリスの攻撃で瞬く間に荒れ果てたそこに、視線を横切らせる。
平賀迅:夏澄の野放図な破壊に、あるいはエリスの激烈な爆炎に押されてか、忌々しくも辺りから雑魚ははけていた。
平賀迅:背から目線を感じる。期待。『敵』を、自分ならば倒してくれるのではないか、という期待。
平賀迅:身勝手とは言うまい。彼らもまたこの戦いで摩耗している。その縋る希望となるために、戦いを続けさせるために、自分は、ここにいる。
平賀迅:エリスの起こした爆炎が晴れていくのを見つめ、片手で持った剣を足元へ差し出す。刃を返しながら脇へ引く。挙動の一つ一つに、電荷の火花が付き纏う。
平賀迅:ポケットの中のもう片手が握られ、その中の乾電池が潰される直前、
平賀迅:「……そこか」
平賀迅:目線は、目の前の惨状から、先程から絶え間なく降り注ぐ飛来物群の発生源の中心へ。
平賀迅:全身が稲妻と化し、コンマ数瞬。黒いリングの眼前に、その姿はある。大雑把な斬撃が走る。
滝瑞果:「…」
平賀迅:元より着弾を目安とした盲(めくら)の跳躍。当てる事を強く意識してはいない――無論、当たるのであればただですまない一撃を、放つ!
平賀迅:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 11[2,2,4,3]+32 → 43
平賀迅:「……君が」
平賀迅:「滝瑞果、か。港湾で、顔は見たが。なるほど」
滝瑞果:――ギン!
滝瑞果:振り下ろした剣は、異様な金属音に衝突する。だが、衝撃で滝の身体は強く弾かれ、体勢を崩す。
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「マジになるなよ」
滝瑞果:最大の脅威……とされる者の、突然の強襲に、意外なほどに動じていない。下がり、ポケットに再び手を入れただけだ。
平賀迅:「……マジに? なるな?」
平賀迅:「それは自分に言い聞かせているのか? それとも私に言ったのか?」
平賀迅:「私はマジだよ。最初っから。風紀委員が私を指名手配した時からね」
滝瑞果:「お前にだよ……そっちがマジになるようだと、あたしもそうしなきゃいけない」
滝瑞果:「ミナちゃんは……お前がやったことじゃないって言ってるぞ」
平賀迅:「……そうか」 浅く息を吐き 「その通りだとも。私はやっちゃいない」
平賀迅:「私がやるなら、もっとスマートにやるさ。爆殺なんてガラじゃない。私の能力をこうやって見たら、そいつは分かるんじゃないか?」
滝瑞果:「そうかもしれない。って、いうか……」
滝瑞果:「ミナちゃんが言うなら、多分そうなんだろうな。あたしはミナちゃんのこと信じてるからな……」
滝瑞果:「でもお前が犯人であってほしいと思っている」
滝瑞果:会話を続けようとしているのは、その分攻撃の機会を削ぐためだ。
平賀迅:「……うん。なるほど。分かるよ」
滝瑞果:互いに攻撃し続ければ、オーヴァードはそれだけで消耗していく。
平賀迅:「君みたいなのがいるから、私はマジでやらなきゃならないんだ」
平賀迅:「生贄になどなってはやらん」
滝瑞果:「……例えば、お前はやらないんだろうな。確かに、見ていても分かる」
滝瑞果:「でも、一度も不安になったことはないのかよ?……平賀迅」
平賀迅:「不安?」
滝瑞果:「『お前じゃなかったら』やるんじゃないのか――」
滝瑞果:ゆっくりと歩きながら平賀迅の側面に回ろうとしているが、隙は見えない。
滝瑞果:「どこかの魔術結社の」
滝瑞果:「知識の器だったそうだな」
平賀迅:「……フフ、ちなみに、過去形でもないぞ」
平賀迅:「まともに使えやしないがね」
滝瑞果:「でも、言った通りの意味でさ……そっちが犯人だったとしたら、まずいんだ」
滝瑞果:「『お前が』犯人だったら、少なくとも……要求を汲んで、交渉することだってできた」
平賀迅:「……交渉、交渉か」
平賀迅:「恐るべき冷徹さだな。交渉。曲がりなりにも学園の頭を叩いたテロリズムを相手取って?」
滝瑞果:「お前はミナちゃんが信じている相手だ」
滝瑞果:「いや……仮に、そうじゃなくてもだよ」
滝瑞果:「そうだろ?こんな、バカなだけの学生を、いきなり……あんなマジに、殺そうとするなんて」
滝瑞果:「……そいつが、どこの誰だろうと」
滝瑞果:「よっぽどだろ……」
滝瑞果:「あたしたちがどう思おうと、よっぽどの理由があるんだよ」
平賀迅:「……そうだな。私もそう思うよ」
平賀迅:「最初っから考えていたんだ。『何故私だったのか』とね」
平賀迅:「私を装うにしては、やり口が杜撰に過ぎる。この能力を、あるいは私のことをわかっていれば、あれは私じゃないとすぐに分かる」
平賀迅:「せめてウロボロス・シンドロームのオーヴァードでも連れてこいという話だ。あれは確か他のオーヴァードのエフェクトを真似る力があるとかいう話だったからな」
平賀迅:「……だが現実はこうだ。私は指名手配犯。風紀委員は圧制を敷き、抗う番長連と紛争状態」
滝瑞果:「……」ポケットの中で拳を握る。
平賀迅:「理由なんて、必要じゃあない」
平賀迅:「そんなものは、真実を見つけた後にそいつを引っ張れば、土の中から出てくるだろうよ」
平賀迅:「イモと同じだな、イモと!」
滝瑞果:「真実ね……フ……」
滝瑞果:「結局、そうなんだよな。真実でも戦う理由でも……なんでもいいけど」
滝瑞果:「結局、どこでも同じだ。みんな殺し合うわけだ」
滝瑞果:「アカデミアも……一皮むけばそうだったのかもなあ」
エリス・トリオン:「何手間取ってやがる!」下から叫ぶ。「さっさと、そのグレた馬鹿女を叩き落とせ!」
平賀迅:「……」 そう言った滝さんの様子に、少し表情が張り詰める。そこへエリスくんの声がかかり、構えにも隙が生じる
平賀迅:「滝瑞果。瑞果! 一皮剥けば、って、それは真実だろうが……そうだな」
平賀迅:「皮は、厚い所と薄い所、硬い所と柔らかい所があって……しまったな、さっき自分でイモとか言ったから引きずられてるが」
平賀迅:「……しかし、どんな皮も、強靭な刃物と腕力で切られる事はあるって事だ」
滝瑞果:「そういう力のあるやつがいる」
滝瑞果:「平賀迅……」やや遠巻きに距離を取って、平賀を見る。
滝瑞果:「あの日の敵はお前より強いぞ」
滝瑞果:「戦ったら、死人が出る」
平賀迅:「……馬鹿な事を」
平賀迅:「戦わなければ私は死んだも同然だ。今の風紀に捕らえられてどうなるか、分かったものじゃない」
平賀迅:「……今の風紀は間違ってる」
平賀迅:「だが番長連も間違っている」
平賀迅:「私は私の独断する正義に従う。……死を背後にした戦いになるのだから、それをやめろだと?」
平賀迅:「私は戦わなくても死ぬんだ」
滝瑞果:「……そうだ。『死んだも同然』と『死んだ』は全然違う。……知識の器のくせに、わかってないな」
滝瑞果:「アカデミアから逃げろ」
滝瑞果:「……皆にそう言ってるのに、全然わかってくれない。フフフ……やっぱ、人望がないのかな、あたし」
滝瑞果:遠くの戦況を見る。
平賀迅:「ハ! 分かってないのは君だ」
平賀迅:「結局、逃げたくないんだよ。死が最も恐ろしいものだなんて、思っちゃいないんだ」
平賀迅:「人は尊厳のためにも戦いうる。見た事なくても、日本史の授業で習うだろ?」
平賀迅:「……サボりも限界だな。こうして君を足止めできたし、番長連には顔が立ったろ」 顔を戦場へ向ける
滝瑞果:「そうかい。でもプライドを擽って動かすこともできる」
滝瑞果:「足止めしていたのはそっちだけじゃないぜ。ミナちゃんの活躍を見ろよ」
平賀迅:「……ミナ」
平賀迅:「そうだな。君とサボれて良かった」
滝瑞果:そう言いながらこちらも、夏川ミナを注視している。
平賀迅:「ミナが私を信じていたと、聞けたからね。嬉しかった」 口元に笑みを浮かべ
平賀迅:「……じゃあな。落ち着いたらもう一度、自分が何をしているか、見直してみると良い」
平賀迅:「アカデミアから逃げろって言ってるのに、みんな逃げてくれない、か。ハハ……!」 壁を蹴って離脱します
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:107
夏川ミナ:《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。感覚白兵で殴ります。
夏川ミナ:ロコロコ君の支援でダイス+7のC値-1なので
ロコロコ:そうだぞ
夏川ミナ:17dx6+6
DoubleCross : (17R10+6[6]) → 10[1,1,1,3,4,4,5,6,7,7,8,8,9,10,10,10,10]+ 10[2,3,4,4,7,8,9,9,10,10]+10[2,8,8,8,9,10] +10[1,4,7,8,9]+10[1,2,7]+4[4]+6 → 60
夏川ミナ:で、ダメージ。
GM@LAW:ヤベェー
ロコロコ:つえー
ロコロコ:キーワードボーナス!
滝瑞果:キャーミナチャーン!
ロコロコ:ダメージダイスを三つ加えな!
夏川ミナ:ダメージ。ゾディポン11の、スピードスター48の、ロコ太郎支援が40。
夏川ミナ:7d10+1d10+3d10+11+48+40
DoubleCross : (7D10+1D10+3D10+11+48+40) → 36[6,5,8,4,3,3,7]+10[10]+12[7,1,4]+11+48+40 → 157
GM@LAW:うむ!
