【ミドルフェイズ1】
GM:合流シーンになります 合流できない人もいるけど
GM:登場をお願いします。
明六坂充理:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 9[9]+39 → 48
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (35 → 43)
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (37 → 45)
槙野景:槙野景の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (35 → 45)
槙野景:槙野景の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (45 → 47)
槙野景:45です!
GM:おそろい姉妹だ
GM:先に情報収集をしてもらうよ~
■情報項目
誘拐された人物について〈情報:UGN〉6
犯人について〈情報:UGN〉〈情報:裏社会〉6 12でボーナス
“障のティドグリド”〈知識:レネゲイド〉〈情報:裏社会〉6
GM:この3つです
詩雲終:もったいぶることもない。“障のティドグリド”を<知識:レネゲイド>で振りますよ
詩雲終:5dx+2=>6
DoubleCross : (5DX10+2>=6) → 10[2,5,8,10,10]+5[3,5]+2 → 17 → 成功
槙野景:私は犯人についてにしようかな。姉さんは後から支援してあげよう。
詩雲終:味までわかる
GM:まずいです
詩雲終:味見は止めておこう
槙野舞衣子:じゃあ誘拐された人物について調べます
槙野景:6dx+1>=6
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 9[2,3,4,5,8,9]+1 → 10 → 成功
槙野舞衣子:4DX+2>=6 情報UGN コネ使用
DoubleCross : (4DX10+2>=6) → 5[3,4,5,5]+2 → 7 → 成功
槙野景:支援する必要もなかった!姉さんすごーい
槙野舞衣子:敏腕美人姉妹
GM:犯人については12でボーナス対象ですが
GM:いかがいたしましょう
槙野景:お金1しかないや
槙野舞衣子:自分にはバディムーブできない 唯一の弱点
槙野景:でも《夢の雫》使っちゃおうかな 侵蝕やすいし
槙野景:槙野景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (45 → 48)
GM:OK!では全部成功ですね。開示します。
槙野舞衣子:こ……これが神の力なのか
詩雲終:妹の雫を妹自身が
明六坂充理:凄い強いんだよな夢の雫
■誘拐された人物について
以下の2名。
・イリーガル“ネックザッパー”明六坂充理:
キャラシート
・チルドレン“フレール・ジャクリーヌ”高橋真沙緒:
岳舎町支部に転属予定のチルドレン。主任務は“ネックザッパー”の監視観察。
対標的訓練では優秀な成績を残すが、対人戦闘では非常に怯懦なようで戦績皆無。
フリーランスのレネゲイド兵器メカニックをしている姉、美沙緒がいる。
■犯人について
ギルドのオーヴァード犯罪者集団“バッド・サマリアン”の仕業と思われる。
大規模戦闘後の混乱地に赴き、火事場泥棒的にレネゲイドアイテムを強奪する組織。
神城の遺産保管庫を襲撃した折、チルドレン1名とイリーガル1名を誘拐。
現在は町内の忍者屋敷に拠点を構えている。
次のシーンで突入が可能。
※ボーナス達成時は、裏口から侵入が可能。
■“障のティドグリド”
神城の遺産保管庫にあるものの中で最も強力な遺産。
アーサー王の13の宝物の1つ、あるいはそのレプリカ。
砥石状の遺産であり、勇士の武器を研げば敵に血を流させる力を与え、臆病者のそれを研げば鈍らにするという。
現在は襲撃者に他の雑多な遺産ともども奪われている。
GM:情報開示は以上。
GM:【岳舎町 街道】
GM:誘拐された2人の、大まかな位置情報は割れている。
GM:GPSが確立されたままだ。それを辿り、近くまではたどり着ける。
槙野景:「"バッド・サマリアン"。あんまり防諜がしっかりした組織じゃないみたいですね」
槙野景:「火事場泥棒ってとにかく速さが命ですから、そういうチェックは後回しにしてるだけかもしれないですけど」
槙野景:スマホの画面を見ながら歩いている。
槙野舞衣子:「こういうことばっかりしてるとこなの?」
槙野景:「そう……ですけれど、それにしたって何十回もみたいな規模じゃないですよ」
槙野舞衣子:「それじゃあ、いいとこチンピラって感じなのかしら」
槙野舞衣子:「マスターエージェントとか出てこられても困るから、助かるけど」
槙野景:「あはは。そういうのが相手なら、敵だと思われないよう頑張らないといけないですね」
槙野景:「ただ、相手がギルドだということは――捕まってる二人は、もうUGNの名前を出しちゃってるんでしょうか?」
槙野舞衣子:「どうかしらねー」こちらもスマートフォンを取り出して
槙野舞衣子:「“フレール・ジャクリーヌ”高橋真沙緒はチルドレンだから、多少の尋問くらいなら大丈夫でしょうけど」
槙野舞衣子:「“ネックザッパー”明六坂充理のほうは、オーヴァードになったばかりのイリーガルみたいだし、ちょっと怖いかも」
槙野景:「かわいい子ですね?」ちょっと背伸びをして横から覗き込む。
槙野舞衣子:「どっちが?どっちも?」
槙野景:「ふふ。私は男の子にかわいいって言うタイプじゃないですよ」
槙野景:「ただ、もしも相手がこの街をまだ逃げてないなら、所属は割れていない確率の方が高そうな気がします」
槙野景:「もしも姉さんがギルドの犯罪者で、自分達が捕まえちゃったのがUGNだと分かったとしたら」
槙野景:「すぐに殺して逃げて、死体も見つからないように山か海に捨てていきますよね?」
槙野舞衣子:「そうね。少なくとも悠長に構えてはいないでしょうね」
槙野景:「私が心配してるのはそのパターンくらいです。だから、少なくともこのGPSの反応が――」
槙野景:「捨てられた荷物か死体からの発信でなければ、任務の半分はクリアって感じでしょう」
槙野舞衣子:「それにしたって彼ら、速さが命の割にまだ撤退してないのよね」
槙野舞衣子:「作業が終わってないか、何か問題でも…… ……あら」顔を上げる。
槙野景:「どうしました?」
詩雲終: ――ドォン!
詩雲終:少し離れた所から、破滅的な爆音、あるいは砲声にも似た破壊音。
詩雲終:遅れて人の悲鳴。にわかに銃声。それを意に介さぬように、立て続く破壊音。煙。上がりだす火の手。
槙野景:「わああああ」舞衣子さんにしがみつく。
槙野舞衣子:「……これかしら?問題」
槙野景:「いや、これは……火事場泥棒はこんなことしないですよね!?」
槙野舞衣子:「人質が抵抗してるのかも。急ぎましょう」
槙野景:「はい!」
詩雲終:燃える穴だ。
詩雲終:炎上する古びた日本家屋に、瓦礫が崩れてもなお分かるほどの大きく通貫する穴が空いている。
詩雲終:人影は内外にいくつか。一人を除き全て倒れ伏しているが、かろうじて息はあるようだ。
詩雲終:そして唯一立ってその惨禍を眺めるのは、巨大で奇妙な、幾つもの機械部品が組み合わさったような槍を担いだ男。
詩雲終:(外れだな)
詩雲終:(カスが幾つかばかり。"障のディドグリド"は外見が地味だから、倉庫をひっくり返せば楽に済むかと思ったが)
詩雲終:(ギルドのクズの中に、目の良いクズが紛れ込んでいるのか?)
詩雲終:(となるとやはり本丸を叩くしかないか。"ソルモルス"の不調を見ながらどこまで行けるか……)
詩雲終:メキメキと音を立て、離れの支柱が詩雲のすぐ横に倒れ込んでくる。それには目もくれず、詩雲は背後へ目を向けた。
槙野景:「や……」やや小柄な女子高生が呆然とその焼け跡を眺めています。
槙野景:「やり過ぎ!!!!!!!!」
詩雲終:「……」 目を細める
槙野舞衣子:「あらあら」長身の少女が腕組みをする。「本当に火事場になってる」
槙野景:駆けつけた時には全てが遅かった。事が始まってから向かったのだから当然だが……
槙野景:「ちょっ……と、待ってください」誰にともなく言って、思案する。
槙野景:「――FHじゃないですよね?」
詩雲終:「無所属」
詩雲終:「そう言うそちらはUGNか?」
槙野舞衣子:「猶更厄介じゃない」背から布袋に包まれたままの長物を抜き、男へと向ける。シルエットだけで銃と分かる。
詩雲終:「FHなら遠慮をせずに済むので助かるんだが。ギルドではないだろう」
槙野景:『FHではないか』という問いは、最も安全な問いだ。何故ならFHすら他のFHセルの動向を知らないことがある。
槙野景:「……そちらの目的を聞いてからです」
詩雲終:「…………」
詩雲終:少しばかり思案する。前提として、UGNならば事を構えたくない。彼女ら二人がUGNなのが一番面倒なパターンだ。なにせ真面目で勤勉な連中である。
槙野景:(UGNとしての身分を明かして協力できるのが一番いい。けど)
詩雲終:虚言を弄することも考えたが、世には嘘を見抜くオーヴァードもいる。自分はそういったものに対して偽装できるほど小器用ではない。
詩雲終:なので、素直にそれを口にする 「遺産を取りに来た」
槙野景:(問題は――)
詩雲終:「"障のディドグリド"のレプリカ。俺がもらう予定だったが、恐らく"ギルド"の手に渡っている」
槙野景:(こういう場合だ)つまり、UGNが立場上見過ごせない犯罪行為のためにここに来た場合。
詩雲終:「それ以外にはまったく興味がない」
槙野舞衣子:「……」遺産の名に僅かに眉を上げ「ギルドとは別口にってことね」長物の先端を向けたまま言う。
槙野景:(ただ、厳密に言えば遺産は神城グループのもので、戦闘中の混乱に紛れて逸失してしまっても、作戦責任には問われない――)
槙野舞衣子:「どうする?景ちゃん。マスターエージェントじゃなさそうだけど」小声で囁く。
詩雲終:「そうだ。ギルドに列するものなら」 背後の燃える家を見る 「こうはしないだろう」
槙野景:「……私達はティンダロス第83分隊『赤弓』のオーヴァードです。先日の怪事件調査のために岳舎町に派遣されました」
詩雲終:片眉を上げる 「ティンダロス」
槙野景:「事件に伴い行方不明者が二名確認されていて、彼らがまだ囚われているなら救出する必要があります」
槙野景:(これが嘘だということは見抜かれるかもしれない。だとしても、『敵対したくない』というメッセージは伝わるはず)
詩雲終:何かを見定めるように少しばかり沈黙していたが、すぐ口を開く
詩雲終:「ならば俺とお前達の目的は相反さないということだ」
槙野景:「そう……みたいですね」冷や汗が一筋流れる。
詩雲終:「そちらは人命、こちらは遺産。同じ方向を向けこそすれ、武器を向け合う必要もない」
