Middle04
シーンPC:全員登場
GM:登場侵蝕をどうぞ
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(52 → 56)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(82 → 85)
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(57 → 67)
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(57 → 62)
フェリ・ベルクラム:フェリ・ベルクラムの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(69 → 78)
GM:ではこのシーンは情報共有シーンになります。
GM:説明を受けてなるほどなーってなり、事件解決に乗り出していきましょう。
GM:では開始します。
GM:まずは情報TIPSを公開します。
GM:これは貴方達が現状の説明を受けて知った情報とご理解ください。
【演劇領域】
演劇領域はアンジェリカ音楽歌劇学校の生徒が有する強力な領域であり、
『台本』を渡された者は劇が終わるまでの間、その役柄に沿った行動を強要される。
台本の形態と演劇領域の性質は劇団毎に異なる。
風組の即興劇の形で対象を敵役に当て嵌め、怒涛の不条理展開を浴びせて肉体と精神を磨り潰す。
ナイロワールの『台本』は予告状の形でバラまかれ、現地の人間をエキストラとすることで演劇領域を展開している。
ただし、本来は自我を上書きされる演劇は完全に稼働していない。
恐らく本来の姿を保っている『宝船アダマス』によって、演劇領域が阻害されている。
【ガンエデン警察学校】
その名の通り、規律を犯した生徒を確保する技術を教える学校。
土地に根ざした学校を持たず、独自のレールを生成する列車などで移動する。
ノヴァリスの様々な問題の対処に関わり、特にシェオル監獄寮からの依頼で脱獄部の捜査を請け負っている。
シェオル監獄寮の生徒は外部で活動を制限されているためである。
無制限に武力を行使する権限は持たないため、各地の風紀委員等に情報を提供し、協力を行う。
今回はブラックマーケットを運営する『文化祭実行委員』と協力しているようだ。
【文化祭実行委員】
ブラックマーケットの運営を行う組織。
ブラックマーケットは元々文化祭の延長であり、学校にこだわらないすべての生徒が模擬店を出店していた。
その規模が広まり、現在では一区画を占領する一大組織になっている。
本拠地はノヴァリスの地下を走る装甲列車。
GM:情報はこの3点! 演劇領域が不完全だよ?ということで、色々調査していこうーとなって締めのシーンです
GM:ではやっていきましょう
GM:◆自在軌条列車 車両内
GM:進む方向にレールを作成する列車の内部は、驚くほど静かだ。
GM:時代を感じさせるコンパートメントや食堂車。数人が座れるソファ。
GM:めいめいに陣を取りつつ、貴方達に説明が行われた。
ナシム・ミシュパート:「──という状況であります!」
ナシム・ミシュパート:「本官としては、現地で協力者が得られてひとしおと行ったところでしょうか」
十掬キョウ:「ありがとう!イノリちゃんも説明が上手かったけど……」
十掬キョウ:「ナシムちゃんもすごいわかりやすかった!整理されて情報が入ってきた感じがするよ」
解良イノリ:「……」シェオルからの脱獄犯を初期メンバーと言い各部に抱えている同窓会の一員として微妙に眼を逸らしつつ。
解良イノリ:「そうだね、凄く分かり易かった。ありがとう、ミシュバートさん」
無量塔幸輔:「説明ありがとうございます…前回体感した時の状況とは大きく違うってわけか」
柴辻マサラ:「しかし、脱獄犯の追跡でここに来たということは……相手は例の"模範怪盗"ですか?」
ナシム・ミシュパート:「ハッ、そのとおりであります」
ナシム・ミシュパート:「あの怪盗めは、シェオル監獄寮を『素敵なショー』の舞台として見事脱獄した油断ならない相手」
ナシム・ミシュパート:「このままでは世界中が劇場になってしまいますであります」
フェリ・ベルクラム:「分かりやす……分かりやすい……? いえ、説明自体は分かりやすかったけれど……」
十掬キョウ:「あっなるほど。脱出ものの劇として見立てたんだね」
無量塔幸輔:「いやぁ…風組の演劇領域って本当にすさまじいんだなあ…」
フェリ・ベルクラム:「理解が追いつかないわ。普段メサイアで爆弾とか炎上しか見てないから……」
マギカ・ウィッチクラフト:(同じく……)水差しを貰いながらうなずく。
解良イノリ:「それもそれで大分大概な話なんだけどね」
柴辻マサラ:「噂程度には聞いていましたが、敵に回すと厄介ですね……」
無量塔幸輔:「前回は気が付いたらもう演劇をしてたから…皆さんの心がもってかれてなくてよかったですよ」
柴辻マサラ:「ベルクラムさんの言う通り、メサイアの犯罪は大体目に見えて分かりやすいものなのですから余計に」
十掬キョウ:「泥棒とか墓荒らしとかだよね」
柱戸ケイ:「事前に予告をするタイプの強盗と思いきや、能力の下準備だったんだね」
無量塔幸輔:「…あの、すみません」
無量塔幸輔:「そういえば、この宝船アダマスというのはいったいなんなんだろう…?」
解良イノリ:「一応、空を飛ぶ移動式競売所として使われてる飛行船…らしいですが」
十掬キョウ:「うん。ブラックマーケットのビルのてっぺんに来てたよね?」
十掬キョウ:「すっごい目立ってたなあ」
無量塔幸輔:「あ、あーあれか」
無量塔幸輔:「色々ありすぎて、頭の中から飛んでしまいました…」
フェリ・ベルクラム:「名前があったのね」
フェリ・ベルクラム:「でも、それが演劇領域を阻害してるというのは何故かしら」
十掬キョウ:「役割に取り込みづらかったのかな?」
フェリ・ベルクラム:「飛行船なら、むしろこの領域には溶け込みそうなものだけれど」
十掬キョウ:「僕らはここの住人として組み込めたみたいだけど……」
解良イノリ:「競売所だから、エフェクト犯罪対策の為に色々対応がされていたのかもね。最悪、キングダムの“海賊船”じゃないけど遺産とかなら、抵抗できておかしくはないだろうし…」
十掬キョウ:「1800年代のイギリスにはあんな大きな飛行物体が無いんじゃないかな」
十掬キョウ:「あれ?でもビルはすっかりなくなってるよね……?」
十掬キョウ:「イノリちゃんの言う通り、船自体が特別なのかな?」
ナシム・ミシュパート:「そうでありますね」
柴辻マサラ:「単に技術力の違いというのであれば、先ほどの警備ロボが取り込まれていた例がありますしね」
ナシム・ミシュパート:「本官の手元の資料によりますと、あの船自体にアンジェリカやムセイオンからの技術協力があるようであります」
ナシム・ミシュパート:「特殊な領域への対抗策でありますね」
解良イノリ:「元々その手のトンデモ領域の本家が対応してたのか…」
柴辻マサラ:「あくまでアンジェリカの一員である"模範怪盗"の領域を防げるのも道理、と」
十掬キョウ:「領域と領域のぶつかり合いだったんだねえ」
フェリ・ベルクラム:「オルクス、あまり良い印象がないわ……」
ナシム・ミシュパート:「演劇領域の中で別の領域を展開したことで、役割を被せる効果が乱れたのでありますね」
解良イノリ:そして、そもそもマギカさんをアトラ、と指定…したのももしかしたら。そもそも最初から勘違いをしていたのかもしれない。
解良イノリ:「…さらに、マギカさんの対応の所に何度か私がエフェクト解除を入れていたから、そこも綻びになったのかな…」
マギカ・ウィッチクラフト:「そもそもあの人、私のことを別人と勘違いされてましたしね……」
フェリ・ベルクラム:「……シェオルに囚われていたって言うけど」
解良イノリ:「アレわざとだと思ってたんだけどまさか本気で勘違いしてたとはな………」
無量塔幸輔:「災難でしたね…」
フェリ・ベルクラム:「もしかして彼女も知らなかったんじゃないの。グレートバビロンの代替わりを」
橋国ジュメム:「はい。私も知りませんでした!」
フェリ・ベルクラム:隣の橋国さんを見る。
橋国ジュメム:元気よく挙手をする。
柴辻マサラ:「……なるほど。外界から遮断されていたのならその可能性はありますね」
十掬キョウ:「あっ、そうかも」
解良イノリ:「アトラ本人を見た事あったらないだろと言える…んだけど……」一応グレートバビロン政権自体、成立は革命以後である。
十掬キョウ:「でも他の学校の生徒会長みんな知ってるかと言われたら分からなくない?」
十掬キョウ:「僕全然自信ないよ」
無量塔幸輔:資料では見たことあるけど、そこまでの子…なのか…とアトラ・アーリーバードについてうーんと思う
マギカ・ウィッチクラフト:「身長が違いますしね」
解良イノリ:「……それは…そうなんだが……」凄く葛藤している顏。(アイツのキャラが…濃すぎるんだよ…!)
柴辻マサラ:「前生徒会長は比較的他校にも顔の知れている方だったとは思いますが……」
フェリ・ベルクラム:「一度見たら忘れない人物なのは間違いないので」
無量塔幸輔:「僕も、端末による情報がないとわからないですね…」
柴辻マサラ:目立ちたがりの上自分の足で動くことを躊躇わないので。
フェリ・ベルクラム:「やっぱり、面識がなかったのでは」
十掬キョウ:「あっマギカちゃんが印象薄いとかじゃないからね!」
マギカ・ウィッチクラフト:(議長になると他のトップとの外交?も必要なんですよね……)生徒会役員によって顔と情報を叩き込まれている最中。
マギカ・ウィッチクラフト:「あっ、いえ、お気になさらず……」
マギカ・ウィッチクラフト:「私もいつの間にか拝命した役職ですので……」
マギカ・ウィッチクラフト:テーブルの上の水菓子が本物で驚いている。
柴辻マサラ:「ともあれ。彼女が前生徒会長を知っているかどうかはこの際たいして問題ではないでしょう」
解良イノリ:「あの時はドタバタしてたとはいえ引継ぎ碌な準備してなかったの聞いた時は本気で心臓止まるかと思ったわ…あ、そうね。ごめん、つい…」
十掬キョウ:「うんうん」
十掬キョウ:「いくつか綻びがあるんだったら……」
十掬キョウ:「それが糸口になるかもってお話だよね?」
柴辻マサラ:「ええ。彼女自身の拘束を狙うのも勿論ですが、その前にこの領域を打破しておくべきでしょう」
柴辻マサラ:「わざわざ相手の土俵に乗ったまま戦闘に持ち込むのはリスクが大きいですし」
ナシム・ミシュパート:「ハッ!その認識で問題ないかと!」
無量塔幸輔:「妨害が効いているとはいえ、その子の力が強くなるような事や、アダマスが破壊されることがあれば取り込まれる可能性は増えてしまいますからね」
無量塔幸輔:「行動に移る前に一つだけ…いいですか」皆を見渡した後に一言
柴辻マサラ:「何か懸念が?」 普段とは材質が僅かに変わった黒手袋を、くい、と直しつつ。
十掬キョウ:「うん~?」
無量塔幸輔:「いや、懸念っていうよりかはちょっとしたお願い…って感じなんだけど」
橋国ジュメム:「なんでしょうか!」
無量塔幸輔:「いつ取り込まれるかがわからないから、なるべく集団から離れないで行動しようってのが一つと」
無量塔幸輔:「この異常事態を解決するのは大事だけれど、無茶のしすぎだけは気を付けてほしいなって…思います」
無量塔幸輔:先ほどの戦いで、後方から見た彼女たちの戦っている後姿しか見えなかったが、自らの肉体を傷つけてでも先へと進んでいこうとする姿を見て
フェリ・ベルクラム:「……無茶、ですか」
フェリ・ベルクラム:やや困惑に近い反応。危ないというなら、十字冠のない"先生"ではないのか。「よく分かりませんが……覚えておきます」
ナシム・ミシュパート:一同を見回し。「……皆さんを拾う前に、演劇領域の穴となりそうな地点は抑えてあります」
ナシム・ミシュパート:「本官一人ではどうにもなりませんでしたが、皆様の協力があれば百人力!」
ナシム・ミシュパート:「この演劇をデウスエクスマキナっていきましょう!」
GM:ぶおー、と汽笛の音が震えた。
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
十掬キョウ:ロイスは個別会話まで取っておこうかな
十掬キョウ:敵性組織のヴィクトリアンUGNボディアーマーを狙います
無量塔幸輔:今回もロイスを保留で
柴辻マサラ:同じくロイス保留
十掬キョウ:6dx+2>=12
DoubleCross : (6DX10+2>=12) → 8[2,5,6,7,8,8]+2 → 10 → 失敗
十掬キョウ:わーん!
十掬キョウ:いやでも 財産さっき増えてたな
十掬キョウ:2点使って買っちゃお
十掬キョウ:十掬キョウの財産点を2減少(6 → 4)
無量塔幸輔:何か欲しいもの等ってありますか?
十掬キョウ:ゲット!装備しておきます
フェリ・ベルクラム:ここから情報収集だと思うし、強化ビジネススーツでも狙ってみようかな
解良イノリ:ロイス此方保留!
十掬キョウ:十掬キョウの装甲を8増加(0 → 8)
柴辻マサラ:こっちは武器大分揃ったしそんなにないな ダメ元でぼでま狙おうと思ってました
GM:敵性アーマーだ
解良イノリ:ボデマかブルゲとかかなあ
柴辻マサラ:という訳でぼでま狙いで
無量塔幸輔:ではこっちの方でボディアーマーチャレンジしてみますか
無量塔幸輔:4dx+4 UGNボディアーマー
DoubleCross : (4DX10+4) → 10[5,8,10,10]+7[1,7]+4 → 21
十掬キョウ:つよ
無量塔幸輔:かえました
解良イノリ:つよい
柴辻マサラ:先生ずっと買い物上手
柴辻マサラ:2dx+3>=12
DoubleCross : (2DX10+3>=12) → 8[2,8]+3 → 11 → 失敗
フェリ・ベルクラム:目標19
フェリ・ベルクラム:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[2,3,3,4,5,9,10]+7[7]+1 → 18
フェリ・ベルクラム:財産点1使って、演劇領域向けのビジネススーツ(立ち絵参照)を買います
フェリ・ベルクラム:財産点15→14
解良イノリ:防具皆揃ってるかしら 自分用のボデマ買おうかな…
柴辻マサラ:1で足りるけどどうしようかな 情報収集あるだろうし温存しとくか
解良イノリ:ラッキーメダルホワイト使用して、自分用のボデマ買いに行きます。
解良イノリ:2dx+4+1>=12
DoubleCross : (2DX10+5>=12) → 2[1,2]+5 → 7 → 失敗
解良イノリ:ファンブル手前すぎ 失敗で以上!
GM:ではシーンは以上!
Middle05
シーンPC:フェリ・ベルクラム、ほか登場可能
GM:登場侵蝕をどうぞ
フェリ・ベルクラム:フェリ・ベルクラムの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(78 → 85)
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(67 → 76)
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(56 → 57)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(85 → 92)
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(62 → 65)
GM:では、このシーンからはミッションをこなして頂きます。
★ミッションについて
今回のシナリオでは、ミッションの判定をクリアすることで「台本の紙片」を獲得できます。
台本の紙片:『演劇領域』へとご招待するための触媒。領域内の法則に干渉し、影響を与えることが出来る。
この「台本の紙片」は、以下の交換レートでセッションを有利に進めるためのアイテムと交換することができます。
★ミッション報酬
台本の紙片×5:「情報:"ナイロワール"の目的」取得
台本の紙片×4:NPCカード「トランペッター:柱戸ケイ」を入手する
台本の紙片×4:NPCカード「崑崙の刺客:橋国ジュメム」を入手する
台本の紙片×3:「キングダム製ティーセット」を入手 バックトラック時、全てのPCの侵蝕率を-1d10できる。
台本の紙片×1:「メサイアの心得」を入手 登場侵蝕の出目を「1」または「10」に変更する。使い捨て。※3個まで取得可能。
GM:フィールドの情報コマにまとめました。
GM:ミッションをクリアしてアイテムを集める→アイテム交換でセッションを有利に戦おう!
GM:~説明終わり~
GM:ミッションはこちらになります。
□ミッション一覧
★進行中【演劇領域から脱出しよう!】達成率(0/3)※以下のミッションをクリアすることで進行
【領域演目:天誅!STOP、絵画泥棒】達成率(0/1)
【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】達成率(0/1)
【領域演目:怪盗vs探偵】達成率(0/1)
GM:情報は以上!
GM:どの演目にチャレンジするかを選択していきましょう
無量塔幸輔:天誅!STOP、絵画泥棒で
GM:はーい。
GM:ではやっていきましょう。
GM:◆18■■年 ■ンドン
GM:貴方達の乗る列車は、緩やかな揺れとともに街を、路地を、空を進む。
GM:その挙動からカーブが消えて、真っ直ぐなレールとなった頃……
ナシム・ミシュパート:『乗客の皆様にお知らせしますであります』
ナシム・ミシュパート:『当列車はこれより、演劇領域内を"横断"いたします』
ナシム・ミシュパート:『境界の揺れにご注意ください』
GM:ガタン、とレールを切り替えるような振動とともに、周囲の環境がぐるりと入れ替わって……
GM:…………
GM:……
GM:…
GM:【領域演目:天誅!STOP、絵画泥棒】
【TIPS:これまでのあらすじ】
裕福な家系でありながら、その裏で悪徳な金持ちから盗みを行う極彩色オウム。
プライベートでは親しくも、盗みを働く場では敵対するバンリ警部との
交流を行いながらもその行動に迷いが生まれていく……
今夜の獲物は『羽化せし卵』
有名な画家によって描かれた絵画に隠された秘密とは……!?
【TIPS:登場人物】
・極彩色オウム…………怪盗
・バンリ警部……………警察
・エーレナ………………使用人
・ビヨンド………………使用人
・シークル………………宿泊客
・ディビッド……………宿泊客
・フェリ・ベルクラム……………………イレギュラー
・柴辻マサラ………………………………イレギュラー
・十掬キョウ………………………………イレギュラー
・解良イノリ………………………………イレギュラー
・無量塔幸輔………………………………イレギュラー
GM:判定項目は以下になります
【領域演目:天誅!STOP、絵画泥棒】ミッション一覧
★怪盗の手口補足 《知覚》または《知識:裏社会》で難易度12 報酬:台本の紙片×2
★絵画の護衛 【肉体】で難易度9 報酬:台本の紙片×1
★脱出手段破壊 《白兵》または《射撃》または《RC》で難易度12 報酬:台本の紙片×2
★現地の警察と協力する 《情報:警察》または《交渉》で難易度8 報酬:台本の紙片×1
GM:一人1つにチャレンジ出来ます。PCの判定が終わってクリアできなかったミッションは残念ながら失敗となります。
GM:では、対象と技能を宣言して判定していきましょう。
フェリ・ベルクラム:では怪盗の手口を補足します
フェリ・ベルクラム:知識:裏社会。情報収集チームを使用。(1/3)
フェリ・ベルクラム:ビジネススーツの効果でさらに+2
フェリ・ベルクラム:8dx+4
DoubleCross : (8DX10+4) → 8[1,3,5,5,7,7,8,8]+4 → 12
十掬キョウ:さすが!
GM:きれいに成功!
解良イノリ:ぴったり 流石ね
フェリ・ベルクラム:普通に危ないな……w
フェリ・ベルクラム:まあこんなもん
十掬キョウ:じゃあ僕も続こうかな!
十掬キョウ:絵画の護衛に【肉体】で挑戦。
十掬キョウ:14DX>=9
DoubleCross : (14DX10>=9) → 8[1,1,1,2,2,2,3,4,5,5,7,7,7,8] → 8 → 失敗
十掬キョウ:エ~ッ
十掬キョウ:こんなにあるのに
柴辻マサラ:出目が……
柴辻マサラ:1足りないに忍び寄られてる
解良イノリ:あわわ
無量塔幸輔:わわわ…
解良イノリ:雫貰う?
フェリ・ベルクラム:雫しましょう
十掬キョウ:電光石火しとくべきだったな……
十掬キョウ:わーい!
フェリ・ベルクラム:夢乃雫 +14です
十掬キョウ:じゃあ22になりました ありがとうフェリちゃん!
解良イノリ:メチャつよ では続きまして★脱出手段破壊をRCで挑戦します。
解良イノリ:6dx+9>=12
DoubleCross : (6DX10+9>=12) → 10[1,3,5,6,7,10]+8[8]+9 → 27 → 成功
柴辻マサラ:強い!
十掬キョウ:つよ~!
解良イノリ:固定値上げててよかった
無量塔幸輔:では★現地の警察と協力するを判定します
GM:GOGO
無量塔幸輔:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 6[2,4,5,6]+1 → 7 → 失敗
無量塔幸輔:エア
柴辻マサラ:また1足りないが……
フェリ・ベルクラム:なんなの一体?!
フェリ・ベルクラム:ざ、財産!
無量塔幸輔:財産使えますか!?
十掬キョウ:先生侵蝕ボーナスでもう一個振れない?
柴辻マサラ:あ、一応私の手番もあるけど
無量塔幸輔:交渉だし……
フェリ・ベルクラム:マサラさんに頑張って貰おうか
無量塔幸輔:まだ実は60いってないんですよ…
十掬キョウ:あっこの61とかいう数字……
十掬キョウ:HPじゃん
柴辻マサラ:先生タフだから
十掬キョウ:見間違えました
十掬キョウ:普通そんな数字だと思わないから……
GM:財産も使えます
解良イノリ:つよい
GM:それが社会です
柴辻マサラ:あ、じゃあ私も試しに振ってみて ダメだったら財産使うって出来ます?
GM:いいですよ。
無量塔幸輔:ではそれでお願いします…!
柴辻マサラ:助かり!では交渉で振ります
十掬キョウ:がんばれ~
柴辻マサラ:2dx+1>=8
DoubleCrossyyyy :yyy (2DX10+1>=8) → 6[3,6]+1 → 7 → 失敗
十掬キョウ:1が遠い……!
無量塔幸輔:1が…
柴辻マサラ:妖怪が暴れまくってる
解良イノリ:野、呪われている
無量塔幸輔:妖怪出目1吸いの仕業なのね
柴辻マサラ:どっちが財産払います?
十掬キョウ:デートみたいな発言してる!
GM:攻めの合コン!
無量塔幸輔:大人だから払うよ
GM:さっすがぁ~
柴辻マサラ:では子供なので甘えましょう
無量塔幸輔:無量塔幸輔の財産点を1減少(4 → 3)
フェリ・ベルクラム:とんだ交渉だぜ
GM:ではすべてが成功。報酬の紙片が6個獲得できます。
GM:このシーンは怪盗と警部の争いに介入し、
GM:シナリオブレイクして逮捕させれば締めのシーンになります。
十掬キョウ:私達でこんなシナリオ壊しちゃおっか
GM:ベイカーストリートイレギュラーズ、アッセンブル!
GM:ではやっていきましょう
GM:◆カネアール家 私邸
GM:外観から想像できる通り、そこは豪邸だった。
GM:きらびやかな装飾。豪奢を清潔で覆い隠すには、少しばかりの見栄が覗いている。
GM:中に入れば上等な絨毯に磨かれた家具、そしてずらりと並ぶのは教育の行き届いた使用人。
GM:権力者との繋がりも噂されるカネアール家には、しかして嵐の予感が漂っていた。
バンリ警部:「まったく………」
バンリ警部:警官を引き連れるのは、つややかな黒髪をまとめ、表情を剣呑に浮かべる少女。
バンリ警部:似つかわしくない表情を浮かべながら警官隊を引き連れている。

バンリ警部:「あの怪盗め!次から次へと忌まわしい!」
バンリ警部:外見に似つかわしくない、厳しい声で指示を飛ばす。
バンリ警部:彼女こそはバンリ警部。狙った獲物は逃さないと噂のオウムに唯一対抗できる、敏腕警部である!
バンリ警部:「上も上だ!模倣犯の可能性があるなどと、別の揺動に気を取られおって……」
バンリ警部:「くっ……このまま好き勝手にされては、『パロット』さんに申し訳ない……」
バンリ警部:その有能さを支える秘密。銀髪の美しい『友人』への罪悪感を抱えつつ、呟いていると。
ナシム・ミシュパート:『到着でありまーーーす!』
ナシム・ミシュパート:プァーーーン、と館内を通り抜けた黒鉄の列車が停車し、PC達を下車させる。
GM:そしてその瞬間。
GM:君たちの脳裏に、コレまでのあらすじと登場人物がインプットされている。
無量塔幸輔:「え…うわ…!?なにこれ…!?」
無量塔幸輔:初めての自動学習の体験に驚いている
バンリ警部:「なんです!?………な、なんだ!?」一瞬、別の口調が出てきた後に厳しい声になる。
解良イノリ:「…、領域内突入に伴う“配役”の作用かな…ともあれ、事情が分かるのはありがたいけど」一瞬頭を抑えて。
柴辻マサラ:「ここでも怪盗ですか。徹底しているんだか、好みが反映されすぎているんだか」
柴辻マサラ:呆れ気味の口調で呟く。
フェリ・ベルクラム:「"極彩色オウム"……聞いたことがある、かも」
十掬キョウ:「演劇領域内の"横断"って……新しいセットアップに巻き込まれるってことなんだ」
十掬キョウ:「知ってるのかいフェリちゃん!」
フェリ・ベルクラム:「他作連作で有名な大作家の、少しマイナーな怪盗もの。」
フェリ・ベルクラム:「鳥とともに現れる怪盗と、羽毛アレルギーが弱点の警部のいたちごっこを中心にしてて……」
十掬キョウ:「お~。さすが映像研究部」
無量塔幸輔:「やっぱり映像作品について詳しいんだね…」
フェリ・ベルクラム:「……たまたま見ただけだから」少し目を逸らす。「怪盗は、誰かを演じる代わりに何かを盗まなければいけないの」
柴辻マサラ:「なら、我々のこの格好もその作品に沿ったものなんでしょうか」
バンリ警部:「あ~……」多少の警戒を持ちつつ、『自動車』で現れた貴方達を誰何する。
柴辻マサラ:いつの間にかまた変わっていた服を見下ろしつつ。
フェリ・ベルクラム:「部では、そういう遺産の継承者なんだろうって話しをしてたけど……じゃなくて」
バンリ警部:「失礼ですが、貴方がたは?ここは関係者以外立ち入り禁止のはずですが……」
バンリ警部:それぞれ姿に目を向けていく。
十掬キョウ:「えっこれどう答えればいいんだろう……」これまで通りの姿。場違いにも映る瀟洒なドレス。
フェリ・ベルクラム:「私たちは、隣国から"オウム"を追ってきた者です」
フェリ・ベルクラム:「この国での貴方の評判は聞いています、バンリ警部。どうか我々にも手伝わせて頂きたい」
バンリ警部:「オウムを?」ピクリ、と眉を動かす。(この予告状はまだ表に出ていない……つまり、一般人の冷やかしではない?)