現在のダメージ/ LAW:257 CHAOS:107
夏川ミナ:「夏澄ちゃん!」 顔は向けず、大声で親友の名を呼ぶ。
夏川ミナ:「“お互いを全力でぶつけ合うと気持ちいい”……夏澄ちゃんが教えてくれたことです!」
夏川ミナ:「私は!もとのアカデミアを取り戻すために、」
夏川ミナ:「番長連も!風紀も!全部まっさらにして、もとのアカデミアを取り戻すために――」
夏川ミナ:「全力、を!ぶつけます!」
羽石夏澄:ちら、と視線を声の方に向ける。
羽石夏澄:俯いて、きゅっと口を結ぶのみ。
夏川ミナ:一直線に跳ぶ。狙いは一点。
夏川ミナ:防御の要。チームの要。Sランクディフェンダー……
エリス・トリオン:「チィッ」
夏川ミナ:「エリス、トリオンッ!」 高速振動を纏った豪腕で、霧を削り取る。右!
エリス・トリオン:羽石はあからさまにやる気がない。平賀もまだ力を隠している。正しい選択だ。
エリス・トリオン:ただ――それが全力だった所で、どうだったか。あのSSランクは、自分で殴らない分より支援に特化しているようだ。
エリス・トリオン:「越えられるかよ!」
夏川ミナ:「もちろん」 左右のラッシュで畳み掛ける。だけではなく。
エリス・トリオン:「テメェごときに! この悪意の霧を! 《ジラクジギル》を――!」
夏川ミナ:「……“踏み”越えます!」 スカートだから禁止していた“足甲”も装着している。蹴り!
エリス・トリオン:ガードします! 素ガード!
GM@LAW:では、ここで両陣営のガード値を算出しましょう。
GM@LAW:エフェクト等ある方は宣言をお願いします。
夏川ミナ:フック、ストレート、アッパー、ローキック、回し蹴り、かかと落とし、ハイキック。ソバット、裏拳、ストレート!
夏川ミナ:ゾディアックウェッポンのガード値を宣言します。3!
ロコロコ:僕はなんにもないです
滝瑞果:ない!
エリス・トリオン:リアクティブシールドの効力を発動! ガード値6+1d。 更に、装甲が12点!
エリス・トリオン:18+1d
DoubleCross : (18+1D6) → 18+3[3] → 21
エリス・トリオン:クソだぜこいつ
GM@LAW:1d10!
平賀迅:高速振動神の威光にひれ伏すが良い! この燦然と輝くガード値2!
エリス・トリオン:一撃ごとに、爆炎が、霧の山脈が、振動に消し飛ばされる。
羽石夏澄:素ガード!メイド服とクリスタルシールドで22!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:80->86)
エリス・トリオン:(SSランクじゃねえ。朝倉でもねえ。当然、あの馬鹿でもねえ!)『ガッ――』
エリス・トリオン:(こいつが、こんなチビっこいガキが――そっちのキーか……!)
エリス・トリオン:18+1d10
DoubleCross : (18+1D10) → 18+2[2] → 20
エリス・トリオン:hetta
エリス・トリオン:「くそ、が、っ……!」 胴体の半分近くを踏み抜かれながら、忌々しげに夏川を見上げる。
エリス・トリオン:或いは、手加減などしなければ。
エリス・トリオン:この、怖いものなどないかのような、彼の渾身の霧の山脈を、ただの素の意志力で乗り越えてくるような強靭な少女を――内側から焼きつくしてやれれば――
エリス・トリオン:――それでは、本末転倒も良い所だ。
エリス・トリオン:「おいカミナリ! 真空! ――さっさと退くぞ!」
羽石夏澄:ハッと顔を上げる。
夏川ミナ:(風紀も……番長連も、絶対じゃない。道標の一つに過ぎない)
夏川ミナ:「そうだ。私が歩む道は、私が決めます」
エリス・トリオン:「……何もかも乗り越えてきましたみたいな顔しやがって」 消し飛ばされ、掠れる声で。
夏川ミナ:「はい。乗り越えてきましたから」
羽石夏澄:その瞬間、目に映った、夏川ミナの姿、が
羽石夏澄:――あまりに眩しくて。
平賀迅:雷が落ち、エリスくんとミナちゃんの間に介入する
平賀迅:「フフ、名前で呼んでくれよ。それだとほら、雷番長とか反応してしまうかもしれないだろ?」
エリス・トリオン:「恵まれっ子(ギフテッド)め、クソガキが」
羽石夏澄:夏川ミナへのロイス感情を反転します。嫉妬を表に。
エリス・トリオン:「どこまでその眼を曇らせずにいられっか、楽しみなもんだ」
エリス・トリオン:「うるっせえ! テメーなんぞビリビリで十分だ」
羽石夏澄:「……」すっと、熱が引いたように、表情を失った顔で、そこに立つ3人を一瞥すると。
羽石夏澄:踵を返して、そのまま、走り去る。
エリス・トリオン:右手でライターをつけようとして、その手をまた蹴り飛ばされる。
夏川ミナ:「今回は我々の勝ち」
平賀迅:「……さて、引け引け! ここは風紀に譲ってやる! 背中は守ってやるが、これから風紀に向かうバカは知らんぞ!」
夏川ミナ:「――と、いうことで」 ウインクする。
エリス・トリオン:イッラァ、という顔をする。
エリス・トリオン:消えかけの身体に、怒りの四つ角だけが霧の形で浮かぶ。
エリス・トリオン:「し! つ! け! ぇ!」平賀くんの肩を叩き、その周辺に走る稲妻を借りて着火!
エリス・トリオン:マグネシウム炎特有の、輝く白光が目くらましとなる!
夏川ミナ:「ぅ……む!」 咄嗟に飛び退く。これ以上の追撃は無理だ。
平賀迅:「おっと」 その閃光から自分の目を庇いつつ
平賀迅:「……ミナ!」
平賀迅:「無事であってくれ。君の言った『元のアカデミア』に、君がいないのは意味がない」
夏川ミナ:きょとんとする。言われてみると、確かにそうだ。
夏川ミナ:「はい。最大限、努力しますので――――」
夏川ミナ:「あなたも。迅」 小さく手を振る。
平賀迅:フ、と薄く笑い、ポケットの中で電池を握り潰し……かけ
平賀迅:「……瑞果の事は気遣ってやれ。夏澄は、私……じゃ頼りないが、歩も気を使ってくれるだろ。任され、」
平賀迅:「ろ!」
平賀迅:今度こそ全身を稲妻と化し、その場を後にする
夏川ミナ:一瞬の雷光が視界から消えても、しばらく手を振り続ける。
夏川ミナ:「みんなで日常に戻ります。約束ですよ」
ロコロコ:「うーん。全力を出したけど。今度は羽石さんが、乗り気じゃなかったか。」敵方が去った方を眺めて。
ロコロコ:それから、辺りを見渡す。終わってみればこちらの被害は殆どない。取り返しのつかない物は、夏川くんの制服くらいか。
ロコロコ:「ふっ。予想より逞しい花だったかな。僕たちは。」
ロコロコ:向こうも、傷ついた人は居る。でも、いずれ癒える。取り返しがつかないものは、一つもない。
ロコロコ:「これからも、そうしてかなきゃねえ。なんたって僕は、SSランクだからな。」
ロコロコ:「外と中では違うんだぞ。」
与ダメージ総量/ LAW:210 CHAOS:107
GM@LAW:近接戦は、LAW陣営の勝利となります。
【決戦イベント/ミドルフェイズ10】
GM@LAW:次のシーンは決戦イベントとなります。
ロコロコ:ダーッ!
GM@LAW:まずはMAPにご注目ください
ロコロコ:なんかある
芙蓉堂太一:わっ
柳武歩:ええっ
羽石夏澄:マップだ
夏川ミナ:これは・・・
霧灯夢二:おおっすごい!
GM@LAW:決戦イベントは、PC同士によるフィーネの奪い合いになります。
GM@LAW:マップ上にある各チーム拠点に、フィーネを連れてきた陣営が勝利となります。
ロコロコ:ふむふむ
GM@LAW:マップはブロックごとに分かれ、ラインで繋がったブロックにのみ移動することができます。
ロコロコ:ふむ
GM@LAW:ブロックごとにエンゲージが形成されると思いねえ
ロコロコ:理解した
GM@LAW:マップの1ブロックの距離はそれぞれ[10メートル]です。
夏川ミナ:縮地・・・
GM@LAW:1ブロック離れるごとに[20メートル]、[30メートル]となるぞ。
平賀迅:投降するなら今のうちだぞ!
GM@LAW:なお、マップの直線状のみが
GM@LAW:視界の届きうる範囲です。
柳武歩:そうなるよなw
GM@LAW:エフェクトの射程などに影響しますね。
ロコロコ:なるほど。
芙蓉堂太一:ふーむ
エリス・トリオン:飛車方向が『視界』なわけね
ロコロコ:ラインでつながってなくても、直線状なら視界?
滝瑞果:面白いなあ……!
GM@LAW:つながっているところのみです!
GM@LAW:で、斜めはMAPだとまっすぐに見えませんが
GM@LAW:真っ直ぐだと思ってくださいw
ロコロコ:ふむ
滝瑞果:あ、斜めも大丈夫なの?
ロコロコ:ではラインで繋がっているところしか視界は届かないのだな。
夏川ミナ:つまり、7-18から2-16まで縮地できるってことですね
夏川ミナ:12-16だ。
平賀迅:なんかすごいこっち見られてない?
柳武歩:そりゃそうじゃ
エリス・トリオン:柳武キド博士!
GM@LAW:開始状況について説明します。
滝瑞果:あ、すいません、一番左上のマスですけど
GM@LAW:はい!
滝瑞果:これって、上下方向には直線つながってないと見ていいんですよね?
GM@LAW:つながってないです!
滝瑞果:番長側の右下マスは、これ一番上までつながってますが
滝瑞果:その点で完全な対称ではないと見ていいですか
GM@LAW:ちょっと待ってください
GM@CHAOS:すみません!記述ミスである可能性があるので、確認して後日回答します。
滝瑞果:分かりましたー
GM@LAW:すみません、改めて開始状況について!