詩雲終:そう言うと、軽く腕を振って武器を手放す。手放された武器は重力に従わず、自律して何処へと飛び去っていった。
槙野景:「でも、待ってください!人質がいるかもしれないんです。こういう風に建物ごと吹き飛ばされるのはすごく……」
槙野景:「すごく困ります!どうにかご協力していただけませんか」
詩雲終:「……どう思う?」 語りかけてくる少女の隣、未だこちらに油断なく銃を向けたままの少女に問う
槙野景:こうした交渉では、『弱く見える』自分一人なら非常に不利だ。だがその点で、槙野舞衣子は全てが自分と正反対の佇まいを持っている。
槙野舞衣子:「あなただって遺産が目的なんでしょう?壊さないにしても、瓦礫の下に埋まっちゃったら困るんじゃない?」
槙野景:「……姉さん」
槙野舞衣子:「それか、このまま派手にやるつもりなら、私達で隠しちゃってもいいしね」
詩雲終:「……ふ。なるほど」 微かに笑って 「誤解があるようなので訂正しておこう」
槙野景:「誤解……が、ありましたか?」
詩雲終:「俺は別に、無差別に目的も考えず破壊行為をしている訳ではない。敵がこちらに向かってくると認識してから撃ち、目当ての遺産がないと分かってから撃っている」
槙野景:「……」
詩雲終:「過剰火力を出しているのは計測のためだ。ゆえに、そちらが心配するような人質に対する事故や、遺産の徒な損失は」
詩雲終:「発生しない。……だがその上で、そちらと協力するのはまったく構わん」
詩雲終:「その方が効率が良い。……"協力"するのならな」
詩雲終:「どうだ?」
槙野舞衣子:「効率主義ってわけね。それにしてもやりすぎに見えるけど」瓦礫の山を見て
槙野景:「わっ、私達としても、協力できるならすごく嬉しいです」
詩雲終:「原型は留めている」
槙野舞衣子:「……そうね。最低限そこが守れるなら、仲良く出来そう」銃を下ろす。
詩雲終:「良し。ならば目標はあちらだ」 別の家屋へ目を向ける
槙野景:「あの。自己紹介を……しましょう」
詩雲終:「ここはあくまで離れ。俺にとっても準備運動。本丸はあちらだ。内情は知らんが……」
槙野景:「私は槙野景といいます。あなたは……」
詩雲終:「……うん?」 また目だけを少女へ
槙野景:「あっ、えっと、なんて呼べばいいのかなって……」
詩雲終:「"ピリオド"。詩雲終」
槙野舞衣子:「終さんね。私は槙野舞衣子。この子の姉よ。よろしく」
槙野景:「どうも」ぺこりと頭を下げる。
詩雲終:「槙野姉と妹……舞衣子と景だな。いっとき限りだがよろしく」
詩雲終:「ティンダロスの実力の程はまったく知らん。怪我を負いそうだったら下がっておけよ」
槙野舞衣子:「ご心配なく。そっちも前に出過ぎないでくれると助かるわ」壮絶な破壊痕を見渡す。
槙野景:「人質の居場所はおおよそ目星がついています。詩雲さんが次に攻撃しようとしていた施設と同じです」
詩雲終:「適切な動きをしよう。……そこまでは分かっているんだな」
槙野景:「囚われているポイントはここ……荷物だけが別という可能性はあるので、手当り次第破壊されると危ないですが」
槙野景:「表口と、裏口があるのが見取り図から分かると思います。私達は裏口から侵入する予定でした」
槙野舞衣子:「そういう意味では、丁度いい揺動になったかもね」
詩雲終:「ならばそちらは予定通りに動くか。俺は表からやる」
槙野景:「い、いいんですか?」
詩雲終:「敵の意識が惹きつけられるのを待っても良いし、先に潜入しても良い」
詩雲終:「お前達がそのつもりで来ているなら、その方がやりやすいだろう」
槙野舞衣子:「一人のほうが慣れてるタイプ?」
詩雲終:「攻撃そのものはな」
詩雲終:「それに俺も、元から一人で正面から行くつもりではあった」
槙野景:「作戦実行のタイミングさえ合えば、お互い得になる話だと思います。姉さん」
槙野舞衣子:「そうね。甘えられそうな時は甘えておくべきかも」
詩雲終:携帯端末を操作すると、その頭から強い光が地面へ照射される。投影映像だ。
槙野景:「うわあ」
槙野舞衣子:「SFだ」
詩雲終:「"障のディドグリド"はこれだ。見つけたら持っておけ」
詩雲終:「そちらが探している行方不明者は?」
槙野舞衣子:「ふぅん、これが……」じろじろと確認して
GM:外見からは、ただの長方形の石の塊にしか見えない。
GM:一見、とても遺産のようにはというのが正直なところ。
槙野舞衣子:「“ネックザッパー”明六坂充理と“フレール・ジャクリーヌ”高橋真沙緒の二人。これ写真ね」普通のスマホで画像を見せる。
詩雲終:その顔を見て頷く 「探すようにしよう」
GM:高橋真沙緒の顔には、見覚えがある……正確には、
GM:“ミサ”によく似ている。
詩雲終:軽く目を閉じる (他人の空似か、"妹"か)
詩雲終:(関係はない。どうあれ見かけたら助けてやるだけだ)
詩雲終:目を開くと、何でもないような足取りで歩き始める
詩雲終:「5分後に仕掛ける。合わせるでも、前後に動くでも、好きにしてくれ」
槙野景:「ありがとうございます!」深く頭を下げる。
槙野舞衣子:「了解よ。それじゃあ終さん、気を付けて……というか貴方の場合、暴れ過ぎないで、かしら」
詩雲終:ぶっきらぼうに腕だけ振って応じ、去っていく
槙野景:「ふー……」額の汗を拭う。
槙野舞衣子:「……ティンダロスってどんな感じなのかしらね?」小首を傾げる。
槙野景:「すみません、姉さん。勝手に判断しちゃいました」
槙野舞衣子:「ベストな判断だったと思うわ」
槙野景:「遺産を勝手に持っていかせるの、本当はよくないんですけどねー……すごく重要だったり、UGNが管理してるやつなら、めちゃくちゃ怒られるかも」
槙野景:「でも人命の方が大切ですから」
槙野舞衣子:「そうなのよね」少し悩むように頷く「そこで景ちゃんにお願いがあるんだけど……」
槙野景:「はい」
槙野舞衣子:「もし私達の方が先に遺産を見つけることがあったら、なるべく見つからないように隠して貰えるかしら」
槙野景:「……私もそうしようと思ってました。つまり」
槙野景:「あの詩雲さんと競争ということになるわけですね」少し笑う。
槙野舞衣子:「予想外の展開になってきたわね」こちらも笑って
槙野舞衣子:「今のやり取りからするに、読心能力は無さそうだったしね。ブラフかもしれないけど……」
槙野舞衣子:「相手が先に見つけた場合も含めて、その時はその時ね」
槙野景:「ただ、戦闘能力は怪物的です。それをアピールするためにこういう破壊をしたのは明らかですが……」
槙野景:「……そうできるだけの余力が十分にあるということです。姉さんの言う通り、マスターエージェントではないでしょうけど」
槙野景:「それに近い『無所属』という印象を受けます」
槙野舞衣子:「そうね。こっちは二人だし、私も負けるつもりはないけれど……」
槙野舞衣子:「人質を救助すれば、力になってくれるかも。優先すべきはいずれにせよこっちだしね」
槙野景:「……はい。慎重に行きましょう」
GM:【???】
GM:君が気がつくと、薄暗い部屋の中にある。
GM:腕は動かせない。胴にぐるぐる巻きに縛られている。
明六坂充理:意識を取り戻したなら状況の確認。高橋真沙緒は近くにいるか?ここは何処なのか?
GM:見回せば、隣に同じように縛られている少女の姿。
明六坂充理:「おいおい、参ったな。高橋、聞こえる?」
高橋真沙緒:「あ、起きたか……うん、聞こえてる」
高橋真沙緒:「ごめんね巻き込んで本当に……」
明六坂充理:「良かった。無事だったな。……いや、良くはないけど」
明六坂充理:「いいよ、謝るなよ。俺だってこういう事は覚悟して来てるんだ」
高橋真沙緒:「いやでもさ……」
高橋真沙緒:「何もできなかったし……」
GM:戦闘向きの能力であると聞いている。少なくとも、無抵抗のままである必要はなかったのではないか。
明六坂充理:「調子の悪い時もあるだろ。後で何か返してくれれば良いさ」
明六坂充理:「女の子は月のモノがあるから大変だしな」
明六坂充理:強がって笑って見せる。
高橋真沙緒:「……それやめといたほうがいいよ、あんま、言うの」
高橋真沙緒:「キモがられるかも」
明六坂充理:「えぇ、そうか。少し傷ついた。そういうものか」
明六坂充理:「まぁ、俺は気にしてないって事が伝われば良い」
高橋真沙緒:「うん。伝わる……そういうんじゃなくてさ」
高橋真沙緒:「……ダメなんだ。人に武器向けるの」
明六坂充理:「そっか。当たり前だと思うぞ、それ」
明六坂充理:「エージェントとしては駄目かもしんないけど、普通はそうだよ」
高橋真沙緒:「エージェントとしてダメだからこうなっちゃったんだけどね……」
明六坂充理:「まぁ、なんとかなるさ。向き不向きは帰ってから考えようぜ」
高橋真沙緒:「うん。あの、体動かせる?」
明六坂充理:「俺は今の言葉、評価点は上がったしな。なんかさ、理由はどうあれ優しい感じがするしな……無理。自慢の足が縛られてる」
高橋真沙緒:「手首から先で大丈夫だから。私のスカートのポッケからスマホ出してほしいんだけど」
明六坂充理:芋虫の様に這いながら相手に近づく。
明六坂充理:「では、失礼。変なとこ触っても事故だからな」
明六坂充理:スカートのポケットになんとか手を突っ込む。
高橋真沙緒:「さんきゅ。緊急通報モードで88466」
高橋真沙緒:「支部から派遣部員に連絡飛ばせるから、それで」
GM:その時、破滅的な爆音、あるいは砲声にも似た破壊音。
GM:くぐもってはいるが、かなり大きい。近くだろう。
明六坂充理:「成程な。884……もう来たの?」
明六坂充理:「早過ぎないか?」
明六坂充理:むぅと眉を顰める。耳が塞げやしない。
高橋真沙緒:「ええっ……いやしないよ!?」
高橋真沙緒:「UGNがこんな……派手にバンバン……」
高橋真沙緒:「それに多分、この建物じゃない気がする」
明六坂充理:「それじゃあ何か始めたのかな?誘拐犯が」
高橋真沙緒:キョロキョロと見回す。そこは牢だ。
高橋真沙緒:「《ワーディング》かけて手早くやってたから、その可能性も薄いんじゃないかな……」
高橋真沙緒:「もう交戦してるとかはあるかも」
明六坂充理:「そうか。最悪、どさくさに紛れて逃げ出そう」
明六坂充理:「何、心配するなよ。俺がここから凄い頑張って、高橋を無事に家に帰すよ」
高橋真沙緒:「……私のセリフなのに」
明六坂充理:「エージェントでも、高橋は女の子だろ?」
高橋真沙緒:「イリーガルをちゃんと保護する義務があるんだから、こっちには」
高橋真沙緒:「それは普通、女子のほうが力が弱いからじゃない」
高橋真沙緒:「オーヴァードの能力に性差はないから。気負わなくていいよそこは」
明六坂充理:「どっちかって言うと男の子のプライドだし」
明六坂充理:「それに、ああ、その前に、高橋言いたくなければ良いけど、なんで人に武器を向けられないんだ?」
高橋真沙緒:「……」
高橋真沙緒:「……怖いの」
高橋真沙緒:「一度やっちゃって、その時に」
高橋真沙緒:「「ああ、なんだこんなものか。全然大したことないな」って」
高橋真沙緒:「思っちゃわないかが」
