マスターシーン
GM:大N市沿岸部。切り立った崖に洞穴が一つ空いている。普通ならば誰も入ることはないであろう場所。そこに、一人の青年が現れた。
GM:男は体を両断されたような大きな傷を抱えていた。その傷から大量の血を流しながら、彼は暗闇の中を奥へ奥へと進んでいく。
GM:海が見えなくなるほど進んだところで、穴は終わっていた。そこには古びた祠が一つある。
GM:男はそれを確認し、懐から淡い、緑の光を放つ石を取り出す。
GM:“竜帝縁証”。起源種のレネゲイドが凝縮し結晶した賢者の石だ。
カースマスター:「……ふふ……寝たふりをしていても……無駄ですよ……居るんでしょう……?白上光さん」
カースマスター:「出てきてください……ふふ……これから……願いを叶えてもらわなくては……ならないのですから……」
白上光:その声に応えるように、祠の上にぼんやりと光る和装の幽霊が現れる。
白上光:「私が貴方の願いを叶えると思いますか?貴方の悪行は全て見ていましたよ」
白上光:「私は魔星の復活を防ぐための機構です。復活に加担した貴方の力になることはありません」
白上光:「わかったら早く帰ってください。一旦役目を果たしたので、しばらく休みたいんですよ」
カースマスター:「ふふ……それが……あるんですよねえ」
カースマスター:「人の姿をしていますが……ふふ……今の貴女はただの装置」
カースマスター:「魔星の復活を……防いだ者には……必ず報酬を与えなければならない……貴女の意思など関係なくね」
カースマスター:「ふふ……所詮は死人が作った紛い物……不完全な存在……死んでからも恥を晒すことになるとは……哀れな方だ……ふふ……」
白上光:「まあ私が哀れなのは否定しませんが。もう死んでますし」
白上光:「それで、貴方はどうやって魔星の復活を防ぐというのですか?」
白上光:「そもそも復活の兆しも既にありませんが」
カースマスター:パキャッ
カースマスター:手に持っていた“竜帝縁証”を掲げ、片手で握りつぶす。
カースマスター:「それからもう一つ」“天上輝石”を取り出し、同じように握りつぶす。
白上光:「……」
カースマスター:「これで魔星の核のおよそ半分が失われました」
カースマスター:「これで……魔星が完全な姿で復活することは……ふふ……未来永劫無いでしょう」
白上光:「なるほど。それで、貴方は何を望むのですか?」
カースマスター:「魔星の開放です……ふふ……不完全な形で……構いません……」
カースマスター:「世界のすべてを破壊するのは……ふふ……不可能でも……この街一つ滅ぼすくらいは……ふふ……」
カースマスター:「容易いでしょう。私の力が加われば……ふふ……尚更のこと……」
白上光:はぁ、とため息を付き
白上光:「……わかりました。仕方ありません。貴方の願いを叶えましょう」
白上光:そう言って手を叩くと、地面がゴボゴボと泡立ち
魔星:黒い靄とも水ともつかない物質が溢れ出してくる。それはいななき、意思を持つかのようにカースマスターの元へと集まっていく。
カースマスター:「ふふ……懐いてくれたようで良かった」
白上光:「これでいい気にならないことです」
白上光:「この街の勇者たちは、貴方が思っているよりずっと勇敢ですよ」
白上光:「貴方の悪行を必ず止めてくれるでしょう。私はそう信じています」
カースマスター:「はぁ……そうですか」
カースマスター:「ふふ……では……私はこれで……今までご苦労さまでした、白上さん」
カースマスター:「さ、では行きましょうか」黒い靄を愛おしそうに撫でながら外へ向かう
魔星:くるくると唸り声のようなものを上げながらそれに続く
カースマスター:「ええ……せめて。精一杯面白い死に方をしてもらいましょう」
カースマスター:「ふふ……」
GM:ではまずは自己紹介から……と行きたいところなんですが
GM:大分日程がタイトなので、皆問題ないならちょっと先にOPをやりつつ
GM:OPのない人たちに別タブで自己紹介を並行してやってもらおうかなと思います。いいかな。
珪素:いいぜ!
鵜曇憂子:いいぜ~!
田井中次郎:よくてよ!
涼暮御幸:OK!
田井中次郎:PC1
田井中次郎:キャラシート
田井中次郎:田井中次郎。24歳のUGNエージェント。コードネームは“ナイトメアブリンガー”。
田井中次郎:自分の凡庸な名前……田井中って名字実はそんなに多くないんですけど……凡庸っぽい名前を嫌っており
田井中次郎:コードネームで呼んでもらいたがります。みんな呼んであげてね
田井中次郎:チルドレン上がりのエージェントなので経験は結構豊富ですが、かっこつけたがりでいつも黒のロングコートに指貫グローブを着けています
田井中次郎:最近は寒くなってきたのでコートの季節で嬉しいです
田井中次郎:性能はノイマン/ウロボロス。攻撃から支援と妨害まで色々やる器用貧乏型。
田井中次郎:影への変化と変身能力で色々なことができます。
田井中次郎:今回は宿敵のカースマスターくんといよいよ戦うそうなので緊張しています。
田井中次郎:そんな感じです!よろしくお願いします~
林藤はるか:PC2!
林藤はるか:キャラシート
林藤はるか:林藤はるか(りんどうはるか)です。18歳のUGNチルドレン。ギリギリ高校生じゃない年齢だよ。
林藤はるか:それ以前にまともに学校に通っていたことすらない。なぜなら生まれた時からなぞのレネゲイド重病に侵されており
林藤はるか:病室のベッドから起き上がることもなかなかできない長期入院患者だからなのだ。そんな女の子がどうやって戦うのかというと
林藤はるか:蛍の端末を《ハンドリング》で操り、遠隔から前線の戦闘員をサポートするスタイルでずっとやってきています。
林藤はるか:光の錯覚で攻撃をいなし、チームメンバー全員の生存能力を向上させるエンジェルハィロゥ/オルクス。
林藤はるか:“カースマスター”との因縁もばっちり。N市のUGNで最初に彼と遭遇したのはこの林藤さん(と名もなきエージェントさん)なのだ。
林藤はるか:あと“カースマスター”が仕掛けた皆殺し儀式に巻き込まれて大変なことになりかけたこともあるぞ。
林藤はるか:構成的には《ハンドリング》の固定値を活用した回避型。しかし真の能力はDロイス特権階級により回避で温存したロイスをPTに配布できることにあり
林藤はるか:これによってノーリスク・ノー経験点で死んだはずの仲間がゾンビのように復活し続けます。攻撃は全然できないが、メモリーも取ってさらに生存性能が向上したぞ。
林藤はるか:以上です。田井中くんと沢山なかよししたい!よろしくお願いします!
鵜曇憂子:PC3!
鵜曇憂子:キャラシート
鵜曇憂子:鵜曇憂子(うくもり・ういこ)です。15歳、高校1年生のUGNイリーガル。
鵜曇憂子:元・FHの実験体。お父さんが開発した超大型槍型武器「命の星(アクスピレオス)」の唯一の使い手です。
鵜曇憂子:親子ともども騙されてFHに協力しており、騙されたことに気付いたお父さんが脱走させてくれ、放浪の末、大N市に辿り着きました。
鵜曇憂子:『そして、闇夜に漕ぎ出して』では、その「命の星」にまつわるおぞましい真相が明らかにされたりしており、
鵜曇憂子:どうやらお父さんは亡くなったらしいことも発覚しております。
鵜曇憂子:性格は非常にお節介で、ぽやや~ってしてるようで全くぽやぽやしていません。
鵜曇憂子:能力はピュアのブラックドッグ。すごい火力の武器で単体攻撃をブチ込むだけの、シンプル脳筋構成です。
鵜曇憂子:以上でござい!よろしくお願いします!
雨堂聖理:PC4!
雨堂聖理:キャラシート
雨堂聖理:雨堂聖理(うどうきより)です。普通の女子高生だよ~。
雨堂聖理:なにせ特筆すべき能力もなければDロイスもないですからね。そこらにいる女子高生よりよっぽど普通の女子高生です。ワークスが暗殺者なくらいかな。
雨堂聖理:っていうか普通に過去もハードめで普通ではないですね。FHに占拠された街で一人で抵抗したりしていました。
雨堂聖理:その抵抗のさなかで、異種特異点とでも言うべき、限定的ながら未来を選択する眼を持っていましたが、それも先立っての事件の中で消滅。
雨堂聖理:ついでに視力もありえんくらい落ちて、今はもうただの目の悪い女子高生オーヴァードです。盲目まで行ったらもうちょい良い診療を受けられたのかもだが。
雨堂聖理:と、概要だけ並べればわりかし踏んだり蹴ったりなこともありましたが、本人は以前よりも前向きに、過激なところは少しだけ控えめになって
雨堂聖理:あんまり変わらず、誰か困ってる人を助けられるように頑張っています。
雨堂聖理:ただし性能は激変! 以前はDロイス:守護天使をかさに来てダイスペナルティエフェクトのペナルティを踏み倒す一発屋をやっていましたが、
雨堂聖理:今はただの加速・転移の魔眼しか使えないので、完全に射撃一辺倒の動きになっております。
雨堂聖理:相変わらず武器の固定化もできていない! いつか正式にUGNに入ってくそつよ遺産を手にしたいです。
雨堂聖理:長くなっちゃったけど、おおむね普通の女子高生イリーガルです。よろしくお願いします!
涼暮御幸:PC5!
涼暮御幸:キャラシート
涼暮御幸:涼暮御幸(すずくれ・みゆき)。18歳、高校3年生のUGNエージェント。
涼暮御幸:星辰館高等部第一生徒会、破風の会の会長を努めており、同時に、準支部機能を有した学内管理機構の長でもあります。
涼暮御幸:仏頂面と非オーヴァードを昏倒せしめるほどの眼力のせいで女帝と恐れられることもあるが、
涼暮御幸:実際のところは癖の強いオーヴァードどもに振り回される立場が多い。
涼暮御幸:『希望の光は私達には眩しすぎて』ではカースマスターと交戦、その圧倒的なおぞましさに
涼暮御幸:半ば心が折れて見逃された形ですが、今回また巻き込まれる……というか
涼暮御幸:巻き込まれるのものを放置できない立場にあります。
涼暮御幸:性能はエグザイル・サラマンダー・オルクスのトライブリード。
涼暮御幸:バックスタブを駆使したシンプルなアタッカーと、能力訓練器物使いによるそこそこのミドル能力が特徴でしたが
涼暮御幸:カバー・絶対支配・リアクション無効アージなどをそろえて色々食い下がれるようになりました。
涼暮御幸:頑張って生き残って生き残らせたいです よろしくお願いします~
GM:ではトレーラーとハンドアウトだけ張って
GM:OPの方に移りましょう!
■トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。だが、人々の知らない所で。
世界は大きく変貌していた。
夜が明け、訪れた静寂は、死者の声によって破られた。
蘇る無数の亡霊たち。崩れ行く世界の法則。
星の輝きに照らされる中、呪いは新たなる宿主を探し始める。
ここは死すらも届かぬ箱の中。
灰を灰に、塵を塵に返しても、呪いは絶えず君たちを苛むだろう。
それでも希望を探すなら、灯を灯そう。
目が眩むほどの光でも、それしか標がないのなら、あるいは――
ダブルクロス The 3rd Edition 『命の灯、箱の底を照らして』
ダブルクロス――—それは裏切りを意味する言葉。
・PC1、PC2(田井中くん、林藤さん)用ハンドアウト
推奨ワークス:UGNエージェント
シナリオロイス:カースマスター 推奨感情 P:執着/N:殺意
君は大N市第2地区に所属するUGNエージェントの一人だ。ここ数日、君は非常に忙しい毎日を送っている。
真五凶星事件の協力者である雨堂聖理の指名手配とその解除に関する情報統制と後処理。
極星解放の儀が失敗に終わったという情報の裏取り、逃走したカースマスターの追跡……。やるべきことは山積みだ。
そんな最中、君の元にある手紙が届く。
差出人は先日君が処理したジャーム、“紫艶仙丹”和嶋春。
その手紙には、自分の死後に起こる事態への予測と、カースマスターの潜伏場所が書かれていた。
・PC3(鵜曇さん)用ハンドアウト
推奨ワークス:高校生
シナリオロイス:鵜曇愁馬 推奨感情P:任意/N:猜疑心
魔星を巡る戦いに巻き込まれてから数日後。
UGNがカースマスターの行方を追う中、君は休息のため、僅かばかりの間平穏な日常を送っていた。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、ある日の放課後。君は異常を感知する。誰も居ないはずの家で感じる人の気配。
淹れたてのコーヒーの香り、ゆっくりと新聞をめくる音。ドアを開けた君にかけられる「おかえり」の声。
君の家には、死んだはずの父親が待っていた。
・PC4(雨堂さん)用ハンドアウト
推奨ワークス:暗殺者
シナリオロイス:“スターゲイザー” 推奨感情P:有為/N:猜疑心
君は元特別な、現普通のちょっと普通じゃない高校生だ。
失った力を少しでも補うため、君は高校生活の傍ら戦闘訓練に勤しんでいた。
そこへ一人の来訪者が訪れる。
“スターゲイザー”を名乗るその男は、失ったものに代わる力を与えると言い、
代わりに、“カースマスター”の遺体を彼に渡すよう取引を持ちかけてくる。
・PC5(涼暮さん)用ハンドアウト
推奨ワークス:UGNエージェント
シナリオロイス:PC3 推奨感情P:任意/N:不安
君は生徒会長として学園で起きた事件に対応するUGNエージェントだ。
最近は大きな事件も無く、それなりに平穏な毎日を送っている。
そんな君の元へ、以前事件で関わった風祭という人物からとある情報が持ち込まれる。
それは、“カースマスター”が後継者を探し始めており、その候補にこの学園の生徒、
鵜曇憂子に目をつけているという物だった。
ミドルフェイズ2
GM:次のシーン!
GM:ミドル2、情報収集のシーンになります
GM:登場は任意。シーンプレイヤーは林藤はるかさんです。
GM:他の人も登場可能だよ。どんどん出てね。
林藤はるか:侵蝕が低いことで有名な林藤はるか
林藤はるか:侵蝕チートダイスの力を見よ
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+8(1D10->8)した (侵蝕率:43->51)
林藤はるか:《ハンドリング》。林藤はるかの侵蝕率を+1した (侵蝕率:51->52)
林藤はるか:あんまりチートじゃなかった
鵜曇憂子:出る!
鵜曇憂子:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 1[1]+52 → 53
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+8(1d10->8)(侵蝕率:44->52)
涼暮御幸:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:42->45)
田井中次郎:とりあえず出!
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:61->63)
GM:調べられる情報はこれ!
・カースマスターの動向〈情報:裏社会、UGN〉難易度難易度 9、12
・復活した死者たち〈情報:UGN、噂話〉難易度 10
・魔星の能力〈情報:UGN、噂話〉難易度 8、12
・星彩の要石について〈知識:レネゲイド〉難易度 9
・鵜曇愁馬 〈情報:UGN、FH〉難易度 7
・???〈情報:???〉 難易度???
鵜曇憂子:最後のなに~
GM:一番下のは林藤さんだけ調べられます。秘話機能で送るね。
鵜曇憂子:ずるいずるーい
雨堂聖理:あっいーなー
林藤はるか:いったいどんな情報かしら
雨堂聖理:・カースマスターの動向、行きたい気分
鵜曇憂子:・鵜曇愁馬 〈情報:UGN、FH〉難易度 7 いかせてくれ~!
田井中次郎:・魔星の能力 かな~
涼暮御幸:行きたいとこにおいき~
鵜曇憂子:じゃあ判定するね ・鵜曇愁馬 を、情報:UGNで、コネ使用して調べます。
鵜曇憂子:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 7[2,4,7]+1 → 8 → 成功
鵜曇憂子:いえい
雨堂聖理:・カースマスターの動向 <情報:裏社会> コネ使用!
雨堂聖理:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 8[2,6,7,8]+2 → 10
雨堂聖理:財産点2支払って達成値12。成功
田井中次郎:・魔星の能力〈情報:UGN、噂話〉難易度 8、12 情報:UGN、コネ使用します
田井中次郎:5DX+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[2,2,4,6,10]+2[2]+3 → 15
田井中次郎:やったやった
涼暮御幸:復活した死者、かなじゃあ
林藤はるか:じゃあ失礼して、私は???を調べさせてもらいますね。
涼暮御幸:コネをUGN幹部にして、能力訓練社会も使って判定。
GM:いいよ~
林藤はるか:ミーミルの覚書を使って、対応するコネにして、ダイスを+2個します。
涼暮御幸:7dx+4>=10
DoubleCross : (7R10+4[10]>=10) → 9[1,2,2,3,5,6,9]+4 → 13 → 成功
林藤はるか:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[1,10,10,10]+8[1,2,8]+1 → 19
林藤はるか:めーっちゃいい感じ!財産ってこれ使えますか
田井中次郎:みんな優秀だな~
涼暮御幸:何が起きてるか全くわからない
鵜曇憂子:ふたりともすごい~
GM:ん~……使えちゃっていいよ!
田井中次郎:19でさらに財産を……!?
雨堂聖理:19出して財産を……
林藤はるか:じゃあ財産も1使っちゃお!
林藤はるか:残り3になりました。
GM:OKOK!
GM:ではそれぞれ情報を出していきますね。
GM:ちょっと秘話で色々話しててあれなので
GM:皆どれ判定したのかもう一回教えてもらっていいかな
雨堂聖理:・カースマスターの動向、達成値12!
鵜曇憂子:・鵜曇愁馬 !
田井中次郎:・魔星の能力 で15出しました~
林藤はるか:・??? です
涼暮御幸:復活した死者!
GM:ありがとう!開示していくぜ!
・カースマスターの動向〈情報:裏社会、UGN〉難易度9、12
魔星を復活させた後、彼は行方をくらませている。
恐らく魔星の力によって自分の居場所を隠匿しているものと思われる。通常の捜査方法では彼の居場所を突き止めることはできないだろう。
また、彼は前回の事件の後、自分が死ぬ可能性を考え、後継者を探しているようだ。
FH内にもその情報は流されており、マスターの座と力を、あるいは彼の死後に残される遺体……
72個のレネゲイドクリスタルを求めて、多くのFH関係者が大N市に集いつつある。
噂によると彼は既に後継者候補を見定めており、現在はその相手の承認を得るために行動しているらしい。
12から
候補としてあげられているのは元FHのマスターエージェント候補である鵜曇憂子、
それからUGNチルドレンである林藤はるかの二名。
どのような手段で二人を引き込もうとしているのかは不明。
・復活した死者たち〈情報:UGN、噂話〉10
鵜曇愁馬だけではなく、大N市では現在死んだはずの人間が何人も目撃されているようだ。
中には嘗ての事件で死亡したジャームやオーヴァードも含まれている。
現在確認されている主だったオーヴァードは以下の通り。
“スターゲイザー”“竜帝縁証”“レックスアンドフライ”“アザレア”“マスターウィザード”等。
また、ジャーム以外にも一般人やUGN職員にも、復活した者が多く存在する。
そのため、この現象はかなり広範囲かつ無差別に起こっていると思われる。
現状を把握するためにもさらなる調査が必要だ
→復活した死者たち2〈情報:UGN、噂話〉12
が調査可能
・魔星の能力〈情報:UGN、噂話〉8、12
祠の近くから新たに見つかった歴史資料によると、魔星は多くの特異的能力を備えていたようだ。
その数、出力は通常のジャームを遥かに越え、衝動による分類も不可能なほど。
カースマスターは魔星の力を操り、自らの居場所を隠蔽しているようだ。
(魔星は究極存在の効果でロイス取得数・衝動の制限を無視してEロイスを取得しています。
また、究極存在を破らない限りクライマックスに進むことはできません)
現在起こっている死者の復活も能力の一つ。
人々や土地・星・空間の記録や伝承などから情報をえて、生前の者と同一の人格と記憶、肉体、能力を持つRBを創造している。
この復活した人々は一定の時間が経つとジャームとなり、魔星の指示に従うようになるようだ。
・鵜曇愁馬 〈情報:UGN、FH〉7
元UGNの研究者。鵜曇憂子の持つEXレネゲイド、『命の星』の製作者でもある。
研究中、UGN内で人事異動が起きた際、娘である鵜曇憂子とともに行方不明となる。
記録によるとこの際、FHに拉致。UGNに所属していると思い込んだまま、実験に協力させられていたようだ。
現在、第二支部にて保護されている彼は、記憶や知能、外見、能力全て生前の鵜曇愁馬と同一だが、
FH関係者から既に死亡が確認されており、今回鵜曇憂子の前に現れたのは魔星の力によって復活した個体だと思われる。
GM:あと???の内容は
GM:林藤さんにだけ伝えたいと思います。秘話秘話するのでちょっとまっててね。
林藤はるか:わーい
GM:その間に、どんなシチュエーションで情報共有するか考えておいてくれると嬉しいよ
GM:秘話終わりました
GM:ではどんなシチュエーションで共有していきましょうか
林藤はるか:学校とかだと田井中くんが不審者になっちゃうかしら
林藤はるか:でもJK組の学園生活見たいな……田井中くんが不審者扱いされるのも見たい
田井中次郎:どこでも不審者ではあるけど……
GM:ではシチュエーションは夜の学園で。描写を始めていきましょう。
GM:それぞれ情報収集を追えた君たちは、放課後。夜の学園の中で再び集結し、情報を共有することにしました。
GM:星辰館高校にはかなりUGNの手が入っており、特に生徒会室は臨時支部としての機能も持たされていたり居なかったり。
涼暮御幸:生徒会室の明かりをつける。鍵束を鍵掛けに掛ける。
雨堂聖理:「おー」 ひょっこり顔を覗き込ませて
涼暮御幸:きれいに整った部屋。破風の窓からは校舎を見渡せるだろう――夜でなければ。
林藤はるか:扉が開閉される一瞬を縫うようにスイーッと入っていきます。自力で開けることはできないのだ。
雨堂聖理:「夜の学校だけでもワクワクするのに、生徒会室とは」
鵜曇憂子:「しかも」後ろを振り向く。
鵜曇憂子:「生徒じゃない人もいますからなあ」
林藤はるか:『そうですよ!学校に堂々と入れるのって久しぶりですね』
田井中次郎:「大丈夫なのか……」
田井中次郎:「警備とか……」恐る恐る入ってくる。
雨堂聖理:「夜の生徒会室、成人男性一人、現役女子高生三人……」
林藤はるか:『授業中とかだったらもっと楽しかったんですけどね。高校の先生ってやっぱりすごく頭がいいんですか?』
涼暮御幸:「夜間使用の許可自体は取り付けています」
雨堂聖理:「事件のニオイがしますな……」 にやにやしている
鵜曇憂子:「ふふふ、どうせだから制服着ればいいじゃないですかって言ったじゃないですか」
涼暮御幸:「それに、学園にはUGNスタッフの教師も居ますから」
涼暮御幸:「ある程度の融通は効かせられます」
田井中次郎:「良かった……」安堵と共に、興味深そうに室内を見渡す。かつての母校だが、生徒会室には入ったことがなかった。