▼開始状況について
対決イベントで勝ち越した陣営……LAW陣営については、「フィーネの隠れ家」が初期配置になります。
また、フィーネを連れているPC(後述)を除き、初期配置の時点で1ブロック移動してよいです。
エリス・トリオン:つよい
▼開始状況について
対決イベントの合計勝利数が少ない陣営……CHAOS陣営については、各チーム拠点が初期配置になります。
ただし、対決イベントに勝利した数だけブロックを移動でき、その地点を初期配置とすることができます。
GM@LAW:今回で言うと2ブロック分ですね。
▼フィーネを連れているとは何か?
フィーネはエキストラとして扱われ、決戦イベント開始時点では、LAW陣営と一緒にいます。
LAW陣営は誰が彼女を連れているかを、ラウンド進行開始前に決定しておくこと。
「フィーネを連れている」状態のPCが移動すると、フィーネも同時に移動します。
▼フィーネを奪う
フィーネを連れているPCを対象に〈白兵〉か〈知覚〉での対決に勝利することで、彼女を奪うことができます。
また、フィーネを他のPCに渡すのはメジャーアクションとする。
▼フィーネが自由になる
フィーネを連れているPCがマイナーアクションで彼女を放棄するか、戦闘不能になったりシーンから退場した場合、フィーネはその場所に、誰にも確保されずにいることになります。
その場合、いずれかのPCが、フィーネのいるブロックまで移動した後、フィーネを確保することを宣言することで、以後そのPCがフィーネを連れていることになります。
▼シーンからの退場
決戦イベントでは、侵蝕率が100%を超えた状態で戦闘不能になった場合、自動的にシーンから退場となります。
また、《リザレクト》を使用した結果として侵蝕率が100%を超えた場合も、そのままシーンから退場となります。
戦闘移動を行うことで、PLの任意でシーンから退場することも可能です。
▼行動順の決定
各ラウンドの開始前に、各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行ないます。
ラウンド進行時、セットアップの行動および行動値が同じ場合は、この対決に勝利したチームが先に行動する。
この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できます。
財産点は使用可能。達成値が同じ場合、決着がつくまで判定をやり直してください。
GM@LAW:これは開始イベントの時と同様のルールですね。
GM@LAW:決戦イベントはラウンド進行で行います。相手陣営への攻撃・妨害も自由だ。
GM@LAW:ただし射程には気をつけよう。
ロコロコ:理解しました
エリス・トリオン:移動力は
エリス・トリオン:実際の戦闘移動・全力移動・どっち依存になりますか?
GM@LAW:行う移動方法に依存します。
エリス・トリオン:フィーネを連れていくことで
エリス・トリオン:移動力にペナルティなどは生じますか?
GM@LAW:生じません。
平賀迅:移動力ですけど、ブロック単位なら10メートル単位切り上げって感じですかね? 移動力10以下なら1ブロック、11以上なら2ブロック、21以上なら~って感じで
エリス・トリオン:ええっと、もうひとつ
エリス・トリオン:エンゲージ(=同ブロック内に敵がいる場合)を切るのも、通常のラウンド進行自由ですか?
エリス・トリオン:つまり全力移動しないと切れないのか
GM@LAW:切り捨てとします。ただし、最低1ブロックの移動は保証されます。
ロコロコ:キリステ
平賀迅:おお、それはまた。了解です
GM@CHAOS:なので、戦闘移動距離が10メートル以下でも全く移動できないということはないというわけです。
GM@CHAOS:エンゲージからの離脱についても通常の戦闘と同様です。
ロコロコ:ライン間の距離についてなんですけど
ロコロコ:ブロック間?
ロコロコ:まあいいや。
GM@CHAOS:ただ離脱の細部については開始までに調整しますので、回答はもう少々お待ちを。
GM@CHAOS:はいはい
ロコロコ:斜めのところはどんな感じのブロック数なんでしょう。
GM@CHAOS:斜めであっても1ブロックとカウントします!
ロコロコ:例えば隠れ家から斜め右下のマスの距離は、縦で3つっぽいから3ブロック離れてる?
GM@CHAOS:いや、ラインの数で考えてもらっていいです。
ロコロコ:ラインの数!
柳武歩:ブロックっていうのは黒い四角が一個のブロックなんですよね
柳武歩:升目じゃなくて
ロコロコ:ってことは一部ロック分離れてるってこと
GM@CHAOS:ですです。
ロコロコ:ライン一個で10m的な?
GM@CHAOS:なので、隠れ家から一番右下のブロックまでは2ブロック分離れている。
ロコロコ:理解しました
GM@CHAOS:よかったです。
ロコロコ:後もう一つ。他のPCにフィーネちゃんを渡すのがメジャーアクションということですが
ロコロコ:受け取る方は特に何もしなくていい感じでしょうか。
GM@CHAOS:受け取る側は何もする必要はないです!
ロコロコ:なるほど了解です
平賀迅:フィーネを確保してる状態で、《間隙の魔術師》でフィーネだけ視界の範囲まで移動させる事は可能ですか?
GM@LAW:フィーネは常に確保している人間と同時に動くので
GM@LAW:フィーネだけを独立させて動かすのは不可とします。
平賀迅:分かりました
ロコロコ:確保している人間を間隙の魔術師で移動させれば、一緒にフィーネちゃんも動くのねん
GM@CHAOS:イエスです。
GM@LAW:一応、説明としてはこんなところです
GM@LAW:質疑に対する解答は暫定とさせてください。
GM@LAW:協議の上、次回開始時までに正式に回答します
GM@CHAOS:何か質問があれば今のうちにどしどし応募してくれよな!
エリス・トリオン:一度で進めるブロック数に限界あります?
GM@LAW:協議中です!
GM@CHAOS:今のところは特に制限は設けていないが、もしかすると少しぐらい調整が入るかも!
エリス・トリオン:エンゲージが通常通りということは、敵がいるコマを素通りすることは出来ないということですね
GM@CHAOS:そうなります!
エリス・トリオン:あ、あとラウンド進行ということは
エリス・トリオン:セットアップエフェクトも使用可能?
GM@CHAOS:セットアップはもちろん使用可能です。
GM@CHAOS:他に何か質問はあるかー。
GM@CHAOS:なければここまでにするぞー。
エリス・トリオン:あ、質問
エリス・トリオン:イージーエフェクト《鍵要らずの歩み》でボーナス入りません?
GM@CHAOS:戦闘ですので、イージーエフェクトは使用不可です!
エリス・トリオン:悲しい物語だぜ
柳武歩:あ、一応聞いておこうかな…
柳武歩:フィーネを奪う判定に《剣聖の手》は使えますか
GM@CHAOS:時間もあれなんで持ち帰って検討してきます!
柳武歩:はい!
※協議の結果、以下のようなルールで執り行います。以前の結果と異なる場合はこちらを参照して下さい。
▼戦闘MAP
以下の通り。
・MAPはブロックとラインで構成されており、キャラクターはブロックにのみ存在できる。
・ラインのつながったブロックにのみ、移動を行うことが出来る。
・ブロック間の距離は一つにつき10m。
・1つのブロックは1つのエンゲージとして扱う。
・射程:視界の届く範囲は、ラインの直線上で結ばれたブロックのみとなる。
▼勝利条件
マップ上にある各チーム拠点(風紀委員居室/番長連詰所)への、フィーネを連れたPCの到達。
▼初期配置
・対決イベントで勝ち越した陣営(LAW陣営)
→フィーネの隠れ家を初期配置とする。フィーネを確保した状態で開始できる。
「フィーネを連れている」PC以外は、ここから1ブロックまで移動した場所に初期配置してもよい。
・対決イベントで負け越した陣営(CHAOS陣営)
→番長連詰所を初期配置とする。
ここから[対決イベントでの勝利数=2]ブロック以内まで移動した場所に初期配置してもよい。
▼フィーネを連れている
・フィーネはエキストラとして扱われ、決戦イベント開始時点では、LAW陣営と一緒に居る。
・LAW陣営は誰が彼女を連れているかを、ラウンド進行開始前に決定しておくこと。
・「フィーネを連れている」状態のPCが移動すると、フィーネも同時に移動する。連れての移動に際してペナルティはない。
▼フィーネを奪う
・フィーネを連れているPCを対象に〈白兵〉か〈知覚〉での対決に勝利することで、彼女を奪うことができる。
・この対決は奪う側がメジャーアクション、守る側がリアクションとして扱う。
・エフェクトは使用可能。ただし「攻撃を行う」などの記述のものは不可。
・また、フィーネを連れているPCは、メジャーアクションを消費することでフィーネを他のPCに渡す事ができる。
・フィーネを奪う、渡す行動は同ブロック内でのみ行える。
▼フィーネが自由になる
・フィーネを連れているPCがマイナーアクションで彼女を放棄するか、戦闘不能になったりシーンから退場した場合、フィーネはその場所に、誰にも確保されずにいることになる。
・その場合、いずれかのPCが、フィーネのいるブロックまで移動した後、フィーネを確保することを宣言することで、以後そのPCがフィーネを連れていることになる。
▼シーンからの退場
・決戦イベントでは、侵蝕率が100%を超えた状態で戦闘不能になった場合、自動的にシーンから退場となる。
・また、《リザレクト》を使用した結果として侵蝕率が100%を超えた場合も、そのままシーンから退場となる。
・戦闘移動を行うことで、PLの任意でシーンから退場することも可能。
▼行動順の決定
・各ラウンドの開始前に、各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行う。
・ラウンド進行時、セットアップの行動および行動値が同じ場合は、この対決に勝利したチームが先に行動する。
・この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できる。
・財産点は使用可能。達成値が同じ場合、決着がつくまで判定をやり直すこと。
▼移動について
・移動ブロック数は[戦闘移動or全力移動]距離の切り捨てとする。例:戦闘移動距離25m=2ブロック移動可能。
・移動距離が10m未満でも、最低1ブロックは移動可能。
・1回の行動(=1メインプロセス)で1人のPCが行える最大の移動距離は3ブロックとする。
・離脱については通常の離脱ルールに準じる。
▼ボーナスについて
■近接戦ボーナス(LAW陣営獲得)
・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。
■交渉戦ボーナス(CHAOS陣営獲得)
・決戦イベントのシーン中1回、任意のキャラクターの判定の直後に使用する。その判定の達成値に+5する。
▼個別のエフェクトについて
・イージーエフェクトによるボーナスはつかない。
