Dragon Tail:Mission0/"壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル"


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【Grand Trailer】

Grand Trailer――『Dragon Tail』 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わりなく――変貌を続けている。

一年ほど前。
FHセル、“ワームウッド”は四州地方を占領し、日本政府およびUGN日本支部に対し、独立宣言放送を行った。
放送そのものは隠匿されたものの、“ワームウッド”セルは四州地方の殆どを実効支配。
彼らの操るジャームは、理外の防御能を有し、通常のオーヴァードでは傷付けることが困難であった。

事態を重く見たUGN日本政府は、そのジャーム――“C種ジャーム”に対抗可能な特異戦力からなる特務部隊、“ドラゴンゴージ”を結成した。
その中の部隊のひとつが、“ドラゴンテイル”。
最も過酷なる任務に登用される、遊撃オーヴァード小隊である。

ダブルクロス the 3rd Edition キャンペーン『Dragon Tail』

ダブルクロス、それは裏切りを示す言葉なれども。
されど我らはドラゴンテイル。魔を薙ぎ邪を払う、靭なる“龍の尾”なり。
GM:ということで、キャンペーン『DragonTail』、始動します。
春澤楓:楽しみにしてました!よろしくお願いします!

冬月 忍キャラシート(PC1:ロケット商会)
春澤楓キャラシート(PC2:クオンタム)
秋里せつかキャラシート(PC3:めかぶ)

【Index】

◆Opening
01/冬月忍
02/春澤楓
03/秋里せつか
◆Middlephase
01/尾は放たれて打据える
02/ワケわかんないまま送られたって感じ
03/オマエがあいつの炎を防いだんだろ
04/一回潰れて、死ぬの
05/後押しはいるか
06/同じとこばっか狙わない
07/助け合えば、色々と出来るから
08/お前が叩き落とすんだよ
09/莫大な借金があるからだ
◆Climax
Climax/壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル
◆Ending
01/防衛任務完遂
02/秋里せつか
03/春澤楓
04/冬月忍

GM:本キャンペーンの本格始動の前に、前日譚となる、第0話を実施します。
GM:その参加PCの自己紹介から始めるとしましょう。

【自己紹介】

GM:PC1,冬月 忍さんからお願いします。
冬月 忍:はい!
GM:キャンペーンの初顔合わせですので、念入りめでお願いしたく!
冬月 忍キャラシート
冬月 忍:“風吼鴉声”冬月忍、FHから脱走していまの部隊に加入した男です!
冬月 忍:FHでは殺人技能者として育てられており、日本刀を使った戦闘を得意とします。
冬月 忍:全体的に陰気な男で、何かとダウナーな発言もしますが、面倒見がよくお節介でもあります。
GM:まさに冬というわけね
冬月 忍:自分を拾ってくれた部隊長には恩義を感じており、命令にはよく従うタイプ。任務のためならかなり冷徹にもなる。
冬月 忍:たぶんあのままセルに残っていたらジャームの素体にされていたのでは……そんな疑惑もあり、
冬月 忍:かつてのセルをやっつけるために頑張っています。怖いものは、以前のセルの戦技教官である師匠だ。
GM:やっつけよう!
冬月 忍:戦闘スペックは、光の指先を使って攻撃・回避を両立させた切り込み役です。みんなより早く動いて、範囲攻撃をする!
冬月 忍:いまのところはそれしかできない!単独でもある程度の局面をこなせる、便利野郎だ!
冬月 忍:以上、自己紹介でした。宜しくお願いします!
GM:はい、ありがとうございました!
GM:ハンドアウト!
PC1(冬月 忍)用ハンドアウト ■シナリオロイス:“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳 推奨感情:P信頼/N不安
あなたは龍の尾の一員にして、ワームウッドセルの脱走者でもある。
龍の尾に新たに降った命令。それは、瀬路行政都市の救出であった。
攻略のための作戦が発令されたが、それは小隊長、“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳の立案だという。
無軌道で豪胆な作戦提案は、その成否を問わず不安極まりないものであった。
場合によっては、他の年若い隊員を宥めすかさねばならないかもしれない。
冬月 忍:な……宥めすかすぞ~……!
GM:“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳は、ドラゴンテイルの戦闘部隊の隊長です。
GM:尾自体は指揮官の下に、戦闘部隊とサポート部隊が別れている感じのイメージですね。
冬月 忍:で、こっちは戦闘部隊ですね。了解です。
GM:その戦闘部隊の長。初期ロイスは彼女としてもいいですし、その上位の指揮官にしても大丈夫です。
冬月 忍:いえ、ここは笹鳴さんを初期ロイスにします。名前を書き込んでおきます。
GM:了解です。彼女の作戦に不安を覚えたりして下さい。
GM:では次!PC2!
GM:春澤楓さん!
春澤楓:ウェイ!
春澤楓キャラシート
春澤楓:"ウォーディス" の春澤楓(はるざわ・かえで)です。12歳の巨大ハンマー使い!
春澤楓:ワームウッドセルが放ったC種ジャームに姉以外の家族を皆殺された、FH絶対潰すマンレディです。
春澤楓:最初は殺意にまみれた復讐者キャラにしようかと考えたんですが、全体のバランスとか他キャラとの絡みとかを考慮した結果
春澤楓:『死んじゃったもんはもー仕方ないよな!でもそれはそれとしてテメーら全員ブッ殺すからな!』
春澤楓:くらいの性格に落ち着きました。
春澤楓:なので、元FHの冬月先生ともそこまで険悪になる事はないはず……
GM:balance……
春澤楓:シンドロームはキュマイラ/エグザイル。はじめてのエグザイルです。
春澤楓:Dロイスは遺産継承者。ジュラシックレコードのおかげで肉体も高く、考えるより先に身体が動く、動物的な娘です。
春澤楓:基本的に、《フルパワーアタック》してハンマーで殴るだけのシンプルキャラなのですが
GM:暴力じゃ……おそろしい……
春澤楓:それだけに楓自身も自分の火力に自身があるし、すきあらば先輩面すると思います。
GM:先が、先よ!
春澤楓:あ、ユニークスキルは《異形の歩み》です。パーティに入れると普段行けないところに行けるようになるぞ!
春澤楓:そんなところかな。よろしくお願いします!
GM:はい!ありがとうございます。
GM:ハンドアウトはこちら。
PC2(春澤楓)用ハンドアウト ■シナリオロイス:“デリュージャー” 推奨感情:P執着/N脅威
あなたは龍の尾の一員にして、ワームウッドへのアヴェンジャーである。
龍の尾に新たに降った命令。それは、瀬路行政都市の救出であった。
敵の首魁は“デリュージャー”。セル内でも高名な、幹部に相当する人物と目されている。
つまりはあなたの復讐を果たすために、必要な情報を持っているかもしれない。
任務を確実に遂行し、“デリュージャー”を逃さず押さえる必要がある。
GM:敵をぶっ殺すハンドアウトです。
GM:“デリュージャー”は幹部との噂があるので、情報源になるかもしれません
春澤楓:ほほー
春澤楓:よくわかんないけど、捕まえてぶっ殺せばいいんだよな!
春澤楓:任せろ!
GM:だいじょうぶかなあ!
GM:Next!PC3!
GM:秋里せつかさん!
秋里せつか:アイアイサー!
秋里せつかキャラシート
秋里せつか:コードネーム未定、新米オーヴァードの秋里せつか(あきざと・せつか)です。
秋里せつか:幼少期から病弱で、ついに病で命を落としたと思ったら、なんと覚醒して生き返ってしまいました。
秋里せつか:そしたら何やら特殊な能力だと見込まれて、何の実感も沸かないまま前線に配備されてしまった一般人です。
秋里せつか:生まれも育ちもいたって平凡な箱入り娘ですので、正直、FHとか特殊部隊とか、ついていけない!
GM:大変だ
秋里せつか:あえてこの「大変」という気持ちを大切にし、一般人ポジションを狙っていきたいと思います。
秋里せつか:0話ですので、むしろこの「周囲に馴染めない」という気持ちを深めていきたいとすら思っています…!
GM:すきにやるんだよ!
秋里せつか:シンドロームはモルフェウス/オルクス。Dロイスはなし!
秋里せつか:《インフィニティウェポン》で作成した武器を、《サンドシャード》でピュンピュン飛ばして殴ります。
秋里せつか:100%超えるまでまったく火力がないので、そのあたりも含めてビギナーっぽさということにします
秋里せつか:そんな感じかなあ。以上です!
GM:はい、ありがとうございました!
GM:ハンド!アウト!
PC3(秋里せつか)用ハンドアウト ■シナリオロイス:“オルトリンデ”清水篠子 推奨感情:P好奇心/N隔意 あなたは龍の尾の一員として、過酷な任務に駆り出される新米エージェントである。
龍の尾に新たに降った命令。それは、瀬路行政都市の救出であった。
攻略メンバー内であなたと歳近いのは、“オルトリンデ”清水篠子だ。
だが彼女は四角四面な態度で、あなたや他のメンバーに対しても、壁を作っているように見える。
うまく協働できるのだろうか、不安の種は尽きない。
GM:“オルトリンデ”清水篠子はあなたのちょっと先輩です。同い年くらい。
GM:ただしガチガチのチルドレン上がりな雰囲気があります。
秋里せつか:仲良くしたいんだけどなあ!
秋里せつか:仲良くなれなさそうだなあ!
GM:がんばって!
秋里せつか:EDで女子会するのを目標にします!
GM:佳い目標です
GM:では最後に、トレーラを貼って開始といきましょう
Trailer――Mission0/“壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル” 「それでは、ミッションの概要を説明します。
親UGN地帯に位置する瀬路行政都市から、SOSの信号を受けました。
どうやら、ワームウッドの攻勢を受け、包囲されているようです。
ミッションターゲットは、包囲FH部隊および、指揮官の“デリュージャー”となります。
C種ジャームの存在も確認されており、これを討ち果たすことの出来るのは、わたしたちドラゴンゴージのみ。
そして、これより即時に迅速な展開が可能なのは、わたしたち、“(テイル)”だけです。
いつもの通り……なんて言ったら、司令に怒られるかもしれませんけど……過酷な任務になることが予想されます。
概要は以上です。みなさん、くれぐれもお気をつけてくださいね」

ダブルクロス the 3rd Edition キャンペーン『Dragon Tail』
Mission0/“壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル”
GM:はじまるよ!よろしくお願いします!
春澤楓:よろしくお願いしまーす!
冬月 忍:宜しくお願いします!
秋里せつか:よろしくお願いしますー!

【Opening/01】

GM:冬月さんのオープニングから開始します。
GM:登場をどうぞ。
冬月 忍:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 6[6]+32 → 38


GM:四州地方、辺境のある地域。
GM:情報部隊である“目(アイズ)”より、C種ジャーム目撃の報を受け、
GM:あなたはこの地域へと足を踏み入れていた。
GM:難しい任務ではないだろう、あなたと、もう一人。
GM:部隊長である、“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳にとっては。

GM:野犬のような姿をしたジャームが、次々に襲い来る。
GM:C種ジャームではない。単なる弱小なジャーム。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「早速のお出迎えってわけ?ちょっと対応悪いんじゃない……のっ、と!」
冬月 忍:「……こいつらも、やるのか?」 日本刀の柄に手をかけたまま、尋ねる。許可なく抜刀はしない。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:直剣を振り抜くと、野犬が綺麗に横薙ぎに消える。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「VIP待遇して欲しいとこだっつーのに!あ、やってやって!」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「一番太刀(レディファースト)は貰っといたから!あとはご随意にってね!」
冬月 忍:「了解。……時間の浪費だとは思うが」 前傾姿勢になると、その爪先が光り、爆発したように加速。
冬月 忍:「そこをどいてもらう」 抜き打ちに数匹、斬って捨てる。斬撃は連続して、次から次へと斬り落としていく。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「あは、やるう。負けてらんない!」舞うように回転し、周囲を切り伏せ調伏していく。
冬月 忍:「……指揮官。キリがないぞ。こいつらを倒すために出張ったわけではない……足止めをされているな」
冬月 忍:動きは最小限。抜き打ちから連続した斬撃を浴びせ、納刀まで止まらない。止まったら微動だにしない。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「いや、来るよ。こっちに本命!私の嗅覚を信用なさいって」
冬月 忍:「……嗅覚で作戦を立てる人間をはじめて見た気がする。信用はできないが……」
冬月 忍:「きみの言うことだ。従おう」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「ほら、見てみてあそこ、微妙に毛並み違うくない?」剣先で差す。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「ほら、あの頭が白っぽい……」
冬月 忍:「毛並みで判断できるのか……トップブリーダーか、きみは……」 ぶつぶつ文句を言いながらも、そちらを見る。
GM:剣で差した先には、既に姿はなく。
GM:ガキン!
GM:金属と金属がぶつかったような、激しい激突音。
冬月 忍:「なるほど、他より速度はある」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「ほら、来た、来た、来たあ!当たり、引いた!」鍔迫り合いの姿勢。
GM:ジャームは一瞬のうちに距離を詰め、爪による一撃を仕掛けていた。
冬月 忍:「……」 ため息をつく。 「きみが始末をつけるか。手伝うか?」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「言われなくても手伝って!荷が重い!」素早く側面に回り込み、胴を斬りつける。
GM:だがその刃は一切通らない。
冬月 忍:柄を握る手が止まっている。ぴくりとも動かない――が、言われた瞬間に爪先から光子を打ち出し、爆発的に動く。
GM:C種ジャームの力だ。普通の攻撃に対しては、一切のダメージを受け付けぬ絶対防御。
冬月 忍:「俺か。了解」 日本刀を一閃。白い毛並みのジャームを、胴体と首と四肢で切り払いたいです!
GM:その白い毛並みは、一切の刃を通さない。
GM:はずであった。
GM:だが、その一閃で。
冬月 忍:ビィィィッ、と、かすれた鳥の鳴き声のような音が残響する。
GM:ジャームの五体は切り分かたれた。
GM:遅れて、ぼとぼとと、肉片が地面に落ちる音がする。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「はいよっと。お仕事終了」
冬月 忍:「光子が通った。これでよし。……よし、だが」 まだかすかに光を残す刃を納刀。
冬月 忍:「これで何もかも終わりか? 残敵はどうだ?」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:残存の取り巻きを切り伏せて、続けて納剣する。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「ご覧の通り。まあ、残りなんて他の連中でもやれるわけだし」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「わざわざやんなくてもいいんだけどね。でもターゲット外まで全部やっちゃうほうが、プロっぽくない?」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「ん、逆?ターゲットだけのほうがそうっぽいかな?」
冬月 忍:「……プロっぽいという概念が、いまひとつわからない……。が、綺麗にはなったな」
冬月 忍:「……ん、これも逆か。だいぶ散らかった……」 あたりに散乱する死骸を見る。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「尾でぶっ叩いて綺麗にしようってのが間違ってるでしょ、そりゃあ」
冬月 忍:「かもしれない。ともあれ、仕事は終わった。無駄口はさておき、帰投するのか?」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「んー。もうちょっと外の空気吸っても良かったけど」通信端末を取り出し、ちらつかせる。
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「そうも行かないご様子。我等が可愛い司令官さまのお呼び出し」
冬月 忍:「……またか。なぜか、不吉な気配がするぞ……」
“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳:「お、嗅覚仲間?……久々の全員招集。想像通り、大っきいヤマだよこりゃ」
冬月 忍:「ついに大きく動くのか。俺は……反対はしないが……、……。いや。なんでもない。ブリーフィングなら急ぐ必要があるな」
GM:ということで、二人は新たな任務へと赴く……
GM:このあたりでオープニングは終了となります。
冬月 忍:押忍!
GM:シナリオロイスは……初期ロイスに組み込んだんでしたね。
冬月 忍:そうなのです!
GM:では次へ行きましょう。

【Opening/02】

GM:春澤さんのオープニング。
GM:侵蝕率ダイスをどうぞ。
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:0->3)
春澤楓:ンッ
春澤楓:初期値37なので、39です!
春澤楓:40では?
春澤楓:40です!
GM:OK!
GM:四州地方、辺境のある地域。
GM:この地にて与えられた任務は、時間稼ぎである。
GM:本隊である主力部隊、“爪(クロウ)”が到達するまで、防衛ラインを守り抜くこと。
GM:それがあなたと、もうひとりの“尾(テイル)”戦闘員である、
GM:“サイクラノーシュ”松内睦に与えられた任務だ。

GM:鰐のような四足獣が、ゆるゆると侵攻してくる。
GM:半開きの口からは、涎のようなものが溢れ、
GM:こぼれ落ちた地面を、煙を上げながら溶かしていく。
春澤楓:なら、上から小柄な影が振ってきます。
春澤楓:身の丈ほどの巨大すぎる両手槌を振りかぶり、着地と共に鰐の頭に振り下ろす。
春澤楓:「死ねーーーッ!」
GM:鰐の頭は一気に拉げ、地面が大きく陥没する。
GM:その衝撃で、毒液と化した涎が周囲に飛び散る。
春澤楓:「どうだぁ! もう百匹くらい殺っ……うおっ」 慌てて飛び退く。今日でもう三回目だ。
“サイクラノーシュ”松内睦:「あの……危険だと思います」
春澤楓:「そうだった。こいつ、撒き散らすんだった……もう百匹くらい殺ったか?」
“サイクラノーシュ”松内睦:茫洋とした雰囲気の大男が、大盾を構えている。
春澤楓:「なんだバカヤロー! 戦いは危険なもんに決まってんだろー!」
“サイクラノーシュ”松内睦:「め、命令は戦いじゃなくて、ここの死守ですし……」
“サイクラノーシュ”松内睦:「本隊が来るまでは、危険な突撃はする必要はないはずで……」
春澤楓:「男のくせにブツブツうっせーなー。いっぱい倒せば、お給料だって……多分……いっぱい貰えるし、いいじゃねーか」
春澤楓:「それにこいつ、雑魚だぜ! C種じゃない!」
春澤楓:「危ないわけがないぜ!」
春澤楓:「……C種じゃないよな?」 よく分かっていない。
“サイクラノーシュ”松内睦:「こ、今回は出来高じゃないですし……うわっ」毒液を盾で防ぐ。
春澤楓:他のやつが殴って死ねばC種じゃないし、他のやつが殴って死ななければC種。それくらいの認識で動いている。
GM:C種ではない……のだが、C種とそうではないジャームの区別をするのは、
GM:通常のオーヴァードの攻撃が効かないかどうかであり、C種に対しても攻撃を打通できる者にとっては、
GM:自身のみでの判断の術はないのだ。
春澤楓:「めんどっくせえなあ。C種かどうかもよくわかんないし。いっぱい倒せばお金いっぱい貰えるってわけじゃないし」
春澤楓:「もー! 冬月のやつ、ずるい! オレもあっちの任務がよかったー!」
春澤楓:巨大槌を片手でぶんぶん振り回してます。
“サイクラノーシュ”松内睦:「とにかく、ここは慎重に……伏せて!」
春澤楓:「!」 伏せる!
“サイクラノーシュ”松内睦:盾を突き出し、庇うように守り立てる。
GM:周囲一帯を、火炎の柱がジャームごと薙ぎ払う。
GM:地形ごと黒焼き。無事なのは盾の影の二人のみ。
春澤楓:「盾男(たてお)、無事か!」
“サイクラノーシュ”松内睦:「盾男って……今の……」
???:「あれ?おかしい事もあるんだなあ」
春澤楓:「……」 周囲を警戒しつつ、声の方に目を向けます。
春澤楓:「なんだオマエ」
“ホリカ”松内鶫:「私はグズごと消すつもりだったのに。なんでのうのうと生きさらばえているのかなあ」
GM:松内鶫。“爪(クロウ)”の戦闘隊長。
“サイクラノーシュ”松内睦:「……鶫」
“ホリカ”松内鶫:「やだなあ、冗談だよ兄さん。防御しか兄さんに取り柄がないことは、私だってもちろん十分に知っているとも」
“ホリカ”松内鶫:「それを信頼して、一気に敵を倒して助けてあげたんじゃないか。感謝してほしいくらいだよ」
春澤楓:「オマエさあ」 跳躍します。
春澤楓:巨大な槌を振りかぶり、鶫さんの頭部めがけて振り下ろし、
春澤楓:……直前で軌道を変え、鶫さんの真横の地面を粉砕する。
“ホリカ”松内鶫:止まった後に、振り向いて睨みつける。
春澤楓:「あぶねーーーだろ! こっちまで燃えたらどーするつもりだったんだよ!」
“ホリカ”松内鶫:「お前さあ」
春澤楓:「盾男は優しいからなんも言わねえけどなー! ぶん殴られても文句いえねーぞ、今のはー!」
春澤楓:「ああん?」
“ホリカ”松内鶫:「誰に口を聞いているのかな?私は、不肖の兄と家族同士の会話をしているんだけど」
“ホリカ”松内鶫:「優しいから許してやるけど、次、邪魔でもしたら、焼いて文句を紡げなくしてもいいんだよ?」
“ホリカ”松内鶫:「私たち主力と違って、所詮は使い捨ての尻尾風情なんだから、身の程を弁えたほうがいいんじゃないかなあ?」
春澤楓:「ジョートーだ。次こんな事したら、オレだって容赦はしねえ」
春澤楓:「敵と一緒に家族まで燃やそうとしたバカに、オレはぜっっってー負けねえからな!」
春澤楓:「あと、ドラゴンの尻尾ってのはスゲー強い武器なんだぞ! ファンタジー漫画とか小説とか、読んだ事ないのかよ!」
春澤楓:「バーカバーカ!」
“ホリカ”松内鶫:「フ」薄く笑って、振り返る。
“ホリカ”松内鶫:「行くか。任務は終わったんだ。早々に引き上げないと、馬鹿が感染る」
春澤楓:「む」 陸さんの方を振り向きます。オレらも撤収?みたいな顔。
GM:そのまま部下を引き連れ、去っていきます。
春澤楓:「バーカバーカ! 給料減らされろ! 犬のうんこ踏め!」
春澤楓:「二度とくんな!」
“サイクラノーシュ”松内睦:「あ、えーと」
“サイクラノーシュ”松内睦:「次の、らしいです。次の、任務」
“サイクラノーシュ”松内睦:「全員招集って……」
春澤楓:「全員~~?」
春澤楓:「……全員集まるのって、結構大事じゃないのか?」
“サイクラノーシュ”松内睦:「で、でも司令がそうやって……」
春澤楓:「わかったよ。メーレーだもんな。あいつらとは違う方向から帰ろうぜ」
春澤楓:巨大ハンマーを片手で持って、地面にガリガリこすりながら歩いてきます。
春澤楓:「あ、そうだ」
“サイクラノーシュ”松内睦:「あ、待って……」その後をよたよたと付いていこうとして、止まる。
“サイクラノーシュ”松内睦:「あ、はい」
春澤楓:「さっきはありがとな。オレ、避けるのってあんま得意じゃないから、ほんとに燃えてたかも」
春澤楓:「ナイスだぜ盾男! 褒めてやる!」
“サイクラノーシュ”松内睦:「いや、自分はただ……慣れてるだけで……」
春澤楓:「だったらさー、弟の扱いにももうちょっと慣れろよなー」
春澤楓:「あそこは言い返すべきだろ。オレなんか、ごはんの時に行儀悪いと姉ちゃんに頭ぶっ叩かれてさあ……」
春澤楓:そうやって、お小言を言いながら歩いていく。
“サイクラノーシュ”松内睦:「あ、や、その……」
GM:ボソボソと声は聞こえなくなる。
GM:二人は招集を受け、帰路をゆく。
GM:オープニング終了です。
GM:シナリオロイスは全然出てきてないから取れないと思う!
GM:他になんかとってもいいです。
春澤楓:取れない! でも凄く取りたい奴がいるので、取らせて下さい。
春澤楓:いちおう仲間/"ホリカ" 松内鶫/興味/○憤懣/ロイス
春澤楓:盾男君にもすごく取りたいけど、ここで2枠はな……! もしもう一度遭うときがあればその時取りたい。
春澤楓:以上です。
GM:集合だって言ってるのにw
春澤楓:そうだったw
GM:ともかくOK!では次に行くよ!