林藤はるか:『一応、下手なセーフハウスよりはずっと安全なはずです』
雨堂聖理:「えーっ、どうだろう。たまにすごい面白い人もいるけど、大体普通の先生って感じだよね、高校の先生」
涼暮御幸:「……」制圧されたことがあるとは言いだせなくなった。
雨堂聖理:「そりゃーあたしよりは頭良いんだろうけど……」 慎重に椅子を引いて腰を下ろす
林藤はるか:『自分より物知りの人がたくさんいて、しかもその知識を教えてくれるなんて、それだけでワクワクしますよね』
田井中次郎:「林藤より物知りな人はそうそういないと思うけどなあ……」
雨堂聖理:「えー、んー、でも知りたいって言ってないのに教えさせられる知識も多いんですよ」
雨堂聖理:「テストもさせられるし……」 口を尖らせ
涼暮御幸:「必要があってやっていることだよ」
鵜曇憂子:「や~、説教が始まっちゃいますよう」一番ふかふかそうなソファにごろんと転がる。
涼暮御幸:「習熟度合いを図る。教育機関としては当然だろう」
林藤はるか:『ご存知ですか?テストの語源はtestumというラテン語で、これは土製の壺を指す言葉でした』
田井中次郎:「……本題に入ろう。何か問題になる前に」椅子に腰を下ろす。
雨堂聖理:「こういうお説教もされてしまうのです」
田井中次郎:「本題!」
雨堂聖理:「あっはい、本題。じゃーあたしかな。割と重要な情報だと思います」
林藤はるか:『錬金術師はこの壺を用いて貴金属を溶かし、純度を調べていたんです。つまりテストをしていたんですね』
涼暮御幸:「……重要な情報をお願いしたい」
雨堂聖理:「あはは……そういう普通のテストみたいな手法が通じないっていう話なんですね、今回は」
雨堂聖理:スマホの画面をほとんど眼鏡の直前まで近づけて 「……そもそも"カースマスター"が後継者を探してるって話は」
雨堂聖理:「FHとか、UGNやFHの外にすら流れてます。っていうことは、いろんな人がいろんな方法で探し回ってるってことじゃないですか」
雨堂聖理:「それでも"カースマスター"の行方については、どこの誰も手がかりすらつかめてないんですって。だから、こう……」
涼暮御幸:「内々の話ではないということか。風祭翔が現在でも緊密に連絡をとっているわけでは無さそうで安心したよ」
雨堂聖理:「普通に身を隠してるんじゃなくて、魔星のすごい力で完全に居場所を隠しちゃってるんじゃないか、って言われてるみたいです」
田井中次郎:「……ああ」頷く。「恐らくその推測は正しい」
雨堂聖理:「で」
雨堂聖理:顔を上げてソファの方を見て、それから漂う光の方を見る
林藤はるか:『?』
鵜曇憂子:「……」ソファにごろんと転がっている。
雨堂聖理:「"カースマスター"は後継者候補を、憂子ちゃんだけじゃない、二人見繕ってるみたいなんです」
涼暮御幸:「2人?」
雨堂聖理:「それが、林藤さんなんですって」
林藤はるか:『ええ~~~~っ』チカチカと赤く点滅する。
田井中次郎:「……な……!?」がたん、と椅子を揺らして。
涼暮御幸:「……“フォックスリンカ”が?」
林藤はるか:『そんなことをして何の得があるんですか!』
田井中次郎:「なっ……何で林藤が……また……!?」
雨堂聖理:「みたいです。……何で、とか、どうやって、とかは、すみません。ちょっと分からなかったんですけど」
雨堂聖理:「とにかく憂子ちゃんと林藤さんの二人が後継者なんだ、という情報が流れてます。どこからどうしてかは不明ですが……まあ、信用はそれなりにおけるはず」
涼暮御幸:「得は分からないが、少なくとも」
涼暮御幸:「“フォックスリンカ”にとっては損しかない話でしょうね」
林藤はるか:『もしも“カースマスター”が多少なりとも私のことを知っているなら、それは絶対にないと思います』
涼暮御幸:「そして、我々にもです。必ずしも、“スターオブライフ”の身元さえ守ればいいわけではないのかもしれない」
田井中次郎:「……“紫艶仙丹”に目を付けられて……今度もまた……いや……」
鵜曇憂子:「なんでそんなに無い無いなんです?はるはるは」
田井中次郎:「……前回の件も“カースマスター”が絡んだものだ……最初から、狙いは林藤か……」
林藤はるか:『……和嶋先生には、私の体を治療するためという動機がありました。だから“紫艶仙丹”を埋め込まれてたんです。逆に言うなら』
雨堂聖理:「……ともかく、あたしが分かったのはこれくらいです。でも、これ以上この方向で掘るのはちょっと難しいんじゃないかなあ」
林藤はるか:『そうする必要があるくらい、私の体は宿主としては脆弱で不安定なはずなんですよ』ふわふわと動く。
林藤はるか:『後継者を確保できたとしても、その後継者がすぐに死んじゃったりしたら意味がないじゃないですか』
涼暮御幸:淹れていたお茶を、3人の前に置く。「いや」
涼暮御幸:「それでも構わない、という可能性もあります」
雨堂聖理:「構わない?」
涼暮御幸:「……死者が復活する事象が、多数報告されています」
鵜曇憂子:ソファに寝転びながら、はるはると、田井中さんに視線を向けている。
田井中次郎:「……」焦る自分を落ち着かせるように、深く息を吐く。
鵜曇憂子:その視線を、会長に向ける。
涼暮御幸:「かつて、UGNで死亡を確認したオーヴァードや、ジャームでさえも」
涼暮御幸:「“レックスアンドフライ”。“アザレア”」
涼暮御幸:「……“竜帝縁証”。“マスターウィザード”」
雨堂聖理:「"アザレッ……"マスターウィザード"!?」
雨堂聖理:声を上げて、口を抑える 「……す、すみません。ええと、"マスターウィザード"は、如月くんの前の人……かな……」
涼暮御幸:「それから……“スターゲイザー”」
林藤はるか:『……』
雨堂聖理:「“スターゲイザー”って生きて……あっ、そっか、違う世界からいっぱい来るから」
林藤はるか:『もしも本当なら、一人ひとりが支部の主力小隊……いや、支部の全力で当たっても危険な相手ばかりですよ』
涼暮御幸:「それが。支部員の復活も確認されているようで……」
涼暮御幸:「広範囲・無差別に発生している、という見方をしています」
林藤はるか:『ええ~~っ、その現象って、一体どっちの味方なんですか!』
雨堂聖理:「はええ……」
涼暮御幸:「本当に、現象そのものなのやもしれませんね」
涼暮御幸:「あるいは、何らかの余波か。継続調査の必要はあるでしょうが……」
涼暮御幸:「……もう一つ。先述の、“レックスアンドフライ”、“竜帝縁証”は」
涼暮御幸:「市外で“デッドマスター”との、交戦が確認されたと」
涼暮御幸:「彼が倒してくれるやも、という楽観的な予測は」
涼暮御幸:「……どうにも通じそうにないようで……」
涼暮御幸:「……」
雨堂聖理:「あっ、伊宇摩くん……"デッドマスター"も戦ってるんだ」
田井中次郎:「……或いはそれが、“カースマスター”の策かもしれんな」
雨堂聖理:「確かに直接助けてくれないのは残念だけど、でも一緒に戦ってくれてるのはちょっと心強いですね。なんか……強かったし」
涼暮御幸:「そのために、死者を蘇らせたと?」
林藤はるか:『もしかしたら、今の豊島さんやリリアナさんの案件もこの現象に絡んでるかもしれません。とにかくN市全体の手が足りていないんですよ』
林藤はるか:『全部が全部復活した死者が起こした事件とは限りませんが、新たに現れたジャームすら、UGNが確認できていなかった死者である可能性もあります』
田井中次郎:「自分を殺し得る相手とはそもそも戦わないように動く。そういう手段を選ばない面が“カースマスター”の厄介なところだ」
涼暮御幸:「民間人の復活も起きています。UGNとしては問題視せざるを得ません」
雨堂聖理:「はああ……何だかメチャクチャだなあ、ホント……」
涼暮御幸:「更にリソースが飽和しているのが実情でしょう」
鵜曇憂子:「あのう」手を上げる。
涼暮御幸:「……どうした?」
鵜曇憂子:「死者を蘇らせたって、良くないことですよねえ」
涼暮御幸:「一般的には、生命倫理に反するとの見方が多いと思うが」
林藤はるか:『……鵜曇さん、まさか』
鵜曇憂子:「そうですよねえ。ちゃんと、死んでる状態に戻してあげないとですよねえ」
林藤はるか:『あの、ええと……お父さんのことでしょうか?』
田井中次郎:「……」鵜曇さんに目を向ける。
鵜曇憂子:「はい」頷く。「えっと、ごめんなさい。ういこの個人的な話になっちゃうんですけど」
鵜曇憂子:「やっぱりお父さん、死んじゃってたみたいで」
鵜曇憂子:「あの…」瞬きする。「魔星の力で、ジャームとかみたいに、生き返っちゃったみたいで、その」
鵜曇憂子:「その」
涼暮御幸:「……」
雨堂聖理:「えっやっ」 慌てる 「だからって死んでる状態に戻すまではしなくて良いんじゃないの?」
雨堂聖理:「生き返っちゃって、それで悪い人じゃないなら、いいじゃん! そんな、この前のあの"カースマスター"のふざけたよーなヤツじゃないんなら……」
雨堂聖理:くいっと会長を見る 「……ですよね?」
涼暮御幸:「ああ。ご尊父本人であるのであれば、その……」
涼暮御幸:「当然、様々な手続き上の問題はあるだろうがそこはUGNで対応すればいい話で、なんだ」
鵜曇憂子:「………………」
涼暮御幸:「手に掛けることはないだろう。ジャームであるとの確定があるわけでもないのだろう?」
田井中次郎:「……いや」遮るように口を開く。
田井中次郎:「恐らく、そう単純にはいかない」
田井中次郎:息を吐いて。「半信半疑だったが、これで確信が持てた」
田井中次郎:「魔星についてだ。例の祠の近くで、古文書が見つかった」
田井中次郎:「殆ど伝説に近いようにも見えるが……今聞いた話とも符合する点が多い。仮に全てが事実だとすれば」
田井中次郎:「やはり、魔星の力は桁外れだ。出力も性質の多様性も、通常のジャームの比ではない」
田井中次郎:「この力を使えば、“カースマスター”一人の行方を隠す程度は造作も無いだろう。それから……」
田井中次郎:「……過去にも、死者を蘇らせた、という記述があった」
雨堂聖理:「魔星の力が、過去にも……」
田井中次郎:「彼らは人格や記憶を受け継ぎ、会話も生前の通りに交わしたということだが……」
田井中次郎:鵜曇さんを見て。数秒だけ逡巡して、口を開く。
田井中次郎:「……伝承によれば」
田井中次郎:「それらの死者は復活からしばらくすると人間性を失い、魔星の意のままに動く人形のようになったらしい」
田井中次郎:「恐らくは……」
田井中次郎:「ジャーム化する……ということだろう」
涼暮御幸:「……」
雨堂聖理:「んえっ……」
鵜曇憂子:「ははは」「やっぱ、ダメじゃないですか」
涼暮御幸:「あくまで、伝承でしょう。今回の魔星は不完全であるのであれば」
涼暮御幸:「必ずしもその伝承どおりとも……」
涼暮御幸:「……限らないのでは」
田井中次郎:「ああ……」頷く。「まだ、全て正しいとも、今回が同じ現象だとも……」
鵜曇憂子:「いいですよ、大丈夫ですよ、さっさとお父さん殺し直して来ますって」
涼暮御幸:「まだ……その……方法が……」
涼暮御幸:「待って!」
鵜曇憂子:「おかしいと思ってたんですよ、分ってたんです、最初から、だってマスターウィザードに殺されたって画像も見たし」
鵜曇憂子:「…なんですか!」大声を上げる。
涼暮御幸:「もし、これが、全部、真実だとしても」
涼暮御幸:「君が手を下す必要はない」
鵜曇憂子:「じゃあ黙って見てろって言うんですか?」
涼暮御幸:「そういうつもりでは……」
鵜曇憂子:「また、またういこは、知らないところでお父さん死ぬのを知ればいいんですか?」
涼暮御幸:「違う、そうじゃなくて……!」
鵜曇憂子:「もう、もう嫌なんです! もう!」
雨堂聖理:「……憂子ちゃん」
鵜曇憂子:「…っ」
林藤はるか:『……鵜曇さん。本当に、辛い気持ちはよく分かります。けれど、田井中さんが全てを伝えたのは』
林藤はるか:『鵜曇さんにやけになって行動してほしいとか、悲しんでほしいとか、そういうことではないはずです』
林藤はるか:『そういった記録があった。それは事実かもしれません。けれどそれが……確実に起こることなのか、それとも本当は阻止できることなのか』
林藤はるか:『駄目なのだとしても、最後の時間までに何ができるか』
林藤はるか:『鵜曇さんも言っていた通りです』
林藤はるか:『知らないのと、知っていないのとでは、全く違うことだと思うんです』
田井中次郎:「俺も“刃金鳴らし”も、言っただろう。まだ何も分からない」
田井中次郎:「本当に希望が無いのか、何か他に方法が無いのか」
田井中次郎:「まずは手を尽くして探すべきだ。考えるのは、それからでも遅くない」
鵜曇憂子:「……お二人は」
鵜曇憂子:「お二人は、ほんとに、信頼しあってらっしゃいますもんね」
鵜曇憂子:「かけがえのない絆を、持って、林藤さんが危険な目に遭ったときも、田井中さんが助けたって、聞いてますもん」
田井中次郎:「……“スターオブライフ”……?」
鵜曇憂子:「分かってますよ、冷静に考えて、何か対処できるかもしれないってすることもできるって」
鵜曇憂子:「でも、でも……、一度、希望は途絶えてるんです」
鵜曇憂子:「ういこには、もう、何もなくて」
鵜曇憂子:「一番に寄り添える人も、一番に信頼してくれる人も、いなくて」
鵜曇憂子:「カースマスターの後継者になるかもなんて言われて、ほかに何も考えられなくなるくらい血相変えて心配してくれる人が、」
鵜曇憂子:「ういこだって、欲しいですよ!」
鵜曇憂子:「っ」
鵜曇憂子:「………………」
鵜曇憂子:「はるはるが、カースマスターから狙われなくなる確実な方法、ありますよ」
林藤はるか:『で、でも、鵜曇さん』
鵜曇憂子:「ういこが後継者になればいいんです」
涼暮御幸:「……やめろ」
林藤はるか:『鵜曇さんは生きているじゃないですか!』
林藤はるか:『お父さんとだって……まだ、今なら、たくさん話せるんですよ!今なら!』
鵜曇憂子:「だから、なんだってんですか!」
林藤はるか:『だから、って……』
林藤はるか:『それは、その、すごく』光が弱くなる。
鵜曇憂子:「……っ」
鵜曇憂子:「……すみません」
鵜曇憂子:「ごめんなさい。頭冷やします」
鵜曇憂子:「………外行ってます、ういこ。ごめんなさい」
林藤はるか:『…………』
鵜曇憂子:俯いてそう言って、生徒会室から小走りに出ていく。
涼暮御幸:「待て」
涼暮御幸:「待ってよ」腕を掴もうとして空を切る。
田井中次郎:「ッ……“スターオブライフ”……」
田井中次郎:何か言葉を掛けようとして。何も出てこない。
林藤はるか:机の上に降り立って、弱々しく点滅している。
雨堂聖理:「……憂子ちゃん!」
雨堂聖理:椅子から立ち、それを追うように駆け出す。廊下の際で、一瞬生徒会室を顧みて
雨堂聖理:「……っ……」
雨堂聖理:三人の言っていたことは正しく、自分はそれを止めることもできず、なるほど彼女の理解者でもなく、だからここでも何かを言うことはできず
雨堂聖理:苦しげに息を吐き、結局言葉もなく、その後を追う。
林藤はるか:『すごく……いいことだって思います、って』小さく呟く。
林藤はるか:『そう言おうとしてしまいました』
田井中次郎:「……林藤は間違ってないよ。ただ……」
田井中次郎:「……」言葉を探すように黙り込んで。「……ああ。駄目だな」
林藤はるか:『駄目ですよね』
田井中次郎:息を吐く。
田井中次郎:「……イリーガル一人説得できないなんて、エージェント失格だ」
林藤はるか:『私も……』
林藤はるか:『……あの。スマホにスピーカーを繋いで、音楽が流れるようにしてたんです』
林藤はるか:『会議が終わったら……その、年の近い子達がせっかく集まってますから……』
林藤はるか:『カラオケ大会とかできたらいいかなって……』
林藤はるか:『……』
田井中次郎:「……あるだろ」
田井中次郎:「機会なら、またあるさ」
田井中次郎:「……少し、時間は必要だろうけど」
涼暮御幸:「ええ。本当は、出来なければいけないと思います」
涼暮御幸:「友人ですから……まだ」
涼暮御幸:「彼女が、そう思っていてくれれば、ですけど」
林藤はるか:『私は嫌われたかもしれません』
林藤はるか:『一回だけでも』
林藤はるか:『ういういって呼んでおけばよかった』
田井中次郎:「僕もだ」眉間を押さえて。
田井中次郎:「……仲直りしないとな」
涼暮御幸:「……ええ。私達が、このザマでは」
涼暮御幸:「自らの行いを、呪ってしまっていては、きっと」
涼暮御幸:「何もできなくなってしまいます」
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得、購入などが可能
鵜曇憂子:先に応急手当の購入判定します~
鵜曇憂子:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功
林藤はるか:ういこちゃんのロイス感情を変えたーい
鵜曇憂子:やった
林藤はるか:保護対象/鵜曇憂子/連帯感/不安:○/ロイス N表にしますね
雨堂聖理:私も応急手当買よ
雨堂聖理:2dx=>8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 4[4,4] → 4 → 失敗
雨堂聖理:失敗~
涼暮御幸:ロイス保留でアームドスーツ狙います~
田井中次郎:鵜曇憂子 〇尽力/不安 で取得します
涼暮御幸:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 6[6,6]+4 → 10 → 失敗
涼暮御幸:ダメ!
雨堂聖理:ロイスは保留にしとこ
田井中次郎:2DX+1>=12 ボデマ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
林藤はるか:アームドスーツの購入を手助けしたい
林藤はるか:2dx+2>=15
DoubleCross : (2R10+2[10]>=15) → 8[4,8]+2 → 10 → 失敗
田井中次郎:買えた 装備して以上!
林藤はるか:出目はさっきからいいんだけどな~
鵜曇憂子:
同行者/林藤はるか/憧憬/劣等感:〇/ロイス
同行者/田井中次郎/憧憬/嫉妬:〇/ロイス
鵜曇憂子:これで取得します~ おわり
林藤はるか:キャア~
ミドルフェイズ3
GM:では今日も始めるよ~!次のシーンを開始していきましょう
GM:次も情報収集のシーンなんですが、見学室で言ってたとおり情報を集めに行く前にちょこっとお話する時間を儲けようかなと思います
GM:シーンプレイヤーは涼暮さん。侵蝕ダイスを振ってね。
涼暮御幸:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:45->47)
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+6(1d10->6)(侵蝕率:52->58)
鵜曇憂子:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 10[10]+53 → 63
鵜曇憂子:あっ アイテム使います
GM:いいよ~
鵜曇憂子:エナヴェイトD!これを飲んで、侵蝕率を1に変更!
鵜曇憂子:54になりました
GM:下がったねえ
鵜曇憂子:風邪予防にエナヴェイトD!
GM:では先に涼暮さんの方の描写をくわっとやっていきますね。
GM:学校でひと悶着あった後。涼暮さんは情報の整理や連絡のために、一度支部の方へ戻ってきていました。
GM:君がほんの少し浮かない顔で支部の中を移動していると、コンコンコンコン!と誰かが壁をノックする音が聞こえてきます。
GM:顔を向けてみると、ガラス張りの取調室に入れられた鵜曇愁馬……憂子ちゃんのお父さんが君に向かって手招きしています。
涼暮御幸:「……誰か」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:会釈する。
鵜曇愁馬:気まずそうな笑顔を浮かべながらこちらも会釈
涼暮御幸:取調室へと入って、マイクを入れる。
涼暮御幸:「鵜曇愁馬氏ですね。私に、何か?」
鵜曇愁馬:「ああ、いや。まあ、用ってほどのことでもないんだけど……ちょっとお話がしたくてさ」机の上には取り寄せたと思わしき論文が山のように積み上げられているよ
鵜曇愁馬:「えっと……君。その制服は憂子と同じ学校の子……だよね?」
鵜曇愁馬:「いや、その、なんていうか……ほら、僕ってしばらく死んでただろ?」
鵜曇愁馬:「だから……最近の憂子がどうしてたのか気になってさ……同じ学校の生徒なら、少しは知ってるかな~なんて……」
涼暮御幸:「……星辰館高校の生徒会長を拝命しております」
涼暮御幸:「鵜曇……」
涼暮御幸:「……憂子さんとは、友人です」
鵜曇愁馬:「会長さんだったのかあ!道理でしっかりしてると思った。うちの憂子がいつもお世話になってます」一礼
涼暮御幸:「いえ、こちらのほうが助けられており……」
鵜曇愁馬:「あー……それで、憂子は元気にやってるかな?なにか、問題を起こしたりとか……」
涼暮御幸:「ええ。大きなトラブルもなく、憂子さんは壮健にしています」
鵜曇愁馬:「クラスに馴染めなくて困ったりとか……してないかな?いや、明るくて元気な子だってわかってるんだけど」
鵜曇愁馬:「やっぱり見てないと心配でね……。ああ、そうか」
涼暮御幸:「彼女はその……活気がありますし、その裏」
涼暮御幸:「聡いところがあります。俯瞰して、物事を見れている」
鵜曇愁馬:「そうか。憂子は僕がいなくても元気でやってたか。」
鵜曇愁馬:「ありがとう。少し安心したよ」
涼暮御幸:「……ですが、今」
涼暮御幸:「彼女は、危機的状況下にあります」
鵜曇愁馬:「それってやっぱり……僕が絡んでる?」
涼暮御幸:首を振る。「分かりません」
涼暮御幸:「ただ、ある凶悪なジャームが、彼女を後継者としようと、魔手を伸ばしている」
涼暮御幸:「それだけは確かです」
鵜曇愁馬:「気を使わなくても大丈夫だよ。死者が復活したっていう事例は幾つか知ってる」
鵜曇愁馬:「そのどれも、まあ……碌な事にはなってないよね。憂子が狙われてるってことは尚更」
涼暮御幸:「……落ち着いていらっしゃいますね」
鵜曇愁馬:「僕が生き返ったのがいいことなわけがないんだ。……まあ、意識が戻ったときから、ある程度予想はしてたからね。」
鵜曇愁馬:「……生き返った時にね。僕は本当は、憂子に会わないままどこかへ消えてしまったほうがいいんじゃないかと思ったんだ」
涼暮御幸:「……そうできなかった?」
鵜曇愁馬:「……ああ。ダメな父親だろ」
鵜曇愁馬:両手で口を覆う。「傷つけることになるとわかってたのにな……もう一度だけ会いたいと思ってしまった」
涼暮御幸:「……いえ。彼女は」
鵜曇愁馬:「できれば普通の親子みたいにね」
涼暮御幸:「知らないところで、亡くなったことを知らされたことが」
涼暮御幸:「嫌だった、と」
涼暮御幸:「……私は、今」
涼暮御幸:「……彼女が危機にあると伝えたら、何も考えられなくなるくらい、血相を変えて心配してくれるのではないかと」
涼暮御幸:「そういう期待を持ちました」
涼暮御幸:「私には、出来ませんでした」
涼暮御幸:「勿論、心配しています。そうさせまいとも思っています」
涼暮御幸:「けれど」
涼暮御幸:「彼女には、それでは、不十分なのでしょう」
涼暮御幸:「そうなれないことが、私は、何より、悔しくて……」
涼暮御幸:「……すみません」
涼暮御幸:「こんなことをお話しても、仕方がないですね」
