『揺れるデイ・アフター・ウォー SIDE:CHAOS』


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【Index】

オープニング1:平賀迅&柳武歩
オープニング2:霧灯夢二
オープニング3:エリス・トリオン&羽石夏澄
ミドルフェイズ1:開始イベント
ミドルフェイズ2:情報収集(1)
ミドルフェイズ2:情報収集(2)
対決イベント:殲滅戦/ミドルフェイズ3
対決イベント:情報戦/ミドルフェイズ4
対決イベント:追跡戦/ミドルフェイズ5
対決イベント:奇襲戦/ミドルフェイズ6
対決イベント:近接戦/ミドルフェイズ7
対決イベント:交渉戦/ミドルフェイズ8
対決イベント:総力戦/ミドルフェイズ9
決戦イベント/ミドルフェイズ10
ミドルフェイズ11

GM@CHAOS:それでは、『揺れるデイ・アフター・ウォー/SIDE:CHAOS』を始めていきたいと思います!
霧灯夢二:ひゃー!

【自己紹介】

GM@CHAOS:まずはPCの自己紹介からです。
GM@CHAOS:最初はPC①-1、平賀迅くんからにしましょう。
GM@CHAOS:よろしくお願いします。
GM@CHAOSキャラシートURL(PL:馴染)
平賀迅:ウス!平賀迅です。アカデミア高校いちねんせいです。
平賀迅:無所属の根無し草ですが、『私刑屋』と称した何でも屋をやっています。
GM@CHAOS:物騒な名前の何でも屋がいたもんだ
平賀迅:看板はおっかないですが、実情は割とどこにでもある何でも屋のようで、平賀の独断正義に反しない限りなんでもやります。ソシャゲの周回もやる。
GM@CHAOS:便利ですね。一人雇いたい。
平賀迅:また、アカデミアに来る前になんだかいろいろな経歴があり、頭の中にいろんな知識がギッシリ詰め込まれていますが、そこまで活用されることはありません。
GM@CHAOS:残念・・・
平賀迅:知識はあるだけでは活かされないのだ……
平賀迅:基本的に誰に対しても不遜に接するタイプで、大きな勢力からも距離を取るように振る舞っていますが、何だかんだで番長連と親しく風紀には睨まれてるような、そんな感じです。
平賀迅:性能面だと、縮地とバクスタによるSランクアタッカーです。間隙の魔術師や援護の風もある!
平賀迅:アタッカーの返上を真面目に考えています。
平賀迅:大体そんな感じかな? よろしくお願いします!
GM@CHAOS:完全に魔法剣士!
GM@CHAOS:ちなみに過去の登場セッションは……二回?
平賀迅:PCとしては二回です!
平賀迅:初出は『進み征くワン・モア・デイ』で、いろいろしました。一生夢見て過ごそうぜって誘惑もされたけど意地八割でそれを蹴飛ばしました。
GM@CHAOS:えらい。
平賀迅『遥かなるドゥームズ・デイ~勃発!裏Rファイト~』でも、たたかったりしました。アカデミアを潰して望みを叶えようぜって誘惑もされたけど、意地半分でそれを蹴飛ばしました。
GM@CHAOS:えらい。
GM@CHAOS:ん、PCとしてはってことは、NPCとしての登場もある?
平賀迅:そう。『喝采のアカデミア ~百花繚乱アイドルチャート~』では、EDに出てきて告白しました。
平賀迅:えらい。
GM@CHAOS:許せねえ
平賀迅:えらい……えらいこっちゃ……
GM@CHAOS:自業自得や
平賀迅:仕方ない……そうするしかなかった……そうするしかなかったんだ……
平賀迅:爆破させるしか……
GM@CHAOS:では、目下のところ犯人と目されている平賀くんのハンドアウトも見ていきましょう
【PC①-1(平賀迅)用ハンドアウト】
ロイス:朝倉侑生(あさくら・ゆうき) 推奨感情 P:執着/N:敵愾心
 キミはオーヴァード・アカデミアに通う、魔術師にして私刑屋の青年だ。
友人の柳武歩とともにキミはアカデミア開校記念式典祭の準備に参加していた。
だが、ある日突然、生徒会長暗殺未遂の犯人として全校に指名手配されてしまう。
爆破テロ現場の監視カメラに仮面を付けて犯行に及ぶキミの姿が映っていたというのだが、キミには全く身に覚えがない。
しかし、このままでは風紀委員に拘束されるのも時間の問題だろう。
キミは番長連に協力し、濡れ衣を晴らすため自ら行動を開始することにした。
GM@CHAOS:身に覚えないんやないか
平賀迅:はっそうだぜおれは悪くないぜ
GM@CHAOS:このままうっかり出頭してたら危うく絞首刑ですよ
平賀迅:まったくだ!濡れ衣だよ!チクショウ!こんな所で捕まってたまるか!
平賀迅:どうせ捕まるならいわれのある罪状で頼むよ!
GM@CHAOS:それもそれでどうかなぁ。
平賀迅:そういう訳で自己保身を中心に真相の究明も目指してひた走ります。
GM@CHAOS:シナリオロイスは朝倉侑生。
平賀迅:朝倉侑生……知っている……風紀委員で……
GM@CHAOS:なんかよく分かりませんが、キミを恨んで命を狙ってきます。
平賀迅:ミナと服を……!
平賀迅:ちくしょう!敵愾心だ!
GM@CHAOS:シナリオロイスにはなってませんが、滝瑞果という女子生徒も同様です。
GM@CHAOS:よくよく恨みを買う人ですね。
平賀迅:正義の代償というやつなのだぜ
GM@CHAOS:じゃあ、しょうがないな。
平賀迅:しょうがない
平賀迅:……しょうがなくない!濡れ衣だってば!
GM@CHAOS:とりあえずハンドアウトについてはそんな感じ!事件究明のために、風紀委員どもをボコボコにしてやってください!
平賀迅:おうよ!全員あの生徒会のアイツの後を追わせてやるぜ!
GM@CHAOS:恨まれてる理由、明白だなぁ
平賀迅:違う!真相究明!がんばります!
GM@CHAOS:では、次!
GM@CHAOS:PC①-2
GM@CHAOS:柳武歩さん。よろしくお願いします!
柳武歩キャラシートURL(PL:CAT)
柳武歩:アカデミア二年!同じく無所属、柳武歩!
柳武歩:地元じゃ無敵の元ヤンキー 信じた仲間に闇討ちされて
柳武歩:なんとか命は拾ったものの なっちまったよオーヴァード
柳武歩:アカデミアには、失意のどん底で逃げるようにやって来ましたが
柳武歩:あの雲雀宏一に助けられたことで希望を見出し
柳武歩:その後、二つのセッションを経て立ち直った形です。
GM@CHAOS:格好良い!浪花節だ!
柳武歩:初登場セッションは『進み征くワン・モア・デイ』
GM@CHAOS:おお。URLまで
柳武歩:誘惑を断ち切ったりトラウマと戦ったりドレスを着てダンスを踊ったりしたやつ!
GM@CHAOS:色々なのだ
柳武歩:そして『遥かなるドゥームズ・デイ~勃発!裏Rファイト~』に登場。
柳武歩:GMすかいはい神に設定を拾って頂き、過去のトラウマにケリが付きました。
柳武歩:友達(長牧彼方/シュラ)も増えたよ。やったね!
GM@CHAOS:貴重な女友達!
GM@CHAOS:そんな歩ちゃんも今回はめでたくPCヒロイン(ヒロインではないかも)
柳武歩:どっち!
GM@CHAOS:歩ちゃん次第です
GM@CHAOS:未来を選ぶのはキミだ!
柳武歩:そ、そうか…
柳武歩:関連PCとしては、ロウ陣営のミナちゃん、カオス陣営の平賀くん、霧灯くんとは一緒に死闘を潜り抜けた仲!
柳武歩:あと、生徒会…というより、会長の手伝いを時々している設定なので
柳武歩:生徒会面子である滝さん、エリス君とは面識あるんじゃないかな。
GM@CHAOS:そう生徒会のお手伝いなのだ
柳武歩:PC性能としては屑のCランクゆえ、3種のリミットエフェクトを活かして殴る事しかできない。すまない。
GM@CHAOS:怖い…
柳武歩:成長も白兵が1→4、調達が1、コンセが3レベル、剣精の手が2レベルになっただけですまない。
GM@CHAOS:堅実すぎて怖い…
柳武歩:そんな感じかな!
GM@CHAOS:はーい。それではそんな歩ちゃんのハンドアウトを確認だ!
【PC①-2(柳武歩)用ハンドアウト】
ロイス:平賀迅(ひらが・じん) 推奨感情 P:連帯感/N:不安
 キミはオーヴァード・アカデミアに通う、不良学生兼生徒会のお手伝いだ。
友人の平賀迅とともに、キミはアカデミア開校記念式典祭の準備に参加していた。
だが、ある日突然、その平賀が生徒会長暗殺未遂の犯人として全校に指名手配されてしまう。
彼は全く身に覚えがないというが、このままでは彼が風紀委員に拘束されるのも時間の問題だろう。
平賀迅のことをどこまで信じていいか分からない。
だが、キミは彼に協力して濡れ衣を晴らすために行動を開始することにした。
GM@CHAOS:キミの友人の平賀迅がなんと指名手配されてしまいました
柳武歩:なにやってんだあいつ
GM@CHAOS:このまま放っておいてもいいし、風紀に突き出してもいい。それはキミの自由だ
柳武歩:助けるしかねえなあ!
GM@CHAOS:おっと第三の選択肢
GM@CHAOS:シナリオロイスはそんな平賀迅くん。好きな感情で取るとよいでしょう
柳武歩:既に設定済みよ。○P:尽力/N:隔意
GM@CHAOS:はっ早い
GM@CHAOS:では、頑張って助けてあげてください
柳武歩:やるぞ!遥かなるドゥームズデイのエンディングでは、特に力になれなかったからな!
GM@CHAOS:次!
GM@CHAOS:PC②、霧灯夢二くん!お願いします!
霧灯夢二:はい!
霧灯夢二キャラシートURL(PL:猫口@)
霧灯夢二:アカデミア高等部1年生!無所属の霧灯夢二です!
霧灯夢二:オーヴァード化してから絵を具現化する能力を手に入れたせいで、
霧灯夢二:絵が描けなくなり、画家への夢を一度諦めるも、
霧灯夢二『進み征くワン・モア・デイ』にて夢を再び追う事を決心したり、
霧灯夢二『シナクラ:初恋の行方』にて男子生徒と顔が近くなったりしました。
霧灯夢二:知り合いはLAW陣営では夏川さん、芙蓉堂君。
霧灯夢二:CHAOSでは柳武さん、平賀くん、くらいかな?
GM@CHAOS:アカデミアでは貴重なシナクラ経験者ですね
霧灯夢二:そうなのだ…我の他にあと二人しかおらぬ…
霧灯夢二:柳武さんや平賀くんはもちろん、エリスくんや羽石さんとも仲良くしていけたらなと思ってます。
霧灯夢二:あと、敵方ですが、芙蓉堂君とちょっと話したいなと思ってます。
霧灯夢二:性能はバロ/ウロ《無形の影》何でも屋!
GM@CHAOS:万能!
霧灯夢二:《無形の影》にAランク:スペシャリストを乗せることでどんな判定もそこそこのダイスと固定値で回すことが出来ます。
霧灯夢二:今回は成長として新エフェクトを取りました。《時の棺》。
霧灯夢二:順当!
GM@CHAOS:ゲーッ!なんてものを!
霧灯夢二:フヘヘヘ……あとは調達を4→6に上げました。
GM@CHAOS:順当な成長ですね
霧灯夢二:手堅く生きるのだ
GM@CHAOS:さすが編集部部長
霧灯夢二:こんな感じでみんなと仲良くやっていけたらいいなと思ってます。
霧灯夢二:あと、重要なことを
GM@CHAOS:何かしら
霧灯夢二:見た目は145cmの童顔の少年です。
GM@CHAOS:そこ!?
霧灯夢二:以上、よろしくお願いします!
GM@CHAOS:はーい!では、ハンドアウトだ!
【PC②(霧灯夢二)用ハンドアウト】
ロイス:フィーネ 推奨感情 P:好意/N:不安
 キミはオーヴァード・アカデミアに通う編集部の部長だ。
ある日、キミはフィーネと名乗る謎めいた雰囲気の幼い少女と出会った。
「この世界のことをもっと知りたい」と熱く語る彼女は、大きなスケッチブックを抱えキミにあれこれ尋ねながら学園中の物をスケッチしていた。
しかも、彼女はどうも生徒会長暗殺未遂事件について何か知っているような口振りだった。
キミが詳しく話を聞こうとした時、風紀委員たちに追われていた様子の彼女は怯えてそのまま逃げ去ってしまう。
ただの重要参考人である以上の意味を感じたキミは、番長連に協力しながら彼女を危険から救い出すことにした。
GM@CHAOS:フィーネという謎の少女と仲良くなる導入です。
霧灯夢二:謎の…少女!
霧灯夢二:助けなきゃ田ゼ
GM@CHAOS:フィーネは金髪で肌の白い幼女で、普通なら知ってそうなことでも分からない変わった子です。
GM@CHAOS:シナリオロイスはそのフィーネ。
GM@CHAOS:彼女が風紀委員陣営の手に渡るのをなんとしても阻止してあげてください。
霧灯夢二:絶対阻止ー!
霧灯夢二:キリキリ働くのだぞ番長連!
GM@CHAOS:働かせる気、全開だな!
霧灯夢二:ではフィーネちゃんには○親近感/隔意でシナリオロイスを取得しましょうか。
GM@CHAOS:はーい。オーケーですよ
GM@CHAOS:では、そんな感じでお願いします
霧灯夢二:お絵かきする人には親近感を抱くけど、自分は絵を残すことが出来ないという事で隔意ですね。
霧灯夢二:宜しくお願いします!
GM@CHAOS:次!
GM@CHAOS:PC③、エリス・トリオンくん!よろしくお願いします!
エリス・トリオン:はいさい!
GM@CHAOSキャラシートURL(PL:アスハル)
エリス・トリオン:高等部二年。生徒会においてその人あり(なの)と言われた不良学生であり、その評判に違わず今セッション唯一の裏切り者となりました。
エリス・トリオン:もとは外国のスラム出身で、安定した飯と家と寝床を求め、そうだUGN行こうと一念発起した結果、なんやかやしてアカデミアにまで辿りついた経歴があります。
エリス・トリオン:登場セッションは『ポスト・レヴ/新星のアカデミア』にて対ディオゲネスクラブ組織・アウトサイダーズ(仮)に勧誘され
GM@CHAOS:勧誘しました
エリス・トリオン:されたのだ
エリス・トリオン『アカデミアの独裁者』でシン・生徒会長に喧嘩売ってクビにされたりしていました。そんなばっかかよ。
エリス・トリオン:あと水増しすると、『アカデミアの亡霊/vsオリジネーター』 『輝けるブラン・ニューデイズ』でもちょろっとNPCとして登場しています。
GM@CHAOS:よくよく寝返るやつだ。
エリス・トリオン:ほんまそれな
GM@CHAOS:NPC!そんな出番も!
エリス・トリオン:知り合いは、カオスでは羽石さんと柳武さんがだいたい顔見知り程度。
エリス・トリオン:ロウ陣営に滝・朝倉くん・ミナちゃん(顔見知り程度)、生徒会面子が居ます。
エリス・トリオン:なので、ほぼ初見ながらカオスの皆さんとは積極的にナカヨシになって色々と煽っていきたいと思います。
GM@CHAOS:羽石さんとは一応亡霊事件の時に顔を合わせていましたね。
エリス・トリオン:亡霊事件の時に同行してた縁デスネー
エリス・トリオン:えげつない能力とかは見てるので、覚えていたのでしょう
GM@CHAOS:嫌な覚え方だなぁ。
エリス・トリオン:能力ですが、今回アカデミアが内乱状態になったことで、ワムウと戦った時のシーザーめいて能力運用がスラム時代のものに戻っており、
エリス・トリオン:もともとはエンゲージ支配と遠隔カバーリングによる霧化能力を活かしたSランクディフェンダーでしたが、今回、なんとささやかながら攻撃能力を得ております
GM@CHAOS:ついにアタッカー能力まで!
エリス・トリオン:これで存分にLAWの・・・ゲフンゲフン。犯人を殺してやれます
GM@CHAOS:犯人?はて……。
エリス・トリオン:そんな感じです
GM@CHAOS:はーい。では、ハンドアウトだ!
【PC③(エリス・トリオン)用ハンドアウト】
ロイス:“学長”クライン・ネバーエンズ 推奨感情 P:尊敬/N:恐怖
 キミは不良学生兼生徒会役員で、番長連陣営に属する精鋭の一人だ。
アカデミアで強引に改革を推し進める学長のクライン・ネバーエンズはキミもよく知る人物だ。
中枢評議会のメンバーで、アカデミアの創始者の1人でもあるクラインは高潔だが厳しい人物である。
だが、今回の彼による改革はあまりにも性急にすぎ、何かしら裏があるように思えた。
彼の思惑を探るためにも、キミは少女の奪還に向けて、番長連陣営の他のメンバーとともに動き出すことにした。
GM@CHAOS:シナリオロイスはクライン。偉い人です。
GM@CHAOS:どのくら偉いかというとかなり偉い。
エリス・トリオン:そーんなーのーじょーおーしーきー
GM@CHAOS:ぽんぽこりん……
エリス・トリオン:畏怖/不信:○  で取っときますかね
エリス・トリオン:俺は権力には弱い男だ
GM@CHAOS:わーい、弱者
GM@CHAOS:そんなこんなでキミは番長連陣営の一員として戦うことになる
エリス・トリオン:言っとくが、俺はテメーらの味方になったわけじゃねえロールでやっていこうかと思います
エリス・トリオン:ひさびさのセッションですが走りすぎないように気をつけます。
GM@CHAOS:またそんなツンデレな
エリス・トリオン:そんなわけで、よろしくお願いします!
GM@CHAOS:はーい。よろしくお願いします!
GM@CHAOS:それではラスト!
GM@CHAOS:PC④!羽石夏澄さん、よろしくお願いします!
羽石夏澄:ヘーイ!
羽石夏澄キャラシートURL(PL:優水)
羽石夏澄:乙女でウォーモンガー!三度の飯よりときめきとバトルが好き!羽石夏澄です!
GM@CHAOS:強そう!
羽石夏澄:所属は番長連。窒息番長などとも呼ばれており、相手の呼気を塞ぐ領域を自在に操り、ときには弾丸のように、ときには矢のようにして戦います。
GM@CHAOS:応用性のある能力だ
羽石夏澄:アカデミアに来たばかりの頃は能力で人を傷つけていたことで思い悩み、暗い性格でしたが、その頃ロコくんと話したことにより自分を肯定、その結果として闘うことに道を見つけ出しました。
羽石夏澄:初登場は『輝けるブラン・ニューデイズ』。ロコくん相手にドギマギしたりしながら、なんかわるいやつをやっつけました。
GM@CHAOS:希望の道だ!
GM@CHAOS:やっつけられました
羽石夏澄:そして、『アカデミアの亡霊/vsオリジネーター』では、いいこにしちゃうおばけとたたかいました。
GM@CHAOS:そんな可愛らしいお化けがいたのだなぁ
羽石夏澄:自分のことはいいこの範疇には入らないと考えており、そのことで悩んだりします。
GM@CHAOS:苦悩……
羽石夏澄:また、本編とは特に関係なくマスターブレイドとかいうひとと楽しくデュエルしました。
羽石夏澄:マスターブレイ子とかいう胡乱な存在はよく知らない
GM@CHAOS:誰だろう
羽石夏澄『冬と学園と赤い糸』 そして、こちらでロコくんに思いを伝え、ミナちゃんとラヴラ…ともだちになりました。
GM@CHAOS:大事件!
羽石夏澄:ロコくんとは付き合うでもなく、しかし恋とはまた違った形で「大好き」を持ち続けることにしたとか。
羽石夏澄:そんなかんじですが、なんと知り合いの9割がLAW陣営。
GM@CHAOS:切なさ……。
GM@CHAOS:切なさをバネに一人残らず血祭りにあげてしまえ!
羽石夏澄:前述のロコくんとミナちゃんだけでなく共に戦った滝さん、芙蓉堂くんまでも…
羽石夏澄:バトルとなったらガチで行きます!
GM@CHAOS:やったー!
羽石夏澄:CHAOSではエリスくんぐらいしか接点がありませんが、みんなと仲良くしたいです!
GM@CHAOS:仲が良いのが一番ですな
羽石夏澄:あ、後成長ではラストアクションとりました。いえーい。
GM@CHAOS:倒れながら撃ってくる!
羽石夏澄:あとはRCもあげたよ!よろしくね!
GM@CHAOS:はーい。それではそんな羽石さんのハンドアウトだ!
【PC④(羽石夏澄)用ハンドアウト】
ロイス:“鉄拳番長”無道ささき 推奨感情 P:信頼/N:隔意
 キミは恋するウォーモンガー系女子高生番長で、風紀委員との抗争に参加する精鋭の一人だ。
総番長である無道ささきは激しい闘いになることを知りながらも、生徒たちの自由を守るために蜂起した。
だが、自ら最前線で闘うささきは敵対する風紀たちからの理解を得られず、常に必死の抵抗を受けて日に日に傷付いていた。
キミはささきの苦悩を知っている。最近はほとんど昼寝もしていないほどなのだ(夜は寝ている)。
無理解な風紀委員陣営を黙らせるため、キミは他のメンバーとともに少女の奪還に向けて動き出すことにした。
GM@CHAOS:傷つく総番長のためにキミは立ち上がる!いざ、戦いの道へと!
羽石夏澄:ささきせんぱい…!昼に寝られないなんて!
羽石夏澄:あの人は寝られないと大変なんだぞ!
GM@CHAOS:そう、大変なのです
羽石夏澄:ささきせんぱいが優しいのは知ってる…それでも闘うしか…そう
羽石夏澄:自由のために…!
GM@CHAOS:そんな感じでアカデミアの自由のために頑張ってあげてください
羽石夏澄:がんばります!
GM@CHAOS:では、PCの自己紹介はこれで終了!
GM@CHAOS:最後にPC間ロイスを取得して、セッションに入っていきましょう
柳武歩:ヘーイ
GM@CHAOS:PC間ロイスはPC①-1→①-2→②→③→④→①-1という順番でお願いします
平賀迅:歩ちゃんにだな
霧灯夢二:エリスくんにだな
羽石夏澄:平賀くん!
GM@CHAOS:平賀くんは歩ちゃんに、歩ちゃんは夢二くんに、夢二くんはエリスくんに、エリスくんは羽石さんに、羽石さんは平賀くんにだ
霧灯夢二:感服/○不信感 生徒会からただ一人反目した度胸に感服、けど不信感もありますと言う感じで。
柳武歩:霧灯くんの力は知ってますからね。○P:信頼/N:恐怖で取ろう。
エリス・トリオン:羽石さんへは 有為:○/隔意  かな。間違いなく役に立つが、ウォーモンガーはちょっと。
平賀迅:こういうのN感情めっちょ迷いますよね 友人/柳武歩/○信頼/隔意 で取ります。流れによっては変わるかも
GM@CHAOS:まあ、その辺はセッションが始まってから変えてもよいです
羽石夏澄:ふーむ。 協力者/平賀迅/憧れ:○/隔意/かな…?
GM@CHAOS:ほう、憧れ
羽石夏澄:なんかかっこいい
平賀迅:まあな
霧灯夢二:ほんわりしている
GM@CHAOS:割とざっくりした理由でしたw
柳武歩:なんかかっこいいw
エリス・トリオン:根本的に同じタイプ・・・
GM@CHAOS:では、これでPC間ロイスは全員取り終わりましたね
GM@CHAOS:それではトレーラーを読み上げたら、いよいよセッションに入っていきたいと思います
【トレーラー】
 アカデミア開校記念式典祭を目前に控えたある日のこと。
生徒会長・雲雀宏一が瀕死の重傷を負った。
運営委員会(カウンシル)との議会の最中、仮面を付けた生徒による爆破テロが起きたのだ。
事態を重く見たカウンシルは“廃校”か、“更生プログラム”の適用かの二択を全生徒に迫った。
“廃校”を免れるため“更生プログラム”を受け入れた風紀委員はそれを破った学生たちを取り締まる。
時間通りの試験、時間通りの友情、時間通りの恋。これで非行はなくなった。
分量通りの予習、分量通りの遊び、分量通りのキス。これで自由はなくなった。
……番長連を中心とした陣営がそれに反発するまで、そう時間はかからなかった。
生徒会はトップを失ったことで、風紀委員陣営と番長連陣営との間で分裂を始める。
そんな中、事件の真相を知る少女“フィーネ”の確保命令を“学長”クラインが風紀委員陣営へと下した。
それを知ったキミたち番長連陣営も少女の確保へと動き出す。
アカデミアのため、自由を守る時だ。

ダブルクロスThe 3rd Edition『揺れるデイ・アフター・ウォー SIDE:CHAOS 』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。さあ、存分に覇を競え。
GM@CHAOS:それではセッションを始めていきたいと思います!
GM@CHAOS:よろしくお願いしまーす!
平賀迅:よろしくお願いします!
霧灯夢二:宜しくお願いします!
羽石夏澄:よろしくおねがいしまっす!
柳武歩:よろしくおねがいしますー!

【CHAOS/オープニング1:平賀迅&柳武歩】

GM@CHAOS:まずはオープニングフェイズから。
GM@CHAOS:最初のシーンは平賀くんと歩ちゃんのOPです。
GM@CHAOS:2人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
平賀迅:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 10[10]+40 → 50

GM@CHAOS:一気に上がりましたな
平賀迅:もうダメだ
GM@CHAOS:早い
柳武歩:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 10[10]+36 → 46

柳武歩:ええ…
GM@CHAOS:ダメだなこれは
GM@CHAOS:自主しましょう
柳武歩:終わった…
GM@CHAOS:自首してる場合か!
柳武歩:はい
平賀迅:そしてアカデミアに平和が訪れ
平賀迅:ないぜ!
GM@CHAOS:それではまずはシーンの描写から。
GM@CHAOS:【放課後の学園】
GM@CHAOS:爆破テロ事件以来、規則は急激に厳しくなりましたが、それでも学校行事は行われます。
GM@CHAOS:キミたち2人は開校記念式典祭の準備の手伝いに参加していました。
GM@CHAOS:手伝いにはキミたちの友人である三崎優とシュラもおり、四人で一グループになっています。
平賀迅:後輩!
GM@CHAOS:記念式典祭では学長による挨拶が予定されており、その会場のセッティングなどをしなければならないというわけなんですね
GM@CHAOS:さらに、その他にも部活や委員会がたくさんの屋台を並べたり、水着コンテストRファイトや花火大会などが予定されています
GM@CHAOS:キミたち四人の班の仕事はですね、地面を掘って温泉を見つけることです
平賀迅:温泉!
平賀迅:……?
柳武歩:どういう仕事だ
GM@CHAOS:温泉が湧けば気持ちよく、開校記念式典祭も盛り上がるだろう。
GM@CHAOS:そういった考えからの発案です。
平賀迅:なるほどね
柳武歩:わからないけどわかりました
三崎優:「さあ、スコップを持ってきびきび頑張ってくださいね、先輩。……まさかか弱い女の子に肉体労働をさせるつもりじゃありませんよね?」
GM@CHAOS:小柄でボブ髪型の後輩めいた風貌をした少女が言う。
GM@CHAOS:【高等部一年 “後輩番長” 三崎優】
平賀迅:「……後輩にあるまじき不遜だな、優! 言われなくともやっている。見ろ、この有様を」
平賀迅:泥に汚れた自分のシャツを示す(上着とネクタイは外している)。顔も汚れてます
GM@CHAOS:【高等部一年 私刑屋 “フロムザブルー” 平賀迅】
三崎優:「わあ、泥だらけ。あまり私に近付かないでくださいね、先輩」ちょっと距離を置く。
シュラ:「チッ、面倒くせえ。なんでオレがこんなことを。……生徒会ってのはいつもこんなことばかりやってんのか、歩?」
GM@CHAOS:額に大きく裂けた傷跡のある赤髪の少女だ。
GM@CHAOS:【不良 生徒会手伝い SSランク シュラ】
平賀迅:「元はと言えば君の指示に従って掘り進めた結果地下設備のコンクリートにぶつかったのが原因だろうが……!」
柳武歩:「まあ……こんな事やったり、やらなかったりだよ」
柳武歩:やや浮かない顔でスコップを振るっている。
GM@CHAOS:【高等部二年 生徒会手伝い “ランブルスネイク” 柳武歩】
平賀迅:「……近づかなくて良いからタオルとか適当に濡らして絞って持ってきてくれ。私も好きでこんなんになってるのじゃない。あと飲み物も!」
三崎優:「はいはい、濡れタオルと飲み物ですね。分かりました、先輩」
シュラ:「こんなことならおとなしく牢屋に入ってた方がよかったかもな。ここじゃタバコも吸えねえ」
平賀迅:「……こんな事やったり、やらなかったりか。生徒会手伝いというのも難儀だな」
平賀迅:「私はこんな仕事、好んで選びはしないぞ」 優がいなくなったのでちょっとサボる態勢に入る
シュラ:「……元気ねえな、歩」
柳武歩:「俺も警備に参加しとけばよかったと思って……つっても、生徒会の連中が守っててダメだったんならたぶん居ても意味ねえけど」
柳武歩:危篤状態の雲雀宏一が心配なのだ。
平賀迅:「あまり気に病むな。とりあえず生きてはいるんだ。なら何とかなろう」
シュラ:「……あんなやつでもいなくなれば寂しがられるんだな」
柳武歩:「まあな。できる事もねーし、せいぜい手伝い頑張るくらいだ。あ、サボんなよ平賀」
柳武歩:「当たり前だろ。お前がいなくなったら俺は寂しいぞ」こちらはシュラに向けて、笑いながら。
平賀迅:「サボりじゃない。休憩だ……そう、私の独断正義に則った、正当休憩!」 両手を挙げる
シュラ:「そういうこと言ってんじゃねえよ。クソ、すっかり昔の調子を取り戻しやがって」
GM@CHAOS:と、そこで戻ってきた三崎が平賀くんの首元に冷えたペットボトルを当てる。
平賀迅:「良い事じゃあないか」 目を細める 「あんな事があっても元に戻れるなど……ッヒ!」 飛び退く
三崎優:「はい、じゃあ、十分に休憩しましたね?」
三崎優:「おかげで冷えたポカリを飲む時間は無さそうですね、先輩」
平賀迅:「全く、甲斐甲斐しい後輩はこういう時の行動は速くて正確なんだからな……!」 ペットボトルを受け取り
柳武歩:「はは。平賀が“ッヒ!”って言うの初めて聞いた」おかしそうに笑う。
平賀迅:「馬鹿を言え。後輩の好意を無駄にするものじゃないあ」 開けて、中身を半分ほど一息で飲む
シュラ:「どうでもいいけどよ、こんなとこに本当に温泉なんかあるのかよ……」
平賀迅:「……ふう。そりゃ私だってそういう声を出したりもするさ。人と同じ声帯があるんだし」
三崎優:「ところで先輩」すっと顔を近付ける。
三崎優:「風紀委員の子とは最近どうなんですか?」
平賀迅:「……」 顔を少し遠ざけ、それから一歩引き 「……休憩時間は終わりだったな?」
柳武歩:「誰が言ったんだよそもそも、こんなとこに温泉が湧くとか……」ぴくり、と会話に耳を傾ける。
三崎優:「後輩の好意にお駄賃くらいくれてもいいと思いますが」
GM@CHAOS:三崎は悪戯っぽくほほ笑む。
柳武歩:(グイグイ行くなこいつ……)完全に手が止まっている。
平賀迅:「チッ、この後輩は……」 首の後ろを掻く 「……今は『待ち』だよ。それで十分だろこの野郎」
シュラ:「確か生徒会長代行だったか、その辺だろ。なんでこんな時に温泉なんてなぁ……ン、どうした、歩?」
柳武歩:「え?ああ、いや。なんでもないなんでも」作業を再開する。
三崎優:「ふーん。『待ち』ってことはつまり……。先輩、思ったより度胸あるんですね。見直しました」
平賀迅:「……いや、そんなんじゃないさ。今思い返すとあれは、私は……」 複雑な表情をして、頭を掻き
柳武歩:「……」また手が止まっている。
シュラ:「こうなったらエフェクトを使ってパーっと掘っちまうか……」
平賀迅:首を振ってシャベルを持ち直す 「……さて、さて! 楽しい労働に戻るとするか。おい歩! さっきサボるなつったのは君だろう!」
柳武歩:「ふぇ?さ、サボってねえし!」あわててガシャガシャ地面を掘り返す。
三崎優:「はいはい、作業再開ですね。……答え、返ってくるといいですね、先輩」
平賀迅:「優! ここ掘って温泉が出なかったらいよいよ君も動員だ! 汚れたくなけりゃジャージとか準備しておけよ! 応援の人員でも良いぞ!」
三崎優:「はあ、結局私もやるんですね。そうならないように先輩の頑張りに期待してます」
GM@CHAOS:では、そこで
GM@CHAOS:チャイムが鳴り、準備をしていた生徒たちに一斉に緊張が走る。
平賀迅:「これは君のための忠言だが、おそらく準備をしておいて無駄になる事は……」 チャイムを聞き言葉を止める
一般生徒(内灘幸一郎):「ヒッ!チャイムだ!チャイムが鳴ったぞ!」震え出す。
一般生徒(進藤労務):「奴らが……風紀委員が来る……!」失禁する。
風紀委員:「チャイムが鳴った!課外活動の時間は終わりだ!」
GM@CHAOS:警棒を振り鳴らしながら風紀委員が現れる!
柳武歩:だるそうに溜息をつく。
風紀委員:「全員5分以内に学生寮に移動して25分以内に食堂で夕食、その後で5分の移動時間の後に25分以内に入浴だ!」
平賀迅:「……風紀か。助かったと言えば助かったが」 シャベルを地面に差し、しかしなんとも気に入らないという様子
シュラ:「あーあ、クソどもが」
三崎優:「今日はここまで、みたいですね」
柳武歩:「もうちょい目途つくまでやってもいいんだけどなー」
平賀迅:「さっ帰ってざっと浴びて、夜は保存食で済ませるかな。こんな状態で食事なんてたまったものじゃない」
風紀委員:「そこ!話をしない!課外活動の時間を過ぎたら、私語は禁止だ!」
風紀委員:「更生プログラムを守らない生徒には懲罰が下される!早く移動するように!」
柳武歩:「へーへーへー」
柳武歩:眉間に皺をよせ、あからさまに不機嫌そうな態度を出す。
平賀迅:「私語なんてとんでもない!我々は将来のための有意義な話し合いをしていただけだ!」 言い捨てつつ、これ以上何か言われないようにその場を後にしようとする
GM@CHAOS:と、その時。
GM@CHAOS:街頭モニタの映像が臨時ニュースへと切り替わります。
報道部員: 『報道部からの臨時ニュースです。議会爆破テロ事件の犯人が判明しました』
三崎優:「あれは……?」
平賀迅:「うん? ニュース……」
報道部員:『犯人とされる生徒の名前は平賀迅。アカデミア広域指名手配が発令されています』
柳武歩:「……あ?」映し出された映像に目を見張る。息を呑む。
平賀迅:「…………」
報道部員:『今回の凄惨な犯行の容疑者である平賀迅はまだ逃走を続けています。容疑者を発見した生徒は速やかに風紀委員まで通報をするようにしてください』
報道部員:『犯した罪は必ず清算されなければいけませんね。凄惨だけに』
平賀迅:「……はあ」 事態を咄嗟には飲み込めない様子
報道部員:『なんつって』
報道部員:『それでは次のニュースです。次は可愛いラッコの赤ちゃんについてのニュースです』
報道部員:『見てください、この可愛らしい肉球――!』
平賀迅:「……犯人。犯人。私がか。私がか?」 少しずつ事態を理解し始め
三崎優:「あー、えっと」
柳武歩:ニュースから目を離し、周囲の、特に風紀委員の動きを注視する。
シュラ:「おいおい……」
風紀委員:じっとニュースを見ている。
風紀委員:「…………オーウ」
GM@CHAOS:全員の視線が平賀くんに集まる。
平賀迅:「無駄と分かっていても、人間、やらなきゃいかん事がある」 片手をポケットに突っ込み、いっそ落ち着き払って
風紀委員:「逮捕!懲罰!粛清!」
平賀迅:「何かの間違い――クッソ、言うヒマもないか!」
GM@CHAOS:風紀委員たちが一斉に平賀くんに向かっていく!
風紀委員:「暴行!拉致!監禁!」
平賀迅:演出《縮地》でその場を離れても良いですかね!
GM@CHAOS:いいですよ!行き先は?
平賀迅:えっ、とりあえず上の方……?
柳武歩:アバウトw
平賀迅:屋上とか。で、そこから更に遠くに飛ぶのがセオリーです
柳武歩:じゃあ手にしていたスコップで、土を巻き上げます。
平賀迅:でもエネルギー切れとか起こすかもしれないなあ。重労働後だし
柳武歩:少しでも隙を作る!
三崎優:「私たちは無関係だから、捕まえるならあの人だけを捕まえてくださーい!」涙ながらに叫ぶ。
平賀迅:「……済まん歩! 優、後で覚えてろお前!」
平賀迅:歩が作り出した隙に、稲妻の音と光と共にその場から姿を消す
シュラ:「おい、歩!やめとけ!てめえまで捕まる!」慌てて肩をつかむ。
風紀委員:「あっちに行ったぞ!追え!捕まえろ!」
柳武歩:「まあ、そうだよな」
柳武歩:スコップを追う風紀委員の足元に投げつける。
GM@CHAOS:風紀委員たちは学園のなるべく高いところを目指して駆け出す!
GM@CHAOS:が、そのスコップに引っかかって数人が転ぶ!
風紀委員:「貴様、我々に逆らうつもりか!ならば、貴様から懲罰だ!」
シュラ:「歩、やめろって!」
三崎優:「……歩さん、あなたはどうしたいんですか?」
柳武歩:「俺?俺は、そうだな」
柳武歩:じりじりと後ずさり、壁を背にする。
三崎優:「先輩を、助けたい?」
柳武歩:「ああ。今度こそ役に立てる機会みてーだからな!」
柳武歩:《異形の歩み》壁を垂直に登って行く。
三崎優:「だったらあなたがやるべきなのは、こんなところで小競り合いをして捕まることじゃありません!」
三崎優:「それに、たぶんチャンス、今が最後ですよ。……でなきゃきっと風紀委員の子に取られちゃいます」
柳武歩:「ああ?」
三崎優:「先輩ブレイカー、起動」手甲が輝きを放つ!
シュラ:「さっさと行けって言ってんだよ、そいつは!」
シュラ:「気に入らねえが、このクソどもはオレたちが引き受ける!」
柳武歩:「よ、余計なこと言うなよ!だったら!」少しバランスを崩しながらも、壁を登り切って姿を消す。
GM@CHAOS:シュラの瞳が紅く染まり、無数の鉄片が肉体から射出される!
シュラ:「お前のやりたいことやって来い、歩!」
柳武歩:「……恩に着るぜ!シュラ!」去る前に、それだけ言い残す。
GM@CHAOS:吹き飛ぶ風紀委員たちを尻目に、歩は姿を消した!
GM@CHAOS:では、場所を移して、なんか高いところ。
平賀迅:「……馬鹿め。巻き込まれに来てどうする」 やってきた歩を一瞥もせずに言う。屋上のフェンスに腰掛け、《地獄耳》で周辺の様子を伺っていた
柳武歩:息を切らせながら走り込んでくる。
柳武歩:「バカだよ。俺は頭悪いんだって」
GM@CHAOS:時計塔の上。そこからは学園都市を見下ろすことができる。
柳武歩:「でもよ。かいちょをあんな目に遭わせて、しかもお前に罪なすりつけるような奴は」
柳武歩:「きっちり表に出してワビ入れさせねえと気が済まねー!」
GM@CHAOS:だが、先ほどまで晴れていた空は徐々に曇り始め、今にも雨が降り出しそうだ。
平賀迅:ちらりと歩を見て 「……少しも疑わないんだな」
柳武歩:「……当たり前だろ」呼吸を整えながら歩いて近づく。
GM@CHAOS:下ではいまだに風紀委員たちがあなたたちを探し回っている声やサイレンの音が聞こえる。
柳武歩:「知らないヤツならわかんねーかもしれねえけどよ。どう考えてもお前じゃねえ、お前の仕事じゃねえ」
平賀迅:「そうか」 目を閉じる 「それが分かるんなら歩、君はバカじゃないし、今私を追い回してる連中よりは頭も良いぞ。誇れ」
柳武歩:口角を上げ、目を輝かせる。
GM@CHAOS:雨がポツリポツリと降り始め、学園都市の街の姿を濡らしていく。
平賀迅:「あのニュースと課外活動終了時間が重なってたのが痛いな。そこら中に風紀の連中がいる。私の小技程度じゃあ補足できない奴も計算に含めると……」
柳武歩:「力になってくれる奴も探せばきっと居るさ。番長連中とも付き合いあんだろ、平賀は」
平賀迅:「……一番良くないのは動きを止める事、か。電池もあまり持ってないんだよな」
平賀迅:「ああ、そのつもりだ。正直、最近の番長連は見てて不安になるくらいだが……他に寄る辺もなし」
平賀迅:「いや、不安に感じるのは、このアカデミア、そのものの今後か。どうも元凶は私らしいがね!」
柳武歩:「不安なのか。さすがに」
平賀迅:「なぜ私なのかを考えていた」
GM@CHAOS:雨脚は徐々に強まる。軒下から一歩でも出れば、キミたちは瞬く間にずぶ濡れになるだろう。
柳武歩:「……考えても、わかんねーモンはわかんねえと思う」
平賀迅:「生徒会長を襲って、その罪をなすりつけるなら、名の知れぬ誰かでも良いじゃないか。何故あえて、それなりに顔が知られてて、ディオゲネスクラブの事件解決に貢献した事もある私を選んだのか、とね」
平賀迅:「道理だ。自意識過剰だったかもな。あるいはまさしく、君の言うとおり、不安だったのか」
柳武歩:「それを調べるのもやんなきゃな…苦手分野だけど」
平賀迅:「よし、当座の方針は定まった。こうなると楽だ。そのために動けば良いんだからな」
平賀迅:スコップをその場に放り、立ち上がって手を差し伸べる 「手を」
柳武歩:「え?」一瞬面喰ったが、上着の袖で手を拭いて差し出す。
平賀迅:その手を掴む 「番長連まで一飛びする。あまり非戦闘時に、しかも長距離に使った事はないが、まあできるだろ。前は上手く行った」
柳武歩:「博打かよ」俯いて頭を掻く。
平賀迅:「失敗すれば、この場で待ってるのと似たような末路を辿るだけだ。……安心しろ、以前ミナとここに来た時は上手く行ったし」
柳武歩:「……任せる」
平賀迅:「よし。――私は青天が好きだ。雷なるこの身を存分に誇示できるからだ。まさしく青天の霹靂という具合に」
平賀迅:「しかし今は、業腹ながらこの雨天が愛しい。雷なるこの身が……よく紛れるから」 そう言って、短く息を吸い
平賀迅:「行くぞ」
平賀迅:演出《縮地》と《間隙の魔術師》で、二人で移動したいです!
GM@CHAOS:オーケー!演出なら侵蝕率は上げなくてもよい!
柳武歩:「おう!」
GM@CHAOS:キミたちの目の前で稲光が鳴る。
平賀迅:その稲光が轟く瞬間、二人の身体が雷に変じ、閃光と轟音を発して番長たちの拠点に向かう
柳武歩:(余計な事は考えんな。やるべき事は、一個だ)
柳武歩:平賀迅の熱を掌に感じながら、自分に言い聞かせる。
GM@CHAOS:暗雲を引き裂く二筋の雷鳴が、学園都市の上空を駆けた。
GM@CHAOS:シーン終了!
GM@CHAOS:まだ登場はしていませんが、平賀くんは襲い来る刺客・朝倉侑生にシナリオロイスを取っておくとよいでしょう
平賀迅:風紀/朝倉侑生/執着/○敵愾心 取ります!敵愾!
GM@CHAOS:敵愾!ぶっ飛ばしてやれ!
平賀迅:死ィーッ!
GM@CHAOS:歩ちゃんはもう平賀くんにロイスを取っているので、オーケーですね
柳武歩:あいあい。変更も無いデス
GM@CHAOS:では、改めてこのシーンは終了。

【CHAOS/オープニング2:霧灯夢二】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:夢二くんのOPです
霧灯夢二:出ます!
GM@CHAOS:夢二くんはシーンに登場して侵蝕率を上げるとよいでしょう
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:35->39)
GM@CHAOS:【編集部 部室】
霧灯夢二:以前は部員達の声と作業音で満たされた空間も、今は閑散としている。
GM@CHAOS:さほど広くない部室にはパソコンデスクの他に、雑誌や本、原稿などがうず高く積まれている。
霧灯夢二:いつもならば編集部員が和気藹々と編集作業をしている机には誰もいない。
霧灯夢二:きい、きい、と椅子が軋む音が部屋の奥から聞こえる。
霧灯夢二:部屋の最奥、編集部長デスクの椅子に身を沈ませている男子生徒が一人。
霧灯夢二:ぼんやりと【否認】というスタンプの押された記事を見つめている。
GM@CHAOS:【高等部一年員 編集部部長 “ハルシネイター” 霧灯夢二】
GM@CHAOS:他にも机の上に目立つのは雑誌原稿の修正箇所や差し替えを示す指示文書だ。全て風紀委員の検閲によるものである。
霧灯夢二:記事を放りだし、立ち上がって本棚へ歩いていく。
霧灯夢二:そこには今まで発行した雑誌が並んでいる。
霧灯夢二:『謝冬祭、この冬お勧めのデートスポット!』
霧灯夢二:『Rファイトの疲れを癒す…リラクゼーション施設ベスト20』
霧灯夢二:『この夏はこれで決まり!衣装部合同水着ファッション特報!』
霧灯夢二:『君はどのアイドルが好き?アカデミアアイドルランキング最終結果発表!』
霧灯夢二:懐かしむように雑誌の背を指でなぞっていく。
GM@CHAOS:それらの記事は今刊行しようと思えば、写真を全て塗り潰し、文章はほぼ全面改稿で穏当な語句に置き換えるのを余儀なくされる。
霧灯夢二:ふぅとため息を吐く。今まで積み上げてきたものは何だったのだろう。
霧灯夢二:絵を失った次は、この編集部も失うというのか。
霧灯夢二:机に振り返る。唯一【是認】のスタンプが押された記事に目を落とす。
霧灯夢二:『平賀かな? 疑い持ったら 110番 アカデミア風紀委員』
霧灯夢二:という謳い文句とともに平賀の顔写真が大きく張り出された記事だ。
霧灯夢二:「………くだらん。」
霧灯夢二:(平賀が、こんなことをするはずがない)
霧灯夢二:くしゃくしゃと記事を丸めてぽいっとゴミ箱に捨てる。
霧灯夢二:定められた課外活動の刻限が徐々に迫っている。取材などしても、記事になることはまずないのだが…。
霧灯夢二:それでも、霧灯夢二は編集部の部長である。
霧灯夢二:(外に出るか。)取材用のメモとペンを持って部室のドアを開け、外へ。
GM@CHAOS:日が沈めば、部室にいることさえ咎められる。編集部としての活動をするなら今しかない。
霧灯夢二:“更生プログラム”が始まってから、霧灯夢二の世界は色を失ってしまったかのようだ。
霧灯夢二:記事を持って行っては検閲の嵐。それに気力が萎え、徐々にやめていく部員たち。
GM@CHAOS:キミがアカデミアを取材して回るとですね、生徒たちは取り締まられるのを酷く恐れているようで、事件らしい事件は全く起きていません。
GM@CHAOS:他の生徒を密告することはあっても、自分から何か積極的な行動を起こそうという生徒はほとんどいないようです。
霧灯夢二:「……そうか、平和そのものか。」
霧灯夢二:そりゃあ、そうだろう。時間通りの試験、時間通りの課外活動、時間通りのデート……
霧灯夢二:事件など起こり得る余地などない。
霧灯夢二:ああ、世界が灰色に見える。燃え尽きてしまった灰のように。
霧灯夢二:憮然とした顔で通りにあるベンチに腰掛ける。
GM@CHAOS:それではですね、そんなキミが市街区にあるアカデミア大観覧車の前を何気なく通りがかると
GM@CHAOS:そのベンチからは、緩やかに回る大観覧車の様子が見えます。
少女:「うわー!何あれ!おっきくて丸い!お花?でも花びら動いてる……すごいすごい!」
少女:スケッチブックに猛烈な勢いで書き込む少女の姿がある。
霧灯夢二:「………。」その少女を眺める。
GM@CHAOS:小柄な金髪の少女はキミのそばで元気良くはしゃいでいる。
霧灯夢二:風紀委員に怯えびくびくとして過ごす生徒の中にあって、元気よくはしゃぐ彼女だけが色づいて見えた。
少女:キョロキョロする。「あ、人!ねえねえ!そこの人!」
霧灯夢二:「…何だ?」身長は同じくらいでしょうか
GM@CHAOS:そうですね。だいたいキミと同じくらいか、彼女の方が少し小さいくらいですね。
少女:「ねえねえ、あれって何?」観覧車を指差す。
霧灯夢二:「あれか?あれは観覧車だ。」(見ない顔だな…?)
少女:「観覧車?ランの仲間?でも、他のランとは全然花びらの形違うのね!」
霧灯夢二:小等部の生徒だろうか、と一人頭の中でごちながら
少女:「大きさもすっごい大きいし!ねえ、あれどうやったらあんなにおっきく育つの?」
霧灯夢二:「ああ、あれはお花じゃないんだ。機械で動いているんだよ。」
少女:「キカイ!あれもキカイなんだ!」目を輝かせる。
少女:「ねえ、あのキカイはぐるぐる―って動いて、何をしてるの?」
霧灯夢二:時間通りじゃない私語など、いつ振りだろう。口を動かすのが楽しくなってきた。
霧灯夢二:「ぐるぐるーって回って、そうだな…高いところから下の光景を見たことはあるか」
少女:「高いところから?あたし、鳥じゃないよ!お空は飛べない!」
霧灯夢二:「そうだよな。でもあの機械があればお空から世界が見れるんだ。」
少女:「ええっ!そうなの!すごい、すごい!」
霧灯夢二:「ほら、あのゴンドラ…人が中に入っているだろう?」
少女:「ほんとだ!ねえ、あれ、カンランシャって、あたしにも使えるの?」
霧灯夢二:「うん。使い方を教えようか?」
少女:「うん!教えて、あ、あたしね、フィーネ!あなたは?」
霧灯夢二:「霧灯、霧灯夢二。」にっと笑う。
フィーネ:「ユメジ!ユメジね!」
GM@CHAOS:【謎の少女 フィーネ】
フィーネ:「あ、そうだ、ねえ、どうやって使うの?」
霧灯夢二:「まずは列に並んで順番を待つ。チケットを買って係員に渡して、ゴンドラ…」
霧灯夢二:「あの大きい丸にくっついている丸い乗り物だ。」
霧灯夢二:「あれに乗り込む。」
フィーネ:「チケット!チケットを買えばいいのね!」
霧灯夢二:「そうだ。列はあっちだな。」
フィーネ:「買うのも知ってる!お金を出せばいいのね!」
フィーネ:スケッチブックを開く。お金をスケッチしたページを取り出す。
霧灯夢二:「よく描けてる。」
フィーネ:「えへへ。あたし、もっとこの世界のことたくさん知りたいの!」
霧灯夢二:(しかし、知っていることと知らないことが両極端だな、この子は。)
フィーネ:「だからいっぱい描いて、いっぱい知るの!」
霧灯夢二:「知りたい?」
フィーネ:「うん!」
フィーネ:「あっ!ユメジのことも描いてもいい?」
霧灯夢二:「えっ、俺を?」
フィーネ:「ダメ?」
霧灯夢二:「駄目じゃない。いいよ。」
霧灯夢二:「ええと、顔を向けてたらいいか?」
フィーネ:「うん!」サラサラと描き進めていく。
霧灯夢二:自分がモデルになるのは慣れていないので、しどろもどろになる。
フィーネ:「うーん、上手くかけない……」
霧灯夢二:「……どんな感じだ?」
フィーネ:「うん」スケッチブックを差し出す。どこかずれている。
GM@CHAOS:上手く描き進めてはいるのですが、どうにも人体を描き慣れていないようなタッチですね。
GM@CHAOS:それでも、精一杯丁寧に描こうとしているのは伝わる。
霧灯夢二:「人間を描くのは難しいからな。…そうだ。」
霧灯夢二:「自分の顔、触ってごらん。」
フィーネ:「うん、人って大変……面白いけど……顔?」
フィーネ:ペタペタと触る。
霧灯夢二:「ほら。」自分の頬を両手で触れる「けっこう凸凹してるだろう?」
フィーネ:「ほんとだ!でこぼこしてる!すごいすごい!」
霧灯夢二:「ほらそうすると、ここに影が出来るだろう。」
フィーネ:「影!影を描けばいいのね!」
フィーネ:霧灯くんの顔もペタペタ触る。「ほんとだ!ユメジもでこぼこしてる!」
フィーネ:「だからここに影ができるのね!」
霧灯夢二:という感じに出来るだけ伝わるように人体の特徴や書き方のコツを教えます。
霧灯夢二:「そう、そう。」フィーネの冷たい手に反応して肩が跳ねる。くすぐったそうに体を捩る。
フィーネ:「あ、動いちゃダメ!難しいの!」
霧灯夢二:「ん、ごめん……」
フィーネ:「あ。チケット!チケット忘れてた!」パッと手を離して売り場に駆け出す。
霧灯夢二:「おっと、そうだった。」なんだか危なっかしいので後ろを着いていく
フィーネ:すぐに戻ってきて振り返る。「ねえ、あれ、あれ何!おいしそう!」
霧灯夢二:「…?チケットは?」
フィーネ:「あ、そうだ!チケット!」
GM@CHAOS:アカデミア大観覧車のそばではアフロたこ焼き屋台が出ており、彼女はそれを指さしていたようだ。
GM@CHAOS:と、その屋台に貼られたチラシが目に付く。
フィーネ:チラシを覗き込んでいる。
霧灯夢二:「どうした?」
GM@CHAOS:『平賀かな? 疑い持ったら 110番 アカデミア風紀委員』という指名手配記事だ。
霧灯夢二:「………。」
店員アフロ:「へいらっしゃい!いやー、世の中には悪い奴もいたもんだねえ」
フィーネ:「……この人、悪くないよ!」
霧灯夢二:「!」チラシに落としていた視線を上げ、フィーネを見る
霧灯夢二:「何か、知っているのか?」
霧灯夢二:フィーネさんの手を握り、平賀のことについて聞こうとする。
フィーネ:「え?うん、私ね、知ってるよ!」
GM@CHAOS:では、その時。
GM@CHAOS:遠くの方から足音と誰かを探すような声が聞こえてくる!
フィーネ:「!」
霧灯夢二:「なんだ?」
フィーネ:「あ、ごめんね!あたし、逃げなくちゃ!」握られた手をパッと離す。
GM@CHAOS:風紀委員じみた規則正しい軍靴の音がまるで誰かを追いかけるかのように響く!
霧灯夢二:「あっ…」待ってくれ、という声が軍靴の音にかき消される。
フィーネ:「ユメジ、また会おうね!今度、カンランシャ乗ろうね!」彼女は手を振りながら去っていく。
霧灯夢二:「……」呆然と、フィーネを見送る。
GM@CHAOS:夢二の手には買いかけだった観覧車のチケットだけが残る。
GM@CHAOS:少女が去ると、入れ替わるようにして風紀委員たちがやってくる。
???:「フィーイーネちゃーん?どこに居ますかー?」
三吹いのり: 癖のある黒髪をポニーテールに縛り、頬にはそばかすのある少女。
GM@CHAOS:【高等部三年 風紀委員 三吹いのり】
霧灯夢二:「……」(風紀委員か……)
仁木洋美:「先輩!ターゲットは逃げてるみたいなんですから、呼んでも出てきてくれないと思います!」腕章をつけた、小柄な少女。
GM@CHAOS:【風紀委員 兼 演劇部 仁木洋美】
若槻常陸:「そういえばそうだねえ。洋美ちゃんはかしこいよ」車椅子に乗った、にこやかな少女。
GM@CHAOS:【高等部三年 風紀委員 SSランク “プレシオジテ” 若槻常陸】
仁木洋美:「えへへ、かしこいなんてそんな……」
霧灯夢二:そそくさとその場を去ろうとする。
三吹いのり:「そ、そっか。そうだよね。じゃあ、道行く人に聞いてみたほうがいいよね」
三吹いのり:「すいませーん!そこの僕、ちょっとお話し聞いてもいいかなー?」
霧灯夢二:立ち止まり、振り返る「何か?」
三吹いのり:「あのね、このあたりで、小さな女の子見なかった?金髪で白い子で、僕くらいの背たけの女の子なんだけど」
霧灯夢二:「…ええ、あっちの方に行きましたね。それと、」見当違いの方向を指さす。
霧灯夢二:そして自分の制服の右胸にある黄色いラインを指さす。
霧灯夢二:こう見えても高等部だ、と主張するように
三吹いのり:「え、あ……」
三吹いのり:「ご、ごめんね!申し訳ないことを……!教えてくれてありがとうね!」
若槻常陸:「いのりんちょっとそういうとこあるよね。そそっかしいもんだよ」
三吹いのり:「う、面目ない……」
仁木洋美:「とにかく!方向がわかったなら早く追いかけましょう!」
霧灯夢二:「じゃ、俺はこれで……」嘘はすぐに露見する。バレないうちに風紀委員から身を隠すのが得策だろう。
仁木洋美:「今のままの学園じゃ演劇なんてできないし、少しくらい乱暴な手を使ってでも例の少女を捕まえて事件を終わらせないと……!」
若槻常陸:「あ、ありがとうねえ」霧灯君に手を振る。
霧灯夢二:(……)仁木さんの言葉を頭の中で反芻しつつ、その場を後にする
GM@CHAOS:風紀委員の少女たちはキミとは逆方向へと去って行くぞ。
霧灯夢二:(例の少女、フィーネ。事件のことについて何か知っていたようだ。)
霧灯夢二:(平賀が犯人でない証拠も、持っているかもしれない。)
霧灯夢二:(なら、風紀委員よりも早くあの子を確保出来れば…。)
霧灯夢二:足を動かす。宿舎に帰るためでも、部室に戻るためでもない。
霧灯夢二:番長連の勢力に与するために。
GM@CHAOS:キミのポケットにはまだ使いそびれた観覧車のチケットが残っている。あの時の少女は確かに、アカデミアのどこかにいるのだ。
霧灯夢二:「番長連、なんてのは自分とは相いれないと思っていたが」
霧灯夢二:「まさかこんな形で会いに行くことになるとはな」
GM@CHAOS:では、シーン終了!

【CHAOS/オープニング3:エリス・トリオン&羽石夏澄】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:羽石さんとエリスくんのOPです。
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場するとよいでしょう。
エリス・トリオン:よーいやさー
エリス・トリオン:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 4[4]+34 → 38

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:40->50)
GM@CHAOS:キミたち2人は番長連の詰め所の入り口にいる。
エリス・トリオン:詰め所・・・
GM@CHAOS:何やら大規模な作戦行動があるということで、無道ささきから呼び出されたのだ。
GM@CHAOS:抗争が始まってから詰め所は安全対策のために改装が行われ、入り口から総番長室までの間が数百メートルほど延長されてすごい大変。
GM@CHAOS:案内がなければたどり着くのも困難だ。
羽石夏澄:どことなく不安そうな表情のまま、地面を足で擦る。
GM@CHAOS:【高等部一年 番長連 “息止まり” 羽石夏澄】
エリス・トリオン:「……きったねえアジトだ。里が知れる」
GM@CHAOS:【高等部二年 生徒会役員 “ジラグジキル” エリス・トリオン】
GM@CHAOS:さらにその間には無数のブービートラップも仕掛けられており、侵入者を容赦なく阻む。ベトナム戦争の経験が活きているのだ。
風魔悟:「そう言うなよ、生徒会役員さん。こっちは予算が少ない中やりくりしてんだ。」
GM@CHAOS:と、そんなキミたちの前に背の高い青年が立っている。
GM@CHAOS:【高等部二年 番長連 魔法番長 “ウィザード” 風魔悟】
GM@CHAOS:今回の案内役だ。
風魔悟:「俺のおやつも、ほら、ここまで予算削減だ。」飴玉一つ手の中で転がし、口の中へ放る。
羽石夏澄:「あっ、ふーまくん、おつかれさまです」ぺこっ
エリス・トリオン:「こりゃ、いつかの自称魔法使いサマ。ハ、元気そうで何より」
風魔悟:「お疲れ様、羽石さん。」にこりと柔らかい笑顔を返す。
風魔悟:「エリスも、相変わらずだな。」
エリス・トリオン:「ここんとこ、学校が過ごしやすくて仕方ねえ」
羽石夏澄:「案内、助かります。私、まだぜんぜん慣れてなくって…」額の絆創膏を示して
風魔悟:「………じゃ、案内しよう。」エリスの様子に僅かに目を細める。
GM@CHAOS:キミたちはそうして風魔の案内で、時折飛び出す竹槍を避けながら数百メートル続く廊下を歩きだす。
風魔悟:「しょうがない。俺も覚えるのに大分時間がかかった。」羽石さんに
風魔悟:「おっと、そこは足元にトラップ。」ひょいとジャンプ。
エリス・トリオン:「カミカゼかよ。お前らの趣味か? 日本人」竹槍を器用に避けていく。
GM@CHAOS:風魔の言うとおり、足元から射出されたオーヴァード殺人光線が空を切る。
風魔悟:「趣味でこんな戦争染みたことするかよ。」
羽石夏澄:「ひゃわわっ」よろけながらもジャンプして避ける
エリス・トリオン:「……さっきから」廊下からスライドして出てきたオーヴァード殺人光線砲を睨みつける。
エリス・トリオン:「鬱陶しい」 砲身が内部から爆発し、使用不能に。
オーヴァード殺人光線砲:「ウワーッ!?」爆発四散!
風魔悟:(気が立ってるな。)苦笑して
風魔悟:「エリス。それで…」
羽石夏澄:「あわわっ、だめですよエリスさん?!一応ほら、がいぶからのしんにゅーをこう!防衛!」
風魔悟:「お前、なんでこっちに付いたんだ?」
エリス・トリオン:「黙ってろ脳みそふわふわウォーモンガー。良いこと教えてやる。殺られる前に殺れ、だ」
エリス・トリオン:「あァ? 決まってんだろ。あんのクソみてーな更生プログラムに俺が付き合うとでも思ってんのか?」
羽石夏澄:「私の脳みそなんて食べてもおいしくないです!」
GM@CHAOS:頭上の戸が開き、降ってきた熱湯が危うくキミたちの体に当たりそうになる。
風魔悟:「フッ、道理だ。お前がきちんと椅子に座って授業受けてるところなんて、想像できないからな。」
風魔悟:光速のアッパー!拳圧で熱湯を吹き飛ばす。筋肉の傘だ。
エリス・トリオン:「どういう発想だ」羽石さんに。「……この馬鹿はともかく、テメーこそ、体制に付かなくていいのか?」
GM@CHAOS:熱湯は吹き飛び、一瞬で蒸発する!
風魔悟:「俺か?俺は…そうだな。」
羽石夏澄:「ふわふわって言ったらオムレツですよ…あ、ふーまくんありがとうございます!」ぱちぱち
エリス・トリオン:「優等生にゃ、あっちのが過ごしやすいと思うぜ」
風魔悟:「……更生プログラムが始まってから、学園がなんていうか…暗くなっちまった。」
風魔悟:「こんなのは、もう俺の知ってるアカデミアじゃない。」
風魔悟:「だから、元に戻す。」
風魔悟:「魔法使いはな、ハッピーエンドと甘いおやつ、それに、」
風魔悟:「みんなの笑顔が好物なのさ。」
風魔悟:ふっと笑ってエリス君を見る。きっと賛同はしてくれないだろう。
羽石夏澄:うんうん、という様子で頷いている
GM@CHAOS:そこで壁の一部が音も無く開き、羽石さんに向けて数本の矢が放たれたりもするのだ。
エリス・トリオン:「てめーこそ、相変わらず、反吐が出るような台詞しかはかねえな」
羽石夏澄:領域を展開して矢をはたき落す。
風魔悟:「反吐が出るような台詞、ご清聴いただきありがとう。生徒会役員さん。」
エリス・トリオン:羽石さんの”領域”を横目で観察している。「だが、一個だけ賛同してやることがある」
GM@CHAOS:矢は羽石に一本も当たることなく、パタパタと落ちていく。
エリス・トリオン:「今のここは、アカデミアじゃあねぇ」
エリス・トリオン:「気付いた時ァ、笑えて仕方なかったよ」
エリス・トリオン:「先の見えない闘争、抗争、ゲリラにレジスタンス」
羽石夏澄:「……」とんとん、とつま先で地面を叩く
エリス・トリオン:「全く以って息がしやすくて仕方ねえ。このまま元に戻さなかったら、俺は王にだってなれるぜ」
風魔悟:「エリス。…戻すのはいいが、やりすぎんなよ。」
エリス・トリオン:「ハ。……そんでもって? てめぇらのボスは何をお望みなんで?」
GM@CHAOS:では、そうこうしているうちにキミたちは総番長室の前にたどり着く。
GM@CHAOS:総番長室の扉は複雑なパズルを解くことで初めて解放される仕組みになっているが、番長連のメンバーで解ける者がいないため現在は常時解放状態である。
風魔悟:「大きい作戦があるそうだ。それに、エリスと羽石さんの力が必要らしい。」
羽石夏澄:「……大きい、さくせん」
風魔悟:ぎぃ、と扉を開ける。
風魔悟:「エリス、羽石さん。」
エリス・トリオン:「ほらみろ、作戦って言葉にゆるふわ女が拒絶反応示してんぞ。」
風魔悟:エリスの言葉に苦笑しながら二人に振り返る。「アカデミアを頼んだぜ。」
羽石夏澄:こく、と風魔くんに頷きます。
エリス・トリオン:「…………」親指を立て、「てめーが死ぬ気でやれ」下に向ける
エリス・トリオン:では部屋の中に入りましょうか
風魔悟:手を振って二人を見送りつつ、入口に戻っていく。
風魔悟:案内が必要な番長は何人もいるのだ。
GM@CHAOS:部屋の奥、総番長デスクには無道ささきが腰かけている。
羽石夏澄:きゅ、と拳を握りしめて、足を踏み出す。
羽石夏澄:「…ささきせんぱい。羽石です」
GM@CHAOS:キミたちの姿を見ると、彼女はかすかにほほ笑む。その目の下には酷い隈が出来ている。
無道ささき:「夏澄、よく来てくれた」
GM@CHAOS:【高等部三年 番長連総番長 “鉄拳番長” 無道ささき】
エリス・トリオン:「ゴキゲン麗しゅう、総番長殿」
GM@CHAOS:ささきは立ち上がって、羽石さんをハグする。
羽石夏澄:「ひゃ、わっ、せ、せんぱい…」
無道ささき:「……それに生徒会役員、エリス・トリオン。歓迎しよう!」
羽石夏澄:不意打ちだったので少し赤くなってるぞ
エリス・トリオン:「そりゃどーも」
GM@CHAOS:羽石さんの体を離すと、エリスに手を差し出す。包帯の巻かれた手は赤く血がにじんでいる。
エリス・トリオン:右手を差し出す。正確には、霧の中に浮かぶ手袋を。
エリス・トリオン:常に霧化しているのだ。
無道ささき:「……もしかして怪我してるのか」手袋を握りながら言う。
エリス・トリオン:「警戒してるのさ、今はどうあれ、もとは敵地だ」
無道ささき:「なるほどな。いい判断だ」
エリス・トリオン:「ご安心を、あんたよりは重傷じゃあない」
無道ささき:「そうか、ならよかった。今回の作戦は負傷者を戦列に加えられるようなものではないんだ」
羽石夏澄:「…せんぱい…」包帯。滲む血。酷いクマ。視線を思わず落とす。
無道ささき:「よし、じゃあ、早速で悪いけど作戦についての話をさせてもらおう!」
羽石夏澄:「……はい。…羽石夏澄、頑張ります!」
無道ささき:「夏澄。あたしなら大丈夫だ。このぐらいで負けやしなウワッ眠い!いさ」
無道ささき:「うん。その意気だぞ!」
エリス・トリオン:「既に負けそうじゃねーか。眠気に」
羽石夏澄:「いえ、いつもだったら眠いという前に寝てるんですよ…」
無道ささき:「空耳だ、バカもの!」眠気がなくなる薬とラベルに書かれた錠剤をがぶ飲みしながら言う。
エリス・トリオン:「起きろよ、学生」
無道ささき:「静粛に!作戦概要について説明する!」
無道ささき:「……お前たちに集まってもらったのは“フィーネ”という名の、ある少女を確保するためだ」
無道ささき:「風紀委員陣営は既にその少女の確保のために動き出している」
羽石夏澄:「フィーネさん、ですか…?」
羽石夏澄:「え、確保…って…なんだか、おだやかじゃないですね…?」
無道ささき:「ああ。今のところは名前と外見的特徴以外が一切不明。だが、」
無道ささき:「どうやらその少女は先頃アカデミアで起きた爆破テロ事件の重要参考人であるようだ」
エリス・トリオン:「噂のナントカって自称魔術師じゃなく、か?」
無道ささき:「犯人とはまた別、という話だな。なんでも事件についてなんかを知っているらしい」
エリス・トリオン:「ぼんやりしてんな……大丈夫かお前ら」
羽石夏澄:「……んんん……犯人とは別…事件について知ってる…」
羽石夏澄:「なんだか事件の匂いがしますね!」
無道ささき:「いや、情報はまだ不足しているが、我々が動く価値はあるぞ」
エリス・トリオン:「この期に及んで匂いしか感じねえのかてめぇは」
無道ささき:「なぜなら風紀委員どもが既に動き出していることがその証拠だ」
エリス・トリオン:「体制に屈した優等生どもか。最低限、嫌がらせにゃなる、と」
羽石夏澄:「犯人を捕まえれば終わりじゃないってことですよ」
無道ささき:「そう。それに、更生プログラムの施行も、元はといえばあの爆破テロ事件がきっかけだ。事件の真相を明らかにすることができれば学園都市の現状も変えることができるかもしれない」
羽石夏澄:「風紀委員……」ミナちゃんのことを思い出します。
GM@CHAOS:と、そこでささきは室内のモニタに目を向ける。
GM@CHAOS:そこには、学生向けコンテンツの一環として、学長クラインによる挨拶の映像が流れている。
エリス・トリオン:「風紀委員……風魔はこっち。一文字と朝倉は、まああっちについてるだろうな」 ぼそりと小声で
無道ささき:「もちろん風紀委員やあちら側に付いた生徒会とは事を構えることになるだろう。それについては覚悟してもらうしかないな」
クライン・ネバーエンズ:『余はクライン・ネバーエンズ。このオーヴァードアカデミアの学長である』
無道ささき:「……!」
クライン・ネバーエンズ:『更生プログラムは、決して諸君らを害するものではない。施行以来、学内での非行率も急激に低下している』
無道ささき:「クラインめ……!」
エリス・トリオン:「クライン・ネバーエンズ……」
クライン・ネバーエンズ:『オーヴァードアカデミアの発展を、健全で平和な学園生活を、余は切に望むものである』
羽石夏澄:じっ、とモニターの男を見つめる。
羽石夏澄:「健全で、平和」
クライン・ネバーエンズ:『先日のような痛ましい事件を、繰り返してもよいものであろうか。当然、否である!』
羽石夏澄:「……ふふ。」自嘲気味に笑う。
無道ささき:「そんなの束縛と不自由を言い換えただけだ、夏澄」
クライン・ネバーエンズ:『善良なる模範生徒諸君!学園島の秩序を維持するため、諸君ら朋の範たる姿を、そしてあと一息の奮起を、余に示しては貰えないだろうか!』
クライン・ネバーエンズ:『繰り返す。更生プログラムは、決して諸君らを害するものではない――』
エリス・トリオン:「……」先日の事件。霧のままの右腕。倒れた馬鹿と、それを前に固まっていた間抜けを思い出す。
エリス・トリオン:「だ、そうだ。有難い学長殿の言葉だぜ。従った方が良いんじゃねえか?」
エリス・トリオン:からかうように、壁に身を預ける。
無道ささき:「あれじゃあ生徒を支配しているのと一緒だ!あたしはあんなのは認めないぞ!」
羽石夏澄:「…そうですね、とても善意に満ち満ちていて素敵です」肩をすくめて。
羽石夏澄:「その善良さに、息を止められている人のことなんて、どうでもいいんですよね…きっと」
羽石夏澄:「いえ、…生徒だって、認めてないんじゃないでしょうか」
羽石夏澄:唇を噛む。
羽石夏澄:学園島に来る前のことを思い出す。
エリス・トリオン:「話が分かるかと思ったが、そうでもねえ。……ま、現に闘争が起きてる以上」
GM@CHAOS:画面が切り替わり、瓦礫と化した廃ビルとそれに埋もれた鬼の面が映る。更生プログラムの成果として、破壊に成功したディオゲネスクラブの本拠地の一つの様子だ。
エリス・トリオン:「アイツが撒いてるのは毒の水だけだ」
GM@CHAOS:そうしたニュース映像やクラインの演説がモニタでは繰り返し流されている。
エリス・トリオン:「おいおい……」流石にそれには意外そうな笑みを隠せない。
エリス・トリオン:「(商売あがったりじゃねえか、リーダー)」
無道ささき:「こんなものがなんだ!風紀め!まんまとあんなヤツの口車に乗せられやがってー!」
羽石夏澄:埋もれた鬼の面を見て、寂しそうに俯く。
羽石夏澄:「…守るために力を振るうことさえ、許されないんだ」ぽつりと呟く。
無道ささき:「いいか!ヤツら風紀委員陣営に少女を奪われ、事件の証拠を隠滅される前に、必ずこちらが確保するんだ!」
エリス・トリオン:「(つーことはリーダーもあっち側か)」
無道ささき:「ウッ、眠い。だが!」手の甲にナイフを突き刺す。
エリス・トリオン:「ハ。面白くなってきやがった」
無道ささき:「例の少女についてはアカデミアにとって危険な存在だという話も出ているようだが……どこまで真実なのかは不明だ」
エリス・トリオン:「つか、怪我してんのそういう理由かよ!」
エリス・トリオン:「外で診て貰ってこいよ。今ならクソ眼鏡とのセット価格で安くしてもらえんぜ」
羽石夏澄:「うう…ささきせんぱい…私に回復のエフェクトが使えれば…」
無道ささき:「あたしが寝るわけにはいかないからな。他の番長連のみんなを守るためにも……」シリアスな顔をする。
羽石夏澄:「…でも。今することはわかりました。フィーネさんの保護、ですね」
エリス・トリオン:「コメントし辛ぇから話を先に進めんぞ」
エリス・トリオン:「そいつが今どこにいるのかは掴んでんのか?」
無道ささき:「例の少女の居場所については現在捜索中だ。発見し次第お前たちに連絡をするから、他のメンバーたちと合流して向かってほしい」
羽石夏澄:「…わかりました」
無道ささき:「さっきも言ったが、おそらく風紀委員陣営とも戦闘になる可能性が高い。頼んだぞ、お前たち」
羽石夏澄:「………はい」
羽石夏澄:(…わかってる、夏澄。バトルで手を抜くなんて、しない)
エリス・トリオン:「ハ。あァ、安心しとけ。他はともかく、生徒会の奴らなんざ敵になんねぇよ」
無道ささき:「うん。頼もしいぞ、エリス・トリオン」
無道ささき:「あ、それから、これは救援物資だ。風紀委員の倉庫を襲撃して手に入れた。有効に使ってほしい」
羽石夏澄:「……誰であろうと、全力で…戦いますから」
GM@CHAOS:そう言ってささきはキミたちにスペリオルミックスを5つ渡します。
エリス・トリオン:めっちゃ貰った
羽石夏澄:やった
エリス・トリオン:「本格的にゲリラ活動やってんな。次あったら呼べよ」
GM@CHAOS:これはこのシーンで使用可能ですし、ここで登場していないPCも使用したことにして次シーンから効果を適用することができます。
エリス・トリオン:飲みます
羽石夏澄:遠慮なく使います。
エリス・トリオン:馬鹿な。全部俺のものでは
GM@CHAOS:効果重複しねえってルールブックに書いてあんだろ!
羽石夏澄:複雑そうな顔で受け取る。
エリス・トリオン:重複する効果を使っちゃいけないとも書いてない……!
GM@CHAOS:ハッ、そうとは
無道ささき:「よし、それじゃあ、連絡があり次第すぐに出撃できるように準備しておいてくれ」
無道ささき:「あたしは他の番長連のメンバーたちの戦況を確認してこよう」
GM@CHAOS:そう言ってささきは総番長室を出て行く。
無道ささき:「ギャー!何だこの罠は!」
GM@CHAOS:扉の向こうで悲鳴が聞こえて静かになる。
羽石夏澄:「……」
エリス・トリオン:「死んだか。これで戦況は更に泥沼になるな」
羽石夏澄:「…えーと。がんばりましょうね、エリスさん!」
エリス・トリオン:「……ああ。そうだな。てめーの働きに期待してるぜ」
羽石夏澄:「はい!任せてください!」
GM@CHAOS:テーブルの上には作戦の資料が広げられており、詳細なデータは少ないが風紀委員陣営の生徒たちの写真が置かれていたりはする。
エリス・トリオン:具体的には誰とか、誰とか?
エリス・トリオン:「見知った面子ばかりいやがる」
羽石夏澄:その言葉を聞いて、テーブルの上に目をやる。
GM@CHAOS:不鮮明ながらも、生徒会役員の山縣亜鷺やSSランクオーヴァードのロコ・ロコ・ベントゥーラなどの写真が置かれています。
羽石夏澄:息を呑み込む。
GM@CHAOS:アイドル活動が不謹慎だということで、あちこちにモザイクがかけられた衣装姿の夏川ミナの写真もある。
羽石夏澄:「…………」テーブルの上に手を置き。指を立てる。
羽石夏澄:そして、囁くように、
エリス・トリオン:「どうした。親友だの恋人だのでもいたか?」
羽石夏澄:「…大好きですよ、ロコくん。大好きだよ、ミナちゃん。だから」
羽石夏澄:「…楽しく、戦いましょうね。そして、全部終わったら… また、お茶会しましょう」
羽石夏澄:顔を上げて、
羽石夏澄:「まあ、そんなところですね」
羽石夏澄:にっこりと、笑った。
エリス・トリオン:「……ハ、ハハ!」 その表情に、声を上げて笑う。
エリス・トリオン:「いいぜ。腹ァ据わってる奴は嫌いじゃねえ。どっかの馬鹿共に見習わせてやりてえ」
エリス・トリオン:ボボ、と左の掌の中に火花を熾す。
羽石夏澄:「ここまで来たら、やるっきゃないです、全力で」手を組み、腕を伸ばす。
羽石夏澄:「ふふっ」
羽石夏澄:(…だって。私が私でいることを許してくれた人たちだから)
羽石夏澄:(なら、私は、あなたたちが許した私を守る)
羽石夏澄:「それじゃ、行きましょうか。」踵を返し、部屋の出口へと。スカートがはためく。
エリス・トリオン:「ああ、幸い、総番長殿の貴い犠牲のお陰で、道は開いてるだろうしな」
エリス・トリオン:(……せいぜい、目を掛けてやった奴らだ)す、と表情が消える。
エリス・トリオン:(あんまり失望させんなよ、さもなきゃ)
エリス・トリオン:「……きれいさっぱり、俺の手で滅ぼしてやる」
GM@CHAOS:では、キミたちが戦いの場でへと赴いたところでシーン終了!
GM@CHAOS:これでエリスくんと羽石さんのOPは終了!
GM@CHAOS:次からはいよいよミドルフェイズだよ!
エリス・トリオン:ヤッター
羽石夏澄:シナリオロイスは “鉄拳番長”無道ささき 信頼:○/不安/ロイス で取得します!
エリス・トリオン:シナリオロイス  学長/クライン・ネバーエンズ/畏怖/不信:○/ロイス
PC間ロイス   共闘者/羽石夏澄/有為:○/脅威/ロイス    で取得するぜ