【Opening/03】

GM:秋里さんのオープニングです。登場をどうぞ。
秋里せつか:1d10+33 はーい
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

秋里せつか:省エネ!

GM:ドラゴンゴージ 支部内 模擬戦闘ルーム
GM:貴女は現在、戦闘訓練を受けている。
GM:その一環としての、1VS1での模擬戦闘プログラムとして、
GM:あなたの前には、一人のオーヴァードが立っている。
GM:“オルトリンデ”清水篠子。あなたの先輩に当たる、“尾”の一員。
“オルトリンデ”清水篠子:「いつ始めても大丈夫だから」仏頂面の少女。
秋里せつか:「そんなこと言われたって……」気まずそうに立ち尽くしている。支給された戦闘服は「着させられている」といった雰囲気。
“オルトリンデ”清水篠子:「来ないと、困るの」銃を構える。
“オルトリンデ”清水篠子:「こちらから仕掛けると、多分、訓練にならないから」
秋里せつか:「…そりゃあ、申し訳ないことで」眉をしかめる。
“オルトリンデ”清水篠子:「……」
秋里せつか:「わかった。行く。清水さんが言ったとおり」手を差し出す。虚空に、鈍色に光る短刀が精製される。
秋里せつか:「本気で」
“オルトリンデ”清水篠子:「ええ」銃に手を添える。「そうして」
秋里せつか:一本。二本。三本。次々と短刀を精製し、間髪入れず目の前の少女に向かって発射していく!
“オルトリンデ”清水篠子:一発、二発、三発。精密に、着実に。それらに迎撃の銃弾を当てる。
秋里せつか:虚空から生み出される短刀は、彼女の手足を狙っている。
秋里せつか:「――当たれよ、一本くらい…!」むやみやたらに乱射する……それしか戦法がない!
“オルトリンデ”清水篠子:迎撃した後は、滑り出すように前進。一気に距離を詰めていく。
“オルトリンデ”清水篠子:その全てを迎撃するが、ギリギリに近づいたその時、一本の短刀が、彼女の手に突き刺さる。
秋里せつか:「……っ!」それを見て、ビクリと顔が強張る。
“オルトリンデ”清水篠子:しかし、表情も全く変えず、まるで命中したことに気づかないように、歩みを止めない。
“オルトリンデ”清水篠子:逆に、一瞬の動揺を突き、至近距離まで滑り込み、ヘッドショット。
GM:視界が真っ赤になる。
秋里せつか:「ちょ、うわ、清水さん、ごめ――」流れる血を見て、動作がぎこちなくなり、
GM:ビーッ、っとブザーが鳴る。
秋里せつか:「――あ」もつれる足、清水さんの無表情、そういうものを認識したところで、思考停止。
GM:「訓練終了」の無機質なアナウンスが鳴る。
秋里せつか:「…………うっさいな」無様に地面に倒れ付しながらアナウンスに毒づく。
GM:コツコツと靴音。
“オルトリンデ”清水篠子:歩み寄り、見下ろすように佇んでいる。
“オルトリンデ”清水篠子:「お疲れ様」その眼光は鋭い。
秋里せつか:「……ありがとうございました」目線から逃れるように目を逸らします。
秋里せつか:緩慢に起き上がる。 これ、もちろん怪我とかはお互いしてないんですよね?
“オルトリンデ”清水篠子:その様子を見て、さらに目を細める。
GM:してないです!あくまで仮想戦闘。
“オルトリンデ”清水篠子:「あなたの戦闘だけど……率直に言ってもいい?」
秋里せつか:「どーぞ」仏頂面だ。
“オルトリンデ”清水篠子:「まず、狙いを付ける方向が露骨過ぎる。同じ場所ばかりを狙ったら、当然相手にとっては対処のし易いものになるし」
“オルトリンデ”清水篠子:「精度も数を増やすにつれて下がっていっていたように思う。生成頻度が高すぎるのだと思う、それから……」
秋里せつか:「もういい、もういい!」
秋里せつか:「分かってる、自分で分かってるから!」
“オルトリンデ”清水篠子:「そう」
“オルトリンデ”清水篠子:「……」
秋里せつか:「だっからやる前から言ったじゃない、いきなり一対一なんか無理に決まってるって。絶対3秒で終わるって…」
“オルトリンデ”清水篠子:「8秒続いたけど」
秋里せつか:「あ、そうなの、すげえ」
“オルトリンデ”清水篠子:「167%のズレは、予測精度として非常に悪いと思うから、今後精度の改善を……」
秋里せつか:「えっ、そういう話になんの」
GM:その時、二人の近くのモニタに、通信が入る。
秋里せつか:「いや。いやいや」首を振る。「そーいう話じゃなくってさ……」
秋里せつか:「……んん」
添水桃:「篠子ちゃん、お疲れ様です。あ、あとそれから、せつかちゃんもお疲れ様です」
GM:“尾”のサポート部隊所属のオペレーター。年は同じくらいだ。
秋里せつか:「お疲れ様です」うなずくような僅かな会釈で返す。
添水桃:「模擬戦、とっても大変だったと思うんだけど、ごめんね、用事があって」
“オルトリンデ”清水篠子:「大変じゃなかったけど……」
秋里せつか:「いや、大変ではなかったと思う…」
添水桃:「それは篠子ちゃんだからでしょー!あ、せつかちゃんも?え???」
添水桃:「あ、いけないいけない。えっと、司令がお呼びなので、至急司令室までお越し下さい」
添水桃:「新たな任務の説明を行います。せつかちゃん、司令室分かる?篠子ちゃんに案内してもらって下さい」
秋里せつか:「あ、はい。了解です」なんとなく敬語が抜けないのだ。
“オルトリンデ”清水篠子:「任務……二人に、という意味?」
秋里せつか:「新たな任務?こないだやった、見回りみたいなやつかな」
添水桃:「あ、えーと、二人じゃなくて、全員です!他の皆さんにも、連絡が行っているので、帰投次第来てもらうことになっています」
“オルトリンデ”清水篠子:「全員?大規模任務になるの?」
秋里せつか:「?」なんだかよく分かってない。
添水桃:「そうみたい。二人とも気をつけてねー……!」
添水桃:「そういうことで、よろしくね!」
秋里せつか:「ねえ、大規模任務って、私なんかが混ざってて大丈夫なのかな」
“オルトリンデ”清水篠子:「決めるのは、あなたじゃないわ。私でもない」
“オルトリンデ”清水篠子:「まあ、特に問題ないけれど。行きましょう。場所は覚えているの?」
秋里せつか:「いや…」気まずそうな顔。「わかんない。教えて」
“オルトリンデ”清水篠子:「ええ。まず今の方向から30°右に回って、5m直進。ドアを開けてからさらに2m進んだところを……」
秋里せつか:「いや、ごめん、待って。そういうコンピューターみたいなのじゃなくってさ……」
秋里せつか:そんな事を話しながら歩いていく。
GM:二人は司令室へと歩いていく。任務を言い渡されるために。
GM:かくしてドラゴンテイル6人の戦闘人員が、新たな任務のために招集された。

GM:オープニング終了。ロイスなどあればどうぞ。
秋里せつか:シナリオロイスの清水さんに取得します!感情は信頼/隔意:○。
秋里せつか:あっ、やっぱり信頼じゃなくて好意にします!
GM:了解です!
GM:では再開しましょう!本日はミドルから。

【MiddlePhase/01】

GM:合流シーンになります。全員登場をお願いします。
秋里せつか:1d10+34 はーい
DoubleCross : (1D10+34) → 8[8]+34 → 42

春澤楓:おっと!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:40->44)
冬月 忍:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 3[3]+38 → 41


GM:ドラゴンゴージ 基地内 ブリーフィングルーム
GM:あなた達6人は、ここへと招集されていた。
GM:周囲を計器とモニターに囲まれた、作戦司令室としても運用される部屋。
GM:あなた達以外にも、後方スタッフの一部や、作戦オペレーターである添水桃の姿もある。
笹鳴千歳:「おーおー、みんなお揃いで。生きてる?ちゃんとご飯食べてる?」
春澤楓:「食べてるぞー」 実際、今もおにぎりを食べている。
春澤楓:「育ち盛りだからな。ハラが減ってはなんとかだ!」
笹鳴千歳:「おっけーおっけー、感心感心」
冬月 忍:「……食事は適切に摂っている。その質問は、いったいなんなんだ……」
清水篠子:「右に一字一句同じですけど」
笹鳴千歳:「っかー、クール組はノリ悪いな!」
春澤楓:「わりいなー!」
冬月 忍:「ノリで仕事をしているわけじゃない。……健康診断ではなく、ブリーフィングのはずだ。宜しく頼む」
秋里せつか:「いつもながら、キャラ濃いなあ……」隅のほうにいる。
笹鳴千歳:「健康診断も重要よ重要。弱ってるやつは連れてけないからねー」
笹鳴千歳:「あ、ブリーフィングね。じゃ、黙っとく!桃ちゃんよろ!」
添水桃:「あ、はい!皆さんお集まり恐縮です!」
添水桃:「それでは、ミッションの概要を説明します」
添水桃:「親UGN地帯に位置する瀬路行政都市から、SOSの信号を受けました」
GM:部屋中央部の立体モニターに、都市の遠景が浮かび上がる。
添水桃:「どうやら、ワームウッドの攻勢を受け、包囲されているようです」
添水桃:「ミッションターゲットは、包囲FH部隊および、指揮官の“デリュージャー”となります」
GM:都市の4方から矢印が伸びる。敵の予想戦力。
春澤楓:「SOS……で、包囲ってことは、まだ取り残されてるやつがいっぱいいるのか。ふーん」 二個目の梅おにぎりをかじっている。
GM:不遜そうな男の写真が表示される。“デリュージャー”の肖像のようだ。
添水桃:「C種ジャームの存在も確認されており、これを討ち果たすことの出来るのは、わたしたちドラゴンゴージのみ」
冬月 忍:(……違うな。あの男じゃない)
添水桃:「そして、これより即時に迅速な展開が可能なのは、わたしたち、“尾(テイル)”だけです」
笹鳴千歳:「そりゃそうだ。爪をセコセコ研いでる間に、牙をゴシゴシ歯研いてる間に」
清水篠子:「尾は放たれて打据える……」
笹鳴千歳:「先に言うなっつーの」
松内睦:「いや、その……いつも言っているからでは……」
添水桃:「こほん。……いつもの通り……なんて言ったら、司令に怒られるかもしれませんけど……過酷な任務になることが予想されます」
添水桃:「概要は以上です。みなさん、くれぐれもお気をつけてくださいね」
春澤楓:「ぺっ」 梅干しの種をお皿に吐き捨てる。
春澤楓:「了解だ。ちょーどいいや。いっちょ頑張って、出遅れた"爪"の奴に手柄を自慢してやる」
笹鳴千歳:「おっつー。今日は桃ちゃん噛まなかったね~偉い偉い」
春澤楓:「あ、ほんとだ噛まなかった! えらいなー!」
添水桃:「ふ、普段から噛んでませんから!止めてくださいよ!」
添水桃:「なんか私が喋るたびに、みんなが期待の目で見てくるようになっちゃったんですよ!」
冬月 忍:「……。もしかして、いつも短いコントなしに、このブリーフィングは終了しないのか……?」
清水篠子:「私も。無駄話が過ぎると思うのだけど」
春澤楓:「うるせーぞ根暗組! こうやって喋って……こう……交友?交流?を深めるのも仕事だろーが!」
笹鳴千歳:「円滑なコミュニケーションなしに、いいお仕事は出来ないもの」
冬月 忍:「そうだろうか。リラックスしているのはわかるが、その……何か、こう……もっと他にないのか……!?」
笹鳴千歳:「こうやってみんなに好かれておかきゃ」
松内睦:「あ、や、笹鳴さんはどちらかというと他から煙たがられて……あ、いえ、なんでも……」
冬月 忍:「共感はできないが、理解はできる。笹鳴千歳は騒がしいからだろうな」
GM:「みなさん、お疲れ様です」その時、声がかかる。
春澤楓:「ぬ」
GM:線の細い、中学生くらいにみえる少年。“オディギトリア”。
GM:“脳”の一員であり、“尾”の司令を務める。
“オディギトリア”:「ああ、そうだ。添水桃さん」
添水桃:「え、あ、はい!」
“オディギトリア”:「私は怒ったりしませんので、そのブリーフィング情報は訂正頂けると幸いです」
添水桃:「ひひゃっ、聞かれてた……!すみませーん!」
秋里せつか:「過激な任務なんじゃないの」首をかしげる。
“オディギトリア”:「いいえ、秋里せつかさん」
“オディギトリア”:「あなた達の実力であれば、そう苦労することはないと信じていますよ」
春澤楓:「わかってるじゃーん。さっすが先生」
笹鳴千歳:「優秀で可愛い司令官さまに苦労をかけないよう頑張りまーす」
秋里せつか:「ははは」空笑い。「『私』の実力はともかくねえ」
冬月 忍:「期待された分は働く。“脳”の指示に従うことが、最も効率的にやつらに打撃を与えられるだろう」
“オディギトリア”:「春澤楓さん、冬月忍さん。あなた方の奮起も期待しています」
“オディギトリア”:「攻略作戦の具体的な内容については、笹鳴千歳さんを含めた二次ブリーフィングを行います」
“オディギトリア”:「“翼”への出動要請は完了しています。出撃までは鋭気を養って下さい」
GM:ドラゴンウイングは輸送部隊です。後方での物資の補給および、前線への兵員の送り込みを担当している。
春澤楓:「オレに任せろ。冬月にトリプルスコアつけるくらい働いてやる!」
冬月 忍:「……」 春澤を横目に、ため息をつく。 「なぜこの少女は攻撃的なのか。それともこの年代の少女はみんなこうなのか…?」
笹鳴千歳:「え、私は休みじゃないの?」
春澤楓:「けっ!オマエが元FHだからだよー!」 シャーッと威嚇してます。
“オディギトリア”:「笹鳴千歳さん」
笹鳴千歳:「分かってまーす司令官殿!ホントはその呼び方やめてほしいんだけど……!」
冬月 忍:「……いまは違う。その話は好きじゃない」 露骨に顔を背ける。
冬月 忍:(いずれにせよ、今回も俺一人での遊撃任務なら気が楽だ。過酷な任務であろうとも、他人に手を煩わせることも、煩うこともない)
春澤楓:「っていうか8点! オマエもいつまで端っこで固まってんだよー!」 秋里さんにはっぱをかける。
春澤楓:「訓練で少しは鍛えられたんだろ。“今回のトップスコアは私よー”くらい言えよー!」
冬月 忍:「……」 秋里さんに視線を向ける。 いまだに、彼女のことはよくわからない。
清水篠子:「それは不可能だと思うけど……」
秋里せつか:「……」あからさまに不機嫌な顔。「8点って呼ぶなし」
秋里せつか:「不可能ってて思ってても言う必要なくない?」
春澤楓:「ノリ悪いんだよなこいつも……」
清水篠子:「でも、可能と言うのは不誠実だと思ったから……」
冬月 忍:「そもそもなぜノリが必要なのか、まるでわからないからな」
松内睦:「いや、そもそも点数で呼ばれて喜ぶ人は居ないと思う……」
秋里せつか:「うるっさいなアンタら!私のことはいーよ放っておいて!」
冬月 忍:「……そうか」(いずれにせよ、彼女らと組む者は苦労するだろうな)
春澤楓:「てか、そうだよ。聞き忘れた。チーム分けどうすんの?」
春澤楓:「またツーマンセルでいくのかな。それなら、オレと盾男と組みそうだけど」
笹鳴千歳:「それも含めて今から決めんでしょ?どーしようね」
“オディギトリア”:「最適な采配を考えます。みなさんは解散して、出撃に備えて下さい」
添水桃:「あ、作戦詳細については再度ご連絡します!よろしくお願いします!」
冬月 忍:「了解した。作戦待機に移る」 立ち上がります。
春澤楓:「うぃ。8点はともかく、冬月と同じチームだけはやめてくれよなー」 3個目のこんぶおにぎりを食べながら席を立つ。
松内睦:「あ……はい……」
冬月 忍:(この少女は一言多い。そして同感だ……)
秋里せつか:「私はぜったい春澤さんとは嫌だ」乱暴に立ち上がる。
清水篠子:「希望を出しても、仕方がないと思うのだけど……」
清水篠子:「司令が最適にすると言った以上、意見は言う必要が無いんじゃないの?」
秋里せつか:「そうそう!どーせ清水さんは私のお守り!」
清水篠子:「……」押し黙る。
秋里せつか:(最悪、マジ最悪、さっさと終われこんなの!なんでこんな目に遭わなきゃ)
秋里せつか:(いけないんだよクソ!)早足で部屋を出ていきます。

GM:シーン終了。ロイス取得が可能。
GM:あ、あと、PC間ロイスを取って下さい
春澤楓:ウェイ!
GM:冬月→春澤→秋里→冬月の順。
冬月 忍:どうしようかな!
秋里せつか:冬月さんに絡めばよかった
冬月 忍:春澤楓/連帯感/嫌気○/ロイス まずはこれで取ります!
秋里せつか:冬月忍/信頼/隔意:○/ロイス これかなあ。仲良くない感そのまま
春澤楓:-新入り/秋里せつか/○庇護/隔意/ロイス
春澤楓:よわそうだからなー。オレが守ってやらなきゃだめだなー。くらいの上から目線感。
秋里せつか:P感情!
春澤楓:Nの方がよかったかい!
秋里せつか:いや、感動しました
春澤楓:ロイスを取っただけで感動されたの、ダブルクロスやっててはじめてかもしれないw
春澤楓:冬月さんにはあとで取ろうかな。以上!
冬月 忍:感動のロイス。こちらも以上!
秋里せつか:ウス!こちらも以上で!

GM:次!情報収集シーン。
GM:登場は自由だよ!

【MiddlePhase/02】

冬月 忍:出ます!
春澤楓:出ます。なぜなら、シナリオロイスの“デリュージャー”の情報が少なくて未だにシナリオロイスを取れていないから……!
冬月 忍:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 2[2]+41 → 43

春澤楓:情報をオープンし、シナリオロイスを取りたい!
秋里せつか:出たい!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:44->48)
秋里せつか:1d10+42 親交を深めたい!
DoubleCross : (1D10+42) → 4[4]+42 → 46


GM:項目は以下です。
・“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳〈情報:UGN、噂話〉6、9
・“オルトリンデ”清水篠子〈情報:UGN、噂話〉6
・“サイクラノーシュ”松内睦〈情報:UGN、噂話〉6
・“ホリカ”松内鶫〈情報:UGN、噂話〉7
・“デリュージャー”〈情報:UGN、FH、裏社会〉9
GM:ただし、この内必須となる項目は
秋里せつか:いっぱいある!
春澤楓:盾次がいる
冬月 忍:盾次
GM:一番下のみです。これさえ開ければ、情報収集シーンは
GM:宣言によっていつ中断しても構いません。ほかはおまけのようなものです。
春澤楓:個人情報をおまけでオープンされる人たち
秋里せつか:じゃあとりあえずデリュージャーを開いちゃいますか
冬月 忍:ふっ。私は御覧の通りの社会1!かろうじてコネがあるのは裏社会だけ! 財産はゼロの一文無し!
春澤楓:や、役立たず!
冬月 忍:にぎやかしに適当な項目を振りますんで、得意な方は本丸をぶち抜いてください!
春澤楓:せっちゃん一番手いきます? 楓はもうデリュージャーに興味津々なので
春澤楓:楓が一番手でもぜんぜんいいですよ
冬月 忍:てなわけで、笹鳴さんの項目でも開けてますね!
秋里せつか:そしたら楓ちゃんにデリュージャーお任せしたいっす!
秋里せつか:ダメなら私も挑戦するし、大丈夫だったら清水さんを調べます
秋里せつか:というわけで一番手をゆずる
冬月 忍:おねがいしゃす!
春澤楓:情報UGNでデリュージャーに挑みます。技能が1あるので情報:UGNで、コネを使ってダイス+2。
春澤楓:4dx+1=>9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[2,3,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

春澤楓:ハハーン
冬月 忍:さっすが~
秋里せつか:あっすげえ
春澤楓:既に知ってた感すらありますね
冬月 忍:心おきなく、情報:UGNで笹鳴さんを調べます。
冬月 忍:1dx=>6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 6[6] → 6 → 成功

冬月 忍:やったあ、ラッキ~
秋里せつか:おー!
秋里せつか:私も〈情報:噂話〉で清水さんを調査しますね。コネ使用します。
秋里せつか:5dx+1>=6
DoubleCross : (5R10+1[10]>=6) → 9[4,7,8,9,9]+1 → 10 → 成功

秋里せつか:やったあ
GM:す、すごいなみんな……
GM:公開していきます。
春澤楓:あっみんな成功してる
・“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳
(難易度6)
遊撃部隊、ドラゴンテイル所属。20歳前後の、快活な雰囲気の年若き戦闘隊長。
爛漫で軽薄な女性で、指揮官らしい威厳はないが、腕前と嗅覚は確か。
強引な戦術を好むが、それをさらに強引な自分のスペックで達成してしまう厄介さを持つ。
刃に重力場を集中させる能力によって相手を封殺する、バロールシンドロームの剣士。
・“オルトリンデ”清水篠子
ドラゴンテイルの戦闘部隊の一人。高校生くらいの、怜悧な雰囲気のUGNチルドレン。
教練所でも首席を取っていた、優秀な精兵であったらしい。
C種ジャームに対する毒性を持ち、それは通常のオーヴァードに対しても発揮するという。
自らの血を弾丸に込めて飛ばす、ブラム=ストーカー・シンドロームの射手。
・“デリュージャー”
ワームウッドセルの、瀬路包囲攻撃部隊の指揮官。
少なくとも冬月忍の所属していた時には、かなり高い地位を築いていた男だ。
攻撃特化の能力者。強烈な出力の攻撃を得手とするらしく、撃ち合いでは必ず勝利するという。
攻撃が効かず、一方的に火力を叩き込める性能……C種ジャームになっていると推定される。
GM:以上!追加情報はないです。