鵜曇愁馬:「え、わ、ちょ。な、泣いてるの?ああ、いや、ええっと、こういう時の対処に慣れて無くて……」
涼暮御幸:「泣いていません」
鵜曇愁馬:「あー、えっと……いや。そんな……君一人ばかりが気に負う問題じゃないよ」
涼暮御幸:「……もっと、適任者に任せればいい、と?」
涼暮御幸:「人を頼ることの重要性は、学んできました」
涼暮御幸:「必要なことだと。そして、それが受けられるのは得難いことだと思っています」
鵜曇愁馬:「そういうわけじゃなくて……。そんな事を言ったら、僕だってそうだ」
涼暮御幸:「……それでも」
涼暮御幸:「私が、なんとかしたいと思うことは」
涼暮御幸:「傲慢ですか?」
鵜曇愁馬:「君の気持ちを否定したいわけじゃなくて……ああー……ほら、憂子ってなんだか何時でも元気だろう?」
涼暮御幸:「ええ。周りを、そうやって、明るげに……」
鵜曇愁馬:「だからついつい、あの子なら大丈夫だって思っちゃうんだ。父親の僕ですらちょっとそう思ってる」
鵜曇愁馬:「心配できない君が悪いんじゃなくて……むしろ無理しちゃう憂子の方にも問題があるっていうか……ええっと……何を言いたいのかわからなくなってきたな」
涼暮御幸:「……私に、何が出来るでしょうか」
鵜曇愁馬:「もしも憂子が弱音を吐いたんだとしたら」
鵜曇愁馬:「多分それだけ君を信頼してた……んじゃない……かな」
鵜曇愁馬:「明るくない部分を見せても大丈夫だって思うくらいに」
鵜曇愁馬:「だから君にも、憂子を信じてあげてほしい」
涼暮御幸:「……はい。私は、本当は」
鵜曇愁馬:「ほんの少しだけ見せた弱音じゃなくて、いつもの明るくて元気な方が本当の憂子なんだって」
涼暮御幸:羽飾りを外して、剣に。「ここで」
鵜曇愁馬:「きっと憂子も、君にそう思っていてほしいはずだからさ」
涼暮御幸:「……貴方を殺そうとも考えていました」
鵜曇愁馬:「うわっ!え?ど、どういうこと!?」
鵜曇愁馬:怯えて壁の方に張り付きます
涼暮御幸:「イリーガルへの記憶処理措置は認められています」
鵜曇愁馬:「それは……教えてくれてるってことは、もうその気はないってことでいいんだよね……!?」
涼暮御幸:「私が、ここで手を掛けて。彼女の再開の記憶を処置すれば」
涼暮御幸:「現在の苦悶もなかったことに出来る、と」
涼暮御幸:剣を再び羽飾りに戻す。
鵜曇愁馬:「淡々と話を進めないでくれぇ~!」
涼暮御幸:「……もうその気はありませんよ」苦笑するように。
鵜曇愁馬:「はぁ……よ、よかったあ……」ヘナヘナと一座り込んで
涼暮御幸:「……それは、彼女を信じていないということですから」
鵜曇愁馬:「い、言っておくけど。僕もおとなしくやられる気は無かったからね」
鵜曇愁馬:崩れた服装を正しながら。
涼暮御幸:「守らねば、折れてしまうと」
鵜曇愁馬:「ああ。憂子は強い子だ。……その父親がさ」
鵜曇愁馬:「あの子を泣かせるためだけに生き返っただなんて、絶対嫌だからね」
鵜曇愁馬:机の上に置かれた論文を一枚手にとって「なんでもいい……なんでもいいんだ」
鵜曇愁馬:「なにか一つ……もう一度死ぬ前に……憂子の役に立つ物を、一つでも残していきたいんだ」
涼暮御幸:「……ええ。きっと、この事象が」
鵜曇愁馬:「それまでは死ぬ気はないよ。君たちがなんと言おうとね!」不格好なファイティングポーズ
涼暮御幸:「なんでもなかった、などと。誰にも言わせないよう」
涼暮御幸:「私も尽力します」
涼暮御幸:「UGNエージェントとしては。生徒会長職としては、失格かもしれませんが」
涼暮御幸:「変わらぬ日常をこそ尊ぶことこそ、至上であると、考えては来ましたが」
涼暮御幸:「……鵜曇憂子の友人としては」
涼暮御幸:「彼女がよりよきものを選べることを、望みたいと思います」
鵜曇愁馬:「頼りにしてる。憂子のこと、よろしく頼むよ。会長さん」
涼暮御幸:「涼暮御幸です。今は」
涼暮御幸:「ただの、貴方の娘の、友人の」
鵜曇憂子:ぐるぐるとした思いに支配され、訳のわからないままに生徒会室を飛び出し、階段を駆け降りる。
鵜曇憂子:外へ出るとは言ったものの、これからどこに行っていいのかも分からない。
鵜曇憂子:皆がこちらを見る表情。はるはるのちかちかする光。言葉。マスターウィザードに送り付けられた、白骨死体の写真。
鵜曇憂子:「おかえり」という父の言葉。
鵜曇憂子:「…………っ」「ああ!」「もう!」
鵜曇憂子:衝動のままに、勢いよく校庭に生える桜の木を殴り飛ばす。
鵜曇憂子:拳から稲妻が迸り、放電。同時に猛烈な轟音が鳴り響き、
鵜曇憂子:雷が落ちたような一瞬の光とともに、殴打したところから木はへし折れた。
鵜曇憂子:焦げ付くような匂いがする。
鵜曇憂子:「……………」あっ。となって立ち尽くした。
雨堂聖理:不意に、へし折れた大木のほど近い校舎の影にゲートが開き
雨堂聖理:「多分この辺……あっ」
鵜曇憂子:「あっ……」
雨堂聖理:「いた!」 するりと影から雨堂が滑り出て、憂子ちゃんの方に駆け寄る
雨堂聖理:「……っていうか、すご……わー」 近づきながら歩調を緩めて
鵜曇憂子:「っ………」困り切った顔で雨堂さんを見ている。
雨堂聖理:倒れた大木の方を見る。輪郭だけでもその事態の大きさは分かるし、焦げたような匂いから現象も予想がつく
雨堂聖理:少し笑って 「……会長、めちゃ困りそうだね」
鵜曇憂子:「やっちゃいました………」しょんぼりとした顔。
雨堂聖理:「誰かに見られたりしたら大変だったよ。この辺には人、いなさそうだけど……」
鵜曇憂子:「うぅ」
雨堂聖理:「ボクシングで大木を折る美少女!」
鵜曇憂子:「うぅぅぅぅーーーー………」
雨堂聖理:「新聞一面だ」 改めて歩み寄る
鵜曇憂子:「ういこだって、そんなつもりなくて……」「
鵜曇憂子:「…っふ」雨堂さんを見た途端、安心したのかぼろぼろと涙を零し始めます。
雨堂聖理:「あー、あー」 急いで駆け寄り
雨堂聖理:その体を抱きしめて、頭を撫でてあげる 「よしよーし、大丈夫だよ」
鵜曇憂子:「うぇええええっ、っひく、うぅぇえ」しゃくりあげながら、抱きしめられます。
雨堂聖理:優しく宥めるように頭を撫で続ける。時々、よしよし、大丈夫、といった言葉を口にしながら
雨堂聖理:こちらから何か促すことはない。彼女が何か言葉を口にするのを待ち、頭を撫で続ける
鵜曇憂子:「きより………きよりん」ほどなくして、つっかえながら名前を呼ぶ。
鵜曇憂子:「ういこ、もう、どうしていいか、分かんないです」
雨堂聖理:「うん」 変わらず頭を撫でながら
雨堂聖理:「分かんないかあ」
鵜曇憂子:「はるはるの…はるはるの言う通り、冷静に、調べれば、いいって…それは、分かるんですけど」
鵜曇憂子:「でも、でも、そうじゃなくて………」
雨堂聖理:「うんうん」
鵜曇憂子:「お父さんが、死んじゃってたんです」
雨堂聖理:「……そうだね」 その事実を突きつけられた瞬間、自分も一緒だった
鵜曇憂子:「なんか、今更、こんなこと言ってるういこも、ばかみたいなんですけど」
雨堂聖理:「辛かったよね。あんな、いきなりさ」
雨堂聖理:「前振りもなくて、画像見せられたりして。……あの時は事件とか、あたしのことで大変だったから、何だか流れちゃったけど」
雨堂聖理:「辛いと思う。別に馬鹿みたいじゃないよ」
鵜曇憂子:「うぅぅぅぅぅ」
鵜曇憂子:ぎゅっと抱き着いている。
雨堂聖理:頭を撫でながら 「……あの時は」
雨堂聖理:「あたしの代わりに、"カースマスター"が並べてきたあのクソみたいなさあ……奴を、吹っ飛ばしてくれたじゃん」
鵜曇憂子:「…んう」コクンと頷く。
雨堂聖理:「正直助かったって思ってる。いや、あの事件の間は、助けられっぱなしだったけど……あれは特に」
雨堂聖理:「あたしだってそうしただろうけど、あたしが感じるはずだった辛さを感じずに済んだ、みたいな」
鵜曇憂子:「………」
雨堂聖理:「……あっ、なんかこの流れだとあたしがやるよ~みたいな感じになりそうだけど、そうじゃなくてね」 少し慌てて
雨堂聖理:「つまりその、何ていうか……憂子ちゃんは、自分が辛いはずの時でも、あたしのことを考えて動けるような子だったんだから」
雨堂聖理:「こういう時にどーん! ってなることもあるだろうし」
雨堂聖理:「あたしはそういう時、助けてあげたいってことですよ」
雨堂聖理:「助けられましたので」
雨堂聖理:「まあ、今の事件の範囲で何をすれば助けになるかはわからないので……」
雨堂聖理:「とりあえず頭など撫でているわけです」 ぽんぽん、と軽く叩いて 「……もっと撫でる?」
鵜曇憂子:頷く。
雨堂聖理:改めて頭を撫で始める 「ふふ」
雨堂聖理:「甘えっ子だねえ」
鵜曇憂子:「っふ……うぅぅ」頭を押し付けるようにして、しゃくり上げながら、しばらく泣き続ける。
雨堂聖理:「憂子ちゃんのクラスの男子に見つかったら嫉妬されそうだ」
雨堂聖理:よしよし、と頭を撫で続ける。静かに、風の音を聞きながら
鵜曇憂子:それから少しして、泣き声も収まってきて、もじもじときよりんから身を離す。
鵜曇憂子:「…もう、だいじょぶです」目と鼻を真っ赤にした顔で、グスグスと鼻を鳴らす。
雨堂聖理:おとなしく離されて、ぱっと手を開く 「ご利用ありがとうございました」
雨堂聖理:「こちらサービスのハンカチとなっております」 ポケットからハンカチを差し出す
鵜曇憂子:「うぇ」優しくされたのでまたちょっと涙目になる。「うぇーーーー」
鵜曇憂子:ハンカチをもらって、それで両目をぎゅーーっと抑え。
雨堂聖理:腕を開いて 「延長する?」
鵜曇憂子:「…………………だいじょぶです」
雨堂聖理:「よっしゃ」
鵜曇憂子:「はい。うん。はい」
鵜曇憂子:「じろじろくんと、はるはるに、謝らないと」
雨堂聖理:肩をぽんぽんと叩いて 「これからどうしたい?」
雨堂聖理:「ん」 頷き 「大丈夫、優しい人たちだから」
雨堂聖理:少し間が空いて 「……会長は?」
鵜曇憂子:「………会長は…」
鵜曇憂子:「一緒に戦ってほしい、って、言います」
雨堂聖理:「おお」
鵜曇憂子:「会長に、キレちらかしちゃいましたが……」
鵜曇憂子:「………頼めば聞いてくれると思うので……」
鵜曇憂子:「…………それでだいじょぶですかね…? なんか、あの、どうしたらいいですかね」
雨堂聖理:「えー、信頼してるじゃん。確かにちょっと頼れる人だけど……」
雨堂聖理:「大丈夫だと思うよ。別に変なこと言ってない」
鵜曇憂子:「なんか、こういう風に、人に怒ったりしたことがなくて…」
鵜曇憂子:「有効な解決策が分からんですたい」
鵜曇憂子:もじもじしている。
雨堂聖理:「あー、そうだねえ。憂子ちゃんそういうことなさそう」
鵜曇憂子:「きよりんーーー……」
雨堂聖理:少し考えて 「まあ、あたしも弟や妹に怒ったことはあって、それでケンカになったこともあったし」
雨堂聖理:「どっちかが意地張ると長いんだよねー。でも今回はそうじゃないからさ」
雨堂聖理:「改めて、自分はこう思う、こうしたい、仲良くしましょう、ってことが言えれば、大丈夫だと思うよ」
鵜曇憂子:「…はい」
鵜曇憂子:コクン、と頷いて。「………」
鵜曇憂子:「きよりん~~~っ」きよりんにタックルする。
雨堂聖理:「うおっとと」 受け止め
雨堂聖理:「あははは、なになに」 笑いながら頭をわしわしする
鵜曇憂子:「だって、だって~~~…っ」ぎゅうぎゅうと抱き着く。
鵜曇憂子:「きよりんが先輩だったの、なんか、実感しました」
雨堂聖理:「そうだぞー、先輩だぞー」
鵜曇憂子:「うふふ。先輩せんぱーい」
雨堂聖理:「人生経験も豊富だし。いつでもなんでも相談するがよい」
鵜曇憂子:「ヤバい男の追い払い方とかですか?」
雨堂聖理:真顔になって 「世界を救わせてUGNの牢屋にぶちこむ」
鵜曇憂子:「っ、ふふ」くすくす笑う。「ふふふ!」
雨堂聖理:「参考になりまくりだろ~?」
鵜曇憂子:「全然なんねーっす」
雨堂聖理:「何ーっ」 頭を両手でわしわしして
雨堂聖理:「……まあ、分かんないことがあったら、それも一緒に探してみよう」
鵜曇憂子:「うひゃひゃひゃ……」わしわしされて笑う。
鵜曇憂子:「………はい。ういこもだし、きよりんもですよね」
雨堂聖理:「その通り。どうすれば良いのかわからないなら……どうすれば良いのかを探しに行く」
雨堂聖理:「きっと見つかるよ」 ぽんぽん、ともう一度頭を撫でて、体を離す
鵜曇憂子:「はい!」
GM:では改めて情報収集判定に参りましょう
GM:現在調べられる情報はこれ!
・復活した死者たち2〈情報:UGN、噂話〉12
・星彩の要石について〈知識:レネゲイド〉難易度 9
・???〈情報:???〉 難易度???
GM:この前と同じくこのはてなマークは林藤さんだけ調べられます
林藤はるか:出るよ!
GM:また、前回のシーンに出ていた人……まあ全員なんですけど
GM:その人達は、林藤さんが君たちに隠れてなにか調査していることに感づいてもいいですよ
涼暮御幸:なるほどね
雨堂聖理:あっ、いいんだ
田井中次郎:へえ~っ
鵜曇憂子:へえ~!
GM:ではそんな感じで、まだダイス降ってなくて登場したい人は侵蝕ダイス振ってね
林藤はるか:そ、そんなことないですよ
林藤はるか:さっきのシーンだって話の流れでそれどころじゃなかったから
雨堂聖理:うーん、しかし現在の項目2つはどちらもそんなに得意ではないな ひとまず様子を見ます
林藤はるか:情報言えなかっただけかもしれないじゃないですか
鵜曇憂子:にゃ~~っ
田井中次郎:林藤はるか……
涼暮御幸:それどころじゃなくなる理由あったかな
涼暮御幸:あったわ
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:52->59)
林藤はるか:《ハンドリング》。林藤はるかの侵蝕率を+1した (侵蝕率:59->60)
田井中次郎:とりあえず出ようかな……
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+6(1D10->6)した(侵蝕率:63->69)
鵜曇憂子:ういこは情報弱者なのでみまもります
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10
田井中次郎:じゃあせっかくなので
田井中次郎:えっ何!?
鵜曇憂子:10だって
GM:シークレットダイス
涼暮御幸:何……
雨堂聖理:怖すぎ
田井中次郎:怖い…………
田井中次郎:えっと……・星彩の要石について 調べてみます 知識つよつよなので
鵜曇憂子:キャ~、ナイトメアブリンガー様よ~
GM:秘密です
林藤はるか:私はこのシーンでも・???を調べようかな……
田井中次郎:7DX+2>=9
DoubleCross : (7R10+2[10]>=9) → 10[4,5,6,9,9,10,10]+8[6,8]+2 → 20 → 成功
田井中次郎:全てを理解していきます
林藤はるか:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[2,2,5,6,7]+1 → 8
鵜曇憂子:ナイトメアブリンガー様~~!
雨堂聖理:分かりすぎ
林藤はるか:ウワ~ッ
林藤はるか:財産2使って10にします
GM:イイデショウ
林藤はるか:もう1しかお金ないや
田井中次郎:一体何にそんなにお金を……
GM:では石についてと謎の情報が得られましたね
林藤はるか:ちょっと目を離した隙に貧乏になっていく
田井中次郎:パチンコとかにハマったのかな……
林藤はるか:嫌すぎるだろ
涼暮御幸:じゃあ死者たちやっとこ
鵜曇憂子:やって~
涼暮御幸:ミーミルを情報収集チームにこねこねします
涼暮御幸:んで、能力訓練使ってUGN。
涼暮御幸:5dx+6>=12
DoubleCross : (5R10+6[10]>=12) → 7[1,1,3,3,7]+6 → 13 → 成功
涼暮御幸:あぶない 成功は成功!
GM:では成功したようなので
雨堂聖理:ではわれわれは応援していましたということで
GM:順番に教えていってあげましょう
鵜曇憂子:応援しました!
・復活した死者たち2
一部の死者たちは魔星の支配から逃れる術を知り、行動を開始しているようだ。
噂によれば、星彩の要石と呼ばれる特殊な賢者の石を所持していれば支配から逃れることが可能らしい。
もしも君たちが石を求めるなら、彼らとの争奪戦になるだろう。
・星彩の要石について
林藤・田井中が訪れた祠に収められていたはずの特殊なレネゲイドクリスタル。
魔星の体の一部を加工して作られたもので、適切な場所に設置することで結界が起動。魔星の力を大きく削ぐことができる。
(究極存在の解除、クライマックスへの移行が可能になる)
君たちが訪れたときには影も形も無かったが、、要石からは特殊なレネゲイドが放たれている。
高い知覚能力、もしくはRC技能があれば、現在地を特定することが可能だ。
次のシーン以降、星彩の要石を探す判定ができるようになる。
林藤はるか:ヒエーッ
GM:あとは秘話秘話します
林藤はるか:星彩の要石がこんなことになるのか
GM:では送り終わったので
GM:情報共有のシーンを始めていきましょうか
GM:希望のシチュエーションはありますか?
林藤はるか:田井中くんと林藤さんは支部でしょんぼりしているでしょう
田井中次郎:しょんぼり
雨堂聖理:じゃあ憂子ちゃんの手を引っ張って連れていきますか
鵜曇憂子:連れてって~
GM:ではしょんぼりんどうさん達のところへ行ってもらいましょう
GM:再びの情報収集を終え、田井中くんと林藤さんは第二支部の会議室へと戻ってきました。
林藤はるか:『はあー』しょんぼり
田井中次郎:「ふう……」しょんぼり
林藤はるか:ふらふらと空中を飛んで
林藤はるか:会議室の机にぺったりと落ちます。
田井中次郎:「……」ぼんやりとそれを眺めて。
田井中次郎:「大丈夫か?“フォックスリンカ”……」
林藤はるか:『大丈夫……です。別に、ちょっと具合が悪いだけで……』
林藤はるか:『元気がないとかじゃないですから……』
林藤はるか:『鵜曇さん、どうなっちゃうんでしょうか……』
田井中次郎:「具合って」俄かに身を起こして「矛盾してるだろ。本当に大丈夫か……?」
田井中次郎:「……どうだろうな」
田井中次郎:「ずっと考えているが……正直なところ、答えが分からない」
田井中次郎:「何をしてやれるんだろうな、僕達に」
林藤はるか:『支部長なら上手く話してあげることができたんでしょうか』
林藤はるか:『私は……なんか、いつも』
林藤はるか:『楽しいと思ったり、良いと思ったりする部分が、人とずれているところがあって』
林藤はるか:『ああいう時に上手く慰められるようなイメージがありません』
田井中次郎:「人と違うのは悪い事じゃないけど……」
田井中次郎:「俺は……」
田井中次郎:苦い顔をして。
田井中次郎:「“カースマスター”を倒さなきゃならない」
田井中次郎:「雨堂聖理も大変だったらしいが、何があったか聞けていないし……」
田井中次郎:「“刃金鳴らし”のことも支えてやりたい」
田井中次郎:「“スターオブライフ”のことも、彼女の父親のことも心配だし……」
林藤はるか:『やらなきゃいけないことばかりですね』
田井中次郎:「……勿論、林藤のことも」
田井中次郎:蛍に目を落とす。
林藤はるか:『私は、大丈夫ですよ』
田井中次郎:「……」
田井中次郎:「しっかりしなきゃいけないんだ。エージェントだから」
田井中次郎:「でも……」息を吐いて。
田井中次郎:「難しいな……」
林藤はるか:『支部長も同じようなことをいつも言っています……今の田井中さんみたいなことを』
林藤はるか:『いくつになったら、人間はしっかりできるんでしょうね?』
雨堂聖理:では、そう話している二人のいる会議室の扉がノックされ
林藤はるか:『しっかりできないまま人生を終えてしまう人のほうが、世の中にはずっと多いのかもしれませんね』
田井中次郎:「支部長になったらもっと大変なんだろうな。日本支部とか本部はもっとなのかな……」
雨堂聖理:間髪入れずに扉が開く
雨堂聖理:「お疲れさまです!」
田井中次郎:「ウワッ」緩み切っていた表情を慌てて直す。
林藤はるか:『雨堂さん!』
田井中次郎:「雨堂聖理……!」
鵜曇憂子:その後ろでひょこっと顔が覗く。
雨堂聖理:「はい、雨堂さんです。そしてこちらにおわしますのが」
鵜曇憂子:「おつかれさまですっ」ぺこっとお辞儀。
雨堂聖理:「じゃーん」 身をどけて隠れる場所をなくす
林藤はるか:『う、ううう鵜曇さん……』
田井中次郎:「……“スターオブライフ”……」
林藤はるか:『……だ、大丈夫なんですか。セーフハウスのほうにいなくて』
鵜曇憂子:「大丈夫です、その」
鵜曇憂子:「さっき、すいませんでした。ごめんなさい」
鵜曇憂子:「取り乱して、お二人にひどい事たくさん言って、ごめんなさい!」もう一度ぺこっとお辞儀。
林藤はるか:『それを言ったら私だって……黙っていた方がいい時に限って喋ってしまうんです』
林藤はるか:『あの時もそうでした。鵜曇さんを慰めようとして、逆に傷つけてしまいました』
鵜曇憂子:「……」
鵜曇憂子:「じゃあ、仲直りしなくちゃですね」
林藤はるか:『……はい』
鵜曇憂子:「そしたら、お互いごめんなさいで、また、仲良くしてくれますか?」
林藤はるか:『あの……学校に、もし通っていたら』
鵜曇憂子:「ほえ」
林藤はるか:『誰かと喧嘩したり仲直りしたりみたいなことを、もっと学ぶことができたんでしょうか?』
鵜曇憂子:「…………」「……それは」
林藤はるか:『私も、他人の悩みについて分かることができたでしょうか?』
鵜曇憂子:「ういこも、学校に行きはじめたばかりなので、分かんないです」
鵜曇憂子:「でも、そうだったとして」
鵜曇憂子:「だから、なんだってんでしょうね?」
鵜曇憂子:「ういこがはるはると仲良くしちゃだめってことじゃ、ないでしょう」
林藤はるか:『…………』
林藤はるか:『ういういと呼んでも構いませんか?』
鵜曇憂子:「ういうい!」
鵜曇憂子:両手を伸ばす。はるはるを招くように。
林藤はるか:机から光が飛び立って、淡い黄色に発光しながら
林藤はるか:両手の中に収まります。
鵜曇憂子:「うふふ」にこっと笑います。
林藤はるか:『仲直りしましょう。ういうい』
鵜曇憂子:「こちらこそ、仲直りしてください。はるはる」
林藤はるか:『ご存知ですか?焼けぼっくいに火がつく、という言い回しがあります』
鵜曇憂子:「やけぼ?」瞬き。
林藤はるか:『この“ぼっくい”というのは、漢字では棒杭、つまり木の端切れという意味なのですが――』
林藤はるか:『一度焼けた後の棒杭は、生木と比べて再び点火することも容易い、ということです』
鵜曇憂子:「ほうほう」
林藤はるか:『つまり、仲直りを意味する慣用句なんです』
鵜曇憂子:「ほほう!」
鵜曇憂子:「ういことはるはるは、焼けぼっくいを燃え上がらせたわけですか!」
林藤はるか:『絆が一度記憶に刻まれたなら、それが完全になくなってしまうことは、きっとないのだと思います。そうですよね?』
林藤はるか:鵜曇さんのロイスをP感情にします。 連帯感:○/不安
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:「ういこ、お父さんのこと、ずっと好きです」
鵜曇憂子:「だから、その通りだと思います」
林藤はるか:淡く、青色に点滅する。
鵜曇憂子:林藤さんへのロイス感情を、憧憬/劣等感:〇から友情:〇/劣等感に変更します。
GM:いいでしょう!