GM@CHAOS:了解しました!
GM@CHAOS:ロイスを取り終わったら改めてシーンを終了するよー。

【CHAOS/ミドルフェイズ1:開始イベント】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:ここからはミドルフェイズに入ります。
GM@CHAOS:PCは全員登場です。
霧灯夢二:よし!出ます!
平賀迅:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 5[5]-1 → 4

柳武歩:おうさ。
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:39->48)
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:50->55) ひく1!
エリス・トリオン:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 10[10]+38 → 48

平賀迅:50->54
霧灯夢二:あ、もうスペリオルミックスの効果を適用しててもいいでしょうか
柳武歩:1d10+46-1
DoubleCross : (1D10+46-1) → 9[9]+46-1 → 54

エリス・トリオン:うわ。ひく1。
霧灯夢二:まだ飲んでないからダメかな
GM@CHAOS:あ、前回のシーンで言ったとおり
GM@CHAOS:皆さんも全員スペリオルミックスの効果を適用した状態で登場して大丈夫です!
霧灯夢二:わかりました。ではここから-1して現在47です。
柳武歩:羽石さんと平賀君と歩が54、霧灯君47、エリス君47
GM@CHAOS:ちょい離れてますな。
GM@CHAOS:キミたち5人は番長連のアジトにいます。
羽石夏澄:アジト!
エリス・トリオン:OPでいた場所?
GM@CHAOS:ですね。
平賀迅:私もあの後番長連の庇護下に入れたって事で良いんですね。なんか働くよう言われたりはするんでしょうか
GM@CHAOS:いつもの番長連の詰め所です。
GM@CHAOS:平賀くんや歩ちゃん、夢二くんもあの後で番長連陣営に合流し
GM@CHAOS:今回の作戦任務の一員として参加することになりました
エリス・トリオン:じゃあ近くの棚の上に腰掛けてなんか不参入ムーヴしてます
GM@CHAOS:作戦概要については既に聞いていることにしてもらって構いません。
平賀迅:一宿一飯のというやつだな。断れまいし断るまい
平賀迅:承知しました
羽石夏澄:手を後ろで組んでぶらぶらさせてます
エリス・トリオン:皮肉げな笑みは絶やしていないが、まあ視線は平賀君に向いている
霧灯夢二:「………」フィーネ、と手帳に書いて押し黙っている。
平賀迅:腕を浅く組んで目を閉じ、壁に背を預けている。指で自分の腕を叩きつつ
GM@CHAOS:トランシーバーを耳にしていた無道ささきは慌てたような声を出す。
無道ささき:「むむむ」
無道ささき:「アカデミアの港で例のフィーネとかいう少女が見つかったらしい!」
柳武歩:「霧灯が会ったって子か」
無道ささき:「ああ、そうだ。全員すぐにそちらに向かってくれ!平賀や柳武も頼んだぞ!」
霧灯夢二:「……そうだ。まさかこんな形で関わってくるとはな。」
羽石夏澄:「フィーネさん。今回の…手がかりを持ってる子、ですね」
羽石夏澄:そんなことを言いながら、他のメンバーの顔を眺めている。
平賀迅:「頼まれた。匿ってもらた恩は返すとも」
霧灯夢二:「ふむ……了解した。俺としてもその少女に些か興味がある。」
エリス・トリオン:「てめーは待機か? 総番長殿」
無道ささき:「あたしは他の隊への指示出しもあるからな。でも、協力はするぞ!」
GM@CHAOS:というわけで、このシナリオを通してキミたちは無道ささきのNPC効果をシナリオ中一回まで使用することができます。
エリス・トリオン:ほう
羽石夏澄:おー
柳武歩:ふむ
GM@CHAOS:効果は次のとおり
「・チームの全員のHPを最大まで回復する」
「・チームの全員の侵蝕率をマイナス10する」
「・任意のイベントキーワード1つを入手する」
GM@CHAOS:この三つのうちから一つ選んで好きなタイミングで使用可能です
霧灯夢二:うおー、どれも重要そうだ。
柳武歩:ウワー迷う
平賀迅:イベントキーワードか……
エリス・トリオン:なるべく三つ目に使いたいなあ
平賀迅:PvP要素っぽいな
GM@CHAOS:最後のイベントキーワードというものについては次のシーンで改めて説明したいと思います
霧灯夢二:はーい
柳武歩:了解です
平賀迅:ウス
エリス・トリオン:「そうかい。せいぜい期待させてもらうぜ」
GM@CHAOS:というわけでキミたちは出動する準備をしながら好きに話したりするとよいだろう。
柳武歩:(なんか見た目フワフワしてんな…ホントに番長なのかよ、この子)羽石さんと目が合って曖昧に笑う。
羽石夏澄:目があった柳武さんに、ふわりと笑いかける。
羽石夏澄:バックに花とかが舞う感じで。
柳武歩:「うおっ、まぶしい」
平賀迅:「なんだ、歩。いきなり素っ頓狂な声を出して」
柳武歩:「あ、いや別に……ちょっと力の差を感じて」
羽石夏澄:とてとてと柳武さんの方に歩いていきます。
羽石夏澄:「えっと、ちゃんと挨拶してませんでしたよねっ。こんにちは!羽石夏澄です!」ぺこりとお辞儀をする。
柳武歩:「あ、おう。二年の柳武歩だ。よろしく」
羽石夏澄:「二年!あ、じゃあ、せんぱいさんですね!やなたけせんぱい、よろしくお願いします!」
霧灯夢二:(エリス・トリオン…生徒会役員に、羽石夏澄…番長の一人か。)
平賀迅:壁から背を離し、隅のガラクタ置き場めいた所に突っ込まれていた武器を一つ手に取る
エリス・トリオン:「そこの賞金首を仲間に加えるにゃ、俺はまだ反対なんだ」
平賀迅:「私か? いい加減言い飽きたが、私はやってない。濡れ衣なんだ……賞金首ってのは事実だが」 エリスくんに
柳武歩:「エリスの言う事は気にすんなよ。こいつはいちいち棘のある言い方すんだ」と、平賀くんに
エリス・トリオン:「んなこと知るかよ。どちらにしろテメーは今、注目度ナンバー1だ」
エリス・トリオン:「餌だの囮だの、他に有効な使い道があんだろうが」
エリス・トリオン:「元会長の使いっパシリは黙ってろ。つーか、なんでテメーがこっちにいるんだよ?」
柳武歩:「それこそこっちの台詞だっつの。生徒会はどうしたんだよ」露骨に眉をしかめる。
エリス・トリオン:「役に立たねえから置いてきたんだよ」
羽石夏澄:そして、平賀くんの方も見て、こて、と首を傾げます。
霧灯夢二:「餌に使うには少し獰猛すぎるさ。」
平賀迅:「フフ、確かにそうだがね。夢ニの言うとおり、餌や囮にするには私はちょっと手強いからな?」
霧灯夢二:「失礼、紹介が遅れた。霧灯夢二、編集部部長だ。」
平賀迅:「私の機動力を知っていれば、ただ隙を晒した私を見て無神経に手を伸ばすような事はしないだろう。そして私の事を、風紀が知らない訳がない――」
羽石夏澄:挨拶を聞いて、くる、と体ごと回転して霧灯くんの方を向いて、お辞儀をする。ほんの少しスカートが浮く。
平賀迅:「……よし、よし。ちゃんと動きそうだ。闇デリバリー部にコネがあって助かった。とりあえず荒事もやっていける」
エリス・トリオン:「……チッ。魔術師だの魔法使いだの名乗る奴は、どうしてこうもいけすかねえかな」
霧灯夢二:「お前には何もかもがいけ好かないように見えてるのか?エリス先輩。」
平賀迅:「おっと、定番の前口上、知ってもらえていて嬉しいね、エリス・トリオン。……そちらのお嬢さんは、改めて。平賀。平賀迅だ。魔術師をやっている。今は指名手配犯」 今度は夏澄ちゃんに向けて
平賀迅:「あとは高校生だったり、私刑屋だったり、温泉掘りだったり……」
羽石夏澄:「はいっ!平賀さん!お噂はかねがねっ」
平賀迅:「噂。……噂か。とりあえず生徒会長はやってない事だけは明言しておこう。よろしく」
霧灯夢二:「今からは協同して動くんだ。棘のある言動は控えた方がいいと思うがね。」腕を組んで呆れたように
霧灯夢二:「今後のためにも」
柳武歩:「霧灯は分かってるな~。頼りになるぜ」ここぞとばかりに味方する。
エリス・トリオン:「あァん? ガキが生意気なこと言ってんじゃねえよ……例のガキの目撃者だったか?」
エリス・トリオン:「編集部? 非戦闘員は引っ込んでた方が良いぜ」
羽石夏澄:「んーーー…」トゲトゲした雰囲気の面々を見て
羽石夏澄:「あの、みなさん、ですね。こういう時は思い切ってやっちゃうのがいいと思うんですよ」
羽石夏澄:人差し指をぴん!と立てて。
平賀迅:「やる?」
霧灯夢二:「……」言い返そうとしたところで口をつぐむ
羽石夏澄:「はい!こう、思いっきり力の限り!ぜーんぶさらけ出してぶつかり合うのがいいです!」軽くシャドーボクシングをしながら
柳武歩:「羽石は……けっこう、見た目より大胆なのな。気が合いそうだ」くすりと笑って肩をすくめる。
エリス・トリオン:「…………」 呆れたように唇の端を歪める。
霧灯夢二:「……仲裁したいのかケンカを助長したいのかどっちなんだ。」手を額に付け、ため息を吐く。
柳武歩:「力向ける先は、とりあえず港?だっけか。そっちにしねーとな」
エリス・トリオン:「一番危険思想なのはテメーじゃねえか」
平賀迅:「フフ、つまり、こうだろう? 河原で殴り合って、倒れると……なぜか友情が芽生える!」
柳武歩:「マンガか!」
霧灯夢二:「平賀、今度は何を読んだ。」
羽石夏澄:「そう!それです!」ズビシ!と平賀くんに人差し指を向けて同意を示す!
平賀迅:「ほら、見ろ! 私が正しい」 歩と夢ニに軽くドヤる
柳武歩:「通じちまったよ…」頭を抱える
平賀迅:「しかし今はリソース配分の面で賛同はしかねるな。いがみ合う事と同程度にはね」 ベルトに高速振動ブレードを固定しつつ
柳武歩:「りそうす」
平賀迅:「エネルギーとかそういうの」
柳武歩:「おお、それか」
羽石夏澄:「あ、とんかつにかけるやつじゃないんですね」
柳武歩:「間違えるよなー」うんうんうなずく。
エリス・トリオン:「この建物をふっ飛ばす気か。……つか、なんだこの空気」
平賀迅:「ウスターソース。ちなみにソイソース……しょうゆも合うぞ」
霧灯夢二:「そう、喧嘩で友情を芽生えさせるのもいいが、とりあえずそのエネルギーを港のように向けてもらわないとな。」
羽石夏澄:「おおー」
霧灯夢二:「こういう空気は、合わないか?」エリスくんに
羽石夏澄:「今度ためしてみます!」「…それで、そうか、港ですね!」
エリス・トリオン:「……足手纏いにさえならなきゃ、文句はねえよ」
平賀迅:「そう、ピリピリするのは現地についてからで良いって事だ。人間、やる時だけやればいい。少なくともここは安全だし」
柳武歩:「っしゃ。そうと決まったら行くか」
エリス・トリオン:「だが、……俺は、もう二度と、日和る気はねえ」
霧灯夢二:「……。」エリスくんの瞳に宿る危険な光を見る。
羽石夏澄:「………」首を少しかしげてエリスくんをじっと見ます。
柳武歩:「ふーん」腕組みして溜息をつく。
エリス・トリオン:一瞬、翳らせた瞳を前髪で隠す。「……準備は出来たんなら、さっさと行くぞ」
平賀迅:「……そうか、つまり」 馴れ馴れしくエリスくんに歩み寄り、肩を叩く
平賀迅:「言うだけ頼れるって事だな! 喜ばしい!」
エリス・トリオン:「想像以上にウゼェな! なんだテメェ!」
エリス・トリオン:組まれた肩を振り払う。
柳武歩:「はっは。一本取られてやんの」
羽石夏澄:「……ふふー」
平賀迅:「知ってるだろう。魔術師、平賀迅。アカデミア高等部一年。私刑屋」
平賀迅:「そして今は指名手配犯だ」
羽石夏澄:「…うん、なんか、平賀さんははんにんじゃない気がしますね」
平賀迅:「……正直、番長連に恩義はあれど肩入れするつもりはない。だがそのフィーネって娘が真実の糸口であるなら」
柳武歩:「だろ?」
平賀迅:「それを得るために頼れる何だって頼るさ。トゲトゲしい先輩だろうとね」
平賀迅:懲りずに今度は背を叩く
エリス・トリオン:「……後輩かよ! いいから触んな! ビリビリすんだよテメェ!」
エリス・トリオン:「でけえタッパしやがって……!」
平賀迅:「おや、エリス先輩殿は敏感肌だったか。……いや、エフェクトのせいかね。まあいい」 くつくつ笑いながら離れて
羽石夏澄:「はい。なんか、私、大丈夫そうな気がしてきました」
平賀迅:「ああ、ちなみに私は先輩とか後輩とか気にしないので、そちらも気にしなくて良いからな」
柳武歩:「エリスおめー、こん中で二年は俺とお前だけなんだからな。度量広いとこ見せろや」
柳武歩:おまけのように背中の同じ箇所を叩く。
エリス・トリオン:「使いっぱ女も黙ってろ! なんだテメェら! 知り合いか!」
羽石夏澄:くすくすと笑っている。
平賀迅:「ああ、歩は頼れる友人だ。そう、こちらでも私は先輩とか後輩とか気にしていないぞ。度量の広さ!」
霧灯夢二:「残念ながら平賀と柳武と俺は知り合いだよ、エリス先輩。」わざとらしく先輩を強調する。
柳武歩:「……まあ、色々あってな」ちょっとさびしそうな表情で応じる。
エリス・トリオン:「なんだそりゃ……訳分からねえ繋がりしやがって」
平賀迅:「そう、夢ニと歩とは、前に事件があって、それでね。二人が頼れるのも私は保証しよう。だからエリス大先輩と、夏澄か。安心して頼ると良い。私も頼る」
エリス・トリオン:「まさか、そこのふわふわ女も顔見知りとか言わねえだろうな」
羽石夏澄:「はい、頼らせていただきますっ!戦うの以外は私、からきしですから!」
エリス・トリオン:「そこは違うのかよ……」
柳武歩:「羽石は初だよ…でもなんか、すぐ仲良くなれそうな感じだな」
霧灯夢二:「さてさて。自己紹介が終わったところで、行くとするか。」
霧灯夢二:スケッチブックを取り出す。
平賀迅:「そうしよう。この人数なら足だな。さて、何事もなく確保できれば良いんだが」
羽石夏澄:「はいっ!みなさん、よろしくお願いしますね?」両手を広げてくるりと1回転する。
エリス・トリオン:「邪魔する奴は、全員消し飛ばす」
柳武歩:「おっと、そうだ、急ぐんだった」こちらもみんなと一緒に部屋を出よう。
エリス・トリオン:生徒会と、Sランクディフェンダーのバッジをきらめかせながら
GM@CHAOS:では、この場面はここまでにして、全員で港へと向かうことにしましょう。
平賀迅:しましょう
柳武歩:ラジャー
霧灯夢二:OK!
羽石夏澄:はーい!
エリス・トリオン:OK

GM@CHAOS:チームにもたらされた報告のとおりに、アカデミアの港にはターゲットの少女の姿があった。
GM@CHAOS:港には学園島と本土を繋ぐ連絡船や豪華客船(修理中)が停泊しており、目標であるフィーネは船を見上げるようにして立っている。
GM@CHAOS:そして、彼女を挟むようにしてキミたちと対峙する別の組織の人間たちがいた。
フィーネ:「うわーっ大きい!これがフネ?いっぱいある!あ、あれ一番おっきい!」
フィーネ:「あれ、でも壊れてる?一番おっきいのに!おもしろーい!」スケッチブックに筆を走らす。
夏川ミナ:「ターゲットを確認。それと」
エリス・トリオン:「――あれがターゲットかァ?」
芙蓉堂太一:「……フィーネ」
夏川ミナ:「――エンカウント。番長連グループを確認しました」
ロコロコ:「わ。出会っちゃったねえ。」
羽石夏澄:「はい。見つけちゃいましたね。うん。…ふふ」
滝瑞果:「エリス……!」フィーネではなく、その向こうを見ている。歯ぎしりする。
霧灯夢二:「フィーネと…ミナ?生徒会役員まで。」
フィーネ:「あ、人!ねえ、ねえ、あなたたちは……あ、」
フィーネ:「タイチ!ユメジも!」両手を振る。
フィーネ:「こんなところでどうしたの?人もいっぱいいるし……」
エリス・トリオン:「ったく……どっかで見た顔がゾロゾロと」
柳武歩:「げ、滝……つか、夏川チャン……来てんのか」平賀迅を気にする。
平賀迅:「……あと数十秒早かったら、か」 バツ悪そうにLAWの面々を確かめる。一瞬ミナちゃんで視線が止まり、少し眉をひそめ
ロコロコ:「やっほー。羽石さーん。元気かーい?」
ロコロコ:と、羽石さんに手を振る
芙蓉堂太一:「羽石さんに霧灯くん……に、うわあ、あっちもすごい面子」
平賀迅:それからロコロコさんに視線を注ぐ 「……マジか」
朝倉侑生:「…ん~~」平賀という男とミナちゃんが知り合いであることを知っている。ミナちゃんの横顔を一瞬見る。
羽石夏澄:「やっほーですロコさん!元気してますよー!そちらもお元気そうで何よりですっ」手を振り返す
平賀迅:「知り合いか、っていうか軽いな……!」 夏澄ちゃんを見て苦笑し
夏川ミナ:「エリス・トリオン。柳武歩。夢二」 複雑そうな顔をしている。
羽石夏澄:「…それに、ミナちゃん!」
夏川ミナ:「……夏澄ちゃん……迅。みんな……」
滝瑞果:「平賀迅が」「……いるのか」少し狼狽える。周囲を……仲間を気にする。
滝瑞果:口元に手を当てて、考える。(平賀迅が……もし、あの犯人だったら……)
滝瑞果:(どうする……)
羽石夏澄:「…滝せんぱいも」
エリス・トリオン:無造作に霧灯くんの手を掴み
霧灯夢二:「フィーネ!」と飛び出しそうになるが
エリス・トリオン:「おい絵描き。テメー知り合いなんだろ。さっさと言葉巧みに誘って、連れていくぞ」
霧灯夢二:エリスくんに手を掴まれて引き戻される。
エリス・トリオン:霧灯くんを背後に、半身を霧化させたまま歩みを進める
霧灯夢二:「じゃあ、先輩は言葉巧みにあの風紀委員陣営をどうにかして撤退させてほしいな?」
芙蓉堂太一:「霧灯くんもあの子の知り合い、か。面倒だなあ……」
霧灯夢二:「芙蓉堂先輩か……」
柳武歩:「ああもう……これ、奪い合いになんのかよ…!」舌打ちして顔をしかめる。
ロコロコ:「そっちもこの子を探しに?いやあ、奇遇だねえ。」
ロコロコ:「こっちにひく気はないけど。そっちはどうだい羽石さん。」
羽石夏澄:「もちろん、ひく気はありませんよー!こういう時は私がどうするか、」
羽石夏澄:スカートがふわりと舞い上がる。
羽石夏澄:「ご存知ですよね、ロコさん!」
ロコロコ:「ああ!だから聞いた!」
ロコロコ:「僕も遠慮はしないよ。そのほうが、羽石さんも嬉しいだろうからね。」
羽石夏澄:「はい!是非、遠慮せずにお願いします!…全部終わったら」
羽石夏澄:「またみんなでお茶しましょー!!」
ロコロコ:にっと笑みを返す。
柳武歩:羽石夏澄とロコロコのやりとりを、少し不思議そうに見守っている。
滝瑞果:「マジになるのは、やめろよ」独り言に近いが、
滝瑞果:平賀迅に向けて言っている。
滝瑞果:「……頼む」
夏川ミナ:「……滝さん」 《ウサギの耳》で滝さんの声を聞いている。
霧灯夢二:双方の陣営を見る。真剣に、勝負するつもりなのだろう。
夏川ミナ:もう、この流れは何をしても止められない。そう感じている。
エリス・トリオン:誰の目も見ていない。ただ、フィーネへの交渉が成功するか
エリス・トリオン:それだけに気を配っている
フィーネ:「ねえ、だから、みんな何してんのー?」
芙蓉堂太一:「君を誰が連れて行くのか、決めようとしてるんだよ、フィーネ」
フィーネ:「えーっ!?連れてくの!?」
霧灯夢二:「フィーネ、少しだけ身を隠してくれ。」
霧灯夢二:「危なくないところへ。」
霧灯夢二:「出来れば、こっち側へ!」
フィーネ:「ユメジは隠れろって言うし……あたし、どっちを信じればいいのか分かんないよ!」
エリス・トリオン:霧灯とフィーネを覆い隠すように、風紀委員側に背を向ける。
GM@CHAOS:では、そこで番長連陣営に無道ささきから、風紀委員陣営にベアトリスからの通信が入ります。
無道ささき:『おい、お前たち!女の子はなんとしてもあたしたちが奪回するんだ!みんな、攻撃を仕掛けろ!』
ベアトリス・ハックマン:『敵に標的を確保されるわけにはいかない!全員、総攻撃だ!』
夏川ミナ:「…………っ」
夏川ミナ:「“ジェミニ”、…………了解」
平賀迅:「ま、こうなる事は分かっていた。ぐちゃぐちゃ言っても仕方ない。不幸な出会いだ」 首を振り、剣に手をかけ
霧灯夢二:「……やるしか、ないか。」
柳武歩:「せめてちっとでも早く終わらす……!」歯を食いしばる。
芙蓉堂太一:「結局こうなるよねえ……」
羽石夏澄:「それじゃ、みなさん」
羽石夏澄:「よろしくおねがいします!」はじけるような笑顔で。
ロコロコ:「はっは。思った通りだ。ご命令とあらば!」
平賀迅:「だが、一つだけ確かめておこう。……フィーネ!!」
芙蓉堂太一:「あーあ、羽石さんもご機嫌だ……っと」平賀くんの方を見る。
平賀迅:「君は、今、どうしたいんだ!」
フィーネ:「どうしたいって……!」
フィーネ:「わかんないよ……!あたし隠れてなきゃだし、どっちに行けばいいのかなんて……!」
平賀迅:「分からない、か。誰だってそうだ。自分が何をしたいのかなんて分かるやつは、意外と少ない」
平賀迅:「しかし、それでは何もかもを逸してしまうんだ。ま、覚えて置きたまえ。……さて」
平賀迅:「どうせ引かないだろ。やるか」 僅かに身体の向きを傾げる
エリス・トリオン:「――夏川ミナ。風紀委員。ロコ・ロコ・ベントゥーラ。SSランク。芙蓉堂太一。情報屋。」
ロコロコ:「SSランクだよー。」
エリス・トリオン:「朝倉侑生。風紀委員。滝瑞果。生徒会員」
エリス・トリオン:「アジトで確認した通りか。……おい、フィーネ」
エリス・トリオン:「どうすればいいかは後で考えりゃいいが――とりあえず、ちょっとその場に伏せてろ」
エリス・トリオン:「すぐに終わる」
フィーネ:「ふ、伏せる?こう?」スケッチブックを防災頭巾のように頭に掲げている。
エリス・トリオン:「それでいい。聞きわけの良いガキは嫌いじゃねえぜ」
GM@CHAOS:目標の少女を確保するには、眼前の敵を倒すしかない。ついに、戦いの火蓋が切って落とされた。
GM@CHAOS:では、ミドル戦闘を開始します。
GM@CHAOS:戦闘はPC同士による5on5です。
GM@CHAOS:戦闘は通常通り行動値順に行動してもらいますが
GM@CHAOS:もし両チームで行動値が同じだった場合にどちらから行動するかを決めるために
GM@CHAOS:各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行なってもらおうと思います
夏川ミナ:ひえー
柳武歩:だ、代表者
夏川ミナ:情報屋!情報屋がいるぞ!
ロコロコ:これは大事だ
GM@CHAOS:ラウンド進行時、セットアップの行動および行動値が同じ場合は、この対決に勝利したチームが先に行動することになります
滝瑞果:情報に強い男が一人しかいない
芙蓉堂太一:ひゃー
朝倉侑生:みんな社会低いなあw
GM@CHAOS:この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できます
霧灯夢二:ふむふむ…
GM@CHAOS:財産点は使用できますが、マイナーアクションは行なえません
滝瑞果:タイミングは行動値が被ったその時ですか?
滝瑞果:例えば防具を捨てるなどして行動値が同じになった時は
GM@CHAOS:いや、ラウンド進行の開始前である今やってもらいます
滝瑞果:そのイニシアチブで判定する感じですかね
エリス・トリオン:セットアップの更に前に決めて
エリス・トリオン:そのラウンド間、適用って感じですかね
GM@CHAOS:で、勝利した場合は今回の戦闘中は一律で勝利した側が優先して行動です
エリス・トリオン:ああ、戦闘中共通化
エリス・トリオン:重要だ
芙蓉堂太一:エフェクトの使用回数はどういう扱いになりますか?
ロコロコ:私も気になっていた。
霧灯夢二:援護の風とか無形の影とかですね
GM@CHAOS:ラウンドとは別なので、ラウンド中1回のものは回復するとして構いません。
芙蓉堂太一:了解です。
霧灯夢二:わかりましたー
GM@CHAOS:1シナリオ1回とかは通常とおり消費されます。
GM@CHAOS:というわけで両チームとも、情報対決をする代表者は名乗りを挙げてください!
霧灯夢二:するぜ!
芙蓉堂太一:行っていいでしょうかっ
滝瑞果:では私が!(大蔵卿)
GM@CHAOS:あ、ちょい待って
ロコロコ:待っただぜ
夏川ミナ:芙蓉堂殿で!
滝瑞果:私では不服だというのですか!
滝瑞果:あ、いえ芙蓉堂くんにしてくださいw
夏川ミナ:(滝さんをずりずり舞台袖に引きずる)
GM@CHAOS:情報対決に入る前にこの戦闘の終了条件について説明しましょう
柳武歩:そ、それだ
エリス・トリオン:そこだよベネット
霧灯夢二:それだ
GM@CHAOS:今回のミドル戦闘には終了条件が用意されておりまして
夏川ミナ:勝利条件:敵の全滅
GM@CHAOS:1ラウンド目が終了するか、もしくはどちからのチームのPCが1人戦闘不能になった時点でミドル戦闘は終了となります。
滝瑞果:1人が!
滝瑞果:き、厳しい……!
霧灯夢二:ひー!
エリス・トリオン:戦闘不能?
平賀迅:ほほう、面白いやつなのです
エリス・トリオン:リザレクトじゃなくて?
羽石夏澄:うごご
エリス・トリオン:あ、違うや
GM@CHAOS:《リザレクト》は戦闘不能状態になった時にするものですからね!問題なし!
エリス・トリオン:誰か一人がHP0になったら終わりってことですね
夏川ミナ:1人!?
GM@CHAOS:イエス!
夏川ミナ:あっなるほどなるほど
GM@CHAOS:相手を戦闘不能にすることにできた側のチームは次の情報収集シーンでボーナスを得ることができます。
夏川ミナ:あれっ、誰か死んでもリザったら続行ですよね
夏川ミナ:誰かが倒れたままになったらそこで終了。
GM@CHAOS:いや、戦闘不能になった時点で終了なので、HPが0になったらそこで終わりですね。
夏川ミナ:お、おおう……了解です
エリス・トリオン:そこでなんかイベントが入る感じですかね
エリス・トリオン:そういう想定をしても?
GM@CHAOS:そんな感じですね。
エリス・トリオン:ういういう
GM@CHAOS:では、まずは情報収集対決からいきましょう
GM@CHAOS:各チーム、代表者は前へ!
芙蓉堂太一:はい
霧灯夢二:はい!
GM@CHAOS:判定は〈情報:アカデミア〉で行ってください!
霧灯夢二:情報:アカデミアで判定します。コネ:学園通の友人使用。
芙蓉堂太一:まずオートで《援護の風》使用します。ダイス数8個増加。侵蝕値2上昇。
霧灯夢二:ラッキーメダル:ホワイトの効果も使用。
芙蓉堂太一:〈情報:アカデミア〉で判定。〈コネ:学園通の友人〉使用します。
霧灯夢二:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 8[1,7,8]+4 → 12

霧灯夢二:うーむ、これは…
芙蓉堂太一:15dx+2
DoubleCross : (15R10+2[10]) → 10[2,2,2,2,3,4,5,5,6,7,7,8,9,10,10]+ 10[6,10]+7[7]+2 → 29

霧灯夢二:勝負にならねえwww
芙蓉堂太一:ふははは
滝瑞果:我々LAW陣営は人材の質が違うのですよ
ロコロコ:回ったなあ
夏川ミナ:コンセないのにw
GM@CHAOS:では、情報戦は芙蓉堂くんが制する!敵陣のデータなどを効率よく揃えることができるぞ!
GM@CHAOS:では、行動値が同じ場合はロウ側が優先でいくぞ!
霧灯夢二:「参った……芙蓉堂先輩が相手だとすると…。」
芙蓉堂太一:「オッケー、相手の情報は全部頭に入ってる。みんな、よろしく頼むよ!」
霧灯夢二:「こちらの情報は全て筒抜け、か。」
ロコロコ:「おー。さすが情報屋さんだ。たよりになるなあ。」
滝瑞果:「全てか」
滝瑞果:(そんなわけがない。)口には出さずに思う。
霧灯夢二:フィーネをちらりと見る。「フィーネがケガしない程度に手加減してくれるといいんだが。」
霧灯夢二:そう言って、朝倉くんと夏川さんを見る。
エリス・トリオン:「チッ……」
平賀迅:「気にするな。新鮮な情報なら」
平賀迅:「今からとくと手に入る」
羽石夏澄:「さて、じゃあぶっぱする準備と行きますか」手を組んで前に伸ばす
GM@CHAOS:ここからはラウンド進行の開始だ!
GM@CHAOS:1ラウンド目。
GM@CHAOS:まずはセットアップから。セットアップは行動値順に宣言をお願いします。
GM@CHAOS:行動値は順に朝倉くんが20、ミナちゃんが18、夢二くんが9、ロコくんが8、滝さん歩ちゃんが7、羽石さん平賀くん芙蓉堂くんが6、エリスくんが3だ。
平賀 柳武 霧灯 エリス 羽石

        5m

朝倉 滝 芙蓉堂 ロコ 夏川
GM@CHAOS:エンゲージはチーム全員が同エンゲージで、エンゲージの距離は5メートルです。
朝倉侑生:《スピードスター》使用します。侵蝕率3上昇。ラウンド間の攻撃力+20。
GM@CHAOS:演出もあればしていいし、なければ次の人に回すといい!
朝倉侑生:なし!
GM@CHAOS:では、さくさくとミナちゃんから順に!
夏川ミナ:「…………。」
夏川ミナ:「――“ジェミニ”」
夏川ミナ:「起動。行きます」  《スピードスター》。次の攻撃の攻撃力を+18。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+3した(侵蝕率:49->52)
GM@CHAOS:夢二!
霧灯夢二:なし
霧灯夢二:演出も無し!
GM@CHAOS:ロコ!
ロコロコ:《常勝の天才》。自分を除くLAW陣営全員の攻撃力、ラウンド間を+28します。
ロコロコ:侵蝕値は6上がって47に。
ロコロコ:「よし、じゃあ皆やっちゃって。ほどほどにね!」パンパン、と手をたたくと、なんだか皆自信が溢れてなんでも出来る気がしてくるよ。
ロコロコ:おわり
滝瑞果:(――まだだ。まだだぞ)
滝瑞果:ポケットに左手を入れたまま。
滝瑞果:(先に撃つのだけはダメだ。いつも通りだ……それでいい)
滝瑞果:自然体で立っているように見えるが、明確に緊張している。
滝瑞果:セットアップ行動なし。
GM@CHAOS:では、続いて歩ちゃん!
柳武歩:「やばいのは夏川チャンと、滝か…?小っちゃいの、中等部じゃねえかよ。こんなとこ出てくんなっつの」
柳武歩:セットアップ行動なしです
GM@CHAOS:芙蓉堂!
芙蓉堂太一:「あとはまあ、みんなに頑張ってもらって、と……」
芙蓉堂太一:なしです!
GM@CHAOS:羽石平賀が同値!
羽石夏澄:なし!演出もなし!
平賀迅:「……」 姿勢は崩さず、ロコくんの言動をしっかりと見据えて
平賀迅:(あれが……か) 彼が行動を終えると、
平賀迅:「……ん、ちっちゃいの? 夢ニは高等部だろ。物覚えの悪いヤツめ」 気取られないよう、歩の発言に対し軽口で返す
平賀迅:行動はないです
GM@CHAOS:最後にエリス!
エリス・トリオン:なしです!
エリス・トリオン:いつものように霧化して全体に広がろうとするが・・・
エリス・トリオン:霧化した右腕が不調を訴える。「……ッ」
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了。
夏川ミナ:「やりましょう。交渉する余地はなさそうです」 目が入学当時のそれに戻っている。
エリス・トリオン:「おい、テメーら!」
エリス・トリオン:「構えろ! 真っ先に、あの一番小さい犬ころが来ンぞ!」
柳武歩:「ああ!?」
霧灯夢二:「分かってる!」柳武さんをちらりと見る。
羽石夏澄:「おーけー、ですっ!」
滝瑞果:「エリス、テメーは……!」苛立つ。情報を明かされたことにではない。
エリス・トリオン:滝さんのほうを一瞬、ちらりと見て 「……」 見下すように鼻を鳴らす。
エリス・トリオン:すぐに侑生君の方に向き直る
GM@CHAOS:まずは行動値20のユウキくんの番からです。
芙蓉堂太一:その前にイニシアチブで行動したいです。
GM@CHAOS:イニシアチブがある人はどうぞ
芙蓉堂太一:イニシアチブで《スピードフォース》使用。メインプロセスを行います。侵蝕率4上昇。
GM@CHAOS:では、行動をどうぞ
芙蓉堂太一:マイナーなし。
芙蓉堂太一:メジャー、コンボ『ガラスの群来鳥』。《風の渡し手》《エンジェルヴォイス》を朝倉くん、滝さん、夏川さんに使用します。ダイス数5個増加。C値-1。侵蝕率7上昇。
GM@CHAOS:コンボ名がある!格好良い!
朝倉侑生:そんなにいいんですか!ありがとうございます!
GM@CHAOS:もし演出があればどうぞ
芙蓉堂太一:「情報は、常に更新される」ざ、と手を振ると透明の鳥の群れが空中に現れる。
芙蓉堂太一:「こんな風にね。『誰が』来るのかわかっても、『どう』来るのかわからなきゃ、意味ないでしょ?」笑う。
芙蓉堂太一:鳥の群れが声高く歌を歌う!
芙蓉堂太一:以上!
GM@CHAOS:では、改めて行動値20のユウキくんの番!
朝倉侑生:マイナーアクションで後退します!5m下がります。
GM@CHAOS:了解です。
朝倉侑生:鳥の群れが羽ばたく先にいる。気づいたらそこにはいなくて、気づいたら、港の入り口の階段を駆け上がっている。
朝倉侑生:「あは。みんな、見た?」
朝倉侑生:メジャーアクション!《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》《光の手》《破壊の光》《滅びの光》。範囲攻撃します。
朝倉侑生:対象はカオス陣営五人!
朝倉侑生:命中判定だぜ!
芙蓉堂太一:オートでコンボ『背中を押す風』。《援護の風》を朝倉くんに使用します。ダイス数8個増加。侵蝕率2上昇。
朝倉侑生:マジでか!ありがとう!
朝倉侑生:22dx@7+1
DoubleCross : (22R10+1[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,6, 7,7,8,9]+10[1,8,8,9]+4[1,2,4]+1 → 25

朝倉侑生:ひくい
夏川ミナ:ぐおお
GM@CHAOS:では、カオス陣営の5人はリアクションをどうぞ!
夏川ミナ:肉体8もあるやつがいる!
羽石夏澄:まずはドッジ
羽石夏澄:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 10[10]+4[4]+1 → 15

羽石夏澄:なんか回ったけどダメ!
エリス・トリオン:ドッジ
エリス・トリオン:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[1,1,3,9] → 9

エリス・トリオン:むり
霧灯夢二:避ける!ドッジ!
霧灯夢二:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 4[4] → 4

霧灯夢二:雑魚め!
柳武歩:ワンチャンドッジだなー
柳武歩:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[2,7,9,10]+1[1]+1 → 12

柳武歩:ダメ!
平賀迅:んー、これはドッジ。自分に《援護の風》でダイス+2
平賀迅:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 8[1,3,3,3,4,5,6,7,8,8]+1 → 9

平賀迅:無理無理!
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:54->56)
霧灯夢二:柳武さんを行動放棄カバー
エリス・トリオン:羽石さんを行動放棄カバー
羽石夏澄:ありがとう…!
GM@CHAOS:全員ドッジは失敗ですね。
柳武歩:男子陣やさしい
GM@CHAOS:では、ユウキくんはダメージをどうぞ。
平賀迅:眩しそうに目を細めて朝倉侑生を見る
朝倉侑生:3d10+48+11
DoubleCross : (3D10+48+11) → 16[7,1,8]+48+11 → 75

朝倉侑生:ガード値・装甲値ともに有効です!
羽石夏澄:フフッ
霧灯夢二:な、なんだそれ…
GM@CHAOS:ミドル戦闘のダメージじゃねえぞ!?
霧灯夢二:倍の150ダメージ喰らって死にます
柳武歩:ア…ア
エリス・トリオン:150ダメージ喰らって死ぬwwww
滝瑞果:PCが受けていい桁じゃない
夏川ミナ:150ww
平賀迅:うーん、HPがあと2倍あれば耐えられたんだけどなー!惜しいなー!
GM@CHAOS:朝倉くんは自由に演出をどうぞ!
朝倉侑生:味方も、敵も、全員の顔が見える。頭を隠す少女も見える。
朝倉侑生:こちらを見る平賀くんの顔。あの時の人物なのかは知らない。フブキくんの受けた傷とか、流れる血とか、頭をよぎる。
朝倉侑生:「(――なんか、ばかみたい)」
朝倉侑生:「(皆、かっこつけてさ。学校でさ、こんな…戦争みたいなこと、して)」
朝倉侑生:だから。
朝倉侑生:「悪いけど、ぜんぶぜんぶぜーーんぶ、無駄なんだって、教えてあげるよ!」
朝倉侑生:空高く真白い光の球が生まれ、渦巻いて、もがくように弾け飛ぶ。
朝倉侑生:光の矢の雨が、降る、降る、降り落ちる!
エリス・トリオン:「――――ッ」
朝倉侑生:みんな攻撃を食らうがいいわ!
霧灯夢二:「!」
柳武歩:「おい、ウソだろおい、まだ何も……」
エリスの言葉を聞いても、なお夏川ミナの方を注視していたせいで回避が間に合わない。
せめて眩しさを遮るように手をかざす。

エリス・トリオン:近場の羽石さんの頭を掴んで、地面に押し付ける。
夏川ミナ:「……下がりましょう。これで決着が付きます」 既に後方へ跳んでいる。
羽石夏澄:「わ、すご――きゃっ!?」見惚れるようにしたところを押し付けられる。
霧灯夢二:咄嗟に柳武さんを押す。
平賀迅:大して身構えもせずに攻撃を受け止める。一瞬、回避しようかとも思ったが、思っただけだ
柳武歩:「霧灯!?」
エリス・トリオン:周囲を見回す。――この火力の下は、彼ではない。
滝瑞果:その場を一切動かない。見ている。ただ、平賀迅の動きに集中している。
エリス・トリオン:空を巡る周囲の鳥と、地面でただ突っ立ってるだけのように見える男子生徒。
霧灯夢二:「が、はっ……!」
エリス・トリオン:「成程。そういう構成かよ……」  爆撃に飲み込まれながら呟く
朝倉侑生:「いたそー。やだなー」ぼそっとつぶやく。
GM@CHAOS:では全員、ダメージの処理をどうぞ
平賀迅:リザレクトしよう
平賀迅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+6した(侵蝕率:56->62)
霧灯夢二:リザレクトします
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:47->55)
エリス・トリオン:リザ!
エリス・トリオン:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 5[5]+47 → 52

滝瑞果:「油断するな」
滝瑞果:「油断……するな、侑生くん」呻くように呟く。
GM@CHAOS:そして、ユウキくんがミドル戦闘の終了条件を満たしたことで、ここでイベントが発生します。
ロコロコ:「うわ、派手だなー。正に、目を奪われるってやつだねえ。」光に目を細めて、攻撃後の惨状を見ています。
フィーネ:「あ、あれ」朝倉侑生の攻撃で、地形の開けた先を見やる。
夏川ミナ:「(どうすれば……捕獲して尋問を?夏澄ちゃん達を?そんな……)」
フィーネ:「あれ何?三角がいっぱい!すごいすごい!」ピラミッド地帯を指差す。
朝倉侑生:「…早く!あの子!」
エリス・トリオン:「……っゲホ! ッ、ゲホ、づ……」爆撃の煙に混じって、霧が再び人型を取る。
フィーネ:「面白そうー!いま落っこちたお星さまも拾えるかもだし、あたし、あっち行くね!」
エリス・トリオン:抑えていた羽石さんを、背に庇っていたフィーネを見て……
フィーネ:「なるべく隠れてなきゃだし!じゃあね!」
柳武歩:「霧灯お前っ、無茶すんなよ……!」傷ついた霧灯くんの身体を抱きかかえて支える。
GM@CHAOS:フィーネはそういうとそのまま去っていく。
エリス・トリオン:「なっ……!」
夏川ミナ:「! いけない。ターゲット!」
芙蓉堂太一:「フィーネ!」小鳥を飛ばそうとするが、間に合わない。
エリス・トリオン:「なんだあいつァ! クソッ、てめーら寝てんな! 追いかけろ!」
羽石夏澄:「あうー…!ぷはっ!」顔を地面から剥がす。
羽石夏澄:「えっえっ?あ!はい!」
GM@CHAOS:遅れて、再び無道ささきとベアトリスからの通信が入る。
ロコロコ:「……と言っても、どうするかな。委員長からは攻撃しろって言われてるし……」
朝倉侑生:「あっもー!皆もっとちゃんとやられててよ!」カオス陣営に怒っている。
エリス・トリオン:急かすが、今のこちら側の状況ではロウ側に後れを取るのは明らかだ。歯噛みする
平賀迅:「今のは朝倉侑生の殺人光線を……ゴホッ。落ちた星だと。ロマンチックな事だな、子供ってのは」 受けた傷を再生させつつ
夏川ミナ:「……」 流石に、この状況で無防備に背を向けてフィーネを追うのは危なすぎる。動けない。
無道ささき:『おい、目標の少女は逃げ出したぞ!風紀委員陣営の奴らはひとまず放置して、すぐに少女を追いかけるんだ!』
羽石夏澄:「あー、もう、いいところだったのに…」口を尖らせる。
羽石夏澄:「でも、そーですね。今は、あの子のことが大事。行きましょう」
霧灯夢二:「じゃあ、撤退だな…。」
ベアトリス・ハックマン:『ターゲットは逃走。ここでこれ以上時間を費やすのは得策ではない。すぐにターゲットを捜索して確保に移れ』
滝瑞果:「早いな。だけど、良かった……今のは、良かった」
滝瑞果:「本当に、逃げ足の早いヤツだ。やめよう。ここは引こう……」
夏川ミナ:「…………滝さん。あなたは」
夏川ミナ:「…………。」 ぶんぶんと首を振る。今は雑談どころではない。
ロコロコ:「おーい。行こう、皆。朝倉くんのおかげで、あっちは怪我してるみたいだし。今ならこっちのほうが早く追いつけるかも!」
ロコロコ:と、皆の肩をぽぽんと叩いてからフィーネちゃんを追うかな。
芙蓉堂太一:「撤退かあ。ちょっと全力出しすぎたかな。もったいなかったかも」
芙蓉堂太一:「まあ、でも……僕は、がんばるしかないし」
滝瑞果:こちらも、殿を務めながらこの場を撤退する構えだ。左手はポケットに突っ込んだまま。
夏川ミナ:「はい、行きましょう。重要ターゲットを追います」 様子のおかしい滝さんをちらちらと伺いながら。
朝倉侑生:「………」顔をしかめてカオス陣営達を眺めている。
霧灯夢二:「フィーネは無事か?彼女は…ピラミッド地帯に行った…のか……?」
霧灯夢二:息も絶え絶えに柳武さんに
柳武歩:「みてーだな。とりあえず追うしかねえ!っつうか、お前の治療もだよ霧灯!」
霧灯夢二:「足手まといになって、すまん。」
柳武歩:「バカいうな。助かったよ」
エリス・トリオン:「ビリビリ野郎、足には自信あんだろ! 追え!」
平賀迅:「キンキン言うなよ、エリス。君には視力がないのか。今の攻撃を受けてすぐ走れってのは無茶だ」
エリス・トリオン:「くっそ・・…!」何か揶揄しようかと思ったが、あの火力は甚大なのは分かっていた。
エリス・トリオン:「仕方ねえ、一旦退くぞ。ここで」
平賀迅:こちらも他の面々が引くのを待っている。肉体的に無茶が利くのは自分だとわかっているのだ。いざとなったら逃げられるし。
柳武歩:「……夏川チャン!」去り際に振り返り、夏川ミナへ向かって声を振り絞る。
夏川ミナ:「……………………柳武歩」
柳武歩:「平賀のこと、信じてくれよ。それだけ!」
夏川ミナ:「ぇ」
柳武歩:霧灯夢二に肩を貸して駆け出す。
夏川ミナ:「どういう……なぜ?なぜ貴方がそんなことを?あなたは何か知って、」
夏川ミナ:「柳武歩!」
平賀迅:「……歩め。いらん事を言う」
エリス・トリオン:「おい、《トラクトリックス》」
エリス・トリオン:殿同士で向かい合いながら、滝さんに声を掛けようか
滝瑞果:「なんだよ。《ジラクジギル》」顔は向けない。
エリス・トリオン:「テメーは引っ込んでろ。」
エリス・トリオン:「向いてねえんだよ、お前には、こういうのは」
滝瑞果:「は?」嘲笑う。
滝瑞果:「なあ、おい……お前がさ」
滝瑞果:「あたしの何を知ってるってんだ?」
滝瑞果:立ち去ります。
エリス・トリオン:いなくなった滝さんに「……馬鹿が」
羽石夏澄:「仕切り直し、ですね。じゃあ、」去る前に、風紀委員チームの方を向いて
羽石夏澄:「今の攻撃!すっごくすごかったです!またやりましょうね…今度は負けませんから!!」
羽石夏澄:高台の朝倉くんを見る目はきらきらと輝いている。
ロコロコ:楽しそうな羽石さんをみて、またねーとだけ手をふるよ。
朝倉侑生:「そーいうことじゃないんだけどな~」羽石さんに苦笑する。
羽石夏澄:ロコくんにも手を振る。
朝倉侑生:「ま、でも、おねーさんくらいの方がいいよね。後腐れなくて……朝倉侑生だよ~★」手は振り返しておきます。
羽石夏澄:「あさくらくん!覚えておきますねー!」
平賀迅:「あまり買いかぶるなよ。今の朝倉侑生の攻撃、本人の分はどれくらいだったか分かったものじゃない。相手はあのロコ・ロコ・ベントゥーラと……あとなんか情報屋だ。情報屋はともかく、あっちの方は知ってるだろ」
羽石夏澄:「…うん。もちろん。芙蓉堂さんも、ロコさんも、」
エリス・トリオン:生徒会陣営との間の空に、一瞬で消える炎の壁を作る。
羽石夏澄:「ほんっとーに……すごいんですよ」
平賀迅:「……芙蓉堂か。覚えた」
芙蓉堂太一:「お、覚えてもらえて嬉しいね」《蝙蝠の耳》で平賀くんの声を聞き取る。
エリス・トリオン:横のミナちゃんを見るが、こちらもこちらで何かしら葛藤を抱えているらしいのを見て肩を竦める
エリス・トリオン:「…………さっさと終わらせてやる」
エリス・トリオン:《炎の理》を使います。
夏川ミナ:「夏澄ちゃ……夏澄ちゃん!」
夏川ミナ:《ウサギの耳》で全ての会話を聞いている。
夏川ミナ:どうしようもない程にすれ違いが多くて、もう二度と以前のアカデミアには戻れないんじゃないかとすら感じる。
夏川ミナ:「夏澄ちゃん……!あなたは!」
夏川ミナ:「あなたは、今たのしいですか!」
羽石夏澄:「ミナちゃん」
羽石夏澄:その、叫びに。少しだけ困ったような、笑みになって。
羽石夏澄:「ミナちゃん。あなたと、全力で戦えるのは、…とっても、嬉しいよ!…でも!」
羽石夏澄:「でも、ね!」
エリス・トリオン:火力を増し、両陣営を分断する
夏川ミナ:「……っ」
羽石夏澄:「私は、元の、誰もが!楽しく!…自由に!笑いあえる…!!」
ベアトリス・ハックマン:『何をしている!即時撤退と言ったはずだぞ!命令が聞けないか!』
無道ささき:『おい、ぼやぼやするな!次の戦闘準備も必要だ!すぐに撤退しろ!』
朝倉侑生:「そりゃ無理だよ。だってもともと、友達だもん」
朝倉侑生:ぼやきながら撤退していきます。「会ったら、話が弾んじゃうよ。そりゃ」
夏川ミナ:「……“ジェミニ”、了解」 夏澄ちゃんの言葉を最後まで聞く事なく撤退します。
夏川ミナ:「私は…………」 「…………非常に、辛いです…………」 みんなの後を追う。
羽石夏澄:「……! ……!!」
エリス・トリオン:「……」両陣営の長の声に、苛立ちを更に深める。
羽石夏澄:声は、届かないまま、消える。
平賀迅:撤退していくミナちゃんの背中をちらりと目で追って
エリス・トリオン:憎悪ギリギリの表情を押し殺し、「……おい、長もこう仰せだ。退くぞ」
エリス・トリオン:といって、火の壁を維持しながら消える。
羽石夏澄:「…ごめんね」「大好きだよ、ミナちゃん…」ぽつりと言って、踵を返す。
柳武歩:不甲斐なさに唇を噛み、地面を見つめながら、その場を後にする。
平賀迅:「……」 自分の分のやかましいトランシーバーをブレードで両断する
平賀迅:「……おっと、凶悪な風紀委員の攻撃によって臨終したようだな。やれやれ、ツイてないツイてない」
エリス・トリオン:「……」やや片目を上げる。「やるじゃねえか」 と平賀に
平賀迅:「フ、何か言われたら証言を頼むよ」 薄く笑い
GM@CHAOS:では、分断されたキミたちが各自撤退したところでこのシーンは終了するぞ!

GM@CHAOS:最後に、購入判定とロイスの取得が可能だぞ
GM@CHAOS:保留でもいいよ!
平賀迅:ロイスは保留。購入は~
羽石夏澄:取りたいけど…!まだ保留かな!
霧灯夢二:ロイス保留!
柳武歩:羽石さんに取ろう。仲間/羽石夏澄 ○P:好感/N:恐怖
羽石夏澄:わーい
エリス・トリオン:間抜け/滝瑞果/隔意:○/不安/ロイス
平賀迅:クソ風紀ボウズに焼かれたから応急手当キットでも買うかな!
平賀迅:2dx=>8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 7[2,7] → 7 → 失敗

平賀迅:1か……ならいいや。失敗で
霧灯夢二:うーん、大槌購入します。
霧灯夢二:《紡ぎの魔眼》使います。
霧灯夢二:4dx+6>=14
DoubleCross : (4R10+6[10]>=14) → 10[2,7,8,10]+4[4]+6 → 20 → 成功

霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+1した(侵蝕率:55->56)
霧灯夢二:購入!装備!
エリス・トリオン:購入はリアクティブシールド(目標値18)。  コネ手配師使用
エリス・トリオン:あ、いや嘘
エリス・トリオン:クリスタルシールド狙います
エリス・トリオン:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 9[1,1,2,3,6,9]+6 → 15

エリス・トリオン:財産点10使用。買います
エリス・トリオン:言っておくが私の財産点はまだ先がある
エリス・トリオン:あ、違う
エリス・トリオン:ホワイトメダルの分で調達値+1されてました。財産点9使用です
柳武歩:応急手当キットを買うよ。ラッキーメダルWH一体化
柳武歩:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 10[5,8,8,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

柳武歩:買えた買えた。まあこれは庇ってくれた霧灯君に渡すべきだろう
羽石夏澄:うーん、応急手当買っておくか
羽石夏澄:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 10[5,8,10]+3[3] → 13 → 成功

羽石夏澄:エリスくんにパス!
エリス・トリオン:わあい! 有難く貰います!
霧灯夢二:以上!
柳武歩:こちらも以上!
霧灯夢二:あ、の前に応急手当使ってもいいですか
GM@CHAOS:応急手当は使用して構いません
霧灯夢二:使います
霧灯夢二:8+2d10
DoubleCross : (8+2D10) → 8+4[3,1] → 12

霧灯夢二:う、うむ…
エリス・トリオン:そして使う!
エリス・トリオン:5+2d10
DoubleCross : (5+2D10) → 5+9[1,8] → 14

エリス・トリオン:umu
柳武歩:これはたぶん歩が雑に包帯を巻いたりガーゼを貼ったりしたんだな…
GM@CHAOS:では、全員終わったようですので、シーンを終わりますよ!
平賀迅:ういさー
柳武歩:はい!
霧灯夢二:はい!
エリス・トリオン:イエッサ
羽石夏澄:はい!

【CHAOS/ミドルフェイズ2:情報収集】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:次はミドル2シーン目。
GM@CHAOS:情報収集と作戦立案のシーンになります。
GM@CHAOS:PCは全員登場だ。
平賀迅:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 9[9]-1 → 8

GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
平賀迅:62->70 キッツいな!
柳武歩:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 5[5]-1 → 4

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:54->63)
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+3(1d10->4)-1した(侵蝕率:56->59)
柳武歩:足して、58です
柳武歩:平賀くんきっついな!
エリス・トリオン:1d10+52-1
DoubleCross : (1D10+52-1) → 4[4]+52-1 → 55

GM@CHAOS:皆さんぼちぼち上がってきていますね
エリス・トリオン:平賀くん、やっぱり緊張してるのか狙われてるのか
平賀迅:これもLAW陣営の陰謀なんだ
柳武歩:ゆるせないぜ
GM@CHAOS:ゆっ許せないぜ!
霧灯夢二:LAW陣営は倒すしかないぜ
GM@CHAOS:それでは、シーンの初めにミドルフェイズの進行について説明をしておきましょうか
柳武歩:聞こう。
GM@CHAOS:ロウ陣営のセッションを見ていた人は繰り返しになってしまいますが、聞くがいい
羽石夏澄:おねがいします!
霧灯夢二:あなたは…カオス陣営GM仮面!
平賀迅:ほほう、面白いやつなのです
GM@CHAOS:まず、本シナリオの構成は大きくいくつかに分かれています。3つとか4つとかそれぐらいだ
最初にミドルフェイズ冒頭の【開始イベント】!
GM@CHAOS:これはこの間の5対5の直接戦闘ですね
GM@CHAOS:顔合わせの役目を果たしたり、先攻後攻のじゃんけん代わりでした。
次に「イベントキーワード」が手に入ったりする【情報収集シーン】
GM@CHAOS:それがまあこのシーンです
GM@CHAOS:イベントキーワードとは何か?
GM@CHAOS:それについては次の項目で一緒に説明しましょう
三つめに「イベントキーワード」に関連して発生する【対決イベント】
GM@CHAOS:この対決イベントは実際にキミたちカオス陣営がロウ陣営のPCたちと
GM@CHAOS:戦闘をしたり判定対決をしたりして勝敗を決してもらいます
GM@CHAOS:前述のイベントキーワードの手に入れていると、この対決イベントでちょっと有利になったりどんな対決をしたりするかが事前に分かったりする
GM@CHAOS:要するに合戦のための戦支度や敵陣の情報収集のためのアクションをシステム的に表したものがイベントキーワードなのだ
GM@CHAOS:また、【対決イベント】には原則として登場人数が指定されており、先にチームで選んだPCしか登場することはできない
GM@CHAOS:なんかガード役が必要っぽいから途中からエリスくんを登場させてメイン盾にしようとかそういうことはできないのだ
霧灯夢二:ガードベントは使えないか…
エリス・トリオン:くそう
GM@CHAOS:一戦ごとに対決の勝利数を記録し、この対決イベント全体での勝敗を決める!
GM@CHAOS:対決イベントは大きく三つのステージに分かれており、ラインナップは次のとおり!
1stステージ
「1on1 追跡戦・???」
「1on1 殲滅戦・???」
「1on1 奇襲戦・???」
「2on2 情報戦・???」
2ndステージ
「2on2 交渉戦・???」
「3on3 近接戦・???」
Finalステージ
「5on5 総力戦・???」
GM@CHAOS:対決で全部で七つ!つまり四つ以上勝利した方が対決イベントを制する!
霧灯夢二:なるほど…
羽石夏澄:ふーむむ
エリス・トリオン:殺せばいい
平賀迅:そうだぜ殺すのだぜ
エリス・トリオン:混沌こそが王を生むのだ
GM@CHAOS:そして各ステージごとにPCはどれか一つの対決にしか出場することはできない。考えて出場選手を選ぶといい
霧灯夢二:考えよう!
GM@CHAOS:この対決イベントが終了すると
柳武歩:ヘーイ
いよいよ最終決戦となる「決戦イベント」へと移行する!
GM@CHAOS:対決イベントで勝利した陣営が非常に有利な状態でこの決戦イベントに進むことができるぞ!
エリス・トリオン:質問ですが
GM@CHAOS:はいはい
エリス・トリオン:対決イベントの、なんというかメタ的なシーン進行はどうなるんですかね
エリス・トリオン:片方陣営が同じイベントキーワード出す→対決イベントが発生→選手を選ぶ →選手同士で合う時間で別個シーン?
GM@CHAOS:イベントキーワードはあくまでも有利な修正が得られたり、対決の内容の判別に便利なだけのものでして
GM@CHAOS:所持がイベントの発生には必須ではない
GM@CHAOS:なので、このシーンの終わりにでも皆さんに話し合ってもらいまして
GM@CHAOS:まずは1stステージのどの対決に誰が出るかを決めてもらいます
GM@CHAOS:ロウ陣営でも同じように出場者を秘匿回線で決めてもらいまして
GM@CHAOS:あとはGMの方で対戦者の日程を調整して対決を行います
エリス・トリオン:なるなる
柳武歩:なるほどー。イベントキーワードを出すにはどんな判定をするのかしら。
霧灯夢二:ほうほう…
GM@CHAOS:イベントキーワードの入手はこのシーンでの情報収集にかかっています
エリス・トリオン:む
エリス・トリオン:チャンスは1シーンだけ?
GM@CHAOS:1stステージのものに関してはこのタイミングしかないです!
エリス・トリオン:ういさー
柳武歩:失敗したら、どれで判定するかわからないまま対決に挑む事になるわけね
羽石夏澄:なるほどなるほど
エリス・トリオン:遭遇戦コワイ
羽石夏澄:がんばらないと
GM@CHAOS:そういうことです
霧灯夢二:こわいー
GM@CHAOS:あっ、あと対決イベントには勝利するとボーナスが得られるものもあるので、そこで手に入ることもあります
GM@CHAOS:イベントキーワードを入手すると先ほどの「3on3 近接戦・???」の後ろの???が埋まるようなシステムです
GM@CHAOS:あと、どうしてもイベントキーワードがほしい時は無道ささきのNPC効果を使う手もある
平賀迅:そう、それがあるのだ
GM@CHAOS:他に説明してないことあったかなぁ
霧灯夢二:うむむむ
霧灯夢二:こちらは大丈夫です。
柳武歩:情報収集の項目は共有メモにあるやつですか?
GM@CHAOS:あっ、あと対決イベントで敗北したとしても、勝利数が多ければその分だけ有利にはなるので頑張ってください
GM@CHAOS:情報収集項目は判定をするときになったら出します!
柳武歩:あい。オーケーです
GM@CHAOS:だいたい説明はこんなところかなぁ
GM@CHAOS:何か質問とかはありますか?
エリス・トリオン:今のところなし! 早く俺の斧で首をはねたい!
柳武歩:殺意、抑えて
平賀迅:とくにないです!
GM@CHAOS:斧がほしいのであれば、購入判定が必要です
柳武歩:ないです
羽石夏澄:あの、対決イベントの共有メモ、総力戦のところが???になってないんですが大丈夫なんでしょうか…!
GM@CHAOS:あ、あれはバグです!こっそり直します!
羽石夏澄:わかりました!見なかったことにします!
GM@CHAOS:では、さっそく情報収集項目をお伝えしましょう
柳武歩:お願いします。
霧灯夢二:お願いします!
GM@CHAOS:情報収集項目は次のとおり
情報収集項目
・フィーネについて〈情報:アカデミア〉難易度7
・フィーネの隠れ家について〈情報:噂話〉難易度8
・クライン・ネバーエンズについて〈情報:UGN〉難易度9
・学園抗争の戦況について(番長連)
〈情報:アカデミア〉難易度10
〈情報:UGN〉難易度12
GM@CHAOS:項目はこの五つ
GM@CHAOS:学園抗争の戦況については番長連陣営と風紀委員陣営で出てくる情報がちょっとだけ違います。
霧灯夢二:四つですよね
平賀迅:学園抗争の戦況が情報アカデミアで出るのと情報UGNで出るのと二種類って事でしょうか
GM@CHAOS:ですです
霧灯夢二:ああ、そういう事でしたか、すいません。
GM@CHAOS:調べる技能によって出てくる情報と手に入るイベントキーワードが異なります。
柳武歩:おお、出る内容が違うのか
羽石夏澄:ふむふむ
GM@CHAOS:もしこの項目以外の情報を調べたいという場合はその場でGMがでっち上げますので、言ってください。
GM@CHAOS:ミナちゃんの個人情報とかね。
平賀迅:!
GM@CHAOS:ただしその時はイベントキーワードは入手できないおそれがありますので、お気を付けください。
夏川ミナ:それでっちあげんの!
霧灯夢二:個人情報はめっちゃ気になりますが押さえておきます。
エリス・トリオン:滝さんの下着の色とかも・・・?
GM@CHAOS:そう、GMの手にかかればでっち上げ放題なのだ
夏川ミナ:あっ、それは気になる
夏川ミナ:キャラ背景と同じライムグリーンだといいなー
GM@CHAOS:こら、夏川!PLじゃない人は入ってこない!
夏川ミナ:こっち見学じゃなかった・・・
GM@CHAOS:勝手に入ってこられると下着の色をでっち上げることができないじゃないですか
GM@CHAOS:では、判定をしたい人から情報収集に挑戦するとよいでしょう
霧灯夢二:行きます!・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉難易度10!
霧灯夢二:こっちを振ります!
GM@CHAOS:高めのやつを!
霧灯夢二:《紡ぎの魔眼》使用。さらにラッキーメダル:ホワイトとコネ:学園通の友人を加えて…
霧灯夢二:6dx+3ですね。
GM@CHAOS:なんかいっぱい使ってる……!
霧灯夢二:6dx+3>=10
DoubleCross : (6R10+3[10]>=10) → 9[3,4,6,6,8,9]+3 → 12 → 成功

霧灯夢二:成功!
GM@CHAOS:くっ、成功しおったか!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+1した(侵蝕率:59->60)
柳武歩:さすがだよー
平賀迅:これが編集の力だ
エリス・トリオン:流石だ! では私も振る・・・が
GM@CHAOS:が?
エリス・トリオン:振るのは判定ではない!エンブレム《グリーディ》だ!
エリス・トリオン:生徒会を出奔したことで得たこのエフェクトで、財産点をひみつの方法で増やします
エリス・トリオン:2d10+5
DoubleCross : (2D10+5) → 10[3,7]+5 → 15

GM@CHAOS:なんと!許せないが、使用を許可しよう!
エリス・トリオン:フォハハハハハ
エリス・トリオン:金持ち
柳武歩:金持ちだ…
GM@CHAOS:期待値どおり!やりおる!
エリス・トリオン:そして得た力で、UGN12を振ります
GM@CHAOS:やれるものならやってみろ……!
エリス・トリオン:ホワイトメダルで1増やして、
エリス・トリオン:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[1,1,10]+8[8]+4 → 22

霧灯夢二:スゲー!
GM@CHAOS:ゲーッ!?高い!
柳武歩:あわわ…
エリス・トリオン:すごく分かった
GM@CHAOS:これでは下着の色まで分かってしまうかもしれない
エリス・トリオン:これはもう、敵さんの戦力など丸わかりでは
平賀迅:金は、持っているだけで使わなくても力を発揮する。みんな知ってるね
エリス・トリオン:マジかよ
柳武歩:戦況はエリス・トリオンが全て把握した…
柳武歩:勝ったな…
エリス・トリオン:というわけでクリアです
GM@CHAOS:では、他の人はどうしますか
柳武歩:じゃあ自分は・クライン・ネバーエンズについて〈情報:UGN〉難易度9
GM@CHAOS:この情報も比較的高い!
柳武歩:ラッキーメダル・WHを取り込み一体化!(器物使い)で+3dだ
柳武歩:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[5,6,7,8,10]+8[8]+1 → 19

柳武歩:わー
GM@CHAOS:つ、強い……!
GM@CHAOS:このままでは全て突破されてしまう……!
平賀迅:ククク……
平賀迅:それはどうかな……?
柳武歩:おいww
GM@CHAOS:フラグが立った
平賀迅:では次は私めが
平賀迅:この社会弱者平賀が! ・フィーネについて〈情報:アカデミア〉難易度7 を調査しようと言うのだーッ!
GM@CHAOS:おお、お前は四天王の中でも一番の社会弱者
平賀迅:四天王の中でも一番の社会弱者、すごく情けない
平賀迅:侵蝕率が侵蝕率だからな、援護の風はケチらせてもらう!
平賀迅:2dx+1=>7
DoubleCross : (2R10+1[10]>=7) → 8[3,8]+1 → 9 → 成功

平賀迅:どうも、PC1です
霧灯夢二:平賀くん!頼れるー!
柳武歩:しびれるぅ!
エリス・トリオン:PC1~
エリス・トリオン:この気障野郎~
GM@CHAOS:や、やりやがった……!
平賀迅:ヘッヘッヘ
羽石夏澄:やったぜ!
羽石夏澄:じゃあ最後は私が!・フィーネの隠れ家について〈情報:噂話〉難易度8を振るぜーっ
羽石夏澄:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 8[3,4,8,8] → 8 → 成功

GM@CHAOS:やれるものならばやってみるがいい!
羽石夏澄:よし、よし!
GM@CHAOS:あーっ!
霧灯夢二:強い!
平賀迅:やってやったぜ!
GM@CHAOS:ぜ、全成功しおった!困る!
霧灯夢二:これが…カオス陣営の結束…力だ!
柳武歩:絆の力…!
GM@CHAOS:それでは順番に情報収集の内容を公開していきましょう
エリス・トリオン:もはや勝ったも同然・・・
平賀迅:カオスのKはキズナのKというわけね
羽石夏澄:Kaosu
柳武歩:Cだろ!
霧灯夢二:カオスの頭文字はCだよ…
エリス・トリオン:キズナイーバーだ
GM@CHAOS:まずは・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉のものから
・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:アカデミア〉
番長連陣営による自由を手にするためのゲリラ戦は一部の風紀委員に任務を放棄させるなどある程度の戦果を挙げている。それだけでなく以前開発した自律稼働型の仮面を使って戦況を混乱させようとしたカルペ・ディエムに手傷を負わせることにも成功している。
今回のチーム戦においても、相手側の動向を探っていくことで、PC1人に対して遠距離から狙撃や強襲を仕掛けて妨害をすることができる。
イベントキーワード「1on1 奇襲戦・バックスタブ」を入手する。
GM@CHAOS:というわけで「1on1 奇襲戦・バックスタブ」は直接戦闘がメインになります。
GM@CHAOS:情報は以上。
GM@CHAOS:次!
GM@CHAOS:同じく今度は〈情報:UGN〉によるもの
・学園抗争の戦況について(番長連)〈情報:UGN〉
風紀委員の管理体制は生徒の自由を奪うだけでなく、攻撃による無関係の生徒への被害も出している。ディオゲネス・クラブへの攻撃に巻き込まれ、実際に剣道部主将の御剣玄弥が負傷しており、許せない。
今回のチーム戦においても、相手側のPCたちを狙って、直接襲撃を仕掛けて戦力を削ることができる。
イベントキーワード「3on3 近接戦・直接攻撃」を入手する。
エリス・トリオン:わー許せないわー
エリス・トリオン:善良な剣道家を攻撃とか、ないわー
霧灯夢二:くっ、赦せない…
霧灯夢二:御剣先輩はあんなにいい人なのに
羽石夏澄:許せないぜ
柳武歩:この仇はかならず…
GM@CHAOS:そんなわけで「3on3 近接戦・直接攻撃」は複数人PCでの攻撃し合い、ダメージの出し合いがメインだ。
平賀迅:風紀こそが悪だと知ったのだ
柳武歩:だ、ダメージの出し合い…
GM@CHAOS:次!
・クライン・ネバーエンズについて
UGN中枢評議員の1人であり、穏健派の重鎮。オーヴァードアカデミアの創始者の1人でもある。中枢評議員だけあって戦闘能力も高く、その力は単騎で一個師団に匹敵するとされる。
また、彼がアカデミアに来たのと同じか少し後くらいから、学園都市の郊外で謎の兵器群や少女を見かけるようになったという噂がある。
イベントキーワード「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」を入手する。
平賀迅:殲滅戦か……これはね
GM@CHAOS:そんなわけで「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」は名前からも分かるとおり範囲攻撃やシーン攻撃ができるとちょっと便利かもしれません。
GM@CHAOS:次!
・フィーネについて
好奇心旺盛で明るく元気いっぱいな11歳くらいの外見の少女で、オーヴァード。風紀委員や番長連に追われながらも、スケッチブックを片手に学園島のあちこちを走り回っている。そのせいか、学園のいたるところに彼女の痕跡が残っているようだ。
イベントキーワード「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」を入手する。
GM@CHAOS:というわけで「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」は情報収集能力に長けた者が有利になる!2対2なので支援能力の使いどころもあるかもにゃ!
GM@CHAOS:最後だ!
・フィーネの隠れ家について
フィーネは学園のあちこちを歩き回っているが、今は主に学園都市のスラム街にある廃屋を隠れ家にしているようだ。それ以前には、学園島の内外にフィーネという少女が存在した記録はない。
イベントキーワード「1on1 追跡戦・アジトへの道」を入手する。
GM@CHAOS:チェイスです。【肉体】や〈運転:〉技能があるといいかもしれない!
GM@CHAOS:というわけで情報は以上!
エリス・トリオン:スラム街
GM@CHAOS:強盗やひったくりに遭う危険性があるので、あまり行くのはオススメしません。
平賀迅:これはもはやLAWサイドのケジメ案件では?
霧灯夢二:腕っぷしの強い人が行くっきゃないね
GM@CHAOS:そんなわけでこの情報をもとに話し合ったりきゃっきゃうふふしたりするとよいでしょう。
平賀迅:場所はOPと同じく番長詰め所にしましょうか
GM@CHAOS:シャワールームとかでもいいですよ
霧灯夢二:シャワールームだと狭いでしょ!
柳武歩:男女一緒に話せないでしょ!
GM@CHAOS:くっ、確かに実用的ではないか……!
平賀迅:戦地みたいに男女共用で簡素なパーティションで仕切られているだけなのかも……
霧灯夢二:どんだけシャワールーム推しなの
柳武歩:普通に詰め所でいいですヨー

