『職員室活動日誌Part.27』(GM:DT)


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ハセル・セネヴ( )
キャラシート(PL:馴染)

誓願寺(せいがんじ)レア
キャラシート(PL:DT)


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交流
アフタートーク


交流

ハセル・セネヴ:■職員室オフィス ハセル・セネヴの私室
ハセル・セネヴ:物の少ない部屋である。
ハセル・セネヴ:さしてまとまりのない部屋で、ハセル・セネヴは今日もソファで船を漕いでいた。
ハセル・セネヴ:時計はないが、時刻は正午も近い頃合いで、引かれたカーテンの向こう、差してくる太陽の光は明るい。
ハセル・セネヴ:日光嫌いであり夜型体質の彼だが、たとえば早い時間に、顔を出さないと後で叱られる会議などがある場合は
ハセル・セネヴ:どうにか顔だけ出して、それらしいことを口走り、あとは昼までこうしてうとうと休むのが恒例となっていた。
GM:カーテンを締め切った部屋に、チラチラと光が差す。
GM:何かが部屋の中で動いた拍子に、光が入り込んでいる。
ハセル・セネヴ:「んー……」 わずかに身じろぎ
誓願寺レア:「あ、起こしちゃった?」傍らに、一人の少女が立っていた。
誓願寺レア:「おはよう、先生」
ハセル・セネヴ:「んん……」 声を漏らしながら、ゆっくりと目を開く。おのず、声の方を向いて
ハセル・セネヴ:緩慢に開いた赤い眼がレアの顔を捉える 「……ああ……」
ハセル・セネヴ:「おはよう……レア」 僅かにずれた、しかしかけたままだったメガネの位置を直す
誓願寺レア:「UNICONNEユニコーン送ったのに。反応なかったから」
ハセル・セネヴ:「おや……そうだったんだ。それはごめん」
ハセル・セネヴ:「着信切ってたっけ。いや……ユニコーンは切らないようにしてるはずだから、確認をサボってただけかな」
ハセル・セネヴ:「あるいは僕が寝ていたか」 つい先ほどまで眠っていた割りには、今はもう少しも眠そうには見えない。相変わらず覇気はないが、乱れなく整った顔つきである
誓願寺レア:「平気? まだ寝てたい?」
ハセル・セネヴ:「うーん、いくらでも寝ていたい、という気持ちもなくはないけど……」
ハセル・セネヴ:「今はいいかな。レアも来てるしね」
誓願寺レア:「うん。仕事の方は済ませておいたよ」星室庁の会計業務の一部を、ハセル・セネヴが請け負う、という割り振りを(勝手に)取り付けている。
誓願寺レア:事実上は誓願寺レアがさらに代行する形になっているが、星室庁の仕事をしている、という面目が立つ。
ハセル・セネヴ:「うん……いつもありがとう。後で見ておくね」 業務ロンダリングには遠慮なく甘えつつ、確認を挟むということで最低限の建付けは守っているのだ
ハセル・セネヴ:「今日はどんな用事? 僕の方は、見ての通り空いているから、何でもできるけど」
誓願寺レア:「うん、今日は先生について、体験したくて」
ハセル・セネヴ:「体験」
ハセル・セネヴ:「僕について」
ハセル・セネヴ:口にして、ふむ? と小首を傾げる
誓願寺レア:「先生は吸血鬼でしょう?」
誓願寺レア:「伝承が正しいのか、一つづつ確認したい」
ハセル・セネヴ:「なるほど……」 ソファに座ったまま居住まいを正す
ハセル・セネヴ:「そういうことなら、うん。聞かれれば答えるよ。気になるなら実践してみても構わない」
ハセル・セネヴ:「とどめを刺す方法以外ならね」
ハセル・セネヴ:手を尖らせて、自分の左胸の辺りを突きつつ
誓願寺レア:「うん。それは最後にしないとだもんね」
ハセル・セネヴ:「最期も穏やかにしてほしいけどなぁ」
誓願寺レア:「……冗談だよ?」首を傾げる。
ハセル・セネヴ:「うん、安心した。……じゃあ、何を確かめようか?」
誓願寺レア:「うん……」傍らに置かれていたクーラーボックスを取り出す。
誓願寺レア:「お昼ご飯を作ろう」
ハセル・セネヴ:「おお」
誓願寺レア:「先生は餃子って料理を知ってる?」
誓願寺レア:「饺子jiǎozi
ハセル・セネヴ:「中国の料理っぽいかな。形は……思い浮かばない」
誓願寺レア:「うん。これのいいところはね」
誓願寺レア:「一緒に作れるところ」ボウルに入ったタネを取り出す。
ハセル・セネヴ:「おお……」
ハセル・セネヴ:ボウルを見る 「肉団子? ……あ、いや」
ハセル・セネヴ:「思い出してきたな。何かこう、これを……包むものがあったはず」
誓願寺レア:「正解」
誓願寺レア:「これを小麦粉の皮で包んで焼くのが餃子」
ハセル・セネヴ:「うん、うん。パイみたいだけど、大きいのを切り分けるんじゃなくて、最初から小さく作るんだったね」
ハセル・セネヴ:「で、それが中身か。……良いね。なんだか面白そうだ」
誓願寺レア:「でしょう?」いそいそとエプロンをつけている。「一緒にやろう」


