【ミドルフェイズ2】
GM:本格的にチョコレート探しが始まります。全員登場を推奨します
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (44 → 50)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (47 → 55)
眩星かんな:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+2[2] → 50
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (61 → 62)
GM:今回のセッションはミッション制となっております。
GM:シーンごとに一つ遂行するミッションを選び、それをクリアしていくことで、チョコの入手に近付くことができるでしょう。
GM:また、ミッション内で判定を成功させていくことで、イベントアイテムの【ルーン・カカオ】が入手可能です。これは毎シーン終了時に様々なアイテムと交換することができます。
GM:現在のミッション解放状況はこちら。
【ミッション一覧】
★進行中
“パティシエの腕を狩る怪人”の手がかりを集める(0/3)
☆選択可能
巨竜狂乱:ルーン・カカオの農園を救え(0/1)
邪教討滅:神体と生贄のパティシエたちを奪還せよ(0/1)
選択不可
???(0/1)
達成済み
なし
十掬キョウ:邪教なにごと?
GM:君の目で確かめてくれ
鷹条アカツキ:バレンタイン…?
アイシャ・T・ローズ:バレンタインとは……かくも過酷な催しなのですね……
GM:このシーンではルーン・カカオの農園かパティシエたちの救出かどちらかのミッションを選んで遂行することができるわけですね
十掬キョウ:なるほどね
眩星かんな:大体ルールは分かったぜ
GM:というわけで、今回はどちらを選びますか? 話の流れ的にはルーン・カカオの方かな
十掬キョウ:邪教、しるすべなさそう
アイシャ・T・ローズ:カカオ、行っときますか
鷹条アカツキ:ですね
眩星かんな:やっちゃいましょう
GM:承知しました。
GM:アイシャの知る情報を元に、君たちはキングダム定時制の学区内へと赴いた。
GM:魔法局の庭園は、太陽ではなく月の光によって育つ草花で飾られる。学区外の生徒で見た者は少ないが、密かに語られる噂では、歴史を感じさせる装飾彫刻と神秘の植生とが調和した、幻想的な場所であるという。
GM:──しかし今、君たちが実際に目にしたそこは、山火事の後もかくやの荒れ果てた灰と煙の荒野の有様であった。
GM:白亜の石畳は黒焦げて砕け、木々は無残に焼けて倒れ、噴水には泥が溜まって淀んでいる……。
アイシャ・T・ローズ:「これは……まるで火炎放射器で焼き払ったような……」燃え残った樹木を分析しながら。
眩星かんな:「うーん……一歩遅かったかもしれないね」
鷹条アカツキ:「魔法局の連中、また事故起こしたのかね」慣れた様子で裂け目を飛び越える。
十掬キョウ:「ええ~!?何があったの?」
六条クウリ:「戦争か何か……?」
十掬キョウ:「逃げ遅れた人とか居ないかな……大丈夫なのかな」
GM:不意に鳥が羽ばたく音がする。
大嶽ニレ:『お前たち、何者か』
十掬キョウ:「鳥さんが喋った!」
眩星かんな:「おや、ニレちゃんじゃないか」
アイシャ・T・ローズ:「お知り合いですか?」
大嶽ニレ:現れたのは、子供ほどの体高と極彩色の羽を持った怪鳥。
十掬キョウ:「先生って鳥さんと知り合いなの?」
大嶽ニレ:『何用があったにせよ、今この地は……眩星先生?』
眩星かんな:「先日の仕事で縁があってね。とある動物保護の際に大変お世話になった」
十掬キョウ:「保護……ニレちゃんを……?」
