『シルロルドビス間伐紀行』(GM:DT)


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轟天竜(ゴウテンリュウ)” 登坂(とうさか)未帆(みほ)キャラシート(PC1:カキ)
未詳化石(プロブレマティカ)” 海老奇(えびき)みなせキャラシート(PC2:アスハル)
S.S.S( )” スー=ストラップ=ストラトフォードキャラシート(PC3:ヤヒロギンジ)
“真鎗一振” 秋号(あきごう)一代(かずよ)キャラシート(PC4:EXst)

【Index】

オープニング:登坂未帆
オープニング:海老奇みなせ
オープニング:スー=ストラップ=ストラトフォード
オープニング:秋号一代
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
クライマックス:シルロルドビス間伐紀行
エンディング

【プリプレイ】

GM:突発はじまるよ~
GM:自己紹介から参りましょう。
GM:PC1の登坂さんから!
登坂未帆:はい!
登坂未帆キャラシート
登坂未帆:登板未帆(とうさか みほ)。星辰館高校1年生。16歳。仙台弁で話す少女。
登坂未帆:スケバンにして、第五支部所属のUGNエージェントです。
登坂未帆:崩落戦に巻き込まれ一度死にましたが、4年後の現在オーヴァードとして蘇りました。
登坂未帆:ですが、実験の副作用により死亡時の16歳の身体から成長しなくなってしまいました。
GM:大変なことですよ
登坂未帆:いろいろと悩みながらも、現在はスケバンとしての仁義と、UGNエージェントとしての責任を抱えながら戦っています。
登坂未帆:武器は喉元の傷跡の中から取り出す、ヨーヨー“激輪”。
登坂未帆:ホイールの側面には、金色の竜の横顔を模したエンブレムが描かれています。
GM:えげつない取り出し方するね……?
登坂未帆:サイバネチックなイメージです!
登坂未帆:データは、シンドロームがブラックドッグ/ハヌマーン/エグザイルのトライブリード。
登坂未帆:《骨の剣》《死招きの爪》で武器を作成し、《伸縮腕》で視界攻撃を行う単体アタッカーです。
登坂未帆:自己紹介は以上です。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:登坂さんのハンドアウトはこれよ!
・PC1/登坂美帆用ハンドアウト
シナリオロイス:百合清道 推奨感情 P:友情/N:隔意
あなたは滅んだはずの二度目の生を歩む、UGNエージェントである。
ある大学生の青年が襲われるところに居合わせた折。
彼を救い出したあなたは、その青年が、百合清道であると知る。
それはあなたの、高校時代の――4年前の高校時代の、クラスメイト。
GM:じゃあ再会……果たしてもらおうかな
登坂未帆:まさかの知り合い!どうなってしまうのか…
GM:乞うご期待わよ!

GM:次!あのまろちゃん!
海老奇みなせ:はいな
海老奇みなせキャラシート
海老奇みなせ:「はーい、みんな用意は良いかな? それじゃあ、思いっきり行ってみよう、あのまろー!」
海老奇みなせ:25歳N市客員教授! 若きタレント系古生物・海洋生物学者にして、高校時代からUGNに協力するベテランイリーガルです。
GM:すごい設定
GM:あたしのあのまろちゃんは高校生だったのに……
海老奇みなせ:人は成長するんだよ……そう、カンブリア紀の生物が歴史上初めて目を獲得したようにね……!
GM:成長じゃなくて進化……
海老奇みなせ:基本的には美少女のさかなクンみたいなやつで、知名度はそこそこ。
海老奇みなせ:人当たりもよく、活動的で知識もしっかりしている、もののカンブリア狂人(フリーク)
海老奇みなせ:UGNへの協力も、新たなカンブリア時代の地位向上の為にしているという噂。
海老奇みなせ:その能力は、遺産を起点にして周囲を5億年前の海の環境に近づけることによる領域侵蝕。
海老奇みなせ:最強絶対無敵エフェクト《絶対支配》を積んでおり、敵のダイスを4~5個ファンブルさせます。
GM:テ……テロじゃん!
海老奇みなせ:だがこれ、案外場合に寄るんだよな…ダイス減少エフェクトがないし……
海老奇みなせ:弱点の侵蝕効率もメモリーで補助しつつ《妖精の手》も積み増した
海老奇みなせ:豊富な社会で最低限の攻撃もします。そんな感じかな。
海老奇みなせ:宜しくお願いしあのまろ~
GM:はあい!よろしくあのまろ~
GM:ハンドあのまろはこれね
・PC2/海老奇みなせ用ハンドアウト
シナリオロイス:井形宙 推奨感情 P:庇護/N:隔意
あなたは現在、海洋生物学者としてN市に滞在する客員教授だ。
所属先の大学にて、あなたには遺産研究の依頼が通っている。
研究室の学生の中でも、特に君を慕っている井形宙は、優秀な生徒だ。
USAELLから遺産研究者を招聘したとの噂もある。研究が成就する日も遠くはないだろう。
GM:へいわな研究にんむです
海老奇みなせ:やったー研究!
海老奇みなせ:これは存分に趣味……もとい研究に没頭できる……
海老奇みなせ:今まで火の海とか極寒の地下とかばっかだったからな……
GM:たいへん……
GM:とにかくよろしくね!
海老奇みなせ:はーい

GM:お次はスーさん!
スー・S・ストラトフォード:うむ!
スー・S・ストラトフォードキャラシート
スー・S・ストラトフォード:スー=ストラップ=ストラトフォード。米軍の研究施設でレネゲイドオブジェクトの研究に従事する研究員です。
スー・S・ストラトフォード:年齢は17歳。非ノイマンだけど博士課程を飛び級で修了したエリート天才美少女研究者だぞ
GM:何その格好……?
スー・S・ストラトフォード:何か問題が……?
スー・S・ストラトフォード:海兵隊所属のテンペストなんかとは別の管轄なんでUGNとはそんなに仲も悪くなく
スー・S・ストラトフォード:本国のUGNにイリーガルとして協力したり、CIAの依頼で奪われた遺産を追ってN市にやってきたりと
スー・S・ストラトフォード:ワールドワイドに活躍してます。エリート天才美少女研究者ですので。
GM:すごいぜ……
スー・S・ストラトフォード:能力はモルフェウス/ウロボロスで、古代の遺産を起点にして白亜紀後期の環境をシミュレートする影空間を操ります。
スー・S・ストラトフォード:侵蝕100%を超えると、ユニークアイテム『原初の混沌』で、隕石(天の火相当)を召喚しポルターすることで
スー・S・ストラトフォード:シーン中固定火力+40アップ。中生代の終焉を現出させ生態系を蹂躙します。
GM:領域展開、学会ではやってるの?
スー・S・ストラトフォード:学会では常識よ
スー・S・ストラトフォード:クライマックスに全振りした性能のためミドル火力は完全にジュラレコ頼みですが
スー・S・ストラトフォード:一応無形の影を持ってるので判定や購入は天才的頭脳で乗り切ります。
スー・S・ストラトフォード:今回は日本の高名な研究者との共同研究ということで、私の天才的頭脳が火を吹きそうね!
スー・S・ストラトフォード:よろしくお願いします!
GM:がんばりな!
GM:ではハンドのアウト!
・PC3/スー=ストラップ=ストラトフォード用ハンドアウト
シナリオロイス:“凝竜赤骨” 推奨感情 P:好奇心/N:脅威
あなたは米国陸軍人類文化遺産研究所(USAELL)所属の研究員だ。
現在、あなたは本国から、継続した日本N市への滞在を命じられている。
N市に大量に存在する有象無象の遺産のうち、効用未解明のものの一つ、“凝竜赤骨”。
市内の大学での調査に協力することが、あなたの新たな任務である。
GM:所属は勝手に名前つけておいたからね
GM:United States Army Ethnologic Legacy Laboratoryで、“ユーザエル”です
スー・S・ストラトフォード:USAELL……いい響きじゃないの(初めて知った)
GM:島国のしょぼい研究機関に協力してあげて
スー・S・ストラトフォード:ククク、日本の研究者、低レベルじゃないことを祈っているわ。
スー・S・ストラトフォード:よろしくお願いします!

GM:最後!ニューフェイスの秋号さん!
秋号・一代:承知
秋号・一代キャラシート
秋号・一代:ゼノスに属する長身女性、本体は出自不明の生物から削り出されたらしい骨槍のRBです。過去に都築京香の手で覚醒させられました。
秋号・一代:“遺産”のひとつらしいですがよく知りません。この町では珍しくないですし。具体的に言うとジャイアントキル。
GM:珍しくないんだよな……
秋号・一代:長い時間の中、人間に身を預けたこともありますが……現在は自分で自分を振るった方が強いと思うので、独り身でございます。
秋号・一代:まさか80人を越えているとは
秋号・一代:ゼノスに籍を置きますが、普段は市内をフラフラしつつ大道芸やUGNの仕事を受けて過ごすと、フリーランスに近い立ち位置でいます。
秋号・一代:最も、呼び出しを受ければあちらに顔を見せる義理は残っているので、完全なイリーガルということもありません。ややこしいですね。
GM:気儘なものね!
秋号・一代:まぁ無視するには世話になりすぎているので。ご縁は大切に。切りたくても切れなかったりするのが厄介ですけど。
秋号・一代:ははは聞こえませんね。無理矢理従わせたければ相応に
秋号・一代:本体が武器ゆえジャームなどの戦いには積極的に関わります。強さの証明には持ってこいの相手でしょう。蛮勇さは遺産のせいか地か、忘れました。
秋号・一代:シンドロームはノイマン純血種。《武芸の達人》と《オリジン:レジェンド》で、固定値26辺りで武器をブンブンします。
GM:えげつない
秋号・一代:100%以降は《フェイタルヒット》載せて、ジャイアントキルの効果含め合計+8Dして刺す。ダイス頼りなので不安定なのが難点ですね……。
秋号・一代:なので他の皆さんに殴ってもらえばいいのでは? と思い、成長で《常勝の天才》を取り攻撃力を盛ることにしました。
GM:えげつなくない……?(1分ぶり2度め)
秋号・一代:三人に16点か20点盛って殴ってもらえば、私が個人で打点上げるより強い。多分。
秋号・一代:あと購入は死んでますが、《生き字引》でも固定値使うのでミドルもそれなりにやれます。
秋号・一代:以上。初稼働ですが、どうかよろしくお願いします。
GM:よろしくおねがいします!
GM:ではハンドアウトを!
・PC4/秋号一代用ハンドアウト
シナリオロイス:“失号検体” 推奨感情 P:好奇心/N:脅威
あなたはゼノスに籍を置く、かつて貴種より接吻を受け覚醒したレネゲイドビーイングである。
UGNのスポンサーであるというゼノスエージェントから、あなたは久方ぶりに接触を受ける。
それはあるレネゲイドビーイングの討伐依頼だ。
その敵の名は“失号検体”。かつて失われた“神”の一柱であるという。
GM:そのゼノスからの……依頼ですわ!
秋号・一代:おやおや。言った傍から呼び出されてしまいました
秋号・一代:まぁ縁ゆえ無碍にもできません。それに中々面白そうな相手と見ます
GM:そういうことです
秋号・一代:この槍が役に立てば良いのですが。ははは。よろしくお願いします
GM:よろしくね!

GM:では、トレーラー!

■トレーラー 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた――。

閃光の終末は近い。
“凝竜赤骨”という遺産をめぐり、暗躍する敵の影。
存在してはいけないもの、を滅ぼす手立て。
幾重にも重なる世界の末に、安寧を。

戦場があるから人は闘うのか。人が闘うから戦場が生まれるのか。
その答えを知るすべはない。ただひとつ、言えることは。
人が減れば、戦いの数も、きっと、減るだろうということだ。


ダブルクロス the 3rd edition『シルロルドビス間伐紀行』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
GM:でははじめて行くよ~
GM:よろしくおねがいします!
海老奇みなせ:どんどんぱふぱふ~
登坂未帆:よろしくお願いします!
スー・S・ストラトフォード:よろしくお願いします!
秋号・一代:よろしくお願いします!


【オープニング:登坂未帆】

GM:登場をお願いします。
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+2(1D10->2)上昇 (侵蝕率:37->39)


GM:それは君が、町中を歩いていたときだ。
GM:「クソッ、クソッ……!何なんだよ、お前は……っ!」
GM:遠くから、男の悪態。靴音。
GM:なにかから必死に逃げているような。
登坂未帆:「ん……?」
登坂未帆:星辰館高校の制服を着た、黒髪ポニーテールとサイドの金のエクステが特徴的な少女。
登坂未帆:かりそめの学校生活からの帰り道。騒ぎに気付く。
GM:君の視界の隅を、ちらりと通り過ぎる影。
GM:それは、その手に、刃のようなものを持っていたような。
登坂未帆:「……?」不審に思い、音の聞こえたほうへ近づく。
GM:小路の行き止まり。
GM:うずくまる一人の青年。
GM:それを見下ろすように立つ、刃を構えた男。
GM:ナイフのたぐいではない。もっと刃渡りのある、日常ではお目にかけないような代物。
登坂未帆:「おい! 何してんのや!」
登坂未帆:駆けつけ、刃物を持った男に背後から叫ぶ。
GM:男は刃を振りかざそうとし、振り向く。
GM:君の姿を認めると、無言のまま。
GM:その刃を君へと振り下ろす。
登坂未帆:「っ!?」
登坂未帆:とっさに後ろへ下がり回避する。
GM:「……何?」
GM:空振った剣が地面をえぐる。
GM:おもちゃなどではなく、本物。
登坂未帆:「!」地面へと刀が振られた、その隙を見逃さない。
登坂未帆:「でやぁぁぁぁ!」
登坂未帆:強烈な飛び蹴りを即座に顔面に向かって浴びせかける!
GM:「あごッ!」
GM:男は刀を手放して、大きく吹き飛んで。
GM:壁に叩きつけられて、ぐったりと動きを止めた。
登坂未帆:(? やけにあっさりしてるっちゃね……? オーヴァードじゃない普通の犯罪者だったかや……?)
登坂未帆:刃物男に近づき様子を観察してみる。
GM:顔の再生は緩やかに始まっているが、
GM:気絶しているのも確かだ。本当に、大したことのないオーヴァードだったのだろう。
GM:だが、それでも。
GM:為すすべのない者へは十分に脅威な存在である。
GM:うずくまっていた青年が、起き上がろうとする。
GM:「終わったのか……?」
登坂未帆:(あとで支部に連絡入れるとして……)
登坂未帆:青年のほうへ顔を向ける。
GM:青年も顔を上げて、君を見て。
百合清道:「……え」
登坂未帆:「大丈夫だったか……や……?」
登坂未帆:その顔に、見覚えがあるような気がする。
百合清道:「登坂……?」
GM:見覚えのある顔だ。少し印象は変わったかも知れないが。
GM:“4年前”に、見たことのある顔だ。
登坂未帆:「え……あ……」(こいつ確か、百合……!? なんで……)
登坂未帆:動揺で言葉が出てこない。
百合清道:「お前……生きてたのか……!?」
百合清道:「俺は震災でてっきり……」
登坂未帆:「っ……」顔を背ける。
百合清道:「百合だよ、百合清道。同じクラスだった……」
百合清道:「あれ、なんで星辰館の制服……?」
登坂未帆:考えてみれば、こうなる可能性はあった。あの震災ですべてが失われたとは限らないのだから。
登坂未帆:「うぅ……」言葉を発したほうがいいような、けど何も言いたくないような、そんなうめき声が漏れる。
登坂未帆:逃げ出してしまいたかった。一歩でも早く。
百合清道:「おい、どうしたんだよ。覚えてないのか?」
登坂未帆:けれど、今の自分はUGNエージェント。
登坂未帆:だから、彼が何故襲われていたのか、聞かなければならない。
登坂未帆:「……おめぇなんか、知らねぇっちゃ」
登坂未帆:出てきたのはそんな冷たい言葉。
百合清道:「……は?」
百合清道:「どういうことだよ、お前……記憶がないのか?」
登坂未帆:「だから、おめぇみたいなヤツ、あたしは知らねぇって言ってるっちゃ」
登坂未帆:目線を合わせず、少し小さな声で言う。
百合清道:「クソ……なんだよ、それっ!」
百合清道:「折角、生きててよかったって思ったのに……」
百合清道:「そんなの……」
登坂未帆:「……」心苦しく、伏し目がちな表情でいる。
百合清道:「……ああ。すみません。人違い、だったかも」絞り出すように告げる。
登坂未帆:「……んだ。人違い……だっちゃ」
百合清道:「そんな喋り方をするやつが、偶然2人もいるもんかよ……」聞き取れるか怪しいほど小さな声。
登坂未帆:聞こえないふりをして
登坂未帆:「……おめぇ、なして追われてたのや。あんなやつに」
登坂未帆:ちらりと刃物男を見てから言う。
百合清道:「……分かんねえ。大学の帰りに、いきなり……」
登坂未帆:「そうなのか……」(野良ジャームか何かかや? あいつ)
百合清道:「……何か、心当たりがあるのか」
百合清道:「こういう、連中に」
登坂未帆:「……たまたま、通りがかっただけだっちゃ」
百合清道:「そっか、じゃあ、これから……」
GM:彼に電話がかかってくる。
登坂未帆:「とにかく、そのうち警察とかが来ると思うから、それまで……?」
百合清道:「……もしもし。は?襲われた?」
登坂未帆:電話の音に気付く。
百合清道:「大丈夫なのかよ?平気?ああ、いや実はこっちも……」
百合清道:「どうやって、って。ちょっと偶然、知り合いに助けてもらって」
百合清道:「は?なんで……うん、分かったよ」
百合清道:「大丈夫なんだな?おう。気をつけて」
百合清道:電話を切って。
百合清道:「……オーヴァードなら、一度、大学の方に来てもらえませんか?」
百合清道:「そう言えって。意味分かんなかったら無視しろって」
登坂未帆:「!?」
登坂未帆:何故、どうして、彼の口からその単語が……
登坂未帆:「……電話の相手、誰や?」
百合清道:「ああ。同じ研究室の同期」
百合清道:「イリーガル、なんだって。意味分かる?」
登坂未帆:「……わがった。付いて行くっちゃ。おめぇの大学さ」
登坂未帆:状況はよくわからないが、今はそのイリーガルと話をつけに行くのがいいと判断した。
百合清道:「……オッケー。そうしてくれると、助かる」
登坂未帆:「……」無言で、あの頃より大きくなった気がする彼の背中の後を歩く。


GM:シーン終了。ロイスが取れます
登坂未帆:百合に友情/〇隔意でロイス取得します。
登坂未帆:以上です!
GM:OK!


