【ミドルフェイズ2】
GM:シーンプレイヤーは珠姫ちゃん。登場は自由です。
城樫景:城樫景の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (74 → 83)
君月むつみ:君月むつみの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (68 → 75)
茅ヶ崎珠姫:茅ヶ崎珠姫の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (52 → 55)
茅ヶ崎珠姫:おかしい・・・一人だけなんか低いぞ・・・?
ヒトミ:ヒトミの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (68 → 76)
君月むつみ:つまり……過労死(再行動)枠と言うことでは?
茅ヶ崎珠姫:ワーオ
ミドルの進行は簡易FS判定で行う。
使用技能:〈情報:UGN・噂話・裏社会〉
難易度:7
最大達成値:9点
目標進行値:8
財産点使用可能。
特殊ルールとして、支援判定を行い成功した場合、一人の達成値を+3し、最大達成値を10とする。使用技能は〈意志〉とする。
失敗した場合、侵蝕率を1d10上昇させて再判定可能。
GM:1シーンに最大進行値を4獲得可能というわけですね。
城樫景:最大達成値9点、やな感じ!
君月むつみ:いちたりないよぉ
GM:早速判定するなり支援に回るなりを選んでみてね~
城樫景:支援判定ができる人はやったほうがお得っぽいですね
GM:いや、支援は支援で自分の手番を使うのでトントンかな……?
GM:情報が得意か意志が得意かで決めてしまっていいと思います
茅ヶ崎珠姫:とりあえず判定してみるか~
君月むつみ:意志は全然ダメなのであたしは進行狙いですねぃ
城樫景:私は普通に社会が強いのでメイン判定チャレンジする方針
ヒトミ:ダイス数が多いという意味では意志向き
城樫景:メイン判定やる人は先に振っちゃいましょう
茅ヶ崎珠姫:感覚は普通に低いので判定向きだなあ
茅ヶ崎珠姫:とりあえず噂話で
GM:ただし意志は財産使えないことにはご留意を。
城樫景:8dx+1>=7 情報:UGN
DoubleCross : (8DX10+1>=7) → 8[2,2,3,4,7,7,8,8]+1 → 9 → 成功
茅ヶ崎珠姫:4d10+1=7
DoubleCross : (4D10+1=7) → 23[6,7,8,2]+1 → 24 → 失敗
城樫景:なぜか持っている情報:UGN
茅ヶ崎珠姫:まちがえた
GM:=になっちゃってる
茅ヶ崎珠姫:4dx+1>=7
DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 5[1,2,4,5]+1 → 6 → 失敗
城樫景:でも9は出ているのかな?
城樫景:低い!
茅ヶ崎珠姫:なんなんだ一体
君月むつみ:情報:UGN。ミーミルの覚書を情報収集チームに変えてレッツラゴゥ
GM:全てが低い人だ
君月むつみ:(4+3)dx+2+2>=9
DoubleCross : (7DX10+4>=9) → 8[3,5,5,5,6,7,8]+4 → 12 → 成功
城樫景:さすが!
茅ヶ崎珠姫:よし、侵蝕値上げるついでに振りなおすか!
茅ヶ崎珠姫:茅ヶ崎珠姫の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (55 → 58)
GM:それもありですね 低いので……w
城樫景:珠姫ちゃんにバディムーブしようと思ったけど
ヒトミ:あっ、支援まだふってない
城樫景:確かにそれができるなら問題ないか
茅ヶ崎珠姫:しかもまだ低いんだよ
君月むつみ:と、届かない……
茅ヶ崎珠姫:4dx+1>=7
DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 10[7,8,10,10]+10[10,10]+3[3,3]+1 → 24 → 成功
ヒトミ:これ後から振ってもいいやつです?
GM:あっいいですよ~
城樫景:すご~い
茅ヶ崎珠姫:振れ幅の癖がすごい
GM:この人支援する~って選んで判定してみて下さい
君月むつみ:10だらけ!
城樫景:情報収集が得意なフレンズ
GM:まあ誰でも一緒だけど 結果自体は
城樫景:選んだキャラの好感度が上がるかも
君月むつみ:プライズ判定は夜会話システムだった……?
ヒトミ:選択肢システムだ!
ヒトミ:じゃあまだふってない景さんで行きますかな
ヒトミ:7dx>=7 意思
DoubleCross : (7DX10>=7) → 9[2,2,7,7,7,8,9] → 9 → 成功
君月むつみ:ヤッター!ちなみに景ちゃんはもう振っているぜ
城樫景:やった!ありがとうございまーす
GM:OK!では全員成功で、進行値は合計4上昇しました。
ヒトミ:a,
ヒトミ:ほんとだ申し訳ない
ヒトミ:やったー!
GM:以下の情報が調査できました。
・ヒトミについて
保護したオーヴァード。現状、こちらに敵対的な様子はない。
賢者の石のキャリアであることは確定。眼に埋め込まれていると思しい。
通常の賢者の石とはまた異なる波長を有し、なんらかの特殊変異を果たした個体であると推定される。
・襲撃者について
正体は不明。
というよりも、何かに襲われたことだけは確信しているが、
その人物の特徴であったり、攻撃であったりといった、
それが何だったかは全く記憶の外にない。辿る糸が切断されているように。
ヒトミに至っては、襲撃者さえ認識できていない。
・怪死事件の被害者について
たびたび不審な死体が発見されている。死因は窒息死。
年齢や性別はまちまちだが、全員ヒトミに遭遇歴がある。
敵対的か親身であったかはまちまち。
オーヴァードであるものは全てジャームであり、
それも、帰還不能域をわずかに超過した、“浅い”ジャーム。
GM:情報は以上です。
GM:何でも屋『ジーニアス』 事務所
城樫景:「ヒトミさん。ひとまずそこで座っていてください」
城樫景:事務所の棚から手慣れた様子で機材を取り出す。盗聴盗撮発見器だ。
城樫景:「……」部屋の隅々までうろうろと歩く。
ヒトミ:「……」数秒警戒したのち、座る
ヒトミ:(駆け引きの記憶なんてないから、どうすればいいか分からない……)
ヒトミ:「外は、大丈夫なのでしょうか」小さな声で
城樫景:「……どうでしょう。けれど二人とも腕利きなのは確かなので」
城樫景:「もし勝てなかったとしても、自分で逃げてくれるとは思います。その場合は私達が逃げる必要がありますけどね」
ヒトミ:「そうですか……」
ヒトミ:「何をしているのですか?」歩き回っている景の動きを目で追って
城樫景:「――ヒトミさんを連れてきた瞬間、事務所が襲われたということは」
城樫景:「何者かに動向が把握されている可能性があります。私と珠姫ちゃんが外出している間に何か仕掛けられているかも」
城樫景:「……」ウロウロ
GM:特にそういったたぐいの計器は発見できない。
ヒトミ:「なるほど……手慣れて、いらっしゃるんですね」それとなく自分の手の届く範囲のクッションや本の下を確認しながら
城樫景:「…………一応、物理的には問題ないみたいです。レネゲイド能力だった場合はお手上げですけどね」