・フィーネを奪う判定に、《剣聖の手》は使用できない。
GM@CHAOS:いよいよ決戦イベントです。
GM@CHAOS:まずは前回ご説明したルールの修正点や質問などと含めておさらいをしておきましょう。
GM@CHAOS:マップに関するルールは次の通り。
GM@CHAOS:・MAPはブロックとラインで構成されており、キャラクターはブロックにのみ存在できる。
GM@CHAOS:拠点以外の各ブロックには便宜的に1から12までの番号を付してあります
GM@CHAOS:・ラインのつながったブロックにのみ、移動を行うことが出来る。
GM@CHAOS:・ブロック間の距離は一つにつき10m。
GM@CHAOS:・1つのブロックは1つのエンゲージとして扱う。
GM@CHAOS:・射程:視界の届く範囲は、ラインの直線上で結ばれたブロックのみとなる。
GM@CHAOS:勝利条件はマップ上にある各チーム拠点(風紀委員居室/番長連詰所)への、フィーネを連れたPCの到達です。
GM@CHAOS:修正の入った移動についてですが
GM@CHAOS:・移動ブロック数は[戦闘移動or全力移動]距離の切り捨てとする。
GM@CHAOS:例えば戦闘移動距離が25mなら2ブロック移動可能という感じです
GM@CHAOS:ただし移動距離が10m未満でも、最低1ブロックは移動可能。
GM@CHAOS:ここまでは前回の説明と同じですが
GM@CHAOS:・1回の行動(=1メインプロセス)で1人のPCが行える最大の移動距離は3ブロックとする。
GM@CHAOS:・離脱については通常の離脱ルールに準じる。
GM@CHAOS:という部分が追加されていますので、ご注意ください
GM@CHAOS:さらに対決イベントで手に入れたボーナスでこのシーンで使用可能なものとして
GM@CHAOS:■近接戦ボーナス(LAW陣営獲得)
・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。
GM@CHAOS:■交渉戦ボーナス(CHAOS陣営獲得)
・決戦イベントのシーン中1回、任意のキャラクターの判定の直後に使用する。その判定の達成値に+5する。
GM@CHAOS:この二つがありますので、便利にお使いください。
GM@CHAOS:最後に、前回出た質問への回答をさせていただくと
GM@CHAOS:・決戦イベント中はイージーエフェクトの使用によるボーナスはつかない。
GM@CHAOS:・フィーネを奪う判定に、《剣聖の手》は使用できない。
GM@CHAOS:となります。ご理解ください。
GM@CHAOS:さて、ルールの説明はこんなところですね。
GM@CHAOS:また何か不明点が出てきた際は随時質問してください。
ロコロコ:初期配置についてのルールをもう一回貼ってくれると親切な気がするぜ!
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:PCの初期配置についてですが
GM@CHAOS:ロウ陣営はフィーネの隠れ家を初期配置とする。フィーネを確保した状態で開始できる。
GM@CHAOS:「フィーネを連れている」PC以外は、ここから1ブロックまで移動した場所を初期配置してもよい。
GM@CHAOS:番長連陣営は番長連詰所を初期配置とする。
GM@CHAOS:ここから各PCが対決イベントでの勝利数、つまり2ブロック以内まで移動した場所を初期配置にしてもよい。
GM@CHAOS:といった感じです。
GM@CHAOS:なんか防具や回復アイテムを融通したいとかがあったら開始前にその機会を設けるのでやってください。
GM@CHAOS:では、決戦イベントを始めていきましょう!
【決戦イベント/ミドルフェイズ10】
GM@CHAOS:PCは全員登場です!
GM@CHAOS:ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:112->119)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:93->102)
芙蓉堂太一:1d10+97-1
DoubleCross : (1D10+97-1) → 4[4]+97-1 → 100
朝倉侑生:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 8[8]+76-1 → 83
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+5(1D10-1->6-1)した(侵蝕率:102->107)
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した (侵蝕率:76->83)
柳武歩:1D10+77-1
DoubleCross : (1D10+77-1) → 3[3]+77-1 → 79
エリス・トリオン:1d10+85-1
DoubleCross : (1D10+85-1) → 2[2]+85-1 → 86
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:99->103)
ロコロコ:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 10[10]+87 → 97
ロコロコ:うげっ
GM@CHAOS:では、まずは最初にアイテムの受け渡しがある場合はここで宣言をお願いします。
GM@CHAOS:もしロイスの整理などがある場合も今のうちにどうぞ。
エリス・トリオン:はいさい
羽石夏澄:クリスタルシールドを平賀くんに渡します。
平賀迅:受け取りました
エリス・トリオン:ブルーゲイルの所有者は・・・もう良かったか
GM@CHAOS:アイテムの受け渡しはもうよろしいですか?
柳武歩:すみませんが少々お待ちを…
GM@CHAOS:40分くらいまで待ちます!
霧灯夢二:お待たせしてすいません。こちらは大槌を柳武さんに渡します。
柳武歩:受け取ります
ロコロコ:渡せるもんなら!
GM@CHAOS:あとはOKですか?
霧灯夢二:以上です!
ロコロコ:こっちはないでーす
GM@CHAOS:了解です。
羽石夏澄:OKです!
エリス・トリオン:OKです!
GM@CHAOS:では、そうですね。
GM@CHAOS:開始前に作戦会議室で各PCの初期配置を宣言してもらいましょうか
GM@CHAOS:あとロウ陣営は誰がフィーネを連れているかもお願いします。
GM@CHAOS:初期配置が決定しました。
GM@CHAOS:カオス陣営は全員が8番からスタート。
GM@CHAOS:あ、違う!
ロコロコ:2番!
GM@CHAOS:それ!
GM@CHAOS:カオス陣営は全員が2番からスタート。
GM@CHAOS:ロウ陣営はミナちゃんとロコくんが8番に移動。
GM@CHAOS:ユウキくん、滝さん、芙蓉堂くんがフィーネの隠れ家が初期配置。
GM@CHAOS:フィーネを連れているPCは芙蓉堂くんです。
エリス・トリオン:芙蓉堂!
GM@CHAOS:決戦イベントはこの初期配置で開始していきたいと思います。
GM@CHAOS:それではラウンド進行の開始前に行動値が同値だった場合の優先権を対決で決めておきましょう
GM@CHAOS:まずは1ラウンド目の優先権を
GM@CHAOS:各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行ってください
エリス・トリオン:私がゆきます
GM@CHAOS:トリオン!
芙蓉堂太一:では出ます
エリス・トリオン:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 5[1,1,3,3,5]+2 → 7
芙蓉堂太一:学園通の友人使用してダイス2個増加します。
芙蓉堂太一:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,2,2,4,5,6,7,9,9,10]+9[9]+2 → 21
芙蓉堂太一:あ、回った
GM@CHAOS:芙蓉堂くんがすごい上回った!
GM@CHAOS:では、1ラウンド目は行動値が同じ場合はロウ陣営に先に行動してもらいます!
ロコロコ:うおー
GM@CHAOS:では、ラウンド進行開始前の処理はこれで全て終了しましたので
GM@CHAOS:少しシーンの描写をしたらいよいよ決戦イベントを開始していきましょう!
GM@CHAOS:フィーネのもとにたどり着いた風紀委員陣営の精鋭たちは、少女のか細い手を取ると隠れ家を出た。
GM@CHAOS:あとはチームの拠点に戻れば、番長連陣営も手出しができなくなる。
GM@CHAOS:だが、相手もここが最後のチャンスだと分かっている以上、フィーネを奪うために姿を現すはずだ。
GM@CHAOS:今、アカデミアの二大陣営による戦いの最終幕が開かれる。
GM@CHAOS:というわけでラウンド進行を開始します!
GM@CHAOS:1ラウンド目!
GM@CHAOS:まずはセットアッププロセスから。
GM@CHAOS:行動値順に宣言をお願いします。
朝倉侑生:《スピードスター》使用します。演出なし。以上です。
夏川ミナ:ありません。
GM@CHAOS:ほほう。
ロコロコ:ない
GM@CHAOS:次は夢二くん!
霧灯夢二:なし
GM@CHAOS:では、滝さん!
滝瑞果:何もありません!
GM@CHAOS:歩ちゃん!
柳武歩:なし!
GM@CHAOS:芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:なしです
GM@CHAOS:平賀くん!
平賀迅:ブルーゲイル使用。行動値+5
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+5した(侵蝕率:107->112)
GM@CHAOS:行動値を上げてきた!?
平賀迅:分かってるだろ? 止まれねえのさ……!
GM@CHAOS:次は羽石さん!
羽石夏澄:なしで!
GM@CHAOS:最後はエリスくん!
エリス・トリオン:《ファンアウト》。アカデミア該当範囲を、白煙混じりの霧が覆っていく……
エリス・トリオン:侵蝕+4。
平賀迅:まず平賀、移動します。その移動に《縮地》を使用し8へ
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:112->114)
GM@CHAOS:平賀くんが一気に移動を……!
平賀迅:で、歩ちゃんと夢二くんの移動に《間隙の魔術師》をそれぞれ使用します。移動先、8で良いですね?
柳武歩:OK
霧灯夢二:OKです。
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+10した(侵蝕率:114->124)
羽石夏澄:私はこのままで。
GM@CHAOS:了解です!
柳武歩:あ、ちょっと待ってくださいな
GM@CHAOS:お?