【オープニング:海老奇みなせ】

GM:登場をお願いします。
海老奇みなせ:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 4[4]+33 → 37



GM:【恭英大学 生命文化学部 海洋学科】
GM:その研究室の一つ。
GM:現在の研究テーマの一つとして、海底より発掘されたという、遺産の解析がある。
GM:年代不定。何らかの化石ではないかと目されている代物。
GM:まるで龍のようにも見える、赤みがかったそれは、
GM:“凝竜赤骨(ぎょうりゅうしゃっこつ)”と名付けられていた。
海老奇みなせ:「んーーーーーー」
海老奇みなせ:温度計からX線測定機、Rチェッカーまで、多様な機械が揃えられた室内。
海老奇みなせ:糖分補給の棒キャンディを咥え、タブレット片手に遺産の分析を試みている。
海老奇みなせ:片手で、付着していた土を削って溶かした試験管を軽く振る。
井形宙:「せんせー!」後ろからガバっと抱きつく少女。
海老奇みなせ:「ほほう。ふーん。ははー。んー、これは調べがいが……」
井形宙:「あのまろー!進捗どうー?」
海老奇みなせ:「わはうっ!」 背中から押されて前に傾く
海老奇みなせ:「宙ちゃん。あのまろー」
海老奇みなせ:「むむ、このあたしの背後を取るとはやるねえ」
海老奇みなせ:うりうり、と片手で髪を掻き回す。教授と生徒とはいえ、ほとんど同年代だ。
井形宙:「この私に取られるとはまだまだですなあ」
井形宙:「ひゃううう」
海老奇みなせ:「見てのとーり、データを片端から取ってる段階」
海老奇みなせ:「シンドローム推測して、相性良さそうなオーヴァードを借りて実験かなあ」
井形宙:ちらりと見て。「うーん」
井形宙:「二十年物(ニューエイジ)じゃなさそうですね、これ」
井形宙:「劣化著しいですもん。年代測定もダメかあ」
海老奇みなせ:「測定できないってことは、そもそも波動を弾いてる可能性あるからなあ」
海老奇みなせ:「エンジェルハイロゥ系の遺産だと、たまにそゆことあるし」
井形宙:「ふんふんふんふん」
海老奇みなせ:「最終手段はサイコメトリー持ち頼りだけど、そこはそれ、プライドがあるからなあ」
井形宙:「プライド?分かればいいじゃん」
井形宙:「だめなの?」
海老奇みなせ:「《未詳化石(プロブレマティカ)》としては、化石に降参するわけにはいかないのさ」
海老奇みなせ:「あとは単純に、そーゆうことできるエージェントは珍しいから、順番待ちが長いしね」
井形宙:「でもアメリカの研究所から先生来るんですよね」
井形宙:「その人ができたりしないのかな」
海老奇みなせ:「あれ、そだったっけ?」
井形宙:「えっ聞いてないんですか!?」
井形宙:「みんな噂してるのに!」
海老奇みなせ:「最近このコにかかりきりだったもん。えーっと……あ、あったあった」
海老奇みなせ:メールを漁り、該当のものを見つける。「USAELL。わお、そのものずばりのところだ」
井形宙:「博士課程を飛び級で修了したんですって」
井形宙:「ノイマンなんですかね」
海老奇みなせ:「ノイマンじゃなくても、向こうならそこそこいるよ、飛び級。発掘調査してる時に何人か会ったし」
井形宙:「へえ~」
海老奇みなせ:「でも、やり手だろうねー」
井形宙:「優しい人だといいな あ、あと日本語喋れるといいな……」
海老奇みなせ:「ラテンアメリカ語しか喋れない先住民かもよ?」
井形宙:「ええーっ困る!」
井形宙:「そしたら清道に任せる!あいつ英語得意だもん」
海老奇みなせ:「残念、ラテンアメリカはフランスかスペインかポルトガル語」
海老奇みなせ:けらけらと笑う。「いけないなあ。海洋学科なら外国の論文も多いよー?」
井形宙:「え、英語見ると頭痛くなるので……」
海老奇みなせ:「清くんを見習わないとねぇ」
GM:研究室にノックの音。
井形宙:「あれ、お客さんかな。予定ありましたっけ」
井形宙:てくてくとドアまで歩いていく。「はあい」
海老奇みなせ:「どうぞ~」
GM:ドアが開くと、そこには剣を振りかぶった男がある。
井形宙:「は」「えっ」
GM:振り下ろし、振り降り切る前に。
井形宙:火熱の盾が、それを防いでいる。
井形宙:「何!?」
海老奇みなせ:「宙ちゃん!」
井形宙:彼女はUGNイリーガルだ。火炎系のサラマンダー発症者。
海老奇みなせ:火炎を直視しないようにしながら、傍の石板を手に取る。
井形宙:「ごめんせんせー!使うねっ!」
海老奇みなせ:「警備員は何をしてるのかな……っと!」 
海老奇みなせ:掌に吸いつくように、下向きに保持。部屋の中に、水玉のような無数の胚が浮かび始める。
海老奇みなせ:粘度の高い水中にいるかのように、男の動きが阻害される。
GM:「何……!」
井形宙:「ちょやーっ!」炎を載せた鞭を振り、男の体を打ち据える。
井形宙:「あれっやった!倒した!」
海老奇みなせ:「いよしっ。下がって!」 机を飛び越え、宙ちゃんの傍へ駆けつける。
海老奇みなせ:倒れた男を頑丈な靴で踏みつけ、周辺領域の侵蝕を強める。
海老奇みなせ:剣を持つ手を、胚から生まれたカンブリア生物が抑えつけた。
GM:そのまま抵抗もなく拘束される。
GM:再生は始まっていることから、オーヴァードではあったのだろうが、
GM:大した能力者ではない。
海老奇みなせ:「……なにかな、こいつ?」
海老奇みなせ:「宙ちゃん、オーヴァードのストーカーに狙われてたりしてた?」
井形宙:ブンブンと首を振る。「てかせんせーでしょ」
井形宙:「ストーカーに狙われるかもは。売れっ子なんだからさあ」
海老奇みなせ:「どっちにしろ、この時代に剣で襲ってくるストーカーはいないよねえ」
海老奇みなせ:「喋れる? 何が目的かな?」
GM:「ぐ……」
GM:「や、雇われただけだ……!」
GM:「それの周りの連中を、襲えって!」
井形宙:「……凝竜赤骨のこと?」
海老奇みなせ:「ああ、なるほど」
海老奇みなせ:「となると……」顔を顰める。「宙ちゃん。清くんに連絡」
井形宙:「あっはい!」
井形宙:「清道大丈夫!?こっち襲われたんだけど」
井形宙:「あっいやなんだかんだで平気……そっちも!?」
井形宙:「えっどうやって……?」
井形宙:「知り合いに?そっか、じゃあちょっと伝言をお願い」
井形宙:「『オーヴァードなら、一度、大学の方に来てもらえませんか?』」
井形宙:「イリーガルからって。それで分かるから」
井形宙:「意味わかんなかったら無視していいよ。清道には後で話すから」
井形宙:「うん。気をつけてね。じゃね」
井形宙:「……なんか襲われたけど、偶然助けられたって」
井形宙:「とりあえず、ここに来てもらうようにしたけど、それでいい?」
海老奇みなせ:「うひゃー。助けられたって、オーヴァードにってこと?」
井形宙:「みたい。あやつもスミに置けませんなあ」
井形宙:「ああいや、性別聞いてなかった」
海老奇みなせ:「とりあえず、そだね。こっちも支部に連絡は入れるけど、それまで危ないし」
海老奇みなせ:「その、通りすがりのオーヴァードさんにお礼も言いたいし。よろしくー」
海老奇みなせ:「さてと。」そして、にっこりと笑って、足元の襲撃者に笑い掛ける。
海老奇みなせ:「雇われなんだよね。UGNが来るまで、話でも聞かせて貰おっか」
海老奇みなせ:周辺の胚から生まれる原始生命を、男の顔周辺に這い回らせながら、そう言った。


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です
海老奇みなせ:生徒/井形宙/友情:○/忌避(火)/ロイス
GM:忌避……
海老奇みなせ:火


【オープニング:スー=ストラップ=ストラトフォード】

GM:登場をお願いします。
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:37->43)した


GM:【市内某所 ホテル内】
GM
“イリノイ・トマホーク”の引き渡しを終えた君は、まだ市内に留まっていた。
GM:次の指令、を迎えるためだ。
GM:君が滞在する部屋。その窓に、
GM:一匹の白鳩が止まっている。
GM:コツコツコツ、と、鍵の周りを嘴で盛んに叩いている。
GM:開けろと要求しているように。
スー・S・ストラトフォード:シャワーを浴びたばかりの濡れた長髪を大雑把にまとめて、窓に近づく
スー・S・ストラトフォード:晒された素肌のそこかしこには、鱗のような黒い入れ墨が刻まれている。
スー・S・ストラトフォード:白鴉に手をかざし、その入れ墨が"大人しく"していることを確認してから
スー・S・ストラトフォード:窓の鍵を開ける。
GM:バサバサッと鳩が部屋の中に入り込み。
GM:机の上に止まる。脚にはメモリーチップのようなものがくくられている。
スー・S・ストラトフォード:「うわ、寒……」鳩と一緒に入り込んできた秋口の冷たい風に肩をすくませ、窓を閉めながら
スー・S・ストラトフォード:メモリーチップを取り外し手に取る
GM:君には理解できる。それが指令書だ。
スー・S・ストラトフォード:一瞬面倒そうな顔をして
スー・S・ストラトフォード:「あなた、お仕事は終わりかしら?帰る前にご飯用意するから、少し待っててね」
GM:「クエッ」鳩はおとなしくその場に止まって待っている。
スー・S・ストラトフォード:よしよしと鳩を見てから、机の上の端末にチップを差し込み、中を確認する。
通信音声:《ご苦労さまです、“S.S.S”》
通信音声:《先の目的を達成したと、たしかに報告を受けています》
スー・S・ストラトフォード:「おかげさまで。それで?帰国の手筈が整ったって言う連絡なら歓迎なんだけど」
通信音声:《いえ。手はずは整っていますが……しばらくの駐屯を命じます》
通信音声:《カヴァーも用意できています。市内の大学の客員教授のポストを確保できました》
スー・S・ストラトフォード:「カヴァーって……ちょっと、そんなに長い仕事なの?」
スー・S・ストラトフォード:「日本の大学、苦手なのよね……学生のモチベーション低くて」
通信音声:《長くなるか次第は、そちらの進捗次第です》
スー・S・ストラトフォード:「またどこかの博物館から遺産でも盗まれた。ってわけじゃなさそうね」
通信音声:《“凝竜赤骨”と呼ばれている遺産を、研究している部があります》
スー・S・ストラトフォード:「“凝竜赤骨"……」
通信音声:《分類種別は未定。未知の遺産です》
スー・S・ストラトフォード:「ええ、以前読んだレポートで目にした覚えがある。現状で効果未解明ってやつね」
スー・S・ストラトフォード:「その研究を手伝えと?」
通信音声:《はい、そちらの調査を、と。そして、実態が明らかになった時点で》
通信音声:《この地に手に余ると判断すれば、“メリーランドへ送って”ください》
GM:その含意するところは一つだ。
GM:アメリカ メリーランド州の、UGN本部へ。
スー・S・ストラトフォード:「メリーランドね……それ、外様に任せちゃっていいの?」
スー・S・ストラトフォード:「一応私、所属は米国陸軍なんだけど」
通信音声:《外様にしかやらせられないそうですよ》
通信音声:《どうにも、何度かの直截干渉で、角が立っているとか》
通信音声:《われわれの学術的見地から、本国での分析が望ましいと》
スー・S・ストラトフォード:「ああ、なるほど……どこの組織も似たようなものね」
通信音声:《そういうお墨付きを出せとの依頼です》
通信音声:《われわれとしては、恩を売れますので》
スー・S・ストラトフォード:「そう、わかりました」面倒そうに席を立って
スー・S・ストラトフォード:「どの道請けないと帰れないんだろうし。さっさと済ませるとしますか」
スー・S・ストラトフォード:ベッドに放られていた金のアクセサリーで髪をまとめていく
スー・S・ストラトフォード:「けど」
スー・S・ストラトフォード:「私が関わる以上、裁定は学術的見地に従って正確に」
通信音声:《当然です》
通信音声:《工作員ではなく、研究員を送っているのですから》
通信音声:《その本分を、忘れることはないとの信頼に基づいています》
スー・S・ストラトフォード:「なら良いわ」
スー・S・ストラトフォード:「ええ、研究者の本分は解き明かすこと。明らかにするのなら徹底的に」
スー・S・ストラトフォード:「そして全てが明らかになったのならそれは既に」
スー・S・ストラトフォード:「手の内ということだから。余りには有りつけないかもしれないわね」
スー・S・ストラトフォード:「ま、全力は尽くします。それでは」
スー・S・ストラトフォード:通信を切る。
GM:通信が終わると、
GM:鳩がコポっと何かを吐き出す。
スー・S・ストラトフォード:「……?」
GM:高圧縮で折りたたまれた資料。
スー・S・ストラトフォード:タオルで鳩の口を拭きながら、それを手に取り、開きます。
GM:恭英大学生命文化学部の英語版パンフレット。
GM:ドッグイヤーが折られているページには、
GM:海老奇みなせ客員教授の写真が載っている。
スー・S・ストラトフォード:「この人……」
スー・S・ストラトフォード:ベッド脇のリモコンを手に取り、テレビをつける
スー・S・ストラトフォード:そこに映っているのは、朝のニュース番組のコメンテーターとして、
スー・S・ストラトフォード離島で発生した怪魚事件について意見を述べる、同じ顔の女性の姿。
スー・S・ストラトフォード:「ふぅん……」
スー・S・ストラトフォード:「思ったより楽しめそうね」
スー・S・ストラトフォード:唇を一度舐めて、鳩の餌を買うために部屋を後にした。


GM:シーン終了。ロイスあればどうぞ
スー・S・ストラトフォード:推奨通り “凝竜赤骨” に 推奨感情 ○P:好奇心/N:脅威 で
スー・S・ストラトフォード:あと海老奇さんにも取ろう
スー・S・ストラトフォード:海老奇みなせ ○P:興味/N:隔意 で
スー・S・ストラトフォード:以上!
GM:OK!


【オープニング:秋号一代】

GM:登場をお願いします。
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+6(1d10->6)(侵蝕率:40->46)


GM:【市内某所 公園】
秋号・一代:──公園内の一角。大勢と言うほどでもないが、人の集まりが出来ている
秋号・一代:中心にいるのは一人の女。紫の髪に着物と羽織。女性としては酷く長身だ。しかし、彼女の姿は地面からおよそ2メートルほど上にある
秋号・一代:立てられた棒の上。触れているのは爪先のみ。座を組み、不動を維持している
秋号・一代:眼下には開けられた旅行鞄とホワイトボード。丸みを帯びた文字が書かれている。「大道芸中。お気持ちを頂ければ」
秋号・一代:そのまましばらく。女は棒から飛び降り、自らを預けていた棒を蹴り上げる
秋号・一代:回転。演舞の動き。いくらかの型を見せ、静止。一礼
GM:周囲からは拍手が上がる。
GM:チャリン、チャリンと、鞄の中に幾ばくかの小銭が入る。
秋号・一代:「ありがとうございます。ありがとうございます」
秋号・一代:基本何も入らないことが多い。今日は恵まれている方だ
GM:一人の少女が、てくてくと鞄の近くに寄って。
秋号・一代:「うーん。暑さも少し落ち着いてきましたし、そろそろ芸の時間も増やしましょうかね」
GM:何枚かのお札を置いていく。
GM:「こういうの、相場が分かりづらくないですか?」
GM:「どれくらいが妥当な市場価格なんですかね」
秋号・一代:「あや。これはどうも」
秋号・一代:「……“お気持ち”ですからね。それこそ、お客様の感じたままに。ということになります」
GM:彼女の耳。
GM:二重螺旋のイアリング。
GM:それははっきりと、所属を示すものだ。
GM:ゼノスの構成員である証。
秋号・一代:「さて。久しぶりですね、私にまでお声がかかるとは……」
秋号・一代:荷物を片付け。来訪者をベンチへ促し、座る
秋号・一代:「もっと使い手のよい者なら、幾らでもいらっしゃるかと思いますが?」
春日魅乗:「それだって、私に言われたって困りますよ」少女は苦笑して。
春日魅乗:「申し遅れました。春日、魅乗と申します。主の使いで参りました」
春日魅乗:「もしくは、“翼ある貴婦人(ウイングド・レイディ)”とでも」
秋号・一代:「それは失礼を」春日、の名にわずかに反応して
秋号・一代:「ご高名は聞き及んでおります、魅乗様」
秋号・一代:「改めまして、秋号・一代と申します。しがない大道芸人でございます」
春日魅乗:「ええ、ご高名はかねがね」
春日魅乗:「“真鎗一振”の勇名を、頼みに参った次第です」
秋号・一代:「ははは。暇人を捕まえるほどのご用件とは、また難儀なお話でしょうか?」
秋号・一代:「私でお力になれることならよいのですが。お聞きしましょう」
春日魅乗:「はい。屏風の中の虎を退治よと」
秋号・一代:「ほほう」
春日魅乗:「“失号検体”という、人造兵器が、過去に、この地にあったと言うんです」
春日魅乗:「それが大いなる滅びを招く、と。それを秋号様の槍が、お止めになるのが絵図であると」
秋号・一代:「……久しく会わないかと思っていたら。徳の高いお坊様の真似事をせよとは」
秋号・一代:くつくつと笑う。
春日魅乗:「いえ。我らが八百比丘尼が望むのはそれ以上ですよ」
春日魅乗:「そのような個体は、現在、存在が確認できていません」
秋号・一代:「ほぅ。既に屏風から逃げ出した後とは」
春日魅乗:「若しくは、虎退治の物語自体が本の中、か」
春日魅乗:「とにかく、手がかりに乏しい状況です」
春日魅乗:「単純な捕物とは行かないようなんですよね」
秋号・一代:「なるほどなるほど」
秋号・一代:「この街も騒がしいものですし。ゼノスの人手もそう多くはありませんからね」
秋号・一代:「無駄飯食らいへ働けと尻を叩くのは必然」
春日魅乗:「如何がなさいますか?無下にしてもいいと思いますけど」
春日魅乗:「相変わらず、迂遠なんですよね、我らが主は」
秋号・一代:「ええ、知っております。昔よりもずっと遠回りがお好きになったようで」
秋号・一代:手元で小枝を弄び。それを、指で弾く
秋号・一代:近くに立てられた木の看板を貫通し、突き刺さったのを見て
春日魅乗:「まあ」パチパチと拍手して。
秋号・一代:「無碍にできればよかったのですが。私にも最低限、義理はございます」
秋号・一代:「世話になっている以上。請われれば、この槍を振るうと致しましょう」
秋号・一代:「とはいえ、手がかりが名前のみとは少々厳しいですね。制限時間はございますか?」
春日魅乗:「直に、とのみ。それから、一つ」
春日魅乗:「“凝竜赤骨”という遺産が、手がかりであると」
春日魅乗:「これは今、恭英大学にあります」
春日魅乗:「私の出資先でもありますから、ある程度はコネクションが利きますので」
春日魅乗:「被験オーヴァードの一人としての位置付けを取り付けました」
春日魅乗:「問題なく、構内に入っていただいて構いません」
秋号・一代:「それはそれは。感謝致します、魅乗様」
秋号・一代:「タクシー代まで用意して頂いて」先ほど渡された札を指で挟み、袂にしまって
春日魅乗:「看板の修繕費もこちらで申し受けますよ」
春日魅乗:「芸を見せていただきましたので」
春日魅乗:「そのお代です」
秋号・一代:「お恥ずかしい。調子に乗るものではありませんね」
秋号・一代:ベンチから立ち上がり。春日の令嬢と眼を合わせ
秋号・一代:「“真鎗一振”秋号・一代。旧友と貴方の願いに従い、此度は存分に力を尽くしましょう」


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です
秋号・一代:はい。“失号検体”へ「〇好奇心/虎よりは凶暴でしょうね」で結びます
秋号・一代:以上で
GM:OK!