GM@CHAOS:キミたちは再び番長連の詰め所に戻ってきた。
平賀迅:「結局、あのフィーネというのが何なのかについてだ」 詰め所に置いてあった木箱にどっかり腰を下ろす
柳武歩:「直接会って話したの、霧灯だけだしな」
柳武歩:霧灯夢二の傷口を、消毒液のついた脱脂綿でゴシゴシしている。
霧灯夢二:「どうだ?なにか掴めたか?…いたっ!」外見相応の悲鳴を上げる。
GM@CHAOS:番長連のアジトは殺風景ではあるが、手当のための道具などはしっかりと準備されているのだ。
柳武歩:「あ、悪い……つい自分基準でやっちまうんだよなこういうの」
平賀迅:「やれやれ、優しくしてやれよ」 腰を下ろした木箱の隙間に手を突っ込み 「うん、恐らく……よし」
平賀迅:小さな紙片を取り出す 「掴めた。今から読む」 で、情報判定で分かった事をざっと話します
羽石夏澄:「なんだか、ふわふわした感じの子でしたね、フィーネちゃんさん」壁にもたれかかって首をかしげる
霧灯夢二:「そう、ふわふわしてて、どこか不思議な子だ。」
GM@CHAOS:モニターの記録映像に11歳くらいの容姿をした金髪で肌の白い少女の姿が映されている。
平賀迅:「行動方針もふわふわだ。追われながら、本当にあちこち見て回っていて……」
羽石夏澄:「…でも、住んでるところは、結構ガチみたいです」
平賀迅:「ガチな住んでる所? 豪華客船とかか?」
羽石夏澄:「あの子、スラム街に住んでるみたいなんですよ。今。住んでるっていうか隠れ家?みたいですけど…」
羽石夏澄:「ああ見えて、結構『やる』のかもしれません」
GM@CHAOS:モニターの記録映像にスラム街めいた廃屋の姿が映されている。
霧灯夢二:「スラム街…。」
柳武歩:「こんな状況でガッコのあちこちフラフラして、スラムに居んのか。確かに只者じゃないのかもな」
柳武歩:霧灯夢二の傷口に包帯をギリギリ巻いている。
羽石夏澄:「…それに…以前には、いなかったみたいなんですよね。学園の中にも、外にも」
霧灯夢二:「それか、姿を隠すところがそこしかな…いたっ、いたい!」
柳武歩:「あ、悪い……つい自分基準でやっちまうんだよなこういうの」
平賀迅:「……隠れ住む知性があるのか、あれは。てっきり放浪する妖精のようなレネゲイドビーイングだと……」
霧灯夢二:ぐすっ、と鼻を鳴らし、目元を擦る。
羽石夏澄:「れねげいどびーいんぐ… …どうですか、霧灯くん。お会いしての印象としては」
霧灯夢二:「あ、ああ、その可能性もある。」
霧灯夢二:「話してみて思ったんだが、あの子の知識はどこか偏っているんだ。」
柳武歩:「偏ってる?」
霧灯夢二:「花や動物のことは知っていても、人工物となるととんと見当がつかない…。」
霧灯夢二:「そんな様子だった。」
平賀迅:「知識の偏りか。アカデミアでは珍しくないとも言えるが……」
霧灯夢二:「観覧車を大きい花と勘違いする少女がいると思うか?」
平賀迅:「確かにそれは奇妙だ。ミナみたいなチルドレンだったら逆傾向だろうし」
平賀迅:「……付け加えよう。奇妙な上に詩的だな」
羽石夏澄:「なるほど。本当に妖精さんみたいな子なんですね」
霧灯夢二:くくっと笑い「確かに。」
羽石夏澄:「いいなあ。私も、こう、にんむ?みたいなのとは別でお話ししてみたいです」
霧灯夢二:「……うん、久々に人間と会話している気分になった。」
霧灯夢二:「今のアカデミアじゃ、考えられないくらい明るい子だったな。」
柳武歩:「……」編集部の状況を思って、何とも言えない表情を作る。
平賀迅:「そこまで来ると、自分で言った事ながら、妖精って表現もあながち間違っちゃいないのかもしれないな」
エリス・トリオン:「今のアカデミア、ね」
エリス・トリオン:「あちらさんもまあ、ずいぶんと楽しそうにしてんぜ?」
エリス・トリオン:と、口を挟みながら、扉から入ってきます
柳武歩:「エリス。お前どこ行ってたんだ?」
羽石夏澄:「あ。おかえりなさい。ケガ、だいじょうぶですか?」
平賀迅:「おや、お帰り」 顔だけ向ける 「見てきたような口ぶりだな」
エリス・トリオン:「校内の散歩さ。模範的な学生らしくな」
エリス・トリオン:ばさっと、風紀委員陣営から掠め取ってきた戦闘記録をの束を机の上に投げる。
霧灯夢二:「……よくここまでの情報を。」
GM@CHAOS:そこにはディオゲネスクラブへの攻撃報告に混じり、やむを得ない犠牲として剣道部主将などに負傷者が出てしまった旨が記載されている。
霧灯夢二:「……一般生徒に被害が出ているのか」
エリス・トリオン:「色々と巻き込んで押さえつけて、ゴキゲン絶頂なもんだ」他にも、化学室の瓶やら、購買の引換券やら誰かの財布やら
霧灯夢二:苦々しい顔になる
柳武歩:「手癖の悪い奴だな!」言いながらも、わかりそうな資料にざっと目を通す。
平賀迅:立ち上がってそれを覗き込む 「ま、出すだろう。ああいう過剰秩序というのはそういうものだ」
エリス・トリオン:持ち込んで物色している。「ま、お気楽なアカデミア生徒にゃ、ちっとばかり手に余る」
霧灯夢二:「窃盗は“以前の”アカデミアから禁止されてるはずだぞ。」
羽石夏澄:とことこと机に向かい、資料を覗き込む
霧灯夢二:「そもそも法律違反だ。」
平賀迅:「日本の戦中のようなものさ。大いなる目的のために小さな悲鳴は黙殺される。……これだけのもの、本当によく」
エリス・トリオン:「今の校内で持ち歩いてちゃいけねえもんを、“親切”で渡してもらっただけさ」
羽石夏澄:「……やな感じですね」 剣道部主将が負傷した件を見て、眉をしかめる。
霧灯夢二:「………」押し黙ってソファーに身を預ける。やっと治療が終わったのだ。
エリス・トリオン:「俺からしてみりゃ、隙だらけだが……」
エリス・トリオン:「その分、押さえ付けてる側は侮れねえぞ」
霧灯夢二:「ああ、その件に関する情報は…」
エリス・トリオン:「さっきのアホくせー戦闘、忘れたわけじゃねえだろ」
エリス・トリオン:「ん?」
霧灯夢二:書類の山から一枚の紙を取り出し「これか……」
霧灯夢二:「朝倉侑生、滝瑞果、芙蓉堂太一、ロコロコ・ベントゥーラ、夏川ミナ。」
霧灯夢二:「錚々たる面子だな。」
平賀迅:「……ロコ・ロコ・ベントゥーラ」 苦々しい面持ち 「ソイツが出てくるとは思わなかった」
柳武歩:「知ってんのか?」
平賀迅:「噂だけだが。本人も隠しちゃいないが、SSランク学生だよ」
羽石夏澄:「…?」平賀くんの方を見る。
柳武歩:「SS……シュラとはまた全然違うタイプだな。そういや、羽石も知り合いっぽかったよな」
柳武歩:「あいつそんなに危ねえのか?」
平賀迅:「能力については詳しくないが、嘘か真実か噂だけなら嫌ってほど聞いた。『不動の勝者』『波濤を阻む者』『カエサリオン』……」
霧灯夢二:「エリス先輩から見て、どうだった?」
霧灯夢二:先ほどの戦闘で何か思うところのありそうなエリス先輩に聞いてみる
エリス・トリオン:「SSランクの“支援”ってのは、クソみてーにタチが悪ィ奴ばっかりだな」
エリス・トリオン:吐き捨てるようにつぶやいてから、
エリス・トリオン:「……みりゃ分かんだろ。“先に動く奴を強化して、出会い頭にまとめてぶっとばす”ことに特化してる」
エリス・トリオン:「支援二人、先行範囲一人、最終防御一人・・・」
エリス・トリオン:「配分的に、あの手甲のチビも、範囲か連続攻撃か速攻か、そんな能力者じゃねえのか?」
平賀迅:「その通りだ。速く、重く、強い。なるほど、本気のメンバーといった所だな」
霧灯夢二:「まさしく、その通りだ。」
柳武歩:「夏川チャンが強いのは知ってた。けど、それだけじゃなかった……」
羽石夏澄:「………」目を伏せる。
平賀迅:「……察するに、あの滝瑞果というのが、最終防御というのか。彼女だけはイマイチよく分からなかったが……」
エリス・トリオン:「性格は地獄のゴミクズのカスの生ゴミみてーな女だが、相手にするとクソめんどくせーんだよ」
平賀迅:「とはいえ、五人をまとめて見るならば、攻めに鋭すぎる組み合わせではある。少し歯を食いしばって、攻撃の起点……朝倉侑生と、」
平賀迅:「……ミナ。夏川ミナを、どうにかすれば、何ともなる」
エリス・トリオン:「つっても、あいつは本調子じゃねえし、“対策”は用意してる」羽石さんをちらりと見る
???:「僕の能力にも評価が欲しいところだなぁ。けっこうやるでしょ?僕。」
柳武歩:「……」
???:エリスくんの背後から声がかかる。
エリス・トリオン:「!」
平賀迅:「なるとも」 自分に言い聞かせるように 「……で、その瑞果という彼女も、対策は済みと。その辺はエリスが言うなら良いだろう」
絵の芙蓉堂太一:「や。」芙蓉堂太一がそこに立っている。
エリス・トリオン:霧化して片手で瓶を掴む。「……てめえl!?」
柳武歩:「うお!?」
羽石夏澄:「ふ、芙蓉堂さん?!」
絵の芙蓉堂太一:正確に言えば、芙蓉堂太一のスケッチ画だ。
平賀迅:「落ち着け、エリス。……歩! お前は何驚いてるんだ」
エリス・トリオン:「あァ!?」
柳武歩:「あ。悪い。つい……」赤面しつつ着席する。
霧灯夢二:「驚かせてすまない。エリス先輩。」
エリス・トリオン:やや遅れて、平面であることに気付く。「てめぇか、絵描き……!」
霧灯夢二:「御明察。」
羽石夏澄:「わ。すごい、すごい、どうなってるんですかこれ!」目をキラキラ輝かせる
絵の芙蓉堂太一:絵の白い鳥が芙蓉堂太一の手に集まり、やがて一枚の紙片になる。
絵の芙蓉堂太一:「こっちもこっちで負けていないみたいだよ。」
エリス・トリオン:「一芸(ワンオフ)型の能力者かよ。なんのシンドロームだてめぇ・・・・・・」
霧灯夢二:「ふふ、俺がただのガキじゃないことは分ってくれたかな、エリス先輩。」
霧灯夢二:紙片を受けとりながら。
柳武歩:「霧灯は割と何でもできるし、戦闘なら火力倍近くまで上げてくれるからな」
エリス・トリオン:「生意気言いやがる。見かけだけじゃねぇと良いがな」
羽石夏澄:「おおー。」
霧灯夢二:「番長連陣営はその攻勢に対してゲリラ戦法で対処。数人の風紀委員を退けている。」
霧灯夢二:紙片を机に放る
霧灯夢二:「あの“カルペ・ディアム”に手傷を負わせた、という話もあるぞ。」
平賀迅:「反体制の清く正しい戦い方だな。だがそれが盤面を引っくり返す事だってある」
エリス・トリオン:「まだ捕まってねえのかよ、あの脳内お花畑女」
霧灯夢二:「番長連は番長連で、侮れない戦力を有しているからな。」
平賀迅:「ディオゲネスクラブの有力メンバー……だったか? 少なくともあれが火事場泥棒のような真似は働けないということか」
柳武歩:「十分だな。この上あいつらまで相手してらんねえや」
羽石夏澄:「ふふーん。人の気持ちをわるいことに使うからです!じごうじとく!」
エリス・トリオン:「学長殿も形無しだ」
GM@CHAOS:モニタの記録映像には無機物めいた仮面兵士たちを統率しつつも思わぬ反撃に遭うカルペ・ディエムの姿が映る。
柳武歩:「学長……あ、そうだ」また立ち上がる。
柳武歩:「関係あっかどうかわかんねーけど、あのクラインとかいうの。前にシュラがちょっと気にしててよ」
柳武歩:クライン・ネバーエンズの情報について話します。
霧灯夢二:「謎の兵器…?」
柳武歩:「おお。あいつが来たころから、ガッコの外によくわかんねー兵器がゴロゴロしてんだよ」
平賀迅:「……ハ。それで穏健派の重鎮とは笑わせるな」
エリス・トリオン:「……クライン。あいつか」
平賀迅:「アカデミア創設者で、穏健派の重鎮が、出張ってきたらこのザマか? それとも齢を食って耄碌したか。何だか知らんが、まったく」
霧灯夢二:「それと、謎の少女…フィーネ……。」顎に手を当てる。
平賀迅:「何だ、エリスも知ってるのか。私は顔と声しか知らん」
エリス・トリオン:「生徒会だからってだけだ。それ以上は知らん」
柳武歩:「本人もメチャクチャ強いって話だ。まさか直接番長連を潰しにはこねーだろうけど」
エリス・トリオン:「つーか、中枢評議会の情報なんざ、UGN内でもトップシークレットだろが」
平賀迅:「そうか。……何にせよ胡散臭い話だ。アカデミアがこうなったのは、結局アイツが出張ってきたからだからな」
GM@CHAOS:モニタの記録映像に褐色肌をした五十絡みの長躯の男の姿が映る。
羽石夏澄:「なんていうか…こう。オーラありますよね。くろまくオーラ!」
平賀迅:「いや、更に元を質せば私が……私にそっくりの奴が、生徒会長をやったからだが」
羽石夏澄:手を大げさに広げて背を伸ばす。
エリス・トリオン:「てめーがそう言うと、罪の擦り付けみてーに見えるからやめとけよ?」からかう
平賀迅:「同意するよ。この手の世界で偉いヤツなんて九割方後ろ暗い所があるもんだ」
柳武歩:「平賀……は」言いかけて、言葉を選ぶ。
GM@CHAOS:モニタの記録映像に平賀迅めいた男が議会を爆破する様子が映る。
平賀迅:「……気をつけよう」 手を組みながら、記録映像を睨む
柳武歩:「大丈夫なのか」
柳武歩:言外に、ケガの具合よりも夏川ミナと敵対することになってしまった状況を尋ねている。
平賀迅:「大丈夫だ」 映像を睨みながら 「こうなった以上、およその事は覚悟の上。何日か心を準備する期間もあったんだ。甘えも泣き言もない」
柳武歩:「そっか。強いな」
平賀迅:「私は私の正義に妥協しない。この手で全て明かす。そのためにここにいるんだ」
平賀迅:「……しかし、コイツはダメだな!」 平賀迅めいた男を指差し 「なんだこのテロ方法は。まるでなってない」
霧灯夢二:「突っ込むのはそこなのか……」呆れ顔で
平賀迅:「ああ。私を名乗るなら、雷が一つ落ちた瞬間に全て決着がついているくらいはやってほしいものだ。まったく!」
柳武歩:「それ、真犯人っぽいからやめろ」ちょっと笑いながら。
霧灯夢二:「なんというか…全然平気そうだなお前は。」
霧灯夢二:「まったく、ちょっと心配した俺がバカみたいじゃないか。」ふっと笑う。
GM@CHAOS:画面下のワイプではその後のニュース報道も流されており報道部員が「明らかに平賀迅」「スゴイヤバイ」などとまくし立てている。
平賀迅:「……ま、もっと踏み込んで言うならだ。私を知る者であればこれが私のやり方じゃないって事は分かるだろう。私がこんな事やるようなヤツでもないって事も」
羽石夏澄:画面と、平賀くん本人を交互に見比べています。
平賀迅:「だから風紀とやり合うからって、たとえば命とか、ミナとか……その辺の知り合いが本気でこっちに来る事はないだろう」
GM@CHAOS:羽石さんにはパッと見では非常に似ているように見えるかもしれない。
平賀迅:「で、大して知らない奴なら、私が何か躊躇う理由は何もない……どうだ? こっちの方がイケてるだろう?」 自分の顔を指して
エリス・トリオン:「手甲のガキとも知り合いなのかよ、てめーら」
GM@CHAOS:そこでモニタの映像が切り替わり、風紀委員・夏川ミナの過去の戦闘記録が映る。攻撃を繰り出す場面や、被弾して肌を切り裂かれている様子などだ。
羽石夏澄:「…ふふっ」平賀くんの言葉に思わず笑みをこぼします。
霧灯夢二:「まあな。一緒に戦ったこともある。」
エリス・トリオン:「最近みょーにあっちこっちで見る顔じゃあるが……ん?」 そういやどっかで話した顔な気もする
羽石夏澄:「ミナちゃんは親友ですよ。だいしんゆう!」
エリス・トリオン:誰だよ編集してるのw
平賀迅:「知り合いも知り合いだ。先日告白もしたぞ」 ぽろっと
羽石夏澄:「ふえっ」
羽石夏澄:「こくはく」
平賀迅:「……」
霧灯夢二:飲んでた紅茶を吹き出しかける。
柳武歩:「お前それ、この前他言無用って」
羽石夏澄:「みみみミナちゃんが…ここ、こくはく…され……!」
エリス・トリオン:「告白ねえ。お気楽な学生サンは日常を謳歌して何より……」
平賀迅:「……何を聞き間違えたんだ」
エリス・トリオン:「ハァ? ーーハァ!?」
平賀迅:「知り合いも知り合いだ。先日……先日に……ええと……」 顔を押さえ唸る
羽石夏澄:「すごい…お祝いしないと…」手を合わせて指をクルクルしている
霧灯夢二:「ゲホッ、ゴホッ!………聞いてないぞそれは。」
平賀迅:「……」 赤面しながら、目を伏せ、泳がせて 「……うん……」
柳武歩:騒がしく盛り上がる仲間たちの中で、一人だけ強く胸を締め付けられるような気持ちになる。
平賀迅:「……だが、だが、そうだ! 違う!」 座っていた木箱を蹴るように立ち上がり
平賀迅:「撤回! 撤回するつもりなんだ! あんなのは!」
エリス・トリオン:「お前……この状況で、いや直前か? でお前……」 いわく言い難い表情ではあるが、笑みを堪えている
柳武歩:「……撤回?」
羽石夏澄:「へっ」
平賀迅:「そうだよ! ……分かるだろ? こんな状況だ。私はすっかり秩序を乱した者として有名人。仮に全部落ち着いて元通りになったとしても……」
霧灯夢二:「……?」ちらりと柳武さんを見る。どこか声色が変わってるような気がする。
羽石夏澄:「……そんな、」
平賀迅:「……風紀委員である彼女と私は、どうだ?」 また木箱に座り込む
平賀迅:「外面、世間体の話だ。……私は私の独断する正義を貫く。だがそれをUGNチルドレンである彼女に強要するつもりはない」
平賀迅:「そもそも……あの告白も、気の迷いというか……総合的に思い返すと、とんでもなく恰好悪かったし……」 だんだん声量が落ちていく
柳武歩:「……そんなの夏川チャン次第じゃん」
霧灯夢二:「…………」はぁ、とため息を吐き、平賀くんに文句の一つでも言ってやろうとした矢先、
羽石夏澄:柳武さんを見る。
霧灯夢二:柳武さんの言葉に押し黙る。
平賀迅:「ああくそ、思い出すと耐えられ……うん?」
柳武歩:「カッコ悪いって話なら、周りの事気にする方がカッコ悪い。文句言う奴がいたら片っ端からブッ飛ばしてやるよ」
柳武歩:「こんな戦いさっさと終わらせて、敵味方じゃなく夏川チャンと会って、それからだろ!」
平賀迅:「……」 伏せていた顔を上げ 「……ああ、いや、確かに、そうだが」
平賀迅:驚きと怪訝が半々になったような表情 「……怒ってるのか?」
柳武歩:ふと我に返る。
柳武歩:「別に……」
柳武歩:「ごめん。ちょっとそのへんの様子見てくる」
柳武歩:席を立ち、詰所の出口へ向かう。
羽石夏澄:「あっ……」
平賀迅:「ああ……」
平賀迅:「……?」 怪訝な表情
霧灯夢二:「あ……」
羽石夏澄:柳武さんを追おうとしてから、平賀くんの方を向いて。
羽石夏澄:「……なんか。…ちょっと、がっかりです」
平賀迅:「え」
羽石夏澄:それだけ言って、柳武さんを追いましょう。
平賀迅:怪訝というより、困惑、意味が分からないという表情で目を瞬かせ、夢ニくんとエリスくんを見る
霧灯夢二:「確かに、一度した告白を撤回する方が格好悪いな。」やれやれとため息を吐き
エリス・トリオン:「……ハハハ! 全く運の無ぇこったな平賀!」
エリス・トリオン:「コクった相手が、よりによって前線(ココ)に来るかよ」
平賀迅:「……うむ、何か……」 釈然としない表情で 「……よくないことを言ったらしい」
平賀迅:ため息を吐き 「私も、ちょっと頭を冷やす。……関係ない話で空中分解させてしまって済まん」
平賀迅:立ち上がると、そのまま詰め所を後にします
エリス・トリオン:「はぁん? まあ、好きに悩めよ、ヘタレ男」
GM@CHAOS:後にはエリスと霧灯の2人が残される。
エリス・トリオン:「上手くいかなきゃ、傍で見ててクソほど笑ってやるよ」
霧灯夢二:「……さて。」資料をもう一度漁る。これからの戦略を練るつもりだ。
霧灯夢二:「問題は山積みだぞ。どうあってもこの5人とは闘わないといけなさそうだからな。」
霧灯夢二:「エリス先輩の見立て通り、一筋縄でいかなそうだ。」
霧灯夢二:スケッチブックに筆をさらさらと走らせ、
絵のLAW陣営:小さいコマを造る。描かれているのはLAW陣営の面々だ。
エリス・トリオン:「誰が仕組んだのかしらねえが、大した構成だぜ。秩序陣営サマサマってとこだ」
エリス・トリオン:「小器用なこったな」
エリス・トリオン:そして、滝さんの駒を見て、わずかに浮かべていた笑みを消す。
霧灯夢二:「そこまで何でもできるわけではないさ。一芸特化タイプだからな。」
エリス・トリオン:「……ったく、なんで出てくるかね、あいつは」
霧灯夢二:「……滝瑞果。」
霧灯夢二:「気になるのか?もしかして平賀のように告白したとか?」
エリス・トリオン:よろめく
エリス・トリオン:霧化できず、棚に頭をぶつける。
霧灯夢二:「図星か?」
エリス・トリオン:「冗ッ談でも二度とそういうことは口にすんじゃねえ」
霧灯夢二:「おや、違ったか。」
エリス・トリオン:「内側から焼き尽くすぞテメェ!」
エリス・トリオン:「……絵描き。お前はどう見てる? フィーネでも秩序の奴らでもねえ」
エリス・トリオン:「“犯人”の狙いだ」
霧灯夢二:「……」真剣な目になる
エリス・トリオン:「この五人がクソウゼェなのは確かだ。だが、後先考えずガチでやりゃあ潰せねえことはねえ」
エリス・トリオン:「いいか。お前は多少、遠そうだから言っとくがな」
エリス・トリオン:「この“紛争状況”が、平賀迅……を騙った誰かしらの狙いなら」
霧灯夢二:「……物事には必ずベクトルがある。」
エリス・トリオン:「一番危険なのは、俺たちだぜ」
霧灯夢二:「事象や事件の裏側には必ず損をする奴と得をする奴がいるはずだ。」
霧灯夢二:「例えば、この紛争状況の場合、損しているのは……」すっとカオス陣営とロウ陣営の駒を一か所に集める。
霧灯夢二:「エリス先輩の言う通り、俺達だ。」
エリス・トリオン:「そうだ。安全でいうなら、まず」
エリス・トリオン:ロウ陣営の背後を指さす「秩序に甘んじて、通常通り行動してるやつら」
エリス・トリオン:「次に、秩序の維持のために働く風紀委員と、その抵抗してる番長陣営の木っ端ども」
エリス・トリオン:「結局はそいつらも“紛争状況を維持する”に一役買ってるだけだからな」
霧灯夢二:「……得をしているのは、誰か。」
エリス・トリオン:「一番安全な奴……んなわきゃねえ」
絵の偽平賀迅:些か悪そうな顔の平賀迅の駒が机の上に生み出される
エリス・トリオン:「あるいはこの先に、得をするのかもしれねえ」
エリス・トリオン:「たとえば秩序がすべて支配するとか。全体が混沌に飲み込まれるとか」
エリス・トリオン:ばらばらと両社の駒をかき回し、積み上げて
エリス・トリオン:「その上に、誰かが立つ」指をその頂点に置く。
エリス・トリオン:「……仮定も仮定だがな」
絵のクライン:褐色肌の年配の男の駒を造りだし、手の中で弄ぶ。
霧灯夢二:「そう、情報が足りないな。」
エリス・トリオン:「“本物の平賀迅”は傍にある」
エリス・トリオン:「フィーネとやらは知らねえが、誰かの思惑やら情報があるんなら、間違いなくあいつの傍に寄って来る」
エリス・トリオン:「だから、ここが一番危険なんだよ」
霧灯夢二:「……確かに。」頷く
エリス・トリオン:「繰り返すが、秩序側で普段通りに暮らしてるやつらが一番安全のハズなんだ。多少の生き辛さは伴うがな」
エリス・トリオン:「……フブキもぶっ倒れたんだ。俺が出てきゃ、通常業務に掛かり切りになってるはずだ」
エリス・トリオン:「まして変態女が前線に出てバカやってやがる……問題はねえ。そのはずだ」 後半はぶつぶつと、自分に言い聞かせるように。
霧灯夢二:「……芙蓉堂先輩がこっちに付いてくれたら全て暴けたかもしれないのに。」
エリス・トリオン:「てめーも、身の安全がほしかったらあっちに付くことをオススメするぜ」
エリス・トリオン:切り替えて、からかうように。
霧灯夢二:「俺は身の安全より、こっちの安全が惜しくてね。」ペンをこんこんと指さす。
霧灯夢二:「……もし、生徒が一丸になっていたら。」
エリス・トリオン:「は、反体制運動の記事でもバラまくか?」
霧灯夢二:「朝倉侑生も、滝瑞果も、芙蓉堂先輩も、ロコ・ロコ・ベントゥーラも、ミナも。」
霧灯夢二:「みんなが集まって協力してくれたら、こんな状況すぐ打開できるのにな。」
霧灯夢二:「と思うのは、俺が夢想家だからかな。」
霧灯夢二:夏川ミナの駒を撫でる。
エリス・トリオン:「……集まって協力してくれなくても、まとめる方法ならあるぜ」
エリス・トリオン:「騙くらかして、翻弄して、利用してやりゃいいんだよ」
エリス・トリオン:「で、俺らで犯人ぶっ倒しゃ、あいつらは屈辱に震えながら俺たちに這いつくばって感謝せざるをえねえ」
霧灯夢二:「……」目を瞠る
霧灯夢二:「流石、先輩。俺とは発想が違う。」
エリス・トリオン:「尊敬したか?ま、それは俺の理想だ。てめーだって、せっかく絵描きなんだ。まして実体化能力と来てる」
エリス・トリオン:「てめーの理想図くらい描いて、実体化させてみせろよ」
霧灯夢二:「…そう、だな。」立ち上がる。
エリス・トリオン:「ハ! 俺は、んな陰気な能力はごめんだがな」
霧灯夢二:「ペンは剣よりも強い、という事を証明してやろうか。」スケッチブックを持って、詰め所を出ようとする。
霧灯夢二:情報を収集しに行くのだろう。
霧灯夢二:霧灯には霧灯の戦い方がある。
エリス・トリオン:ではこちらも背中を向けて、窓の隙間から霧化して出ていく
GM@CHAOS:2人が去ると、高く積み上がっていた駒が崩れた。たくさんの兵たちが音を立てて机の上に散らばった。
霧灯夢二:「……ありがとう、先輩。」その背中に言い、詰め所を出ていく。

【CHAOS/ミドルフェイズ2:情報収集】

GM@CHAOS:一方、番長連の詰め所の外。そこには、部屋を飛び出してきた柳武歩の姿があった
柳武歩:「あー……何でこうなるんだ」
柳武歩:大股で歩きながら、ぐしゃぐしゃと前髪をかきむしっている。
柳武歩:「何にイラついてんだ俺は」
羽石夏澄:その後ろから、とたた、と小さくかけてくる足音。
羽石夏澄:「せん、ぱ……はぁ、はぁ」
柳武歩:「……羽石か」立ち止まる。
羽石夏澄:歩さんが立ち止まったのを確認してこちらも立ち止まる。
羽石夏澄:膝に手をついて、肩で息をしている。
羽石夏澄:「もー…、…はぁ、せんぱい、あるくの、はや…」
羽石夏澄:※歩幅が小さい&肉体1
柳武歩:「ん、悪い。まあそんな焦んなくたって、すぐ戻るつもりだったけど」
羽石夏澄:「もー。そーゆーもんだいじゃないんですよっ」ずびし!と指を突きつける。
柳武歩:「!?」突然指を突きつけられて、たじろぐ。
羽石夏澄:「さっきのやなたけせんぱい見てたらそうそうほっとけないです!」
柳武歩:「お、おお……?そんなに心配かけたか。悪い」
柳武歩:決まり悪そうに首の裏を擦る。
羽石夏澄:「…私は、平賀くんとちゃんとお話しするのも、やなたけせんぱいとお会いしたのも今回が初めてですけど」
羽石夏澄:「さっきの平賀くんはないと思います」すこしむくれて。
柳武歩:「んん。そうか」
柳武歩:「いやでも、まあ、俺が口挟むことでも無いかも……とは思う」
羽石夏澄:「ん…?んんー…?」首をかしげて
羽石夏澄:「…口を挟みたいだけのことがあったんですよね?」
柳武歩:「え」ギョッとして表情が固まる。
羽石夏澄:「私も、ひとこと、ものもうそーと思ってました。ミナちゃんのこと、私も大好きだから、だまってられなくて。…でも」
羽石夏澄:「せんぱい、それだけじゃ、ないですよね?」
柳武歩:「何がだよ?お前まで変な事言い出すんじゃねーだろうな」
柳武歩:慌てて目を逸らす。
羽石夏澄:じっと、歩さんを見つめている。
柳武歩:「話聞いてなかったのか!?平賀の目当ては夏川チャンなんだって」
羽石夏澄:「はい。びっくりしました」
羽石夏澄:「…ミナちゃん。ずっと、恋にも興味を持っていて。…きっと、憧れてて」
羽石夏澄:「だから、…なんだか、嬉しくて。でも、平賀くんてば、あんなこと言うから…」
柳武歩:「そうそう。そういう事だよ。夏川チャンに悪いからだ」
羽石夏澄:「………たしかに、せんぱい、そう言いましたけど、でも」
羽石夏澄:「『撤回』の話が出る前から…なんだか、…しんどそうでした」
柳武歩:「っ……」
羽石夏澄:「……せんぱい。私、好きな人がいるんですよ」
柳武歩:思わず羽石さんの方へ向き直る。
羽石夏澄:腕を後ろに組んで、空を見上げる。
羽石夏澄:「さっき、せんぱいもお会いしましたよね?SSランクの、彼です」
柳武歩:「あいつ……?じゃあ羽石、敵同士になって」
柳武歩:先ほどの、どこか不思議なやり取りを思い出す。
羽石夏澄:「ふふふ。」
羽石夏澄:「敵同士、っていうけど。私は敵だなんて思ってませんよ。」
羽石夏澄:「『戦う相手』。…それだけです」首を軽く傾けて微笑む。
柳武歩:「羽石……」
柳武歩:その微笑みも、想いを素直に口に出せることも、眩しく見える。
羽石夏澄:「…私は、きっと彼とお付き合いすることはないでしょう」遠くの方に視線を移して。
羽石夏澄:「それでも、私は彼に想いを伝えたし、これからも、ずっと大好きだと思います」
柳武歩:「そう、なんだ。辛くねーのか」
羽石夏澄:「…んん……」少し口ごもる。
羽石夏澄:「なんだろう…私は、自分でそれを選んだから」
羽石夏澄:「…付き合うことなく。ずっと、大好きなまま。大切なまま。それでもいいんだって、わかったから」
羽石夏澄:「…だから、大丈夫なんです。…でも」
羽石夏澄:「……自分で、選べなかったら…きっと、それはとっても辛い」
柳武歩:もう一度、まじまじと羽石さんを見つめる。
柳武歩:この子はとても強い、と思う。
柳武歩:自分の気持ちを認められずに、イライラして当り散らしている自分とは違う。
柳武歩:「……そっか」
柳武歩:羽石さんへのロイス感情を変更したいです
柳武歩:羽石夏澄 ○P:好感/N:恐怖 → ○P:敬意/N:恐怖 に
羽石夏澄:ひゃー
羽石夏澄:「…はい。……なので、あの」
羽石夏澄:「………できることは、できるかぎりやりましょう、せんぱい」
羽石夏澄:「自分で選べる『自由』のために、私たちはここにいるんですから」
柳武歩:「……うん」
柳武歩:微笑んで頷く。
羽石夏澄:にっこりと、わらう。
平賀迅:それじゃあそこへ、カツカツと足音が近付いてくる
羽石夏澄:背中を反らして、そちらを見ます。
平賀迅:「ん」 角を曲がってみたいな感じで姿を現す。釈然としない表情を浮かべていたが、二人を認めると足を止め
平賀迅:「あー……」 少し気マズそうにして頭を掻く
平賀迅:「……よう、なんだ。こんな所にいたのか」
柳武歩:ポケットに手を突っ込んだまま、俯いて無言でいる。
羽石夏澄:「はい。がーるずとーく!ってやつです」
平賀迅:「ガールズトーク」
平賀迅:「そういう事なら私は入らない方が良いか……それとももう終わって?」
羽石夏澄:「ほら、やなたけせんぱい」軽く裾を引く
柳武歩:「……平賀」
柳武歩:顔を上げ、呼びかける。
羽石夏澄:「ふふ、私は満喫しましたので、だいじょーぶです」
平賀迅:「何だ? 何か言いたい事があるなら、なんでも言ってくれ。最初会った時も、確か言ったろ」
平賀迅:「私なりに気をつけたてはいるが、不足する事も自覚してるんだ。だから、何かあれば言ってもらえれば有り難いんだ。何だってね」
平賀迅:と言いつつ、さっきがさっきなのでさすがにちょっと緊張というか警戒というかしている
柳武歩:「いや……」手を振る。
柳武歩:「かんしゃく起こして悪かったよ。怒鳴るようなことじゃなかった」
羽石夏澄:「だいじょーぶです、せんぱいが怒鳴らなかったら私が怒鳴ってました!」ぐっっと腕まくり
平賀迅:「そう、か」 落ち着いてるのを見ると、少し緊張が解かれる 「まあ、誰だってそういうことは、ある。ただでさえこんな状況だし」
平賀迅:夏澄ちゃんの言葉を受けて 「……うむ。どっちにしても怒鳴られていたらしいな」
柳武歩:「まあな。告白しておいて撤回ってのはホント、無しだよ。ホント最悪だよな」
柳武歩:羽石さんに笑いかける。
羽石夏澄:「ですよー。ふふ」
羽石夏澄:「ちゃんと、ミナちゃんにはせーじつに!向き合ってあげてくださいね?お願いですよ?」上目遣い
平賀迅:「う、む」 目元を押さえて
平賀迅:「……分かったよ。分かった。でもな、本当にあの時は……いや」 首を振る
平賀迅:「誠実に、向き合う。分かった、分かってる。そのつもりだとも、元より!」
羽石夏澄:「うんうん。それなら安心です」
平賀迅:ちょっと語調が強くなり、それから咳払い
柳武歩:「なら、許してやるか」
平賀迅:「許してもらえてありがたいよ、本当に……では、戻るか。今頃エリスと夢ニが情報をまとめてる頃だろ」
柳武歩:「おう。しかしインテリ組について行けっかな……」苦笑しながら、元来た道を歩き出す。
羽石夏澄:「はーい。」片手を元気よく上げて、小さい歩幅でふわふわ歩いて戻ります。
平賀迅:「分かりやすく伝える所までがインテリだよ。分からん事があったら聞け。教えてやるとも。いつものようにな」 先導するように歩き出します
柳武歩:前を行く、平賀迅の背を見ながら思う。
柳武歩:自分の気持ちを誤魔化すことをやめた方が、ずっと楽だし、優しくなれる。
柳武歩:この気持ちは、なにも禁止されているわけじゃない。
柳武歩:誰にも言わなくても、自分だけは認めてもいいんだろう。
柳武歩:ロイス感情を変更します
柳武歩:平賀迅  ○P:尽力/N:隔意 → ○P:好き/N:隔意
GM@CHAOS:では、三人は再び番長連の詰め所へと戻る。

エリス・トリオン:では調達します
柳武歩:ゴーゴー!
エリス・トリオン:手配師を使用し、戦闘用着ぐるみを狙う
エリス・トリオン:ホワイトメダルも使って、
エリス・トリオン:6dx+7>14
DoubleCross : (6R10+7[10]>14) → 8[1,5,5,6,6,8]+7 → 15 → 成功

柳武歩:ヒュウー!
エリス・トリオン:よし!成功
平賀迅:きぐるみ・トリオン
柳武歩:エリぐるみ
エリス・トリオン:眉毛に茨の刺青を入れた女の子のキグルミを
エリス・トリオン:装備! 更に行動値が下がったぞい
霧灯夢二:調達します。アルティメイド服。
霧灯夢二:んー、《無形の影》を使って判定。手配師も使います。
霧灯夢二:あ、やっぱなし
霧灯夢二:あ、紬の魔眼はもう使っちゃったんだ…
霧灯夢二:やっぱり《無形の影》使います。
柳武歩:ガンバ!
霧灯夢二:8dx+9>=20
DoubleCross : (8R10+9[10]>=20) → 10[2,4,5,5,6,9,10,10]+9[4,9]+9 → 28 → 成功

柳武歩:さっすがー
霧灯夢二:成功、羽石さんに渡します。
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+4した(侵蝕率:60->64)
羽石夏澄:ありがとうございます!!
平賀迅:さすがメイド服について右に出る者はない
羽石夏澄:メイド服マイスター
羽石夏澄:早速装備
平賀迅:応急手当キットを買います
エリス・トリオン:なるほど、PL補正があるとは・・・・・
平賀迅:2dx+6=>8
DoubleCross : (2R10+6[10]>=8) → 1[1,1]+6 → 7 → ファンブル

平賀迅:よし
GM@CHAOS:ふぁ、ファンブル
平賀迅:ここで悪い目を使っておきました。覚悟しておけよ風紀のクソども!
エリス・トリオン:わお、100分の1
エリス・トリオン:たぶん保健室に侵入したら出歩いてたら見つかったんだね・・・
GM@CHAOS:まあ、うろついてたら通報されます。
平賀迅:なんてこった……
平賀迅:盲点……
GM@CHAOS:普通の人間は指名手配慣れしていませんからね。仕方ない。
柳武歩:エリス君相談室チェックよろ!
羽石夏澄:じゃあ私も応急手当てを
羽石夏澄:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[3,7,8,9] → 9 → 成功

羽石夏澄:平賀くんにお渡しします
GM@CHAOS:おお。素晴らしい。
平賀迅:う、ありがたいけどこれはエリスくんに使ってもらおうかな
羽石夏澄:おっと
羽石夏澄:じゃあエリスくんに!
柳武歩:自分も応急手当キットを買う。《器物使い》!"ラッキーメダル・ホワイト"ッ!
GM@CHAOS:ガード役ですからねえ。HPは大事だ。
柳武歩:5dx+2>=8
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 9[1,2,4,9,9]+2 → 11 → 成功

エリス・トリオン:これが・・・人の温かみ・・・・。
GM@CHAOS:お見事!
柳武歩:エリス君の腹にブチこむぜッ
エリス・トリオン:では羽石さんの分から使います
エリス・トリオン:14+2d10
DoubleCross : (14+2D10) → 14+14[4,10] → 28

柳武歩:いい数字だ!
羽石夏澄:すごい
エリス・トリオン:あっ ほぼ全快した
GM@CHAOS:いい感じ!
霧灯夢二:おおー
柳武歩:ちゃんと治療したんだな羽石さん…
霧灯夢二:女子力の差…
エリス・トリオン:じゃあ、柳武さんの分はあとに取っておきます
エリス・トリオン:羽石さん、怪我慣れしてそうですよね
GM@CHAOS:怪我慣れw
羽石夏澄:してるしてるー
エリス・トリオン:割と普段から生傷とか負ってそうだし・・・
羽石夏澄:お裁縫とかで指刺しまくるしね
エリス・トリオン:かわいい・・・
GM@CHAOS:では、これで購入判定は全員終わりましたかね?
柳武歩:おわった!
エリス・トリオン:終わりましたー
エリス・トリオン:ロイスもまあ、まだいいかなあ
羽石夏澄:おわりました!
霧灯夢二:ロイスは保留で
GM@CHAOS:ロイスの取得や感情変更がある人もしてよい
柳武歩:私もロイスはやったからよし。
柳武歩:まだエリス君だけとってない
柳武歩:機会を見て取ろう…
平賀迅:購入終了。ロイスも保留ですね
GM@CHAOS:オーケーです。
GM@CHAOS:どうしましょう。作戦会議が終わったっぽいロールします?
エリス・トリオン:柳武さん温存しても大丈夫ですので! 5人PTだし・・・
エリス・トリオン:もう次は対戦シーンになるんでしたっけ?
GM@CHAOS:はい。次は各々の対決イベントに移ります
霧灯夢二:終わったっぽいロールしますか?

GM@CHAOS:番長連の詰め所に戻ってきたキミたちは今後の方針についての話し合いを終えたところだ。
羽石夏澄:じゃあ、会議が終わったぽい雰囲気の中でエリスくんの治療をします
エリス・トリオン:「ちっ」じゃあ、隠してたのに見破られたのでちょっと不機嫌になりながら大人しく治療を受けます。
平賀迅:一旦出て、戻ってきたらもういつもと変わらない様子です。平然として壁にもたれかかって、ブレードの調子を見ている
霧灯夢二:机には学園の地図が広げられており、要所要所に番長連陣営の駒が配置されている。
柳武歩:こちらは難しい顔をして学園の地図と人員の配置先をなんとか覚えようとしている。
羽石夏澄:少しばかり不器用に、だけど手際よく手当をしていきます。
エリス・トリオン:「もう十分だっつの……つか、妙に手慣れてんな」
羽石夏澄:「それは、まあ。いっぱいケガしますからねー」
平賀迅:「そんなにするのか、ケガ。やっぱり番長だと荒事も多いからか?」
羽石夏澄:「えっと、確かに戦いでのケガも多いですけど、」手を広げて
羽石夏澄:「お裁縫とかやってると、どうしてもやっちゃうんですよね」
平賀迅:「裁縫。はあ……なるほど。それで」
エリス・トリオン:「裁縫ってタマかよ、てめー」
エリス・トリオン:「っとに、良く分かんねえ奴だな……」
羽石夏澄:「ふふーん。編み物もよくしますよ!かぎ針編みがすきです!」
羽石夏澄:とくいげ
柳武歩:「別にいいだろうが、誰が裁縫したって」
エリス・トリオン:「だったらテメーもやんのかよ?」 歩ちゃんに
柳武歩:「やらない……というかできねえけど」
平賀迅:「へえ、裁縫に編み物に、それでそうやって怪我の手当も得意で……」
平賀迅:「……」 口に手を押さえて止める。軽率な発言に慎重になっているのだ
霧灯夢二:「あー、みんな。場所は覚えたか?」コマを弄っている。
平賀迅:「んっ! 場所か。覚えた覚えた」 机に歩み寄る
羽石夏澄:「ふふふ。すごいでしょう!ほめてもいいんですよ?」平賀くんの言葉を受けて。
平賀迅:「元々空からの地形は見慣れてるからな。バッチリだ」
羽石夏澄:「なーんて。好きでやってるんですけどね!」
平賀迅の駒:「そうか、流石は私だな。」
エリス・トリオン:「は、まあ役に立つってとこは認めてやるよ」
羽石夏澄:「あ、場所のほうは覚えましたよ。ふふー。楽しみです」
平賀迅の駒:地図の上にいる平賀迅の駒が声を上げる
平賀迅:「好きで……なんか、そういう所もだな」
平賀迅:「母親っぽい」
羽石夏澄:「ぇ」
平賀迅:「うむ、任せておけ私。私がこの盤上でチコマカして判明した事は必ずや役に立つだろう」 自分の駒の手を指でつまんで握手らしき事をしている
羽石夏澄:ぼっ、と顔が赤くなる。
柳武歩:「あー、もうちょい待ってくれ……頭こんがらかるなぁこれ」地図を逆さにしたりしていたが
柳武歩の駒:「おいおい、大丈夫か?」地図とにらめっこしている柳武さんに声をかける。
柳武歩:「……平賀」
羽石夏澄:後ろを向いてほっぺを両手で押さえている。
霧灯夢二:「……平賀。お前って奴は…。」
平賀迅:「?」 握手しながら首を傾げ女性陣に向け 「……」
平賀迅:「……不適切な発言があったか?」
柳武歩:「不適切っつか、不用意……?」自分の駒をつつきながら、ちょっと憮然とした表情で。
エリス・トリオン:「母親! ママの下が恋しいかい?」
エリス・トリオン:普通にからかう。割と察しが悪いぞ。
霧灯夢二:「………。」こいつもか。と言いたげに眉間を指で押さえる。
羽石夏澄:「…あー……なんていうか………これは天然ですね。うん。はい。不意打ちでした」
平賀迅:「……」 「……まさか! ただ属性を並べたら、そういう形容が適切かと思っただけだ」
柳武歩:「……気を付けろよ羽石」
羽石夏澄:「はい、ほんとーに気をつけます!」ぺたぺたと自分の顔を触りながら。
羽石夏澄の駒:本人に倣って頬を手で押さえている。
平賀迅:「だが、何だかこう……ふむ、母親というのは歳を食ってるイメージでよろしくなかったか?」
平賀迅:「……新妻……?」 指先で器用にコマの自分の服装を整えながら
羽石夏澄:「いえいえ、大人に見られるのはわるくn……ぺふっ?!」投げ込まれた新たなワードにつんのめる。
柳武歩:「平・賀」握っている駒にギリギリと力がこもる。
霧灯夢二:「平賀、前から言っているんだが………。お前の発言は誤解を招く。」
平賀迅:「まあ、動きについては……歩はちょっと補習っぽいが、だいたい大丈夫だろ。それより想定される……」 コマに興味を失い向き直った所で
エリス・トリオン:あ、じゃん羽石さんごちんと後頭部にぶつかられる
エリス・トリオン:羽石さんにぶつかられる「づふっ!」
霧灯夢二:「ほら、負傷者が増えた。」
平賀迅:目を瞬かせ 「……すまない」
柳武歩:「あーあー、大丈夫か羽石…!」
エリス・トリオン:全快したと思ったら1ダメージ食らった感がある
羽石夏澄:「あ、あわわ!エリスさんだいじょうぶですか!」わたわた
エリス・トリオン:「痛っ……――痛ってえな……!? 石頭かてめぇ……!」
羽石夏澄:「あ、はい!なんとか!」
羽石夏澄:「えっ!頭の攻撃力がそんなにあったのは初めて知りました!」
柳武歩:「ちゃんと避けろよな。エリス」羽石さんの頭を撫でている。
エリス・トリオン:「しっかりじゃあこれを機にしっかり覚えとけテメエ……!」
エリス・トリオン:仕返しに羽石さんにアイアンクローかまそうとするが、歩ちゃんに遮られている
平賀迅:「……話していいかな、私は」
霧灯夢二:「ああ、作戦については話していい。」
柳武歩:「あ、おう。ソーテイがなんだって?」エリス君の魔手をディフェンスしながら尋ねる。
羽石夏澄:なでられてちょっと表情を緩める。
エリス・トリオン:「くっそ、だから集団行動は嫌なんだ……」
エリス・トリオン:「周り全部敵の方がまだ分かりやすいってのに」ギャーギャー言いながら愚痴ってる
平賀迅:「想定される相手だ。風紀の……恐らくぶつかる事になる」
平賀迅:「さっきちょろっと話したが、有耶無耶になったからな。認識は共通させた方が良い」
柳武歩:「……」ゆるんでいた表情を引き締める。
エリス・トリオン:「言っとくが、間違っても正面から当たんじゃねえぞ、アホクセー」
平賀迅:「もちろん! 交戦にならないくらいが色々な意味で一番だ。正面戦闘なんて考えたくもない。何体ジャームが出る」
平賀迅:「……が、楽観もしてられんだろ。とりあえず滝という奴のことは聞いた。防御能力だったかで」
平賀迅:「朝倉侑生は、見た。ミナについては……全員知っている、か?」
柳武歩:黙って頷く。
霧灯夢二:頷く
羽石夏澄:「……はい」
エリス・トリオン:「滝に関しちゃ、俺と、」
エリス・トリオン:「こいつがマッチアップだ。もしやりあうならな」と、
エリス・トリオン:羽石さんの鼻先に指をつきつける
羽石夏澄:「ふえ」
平賀迅:「対策はできていると。逆に言えば、私と歩と夢ニでは勝ち目は……」 言いかけ
エリス・トリオン:「……てめー、何のために俺が連れてたと思ってんだよ」
平賀迅:「……いや、聞いても分からないか。そもそも互いの技量をあまり正しくは把握していないからな」
羽石夏澄:「えっ、それは、ばんちょーですし?」
柳武歩:「まあ、エリスがやれるってんなら勝算あんだろーな」
エリス・トリオン:「おま……いや、お前はそういう奴か……」
エリス・トリオン:「生徒会の手口は俺が一番知ってる。逆にあいつらは俺の”もともとのやり口”は知らねえ」
平賀迅:「もともとのやり口?」
羽石夏澄:「………もともとの」ふっ、と、昔のことを思い出す。
霧灯夢二:「それは、ジャームが出ないやり口なんだよな?」
霧灯夢二:平賀君の話を踏まえ、けん制するように言う。
柳武歩:「ああ。それ、気になってたんだけどよ」
柳武歩:「かいちょから聞いてたのと随分違うじゃんか、お前の能力……霧で防ぐんじゃなかったのか?」
エリス・トリオン:「合わせてやってたんだよ、甘ったるいアカデミアにな」
羽石夏澄:「………」少しいつもより昏い目で、エリスくんを見ている。
エリス・トリオン:「シンドローム的には変わっちゃいねえ」
エリス・トリオン:「ただ、やり方があるってだけだ」 と、手もとの瓶を揺らす
エリス・トリオン:「昔よりは使いやすくなってるしなあ。アカデミア様様だぜ」化学準備室のラベルが張ってある。
平賀迅:「……止めはしないが、夢ニの質問には首を縦に振っておいてもらいたいね」
柳武歩:瓶に視線を落とす。「同感」
エリス・トリオン:「…………ハッ、お優しいこって」
羽石夏澄:「……傷つく人は、必ず出ます」ぽつりと言う。
エリス・トリオン:「問題ねえよ。見目が悪いからなァ、生徒会に入る時に自重させられただけさ」
霧灯夢二:「……ならいいさ。先輩のやることには、口を挟まない。」
平賀迅:「分かった。そう言うんなら反対しない。見目の悪さは……今更だしな」 今いる荒れた詰め所を見渡して
平賀迅:「ジャームってのは不可逆の変質だ。傷とは違う……傷は消えないなんてよく言うが、なんだかんだで塞がり、癒えはするものだ」
平賀迅:「強い言葉を使うなら、死と同等。……越えさせちゃならんよ、そこだけはね」
エリス・トリオン:「とにかく、滝に対してはそういう訳だ……今更ビビってんじゃねえぞ、ふわふわ女」
羽石夏澄:「ビビる?」顔を上げる。
エリス・トリオン:「死にそうな顔してんぞ。怖れ知らずがテメーのパーソナリティだろうが」
羽石夏澄:「……エリスさん、あなたが昔何をしてたかは、私にはわかりません。…でも。ただ」
羽石夏澄:「…私が、アカデミアに来て、変わったから。……それが元に戻ったら…」
羽石夏澄:「『アカデミアのやり方』を捨てたら…」
羽石夏澄:「きっと、人は死ぬし、私もジャームになるだろうなって。…そう、思っただけです」
柳武歩:神妙な顔をして聞いていた。ジャームそのものを、実際に目にした事はない。
それでも、このアカデミアで学んだ知識でも、それが“仮面の装着者”などよりずっと壮絶な結末を迎える事は知っている。

羽石夏澄:「…それと」
羽石夏澄:「『怖れ知らず』なんかじゃありません」寂しげに笑う。
羽石夏澄:「私は、恐怖には、人一倍詳しいんですよ」
エリス・トリオン:「…………」 羽石さんを値踏みするようにじっと見据える。
羽石夏澄:「……すみません、変な話をしました」
平賀迅:(詳しい……)
柳武歩:「いいよ。……そんな事にはさせねーからな」ぽんぽんと羽石さんの肩を叩く。
エリス・トリオン:「……だから、甘っちょろいんだよ」
羽石夏澄:「ありがとうございます、せんぱい…」歩さんに寄りかかる。
エリス・トリオン:「……だが、ハ。好きにやりゃいいさ」
平賀迅:「ああ。甘さってのは大事だ。余裕、慈悲、可能性……」
平賀迅:「それで足元を掬わるのは救われないが、それを忘れない事は大事な事だとも」
平賀迅:「こんな状況だからこそ、きっとな」
エリス・トリオン:「てめーらのその甘さで、“どうにか”出来なくなったら」
羽石夏澄:「…はい」
エリス・トリオン:「そんときゃ、俺がどうにかしてやるさ」
霧灯夢二:「“どうにか”出来なくなったら、それはこのアカデミアが元のアカデミアに戻れなくなった時だ。」
平賀迅:「……ハハ。聞いたか! なんて甘い先輩だよ」
羽石夏澄:「………ふふ。ええ。……みんな、優しいですね。」
霧灯夢二:「俺は、そう思う。風紀も、番長連も、皆甘さを持ってるから迷っているし、」
霧灯夢二:「甘さを持っているから、まだ戻れる場所で立ち止まっている。」
エリス・トリオン:「そうさ。戻れることは大切だ。理想としちゃ、一切の爪痕なくこの事件を解決することだ」
平賀迅:「ああ。折角だ。シビアなのは当然として、それでもポケットに砂糖菓子くらいは入れていこう」
平賀迅:「って事で、私は甘いエリス先輩の真似でもしにいくかな」 ブレードをベルトに固定
柳武歩:「出がけの景気づけに、乾杯でもすっか」
平賀迅:「ほう、乾杯。いいじゃないか。飲み物は何かあったか」
霧灯夢二:「ん、水しかないがな。」ミネラルウォーターの入ったペットボトルを掲げる。
羽石夏澄:「ふふー。いいですね、かんぱい!」
平賀迅:「十分! では何に乾杯する?」 ペットボトルを手にして
柳武歩:「……ポケットの砂糖菓子に?」
エリス・トリオン:「シケってんな。……ったく、酒でもありゃ丁度いいんだがな」
羽石夏澄:可愛らしいうさぎが描かれたケースに入ったペットボトルを掲げる。
柳武歩:ニヤリと笑って、ペットボトルを掲げる。
平賀迅:「ロマンチストめ。それで行こう」 掲げ
エリス・トリオン:「心底アホしかいねえな。まったく頼りになる後輩どもだぜ」視線を合わせず、コップの縁を持って軽く浮かす
平賀迅:「愛すべき甘さ、砂糖菓子に!」 皆のボトルとエリスくんのコップに軽く打ち付ける
霧灯夢二:「悪態をつきながらも付き合ってくれてありがとう、エリス先輩。乾杯。」
霧灯夢二:ボトルを皆のボトルとコップに打ちつける
羽石夏澄:「あまいものは大好きですよ!かんぱーい!!」
柳武歩:「っしゃあ!あとは目いっぱいやるしかねえ!」
エリス・トリオン:「……Prosit.」小さく
GM@CHAOS:コップやボトルがぶつかり合い、不揃いな音が鳴る。
GM@CHAOS:シーン終了!

GM@CHAOS:というわけで、シーンが終わりましたので最後に。
GM@CHAOS:この場で1stステージの対戦相手を発表します!

【対決イベント】1st ステージ

「1on1 追跡戦・アジトへの道」
 LAW陣営:芙蓉堂太一
     VS
 CHAOS陣営:平賀迅
GM@CHAOS:最初に戦ってもらうPCはこいつらだ!
「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」
 LAW陣営:朝倉侑生
     VS
 CHAOS陣営:羽石夏澄
GM@CHAOS:次の組み合わせはこの2人だ!
「1on1 奇襲戦・バックスタブ」
 LAW陣営:夏川ミナ
     VS
 CHAOS陣営:柳武歩
GM@CHAOS:ここは面白い戦いになりそうだ!
「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」
 LAW陣営:ロコ・ロコ・ベントゥーラ&滝瑞果
     VS
 CHAOS陣営:エリス・トリオン&霧灯夢二
GM@CHAOS:最後の2on2!これは意外な組み合わせだったかもしれない!

GM@CHAOS:というわけで皆さんの会議の結果を受けまして、対決イベントの組み合わせが決まりました!
夏川ミナ:わーわーわー!
GM@CHAOS:1stステージはこの組み合わせでやっていきます!
滝瑞果:わーい!
霧灯夢二:がんばる!
平賀迅:死ャーッ!
朝倉侑生:よろしくお願いしますー
羽石夏澄:やるぞ!
芙蓉堂太一:うおー!
GM@CHAOS:死力を尽くして戦い合うがいい!

【対決イベント:殲滅戦/ミドルフェイズ3】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:対決イベントの最初のシーンです
GM@CHAOS:イベントは「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」
GM@CHAOS:登場するPCは朝倉くんと羽石さん!
羽石夏澄:いえーい!
朝倉侑生:うえーい!
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場するがいい!
朝倉侑生:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 2[2]+51 → 53

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:63->72)
羽石夏澄:たかくない?
朝倉侑生:スペリオルミックスの効果で、侵蝕率52です。
GM@CHAOS:羽石さん、上がるなー。
GM@CHAOS:一方、ユウキくんは控えめ。
GM@CHAOS:まずはルール説明からいきましょうか
羽石夏澄:はい!
朝倉侑生:ほい!
GM@CHAOS:このイベントは、フィーネを謎の兵器群から守り、どちらのチームが彼女の信頼を得られるかを競うものとなります。
羽石夏澄:まもる!
GM@CHAOS:シーンにはなんかいっぱいトループが出てくるので、キミたちはそれをやっつける。
朝倉侑生:ぼこる!
羽石夏澄:やっつける。
朝倉侑生:ぼこ…まもる!
GM@CHAOS:オレ、ニク、喰ウ。
羽石夏澄:(おにくをさしだす)
GM@CHAOS:このイベントではラウンド進行による戦闘をやってもらいます。
朝倉侑生:もぐもぐ
GM@CHAOS:あっ、僕のお肉
GM@CHAOS:謎の兵器群トループのHP1=1体と換算し、トループを全滅させた時点で、より多くの数のトループを倒していたPCが勝利する。
羽石夏澄:つまり、ダメージ勝負…?
GM@CHAOS:ただしトループごとに設定されている上限以上のダメージを与えた場合でも、その数値は勝利条件の数値には換算されない。
GM@CHAOS:ただしトループごとに設定されているHP上限以上のダメージを与えた場合でも、その数値は勝利条件の数値には換算されない。
羽石夏澄:なるほど。
GM@CHAOS:あくまでも倒した数での勝負なのだ。
GM@CHAOS:一体の敵だけに2億ダメージとか与えても、最大HPまでしかポイントにならないから大部分は無駄になるというわけ。
GM@CHAOS:ちなみにこのラウンド進行中は、相手チームのPCを攻撃したり、相手チームのPCの判定にリアクションすることはできない。
GM@CHAOS:殺し合いはまた別の機会にやってもらうぜ!
羽石夏澄:はーい!
朝倉侑生:そーい!
GM@CHAOS:最後にイベントキーワードを入手している場合のボーナスについて!
GM@CHAOS:イベントキーワードを入手しているチームのPCはイベントの開始時に2d10を振ってその出目を最終的な撃破数に加算することができる!
羽石夏澄:おお
朝倉侑生:おおー
GM@CHAOS:格好良い演出でトループを蹴散らしたりしながら現れるとよいでしょう
羽石夏澄:かっこいい演出
朝倉侑生:カワイイ演出?
GM@CHAOS:ど、どっちでもいいよ
GM@CHAOS:今回の対決イベントについての説明は以上!
GM@CHAOS:エネミーの配置などについてはまたラウンド進行の開始時に説明しましょう
羽石夏澄:ほいさー!
GM@CHAOS:アナザーGMからの補足やPLからの質問などは何かありますか?
朝倉侑生:うしゃー!
朝倉侑生:エネミーは攻撃してきますか?
GM@CHAOS:してきます!
朝倉侑生:やっぱり
GM@CHAOS:撃破数自体には関係ないですが、攻撃を喰らって戦闘不能になったらキミたちの侵蝕率はガンガン上がるぞ!
GM@CHAOS:では、質問もなさそうなので早速対決イベントに移っていきましょう!
朝倉侑生:はーい
GM@CHAOS:それでは、シーンの描写をしていきましょう。
GM@CHAOS:学園都市の郊外で活動しているという報告があった謎の兵器群。
GM@CHAOS:ユウキくんはそれを探して学園の外れをさまよい歩いていた。
GM@CHAOS:抗争の影響もあってか、人通りも少なく周囲は実に静かだ。お昼寝にはもってこいだろう。
朝倉侑生:風紀委員の腕章をつけて、トレードマークの大きめのカーディガンはプログラムに反するので着ていない。
朝倉侑生:風紀委員なので、校則通りに制服をきちんと着て、唇をとがらせて、一人歩いている。
朝倉侑生:「……だいじょーぶなのかな、瑞果ちゃん。ミナちゃんも、平賀って人と知り合いなの…その辺、詳しく聞けてないし」
GM@CHAOS:キミもいまだに報告にあったような機械兵器のようなものは発見できていない。
朝倉侑生:周りに人がいないので、ぼやいている。
朝倉侑生:「太一くんとロコくんはだいじょーぶかなー。男の子心配したってどーにもならないし……」
朝倉侑生:「………人の心配ばっかしてる場合じゃなくないー?」
朝倉侑生:「……ボク、何してんのかな」
朝倉侑生:「これでいーのかなー?」首をかしげる。
朝倉侑生:「前に進んでるのかな、何か。今、こーしてることが…何か……」むん、と眉を寄せる。「……わっかんないや」
朝倉侑生:「ミコせんぱいならどーすんだろ。こーいうとき」
朝倉侑生:「今、どーしてるかな。まあ、どーせ寝てるかな。寝てるといーな」
朝倉侑生:「寮にいてさ。DVDとか見てて。誰の心配もしてないで。こないだみたいにさ、誰かのために大ケガなんかしちゃってさ」
GM@CHAOS:風紀委員の大勢は治安維持活動に駆り出されている。キミの先輩の一文字命もそちらにいるか、もしくはサボって寝ているかもしれない。
朝倉侑生:「ボクのこととか忘れちゃって」
朝倉侑生:「………」
朝倉侑生:「………。あーっ、もう!」頭をブンブンと横に振る。「もー!もーーっ!ミコせんぱいのばか!」
朝倉侑生:「もー!知らないよ、もー、難しいこととか、世界平和とか、どーでもいいっつーの本当……」一人で勝手に怒り出したところで、
朝倉侑生:「……あれ」学園にはそぐわない、それらの気配に気づく。
GM@CHAOS:では、その時だ。
GM@CHAOS:キミは遠くの方で軋む大きな機械のようなものの気配を察知する!
朝倉侑生:「うわ。本当にいるんだ。外国みたい」
朝倉侑生:「…外国だ、ここ」
朝倉侑生:「じゃなくて。あれだ!あれ!」走り出します。「……もーーっ、やって、やる!」
GM@CHAOS:一方、アカデミア郊外の別の場所。
GM@CHAOS:学園都市の郊外で活動しているという報告があった謎の兵器群。
GM@CHAOS:羽石さんはそれを探して学園の外れをさまよい歩いていた。
羽石夏澄:「ふんふんふふーん♪」鼻歌も禁止されているが特に気にした様子はない。
GM@CHAOS:抗争の影響もあってか、人通りも少なく周囲は実に静かだ。戦いにはもってこいだろう。
羽石夏澄:「きなくさい兵器ぐん!ふふー、思う存分やれそうですねー」肩をぐるぐる回している。
GM@CHAOS:ただ、キミもいまだに報告にあった機械兵器のようなものを発見することはできていない。
羽石夏澄:「……」ふ、と立ち止まる。静かな、学園の外れ。
羽石夏澄:思い出す。空気を切る、澄んだ音。
羽石夏澄:勿論そんな音は聴こえない。ふるふると首を振って、手を後ろで組んで、またふらふらと歩き出す。
羽石夏澄:「……わるものがいて、事件が起こって。」
羽石夏澄:「…わるものがいなくなったらどうなるんだろう、って思ってたけど」
羽石夏澄:「こう、なっちゃうんだなあ……」
羽石夏澄:戦う相手がいて。戦っていい相手がいて。お互いにそれを良しとして。
羽石夏澄:その『混沌』こそ、今は亡き『秩序』。
羽石夏澄:「……はー。もっと、…もっと楽しい戦いがしたい、なあ…」
GM@CHAOS:では、その時!
GM@CHAOS:キミのすぐ近くから機械が軋むような思いのほか大きな音が聞こえてくる!
羽石夏澄:「――あー、」
羽石夏澄:ふわり。三つ編みがうかぶ。
羽石夏澄:空間に、歪な領域が生じる。
羽石夏澄:「……うるさいな」
羽石夏澄:ガ ゴ ン 。
羽石夏澄:大きな塊が、軋み、崩れるような音。
GM@CHAOS:その先で聞こえるのは少女の声のようだ。
羽石夏澄:「…ん、…あ。」
羽石夏澄:「もー。おてんばな妖精さん、はっけん!です」
GM@CHAOS:2人が向かった先。
GM@CHAOS:アカデミア郊外の一画。そこに打ち捨てられていたテレビモニターの前に、少女が佇んでいる。
GM@CHAOS:モニター画面に映っているのはきらびやかな衣装姿の女生徒だ。
GM@CHAOS:テレビのスピーカーからはノイズ混じりの歌声が流れる。
春海明日香:『♪お願い神さ―― 願いを――私だけ肝心な……』
春海明日香:『♪……い神様 この恋だけはきっと――』
春海明日香:『♪祈りをこめ…… ダイスを―― One m…… chance……』
GM@CHAOS:少女は夢中でその映像に見入っているようだ。
フィーネ:「おーねーがいーかーみーさまー♪ふーふふんふんふーん」
フィーネ:「肝心なとこでふんふふーん♪」
フィーネ:「ドーガは強敵だから、描くんじゃなくて歌えばいいのね!破れたり!」
フィーネ:「これがロックンロールなのね!あれ、でも」
フィーネ:「ベイベー!って言わない!ロックンロールじゃないのかな?」
GM@CHAOS:では、その時。
GM@CHAOS:少女のすぐそばに大きな激突音を立てて、硬い何かが落ちる。
フィーネ:「あ!音!」
GM@CHAOS:しかもそれは一体ではない。次々と、無数に、少女の周りに姿を現す。
謎の兵器群(小):「シシシ……」
謎の兵器群(大):「ビビーッ」
フィーネ:「な、何!?この人たち!」
フィーネ:「人?人かなあ」
GM@CHAOS:機械兵器たちは巨大な爪や鋭利なブレードを振りかざす!
謎の兵器群(大):「ビビビ!」
GM@CHAOS:洗練されたそのデザインは機械工学の極致とも言えるが、搭載された兵器はあまりにも危険だ!
フィーネ:「う、うう、あれとっても描きたいけど……」
フィーネ:「逃げないと!あ!あれ?」
フィーネ:「囲まれてる!すごいすごい!」
フィーネ:「すごいけど、どうしよう!」
GM@CHAOS:そう、既に機械兵器たちは少女を取り囲むように布陣している!
GM@CHAOS:もし彼女がまともに機械兵器たちの攻撃を喰らえばひとたまりもないだろう!
フィーネ:「うう……キカイさんもしかして、こっち狙ってる……?」
フィーネ:「どうしよう……」ブレードをスケッチブックに描いている。
GM@CHAOS:いかな洗練されたユーザーに幸福感をもたらす美しいデザインといえど、その刃の殺傷力は並大抵のものではないだろう!
フィーネ:「痛いかな……あ、剣ってうねうねって模様があるんだ……」
GM@CHAOS:そのユーザビリティーとデザイン性を追究した研ぎ澄まされた刃が少女の喉元にせまる!
羽石夏澄:2d10
DoubleCross : (2D10) → 6[5,1] → 6

朝倉侑生:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[5,7] → 12

GM@CHAOS:では、羽石さんは6体、ユウキくんは12体のエネミーを吹き飛ばす!
羽石夏澄:ぴし。少女を狙う兵器の一体にヒビが入る。
謎の兵器群(小):「シ……
羽石夏澄:ヒビは一瞬のうちに広がり、
羽石夏澄:がらんがらんと、音を立てて塊は崩れ落ちる。
GM@CHAOS:機械兵器の一体が瞬時に崩壊する!
羽石夏澄:その向こう側に立つのは、淑やかでおっとりとした雰囲気の少女だ。
羽石夏澄:フィーネを認めると、微笑んで「こんにちは」と告げる。
フィーネ:「あ、人!」
フィーネ:「こんにちはー!」
羽石夏澄:「はい。人ですよー。と言ってもオーヴァードですけど。」手を振る。
羽石夏澄:「フィーネちゃんさんですよね?すごい、愛嬌あります!」
羽石夏澄:度胸と言いたかったのだが、特に気づいていない。
フィーネ:手を振り返す「ありがとー!今ね、あたしね、この人?に襲われそうだったの!」
フィーネ:「そう、あたし、フィーネ!アイキョー?」
羽石夏澄:「うんうん。危なかったです。というか、げんざいしんこーけーであぶないです、けど!」振り向きざまに空気が流れ、少し距離のある兵器が崩れる。
フィーネ:「あたしただ、歌ってただけなのに……あ、ホントだ!まだいっぱいいる!」
GM@CHAOS:羽石の動作で、また数体の兵器が消滅する。
羽石夏澄:「えっとですね、襲われそうになりながらお絵描きしてるの、すごいなーって、おもったんです!」
GM@CHAOS:と、少女が説明しているとさらにその背後から別の機械兵器が襲いかかる。何しろ無数なのだ。このままでは危ない。
フィーネ:「うん、あたし、いっぱい描きたいの……あっわっ」
羽石夏澄:「っ――」(だめ、コントロールが間に合わない…!)
朝倉侑生:ドガ ガ ガガガガガガガッ!
朝倉侑生:爆撃。二人の少女を中心とした放射状に、光の矢が振り落ちる。
羽石夏澄:「これ……」
GM@CHAOS:光の矢に射抜かれ、十数体の兵器が爆散する!
朝倉侑生:「あっは」ピストル状にした指先を天に突きつけて、そこに立っている。小柄な少年。
フィーネ:「あ、星!あたしこれ見たよ!」
朝倉侑生:「なーに、この状況?」
羽石夏澄:「あさくらくん!!」
フィーネ:「すごいよ、星が落っこちるの!でも、さっきは、拾えなかったの!」
朝倉侑生:「やっほ~。フィーネちゃんと、…夏澄ちゃん」
羽石夏澄:「ほんと、すごいですね… あれ、多分拾えないですよ。拾ったら壊れちゃいます」
羽石夏澄:「やっほ?、です!」
フィーネ:「やっほー!」
フィーネ:「やっほーってなんだろう?」
朝倉侑生:「やっほーとか言ってる場合じゃなくない?」
羽石夏澄:「ふふっ。あさくらくんが言ったんですよー」スカートがふわりと浮く。
謎の兵器群(大):「ビッビッビ……」
謎の兵器群(小):「シーシー」
朝倉侑生:「てへー。そうだったかな~?」わざとらしく首を傾げる。周囲に目を向ける。
GM@CHAOS:機械兵器たちはキミたちにも敵対する意志を見せているようだ!
フィーネ:「あ、ねえねえ!この人たちをなんとかしてよ!それからゆっくりお話しよう!」
フィーネ:「人?人かなあ」
羽石夏澄:「機械ですねえ」
羽石夏澄:「私も、さんせーです!ゆっくりお話したいですし!」
羽石夏澄: 「ねっ、あさくらくん!」
朝倉侑生:「うーん、ひとつ提案があって」
朝倉侑生:「ボクがこの子を連れて安全なところに非難するから、夏澄ちゃんがここをどーにかしてくれる!どう?」
GM@CHAOS:ユウキくんの足元では投棄されたテレビモニターがいまだにアイドルのライブ映像を流し続けている。
羽石夏澄:「んー…それはそれでミリョク的な提案ではあるんですけど」組んだ腕を前に伸ばしてストレッチする。
羽石夏澄:「しょーじき、私一人じゃこの子、守りきれないと思うんですよね」
朝倉侑生:「ちぇ。なんで、この子、狙われてるんだろーね」
羽石夏澄:「ほんとのことをしってるから、ですよ、きっと」
GM@CHAOS:そこで、一流の職人が作り上げたがごとき完成度の高い流線型の兵器ボディーが搭載火器を唸らせてキミたちやフィーネを狙う!
朝倉侑生:「そっか。そしたら」
フィーネ:「奇跡の力くださいー♪ふーふんふー……」
GM@CHAOS:ゆっくりと会話をしている暇はなさそうだ!
朝倉侑生:「ゆっくり、お話しなくちゃね!」
フィーネ:「わ、あのかっこいいやつ来るよ!」
羽石夏澄:「そういうこと、です!」領域が流れ、空気をかき乱す。
GM@CHAOS:無数の機械兵器たちは一斉にキミたちに飛びかかる!
GM@CHAOS:というわけで戦闘を始めていきましょう!
GM@CHAOS:エネミーは謎の兵器群(小さい)が6トループと謎の兵器群(大きめ)が1トループ。
GM@CHAOS:行動値は小さい方が8で、大きい方が7です。
GM@CHAOS:エンゲージはユウキくんと羽石さんが同一。
GM@CHAOS:フィーネも便宜的にキミたちと同エンゲージ扱いとしますが、今回は攻撃の対象にはなりません。
羽石夏澄:よし!張り切って守るぞ!
朝倉侑生:うおー
GM@CHAOS:キミたちのエンゲージから左に5メートルの位置に謎の兵器群(小さい)1、2、3のトループが。
GM@CHAOS:また、右に5メートルの位置に謎の兵器群(小さい)4、5、6のトループが存在します。
GM@CHAOS:さらにキミたちから上に5メートルの位置に謎の兵器群(大きめ)がいる。
GM@CHAOS:もし小のトループのエンゲージからここに移動する場合は10メートル必要だ。
                    謎の兵器[大](7)