高橋真沙緒:「自分がそういう人間だったって突きつけられたくない。ビビリでしょう」
明六坂充理:「うん。そうか。良いな、そう言う所」
明六坂充理:「こういう世界でそんな風にビビれるって、風当たり強そうだけどな。怖い人間よりずっと良い」
明六坂充理:素直に言う彼女に好感を抱いた。人を殺しても平気だったら嫌だ。と言うのは、マトモな善性だと思う。
明六坂充理:自分はあろうことか平気だった。
明六坂充理:「人間以外は大丈夫なんだよな。縄切れたりするか?」
高橋真沙緒:「……やってみる」
高橋真沙緒:手首の先が変形して、ナイフのようになる。ガリガリと縄を削るが、遅い。
高橋真沙緒:「……これ自体がレネゲイドアイテムなのかも」
明六坂充理:「この縄が?だから見張りがいないのかな」
高橋真沙緒:「なんで私達、生きてるんだろう」
高橋真沙緒:「人質としての価値があるってことなのかな。所属も喋ってないのに」
明六坂充理:「あんまり良い答えは返せそうにないな。貧困な想像力だと碌な物がない」
明六坂充理:「確か、馴染むとかなんとか言ってただろ」
高橋真沙緒:「……遺産の適合者を探してる?」
明六坂充理:「遺産?ああ、確か……凄いアイテム」
明六坂充理:首を僅かに傾げる。
高橋真沙緒:「うん。でも誰でも使えるわけじゃなくて」
高橋真沙緒:「適合者がいるの。合う、合わないの」
明六坂充理:「エクスカリバーはアーサー王にしか抜けない。とかそういうのだな」
明六坂充理:「俺がアーサー王って事はないと思うが。ガチャみたいなものか。もしかしたらSSRかもしれないと」
高橋真沙緒:「そういうゲームみたいなのじゃなくて……使えれば嬉しいかも怪しいし」
高橋真沙緒:「代償も大きいから、そういう物騒なのって」
明六坂充理:「随分、厄介なんだな」
高橋真沙緒:「そういうものだよ。力って」
高橋真沙緒:「そういうもののほうがいいとも思ってる」
明六坂充理:「円卓の騎士を侍らすのは夢へと消えたな」と軽くぼやき。
明六坂充理:「うん。と言う事は、俺達が使えるようなら代償を一手に引き受けされる訳だ」
高橋真沙緒:「そうなるかな……早く脱出しなきゃね」
明六坂充理:(そうでなければ、殺されるか、売られるか だけど。そうはならないように頑張ろう)
明六坂充理:(そうだ。俺の……あの、忌々しい刀は?何処だ?転がってると良いんだけど)
明六坂充理:「なるべく二人でな。明日は学校に行きたいし」
高橋真沙緒:「当たり前でしょ。独り残るとかさせるわけないからね」
明六坂充理:「そっちも俺の為に一人残るとかは無しな。それでさ、外静かになったみたいだぞ」
高橋真沙緒:「うん。目も慣れてきた。通信つながるか待ちながら、周囲探ろう」
明六坂充理:「ラジャ。通信繋がると良いな。それに家族に累が及ばないか心配だ」
明六坂充理:「ないよな?確かイリーガルの家族はUGNの護衛対象とかそう言う事を言われた気もするし」
高橋真沙緒:「……大丈夫。てか、イリーガル本人だってそうだからね」
高橋真沙緒:「明六坂くんだって守られる対象だから」
明六坂充理:「いや、そこは居心地が悪いからな、どうにかならないか?」
明六坂充理:「一方的に守られる宣言は座りが悪い。手伝いはしてるわけだけどな。それに、言いづらいけど」
明六坂充理:「高橋こそ誰かが守ってやる必要があるのでは?と」
高橋真沙緒:「それは……」
高橋真沙緒:「仰るとおりなのですが……」
高橋真沙緒:「組織理念的にはそうなの」
明六坂充理:「それは、わからないでもないけどな」
明六坂充理:「うん。うんうん良し。俺が攻撃担当で、高橋がその分護ってくれ。それで対等になる。良いアイディアだろ?」
高橋真沙緒:「まず、武器見つけないとだけどね」
明六坂充理:「そうだな。これ足の速さだけじゃどうにもならないよな。……電撃とかそう言うの出せる能力が良かったよ」
GM:シーン終了。ロイスとかあればどうぞ
槙野景:第三勢力/詩雲終/有為/警戒心:○/ロイス
槙野舞衣子:詩雲終/○興味/脅威
詩雲終:槙野姉妹/○有為/憐憫
詩雲終:ティンダロスなんてよわよわそうなのにがんばっているなあ
槙野景:ナメられまくってる
【クライマックス】
GM:全員登場お願いします。
槙野景:槙野景の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (59 → 65)
明六坂充理:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 4[4]+63 → 67
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (63 → 73)
槙野舞衣子:ゲッ
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (73 → 77)
明六坂充理:でも舞衣子さんアージ使いだから。
GM:一人の少年が、駆ける馬へと追いつく。
GM:馬には一人の女性がまたがり、その後ろに引く荷台には、2人の女性。
GM:3人組だということだろう。
GM:「……な、こいつ、追いついてきやがった!」
明六坂充理:「どうも。足は速いんで。今から前を塞がせてもらう」
明六坂充理:更に速度を上げる。全力の8割、追い抜かして形としては後続と挟み込む。
GM:「ち……!」騎手は急転回を試みる。
明六坂充理:足止めとしてはこれ以上の形はない。相手に踏みつぶされてもオーヴァードなら壁になって止められる。ハズだ。
GM:横腹。荷台と馬をつなぐワイヤを晒す形になる。
明六坂充理:(チャンスでは?)
明六坂充理:足の速さと同側で手の速さで、黒柄、黒鍔、黒鞘の、暗闇が凶器へと姿を変えた様な日本刀を引き抜き…
明六坂充理:ワイヤーに叩きつけた。
GM:繋留が断絶し、荷台は横転。
GM:荷が撒き散らされ、乗っていた女達が転がるように地面へと落ちる。
明六坂充理:「言いたいことは結構あるんだが。まずはごめん」
明六坂充理:「先に乱暴されたけど、女の子相手は想定外だった。結局、君たちは何がしたいんだ?」
槙野景:「追いついた……!大丈夫でしたか、明六坂くん!」走って現れます。
槙野舞衣子:「やるじゃない充理くん。本当に速いのね」少し遅れて追いつき、女達に目をやる。
“アル=ファハル”:「……逃げようと思っただけなのだがな」細身で小柄な美女、騎乗した女が声を発す。
明六坂充理:「なんとか!」
明六坂充理:「いや、逃げる前だ。何らかの計画があったのでは?」
槙野舞衣子:「逃げられちゃあ困るのよ、こっちとしては」
“ソラヤ”:「……それをどうして教えなきゃあならない」巨躯の女性が立ち上がる。
明六坂充理:本当に速いという言葉にまんざらでもなく、心の中で思う。
槙野舞衣子:「大人しくしてもらえる?痛いのは嫌でしょ、お互い」
“アル=ダバラン”:「……あ、わ、わたしは」小柄で地面に付くかのごとき長髪の女。
槙野景:(……といっても、今回ばかりは抵抗してもらわないと困る)
“アル=ダバラン”:「そうでもないですよ……痛いの」
槙野景:(この人達はどっちの『タイプ』か――)
“アル=ダバラン”:「楽しいです」
詩雲終:「おい」 最後尾から歩いて追いつく
槙野景:「おっ、遅いですよ!なんで歩いてきてるんですか!?」
詩雲終:「歩きで間に合うからだ。生真面目な方の槙野」
槙野景:「生真面目な方!」
詩雲終:姉妹に向けて 「砥石はあるか? "障のディドグリド"だ」
槙野舞衣子:「本当に無駄なことはしない主義ってわけ」呆れたように
明六坂充理:「それは 今、相手が足止めてるからな」
明六坂充理:「追いつけるよな。賢いと言えば賢い」
詩雲終:「正確には、明六坂が足を止めたからだ」
GM:荷は散乱したものと、台車に残ったものがある。確認はできない。
GM:少なくとも、眼の前の相手を打倒して初めて叶うだろう。
槙野景:「……明六坂くん。この人達の目的はすごく単純ですよ。見れば分かるでしょう」
槙野景:「泥棒」
明六坂充理:「遺産を盗みに来たと」
槙野景:「……しかも、財宝に限った話じゃない。宝に必要なら人だって……そうでしょう」
明六坂充理:「誘拐もだ。重犯罪フルコースじゃないか」
“アル=ファハル”:「いいものだろう」鉄の馬をコツコツと叩く。
“アル=ファハル”:「これもその一つでね……“馴のクリドノ”という」
槙野舞衣子:「堂々と盗品自慢?」
明六坂充理:「俺が巻き込まれた妙な事の真相を知りたかった訳だが、知るとそんなものかと言う感じだな」
詩雲終:「適合者あっての遺産だからな。全く忌々しい……」
“ソラヤ”:「伝わんねえだろ、姉様、こんな連中には」
槙野景:「戦車の遺産……そんなものまで」
“ソラヤ”:「直接教えてやらねえと」巨大な斧を取り出す。
槙野景:「……大斧!」
槙野舞衣子:「やる気満々みたいね」
“アル=ダバラン”:「はい、すぐやりましょう」その顔に紋章――血管のようなものが浮かび上がる。
“アル=ダバラン”:「やりたいです」
詩雲終:「つまる所、慈悲容赦のまったく不要の相手ということだ」
槙野景:「好戦的すぎる!」
明六坂充理:「…………」
明六坂充理:「止めろ。抜いたら終わるぞ」
明六坂充理:「俺は手加減できるほど、強くはないし慣れてもいない」
明六坂充理:「大人しく捕まれ。ティンダロスはそんなに手荒に扱わないだろう。知らないが」
明六坂充理:衝動を抑えながら言う。
“アル=ファハル”:「……ティンダロス?木っ端の溝犬ごときが、刃向かってきたのか」
槙野舞衣子:「ひどい言われよう」
明六坂充理:自分の衝動は大変危険らしい。区分は"殺戮"告げられた時に そりゃ駄目だろ。と素直に感じたものだ。
“ソラヤ”:「躾けてやらねえといけねえんだろ。さっさと」
“アル=ダバラン”:「ええ、姉様……たくさん、たくさん後悔させてあげましょう」
明六坂充理:「駄目か」
明六坂充理:躊躇はないが、むしろ衝動に任せるなら好機ではあるが、避けれるなら避けるべきだとは理解していた。今回は無駄だったが。
GM:彼女らが武器を構えると、強烈な衝動喚起を生む。
GM:あるいはそれは、遺産クラスの――それも複数の出力。
GM:衝動判定です。難易度は9。
槙野景:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 5[4,5,5] → 5 → 失敗
槙野景:ウワァ
槙野舞衣子:2DX>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 4[1,4] → 4 → 失敗
槙野舞衣子:意思よわ姉妹
明六坂充理:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[6,8,9] → 9
槙野景:槙野景の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (65 → 82)
GM:姉妹……!