ハセル・セネヴ:「分かった。場所は……ここで良いのかな」 テーブルの上は物が少なく、適当に整理すればスペースには困ることはなさそうだ
誓願寺レア:「うん。じゃあ私がお手本作るから――」


誓願寺レア:そうして、包んだものを焼いたものがこちらになります。
誓願寺レア:「うん。じゃあ食べよう」
ハセル・セネヴ:包む時の手の動きを空で復習しつつ
誓願寺レア:エプロンはつけたまま。「いただきます」
ハセル・セネヴ:レアに合わせる 「おっと、いただきます」
ハセル・セネヴ:「こういうのは熱い内に食べなきゃあね……」
誓願寺レア:「うん……先生は熱いのは平気?」
ハセル・セネヴ:「あんまり熱すぎるのはだめだね。あと、辛かったりすると更にだめだけど……」
誓願寺レア:「あ……もし一口食べてダメならすぐに言ってね?」
ハセル・セネヴ:「今回は僕と、レアで作ったから。早く食べたい気持ちの方が強いよ」
誓願寺レア:「味は大丈夫だと思うけど……確認があるから」
ハセル・セネヴ:「ん? うん……」 言いつつ、箸できちんと餃子を挟み取り
ハセル・セネヴ:もぐ、と食べる
誓願寺レア:タネはひき肉とニラ。キャベツ。それに加えて……
誓願寺レア:ニンニクが入っている。
ハセル・セネヴ:普段とさして変わらぬ、平坦な表情で噛み締め
ハセル・セネヴ:飲み込む 「……少し……香辛料が独特かな?」
誓願寺レア:「おお」
誓願寺レア:「平気なんだ」
ハセル・セネヴ:「そうだね。ダメってことはない」
ハセル・セネヴ:「美味しいよ、レア」
誓願寺レア:「うん……」
誓願寺レア:「うん。よかった」
ハセル・セネヴ:残りの一口を食べつつ 「この感じだと、ニンニクを試した感じかな……確かにあんまり頻繁には食べないけど」
誓願寺レア:「うん。吸血鬼はにんにくが苦手。定番のやつだね」
ハセル・セネヴ:「香辛料、って感じだね。うん、クセはあるけど面白い……」
誓願寺レア:「うん。やっぱり伝承が全部正解じゃないんだ」
誓願寺レア:「勉強になった」
ハセル・セネヴ:「ニンニクに限らず、香りの強いもの全般、魔除けになると信じられる傾向はある」
ハセル・セネヴ:「で、まあ僕も、あんまり匂いがキツいものは苦手だけど、それは多分レアも、他のみんなも同じくらいだと思うかな」
ハセル・セネヴ:「そしてこの饺子jiǎoziは美味しい」 2つ目ももぐもぐと食べる
誓願寺レア:「そうなんだ。じゃあ……」
誓願寺レア:「吸ってもらう時も、食べ物気にしなくて大丈夫?」
ハセル・セネヴ:「……」 まばたきして
ハセル・セネヴ:「……まあ、多分……特に問題はない、はず」
ハセル・セネヴ:「かな?」 首を傾げて 「あまり考えていなかったな……」
誓願寺レア:「あ、でも嫌いな食べ物だと困るのかな」
誓願寺レア:「先生は嫌いな食べ物ある?」
ハセル・セネヴ:「え? ええと……辛いものの中でも、ピリピリするもの……って言えば分かるかな」
誓願寺レア:「……わさび?」
ハセル・セネヴ:「かな? あと、まさに中華系の唐辛子で、普通に辛いのとは違って、痺れるような感じのが……」
ハセル・セネヴ:少し考え 「……レア。その」
誓願寺レア:「うん?」
ハセル・セネヴ:「『吸ってもらう時』?」
誓願寺レア:「?うん」
ハセル・セネヴ:レアと、自分の口元を指して 「吸うっていうのは……そういう?」
誓願寺レア:「うん。だって……」
誓願寺レア:「その検証は、まだ終わってないでしょう?」
ハセル・セネヴ:もう一度僅かにまばたきして 「……それは」
誓願寺レア:「継続したら、創り変えれるのか」
誓願寺レア:「まだ体験してないよ」
ハセル・セネヴ:「……」 さらにまばたきをする
ハセル・セネヴ:「そこを?」
誓願寺レア:「うん。そこも」
ハセル・セネヴ:「そこもか……」
誓願寺レア:「私は、色々見て、聞いて、知りたい」
誓願寺レア:「特に……なんだか」
誓願寺レア:「うん。先生には、どうしてか。特にそう思うみたい」
ハセル・セネヴ:「……」 少しだけ、考える。様々な思いがあった
ハセル・セネヴ:そもそも恒常的に血を吸う、ということは、実際の所したことがない。それをした時にどうなるのか。吸血鬼としての体質。自らをオーヴァードと解釈した場合の、吸血衝動。自分と彼女の、健康面の問題。
ハセル・セネヴ:だが、結局
ハセル・セネヴ:「……うん、分かった」
ハセル・セネヴ:「だったらそれもやってみよう」
ハセル・セネヴ:「レア生徒が気になるなら、答えなきゃね」
誓願寺レア:「うん、教えてくれる、先生?」
ハセル・セネヴ:「多分、君に教わることにもなると思うから……」
ハセル・セネヴ:「一緒に知っていこう」