【ミドルフェイズ1】

GM:では合流シーンとなります。全員登場お願いします
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+10(1D10->10)上昇 (侵蝕率:39->49)
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+8(1D10->8)(侵蝕率:43->51)した
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+4(1d10->4)(侵蝕率:46->50)
海老奇みなせ:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 9[9]+37 → 46



GM:【恭英大学 生命文化学部 海洋学科】
百合清道:「ここだよ。ここが、うちの研究室」
GM:扉を開く。中には二人の女性。
登坂未帆:自分とは縁遠い大学という場所。物珍しさに少し緊張している。
海老奇みなせ:「清くん、大丈夫だった?」
井形宙:「清道おかえり~。平気?ケガは?」
百合清道:「いやないっすけど……なんだったんですか、あれ」
百合清道:「来れば分かるって……?」
海老奇みなせ:「うーんとね。色々あるんだけど……、そっちの彼女が知り合いのコ?」
百合清道:「ああ、そうです、えっと……」
百合清道:「いや、知り合いだと思ったんですけど……」
百合清道:「俺のこと覚えてないっていうか……」
井形宙:「なにそれ?」
登坂未帆:「おめぇかや。イリーガルのヤツは……ん?」目の前の女性に見覚えがある。
海老奇みなせ:「んー……?」 登坂さんの方を見る。
井形宙:「あっ連絡したのは私ね」手をふる。
登坂未帆:「おめぇ確か、テレビにも出てる、あの……あのまろ?」特別ファンではないが、知ってはいる。
海老奇みなせ:「あ、知ってくれてる?」 にぱ、と朗らかに笑う。 「あのまろちゃんだよ~」
井形宙:「そう!そうなの!」
井形宙:「うちの海老奇研のせんせー!」
登坂未帆:「おめぇもその……」オーヴァード、と言おうとしたが百合の前ではためらわれる。
海老奇みなせ:「ここの客員教授やってるし、割とイリーガル付き合いも長いよ」
海老奇みなせ:「あー。清くん」
海老奇みなせ:「帰ってきてそうそうなんだけどさ。お茶、淹れてきてくれる?」
百合清道:「えっ俺帰ってきたばっかなんですけど……?」
井形宙:「男でしょー。文句言わずさっさとやる!」
百合清道:「まあいいすけど……」
百合清道:そのまま給湯室へと向かう。
海老奇みなせ:「……と、ゆー感じで」
登坂未帆:「……あたしは、第五支部のエージェント。未帆、だっちゃ」手短に自己紹介。
海老奇みなせ:「第五支部。梁田さんのところか」
井形宙:「あっ正規のエージェントなんだ未帆ちゃん!」
井形宙:「じゃあ安心だな~」
海老奇みなせ:「こら、宙ちゃん。……イリーガル、海老奇みなせです。コードネームは《未詳化石》」
海老奇みなせ:「もちろん、あのまろちゃんでもいいよ~」
井形宙:「あ、私もイリーガルです!“ディクエラピラ”!」
井形宙:「井形宙です!ここの学生やってます」
海老奇みなせ:「さくっと本題に入るけど、何か、任務があったわけではない?」
登坂未帆:「おう、よろしく。……海老奇さん、一体おめぇらの周りで何が起こってんのや?」
海老奇みなせ:同じタイミングの問いかけに、……あちゃー、と首を傾げる。
登坂未帆:「ちげぇっちゃ。偶然、あいつが襲われてたところ助けただけだっちゃ」
海老奇みなせ:「そういう感じか。こっちも分かってることは少ないんだけど……」
海老奇みなせ:「実は今ここ、UGNの依頼で、とある遺産の分析をしてるんだよね」
井形宙:「やっぱそれが原因っぽいですよねえ」
登坂未帆:「遺産……」オーヴァードに絶大な力を与える物品に、そういうものがあるというのは知ってる。
スー・S・ストラトフォード:トン トン トン
スー・S・ストラトフォード:ちょうどその時、研究室の扉をノックする音が響く。
井形宙:「あ、はーい!」
登坂未帆:扉のほうへ目を向ける。
海老奇みなせ:「どうぞー」
スー・S・ストラトフォード:「失礼。Dr.海老奇は在室かし……」
海老奇みなせ:既に、机の下で片手を石板に触れさせている。
海老奇みなせ:(さっきのことがあるので)
スー・S・ストラトフォード:「ら………」扉を開け放ち、海老奇さんと目があって
登坂未帆:「え、あ……」しばし入ってきた女性を見つめる。
スー・S・ストラトフォード:「………………」微妙な間があってから
井形宙:「あっ」
スー・S・ストラトフォード:「ゴホン」
海老奇みなせ:ついさっき、写真で見た顔だ。ほっと息をついて、手を離す。
井形宙:「ハローハロー!ナイスツーミーツー!」
井形宙:「ウェルカムトゥーエビキ……」
井形宙:「研究所……研究所……」
井形宙:「スーパースクール!」
海老奇みなせ:「宙ちゃん、どうやって試験突破したの?」
井形宙:「英語は一夜漬けです」
海老奇みなせ:「受験英語なんてそんなもんだよねー」
登坂未帆:「スーさん……!?」
登坂未帆:スーさんに近づき
登坂未帆:「久しぶりだなや」少しほころんだ顔で仙台弁で話しかける
スー・S・ストラトフォード:「ゴホン」もう一度咳払いして
スー・S・ストラトフォード:「ご挨拶に伺いました。USAELLからこちらの大学へ、客員教授としてしばらくお世話になります」
スー・S・ストラトフォード:「スー・ストラップ・ストラトフォード……」
井形宙:「あれっせんせー」
井形宙:「私英語わかるようになったかも」
井形宙:「何言ってるか完璧に分かるよ」
スー・S・ストラトフォード:「日本語よ。あってるかしら?」
井形宙:「あえっ」
井形宙:「に、日本語お上手ですね……?」
井形宙:「もしかしてペラペラ……?」
スー・S・ストラトフォード:「ええ、こっちにはよく来るもので」
海老奇みなせ:「わお、流石はアメリカの天才博士って感じだ」
井形宙:「は……恥っずう~……」
スー・S・ストラトフォード:「日本の学生は中々英語を話してくれないものだから、覚えました」
スー・S・ストラトフォード:「……それで、今日は挨拶だけのつもりだったのだけど」
スー・S・ストラトフォード:登坂さんを見て
スー・S・ストラトフォード:「久しぶりねミホ。どうしてここに?」
井形宙:「? お知り合いですか?」
海老奇みなせ:『英語で話すのじゃなくて、外国人と話すのに慣れてないだけだよ』 と、軽く砕けた英語で返した後。
海老奇みなせ:「あら。二人とも、知り合いなの?」
登坂未帆:「それは……成り行きというか、なんというかや……」
スー・S・ストラトフォード:「前の仕事で少しね」
登坂未帆:「んだ」
登坂未帆:「スーさんは、なして?」
スー・S・ストラトフォード:「さっき言った通りよ。こちらのDr.海老奇の研究に協力するために来たの」
スー・S・ストラトフォード:「けど、ミホがいるということは」あたりを見回して
海老奇みなせ:「遺産の分析ね。ただ、ちょっとそれだけじゃ済みそうになさそうなんだけど……」
スー・S・ストラトフォード:溜息をついて「やっぱり、その前に解決しないといけない問題があるってことね」
海老奇みなせ:「そう。……あ、ただ、ちょっと待って」
海老奇みなせ:端末を見る。「さっき連絡があったんだけど、もう一人来てくれる予定があるの」
海老奇みなせ:「そろそろ着くころだと思うんだけど……宙ちゃん見てきてくれる?」
井形宙:「あ、はーい」
井形宙:ドアを開けると。
秋号・一代:「──おや」
秋号・一代:眼前に立っていたのは着物の女だ。からん、と足下の下駄が鳴る
井形宙:「うわっ!」
秋号・一代:「失礼。こちらが生命文化学部、海洋学科の研究室で?」
井形宙:「あ、はい!そうです!」
井形宙:「あのまろ!」
秋号・一代:「それはよかった。あのまろ」
海老奇みなせ:「貴女が秋号さん、かな?」
スー・S・ストラトフォード:「………(さっきからずっと居たのかしら、全く気配がなかったけど)」警戒の視線
秋号・一代:片手を上げ、室内へ足を踏み入れる。
登坂未帆:「うおお……」見上げる。でかいっちゃ。
秋号・一代:大きい。この場にいる女性が160センチ前後である中、男性でもそういない高さだ
海老奇みなせ:入れ替わりにひょこひょこと入口に向かい、
海老奇みなせ:『秘密会議中。許可なく入ると齧られるよ! (デフォルメされたアノマロカリス)』 の札を掛けて、扉を閉める。
秋号・一代:「申し遅れました。秋号・一代と申します」
秋号・一代:「此度はこちらの研究にご協力させて頂く身として。ご挨拶に参りました」
秋号・一代:一礼。紫の髪がするりと流れて
海老奇みなせ:「よろしくお願いしますね! わたしはUGNイリーガルの海老奇みなせです~」
秋号・一代:「お会いできて光栄です。海老奇様」
秋号・一代:手を伸ばして。握手
秋号・一代:ちらりと他のお二人へ目を巡らせて。
登坂未帆:「……UGNエージェント、未帆。まあ、よろしくっちゃ」
海老奇みなせ:にっこりと笑い返して見上げ、握手を返す。「こちらこそ!」
スー・S・ストラトフォード:「スー・ストラップ・ストラトフォード。そちらのミス・海老奇の」
スー・S・ストラトフォード:微妙な間があって「……同僚よ」
秋号・一代:「よろしくお願いします。未帆様と」
秋号・一代:「えー……」
スー・S・ストラトフォード:「スーでいいわ」
秋号・一代:「根付様?」ストラップ、しか聞こえてなかったらしい
スー・S・ストラトフォード:「……まあそれでもいいけど」
秋号・一代:「失礼致しました。何分古くさい生まれでして」
登坂未帆:「根付……ふふっ」密かに笑う
スー・S・ストラトフォード:「こら」登坂さんの脇腹に肘を入れる
登坂未帆:「あうっ」緊張は少しほぐれた。
秋号・一代:「スー様ですね。よろしくお願い致します」
スー・S・ストラトフォード:「ええ、よろしく。ミス・秋号」
秋号・一代:「はい」お二人にも握手を求めて手を伸ばす
スー・S・ストラトフォード:「………」無言で握り返す
登坂未帆:「ん」握手に応える。
海老奇みなせ:「せまいところですが、楽にしてくださいなー」
海老奇みなせ:ぱたぱたと資料や本をどけると、かろうじて来賓用のソファが出てくる。
井形宙:「狭いところなのは先生が片付けないから!」
井形宙:「出したらしまえって言ってるじゃん!」
海老奇みなせ:「わたしにはどこにあるか分かってるから大丈夫なのー」
スー・S・ストラトフォード:「では、お言葉に甘えて」ソファに腰掛ける
登坂未帆:「……」無言ですすすっとスーさんの隣へ座る。
秋号・一代:空いたソファに腰掛け。テーブルに菓子折を置く(予算は魅乗さん持ち)
井形宙:「ああご丁寧にどうも~!」
井形宙:「うわ、これいいとこのやつですよ」
秋号・一代:「つまらないものですが」
井形宙:「いや全然つまんなくないですって!」
海老奇みなせ:「これはこれは、ごていねいに」
スー・S・ストラトフォード:「しまった、そうだったわね……日本の習慣では挨拶の時は手土産を……」
秋号・一代:「脳に栄養が必要になるでしょうからと。持たされたものですゆえ」
スー・S・ストラトフォード:「……ごめんなさい。手ぶらで来てしまったわ」
海老奇みなせ:「いやいや、全然大丈夫……というか、横に置いておいて!」
海老奇みなせ:「お待たせしました。これでもう人は増えない、はず! ちょっと非常時だから、お話を先にしますね!」
登坂未帆:「いや、こんなときに気にしなくていいべ、スーさん……」冷静に突っ込む。何だかいつもの彼女とは様子が違うような……?
スー・S・ストラトフォード:「え、そう?……そうね」一呼吸置いて
スー・S・ストラトフォード:「はい。聞かせてください」
秋号・一代:「お願いします」
海老奇みなせ:「順を追って説明しますね。まず、ここ海老奇研で……」
海老奇みなせ:という感じで、遺産の研究をしていたこと、その協力としてスーさんが呼ばれ秋号さんが雇われたこと。
海老奇みなせ:謎の襲撃者があったこと。部屋を襲撃した相手は退け、生徒を狙ったものは、登坂さんが偶然それを助けてくれたこと。
海老奇みなせ:一通り話します。「……というわけです。何か質問、疑問があったら言ってね~」
海老奇みなせ:掘り出してきたホワイトボードを背に、簡単な関係図を書き終える。
スー・S・ストラトフォード:「襲撃者を雇った連中に心当たりは?」手帳を取り出しながら
海老奇みなせ:「まるでなし! 遺産ってだけで誰でも欲しがるだろうし、逆にあえてこれを狙う理由もない」
井形宙:「よく分かんないものより、強いことが出来るって分かってるもの狙いますよね、普通」
井形宙:「まあセキュリティがザルって言えばそうなんですけど……」
海老奇みなせ:「襲撃者さんにも聞いたんだけど、気絶しちゃったから今は裏に縛っておいてある」
秋号・一代:「あるいは。それが何かを相手方は知っていたから、かもしれませんね」
秋号・一代:「しかし。まずは怪我などなくて何よりです」
登坂未帆:「直接遺産だけ狙うんでなくて、研究員たち襲うとは卑怯な脅しだっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「未解明の遺産の用途を?あり得るのかしら……」
スー・S・ストラトフォード:「そうね。そこも不可解な所ではある」
海老奇みなせ:「戦力もね。あんまり上等って感じじゃなかったから」
海老奇みなせ:「あたしのことも知らないみたいだったし」
秋号・一代:ふぅむ。顎に手を当てる。
スー・S・ストラトフォード:「それはますます許せな……解せないわね」
登坂未帆:「確かに、歯ごたえはなかったなや。飛び蹴り一発でのしたっちゃ」
井形宙:「私のところもそんな感じでしたねえ」
秋号・一代:“未詳化石(プロブレマティカ)”。UGNイリーガルでも名高い空間支配の使い手だ。何も知らない、というのは奇妙だが
スー・S・ストラトフォード:「FH、ギルド、ゼノス、或いは各国の情報機関や研究機関……」
登坂未帆:「可能性が多すぎるっちゃ……」
秋号・一代:「なに、総ざらいをする必要はありません。物事は意外と真っ直ぐ、支柱が走っているものです」
スー・S・ストラトフォード:「遺産を狙う心当たりなら山ほどあるけど、それらが使うにしては、いくら末端とはいえお粗末すぎる気もするわね……」
井形宙:「私、思ったんですけど」
井形宙:「これの正体が分かればいいんですよね?」
井形宙:「そしたら、誰がどうして狙ってくるかもわかるんじゃないですか?」
井形宙:「じゃあ、研究っきゃないですよ!」
海老奇みなせ:「あ、そっか」 指を合わせる。「まだ数値集めしかしてなかったけど、実地役と専門家が来てくれたし!」
スー・S・ストラトフォード:「……成程」少々呆気にとられた顔で
秋号・一代:「それは確かに。私もそのためにここへ来たわけですからね」
スー・S・ストラトフォード:「貴方、見た目より優秀みたいね」
井形宙:「えへへ……これでも英語以外はかなり出来ます」
スー・S・ストラトフォード:「流石、Dr.海老奇が側に置くだけはあるわ」
海老奇みなせ:「自分で言っちゃうのが宙ちゃんだけどね!」
海老奇みなせ:「ほら、見た目だって。もっと頭が良さそうに見える、あのまろちゃん眼鏡いる?」
海老奇みなせ:つるの部分がアノマロカリスの触腕を模している眼鏡だ。ちくちくして痛いぞ!
井形宙:「あんなの欲しがる人居ないですよ~」
スー・S・ストラトフォード:「!」ソワソワし始める
海老奇みなせ:「辛辣だこれ! ざんねーん」  仕方なさげに机の中に仕舞う。
登坂未帆:「……?」隣でソワソワしてる人を怪訝に見ている。
スー・S・ストラトフォード:「あっ……」
海老奇みなせ:「登坂さんはどうします? 任務が別にあるならいいけど」
海老奇みなせ:「よければこのまま、警護役として居て貰えると助かるなーって思うんだけど」
スー・S・ストラトフォード:「私からもお願いしたいわね。ミホの腕前は信頼できると思うし」
登坂未帆:「……そのつもりだっちゃ」
登坂未帆:「そうだ。ここの研究員、あとどのぐれぇいんのや? 場合によっては支部から応援呼んで警護させるっちゃ」
登坂未帆:エージェントらしい発言。
スー・S・ストラトフォード:チラチラと名残惜しそうに机を見ながら、相槌を打つ。
秋号・一代:「お知り合いであるスー様が言うのなら。頼もしい限りですね」
井形宙:「えっと、御柱先生でしょ、あと学生が私入れて6人かな」
海老奇みなせ:「一応、表向きは普通の研究室だからねー」
登坂未帆:「そうかや。わがった、支部に伝えておくっちゃ」端末を操作する。
秋号・一代:「念のため、間取りも頭に入れておきましょう」
秋号・一代:「この手の暗記は得意分野です」
登坂未帆:(この人も只者でねぇっちゃね……)
海老奇みなせ:「秋号さんは……見るからに強そうだし、大丈夫かな」
井形宙:「ね、達人~ってかんじ」
秋号・一代:「ははは。ありがとうございます」
スー・S・ストラトフォード:「私も自分の身ぐらいは守れるから、数には入れなくて結構よ」
スー・S・ストラトフォード:「ま、ミホは知ってるでしょうけど」
登坂未帆:「ん?……ふふっ、頼りにしてるっちゃ。スーさん」
スー・S・ストラトフォード:「ええ、こっちもね。ところで……」
スー・S・ストラトフォード:「その、Dr.海老奇。先程の眼鏡なのだけど……」
海老奇みなせ:「さてと、忙しくなるぞーっと」 腕まくりして資料の山をひっくり返そうとして、「ん、ストラトフォード博士、何か?」
スー・S・ストラトフォード:「……いえ、実は私……の研究所の所長……の娘が、貴方の大ファンでして」
海老奇みなせ:「え、……そうなんですか!」
海老奇みなせ:「ってことはつまり……カンブリア紀のファンってこと?」
海老奇みなせ:めちゃくちゃ食いつく。
スー・S・ストラトフォード:「え!?ええ……そうなのではないかしら……?」
海老奇みなせ:「そっか~~~私はともかく、やっぱりバージェス生物群は国境を越えるんだな~~~~~~~」
海老奇みなせ:「まあ五億年前ないもんね! 国境!」
井形宙:「先生落ち着け~」
スー・S・ストラトフォード:「まあ、大陸自体無いですから……」気圧されつつ
スー・S・ストラトフォード:「ええと、それで、帰ってくる時はお土産を是非にと頼まれているの」
海老奇みなせ:「それで、えっと、眼鏡? あんなジョークグッズだけでいいの?! いいわけないよね!」
スー・S・ストラトフォード:「えっえっ」
海老奇みなせ:「うん任せて任せて! アノマロカリスぬいぐるみ大中小、ウィワクシアスリッパに、税関に引っ掛からない程度に」
海老奇みなせ:「たくさん用意しておくから!」
スー・S・ストラトフォード:「もっと頂けるの……?」若干瞳を輝かせて
海老奇みなせ:とりあえずと言う感じで、眼鏡ケースを先に手渡す。
スー・S・ストラトフォード:「わぁ………!」
登坂未帆:「!?」(スーさんが、見たことない表情を……! あのまろちゃん、何者なのや!?)
井形宙:「前税関引っ掛けましたもんねえ」云々と頷く。
海老奇みなせ:「ディノミスクス模型がまさか手榴弾に間違えられるなんてねえー」
海老奇みなせ:「うん、金属製は駄目。あのまろちゃん学びました」
スー・S・ストラトフォード:「あ……ん、んん゛……!」
スー・S・ストラトフォード:咳払いをしてから「ええ、どうもありがとう」
スー・S・ストラトフォード:「あの子もきっと喜ぶわ」
秋号・一代:(貴方では?)言いたくなる口を必死で抑えていた
スー・S・ストラトフォード:眼鏡ケースを大切そうに鞄にしまう
海老奇みなせ:「それじゃ、所長の娘さんによろしくね!」 両手を握り、ぶんぶん振るう。
海老奇みなせ:「あーのまろまろ●●●の子~~~原始の海から~~やぁってきた~~~」 
海老奇みなせ:気分よく鼻唄を歌いながら、再び作業をしに奥へと戻っていった。
スー・S・ストラトフォード:「………」その背を見送った後、握手の感触の残る掌をぎゅっと握って
スー・S・ストラトフォード:「そうだ、サインももらわないと……」
スー・S・ストラトフォード:どことなく上機嫌で、その後を追った。


GM:シーン終了。
GM:ロイス取得が可能です
秋号・一代:海老奇様へ 「〇尊敬/個性的な方ですね」
海老奇みなせ:協力者/スー・S・ストラトフォード/同士、と繋がりがあるコ!!!:○/不安/ロイス
秋号・一代:あとはスー様に 「〇可愛らしいですね/隔意」
スー・S・ストラトフォード:協力者/登坂美帆/○信頼/心配 で所得
秋号・一代:取得以上
海老奇みなせ:こっちも以上。
スー・S・ストラトフォード:海老奇さんのロイスを○感激/緊張 に変更します。
スー・S・ストラトフォード:以上!
GM:あった瞬間に変わっちゃってるじゃん
登坂未帆:海老奇さんに〇感服/脅威で。スーさんに〇信頼/不安で。以上です。
海老奇みなせ:興味とは何だったのか
秋号・一代:精一杯の誤魔化し


【ミドルフェイズ2】

GM:情報収集シーンとなります
GM:登場は自由よ!
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+7(1D10->7)上昇 (侵蝕率:49->56)
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+10(1D10->10)(侵蝕率:51->61)した
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+9(1d10->9)(侵蝕率:50->59)
海老奇みなせ:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51



■情報項目
・遺産の研究〈知識:レネゲイド〉〈情報:学問〉100
・襲撃事件について〈情報:UGN,噂話〉8
GM:遺産の研究については
GM:達成値が累積します。
GM:シーンが変わっても持ち越されます。みんなで研究ポイントを貯めていってね。
海老奇みなせ:ポイントに応じて再臨素材をゲットだ!
GM:但し財産は使えないのでご注意を。
登坂未帆:まずは襲撃事件について調べたいです
秋号・一代:ではそこを未帆様にお願いして。研究を進めましょう
海老奇みなせ:登坂さんが成功したの確認してから
海老奇みなせ:他三人で研究かな
登坂未帆:3dx+4>=8 コネ:UGN幹部 情報収集チーム 使用
DoubleCross : (3R10+4[10]>=8) → 6[4,5,6]+4 → 10 → 成功