ヒトミ:「レネゲイド……」言い慣れた様子で口から出たその言葉に、目を細める
城樫景:ヒトミの隣に座る。
城樫景:「さっきみたいな状況が何度もあったんですか?」
ヒトミ:「……質問の前に、質問をさせて下さい」
城樫景:「なんでしょう」
ヒトミ:「あなたは、何者ですか」
ヒトミ:「ただの、なんでも屋の助手と言うわけではないでしょう」
城樫景:「『ただの何でも屋』の助手ではありません。『オーヴァードの何でも屋』の助手です」
城樫景:「オーヴァードという用語はご存知ですか?」
ヒトミ:「……知ってはいます、でも」
ヒトミ:「さっきあなたは、"二人とも腕利き"と仰った、つまりあちらの……」
ヒトミ:「君月さんは、正体を隠していた」
ヒトミ:「私だけじゃなくて、珠姫さんにも……違いますか?」
城樫景:「ヒトミさんに隠している、というのは正確な考えじゃないですね」
城樫景:「隠しているかどうか以前に、そもそもヒトミさんは私達のことを知らないんですから。だから信用できない。違いますか?」
ヒトミ:「……ええ。」
ヒトミ:「だから、いきなり身分を偽って接触して来られたら疑うしかなくなります」
城樫景:「ううん……あの、こういうのって親切心なんですけども」
城樫景:「あまり口に出さないほうがいいですよ」テーブルの上のビスケットの小袋を開ける。
ヒトミ:「……そうですね」(交渉ってそうなのか……)
城樫景:「お察しの通り私は本来はUGNの人間です。訳あってこの探偵事務所に潜入していました」
ヒトミ:「よかった、両方騙してるFHのスパイじゃなかった……」
ヒトミ:小声
城樫景:「けれど私がFHのエージェントだったとしたらどうでしょう?」
城樫景:「逆に、ごく単純に、珠姫ちゃんとは別に腕利きの野良オーヴァードであるむつみ先輩と知り合いだっただけで」
城樫景:「『二人とも腕利き』って情報に何の含みもなかったとしたなら、それはただヒトミさんが私からの信頼を失うだけになっちゃいますよね」
ヒトミ:「……全くその通りです、でも」
ヒトミ:「……こうやって会話を長々できる、と言うだけで私にとっては収穫なのです」
ヒトミ:「無礼な言動、失礼しました」頭を下げる
ヒトミ:(反省しよう……)ちょっとナーバスな顔になりながら
城樫景:「大丈夫です。どっちにしろUGNであることは明かす必要がある状況なので」ビスケットをもぐもぐと食べる。
城樫景:外で君月さんが戦闘しているということは、そうなるはずだ。襲撃のタイミングが悪かった。
ヒトミ:「一応再度お聞きするのですが、私に襲い掛かりたくなったり掴みかかったりしたくはなりませんか?」
城樫景:「いいえ?全然……」
ヒトミ:それを聞いて
ヒトミ:じわ……と、少し目から涙が溢れそうになったのを慌てて腕でぬぐい
ヒトミ:「ふぅ……よかった、です」と、息を吐いて、服のジッパーとベルトを緩める
城樫景:「とんでもない服着てますよねヒトミさん」
城樫景:「流行ってるんですか?そういうの……最近……」
ヒトミ:「流行りはよく分かりませんが、一張羅なので……」
ヒトミ:「ふへぇ……」思わず緩んだ声が出て、事務所のソファに顔を埋める
城樫景:「それなら安心?できますけど……。『よかった』というのはどういうことでしょう?」
ヒトミ:「ここのところ、知り合った方が次々に襲い掛かってくる……という事態に、遭っていたのです」
ヒトミ:UGNなら、少なくとも彼女が先ほどの"依頼人を裏切らない"何でも屋の信条に手を貸している人間なら大丈夫だろうと話す
城樫景:「なるほど、だから警戒していた……誰とも関われないとなると消耗しちゃいますよね」
城樫景:特にオーヴァードであれば。理性を維持する人間関係という根幹を攻撃されているようなものだ。
ヒトミ:「……ええ、橋の下で寝床を貸してくれた方が、寝ている途中に襲い掛かって来て以来は……碌に睡眠も」
ヒトミ:「ごめんなさい、気が立ちすぎていました」再度頭を下げる
城樫景:「少なくとも私は……あと珠姫ちゃんやむつみ先輩も、そういうことはないみたいです。オーヴァードだからでしょうか?」
ヒトミ:「分かりません、ジャームのような反応をしていた人もいたのでてっきりオーヴァードも例外なくなのかと思っていましたが……」
ヒトミ:「……落ち着いて考えると、本当に何も分かっていませんね、私は」
城樫景:「条件を探りましょう。恐らく、珠姫ちゃんもそう言うはずです」
城樫景:(それに、この話が本当だとすると、このまま身柄を移送するのも危険だ)
茅ヶ崎珠姫:「よかった、まだ逃げてなかったね」入ってくる
君月むつみ:「やれやれ。アイスはともかく、ゲームの用意は無駄になっちまったかねぇ」
ヒトミ:慌てて身体を起こして二人の方を見る
君月むつみ:続いて入って来る。
君月むつみ:アイスの保冷バッグとは別に提げた紙袋からは、『枯山水』『カタン』と言った
君月むつみ:メジャーなボードゲームのパッケージがいくつか顔を覗かせている。これもお土産だ。
城樫景:「二人とも無事で良かったです」
君月むつみ:「や。景ちゃん、どこまで話したかい?」
城樫景:「む」少し不機嫌になる。
城樫景:「私がUGNだということまでは話しましたけど……むつみ先輩には、そういうことすぐ話すと思われてたんですね」
城樫景:「別にいいですけど」
ヒトミ:「はい、お聞きしました……」
茅ヶ崎珠姫:「ふうん、UGNか、"助手くん"」
ヒトミ:(やはり、こちらにも隠していたの……)
ヒトミ:「……なんかキャラ違くありません?」
君月むつみ:「いやいや。知らぬ存ぜぬじゃもう通らないだろうから」
君月むつみ:「説明はしたのかな、とね。口が軽いなんて思ってないとも」
茅ヶ崎珠姫:「ああ、まあ、どうせ事務所に戻ったら話すつもりだったけど」
茅ヶ崎珠姫:「ま、簡単に言えばあたしがジーニアスの所長だよ」
茅ヶ崎珠姫:「あの場じゃ誰が聞いてるかわかんないからね、ただし」
ヒトミ:「所長? じゃあ、あの所長のお話は……」
茅ヶ崎珠姫:「所長があたしじゃない、ということ以外は嘘をついたつもりはない」
ヒトミ:「では、あなたの信条は信頼が置けるもの……と、考えます」頷いて、頭を下げる
城樫景:「ヒトミさんの現状ですが、交流した人間が急に凶暴化して襲いかかってくる現象に苦しめられているようです」
茅ヶ崎珠姫:「……なるほどね、だから警戒されていたわけか」
城樫景:「けれどさっきの敵はそういう存在とはまた別の性質のものでしたよね?」
城樫景:「何だったんでしょう?」
ヒトミ:(単に寝不足と熱中症で頭が回っていなかっただけなのも……)人間睡眠が足りないと周囲全てが敵に見えてくる
茅ヶ崎珠姫:「……ヒトミ、確認しておくけど」
茅ヶ崎珠姫:「さっき、敵の存在が見えてなかったね?」
ヒトミ:「あ、はい……先ほどのは、やはり敵でしたか」
ヒトミ:「不可視の相手なのだと思っていましたが……私にだけ、見えていなかった?」
君月むつみ:「そのようだねぇ。そして」
君月むつみ:「景ちゃんの指摘通り、あれは、あたしと所長と景ちゃんを明確に狙っていた」
君月むつみ:「君に襲い掛かって来る、という話とは食い違う」
茅ヶ崎珠姫:「……理由はわからないが、あいつはヒトミにだけは姿を隠している、もしくはヒトミにだけ見えない理由があるか」
ヒトミ:「私にだけ……」右目に手を当てて