鵜曇憂子:「うふふ、綺麗ですな」
鵜曇憂子:林藤さんを離すように、そっと両手を上げる。
田井中次郎:「……」
田井中次郎:何を言っていいか分からないというように躊躇って。やがて意を決したように口を開く。
田井中次郎:「“スターオブライフ”」
鵜曇憂子:「ほあ」
田井中次郎:「……。……俺は、あまり……」
田井中次郎:「話すのが上手くない」
鵜曇憂子:「その感じいまビンビンにきてますね」
田井中次郎:「うっ……」
鵜曇憂子:「普通に話した方が楽ですよう」
田井中次郎:「普通に……」
田井中次郎:「……。そうだ。だから……会って間もない君に、何か勇気付けるような慰めを言ってやることは……恐らく出来ない」表情を歪めて。
田井中次郎:「エージェントとして常に冷静沈着に、皆を導けるようにあろうと思っているが……」
田井中次郎:「情けないが、それも難しい」
田井中次郎:林藤さんの危機を知った時、一瞬、他の何をも忘れるほど動揺した。
鵜曇憂子:「………」
田井中次郎:それは正しいUGNエージェントの、正義の在り方と言えるのだろうか。分からない。
田井中次郎:「一体君に、何をしてやれるだろうと、そう考えていたが……」
田井中次郎:かぶりを振って。
田井中次郎:「……今はまだ分からない。だから、せめて一つだけ言っておく」
田井中次郎:強い目を真っ直ぐに鵜曇さんに向ける。
田井中次郎:「俺は必ず、“カースマスター”を倒す」
田井中次郎:「この事態を解決する。君とお父さんにとってなるべく良い形でそれが出来るよう、力を尽くす」
田井中次郎:「それだけは約束する」
鵜曇憂子:「………」
田井中次郎:「……」
田井中次郎:「そういう……」
田井中次郎:「感じだ……」
鵜曇憂子:「……別に、いいんですよ。だいじょぶなんです。全部を拾おうとすると、すごく大変になっちゃいますから」
雨堂聖理:「『それだけ』って言いながら、大変なこと2個並べてますしー」 茶々を入れる
田井中次郎:「うぅっ……!」
鵜曇憂子:「ふふふ」
鵜曇憂子:「いつも完璧なエージェントでいるなんて、難しすぎますよ、じろじろくんさん」
林藤はるか:『頑張りましたよ、田井中さん!』
田井中次郎:「じろじろくんさん……」
鵜曇憂子:「カースマスターを倒すのが、じろじろくんの目的なんですよね?」
鵜曇憂子:「そんで、ういこの事を、助けてほしいって思ってるなら」
田井中次郎:「……ああ。そうだ」頷く。
鵜曇憂子:「お願いがあって」
田井中次郎:「……聞かせてくれ」
鵜曇憂子:「カースマスターに操られてる、藍川ナギちゃんって女の子がいるんです」
鵜曇憂子:「ういこは、その子を助けて、友達になりたいんです」
鵜曇憂子:「それを………協力してくれますか」
田井中次郎:「当然だ」
田井中次郎:「それが、UGNのする仕事だよ」
田井中次郎:迷いなく頷く。
鵜曇憂子:「うへ」ふにゃっと笑う。
鵜曇憂子:「良かった」
雨堂聖理:「よし!」 手をぱんと叩き
雨堂聖理:「写真撮りましょう! 本日は仲直り記念日です!」
林藤はるか:『写真ですか?』
雨堂聖理:「はい! やっぱりこう、一緒の写真を撮るのって手軽に特別ですから」
林藤はるか:『それはいいですけど、雨堂さんが撮るとなると』
鵜曇憂子:「ほうほう」
林藤はるか:『ほとんどツーショットみたいになってしまいますね。ほら』
林藤はるか:田井中さんの後ろでふわふわ浮かぶ。
鵜曇憂子:「ぴーすぴーす」田井中さんの横でピースサインをする。
雨堂聖理:「まあまあ、人に見せるようなのじゃなくて、それぞれで持ってればいいやつですから」
田井中次郎:「ほんとだ……」
雨堂聖理:「本人が分かれば良いんです! ここは一発カメラマンきよりんの腕をお見せしますよ~」
雨堂聖理:スマホを取り出して構える
田井中次郎:「あっ今……今!?」いそいそとロングコートがかっこよく靡くように調整している。
鵜曇憂子:「はるはるも存在感出していきましょうよ~!」
林藤はるか:『分かりました!』七色にピカピカ発光します。
鵜曇憂子:「良い調子!」田井中さんのポーズを真似している。
涼暮御幸:半開きのドアだが、コンコンコン、とノックの音。
雨堂聖理:「えっできるんですかそんなこと!? すご……あっでも光を撮るのって難しいかな。うおーっ」 何か調整している
涼暮御幸:「失礼しま――」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「……?」
雨堂聖理:「あっ」
涼暮御幸:「あの」
涼暮御幸:「何を……?」
鵜曇憂子:「おっ」
田井中次郎:「……“刃金鳴らし”」かっこいいポーズのまま。
林藤はるか:『あっ』
雨堂聖理:振り返る 「ご覧の通り!」
鵜曇憂子:「会長、遅いすよ!」田井中さんの横で変身ポーズをしている。
涼暮御幸:「いや、ご覧の通りと言われても」
涼暮御幸:「遅参は申し訳ないが……えっ?」
涼暮御幸:「なんで?」
林藤はるか:『記念撮影です!』
鵜曇憂子:「仲直り記念日なんです!」
鵜曇憂子:「ね~っ」
雨堂聖理:「ねー!」
田井中次郎:「……ああ……」徐々に恥ずかしくなってきた。
涼暮御幸:「ああ、それは望ましいものだが……」
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:「待って」
涼暮御幸:「私は?」
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:ダッシュして、会長にタックルする。
涼暮御幸:「あぐっ」
鵜曇憂子:「会長っ」
涼暮御幸:「わ……私だって」
涼暮御幸:「何を話そうとか!どう話そうとか」
涼暮御幸:「考えたのに……」
涼暮御幸:「もう解決済みみたいな雰囲気を……!」
鵜曇憂子:「ふふふふっ」タックルしたまま持ち上げる。
涼暮御幸:「ちょっと!?」
鵜曇憂子:「このまま写真撮りましょう!らぶらぶさをアピールで!」
鵜曇憂子:そのままてくてくと室内に入っていく。
涼暮御幸:「……いや、いや」
涼暮御幸:身を翻す。「……今日は」
涼暮御幸:「君がこちらに行くべきだ」転身して、持ち上げ返す。
涼暮御幸:「中央に入れ」
鵜曇憂子:「ひゃっ」
鵜曇憂子:「うぇっ」
鵜曇憂子:持ち上げられ、中央に位置させられる。
涼暮御幸:「このまま頼む」雨堂さんへ。
雨堂聖理:「よしきた」
雨堂聖理:調整を終えたスマホでばしばしっと写真を撮る 連写
林藤はるか:『かわいく映してくださいね!』
雨堂聖理:「かわいいっていうか綺麗ですよ! 任せといてください!」
田井中次郎:「……」ややかっこいいポーズを取っている
鵜曇憂子:「恥ずいっす!恥ずいっす!」ばたばたしている。
涼暮御幸:「暴れるな……!」
涼暮御幸:「君が暴れると勝てない!」
涼暮御幸:「大人しくして……!」
雨堂聖理:「はい、じゃラスト一枚!」
雨堂聖理:「グリーンチーズ!」
GM:カシャッ
GM:それからしばらくして。無事仲直りした君たちは、それぞれ調べた情報を共有することにしました
鵜曇憂子:「ういこときよりんは何もしてねっす」最初に宣言。
雨堂聖理:「ねっす」 追従 「あたしの方で分かりそうなことはなさそうだったので……一応手は回しておきましたけど」
林藤はるか:『私は……えっと』
林藤はるか:『涼暮さん、何か分かったことはありましたか?』
涼暮御幸:「……ええ。ありますが」
涼暮御幸:「……なにか、伝達したいことがあるのでは?」
涼暮御幸:「収集の結果失敗しました、といったニュアンスではないように感じましたが」
林藤はるか:『全然ないです』
田井中次郎:「?」首を傾げる。
鵜曇憂子:「全然ないのですか」
涼暮御幸:「であればいいのですが……」それ以上追求することはせず。
涼暮御幸:「……死者たちの行動に、一定のパターンが見られると、報告が」
鵜曇憂子:「一定のパターン?」
雨堂聖理:目をぱちぱちしていたが、涼暮さんの報告に集中する 「パターン?」
涼暮御幸:「支配から逃れるために、特定のレネゲイドアイテムが必要との情報が流れています」
涼暮御幸:「……それが、“星彩の要石”である、と」
林藤はるか:『“星彩の要石”!』強く発光します。
鵜曇憂子:「魔星の対抗手段になると噂でもあるやつですね!」
田井中次郎:「……魔星の力を削ぐのが要石の役割だ。確かに筋は通るな……」
涼暮御幸:「しかし、であれば、です」
雨堂聖理:「ってことは、その蘇った死者の人たちは……?」
涼暮御幸:「……それを求めて、ほうぼうを探し回っている」
涼暮御幸:「もしも我々がそれを確保しようとすれば」
涼暮御幸:「自ずと、彼らとの争奪戦となります」
林藤はるか:『……確かに。蘇った人達の立場で考えても、支配から逃れる手段があったほうがいいに決まっていますからね』
田井中次郎:「争奪戦か……」少し考えて「もしかしたら、彼らに先んじられるかもしれない」
林藤はるか:『けれど、すみません。涼暮さんの情報だけで判断すると』
林藤はるか:『“星彩の要石”の実在の信憑性が低くなったような気がします』
涼暮御幸:「……と言うと?」
林藤はるか:『いえ……。死者は無差別に蘇っていて、その記憶や知識も生前と同じなんですよね?』
涼暮御幸:「ええ。そう聞き及んでいますが……」
林藤はるか:『私達は、かなり限定的な情報源から“星彩の要石”の存在を示唆されましたが』
林藤はるか:『死者の彼らは、一体どうやって“星彩の要石”の情報を知ったんでしょうか?』
雨堂聖理:「……誰か、そういう情報をわざと渡してる人がいる……?」
涼暮御幸:「……何者かが、意図的に流布していると?」
林藤はるか:『はい。私達と死者が争奪戦をして得をする者がいるのかもしれませんね』
田井中次郎:「……“カースマスター”が要石の在処を知らないのだとすれば」
林藤はるか:『本当に“星彩の要石”があると証明できる手段があればいいんですが』
田井中次郎:「俺達に取られるよりは、死者の手に渡ったほうが都合がいいと考えるかもしれないな」
涼暮御幸:「……単純に考えてしまえば、“カースマスター”自身ですか」
林藤はるか:『死者の中には極めて強力なオーヴァードやジャームも混じっていると聞いています』
林藤はるか:『本気になれば、私達よりも先に容易く“星彩の要石”を入手できそうにも思えませんか?』
林藤はるか:『つまり、今のところかなりの情報が“星彩の要石”が欺瞞情報であることを示しているように思うんです』
涼暮御幸:「にもかかわらず、まだ争奪の様相を呈していないことが」
涼暮御幸:「実在性に疑問を投げかけている、と」
田井中次郎:「……証明とまでは言えないが……実在の信憑性が増す話ならある」
林藤はるか:『本当ですか!?』
田井中次郎:「もう一度、例の祠に行ってみた」
田井中次郎:「あの時は砕けた賢者の石からのレネゲイドで分からなかったが……」
田井中次郎:「“星彩の要石”が収められていたと思しき場所から、独特のレネゲイドの残滓が感じ取れた」
雨堂聖理:「独特の……ってことは」
林藤はるか:『……!』
田井中次郎:「ああ。他のレネゲイドとは違う、特殊なものだ。それが要石のものかもしれん」
田井中次郎:「そして、その波長を追うことが出来れば……」
田井中次郎:「他の死者よりも先に、石の在処が掴めるかもしれない」
林藤はるか:『なるほど。レネゲイド痕跡だけは、偽装しようと思って偽装できるものではないですからね』
涼暮御幸:「その祠の存在を知らなければ、波長の存在を察することも難しい、と」
雨堂聖理:「存在はちょっと疑わしい感じになったけど……その波長を追えれば」
雨堂聖理:「探してみて、あるならある! ないならない! って決められるってことですね」
田井中次郎:「試してみる価値はありそうだ」
林藤はるか:『そうですね。“星彩の要石”が本当に存在するとしたら、探さないわけにはいきませんから』
鵜曇憂子:「その石がないと、カースマスターのとこに行けないってハナシですもんねえ」
雨堂聖理:「じゃー次のターゲットはそれですね。あたしそういうのよくわかんないですけど……探しましょう!」
涼暮御幸:「しかし、実在し、発見した場合」
涼暮御幸:「その事実は、手がかりのない石そのものよりも」
涼暮御幸:「容易に察知されうるでしょう」
涼暮御幸:「そうなれば、彼らと刃を交えることになるやも……」
雨堂聖理:「見つけた瞬間に襲われるかも……ってこと?」
涼暮御幸:「ああ。可能性はあると思う」
雨堂聖理:「"マスターウィザード"とか"アザレア"さん……かあ」
涼暮御幸:「見つけたものを襲うほうが、楽な手段ではあるからな」
林藤はるか:『アザレアさん?』
鵜曇憂子:「ほえほえ」
田井中次郎:「……数と質を考えれば、そちらも“カースマスター”に劣らない脅威だな」
涼暮御幸:「“アザレア”。崩落戦において、甚大な被害をもたらしたとされる」
涼暮御幸:「凶悪なオーヴァードと聞いています」
雨堂聖理:「あっ、えっと、ちょっと何ていうか、えーと、知ってる感じでして……」
雨堂聖理:「直接会ったことはないんですけど、まあ、へーって感じで」 もにゃもにゃ言葉を誤魔化しつつ
林藤はるか:『私もデータベースで知っていますが、さん付けなのがちょっとだけ気になって』
鵜曇憂子:「ワケありの香りですな」
雨堂聖理:「へへ、まあうん……ジャームなら倒します、もちろん。そこは大丈夫ですぞ」
鵜曇憂子:「でも、石の存在も不確かで、死者の人たちに噂が流されてるのもワザトかもっつーとなると」
鵜曇憂子:「石を手に入れられたら、死者が魔星の支配から逃れられるっていうのもどうなんすかね」
鵜曇憂子:「都合良すぎの作り話なのでは?」
涼暮御幸:「……だが、試してみる価値はある」
林藤はるか:『まだ、そういう事例をUGNが確認したわけではないですからね……』
林藤はるか:『原理的には“ありそう”ですが、“ある”と言い切ることはまだできません』
鵜曇憂子:「うんにゃうんにゃ」
雨堂聖理:「さっきの特定の波長を追う……っていうのと同じだね」
涼暮御幸:「過度な希望を抱けとは言わないが」
雨堂聖理:「疑わしい。なら実際にやってみて、試す! それしかないんだ」
涼暮御幸:「勝手に諦める必要はない」
鵜曇憂子:「全部嘘だったら」
鵜曇憂子:「慰めてくださいね」
涼暮御幸:「当たり前でしょう」
林藤はるか:『……分かっています』彼女が何を期待していてそう口にしたのかは分かる。
涼暮御幸:「友人なんだから」
雨堂聖理:「そうそう」
雨堂聖理:「田井中さんにケーキバイキング連れてってもらおう」
鵜曇憂子:「へっへっへ」
鵜曇憂子:「はるはる、知ってます? ケーキバイキング」
鵜曇憂子:「女子の夢詰まってるんですよ! その時ははるはるも一緒に行きましょうね」
林藤はるか:『いいですね!ケーキのバイキングかあ……』
林藤はるか:『普通のバイキングでさえ、私は行ったことないのに』
田井中次郎:「ええっ…… ……いや、分かった」
田井中次郎:「用意しよう、全員分」
林藤はるか:『すごく楽しいんでしょうね。行きたいですね』
田井中次郎:「勿論、万事上手くいった場合もだ」
涼暮御幸:「……そうですね」
雨堂聖理:「やった! さすがUGNエージェント! ナイトメアブリンガー!」
林藤はるか:『ちゃんとお祝いできるように、しっかり守りますよ』
鵜曇憂子:「ふふふ。約束です」
GM:シーンを終了……します!
GM:ロイスの取得、購入が可能だよ~
雨堂聖理:鵜曇憂子/○よしよし/心配
鵜曇憂子:よしよしして~
雨堂聖理:よしよし~♡
鵜曇憂子:わ~い♡
鵜曇憂子:雨堂聖理/信頼:〇/不安/ロイス で取得
雨堂聖理:購入は~
田井中次郎:雨堂聖理 〇信頼/脅威 で取得します
鵜曇憂子:田井中次郎/憧憬/嫉妬:〇/ロイス → 田井中次郎/信頼:〇/嫉妬/ロイス に変更
雨堂聖理:UGNのボのアーでも確保しておきますか
雨堂聖理:2dx=>12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 9[7,9] → 9 → 失敗
田井中次郎:えっと ブルゲ
雨堂聖理:なんとなく調達なので財産温存 以上~
田井中次郎:2DX+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[3,9]+1 → 10
田井中次郎:だめ!以上!
涼暮御幸:アームドかお
林藤はるか:協力者/涼暮御幸/誠意:○/気の毒/ロイス で取ります
涼暮御幸:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 5[4,5]+4 → 9 → 失敗
涼暮御幸:ダメ!
涼暮御幸:気の毒がられてる
林藤はるか:アームドするぜ
林藤はるか:3dx+2>=15
DoubleCross : (3R10+2[10]>=15) → 10[6,9,10]+5[5]+2 → 17 → 成功
林藤はるか:ほらアームドスーツ!
涼暮御幸:すごい
鵜曇憂子:ボデアのマー!
鵜曇憂子:1dx+1>=12
DoubleCross : (1R10+1[10]>=12) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
林藤はるか:あげちゃう!これでもう気の毒じゃないね
鵜曇憂子:だめ
涼暮御幸:わーい
涼暮御幸:いや気の毒は一緒じゃない……?
ミドルフェイズ5
GM:次のシーンを始めます。ミドル戦闘のシーン。全員登場です。
GM:侵蝕ダイスを振ってね~
鵜曇憂子:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 1[1]+57 → 58
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+6(1d10->6)(侵蝕率:64->70)
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+10(1D10->10)した (侵蝕率:62->72)
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:76->78)
林藤はるか:《ハンドリング》。林藤はるかの侵蝕率を+1した (侵蝕率:72->73)
涼暮御幸:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:48->56)
GM:シチュエーションは前回の続きから。敵はクリムゾンビースト*3+マスターウィザード+スターゲイザー
GM:エンゲージは10m離れてます。クリムゾンビーストの行動値が10,マスターウィザードが12,スターゲイザーが45
涼暮[1/56]
鵜曇[6/58] 雨堂[12/70]
田井中[8/78] 林藤[10/73]
10m
クリムゾンビースト1、2、3[10]
スターゲイザー[45]
マスターウィザード[12]
GM:セットアップからやっていきましょう。なにかありますか?
GM:こちらは特になにもないです
涼暮御幸:なし
雨堂聖理:《赤方偏移世界》+《空間圧縮》。対象は田井中さん
雨堂聖理:行動値を+6、移動力10m、さらに戦闘移動!
林藤はるか:せっかくなので新技エフェクト使ってみましょう。《ミラーコート》。
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+4(侵蝕率:70->74)
鵜曇憂子:《ロケッティア》《雷神の降臨》します~ 行動値0、ラウンド間の攻撃力+25。侵蝕率58→68。
林藤はるか:シーン間ドッジダイスを+5個。
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+3した (侵蝕率:73->76)
田井中次郎:頂いて行動値14!エンゲージに入ります。自分のエフェクト使用はありません
GM:イイデショウ
GM:よくない!雷神の降臨って制限エフェクトじゃなかったっけ
鵜曇憂子:そうだった!忘れてた
鵜曇憂子:100%制限だからまだ使えないや! じゃあ今ラウンドのエフェクト使用はなしです 失礼しました
GM:ラッジャ!
GM:ではイニチアシブ。なにもないと思うので“スターゲイザー”さんから行動しますね。
“スターゲイザー”:「活きの良いことだ。だがこれを受けてもその威勢がもつかな?」
“スターゲイザー”:マイナーなし。メジャーで≪コンセントレイト:オルクス≫+≪マルチウェポン≫+≪ヴァリアブルウェポン≫+≪形なき剣≫+≪オーバーロード≫+≪要の陣形(未知なる陣形)≫+≪原初の赤:伸縮腕≫
林藤はるか:ワワ…
“スターゲイザー”:使用武器は栄光と勝利の槍・フォールンランス・フォールンランス・フォールンランス
“スターゲイザー”:栄光と勝利の槍をオーバーロードしつつ攻撃します
“スターゲイザー”:21DX7 ドッジダイス-2個
DoubleCross : (21R10[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,4,4,5,6,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,5,8,9,9,10,10]+10[1,1,8,8,9]+3[3,3,3] → 33
“スターゲイザー”:対象は君たち全員。ドッジダイス-2です
林藤はるか:あ、行動値も入れておけばよかった。ちょっとまってね
涼暮御幸:あたしいない!
林藤はるか:のけものフレンズ!
涼暮御幸:スン……
田井中次郎:かわいそう
鵜曇憂子:よしよし
涼暮[1/56] 林藤[10/76]
鵜曇[6/58] 雨堂[12/74]
10m
田井中[8/78]
クリムゾンビースト1、2、3[10]
スターゲイザー[45]
マスターウィザード[12]
林藤はるか:これで完璧
涼暮御幸:すごいすごい
田井中次郎:流石林藤……
GM:ありがとう~!
鵜曇憂子:ありがたや
雨堂聖理:林藤さんはさすがだなあ
林藤はるか:バステとかないなら自分で回避するだけです。
GM:特にバステとかはないよ!
田井中次郎:リアクションはダイス足りなくてドッジできないのでガード!
鵜曇憂子:は~い じゃあこちらも普通にドッジ
雨堂聖理:1dx+1=>33 ドッジ!
DoubleCross : (1R10+1[10]>=33) → 7[7]+1 → 8 → 失敗
涼暮御幸:ガード
鵜曇憂子:7dx+1>=33
DoubleCross : (7R10+1[10]>=33) → 9[2,3,4,4,7,9,9]+1 → 10 → 失敗
涼暮御幸:カバーほしい人います?
鵜曇憂子:大丈夫です~
林藤はるか:《神の眼》だけ。
林藤はるか:7dx+22>=33
DoubleCross : (7R10+22[10]>=33) → 10[1,2,3,5,6,10,10]+9[7,9]+22 → 41 → 成功
涼暮御幸:すごーい
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+1した (侵蝕率:76->77)
田井中次郎:すご……
涼暮御幸:じゃあ雨堂さんカバーしようかな
雨堂聖理:じゃあいただいてよいでしょうか フルコンボもするし……
涼暮御幸:《崩れずの群れ》。雨堂さんをカバー。
涼暮御幸:侵蝕率+2 (侵蝕率:56->58)
GM:知覚たか!
GM:ではダメージを出しつつ演出します
GM:4d10+11+11+11+11+11
DoubleCross : (4D10+11+11+11+11+11) → 14[6,3,4,1]+11+11+11+11+11 → 69
涼暮御幸:たか……全然耐えられません。リザレクト。
田井中次郎:HP0!リザレクト!
涼暮御幸:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:58->60)
田井中次郎:78+1D10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+7[7] → 85
鵜曇憂子:HP0でリザレクトします~
鵜曇憂子:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 8[8]+58 → 66
田井中次郎:田井中次郎のHPを7した(HP:28->7)
“スターゲイザー”:「さあ、ショウタイムだ」
“スターゲイザー”:頭上の空間が歪み無数の遺産、魔剣、妖剣が姿を表す。それらは空中で円を描きながら君たちに狙いを定め
“スターゲイザー”:パチン。“スターゲイザー”が指を鳴らすと同時に閃光となって君たちのもとへ飛来・爆発する
林藤はるか:(“スターゲイザー”。無数の可能性世界から自分自身すら召喚することもできるというなら――)
林藤はるか:(こういうことすらできる)
鵜曇憂子:「噂通りの野郎ですねえっ」雷鳴を迸らせながら飛来する遺産を弾き飛ばすものの、御しきれず。
田井中次郎:「ぐ、うッ……」影と同化した身体が大きく引き裂かれ、血のように黒炎が散る。
涼暮御幸:「……!」空間を歪め、その一本を迎撃と穿ち、弾かれる。
涼暮御幸:その軌道が僅かに逸れたのみ。だがそれで、致命傷は逸れる。
涼暮御幸:自分のではない。無数の剣に穿たれる。
涼暮御幸:「ぐっ……!」
雨堂聖理:同様、自分に迫るうちの幾本を撃ち落とし、どうにか凌ぐ (……ちょっと受け持ってもらえた?)
林藤はるか:チチチチチッ
林藤はるか:分散していた光点が消え、また別の箇所に出現する。
“スターゲイザー”:「幾つかは防がれたか。流石に戦い慣れているな」
林藤はるか:『被弾危険性の高い遺産かどうかはこちらで観測しています。大丈夫です』『まだ』
涼暮御幸:「……これを危険でないと断じるのも」
涼暮御幸:「いささか強気だとは思いますが……」
GM:では次の手番に移りましょう。行動値14,田井中くんの手番ですよ!
田井中次郎:はーい
田井中次郎:マイナー無し
田井中次郎:メジャーでコンボ【ナイトメアブリンガー】
田井中次郎:≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪原初の赤:災厄の炎≫
田井中次郎:対象は敵全員!
GM:邪悪なウロボロスだ!
田井中次郎:田井中次郎のHPは4になった(HP:7->4)
GM:特に妨害とかはありません。判定どうぞ
田井中次郎:8DX7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,3,5,6,7,7,9,10]+10[1,3,5,7]+5[5]+4 → 29
田井中次郎:うーん、
林藤はるか:バディムーヴしますか?
GM:最強のエンブレムだ
田井中次郎:お願いできますか!
林藤はるか:じゃああげちゃう!このセッション初バディムーヴ!
林藤はるか:達成値+3よ~
GM:イイデショウ
鵜曇憂子:ひゅ~ひゅ~!
田井中次郎:やった~~
田井中次郎:ということで32です!
赤い獣:クリムゾンビーストくんはか弱い存在なのとダイスを振るのが面倒なのでイベイジョンをもたせてます。達成値は固定20。全員命中
林藤はるか:可愛い奴らよ
“マスターウィザード”:ウィザードは《守りの砂》でドッジ。
“マスターウィザード”:16DX+4
DoubleCross : (16R10+4[10]) → 10[1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,7,7,9,10,10,10]+9[7,8,9]+4 → 23
田井中次郎:こわ……
“スターゲイザー”:スタゲさんも避けてみます
“スターゲイザー”:15DX
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,4,5,5,8,8,8,9,10]+6[6] → 16
田井中次郎:こわ……
林藤はるか:ヤバいぞこいつら
GM:全員命中!ダメージください
田井中次郎:ダメージ!
田井中次郎:4D10+15+2D10
DoubleCross : (4D10+15+2D10) → 17[4,10,2,1]+15+16[10,6] → 48
GM:うわ、強い
田井中次郎:そこそこ
GM:クリムゾンビースト君たちとスターゲイザーさんは生きてます。“マスターウィザード”はHPが0に。《魂の錬成》で復活します。演出をどうぞ
田井中次郎:「……仮初の命といえど、生きようとする意思そのものを、俺は否定出来ん」
田井中次郎:漆黒の影に覆われていく田井中の全身。それが、忽然と敵の視界から消える。
雨堂聖理:本来であれば自分の初動に開く転移のゲートを、しかし自分ではなく、田井中さんの足元に開いている。
雨堂聖理:彼の力はよく知るところだ。この場に置いて重要なのは、自分の安全よりも、彼をいち早く攻撃させること。
“マスターウィザード”:「えへへ~。じゃあこのまま見逃してほしいんだけどな~」
雨堂聖理:……そのゲートは、敵集団の後方に顎門を開いている。敵がそれを知覚・対応するより、影の方が疾い。
田井中次郎:「だが」
田井中次郎:再び現れた時には、既にその姿は人のものではない。
田井中次郎:「二度目の生を得ても尚、再び悪を為そうというのなら」
田井中次郎:「この俺が──“ナイトメアブリンガー”が」
林藤はるか:その言葉とともに、影に覆われた田井中次郎が側面から切りかかっているように見える。
林藤はるか:そちらの方向に反応させる。
“マスターウィザード”:「うわわわわ」
赤い獣:唸り声を上げながら側面の影を迎え撃つ
田井中次郎:それは夥しい数の剣、槍、斧────影で編まれた無数の武器。
田井中次郎:「もう一度、微睡に導いてやる」
田井中次郎:黒炎と共に影の武具が解き放たれ、隙を晒した敵へと降り注ぐ。
鵜曇憂子:「うお」「かっけ~」槍を担ぎながら呟く。
“スターゲイザー”:ギギギン!こちらは遺産を周囲に配置して攻撃を相殺する。一方……
“マスターウィザード”:「うわぎゃー」
“マスターウィザード”:“マスターウィザード”は無防備に貫かれ、黒炎に飲まれ丸焦げの死体になる。そして
“マスターウィザード”:「よっこらしょ。めっちゃ熱いじゃ~ん。もう喰らいたくないな~」死体を持ち上げながら同じウィザードが再び現れる。
林藤はるか:『……別個体!?そんな!』
田井中次郎:「チッ……」
田井中次郎:放たれた剣のひとつが獣に突き刺さると同時、ほどけて人型へと戻る。そのまま影の鞭で拘束し。
涼暮御幸:「……従者であったと?」
雨堂聖理:「いや、あれが“マスターウィザード"なら……そういうんじゃない。単純に、クローンみたいなのかも」
雨堂聖理:「“マスターウィザード"、そういう奴だから」
“スターゲイザー”:「私と彼女は似た者同士でね。原理は違うが……」
“スターゲイザー”:「凡百のオーヴァードである君たちに、果たして殺しきれるかな?」
田井中次郎:「それでも無限であるはずはない。畳み掛けるぞ、雨堂聖理!」
田井中次郎:後方に向け叫ぶ。
田井中次郎:「それなら、一度死んだ筈がない」
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+7した(侵蝕率:85->92)
林藤はるか:『こちらの勝利条件は完全殲滅ではありません!お父さんを確保さえすれば離脱の手立てはいくらでもあります!』
鵜曇憂子:「……」槍の束をギュッと握る。
林藤はるか:『防御的対応を第一に!アタッカーは田井中さんが担います!』
涼暮御幸:「了解。援護します」
雨堂聖理:周囲に小さな魔眼を数個生成・旋回させ、偏差知覚を鋭敏にする。
雨堂聖理:「……あたしはやれる」
雨堂聖理:「そのために、これまでやってきたんだから」
GM:では次の手番、雨堂さんの手番です
雨堂聖理:行動します。マイナーでボルトアクリョンライフルの効果を使用。
雨堂聖理:メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《因果歪曲》+《瞬速の刃》+《疾風の弾丸》。対象は敵エンゲージの全員!
雨堂聖理:さらに判定直前に《紡ぎの魔眼》 行くぞ!
GM:こいっ
雨堂聖理:11dx7+3+5
DoubleCross : (11R10+3+5[7]) → 10[4,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,4,4,7,9,10]+10[1,8,10]+10[7,10]+10[2,8]+6[6]+8 → 64
雨堂聖理:ハッハー
GM:ヤバ~……
涼暮御幸:ヤッバ
林藤はるか:すげー
鵜曇憂子:え~すごい
林藤はるか:Dロイスないほうが強いんじゃないの?
田井中次郎:ひえ~
GM:先程言った通りクリムゾンたちは雑魚です
“マスターウィザード”:ウィザードくんは《守りの砂》
“マスターウィザード”:16DX+4
DoubleCross : (16R10+4[10]) → 10[1,2,2,4,5,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,10]+8[8]+4 → 22
“スターゲイザー”:ゲイザーくんもドッジ
“スターゲイザー”:15DX
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[1,4,5,5,6,7,7,7,7,7,8,8,9,10,10]+8[3,8] → 18
赤い獣:クリムゾンビースト1がウィザードを、2を3が行動放棄カバーします
雨堂聖理:ゲーッ
GM:演出とダメージをどうぞ
林藤はるか:厄介なヤローだぜ
雨堂聖理:7d10+17
雨堂聖理:7d10+17
GM:なんだろう
雨堂聖理:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8
GM:出てこないぞい
雨堂聖理:7d10
林藤はるか:おかしいね
GM:これが特異点を失った代償……
雨堂聖理:7D10
GM:一回入り直してみたらどうでしょう
田井中次郎:眼鏡落とした?
雨堂聖理:7d10+17
DoubleCross : (7D10+17) → 31[2,6,7,9,2,2,3]+17 → 48
雨堂聖理:行けた。諸々有効!