GM:あ、おっと
GM:コネなんですけど
GM:1つの判定に1個までなんですよね
GM:上級ルルブに書いてあるという
GM:アホみたいに参照しづらいルールなんですけど……
登坂未帆:あ、じゃあ情報収集チーム抜いて、いけますか…?
GM:あっそれでも成功ですね じゃあそれで!
登坂未帆:ありがとうございます!
GM:情報準備するのでお三方は振ってて!
GM:新規判定可能項目もないので……
海老奇みなせ:はーい 情報収集チーム使用
海老奇みなせ:情報:学問で振ります 素振り
海老奇みなせ:6dx+3
DoubleCross : (6R10+3[10]) → 10[1,2,5,5,9,10]+6[6]+3 → 19

海老奇みなせ:ありがとう社会
スー・S・ストラトフォード:流石あのまろちゃんね
秋号・一代:さすがー
秋号・一代:こちらも続けて研究します。《オリジン:レジェンド》キック、《生き字引》で情報判定を
秋号・一代:オリジンで61になってと
秋号・一代:8dx+12
DoubleCross : (8R10+12[10]) → 10[3,4,4,5,6,8,10,10]+7[3,7]+12 → 29

秋号・一代:走った
GM:がっつり入ったな……
GM:もう半分近くまで来てるんだけど!?
海老奇みなせ:うわっつよい
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+3(侵蝕率:59->62)
スー・S・ストラトフォード:こちらも全力で行ってみよう《無形の影》《C:ウロボロス》コネ:研究者(ストーン)使って情報:学問で判定
スー・S・ストラトフォード:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[1,1,2,5,6,7,8,8]+6[2,3,6]+2 → 18

GM:悲しい結果に……
スー・S・ストラトフォード:コンセ使ったのに一番低いやん
海老奇みなせ:ど、どんまい
GM:緊張してるのかな
秋号・一代:尊敬する人が近くにいたから…
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+6(侵蝕率:61->67)した
GM:とはいえもう66なんですよね。2/3だよもう
海老奇みなせ:うわ、いけるもんだな
海老奇みなせ:いや、全員一回転してるからだけど・・・
襲撃事件について
恭英大学海老奇研の学生全員と、海老奇教授、御柱准教授が襲撃された。
海老奇教授・井形の方は、難なく迎撃。
御柱准教授もオーヴァードであり、これを迎撃。
学生のうちオーヴァードであった2人も、襲撃者を迎撃した。
非オーヴァードの3人のうち、百合は通りがかったエージェントに助けられ無事、
ほか2名は重症を負ったが、すぐに復帰している。
《リザレクト》の兆候あり。襲撃により覚醒したものと思われる。
遺産の研究 進捗
凝竜赤骨は、超密度の出自不明物質から構成された、竜の化石のようにも見える赤い石。
EXレネゲイド――遺産とも言うべき代物。
基底となった素材は、既存のいかなる材質との一致も見られない。
だが、一部付着物に、既存物質との一致がある。人由来のタンパク質。
研削した内部にも確認され、研究時のコンタミであるとは考えづらい。
GM:【恭英大学 生命文化学部 海洋学科】
GM:【海老奇研究室】
御柱将門:「いやしかし……この研究室がこれほどまでににぎやかなのも」
御柱将門:「いつぶりでしょうか。取材があった時以来じゃないですか?」
御柱将門:海老奇研准教授、御柱将門。自身もオーヴァードである研究者。
海老奇みなせ:「いつもご迷惑おかけしてます、御柱先生」
秋号・一代:「お邪魔しております」
御柱将門:「ああいえ、いいんですよ、海老奇先生のやりやすい形で」
御柱将門:「それが一番捗りますからね、うちの研究は」
スー・S・ストラトフォード:「スタッフに恵まれているようで何よりね」ソファーで紅茶を啜っている。
御柱将門:「……しかし、襲撃とは穏やかではない」
御柱将門:「特に……百合くん、大丈夫ですか?君には色々と堪えたでしょう」
百合清道:「いや堪えたってか……」
百合清道:「なんかみんな、わけの分かんねえことばっか……俺は騙されてたってことですか?」
登坂未帆:「……」百合に世界の真実を明かすことは不本意だったが、この状況では仕方がない。
井形宙:「騙してたんじゃないってば」
秋号・一代:「知らぬままであればよいことです。周りの方とて、本位で隠していたわけではありますまい」
井形宙:「知ると危ないこともあるから……」
スー・S・ストラトフォード:「知らされていないことを、騙されていた、と表現するのもわからなくはないけど」
スー・S・ストラトフォード:「学究の徒としては、少々情けない見解よね」
海老奇みなせ:「……私は、そんなことは関係なく選んだよ」
海老奇みなせ:「見込みがある、って思った子たちを。結果として全員オーヴァードじゃなくたって良かった」
海老奇みなせ:目を細めて、いつも浮かべている笑みはない。
百合清道:「いやまあ、分かりますよ……分かるんですよ」
百合清道:「言わなかった、意味くらいは。分かってる、つもりなんですが……」
百合清道:ちらりと登坂さんを見て。「……信じられないことが、立て続けだったんで」
登坂未帆:その視線から、逃げるように顔を背ける。
スー・S・ストラトフォード:「………?」
御柱将門:「とにかく、今後しばらくは、君に護衛を付けます」
海老奇みなせ:「私の見立てが甘かった。……これ以上は、手は出させないよ」
スー・S・ストラトフォード:その様子を認めて「ミホ、彼と何かあったの?」小声で尋ねる
秋号・一代:(ふむ)
登坂未帆:「……なんでもねぇっちゃ」精一杯の言葉。
秋号・一代:「ままならぬものですねぇ」誰に向けるともなく。呟く
秋号・一代:「……さて。本題としては」
スー・S・ストラトフォード:「なんでもなくは無いでしょう。はっきり物を言わないのは日本人の悪い癖よ」
スー・S・ストラトフォード:といいつつも「……まあいいわ」
秋号・一代:「“凝竜赤骨”の方は如何様でしょうか。あくまで私も被験者ゆえ。専門家の言をお聞きしたく」
御柱将門:「ああ。結論から先に言うと」
御柱将門:「材質は不明だ。全く未知の物質ということになる」
御柱将門:「EXレネゲイド――遺産と呼ばれる物質も、構成材質自体は既知の物質であることがほとんどだ」
海老奇みなせ:「感染、っていうくらいですからね」
御柱将門:「はい。それが感染によって新たな形質を取ることはあっても、材質としてさえ未知なものは珍しい」
海老奇みなせ:「隕石とか、宇宙由来とかの可能性は?」
御柱将門:「その可能性が高いかな、と踏んでいます。まだ確証するには早いですが」
御柱将門:「これから、その線での検証をと」
井形宙:「隕石なんですかねえ」
井形宙:「なんか、この辺とかこの辺とか、生体パーツっぽさバリバリですけど」
井形宙:「宇宙人の化石だったりして!」
秋号・一代:「どこか人にも似てますね」
海老奇みなせ:「宇宙怪獣かー。その方面のロマンは抑えてないから……あ」
海老奇みなせ:秋号さんの言葉に思いだす。「付着物の方はどうでした?」
御柱将門:「……それが」
御柱将門:「タンパク質が検出されました」
海老奇みなせ:「…………」
海老奇みなせ:「触った人の指の脂、とかじゃなく?」
海老奇みなせ:もちろん、この研究室の人間が、そんな些細なミスを侵す訳もないが。
御柱将門:「一応、その可能性も加味して」
御柱将門:「表面を薄く研削して、その内部の面を確認しましたが」
御柱将門:「ここからも、微量に……それも」
御柱将門:「複数名のものかと」
秋号・一代:「……」
秋号・一代:素人であれ。それが異常な話であるのは理解できる
海老奇みなせ:「…………これ」
海老奇みなせ:「発見元、どこでしたっけ」
海老奇みなせ:「この街? それとも外?」
御柱将門:「市の沖合で、漁船の投網にかかっていたものだったかと」
スー・S・ストラトフォード:「………海、か」
海老奇みなせ:「……分析を進めるよ」
海老奇みなせ:「未知の材質でも、それがどういう性質を持っているか。……どうやって作られたのか」
海老奇みなせ:「そこまで確かめなきゃ、調べたことにはならないからさ」
御柱将門:「分かっています。幸いにも、これだけ協力者がいるのであれば」
御柱将門:「我々ではなし得なかったアプローチでの試験ができるでしょう」
海老奇みなせ:「そうですね。……清くん、どうする?」
海老奇みなせ:不意に、先程から落ち込んだままの、非オーヴァードの少年に、声を掛ける。
百合清道:「……やりますよ、俺も」
百合清道:「海老奇研の端くれですし……それに」
百合清道:「井形も、俺が居ないと海外論文読めないでしょうし」
井形宙:「し……失礼な!」
海老奇みなせ:「よし。……色々と聞いただろうけど。あたしは、オーヴァードなんて、人の一要素にしか過ぎないって思ってるから」
井形宙:「スー先生に聞けるもん!」
海老奇みなせ:「ちょっとばかし、仮定すべき要素が増えるだけ。気後れする必要はないから」
スー・S・ストラトフォード:「まずは自分で考えなさい。タダじゃ教えないわよ」うんざりした様子で
海老奇みなせ:「ストラトフォード博士に迷惑かけないの!」
秋号・一代:「慕われておりますね。スー様」
井形宙:「私先生のオフショット持ってるんだけどなあ」小声で。
井形宙:「研究室旅行の時のとか……」
スー・S・ストラトフォード:「………井形さん、このあと時間あるから添削しましょうか」
井形宙:「やった~!」
登坂未帆:「……」研究とかはよくわからないため、蚊帳の外。
海老奇みなせ:「!?」
スー・S・ストラトフォード:苦々しい顔をしつつ「……ところで、ミスター御柱」
御柱将門:「なんでしょう?」
スー・S・ストラトフォード:「付着物、或いは含有されていたタンパク質の件だけど」
スー・S・ストラトフォード:「どの程度混ざり合っていたかは明らかになっているのかしら」
スー・S・ストラトフォード:「つまり……」
スー・S・ストラトフォード:「"喰われた"のか、"作られた"のかを知りたいのだけど」
スー・S・ストラトフォード:「それによって、何が最大の脅威となるかが変わると思わない?」
御柱将門:少し悩んで。
御柱将門:「……およそ50人程度です」
御柱将門:「これだけの、小さな断片に」
御柱将門:「自然現象とは、些か考えがたい」
スー・S・ストラトフォード:「……ま、そうなるわよね」
海老奇みなせ:「前例みたいなものはある? ストラトフォード博士」
海老奇みなせ:「米国の研究局、そういうものの」
スー・S・ストラトフォード:「そうね、
ポリネシアの神格に連なる、一国まるごとをジャームに変えた遺産とか」
スー・S・ストラトフォード:「或いは本国のカルトが、コミューンそのものを素材にして似たようなものを作ろうとしたりとか」
井形宙:「ええ~……」
海老奇みなせ:「うわあ……」
登坂未帆:「おっかねぇなや……」
海老奇みなせ:「そういうものとして扱った方がいい、ってことだね」
スー・S・ストラトフォード:「けど、大抵は失敗に終わっているはず」
スー・S・ストラトフォード:「そうね、或いはこれを狙っている連中が」
スー・S・ストラトフォード:「そういう者共、という可能性も考えないといけないかも」
スー・S・ストラトフォード:「ともかく、解析を急ぎましょう」
海老奇みなせ:「だとしたら、したっぱ捕まえても埒あかないなー」
秋号・一代:「あの様子では無為に疲労するだけでしょう」
海老奇みなせ:「そだね。私たちの分野で対抗しよ」
秋号・一代:「ご助力致します」
井形宙:「やりましょう!」
百合清道:「俺も、やります」


GM:前シーンのロイス・購入処理から。
秋号・一代:ロイスは保留。シューターズジャケットを狙います
秋号・一代:3dx>=13
DoubleCross : (3R10[10]>=13) → 8[5,6,8] → 8 → 失敗

スー・S・ストラトフォード:ロイス保留。ボデマ狙おうかな
秋号・一代:残念失敗。以上です
海老奇みなせ:こいつアームドスーツが着れないんだよな。行動値が足りなくなるから
スー・S・ストラトフォード:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[10,10]+10[8,10]+1[1]+1 → 22 → 成功

スー・S・ストラトフォード:何でこっちで跳ねるんだよ
海老奇みなせ:じゃあ秋号さんの分のシュタゲ狙いましょうか
登坂未帆:ロイスは保留で。購入はとりあえず応急手当キットを!
登坂未帆:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

登坂未帆:取得して以上!
スー・S・ストラトフォード:装備して以上!
海老奇みなせ:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[3,4,5,7,8,9] → 9

海老奇みなせ:財産4点使って購入。どうぞ!
秋号・一代:わぁ、ありがとうございます海老奇様
海老奇みなせ:これが社会6の力だ 以上!


【ミドルフェイズ3】

GM:シーンプレイヤーはあのまろちゃん。全員登場が可能です。
GM:情報収集の続き!
海老奇みなせ:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 9[9]+51 → 60

スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+6(1D10->6)(侵蝕率:67->73)した
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+1(1D10->1)上昇 (侵蝕率:56->57)
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+10(1d10->10)(侵蝕率:62->72)
海老奇みなせ:高いけどもっと高い人がいる
秋号・一代:こちらはともかくスー様が心配ですね
GM:まあシーンは全然多くないから!


GM:項目はこれです!
・遺産の研究〈知識:レネゲイド〉〈情報:学問〉100→34
・“失号検体”〈情報:裏社会,ゼノス〉9
GM:一個増えました
秋号・一代:“失号検体”が出ましたか
スー・S・ストラトフォード:今回は秋号さんの出番かしら
海老奇みなせ:登坂さんはきついですね
登坂未帆:登坂は遺産の研究にコネ:要人への貸し使おうかな…
海老奇みなせ:秋号さんに任せた方が安心かな
秋号・一代:では私が担当致しましょう。研究をお願い致します
秋号・一代:判定します。当たる情報は失号検体で
秋号・一代:判定前にもう一度《オリジン:レジェンド》の《生き字引》。この時点で12なのでファンブルしない限り通る
秋号・一代:8dx+12
DoubleCross : (8R10+12[10]) → 10[1,3,5,5,7,8,9,10]+6[6]+12 → 28

GM:つよ……
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+3(侵蝕率:72->75)
GM:じゃあ余裕で分かる!
スー・S・ストラトフォード:ゼノス博士ね…
海老奇みなせ:まるでゼノス博士だな
秋号・一代:私もついに博士号を
海老奇みなせ:じゃあこっちも研究いきましょうか
海老奇みなせ:情報収集チーム使用。情報:学問
海老奇みなせ:7dx+3
DoubleCross : (7R10+3[10]) → 10[3,5,5,6,8,9,10]+6[6]+3 → 19

GM:ゴリゴリ回すなあ
海老奇みなせ:コピペじゃない
スー・S・ストラトフォード:いきます。今回はコネ:専門家使って知識:レネゲイドで素振り
GM:あと15になっちゃった
秋号・一代:これで研究も残り15
スー・S・ストラトフォード:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[3,4,4,5,6,7,9,10,10]+5[4,5]+4 → 19

スー・S・ストラトフォード:やった~あのまろちゃんと一緒だ~
登坂未帆:流石の研究者コンビ
海老奇みなせ:なかよし!
GM:じゃあ突破!
GM:情報を貼っていくわね
・“失号検体”
无号計画の“神”の一つ。研究途中で放棄された個体。
小型化を企図した検体であるらしく、人と変わらない大きさであったという。
その事自体を気味悪がった当時の上層部が、開発中断を求めたという。
ナンバリングが不詳なのは、UGNでは未把握の個体であるため。
UGNの捜査網に入る前に、FH部隊によって撃破されたと考えられる。
つまりは、現在、存在しない。あるとすれば、その遺骸を用いた何がしかか。
・遺産の研究 進捗
現代では——どころか歴史上存在し得ない、未知の海竜と思しき古種生物の死骸。
巨大生物であったものが、巨大な力により圧搾されて化石状になったものと思われる。
赤色に見えていたのは、凝固した血液。
古代種のレネゲイドに感染していると思われるが、
それは先史種、とでも呼べる、確認されている古代種の変種。
この古代種の感染者は、現在の地球環境では生存不可能であると思われる。
これ自体に、特筆した危険性があるのだろうか?