茅ヶ崎珠姫:「もう一つ懸念がある、景、先程の相手の特徴、思い出せる?」
城樫景:「……」数秒ほど考える。
城樫景:「…………全然思い出せません。あり得ない。敵の特徴はすぐ覚えるようにしているのに……」
君月むつみ:「………」
茅ヶ崎珠姫:「あたしもそうだ」
君月むつみ:「ちょっと待って。確認する」
君月むつみ:メガネを外し、蝶番を捻る。
君月むつみ:レンズを通して視界の映像を自動的に撮影する仕組みになっている。それを確認したのだ……が。
君月むつみ:「変だな。何も映っていない……?」
茅ヶ崎珠姫:「これは、そういう能力だと思ったほうがよさそうだな」
GM:交戦の記憶自体は、確実にある。
ヒトミ:「ええ、明らかにエフェクトは何かに命中はしていた……ように見えました、幻覚の類ではない気がします」
GM:例えば、銃を撃った。鞭を振るった。
GM:そこは確実に覚えている。だが、何に対してかが判然としない。
君月むつみ:「手応えもあったからねぇ。もともとなんだかハッキリしない相手だったが」
城樫景:(認識干渉能力。しかも、私達を逆に騙そうなんて……)
城樫景:(……身の程知らず)顔には出さないが、やや不機嫌になる。
ヒトミ:(私の眼が追い切れない相手……)悔しそうに
茅ヶ崎珠姫:「……あとは……そうだな、ヒトミ」
ヒトミ:「……はい」
茅ヶ崎珠姫:「この人物たちに見覚えはあるかな」いくつかの写真を見せる……この事件で死亡した人物たちだ
ヒトミ:「この人たちは……全員、ここに来てから会った人たちです」
GM:あるいは、君と仕事をともにした者。
GM:あるいは、最初から君に敵対していた者。
ヒトミ:「この人、さっき言った寝床の人です」写真の1枚のホームレスを指して
城樫景:「この人達、死因は共通していましたよね?」
城樫景:タブレットの事件資料を見ながら珠姫に尋ねる。
茅ヶ崎珠姫:「窒息死、全員ね」
ヒトミ:「えっ」
ヒトミ:死因、という言葉に目を見開く
ヒトミ:「この人たち、全員、が……なくな……って?」写真を掴み上げて確認する
茅ヶ崎珠姫:「……隠しても仕方ない、そうだね、全員死んだ」
茅ヶ崎珠姫:「人間であったものは全員窒息死、オーヴァードであったものは皆ギリギリジャームになるようなタイミングで死んでいる」
ヒトミ:「そん、な……」見る間に青ざめていく
ヒトミ:「この人は確かに敵対していましたが、小悪党程度でしたし……こちらの方は、私によくしてくださって……なのに」結局両方襲い掛かってはきたが
ヒトミ:「全員、死んだ……?」
ヒトミ:「それじゃまるで……」
城樫景:「どちらにしても、私達はヒトミさんを保護する必要があります」
茅ヶ崎珠姫:「はっきりと言ってしまえば、一番怪しいのは君だ、ヒトミ」
城樫景:「……この攻撃が発生したきっかけを覚えていませんか?」
ヒトミ:「……ごめんなさい」
城樫景:「あるいは、誰かオーヴァードと交戦して、取り逃がしたことがあったとか」
君月むつみ:「ヒトミ君とやら」
君月むつみ:「それは、自分がやりましたと言っているようなものだよ」
ヒトミ:「何も知らないです、私……この事件の事も、自分の事も、コレの事も」右目の石を指して
君月むつみ:「そう。知らないなら知らない、でいいんだ。……」
君月むつみ:「その、右目は?」
茅ヶ崎珠姫:「……そうだね、一番怪しいのはヒトミであることは違いない」
城樫景:「疑り深いのに自分が疑われることには無頓着なんだなあ」溜息をつく。
茅ヶ崎珠姫:「でも、もし犯人でないなら君は一番の被害者ということになる」
ヒトミ:「傍目に見たら、私が怪しいことくらい分かってますから」
ヒトミ:(そんな私にも優しくしてくれた人たちだったのに……)
ヒトミ:「この人が」写真の一枚を見せて「教えてくれました、賢者の石……の、変異したものらしいです」
ヒトミ:むつみの言葉に返す
茅ヶ崎珠姫:「……賢者の石、か……狙われるには十分な代物だけど……」
ヒトミ:「ええ」
茅ヶ崎珠姫:「それをただ奪うつもりなら、もっと効率的な方法がいくらでもあるはずだ」
城樫景:「確かに、それは引っかかりますね……」
ヒトミ:「……狙いが石なら、私に直接来ればいいでしょう」言葉から怒りが隠せていない
城樫景:「これだけヒトミさんを付け回して、限りなく消耗するまで追い込んだのに」
城樫景:「ヒトミさんの周囲の人間しか標的にしていない」
君月むつみ:「追い詰めるのが目的なら、少し回りくどすぎるように思うねぇ」
ヒトミ:「……」周囲の人間と、と聞いて3人の方を見る
茅ヶ崎珠姫:「……そうだね、ヒトミ、君にとっては」
茅ヶ崎珠姫:「あたし達もまた、君に襲い掛かる可能性のある人間たちということになる」
茅ヶ崎珠姫:「なにせオーヴァードもすでに何人も被害にあっているんだ、あたし達がそうならないという保証は残念だけどどこにもない」
城樫景:「……。ヒトミさん。これらの人達が『知り合って』から『襲いかかって』くるまでのタイムラグはどの程度でしたか?」
城樫景:「最悪の場合、私達自身がその現象に対処する必要があるでしょう。すぐ近くで護衛するのではなく、通信を保ちながら距離を取って監視するとか」
ヒトミ:「人によってバラバラでした」
茅ヶ崎珠姫:「……だけど、そうだな、あたし達の場合なら、ある程度の時間は推測することができる」
城樫景:「どのくらいですか?」
ヒトミ:「一日経って、石の事を相談しようと話しに行ったら襲われたり、情報を聞きに行って話していたら……だったり」
茅ヶ崎珠姫:「ジャームになるギリギリまでだ、オーヴァードは皆そのタイミングで死んでいる」
茅ヶ崎珠姫:「逆に言えば、ジャームにならない程度であれば時間はまだあるという推測を立てることができる」
城樫景:「なるほど、面白い着眼点ですね……確かに状況から考えればそうなるのか……」
茅ヶ崎珠姫:「相手が無理矢理こちらをジャームにしてくるような相手の場合はその限りではないけれど……少なくとも今すぐということはないはずだよ」
ヒトミ:「……たしかに」
君月むつみ:「今、分かっている材料から考えればそうなるか。シャープな結論だねぇ」
城樫景:「……仮説はいくつかあります。例えばヒトミさんが私達をジャーム化する衝動侵蝕を発していて、関わった相手に毒のように蓄積していく説」
ヒトミ:スッと立ち上がり、壁際まで距離を取る
君月むつみ:「ああ、ちょっと。そんなに距離を取らなくても……」
ヒトミ:見るからにオロオロしている
城樫景:「もう一つは、私達が見た『認識不能な何者か』の攻撃で知覚を操作されてヒトミさんに襲いかかることになるという説」
茅ヶ崎珠姫:「……個人的には、後者の方が可能性が高いと思うね」
茅ヶ崎珠姫:「前者には、人間のまま死んでいる者の説明がつかない」
ヒトミ:「知覚を操作……」珠姫の言葉を聞いておそるおそる戻ってくる
城樫景:「逆に後者の場合は、ジャーム化ギリギリのタイミングを見計らって敵が攻撃してくる必然性がまだ説明できません」
城樫景:「どちらにしても、まだ欠けているピースがある」
茅ヶ崎珠姫:「そうだね、これ以上は情報が足りないと見るべきだ」
茅ヶ崎珠姫:「ヒトミ、あたし達はこの事件を止めるべく動くつもりだ」
城樫景:「推定と推理は違う――ですよね?所長」
茅ヶ崎珠姫:「そういうことだね」