GM:ブリーフィング終了後、司令室からの帰路。
GM:“尾”の扱いは悪く、個室までは遠い。しばらく道なりの廊下が続く。
清水篠子:無言で歩く。自分から会話をする人間ではない。
松内睦:後ろに続く。口下手なので、同じく自分から会話をする品源ではない。
GM:人間
冬月 忍:「……」 話を振られなければ……この男も……口を開かない!
春澤楓:「そーいえばさ。ずっと気になってたんだけど」 空気を読まずに発言するタイプ。
春澤楓:「8……秋里って、どーしてここに送られたんだ?」
春澤楓:「あんま戦いが好きってわけでもなさそうだし」
冬月 忍:「……」 (たしかに)
秋里せつか:「冬月さんその『たしかに』って表情やめてくれる」
清水篠子:「好きなの?」
冬月 忍:「なぜわかった……。だが、春澤の疑問ももっともではあると思う」
春澤楓:「オディギー先生が言ってたぜ。ムチャな命令は拒否する権利があるって」
秋里せつか:「好きじゃないよ。ていうか、マジで、ド素人だよ、こっちは…好きとか考えてらんないよ」
冬月 忍:「では、ギャンブルで作った莫大な借金があるのか?」 真顔!冬月なりの推理だ!
秋里せつか:「してねえよ!フザけんなよ!」キレる。
松内睦:「あ、あの、ギャンブルは、未成年では厳しいと思います……」
冬月 忍:(なぜだ。最近の若者は怒りっぽいという説、眉唾だと思っていたが……案外、統計的に俯瞰すると当たっているのかもしれない……)
秋里せつか:「私が一番理由を知りたいよ」唇をとがらす。
秋里せつか:「ワケわかんないまま送られたって感じ。拒否できるなら、してたし」
春澤楓:「そーなのか」
春澤楓:「そっか……それはちょっと、かわいそーだな」
春澤楓:「オレ、てっきりブッ殺したい奴とかそういうのが居て、だからここに来たのかと思ってた」「自分から望んで」
秋里せつか:「……何それ、そんな人いるの」
春澤楓:「いる! オレの家族を殺したやつ!」
冬月 忍:「……人間は、他人に自分の心理を投影しがちだ。つまり春澤自身がそうなのか」
松内睦:「家族……ですか」
春澤楓:「"デリュージャー"だっけ。あいつ、なんか情報持ってないかなあ」
秋里せつか:(冗談じゃないのかよ、マジで……)春澤さんから目を逸らす。
秋里せつか:「…そーだ、冬月さんなら知ってるんじゃないの、デリュージャーって人のこと」
冬月 忍:「……“デリュージャー”か。あまりいい思い出はない。あのセルすべてがそうだが」
春澤楓:「……うぇー」 知ってるのかよって顔。
冬月 忍:「俺が在籍していた時点で、かなり高い位置にいたオーヴァードだ。いまも順調に出世しているのなら、相応の座についているだろう」
清水篠子:「それが攻撃部隊に出張っているということは、あそこがFHにとって、高い戦略的価値を持つということなのかしら」
春澤楓:「民家を襲う作戦とか、情報とか。そういうのに詳しい奴か? "デリュージャー"って」
冬月 忍:「そこまではわからないな。俺は単独任務が多かった」
春澤楓:「トモダチ作れよ……」
冬月 忍:「攻撃部隊に回っているからには、清水の推測が当たっている可能性が高い。直接尋ねる機会もあるだろう。……俺のことは放っておいてくれ」
秋里せつか:「ハハ。ウケる」ちょっと笑う。
冬月 忍:(納得がいかない……)
春澤楓:「あっ笑った」
春澤楓:「オマエ、笑うとかわいいんだから、もーちょい笑えよなー!」
清水篠子:「そうね」
秋里せつか:「な、なんだよ。うるさいな。どーでもいいよそんなの」
秋里せつか:「清水さんまで乗るのやめろよ!ほら、前向く!前!」早足で皆を追い抜かす。
春澤楓:「へへー。照れてやがる」
春澤楓:「アタリだといいなぁ。デリュージャー……」 歩いていきます。

GM:シーン終了。ロイスおよび購入が可能。
春澤楓:シナリオロイス!
春澤楓:-敵/“デリュージャー”/○執着/脅威/ロイス  推奨感情通りに取ります。今のとこ執着の方が表。
冬月 忍:ロイスは保留!で、買い物は例のボディアーマー!
冬月 忍:1dx+2>=12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 3[3]+2 → 5 → 失敗

冬月 忍:だめ!以上です。
春澤楓:どうしよっかなー。せっかくジュラシックレコードとかいうチート武器で初期装甲が10もあるので
春澤楓:アームドスーツを狙ってみます。
春澤楓:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 5[3,5]+1 → 6 → 失敗

春澤楓:何も買えない! 以上です。
秋里せつか:楓ちゃんにロイスとります。 春澤楓/好奇心/食傷:○/ロイス これで。
秋里せつか:購入はUGNボディーアーマー!
秋里せつか:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[5,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

秋里せつか:あっ買えた。やった。装備します
春澤楓:強い!
GM:では次のシーン。
春澤楓:もうちょい情報収集をしたいです!
GM:では情報収集だ!

【MiddlePhase/03】

GM:登場したい人はどうぞ。
冬月 忍:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 2[2]+43 → 45

春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:48->58)
春澤楓:ヒエー
秋里せつか:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 7[7]+46 → 53

秋里せつか:おお
春澤楓:まあ、仕方ない……調べる対象が対象だからな……ホリカさんの情報に挑みます。
冬月 忍:“サイクラノーシュ”松内睦くんを攻略します!
・“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳〈情報:UGN、噂話〉6【済】、9
【済】“オルトリンデ”清水篠子〈情報:UGN、噂話〉6
・“サイクラノーシュ”松内睦〈情報:UGN、噂話〉6
・“ホリカ”松内鶫〈情報:UGN、噂話〉7
【済】“デリュージャー”〈情報:UGN、FH、裏社会〉9
GM:どんどんやるといい!
春澤楓:4dx+1=>7 コネ:UGN幹部でダイス+2。
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[4,7,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

春澤楓:やる気!
冬月 忍:ウオーッ、おでの情報:噂話に任せろ~っ!
冬月 忍:1dx=>6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 9[9] → 9 → 成功

冬月 忍:ヴンッ!
春澤楓:冬月先生、ダイス1個なのにすごいなあw
秋里せつか:固定値もないのに…!
秋里せつか:では私は笹鳴さんの追加情報に挑みますよ!情報:噂話でコネ使用。
秋里せつか:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 8[2,3,4,5,8]+1 → 9 → 成功

秋里せつか:わーい!
冬月 忍:イェーイ!
GM:す、すごい……一瞬で……
春澤楓:ぴったりだー!
GM:開示していきます。
・“ノリ・メ・タンゲレ”笹鳴千歳
(難易度9)
C種ジャームを斬る力は持っていない。
・“サイクラノーシュ”松内睦
ドラゴンテイルの戦闘部隊の一人。二十代半ばの、茫洋とした雰囲気の大男。
C種ジャームに対する防御耐性を買われて配属された。
元々は主力部隊の“爪”に居たが、追い出されるように“尾”に転属になったという。
熱による蒸気流で攻撃を逸らす、サラマンダーシンドロームの盾役。
・“ホリカ”松内鶫
主力戦闘部隊、ドラゴンクロウの戦闘部隊隊長。中性的な雰囲気の人物。
松内睦を兄に持つが、彼の存在を唾棄している様子がある。
自分の絶対性を信じており、基本的に他者を見下しているが、態度に見合うだけの実力と戦果があるのもまた確か。
圧倒的な火力でジャームを土地ごと焼却する、サラマンダーシンドロームの最終兵器。
GM:以上!
春澤楓:これ、盾男くんと話したい感じはあるんですけど
春澤楓:PC同士の会話やりたい人がいたらそっち優先でいいですw
秋里せつか:盾男くんと話していいすよ!
冬月 忍:んんー、これは冬月はお話はいいかな?
冬月 忍:どうぞ盾男くんとお話してくださいや!
春澤楓:じゃあ、長い廊下の続きでいいので、ちょこっとお話したい!
GM:OK!じゃあ続きとしましょう。廊下は無限に伸ばす!

GM:廊下
春澤楓:「そーだ。すっかり忘れてたけどさ」
春澤楓:「盾男って、もともと"爪"にいたんだよな? あの……オマエの……弟! ムカつく着火マンと一緒の」
松内睦:「盾男って……や、自分は才能がなかったんで……」
松内睦:「鶫からしたら要らないのも、仕方ないというか……」
松内睦:「あいつは、自分なんかと違って、出来るやつだから……」
春澤楓:「バカ!」
春澤楓:「そのオマエがあいつの炎を防いだんだろ。すごいじゃん!」
春澤楓:「だいいち、あいつは何なんだよ。なんであんな上から目線なんだよ!」
春澤楓:「“フ。誰に口を聞いているのかな?” だってよ! ムカつくぜー!」
松内睦:「昔は、もうちょっと可愛げがあったんだけどなあ」
春澤楓:どしどし地団駄を踏んでます。
松内睦:「やっぱり、自分がダメすぎたから、愛想を尽かしたんだと思います」
春澤楓:「そうなのか?」
春澤楓:「そーかなー」
春澤楓:「そんなにダメかなあ。オレは、そうは思わないけどなぁ……」
春澤楓:「あのさ盾男」
松内睦:「いや、本当に、自分はノロマで……グズで……はい?」
春澤楓:「オレさ。恥ずかしいけど、すっげー苦手なんだよ。火」
春澤楓:「最初にオーヴァードになった時に、家が火事だったからかな。それとも能力のせいかな。わかんないけど」
春澤楓:「そのオレがぜんぜん怖くなかったんだぜ。オマエの守る能力は、ほんとにすごいんだよ!」
松内睦:「……そうですか」
松内睦:「そう言われるのは、何というか、むず痒いというか……」
春澤楓:「すなおに喜べよな、そこは……」
春澤楓:「だから、あの弟でもなんでもいいけど、オマエの事をノロマとかグズとか雑魚とかゴミだとか言う奴がいたら、オレを呼べよ」
春澤楓:「オレが、オマエがすごいって事の証人になってやるからな!」
松内睦:「いや、春澤さん呼ぶと絶対ややこしく……」ボソリとひとりごつ。
春澤楓:「ああん?」
松内睦:「あ、や、何でもないです」
春澤楓:「うん。とにかく、あの弟はムカつくし、オマエの事は好きだからな」
春澤楓:「今回もキアイいれていくぞー!」
春澤楓:身長的に肩が組めないので、睦さんの腰に手をまわしてエイエイオーする。
松内睦:「おー」小さく応じる。

GM:シーン終わり!ロイス・購入が可能です。
春澤楓:ボデイアーマーを狙ってみます。
冬月 忍:ロイス保留。購入はUGNボディアーマーッ!
春澤楓:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[5,9]+1 → 10 → 失敗

冬月 忍:1dx+2=>12
DoubleCross : (1R10+2[10]>=12) → 7[7]+2 → 9 → 失敗

冬月 忍:だめ!終わりです。
春澤楓:ううっ、財産全額つぎ込めばアームドスーツ買えたじゃん・・!
春澤楓:財産2使ってボディアーマーを購入します。
秋里せつか:ボディーアーマーを狙います。
春澤楓:そして装備!
秋里せつか:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 8[1,3,8]+1 → 9 → 失敗

秋里せつか:財産点を3点支払って購入します。
秋里せつか:そんで冬月さんにプレゼントする!
春澤楓:JKからのプレゼント!
冬月 忍:なんていうやさしさと労りの心……!
冬月 忍:ありがたくいただき、装備します! この恩義、必ず返しますぜ~っ!
秋里せつか:フォフォフォ、期待しておるぞよ

GM:次のシーン!

【MiddlePhase/04】

GM:出撃前最後のシーンとなります。笹鳴千歳から作戦説明を受けるシーン。
GM:登場は自由。シーンプレイヤーは冬月さんとします。
冬月 忍:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 1[1]+45 → 46

春澤楓:出ておくぞー!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:58->61)
秋里せつか:1d10+53 出るよ~
DoubleCross : (1D10+53) → 2[2]+53 → 55

春澤楓:OKOK

GM:施設内、食堂
GM:あなたたち全員は、笹鳴千歳に招集されていた。
笹鳴千歳:「はいはいはい、ここは隊長の奢りなので、遠慮しないで食った食った」
笹鳴千歳:「んで、食べながらでいいから、話聞いてねー」
春澤楓:「んむい」 いつもは食べられない極上チャーハン(高い)を頬張っている。
冬月 忍:「……」 「何か、不吉な予感がする……」 いちおう牛丼を食べてます。
松内睦:「なんでまたここでなんですか……?」うどんを啜っている。
清水篠子:「……」アイスを食べている。
秋里せつか:「食べてばっか……」サンドイッチ。
笹鳴千歳:「いやだって、お腹空いてたもん。私が」目の前には異常な大きさの餃子がある。
冬月 忍:「カロリーが必要だ。どれだけの期間のミッションになるかわからない」
笹鳴千歳:「それにほらー、作戦によっちゃ、最後の晩餐になるかもしれないし。それが奢ってもらったご飯だったら、私の印象良くならない?」
冬月 忍:「蓄えられる脂肪は、いま蓄えておくべきだ。笹鳴の判断は間違っていない」
笹鳴千歳:「もちろん、そうさせる気はないけどねい……うっま」
清水篠子:「……それで、話は?」
笹鳴千歳:「あ、作戦ね、作戦の話!これが瀬路の構造なんだけどさ」お盆を引っ張って、4枚分並べる。
秋里せつか:「はあ」アイスティーのストローをいじくっている。
笹鳴千歳:隙間を開けて置く。「こう、東西南北にデカい道が走ってるの」
春澤楓:「すげー。おぼんで作戦説明されたの、オレはじめてかも」
春澤楓:「わかりやすいからいいんだけど」
笹鳴千歳:「んで、四方から敵が来てる。どっか一方から入ってたら、他の三方に中央がやられる」
笹鳴千歳:「守りに向く都市ではまったくないからね。軍事都市じゃないもの」
冬月 忍:「笹鳴はよくやる。なんでも作戦盤にする。……効率的ではある……」 牛丼を完食。冷凍トマトをかじりながら、それを見る。
春澤楓:「いちおう聞いておきたいんだけど、中央……囲まれてるところに、戦える奴は?」
笹鳴千歳:「知らない。いるかもね?でも、そんなのどうでもいい」
笹鳴千歳:「C種が居る。……まだ防衛戦力の話聞きたい?」
清水篠子:「……それじゃあ、それ以上聞くのは全くの無駄ね」
春澤楓:「は」 小さく笑う。 「そりゃー、確かにどうでもいいなあ」
冬月 忍:「だから、俺たちが割り当てられた……だろうな。どう戦う?」
笹鳴千歳:「一刻も早く合流するために、まず中央に行く」
笹鳴千歳:「空挺降下。翼で上空まで行って貰う手はずは付けてる」
松内睦:「……ま、待って下さい」
笹鳴千歳:「ん?何?」
松内睦:「包囲部隊に、狙撃型の敵が居るとも聞いてます。パラシュートで降りたら、狙い撃ちなんじゃ……」
笹鳴千歳:「ああ、そうなんだよね。で、考えたんだけどね」
笹鳴千歳:「パラシュートを使うから、狙い撃ちされるんでしょ?」
春澤楓:「いやいやいや」
春澤楓:「パラシュート使わないでどうやって降りるんだよ。オーヴァードでも潰れて死んじゃうだろ」
笹鳴千歳:「うん。だからさ」
笹鳴千歳:「一回潰れて、死ぬの。一回ね」
秋里せつか:「はあ?」
笹鳴千歳:「これなら狙撃で狙いきれない。翼だって危ない距離まで近づかなくていい」
秋里せつか:「いや、待って。頭おかしいよね」
笹鳴千歳:「で、再生してから散開して、各個撃破で押し留める。これで中央の被害を抑える」
冬月 忍:「賛成だ。妥当な案だと思う。高速投下してもらえれば、問題ない」
清水篠子:「そうね。合理的だと思う」
秋里せつか:「誰が喜んでハイ死にますなんて……」
松内睦:「あまり再生能力を酷使すると、防御に響きますけど……」
春澤楓:「そっか。そういえば、リザレクトがあったな! さっすが頭いいじゃん!」
松内睦:「それしかないなら、仕方がないかなあ……」
秋里せつか:「……」
冬月 忍:「喜んではいない。……痛覚麻酔を使うか、秋里? あまり推奨はしないが」
春澤楓:「だいじょぶだいじょぶ。注射よりは怖くないって。いけるいける」 秋里さんを励ます。
秋里せつか:「馬鹿じゃないのアンタら。バッカじゃないの」
冬月 忍:(もしや、春澤は痛覚麻酔の方が怖いのか……)
笹鳴千歳:「あ、じゃ、おぶったげよっか?可愛い女の子なら喜んで背負うよ!」
笹鳴千歳:「大丈夫、脚から行けば多分衝撃抑えられるから……」
秋里せつか:「嫌!ぜーーーーったい、アンタとだけは嫌っ!」
春澤楓:「難儀なやつだなあ」
冬月 忍:「ならば、他に方法があるのか? これは俺たちにしかできない仕事だ。これ以上被害が出るのを誰かが止めなければいけない」
秋里せつか:「正論うるせえ!」
清水篠子:「なんとか他の方法を考えているのだけど……どれも確実性に欠ける気が」
清水篠子:「……ごめんなさい。うるさかった?」
秋里せつか:「あーーーー、もう、違う、ってば!」赤面する。「もう!わかったよ!やるしかないんでしょ!」
冬月 忍:「どうも。それが俺だ。正論を言える俺になりたくてここにいる……いまは他の”誰かが”、を待っていられない状況だ。俺はやる」
春澤楓:「うん、いいんじゃねえの? 一度降りて……いや、”落ちて”かな。落ちて死んで、迎撃」
春澤楓:「うん。シンプルだ。わかりやすいぜ!」
春澤楓:「のった!」
笹鳴千歳:「死ねるやつが死ぬ。死ねないやつを死なせないために」
松内睦:「まあ、そうですね。非オーヴァードの市民も、大勢いるはずですから……」
清水篠子:「過酷な任務であるとは思うけど。だからこそ、全力で遂行するわ」
冬月 忍:「他に言及しておくべきことはあるか、笹鳴」
笹鳴千歳:「オッケー、満場一致だ。流石私の作戦……ん。」
笹鳴千歳:「ああ、じゃ、一つ。矛盾してるかもしれないけどさ」
笹鳴千歳:「いつもの講釈を一つ。我が最愛たる尾の諸君へ!」大声で叫ぶ。
春澤楓:「あ、いつものだ」 スプーンを置いて姿勢を正す。
冬月 忍:「……」 冷凍トマト4個を完食。デザートのリンゴに移行している。
笹鳴千歳:「まず一つ、最優先は、自分と仲間の命!危なくなったら全部捨ててさっさと逃げる!」
笹鳴千歳:「次の優先は、UGNの責務!正義の味方として、恥じない振る舞いをするように!」
笹鳴千歳:「そん次が内容ね、内容!なるべく高い戦果をあげよう!一匹でも多く!」
秋里せつか:「うるせっつの」机に突っ伏している。
笹鳴千歳:「そして次がスピード!さっさとぶちのめして、さっさと帰りたいもんね!」
春澤楓:「オレらオーヴァード、長期戦向いてないもんなぁ」
笹鳴千歳:「あと最後に言っておかないと怒られるから言うけど、あんまりモノとか壊しちゃダメだよ」
秋里せつか:「アンタだよアンタ」
春澤楓:「……」 目を背ける。
笹鳴千歳:「そう……お金かかるとうるさいからね……ホント怒られるからね……」
冬月 忍:「……努力目標だな」
清水篠子:「全て容易に達成可能に思えるのですけど」
春澤楓:「ちぇっ。ユートーセイめ」
笹鳴千歳:「まあとにかくさ。死ななきゃいいよ、それで」
冬月 忍:「容易ではない者もいる、ということだろう。今回の敵が、すべての条項を守れるレベルであることを祈る」
笹鳴千歳:「生きてたらご飯が食べられる」
冬月 忍:「……俺の祈りが届いたためしは、過去に一度しかないが」
春澤楓:「(一度はあんのか……)」
秋里せつか:「で?話は終わり?」
笹鳴千歳:「それじゃ、ま、食い終わったら行こっか」
笹鳴千歳:「うん。終わり。あ、逆になんかあれば聞くよ?」
冬月 忍:「了解。こちらは問題ない」
清水篠子:「右に同じく」
春澤楓:「だいじょーぶ。とにかく敵をぶっ潰せばいいんだろ。いつも通りだ!」
松内睦:「私も特には……」
秋里せつか:「食べたくない…吐きそう…」
春澤楓:「なんだよ。サンドイッチ余りまくってるぞ」
春澤楓:「難儀なヤツだなあ」 ツナサンドを勝手につまんでいる。

GM:ロイス・購入あればどうぞ。
秋里せつか:何かほしいものあります?
春澤楓:せっちゃんのP感情を○庇護から二重丸庇護にしたいくらいかなあ
秋里せつか:護って護ってー
春澤楓:特にないです! 強いていえば、難易度15のアームドスーツがあると戦闘がちょっとラクになるかもくらい。
冬月 忍:ロイスは保留! ウオオオーッ、応急手当キット!
秋里せつか:じゃあ狙ってみようかしら
冬月 忍:1dx+2=>6
DoubleCross : (1R10+2[10]>=6) → 6[6]+2 → 8 → 成功

秋里せつか:3dx+1>=15 アームドスーツ!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 8[2,7,8]+1 → 9 → 失敗

秋里せつか:ダメでした!
冬月 忍:購入! 所持! 以上です!
春澤楓:むむ、どうしようかな。応急手当キットを取っておこう。
春澤楓:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[5,8]+1 → 9 → 成功

春澤楓:買えた!
春澤楓:ロイスは残り1枠ですが、冬月先生にはあとで取りたいです。以上!
秋里せつか:ロイスは保留!以上です

【MiddlePhase/05】

GM
GM:出撃のシーン。全員登場をお願いします。
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:61->66)
冬月 忍:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 8[8]+46 → 54