GM:カバーリングした獣たちは死んじゃいます。
GM:スターゲイザーくんはまだ生きてますね。
雨堂聖理:狙撃ライフルから弾丸が放たれる。単体で見れば尋常の現象だ。異形なるところは三点。
雨堂聖理:ひとつはその構え。膝立ちになり、腰の辺りでライフルを構えている。スコープを覗き込む意味がほとんどないからだ。
雨堂聖理:ひとつはその弾速。本来の銃口に追加銃身のような形の魔眼を据え付け、弾速を亜音の域に引き上げている。
雨堂聖理:ひとつはその連射。放たれる銃弾を加速するのと同じ原理で、ライフル全体を加速させて、凄まじい連射を実現する。
雨堂聖理:――もちろんそんな状態で精確な銃撃を実現しているのは、おぼつかない視界の中、誰もいない地下で延々銃を繰っていた訓練の賜物だ。
雨堂聖理:弾を込める、射角を定める、撃つ、薬莢を吐く。単純な銃撃プロセスを、少女の手は通常の10倍速で反復する。
“マスターウィザード”:「あっ。これは危ない。身代わりガード!」
赤い獣:ずりゅりゅりゅりゅ。体が液状に変身、薄く広がり、攻撃を防ぐ防御膜になる。
雨堂聖理:結果降り注ぐ弾雨は、ライフルから放たれるものながら、車載機関銃をも凌駕する威力だ。
雨堂聖理:“スターゲイザー”はもちろん、赤い獣の防御膜も正面から食い破り、辺りの地面を砕いていく。
赤い獣:連射によって大部分は血の霧となって消え失せる。残るは一体。後ろに居たウィザードは無傷だ。
雨堂聖理:「……ふッ」 銃撃を止めると同時、息を短く吸う。動作の安定のため呼吸を止めていたのだ。……この調子で撃ち続けることは、当然できない。
涼暮御幸:「……あれで、負傷が?」
“マスターウィザード”:「おもったより強いね~君達。ちょっとやばいかな~?」
雨堂聖理:荒く息をしながら 「それなら今ので、諦めてくれれば……っ」
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+12(侵蝕率:74->86)
涼暮[1/60] 林藤[10/77]
鵜曇[6/66] 雨堂[12/86]
10m
田井中[8/92]
クリムゾンビースト3[10]
スターゲイザー[45]
マスターウィザード[12]
“マスターウィザード”:マイナーなし、メジャーで《ヒール》《砂の鎧》《高速錬成》
“マスターウィザード”:あと《アウェイクン》も使います。至近、範囲の味方の戦闘不能を回復しつつ、HPを6d10+8点します
林藤はるか:ヤダー!!
涼暮御幸:こいつ……
雨堂聖理:だよなあ!
田井中次郎:嘘でしょ……
“マスターウィザード”:1+6d10+8
DoubleCross : (1+6D10+8) → 1+40[8,9,5,9,5,4]+8 → 49
鵜曇憂子:エエ~~ッ
“マスターウィザード”:戦闘不能になったクリムゾンビースト君たちのHPが49点回復しました。
林藤はるか:助けてー
“マスターウィザード”:あとスターゲイザーさんとクリムゾンビースト3のHPも48点回復。
鵜曇憂子:ギャ~~
田井中次郎:スタゲもかよ!
涼暮[1/60] 林藤[10/77]
鵜曇[6/66] 雨堂[12/86]
10m
田井中[8/92]
クリムゾンビースト1、2、3[10]
スターゲイザー[45]
マスターウィザード[12]
田井中次郎:協力してんじゃね~~~~
林藤はるか:こんなマップ書きたくない
“マスターウィザード”:「えー。真に受けないで欲しいなー。ちょっとって言ったでしょ~?」
“マスターウィザード”:「すっごいやばくなったら考えてあげるー。えーい」
“マスターウィザード”:「皆もっと頑張れー。はい、いち、に、さーん」指揮を執るように指をふると、先程空中に散った血の霧が再び凝縮し
“マスターウィザード”:獣の姿を取り戻す。生命創造の魔術。
“マスターウィザード”:先に彼女を仕留めなければ、戦況は悪化していく一方だ。
雨堂聖理:口角が上がり、犬歯が覗く 「そういうやつだったな、アイツも……!」
田井中次郎:「ッ……!」完全に機能停止していたはずだ。信じがたい光景。それはまるで──「“マスターウィザード”か……!」
鵜曇憂子:「……防戦一方で、大丈夫です~これ…?」
涼暮御幸:「……これが、“マスターウィザード”」
涼暮御幸:「こんな……異常な、所業が」
涼暮御幸:「容易く為されると……」
涼暮御幸:その悍ましさに、自らの腕を思わず握りしめる。
“マスターウィザード”:「そっちが諦めたほうがいんじゃない~?今なら憂子ちゃん一人で許してあげるよ~」
鵜曇憂子:「はは、ナメんじゃねえ」
GM:では次の手番。林藤さんの手番です
林藤はるか:こちらは待機します。
GM:では次は行動値10,クリムゾンビーストくんの手番です。行動してないのは一体だけだ
GM:範囲攻撃したいのに田井中君が邪魔で行けない……
赤い獣:「ごああああああ!」唸り声とともに再生した獣が田井中くんに襲いかかるぞ。
赤い獣:《渇きの主》《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》
赤い獣:16DX7
DoubleCross : (16R10[7]) → 10[1,1,5,5,5,6,7,8,9,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,3,3,5,6,8,8,10,10]+10[4,7,7,8]+10[4,6,8]+4[4] → 44
赤い獣:命中した場合自分のHPを20点回復させます。装甲無視です
田井中次郎:ひぃぃぃ ヤバいよ明!
田井中次郎:3DX>=44 ドッジ
DoubleCross : (3R10[10]>=44) → 8[3,3,8] → 8 → 失敗
GM:リアクションしていいよ!
田井中次郎:あれっ 出てないかな
林藤はるか:《鏡の中の人形》とか持ってないんだよなあ私
林藤はるか:特権階級全振りだから
GM:出てきたぜ!ダメージ出すね
林藤はるか:大丈夫!死んでも《世界樹の葉》でよみげえれる
林藤はるか:侵蝕5上がるけどどっちみち
赤い獣:5d10+15
DoubleCross : (5D10+15) → 40[10,5,10,6,9]+15 → 55
赤い獣:ごくごく。血が美味しい!
田井中次郎:ギャーッ死!
田井中次郎:92+1D10
DoubleCross : (92+1D10) → 92+2[2] → 94
GM:演出行きます
“マスターウィザード”:「よーし、いけ三男。一号二号の敵をとっちゃえ~」
赤い獣:「ぐああああああ!」
赤い獣:赤い血流が人狼のような姿に代わり、最も近くに居る田井中に向かって襲いかかる。
赤い獣:巨大な爪が肉体を裂く。傷から流れ出た血液はそのまま獣の肉体と同化し再生させていく
田井中次郎:「が……ぐあぁッ……!」
田井中次郎:防ごうとした影ごと引き裂かれ、鮮血を散らす。
“マスターウィザード”:「ほらほら。諦めないとこのお兄さんこのまま死んじゃうぞ~」
田井中次郎:最低限の再生で、意識を繋ぎ止める。
田井中次郎:「……俺は死なん」
田井中次郎:荒い息を吐き、“マスターウィザード”を睨む。
田井中次郎:「“ナイトメアブリンガー”だからな」
鵜曇憂子:「死なせませんよ!」
GM:次の手番は鵜曇さん!
鵜曇憂子:マイナーで10m移動。敵のエンゲージに移動します。
鵜曇憂子:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》。
鵜曇憂子:マスターウィザードに攻撃します。
鵜曇憂子:15dx@8+5-3
DoubleCross : (15R10+5-3[8]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,5,7,8,8,10,10,10,10]+10[3,5,7,8,8,8]+10[1,4,8]+2[2]+2 → 34
鵜曇憂子:え~たくさん回したのに
“マスターウィザード”:《守りの砂》でドッジしてみます
“マスターウィザード”:16DX+4
DoubleCross : (16R10+4[10]) → 10[2,2,4,5,5,5,5,6,7,7,7,9,10,10,10,10]+9[2,6,7,9]+4 → 23
鵜曇憂子:あっぶね
“マスターウィザード”:意外と30とかでないもんだなあ
“マスターウィザード”:ダメージどうぞ!
鵜曇憂子:4d10+20+24
DoubleCross : (4D10+20+24) → 15[2,2,1,10]+20+24 → 59
鵜曇憂子:装甲値有効です うわ~出目
鵜曇憂子:また、こちら5点のHPを失います。HP8→3。侵蝕率11上昇。
“マスターウィザード”:いや普通に高いよ!全然耐えられずに戦闘不能になります。復活もありません。
鵜曇憂子:えがったえがった
“マスターウィザード”:演出どうぞ
鵜曇憂子:「食らいやがれ!」「『命の星』、ゴー!」
鵜曇憂子:低く構えた姿勢から一気に飛び出し、全身を使って躍動。巨大な機械槍にて敵を突く。
鵜曇憂子:槍の刀身から溢れる稲妻が尾を引き、さながらミサイルのようにマスターウィザードに衝突、巨大な質量が彼女を呑み込む。
“マスターウィザード”:「あ、いけなーい。盾残って」「な」
鵜曇憂子:「オ」「ラァアアアアアッ!」
“マスターウィザード”:「ぎゃぶ」肉体は普通の女性と変わらない。命の星の衝突を正面から受け、五体ばらばらになって死にます
鵜曇憂子:その吹き飛んだ彼女の頭を掴み、思いきり地面に叩きつける。
“マスターウィザード”:豆腐みたいに潰れます
鵜曇憂子:「あと4体」ハーーーッ、と息を吐く。
鵜曇憂子:「潰しますよ」
“スターゲイザー”:「ふむ……錬成が間に合わなかったか」
“スターゲイザー”:「そのうちスペアが来るだろうが。しばらくは私一人か」
林藤はるか:『こ』
林藤はるか:『降伏を勧告します。“スターゲイザー”』
“スターゲイザー”:「ふむ……それも選択肢の一つではあるが」
林藤はるか:『言い忘れていましたが、そちらがマスターエージェント級だというのなら、こちらの“スターオブライフ”も同等の戦力です!』
“スターゲイザー”:「もう少し君たちの頑張りが見たくてね……そういうことなら尚更だ」
“スターゲイザー”:「どこまで強い輝きを放つのか。間近で見させてくれないか?」
鵜曇憂子:「あん?」
鵜曇憂子:「見てられるんなら、見てればいいんじゃないっすか?」
涼暮[1/60] 林藤[10/77]
雨堂[12/86]
10m
田井中[8/94] 鵜曇[6/77]
クリムゾンビースト1、2、3[10]
スターゲイザー[45]
林藤はるか:あ、ういこちゃんに貼ってもらっちゃった ごめんね
GM:では次!涼暮さんの手番だよ~
涼暮御幸:マイナーで《縮地》。至近エンゲージへ。
涼暮御幸:侵蝕率+2 (侵蝕率:60->62)
涼暮御幸:メジャー『忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
涼暮御幸:スターゲイザーを攻撃。
涼暮御幸:12dx@7+10
DoubleCross : (12R10+10[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,6,6,6,7,8,9]+10[1,6,10]+10[9]+2[2]+10 → 42
涼暮御幸:まあまあ
“スターゲイザー”:ドッジします。
“スターゲイザー”:15DX
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[1,1,4,4,5,5,5,5,6,7,8,8,9,9,10]+1[1] → 11
“スターゲイザー”:雑魚が……
GM:ダメージをどうぞ!
涼暮御幸:5d10+36 装甲有効
DoubleCross : (5D10+36) → 15[3,5,1,1,5]+36 → 51
涼暮御幸:ひく……
GM:ふふふ。回復のおかげで生きてるぜ
GM:演出をどうぞ!
涼暮御幸:跳ぶ。
涼暮御幸:静かに。
涼暮御幸:勧告の隙、
涼暮御幸:空間を繋ぎ、
涼暮御幸:戦場の只中へ。
涼暮御幸:既に攻撃態勢――
涼暮御幸:白羽根飾りを抜いて、
涼暮御幸:それを刺突剣と握って。
涼暮御幸:知覚の間もなく、詰め寄せ。
涼暮御幸:体を捻り、横向きに向き直り。
涼暮御幸:弓を引き絞るように構える。
涼暮御幸:熱感知の眼で敵を見据え。
涼暮御幸:ふっ、と刀身が消える。
涼暮御幸:その刃金は、閃いて。
涼暮御幸:遅れて、異音を。
涼暮御幸:剣が歪み鳴り、
涼暮御幸:敵手を抉る。
涼暮御幸:けれども、
涼暮御幸:それは、
涼暮御幸:浅く。
涼暮御幸:侵蝕率+5 (侵蝕率:62->67)
涼暮御幸:「……隙をついてこれか」
涼暮御幸:「流石に容易くは取らせてはくれないが……」
“スターゲイザー”:「いやぁ、君もいい腕だ。並の中では」
“スターゲイザー”:「君からみて私はどうかね?君は“カースマスター”とも対峙したらしいが」
“スターゲイザー”:「恐ろしいのはどちらかね?」
涼暮御幸:「――決まっているとも」
涼暮御幸:「同じだよ」
涼暮御幸:「貴様らの差など、並の私に分かるものか」
涼暮御幸:「元より、私は、貴様を取りに来ているわけではない」
涼暮御幸:「取らせないために来た」地を踏みしめ、立ちはだかる。
“スターゲイザー”:「ふ。面白い。やはり人間はこうでなくては」
“スターゲイザー”:「友のために戦うその姿。美しいぞ」
涼暮御幸:並のオーヴァードでも、伍する力があるとすれば。
涼暮御幸:それは《リザレクト》に他ならない。
涼暮御幸:並ならぬオーヴァードの一歩を進める、矜持の盾。
鵜曇憂子:「会長!」「ビビんないでくださいよ!」
涼暮御幸:「……何。恐れるくらいで丁度いいさ」
涼暮御幸:「そうすれば、君達を踏み留めさせることが出来る」
GM:では次のラウンドに移りましょう
林藤[10/77] 雨堂[12/86]
10m
涼暮[1/67]
田井中[8/94] 鵜曇[6/77]
クリムゾンビースト1、2、3[10]
スターゲイザー[45]
GM:2ラウンド目、セットアップ。何かありますか?
林藤はるか:ないです!
鵜曇憂子:ないです~
涼暮御幸:ないよ~
田井中次郎:ありません
雨堂聖理:《赤方偏移世界》。田井中さんの行動値を+6
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+2(侵蝕率:86->88)
GM:では田井中くんの行動値が上がりつつ
GM:最初のイニチアシブ。行動値45、スターゲイザーが行動します
GM:マイナーでチャリオットバトラーに騎乗。メジャーで≪コンセントレイト:オルクス≫+≪マルチウェポン≫+≪ヴァリアブルウェポン≫+≪形なき剣≫+≪オーバーロード≫+≪要の陣形(未知なる陣形)≫+≪原初の赤:伸縮腕≫
GM:武器は聖剣の王者+鬼切の古太刀+フォールンブレイド+フォールンブレイド。聖剣の王者をオーバーロードします
GM:21DX7 対象は君たち全員。ドッジダイス-2
DoubleCross : (21R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,6,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,1,6,6,8,8,10,10]+4[1,2,3,4] → 24
GM:えっよわ!
鵜曇憂子:よかったあ
GM:やっぱおっさんになってもスターゲイザーはダメだわ
雨堂聖理:2dx+1=>24
DoubleCross : (2R10+1[10]>=24) → 6[3,6]+1 → 7 → 失敗
田井中次郎:1DX ドッジ!
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8
雨堂聖理:弱くたって避けられないよ!
GM:リアクションどうぞ!
涼暮御幸:一応ドッジしてみよ
林藤はるか:《神の眼》だけで余裕すぎるぜ
林藤はるか:こんな鬼なら俺でも殺れるぜ
涼暮御幸:4dx+1>=24
DoubleCross : (4R10+1[10]>=24) → 10[2,3,4,10]+10[10]+10[10]+3[3]+1 → 34 → 成功
鵜曇憂子:10dx+1>=24 ドッジ
DoubleCross : (10R10+1[10]>=24) → 10[4,4,5,5,7,8,8,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗
涼暮御幸:……?
田井中次郎:えっ!?!?
鵜曇憂子:うえ~~っ
涼暮御幸:えへへ 避けちゃった
田井中次郎:会長!?
林藤はるか:8dx+22>=24
DoubleCross : (8R10+22[10]>=24) → 9[2,3,5,7,8,8,9,9]+22 → 31 → 成功
鵜曇憂子:会長はやっぱ最強なんだぜ!
GM:かいっちょ!
鵜曇憂子:はるはる!
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+1した (侵蝕率:77->78)
GM:ではダメージ出しちゃお
涼暮御幸:いやまあただ……
涼暮御幸:《崩れずの群れ》。田井中くんをカバー。
涼暮御幸:意味ないんだけど……
林藤はるか:そりゃそうですね……。
涼暮御幸:侵蝕率+2 (侵蝕率:67->69)
田井中次郎:会長……!
GM:3D10+15+15+10+9+9
DoubleCross : (3D10+15+15+10+9+9) → 22[10,10,2]+15+15+10+9+9 → 80
GM:ダメージはこんな感じです。演出しますね
林藤はるか:すんごい攻撃力!
鵜曇憂子:きゃ~
涼暮御幸:リザレクト!
雨堂聖理:なすすべもない。リザレクト!
涼暮御幸:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:69->75)
鵜曇憂子:リザレクト!
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+2(1d10->2)(侵蝕率:88->90)
雨堂聖理:雨堂聖理のHPが2になった。(HP:25->2)
鵜曇憂子:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 8[8]+77 → 85
“スターゲイザー”:「ハハハ!仲睦まじいことだな。だが壁は高いぞ。その絆で越えられるかどうか」
“スターゲイザー”:「挑んでくるがいい、星たちよ!」
林藤はるか:『いつもいつも……勝手なことばかり!』
林藤はるか:『だから友達ができないんじゃないですか!』
“スターゲイザー”:両手を広げながら宙へと飛ぶ。歪んだ空間から現れるのは無数の武器と一頭の巨大な竜。
鵜曇憂子:「えっ」「竜!」
田井中次郎:「どっ……ドラゴン……!?」
“スターゲイザー”:竜の息吹と溢れ出した遺産が君たち切り裂き焼き焦がすよ!
涼暮御幸:その攻撃動作の瞬間に、宙に踏み出している。
涼暮御幸:竜を前にしても、その前進意志は怯まない。
涼暮御幸:元より、脅威としては遥かに高み。それが二つに増えたところで変わらない。
雨堂聖理:「く……ぅう!」 武器を落とせても、息吹なる現象には為す術もない。半身を前に出し、身体で銃を庇う
鵜曇憂子:「きよりっ……」声を掛けようとしたところで、こちらも竜の息吹に呑まれる。
“スターゲイザー”:「私のセンスについてこれない君たちが悪いのさ」
林藤はるか:『……やっ』
林藤はるか:『め!』認識迷彩の対象を咄嗟に竜へと切り替える。
林藤はるか:息吹の攻撃範囲が、ギリギリ全員の致命傷にならない程度に。
涼暮御幸:本体の顔を柄で殴りつけようとする。
涼暮御幸:対応はなされるだろうが、それでも。
涼暮御幸:“観測者”の視界に、影を落とすくらいにはなる。
田井中次郎:「……!」身構えるが、攻撃の軌道は逸れて届かない。作り出された『影』の中。
田井中次郎:(“刃金鳴らし”に救われたな……)
“スターゲイザー”:「付いてきたいと言うなら歓迎するがね?おっと」ギン。飛び来る聖剣の一振りが涼暮の攻撃を弾く
“スターゲイザー”:「顔はいけない、顔は。男の中では気に入っているんだ」
GM:では次!
GM:行動値12,田井中くんの手番です
田井中次郎:マイナーなし
田井中次郎:メジャー≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪原初の赤:災厄の炎≫
田井中次郎:対象敵全員
GM:判定をどうぞ!
田井中次郎:8DX7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,4,5,6,7,8,10,10]+10[6,7,8,8]+10[3,6,9]+10[10]+4[4]+4 → 48
林藤はるか:良い出目!
鵜曇憂子:すごいぞ~!
林藤はるか:バディムーヴもせっかくだからあげちゃおうかな。カバー強要できるかもだし
田井中次郎:わ~い
林藤はるか:達成値50は痛かろう
田井中次郎:達成値51になります
“スターゲイザー”:ドッジしちゃお~
鵜曇憂子:すごい~
“スターゲイザー”:15DX
DoubleCross : (15R10[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,5,5,5,5,5,6,7,8,10]+6[6] → 16
涼暮御幸:イエイイエイ
“スターゲイザー”:雑魚が……
赤い獣:獣君たちはそのまま受けます
GM:ダメージどうぞ!
田井中次郎:6D10+15+2D10
DoubleCross : (6D10+15+2D10) → 33[8,6,6,5,2,6]+15+10[2,8] → 58
GM:49点意外と出ない気がする
GM:普通に出たわ
田井中次郎:出ました
鵜曇憂子:でたぜ!
林藤はるか:わーい
涼暮御幸:やった~
雨堂聖理:えらい!
GM:ももももも……では復活したビースト君たちは倒れます
GM:スターゲイザーも戦闘不能に。最後はクリムゾンビースト君1体が残ります。演出どうぞ!
田井中次郎:こっちも対抗種のデメリットで死亡!
田井中次郎:94+1D10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+6[6] → 100
田井中次郎:ウッ
田井中次郎:「……“スターゲイザー”。並行世界を渡り歩く超越者か」
田井中次郎:「一度滅んだその身でも、死ねば他に代わりが居るのか?」
“スターゲイザー”:「態々自分で死のうとは思わないさ」
“スターゲイザー”:「つまり初体験だ。どうなるか、確かめてみるかね?」
田井中次郎:「ああ」
田井中次郎:影に置換された身体が、弾けるように膨張、変形する。
田井中次郎:周囲の仲間の間を縫い、鎖に繋がれた巨大なアンカー達が、獣を、“スターゲイザー”を縫い留めるように貫く。
田井中次郎:「試してみよう」
田井中次郎:杭状のアンカーが爆発し、体内から影の炎を撒き散らす。
“スターゲイザー”:遺産が鎖を弾いていくが、それも尽きる。
田井中次郎:対抗種のレネゲイドを帯びた黒炎が、その身体を這いずり回るように焼き焦がす。
“スターゲイザー”:「くっ……ははは。見事だ、“ナイトメアブリンガー”」
“スターゲイザー”:その黒炎に、自ら炎を操るはずの竜も巻き込まれ焼かれていく
田井中次郎:「……」再生に備え、視線を逸らさない。
“スターゲイザー”:「ふ……死ぬのは二度目だが……悪くない気分だ」
“スターゲイザー”:「私を打倒した君たちが……果たして彼に勝てるのか」
“スターゲイザー”:「地獄から楽しみに眺めているとしよう」
“スターゲイザー”:「ははは……はははははははは……!」
“スターゲイザー”:やがてその体は骨となり、残された骨も灰になる。
GM:復活してくる兆しはない。君の炎によって、ウィザードの残した獣たちも燃え尽きた。
林藤はるか:『……』
林藤はるか:『……やりましたね。田井中さん。ういうい』
田井中次郎:そのまま、しばらく身構えて。
田井中次郎:「復活……」きょろきょろと辺りを見回す。「しない、か……?」
赤い獣:「オオ……ゴオオオオオ……」
雨堂聖理:わずかに活動の気配のあった獣をきっちり撃ち抜く 「終わりみたいですね」
田井中次郎:「はぁっ……!」どっと息を吐く。「死ぬかと思った……」
涼暮御幸:「……お疲れ様です」
林藤はるか:灰に目をやる。(“スターゲイザー”……N市の裏で蠢いている、超越者が相手でも)
林藤はるか:(田井中さんの対抗種は…………当たれば必殺)
林藤はるか:(守りを担ってくれる人さえいれば……)
赤い獣:残った一体の獣が崩れ去り、その中から
鵜曇憂子:「ええ……」「……っ」
鵜曇愁馬:「げほ、ごほ!ごほっ!」
鵜曇愁馬:鵜曇愁馬と
鵜曇憂子:「お父さん!」獣の方に駆け出す。
GM:カラン……
GM:透き通ったダイヤのような輝きを持った賢者の石がこぼれ落ちる
鵜曇憂子:「お父さん、おとうさ…」抱き着かん勢いで駆け寄って、こぼれた石に気付く。
GM:では駆け寄った憂子ちゃんは気づきます。
鵜曇愁馬:愁馬さんの腹部から、ゆっくりと赤い血が滲み出している事に。
鵜曇憂子:「え」
鵜曇憂子:「あぇ」
鵜曇愁馬:「ごほ、ごほっ!」咳き込み、口から赤い血を吐く
林藤はるか:『……!』
田井中次郎:「……鵜曇さん……!?」
鵜曇愁馬:「あぁ……ごめん、憂子……お父さんちょっと……ドジ踏んじゃったみたいだ……」
鵜曇憂子:「まっ……待って、待って、やだ」「やだやだ」
鵜曇憂子:ガバッとカーディガンを脱いで、お父さんの腹部にあて止血を試みる。
雨堂聖理:「……」 少し距離を置いた所で、周辺を警戒している。石を狙うジャームは、彼らだけではないはずだ
雨堂聖理:ここに近づくこと、襲いかかること。どちらも許すつもりはない
涼暮御幸:「……支部に連絡を!医療スタッフを!」
林藤はるか:『……ち』
林藤はるか:『治療を試みます!』《世界樹の葉》を使うことはできますか!
鵜曇愁馬:血は止まらず、彼の顔はみるみる青ざめていきます
GM:おお!
GM:全然予想してなかったな……
GM:でもそうですね。それなら治療できてもいいかも
GM:ただ、林藤さんたちにはわかりますが
GM:ここで命を永らえてもあまり意味はないかもしれません。戦闘の直後から、彼の侵蝕値は徐々に上昇してきています
林藤はるか:そりゃそうだよなあ
林藤はるか:つまり、生き延びてジャームになるかここで死ぬかか……!