ヒトミ:(私と違う、情報や推理のプロだって分かる……分かるけどできないの、歯痒いな……)
君月むつみ:「茅ヶ崎所長」
茅ヶ崎珠姫:「所長はいらないよ、さっきは便宜上そう言ったけど、実体としてはあたしひとりしかいないというのが正しいからね」
君月むつみ:「そうかい。じゃあ、珠姫ちゃんと呼ばせてもらうが」
茅ヶ崎珠姫:「どこかの誰かが助手を名乗っていたけど、そのあたりについては少し話し合う必要がありそうだしね」
茅ヶ崎珠姫:「それで?」
君月むつみ:「この件、UGN(我々)の視点で言えば、完全に巻き込んでしまう形になった」
君月むつみ:「……あたしの判断で話すが、UGNは賢者の石を……つまり」
城樫景:「!」
君月むつみ:「ヒトミ君を追っていた。あたしたちの対処がもっと速ければ、巻き込まずに済んだ」
君月むつみ:「不愉快な思いをさせてしまっただろう。その点はあたしから詫びさせてもらうよ」
君月むつみ:深々と頭を下げる。
茅ヶ崎珠姫:「……まあ、そうだね。利用されていたことについては正直腹立たしい気持ちはあるかな」
茅ヶ崎珠姫:「……ただ、本音を言わせてもらえば」
茅ヶ崎珠姫:「有能な助手がいる生活というのは意外と悪くなかったよ」
城樫景:「……」ストローでジュースをかき混ぜている。気まずい。
君月むつみ:「……そう、かい」
君月むつみ:「では、UGNとして『何でも屋ジーニアス』に正式に依頼をする」
君月むつみ:「事態の収拾に協力願いたい。厚かましいことだがね」
茅ヶ崎珠姫:「報酬次第、と言いたいところだけど」
茅ヶ崎珠姫:「それは助手くんの給料替わりということにしといてあげるよ」
茅ヶ崎珠姫:「どっちにしたって、あたしも当事者だ、下手をすればこの写真の人間たちと同じ道をたどることになる」
ヒトミ:同じ道、と聞いて暗い表情になる。
城樫景:「私は……気が進みませんけど……」ジュースをちびちびと飲む。
君月むつみ:「根拠を聞かせてもらえるかい?」
城樫景:「……わざわざ身分を伏せて潜入していたのは、珠姫ちゃんを巻き込むかたちを避けるためでもあったわけですから」
ヒトミ:「……」
君月むつみ:「景ちゃんの言うことは分かるよ。だが……そうだねぇ」
城樫景:「事件の捜査情報だけ借りさせてもらって、私達だけで動けばよかったんです。……本来なら」
君月むつみ:「そう、本来ならね。だが、もう遠ざけていられる状況じゃなくなった、とあたしは見ている」
城樫景:「むつみ先輩が……そう判断するなら、従いますけど……」
ヒトミ:(……つらい……)
君月むつみ:「従える、従わせる、と言ったつもりはないんだけどねぇ」んはは、と力なく笑い。
君月むつみ:「済まんね、景ちゃん。報告書にはありのままに書いてくれていいから」
茅ヶ崎珠姫:「……悪いけどね、あたしとしてもここで退くわけにはいかないんだ」
城樫景:「むつみ先輩が現着した時点で権限上は上司ですので!」
君月むつみ:よしておくれよぉ、と苦笑いしている。
城樫景:「珠姫ちゃんも、無理しなくていいですからね」頭に手を置く。
茅ヶ崎珠姫:「何でも屋として、受けた依頼はしっかりと解決しないといけない」
茅ヶ崎珠姫:「……何でも屋ジーニアスの矜持の問題でもある、からね」じっと景を見てから手をのけて
ヒトミ:「……元はといえば、私が皆さん全員を巻き込んだようなものです」
ヒトミ:「私が襲われるのは、石の適合者として仕方が無いのかもしれません」
ヒトミ:「それ、でも、こん……な」両手で顔を隠す
ヒトミ:いよいよ泣き顔が隠せなくなってきていた。
ヒトミ:「……こんな事、許せなくて……でも私にはどうしようもなくて……」
城樫景:「えーっ」慌てて戸棚まで行ってハンカチを用意してくる。
茅ヶ崎珠姫:「いいかな、ヒトミ」
ヒトミ:珠姫の方を見る
茅ヶ崎珠姫:「信じられるところまででいい、あたしを信じてくれないかな」
茅ヶ崎珠姫:「あたしはこの事件の犯人に屈しない、依頼の一番重要部分のヒトミを裏切ることはしない」
城樫景:ヒトミの頬をハンカチでぽんぽんと撫でてあげる。
ヒトミ:「……すいません」ハンカチで撫でてくる景に頭を下げて
茅ヶ崎珠姫:「もちろん、ヒトミがあたし達を裏切る、もしくは裏切っているというのならその限りではないけれど」
ヒトミ:「……裏切るつもりは、誰かを騙すような目的は私には無いです……」
茅ヶ崎珠姫:「そうじゃないなら、あたしは絶対にこの事件を終わらせて、ヒトミを自由にさせる」
茅ヶ崎珠姫:「何でも屋ジーニアスっていうのは、そういう存在なんだ」
城樫景:「悲しくなるのはまだ早いですよ。私達もヒトミさんも、本当のところをまだ何も知らないんですから」
城樫景:「本当なら他の誰かが悪いかもしれないのに、ヒトミさんが悲しくなるのは損でしょう?」
君月むつみ:「そうとも。付け加えるなら、仕方がないなんてこともない」
君月むつみ:「襲ってくるのは向こうの都合だ。君はそれに振り回されてしまっているんだ」
君月むつみ:「そんなもの、甘受する必要はないよ。そして」
君月むつみ:「立ち向かう力が足りないと言うのなら、ここにちょうど、三人分ある」
君月むつみ:「だろ?」パチリ。ウィンクして見せる。
茅ヶ崎珠姫:「まあ、そういうこと。だから」
茅ヶ崎珠姫:「少しの間だけでも安心してくつろぎなよ、ずっと逃げてきたんだろう?シャワーもベッドも使えるようにしておくから」
君月むつみ:「アイスもあるからねぇ。ダッツだよダッツ」
ヒトミ:「……ありがとうございます」
ヒトミ:「皆さんの事、信じたい……信じてみようって、思います」
茅ヶ崎珠姫:「ありがとう、その信頼にこたえてみせるよ」
茅ヶ崎珠姫:「……はあ、なんだかあたしもずいぶんお人好しになった気がするな」
ヒトミ:「……あなたの信条と」
ヒトミ:「お二人のレネゲイドは、信用したいって思えるものでした……むつみさんのはハッキリとは見えませんでしたが」
君月むつみ:「えぇ? 参ったなぁ、本心で話してるんだけどなぁ……」またも苦笑い。
ヒトミ:(エフェクトの話なんだけど……この上、まだ何かあるの?)さっきの景からの指摘を思い出して口には出さない。
茅ヶ崎珠姫:「……」
茅ヶ崎珠姫:「改めて、自己紹介をするよ」
茅ヶ崎珠姫:「あたしは茅ヶ崎珠姫、何でも屋ジーニアスだ」
GM:シーン終了。ロイスの取得および購入が可能です。
茅ヶ崎珠姫:シナリオロイス/ヒトミ/庇護〇/猜疑心/ロイス ロイスをP感情に
城樫景:一応ブルーゲイル買っておこうかな?
城樫景:8dx>=20
DoubleCross : (8DX10>=20) → 10[1,2,3,5,7,9,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
城樫景:惜しい惜しい
城樫景:《夢の雫》。
城樫景:城樫景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (83 → 86)
茅ヶ崎珠姫:パネェー
茅ヶ崎珠姫:とりあえず応急手当キットでも狙っておこう
GM:モリモリ買っていく
君月むつみ:後輩がとても・強い
茅ヶ崎珠姫:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 7[5,7]+1 → 8 → 成功
茅ヶ崎珠姫:やるじゃん
GM:ぴったり!