バンリ警部:「貴方がたが協力ですか?」訝しげに見る
バンリ警部:ご令嬢とそのお付きか?と2人を見て、他のものにも目を向ける。
無量塔幸輔:「…失礼いたします。彼女たちが言っている通り隣国からの協力者を要請した、本部から来た者です」それっぽいような紹介状を渡す
バンリ警部:「! これは……!」
柴辻マサラ:「あー……彼女達は我々が依頼した市井の協力者です。民間人ではありますが、腕前は我々が保証します」
バンリ警部:渡された紙に豪奢な、しかし正式なデザインと文字が綴られ、正式な紹介状に変わる。
十掬キョウ:「おー……」小さく漏らす。
十掬キョウ:「なんだかドラマみたいだね」ひそひそ。
フェリ・ベルクラム:ぱくぱくと口を動かす。(オウムは短編連作だから、登場人物はいくらいてもいい)
柴辻マサラ:どうやら自分は刑事の役回りらしい、と先ほどより簡素になったシャツや羽織ったコートから推測してさらに口添えする。
バンリ警部:「これは失礼いたしました。まさか"彼"の協力者でしたとは」
バンリ警部:何やら納得しつつ、ピシ、と綺麗な敬礼。
解良イノリ:(横断…つまり介入手段は用意されてるという訳か)
フェリ・ベルクラム:(作者の他の作品とのクロスオーバーみたいな話も多いから、バンリ警部は"話が早い"の)
バンリ警部:「無量塔さんにマサラさんですね。協力者の方々も歓迎いたします」
バンリ警部:恐らく、過去作に『そういう話』があったかのようにスムーズに話が進む。
解良イノリ:瀟洒なドレス姿…“ご令嬢”のキョウさんの横で一礼。(…これはレネコンサポーターと同じ…)いつのまにかシックでクラシカルなメイド服になっている。
無量塔幸輔:慣れない様子で敬礼をする。シルクハットをかぶり、ロングコートにベルトをした、伝統的な警察の格好をしている
バンリ警部:「では、早速になりますがこちらに。"オウム"の目的のものをお見せします!」
GM:◆カネアール家 私邸 内部
GM:その絵画は二階建ての最奥、パーティに使うような大広間に、見せつけるように飾られていた。
GM:屋敷には似つかわしくない優しい筆致。卵をメインとして書かれ、その内部から真っ白な翼が覗いている。
バンリ警部:「『羽化せし卵』……私には芸術はわからんのですが、どうにも有名らしく」
バンリ警部:「我々は、この絵の警備を命じられております」
バンリ警部:「部下共は外を見晴らせておりますが、皆様はここで警備に着いて頂けるとありがたい……よろしいでしょうか?」
フェリ・ベルクラム:「有り難うございます」
十掬キョウ:「うん、よろしくね!」
無量塔幸輔:「よろしくお願いします」一礼
解良イノリ:「よろしくお願い致します」一歩引いたところで一礼。
フェリ・ベルクラム:「私たちは警備の方策について相談いたします。警部は、部下の様子を見てきたら如何でしょう?」
バンリ警部:「ハッ、そうでありますね。では簡単に情報の連携だけ……」
バンリ警部:「私の部下は外の警戒と一階の警備…そしてこの部屋の前の部屋に待機しています。これは──」
バンリ警部:簡単な配備と今回こそはという意気込みを話し、
バンリ警部:「……おっと、こんな時間ですか。では、私は予告の時間までに部下を激励に行ってまいります。では、後で!」
バンリ警部:と大広間の時計を確認し、この場には貴方達だけが残る。
柴辻マサラ:「情報提供感謝いたします」 敬礼とともに見送って。
柴辻マサラ:「……さて。これで怪盗の犯行を阻止すれば目的達成、ということでしょうか」
フェリ・ベルクラム:「ふう…………」 貧民街の少年のようなキャスケット帽子を取り外す。パタパタと耳を羽ばたかせる。
フェリ・ベルクラム:「……矢継ぎ早……」疲れた声。
十掬キョウ:「みんな衣装変わってる~!」
十掬キョウ:「いいないいな!」
無量塔幸輔:「いやぁ…何回やっても慣れないですよね…この衣装チェンジっていうか」
解良イノリ:「“演劇”領域だからね……お疲れ様。実際、さっきベルクラムさんが言ってた通り、怪盗ものだって言うなら……」そこまで言いかけて。
十掬キョウ:「マサラちゃんと無量塔先生は刑事さんなんだね!おそろいっぽい!」
十掬キョウ:「かっこいいな~」
柴辻マサラ:「そのようですね。お陰で大した変化が無くて助かります」
解良イノリ:「似合ってますね、先生もマサラも」
十掬キョウ:「さっきもすごいホンモノっぽかった!」
柴辻マサラ:シャツにスラックスという男装は変わらず。簡素になった代わりにシルクハットとコートが追加された。
柴辻マサラ:「……しかし、室内でこれは少々動きにくそうですね」
無量塔幸輔:「でも、いきなりはいロンドンです!…ってなっていきなりそれっぽく振舞うのってなかなか大変ですよね…」
柴辻マサラ:そう呟いてコートを脱ぐと、肘ほどまでシャツをまくりネクタイを軽く緩める。
十掬キョウ:「おお~っ」
無量塔幸輔:「前提知識が入ってるけど、やることはアドリブだし」
十掬キョウ:「なんだかドキドキするね、今のしぐさ」
柴辻マサラ:「……そうですか?」 よく分からんな……という顔。
十掬キョウ:「するんだよ~!」
フェリ・ベルクラム:「キョウさんも……すごく華やかね」
十掬キョウ:「えへへ……ちょっと動きづらいけどね」
十掬キョウ:「なんだかこういうの着ると……ワクワクするよね」
解良イノリ:「大分大胆だけど、ヴィクトリアンスタイル…として見れば普通の範囲内、なのかな…?」
無量塔幸輔:「当時の衣装の再現度本当に高いなあ…」あまり格好をじろじろ見るのは失礼だなとおもい軽く見て反応
十掬キョウ:「フェリちゃんのは探偵さんなのかな?すごいクールでカッコイイ!」
十掬キョウ:「フェリちゃんの雰囲気に似合ってる感じあるよ~!」
フェリ・ベルクラム:「ありがとう。服の選定、どうしてるのかしらね」 チェック模様の上着に、ショートパンツ。探偵助手といった様相だ。
十掬キョウ:「なんだろうね?その人が着たい服なのかな?」
柴辻マサラ:「咄嗟に協力者ということにしましたが、フェリさんが探偵で十掬さんは令嬢、委員長はその従者……といったところでしょうか」
柴辻マサラ:「……十掬さんと委員長の配役が浮いているように思えますが」
解良イノリ:「“配役”に合わせた服装…じゃないかしら…?そうじゃないと私こういうの着る趣味はないけど…」スカートをつまむ。
十掬キョウ:「でもよくない?」
十掬キョウ:「だってイノリちゃんのメイド服、すっごく可愛いもの!」
解良イノリ:「御付きのメイドっぽい服装だし……う」レースとフリルが付きつつクラシックなそれだ。少し頬が紅くなる。
フェリ・ベルクラム:「小さくてかわいい……」 ぽそりと。
十掬キョウ:「フリフリで可愛い!イノリちゃんが可愛らしい服着てるとこ見るのすっごく新鮮だ!」
柴辻マサラ:「……」 当人が照れそうなので口には出さないが概ね同感である。
解良イノリ:「成長は止めてるのであって今後伸びるはず……!コホン」私服の趣味自体は結構可愛らしいというか、そう言うものもままある――全然着る機会は無いが。
フェリ・ベルクラム:「あっいや、その、ごめんなさい……!」
無量塔幸輔:「みんな、すごく似合ってますよ」改めてみんな美少女だなー…って、外に戻った時基準がおかしくなりそうだなとぼんやり思いながら
十掬キョウ:「普段からその服のほうがイノリちゃんのことあまり怖がられないんじゃない?」
柴辻マサラ:「あまり怖がられないのも問題でしょう。……いや、委員長を退いた今ならそれも関係ないかもしれませんが」
解良イノリ:「フリフリの服着て制圧してたらまた変な噂になるんじゃないかしら……」額を抑えて。「まあ、実際変な服着てるのは事実だから、言われても大丈夫」
フェリ・ベルクラム:「あと……絵について確認したいのだけど」
フェリ・ベルクラム:「警部……じゃなくて」軽く頭を振る。「マサラさん。あの絵はインペリアルエッグだったりしないかしら?」
十掬キョウ:「ええっ」
マギカ・ウィッチクラフト:「メイド服を制服にしてる部活もありますしね……」コソコソ。髪をまとめて眼鏡を掛けたメイド服。
十掬キョウ:「マギカちゃんもイノリちゃんとお揃いだ~!かわいい!」
解良イノリ:「マギカさんもか。なんというか、大分差異が目立つな……」色々な所で。
無量塔幸輔:「確かに…翼の生えた卵って意匠としてそれっぽい…?」
マギカ・ウィッチクラフト:「ひっ、すみません調子に乗ってしまい…!裾をひきずってしまい…!」
マギカ・ウィッチクラフト:注目されて反射的に小動物になる
柴辻マサラ:「流石に、こんなところに自分の獲物を放り出すような真似はしないと思いますが……」
GM:額縁の中に翼の生えた卵が描かれている。この絵だけが館に浮いており、心優しい画家が描いたものだとわかる。
柴辻マサラ:そう言いながら絵に対して歩み寄り、レネゲイドの反応などを完治する。
十掬キョウ:「でもなんだか……浮いてる気はするよね?」
GM:卵を題材にしているが、レネゲイドに関する反応はない。恐らく回想などで由来が明かされるタイプの美術品だろう。
十掬キョウ:「他の調度品はもっと……ギラギラしてるっていうか……」
フェリ・ベルクラム:「それなら良いのだけれど……」
解良イノリ:「外見を使い回すのはあるかもしれないわね」
フェリ・ベルクラム:(そもそも、どうしてナイロワールは……)
十掬キョウ:「ああ、ここに散りばめる配役を取り込んだものから選んでるってことだね」
柴辻マサラ:「特別反応はありません。この舞台を設定したのは例の怪盗でしょうから、準える意図はあるかもしれませんが」
十掬キョウ:「僕らもそういう意味ではそうだもの」
柴辻マサラ:「委員長の言う通り、ただ使いまわしているだけでこれ自体に力があるわけではないかと」
フェリ・ベルクラム:考えかけて、すぐに振り払うように目を伏せる。(……いえ。私が考えることじゃない。)
フェリ・ベルクラム:「じゃあ、何かあるとしたら怪盗の方かしら」
無量塔幸輔:「これが、舞台であるからには絶対にこれから何かが起こりうるはずなんだけれど…」
十掬キョウ:「あれ?じゃあ僕らのすべきことはなんなんだろう?」
無量塔幸輔:「怪盗に何かあるとしたらよくあるのだと、この中の誰かに扮している…とかありますよね。他には…?」
解良イノリ:「根本としてはこの演劇領域を突破すること…今回なら、この“極彩色オウム”の怪盗もの演劇を終わらせること、だけど」
柴辻マサラ:「予告の時刻と共に屋敷へ突入ではないですか?まだ5分ほどあるようですが」
柴辻マサラ:近くの柱時計を見上げながら先生の問いかけに答える。
無量塔幸輔:「うーん…時間通りに本当に来るのかなぁ…?」
十掬キョウ:「でもちゃんと時間通りに来ないなら……予告しないんじゃない?」
十掬キョウ:「守らないなら怪盗じゃなくて強盗になっちゃうよ」
GM:予告時間まで、大広間の柱時計であと5分存在する。
解良イノリ:「予告状にギミックや謎があって、想定とは違うものを盗み出す…というのもあるけど…」
柴辻マサラ:「そうですね。特に彼女は様式というか、自分の美学に誇りを持っているタイプに見えました」
柴辻マサラ:「だとすれば自ら予告した時間を破るような真似はしない、と思います」
無量塔幸輔:「なんかあった気がするんだよなーこういうの…うーん…」トリックの中身の言及まであと一歩引っかかっている
GM:しかし、自前の懐中時計を衣装に用意されている人なら気付けるでしょう。
GM:手元と柱時計の時刻が、5分ほど異なることに。
フェリ・ベルクラム:「………あ」
十掬キョウ:「……フェリちゃん?」
フェリ・ベルクラム:立ち絵にもあるとおり、腰から鎖付き懐中時計で確認する。
無量塔幸輔:「どうしました?」
フェリ・ベルクラム:「この部屋…じゃない! 建物の中の時計が全部ずらされてる」
フェリ・ベルクラム:「もう予告の時間よ!」
無量塔幸輔:「………あ!それだ!」
GM:───叫びと同時に、鳥の羽が舞う。
十掬キョウ:「……!」
極彩色オウム:「駄目だなぁ、バンリ警部。怪盗の前で油断しちゃあ」
極彩色オウム:青と赤のフリルの付いた騎士の洋装。青みかかった銀髪を肩口で揃えた少女が既に室内にいる。

極彩色オウム:「警察は陽動に手一杯。だから手下が紛れ込んでないか自分で確認をしなきゃいけないし、この部屋に配備するわけにもいかない」
極彩色オウム:「でも、ボクは時間厳守だ。この時間に放っておいちゃ、簡単に盗まれ……」
極彩色オウム:ぱたぱた、と鮮やかな色の鳥が肩に止まり、貴方達に気づく
極彩色オウム:「………」
極彩色オウム:「え……誰?」
フェリ・ベルクラム:「極彩色オウム……の、服を着た生徒ね、あれは」
十掬キョウ:「僕らはえーっと……隣国からの協力者!」
柴辻マサラ:「なるほど。脚本に無い私達が居ることで犯行が阻止できる、と」
十掬キョウ:「キミを華麗に捕まえちゃうからね!」
極彩色オウム:「ふうん?」その答えを聞いて楽しそうに目を細める
極彩色オウム:「協力者ってわけだ。まったく、あの人は手際が良いな」
極彩色オウム:足音もなく、惚れ惚れとする仕草で絵画を持ち上げ──否、風で浮かせている。
十掬キョウ:「ロンドンの……イギリスの隣国ってどこなんだろう。フランスって隣国でいいものなのかな?」小声でウンウンしている。
解良イノリ:「英葡同盟とかもあるしポルトガルあたりでも良さそう…っと!」
極彩色オウム:「自己紹介は必要かな?ボクは極彩色オウム。────怪盗だ」
無量塔幸輔:「アイルランドとかもありますよー…!」
十掬キョウ:「あっなるほど……詳しいなあ」
極彩色オウム:カカカカッ!辺りを舞う鳥の羽を風で地面に突き刺し、牽制する。
極彩色オウム:「荒事は好きじゃないけど……苦手でもないよ!」
フェリ・ベルクラム:「いつまでもこの館にいるわけにもいかない」ベストの裾を片手で捲り、脇腹にシリンジを突き刺す。
柴辻マサラ:「生徒が役に宛がわれている以上、能力を使ってくるのも当然でしたね」
十掬キョウ:「あっそうこうしている間に……!盗みはダメだよ!」
柴辻マサラ:こちらも影を生み出して宙を舞う羽根の悉くを塵へと変えていく。
極彩色オウム:ズァッ!と猛烈な突風と共に君たちに向かう!────と見せかけて。
極彩色オウム:「ふふ、同感だね」
極彩色オウム:「カネアール氏に言ってあげるといいよ!」
極彩色オウム:その目線は逃走経路である窓に向けられている!
十掬キョウ:「え?それって……いやいや、でもだよ!」
十掬キョウ:「たとえ盗み返しでも罪になるんだから!」
十掬キョウ:たっと駆け出し、立ちふさがるように身を翻して。
極彩色オウム:君たちを強風で押し留めている間に、弾丸のように窓に向かう!
無量塔幸輔:「窓に…!妨害間に合うか…!?」窓をかばうようにして進路を妨害しようとする
極彩色オウム:「罪によって、嵐から守られる花があるなら────なっ!?」
十掬キョウ:「行くよトツカ……!」手持ちの得物を構える。それは長大な刀身を持った大剣――
極彩色オウム:「ボクの風を!?大型動物すら拘束するのに…!」
十掬キョウ:ではない。「あれっ……!?」
十掬キョウ:小さな飾り付きの傘。「トツカは!?」
極彩色オウム:腰に差した細身のレイピアを抜き放つ!
極彩色オウム:「けが人は出さない主義だけど……!」
十掬キョウ:「わわわわっ」咄嗟に防ぐが、満足に攻防できるものでもない。
極彩色オウム:「お転婆だなぁ…!?」
極彩色オウム:勢いの乗った刺突を強引に受け止められて、わずかに動きが鈍った。
フェリ・ベルクラム:「キョウ!」 舞い上がった硝子瓶の鷹が、天井を切り裂いて、豪奢な燭台を切り落とす。
フェリ・ベルクラム:今回よりも前に、彼女の戦いは、何度か見たことがあった。「使って、それ!」
十掬キョウ:「フェリちゃん!」重量のあるはずのその燭台を、軽々とキャッチ。
極彩色オウム:「………何?」
極彩色オウム:眼の前で行われた現実味のない行動に一瞬目を丸くする。
十掬キョウ:「これなら……!行くよっ」
極彩色オウム:「はぁ……っ!?」
十掬キョウ:ぱっと姿が消えて。その場に猛進する燭台片だけが、その質量を持って向かい来る。
極彩色オウム:肩口を狙って刺突を放つ。
極彩色オウム:しかしそれは風を纏う一撃すらも遅く。
極彩色オウム:「しまっ、……!」
十掬キョウ:その間に。ドレスを翻して宙空に舞って。
十掬キョウ:ふよふよと浮いていた絵をぱしっと確保。
十掬キョウ:「取り返したよ!あとはお願い!」
極彩色オウム:「くぅ……!」
極彩色オウム:ギャリィン!と引っ掻くような音を立てて、なんとか燭台を受け流す。
極彩色オウム:「だけど……コレで位置は入れ替わった!」
極彩色オウム:一足のバックステップで加速しながら、仕切り直すために窓へと跳んだ。
十掬キョウ:「そうだね、入れ替わったよ……」
十掬キョウ:「これで僕という邪魔はなくなったもの」
解良イノリ:――窓から入る光は、屋敷の構造上影を生み出す。
極彩色オウム:「なにっ……!?」
解良イノリ:影が落ちている。
解良イノリ:「――残念ですが」ひたりと飛ぶその姿に沿うように。
解良イノリ:「ここまでとさせて頂きます」腕が絡み、脚が絡む。
極彩色オウム:「キミ、ボクの速度にっ……!?」言葉を出す余裕は途中で途切れる。
解良イノリ:ぐるりと回転モーメントが、彼女の身体を捕え。軌道は窓から床へと転じ、
極彩色オウム:迎撃に動こうとした手と足が真っ先に抑えられ、勢いのままにくるりと回転させられる
解良イノリ:「、ふっ――やっ」どごん、と怪盗を下に墜落。そのまま抑えこむ。
極彩色オウム:「ぎゃんっ」
極彩色オウム:木槌で叩くような鈍い音で抑えられる。
極彩色オウム:「く、くそ~……!」体格差があるはずの少女を振りほどけず、悶えている
柴辻マサラ:「お見事。流石です、委員長」
フェリ・ベルクラム:「わっ、……ジュードー?」
無量塔幸輔:「すごい…あんな手際よくあっさりと…」自分との場数、実力差を圧倒的に感じながら
解良イノリ:腕と足を間接に繋げ、そのまま制圧する体術。「ん。殆ど途中まで任せっきりだったからね」
柴辻マサラ:言いつつ歩み寄り、衣装と共に持たされていた手錠をオウムへとかける。
十掬キョウ:「へへ、さっすが!」
極彩色オウム:「………」手錠をかけられることでふう、と脱力。
極彩色オウム:「……すごいな。全然動けない。これ、この国の技じゃないね?」
極彩色オウム:観念したように感想を漏らす。
解良イノリ:手錠が掛かるのと同時、するりと立ち上がる。「皆さんこそ、お陰で間に合いました」ぺこりと一礼。
解良イノリ:「まあ、伊太利と独逸のあたりの合いの子ですね」
解良イノリ:「拙いものをお見せしました」
極彩色オウム:「なるほど……デキるメイドさんだったかぁ」
GM:オウムの確保が合図のように、扉の外から焦るような足音。
バンリ警部:「くそっ、オウムのやつめ!時計を進めるなど大掛かりな手間を……!」
十掬キョウ:いえーい、とフェリちゃんにハイタッチを求めながら。「あ、警部さん!」
柱戸ケイ:「警部さん、早く早く。私の時計だとそろそろ……」
柱戸ケイ:この時代の警察の服に身を包んでいる。そっちに混ざっていたらしい。
柱戸ケイ:「………遅かった」
柱戸ケイ:「イノリ元委員長の捕縛術が……」しゅん。
柴辻マサラ:「柱戸さん。姿が見えないとは思いましたが」
十掬キョウ:「ケイちゃん~!」
フェリ・ベルクラム:ハイタッチに、3テンポくらい遅れておずおずと手を上げ返している。
無量塔幸輔:「あぁ、そっちにいたんですね…!ひとまず無事でよかった…」
柱戸ケイ:「ん。時計を持ってるのが私だけだった」
バンリ警部:「こ、これは一体……オウム!?」
十掬キョウ:わーっと思いの外強くその手を押し返しながら。「見て見て!僕らで捕まえたよ!」
解良イノリ:「真面目にやってるみたいだし、鍛錬くらいならいつでも後で付き合うのに…」ぼやきつつ怪盗を警戒している。
極彩色オウム:「やば、見つかっちゃった」
無量塔幸輔:状況が落ち着いてきたのを確認して、フェリの方へと近づく
バンリ警部:「……皆さんが捕まえたのですね!いやあ、流石です!」
バンリ警部:「貴方がたが居なかったらどうなっていたことか…!」
無量塔幸輔:「…後で、少しだけ。見せてもらえませんか?さっき刺していた物と、傷の方を…」こっそりと耳打ちするように
フェリ・ベルクラム:「……え? あ、はい……?」
バンリ警部:湧き上がる喜びを抑えきれないように、ドタドタと近寄る。
バンリ警部:「はっはっは。とうとう年貢の納め時のようだな、コイツめ!」
フェリ・ベルクラム:突然の申し出に、疑問に思いながらも頷く。(薬品に興味がある……のかしら)
極彩色オウム:「そこはもっとこう、自分だけの力で捕まえたかった、とかないのかなぁ?」
極彩色オウム:「長い付き合いだろう?ボク達」
バンリ警部:「やかましい!私の意地は警察の意地だ!」
極彩色オウム:「ちぇー」
バンリ警部:「ともかく! ……皆さんの協力に感謝いたします!」
バンリ警部:「コイツは責任を持って我々が牢に打ち込ませていただきます!」
十掬キョウ:「うんうん!盗みはいけないことだからね……あっでも……」
十掬キョウ:「警部さん警部さん、この絵の来歴ももっと調べてほしいかも!」
十掬キョウ:「盗みはいけないことだもの」
バンリ警部:「来歴を?……ふむ」
バンリ警部:部下の警察達に指示を飛ばしつつ……貴方達だけに聞こえるように顔を近づける。
フェリ・ベルクラム:「……怪盗の拘束は、お手柔らかにしてあげて」 この怪盗も、巻き込まれただけの一般生徒の筈だ。
極彩色オウム:ぎゃあーと棒読み。
バンリ警部:「実はですな」ヒソヒソ。
バンリ警部:「我々の人数が少ないのも、『別件』……いくつかの事件の裏に、カネアール氏が関わっとりゃせんかと調べていたのです」ヒソヒソ。
バンリ警部:「先程、本部から連絡がありました。……我々はこのまま、『次の事件』に向かうことになるでしょうな」
バンリ警部:楽しそうに笑う。
十掬キョウ:「おお……」
柴辻マサラ:「なるほど。自分が狙われている身となれば警戒も薄れている頃でしょう」
十掬キョウ:「うん、街の治安を守る人たちはとってもえらいもの!」
柴辻マサラ:「尻尾を掴むには最適という訳ですね」
十掬キョウ:「いつもご苦労さまです!」
十掬キョウ:マサラちゃんにもウインク。
バンリ警部:「はっはっは!そちらこそご苦労さまでした!」ピシ、と愉快で仕方ないという風に敬礼を返す。
無量塔幸輔:「治安維持お疲れ様です…」
無量塔幸輔:役とはいえとても忙しく働いている様子に敬意をこめて敬礼
フェリ・ベルクラム:「…では、私たちは私たちで動きます」
フェリ・ベルクラム:「またどこかで会いましょう」 具体的には演劇空間が解かれた後などに。
GM:カチリ、と。歯車が噛み合ったように……あるいは完璧に外したようにな感覚。
GM:舞台の幕が引かれるように、貴方達の周りの現実味が薄くなっていく。
GM:手を振る警部と、嘆きながらも……どこか、肩の荷が下りたような怪盗の姿。
GM:遠くに列車のレールが展開される音を聞きながら、貴方達の体がこの演目から退去しました。
GM:◆警察署
"極彩色オウム"イロドリ・パロット:「やー」
"極彩色オウム"イロドリ・パロット:「まさか捕まるとはね!今まで黙っててごめん!」
"極彩色オウム"イロドリ・パロット:「親愛なるキミの友人、イロドリ・パロットだよ!」
バンリ警部:「貴様ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
GM:演目を終了しました。
GM:台本の紙片が6枚獲得されます。累計枚数6枚。
★アイテム一覧
台本の紙片×5:「情報:"ナイロワール"の目的」取得
台本の紙片×4:NPCカード「トランペッター:柱戸ケイ」を入手する
台本の紙片×4:NPCカード「崑崙の刺客:橋国ジュメム」を入手する
台本の紙片×3:「キングダム製ティーセット」を入手 バックトラック時、全てのPCの侵蝕率を-1d10できる。
台本の紙片×1:「メサイアの心得」を入手 登場侵蝕の出目を「1」または「10」に変更する。使い捨て。※3個まで取得可能。
GM:なにか交換いたしますか?