GM:命を助けたところでジャーム化は免れないでしょう。
GM:勿論、情報にあった通り。星彩の要石を使うことで、侵蝕値の上昇を抑えることも出来ますが……
田井中次郎:コートを脱いで応急処置を試みながら、どうしようもなくそれを感じ取ってしまう。
林藤はるか:『……』鵜曇パパの額に近づき、救命治療に取りかかれる体勢をとる。
林藤はるか:だが、寸前で停止している。『……涼暮さん』
涼暮御幸:「……はい」
林藤はるか:『――侵蝕測定をお願いします』
鵜曇愁馬:「……大丈夫だ。必要ないよホタルさん。自分の状態は自分でわかる」
林藤はるか:『先程の機材で可能なはずです』
田井中次郎:「…………」ひどく顔を歪め、黙り込む。
林藤はるか:『……すみません……』
鵜曇愁馬:「ごほっ……!普通なら……もう死んでる傷だからね……つまりもう……普通じゃなくなりかけてるってことだ」
鵜曇憂子:「っひぅ、ぅぅぅ、ぅうっ………」血が流れる腹部を抑えながら泣きじゃくっている。
鵜曇愁馬:「……ごめんな、憂子。もっと綺麗にお別れを言えればよかったんだけど」
鵜曇憂子:「……っ」「お父さん、」
鵜曇愁馬:「でも……憂子なら大丈夫だって、お父さんは信じてるから」
鵜曇憂子:自分の両手がお父さんの血で真っ赤に塗れている。
鵜曇愁馬:「お前には友達が……涼暮さんも……林藤さんもいる。それに、お父さんも」
鵜曇愁馬:君が持っている槍に手を添える
鵜曇憂子:「………んん、うん」
鵜曇愁馬:「だから……戦えるよな、憂子」
鵜曇憂子:「うん」
鵜曇憂子:ぼろぼろと涙を流し、それを拭いもしないまま、コクンと頷く。
鵜曇愁馬:「今度こそ、平和のために。お父さんが作った力を、使ってくれるな」
鵜曇憂子:「…………『命の星』のコンセプトは、人助けのための武器」
鵜曇憂子:「お父さんの、口癖」
鵜曇愁馬:「覚えててくれたんだな」
鵜曇憂子:「忘れるわけ、ないです」
鵜曇憂子:「だって………、だから、いつも、ういこ、頑張って……」
鵜曇愁馬:「それなら……安心して預けられるよ」
鵜曇憂子:しゃくりあげる。「お父さん!」「お父さん………」
鵜曇愁馬:「……田井中さん。僕にはできそうにないから。憂子の事……よろしくおねがいします」
鵜曇愁馬:「林藤さん、雨堂さん。それから涼暮さん。少し手を焼くかもしれないけど」
鵜曇愁馬:「これからも憂子と仲良くしてやってくれるかな」
田井中次郎:「はい」強く頷く。「必ず」
雨堂聖理:少しだけ銃を持つ手を緩めて 「もちろん。もちろんです」
雨堂聖理:「憂子ちゃんを一人にはしません」
林藤はるか:『はい……』口数が少ない。
涼暮御幸:「……言われずとも、そのつもりでおります」
GM:ではここで一つ聞きます。雨堂聖理さん
雨堂聖理:エッ
GM:鵜曇愁馬さんを助けたいですか?
雨堂聖理:もちろんできることなら助けたいです。家族を失う痛みは深く知っている……!
GM:それなら、君はこれまでの経験から一つだけ可能性に気づきます。
GM:魔星の力を抑えつつ、鵜曇愁馬さんを助けられるかもしれない方法です。
雨堂聖理:それは一体……!
GM:貴女は以前、同様の儀式を代償を別の人間と半分ずつ支払うことで実行した事がありましたね。
雨堂聖理:記憶に新しいです。
GM:それと同じことが、今回も可能かもしれない。つまり……
GM:星彩の要石の力を半分ずつ、結界と鵜曇愁馬のジャーム化を防ぐために使うことができるかもしれません。
GM:当然ですがこの選択肢を取った場合、それぞれの守る力も半減します。
GM:クライマックスボスは強化されますし、もしも時間をかけ過ぎれば勝ったとしても鵜曇愁馬さんは耐えきれずジャーム化します
GM:そして、この選択肢に気づいているのは貴女だけです。
GM:この事を皆に伝えて危険な道を行くか、それとも鵜曇愁馬を見捨てて万全の準備をした上で世界を救いに行くか
GM:雨堂さんが決めていいですよ
雨堂聖理:反射のようなものだ。視覚に頼らず、意識的に聴覚に集中して過ごしてきたために。……一人にはしないと『言葉を返した』その瞬間、聴覚がそちらに向いてしまって。
雨堂聖理:それで捉えられた音で、情景がありありと頭の中に描かれてしまった。父と子。最後の家族。果たされつつある離別。涙。
雨堂聖理:かつて自分を襲った悲劇に相似して、しかしあれよりも深く鮮烈なそれから、意識を外せない。……耳は受容器官として不完全なのだ。目を閉じるように、それを塞ぐことはできない。
雨堂聖理:だから喚起された感情が脳を震わせ、危険な希望を弾き出す。
雨堂聖理:「……待ってください」
雨堂聖理:「諦め……諦めないでください。あの、多分。多分なんですけど」
雨堂聖理:「一つだけ手があります」
鵜曇憂子:「え……?」涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げて。
GM:それから数分後。君たちは鵜曇愁馬が医療班の手当を受けている横で、結界を張る準備が整うのを待っています。
鵜曇憂子:「……………」べそべそ泣いてぐちゃぐちゃになった顔を手で拭っている。
GM:今の所ほかの死者たちが石を求めて襲ってくる気配はありません。
涼暮御幸:「……ハンカチくらい、常備していてくれよ」取り出して渡す。
鵜曇憂子:「ふぁい」受け取って、それをぎゅうと握りしめる。
鵜曇憂子:「………きよりんに続いて二度目です」
鵜曇憂子:「ハンカチ。借りるの」
涼暮御幸:「何度でも借りるといいさ」
鵜曇憂子:「………」
涼暮御幸:「生徒会は備品もある程度あってね」
鵜曇憂子:「……これ、生徒会の備品なんですか?」少し笑う。
涼暮御幸:「いや、それはこちらだよ」もう一つ取り出して。
涼暮御幸:「……ああ」
涼暮御幸:「私物の方を貸してしまった」
鵜曇憂子:「……」「ふふ」
鵜曇憂子:「不器用さんですね、会長」
鵜曇憂子:会長らしい柄のハンカチだなあ、など思いつつ。
涼暮御幸:「その評価は甘受することにしている。自覚はないんだがね」
涼暮御幸:「よく言われるよ……だが、君も」
涼暮御幸:「言うほど、器用なのではないだろうな、とは思う」
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:「そも、ういこ別に器用ではなくないすか」
鵜曇憂子:「細かいの苦手っす」顔をぎゅっとしかめる。
涼暮御幸:「手先の問題ではないよ」
鵜曇憂子:「ふふ」
涼暮御幸:「それであれば私は、ある程度熟達の自負があるしな……そうではなくて」
鵜曇憂子:「性格とか、そういうのですか? そっちだって……」ふにゃふにゃ笑う。
鵜曇憂子:「………会長、今の状況と全然関係ない話していいです?」
涼暮御幸:「……何かな」
鵜曇憂子:「3年の、藤原奈央先輩ってわかります? “リッターシルト”」
涼暮御幸:「流石に、この職位にあって支部長職を知りませんは通らないよ」
鵜曇憂子:「うひひ」
涼暮御幸:「彼女がなにか?」
鵜曇憂子:「でも、奈央ちゃん先輩だって、星辰館高校の生徒なワケじゃないですか」
鵜曇憂子:「会長的には、やっぱ奈央ちゃん先輩も、守る対象に入るんですか?」
涼暮御幸:「当たり前だろう」
鵜曇憂子:「即答ですな」
涼暮御幸:「防御能力が強大であることは、守る対象から外れる理由にはならないだろう」
鵜曇憂子:「でも、奈央ちゃん先輩、めっちゃガード強いっすよ……」言いかけて。
鵜曇憂子:「……」会長を見上げる。
涼暮御幸:「勿論、状況によっては優先順位を付けて、防御行動に入らない選択肢は発生するかも知れないが」
涼暮御幸:「だから対象から外す、はありえない」
鵜曇憂子:「生徒だから?」
涼暮御幸:「それが一つ」
涼暮御幸:「もう一つは、理由はない」
鵜曇憂子:「え」「ないんですか?」
涼暮御幸:「無いというか……そうだな」
涼暮御幸:「生徒でないから守らない、も通らないだろう?」
涼暮御幸:「強いて言うなら、ヒトであるから……ああ、いや」
涼暮御幸:「レネゲイドビーイングを軽んじている物言いをするわけではなく……その、なんだ」
鵜曇憂子:「真面目っすねえ」
涼暮御幸:「……だから」
鵜曇憂子:「ん?」
涼暮御幸:「君のお父様が、どのような存在であろうとも」
涼暮御幸:「守れるなら守りたい」
鵜曇憂子:「…………」
鵜曇憂子:「…………それは」
鵜曇憂子:「反則じゃないすか」
鵜曇憂子:瞬きする。ぎゅっとハンカチを握ったまま。
涼暮御幸:「……」
鵜曇憂子:「もー……、話題逸らそうと思ったのに………」
鵜曇憂子:「………」
涼暮御幸:「……話したくないなら、話さなくてもいいが」
鵜曇憂子:「むー」
涼暮御幸:「それでも、偽っては欲しくないと思っている」
鵜曇憂子:「それは」
鵜曇憂子:「ういこと、会長が」「友達だから」
鵜曇憂子:「ですか?」
涼暮御幸:「私は、少なくとも、そのつもりで居るが」
涼暮御幸:「そこで確認を要するような物言いだと……いや……」
涼暮御幸:「……一方的かな」
鵜曇憂子:「んーーん」
鵜曇憂子:会長の背中にぽてんと頭を押し付ける。
鵜曇憂子:「友達です」
鵜曇憂子:「会長は、友達」
鵜曇憂子:「……………でも」
涼暮御幸:「でも?」
鵜曇憂子:「だから…………」
鵜曇憂子:「今更………」「こんな………」
鵜曇憂子:「よわよわしてるういこを見られるのは」
鵜曇憂子:「恥ずいっす」
鵜曇憂子:頭を押し付けながら、小さい声で言う。
涼暮御幸:「……なら、こちらから話してもいいか?」
鵜曇憂子:頷く。
涼暮御幸:「雨堂聖理の提案を聞いた時、最初は」
涼暮御幸:「……反対しようと思った。結局、皆が乗り気だったから」
涼暮御幸:「言いだせなかったが……」
鵜曇憂子:「……リスクのがでかいすもんね」
涼暮御幸:「ああ。だが、失敗するかもしれない、のリスクではなくて」
涼暮御幸:「……彼と、より強大なままぶつかるだろうと」
鵜曇憂子:「ほえ」
涼暮御幸:「それをこそ恐れた」
鵜曇憂子:「カースマスター?」
涼暮御幸:頷く。「……一度、交戦して」
鵜曇憂子:押し付けていた頭を放し、会長の顔を見上げる。
涼暮御幸:気を張ったような仏頂面ではなく。どこか諦念のような、柔らかい笑みを浮かべて。
涼暮御幸:「それ以来、ひどく眩しく感じる。あんなおぞましいものが、存在するのかと」
鵜曇憂子:「? 眩しいんですか?おぞましいのが」
鵜曇憂子:「逆では?」
涼暮御幸:「彼は、賢者の石の濃縮体なのだという」
涼暮御幸:「レネゲイドの濃縮体である、賢者の石をさらに煮詰めた存在」
鵜曇憂子:「むん」
涼暮御幸:「レネゲイドそのもの、のように感じる。それが、善性でなく」
涼暮御幸:「悪性にこそ微笑むというのは、こう、それ自体が」
涼暮御幸:「お前たちに正義はないと、言われているようで」
涼暮御幸:「目を開けられないんだ」
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:「はー………」
鵜曇憂子:「難しいこと考えますのう。会長は」
鵜曇憂子:「え~~、むん……」ぎゅーっと会長の腰をそのまま掴みながら考える。
鵜曇憂子:「でもっすよ、会長」
涼暮御幸:「……ああ」
鵜曇憂子:「ういこ達はこれからカースマスターを倒すわけじゃないすか」
鵜曇憂子:「そんだったら、レネゲイド的にもアレじゃないすか。こう、正義は必ず勝つんだ、的な」
涼暮御幸:「……」少し沈黙があって。「……ああ」
鵜曇憂子:「ういこ達に与えし試練的な」
鵜曇憂子:「信じられないです? そういうの」
涼暮御幸:「君は面白い発想をするな……」
鵜曇憂子:「だって、ういこは会長を信じてますよ」
鵜曇憂子:「なんだかんだ言って、会長はいつでもういこを心配してくれるって」
鵜曇憂子:「だから、きっと最後まで付き合ってくれる」くすくす笑う。「怖いくーせーにー」
涼暮御幸:「ああ。無論そのつもりだが……あ、いや、怖いわけではなく」
鵜曇憂子:「んー?」
涼暮御幸:「いや、恐怖が微塵もないとは言わないが……そうではなく」
涼暮御幸:「弱みを見せれば君も、恥ずことなく、私を」
涼暮御幸:「頼ってくれるかと……」
鵜曇憂子:「………」
鵜曇憂子:「…………」
鵜曇憂子:ぐりぐりぐりと頭を押し付ける。
涼暮御幸:「何何何」
鵜曇憂子:「へへへへへへ」
涼暮御幸:「ヘヘヘでは全然分からん」押し付けられた頭を撫でる。
涼暮御幸:「……いや」
涼暮御幸:「そうでもないかもしれない」
鵜曇憂子:「ふふふ」撫でられて子猫のように目を細める。
涼暮御幸:「頼ってくれていると判断するさ」
涼暮御幸:「……い」
鵜曇憂子:「ん?」
涼暮御幸:「……ういうい」
鵜曇憂子:「……」「…………」「……………あっ」
鵜曇憂子:「録音すればよかった!」
鵜曇憂子:「わ~すげ~、マジすげ~えへへへへ…」へにゃへにゃと笑う。「………」
涼暮御幸:「……その必要など、そもそもないように」
涼暮御幸:「これより努力するよ」
鵜曇憂子:「お願いします。へへ」
鵜曇憂子:「ういこが、会長のこと、どう思ってるかも、全部」
鵜曇憂子:「任せます、だって」
鵜曇憂子:「信頼してますからね」
雨堂聖理:「……結局の所、帳尻がつけば良い、っていうのはあたしの身で証明済みです」
雨堂聖理:「『鍵』とかじゃないんです。特異点相当の生命一人分は、特異点に近い人間二人の能力とかで支払うことができたから……」
雨堂聖理:「今回もできる可能性はあるし。……あるなら、試さずにはいられない」
雨堂聖理:脇で進められる準備の様子を伺いつつ、自分の気持ちを整理するように口にした。目の前の彼女……が端末としている蛍に向けて
林藤はるか:『お父さんの命も救って、魔星の力も削ぐ……』
林藤はるか:『そんな都合のいい話はない、と普段の私なら判断するところかもしれませんが』
林藤はるか:『魔星の力が分割可能なことは、いくつか実例を目にしてきたことでもあります』
林藤はるか:緊急連絡用に、この場に蛍の端末が残っている。勿論、UGNへの手配のために動いている田井中さんと同行している端末もある。
林藤はるか:『……雨堂さんに言われなければ、可能性に気づくこともできなかったかも』
林藤はるか:『ありがとうございます』
雨堂聖理:少し笑う 「そんな。実際、林藤さんの考えが正しい可能性だって全然あります。都合の良い話なんて、本当に起きなくて……」
雨堂聖理:「……魔星の力は暴走するし、お父さんも助からないってことも、あるかもしれない」
雨堂聖理:「それがあたしたちの頑張り次第なのか、もっと他に何かあるのかすら。……こうやって準備が進んでいるってことは、可能性はある、って判断されてるんでしょうけど」
雨堂聖理:「でもやっぱり」 目を閉じる 「いた方が良いですよ、家族」
林藤はるか:『そうですねえ……』淡く緑色に点滅する。
林藤はるか:『ご家族のことが、好きでしたか?』
雨堂聖理:「好きでした。……うーん、言い切るのも何だか、思い出補正ー、って感じだな」
雨堂聖理:「大事……大切……んー」 少し考え 「……いて当然だった、かな。空気みたいな」
雨堂聖理:「空気と違って、なくなっても生きてられますけどね。一応」
林藤はるか:『ご存知ですか?田井中さんは実家にお母さんがいて……』
林藤はるか:『たまに休みが長く取れた時とかは、よく実家に帰っているんです。私もお見舞いの果物もらったことあります』
雨堂聖理:「ああー」 頷き 「何だかイメージ湧くなあ。普通に仲、良さそう」
雨堂聖理:「いいですね、そういうの。やっぱり安心とかするのかな、実家っていうの」
林藤はるか:『……よく考えたらエージェントの家族構成は機密性情報でした。すみません。秘密にしてくださいね』
林藤はるか:『でも、心配している家族がいて……それでも命をかけて戦えるというのは、とても勇気あることだと思うんです』
雨堂聖理:「ふふ。はーい」 もたれるように姿勢を崩し
雨堂聖理:「そう……かもしれない、ですね。死んじゃったら、その人を残すことになっちゃうから」
雨堂聖理:「……家族のいる世界を守る、って感じなんでしょうか。ブリンガーさん、そういうこと考えてそう」
林藤はるか:『だから、というわけではないですけど……田井中さんには、生きていてほしいです』
林藤はるか:『雨堂さん』雨堂の目の前に移動する。
林藤はるか:『オペレーターになる気はありませんか?』
雨堂聖理:「オペレーター?」
雨堂聖理:目を瞬かせる
林藤はるか:『はい。雨堂さんのこれまでの戦いを見ていると、意外と向いていると思うんです。オペレーター職が』
林藤はるか:『空間転移能力を戦闘速度で使いこなすには、優れた戦況把握能力がなければなりません』
林藤はるか:『戦術的判断も、UGN的な思考だけでなく、FH的、フリーランス的な思考まで想定して立ち回ることができています』
林藤はるか:『それにオペレーターなら、多少身体に障害があってもいくらでも補うことができます』
林藤はるか:『私みたいに』
雨堂聖理:「へえー……考えたことありませんでした」 ふんふんと頷きながら話を聞き
林藤はるか:『現場でムチャすることだって防止できますしね』笑う。
雨堂聖理:「あはは。そりゃ違いないですね。……でも」
雨堂聖理:「あたしには林藤さんみたいな能力はないし、そうなると機械に頼る感じですよね」
雨堂聖理:「てなると、液晶を見るのとか、機械の操作はちょっと大変そうかな……音だけだとやっぱり難しいでしょうし」
雨堂聖理:「でも、うん、なんか面白いです。全然考えたことなかったから。オペレーターかあー」
雨堂聖理:楽しそうに体を揺らす
雨堂聖理:「なれますかね。あたし、林藤さんみたいな美人オペレーター」
林藤はるか:『美人ですって!』
林藤はるか:蛍がパシパシと当たる。
雨堂聖理:「あははは! よっ、美人オペレーター!」 されるがままだ
雨堂聖理:「……うーん、考えてみる、っていうのは変な言い方ですけど。ほら、あたしイリーガルだし」
林藤はるか:『だけど今回、私は情報収集でほとんど役に立ってないですから』
雨堂聖理:「え、そんなこと……」
雨堂聖理:と言いかけて、そういえば、と首を傾げる 「……田井中さんと協力してたとかじゃなくて?」
林藤はるか:『いえいえ』苦笑する。
林藤はるか:『私は全然だめでした』
雨堂聖理:「……へえー」
雨堂聖理:思い出す。過去、彼女と組んだのは"カースマスター"に関わる事件2件。少なくとも彼女が、情報収集に関して熱意や能力に欠けたり、ということがないことは理解している。
雨堂聖理:「そういうこともあるんですね。……何か気がかりでもあったんですか?」
林藤はるか:『ちょっと体調が悪かったんです。大切な時なのに、恥ずかしいですよね』
林藤はるか:『……ですから、もっと情報収集担当の人がいてくれれば頼もしいなって思うんです。これからのことを考えても』
雨堂聖理:「体調が……」
雨堂聖理:……思い出す。この事件の始め、支部に集められた時のことを。彼女の状態が悪いということに、今まで気付きもしないほど、彼女はいつも通りだった。明るく、楽しそうに笑って。
雨堂聖理:(いや、田井中さんの登場BGM間違えたりはしたてけど……)
雨堂聖理:「……えっと、じゃあ、体調が悪くって情報収集がうまくいかなかっただけで」
雨堂聖理:「別に何か他に、気がかりがあった訳じゃないんですね?」
林藤はるか:『…………そう』
林藤はるか:『ですね』
雨堂聖理:《真偽感知》しまーす。侵蝕率は後で払う
林藤はるか:いやーっ
GM:ふむふむ
雨堂聖理:『…………そう』『ですね』が嘘か本当かを吐け!
林藤はるか:嘘です。他に気がかりがあり、それを調べています。
雨堂聖理:「……あたし、あんまり言ってはいないんですけど」
雨堂聖理:「分かるんですよね、その……人の言葉、集中して聞いてると、嘘とか。あはは、それなきゃ元々いた街で生き残れなかったし」
林藤はるか:『…………』
雨堂聖理:「オペレーターなら味方の能力も分かってると思って……あっでも、第七支部からの情報、適当ってことも全然あり得るかなー」
雨堂聖理:「まあ、そこはどうでもよくて、その、あの」
雨堂聖理:「……何で今、この場で、嘘なんて?」
林藤はるか:『……あまり、良くなかったですね。焦りすぎてしまいました』
林藤はるか:『いつも私、黙っていた方がいい時に限って喋ってしまうんです』
林藤はるか:『ちょっとした雑談のつもりだったのに、私の動向にまでお話が及ぶとは思っていなくて』
雨堂聖理:話を聞きながら、話していたことを思い出す。今この場まで、そんな兆候は一切見られなかったのに。
雨堂聖理:「……嘘か本当か分かるように人の話を聞くの、割と疲れるんで」
雨堂聖理:「味方は信用できる人が良いです。……林藤さん。今からもう一回あたし、集中して聞きますから」
雨堂聖理:「本当のことを言ってください」
雨堂聖理:「別にサボってたとか新作のゲームしてたとかじゃ、怒りませんから。……で」
雨堂聖理:「何をしてたんですか?」
林藤はるか:『……』
林藤はるか:『真偽感知の能力をすり抜ける方法はあって』
林藤はるか:『――嘘か本当かが分かる能力なら、質問に対して答えずにいればいい。そうですよね?』
林藤はるか:青色に発光する。
林藤はるか:『私の病気の治療法について調べていました』
林藤はるか:リバースハンドアウトを公開します。
GM:了解しました。全体に公開していいですか?
林藤はるか:どちらが面白くなりそうですか?
GM:じゃあ雨堂さんだけに公開してもらいましょう
林藤はるか:そうします。
GM:この件に関してはキャラクターの持ってる情報とPLが持ってる情報を同じにしておきたい
雨堂聖理:twitterDMでもいいっすよ
GM:じゃあDMの方で私から送りますね
GM:いやでも、ログ編集が面倒になっちゃうか
GM:秘話します
GM:と思ったけど質問とかの答えは共有しておいたほうがいいんだよな
GM:DMグループ作ってそこに珪素さんと馴染みさん呼ぶね
雨堂聖理:おまかせします!
林藤はるか:わかりました!
雨堂聖理:では宣言通り《真偽感知》します。共有を受けた内容の真偽は!
GM:嘘偽りないです
雨堂聖理:「…………」
雨堂聖理:愕然とする。二の句が継げない。何を言えば良いのかすら思いつかない。
雨堂聖理:「それっ……え……?」
雨堂聖理:「……あはは」 そして、乾いた笑い 「マジですか……」
林藤はるか:『マジです』
林藤はるか:『けれど、可能性自体はまだまだあるということです』
林藤はるか:『むしろ、いいことですよ』
雨堂聖理:「いや、いいことって」
雨堂聖理:「……いいことって……」
雨堂聖理:「……」 口を押さえる 「……それ、誰にも秘密にしてるんですよね」
林藤はるか:『今のところは……そうですね』
林藤はるか:『だって、今は重要な任務中で……』
林藤はるか:『……ふふふ。でも、本当にそう思っているなら』
林藤はるか:『私も任務に専念しているべきでした』
雨堂聖理:「……ッそれだって重要でしょ!」
雨堂聖理:半ば声を荒げ、はっとして、また口を押さえて
雨堂聖理:「……ごめん。ごめんなさい。喋らせたのあたしなのに」
林藤はるか:『……』
雨堂聖理:立ち上がる 「……約束します。二つ」
雨堂聖理:「このことはあたしから誰にも言いません。……あたしは絶対に話したほうが良いと思うけど、林藤さんが黙ってるって決めてるなら、それでも良い」
雨堂聖理:「それと、何があってもあたしは、林藤さんの力になります」
林藤はるか:『そこまでしてもらう必要はありませんよ』
林藤はるか:『でも、その言葉を言ってくれる人がいるというのは――きっと、田井中さんもそう言ってくれるでしょうけど……』
林藤はるか:『……嬉しいですね。ありがとうございます。雨堂さん』
雨堂聖理:困ったような、誤魔化すような笑みを浮かべて 「林藤さんって」
雨堂聖理:「困った人ですね」
林藤はるか:『そうかもしれません』
GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得だけやってもろて
GM:次のシーンに移りましょう
雨堂聖理:あ、《真偽感知》分上げます
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+4(侵蝕率:90->94)
雨堂聖理:田井中次郎&林藤はるか/○仲良し/心配 → 田井中次郎&林藤はるか/仲良し/○心配 感情のPN反転。以上!
林藤はるか:ロイスはもうない!これ以上取れなかった
田井中次郎:とりあえず応急を……
田井中次郎:6+2D10
DoubleCross : (6+2D10) → 6+9[7,2] → 15
田井中次郎:ロイス保留で以上です
鵜曇憂子:会長にロイス取ります~ 友情:〇/隔意
林藤はるか:私の応急手当キットもあげる
鵜曇憂子:応急も使う!
林藤はるか:このラノ2021記念の購入チャンスで買った応急手当キットだから
鵜曇憂子:2d10+8
DoubleCross : (2D10+8) → 14[9,5]+8 → 22
林藤はるか:きっとよく効くよ田井中くん
田井中次郎:やった~ 使わせてもらいます
田井中次郎:貴重な応急だぜ
田井中次郎:15+2D10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+16[6,10] → 31
林藤はるか:一年に一個しか取れない応急手当キットだよ
田井中次郎:めっちゃ効いてる!!
林藤はるか:ほらよく効く!
林藤はるか:みんなもこのラノ一位を取って
涼暮御幸:ロイス保留で終わりかなあ
田井中次郎:最大値の28になりました
林藤はるか:よく効く応急手当キットを購入しよう!