明六坂充理:成功。
GM:負けないで 催眠に
詩雲終:衝動抵抗よわよわ姉妹マジ?
槙野舞衣子:73+2D10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+9[8,1] → 82
明六坂充理:67+2d10
DoubleCross : (67+2D10) → 67+3[2,1] → 70
詩雲終:6dx+1=>9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 8[2,4,4,5,8,8]+1 → 9 → 成功
詩雲終:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[5,5] → 10
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を10増加 (77 → 87)
“アル=ファハル”[3]
“ソラヤ”[3]
“アル=ダバラン”[8]
5m
充理[22] 終[7]
舞衣子[4] 景[1]
GM:配置はこう
詩雲終:シンプル2000!
GM:戦闘終了条件は敵の全滅です。セットアップから参りましょう
明六坂充理:ちょっと考えさせて!後アームドスーツはポンケに入れて良い?
GM:大丈夫!
“アル=ファハル”:《戦術》
“ソラヤ”:エンブレム「小惑星の力学」 3人の行動値を+10。
槙野舞衣子:《氷の城塞》+《異形の加護》 ラウンド間受けるダメージを減らします
“アル=ダバラン”:なし
詩雲終:ワワーッ!
槙野景:小惑星の力学!
槙野景:やりやがる
槙野舞衣子:3+3D10
DoubleCross : (3+3D10) → 3+14[6,5,3] → 17
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を7増加 (82 → 89)
詩雲終:ブルゲだとギリギリ抜けない……遠慮なく温存しよう なしです
明六坂充理:決まりました。《先陣の火》《スピードフォース》行動力+15 次の攻撃のダメージ+37
明六坂充理:侵蝕70→77
槙野景:私はなにもないです
“アル=ファハル”[13]
“ソラヤ”[13]
“アル=ダバラン”[18]
5m
充理[37] 終[7]
舞衣子[4] 景[1]
GM:イニシアチブ。
“アル=ファハル”:《バーサークセルフ》を使用。命中判定のダイスを+2個して暴走。
“アル=ファハル”:《ワイルドファイア》の効果発動。暴走時、行動値を+15。
槙野景:すご!
槙野舞衣子:めっちゃ速い
明六坂充理:はっや!
“アル=ファハル”:28になりました これで最速……の人からイニシアチブ行動です
GM:当然……
GM:明六坂くんですね……
槙野舞衣子:28より速い人なんているわけないぜ
詩雲終:サラマンダーよりもっと速い
明六坂充理:俺は世界最速だぁーー! イニシアチブがないならメジャーになります
槙野景:感覚9でも抜けない
GM:どうぞ!
明六坂充理:マイナーで戦闘移動接敵して、“アル=ファハル”さんを攻撃します。
“アル=ファハル”[28]
“ソラヤ”[13]
“アル=ダバラン”[18]
充理[37]
5m
終[7]
舞衣子[4] 景[1]
明六坂充理:メジャー《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速剣》で。いきます。
GM:来なっ
明六坂充理:妨害はないということ。行くぞ。うぉぉぉー
明六坂充理:ロイスをアル=ファハルにとって昇華しましょう。ダイス+10個 殺意〇/憐憫
明六坂充理:18dx7+1
DoubleCross : (18DX7+1) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,7,7,7,7,7,7,8,9,9,9]+10[3,3,4,4,5,5,6,7,8,8]+10[1,6,9]+10[9]+10[10]+5[5]+1 → 56
槙野景:スゲー
GM:ヒエ……
槙野舞衣子:いい出目
詩雲終:ヤバ
“アル=ファハル”:暴走リア不!
“アル=ファハル”:ダメージを!
明六坂充理:ダメージロールの直前《アームドスーツ》装着。
明六坂充理:6d10+40+11
DoubleCross : (6D10+40+11) → 31[1,2,2,7,10,9]+40+11 → 82
GM:ヤバ……
槙野景:ヒィィ バケモノだぁ
“アル=ファハル”:一撃で斬り殺されます それは なので……
明六坂充理:行動値37→35
槙野舞衣子:凄ェ!
“アル=ファハル”:エンブレム「ネバーダイ」。HP4d10で復活。
詩雲終:流石充理ァ!
槙野景:珍しいエンブレムがどんどん出るなあ
“アル=ファハル”:4d10
DoubleCross : (4D10) → 23[2,8,6,7] → 23
GM:HP23点で復活です。
詩雲終:あがきおる
GM:演出を!
明六坂充理:はい!
明六坂充理:遺産から発っせられる侵蝕波動が心を蝕む。
明六坂充理:意識が 見えているモノが ポジとネガが 世界が 反/転 する。 衝動が倫理観を塗りつぶす。
明六坂充理:「やる。と言ったのはそっちだからな。だから悪くないと言うつもりはないが」
明六坂充理:今、出力されている感情は至ってシンプルだ。敵ならば速やかに■す。でなければ■される。■す。□す。□す。殺す。殺す。殺す。
明六坂充理:生き延びるために、同行者を守る為に、彼女を家に帰すために、敵を殺す。
明六坂充理:「覚悟はしてもらう」
“アル=ファハル”:「……ほざけ」
明六坂充理:相手の速度が上がったのを感じる。あの馬も敵の動きを良くしているようだ。3人共自分では理解できない戦闘能力を構築している。
明六坂充理:「……ふん」
明六坂充理:「あんたは俺なんかより当然優れているんだろうな。俺の届く要素は限りなく少ない」
明六坂充理:「だが……」自分に対する誓いの様に「速度でなら、勝てる」呟いた。
“アル=ファハル”:ジェット機のような墳炎の加速で、凶手が迫る。
明六坂充理:オーヴァードとしては非力でルーキーだが気付いていることがある。自分より速度の出せるオーヴァードはそうはいない。
“アル=ファハル”:凄まじく早い。だが。
明六坂充理:この速度なら勝てる。
明六坂充理:瞬発力で辛うじてエンジェルハイロゥ能力者は抜けるかもしれない。時間に介入すればバロールが先手を取れるかもしれない。
明六坂充理:即応反射能力では純粋なハヌマーンが行動を先んじるかもしれない。
明六坂充理:だが常の速さ、力を使わない体のこなし、能動異能抜きの通常戦速を加味すれば、自分は全世界のオーヴァードを見回しても最速の一角だ。
明六坂充理:そう確信している。……顔を上げ視線を迫りくる相手に向けた。
明六坂充理:「なら、速さを武器にすれば良いんだ」
明六坂充理:両手を地面につけて前足側の膝を立て、後ろ足側の膝を地面につける。誰もが目にした事がある、人類史が生み出した最速の構え。
明六坂充理:頭の中で号砲を鳴らし、スタートを切った。飛び出す体。斬り裂かれる空気、燃える空気。ジェット戦闘機が地上を飛行してるかのように響く衝撃と熱と轟音。
明六坂充理:ゴールは敵の真横奥。設定距離を最高速度で最短一直線で駆け抜ける。
明六坂充理:レールガンと並走しても追い越しかねない出鱈目な速度で、すれ違いざま腰に差した黒柄の刀を、闇のような黒鞘から抜きながら頸に目掛けて斬り放つ。
明六坂充理:切っ先が残像を映し大きな弧を描けば、刀を持つ腕に折れるような痺れが走り直撃の手応えを伝える。
明六坂充理:視界の端で血飛沫が八方に飛ぶように見え後ろに流れて行く、それ以上の結果を目視せずに異常脚力で終点まで走り抜けた。
“アル=ファハル”:鉄の馬が勢いのまま走り去る。
“アル=ファハル”:その上に騎乗していたはず女が、きりもみするように転げ落ちた。
明六坂充理:「やったか?」
“アル=ファハル”:速度に転化された威力が、その身体をしとど打った。
明六坂充理:爪先を立ててブレーキ。靴と床が摩擦し塵が火花煙となって靡く。靴を一足履き潰し、息を吐き納刀。
槙野舞衣子:「いやいや、速すぎでしょ」摩擦熱で燃え溶けるアスファルトを見て、思わずというように笑う。
“アル=ファハル”:「……な、」気取った様子の女も、この事象には、とてもシンプルな反応を返すしかない。
“アル=ファハル”:「疾い……!?」
“ソラヤ”:「姉様!」
“アル=ダバラン”:「大姉様……?」
詩雲終:「……弾丸だな」「洗練されている」
明六坂充理:「子供の頃は、それだけで女殺してたんだ。今は上手く行かないもんだな」
“アル=ファハル”:血を流しながらも、ズルズルと立ち上がる。だが長く保つ様子ではないだろう。
“アル=ファハル”:「“クリドノ”ッ!」
“アル=ファハル”:その手には馬銜だけがある。遺産の本体。
“アル=ファハル”:彼女の傍に、再び鋼鉄の馬が再構成されていく。
GM:“アル=ファハル”の手番。
“アル=ファハル”:マイナーでチャリオットバラーに搭乗
“アル=ファハル”:メジャー《コンセントレイト:サラマンダー》《炎神の怒り》《煉獄魔神》《結合粉砕》。
“アル=ファハル”:目の前のお前を轢き殺してやるぞっ
“アル=ファハル”:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,5,7,7,7,7,8,8,10,10]+10[1,1,2,3,6,9,10,10]+10[3,4,10]+10[10]+4[4]+6 → 50
明六坂充理:ふふ。リア不です。言い慣れた言葉のようだ
槙野景:こっちもつよーい!
“アル=ファハル”:6d10+31 装甲無視
DoubleCross : (6D10+31) → 46[9,10,7,5,9,6]+31 → 77
明六坂充理:りじゃれくと もとい《リザレクト》
明六坂充理:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+5[5] → 82
明六坂充理:a.