GM:このシーンで使用しなかった場合、紙片は持ち越されます。
柴辻マサラ:では4枚を支払って柱戸さんのNPCカードを入手します
柱戸ケイ:私!
柴辻マサラ:貴女です
柱戸ケイ:ではNPCカードを開示します。
十掬キョウ:やった~
【◆NPCカード:トランペッター:柱戸ケイ】
あらゆる判定前に使用できる。判定に使用するダイスを+6Dする。
ラウンド1回。
柴辻マサラ:えらすぎ!?
十掬キョウ:すご~!
柱戸ケイ:これが…トランペッターの力です!
解良イノリ:いやつよい
十掬キョウ:街の治安を守る人たちはとってもえらい!
GM:紙片は残り2枚!温存も出来ます
無量塔幸輔:つ、つよい!!!!
フェリ・ベルクラム:やっぱりピンク髪の支援はレベルが違うな
柱戸ケイ:こういうのが好きなんですよね?
フェリ・ベルクラム:残りは温存かな
柱戸ケイ:別の人だこれは
GM:温存了解です。
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
フェリ・ベルクラム:好きだが……
フェリ・ベルクラム:購入は照準器にしよ
柴辻マサラ:ロイスは個別会話まで保留かな
解良イノリ:ロイスは残り二個だし保留しておこ 購入は…ボデマでも狙うかなあ
十掬キョウ:ロイスは貯め貯めして……
柴辻マサラ:購入は照準器で
フェリ・ベルクラム:ロイスは保留!
解良イノリ:ラッキーメダルホワイト起動。行きます。
無量塔幸輔:ロイスは保留で!
解良イノリ:2dx+4>=12
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 9[3,9]+4 → 13 → 成功
解良イノリ:成功― 自分に装備!
フェリ・ベルクラム:8dx+3
DoubleCross : (8DX10+3) → 10[2,2,3,4,7,8,10,10]+5[4,5]+3 → 18
十掬キョウ:メイド服を常備品にしたんだ
柴辻マサラ:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 8[8,8]+3 → 11
フェリ・ベルクラム:天空の隼+1になりました
柴辻マサラ:無理か…… まあこのまま流しで
無量塔幸輔:高性能治療キットをもう一個調達します
十掬キョウ:僕も治療キット貯めようかな
十掬キョウ:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 8[2,2,3,5,6,8]+2 → 10 → 成功
無量塔幸輔:4dx+4>=9
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 10[6,6,7,10]+10[10]+8[8]+4 → 32 → 成功
十掬キョウ:買えました!持っておきます
十掬キョウ:すご!
柴辻マサラ:高性能すぎる
解良イノリ:めちゃつよだ
GM:つよつよ買い物だ
無量塔幸輔:医療トランク買えたじゃん!!!
GM:よくあるダイスのハリキリ…
GM:では全員判定したのでこのシーンは以上!
Middle06
シーンPC:柴辻マサラ、ほか登場可能
GM:登場侵蝕をどうぞ
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(58 → 64)
フェリ・ベルクラム:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 10[10]+88 → 98
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(93 → 102)
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(77 → 82)
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(66 → 69)
十掬キョウ:100超えちゃった!
GM:たいへん!
GM:このシーンではミッションを進めていきます
□ミッション一覧
★進行中【演劇領域から脱出しよう!】達成率(1/3)※以下のミッションをクリアすることで進行
済【領域演目:天誅!STOP、絵画泥棒】達成率(1/1)
【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】達成率(0/1)
【領域演目:怪盗vs探偵】達成率(0/1)
GM:どっちを選ぶか宣言してね~
解良イノリ:【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】此方へ挑戦したく!
GM:はーい!では始めていきましょう
GM:◆18■■年 ■ンドン
GM:貴方達の乗る列車は、緩やかな揺れとともに街を、路地を、空を進む。
GM:その挙動からカーブが消えて、真っ直ぐなレールとなった頃……
ナシム・ミシュパート:『乗客の皆様にお知らせしますであります』
ナシム・ミシュパート:『当列車はこれより、演劇領域内を"横断"いたします』
ナシム・ミシュパート:『境界の揺れにご注意ください』
GM:ガタン、とレールを切り替えるような振動とともに、周囲の環境がぐるりと入れ替わって……
GM:…………
GM:……
GM:…
GM:
GM:【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】
【TIPS:これまでのあらすじ】
数々の財宝と美術品を盗んできた大怪盗、怪人ビリオン面相。
二十以上の人間に化ける変装、更には今まで戦ってきた武術家全ての技をコピーし、
現場にいる人『以外』は一切傷つけないというこだわりを持つ。
相対するのは探偵柔術で人々を守る名探偵、暗愚大十郎とその助手・大森。
怪人ビリオン面相の盗みを阻止する2人に与えられる試練は……自分との戦い!?
怪人ビリオン面相によって変装を施された偽・暗愚大十郎との戦いが始まる!
【TIPS:登場人物】
・怪人ビリオン面相……怪盗
・暗愚大十郎……………探偵?
・大森少女………………探偵助手
・イレイナ………………被害者
・ロージィ………………被害者
・ハンブルグ……………被害者
・ディビッド……………被害者
・フェリ・ベルクラム……………………イレギュラー
・柴辻マサラ………………………………イレギュラー
・十掬キョウ………………………………イレギュラー
・解良イノリ………………………………イレギュラー
・無量塔幸輔………………………………イレギュラー
GM:判定項目は以下になります。
【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】
★変装を見破る 《知覚》または《白兵》で難易度13 報酬:台本の紙片×2
★暗愚先生を保護する 《情報:ノヴァリス》で難易度8 報酬:台本の紙片×1
★探偵技能:バリツ無双 《白兵》または《RC》で難易度20※累計 報酬:台本の紙片×3
★逃走ギミックの破壊 《白兵》または《射撃》または《RC》で難易度12 報酬:台本の紙片×1
★怪盗ビリオン面相の反撃:上記の項目の未達成時:[達成できてない項目数]*2D10のHPダメージ。
GM:では、各々項目と技能を宣言して判定お願いします。
十掬キョウ:変装を見破るよ!変装を見破る技能と言えば、そう、もちろん!
GM:もちろん…!
十掬キョウ:〈白兵〉ですよね。白兵で判定します。
GM:愚かな……
GM:判定どうぞ!
十掬キョウ:15dx+5>=13
DoubleCross : (15DX10+5>=13) → 10[1,1,1,3,3,4,5,5,5,6,7,8,8,8,10]+6[6]+5 → 21 → 成功
十掬キョウ:イエイ!
柴辻マサラ:つっよ
GM:パワー型だ
解良イノリ:めちゃつよだ
GM:成功。他の人もいけいけドンドンです
無量塔幸輔:見破った隙に…暗愚先生を保護!
無量塔幸輔:5dx+3>=8
DoubleCross : (5DX10+3>=8) → 9[1,3,3,7,9]+3 → 12 → 成功
GM:保護されます!
解良イノリ:★探偵技能:バリツ無双にRCでチャレンジしてみます。
解良イノリ:7dx+9>=20
DoubleCross : (7DX10+9>=20) → 10[1,3,4,8,9,9,10]+9[9]+9 → 28 → 成功
解良イノリ:マジ?
柴辻マサラ:一発だ
GM:めちゃ強バリツ
十掬キョウ:すご~!
柱戸ケイ:さすがイノリ委員長
柴辻マサラ:じゃあ私先破壊行ってもいいです?
フェリ・ベルクラム:どうぞ~
柴辻マサラ:ではRCで
柱戸ケイ:NPCカードもある。ドシドシいくべき
無量塔幸輔:すっごい!
十掬キョウ:そうじゃん
柴辻マサラ:そうじゃん カード使ってもいいです?
十掬キョウ:つかおつかお!
解良イノリ:ほんとだ!10個プラスしちゃって
フェリ・ベルクラム:おっと忘れがちだぜ いけー
柴辻マサラ:では柱戸さんの力を借りつつ……
柱戸ケイ:ダイス+6個。
柴辻マサラ:11dx+1>=12
DoubleCross : (11DX10+1>=12) → 10[1,1,2,5,6,6,7,7,7,8,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
十掬キョウ:ひゅう!
解良イノリ:さすが~
柱戸ケイ:さすが。
柴辻マサラ:破壊は得意です 破壊者なので
フェリ・ベルクラム:私は応援しています
GM:応援するフェリさんにはチア衣装を差し上げます
GM:ではこれで全てクリア!
柴辻マサラ:いつも雫してくれてるしやすんでて
GM:紙片7枚を贈呈。合計で9枚になります
十掬キョウ:ワイワイ!
GM:このシーンではビリオン面相の卑劣な策略に追い詰められた大森少女のバトルに介入し
GM:偽暗愚先生を吹き飛ばしてビリオン面相を確保したら〆のシーンになります。
GM:ではやっていきましょう。
GM:◆東ロンドン 外国人ブロック。
GM:霧のけぶる街、ロンドン。
GM:全貌の見渡せぬその街には、島国の外からやってきた人種が集まる区画がある。
GM:遠き地に置いて望郷を胸に、各地の出身国の要素が強く出た一画。
GM:オリエンタルな東洋のテイスト。鹿威しの音。バンブーフォレスト。
GM:雑多ながらも高さを調節されたアパルトメントが並び────その屋上を走る影がある。
怪人ビリオン面相:「ハハハハハハ!」
怪人ビリオン面相:黒いコートに燃えるような赤毛の少女。

怪人ビリオン面相:それすらも素顔ではなく、身のこなしに一切の隙を見せないまま、自らの敵対者を見る。
怪人ビリオン面相:「どうやら今回は私の勝ちのようだね、大森くん」
大森少女:「くっ……卑怯ですよ!」
大森少女:東洋の顔立ちを残しつつ、唯一真っ白な髪を結んだ袴姿の少女が歯噛みする。

怪人ビリオン面相:「私の全ての技術を予習するその観察眼はとても厄介だ……しかし!」
怪人ビリオン面相:「どうするかね!君の敬愛する"先生"は我が手の中……そして!」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「……………」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:書生姿に白衣を引っ掛けた成人男性。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:が、20人以上存在している。
怪人ビリオン面相:「私の教導によって培われた変装術!君と言えど本物は見抜けまい!」
怪人ビリオン面相:「さぁ……倒せるかな?君の敬愛する先生を打倒してここまでやってくるが良い」
怪人ビリオン面相:「出来ないというのなら……」懐から純金で出来た卵型の美術品を取り出す。「これは、私のものだ。」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「これ、わたしもなにかコメントするべきなんでしょうかねぇ」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:ぼそり、と全員が同じことをつぶやく。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「うわっ、共有されているのか。すごいな……」
大森少女:「先生……!ぼくは……!」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「うーん、仕方ない。わたしが殴り飛ばされるのが一番手っ取り早そうだ」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「といって聞いてもらえるんですかね、これ」
大森少女:「くそっ……ぼく一人では…!」
GM:その時!
ナシム・ミシュパート:『到着ーー!』
GM:屋根の上を走る黒鉄の列車がその場に割り込み──
GM:かつて、大森少女と武を争った者たちが現れる!
大森少女:「あ……貴方達は!?」
十掬キョウ:「やあ、大森くん!久しぶりだね!」颯爽と現れるのは、鎧纏う女武者。
十掬キョウ:身の丈をも超える大太刀をその手に携えている。「まさかキミ……」
十掬キョウ:「僕たち以外の相手に負けちゃうつもりかい?」
大森少女:「キョウさん!」
大森少女:追い詰められていた表情がパッと華やぐ。
大森少女:(膂力と技術を高い領域で兼ね揃えた隙のない女武者。あの状況でなかったらぼくとこの人の勝敗は逆転していただろう……)
大森少女:「どうして貴方が……まさか、他の人も…!?」
十掬キョウ:「勿論さ!キミたちの危機は……」
十掬キョウ:「この倫敦……いや、エゲレス全体の危機だもの!」
橋国ジュメム:「良くわかりませんが、とりあえずピンチのようですね!」バッと飛び出している。白紫の袴姿。
無量塔幸輔:「そ、そう!皆さんがこの危機を解決するために呼び寄せ…た…」やけくそになって演技しようとするも
無量塔幸輔:「ええええええええええ!?賀茂先生ーッ!?」20人程にいる大量の賀茂先生をみて卒倒しそうになる
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「いえいえ、今のわたしは暗愚大十郎ですよ?」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:京都出身。自然と和服を着こなしている。
十掬キョウ:「声がすごい重なってるよ~!」
無量塔幸輔:「さ、さすが陰陽師…和服も様になってる…」着なれない羽織付きの着物で腹部を苦しそうにしながら
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「つまり数的優位です。ふふふ……どうしますか?」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:20人の眼鏡がキラリと光る
怪人ビリオン面相:「私のセリフ!」
無量塔幸輔:「じゃなくって!…様子を見てた感じひとまず正気…なのかなぁ…?」
無量塔幸輔:「能力とかはみんなまねできそうだしなぁ…だったら」
無量塔幸輔:「…えっとじゃあ賀茂せ…暗愚大十郎さんに一つ質問です」
十掬キョウ:「出掛かっちゃってるね」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「なにかな?」
無量塔幸輔:「演劇前に…これ今いっていいのかなぁ…?まあいいや!僕が頂いたものってなんでしょうかっ…!」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「「「「…………」」」」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「飴?」「ガム?」「せんべい」「折り紙」「課題」「赤点」「チョコバーだっけ」「紅茶」「正義の心…!」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:各々が同時に声を上げる。
十掬キョウ:「いっぱい渡してるね……?」
フェリ・ベルクラム:「先生同士、仲が良いのね」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:しかし……正答をしたのは一人!
無量塔幸輔:チョコバーといった人物が再び紛れないうちに、すぐに駆け出してその手を取り上げて
無量塔幸輔:「この人です!この人が本物!」
大森少女:「先生……!」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「ふっ……見つかってしまったようだね」
大森少女:「この悪ノリは間違いなく暗愚先生です!」
無量塔幸輔:「なに黒幕みたいなこと言ってるんです!?」
十掬キョウ:「目を覚まして先生!」
怪人ビリオン面相:「ええい、大森くんとのやり取りは完璧に記憶させていたというのに……!」
怪人ビリオン面相:「この場面で助勢に来たのは伊達ではないようだね!」
怪人ビリオン面相:「隠しているものがあるなら先に出すのをおすすめするよ?」
解良イノリ:「…さて、じゃあ後は私の仕事か…」少し草臥れた様子で、トップハットを直しながら。
解良イノリ:ビクトリア朝時代の紳士装――ブラウンのモーニングコートにボウタイを締め、黒のトップハット。
十掬キョウ:「イノリちゃん!かっこいい~!」
怪人ビリオン面相:「! その姿……まさか貴方まで味方をしているとはね、Ms.ミノリ…!」
解良イノリ:ありがとう、と手を振る。もう片手には黒々としたステッキ。
解良イノリ:「…劇に合わせるなら、“流石に20人以上を動員して外国人街を動いていれば私の目にも付くとも”…かな」
解良イノリ:「じゃあ、役柄としてはバリツかな。私のそれの味をご覧あれ」
モノローグ:探偵のシャーロック・ホームズが扱うとされる架空武術:バリツだが、これには様々な説がある。
モノローグ:日本の柔術だという説もあれば、また一つとして“bartitsu"…
モノローグ:ステッキと柔術を組み合わせたバートン流柔術の誤記であるのだ、ともいう。
モノローグ:裏付けとして、1901年8/23ロンドンタイムズ紙に、バーティツを“baritsu”と記した誤記があり…
解良イノリ:「それは今いいでしょ」こん、と断ち切るようにステッキを地面にひと突きし、トップハットを抑え、
解良イノリ:次の瞬間には怪人の元へ踏込んでいる。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:無量塔に見破られた一人以外が、統一された意志で動く。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:『悪いね、今はこちらの味方なんだ』
"暗愚大十郎"賀茂喜一:ビリオン面相を狙う影に代わりにとらわれる。
解良イノリ:「なるほど」影から作られた黒一色のステッキを上段より下段に払う――その中途に切先が伸び、別の“暗愚大十郎”への胸元への突きへと変化し――
"暗愚大十郎"賀茂喜一:演者として『メイク』を施されているが、どうやら領域に囚われた女子生徒のようだ。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:その姿に似合わず、円の動きで切っ先を制そうと──!
解良イノリ:「了解しました。遠慮なく」ステッキが幾重にも振るわれ、
解良イノリ:ぶわりと怪盗の目前を、翻るコートが塞いだ。まるで閉じた緞帳のように。
解良イノリ:そのコートごと、射貫くように伸びた踵が蹴り抜く!
怪人ビリオン面相:「『そして世界は幕引きを迎える』……!実際に見るとここまでとはね!」
怪人ビリオン面相:その体を暗愚の一人がかばい、ギリギリで距離を取っている。
無量塔幸輔:「おぉ…お見事です。先生…」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:しかし影に絡め取られ、19人は次々とその数を減らす!
十掬キョウ:「おお~……さっすが!」
解良イノリ:「む…やっぱり人数多いと捕えきれないな…しょうがない」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「すごいね、あそこまで出来るんだ、わたし」見抜かれた本物が感嘆している。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「イノリさん……だったかな?"わたし"が迷惑を掛けるね」
解良イノリ:「いえ、お構いなく。分かっていますから」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「しかし……あぁ、このままだと『逃げるよ』」
怪人ビリオン面相:「そのとおりだ先生!」
怪人ビリオン面相:「大森くん、どうやら邪魔が入った……いや、君の人望ゆえかな?」
怪人ビリオン面相:「なんとも眩しいことだ。私はこれで退散させていただくとしよう」
怪人ビリオン面相:どこからか飛んでくるのは派手な気球!垂れ下がった縄ばしごがすぐ近くに!
大森少女:「! 待て、ビリオン面相ー!」
十掬キョウ:「上か……!」
橋国ジュメム:「これは……跳ぶしか無いのでしょうか!」手のひらを足場に組んで誰かを飛ばせようとしている。崑崙仕込の地対空技!
解良イノリ:「ん。手が足りないのは分かってた。だから……お願いするわ」ステッキを一振り。「マサラ」
柴辻マサラ:「ええ。お任せください」 応える声は虚空から響く。
柱戸ケイ:「マサラ、頑張って」
柱戸ケイ:時計の竜頭を押す。一定時間、対象のあらゆる動作の精密性をレネゲイドが補佐する感覚。
柴辻マサラ:上空から垂れ下がる縄梯子。夜闇に紛れたそれの中ほどに影が忍び寄る。
柴辻マサラ:マサラの影は触れたもの一切を灰燼と帰すレネゲイドの奔流そのもの。当然、たかが縄梯子がそれに耐えうる道理はない。
怪人ビリオン面相:「何ッ、この技は…!」
柴辻マサラ:ふつりと切られた端が落下して、気球はただ当てもなく空へと流されていく。
怪人ビリオン面相:縄ばしごに手をかけたまま、蜘蛛の糸を断ち切られるカンダタの様に屋根に着地する。
柴辻マサラ:「……任されるのは構いませんが、私のこれは一体何の役なんです?」
柴辻マサラ:溜息を吐いたことで顔の前に誑された薄布が揺れる。衣装の端に縫い込まれた金属や手足のブレスレットが涼やかに音を鳴らす。
怪人ビリオン面相:逃走のために稼いだ縦軸のアドバンテージ。しかし、落下の隙はそのまま、貴方達が取り囲む猶予へと変わる。
柱戸ケイ:「なんだろうね………ナマステ?」
柴辻マサラ:ゆったりとしたズボンと、反対に体のラインやへその出た短い上着。そしてやたらめったらに多いベール。
柱戸ケイ:こちらはなぜか拳法家の着そうなチャイナ服になっている。
解良イノリ:「…ヨガ行者かしら…?」
柴辻マサラ:肌も普段より褐色めいて、装飾多めのインドの踊り子といった格好で眉間を抑えている。
柱戸ケイ:纏めた髪はお団子。
無量塔幸輔:「インドとかネパールっぽい姿だけど…」
柱戸ケイ:「肌見せマサラ、レア」
柴辻マサラ:「別に見せたいと思う機会もないので……」 以前の任務で着物を着た時は片肌を晒したが。
柱戸ケイ:ふんふんと楽しそうに鼻を鳴らしている
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「………どうやら残った暗愚はわたし一人のようだね」本物。
大森少女:「まさか、皆さんが助けに来てくれるなんて……ぼく、感激です!」
十掬キョウ:「マサラちゃんすごい格好……」ちょっとドキドキしている。
柴辻マサラ:「十掬さんに言われたくはないですが」 さっきまでのドレスを思い出して。
解良イノリ:「似合ってるわよ」くすりと笑う。
柴辻マサラ:「委員長まで……」
柱戸ケイ:「もっと誇るべき」
無量塔幸輔:「なんですか…先生実は本当に黒幕だったりするんです…?」露出している格好を少し目からそらしつつ
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「ははは。そうだったらこの惨状の責任者になってしまいますね」
フェリ・ベルクラム:「マサラさんはたぶん、インド遠征編で出てきたキャラクターだと思います」
十掬キョウ:「編???」
大森少女:「インド、懐かしいですね……」しみじみ。
柴辻マサラ:「インド遠征を……?」
解良イノリ:「遠征編。」
無量塔幸輔:「また新しく設定が生えてる…」
大森少女:「……何を驚いてるんですか?ビリオン面相は20の顔と国籍を持つ怪盗。世界を飛び回るほかないので、いつも大変ですよ」
怪人ビリオン面相:「ははははは大森くん、縄は痛い、縄は。手錠とか無いのかい」
十掬キョウ:「ビリオンなのに二十なんだ」
大森少女:怪盗を確保中。
フェリ・ベルクラム:「インド遠征編は、断食探偵との推理勝負がメインシーンになっていて……」
怪人ビリオン面相:「あまり増やすと、石を投げても私に当たってしまうからね」
柴辻マサラ:「断食探偵……?」 ずっと不可解そうな顔をしている。
無量塔幸輔:「あたまいたくなってきた……」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「アレは得難い体験だった。頭痛も断食して5日を超えると逆に冴えてくるんだ」
フェリ・ベルクラム:「マサラさんは勝負に敗れて餓死寸前の彼に、事件解決のお礼を言って重湯を渡すの。名前すらないのだけれど、すごく印象的でね」
大森少女:「断食の苦行によって神の世界と繋がり、真理を見抜く手強い相手でしたね」
フェリ・ベルクラム:読んだ作品の解説が下手だ
十掬キョウ:「フェリちゃん、ストップ、ストップ!」
柴辻マサラ:「名無しのキャラクターなんですね……」 それがこの場に居て良いんだろうか。
十掬キョウ:「なんだかいっぱい聞いてるとどんどん引き込まれちゃいそうだよ~!」
無量塔幸輔:「誰か解説して…いや、解説はもういいよ……」もう一人の先生はノリノリで楽しんでいるしこのカオスさに頭を抱えている
怪人ビリオン面相:「私が言うことじゃないけど、君たちの体験も大概だよ」
解良イノリ:「ともあれ、とてもフェリさんが詳しい方なのは分かったわね…」苦笑気味に笑う。感心。
フェリ・ベルクラム:「そ、そう? ごめんなさい」 占い師の格好をしている。
フェリ・ベルクラム:「もしルメシーの意図がこの空間に介在しているなら、彼女もかなり読み込んでいると思うわ」
柴辻マサラ:「ちなみに、フェリさんご自身の役柄は?」 一周して若干興味が湧いてきている。
フェリ・ベルクラム:名無しだが、非常に美しいシーンで印象的なキャラの姿をさせられているマサラさんを見る。
フェリ・ベルクラム:「……大森さん。あなたも暗愚さんも、ここで負けるさだめではない……」
フェリ・ベルクラム:「水晶玉もそう言っているわ……」
フェリ・ベルクラム:「という感じで、各地に現れては推理のキーワードや先な展開を匂わせる役。」
大森少女:「フェリさん…………!」感動している。
大森少女:「皆さんのお陰で、ついにビリオン面相を捉えることが出来ました」
フェリ・ベルクラム:「あなたは旅を重ねる度に、強く、凜々しくなっていきますね」
十掬キョウ:「おお~。それっぽい!」
柴辻マサラ:「世界各地に現れる占い師……」 旅費が大変そうだな……の夢のないことを考えている。
大森少女:「ぼくと先生は、この怪盗を警察に引き渡してきます」
解良イノリ:「本当にファンなんだなあ……。あ、うん。どうか宜しく」
大森少女:「皆さんも、次の場所へ旅立たれるんですよね……」原作セリフ。
大森少女:「またいつか、縁が合ったらお会いしましょう!」
大森少女:「……今度は平和な状況で!」お決まりの締めのセリフだ
無量塔幸輔:「あー……どうかお気をつけて……」脳の負荷がマックスでぼやーっとしたレスポンスになる
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「気をつけてね。生徒の皆も、無量塔くんも」
十掬キョウ:「うん、願わくば!次もこうして味方で居られるといいね!」
フェリ・ベルクラム:(……ビリオン面相には血を分けた兄が居る)
無量塔幸輔:「あ…賀茂先生……」
十掬キョウ:「我が終生の宿敵よ!」
柴辻マサラ:「まあ、はい。事件を終えた後でお会いしましょう」
フェリ・ベルクラム:(怪傑トリリオン面相……でも、この時点では彼女たちはそれは知らないから、伝えるべきではないわね)
十掬キョウ:(終生の友なんだ……)自分で言ってびっくりしている。
フェリ・ベルクラム:「ええ、ありがとう。皆さんも気を付けて」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「わたしは『役柄』に取り込まれてる……相性が良すぎたのかな?口ぐらいしか自由にならないみたいだ」
柴辻マサラ:(皆よく台詞めいた言い回しがポンポンと出てくるな……)
解良イノリ:「…今度は、落ち着いた時に会いましょう。そうしたら、一杯コーヒーでもご一緒しましょうか」
解良イノリ:(私はコーヒーハウス好きなのな…)
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「この領域で『自由』を手に入れた君たちこそが、解決の鍵なんだろう。」
無量塔幸輔:「生きて帰ったらどうか…どうか…話を……あと、無事に戻ってこられますように…」この状況に疲労感によって頼れる先生にすがっている様子
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「君たちの────為すべきことをなしなさい」原作セリフ。
無量塔幸輔:目を閉じて、一つ頷く。為すべきことのために気持ちを切り替えた
"暗愚大十郎"賀茂喜一:探偵らしく、見透かした言葉で見送る。
GM:カチリ、と。歯車が噛み合ったように……あるいは完璧に外したようにな感覚。
GM:舞台の幕が引かれるように、貴方達の周りの現実味が薄くなっていく。
GM:和装の少女と、荒縄で縛られた怪盗と、見送る白衣の大人────辺りに散らばる同じ顔の19人。
GM:遠くに列車のレールが展開される音を聞きながら、貴方達の体がこの演目から退去しました。
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「さて、この子たちはどうしようか。放置するわけにも行かないが……」
"暗愚大十郎"賀茂喜一:「運べとおっしゃる?ううん、大人使いが荒いなぁ……」
大森少女:「怪盗なんかに捕まるからでしょうが!いきますよ、先生!」
GM:そして2人は旅立つ。
GM:次の地に待つのは、新たな敵か─────それとも、未来の友か。
GM:演目を終了しました。
GM:台本の紙片が7枚獲得されます。累計枚数9枚。
★アイテム一覧
台本の紙片×5:「情報:"ナイロワール"の目的」取得
【済】 台本の紙片×4:NPCカード「トランペッター:柱戸ケイ」を入手する
台本の紙片×4:NPCカード「崑崙の刺客:橋国ジュメム」を入手する
台本の紙片×3:「キングダム製ティーセット」を入手 バックトラック時、全てのPCの侵蝕率を-1d10できる。
台本の紙片×1:「メサイアの心得」を入手 登場侵蝕の出目を「1」または「10」に変更する。使い捨て。※3個まで取得可能。
GM:アイテムが交換出来ます!