秋里せつか:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 8[8]+55 → 63


GM:UGN製 兵員揚陸輸送機
GM:あなたたちは現在、“翼”の保有するそれに搭乗し、瀬路行政都市へと向かっていた。
GM:戦闘員は計6人。それのバックアップとして、幾ばくかの人員も同乗しているが、
GM:戦場に降りる……もとい、戦場に“落ちる”のは戦闘員のみだ。
笹鳴千歳:「へええーっ。高っ!高くない?」
笹鳴千歳:「街が豆粒だ」
冬月 忍:「レジャーのリポートのような感想だな……」
松内睦:「これだけ高ければ、攻撃も受けないかと……」
春澤楓:「ヒコーキはやっぱいいなー。車より全然はえーや」
秋里せつか:「いつ始まんの。まだ着かないの」
冬月 忍:「どうかな……この高度で攻撃を受けた場合、非常に面倒なことになるだろう」
冬月 忍:「落下地点が相当に散らばる」
笹鳴千歳:「そりゃ大変だ。じゃあ円陣でも組みながら落ちたほうがいい?」
清水篠子:「戦闘に支障が出ると思うのですけど」
冬月 忍:「ああ、その……スカイダイビング的な発想から、少し離れてみないか……?」
春澤楓:「落ちる落ちるって言うなよ! 落ちるところ想像して秋里がビビっちゃうだろ!」
秋里せつか:「うるせえ」
清水篠子:「どうせ落ちるのだから、想像で恐れることに意味は無いと思うのだけど」
秋里せつか:「もう今更遅いっつの。ゲロ吐きそう」
春澤楓:「このヒコーキ、ゲロ袋置いてあるのかな……」
冬月 忍:「落下するのは計画通りだからな。半端に痛みを受けないよう、自分が潰れたい場所を考えておいた方がいい」 (気遣い)
添水桃:「あっ、み、みなさんお疲れ様です。司令本部です」通信が開く。
添水桃:「聞こえてますー?」
秋里せつか:「冬月さん頭おかしいんじゃないの!」怒声がまず響く。
添水桃:「せつかちゃんどうしたの……?なんかあった……!?」
冬月 忍:「い、いや。俺はただ……。……通信か」
秋里せつか:「何でもない。何でも」ゲッソリしています。
春澤楓:「やっほー委員長。どしたの」 桃ちゃんに。
春澤楓:「きこえてるぜー」
添水桃:「あ、ええっと……委員長じゃないですー!」
添水桃:「名前ちゃんと覚えて下さーい!」
春澤楓:「なんか学級委員っぽいし……」
添水桃:「あ、こほん。失礼しました……えっと、作戦ポイント上空に到達しました」
冬月 忍:「なるほど、ここか」
添水桃:「ジェットパックを装着して、突入準備に入ってください」
GM:6基の背負い型の器材のようなものが備え付けられている。
秋里せつか:「はー………最悪」
添水桃:「ジェットパックは地面が近づくと自動で噴射して、姿勢制御してくれます。残念ながら、突入速度を抑える効果はないんですけど」
添水桃:「突入角度を調整して、なるべく足が下になるようにします」
冬月 忍:「今回の作戦は、ガジェットが豊富だな」 珍しそうにジェットパックを点検する。
春澤楓:「へー、おりこうさんだなあこいつ」 パックを背負って、巨大な鋼鉄ハンマーをかつぐ。 「よいしょ!」
秋里せつか:「こうでいいの?外れてない?大丈夫?」清水さんに何度も確認している。
添水桃:「それだけ重要な作戦ということです。皆さんの奮起に期待してます」
清水篠子:「大丈夫よ。問題ない」
冬月 忍:「よし。自爆装置の類はないな。安心して行こう」 彼なりの冗談だ。
笹鳴千歳:「これ背負わなきゃダメ?」
添水桃:「ダメですー!」
秋里せつか:「安心できるかバカ!」
松内睦:「いえ。性能的には、高いように見えますから……」
松内睦:「多分、安心していいと思います」
春澤楓:「盾男の言うとーりだよ。注射よりは怖くないって」
松内睦:「いや、注射と比べるのはどうかと……」
冬月 忍:「そうだな。注射よりは遥かにマシだ」
春澤楓:「バカ! 注射の怖さナメんなよー!」
春澤楓:「ほら! 冬月もこう言って……」
冬月 忍:「どんな薬剤を投与されるかわからない。痛みも想定できる」
春澤楓:「シャーッ!」 威嚇する。
春澤楓:「しかも同意の方向がおかしいし!」
笹鳴千歳:「じゃ、行こっか。お注射ぶち込みにさ」
冬月 忍:「……なぜ蛇の鳴き声で威嚇する……。こちらは問題ない。出撃できる」
笹鳴千歳:「私らを、病原にしこたま浸透させてやるとしよう」
添水桃:「繰り返しになりますが、過酷な作戦になることが予想されます」
添水桃:「任務の達成と、みなさんの無事の生還を、お祈りしています」
清水篠子:「問題ありません。いつでも行けます」
秋里せつか:「まあこれから死ぬんだけどね。はは」
松内睦:無言で頷く。
冬月 忍:「了解」
春澤楓:「おつかれさまパーティーの用意して待ってなー!」 空いている方の腕をぶんぶん回す。
笹鳴千歳:「よし、じゃ、行こう!」駆け出し、真っ先に空に身を投げる。
春澤楓:「……あっ」
春澤楓:「オレの一番乗りがー!」 続きます。ダイブ!
冬月 忍:「作戦開始だ。後押しはいるか、秋里」
松内睦:続いて、巨盾を持ったまま身を投げていく。
秋里せつか:「後押しってなに」顔が強張っている。絶対自分からは飛び込めない顔!
冬月 忍:「これだ」 背中をどかっと押す。両手で丁寧に押します!
清水篠子:「そのままの意味ですよね……あ」
秋里せつか:「ひゃ」
秋里せつか:「あっ」
秋里せつか:「ああーーーーー!!」
清水篠子:「必要かどうか、答え聞いてないですけど」
冬月 忍:「……コミュニケーションは難しい……次回以降の課題にする」 続いて飛び降ります。
清水篠子:最後に飛び降りていく。
GM:----
GM:---
GM:--
GM:-
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM
GM:上空から、6つの影が降ってくる。
GM:それは人影。ありえないことだった。
GM:パラシュートを開くでもなく、ただ、単純に落下してくる。
GM:そのようなものを認めて、迎撃できるような能力も知性も、包囲部隊にはない。
GM:落ちていく。
GM:落ちていく。
GM:落ちていく。
GM:そして。
GM:ではシーンに登場している皆さんは、各自で
GM:20d10のダメージを受けてください。
冬月 忍:20d10
DoubleCross : (20D10) → 109[9,10,6,10,5,3,10,3,9,6,1,9,2,1,5,1,3,5,1,10] → 109

春澤楓:20d10
DoubleCross : (20D10) → 91[1,9,10,4,1,3,2,7,2,5,7,4,1,9,1,6,6,2,6,5] → 91

秋里せつか:20d10
DoubleCross : (20D10) → 117[3,9,3,8,10,9,6,1,8,7,6,10,7,4,4,9,1,5,3,4] → 117

春澤楓:じょうぶな子!
秋里せつか:かなしい
春澤楓:当然死にます。リザレクト。
冬月 忍:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63

春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:66->76)
冬月 忍:リザレクトしました。
秋里せつか:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69

秋里せつか:リザレクトです!
GM:潰れたような嫌な音が、連続して幾つか響く。
GM:常人ならば、即死は免れないだろう。
GM:だが。
笹鳴千歳:「あああー、痛ったーーー!」
冬月 忍:「現場に到着だな」
笹鳴千歳:「これ、めちゃめちゃ来るね……!」
春澤楓:「これが……」
春澤楓:「これが、受け身だ!」 激突の直前、ハンマーを使ってありったけの力で地面を叩いた。
冬月 忍:「痛覚が正常に働いている証拠だ、体調は万全で何より」
松内睦:「分かってはいましたけど、二度とやりたくはないですね……」
春澤楓:「やりたくねーなー。"落ちてる最中に気絶するから飛び降り自殺はラク"っていうの、あれ、ウソだな!」
春澤楓:「気絶しねえし、クソいてえ」 脚をさすっている。
秋里せつか:「うううう……うう…!ひっ、うぐぐ」泣いてる。「死ね、マジ、死ね」
笹鳴千歳:「ま、オーヴァードが自殺しようっての事態がキツそうだし、私らには無縁の話だ」
清水篠子:「大丈夫?」近くに寄る。
春澤楓:「だいじょぶか? バンソコ使うか?」 せっちゃんにばんそうこうを差し出す。
冬月 忍:「総員無事か。戦力損耗なし」
秋里せつか:「うるさい、大丈夫じゃねーし」
冬月 忍:「そ、そうか……。だが、戦術的にここまでの経過はベストだ。ここまで順調だと、後が不安になるな」
春澤楓:「やめろよーそういうの。フラグっていうんだぞ冬月ー」
笹鳴千歳:「ま、実際肝心要はこっからだよね」
笹鳴千歳:「まだ着いただけだ。お仕事は一つもしちゃいない」
冬月 忍:「フラグ……か。ジンクスのようなものだな。知ってはいるが、ここから先は――」
冬月 忍:「気楽なピクニックでは済まないと思う」
笹鳴千歳:「戦場だかんねー。切った張っただ」
清水篠子:「それで?どう仕掛けるの?」
笹鳴千歳:「んー。じゃ、一瞬だけブリーフィング。それだけ固めて、すぐ行こっか」

GM:シーン終了。ロイス・購入が可能です。
春澤楓:ロイスは無し! まず、装甲を活かすために手持ちの応急手当キットを使います。
春澤楓:10+2d10
DoubleCross : (10+2D10) → 10+7[6,1] → 17

春澤楓:安物だなこれ・・・。HPは17に。
春澤楓:物足りないので、購入は応急手当キットを狙います。
春澤楓:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 9[8,8,9]+1 → 10 → 成功

冬月 忍:秋里さんにロイス。 秋里せつか/連帯感/隔意○/ロイス
春澤楓:17+2d10 もう一度使用。
DoubleCross : (17+2D10) → 17+9[3,6] → 26

春澤楓:そこそこ回復! 以上です。
秋里せつか:わーい隔意だ
秋里せつか:ロイスはなし。購入は応急手当キット!
冬月 忍:隔意(なぜか壁を作られている気がする……なぜだ?)
秋里せつか:4d10+1>=8
DoubleCross : (4D10+1>=8) → 20[5,2,6,7]+1 → 21 → 成功

冬月 忍:購入は応急手当キット。
春澤楓:丁寧に押してあげたのにw
冬月 忍:2dx+2=>6
DoubleCross : (2R10+2[10]>=6) → 8[1,8]+2 → 10 → 成功

春澤楓:せっちゃんすげー!
秋里せつか:見てくださいこの必死さ
春澤楓:このパーティー、もしかして社会に強いのでは……(錯覚)
秋里せつか:6+2d10 使用しまっす
DoubleCross : (6+2D10) → 6+10[7,3] → 16

冬月 忍:よし、入手! そして、すぐ使用!
冬月 忍:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 8[4,4]+9 → 17

冬月 忍:もう一個も使用。
冬月 忍:17+2d10
DoubleCross : (17+2D10) → 17+12[9,3] → 29

冬月 忍:完治! 以上です。

【MiddlePhase/06】

GM:次のシーンから3シーンは、防衛任務をやってもらいます。
春澤楓:ディフェンス!
GM:東西南北から迫る敵を迎撃するミッションとなります。
秋里せつか:ほうほう
GM:内容について説明します。
GM:本シーンでは、まず、敵の接近を察知できるかどうかの判定を行うことが出来ます。
GM:察知判定に必要な技能は、各方面によって異なります。
GM:また、察知判定に必要な技能を知るためには、
GM:情報収集判定でその情報を得ている必要があります。
GM:察知判定の成否にかかわらず、各方面に向かわせて撃破判定を行うことが出来ます。
GM:撃破判定は任意の攻撃技能で行い、成功すれば防衛成功。
GM:失敗した場合、突破された扱いになり、中央区に1ダメージが入ります。
GM:スルーされた部隊が居た場合も、中央区はダメージを受けます。
GM:計3ダメージが蓄積すると、中央区は陥落し、ミッションは失敗となります。
GM:実際にやってみて説明したほうが早いかな。登場する方はどうぞ。
春澤楓:でるぞー!
秋里せつか:もちろん登場します!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:76->82)
秋里せつか:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 3[3]+69 → 72

冬月 忍:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 2[2]+63 → 65

GM:東西南北の情報について、まずは判定することが可能です。
GM:〈知識:都市工学〉か、〈情報:軍事〉で難易度6。
春澤楓:東・西・南・北でそれぞれ別個ですか?
GM:ただし、南についてはすでに判明しているものとします。演出的にはNPCのはたらき。
GM:別個です!要は東・西・北の3つ。
GM:南について開示します。
南方面:最大の広さを誇る幹線道路があり、正面切って交戦するだけの戦力が必要。
察知は不要。常に進軍があるため。
最大戦力の投入は必須だろう。
GM:具体的には、笹鳴千歳と清水篠子がここにかかりきりで抑えます。
GM:PCの投入必要はありません。実質的に3本から選ぶ形。
冬月 忍:NARUHODO
春澤楓:デキる二人だ
秋里せつか:そ、そんな!私の清水さんが!
GM:では、残りの方角からお好きな所を判定ください。
春澤楓:東に行きます!
冬月 忍:北をやろう!
秋里せつか:西になりました
冬月 忍:〈知識:都市工学〉でいきます。精神の方が高いゆえ!
春澤楓:情報:軍事も知識:都市工学も当然持ってないので、社会を使う軍事かなー。素振りです。
秋里せつか:〈情報:軍事〉で!素振りです!
冬月 忍:3dx=>6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 10[9,10,10]+3[2,3] → 13 → 成功

冬月 忍:イェイッ
春澤楓:4dx=>6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 8[1,4,4,8] → 8 → 成功

春澤楓:ホッ
秋里せつか:4d10>=6
DoubleCross : (4D10>=6) → 7[3,1,1,2] → 7 → 成功

秋里せつか:まちがえた!
秋里せつか:4dx>=6
DoubleCross : (4R10[10]>=6) → 6[4,5,5,6] → 6 → 成功

秋里せつか:よかった!
冬月 忍:セーフ!
GM:じゃあ全部開けます!
春澤楓:せっちゃん、まだ落下のダメージが残ってそうw
秋里せつか:ギリギリ!
東方面:入り組んだビル街。先んじて位置を把握できれば奇襲迎撃できる。
〈知識:都市工学〉か〈任意の情報〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
北方面:見晴らしのいい丘があり、遠くまで見渡しやすい。
〈知覚〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
西方面:純粋にだだ広く、素早く展開できる足が必要となる。
〈任意の運転〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
GM:で、全ての方面が空いたので、まずは好きな方面の察知判定が可能です。
秋里せつか:西は楓ちゃん向きかな?
冬月 忍:まずは察知というわけか……このまま北を担当しましょう! 知覚は得意!
GM:察知判定によって、その場所にこのシーン内で敵が来るのか来ないのかがわかります。
GM:特に察知してなかったけど今回は来なかった、とかもありえる
秋里せつか:楓ちゃんと担当を交換して、私は東を挑みたいです
GM:常に3方向全部から敵が来るわけじゃない、という感じです
春澤楓:おっけー!じゃあ、西はオレがいこう!
秋里せつか:サンキュー!
GM:では各々判定をば!
冬月 忍:やってやりますよ! 北方面を、〈知覚〉で察知判定!
冬月 忍:6dx=>5
DoubleCross : (6R10[10]>=5) → 9[1,2,3,6,7,9] → 9 → 成功

冬月 忍:ヤッタッ
春澤楓:判定がごちゃごちゃしてもDTさんが後で並び替えてくれるだろう・・運転で西の察知判定。
秋里せつか:東方面を、〈情報:噂話〉で判定します!コネ使用。
春澤楓:9dx=>5
DoubleCross : (9R10[10]>=5) → 10[1,1,3,5,6,8,10,10,10]+10[1,4,10]+9[9] → 29 → 成功

秋里せつか:6dx+1>=5
DoubleCross : (6R10+1[10]>=5) → 10[1,5,6,6,9,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

GM:す、すごい
春澤楓:恐竜パワ!
秋里せつか:楓ちゃんすごい!
冬月 忍:な、何者……!?
GM:おっけー!みんな成功ですね
GM:choice[来る,来ない] 北方面
DoubleCross : (CHOICE[来る,来ない]) → 来ない

GM:はい、では今回は西と東に来ます。
春澤楓:ひょー
秋里せつか:くる!
GM:で、察知して居なかった人は
GM:他の方面に向かっても構いません。
冬月 忍:秋里さん方面のフォローに向かおう。
冬月 忍:つまり東方面! 春澤さんは浸食率も高いし、たぶん大丈夫でしょう!
GM:なお、撃破判定についてですが
秋里せつか:冬月先生やさしい!ありがとう!
GM:察知に成功している場合と、失敗している場合で扱いが異なります。
GM:察知に成功している場合は、1人で行くと、普通に判定に成功すれば成功ですが、
GM:侵蝕率が1d10上昇します。
GM:2人以上で行く場合、侵蝕率は上昇せず、誰かが判定成功すれば成功です。
GM:察知に失敗している場合は、1人で行くこと自体ができません。
GM:また、2人以上で行く場合、全員の侵蝕率が1d10上昇します。
GM:戦闘が苛烈になるということです。
春澤楓:一人で行くのはたいへんだし、察知に失敗してたら二人でもたいへんということね
冬月 忍:いずれにせよ浸食率は1d10上がるってことか……
GM:で、人数なんですが
GM:松内睦を投入して人数としてカウントできます。
春澤楓:あっやった
GM:特に撃破判定はしてくれません(防御型なので)が、侵蝕上昇を抑えるのには有用です。
冬月 忍:そうか察知していて、なおかつ二人でいくと、浸食率は上昇しない!
GM:これらを踏まえて、誰をどこ方面の撃破判定に当てるかを決定してください。
冬月 忍:この状況にぴったりっすね、春澤サン!
秋里せつか:西方面に盾男を投入すね!
春澤楓:盾男ー!西にきてくれー!
冬月 忍:東には冬月が回ります。
秋里せつか:わーい!
春澤楓:オレの侵食がこれ以上あがるのはよくない! もう片方は冬&秋ペアにまかせます。
GM:では、パーティ分けが決まった所で、一度ロールに入りましょう。

GM:行政都市中央部 簡易ブリーフィングルーム
笹鳴千歳:「と、いうわけで。作戦について説明するよー」
笹鳴千歳:「そっちの司令もちゃんと聞いててね。命懸かってんだから」
司令官:「あ、ああ……頼む。我々では奴らに対抗する術はない……」
冬月 忍:「……わかりやすいな」 地図を眺めている。
春澤楓:「C種だからなぁ」
笹鳴千歳:「そ、中心部から思いっきり十字に大通りが走ってる。攻めるに易い地形」
笹鳴千歳:「で、真っ正面。南ね。こっちは主力が来る。だから」
笹鳴千歳:「私が行く。異論ある?」
清水篠子:「いいえ」
秋里せつか:「どーぞ、どーぞ」
松内睦:「あの……独りで、ですか……?」
冬月 忍:「妥当な判断だ」
笹鳴千歳:「そうだよね。止め役(ミセリコルデ)が要るか」
笹鳴千歳:「じゃ、篠ちゃんよろ!ついてきてー」
冬月 忍:「……大役(大変な役の意味)だ。俺がやった方が……」 横目で清水さんを見ます。
清水篠子:「了解」
秋里せつか:「え、……」思わず清水さんを一瞥。
冬月 忍:「……そうか。清水がやるか。……了解」
春澤楓:「そういや、隊長はC種斬れないんだった」
春澤楓:「もったないよなー。強いのに」
笹鳴千歳:「強くなくて斬れなきゃ、すでにおっ死んでるかんね!」
笹鳴千歳:「じゃ、ま、そんな感じで。で、残りだけど、3方を4人でお願いね」
笹鳴千歳:「だいぶ主力と違って散発的だから、各個撃破で間に合うはず」
春澤楓:「じゃ、オレはこっちだ。入り組んでるとこは苦手だからなー」
冬月 忍:「了解」
春澤楓:「一人で十分! ぜんぶブッ潰してやる!」
秋里せつか:「危ないんじゃないの。一人じゃ」
松内睦:「あ……」
松内睦:「自分も行きます。危なっかしいし……」
冬月 忍:「単独で当たる戦術的意義は薄い。松内の提案に賛成だ」
春澤楓:「な、なんだこのやろー。秋里が不安そーな顔してるから、そっちの戦力増やしてやろうかなって思ったのに!」
冬月 忍:「秋里の方は俺がフォローする。問題ない」
秋里せつか:「…やっぱ松内さん、こっち来ない?」
秋里せつか:「春澤さんもこう言ってくれてるし」
松内睦:「え、えーと」
冬月 忍:「なぜだ……」 眉間にしわを寄せて悩む。
松内睦:「自分が行ってもいいですけど、そうなると、秋里さん」
松内睦:「一人で全部倒してもらっちゃうことになりますけど、大丈夫ですか」
秋里せつか:「………いいです。私と冬月さんのペアで」
冬月 忍:「戦闘技術を疑われるとしたら、心外だが。わかってもらえればいい」 満足そう
秋里せつか:「そういう事じゃない……」うなだれている。
笹鳴千歳:「じゃ、そういうことで。何度でも言うけど、生きてたらご飯が食べられるからね!」
春澤楓:「まー、冬月の戦闘能力だけは確かだからな。ペアならまず安心だよ」
冬月 忍:「了解。出撃する」
清水篠子:「了解」
松内睦:「あ、分かりました」
秋里せつか:「そりゃ、戦闘については信頼してるけどさあ…。はいはい。了解」
春澤楓:「まかせろ。いってきまーす!」

GM:西部方面
GM:春澤さんには、撃破判定をしてもらいましょう。
GM:任意の攻撃技能で難易度7。
春澤楓:白兵しかないので、白兵にしましょう。エフェクトは無しで大丈夫なはず・・・
春澤楓:9dx+4=>7 撃破判定
DoubleCross : (9R10+4[10]>=7) → 10[3,4,6,6,6,6,6,7,10]+5[5]+4 → 19 → 成功

春澤楓:うっし!
GM:強いな……!
GM:では成功です。西部方面の敵を押さえることが出来る。
春澤楓:あ、ジュラシックレコード装備だから命中-2かな。でも成功!
GM:向かい来るのは、ヘルメットをし、銃器で武装した兵士だ。
GM:遮蔽物のない空間で、面制圧をする腹づもり。
春澤楓:「お前らぁ……」
春澤楓:「そんないっぱい居て、やる事が弱いものイジメか」
春澤楓:ガリガリとハンマーを地面にこすりながら現れる。姿を隠そうともしない。
春澤楓:……というか、隠れる場所がない!
兵士:「来たぞ!」「何だ、あの武器は……?」
兵士:「構わん!撃て!」「撃て!」「撃てー!」
春澤楓:「盾男ォ!」
GM:無数の銃弾が発射され、
松内睦:「あ、は、はい!」
松内睦:大盾に吸い込まれるように飲み込まれる。
松内睦:シューシューと蒸気が上がり、視界が悪化する。
松内睦:蒸気流により銃弾を防いでいる。そして、悪化した視界の中で。
春澤楓:「全員……まとめて」 フルスイング。 「ブッ散れ!」
兵士:「クソッ、効いていないのか!?」「ま、待て、やつはどこに消えた!?」
春澤楓:巨大槌を振り回します。敵陣の、中央!
春澤楓:「ハーッハハハハーッ! 潰れろォー!」
兵士:「手を緩めるな、構わず撃ち……!」「な……!」「いつの間にっ……!」
兵士:「や、やめろ!」「ぐわあああ!」「た、助け……っ!」
春澤楓:「ほらほら撃ってもいいぜぇー! フレンドリー……ファイア?になってもいいならなぁー!」
春澤楓:「イヤッホー!」 フルスイング。フルスイング。
GM:兵士たちは蹴散らされていく。残兵も全て撤退していく。
GM:一人たりとも、中央への侵攻は叶わない。
春澤楓:「……いなかったな。C種」 睦さんにぽつりと。
松内睦:「居ないほうがいいと思うんですけど……」
春澤楓:「まーなー。でも、秋里の方に行くより、オレ達が片付けちゃったほうが安心じゃん」
春澤楓:「ふう。だいじょーぶかな、あっちのチーム」 鋼鉄の大槌を担いで、空を見上げる。
松内睦:「それは確かに……そうですけど」

GM:東部方面
GM:二人は撃破判定をお願いします。
冬月 忍:冬月はちょっと浸食率あげたいので、エフェクト使って判定しようと思いますが、秋里さんはどうですか?
GM:任意の攻撃技能で難易度7!
冬月 忍:なんなら先にこちらが振ってもいいくらいです!
秋里せつか:できたら素振りでいきたいので、
秋里せつか:冬月さんに先を譲ります!
冬月 忍:じゃあ、先にやります! 光の舞踏+光の指先を使い、白兵で判定!
冬月 忍:10dx 日本刀使用
DoubleCross : (10R10[10]) → 10[1,3,3,6,8,9,9,9,10,10]+7[4,7] → 17

冬月 忍:浸食率65→69
秋里せつか:ヒュウ!
春澤楓:やるー!
冬月 忍:危なげなく成功!
秋里せつか:これは私も判定した方がいいんでしょうか
GM:どっちでもいいですよ!
GM:やりたかったらやってもいいです!
秋里せつか:じゃあ振るだけ振ってみます!精神で素振り。
秋里せつか:3dx>=7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 10[2,3,10]+8[8] → 18 → 成功

冬月 忍:強いッ!
秋里せつか:あっあれ!やった!
GM:勝ってる……w
秋里せつか:ビギナーズラックですよ!
GM:では成功!
GM:入り組んだビル街を、何人かの兵士が進む。
GM:誰もが銃を構えているが、射線が通るような場所ではない。
GM:奇襲さえできれば、被害を最小限に撃破できるはずだ。
冬月 忍:「準備はいいか、秋里」
秋里せつか:「人じゃん…。怪物みたいのなら良かったのに」
秋里せつか:「うん。いいよ」頷く。
冬月 忍:「では」 「……切り込む」 壁を蹴り、ビルとビルの間を跳び、抜刀。頭上から斬撃を浴びせる。
兵士:「なっ」「上だと!?」想定できていない。闇雲に銃を乱射し、
兵士:その腕が銃ごと切り裂かれ飛ぶ。発射されていた銃弾が、そのまま兵士に浴びせかけられる。
冬月 忍:空中で靴底から光子を放ち、加速して銃撃を回避。左右に飛ぶように刃を振るい、たたき切る。
兵士:「ぐわあああっ……!」
兵士:「やれ!射線を集中しろ!」「敵は一人だ!何をしている!」
秋里せつか:「…すう。はあ」深呼吸。「同じとこばっか狙わない。乱発しない……」短刀を生成。
冬月 忍:「秋里。援護を」 刃を振るい、跳ねる。その都度に、びぃっ、とかすれた鳥のような鳴き声が響く。
兵士:「く、くそっ、止まらねえ……!」「怯むな!殺せ!」
秋里せつか:「分かってるよ……!」兵士の背後へ短刀を撃つ。狙いを定め、確実に当たるように。
GM:過たず飛来し、まっすぐに穿つ。
兵士:「がっ……!何……!?」「何が……っ」
秋里せつか:空中をくるくると短刀が舞い、その軌跡を辿るように光の粉がきらめく。
秋里せつか:「当たった。痛そ」顔をしかめる。
冬月 忍:「ずいぶんと正確だ。……長くはかかるまい」 光の粉を縫って、刃を走らせる。すべて切り伏せるまで止まることはない。
兵士:兵士らは次々と光の中に倒れ伏していき。
兵士:全員がそうなるまで、さして時間はかからなかった。
冬月 忍:「……状況終了。終わりだ。事前情報よりも強いな、秋里」
秋里せつか:「別に…。私、隠れて攻撃してただけだし」物陰から出てくる。
冬月 忍:「当然だろう。その戦術が最も強力だ。……本番で実力を発揮するタイプか」
秋里せつか:「知らない、わかんない」不機嫌そうな顔をしている。褒められて照れている。
秋里せつか:「清水さんに怒られてるから。毎日。…ともかく、これで終わりなんだよね」
冬月 忍:「ひとまずはな。まだ戦いは続く。包囲を敗れたわけではないからだ」
冬月 忍:「春澤たちも首尾よく終わらせていることを祈る。松内がいる限り、滅多なことはないはずだ」
冬月 忍:笹鳴の言う通り、最悪を任務失敗ではなく、死であると考えている。松内くんに対して高い評価を置いているのは、それが理由だ。
秋里せつか:「ん…。大丈夫じゃないの、あの二人なら。なんか良いコンビって感じじゃん」
冬月 忍:「かもしれない。一度、戻る。仕切り直しだ」
秋里せつか:「はいはい。…はあ。早く終わらないかな……」

GM:シーンを終了します。ロイス取得が可能。購入は不可です!
秋里せつか:はーい。ロイスは保留で!
春澤楓:ううっ盾男に信頼でとりたい! でもあと1枠しかない・・!
冬月 忍:ロイスは保留!
冬月 忍:以上です!
秋里せつか:です!
春澤楓:以上!