明六坂充理:攻撃の分も82→86
“アル=ファハル”:鋼鉄の馬が駆ける。
“アル=ファハル”:噴炎をを吐きながら、すれ違いざまに撥ね飛ばす。
明六坂充理:最高速度の全力の一撃の後、先を考えてないランは内臓の動きを圧迫し、心臓を急速に動かし、肉体の行動を止める。
“アル=ファハル”:「落とし前は……つけてもらうぞッ!」
明六坂充理:つまり避けられない。直撃だ。
明六坂充理:「落馬したから……上手い事を言う」
明六坂充理:最後の抵抗に口だけを動かした。
槙野景:支援行動が一切間に合わない。両者ともに速すぎたからだ。
槙野舞衣子:「まずいわね」
明六坂充理:きりもみしながら、今度はこちらが頭から落ちる。《リザレクト》
槙野景:「本当に鉄砲玉みたいな……!こんな戦闘スタイルだって分かってたならついてこさせなかったのに!」
槙野舞衣子:「生きてる、充理くん?」
明六坂充理:「まだ、大丈夫です。首の骨も今くっつきました」
明六坂充理:「やっぱ、強いやつは一撃でとはいかないですね」言葉と共に骨折や焼け焦げの後が再生していく。
詩雲終:「自分の状態が分かっているなら十分だ」
槙野舞衣子:「話は聞いてるわ。後は無理しないで」
槙野舞衣子:「長距離向きじゃないんでしょ?」
明六坂充理:「インターバルがあれば、マシなんですけど。そうです。基本一発屋です」
槙野景:「……二撃目以降にも備えてください。来ますよ」
明六坂充理:「了解です。今後も牽制やります」
“アル=ダバラン”:“アル=ダバラン”の手番。
“アル=ダバラン”:マイナー《完全獣化》《原初の青:知性ある獣》
“アル=ダバラン”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》《原初の白:神獣撃》《混色の氾濫》。
“アル=ダバラン”:3人のエンゲージを攻撃。
“アル=ダバラン”:11dx7+3
DoubleCross : (11DX7+3) → 10[1,1,1,1,2,7,7,9,10,10,10]+10[1,5,6,8,10,10]+10[1,2,10]+3[3]+3 → 36
槙野舞衣子:う~ん カバーいらないかな?
槙野景:来たなゲッター範囲攻撃
槙野景:リザレクト圏内なのでけっこう!
槙野舞衣子:普通にガード《氷盾》します
詩雲終:こちらも大丈夫! むしろリザレクトしたい
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を2増加 (89 → 91)
詩雲終:ハァハァ……リザレクトしてェよ……
槙野景:槙野景の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (82 → 87)
槙野景:気が早かった ダメージ出てないのに
槙野景:でもHP1しかないし絶対死ぬんだよね
詩雲終:っていうかリアクションしなきゃか ガードします 0だが……
“アル=ダバラン”:4d10+12+8d10 諸々有効
DoubleCross : (4D10+12+8D10) → 13[4,2,1,6]+12+62[10,7,10,9,5,5,8,8] → 87
槙野景:リアクションは暴走だからできないよ。HPは5になりました。
槙野舞衣子:やべ~
槙野景:メチャ強暴力!
詩雲終:ヤバ……死! リザレクト!
槙野舞衣子:普通に死にます リザレクト!
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (87 → 89)
詩雲終:詩雲終のHPを10に変更 (8 → 10)
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (91 → 99)
詩雲終:詩雲終のHPを2に変更 (10 → 2)
槙野舞衣子:槙野舞衣子のHPを8に変更 (1 → 8)
“アル=ダバラン”:バキバキと音を立て、両腕が変形していく。
“アル=ダバラン”:血管の張り巡らされた、巨大な――巨人のような腕。
“アル=ダバラン”:それが合掌を作り、振り上げられ。
“アル=ダバラン”:叩きつけられる。
槙野景:「全員備えて!」当然、守る余裕などない!
槙野景:「ぎぐっ」押し潰され、アスファルトごと砕かれる。
明六坂充理:(長すぎて、俺の方には、来ないか。でも)後方に視線をやる。
GM:衝撃の余波で、屋敷の一部が崩れ落ちた。
詩雲終:横合いから砲口不明の砲撃が浴びせられ、ごく少し逸れるが
詩雲終:(無理だな) 片腕を掲げて先んじ衝撃を受け、それを犠牲に身を弾き、死傷を免れる
槙野舞衣子:殴打の瞬間、舞衣子の全身から炎が噴き出す。外傷は無いが、ちりちりと体の各所から火の粉が舞い始める。
“アル=ダバラン”:「あは」
“アル=ダバラン”:「小さいです」
明六坂充理:「プロの皆さんを、信じますので!こちらは立ち位置を死守します」
槙野舞衣子:「……ひどいことするわね」
槙野舞衣子:残骸になったひしゃげたバッグを片手に。「高かったのに、これ」
明六坂充理:「幾らしたんです?」つい聞いてしまった。
明六坂充理:この緊迫した状況で。
槙野舞衣子:「2ヶ月分って言ってたかな、給料」
詩雲終:(……槙野妹からのプレゼントだったのだろうか……)
明六坂充理:値段を聞き、死にたくなるような顔をする。どんな値段だ。あと一月で結婚できるぞ、それ。
槙野景:「……左肩から先がやられました」袖の中身が異常な方向に折れ曲がっている。
槙野景:「あと、腰と股関節の周辺。戦闘は……できますけど」体内で痛み止めの薬物を循環させている。
槙野舞衣子:「危なくなったらカバーするわ。無理しないでね」
槙野景:自分のようなエージェントが戦う時、重要なのは、ダメージが効いていると思わせることだ。
詩雲終:「無理なら退くことだ。こんな所で命を懸けるのも下らない」
“ソラヤ”:続いて、“ソラヤ”の手番。
“ソラヤ”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《深き傷跡》《増腕》《ワールドデストラクション》
“ソラヤ”:3人のエンゲージを攻撃。
詩雲終:《深き傷跡》!
“ソラヤ”:ダメージを与えた場合次の攻撃力を-12。
槙野舞衣子:ハワーッ
槙野景:これはヤベェ~
“ソラヤ”:17dx7+4
DoubleCross : (17DX7+4) → 10[2,3,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,3,4,4,5,5,7,7]+10[1,9]+10[8]+3[3]+4 → 47
GM:いいかんじ
槙野舞衣子:これはカバーしよう どっちがいいかな
詩雲終:万が一ということもある ドッジ
詩雲終:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[4,7,7,9] → 9
詩雲終:ウム
槙野景:デバフがあるのでカバーは詩雲さんに!
槙野景:私はデバフを受けてもさらなる力で他人を動かすので関係ない!
GM:そうなのだ
槙野景:なのでここは行動放棄カバーもしません。受ける!
詩雲終:なるほどね……
槙野舞衣子:そうだった では《炎陣》でお兄様をカバーしつつ《氷盾》でガード
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を4増加 (99 → 103)
“ソラヤ”:5d10+12 諸々有効
DoubleCross : (5D10+12) → 28[2,6,1,10,9]+12 → 40
槙野景:わあーっ リザレクトします
槙野景:槙野景の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (87 → 89)
詩雲終:生き延びたぜ
槙野舞衣子:40-20-12 装甲ガード
槙野舞衣子:C(40-20-12)
DoubleCross : c(40-20-12) → 8
GM:マジ?
槙野舞衣子:《氷の城塞》で常に-20なので無傷になります
槙野景:やばスンギ
明六坂充理:強いぜー!
GM:なんで倍にした後のを受けきるの
詩雲終:やべえ
GM:ではデバフも入りません 意味ない景ちゃんにだけ!
槙野景:ギャー
槙野舞衣子:景ちゃんーッ
“ソラヤ”:「GRRRRRRR……」大柄な女が唸りを上げる。
“ソラヤ”:その身体が鱗のようなものに覆われていく。
槙野舞衣子:「あら、ワイルド」
“ソラヤ”:怪物のような姿になり、斧を振るう。
“ソラヤ”:振るわれる度に、鱗のようなものが殺到し、穿ち貫かんとする。
“ソラヤ”:ひとたびそれに触れれば、それは固着し、身体の自由を奪うものだが。
槙野景:「う!」ボロボロになった側の半身で鱗を受け止める。
詩雲終:「チッ」 被弾を覚悟し舌打ち
槙野景:着弾の勢いで軽い体が吹き飛び、地面を一度跳ねて転がる。
槙野景:致命部位は守った。だが戦闘型オーヴァードとの正面戦闘ではやはり、速度も力も、圧倒的な開きがある……!
槙野舞衣子:幾度となく火の粉が舞い散り、熱波が解放される。飛来する鱗は舞衣子を傷つけることなく燃え落ちていく。
槙野舞衣子:「……」その後方に詩雲がいるのに気付いて僅かに眉根を寄せる。
“ソラヤ”:「グッ……!」鱗が引いていく。
槙野舞衣子:(受けて貰ったほうが都合良かったんだけどな)
“ソラヤ”:「こいつ、火を……」
槙野舞衣子:「怪我は?」
詩雲終:目を細める 「……俺は助けられた。そちらの妹の方が深刻だ」
槙野景:「……平気ですよ。見た目ほどではないです……」血まみれ。
槙野舞衣子:「汚れちゃったわね、服」
槙野舞衣子:「大丈夫よ。私が守るから」
明六坂充理:「お姉さん。凄いですね」
槙野景:「ブランドじゃなくて良かったです」笑ってみせる。
明六坂充理:(俺じゃぶち抜けるか怪しいな。でもいつか硬い敵ともやり合う事にはなる。あれを仮想目標にしよう)
GM:ようやくPCの反撃に。お兄様から!
詩雲終:相手は範囲攻撃。珍しくマイナーアクションが空いているので
詩雲終:姑息に5m後退。メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート:射撃》。対象は"アル=ファハル"
GM:姑息に下がって弱い相手を狙う それがお前のやり方なのかよ
詩雲終:すみません、マイナーなしに変更! 移動はせずに普通に撃ちます。
GM:はーい
“アル=ファハル”[28]
“ソラヤ”[13]
“アル=ダバラン”[18]
充理[35]
5m
舞衣子[4] 景[1]
終[7]
GM:じゃあこう
槙野景:GMに罵られたからやめたみたいになってる
GM:言ってみるものだな
詩雲終:クソぉ……やってやるよ! 移動なんてなくてもな!
詩雲終:「それだけの遺産を揃え、増上慢になる心情は分かる。だが、ひとえに運が悪かった」
詩雲終:「"ティンダロス"だけならともかく」 「俺をも惹きつけてしまったんだからな」
詩雲終:照る太陽を背に、巻き上がる炎を隔て、詩雲終は遺産盗商たちを睨める。
詩雲終:「目を刮いて仰ぐがいい。真の遺産を見せてやろう」
詩雲終:「全射する偉陽」
詩雲終:9dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[4,4,4,4,5,7,9,10,10]+10[1,1,5,8]+10[8]+4[4] → 34
“アル=ファハル”:暴走リア不!
槙野景:夢の雫いります?
詩雲終:4d10+26
DoubleCross : (4D10+26) → 17[1,7,6,3]+26 → 43
詩雲終:アッ
槙野景:あ、振っちゃった。まあいいや
詩雲終:振っちゃった! ありがとね 景ちゃんの雫はまたの機会に
明六坂充理:姉妹プレイに使いましょう
“アル=ファハル”:HP23、装甲6なので
“アル=ファハル”:そのダメージで落ちます!これ以上復活なし。
詩雲終:よかった
槙野景:やったね
槙野舞衣子:流石ですお兄様
明六坂充理:格好良くとどめだ
詩雲終:キィ ン、と空気を引っ掻くような高音。影がよぎる。全てが停止したような静寂。
詩雲終:直後、轟音。衝撃が地を円に砕き、土埃が逆巻く。
詩雲終:巨大質量――機械槍"ソルモルス"が、凄まじい速度で天より垂直に"アル=ファハル"へ突っ込んだのだ。
“アル=ダバラン”:「……え」
“ソラヤ”:「はっ」
“アル=ファハル”:「な……」
詩雲終:先まで立っていた“アル=ファハル”を貫き捻じ伏せ、巨大な槍のシルエットが屹立する。
詩雲終:「……まず一つ」
明六坂充理:「俺が攻撃する時は避けろと言うので、とか、言ってませんでしたか?」
槙野景:「つ、強い……!」(しかも)
槙野景:(容赦が……ない!)