十掬キョウ:「放し飼いじゃない……?」
大嶽ニレ:『乃公は獣ではない』憤慨した様子で翼を広げる。
鷹条アカツキ:「使い魔ってやつだな」
十掬キョウ:「使い魔!」
十掬キョウ:「魔法っぽい~」
眩星かんな:「そう、彼女は魔法局の生徒でね。本人は定時制学区内のどこか別の所にいるはずだ」
大嶽ニレ:『然り』
鷹条アカツキ:「ここに居ないのは広域を見張ってるのと、そもそもここが危険だからってとこかな」
十掬キョウ:「へえ~」ぺたぺたと撫でている。
眩星かんな:「だけど、既に焼野原になってしまっているね……一体何があったんだい?」
六条クウリ:「……」それを見てちょっとうずうずとしている。
大嶽ニレ:『……先生にであれば明かしてもいいか』撫でられながら。『実は──』
十掬キョウ:「ふかふかだ~」
大嶽ニレ:『! いかん、全員伏せろ!』
眩星かんな:「えっ」
十掬キョウ:「えっ」ぴゅっと手早く伏せる。
鷹条アカツキ:がばっと先生に飛びついて抱き伏せる。
六条クウリ:「!」頭を押さえて屈む。
眩星かんな:「ぎゃふっ」そのまま顔を地面に叩きつける。
アイシャ・T・ローズ:すっと全員の前に出て片膝をつき、力場を展開する。
GM:直後、君たちの頭上ギリギリを掠め、大きな影が飛び過ぎる。
十掬キョウ:「……今の……?」
GM:一瞬遅れ、突風。
十掬キョウ:「おわっ」
アイシャ・T・ローズ:「当機の後ろにどうぞ」
GM:焦げた木々の破片が舞い上がり、土煙が上がる……のみならず。
マンドラゴラ:「ヒィイイイ!」「キャアアアア!!」
マンドラゴラ:もこもこと辺りの土が盛り上がり、人型の植物が恐慌を来して逃げ惑う。だが──
大嶽ニレ:『よせ……!』
GM:「──グオオオオオオッッ!!」
GM:けたたましい咆哮。次いで上空から炎の柱が落ち、魔法植物たちを瞬時に呑み込む。
GM:離れた君たちにも焦げるような熱風が届く。直に浴びた彼らは跡形もない。
十掬キョウ:「何あれ……?」
アイシャ・T・ローズ:「こちらに退避を!」手をかざし、壁となるように『テオドーラ』の車体を出現させる。
十掬キョウ:「わわっ」
鷹条アカツキ:「うわっ次から次に!」
GM:灰の更地と化したそこへ、四本の脚で地響きを立てて着地したそれは。
“フランソワーズ”:前進を緑色の鱗で覆われた、体高数mの三つ首の竜──否。
“フランソワーズ”:そのような形に刈り込まれた、翠緑の葉を茂らせる灌木だ。
眩星かんな:「……流石、定時制学区ならではのファンタジー魔界生物がお出ましというワケか」
アイシャ・T・ローズ:「巨大怪生物……怪生物……?」
十掬キョウ:「おお~……!オロチじゃん!」
十掬キョウ:「すごいすごい!」
鷹条アカツキ:「あれ、植物か…植物が火を噴いたの!?」
眩星かんな:砂まみれになった眼鏡を拭いながら見上げる。でかすぎんだろ……
大嶽ニレ:『そうだ。フランソワーズという名だ』
十掬キョウ:「発火性の植物はあるからそういうのじゃないかな?ユーカリとか!」
大嶽ニレ:『訳あって機嫌が悪く、このような有様になっている』君たちを物陰に誘導しながら。
鷹条アカツキ:「十掬は博学だねぇ…本来はそのお名前ぐらいお上品な生態だったりするのか」
眩星かんな:「そっか。てっきりまたチョコレート抗争に巻き込まれたのかと思って心配していたよ」
十掬キョウ:「どうしてご機嫌斜めなのかな」
大嶽ニレ:『元々傲慢な性格で、気に入らない花が庭園に植えられれば即座に焼き尽くし、自身の剪定も気に入った庭師にしか決してさせないような奴ではあったのだが』
鷹条アカツキ:「元々じゃん」
十掬キョウ:「ワガママお姫様だねえ」
アイシャ・T・ローズ:「………」