                      5m

謎の兵器[小](8)×3  5m  朝倉(20)・羽石(3)  5m  謎の兵器[小](8)×3
GM@CHAOS:あっ、分かりやすっ
GM@CHAOS:エネミーの配置については説明は以上。
GM@CHAOS:何か質問などはありますか?
朝倉侑生:特にないです!
羽石夏澄:たぶんだいじょうぶです!
GM@CHAOS:オーケー!
GM@CHAOS:では、朝倉侑生VS羽石夏澄!早速第一回戦の対決イベントを始めていきましょう!
GM@CHAOS:ラウンド進行を開始します。
GM@CHAOS:1ラウンド目。
GM@CHAOS:セットアッププロセス。行動値順に宣言をお願いします。
GM@CHAOS:まずはユウキくんから。
朝倉侑生:《スピードスター》使用。このラウンドで行う攻撃の攻撃力が+20です。
朝倉侑生:侵蝕率3上昇。演出なし!以上。
GM@CHAOS:了解です。
GM@LAW:エネミーはすべてなし。
GM@CHAOS:最後に行動値3の羽石さん。
羽石夏澄:こちらもセットアップなしです。
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了。
GM@CHAOS:イニシアチブに移ります。
GM@CHAOS:まずは行動値20のユウキくんの行動から。
朝倉侑生:へい!まずはマイナーアクション。後方に15m移動します。
GM@CHAOS:下がった!
朝倉侑生:メジャーアクション。コンボ『黄金の畑とキツネの秘密』!
                 謎の兵器[大](7)

                   5m

謎の兵器[小](8)×3  5m  羽石(3)  5m  謎の兵器[小](8)×3
            
                   15m
            
                  朝倉(20)
朝倉侑生:《滅びの光》《空を断つ光》《光の手》《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》。シーン攻撃、対象は兵器全員!
GM@CHAOS:シナリオ回数エフェクトを切ってきたか……!
朝倉侑生:ここで切らないでどこで切る!
GM@CHAOS:やる……!
朝倉侑生:命中判定いきますー
GM@CHAOS:どうぞ!
朝倉侑生:9dx@8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[3,7,7,7,9,9,10,10,10]+6[1,2,4,6,6]+1 → 17

朝倉侑生:ひくいwwww
GM@CHAOS:いや、C値8だとこんなもんです!
GM@LAW:リアクションします。
謎の兵器群(大):大きめのはガードします。
謎の兵器群(小):小さめのは全員、《イベイジョン》。
謎の兵器群(小):回避値は10なので命中します。
GM@CHAOS:では、攻撃は全員命中です。
朝倉侑生:ダメージいきます!
GM@CHAOS:ユウキくんはダメージをどうぞ
朝倉侑生:2d10+14+20
DoubleCross : (2D10+14+20) → 13[9,4]+14+20 → 47

朝倉侑生:ガード値と装甲値有効、47点のダメージです。
GM@LAW:まず、小さめについてですが
GM@LAW:HP0になります。HP20で装甲はなし。
羽石夏澄:ぎゃー
朝倉侑生:ワーイ
GM@CHAOS:小トループの6体はこれで全滅だ。
GM@LAW:大きめはガード値3+装甲値8で軽減し、36点のダメージを受ける。まだ健在。
GM@CHAOS:大トループだけは残ります。
朝倉侑生:つよそう…
GM@LAW:この攻撃での撃破数は156となります。
朝倉侑生:演出いきます!
GM@CHAOS:カモン!
朝倉侑生:キラキラ。光が生まれる。真白い光。小さな光が髪の毛に絡まり、揺れる。
朝倉侑生:倒れた機械兵器の上を軽い足取りで登って、なるべく、広く景色が見られるところへ。
朝倉侑生:「(――守る。だって)」夏澄ちゃんを一瞥。「(…初めて会ったみたいな、何にも知らない女の子のこと)」
朝倉侑生:「(よく言うよ。そんなこと。せんぱいじゃないんだから。……全く)」
朝倉侑生:すう、と深呼吸。
朝倉侑生:「そんな人ばっかで――」
朝倉侑生:「ムカつく!」」
GM@CHAOS:機械兵器たちは危険を察知したのか一斉に回避行動を取る!だが――!
朝倉侑生:ガガガガガガガガガ! それより早く、誰より早く、光の矢は襲い掛かる!
謎の兵器群(小):「シシ……!」
謎の兵器群(大):「ビーッ!」
GM@CHAOS:光の矢は飛び回る機械兵器の群れを過たず貫いていく!
朝倉侑生:「はっ……あははっ!」
GM@CHAOS:一帯を覆い尽くしていた機械兵器の群れが次々に爆散する!
フィーネ:「わああ……」
羽石夏澄:眩しそうに目を細めて、その光景を見ている。
謎の兵器群(小):「死……」砕けて散る。
謎の兵器群(小):細かなブロック体が寄り集まり、大型甲虫群のような姿を構成していた。
GM@CHAOS:小型の機械兵器は一体残らず粉々に砕け散る!
謎の兵器群(大):「ビビ……ビビ、ビ」
謎の兵器群(大):剣を携えた騎士鎧のような姿をしていた兵器群も、一部が細かな破片に変じ吹き飛ぶ。
朝倉侑生:「……は。つまんない。何か」
フィーネ:「すごいすごい!」飛び跳ねる。
朝倉侑生:「まだ、壊れてないね~?」大きめ機械兵器を見つめます。
GM@CHAOS:残った大きな機械兵器は忌々しげにユウキくんを睨む。
朝倉侑生:演出は以上!
GM@CHAOS:では、ユウキくんの行動はこれで終了。
GM@CHAOS:次は行動値7の大きめトループの番。
    謎の兵器[大](7)

      5m

     羽石(3)

      15m

     朝倉(20)
GM@LAW:うーむ、ランダムに対象を選ぼうと思いましたが
GM@LAW:朝倉くんまでは届かない。羽石さんを狙うしかないな。
謎の兵器群(大):「ビビーッ!」
羽石夏澄:きやがれーッ
謎の兵器群(大):マイナー《オリジン:コロニー》《イオノクラフト》。
謎の兵器群(大):バッドステータスへの耐性をつけるとともに、羽石さんまでエンゲージ。
謎の兵器群(大):細かな破片が寄り集まり、磁力を帯びたかのように機体を浮かせて飛ばす。
謎の兵器群(大):メジャー《アタックプログラム》《スパークウェッジ》。羽石さんを攻撃。
謎の兵器群(大):8dx+12
DoubleCross : (8R10+12[10]) → 10[4,5,5,5,7,9,9,10]+2[2]+12 → 24

羽石夏澄:ひええ
羽石夏澄:だめもとドッジします
GM@LAW:命中した場合、次の攻撃において
羽石夏澄:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 9[2,9]+1 → 10

羽石夏澄:えっ
GM@LAW:このエネミーを狙わないと、15点のダメージを与えます。
羽石夏澄:ああ。うん。
GM@LAW:要は単機残った時点で無意味なわけですが。
GM@LAW:では、ダメージ!
謎の兵器群(大):3d10+11
DoubleCross : (3D10+11) → 11[2,6,3]+11 → 22

GM@LAW:装甲有効!
羽石夏澄:装甲で減らして、12ダメージ。
羽石夏澄:14HPで立ってる!
GM@CHAOS:硬いな!
謎の兵器群(大):剣閃が閃く。鋭さと正確性には優れるが、
謎の兵器群(大):あくまでもプログラムされたような、無機質な一撃。
羽石夏澄:無表情で、その一撃を受ける。
羽石夏澄:「…こほ」
羽石夏澄:はらりと、三つ編みを束ねるリボンが落ちる。
フィーネ:「あっわっ……大丈夫……?」
羽石夏澄:「……ええ。大丈夫です」
羽石夏澄:(なんだろうね、これ)
羽石夏澄:(ぜんぜん。戦ってる、感じがしない)
朝倉侑生:「うわっ、いたそ……。うわ」
羽石夏澄:「なーんの気持ちも乗ってない、こうげきなんて」
羽石夏澄:「……ほんっっっと。うるさいだけです」剣を持つカタマリを睨む。
GM@CHAOS:では、行動値3の羽石さんはよいところで自分の行動に移るとよい!
羽石夏澄:はーい
朝倉侑生:「夏澄ちゃん、ごめっ……。………」一人、言いかけて黙る。
羽石夏澄:三つ編みの束が、ほどけていく。
羽石夏澄:風がない場所で、舞い上がる髪。
羽石夏澄:行動します。
GM@CHAOS:どうぞ!
羽石夏澄:マイナーは特になし。
羽石夏澄:メジャー。《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《スキルフォーカス》。判定前に能力訓練:精神を使用。
GM@CHAOS:上げてきた!
羽石夏澄:攻撃対象は当然大きめのやつ
GM@CHAOS:来い!
羽石夏澄:5dx+20
DoubleCross : (5R10+20[10]) → 9[4,7,8,9,9]+20 → 29

羽石夏澄:あー、惜しい
GM@CHAOS:なかなか高い!
GM@CHAOS:エネミーはリアクションをお願いします。
謎の兵器群(大):ガード!
GM@CHAOS:では、攻撃は命中。
GM@CHAOS:ダメージをお願いします。
羽石夏澄:4d10+19 ウォーモンガーでダメージダイスは+1だ
DoubleCross : (4D10+19) → 15[1,5,4,5]+19 → 34

羽石夏澄:うーん!
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+12した(侵蝕率:72->84)
謎の兵器群(大):ガード装甲で11点軽減しますが、その攻撃でHP0になります。
GM@CHAOS:落ちた!
謎の兵器群(大):最大HPは50点。残HPは14点でした。
羽石夏澄:ぐぬぬ
GM@LAW:撃破数カウントも14点となります。
羽石夏澄:空間が歪む。領域が圧縮される。
羽石夏澄:それは、ハリガネをぐしゃぐしゃに丸めたような、いびつな質量。
謎の兵器群(大):「ビ、ビ、ビ」
羽石夏澄:「……『戦う』ことをしないのなら」
羽石夏澄:その質量を、ぶつける。
羽石夏澄:作っては、ぶつける。
羽石夏澄:作っては、ぶつける。
羽石夏澄:紙を丸めては投げ捨てる子供のように。
謎の兵器群(大):「……」物言わぬまま、破片がさらに破片と化していき、
謎の兵器群(大):やがて見えないほどになる。
朝倉侑生:「………」それを見ている。
GM@CHAOS:機械兵器は粉々の破片と化す!
羽石夏澄:その、破片の後を、ぐしゃりと、踏み潰す。
羽石夏澄:「黙っててください」
GM@CHAOS:一瞬だけ火花が散り、それすらも消え去る。
フィーネ:「わ……」
GM@CHAOS:エネミーはこれで全滅。
GM@CHAOS:戦闘は終了だ!
GM@CHAOS:最終的な撃破ポイントは……
GM@CHAOS:ユウキくんが168点!羽石さんが20点!
朝倉侑生:大人げねえ
GM@CHAOS:よってこの対決イベントはユウキくんの勝利!
SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 柳武歩
2ndステージ
??? 「2on2 交渉戦・???」 ???
??? ???
??? 「3on3 近接戦・???」 ???
??? ???
??? ???
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS
朝倉侑生:大人げねえ……
羽石夏澄:おめでとう!
GM@CHAOS:喜んでいいんだよ!
朝倉侑生:有限実行だオラー!
GM@CHAOS:うおー!
GM@CHAOS:そんなわけで最後にちょっとだけフィーネの演出を
GM@CHAOS:戦いが終わるとフィーネがキミたちの方に駆け寄って行く。
フィーネ:朝倉くんの手を握る。
フィーネ:「あなた、すっごく強いんだね!それに、とっても格好良い!」
朝倉侑生:「……」
フィーネ:ぶんぶんと手を振る。
朝倉侑生:「…え、あ」
朝倉侑生:「……そっかなー。全然そんなことないと思うけど~」
フィーネ:「だって、星がばあーって!ばあーっだよ?」
朝倉侑生:「そう?…カッコよかったの?」目線を合わせる。
フィーネ:「うん!」
朝倉侑生:「ボクのこと、見てくれて、ありがと」
羽石夏澄:しばらく背を向け、俯いていたが、
羽石夏澄:振り返り、顔を上げると、ぱっと咲くような笑顔で、
羽石夏澄:「すごかったですよ、あさくらくん!」
朝倉侑生:「……」
羽石夏澄:「ふふふ。私、昔っからとろくって」
羽石夏澄:「こーいうとき、だめですね」こつん、と自分の頭を叩く。
朝倉侑生:夏澄ちゃんを見る。
朝倉侑生:GM!ここで勝者の特権として
朝倉侑生:購入判定に挑んでみてもいいですか?
GM@CHAOS:OK!認めましょう!
GM@CHAOS:もちろん、羽石さんもあとからできるぞ。
朝倉侑生:応急手当キットを購入目指します。
朝倉侑生:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[6,8]+1 → 9 → 成功

朝倉侑生:買えた!よかった。羽石さんに渡します。
GM@CHAOS:!
羽石夏澄:目をパチクリ!受け取ります。
GM@CHAOS:そ、そんな!そいつは敵だぞ!いいのか!
朝倉侑生:「だめなんかじゃ、ないよ」夏澄ちゃんを見上げる。
羽石夏澄:「ふぇ」
朝倉侑生:「…女の子なんだから~、だーめだよ?ケガしちゃ、危ないよ」消毒セットを渡す。押し付けるように渡す。
羽石夏澄:「え、えっ」戸惑いながらも押し付けられます。
朝倉侑生:「ほんと、……すぐ守るとかさー、あんま言っちゃダメなんだよ~。危ないんだからさ~」目を合わせない。
羽石夏澄:「……むぅ」少し口を尖らせる。
朝倉侑生:「あは」それを聞いてちょっと笑う。
朝倉侑生:「ケガ、ごめんね。…ごめんって言うのも変だけど……ボクが言いたいだけなんだけど」
羽石夏澄:「…いいんです。……いいんですよ」
朝倉侑生:「「うん」
羽石夏澄:「……私、」目を逸らす。
羽石夏澄:「………もう少し、この辺りを見て回ってきます。…おくすり、ありがとうございました」
羽石夏澄:踵を返して、逃げるように駆け出す。
フィーネ:「あっ……」
朝倉侑生:「うん。……うん」
フィーネ:「ごめんなさい!」去る背中に頭を下げる。
フィーネ:「あたし、もっとこの世界の色んなことを知りたいから!」
朝倉侑生:「…フィーネちゃんが謝る必要はないじゃーん」
朝倉侑生:「………」
羽石夏澄:(だって 仕方ないんだもん)背に、少女の声を受けて、走る。
フィーネ:「ううん。まだ、あの人と。一緒に行けないの」
フィーネ:「いい人だと思うけど、あたし、やっぱ隠れてないと」
朝倉侑生:「…ボクとは、来てくれるの?」
羽石夏澄:(危ないことしか、私には、できないんだもん)
羽石夏澄:そのまま姿が遠くなって退場したい。
GM@CHAOS:OKです。
フィーネ:「う、うーん……まだ分かんない。けど、あ、そうだ!」
朝倉侑生:「ん?」
フィーネ:スケッチブックに、大きく文字列を書き込む。「これ!」
朝倉侑生:「何?なになに?」
フィーネ:「あのね、これ!あたしのアイディー!」
GM@CHAOS:これは流行に敏感なユウキくんなら気付くかもしれません。どうもLINEのIDのようです。
朝倉侑生:「……ID」
フィーネ:「これをトウロク?すると、ラインってやつでおしゃべりできるんだって!」
朝倉侑生:「ライン!!」愕然とする。
朝倉侑生:「機械を人とか言っちゃう子が!!」
朝倉侑生:「ライン!?」
フィーネ:「あれ?まちがえた?」
朝倉侑生:「スマホ持ってるの!?」
GM@CHAOS:彼女がスマホを持っているかどうかは分かりませんが、ユウキくんは勝利ボーナスとしてイベントキーワード「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」を入手します。
GM@CHAOS:これはフィーネと直接交渉しつつ様々な技能で判定を行って信頼を勝ち取ってもらうイベントだ。有効に使ってくれ!
朝倉侑生:「この…スマホっていうのは、なんかこう…四角いやつ!薄くて…キョトンとしないの~!」バタバタします。
フィーネ:「???」
朝倉侑生:「はーっ、はーっ」
朝倉侑生:とりあえずIDは覚えます。メモします。
GM@CHAOS:無事にメモできました。
朝倉侑生:「………えっと。フィーネちゃん、隠れられる?だいじょーぶ?」
フィーネ:「うん!大丈夫。あ、あたしに何か用事がある時は使ってね!」
フィーネ:「あたしもねー、一回使ってみたいし!」
朝倉侑生:「じゃ、いーこと教えてあげるよ」
朝倉侑生:スケッチブックに、自分のLINEのIDを書いてあげたいです。
GM@CHAOS:おお、いいでしょう。
フィーネ:「あたし、今の姿になれてよかったなー。なんだか色々狙われちゃって大変だけど……いーこと?」
フィーネ:「いーことって?」
朝倉侑生:「え、今の姿って……ううあう」勢いに押される。
朝倉侑生:「ボクのID!キミと同じ、LINEのID。これで、ボクとつながれるから」
フィーネ:「おお」
フィーネ:「すごい!すごいすごい!」
朝倉侑生:「今みたいに危ないときは、呼んでいーよ。こっそり助けてあげる」
朝倉侑生:「他の人には内緒だよ★」ウインク。
フィーネ:「ナイショ!これ、ナイショ話?わーいわーい!やってみたかったの!」
フィーネ:「ありがとー!またね!」掲げたスケッチブックをぶんぶんと振りながら、駆け出していく。
朝倉侑生:「ばーいばーい」手を振る。
フィーネ:「ばいばい!」手を振ってスケッチブックを取り落とす。
フィーネ:あわてて拾い上げながら駆け去っていった。
朝倉侑生:「だいじょーぶかなあ」それを見送る。
朝倉侑生:「…なんつって」
朝倉侑生:「逃がしちゃった。あっはー。おっこられるー、バレたらおっこらーれるー」
朝倉侑生:「おっこられてーもー、いーもん。べっつに~」くるりと踵を返します。
朝倉侑生:「(…世界平和とか。謎の少女とか。兵器とか。いーもん。どーでも)」
朝倉侑生:「(そんなことより、……)」浮かぶのは、フブキくんとか。さっきの、夏澄ちゃんとか。
朝倉侑生:「………ふんだ!そーんなの、知らないもーん」ブンブンと首を横に振って、その場を離れていきます。
GM@CHAOS:では、ユウキくんが踵を返して去って行ったところでシーン終了だ。
GM@CHAOS:羽石さんは購入判定が可能だ!
GM@CHAOS:それから2人ともロイスの取得や感情変更があればどうぞ!
羽石夏澄:はい!そのまえにいただいた応急手当てを使います。
羽石夏澄:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 12[10,2]+14 → 26

羽石夏澄:ちょうど全快!
朝倉侑生:よかったー!ありがとー!
GM@CHAOS:あとは購入やロイスがあればどうぞー。
朝倉侑生:んんん…!迷う!ロイス…どうしようかなあ。
GM@CHAOS:迷え、迷え
羽石夏澄:うーむ…ロイス…まだ何かありそうなんだよな
GM@CHAOS:まあ、まだ何シーンか対決場面はあるので、取っておくのもありです。
羽石夏澄:ロイスはとっておきます。
羽石夏澄:で、購入。リアクティブシールドを狙います。
GM@CHAOS:どうぞどうぞ
羽石夏澄:5dx>=18
DoubleCross : (5R10[10]>=18) → 8[1,2,3,3,8] → 8 → 失敗

羽石夏澄:ワンチャンなかった!
羽石夏澄:以上です。
GM@CHAOS:む、残念!
GM@CHAOS:ユウキくんはどうします?
朝倉侑生:フィーネちゃんに取得します!
GM@CHAOS:フィーネに!なるほど!
朝倉侑生:ふしぎな子/フィーネちゃん/庇護/脅威:○/ロイス
朝倉侑生:これで!
GM@CHAOS:了解です。
GM@CHAOS:では、2人とも終わったので、このシーンは改めて終了としましょう。
羽石夏澄:はーい。
朝倉侑生:ありがとーございましたー!

【対決イベント:情報戦/ミドルフェイズ4】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:滝さん、ロコくん、夢二くん、エリスくんが登場だ。
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:64->67)
ロコロコ:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 6[6]+53 → 59

滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+9(1D10-1->10-1)した (侵蝕率:48->57)
GM@CHAOS:おしい
エリス・トリオン:1d10+55-1
DoubleCross : (1D10+55-1) → 8[8]+55-1 → 62

エリス・トリオン:1d10+55-1
DoubleCross : (1D10+55-1) → 4[4]+55-1 → 58

エリス・トリオン:あ、二回入ってしまった
エリス・トリオン:一度目の方で
ロコロコ:-1が入るから58かな。
GM@CHAOS:先の方を採用するとよいじゃろう。
エリス・トリオン:ういさー

GM@CHAOS:このシーンの対決イベントは「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」!
GM@CHAOS:まずは簡単にルール説明をしていきましょう
霧灯夢二:はい!
GM@CHAOS:このイベントは、フィーネが学園に残した痕跡を解析し、どちらのチームが先に彼女の情報にたどり着くかを競うものとなります
GM@CHAOS:具体的に何をしてもらうかというと、ラウンド進行を行いながらの情報収集判定だ。
ロコロコ:ラウンド進行
エリス・トリオン:ラウンドとは・・・
GM@CHAOS:判定する順番を決めるために一応ラウンド進行を導入するというわけなのだ
ロコロコ:おうよ
霧灯夢二:おうおう
GM@CHAOS:登場したPCは行動値順に、指定された〈情報:〉や〈知識:〉の判定を行なって、チームごとに達成値を算出して加算していく。
GM@CHAOS:そして、先に合計達成値が45に到達したチームの勝利だ!
GM@CHAOS:PCたちは行動値順に交互にメインプロセスを行ない、メジャーアクションで情報収集判定をする。
GM@CHAOS:メジャーアクションを使って情報収集の判定の代わりにエフェクトを使用することも可能だ。
GM@CHAOS:判定に使う技能はイベントの進行に合わせて変わっていくこともあるので、気を付けるんだぞ。
霧灯夢二:気を付けよう。
エリス・トリオン:財産点は使えますか?
滝瑞果:あなた全部できるじゃないですか
滝瑞果:気を付けようって
GM@CHAOS:財産点の使用は可能です!
エリス・トリオン:ヤッター
霧灯夢二:やったー
GM@CHAOS:最後にイベントキーワードを所持している場合のボーナスについてですが
エリス・トリオン:LAW側の人にもこの情報を共有してあげよう!
夏川ミナ:なめやがって!
滝瑞果:許せねえ!
GM@CHAOS:イベントの開始時にアイテム「クレジットデータ」を入手できます。効果は基本ルルブ2の194P参照。
霧灯夢二:わーお
霧灯夢二:二人ともデスカ?
ロコロコ:なんだろう
滝瑞果:Credit Data……
ロコロコ:やった~財産だー
霧灯夢二:財産+5点されるアイテムですね。
GM@CHAOS:このアイテムは使用することで財産ポイントを5点入手することができます。
エリス・トリオン:チッ……ほら、共有して良かったですね!
GM@CHAOS:アイテムの状態でならば受け渡しが可能ですが、効果を使って換金してしまうと受け渡しができなくなるので要注意だ。
GM@CHAOS:このアイテムはイベントの開始前に使用するタイミングを設けますので、そこで使ってもいいし、持ち越して次のシーン以降で使ってもいい。
GM@CHAOS:各チームで一つずつ入手できるので、使用する場合はどちらのPCが使うか決めるとよいでしょう。
霧灯夢二:はーい。
エリス・トリオン:チーム一つかー
GM@CHAOS:チーム1つです。
GM@CHAOS:あ、あと補足として、財産点は使用する技能が〈情報:〉の時は使えますが、〈知識:〉だと使用不可なのでそこもご注意ください。
エリス・トリオン:む、そうなのか。分かりました~
GM@CHAOS:説明はこんなところかな。
滝瑞果:財産点は【社会】と相性が良い
GM@CHAOS:何か質問とかはありますか!
GM@CHAOS:もしくはアナザーGMからの補足はありますか!
霧灯夢二:最大達成値に制限とかありますか?
GM@CHAOS:ない!無限です!
霧灯夢二:了解です。
GM@CHAOS:2億でも3億でもどんどん狙ってください!
GM@CHAOS:他になんかないかー
GM@CHAOS:なければさっそく対決イベントを始めていくとしましょう!
ロコロコ:そういえばこれは先に彼女の情報にたどり着けるかどうかを競うものですけど
GM@CHAOS:はいはい
ロコロコ:インスピでその情報くださいって言ったらクリアしたことになったりします?
GM@CHAOS:ふむ。
霧灯夢二:ひぇえ、インスピがあった…
ロコロコ:フィーネちゃん、どこに居るのー?
GM@CHAOS:まず結論から言うと、今回の対決イベントは雑多な情報を集めて、そこからフィーネの情報にたどりつくというものなので
GM@CHAOS:「フィーネの居場所を知りたい」という効果で使用した場合、GMの方からはその時のフィーネの居場所をお答えしますが
GM@CHAOS:それで対決イベントがクリアにはなりません。
ロコロコ:なるほどマン
GM@CHAOS:それとは別口として
GM@CHAOS:対決イベント内でメジャーアクションを使用して《インスピレーション》を使用した場合のデータ的な効果として
GM@CHAOS:「その情報収集判定の達成値が15だったこととする」としましょう。
滝瑞果:15……
ロコロコ:いえいえー
滝瑞果:妥当な判定だと思います。それでやりましょう
ロコロコ:了解でーす
GM@CHAOS:こっから財産ポイントを使用すると15からまた上がっていく感じ。
GM@CHAOS:他になんかご質問は!
エリス・トリオン:あ、カード使用にメジャーアクションとかは必要ないですよね?
GM@CHAOS:イベントの開始前であればオートで使用可能です。
エリス・トリオン:イベント中で使う場合はメジャーを一回捨てる必要があると
GM@CHAOS:取っておくことにしたけど、やっぱ使おうとなった場合はメジャーアクションを使ってください。
エリス・トリオン:いえさー
GM@CHAOS:で、いいですよね、アナザーGM?
GM@LAW:そういうこと!
GM@CHAOS:なのです
エリス・トリオン:了解!
霧灯夢二:じゃあ開始前に使っちゃいます。
GM@CHAOS:他に質問はあるか!
GM@CHAOS:なければ始めるぜ!
エリス・トリオン:どうぞー
ロコロコ:うおー
霧灯夢二:財産10→15 にしておきます。どうぞ!
滝瑞果:クレジットデータを使用します。財産点は1→6。
GM@CHAOS:OK!では、お互いにボーナスは使用済みになる。
GM@CHAOS:では、早速イベントを始めますか!
霧灯夢二:よっしゃー!
ロコロコ:いえーい
GM@CHAOS:学園都市のあちこちを興味津津な様子で歩き回っているフィーネは逃亡の過程で、アカデミアに様々な痕跡を残している。
GM@CHAOS:少女の姿を目撃した生徒も多いだろう。
GM@CHAOS:情報を解析することができれば、フィーネの手掛かりにたどりつくことができるかもしれない。
GM@CHAOS:キミたちは、情報を収集するために学園都市へと繰り出すことになった。
エリス・トリオン:あったなあ、学園都市……
GM@CHAOS:では、対決イベント、情報戦!
GM@CHAOS:ラウンド進行を開始していきましょう!
GM@CHAOS:1ラウンド目!
GM@CHAOS:最初に判定に使用できる技能は〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉です!
GM@CHAOS:たぶんないと思いますが、セットアップで何か行動する人は最初にどうぞ!
エリス・トリオン:なし
霧灯夢二:なし!
滝瑞果:無論、ありません。
ロコロコ:ナイマン
ロコロコ:ノイマンだけに
GM@CHAOS:なるほどな
GM@CHAOS:では、イニシアチブに移る!
GM@CHAOS:まずは行動値9の夢二くんの番から!
霧灯夢二:はい!
霧灯夢二:マイナーなし
霧灯夢二:メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。オートで《紡ぎの魔眼》を使い…
霧灯夢二:コネ:噂好きの友人を使ってダイスを増やし、さらにアイテム:ジョーカーを使います。
滝瑞果:大盤振る舞い!
霧灯夢二:達成値+5!
GM@CHAOS:ジョーカー!そんなものまで!
霧灯夢二:振ります!
霧灯夢二:エクストリーム!
ロコロコ:東京ちゃんお願いします!
滝瑞果:あんこく東京――っ(デバフ)
霧灯夢二:な、なにかしてくるのか
霧灯夢二:やるぞ!
霧灯夢二:11dx7+11
DoubleCross : (11R10+11[7]) → 10[2,5,6,6,7,7,7,8,8,9,10]+ 10[2,4,5,5,7,10,10]+10[1,4,9]+10[9]+4[4]+11 → 55

霧灯夢二:あ、終わった。
滝瑞果:と、東京~~~!?
GM@CHAOS:はああああああ!?
ロコロコ:終わったw
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7した(侵蝕率:67->74)
エリス・トリオン:www
霧灯夢二:や、やったぜ!
エリス・トリオン:馬鹿が
エリス・トリオン:霧灯くんの出身地が東京であるとも知らずに
GM@CHAOS:まずですね、達成値15の時点でイベントが発生し
霧灯夢二:そうだったの
エリス・トリオン:さあ・・・わたし初めて聞いたよかずさ
GM@CHAOS:ここからカオス陣営の判定に使用する技能が〈知識:レネゲイド〉に切り替わります
GM@CHAOS:そして達成値30の段階で再びイベントが発生し
GM@CHAOS:判定に使用する技能が〈情報:アカデミア〉に変わる!
滝瑞果:あまりのダメージ量に形態をすっ飛ばして死んでいくボスを見る気分だ
GM@CHAOS:そして達成値45に到達したので!
GM@CHAOS:対決イベントの勝利条件は達成となる!
ロコロコ:やったー!
霧灯夢二:おわったー!
GM@CHAOS:GMも予想外でしたが!今回の対決イベントはカオス陣営の一勝です!
SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 柳武歩
2ndステージ
??? 「2on2 交渉戦・???」 ???
??? ???
??? 「3on3 近接戦・???」 ???
??? ???
??? ???
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS
エリス・トリオン:代わりに夢くんの侵蝕が危険域に
滝瑞果:次の判定でもそいつを濫用できると思うなよ……!
GM@CHAOS:カオス陣営は全体的に侵蝕値が危ないですね。
エリス・トリオン:カオスだからなあ
霧灯夢二:クヒヒ、侵蝕を使うのは楽しいなァ…!

GM@CHAOS:では、シーンの描写をしていきましょう。
GM@CHAOS:喫茶ワーテルロー。
GM@CHAOS:ムーディーなジャズがかかった落ち着いた雰囲気の喫茶店。
GM@CHAOS:ただし今は規制が強化された影響で店内の音楽は童謡が主だ。
GM@CHAOS:規制が強化された影響でヒゲを剃り落したダンディな店主がカウンターの向こうでコップを磨いている。
ロコロコ:「ふんふんなるほど、やっぱりあの子はここに来てたんだね。話してくれてありがとう。これはお礼だよ、とっといて。」と言って、道を行く生徒にSSランク名刺を渡したりしながら
ロコロコ:喫茶店まで来ようかな。
GM@CHAOS:情報を集めるために出かけた滝とロコはそんな店内にやってきていた。
ロコロコ:「いやー、懐かしい曲が流れてるなあ。僕はアメリカ育ちだから、初めて聞くけど。」
滝瑞果:「信用できないな」水のグラスをストローでかき混ぜながら言う。
ロコロコ:「ん。さっきの子?」
滝瑞果:「更生プログラムがだよ」笑う。
滝瑞果:「まるっきり悪ふざけだと思わないか?まるで――」
滝瑞果:「意図的に、人を苛立たせようとしてるみたいな」
ロコロコ:「ああ、そっち。そうだね、ミルクも頼めなくなってる。」
ロコロコ:「カルシウムが取れないと人はイライラするらしいからね。SSランクの僕だってそうさ。」
ロコロコ:「ああ、そういうわけでもないのか。見てこれ。サプリメント。カルシウム配合だってさ。」メニューを滝先輩に見せたりする。
滝瑞果:「……ロコロコ」
滝瑞果:「怒ってたりする?」
ロコロコ:「え?なんで急に。」
滝瑞果:「やっぱり、何度考えても、ロコロコが出てくるなんて」
滝瑞果:「あたしは、よっぽどのことだと思うからさ」
ロコロコ:「それは確かに。なんたって僕はSSランクだからね。」
ロコロコ:「でも知ってるかい?滝先輩。驚くことに、僕の他にも何人かSSランクがいて」
ロコロコ:「なんだか皆も、2つに分かれて争ってるらしいんだよね。」
滝瑞果:「そうかもね。自分が凄い力を持ってる時……」左手を見る。
滝瑞果:「使わないやつと、使うやつがいるさ。使うやつが戦ってるやつなんだろ」
ロコロコ:「僕は最初、使わないでおこうかなと思ったんだけどさ。そういう話を聞いちゃうとね。」
ロコロコ:「知らないところで僕と同じくらい強い人が戦って、友達が大変な目にあうのも嫌じゃない。」
滝瑞果:「ふーん……ロコロコ」ストローに口をつける。
滝瑞果:「他人事だって思ってる?」
ロコロコ:「鋭いね、滝先輩。」
ロコロコ:「実はあんまり、実感はないかな。戦ってるっていうけど」
滝瑞果:「リリーちゃんがさ、番長の攻撃で、怪我したじゃん?」
ロコロコ:「さっき出た話だね。」
滝瑞果:「そういう、無関係の生徒を巻き込むみたいな悪いやつがいたから巻き添えが出たのかな」
滝瑞果:「んなわけねーよな」
滝瑞果:「誰も無関係のやつを巻き込みたいとか、思ってねーよ。ロコロコ……どうなんだよ」
滝瑞果:「お前の、能力はよ」
ロコロコ:「危なくないのかって?」
ロコロコ:「そりゃ、危ないよ。アカデミアに来たのだって、それが理由さ。」
滝瑞果:「……ほー。そりゃ初耳だ。今回は勝算はあるのかよ」
ロコロコ:「まあね。色々わかってきたけど、結局は僕の力は、背中を押すだけなんだ。」
滝瑞果:「……それで?」
ロコロコ:「いや、逆かな。皆、踏み出したいと思ってる一線がある。その一線を、ちょいと」
ロコロコ:「内に寄せられる。そういう力さ。」
滝瑞果:「さっきの、巻き添えの話だ……」ロコは分かるだろうが、少し苛立っている。
滝瑞果:「例えば、敵を攻撃したいと思っている奴がいて……敵の近くに、一般生徒がいるとする」
滝瑞果:「『このまま攻撃したら巻き込んじゃうかな?』って思う心も迷いだ。……仮に、それを断ち切って」
滝瑞果:「望みどおり、敵をやっつけたとして」
滝瑞果:「巻き込んだのも含めて『そいつのやりたかったこと』か?……ロコロコ」
ロコロコ:「そう思わないから質問してるんでしょ、滝先輩。」
滝瑞果:「そうだよ。お前の能力について一番知ってるのはお前の方だからな」
滝瑞果:「レネゲイド能力は本人の奥底の精神だって言ったやつがいる」
滝瑞果:「お前が認識することは、ある程度真実なんだろう」
ロコロコ:「僕の能力については、そうだろうね。うーん。質問の答に成るかわからないけど。」
ロコロコ:「はいかいいえかに関わらず、そういうことは出来ちゃうね。」
滝瑞果:「じゃあ、質問を変えようか」
滝瑞果:「マジに洒落にならない事態になった時、ロコロコは、どこまで他人事でいられる?」
滝瑞果:「この戦いで危険なのはお前の能力に限ったことじゃない。けどな、ロコロコ――お前の能力だけが、決定的に違うところがひとつある」
滝瑞果:「本人がマジにならないままで」
滝瑞果:「周りの奴らだけを『マジ』にできるってことだ」
ロコロコ:「今日の滝先輩は、なんだか怖いな。」
滝瑞果:「そうか?あたしは……あたしは、いつも通りだよ」
ロコロコ:「……クエスチョンの時が、そうだったけど。」
ロコロコ:「たぶん、他人事のままじゃ居られないよ。自分で殴りに行くくらいにはマジに成る。」
滝瑞果:「誰を殴る」
ロコロコ:「僕をマジにさせた奴。」
ロコロコ:「滝先輩はどうなんだい。洒落にならないことが起きたら――」
GM@CHAOS:と、その辺りで少しずつ店内に人が増え始めたようだ。
GM@CHAOS:するとキミたちのもとにクラシックなメイド服姿で大きなメガネをかけた気の弱そうな店員がやってくる。
かわいい店員:「す、すみませんっ!お客様っ!」
滝瑞果:「やあ、何も悪くないよ。君のメガネ洗浄液――」
ロコロコ:「うわっと。その通り、僕はお客様。しかもSSランクだよ。何がすまないんだい?」
滝瑞果:「……おっと」片手を挙げて挨拶したところで口をふさぐ。
ロコロコ:「もしかして声をかけずにはすまないってことかな。そりゃそうだ。なにせ僕はSSランクだからね。」
かわいい店員:「へ、メガネ……?あ、ら、ランクとかはどうでもいいんですがっ!て、店内が混み合ってきましたので、合席にさせていただいてもよろしいでしょうかっ!」
滝瑞果:「別にいいよな?」ロコに聞く。
ロコロコ:「見かけたら、思わず声をかけたく成るのもわかる……。ってありゃ。そういうことか。滝先輩がいいなら、かまわないよ。」
ロコロコ:「と言っても、いつまで居るかはちょっとわからないけど。」
かわいい店員:「あ、ありがとうございますっ!お客様、こちらのお席へどうぞっ!」
GM@CHAOS:かわいい店員は入り口の方にいる2人組の客に声をかけてキミたちの席へと案内する。
お客様:「――ったく。こんな寂れた店で満員か? 世も末だなァ、おい」
霧灯夢二:「…前来た時とは雰囲気が随分変わったな。音楽のせいか?」
滝瑞果:「……」立ち上がる。
滝瑞果:「悪いけどロコロコ、もう帰るわ」
ロコロコ:「あら。デートはお開きか。悲しいね。これからが本番なのに。」
エリス・トリオン:文句を垂れながら案内されてくる。「ハ、お遊戯会でもしてんのか?笑うっつの」
エリス・トリオン:「ん? おい、おいおいおいおいおォーーーい」口の端を釣り上げる
エリス・トリオン:「これはこれは。天下の生徒会会計様とSSランク殿が、逢引かう?」
エリス・トリオン:「この非常時に、良い御身分なこったな」
滝瑞果:ギロリと睨みつけるだけで、言葉を返さない。
霧灯夢二:「…こんなところで鉢合わせるとはな。」
滝瑞果:変わらず険悪ではあるが、普段の態度とは全く違う。
滝瑞果:「ロコロコも帰るぞ」
滝瑞果:「霧灯が来たってことは、こいつらも同じ痕跡を追ってたってことだ」
ロコロコ:「帰るっていうか今から行くというか。」
滝瑞果:「芙蓉堂抜きで先を越せる相手じゃない」
ロコロコ:「ああ、たしかに。もしかして、あっちは帰りなのか。なら僕達も帰りだね。」
エリス・トリオン:「丁度いい。そう急いでくれんなよ、傷つくぜ」
エリス・トリオン:推測を否定しない。優越感を覗かせる笑み。「仲良くやれるはずだぜ? 俺たちは」
滝瑞果:ポケットに手を入れたまま、肩越しにエリスを睨む。「テメェーと」
エリス・トリオン:さりげなく、満員の店内の通れる道を塞ぐ位置取りをしよう
滝瑞果:「話すことがあるとでも思ってんのか」
ロコロコ:「うーん確かに。傷ついてるようにみえる。」と、夢二君の手に雑に巻かれた包帯などを見ながら。
霧灯夢二:「交戦の意図は無い。エリス先輩にその意図があったら止める。」挑発的なエリスくんの様子を見てロコロコくんに。
滝瑞果:「知ってるよ!こんなところで始めたら、周りが巻き添えだ」
滝瑞果:『巻き添え』のところを強調するように言う。
エリス・トリオン:「分かってんじゃねえか。それとも、テメーらのおよろしいアタマに合わせて話してやろうか」
エリス・トリオン:「〝大人しく足止めされてろ〟。――だ」
滝瑞果:「どうも、使い走りに慣れきった飼い犬野郎は熱心なことだな……」
滝瑞果:「フィーネ捕獲とやらによ。勝手にやってろ」
ロコロコ:「番長の人に頼まれてるなら、勝手でもないんじゃないかな。」
ロコロコ:「従ってやってろ?そのまま従ってろでいいのかな。」
エリス・トリオン:「ハ……」笑みを消す。「秩序様らしからぬ態度なことで」
エリス・トリオン:「捨てられたサーカスのクマ公みたいな顔してんぜ」
ロコロコ:「できればこっちに従ってほしいけどね。」
ロコロコ:見たことあるんだなあとぼんやり思います
ロコロコ:「それで、夢二先輩。そっちはどんなことがわかりました?」
霧灯夢二:「……え、」滝さんとエリスくんの険悪な様子をじっと見ていたが、
エリス・トリオン:どっかと椅子に深く座る
霧灯夢二:「………。」どこまで明かしてよいものか思案する。
霧灯夢二:「こちらは、フィーネの手がかりを得た。とだけ言っておこう。」
ロコロコ:「それだけかー。うーん。SSランクがフレンドリーに話しかければ、気を許して話してくれると思ったのに。失敗かあ。」
滝瑞果:「さすが編集部部長だな。うまくやってるよ」
エリス・トリオン:「クソ真面目に答えやがって」
霧灯夢二:「……」こちらも椅子に座る。
滝瑞果:「霧灯。お前さ……」
霧灯夢二:「ああ、ちょっとまじめな話をする。」エリスくんに。
霧灯夢二:「……?」
滝瑞果:「……いや、いい。真面目な話があるんだろ」
滝瑞果:「あたしは不真面目なやつだからさ」いつもと違い、不機嫌そうに呟く。
霧灯夢二:「……お気遣い、ありがとう。」
エリス・トリオン:「……チッ。ま、せいぜい、おもしろおかしく語れよ」
霧灯夢二:「フィーネの話だ。」
霧灯夢二:「フィーネがこの状況の引き金になった事件について何か知っているのは、そちらも掴んでいると思う。」
ロコロコ:「先輩から、そういう話は聞いてるね。」
霧灯夢二:「それによって真相が明かされたとして、だ。」
霧灯夢二:「その情報によって交渉の余地が生まれる可能性がある。この“戦争”を終わらせる…」
霧灯夢二:「和睦、といったところか。」
霧灯夢二:「元より、好き好んでこんな戦争状態に突入したわけではないだろう?」
霧灯夢二:滝さんとロコロコくんを見る。
ロコロコ:「んー。そりゃそうだけど。」
ロコロコ:「その真相ってのにもよるし、あの子の言葉を信じる人がどれだけ居るのかにもよるからなあ。」
滝瑞果:「……あのさ、霧灯」
滝瑞果:「悪い。何言ってんの?」
滝瑞果:「和睦とか、戦争を終わらせるとか、それは本気でやりたいと思って言ってんのか?」
霧灯夢二:「……。」気圧される。
霧灯夢二:((交渉に至るには、いささか早すぎたか))
滝瑞果:「本気なのか」
霧灯夢二:でも、これだけは言わなければ。
霧灯夢二:「本気だ。この学園を、元に戻したい。」
滝瑞果:「そっちが本心だな。そうだろ」
滝瑞果:「『和睦』じゃないよな?」
滝瑞果:「『元に戻したい』がお前の願いだ。……ウソをつくなよ」
エリス・トリオン:「楽しそうだな」 
滝瑞果:「本当に、戦争をやめたいなら」顔を近づける。
滝瑞果:「今、そうしろ」
霧灯夢二:「……!」
滝瑞果:「フィーネがどうとか、待つまでもないだろ」
ロコロコ:「まあまあ、少し落ち着きなよ滝先輩。ほら、夢二先輩怖がってるじゃない。」と、少し滝先輩を遠ざけたい
エリス・トリオン:片手を広げて、滝さんとの間に割り込もうかな
滝瑞果:極めて不快そうに、割り込んだ手を見る。
エリス・トリオン:同時に、背中から回した親指で、霧灯の背中をどす、と突く。ビビんな、と。
エリス・トリオン:「おおきな力で抑えつけて、H2OとNaCLしか出ない店を大盛況にするのは、楽しいかい?」
霧灯夢二:「エリス先輩…わかってる……わかってるから……。」顎に垂れた冷や汗を拭いながら
滝瑞果:「テメーは楽しそうだな。」
滝瑞果:「ニヤニヤしやがって」
エリス・トリオン:「ああ、当たり前だろ。故郷に帰ってきた気分だよ」
ロコロコ:「ここにサーカスの熊は居ないけどね。」
エリス・トリオン:「火の粉みてえな紛争、水面下の暗闘、思う通りに勧められねえ憤懣に満ち満ちた世界」
エリス・トリオン:「いっつも絡んでくる馬鹿も、憎悪に瞳濁らせて、ああ全く、息がしやすくて仕方ねえ」
霧灯夢二:ぎゅっと机の下で拳を握る。
ロコロコ:「えーっと。もう足止めはいいかな?言いたいことも言ってもらったと思うし。滝先輩、調子悪いみたいだから。帰らないと。」
滝瑞果:「……自分だけが」
滝瑞果:「こういう戦争に向いてるって言いたいのか?クソ野郎」
エリス・トリオン:「テメーらとは育ってきた環境が違うんだよ。――そこのSSランクは気ィ使ってるみたいだがな」
滝瑞果:「クク、クククククククククク」
滝瑞果:「育ってきた環境が」「違う?」
滝瑞果:「いいよロコロコ。面白いことを聞けた。……帰ろう」
ロコロコ:「うん。そうしよう。大丈夫?おっぱいもむ?」と、おどけて、客をかき分けて出ていこうとするよ。
エリス・トリオン:「――なあ会計殿。お前、今、何考えてる?」
エリス・トリオン:「反乱因子をぶっ潰すことか? 違うだろ」
滝瑞果:「……」
エリス・トリオン:「逃げんなよ」  と、先んじて滝さんの手首を掴もう
滝瑞果:「ッテメーこそ!!!」掴まれたまま振り返り、エリスの胸ぐらを掴む!
滝瑞果:「逃げてんじゃねェーぞクソ野郎!!ああ!?」
滝瑞果:「誰のせいでこうなったと思ってんだ!!」
エリス・トリオン:「…………」笑みを消す。前髪の隙間から、真っ直ぐに滝さんを見据える。
滝瑞果:「誰が会長を守れなかったんだよ!?言ってみろよ!!」
エリス・トリオン:「分かってんじゃねえか」  もう一度繰り返す。
エリス・トリオン:「俺様があの時、首尾よく会長とフブキを守ってりゃ、こうならなかった」
滝瑞果:胸ぐらを掴む手に力を込める。
エリス・トリオン:「アカデミアが、こんな生ゴミの、反吐塗れのクソみてーな、状況になってなかった」
滝瑞果:さらに苛立っている。『俺達が』と言わなかったからだ。
エリス・トリオン:「俺が日和らなかったら」
滝瑞果:(――あたしがマジだったら)
エリス・トリオン:「最初っから、こんな状況になってなかったんだよ」
エリス・トリオン:「俺は、戻すぜ。そいつら、平和ボケの自由主義のアホどもの世界に」
エリス・トリオン:「――何を捨てても、だ。お前はどうだ? どうなんだ? 滝瑞果。《トラクトリックス》!」
エリス・トリオン:胸倉を掴み返す。
滝瑞果:「何を捨てても、とか、軽々しく、言うんじゃねえぞ」
エリス・トリオン:「てめーのその頭は、遺産は何のためにある! こんなとこで管巻いて、周りに気ィ使わせて!」
エリス・トリオン:「言葉が弱ぇーんだよ! 雑魚が!」
滝瑞果:「戦ってどうする!あたしらをブッ潰してどうする!その先の誰をどこまでどの程度ぶっ潰せば終わるんだよ!!」
滝瑞果:「やってられねーよ!!クソどうでもいい!あたしは……」
滝瑞果:「ミナちゃんもロコロコも死なせたくねーんだよ!なんで戦ってるんだよ畜生!」
エリス・トリオン:「――んなこともわからねーなら、てめーはそこまでの女だってこった」
GM@CHAOS:周りの客たちが驚いた様子でキミたちに視線を送る。
エリス・トリオン:「だったらこんなとこまで出てくんなっつうの……!」
滝瑞果:「……」押し黙って、胸倉から手を外す。
ロコロコ:「ごめんね皆。心配しないで。すぐに終わるから。」
GM@CHAOS:周りの客たちは「SSランクがそう言うなら……」と渋々納得する。
霧灯夢二:二人を止めようとして、でも止められなくて、ただそのやり取りを見ている。
エリス・トリオン:「テッメェ……ックソ、頭沸いてんじゃねえのか……!」
エリス・トリオン:「こっちが降参すれば良い? 逆だ! てめえらが勝てる訳ねえだろ、ここはアカデミアだぞ!?」
エリス・トリオン:「そっちにどんだけ戦力を整えたところで、泥沼になるに……!」更に言い募ろうとする。
霧灯夢二:ばさ、ばさと羽音が店内に響く。
絵のアーリマン:二人の間に割って入るように、単眼の羽を持った怪物がふわりと飛んでいき、霧灯の手に収まる。
かわいい店員:「ひゃー!なんです、これ!」
霧灯夢二:絵画の怪物の手に握られていた紙片を読み取り「エリス先輩。」
エリス・トリオン:「あァ!?」 めっちゃ怒ってる感じで振り向く。
霧灯夢二:「情報が手に入った。もう、ここまでにしよう。」
霧灯夢二:「それ以上ヒートアップすると人目につく。」
ロコロコ:「僕達も行こう、滝先輩。このまま続けてたら、ベアトリスさんに文句言われちゃうよ。」
霧灯夢二:「………滝先輩。」
滝瑞果:「……悪かった」
滝瑞果:誰に言うでもなく呟いて、ロコロコの後に続く。
霧灯夢二:「ごめんなさい、嘘をついて。」
滝瑞果:「人だけは……死なせるなよ。霧灯」
滝瑞果:振り返らずに言う。「頼む……」
霧灯夢二:「そんなことしないし、誰にもさせない。」
エリス・トリオン:「ビビって……」 その声色に更に苛立とうとするが、「――ッ」なんとか押し黙る。
エリス・トリオン:ばっと、机の上に残っている水と塩を掴んで
エリス・トリオン:あんが、と大口をあけて全員分ガブ飲みする。
ロコロコ:「滝先輩。」
ロコロコ:「さっきのは、僕の力じゃないからね。」
滝瑞果:「……そんなの、分かんねーよ」
滝瑞果:「分かんないって……」
ロコロコ:肩だけ竦めて、そのまま店から去ります。
GM@CHAOS:2人が去ると、店にはエリスと夢二だけが残される。
霧灯夢二:二人が去った後、大きなため息を吐く。
エリス・トリオン:「……クッソ」
エリス・トリオン:「店員! 水あるだけ持ってこい! 」
かわいい店員:「か、かしこまりましたっ!」
霧灯夢二:「…現実は、描いた通りにはならないな。」自嘲するようにつぶやく
エリス・トリオン:「くっそ、かったりィな……!」 がしがしと頭を掻く!
霧灯夢二:「……エリス先輩。」
エリス・トリオン:「なんだあの馬鹿は! くそ・・・あの・・・馬鹿! どんだけダメージ受けてんだよ!」
霧灯夢二:「…俺から見たらどっちもどっちだよ、先輩。」
エリス・トリオン:「んだとコラ! っ、クッソ……!」
エリス・トリオン:図星であることは分かるので、水を浴びるように飲む。
エリス・トリオン:というか、浴びる。
霧灯夢二:「二人とも事件の現場にいて、二人とも会長や役員を守れなくて……」
かわいい店員:「お、お客様っ!て、店内での水浴びは困りますっ」
霧灯夢二:「二人とも、それを悔やんでる。」
エリス・トリオン:濡れ鼠になり、霧化して戻ると、あら不思議。いつもの姿に戻ります。
エリス・トリオン:「……相変わらず、テメーらは好意的な解釈してくれんな」
かわいい店員:「ううっ……それでしたらいいですけど……」落ち込みながら自分の肩を抱くようにする。
エリス・トリオン:「耳触りが良いからああ言っただけだ。落とし前つけさせる以外に、考えちゃいねーよ」
エリス・トリオン:「プライドの問題だ」
エリス・トリオン:「……てめーら馬鹿どもを焚きつけて、躍らせて」
エリス・トリオン:「共倒れになったてめーらを、喜んで収穫しにきた黒幕を、横からぶっ飛ばす」
エリス・トリオン:「最初っから俺の狙いはそれだ……ってのに。クソッ、――――だーくそ!」
かわいい店員:「なんの話をしてるんですか、もう……」濡れた床を拭いている。
霧灯夢二:「……本気で言ってるのか、それ。」
エリス・トリオン:「逆に聞くがな、俺と滝を突破して会長とフブキをやった犯人が」
エリス・トリオン:「特に何の思惑もねえ、たまたま平賀によく似た通りすがりの爆弾魔だっつう可能性の方が」
エリス・トリオン:「ありえねえだろ」
霧灯夢二:「俺が言ってるのは、俺達が共倒れになる、ってところだ。」
霧灯夢二:「そうなる前に、学園を元に戻すために戦ってんだろ。」
エリス・トリオン:「良いことを教えてやる」
エリス・トリオン:「真面目な人間の善意ってのは、良い食い物になる」
霧灯夢二:立ち上がり、座っているエリスくんの襟を掴む
霧灯夢二:「お前は…!」
霧灯夢二:「状況を引っ掻き回したいのか、この状況にイラついてるのか、」
エリス・トリオン:「落ちつけよ、絵描き殿」
霧灯夢二:「怒ってるのか、嘲笑っているのか!」
霧灯夢二:「本当のことを、言えよ!」
エリス・トリオン:「俺が言ってんのは、ただの経験論だ」
エリス・トリオン:「…………」目を細める。
エリス・トリオン:「悪かったよ」両手を上げる。「考えてみりゃ、おまえが一番真っ当な理由でこっちについてる」
霧灯夢二:「……っ」手を離す。
エリス・トリオン:「撤回はしねえ。日和ってる、平和ボケの善行フリークどものアカデミア」
エリス・トリオン:「俺が故郷から抜け出して死ぬ気で辿りついたのが、そこだ」
エリス・トリオン:「それを俺は、まあ高く評価してる。屋根と、飯と、綺麗なベッド――学生のギムってのは面倒だがな」
エリス・トリオン:霧灯くんを、目を細めて見つめる。眩しそうに。
霧灯夢二:「本音だな?それ。」
エリス・トリオン:「疑うなよ。てめーは後腐れがなさそうだからな」
エリス・トリオン:「こんな状況でもない限り、関わりゃしねーと思ったのさ」
エリス・トリオン:「編集部、生徒会で議題に上がったことは一度もねえような弱小部だしな」
霧灯夢二:エリスくんを見つめた後、ぐしぐしと目元を袖で拭う。
霧灯夢二:「悪かったな、弱小部で。」
エリス・トリオン:「男が泣くな、気持ち悪ィ」 歯に衣着せぬ。
霧灯夢二:「うるさい。」
霧灯夢二:再び目元をぬぐった後「……まだだ、まだやりようはある。」
霧灯夢二:「あっち側にも、この状況を快く思ってない人間がいる。」
エリス・トリオン:「つまり。善意は、当然の摂理として、悪意に弱い。このまま、普通に頑張っただけじゃ、」
霧灯夢二:「そう、だめだ。」
エリス・トリオン:「操られる。てめえは、本来なら、その部分の生徒だ」
霧灯夢二:「ならばこちらも悪意を持ってこの状況を作り出したクソ黒幕野郎を暴いてやる。」
エリス・トリオン:「だが備えることは――」と言い掛けて、やめる。
霧灯夢二:「悪意を持って事実をアカデミア中に広めてやる。このペンでな。」
エリス・トリオン:「……良い顔になったじゃねえか」
霧灯夢二:「目には目を、歯には歯を、悪意には悪意を。」
霧灯夢二:にっと笑う。
エリス・トリオン:「付け焼刃だが、ないよりゃマシだろ」
エリス・トリオン:じゃあ、霧灯くんよりずっと悪そうな顔が板に付いた表情で笑い返す。
エリス・トリオン:そして席を立とう。
霧灯夢二:こちらも席を立ちます。
GM@CHAOS:そんなわけで、対決イベントに勝利した2人はイベントキーワード「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」を手に入れることができます。
霧灯夢二:やったー!
GM@CHAOS:これはフィーネと直接交渉しつつ様々な技能で判定を行って信頼を勝ち取ってもらうイベントだ。有効に使ってくれ!
エリス・トリオン:LINEアドレスが書いてあったのか・・・w
霧灯夢二:LINEアドレス、ゲットだぜ!
GM@CHAOS:また別の連絡手段かもしれませんしw
エリス・トリオン:(…………) 出ていく寸前に、空を見る。自分の行動に後悔はない。
エリス・トリオン:受け身の状態では、間違いなく事態の打開はできないと思った。
エリス・トリオン:その分、だが、背負ってしまったリスクがある。
エリス・トリオン:先ほどの滝さんの姿を思い出す。フブキ君の姿も。
エリス・トリオン:空を見る。生徒会棟の方を見る。
エリス・トリオン:「……無事でいろよ」
エリス・トリオン:そう呟いて、ワーテルローを後にする

GM@CHAOS:では、シーン終了!
GM@CHAOS:購入判定やロイスの取得などがある方はどうぞ!
エリス・トリオン:購入判定!
霧灯夢二:エリスくんにロイスを
ロコロコ:んーんーんー
ロコロコ:ロイスは、まだ!
滝瑞果:購入は、ボルトアクションライフル!ロイスはもう取ってる!
エリス・トリオン:ロイス7個目!
エリス・トリオン:もうここまでした以上、霧灯くんに取る
滝瑞果:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 5[3,5] → 5 → 失敗

ロコロコ:ボデーアーマーでも買っておくかなあ。
滝瑞果:財産使ってもダメ!以上
GM@CHAOS:残念!
ロコロコ:能力訓練!
ロコロコ:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 8[4,8]+3 → 11

ロコロコ:惜しい
GM@CHAOS:惜しい!
ロコロコ:以上
霧灯夢二:同行者/エリス・トリオン/○誠意/憤懣/ロイス
霧灯夢二:手配師とラッキーメダル:ホワイトを使ってリアクティブシールドを購入します。
エリス・トリオン:“後輩”/霧灯夢二/教導:○/不安/ロイス
霧灯夢二:あ、じゃあ
霧灯夢二:エリスくんへのロイスを先輩としておきます。
エリス・トリオン:ヤッター
エリス・トリオン:このセッションの間に悪いことをいっぱい教えてあげよう
エリス・トリオン:同じく、リアクティブシールド購入
霧灯夢二:わーい優しい先輩
霧灯夢二:5dx+7>=18
DoubleCross : (5R10+7[10]>=18) → 10[2,3,6,7,10]+5[5]+7 → 22 → 成功

霧灯夢二:成功!エリス君に渡す!
エリス・トリオン:4dx+7
DoubleCross : (4R10+7[10]) → 8[2,4,8,8]+7 → 15

エリス・トリオン:財産3点使って購入! やったー貰う!
エリス・トリオン:リアクティブシールド二丁
エリス・トリオン:さいきょう  おれ   さいきょう
GM@CHAOS:クリスタルシールドは……?
霧灯夢二:最強ロボエリストリオンの誕生だ!
霧灯夢二:クリシーは…誰かに譲ろう!
霧灯夢二:羽石さんとか!ね!
エリス・トリオン:羽石さんに上げよう
エリス・トリオン:今度はリアクティブアーマーとか狙おうー
エリス・トリオン:まだ財産は一杯あるし
霧灯夢二:金持ちはいいですなホホホ
霧灯夢二:以上!
GM@CHAOS:では、皆さん購入も終わったようですので、改めてこのシーンは終了しましょう。
エリス・トリオン:長々とすみません! ありがとうございました
ロコロコ:うぇいよー!
滝瑞果:お疲れ様でした!
霧灯夢二:おつかれさまでした!

【対決イベント:追跡戦/ミドルフェイズ5】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:登場するPCは芙蓉堂くんと平賀くん!
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
平賀迅:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 7[7]-1 → 6

芙蓉堂太一:1d10+58-1
DoubleCross : (1D10+58-1) → 3[3]+58-1 → 60

平賀迅:70->76
芙蓉堂太一:よ、よしちょうど
GM@CHAOS:やるじゃねえか

GM@CHAOS:このシーンの対決イベントは「1on1 追跡戦・アジトへの道」!
GM@CHAOS:まずは対決のルールからご説明しましょう
GM@CHAOS:このイベントでは、フィーネが隠れ家として使用しているアジトに、どちらが先にたどり着くかを競い合うことになります
平賀迅:かけっこ
GM@CHAOS:チェイス!
GM@CHAOS:対決はラウンド進行となり、毎ラウンドに【肉体】か〈運転:〉で判定を行なう
GM@CHAOS:その達成値を加算して算出していき、3ラウンド目の終了時点での達成値が高い方が勝利となる!
GM@CHAOS:このラウンド進行では、相手チームのPCを攻撃したり、相手チームのPCの判定にリアクションすることはできない
GM@CHAOS:また、様々な道を通ることでラウンドごとにシーンの状況が変化するぞ
平賀迅:なるほど
芙蓉堂太一:ふむふむ
平賀迅:障害物競走
GM@CHAOS:セットアップの前に、ダイスを振ることで道路状況をランダムに決定します
GM@CHAOS:今回はこのために道路状況チャートをご用意しました。
GM@CHAOS:チャートは次の通りです。
1~2:真っ平らなサーキットに来た。【肉体】か〈運転:〉で難易度7の判定に成功するとこのラウンドの判定に【行動値】の値を足すことができる。
3~4:教会や海底スタジアムの残骸が見える浜辺に出る。〈意志〉で難易度8の判定に成功すれば砂浜に埋まった機雷を使って急加速できるため、次の判定のC値-1。ただし失敗すると爆発に巻き込まれてC値+1。
5~6: 荒廃したデスロードだ。〈運転:〉判定の出目が15以下の場合、その判定に技能の値を足すことができない。
7~8:アカデミア巨大迷宮に入り込んでしまう。〈知覚〉で9の判定に失敗すると、このラウンドの判定に-2dのペナルティを受ける。
9~10:野良アフロの群れだ。〈回避〉で難易度10の判定に失敗すると2d10のHPダメージ。もしこのダメージで戦闘不能になった場合、このラウンドでの判定を行うことができない。
平賀迅:げっ
GM@CHAOS:ダイスを振って1d10でこれを決定します。
芙蓉堂太一:全体的にすごい
GM@CHAOS:もし同じのが出た場合は振り直しでいこう。
GM@CHAOS:特に必要になってくることはないでしょうが、便宜的にPC同士の距離は5メートルとしましょう。
平賀迅:必要になってくることはないだろうけどねー
GM@CHAOS:最後にイベントキーワードを持っている場合のボーナスについて。
GM@CHAOS:イベントキーワードを持っているチームのPCはこの対決イベントの中で一度だけ道路状況チャートによる自分への効果を無効にすることができます。
平賀迅:なるほど
芙蓉堂太一:ふーむ
GM@CHAOS:この効果は任意のタイミングで使用が可能なので、便利にお使いください。
GM@CHAOS:説明はこんなところかな
GM@CHAOS:何かご質問などはありますでしょうか?
芙蓉堂太一:ちなみにエフェクトの使用は可能でしょうか
GM@CHAOS:エフェクトの使用は可能です!ただしメジャーアクションで使用すると、そのラウンドは判定ができなくなりますのでご注意を。
芙蓉堂太一:了解です!
平賀迅:イージーエフェクトの《地獄耳》やら《イオノクラフト》やら《縮地》やら色々使えそうなのはあるんですが、その辺を判定に際して支払ったらボーナスとかつくでしょうか
GM@CHAOS:なんか色々持ち出してきた!
GM@CHAOS:ルルブを確認するので少々お待ちを。
平賀迅:その時々、使い方次第ってんならそれでもよいですよ!
芙蓉堂太一:こちらもそれは聞きたかった!
GM@LAW:とりあえず状況次第とさせて下さい!
平賀迅:はーい
GM@LAW:時々で判断します。
芙蓉堂太一:都度了解を取る形ですね。わかりました。
平賀迅:私からは以上です。なんとかなるさ
GM@CHAOS:そのシーンの状況と演出次第です。
芙蓉堂太一:こちらも以上です。
GM@CHAOS:オーケー!
GM@CHAOS:それではさっそく対決イベントに移っていきましょう!