GM@CHAOS:何か変更がありました?
柳武歩:すみません!OKです
GM@CHAOS:OK!
エリス・トリオン:大丈夫ですごめんなさい
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了!
GM@CHAOS:イニシアチブに移ります。
GM@CHAOS:何もなければまずは行動値20のユウキくんの行動からです。
朝倉侑生:ちょっとまってね
GM@CHAOS:待つ
朝倉侑生:すごくちょっとまってね!ごめんなさい
GM@CHAOS:では、22時30分までに行動を決定してください。
朝倉侑生:すみません!決まりました。
朝倉侑生:時間を使ってしまってすみません
朝倉侑生:マイナーアクションなし。
朝倉侑生:メジャーアクション。コンボ『夜空の星とバラの花』。RC攻撃します。
GM@CHAOS:一応組み合わせを聞いてもいいですか!
朝倉侑生:対象は夢二くん、歩ちゃん、平賀くん。《滅びの光》《破滅の天使》《スターダストレイン》
《光の手》《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》。
朝倉侑生:侵蝕率17上昇。
朝倉侑生:にゅ、入力しててん!
ロコロコ:ててん
GM@CHAOS:本気出してきたか!
朝倉侑生:命中判定しますね
朝倉侑生:11@8+2 カバーリング不可です。
朝倉侑生:まちがえたw
ロコロコ:ぬけているのだ
朝倉侑生:11dx@8+2 カバーリング不可です。
DoubleCross : (11R10+2[8]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,9,9]+10[9,10]+ 10[2,8]+6[6]+2 → 38
GM@CHAOS:達成値は38!
朝倉侑生:また、どんなエフェクトやアイテムによっても達成値を下げられず、失敗もできないぞ
GM@CHAOS:平賀くん、歩ちゃん、夢二くんはリアクションをどうぞ
柳武歩:リアクション不可やからね
平賀迅:変顔でもすればいいんですかね!?
ロコロコ:いいぞ。
GM@CHAOS:リアクション不可だっけ
朝倉侑生:できません
朝倉侑生:たぶん…
朝倉侑生:ダメージだしますね
GM@LAW:いや、リアクションは出来ますよ
柳武歩:おや
GM@LAW:朝倉くんの判定が邪魔されないだけ
平賀迅:……あ、ほんとだ
GM@CHAOS:待ってね!今ルルブめくってる!
平賀迅:リアクション自体はできるのか。ヘッ!
柳武歩:本当だ。失礼しやした
平賀迅:ガードしましょう。テメー、クリスタルシールドパイセンナメんなよ
霧灯夢二:ドッジ。
GM@CHAOS:うん。リアクション不可の効果はないですね?
柳武歩:ドッジ
GM@CHAOS:では、三人はリアクションをお願いします。
柳武歩:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,3,3,6,7]+1 → 8
霧灯夢二:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[1,1,3,4] → 4
平賀迅:ガード!
GM@CHAOS:歩ちゃんと夢二くんはドッジ失敗!
GM@CHAOS:ユウキくん、ダメージロールをどうぞ!
ロコロコ:ころせゆうきー
ロコロコ:ころせころせころっせおー
朝倉侑生:ルールちゃんと把握してなくてごめんなさい
ロコロコ:いいよ。
朝倉侑生:ダメージ出しますね
ロコロコ:皆も覚えてない。
平賀迅:いや、今回把握してんかったのこっちだから!
朝倉侑生:4d10+4+20 装甲値・ガード値有効です。
DoubleCross : (4D10+4+20) → 26[5,3,10,8]+4+20 → 50
GM@CHAOS:50点ダメージ!
GM@CHAOS:三人はダメージの処理をどうぞ!
霧灯夢二:そのまま昇天します。退場!
平賀迅:無理ですね。戦闘不能
柳武歩:《リザレクト》
柳武歩:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 4[4]+79 → 83
GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、朝倉くんが切り札を切り、これで平賀くんと夢二くんはシーンから退場だ!
GM@CHAOS:まず最初の場面の状況から描写していきましょうか
GM@CHAOS:風紀委員陣営のミナとロコは先行してフィーネの隠れ家を飛び出す。
GM@CHAOS:と、そこにアカデミア中を霧が覆い始める。
ロコロコ:「うーんこの霧。出方に人為的な気配を感じるぞー。」
ロコロコ:てってこ道を歩きながら。
平賀迅:じゃあ、そこに雷が三つ落ちます
夏川ミナ:「霧の出処の見当はつきますね。十中八九、彼の仕業かと」
ロコロコ:「流石夏川くん。じゃあこの雷は?」
GM@CHAOS:では、そんな2人のすぐそばで雷鳴が轟く。
夏川ミナ:「もちろん、真犯人(偽)の仕業と推測します」
ロコロコ:「紛らわしい呼び方だなーそれ。」
平賀迅:「……自分を含めた、三人同時の転移。いや、上手くいくとは、思っていたが……」 雷の落ちた方角から、声と足音がする
平賀迅:「やった事がないことができると、嬉しいものだな?フフ」
平賀迅:片手で風紀の紋の入った巨大盾を持っている
夏川ミナ:「備品がパクられています」
GM@CHAOS:落雷が消えた場所から姿を現したのは番長連陣営の平賀、柳武、霧灯の三人だ。
ロコロコ:「流石偽真犯人。悪者だ。」
平賀迅:「パクッたのはエリスだ。あっちの方が悪者だ。……フィーネは確保、できたようだな」
柳武歩:「……」無言で眼前のロコロコ・ベントゥーラと夏川ミナを見つめる。
霧灯夢二:スケッチブックとペンを持った少年がその後ろから歩いてくる。
夏川ミナ:敵陣営の知り合い(全員だ)に無表情でパタパタと手を振ります。
ロコロコ:「やあやあ。皆久しぶり?元気そうだねえ。いや、そうでもないのかな。」
平賀迅:「どちらかというと、そうでもないさ。分かってるだろ?」
平賀迅:「長い間戦いが続いて、緊張状態が続いてる。身体は休めても、精神(こころ)は休まらない日が続いている」
霧灯夢二:「………。」ミナとロコロコの姿を認めた後、フィーネの姿を探す。
ロコロコ:「そりゃあね。こんな状況で元気たくさんの人は居ないよ。」
平賀迅:「今のムリな三人転移も、ここを逃せばいよいよ後がないと分かってこそだ。真実を掴むための端緒であるフィーネが風紀の手に渡り、君たちの拠点に渡れば、もはや手出しができない」
GM@CHAOS:霧灯はだがフィーネの姿を見つけることはできない。
平賀迅:「……真実は永遠に葬られるかもしれない。そりゃ必死にもなる」
霧灯夢二:「頼む、フィーネと話をさせてくれ。無理な願いは承知だが……。」
平賀迅:「私は、特に。私だけはね」
柳武歩:「渡してくんねーか。今の風紀には任せられねえから言うんだ」
霧灯夢二:「平賀の言う通り、真実の一端が分かるかもしれないんだ。」
霧灯夢二:「少しの間でもいい。その後、フィーネに害が及ばないことを約束してくれるのなら……」
夏川ミナ:「困りました。こうも真摯に出られると、無碍に断るのも心苦しいですね。ロコロコさん」
ロコロコ:「そうだねえ。ちょっと心を動かされちゃうよ。」
夏川ミナ:「はい。困ります」
平賀迅:夢二くんと同じく、辺りを見回した後、嘆息する
平賀迅:「いや――」
平賀迅:「いいや。ここにフィーネがおらず、ここに君たちしかおらず、そして先程、私が稲妻を轟かせたのなら」
霧灯夢二:言葉を切る
平賀迅:「既に捕捉されてるだろ。彼は手心を加えまい」
朝倉侑生:指先にひとつ、昼の月みたいに真白い光が生まれる。
柳武歩:「……!」身構える。いざとなれば自分は盾になってでも、と考える。
朝倉侑生:「……こっち見たかな」
平賀迅:「賭けは負けだ。ま、最初から分が悪すぎていたとは承知の上だが、悪いな。付き合わせた」 肩をすくめ、二人に振り返る
平賀迅:その光から、目を逸らすように
朝倉侑生:「まあいーや」
朝倉侑生:柔らかな白い光は、上空へと光の尾を引いていく。
柳武歩:「構わねえよ……最初から、自分で決めたことだ」
霧灯夢二:「まさか……!」咄嗟に平賀くんをかばおうと駆け出す
霧灯夢二:が、
朝倉侑生:凝縮し、次の瞬間、黄金を帯びて爆発する。視界が奪われる程の眩しい光が襲う!
朝倉侑生:大きな薔薇が咲くように、光が迸る。流星が降り落ちる。
朝倉侑生:無数の光の矢が、穿つ、穿つ、穿つ!
GM@CHAOS:平賀、柳武、霧灯の頭上から流星群のごとき光の矢が降り注ぐ!