君月むつみ:ヒトミちゃんに ●庇護/観察 、珠姫ちゃんに ●連帯感/悔悟 でロイスを取得しましょう。
ヒトミ:茅ヶ崎珠姫 ☑信頼/恐怖 に
ヒトミ:城樫景 憧憬/☑恥辱
ヒトミ:君月むつみ ☑連帯感/猜疑心
ヒトミ:ダメ元メイド服
ヒトミ:2dx=20
ヒトミ:2dx>=20
DoubleCross : (2DX10>=20) → 7[6,7] → 7 → 失敗
ヒトミ:以上!
君月むつみ:お買い物はクリシー。能力訓練:社会を使用してレッツラゴゥ
君月むつみ:(4+3)dx+4+1>=25
DoubleCross : (7DX10+5>=25) → 10[1,2,3,4,4,6,10]+4[4]+5 → 19 → 失敗
君月むつみ:お。景ちゃーん!
城樫景:やったあ!バディムーヴでまず+3。
君月むつみ:ありがたい!達成値22に財産3点を足してゲットします。
君月むつみ:そして景ちゃんにプレゼント♡
城樫景:大KANSYA
城樫景:これで私は最強だ!
茅ヶ崎珠姫:SUGOI TUYOI
君月むつみ:フルアーマー景ちゃん
GM:すご~
ヒトミ:凄い……
【ミドルフェイズ3】
GM:シーンプレイヤーは相変わらず珠姫ちゃんです。登場は自由。
君月むつみ:君月むつみの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (75 → 85)
茅ヶ崎珠姫:茅ヶ崎珠姫の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (58 → 62)
君月むつみ:ガンガン上がる
茅ヶ崎珠姫:おかしくないか?
城樫景:城樫景の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (86 → 90)
ヒトミ:ヒトミの侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (76 → 83)
GM:一人だけゆっくりお昼寝してたのかな
茅ヶ崎珠姫:すやすや珠姫
ヒトミ:すやぁ
君月むつみ:スヤンヌス
使用技能:〈情報:UGN・噂話・裏社会〉
難易度:7
最大達成値:9点
目標進行値:4/8
財産点使用可能。
特殊ルールとして、支援判定を行い成功した場合、一人の達成値を+3し、最大達成値を10とする。使用技能は≪意志≫とする。
失敗した場合、侵蝕率を1d10上昇させて再判定可能。
GM:まずは継続してこちらの判定をば。
城樫景:判定はさっさとやっちゃおう
茅ヶ崎珠姫:やるぜやるぜ
城樫景:8dx+1>=6 情報:UGN
DoubleCross : (8DX10+1>=6) → 10[4,4,5,6,9,9,10,10]+9[1,9]+1 → 20 → 成功
GM:すご~
城樫景:ピュアソラ・POWER
君月むつみ:やはり神のシンドローム
君月むつみ:引き続きメイン進行していきましょう。情報:UGNにミーミル情報収集チームを添えて。
ヒトミ:支援判定!対象景さんで
君月むつみ:(5+3)dx+2+2>=9
DoubleCross : (8DX10+4>=9) → 10[3,5,5,6,7,8,9,10]+4[4]+4 → 18 → 成功
茅ヶ崎珠姫:5dx+1 情報:裏社会(数値はUGNと同じ)
DoubleCross : (5DX10+1) → 8[4,5,5,5,8]+1 → 9
ヒトミ:7dx>=6 意思
DoubleCross : (7DX10>=6) → 10[2,3,4,6,8,9,10]+8[8] → 18 → 成功
茅ヶ崎珠姫:精巧精巧
城樫景:全員強い!
茅ヶ崎珠姫:成功
君月むつみ:意志も強い!
GM:OK!じゃあ全員成功で+4されて8/8
GM:無事突破しました。
・襲撃者について
ヒトミの知り合いであった襲撃者は、“虚の襲撃者”に残らず殺害されたと思われる。
それはヒトミの襲撃を企図したのではなくむしろ、起こった事象で言えば、彼女に近づく者の排除。
データ的には《陽炎の衣》で物理的な捕捉を困難とし、《失われた隣人》により、自身の認識を失わせる。
さらには――
・被害者について
ジャームとなっている被害者は死の直前、ヒトミと遭遇していたが、
他の者へ接触事故を起こすなど、周囲への警戒が疎かになっていた。
おそらくは、特定の相手に強い執着を持った、あるいは持たされた状態で
その関係性のよすがを喪失し、ジャームに至ったと思われる。
自らへの絆を消し去る事こそ、“虚の襲撃者”を正体不明たらしめる力なのではないか?
GM:【町内 河川敷】
GM:襲撃への警戒は怠らないまま、君たちは目撃者への聞き込みを行っていた。
GM:最後の襲撃者――虚ろの襲撃者についての情報は全く集まらないものの、
GM:そうではない、襲いかかるようになったヒトミの知己についてであれば、
GM:多くの証言を得ることが出来た。
君月むつみ:「……被害者の目撃証言をすり合わせると」
君月むつみ:「露骨に共通点があるねぇ」三人に清涼飲料水のボトルを手渡しながら。
城樫景:「どういう部分でしょうか?」
ヒトミ:「共通点ですか……?」ペットボトルを受け取りながら首を傾げる
君月むつみ:「人や物にぶつかったり、何かに躓いて転んだり。そう言ったシーンが多く目撃されてる」
君月むつみ:「注意散漫のレベルじゃない。まるで、それらが見えていないように思えないかい?」
ヒトミ:「そういえば……私に襲い掛かってきた人たちも」
城樫景:「目撃証言は集まりやすかったですよね。それだけ死の前後で目立った行動が多かったということになります」
ヒトミ:「他にはまるで関心が無いみたいでした」
茅ヶ崎珠姫:「……もしも本当にそれらすべてを失っていたように感じたのであれば」
茅ヶ崎珠姫:「普通の人間はもちろん、オーヴァードにとっても致命的だ」
茅ヶ崎珠姫:「ただ、それがヒトミを襲う為に仕組んだことかどうかというと少々疑問があるね」
ヒトミ:「たしかに、非効率な気がします……悪趣味ですし」
君月むつみ:「そうだねぇ。点と点ではあるが、間に線を引けるかと言うと微妙な所さね」
ヒトミ:「結果的に、そうなってしまったという事でしょうか」
茅ヶ崎珠姫:「そうだね……目的としてなら、どちらかといえばヒトミに近づく者を排除していた、と考えたほうが納得がいく」
君月むつみ:「だとすれば、あたしらにちょっかい出して来た理由も説明がつく、か」
城樫景:「これだけ襲撃に有利な条件があって、ヒトミさんを直接襲っていない理由があるとしたら」
城樫景:「1.襲撃できなかった 2.襲撃するつもりがなかった」
城樫景:「所長の説は2ですけれど、1である場合は、ヒトミさんが無意識に自分を守る力を展開しているということもあり得ますね」
茅ヶ崎珠姫:「ふーむ……」
城樫景:「どうして、ヒトミさんに『だけ』、襲撃者の姿が見えなかったんでしょう?」
ヒトミ:「私の特異性のせいか、私を狙い撃ちにしていたのか……」
茅ヶ崎珠姫:「考えられる理由のひとつとして、ヒトミに自分の存在を知られたくないというのが考えられるかな」