詩雲終:「避ける必要がないので言わなかった」
槙野舞衣子:(……メチャクチャね)
槙野舞衣子:(やっぱりやり合いたくないな)
“ソラヤ”:「姉様……!」
詩雲終:機械槍はその場で自ら分離し、それぞれが自律する槍のような形を成して、散開する魚群めいて散っていき
“アル=ダバラン”:「大姉様を……!よくも!」
詩雲終:かと思えば、モーター音を上げて四方から詩雲の手元へ合流。彼の手中で巨槍の形に組み上がる。
明六坂充理:「確かに俺には当たってないですけど、ほぼ真横だ。貴方のキャラが」
明六坂充理:「大体わかった」
詩雲終:「チッ」 「その物言いはやめろ」
明六坂充理:「へ?なんかまずかったですかね」
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を4増加 (89 → 93)
詩雲終:レッドテンペストの反動
詩雲終:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
詩雲終:……死んじゃった! リザレクト!
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (93 → 99)
詩雲終:詩雲終のHPを6に変更 (2 → 6)
“ソラヤ”[13]
“アル=ダバラン”[18]
充理[35]
5m
舞衣子[4] 景[1]
終[7]
GM:では、お姉さまの手番へ。
槙野舞衣子:マイナーで暴走解除
槙野舞衣子:メジャーで最強遺産による素撃ち。対象は……“アル=ダバラン”かな
槙野舞衣子:5DX+14
DoubleCross : (5DX10+14) → 9[2,2,3,8,9]+14 → 23
GM:来な 最強遺産ヨトゥンの血潮の力を見せてやる
“アル=ダバラン”:5dx+2>=23 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+2>=23) → 9[1,2,4,7,9]+2 → 11 → 失敗
槙野舞衣子:3D10+11 ダメージ
DoubleCross : (3D10+11) → 17[6,1,10]+11 → 28
GM:ダメだ……ダメージを!
GM:そのダメージならまだピンピンしてます ヨトゥン分が削れたくらい
槙野舞衣子:ヒュドラさえ使えれば~
GM:演出どうぞ!
槙野舞衣子:猟銃めいた長大な黒筒を抜き放つ。上部が抉られたような独特の銃身。
槙野舞衣子:炎に包まれた身体の節々が鎮火し、同時に銃身が赤熱、発火。煌々と燃え盛る炎の矢が形作られる。
槙野舞衣子:"ヴェスタのくちづけ"。熱を凝縮し矢弾として射出する、銛銃型遺産。
槙野舞衣子:元来は、近接攻撃手段しか持たないサラマンダー能力者の遠距離用装備程度に使われていたものだが
槙野舞衣子:敵の攻撃を熱に変換し蓄積する“メルトハート”槙野舞衣子にとっては、攻撃手段を得ると同時に更なる連続防御を可能にする。
槙野舞衣子:(さて……もうちょっと暴れてほしいところだけど、どうかな)
槙野舞衣子:火の粉を撒き散らし、光の尾を引いて、炎の矢が撃ち出される。
槙野舞衣子:凝縮された熱量が一気に解放され、着弾と同時に爆発。“アル=ダバラン”を灼熱の炎が包み込む。
“ソラヤ”:「……火が」
“アル=ダバラン”:「大丈夫」直撃を受ける。
“アル=ダバラン”:「あははっ。熱い……!」
槙野舞衣子:「もうちょい痛がってほしいなあ」本心。
“アル=ダバラン”:爛々と目を輝かせる。負傷を意に介さぬかのような生命力。
“ソラヤ”:「悪い。助かった」
“アル=ダバラン”:「ううん、いいの。絶対取ろうね」
“アル=ダバラン”:「大姉様の分まで」
明六坂充理:「綺麗だな」腕で爆光から目を守りながら炎の華を見やった。
槙野舞衣子:敵から目を逸らさず、視界の中で炎に照らされる荷物の中から目当ての物を探している。
槙野舞衣子:(まずいな)
槙野舞衣子:(思った以上に強い。すぐに終わっちゃいそう)
GM:では妹御の手番!
槙野景:お姉ちゃんとお兄ちゃんどっち動かすのがいいかな
槙野景:お姉ちゃんの方が侵蝕効率はいいけど、まだ最大火力は出せてない
GM:どっちもでしょ まだ出せてないの
槙野舞衣子:お兄ちゃんを動かして侵蝕を上げまくりジャームにし、砥石を奪い取る
詩雲終:男を滅ぼすタイプってそういうこと?
槙野景:でもお兄ちゃんはマイナーで一回ジェネシフトすれば少なくとも100%越えるので
槙野景:いや、ダメだ
槙野景:マイナー使うからね
詩雲終:ポルターガイストがマイナーだからね……w
槙野舞衣子:そういえばそうじゃん!
GM:さらなる力と同時にエクスプロージョン撃てないんですか
GM:殺しましょうよ
槙野景:そんなケヒャリストじゃないし、攻撃-12されてるからね
明六坂充理:侵蝕調整殺し更なる力だw
詩雲終:これは戦略キャラ性ここまでの話全部踏まえた総合的な判断にお任せします
槙野景:リザレクト圏外にしちゃうから非効率的だけど、お兄様のほう動かしたいなー
槙野舞衣子:私もそれがいいと思います
槙野景:火力面でも少し多く削っておきたい
詩雲終:では動かしておくれ!
槙野景:《さらなる力》《戦乙女の導き》を詩雲お兄様に。ちょうど侵蝕は100になります。
槙野景:槙野景の侵蝕率を7(→ 7)増加 (89 → 96)
槙野景:あれ?そうだった
槙野景:なぜか11上がると思い込んでた。戦乙女は2だ
槙野景:まあいいや!「潜伏者」の効果を使用して達成値+10。
槙野景:技能とメイド服を合わせて+16。達成値20で判定。
槙野景:4dx+16>=20
DoubleCross : (4DX10+16>=20) → 4[1,3,3,4]+16 → 20 → 成功
GM:ギリギリだ
槙野景:危ない!
槙野景:というわけでお兄様は再行動して、攻撃力は+5、ダイスは+5個。
槙野景:演出はお兄様と一緒にやる!妹として……!
詩雲終:ヨイデショウ では行動します
GM:OK!では行動を!
詩雲終:マイナーなし。メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート:射撃》 対象は“アル=ダバラン”!
詩雲終:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,3,3,3,3,4,4,5,5,5,6,7,9,10]+10[2,9,10]+10[8,10]+10[3,10]+10[9]+10[10]+1[1] → 61
詩雲終:ワオ……
槙野景:うーむ、《夢の雫》を使っても桁上りしないかな
明六坂充理:こいつは死んだだろー
GM:ヤバ……
槙野景:でも使うか。《夢の雫》で+14。
槙野景:槙野景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (96 → 99)
詩雲終:ワア……
詩雲終:達成値75! FIXです
GM:75かよ!
槙野景:攻撃力+5も忘れずにね
槙野舞衣子:ヤバいよ~
“アル=ダバラン”:5dx+2>=75 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+2>=75) → 10[5,8,8,9,10]+6[6]+2 → 18 → 失敗
“アル=ダバラン”:頑張ったけど全然!ダメージどうぞ
詩雲終:8d10+26+5
DoubleCross : (8D10+26+5) → 47[6,10,10,5,1,4,4,7]+26+5 → 78
詩雲終:諸々は有効である
GM:ヒエ……
“アル=ダバラン”:そのダメージで倒れます!こいつは復活もありません
槙野景:「詩雲さん」残存する二人の敵を前にして呟く。
槙野景:「私が……いま、髪の長い方の敵の動きを止めることができるなら、さっきの攻撃をもう一度当てられますか」
槙野景:無事な方の右手でスマートフォンを構えている。
詩雲終:「可能だ」
詩雲終:腕を真横に、大質量の槍を前方へと向けている。機械仕掛けの槍頭の幾つかが、奇妙な変形を開始している。
槙野景:「私がこうしている間」
槙野景:「――敵はこのカメラの画角から出られません。そういう能力です」
詩雲終:だが、そう短く言い切った詩雲の目は、敵よりも槙野景に向けられている。
詩雲終:「……良いだろう。邪魔が入らんと分かれば」
槙野景:「……いいわね?」“アル=ダバラン”の方を向いたまま呟く。
槙野景:「『動かないで』」彼女の精神性は極めて分かりやすい。
詩雲終:「エネルギーの効率化は図れる」
槙野景:"姉"に対して絶対の尊敬と忠誠を向けているということ。
槙野景:ほんの一瞬の隙をこじ開けることならば容易いと判断した。
詩雲終:変形した槍頭は、カタパルト形状の骨組みを組んでいた。ただし、詩雲の想定よりも75%以上も構造を削減している。
詩雲終:さらに槍頭。先ほどまでの巨大な印象とは異なる流線型の鋭い形状に、やはりこちらも組み替えられて。
詩雲終:すなわち、防御をこじ開ける破壊ではなく、血肉を斬り裂く殺傷に特化した形状。
詩雲終:「おい」
詩雲終:「避けろ」
明六坂充理:運動能力を取り戻して、まずやったことは鋼との競争だった。
明六坂充理:言葉と同時、一瞬の迷いもなく、残像すら消える速さで災厄の真横に退避した。
詩雲終:空気を斬り裂く高音を発して、"ソルモルス"は放たれる。カタパルトは四散し、だがそれらが路上へ散らばるよりも前に
詩雲終:的確無慈悲の殺傷弾と化した機械槍は一直線に間隙を跳躍し、彼の数ミリ脇を抜けて、“アル=ダバラン”を『通過』する。
明六坂充理:「今度は言ってくれたな。全速で間一髪だったけど……。凄い武器だな、あれ」
詩雲終:「二つ」
“アル=ダバラン”:「?」
明六坂充理:(この中で……戦闘力が一番強いのは、お兄さんか。しかもまだ全力ではないっぽいな)
“アル=ダバラン”:「な」言葉を発して、前進しようとして。
“アル=ダバラン”:ずるりと、身体が崩れて落ちた。
“ソラヤ”:「……!」
槙野舞衣子:(……威力も速度も尋常じゃあないわね。全力を出されて、防げるかどうか……)
詩雲終:「言っただろう。真の遺産を見せてやる、と」
“ソラヤ”:「そんな……」
詩雲終:「殺しはしていない。死なない保証もしてやれんが」
詩雲終:「その手に戦意がある限り、次はお前だ」
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を4増加 (99 → 103)
詩雲終:レッドテンペスト反動
詩雲終:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
GM:悪運の強い奴め……
詩雲終:詩雲終のHPを2に変更 (6 → 2)
詩雲終:通過した"ソルモルス"は役目を果たすとバラバラに解かれ、持っていった血肉を振い落すと、思索するように上方で旋回し始める。
詩雲終:(槙野姉。先ほどの堅固な防御に加えて、十分な精度と火力。特別な兵器……あるいは遺産によるもの)
詩雲終:(槙野妹。攻撃を受けても的確な、攻撃補助。しかも強力な……なんらかの手段による……敵の強制停止)
詩雲終:(……"ティンダロス"の戦力か? これが?)