十掬キョウ:やった~
無量塔幸輔:おー!
柴辻マサラ:なんでも撮り放題だね
解良イノリ:ジュメムさん戸っても5枚残るね
十掬キョウ:情報も開けちゃう?
無量塔幸輔:情報を先に取っとくか、アイテムを貰っておくか…
解良イノリ:どっちもありだと思う
フェリ・ベルクラム:でも次がラスト演目だし、目的を知っておいて話題にしたいのはあるわね
柴辻マサラ:なら両取りしますか
解良イノリ:じゃあ先に情報で行きましょうか
GM:はぁーい
GM:では5枚消費の情報項目。残り4枚も使いますか?
解良イノリ:ジュメムさん解放しちゃうのでいいかな?
フェリ・ベルクラム:OK!
無量塔幸輔:同意です
十掬キョウ:来てもらお!
柴辻マサラ:良いかと!
GM:はーい!では残り0枚!
GM:まずNPCカードの性能から。
【◆NPCカード:崑崙の刺客:橋国ジュメム】
タイミング:メジャーに組み合わせて判定できる。上昇する侵蝕率を0にする。
ラウンド1回。
橋国ジュメム:ジュメッ
十掬キョウ:ラウンド1回!?
十掬キョウ:すご……
柴辻マサラ:つよない!?
柴辻マサラ:連打できるフラットシフト?
橋国ジュメム:崑崙では戦闘が日常茶飯事……エフェクトを使うまでもありません!
解良イノリ:R一回フラットシフトすご
十掬キョウ:これが功夫……
フェリ・ベルクラム:こわ
橋国ジュメム:呼吸です呼吸
GM:では続いて情報項目を開示!
■【"ナイロワール"の目的】
"最高に困難な盗み"がモットーの劇場型怪盗。
目的は演劇領域による"インペリアルエッグ"の奪取。
『怪盗と探偵が勝負し、怪盗が宝物を盗み出す』物語を完結させることで領域が強化され、
宝船アダマスの持つ"演劇領域"耐性を上回り、あらゆるセキュリティの無効化が可能になる。
その為に必要なのはナイロワールと対峙し、宝物を奪われる『名探偵』の存在。
そもそも、"演劇領域"が再現される『ベーカー街221B』を中心とした
イギリスのロンドンは怪盗の拠点ではなく、『名探偵』の本拠地が再現されている。
事件を解く者に"名探偵"の役柄が与えられ、『怪盗が勝利する物語』が上演されている。
この領域内において、『怪盗は罠を看破し、あらゆる対策を立て、獲物を盗み出す』存在となる。
領域内でナイロワールと"名探偵"が対峙したとき、怪盗はあらゆる障害を超えて宝物を手にする事ができる。
……ただし、ナイロワールの演じる役柄は『イースターエッグを盗み出す怪盗』である。
領域内の演者が"イースターエッグ"と呼ばれるアイテムを持ち込んでいる場合、
演劇領域の台本の強制力は、その所有権にまで手をかけ始める………かもしれない。
ナイロワール・ルメシー:全てのイースターエッグは私のものですわ~っ
十掬キョウ:"イースターエッグ"の持ち込みなんてあるかなあ?
解良イノリ:非常に困る事書いてあるな……w
無量塔幸輔:そんなまさかあ
柴辻マサラ:ワールド全体に影響が響きかねない話では……?
ナイロワール・ルメシー:流石に劇場の方では本物を用意できませんでしたので……
十掬キョウ:僕らで解決すればいい話だよ!
ナイロワール・ルメシー:まぁ片っ端から頂けばいずれ本物に届きますわ
ナイロワール・ルメシー:頑張れ私。今日もかっこいい。
GM:ではリザルトは以上!
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
無量塔幸輔:ロイス枠満杯なので取得なしで!
柴辻マサラ:ロイスはこちらも保留で
十掬キョウ:何買おうかな~
無量塔幸輔:購入は、どうしようかな。ブルーゲイルチャレンジでもしようか
解良イノリ:残り一個なので保留!購入は何か欲しいものある人います?ブルゲとか強化素材かしら
十掬キョウ:強化素材狙ってみよう
無量塔幸輔:こっちはブルーゲイルチャレンジで確定で!
十掬キョウ:7dx+2>=15
DoubleCross : (7DX10+2>=15) → 7[2,4,5,6,6,6,7]+2 → 9 → 失敗
十掬キョウ:わーん!
無量塔幸輔:5dx+4>=20
DoubleCross : (5DX10+4>=20) → 10[1,6,9,10,10]+9[7,9]+4 → 23 → 成功
解良イノリ:素材狙ってみます。ラッキーメダルホワイト起動。
十掬キョウ:すご!
無量塔幸輔:か、買えちゃった…!
GM:すご
解良イノリ:3dx+5>=15
DoubleCross : (3DX10+5>=15) → 6[2,3,6]+5 → 11 → 失敗
解良イノリ:財産吐けばかえるな
無量塔幸輔:誰かいる人ー
柴辻マサラ:こっちは照準器狙ってみます
十掬キョウ:僕はセットアップ埋まってる!
柴辻マサラ:同じく
解良イノリ:私今回はセットアップ空いてますね
フェリ・ベルクラム:そういや無量塔先生ってメジャー空いてるんですっけ
十掬キョウ:イノリちゃんしかいない セットアップ空きが
柴辻マサラ:2dx+3>=15
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 8[4,8]+3 → 11 → 失敗
無量塔幸輔:あいてますね
柴辻マサラ:無理だ 以上
無量塔幸輔:ラストファクトリーしか使う予定がないです
フェリ・ベルクラム:ではホワイトハーブを狙いましょう HPが戦闘中でも回復できます
無量塔幸輔:ありがとうございます!
GM:便利な花!
フェリ・ベルクラム:8dx+3
DoubleCross : (8DX10+3) → 10[1,2,2,4,5,6,8,10]+2[2]+3 → 15
無量塔幸輔:じゃあブルーゲイルはイノリちゃんにお渡し…ってことで
解良イノリ:ありがとうございます!
フェリ・ベルクラム:財産点を3点消費して購入しつつ、そしてマサラさんに《夢の雫》。
解良イノリ:ではあと 財産使うとこもなさそうなので、財産使って強化素材買います
フェリ・ベルクラム:先生にホワイトハーブをプレゼントし、マサラさんにも照準器を買って貰いましょう
無量塔幸輔:ホワイトハーブありがとうございます!
解良イノリ:解良イノリの財産点を4減少(6 → 2)
解良イノリ:キョウさん強化素材どうぞー
フェリ・ベルクラム:財産点14→11
フェリ・ベルクラム:そして侵蝕は98→101!
柴辻マサラ:あ、助かります!
十掬キョウ:わーい!イノリちゃんありがと~!
柴辻マサラ:貰ってキーンナイフに付けておこう
GM:すごいぜ
フェリ・ベルクラム:これが目的だぜ
十掬キョウ:トツカの攻撃力を上げます!
GM:では皆さんの処理が終わり。
GM:【十字冠】
・侵蝕率が100%を超えている間、シーンの終了時に侵蝕率を-[10+1D10]する。
GM:100を超えた人は侵蝕値を下げてね
十掬キョウ:さげまーす
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を10減少(102 → 92)
フェリ・ベルクラム:さげます どうしてこんなことに
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 6)減少(92 → 86)
フェリ・ベルクラム:101-10-1d10
DoubleCross : (101-10-1D10) → 101-10-1[1] → 90
GM:フェリちゃんもめっちゃ高いな
フェリ・ベルクラム:………・
フェリ・ベルクラム:あのさあ……
柴辻マサラ:おいたわしや……
十掬キョウ:逆転しちゃった
解良イノリ:お、おつかれさま
GM:フェリ氏………
GM:乱数ってほんとに怖いですね。
GM:ではシーンは以上
Middle07
シーンPC:無量塔幸輔、ほか登場可能
GM:登場侵蝕をどうぞ
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(83 → 84)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(87 → 96)
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(65 → 72)
フェリ・ベルクラム:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 5[5]+90 → 95
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(70 → 79)
GM:このシーンではミッションを進めていきます
□ミッション一覧
★進行中【演劇領域から脱出しよう!】達成率(2/3)※以下のミッションをクリアすることで進行
済【領域演目:天誅!STOP、絵画泥棒】達成率(1/1)
済【領域演目:昨日の敵は今日の友!?目を覚まして先生!】達成率(1/1)
【領域演目:怪盗vs探偵】達成率(0/1)
GM:残っている【領域演目:怪盗vs探偵】が自動的に選択されます
GM:では開始していきましょう。
GM:◆18■■年 ■ンドン
GM:貴方達の乗る列車は、緩やかな揺れとともに街を、路地を、空を進む。
GM:その挙動からカーブが消えて、真っ直ぐなレールとなった頃……
ナシム・ミシュパート:『乗客の皆様にお知らせしますであります』
ナシム・ミシュパート:『当列車はこれより、演劇領域内を"横断"いたします』
ナシム・ミシュパート:『境界の揺れにご注意ください』
GM:ガタン、とレールを切り替えるような振動とともに、周囲の環境がぐるりと入れ替わって……
GM:………………
GM:…………
GM:……
GM:
ナシム・ミシュパート:『………おや?この反応は……』
GM:
GM:【領域演目:怪盗vs探偵】
【TIPS:これまでのあらすじ】
新体操部の一年生、月ヶ瀬ぱしもんは柿八年学園に通う16歳の女の子。
しかし実は、街を騒がす大泥棒・怪盗テレサだった。
マザー・テレサの生まれ変わりであるぱしもんは、神様に遣わされた準天使◆◆◆────
………………
…………
……
◆◆ error ◆◆
◆◆ error ◆◆
◆◆ 配役の適性を判定 ◆◆
◆◆ ……… ◆◆
◆◆ script breakdown ◆◆
【TIPS:これまでのあらすじ】
わたしの名は"初犯反省"。
名高き大泥棒の後継ぎとして、風紀委員達がわたしに血眼。
最初の仕事で捕まって以来、わたしは反省を覚えました。
必要なのは実力、そして状況を楽しむアドリブの心。
故に、狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒。
新たな計画を練っていた所、いきなりガラッと変わった世界。
眼の前でヒラヒラ飛んでるお嬢さんの仕事現場に遭遇し……
気付けば、"本職"としてお手本を見せてしまったってワケ。
どうやら『怪盗』と『探偵』さんがお怒りだ。
ところが、これが捕まらないんだなぁ。
ま、自分で言うのもなんだけど、狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒。
わたしを捕まえたいなら、風紀委員の最高戦力でも持ってきな、ってね。
【TIPS:登場人物】
・"初犯反省"………………怪盗部。イレギュラー
・レイヤ……………………銃の達人
・岩海………………………剣の達人
・エスポップ・ダイオス…ベイカー街の名探偵
・月ヶ瀬ぱしもん…………怪盗
・フェリ・ベルクラム……………………イレギュラー
・柴辻マサラ………………………………イレギュラー
・十掬キョウ………………………………イレギュラー
・解良イノリ………………………………イレギュラー
・無量塔幸輔………………………………イレギュラー
GM:判定項目は以下になります。
【領域演目:怪盗vs探偵】
★カーチェイス 《運転:四輪駆動》で難易度8 報酬:台本の紙片×1
★迎撃トラップを排除 《回避》または《調達》で難易度8 報酬:台本の紙片×1
★剣戟を避ける 【精神】で難易度8 報酬:台本の紙片×2
★銃撃を避ける 《白兵》または《射撃》または《RC》で難易度12 報酬:台本の紙片×2
★大泥棒の一味:上記の項目の未達成時:[達成できてない項目数]*4D10のHPダメージ。
GM:では、各々項目と技能を宣言して判定お願いします。
フェリ・ベルクラム:では迎撃トラップを解除していきます
GM:どうぞどうぞ
フェリ・ベルクラム:8dx+3
DoubleCross : (8DX10+3) → 9[3,3,4,5,7,7,8,9]+3 → 12
フェリ・ベルクラム:危なげなし
GM:えらし
十掬キョウ:じゃあ僕はカーチェイスしちゃおっかな!
十掬キョウ:《コンセントレイト:ハヌマーン》《電光石火》で判定します。
GM:素早い
十掬キョウ:18DX7>=8
DoubleCross : (18DX7>=8) → 10[2,2,2,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[1,1,1,2,9,9,10]+10[1,2,9]+10[9]+10[7]+6[6] → 56 → 成功
十掬キョウ:えっへん
柴辻マサラ:上手すぎ
無量塔幸輔:はやい
GM:めちゃすごな運転技術!
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を5増加(96 → 101)
十掬キョウ:十掬キョウのHPを1D10(→ 10)減少(44 → 34)
解良イノリ:スゴ……
十掬キョウ:わーん!いっぱい減っちゃった
GM:ドリフトも斜面ジャンプも思いのままです
柴辻マサラ:では続けて剣戟行きます
GM:とんでもねぇ体力
柴辻マサラ:6dx>=8
DoubleCross : (6DX10>=8) → 10[1,3,4,6,7,10]+3[3] → 13 → 成功
解良イノリ:やったあ
十掬キョウ:やった~
GM:残りは銃撃!
無量塔幸輔:やったあ
解良イノリ:銃撃を避ける、をRCで挑戦します。
解良イノリ:7dx+9>=12
DoubleCross : (7DX10+9>=12) → 7[1,1,2,5,5,7,7]+9 → 16 → 成功
解良イノリ:あぶない
GM:固定値がえらい
GM:では全てクリア、紙片を6枚贈呈します。
無量塔幸輔:危なげすらなかった
GM:このシーンでは泥棒一味が車で逃げるのを追いかけて、迎撃を躱したらイベントが起こり締めのシーンです。
GM:ではやっていきましょう。
GM:◆ロンドン西部 郊外
GM:長い長い道がある。
GM:霧に隠れた雑多なビル群から少し離れ、自然の景観と余裕のある邸宅が半分ずつある光景。
GM:道路、と言うには少々荒れた路面を小さな車が走っていた。
"初犯反省"ナイセール:「怪盗のお嬢さんも、どうやら諦めたみたいですわね~」
"初犯反省"ナイセール:濃い紫の髪をくるりと巻いた運転席の少女。
"初犯反省"ナイセール:「後生大事に狙ってましたが、この"初犯反省"様の手にかかればチョチョイのちょいですわ」
"銃の達人"レイヤ:「あんまり調子に乗ってるぞまーた酷い目を見るぞ」
"銃の達人"レイヤ:乱雑に伸びた黒髪が目元を隠すのは助手席の少女。
"銃の達人"レイヤ:「お前の計画はすーぐ乱れるんだ。だいたいなんだってんだ、この街は」
"初犯反省"ナイセール:「あまり辛気臭い顔をするんじゃないわよレイヤ?」
"初犯反省"ナイセール:「わざわざこのわたしを求めてるんですもの。楽しんだほうが得ですわよ~?」
"銃の達人"レイヤ:「その楽観で一回捕まってんだろーが。反省しろ、反省」
"銃の達人"レイヤ:「ったく、これがヤバそうな事件なら俺は降りるからな……」
"剣の達人"岩海:「………」
"剣の達人"岩海:後部座席。和装に身を包んだ少女が閉じていた目を開ける。
"剣の達人"岩海:「追手が来ているぞ」
"初犯反省"ナイセール:「お?さっきのお嬢さんがリベンジかしら……いえ、」
"銃の達人"レイヤ:「おい、列車が空飛んでるぞ!なんだアレ!」
"銃の達人"レイヤ:「クソッ……!乗るんじゃなかった!今すぐ降ろせ!」
"初犯反省"ナイセール:「おほほほ!ここまでくれば一連託生ですわー!」
ナシム・ミシュパート:『横付けするでありますーー!!』
GM:列車の生み出すレールが小さな車の隣をゆくように展開される。
GM:そして……車体の上を滑り、装甲板に守られた車がカタパルトのように射出される。
ナシム・ミシュパート:『ご武運~~~!』
十掬キョウ:「ナシムちゃん、ありがと!」
ナシム・ミシュパート:汽笛一声。武運を祈る。
無量塔幸輔:「ありがとうございます…!わっと!」着地時に態勢を整えた後
十掬キョウ:いつもの白い上着ではなく、黒いブレザーにジャケットにパンツルック。
"初犯反省"ナイセール:「空飛ぶ列車からジープが生まれましたわ!」行く手を塞ぐレールをギュリリリリィと豪快に避ける。
十掬キョウ:腕には風紀委員の腕章。「ふふ!」にっと笑う。
"銃の達人"レイヤ:「それに奴らの格好…!」
十掬キョウ:「みんなとおそろいだ!」
無量塔幸輔:「前方の車は、武器の準備しっかりしてるなぁ…僕が前方で車体の被弾とかを防ぎます!」黒いブレザー。慣れた腕章に違和感を感じずに盾を外に向けて構える
"剣の達人"岩海:「どうやら、風紀委員の顔も居るようでござる」
柴辻マサラ:「ご名答、ってな」
柴辻マサラ:普段は腕章だけで済ませているので本式の制服は久方ぶりだ。
"銃の達人"レイヤ:「あの顔……"ベイキャント・ロット"か!」
柴辻マサラ:影によって自身の体勢を補助し、赤一色のネクタイと解けた髪を翻しながらジープの屋根に仁王立つ。
"初犯反省"ナイセール:「貴方達!懐かしい顔との再会もいいですが、舌を噛みますわよ!」
GM:ガタン、と双方の車が揺れる。
GM:その衝撃でトラップ発動!地面からせり上がった6連装ミサイルランチャー!
ミサイルランチャー:『排除します、排除します』
ミサイルランチャー:ドパパパパ。警戒モードの縄張りに立ち入った侵略者達の車にミサイルが迫る!
十掬キョウ:「ええっ!?そんなんあるの~!?」ハンドルを握っている。「どうしよ!?」
"銃の達人"レイヤ:「チッ!今だけは好都合だ!」
"銃の達人"レイヤ:一瞬の内に抜き打ち。6つの銃声が1つに重なって、こちらに飛んでくるものだけを撃ち抜く。
"銃の達人"レイヤ:「悪いな!そっちはそのままお陀仏しやがれ!」障害物を排除し、相手を置き去ろうと速度を上げる
フェリ・ベルクラム:「任せて」 普段の丈の短い制服の上から、ぶかぶかの風紀委員オーバーオールだけを羽織っている。
フェリ・ベルクラム:腰のシリンジを抜こうとし、「……」腹部に交差する肌色の絆創膏。
フェリ・ベルクラム:「……これでいいか」胸元から錠剤を取り出して、何粒か飲み込む。
"初犯反省"ナイセール:「あの子の格好……トランペッター?新顔ですわねアレは」バックミラー越しにフェリちゃんを見ている。
フェリ・ベルクラム:「"アセトアミノフェン"」 周囲にガラスの猛禽が生まれ、ミサイルと交錯する。
フェリ・ベルクラム:ミサイルの熱が下げられ、爆発せずに通り過ぎて地面に落ちていく。
"銃の達人"レイヤ:「アァ!?何しやがったんだアイツ!?」
十掬キョウ:「おお~!すごいすごい!」
橋国ジュメム:「フェリさん、流石です!」
無量塔幸輔:「すごい…!ミサイルが落ちていっている!」
フェリ・ベルクラム:「……」歓声に、耳を少し動かす。「でも、前の車には追いつけないから」
"銃の達人"レイヤ:「ナイセール!もっとスピード上げろ!……追いついてくるぞ!」
"初犯反省"ナイセール:「やってますわよ!」
十掬キョウ:ぴくりと動く耳を見て、にぱっとして。「そこは大丈夫!」
十掬キョウ:「狭いカタコンベの中で、どうやったら速く動けるか……」
十掬キョウ:「策ならあるんだ!舌噛んじゃうから口閉じててね!」
十掬キョウ:「へへっ。これも言ってみたかったんだよねえ」
十掬キョウ:「トツカ、寝てるとこゴメンね!」
十掬キョウ:片手でハンドルを握ったまま、巨大な剣持つ手を外へと突き出す。
十掬キョウ:それを地面に突き刺し、尋常ならざる膂力で振り抜く。
十掬キョウ:その衝撃力を速度に転嫁し、ジープを突き飛ばすように前へと進ませる。
"銃の達人"レイヤ:「なんだぁ!?いきなり加速しやがった!」
"初犯反省"ナイセール:「やっべぇですわ~~~!追いつかれますわよッ!」
橋国ジュメム:「ガクガクします~~~!?」
フェリ・ベルクラム:「嘘っ……!?」
十掬キョウ:「ぶつかるかも~!掴まって!」
フェリ・ベルクラム:車ではありえない上下動に、思わず車体に掴まる。
無量塔幸輔:「た、頼りにしてますよ!う…わぁっと!」急いで盾を引っ込めて、揺れに備える
"剣の達人"岩海:「──ナイセール、そのまま進めて構わん」
"剣の達人"岩海:「拙者が斬ろう」
"剣の達人"岩海:言葉と同時にサンルーフから車の天面に出ている。
十掬キョウ:「あ。ヤバいかも」
"剣の達人"岩海:侍じみた格好のまま、西洋風の両手剣を手に構えている。
十掬キョウ:「多分あの子……やれちゃう!」剣士としての直感がある。
"剣の達人"岩海:「─────悪く思うな」
"剣の達人"岩海:鞘のロックを解放
"剣の達人"岩海:ジープを切り裂くために、銀色の刃を抜き放とうと──
柴辻マサラ:「思わねぇさ」
柴辻マサラ:その声は上空から降った。
柴辻マサラ:「何も斬らせやしねえからな」
"剣の達人"岩海:「!」横薙ぎに振るわれる軌道を、無理矢理"空"へと修正する。
"剣の達人"岩海:一閃。地上から三日月の軌道で剣が振るわれる。
柴辻マサラ:放たれた斬撃を影の波が受け止める、――否、降り注ぐ影を斬撃が受け止めた形になる。
柴辻マサラ:「そっちこそ悪く思ってくれるなよ?何せ触れるだけで壊しちまう性質でな」
柴辻マサラ:影が打ち払われる中、ナイセーヌ達の車の天面へと着地して。
柴辻マサラ:「自前か盗品か知らねえが、コイツはお釈迦になっちまう」
柴辻マサラ:タン、と軽く踏んだその足元から。正確にはそこから伸びる影の触れた端から。
柴辻マサラ:じわじわと装甲が剥がれるように"破壊"が広がっていく。
"剣の達人"岩海:「構わん。わた……拙者、の車ではない」
"初犯反省"ナイセール:「わたしが構いますわよ~~!?」
"銃の達人"レイヤ:「チッ!しょうがねぇ……"斬れ"!」
"剣の達人"岩海:声と同時に剣が振るわれる。
"剣の達人"岩海:影との接触で「崩壊」の始まった剣の表面を薄皮として脱ぐような理外の一閃。
"剣の達人"岩海:足元に広がる影に侵された天面を切り飛ばす。
"剣の達人"岩海:円を描きながらマサラの足を狙う!