GM:【第4地区 春済漁港】
GM:“凝竜赤骨”が引き揚げられたとされる漁港だ。
GM:漁港自体は賑やかだ。遺産の引き揚げなど、
GM:取るに足らぬ事件だったように。
海老奇みなせ:「とくだん、変わったところはないみたいだね~」
井形宙:「みたいですね~」買い物袋を持っている。
スー・S・ストラトフォード:「何事もなかったかのように賑わっちゃって、逞しいものね」
百合清道:「そんなもんでしょ。ただ、珍しいものが見つかったなんて」
百合清道:「すぐ忘れられますよ」
スー・S・ストラトフォード:「それもそうね。尤も、何かしらの事件になっていたとしたら、それはそれで忘れさせられるんでしょうけど」
登坂未帆:警護のため、もちろん付いて来ている。潮風で髪がふわりと揺れる。
百合清道:「……記憶処理、ってやつですか」
百合清道:「あの、登坂も、もしかして……」
百合清道:「……いえ。なんでも、ないです」
登坂未帆:「……」何も言えない。
海老奇みなせ:「分からないものに、いちいち怯えてたらキリないからね」
海老奇みなせ:「レネゲイド関連じゃ、特にそう」
スー・S・ストラトフォード:「ええ、とはいえ私達の立場からすれば」
スー・S・ストラトフォード:「分からないまま、というのが一番怖いわ」
スー・S・ストラトフォード:「さて、どうしましょう。わざわざフィールドワークに出てきて、お刺身食べて帰るわけにも行かないし」
井形宙:「成分が析出してるかは分かりますよ~」
登坂未帆:二人の才女の言葉に耳を傾ける。『分からないままが、怖い』……
井形宙:「このお魚が食べてるかもしれないので!」
井形宙:「水溶性の物質があるかどうかくらいの手がかりにはなりませんかね」
海老奇みなせ:「あんなのが海中漂ってたってだけで、影響ゼロは楽観だよー」
海老奇みなせ:「古代でも深海でもない、史上に存在しなかった生物の圧縮物」
スー・S・ストラトフォード:「宇宙由来、という線は怪しくなってきたわね」
海老奇みなせ:「それこそ、ここで獲れたお魚を適当に買っていってもいいかもね」
井形宙:「レネゲイドの起源は諸説あるらしいですからねえ」
海老奇みなせ:「単純に、変な汚染されてないかが心配だし」
井形宙:袋いっぱいのお魚を抱えて。
秋号・一代:「食べるためでもなく買い占めるのも。少し勿体なく思いはしますね」
井形宙:「あっ一代さん!こんにちはー!」
秋号・一代:からん、からん。下駄を鳴らして、一同へ歩み寄ってくる
秋号・一代:「お待たせ致しました。申し訳ありません、知古と少々お話がございまして」
秋号・一代:「……それと。ひとつ、皆様にご質問を」
スー・S・ストラトフォード:「質問?改まって何かしら」
秋号・一代:「“无号計画”。または“失号検体”という言葉に聞き覚えはありませんか?」
井形宙:「???」
海老奇みなせ:「最初の方は聞き覚えあるよ。ここに来る時、もらった資料にあった」
登坂未帆:「无号……?」
スー・S・ストラトフォード:「ああ、そういえば、軍の古い資料で一度だけ見た覚えがあるわね」
GM:オーヴァードの起源を、人間を遡った先史生物、さらには生物以前の『無機物』に存在するという仮説を立て
GM:起源のオーヴァード――“神”の再現及び運用を試みた、旧陸軍の計画。
GM:その研究成果である“神”の何柱かは、未だこのN市に隠れ潜んでいるという。
スー・S・ストラトフォード:「第二次世界大戦の頃の記録かしら、所謂『超人兵士』のアプローチの一つ、と本国では認識していたけど」
スー・S・ストラトフォード:「それがどうかしたの?」
秋号・一代:「皆様とも、幾らか言葉を交わしました。故に私も隠し事はせぬ方がよいと考えまして」
海老奇みなせ:「”裏”を探る目的の一つ、だったかな」
海老奇みなせ:「?」
秋号・一代:「かの遺産、“凝竜赤骨”。これがその无号計画……その中で放棄された“失号検体”の手がかりであり」
秋号・一代:「それを破壊せよ。という言葉を受け、皆様に近付かせて頂きました」
スー・S・ストラトフォード:「……それをここで明かすということは」
スー・S・ストラトフォード:「少なくとも、UGNと敵対する連中からの依頼ではないと思っていいのよね」
秋号・一代:「はい。この件においては、私は皆様のための力となります」
海老奇みなせ:「なんだ、よかったぁ~。」
海老奇みなせ:「『知りすぎた皆様には消えてイタダキマス』とか言われるんじゃないかと思ったー」
秋号・一代:「後になって、身が剥がれた際。厄介なことになっては困ると思いましたので、お話をさせて頂きました」
登坂未帆:「殊勝な心掛けだっちゃ」
秋号・一代:「ははは。私は所詮一振り、皆様を相手に勝てるとは思っておりませんとも」
秋号・一代:「情報の共有は生き残るために必須ですから。未帆様」
登坂未帆:「うっ……」今、その手の言葉は刺さる。
海老奇みなせ:「それで、その失号……が、凝竜赤骨ってことなんですか?」
スー・S・ストラトフォード:「それは……少し妙な話よね」
秋号・一代:「私が聞く限り、人の身と変わらん程度に小型化したものだそうですが……」
スー・S・ストラトフォード:「年代が合わないわ。无号計画は戦時中の計画でしょ?」
スー・S・ストラトフォード:「"凝竜赤骨"が内包するレネゲイドは"古代種"それも現存しない先史種とでも言うべきもの」
スー・S・ストラトフォード:「或いは、順番が逆なら筋が通るのかもしれないけど」
井形宙:「逆?」
スー・S・ストラトフォード:「"凝竜赤骨"から"失号検体"が作られたってことなら、順序としては問題ないんじゃないかしら」
秋号・一代:「ふむ。なるほど」
秋号・一代:「確かに、“失号検体”はUGNの捜査網に入る前に、FH部隊によって撃破されたのでは──とも、私には報されています」
井形宙:「んー???」
秋号・一代:「あるとすれば、その残骸ではないか。と」
海老奇みなせ:「残骸、…………」
井形宙:「元の古生物が居て、そこから"失号検体"が作られて」
井形宙:「その残骸が"凝竜赤骨"ってことですか?」
海老奇みなせ:「……ヤな想像しちゃった」
スー・S・ストラトフォード:「そこまでは今の段階ではわからないわね」
海老奇みなせ:「仮説はいくらでも出せるけど、もうちょい進めた方がいいねえ」
海老奇みなせ:「残骸、ならいいんだけどさ……」
スー・S・ストラトフォード:「旧軍の残党が新たな"失号検体"を生み出すために、"凝竜赤骨"を狙っている、って筋書きなら、簡単でわかりやすいんだけど」
スー・S・ストラトフォード:「そう上手く収まるかは、微妙なところかしら」
海老奇みなせ:「流石に旧日本軍そのものの生き残りはそういなかった……はず」
海老奇みなせ:「……失号検体を撃破したFHエージェントが、たとえばすっごい強いバロール能力者とかだったら」
海老奇みなせ:「『圧縮体』なのも理由つくな、って思っちゃった」
井形宙:「ペシャン!てしちゃったってことですか」
海老奇みなせ:「うん。それなら、50人分の人間の構成物も、理屈つくじゃない」
井形宙:「人も一緒にぺしゃんって……?」
秋号・一代:「愉快なお話ではございませんねぇ」
登坂未帆:「うへぇ……」あまり想像したくない。
海老奇みなせ:「もとが海竜形だとして。暴れて、食べて、やられてペシャン」
海老奇みなせ:片手をキツネのような形にし、指を広げて閉じて。
スー・S・ストラトフォード:「成程ね……あまり気持ちのいい話ではないけど」
スー・S・ストラトフォード:「ミス・秋号、稼働時の"失号検体"について、詳しいことはわかっているのかしら」
スー・S・ストラトフォード:「外観とか、能力とか」
秋号・一代:「申し訳ありません。何せ私も、春日のご令嬢様より呼称と使命を報された程度で」
秋号・一代:「具体的な情報については、皆様と変わらぬ形になってしまいます」
海老奇みなせ:「いやいや、情報源がそっちだって分かったのは大きいですよー」
海老奇みなせ:「无号計画なら交戦データも実例もあるはずだし……ちょっと研究室もどろっかな」
スー・S・ストラトフォード:「そうね、私もご一緒するわ」
秋号・一代:「ご負担をかけますが、よろしくお願い致します」
秋号・一代:「もし屏風から虎を追い出して頂けましたら──その際は、存分に力を振るいます故」
井形宙:「私魚調べますね。あっ一代さんって料理できます?」
井形宙:「捌くの手伝って下さいよ~」
秋号・一代:「刃物には慣れておりますが。微力ながらお手伝いしましょう」
GM:そう言って彼らはその場から立ち去っていき。
登坂未帆:「……えっと、あたしは……」どうしよう……
百合清道:「……」
登坂未帆:「……」百合のほうへ振り向く。
百合清道:「……未帆、なんだな。変わらず。名前」
登坂未帆:「……場所、変えっぺ」
登坂未帆:波止場のほうへと歩き出す。
百合清道:「……」そのままついていき。
登坂未帆:きらきらと光を反射し、揺れる水面。そこに突き出たコンクリートの先端に立つ。
登坂未帆:そして、振り向いて。
百合清道:眩しげに目を細める。
登坂未帆:「……すまねがった!」
登坂未帆:頭を下げる。
百合清道:「……えっ」
登坂未帆:「おめぇさ嘘吐いたのは、謝る」
百合清道:「嘘……じゃあ、やっぱり」
百合清道:「登坂なんだな。登坂、未帆……」
登坂未帆:「……んだ」
登坂未帆:頭をゆっくりと上げる。
百合清道:「そっか。それは……」
百合清道:「……」
百合清道:「よかった……」
百合清道:「生きてたんだな……」
登坂未帆:「だげっど……」
登坂未帆:「やっぱり、おめぇの知ってる“登坂未帆”は、死んだと思ってけろ……」
登坂未帆:「もうあたしは、この世界から外れたところにいる存在だっちゃ……」
百合清道:「オーヴァードだからっていうのか?そんなの、俺は別に……!」
登坂未帆:「おめぇ襲われたべ」
登坂未帆:「オーヴァードに、世界の裏側に触れるってことは、危険なことだっちゃ。だから……」
百合清道:「俺は!俺は忘れないからな!」
百合清道:「生きてたんだろ?生きてるんだろ」
百合清道:「世界から外れたとか、そんなの、どうでもよくて」
百合清道:「お前が生きてることが、俺は、嬉しかった」
百合清道:「それもダメだっていうのか?」
登坂未帆:「……」
登坂未帆:『忘れない』。その言葉は嬉しかった。自分の見知った者の中に、あの震災を生き残った者がいるということも。
登坂未帆:けど、だからこそ。
登坂未帆:「今だって本当は、おめぇに協力なんてしてほしくなかったのや」
登坂未帆:「おとなしく守られててほしかったのや」
登坂未帆:「……昔から、お節介なところは変わんねぇっちゃね」
百合清道:「登坂だって変わらないだろ。そうやって、意地を張るところ」
百合清道:「勉強はもう大丈夫か?」
百合清道:「今、俺のいるところ……というか、海老奇先生はさ」
百合清道:「あんなだけど、ああ見えて、すげえ先生なんだよ」
百合清道:「海洋生物学の権威なんだ。ちょっと古生物に偏ってるけど……」
百合清道:「お前の“夢”の、助けになるかもしれない」
登坂未帆:「“夢”……?」
登坂未帆:“夢”。そんなものは記憶の片隅に追いやってしまっていた。
登坂未帆:「……おめぇは、確か深海探査が夢だとか言ってた気がするっちゃ」
登坂未帆:「……どうやら、順調みてぇだなや」
百合清道:「ああ。今でも変わらねえ」
百合清道:「先生のいう通りだ。分からないものに、いちいち怯えてたらキリがない」
百合清道:「光が届かない世界にこそ、手を伸ばしたいって思うよ」
百合清道:「登坂は、もう諦めちまったのか?」
登坂未帆:「……あたしにはもう、光のほうへ飛ぶ資格は無いっちゃ」
登坂未帆:「光の届かない世界で、戦ってる人たちがいるっちゃ」
登坂未帆:「その人たちのためにも、あたしは……」
百合清道:「戦わなくちゃいけないってのは、分かる」
百合清道:「いや、本当に、分かってるのかは分からないけど」
百合清道:「そうすべきと思ってるんだよな」
百合清道:「だけど、それが、他を全部諦めるってことにはならないだろ……」
百合清道:「先生だって表の仕事をしてるんだろ。秋号さんだって、大道芸をやってるって」
百合清道:「井形だって普通に学生をやってる」
百合清道:「なんで、これしかないって、諦めるんだよ」
登坂未帆:悲痛な表情で、テープが張ってある喉元の傷跡を右手で抑える。
登坂未帆:百合の優しさが傷跡にしみる。
登坂未帆:それと同時に、このN市を襲うかもしれない脅威の重さを彼は知らないという事実が、重くのしかかる。
登坂未帆:「……もう、もう」
登坂未帆:瞳が涙でうるむ。
登坂未帆:「放っておいてけろ!」
登坂未帆:UGNエージェントとしての任務を忘れ、その場から走り去ってしまう。
百合清道:「おい……!」
百合清道:手を伸ばすが捉えられない。
登坂未帆:(会わなきゃ、会わなきゃよかったっちゃ……! やっぱり……!)
登坂未帆:行く当ても思いつかない。とにかくあの場からいなくなりたかった。


GM:シーン終了。購入ロイスあれば。
秋号・一代:ロイス保留。購入は、と
スー・S・ストラトフォード:協力者/秋号・一代/○連帯感/警戒 で所得
海老奇みなせ:雇用人/秋号・一代/優雅~:○/警戒心/ロイス で取得
秋号・一代:UGNボディアーマー狙いましょうか。みなせさん使いますか?
海老奇みなせ:あ、先に自分できぐるみ狙ってみる
秋号・一代:了解
海老奇みなせ:コネ:手配師使用
海老奇みなせ:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,1,1,3,4,4,6,6,9,10]+8[8] → 18

スー・S・ストラトフォード:さっすが~
海老奇みなせ:購入! 装着!
秋号・一代:テレビで使ったカンブリアンぐるみだ
登坂未帆:ロイスは秋号さんに〇感服/不信感で。購入はボディアーマー。
登坂未帆:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

スー・S・ストラトフォード:いいなー
登坂未帆:以上!
海老奇みなせ:防弾防刃防大絶滅、あのまろパーカー!
秋号・一代:では余った手番。視界白兵ならアームドスーツがいけますかね
海老奇みなせ:行動値は-1されて5.装甲22.
秋号・一代:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 9[4,6,9] → 9 → 失敗

スー・S・ストラトフォード:硬った
秋号・一代:惜しい。終了です
スー・S・ストラトフォード:じゃあ私がミホにボデマ買ってあげよう
スー・S・ストラトフォード:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[5,8]+1 → 9 → 失敗

スー・S・ストラトフォード:ダメでした……以上!
海老奇みなせ:以上


【ミドルフェイズ4】

GM:シーンプレイヤーは登坂さん。全員登場可能。
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+3(1D10->3)(侵蝕率:73->76)した
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+2(1D10->2)上昇 (侵蝕率:57->59)
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+6(1d10->6)(侵蝕率:75->81)
海老奇みなせ:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 2[2]+60 → 62



GM:【海岸沿い “海の見える高台の公園”】
登坂未帆:木製のベンチにぽつんと座っている。
登坂未帆:「……“夢”」
登坂未帆:『お前の“夢”の、助けになるかもしれない』。百合の言葉を思い出す。
登坂未帆:「あたしの、夢。……あっ」
登坂未帆:思い出した。あたしの夢。
登坂未帆:「でも……」
登坂未帆:今更、目指す気にはなれない。
登坂未帆:「……ああっ!」
登坂未帆:もうひとつ思い出した。それはUGNエージェントとしての警護任務。
登坂未帆:連想するのは、最悪の展開。
登坂未帆:「百合っ……!」
登坂未帆:急いで駆け出そうとする。
スー・S・ストラトフォード:その背後から「ミホ」
スー・S・ストラトフォード:ぴと、と登坂さんの頬に冷たいコーヒーの缶を当てる
登坂未帆:「……ひぃっ!?しゃっこい!?」びくっと跳び上がる。
スー・S・ストラトフォード:「焦らなくても大丈夫よ。みんなこっちに向かってきてるから」
スー・S・ストラトフォード:その反応を気にせず、隣に座る。
登坂未帆:「スーさん……!? ……そうか」状況を把握する。
スー・S・ストラトフォード:「魚を買ったら漁場のおじさんがオマケでくれたの。コーヒーとお茶」
スー・S・ストラトフォード:「好きな方をどうぞ」登坂さんの前に缶を二つ差し出す
登坂未帆:「……どうも」お茶を受け取る。
登坂未帆:「……すまねぇっちゃ。あたし、みんなに迷惑ばかけて」
登坂未帆:お茶の缶を開けず、両手で握りながら言う。
スー・S・ストラトフォード:「別に迷惑とは思ってないわ」
スー・S・ストラトフォード:「事情は大体察せたしね。さっきの話で」
登坂未帆:「……やっぱり、聞かれてたかや」
スー・S・ストラトフォード:「ミス・井形を抑えるのに忙しかったけど、大体は」
スー・S・ストラトフォード:「ま、もう少し長引いてたら私も口を出してたかもしれないけど」
登坂未帆:「……あたし、ちょっとはエージェントとして様になってきたと自分では思ってたけど、まだまだ全然だったっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「そう?以前から様になってたと思うけど」
スー・S・ストラトフォード:「……比較対象がハルミだからかしらね」
スー・S・ストラトフォード:一瞬げんなりした表情になって
登坂未帆:「……万木。あいつは、あたしよりも芯はしっかりしたやつだっちゃ」
登坂未帆:「……多分、今まで自分でも気付かねうちに、忘れようとしてたんだっちゃ。“夢”……」
スー・S・ストラトフォード:「そう……けど、今は思い出せたみたいね」
スー・S・ストラトフォード:「聞かせてもらってもいいかしら?」
登坂未帆:「思い……出しちまったのや。あいつのせいで」
登坂未帆:「あたしの“夢”は……水族館の……イルカの、トレーナー……だったっちゃ」
登坂未帆:気恥ずかしさで途切れ途切れに話す。
スー・S・ストラトフォード:「へえ、かわいいわね。ミホらしいわ」
スー・S・ストラトフォード:「イルカ、好きなの?」
登坂未帆:「らしいとはなんだっちゃ……! 子供のころに行った、水族館。そこで見たイルカショー、とっても綺麗だったっちゃ」
登坂未帆:スーさんを信頼してるゆえ、素直に話し始める。
登坂未帆:「あれはまだ、お父さんも生きてて、あの人……母親も、いっしょだったっちゃ」
登坂未帆:「家族の唯一の、楽しい思い出だったっちゃ」
登坂未帆:「あのときの水しぶきのキラキラ、今でも忘れてねぇっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「そっか……」母親、という言い方に違和感を覚えつつも
スー・S・ストラトフォード:「なら、私と一緒ね」
登坂未帆:「え……?」
スー・S・ストラトフォード:「私、子供の頃に見た日本の番組がきっかけで、研究者になろうと思ったの」
登坂未帆:「……もしかして」薄々感づいていた。
登坂未帆:「あのまろちゃん、かや?」
スー・S・ストラトフォード:「……良くわかったわね。流石は正規エージェントと言った所かしら」意外そうな表情
登坂未帆:「いや……」結構顔に出てましたけど……とは言わないでおく。
スー・S・ストラトフォード:「寄宿学校で、TVもネットも自由には使えなかったんだけど、お世話になってた先生が海外の妙な番組を集めるのが趣味で」
スー・S・ストラトフォード:「TVカンピオーネの化石王選手権だったかしら」
スー・S・ストラトフォード:「実際に古生代の地層が露出してる海岸へ行って、化石を掘り当てるっていう勝負で……」
スー・S・ストラトフォード:「確かその時に新種を発見して、学会でも少し話題になったのよね」
登坂未帆:「……」静かに、穏やかな表情で聞いている。
スー・S・ストラトフォード:「まあ、それはどうでもいいんだけど、その時の画面に映っていた彼女の顔が」
スー・S・ストラトフォード:「本当に、心の底から楽しそうだったから」
スー・S・ストラトフォード:「だから同じ」
スー・S・ストラトフォード:「子供って、綺麗なものに憧れるものよね」
登坂未帆:「……ふふっ」笑みがこぼれる。
登坂未帆:「スーさんにも、好きなものがあったっちゃね」
スー・S・ストラトフォード:「失礼ね、私、嫌いな物の方が圧倒的に少ないわよ」
登坂未帆:「すまね、すまね。今まで、こういう話ばしたことなかったからや」
スー・S・ストラトフォード:「研究者は何にでも興味持たないとやっていけないんだから」
スー・S・ストラトフォード:「だからもちろん、ミホのことも好き」
登坂未帆:「ぅえっ……!?」ストレートに好意をぶつけられると流石に驚く。
スー・S・ストラトフォード:「何その反応、傷つくわね」
スー・S・ストラトフォード:「友人ならこれくらいは言うでしょう」
登坂未帆:「い、いや……あたしもスーさんのことは好きだっちゃ! かっこいいと思うっちゃ!」
スー・S・ストラトフォード:「ふふ、ありがと」
登坂未帆:「そうか……」
登坂未帆:「スーさんは、夢ば叶えたのかや」
スー・S・ストラトフォード:「まだまだこれからだけどね。だからミホだって」
スー・S・ストラトフォード:「叶えればいいじゃない。イルカのトレーナー」
登坂未帆:「……なれっかな。スケバンで、エージェントでも」
スー・S・ストラトフォード:「ミホ」緩んでいた表情を正して
スー・S・ストラトフォード:「あなたにとって"使命"と"夢"が違うものなら」
スー・S・ストラトフォード:「どっちも大事にすればいいのよ。強い人間にはそれが出来る」
スー・S・ストラトフォード:「前にハルミに言ったわよね。人間の一番大事な能力は嘘を本当にする力だって」
登坂未帆:「うん。覚えてるっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「スケバンで、エージェントであることが、貴方の隠された真実なら」
スー・S・ストラトフォード:「"()"を置い続けることが、貴方が人間であり続ける(よすが)になる」
スー・S・ストラトフォード:「……それに、一つのことに精一杯になってるより」
スー・S・ストラトフォード:「そっちのほうが格好良いと想わない?」
登坂未帆:「嘘を追い続ける……」
登坂未帆:「あたし、欲張りになっても、いいのかや?」
スー・S・ストラトフォード:「ふふ、良いに決まってるでしょ」
スー・S・ストラトフォード:「頑張りなさい。登坂未帆。貴方にはその資格がある」
スー・S・ストラトフォード:「きっと貴方は、多くの人の夢を守ってきたのだから」
登坂未帆:「……」ぽろぽろと涙がこぼれる。
登坂未帆:「あたし、あたし、今はまだ、ちゃんと決められねぇけど……」
登坂未帆:「でも、前よりは……夢を叶えたい、普通の日常に生きたいって、思えてきたっちゃ……!」
登坂未帆:お茶の缶を握る両手に涙が落ちる。
海老奇みなせ:「未帆ちゃーーーーーーーーーん!」
海老奇みなせ:と、そこで、だーっ走ってきてがばーっと横合いから抱き締めます。
登坂未帆:「うわぁっ!?」涙を隠す暇もなく、抱き着かれる。
秋号・一代:「海老奇様、驚かせてはよくありませんよ」続けて、三人の元へ姿を見せる
海老奇みなせ:「ごめんねウチの学生が! 事情よくわかんないけど、とりあえず蹴っといたから!」
海老奇みなせ:「清すけ、普段は振り回され役だけど突っ込む時は深海まっしぐらっていうか」
海老奇みなせ:「だからさーーーーーごめんねーーーーー悪いコじゃないからーーーー」
登坂未帆:「うぅっ……わかってる、わかってるっちゃ。それは……!」
海老奇みなせ:「でも、もしまだストーカーしてくることがあったら言ってね! 三葉虫の餌にするから!」
海老奇みなせ:「ね、宙ちゃん!」
井形宙:「はい!骨バキバキの顔ボコボコですよ!」
井形宙:シュッシュッとシャドーボクシングする。
秋号・一代:「ははは。よかったですね未帆様」
秋号・一代:「憑きものも落ちたご様子。善きこと」
スー・S・ストラトフォード:「ほら、ミホ」泣いている登坂さんにハンカチを渡して
登坂未帆:「ん……」ハンカチを受け取り涙を拭く。
海老奇みなせ:「うううう、ごめんね……」  なんかよくわからないけど貰い泣きしている。
登坂未帆:「……もう、迷わねぇっちゃ」
登坂未帆:涙を拭いて、決意を秘めた表情で立ち上がる。
井形宙:「はい!清道にはこのとおり反省させますから!」
井形宙:頭をグイグイと押す。
百合清道:「いや痛……」
百合清道:「いやそこ蹴られてマジで痛……!」
井形宙:「反省の意思なしかーっ!」
海老奇みなせ:「年下……同年代……年下? の子に詰め寄って泣かせた奴には当然の罰!」
登坂未帆:「百合……」
登坂未帆:“あの頃”と同じ声色。しかし違った意思を込めて声をかける。
百合清道:「……?」
登坂未帆:「あたしはもう、何があっても、誰のことも、自分のことも……諦めねぇっちゃ!」
百合清道:「……!」
百合清道:「……そっか。そっか」
百合清道:「俺の知ってる登坂だ」
百合清道:「……懐かしい気分だ。けど」
百合清道:「何かあったら、頼れよ」
登坂未帆:「うん。……なんか、昔を思い出すっちゃね。ふふっ」
登坂未帆:4年ぶりに百合に出会って、初めての笑顔を見せる。
井形宙:「えっ仲直りしてる……?」
井形宙:「よく分かんないけど仲良きことは美しきかなあで!めでたしめでたし!」
海老奇みなせ:「うん、よくわからないけど、笑ってる方が可愛いよね!」
秋号・一代:「まったくまったく。結びがよければ、物事はうまく回るものです」
スー・S・ストラトフォード:その様子を微笑ましく見つめて「……さて」
スー・S・ストラトフォード:「丸く収まった所で、改めて研究室に戻りましょうか」