クライマックス:箱の底
鵜曇憂子:1d10+92
DoubleCross : (1D10+92) → 3[3]+92 → 95
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+1(1d10->1)(侵蝕率:98->99)
涼暮御幸:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:81->90)
GM:梶田記念病院、屋上
GM:巨大な壁によって覆われ、真冬の夜よりも暗い闇が辺りを満たしている。
GM:“カースマスター”は床に腰掛け、柵にもたれ掛かり、田井中次郎の事を待っている。
カースマスター:「……来るのは貴女方三人だけですか?」
雨堂聖理:「言っといてあげましたからね」
カースマスター:先んじて到着した三人に向けて声をかけるよ。
雨堂聖理:「あなたごときが相手なら、別にあたしたち三人で十分って」
雨堂聖理:「今頃は林藤さんと仲良くマリオカートしてるかも」 笑ってやる
カースマスター:「ふふ……貴女の隣りにいる方は……そう思っては居ないようですが……」涼暮さんに目線を向けて
カースマスター:「正直……意外でした……貴女が私にもう一度立ち向かってくるとは……」
涼暮御幸:「……こちらも、意外だよ」
涼暮御幸:「認識すらされていないものだと思っていた」
涼暮御幸:「そうすれば、後ろより穿てると踏んでいたのだが」
涼暮御幸:「弱ったな」かすかに笑う。
カースマスター:「ふふ……忘れるはずがありません……人が恐怖し……絶望する顔は……何度見ても素晴らしいものだ……」
涼暮御幸:「気が多いことで。貴様の好みになるのは、御免被りたいね」
涼暮御幸:「なあ?」とういういへ。
鵜曇憂子:「全くですねい」会長に言う。
カースマスター:「やはり……あの時殺しておけば……良かったですね……鵜曇憂子……貴女だけでも……」
カースマスター:「貴女のような方に……ふふ……絆や……希望などという……くだらない物を振りまかれると……」
鵜曇憂子:「どーなっちゃうんです?」
カースマスター:「ああ……嫌になってしまいますね……本当に……目障りだ……」
鵜曇憂子:「そうですか。そうですか………、あーーー……」
鵜曇憂子:「なんか。アレっすね」
カースマスター:「?」
鵜曇憂子:「あんたが、いろんなことの原因で、災いで、絶望の種だとして」
鵜曇憂子:「その割に、あんた、言うこと、全然大したことじゃないんですよね」
カースマスター:「ふふ……お気に召しませんか?」
鵜曇憂子:「いいや? もう、こうなっちゃあ、あんたなんか、もう。どうでもいいんです」
鵜曇憂子:「早く、はるはるを助けないといけないんで」槍を担ぐ。「さっさと、終わりにします」
カースマスター:「さっさと、終わりにねえ……」
カースマスター:「……それにしては……一人……ふふ……随分と……遅い方が……居るようですが……」
カースマスター:「ああ……ふふ……貴方方と違って……」
カースマスター:「最後の最後で……逃げ出してしまったのでしょうか……それも仕方のないこと……」
雨堂聖理:「……人の話を聞かない奴だなあ」
カースマスター:「護るべき者を失っては……立ち上がることすらできない……絆に囚われている……弱い生き物では……」
カースマスター:「ふふ……ふふふ……私に立ち向かうことすらできない……」ゆっくりと立ち上がる
鵜曇憂子:「物事の理解もできない奴っすよ」
カースマスター:「彼が来ないなら……仕方有りません……ふふ……」
涼暮御幸:「三人で十分だ。そして、失われてもいない。何も」
カースマスター:「私の方から……迎えに行って差し上げましょう……ふふ……貴方方三人を殺して……」
カースマスター:「それから、あのか弱い彼女も殺して……ふふ……」
カースマスター:「彼がどんな顔をするのか……楽しみです……ふふ……」
雨堂聖理:「……そっちはそっちで、自分が全力を向けられて、何より優先されて当然、って考えに囚われてるみたいですけど」
雨堂聖理:「他に優先するべきことがあるなら、そっちを選ぶのは当然だし、もしそれが終わったなら」
雨堂聖理:「――あの人が来ないわけがない」
田井中次郎:その言葉に応えるように。
田井中次郎:“カースマスター”に無数の刃が降り注ぐ。闇夜が形を成したような、影の刃。
カースマスター:「ああ……」愛おしそうに笑う。陽光のような眩い光が、影の刃をかき消す
田井中次郎:突き立てられ、あるいは弾かれた刃が一斉に燃え上がり、辺りを黒い炎が包む。
田井中次郎:「──来たぞ、“カースマスター”」
田井中次郎:炎の中から声が響く。
カースマスター:「来てくれましたね……“ナイトメアブリンガー”」
田井中次郎:「この俺が。“ナイトメアブリンガー”が」
田井中次郎:黒い残火と共に、姿を現した男が“カースマスター”を見据える。
田井中次郎:「お前の、悪夢が」
GM:クライマックス戦闘を開始します
涼暮[1/90] 鵜曇[6/95]
雨堂[12/99] 田井中[8/125]
5m
カースマスター[25] 魔星[9999]
GM:ではクライマックス戦闘を開始します。
GM:まずは衝動判定から。カースマスターから発せられる邪悪な圧力が君達のレネゲイドを励起させます。
GM:衝動判定、難易度9です。
雨堂聖理:6dx=>9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 8[1,1,1,3,6,8] → 8 → 失敗
涼暮御幸:能力訓練:精神を使用。
雨堂聖理:暴走
雨堂聖理:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[6,3] → 9
鵜曇憂子:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 9[2,3,7,9] → 9 → 成功
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+9(侵蝕率:99->108)
鵜曇憂子:2d10+95
DoubleCross : (2D10+95) → 5[3,2]+95 → 100
涼暮御幸:6dx+4>=9
DoubleCross : (6R10+4[10]>=9) → 10[1,4,5,7,8,10]+3[3]+4 → 17 → 成功
涼暮御幸:侵蝕率+8(2d10->5,3) (侵蝕率:90->98)
田井中次郎:9DX+1>=9
DoubleCross : (9R10+1[10]>=9) → 9[1,1,2,3,5,5,6,8,9]+1 → 10 → 成功
田井中次郎:125+2D10
DoubleCross : (125+2D10) → 125+13[7,6] → 138
鵜曇憂子:ヤバッ
田井中次郎:しにそう
涼暮御幸:守ってもらうのよ!
GM:ではセットアップに移りましょう。
魔星:こちらはまず魔星が《融合》。カースマスターと融合します。これによりカースマスターの行動値が25から9999に。
魔星:ごぼ、ごぼごぼごぼごぼ
魔星:周囲の空間から黒い泡が発生し、カースマスターの体内へ取り込まれていく。
カースマスター:カスマくんはセットアップでコンボ:白鷲の相を使用。
カースマスター:《原初の黄:氷の茨》を使用します。ラウンド中、エンゲージから離れたキャラは8d10点HPを失ってください。
カースマスター:レネゲイドがさらに極限まで濃縮され、その背中に巨大な白い水晶の……いや。
カースマスター:賢者の石の羽が一対現れる。
カースマスター:「ふふ……貴方が悪夢だというなら」
カースマスター:「私は現実を突きつけてあげましょう」
カースマスター:「貴方達の死という、絶対的な現実をね」
GM:皆もセットアップ宣言しな~
鵜曇憂子:「うぇ、あれが全部、賢者の石ですか」
鵜曇憂子:《ロケッティア》《雷神の降臨》。
鵜曇憂子:行動値0になり、ラウンド間の攻撃力+30。任意の場所に移動可能。侵蝕率10上昇。
鵜曇憂子:「…上等です」穂先に、稲妻が迸る。
涼暮御幸:なしです
田井中次郎:セットアップは無し!
雨堂聖理:《赤方偏移世界》は無意味だな。《空間圧縮》で後方へ10m移動、エンゲージを切ります。
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+2(侵蝕率:108->110)
雨堂聖理:「悪夢に対するなら……現実って言うより、『悪』趣味って感じだよな……!」
雨堂聖理:弾を込めながら距離を取る。聴覚・偏差・そしてレネゲイドの圧。狙いを違えることはない。
雨堂[12/110]
5m
涼暮[1/98] 鵜曇[0/110]
田井中[8/138]
5m
カースマスター[9999] 魔星[9999]
GM:ではセットアップは終了。次はイニチアシブ
カースマスター:コンボ:龍の相を使用。《加速する刻》を使用します。
カースマスター:マイナーでコンボ:幽鬼の相
カースマスター:《原初の青:毒蛇》。シーンの間素手データを変更。命中-1、攻撃力+2にし、1点でもダメージを与えた場合5Lvの邪毒を与えます。
カースマスター:メジャーでコンボ:人の相《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《原初の赤:吹き飛ばし》《妖の招き》《原初の白:生命吸収》《ジャイアントグロウス》
カースマスター:攻撃力+2+2d10、1点でもダメージを与えた場合同エンゲージに引き寄せ、強制14m移動+メインプロセス終了後HP18点を失わせ、自身のHP18点回復
カースマスター:さらに賢者の石を三つ使用し、C値を-6します。残りの使用回数は69回。
林藤はるか:6dx+6+1>=9
DoubleCross : (6R10+6+1[10]>=9) → 9[2,3,5,5,8,9]+7 → 16 → 成功
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+1(1D10->1)した (侵蝕率:89->90)
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+13(2D10->9,4)した (侵蝕率:90->103)
カースマスター:何もなければ判定します
林藤はるか:シーンに登場します。《ハンドリング》。《ミラーコート》。
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+4した (侵蝕率:103->107)
林藤はるか:そしてカースマスターの攻撃に対して《ミスディレクション》を使用します。
カースマスター:構えを取る。ぎこちないまるで初心者のような中国拳法の構え。
カースマスター:では単体になって……そうですね。カバーされない雨堂さんでも狙いますか
雨堂聖理:ギャッ
GM:では攻撃行きます
カースマスター:20DX2+11
DoubleCross : (20R10+11[2]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,6,6,7,9,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,3,3,3,3,3,4,5,5,6,6,9,10,10]+10[2,2,2,3,4,4,5,5,6,8,9,9,10,10]+10[1,2,2,4,4,4,5,5,5,6,6,8,9,10]+10[1,2,2,2,5,7,8,8,8,10,10,10,10]+10[2,3,5,6,6,6,7,8,8,8,10,10]+10[1,1,2,2,3,3,4,7,7,8,8,10]+10[1,2,2,3,4,4,5,6,6,7]+10[2,2,2,3,4,7,8,8,10]+10[1,4,4,5,6,7,8,8,10]+10[1,1,2,2,6,7,7,9]+10[2,5,5,6,7,10]+10[1,2,2,4,5,6]+10[1,1,3,4,9]+10[6,8,10]+10[2,2,7]+10[1,2,9]+10[2,4]+10[1,3]+10[2]+10[3]+10[8]+10[7]+10[2]+10[10]+10[6]+10[2]+10[9]+10[10]+10[5]+10[9]+10[4]+1[1]+11 → 332
カースマスター:リアクションどうぞ
雨堂聖理:ひっどい
雨堂聖理:暴走中につきリア不!
カースマスター:ではダメージ
カースマスター:34d10+2+2d10
DoubleCross : (34D10+2+2D10) → 184[7,8,7,7,2,4,10,4,5,5,10,4,6,4,8,3,1,9,1,5,9,1,6,3,8,5,1,6,4,2,9,9,10,1]+2+10[8,2] → 196
カースマスター:ガード・装甲有効です
雨堂聖理:誰だって死ぬわ! "カースマスター"にロイス取ってタイタス昇華、復活!
雨堂聖理:雨堂聖理のHPが11になった。(HP:2->11)
カースマスター:ではダメージを与えたので、自分のエンゲージに引き寄せた後
カースマスター:10m先の皆と同じエンゲージまで移動してもらいます。この際HPを8d10点失ってください
雨堂聖理:8d10
DoubleCross : (8D10) → 38[3,9,1,4,2,10,2,7] → 38
雨堂聖理:当然死にます。"スターゲイザー"へのロイスをタイタスにして昇華・復活。
カースマスター:更に復活後メインプロセス終了時に18点HPを失ってください。
雨堂聖理:やっぱり死にます。家族へのロイスをタイタスにして昇華・復活!
GM:演出します。
涼暮[1/98] 鵜曇[0/110] 雨堂[12/110]
林藤[10/112] 田井中[8/138]
5m
カースマスター[9999] 魔星[9999]
カースマスター:「ではまずは小手調べ」
カースマスター:手首が跳ねる。カッ。同時に閃光。空気摩擦で燃焼した小さな小石が雨堂さんの足元に着弾し炸裂する
カースマスター:そして雨堂さんが吹き飛ばされるよりも更に早く動き、先回りして雨堂聖理に直接拳を叩き込む。
カースマスター:痛みと衝撃と熱を感じながら、後退したはずの君は皆と同じ位置に投げ出されるよ。
雨堂聖理:「かっ」 認識はできた。だが身構えることもできない
雨堂聖理:「は……ッ!」 痛みと、臓から空気の抜ける感覚。ただ火力が大きいのではない。瞬時に多角的に殺されるという異様な感覚に、受け身も取れず転げる
カースマスター:「ではまとまった所で」
カースマスター:「次は全員に死んでもらいましょう」ぐぐっ引き絞るように足を振り上げ
カースマスター:屋上の床を蹴り上げる。榴弾のように赤熱したコンクリートの散弾が
カースマスター:雨堂、田井中、涼暮、鵜曇に向かって放たれる。
鵜曇憂子:「っ!」
涼暮御幸:「……!」
田井中次郎:「……ッ……」
林藤はるか:《不可視の領域》を解除。青い星々のような光点が夜に現れ、
林藤はるか:4人を狙った破壊の力を逸らす。絶大な破壊範囲が、辛うじて4人を避けている。
林藤はるか:『……田井中さん!』
田井中次郎:「……林藤……!」
田井中次郎:己が傷つくよりも却って顔を歪めて。
林藤はるか:『ういうい!雨堂さん!涼暮さん!』
鵜曇憂子:「はるはるっ」
鵜曇憂子:「……はるはる!」
涼暮御幸:「……そんな、力を行使する」
涼暮御幸:「余力が、ありますか」絞り出すように。
雨堂聖理:尾を引く苦痛に口角を歪めつつ、こくこくと頷きながら立ち上がる
林藤はるか:『戦います!私、私は……まだ!最後まで!』
田井中次郎:「何で来たんだ!あんな状態で……!」
林藤はるか:『生きていますから!』
カースマスター:「ああ……無茶はいけない、林藤さん」
カースマスター:「お体に障りますよ……ふふ……まあ……何方にせよ……少し死ぬのが……早まるだけですが……」
鵜曇憂子:「っ……! 待ってました、待ってましたよ!」
林藤はるか:『ふ、ふふ。何もしてなくたって、生命力が流れ出して、止まらないんです』
田井中次郎:「……~~~っ……」誰よりもよく知ってしまっている。こういう時の彼女を、自分の拙い説得などで説き伏せられるわけがないと。
林藤はるか:『どうせそうなるなら……全部を戦いに使ったほうが……まだ、ずっと良いですよ!』
林藤はるか:『だって私は、UGNチルドレンで――』
林藤はるか:『立派なUGNエージェントの同僚で……世界を救ったUGNエージェントの、娘なんです!』
鵜曇憂子:「……!」
カースマスター:「いいでしょう。その勇気に免じて」
カースマスター:「全員仲良く地獄に送って差し上げます」
カースマスター:「私の全力でね」
GM:イニチアシブはカースマスター。メインプロセスに移ります。
カースマスター:マイナーでエンゲージ。メジャーでコンボ:人の相
カースマスター:《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《原初の赤:吹き飛ばし》《妖の招き》《原初の白:生命吸収》《ジャイアントグロウス》
カースマスター:攻撃力+2+2d10、1点でもダメージを与えた場合同エンゲージに引き寄せ、強制14m移動+メインプロセス終了後HP18点を失わせ、自身のHP18点回復
カースマスター:さらに賢者の石を三つ使用し、C値を-6します。残りの使用回数は66回。
カースマスター:妨害はなにかありますか?
林藤はるか:《ミスディレクション》!回数が尽きるまで使ってやるぞ!
カースマスター:では《レネゲイドディゾルバー》。《ミスディレクション》を打ち消します
田井中次郎:ギャァ~~ッ
涼暮御幸:こいつ……
林藤はるか:やられた!
カースマスター:追加でなにかありますか?
田井中次郎:ちょっと待ってくださいね
田井中次郎:≪原初の白:異世界の因子≫
田井中次郎:≪レネゲイドディゾルバー≫をコピーして取得、即使用してそちらの≪レネゲイドディゾルバー≫を打ち消します
カースマスター:では《デビルストリング》を使用。《レネゲイドディゾルバー》を打ち消します
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+13した(侵蝕率:138->151)
林藤はるか:そ、そんな
田井中次郎:嘘だろ…………
涼暮御幸:この野郎
鵜曇憂子:大人げない!
田井中次郎:やるしかねえ~~ッ
田井中次郎:≪原初の黒:時の棺≫
田井中次郎:判定を失敗にします
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+12した(侵蝕率:151->163)
カースマスター:了解。では次のイニチアシブの際に《加速する時II》を使用。
カースマスター:即座にメインプロセスを行います。マイナーなし。メジャーでコンボ:人の相
カースマスター:《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《原初の赤:吹き飛ばし》《妖の招き》《原初の白:生命吸収》《ジャイアントグロウス》
カースマスター:攻撃力+2+2d10、1点でもダメージを与えた場合同エンゲージに引き寄せ、強制14m移動+メインプロセス終了後HP18点を失わせ、自身のHP18点回復
カースマスター:さらに賢者の石を三つ使用し、C値を-6します。残りの使用回数は63回。
カースマスター:妨害はなにかありますか?
雨堂聖理:《時の棺》。判定を失敗させます。
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+10(侵蝕率:110->120)
林藤はるか:《ミスディレクション》分をまとめて上げます。林藤はるかの侵蝕率を+10した (侵蝕率:107->117)
カースマスター:了解。失敗しました。演出に移りましょう
涼暮[1/98] 鵜曇[0/110] 雨堂[12/120]
林藤[10/117] 田井中[8/163]
カースマスター[9999] 魔星[9999]
カースマスター:羽が羽ばたく。カースマスターの体がぶれる。次の瞬間には、君達の前に拳を引いた状態でカースマスターが現れる
カースマスター:「はああああああああああ」全身のレネゲイドが励起する。周囲を埋め尽くすほどの莫大な光の洪水とともに
カースマスター:拳が放たれようとする。
林藤はるか:『……どんなに……絶大な攻撃だって……』
林藤はるか:感覚共有による錯覚を作用させる。5人を狙った接近段階で、既に照準を乱した。
林藤はるか:『当ては、しません!』
カースマスター:そう。たしかに、着地点はずれている。だが
カースマスター:「あああああああああああああ」それを認識し、更に更にレネゲイドを励起する
田井中次郎:「さ」
田井中次郎:「せ」
田井中次郎:田井中の全身から噴き出す炎が収縮し、一瞬、光の前に無防備な生身を晒す。
田井中次郎:「る」
田井中次郎:「か────!」
田井中次郎:直後、爆発的に黒炎が解き放たれ、周囲すべてを呑み込む。
田井中次郎:レネゲイドのみを焼き尽くす炎が、その場の全員を強制停止させる。刹那、時間が停まったかのような静寂。
カースマスター:「“ナイトメアブリンガー”……貴方は……」
カースマスター:「本当に目障りだ」飽和し解き放たれようとしていたレネゲイドが消え、無防備な姿が晒される
GM:雨堂さんの手番に移りましょう。
雨堂聖理:行動します。オートでボルトアクションライフルを放棄、同じくオートアクションでウェポンケースに入っていたナイフを装備。
雨堂聖理:マイナーで《ライトスピード》!
雨堂聖理:で1回目のメジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》、判定直前に《紡ぎの魔眼》。対象は魔星。
GM:妨害はありません。判定をどうぞ
雨堂聖理:15dx7+2
DoubleCross : (15R10+2[7]) → 10[1,3,3,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[2,4,5,6,8,8,8,10]+10[6,7,8,9]+10[2,5,8]+6[6]+2 → 48
GM:魔星くんは肉体が高いだけの雑魚だがドッジしてみよう
魔星:20dx+4
DoubleCross : (20R10+4[10]) → 8[1,1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,8]+4 → 12
雨堂聖理:こえー
魔星:だめ!ダメージをどうぞ
雨堂聖理:5d10+2
DoubleCross : (5D10+2) → 45[9,10,9,10,7]+2 → 47
雨堂聖理:威力の低さはダイスの殺意でカバーよ。諸々有効
GM:えっ!?ダイス目ヤバ!
GM:もう一撃うつがいい!
雨堂聖理:2回目のメジャーで《コンセントレイト:バロール》+《瞬速の刃》。なんと《紡ぎの魔眼》は1ラウンド1回なので……さらに弱体化する!
雨堂聖理:対象は魔星。
雨堂聖理:11dx7+2
DoubleCross : (11R10+2[7]) → 10[1,2,2,4,4,5,7,7,9,10,10]+10[5,5,5,9,9]+10[10,10]+5[5,5]+2 → 37
魔星:20DX+4
DoubleCross : (20R10+4[10]) → 10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,7,7,7,8,8,9,9,10,10,10,10]+9[4,6,8,9]+4 → 23
魔星:ぐう
雨堂聖理:4d10+2
DoubleCross : (4D10+2) → 27[8,5,6,8]+2 → 29
雨堂聖理:諸々有効!
GM:250点キャラの火力か……?
雨堂聖理:ひどいこと言われてる!
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+16(侵蝕率:120->136)
GM:了解!演出をどうぞ
雨堂聖理:全ての力の流れが停止し、"カースマスター"が無防備を晒した瞬間には、
雨堂聖理:とうに駆け出している。さんざんに訓練を積んだライフルに頼りたい誘惑を断ち切り、それを捨ててナイフを手にし、投擲。
雨堂聖理:刃が突き立った瞬間、瞬時に開いたゲートに飛び込み、その身は"カースマスター"の後方へ。駆け抜けざま、その身を引き裂くようにナイフを抜いて、
雨堂聖理:再度投擲。今度の狙いは背。バロールの能力により加速された二度の急所への投擲は、常人ならば十分に殺害できるではある。
雨堂聖理:だがそれだけだ。手応えは想定より遥かに浅い。 「……ッ」 声もなく歯噛みする。
カースマスター:「無駄な抵抗を……」バキバキ。傷が再生する。代わりに、羽のいくらかが音を立てて砕ける
カースマスター:「私の力は無尽蔵……力を失った貴方では」
カースマスター:「立ち向かうことすらおこがましいと、何故わからないのでしょう?」
雨堂聖理:歪に笑うように、どうにか口角を釣り上げて 「分からないことは分からないよ」
雨堂聖理:「厳しいって分かってて、全部取りするって決めた。何一つ諦めないって」
雨堂聖理:「ならなんで、あたしが諦めるために、そんなことを分からなきゃいけないわけ?」
カースマスター:「ふふ……これを見てもまだ」
カースマスター:「同じことが言えますか?」
カースマスター:オートアクションでコンボ:天の相《アナザーセルフ》《原初の灰:ハイブリーディング》
カースマスター:《加速する時》と《加速する時II》の回数を回復します。
カースマスター:イニチアシブプロセス。《加速する時》
カースマスター:田井中次郎が食らい付くしたレネゲイドが
カースマスター:再び一瞬で臨界状態に達する
カースマスター:マイナーなし
カースマスター:メジャーでコンボ:人の相《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《原初の赤:吹き飛ばし》《妖の招き》《ジャイアントグロウス》
カースマスター:攻撃力+2+2d10、1点でもダメージを与えた場合同エンゲージに引き寄せ、強制14m移動
カースマスター:さらに賢者の石を三つ使用し、C値を-6します。残りの使用回数は63回。
カースマスター:妨害がなければ判定します
林藤はるか:《ミスディレクション》。対象を単体に変更します。
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+5した (侵蝕率:117->122)
カースマスター:《レネゲイドディゾルバー》。それを打ち消します
田井中次郎:≪レネゲイドディゾルバー≫で打ち消します
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+6した(侵蝕率:163->169)
カースマスター:《デビルストリング》。それを打ち消します
林藤はるか:《隠された世界》。対象を単体にします。
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+3(1D10->3)した (侵蝕率:122->125)
涼暮御幸:止められないやつ!
GM:それはどうしようもない……!では単体になります
GM:誰にしよっかな~
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 2
GM:林藤さんで。
林藤はるか:さあこい!
カースマスター:20DX2+11
DoubleCross : (20R10+11[2]) → 10[1,1,2,4,4,4,5,5,6,6,6,8,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,2,2,2,4,4,4,6,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,6,6,9,9,9,10,10]+10[1,4,4,5,5,7,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,6,6,7,8,9,10,10,10]+10[1,2,2,2,3,3,5,8,10,10]+10[1,2,4,4,5,5,7,9,10]+10[1,2,3,4,7,8,8,9]+10[3,4,5,8,8,10,10]+10[1,1,5,8,8,9,10]+10[1,1,4,5,6]+10[1,6,6]+10[3,10]+10[2,3]+1[1,1]+11 → 152
林藤はるか:避けられるわけないよッ
GM:ではダメージ行きます
林藤はるか:何かあればいいけど、《支配の領域》でもさすがにC値2は止まらないか
林藤はるか:ガードにします。回避エフェクトを使うだけ損なはず!
カースマスター:16D10+2+2d10
DoubleCross : (16D10+2+2D10) → 88[8,4,1,4,10,5,8,9,3,5,9,7,4,3,5,3]+2+17[7,10] → 107
カースマスター:復活後に失うHPも書いておきましょう
カースマスター:8d10
DoubleCross : (8D10) → 47[5,4,9,10,5,4,9,1] → 47
林藤はるか:一回目を“カースマスター”のロイスで、二回目を和嶋先生のロイスで耐えます!
GM:演出行きます
カースマスター:残像を残しながら放たれるのは超超超高速の右ストレート。
カースマスター:瞬間、凄まじい閃光と衝撃が君達を襲った。
カースマスター:……拳は君達の体に触れるより先に、周囲の空気と衝突する。
カースマスター:そこに含まれる分子、そして原子が拳の威力に耐えられず、放射性崩壊を引き起こしながら
カースマスター:破壊的なエネルギーとなって君達に降り注いだのだ。
カースマスター:君達がそれらの原理を認識できたかはわからない。
カースマスター:だが現実として、君達の肉体は破壊される。一度のリザレクトでは修復できないほど無残に。
林藤はるか:……普通ならば
林藤はるか:兵器にも等しい、そうした圧倒的な破壊に、安全地帯を作ることなどはできない。
林藤はるか:だが、その攻撃者そのものが、攻撃の瞬間に弱まっているのだとしたらどうか。
林藤はるか:林藤はるかは蛍を操作する。操作した蛍の光情報を介して、他者の知覚に、肉体感覚に介入することができる。
林藤はるか:感覚共有。林藤はるかのそれは『常人』の感覚だ。攻撃の瞬間、その情報が強制的に割り込む。
林藤はるか:肉体が破壊されて、消し飛ぶ。
林藤はるか:だが、それは、蛍だ。僅か四匹の蛍に過ぎない。
林藤はるか:『……今度は……ふ、ふふ』
林藤はるか:『成功しました』
田井中次郎:「林藤……!」
カースマスター:「……何故です?力の差は歴然……苦痛を長びかせるだけの行為……」
カースマスター:「気持ち悪いですよ、貴方たち」次は左の拳
林藤はるか:『わ、私みたいな……半分死んでいるみたいな病人は、すぐに殺してしまえると思いましたか?』
林藤はるか:『皆、そう思うんです。そんな能力で回避できるはずがないと』
林藤はるか:『――何かの間違いに、違いないと』
林藤はるか:『それが私です!私は“フォックスリンカ”!』
林藤はるか:『まるで、狐につままれたような気分でしょう!』
GM:イニチアシブ。林藤さんの手番です
林藤はるか:手番では待機!カバーリングと世界樹の葉を構えます!