柴辻マサラ:しかし、足元から立ち上った影が障壁となって天面を防ぐ。
柴辻マサラ:防いだと思ったその次の瞬間には、天面だった塵が風によって後方へ流されていく。
"銃の達人"レイヤ:「射線が開けば充分だ!」
"銃の達人"レイヤ:天面が塵となったときには既に銃声。
"銃の達人"レイヤ:マサラさんに向いた銃口と2つの弾丸───そして
"銃の達人"レイヤ:2発ずつ跳弾を同時に発射。3方向からの銃弾が同時に襲いかかる。
"剣の達人"岩海:弾丸を防げば、斬る。対処の手札を飽和させる連撃を既に構えている。
柴辻マサラ:しかし、焦る様子はない。何せ今回のバック程信用できる人もそう居ないのだから。
解良イノリ:その時響いた音は、銃声と銃弾同士の弾く音とほぼ同時に響いた。
解良イノリ:「“わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている”」
解良イノリ:銃弾そのものにある影。それが蠢き弾き飛ばしている。
解良イノリ:バタバタと風に靡く黒のミリタリーコートと黒髪。その下に、軍服風の上着とタイトスカートを着た細い少女の影。
解良イノリ:「本式なんて、本当“革命”以来?…久し振りね。車体の保護の方は何とかなったわ」
"銃の達人"レイヤ:「この技……おいおいおい!!」
"剣の達人"岩海:「やはり、居たでござるな」
"初犯反省"ナイセール:「なっつかし~~!この技に捕まった知り合いも数しれず、ですわ!」
"初犯反省"ナイセール:「手腕は変わらずのようですわね、風紀委員、"マスターオーダー"─────」
"初犯反省"ナイセール:「解良イノリ!」
解良イノリ:「もう引退よ。…本当、一回捕まえたけど、まだやってるのね」
"初犯反省"ナイセール:「まったく、今度の探偵は貴方ですの!?」
"初犯反省"ナイセール:「この私の経歴に土を付けたお礼はさせて頂きますわよ~!」
"銃の達人"レイヤ:「何笑ってんだお前は!」
解良イノリ:「土も何も一番疵をつけてるのはあなた自身でしょうが。本当一度か二度じゃ足りないみたいね…!」
"初犯反省"ナイセール:「笑うしか無いでしょうがッ!」
"初犯反省"ナイセール:「フッ、私が反省するのは初犯だけ……」
"初犯反省"ナイセール:「捕まらなければ無罪ですわ~~!」
橋国ジュメム:「そうなんですか!?」
解良イノリ:「いやそんなわけないけど???」
柴辻マサラ:「変に素直なヤツが居る前で減らず口回すんじゃねえ」
解良イノリ:「確定はしないけど、やったことは消えないに決まってるでしょうが、もう…!」
フェリ・ベルクラム:「あの手のメサイア生の一般的な価値観ね」
橋国ジュメム:「なんと……これが政治による歪み……」
橋国ジュメム:「許すまじ、グレートバビロン…!」
十掬キョウ:「政治のせいかな~?」
マギカ・ウィッチクラフト:(しらないしらない)と列車内で首を振っている。運動音痴なので追跡に不参加。
無量塔幸輔:「や……やんちゃ…すぎる」
柴辻マサラ:「ともあれだ。これ以上変に思想汚染が広まる前に」
柴辻マサラ:「お縄に付けや、チンドントリオ!」
"銃の達人"レイヤ:「俺を含めるな!」
柴辻マサラ:再び影を放出し、今度は装甲車の足回りを狙う。
柴辻マサラ:岩海の斬撃で防ごうとすれば自ら車を斬り捨てるり捨てる角度だ。
橋国ジュメム:「そうです!これ以上を罪を重ねる前にお縄に付きましょう!」
橋国ジュメム:「崑崙のモットーに曰く、『悪人には天が罰を与える』……」
橋国ジュメム:「つまり、悪人への拳は誅伐の代行!」
橋国ジュメム:「天誅ーーーー!!!」
橋国ジュメム:ガッ!と勢いのままにジープから飛び出す!
解良イノリ:「ちょっ……、ああもう…!」その補助となる足場を影で作ろうとして。
十掬キョウ:「ジュメムちゃん?」
GM:ビィーーーーーッ。どこからか響くブザー音。
GM:全員の動きがその場で止まる。
GM:音の出処は……空に浮かぶ飛行船。『宝船アダマス』。
GM:『劇の幕間』を告げる音が響き続ける。
"初犯反省"ナイセール:「どうなってますの~!?」
"銃の達人"レイヤ:「解良の技か!?いや……『空間』ごと固定されやがる!」
"銃の達人"レイヤ:「こいつは……"領域"からのルールだ!」
ナイロワール・ルメシー:「おーっほっほっほ!」答え合わせのように、高い笑い声。
ナイロワール・ルメシー:飛行船の上から。この"演劇領域"の主が君たちを見つける。
解良イノリ:「ナイロワールさん…!」
無量塔幸輔:「君は…!」嫌な予感がする。イノリを守れるように盾を前方に構える
柴辻マサラ:「ようやくお出ましか」 動けないながらも鋭い眼光で睨み上げる。
十掬キョウ:「あれが……!」
ナイロワール・ルメシー:「楽しんで頂けてるようですわね!解良イノリ様……そして"探偵"候補の皆様方!」
ナイロワール・ルメシー:ジープの人員と、泥棒の一味を見ながら。
ナイロワール・ルメシー:「まさかこのわたくしの領域内で自我を保つなどと。心より、心より感動していますわ!」
十掬キョウ:「おお……褒められてる……?」
十掬キョウ:「ありがと~!」手を振る。
ナイロワール・ルメシー:飛行船の設備のスポットライトが当たっている。
解良イノリ:「いやこの流れは……」
ナイロワール・ルメシー:「どういたしまして」両手を振る
ナイロワール・ルメシー:「さて……このまま進めばかき回された劇は失敗、遠からず目的は頓挫することでしょう」
柴辻マサラ:「ソイツがこっちの目的だからな」
ナイロワール・ルメシー:「えぇ。ですが、こちらとしてもそれを座して見るわけには参りませんわ」
ナイロワール・ルメシー:「ですので──」
ナイロワール・ルメシー:風景が黒く侵食されていく。セットを変えるように、舞台を変更するように。
ナイロワール・ルメシー:「ここからは、アドリブ。『即興劇』にてお相手いたしましょう」
ナイロワール・ルメシー:「演目はご休憩。しばしのご歓談の後……」
ナイロワール・ルメシー:「クライマックスにて、お相手いたしますわ」
GM:照明が落とされるように。眠りにつくように。
GM:薄く、君たちの思考が閉ざされていく。
GM:
GM:
GM:………………
GM:…………
GM:……
GM:
"初犯反省"ナイセール:『あの女、わたしとキャラ被ってますわよ!!』
"銃の達人"レイヤ:『今それどころじゃねぇだろう!』
"剣の達人"岩海:『む……"変わる"ぞ、備えろ』
GM:
GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
解良イノリ:ロイス満タン!なしです。
無量塔幸輔:なしで!
解良イノリ:キョウさんが十字冠処理?
十掬キョウ:ロイスはまんたん!
GM:ですわね。
柴辻マサラ:ロイスは保留
GM:100を超えた方は10-1d10ですわ!
フェリ・ベルクラム:ロイスは保留!
十掬キョウ:じゃあ処理やっちゃお~
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を10減少(101 → 91)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 8)減少(91 → 83)
十掬キョウ:いっぱい下がった!
GM:えらい!
GM:ではシーンは以上!
十掬キョウ:はい!先生!
十掬キョウ:僕たち……ミッションの報酬がほしいな~って思うんですけど
十掬キョウ:ダメかな……?
GM:覚えていてえらい
★アイテム一覧
【済】台本の紙片×5:「情報:"ナイロワール"の目的」取得
【済】 台本の紙片×4:NPCカード「トランペッター:柱戸ケイ」を入手する
【済】台本の紙片×4:NPCカード「崑崙の刺客:橋国ジュメム」を入手する
台本の紙片×3:「キングダム製ティーセット」を入手 バックトラック時、全てのPCの侵蝕率を-1d10できる。
台本の紙片×1:「メサイアの心得」を入手 登場侵蝕の出目を「1」または「10」に変更する。使い捨て。※3個まで取得可能。
GM:残りのアイテムはこれで、手持ちは6枚!
GM:全部変えられるので全部あげるね。
十掬キョウ:やった~!
解良イノリ:わあい ありがとうございます。
GM:バックトラックで-1d10する権利と、3人分の登場侵蝕を操作出来るアイテムです
GM:クライマックスで有効に使いな!
無量塔幸輔:やったあ~
柴辻マサラ:助かる~
GM:では改めてシーンが以上!
【Climax】
シーンPC:全員登場
GM:登場侵蝕をどうぞ!ついでに回復の確認も忘れていたので、やる人はどうぞ!
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(84 → 86)
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(72 → 76)
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(79 → 81)
十掬キョウ:先生から治療キットもらってHP回復するね~
十掬キョウ:十掬キョウのHPを3D10(→ 21)増加(34 → 45)
十掬キョウ:すごいいいキットだった 余裕でMAXです
GM:「メサイアの心得」も3つ取得しています。出目を変更したい人はどうぞ
十掬キョウ:あっ振ってから変えられるんだ
十掬キョウ:じゃあまず登場しよ
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(83 → 84)
十掬キョウ:ふ……いらないぜ
GM:メサイアでは言い張れば通ります。
フェリ・ベルクラム:95+1d10
DoubleCross : (95+1D10) → 95+1[1] → 96
フェリ・ベルクラム:いらずじゃん
GM:10にしてもいいぞ
十掬キョウ:天然物は効きますからね
フェリ・ベルクラム:ここから衝動とセットアップで上がるんだよ 勝手に
GM:せやな。
解良イノリ:じゃあ我々3人が使用でいいかな
GM:じゃあイノリマサラ無量塔先生は1にしてもいいです。
十掬キョウ:ほしいなら使っちゃいな!
解良イノリ:せっかくだしつかいますー 1にするので-1.
十掬キョウ:逆に上げたいかもしれんけど そのへんは構成見てね
柴辻マサラ:じゃあせっかくだし使って皆で出目おそろいにしますか
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を1減少(86 → 85)
無量塔幸輔:あ、貰っていいなら使います!なるべく侵蝕抑えときたいので
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を1減少(81 → 80)
十掬キョウ:おそろいだ~
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を3減少(76 → 73)
GM:はーい、ではシーンを開始します!
GM:◆宝船アダマス
GM:暗い劇場で待機させられた貴方達は、いつしか空飛ぶ列車に回収されていた。
ナシム・ミシュパート:『幕が上がるのを待つのではなく、こちらから舞台にカチこんでいくであります!』
ナシム・ミシュパート:『これすなわち、アンジェリカ生徒への基本対策!』
ナシム・ミシュパート:『空中ドリフトであります~~~!』
ナシム・ミシュパート:ギギーッ!!と破砕的な音を立てながら、飛行船に横付けした列車が貴方達をフィールドへと運んだ。
橋国ジュメム:「とぉー!!」
橋国ジュメム:フェリさんの手を引いて列車からジャンプ。
ナイロワール・ルメシー:「そのスタント根性、嫌いではありませんわ」飛行船の上にねじ込むように設置した椅子から立ち上がる。
フェリ・ベルクラム:「わっ! ……とと!」
フェリ・ベルクラム:手を引かれながら危うく並ぶ。
フェリ・ベルクラム:列車の窓に写った目元が赤いままだったのを、拭って隠す。
解良イノリ:とん。翼の様に身に纏った影で、己を運んでいる。
解良イノリ:「さて…ここが最後かな」
十掬キョウ:たんっ、と軽やかに着地して。「……空中ドリフトって何に対してドリフトしてるんだろう……まあいいや!」
柴辻マサラ:「それまでの進行方向に対して、ではないですか?」
柴辻マサラ:十掬さんの些細な疑問に答えつつ、こちらも軽々と着地する。
十掬キョウ:「先生~?」くるっと振り向く。
無量塔幸輔:「…ん?」ちょっと思ったより地面まで高いな…と外の景色をチラ見しつつ
十掬キョウ:「大丈夫だよ!僕が受け止めるから!」手を振る。
無量塔幸輔:「…」
柱戸ケイ:「先生」
柱戸ケイ:「5秒後がベストタイミング。3,2,1」
解良イノリ:「大分容赦がない」
無量塔幸輔:「…わかりました!受け止め、頼むよ!」合図のカウントを聞いて決心。生徒を信じて飛び降りる
柱戸ケイ:「……ナイスジャンプ」後追いジャンプ。
マギカ・ウィッチクラフト:「あ あ あ あ あぁぁ……」首根っこを掴まれて心中ジャンプ
十掬キョウ:きゅ、と踏み込み、位置を修正して。
十掬キョウ:とん、と軽く飛んで先生を受け止める。
十掬キョウ:直後に着地。瞬間的に脚を折り曲げて衝撃を殺し切る。
柱戸ケイ:「しゅたっ」ビターン。受け身。
無量塔幸輔:「(こ、怖かった……)」ノーバンジー体験に震えつつ
マギカ・ウィッチクラフト:「(絶望)」木の葉のように舞う
十掬キョウ:「へへ」笑って。「ご無事ですか?」
マギカ・ウィッチクラフト:地面が近づき、両手を組んで祈る。(来世はコミュ力に恵まれますように……)
柴辻マサラ:「少し失礼しますね」 マギカさんの着地地点に割り込み、さらりと受け止める。
無量塔幸輔:「あ…あぁ…お、おかげさまで…」瞬時にこわばり切った表情を崩して無理矢理笑いかけながら
マギカ・ウィッチクラフト:「うぉあ??」変な声。
柴辻マサラ:回転の勢いを殺しつつ気球の上に立たせるところまで終えて。
柴辻マサラ:「お怪我は?」
マギカ・ウィッチクラフト:ぐるりと体に巻き込んだ髪をほぐす。
マギカ・ウィッチクラフト:「あ、いえ……?」「ありがとうございます……?」
十掬キョウ:「え~、マサラちゃんのやつかっこいいな!」
フェリ・ベルクラム:(二人ともすごいわね……) なんとなく自分の腕を見る。無理だ。
解良イノリ:(みんな大丈夫そうでよかった)フォローの用意をしていた影を引っ込める。
橋国ジュメム:「すごいですね…!」フェリちゃんの隣で抱き上げるイメトレをしようとしている。
柴辻マサラ:「それは何より。……柱戸さん、無理に自分のタイミングに巻き込むのは危険ですよ」
柱戸ケイ:「……反省。トランペッターならいけるから、つい」
十掬キョウ:「先生も無理させてごめんね」背中を撫でながら抱えた姿勢から下ろす。
十掬キョウ:「でも信じてくれて嬉しい!」
無量塔幸輔:「…今までの動きや戦い方を見て、十掬さんならやってくれるって思ったので」一息をついた後、地表に降りつつ答える
ナイロワール・ルメシー:「うふふ。皆様にはもう少し、時間を稼がせて頂くつもりでしたけど、」
ナイロワール・ルメシー:「流石に、手の内を知られると対策されるものですわね」
"初犯反省"ナイセール:「そうですわぁ。トランペッター相手に誤魔化しとか、だいたいぶっちぎってきますわよその方々」
"初犯反省"ナイセール:ひょこ、と紫髪の少女が会話に混ざる。
"初犯反省"ナイセール:貴方達に視えない角度。アダマスの全貌辺りに備えた折りたたみのテーブルを片付けている。
ナイロワール・ルメシー:「えぇ、ありがとうナイセールさん。やっぱり最新の情報を得るのって大事ね」
解良イノリ:「しれっと協力してる……」
フェリ・ベルクラム:「怪盗側がチーム組むのはルール違反じゃない……?」
"初犯反省"ナイセール:「おほほほほ。意外と気が合いましたのよ!」
"初犯反省"ナイセール:「このわたしが手を貸すんですから、大船に乗った気持ちでいらっしゃるといいわ!」
"銃の達人"レイヤ:「文字通りって突っ込む気にもならねぇ……」
無量塔幸輔:「初犯どころですまなくなってる気がするよ…?」
"銃の達人"レイヤ:「俺は今でも、このまま逃げちまったほうが良いと思うけどな……」
十掬キョウ:「でも仲良くなれるんだったら……」
十掬キョウ:「僕らともなかよくできたりしないのかな?」
十掬キョウ:「そうしたら物騒なことなしに解決するじゃない」
柴辻マサラ:「十掬さん。その考え方自体は非常に尊いものだと思いますが」
ナイロワール・ルメシー:「ふふ。そちらがわたくしの犯行に手を貸していただければ、実現しましてよ?」
柴辻マサラ:「この通り。彼女達に遵法精神という物が存在しない以上、残念ながら相容れることは出来ません」
柴辻マサラ:「あの手の手合いは自分の欲望を諦めるということを知らないものです」
ナイロワール・ルメシー:「善良なる市民の務めすら霞ませる宝物の価値。えぇ……ゾクゾクしますわね」
十掬キョウ:「折り合いって付かないものなのかな~……」
解良イノリ:「そこら辺付けるのを投げ捨ててるからね……」手で頭を抑えつつ。
解良イノリ:「…とはいえ。こういってくれていることだし、今でも止めて反省するっていうなら…ずっと良く扱われると思うけど、どう?」
ナイロワール・ルメシー:「なんと優しきお言葉……ですが、それを受け入れるわけにはいきませんわ」
ナイロワール・ルメシー:「だって、わたくしたちは未だ少女ですもの」
無量塔幸輔:「…星室庁が関わっている事件になっていることだとしても、やめる気はないんですね?」
ナイロワール・ルメシー:「秩序の重荷を背負うより。混沌の渦から笑えるものを探し出したいと願っておりますわ?……えぇ」
ナイロワール・ルメシー:「笑えない仕事に、何の意味がありましょう?」
解良イノリ:溜息。受け入れられないだろうな、という経験則上ほぼ確定の推測もあったし、事実強制できるものでなし。それでも、という思いで声は掛けたが。
ナイロワール・ルメシー:「則を求めて頭を抱える者たちに、愉快な一幕を」
ナイロワール・ルメシー:「アンジェリカ、風組。ナイロワール・ルメシーの名のもとに」
ナイロワール・ルメシー:「貴方達を素敵なショーにご招待、さしあげますわ」
柴辻マサラ:「今頭を抱えているのはまさに貴女の一幕のせいなんですがね……」 委員長と同じく溜息。
ナイロワール・ルメシー:顔を引き締める君たちと対象的に、ニコリと笑う。
ナイロワール・ルメシー:「でしたら一度、こちらにいらしては?」
ナイロワール・ルメシー:「顰め面の義務感では、休まるものも休まりませんわよ?」
ナイロワール・ルメシー:ふふ、と笑って踵を鳴らす。
GM:ビィー、と開演を告げるブザー。
GM:演劇領域の空にヒビが入り、その向こうから"目"がこちらを見る。
GM:歯車を組み合わせたような人型。胴体はなく、顔と両腕だけが組み込まれた機械仕掛け。
ナイロワール・ルメシー:「さぁ、いらっしゃい、舞台仕掛けの終幕」
ナイロワール・ルメシー:「クライマックスが始まりますわ。
"ナキマ・スクエ・スウデ":機械仕掛けの巨人がひび割れから姿を表し、宝船アダマスへと触れる。
"ナキマ・スクエ・スウデ":エネミーエフェクト《広域融合》。
"ナキマ・スクエ・スウデ":宝船アダマスと一体化し、あらゆるセキュリティの無効化、掌握を図ります。
"ナキマ・スクエ・スウデ":融合完了は1d5+1ターン後のクリンナップ。
"ナキマ・スクエ・スウデ":融合後、毎ラウンド開始時に《攻性防壁》状態のアダマスから10d10のHPダメージ。
"ナキマ・スクエ・スウデ":対象はナイロワールに敵対するすべてのPCです。
"ナキマ・スクエ・スウデ":1d5+1 融合ターン
DoubleCross : (1D5+1) → 1[1]+1 → 2
"ナキマ・スクエ・スウデ":2ターン後です。
柴辻マサラ:速い!
十掬キョウ:はや!
フェリ・ベルクラム:あっこいつ!
解良イノリ:出目!
無量塔幸輔:ヴァッ
フェリ・ベルクラム:足音くんに謝れ!!
"ナキマ・スクエ・スウデ":3ターン開始から10d10!
"ナキマ・スクエ・スウデ":足?とかないので……よくわかんないですね
"ナキマ・スクエ・スウデ":
"ナキマ・スクエ・スウデ":──侵蝕が始まる。
"ナキマ・スクエ・スウデ":演劇内において『終わり』の概念が具現化し、すべての役者を否応なく急き立てる。
"ナキマ・スクエ・スウデ":すべての終わりは近い。
"ナキマ・スクエ・スウデ":この領域のルールが、貴方達に戦闘を強制する!
GM:衝動判定。難易度は9です。
解良イノリ:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 10[3,4,6,9,10,10,10]+9[1,7,9]+2 → 21 → 成功
フェリ・ベルクラム:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[1,5,7,10]+8[8] → 18
GM:つよつよメンタリティ
解良イノリ:メッチャ回ってる
フェリ・ベルクラム:なんだこれ
無量塔幸輔:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 8[2,5,8]+1 → 9
柴辻マサラ:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 9[6,6,7,8,8,9] → 9 → 成功
十掬キョウ:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 10[2,6,10]+6[6] → 16 → 成功
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を2D10(→ 8)増加(85 → 93)
柴辻マサラ:皆意志強い
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を2D10(→ 6)増加(80 → 86)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を2D10(→ 5)増加(84 → 89)
フェリ・ベルクラム:2d10+96
DoubleCross : (2D10+96) → 3[1,2]+96 → 99
フェリ・ベルクラム:!?
GM:つよ
フェリ・ベルクラム:ここまでの反動が
GM:皆低いな…
フェリ・ベルクラム:みんな低いじゃん
GM:先生も2d10アップだぜ!
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を2D10(→ 11)増加(73 → 84)
GM:フラット
GM:君達の頭上から、淡い光が昇る。隔絶した領域においてすら、その光は貴方達の標となる。
GM:セイクリッドピラーから放たれた十字の光。"ノヴァリスの大十字冠"。
GM:神聖二重冠が使用可能になりました。
【神聖二重冠】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。
GM:また、貴方達は以下のNPCカードを取得しています。
◆NPCカード:トランペッター:柱戸ケイ
あらゆる判定前に使用できる。判定に使用するダイスを+6Dする。
ラウンド1回。
◆NPCカード:崑崙の刺客:橋国ジュメム
タイミング:メジャーに組み合わせて判定できる。上昇する侵蝕率を0にする。
ラウンド1回。
GM:そしてクライマックスで次のNPCカードが開放されます。
◆NPCカード:議長代行:マギカ・ウィッチクラフト
判定の後に使用できる。達成値を+9する。
ラウンド1回。
GM:また、クライマックス戦闘には特殊なルールが追加されます。
◆特殊ルール:極限フィールド
宝船アダマスに過剰な刺激を与える場合、即座に墜落します。
また、不安定な足場のため、普段通りに戦えない極限状態です。
データ的にはすべてのPCは攻撃時、「至近」以外の相手に対して達成値が-[距離(m)*2]点されます。
GM:5m離れた場合は-10だ
十掬キョウ:遠いと減衰していくんだ
GM:地面壊したら皆落下だからね。
GM:気をつけよう。
フェリ・ベルクラム:白兵型救済!
柴辻マサラ:気を付けないと……
GM:では クライマックス戦闘を開始します!
GM:エネミーはナイロワール、初犯反省、レイヤ、岩海の4体。
GM:勝利条件はエネミーの全滅。
GM:なお、3ラウンド開始時から『"ナキマ・スクエ・スウデ"』が砲撃を開始し、10d10のダメージを与えます。エネミーとしてはカウントしません。
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
レイヤ[6]、岩海[6]、イノリ[14]
(5m)
フェリ[8]、マサラ[13]、キョウ[5]、無量塔[4]
GM:ではセットアップから。
柴辻マサラ:PS『ぶち壊される用意は良いか?』 原初の黄:狂騒の旋律LV5→極限暴走LV1+背徳の理LV5
柴辻マサラ:範囲(選択)に攻撃力+15と暴走付与、シーン中自身の判定D+10、侵蝕値+8
無量塔幸輔:受け取り拒否します。セットアップはありません
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を8増加(86 → 94)
柴辻マサラ:ほしいやつは持ってきな!
解良イノリ:もらいますー 自身のセットアップは無し…かな?
"銃の達人"レイヤ:こいつはなし。
"剣の達人"岩海:こっちもなし。
十掬キョウ:もらいます!
フェリ・ベルクラム:バフもらいます。《女王の降臨》で《戦乙女の導き》を使う。
"初犯反省"ナイセール:《ショウタイム》単体視界。対象が自分を対象に含まない攻撃を行う場合、ダイスを-4個
十掬キョウ:「進化の兆し」の強化効果を使用。シーンの間肉体を+3。
十掬キョウ:肉体が15になりました。
"初犯反省"ナイセール:攻撃しない先生以外からチョイス。
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を10増加(89 → 99)
"初犯反省"ナイセール:choice[フェリ, マサラ, キョウ, イノリ]
DoubleCross : (choice[フェリ,マサラ,キョウ,イノリ]) → マサラ
"初犯反省"ナイセール:マサラさんはわたし以外への攻撃にダイス-4個ですわ
柴辻マサラ:面倒なことする……
フェリ・ベルクラム:《戦乙女の導き》をマサラさんに使用。ダイス次回+6、攻撃力+5.
柴辻マサラ:助かります
フェリ・ベルクラム:侵蝕は99→106
ナイロワール・ルメシー:《攻撃誘導》《扇動の香り》
ナイロワール・ルメシー:対象がこのキャラを対象に含まない攻撃を行う場合、ダイスを-4個。また、対象に攻撃を行う命中判定ダイス+5個。
ナイロワール・ルメシー:先生とマサラさん以外でチョイス
ナイロワール・ルメシー:choice[フェリ, キョウ, イノリ]
DoubleCross : (choice[フェリ,キョウ,イノリ]) → キョウ
ナイロワール・ルメシー:キョウちゃんにシュート!
十掬キョウ:わーん!
GM:では軽く演出。
ナイロワール・ルメシー:「さて、それじゃあ参りましょうか?」
"初犯反省"ナイセール:「えぇ。こういうときはやっぱり、アレですわね」
"初犯反省"ナイセール:「さぁ……ショー・マスト・ゴー・オン!」
ナイロワール・ルメシー:2人とも異なる意味で目を引く個性。
"初犯反省"ナイセール:1人は光のスポットライトに映し出され。
ナイロワール・ルメシー:1人は辺りを熱狂へと包み込んでいく。
ナイロワール・ルメシー:無視することを許さない存在感の押しつけが空間を満たしていく。
柴辻マサラ:「……全く。そうギラギラと光らなくとも」
柴辻マサラ:呟きながら片手で眼鏡を外し、もう片方の手で髪を結ぶリボンを引く。
柴辻マサラ:「目ぇ離す気なんざサラサラねえよ」
柴辻マサラ:普段は足元に影を広げて起点とするが、今回はそれをやるとアダマスにダメージを及ぼしかねない。
柴辻マサラ:代わりに、自身の腕を包むように影を纏う。ゆらゆらと端を棚引くそれは煙のよう。
フェリ・ベルクラム:すう、と影を受け取る。呼気から肺に満ちる、破壊の衝動。
フェリ・ベルクラム:(……やりづらそう、かな)
フェリ・ベルクラム:ポケットからシリンジを抜く。袖をまくって腕に突き刺す。
フェリ・ベルクラム:薬品の注入と同時に発生した鷹が、マサラさんの元へと飛び、羽を振り撒く。
フェリ・ベルクラム:影の挙動がぴたりと安定し、マサラさんの意志のままに従うようになる。
フェリ・ベルクラム:レネゲイドの安定剤。薬品として接種する場合、調整や相性、場合によっては副作用が存在するが。
フェリ・ベルクラム:フェリの生み出す翼は、良い薬効のみを相手に与えることが出来る。
柴辻マサラ:「悪いな、助かる」
フェリ・ベルクラム:「いいえ。……長くは続かないから、早めに決めてください」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らを憐れみ給え」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らを憐れみ給え」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らに平安を御与え下さい」
十掬キョウ:起動句とともに、その場に、一際に目を惹くものがある。
十掬キョウ:否。目だけではない。
十掬キョウ:耳を、鼻を、舌を、肌を。それらすべてを惹くするかのようなそれは、
十掬キョウ:兆しなのだという。すべての関心を恣にする“寄せ餌”の資質の兆し。
十掬キョウ:風紀委員の制服がかき消える。この場では、ある程度、自らの装いを自在にできる。
十掬キョウ:白い外套。取り締まるための装いから、悼み送るための装いへと。
十掬キョウ:存在感の押し付け。ここにあると、体全体で表明するかのような。
十掬キョウ:「……うん。今日も調子はバッチリだ。やっていこう!」
GM:イニシアチブ14!