GM@CHAOS:では、簡単にシーンの描写だけ。
GM@CHAOS:フィーネの隠れ家がスラム街にあるという情報を得たキミたちは、その場所を目指してアカデミアの街中を疾駆していた。
GM@CHAOS:もし相手チームよりも先にフィーネのアジトに到着することができれば、その手がかりを独占できるだろう。
GM@CHAOS:学園都市の路地。キミたちはお互いに目的地へと向かう相手の気配を察知することができてもいいし、できなくてもいい。
平賀迅:(……電池のストックも少ないし、目立つ真似は慎むべきとなると、やはり稲妻の落ちるようにはいかないだろうな)
平賀迅:路地の一角、目立たない影に身を潜め、《地獄耳》で周囲を探っている
芙蓉堂太一:(……うーん。参った。どこで間違えたかなあ。そつなくやるつもりがめちゃくちゃ大事になってるよ)
平賀迅:(風紀が動いている可能性も考えればうかうかともしていられない……)
芙蓉堂太一:ではこちらは路地に歩いてやってきます。《蝙蝠の耳》でサーチしながら。
平賀迅:(陸の道を、最短で、最速で……っ)
GM@CHAOS:では、お互いに自分の目的地の方に近付いていく足音があることには気が付くでしょう。
平賀迅:ついでに、足元の下水溝から飛び出してきたオーヴァードネズミを剣で突き返す
平賀迅:「っ何だ、この……!」
オーヴァードネズミ:「ヂューッ!?」
平賀迅:「そら引っ込んでいろ」
平賀迅:「食い物なら持ち合わせはない」 ぐいぐい
オーヴァードネズミ:「ヂューッ!ヂューッ!」抗議するように手足をばたつかせる!
芙蓉堂太一:足を止める。周囲を見渡す。ふと声を耳にして、にっと笑う。
芙蓉堂太一:(ああ、でも、ひとつ運が良かった……いや、まだどうかわからないけど)
平賀迅:それと同時に、止まった足音の方へぐるりと視線を向ける
芙蓉堂太一:(もしかしたら、一番会いたかった人と会えたかもね?)
平賀迅:「……」 目を細め、剣に込めていた力を抜き
GM@CHAOS:キミたちはお互いの位置を確かに認識する!
平賀迅:「……インターネットって知ってるか?」
平賀迅:「足を使う情報屋なんて、今どき時代錯誤だ」
平賀迅:「だからそこで、休んでいる事だ……」
芙蓉堂太一:「あいにく、今休業中でして。いろいろ厳しいからね」
平賀迅:「……な!」 ネズミをほっぽって駆け出す!
オーヴァードネズミ:「ヂューッ……!?」くるくる回りながら飛んでいく!
芙蓉堂太一:「……っと。脚にはあんまり自信がないんだよね……」
芙蓉堂太一:ネズミを掴んで地面に置いてやると、追いかけるように駆け出す。
芙蓉堂太一:「だから、そのために、僕の力はある」
オーヴァードネズミ:「ヂュッ!」礼を言うように前足を振る。
GM@CHAOS:駆け出すキミたちより少し先の交差点に立ったガスマスクの男こそは“硬式旗振り部”部長のフラッグチェッカーだ。
GM@CHAOS:フラッグチェッカーはレースの予兆めいて大きく旗を振り、そして。
フラッグチェッカー:「……Good luck」
GM@CHAOS:ガスマスクの奥からくぐもった声が聞こえ、勢い良く旗が振り下ろされる!
GM@CHAOS:対決イベントの開始だ!
GM@CHAOS:では、追跡戦のラウンド進行を始めます!
GM@CHAOS:まずはセットアップの前に道路状況チャートを決定しましょう。
GM@CHAOS:ダイスを振ってもらう人をダイスで決めるか
GM@CHAOS:あ、じゃあ、行動順の決定から先にやりますか
GM@CHAOS:2人とも行動値が同じ6ですのでどちらから判定してもらうか
GM@CHAOS:開始イベントの時と同じように〈情報:アカデミア〉による判定で決めてもらいましょう
平賀迅:情報!
GM@CHAOS:この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できる
平賀迅:ならば見せてやろう、この平賀迅の社会力を!
芙蓉堂太一:なっなんと
GM@CHAOS:財産点は使用できるが、マイナーアクションは行なえない!
GM@CHAOS:達成値が同じ場合は何度でもやり直す!
平賀迅:振ります!
GM@CHAOS:さあ、お二人とも判定を!
芙蓉堂太一:では学園通の友人を使わせていただこう!
平賀迅:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[5,10]+7[7]+1 → 18

GM@CHAOS:おおー!高い!
芙蓉堂太一:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[1,2,3,6,8,9,10,10]+7[1,7]+2 → 19

芙蓉堂太一:あぶねええ
平賀迅:くっ……さすが情報屋
平賀迅:いい勝負だったぜ
GM@CHAOS:芙蓉堂ー!
芙蓉堂太一:お前こそ非情報屋にしてはいい出目だったぜ
GM@CHAOS:では、先攻芙蓉堂!後攻平賀!
GM@CHAOS:道路状況チャートも芙蓉堂くんからスタートで交代で振ってもらいましょう!
GM@CHAOS:さあ、1d10をどうぞ!
芙蓉堂太一:はい!
芙蓉堂太一:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

3~4:教会や海底スタジアムの残骸が見える浜辺に出る。〈意志〉で難易度8の判定に成功すれば砂浜に埋まった機雷を使って急加速できるため、次の判定のC値-1。ただし失敗すると爆発に巻き込まれてC値+1。
平賀迅:機雷なんて大キr
GM@CHAOS:というわけで市街の路地で駆け出したキミたちは浜辺へとたどり着いた!
平賀迅:やってやるぜ!
芙蓉堂太一:?
芙蓉堂太一:うおー
GM@CHAOS:海岸からは教会や海底スタジアムの残骸が見える!
GM@CHAOS:そして、砂浜に埋まった機雷群も……!
平賀迅:(こんな所まで抗争の戦場になったのか、それとも風紀の手回しか……)
芙蓉堂太一:(うわ、危ないとこに来たよ……。でも、もしかして、上手くやれば?)
平賀迅:(海岸散歩は、治安を乱す。……言いかねないな!) 足元を電気的に強化したり演出短距離イオノクラフトしたりしながら走っています
GM@CHAOS:というわけでキミたちには機雷を見事に使いこなすことができるか、〈意志〉で難易度8の判定をしてもらう!
GM@CHAOS:しかも機雷かと思われたそれらは……なんと地雷である!
GM@CHAOS:より危険性が増している!
GM@CHAOS:〈意志〉判定はいつでもどうぞ!
芙蓉堂太一:ではいきます
芙蓉堂太一:3dx+2=>8
DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 9[2,3,9]+2 → 11 → 成功

芙蓉堂太一:うっしゃ!
GM@CHAOS:ゲッ!成功しやがった!
平賀迅:うーん、意志か……
平賀迅:《地獄耳》で地雷の所在や何やらを把握したり、《イオノクラフト》で角度的な調整を行うことで有利に地雷利用を試みることはできますか?
GM@CHAOS:《イオノクラフト》はあくまでも戦闘移動するというデータのエフェクトなのでここでは特に効果がありません。
GM@CHAOS:《地獄耳》は……使えてもおかしくないかなぁ。
GM@CHAOS:OK!《地獄耳》を使用するなら達成値に+1のボーナスを差し上げましょう!
平賀迅:やった!ありがとうございます
平賀迅:んじゃ《地獄耳》しつつ振ります
GM@CHAOS:来い!
平賀迅:いや……
GM@CHAOS:振らない?
平賀迅:ここで《援護の風》も自分に使います。+2D
GM@CHAOS:何!?
平賀迅:5dx+1=>8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 10[2,4,9,10,10]+5[3,5]+1 → 16 → 成功

平賀迅:成功
GM@CHAOS:難なく成功させやがった!
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:76->78)
GM@CHAOS:では、2人とも次の判定のC値?1だ!
平賀迅:成功というよりは失敗が重すぎるからね……!
芙蓉堂太一:こわいよね
GM@CHAOS:キミたちのそばで次々と機雷……いや、地雷が爆発していく!
GM@CHAOS:というわけでサクッとラウンド進行に入っていきましょう!
GM@CHAOS:1ラウンド目のセットアップから!
GM@CHAOS:もし何か行動があればどうぞ!
平賀迅:ないぜ!
芙蓉堂太一:なしです
GM@CHAOS:では、イニシアチブ!
GM@CHAOS:まずは行動値6で先攻を取った芙蓉堂くんから!
GM@CHAOS:判定は【肉体】か〈運転:〉だ!
芙蓉堂太一:GM、イージーエフェクト《空の楽器》で相手を妨害するという体でボーナスを得ることはできますか?
平賀迅:わるいこ!
芙蓉堂太一:がおー
GM@CHAOS:このイージーエフェクト、使用タイミングがメジャーアクションなので、このラウンドのメジャーアクションを消費するのであれば許可します。
芙蓉堂太一:あああーそうか! すみませんなしで
GM@CHAOS:OK!
芙蓉堂太一:意味ないじゃん!
芙蓉堂太一:あ、あと確認なのですが、次の判定のC値-1はこれから行う判定ということでいいですよね?
GM@CHAOS:イエス!ここの判定のC値が?1になる!
芙蓉堂太一:ありがとうございます!では【肉体】で判定します。
芙蓉堂太一:そしてオートで《援護の風》使用します。ダイス数+8個。侵蝕値2上昇。
GM@CHAOS:すごい増える!
芙蓉堂太一:11dx9
DoubleCross : (11R10[9]) → 10[1,1,2,2,4,5,7,7,8,9,10]+10[8,9]+1[1] → 21

芙蓉堂太一:よし
GM@CHAOS:ゲッ!クリティカルした!
平賀迅:2回転か……
GM@CHAOS:では、芙蓉堂くんの達成値はまず+21!
芙蓉堂太一:地雷様様!
GM@CHAOS:演出入れます?先に判定してもらいます?
芙蓉堂太一:あ、先にどうぞ
GM@CHAOS:では、次は後攻の平賀くんの番!
平賀迅:OK、行きましょう。援護の風はもう使えないですよね
GM@CHAOS:ですね。このラウンドでは使えません。
平賀迅:んじゃ振ります
平賀迅:9dx9
DoubleCross : (9R10[9]) → 8[1,2,3,3,3,6,6,7,8] → 8

平賀迅:うっぐ
GM@CHAOS:お、惜しい!
平賀迅:よろしくないな……! 特に打つ手はありませんので以上です
GM@CHAOS:達成値は+9!
GM@CHAOS:では、このラウンドの判定はこれで終了!
GM@CHAOS:まずは芙蓉堂くんが一歩リードだ!
平賀迅:地雷が次々爆発する様は、魔術知覚で感覚している。敢えて避ければ余計な時間を食う。むしろ、これは
平賀迅:「こう使うもの……か!」 脚や体幹を電流で強化し、爆風を捌きつつ直進する
GM@CHAOS:平賀は爆風を我が物のように使い、前進する!
芙蓉堂太一:(……体力もコンパスも負けてる……上に同じ戦法まで使われたら勝ち目はない、けど!)
芙蓉堂太一:そのまま地雷原に突っ込む。爆風を受けて吹っ飛ばされそうになり……。
芙蓉堂太一:(爆風も風だ。僕の得意分野じゃないか……ってとこ!)
GM@CHAOS:巻き起こる爆風!
芙蓉堂太一:周囲に風を吹かす。透明な翼の形になった風は、爆風を受けてさらに舞い上がる。
芙蓉堂太一:そのまま前進、着地。少しは距離を稼げただろうか。
平賀迅:少し爆風が収まった所で、知覚の端に"相手"が引っ掛かった
GM@CHAOS:爆風をコントロールし、芙蓉堂の体が浮き上がった!平賀の前へと躍り出る!
平賀迅:「……風使いか。なるほど」
GM@CHAOS:では、第二ラウンド!
平賀迅:「これは私も、気を入れなければな」 瞳で微かに雷雲めいて瞬く
GM@CHAOS:ここでは平賀くんに道路状況チャートを振ってもらおう!
平賀迅:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

1~2:真っ平らなサーキットに来た。【肉体】か〈運転:〉で難易度7の判定に成功するとこのラウンドの判定に【行動値】の値を足すことができる。
GM@CHAOS:直進道路だ。見渡す限りの直線!いくらでもスピードを上げることができるぞ!
GM@CHAOS:引き続き先攻の芙蓉堂くんから判定をしてもらおうか!
芙蓉堂太一:本チャンの判定と難易度7の判定はまた別ということで合ってますか?
GM@CHAOS:別です!
GM@CHAOS:ここでもまた難易度7の判定をしてもらいます。
芙蓉堂太一:了解です。振りまーす。
芙蓉堂太一:3dx=>7
DoubleCross : (3R10[10]>=7) → 7[2,3,7] → 7 → 成功

芙蓉堂太一:うし
GM@CHAOS:成功してるー!?
GM@CHAOS:ダイス目いいな、キミ!
GM@CHAOS:では、続いて平賀君も判定を!
平賀迅:9dx=>7
DoubleCross : (9R10[10]>=7) → 10[1,3,6,6,6,6,9,9,10]+5[5] → 15 → 成功

平賀迅:振るまでもないね!
GM@CHAOS:こちらは余裕で成功だ!
芙蓉堂太一:ぬー!
GM@CHAOS:では、この効果を受けて第二ラウンドに入っていこう!
GM@CHAOS:セットアップはやはりないかな?
平賀迅:セットアップなどない!
芙蓉堂太一:なし!
GM@CHAOS:では、再び芙蓉堂くんの番から!
芙蓉堂太一:ではまたオートで《援護の風》使用します。ダイス数+8個。侵蝕値2上昇。
GM@CHAOS:増やした!
芙蓉堂太一:振ります
GM@CHAOS:どうぞ!
芙蓉堂太一:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[2,2,2,3,4,5,5,6,9,10,10]+6[3,6] → 16

GM@CHAOS:よくクリティカルするな!
平賀迅:また回しおって!
芙蓉堂太一:あ、そうか行動値分+6ですね。22か。
GM@CHAOS:ボーナスの効果も足して+22!
GM@CHAOS:では、次は平賀くんの番だ
平賀迅:うむ
平賀迅:ところでさっき、見渡す限りの直線、って言いましたよね
GM@CHAOS:言いましたね。
GM@CHAOS:嫌な予感がするな。
平賀迅:ここで《縮地》を使えば……かなり距離(判定補正)を稼げるのでは……?
GM@CHAOS:道理ではある……!
平賀迅:もちろん演出ではない!ちゃんとシナリオ中の回数を消費しますよ。
GM@CHAOS:それはもちろんです。
GM@CHAOS:そうですね。確かにGMの言ったとおりコースの状況も適している
GM@CHAOS:では、このラウンドで《縮地》を使用した場合、先ほどの道路状況チャートの効果で得られたボーナスの値を倍にするというのでどうでしょう
平賀迅:うし、十分です!ありがとうございます
GM@CHAOS:つまり、平賀くんが得られるボーナスが6だったので、《縮地》を使用すれば、それが12になる。
GM@CHAOS:問題なければこれで使用するかどうかを判断してください。
平賀迅:じゃあ判定に《縮地》を使用します
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:78->80)
GM@CHAOS:了解です!
平賀迅:侵蝕率……80!
GM@CHAOS:上げてきた!
平賀迅:では判定しましょう。自分に《援護の風》しつつ行きます
GM@CHAOS:どうぞ!
平賀迅:12dx+12
DoubleCross : (12R10+12[10]) → 10[2,3,3,3,5,5,5,8,8,10,10,10]+8[3,8,8]+12 → 30

平賀迅:よし
GM@CHAOS:回ったー!?
GM@CHAOS:平賀くんの達成値に+30!
GM@CHAOS:ええと、これで合計は
GM@CHAOS:芙蓉堂くんが43!平賀くんが38!
GM@CHAOS:その差は僅差にまで縮まる!
芙蓉堂太一:どこまでも真っ直ぐなサーキット、風で背中と足を押しながら走っていく。
芙蓉堂太一:(この調子ならもうちょっと引き離せるはず……。よし、行くぞ!)
芙蓉堂太一:が、ふと背後の気配に気づき、ちらりと後ろを見る。
平賀迅:(サーキット……人影は、なし。いや、よしんばいた所で、こんな状況)
平賀迅:(見られても良い。あいつに……先んじる!)
平賀迅:ポケットの中、粗悪品の乾電池を握り潰す。辺りに紫電の火花が散り、電流強化した脚に、全身に、呪紋めいて纏わりつく。
平賀迅:「……!」
平賀迅:刹那、サーキットに稲妻が走った。轟音と閃光が大気を揺るがす。電気の火花を纏う平賀の身体は、芙蓉堂太一のすぐ背後にまで迫った。
平賀迅:が、ゴホ、と咳込み、姿勢を崩して減速する。再び距離は開くだろう。
平賀迅:それも、先程までよりもずっと小さなものだろうが。
平賀迅:「……フ」 後方を伺った芙蓉堂くんに、挑戦的に笑んで見せる
芙蓉堂太一:(……ッ、マジで!? ずるいよねそれ、脚も長くてエフェクトまでってさ! くそー!)走る!
GM@CHAOS:では、第二ラウンドはこれで終了!
GM@CHAOS:最後となる第三ラウンド!
GM@CHAOS:芙蓉堂くんに道路状況チャートを振ってもらおう!
芙蓉堂太一:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

5~6: 荒廃したデスロードだ。〈運転:〉判定の出目が15以下の場合、その判定に技能の値を足すことができない。
GM@CHAOS:キミらヴィークルに乗ってないから関係ないやん!
芙蓉堂太一:てへ
平賀迅:まあな!
GM@CHAOS:関係ないペナルティなので判定も省略させてもらう!
GM@CHAOS:では、キミたちが疾駆していると周囲の景色が変わってくる。
GM@CHAOS:辺りは一面の荒野に変わり、荒れた大地を走るのは重武装のトレーラー!
GM@CHAOS:照りつける日差しがキミたちの体力を奪い、ギターからは炎が噴き上がる!
GM@CHAOS:目指すフィーネの隠れ家まではあと少しだ!
GM@CHAOS:荒くれ者の戦闘集団たちが疾駆するキミたちを囃したてる!
GM@CHAOS:第三ラウンド目、たぶんないかもしれないがまずはセットアップから!
芙蓉堂太一:なし!
平賀迅:ないさ!
GM@CHAOS:では、イニシアチブ!先攻の芙蓉堂くんの判定からだ!
芙蓉堂太一:GM、待機して判定を後に回すことはできますか?
GM@CHAOS:待機することは可能です!
芙蓉堂太一:ありがとうございます。では待機させてください。
GM@CHAOS:では、次は後攻の平賀くんの番です。
平賀迅:うむ
平賀迅:ところでさっき、辺りは一面の荒野、って言いましたよね
GM@CHAOS:言いました。
平賀迅:荒野……荒れた地面……躓いたり……巨大オーヴァードアリジゴクに飲まれたり……ピラミッドに呪われたり
GM@CHAOS:荒れた砂漠地帯です。遠くの方では砂嵐が巻き起こっています。
平賀迅:この《イオノクラフト》でメインプロセスの間飛行状態になり、判定を行えば、そんな危険を回避する事ができ、なんらかの優位を得られるのでは……?
GM@CHAOS:《イオノクラフト》はあくまでも飛行状態で戦闘移動するというデータのエフェクトであり、そういった演出的な効果はないというのがGMの見解です。
GM@CHAOS:なので、すみませんが、今回はボーナスはなしで!
平賀迅:ダメかあ
平賀迅:わかりました。じゃあ振っていくだけだな!
平賀迅:自身に《援護の風》使用
GM@CHAOS:腕の見せ所だぜ!
平賀迅:ん、さっきの《援護の風》ぶん増やしてないですね。あとで二回分増やします
GM@CHAOS:OKです。
平賀迅:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 9[1,1,2,3,3,3,3,6,7,7,9,9] → 9

平賀迅:クッソ
平賀迅:ここで回らんのか……!手のうちようはありません。以上です
GM@CHAOS:く、回らない……!
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:80->84)
GM@CHAOS:では、次は芙蓉堂くんの番!
芙蓉堂太一:またしてもオートで《援護の風》使用します。ダイス数+8個。侵蝕値2上昇。
GM@CHAOS:使ってきたか!
芙蓉堂太一:いきます
芙蓉堂太一:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 9[1,1,1,3,3,4,5,5,6,7,9] → 9

芙蓉堂太一:うおおおこええええ
平賀迅:やーい!回ってねーでやんのー!
芙蓉堂太一:う、うるせー!
GM@CHAOS:回らない!
平賀迅:おまえんちおーばけやーしきー!
芙蓉堂太一:毎日が遊園地!
GM@CHAOS:では、最終的な達成値合計は……
GM@CHAOS:芙蓉堂くんが52!平賀くんが47!
GM@CHAOS:芙蓉堂くんの勝利だ!
芙蓉堂太一:やったー!!!
GM@CHAOS:では、重武装車両が横転して炎上爆発する中を2人は駆け抜ける!
GM@CHAOS:キミたちのすぐそばに炎上する重武装車両が横たわる!
平賀迅:「……!」 その間隙を抜けようとして、しかし無理を悟り、剣を抜く
芙蓉堂太一:一瞬早く車両をかわす。迫りくる熱を風で吹き飛ばしながらひたすらに走る!
平賀迅:「ッチ、こんな所で!」 車両に向けて居合抜きからの払い上げる斬撃。軌跡に電流が走る
GM@CHAOS:雷鳴が燃え上がった焔を二つに裂く!
芙蓉堂太一:その音にぞっとしながらも振り返らない。足を前へ、前へ。
GM@CHAOS:両断された車両の隙間から覗くのは先行する芙蓉堂の後ろ姿だ!
平賀迅:それで油断する事なく、周囲を警戒。先に走っていった芙蓉堂くんはもう仕方ない。今から追って追いつけるものでもなし
平賀迅:(……武器を抜くという選択肢がなければ、あるいは無茶をできたかもしれん、か。まったく、因果な事だ。Sランクアタッカーめ)
芙蓉堂太一:前へ。前へ。前へ。目的地へ。止まったら最後、脚は震え、喉はからからに乾くだろう。
芙蓉堂太一:だが。
芙蓉堂太一:(……はは。意外と……気持ちいいな。こういうのも、さ)
GM@CHAOS:先を走る芙蓉堂くんはやがて一軒の荒れた廃屋の前へとやってくる。
GM@CHAOS:ここが目指していたフィーネの隠れ家だ。
GM@CHAOS:しかし、少女が使っていたであろうアジトは既にもぬけの殻になっている。
GM@CHAOS:既に別の隠れ家に移動したようだが、そこには毛布や綺麗なガラス玉のような小物、それにアカデミアの街並みを描いたスケッチなどがたくさん残されている。
GM@CHAOS:芙蓉堂くんはその中に、次の移動場所について書き残したメモを見つけることができた。
芙蓉堂太一:おお
GM@CHAOS:というわけで勝利ボーナスとしてFinalステージの「対決イベント:5on5 総力戦・???」で発生する判定で任意の技能を使用することができるようになります。
芙蓉堂太一:うひゃあ
GM@CHAOS:総力戦のルールについてはまたその時にご説明しますが、この効果は覚えておくとよいでしょう。
芙蓉堂太一:覚えた!
SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 柳武歩
2ndステージ
??? 「2on2 交渉戦・???」 ???
??? ???
??? 「3on3 近接戦・???」 ???
??? ???
??? ???
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS
芙蓉堂太一:ではメモを持ってアジトを出ていきましょう。息はまだ切れているし、足元も心もとない。
芙蓉堂太一:(まあでも、結構な情報がゲットできたんじゃないかなあ、これ。疲れた甲斐があったってもんだよね)にんまり。
平賀迅:では、そんな芙蓉堂くんの頭上が不穏に瞬く
芙蓉堂太一:「……え?」不審げに頭上を見上げ……。
平賀迅:次の瞬間、ピシャン、という苛烈な雷音と閃光と共に、鋭い稲妻が芙蓉堂くんの前方、何もない地面へ落ちる
芙蓉堂太一:「う、わ、うわわ!?」よろよろと一歩後ずさる。
平賀迅:刹那の後、そこに立っているのは一人の制服の男子だ。膝をついていたような姿勢から、全身にまとわりつく電流の火花を払うように制服をはたきながら、背を向けたまま、ゆっくりと立ち上がる
平賀迅:「……全く。全く! これだから粗悪な電池は嫌なんだ。電圧は不安定だし、材料も安い」
芙蓉堂太一:「は、はは……。平賀迅くん。雷使い。こういう感じはデータだけじゃやっぱりわからない……」
平賀迅:「魔術のコツはな。使うべき時は高級な素材も惜しみなく使う事なんだ。やれやれ、反体制側は魔術師には合わないね」
芙蓉堂太一:メモをポケットに急いでしまい込む。腰に吊るした拳銃の重さを思う。まだ、使うべき時ではない。
平賀迅:「そっちなら」 首を回し、芙蓉堂くんを見る 「物資には困らないのかな? うん?」
芙蓉堂太一:「だとしたらどうするの? こっち来るのかな。指名手配中なのに?」
平賀迅:「フフ、その通りだよ。こちとら指名手配犯。今ではアカデミアでもっとも有名な一般学生だ。当然、そちらには行けん」
平賀迅:「芙蓉堂太一。情報屋。さすが、専門家。無闇に商材を出しはしないか」 ゆっくりと向き直る
芙蓉堂太一:「そりゃそうだよねえ。だけど……だからかな。平賀くん。僕は君と話がしたかった」
平賀迅:ブレードは体の左側面にベルトで固定している。そちらを彼に向けないよう右側から正面へ
芙蓉堂太一:両手を上げる。手にはもちろん何も持っていない。
平賀迅:「へえ、気が合うじゃないか。私も君とは少し話したかった」 微笑し、小首を傾げる
平賀迅:「どちらから話そうか? それと、わざわざ非武装を主張しなくても大丈夫だ」
平賀迅:「持っていれば、分かるよ」
芙蓉堂太一:「そうだね、こっちの話は多分短いよ。先にさせてもらえると嬉しいな」微かに冷や汗が流れるのを感じる。
平賀迅:「ならば先に聞こう。安心してくれ。邪魔は入らない。私たちをその気で探そうとしない限りはね」
平賀迅:《不可視の領域》を一帯にさりげなーく展開していた空気です。野良アフロの群れに囲まれても嫌だしね
芙蓉堂太一:「オッケー、単刀直入に。君は、本当にやったの?」
平賀迅:「やっていない。……生徒会長を、の事で良かったな?」
芙蓉堂太一:「他に何か余罪があるなら聞くけど?」
芙蓉堂太一:「なるほど、なるほどね。まあ、そう答えるだろうけど、うーん」しばし考える。
平賀迅:「風紀に睨まれるような事ならいくらでも! しかし道義に反した真似をしたつもりはないよ。幸い、番長連には認められているしね」
平賀迅:「ま、わざわざはいオレがやりました、という真犯人はどっちかというと少数派だろうさ。……他に何か聞きたい事は?」
芙蓉堂太一:「そこなんだよね。君たちのチームには僕の知り合いもいる。彼らが君を認めているわけで……ふむ」
芙蓉堂太一:「聞きたいというか、言いたいね。僕は真相が知りたい」
平賀迅:「それは」 表情が少し締まる 「私もまったく同意見だ」
芙蓉堂太一:「『重要参考人』のフィーネは君を悪くないと言っていた。それで、君のその態度だよ。テロリストっていうにはなんか普通。こそこそも堂々としすぎてもいない」
芙蓉堂太一:「ま、ただの勘だけどね。賭けに負けたらえらいことだよ。でも、乗ってみたいと思った」
平賀迅:「……そちらでも、フィーネは私の事を悪くない、と言っていた事は、把握しているのか」
芙蓉堂太一:「ああ、うん。どこにでも顔を出す子みたいだね」
平賀迅:辺りを見回し 「そして、地雷原やデスロードを乗り越えてこんな所まで来るくらいには、フィーネのことを重要視しているのに、指名手配の汚名は雪がれずにいる」
芙蓉堂太一:「そういうこと」
平賀迅:「……やはり、狙いは……考え過ぎとは思うが、しかし……」 目線を落とす
芙蓉堂太一:「言っとくけど、別に内通をしようとかそういうやつじゃないよ。君のことはちゃんと報告する。早めにここを離れた方がいいと思う」
芙蓉堂太一:「心当たり、あるんだ?」
平賀迅:「……荒唐無稽の話だ。この世界に夢のような魔術なんてものがないようにね」
平賀迅:「……さて! 次は私の番だな。早めにここを離れた方が良いと言ったって、そうは行かない。当然だろ?」
平賀迅:「君が問い、私が答えた! なら私もまた問い、君も答えるべきだ。情報屋なら道理だろ? いや、今は休業だとか言っていたか……」
芙蓉堂太一:「やれやれだよ。ま、いい目だけ見るわけにもいかないっと」
平賀迅:「そんなに無理を言うつもりはないよ。簡単な事だ」
平賀迅:で、GM
GM@CHAOS:はい。
平賀迅:ここでSIDE:CHAOSとSIDE:LAWの情報判定の結果を、双方合意が取れたら交換しても良いですかね?
平賀迅:具体的には 学園抗争の戦況について のお互いの部分になりますね。別にそれそのものにメッチャ大きな効果はないと思いますけど……
GM@CHAOS:なるほど。
平賀迅:あ、ムリだったらムリだったで全然構いません。他にもネタはあるし……
GM@CHAOS:分かりました。許可しましょう。ただし。
GM@CHAOS:キミたち自身も話していたとおりあまり悠長に会話していられる状況ではないので、交換できる情報収集の結果はお互いに1つずつのみです。
平賀迅:なるほど……分かりました
GM@CHAOS:この条件でいいのでしたら、トレードオフしても構いません。
平賀迅:「……戦況の全貌を掴みたい。少しでもだ。私たちの側と、君たちの側と、見えているものは違うだろう」
平賀迅:「番長連は、結局どれだけ暴れている?」
芙蓉堂太一:「そういうことか。それなら僕も知りたいところだね」
平賀迅:「いいだろう。知る限り教えてやるさ。風紀委員の悪行の数々……調査済みだ。私が調べたんじゃあないがね!」
芙蓉堂太一:「悪行とはひどいなあー」眼鏡を上げながら。
芙蓉堂太一:「君たちだって一般生徒に被害を出してるって話じゃないか。此花リリーちゃん。知ってる? かわいそうに、巻き込まれて怪我をしたってさ」
平賀迅:「……一般生徒に被害か。ゲリラ活動が過激にもなれば、そうもなる」
平賀迅:「しかしそっちは無関係な生徒、剣道部主将だぞ? 御剣玄弥! 本物を直接見た事はないが、たいそう人格者と聞く」
平賀迅:「まあ、文化も頭ごなしに否定する風紀体制にしてみれば、スポーツだって似たようなものなのかもしれないが……」
芙蓉堂太一:「おっ、それを言うなら彼女は無力なか弱いCランク生徒だよ。ひどくないとでも?」
芙蓉堂太一:「……なんてね。結局被害を出してるのは同じってことだろ」
平賀迅:「ひどいな」
平賀迅:「本当にひどい」
平賀迅:「……この戦いは、何なんだろうな、まったく」
平賀迅:腕を組み、横を見る 「……明言しておこう。私は確かに、番長連の麾下にある。その庇護を受け、総番長に力を貸していることは、まったく否定するつもりはない」
平賀迅:「だがそれも、君が最初に言った通り。風紀の下にノコノコ顔を出せば、あらゆる尊厳を奪われる事が容易でなく想像できるからだよ」
平賀迅:「君はどうだ? 心底から風紀に賛同して活動しているのか?」
芙蓉堂太一:「んー? ふふ、僕はねえ……」
芙蓉堂太一:「……僕は……」似合わない眼鏡。腰の重たい拳銃。
芙蓉堂太一:一緒に歩いた街が、徐々に姿を変えて。自分だけはのうのうと。
芙蓉堂太一:「……ちょっと、わかんないや。パスしていい? それ」
平賀迅:「フン」
芙蓉堂太一:俯いて少しだけ笑った。
平賀迅:「好きにしたまえ。決めるのは君だ」
芙蓉堂太一:「……そうだね」
平賀迅:「……」 空気の重さを察し、首を振る
平賀迅:「あと、そうだ。最後に一つ。依頼をしたい。情報屋である、芙蓉堂太一にだ」
芙蓉堂太一:「え? 何だろ。内容によるけども」顔を上げる。
平賀迅:「私が生徒会長殺人未遂の犯人である証拠は、何だ?」
平賀迅:「私が指名手配犯にせよと指示したのは、誰だ?」
平賀迅:「……私を陥れたのは、誰だ」
平賀迅:「それを調べてくれ。こればかりは、風紀内部からの方が手っ取り早いだろう?」
芙蓉堂太一:「証拠を挙げるなら、監視カメラ映像と目撃者。確かに君らしき人が映ってた。君も見たでしょ?」
平賀迅:「見た。テレビでよく流れてるしな」
芙蓉堂太一:「指示のルートは確かにわからない……。うん、興味が湧いてきたな」
平賀迅:「あんなちっともスマートじゃないやり方で……という個人の恨み言はさておき」 自身の側頭を小突き
平賀迅:「過去の事件……プロム、いや豪華客船と言った方が良いか。とにかくそこで起こった事件で、中核に絡んでいるんだよ。仮面。人の声や外見を模す仮面がね」
平賀迅:「そしてそのせいで、何の罪もない生徒が謂れなき誹りを受けた前例もある。……ミナに聞けば分かるはずだ」
芙蓉堂太一:「ああ、なるほどね。仮面か……あんまりいい思い出ないな」
芙蓉堂太一:「いいよ。引き受けたくなってきた。ただし、対価がいるけどね」
平賀迅:「良い思い出がある奴の方が少なかろうさ。……で。もちろんミナは、きちんとそのことを報告しているはずだ。……だってのにただ外見が似ていただけで、指名手配までぶち上げるのは、まったく道義にもとる……」
平賀迅:「……対価。情報か」
芙蓉堂太一:「や、今回はちょっとスペシャルに」
芙蓉堂太一:「喫茶店『ワーテルロー』のカフェオレを一杯奢ってくれること」
平賀迅:「スペシャル?」
平賀迅:「……フ」 薄く笑う
平賀迅:「知らないのか情報屋? 今、あの店、水と塩しか出てないんだぞ。裏メニューで砂糖があるって話は聞いているが……」
平賀迅:「カフェオレ! そいつはかなりの困難だ」
芙蓉堂太一:「知らないわけないじゃない」
平賀迅:「……今のアカデミアではね」
芙蓉堂太一:「そう、今は難しい」
平賀迅:「……フフ、ハハ! 何だ何だ、さっきの私の質問をパスしたしょぼっくれた顔で、そんな事を!」
平賀迅:「いいとも、いいとも。」
平賀迅:くつくつ笑いながら歩み寄る 「いいとも、いいとも。その対価、必ずや"私が"払い届けよう」
芙蓉堂太一:「よろしく頼むよ」ああ、言っちゃったなあ、という顔。
平賀迅:「……太一」 歩み寄り、軽く肩を叩いて
平賀迅:「正しいことをしてくれよ」
芙蓉堂太一:「……!」
平賀迅:何もなければそのまま稲妻になってここを後にします
芙蓉堂太一:その言葉に打たれたようになって平賀くんを見送る。
GM@CHAOS:芙蓉堂くんがその稲光を見送ったところでシーン終了だ!
GM@CHAOS:最後に購入判定とロイスの取得だけ可能だぞ!
平賀迅:オレ 応急手当キット カウ。やっぱ横着はよくないぜ……
GM@CHAOS:HPの大切さが身にしみたことでしょう。
平賀迅:3dx+6=>8
DoubleCross : (3R10+6[10]>=8) → 9[2,4,9]+6 → 15 → 成功

平賀迅:即使います!
GM@CHAOS:余裕で成功!
平賀迅:2d10
DoubleCross : (2D10) → 16[10,6] → 16

GM@CHAOS:余裕で回復!
芙蓉堂太一:じゃあボルトアクションライフルを
平賀迅:HPは22に
芙蓉堂太一:6dx+2=>15
DoubleCross : (6R10+2[10]>=15) → 10[4,5,8,10,10,10]+7[5,5,7]+2 → 19 → 成功

芙蓉堂太一:うお 買えた
GM@CHAOS:高い!素晴らしい!
芙蓉堂太一:そしてロイスを平賀くんに取得します。○感服/猜疑心で。
平賀迅:まあ、これは取ります。○有為/猜疑心
GM@CHAOS:おおー。
GM@CHAOS:キミら疑いすぎやろ
平賀迅:そらそうよ
芙蓉堂太一:ねー
GM@CHAOS:せやな
GM@CHAOS:では、ロイスも取り終わったので、このシーンは改めて終了だ!

【対決イベント:奇襲戦/ミドルフェイズ6】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:次の対決イベントは「1on1 奇襲戦・バックスタブ」!
GM@CHAOS:組み合わせはミナちゃんVS歩ちゃんだ!
GM@CHAOS:2人は侵蝕率を上げてシーンに登場するがいい!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+0(1d10-1->1-1)した(侵蝕率:60->60)
柳武歩:1d10+58-1
DoubleCross : (1D10+58-1) → 1[1]+58-1 → 58

夏川ミナ:む。1ですね
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+1した(侵蝕率:60->61)
柳武歩:こちらも、59ですね
夏川ミナ:おそろいだ!
GM@CHAOS:2人ともおだやか
柳武歩:ナカヨシ!
GM@CHAOS:和んでる場合かー!

GM@CHAOS:では、まずは今回の対決のルールについて説明をしましょう。
柳武歩:お願いします
GM@CHAOS:このイベントは、相手チームに強襲や狙撃による奇襲攻撃を仕掛けて妨害工作を行なうことになります。
GM@CHAOS:対決はエンゲージが離れた状態でのラウンド進行です。先に相手チームのPCを戦闘不能にした側が勝利する。
夏川ミナ:ほあー
GM@CHAOS:お互いのPCは別エンゲージで、エンゲージの距離は20メートルとする。
GM@CHAOS:また、1ラウンド目の最初にどちらのPCが相手に奇襲を仕掛けられるかを判定してもらうために〈知覚〉による対決を行ってもらいます。
GM@CHAOS:この対決に勝利したチームのPCは行動値に関係なく1ラウンド目に先に行動することができます。
夏川ミナ:ひえー
柳武歩:知覚(白目)
GM@CHAOS:2ラウンド目は通常通りに行動値順での処理となるぞ。
GM@CHAOS:また、イベントキーワードを持っている側のチームはこの対決の際に〈知覚〉判定に+2dのボーナスを得ることができる。
GM@CHAOS:ルール説明はだいたいこんなところですかね。
夏川ミナ:ほうほう
GM@CHAOS:何か質問などはありますでしょうか
柳武歩:了解デス…
夏川ミナ:ないでーす!
GM@CHAOS:よし、それでは早速対決イベントに移っていくとしましょう!
GM@CHAOS:では、対決のためのラウンド進行を始めていきたいと思います。
夏川ミナ:うぇい!
柳武歩:はいっ
GM@CHAOS:まず最初に先攻後攻を決めるための〈知覚〉対決をしてもらいます。
GM@CHAOS:判定は素の行動値の高いミナちゃんからでお願いします。ちなみに達成値が同じ場合も行動値の高いミナちゃんの勝利だ。
夏川ミナ:えーと、ダイスボーナスは合計+2個でいいんですよね。
GM@CHAOS:ですね。
夏川ミナ:了解です。じゃあ侵蝕ボーナスと合わせて、
夏川ミナ:11dx+1
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 10[1,1,3,3,3,4,4,10,10,10,10]+4[2,2,3,4]+1 → 15

夏川ミナ:こんなものか……!
GM@CHAOS:達成値は15!さすがのダイス数だ。
GM@CHAOS:では、次は歩ちゃん、判定をどうぞ!
柳武歩:うおおおお
柳武歩:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,1,4,9,9] → 9

GM@CHAOS:惜しい……!
GM@CHAOS:では、1ラウンド目はミナちゃんの先攻で開始するぞ!
夏川ミナ:ふーっ
夏川ミナ:はーい!
夏川ミナ:あ、もう行動していい感じですか?
夏川ミナ:こう……セットアップとかは……?
GM@CHAOS:OK!1ラウンド目、まずはセットアップから!
GM@CHAOS:行動値18のミナちゃんからどうぞ!
夏川ミナ:《スピードスター》。次のダメージを+18して……くそ……痛いけど、仕方ない
夏川ミナ:このラウンド間リアクション不能。
夏川ミナ:殴り合いだぜベネット!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+5した(侵蝕率:61->66)
GM@CHAOS:あー!そっか、リアクション不能!攻撃を受けた時がきつい!
GM@CHAOS:歩ちゃんもセットアップがあればどうぞ!
柳武歩:ないです…
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了!
GM@CHAOS:イニシアチブに移ります。
GM@CHAOS:奇襲判定で先攻を取ったミナちゃんの行動から。
夏川ミナ:よし……
夏川ミナ:マイナーで戦闘移動します。23m移動できるので、歩ちゃんに接敵。

GM@CHAOS:勝利を得るためには、相手を蹴落とさなければいけない。そのためには正面から叩くだけでなく、奇襲を仕掛けて一気に弱体化を図るのも1つの方法だ。
GM@CHAOS:キミたちは哨戒任務中に港に停泊している豪華客船で敵のエージェントに出くわした。
GM@CHAOS:交戦の末に、お互いの味方兵士は負傷して戦線を離脱。
GM@CHAOS:戦える状態にあるのはキミたち2人だけになっていた。
GM@CHAOS:複雑に入り組んだ豪華客船の船内。そのどこかに必ず相手が潜んでいる。
GM@CHAOS:歩が警戒しながらひらけたダンスホールの様子を窺うと、そこには人の気配はない。
GM@CHAOS:ダンスホールの窓から見渡せるはずの地平線は雨と霧にけぶって見通せない。
柳武歩:(……どっかでぶつかるような気はしてたけどよ。夏川チャン)
柳武歩:(はえーよ)
柳武歩:ダンスホールの中、夏川ミナと二人で手を繋いで踊った記憶が蘇る。溜息をこらえる。
柳武歩:喧嘩屋として、歩は強い相手を見れば無意識に戦う事を想像する。
柳武歩:自分ならどう戦い、どうすれば勝てるかを考える。
柳武歩:だが、夏川ミナと戦う想像など一度もしたことはない。
柳武歩:それでも。
柳武歩:羽石夏澄も、エリス・トリオンも、霧灯夢二も、平賀迅も、皆それぞれの場所で戦っている。
柳武歩:自分だけがこの役割を放棄するわけにはいかない。
柳武歩:周囲を警戒し、慎重に歩みを進めていく。

夏川ミナ:(…………いる)
夏川ミナ:ダンスホールの真上に位置するスタッフ控室。《ウサギの耳》で、ホールに反響する僅かな足音を捉えた。
夏川ミナ:15秒間、たった一人の作戦会議を行う。
夏川ミナ:(柳武歩。白兵型ランクC)
夏川ミナ:(動きは悪くない)(反撃された場合、こちらが危うい)(一撃で戦闘不能に追い込む必要がある)
夏川ミナ:全開モードの“ジェミニ”は、その圧倒的出力で相手を粉砕する……が、弱点もある。
夏川ミナ:大きすぎる。
夏川ミナ:目立ちすぎる。
夏川ミナ:あまりにも奇襲に向いていない。
夏川ミナ:装者からのレネゲイド供給が途絶えれば、30秒とせずに機能を停止し、小型手甲に戻ってしまう。
夏川ミナ:(……………………30秒)
夏川ミナ:(ギリギリですが、この手しかない。やります)
夏川ミナ:……大型手甲を展開し、立ち上がる。戦闘開始。
GM@CHAOS:では、ミナちゃんのメジャーアクションをどうぞ!
夏川ミナ:『攻撃します』。《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。
GM@CHAOS:いつでも判定をどうぞ
夏川ミナ:オートでゾディアックウェポンを装備して、
夏川ミナ:9dx7+6
DoubleCross : (9R10+6[7]) → 10[1,2,3,4,6,8,8,8,9]+10[2,3,4,9]+3[3]+6 → 29

夏川ミナ:いけ、る!
GM@CHAOS:高い!
柳武歩:殺意…
柳武歩:ドッジします。
GM@CHAOS:柳武さんはリアクションを!
柳武歩:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[5,6,7,10]+1[1]+1 → 12

GM@CHAOS:回ったが……足りない!
夏川ミナ:よ、し!
夏川ミナ:とりあえずダメージを出します。
夏川ミナ:1d10+3d10+11+18
DoubleCross : (1D10+3D10+11+18) → 4[4]+6[2,2,2]+11+18 → 39

夏川ミナ:ひっく!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:66->72)
GM@CHAOS:では、柳武さんはダメージの処理をするといい!
柳武歩:死にました!
柳武歩:リザレクト!
柳武歩:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 6[6]+59 → 65

柳武歩:HP6で復活
GM@CHAOS:柳武さんはこの攻撃で戦闘不能!
GM@CHAOS:ミナちゃんは演出があればどうぞ!
夏川ミナ:ドガン!――――ドガッ! ――――ガン! ――――ドン!
夏川ミナ:歩ちゃんの頭上。規則正しくダンスホールの天井がノックされ、ヒビが入る。
夏川ミナ:天井をブチ割っての奇襲!あの図体ならそれしかない!
夏川ミナ:あと数秒。歩ちゃんは迎撃してくれてもいいし、ダンスホールから逃亡してもいいです。
柳武歩:「!!」
柳武歩:反応が遅れた。咄嗟に床に手を着き、鉄パイプを生成する。(演出《インフィニティウェポン》)
柳武歩:かつてのトラウマの形。今は手に馴染んだ愛用の武器だ。
夏川ミナ:天井がブチ割れます。影が落ちてくる。二つ。
夏川ミナ:“ジェミニ”。
夏川ミナ:“30秒間の自立駆動モード”の限界を迎え、小型手甲モードに戻ろうとしている。
夏川ミナ:「――――――!」 同時に、歩ちゃんの死角から飛び出す。素手!
夏川ミナ:狙うは急所!鎖骨、脇腹、喉、鳩尾!
夏川ミナ:「――――はああああッ!」
夏川ミナ:(当た――――れ!) 貫手を叩き込む! 
柳武歩:手にした鉄パイプを、頭上へ向かって振り上げようとしていた瞬間だった。
柳武歩:回避も防御もままならない。無防備に打撃を食らう。
柳武歩:「が……はっ!!」
柳武歩:ホールの床に鉄パイプが転がり、ガラン、と大きな音を立てた。
柳武歩:それを追うように歩の身体も転がって、止まる。
夏川ミナ:反射的に鉄パイプを遠くに蹴り飛ばす。“ジェミニ”は少し離れたところだ。再装着できない。
GM@CHAOS:ミナの目の前には無防備に倒れ伏す歩の姿がある。
夏川ミナ:「つ」 右手を痛めた事に気づく。やはり、格闘家の真似事などすべきではない。
夏川ミナ:しかし、これしかなかった。
夏川ミナ:柳武歩と話すには。
夏川ミナ:「柳武歩」
夏川ミナ:「順序が逆になってしまったのですが、話を聞いて頂けますか」
柳武歩:「ははっ……」
柳武歩:うつ伏せの状態から顔だけを横に向けて、笑う。
柳武歩:「やっぱ、つえーな。夏川チャン……」
夏川ミナ:「正規チルドレンで、Aランクで、風紀委員で、アイドルですから」
柳武歩:「……うん」
柳武歩:身体を起こそうとして手を滑らせ、また倒れ伏す。
柳武歩:「悪い。このまんまでもいいかな。ちょっと疲れた」
夏川ミナ:「はい。ありがとうございます」 こちらは立ったまま。
夏川ミナ:「柳武歩」
夏川ミナ:「番長連と風紀委員、どちらが正しいか考えた事はありますか」
柳武歩:「あるよ」
柳武歩:「……というか、今このガッコで。考えた事ない奴、居ねえんじゃねえかな」
夏川ミナ:「それもそうです」
夏川ミナ:実際、自分もずっと考えていた。
夏川ミナ:「柳武歩は、答えは出ましたか?」
柳武歩:しばらくの沈黙の後に返答する。
柳武歩:「聞かれたらブッ飛ばされるかもしれないけど、俺はどっちも正しいと思ってる」
夏川ミナ:「どっちもですか」
柳武歩:「うん。今の風紀のやり方は。ガッコは守ってても、生徒は守ってねーから」
柳武歩:「そういう意味じゃ番長連の方が正しい。でも」
柳武歩:「……どんな形でもこのガッコが無きゃ困る奴、いっぱい居るからな」
夏川ミナ:「…………。居ますね」 友人、親友の事を思いだす。
柳武歩:「だから、ガッコを守るために動くのも、それも正しい。やり方は気に入らねえけどさ」
夏川ミナ:「でも、どちらかにつかないといけない」
柳武歩:鼻で笑って、傷の痛みに顔をしかめる。
夏川ミナ:「だから、どちらかといえば番長連に。そういうことですね」
柳武歩:「そーだよ。何でだかわかるか?」
夏川ミナ:「……風紀陣営のおやつが水と塩だから」
夏川ミナ:「では、ないのでしょうね。何故でしょう」
柳武歩:「うっ、フッ……笑わすな夏川チャン。腹いてえんだから」
柳武歩:「平賀は犯人じゃない」
柳武歩:「でも風紀はそういう前提で動いてる。そうだろ」
夏川ミナ:「はい」
柳武歩:「だからだよ」
夏川ミナ:「平賀迅は犯人であり、しかもクライン学長とその護衛を単騎で蹴散らせるだけの力を持っている」
夏川ミナ:「危険だ。見つけ次第討伐しよう……そういうことに」
夏川ミナ:「迅を擁護するために?」
柳武歩:「……そういうこと」
夏川ミナ:「ううむ、なるほど」
夏川ミナ:「なるほど……そういう動機で参戦する人も居るという事ですね」
夏川ミナ:「ううむ」
夏川ミナ:「困りました」
柳武歩:「困る?なんでだ」
夏川ミナ:「はい。私、今回の戦いは仕組まれたものだと思っていまして」
夏川ミナ:「風紀と番長連で争っている場合ではない。なら、戦いを止めるにはどうするのが手っ取り早いかをずっと考えていました」 
夏川ミナ:「結論としては、どちらの陣営も壊滅させればとりあえず戦いは止まるだろうというところに落ち着きまして」
夏川ミナ:「どのタイミングで協力者を募り、事を起こすか考えていました」
柳武歩:「お……」
夏川ミナ:「しかし……ううむ、みんなそれぞれ動機が違っては、なかなか……」
柳武歩:「おっかねえ事言うなあ夏川チャン」
夏川ミナ:「おっかねえでしょうか」
柳武歩:「おっかねーよ!風紀も番長も両方敵に回すって言ってんだぞ、それ」
夏川ミナ:「そうなります。でも、思いませんか」
夏川ミナ:「……風紀も番長も知った事じゃない!」
夏川ミナ:「私たちは!アカデミアを取り戻したいだけなんだ!」
夏川ミナ:「みたいな事を」
柳武歩:「く、ははっ…ははははは」
夏川ミナ:「風紀陣営が勝った未来も、番長陣営が勝った未来も、私が求めるアカデミアとは違う……ように、思えてならないのです」
夏川ミナ:「……笑われました」 やや憮然とする。
柳武歩:「いや、ごめん。夏川チャンらしい。そんなこと考えてたんだな」
夏川ミナ:「はい。考えていました」
柳武歩:「平賀の事、犯人だとは思ってない……よな」
柳武歩:確認するように尋ねる。
夏川ミナ:「あなたなら多分分かってくれると思いますが」
夏川ミナ:「彼が犯人なら、襲撃前に気の利いた……それも、無駄に気障で回りくどい言い回しの……予告状でも出してこないと、話が合いません」
夏川ミナ:「よって、迅は犯人ではありません。スケープゴートにされた哀れな男子生徒だと結論します」
柳武歩:「……そんだけ?」
夏川ミナ:「そんだけです……いえ」
夏川ミナ:「あとは……滝瑞果先輩とエリス・トリオンをはじめとする護衛の彼らを蹴散らせるほどの力は、彼にはないはずです」
夏川ミナ:「あったら、過去の戦いはもっと楽だったはずです」
夏川ミナ:「……? 出し惜しみしていたとしたら、全力で殴りますけど」 付け加える。
柳武歩:「……そういう事じゃなくて」
夏川ミナ:「?」
柳武歩:床を見つめながら、呟くように言う。
柳武歩:「信じたいとか心配とか、そういうのはねえの」
夏川ミナ:「ぬ」
夏川ミナ:「ぬ、む……ん」
夏川ミナ:平賀迅の事を考えると、反射的にアイドル事件の後に告げられた言葉が蘇ってしまう。
> 平賀迅:「なぜなら私は、君のことが好きで、好きで」「……恋愛関係になりたいと……そう思っているからだ」
夏川ミナ:その言葉ばかりが思考に絡みついて、ノイズになって、正常な判断ができなくなってしまう。
夏川ミナ:「わかりません。本当によくわかりません」
夏川ミナ:「事件の後、一度も話してはいませんから。真偽を問う事もできません」
夏川ミナ:「多分……心配なのだろうとは、思い……ます」
夏川ミナ:「…………なぜ?」
柳武歩:「いや……心配してんなら、いいんだ」
柳武歩:「夏川チャンは好きなようにやってみりゃいいんじゃねえか」
夏川ミナ:「そうします。まだ、第三の敵が存在するのかどうかという裏付けも取れていません」
夏川ミナ:「私は……多分、恋をしています」
夏川ミナ:「アカデミアに」
夏川ミナ:「大好きなアカデミアを取り戻すために、私はあらゆる手を使います」
夏川ミナ:わかっている。先生が言った「恋愛をしろ」というのは、きっとこういう事ではない。
夏川ミナ:一生を添い遂げられるヒトを探せということだということは、わかる。
夏川ミナ:でもそれ以上に、今この瞬間は、楽しかった頃のアカデミアを取り戻したいのだ。
夏川ミナ:「……私が」 施設では、どう動いてどう戦ってどう殺すかを叩き込まれた。
夏川ミナ:変われたのは、アカデミアのおかげだ。
夏川ミナ:「私が人間であるために。アカデミアは必ず取り戻します」
柳武歩:ごろりと仰向けに寝転がって、笑みを浮かべる。
柳武歩:「聞いた。けど、一旦忘れるよ。もしかしたら何かの拍子に急に思い出すかもな」
GM@CHAOS:では、今回の対決イベントはミナちゃんの勝利!
GM@CHAOS:勝利したPC側のチームは、相手の戦線に被害を与えることができたということで相手チームが持っているイベントキーワード「3on3 近接戦・直接攻撃」を奪うことができます。
柳武歩:「夏川チャン、先に出なよ。一緒に出てって、誰かに見られたらおかしいからさ」
GM@CHAOS:奪ってもいいし、奪わなくてもいいよ。
夏川ミナ:「そうですね」 というか、この会話も聞かれていたらまずい。
夏川ミナ:そいつも口止めに始末しなくてはならない……が、恐らくそれはないだろう。
夏川ミナ:「目当てのモノは手に入れました。こちらの損害は4人、番長連の損害があなたを含めて5人……」 ひらひらとUSBメモリを振る。
夏川ミナ:番長連が画策している大規模作戦行動の予定表が入ったメモリ。作戦目標は達成した。
夏川ミナ:「今回は、私達の勝ちです。それでは」
夏川ミナ:ぺこりと頭を下げてホールを出ていきましょう。
GM@CHAOS:では、ミナが去り、ホールには歩が1人で残される。
柳武歩:ホールの天井を見つめている。
柳武歩:点灯していないシャンデリアが物悲しく揺れている。
柳武歩:風紀委員が正しいか、番長連が正しいかなんてことを考えている間に、
柳武歩:夏川ミナはそれよりも一歩先のことを考えていた。
柳武歩:「……かなわねえな。やっぱり」
柳武歩:仰向けに寝転がったまま、歩は腕で顔を覆った。
GM@CHAOS:ホールの窓から見える景色はまだ雨に濡れていた。

GM@CHAOS:では、シーン終了。
GM@CHAOS:購入判定やロイスの取得が可能だよ!
夏川ミナ:歩ちゃんに取ります。
GM@CHAOS:貴重なロイスを!
柳武歩:ミナちゃんに最後のロイスを取るよ
夏川ミナ:-ライバル/柳武歩/○対抗心/劣等感/ロイス
柳武歩:夏川ミナ ○P:憧憬/N:羨望
夏川ミナ:質問の内容を分かってて明らかにはぐらかしたので、まっすぐな歩ちゃんに劣等感。
夏川ミナ:そして色々な意味で対抗心!
GM@CHAOS:対抗心!
柳武歩:あ、すいません
柳武歩:○P:憧憬/N:敗北感
柳武歩:こうだな。
GM@CHAOS:おお。
GM@CHAOS:歩ちゃんなー。尊みがなー。
GM@CHAOS:ロイスは終わったかな?
柳武歩:はいはい
GM@CHAOS:購入などはありますでしょうか
夏川ミナ:あっ
夏川ミナ:します。UGNボディアーマー。
夏川ミナ:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 4[4,4]+1 → 5 → 失敗

夏川ミナ:だめ!
GM@CHAOS:残念!ピュアソラになって出直すがいい!
柳武歩:ラッキーメダルWH一体化応急手当キット購入!
柳武歩:6dx+1>=8
DoubleCross : (6R10+1[10]>=8) → 10[2,6,6,8,9,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

柳武歩:買えた。使います!
GM@CHAOS:おお。素晴らしい
GM@CHAOS:どうぞどうぞ
柳武歩:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 9[3,6]+6 → 15

柳武歩:いまいち。
柳武歩:以上です!
GM@CHAOS:まあ、おおむね期待値です。
GM@CHAOS:はーい。では、改めてこのシーンは終了しましょう!
GM@CHAOS:それでは1stステージの対決はこれで全て終了!
SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 × 柳武歩
2ndステージ
??? 「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」 ???
??? ???
??? 「3on3 近接戦・直接攻撃」 ???
??? ???
??? ???
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS

GM@CHAOS:次からは2ndステージへと移るぞ!
GM@CHAOS:2ndステージの対決は次の二つだ!
GM@CHAOS:まずは「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」!
GM@CHAOS:これは1stステージの勝利ボーナスとして手に入ったイベントキーワードによるものだ。
GM@CHAOS:フィーネと直接交渉をしたり彼女に色々な知識を教えてあげたりあるいは歌やダンス……
GM@CHAOS:そういった対決で彼女の信頼を勝ち取る2on2形式の対決になる。
GM@CHAOS:次に「3on3 近接戦・直接攻撃」!
GM@CHAOS:こちらは3on3によるシンプルなダメージの出し合いだ。
GM@CHAOS:攻撃役やダメージを加速させたり逆にダメージを軽減できるPCは活躍できるだろう。
GM@CHAOS:素手パンチぐらいしか攻撃手段がないPCは逆に活躍の機会が減ってしまうかもしれない。
GM@CHAOS:こうした情報をもとにPLの皆さんは対決イベントに出場するPCを選出してください!
GM@CHAOS:選び出されたメンバーをもとに次の対決イベントの日程も調整していくぞ!
GM@CHAOS:それでは、存分に戦い合え!

【組み合わせ決定/ミドルフェイズ7】

SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 × 柳武歩
2ndステージ
滝瑞果 「3on3 近接戦・直接攻撃」 平賀迅
ロコロコ エリス・トリオン
夏川ミナ 羽石夏澄
朝倉侑生 「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」 柳武歩
芙蓉堂太一 霧灯夢二
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS

【対決イベント:近接戦/ミドルフェイズ7】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:次の対決イベントは「3on3 近接戦・直接攻撃」!
GM@CHAOS:シーンに登場するのは滝さん、ロコくん、ミナちゃん、平賀くん、エリスくん、羽石さんの6人だ
GM@CHAOS:まずは全員侵蝕率を上げてシーンに登場してください
エリス・トリオン:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 4[4]+62 → 66

夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:72->73)
平賀迅:1d10-1
DoubleCross : (1D10-1) → 5[5]-1 → 4

夏川ミナ:また1!
ロコロコ:1d10+58-1
DoubleCross : (1D10+58-1) → 9[9]+58-1 → 66

平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:84->88)
ロコロコ:おっとたけえ
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+8(1D10-1->9-1)した (侵蝕率:57->65)
エリス・トリオン:忘れてた。ひく1
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+8(1d10-1->9-1)した(侵蝕率:84->92)
夏川ミナ:夏澄ちゃん!!?
ロコロコ:うう~。もう66まで上がってしまった。
羽石夏澄:ふふふ
ロコロコ:とおもったらカオスの人達やべえ
平賀迅:ククク
平賀迅:ついてこれるか……!
GM@CHAOS:やばいぜ

GM@CHAOS:では、まず初めに対決イベントのルールを説明しておきましょう
GM@CHAOS:このイベントは、お互いに相手チームのPCに襲撃を仕掛けて戦闘を行なうことになります
GM@CHAOS:ただし戦闘といってもラウンド進行で普通の戦闘をするわけではなく
GM@CHAOS:攻撃の判定を行って、3人全員で算出したダメージの合計が高かった側のチームが勝利となります!
GM@CHAOS:そのダメージからはガード値と装甲を差し引いて最終的な値を算出する!
滝瑞果:誰を狙って戦闘不能にするとかではなく、あくまで相手の陣営単位に攻撃をした、という体裁になるわけですね
GM@CHAOS:ですです
エリス・トリオン:ダメージ値のみ? 達成値とか、範囲攻撃かどうかは関係ない?
GM@CHAOS:手順としてはラウンド進行扱いでPCたちは行動値順に全員が攻撃の判定を行ってもらう。
GM@CHAOS:その後で同じようにPC全員がガードの処理を行い、最終的な総ダメージ値が勝っていた側の勝利となる。
GM@CHAOS:達成値は単純にダメージロールの値に関わってきますが、今回は命中には関係ありません。
エリス・トリオン:自動命中というわけね
GM@CHAOS:また範囲攻撃であるかどうかもこのイベントでは影響を及ぼしません。
GM@CHAOS:まあ、ダイス目が全て1だったりしたら普通にファンブルで自動失敗なのでそこはお気を付けて。
GM@CHAOS:戦闘に関しては6人全員が同エンゲージで開始です。
GM@CHAOS:また、イベントキーワードを持っている場合のボーナスとして、チーム内の1人のPCがダメージロールをする際に一度だけ+3dすることができます。
エリス・トリオン:おおう
ロコロコ:やったー
GM@CHAOS:カオス陣営はイベントキーワードを失ったので、今回この効果を得られるのはロウ陣営だけですね。
平賀迅:判定の具合見て、必要だと感じたらイベントキーワードを途中で獲得してそれを使うってのは可能です?
GM@CHAOS:それも可能です!
滝瑞果:カオス陣営は、羽石さんの侵蝕を下げるのに切り札を使った方がいいんじゃないのォ~?
平賀迅:ウス
ロコロコ:それな
夏川ミナ:夏澄ちゃんを危ない目にあわせないで!
平賀迅:羽石さんなら大丈夫!本人もニコニコしてるし!
ロコロコ:後質問なんですけど、これって待機とかって出来ます?
GM@CHAOS:待機は可能です!
ロコロコ:ラウンド進行だからできるという散弾ね
ロコロコ:理解だぜ
GM@CHAOS:他に何か質問などはありますでしょうか
エリス・トリオン:あ、すみません
GM@CHAOS:はいはい
エリス・トリオン:開始前に、持っているクリスタルシールドを羽石さんに渡しときたいです
GM@CHAOS:ああ。それくらいでしたら可能ですよ。
羽石夏澄:やった!ではいただいておきます!
エリス・トリオン:わたす!
GM@CHAOS:アナザーGMからは補足や意気込み、抱負などはありますか?
GM@LAW:ひわっ
羽石夏澄:あ、全員が攻撃判定を行う、とありますがメジャー支援は可能なんですかね?
GM@LAW:支援に手番を使っても構いません。
羽石夏澄:了解です!
GM@CHAOS:それでは他に質問がないようですので、説明はいったん以上としましょう
GM@CHAOS:もしまた何か聞きたいことが出てきたらその時はいつでも聞いてください

【CHAOS/対決イベント:近接戦】

GM@CHAOS:番長連の詰め所。総番長室。
GM@CHAOS:平賀、エリス、羽石の三人は再び総番長室へと集められていた。
無道ささき:「三人ともよく来てくれた!」
エリス・トリオン:「これはこれは総番長殿」
GM@CHAOS:無道ささきは包帯の巻かれた握り拳を振り上げて言う。
エリス・トリオン:「今日も壮健そうで何よりだ」
無道ささき:「お前たちも聞いているかもしれないが、今の抗争の趨勢はどうにも芳しくない」
平賀迅:「ああ。外を出歩いてれば嫌でも分かる。人はいるのに活気はない。そのくせ敵意は煮詰まっている」
平賀迅:「苦しいところだな」 壁(定位置)に背を預けています
羽石夏澄:二人の後方に立っている。いつもの闊達さはない。
無道ささき:「うむ。そこでだ、我々番長連としてはここで一度風紀委員どもに対して攻勢に出ることにした」
平賀迅:「攻勢。何か策でも?」
無道ささき:「よくぞ聞いてくれた!」
羽石夏澄:「………」顔をしかめている。居心地の悪い、敵意。総番長は、こんな人だっただろうか。
無道ささき:「まずは平賀。お前が打って出る。そうすると釣られて敵も出てくる」
無道ささき:「そこをトリオンと羽石で一網打尽」
無道ささき:「あたしたちの攻撃によって敵に打撃を与えることができれば、士気も上がるしいいことづくめというわけだ!」
エリス・トリオン:「くふっ」 思わず忍び笑いする。
平賀迅:「……」 口角を歪めて薄く笑う
無道ささき:「む、何か意見でもありそうな笑みだ」
平賀迅:「いや、笑っては失礼か。まあ、筋道は通っているし、有効でもあるだろうね」
エリス・トリオン:「い――いえェ? 」両手を上に向けて開く。
無道ささき:「……平賀は危険だがな」
エリス・トリオン:「ま、あいつらが個人的に気に食わなくなってきたところだ」
エリス・トリオン:「ここいらで鼻っ柱潰すのも楽しそうだ」
平賀迅:「そう思うなら先に一言断っておいてくれてもいいんだぞ、総番長。……ま、私としては異論はない」
無道ささき:「……あたしたちも四の五の言っていられなくなったということだ、平賀。だが、そう言ってくれると助かる」
羽石夏澄:「………………せんぱ……『総番長』」
羽石夏澄:「ひとつ。言っておきます。」
無道ささき:「む、何だ、羽石」
羽石夏澄:「私は『今のあなた』や『番長連』のために、ではなく、私自身のために戦っています」
羽石夏澄:「…それを、わすれないでもらいたいな、と思いました。…戦場を与えてくれたことには感謝しています」
無道ささき:「それは……うん。あたしも分かっているつもりだ」
無道ささき:「元々番長連は個人主義の集まりだ。嫌になったらいつでも辞めてくれていい」
無道ささき:「さて、作戦については以上だが、敵も同じように反攻作戦を考えている可能性もある」
無道ささき:「もし敵に動きがあった場合はそれに対応して柔軟に動いてもらうことになるだろう。よろしく頼んだぞ!」
羽石夏澄:「…………はい。」
エリス・トリオン:「サーイエッサー。総番長殿。ところで、改めて聞きてェんだが」
無道ささき:「なんだ?」
エリス・トリオン:「いや、なに。大層なことじゃァねぇんだが」
エリス・トリオン:「指揮官殿の、最終目的を聞かせていただきたくてね」
無道ささき:「……風紀委員どもの支配から学生たちを解放する。それだけだ」
エリス・トリオン:「たとえば、そうさな。ベアトリス・ハックマンの排除とかか?」
無道ささき:「それは……」
エリス・トリオン:「ここにいる魔術師殿は敵の目標だ。あいつが出てくる可能性もあるぜ」
無道ささき:「もちろん必要なら、ベアトリスも叩きのめすつもりだ」
エリス・トリオン:「……成程。不躾な質問、失礼しました」
エリス・トリオン:「指揮官殿もお疲れのようだ。そろそろひと眠りしたらどうだ?」
平賀迅:「ハハ、何だその言葉遣い。隠し芸か?」
エリス・トリオン:「ハ、謹厳実直な皆々様を、見習おうと思ったのさ」
無道ささき:「……いや、いい。番長連のみんなも頑張ってるんだ。ここであたしが寝るわけにはいかない」困ったように笑いながら言う。
羽石夏澄:「…いえ。少し休んでください、総番長。」
無道ささき:「あたしなら大丈夫だ。無敵の無道ささきだぞ!」
羽石夏澄:「亡霊事件の時に危険な状態になったのをお忘れですか」
無道ささき:「……う、そ、それは」
羽石夏澄:「…私が好きな『アカデミア』には、あなたもいてくれないと困ります。どうかご自愛を」
無道ささき:「わかった。寝ないけどちょっとだけ休む」
平賀迅:「では休む前に私からも一つ」
無道ささき:「聞こう、平賀」
平賀迅:「現戦況において、番長連も『風紀委員と同じく』一般生徒に対して被害を出していることは、当然……いや、把握しているよな?」
平賀迅:「どう思う、その辺り」
無道ささき:「それは……その、えっと、あれだ、ふかふかの……」
平賀迅:「不可抗力」
無道ささき:「う」
無道ささき:「そう!それが言いたかった!」
羽石夏澄:それか!という顔で平賀くんを見ている
エリス・トリオン:「……」バカばっかりだ、という視線で番長陣営ズを見ている
平賀迅:「なるほど。しかし……それは押さえるように周知徹底した方が良いぞ。狭く見れば勝つために必要な事かもしれないが」
無道ささき:「……何を引き起こす?」
平賀迅:「そんな風紀と同じやり方で戦って、勝った所で、結局頭がすげ替わるだけだ。学生の番長に向ける目は、風紀へのそれとさして変わらなくなるだろうよ」
平賀迅:「……ま! 個人が自由自由に動いた結果として被害が出てる番長連の方が幾分マシとは思うがね。それでもだ。考えておくといい」
無道ささき:「それだけで済むのなら……。いや、うん。わかった」
平賀迅:「アカデミアを不用意に傷つけたくない。それだけだ」 壁から背を離し、傍の木箱に差しておいた剣を取る
無道ささき:「なるべき周りに被害は出さないように気を付けろろあたしの方からも話しておこう」
エリス・トリオン:「……お優しいことで」
平賀迅:「そう言ってくれて嬉しいよ。じゃ、行くか?」 羽石さんとエリスくんに
羽石夏澄:「…はい。…行きましょうか」
エリス・トリオン:「あァ。こちとら準備はいつでも万端だぜ」
無道ささき:「あたしだって暴力が好きなわけじゃないんだぞ、トリオン!ぶつぞ!」
平賀迅:「おお、好きじゃないと言って二秒で暴力で訴えようとしているぞ」
エリス・トリオン:「おお怖ェ。目障りな奴はさっさと退散させて貰うとするぜ」
無道ささき:「ハッ、所詮はこれがあたしの本質だというのか……」打ち震える。
平賀迅:「思考と発言の破綻は疲労蓄積の証だ。夏澄の言うとおり、休むことを検討しておくといい」
平賀迅:「君一人寝こけた所で機能の止まる番長連でもないだろう」 その場を後にしつつ、ひらひら手を振る
無道ささき:「恐怖……暗黒……」
羽石夏澄:軽く頭を下げ、平賀くんを追う。
GM@CHAOS:ささきはそのまま茫然と打ち震えながらキミたちを見送る。
エリス・トリオン:じゃあ部屋を出ると、二人を待って真っ先に扉を閉めよう。
エリス・トリオン:「ありゃ、駄目だな」
羽石夏澄:「…ささきせんぱい、ですか?」
平賀迅:「直截だね。……しかし同感だ」
エリス・トリオン:「ベアトリスも似たようなもんだとして、アレに任せてりゃ、アカデミアはじきに紛争地帯だぜ」
羽石夏澄:「…なんか。あんな人じゃなかったんですけどね」
エリス・トリオン:「学生どもにゃ、この空気はキツすぎるのさ」
平賀迅:「落とし所ってものを考えていないからな。結局。兵力が尽きるまでやるしかなくなってくる」
平賀迅:「いや、私はむしろ、前とそんなに変わっていないな、と感じたよ。少し安心したくらいだ」
平賀迅:「エリスの言う通り、慣れない空気で言動が辛辣になるのは仕方ないことだ。総番長、つまり……事実上の指揮官ともなれば、そのプレッシャーはヒラの数倍にもなるだろうとも」
羽石夏澄:悲しげな表情になる。
平賀迅:「その点を踏まえれば、むしろ風紀の方が今へうまく適応できていそうに思えるね。ミナみたいなチルドレンに、ベアトリスだってUGNの血の子だろ?」
羽石夏澄:「自由を守るって言って…自分が、いちばん、しばられてるじゃないですか…ささきせんぱい…」
エリス・トリオン:「つか、てめーらもだ。自覚あんのか?」
平賀迅:「守るってのはそういう事だ……うん、私も?」
エリス・トリオン:「特に、ふわふわ女。明らかに侵蝕アガってんぞ」
羽石夏澄:「………」うつむく。
エリス・トリオン:「揺れすぎなんだよ。ったく、一番適応できてんのかと思えば……」
羽石夏澄:「……そりゃ。キツい、ですよ」
羽石夏澄:「だって。こんなの、『戦い』でもなんでもない」
羽石夏澄:「ただ、壊して、傷つけて。それだけです」
羽石夏澄:「………ディオゲネスのひとたちとは違う」
羽石夏澄:「みんな、戦う気がないのに、戦ってる」
エリス・トリオン:「大した違いがあるのか? 害を与えてくる奴ァ、俺は楽しげにしようがしてなかろうが勘弁だがな」
羽石夏澄:「何のためでもない。」
エリス・トリオン:「戦意あからさまな奴の方が、厄介だろうが」
羽石夏澄:「…そんなこと、ないです」
羽石夏澄:「戦意がある人なら、それは対等です」
平賀迅:「……夏澄。君の考えは理解できる。だが、あまり目の前にない戦いを美化しない方が良い。いや、するな」
エリス・トリオン:「…………対等、ね。テメーはそれがお望みなわけだ」
羽石夏澄:「……無害な人を、ただ傷つけるのは……ただの『破壊』です」
平賀迅:「戦う気は、あるだろう。風紀は秩序を守るため、番長連は自由を勝ち取るため。それを軽視するのは……んん」 少し言葉を選び 「あまり望ましくない」
平賀迅:「あるいは君は、もっと崇高な、あるいは純粋な戦いを知り、場合によっては愛しているのかもしれない。それはそれで、個人の趣味だ。口を出すつもりはないが……」
平賀迅:「……それと、目の前の戦いを見比べるのは、やめたほうが良い。その気持ちは永遠に晴れないぞ」
羽石夏澄:「……『秩序』、『自由』……私も、最初はそう思っていました」
平賀迅:「今は違うのか?」
羽石夏澄:「いいえ、最初は本当にそうだったかもしれません。でも、今は…」
羽石夏澄:「はい。…さっき、ささきせんぱいと話していて、…強く感じました」
羽石夏澄:「これは、もう自由を取り戻す戦いじゃない。『敵を滅ぼす』戦いなんだ、って」
エリス・トリオン:「だから、言ったろうが」
エリス・トリオン:「あいつは『駄目だ』。」
エリス・トリオン:「……テメーの主義主張は全く理解できねえ」
エリス・トリオン:「だがとにかく、テメーもこの状況に死ぬほど向いてねえのは良く分かった」
エリス・トリオン:そこで、通りがかりの教室から、ガラガラとクリスタルシールドを引っ張り出してくる。
エリス・トリオン:「これ持ってろ」風紀委員陣営の戦闘員が使っていたものの鹵獲品だ。
羽石夏澄:「…あ」
羽石夏澄:「…はい。…ありがとうございます」
エリス・トリオン:「戦いたくねえ奴に好き勝手動かれても迷惑なんだよ。戦場でたらそれ持って後方から術カマしてろ」
羽石夏澄:「むう。戦いたくないわけじゃ、ないですよ?」両手で不器用にシールドを持ちながら口を尖らせる。
エリス・トリオン:「なんで盾持ってて危なっかしそうなんだよテメェは・・・才能かよ・・・」
平賀迅:「フフ、用意も面倒見も良い事だなエリス先輩! ちゃんと手立てを用意してるだなんて」
羽石夏澄:「そうですね、エリスせんぱいはやたら優しいです」
エリス・トリオン:「どいつもこいつも、戦争してる癖に隙だらけなんだよ。お陰で戦利品が余って仕方ねえ」
エリス・トリオン:「マジでこのまま王国作ってやるか……どうせ紛争地帯になるんなら……」
平賀迅:「……そうだな、夏澄。私もハッキリさせておこう。ちょっと聞いてくれ」
羽石夏澄:「む。聞きます」
羽石夏澄:クリスタルシールドを体の前で抱えながら平賀くんを見上げる。
平賀迅:「私は君の意見を理解できるが、それは間違っていると思う。君は現状を指して『敵を滅ぼす』戦いになってしまったと言ったが……」
平賀迅:「この戦いは最初っから『自由のために、敵を滅ぼす』ものだ。変わっちゃいない。だが戦い続ければ、なるほど確かに『自由のために』はいずれ失われるだろう」
平賀迅:「それがきっと、オーヴァードがジャームになるって事だ。そうなれば、手遅れだ。もう元には戻らない」
平賀迅:「だがまだ手遅れじゃあない。総番長は、頑張っている。あの頑張りは遠からず折れるとは思うが……大丈夫な内に、私たちが決着をつければいい」
平賀迅:「……君はどうしたい? どう、決着を着けたい。戦いを終えて、どうしたい?」 見上げる羽石さんの目を見る
羽石夏澄:じっと、平賀くんの目を見る。
羽石夏澄:「私が行きたいのは、目指しているのは、『元のアカデミア』です」
羽石夏澄:「ほんとうのところ。風紀のひとたちをやっつけたところで、それが戻ってくるとは思えません」
平賀迅:短く相槌を打ちながら聞く
羽石夏澄:「それは、…きっと、私たちが今戦ってる、風紀のひとたちも…同じなんだと思います」言葉を選びながら、話す。
羽石夏澄:「……私には『壊したり傷つけたりすること』しかできないけど、」
エリス・トリオン:「風紀をぶっ倒すのは、方向性としちゃ悪くないがな」
羽石夏澄:「…なにか…この先に。風紀のひとたちとの戦いの先に。道筋があるなら」
羽石夏澄:「私は、彼らを……、」言いかけて、躊躇う。
エリス・トリオン:「――殺しに行く」
羽石夏澄:「――、」
エリス・トリオン:渇いた声で。「そうだろ? 俺らの勝ち筋はそれしかねえ」
エリス・トリオン:「テメーが良いヒントをくれたぜ、ふわふわ女」
羽石夏澄:「えりす、せんぱ」
エリス・トリオン:「あいつらは『戦いたくなんかない』」
エリス・トリオン:「壊すしかできねえ? 結構じゃねえか」
エリス・トリオン:「あいつらの『戦意』を壊せ。馬鹿どもの掲げる、クソくだらねえ『正義』を殺せ」
羽石夏澄:目を瞬かせる。
平賀迅:内心で胸を撫で下ろしつつ、安堵の息を吐く 「まったく」
羽石夏澄:「………もう。言い方がいじわるです」
エリス・トリオン:「俺は最初っからそのつもりだっつの」
エリス・トリオン:「戦って倒したところで、あのクソ馬鹿間抜けサークル円環女を思い知らせたことにはならねぇからな」
羽石夏澄:「クソ馬鹿間抜けサークル円環女」
エリス・トリオン:「つか、それこそ風紀ぶったおした後はテメーの出番だからな、カミナリ男」
平賀迅:「うん、風紀を倒した後に?」
エリス・トリオン:「自分で言ったろうが! テメー周りの真実を晴らさなきゃ、俺らが勝ったところで、首がすげ変わるだけだ」
羽石夏澄:「………しんじつ」
羽石夏澄:「そっか、そうでした」
平賀迅:「ああ、その話か。いや何、『倒した後』だなんて言うから思い至らなかったんだよ」
平賀迅:「その事ならもう動き始めてはいるからね。結果が出るかは、まあ、難しいとは思うが……」 先日遭遇した情報屋の事を思い浮かべつつ
平賀迅:「そう、真実。だがそのためにも、今は我々だ」
羽石夏澄:「はい」
平賀迅:「どうせベアトリスは早々折れんだろ。だったらこの場を持たせるために、我々が出て、風紀を少しでも叩く。その攻勢を鈍らせる。そうすれば現状は維持される。最悪の状態から、少しでも遠ざかる事ができるだろ」
平賀迅:「多くの者が戦い、傷つき、摩耗するが、折れはしない現状だ。そのために今は励むとしよう。望む決着を得るために」
平賀迅:「私たちで、な!」 馴れ馴れしく、ちょっと痛いくらいに羽石さんとエリスくんの肩を叩く
羽石夏澄:「…はい!」
エリス・トリオン:「だから、馴れ馴れしいんだよ後輩!」
羽石夏澄:表情を崩す。
平賀迅:「ハハハ、一人押し黙って同じところで煮詰まるよりずっと良いだろ!」 返事をしながら先に歩き出す
羽石夏澄:「なんとかしましょうね、『みんなで』、『戦って』!」
エリス・トリオン:「当事者が一番呑気なんだから、やってらんねえな」
羽石夏澄:シールドを抱えながら、平賀くんの後を追う。
羽石夏澄:――なんとなく、道筋が見えた気がした。今、戦う、意味も。
エリス・トリオン:(……戦意を殺ぐ。)
エリス・トリオン:(ふわふわ女にゃ、ああ言ったが――ただ強いだけじゃ、意味がねえ)
エリス・トリオン:「せいぜい手加減してやるよ」 一瞬、笑みを浮かべる。
エリス・トリオン:さらさらと、歩む足元にきらきらと輝く塵が舞う。
平賀迅:先頭を歩きながら、その口元から笑みが消えるのが分かる。
平賀迅:(そうとも、真実だ)
平賀迅:戦いを止める事なんて、決着をつける事なんて、簡単だ。風紀へ従属すればいい。窮屈な秩序にも、人は慣れるだろう。結局それが、誰も傷付かない方法である。
平賀迅:平賀の知識は知っている。度の過ぎた自由は無秩序・混乱、あるいは苦痛の裏返し。平和な自由など、近現代になってようやっと手に入れられた玩具にすぎない。
平賀迅:さっきの夏澄にだって、きっと普段の自分であれば、総番長と同じように、少し休め、と言ったかもしれない。戦いをやめろ、とすら言ったかもしれない。
平賀迅:だが、それでは駄目だ。
平賀迅:(このオーヴァードアカデミアで、私は、私だけは、)
平賀迅:(風紀に屈することは"できない")
平賀迅:夏澄にかけた言葉、あれに嘘はないし、彼女の表情が明るくなったのは、一人の人間としては嬉しかったが。
平賀迅:(……戦いを止められては、困る)
平賀迅:自分の中に渦巻く、善意や良心とは反対に位置する情動を無視できるほど、愚鈍でもいられない。
平賀迅:(戦い続けなければならない)
平賀迅:……後続する二人に悟られぬよう、意図して口元に笑みを浮かべ、それから歩調を合わせるよう、自然に速度を緩めていく。三人で、戦うために。
GM@CHAOS:では、キミたちが戦場へと向かったところでそちらに場面を移そう。