GM:【恭英大学 海洋学科 別棟】
GM:巨大な生簀がある区画に、あなた達は呼び出されていた。
御柱将門:「研究室だと、限界がありますから」というのが、御柱の弁だ。
海老奇みなせ:「ここ使うの珍しいですね~」 存在は知っていた程度。
御柱将門:「まあ、先生は現代生物あまりいじりませんからね」
スー・S・ストラトフォード:「それで、ここじゃないと出来ないことって一体何かしら?」
スー・S・ストラトフォード:「イルカのショーでも見せてくれるの?」
登坂未帆:「ここ……イルカいんのかや?」きょろきょろ
秋号・一代:「釣りもできそうですね」
御柱将門:「そうならないとは思いますが……」
御柱将門:“凝竜赤骨”を取り出して、置く。
御柱将門:「海老奇先生。先生の能力を、これに適用することは出来ますか?」
海老奇みなせ:「はい?」
御柱将門:「現代環境下では、この古代種因子は活性化しません。ですが」
御柱将門:「別のテスクチャを張り付けられた上でなら、生育できるのでは?そう考えています」
海老奇みなせ:「それは……」
海老奇みなせ:五億年前の海。それまでのプランクトン類ではなく、巨大な動的生命を爆発的に反映させた、原初の海。
井形宙:「恐竜が復活しちゃうってことですか……?」
海老奇みなせ:「理論上は可能ですね。けれど、そんなことしたら大変じゃないですか?」
御柱将門:「それはないでしょうね。永命の古代種因子も、絶命と無縁ではない」
御柱将門:「いざというときのために、こちらで、と」
秋号・一代:「下手な場所で起こすよりは、我々で手を打つと」
井形宙:「……清道下がってたほうがいいよ」グイグイと外に押しやる。
登坂未帆:「後ろさいるっちゃ」百合の前に立つ。
百合清道:「あ、ああ……」
海老奇みなせ:「ですが、旧日本軍のジャーム兵器でしょう。……いや、推測ですけど」
海老奇みなせ:「先生、そんな積極的でした?」 へら、と笑う。
御柱将門:「いえ、先生。“これはそうではありませんよ”」
海老奇みなせ:「はい?」
スー・S・ストラトフォード:「…………」
登坂未帆:「……?」
御柱将門:「ただの死骸ですとも、これは」
海老奇みなせ:「?」
海老奇みなせ:「……なんで」
海老奇みなせ:「そう、言い切れるんですか」
御柱将門:「どこかの進化の枝葉の先の、古い種です。そんなものが」
御柱将門:「現代にも生きていては、ものの道理が通らないと思いませんか?」
秋号・一代:「…………」
スー・S・ストラトフォード:「道理が通らないのはあなたの方ではなくて?ミスター御柱」
スー・S・ストラトフォード:「まるで、そいつがそうであるとはじめから知っていたような口ぶりだけど」
御柱将門:「ええ、まあ。我々で殺しましたので」
井形宙:「何を……?」
御柱将門:「……先生の協力を仰げれば、一番早く、安全だったのですが……」
海老奇みなせ:「…………!」
御柱将門:ポリタンクを持ち上げて、遺産に中の液剤を注ぐ。
GM:粘性のある、白い液体。
海老奇みなせ:「それは……!?」
御柱将門:「アムリタ、と我々は呼んでいます」
御柱将門:「“表”に噴出する、賢者の石の成分を孕む残滓のようなものです」
海老奇みなせ:「……っ!」 石板を翳す。だが自分の能力はまずい。
スー・S・ストラトフォード:「……ッ!ミホ!」
秋号・一代:「それはまた──物騒な」
御柱将門:「乳海をかき混ぜて作られたもの、ということですよ」
秋号・一代:袂からずるり、と。どう収まっていたのか一本の棒──否、黒く塗られた骨の槍が抜かれ。突き出す。間に合うかどうかはわからぬが、体が動いた
海老奇みなせ:「スーさん! 未帆ちゃん! 秋号さん、止めてっ!」
登坂未帆:「くっ……!」喉元のテープをはがす。
スー・S・ストラトフォード:地面に落ちだ影が伸び、ポリタンクを握る腕に向けて鋭い鉤爪が迫る。
御柱将門:槍を、鉤爪を。腕で受け止める。
御柱将門:異常な“重さ”の腕。
御柱将門:まるで、何かを、高密度に押し固めたような。
御柱将門:直視していると、具合が悪くなってくるような、そんな気分さえする。
登坂未帆:「なっ……!?」首の傷跡からヨーヨー“激輪”を取り出すが、二人の攻撃を受け止めた力に驚く。
御柱将門:「別に、すぐにあなた達に何かがあるわけではありませんよ」
GM:“アムリタ”をかけられた化石は、びちゃびちゃと溶けて、生命のようなぬめりを取り戻すが。
GM:それだけだ。動き出したりはしない。
スー・S・ストラトフォード:「……死骸、というのは本当のようね」
御柱将門:「今は、一時的に、特異性を抹消しています」
御柱将門:「それ故に、本来生育できぬ環境下で、永らえている」
御柱将門:「UGNで言うところの、
“賢者の泉”の効用ですね」
井形宙:「えっと……」
井形宙:「じゃあ何のために……?」
海老奇みなせ:「それを、今度こそ破壊したい?」
海老奇みなせ:「それとも復活させて利用したい? どっちなんですか?」
御柱将門:「破壊はします。利用もしますとも」
御柱将門:腕を振り上げて、“凝竜赤骨”に叩きつける。
御柱将門:血のような赤い液が、ビシャビシャと掛かる。
御柱将門:「これでこの腕が、因子保有者です」
GM:秋号さんだけは、この腕から、
GM:直接的な死の匂いを感じる。自らを害するような。
秋号・一代:──己の技巧から派生する推測。あるいは、第六感めいた予感
秋号・一代:どちらにせよ、匂った。その瞬間に体は動く
海老奇みなせ:通常なら、大人しく動向を見守るようなことはしない。
海老奇みなせ:だが、嫌な伏線を張られた。今、彼女の領域を迂闊に起こすわけにはいかなくなった。
海老奇みなせ:海老奇みなせが、その程度の判断が働かせるイリーガルであることを読まれている。
海老奇みなせ:「何回遭っても嫌だなあ、ほんとにさ……!」 僅かに震える声。
秋号・一代:「──お下がりを」もう一振り。同じ形の槍を片手に、抑え込まれた場所へ重ねて突く
御柱将門:「お……と」
御柱将門:それを弾くようにして、距離を取る。
秋号・一代:「匂います。ええ、不愉快な匂い。“我々”にとっては死、そのものと言ってもよい」
御柱将門:「……ああ、なるほど」
御柱将門:「そうなのかもしれませんね」
御柱将門:「“オールド”ですね。あなたも」
御柱将門:「“二十年物(ニューエイジ)”ではない」
御柱将門:「……現在、このN市には、オーヴァードが何人いると思います?」
御柱将門:「オーヴァードの流入は止まりません。にもかかわらず、転出したオーヴァードは驚くほど少ない」
スー・S・ストラトフォード:「耳が痛いわね。尤も、私はさっさと帰りたいんだけど」
御柱将門:「事件が多いから、オーヴァードを多く配備していると、UGNは考えているのかも知れませんが」
御柱将門:「私の考えは違います。オーヴァードの多さが、衝突を呼んでいる」
御柱将門:「衝突ではすみません。このままでは、いずれ、大絶滅が来る」
御柱将門:「それは歴史上、必然です。過度な生命の爆発的増加は、後の破綻を免れない」
登坂未帆:「……」大絶滅、そんな話には心当たりがある。
海老奇みなせ:「…………」
秋号・一代:「断言致しますね? 何を見せられたのかは、知りませぬが」
海老奇みなせ:眉をひそめる。
御柱将門:「それがどういう形かは、この際、関係ありません」
御柱将門:「“オーガン”であろうが、そうでなかろうが、そんなものはマクガフィンです」
御柱将門:「破綻が到来する、ということが重要なのです」
海老奇みなせ:「准教授の言葉とも思えないな」
御柱将門:「“実用的”なんですよ、私の研究テーマは」
スー・S・ストラトフォード:「貴方なら、その破綻を回避できると?」
御柱将門:「はい。簡単な話でしょう?」
御柱将門:「代謝です。新しきのため、古きを削ぎ落とす必要がある」
秋号・一代:「────」
秋号・一代:薄く浮かばせていた笑みが消える
スー・S・ストラトフォード:「はあ、成程。それで“二十年物(ニューエイジ)”ね」
スー・S・ストラトフォード:「オールドを根こそぎ滅ぼしでもするつもり?」
御柱将門:「――“特異性の抹消”が可能です。今や」
御柱将門:「自らの長命を捨て、通常の生を歩む者には、手を下しませんとも」
御柱将門:「あくまで、通常の命の流れの代謝を阻害しているものだけです」
GM:“凝竜赤骨”には、『予告された終焉』が備わっています。
GM:これを取り込んだ彼が、エンディングまで生存していた場合、
GM:指定した対象を絶命させる。
GM:さらに、彼の“腕”には
GM:Eロイス『傲慢な理想』が3つ。
GM:『予告された終焉』の対象を、シーン外、市内全域まで拡張。
御柱将門:「この因子は、通常の古代種因子を、変異させます」
御柱将門:「現代環境下では生存できない、種族のそれに」
海老奇みなせ:「……そっちか!」
海老奇みなせ:「それを復活させるんじゃなくて……他の古代種のオーヴァードを全部、それと同じにするつもり!?」
御柱将門:「はい。無差別に人減らしをするわけにも行かないでしょう?」
御柱将門:「収穫祭(フィースト)のような連中であれば、それも厭わないかもしれませんが」
御柱将門:「不要な犠牲は、出すつもりがありませんので」
秋号・一代:「ははっ! 随分な口ぶりですが、出される答えは変わりませんよ。善人ぶるのはお止しなさい」
秋号・一代:「どうあろうと貴方は、我々に死ねと仰ったのですから」
御柱将門:「まあ、あなたはそうでしょうね」異常変異した腕で、手招きする。
海老奇みなせ:「生命の、要不要の判断ができるほど、人は偉くなれない」
海老奇みなせ:「淘汰は自然によってのみなされるべきだよ」
海老奇みなせ:「……未帆ちゃんも、年取ってないんだよね」
登坂未帆:「……んだ」
海老奇みなせ:「……なったばかりの古代種だっている。未帆ちゃんがそうかは分からないけど」
海老奇みなせ:「貴方はそういう子たちの未来まで摘み取るつもり?」
御柱将門:「私は常に、回避の方策を与えています」
御柱将門:「死が恐ろしいなら、不死を捨てればいい」
御柱将門:「尋常の生き方をする生物以外は、ここに必要ありません」
御柱将門:「――我が名は、“ラ・ヴィ”の“O-Sバウンダリ”」
御柱将門:「シルルとオルドビスの間。最初の大絶滅事象」
御柱将門:「“大絶滅”を避けるために――」
御柱将門:「いま、“間伐”を受け入れて下さい――!」


GM:シーンを終了。クライマックスに移行します。
GM:ロイス・購入あればしておいてください
海老奇みなせ:同行者/登坂未帆/庇護:○/迷惑かけました/ロイス
秋号・一代:O-Sバウンダリへ。 「執着/〇討ち滅ぼす」
登坂未帆:ロイスは取得不可。購入はボディアーマーを
登坂未帆:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

登坂未帆:ぐえー以上!
スー・S・ストラトフォード:きぐるみ買います。《無形の影》《Cウロボロス》使用
秋号・一代:じゃあ私も未帆様へボディーアーマーを
スー・S・ストラトフォード:7dx7+1
DoubleCross : (7R10+1[7]) → 10[2,2,9,9,10,10,10]+10[3,3,6,7,8]+10[9,10]+10[5,9]+1[1]+1 → 42

秋号・一代:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 10[6,6,8,10]+4[4] → 14 → 成功

スー・S・ストラトフォード:すんごい良いの買っちゃった
GM:すごいキグルミじゃん
秋号・一代:買えました。どうぞ未帆様
海老奇みなせ:スーさん、ただでさえ余裕ないのに!
海老奇みなせ:購入するものある?
スー・S・ストラトフォード:あのまろちゃんとおそろいのキグルミを装備します
海老奇みなせ:あ、ブルーゲイル買ってみるか
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+6(侵蝕率:76->82)した
登坂未帆:秋号さん、ありがとうっちゃ! ボディアーマー取得、装備!
海老奇みなせ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 8[1,3,4,5,5,6,8] → 8

海老奇みなせ:ぜんぜん駄目
海老奇みなせ:以上!
スー・S・ストラトフォード:以上!
秋号・一代:処理以上


【クライマックス:シルロルドビス間伐紀行】

GM:全員登場してください。
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+1(1d10->1)(侵蝕率:81->82)
海老奇みなせ:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 9[9]+62 → 71

スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+8(1D10->8)(侵蝕率:82->90)した
海老奇みなせ:グワーッ
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+9(1D10->9)上昇 (侵蝕率:59->68)


“O-Sバウンダリ”御柱将門:彼の掲げる腕が、悍ましく鳴動する。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:異形の腕。異常なるものを取り込んだ証。
GM:衝動判定です。難易度9。
海老奇みなせ:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[5,7]+1 → 8

秋号・一代:《ヒューマンズネイバー》で+1D
スー・S・ストラトフォード:8dx>=9
DoubleCross : (8R10[10]>=9) → 10[1,1,4,6,6,8,8,10]+9[9] → 19 → 成功

秋号・一代:9dx+4>=9
DoubleCross : (9R10+4[10]>=9) → 10[1,3,5,6,7,7,9,10,10]+3[2,3]+4 → 17 → 成功

海老奇みなせ:この精神が弱い! 2020
登坂未帆:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[3,9,9] → 9 → 成功

秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+11(2d10->5,6)(侵蝕率:82->93)
秋号・一代:絶妙
海老奇みなせ:2d10+71
DoubleCross : (2D10+71) → 9[5,4]+71 → 80

登坂未帆:衝動判定。登坂未帆の侵蝕率が+16(2d10->10,6)上昇 (侵蝕率:68->84)
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+10(2D10->2,8)(侵蝕率:90->100)した
“O-Sバウンダリ”[12]

    5m

 登坂[6] 海老奇[5]
 スー[10] 秋号[6]
GM:配置はこう
GM:セットアップから!
海老奇みなせ:なし!
登坂未帆:セットアップなし!
スー・S・ストラトフォード:なし!
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《ルーラー》。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:PC全員のダイスを-6個。
海老奇みなせ:ゲゲーッ
スー・S・ストラトフォード:ふざけやがって…
秋号・一代:《常勝の天才》!
秋号・一代:これ回数制限もないからなぁ。初回からこっちも飛ばしていこう
秋号・一代:対象はスー様、未帆様、海老奇様の三人。ラウンド中の攻撃力+16
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+6(侵蝕率:93->99)
スー・S・ストラトフォード:ありがてぇ
GM:イニシアチブ。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《加速する刻》。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:マイナーで《破壊の爪》《一角鬼》《歴戦の獣牙》《骨の剣》《死招きの爪》《無形の爪牙》《抉り穿つもの》《原初の青:毒蛇》
GM:メチャクチャな素手を作ります
スー・S・ストラトフォード:メチャクチャすぎるだろ
GM:命中0 攻撃力57 ガード16 射程5m 命中で邪毒ランク3 の素手を作成。
海老奇みなせ:また楽しそうなデータを
海老奇みなせ:???
秋号・一代:素手とは
“O-Sバウンダリ”御柱将門:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》《無形の影》《フォース》《原初の赤:要の陣形》。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:スーさん以外の3人を攻撃。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:16dx7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[1,3,4,4,5,5,6,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,3,3,4,5,5,8,10,10]+6[2,5,6]+2 → 28

海老奇みなせ:暴走リアクション不可
秋号・一代:《ルーラー》で判定すらできません。食らった!
登坂未帆:4dx+1>=28 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=28) → 9[4,6,8,9]+1 → 10 → 失敗

登坂未帆:食らいました
“O-Sバウンダリ”御柱将門:3d10+57 装甲有効
DoubleCross : (3D10+57) → 22[10,3,9]+57 → 79

GM:命中で邪毒ランク3ね!
海老奇みなせ:リザレクト!
秋号・一代:死! 《リザレクト》
海老奇みなせ:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+3[3] → 83

秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+8(1d10->8)(侵蝕率:99->107)
登坂未帆:リザレクト!
登坂未帆:登坂未帆は戦闘不能。HPを0に再設定。 (HP:38->0)
登坂未帆:リザレクト。登坂未帆のHPが+6(1D10->6)回復 (HP:0->6)
登坂未帆:登坂未帆の侵蝕率が+6上昇 (侵蝕率:84->90)
秋号・一代:100を越えたので、《常勝の天才》によるバフが+20に変更
GM:ヒエ……
“O-Sバウンダリ”御柱将門:通常手番で同じ攻撃を。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》《無形の影》《フォース》《原初の赤:要の陣形》
GM:choice[登坂,海老奇,スー,秋号] 狙わない人
DoubleCross : (CHOICE[登坂,海老奇,スー,秋号]) → 秋号

GM:秋号さん以外の3人を攻撃。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:16dx7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,1,3,4,5,5,5,5,5,6,7,9,10]+10[4,5,8]+10[7]+5[5]+2 → 37

海老奇みなせ:あ
GM:あっやなかんじ!
スー・S・ストラトフォード:おやぁ……
海老奇みなせ:《支配の領域》《絶対支配》
秋号・一代:出たー
GM:ヒイ……
海老奇みなせ:1ループめの6,7,9,10を1に変更
GM:ひどいことする……
海老奇みなせ:お前の達成値は5+2だ
“O-Sバウンダリ”御柱将門:達成値7です……
海老奇みなせ:侵蝕83→93
海老奇みなせ:まあ、リアクション不能なので受けるは受ける!
海老奇みなせ:かわせーっ、登坂さん!
登坂未帆:ドッジ!
登坂未帆:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 8[2,4,7,8]+1 → 9 → 成功

登坂未帆:ギリ!
秋号・一代:ウォーッ
海老奇みなせ:やった!
スー・S・ストラトフォード:じゃあドッジしよう。"凝竜赤骨"のロイスを昇華してダイスデバフを解除
GM:グワーッ
スー・S・ストラトフォード:4dx>=7
DoubleCross : (4R10[10]>=7) → 8[2,4,8,8] → 8 → 成功