GM:の前に!
"銃の達人"レイヤ:《時間凍結》 即座にメインプロセスを行い、HP20失う。
"銃の達人"レイヤ:手番割り込み!
十掬キョウ:なにっ
"銃の達人"レイヤ:マイナー無し
無量塔幸輔:なんだとっ
"銃の達人"レイヤ:《C:バロール》《瞬速の刃》《魔神の心臓》。悪魔の銃で攻撃。
"銃の達人"レイヤ:命中時に侵蝕率+5と、このラウンドの間すべての判定ダイスは-9個されます。
柴辻マサラ:だ、ダルすぎる!
十掬キョウ:全員がダイス減らしてくる!
フェリ・ベルクラム:そんなにダイスが憎いか……!
解良イノリ:マイナー解除だっけ…うーん侵蝕が100行ってない!
フェリ・ベルクラム:私も憎い
"銃の達人"レイヤ:ダイスがなければ何も出来ないってさ。
"銃の達人"レイヤ:単体射撃、対象はチョイス
"銃の達人"レイヤ:choice[フェリ, マサラ, キョウ, イノリ, 無量塔]
DoubleCross : (choice[フェリ,マサラ,キョウ,イノリ,無量塔]) → イノリ
"銃の達人"レイヤ:へへ、解良イノリさんやっちまえばこっちのもんだ!!
解良イノリ:ぎゃーっ 元々ダイス数少ないのに~~
"銃の達人"レイヤ:では判定!
"銃の達人"レイヤ:10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 9[1,1,2,4,5,6,7,7,8,9]+4 → 13
解良イノリ:コンセ!
"銃の達人"レイヤ:間違えました。
"銃の達人"レイヤ:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,4,5,5,5,5,7,7,8,10]+6[1,2,5,6]+4 → 20
"銃の達人"レイヤ:か、代わり映えしない
"銃の達人"レイヤ:リアクションどうぞ!
解良イノリ:そうだとしても暴走してるからあたる~
無量塔幸輔:どうしましょう、カバーリングあった方がいいですかね?
"銃の達人"レイヤ:オラッ 命中時に侵蝕アップとダイスデバフしちゃうぞ
十掬キョウ:ダイスデバフ無視できますしね
柴辻マサラ:その方が良さげ
"銃の達人"レイヤ:先生、無理しないでください
フェリ・ベルクラム:先生、やっちまってくだせえ!(カバーを)
解良イノリ:まだぎりぎりリザレクトはあるし 棺目当てで受けて、ロイス切るのはあり
無量塔幸輔:至近RCですもんね
"銃の達人"レイヤ:私は先生の味方ですよ
"銃の達人"レイヤ:トラストミー…
無量塔幸輔:あーそっちもありますか
解良イノリ:カバーしてもらえるのはすごくありがたい!
無量塔幸輔:味方ならいますぐ降伏して♡
"銃の達人"レイヤ:やだ♡
解良イノリ:まあ流石に二連続行動は無いとみて、カバーしてもらってもいいです?
無量塔幸輔:わかりました!
解良イノリ:お手数をば……
無量塔幸輔:<崩れずの群れ>侵蝕:2 カバーリング
GM:宣言どうぞ!
"銃の達人"レイヤ:オラーッ。ダメージ!
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を2増加(84 → 86)
"銃の達人"レイヤ:3d10+5 装甲有効
DoubleCross : (3D10+5) → 18[6,4,8]+5 → 23
"銃の達人"レイヤ:命中で侵蝕+5、このラウンドのあらゆる判定-9Dです。
無量塔幸輔:ガード値12 装甲8で3点ダメージですね
"銃の達人"レイヤ:かたぁい…
無量塔幸輔:無量塔幸輔のHPを3減少(61 → 58)
柴辻マサラ:かすり傷じゃん
"銃の達人"レイヤ:豆鉄砲になっちゃった
無量塔幸輔:かすり傷だけど受けた瞬間に体が重くなる
解良イノリ:あと悪魔の銃で5点侵蝕上げる感じかな
十掬キョウ:すご~
解良イノリ:ありがとうございます~~
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を5増加(86 → 91)
GM:演出はラウンド纏めてやりましょう。
GM:今度こそイニシアチブ14、イノリちゃん。
解良イノリ:はい、マイナーで移動。達人組にエンゲージ。
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
レイヤ[6]、岩海[6]、イノリ[14]
(5m)
フェリ[8]、マサラ[13]、キョウ[5]、無量塔[4]
解良イノリ:メジャー。NS“Isa41:1”《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の焔》にて二人に攻撃。
"銃の達人"レイヤ:ぎょえー
解良イノリ:妨害等ありますか!
GM:至近なので達成値デバフはありません
GM:妨害無し!判定どうぞ!
解良イノリ:ありがとうございます 参る
解良イノリ:10dx7+9
DoubleCross : (10DX7+9) → 10[1,1,3,4,5,6,6,7,8,10]+10[4,6,7]+5[5]+9 → 34
"銃の達人"レイヤ:頑張って避ける
GM:達成値追加などあればどうぞ
解良イノリ:◆NPCカード:議長代行:マギカ・ウィッチクラフト】判定の後に使用できる。達成値を+9する。ラウンド1回。 此方を貰います!
解良イノリ:達成値43へ。
マギカ・ウィッチクラフト:魔女パワー
"銃の達人"レイヤ:5dx>=43
DoubleCross : (5DX10>=43) → 7[1,4,5,5,7] → 7 → 失敗
"剣の達人"岩海:《ゲットダウン》白兵で回避
"剣の達人"岩海:5dx+30>=43
DoubleCross : (5DX10+30>=43) → 8[2,5,6,6,8]+30 → 38 → 失敗
"剣の達人"岩海:おしい。
柴辻マサラ:うっわ
十掬キョウ:30???
解良イノリ:怖すぎ!!
GM:ダメージどうぞ。
"剣の達人"岩海:支援カードありますしね。いけるいける
"剣の達人"岩海:ござるよ。
解良イノリ:5d10+21+1d10+15 装甲等有効。
DoubleCross : (5D10+21+1D10+15) → 22[3,4,6,4,5]+21+7[7]+15 → 65
解良イノリ:まあまあ!65点装甲等有効ダメージです。
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を7増加(93 → 100)
"剣の達人"岩海:《電磁反応装甲LV2》すべて使って自身のダメージ40点軽減。
"剣の達人"岩海:25点受ける。
"剣の達人"岩海:《電磁バリア》レイヤへのダメージを-1d10-4
柴辻マサラ:減らしすぎ!
"剣の達人"岩海:65-1d10-4
DoubleCross : (65-1D10-4) → 65-4[4]-4 → 57
"銃の達人"レイヤ:HPは60!ギリ耐えると思ったか?
"銃の達人"レイヤ:時間凍結分で残り40だよ。
"銃の達人"レイヤ:死。
解良イノリ:ひとりはたおせたぜ
"銃の達人"レイヤ:復活はなし。終わりです。
フェリ・ベルクラム:これがイノリさんの殺人剣の力だ~っ
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
岩海[6]、イノリ[14]
(5m)
フェリ[8]、マサラ[13]、キョウ[5]、無量塔[4]
"剣の達人"岩海:うおおー!!よくも拙者の仲間たちをー!!
十掬キョウ:やった~
解良イノリ:ヨシ!
"初犯反省"ナイセール:さすがトランペッターのトップ、わたしを捕まえた女~~♡
解良イノリ:喜ばれとる
ナイロワール・ルメシー:皆に笑顔をですわ
GM:次!
GM:イニシアチブ13、マサラちゃん!
柴辻マサラ:まずはマイナーで委員長達のエンゲージに
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
岩海[6]、イノリ[14]、マサラ[13]
(5m)
フェリ[8]、キョウ[5]、無量塔[4]
柴辻マサラ:それからメジャーアクション、の前に
柴辻マサラ:神聖二重冠起動!
GM:なにっ
柴辻マサラ:選ぶ効果は攻撃力+[上昇*2]で!
GM:ぐーん!
柴辻マサラ:侵蝕上昇は15で攻撃力+30、それから改めてメジャーアクション
柴辻マサラ:NS『風紀を執行します』 原初の赤:ギガンティックモードLV2+コンセントレイト:ウロボロスLV4
柴辻マサラ:対象:範囲(選択)、武器破壊、C値-3、侵蝕値+5
柴辻マサラ:使用武器はキーンナイフ!
GM:ウオオオオ FHの便利ナイフ!
GM:対象を指定してきませい!
柴辻マサラ:怪盗コンビで!
GM:では5m離れてるので達成値-10!
"初犯反省"ナイセール:対象に含んでいるのでダイスデバフはなしですわ~~
"初犯反省"ナイセール:判定いらして!
柴辻マサラ:(4+3+12+6)dx7+1-10
DoubleCross : (25DX7-9) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,8,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,4,6,9,10]+10[6,8]+4[4]-9 → 25
柴辻マサラ:跳ねなかったな……
"初犯反省"ナイセール:後乗せなければ回避ですわ~
柴辻マサラ:フェリちゃん雫貰ってもいい?
十掬キョウ:岩海側に残しておかないで大丈夫?
柴辻マサラ:どっちか回避技持ってそうな気配がするので
柴辻マサラ:あ、それは確かにか……
フェリ・ベルクラム:どうしましょ
解良イノリ:二重冠で強引に当てに行くのは出来るけど ううむ
無量塔幸輔:二重冠つかってしまってるしなあ…
フェリ・ベルクラム:でもこっちに使うか
フェリ・ベルクラム:火力欲しいし
フェリ・ベルクラム:《夢の雫》! 達成値+16
フェリ・ベルクラム:侵蝕106→109
柴辻マサラ:では貰って41!
GM:こわ……
"初犯反省"ナイセール:では回避ですわ~
"初犯反省"ナイセール:《神の眼》《水晶の眼》ダイス増やして回避ですわ
"初犯反省"ナイセール:8dx>=41
DoubleCross : (8DX10>=41) → 10[3,4,4,5,6,8,10,10]+9[5,9] → 19 → 失敗
"初犯反省"ナイセール:惜しいですわぁ~
ナイロワール・ルメシー:回避。
ナイロワール・ルメシー:4dx>=41
DoubleCross : (4DX10>=41) → 9[4,6,9,9] → 9 → 失敗
ナイロワール・ルメシー:無理ぴ。
柴辻マサラ:ナイセール怖いことしてくるな……ダメージ行くぜ
GM:こいっ
柴辻マサラ:5d10+5+18+5+1d10
DoubleCross : (5D10+5+18+5+1D10) → 32[1,10,6,8,7]+5+18+5+5[5] → 65
柴辻マサラ:おらっ
GM:ぐえー!
無量塔幸輔:これにさらに+30ですかね?
柴辻マサラ:あ、そうだわ すみません二十冠分抜けてた
GM:やば。
フェリ・ベルクラム:装甲値も-5扱いだな
"初犯反省"ナイセール:んなもんねーですわ
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を20増加(94 → 114)
GM:では95で…
"剣の達人"岩海:《電磁バリア》ナイロワールへのダメージを-1d10-4
"剣の達人"岩海:95-1d10-4
DoubleCross : (95-1D10-4) → 95-3[3]-4 → 88
ナイロワール・ルメシー:88点受けてまぁまぁ涙目ですわ
"初犯反省"ナイセール:わたしは95点を素受けしてご臨終寸前ですわ
"初犯反省"ナイセール:なので《鏡の盾》!
"初犯反省"ナイセール:同じ苦痛を味わいなさい!!
"初犯反省"ナイセール:95点反射!
無量塔幸輔:待ったぁ!
無量塔幸輔:使わせてもらうぜ…アレを…!
"初犯反省"ナイセール:おっほっほ!100%エフェクトに対し何ができるっていうんですの~~!?
無量塔幸輔:<デビルストリングLv3><デビルスレッドLv2> 侵蝕10 デビルストリング使用時、80%。100%、ピュア、リミットエフェクトも打ち消し可 1シナリオLv回
"初犯反省"ナイセール:そのストリングをおしまいになったほうが…良いのではなくて!?
"初犯反省"ナイセール:ぎぇ~~~~!!!
無量塔幸輔:スレッドもつけてやらぁ~!!!
柴辻マサラ:助かります
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を10増加(91 → 101)
ナイロワール・ルメシー:反省ーーー!!!
"初犯反省"ナイセール:じゃあ……大人しく95点受けただけの少女になります……
フェリ・ベルクラム:ただの女の子に戻ってる
GM:では続きましてイニシアチブ11、初犯反省。
"初犯反省"ナイセール:血祭りに上げて差し上げますわ
十掬キョウ:ただの女の子の発言じゃないんだよなあ
"初犯反省"ナイセール:マイナー《主の恩恵》メインプロセスの判定ダイス増加。
"初犯反省"ナイセール:メジャー《C:エンジェルハィロゥ》《破壊の光》《光の弓》
"初犯反省"ナイセール:RCの範囲選択攻撃
"初犯反省"ナイセール:choice[トラペ, 3人組]
DoubleCross : (choice[トラペ,3人組]) → トラペ
"初犯反省"ナイセール:好き勝手やってくれたトランペッターに攻撃!!
柴辻マサラ:くっ、突出したところ叩きに来るとは……
"初犯反省"ナイセール:お死に!
"初犯反省"ナイセール:えーと 5mなので達成値は-10。
"初犯反省"ナイセール:妨害なければ判定ですわ
"初犯反省"ナイセール:13DX7+4-10
DoubleCross : (13DX7-6) → 10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,8,10,10,10]+10[5,6,7,7,7,9]+10[1,3,4,7]+5[5]-6 → 29
"初犯反省"ナイセール:オラッ、リアクションどうぞ
解良イノリ:暴走リア不です…
無量塔幸輔:<崩れずの群れ>侵蝕:2 カバーリング
無量塔幸輔:<命のカーテンLv2> 侵蝕:4 カバーリングの射程を10mまで延長 シナリオLv回
無量塔幸輔:対象は、マサラちゃん
"初犯反省"ナイセール:ふたりとも暴走中か。
"初犯反省"ナイセール:ではダメージですわ
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を6増加(101 → 107)
"初犯反省"ナイセール:3d10+12 装甲有効
DoubleCross : (3D10+12) → 16[3,3,10]+12 → 28
"初犯反省"ナイセール:おくらいあそばせ!
解良イノリ:あっ装甲有効ならボデマで8減らして20点ダメージで、残り9点で生きます! 危なかった
無量塔幸輔:ガード値12引いて16×2=32 装甲8引いて24点
解良イノリ:解良イノリのHPを20減少(29 → 9)
十掬キョウ:すご~
"初犯反省"ナイセール:きぃ~~~~!!
無量塔幸輔:無量塔幸輔のHPを24減少(58 → 34)
"初犯反省"ナイセール:流石はトランペッターですわぁ……
十掬キョウ:先生は攻撃対象じゃないから
柴辻マサラ:二人共硬い
十掬キョウ:2倍せずに計算だよ~
"初犯反省"ナイセール:ガード装甲引いて8点ですわね
フェリ・ベルクラム:先生の装甲 誉れ高い
無量塔幸輔:あぁ、カバーリング同エンゲージじゃなかったら2倍じゃないんですね
"初犯反省"ナイセール:自分が攻撃対象+他の人をカバーした 時に2回分攻撃を受ける計算だぜ!
十掬キョウ:自分が攻撃対象じゃないからねえ
"初犯反省"ナイセール:だぜじゃない、ですわ
無量塔幸輔:じゃあ8点ダメージですね
無量塔幸輔:無量塔幸輔のHPを16増加(34 → 50)
柴辻マサラ:素が漏れてる
十掬キョウ:不沈艦すぎる
"初犯反省"ナイセール:しぶてぇですわ。
解良イノリ:かたい
"初犯反省"ナイセール:それでこそ我がライバルたち…
GM:では次。
GM:イニシアチブ8。プレイヤー優先でフェリちゃん。
フェリ・ベルクラム:おっとそうなるのか
フェリ・ベルクラム:マイナーで戦闘移動。トランペッター二人のエンゲージに侵入。
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
岩海[6]、フェリ[8]、イノリ[14]、マサラ[13]
(5m)
キョウ[5]、無量塔[4]
フェリ・ベルクラム:そしてメジャーでノヴァリス剣術の行く末を憂う達人さんを攻撃します
"剣の達人"岩海:剣戟も飛ばすでござるよ
フェリ・ベルクラム:《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》。 ダイスは自己バフがないので6dx7+9だが……
GM:至近エンゲージなので達成値デバフなし!
フェリ・ベルクラム:NPCカード、橋国さんと柱戸さんを使います。あなた達が私の翼よ!
柱戸ケイ:必要なんだね。計算通りだよ。
柱戸ケイ:ダイス+6個!
橋国ジュメム:そしてメジャー侵蝕上昇0です!
橋国ジュメム:3人揃ってメサイアプリキュア!
フェリ・ベルクラム:神聖二重冠の効果を使用。侵蝕率を+7して116に。命中達成値を+21するわ。
橋国ジュメム:ミラクルダブルクロスライトです!
フェリ・ベルクラム:サイリウムを上げるからこれを振って応援してね
フェリ・ベルクラム:12dx7+9+22
DoubleCross : (12DX7+31) → 10[1,1,2,3,3,3,5,5,5,7,9,10]+10[5,7,10]+10[5,9]+2[2]+31 → 63
"剣の達人"岩海:そう……まずは逃げるでござるよ。
"剣の達人"岩海:《ゲットダウン》白兵で回避
"剣の達人"岩海:5dx+30>=63
DoubleCross : (5DX10+30>=63) → 10[1,6,8,8,10]+2[2]+30 → 42 → 失敗
"剣の達人"岩海:幕末オープンゲーット!!
"剣の達人"岩海:ダメージください。
フェリ・ベルクラム:ちょっと危ないじゃねーかよ あと達成値62でした
フェリ・ベルクラム:7d10+7
DoubleCross : (7D10+7) → 45[6,3,9,6,6,5,10]+7 → 52
"剣の達人"岩海:ウオオオ25点受けた状態でそれは死ねる。
"剣の達人"岩海:《電磁バリア》ダメージを-1d10-4
"剣の達人"岩海:52-1d10-4 なんとかなれーっ
DoubleCross : (52-1D10-4) → 52-6[6]-4 → 42
"剣の達人"岩海:42点!そして《斥力障壁》LV5!
"剣の達人"岩海:HPダメージを-[1D10+15]します!
フェリ・ベルクラム:こいつ!
柴辻マサラ:まだあんの!?
"剣の達人"岩海:ラウンド1回の大技でござる
フェリ・ベルクラム:これが幕末オープンゲット……!
無量塔幸輔:やらせるか!
"剣の達人"岩海:でもこれ制限なしオートなんでござるよな
"剣の達人"岩海:若い血潮が真っ赤に燃えろー!
無量塔幸輔:妨害だ!
フェリ・ベルクラム:先生! やっちまってくだせえ!
無量塔幸輔:<デビルストリングLv4> 侵蝕6 エネミーエフェクト以外の制限-のオートエフェクトを打ち消し 1シナリオLv回
"剣の達人"岩海:グワァァァァーーー!合体事故!
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を6増加(107 → 113)
"剣の達人"岩海:42点受けて爆発爆刀斎
"剣の達人"岩海:落ちます。
フェリ・ベルクラム:これが殺人薬剤の重みでござるよ 薫殿
フェリ・ベルクラム:では以上
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]
(5m)
フェリ[8]、イノリ[14]、マサラ[13]
(5m)
キョウ[5]、無量塔[4]
GM:では続いてイニシアチブ8、ナイロワール
ナイロワール・ルメシー:マイナー《毒の刃》《猛毒の雫》メインプロセスの攻撃力+10、HPダメージを与えた場合邪毒ランク3を与える。
ナイロワール・ルメシー:ぶちのめしますわ
ナイロワール・ルメシー:《C:ソラリス》《絶対の恐怖》《神の御言葉》《彫像の声》《ポイズンフォッグ》《タブレット》
ナイロワール・ルメシー:装甲無視。命中した対象の、シーン中の行動値を-10。マイナーで解除可能。
ナイロワール・ルメシー:視界・範囲選択攻撃
ナイロワール・ルメシー:後方の3人!行きますわよ!
ナイロワール・ルメシー:2人ですわね。キョウさんと無量塔さんですわ
無量塔幸輔:そのタブレット、わしのじゃ
無量塔幸輔:<デビルストリングLv4> 侵蝕6 エネミーエフェクト以外の制限-のオートエフェクトを打ち消し 1シナリオLv回
ナイロワール・ルメシー:なんですって‥!?
ナイロワール・ルメシー:えーん!
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を6増加(113 → 119)
ナイロワール・ルメシー:では……アドレナリンの視界効果が打ち消されますので。
ナイロワール・ルメシー:ポイズンフォッグの効果で至近範囲。敵が居ませんわ。
ナイロワール・ルメシー:向かうところ敵なしですわね。
十掬キョウ:無敵じゃん
ナイロワール・ルメシー:無敵なので争いはいたしません。
ナイロワール・ルメシー:ターンエンドですわ。
フェリ・ベルクラム:先生の説得で矛を収めた
十掬キョウ:やった~! ピースピース
フェリ・ベルクラム:イノリちゃんの説得には耳も貸さなかったのに!
ナイロワール・ルメシー:だって探偵と怪盗の対峙したかったんですもの…
柴辻マサラ:ロマン派め
GM:イニシアチブ5!キョウさん!貴方のターンですわ!
十掬キョウ:はーい マイナーでナイナイちゃんたちにエンゲージするよ!
十掬キョウ:オートでウェポンケースからトツカを装備して……
十掬キョウ:メジャー『始末剣』:《コンセントレイト:ハヌマーン》《鉄風乱舞》《命の剣》。
十掬キョウ:ナイロワールちゃんを攻撃しようかな!
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]、キョウ[0]
(5m)
フェリ[8]、イノリ[14]、マサラ[13]
(5m)
無量塔[4]
十掬キョウ:判定前にトツカの効果を起動。攻撃力を+肉体。
十掬キョウ:今の僕の肉体は15!
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を2増加(99 → 101)
ナイロワール・ルメシー:やっべぇ~
GM:ではエンゲージ至近、ナイロワール対象なのでダイスも達成値もデバフなし。
十掬キョウ:いっくよ~
ナイロワール・ルメシー:お手柔らかに…
十掬キョウ:18DX7
DoubleCross : (18DX7) → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,9,10]+6[3,6,6] → 16
十掬キョウ:お手やらわかになっちゃった
ナイロワール・ルメシー:おっ?
ナイロワール・ルメシー:ワンチャンありますわ
十掬キョウ:ダイス数より達成値のほうが少ないんだけど……
ナイロワール・ルメシー:コンセも……入ってますわね
ナイロワール・ルメシー:じゃあドッジですわ。
ナイロワール・ルメシー:4dx>=16
DoubleCross : (4DX10>=16) → 8[2,4,8,8] → 8 → 失敗
ナイロワール・ルメシー:こっちの貧弱さをナメてもらっちゃこまりますわ
ナイロワール・ルメシー:ダメージどうぞ
十掬キョウ:やったね 女の子らしくたおやかにやってこ
十掬キョウ:2d10+61+1+15 装甲有効
DoubleCross : (2D10+61+1+15) → 18[8,10]+61+1+15 → 95
十掬キョウ:たおやか。
ナイロワール・ルメシー:死体はおしとやかみたいな話ですの?
ナイロワール・ルメシー:流石にそれは死にますわ~~~!!!
ナイロワール・ルメシー:《アクアウィターエ》!打ち消されない120%ですわ!!
ナイロワール・ルメシー:[LV*10]で復活しますわよ!!
十掬キョウ:そんなあ~
ナイロワール・ルメシー:リビングデッド!合コン委員会特攻ですわ!
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を8増加(101 → 109)
GM:次はイニシアチブ4!無量塔先生ですわ!
無量塔幸輔:それじゃあ攻撃はしないけど…命のカーテン節約に中団エンゲージまで移動するかぁ…
無量塔幸輔:■マイナー
無量塔幸輔:5m移動。3人組にエンゲージ
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[8]、キョウ[0]
(5m)
フェリ[8]、イノリ[14]、マサラ[13]、無量塔[4]
ナイロワール・ルメシー:そこの集団蹴散らしてもいいですわよ
柴辻マサラ:お、やるんですか?先生
柱戸ケイ:ふ、計算通り
無量塔幸輔:よわそう
フェリ・ベルクラム:ホワイトハーブもあるわよ
柱戸ケイ:なんだとー(ぽこぽこ)
無量塔幸輔:ホワイトハーブだ!それだ!
無量塔幸輔:ホワイトハーブで回復しましょう
GM:薬品に詳しい。
無量塔幸輔:対象:自分
無量塔幸輔:50+2d10
DoubleCross : (50+2D10) → 50+6[1,5] → 56
無量塔幸輔:無量塔幸輔のHPを6増加(50 → 56)
ナイロワール・ルメシー:それなりにカバーしまくったのになんですのそのHP?