槙野景:「詩雲さん、大丈夫ですか……その武器」
槙野景:カメラを敵に構えながら尋ねる。「その、攻撃反動……とか」
詩雲終:「多少は来ている。予備動力と制御は俺がやっているからな」
詩雲終:「その上で問題ない。継戦は可能だ。出力も徐々に上がってきている」
槙野景:「……あはは。いらない心配……でしたかね」
槙野景:(さらにここから強くなるということは、電池切れを狙うのは難しいか……)
詩雲終:「今は自分の身とこの後に向けることだ」
槙野景:「……分かりました」自分自身の再生はリザレクト頼りだ。キュマイラやエグザイルと比べて速い方でもない。
GM:1ラウンド目終了。
“ソラヤ”[3]
充理[20]
5m
舞衣子[4] 景[1]
終[7]
GM:2ラウンド目。セットアップ。
“ソラヤ”:なし
明六坂充理:なしです。
詩雲終:ない! ブルーゲイルは着服だ!
槙野景:私もありません。
槙野舞衣子:《氷の城塞》+《ヒュドラの怒り》 暴走したり攻撃上がったりダメージ軽減したり
槙野舞衣子:あ、《異形の加護》も
GM:ヤバ
槙野舞衣子:6+3D10 ラウンド間軽減
DoubleCross : (6+3D10) → 6+14[6,3,5] → 20
槙野舞衣子:槙野舞衣子の侵蝕率を10増加 (103 → 113)
GM:イニシアチブ。明六坂くんの手番から。
明六坂充理:では。メジャーで攻撃します。《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速剣》マイナーはなし。
明六坂充理:大丈夫だろう。槙野姉妹のロイスをダイス10個に変えます。
詩雲終:危うい戦い方してんねえ!
槙野景:PC1らしい無鉄砲さ!
槙野舞衣子:ここから三段階くらい変身したらどうするの!
明六坂充理:中の人はチキンだと大評判!
GM:ヤバ
明六坂充理:いきます!
明六坂充理:19dx7+1
DoubleCross : (19DX7+1) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,5,6,6,7,8,9,10,10,10]+6[1,4,4,4,6,6]+1 → 17
明六坂充理:wwww
GM:そんなことある?
槙野舞衣子:ギャ~~~~ッ
GM:ダイス数より少ない
槙野景:悲C
明六坂充理:今ゲラゲラ笑ってるw
詩雲終:むごい
明六坂充理:リアクションして
槙野景:ゆ、《夢の雫》とかいらないですか?
GM:後乗せはないのかい
明六坂充理:あ。頂戴くれるなら
詩雲終:してあげて!
槙野舞衣子:せめてバデムを……
槙野景:あげるよ……!全然……!
槙野景:《夢の雫》。達成値+14。
GM:倍近くなったな……
槙野景:この場合使用侵蝕で100を越えるんですが、16になるんですかね?ならない気がする
槙野景:槙野景の侵蝕率を3(→ 3)増加 (99 → 102)
明六坂充理:31になりもうした!
GM:どうなんだろう……?まあ今回は大丈夫
“ソラヤ”:ガードするから。《イージスの守り》使用。
GM:ダメージを!
明六坂充理:4d10+14
DoubleCross : (4D10+14) → 17[1,6,9,1]+14 → 31
“ソラヤ”:31-2d10-10
DoubleCross : (31-2D10-10) → 31-11[7,4]-10 → 10
明六坂充理:全体的に低いな。カキンの予感。
GM:かすり傷よ その程度
明六坂充理:あ。ちょっと通ったかな。良かった。
GM:演出を!
明六坂充理:体勢が整ったと同時踏み込む。助走距離がない事に舌を打つ。
明六坂充理:それでも、その速さは相手よりも圧倒的に上、その慢心が綻びを生んだのか、ボロボロになった床に足を取られた。
明六坂充理:「うぉっ!?まずっいぞ」
槙野景:「……!左!」
明六坂充理:声に反射的に反応し、左に視線を向け、その意図をくみ取ると。
“ソラヤ”:隙をついて、斧を振りかぶっていた。
明六坂充理:足親指を軸に左旋回しながら黒刀を思い切り振りまわした。
“ソラヤ”:反応が遅れれば、そのまま首を刎ねていただろうが。
槙野景:明六坂を死なせたくはない。気化投与で反射能力強化の薬剤を投与しているものの、得意分野とまでは言えなかった。
“ソラヤ”:それが一拍早い。
“ソラヤ”:「グウッ……!」
明六坂充理:自分が直撃を喰らわないように斧に刀を横から撃ち当て、相手の武器で相手を傷つけさせる。
明六坂充理:「はぁ、はぁはぁはぁ」
“ソラヤ”:鱗がその刃を半ば弾き、致命には辛うじて至らない。
“ソラヤ”:「こいつ……素人かと思ったのに!」
明六坂充理:「死ぬかと」冷や汗を拭う。「思った」
明六坂充理:「コーチが良かったみたいでね」
明六坂充理:「牽制位になったとは思う。降参する気はないか?」
“ソラヤ”:代わりに、再びの刃が振り下ろされようとする。返事の代わりとでも言うように。
詩雲終:(実際……本人がそこまで気を回しているかはともかく、良い足止めだ。お陰で攻撃に集中できる)
GM:お兄様の手番へ。
詩雲終:グヘヘヘヘ……マイナーで《ポルターガイスト》。レッドテンペストを破壊して攻撃力+26 エピックの効果で破壊無効化!
槙野景:突然ゲスになっちゃった
詩雲終:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート:射撃》、に、《バリアクラッカー》だ!
詩雲終:10dx7
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,3,4,4,5,6,8,9,9,10]+10[8,8,9,10]+10[3,7,8,9]+5[3,5,5] → 35
“ソラヤ”:ガードできないじゃん!
詩雲終:そゾ
“ソラヤ”:11DX+1>=35 ドッジ
DoubleCross : (11DX10+1>=35) → 10[1,2,3,3,4,5,6,9,10,10,10]+10[5,8,10]+9[9]+1 → 30 → 失敗
詩雲終:怖っっっ
GM:チッ……
槙野景:ワ、ワァ……
槙野舞衣子:頑張ってる
詩雲終:プレディクションもケチらないように……しようね!
GM:ダメージを!
明六坂充理:超がんばったなw
詩雲終:4d10+52
DoubleCross : (4D10+52) → 27[9,8,4,6]+52 → 79
詩雲終:装甲無効!
GM:せっかく装甲が10点あるのに……
GM:そのダメージで戦闘不能。こいつも復活はありません。
GM:全滅です。戦闘終了。
詩雲終:あら……
槙野舞衣子:全員殺した!
槙野景:パーフェクト達成!
槙野舞衣子:さ……殺人鬼
槙野景:殺してないって言ってるでしょ!
明六坂充理:優美なハイエナ!
詩雲終:こ、殺してない殺してない!
詩雲終:死ぬかもしれないが……
詩雲終:上空、電磁浮遊する機械槍の部品が続々と接合する。単品でも武器として十二分に機能する長槍が、少しずつ形を違えながら8本。
詩雲終:(防御。装甲。無視できないほどでもないが、軽視するべきものでもないか)
詩雲終:「避けろ」
詩雲終:言うと同時、一本の長槍が風切り音を立てて明六坂の脇を抜け“ソラヤ”を襲う。
明六坂充理:「了解っです!」
“ソラヤ”:その言葉には、彼女自身も反応している。
詩雲終:だがそれは先触れに過ぎない。更に別方角から別の槍。それは全てが直撃コースを取る訳ではなく、四方八方から一直線に、絶え間なく絶え間なく降り注ぐ。異次元の鉄の雨。
詩雲終:「避けろ、避けろ。あと7秒」
明六坂充理:今日何度目かわからない全力疾走。そして子供の頃に興じたダンスゲーム。
“ソラヤ”:「オ、オオ……!」一本、二本、三本。斧を切り替えして切り捨てていく。
明六坂充理:右、前、左左、後方。
明六坂充理:小刻みに足を動かし、、槍と同数にその身が増えたように見える。
詩雲終:空を切る一撃一撃の合間に、鋭い平刃が地を抉り、路樹を散らし、武器を弾き、装甲を削り
槙野景:「無茶苦茶すぎる……!」
詩雲終:「3、2……1」
槙野舞衣子:「……本当にマスターエージェントじゃないの?あれ」
“ソラヤ”:それも持ちこたえきれない。迎撃限界が来た。
明六坂充理:ラスト。背面高跳びで槍と斧をかわしてのけた。
詩雲終:長槍の1本が、“ソラヤ”の右足を貫いた。次いで右腕。左腕、左足。四肢を貫き縫い付ける。
明六坂充理:当てるつもりの攻撃だった槍衾は固くないな。と眉を顰める。
“ソラヤ”:斧を取り落とす。巨躯が容易く射止められる。
“ソラヤ”:「オグッ……」鱗が引いていく。
詩雲終:残る4本の槍は、まるで最初からその瞬間が分かっていたと言わんばかりに、"ソラヤ"の眼前で一つの鉄杭に組み上げられ
詩雲終:「0」
詩雲終:中央を打ち貫く、幕引きの一撃。
詩雲終:「三つだ」
詩雲終:詩雲終の侵蝕率を12増加 (103 → 115)
明六坂充理:「酷い話だ」
詩雲終:レッドテンペストの反動
詩雲終:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4
明六坂充理:いや、本当に何もかも。
槙野景:「一人で……全員倒した」
詩雲終:死んだので明六坂充理のロイスをタイタスにして昇華、復活。
槙野舞衣子:「本当に。全部持って行かれたわね」
詩雲終:詩雲終のHPを12に変更 (2 → 12)
詩雲終:長く息を吐きながら、“ソラヤ”の意識が失われたのを確かめると
詩雲終:全ての槍が引き上げていく。詩雲の手に収まらず、待機状態へと戻ったのだ。
明六坂充理:「安物だけど、スニーカー駄目になっちゃったな」
GM:再び、静寂が戻りかけ。君がそう呟いた時。
“アル=ファハル”:視界の隅で、倒れたままの“アル=ファハル”が、黄金の銃を構えていた。
明六坂充理:「む」
“アル=ファハル”:回避も間に合わない。
GM:はずだった。
GM:飛来した回転する刃が、その腕を切り落とした。
詩雲終:「……!」 黄金銃に気付いた刹那、その腕が飛ばされるのを見た
明六坂充理:何が起こったのかを、撃たれると認識し引き延ばされた感覚で見ていた。
槙野舞衣子:刃の放たれた方向に目を向ける。
槙野景:「……新手だ」
高橋真沙緒:飛来した先。指を銃のように構えた高橋真沙緒の姿がある。
明六坂充理:「命の恩人か。人を打たせた責任、取った方が良いか?」
高橋真沙緒:台車の幌を、フードのように被っている。せめてもの偽装と言ったところか。
高橋真沙緒:「……ごめんなさい」
高橋真沙緒:「帰れって言われてたのに……」
明六坂充理:景さんと高橋さんを交互に見やり
槙野景:「……大丈夫です。よく来てくれました」
明六坂充理:面倒臭いもんだよな。と思う。が、まあいうべき言葉は決まっていた。
明六坂充理:「助かった。やっぱお前は俺の自慢だ」
槙野景:そう言うしかない。支部長職なら彼女を叱責することもできただろうが、
明六坂充理:「うん。ありがとう」
槙野景:自分の性格ではそうはできない。それに明六坂くんの命を救ったのだから。
高橋真沙緒:「……無事でよかった」
明六坂充理:「泣きそうな顔はするなよ。大丈夫だから、色々」
高橋真沙緒:「泣いてないし」
明六坂充理:「そりゃ結構。じゃ、そろそろ家に帰ろうぜ」
明六坂充理:「送るよ、今日は」
高橋真沙緒:「……うん。あ、でも、その前に」
GM:台車は幌が取り去られ、中身が詳らかになっている。
高橋真沙緒:「……これ」その中から、石片のようなものを取り出す。
槙野景:「えっ、石って、それ」
詩雲終:まっすぐ彼女に歩み寄り、差し出されたそれを見る
高橋真沙緒:『障のティドグリド』。それの残骸のような。
槙野舞衣子:「…………。……壊れてる?」
高橋真沙緒:「……いえ」
高橋真沙緒:「触ったら、割れて。破片が、私の中に」
槙野景:「そんな、えっ!?」
槙野舞衣子:「……まさか……」
槙野景:「そんなことになったんですか!?」
明六坂充理:「遺産適合とか?なんか言ってたな、そう言えば」
詩雲終:「……適合したのか?」
GM:破片からはもはや、レネゲイドの気配を感じない。
高橋真沙緒:「多分ですけど……」
槙野景:「~~~~っ」片手で顔を押さえる。
槙野景:「い……言った……!」
槙野景:「変なアイテムには……触らないでって……言った……!」
詩雲終:「……」 難しい面持ちで腕を組む
槙野舞衣子:「奇しくもこいつらの目的通りになったわけね」かぶりを振る。
明六坂充理:「あ。詩雲さん。それが狙いだったんですか?」
明六坂充理:(それで2人は詩雲さんに渡したくなかったって事か。これ)
詩雲終:「そうだ。"障のディドグリド"。こいつを探して俺はここまで来た」
明六坂充理:(面倒くせーことになってたんだな!!)