スー・S・ストラトフォード:ラッキー!
海老奇みなせ:キャーッ
GM:グヌヌ……
海老奇みなせ:ダメージを出すが良い! 受けるのは私一人だ!
GM:お前だけは死んでもらうぞ海老奇教授!
“O-Sバウンダリ”御柱将門:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 5[5]+57 → 62

海老奇みなせ:私を殺しても教授の椅子は空かないぞーっ!!
海老奇みなせ:リザレクト!
海老奇みなせ:客員教授だから!
海老奇みなせ:93+1d10
DoubleCross : (93+1D10) → 93+3[3] → 96


“O-Sバウンダリ”御柱将門:彼の腕が、悍ましく蠢く。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:尋常のものではない。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:凝縮した肉の塊。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:それが異常変形して、再び巨大な腕の形をかたちどる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:血と腐臭に塗れた腕。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:それを思い切り、叩きつける。
海老奇みなせ:「――宙ちゃん、清くん連れて逃げてっ!」
井形宙:「はいっ!」脱兎のごとく駆け出して、担いで部屋から退避する。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「“失号検体”も、我々で抹殺しましたが」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「この腕は、古代種の保菌にと取っておいたんです」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「なかなか厄介なものでしょう。我々も苦戦しましたよ、これには」
秋号・一代:一撃。体が重い、おそらく相手のエフェクトによる阻害
秋号・一代:直撃を受け、吹き飛ぶ。着物が血と埃に汚れて
秋号・一代:「……ははは」それでもなお、笑っている
登坂未帆:「ぐぅっ……!」
登坂未帆:攻撃の衝撃により、星辰館高校の制服がビリビリと破け散る。しかしその中から現れたのは肌色……ではなく──
登坂未帆:襟のラインとスカーフの赤色が際立つ、漆黒のセーラー服。
海老奇みなせ:「――――!」 腕に薙ぎ払われ、声も無く壁に叩きつけられる。
登坂未帆:「……おだつなよ」
登坂未帆:黒い指ぬきグローブを取り出し、装着する。
登坂未帆:「おめぇの好きには、させねぇっちゃ!」
百合清道:「登坂……!」引っ張られる直前、それを見る。
百合清道:「信じるぞ!」
井形宙:「早く出る!」
登坂未帆:“あの頃”と変わらないデザインのセーラー服だ。
登坂未帆:ちらりと振り向き、百合に微笑みかける。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:追撃。間髪容れず、再び巨腕が振るわれる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「滅びをっ!」
海老奇みなせ:「――――」
海老奇みなせ:だが、その巨腕の動きが鈍る。
海老奇みなせ:宙と清道の離脱を確認した瞬間に、石板は開かれている。
海老奇みなせ:「未帆ちゃん、スーさんっ!」 軌道上の二人を押し退けて飛びだし、その腕の前に立ち塞がる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「邪魔を……!」
スー・S・ストラトフォード:「あのまろちゃん!いけない!」咄嗟に声が出る
海老奇みなせ:先程、一息に吹き飛ばされた巨腕は、みなせの胸を貫き、それだけで止まる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……?」手応えに違和感を感じる。
海老奇みなせ:「げ、ふッ!」 濁った嗚咽。だが、そうして吐き出した血が、地面から浮かび上がり――『胚』になる。
登坂未帆:「くっ……海老奇さん!」
海老奇みなせ:周囲も同じだ。おぞましい肉片が、血が、圧縮された死体の腕から零れる腐汁すら。
海老奇みなせ:……美しく、虹色に輝く、大小様々の胚となって。
スー・S・ストラトフォード:「これは……胞胚?」
海老奇みなせ:原始の生命を、象り、生み出していく。
海老奇みなせ:「それの復活が目的じゃないんなら――十分に使えるよね? 先生」
海老奇みなせ:「ここは私の『領域』だ。――五億年前の生命の海」
スー・S・ストラトフォード:「サンクタカリス、ピカイア、オットイア……そうか、これが……」
スー・S・ストラトフォード:「これが、彼女の世界」瞳を輝かせる
海老奇みなせ:「――不自然だと、尋常な生命を守ると謳うなら。まずは、これから崩してもらおうか!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「その濫用こそが、この地を不安定にしているんですがね……!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「大規模な領域侵蝕能力者も、増えすぎた!」
海老奇みなせ:「その『増えすぎた』を判断するのが、傲慢だって言ってるの!」
海老奇みなせ:「増えすぎた新種による大規模絶滅なんて、最低でも100万年単位ッうぇッぐっん……!」
海老奇みなせ:持論を展開しようとして潰れた肺で咳き込み、そのまま何歩か下がる。
海老奇みなせ:「とにかく、今のうちに! やっちゃって、みんな!」

GM:では次はスーさんの手番!
スー・S・ストラトフォード:『ロストメモリー・ターミネーター』オートで[原初の混沌]を使用し[天の火]を所得
スー・S・ストラトフォード:マイナーで《原初の黒:ポルターガイスト》[天の火]を破壊しシーン中攻撃力+40
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+6(侵蝕率:100->106)した
スー・S・ストラトフォード:『デッドメモリー・プレデター』《C:ウロボロス》《無形の影》《虚ろなる軍団》《シャドーテンタクルス》オートでジュラシックレコードを装備し“O-Sバウンダリ”に攻撃
GM:来やがれ……!
スー・S・ストラトフォード:11dx7-2
DoubleCross : (11R10-2[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,7,9,9]+6[1,6,6]-2 → 14

スー・S・ストラトフォード:ひっでえ
海老奇みなせ:《妖精の手》!
スー・S・ストラトフォード:あのまろちゃん!
スー・S・ストラトフォード:あたし頑張る!
海老奇みなせ:96→100
スー・S・ストラトフォード:1d7+18
DoubleCross : (1D7+18) → 3[3]+18 → 21

GM:xが抜けてるわ!
GM:緊張してるのかな
スー・S・ストラトフォード:ほんとだ!振り直していいですか?
GM:直しな!
スー・S・ストラトフォード:1dx7+18
DoubleCross : (1R10+18[7]) → 4[4]+18 → 22

GM:ちょっと上げやがって!
スー・S・ストラトフォード:ちょっとだけ上がりました。えへへ
海老奇みなせ:すごいよ~
“O-Sバウンダリ”御柱将門:ガード。せっかく作ったから……それから
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《インペリアルガード》。ダメージ軽減エフェクト。
GM:ダメージをどうぞ。
スー・S・ストラトフォード:小癪……いくぜ!
秋号・一代:【支援:常勝の天才】攻撃力+20
スー・S・ストラトフォード:3d10+12+40+20+2d10
DoubleCross : (3D10+12+40+20+2D10) → 17[7,4,6]+12+40+20+13[3,10] → 102

スー・S・ストラトフォード:おらっ
GM:おかしくない……?
スー・S・ストラトフォード:これが知性のパワーですわ~~!
海老奇みなせ:なんだこの固定値
“O-Sバウンダリ”御柱将門:102-16-2d10
DoubleCross : (102-16-2D10) → 102-16-10[7,3] → 76

GM:いっぱい貰ったな……まだ生存!
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+11(侵蝕率:106->117)した

秋号・一代:「心得ました──」三人が動くより先。女が一歩、踏み出す
秋号・一代:「さて、皆様。あの時私はお伝えしました」
秋号・一代:「この件の限り、私は皆様のための力となります。と」
秋号・一代:からん、と下駄の音。続くのはもうひとつ
秋号・一代:槍が落ちる。袂から一本、二本、三本──彼女の本質。命を貫くもの。
秋号・一代:「──我が身、我が形。万物を貫く神鎗には足りませぬが」
秋号・一代:「眼前の相手を突き砕くには足りましょう」
秋号・一代:投擲。湧いた槍を、無数に湧く殺意を、休みなく叩き込み続ける
秋号・一代:進撃の道を開く
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「邪魔ばかり……!」
スー・S・ストラトフォード:「最初に邪魔したのは貴方よ。ミスター・御柱」
スー・S・ストラトフォード:アタッシュケースから黄金色に輝く輝石を一掴み取り出し、足元にばらまく
スー・S・ストラトフォード:その石……古代の琥珀標本は、彼女の影の中へと溶けていき
スー・S・ストラトフォード:同時に、膨張した影が天蓋を覆い尽くす。
スー・S・ストラトフォード:「私の研究テーマは『レネゲイドの起源について』。貴重な生き証人をみすみす死なせるわけには行かないわ」
スー・S・ストラトフォード:「なにより」
スー・S・ストラトフォード:「貴方はDr.海老奇の信頼を裏切った」
スー・S・ストラトフォード:「研究者として、私達全体の信用を落とす行いは正させてもらう」
スー・S・ストラトフォード:暗黒に覆われた天を指差す。その先には
スー・S・ストラトフォード:天を裂き青白く燃え盛る、一筋の星が流れている。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「なんだ、あれは……」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「彗星……?」
スー・S・ストラトフォード:「"K-Pgバウンダリ"地球史上最後の大絶滅」
スー・S・ストラトフォード:「その引き金となった魔なる星、これはその再現」
海老奇みなせ:その正体は、一目で分かる。
海老奇みなせ:(これを呼び出せる領域があるなんて……!)
海老奇みなせ:感動と戦慄が同時に全身を走る。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「“チクシュルーブ”だと……?」
スー・S・ストラトフォード:「ええ……私が本来演算するのは生態系の絶滅。けどね」
スー・S・ストラトフォード:「隕石衝突による刺激(インパクト)が引き起こすのは、何も大量絶滅だけじゃない」
スー・S・ストラトフォード:「生命の宇宙起源説なんて所詮与太話だけど」
スー・S・ストラトフォード:「今この瞬間、原初の海にこの星が落ちればどうなるか」
スー・S・ストラトフォード:「───実験して見る価値はあるわね」
スー・S・ストラトフォード:星が墜ちる。原初の生命を育んだ海に、さらなる熱が満ち
スー・S・ストラトフォード:───爆発する。
スー・S・ストラトフォード:浮かび上がる胞胚が暴れるように脈打ち
スー・S・ストラトフォード:多種多様な生物群となって暴れまわる。
スー・S・ストラトフォード:それは、いずれもこの星の歴史に存在しない異形
海老奇みなせ:「――うっひゃあああ!?」 驚きながらも、楽しげに笑う。
海老奇みなせ:偏執的なまでにカンブリアに限っていた領域構築が、新たな因子によって乱れていく。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「メチャクチャなことをしてくれますね……!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「アメリカの研究者は、やれあれもこれも爆発、爆発と……!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「大雑把なんですよ……!」
スー・S・ストラトフォード:「そんなことだから日本の研究者は小さくまとまってるなんて言われるのよ」
スー・S・ストラトフォード:「少しは彼女を見習いなさい」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……私の考えでは、そこは最後の大絶滅ではない」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「最後は、“フィランダー・バウンダリ”。20年前です」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「人類の8割が死滅して、“潜在的感染種(ポテンシャル・オーヴァード)”に支配種がシフトした」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「なればこそ、この種をこそ保護しなくてはならない!」
スー・S・ストラトフォード:「不勉強にも程があるわね」小さく溜息をついて
スー・S・ストラトフォード:「人間を人間たらしめるものは、そんなところにはない」
スー・S・ストラトフォード:「彼女は人間よ」

GM:次!行動値6組!
GM:秋号さんか登坂さん!
秋号・一代:では問題なければ先手!
登坂未帆:どうぞ!
秋号・一代:マイナー、“骨槍”《骨の銃》《オリジン:レジェンド》
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+5(侵蝕率:107->112)
秋号・一代:メジャー、“真鎗一振”《コントロールソート》で射撃攻撃
秋号・一代:対象はバウンダリ!
GM:どうぞ!
秋号・一代:《ルーラー》で-6D、シューターズジャケットで+1D
秋号・一代:4dx+28
DoubleCross : (4R10+28[10]) → 7[1,2,2,7]+28 → 35

GM:全然意に介さないんだよなルーラー……
“O-Sバウンダリ”御柱将門:ガード。《インペリアルガード》。
秋号・一代:ダメージ直前、“神鎗一振・未”《フェイタルヒット》
秋号・一代:ジャイアントキルの効果を含めて、+8D
GM:ヒエ……
秋号・一代:4d10+7+8d10
DoubleCross : (4D10+7+8D10) → 25[4,4,10,7]+7+37[5,8,3,1,6,2,10,2] → 69

GM:常勝載ってないのにこれ!
秋号・一代:こんなところですね。装甲有効
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+4(侵蝕率:112->116)
“O-Sバウンダリ”御柱将門:69-16-2d10
DoubleCross : (69-16-2D10) → 69-16-6[4,2] → 47

秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+2(侵蝕率:116->118)
GM:がつがつ貰うな……
GM:だがまだ生存!
スー・S・ストラトフォード:しぶとい…
秋号・一代:100点もらっているにも関わらず
GM:“失号検体”を取り込んで強靭なタフネスを得ているのでな……
GM:とはいえさすがに堪えてくるレベルなんですが。

秋号・一代:言葉に続く、接触音。投げつけられていた槍の一本が再現空間の大地に突き立つ
秋号・一代:投げ込まれる嵐の如き槍の山。その流れが一度、止まる。
秋号・一代:「ありがとうございます、スー様」
秋号・一代:「大事な話と理解します。詳細は浅学の身には、わかりかねますが──」
秋号・一代:「貴方が私を評してくれたことへ、応えましょう」
秋号・一代:手に掴むのは変わらぬ形の一振り。しかし先ほどまで続いた投擲のため、取り回しを重視し短くされていた柄が伸びている。
秋号・一代:両の手で握り締め。体を捻る。狙いは一点。
秋号・一代:「我が身、未だ至らず。しかし」
秋号・一代:下駄を脱ぎ捨て。足袋越しに地を踏み締め、
秋号・一代:「──貴様を貫くには十二分と知れ!」
秋号・一代:解き放つ。閃光の如く、殺意の黒が身を守る男の腕を貫こうと奔った。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……!」腕を振り上げるが、体勢が悪い。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:そもそも、研究職のオーヴァードだ。直接命のやり取りをしてきた相手とは、
“O-Sバウンダリ”御柱将門:長きにわたる研鑽を積んできた人間とは、
“O-Sバウンダリ”御柱将門:隔絶の経験の差がある。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「ぐっ……!」大きく腕をえぐられる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「これしき……!」
秋号・一代:「武門の人間でなくとも、これほどの能力。一人であれば危うかった」
秋号・一代:「しかし、私だけではない。いやはや──縁は大切なものですね?」

GM:では、登坂さんの手番へ!
登坂未帆:はい!
登坂未帆:マイナー、《骨の剣》《死招きの爪》使用
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+6上昇 (侵蝕率:90->96)
登坂未帆:メジャーアクション:コンボ「必殺トリック」《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《ラバーアームズ》《大裁断》《バリアクラッカー》
GM:ガー不やだ~!
登坂未帆:あっ、全く出す機会に恵まれてないメイドさんのロイスをタイタス昇華してバステ解除します!
GM:かわいそう
登坂未帆:では判定行きます!
GM:どうぞ!
登坂未帆:9dx8+8
DoubleCross : (9R10+8[8]) → 10[3,3,5,6,8,10,10,10,10]+10[2,4,5,6,10]+10[9]+5[5]+8 → 43

海老奇みなせ:登坂さん、強化クエスト後だから回すなあ
“O-Sバウンダリ”御柱将門:回避は得意じゃないんだよな……
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《蛇の動き》《ニンバス》。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:15dx+1
DoubleCross : (15R10+1[10]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,7,7,8,9,10]+7[7]+1 → 18

GM:ダメ!ダメージを!
秋号・一代:【支援:常勝の天才】攻撃力+20
GM:それがキツすぎる
登坂未帆:6d10+47 ガード不可 装甲無視
DoubleCross : (6D10+47) → 28[2,7,3,4,7,5]+47 → 75

GM:痛すぎる
“O-Sバウンダリ”御柱将門:あ、いや《インペリアルガード》はしておこう
“O-Sバウンダリ”御柱将門:75-2d10
DoubleCross : (75-2D10) → 75-17[9,8] → 58

GM:ヤッター優秀!
GM:これのおかげで生き残りました 無ければ死んでいた
登坂未帆:なかなかやる
秋号・一代:そんなに
海老奇みなせ:古代種エフェクト、フルに持つと強いな

登坂未帆:激輪を構え、御柱を睨みつける。
登坂未帆:「星辰館高校、1年! 登坂未帆! またの名をUGNエージェント、“轟天竜”! 参る!」
登坂未帆:激輪を前に突き出すと、不意に胚の一つに手が触れる。
登坂未帆:すると、胚は変化し──原始的なイルカになった。
登坂未帆:「こいつは……!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「何だ……!?何が……!?」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「どういう理論でそれが……!?」
海老奇みなせ:「未帆ちゃん、いいから、行っちゃえ!」
登坂未帆:「……頼むっちゃ!」目の前のイルカに語り掛け、海に飛び込む。
スー・S・ストラトフォード:「プロトケトゥス……クジラ類の祖先ね。厳密には違うんでしょうけど」
スー・S・ストラトフォード:「成程、こうなるのか……」
登坂未帆:音が遮断された静寂の水中。目をつぶったまま、体で水の揺れを感じる。
登坂未帆:未知なる海。不安や恐怖を感じないわけではない。
登坂未帆:以前までの自分は、暗い海中の中で目を開けることが怖かった。他者から伸ばされた手に気付くことが、怖かった。
登坂未帆:けれど今は違う。自分には伸ばされた手を掴む資格があると、気付かされたから。
登坂未帆:──目を開ける。自分に対する気持ちに応えるために。
登坂未帆:すると、イルカが自分の身に寄り添っていたのに気付く。
登坂未帆:“()”を追い続けることで生まれる(よすが)──このイルカもきっとそのひとつだ。
登坂未帆:自分の“()”を思い描きながら泳ぐと、その思いに応えてくれたかのようにイルカも付いて来てくれた。
登坂未帆:イルカの先端に足を預けると、ぐんぐんと体を押し出され、海上へ浮上する。
登坂未帆:その光景はまるで、水族館のイルカショーのようだった。
登坂未帆:暗い海中から、星の輝きを湛えた空へ飛び出す。水しぶきがキラキラと反射して光る。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「な なんだっ!?」
登坂未帆:「必殺トリック!」
登坂未帆:しなやかなボディが空中に舞い、後ろに一回転したあと、御柱を見下ろす。
登坂未帆:「ドルフィンスパーク!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「な……」唖然としていて、まるで対応できない。
登坂未帆:激輪が電流により超回転し、御柱へぶつかる! 風の衝撃により、激しい波しぶきが起こる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「あぐわっ……!」
登坂未帆:攻撃が終わり、イルカの背中へと着地する。
登坂未帆:「ありがとうっちゃ……」イルカの頭をなでる。
海老奇みなせ:「あはははは、なんでそうなるのかな!」
海老奇みなせ:「よくしてあげてね、未帆ちゃん!」

海老奇みなせ:じゃあラスト、私かな?
GM:どうぞ!
海老奇みなせ:マイナーで移動。准教授のもとへ
海老奇みなせ:……私だけか、至近攻撃!
海老奇みなせ:宙ちゃんのロイスを昇華して、ダイスデバフ、邪毒を回復します。
海老奇みなせ:メジャー《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》《完全なる世界》。
海老奇みなせ:14dx7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[2,3,3,4,6,6,7,8,8,8,8,8,8,10]+10[1,2,2,3,4,5,8,8]+10[5,7]+6[6]+2 → 38

“O-Sバウンダリ”御柱将門:ガード! 最後の《インペリアルガード》!
海老奇みなせ:4d10+24+20
DoubleCross : (4D10+24+20) → 17[2,6,7,2]+24+20 → 61

GM:あっもう何出ても無理だ
GM:HP0!
GM:というか固定値の時点で無理だったな……
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《イモータルライフ》で復活。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:2d10
DoubleCross : (2D10) → 5[2,3] → 5