大嶽ニレ:『最近になって、元は一つだった頭を、何者かが三つある形に刈り直したのだ』
十掬キョウ:「それは……」
アイシャ・T・ローズ:「なんと惨い……お察しします」
十掬キョウ:「それは怒るよね……」
眩星かんな:「三頭を持った方がカッコいいからかい?」
鷹条アカツキ:「どういう理屈ですか」
大嶽ニレ:『下手人の意図は知らぬ。確かなのは』
大嶽ニレ:『三つの頭が非常に仲が悪く、延々と繰り広げられる喧嘩の余波で我が魔法局の庭園が荒れ果ててしまったことだけだ』
眩星かんな:「八岐大蛇を始めとして、先人たちは何故か頭を複数持つ怪物が好きだからね……」
十掬キョウ:「切り分けると首同士で喧嘩しちゃうんだ……」
眩星かんな:「さておき、そいつは中々困った事態だね」
アイシャ・T・ローズ:「困りましたね。元々アポイントメントがないとはいえ、これでは奥に進めません」
大嶽ニレ:『困った事態なのだ』頷く。
大嶽ニレ:『故、今は客人を迎える余裕もない』
アイシャ・T・ローズ:「当機の車内に入ったとしても、この高温では蒸し焼きにされてしまいます」
大嶽ニレ:『悪いことは言わぬ。また後日出直せ』
十掬キョウ:「後日じゃダメ!」
大嶽ニレ:『何?』
十掬キョウ:「間に合わせないといけないんだ」
十掬キョウ:「時期がずれたらバレンタインじゃなくなっちゃうよ~!」
眩星かんな:「……経緯としては、私達はルーン・カカオと呼ばれる特殊なチョコの原材料があると聞いてココに来たんだ」
眩星かんな:「崑崙を拗らせてチョコを狙う生徒が襲い掛かってきそうだから待ち伏せするために、あるいはそもそも論でこの子達がチョコレートを確保するためにね」
アイシャ・T・ローズ:「はい。他に当てもなく……どうしても、こちらのカカオが必要なのです」
十掬キョウ:「そういうこと。出直せ~ってニレちゃんが言うのは、フランソワーズちゃんが喧嘩してるからだよね?」
十掬キョウ:「じゃあ喧嘩が収まったら、出直さなくっても良くなる?」
鷹条アカツキ:「学校での問題解決は職員室の仕事でもある、利害が噛み合ってるわけだな」
大嶽ニレ:『ふむ』
大嶽ニレ:『道理ではある。手を貸すと?』
十掬キョウ:「うん!みんなも大丈夫?」
アイシャ・T・ローズ:「当機に異存はありません」
六条クウリ:「キョウちゃん……」ぐっと拳を握る。「そりゃ。アタシも当然」
鷹条アカツキ:「姉妹でいがみ合いってのも見てられないしな」
眩星かんな:「皆が乗り気なら応援しよう。こう見えて、私も怪物退治の応援は実績があるしね」アップルシード校『最強』の小麦粉、超麦凶竜デュラム・セモリナ。
アイシャ・T・ローズ:「そうなると、三つ首の仲裁に入ることになりますね」
鷹条アカツキ:「苦労するんだよな、頭が分かれると…」
アイシャ・T・ローズ:「あるいは……刈り直す、でしょうか。対処の方針は?」
十掬キョウ:「大丈夫!この子には首いっぱいの大蛇退治の実績あるよ!」
六条クウリ:(首わかれた経験あるの……?)物理的な想像をしている。
十掬キョウ:「首同士が喧嘩するなら……3匹に刈り直しちゃえばいいんじゃないかな?」
眩星かんな:「穏便に済ませようと見せかけて、中々に豪気な提案するね」
十掬キョウ:「だって首みんながそれぞれ意思あるなら斬っちゃうわけにも行かないじゃない」
十掬キョウ:「分かれたものを一個に戻すのもムリじゃない……?」
鷹条アカツキ:「なるほど、剪定した形に沿うように変質するってのは見ての通りだもんな」
大嶽ニレ:『いや、それをすると自由な体を得た三頭が諍いを継続しかねない』
十掬キョウ:「たしかに……」
大嶽ニレ:『我々としては、頭を元通り一本に刈り直す方針で対策を考えている』
十掬キョウ:「できるの?」
大嶽ニレ:頷く。『先生たちの力が借りられるのならば願ってもない。すぐにも作戦を実行に移せるだろう』