平賀迅:盾でその光から影を作り阻もうとするが、ヒビ割れた盾の隙間をすり抜けるように、光は差してくる
柳武歩:「んっ……ぐ……!」駆け出そうにも、身動き一つとれず全身を撃たれていく。十分に警戒していたのに。
平賀迅:「つ……ッ!」 で、戦闘不能相当のダメージを負う感じで、こう
霧灯夢二:その手は届かない。目の前で、平賀と柳武が光に穿たれる。そして、自分も。
平賀迅:「……は、ッ。ごほッ、ちッ、駄目だ。使い過ぎた。再生が追いつかん」
霧灯夢二:膝をつき、空を見上げる。
平賀迅:「……戻れなくなる! 引くぞ!」 霧に対して電流を放ち、夢二の肩を抱いて
霧灯夢二:「畜生。ダメか、畜生………」
GM@CHAOS:霧灯の見上げる頭上には逆光になった少年の姿がある。
朝倉侑生:「…ばーん」小さく言う。ピストル状にして伸ばした手を下ろす。
平賀迅:「ああ、駄目だ。だが生きている。安全圏まで退くぞ」
柳武歩:「先に戻ってくれ。二人とも」
滝瑞果:「よくやった。侑生くん」
滝瑞果:照準を合わせていた小さな黒い円が収縮し、構えを解く。
平賀迅:「……済まんな」 盾で追撃を警戒しつつ、
滝瑞果:「……これでいい。全員追い払ったな」
朝倉侑生:「…んー、歩ちゃんはまだやる気あるっぽーい」
柳武歩:二人が退路を確保できるよう、通路を塞ぐように立つ。
平賀迅:「……分かっちゃいたとも。クソッ。愚か者と笑わば笑えよ」
滝瑞果:「……マジかよ」
滝瑞果:(どういう執念だ)
平賀迅:「まだ、終わりじゃない。糸は繋がっている。生きてさえいれば……」 そのまま姿を消します
霧灯夢二:悔しそうに地面を叩いたあと、意識を失う。そのまま平賀に身を預ける。
柳武歩:「いいぜ。全部俺に持って来い!撃ってくりゃいいじゃねえか!」
柳武歩:「何発だって受けてやるよ!」
朝倉侑生:歩ちゃんの叫ぶ表情を見つめる。
朝倉侑生:「…言ったとーり、全力出したからねー。もーボク、あとは使い物にならないからー」
朝倉侑生:滝さんだけに聞こえる声で言います。
GM@CHAOS:平賀迅の言葉は近くにいたミナとロコだけでなく離れて彼らを観察していたユウキと滝の耳にも入るだろう。
滝瑞果:「わかってる。本当、ありがとう……」
朝倉侑生:「んーん、……あは。ボク、悪役とか、得意だと思ってるからー」
滝瑞果:「だから、そーいうとこだよ……ハハッ」
朝倉侑生:「えへん★ だから、正義の味方的なやつはねー。ミナちゃんとロコくんにおーまかせー」
滝瑞果:「なんで憎まれ役とかやろうとするかな……一番、目立ちたいはずなのにさ……」
滝瑞果:侑生くんの頭を撫でて、休ませてやります。
朝倉侑生:「わ」
朝倉侑生:「………」何かを言いかけ、困った顔をちょっとして、そのまま大人しくします。
GM@CHAOS:では、平賀迅と霧灯夢二はこれで撤退!
朝倉侑生:「(あとは)」遠くを一瞥する。
朝倉侑生:「(……おまかせだよ。本当に)」
GM@CHAOS:ユウキくんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:次は行動値18のミナちゃんの番!
芙蓉堂太一:待った!
GM@CHAOS:なぬ!
芙蓉堂太一:その前にイニシアチブで《スピードフォース》使用。メインプロセスを行わせてください。侵蝕値4増加。
GM@CHAOS:割り込んできたか!
GM@CHAOS:では、先に芙蓉堂くんの行動だ!
芙蓉堂太一:ありがとうございます。
芙蓉堂太一:ではマイナーアクション、戦闘移動でフィーネと一緒に1移動して8番に。
芙蓉堂太一:メジャーアクションで夏川さんにフィーネを渡します。
芙蓉堂太一:以上で手番終了。
GM@CHAOS:おお。では、これでフィーネを連れているPCはミナちゃんへと変更になります。
ロコロコ:「や。先輩。同伴ありがとう。」
芙蓉堂太一:「参ったー。今回なんでこんなに走ってばっかりかなー」フィーネの手を引き、ぱたぱたと二人の元にやって来る。
芙蓉堂太一:朝倉くんの攻撃に紛れ隠れ家を出発したのだ!
フィーネ:「タイチー!こっちいけばいいの?どこまで行くのー?」
芙蓉堂太一:「こっちこっち。僕はまあ、受け渡し担当だからね。強いお姉さんが守ってくれるよ」
芙蓉堂太一:「ね」夏川さんの方を見てにこりと。
フィーネ:「お姉さん?」
ロコロコ:「僕じゃないからね。それじゃ、後はよろしく、夏川くん。」
芙蓉堂太一:「そ。夏川さん、バトンタッチ」フィーネの小さな手を差し出す。
夏川ミナ:「おまかせください。バトンタッチです」
フィーネ:「バトンタッチ!バトンタッチ?」
フィーネ:「バトンタッチって?」
夏川ミナ:「フィーネちゃんバトンをタッチして、交代することですね」
芙蓉堂太一:「んーと、僕はあんまり頼りにならないから、もっといけてる人にこれから連れてってもらうの」
芙蓉堂太一:「ばたばたしてあれだけどさ。ちょっと我慢して」
フィーネ:「いけてる人?あ、そうか!」
フィーネ:「とっても力持ちだもんね!」
芙蓉堂太一:「そうそうー」ふう、と額の汗を拭う。
芙蓉堂太一:ふと、雷が地面を焦がした跡を見る。(平賀くん、か)
芙蓉堂太一:(まあでも、こっちで真実解明が先だよね。悪いけど、行かせてもらうよ)
芙蓉堂太一:「というわけで、僕はここで休憩っと」その辺に寄り掛かる。
ロコロコ:「その間、君の相手はSSランクの僕が努めよう。はっはっは。かかってこい!」シュッシュ!へにゃっとしたシャドーボクシングで威嚇だ
ロコロコ:歩ちゃんをね。
夏川ミナ:「ちょっと走る事になりますね。おんぶされるのと、一緒に手を繋いで走るのと、どっちがいいですか?」
夏川ミナ:朝倉侑生の制圧射撃が途切れると同時に走り出すつもりだ。
フィーネ:「おんぶ……!」
フィーネ:「おんぶ!おんぶがいい!」
夏川ミナ:「わかりました。はい」 フィーネちゃんをしっかりとおんぶする。
GM@CHAOS:では、このまま行動値18のミナちゃんの番へと移りましょう!
ロコロコ:そうだ。GM質問なんですが
GM@CHAOS:何の質問でしょう!
ロコロコ:フィーネちゃんを連れているPCがメジャーアクションで隠密とかって出来るんでしょうか。
GM@CHAOS:うーん。
GM@CHAOS:フィーネを連れている場合は隠密は不可としましょう。2人分を他人から隠れきるの難しいでしょうから。
ロコロコ:わかった
ロコロコ:ではミナちゃん予定通り!
GM@CHAOS:どう動くつもりだ!
夏川ミナ:歩ちゃんがいるので、8から離脱するのはメジャーしかないんですよね
夏川ミナ:LAW勝利ぶんの特殊効果以外は
GM@CHAOS:ですね。エンゲージは封鎖された状態です。
ロコロコ:使え使えー
夏川ミナ:では特殊効果使います。
>・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。
GM@CHAOS:ボーナスを使うかもしくは何らかのエフェクトなどを使うかです。
GM@CHAOS:む、了解です!
GM@CHAOS:では、ロウ陣営の勝利ボーナスはここで使用することとします!
夏川ミナ:戦闘移動で23m、全力移動で46m移動可能なので
夏川ミナ:3ブロック移動して12番まで動きます。
GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、ミナとフィーネが一緒に12番のブロックまで移動します!
夏川ミナ:フィーネちゃんを背負って飛ぶように駆ける。両手は塞がっているが、その分速度は出る。
夏川ミナ:「私に軽功の心得があれば、壁を走ったり色々面白いことができたのですが」
フィーネ:「わあー!すごいすごーい!」
夏川ミナ:「ごめんなさいフィーネちゃん。今はこれが精一杯です」
ロコロコ:あ、先に言っておくと僕は待機します。
ロコロコ:さっきのシャドーボクシングで歩ちゃんをその場で牽制し続けます。
柳武歩:「……」
夏川ミナ:ジェットコースターのような勢いで障害物をすり抜けながらその場を後にします。
柳武歩:遠く離れていく夏川ミナの姿を見つめるしかない。目の前に二人、射手も二人。割って入るような隙はない。
フィーネ:「えー!すっごいよこれー!景色がばあーっと!ばあーっと!」
柳武歩:「はは……」自嘲的な笑みを浮かべる。
柳武歩:「また、何もできねえのな。俺は」
柳武歩:戦うだけなら目の前の二人は倒せるかもしれない。でもその間にさらに距離が離れるだけだ。
GM@CHAOS:では、ミナちゃんの行動はこれで終了!
滝瑞果:私も次の手番先に動けますが、待機です。
GM@CHAOS:次は行動値8のロコくんの番!
滝瑞果:ミナちゃんの行動まだ終わってなかったw
GM@CHAOS:あれ、ロコくんって行動値8ですよね?
ロコロコ:改めて僕は待機
ロコロコ:寂しそうな歩ちゃんに向かって拳を構え続けます
GM@CHAOS:では、改めて行動値7の滝さんの番!
滝瑞果:私はやっぱり待機はやめて
GM@CHAOS:ほう
滝瑞果:移動します。戦闘移動11mで、5に移動。
滝瑞果:その後全力移動22mで2に移動します。これで3マス。
GM@CHAOS:エリスくんと羽石さんのところに!
GM@CHAOS:では、これでこのエンゲージも封鎖されます
滝瑞果:芙蓉堂くんが光線に紛れてフィーネを運んだ……ことを見届けた後。
滝瑞果:滝瑞果もその場から姿を消している。先程の戦闘で確認された戦力は、平賀迅、霧灯夢二、柳武歩。
滝瑞果:他の戦力の場所の「あたり」を付けて、計算した。
滝瑞果:「……いたな。これで2人」
滝瑞果:「やったな。番長のコマは全部見えた」
GM@CHAOS:では、滝さんの計算通り、その地点には番長連陣営の残る戦力――エリス・トリオンと羽石夏澄がいる!