城樫景:「私も……その可能性が高そうな気がします。敵が認識を操作できるのは明らかです」
城樫景:「その上でヒトミさんにだけ見えないのだとすると、意図的に『見せていない』可能性が一番高い」
城樫景:「『見せない』力を他人に適用できるとすると、被害者の死の直前の挙動も説明できそうな気がしませんか?むつみ先輩」
君月むつみ:「ああ……筋は通るように思うね」
城樫景:「被害者がジャーム化しているのは別の能力なんでしょうか?」
茅ヶ崎珠姫:「結局、目的がわからないな、何をするにも遠回りをしすぎているように感じる」
GM:その時、君月むつみの元に通信がある。
君月むつみ:「ふーむ……おや」
君月むつみ:「ちょっとごめんよ、キャッチだ」
君月むつみ:携帯端末を取り出し、相手を確認する。
ヒトミ:(きゃっち……?)首傾げ
GM:鳩山からの定期報告。
君月むつみ:受ける。通話をスピーカーモードに。
鳩山依鈴:《……お疲れさまです。周り大丈夫ですか?》
鳩山依鈴:報告可能な状況下か、の意。
君月むつみ:「大丈夫。イリーガルが二名いるけど、関係者だから」
ヒトミ:「はじめまして、UGNの方。たぶんイリーガルその1です」
茅ヶ崎珠姫:「……あたしは何でも屋ジーニアスの茅ヶ崎珠姫、ここはあたしの事務所だ」
城樫景:「イリーガルってこういう抜け道に使うための制度でもあるんですね」
茅ヶ崎珠姫:「盗聴器やその他の可能性はないと思ってもらって構わない、あればあたしはわかるからね」
鳩山依鈴:《了解。よろしくお願いします……現状の調査報告を》
茅ヶ崎珠姫:〈写真記憶〉、もし事務所にわずかでも違いがあれば、確実に理解できる
鳩山依鈴:《衛星画像の確認でも、襲撃者は確認できませんでした》
鳩山依鈴:《人間への認識欺瞞のみならず、光学的にも認識の外にあるという見方が妥当かと》
城樫景:「レネゲイドサンプルは取れていないんでしょうか?」
鳩山依鈴:《正確に一致するものが見つかっているわけではないけれど、2つ》
鳩山依鈴:《1つは、恐らくは超高侵蝕体……ジャーム特有の出力波形》
鳩山依鈴:《もう1つ。パターンはそこの誰とも一致しない》
鳩山依鈴:《石自体の防衛機序という線は消していいと思う。第三者の可能性大》
城樫景:「ジャームと」
茅ヶ崎珠姫:「なるほどね……その情報は非常に助かる」
城樫景:「それ以外に『誰か』がいるんですね」
君月むつみ:「ヒトミ君はシロ、と言うことだね」
ヒトミ:「よかった……」シロ、と言われて
城樫景:「所長はどう思いますか?ヒトミさんも、心当たりがあればどうぞ言ってください」
ヒトミ:「心当たりはあまり、数少ない知り合った方たちも……ですし」
茅ヶ崎珠姫:「衛星画像でも確認できないほどの隠ぺいが出来るシンドロームとなれば限られてくる、エンジェルハィロゥやオルクスの可能性が高いと思うね」
茅ヶ崎珠姫:「衛星画像をごまかすだけならば、ブラックドッグという線も考えられなくもないけれど……さすがに本体を隠すのは難しい」
茅ヶ崎珠姫:「他のシンドロームは一時的に隠れることは出来ても、あそこまで完璧に痕跡を消すことはできないと思うな」
城樫景:「認識操作は機械まで騙すことはできない。……光学隠密とも複合するなんて、徹底している。隠密特化したエージェントなのかな」
ヒトミ:「ジャームには、特有の欲望でレネゲイドを操作する力があります。 その類かもしれません」
城樫景:「……確かに、そうか」
城樫景:「ある種のジャームは欲望に合わせて自分のレネゲイド自体を変質させることがあるから……」
ヒトミ:「既存シンドロームの力を高めているなら……かなり悪質な相手です」
城樫景:「……FHの工作員だとも断言できない」
鳩山依鈴:《たとえ複数のシンドローム分類説明が為されていても》
鳩山依鈴:《能力としては一つに集約されてる。“認識を切り離す”能力》
城樫景:「私達が集めた情報とも一致します。被害者は死の直前、『周囲が見えない』かのような行動を取っていたみたいです」
鳩山依鈴:《窒息死だって言ったわね。死因》
君月むつみ:「ああ、全員がね」
茅ヶ崎珠姫:「……そうか、呼吸するという認識が切り離されれば……」
鳩山依鈴:《ええ。犯人の攻撃だとすれば、人体から、空気の認識を失わせている》
城樫景:「……そんなことが……!」
城樫景:「……できるんですか?無敵の能力なのでは……」
ヒトミ:「概念操作……」
君月むつみ:(思った以上にヤバいな……)
茅ヶ崎珠姫:「つけいる隙はあるはずだ、本当に万能なら、あたし達は既に死んでいなきゃおかしい」
ヒトミ:「何かルールがあるのかもしれません、無法なのだったら……それこそ皆さんから私を見えなくすれば終わりですし……」
城樫景:「そこまでして、ヒトミさんを『襲わない』?」
ヒトミ:「……不気味です……」
ヒトミ:襲わない、と言われて
茅ヶ崎珠姫:「何か相当な執着を持っているのかもしれない、理由はわからないけどね」
君月むつみ:「そこまで行くと、襲う理由がなかった、と考える方がしっくりくるねぇ」
城樫景:「……むつみ先輩。推測されている限りの能力だと、先輩にだけ戦闘負担をかけるのは危険な気がします」
城樫景:「マニュアル通りなら現地か日本支部に増援要請を行うべきですけど……」
君月むつみ:「確かにね。……マダム、まだこっちには来られない?」
城樫景:(……けれど、事態はそう単純じゃない。“賢者の石”が関わっているし、日本支部はできるだけ他に知られないよう確保したいはず)
城樫景:清涼飲料水を一口だけ飲む。
茅ヶ崎珠姫:「ジャーム特有の独自の思考回路が存在しているのかもしれないな、そのきっかけがわかるまで、下手に人数を増やすのは得策ではないかもしれない」
ヒトミ:「私に執着するような思考回路……」思い出そうと頭を押さえてみるが何も浮かぶはずもなく
鳩山依鈴:《ええ。ただ》
鳩山依鈴:《支援はできます》
GM:NPCカードが使用可能。
『NPCカード:座標連絡』
シナリオ1回、いずれかの効果を使用可能。
・判定直後に使用、判定のダイス1つを10にする。同様の効果と重複使用可能。
・ダメージロールのダイスを+5d10。
茅ヶ崎珠姫:つよい
君月むつみ:トンデモナイゼ
茅ヶ崎珠姫:「ヒトミが考えてもわからない可能性もある、認識できない能力ということ、ヒトミにかたくなに存在を知られまいとしていることから考えると」
茅ヶ崎珠姫:「ヒトミの記憶を操作している可能性さえあるからね」
城樫景:「……!そうだ!どうして思い当たらなかったんだろう。確かに……認識や記憶を操作する能力者なら」
城樫景:「ヒトミさんの記憶がないことだって、そもそもの原因がこの襲撃者にあるのかも!」
ヒトミ:「……!」はっとして
ヒトミ:「私の記憶が無い原因かもしれない……俄然、追わなくては」
鳩山依鈴:《……襲撃者に、関わりを持とうとする行動を取るべきだと思います》
鳩山依鈴:《こちらから、能動的に》
鳩山依鈴:《認識を塗り固めてしまえば、向こうの改竄の余地を減らせる》
鳩山依鈴:《……なんて》
鳩山依鈴:《専門家の前で言うの恥ずかしいけどな》
城樫景:「知っていることは、知らないことより騙しにくい……か」
ヒトミ:(専門家……?)