GM:HPは5です。
海老奇みなせ:往生際が悪いぞー!
GM:忌むべき不死の力が今は私に流れているのでね……
秋号・一代:おのれー

海老奇みなせ:隕石の宙。五億年前から現代まで、グラデーション展開する海辺を駆け抜ける。
海老奇みなせ:勢いのまま、未分化の胚の一つを突きぬけると、その両腕は、半透明の触腕をまとう。
海老奇みなせ:海老の下半身のような、節ばった形。
海老奇みなせ:「先生! 理解できないことは、まだまだ起きるよ!」
海老奇みなせ:両腕を背後に振り被る。それはさながら、五億年前の最強のハンターが、獲物を狙う動作。
海老奇みなせ:――ばつん!
海老奇みなせ:異形の腕を、通り過ぎざま、齧り、削る。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「理解できた、試しがありませんね!」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「貴女の、振る舞いは!」
海老奇みなせ:齧り取った肉片は、再び未分化の胚へと転化していく。
海老奇みなせ:「そう? 私くらい、単純な人間は、あんまり見たこと無いけどなあー」
海老奇みなせ:「――好きなものが、評価されて欲しい。強くあってほしい。誰もが知っていてほしい」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:もはや限界が近いはずだが、腕を支えに体を起こしている。
海老奇みなせ:「それだけだよ。レネゲイドも、遺産も、テレビのお仕事も。その目的のため」
海老奇みなせ:「あ、もちろん人に迷惑をかけない範囲で、だけどね」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……難しく、考えすぎていましたかね、私は」
海老奇みなせ:「うんうん。難しいことばっかり考えるからね、私たちは」
海老奇みなせ:「目的くらいは、はっきりさせておかないと。道に迷うよ」

GM:クリンナップ。
GM:毒受けてる人はダメージを受けな!
海老奇みなせ:回復済み!
秋号・一代:邪毒3で9点、食らって死亡! “失号検体”のロイスをタイタス化、昇華して蘇生します
登坂未帆:タイタス昇華で回復済みでいいのかな
GM:秋号さんだけかなー
GM: 
GM:2ラウンド目。セットアップはこちらだけかな。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《ルーラー》を。
秋号・一代:こちらなし
スー・S・ストラトフォード:なし!
登坂未帆:セットアップなし!
海老奇みなせ:なし
“O-Sバウンダリ”御柱将門:イニシアチブに《加速する刻》。
スー・S・ストラトフォード:こいつ…
“O-Sバウンダリ”御柱将門:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》《無形の影》《フォース》《原初の赤:要の陣形》
“O-Sバウンダリ”御柱将門:16dx7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9]+10[1,2,3,3,4,6,7]+5[5]+2 → 27

海老奇みなせ:む
海老奇みなせ:これは止めらんないな……! 流しで!
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+13上昇 (侵蝕率:96->109)
GM:あ、対象宣言してないや
GM:choice[登坂,海老奇,スー,秋号] 狙わない人
DoubleCross : (CHOICE[登坂,海老奇,スー,秋号]) → 海老奇

GM:この3人!
登坂未帆:ドッジ!
秋号・一代:ドッジもできません、来い!
スー・S・ストラトフォード:ガード!
登坂未帆:5dx+1>=27
DoubleCross : (5R10+1[10]>=27) → 9[5,6,8,8,9]+1 → 10 → 失敗

登坂未帆:受けます
“O-Sバウンダリ”御柱将門:3d10+57
DoubleCross : (3D10+57) → 15[8,6,1]+57 → 72

スー・S・ストラトフォード:死!秋号さんのロイスを昇華して復活!
スー・S・ストラトフォード:HP12
秋号・一代:吹き飛んだ! バウンダリのロイスをタイタス昇華、復活!
登坂未帆:戦闘不能。海老奇さんのロイスをタイタス昇華し復活。HP18。
GM:邪毒3も食らってもらうよ~

“O-Sバウンダリ”御柱将門:異形化した手とは、別。もう片手を懐に。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:拳銃を取り出し、抜き打ち。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:3人を撃ち抜く。
海老奇みなせ:「! なっ……!」
秋号・一代:赤い花が咲く。既に衣服は襤褸切れのようで。水に濡れ、土に塗れて血に染まる
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「別に、これで戦わなければいけない理由はありませんから」
秋号・一代:「合理的です。……いやはや、なかなか戦うのに向いていますとも」
登坂未帆:「っ、まだそんな隠し玉が……!」撃たれ倒れるが、諦めない。立ち上がる。
秋号・一代:「ですが。まだ私にも、意地が残っておりますので」

GM:通常手番は待機。
スー・S・ストラトフォード:なにぃ…
海老奇みなせ:むむ
海老奇みなせ:いやあ、とうとう諦めたかな?
GM:戯れを……!
スー・S・ストラトフォード:ならこちらから行かせてもらうぜ
GM:来な!
スー・S・ストラトフォード:マイナーなし。『デッドメモリー・シェイプシフター』《C:ウロボロス》《無形の影》《シャドーテンタクルス》ジュラシックレコードで攻撃
スー・S・ストラトフォード:5dx7-2
DoubleCross : (5R10-2[7]) → 5[1,2,3,3,5]-2 → 3

スー・S・ストラトフォード:?????
GM:あっ……
海老奇みなせ:……
海老奇みなせ:よ、《妖精の手》……
スー・S・ストラトフォード:あ、あのまろちゃん……!
スー・S・ストラトフォード:ごめんね……頑張るからね……!
海老奇みなせ:うん、うん、大丈夫だよスーちゃん……
海老奇みなせ:誰だってそれくらい出すって! 大丈夫!
海老奇みなせ:109→113
スー・S・ストラトフォード:1d7+8
DoubleCross : (1D7+8) → 7[7]+8 → 15

スー・S・ストラトフォード:ごめんまた間違えた!
GM:緊張してんのか?
スー・S・ストラトフォード:1dx7+8
DoubleCross : (1R10+8[7]) → 1[1]+8 → 9 → ファンブル

GM:緊張してんのか?
海老奇みなせ:wwwwwwww
スー・S・ストラトフォード:あわわわわわ
GM:あのこいつ待機した理由……
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》《無形の影》《フォース》《原初の白:カウンター》
スー・S・ストラトフォード:そうだと思ったけど!
“O-Sバウンダリ”御柱将門:16dx7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,5,5,6,7,7,8,8,9,9,10]+10[3,3,4,6,6,6,9]+10[9]+10[8]+2[2]+2 → 44

GM:えへへ
スー・S・ストラトフォード:加減しろ!
海老奇みなせ:そして潰せないし
GM:じゃあこっちから当てるね
スー・S・ストラトフォード:こい!
“O-Sバウンダリ”御柱将門:5d10+57
DoubleCross : (5D10+57) → 31[6,4,9,8,4]+57 → 88

海老奇みなせ:6で消せればギリ勝ててたのに
スー・S・ストラトフォード:死!登坂さんのロイス昇華して復活!

スー・S・ストラトフォード:「その鉛玉、果たしてこいつにも効くかしらね」
スー・S・ストラトフォード:胚の一つを影が覆う
スー・S・ストラトフォード:「"Shade shift"」
スー・S・ストラトフォード:「"Predator"」
スー・S・ストラトフォード:胚が爆発的に膨張し、巨大な魚竜の姿を形作る。
スー・S・ストラトフォード:「"Liopleurodon"、喰らいなさい」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「――常識を疑え」
スー・S・ストラトフォード:巨竜の顎門が、“O-Sバウンダリ”を飲み込まんと襲いかかる。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「恩師によく言われましたよ」彼女に打ち込まれた弾丸が、花開く。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:腕の細胞の断片を、埋め込んでいる。それが開花した。
スー・S・ストラトフォード:「な───!?」
“O-Sバウンダリ”御柱将門:巨竜もその制御を失い、明後日の方向へ。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「鉛玉である、と。自分の目で確認しましたか?」
スー・S・ストラトフォード:「私の"特異性"を……やってくれるわね……!」
スー・S・ストラトフォード:反転した巨竜の尾の一撃を受け、弾き飛ばされる。
海老奇みなせ:「スーちゃん!」
スー・S・ストラトフォード:ジュラ紀の海を支配した魚竜は、暫くもがき苦しんだ後、泡と影に溶けて霧散した。
スー・S・ストラトフォード:「ぐ……大丈夫。まだやれるわ」
登坂未帆:「スーさーん!」イルカの背にまたがった状態で泳ぎ寄る。
登坂未帆:「乗ってけろ。あとは……秋号さんがやってくれるっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「腐っても研究者ね。一本取られた。けれど」
スー・S・ストラトフォード:「所詮研究者ね、隙だらけよ」

GM:では改めて次!
GM:誰から行く!
GM:誰でもいいぞ!
秋号・一代:なれば私が
秋号・一代:マイナーなし。メジャー、“真鎗一振”《コントロールソート》の射撃
秋号・一代:4dx+28
DoubleCross : (4R10+28[10]) → 9[2,2,5,9]+28 → 37

GM:避けられそうにないけど絶対耐えられないんだよな
“O-Sバウンダリ”御柱将門:《蛇の動き》《ニンバス》でドッジ。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:15dx+1
DoubleCross : (15R10+1[10]) → 10[2,3,3,3,4,5,7,7,7,8,8,9,9,9,10]+6[6]+1 → 17

GM:回ったけどダメ!ダメージを!
秋号・一代:ダメージ直前、“神鎗一振・未”《フェイタルヒット》
秋号・一代:4d10+7+8d10
DoubleCross : (4D10+7+8D10) → 25[7,3,9,6]+7+43[8,3,7,9,2,8,4,2] → 75

GM:死ぬよ!HP5しかないもの!
秋号・一代:そういえば軽減も使い切っていた
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+2(侵蝕率:118->120)
秋号・一代:秋号・一代の侵蝕率を+4(侵蝕率:120->124)
GM:これ以上復活もありません。
GM:戦闘終了です。

秋号・一代:彼女の言葉通り。機は十分
秋号・一代:友に寄り添う未帆様の姿を見やり。駆け出す
秋号・一代:体内の弾丸──細胞が開花するより先に。落とす
秋号・一代:まったく──
秋号・一代:「虎ではなく、鬼であったとは」
GM:穿つべき一穴が、見て取れる。
GM:それは肩だ。理性の脳と、異形の腕を、仮初めに、強引に繋ぐ部位。
秋号・一代:「それでは」
秋号・一代:「……屏風より。鬼を追い出して見せましょう」
秋号・一代:跳躍。長身が宙を浮かび、さらに漂っていた胚を足場に。飛び上がり
秋号・一代:右手には。大槍。
秋号・一代:「──もらい受ける!」
秋号・一代:狙いは外さぬ。捻りを前方へ放ち、一穴へ穂先が飛んだ
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……!」反応する間もなく。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:その異形の腕――失号検体の遺骸の一部であったそれは、切り取られるように離されて。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:母体を失い、収縮するように死滅する。
GM:それで、終わりだ。
海老奇みなせ:「よっし……!」
秋号・一代:「鬼の腕。新たな伝承には至らず、幸いなことです」
登坂未帆:「お見事……!」イルカの背の上から見守っている。
スー・S・ストラトフォード:「どうにか、一件落着ね」感覚の戻った腕を握り、大きく息をつく。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「……どうにも」倒れ伏しながら。
“O-Sバウンダリ”御柱将門:「生存競争に負けたのは、私のようで」
海老奇みなせ:「こればかりはね。もう二度と、負ける気はないよ」
海老奇みなせ:※ カンブリア紀視点である


【バックトラック】

GM:Eロイス!
■Eロイス
“凝竜赤骨”
『予告された終焉』

“失号検体”
『傲慢な理想』
『傲慢な理想』
『傲慢な理想』
GM:4つ!振る人は振ってね
秋号・一代:振りましょう
海老奇みなせ:使わない
秋号・一代:124-4d10
DoubleCross : (124-4D10) → 124-30[10,6,10,4] → 94

海老奇みなせ:残ロイス5、普通に振ります
秋号・一代:残ロイスは4本、素振り
秋号・一代:94-4d10
DoubleCross : (94-4D10) → 94-20[2,7,7,4] → 74

海老奇みなせ:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-23[8,1,5,7,2] → 90

秋号・一代:74、5点域で帰還です
登坂未帆:Eロイスは無しで。通常の素振り。
海老奇みなせ:同じく
登坂未帆:109-4d10
DoubleCross : (109-4D10) → 109-22[10,1,7,4] → 87

海老奇みなせ:5てーん
スー・S・ストラトフォード:スー・S・ストラトフォードの侵蝕率を+7(侵蝕率:117->124)した
スー・S・ストラトフォード:Eロ振ります!
スー・S・ストラトフォード:124-4d10
DoubleCross : (124-4D10) → 124-32[9,6,10,7] → 92

スー・S・ストラトフォード:残ロイス3、素振り
スー・S・ストラトフォード:92-3d10
DoubleCross : (92-3D10) → 92-18[8,5,5] → 74

スー・S・ストラトフォード:5点!
GM:いつもの5点、シナリオ5点、Eロイス4点、Dロイスは古代種の1点
GM:都合15点に侵蝕分を足して……ムニャムニャ……
GM:C((20+20+20+20)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 26

■経験点
カキさん 20点
アスハルさん 20点
ヤヒロさん 20点
Exstさん 20点
GM(DT) 27点
GM:チーン!
GM:焼きたての経験点です
GM:熱いうちに食べてね
スー・S・ストラトフォード:わーいほっかほかだ~
登坂未帆:あーちちあちち
海老奇みなせ:パクパク モグモグモグ
秋号・一代:いただきまーす
海老奇みなせ:エンディングどうします?
海老奇みなせ:GMのスケジュール的に個別でやる時間なさそうだし、共通?
GM:共通でやりましょうねえ
スー・S・ストラトフォード:そうしましょう
登坂未帆:了解です
秋号・一代:了解
海老奇みなせ:でもGM、あのスケジュールは流石に狂ってると思う
GM:メインで怒らなくてもいいでしょ!
海老奇みなせ:せやね!w


【エンディング】

GM:【恭英大学生命文化学部海洋学科 海老奇研】
GM:事件は終結した。
GM:各学生への襲撃事件は、彼の雇った傭兵によるものであり
GM:彼らをオーヴァードに予め覚醒させておくことで、今回の事件で
GM:偶発的に巻き込まれて死ぬことを避けるためだった、と証言している。
GM:それが真実だったのかは、なんとも判断し難いのが実情だが。
GM:少なくとも、今回の事件における死者はない。
井形宙:「では、無事の生還を祝いまして~」
井形宙:「乾杯!あっお酒じゃないですよ 研究室でお酒飲むと怒られるし……」
海老奇みなせ:「かんぱーい」
秋号・一代:「乾杯」
スー・S・ストラトフォード:「乾杯」
百合清道:「……乾杯」
登坂未帆:「乾杯っちゃ」星辰館高校の制服。新しく用意したものだ。
海老奇みなせ:「……とはいえ、オーヴァード化でまた事務が増えるし」
秋号・一代:「ひとつ終わればまた別の難題。ご苦労様です、海老奇様」
秋号・一代:「こういう時ばかりは。私もただの武具であることに感謝するというもの」
海老奇みなせ:「そーですよー。テレビも教授職も全部ぶん投げて、ずっと化石掘りしてたい! たまに思う!」
井形宙:「え~!TV出ようよ~!」
井形宙:「その方が友達に自慢できるし!」
海老奇みなせ:「だってたまに水着とか着させられそうになるんだもん」
海老奇みなせ:>テレビ
井形宙:「せんせースタイルいいんだから別にいいじゃん」
百合清道:「いやまあ実際、実務周りかなり」
百合清道:「御柱先生がやってましたもんね……」
海老奇みなせ:「客員教授なの! 基本パンダ!」
スー・S・ストラトフォード:「Dr.海老奇の実績なら、それなりのポストを用意できると思うけれど」
スー・S・ストラトフォード:「なんなら、合衆国に来てみては如何かしら」
海老奇みなせ:「えっホント? アメリカかあ……」
スー・S・ストラトフォード:「少なくとも、日本みたいに細々と予算の心配をする必要はなくなると思うわよ」
海老奇みなせ:「んーーーーー魅力的な提案~~~~だけど」
海老奇みなせ:「前も言ったけど、研究と同じくらい、普及させるのも好きだから」
海老奇みなせ:「まだ日本もカンブリア紀に沈められてないうちから、海外には行けないかな」
井形宙:「沼みたいな言い方する」
秋号・一代:「振られてしまいましたね。スー様」
スー・S・ストラトフォード:「そう、残念ね」言葉ではそう言いながらも、どこか嬉しそうに
海老奇みなせ:「今はね、ニチアサ狙ってるんだよね」
海老奇みなせ:「仮面ヒーロー、アノマロカリス!」
スー・S・ストラトフォード:「ああ、マスクドライダーね。あっちだとやってないのよね。パワーレンジャーならやってるんだけど」
海老奇みなせ:「あ、でもいつか」
海老奇みなせ:「スーちゃんの研究室は見に行きたいな」
スー・S・ストラトフォード:「えっ……」
井形宙:「いいなー!交換留学とかどうです?」
百合清道:「お前は英語覚えてからだろ……」
スー・S・ストラトフォード:一瞬、焦りの表情を浮かべて
海老奇みなせ:「だってすごかったよ~。チクシュルーブ衝突体!」
スー・S・ストラトフォード:「え、ええ!是非!すぐにでも予定を取り付けましょう!」
百合清道:「いやしばらくはこっちで忙しいんですって……」
海老奇みなせ:「今すぐは予定詰まってる……っていうかここの仕事があるからね」
海老奇みなせ:「火の海に行ったり極寒の地下に行ったりしてるから」
スー・S・ストラトフォード:「あ……そ、そうですね……でも落ち着いたら必ず……!」
スー・S・ストラトフォード:「それに、私もまだ暫く帰れなそうだし」
スー・S・ストラトフォード:「もしかしたら、火の海に行ったり極寒の地下に同行することもあるかもしれないしね」
海老奇みなせ:「あと、呼び方も他人行儀だよ」
スー・S・ストラトフォード:「え、呼び方?」
海老奇みなせ:「これから同僚になるんだし、みなせで良いよ。私もスーちゃん呼びだし。ね?」
スー・S・ストラトフォード:「~~~~~っ」
井形宙:「今はうちの教授だもんね、スーちゃん先生!」
スー・S・ストラトフォード:「え、ええ!そうね……そうですとも……」
登坂未帆:「ふふっ……」友人の様子を微笑ましく見守る。
百合清道:「……」微笑ましく見守る様子を微笑ましく見ている。
海老奇みなせ:「未帆ちゃんも」
海老奇みなせ:「良ければ、いつでも遊びに来てね」
海老奇みなせ:「イルカ消しちゃってごめんだし……」
登坂未帆:「あのイルカとの思い出は忘れねぇっちゃ」
百合清道:「……イルカ?」
登坂未帆:「……その、それに、またここさ来てやらねぇこともねぇっちゃ」少し照れながら言う。
井形宙:「来て来て~~~!」
井形宙:「清道も喜ぶよ!」
登坂未帆:「海のこととか、知りてぇからや」
百合清道:「何も言ってねえだろ!」
井形宙:「ああ、清道は喜ばないんですか?そうなんだ」
登坂未帆:「お、おう……。百合、その……」
百合清道:「いやそうは言ってねえけどさ……登坂?」
登坂未帆:「また、勉強とか教えてくれると、助かるっちゃ……」
登坂未帆:普段は言わない素直な言葉に、頬を染めながら言う。
海老奇みなせ:ひゃーーーーー、という顔をして、宙ちゃんを顔を見合わせる
百合清道:「……ああ。任せろ」
井形宙:これはもしかするとですよ海老奇センセー!という顔をする
スー・S・ストラトフォード:「ふふ」その様子を微笑ましく見て
スー・S・ストラトフォード:「その時は私の部屋にも顔を出しなさいよね、ミホ」
登坂未帆:「……ありがとうっちゃ。そう言ってくれると嬉しいっちゃ。あたしの唯一の昔からの……友達のおめぇに」
登坂未帆:「スーさん、もちろんだっちゃ」
スー・S・ストラトフォード:「歓迎するわ、私も。ええと……」
スー・S・ストラトフォード:「み、ミナセも」
海老奇みなせ:「うん! もちろん!」
井形宙:「一代さんも!」
井形宙:「いつでも遊びに来てね~」
秋号・一代:「おや、私もですか。嬉しい限りです」
井形宙:「勿論ですよう」
海老奇みなせ:「それに、お仕事あったら、またお願いしますね!」
秋号・一代:「善哉善哉。よい形に落ちたようで何より」
秋号・一代:「こちらこそ。よろしくお願い致します、皆様方」
GM:戦場があるから人は闘うのか。人が闘うから戦場が生まれるのか。
GM:その答えを知るすべはない。ただひとつ、言えることは。
GM:人が増えれば、(よすが)の数も、きっと、増えるだろうということだ。


『シルロルドビス間伐紀行』 終