【MiddlePhase/07】

GM:次も次とて防衛任務です!登場する方はどうぞ。
春澤楓:んんー、一番高いから休みたいけど、どうしようかなあ
冬月 忍:出ます!
冬月 忍:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 10[10]+69 → 79

秋里せつか:休むのもアリだと思いますよ!
秋里せつか:1d10+72 私は出ます。
DoubleCross : (1D10+72) → 5[5]+72 → 77

冬月 忍:1点ダメージ受けても大丈夫なら、休んでもいいかと!
春澤楓:んんー!じゃあこの1回だけ休むよ!
春澤楓:おやすみます!
秋里せつか:この時点ですら一番侵蝕率高いからね、楓チャン…!
【防衛任務】
■東方面:入り組んだビル街。先んじて位置を把握できれば奇襲迎撃できる。
〈知識:都市工学〉か〈任意の情報〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
■北方面:見晴らしのいい丘があり、遠くまで見渡しやすい。
〈知覚〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
■西方面:純粋にだだ広く、素早く展開できる足が必要となる。
〈任意の運転〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
冬月 忍:察知判定は、やはり北方面を担当します。
秋里せつか:同じく、東方面を!
GM:振るが良い!
秋里せつか:先ほどと同様、〈情報:噂話〉で判定しますね。コネ使用。
秋里せつか:6dx+1>=5
DoubleCross : (6R10+1[10]>=5) → 10[1,1,3,5,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

秋里せつか:ウムッ
冬月 忍:では、知覚で判定。
冬月 忍:6dx=>5
DoubleCross : (6R10[10]>=5) → 10[2,3,3,3,8,10]+3[3] → 13 → 成功

冬月 忍:OK
GM:OK!では2つの状況は開けましょう。
GM:choice[来る,来ない] 北
DoubleCross : (CHOICE[来る,来ない]) → 来る

GM:choice[来る,来ない] 東
DoubleCross : (CHOICE[来る,来ない]) → 来ない

GM:では北と西に来ます!
秋里せつか:なにい
冬月 忍:秋里さんと盾男さんが西で、北は冬月がやりましょう!
秋里せつか:よろしいんですか!ありがとうございます!
冬月 忍:ちなみに、射撃武器持ってないのに攻撃技能〈射撃〉で判定ってできますか?
GM:大丈夫ですよ!
GM:なんかこう、そのへんのものを投げたりして演出してください
冬月 忍:よーし!浸食率は抑えられそう!
秋里せつか:こちらは〈RC〉で素振り!
冬月 忍:射撃で振ります。
冬月 忍:6dx+1=>7
DoubleCross : (6R10+1[10]>=7) → 9[2,2,3,6,7,9]+1 → 10 → 成功

秋里せつか:3dx+4>=7
DoubleCross : (3R10+4[10]>=7) → 10[8,10,10]+1[1,1]+4 → 15 → 成功

冬月 忍:YES! 浸食率もあげます。
秋里せつか:ワーイ!ワーイ!
冬月 忍:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 5[5]+79 → 84

GM:OK!演出しましょう。

GM:【西方面】
GM:だだ広い空間に、猟犬のようなジャームが駆けている。
松内睦:「すみません、秋里さん。こっち来てもらって……」
秋里せつか:「いや、しょうがないでしょ。春澤さん、あのままじゃ無理して倒れちゃいそうだったし」
秋里せつか:「まあ……私こそ、私が来ちゃってごめんなんだけど……」
松内睦:「……いえ……攻撃は全部止めます。専念してください」
松内睦:「そうします。絶対に」
秋里せつか:「はは…かっこい」小さく呟いたと同時、攻撃を開始する。
秋里せつか:光の粉がきらめき、短刀を生成。地を這うように滑らせ――猟犬を真横から狙い撃つ!
:「GRRRR!」唸りを上げて突っ込んでくる猟犬が、
:横合いから打ち込まれて転倒する。
:取り逃した何匹かが突っ込んでくるが、
松内睦:「……させません」
GM:大盾の蒸気の前に怯み、立ち往生する。
秋里せつか:「あああああっ!」そこに、第二陣を食らわせる。無我夢中で乱射!
:「GRRッ……!」
秋里せつか:転倒した猟犬には真上から、目の前にまで迫ってきた奴らには真正面から――次々と短刀を浴びせる。
:獣たちは次々と縫い止められ、累々と遺骸が積まれていく。
秋里せつか:「死ね、マジ死ね、いいから死ね………!」最後の一匹を穿つ。「……はあ、はあ、はあ」
松内睦:「……」
松内睦:「……お見事、です……」
秋里せつか:「はあ、はあ……お、終わった……終わったよね」手が震えている。
松内睦:「……はい。終わりましたよ」
松内睦:「秋里さんのおかげです……」
秋里せつか:「いや、マジ、松内さんが全部攻撃防いでくれたから。ケガないし…信じらんない」
秋里せつか:「疲れた……」へたりこみます。
松内睦:「自分みたいなのは、一人ではとても出来ることが限られますけど」
松内睦:「こうやって、助け合えば。色々と出来るから……」
松内睦:「だから、自分は……このチームが、結構好きですね」
秋里せつか:「それは……」呆れたように微笑む。「…はは。信じらんない」

GM:【北方面】
GM:小高い丘からは、迫る敵がよく見える。
GM:獣の群れだ。見覚えがある、
冬月 忍:「……投擲武器を使う生物は、人間だけだ」
GM:野犬の群れ。ここからなら、一方的に先手が取れる。
冬月 忍:「一部の貝類は針を飛ばす。毒液を飛ばす生き物もいる。だが――」 片手で用意した武器を手にする
冬月 忍:「外部環境を利用するのは、人間しかいない」 長めに切断した竹に、土を詰めた道具だ。先端は斜めにカットされている。
冬月 忍:「たとえば、これ」 土を詰めた竹槍を飛ばす。最後尾には光子を付着させており、空中で加速。獣の群れに襲い掛かる。貫く。
:「GRRRRッ!」次々と貫かれ、地面に串刺しになる。
冬月 忍:「……蛇塚と呼ばれている。アジア山間部で使われた武器だ」 次を手に取り、投げる。
冬月 忍:「射撃はそう得手ではないが……この距離なら……」 「一方的に片が付く」 竹槍が光の軌跡を残して、次から次に飛来する。
冬月 忍:「お前たちが獣で助かった。これから身を守る盾はない」
:まるで到達できぬままに、次々と屍を晒していく。
GM:もう終わるだろう。結果は知れている。
GM:それでも、これだけの量を一人で担当するとあれば、些かながらの消耗はある。
GM:侵蝕率上昇をお願いします。
冬月 忍:「これを使うまでも無かったな」 紐をつけた石の束を転がして、うなずく。
GM:あ、上げてたか!失礼!
冬月 忍:あ、判定時に上昇させました!
冬月 忍:「状況終了。帰投する」 疲労はあるが、顔には出さない! 撤収します!
GM:今のところ、中央への侵攻は0に抑えられている……

GM:シーンを終了。ロイス取得あればどうぞ。
冬月 忍:ロイスは保留デース!
秋里せつか:冬月先生かっこいいな…!
秋里せつか:ロイスは保留です!ひきつづき!
GM:OK!

GM:次のシーン!

【MiddlePhase/08】

GM:防衛任務は継続中。3/3シーン目となります。
GM:このシーンを守りきれば任務は成功だ!
春澤楓:前回休んだので、今回は出ます。
【防衛任務】
■東方面:入り組んだビル街。先んじて位置を把握できれば奇襲迎撃できる。
〈知識:都市工学〉か〈任意の情報〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
■北方面:見晴らしのいい丘があり、遠くまで見渡しやすい。
〈知覚〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
■西方面:純粋にだだ広く、素早く展開できる足が必要となる。
〈任意の運転〉5で察知可能。
〈任意の攻撃技能〉7で撃破可能。
GM:登場はご随意に!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:82->88)
秋里せつか:侵蝕率低いし出るよー
秋里せつか:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 6[6]+77 → 83

冬月 忍:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 2[2]+84 → 86

冬月 忍:出席!
春澤楓:そして、技能的にどう考えても前回と同じ西を担当した方がよさそうw
春澤楓:なので、春澤は西へ!
GM:同じところを担当すると有利じゃぞい
秋里せつか:私も安定の東担当になりますぞい
冬月 忍:北を攻めます!
GM:ではお歴々は察知判定をすると良いでしょう
冬月 忍:私の知覚で、察知……! ヌン!
秋里せつか:では東方面を〈情報:噂話〉にて、コネ使用して判定します!
冬月 忍:7dx=>5 北方面:〈知覚〉
DoubleCross : (7R10[10]>=5) → 9[1,3,3,6,7,9,9] → 9 → 成功

秋里せつか:7dx+1>=5
DoubleCross : (7R10+1[10]>=5) → 10[2,2,3,3,5,5,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

春澤楓:せっかく習得している《異形の歩み》で何か探索ボーナスつきませんか?
秋里せつか:イェイイェイ
春澤楓:こう・・・高いところに容易に登れたり……
GM:西はだだっ広いところだからつかないですね……!
春澤楓:じゃあ普通に振ろう!運転!
春澤楓:9dx=>5
DoubleCross : (9R10[10]>=5) → 10[2,3,4,5,5,7,8,9,10]+2[2] → 12 → 成功

春澤楓:よしよし。
秋里せつか:回ってる!
GM:OK!全員成功ですね。
GM:では察知の結果ですが、3方向ともに来ます。
GM:頑張って防衛すること!
秋里せつか:ワオ
春澤楓:うおーっやってやる!
冬月 忍:春澤チャン……盾男を連れて行きなッ!
秋里せつか:いきな!
冬月 忍:一番浸食率が高いでしょう!
春澤楓:ありがとう・・これが友情パワ・・・
秋里せつか:でしょう!
春澤楓:せっちゃんはオウムみたいになってる
秋里せつか:わんわん
春澤楓:とりあえず白兵で迎撃します。友情パワーで死ね!
冬月 忍:そして冬月が北を! 一人でも成功すれば守り切れる計算ぜーッ!
春澤楓:9dx+2=>7
DoubleCross : (9R10+2[10]>=7) → 8[1,2,2,3,3,6,6,8,8]+2 → 10 → 成功

春澤楓:サクセス!
冬月 忍:感覚で北方面を迎撃。
冬月 忍:感覚じゃない、射撃。
秋里せつか:東方面担当です!RCで素振り!
冬月 忍:7dx+1=>7
DoubleCross : (7R10+1[10]>=7) → 10[2,3,5,6,8,10,10]+10[7,10]+7[7]+1 → 28 → 成功

冬月 忍:どりゃぁ!
GM:す、すごい
秋里せつか:4dx+4>=7
DoubleCross : (4R10+4[10]>=7) → 10[2,6,10,10]+6[3,6]+4 → 20 → 成功

秋里せつか:やったあ!
GM:素晴らしい……!では全員成功です……が、
GM:ひとりきりで判定したお二人は、侵蝕率を1d10上昇させてください。
冬月 忍:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 4[4]+86 → 90

秋里せつか:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 5[5]+83 → 88

秋里せつか:ちぇけしょい!
春澤楓:ホッ
冬月 忍:悪くはない! 抑えてます!抑えてますよーッ!

GM:4人はそれぞれ各方面の迎撃を終え、中央への帰路につき。
GM:到達しようかという所で、全員に隊長からの通信が入る。
笹鳴千歳:「ごめ、一匹逃した……!デカいの!誰か頼まれて!」
笹鳴千歳:「多分当たり……!しくったなあもう……!」
春澤楓:「C種か!」
冬月 忍:「珍しいこともあるな……。了解。阻止する」
春澤楓:「イヤッホー! オレが貰った!」 侵入経路に飛んでいく。
秋里せつか:「……こっち来ないといいな」
冬月 忍:足を速める。爪先から光子を吹き出し、加速する。
清水篠子:「隊長、失着したのは私で……」
秋里せつか:キョロキョロと辺りを見渡しながら進んでいく。
笹鳴千歳:「私がしくった!尻拭いお願ーい!!」
冬月 忍:「アピールしなくても……いや、いい。標的の特徴を頼む」
松内睦:「春澤さん……速いです……」
春澤楓:「ちゃんとしろよな隊長~!」 やりとりの意味を理解していない。
笹鳴千歳:「特徴……えーと……あ、」
笹鳴千歳:「……羽根!」
GM:同時、影が射す。
秋里せつか:「は?」見上げる。
春澤楓:「んあ?」
GM:蝙蝠のような生き物が、ゆったりと滑空するように向かってきている。
冬月 忍:「了解。あれか」
春澤楓:「でっけえコウモリ!」
秋里せつか:「気持ち悪…」
GM:行政都市の中央部へと、まっすぐ、ゆっくりと近づいていく。
秋里せつか:「え。どうすんの、アレ。どうやって倒すの」
冬月 忍:「まずは叩き落す。精密な遠距離攻撃があるのは、この場では一人だな」
秋里せつか:「え?」
春澤楓:「お前が叩き落とすんだよ。ラクショーだろ?」
冬月 忍:「秋里が墜落させる。俺が動きを止める。最後は、春澤」
冬月 忍:「……」 なにか指示を考えようとしたが、途中であきらめた。 「適当にやってくれ」
春澤楓:「ううーっ、指図すんな! 適当にやらせろ!」
松内睦:「……その形を作るまでの攻撃は、自分が」
春澤楓:「……適当にやる!」
秋里せつか:「……マジで。マジで………」
松内睦:「止めます……何とかですけど……」
冬月 忍:「マジで、だ。任せた」 できるだけ高いビルに上り始める。
春澤楓:握力だけで適当なビルの外壁を掴んで、ひょいひょいと上の方に登っていく。落下エネルギーを利用してトドメを刺すつもり。
冬月 忍:落下を確認したと同時、攻撃に移るためだ。
秋里せつか:「ええ………」呆然と冬月さんと春澤さんをしばらく見つめ。
春澤楓:「あーっ冬月! 上に行くのは、オレ! 真似すんな!」
冬月 忍:「ま、真似……? 別に真似はしていない……」 反対側のビルの中に姿を消す。
秋里せつか:「(どういう人生送ってんだよあいつら……)」
GM:敵はビルよりも上を飛ぶ。ビルに登ろうとも届く距離ではないだろう。
秋里せつか:空気中に光の粉が散る。ふつふつと湧き出るように短刀が精製される。
秋里せつか:「うう」「ううう………。……すう、はあ。すう」狙いを定める。
松内睦:「……大丈夫です。大丈夫……」
秋里せつか:「…はは」松内さんを一瞥。「ありがと」
秋里せつか:「それじゃ、…開始!」大量の短刀を投射!蜂の大群が襲いかかるように、蝙蝠ジャームを狙って空を駆けます。
GM:蝙蝠ジャームはそれに気づき、身を捩るが、その動きは緩慢である。
GM:防御をする必要のある生命体ではなかったためだ。
GM:……これまでは。
秋里せつか:質より量!小さな短刀でも、とにかく大量に、刺して、刺して、振りほどかれても別の短刀が、
GM:ジャームの体躯は、無数の短刀に貫かれる。
秋里せつか:縦横無尽に貫く!
GM:特に致命的なのは、翼。無数に穴の開いた翼は、それがもたらしていた揚力を失う。
GM:ゆっくりと落ちていく。
冬月 忍:「……よし。届いた」 落下を始めた瞬間には、もう空中に飛んでいる。
冬月 忍:光子を噴出して、蝙蝠と交錯する。 抜刀――鞘の内側で蓄積された光子が、刃を射出するように加速する。
冬月 忍:空中で回転。 ジャームの翼の付け根を、左右で一瞬のうちに深々と切り裂いた。
GM:ジャームは地面に叩きつけられるように墜落し、苦悶によじる。
冬月 忍:「攻撃に成功。あとは……」 春澤さんの姿を探す。 「適当にやってくれ」
GM:だがそれでも、まだ健在。這うように進もうとする。
春澤楓:「オレは賢いからな……C種の弱点だって把握してる」 冬月先生の合図と同時に、ビルの屋上から落ちてきます。
春澤楓:巨大な鋼鉄ハンマーを振りかざし、車輪のように回転しながら。
春澤楓:「頭を! 潰せば!」
春澤楓:「だいたいのジャームはソッコーであの世に行くってワケだぜェーーーッ!」
春澤楓:「死ね!」 叩きつける。
GM:断末魔も上げず、ジャームの頭部がひしゃげて。
GM:それで終わった。
春澤楓:「よっしゃー! 撃破数1!」
秋里せつか:「うわ。キモ」顔をしかめる。「一瞬で終わったよ……。なんだそれ」
冬月 忍:「頭を潰せば死ぬ……あ、ああ。確かにな……」
松内睦:「……やっぱり、このチームの皆さんは、すごいです」
秋里せつか:「本当にね。他の人の点数、知りたくないわ」
冬月 忍:「かなりの大物だったな。それなりに敵戦力は削げたと思うが……本命は、まだ残っているだろうな……」
春澤楓:「まあ、秋里も頑張ったんじゃないの? 初心者の割にはさ」 ドヤ顔を晒してます。
春澤楓:「そっか。“デリュージャー”がいたな、そういえば」
秋里せつか:「まだいんの……」ゲッソリした顔。
冬月 忍:「え、あ、ああ……。なぜそれをいま思い出した風なのか、よくわからないが」
冬月 忍:「とにかく」
冬月 忍:「まだ“デリュージャー”がいる。対策が必要だろう」
笹鳴千歳:「――終わったっぽい?ごめんね、世話かけて!サンキューね!」通信が再開する。
笹鳴千歳:「こっちはねー。まだまだかかるわ、これ」
春澤楓:「ラクショーだったぜ。こんなの、あと100匹くらい飛んできたって余裕だわ」
春澤楓:「……って、え? そっち、そんな居んの? 敵」
笹鳴千歳:「あーううん、さすがに100は居ないと思う!多分!」
清水篠子:「でも、“デリュージャー”らしき姿はありませんよね」
冬月 忍:「次の手を打ちたい。頭を潰さなければ終わりが見えない」
笹鳴千歳:「嗅覚も外れるかー。しゃあないか、こんだけ獣臭いとなあ」
秋里せつか:「そっちは大丈夫なの、二人で」
清水篠子:「問題ないわ。それより、自分の心配をした方がいいと思うけど」
笹鳴千歳:「次の手なら大丈夫。ここまでぜーんぶすり潰したんでしょ?」
秋里せつか:「………」無言でムスッとしてる。
冬月 忍:「殲滅した。そこは問題ない」
笹鳴千歳:「じゃあそっちに出てくる。こっちは抑えとくから、ざっくりいっちゃって」
春澤楓:「こっちに出てくる? どーゆー事だろ」
冬月 忍:「了解。こちらで始末する。笹鳴も油断はするな」
笹鳴千歳:「うい。じゃよろー。生きてご飯食べようねっと」
春澤楓:「がんばれよー」 世間話みたいなテンションで応対。
秋里せつか:「え、いきなり軽くない?もっと重要な話じゃないのこれ」
冬月 忍:「いや。まったく軽くない。重要な発言だった」
松内睦:「まあ、いつもどおりのテンションを維持できているからよしと思えば……」
冬月 忍:「生きてご飯を食べる以上に、重要なことはそうそうない」
秋里せつか:「そうすか……」
春澤楓:「隊長がご飯の話するのって、割とマジなときが多いんだよなー。作戦開始前とか」
春澤楓:「つまり、間違いなく大物が来る! ワクワクするぜ!」
冬月 忍:「ワクワクはしないと思うが……、やることは同じだな。撃破する」
秋里せつか:「来ないでいいのに、マジで……」
春澤楓:「自信もてよー! いまの一撃、すげーよかったぜ!」
春澤楓:「だいじょーぶだいじょーぶ。イケるイケる!」 秋里さんの頭を撫でてます。
秋里せつか:「撫でんな!」
秋里せつか:反抗している。
冬月 忍:(身長差……)

GM:シーンを終了します。
GM:ロイスの取得及び、敵を一旦追い払えたので、
GM:購入機会も与えられます。最後の購入機会。
春澤楓:購入!
春澤楓:たぶん、そこらへんの空きビルからかっぱらってる・・・
秋里せつか:うーんどうしようかな。応急手当キットを購入しておこうかな
春澤楓:どうしようかなあ。最大HPが35なので、無難に応急手当キットを狙っておきます。
春澤楓:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 8[4,4,5,8]+1 → 9 → 成功

冬月 忍:ロイスは松内睦くんへ。 信頼○/不安。この迎撃任務、彼なくしては困難だった
春澤楓:kaetan
秋里せつか:5dx+1>=8 応急手当キット!
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 9[1,3,6,8,9]+1 → 10 → 成功

秋里せつか:かえたん
春澤楓:26+2d10 即使用!
DoubleCross : (26+2D10) → 26+6[4,2] → 32

春澤楓:ゴミ!
秋里せつか:16+2d10 つかう!
DoubleCross : (16+2D10) → 16+17[9,8] → 33

冬月 忍:購入は応急手当キット。
秋里せつか:最大値は24なので24まで回復します
冬月 忍:3dx+2=>8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 6[2,3,6]+2 → 8 → 成功

冬月 忍:HPは満タンでした。以上です。
春澤楓:あ、あと冬月先生にロイスを取ります。
春澤楓:-元FH/冬月忍/感服/○不信感/ロイス
春澤楓:以上!
秋里せつか:私も松内睦くんにロイス取ろうかな…! 感情は誠意:○/隔意!
秋里せつか:こいつも戦闘民族だ…と思うことはあるけど良い人だしまだ話しやすい
秋里せつか:だぜ!以上です。
GM:OK!