エリス・トリオン:「…………」陰鬱そうな表情で、霧を撒いているエリスが監視カメラの上に立っている
エリス・トリオン:先ほどの顛末は見ていた。「だろうな」
エリス・トリオン:初見なのは『炎』だけだ。霧の限界範囲は滝には見切られている。
羽石夏澄:監視カメラの下。やや緊張した面持ちで、成り行きを見ていた。
滝瑞果:「お前らの負けだ」宣告する。そのために来た。
エリス・トリオン:ならば当然、そのカバー範囲外から仕掛けてくるだろう――そこにおびき寄せてくるだろうとは。
滝瑞果:「今が、最小限の被害だ……負けてることを認められれば」
羽石夏澄:「…知りません」
羽石夏澄:「負けてるなんて、認められないです、滝せんぱい」
エリス・トリオン:「…………」嘆息し、目を閉じる。特に何も応えない。
滝瑞果:「ふふっ……だからさぁ」
滝瑞果:「やーめーなーよ、香澄ちゃん」
羽石夏澄:「なんでですか」
滝瑞果:少し考える。先程、朝倉侑生に聞かれたことを。
滝瑞果:「人が死ぬのが嫌だからに決まってんじゃん」
滝瑞果:「『まだ大丈夫』ってずっと思ってると、死んじゃうよ?」
羽石夏澄:「……」少し寂しそうに笑う。
羽石夏澄:「ぜんっぜん、」
羽石夏澄:「大丈夫なんかじゃ、ないですね」
羽石夏澄:「でも、何もしないで『死ぬ』よりは…」
羽石夏澄:「私は、死んでも戦いますよ?」
GM@CHAOS:では、滝さんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:次は行動値7の歩ちゃんの番!
柳武歩:待機します
GM@CHAOS:では、そのまま行動値3の羽石さんの番!
羽石夏澄:はい。
羽石夏澄:マイナーなし。コンボ『ターミナル』《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》。これに能力訓練:精神を乗せます。
GM@CHAOS:ここで全力を出すか!?
GM@CHAOS:OK!頼んだぞ!
羽石夏澄:対象は…視界ラインは、8まで繋がってるんですよね?
GM@CHAOS:はい。一直線にシーン攻撃の対象にすることができます
羽石夏澄:OK。ならば、ロコくん、芙蓉堂くん、滝さんを対象にします。
GM@CHAOS:それでは命中判定をどうぞ
ロコロコ:うおーこい
羽石夏澄:ちょっとまってね!
羽石夏澄:12dx+22 こうだ!リアクションC値+2!
DoubleCross : (12R10+22[10]) → 10[2,2,3,4,5,5,5,6,6,8,9,10]+10[10]+5[5]+22 → 47
滝瑞果:よけられねえぜ!
GM@CHAOS:達成値は47!
滝瑞果:3dx12+1
DoubleCross : (3R10+1[12]) → 8[4,5,8]+1 → 9
GM@CHAOS:確定予測が入っているのでリアクションC値+2だ!
GM@CHAOS:三人ともリアクションをどうぞ!
ロコロコ:避け欄ねえ
芙蓉堂太一:うう、ドッジ
ロコロコ:ドッジは失敗するまるだねえ
ロコロコ:3dx@12
DoubleCross : (3R10[12]) → 7[4,5,7] → 7
芙蓉堂太一:5dx12+2=>47
DoubleCross : (5R10+2[12]>=47) → 9[2,4,7,9,9]+2 → 11 → 失敗
GM@CHAOS:攻撃は全て命中!
ロコロコ:ダメージロールの前に、行動放棄して太一先輩をかばうよー
芙蓉堂太一:わお
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:羽石さんはダメージロールをどうぞ!
羽石夏澄:6d10+36
DoubleCross : (6D10+36) → 25[2,6,4,4,6,3]+36 → 61
ロコロコ:うぎゃああああー!
ロコロコ:122ダメージを受けてどろどろに成ります。
滝瑞果:リザレクトだ!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:83->88)
ロコロコ:仕方ない。リザレクトするか。
ロコロコ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5
ロコロコ:102になった!
GM@CHAOS:では、ロコくんはこれで退場となる!
ロコロコ:えっ!
ロコロコ:そうなの
エリス・トリオン:なんでそこ把握してないのw
ロコロコ:リザレクトで100になったら退場か
ロコロコ:では芙蓉堂先輩、後は任せた
GM@CHAOS:リザレクト結果で侵蝕率が100パーを超えた場合もシーンからは退場です!
芙蓉堂太一:まかされた
ロコロコ:ぐわあくるしいどくだよ
滝瑞果:2が出れば場に残れた分、賭けとしては正しかった
GM@CHAOS:では、羽石さん、攻撃の演出をどうぞ!
羽石夏澄:大きく周りの空気が流動する。
羽石夏澄:空気?…いや、領域だ。
羽石夏澄:バラバラの髪がぶわっと舞い上がり、スカートもまた、大胆なほどに持ち上がる。
羽石夏澄:両腕を広げて。笑みを見せながら。
羽石夏澄:「私はみんな、大好きですよ。滝せんぱいも。芙蓉堂さんも。ロコさんも、ミナちゃんも。…ゆーきくんも」
羽石夏澄:「そんなみんなが、私といてくれたから。私がいてもいいって、教えてくれたから」
羽石夏澄:「だから、私は戦うんです。…今の学園では、私は生きられないから」
羽石夏澄:領域が捻れ。槍のような透明の氷柱となる。
羽石夏澄:「負けるってわかってても――」
エリス・トリオン:「テメーらにゃ理解出来ねえよ。トラクトリックス」その光景を横に、不意に告げる。
羽石夏澄:「止まるわけには、行きません!!」両手をばっと組み、銃を撃つように振り上げる!
エリス・トリオン:「こいつは、俺達より強い」
滝瑞果:「どうかな――」絶息する。「ぐひゅっ」
GM@CHAOS:羽石の放った領域の軍勢が滝、ロコ、芙蓉堂の三人を飲み込まんとする!
ロコロコ:「うーん、これは……。シュッ!」急に向きを変え、芙蓉堂先輩にボクシング!突き飛ばすぞ!
芙蓉堂太一:「ぐぼ」吹っ飛ぶ。
羽石夏澄:「――“いきどまり”で、しずかに、眠っていてください」
GM@CHAOS:では、芙蓉堂くんのすぐ目の前に見えない領域の群れが押し寄せ、ロコを飲み込む!
ロコロコ:「うぐぐっ……んが……っ!」
ロコロコ:(ううーむ、羽石さんに包まれていると思えば、この苦しみも喜びに……)
芙蓉堂太一:「え、え、え? あ」尻もちをついて息を呑む。「ロコロコくん」
ロコロコ:(変わらないなあ。すごい苦しいぞ。こりゃダメだ。)
ロコロコ:後は頼んだ、とばかりに親指を立ててそのまま倒れます。風紀担架で運ばれていくことでしょう。
GM@CHAOS:では、ロコ・ロコ・ベントゥーラはこれで撤退!シーンから退場となります!
滝瑞果:こちらは問題なく立ち上がる。ボロボロだが、先程平賀迅と「やりあわなかった」事が生きている。
芙蓉堂太一:(頼まれた、けど)立ち上がって柳武さんを見る。
芙蓉堂太一:「や、二人きりだね」へらへらと笑ってみせた。
柳武歩:遠く自陣営の拠点を目を細めて眺める。透明な攻撃は歩の立っている位置をきれいに避けていった。
柳武歩:既に大勢は決した。それでも、あの後輩は戦い続けている。
柳武歩:「……すぐ一人になる」
羽石夏澄:目を細めて、歩の方を見る。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+17した(侵蝕率:103->120)
GM@CHAOS:では、これで羽石さんの行動は終了!
GM@CHAOS:続けて行動値2のエリスくんの番!
エリス・トリオン:はいさい!
エリス・トリオン:GM、質問がございます
GM@CHAOS:何でしょう
エリス・トリオン:メジャー放棄して情報収集判定したいんですけど、可能ですか?
GM@CHAOS:メジャーアクションを使用しての情報収集自体は可能とします。ただし
エリス・トリオン:だし
GM@CHAOS:事前にこのシーンの情報収集項目を用意しているわけではないので、調べたい情報に合った技能で判定してもらって達成値に応じて情報が出る形式になるのと
GM@CHAOS:事前に用意していないということから、今回の事件に関する決定的すぎる情報まではこの判定では出てこない
GM@CHAOS:ということは先に申し上げておきましょう。
GM@CHAOS:それでよければどうぞ!
GM@CHAOS:では、エリスくんの行動はどうしますか?
エリス・トリオン:謎の兵器群について。情報:UGN で振りたいです
エリス・トリオン:マイナー放棄。メジャーで情報収集。
GM@CHAOS:その情報であれば、〈情報:UGN〉で調べることは可能です。
GM@CHAOS:では、判定をどうぞ。
エリス・トリオン:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 6[1,1,2,5,6]+4 → 10
エリス・トリオン:お前ほんと回らねえよなあ……
エリス・トリオン:項目なんか出ますか。必要なら財産点使いますけど
GM@CHAOS:OK。その達成値ならある程度の情報は分かります。
■謎の兵器群について
少し前からアカデミアに現れるようになった謎の兵器群は全て何者かのエフェクトによって造られたものである。
GM@CHAOS:現状で分かるのはここまで!
エリス・トリオン:ういうい。では軽く演出を。
エリス・トリオン:「……どいつもこいつも、熱いこった」
エリス・トリオン:羽石さんの攻撃で一時的に周りが静まりかえっている。
エリス・トリオン:霧の中、監視カメラ街灯の上から戦況を見下ろす。状況は悪くなる一方だ。
エリス・トリオン:番長側も、風紀側も、消耗は著しい。
エリス・トリオン:夢二達に言った通り、フィーネが捕まったところで状況がすぐに解決するとは思っていない。
エリス・トリオン:(……そもそも、解決すべき状況があるのかね)
エリス・トリオン:(……そうなっても。俺が失うものは何もねえ。元に戻るだけだ)
エリス・トリオン:まあいい。好きにやるとしよう。羽石夏澄のように、だ。
エリス・トリオン:霧を撒く間、羽石と朝倉が出会ったという、兵器群の欠片を集めている。
エリス・トリオン:「……成程」 口の端を歪めると、それをポケットに仕舞い。
エリス・トリオン:「おら。気張れよ、てめーら」 と、再び状況の観測に戻る。
GM@CHAOS:では、エリスくんの行動はこれで終了!