十掬キョウ:頭に浮かんでいた命名案を振り払う。フランちゃんとソワーちゃんとズちゃんにしようと思っていた。
大嶽ニレ:『お前たちに頼みたいことは四つ』
十掬キョウ:「首より多い」
鷹条アカツキ:「頭数よりは少ないか」
大嶽ニレ:『まずは奴への抑えとなる機械人形、剪定の処女たちの修復。フランソワーズに対する囮。並行して、この機に奴に阿ろうとしている邪魔な植物たちの排除』
鷹条アカツキ:「植物の社会性高いなおい」
十掬キョウ:「ふんふん。もう一つは?」指折り数えて。
大嶽ニレ:『最後は、奴を担当していた庭師の説得だ』
大嶽ニレ:『あの姿になって以来寄せ付けてもらえず、すっかり自信を失くしているのだが……そうだとしても、彼女以外に適任はいない』
大嶽ニレ:『発破をかけてやってほしい。元通りの形に整えるように』
十掬キョウ:「ふんふんふん。あい分かったよ~」
アイシャ・T・ローズ:「確かに……見ず知らずの者に二度も刈られては、収まるものも収まりませんね」
アイシャ・T・ローズ:「説得はともかく……幸い、当機が得意とする分野もあります」
十掬キョウ:「フランソワーズちゃん慰撫慰撫作戦、がんばろうね!」
アイシャ・T・ローズ:「はい、やりましょう」と両手をぎゅっと握る。
GM:判定を提示します。
【巨竜狂乱:ルーン・カカオの農園を救え】
・剪定の処女の修復 〈知識:機械工学〉または〈芸術:彫刻〉 目標値10/20/30
・従属する植物の排除 任意の攻撃 目標値20/30/40
・庭師の説得 〈交渉〉 目標値10/20/30
・フランソワーズの攻撃を凌ぐ 〈回避〉 目標値10/20/30
またはガード値+装甲値+ダメージ軽減値の合計が40/50/60
GM:目標値がそれぞれ三段階ありますが、最低のものに届けばクリア扱いにはなります。全項目をクリアすることでミッションクリアです。
十掬キョウ:ふんふん
GM:また、より高い達成値でクリアすることで、ルーン・カカオの獲得数が増えます。
アイシャ・T・ローズ:エフェクトの使用は可能でしょうか?
GM:具体的には判定項目ひとつにつき、最低ラインでのクリアで1個。一つ上の目標値に届かせることで2個。最も高い目標値以上にすることで3個です。
GM:エフェクトは使用可!
アイシャ・T・ローズ:ウォォーッ
GM:加えて、NPC効果が使用可能です。
・NPC効果
【六条クウリ】(★☆☆)
★☆☆:任意の対象が判定を行う直前に使用を宣言する。その判定のダイスを+5個する。ラウンド1回。
★★☆:六条クウリ(強化用)1個取得で解放
★★★:六条クウリ(強化用)2個取得で解放
十掬キョウ:やった~
GM:インフォメーションは以上!方針が定まったら判定を行ってください。
GM:ご質問等あれば随時受け付けます
十掬キョウ:先生の可能コマンドとしての説得を用いた場合
十掬キョウ:・庭師の説得を攻略することは可能ですか?
GM:あ~
GM:できてよさそうですが……そうですね
GM:先生が行う場合、任意のメジャーアクションで説得が可能ですが、エフェクトと組み合わせても自動成功にはならないものとします。
十掬キョウ:なるほど
鷹条アカツキ:2個目の判定、任意の攻撃ってあるのは攻撃系技能ということですか?
鷹条アカツキ:それとも判定が攻撃扱いになるので必中の弓の効果とかが載ったりするってことでしょうか?
GM:命中達成値を参照するものとします。必中の弓の効果も有効です。
鷹条アカツキ:ありがとう~
鷹条アカツキ:相談タイムは終わりでよさげだね
十掬キョウ:がんばるぞ~
十掬キョウ:上から順にやるかんじがいいのかな
GM:その辺りはおまかせ
十掬キョウ:じゃあやっちゃお!