GM:では次のシーン。クライマックス前最後のシーンです。
GM:全員登場を推奨。

【MiddlePhase/09】

春澤楓:秋里せつかの侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:88->89)
春澤楓:あっごめんせっちゃん!
春澤楓:ミス!ミス!
春澤楓:なりすまし詐欺!
冬月 忍:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 9[9]+90 → 99

秋里せつか:おお!
秋里せつか:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 6[6]+88 → 94

春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:88->95)
秋里せつか:うわっ楓ちゃんに振ってもらった方を採用したいくらいだぜ

GM:瀬路行政都市 中心部
GM:あなた達は敵の侵攻を退け、第二波の到来に備えていた。
松内睦:「……北方面と西方面は、敵が来ればすぐ分かると思います」
松内睦:「東方面から来る確率が、一番高いんじゃないでしょうか」
松内睦:「南から来る場合は……まあ、ないでしょうし……」
冬月 忍:「同感だ。南は、ない」
春澤楓:「ふふん。オレはあえて一番目立つ西から堂々とくると思うぜ。デザートのプリンを賭けてもいい」
春澤楓:「自信家が多いからなー。こういう前線に出てくるやつは」
秋里せつか:「東から来たらめんどくさそうだから嫌だな」
冬月 忍:「……」 デザートのプリンを支部の冷蔵庫に……?という目
冬月 忍:「……まあ、そうだな。普通はもっとも面倒そうな方面から攻める」
秋里せつか:「春澤さんがそこまで言うんだから、西からは来ないだろうし」
松内睦:「あ、そんなこと口に出さないほうがいいと思います……」
松内睦:「めんどくさいので……」
春澤楓:「そうそう。オレが言うんだから間違いな……うん?」
春澤楓:「どーいう意味だコラー!」
秋里せつか:「あはは、うるせーうるせー」
冬月 忍:「東を固めたいと思う」
秋里せつか:「……」冬月さんを見る。「決め付けちゃっていいの?」
冬月 忍:「戦力の分散よりはマシな結果になると思う。外れた場合は、すぐに戻る」
春澤楓:「西から来ると思うんだけどなぁ……」 ハンマーを使って小石をゴルフ打ちしている。
秋里せつか:「ふうん…。冬月さんが言うならそれでいいよ」
GM:西にはだだ広い空き地が広がっている。
GM:北は小高い丘となっており、眼下の町並みを見渡すことが出来る。特に異常はない。
GM:東にはビル群が聳え立っている。
松内睦:「……?」
GM:そのビルとビルの間から、光が漏れ出るように差し込む。
松内睦:「……!」
春澤楓:「オレが敵ならどっちかなあ。東はナイとして……西か、北か……」「あ?」
GM:直後。
冬月 忍:「来たか」
GM:ビルが光に飲まれ、圧し折れる。
秋里せつか:「え」
GM:強烈な爆音とともに、幾条もの破壊が波を立てて殺到した。
春澤楓:「………………うおお」
春澤楓:「うぉーすげーー!」
冬月 忍:「攻撃だ。迎え撃たなければ……!」
GM:それは中央区をも、一息に飲み込む程の勢いで。
松内睦:「……させません……!」
冬月 忍:「松内! 防御を――」
春澤楓:「盾男ぉー! 仕事ぉー!」
松内睦:「……これ、は……!」
秋里せつか:「だ、だだだ大丈夫なの!これ!」
GM:視界は爆風に、聴覚は爆音に、嗅覚は爆煙に、触覚は爆熱に。
GM:全てを呑む、洪水の如き一撃。
秋里せつか:「いっ……」身をかがめて衝撃に絶える。
春澤楓:「……盾男! だめっぽいからお前も伏せろ!」 ハンマーを盾にして身を沈める。
GM:猛烈な破壊は、しばらくの後に収まり。
GM:五感がゆるゆると機能を取り戻す。
GM:爆煙が晴れると、東方面のビル街は一気にえぐられ、地形を違えており。
GM:破壊の跡は、一列に向かってきて、
GM:中央区の寸前で止まっている。
春澤楓:「あちちち……熱い熱い熱い」
松内睦:「……これなら、反対しておけばよかったですね……」
春澤楓:「うう、あっちぃ……火傷したかなこれ……」
松内睦:「……再生能力を酷使すると、防御に響く……」その手には盾はなく。
冬月 忍:「……予測は正確だった」
秋里せつか:「げほっ、は、はあ……」涙目。「何これ、なんなのこれ」
松内睦:全身が焼け焦げ、その場に倒れる。
春澤楓:「……盾男ー!」
春澤楓:駆け寄ります。ゆさゆさと揺する。
秋里せつか:「松内さ……」駆け寄ろうとして、その姿に瞠目する。
GM:触れた手に強烈な熱。火傷しそうに熱い。
冬月 忍:「いまの一撃で終わりか? ……いや。どちらにしても、攻めてきているのは確かだ」
春澤楓:「う、ぉ……!」 思わず手を離す。
秋里せつか:「そ、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。松内さんが…」おろおろしています。
???:「ったく本当によー……」
???:「なんで、なんでこんなザマになってる!?おかしいだろ……!」
GM:何本も砲身を携えた、巨大な銃を持つ男が、東の先から歩み来る。
冬月 忍:「そんなこと言っている場合だ。ここで止める」 松内くんをタイタス化しておきます。
秋里せつか:「は………」唖然としている。
GM:男の顔には、武者鎧の頬当てのようなものがある。
???:「俺は無傷で接収するつもりだったんだ……!俺が出たらんなこと出来ねーだろ!クソ!」
???:男は一人で悪態をついている。
春澤楓:「盾男……松内。おい、しっかりしろ」 砲身男に顔を向けず、未だに声をかけ続けている。
???:「なんでこのクソどもは仕事をしねーんだ……!クソ、計画が……!あー畜生ッ……!」
秋里せつか:「なに、何なの、あいつ」
松内睦:「大丈夫、です……それより……」
冬月 忍:「春澤、立て。お前がいないと、難しい」
松内睦:「奴を。次は、防げないと思うので……」
松内睦:立ち上がろうとして倒れる。
秋里せつか:「あいつが、デリュージャー?」
???:「し、しかもテメエら、生きてやがんじゃねえか……!ふざけやがって……!」
???:「クソ、おかしいだろ……!舐めやがって……!やってやる……!」
冬月 忍:「来るぞ。急げ」
春澤楓:「クソ……この非情冷酷殺戮マシーンめ」 冬月さんに毒づく。
“デリュージャー”:「俺は“デリュージャー”だ……!テメエらなんざ、押し流して躙ってやる……!」
春澤楓:「あいつが“デリュージャー”か。ジョートーだ。やってやる……!」「オレの仲間をやりやがった罪は重いぞ!」
秋里せつか:「う、ううう……!」横目で松内さんを気にしている。
冬月 忍:「……やることをやる。それだけだ。ワームウッド・セル……」
冬月 忍:「負債を返そう」
“デリュージャー”:「全員……!死ねッ!カスども!」巨大な多門連装銃を3人へと向ける。
冬月 忍:(……人間は、他人に自分の心理を投影しがちだ。俺も同じく……秋里せつかに言ったように)
冬月 忍:(俺が戦うのは、莫大な借金があるからだ。どんな困難だとしても、その負債を返しきる)
冬月 忍:(そのために戦う)

GM:シーン終了!ロイス取得が可能。
冬月 忍:デリュージャーにロイス。 懐旧/憤懣○
秋里せつか:すでに枠が埋まってるのでありません!
春澤楓:デリュージャーのロイス感情を反転させます。○執着/脅威から、脅威表に。
春澤楓:うう・・・弟じゃなくて盾男にロイス取っておけばよかった・・・ごめんね盾男・・
春澤楓:以上!

GM:クライマックスフェイズに入ります。

【Climax】

GM:全員登場をお願いします。
秋里せつか:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 10[10]+94 → 104

秋里せつか:わーっ
冬月 忍:1d10+99
DoubleCross : (1D10+99) → 5[5]+99 → 104

春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:95->104)
春澤楓:ヒエーッ
春澤楓:ならんだ!
GM:仲良しトリオめ!
GM:フ……だが貴様らの結束にヒビを入れてくれよう……

“デリュージャー”:「畜生……ああ畜生!全部だ……!全部……!」
GM:強烈な衝動の発露が、周囲のレネゲイドを昂ぶらせる。
GM:衝動判定です。難易度は9。
春澤楓:4dx+1=>9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 5[1,2,4,5]+1 → 6 → 失敗

春澤楓:ダメ!暴走!
冬月 忍:5dx=>9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[3,5,6,9,10]+1[1] → 11 → 成功

冬月 忍:クリア!非暴走!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+7(2d10->6,1)した(侵蝕率:104->111)
冬月 忍:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 10[9,1]+104 → 114

春澤楓:おっ控えめだ。よしよし。
秋里せつか:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[2,5,5,6,9]+1 → 10 → 成功

秋里せつか:成功!非暴走!
秋里せつか:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 10[1,9]+104 → 114

春澤楓:この中に なかまはずれが ひとりいる
秋里せつか:おやおや
GM:Eロイス《堕落の誘い》を使用。衝動判定に失敗したものは、侵蝕率が99%未満から100まで上昇するのですが
GM:みんな超えてるから意味は無いのだなあ
冬月 忍:ここにも仲良しチャンスがあったw
秋里せつか:もう結構みんな上がっちゃいましたね
GM:敵はデリュージャーと、野犬ジャームが[1+都市中央部のダメージ量]体です。
GM:無傷で済ませたので、数は1体ですね。
春澤楓:あっ、突破されると犬が増えてたんだ
冬月 忍:よかったぜ
秋里せつか:フムフム
春澤楓:「なにをゴチャゴチャと……」 片手でハンマーを一振り。
春澤楓:普段両手で振っている巨大槌を片手で扱う。明らかなリミッター解除……殺戮衝動の暴走状態。
春澤楓:「報いを受けろ。ワームウッドの奴らは、一人残らず殺す」「このオレが殺す!」
“デリュージャー”[12]
 野犬ジャーム[7]

   5m

春澤[3] 秋里[8] 冬月[12]
GM:ではセットアップから。
春澤楓:『殺戮準備』。《フルパワーアタック》を自分に。
春澤楓:行動値が0になって、攻撃力がアップ!
冬月 忍:「……犬が邪魔だな。刃を通すには……斬るか」 抜刀し、下段に構える。
“デリュージャー”:《雷神の降臨》。行動値が0になり、攻撃力を上昇。
冬月 忍:セットアップなし!
秋里せつか:おう!《得意領域》を使用します。ラウンド中の〈RC〉判定ダイス+6個。
野犬ジャーム:《クイックダッシュ》。PC3人のエンゲージに突入。
秋里せつか:「春澤さん…何かテンション変じゃない?」言いつつ、指先に光の粉を纏う。
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+4した(侵蝕率:111->115)
“デリュージャー”[0]

   5m

 野犬ジャーム[7]
春澤[0] 秋里[8] 冬月[12]
冬月 忍:「昂ぶりすぎている。少し落ち着くべきだ」
春澤楓:「うるせえ!」
春澤楓:「すべてがオレの敵だ。"デリュージャー"も……ジャームも……全員、殺す!」
GM:ではイニシアチブに入ります。冬月さんの手番。
冬月 忍:行動します!
冬月 忍:まずは野犬ジャームを攻略しよう。
冬月 忍:マイナーなし。メジャーでコンセントレイト+光の舞踏+光の指先+マスヴィジョン。野犬ジャームを攻撃します。
冬月 忍:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[1,1,2,2,2,4,5,5,5,7,9,9,10]+10[4,5,6,7]+2[2] → 22

冬月 忍:回らなかったけど、さすがに当たるでしょう……たぶん…
野犬ジャーム:《イベイジョン》で命中。ダメージをどうぞ。
冬月 忍:3d10+25 諸々有効
DoubleCross : (3D10+25) → 21[9,3,9]+25 → 46

秋里せつか:つよ!
春澤楓:さすが!
GM:それは耐えられない!野犬は一撃で落ちます!
冬月 忍:「……斬りこむ」 野犬の接近に合わせて動く。刃を指でなぞると光子が付着する。
冬月 忍:すれ違いざま、四度。光の軌跡を残して切り捨てる。
冬月 忍:浸食率114→124
野犬ジャーム:野犬は四肢を切断されたまま、それに気づかぬように、
野犬ジャーム:冬月忍を通り過ぎて、勢い良く肉片が飛んでいった。
“デリュージャー”:「クソが……!テメエらが不甲斐ねえのがいけねえんだ、クソ、クソッ!」
冬月 忍:「“デリュージャー”までの刃筋は通した。……攻め時だ」
“デリュージャー”:「俺がやったら、全部ぶっ壊しちまう……!それじゃあ失敗したようなもんだろうが、クソッ……!」
“デリュージャー”[0]

   5m

春澤[0] 秋里[8] 冬月[12]
GM:では次!秋里さんの手番。
秋里せつか:あい!
秋里せつか:マイナーアクションで《インフィニティウェポン》、白兵武器を作成します。侵蝕率4上昇。
秋里せつか:メジャーアクション。《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《クリスタライズ》。
秋里せつか:デリュージャーを攻撃します!
GM:来ませい!
秋里せつか:8dx@7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,2,6,7,8,9,9,9]+10[1,3,6,7,9]+10[5,7]+3[3]+4 → 37

秋里せつか:よっしゃ!
冬月 忍:イェイ!
春澤楓:いけるいける!
“デリュージャー”:ガード。《球電の盾》。
GM:ダメージをどうぞ。
秋里せつか:4d10+21
DoubleCross : (4D10+21) → 17[5,8,2,2]+21 → 38

秋里せつか:38ダメージ、装甲値無視です!
秋里せつか:あんまふるわなかったね
GM:《球電の盾》で14点防いで、24点のダメージとなるのですが、
“デリュージャー”:Eロイス《拒絶の結界》により、30点以下のダメージを無効化します。
秋里せつか:えーーーっ!
冬月 忍:ナイスアタック!相手の手札見えてるよーッ!
秋里せつか:「な、なんだか分かんないけど、やればいいんでしょ…やれば…!」銃を撃つように指を構える。少し震える。
秋里せつか:槍を精製し、投射。円を描くような軌跡で、穂先がエメラルドに輝き、デリュージャーの鳩尾を狙う。
秋里せつか:「ううう……っ!」
“デリュージャー”:それを避けようともしない。避けられないのではなく、避ける気がないかのよう。
“デリュージャー”:過たず鳩尾に吸い込まれた穂先は、肉を刺し穿つことなく、弾かれるように逸れ飛ぶ。
秋里せつか:「あっ……!?」槍は弾け飛び、光の粉へ舞い戻る。
“デリュージャー”:「クソが……!いっちょ前に抵抗しやがって……!効くか、クソが!死ねッ!」
秋里せつか:「いっ……、うわ、効いてない……」
“デリュージャー”:舌打ちする。「リロードが追いつかねえか……クソ、使えねえ……!早く爆ぜろ!死ねっ!」
冬月 忍:「……装甲。違う。ああいう能力か……C種ジャームになって得た力……!」
冬月 忍:「あれを貫くのは骨だな。……本来ならば」 斬撃にかかる手を止め、春澤さんを振り返った。期待!
春澤楓:「C種……死ね! お前が死ね!」 ギチギチと力をためている。 「オレが殺す!」
GM:次の手番!春澤さん!
春澤楓:よしきた!
春澤楓:暴走を解除しておこうかなあ。マイナーで暴走解除します。
春澤楓:で、メジャーでコンボ『星砕きレッドヘイル』。《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《死神の精度》《伸縮腕》。
春澤楓:デリュージャーを殴る!
GM:来ませい!
春澤楓:16dx7+2
DoubleCross : (16R10+2[7]) → 10[2,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,9,9,9,10]+10[3,3,7,7,8,10]+10[3,4,9,10]+5[1,5]+2 → 37

春澤楓:ヤッタヤッタ
秋里せつか:スゴイ!
“デリュージャー”:ガード。《球電の盾》。
冬月 忍:スマッシュ!
春澤楓:4d10+52 装甲ガード有効
DoubleCross : (4D10+52) → 22[2,10,6,4]+52 → 74

秋里せつか:ヒュオーー!
冬月 忍:殺意!
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+10した(侵蝕率:115->125)
GM:ガード・装甲含めてもとても抑えきれない!
GM:《拒絶の結界》は解除され、ダメージが入ります。
春澤楓:身を深く沈め、跳躍。"デリュージャー"のもとへ一直線に飛び込む。
春澤楓:冬月先生のような技巧による加速は、ない。身体能力にまかせた力任せの突撃。
春澤楓:極限ブーストされた身体能力だけで、ハンマーを叩きつける。
春澤楓:「ゴタクは……!」 下からのかちあげ。 「いらねえ!」 脳天への振り下ろし!
“デリュージャー”:「邪魔だ……殺――
GM:バチッ!っと放電のような音がすると同時、“デリュージャー”の身体が叩きつけられている。
“デリュージャー”:「ガッ……!」
春澤楓:「……あっやべ!」 殺戮衝動が満たされ、ようやく正気に戻る。
春澤楓:「殺しちまったかな! 情報源になるかもしれないのに……!」
GM:壊れた機械のように、パチパチとスパークの音が小さく鳴り続けている。
秋里せつか:「うひっ……」身をすくませる。「何あの、バケモノみたいなパワー」
冬月 忍:「春澤の攻撃性能は、ドラゴンゴージの中でも屈指といえるだろう」
“デリュージャー”:「クソッ……何故、俺の防御が……クソッ……!」
冬月 忍:「その成長性を含めて、だ」
“デリュージャー”:「ふざけやがって……!どいつも、こいつも……化け物どもが……!」
春澤楓:「秋里は……生きてるな。よしっ」「冬月はどうせ生きてるだろうから、まあいいや」
春澤楓:せっちゃんの方だけチラと確認して、あとはデリュージャーに集中している。
冬月 忍:「……」 ため息をつく。 「まだ終わっていないか。やるな」
“デリュージャー”:「全員、おっ死ね……!」
春澤楓:「生きてるのか。おもしれぇな……!」
秋里せつか:「…? なんだよ」視線に気づいて一人つぶやく。
GM:“デリュージャー”の手番。
“デリュージャー”:マイナーでグレネードランチャーの効果を使用。攻撃を範囲化。
“デリュージャー”:《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《コントロールソート》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》。
GM:エンゲージに範囲攻撃。
“デリュージャー”:14dx7-6
DoubleCross : (14R10-6[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,6,6,6,6,8,9,10,10]+10[6,7,9,9]+2[1,1,2]-6 → 16

春澤楓:!
冬月 忍:回避を狙う!
春澤楓:お、俺の肉体は10もあるんだ……ドッジします。
秋里せつか:おお!私も回避チャレンジしよう
冬月 忍:リフレックス+光の指先+神の眼でドッジ。
春澤楓:10dx=>16
DoubleCross : (10R10[10]>=16) → 10[1,2,2,3,5,5,7,8,9,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功

春澤楓:やったー!
冬月 忍:13dx7=>16
DoubleCross : (13R10[7]>=16) → 10[1,1,1,1,3,3,3,4,5,5,6,8,10]+4[1,4] → 14 → 失敗

秋里せつか:1dx>=16
DoubleCross : (1R10[10]>=16) → 3[3] → 3 → 失敗

春澤楓:先生!?
冬月 忍:まさかの失敗!
秋里せつか:ですよね
冬月 忍:浸食率124→129
GM:秋里さんは侵蝕ボーナスがあるので
冬月 忍:あ、いや、
GM:もっと振れるはず!
冬月 忍:ここはロイス切ってでも回避に行こう。
秋里せつか:あっそうですね!すみませんもっかい振ります
秋里せつか:4dx>=16
DoubleCross : (4R10[10]>=16) → 10[4,5,8,10]+5[5] → 15 → 失敗

春澤楓:回避ロールができる!
春澤楓:せっちゃーん!
秋里せつか:あーーーっ!惜しい!
冬月 忍:“デリュージャー”にロイスを取得。タイタス化して、達成値をプラスします。
冬月 忍:1d10+14=>16
DoubleCross : (1D10+14>=16) → 1[1]+14 → 15 → ファンブル

冬月 忍:ひどすぎるw
春澤楓:先生www
GM:ひ、ひどい
秋里せつか:先生ーーー!?
春澤楓:どうせ当たってロイス切るならせっちゃんも上乗せしていいのかもしれないけど
冬月 忍:これはもう一枚きるのも一緒だ。タイタス化済みの松内くんを切って、さらに達成値プラス。
春澤楓:せっちゃんは喰らっても避けても美味しそうだなあ
冬月 忍:1d10+15=>16
DoubleCross : (1D10+15>=16) → 8[8]+15 → 23 → 成功

冬月 忍:おわり。回避しました。
秋里せつか:ここは喰らうほうが美味しいので、喰らいますぜ…ウェヒヒーッ
GM:ではダメージを。
“デリュージャー”:2d10+70 諸々有効
DoubleCross : (2D10+70) → 14[5,9]+70 → 84

春澤楓:固定値がえぐいなあ。避けてよかった
秋里せつか:固定値だけで2回死ねるんですけど
秋里せつか:3回くらい死にました。松内くんのロイスをタイタス化、昇華して復活します。
冬月 忍:やべ~
GM:火力特化と言ったはず!
“デリュージャー”:「死ねッ!」強烈な一撃が吐き出される。狙いは精確ではなく、
“デリュージャー”:至近をかすめ、爆砕するのみだが、それでも、
“デリュージャー”:オーヴァードに致命的なダメージをもたらすには、十分な破壊力である。
春澤楓:「そんな力任せの攻撃、二度も当たるワケねェーだろっ!」 自分の事は棚にあげて回避。
冬月 忍:「……ちっ」 自身を光子で吹っ飛ばすような、強引な回避。ピンボールのように天井と壁にぶつかりながらも、直撃は避ける。
春澤楓:致命的な破片が飛んできた時は、素手でブン殴って叩き砕いてます。腕力!
秋里せつか:「ひ……ぎっ」爆破に巻き込まれ、全身が焼ける。
秋里せつか:「う、ううううう……」「…うううう……!」涙目でよろよろと立ち上がります。
“デリュージャー”:「クソが……!なんで壊れ尽くしてねえ……!ああ、クソ、クソッ!」
“デリュージャー”:「なんでこうも、上手く行かねえ……!」
GM:1ラウンド目終わり!クリンナップして、2ラウンド目!
冬月 忍:「……無理をしている。あまり動くな、秋里」
GM:セットアップです。
冬月 忍:なーし!
春澤楓:先ほどと同じ。《フルパワーアタック》します。
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+4した(侵蝕率:125->129)
秋里せつか:「なん、げほ、うう、…何でそんなピンピンしてるんだよ…」
“デリュージャー”:再び《雷神の降臨》。
秋里せつか:《得意領域》使用しまーす。
春澤楓:「秋里ぉー! おまー、あんま無理すんなよ!」
春澤楓:「オレが守ってやるから、ダメそうだったら下がれよ!」「同じチーム! 家族みたいなもんだからな!」
冬月 忍:「春澤の言う通り。きみの本領は遠距離攻撃だ、無理をすることはない……可能な限り敵を遠ざけておく。そこから撃て」
“デリュージャー”[0]