滝瑞果:「……」エリスの行動を、横目で不愉快そうに見るだけだ。
滝瑞果:戦闘を挑む理由はない。
GM@CHAOS:次は待機組。
GM@CHAOS:行動が遅い側からの処理になりますので
GM@CHAOS:先に歩ちゃんの行動からです
柳武歩:ういす
柳武歩:イニシアチブで大槌を放棄します
GM@CHAOS:捨てた!
柳武歩:マイナーで《インフィニティウェポン》。侵蝕2増加し85
柳武歩:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《カスタマイズ》《伸縮腕》対象は朝倉くん。
GM@CHAOS:ユウキくんを落としに来たか!
朝倉侑生:こわい
GM@CHAOS:では、命中判定をどうぞ!
柳武歩:生成した武器と、器物使いで一体化しダイス+3。
柳武歩:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,6,6,6,8,9,9]+10[1,8,8]+ 2[1,2]+4 → 26
GM@CHAOS:命中の達成値は26!
朝倉侑生:ドッジできます?ドッジします。
GM@CHAOS:ユウキくんはリアクションをどうぞ!
朝倉侑生:4dx 回避ー
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[7,7,8,9] → 9
朝倉侑生:無理ー
GM@CHAOS:攻撃は命中!
柳武歩:ダメージ出します
GM@CHAOS:歩ちゃん、ダメージロールをどうぞ!
柳武歩:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 11[5,1,5]+21 → 32
朝倉侑生:死にます。シーンから退場しますー
GM@CHAOS:ユウキくんは戦闘不能になったことでこれでシーンからの退場が決定となる!
GM@CHAOS:歩ちゃん、演出をどうぞ!
柳武歩:「お前には教わってばっかだな、羽石……」
柳武歩:掌に鉄パイプを生成し、威圧するようにぐるぐる回す。
柳武歩:「勝てようが勝てなかろうが……やれるとこまでは、全力でやんなきゃだよな」
柳武歩:夏川ミナのロイス感情を変更します
柳武歩:○P:憧憬/N:敗北感 → ○P:憧憬/N:対抗心 に。
GM@CHAOS:おお!
柳武歩:それから、平賀迅をSロイスに指定します
GM@CHAOS:Sロイス!ここで!!
柳武歩:「いくぞオラァ!歯ぁ食いしばれよ!当たると痛ぇぞ!」
柳武歩:芙蓉堂太一に向かって叫ぶ。
芙蓉堂太一:「!」一瞬身を竦める。
柳武歩:振り下ろした鉄パイプが延長する。言葉とは裏腹に、狙う先は朝倉侑生だ。
柳武歩:「こんなもんは八つ当たりだけどよ。さんざやられたんだ、一発くらいは返さねえとな!」
芙蓉堂太一:「えっ」手を顔の前にかざしたポーズのままで硬直。「ず、ずるくない!?」
朝倉侑生:「――」立ち尽くしている。
柳武歩:変形した鉄パイプが蛇のようにうねりながら襲いかかる。
朝倉侑生:「――あは」自分に向かって振りかざされるそれを見る。笑う。回避行動は間に合わない。
GM@CHAOS:うねる鉄パイプはユウキくんの体に突き当たる!
朝倉侑生:「こんないたいけな中学生に…ッあぎっ!」殴打!脇腹からの痺れるような衝撃、そのまま吹っ飛ばされる!
朝倉侑生:「(そっか。こーいう気持ちか)」
朝倉侑生:「(なきそー)」
GM@CHAOS:これで朝倉侑生は撤退!シーンからは退場です!
朝倉侑生:「……あは。ほんとしんどい」呟いて、そのまま目を閉じる。立ち上がれない。
GM@CHAOS:では、歩ちゃんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:1ラウンド目はこれで終了です!
GM@CHAOS:引き続き2ラウンド目に入りましょう!
GM@CHAOS:開始前に、まだ同行動値のPCが残っていますので、代表者1人に〈情報:アカデミア〉で対決してもらいましょう
GM@CHAOS:さて、誰が判定をしますか
芙蓉堂太一:やります
エリス・トリオン:おれで
GM@CHAOS:では、判定をどうぞ!
エリス・トリオン:お先にどうぞ
芙蓉堂太一:学園通の友人使用。ダイス2個増加。
芙蓉堂太一:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,7,10]+6[6]+2 → 18
エリス・トリオン:フォハハ!
GM@CHAOS:相変わらず高えな!
エリス・トリオン:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[2,4,4,6,10]+8[8]+2 → 20
GM@CHAOS:越えたー!?
芙蓉堂太一:!!
エリス・トリオン:いやまあ、分かるよね
エリス・トリオン:だって勝っても意味のない判定だもん
エリス・トリオン:そりゃ俺のダイスだもん。回るよ
GM@CHAOS:では、2ラウンド目はカオス陣営の優先行動でいきます!
GM@CHAOS:それでは、2ラウンド目!
GM@CHAOS:まずはセットアップから!
夏川ミナ:無しです
柳武歩:ないよ
GM@CHAOS:ミナちゃんから順に行動値順にどうぞ!
GM@CHAOS:次は滝さん!
滝瑞果:ないです!
GM@CHAOS:芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:なし!
GM@CHAOS:羽石さん!
羽石夏澄:ありません…!
GM@CHAOS:エリスくん!
エリス・トリオン:では極大消滅波を・・・
エリス・トリオン:冗談です。ありません。
GM@CHAOS:覚えてからきなさい
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了!
GM@CHAOS:イニシアチブ!
GM@CHAOS:まずは行動値18のミナちゃんから!
GM@CHAOS:攻撃してもいいし、移動してもいい!キミの自由だ!
夏川ミナ:マイナー戦闘移動。フィーネちゃんを連れて風紀委員居室へ移動します。
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:あ、メジャーアクションは開いてますが何かしておきます?
夏川ミナ:いえ、特に何もありません。ひとりだとフィーネちゃんを残して隠密するか、フィーネちゃんを攻撃するくらいしかできないし。
GM@CHAOS:例えばさっきのエリスくんみたいな簡単な情報収集なら許可する可能性もありますし
GM@CHAOS:普通にゴールするならそれでもいい!
夏川ミナ:じゃあ、せっかくなので情報収集します。
GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、何について調べますか?
夏川ミナ:ああ、何調べたいか宣言しないといけないんですね
夏川ミナ:何にしようかな・・・
夏川ミナ:じゃあ、フィーネちゃんについて調べたいです。この子が一体何者なのか、この後どうなるのか。
夏川ミナ:技能は何で振ればいいですか?
GM@CHAOS:そうですね。フィーネについてでしたら
GM@CHAOS:〈情報:アカデミア〉でお願いします。
夏川ミナ:コネ:学園通の友人を使ってダイス+2。で、アカデミアで振ります。
夏川ミナ:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 5[1,2,4,4,5,5]+1 → 6
GM@CHAOS:その達成値でしたら、そこまで深くなくとも彼女についてある程度のことは分かるでしょう
■フィーネについて
フィーネは人為的に作られた何らかのレネゲイド的物質が破壊された際に意志を獲得したレネゲイドビーイングだ。シンドロームはモルフェウス/エグザイルのクロスブリード。
GM@CHAOS:現状分かる情報はここまで!
夏川ミナ:なら、諸々の会話や素振りからそれらを推測しました。
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:では、それと同時にフィーネを連れたミナちゃんは拠点に到達するぞ!
夏川ミナ:もう確信の域だ。正体までは至れないが、ただの子供ではなかった。
夏川ミナ:UGNで教わったRBの特徴、見分け方。アカデミアにも多数存在する人間型RB。それらとの類似点から、彼女が人外であることを推測した。
夏川ミナ:「フィーネちゃんには、お父さんやお母さんは居ますか?」 安全地帯に入ったので雑談。
夏川ミナ:「お父さんやお母さんというのは、フィーネちゃんを作った人という意味です」
フィーネ:「お父さんやお母さん……?あたしをつくった人?」
フィーネ:「あたしね、あのね!生まれたときのこと、全然覚えてないの!」
夏川ミナ:「ぜんぜんですか」
フィーネ:「うん。だからね、色々知りたいの!あたしね、ぜんぜん知らないから……」
夏川ミナ:「そうですね」
夏川ミナ:「私も両親の事は遺伝子提供者のデータとしてしか知りませんが、知るというのは大事だと思います」
夏川ミナ:「やはり、この戦争がおわったら私といっしょにアカデミアを見て回りましょう」
夏川ミナ:「楽しいですよ。たぶん」
フィーネ:「うん!色んなとこを回ったらね、ぜったいたのしいよ!」
夏川ミナ:「はい。豪華客船だとか、ロープウェイだとか、色々ありますから」
夏川ミナ:「ですから、わたしといっしょに遊びに行くまで死んではだめですよ。フィーネちゃん」
フィーネ:「船!船、乗ってみたい!ロープウェイってなんだろう?」
夏川ミナ:「死んだら遊べませんからね」
フィーネ:「うん!あたし、まだまだ遊びたい!」
夏川ミナ:「ロープウェイというのは、こう……ワイヤーに、ゴンドラが……」 両手でジェスチャーする。
夏川ミナ:そんな感じの、取り留めのない雑談をしながら奥へ進んでいきます。
フィーネ:「ワイヤーにドラゴン!すっごい!すごいすごい!」
GM@CHAOS:では、ミナちゃんとフィーネは風紀委員の拠点へとたどり着く!
GM@CHAOS:勝利条件を満たしたことにより、決戦イベントはロウ陣営の勝利です!
GM@CHAOS:この結果によって今後のシナリオ展開が分岐することになります!
GM@CHAOS:ミナちゃんが拠点に到達したことによってこのシーンの戦闘もこれで終了となります!
GM@CHAOS:決戦イベントはこれで完了!
GM@CHAOS:次のシーンへと続きます!