カースマスター:ではイニチアシブで《加速する時II》を使用
カースマスター:マイナーなし。メジャーでコンボ:人の相
カースマスター:《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《原初の赤:吹き飛ばし》《妖の招き》《ジャイアントグロウス》
カースマスター:攻撃力+2+2d10、1点でもダメージを与えた場合同エンゲージに引き寄せ、強制14m移動
カースマスター:さらに賢者の石を三つ使用し、C値を-6します。残りの使用回数は60回。
カースマスター:何も妨害がなければ判定をします
雨堂聖理:田井中次郎&林藤はるかだな、これをSロイスに指定してタイタス昇華。《時の棺》の使用回数を回復
雨堂聖理:即座に使用。その判定を失敗させます
雨堂聖理:雨堂聖理の侵蝕率を+10(侵蝕率:136->146)
カースマスター:では失敗します。
カースマスター:左の拳が放たれる。再び、世界を埋め尽くすが如き光とともに、破壊の渦が君達を襲おうとする
雨堂聖理:(また来る……っ、なら、するしかないか……!)
雨堂聖理:……その時に雨堂が対抗として取った行いそのものは、至って単純だ。今まで自分と銃を加速していたその能力で、脳を加速させる。しかも、極限まで。
雨堂聖理:刹那の間、雨堂の主観からは周囲の時間が極々低速に感じられる。加えて、雨堂にはかつてその『未来を選び取る』能力で、未来の分岐を数多垣間見た経験があった。
雨堂聖理:研ぎ澄ました聴覚と偏差感覚、かつての視野の記憶、今この場で彼の攻撃を見て、受けた経験、そして思考の十分な猶予。これらを合わせて対すれば、
雨堂聖理:(……流れがある。全部を消そうとするんじゃない。どこか要点に穴を空けて、力を逃して流れを散らす。どこだ、どこだ――!)
雨堂聖理:――対処できる。放たれようとした光の渦が、奇妙に散乱し、皆を薙ぎ払うはずだった力だけが綺麗に勢いを失い、夜天へ散る。
雨堂聖理:ゲートを数カ所。力の流れを漏出・反転させ、打ち消し合った。
雨堂聖理:「……っ、はー……っ!」 遅れて、激しい目眩と激痛。そも人間の脳は、このような運用を想定されてはいないのだ。意識が飛びそうなほどの苦痛に苛まれながら、しかしどうにか感覚を保ち、膝をつくに留める。
カースマスター:「……」
カースマスター:「……目障りですねえ、本当に」
カースマスター:そしてそれを最後に、励起していたレネゲイドが収まっていく。……君達にはわかるかも知れない
雨堂聖理:「…………」 軽口を叩く余裕はない。そのための思考のリソースは、この数秒で枯渇しきった。ただ、口角だけが笑っている。
カースマスター:以下に内在量が莫大とは言え、それを一度に放出できる量には制限がある。
カースマスター:たとえジャームであったとしても、人間の形を保っている以上は……どれほど巨大な蛇口を付けても
カースマスター:一度に海の水全てを吐き出すことができないように。
GM:つまり、今が好機だ。
カースマスター:「ほんの一分後には……貴方たちの肉体は……塵も残さず消える……」
カースマスター:「無駄な……本当に無駄なあがきです……」
田井中次郎:「俺はそうは思わん」
GM:次は行動値8、田井中次郎くんの手番です
田井中次郎:はい!
田井中次郎:マイナー無し。
田井中次郎:メジャー コンボ【Re/incarnation】
田井中次郎:≪コンセントレイト:ウロボロス≫+≪原初の赤:災厄の炎≫+≪原初の灰:ストライクミラージュ≫
カースマスター:「“ナイトメアブリンガー”……ふふ……今なら……貴方と……貴方の大切な人だけは……」
カースマスター:「見逃してあげてもいいですよ……これが……最後の警告です……」
田井中次郎:「……」
田井中次郎:対象は“魔星”と“カースマスター”。
カースマスター:「最後の一瞬くらい……穏やかな時を過ごしたいでしょう?」
GM:妨害等はありません。判定どうぞ
田井中次郎:10DX7+4
DoubleCross : (10R10+4[7]) → 10[1,1,3,3,3,5,6,6,8,9]+3[2,3]+4 → 17
GM:はわ……
田井中次郎:低い……が!
林藤はるか:……《妖精の手》!
GM:消したりしません。これくらいならね
林藤はるか:どうせそんなに伸びるはずがないと思っているんでしょう
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+4した (侵蝕率:125->129)
林藤はるか:それが命取りですよ!
田井中次郎:貰って振り足します!
田井中次郎:1DX7+24
DoubleCross : (1R10+24[7]) → 10[10]+2[2]+24 → 36
田井中次郎:ここに≪勝利の女神≫
GM:ヌウーッ!?
田井中次郎:達成値は54になります
カースマスター:いいでしょう……リアクションできないので
魔星:《崩れずの群れ》でカースマスターをカバーリングします
田井中次郎:ダメージダイス前に≪フェイタルヒット≫を使用
GM:いいでしょう……ダメージをどうぞ!
田井中次郎:ダメージ!
田井中次郎:6D10+21+5D10+2D10
DoubleCross : (6D10+21+5D10+2D10) → 36[5,5,4,5,8,9]+21+32[9,6,2,10,5]+9[4,5] → 98
GM:ええ—っ
GM:雨堂ちゃんが想定より弱い分
GM:田井中君がヤバい
田井中次郎:田井中次郎のHPは25になった(HP:28->25)
GM:98点から少し装甲を引いて、2倍ダメージを受けました。滅茶滅茶削れた
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+19した(侵蝕率:169->188)
田井中次郎:ダメージ時に≪巨人の影≫フェイタルヒットのレベルを2上げます
田井中次郎:田井中次郎の侵蝕率を+3した(侵蝕率:188->191)
GM:演出どうぞ!
林藤はるか:攻撃の機。
林藤はるか:言葉で意思疎通をする必要もない。田井中次郎が動く時には、常に
林藤はるか:その先を導くように、蛍の弱い光がある。
林藤はるか:展開。発光。僅か1秒に満たない時間差であっても、
林藤はるか:距離を錯覚させる。到達しないものが到達するかのように。あるいは、到達するものがまだ到達しないかのように。
林藤はるか:(……田井中さん)
林藤はるか:(ずっと、一緒ですよね!田井中さん!)
田井中次郎:「……」
田井中次郎:光を見る。極めて弱々しい、今にも消えそうなその光を。
田井中次郎:「ああ……」
田井中次郎:ほんの一瞬、微笑と共に頷き。
田井中次郎:「そうだ」
カースマスター:「……?」
田井中次郎:次の瞬間には、鋭い眼光で己の宿敵を見据えている。
田井中次郎:燐光に導かれるように、足を踏み出す。
田井中次郎:「俺は──」
田井中次郎:「“ナイトメアブリンガー”だ」
田井中次郎:黒炎が燃え上がり、田井中の全身を覆っていく。
田井中次郎:「俺の心を折ろうとしても、無駄だ」
田井中次郎:「お前の悪意や呪いなどに、決して屈しはしない」
田井中次郎:「俺がお前を倒すのは、怒りでも憎しみでもない」
田井中次郎:凝結する影の装甲。炎を纏う騎士めいた異形が顕現する。
田井中次郎:「最強の濃縮体。72個の“賢者の石”適合者。“楽園の十三人”」
田井中次郎:「輪廻する呪いの権化、“カースマスター”」
田井中次郎:「そんなことは、何一つ関係がない」
田井中次郎:「お前の悪意は、何ら特別なものではない」
田井中次郎:「お前のような奴は、他にいくらでもいる」
田井中次郎:「俺のような奴も、他にどこにでもいる」
田井中次郎:螺旋を描く大槍の矛先を、“カースマスター”に向ける。
田井中次郎:「俺がお前を倒すのは」
田井中次郎:「お前が日常を侵すFHエージェントであり──」
田井中次郎:夜闇に溶けるかのように、その姿が残火を残し掻き消える。同時に“カースマスター”の眼前に。
田井中次郎:「俺が、UGNエージェントだからだ」
田井中次郎:“魔星”と同化したその身に、漆黒の槍を振るう。
カースマスター:「ふふ……私の悪意が……平凡だと……?」
カースマスター:「気に入らない」
カースマスター:「気に入りませんねえ……」普段浮かべている笑みすら止めて
カースマスター:「今まで見てきた人間で、貴方が一番気に入りませんよ」忌々しげに君をにらみつける
カースマスター:「“ナイトメアブリンガー”!」
カースマスター:ホタルの光とは比べ物にならない、目が眩むほどの眩い光が
カースマスター:影の槍を、君が纏う黒炎をかき消す
田井中次郎:槍が光に呑まれ、浄化される────その寸前。
田井中次郎:硬化した影が瞬時にほどける。現れるのは同質量の黒炎。
田井中次郎:「────届いたぞ」
カースマスター:「……!?」
田井中次郎:「“カースマスター”……!」
田井中次郎:黒い炎が“カースマスター”を襲う。それは“対抗種”の炎。
田井中次郎:レネゲイドを喰らうレネゲイド。それは“魔星”、“賢者の石”とて例外ではない。いや、それどころか。
田井中次郎:膨大で濃密なレネゲイドの結晶体であるその身体も、“対抗種”にとっては絶好の獲物に過ぎない。
田井中次郎:炎が“カースマスター”の全身を蝕むように這いずり回り、意思を持ったかのように嬉々として喰い荒らす。
カースマスター:「く……がぁあああああ!」レネゲイドの結晶で作られた白い翼が、黒い炎に蝕まれ燃え落ちていく
カースマスター:「私……私の力を……!もう……遅いぞ……!許さない……貴方だけは……!」
カースマスター:「たとえ頭を垂れて許しを請うたとしても……絶対に許さんぞ……“ナイトメアブリンガー”……!」
田井中次郎:「俺だけだと?」
田井中次郎:「“紫艶仙丹”と違って、全知を使いこなすことは出来ないらしいな」
田井中次郎:「教えてやる」
田井中次郎:「俺は一人じゃない」
林藤はるか:緑色の燐光が田井中次郎の周囲に瞬く。
鵜曇憂子:穂先を伝い、稲妻が暗い空に迸る。
GM:次は行動値1、涼暮さんの手番!
涼暮御幸:待機します~ういういよろしく!
鵜曇憂子:あい!
GM:鵜曇憂子さんの手番です
鵜曇憂子:待ってたぜェ~!
鵜曇憂子:マイナーなし。
鵜曇憂子:メジャーで“魔星”に白兵攻撃します。《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《バリアクラッカー》。
鵜曇憂子:18dx@7+5-2
DoubleCross : (18R10+5-2[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,4,6,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,4,4,5,6,6,8,9]+5[4,5]+3 → 28
GM:ぐももももーっ
鵜曇憂子:普通~ッ
魔星:ドッジします
林藤はるか:《妖精の手》!
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+4した (侵蝕率:129->133)
GM:イイデショウ
鵜曇憂子:1dx7
DoubleCross : (1R10[7]) → 10[8]+1[1] → 11
鵜曇憂子:え~と どうなるんでしょう
GM:うーんと
GM:33+11で
林藤はるか:33+11
GM:44!
鵜曇憂子:やった!44!
魔星:20DX+4
DoubleCross : (20R10+4[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,4,5,6,7,7,7,7,7,9,9,10,10,10]+10[7,10,10]+7[5,7]+4 → 31
鵜曇憂子:コワッ
魔星:くええーっ!
魔星:うああああーっ!
魔星:ディゾルバーしとけばよかったーっ!
涼暮御幸:コワ~ッ
林藤はるか:妖精やってよかった~!
田井中次郎:最高~~
鵜曇憂子:うわ~~いはるはる愛してる~~!
林藤はるか:はるはる、やりました!
GM:ダメージをどうぞ……!
鵜曇憂子:最高です!
鵜曇憂子:は~い
鵜曇憂子:5d10+24+24+30
DoubleCross : (5D10+24+24+30) → 22[2,4,9,2,5]+24+24+30 → 100
鵜曇憂子:装甲値無視!ぴったり100です
涼暮御幸:いいの入ったな……
GM:えええっ
GM:それは……もう耐えられません
GM:魔星くんが砕け散ります。演出をどうぞ
鵜曇憂子:えっ!やった~!
涼暮[1/98] 鵜曇[0/119] 雨堂[12/146]
林藤[10/133] 田井中[8/191]
カースマスター[9999]
林藤はるか:星が、点々と続いている。
林藤はるか:それは本物の星ではない。林藤はるかが操る蛍だ。
林藤はるか:青く。紫に。白く。
林藤はるか:一つ一つが夜空の恒星の光ではなく、命が発する光だ。
林藤はるか:田井中と“カースマスター”の壮絶な戦闘の中、その星の道が続いている。それが分かる。
鵜曇憂子:彼女の命を込めて生み出す灯は、闇夜の中で美しく輝く。
鵜曇憂子:その光を無駄にはしない。ひとつひとつが、希望を掴むための隘路となる。
鵜曇憂子:「───最終緊急救命処置、発動」
鵜曇憂子:巨大な槍から飽和した稲妻が、音を立てて溢れだし、闇夜の中で眩しく輝く。
鵜曇憂子:「『命の星』」
鵜曇憂子:「ゴーー!」
カースマスター:「……!」
鵜曇憂子:大きく足を引き、地面を抉るようにして踏みしめ、
鵜曇憂子:片腕に握った巨大な槍を、射出するような速度で投擲する。
カースマスター:「がぁああああ!」手をかざす。燃えかけた二つの翼が、その槍を受け止めようとする
カースマスター:「やめなさい……鵜曇憂子……!貴方は思わないのですか……この強大な力を手に入れたいと!」
鵜曇憂子:「思いません!」
鵜曇憂子:「いりません!」
カースマスター:「貴女が望むなら……今からでも力を授けましょう。だから……この力をとめ……」
鵜曇憂子:「そんな……そんな、下らない物。たった72個の賢者の石で、」
鵜曇憂子:「人一人満足に蘇らせることもできないなら!」
鵜曇憂子:「そんな希望は必要ない!」
カースマスター:「く……ぐ……!この……物の価値もわからない……ド低脳の雌猿がぁ!」
鵜曇憂子:「ハッ」
カースマスター:翼が槍を弾き返した。その瞬間……
鵜曇憂子:同時に駆け出し、カースマスターの眼前に躍り出ている。
カースマスター:迎え撃とうとする。通常なら食らうことのない愚直な一撃
鵜曇憂子:小柄な体を回転させ、右手を大きく引く。体内で過剰に造られ続ける稲妻を、そこに集めれば、やはり青白い光を発する。
林藤はるか:“カースマスター”が繰り出そうとした、その迎撃が
林藤はるか:外れる。
カースマスター:「……林藤……!」
林藤はるか:まるで、戦闘経験のない普通の人間がそうしてしまうように。超越者であればあるほど、まるで想像もしていないことのように。
カースマスター:「林藤はるか――—ッ!」
林藤はるか:田井中次郎がそうであるように。そうでありたい。『私は』
林藤はるか:『“フォックスリンカ”です!』
林藤はるか:『“カースマスター”。――ご存知ですか?』
林藤はるか:『本当の、希望は……』
林藤はるか:そして。
鵜曇憂子:「ァアアアアアアア!」
鵜曇憂子:その顔面に、少女の体躯から迸るとは思えない凄まじい衝撃を込めた殴打を放つ。
カースマスター:「ぐああああああーッ!」吹き飛ばされる。
カースマスター:無敵と思えるほどの力を持った男が、ただの人間のように
カースマスター:「馬鹿な……こんな……こんな……」
カースマスター:「強者に負けるなら理解できる……"デッドマスター”や……"イスカリオテ”……あの怪物たちに負けるなら……だが……こんな……馬鹿な……」
カースマスター:「私がこんな……こんなクズどもに……!」
鵜曇憂子:「希望は」
鵜曇憂子:「ういこであり」バチッ、と、稲妻を曳いて。
鵜曇憂子:「じろじろくんであり、はるはるであり、きよりんであり」
鵜曇憂子:「会長であり──────この街の、正義を抱く者すべてです!」
鵜曇憂子:「お前なんかに生み出せるものですか!」
GM:最後に……会長の手番ですよ!
涼暮御幸:マイナーなし。
涼暮御幸:メジャー『忍夜恋曲者』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
涼暮御幸:“カースマスター”を攻撃。
GM:妨害等はありません。判定をどうぞ
涼暮御幸:13dx7+10
DoubleCross : (13R10+10[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,4,6,7,7,9,9,10]+10[3,5,6,7,9]+4[1,4]+10 → 34
カースマスター:何もなければドッジします
カースマスター:賢者の石の効果を4つ使用。C値を2にします
林藤はるか:《妖精の手》!
林藤はるか:林藤はるかの侵蝕率を+4した (侵蝕率:133->137)
GM:振るといいよ!
涼暮御幸:1dx7+40
DoubleCross : (1R10+40[7]) → 1[1]+40 → 41 → ファンブル
カースマスター:ではドッジするね
涼暮御幸:その前に
涼暮御幸:ロイスを取得します。
GM:イイデショウ
涼暮御幸:-“呪い”/尽力/恐怖:○/ロイス
涼暮御幸:これをSロイスに指定。
涼暮御幸:P反転し、Sロイスとして昇華。
涼暮御幸:イエローの色ロイスとして使用します。
涼暮御幸:対象への興味・警戒を表す色。
GM:許可します。効果は何でしょう
涼暮御幸:この判定に対するリアクションの達成値を0に。
カースマスター:20DX2+4
DoubleCross : (20R10+4[2]) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,5,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,5,6,7,9,9,9,9,9]+10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,5,5,6,6,7,7,7]+10[1,1,3,4,5,5,6,7,7,9,9,9]+10[2,2,2,3,4,4,6,7,9,10]+10[3,4,4,4,6,7,8,9,10,10]+10[2,4,5,6,6,7,8,8,8,9]+10[1,2,2,3,6,7,8,9,9,10]+10[2,4,5,6,6,8,8,10,10]+10[1,1,2,3,5,7,7,9,10]+10[4,5,6,9,9,9,10]+10[1,2,4,4,6,10,10]+10[1,4,7,8,10,10]+10[1,3,3,8,10]+10[2,4,5,9]+10[3,4,8,8]+10[7,8,9,10]+10[3,5,6,6]+10[3,5,7,10]+10[4,6,6,7]+10[1,2,5,8]+10[3,5,9]+10[2,5,7]+10[1,1,6]+10[9]+1[1]+4 → 255
GM:では255から0になります。
GM:ダメージをどうぞ
涼暮御幸:5d10+11
DoubleCross : (5D10+11) → 27[1,10,6,7,3]+11 → 38
カースマスター:残りHPは19。装甲値が10なので、それを食らったらHP0になります。
カースマスター:が……
カースマスター:ダメージの適用前に、《瞬間退場III》を使用します対象は自分自身と……
カースマスター:もうひとりが誰かは演出の後にやりたいと思います。
涼暮御幸:侵蝕率+5 (侵蝕率:98->103)
カースマスター:演出をどうぞ
涼暮御幸:「……」
涼暮御幸:……これまで、一歩も動けてはいない。
涼暮御幸:一言さえも発せられず。口の中は乾いて貼り付いたようになって。
涼暮御幸:ただ、呆けたように。皆が成す事を見ていた。
涼暮御幸:
涼暮御幸:大翼を見た。
涼暮御幸:悪魔が白亜の美しき悪意を拡げるところを、見送った。
涼暮御幸:晴間を見た。
涼暮御幸:光が差し込まれ、雨中の往路が閉じゆく様を、見送った。
涼暮御幸:星辰を見た。
涼暮御幸:集いし星星が瞬き、その落日を遠ざけるのを、見届けた。
涼暮御幸:静寂を見た。
涼暮御幸:悪意を焦がす炎を。揺らめく中の、刹那の時を、見送った。
涼暮御幸:凶刃を見た。
涼暮御幸:一度ならぬ二度の、再起の、不屈の刃の道行きを、見届けた。
涼暮御幸:限界を見た。
涼暮御幸:もはや、命の最後の灯のような、狐光の意地を、見送った。
涼暮御幸:闇夜を見た。
涼暮御幸:光をかき消すほどの、選び取られた運命の流れを、見送った。
涼暮御幸:希望を見た。
涼暮御幸:ただ、UGNエージェントとして、成すべきことを成す者を、見届けた。
涼暮御幸:生命を見た。
涼暮御幸:天雷のごとく輝き翔ける、小さな命の、大きな一撃を、見届けた。
涼暮御幸:その眼で、熱を見た。
涼暮御幸:この場にいる者の、想いの熱を。ずっと見ていた。
涼暮御幸:そして、ひときわ大きかった、対峙するそれが、弱まるのを見ていた。
涼暮御幸:……これまで、一歩も動けてはいない。
涼暮御幸:否。
涼暮御幸:……これまで、一歩も動かずに、ただ。
涼暮御幸:見ていた。
涼暮御幸:彼の最大の隙を。その一瞬を。
涼暮御幸:忍びよるように、白刃が煌めく。
涼暮御幸:それは、彼らの織りなす光に比べれば、ひどくくすんで見えるが。
涼暮御幸:それでも、輝きの一つだ。
涼暮御幸:「“呪い”だ」
涼暮御幸:「自分へのね」
カースマスター:「ぐ……う、お」
涼暮御幸:「ここで、決めなければ、彼らに顔向けできぬという」
涼暮御幸:「私なりの、あり方だ」
涼暮御幸:賢者の石の輝きは、もう、眩しくない。
涼暮御幸:それよりもまばゆいものに包まれているから。
カースマスター:「ぬぐううううううううおおおおおおおおおあああああああああああっ!」
カースマスター:ドォォォンッ!
カースマスター:白刃がその体を貫こうとした瞬間
カースマスター:子供が駄々をこねるかのように、片手を地面に向けて振り下ろす。病院の天井が崩れ、そこに居た全員が階下に落ちていく。
カースマスター:同時に
カースマスター:バリバリバリバリバリッ
カースマスター:「いいでしょう……いいでしょう……認めます」
カースマスター:「貴方達の勝ちだ……だが……私を殺すというのなら……」
カースマスター:滅茶苦茶な出力で、両手を使い空間を割いた。その向こうに広がるのは……
カースマスター:空も地面も一面が灰色の異様な景色。大N市にある、裏側の世界。
カースマスター:「代わりに……全ての希望を捨ててもらうっ!」
カースマスター:がしっ
カースマスター:自らが作った空間の裂け目に逃げ込む。"ナイトメアブリンガー”の手を取って
GM:《瞬間退場III》の効果を説明します。
GM:これは任意の対象を選び、硬化に同意した対象を
GM:シーンから退場させるというものです。対象は自分と田井中次郎。
林藤はるか:同意しなければ……?
GM:貴方は手を振り払いこの世界に残ることも出来ます。
田井中次郎:えっ……えっ……!?
GM:ただし……
GM:この効果で退場した場合、もしくは《ハンドリング》を使用した場合のみ
GM:次のクライマックス2-aに登場することが可能に鳴ります
GM:誰も効果に同意しなかった場合、戦闘は終了し
GM:バックトラックに入ります。
田井中次郎:ただし
田井中次郎:“カースマスター”は倒せない……?
GM:"カースマスター”は二度と大N市に姿を表すことは無いでしょう
GM:ここで、手を引かれるがまま異世界へと飛び込むか
GM:もしくは、彼を見逃してこの世界に留まるか
GM:田井中次郎さん、選んでください
田井中次郎:……
カースマスター:「私を……」
カースマスター:「殺しに来ますか?“ナイトメアブリンガー”」
田井中次郎:「ぐ、うッ……!?」一瞬、咄嗟に抵抗しようとするが。
田井中次郎:「……」
林藤はるか:『田井中さん!!』
田井中次郎:仮に“カースマスター”を逃し、二度とこの街に、自分の目の前に現れることは無かったとしても。
田井中次郎:きっと奴は、どこかで再び際限なく悪意と呪いをばら撒き続けるだろう。きっと今度はUGNにも、“デッドマスター”のような敵にも悟られぬ周到さで。
田井中次郎:そんなことを許すわけにはいかない。UGNエージェントとして、一度掴んだ手を離すわけにはいかない。
田井中次郎:例えそれが、呪いであっても。
田井中次郎:「──すまない」
田井中次郎:“カースマスター”に手を引かれるまま、異空間に身を投げる。
田井中次郎:「後は、頼んだ」
涼暮御幸:「嘘……!届いてっ!」
涼暮御幸:「届いてよっ!」
涼暮御幸:今、彼に手が届くのは。自分ではない。
鵜曇憂子:「──会長!」それと同時。
GM:二人が身を投じた瞬間、裂け目は閉じる。
鵜曇憂子:会長の身体を片手で抱き、場を離れる。すぐに裂け目のあった場所に瓦礫が落ちてくる。
雨堂聖理:先の攻撃無効化の反動で、未だろくに動けていない。崩落に身を任せ、落ちるがままだ
GM:後には鵜曇憂子、涼暮御幸、雨堂聖理の三人が残される。
鵜曇憂子:「きよりんもっ…」もう片手で雨堂さんの手を掴み、引き寄せる。
涼暮御幸:「やだ……離してよっ!!」
涼暮御幸:「行かなきゃ……届けなきゃ」
涼暮御幸:「そうしなきゃダメなのに……!」
鵜曇憂子:「ダメです!」
鵜曇憂子:「……違います」
鵜曇憂子:「違いますよ、会長。ういこ達には、やることがある」
鵜曇憂子:「希望を繋ぎましょう」
涼暮御幸:「希望……」
涼暮御幸:「彼にとっての、一番の、希望?」
雨堂聖理:「……ふふ」
鵜曇憂子:「そうですよ」微笑む。
雨堂聖理:「魔星は……やっつけたんだから。今こそ」
雨堂聖理:薄く目を開けて 「できることをしなきゃ」
雨堂聖理:「全部。全部取るって決めたんだから」
涼暮御幸:「……うん」
鵜曇憂子:「ケーキバイキング!奢ってもらわなきゃですからねっ」
鵜曇憂子:軽口を叩いて。崩れた病院の中を、進んでいく。
涼暮[1/103] 鵜曇[0/119] 雨堂[12/146]