【対決イベント:近接戦/ミドルフェイズ7】

GM@LAW:では、各陣営のブリーフィングが終了したところで、近接戦の対決イベントに入りましょう。
GM@LAW:【学園島 第三時計台】
GM@LAW:風光明媚なデートスポットの一つであったはずの時計台周辺。
GM@LAW:しかし、更生プログラムの適用下では、カップルの姿を見かけることはなく。
GM@LAW:今、そこに集うものは、相手を討ち果たさんとする生徒たちだけだ。
モブ風紀部隊:「「治安!粛清!」」
モブ番長部隊:「「自由!独立!」」
GM@LAW:凄絶な魂の叫び。
モブ風紀部隊:「「ドゴー!」」
モブ番長部隊:「「ドゴー!」」
GM@LAW:響き渡る怒号。
GM@LAW:戦いは激化し、泥沼化の一途を辿りつつある。
GM@LAW:平衡は容易には崩れることはないだろう。新たな闖入者の到来でもなければ。
平賀迅:怒号響く頭上から、落雷の音が轟いた。風紀部隊の範囲攻撃を使いそうな顔をしたモブが斬られる。
範囲攻撃顔のモブ風紀委員:「ぐ……な、何!?」
平賀迅:「……まったく、よくよく暴れているな」斬られた後に立っているのは、刃の薄い剣を携えた平賀である。時計台を見上げながらぼやき、辺りを見渡す
モブ風紀部隊:「や……奴だ!平賀迅!」「凶悪犯!」「最優先風紀化対象!」
平賀迅:「何が風紀化だ。だが好都合。……そら、来い! 稲妻を捉えられるというのなら!」
モブ番長部隊:「平賀迅!」「頼もしい援軍だ!」「よっ凶悪犯!」
平賀迅:自分がここに視線が集中すれば、風紀の戦線は乱れる。派手に闖入することこそ番長連の戦線にとってもっともプラスになる事を、平賀は重々承知している。
夏川ミナ:ではそこで、校舎の上空から小柄な影が降ってくる。
夏川ミナ:小柄なのに腕部だけが不自然に大きい。 ――インパクト。
夏川ミナ:小規模なクレーターを作りながらモブ番長部隊の一角を吹き飛ばす。
夏川ミナ:「“ジェミニ”、参上しました」
一角のモブ番長:「うおお……な、何だ!?」
平賀迅:「……来たか。相変わらず、良く目立つ」 番長たちはそのインパクトに危機感を覚え、退いていくだろうか。であれば自分が、自分たちが向かっていかなければならないだろう。そちらへ歩を向ける
モブ風紀部隊:「ジェミニ……!」「やれ!平賀を取ってくれ!」
夏川ミナ:「平賀…………」「迅」
モブ番長部隊:「なんだあの腕は……!」「化物か……頼む平賀!」
平賀迅:「そうとも、平賀迅だ。下の名前で呼んでくれても構わないよ? 私はさして、変わっていない」 薄く笑みすら浮かべて
平賀迅:「付け加えるなら……」 「私だけでもない」
羽石夏澄:風紀部隊の一部の生徒たちが次々に倒れ伏していく。
羽石夏澄:倒れた生徒たちを踏まないように、つま先歩きで、辿々しく歩む女生徒。
羽石夏澄:いつもは三つ編みに結わえられている髪は、ばらばらにふわふわと舞っていた。
羽石夏澄:「……うん。やりましょうか」誰ともなく、呟く。
滝瑞果:時計台から遠く、学舎の光の間に瞬くように
滝瑞果:大きな、黒いリング状の影がある。一見すれば目の錯覚のように見えるが、そうではない。
滝瑞果:この位置からでも平賀迅を狙えるということだ。
滝瑞果:そして、狙いをつけながら、近づいてきている。この場に。
エリス・トリオン:では、その狙いを乱すように、戦線に霧が広がる。
エリス・トリオン:戦場を悠々と歩む、煤けた灰髪の生徒。その背後には霧によって拘束した、規則外物品没収担当の風紀委員を釣り上げている。
エリス・トリオン:「チッ。しけてやがる」
エリス・トリオン:手元でパラパラと奪い取った没収品を物色し、捨てる。誰かの手帳から、プレミア付きの元アイドル生徒のブロマイドが覗いた。
滝瑞果:――パン!
滝瑞果:そこに正面から弾丸が打ち込まれる。軽い消しゴムだ。
エリス・トリオン:ぼう。霧に触れたそれが燃え上がり、軌道を操る間もなく溶け消えた。
エリス・トリオン:「おい、先行しすぎんなよ猪ども。――エサに食い付いたな、雑魚共」
滝瑞果:『黒いリング』まで会話が届く距離ではない。今の一撃は、苛立ちや非難の意志だ。
ロコロコ:そんなやり取りを尻目に、端の方で傷ついた風紀委員君をズルズル物陰に引っ張っていきます。
ロコロコ:「ふう。これで全員かな?SSランクと言えどつらい仕事だね。筋肉痛が心配だ。」
ロコロコ:「かわりに、巻き込む心配は減ったけど。」
ロコロコ:グーッと伸びをして、物陰からでていく。それからカオスの皆さんを見て一言
ロコロコ:「よし、じゃあ、やろっか。」
平賀迅:「おいおい、剣呑極まりないな。良いんだぞ? そちらが『これは勝てない』と退いてくれても」
ロコロコ:「そんなことしたら怒られちゃうよ。味方にも敵にも。」
GM@LAW:モブ生徒たちは彼我の実力差を悟ってか、いつの間にか散り散りと下がりつつある。
GM@LAW:この場での主たる戦力は、3人と3人。
夏川ミナ:「はい。それは少々、格好悪いですから」
ロコロコ:「ね。」
羽石夏澄:「…そっか。やる気なんですね」
羽石夏澄:少し寂しそうに笑って。
羽石夏澄:「なら、戦いましょう。止まれないなら。せめて。」右手を差し伸べる。
GM@LAW:対決を開始します。
LAW:
夏川[18] 滝[7] ロコ[8]
CHAOS:
平賀[6] 羽石[3] エリス[2]
GM@LAW:まずはセットアップの宣言から。行動値順にどうぞ。
夏川ミナ:となると、私ですね
ロコロコ:たのんだ
夏川ミナ:《戦いの予感》《スピードスター》。
夏川ミナ:行動値が48になって、ラウンド間の攻撃力が+48です。
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+7した(侵蝕率:73->80)
夏川ミナ:「オーバードライヴ――――加減は無しです」
ロコロコ:滝右衛門!
滝瑞果:あれ、ロコが先じゃないですか
夏川ミナ:ほんとだw
ロコロコ:ごめん俺だったわ。《常勝の天才》!対象は味方二人だオラー。ラウンド中攻撃力+28だオラー。
滝瑞果:もちろん私は何も行動がないです。お先にどうぞ。
滝瑞果:アヤッター!
夏川ミナ:ひどいなこの数字……
平賀迅:セットアップなし!
エリス・トリオン:セットアップなし
羽石夏澄:なし!
GM@LAW:では行動に移っていきましょう。
夏川ミナ:最速は行動値48の私っぽいですが、
夏川ミナ:待機します。
夏川ミナ:なぜなら、次の手番のやつがバフをくれるからだ!
ロコロコ:次は俺だ!《戦場の魔術師》《アドヴァイス》《弱点看破》!対象は自分を含めた味方3人だー。
ロコロコ:次のメジャーダイス+7、C-1、ラウンド中攻撃力+12!さっきのと合わせると+40!キリが良いね!侵蝕値は10上昇で82だよ。
ロコロコ:ネクスト!
ロコロコ:「それじゃあ二人共、手筈通りに!」手とかを上げて二人に合図を送ったりするよ。
夏川ミナ:「おまかせを」 身を沈め、矢を番えるように右腕を大きく引く。
平賀迅:待機します
滝瑞果:ミナの初撃への妨害を阻むようにして、
滝瑞果:遠くから、流星群めいて無数の飛来物が飛び、牽制する。
滝瑞果:「(x^2+y^2-1)^3=x^2*y^2」!使用エフェクトは《スキルフォーカス》。
滝瑞果:達成値は技能10+武器10+エフェクト6+ランク3+エンブレム3=32だ
滝瑞果:9d9+32
DoubleCross : (9D9+32) → 35[5,3,8,4,1,2,2,8,2]+32 → 67

滝瑞果:ダメージは武器11+常勝28+看破12+エンブレム1D10=51+1D10
滝瑞果:7d10+51+1d10
DoubleCross : (7D10+51+1D10) → 29[8,9,2,2,1,6,1]+51+6[6] → 86

GM@LAW:dxで達成値を振り直して下さい!
滝瑞果:あ、すいません!
滝瑞果:9dx9+32
DoubleCross : (9R10+32[9]) → 10[2,3,4,5,5,7,8,9,10]+8[6,8]+32 → 50

滝瑞果:6d10+51+1d10
DoubleCross : (6D10+51+1D10) → 41[10,5,8,1,9,8]+51+8[8] → 100

滝瑞果:こっちが正しいダメージです。
GM@LAW:上がってるじゃねえか!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+2した (侵蝕率:65->67)
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:0
滝瑞果:――――カカカカカカッ!!
滝瑞果:直接、番長陣営の者を狙って当てない――というより、意図して外しているような軌道だが。
滝瑞果:緻密な計算で「その場から動かさない」弾道を狙って撃っていることが分かる。
夏川ミナ:(30。29……) 動かずカウントを続ける。滝さんの支援射撃――支援砲撃の中、クリティカルな一撃を叩き込む為に。
平賀迅:「……」 眉をひそめる。先の狙撃、らしきものをエリスが防いだのは感じていた。大した精度。だからこそ、それだけで捨て鉢に乱射をしてくるのは不自然だ
平賀迅:という事で改めて待機
羽石夏澄:では、
羽石夏澄:マイナーはなしで、メジャーで《雨粒の矢》を使用。能力訓練:精神を判定前に使用。
羽石夏澄:6dx+14
DoubleCross : (6R10+14[10]) → 8[1,2,5,5,8,8]+14 → 22

羽石夏澄:ダメージ。ウォーモンガーで+1d10。
羽石夏澄:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 24[5,6,3,10]+10 → 34

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+3した(侵蝕率:92->95)
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:34
羽石夏澄:目の前の戦いが、どこか遠い世界のもののように感じる。
羽石夏澄:(『戦いましょう』なんて、自分で言っておいて、)口の端が歪む。
羽石夏澄:(…なんだ、私、やっぱり何も、変わってない)後ろ側の世界から、恐怖という感情が忍び寄るのを感じる。
羽石夏澄:(エリス先輩はああ言ったけど、)
羽石夏澄:風紀陣営の助っ人を見渡す。かつて共に戦って、笑いあった、友人たち。
羽石夏澄:(――やっぱり、こわい。)だって私は今、
羽石夏澄:滝先輩を見る。ミナちゃんを見る。…そして、ロコさんを見る。
羽石夏澄:(彼らにとって、『敵』なんだから)
羽石夏澄:領域を展開する。広がった不可視のものは、収束することなく広がり、
羽石夏澄:あてどなく破壊する。
羽石夏澄:それは、見た目こそ強力だが、
羽石夏澄:敵に有効打を与えられない、とても、弱々しい一撃だった。
エリス・トリオン:では私か
GM@LAW:君だ!
エリス・トリオン:《ウルトラボンバー》。三人に攻撃します
エリス・トリオン:2d
DoubleCross : (2D6) → 3[1,2] → 3

GM@LAW:d10!
エリス・トリオン:あ、振り直します?
GM@LAW:じゃないdx!
エリス・トリオン:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[3,10]+3[3] → 13

エリス・トリオン:おお
エリス・トリオン:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 10[8,2]+20 → 30

エリス・トリオン:で、じゃあ
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:64
エリス・トリオン:霧化した腕が、戦場の中心に突っ込み
エリス・トリオン:構え、待っていたミナちゃんの首元を掴む。
夏川ミナ:「!」
エリス・トリオン:「――誰かと思えば、いつかの節穴のガキじゃあねえか」
夏川ミナ:「エリス・トリオン……!」
エリス・トリオン:「丁度いい。もう一回言ってやる。あの馬鹿連れて、さっさと退け」
夏川ミナ:「ジラクジギル……参考までにお伺いします」 無駄を承知で蹴りを放ちながら聞く。
夏川ミナ:「“嫌だと言ったら?”」
エリス・トリオン:「見せてやる。」
エリス・トリオン:「力が云々じゃねえ――背後にSSランク連れるのは良いモンだからな――」
エリス・トリオン:「てめぇらに“この状況と戦う資格”がねぇってことを」
エリス・トリオン:「見せてやる」
エリス・トリオン: 周囲に居る人間で、オーヴァード注視力を持つ人間は気付くだろう。
エリス・トリオン:霧の中に、きらきらと輝く、白い粒子が混じっていることに。
夏川ミナ:(――――しまった)
エリス・トリオン:鍵要らずの歩み。周りの人間の、装甲、制服。髪、それらの隙間にまで入りこみ、沁み込でいく――霧。
エリス・トリオン:「見せてやる。希望に満ちた顔しやがって」
エリス・トリオン:「本当の“悪意”ってやつを、見せてやるさ」
エリス・トリオン:ロコロコと、滝さんが居るであろう方向に、一瞬目を向け――片手で隠し持っていたライターに火をつける。
夏川ミナ:(粉 塵)
夏川ミナ: (爆――――)
エリス・トリオン:それを、ぴぃんと真上に弾き――開いた大口に、飲み込んだ。
エリス・トリオン: ――轟!
エリス・トリオン:まばゆいほどの白光を伴った炎熱が、その場で荒れ狂った。
エリス・トリオン:「ハハ! ハハ、ハハハッハハハァーーーーーッ!」
エリス・トリオン: 喉まで焼けた声が、哄笑を形作り――すぐに鎮まる。
エリス・トリオン: 地面に落ちて割れた瓶。ラベルはMg――マグネシウム。
エリス・トリオン:ただの火薬では湿気るだけだ。霧と反応して燃焼物となる、金属粉塵である。
エリス・トリオン:「ちったあ頭働かせりゃ分かるだろ――自烙、自嫌」
エリス・トリオン:ウルトラボンバーの効果でリザレクトします
エリス・トリオン:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

エリス・トリオン:合わせて13上昇
エリス・トリオン:「最初っから、自爆能力者のコードネームだ。昔は酒(アルコール)でやってたんだがな」
エリス・トリオン:霧が晴れ、炎と煤塗れになった身体で、風紀チームの三人を見下す。
エリス・トリオン:「ちったぁ、理解できたか? 頭お花畑の、ボンクラども」
夏川ミナ:(自分も、とうてい無事では済まないはずなのに)
夏川ミナ:「……賞賛に値します。ジラクジギル」 ジェミニでガードしたが、制服はあちこち焦げ落ちている。
エリス・トリオン:「……」舌打ちする。自爆の火力は莫大だが、それはあくまでレネゲイドの伴わない〝ただの炎〟だ。
エリス・トリオン:強力なオーヴァードには通常兵器以上の効果は無い。
エリス・トリオン:「エリートが。潔く折れろっての」
平賀迅:フーッ。それじゃ行くか。《一閃》《コンセントレイト:ハヌマーン》、セルフ《援護の風》。また移動に伴い《縮地》。これで二回目!
平賀迅:12dx8+3
DoubleCross : (12R10+3[8]) → 10[2,3,3,4,4,5,6,7,7,7,10,10]+10[3,10]+ 10[10]+1[1]+3 → 34

平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+8した(侵蝕率:88->96)
平賀迅:……時計台前。見慣れてはいるが、それでも少しだけ特別な空間に――夏澄とエリスの攻撃で瞬く間に荒れ果てたそこに、視線を横切らせる。
平賀迅:夏澄の野放図な破壊に、あるいはエリスの激烈な爆炎に押されてか、忌々しくも辺りから雑魚ははけていた。
平賀迅:背から目線を感じる。期待。『敵』を、自分ならば倒してくれるのではないか、という期待。
平賀迅:身勝手とは言うまい。彼らもまたこの戦いで摩耗している。その縋る希望となるために、戦いを続けさせるために、自分は、ここにいる。
平賀迅:エリスの起こした爆炎が晴れていくのを見つめ、片手で持った剣を足元へ差し出す。刃を返しながら脇へ引く。挙動の一つ一つに、電荷の火花が付き纏う。
平賀迅:ポケットの中のもう片手が握られ、その中の乾電池が潰される直前、
平賀迅:「……そこか」
平賀迅:目線は、目の前の惨状から、先程から絶え間なく降り注ぐ飛来物群の発生源の中心へ。
平賀迅:全身が稲妻と化し、コンマ数瞬。黒いリングの眼前に、その姿はある。大雑把な斬撃が走る。
滝瑞果:「…」
平賀迅:元より着弾を目安とした盲(めくら)の跳躍。当てる事を強く意識してはいない――無論、当たるのであればただですまない一撃を、放つ!
平賀迅:4d10+32
DoubleCross : (4D10+32) → 11[2,2,4,3]+32 → 43

平賀迅:「……君が」
平賀迅:「滝瑞果、か。港湾で、顔は見たが。なるほど」
滝瑞果:――ギン!
滝瑞果:振り下ろした剣は、異様な金属音に衝突する。だが、衝撃で滝の身体は強く弾かれ、体勢を崩す。
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「マジになるなよ」
滝瑞果:最大の脅威……とされる者の、突然の強襲に、意外なほどに動じていない。下がり、ポケットに再び手を入れただけだ。
平賀迅:「……マジに? なるな?」
平賀迅:「それは自分に言い聞かせているのか? それとも私に言ったのか?」
平賀迅:「私はマジだよ。最初っから。風紀委員が私を指名手配した時からね」
滝瑞果:「お前にだよ……そっちがマジになるようだと、あたしもそうしなきゃいけない」
滝瑞果:「ミナちゃんは……お前がやったことじゃないって言ってるぞ」
平賀迅:「……そうか」 浅く息を吐き 「その通りだとも。私はやっちゃいない」
平賀迅:「私がやるなら、もっとスマートにやるさ。爆殺なんてガラじゃない。私の能力をこうやって見たら、そいつは分かるんじゃないか?」
滝瑞果:「そうかもしれない。って、いうか……」
滝瑞果:「ミナちゃんが言うなら、多分そうなんだろうな。あたしはミナちゃんのこと信じてるからな……」
滝瑞果:「でもお前が犯人であってほしいと思っている」
滝瑞果:会話を続けようとしているのは、その分攻撃の機会を削ぐためだ。
平賀迅:「……うん。なるほど。分かるよ」
滝瑞果:互いに攻撃し続ければ、オーヴァードはそれだけで消耗していく。
平賀迅:「君みたいなのがいるから、私はマジでやらなきゃならないんだ」
平賀迅:「生贄になどなってはやらん」
滝瑞果:「……例えば、お前はやらないんだろうな。確かに、見ていても分かる」
滝瑞果:「でも、一度も不安になったことはないのかよ?……平賀迅」
平賀迅:「不安?」
滝瑞果:「『お前じゃなかったら』やるんじゃないのか――」
滝瑞果:ゆっくりと歩きながら平賀迅の側面に回ろうとしているが、隙は見えない。
滝瑞果:「どこかの魔術結社の」
滝瑞果:「知識の器だったそうだな」
平賀迅:「……フフ、ちなみに、過去形でもないぞ」
平賀迅:「まともに使えやしないがね」
滝瑞果:「でも、言った通りの意味でさ……そっちが犯人だったとしたら、まずいんだ」
滝瑞果:「『お前が』犯人だったら、少なくとも……要求を汲んで、交渉することだってできた」
平賀迅:「……交渉、交渉か」
平賀迅:「恐るべき冷徹さだな。交渉。曲がりなりにも学園の頭を叩いたテロリズムを相手取って?」
滝瑞果:「お前はミナちゃんが信じている相手だ」
滝瑞果:「いや……仮に、そうじゃなくてもだよ」
滝瑞果:「そうだろ?こんな、バカなだけの学生を、いきなり……あんなマジに、殺そうとするなんて」
滝瑞果:「……そいつが、どこの誰だろうと」
滝瑞果:「よっぽどだろ……」
滝瑞果:「あたしたちがどう思おうと、よっぽどの理由があるんだよ」
平賀迅:「……そうだな。私もそう思うよ」
平賀迅:「最初っから考えていたんだ。『何故私だったのか』とね」
平賀迅:「私を装うにしては、やり口が杜撰に過ぎる。この能力を、あるいは私のことをわかっていれば、あれは私じゃないとすぐに分かる」
平賀迅:「せめてウロボロス・シンドロームのオーヴァードでも連れてこいという話だ。あれは確か他のオーヴァードのエフェクトを真似る力があるとかいう話だったからな」
平賀迅:「……だが現実はこうだ。私は指名手配犯。風紀委員は圧制を敷き、抗う番長連と紛争状態」
滝瑞果:「……」ポケットの中で拳を握る。
平賀迅:「理由なんて、必要じゃあない」
平賀迅:「そんなものは、真実を見つけた後にそいつを引っ張れば、土の中から出てくるだろうよ」
平賀迅:「イモと同じだな、イモと!」
滝瑞果:「真実ね……フ……」
滝瑞果:「結局、そうなんだよな。真実でも戦う理由でも……なんでもいいけど」
滝瑞果:「結局、どこでも同じだ。みんな殺し合うわけだ」
滝瑞果:「アカデミアも……一皮むけばそうだったのかもなあ」
エリス・トリオン:「何手間取ってやがる!」下から叫ぶ。「さっさと、そのグレた馬鹿女を叩き落とせ!」
平賀迅:「……」 そう言った滝さんの様子に、少し表情が張り詰める。そこへエリスくんの声がかかり、構えにも隙が生じる
平賀迅:「滝瑞果。瑞果! 一皮剥けば、って、それは真実だろうが……そうだな」
平賀迅:「皮は、厚い所と薄い所、硬い所と柔らかい所があって……しまったな、さっき自分でイモとか言ったから引きずられてるが」
平賀迅:「……しかし、どんな皮も、強靭な刃物と腕力で切られる事はあるって事だ」
滝瑞果:「そういう力のあるやつがいる」
滝瑞果:「平賀迅……」やや遠巻きに距離を取って、平賀を見る。
滝瑞果:「あの日の敵はお前より強いぞ」
滝瑞果:「戦ったら、死人が出る」
平賀迅:「……馬鹿な事を」
平賀迅:「戦わなければ私は死んだも同然だ。今の風紀に捕らえられてどうなるか、分かったものじゃない」
平賀迅:「……今の風紀は間違ってる」
平賀迅:「だが番長連も間違っている」
平賀迅:「私は私の独断する正義に従う。……死を背後にした戦いになるのだから、それをやめろだと?」
平賀迅:「私は戦わなくても死ぬんだ」
滝瑞果:「……そうだ。『死んだも同然』と『死んだ』は全然違う。……知識の器のくせに、わかってないな」
滝瑞果:「アカデミアから逃げろ」
滝瑞果:「……皆にそう言ってるのに、全然わかってくれない。フフフ……やっぱ、人望がないのかな、あたし」
滝瑞果:遠くの戦況を見る。
平賀迅:「ハ! 分かってないのは君だ」
平賀迅:「結局、逃げたくないんだよ。死が最も恐ろしいものだなんて、思っちゃいないんだ」
平賀迅:「人は尊厳のためにも戦いうる。見た事なくても、日本史の授業で習うだろ?」
平賀迅:「……サボりも限界だな。こうして君を足止めできたし、番長連には顔が立ったろ」 顔を戦場へ向ける
滝瑞果:「そうかい。でもプライドを擽って動かすこともできる」
滝瑞果:「足止めしていたのはそっちだけじゃないぜ。ミナちゃんの活躍を見ろよ」
平賀迅:「……ミナ」
平賀迅:「そうだな。君とサボれて良かった」
滝瑞果:そう言いながらこちらも、夏川ミナを注視している。
平賀迅:「ミナが私を信じていたと、聞けたからね。嬉しかった」 口元に笑みを浮かべ
平賀迅:「……じゃあな。落ち着いたらもう一度、自分が何をしているか、見直してみると良い」
平賀迅:「アカデミアから逃げろって言ってるのに、みんな逃げてくれない、か。ハハ……!」 壁を蹴って離脱します
現在のダメージ/ LAW:100 CHAOS:107
夏川ミナ:《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。感覚白兵で殴ります。
夏川ミナ:ロコロコ君の支援でダイス+7のC値-1なので
ロコロコ:そうだぞ
夏川ミナ:17dx6+6
DoubleCross : (17R10+6[6]) → 10[1,1,1,3,4,4,5,6,7,7,8,8,9,10,10,10,10]+ 10[2,3,4,4,7,8,9,9,10,10]+10[2,8,8,8,9,10] +10[1,4,7,8,9]+10[1,2,7]+4[4]+6 → 60

夏川ミナ:で、ダメージ。
GM@LAW:ヤベェー
ロコロコ:つえー
ロコロコ:キーワードボーナス!
滝瑞果:キャーミナチャーン!
ロコロコ:ダメージダイスを三つ加えな!
夏川ミナ:ダメージ。ゾディポン11の、スピードスター48の、ロコ太郎支援が40。
夏川ミナ:7d10+1d10+3d10+11+48+40
DoubleCross : (7D10+1D10+3D10+11+48+40) → 36[6,5,8,4,3,3,7]+10[10]+12[7,1,4]+11+48+40 → 157

GM@LAW:うむ!
現在のダメージ/ LAW:257 CHAOS:107
夏川ミナ:「夏澄ちゃん!」 顔は向けず、大声で親友の名を呼ぶ。
夏川ミナ:「“お互いを全力でぶつけ合うと気持ちいい”……夏澄ちゃんが教えてくれたことです!」
夏川ミナ:「私は!もとのアカデミアを取り戻すために、」
夏川ミナ:「番長連も!風紀も!全部まっさらにして、もとのアカデミアを取り戻すために――」
夏川ミナ:「全力、を!ぶつけます!」
羽石夏澄:ちら、と視線を声の方に向ける。
羽石夏澄:俯いて、きゅっと口を結ぶのみ。
夏川ミナ:一直線に跳ぶ。狙いは一点。
夏川ミナ:防御の要。チームの要。Sランクディフェンダー……
エリス・トリオン:「チィッ」
夏川ミナ:「エリス、トリオンッ!」 高速振動を纏った豪腕で、霧を削り取る。右!
エリス・トリオン:羽石はあからさまにやる気がない。平賀もまだ力を隠している。正しい選択だ。
エリス・トリオン:ただ――それが全力だった所で、どうだったか。あのSSランクは、自分で殴らない分より支援に特化しているようだ。
エリス・トリオン:「越えられるかよ!」
夏川ミナ:「もちろん」 左右のラッシュで畳み掛ける。だけではなく。
エリス・トリオン:「テメェごときに! この悪意の霧を!  《ジラクジギル》を――!」
夏川ミナ:「……“踏み”越えます!」 スカートだから禁止していた“足甲”も装着している。蹴り!
エリス・トリオン:ガードします! 素ガード!
GM@LAW:では、ここで両陣営のガード値を算出しましょう。
GM@LAW:エフェクト等ある方は宣言をお願いします。
夏川ミナ:フック、ストレート、アッパー、ローキック、回し蹴り、かかと落とし、ハイキック。ソバット、裏拳、ストレート!
夏川ミナ:ゾディアックウェッポンのガード値を宣言します。3!
ロコロコ:僕はなんにもないです
滝瑞果:ない!
エリス・トリオン:リアクティブシールドの効力を発動! ガード値6+1d。 更に、装甲が12点!
エリス・トリオン:18+1d
DoubleCross : (18+1D6) → 18+3[3] → 21

エリス・トリオン:クソだぜこいつ
GM@LAW:1d10!
平賀迅:高速振動神の威光にひれ伏すが良い! この燦然と輝くガード値2!
エリス・トリオン:一撃ごとに、爆炎が、霧の山脈が、振動に消し飛ばされる。
羽石夏澄:素ガード!メイド服とクリスタルシールドで22!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+6した(侵蝕率:80->86)
エリス・トリオン:(SSランクじゃねえ。朝倉でもねえ。当然、あの馬鹿でもねえ!)『ガッ――』
エリス・トリオン:(こいつが、こんなチビっこいガキが――そっちのキーか……!)
エリス・トリオン:18+1d10
DoubleCross : (18+1D10) → 18+2[2] → 20

エリス・トリオン:hetta
エリス・トリオン:「くそ、が、っ……!」  胴体の半分近くを踏み抜かれながら、忌々しげに夏川を見上げる。
エリス・トリオン:或いは、手加減などしなければ。
エリス・トリオン:この、怖いものなどないかのような、彼の渾身の霧の山脈を、ただの素の意志力で乗り越えてくるような強靭な少女を――内側から焼きつくしてやれれば――
エリス・トリオン:――それでは、本末転倒も良い所だ。
エリス・トリオン:「おいカミナリ! 真空! ――さっさと退くぞ!」
羽石夏澄:ハッと顔を上げる。
夏川ミナ:(風紀も……番長連も、絶対じゃない。道標の一つに過ぎない)
夏川ミナ:「そうだ。私が歩む道は、私が決めます」
エリス・トリオン:「……何もかも乗り越えてきましたみたいな顔しやがって」  消し飛ばされ、掠れる声で。
夏川ミナ:「はい。乗り越えてきましたから」
羽石夏澄:その瞬間、目に映った、夏川ミナの姿、が
羽石夏澄:――あまりに眩しくて。
平賀迅:雷が落ち、エリスくんとミナちゃんの間に介入する
平賀迅:「フフ、名前で呼んでくれよ。それだとほら、雷番長とか反応してしまうかもしれないだろ?」
エリス・トリオン:「恵まれっ子(ギフテッド)め、クソガキが」
羽石夏澄:夏川ミナへのロイス感情を反転します。嫉妬を表に。
エリス・トリオン:「どこまでその眼を曇らせずにいられっか、楽しみなもんだ」
エリス・トリオン:「うるっせえ! テメーなんぞビリビリで十分だ」
羽石夏澄:「……」すっと、熱が引いたように、表情を失った顔で、そこに立つ3人を一瞥すると。
羽石夏澄:踵を返して、そのまま、走り去る。
エリス・トリオン:右手でライターをつけようとして、その手をまた蹴り飛ばされる。
夏川ミナ:「今回は我々の勝ち」
平賀迅:「……さて、引け引け! ここは風紀に譲ってやる! 背中は守ってやるが、これから風紀に向かうバカは知らんぞ!」
夏川ミナ:「――と、いうことで」 ウインクする。
エリス・トリオン:イッラァ、という顔をする。
エリス・トリオン:消えかけの身体に、怒りの四つ角だけが霧の形で浮かぶ。
エリス・トリオン:「し! つ! け! ぇ!」平賀くんの肩を叩き、その周辺に走る稲妻を借りて着火!
エリス・トリオン:マグネシウム炎特有の、輝く白光が目くらましとなる!
夏川ミナ:「ぅ……む!」 咄嗟に飛び退く。これ以上の追撃は無理だ。
平賀迅:「おっと」 その閃光から自分の目を庇いつつ
平賀迅:「……ミナ!」
平賀迅:「無事であってくれ。君の言った『元のアカデミア』に、君がいないのは意味がない」
夏川ミナ:きょとんとする。言われてみると、確かにそうだ。
夏川ミナ:「はい。最大限、努力しますので――――」
夏川ミナ:「あなたも。迅」 小さく手を振る。
平賀迅:フ、と薄く笑い、ポケットの中で電池を握り潰し……かけ
平賀迅:「……瑞果の事は気遣ってやれ。夏澄は、私……じゃ頼りないが、歩も気を使ってくれるだろ。任され、」
平賀迅:「ろ!」
平賀迅:今度こそ全身を稲妻と化し、その場を後にする
夏川ミナ:一瞬の雷光が視界から消えても、しばらく手を振り続ける。
夏川ミナ:「みんなで日常に戻ります。約束ですよ」
ロコロコ:「うーん。全力を出したけど。今度は羽石さんが、乗り気じゃなかったか。」敵方が去った方を眺めて。
ロコロコ:それから、辺りを見渡す。終わってみればこちらの被害は殆どない。取り返しのつかない物は、夏川くんの制服くらいか。
ロコロコ:「ふっ。予想より逞しい花だったかな。僕たちは。」
ロコロコ:向こうも、傷ついた人は居る。でも、いずれ癒える。取り返しがつかないものは、一つもない。
ロコロコ:「これからも、そうしてかなきゃねえ。なんたって僕は、SSランクだからな。」
ロコロコ:「外と中では違うんだぞ。」
与ダメージ総量/ LAW:210 CHAOS:107
GM@LAW:近接戦は、LAW陣営の勝利となります。

SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 × 柳武歩
2ndステージ
滝瑞果 「3on3 近接戦・直接攻撃」 × 平賀迅
ロコロコ エリス・トリオン
夏川ミナ 羽石夏澄
朝倉侑生 「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」 柳武歩
芙蓉堂太一 霧灯夢二
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・???」 SIDE/CHAOS

GM@LAW:シーン終了。ロイス・購入あればどうぞ。
夏川ミナ:うーむ!ロイス……うーむ!
夏川ミナ:うーむ……!
平賀迅:アッそういえばそんなのもあったのか!
滝瑞果:まずは私が照準器だ。ここで買えれば儲けものだぜ
滝瑞果:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 10[1,7,10]+9[9] → 19 → 成功

平賀迅:ロイスは保留。購入はー
滝瑞果:アヤッター!
滝瑞果:アヤ!アヤ!
ロコロコ:なにがいーかなー
夏川ミナ:アヤキはえらいね~!
羽石夏澄:うーん。
羽石夏澄:ロイスは保留します。
エリス・トリオン:応急手当買います
エリス・トリオン:4dx+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 9[1,2,3,9]+6 → 15

夏川ミナ:強化素材買ってもなあ。ガード値もあるし、ボディアーマーを狙ってみます。
夏川ミナ:3dx+1=>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[3,5,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

夏川ミナ:強化素材買えた……
夏川ミナ:まあ、いいや。装備します。
エリス・トリオン:前に歩ちゃんに貰ったのを合わせて二つ!
エリス・トリオン:使っても良いでしょうか?
夏川ミナ:ロイスは無し、うーむ、なし!
夏川ミナ:エリス君リザレクトしましたしねw
ロコロコ:車でも買おうかな……
エリス・トリオン:あと、心のロイスに夏川ミナちゃんを・・・
夏川ミナ:車
平賀迅:これはブルーゲイルだな
平賀迅:3dx+6=>20
DoubleCross : (3R10+6[10]>=20) → 10[6,6,10]+5[5]+6 → 21 → 成功

エリス・トリオン:!?
夏川ミナ:すごい!
平賀迅:おお、買えたぜ
ロコロコ:レネゲイドチェッカー狙ってみよう
平賀迅:なんで購入判定みんな調子良いんだ
羽石夏澄:ブルーゲイル私も狙ってみよう
羽石夏澄:5dx>=20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 8[1,4,5,6,8] → 8 → 失敗

羽石夏澄:うむ。
ロコロコ:11dx9+3>=16
DoubleCross : (11R10+3[9]>=16) → 10[1,1,4,4,5,5,6,8,9,10,10]+7[3,6,7]+3 → 20 → 成功

ロコロコ:よし、買えた。
ロコロコ:これからロコノ介はサングラスをかけてシーンに登場し始めます。
夏川ミナ:芸能人ww
エリス・トリオン:yoyuu aru noga haratatu www
ロコロコ:ここは羽石さんに取るかな
GM@LAW:みんな終わったかな
ロコロコ:トモダチ!/羽石夏澄/P:親近感/N:不安○/ロイス
ロコロコ:取りました!終わりです!
GM@LAW:では、本日の進行はここまで。長いことお疲れ様でした。
夏川ミナ:GMもおつかれさまでした!

【対決イベント:交渉戦/ミドルフェイズ8】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:対決イベントは「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」!
GM@CHAOS:登場するPCはユウキくん、芙蓉堂くん、歩ちゃん、夢二くんだ!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:74->83)
GM@CHAOS:全員侵蝕率を上げてシーンに登場するとよいでしょう。
芙蓉堂太一:1d10+66-1
DoubleCross : (1D10+66-1) → 8[8]+66-1 → 73

柳武歩:1d10+65-1
DoubleCross : (1D10+65-1) → 4[4]+65-1 → 68

芙蓉堂太一:ぎゃ
朝倉侑生:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 3[3]+67 → 70

GM@CHAOS:まずは対決の内容を説明しておくとしましょう。
GM@CHAOS:このイベントはPCたちがフィーネに連絡を取り、交渉で彼女を安心させて信頼を勝ち取るのを競うイベントです。
GM@CHAOS:PCたちには指定された技能による対決を行なってもらいます。対決はPC2人の達成値の合計で行う。
GM@CHAOS:また、判定を行わずにエフェクトを使用することも可能です。
GM@CHAOS:先に三回対決に勝利した側が、このイベントで勝利となります!
GM@CHAOS:もし達成値が同じ場合には引き分けとし、再度対決を行なうこととする!
GM@CHAOS:判定に使用する技能は、交互にダイスを振って次のチャートから決定する。
交渉戦チャート
1~2:任意の〈芸術:〉
3~4:〈知覚〉
5~6:任意の〈知識:〉
7~8:〈調達〉
9~10:〈交渉〉
霧灯夢二:ほほう…
GM@CHAOS:また、イベントキーワードを持っている場合、技能を決定する際に一度だけチャートから任意の技能を選択することが可能になります!
GM@CHAOS:判定は交互に行ってもらうので、イベントの開始時にチームの代表者1人に〈情報:アカデミア〉で対決をしてもらい
GM@CHAOS:勝った方に先行後攻を選んでもらい、チャートを振るのも勝ったチームからのスタートでいきます。
GM@CHAOS:説明はだいたいこんなところですかね。
GM@CHAOS:何か質問などはありますでしょうか?
柳武歩:技能が調達や交渉の時、財産点は使用できますか?
霧灯夢二:1ラウンドに1回系のエフェクトの扱いはどうなるでしょうか?
GM@CHAOS:財産点の使用はこの対決ではなしでいきます!
GM@CHAOS:1ラウンドに1回使用可のエフェクトは一度の対決につき一回のみ使用可能とします。
GM@CHAOS:なので、次の技能に切り替わると、また使用可能になる。
GM@CHAOS:他に何か質問などはありますかー?
霧灯夢二:こちらはOKです。
芙蓉堂太一:こちらは大丈夫です
柳武歩:OKです。
朝倉侑生:大丈夫です!
GM@CHAOS:オーケー!では、さっそく対決を始めていきましょう!

【CHAOS/対決イベント:近接戦】

GM@CHAOS:番長連の詰め所にある通信室。
GM@CHAOS:歩と夢二はそこにいた。
GM@CHAOS:キミたちの目の前では巨大な通信装置がギコギコと音を立てながら駆動しており、色とりどりのランプが明滅したり次々とパンチテープを吐き出したりしている。
柳武歩:落ち着かなさげにあちこちの機械を見て首を捻る。
霧灯夢二:机の上にはアカデミア島の地図があり、その上にいくつもの駒が乗っている。
柳武歩:「何の機械なんだよ……」
霧灯夢二:平賀、羽石、エリスの駒は時計塔の位置にある。三人は、大がかりな作戦行動に赴いたらしい。
霧灯夢二:それを見つつ、ため息を吐く。
GM@CHAOS:巨大なフロッピーディスクが飛び出し、書き込みが終わったことを示す。これらは番長連が誇る最新鋭の通信設備だ。
柳武歩:「うわっなんか出てきた……コレどうしたらいいんだ?なあ、霧灯?」
霧灯夢二:「………」
霧灯夢二:「あ、ああ。それはパソコンのここに入れて…。」
霧灯夢二:と説明します。
GM@CHAOS:ウィーンウィーンと小型のパラボラアンテナが回り出す。どうやら正しい操作だったようだ。
柳武歩:(いまいち意味がわかんねえなこれ)
柳武歩:「大丈夫かよ、霧灯。なんかボーっとしてんぞ」
霧灯夢二:「……ん。いや…。」
霧灯夢二:「ただ、向こうの三人が心配になっただけさ…。」
GM@CHAOS:白黒の画面には丸いレーダーのような表示が映されている。学園の抗争の状況を示しているに違いない。
柳武歩:「……」
柳武歩:なんとなく腹筋をさする。
柳武歩:夏川ミナとの交戦で負傷したものの、素拳で打たれただけだ。
柳武歩:もう跡も残っていない。
柳武歩:「うん……無茶してなきゃいいけどな」
霧灯夢二:(「人だけは……死なせるなよ。霧灯」滝先輩の言葉を反芻する。)
霧灯夢二:「戻れるのかな。」
柳武歩:「戻る?」
霧灯夢二:「元のアカデミアに。」
柳武歩:「ああ、それか」手近な椅子に腰を下ろす。
柳武歩:「……難しいよな。例えば、真犯人が見つかったとしても…それでガッコが元に戻るのかどうかっつうと」
霧灯夢二:「………。」
柳武歩:「風紀が今のまんまだったら、霧灯の、あれだよ。編集部もまともに活動できねーし」
霧灯夢二:「真犯人は絶対見つけ出す。真犯人を暴いて、アカデミア中に知らしめてやる。」
霧灯夢二:「けど、その先。」
霧灯夢二:「言った通りだ。風紀があのまんまだったら。俺に出来ることはあるのかな。」
柳武歩:「……」
柳武歩:「みんな色々考えてんだな……」
柳武歩:頬杖をついて、少し遠い目をする。
霧灯夢二:「柳武は?」
柳武歩:「んー?俺は、目の前の事しか考えられないっていうか」
柳武歩:「平賀のニセモノとっ捕まえて、ワビ入れさせる事だけ……に、絞ってたかも」
柳武歩:「それじゃ解決しないこともいっぱいあるのにな」
霧灯夢二:「…それで、いいんじゃないか。」
柳武歩:「ん。いいのかな」
霧灯夢二:「俺だって、前の事件の時は、」
霧灯夢二:「アカデミアの危機だとか、そんなこと微塵も考えてなかった。」
霧灯夢二:「ただ単に、俺が“イカロス”にムカついただけだ。」
柳武歩:「霧灯はあれだ。意外と熱血」くすりと笑う。
霧灯夢二:「……」照れて頭を掻く
霧灯夢二:「ともかく!思うが儘、やりたいことをやっていい、と俺は思う。」
霧灯夢二:「間違ってたらきっと誰かが引っ張って正しい道に戻してくれる。」
霧灯夢二:「それが、アカデミアだ。」
柳武歩:「なんかそれ……えらく、勝手だなー!」おかしそうに笑っている。
霧灯夢二:「そう、俺は勝手な男だ。」
霧灯夢二:「平賀やエリス先輩には負けるけどな。」
柳武歩:「ふ、確かに。あのレベルになるのは難しい」
柳武歩:「でも、俺も勝手にやっちまう方だからな。もしかしたらそれで失敗するかもしれないけど……」
柳武歩:「同じ失敗するんでも、何もできないままビビって失敗するよりいい」
霧灯夢二:「そう、その意気だ。」
霧灯夢二:「勝手にやりたいことをやろう、柳武。」
霧灯夢二:「勝手に平賀の偽物見つけて、勝手に詫び入れさせて、」
霧灯夢二:「勝手にアカデミアを元に戻してやろう。」
柳武歩:「おお。やっちまうかァ!」
霧灯夢二:フィーネの連絡先のメモを取り出す。
GM@CHAOS:メモに書かれた番号を打ち込むと通信装置がガタガタと鳴動し出す。
GM@CHAOS:やがて白黒のモニターが起動する。
GM@CHAOS:では、この辺りで場面を移すとしましょう。

GM@CHAOS:フィーネのアドレスが判明している以上、彼女に連絡を取って、会話をすることも可能だ。
GM@CHAOS:キミたちが向き合ったモニタ越しに、少女の姿が映る。
フィーネ:〈あ、やっほー!見えるー?〉頭頂部と額が映り込んでいる。
霧灯夢二:「フィーネ、もうちょっと下を映して。」マイクに話しかける
GM@CHAOS:と、どうやらフィーネに通信を試みたのはくしくも両陣営が同じタイミングだったようだ。
柳武歩:「近い近い近い」こちらも霧灯君の後ろから覗き込むようにして話しかけている。
GM@CHAOS:画面にはフィーネだけでなく相手陣営の2人の姿も映っている。
フィーネ:〈ユメジ!やっほー!やっぱこのキカイ、すごいのね!下?下……えいっ〉
芙蓉堂太一:「おや。あっちにもお客さんだ」
フィーネ:ディスプレイをぶんぶん揺らす。カメラの画像が高速で上下に振動する。
朝倉侑生:「バッティングというやつだね」ふむふむと頷く。
霧灯夢二:「おっと、芙蓉堂先輩に朝倉侑生。こんにちは。」カメラ越しに手を振る。
フィーネ:〈あー!タイチも!〉至近距離から覗き込む。瞳が大写しになる。
芙蓉堂太一:「どーも、フィーネ。今眼科検診じゃないよ」
柳武歩:「あっ、この前の中坊!」
朝倉侑生:「あの子ちょっとカワイくない?ボクとキャラ被ってない…?」夢二くんに敵対心を燃やしつつ。
芙蓉堂太一:「っと、霧灯くんに……柳武さんかあ。こないだぶりだねえ」
柳武歩:「気を付けろ霧灯。あんま前に出過ぎんなよ。カメラ越しに攻撃してくるかもしんねーぞ」
柳武歩:先に一瞬で壊滅させられた経験から、朝倉侑生をかなり警戒しているのだ。
朝倉侑生:「朝倉侑生だよ★覚えてね★」両手をひらひらと振っている。
フィーネ:〈あ、この辺がちょうどいいのね!分かってきた!〉顔全体が映る位置まで調整する。
霧灯夢二:「カメラ越しに攻撃出来たらとっくにされてる。」
芙蓉堂太一:「キャラはそんなかぶってないから安心だよ。……安心できないのは実力かなー」
柳武歩:「そっ、そうか!」
朝倉侑生:「ちなみに太一くんは二人と友達?」
霧灯夢二:「そこまで警戒することはないさ。あくまで、ゆるーく。穏やかに交渉しよう。」
フィーネ:〈人がいっぱい居る……もしかして、あたしって人気者?〉
芙蓉堂太一:「霧灯くんとはある意味ライバル。柳武さんとはほぼ初対面」
霧灯夢二:「ちょっとした人気者だな。」くすりと笑ってフィーネに
朝倉侑生:「ほうほう」
柳武歩:「柳武歩だ。ナメんなよ!」画面に向かってシュッシュッとジャブを出している
霧灯夢二:「柳武。」拳を掴んで下げさせる
芙蓉堂太一:「そう、人気者だね。引っ張りだこってやつ」フィーネに笑いかける。
柳武歩:「あれ、こういうのは要らねえの?そうか」
朝倉侑生:「えー、こわ~い」隅でぶりっこをしている。
芙蓉堂太一:「わー怖い。カメラ越しに攻撃されちゃうよー」柳武さんにわざとらしく。
柳武歩:「あっ、バカにしてんなてめえら!?」
霧灯夢二:「柳武!」
柳武歩:「はい」大人しくする。
フィーネ:〈攻撃できるの!ど、どうしよう〉
霧灯夢二:「し、しないしない!」
フィーネ:〈捕まっちゃうかも!困るよ!……しない?ホントにしない?〉
霧灯夢二:「しないよ。今日はフィーネと話したくて電話を掛けたんだ。」
フィーネ:〈よかった!捕まったら自由に島の中を出歩けなくなっちゃうもん!そしたらね、あのね、〉
フィーネ:〈あれ!あの、島によく来るやつ!えっと、フネ!1回ね、あれに乗りたいの!〉
芙蓉堂太一:「船?」
フィーネ:〈うん!あのおっきいやつ。海に行けるんでしょ?見たいの!夢!〉
朝倉侑生:「ボクたちが夢を叶えてあげたいな★」ウインク。
フィーネ:〈ホントに!〉ウインクを真似して失敗する。
柳武歩:「船に乗れりゃいいのか?なら俺らでなんとかするって」慌てて言う。
フィーネ:〈あ、でもね、外出ると捕まっちゃうかもだから、えっとね〉
フィーネ:〈ちょっとお話するだけ!島でずっと一人だったから、色々お話はしたいの!〉
霧灯夢二:「そっか。一人だったんだ。」
芙蓉堂太一:「話ならいくらでもするよ」
霧灯夢二:「じゃあ、いっぱいお話ししような。」
フィーネ:〈ホントに!わーいわーい!〉
柳武歩:「うん。一人は……よくねえな」
GM@CHAOS:さて、では、ここから対決イベントを開始していきましょう!
GM@CHAOS:と、その前にちょっとだけ先行後攻ルールの整備を。
GM@CHAOS:『先攻』はチャートを振り、決定された技能で判定を先に行います。『後攻』は相手の出目を見て判定ができる代わりに、チャートの決定権はない。
GM@CHAOS:つまりイベントキーワードの効果を使用できるのもチャートの決定権がある先攻の場合のみだ。
GM@CHAOS:この先攻後攻を交互に入れ替えて進行していきます。
GM@CHAOS:そのことを踏まえて、まずは〈情報:アカデミア〉による対決をしてもらうぞ!
GM@CHAOS:代表者となるPC1名は前に出るがいい!
霧灯夢二:頑張れ、柳武さん!
GM@CHAOS:投げた!
柳武歩:やるぜ!
芙蓉堂太一:僕振っていいですかね
朝倉侑生:いけー、太一!
朝倉侑生:もちろんだぜ!
芙蓉堂太一:いくー
芙蓉堂太一:あ、コネ系のアイテムは使用可でいいでしょうか
GM@CHAOS:コネや情報収集に使用できるアイテムは使用可!
芙蓉堂太一:了解です!
柳武歩:行動値順だと振るのは俺からかな
芙蓉堂太一:ですね
GM@CHAOS:そうですね。歩ちゃんから振ってもらおうかな
柳武歩:行きます。侵蝕ボーナスと、あと器物使いでラッキーメダル:WHと一体化
柳武歩:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 6[2,4,5,5,5,6]+2 → 8

柳武歩:ぐはっ
霧灯夢二:ぐおー
GM@CHAOS:む、回らぬ!
芙蓉堂太一:では、学園通の友人使用で振ります
GM@CHAOS:では、続いて芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:8dx+2
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[1,3,5,8,8,9,10,10]+1[1,1]+2 → 13

芙蓉堂太一:よっし
GM@CHAOS:クリティカった!
霧灯夢二:流石情報屋…
GM@CHAOS:それでは勝利した芙蓉堂くんは先行後攻好きな方を選ぶといい!
朝倉侑生:イエーイ!太一イエーイ!
芙蓉堂太一:イエーイ
芙蓉堂太一:では後攻でいきます
GM@CHAOS:オーケー!
GM@CHAOS:それでは先攻歩夢二チーム!後攻ユウキ芙蓉堂チームで始めていきましょう!
GM@CHAOS:まずは第一ラウンド!
GM@CHAOS:先攻の2人のどちらかは1d10を振って対決に使用する技能を決定してください!
GM@CHAOS:振るのは歩ちゃんでも夢二くんでもいいよ
柳武歩:イベントキーワードの技能選択効果を使います
霧灯夢二:ここでイベントキーワードの効果を使います
霧灯夢二:被った
GM@CHAOS:マジですか!?いきなり!?
柳武歩:ガンガン戦う!
GM@CHAOS:では、任意の技能を選択してください
霧灯夢二:任意の〈知識:〉で!
GM@CHAOS:〈知識:〉で来たか!
GM@CHAOS:オーケー!それでは第一ラウンドの対決は〈知識:〉判定によって行う!
GM@CHAOS:判定は先行の歩夢二ペアから!
GM@CHAOS:分かりやすくやるなら行動値順に夢二くんから振るといいし、支援があるなら逆にしてもいい
柳武歩:支援なんてねェし!
霧灯夢二:やります!
GM@CHAOS:どうぞ!
霧灯夢二:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》オートで《紡ぎの魔眼》!
GM@CHAOS:全力だ!
霧灯夢二:〈知識:雑学〉で判定
霧灯夢二:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,1,2,3,4,6,7,7,8,9]+10[1,6,7,10]+5[2,5]+7 → 32

霧灯夢二:ぬぬぬ、こんなところか
GM@CHAOS:ゲーッ!?高い!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7した(侵蝕率:83->90)
柳武歩:こちらも<知識:雑学>で判定します。使える物はなし。
GM@CHAOS:どうぞ!
柳武歩:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 2[1,2] → 2

柳武歩:ひどい
GM@CHAOS:2ってキミ
GM@CHAOS:だが、これで達成値は2人合計で32だ!
霧灯夢二:34だよ!
GM@CHAOS:そう、34!
柳武歩:だね!
GM@CHAOS:では、次は後攻のユウキ芙蓉堂チーム!
GM@CHAOS:判定は任意の〈知識:〉によるものになる!
朝倉侑生:へい!じゃあ行動値順にやりますか
芙蓉堂太一:どぞ!
GM@CHAOS:行動値の高いユウキくんからしてもいいし、先に支援をさせてこき使ってもいい
朝倉侑生:〈知識:メディア〉で判定します。
GM@CHAOS:そんなの持ってんの!
朝倉侑生:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,7,9]+1 → 10

GM@CHAOS:10!高い!
朝倉侑生:実は固定値持ってるんですよ。元子役なので。
GM@CHAOS:さすが元アイドル……
GM@CHAOS:では、次は芙蓉堂くんの番!
芙蓉堂太一:では、こちらは支援。《風の渡し手》《エンジェルヴォイス》使用します。
GM@CHAOS:んん!?ここで支援!?
芙蓉堂太一:自分と朝倉くんの次のメジャーアクションのダイスを+5個、C値-1します。
GM@CHAOS:あ、なるほど!次を確実に取りに来たか!
芙蓉堂太一:侵蝕値7上昇。
GM@CHAOS:では、ユウキ芙蓉堂ペアの達成値はユウキくんの分の10で終了!
GM@CHAOS:第一ラウンドはカオス陣営の勝利だ!
交渉戦12345
SIDE:LAW ×    
SIDE:CHAOS     

霧灯夢二:「そういえばフィーネは、お花に関して詳しかったね。」
柳武歩:「花……?」
フィーネ:〈お花?うん!キレイなんだよ!〉
霧灯夢二:「この島を歩き回ったって言ってたけど、どんなお花があったかな?」
フィーネ:〈えっとね、色んなの!大きいのとか、赤いのとか、踊るのとか!いっぱい!〉
柳武歩:「踊るの……!?」
フィーネ:〈あ、見る?〉カメラ越しにごそごそする。
霧灯夢二:「見てみたいな。」
フィーネ:〈お花はねー、いっぱい描いたの!〉スケッチブックをカメラに突き出す。
フィーネ:〈あ、このお花ね、すごいんだよ、これ!〉
フィーネ:〈種をびゅーんってやって、あのね、イカをやっつけるの!〉
柳武歩:「イカを……!?」
霧灯夢二:「おお、すごい。よく描けてるね。」
朝倉侑生:「太一くん、何の話してるかわかる?」こそこそ聞く。
芙蓉堂太一:「や、全然わかんない……何? 新種?」
芙蓉堂太一:こそこそと。
フィーネ:〈あ、あのね、イカっていうのはね、森で見たんだけど、〉別のページを見せる。
フィーネ:〈うねうねーってしてるやつだよ!〉イカのスケッチを見せる。
霧灯夢二:「この間見た時より上手になってて驚いたよ。」
霧灯夢二:「とっても素敵なイカとお花だ。」
霧灯夢二:そう言ってにっと笑いかける。
柳武歩:歩には、子供の喜びそうな話題なんてわからない。ましてこのフィーネという少女の発言は意味不明だ。
(けど、霧灯はちゃんと聞いてやってる……)

フィーネ:〈えへへ!影もつけたの!〉笑み返す。
霧灯夢二:むにっと人差し指を頬に当てる。「影も上手。」
朝倉侑生:「ボクにも見せてくれる~?」わざとらしく会話に割り込む。
フィーネ:〈うん!はい!〉スケッチブックをちょっとだけ横にずらす。画面共有なので無意味ではある。
朝倉侑生:「ありがとう~★」スマイルを決める。「……うーん、出遅れたねえ」
GM@CHAOS:というわけでこのまま先攻後攻を入れ替えて第二ラウンド!
GM@CHAOS:ユウキ芙蓉堂組は1d10を振ってチャートを決定するといい!
芙蓉堂太一:イベントキーワードの効果を使用したいです
GM@CHAOS:む、了解です!
GM@CHAOS:では、任意のチャート結果を選択するがいい!
芙蓉堂太一:〈交渉〉でお願いしたい!
GM@CHAOS:OK!では、第二ラウンドは〈交渉〉技能での対決になる!
GM@CHAOS:判定はユウキ芙蓉堂ペアから!
朝倉侑生:行動順でいきたいですがその前に!
GM@CHAOS:その前に!?
芙蓉堂太一:オート支援、《援護の風》と《Aランク:サポーター》を朝倉くんに使用します。
GM@CHAOS:おお!?全力だ!
芙蓉堂太一:ダイス数10個増加、侵蝕値4上昇。
朝倉侑生:で、前ラウンドの支援もはいりますから、合わせてダイス15個増加、C値?1。で、
GM@CHAOS:すごいダイス数!
朝倉侑生:17dx@9
DoubleCross : (17R10[9]) → 10[2,2,2,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,7,7,8,10]+7[7] → 17

GM@CHAOS:達成値は17になる!
朝倉侑生:まあこんなものよ
GM@CHAOS:続けて芙蓉堂くんの番!
芙蓉堂太一:はい。先ほどの支援でダイス数5増えてC値-1。
芙蓉堂太一:12dx9
DoubleCross : (12R10[9]) → 10[2,3,3,5,5,6,7,7,7,8,10,10]+10[7,9]+5[5] → 25

GM@CHAOS:おおー!
朝倉侑生:おー!!
芙蓉堂太一:やったぜ
GM@CHAOS:では、2人合計で達成値42!
GM@CHAOS:これを受けて次は後攻のカオスチーム!
柳武歩:自分から行きます。例によって器物使いラッキーメダルWH使用
GM@CHAOS:おお。便利だ
柳武歩:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,2,3,5,5,8]+1 → 9

GM@CHAOS:達成値は9!
霧灯夢二:うーん、厳しそうだな。
GM@CHAOS:次は芙蓉堂くん!
霧灯夢二:素で振ります。
GM@CHAOS:ほほう
霧灯夢二:一応ホワイトメダル使います。
霧灯夢二:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[1,5,9]+1 → 10

GM@CHAOS:まちがえ
GM@CHAOS:夢二くんの達成値は10!
GM@CHAOS:合計で19!
GM@CHAOS:第二ラウンドの対決はロウチームの勝利だ!
芙蓉堂太一:イエー
朝倉侑生:ヨー!
交渉戦12345
SIDE:LAW ×   
SIDE:CHAOS ×   

芙蓉堂太一:「そういえばさー、フィーネ。こないだは僕の顔描いてくれてたみたいだけどさ」話が一段落したところで割り込む。
フィーネ:〈タイチの顔?うん、描いたよ!〉スケッチブックを捲くる。
芙蓉堂太一:「また描いてくれる気はない? 今度はもうちょっとゆっくり。あ、どうせだし朝倉くんとかも」
朝倉侑生:「ボクも仲間にいれて★」立てた人差し指を口元に当てて微笑む。
フィーネ:〈また?うん、いいよ!面白いもん!アサクラ?あ、お星様の人?〉スケッチブックをまた捲り白紙のページを探す。
フィーネ:〈アサクラっていうのね!あのね、あたし、フィーネ!〉
フィーネ:〈じゃあね、アサクラも描く!〉
朝倉侑生:「知ってるよ~、フィーネちゃん」
芙蓉堂太一:「朝倉くんなんか絶対イラスト映えするってー」と言いつつ、
朝倉侑生:「アサクラよりねー、ユーキがいいな。ユーキって呼んで?」
フィーネ:〈ユーキ!わかった!〉
フィーネ:〈でも、タイチとユーキ、目のおっきさとかぜんぜん違うね。おんなじ人なのに……〉
芙蓉堂太一:「じゃ、よろしく」そして、思い切り目尻を引っ張り、頬を膨らませて、変顔!
フィーネ:〈わ、わ!何!何それ!〉
芙蓉堂太一:「あ、ほら朝倉くんも、変顔でもキメ顔でもなんでもいいから、ウケそうなやつ!」
柳武歩:「……」目をそらして肩を震わせている。
フィーネ:〈変なのー!変なのだー!すごいすごい!とっても変!〉
朝倉侑生:「え?あ?え?」太一くんを見て目を白黒させてから
朝倉侑生:「じゃあ……こう★」ウインクをバチン★とキメると星のエフェクトが舞います。
芙蓉堂太一:「ほーら、早く描かないと顔が変わるぞー」うにうに。
フィーネ:〈あー!星ー!〉キャッチしようとして画面をぺたりと触る。
フィーネ:〈あ、これ取れないんだった……あ、わ、わ、待ってよタイチ!〉
フィーネ:〈今描くから!待ってー!〉
霧灯夢二:(うーん、流石芙蓉堂先輩。情報屋なだけあって人の心にするりと入り込む。)
芙蓉堂太一:(うん、なんか上手くいったっぽい、けど、けど、朝倉くんの絵と並ぶとなんかアレだなー!!)
GM@CHAOS:では、そんなところで第二ラウンドはロウ陣営の勝利だ!
GM@CHAOS:では、先攻後攻を入れ替えて第三ラウンド!
GM@CHAOS:先攻の歩夢二チームは交渉戦チャートを振るがいい!
霧灯夢二:じゃあ振ります!
GM@CHAOS:どうぞ!
霧灯夢二:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

霧灯夢二:うげ
GM@CHAOS:任意の〈芸術:〉!
GM@CHAOS:第3ラウンドは〈芸術:〉判定による対決となる!
GM@CHAOS:まずは先攻のカオスチームから判定をどうぞ!歌でもダンスでも何でもするがいい!
霧灯夢二:じゃあ芸術:文芸で判定します。
霧灯夢二:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》オートで《紡ぎの魔眼》!
GM@CHAOS:そんな技能が!しかも本気だ!
霧灯夢二:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) → 10[1,2,3,4,5,6,8,9,9,10]+10[8,8,9,10]+ 10[2,3,3,7]+10[9]+2[2]+7 → 49

霧灯夢二:オラー!
柳武歩:さっすが!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+4した(侵蝕率:90->94)
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+1した(侵蝕率:94->95)
GM@CHAOS:た、高えー!?
GM@CHAOS:次は歩ちゃん、どうぞ!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+2した(侵蝕率:95->97)
柳武歩:ええと…<芸術:ダンス>で判定します
GM@CHAOS:オーケー!
柳武歩:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,9,9,10]+8[8] → 18

GM@CHAOS:あ、すごい!回った!
GM@CHAOS:これで達成値は合計して67!
GM@CHAOS:なかなかの数字だ!
GM@CHAOS:それに対して後攻のロウチーム!
GM@CHAOS:行動値の高いユウキくんから判定してもいいし、先に支援をさせてもいい
朝倉侑生:支援とかない
朝倉侑生:素振りします。〈芸術:ボク〉で判定します。
朝倉侑生:10dx
DoubleCross : (10R10[10]) → 9[2,2,3,5,7,7,7,8,9,9] → 9

朝倉侑生:以上です。
GM@CHAOS:なかなかの芸術度の高い自分らしさだが、クリティカルはせず!
GM@CHAOS:続いて芙蓉堂くんの番!
芙蓉堂太一:支援します。《エンジェルヴォイス》を自分に。次のメジャーアクションのダイス数5個増加。C値-1。侵蝕値4上昇。
GM@CHAOS:や、やる気だ……!
GM@CHAOS:では、ロウチームの達成値はユウキくんの9で終了!
芙蓉堂太一:以上!
GM@CHAOS:第3ラウンドの対決はカオス陣営の勝利だ!
交渉戦12345
SIDE:LAW ××  
SIDE:CHAOS ×  

GM@CHAOS:では、演出があればどうぞ
柳武歩:(ええっと…なんか……俺もなんかしねーと)
霧灯夢二:「フィーネ、アカデミアにはもーっとたくさん面白いことがあるんだ。」
フィーネ:〈面白いことって?何?何があるの?〉
霧灯夢二:「今は、どうもみんな落ち着かなくて全部は見せれないけど…」
フィーネ:〈あたし、たくさん見たい!〉
霧灯夢二:「例えば…そうだな、プロムとか。」
フィーネ:〈あ、あたし、知ってる!果物でしょ!〉
フィーネ:〈描いたよ!えっと、どこだっけ……〉スケッチブックをめくりだす。
霧灯夢二:「ちょっと違うんだな。フネの中でダンスするんだ。」
フィーネ:〈あ、違うの?ダンス!フネの中で?えー!そんなこと出来るの!〉
フィーネ:〈すごいすごい!見たいなー!〉
霧灯夢二:「……」ちらりと柳武さんを見て、手を取る。
霧灯夢二:「俺はダンス上手くないから、ちゃんとリードしてくれよ。」
柳武歩:「え……ええ!?」
霧灯夢二:「ダンスっていうのは…」
霧灯夢二:スマホから音楽を流し、踊り始める。
柳武歩:一瞬戸惑い、すぐに覚悟を決める。
柳武歩:(格式張った順番を意識すると却って上手くいかない)(力を抜いて)
柳武歩:(音に合わせて散歩するくらいの気持ちで…だったよな)
柳武歩:身体を揺らすように、ステップを踏んで。
霧灯夢二:「音楽に合わせてこうやって……」柳武さんにリードされながらステップを踏む
柳武歩:最後にくるりとターンをして、フィーネに向かってお辞儀をする。
柳武歩:「こ、こんな感じ……」
フィーネ:〈……〉
フィーネ:〈……お、おお〉遅れて感嘆する。
フィーネ:〈すっごい!すごい、すっごい!〉
霧灯夢二:柳武さんににっと笑顔を向ける
フィーネ:〈わ、あ、描くの忘れちゃった!〉
柳武歩:「ははは……」照れ笑いを返す。
フィーネ:〈あのくるーってやつ!〉画面の向こうでくるっと回る。
フィーネ:〈あれ、これ、むずかしい!〉バランスを崩しよろめく。
霧灯夢二:「あはは、絵もダンスも、何事も練習だね。」
柳武歩:「あぶねーぞ!無理すんなよ!」
フィーネ:〈そっか!練習すればいいのね!〉
フィーネ:〈じゃあね、あたしね、いっぱい練習して、フネで踊りたいな!〉
芙蓉堂太一:「えー、何アレ」朝倉くんに「ずっるいよなあ。僕らも踊るー?」
朝倉侑生:「ボクらが手と手を取り合ったら、お笑いになっちゃうでしょ!」
芙蓉堂太一:「まったくだ」
朝倉侑生:「もーっ、何この空気!ボクら、何してんの!」
柳武歩:(教わった事、役に立ったよ。平賀)ほっとして胸をなでおろす。
GM@CHAOS:そんなわけで第3ラウンドはカオス陣営の勝利!あと1勝すればカオス陣営が対決イベントを制する!
GM@CHAOS:そのまま先攻後攻を交代して第4ラウンド!
GM@CHAOS:ユウキ芙蓉堂組は1d10を振って交渉戦チャートを決定するんじゃ!
朝倉侑生:ここはボクが出る!
芙蓉堂太一:いけー
朝倉侑生:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

GM@CHAOS:再び任意の〈芸術:〉!感覚が高いと有利だ!
GM@CHAOS:判定は先攻のロウチームから!
GM@CHAOS:行動値の高いユウキくんから振ってもいいし、芙蓉堂くんに全てを任せてもいいよ
芙蓉堂太一:ではオートで支援。《援護の風》を朝倉くんに。ダイス数8個増加。侵蝕値2上昇。
GM@CHAOS:や、やるー!
朝倉侑生:そして振ります。〈芸術:歌〉で振ってみよう
GM@CHAOS:おお
朝倉侑生:18dx
DoubleCross : (18R10[10]) → 9[1,1,2,3,3,3,4,5,5,6,6,6,7,7,8,9,9,9] → 9

朝倉侑生:うわあごめん…
芙蓉堂太一:だいじょぶ!
GM@CHAOS:む、残念!達成値は9で止まる!
GM@CHAOS:続けて芙蓉堂くんも判定をどうぞ!
芙蓉堂太一:はい。先ほどの支援でダイス数5個増加、C値-1です。
芙蓉堂太一:あっと、〈芸術:音楽〉で振ります
芙蓉堂太一:9dx9
DoubleCross : (9R10[9]) → 10[1,1,2,2,5,6,6,7,9]+3[3] → 13

GM@CHAOS:了解!キミもか!
GM@CHAOS:達成値13!合計して22だ!
GM@CHAOS:では、後攻のカオスチーム!
霧灯夢二:歩ちゃん!先に振ってください!
柳武歩:<芸術:歌>で対抗してみる…!
GM@CHAOS:歌!そう来るか!
柳武歩:ぬおらー
柳武歩:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,5,6,10]+2[2] → 12

GM@CHAOS:回った!
柳武歩:っしゃあ!
霧灯夢二:お、これはいいぞ
GM@CHAOS:達成値は12!
霧灯夢二:じゃあ〈芸術:文芸〉で勝負!オートで《紬の魔眼》!
GM@CHAOS:続けて夢二くんの番!
霧灯夢二:7dx+4
DoubleCross : (7R10+4[10]) → 10[1,2,3,5,5,6,10]+7[7]+4 → 21

霧灯夢二:よっし!
柳武歩:やったー!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+1した(侵蝕率:97->98)
GM@CHAOS:おお!?すごい!
GM@CHAOS:合計で達成値は33!
GM@CHAOS:第4ラウンドはカオス連合の勝利だ!
交渉戦12345
SIDE:LAW ×××-
SIDE:CHAOS ×-

GM@CHAOS:というわけでキミたちは好きに歌ったりするといい!
柳武歩:「ええと……そんで、あとは」
柳武歩:フィーネの注意を惹くための行動。思いつく選択肢は少ない。
柳武歩:ひとりぼっちのフィーネがアイドル番組を見ていたらしい事は、番長連に報告が上がっている。
柳武歩:「え……ええい!ほら、これ知ってるだろ!おーねーがいー神様ー!」
柳武歩:友人の長牧彼方が所属していたアイドルユニット"DreamTears"の持ち歌「神様のダイス」
フィーネ:〈!〉
柳武歩:何度も、アカペラでも繰り返し聞かされたために、すっかり覚えてしまっている。
フィーネ:〈知ってる!あたしね、知ってるよ!〉
柳武歩:「知ってるか!じゃあ、一緒に歌うか!」
フィーネ:〈うん!〉
柳武歩:「♪お願い神様ー、この恋だけは、きっと出るはずクリティカルー」
柳武歩:拙いながらも、フィーネと声を揃えて一緒に歌う。
柳武歩:「♪祈りをこめて ダイスを振るよ One more chance!」
フィーネ:〈いーのーりをーこめーてー ふふふーんふーふーふふーん わんもあちゃーす!〉
芙蓉堂太一:「風紀委員ー。禁止音楽やってるよこの人たち。悪いねー」朝倉くんに。
朝倉侑生:「そーいえばそーだねえ。風紀委員の目の前だぞー、悪いわるーい」
芙蓉堂太一:ブリリアントライブバトル。もちろんちゃんと追いかけていた。Undineをちょっと贔屓にしていた。知り合いが二人もいたからだ。
芙蓉堂太一:決して篠沢蒼のファンだったとかそういうことはないぞ。
フィーネ:〈え、だ、ダメなの……?〉
フィーネ:〈捕まっちゃう……?〉
霧灯夢二:「なに、たまたまお話していた言葉とリズムと音程が禁止音楽に似通っていただけのことだ。」
霧灯夢二:「捕まることは無いよ。……フィーネ。」
霧灯夢二:少し真剣な口調で話しかける。
フィーネ:〈そうなの?大丈夫?〉
霧灯夢二:「うん。……一人ってどんな感じだ?寂しいとか、思ったりすることは無いか?」
フィーネ:〈えっとね、さみしいけど、いろんなもの見て、お絵描きしたり〉
フィーネ:〈こうやって、お話して、知らないことをいっぱい教えてもらったりするから〉
フィーネ:〈楽しいよ!あ、でも〉
フィーネ:〈外は、捕まえようとする人がいっぱい居るから、あんまりお出かけできないの〉
霧灯夢二:「そっか……。」
フィーネ:〈もっと色んなとこに行きたいのに……〉
柳武歩:「……」
霧灯夢二:「フィーネ。俺の友達に、今一人になりかけている奴がいる。」
霧灯夢二:「ほんとうのひとりぼっちだ。どこかに行ったりすることも、自由にお話しすることも出来なくなるかもしれない。」
フィーネ:〈たいへんだ。それはたいへんだよ!〉
霧灯夢二:「俺は…そうなることを避けたい。助けたい。」
霧灯夢二:「フィーネが知っていることを話してくれれば、助けられるかもしれない。」
フィーネ:〈知ってること?あたしの?〉
霧灯夢二:「うん。友達…この男について、だ。」平賀の顔写真をカメラに
フィーネ:〈この人、ユメジの友達なの?〉
朝倉侑生:「……」太一くんを思わず見る。
霧灯夢二:「うん。友達だ。」
柳武歩:「俺からも頼む。ちょっとした事でもいいんだ」
柳武歩:「……大事な奴なんだよ」
芙蓉堂太一:「……」顎に手を当て、じっと様子を見ている。
霧灯夢二:「ちょっとだけでいい。俺達の元へ来てくれないか。」
霧灯夢二:「……頼む。」
フィーネ:〈ユメジたちのとこ?〉
霧灯夢二:「そうだ。」
フィーネ:〈うん、ユメジたちのとこなら、いろんなこと教えてくれるし、とっても面白そうだけど……〉
フィーネ:〈ううん、でもやっぱり隠れてないとダメだと思うから、外出るのは、ちょっと怖いかも。ごめんね〉
フィーネ:〈でもね、あたしね、ユメジたちを助けたいのはほん――〉
GM@CHAOS:そこでフィーネのアカウントが通信からログアウトする。しかし、途切れる前の彼女の声色は確かに好意的な響きを含んでいた。
GM@CHAOS:というわけで勝利した歩と夢二は、「対決イベント:5on5 総力戦・???」の判定の際に達成値に+3のボーナスを得ます!
GM@CHAOS:さらに、決戦イベントでフィーネのNPC効果を受けることができるようになる!
霧灯夢二:おおっ!
朝倉侑生:な、なにー!
芙蓉堂太一:うええー
柳武歩:なるほど
■フィーネのNPC効果
・決戦イベントのシーン中1回、任意のキャラクターの判定の直後に使用する。その判定の達成値に+5する。この効果は、「対決イベント:2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」に勝利した側のPCしか使用できない。
GM@CHAOS:便利に使ってください
霧灯夢二:おおー
柳武歩:よかった…

霧灯夢二:「………フィーネ。」
柳武歩:「フィーネが……外に出るのが怖いなら、俺たちが迎えに行けばいいんじゃねえか」
芙蓉堂太一:ふう、と息をつく。また確実な情報を得ることはできなかった。
霧灯夢二:「そう、かもしれないな。」
霧灯夢二:こちらも息をつく。
芙蓉堂太一:(……って、だからダメなのかな。僕は。だから今回上手くいかなかったのかな……)
霧灯夢二:「芙蓉堂先輩。朝倉侑生。」
朝倉侑生:「……ん?」
芙蓉堂太一:「……いい説得だったよね、霧灯くん。さすが」
霧灯夢二:「……」少し照れて頭を掻く
霧灯夢二:「俺は」
霧灯夢二:「いや、」柳武さんを見る「俺達は平賀が無実である証拠と真犯人を探す。」
霧灯夢二:「見つけたら編集部で号外を出すから、ぜひ手にとって読んでくれ。」
芙蓉堂太一:(平賀くん、僕のことはあちらにバラしてはないのかな)
朝倉侑生:「…皆、信じてるの?そっち」
朝倉侑生:「平賀迅は犯人じゃないって」
芙蓉堂太一:「ちなみにそれ、大丈夫? 物資あるの? そっちは」
柳武歩:「信じてるよ。あいつの事を知ってる奴なら」
霧灯夢二:「無かったらチラシの裏にでも印刷して配るさ。」
芙蓉堂太一:「ジャーナリスト魂だね。僕にはないやつだ」
朝倉侑生:「そっか」歩ちゃんの表情を見て悪戯っぽく笑う。「すっごい、信じてる~って顔してるもん」
柳武歩:「な、何がだよ!」一気に頬が熱くなる。
霧灯夢二:「こんなことするのは最初で最後だ。本来なら報道部の領分だぞ。」
朝倉侑生:「あは。おねーさんカワイイね~」
芙蓉堂太一:「最後になるといいね」少し寂しく笑う。「ほんとに。含みなく。最後になるといい」
柳武歩:「な……ガッ、この……」
霧灯夢二:「……最後になるといいな。」にっと笑う
朝倉侑生:「それじゃーね、ばーいばーい」手を振ります。
朝倉侑生:「あ、そーだ。授業には、ちゃんと出なきゃダメだよ~。風紀委員とのお約束!」
霧灯夢二:手を振りかえす。
柳武歩:「待て朝倉!てめー何だその笑いは!コラァ!」
朝倉侑生:「あはははっ!」
芙蓉堂太一:「また、会おう。二人とも。どんな場かはわかんないけどさ」
霧灯夢二:「ほら、抑えろ柳武!」
柳武歩:「がるるるる…!」
芙蓉堂太一:「さっきのダンス、楽しかったよ。いいもの見られてありがとね」
柳武歩:「う、うるっせえなー!くそ!糸目で眼鏡の奴にはろくな奴がいねえ!」
芙蓉堂太一:「あっはっは!」
霧灯夢二:「じゃあ、また………言いふらすなよ。」芙蓉堂先輩に釘を刺す
朝倉侑生:「ボクあのおねーさん好きだなー、歩ちゃんだっけ、覚えた★」一人で笑っています。
GM@CHAOS:では、そんなところで通信が切れてお互いの声が聞こえなくなる。

GM@CHAOS:シーン終了!
GM@CHAOS:購入判定とロイスの取得が可能だよ!
霧灯夢二:ロイス取得!
霧灯夢二:友達/柳武歩/○連帯感/不安/ロイス
柳武歩:やったぜ
霧灯夢二:そして購入はどうしよっかな…
柳武歩:ロイスは埋まっているのだ
朝倉侑生:ロイスは保留します。
芙蓉堂太一:ロイス、朝倉くんに○感服/劣等感で取得したいです。
霧灯夢二:応急手当買います。
GM@CHAOS:感服してる!仲間にされロイスだ!
朝倉侑生:いいのかい!
霧灯夢二:ラッキーメダル:ホワイトを使い判定
芙蓉堂太一:あの流れだとやっぱり取りたくて
霧灯夢二:3dx+7
DoubleCross : (3R10+7[10]) → 10[4,9,10]+3[3]+7 → 20

霧灯夢二:よし。あとでエリス君に渡そう。
GM@CHAOS:高い!
柳武歩:まだ全回復してないので、こっちも応急買っておこう
柳武歩:器物使いラッキーメダルWH
柳武歩:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[3,4,8,9,10]+6[6]+2 → 18

GM@CHAOS:出目がよい
柳武歩:無駄に高い。即使います!
GM@CHAOS:やったぜ
柳武歩:2d10+15
DoubleCross : (2D10+15) → 8[6,2]+15 → 23

柳武歩:んん。全快せず
柳武歩:以上!
GM@CHAOS:惜しい
芙蓉堂太一:では照準器狙います。
霧灯夢二:以上!
GM@CHAOS:命中を上げる作戦ですな
芙蓉堂太一:7dx+2=>15
DoubleCross : (7R10+2[10]>=15) → 9[1,1,2,6,7,8,9]+2 → 11 → 失敗

GM@CHAOS:残念!
朝倉侑生:応急手当狙います。
芙蓉堂太一:ううーん いいや、諦めよう
朝倉侑生:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

GM@CHAOS:ファイト!
GM@CHAOS:あと1!
朝倉侑生:財産ポイント支払って買います。
GM@CHAOS:おお。ここで財産点を
朝倉侑生:残り財産ポイント0!1点支払って購入です。
朝倉侑生:使うかわかんないけど…
GM@CHAOS:お見事!
GM@CHAOS:いやー、なんとなく使う機会がきそうな気はしますね
GM@CHAOS:では、これで全員が終わりましたので改めてシーン終了だ。
GM@CHAOS:ここまでの対決イベントはこれにて全て終了!
GM@CHAOS:次はいよいよFinalステージ「5on5 総力戦・少女の居場所」に続くぞ!

SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 × 柳武歩
2ndステージ
滝瑞果 「3on3 近接戦・直接攻撃」 × 平賀迅
ロコロコ エリス・トリオン
夏川ミナ 羽石夏澄
朝倉侑生 × 「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」 柳武歩
芙蓉堂太一 霧灯夢二
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・少女の居場所」 SIDE/CHAOS

【対決イベント:総力戦/ミドルフェイズ9】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:というわけで次はいよいよ最後の対決イベントです!
GM@CHAOS:行ってもらうのはFinalステージ「5on5 総力戦・少女の居場所」!
GM@CHAOS:このイベントでは、フィーネの居場所を突き止めるため、各陣営のPC全員がフィーネを探して競うことになる
GM@CHAOS:対決方法はシンプル!
GM@CHAOS:フィーネの居場所を見つけるために、PC全員は任意の〈情報:〉技能で判定を行なってもらい一番達成値が高かったPCがいるチームが勝利!
GM@CHAOS:ただしここに今までの勝利ボーナスが関わってきて
GM@CHAOS:「1on1 追跡戦・アジトへの道」で勝利したロウ陣営は、チームの中で誰か1人が判定する際に〈情報:〉だけでなく好きな技能で判定を行なうことができます
GM@CHAOS:また、「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」で勝利したカオス陣営は全員が判定に達成値+3のボーナスを得られます
GM@CHAOS:PCは全員、行動値の高い順に判定を行ない、組み合わせと達成値を宣言してもらう
GM@CHAOS:ただしこの判定には財産点を使用することはできない
GM@CHAOS:また、〈情報:〉判定を行わず、メジャーアクションで支援を行なうことも可能とする。
GM@CHAOS:すべての達成値が確定したら、勝者を決定する。同値の場合、決着がつくまで繰り返してもらいます。
GM@CHAOS:説明は以上!
GM@CHAOS:何か質問などはありますでしょうか?
エリス・トリオン:財産点は?
GM@CHAOS:財産点は使用不可!
エリス・トリオン:ゲッ
夏川ミナ:>ロウ陣営は、チームの中で誰か1人が判定する際に〈情報:〉だけでなく好きな技能で判定を行なうことができます
これはエフェクトとか装備の効果は乗りますか?使えない技能とか、これは適応されないぜってやつとかありますか?

GM@CHAOS:その技能で使用できる効果のものであれば、エフェクトやアイテムの効果も適用されます。
霧灯夢二:あ、その点に踏み込んで確認しておきたいんですけど、
GM@CHAOS:はいはい
霧灯夢二:例えば滝さんが射撃技能で判定し、判定に必中の弓を使ったとします
GM@CHAOS:はい。
霧灯夢二:この場合必中の弓の達成値上昇は載りますか?
霧灯夢二:必中の弓の説明には「射撃攻撃の達成値に+10する」とありますので
霧灯夢二:情報収集の場合載るかどうかの判定を仰ぎたいです。
GM@CHAOS:さきほど財産点を使用不可と言ったように、これはあくまでも情報収集判定ではなくフィーネを探すための〈情報:〉技能による判定と扱いますので
GM@CHAOS:必中の弓による遺産の効果も適用されると判断します。
霧灯夢二:わかりました。ありがとうございます。
GM@CHAOS:他に何か質問は!
GM@CHAOS:なければ説明コーナーはこの辺で切り上げましょう。また何か出てきたらその時に聞いてください
ロコロコ:あ、質問質問!
GM@CHAOS:聞こう!
ロコロコ:これって判定せずに相手を攻撃とかできますか?
GM@CHAOS:できません!キミたちは少女の身柄を捜索するだけ!遭遇したりはしない!
ロコロコ:遭遇しないってことは、敵陣営を対象にエフェクトを使ったりもできない感じでしょうか。
GM@CHAOS:あー、そこは微妙なとこですね。
GM@CHAOS:攻撃は不可。相手の判定になんらかのリアクションをするのは可でいきましょう。
ロコロコ:アイアイサー
GM@CHAOS:あとでDTさんに怒られて裁定が覆ったらその時はごめんな。
ロコロコ:いいってことよ。
GM@CHAOS:じゃあ、またなんか質問が出てきたらいつでも聞いてください。

【CHAOS/対決イベント:総力戦】

GM@CHAOS:PCは全員登場です。
GM@CHAOS:侵蝕率を上げてシーンに登場してください。
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:96->100)
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:95->99)
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:98->105)
エリス・トリオン:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 8[8]+78 → 86

柳武歩:1d10+68-1
DoubleCross : (1D10+68-1) → 10[10]+68-1 → 77

エリス・トリオン:また忘れてた。ひく1!

GM@CHAOS:フィーネの行方を捜して激突を繰り返してきたキミたちは、彼女の居場所まで、あと一歩のところまで来ている。
GM@CHAOS:キミたちはこれから少女を確保するための最後の捜索に乗り出すところだ。
GM@CHAOS:その打ち合わせのため、キミたちは番長連のブリーフィングルームへと集まっていた。
GM@CHAOS:キミたちの目の前には大型のモニタがあり、学園都市全域のマップが表示されている。これからキミたちが捜索へと向かう先だ。
霧灯夢二:「そっちはどうだった?…ってエリス先輩。また怪我してるじゃないか。」
エリス・トリオン:「黙ってろ。気に食わねえ奴がいた」
柳武歩:ベビーチョコ(一粒ずつ)をみんなに配っている。
エリス・トリオン:霧化によって隠してもいない。自爆の反動による火傷が、右腕を中心に広がっている。
エリス・トリオン:「あれが、お前のお相手かよ? 見る目ねぇぜ」と、平賀くんを見遣る
霧灯夢二:応急手当キットを開きつつエリスくんの傍へ。
柳武歩:「お前、あんま無茶すんなよな……」火傷を見て顔をしかめる。
エリス・トリオン:「よこせ」と乱暴に霧灯くんからキットを奪い取る。
エリス・トリオン:自分の分も含めて、二回分の応急手当キットを使いたい。
エリス・トリオン:よろしいですか?
GM@CHAOS:OKです!
エリス・トリオン:9+4d10
DoubleCross : (9+4D10) → 9+21[10,4,6,1] → 30

エリス・トリオン:全回復! 〝元々のやり口〟と言った通り、慣れているのだ。
平賀迅:「お前のお相手って言われると、なんだかもうペアを組んでいるようなんで、そいつはまだだとは言っておくよ」 チョコを指で弄びつつ
平賀迅:「価値観もそれぞれだし、まあいいじゃないか。あの目の強さ! 魅力的だったろ?」
エリス・トリオン:「俺ァ、もっと弱々しそうな方が好みなんでね」
平賀迅:「フフ、まあその辺りは好き好きだな。大人しいのが良いってのも、分かる。ああ分かるとも」 チョコを口の中に放り込んで噛む
羽石夏澄:「……」部屋の隅で、足を曲げて座っている。
柳武歩:「……羽石も平気か?何か顔色悪くねえか」
羽石夏澄:「私、は」手の中のチョコレートを見る。
羽石夏澄:「……私はへーきです、ょ…」顔を上げて笑顔を作ろうとする、が、形にならない。
柳武歩:「……」無言で、羽石夏澄の側に居る。
エリス・トリオン:「フィーネ、ねえ……」捜索先のマップを見上げる。「――本当にここまでして探す価値があんのか?」
平賀迅:「気持ちは分かる。女の子一人を取り巻く騒ぎにしては、現状はちょっと大きすぎるな」
霧灯夢二:「……今のところ、平賀の無実を証明する手がかりになるとは思う…。」
霧灯夢二:「………。」
柳武歩:「ああ……何か知ってんのは間違いなさそうだし、それに」
柳武歩:「あの子一人で置いとけねーよ。な?」
霧灯夢二:「いや、俺個人の意見を言うなら、」
平賀迅:「しかし普通は知り得ない事を知っていた。夢二や歩のように私の無罪を『信じる』のではなく、私の無罪を『知って』いるのだ」
平賀迅:「となれば看過はできない。知識ってのは積み重ねだ。私の無罪を知っている、その事実の下に更なる知識がある事は間違いないだろうからな」
平賀迅:「歩の意見にも、うん、一応同意しておこうか。……夢二は、何か?」
エリス・トリオン:「その言動自体が、”あっちとこっちを争わせるための餌”だとしたらどうする?」
霧灯夢二:「エリス先輩の言っていることももっともだ。」
霧灯夢二:「そうだ、罠かもしれない。けど…」
エリス・トリオン:「思わせぶりなことだけ言って逃げ回って、引っ掻き回している楽しんでる愉快犯の可能性は?」
エリス・トリオン:「そもそも俺ァ、ベアトリスと総番長だって……何だよ? 絵描き」
霧灯夢二:「俺はあの子を信じたい。」エリスの言葉に反駁するように声を上げる。
霧灯夢二:「どうしてこう思ったか分らない。絵描き同士のシンパシーか、単にあの子の境遇をどうにかしたいと思ったのか。」
エリス・トリオン:「本人に自覚のねえ嘘つきだって居る」
霧灯夢二:「けど、助けたいと思った。」滝先輩の時のように、上辺だけで話すのはやめだ。
エリス・トリオン:切り落とすように言い放ち、「……それでもか?」
霧灯夢二:「罠だったとしても、食い破ればいいんだろう?」
霧灯夢二:「罠だったとしても、そこから得られる情報もあるだろう?」
エリス・トリオン:「……テメーの歯じゃ、折れるだけだろうよ」
エリス・トリオン:吐き捨てるように言い放ち、背後のクッションにどっかと座る。
エリス・トリオン:「ハ! いいさ。協力してやる。どのみちこっちに選択肢はねぇ」
エリス・トリオン:「あいつが〝無実の証拠〟なら風紀にゃ渡せねえし、〝有罪の証拠〟ならこいつをぶちのめせば良い」
エリス・トリオン:平賀くんを指さす。「ハズレだったら、無辜のショウジョを一人護れるって寸法だ」
平賀迅:「ハハ! フィーネには是非素直に喋ってほしいものだな。嘘言で陥れられたらたまらないね」
柳武歩:「有罪は無いって言ってんだろ」釘をさす。
平賀迅:「ま、エリスの言う通りだ。そうとも、もはや選択肢はないんだ。罠かもしれない、裏に何かあるかもしれない……と思って、動きを鈍らせて、機を逸してやることもない」
霧灯夢二:ふぅと一息ついて、頷く。
平賀迅:「夢二の言う通り、罠だとしたらそれを力で破るも良し。まあ、そこまで強引でなくとも、最悪の……最悪の事態がいざ目の前に迫ったとなれば、その時に踏み止まる手立てを考えてやっても良い」
霧灯夢二:「最悪の事態、か。」
平賀迅:「最悪の事態だ。有り得るぞ。何せ番長連は『負けることができない』からな」
エリス・トリオン:「紛争が、虐殺になるだけさ」
エリス・トリオン:「大して変わらねえよ」
柳武歩:「ホントにもう、喧嘩じゃねえんだな……」
柳武歩:少し憂鬱そうな表情を作る。
平賀迅:「自由を守る、圧力に屈しないと立ち上がった以上、屈する事はできないと、多くの者が思っている。『負けられない』連中だ。……あまり時間はない」
エリス・トリオン:「ああそうだよ」と歩ちゃんの言動を受けて、苛立たしげに横を見る。
エリス・トリオン:「向こうがどう思ってるか知らねえが、いつものお遊戯じみた小競り合いじゃねえんだ。」
エリス・トリオン:「――それが嫌だってんなら、さっさとおうちに帰って寝てろ、ふわふわ女」
羽石夏澄:びく、と肩を震わせて、膝を抱える。視線は地に落ち、エリスを見上げられない。
柳武歩:「エリス、そういう言い方やめろ」
柳武歩:「何があったのか知らねえけど。ヘコんでる時にお前のソレ、効きすぎんだろ」
羽石夏澄:「…いいんです。やなたけせんぱい」
羽石夏澄:「きっと、エリスせんぱいの言う通りなんです」
エリス・トリオン:「うるっせえ! ったく、何だよさっきの醜態は……!」
柳武歩:「羽石……?」
羽石夏澄:「私は、本気で、命を投げ出しても良いって、殺したり殺されるギリギリでも、笑って戦って、そういうのが好きなんだ、って。ずっと思ってたけど」
羽石夏澄:「きっと……『お遊戯』だったんです、全部」
羽石夏澄:「だから…こんな肝心な時に、全然…使い物にならない…」
エリス・トリオン:「…………ッ!」
エリス・トリオン:ずかずかと歩み寄って、胸元を掴み上げようとし、
柳武歩:羽石さんの肩に手を置く。
エリス・トリオン:「…………づ、ふぅっ……!」止める。
柳武歩:「あのな羽石。全部否定しちまうことないんだぞ」
平賀迅:「自制できたな。偉いぞ、エリス」 頬杖をつく 「危うく電池をこんな所で一つ潰す所だった」
エリス・トリオン:「うるっせぇっての……」
羽石夏澄:近づいてきたエリスには反応せず、歩に視線を向ける。
柳武歩:「なんか一つ、うまく行かなかっただけで、今までの気持ち全部嘘だったみたいに思わなくていい」
エリス・トリオン:「何が悪ィんだよ……」
羽石夏澄:ゆるくまばたきをして、応える。
エリス・トリオン:「……お前は」どっかと床に座る。視線を合わせる。
エリス・トリオン:「“どっち”が怖いんだ」
羽石夏澄:逸らそうとしていた視線が合う。瞬きが早くなる。
エリス・トリオン:「傷つけられるのが怖いのか」
エリス・トリオン:半ば信じられない、という表情で。「……傷つけるのが怖いのか」
羽石夏澄:「………つけるのが」かすれた声。囁くような空気の流れ。
羽石夏澄:「…傷つけるのが、こわい…」
羽石夏澄:目を伏せる。今もまだ目覚めない、かつての友人。
エリス・トリオン:「…………………」奥歯を噛み締め、腕を組み、天井を見上げ、「~~~~~~ッ」首を振る。
エリス・トリオン:「お前…………」
エリス・トリオン:「なんだそりゃ……」額に手を当てる。
霧灯夢二:「やめてもいい。全て投げ出して。ここでやめてもいい。」
霧灯夢二:「羽石がそうしたいのなら、そうすればいい。そういう自由もある。」
霧灯夢二:「なぁ、羽石は一体どうしたいんだ。どうしてこの戦いに身を投じた。」
羽石夏澄:投げかけられた声の方、小柄な少年の方を見る。
羽石夏澄:「じゆう…」
霧灯夢二:「俺は、至極個人的な理由だ。元のアカデミアに戻って欲しい。」
霧灯夢二:「みんな自由に、それぞれの理由で戦ってるんだ。」
羽石夏澄:「私は…」
羽石夏澄:「……私は……怖かったんです。私が、ここにいちゃ、いけなくなるのが」床を見ながら、ぽつぽつと、話し出す。
羽石夏澄:「私は、人を傷つけてしまう。何かを壊してしまう。…それが、ずっと辛かったし、怖かった」
羽石夏澄:「でも、そんな私でも役に立てるって、言ってくれた人がいました。」
羽石夏澄:今は敵対しているひと。大切な、
柳武歩:「……」無言で聞いている。目の前の少女は、部分的にだが自分とよく似ている。
エリス・トリオン:「……資格。」
エリス・トリオン:「自分が、ここにいていいと」
羽石夏澄:「戦うこと。…それが、私の居場所になりました。わるものがいて、やっつける。それに、私がここにいても良い理由がありました」
羽石夏澄:「――そう」「資格」
エリス・トリオン:羽石さんを視線を見交わす。
エリス・トリオン:「……だったら」
エリス・トリオン:「言ってやる。その誰かしらの言ったことは、――クソ下らねえ、間違いだ」
羽石夏澄:「え」
エリス・トリオン:言葉を荒げてはいない。あくまで語調は静かに。
エリス・トリオン:「“誰かを傷つけることしか出来ない”から“悪い者をやっつけることで、そこにいられる”」
エリス・トリオン:「それでこうやって、“誰かを傷つける恐怖”から逃れられてねえ以上、そいつの言ったことはただの対症療法だ」
エリス・トリオン:「なあ、おい、テメーら」 真後ろに背を逸らして、三人に問う。
羽石夏澄:「でも、私、今までは……」「今までは、平気で、」「……」だんだん声が小さくなる。
エリス・トリオン:「アカデミア(ここ)は、そんな場所か?」
柳武歩:「あ?」
エリス・トリオン:「有害な物は、皆の役に立たなきゃいけないか?」
エリス・トリオン:「悪い子供は、もう居られないような場所か?」
エリス・トリオン:「罪を犯した奴は、二度と所属を許されないか?」
平賀迅:首を傾げる 「そんな事はない……と断言してしまうと、それはそれで不正確とは思うが」
霧灯夢二:首を横に振る。
平賀迅:「ま、学籍を追われるような罪なんて、そりゃよっぽどだろうな。仮面を被って……いや、仮面を被った奴ですら残留している者も少なくないし」
平賀迅:「追放されるとしたら、やはりジャームか、深遠で明確な悪意を持った者か」
エリス・トリオン:「だ、そうだ。――そんなだから、俺みたいなのに食い荒らされるってのになァ」
柳武歩:「どんな罪も許されねーなら、俺なんかとっくにここには居られねえもんな」
霧灯夢二:「エリス先輩が言うと、説得力が違うな。」ふっと笑いながら。
エリス・トリオン:「黙れよ、不良編集部」
平賀迅:「何にせよ、夏澄。君はそんなタマじゃない」
エリス・トリオン:「つまり、だ。そんな理由でここで役に立たなきゃいけないと思ってるなら、それは大きな間違いだ、」
エリス・トリオン:「帰って部屋で編み物でもしてろ。それで十分、資格を買って釣りが来るだろうさ」
羽石夏澄:目を瞬かせて、口を開いては、閉じている。
エリス・トリオン:本気で提案している。
エリス・トリオン:「戦力なんざ今更不利なのは変わらねえ。不調のトラクトリックス一人、対策するまでもねえ」
羽石夏澄:「む…」
羽石夏澄:「……でも」
羽石夏澄:「でも私、何もしないのは、いや、です」
エリス・トリオン:「――ここに、お前が必要な理由は何一つねえ」
エリス・トリオン:「それでも何かしたいってんなら――」
エリス・トリオン:「つまり、そうだ。それがお前の“感情(ホンネ)”ってわけだ」
平賀迅:溜息を一つ吐く
羽石夏澄:「…戦いたい。戦いたいです。」それが、口から飛び出て。それから、言葉を選ぶように。
羽石夏澄:「こんな、つらい、息苦しいような空気、吹き飛ばしちゃうような、」
羽石夏澄:「そう…楽しい戦いは、確かに、あったんです」
エリス・トリオン:「だったら、その為に戦え」
羽石夏澄:「……はい。」
エリス・トリオン:「何も悪いことはねえんだよ。テメェの望む、テメェの好きな戦いが出来る世界を取り戻せ」
羽石夏澄:「はい。……今のこんなアカデミアなんて、ぶっとばします」真顔で頷く。
柳武歩:力強く答える羽石さんの姿を見て姿勢を崩し、額の汗をぬぐう。
柳武歩:「……あー、緊張した。エリスは無駄に口悪いんだよな…何回か殴って止めようと思ったっつの」
エリス・トリオン:「ハァ? ふざけんな。何百年ぶんの気ィ使ったってんだよ」
柳武歩:「気ィ使ってたんだってさ。羽石」
エリス・トリオン:「猫撫で声で甘やかされてェならそれらしい相手欲しがれっての」
羽石夏澄:「はい。エリスせんぱいはやさしいです」にこ、と自然に笑って歩に応える。
柳武歩:「な!」笑って返す。
エリス・トリオン:「……気色悪ッりィ! 」
エリス・トリオン:立ち上がり、背中を掻きながら遠ざかる。
霧灯夢二:「まぁまぁ、丸く収まったならいいじゃないか。」
平賀迅:――羽石さんの言葉を聞き、表情を見て、ひとまずは良かったと思う。だがその『良かった』も三通りだ。
平賀迅:『一個人として、夏澄が心を決められて良かった』『ミナの友人である夏澄が失われる方角へハンドルを切らずに良かった』『風紀委員に対するメンバーが減らなくて良かった』
平賀迅:(……当然の情動だ。当然のな。これが)
平賀迅:後ろめたさはない。自分は、自分だけは、諦められないのだから。そんな事を漠然と考えながら、隠し持っていたブラックサンダーを齧る。
霧灯夢二:「……」平賀に目を向ける。「どうした。」
柳武歩:「……?」つられて視線を向ける。
平賀迅:「いいや。趨勢を見守るのに心臓が一杯一杯で、今ようやく安堵した所さ」
羽石夏澄:「ごしんぱいおかけしました」ぺこりと平賀に向けて頭をさげる。
霧灯夢二:「遠い目をしてたぞ。今。」自分の目の辺りを指さす。
平賀迅:「夏澄が心配だったのは私もだからね。ミナだって心配していたし……」
平賀迅:「ああいや、頭を下げるような事じゃあないさ」 手を振って笑って見せる
霧灯夢二:「……。」
平賀迅:「遠い目……遠い目か。遠い目というと、アレだな。目と目の間隔が離れすぎていて、『目が遠い』……」
平賀迅:「……アホな事を言わせるんじゃない」 夢二くんの頭をポンと叩く
エリス・トリオン:「何だまたふざけてんじぇねえよ……寝てていいか?」  慣れぬことをしたせいか、疲労の色が濃い。
霧灯夢二:「アホな事を勝手に言ったのはそちらだろう。」
エリス・トリオン:開いてるソファの一つを占領し、仰向けに寝転がる。
霧灯夢二:ぼすんと、頭を叩かれながら
平賀迅:「ああ、休め休め! 先はもう短いだろうが、その分全力でエンジンを回さんきゃならんだろうからな。時間が来たら優しく起こしてやろう」
霧灯夢二:「この際だ、お前も何か思うところがあったら言ったらどうだ?」
平賀迅:「水を稲妻にして、耳の中に打ち込む感じでどうだ。超高速寝耳に水!」
柳武歩:「痛そう!」
エリス・トリオン:「寝覚めに男の顔なんざ見たくねえし、あと死ね」と、近場の枕を頭に被せる。
羽石夏澄:くすくすと笑っている。
霧灯夢二:「……お前は饒舌だが、無口だ。」
柳武歩:「……!」霧灯の切り出しに、目を丸くする。
平賀迅:「……」 夢二くんの言葉に、ぴたりと表情が固まる
羽石夏澄:口を閉じる。
平賀迅:「……魔術師だからね。余計な事は喋らない。ほら、呪文を詠唱したりするだろ? 魔術師の発言は力あるものなんだ」
平賀迅:「しかし舌は回さねば鈍る。だからこのようにどうでもいい事はいくらでも喋る訳だよ」
霧灯夢二:「余計じゃない。」
霧灯夢二:「お前の考えていること、思っていることを知りたいんだ。」
柳武歩:「……俺も聞きたい」ポケットに手をつっこんで、控えめに言う。
柳武歩:「今まで、俺の事情は色々聞いてもらったけど、平賀のことはちゃんと知らない気がする……から」
羽石夏澄:「………」意外そうな顔で、霧灯と歩を見る。
平賀迅:「……きっと余計で、難しい話になるぞ」
柳武歩:「いいよ。話してくれるなら、それでも構わない」
霧灯夢二:頷く。
平賀迅:「思う所と言われると、結局の所は『なぜ私なのか』だ。なぜ私を犯人に仕立て上げて、捕えようとしているのか」
平賀迅:「この状況を作り出すだけなら、わざわざ『犯人』を明確に指名手配する必要なんてなかったはずだ。私が指名手配される前から、風紀の強引な統制はもう始まってたろ?」
柳武歩:「確かに、そうかも」
平賀迅:「私に何かの原因があるんだよ。いや、もちろん、私のアカデミアに来てからの行いが犯人の恨みを買ったって可能性もゼロじゃあないが……」
霧灯夢二:「前科でも、あるのか?」
柳武歩:少し緊張して腕組みをする。
平賀迅:「ハハ、前科! 不正確だが、言い得て妙だな。……君らも何となく察してるだろ。もしこの事態を引き起こした『犯人』……『黒幕』なんてものがいるとしたら、それを巨大な陰謀者……あー、分かりやすく言うなら」
平賀迅:「そいつが持っているのは単なる戦闘力だけじゃない。強大な社会力。組織を動かす力だ。あのいけ好かない男か、ディオゲネスクラブの大物だかは分からないが……」
平賀迅:「で、そういう奴なら私の前科も知っているだろうし、そいつを目当てにして、ってセンも、まあなくはないだろうな、とずっと考えていたんだよ」
平賀迅:「そう、ずっと『なくはない』だ」
平賀迅:「馬鹿馬鹿しいと思いながら、可能性を捨てきれない」
平賀迅:「……ここにな」 自分の頭を軽く叩き 「知識が詰まっているんだ」
柳武歩:「……知識?」
霧灯夢二:「………」
平賀迅:「知識。数百年ぶんの人生……たくさんの人間が受け継いできた知識」
柳武歩:「んん。何だそれ、どういう……?」
羽石夏澄:「でーたべーすみたいになってるってことですか?」
平賀迅:「……そういう組織が、そういう技術があったんだよ。代々、年を取ると、そいつの頭の中全部を若い人間に転写するんだ」
平賀迅:「そうそう、それそれ。つまり、歩の頭の中身を全部……別の3歳児の頭に移し替えて」
平賀迅:「記憶や人格は全部歩の、三歳児を作る。そういう技術があったんだ」
羽石夏澄:「すごい」
エリス・トリオン:「そりゃ、随分と好き者なこった」枕を僅かにずらして口を挟む。
柳武歩:「は……えっと、じゃ、じゃあ平賀の中には爺さんとかひい爺さんいっぱい居るのか?」
平賀迅:「そう! 正しい理解だ、歩。すごい技術だ。そうして長い間生きていた奴の新しい体に、私はなるはずだったんだが」
柳武歩:「はず、だった」
平賀迅:「UGNに割って入られて、その記憶の引っ越しは失敗した。人格とか経験とかそういうものはすっかり消えて、代々の知識だけが残った」
平賀迅:「だからこう、思い出そうとすれば……」 目を閉じ、眉をしかめ 「……江戸時代の……町並みとか……見えなくも、ない」
柳武歩:「江戸時代……!?」息を呑む。想像の及ばない世界だ。
平賀迅:「……んだが、結局不完全なんで、自由自在に思い出せる訳じゃあない。死ぬほど疲れる」 目を開け、げっそりした表情になる
平賀迅:「つまり、メチャクチャ分厚い辞書があるんだけど、順序はバラバラ、索引もない、そういうものが私の頭の中にはある」
平賀迅:「で、その中には、さっき話した『記憶全てを他人に移す』技術も当然ある訳だな」
平賀迅:「エリスの言う通り、そんな事をするのは相当の好き者だ。だが現実にそういう事をやりたがっていたのが、私の祖父であり、その祖父であり、あるいはその祖父だった」
柳武歩:「ん、んん……なんか確かにそれは、考えただけで疲れる」
平賀迅:「……オーヴァードには他人の記憶に潜行できる能力を持つ者もある。そういう奴が時間をかけて探ったら、その技術も手に入れる事ができるかもしれない」
羽石夏澄:「その、祖父であり、その祖父であり…って、つまり、同じ人…なんですよね、それは」
霧灯夢二:「……途方もない話だ。」
平賀迅:「フフ、そうだ。夏澄は察しが良いな。ともかくそいつは、どこまで行っても生きる事にすがり続けた訳だ……もう消えてなくなったがね」
羽石夏澄:「そのひとの、今まで蓄えた『知識』だけが…平賀くんの中にあるんですね…」
羽石夏澄:想像もつかない、と思う。
平賀迅:「で、今話した事はUGNのデータベースをちょっと探れば出てくるからね、それを目当てにしたんなら、まあ納得がいく、って所だ。もちろん、だからって容認はしないが」
柳武歩:「知識を持ってるだけで、平賀はやっぱり平賀なんだよな……?」恐る恐る尋ねる。
平賀迅:「そう、知識だけだ。ま、荒唐無稽な話だし、私も全貌は未だに把握しちゃいないが……」
平賀迅:「……」 薄く笑って 「……さあて、もしかしたら脳の隅に眠る私の祖父がある時私の人格を乗っ取って……なんてホラーもあるかもしれないが」
柳武歩:「やだよ、そんなの」
柳武歩:けっこう本気で怯えている。
平賀迅:「私は私だとも。平賀迅は、知識の継承の前後で連続性を保っている。これは間違いない」
エリス・トリオン:「犯人はそれが狙いってか? アホらしい」
平賀迅:「……といっても、別にその知識を頭のなかに打ち込まれる前の私を君も知ってる訳じゃなかろうし、それはさして問題じゃないが……」
エリス・トリオン:「コトをでかくしすぎだ。テメー一人、拉致れば済む話だろが」
平賀迅:「アホらしいだろ? だが私はその可能性を捨てきれない。だってだね」
平賀迅:「……そうじゃなきゃあ、私は本当に、偶然に、たまたま、架空の"犯人"に仕立て上げられた事になるだろ」
平賀迅:「その方が数倍アホらしい」
羽石夏澄:「何らかの理由をもって、平賀くんが狙われている。そう考えるのが自然…」
柳武歩:「そっちの方が嫌だな……」
エリス・トリオン:「適度に名が売れてて、適度に実力があって、適度に信頼がなかったんだろ」
平賀迅:「……私一人拉致すればってのも、確かに分かるよ。だがここはアカデミアだ。UGN内部でも一部の者しか知らず、管理は堅牢、監視は重大。そこから人一人を島外に浚うのも、結構手間だ」
平賀迅:「犯人に仕立て上げれば、堂々島外に連れ出せる訳だしな」
平賀迅:「……偶然ではなく"適格"か。それもある線ではある……」
霧灯夢二:「お前が遠い目をしてたのは」
霧灯夢二:「時々辞書を引いてしまうからか?」
平賀迅:「……だから言ったろう! 『馬鹿馬鹿しいと思いながら、可能性を捨てきれない』とね!」
平賀迅:「……フフ。よせよ夢二」
エリス・トリオン:「……つまり犯人が、体制の目を出し抜くより、体制になっちまう方が簡単な奴ってことか」
平賀迅:「私もあんまり、見たくはないんだ。見たくないものもたっぷり詰まっているし、何だかズルい気がするからね」
エリス・トリオン:「アホらしい、が、まあその仮定の上でなら筋は通ってる」
柳武歩:全部完全に理解できたわけじゃない。
柳武歩:でも、平賀迅という男の、どこか距離を掴みかねる理由の一つは分かった気がする。
柳武歩:「……ますます、真犯人探しは絶対だ。それもう、抗争が終わるかどうかだけの問題でもないや」
平賀迅:「しかし結局、見てはしまうんだな。頼れるからな。使える物、すべて使わないのは不誠だろ。まあ、疲れるが……」
エリス・トリオン:「やけにガチくせえのはそのせいか」
霧灯夢二:「………言ってくれてありがとう、平賀。それと、すまない。」
霧灯夢二:「言いにくいことを訊いてしまって。」
平賀迅:「構わんよ。説明がな、ほら。面倒なだけだ。別に言いたくないもんじゃない……実際に頼られたって、何でも答えられる訳じゃあないしね」
平賀迅:「多少の人生相談とかには役立てられるかもしれないが、自分の恋愛だってどうにもできないし……」
羽石夏澄:「そりゃ、恋愛にマニュアルはありませんから」
柳武歩:「……」
平賀迅:羽石さんの言葉には曖昧に笑って返す
平賀迅:「……ああ。で、そうだな。ガチってのも、その通りだよ」
平賀迅:「さっきエリスが言った通り、このアカデミアにおいては、よほどの悪意を秘めた者や、不可逆に変質した者でなければ、大概の罪は許される」
平賀迅:「しかしそれは、逆に言えば『そんなものはどうでもいい』とアカデミアが考えているからだ。深い悪意がなければ、取り除かなくて良い。不可逆のジャームでなければ、戻ってこられるだろうと」
平賀迅:「……私の罪をアカデミアがどう思っているかは、分からないからね。マジさ、私は」
柳武歩:「……大丈夫だよきっと。このガッコは、あれだ。懐が広いってやつ」
平賀迅:「……やれやれ、話し過ぎたな! ま、こんな事は忘れてくれて構わんよ。元のアカデミアを取り戻す! それも私の大きな目的の一つなんだから」
霧灯夢二:「…饒舌になってくれて嬉しかったよ、平賀。」
霧灯夢二:「これで、全員隠し事なし。すがすがしい状態で次の段階に移れるな。」
エリス・トリオン:「今の時点じゃ仮定しかできねえ」
エリス・トリオン:「ま、俺としちゃお前周りに陰謀が集中してりゃ有難ェがな。手間が省ける」
平賀迅:「人をデコイみたいに言ってくれる」 イスにもたれかかり、放って置かれていたブラックサンダーをようやく食べきる
霧灯夢二:「そう、仮定しかできない状態だ。これでようやく最初の話題に戻るが…」
霧灯夢二:「フィーネを保護して、話を聞いてみよう。罠にしろ手がかりにしろ、何かしら知ることは出来るはずだ。」
エリス・トリオン:「結局、そこに戻るか……」
平賀迅:「ああ。そろそろしっかりと捕まえ……保護……したいところだ。あまり長くは持たないだろうからな」
霧灯夢二:「5人で手分けして探そう。」
霧灯夢二:「もしフィーネに会ったら俺の名前を出してもらえればいいと思う。」
GM@CHAOS:そこで任務開始のブザーが鳴り、出撃を促す。
柳武歩:「俺も顔だけは合わせたけど、まあ、霧灯のが確実だな」
平賀迅:「そうするよ。風紀が足を鈍らせてくれることを祈るだけだな」
平賀迅:ブザーを見上げ、立ち上がる 「急かしてくれるね。だが今は、急かされるとするか」
霧灯夢二:こちらも立ち上がる「怪我はもういいか、エリス先輩?」
霧灯夢二:「なんなら二人分働くが。」
エリス・トリオン:「てめーに心配されるほど堕ちちゃいねえよ」
霧灯夢二:「それは失礼。」
羽石夏澄:手を組んで伸びをしながら立ち上がる。
エリス・トリオン:手元のマグネシウム瓶を揺らす。「『残弾』も補給した。欲を言やあ酒が欲しいがなぁ」
羽石夏澄:「……やるだけやってみましょう」
霧灯夢二:扉から外へ出ていく。
柳武歩:立ち上がったものの、部屋を出ずにその場に留まっている。
羽石夏澄:エリスの方を見て。
エリス・トリオン:扉から出ていく。
羽石夏澄:「…それじゃ。ありがとうございました。行ってきますね、せんぱい」にっこりわらう。
羽石夏澄:ロイス!
エリス・トリオン:「……ああ? まあ、せいぜい良い火力になれ」
平賀迅:「しかし情報収集か、いっそアレに連絡をつけられれば……って、そういやあ壊してたな、全く」 トランシーバーの残骸を片手に、新しいものをゴソゴソと探している
羽石夏澄:せんぱい/エリス・トリオン/いいひと:○/ちょっとこわい/ロイス でとっておきます。
柳武歩:「……平賀」探し物をしている背中に呼びかける。
エリス・トリオン:ロイス変更 手のかかる後輩/羽石夏澄/庇護:○/同情/ロイス
平賀迅:「ん、何だ? 歩も壊したか? 二つもあるかな……」 ごそごそ
柳武歩:「いや、別に壊れてない。それより、さっきの話」
エリス・トリオン:同情じゃないか。共感だな
エリス・トリオン:後輩/羽石夏澄/庇護:○/共感/ロイス
平賀迅:「ん、さっきの話?」 顔を向ける 「何だ。知りたい事でもあるのか?」
柳武歩:「あ……さっきの、つっても今さっきの話じゃなくて、ええと」落ち着かなさげに瞬きを繰り返す。
柳武歩:「夏川チャンのこと」
平賀迅:「ミナの事?」 首を傾げ
柳武歩:「うん。目の強さが好きなのか」
平賀迅:「……え。うん? 何だ、いきなり……いや、まあ、好きな所の一つでは、あるかな」
柳武歩:「他には?」
平賀迅:「……何だ、いきなり」 落ち着きなく繰り返し
平賀迅:「彼女の好きな所? 他に? んん……そうだな」
平賀迅:「あれで結構感情的な所とか、見ていておお、と思うし、あと何でも挑戦する所なんかは、結構シンパシーを感じる……」
柳武歩:下を向いたまま、無言で聞いている。
平賀迅:「アイドルやってたの、知ってるだろ? あんな事普通やるものかよ。でも実際、見事にやってのけて、ランキングの1位にまでなって」
柳武歩:「……うん」
平賀迅:「きっと真面目に打ち込んだんだろうなと、いや、私は想像するしかできないが……表情だって、明るくなって、ああいう顔もできるんだなって思って……フフ」
柳武歩:「…………うん」
平賀迅:「みっともないよな。それで私はメチャクチャ焦って、あんなクソみたいな告白をしてしまった」
平賀迅:「別に、誰かがライバルになるだなんて思ってはいなかったんだ。私が彼女を振り向かせればそれで勝ちだと。相対値じゃなく絶対値の勝負だと思ってたのに」
平賀迅:「あれで、ミナの事をたくさんの学生が知ったと思って、負けるかもしれないと狼狽えて、先走った。彼女の話も聞かないで……まったくバカな奴だ」
平賀迅:「……そう、心乱されるんだよな」
柳武歩:「………………」
平賀迅:「どこが好きっていうより、そういうものなんだ」
柳武歩:「うん……わかるよ」
平賀迅:「初めて直接見て話したのは、あのプロムでの事件の時だ」
平賀迅:「最初は警戒して、油断せず注意し続けてたんだが、それがいつの間にか、まあ……」
平賀迅:「好意ってものになっていたんだろうとも」
平賀迅:「……私の知識に『恋』はないから、断言はできないが、まあそういう事なんだろう……」
平賀迅:「…………」 赤くなった頬を掻き、顔をそむける 「何語ってんだ、私は……」
柳武歩:「……いいじゃん」
平賀迅:「……いいって、何が」
柳武歩:「夏川チャンのことよく見てるし、真摯に向き合えそうだなって」
平賀迅:「そりゃあ、そうだろうとも。ミナはまあ、あれは並大抵の事じゃあ恋愛的なニュアンスで誰かに傾くって事はないだろ。そのためにはよく見て、真面目にならねば」
柳武歩:「ははは。強敵だ」
柳武歩:顔を上げ、歯を見せて笑う。
平賀迅:「そも私だって、恋とかそんなのは全然だし……中学は行ってないし、小学校は男同士で遊ぶことしか考えてなかったし」
柳武歩:「じゃあ、初恋だ」
平賀迅:目を丸くして 「……あ、ああ」
柳武歩:「……叶うといいな」
平賀迅:「……う、うむ。叶えたいものだが、ほら、それにしたってこの状況をどうにかしなければ何もならないからな」
平賀迅:「手伝ってくれよ。歩。頼りにしてるんだ」
平賀迅:「君という友人を、誰より」
柳武歩:「任せろよ」
柳武歩:「前にも、言ったじゃん。応援してるって」
平賀迅:「ああ。だから今はそのために……っと」 積み上げられたガラクタの底からトランシーバーを引っ張り上げ
平賀迅:「あったあった。そのために、フィーネ。そしてアカデミアだ。そこを直さなきゃ、コースに戻る事すらできやしない」
柳武歩:「おう。行くか……って、もうみんな先行ってんだった、急がないと」
平賀迅:「そうだな。いい加減にしないと二度目のブザーが鳴るぞ。きっと二人で怒られる」 軽く歩ちゃんの背中を叩き
平賀迅:「行こう」
柳武歩:平賀君の後ろに続いて、部屋を出る。
柳武歩:(……わかってた)
柳武歩:(最初からわかってた事だから)
柳武歩:(何も変わらない。やる事は何も変わらない)
柳武歩:表情を変えずに、一人廊下を歩いていく。
GM@CHAOS:では、キミたちがブリーフィングルームを出たところで対決イベントへと移ろう。

【対決イベント:総力戦/ミドルフェイズ9】

GM@LAW:質問に対する裁定の変更を発行します。
>夏川ミナ:>ロウ陣営は、チームの中で誰か1人が判定する際に〈情報:〉だけでなく好きな技能で判定を行なうことができます
>これはエフェクトとか装備の効果は乗りますか?使えない技能とか、これは適応されないぜってやつとかありますか?
>GM@CHAOS:その技能で使用できる効果のものであれば、エフェクトやアイテムの効果も適用されます。
>霧灯夢二:あ、その点に踏み込んで確認しておきたいんですけど、
>GM@CHAOS:はいはい
>霧灯夢二:例えば滝さんが射撃技能で判定し、判定に必中の弓を使ったとします
>GM@CHAOS:はい。
>霧灯夢二:この場合必中の弓の達成値上昇は載りますか?
>霧灯夢二:必中の弓の説明には「射撃攻撃の達成値に+10する」とありますので
>霧灯夢二:情報収集の場合載るかどうかの判定を仰ぎたいです。
>GM@CHAOS:さきほど財産点を使用不可と言ったように、これはあくまでも情報収集判定ではなくフィーネを探すための〈情報:〉技能による判定と扱いますので
>GM@CHAOS:必中の弓による遺産の効果も適用されると判断します。
GM@LAW:こちらについてですが、適用されないと変更します。
GM@LAW:あくまでも判定技能の変更であり、攻撃とは扱いません。
滝瑞果:すると、同様に
GM@LAW:同様に、「攻撃を行う」エフェクトの使用も不可とします。
滝瑞果:「攻撃する」という表記のエフェクトなどについても使用不可となりますか?
GM@LAW:そういうことです!
GM@LAW:攻撃を行わないエフェクトであれば問題ありません。
GM@LAW:ダイスを増加させるであったり、判定に使用する技能を変更するなどのエフェクトですね。
GM@LAW:もう一つの方も訂正をば。
ロコロコ:おうさ
>ロコロコ:これって判定せずに相手を攻撃とかできますか?
>GM@CHAOS:できません!キミたちは少女の身柄を捜索するだけ!遭遇したりはしない!
>ロコロコ:遭遇しないってことは、敵陣営を対象にエフェクトを使ったりもできない感じでしょうか。
>GM@CHAOS:あー、そこは微妙なとこですね。
>GM@CHAOS:攻撃は不可。相手の判定になんらかのリアクションをするのは可でいきましょう。
GM@LAW:こちらについてですが、全て一律不可とさせてください。
GM@LAW:全く独立して、別々の場所で判定(=捜索)を行っているような感じとお考えをば。
GM@LAW:直接なんやかんややりあうのはこのあとの決戦イベントまで溜めておいてもらう!
GM@LAW:そっちで存分にやりなさい!
ロコロコ:イイデショウ
滝瑞果:はいはい
GM@LAW:それでは、実際の対決に移っていきましょう。
ロコロコ:移る
GM@LAW:みんな登場は済んでいますし、改めてルールを説明します。
GM@LAW:Finalステージは「5on5 総力戦・少女の居場所」。
GM@LAW:フィーネの居場所を突き止めるため、各陣営のPC全員がフィーネを探して競うことになります。
GM@LAW:PCは任意の〈情報:〉技能で判定を行なってもらい、一番達成値が高かったPCがいるチームが勝ち!
GM@LAW:判定をせず、手番を使って支援をすることも可能だ。
GM@LAW:なお、各陣営には過去の対決イベントで得た恩恵を得ています。
GM@LAW:「1on1 追跡戦・アジトへの道」で勝利したロウ陣営は、チームの中で誰か1人が判定する際に〈情報:〉でなく好きな技能で判定を行なうことができる。
ロコロコ:うおー特権!
GM@LAW:この判定は攻撃とは扱わず、攻撃する旨のエフェクトや効果は使用できず、適用されない。
GM@LAW:「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」で勝利したカオス陣営は、全員が判定に達成値+3のボーナスを得られる。
霧灯夢二:わーい!
GM@LAW:判定は行動値順。相手陣営に干渉することは不可!財産点使用不可!
GM@LAW:万が一同値だった場合はもう一度全員で判定をしてもらう!
GM@LAW:以上です。なにか新しく質問ありますでしょうか。
ロコロコ:待機とかはできますよね。
GM@LAW:待機はできます!通常のラウンド進行に順じるかたち。
霧灯夢二:万が一同値だった場合、ラウンドは次のラウンドに移りますか。
GM@LAW:ラウンドは次に移るとします。
霧灯夢二:わかりました。ありがとうございます。
柳武歩:行動値が同じPCはどっち陣営が先に振るか決まってましたっけ
GM@LAW:今、暫定的にchoiceを使って決めます。出たほうが先と裁定します。
GM@LAW:choice[LAW,CHAOS]
DoubleCross : (CHOICE[LAW,CHAOS]) → CHAOS

GM@LAW:同値の場合はカオス陣営が先と扱います。
柳武歩:了解です。
ロコロコ:理解
霧灯夢二:了解しました!
平賀迅:分かりましてー
GM@LAW:それでは、対決に入りましょう。

GM@LAW:セットアップの処理から始めましょう。ある方は宣言をば。
ロコロコ:なーし
芙蓉堂太一:ありません
柳武歩:ないよ
滝瑞果:ナイデス!
朝倉侑生:ありませんです
平賀迅:そんなものはない!
羽石夏澄:なしです
霧灯夢二:なし!
夏川ミナ:ないはずです
エリス・トリオン:なし
GM@LAW:では行動値順に行きませう!
GM@LAW:朝倉くんから!
朝倉侑生:へーい!
朝倉侑生:待機します!
GM@LAW:次!ミナちゃん!
ロコロコ:待機だ待機だ!
夏川ミナ:待機します
GM@LAW:では次!霧灯くん!
霧灯夢二:こちらも待機
GM@LAW:次はロコくん!
ロコロコ:《アドヴァイス》をミナちゃんに。
ロコロコ:ダイス+7、C値-1です。侵食値は4上がる。
ロコロコ:87になったね。だいぶやべーなー。
ロコロコ:あ、次の人いいですよ!
GM@LAW:OK!次は柳武さん!
柳武歩:振ります。器物使いラッキーメダルWH一体化
柳武歩:《情報:アカデミア》で。
柳武歩:6dx+2+3
DoubleCross : (6R10+2+3[10]) → 9[4,5,5,6,6,9]+5 → 14

LAW/0 CHAOS/14
GM@LAW:では次は滝さん!
滝瑞果:3dx+2 〈情報:アカデミア〉
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 9[2,8,9]+2 → 11

滝瑞果:あっしまった!
滝瑞果:コネ持ってたんですが、後から2つ振り足すことってできますか
GM@LAW:いいでしょう!ふりたしたまえ!
GM@LAW:そういえば行ってなかったけどコネは使っていいです!
滝瑞果:2dx+2 「学園通の友人」分
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 4[3,4]+2 → 6

滝瑞果:ゆ、友人――っ!!
滝瑞果:終わりです。
LAW/11 CHAOS/14
GM@LAW:次は平賀くん!
平賀迅:フーッ
平賀迅:<情報:アカデミア>で……振らせてもらうぜ!見ていろよ!
平賀迅:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 10[4,5,8,10]+1[1]+1 → 12

平賀迅:フッ……
平賀迅:以上です
GM@LAW:どんどん行こう!芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:はいさー
芙蓉堂太一:《エンジェルヴォイス》をミナちゃんに。C値-1、ダイス数5個増加。侵蝕値4上昇。
芙蓉堂太一:以上です。
GM@LAW:次は羽石さん!
羽石夏澄:はい!
羽石夏澄:<情報:アカデミア>で、学園通の友人のコネを使用します。
羽石夏澄:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[3,4,4,7,9,10,10]+7[6,7]+1 → 18

羽石夏澄:以上です!
GM@LAW:では次はエリスくんだ!
エリス・トリオン:はいさい
エリス・トリオン:情報:UGN でメダル白使用
羽石夏澄:すみません、先ほどの、情報ボーナスで+3でした!
エリス・トリオン:5dx+3+1+3
DoubleCross : (5R10+3+1+3[10]) → 8[4,4,5,6,8]+7 → 15

エリス・トリオン:クソだぜこいつ
LAW/11 CHAOS/21
GM@LAW:では現状はこう!
GM@LAW:ここからが真の勝負となる予感がする……待機組の行動に移っていこう。
GM@LAW:行動地の逆順となり、霧灯君の手番。
霧灯夢二:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》で判定します。
平賀迅:《援護の風》を使う!+3D!
霧灯夢二:コネ:学園通の友人使用。さらにオートで《紡ぎの魔眼》。
霧灯夢二:行きます!
霧灯夢二:17dx7+8
DoubleCross : (17R10+8[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,5,7,7,8,8,9,9,9,10]+ 10[2,2,3,4,5,7,7,9]+10[7,8,9]+5[2,4,5]+8 → 43

霧灯夢二:うーん…こんなところか…!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7した(侵蝕率:105->112)
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:100->102)
LAW/11 CHAOS/43
GM@LAW:では、ミナちゃんの待機手番に入ろう!
夏川ミナ:CHAOSは43+21で64……?
ロコロコ:頼んだよ、ミナエル!
夏川ミナ:とりあえず、勝者の特権! ロウ陣営とっておきの判定変更をしたいです。白兵判定。
ロコロコ:ノーノー!見るのは最大達成値だけやで!
夏川ミナ:ゾディアックウェポンは装備無しです。
夏川ミナ:あっそういうことか。じゃあ43ですね
夏川ミナ:ということで、判定変更OKでしたら振ります。コンボ『攻撃します』 《コンセントレイト:エンジェルハィロウ》《光の舞踏》。
芙蓉堂太一:オート《援護の風》をミナちゃんに。ダイス数8個増加。侵蝕値2上昇。
GM@LAW:変更OKです!判定をどうぞ。
夏川ミナ:10+7+5+8dx6+9
夏川ミナ:む、だめなのか
夏川ミナ:たしざんしよう
ロコロコ:みたいやな
夏川ミナ:30dx6+9
DoubleCross : (30R10+9[6]) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,5,5,5,5,6,7, 7,8,8,9,9,9,9,10,10]+10[3,4,4,5,5,5,7,8,8,9,9]+ 10[2,3,7,8,10]+5[2,4,5]+9 → 44

夏川ミナ:!!!!
GM@LAW:おお……!
ロコロコ:ひえーっ
芙蓉堂太一:おおおお
ロコロコ:ドッキドキやな!
朝倉侑生:イエーイ!イエーーイ!
滝瑞果:ミナちゃーん!!
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+4した(侵蝕率:89->93)
芙蓉堂太一:ナイス!!!
夏川ミナ:こ、これだけ振って44なのか・・・危なすぎる
朝倉侑生:もっと胸張って!
LAW/44 CHAOS/43
芙蓉堂太一:胴上げだー
GM@LAW:では、総力戦はLAW陣営の勝利!
朝倉侑生:イエーイ
芙蓉堂太一:おー!!
霧灯夢二:うおーん!うぎゃー!
柳武歩:うぐううう
ロコロコ:うおーっ!うオーっ!
エリス・トリオン:ハハハハ
GM@LAW:対決イベントの総合結果は5-2!LAW陣営の勝利です。
滝瑞果:アヤッター!
エリス・トリオン:勝者はよく鳴く
平賀迅:やれやれ……ここは譲っておいてやるとしよう(譲りのプロ)
ロコロコ:うおーうおー
芙蓉堂太一:ちゅんちゅん
朝倉侑生:オギャーオギャー

SIDE:LAW
対決イベント
SIDE:CHAOS
1stステージ
朝倉侑生 「1on1 殲滅戦・謎の兵器群」 × 羽石夏澄
滝瑞果 × 「2on2 情報戦・学園に残る痕跡」 霧灯夢二
ロコロコ エリス・トリオン
芙蓉堂太一 「1on1 追跡戦・アジトへの道」 × 平賀迅
夏川ミナ 「1on1 奇襲戦・バックスタブ」 × 柳武歩
2ndステージ
滝瑞果 「3on3 近接戦・直接攻撃」 × 平賀迅
ロコロコ エリス・トリオン
夏川ミナ 羽石夏澄
朝倉侑生 × 「2on2 交渉戦・フィーネの連絡先」 柳武歩
芙蓉堂太一 霧灯夢二
Finalステージ
SIDE/LAW 「5on5 総力戦・少女の居場所」 × SIDE/CHAOS
ロコロコ:演出とか……するかい?
夏川ミナ:どういう演出になるんだろうこれ
芙蓉堂太一:木を薙ぎ払ったらそこにフィーネが!
ロコロコ:ロコのすけと太一えもんがアドバイス!
ロコロコ:美奈ちゃんが見つける
ロコロコ:ミナ
夏川ミナ:それでいきましょう

GM@LAW:【学園島 スラム街】
GM@LAW:風紀委員陣営、番長陣営はそれぞれ分散し、フィーネの隠れ家を捜索している。
GM@LAW:その探索地域の一つがこのスラム街だ。
夏川ミナ:風紀メンバーとLINEやエフェクトで連絡を取りながらスラム街をうろついてます。
夏川ミナ:「衛生状況が良いとは言えませんね」 駆け抜けていく巨大ネズミを横目で追う。
ロコロコ:『人の目を気にせず、夏川くんのやりやすいようにやるんだよ。あちらも、形振りかまったりはそうしないだろうからね。』LINEからぴこん!とメッセージ
ロコロコ:それに続いて、目撃証言だとか、それを元にどこを探すのが効果的かとか、具体的なアドヴァイスも飛んで来るよ。
ロコロコ:PLがそういうのわかんないからできないけど、ロコはノイマンだからきっと的確だよ。
夏川ミナ:「やりやすいように……」
芙蓉堂太一:透明の小鳥が飛んできて肩に停まる。
芙蓉堂太一:『どうも夏川さんのいる方面で目撃談が多いよ。念入りに探してもらえるかな?』
夏川ミナ:「この鳥、喋れたのですね」
芙蓉堂太一:(援護の風と、イージーエフェクト・空の楽器のイメージ)
夏川ミナ:基本的に、鳥が飛ぶ時はいつも近くに芙蓉堂太一がいたので、これはこれで新鮮だ。
夏川ミナ:聞き込みは時間がかかる。かといって、ぐずぐずしていれば番長連に先を越される可能性もある。
夏川ミナ:そもそもこのスラム街、どんな人間が住んでいるのかもよくわからない。
夏川ミナ:「うん」
夏川ミナ:「フィーネさん。いらっしゃいますかー」 結局、物陰に声をかけながら歩き回る事にした。
夏川ミナ:「フィーネさーん」
夏川ミナ:腰の高さくらいのゴミ箱を開けたり、しゃがみこんでドラム缶の中を覗いたりする。
GM@LAW:では、夏川さんは目の前の瓦礫の山に気づくでしょう。
GM@LAW:そこからスケッチブックが覗いている。
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……?」 回り込みます。
夏川ミナ:「こんにちは?」
GM@LAW:瓦礫に埋もれる中。隙間に生まれた空洞に、金髪の小さな少女が挟まっている。
フィーネ:「あ!人!人だ!ねえねえ!」
夏川ミナ:「はい、人です」
フィーネ:「これ、どかせる?お家作ってたらくずれちゃった!どうしよう!」
フィーネ:「あ、こんにちは!」
夏川ミナ:「なんでしょう。答えられる範囲でしたら、お答えします」
夏川ミナ:「はい。こんにちは」
夏川ミナ:「家?ここに住むつもりだったのですか?」
フィーネ:「うん。おんなじところにいたら、すぐ見つかっちゃうから」
フィーネ:「じぶんでおうち作ろうと思って、石とか、木とか、あつめたの!」
夏川ミナ:「そうなのですか。でも、石とか木の家ではちょっと寒いかもしれませんよ」
夏川ミナ:「私と一緒に来ますか? 任務のついで程度ですが、暖かいお茶の出るお部屋に案内出来ると思います」
フィーネ:「ほんと!お茶!知ってる!お茶って、茶色いんでしょ!」
夏川ミナ:しゃがんで目線を合わせている。
フィーネ:「茶色だからお茶っていうんでしょ?」
フィーネ:「あ、でも……うーん……」
夏川ミナ:「そうですね。ただ、私個人としては緑色のお茶の方が美味しいと思います」
夏川ミナ:「お茶はおきらいですか」
フィーネ:「緑もあるの!?お緑じゃない!」
フィーネ:「あ、ううん。きらいじゃないけど……うーん……」
夏川ミナ:「はい。でも、お茶と言うんです。不思議なことに」
フィーネ:「……うーん……うん。」
夏川ミナ:「なにか心配事が?」
フィーネ:「そうだよね。逃げても逃げても、もうしかたないよね。見つかっちゃうもん」
夏川ミナ:「逃げたいのですか。ええと」
夏川ミナ:「私はミナです。夏川ミナ。お名前は?」
フィーネ:「あ、あたしね、フィーネ!」
夏川ミナ:(やっぱり)
夏川ミナ:「フィーネちゃんですか。逃げたいのですか?」
フィーネ:「逃げたいっていうか……あのね、あたしね、」
フィーネ:「いろんなものをいっぱい見て、いっぱいかきたいの!」
フィーネ:「だから、逃げたいんじゃないけど、捕まっちゃうのはやなの」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「フィーネちゃん。これからミナは、二つほど提案をしようと思います。よろしいですか?」
フィーネ:「2つ?」首を傾げながら、こくこく頷く。
夏川ミナ:「まず一つ。捕まっちゃうのが嫌なら、私と一緒に逃げてしまいましょう」
夏川ミナ:「私があなたのボディガードになります。追っ手は私が倒します」
夏川ミナ:「アカデミアは厳戒態勢ですが、いろいろなものを見に行きましょう。これが一つ目です」
フィーネ:「そんなこと出来るの!すごいすごい!」
フィーネ:「いろんなもの見れるね……あ、そうだ」
フィーネ:「2つ目!2つもあるの?」
夏川ミナ:「出来てしまうのですよ」
夏川ミナ:「はい」
夏川ミナ:「あります。二つ目なのですが……」
夏川ミナ:「実はわたしは、あなたを捕まえにきた風紀委員の一人です」
フィーネ:「えっ」
フィーネ:「ど、どうしよう!逃げないと!」
フィーネ:「う……でも出れないよ……」
フィーネ:「どうしよう」
夏川ミナ:「はい。正直私としても、あなたを連れて色々なものを見にいきたいです」
夏川ミナ:「あなたを連れて帰らないといけない。しかし、貴方が嫌がることはしたくない。アンヴィバレントな状況です」
フィーネ:「あんびー……???」
夏川ミナ:「モニャモニャしています」 言い直す。
フィーネ:「モニャモニャ……?」
夏川ミナ:「……ちょっと、頭に気をつけて下さいね」 瓦礫をどけていく。
フィーネ:「わっ」
フィーネ:「わっ、すごい!すごいすごい!あなた、とっても力持ちなのね!」
フィーネ:「あたしが頑張っても、ぜんぜんどかせなかったのに!」
夏川ミナ:「はい。この程度、私にとっては葉っぱか枯れ木のようなものです」
夏川ミナ:「どうでしょうフィーネちゃん。崩れたおうちをどかした恩に免じて、一度だけ風紀委員の陣営に来て頂けませんか?」
夏川ミナ:「やっぱりここに居たくない!と感じたら、その時はミナがあなたを連れて脱走します」
夏川ミナ:「いろいろなものを見にいきましょう」
フィーネ:「うん。分かった。ありがとうはありがとうで返さないとだから。ミナについていくよ」
フィーネ:「そのほうが、いい気がする」
夏川ミナ:「ありがとうございます。フィーネちゃん」
GM@LAW:少女は白くか細い手を伸ばす。
夏川ミナ:きゅっと手を握る。
夏川ミナ:はぐれないように、かつ番長陣営に見つからないよう、頭上の透明な小鳥に誘導されながら歩いていきたいです。

GM@LAW:シーンを終了します。
GM@LAW:ロイス・購入が可能。必要な方はどうぞ。
ロコロコ:ぬーぬー
エリス・トリオン:強化素材
ロコロコ:ブルーゲイル狙います。
エリス・トリオン:あ、駄目だ
エリス・トリオン:強化素材って常備化品限定なのか……!
柳武歩:そうなんだ!?
エリス・トリオン:今知った
ロコロコ:4dx+3 能力訓練ー
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 8[4,5,6,8]+3 → 11

ロコロコ:だめだー
ロコロコ:おわり
芙蓉堂太一:照準器狙います。
夏川ミナ:ブルーゲイルを狙ってみます。
芙蓉堂太一:7dx+2=>15
DoubleCross : (7R10+2[10]>=15) → 9[5,5,6,6,8,9,9]+2 → 11 → 失敗

夏川ミナ:3dx+1=>20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[5,8,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

夏川ミナ:惜しい。終わりです
芙蓉堂太一:うーん、まあいいか。以上。
平賀迅:ブルーゲイル
霧灯夢二:うーん、ヘヴィマシンガン買います
羽石夏澄:ブルーゲイルを
平賀迅:4dx+6>=20
DoubleCross : (4R10+6[10]>=20) → 8[5,6,6,8]+6 → 14 → 失敗

平賀迅:無理。以上!
羽石夏澄:7dx>=20
DoubleCross : (7R10[10]>=20) → 9[1,2,3,6,7,8,9] → 9 → 失敗

柳武歩:同じくブルーゲイル
エリス・トリオン:うーん、行動値が足りないんだよな・・・
羽石夏澄:ダメ!以上
柳武歩:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 6[1,2,6,6,6,6]+2 → 8

霧灯夢二:4dx+6>=24
DoubleCross : (4R10+6[10]>=24) → 9[1,5,7,9]+6 → 15 → 失敗

柳武歩:だめ!
ロコロコ:滝えも~ん。ブルーゲイル買ってよ~。
霧灯夢二:財産9使って買います
エリス・トリオン:ブルーゲイル買おうか?
柳武歩:以上!ロイスも変更なし。
柳武歩:買えるのかいエリスん!
エリス・トリオン:ブルーゲイル買います
霧灯夢二:以上!
エリス・トリオン:5dx+7
DoubleCross : (5R10+7[10]) → 8[1,1,2,2,8]+7 → 15

エリス・トリオン:なんだこの出目
エリス・トリオン:財産5点使って買います
柳武歩:ヒュウー
エリス・トリオン:誰が欲しい?
ロコロコ:はいはーい
柳武歩:ヒラガマン?
エリス・トリオン:ギフテッド野郎にはやらん
霧灯夢二:羽石さんはどうです?
平賀迅:ですね。私は既に持ってますんで!
エリス・トリオン:ああ、そっすね
ロコロコ:うわーん。滝えもーん。エリスくんがいじめるよー。
柳武歩:あ、そうか
朝倉侑生:アカデミアにロイスを取得したいです。感情は憤懣:○/恥辱。
エリス・トリオン:羽石さんに渡そう
羽石夏澄:あ、じゃあほしいです
GM@LAW:アカデミア!
羽石夏澄:ありがたく!
朝倉侑生:本音を言ったので!
朝倉侑生:購入判定はなし、で以上です。
滝瑞果:3dx>=20 ブルーゲイル
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 8[1,7,8] → 8 → 失敗

滝瑞果:だめ!
ロコロコ:しっぱいなのだ

【決戦イベント/ミドルフェイズ10】

GM@LAW:次のシーンは決戦イベントとなります。
ロコロコ:ダーッ!
GM@LAW:まずはMAPにご注目ください
ロコロコ:なんかある
芙蓉堂太一:わっ
柳武歩:ええっ
羽石夏澄:マップだ
夏川ミナ:これは・・・
霧灯夢二:おおっすごい!
GM@LAW:決戦イベントは、PC同士によるフィーネの奪い合いになります。
GM@LAW:マップ上にある各チーム拠点に、フィーネを連れてきた陣営が勝利となります。
ロコロコ:ふむふむ
GM@LAW:マップはブロックごとに分かれ、ラインで繋がったブロックにのみ移動することができます。
ロコロコ:ふむ
GM@LAW:ブロックごとにエンゲージが形成されると思いねえ
ロコロコ:理解した
GM@LAW:マップの1ブロックの距離はそれぞれ[10メートル]です。
夏川ミナ:縮地・・・
GM@LAW:1ブロック離れるごとに[20メートル]、[30メートル]となるぞ。
平賀迅:投降するなら今のうちだぞ!
GM@LAW:なお、マップの直線状のみが
GM@LAW:視界の届きうる範囲です。
柳武歩:そうなるよなw
GM@LAW:エフェクトの射程などに影響しますね。
ロコロコ:なるほど。
芙蓉堂太一:ふーむ
エリス・トリオン:飛車方向が『視界』なわけね
ロコロコ:ラインでつながってなくても、直線状なら視界?
滝瑞果:面白いなあ……!
GM@LAW:つながっているところのみです!
GM@LAW:で、斜めはMAPだとまっすぐに見えませんが
GM@LAW:真っ直ぐだと思ってくださいw
ロコロコ:ふむ
滝瑞果:あ、斜めも大丈夫なの?
ロコロコ:ではラインで繋がっているところしか視界は届かないのだな。
夏川ミナ:つまり、7-18から2-16まで縮地できるってことですね
夏川ミナ:12-16だ。
平賀迅:なんかすごいこっち見られてない?
柳武歩:そりゃそうじゃ
エリス・トリオン:柳武キド博士!
GM@LAW:開始状況について説明します。
滝瑞果:あ、すいません、一番左上のマスですけど
GM@LAW:はい!
滝瑞果:これって、上下方向には直線つながってないと見ていいんですよね?
GM@LAW:つながってないです!
滝瑞果:番長側の右下マスは、これ一番上までつながってますが
滝瑞果:その点で完全な対称ではないと見ていいですか
GM@LAW:ちょっと待ってください
GM@CHAOS:すみません!記述ミスである可能性があるので、確認して後日回答します。
滝瑞果:分かりましたー
GM@LAW:すみません、改めて開始状況について!
▼開始状況について
対決イベントで勝ち越した陣営……LAW陣営については、「フィーネの隠れ家」が初期配置になります。
また、フィーネを連れているPC(後述)を除き、初期配置の時点で1ブロック移動してよいです。
エリス・トリオン:つよい
▼開始状況について
対決イベントの合計勝利数が少ない陣営……CHAOS陣営については、各チーム拠点が初期配置になります。
ただし、対決イベントに勝利した数だけブロックを移動でき、その地点を初期配置とすることができます。
GM@LAW:今回で言うと2ブロック分ですね。
▼フィーネを連れているとは何か?
フィーネはエキストラとして扱われ、決戦イベント開始時点では、LAW陣営と一緒にいます。
LAW陣営は誰が彼女を連れているかを、ラウンド進行開始前に決定しておくこと。
「フィーネを連れている」状態のPCが移動すると、フィーネも同時に移動します。
▼フィーネを奪う
フィーネを連れているPCを対象に〈白兵〉か〈知覚〉での対決に勝利することで、彼女を奪うことができます。
また、フィーネを他のPCに渡すのはメジャーアクションとする。
▼フィーネが自由になる
フィーネを連れているPCがマイナーアクションで彼女を放棄するか、戦闘不能になったりシーンから退場した場合、フィーネはその場所に、誰にも確保されずにいることになります。
その場合、いずれかのPCが、フィーネのいるブロックまで移動した後、フィーネを確保することを宣言することで、以後そのPCがフィーネを連れていることになります。
▼シーンからの退場
決戦イベントでは、侵蝕率が100%を超えた状態で戦闘不能になった場合、自動的にシーンから退場となります。
また、《リザレクト》を使用した結果として侵蝕率が100%を超えた場合も、そのままシーンから退場となります。
戦闘移動を行うことで、PLの任意でシーンから退場することも可能です。
▼行動順の決定
各ラウンドの開始前に、各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行ないます。
ラウンド進行時、セットアップの行動および行動値が同じ場合は、この対決に勝利したチームが先に行動する。
この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できます。
財産点は使用可能。達成値が同じ場合、決着がつくまで判定をやり直してください。
GM@LAW:これは開始イベントの時と同様のルールですね。
GM@LAW:決戦イベントはラウンド進行で行います。相手陣営への攻撃・妨害も自由だ。
GM@LAW:ただし射程には気をつけよう。
ロコロコ:理解しました
エリス・トリオン:移動力は
エリス・トリオン:実際の戦闘移動・全力移動・どっち依存になりますか?
GM@LAW:行う移動方法に依存します。
エリス・トリオン:フィーネを連れていくことで
エリス・トリオン:移動力にペナルティなどは生じますか?
GM@LAW:生じません。
平賀迅:移動力ですけど、ブロック単位なら10メートル単位切り上げって感じですかね? 移動力10以下なら1ブロック、11以上なら2ブロック、21以上なら~って感じで
エリス・トリオン:ええっと、もうひとつ
エリス・トリオン:エンゲージ(=同ブロック内に敵がいる場合)を切るのも、通常のラウンド進行自由ですか?
エリス・トリオン:つまり全力移動しないと切れないのか
GM@LAW:切り捨てとします。ただし、最低1ブロックの移動は保証されます。
ロコロコ:キリステ
平賀迅:おお、それはまた。了解です
GM@CHAOS:なので、戦闘移動距離が10メートル以下でも全く移動できないということはないというわけです。
GM@CHAOS:エンゲージからの離脱についても通常の戦闘と同様です。
ロコロコ:ライン間の距離についてなんですけど
ロコロコ:ブロック間?
ロコロコ:まあいいや。
GM@CHAOS:ただ離脱の細部については開始までに調整しますので、回答はもう少々お待ちを。
GM@CHAOS:はいはい
ロコロコ:斜めのところはどんな感じのブロック数なんでしょう。
GM@CHAOS:斜めであっても1ブロックとカウントします!
ロコロコ:例えば隠れ家から斜め右下のマスの距離は、縦で3つっぽいから3ブロック離れてる?
GM@CHAOS:いや、ラインの数で考えてもらっていいです。
ロコロコ:ラインの数!
柳武歩:ブロックっていうのは黒い四角が一個のブロックなんですよね
柳武歩:升目じゃなくて
ロコロコ:ってことは一部ロック分離れてるってこと
GM@CHAOS:ですです。
ロコロコ:ライン一個で10m的な?
GM@CHAOS:なので、隠れ家から一番右下のブロックまでは2ブロック分離れている。
ロコロコ:理解しました
GM@CHAOS:よかったです。
ロコロコ:後もう一つ。他のPCにフィーネちゃんを渡すのがメジャーアクションということですが
ロコロコ:受け取る方は特に何もしなくていい感じでしょうか。
GM@CHAOS:受け取る側は何もする必要はないです!
ロコロコ:なるほど了解です
平賀迅:フィーネを確保してる状態で、《間隙の魔術師》でフィーネだけ視界の範囲まで移動させる事は可能ですか?
GM@LAW:フィーネは常に確保している人間と同時に動くので
GM@LAW:フィーネだけを独立させて動かすのは不可とします。
平賀迅:分かりました
ロコロコ:確保している人間を間隙の魔術師で移動させれば、一緒にフィーネちゃんも動くのねん
GM@CHAOS:イエスです。
GM@LAW:一応、説明としてはこんなところです
GM@LAW:質疑に対する解答は暫定とさせてください。
GM@LAW:協議の上、次回開始時までに正式に回答します
GM@CHAOS:何か質問があれば今のうちにどしどし応募してくれよな!
エリス・トリオン:一度で進めるブロック数に限界あります?
GM@LAW:協議中です!
GM@CHAOS:今のところは特に制限は設けていないが、もしかすると少しぐらい調整が入るかも!
エリス・トリオン:エンゲージが通常通りということは、敵がいるコマを素通りすることは出来ないということですね
GM@CHAOS:そうなります!
エリス・トリオン:あ、あとラウンド進行ということは
エリス・トリオン:セットアップエフェクトも使用可能?
GM@CHAOS:セットアップはもちろん使用可能です。
GM@CHAOS:他に何か質問はあるかー。
GM@CHAOS:なければここまでにするぞー。
エリス・トリオン:あ、質問
エリス・トリオン:イージーエフェクト《鍵要らずの歩み》でボーナス入りません?
GM@CHAOS:戦闘ですので、イージーエフェクトは使用不可です!
エリス・トリオン:悲しい物語だぜ
柳武歩:あ、一応聞いておこうかな…
柳武歩:フィーネを奪う判定に《剣聖の手》は使えますか
GM@CHAOS:時間もあれなんで持ち帰って検討してきます!
柳武歩:はい!