GM:“虚の襲撃者”にロイスを持っている対象は、遭遇時、〈知覚〉判定で正体の特定が可能です。
GM:難易度は不定――正確には、判定直後に決定。
GM:成功した場合、成功したキャラクターは相手を認識できる。
GM:成功していない相手に対しては、それは隠密状態にあると扱われます。
城樫景:「敵に近づくことが私達の安全を確保することになる。けれど敵と積極的に交戦したくもない」
城樫景:「難しいですね」
君月むつみ:「……敵は、ヒトミ君への襲撃者を、その認識を操作して排除している節がある」
君月むつみ:「あたしらがちょっかい掛けられたことを考えると、襲撃者かどうかは問題ではないと言うことになるね」
城樫景:「……」その場に座って考えている。
君月むつみ:「つまり、ヒトミ君の傍にいれば敵の攻撃対象になる。差し当たり」
茅ヶ崎珠姫:「……相手を強く認識する、それが結果あたし達を守る事にもつながる」
茅ヶ崎珠姫:「ヒトミも改めて意識しておいたほうがいい」
君月むつみ:「うん。そして、あたしら三人はヒトミ君から離れないこと」
城樫景:「……襲われた時」
ヒトミ:「離れない……よろしくお願いします」ぺこりと頭を下げる
城樫景:「襲撃者に攻撃は効いたんですよね」
城樫景:「何か言っていましたか?」
GM:記憶にない。
君月むつみ:首を横に振る。
茅ヶ崎珠姫:「……だめだな、何かを言っていたかもしれない、という感覚はある」
城樫景:「一言だけでも引っかかりがあればいいんですけどね。『くそっ』でも『アハハハ』でも」
茅ヶ崎珠姫:「やはりそういうところはわかっているらしいね、念入りに操作されているみたいだ」
城樫景:「人格の手がかりさえあれば、見当外れでも――憎んだり、同情したりできるのに」
城樫景:「これはすごく難問ですよ」
ヒトミ:「……そうですね、どんな感情を向けてきているのか」
茅ヶ崎珠姫:「しかしそれでも、襲ってきたこと自体の認識をなくしていない……ここにはやはり何かの意図があるとは思う」
ヒトミ:「そもそもソレがわからない、繋がりが無い、絆がない」
城樫景:「『全ての正体が不明な相手』に、どうやって関心を持ち続ければいいのか?」
城樫景:「ヒトミさん。……この敵のことが、嫌いですか?」
ヒトミ:「……分かりません、残酷な相手だとは思っていますが」
ヒトミ:「もしかしたら、何かから私を守ろうとしているのかも、もしくは私に何かあるのかも……推測が先に立って、感情の邪魔をしてしまって」
城樫景:「じゃあ、好きなんですね?」
ヒトミ:「好きでは……無いです、正面切ったら間違いなく殺しに行ってしまうと思います」さっきまでの満身創痍の時なら特に
城樫景:「いいですか。これは死活問題です。どちらかに決める必要があります」
茅ヶ崎珠姫:「そうかな、今の段階なら、あたしはもっとシンプルでいいと思う」
城樫景:「……考えがあるってことですね。所長」
茅ヶ崎珠姫:「相手の事を知りたいと思えばいいんだよ、強くね」
ヒトミ:「知りたいと思う! それなら得意です」
城樫景:「ヒトミさんは……興味深い、で動けるタイプなんですね。それならよかった」
君月むつみ:「興味。追求。解明。感情の形はいろいろだけども」
君月むつみ:「ひっくるめて『執着』と言った所かな」
ヒトミ:「あまりに自分の事を知らなすぎるので……」興味深いで動ける、という言葉に
城樫景:「女の子に付きまとって死人が出るような嫌がらせをしてくる、最低なストーカー犯罪者なのか」
城樫景:「それとも悲しい事情で生き別れた実の兄弟で、ヒトミさんを守ろうとしているのか」
茅ヶ崎珠姫:「まず相手を強く知りたいと思う、ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、どちらでも……どちらも持ってもいいと思う」
ヒトミ:「なるほど……お二人とも、ありがとうございます」お辞儀
茅ヶ崎珠姫:「知ったあとどうするかはおのずと答えが出るはずだよ」
城樫景:「……ヒトミさんのためには、まず人物像を作る必要があると思っていました。そういうことはなしに、ちゃんと興味を持ち続けられますか?」
城樫景:「姿形も、声も身長もわからないような相手ですよ」少し笑う。
ヒトミ:「今の話で必要性は理解しました、頑張ってみます」
???:姿形は分かる。
???:そこに姿がある。女性だ。白衣を着て研究者然とした、二つ結びの髪を下ろした眼鏡の女性。
城樫景:ヒトミの手を握ろうとしたが、「……」
君月むつみ:「………」
城樫景:バッ
茅ヶ崎珠姫:「……」
君月むつみ:「景ちゃん、珠姫ちゃん」
ヒトミ:「……?」
城樫景:その場を離れる。電子メモを取り出す。
城樫景:「女性」
君月むつみ:「白衣」
茅ヶ崎珠姫:「二つ結びにメガネ」
城樫景:全て、自分の見ている特徴と一致する。電子メモに殴り書きする。
城樫景:「ヒトミさん!」
ヒトミ:(____)表情が凍りつく
城樫景:「この特徴を記憶してください!
ヒトミ:「は、はい!」
???:それが、手を翳して。空間を握るような動き。
???:視線の先にいるべきではない。
ヒトミ:「"いる"のですね……!」シャワー上がりで緩めていた服のベルトを締めなおして、無意味とわかりつつも警戒
茅ヶ崎珠姫:「……まずい」
君月むつみ:「三人とも」
君月むつみ:「離れよう」
君月むつみ:言葉が途切れ途切れになる。
君月むつみ:何かが入り込んで、思考を阻害しているような。
城樫景:「裏口へ」
???:掌握されれば、呼吸を行うことが困難になる。君たち3人だけが。
GM:ヒトミにとっては、何も起きていない。
君月むつみ:「は、や、く、」
ヒトミ:「分かりました……皆さん!?」すぐに従おうとして、挙動がおかしい3人を見て
城樫景:「ヒトミさんには……ああ、言いましたけど」
ヒトミ:「くっ……」脳裏に、今まで襲い掛かってきた知り合いたちの顔が浮かぶ
茅ヶ崎珠姫:「……チッ……」
GM:条件を満たしていれば、知覚判定が可能です。
城樫景:「わ、私にとっては……決まってますよ」
城樫景:「あなたは最低のストーカーです」
君月むつみ:景ちゃんの強い言葉に足を止める。振り返る。現れた襲撃者の姿を見る。
君月むつみ:口がぱくぱくと開く。声が声にならない。呼吸が出来ていない。
君月むつみ:……これはチャンスだ。強力な認識欺瞞能力を持った敵を捕捉するチャンス。
ヒトミ:逃げるのが一番だ、しかし……
城樫景:奥歯を噛む。確実に、この敵が原因で死んだ人間が何人もいて、しかもヒトミの精神を追い詰めるような手口で付きまとい続けている。
君月むつみ:しかし。唇は確かに形作る。
城樫景:どんな事情があろうと、邪悪な存在だ。何よりも……
茅ヶ崎珠姫:「……あたしが、やるべきことは、ひとつだ」
城樫景:(私に――“ジラルナ”に、認知の領域で勝負するなんて)
城樫景:(許せない)
君月むつみ:「お」「ぼ」「え」「た」
君月むつみ:……と。
城樫景:敵/“虚の襲撃者”/執着/憤懣:○/ロイス
ヒトミ:虚の襲撃者 興味/☑驚異 でロイスを取得
君月むつみ:襲撃者さんに 解明/●脅威 でロイスを取得します。
茅ヶ崎珠姫:“虚の襲撃者”/執着〇/不快感/ロイス
ヒトミ:知覚判定して大丈夫でしょうか?
GM:いえ。イベントが発生します。
???:Eロイス『砕け散る絆』。
???:城樫景の“虚の襲撃者”へのロイスを、昇華済みのタイタスへ。
城樫景:狙ってきた!