   5m

春澤[0] 秋里[8] 冬月[12]
冬月 忍:まだ戦ってもらうこと前提の気遣い!
秋里せつか:「……。……んん」唇を噛む。
GM:冬月さんの手番から。
冬月 忍:ここは、攻撃せざるを得ない。
春澤楓:「っていうかオマエもだよ冬月。ハラの調子でも悪いのか?」
春澤楓:「なんかいまいちキレがないっていうか……別に心配してるわけじゃねーけど……大丈夫かよ」
冬月 忍:「……静かにしていてくれ。負債は返す……」
冬月 忍:マイナーで戦闘移動。“デリュージャー”にエンゲージします。
冬月 忍:これで範囲攻撃は食らわないだろう……
冬月 忍:メジャーでコンセントレイト+光の舞踏+光の指先+マスヴィジョン。“デリュージャー”を攻撃します。
“デリュージャー”[0]
   冬月[12]

   5m

春澤[0] 秋里[8]
冬月 忍:13dx7
DoubleCross : (13R10[7]) → 10[2,2,2,3,3,3,4,6,6,7,9,9,9]+5[1,3,3,5] → 15

GM:ガードを外させる気だな……?だがその手は食わぬ!
“デリュージャー”:ガード。《球電の盾》。
冬月 忍:諸々友好
冬月 忍:もとい、有効!
冬月 忍:2d10+25
DoubleCross : (2D10+25) → 11[10,1]+25 → 36

“デリュージャー”:ダメージを受けるが、まだ健在!
冬月 忍:「ふっ!」 浅く踏み込み、光子を左手から放って牽制。続けざまに小手、胴と切り裂く。
冬月 忍:浸食129→139
“デリュージャー”:「クソッ……離れやがれっ……!」
“デリュージャー”:先程までの絶対防御力はない。あの瞬間に、何かが壊れた。
冬月 忍:「……秋里。撃て!」 離れない。至近距離を保つ。……それだけ秋里せつかの攻撃の精密性に信頼を置いているということだ。
GM:では秋里さん!
秋里せつか:「……なっ……」「ふ」「ふざけんなよ、クソ!」
秋里せつか:えーい!マイナーで《インフィニティウェポン》、武器を精製。
秋里せつか:デリュージャーに白兵攻撃。さっきと同じで《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《クリスタライズ》。侵蝕率10上昇。
秋里せつか:9dx@7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,3,4,5,5,5,6,10,10]+10[1,10]+10[8]+5[5]+4 → 39

“デリュージャー”:ガード。《球電の盾》。
冬月 忍:モラッタァーッ!
秋里せつか:ダメージ出します!
秋里せつか:4d10+21 装甲値無視!
DoubleCross : (4D10+21) → 27[10,5,3,9]+21 → 48

冬月 忍:ナイスアタック!
春澤楓:おっ、いいダメージだ
GM:う、そのダメージは落ちる!
秋里せつか:わああ!!い!!
“デリュージャー”:《蘇生復活》で復活!
秋里せつか:ヌウーッ
秋里せつか:春澤さんにかけられた言葉がぐるぐる頭を回る。泣きそうな気持ちを押し殺すため、唇を噛む。
秋里せつか:(だからさ……家族とか言ってさ…。こういう時に、普通に優しくしてくるとか)(マジで……マジで意味わかんない)
秋里せつか:「ちくしょう……!ちくしょう!当たれよ!」「当たれ…!」
秋里せつか:エメラルドに輝く槍が発射される。デリュージャーの頬を掠め、一度狙いは外れるが、
秋里せつか:急旋回。隙をついて、真後ろから穿つ!
“デリュージャー”:「ガッ……!」まるで対応しきれない。そのまま穿たれて、大きくよろめく。
“デリュージャー”:膝をつき、なんとか踏ん張っている状態。「クソッ……!クソッ……!」
春澤楓:「やるゥー!」
秋里せつか:「はあ、はあ、はあ、は………」「や、やった……」
冬月 忍:「まだだ」 「倒れるなよ」
秋里せつか:「へ…」
冬月 忍:「……最後の一瞬まで、勝負はわからない。もっとも、春澤ならばやるだろう。確実にな」
“デリュージャー”:「……まだだ、まだ!俺は、まだ……!」
GM:春澤さんの手番!
春澤楓:重い鉄槌をガラガラと地面にこすりつけながら、ゆっくり近づく。
春澤楓:「……おい"デリュージャー"」「"春澤知沙"って人を知らないか。オレのねーちゃんだ」
春澤楓:「お前たちに殺された家族の中で、一人だけ死体が見つかってない。オレは生きてると思っている」
春澤楓:「何か知っているなら、話せ。殺すのはその後にしてやる」
“デリュージャー”:「あ?知るか、黙れ……!死ねッ!」
春澤楓:「……そうかよ」
春澤楓:「じゃあ死ね!」
春澤楓:マイナーで戦闘移動。デリュージャーのエンゲージへ。
春澤楓:コンボ『鏖殺フルブレイク』。先程のコンボから死神の精度と伸縮腕を抜きます。《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》!
春澤楓:あとすみません。さっきの判定、伸縮腕のダイスペナルティを忘れてました!
“デリュージャー”[0]
 冬月[12] 春澤[0]

   5m

   秋里[8]
春澤楓:なので、せめてもの誠意として今抜きます……w ダイスがマイナス1。
春澤楓:15dx7+2
DoubleCross : (15R10+2[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[3,3,7,9,10,10]+10[1,6,6,10]+4[4]+2 → 36

“デリュージャー”:切り札を……切る!
“デリュージャー”:《球電の盾》《ピンポイントガード》。
秋里せつか:しぶとい!
春澤楓:うえーっ!
GM:ダメージをどうぞ。
冬月 忍:春澤さんなら……やれる!
春澤楓:よし。せっかくなので、色ロイスを切ります。
秋里せつか:おおっ
GM:何っ!
GM:一体色ロイスを切ると何が起こるというのだ!
春澤楓:OR/赤の四號/興味/○/ロイス これをタイタス昇華。ORなのでダメージダイスが+5Dされます。
春澤楓:ダメージを出すよ!
GM:来ませい!
春澤楓:9d10+32 装甲ガードが有効。
DoubleCross : (9D10+32) → 49[4,1,9,6,5,1,6,8,9]+32 → 81

秋里せつか:はあーー つよい
春澤楓:春澤楓 の侵蝕率を+4した(侵蝕率:129->133)
“デリュージャー”:そのダメージは、ガード値の上から思いっきりぶち抜く!
“デリュージャー”:とても堪えきれません。HP0。
“デリュージャー”:“デリュージャー”はもう一枚の復活手段として、
GM:Eロイス《不滅の妄執》を持っているのですが、
春澤楓:ひえーっ
GM:解除条件である「C種ジャームに対処可能な者の攻撃でHPを0にする」を達成したため、
GM:効果を発揮せずに解除。そのまま戦闘不能になります。
秋里せつか:おおおお!
春澤楓:やったー!
春澤楓:ハンマーを振りかぶる。
春澤楓:家族を殺されたあの日。
春澤楓:燃え盛る炎の中に、まるでゴミかなにかのように父や母の死体が転がっていたあの日。おぼろげに記憶している、謎のジャーム。
春澤楓:ほんの少し……ヤツの姿をほんの少し、思い出すだけで。
春澤楓:「……消えろ」 思い出すだけで!
春澤楓:鉄槌を叩きつけ、巨大なクレーターを穿つ。
春澤楓:"デリュージャー"も、当然粉砕する。
“デリュージャー”:「ガッ……ア”……!」
GM:“C種ジャーム”。
GM:それは理外の防御能を有し、通常のオーヴァードでは傷付けることが能わないものであったが。
GM:それを殺しうる者に、龍の名をつけた。
GM:そして、今放たれた一撃こそが。重厚なる、“龍の尾”の一薙ぎである。
GM:戦闘終了です。
冬月 忍:「終わりだな。原型は残るまい」
冬月 忍:納刀。
春澤楓:「ふい~っ」 ハンマーをぶんぶんと振り回して、こびりついた血やら何やらを払う。
秋里せつか:「はあ…マジで意味わかんない、春澤さん……」
春澤楓:「えっ、なんでだよ。オレ頑張ってただろ!?」
冬月 忍:「……まあ。頑張ってはいた」
秋里せつか:「だからだよ」むすっとした顔。「強すぎて、意味わかんないっつーの…」
春澤楓:「ふふん。そうだ、オレは強いんだ」「オトナの冬月よりも、たぶん強い!}
冬月 忍:「だろうな。俺は自分がそれほど強いとは思っていない」
春澤楓:「え、そうなの? 強いじゃん」
春澤楓:「……いや。オレほど……じゃないけど」
秋里せつか:「うえ、キモ…。うぷ」粉砕現場から目を逸らす。
冬月 忍:「……。きみは強いな」 春澤に対して、少し笑う
冬月 忍:このセッション始まって以来、冬月が笑ったのは初めてだ。
冬月 忍:「俺は弱くても戦える。だからこそ意味がある。それだけだ……笹鳴たちと合流する。俺は先に行く」
春澤楓:「……おお……」「笑った……」
春澤楓:「オレらも行こうぜ秋里。だいじょうぶか? おんぶしてやろうか?」
秋里せつか:「うるさい小学生。私より……松内さんでしょ」
春澤楓:「!」 盾男!
春澤楓:盾男はどうしてますか!
GM:その場に倒れたままだ。気絶しているが、息はあるようだ。
春澤楓:担いでいきたいです! ハンマーを片手に引きずっているので、米俵を担ぐようにして運ぶ。
春澤楓:春澤楓、身長147cm。盾男の足がズリズリ地面をこするが、仕方があるまい!
秋里せつか:「どっから出てるの、その馬鹿力……」春澤さんによろよろとついていく。

【Backtrack】

GM:バックトラック!
GM:Eロイスは……これ!
▼“デリュージャー”
《不滅の妄執》
《堕落の誘い》
《拒絶の結界》
GM:《堕落の誘い》は2個分相当なので、計4個振ることが可能です。
春澤楓:豪華~~
冬月 忍:やった!
春澤楓:振っておきます。0話でジャーム化する愚だけは避けたい……
冬月 忍:もちろん振ります!
秋里せつか:わひょー!振ります振ります。
春澤楓:133-4d10
DoubleCross : (133-4D10) → 133-20[5,5,6,4] → 113

冬月 忍:139-4d10
DoubleCross : (139-4D10) → 139-15[7,6,1,1] → 124

秋里せつか:147-4d10
DoubleCross : (147-4D10) → 147-20[6,3,3,8] → 127

春澤楓:これなら戻れるかなー。1倍振り。
冬月 忍:2倍振りします! 残りロイスは4個なので、8個振れる!
冬月 忍:124-8d10
DoubleCross : (124-8D10) → 124-31[3,7,1,5,2,5,3,5] → 93

春澤楓:113-5d10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-18[5,2,3,7,1] → 95

春澤楓:よしよし。5点!
冬月 忍:戻りました。2倍振りでエンドです!
冬月 忍:3点!
秋里せつか:うーん怖いなあ。2倍振りします。残り6個なので12個。
秋里せつか:127-12d10
DoubleCross : (127-12D10) → 127-54[5,2,7,6,1,3,4,2,10,7,6,1] → 73

秋里せつか:よかった。3点です!
GM:経験点ですが
GM:いつもの5点+シナリオ5点。ここにEロイス3点で13点。
GM:Eロイス4つだった。ここまで14点。
GM:さらに侵蝕点を加えた点数が獲得経験点となります。何点になりましたか?
冬月 忍:17点です!
秋里せつか:同じく17点!
春澤楓:19点でーす
ロケットさん 17点
クオンタムさん 19点
めかぶさん 17点
GM 18点
GM:貰っておいき!
秋里せつか:あざまーす!
春澤楓:わーいわーい
冬月 忍:いただきます!ありがとうございます!

【Ending/01】

GM:指揮官である“デリュージャー”は斃れ、残兵は(ほとんど居なかったが)散り散りに撤退していった。
GM:ここに、瀬路行政都市の防衛任務は完遂された。
笹鳴千歳:「お待たせ参上……って、これ、もしかして」
笹鳴千歳:「終わってる?持ってった?」
冬月 忍:「見ての通りだ」
春澤楓:「参上するのがおせーんだよー!」 盾男がまだ起きてなければ、盾男を担いでます。
清水篠子:「敵の姿は無いですね」
笹鳴千歳:「しゃーないじゃんかー!無駄にワラワラしてたんだもの」
GM:彼はまだ気絶した状態ですね。
春澤楓:なら担いでる!
秋里せつか:「あの、松内さんが重傷で……」
秋里せつか:その横でおろおろしている!
冬月 忍:「少し手間取ったか。こちらは重傷者一名」
笹鳴千歳:「嘘っマジで?」
春澤楓:「盾男、もーすげー頑張ったんだ。ボーナス弾んでやれよな」
笹鳴千歳:「あー……采配マズったかなあもー……!」
秋里せつか:「大丈夫なの、ねえ」
冬月 忍:「松内がいなければ全滅だったかもしれない。きみの采配は間違ってはいない」
清水篠子:「こちらも、独りでは荷が勝っていたと思います」
笹鳴千歳:「大丈夫かはぶっちゃけ分かんないよ……!死んじゃいないことしか分かんない」
春澤楓:「そーそ。みんな生きてごはん食べられそうだから、いいんじゃねー?」
笹鳴千歳:「戦闘専門だもん……さっさと迎え呼んで巣に帰すくらいしかな……!」
冬月 忍:「治療は必要だな。撤収を始めるべきだ」
清水篠子:「“デリュージャー”の身柄は?幹部クラスなのだったら、有用な情報源だと思うのだけど」
春澤楓:「うっ」
春澤楓:目を背ける。
冬月 忍:「……生かして勝利することは不可能だった」
冬月 忍:「“デリュージャー”は強い。このクラスが当たり前のように出てくることを考えると、先が思いやられるな」
笹鳴千歳:「別に誰も咎めやしないっての。捕縛命令じゃないでしょ?今回の命令は」
笹鳴千歳:「瀬路行政都市の救出。んで、それよりも優先する命令が」
笹鳴千歳:「みんなの生存。達成してる」
春澤楓:「そ、そうそう。そうだよな!」
春澤楓:「いやー、さすがオレたちって感じだよな。命令通り!作戦目標達成!」
秋里せつか:「ノリノリで脳天からヤってたけどね」
冬月 忍:「跡形も残さない勢いだったな」
春澤楓:「だって……なんか死ね死ね言いまくってムカつくやつだったから……」
清水篠子:「積極的に破壊を企図するのは、作戦目標外といえど推奨すべからざる行為だと思うのだけど」
春澤楓:「オレは悪くねーもん……」 小石を蹴飛ばしている。
春澤楓:「しかもあいつ、なんかわけわかんない事言ってたし」
秋里せつか:「……こういう時、『まあまあ皆さん』って言う奴が寝てるからどうしようもないね」
冬月 忍:「ブリーフィングの一件を学習し、コントをやらないと終わらなさそうだったので、やってみた。ここまでにしておこう」
笹鳴千歳:「それもそうだ。そう言ってもらえる環境でやろっか。ほら」
GM:ロータ音が上空から響く。
笹鳴千歳:「翼だ」
GM:上空からVTOL輸送機がゆっくりと降りてきている。
冬月 忍:「帰りは優雅だな」
春澤楓:「盾男、タクシーがきたぞー。もーすぐだからなー」 盾男の頭をぺしぺし撫でている。
笹鳴千歳:「行きは最悪だったねあれ!誰だろう提案したの!」
秋里せつか:「アンタだよクソ!」
笹鳴千歳:「よし、叫ぶ元気があるなら良し!んじゃ帰ろっか!」
冬月 忍:「了解」
清水篠子:「はい」
春澤楓:「あ、隊長。ちょっと聞きたいんだけどさ」 輸送機が降りてくる間際に聞く。
春澤楓:「この街って、爆弾かなにか埋まってるの?」
笹鳴千歳:「爆弾?」
春澤楓:「うん」
春澤楓:「『俺がやったら全部ぶっ壊しちまう。それじゃあ失敗したようなもんだろうが』……"デリュージャー"のやつがそう言ってたの、なんか気になってさ」
春澤楓:「FHだから、てっきり全部ぶっ壊しに来たのかと思ってた」
春澤楓:「ジャームだし、頭がおかしかっただけかな?」
笹鳴千歳:「うんにゃ、それは序盤だけだね。今はわりと、破壊じゃなくて占領を目的にしてるっぽいのよ」
笹鳴千歳:「まあただ、なんで此処に、ってのはやっぱりあるけどねー。攻めやすいけど価値は薄いもん」
春澤楓:「そーだよなー。すげえ良い街、ってわけでもなさそうだし……」
春澤楓:「ま、いいか。そこだけ気になってたんだ。さんきゅー!」
春澤楓:「帰ってごはん食おーぜ!」
笹鳴千歳:「ごはん、ごーはん♪」
冬月 忍:「同感だ。カロリーを消費しすぎたな」 VTOLへ向かう。