※協議の結果、以下のようなルールで執り行います。以前の結果と異なる場合はこちらを参照して下さい。
▼戦闘MAP
以下の通り。
・MAPはブロックとラインで構成されており、キャラクターはブロックにのみ存在できる。
・ラインのつながったブロックにのみ、移動を行うことが出来る。
・ブロック間の距離は一つにつき10m。
・1つのブロックは1つのエンゲージとして扱う。
・射程:視界の届く範囲は、ラインの直線上で結ばれたブロックのみとなる。
▼勝利条件
マップ上にある各チーム拠点(風紀委員居室/番長連詰所)への、フィーネを連れたPCの到達。
▼初期配置
・対決イベントで勝ち越した陣営(LAW陣営)
→フィーネの隠れ家を初期配置とする。フィーネを確保した状態で開始できる。
 「フィーネを連れている」PC以外は、ここから1ブロックまで移動した場所に初期配置してもよい。

・対決イベントで負け越した陣営(CHAOS陣営)
→番長連詰所を初期配置とする。
 ここから[対決イベントでの勝利数=2]ブロック以内まで移動した場所に初期配置してもよい。
▼フィーネを連れている
・フィーネはエキストラとして扱われ、決戦イベント開始時点では、LAW陣営と一緒に居る。
・LAW陣営は誰が彼女を連れているかを、ラウンド進行開始前に決定しておくこと。
・「フィーネを連れている」状態のPCが移動すると、フィーネも同時に移動する。連れての移動に際してペナルティはない。
▼フィーネを奪う
・フィーネを連れているPCを対象に〈白兵〉か〈知覚〉での対決に勝利することで、彼女を奪うことができる。
・この対決は奪う側がメジャーアクション、守る側がリアクションとして扱う。
・エフェクトは使用可能。ただし「攻撃を行う」などの記述のものは不可。
・また、フィーネを連れているPCは、メジャーアクションを消費することでフィーネを他のPCに渡す事ができる。
・フィーネを奪う、渡す行動は同ブロック内でのみ行える。
▼フィーネが自由になる
・フィーネを連れているPCがマイナーアクションで彼女を放棄するか、戦闘不能になったりシーンから退場した場合、フィーネはその場所に、誰にも確保されずにいることになる。
・その場合、いずれかのPCが、フィーネのいるブロックまで移動した後、フィーネを確保することを宣言することで、以後そのPCがフィーネを連れていることになる。
▼シーンからの退場
・決戦イベントでは、侵蝕率が100%を超えた状態で戦闘不能になった場合、自動的にシーンから退場となる。
・また、《リザレクト》を使用した結果として侵蝕率が100%を超えた場合も、そのままシーンから退場となる。
・戦闘移動を行うことで、PLの任意でシーンから退場することも可能。
▼行動順の決定
・各ラウンドの開始前に、各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行う。
・ラウンド進行時、セットアップの行動および行動値が同じ場合は、この対決に勝利したチームが先に行動する。
・この判定は情報収集として扱い、情報収集にボーナスを得るエフェクトやアイテムを使用できる。
・財産点は使用可能。達成値が同じ場合、決着がつくまで判定をやり直すこと。
▼移動について
・移動ブロック数は[戦闘移動or全力移動]距離の切り捨てとする。例:戦闘移動距離25m=2ブロック移動可能。
・移動距離が10m未満でも、最低1ブロックは移動可能。
・1回の行動(=1メインプロセス)で1人のPCが行える最大の移動距離は3ブロックとする。
・離脱については通常の離脱ルールに準じる。
▼ボーナスについて
■近接戦ボーナス(LAW陣営獲得)
・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。

■交渉戦ボーナス(CHAOS陣営獲得)
・決戦イベントのシーン中1回、任意のキャラクターの判定の直後に使用する。その判定の達成値に+5する。
▼個別のエフェクトについて
・イージーエフェクトによるボーナスはつかない。
・フィーネを奪う判定に、《剣聖の手》は使用できない。

GM@CHAOS:いよいよ決戦イベントです。
GM@CHAOS:まずは前回ご説明したルールの修正点や質問などと含めておさらいをしておきましょう。
GM@CHAOS:マップに関するルールは次の通り。
GM@CHAOS:・MAPはブロックとラインで構成されており、キャラクターはブロックにのみ存在できる。
GM@CHAOS:拠点以外の各ブロックには便宜的に1から12までの番号を付してあります
GM@CHAOS:・ラインのつながったブロックにのみ、移動を行うことが出来る。
GM@CHAOS:・ブロック間の距離は一つにつき10m。
GM@CHAOS:・1つのブロックは1つのエンゲージとして扱う。
GM@CHAOS:・射程:視界の届く範囲は、ラインの直線上で結ばれたブロックのみとなる。
GM@CHAOS:勝利条件はマップ上にある各チーム拠点(風紀委員居室/番長連詰所)への、フィーネを連れたPCの到達です。
GM@CHAOS:修正の入った移動についてですが
GM@CHAOS:・移動ブロック数は[戦闘移動or全力移動]距離の切り捨てとする。
GM@CHAOS:例えば戦闘移動距離が25mなら2ブロック移動可能という感じです
GM@CHAOS:ただし移動距離が10m未満でも、最低1ブロックは移動可能。
GM@CHAOS:ここまでは前回の説明と同じですが
GM@CHAOS:・1回の行動(=1メインプロセス)で1人のPCが行える最大の移動距離は3ブロックとする。
GM@CHAOS:・離脱については通常の離脱ルールに準じる。
GM@CHAOS:という部分が追加されていますので、ご注意ください
GM@CHAOS:さらに対決イベントで手に入れたボーナスでこのシーンで使用可能なものとして
GM@CHAOS:■近接戦ボーナス(LAW陣営獲得)
・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。

GM@CHAOS:■交渉戦ボーナス(CHAOS陣営獲得)
・決戦イベントのシーン中1回、任意のキャラクターの判定の直後に使用する。その判定の達成値に+5する。

GM@CHAOS:この二つがありますので、便利にお使いください。
GM@CHAOS:最後に、前回出た質問への回答をさせていただくと
GM@CHAOS:・決戦イベント中はイージーエフェクトの使用によるボーナスはつかない。
GM@CHAOS:・フィーネを奪う判定に、《剣聖の手》は使用できない。
GM@CHAOS:となります。ご理解ください。
GM@CHAOS:さて、ルールの説明はこんなところですね。
GM@CHAOS:また何か不明点が出てきた際は随時質問してください。
ロコロコ:初期配置についてのルールをもう一回貼ってくれると親切な気がするぜ!
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:PCの初期配置についてですが
GM@CHAOS:ロウ陣営はフィーネの隠れ家を初期配置とする。フィーネを確保した状態で開始できる。
GM@CHAOS:「フィーネを連れている」PC以外は、ここから1ブロックまで移動した場所を初期配置してもよい。
GM@CHAOS:番長連陣営は番長連詰所を初期配置とする。
GM@CHAOS:ここから各PCが対決イベントでの勝利数、つまり2ブロック以内まで移動した場所を初期配置にしてもよい。
GM@CHAOS:といった感じです。
GM@CHAOS:なんか防具や回復アイテムを融通したいとかがあったら開始前にその機会を設けるのでやってください。
GM@CHAOS:では、決戦イベントを始めていきましょう!

【決戦イベント/ミドルフェイズ10】

GM@CHAOS:PCは全員登場です!
GM@CHAOS:ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:112->119)
夏川ミナ:夏川ミナの侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:93->102)
芙蓉堂太一:1d10+97-1
DoubleCross : (1D10+97-1) → 4[4]+97-1 → 100

朝倉侑生:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 8[8]+76-1 → 83

平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+5(1D10-1->6-1)した(侵蝕率:102->107)
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した (侵蝕率:76->83)
柳武歩:1D10+77-1
DoubleCross : (1D10+77-1) → 3[3]+77-1 → 79

エリス・トリオン:1d10+85-1
DoubleCross : (1D10+85-1) → 2[2]+85-1 → 86

羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:99->103)
ロコロコ:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 10[10]+87 → 97

ロコロコ:うげっ
GM@CHAOS:では、まずは最初にアイテムの受け渡しがある場合はここで宣言をお願いします。
GM@CHAOS:もしロイスの整理などがある場合も今のうちにどうぞ。
エリス・トリオン:はいさい
羽石夏澄:クリスタルシールドを平賀くんに渡します。
平賀迅:受け取りました
エリス・トリオン:ブルーゲイルの所有者は・・・もう良かったか
GM@CHAOS:アイテムの受け渡しはもうよろしいですか?
柳武歩:すみませんが少々お待ちを…
GM@CHAOS:40分くらいまで待ちます!
霧灯夢二:お待たせしてすいません。こちらは大槌を柳武さんに渡します。
柳武歩:受け取ります
ロコロコ:渡せるもんなら!
GM@CHAOS:あとはOKですか?
霧灯夢二:以上です!
ロコロコ:こっちはないでーす
GM@CHAOS:了解です。
羽石夏澄:OKです!
エリス・トリオン:OKです!
GM@CHAOS:では、そうですね。
GM@CHAOS:開始前に作戦会議室で各PCの初期配置を宣言してもらいましょうか
GM@CHAOS:あとロウ陣営は誰がフィーネを連れているかもお願いします。
GM@CHAOS:初期配置が決定しました。
GM@CHAOS:カオス陣営は全員が8番からスタート。
GM@CHAOS:あ、違う!
ロコロコ:2番!
GM@CHAOS:それ!
GM@CHAOS:カオス陣営は全員が2番からスタート。
GM@CHAOS:ロウ陣営はミナちゃんとロコくんが8番に移動。
GM@CHAOS:ユウキくん、滝さん、芙蓉堂くんがフィーネの隠れ家が初期配置。
GM@CHAOS:フィーネを連れているPCは芙蓉堂くんです。
エリス・トリオン:芙蓉堂!
GM@CHAOS:決戦イベントはこの初期配置で開始していきたいと思います。

GM@CHAOS:それではラウンド進行の開始前に行動値が同値だった場合の優先権を対決で決めておきましょう
GM@CHAOS:まずは1ラウンド目の優先権を
GM@CHAOS:各チームの代表者1人は〈情報:アカデミア〉による判定を行ってください
エリス・トリオン:私がゆきます
GM@CHAOS:トリオン!
芙蓉堂太一:では出ます
エリス・トリオン:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 5[1,1,3,3,5]+2 → 7

芙蓉堂太一:学園通の友人使用してダイス2個増加します。
芙蓉堂太一:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,2,2,4,5,6,7,9,9,10]+9[9]+2 → 21

芙蓉堂太一:あ、回った
GM@CHAOS:芙蓉堂くんがすごい上回った!
GM@CHAOS:では、1ラウンド目は行動値が同じ場合はロウ陣営に先に行動してもらいます!
ロコロコ:うおー
GM@CHAOS:では、ラウンド進行開始前の処理はこれで全て終了しましたので
GM@CHAOS:少しシーンの描写をしたらいよいよ決戦イベントを開始していきましょう!
GM@CHAOS:フィーネのもとにたどり着いた風紀委員陣営の精鋭たちは、少女のか細い手を取ると隠れ家を出た。
GM@CHAOS:あとはチームの拠点に戻れば、番長連陣営も手出しができなくなる。
GM@CHAOS:だが、相手もここが最後のチャンスだと分かっている以上、フィーネを奪うために姿を現すはずだ。
GM@CHAOS:今、アカデミアの二大陣営による戦いの最終幕が開かれる。
GM@CHAOS:というわけでラウンド進行を開始します!
GM@CHAOS:1ラウンド目!
GM@CHAOS:まずはセットアッププロセスから。
GM@CHAOS:行動値順に宣言をお願いします。
朝倉侑生:《スピードスター》使用します。演出なし。以上です。
夏川ミナ:ありません。
GM@CHAOS:ほほう。
ロコロコ:ない
GM@CHAOS:次は夢二くん!
霧灯夢二:なし
GM@CHAOS:では、滝さん!
滝瑞果:何もありません!
GM@CHAOS:歩ちゃん!
柳武歩:なし!
GM@CHAOS:芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:なしです
GM@CHAOS:平賀くん!
平賀迅:ブルーゲイル使用。行動値+5
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+5した(侵蝕率:107->112)
GM@CHAOS:行動値を上げてきた!?
平賀迅:分かってるだろ? 止まれねえのさ……!
GM@CHAOS:次は羽石さん!
羽石夏澄:なしで!
GM@CHAOS:最後はエリスくん!
エリス・トリオン:《ファンアウト》。アカデミア該当範囲を、白煙混じりの霧が覆っていく……
エリス・トリオン:侵蝕+4。
平賀迅:まず平賀、移動します。その移動に《縮地》を使用し8へ
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+2した(侵蝕率:112->114)
GM@CHAOS:平賀くんが一気に移動を……!
平賀迅:で、歩ちゃんと夢二くんの移動に《間隙の魔術師》をそれぞれ使用します。移動先、8で良いですね?
柳武歩:OK
霧灯夢二:OKです。
平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+10した(侵蝕率:114->124)
羽石夏澄:私はこのままで。
GM@CHAOS:了解です!
柳武歩:あ、ちょっと待ってくださいな
GM@CHAOS:お?
GM@CHAOS:何か変更がありました?
柳武歩:すみません!OKです
GM@CHAOS:OK!
エリス・トリオン:大丈夫ですごめんなさい
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了!

GM@CHAOS:イニシアチブに移ります。
GM@CHAOS:何もなければまずは行動値20のユウキくんの行動からです。
朝倉侑生:ちょっとまってね
GM@CHAOS:待つ
朝倉侑生:すごくちょっとまってね!ごめんなさい
GM@CHAOS:では、22時30分までに行動を決定してください。
朝倉侑生:すみません!決まりました。
朝倉侑生:時間を使ってしまってすみません
朝倉侑生:マイナーアクションなし。
朝倉侑生:メジャーアクション。コンボ『夜空の星とバラの花』。RC攻撃します。
GM@CHAOS:一応組み合わせを聞いてもいいですか!
朝倉侑生:対象は夢二くん、歩ちゃん、平賀くん。《滅びの光》《破滅の天使》《スターダストレイン》
《光の手》《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》。

朝倉侑生:侵蝕率17上昇。
朝倉侑生:にゅ、入力しててん!
ロコロコ:ててん
GM@CHAOS:本気出してきたか!
朝倉侑生:命中判定しますね
朝倉侑生:11@8+2 カバーリング不可です。
朝倉侑生:まちがえたw
ロコロコ:ぬけているのだ
朝倉侑生:11dx@8+2 カバーリング不可です。
DoubleCross : (11R10+2[8]) → 10[1,1,2,3,3,3,4,4,5,9,9]+10[9,10]+ 10[2,8]+6[6]+2 → 38

GM@CHAOS:達成値は38!
朝倉侑生:また、どんなエフェクトやアイテムによっても達成値を下げられず、失敗もできないぞ
GM@CHAOS:平賀くん、歩ちゃん、夢二くんはリアクションをどうぞ
柳武歩:リアクション不可やからね
平賀迅:変顔でもすればいいんですかね!?
ロコロコ:いいぞ。
GM@CHAOS:リアクション不可だっけ
朝倉侑生:できません
朝倉侑生:たぶん…
朝倉侑生:ダメージだしますね
GM@LAW:いや、リアクションは出来ますよ
柳武歩:おや
GM@LAW:朝倉くんの判定が邪魔されないだけ
平賀迅:……あ、ほんとだ
GM@CHAOS:待ってね!今ルルブめくってる!
平賀迅:リアクション自体はできるのか。ヘッ!
柳武歩:本当だ。失礼しやした
平賀迅:ガードしましょう。テメー、クリスタルシールドパイセンナメんなよ
霧灯夢二:ドッジ。
GM@CHAOS:うん。リアクション不可の効果はないですね?
柳武歩:ドッジ
GM@CHAOS:では、三人はリアクションをお願いします。
柳武歩:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,3,3,6,7]+1 → 8

霧灯夢二:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[1,1,3,4] → 4

平賀迅:ガード!
GM@CHAOS:歩ちゃんと夢二くんはドッジ失敗!
GM@CHAOS:ユウキくん、ダメージロールをどうぞ!
ロコロコ:ころせゆうきー
ロコロコ:ころせころせころっせおー
朝倉侑生:ルールちゃんと把握してなくてごめんなさい
ロコロコ:いいよ。
朝倉侑生:ダメージ出しますね
ロコロコ:皆も覚えてない。
平賀迅:いや、今回把握してんかったのこっちだから!
朝倉侑生:4d10+4+20 装甲値・ガード値有効です。
DoubleCross : (4D10+4+20) → 26[5,3,10,8]+4+20 → 50

GM@CHAOS:50点ダメージ!
GM@CHAOS:三人はダメージの処理をどうぞ!
霧灯夢二:そのまま昇天します。退場!
平賀迅:無理ですね。戦闘不能
柳武歩:《リザレクト》
柳武歩:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 4[4]+79 → 83

GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、朝倉くんが切り札を切り、これで平賀くんと夢二くんはシーンから退場だ!

GM@CHAOS:まず最初の場面の状況から描写していきましょうか
GM@CHAOS:風紀委員陣営のミナとロコは先行してフィーネの隠れ家を飛び出す。
GM@CHAOS:と、そこにアカデミア中を霧が覆い始める。
ロコロコ:「うーんこの霧。出方に人為的な気配を感じるぞー。」
ロコロコ:てってこ道を歩きながら。
平賀迅:じゃあ、そこに雷が三つ落ちます
夏川ミナ:「霧の出処の見当はつきますね。十中八九、彼の仕業かと」
ロコロコ:「流石夏川くん。じゃあこの雷は?」
GM@CHAOS:では、そんな2人のすぐそばで雷鳴が轟く。
夏川ミナ:「もちろん、真犯人(偽)の仕業と推測します」
ロコロコ:「紛らわしい呼び方だなーそれ。」
平賀迅:「……自分を含めた、三人同時の転移。いや、上手くいくとは、思っていたが……」 雷の落ちた方角から、声と足音がする
平賀迅:「やった事がないことができると、嬉しいものだな?フフ」
平賀迅:片手で風紀の紋の入った巨大盾を持っている
夏川ミナ:「備品がパクられています」
GM@CHAOS:落雷が消えた場所から姿を現したのは番長連陣営の平賀、柳武、霧灯の三人だ。
ロコロコ:「流石偽真犯人。悪者だ。」
平賀迅:「パクッたのはエリスだ。あっちの方が悪者だ。……フィーネは確保、できたようだな」
柳武歩:「……」無言で眼前のロコロコ・ベントゥーラと夏川ミナを見つめる。
霧灯夢二:スケッチブックとペンを持った少年がその後ろから歩いてくる。
夏川ミナ:敵陣営の知り合い(全員だ)に無表情でパタパタと手を振ります。
ロコロコ:「やあやあ。皆久しぶり?元気そうだねえ。いや、そうでもないのかな。」
平賀迅:「どちらかというと、そうでもないさ。分かってるだろ?」
平賀迅:「長い間戦いが続いて、緊張状態が続いてる。身体は休めても、精神(こころ)は休まらない日が続いている」
霧灯夢二:「………。」ミナとロコロコの姿を認めた後、フィーネの姿を探す。
ロコロコ:「そりゃあね。こんな状況で元気たくさんの人は居ないよ。」
平賀迅:「今のムリな三人転移も、ここを逃せばいよいよ後がないと分かってこそだ。真実を掴むための端緒であるフィーネが風紀の手に渡り、君たちの拠点に渡れば、もはや手出しができない」
GM@CHAOS:霧灯はだがフィーネの姿を見つけることはできない。
平賀迅:「……真実は永遠に葬られるかもしれない。そりゃ必死にもなる」
霧灯夢二:「頼む、フィーネと話をさせてくれ。無理な願いは承知だが……。」
平賀迅:「私は、特に。私だけはね」
柳武歩:「渡してくんねーか。今の風紀には任せられねえから言うんだ」
霧灯夢二:「平賀の言う通り、真実の一端が分かるかもしれないんだ。」
霧灯夢二:「少しの間でもいい。その後、フィーネに害が及ばないことを約束してくれるのなら……」
夏川ミナ:「困りました。こうも真摯に出られると、無碍に断るのも心苦しいですね。ロコロコさん」
ロコロコ:「そうだねえ。ちょっと心を動かされちゃうよ。」
夏川ミナ:「はい。困ります」
平賀迅:夢二くんと同じく、辺りを見回した後、嘆息する
平賀迅:「いや――」
平賀迅:「いいや。ここにフィーネがおらず、ここに君たちしかおらず、そして先程、私が稲妻を轟かせたのなら」
霧灯夢二:言葉を切る
平賀迅:「既に捕捉されてるだろ。彼は手心を加えまい」
朝倉侑生:指先にひとつ、昼の月みたいに真白い光が生まれる。
柳武歩:「……!」身構える。いざとなれば自分は盾になってでも、と考える。
朝倉侑生:「……こっち見たかな」
平賀迅:「賭けは負けだ。ま、最初から分が悪すぎていたとは承知の上だが、悪いな。付き合わせた」 肩をすくめ、二人に振り返る
平賀迅:その光から、目を逸らすように
朝倉侑生:「まあいーや」
朝倉侑生:柔らかな白い光は、上空へと光の尾を引いていく。
柳武歩:「構わねえよ……最初から、自分で決めたことだ」
霧灯夢二:「まさか……!」咄嗟に平賀くんをかばおうと駆け出す
霧灯夢二:が、
朝倉侑生:凝縮し、次の瞬間、黄金を帯びて爆発する。視界が奪われる程の眩しい光が襲う!
朝倉侑生:大きな薔薇が咲くように、光が迸る。流星が降り落ちる。
朝倉侑生:無数の光の矢が、穿つ、穿つ、穿つ!
GM@CHAOS:平賀、柳武、霧灯の頭上から流星群のごとき光の矢が降り注ぐ!
平賀迅:盾でその光から影を作り阻もうとするが、ヒビ割れた盾の隙間をすり抜けるように、光は差してくる
柳武歩:「んっ……ぐ……!」駆け出そうにも、身動き一つとれず全身を撃たれていく。十分に警戒していたのに。
平賀迅:「つ……ッ!」 で、戦闘不能相当のダメージを負う感じで、こう
霧灯夢二:その手は届かない。目の前で、平賀と柳武が光に穿たれる。そして、自分も。
平賀迅:「……は、ッ。ごほッ、ちッ、駄目だ。使い過ぎた。再生が追いつかん」
霧灯夢二:膝をつき、空を見上げる。
平賀迅:「……戻れなくなる! 引くぞ!」 霧に対して電流を放ち、夢二の肩を抱いて
霧灯夢二:「畜生。ダメか、畜生………」
GM@CHAOS:霧灯の見上げる頭上には逆光になった少年の姿がある。
朝倉侑生:「…ばーん」小さく言う。ピストル状にして伸ばした手を下ろす。
平賀迅:「ああ、駄目だ。だが生きている。安全圏まで退くぞ」
柳武歩:「先に戻ってくれ。二人とも」
滝瑞果:「よくやった。侑生くん」
滝瑞果:照準を合わせていた小さな黒い円が収縮し、構えを解く。
平賀迅:「……済まんな」 盾で追撃を警戒しつつ、
滝瑞果:「……これでいい。全員追い払ったな」
朝倉侑生:「…んー、歩ちゃんはまだやる気あるっぽーい」
柳武歩:二人が退路を確保できるよう、通路を塞ぐように立つ。
平賀迅:「……分かっちゃいたとも。クソッ。愚か者と笑わば笑えよ」
滝瑞果:「……マジかよ」
滝瑞果:(どういう執念だ)
平賀迅:「まだ、終わりじゃない。糸は繋がっている。生きてさえいれば……」 そのまま姿を消します
霧灯夢二:悔しそうに地面を叩いたあと、意識を失う。そのまま平賀に身を預ける。
柳武歩:「いいぜ。全部俺に持って来い!撃ってくりゃいいじゃねえか!」
柳武歩:「何発だって受けてやるよ!」
朝倉侑生:歩ちゃんの叫ぶ表情を見つめる。
朝倉侑生:「…言ったとーり、全力出したからねー。もーボク、あとは使い物にならないからー」
朝倉侑生:滝さんだけに聞こえる声で言います。
GM@CHAOS:平賀迅の言葉は近くにいたミナとロコだけでなく離れて彼らを観察していたユウキと滝の耳にも入るだろう。
滝瑞果:「わかってる。本当、ありがとう……」
朝倉侑生:「んーん、……あは。ボク、悪役とか、得意だと思ってるからー」
滝瑞果:「だから、そーいうとこだよ……ハハッ」
朝倉侑生:「えへん★ だから、正義の味方的なやつはねー。ミナちゃんとロコくんにおーまかせー」
滝瑞果:「なんで憎まれ役とかやろうとするかな……一番、目立ちたいはずなのにさ……」
滝瑞果:侑生くんの頭を撫でて、休ませてやります。
朝倉侑生:「わ」
朝倉侑生:「………」何かを言いかけ、困った顔をちょっとして、そのまま大人しくします。
GM@CHAOS:では、平賀迅と霧灯夢二はこれで撤退!
朝倉侑生:「(あとは)」遠くを一瞥する。
朝倉侑生:「(……おまかせだよ。本当に)」
GM@CHAOS:ユウキくんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:次は行動値18のミナちゃんの番!
芙蓉堂太一:待った!
GM@CHAOS:なぬ!
芙蓉堂太一:その前にイニシアチブで《スピードフォース》使用。メインプロセスを行わせてください。侵蝕値4増加。
GM@CHAOS:割り込んできたか!
GM@CHAOS:では、先に芙蓉堂くんの行動だ!
芙蓉堂太一:ありがとうございます。
芙蓉堂太一:ではマイナーアクション、戦闘移動でフィーネと一緒に1移動して8番に。
芙蓉堂太一:メジャーアクションで夏川さんにフィーネを渡します。
芙蓉堂太一:以上で手番終了。
GM@CHAOS:おお。では、これでフィーネを連れているPCはミナちゃんへと変更になります。

ロコロコ:「や。先輩。同伴ありがとう。」
芙蓉堂太一:「参ったー。今回なんでこんなに走ってばっかりかなー」フィーネの手を引き、ぱたぱたと二人の元にやって来る。
芙蓉堂太一:朝倉くんの攻撃に紛れ隠れ家を出発したのだ!
フィーネ:「タイチー!こっちいけばいいの?どこまで行くのー?」
芙蓉堂太一:「こっちこっち。僕はまあ、受け渡し担当だからね。強いお姉さんが守ってくれるよ」
芙蓉堂太一:「ね」夏川さんの方を見てにこりと。
フィーネ:「お姉さん?」
ロコロコ:「僕じゃないからね。それじゃ、後はよろしく、夏川くん。」
芙蓉堂太一:「そ。夏川さん、バトンタッチ」フィーネの小さな手を差し出す。
夏川ミナ:「おまかせください。バトンタッチです」
フィーネ:「バトンタッチ!バトンタッチ?」
フィーネ:「バトンタッチって?」
夏川ミナ:「フィーネちゃんバトンをタッチして、交代することですね」
芙蓉堂太一:「んーと、僕はあんまり頼りにならないから、もっといけてる人にこれから連れてってもらうの」
芙蓉堂太一:「ばたばたしてあれだけどさ。ちょっと我慢して」
フィーネ:「いけてる人?あ、そうか!」
フィーネ:「とっても力持ちだもんね!」
芙蓉堂太一:「そうそうー」ふう、と額の汗を拭う。
芙蓉堂太一:ふと、雷が地面を焦がした跡を見る。(平賀くん、か)
芙蓉堂太一:(まあでも、こっちで真実解明が先だよね。悪いけど、行かせてもらうよ)
芙蓉堂太一:「というわけで、僕はここで休憩っと」その辺に寄り掛かる。
ロコロコ:「その間、君の相手はSSランクの僕が努めよう。はっはっは。かかってこい!」シュッシュ!へにゃっとしたシャドーボクシングで威嚇だ
ロコロコ:歩ちゃんをね。
夏川ミナ:「ちょっと走る事になりますね。おんぶされるのと、一緒に手を繋いで走るのと、どっちがいいですか?」
夏川ミナ:朝倉侑生の制圧射撃が途切れると同時に走り出すつもりだ。
フィーネ:「おんぶ……!」
フィーネ:「おんぶ!おんぶがいい!」
夏川ミナ:「わかりました。はい」 フィーネちゃんをしっかりとおんぶする。 
GM@CHAOS:では、このまま行動値18のミナちゃんの番へと移りましょう!
ロコロコ:そうだ。GM質問なんですが
GM@CHAOS:何の質問でしょう!
ロコロコ:フィーネちゃんを連れているPCがメジャーアクションで隠密とかって出来るんでしょうか。
GM@CHAOS:うーん。
GM@CHAOS:フィーネを連れている場合は隠密は不可としましょう。2人分を他人から隠れきるの難しいでしょうから。
ロコロコ:わかった
ロコロコ:ではミナちゃん予定通り!
GM@CHAOS:どう動くつもりだ!
夏川ミナ:歩ちゃんがいるので、8から離脱するのはメジャーしかないんですよね
夏川ミナ:LAW勝利ぶんの特殊効果以外は
GM@CHAOS:ですね。エンゲージは封鎖された状態です。
ロコロコ:使え使えー
夏川ミナ:では特殊効果使います。
>・決戦イベントで一度だけ敵とエンゲージしていてもマイナーアクションで戦闘移動をすることができ、移動中にエンゲージしても移動を終了しなくてもよくなる。

GM@CHAOS:ボーナスを使うかもしくは何らかのエフェクトなどを使うかです。
GM@CHAOS:む、了解です!
GM@CHAOS:では、ロウ陣営の勝利ボーナスはここで使用することとします!
夏川ミナ:戦闘移動で23m、全力移動で46m移動可能なので
夏川ミナ:3ブロック移動して12番まで動きます。
GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、ミナとフィーネが一緒に12番のブロックまで移動します!

夏川ミナ:フィーネちゃんを背負って飛ぶように駆ける。両手は塞がっているが、その分速度は出る。
夏川ミナ:「私に軽功の心得があれば、壁を走ったり色々面白いことができたのですが」
フィーネ:「わあー!すごいすごーい!」
夏川ミナ:「ごめんなさいフィーネちゃん。今はこれが精一杯です」
ロコロコ:あ、先に言っておくと僕は待機します。
ロコロコ:さっきのシャドーボクシングで歩ちゃんをその場で牽制し続けます。
柳武歩:「……」
夏川ミナ:ジェットコースターのような勢いで障害物をすり抜けながらその場を後にします。
柳武歩:遠く離れていく夏川ミナの姿を見つめるしかない。目の前に二人、射手も二人。割って入るような隙はない。
フィーネ:「えー!すっごいよこれー!景色がばあーっと!ばあーっと!」
柳武歩:「はは……」自嘲的な笑みを浮かべる。
柳武歩:「また、何もできねえのな。俺は」
柳武歩:戦うだけなら目の前の二人は倒せるかもしれない。でもその間にさらに距離が離れるだけだ。
GM@CHAOS:では、ミナちゃんの行動はこれで終了!
滝瑞果:私も次の手番先に動けますが、待機です。
GM@CHAOS:次は行動値8のロコくんの番!
滝瑞果:ミナちゃんの行動まだ終わってなかったw
GM@CHAOS:あれ、ロコくんって行動値8ですよね?
ロコロコ:改めて僕は待機
ロコロコ:寂しそうな歩ちゃんに向かって拳を構え続けます
GM@CHAOS:では、改めて行動値7の滝さんの番!
滝瑞果:私はやっぱり待機はやめて
GM@CHAOS:ほう
滝瑞果:移動します。戦闘移動11mで、5に移動。
滝瑞果:その後全力移動22mで2に移動します。これで3マス。
GM@CHAOS:エリスくんと羽石さんのところに!
GM@CHAOS:では、これでこのエンゲージも封鎖されます

滝瑞果:芙蓉堂くんが光線に紛れてフィーネを運んだ……ことを見届けた後。
滝瑞果:滝瑞果もその場から姿を消している。先程の戦闘で確認された戦力は、平賀迅、霧灯夢二、柳武歩。
滝瑞果:他の戦力の場所の「あたり」を付けて、計算した。
滝瑞果:「……いたな。これで2人」
滝瑞果:「やったな。番長のコマは全部見えた」
GM@CHAOS:では、滝さんの計算通り、その地点には番長連陣営の残る戦力――エリス・トリオンと羽石夏澄がいる!
エリス・トリオン:「…………」陰鬱そうな表情で、霧を撒いているエリスが監視カメラの上に立っている
エリス・トリオン:先ほどの顛末は見ていた。「だろうな」
エリス・トリオン:初見なのは『炎』だけだ。霧の限界範囲は滝には見切られている。
羽石夏澄:監視カメラの下。やや緊張した面持ちで、成り行きを見ていた。
滝瑞果:「お前らの負けだ」宣告する。そのために来た。
エリス・トリオン:ならば当然、そのカバー範囲外から仕掛けてくるだろう――そこにおびき寄せてくるだろうとは。
滝瑞果:「今が、最小限の被害だ……負けてることを認められれば」
羽石夏澄:「…知りません」
羽石夏澄:「負けてるなんて、認められないです、滝せんぱい」
エリス・トリオン:「…………」嘆息し、目を閉じる。特に何も応えない。
滝瑞果:「ふふっ……だからさぁ」
滝瑞果:「やーめーなーよ、香澄ちゃん」
羽石夏澄:「なんでですか」
滝瑞果:少し考える。先程、朝倉侑生に聞かれたことを。
滝瑞果:「人が死ぬのが嫌だからに決まってんじゃん」
滝瑞果:「『まだ大丈夫』ってずっと思ってると、死んじゃうよ?」
羽石夏澄:「……」少し寂しそうに笑う。
羽石夏澄:「ぜんっぜん、」
羽石夏澄:「大丈夫なんかじゃ、ないですね」
羽石夏澄:「でも、何もしないで『死ぬ』よりは…」
羽石夏澄:「私は、死んでも戦いますよ?」
GM@CHAOS:では、滝さんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:次は行動値7の歩ちゃんの番!
柳武歩:待機します
GM@CHAOS:では、そのまま行動値3の羽石さんの番!
羽石夏澄:はい。
羽石夏澄:マイナーなし。コンボ『ターミナル』《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》。これに能力訓練:精神を乗せます。
GM@CHAOS:ここで全力を出すか!?
GM@CHAOS:OK!頼んだぞ!
羽石夏澄:対象は…視界ラインは、8まで繋がってるんですよね?
GM@CHAOS:はい。一直線にシーン攻撃の対象にすることができます
羽石夏澄:OK。ならば、ロコくん、芙蓉堂くん、滝さんを対象にします。
GM@CHAOS:それでは命中判定をどうぞ
ロコロコ:うおーこい
羽石夏澄:ちょっとまってね!
羽石夏澄:12dx+22 こうだ!リアクションC値+2!
DoubleCross : (12R10+22[10]) → 10[2,2,3,4,5,5,5,6,6,8,9,10]+10[10]+5[5]+22 → 47

滝瑞果:よけられねえぜ!
GM@CHAOS:達成値は47!
滝瑞果:3dx12+1
DoubleCross : (3R10+1[12]) → 8[4,5,8]+1 → 9

GM@CHAOS:確定予測が入っているのでリアクションC値+2だ!
GM@CHAOS:三人ともリアクションをどうぞ!
ロコロコ:避け欄ねえ
芙蓉堂太一:うう、ドッジ
ロコロコ:ドッジは失敗するまるだねえ
ロコロコ:3dx@12
DoubleCross : (3R10[12]) → 7[4,5,7] → 7

芙蓉堂太一:5dx12+2=>47
DoubleCross : (5R10+2[12]>=47) → 9[2,4,7,9,9]+2 → 11 → 失敗

GM@CHAOS:攻撃は全て命中!
ロコロコ:ダメージロールの前に、行動放棄して太一先輩をかばうよー
芙蓉堂太一:わお
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:羽石さんはダメージロールをどうぞ!
羽石夏澄:6d10+36
DoubleCross : (6D10+36) → 25[2,6,4,4,6,3]+36 → 61

ロコロコ:うぎゃああああー!
ロコロコ:122ダメージを受けてどろどろに成ります。
滝瑞果:リザレクトだ!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+5(1d10->5)した (侵蝕率:83->88)
ロコロコ:仕方ない。リザレクトするか。
ロコロコ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

ロコロコ:102になった!
GM@CHAOS:では、ロコくんはこれで退場となる!
ロコロコ:えっ!
ロコロコ:そうなの
エリス・トリオン:なんでそこ把握してないのw
ロコロコ:リザレクトで100になったら退場か
ロコロコ:では芙蓉堂先輩、後は任せた
GM@CHAOS:リザレクト結果で侵蝕率が100パーを超えた場合もシーンからは退場です!
芙蓉堂太一:まかされた
ロコロコ:ぐわあくるしいどくだよ
滝瑞果:2が出れば場に残れた分、賭けとしては正しかった

GM@CHAOS:では、羽石さん、攻撃の演出をどうぞ!
羽石夏澄:大きく周りの空気が流動する。
羽石夏澄:空気?…いや、領域だ。
羽石夏澄:バラバラの髪がぶわっと舞い上がり、スカートもまた、大胆なほどに持ち上がる。
羽石夏澄:両腕を広げて。笑みを見せながら。
羽石夏澄:「私はみんな、大好きですよ。滝せんぱいも。芙蓉堂さんも。ロコさんも、ミナちゃんも。…ゆーきくんも」
羽石夏澄:「そんなみんなが、私といてくれたから。私がいてもいいって、教えてくれたから」
羽石夏澄:「だから、私は戦うんです。…今の学園では、私は生きられないから」
羽石夏澄:領域が捻れ。槍のような透明の氷柱となる。
羽石夏澄:「負けるってわかってても――」
エリス・トリオン:「テメーらにゃ理解出来ねえよ。トラクトリックス」その光景を横に、不意に告げる。
羽石夏澄:「止まるわけには、行きません!!」両手をばっと組み、銃を撃つように振り上げる!
エリス・トリオン:「こいつは、俺達より強い」
滝瑞果:「どうかな――」絶息する。「ぐひゅっ」
GM@CHAOS:羽石の放った領域の軍勢が滝、ロコ、芙蓉堂の三人を飲み込まんとする!
ロコロコ:「うーん、これは……。シュッ!」急に向きを変え、芙蓉堂先輩にボクシング!突き飛ばすぞ!
芙蓉堂太一:「ぐぼ」吹っ飛ぶ。
羽石夏澄:「――“いきどまり”で、しずかに、眠っていてください」
GM@CHAOS:では、芙蓉堂くんのすぐ目の前に見えない領域の群れが押し寄せ、ロコを飲み込む!
ロコロコ:「うぐぐっ……んが……っ!」
ロコロコ:(ううーむ、羽石さんに包まれていると思えば、この苦しみも喜びに……)
芙蓉堂太一:「え、え、え? あ」尻もちをついて息を呑む。「ロコロコくん」
ロコロコ:(変わらないなあ。すごい苦しいぞ。こりゃダメだ。)
ロコロコ:後は頼んだ、とばかりに親指を立ててそのまま倒れます。風紀担架で運ばれていくことでしょう。
GM@CHAOS:では、ロコ・ロコ・ベントゥーラはこれで撤退!シーンから退場となります!
滝瑞果:こちらは問題なく立ち上がる。ボロボロだが、先程平賀迅と「やりあわなかった」事が生きている。
芙蓉堂太一:(頼まれた、けど)立ち上がって柳武さんを見る。
芙蓉堂太一:「や、二人きりだね」へらへらと笑ってみせた。
柳武歩:遠く自陣営の拠点を目を細めて眺める。透明な攻撃は歩の立っている位置をきれいに避けていった。
柳武歩:既に大勢は決した。それでも、あの後輩は戦い続けている。
柳武歩:「……すぐ一人になる」
羽石夏澄:目を細めて、歩の方を見る。
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+17した(侵蝕率:103->120)
GM@CHAOS:では、これで羽石さんの行動は終了!
GM@CHAOS:続けて行動値2のエリスくんの番!
エリス・トリオン:はいさい!
エリス・トリオン:GM、質問がございます
GM@CHAOS:何でしょう
エリス・トリオン:メジャー放棄して情報収集判定したいんですけど、可能ですか?
GM@CHAOS:メジャーアクションを使用しての情報収集自体は可能とします。ただし
エリス・トリオン:だし
GM@CHAOS:事前にこのシーンの情報収集項目を用意しているわけではないので、調べたい情報に合った技能で判定してもらって達成値に応じて情報が出る形式になるのと
GM@CHAOS:事前に用意していないということから、今回の事件に関する決定的すぎる情報まではこの判定では出てこない
GM@CHAOS:ということは先に申し上げておきましょう。
GM@CHAOS:それでよければどうぞ!
GM@CHAOS:では、エリスくんの行動はどうしますか?
エリス・トリオン:謎の兵器群について。情報:UGN で振りたいです
エリス・トリオン:マイナー放棄。メジャーで情報収集。
GM@CHAOS:その情報であれば、〈情報:UGN〉で調べることは可能です。
GM@CHAOS:では、判定をどうぞ。
エリス・トリオン:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 6[1,1,2,5,6]+4 → 10

エリス・トリオン:お前ほんと回らねえよなあ……
エリス・トリオン:項目なんか出ますか。必要なら財産点使いますけど
GM@CHAOS:OK。その達成値ならある程度の情報は分かります。
■謎の兵器群について
少し前からアカデミアに現れるようになった謎の兵器群は全て何者かのエフェクトによって造られたものである。
GM@CHAOS:現状で分かるのはここまで!
エリス・トリオン:ういうい。では軽く演出を。
エリス・トリオン:「……どいつもこいつも、熱いこった」
エリス・トリオン:羽石さんの攻撃で一時的に周りが静まりかえっている。
エリス・トリオン:霧の中、監視カメラ街灯の上から戦況を見下ろす。状況は悪くなる一方だ。
エリス・トリオン:番長側も、風紀側も、消耗は著しい。
エリス・トリオン:夢二達に言った通り、フィーネが捕まったところで状況がすぐに解決するとは思っていない。
エリス・トリオン:(……そもそも、解決すべき状況があるのかね)
エリス・トリオン:(……そうなっても。俺が失うものは何もねえ。元に戻るだけだ)
エリス・トリオン:まあいい。好きにやるとしよう。羽石夏澄のように、だ。
エリス・トリオン:霧を撒く間、羽石と朝倉が出会ったという、兵器群の欠片を集めている。
エリス・トリオン:「……成程」 口の端を歪めると、それをポケットに仕舞い。
エリス・トリオン:「おら。気張れよ、てめーら」 と、再び状況の観測に戻る。
GM@CHAOS:では、エリスくんの行動はこれで終了!
滝瑞果:「……」エリスの行動を、横目で不愉快そうに見るだけだ。
滝瑞果:戦闘を挑む理由はない。
GM@CHAOS:次は待機組。
GM@CHAOS:行動が遅い側からの処理になりますので
GM@CHAOS:先に歩ちゃんの行動からです
柳武歩:ういす
柳武歩:イニシアチブで大槌を放棄します
GM@CHAOS:捨てた!
柳武歩:マイナーで《インフィニティウェポン》。侵蝕2増加し85
柳武歩:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《カスタマイズ》《伸縮腕》対象は朝倉くん。
GM@CHAOS:ユウキくんを落としに来たか!
朝倉侑生:こわい
GM@CHAOS:では、命中判定をどうぞ!
柳武歩:生成した武器と、器物使いで一体化しダイス+3。
柳武歩:12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,2,4,5,5,6,6,6,8,9,9]+10[1,8,8]+ 2[1,2]+4 → 26

GM@CHAOS:命中の達成値は26!
朝倉侑生:ドッジできます?ドッジします。
GM@CHAOS:ユウキくんはリアクションをどうぞ!
朝倉侑生:4dx 回避ー
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[7,7,8,9] → 9

朝倉侑生:無理ー
GM@CHAOS:攻撃は命中!
柳武歩:ダメージ出します
GM@CHAOS:歩ちゃん、ダメージロールをどうぞ!
柳武歩:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 11[5,1,5]+21 → 32

朝倉侑生:死にます。シーンから退場しますー
GM@CHAOS:ユウキくんは戦闘不能になったことでこれでシーンからの退場が決定となる!

GM@CHAOS:歩ちゃん、演出をどうぞ!
柳武歩:「お前には教わってばっかだな、羽石……」
柳武歩:掌に鉄パイプを生成し、威圧するようにぐるぐる回す。
柳武歩:「勝てようが勝てなかろうが……やれるとこまでは、全力でやんなきゃだよな」
柳武歩:夏川ミナのロイス感情を変更します
柳武歩:○P:憧憬/N:敗北感 → ○P:憧憬/N:対抗心 に。
GM@CHAOS:おお!
柳武歩:それから、平賀迅をSロイスに指定します
GM@CHAOS:Sロイス!ここで!!
柳武歩:「いくぞオラァ!歯ぁ食いしばれよ!当たると痛ぇぞ!」
柳武歩:芙蓉堂太一に向かって叫ぶ。
芙蓉堂太一:「!」一瞬身を竦める。
柳武歩:振り下ろした鉄パイプが延長する。言葉とは裏腹に、狙う先は朝倉侑生だ。
柳武歩:「こんなもんは八つ当たりだけどよ。さんざやられたんだ、一発くらいは返さねえとな!」
芙蓉堂太一:「えっ」手を顔の前にかざしたポーズのままで硬直。「ず、ずるくない!?」
朝倉侑生:「――」立ち尽くしている。
柳武歩:変形した鉄パイプが蛇のようにうねりながら襲いかかる。
朝倉侑生:「――あは」自分に向かって振りかざされるそれを見る。笑う。回避行動は間に合わない。
GM@CHAOS:うねる鉄パイプはユウキくんの体に突き当たる!
朝倉侑生:「こんないたいけな中学生に…ッあぎっ!」殴打!脇腹からの痺れるような衝撃、そのまま吹っ飛ばされる!
朝倉侑生:「(そっか。こーいう気持ちか)」
朝倉侑生:「(なきそー)」
GM@CHAOS:これで朝倉侑生は撤退!シーンからは退場です!
朝倉侑生:「……あは。ほんとしんどい」呟いて、そのまま目を閉じる。立ち上がれない。
GM@CHAOS:では、歩ちゃんの行動はこれで終了!
GM@CHAOS:1ラウンド目はこれで終了です!
GM@CHAOS:引き続き2ラウンド目に入りましょう!
GM@CHAOS:開始前に、まだ同行動値のPCが残っていますので、代表者1人に〈情報:アカデミア〉で対決してもらいましょう
GM@CHAOS:さて、誰が判定をしますか
芙蓉堂太一:やります
エリス・トリオン:おれで
GM@CHAOS:では、判定をどうぞ!
エリス・トリオン:お先にどうぞ
芙蓉堂太一:学園通の友人使用。ダイス2個増加。
芙蓉堂太一:10dx+2
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[1,1,2,2,2,3,4,5,7,10]+6[6]+2 → 18

エリス・トリオン:フォハハ!
GM@CHAOS:相変わらず高えな!
エリス・トリオン:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[2,4,4,6,10]+8[8]+2 → 20

GM@CHAOS:越えたー!?
芙蓉堂太一:!!
エリス・トリオン:いやまあ、分かるよね
エリス・トリオン:だって勝っても意味のない判定だもん
エリス・トリオン:そりゃ俺のダイスだもん。回るよ
GM@CHAOS:では、2ラウンド目はカオス陣営の優先行動でいきます!
GM@CHAOS:それでは、2ラウンド目!
GM@CHAOS:まずはセットアップから!
夏川ミナ:無しです
柳武歩:ないよ
GM@CHAOS:ミナちゃんから順に行動値順にどうぞ!
GM@CHAOS:次は滝さん!
滝瑞果:ないです!
GM@CHAOS:芙蓉堂くん!
芙蓉堂太一:なし!
GM@CHAOS:羽石さん!
羽石夏澄:ありません…!
GM@CHAOS:エリスくん!
エリス・トリオン:では極大消滅波を・・・
エリス・トリオン:冗談です。ありません。
GM@CHAOS:覚えてからきなさい
GM@CHAOS:では、セットアップはこれで終了!
GM@CHAOS:イニシアチブ!
GM@CHAOS:まずは行動値18のミナちゃんから!
GM@CHAOS:攻撃してもいいし、移動してもいい!キミの自由だ!
夏川ミナ:マイナー戦闘移動。フィーネちゃんを連れて風紀委員居室へ移動します。
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:あ、メジャーアクションは開いてますが何かしておきます?
夏川ミナ:いえ、特に何もありません。ひとりだとフィーネちゃんを残して隠密するか、フィーネちゃんを攻撃するくらいしかできないし。
GM@CHAOS:例えばさっきのエリスくんみたいな簡単な情報収集なら許可する可能性もありますし
GM@CHAOS:普通にゴールするならそれでもいい!
夏川ミナ:じゃあ、せっかくなので情報収集します。
GM@CHAOS:了解です!
GM@CHAOS:では、何について調べますか?
夏川ミナ:ああ、何調べたいか宣言しないといけないんですね
夏川ミナ:何にしようかな・・・
夏川ミナ:じゃあ、フィーネちゃんについて調べたいです。この子が一体何者なのか、この後どうなるのか。
夏川ミナ:技能は何で振ればいいですか?
GM@CHAOS:そうですね。フィーネについてでしたら
GM@CHAOS:〈情報:アカデミア〉でお願いします。
夏川ミナ:コネ:学園通の友人を使ってダイス+2。で、アカデミアで振ります。
夏川ミナ:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 5[1,2,4,4,5,5]+1 → 6

GM@CHAOS:その達成値でしたら、そこまで深くなくとも彼女についてある程度のことは分かるでしょう
■フィーネについて
フィーネは人為的に作られた何らかのレネゲイド的物質が破壊された際に意志を獲得したレネゲイドビーイングだ。シンドロームはモルフェウス/エグザイルのクロスブリード。
GM@CHAOS:現状分かる情報はここまで!
夏川ミナ:なら、諸々の会話や素振りからそれらを推測しました。
GM@CHAOS:OK!
GM@CHAOS:では、それと同時にフィーネを連れたミナちゃんは拠点に到達するぞ!

夏川ミナ:もう確信の域だ。正体までは至れないが、ただの子供ではなかった。
夏川ミナ:UGNで教わったRBの特徴、見分け方。アカデミアにも多数存在する人間型RB。それらとの類似点から、彼女が人外であることを推測した。
夏川ミナ:「フィーネちゃんには、お父さんやお母さんは居ますか?」 安全地帯に入ったので雑談。
夏川ミナ:「お父さんやお母さんというのは、フィーネちゃんを作った人という意味です」
フィーネ:「お父さんやお母さん……?あたしをつくった人?」
フィーネ:「あたしね、あのね!生まれたときのこと、全然覚えてないの!」
夏川ミナ:「ぜんぜんですか」
フィーネ:「うん。だからね、色々知りたいの!あたしね、ぜんぜん知らないから……」
夏川ミナ:「そうですね」
夏川ミナ:「私も両親の事は遺伝子提供者のデータとしてしか知りませんが、知るというのは大事だと思います」
夏川ミナ:「やはり、この戦争がおわったら私といっしょにアカデミアを見て回りましょう」
夏川ミナ:「楽しいですよ。たぶん」
フィーネ:「うん!色んなとこを回ったらね、ぜったいたのしいよ!」
夏川ミナ:「はい。豪華客船だとか、ロープウェイだとか、色々ありますから」
夏川ミナ:「ですから、わたしといっしょに遊びに行くまで死んではだめですよ。フィーネちゃん」
フィーネ:「船!船、乗ってみたい!ロープウェイってなんだろう?」
夏川ミナ:「死んだら遊べませんからね」
フィーネ:「うん!あたし、まだまだ遊びたい!」
夏川ミナ:「ロープウェイというのは、こう……ワイヤーに、ゴンドラが……」 両手でジェスチャーする。
夏川ミナ:そんな感じの、取り留めのない雑談をしながら奥へ進んでいきます。
フィーネ:「ワイヤーにドラゴン!すっごい!すごいすごい!」
GM@CHAOS:では、ミナちゃんとフィーネは風紀委員の拠点へとたどり着く!
GM@CHAOS:勝利条件を満たしたことにより、決戦イベントはロウ陣営の勝利です!
GM@CHAOS:この結果によって今後のシナリオ展開が分岐することになります!
GM@CHAOS:ミナちゃんが拠点に到達したことによってこのシーンの戦闘もこれで終了となります!
GM@CHAOS:決戦イベントはこれで完了!
GM@CHAOS:次のシーンへと続きます!

【CHAOS/ミドルフェイズ11】

GM@CHAOS:次のシーン!
GM@CHAOS:何もなければPCは全員登場することを推奨します。
GM@CHAOS:ダイスを振って侵蝕率を上げるがよい。
柳武歩:1d10+95-1
DoubleCross : (1D10+95-1) → 2[2]+95-1 → 96

霧灯夢二:霧灯夢二の侵蝕率を+2(1d10-1->3-1)した(侵蝕率:119->121)
羽石夏澄:羽石夏澄の侵蝕率を+8(1d10-1->9-1)した(侵蝕率:120->128)
エリス・トリオン:1d10+90
DoubleCross : (1D10+90) → 1[1]+90 → 91

平賀迅:平賀迅の侵蝕率を+7(1D10-1->8-1)した(侵蝕率:124->131)
エリス・トリオン:理論最低値!
エリス・トリオン:めっちゃ生きやすい空気なう

GM@CHAOS:まずはキミたちが番長連の総番長ルームに帰還したところからだ。
GM@CHAOS:フィーネを確保できないままキミたちは番長連の詰め所に帰還した。
GM@CHAOS:無道ささきは苦渋に満ちた顔付きでキミたちを迎える。目の下のクマは以前よりも濃くなっているようだ。
無道ささき:「そうか、ダメだったか。……いや、よくやってくれたと思う」
羽石夏澄:「せんぱい…」クマが濃いのを見て気遣わしげに呟く
平賀迅:「済まないね。力及ばなかった。もはやフィーネをこちらが手にする事はないだろう」
無道ささき:「ああ。こうなるとフィーネを使って平賀の無実を証明して、そこから現状を打破するという手は難しくなるかもな」
無道ささき:「すまん、平賀。お前の濡れ……濡れネズミを晴らしてやれなくて」
平賀迅:「濡れ衣」
無道ささき:「それだ!」
柳武歩:「どうしたらいいんスかね……」難しい顔をしている。
無道ささき:「うん。何か別の策を考えなければ……」
平賀迅:「確かに、番長連では、無理だろうね。……まあ気にするな。なったものはしょうがない」
エリス・トリオン:「よかったじゃあねえか。これでもう、保証のねえ希望に食いつかずに済む」
エリス・トリオン:壁に背を預けている。苛々と片足は頻繁に貧乏ゆすりをしている。
無道ささき:「確かにトリオンの言う通りか。直接ぶつかり合っても被害が増すだけで、勝算は薄いしな。うーん……」
霧灯夢二:「………。」詰め所のソファで横たわり、腕で顔を覆っている。
柳武歩:「……霧灯、大丈夫か?」気遣って声をかける。
無道ささき:「お前たち、何かいい案はないか?」
霧灯夢二:「案、案か……」
無道ささき:「策と言い換えてもいい」
霧灯夢二:ゆっくりと、難儀そうに体を起こす。
無道ささき:「夢二選手!何か意見はないか?」
エリス・トリオン:「策があろうがなかろうが」
エリス・トリオン:「満身創痍のこの有様で、出来ることなんざ残ってんのかよ」
無道ささき:「うぐぐ……」
霧灯夢二:「まずは、現状の把握だ。」
平賀迅:「そう。案とか策とか、そういうものを考えついても、それを実行する力ってのは常に必要だ」 夢二くんにボトルに入った冷えた水を渡しつつ
無道ささき:「いや、あたしはまだ諦めてないぞ!諦めては……」
霧灯夢二:「エリス先輩、何か調べてなかったか?」
平賀迅:「それと休息も。相手がフィーネを手にした今が、ある意味休むチャンスかもしれないし」
霧灯夢二:「手がかりになりそうな情報だったら教えて欲しい。藁にもすがる、と言う奴だな。」
霧灯夢二:ボトルを受けとり、水を飲む。
無道ささき:「うむむ。休息が必要なのは確かだ」夢二をうちわで扇ぎながら言う。
柳武歩:「フィーネのことは、まあ、あいつらが居れば無事だよなきっと。霧灯の方が心配だ」
無道ささき:「でも、平賀だってこんなところで諦めるつもりはないだろう?」
エリス・トリオン:「……何かって訳じゃあねえ」
エリス・トリオン:ぽい、と機械の残骸を机の上に投げる。
平賀迅:「もちろん。私は何があろうと諦めないし、希望は繋ぎ続けているとも」
平賀迅:「しかしそれはそれとして、番長連が再起できないほどに疲弊しては、繋げた希望を手繰り寄せることも難しくなる……それは?」
霧灯夢二:「………。」顎に手を当て、しげしげとそれを見つめる
柳武歩:「なんだこりゃ」目を瞬かせる。
無道ささき:「番長連そのものを失うわけにはいかない、か」ちらりと羽石の方を見る。
エリス・トリオン:「前に話に出てただろが。クラインと一緒に現れ始めたっつう、機械兵だよ」
エリス・トリオン:「ふわふわ女が、フィーネ探してた時に襲われたとか言ってただろが」
霧灯夢二:「ああ、それの残骸か…。」
無道ささき:「ふわふわ女?そんな番長、うちにいたかな」首を傾げる。
羽石夏澄:「…壊しましたね。これ」残骸を一瞥して。
柳武歩:「羽石の事ッス、無道先輩」
無道ささき:「壊したの」
無道ささき:「羽石が」
羽石夏澄:「はい。…うるさかったので」
羽石夏澄:髪を耳にかける。
エリス・トリオン:「フィーネがアテにならねーなら、別口から探るしかねーだろうが」
無道ささき:「そりゃあしょうがないな」うんうんと頷く。
柳武歩:「しょうがない、かな……?」
平賀迅:「分かる。私も慣れない頃は目覚まし時計とか結構壊していたからな」
霧灯夢二:「フィーネは……風紀委員に任せるしかないか。」(あちらにはミナがいる。悪いようには、ならない…筈だ。)
エリス・トリオン:「テメーら話聞く気あんのか…?」
霧灯夢二:「別口、つまりクラインに焦点を当てて探りを入れてみるか?」
柳武歩:「聞いてるって。これが何か関係あんのか?」残骸をつつく。
エリス・トリオン:「とりあえず、見て分かんのは、誰かしらのエフェクトの産物だっつうことくらいだ」
エリス・トリオン:「そもそも、なんで風紀はフィーネを狙った?」
霧灯夢二:「これがエフェクト製のもので、クラインの赴任と同時期に現れているのなら何かしらの因果関係があっても不思議でない。」
平賀迅:「オーヴァードによって作られた機械か。ブラックドッグ、モルフェウス……ブラム・ストーカーは関係あるかな?」 残骸を手にして眺める
無道ささき:「つまり誰かが作った、っていうことか」
霧灯夢二:「風紀がフィーネを狙う理由か。」
羽石夏澄:「私たちと同じじゃあないんですか?」
エリス・トリオン:「平賀が犯人でないという、決定的な証拠だから?」
柳武歩:「俺はそう思ってたぜ。違うのか?」
エリス・トリオン:「あんなガキの証言、誰が信じるんだよ?」
霧灯夢二:「……平賀を有罪にする証拠は十分に揃っている。」
エリス・トリオン:「アカデミアの誰もがそこのお人好しな編集部なわけじゃねえぞ。まして今回はアクシスだって絡んでるんだ」
無道ささき:「だからこそ彼女を確保して証拠を隠滅しようとしてるものだと思っていたが……違うのか?」
平賀迅:「信じさせるに値する発言ができるのかもしれないぞ。アカデミアでも一部の人間しか知らないことをたくさん知っている、とかね」
エリス・トリオン:「まあ、確かに可能性はいくらでもある。アイツがアカデミアの監視カメラのレネゲイドビーイングで、加工された映像を本物に変えられるだとか」
無道ささき:「ふむふむ」
エリス・トリオン:「それとも、別の理由があるか、だ」
エリス・トリオン:「……これがどっちかは、簡単に判別できる」
無道ささき:「何か方法があるのか?」
エリス・トリオン:「フィーネを手に入れた風紀陣営が、“改めて平賀を狙い出すか”だ」
平賀迅:「……」 手にしていた残骸を机に放り出し 「一理ある」
柳武歩:「……!」思わず目を見張る。
無道ささき:「ふむふむ?」
エリス・トリオン:「もし、フィーネ自体が目的だった場合、そこの雷野郎はスケープゴートだ」
エリス・トリオン:「……つまるところ、俺は風紀陣営の動向をとりあえず見張るべきだ」
羽石夏澄:「…むぅ」
無道ささき:「奴らがまた動き出すかもしれない、と?分かった。監視は強化しておこう」
平賀迅:「逆にフィーネを回収する事が、私が犯人でないという事を隠すための手段であるとしたら、改めて私は狙われ始めると」
霧灯夢二:「……待ち、か。」
平賀迅:「……ふむ。いや、そういう事なら」 頬杖をつき
無道ささき:「ん、何か考えがあるのか、平賀?」
平賀迅:「いっそ私があっちに出向いてやればいいんじゃないか?」
エリス・トリオン:「仕方ねえだろ。フィーネは状況の核だ。それがあっちに移った……」
柳武歩:「なあ!?」思わず叫び声を上げる。
エリス・トリオン:「は?」
霧灯夢二:「それは…!」
無道ささき:「そ、そんなの、こっちから捕まりに行くようなものだろう!」
羽石夏澄:「…わお」
平賀迅:「……私は風紀という組織とは相容れないとは思っちゃいるが、個人単位で見れば、風紀の中にも話が通じる奴はいくらでもいる事は分かっている」
平賀迅:「元のアカデミアを取り戻す、という意味であれば、歩調を合わせられる者がいる事も分かってるだろ?」
柳武歩:「に、したってよ……平賀」
エリス・トリオン:「テメー、自分で言ったこと忘れてんじゃねえだろうな」
羽石夏澄:「……元のアカデミアに…」
エリス・トリオン:「本当にテメーが目的だった場合、どうなるか」
平賀迅:「で、風紀という組織が私を見てどう動くかを見れば、状況が推測できるというのなら、私が分かりやすく出ていってやるのは手の一つだろう」
柳武歩:「そりゃ博打だろ?」
無道ささき:「それはそうかもしれないが……。いや、手段の一つではある、か」
平賀迅:「ああ、短期的に見れば博打ではあるが……」
平賀迅:「長期的に見れば、もはや相手の目的が不明瞭である事の危険性も無視はできんだろ。目の前が暗い空間を歩き続ける事もまた博打だ」
平賀迅:「光をつけてやる必要も出てくる」
エリス・トリオン:「今までみたいに、首尾よく逃げられねーぞ。」
エリス・トリオン:「あっちとこっちの戦力差、もう分かってんだろ」
無道ささき:「ぶっちゃけた話をするぞ、平賀!あたし個人の好感度の高さは置いておいて」
平賀迅:「だから言ったろう。個人的に信頼の置ける奴がいることは、もうこの戦いの中で確認できた、と」
無道ささき:「フィーネ奪還作戦が失敗に終わった時点で、番長連にとって平賀迅の利用価値は大きく下がった」
無道ささき:「だから、その作戦、割とありかもしれない!すまん、あたしが酷いこと言ってるのは分かってる!」
エリス・トリオン:「…………ま、確かに」
柳武歩:ささきの言葉に眉根を寄せる。仕方のないことだとはわかっていても。
エリス・トリオン:「もし最悪の予想が的中して、お前本人が目的だった場合」
エリス・トリオン:「首尾よくいきゃあ、アカデミアが“元に戻る”可能性だってあるわけだ」
平賀迅:「そう。それに現状を良しとせず、元のアカデミアを取り戻すという、風紀にも番長連にも拠らない第三の意識勢力が起こり上がる機会に乗じれば……」
平賀迅:「ま、尻尾を巻いて逃げ出すのも、君らに助けてもらう事も、そこまで無茶な話じゃあないしね。もともと足は速いし」
柳武歩:「……平賀が出てくなら、俺も付き合うから」
羽石夏澄:「私は、うん。ありだと思います。平賀くんがそうしたい、というわけですし、」
平賀迅:「よせよ、歩。ここまで付き合ってくれたのには感謝してるが、そこまで行く必要はない」
霧灯夢二:「……確かに、このままだと打開策がないのも事実だが…」
エリス・トリオン:「持久戦じゃ早晩こっちはくたばる」
エリス・トリオン:「俺以外はな。……ハ、文字通り、追い詰められての電撃作戦ってわけか」
平賀迅:「一人でお使いのできない六歳児でもないんだ……フフ。ついでに言うと、電力的にも君と逃げる余剰があるかも厳しいし」
羽石夏澄:「……捨て駒とか、そーゆーのではなく。ただ、『戦う』ことを選びたい」
柳武歩:「ダメだ。絶対一人では行かせねーからな。邪魔になったら置いてってくれてもいい」
霧灯夢二:「………。」ボトルを傍の机に置く
平賀迅:「そうそう! どうせこのアカデミアから逃げる事なんてできないんだ。いや、逃げられる奴ならとっくに逃げてるような状況だし」
霧灯夢二:「賭けてみるか。」
平賀迅:「穏便に案を策をと座して削れて行くよりも、少しでもこちらがイニシアチブを取れる手を打った方が生産的だろうとも。……で」
平賀迅:「それをやるなら私一人であるべきだ、歩。聞き分けてくれ」
柳武歩:「……嫌だ」
平賀迅:「単純に戦力を維持する必要があるし、ほら、いざって時に私を外から助けてくれる手はなきゃならん……んん」
エリス・トリオン:「お前も行く気か編集部。賭ける前に、まずテーブルにつけんのかよ?」
無道ささき:「ふふ。こいつ、たぶん折れないぞ、平賀」口元をほころばせる。
霧灯夢二:「いや、俺まで行ったら、」
霧灯夢二:「誰がこいつらを助け出すんだ」
平賀迅:腕を組み、歩ちゃんへ向き合う 「聞き分けないな、珍しく。何が不満だよ」
霧灯夢二:苦笑しつつ柳武さんを見ている
無道ささき:「霧灯……。そうだな、うん」
柳武歩:「思えばタイミング逃してばっかりだったんだ。今までだって」
羽石夏澄:歩みちゃんを見ている。ぐっと握りこぶしをつくって。
平賀迅:「タイミング?」
柳武歩:「つまり、えーと……その」
柳武歩:「俺はただ待ってるのとか、何もできないで見てるのとか……そういうのはもう嫌なんだ」
柳武歩:「お前の事が大事……大切、だから」
柳武歩:「何でもする。何でもしたい。させてほしい……うう、結局我儘かな。これ」
平賀迅:「……分かっているよ。そうでなきゃここまで君が私に付き合ってくれる事もなかったろ」 頭を掻く
平賀迅:「まあ、大切とまで言われると何とも照れ臭いが……」
エリス・トリオン:「…………」
平賀迅:首を振り、立ち上がる 「……ともかく! 私が出向いてやるにしたって今すぐってんじゃないんだ。現状把握に、残存する戦力の整理!」
エリス・トリオン:なんかふと気付くと、おいおい、まさか、という感じの驚きうんざりした顔をしてるよ
柳武歩:耳まで真っ赤になりながら下を向いている。
無道ささき:「そうだな。奪還までを含めた形で投降プランを立案する必要がある」
平賀迅:「合意はそれまでに取るようにしよう。何でもするってんなら、分かってくれと言いたい所だが、まあ結局そういう意味でもないのだろうし」
平賀迅:「もしかしたらあちらからも何か動きがあるかもしれない。風紀の様子から見て、フィーネの確保はただの一ミッションでは済まないはずだからな」
エリス・トリオン:「ああ……そうだ。とにかく風紀の奴らに何か起きるんなら、それは把握出来るようにするべきだろ」
平賀迅:「それぞれ休息でも取るようにしてだ。いざって時にヘタレたら私がこの身を賭ける意味がない……それくらい分かるだろ?」
無道ささき:「ああ。あたしたちは引き続き風紀委員どもの監視と平賀の投降プランの立案を進めよう」
エリス・トリオン:貧乏ゆすりをしながら、学園放送モニター等を見たりする。
柳武歩:「な、なんかする事あったら言って下さい無道先輩!俺まだまだ全然動けるし!余裕だし!」
GM@CHAOS:では、キミたちの話がまとまりかけたところで
無道ささき:「む、そうだな。それじゃあ……」
GM@CHAOS:ささきのもとに連絡が入る。
GM@CHAOS:ささきは困惑した様子で声を荒げる。
無道ささき:「な、何!?それは本当か!?」大きな声で言う。
平賀迅:「……何だ? 動きがあったか?」
羽石夏澄:「……せんぱい?」ただならぬものを感じて不安げに見やる。
無道ささき:「あ、あたしも上手く把握しきれていないんだが」
無道ささき:「く、クラインが風紀委員チームの生徒たちと交戦状態にあるという報告が入った」
柳武歩:「はあ!?」
霧灯夢二:「どういうことだ?」
平賀迅:「…………」 目を細める
無道ささき:「こ、これは放っておけば共倒れになる……!?いや、どちらかが勝った後で奇襲を仕掛ければ……?」
エリス・トリオン:「……………………」
平賀迅:「……馬鹿を言え」
柳武歩:「何言ってんスか先輩!」
無道ささき:「え?」
エリス・トリオン:顔に手を当てて空を仰ぐ。「だーくそ、当たんなよそんなもん……!!」
霧灯夢二:「すぐに行こう。」
平賀迅:「今すぐ向かうぞ。いや、向かう」
無道ささき:「ま、待て!お前たち!」
柳武歩:「当然!」
無道ささき:「何でそうなる!?」
無道ささき:「だって、これはチャンスかもしれなくて……あー、クソ!」
霧灯夢二:「風紀委員と…ミナや朝倉、滝先輩やロコロコ、芙蓉堂先輩が、クラインが戦ってるんだろう?」
エリス・トリオン:ひどく面倒くさそうに溜息をつき、――ささきさんの顔を鷲掴みにする。
霧灯夢二:「どっちにつくか何て、明白じゃないか」
羽石夏澄:「うん」
無道ささき:「そ、そうだ……へひゃ!?」
柳武歩:「そういうこと!ダチ助けんのに理由は要らねえ!」
羽石夏澄:「明白ですね」
エリス・トリオン:「こいつらの理由が分からねえんなら、今すぐ総番長やめろ」
無道ささき:「……ああ。そうか」
無道ささき:「あたしは……」
平賀迅:その様子を一瞥し、早足でその場を後にする
無道ささき:「待て、平賀!あたしはまだ命令していない!」
エリス・トリオン:すぐに手を離す。「最後通告だ。寝ろ。これ以上、不甲斐ない様ァしてるテメーは見るに堪えねえ」
無道ささき:「あたしは弱きを助け強きをくじく番長連!総番長・無道ささきだ!」
無道ささき:「なればこそ、やることは一つ」
無道ささき:「義を以って風紀委員に助太刀する!」
柳武歩:「そうこなくちゃスよ!先輩!」にこりと笑い、平賀君の後に続いて駆け出す。
無道ささき:「大勢は動かせない。この選択によって番長連の全てが責任を負うこと、なし崩し的に風紀委員と衝突してしまうことは避けなければいけない」
無道ささき:「今回も少数精鋭でいく。頼めるか、お前たち!」
羽石夏澄:「……あたりまえです」
無道ささき:「……って、だから早いんだよ、平賀!」
羽石夏澄:ふっ、と笑う。
霧灯夢二:「平賀は基本即断即決だからな。変なところで優柔不断だが。」
エリス・トリオン:やや遅れて出て行こうとし、「おい、もうひとつ確認しとくが。」
平賀迅:「声を荒げるな。聞いている」 残る乾電池をポケットに突っ込み
羽石夏澄:「安心して、寝ててください、せんぱい」
エリス・トリオン:「戦ってるのは例の“実働”の面々だけだな?」
エリス・トリオン:「他の風紀陣営の主力は動いてねえな?」
無道ささき:「ありがとう、羽石。……そうだ、トリオン。戦っているのは5人のみ」
無道ささき:「おそらく……いや、確実に不利な戦いになるぞ」
エリス・トリオン:「ならよし」やや焦りが収まる。 
無道ささき:「よし?」
エリス・トリオン:「いや、気にすんな。……上手い具合に蹴散らされてくれると助かるんだがなァ」
柳武歩:「上等!やっと気兼ねしねーでケンカらしいケンカが出来そうじゃねーか!」気合の声を上げる。
平賀迅:「不利な戦いに、なる? 『なる』か? フフ。この何日かで不利は体に染み付いたよ」
無道ささき:「うむ、よく分からんが、頼んだぞ、トリオン!」
無道ささき:「……そうか。平賀、番長連の席はいつでも空けて待ってるからな」
平賀迅:「そう。私は番長ではない。だから総番長たる君の命令なんて聞く義理はないが……」
平賀迅:「『頼み』は受けよう。幸い、向かう先は同じようだからね」
エリス・トリオン:「へーへー。精々逃げ回るとするさ」
無道ささき:「ああ、ない!」
平賀迅:そう言って今度こそ歩き始めます
無道ささき:「うむ。いつも通り、頼んだぞ、平賀」
エリス・トリオン:「念の為言っとくが、おまえら正気か?」
無道ささき:「番長連の守りはあたしに任せて……スヤスヤ」
エリス・トリオン:「相手はアクシスだ。最悪、UGNと敵対することになンぞ」
霧灯夢二:身体をゆっくりと起こし、二本の脚で何とか立つ。
羽石夏澄:「もー。何言ってるんですか、エリスせんぱい」
羽石夏澄:「私はずーーーーっと、正気じゃないですよ!」
羽石夏澄:にっこり笑って、平賀くんを追う。
霧灯夢二:「UGNと敵対?はっ、俺はいつでもこいつの味方だ。」ペンを指差す。
エリス・トリオン:「……………………………」
エリス・トリオン:「馬鹿ばっかりか、テメーら」 仕方なさげに、にやりと笑う。
霧灯夢二:「ああ、馬鹿だ。だが、それがアカデミアだ。」
霧灯夢二:ペンを回しながら歩き出す。


【OVERED ACADEMIA/World-Shaking Day After War】
Here comes “NO SIDE”


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