槙野舞衣子:「……それで?どうするの終さん」
高橋真沙緒:「えっ……?」
高橋真沙緒:「腕とか……切ったりします……?」
槙野舞衣子:「まさかこの子を誘拐でもするわけじゃないでしょう?」
槙野景:「……そういうことなんです高橋さん。成り行きでどんどん面倒なことに……」
明六坂充理:「いや、思ったんですけどいいですか?」
明六坂充理:手を上げる。
槙野景:「なんですか?」
詩雲終:「……」 しばし思案していたが、明六坂くんを見る
明六坂充理:「その砥石持って来いって言ったの、確か高橋の姉ですよね」
詩雲終:「そうだ」
槙野景:「みたいですね」
明六坂充理:「ひと先ず会わせてみては?」
詩雲終:「……まあ、現実問題として」
詩雲終:「俺がそれを欲しかったのは、お前の姉が必要だったからだ」
詩雲終:「じゃあそれを取り出すためにお前をどうにかするのは、全く帳尻が合わん」
槙野舞衣子:(任務は『“障のディドグリド”の確保』……)
高橋真沙緒:「……じゃあとりあえず、お姉ちゃんのところに行けばいいのかな」
槙野舞衣子:(……は、既に達成してるのか。ある意味)
詩雲終:「だから、明六坂の言う通り。何も結論を急ぐ必要はない」
詩雲終:「そうだな、できれば……」
詩雲終:「……UGNが大義ぶって、首を突っ込んでくる前に」
明六坂充理:「お姉さん住んでる所って都会ですかね?」
明六坂充理:「楽しみだな。行くの」
槙野景:(……無所属オーヴァードが遺産継承者覚醒したチルドレンを私的利用のために確保……いや)
高橋真沙緒:「まあここよりは……って」
高橋真沙緒:「来るの!?」
明六坂充理:「言い出しっぺだし」
槙野景:(さすがにそんな範囲まで責任取りきれない。詩雲さんを信じて任せよう……)
槙野舞衣子:「ああ、ごめん終さん。それ嘘なの」
詩雲終:「ん?」
槙野舞衣子:「私達、UGNだから」
槙野景:「ひえっ」
詩雲終:「……」
詩雲終:「あ?」
高橋真沙緒:「あっ言っていいの……?」
槙野景:「な、な、何を言うんですか、どうして?」
明六坂充理:「俺の監視任務と両立出来て良い事だよ。あ、バラした」
高橋真沙緒:「秘密なんじゃ……」
槙野舞衣子:「ここまで来たらもういいかなって。どうせバレるでしょ?」
明六坂充理:(どうだろうか?)
槙野景:「そうかもしれませんけど……!その、そんな程度の理由で」
明六坂充理:(そこ、言わなきゃ興味ないとこじゃないかな、なんとなく)
槙野舞衣子:「勿論その子もね」真沙緒ちゃんを示して「UGNチルドレンだから。変な真似はしないようにね」
明六坂充理:詩雲さんをチラッと見て。
槙野景:槙野舞衣子の気質は自分と正反対だ――分かっていたことではある。
詩雲終:先ほどまで、どこか何に対しても無感動な、興味のなさそうな面持ちだった詩雲だったが、
高橋真沙緒:「あっはいすいません……。あってか日本支部呼んじゃった」
槙野景:「……。ごめんなさい…………」しおれたように頭を下げる。
詩雲終:垂れた前髪の垣間から覗く眉間には深く皺が走り、目尻は鋭く吊って見える。
槙野景:(怖い……!!)
詩雲終:が、それだけであり、それまでだ。腕を組んだまま、幾度か自分の肘を打ち
高橋真沙緒:「取り消さなきゃ……ひっ」
詩雲終:「……あらゆる過程を飛ばして、一つだけ確かめる」
槙野舞衣子:「何かしら」
詩雲終:「俺に"障のディドグリド"を使わせるつもりはあるか?」
槙野景:「……あり、ます。というより……」
槙野景:「そのためにUGNであることを隠していたんです。UGNなら立場上強奪を阻止しないといけませんでしたから」
槙野景:「ここにはUGNは居合わせなかったことにしたほうが都合はいいんです。けれど……」
槙野景:高橋真沙緒を見る。さすがにチルドレンの遺産適合事案をもみ消すことは不可能だろう。
明六坂充理:「いいんじゃないですか。強奪はもう無理で、結果UGNの手伝いしたって事だし、そういうの報酬が出るって話だ」
明六坂充理:「それで通せません?」
槙野景:「……は、い」自信はまったくない。
槙野舞衣子:「こっちにも色々あったから。怒ったならごめんね~」軽い調子で平手を顔の前に。
詩雲終:「…………」 燃え滾るような眼で槙野姉妹を交互に見るが
詩雲終:焼却炉の蓋を閉ざすように、重く瞼を下ろして
詩雲終:「……ならば行くぞ。迅速に」
槙野景:「はぁー………」へなへなと崩れる。
槙野舞衣子:「お疲れさま、景ちゃん」
高橋真沙緒:「……はい」
槙野景:(ギルドの遺産使い3人より)(はるかに怖かった……)
明六坂充理:「ああ、そうだな……」掌を拳で叩く。「皆さんお疲れ様です」
槙野景:「姉さんはすごいですよ……」ふにゃふにゃと言う。
明六坂充理:「俺も今回の事が全体的に良くわかって嬉しかったです」
明六坂充理:「全員無事で実によかったですね」
詩雲終:あるいはこれ以上憤激の炎を立てないようにか、苛立たしげにその場を後にする。背に、ついて来なければお前達を『四つ』以降にしてやると言わんばかりの殺気を帯びて。
高橋真沙緒:「そこは本当にごめんねなんか……」
槙野景:「はい。ご迷惑をおかけしました……」
明六坂充理:皮肉でもなんでもなくそんな事を言うのだった。
高橋真沙緒:「いや私も全部分かってたわけでも……あ」
高橋真沙緒:「ヤバイよ、行こう」
高橋真沙緒:「あれメチャクチャ怒ってるよ……」
槙野舞衣子:「そんなに怒らなくてもいいのにねえ」笑いながら歩き出す。
槙野景:「い、行きましょう行きましょう!」早足で歩く。
明六坂充理:「2秒で追いつける」
明六坂充理:「俺は足が速いから」
GM:バックトラックです。Eロイスはないぜ みんな非ジャーム犯罪者なので
槙野景:よかったよかった
詩雲終:小物ーズ
槙野景:立派な善良オーヴァードとして更生してもらいたいものですね
槙野舞衣子:ちゃんと姉妹百合に励むように
槙野景:オラッUGN式再教育だ
GM:はい……
明六坂充理:よーしお兄さんバクトラするぞー
詩雲終:5個きっちり残っている 等倍だぜ
明六坂充理:1倍で
槙野舞衣子:5個しか取ってなかった
槙野舞衣子:114-5D10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-30[6,5,8,8,3] → 84
明六坂充理:90-4d10
DoubleCross : (90-4D10) → 90-29[6,7,9,7] → 61
詩雲終:115-5d10
DoubleCross : (115-5D10) → 115-28[5,3,2,9,9] → 87
明六坂充理:無駄に高いな4点だ!
槙野景:もちろん1倍。全部1が出ても帰れる。
槙野景:槙野景の侵蝕率を5d10(→ 28)減少 (102 → 74)
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Dロイスが以下
“アル=ファハル” 遺産継承者:チャリオットバラー
“ソラヤ” 遺産継承者:ジュラシックレコード
“アル=ダバラン” 遺産継承者:ヨトゥンの血潮
GM:これで13点。ここに侵蝕点と まさかないとは思いますが
GM:Sロイスがあればそれを足した点が取得点です。何点ですか?
明六坂充理:17点です。
槙野舞衣子:Sロイスは無いので18点です
槙野景:18点です
詩雲終:23点です
詩雲終:侵蝕点というのはよくわからないので計算していませんが、このSロイスには少なくとも10経験点の価値があるでしょう
GM:すごいぜ
GM:C((17+23+18+18)/3)
DoubleCross : c((17+23+18+18)/3) → 25
白金さん 17点
馴染さん 23点
すきゃっとさん 18点
珪素さん 18点
GM 25点
GM:こうだぜ ご査収ください
槙野舞衣子:モグモグ!
槙野景:PUIPUI
詩雲終:今日は大盛りの気分!
明六坂充理:経験点は足がはやいからな!頂き