【Ending/02】

GM:“ドラゴンゴージ”基地内、食堂
GM:尾の面々が、食堂に集められていた。今日は貸し切りだ。
笹鳴千歳:「と、言うわけで。任務の成功を祝して乾杯です!お疲れ!」
GM:テーブルにはいくつか食事が並べられている。簡素な祝賀会。
春澤楓:「いえー! かんぱあーい!」 なみなみと注がれたオレンジジュースを掲げる。
春澤楓:「おっととっと、こぼれる……かんぱーい!」
冬月 忍:「……ああ。乾杯」 ウィスキーの入ったグラスを掲げる。
添水桃:「やたー!おつかれさまでーす!」
秋里せつか:「うん。おつ」アイスティーを掲げます。
清水篠子:「お疲れ様です」水のグラスを少しだけ掲げる。
笹鳴千歳:「えー。しかし残念ながら」
GM:彼女の傍らには、テレビ電話状態のタブレット端末がある。
笹鳴千歳:「本任務最大の功労者、松内睦氏はまだベッドから起き上がれないので、ここで見守ってもらっています」
笹鳴千歳:「やっほー?元気?あとで差し入れ持ってくよー」
松内睦:「……あの」体の節々に包帯が巻かれている。
松内睦:「自分、まだ食事食べられないので、これ拷問に近いんですけど……」
春澤楓:「盾男ー! このウィンナーすげー美味いぜ!」 悪気は無い。
冬月 忍:「ならば、いっそう早く治せという意味だろう」
冬月 忍:「安静にな」
秋里せつか:「かわいそ。はは」
笹鳴千歳:「そういうこと。羨ましかろー?治したくもなろー?」
松内睦:「う……」
春澤楓:「今回、オレもけっこー頑張ったんだけどなあ」
春澤楓:「MVPは盾男と……あと秋里に譲ってやるぜ。がんばってたからなー」
添水桃:「そうだよ、せつかちゃんも頑張ってたよー!」
添水桃:「ね、せつかちゃんおつかれー!どうだった?怖かったよねー?」
秋里せつか:「私?」チョコをつまんだ手を止める。
秋里せつか:「う、うるさいな…。怖く…そりゃまあ…ない訳ないし」モゴモゴしている。
添水桃:「聞いてるだけでハラハラだったもん!あんなねー、ひっどい作戦をねー……」
笹鳴千歳:「桃ちゃーん聞いてるぞー」
冬月 忍:「それほどひどくはない。……たぶん」 精いっぱいの擁護意見だ
添水桃:「ひいい!無礼講で見逃してくださーい!」
清水篠子:「特段酷いということはなかったと思うのだけど」
笹鳴千歳:「篠子ちゃん!私の味方は君だけ……」
冬月 忍:「もっとひどい作戦を立てることもあるからだ」
春澤楓:「そーそー。今回は比較的マシな方じゃん?」
清水篠子:「ええ。あるもの」
笹鳴千歳:「あ、え、そういう意味……?」
春澤楓:「注射よりは怖くないし」
冬月 忍:「注射と比較するようなテーマなのか……わからない……」 苦悩
春澤楓:「バカ!注射は怖いだろ!」
笹鳴千歳:「でもさー!承認したのはこいつだかんね、こいつ!」
笹鳴千歳:ずんずんと歩いていって、傍らで食事している少年の頬を指で突く。
“オディギトリア”:「……止めてください。食事しているので……」
笹鳴千歳:「最終的に決めてるのこの人だかんね!」
春澤楓:「あっ、責任テンカだ」
冬月 忍:「……ああ。かもな」 (“オディギトリア”は、なんだってやる男だ。そういう風に感じる)
秋里せつか:「もうやだ」うなだれている。
“オディギトリア”:「最良と判断したまでで……実際期待通りの効果を……むぐ」
松内睦:「はは……」
“オディギトリア”:「ああ、そうだ。今回お集まりいただいたのは、祝賀もあるのですが」
春澤楓:「えっなに、他にもなんかあるの」
“オディギトリア”:「もう一つ。皆さんにお願いしたいことがあるのです。非常に重要な任務となります」
秋里せつか:「また死ぬの……」
“オディギトリア”:「人の運命を左右すると言っても、過言ではありません」
秋里せつか:「死ぬんだ……」
“オディギトリア”:「秋里せつかさん」
秋里せつか:「死にたくない…」
冬月 忍:「……」 緊迫
春澤楓:(なんかよくわからないけど、かわいそうに。という顔)
“オディギトリア”:「貴女です。貴女の……」
“オディギトリア”:「コードネームを、皆さんで考えてください」
秋里せつか:「何。死因を……」
秋里せつか:「……え」「え?コードネーム?」
笹鳴千歳:「はーい。運命を左右する重要な任務でーす」
冬月 忍:「コードネームか。本名を隠す任務で不便だからな」
春澤楓:「あっ、なるほどー」
春澤楓:「でもあれって、オレらが考えちゃっていいの?」
“オディギトリア”:「ああ、もちろん、自分で名乗りたいものがあるのであれば、名乗って貰って構いません」
“オディギトリア”:「本人の納得が優先ですから」
春澤楓:「そうそう! 槍飛ばすからランスマンとか、そういうのを名乗ってもいいんだぜ、UGNは!」
松内睦:「せめてレディに……」
秋里せつか:「そういう問題じゃないつの!」
秋里せつか:「いや…名乗りたいものなんてないから。考えたことないし…。アンタ達が考えてくれるっていうなら」
春澤楓:「あ、じゃあじゃあオレ! オレからいく!」 元気に挙手。
春澤楓:「はい! はーい!」
秋里せつか:「そりゃ、まあ……ちょうどいいっていうか、助かるっていうか…」
“オディギトリア”:「では、春澤楓さんから」
春澤楓:「おす!」 立ち上がる。 「秋里、槍を作って飛ばすんだよ。あれがスゲーかっこいいからさー」
春澤楓:「"トリシューラ"か"ヴィジャヤ"にしようぜ!」
春澤楓:「『機神合体・ニルヴァーナ!』ってアニメ知ってるか? ロボットがすんげーかっこいいんだ」
春澤楓:「主人公機のシヴァが持ってる槍が"トリシューラ"で、ライバルのタイプ:インドラは"ヴィジャヤ"って槍を……」 力説している。
秋里せつか:「次、次」
添水桃:「楓ちゃん早口になってる……」
春澤楓:「それでな。二期の第一話でもシヴァはぶっ壊れたままで、ぼろぼろの機体で出撃するんだけど……」 力説している。
笹鳴千歳:「ちょっと、私まだ一期の途中なんだけど!?」
冬月 忍:「笹鳴は見るのが遅い」
添水桃:「あ、じゃあ私!私が行きます!」
“オディギトリア”:「添水桃さん」
添水桃:「えーっと、“イエローナイフ”ってどうでしょうか」
添水桃:「せつかちゃん、ナイフ使うし、ほら、キラキラってしてオーロラみたいでしょ?」
添水桃:「だからイエローナイフです!一回くらい行ってオーロラ見たいんだよね~」
秋里せつか:「オーロラ……」照れてる。
松内睦:「それは個人の欲望が混じっているのでは……」
冬月 忍:「バカンス願望を感じる」
添水桃:「司令、ここだけの話、わたし有給がほしいです」
“オディギトリア”:「構いませんが……お一人で行かれるのですか?」
添水桃:「ヴ」
添水桃:「うっ……うぅ……」
笹鳴千歳:「ほらほら泣くなー!じゃあ私と一緒に行こう?ね?」
秋里せつか:「マジ泣きだよ」
松内睦:「隊長は有給取れないんじゃないですか……?」
春澤楓:「それでなー、インドラが……なに? 旅行行くの?」
春澤楓:「オレも行きたーい! 遊園地でジェットコースター乗りたーい!」
“オディギトリア”:「……」
冬月 忍:「コードネームについて、俺からも提案しておく」
“オディギトリア”:「冬月忍さん。お願いします」
秋里せつか:「…え、してくれるんだ」
冬月 忍:「イシュル・アスフール。“雀の巣”を意味する。かつてそういう作戦があった 」
秋里せつか:「へえ」瞬く。「雀の巣?」
冬月 忍:「多量の戦闘機を投入して、戦線を飽和させた。きみが多数の刃を飛ばす戦形をとるため、連想した」
冬月 忍:「……最近では、洋菓子としての名前の方が有名だが」
秋里せつか:「お菓子の名前でもあるの?」クスッと笑います。「いいじゃん、そういうの」
冬月 忍:「それに、雀は縁起がいい」 「鴉と違ってな」
春澤楓:「縁起がいいんだ……」 昔焼き鳥屋で食べたスズメの焼き鳥を思い出している。
春澤楓:「ハッ」
春澤楓:「だ、ダメダメ! お菓子の名前なんて軟弱すぎるぜ!」
春澤楓:「これだから冬月はなー!」
冬月 忍:「……。自由にしてくれ」 顔を背ける
秋里せつか:「……」冬月さんの横顔を見る。
松内睦:「……自分も挙げておきますね。自分も、添水さんと同じく、オーロラを想起させられたので」
秋里せつか:「…うん、聞く。松内さんの」
松内睦:「“ロージーフィンガー”。薔薇色の指、とかですかね。アウローラと同一視される、エオスの雅名の一つです」
秋里せつか:「ちょ、ちょっと」顔が赤らむ。「かっこよすぎない?」
春澤楓:「アウ……エオ……?」
秋里せつか:「め。女神なんて柄じゃないよ私」
冬月 忍:「古い神の名だ。神話辞典はライブラリにある。気になったら参照するといい」 春澤さんに小声でアドバイス
春澤楓:「あ、そうなんだ! へーっ」 冬月さんに頷く。
春澤楓:「……じゃねーし! 知ってるし! いや知らないけどあとで調べるつもりだったし!」
笹鳴千歳:「じゃあ格好良すぎないやつを挙げるね私!“ルートマップ”!」
笹鳴千歳:「なんかカラフルに軌跡描いて伸びてるから、路線図みたいだなーって思った」
清水篠子:おずおずと手を挙げる。
秋里せつか:「……清水さん?」
清水篠子:「“シュベルトラウテ”……剣の支配者とか、そういった意味で……」
添水桃:「……“オルトリンデ”とおんなじワルキューレ?篠子ちゃん、お揃いが良かったの?」
秋里せつか:「え……」
清水篠子:「そういう訳ではないのだけど。これしか思いつかなかっただけで……」
清水篠子:「……や、やっぱり、辞退する」
春澤楓:「あーっ、おそろいかー! いいなー」
笹鳴千歳:「いーじゃんいーじゃん、せっかく出したんだからさー。あればあるほどいいよ」
春澤楓:「くそ、しまった……オレもおそろい提案すればよかったかなあ」
秋里せつか:「……待って。これ、ここで決めるの無理」
秋里せつか:「っていうか、これ、この会議…………恥ずかしいんだけど」
笹鳴千歳:「照れてる?」
冬月 忍:「そのように見えるな」
秋里せつか:「ちがうし、そういうんじゃないし」
秋里せつか:「い、いいじゃん。今のやつから決めて、あとで報告するから…」
“オディギトリア”:「まあ、今すぐに決めなければならないものでもないでしょう」
冬月 忍:「同感だ」
笹鳴千歳:「そうね。じゃあ余興も終わったし食べよ食べよ!」
添水桃:「余興って言った……」
冬月 忍:(余興だったのか……) 衝撃
春澤楓:「オレの! なー秋里、お前ならもちろんオレが提案したやつにするよなー?」
松内睦:「恫喝は良くないと思いますけど……」
春澤楓:自分の案が選ばれないとは微塵も思っていない笑顔でウインナーをパクついてます。
秋里せつか:「はいはい、そーかもね」
GM:饗宴はなおも続き、彼らの結束はきっと深まったことであろう。
GM:これは次の戦いまでの、しばしの憩いである。

GM:基地内 トレーニングルーム
GM:戦闘訓練ではなく、基礎体力訓練の場だ。
GM:能力のみならず、いざという時に体を鍛えておくことが、戦闘においては肝要となるため、
GM:日常的なトレーニングが強く推奨されている。
GM:とはいえ、それをほぼ毎日精確に履行するのは、清水篠子くらいのものではあるが。
清水篠子:「……ふう」ベンチプレスのバーベルを降ろし、息をつく。
清水篠子:「……次。やってみる?」傍らの少女に問いかける。
秋里せつか:「やって……」唖然と見ている。「…いや。遠慮します」
清水篠子:「枚数は減らすけど。ちゃんと適正でやらないと危ないし……」
秋里せつか:「…これ持ったら死んじゃうだろね、私」
清水篠子:「空から落ちるよりは痛くないと思うけど」
秋里せつか:「思い出させるようなこと言うのやめない…?」
清水篠子:「……ごめんなさい。そういうつもりではなかったのだけど」
秋里せつか:トレーニング機器にやる気なく腰掛けている。
清水篠子:「……」
秋里せつか:「……何」
清水篠子:「……この間の任務の話を、聞こうと思ったのだけど」
清水篠子:「思い出させるようなことを言うことになると思って、控えようかと……」
秋里せつか:「……ええ……」
清水篠子:「……その」
清水篠子:「訓練の成果が、出ているといいなと思って」
秋里せつか:「……」
秋里せつか:「…清水さんて、私のこと嫌いなんだと思ってた」
清水篠子:「え?」
清水篠子:「そんなつもりは、全然ないのだけど。そう見えるの?」
秋里せつか:「…はは、うん。見える、見える」
清水篠子:「繰り返しになるけど、そんなつもりは無くて」
秋里せつか:「じゃ、どういうつもりなの」
清水篠子:「そう見えさせているのなら、申し訳ないのだけど、もし改善の余地があるのなら、指摘をお願いしようと思……」
清水篠子:「ええと。どういうつもりと聞かれると、非常に難しいのだけど」
清水篠子:「同年代なのだし、しっかりとしてもらって、一緒に肩を並べられたら、喜ばしいと思うというか」
清水篠子:「ええと」
秋里せつか:「……」
秋里せつか:「……ふふ。ふ……な、何それ」
清水篠子:「何か、おかしいことを言った……?」
秋里せつか:「いや、なんか…やたら可愛いから、面白くなっちゃって」
清水篠子:「可愛……えっ?」
清水篠子:「え?」
秋里せつか:「変なの」くすくす笑う。「あのさ。私も、自慢できるコミュ力ないから、人のことは全然言えないんだけど」
秋里せつか:「つまりさ、友達になってってことでしょ」
清水篠子:「……そういうことになるの?ごめんなさい、あまりこういうの、よく分からなくて」
秋里せつか:「はは…。そうでしょ。変なの…変だよ」
秋里せつか:「(平気で人殺したりしてるような人達がさ…。こんなにおろおろしちゃって)」
秋里せつか:「(意味わかんない。本当)」

【Ending/03】

GM:基地内 病室
GM:春澤楓は、松内睦の元を訪れていた。
春澤楓:紙皿にウィンナーとかグラタンとかを山盛りにして持ってきてます。パーティで出されたやつ。
春澤楓:「へへー、どうだ? ちゃんとお前のぶんをとっといてやったんだぜ」
松内睦:「いや。あの……まだ入らないんですが……」
春澤楓:「えっ」
春澤楓:「ウソだろ! あんなに頑張ったのにごちそう食べられないのかよ!」
春澤楓:「バナナとか、リンゴとかも?」
松内睦:「……ええ。まあ……そうですね」
松内睦:「いけるかもしれないですけど、ちょっと不安です」
春澤楓:「まじかよー。オレの華麗なうさぎリンゴ作りを披露したかった……」
春澤楓:仕方なく、ウィンナーやらなにやらをもぐもぐ自分で食べだします。
春澤楓:「盾男がこうなるって事は、やっぱ幹部なだけはあるよな。"デリュージャー"」
春澤楓:「お前の防御力スゲーもん。盾男がいなかったらオレら全滅してたかもなあ」
松内睦:「……彼は、本当に幹部だったんでしょうか」
春澤楓:「ほあ?」
春澤楓:「え? なんで?」
松内睦:「どうにも、余裕がなかったような気がして」
春澤楓:「……それは、うん。そうだな。セッパつまってるって感じだったよな、最初から」
松内睦:「ここを落とさねば後がない、みたいな……」
春澤楓:「そうそう、それそれ!」
春澤楓:「幹部よりさらにすごい大幹部みたいなのがいて、そいつに怒られたりするのかなあ」
松内睦:「もしくは、内部で抗争でもあって、非主流派に追いやられた、とかでしょうか」
春澤楓:「ヒシュリュウ」
春澤楓:「なるほど、そうかもしれない……いや、きっとそうだな」
春澤楓:「その……ワームウッドの中で何かがあって、あいつがヒシュリュウ派に追いやられたんだ」
春澤楓:「でも、あれ? そうなるとどうなるんだ?」
春澤楓:「あいつが幹部じゃなかったら、えーと。何かオレらにとってまずいのか……?」
松内睦:「……一つは、もっと強い幹部が居るのかもしれないですね」
春澤楓:「……あいつよりかー」
松内睦:「……もう一つは、他に幹部が居るとすれば、彼らが、情報を持っている可能性が高いです」
松内睦:「春澤さんの望むようなものかもしれません」
春澤楓:「ぬ」
春澤楓:「オレのことは……べつに、いいよ! どうせあいつら全員ブッ潰すんだし、その中に仇もいるだろ。たぶん」
春澤楓:「でも、オレみたいなやつがまた増えたり、秋里みたいに戦いたくないのに連れてこられる奴が増えるのは、ダメだ」
春澤楓:「……それを防げる情報だったら、ほしいよな!」
松内睦:「……ええ。そうですね……。そうです」
春澤楓:「へっへへー。盾男はなんだかんだで他のやつの心配してくれるから、優しいよなー」
松内睦:「……ああ、そうだ、春澤さん……自分は」
GM:病室のドアが開く。
春澤楓:「ん?」 グラタンを頬張りながらそっちを向きます。
松内鶫:「ああ。生きていたんだな、兄さん」
松内鶫:「それはそれは。生き汚い能力を持って生まれただけはあるよ」
春澤楓:「うわーっ出たあああ!」
松内睦:「……鶫」
春澤楓:「クソ弟!」 椅子を蹴り飛ばして立ち上がる。
春澤楓:「っていうか第一声がそれかよ! "心配したんだからね!"くらい言いやがれ!」
松内鶫:「……なんだ。家族が面会しに来たと言うのに、部外者がなんで吠え立ててくる?」
松内鶫:「心配するよ、兄さん。交友関係と職場環境を」
春澤楓:「部外者じゃありませんチームメイトでーすー。そんな事もしらないんですかー」
松内鶫:「フン。グズめ。尾は情報網も弱いのか?チームメイトだと?」
松内鶫:「違うな」手に持った書面を突きつける。
春澤楓:「おうよ。今回だってなぁ、盾男が守ってオレが叩くのコンボで幹部を倒した、」
GM:松内睦の検診結果。
春澤楓:「とこ……ろ」 紙を注視する。
春澤楓:「……?」
GM:要約すれば、致命的な損傷により、原隊復帰は不可能との通知。
GM:通常の生活には支障ないでしょうが、能力を使って戦うことはとても困難です。
春澤楓:「……ハァーーー!」 思わず書類をひったくってしまう。
春澤楓:「なんだこりゃあ! なんの嫌がらせだこんにゃろー!」
春澤楓:「いっしょに戦えないって事じゃねーか!」
松内睦:「いや……言おうとは思っていたんですけど」
松内鶫:「別に自分が指示したわけではない。客観的なドクターの評価だ」
春澤楓:「う、うぐぐぐ……」
松内鶫:「それともなんだ?野蛮人は医者さえ信用ならないか?なら呪術でもしてみてはどうだ?」
春澤楓:「ぬぬぬぬ……!」
春澤楓:「……盾男はどうなるんだ? これから」
春澤楓:「治るまではこの病室にいるとして。あとは、クビなのか?」
松内睦:「……いえ。退院後は、サポートスタッフとしてゴージに残ろうかと……」
松内睦:「尾になるとは限りませんが。今までの戦闘経験自体は、活きるはずですし……」
春澤楓:「おお! そっか!」
春澤楓:「なら、いいよ。居なくなっちゃうのはイヤだけど、そうじゃないんだし」
松内鶫:「フ。“爪”を追われた時にすぐそうしていれば、そんな無様な怪我をしなくて済んだのにな?」
春澤楓:「前線とサポート! 離れてたって仲間は仲間だ。家族みたいなもんだ。な!」
春澤楓:盾男の頭をわしわし撫でてます。
松内鶫:「最初から私の影に隠れて引っ込んでいればよかったんだよ。無能め」
松内睦:「いや、あの……頭にもまだ怪我が……」
春澤楓:「あっ悪い!」 横の雑音はあからさまにシカト!
松内鶫:「……チッ」
松内鶫:「なんだ?そんな小さいガキにご執心なのか?止めてくれよ兄さん」
松内鶫:「身内から犯罪者が出るなんて御免だよ。せめてそこまでの恥さらしにはならないでほしいのだけど」
春澤楓:「なー、松内弟」
春澤楓:「なんでお前、そんなに盾男にしん……辛……」
松内鶫:「なんだ。その気に入らない呼び方をやめろ。こっちがメインだ」
春澤楓:「強く当たるんだ? 家族で、キョーダイだろ?」
松内睦:「……辛辣?」
春澤楓:「それ!」
春澤楓:「家族がケガしたら、心配したり励ましたりするもんだろ。辛辣にあたんなくてもいいじゃんか」
松内鶫:「ハア?馬鹿か?」
春澤楓:「バカって言ったやつがバカですー!」
松内鶫:「怪我をする事自体が、無能の証明だろ。怪我をするって意味、分かってるのか?」
松内鶫:「いいか。馬鹿に有り難いことを教えてやる」
春澤楓:「二度も言った! なんだよ」
松内鶫:「怪我をしたってことは、死んでたかもしれなかったってことだ」
松内鶫:「そんな事になったやつが、無能と呼ばずしてなんだというんだ?」
春澤楓:「ははーん。やっぱりお前バカだな!」
春澤楓:「お前だって戦いの中でケガくらいしたことあるだろ? 戦いにケガはつきものなんだよ!」
春澤楓:「はい論破論破! オレの勝ち!」
松内鶫:「まあ、兄さんは生き汚く死に損ねたようだから、これに懲りてコソコソとせせこましく生き恥を……」
松内鶫:「……何だこいつ……」
春澤楓:「そりゃーこっちの台詞だ!」
春澤楓:「……ん?」
春澤楓:「あ、でも、そっか。それを言いにきたんだな、お前」
春澤楓:「なんだ。やっぱ兄貴のこと、ちゃんと心配してるんじゃないか。安心したぜ」
松内鶫:「……フン。私はドジの間抜け面を眺めて溜飲を下げにきただけだよ」
松内鶫:「興が削がれた。帰る」
春澤楓:「おう。またなー」
春澤楓:「あ、逆にお前が死ぬなよ! 残った家族が悲しむからな!」
松内鶫:「ハッ。どうだか?清々するんじゃないか?」
松内睦:「鶫!」
春澤楓:「うおっ」
松内鶫:「何だよ。口答えでもするのか?」
春澤楓:「(た、盾男が怒鳴った……)」
松内睦:「……いや。ありがとうな……」
松内鶫:「ハン。なんだそれ。気色が悪い……」そのまま病室を出て行く。
春澤楓:「ふー」
春澤楓:「家族を危険な目に遭わせたくない。死にそうになるのは自分だけで十分だ……って、そういうことだよな?」
春澤楓:「あんがい、良いやつなのかなー。口はクッソ悪いけど」
春澤楓:「クッッッッッッッッッソ悪いけど」
松内睦:「……春澤さん」
松内睦:「……今まで、ありがとうございました」
春澤楓:「なに?」
春澤楓:「なんだそれ。ばかやろー、お別れのアイサツみたいなのやめろよな!」
春澤楓:「治ったらオレらのバックアップしてくれるんだろ。これからもヨロシク、だろ!」
春澤楓:「もーすんげー戦果あげてさ。弟のこと見返してやろうぜ!」
春澤楓:「なっ」
松内睦:「……そうですね。そうでした」
松内睦:「これからも、よろしくお願いします」
春澤楓:「はい。よくできました」
春澤楓:にこりと笑う。
春澤楓:「よーし。じゃあはやくケガが治るよう、特製うさぎリンゴをごちそうしてやるからな」
春澤楓:握力だけでリンゴを割って、指で皮をめくってごつごつしたうさぎリンゴを作ってます。
春澤楓:食べられないって言われた事は既に忘却している!
松内睦:「いや、あの」
松内睦:「……ああ」
松内睦:「……楽しかったですよ。“尾”での日々は」小さく独り言つ。

【Ending/04】

GM:“ドラゴンゴージ”基地 屋上
笹鳴千歳:「やー。肩身が狭い。なんか未成年増えてない?」
笹鳴千歳:「手出さなきゃよかったかなーこれ。貞淑に生きるべきだったかも」手にはタバコ。
冬月 忍:「そのようだ。FHでもUGNでも、子供の方が適性は高いらしい」
冬月 忍:「……なにを言っているのかわからないが、まだ先は長いのだろう」 こちらも煙草をくわえる。
笹鳴千歳:「うんにゃ、こっちの話。……そそ、先は長いのにさ」
笹鳴千歳:「マジミスったわー。ホントダメだ……」頭を掻く。
笹鳴千歳:「むっつんなー。申し訳無さしか無い」
冬月 忍:「珍しいな。何を後悔している?」
冬月 忍:「松内か」 松内くんの件、こちらは知っていてもいい情報ですか?
GM:構いません。すでに展開されていることでしょう。
冬月 忍:「……生きて現場を離れることができるなら、そう悪くない進路だと思う」
笹鳴千歳:「“爪”から“牙”に移るはずだったのよ。最初は」
笹鳴千歳:「でも、本人のたっての希望で、ここに来た」
冬月 忍:「戦うことを望んだのなら、誰にもそれは止められなかった」
冬月 忍:「わざわざ、“尾”を望むとは驚くが」
笹鳴千歳:「そう。そんなやつ天然記念物じゃん」
笹鳴千歳:「それ躙ったらさー。国賊ものだよ、もう」
冬月 忍:「それは、きみもか?」
笹鳴千歳:「ふふ。どーだか」
冬月 忍:「……松内については、死ぬまで戦うよりずっとマシだ。むしろ戦う理由を背負うことになる、きみや春澤たちの方が辛いだろう」
笹鳴千歳:「何何?何よそれー?」
笹鳴千歳:「自分はそうじゃないってかー?」
冬月 忍:「俺は負債を抱えすぎていて、もう自分でもよくわからない」 顔を背けて煙を吐く
冬月 忍:「……だが、松内が抜けることについては、相談しておきたいことがある」
笹鳴千歳:「誰が連帯保証人になったと思ってるんですかねえ、君は」
笹鳴千歳:「……ん?相談?」
冬月 忍:「感謝はしている。伝わっていなければ心外だが。……今回の仕事は、松内がいなければ成功しなかった」
冬月 忍:「“デリュージャー”の盾になったことだけを言っているわけじゃない」
冬月 忍:「春澤や秋里との、適度な緩衝を果たしてくれた。俺だけで直接やりとりをすると、その……」
冬月 忍:「……わかるだろう。どうも、うまくいかない。なぜかはわからないが」
冬月 忍:なぜだかわからない成人男性の顔
笹鳴千歳:「あはは!じゃあ松内センセーだったんだ」
冬月 忍:「まあ……そうだ。そうだな。コミュニケーションを取るにも必要な人材だった」
冬月 忍:「能力的にも、松内とはいいコンビを組めそうだと思った。……だから、きみが、もしも人材の補充に動くとするなら……」
冬月 忍:「その……俺よりもう少し、話せる人材を希望しておく。そうでなければ、いずれ致命的な破綻をきたすことになりかねない」
笹鳴千歳:「冬月センセーより話せない人材?そんな子探そうったって無理な相談だと思うけど」
笹鳴千歳:「篠子ちゃんくらいで我慢しときな、うん」
冬月 忍:「……失礼だな、きみは」 ひきつった笑い。自然に笑ったつもりだ。
冬月 忍:「ひとまず、覚えておいてくれ」
笹鳴千歳:「まあ、美少女はそれでも許されるかんねー」
冬月 忍:「俺もできるだけ爽やかにあろうと努めているつもりだが」
笹鳴千歳:「はいはい。よくできましたー」茶化すように笑う。
冬月 忍:「……子供か、俺は」 煙草の火を消す。 「きみはいつも変わらないな」
笹鳴千歳:「褒め言葉だと思っておこうかな。さて」こちらも火を消す。
笹鳴千歳:「次の任務が来るが早いか、次の人材が見つかるが早いか。どうなるだろーか分かんないけども」
笹鳴千歳:「これ以上、減らすのは無しだと思ってるからね。そこんところは、よろしく」
冬月 忍:「そうしてもらえると助かる。きみの手腕と意志は、信頼しているからな」
笹鳴千歳:「当然。そうでもなきゃ、尾っぽなんてやってらんないっての」
笹鳴千歳:「ただの尾っぽじゃない。龍の尾」
冬月 忍:「まったくもって、責任は重いな」

ダブルクロス the 3rd Edition キャンペーン『Dragon Tail』
Mission0/"壮途遊撃戦列 ドラゴンテイル"
任務完了。

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