無量塔幸輔:回復しましたわ~
GM:では行動終えてクリンナップ。
GM:邪毒が入るはずが不思議と皆健康です。
GM:1ラウンド目を演出していきましょう。
GM:お互い既に臨戦態勢、場には緊張感が走る。
GM:各々のレネゲイドを行使する感覚に包まれながら、最初に動いた影。
"銃の達人"レイヤ:「あ~、もうっ。やるってんならしょうがねえ」
"銃の達人"レイヤ:その手は古めかしいリボルバーを握っている。
"銃の達人"レイヤ:骨董品でありつつ、レネゲイドに汚染された曰くの品。
"銃の達人"レイヤ:その弾丸は既に発射されている
"銃の達人"レイヤ:1つに重なった発砲音。速さを追求したレネゲイド汚染の魔弾は一番の脅威──解良イノリへと狙いをつけ、飛んだ。
"銃の達人"レイヤ:オーヴァードが触れれば強制的なレネゲイドの励起が挙動を乱す。先手に特化した風紀委員対策の弾丸だ。
解良イノリ:踏込もうと動き出しのタイミング。躱せないのがわかる。(仕方ないか)
解良イノリ:受けて強引に振り払うほかない、と覚悟して‐‐
"銃の達人"レイヤ:「ヤツのことだ!ツッコんできやがるぞ!」それを理解しているからこそ
"銃の達人"レイヤ:相手が被弾前提で、味方への注意を促す。
無量塔幸輔:「止まって!僕が…前に出るっ!」
無量塔幸輔:この中で早く動けるであろう、イノリを先に潰す。であろうことは少し予測ができていた。…ほとんどヤマカンみたいなものであるが
無量塔幸輔:無理矢理に銃弾と彼女との間に割り込むような形。シールドバッシュを行うかのようなスライディングで銃弾を受け止める
"銃の達人"レイヤ:「はぁ!?」だからこそその行動は意識の虚を突く。
"銃の達人"レイヤ:トランペッターによる少数精鋭。故に、その根幹を『侵蝕負荷』によって十字冠の撤退域まで押し上げる。
"銃の達人"レイヤ:コンセプトに則った銃撃は、真正面からの防御に容易く弾かれる。
"銃の達人"レイヤ:「嘘だろ、あのタイミングで割り込むか!?」
解良イノリ:無量塔先生の声がしたときに、ワンテンポ遅らせていた。姿が、盾の裏に隠れて。
解良イノリ:「すみません、ありがとうございます」首元に吐息のような一言。
無量塔幸輔:無理な態勢で割り込んだため、銃弾の衝撃を喰らって背中から派手に地面に叩きつけられるように転倒する
無量塔幸輔:「っ……」銃弾から流れ込んできたレネゲイドの励起に違和感を強く持ちながらも、何とか立ち上がって次の攻撃に備えるだろう
"銃の達人"レイヤ:「あれが"先生"ってやつか。無茶しやがって!」
"銃の達人"レイヤ:打ち切った弾倉にリロード、盾の影にいるだろうイノリさんに追撃を加えようとする。
解良イノリ:いつのまにか、影が地面――アダマスの気嚢硬殻表面を覆っていた。
"剣の達人"岩海:「………違う、そっちではない!」
解良イノリ:盾の影にはもうその姿はない。黒い曲線が奔る。
解良イノリ:手指が丸く握り込まれ、中には影の剃刀。指が僅かに動くだけで、自在に回旋する得物が閃いている。
"銃の達人"レイヤ:「ッ、コイツ!」
"銃の達人"レイヤ:手首の捻りだけで狙いをつけて無理矢理発射。
"剣の達人"岩海:弾丸の合間を縫って、旋回する獲物を一筆に切り飛ばす。
解良イノリ:あくまでレネゲイドによる影操作の一環に過ぎない得物だ。あっさりと弾かれ、切られて宙に溶け、
マギカ・ウィッチクラフト:──影の中に、薄っすらと光の陣が描かれる。物体を転送する魔法陣を塗りつぶすように、"影"がにじみ出る。
解良イノリ:その影から幾本も、影の鎖が伸びる。触れたものをその空間に留め縛るそれ。
"剣の達人"岩海:「──む。」
"剣の達人"岩海:剣を振り切った姿勢で気づく。
"剣の達人"岩海:勢いそのままに柄に足をかけて、空中で旋回するような軌道で鎖を避けた
"銃の達人"レイヤ:「あっ!?……あ、お前!」
"銃の達人"レイヤ:相方だけが回避したことに気づくも、恨み言を言う一瞬に"捕捉"される
"剣の達人"岩海:「すまんな」ギィン!と影の鎖を切り払う。
解良イノリ:「マギカさんにも手助けを貰ったし、これで二人とも抑えるつもりだったんだけど…ダメか。慣れられてるとやり辛いったら…」
"剣の達人"岩海:「友情の力でござる」
"銃の達人"レイヤ:「お前ーーー!!!」
"初犯反省"ナイセール:「ふふ、そうなってはどうしようもありませんわね!」
解良イノリ:「片方は凄く怒ってるけど友情なのかしら……?」
"剣の達人"岩海:「なに。拙者が逆であればそやつも同じことをした。それだけにござる」
"銃の達人"レイヤ:「くっ、言い返せねぇ…!」
"初犯反省"ナイセール:「というか何やってますの!敵はイノリさん1人では無いんですのよー!」
ナイロワール・ルメシー:「そこ気づいてたんだ。……来ますわよ!」
柴辻マサラ:委員長が先んじて撒いた影の残滓。それを伝うように新たな影が伸びる。
柴辻マサラ:「完全にいつも通りとはいかねえが、随分やりやすくなったな。助かるぜ委員長」
"剣の達人"岩海:「む。」こちらに伸びてくる影を警戒し、切り払う構え。
解良イノリ:「ええ。足下の保護は任せて」
柴辻マサラ:「任せた。その分もキリキリ働くとするさ」
柴辻マサラ:「フェリに貰った分もな」
フェリ・ベルクラム:「マサラ」駆ける姿に呼びかける。
フェリ・ベルクラム:「激しいほうと、静かなほう。どちらが好み?」
柴辻マサラ:「いつもなら静かな方って答えるとこだな」
柴辻マサラ:「だが、残念なことにかぶる猫が在庫切れ中だ。激しい方で頼む」
フェリ・ベルクラム:「分かったわ」 二本を挟んだシリンジのうち、キリンと弾いた片方を自らに撃ち込む。
フェリ・ベルクラム:「"アメニジウム"」
フェリ・ベルクラム:飛翔した隼が、影の中に自ら取り込まれる。
フェリ・ベルクラム:途端に、高圧のポンプで押し出されるかのように、影が大波のごとく沸き立った。
柴辻マサラ:「……ははっ!大分キマるなコイツは!」
柴辻マサラ:腕に纏った影が一回り膨らみ、魔人の如き様相となる。
柴辻マサラ:ぐいと大きく振りかぶった拳を真っ直ぐに突き出す。狙いは岩海――。
"剣の達人"岩海:(連撃……いや、)
"剣の達人"岩海:(殺意が薄い!)
"剣の達人"岩海:「まさか目的は……!」
柴辻マサラ:「いくら支援があったって、この使い方じゃ正確性に欠けるんでな」
柴辻マサラ:「お前の相手は他に任せるさ」
柴辻マサラ:ぎゅるりと自在に伸びた影の拳は岩海の横をすり抜ける。
"剣の達人"岩海:「……くっ!」
"初犯反省"ナイセール:「あらぁ!?」
柴辻マサラ:真の狙いは後方に控える怪盗二人。その圧倒的なサイズでまとめて打ち据えた。
ナイロワール・ルメシー:「っと、こっちに来ますのね!」
ナイロワール・ルメシー:岩美の体の影、動きが制限される方に逃げる。
"初犯反省"ナイセール:「うぎゃー!!」
"初犯反省"ナイセール:巨大な腕の質量を食らって軽量級の体が吹き飛ぶ
フェリ・ベルクラム:「うわあ……ぺしゃんこね……」
"初犯反省"ナイセール:「っ!バチボコ痛ぇですわね!」
"初犯反省"ナイセール:空中に吹き飛ばされながら、腕の中にクリアな球体を作り出す。
柴辻マサラ:「痛いように殴ってるからな。そうでなきゃ困る」
"初犯反省"ナイセール:光を集めるレンズ。太陽光を集めつつ、光が『質量』を得る
"初犯反省"ナイセール:「でしたら……」
"初犯反省"ナイセール:「『盗ませて』頂きますわ、その技!」
"初犯反省"ナイセール:レンズが集光した光が影を作る。
"初犯反省"ナイセール:今まさに、マサラさんが作り出したような巨大な腕の『影』が地面を滑る。
"初犯反省"ナイセール:鏡写しにした腕の影。それがトランペッターの2人を打ち据えようと……
無量塔幸輔:打ち据えようと形を影が2人に届くよりも前に、雲散していく
"初犯反省"ナイセール:「!? なんですの!?」
無量塔幸輔:ナイセールの変容していくレネゲイドを抑制していくように
無量塔幸輔:無量塔が伸ばした手から放たれた、自己保全のレネゲイドが変容を妨害していった
"初犯反省"ナイセール:「レネゲイドへの干渉……!?でしたら!」
"初犯反省"ナイセール:影を光が伝う。
"初犯反省"ナイセール:それはレネゲイドで生み出されたものではなく、渦を描くように纏められた『光』の束。
"初犯反省"ナイセール:影の道を通る光球がぽっ、と宙に浮いて、破裂。
"初犯反省"ナイセール:レーザーのように熱を持つ光が天となって降り注ぎ、無量塔先生とイノリさんを纏めて焼く。
解良イノリ:「づ…、」痛みを堪えるように呻く。光に溶ける影をそれでも湧かせ続ける。‐‐下の船に迄波及させるわけにいかない。
無量塔幸輔:レネゲイド放出時の隙ができ、他者への守護にまでリソースがまわらない
無量塔幸輔:せめて自分のダメージを最大限防ごうと空に向けて盾を構えて、レーザーを防ぐ
"初犯反省"ナイセール:「意外とぶっつけでいけますわね!」
"初犯反省"ナイセール:吹き飛ばされた体をアクロバットのように着地させる
"初犯反省"ナイセール:「……まぁ、貯めが足りませんでしたわ。要威力ですわね」
ナイロワール・ルメシー:「器用ですわね、貴方も相手も」
柴辻マサラ:「全くだ。これ以上器用になられる前に牢にぶち込まねえとな」
柴辻マサラ:「そういや、こっちに来たらどうか、だったか?」
ナイロワール・ルメシー:「えぇ。歓迎しますわよ。影というモチーフもグッドですわ」
柴辻マサラ:「生憎。混沌に嫌気がさして秩序に来たクチでな」
柴辻マサラ:「混沌だの自由だの言ったって、そこに意義が無きゃ虚しいだけだろ?」
柴辻マサラ:「アタシの意義は秩序なんだよ。少なくとも、今はそうだと自分で決めた」
ナイロワール・ルメシー:「あら、元ご同輩でしたか。それは失礼」
ナイロワール・ルメシー:「では1つだけ……」
ナイロワール・ルメシー:「秩序側での生活、楽しんでおられます?」
柴辻マサラ:そう語る彼女の頭上には神聖冠。普段から掲げているのはエクスクラメーションマークが切り抜かれた三角形。
柴辻マサラ:気が付いたときには張り付けられていた危険物の表示。それに罅が入っている。
柴辻マサラ:否。縦横無尽に走った罅こそがマサラの二重神聖冠なのだ。
柴辻マサラ:それはまるで自分を示す象徴さえ壊す破壊性の表れであり、危険物だと決めつけるシステムへの否定でもある。
柴辻マサラ:「楽しいさ。虚しくなる暇もないくらいには忙しいしな」
柴辻マサラ:にやりと浮かべたその笑みは悪役のように不敵で。だが、かつてのマサラが戦闘中に浮かべたことなどないものだった。
ナイロワール・ルメシー:笑う『観客』を愛おしむように微笑む。
ナイロワール・ルメシー:「なるほど、ならばたしかにわたくしの無粋」
ナイロワール・ルメシー:「根っからの探偵役でしたのね」
"剣の達人"岩海:「言ってる場合か?……来るでござるよ」
橋国ジュメム:「よーし!フェリさん!やりましょう!」
フェリ・ベルクラム:「やる気いっぱいね……」
フェリ・ベルクラム:戸惑いながらも、対のように立っている。
橋国ジュメム:「はい!こうして一緒に戦うのは初めてなもので!」
フェリ・ベルクラム:「……。」
フェリ・ベルクラム:掌をコートのポケットに入れる。
フェリ・ベルクラム:「貴女は、怖くないの」
フェリ・ベルクラム:不意に、落とすような声が漏れる。
橋国ジュメム:「怖い、ですか?」
橋国ジュメム:きょとん、と不意を突かれたように目を丸くする。
フェリ・ベルクラム:「自分の努力が、無に帰するのが」
フェリ・ベルクラム:「気負ったことが、無意味どころか逆効果になること。……崑崙に転校してまで倒したかったあなたの宿敵が、もういないみたいに」
橋国ジュメム:「………………」
橋国ジュメム:「そう、です、ね」
橋国ジュメム:「怖くない、と言ったら、きっと嘘です。」少しだけ目を伏せる。心情を吐露するように。
橋国ジュメム:「努力は報われてほしいです。……頑張ったら、結果が出てほしいです」
橋国ジュメム:「…………でも、結果が出なくたって、努力は無駄になってないと、思います」
橋国ジュメム:伏せていた目をフェリさんに向ける。
橋国ジュメム:「"アトラ・アーリーバード"に対抗するために修行したお陰で、フェリさんの役に立てます」
橋国ジュメム:「逆効果でも、無意味でも……重ねた努力で壁を超えられなくとも、無駄なんかじゃないですよ」
橋国ジュメム:「だから……壁を超えることを諦めなければ。私は怖くありませんっ」
橋国ジュメム:きっぱりと言い切りながら、不安定な足場ゆえか……その手は、微かに震えている。それでも笑顔を崩さない。
フェリ・ベルクラム:「……、……うん」
フェリ・ベルクラム:「ありがとう、ジュメム。……わたしも、いつか、そう思えるかな」
橋国ジュメム:「はい、きっと!……あっ、修行なら手伝いますよ!」
フェリ・ベルクラム:「そういう方向性はちょっと……」
フェリ・ベルクラム:ポケットから、小さな紙片のような薬を取り出す。
フェリ・ベルクラム:シリンジでも、丸薬でもない。だが、虎の子の一薬。
フェリ・ベルクラム:れ、と舌を軽く突き出して、その裏側に紙片を差し込む。
橋国ジュメム:「それもお薬ですか?」
フェリ・ベルクラム:「ええ。少しだけ危険なもの」
橋国ジュメム:危険!?と眼を丸くする。
フェリ・ベルクラム:周囲に隼が現れ始める。軽く前傾姿勢になる。
フェリ・ベルクラム:「うん」小さく、霞のように笑う。「やってみる」
橋国ジュメム:「は、はい!」
柱戸ケイ:2人の周囲を風が取り巻く。不安定な足場でありながら、羽のように軽く動けるように。
橋国ジュメム:その横で同じ様に構える。レネゲイドが側の人と同調し、2人でエフェクトを発現させるように。
フェリ・ベルクラム:ひゅ、と剣の達人めがけて、軽やかに駆ける。ジュメムの体術を真似るように、足下に滑り込んだ隼を踏んで、高く跳ぶ。
"剣の達人"岩海:「来たか!」
"剣の達人"岩海:低い体勢。跳んだ体を迎撃しようと構える
フェリ・ベルクラム:眼下には、卓越した剣の達人。たとえ隼の速度でも、迎撃されてしまうだろう。
"剣の達人"岩海:抜き身の剣を脇下に構え、打ち上げるような居合抜きの姿勢。
フェリ・ベルクラム:「ジュメム。お願い、船を守って」
橋国ジュメム:「っ、はい!」
橋国ジュメム:隼の動きを真似る。ただ体術だけでそれを成しながら、空中で猫のように体を曲げる。
橋国ジュメム:"風"を蹴って鋭い角度で落ちるのは岩海の後方。
"剣の達人"岩海:「っ、いや……!」
"剣の達人"岩海:迎撃は迷わない。こちらへの害意を読み取らず、陽動……
"剣の達人"岩海:(狙いは、足場か!)
橋国ジュメム:着地の衝撃。風を踏みながら飛行船の気球に衝撃を与え、『居合』の土台を揺らがせる。
"剣の達人"岩海:「ならば、付き合うでござる」
"剣の達人"岩海:ジュメムの着地と同時に波打つ地面。
"剣の達人"岩海:弾力のあるそれに逆らわず、踏み込みの一歩で下から上に『発射』。
"剣の達人"岩海:鷹を撃ち落とすように空を『跳ぶ』
フェリ・ベルクラム:「……ほんとうに」メサイア生は、傍迷惑なところは多くある。
"剣の達人"岩海:「いざ──真っ向勝負!」
フェリ・ベルクラム:イノリやマサラのように、迷惑をかける相手も多くある。
フェリ・ベルクラム:それでもこうして、彼らのように、真っ向から己の願いに忠実に生きられる相手のことを、少しだけ羨ましく思う。
フェリ・ベルクラム:剣撃と隼が交差し。
フェリ・ベルクラム:…………カッ、と。衝撃を受けた隼が、剣呑に輝いた。
フェリ・ベルクラム:「見習うわね」 それは、ごく一般的に使われる、心臓の発作のための薬である。
"剣の達人"岩海:剣閃は鋭く、神速。
"剣の達人"岩海:型と速度を極めた剣は、影すらを切り払う
"剣の達人"岩海:……はずだった。
フェリ・ベルクラム:刹那の輝きに呑まれる寸前、少女の唇の動きが見えただろう。
フェリ・ベルクラム:「"ニトログリセリン"」
フェリ・ベルクラム:ド ォン!!!
"剣の達人"岩海:「っ──────!!」
フェリ・ベルクラム:技能も何もあったものではない。空中爆発が剣の達人を飲み込み、反対にフェリの身体も吹っ飛ばす。
橋国ジュメム:「フェリさーーーん!」
橋国ジュメム:爆風の中、両腕で体をかばいながら突破。
橋国ジュメム:強化された身体能力で、墜落するフェリを空中で抱きとめる。
フェリ・ベルクラム:「けふっ!」
橋国ジュメム:「すごい無茶をしてませんか!?」
フェリ・ベルクラム:軽い身体で受け止められる。
橋国ジュメム:風を纏い、空中でふわふわと対空する。
フェリ・ベルクラム:「だって普通に使っても、届かなさそうだったもの」
フェリ・ベルクラム:何やら変化していたらしい十字冠が元の形に戻っている。心臓波系めいた縦に波打つ円。
橋国ジュメム:「えぇ………?」
"剣の達人"岩海:空を跳ぶ2人を倒れ伏してみる。
"剣の達人"岩海:(──考えてみれば、単純な話だ)
"剣の達人"岩海:「拙者は、剣を振るう一連を研ぎ澄ましたと思っていたが……」
"剣の達人"岩海:「やつは、交錯の一瞬だけに費やした」
"剣の達人"岩海:「……うむ。もっと精進あるのみでござるなぁ」
"剣の達人"岩海:「爆発ぐらいは切れるようにならなければ」
"剣の達人"岩海:剣を鞘に納め、大の字に倒れる。
橋国ジュメム:「……とっても満足そうに気絶してます!?」
フェリ・ベルクラム:「あの人こそ崑崙にいたんじゃないのかしらね……」
フェリ・ベルクラム:ジュメムの腕の中で猫のように丸まっている。
ナイロワール・ルメシー:「まさか、ここまで前衛が瓦解するとは思いませんでしたわね」
ナイロワール・ルメシー:星空柄のマントの内側から試験管を取り出す。
ナイロワール・ルメシー:AとBのマーク。内部に色の付いた液体。
ナイロワール・ルメシー:「生憎と戦闘は不得手ですの。しばらく眠ってくださる?」
ナイロワール・ルメシー:無造作に放り投げ、空中で割れる。
ナイロワール・ルメシー:2つの液体が混淆。シュウ、と白い煙が発生。
ナイロワール・ルメシー:「二番煎じと呼ばれると困りますが───」
ナイロワール・ルメシー:行動阻害の毒を含んだ煙。それを広げる爆発を起こそうと───
無量塔幸輔:…するが、届かない
無量塔幸輔:「その危ない物…投げるのをやめてくれませんか?」
ナイロワール・ルメシー:「あら……先生」
ナイロワール・ルメシー:「その能力、レネゲイドに限りませんのね?」
ナイロワール・ルメシー:「便利すぎませんの?今すぐスカウトさせて頂きたい所ですわ!」
無量塔幸輔:「それは…ちょっと申し訳ないけれど、お断りさせてもらおうかな」
ナイロワール・ルメシー:「そうですか……」しゅん。
無量塔幸輔:「僕は、みんなのようにかっこよく動くこともできないし華麗な盗みもできないからあっけなく捕まってしまいますからね」すこし情けないなと思いながら微笑みつつ
無量塔幸輔:「…ルメシーさん。いや、怪盗ナイロワール」
ナイロワール・ルメシー:「演技指導ならわたくしが……なんでしょう?」
無量塔幸輔:「その華麗な怪盗術…他のことに生かしてみませんか?」
無量塔幸輔:説得が通るとは思っていない。せっかくいい技術を持っているんだから、自分の技術を生かして人に迷惑をかけるだけでない違う道を少しでも示せればと思いつつ
ナイロワール・ルメシー:「……他のことですか?」
無量塔幸輔:「その素晴らしい技術がありながら、人から疎まれてしまうのは…もったいないなと。僕は思ったから」
無量塔幸輔:「今はまだ、これだってものは…思いつかないけど。君にとっての新しい道を示していきたいから」
無量塔幸輔:「一度…手を下ろしていただけませんか?」
ナイロワール・ルメシー:「それも良いかもしれませんわね」
ナイロワール・ルメシー:「ですが……わたくし、これでも、怪盗なのである前に『役者』でしてよ?」
"初犯反省"ナイセール:(そうなの?)生粋の怪盗かと。
ナイロワール・ルメシー:「故に……えぇ、故に。」
ナイロワール・ルメシー:「降ろすのは手ではなく、幕こそが先」
ナイロワール・ルメシー:「止めてみたいのならば……エンディングを迎えて見せてくださいな?」
ナイロワール・ルメシー:怪盗として、ではなく。楽しそうな素の笑顔を一瞬だけ浮かべる。
ナイロワール・ルメシー:「ショー・マスト・ゴー・オン。……それに、わたくしまだまだ、負けるつもりはありませんのよ?」
無量塔幸輔:「…わかりました」
無量塔幸輔:「それなら…つきあいましょう」
十掬キョウ:「ね、先生」くるりと振り向くように。
十掬キョウ:「付き合うって……どうするつもり?」
十掬キョウ:「このままナイロワールちゃんのやることを……頑張ってずーっと止める?」
無量塔幸輔:「…」
無量塔幸輔:「いずれは、彼女が僕の手を離れても大丈夫なようになっていければいいな。…とは思うけれど」
無量塔幸輔:「止められるところは、止められるように…」
十掬キョウ:「うん、うん。先生ならそう言うと思った!」
十掬キョウ:「きっと先生は……それが出来る力もあって」
十掬キョウ:「それを通せる気持ちもあるんだと思うけど……」
十掬キョウ:「それだけじゃいけないと思うんだ、僕。足りないものがあると思うの」
無量塔幸輔:その言葉に、彼女の方へとゆっくりと振り向く
無量塔幸輔:「…それは?」
十掬キョウ:「先生の身体の心配」
十掬キョウ:「それをやり続けたら、きっと身体は、ボロボロになっちゃう」
無量塔幸輔:その言葉を“前”にも続いてまた言われてしまった
無量塔幸輔:「…頭では、わかってたつもりなんだけどなあ」ぼそりと一人ごつ
十掬キョウ:「僕にはね、あるよ」
十掬キョウ:ふと、声をひそめるように。「殺しの技術」
無量塔幸輔:「なっ…」
十掬キョウ:くす、と笑って。「それをね」
十掬キョウ:「人から疎まれる形じゃなくって。新しい形で今は活かせるからさ」
十掬キョウ:「きっとナイロワールちゃんにもそれが出来ると信じる。だから……」
十掬キョウ:「命令してよ。僕に」
十掬キョウ:「指示の通りに応えるよ!」
無量塔幸輔:言葉を一瞬詰まらせてしまうものの
無量塔幸輔:すぐに決断する。先生として、これから望む形を実現させるために
無量塔幸輔:「…目標は“ここにいる全員無事”の帰還」
無量塔幸輔:「そのために、このマーケットを元に戻すための力を貸してください」
無量塔幸輔:「…怪盗ナイロワールの空間を解除し、拘束のための鎮圧を頼みます」
十掬キョウ:「うん。確かに聞き届けたよ!」
十掬キョウ:「始めよう、トツカ! それから――」
十掬キョウ:ふ、と。意識の間隙を突いたかのように、その姿が瞬く間に消えた。
:
十掬キョウ:「終わらせよう」
十掬キョウ:その姿は、ナイロワール・ルメシーの背後にあった。
ナイロワール・ルメシー:「!」舞台の上であろうと、すべての役者の動きは把握できる。そのように修練を積んできた。
ナイロワール・ルメシー:だからこそ、意識だけはそれを追って──
十掬キョウ:異常な速度での進行を終えた。
十掬キョウ:意識がいかに伴おうとも、足りないものがある。
十掬キョウ:身体だ。尋常のそれが追いつける速度ではなかった。
十掬キョウ:ただ、大質量が、高速で通り過ぎた。
十掬キョウ:それで必殺になる。
ナイロワール・ルメシー:それは嵐ではない。荒々しく破壊を齎さない。
ナイロワール・ルメシー:それはそよ風ではない。肌を撫でるにとどまらない。
ナイロワール・ルメシー:故に、一個の人の形を為す暴風雨。
ナイロワール・ルメシー:完璧に制御された破壊の力が体を切り刻む
ナイロワール・ルメシー:「あぁっ……!?」
ナイロワール・ルメシー:致命の一撃を受けて、耐えられない勢いで体が吹き飛ぶ。
ナイロワール・ルメシー:「知覚すらされない、一撃……」
ナイロワール・ルメシー:「たしかにこれは、私達の経験にはありませんわ、ね……」
十掬キョウ:……それを見送って。それでもなお。
十掬キョウ:「うん。そうか」
十掬キョウ:「……君もすごい根性だ」つぶやく。「僕、結構マジでやったんだけどな」
ナイロワール・ルメシー:「……ふふ、これでも舞台役者ですもの」
ナイロワール・ルメシー:目も、体も追いつけない一撃。
ナイロワール・ルメシー:『だからこそ』、刻まれた後に負傷箇所だけを集中的に薬品で治癒を仕込む。
ナイロワール・ルメシー:「『気づかない内に負けていた』など、お話になりません」
ナイロワール・ルメシー:乱れた髪をかきあげる
ナイロワール・ルメシー:「散り様こそ、美しく演出しなければ」
ナイロワール・ルメシー:怪盗ではなく、役者としての意志を込めた呟き。
十掬キョウ:「それは賛成し難いな」ぼそりと。
十掬キョウ:「美しくなくったって。散らないつもりで居てほしいよ!」
無量塔幸輔:「言われてしまったしな…少しだけ、控えて回復に努めます」
無量塔幸輔:「だけど、自分ができることはまだやめたくない。だから、いざという時のために近くにいます」
無量塔幸輔:3人の隊列の少し後ろに接近。薬剤によって傷の自己修復を行う
GM:2ラウンド目。
GM:セットアップ!