GM:判定項目についてですが 「4.楽しく会話する <交渉> 難易度9」 これが一番近いかな?という感じです
GM:合計達成値が20以上なら、両者は相手に対する『絆ポイント』を1点獲得します
ハセル・セネヴ:見せつける 交渉ぶりを
ハセル・セネヴ:4dx+1=>9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[2,2,6,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功

ハセル・セネヴ:ワ……
誓願寺レア:先生……♡
誓願寺レア:《バタフライエフェクト》を使って判定しちゃお
誓願寺レア:2dx+5>=9
DoubleCross : (2DX10+5>=9) → 6[4,6]+5 → 11 → 成功

GM:合計達成値が36となり お互い絆ポイントを1点獲得しました
誓願寺レア:やった~
ハセル・セネヴ:やったぜ


アフタートーク

レア

おはよう、先生

  

今日は朝に会議だったよね

  

そろそろ終わってる? 手伝い行くね

  

……先生?

  

行って先にやっておくね


レア

今日はありがとう、先生

  

2つも確かめられてよかった

朝のぶん、今見たよ ありがとう

お昼ごはんもおいしかった

レア

よかった

  

がんばって作ったからよかった

  

先生も

  

先生も作ったから つつんだ

そうだね

あまり料理はしないけど 一緒にできて楽しかったよ

2つ?

レア

うん

  

今のところ……不調は何もないけど

  

ポカポカはする……継続して実証したいところ

ああ

寝てる間に何か試されたのかと思った

レア

あっ

  

なるほど

それこそ 不調が出たらすぐ

レア

うん。ちゃんと言うよ

  

他にも 色々確認したいから

  

またね

  

あと

  

実証は関係ないけど

  

作ってほしい料理があったら言ってね

  

勉強して覚えるよ

思いついたらレアに言うようにする

レア

👍


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

二次創作ステージ『オーヴァード・ノヴァ』については
まとめwikiを参照下さい。
OveredNOVA

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