茅ヶ崎珠姫:やってきた
???:Eロイス『尽きせぬ力』。『砕け散る絆』を回復。
???:Eロイス『砕け散る絆』を再使用。
???:ヒトミの虚の襲撃者へのロイスを、昇華済みのタイタスへ。
???:Eロイス『尽きせぬ力』2つ目。『砕け散る絆』を回復。Eロイス『砕け散る絆』を再使用。
???:君月むつみの襲撃者さんへのロイスを、昇華済みのタイタスへ。
???:Eロイス『尽きせぬ力』3つ目。『砕け散る絆』を回復し再使用。
???:茅ヶ崎珠姫の“虚の襲撃者”へのロイスを、昇華済みのタイタスへ。
GM:――認知を確実に行ったはずだ。
GM:だが。
???:目の前の襲撃者の特徴を思い出せない。
GM:ヒトミにとっては、何も変わらない。
ヒトミ:(感情を、関心を強く持つ……)さっきの景の言葉を思い出しながら、知覚を研ぎ澄ますが
君月むつみ:「………」認識した、はずなのに。呼吸が戻らない。
GM:認識の破壊なのか。それが何であるかを思い出せなくなる。
茅ヶ崎珠姫:「……ッ……!!」消えていく、忘れる、オーヴァードに目覚め久しく忘れていた
GM:倒すべき敵であることは違えていない。だが、敵は何だったか。
城樫景:「……ッ!!」ザク!!
城樫景:ボールペンで自分の手の甲を刺す。
城樫景:(……駄目だ!)
GM:痛みがある。幻覚ではない。
城樫景:(この程度じゃ全然抵抗できていない……!さっきまで把握できていたはずなのに!)
鳩山依鈴:《……反応消失。何が……?》通信機からも、困惑の声。
鳩山依鈴:《状況は終わってないのよね?》
ヒトミ:(ダメ、全然見えない……)
茅ヶ崎珠姫:「……チッ……なんてザマだ、偉そうに言っておいて……!!」
城樫景:「逃げます!」
ヒトミ:「いえ、"来た"みたいです」通信機に返して
ヒトミ:「どちらですか景さん、指を!」
ヒトミ:(こうなったらいる方向に攻撃を……!)
城樫景:「もう分かりません!ただ、確かなことがあります……!」
城樫景:「このままだと、逃げなければいけないということすら分からなくなる!」
城樫景:ヒトミの手を取る。最悪の場合、他二人は見捨てなければいけない。そういう優先順位だ。
城樫景:「所長も、むつみ先輩も……早く!」
君月むつみ:体をひきずるように起こす。無理矢理に足を動かす。
ヒトミ:「っ……」(そうか、そうなるんだ……!!)
茅ヶ崎珠姫:「……景の言う通りだね……一旦ばらけよう」
GM:息苦しさはある。だが、脚はまだ動く。
君月むつみ:行け、と。二人にサインを送る。
ヒトミ:咄嗟に、手を握り返して駆け出す
城樫景:躊躇はしない。そのまま裏口から駆け出す。
君月むつみ:(あとは……)
君月むつみ:(珠姫ちゃんを……)
茅ヶ崎珠姫:「……はあ、かふ……ッ」
君月むつみ:抱え上げる。ひどく眩暈がする。
茅ヶ崎珠姫:「……ッ!」
茅ヶ崎珠姫:「無理、するな……あたしは、平気だ……ッ」
君月むつみ:離さない。一刻を争う。
君月むつみ:そのまま、裏口に向かって倒れ込むように飛び出して。
君月むつみ:僅かに戻った呼吸で吸い込んだ息で。
君月むつみ:「走って!」
茅ヶ崎珠姫:「……こほっこほ……チッ、助かったよ、ありがとう」
茅ヶ崎珠姫:「あんたも無事に、逃げ切りなよ……ッ」走る
君月むつみ:「……がはっ! ごほっ!」
君月むつみ:「ああ、くそ。息が出来るって素晴らしいな!」
君月むつみ:景ちゃんとヒトミ君が逃げた方向。珠姫ちゃんが走り去った方向。ならば。
君月むつみ:(とにかく、離れないと……!)
君月むつみ:「マダム! 敵の攻撃を受けた!」
君月むつみ:「一旦散るから、また後で……ごほっ!」
鳩山依鈴:無数の銃弾が飛来する。あるいは数発は君をかすめるが。
鳩山依鈴:たかが銃弾の攻撃ならマシだ。
鳩山依鈴:より危険なものの接近の牽制になる。
君月むつみ:(マダムか。一瞬でも時間を稼いでくれれば……!)
君月むつみ:「助かる。道すがら状況を共有しよう……っ!」
君月むつみ:かすれた声を張り上げながら、覚束ない足取りで駆け出した。
GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
GM:なお、虚の襲撃者に対しては
城樫景:アイテム欲しい人います?
GM:別感情でのロイス取得も可能ではありますが
GM:危険度が高く、非推奨です。
茅ヶ崎珠姫:君月むつみ/誠意〇/悔悟/ロイス
城樫景:標的/ヒトミ/庇護:○/警戒/ロイス P感情に。
君月むつみ:アワワワ
君月むつみ:ロイスはフル装填済みなので、お買い物だけ。
君月むつみ:ヒトミちゃんがメイド服を欲しがってましたね
ヒトミ:一応RC型なのです私
城樫景:他の3人のチャレンジを見てから動いてもいいか
君月むつみ:狙ってみましょう。能力訓練:社会を使用してレッツラゴゥ
城樫景:私はもう必要なアイテムないから、他の人に合わせていい
君月むつみ:(5+3)dx+4+1>=20
DoubleCross : (8DX10+5>=20) → 10[2,2,3,3,5,6,10,10]+10[6,10]+1[1]+5 → 26 → 成功
城樫景:やるなあ
君月むつみ:フハハーッ!プレゼント!
茅ヶ崎珠姫:すごい
ヒトミ:すげぇ! いただきます
君月むつみ:社会の力だ オルクスむつみ
茅ヶ崎珠姫:別に欲しいものもないかな・・・
茅ヶ崎珠姫:一応ブルーゲイルでも狙ってみるか
ヒトミ:装備しました、まあ衣装はこのままですが
茅ヶ崎珠姫:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 10[2,7,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗
茅ヶ崎珠姫:なっ
GM:みんなヤバいな……
茅ヶ崎珠姫:財産使って買っちゃう
ヒトミ:私もダメ元ブルーゲイルしてみましょう
ヒトミ:3dx+1>=20
DoubleCross : (3DX10+1>=20) → 10[3,10,10]+5[4,5]+1 → 16 → 失敗
ヒトミ:んんんん?
城樫景:バディムーヴ。
城樫景:消費1で買えますよ。
ヒトミ:財産点全部使えば成功ですが、何残ってるか分からないので
ヒトミ:と、なんと
GM:なんでみんな跳ね回ってるの
ヒトミ:では1点消費で獲得
ヒトミ:君月さんに渡したいけど、いります?
城樫景:みんな成功したから何買えばいいか分からなくなっちゃった
ヒトミ:あ、違うもう自前があるわ
ヒトミ:自分で持っていきましょう
君月むつみ:いや、あたしはブルゲまだ持ってないですね
君月むつみ:景ちゃんに代理購入をお願いしようと思ってた所です
城樫景:なんと
ヒトミ:なるほど
ヒトミ:じゃあ渡します
城樫景:そんなに頼られたら私が頑張らないとね!
城樫景:8dx>=20
DoubleCross : (8DX10>=20) → 10[1,2,2,4,7,7,9,10]+5[5] → 15 → 失敗
城樫景:ウムー
城樫景:半端に高いから《夢の雫》を使いたくないな……w
君月むつみ:ふむむ
城樫景:でも使います。《夢の雫》。
城樫景:城樫景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (90 → 93)
君月むつみ:何て頼れる後輩なんだ……
城樫景:あげちゃうよ
君月むつみ:嬉しいよぉ。大事にしまっておかないと