"初犯反省"ナイセール:《ショウタイム》対象が自身を対象に含まない攻撃を行う場合、ダイスを-4個。
"初犯反省"ナイセール:対象はマサラさん。
フェリ・ベルクラム:《女王の降臨》からの《戦乙女の導き》。
十掬キョウ:なし
解良イノリ:無しです。
ナイロワール・ルメシー:《アクセル》ラウンド中、行動値を+12。20へ。
フェリ・ベルクラム:そして導きの対象はイノリさん。ダイス+6、攻撃力+5!
解良イノリ:あ、アクセル。ブルゲでも追っつかないな…! そしてフェリさん支援ありがとー
ナイロワール・ルメシー:おほほほ ギリ1上回りますわ
柴辻マサラ:原初の黄:狂騒の旋律LV6!ほしい人は暴走と攻撃力18プレゼント!
解良イノリ:狂騒貰います もう暴走してるしね!
柴辻マサラ:柴辻マサラの侵蝕率を5増加(114 → 119)
無量塔幸輔:なしです。狂騒の旋律の受け取りも拒否で
フェリ・ベルクラム:侵蝕116→123
フェリ・ベルクラム:旋律はやめておきます 何らかの何かがあるかもだし
GM:らからか。
十掬キョウ:ぼくはない……
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[20]、キョウ[0]
(5m)
フェリ[8]、イノリ[14]、マサラ[13]、無量塔[4]
GM:ではイニシアチブ20、ナイロワールから。
ナイロワール・ルメシー:マイナーはなし。
ナイロワール・ルメシー:そしてメジャー。先程はオートで射程を伸ばしたせいで不発になりましたが…
ナイロワール・ルメシー:《堕ちる絶望》《ポイズンフォッグ》《アウトブレイク》!対象シーン選択、射程視界に変更!
ナイロワール・ルメシー:対象の<意志>と対決。このエネミーが勝利した場合に衝動判定が発生します
ナイロワール・ルメシー:という訳で対象はPC5人!まずは意志対決からですわ!
無量塔幸輔:なんだってー!?
解良イノリ:あ、その判定に
解良イノリ:EX2:“En:8col2 4.1”《原初の黒:時の棺》。
ナイロワール・ルメシー:oh...
解良イノリ:このまま通るなら失敗してね
ナイロワール・ルメシー:ふふっ、通ると思いますか?
ナイロワール・ルメシー:チェーンありません。ファンブルします。
ナイロワール・ルメシー:しおしお……
解良イノリ:良かった~
十掬キョウ:ソラリスだとな……
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を12増加(100 → 112)
ナイロワール・ルメシー:何も出来ないか弱い私。
ナイロワール・ルメシー:では自動的にPCの勝利。衝動判定は発生いたしませんわ。
GM:イニシアチブ14。イノリさんから。
解良イノリ:危なかった。ではマイナーで前進。怪盗コンビのエンゲージへ。
▼エンゲージ
"初犯反省"[11]、ナイロワール[20]、キョウ[0]、イノリ[14]
(5m)
フェリ[8]、マサラ[13]、無量塔[4]
解良イノリ:メジャー。NS“Isa41:1”《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の焔》にて初犯反省とナイロワールさんの二人に攻撃。
ナイロワール・ルメシー:ピャーッ
ナイロワール・ルメシー:判定どうぞ!
解良イノリ:そしてこの判定の前に二重冠を使用。攻撃力上昇を選択して、侵蝕率を10上昇し攻撃力を合計20上げます。
ナイロワール・ルメシー:殺意!!
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を10増加(112 → 122)
解良イノリ:ええと貰った支援を加味して。
解良イノリ:16dx7+9
DoubleCross : (16DX7+9) → 10[1,1,1,1,1,2,2,4,5,6,6,6,7,7,9,10]+10[5,7,7,9]+10[5,5,9]+1[1]+9 → 40
解良イノリ:回んないなあ!w
"初犯反省"ナイセール:気合乗ってますわ~~
"初犯反省"ナイセール:《神の眼》《水晶の眼》でドッジのほう失礼いたしますわね。
"初犯反省"ナイセール:8dx>=40
DoubleCross : (8DX10>=40) → 10[1,2,2,3,4,4,5,10]+10[10]+4[4] → 24 → 失敗
"初犯反省"ナイセール:惜しいですわ
解良イノリ:こわっ
ナイロワール・ルメシー:カバーとかありませんのカバーとか
"初犯反省"ナイセール:エンハイとソラリスにそんなチームプレイはありませんわ
解良イノリ:カバー迄合ったら強過ぎるからね そのふたつ
ナイロワール・ルメシー:なんてこったですわ。《命の盾》《完全抗体》交渉でドッジ。リアクションダイス増加。
ナイロワール・ルメシー:9dx+4>=40
DoubleCross : (9DX10+4>=40) → 10[1,3,3,5,5,6,7,8,10]+6[6]+4 → 20 → 失敗
ナイロワール・ルメシー:ぎえ~~!
解良イノリ:二人とも回すなあ!!
ナイロワール・ルメシー:固定値あるのに…
"初犯反省"ナイセール:鏡の盾も打ち止めですわ。おダメージいらっしゃい
解良イノリ:5d10+24+1d10+5+18+20 装甲等有効。
DoubleCross : (5D10+24+1D10+5+18+20) → 22[4,5,1,6,6]+24+5[5]+5+18+20 → 94
解良イノリ:ダメージダイスがびみょい
解良イノリ:94点装甲等有効ダメージです。
"初犯反省"ナイセール:合計200近く食らって耐える肉体してねーですわ。
"初犯反省"ナイセール:反射もなし。死。
ナイロワール・ルメシー:既に復活済みですわ。終わり。
GM:エネミー全滅。
GM:あなた達の勝利です。
解良イノリ:解良イノリの侵蝕率を7増加(122 → 129)
無量塔幸輔:お疲れ様でしたわ~!!!
解良イノリ:ほっ 二重冠まで切ってよかった…
ナイロワール・ルメシー:火力やべーですわ~~!
GM:では演出していきましょう。
ナイロワール・ルメシー:「───」
ナイロワール・ルメシー:視界が瞬く。
ナイロワール・ルメシー:積み重なったダメージを薬品でブースト。舞台役者としての笑みを整えるために、チカチカと白い光が視界に跳ぶ。
ナイロワール・ルメシー:それでも、ピンと頭から糸で釣られるように姿勢を崩さない。
ナイロワール・ルメシー:「………………ふふ」
ナイロワール・ルメシー:「なかなか、即興劇を治めるのは大変ですわね」
ナイロワール・ルメシー:ポツリ、とこぼす。
ナイロワール・ルメシー:アンジェリカ歌劇団・風組。
ナイロワール・ルメシー:元々『工作員』としての教育を受けた生徒は、直接的な戦闘力より裏方に回ることが多い。
ナイロワール・ルメシー:理事会に統治されていた頃の、闘争が日常の毎日。
ナイロワール・ルメシー:その中である種、中立として……あるいは完全な第三勢力として発展した『ゲリラ公演』を担当するのが風組だ。
ナイロワール・ルメシー:紛争の最前線に乱入し、敵味方関係なく演劇領域に呑み込んで、あらゆる暴力を『ショー』の一部として包み込む。
ナイロワール・ルメシー:「わたくしとしても風組の一員」
ナイロワール・ルメシー:「自らより高い『暴力』に打ち勝つ伝統を守りきれるか……試してみましょうか」
ナイロワール・ルメシー:踵を鳴らす。
ナイロワール・ルメシー:飛行船の柔らかな地面でも高く、2度の音。
"ナキマ・スクエ・スウデ":その音に巨人が反応する。
"ナキマ・スクエ・スウデ":舞台仕掛けの権化。自らが存在するフィールドを『舞台』と再定義する概念が形を帯びたもの。
ナイロワール・ルメシー:「伏線も前フリもなしに、貴方がたを支配下に。」
ナイロワール・ルメシー:「"脚本よ綴れ、我らは筋書きに囚われるもの"」
ナイロワール・ルメシー:「───『仮装舞踏会』」
ナイロワール・ルメシー:ナイロワールの体から高濃度のレネゲイドが拡散する。
ナイロワール・ルメシー:それはあなた達をこの『領域』に捕えたものと同じ感覚──
ナイロワール・ルメシー:一人ひとりを『役者』として認識を書き換える、二度目の演劇領域……"演目の変更"だ。
ナイロワール・ルメシー:貴方達は対峙する相手も、その理由すらも書き換えられ────
解良イノリ:かちん、と打ち鳴らす音。まるでカチンコのような。
解良イノリ:――視座が入れ替わる。
解良イノリ:日が香り/空の感触/気球を構成する粒の一つ一つの音/薬と命の味が感じられる。
解良イノリ:そして、
解良イノリ:「別に、きみたちの行動自体…というか、やりたいことをやろうとすること。そのこと自体は構わない」
解良イノリ:「でも。それで他に傷ついたり、やりたいことが出来なくなる人もいたりするんだ」
解良イノリ:「だから、少し中断を入れよう」
ナイロワール・ルメシー:「ッ!」
解良イノリ:奥の奥の奥、そのまた見えないくらい遠くの深淵にまで、その黒の瞳が覗き込む。
解良イノリ:胸元と両腕、両足の赤朱の痣が輝く。地の底で焼き付いたそれが。
解良イノリ:「“わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている”」
解良イノリ:腕と胸、脚。深く深く刻まれた痣。そこから吹き上がるように朱色の樹状構造が伸び、伸び、伸び――
"初犯反省"ナイセール:「アンジェリカの演劇領域。……まずいですわね」ポツリ、と苦々しげに。
解良イノリ:「“しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう”」
"初犯反省"ナイセール:「"持続するレネゲイド"は……」「悪いんですわ、相性が」
解良イノリ:周囲一帯を、ざあざあと降る雨の如く埋め尽くす。
解良イノリ:「ああ、だから」
解良イノリ:「そのタイプは、2回目だ」
解良イノリ:その朱色が、赤が、するりと演者を覆い隠す。緞帳のように。
解良イノリ:「空想がただの妄想に堕ちぬためには」
解良イノリ:「規則と美学と修辞が必要だ。そうだろう?緞帳が落ちた劇は、」
解良イノリ:「止めなければならない」
ナイロワール・ルメシー:「なんて、こと……ッ!」
ナイロワール・ルメシー:編成する領域が、飲み込まれていく。
ナイロワール・ルメシー:役者の立つ舞台は解体され、脚本がボツを喰らい、残るは立ち尽くす唯一人。
ナイロワール・ルメシー:「解良イノリ様のたったお一人で!たったお一人、舞台に立つだけで……!?」
ナイロワール・ルメシー:呆然と。あるいは敬意を払うように。
ナイロワール・ルメシー:雨に濡れたような顔で小柄な少女を見る。
解良イノリ:「まさか。きみが、君たちが。あの紛争の日々からずっと演じてきたルールに則っただけだとも」
解良イノリ:微かに息が荒く、頬は紅潮している。負荷がない、などではない。専門でもない領域を飲み込む様な真似は、当然の反動がある。
ナイロワール・ルメシー:苦痛が、あるのだろう。何の対価もなしにやってのける技じゃあ、ない。
ナイロワール・ルメシー:(こんな、こんな……!)
ナイロワール・ルメシー:口元が歪む。……弓なりに。
ナイロワール・ルメシー:高揚する気分は自然と笑みをこぼし、冷や汗を頬に感じながら、瞳が反らせない。
ナイロワール・ルメシー:全ての渦が一人を中心とするように。全ての視線を集めていく「スターと呼ぶべき、存在感……!」
フェリ・ベルクラム:「……これが。メサイアで一番上だったひとの力……」
フェリ・ベルクラム:整然と広がる影と、その中心で負担を抱える小柄な少女を見やる。
解良イノリ:朱色の緞帳を維持している。負荷に頬を紅く染めながら、まったくそれがないかのように堂々と。
フェリ・ベルクラム:雲の上の相手。それでも、今は少しでも。
フェリ・ベルクラム:「……イノリさん」
フェリ・ベルクラム:「手伝っても、良いですか?」
解良イノリ:一瞬、あっけにとられたような顔をして、それから。
解良イノリ:「…勿論!助かるわ」明るく笑って、少女に返す。
フェリ・ベルクラム:「……やってみます」
フェリ・ベルクラム:小さな雫の詰まった小瓶を取り出し、自らの目元に落とす。
フェリ・ベルクラム:「Ou強化薬――ピロカルピン」
フェリ・ベルクラム:現れた鷹が、イノリの周りを飛んで翼を振り撒く。
フェリ・ベルクラム:イノリの視界が、静かに暗くなる。周囲が、影で満ち始める。
フェリ・ベルクラム:認識する世界が、一時的に黄昏色に暗くなり、影がより負担なく、自由自在に動かせるようになるだろう。
フェリ・ベルクラム:薬物研究セルに所属していた。全てのシンドロームに関する強化薬を修めている。
解良イノリ:「これは………ありがと。もうちょっと無理が効きそうだ」
フェリ・ベルクラム:「えっと、……負担を抑えるための薬なんですが……」
フェリ・ベルクラム:正しく作用したことに胸をなで下ろす。
解良イノリ:「あはは…まあ、早めに決める為だから。許してね」
柴辻マサラ:「せっかく無理する立場から解放されたってのに変わんないな、ホントに」
柴辻マサラ:「ま、とっとと畳むのには賛成だ。だから――」
柴辻マサラ:破壊の力と破壊の衝動。そのどちらもを宿した影が、イノリの影へと静かに流れ込む。
柴辻マサラ:「一発分だけ使ってくれ。ソレで充分だろ?」
解良イノリ:「ええ。いつもありがとう、マサラ」
柴辻マサラ:「ハハ。いつもってんならアンタに向けての台詞だろ」
解良イノリ:「そう…?でも、付き合ってくれてたじゃない。何時も、そして今日も」
柴辻マサラ:「鞍替えしてからは、な。それにいつもって程の頻度でもない」 肩をすくめ。
解良イノリ:そうかな、と首を傾げた。「…なんだか、いつもいてくれてた気がしてた。ふふ。記憶って、頼りにならないな」
柴辻マサラ:「……」 溜め息を一つ。委員長なんて立場を務めるには、どうにも甘すぎる人間だと思う。
柴辻マサラ:味方だけならまだしも、敵にまでそうなのだから。始末に負えない。
柴辻マサラ:「なら、記憶じゃないとこを頼りにさせてくれ」
解良イノリ:くす、と笑う。
解良イノリ:「ええ、見てなさい」
解良イノリ:ナイロワールと、ナイセールに向き合う。
解良イノリ:「私は先生みたいに、他の事をやらないか、とは言わないわ。やりたいことは、自分で見いださなければ意味がないと信じてるから」
解良イノリ:「だから。そう」
解良イノリ:「私かあなたが、何時か外にゆくまでは。貴方達のゲームにつき合いましょう――なんて。もう辞めた人間が言う事じゃないかな?」
解良イノリ:「今度は、私の手番よ――」
解良イノリ:印を組む。頌が唇から零れだす。
解良イノリ:彼女の力は、実体世界を影と見做し、その情報へ介入すること。
解良イノリ:「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。」
解良イノリ:世界を投影物として捉えること。それが可能であるということは。
解良イノリ:「愛は高ぶらない、誇らない。 不作法をしない、」
解良イノリ:空間そのものが滲み混ざる。先の朱赤の緞帳も。黒く黒く、何色も元はすべて影と言わんばかりに。
解良イノリ:「自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。」
解良イノリ:それらすべてへ、ウロボロスは手を伸ばせるということ。
解良イノリ:菱形に区切る指の動き。空間そのものが影の箱と化す。
解良イノリ:「不義を喜ばないで真理を喜ぶ。」
解良イノリ:「そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。」
解良イノリ:二人を捕えんと箱が閉じてゆく――
"初犯反省"ナイセール:「くっ……解良イノリの大技!」
"初犯反省"ナイセール:「こちらの手札は尽きてますわ!そちら、なんとかなって!?」
"初犯反省"ナイセール:にじり寄る影にバックステップを踏みながら、この場の主役に目を向ける。
ナイロワール・ルメシー:「もちろんですわ。」
ナイロワール・ルメシー:こちらはスポットライトを浴びるように。影に包まれる中心にピシリと立つ。
ナイロワール・ルメシー:「イノリ様。」朗々と、良く通る声で。
ナイロワール・ルメシー:「仰りましたね。わたくし達の行動で、傷ついたり、やりたいことが出来ない人がいる、と。」
ナイロワール・ルメシー:「わかりますとも、その意見。紛争連なる時代から良くお聞きしました」
ナイロワール・ルメシー:「理事会も壮健なる頃、『お前たちの行動には犠牲がある』と、『正しき秩序のため』と」
ナイロワール・ルメシー:「言葉を飾り、自らの正義を以てお互いの主張を切り捨てて、」
ナイロワール・ルメシー:「拳を握る戦争は続きました。」
ナイロワール・ルメシー:「『自分たちが正しいのだから、お前たちがやめろ』──と。」
ナイロワール・ルメシー:カツン。マントを翻す。
ナイロワール・ルメシー:「えぇ。きっとそのとおりでしょう。わたくし達は他人の事情も、すべて、有耶無耶にするのです」
ナイロワール・ルメシー:「誰かの涙を、笑顔へと変えるために」
解良イノリ:ふ、と吐息のような音。「平行線だ。そして、ある意味で君の言葉は正しい」
ナイロワール・ルメシー:「えぇ……だから、もし。」ふ、と表情を緩める。
ナイロワール・ルメシー:「"貴方がた"が掲げる秩序で泣く者が出た時は」
ナイロワール・ルメシー:「そのときは…………アンジェリカの素敵なショーに、ご招待いたしますわ。」
ナイロワール・ルメシー:「今度は巻き込む形ではなく……えぇ。宛名を添えて、VIPの席をご用意いたしましょう」
ナイロワール・ルメシー:それは怪盗ではなく、役者としての言葉を送る。
解良イノリ:「そうだね」
解良イノリ:「その時は、またゲームをしよう。何時、何回になったとしても」
解良イノリ:「正しさなんていうのは、いつもくるくると出目を変えてしまう、サイコロより不確かなものだから」
ナイロワール・ルメシー:「superbe.」
ナイロワール・ルメシー:「では……あぁ。」ふと気づいたように。
ナイロワール・ルメシー:「もしご興味があれば」
ナイロワール・ルメシー:「アンジェリカのショーも見てあげてくださいな」
ナイロワール・ルメシー:「あの子達、観客が居ないからこちらから出向くのが伝統みたいなものですから」
ナイロワール・ルメシー:「そうすれば……被害も出ないでしょう。多分。おそらく?」
ナイロワール・ルメシー:はにかむ。それは舞台の上ではなく"こちらがわ"に話しかけてくるおちゃめな問いかけ。
ナイロワール・ルメシー:「では。」
ナイロワール・ルメシー:「『我ら役者は影法師』」
ナイロワール・ルメシー:「『お気に召さずば、ただ夢を』」
ナイロワール・ルメシー:「『見たと思って、ご容赦を』」
ナイロワール・ルメシー:つい、とスポットライトが当たるような優雅な一礼をし……
"初犯反省"ナイセール:「…………」
"初犯反省"ナイセール:「…………あぁ!?」
"初犯反省"ナイセール:「カッコつけて終わりやがった!逃げればよかったですわーーー!!!」
"初犯反省"ナイセール:ですわー ですわー ですわー……
"初犯反省"ナイセール:とぷん
GM:演劇空間が解除され、下手人は影へと収容される。
解良イノリ:「“皆様方が多めに見、お咎めなくば身の励み”……ふふ」ぱん!最後に拍手するように掌を叩く。
解良イノリ:膨大な影の箱が収縮し、人ひとり分のそれがふたつに。
柴辻マサラ:「……ある意味で正しかったにしても、彼女が貴女に吐いて良い言葉だとは思いませんでしたがね」
フェリ・ベルクラム:「怪盗同士でも捕まる時の反応って違うのね……」
柴辻マサラ:溜息を吐きながら眼鏡をかけ直して。 「迷惑を振りまく側が振りまかれている側に語るべき理屈ではなかったでしょう」
解良イノリ:「私だって間違ったり取りこぼしはあるもの。もっとうまくやれたなら、って思う時は一杯あるし」
解良イノリ:「……それに、良いじゃない?ああ言う子、私は好きだわ」くすくすと笑う。
マギカ・ウィッチクラフト:「初犯反省は……自称・大泥棒ですからね……怪盗とはジャンルが違うのでしょう……」
十掬キョウ:「いいな~」
十掬キョウ:「僕もイノリちゃんに好きって言ってほしい!」
解良イノリ:「ええ?十掬さんには一杯助けてもらったし、明るくて会話も弾むから…そうね、好きよ?」少し困ったように笑いながら。
十掬キョウ:「やった~!僕も!」
マギカ・ウィッチクラフト:「………!」チラチラと興味が隠せていない。
無量塔幸輔:「…いなくなっちゃったかぁ」みんなのわちゃわちゃしている様子を見守りつつ、影をとんとんと手で軽くたたきながら
解良イノリ:「マギカさんってば……さっきも助けてくれたし、そういう気遣いが出来るひとは好きかな」
マギカ・ウィッチクラフト:「ひゃ……!」(バレていた…!)わたわた。「わ、私も、イノリさんはえらいと思います…!」
無量塔幸輔:すっと立ち上がってから皆のほうに改めて向き直り
無量塔幸輔:「皆さん…お疲れ様でした、そしてありがとう」
十掬キョウ:「僕たちの方こそありがとう、先生!」
解良イノリ:「ですね。大変お疲れ様でした…助けて頂き、ありがとうございました、無量塔先生」
柴辻マサラ:「ええ。捜査協力、改めて感謝いたします」
無量塔幸輔:「途中でトラブルに巻き込まれてしまったけど、遊びに来た人は気を付けて帰ってくださいね。そして警護班の人たちは報告書等の作成用にもう少しだけお付き合いください」
フェリ・ベルクラム:「……あの。調書や報告書には協力したいのだけど」ちいさく手を挙げる。
フェリ・ベルクラム:「これって…………他の売り物は、一体どうなっているの……?」
十掬キョウ:「戻れば戻るのかな……」
フェリ・ベルクラム:「私達のFILMクリムゾンが……」
十掬キョウ:「うん、でもまだ終わりじゃないってことだね!」
十掬キョウ:「お買い物まで完了して、初めておしまいだもの!」
十掬キョウ:「まだ一息、がんばろ!」
無量塔幸輔:「いや、だい………ううん」
無量塔幸輔:一瞬何かを言いかけてすぐに止め
無量塔幸輔:「たぶん…これからのお仕事がもっと大変になるだろうから…手伝ってくれる人は、手を貸してほしいなって…思います」
GM:帳が降りるように、時代を超えた町並みが静かに薄れていく。
GM:舞台の幕は降り、貴方達を迎えるように、汽笛の音が鋭く響いた。
GM:バックトラック!
GM:Eロイスありません!
十掬キョウ:そんな……
GM:ただし『キングダム製ティーセット』を取得済み!1d10を減らせます!
GM:ティータイムの選択した後、自前のロイス分も振ってください
解良イノリ:かなしいぜ ティーパーティするか~
解良イノリ:129-1d10
DoubleCross : (129-1D10) → 129-4[4] → 125
無量塔幸輔:ティーパーティしますかぁ
十掬キョウ:てー
無量塔幸輔:119-1d10
DoubleCross : (119-1D10) → 119-6[6] → 113
フェリ・ベルクラム:123-1d10
DoubleCross : (123-1D10) → 123-10[10] → 113
無量塔幸輔:無量塔幸輔の侵蝕率を6減少(119 → 113)
柴辻マサラ:一応振っておこう
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1D10(→ 9)減少(109 → 100)
無量塔幸輔:通常振り
柴辻マサラ:129-1d10
DoubleCross : (129-1D10) → 129-1[1] → 128
十掬キョウ:もう確定だ 1倍振りします
無量塔幸輔:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-27[5,3,3,5,6,5] → 86
解良イノリ:帰りたいので2倍振りします
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を6D10(→ 30)減少(100 → 70)
解良イノリ:125-12d10
DoubleCross : (125-12D10) → 125-50[6,2,6,5,10,1,3,3,1,3,3,7] → 75
十掬キョウ:これ4点だよな……
GM:イノリちゃん通常だとこわいな。
柴辻マサラ:ロイス6枚で素振り
無量塔幸輔:5点です
フェリ・ベルクラム:ロイス5個! 素振りしますわ
柴辻マサラ:128-6d10
DoubleCross : (128-6D10) → 128-32[7,1,5,4,7,8] → 96
十掬キョウ:あっでも僕にはあれがあるもんね!
解良イノリ:結構怖いダイス目だったなこれ……
十掬キョウ:二重冠で3倍にするやつ!
柴辻マサラ:ぴったり!
フェリ・ベルクラム:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-30[8,8,4,4,6] → 83
GM:そう!二重冠を使わなかった人は3倍にできるらしい…ですよ!
フェリ・ベルクラム:5てーん!
十掬キョウ:12点だぜ
解良イノリ:3点です
柴辻マサラ:5点!
GM:いつもの5点、シナリオ10点。DロイスもEロイスもなし。合計15点。
GM:ここに侵蝕点を加えた数が皆様の経験点です
無量塔幸輔:20点です
解良イノリ:18点です
柴辻マサラ:20点貰います
十掬キョウ:27!
フェリ・ベルクラム:20だ
GM:C((20+18+27+20+20)/3+1)
DoubleCross : c((20+18+27+20+20)/3+1) → 36
GM:GMは36点接種。
GM:では皆さん生還です!
GM:EDに入っていきましょう~。