十掬キョウ:・剪定の処女の修復 〈知識:機械工学〉または〈芸術:彫刻〉 目標値10/20/30
鷹条アカツキ:ファイト~
アイシャ・T・ローズ:がんばれがんばれ!
十掬キョウ:僕がこれに挑戦するね!
眩星かんな:がんばえ~
十掬キョウ:〈芸術:彫刻〉を選択。《コンセントレイト:ハヌマーン》《電光石火》を使用し……
十掬キョウ:クウリちゃんのNPC効果を貰いたいです!
六条クウリ:オッケー!
六条クウリ:援護効果のある……風……的なものを起こすよ。ダイスを+5個してね
十掬キョウ:やった~ ハヌマーンみたいになります
十掬キョウ:さらにユニークアイテム『進化の兆し』の通常効果の使用を宣言します。
十掬キョウ:シナリオ中の【肉体】を+3。判定は感覚だけど……
十掬キョウ:侵蝕率がちょっと上がるみたいです。上げます
GM:ダイスボーナス目当てというわけね
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を30(→ 30)増加 (55 → 85)
十掬キョウ:ちょっと上がりました
GM:めっちゃ上がってる
十掬キョウ:ダイスボーナス2個!判定するよ~
十掬キョウ:9dx7>=10
DoubleCross : (9DX7>=10) → 10[3,5,5,7,7,9,9,9,9]+10[2,2,4,5,6,9]+10[9]+10[10]+6[6] → 46 → 成功
十掬キョウ:やった~!
GM:最高ランク突破!おみごと
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を5(→ 5)増加 (85 → 90)
アイシャ・T・ローズ:大成功だ!
十掬キョウ:十掬キョウのHPを1d10(→ 5)減少 (45 → 40)
眩星かんな:やりおる
鷹条アカツキ:HPたかっ
GM:演出は一括でやろうと思うので他の判定もどうぞ
鷹条アカツキ:では行きます二の矢、続くぜハイスコア
鷹条アカツキ:従属する植物の排除 任意の攻撃 目標値20/30/40
鷹条アカツキ:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》必中の弓で射撃攻撃
鷹条アカツキ:8dx7+14
DoubleCross : (8DX7+14) → 10[1,2,3,5,5,6,7,8]+10[6,7]+10[9]+1[1]+14 → 45
鷹条アカツキ:40オーバー!やったね
十掬キョウ:ひゅう!
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を4(→ 4)増加 (50 → 54)
アイシャ・T・ローズ:お見事!
GM:必中ヤバ
眩星かんな:流石~
GM:故郷の畑を守るために張り切っているのか
弧月のレラプス:(元気に野を駆けまわっている)
アイシャ・T・ローズ:お次はかんな先生の説得かしら
十掬キョウ:任意技能で行けるというわけ
眩星かんな:おっと、したらばやってしまおう
眩星かんな:>・庭師の説得 〈交渉〉 目標値10/20/30
眩星かんな:任意技能でよいとのことなので、<情報:ノヴァリス>にコネつけて
眩星かんな:6dx+6>=30
DoubleCross : (6DX10+6>=30) → 10[1,1,6,8,10,10]+9[2,9]+6 → 25 → 失敗
十掬キョウ:志が高い
眩星かんな:財産点入れて良いですか?
鷹条アカツキ:大人のカード!
十掬キョウ:オトナのカードだ!
アイシャ・T・ローズ:これが大人のカードなのですね
GM:ありにしましょう
眩星かんな:やったぜ。したらば5点追加して30にします~
十掬キョウ:やった~
アイシャ・T・ローズ:つよい!
眩星かんな:残16になって以上
GM:財力がすごい
アイシャ・T・ローズ:では
アイシャ・T・ローズ:・フランソワーズの攻撃を凌ぐ を
アイシャ・T・ローズ:>ガード値+装甲値+ダメージ軽減値の合計が40/50/60
アイシャ・T・ローズ:にてチャレンジしましょう。
GM:やってみよ!
アイシャ・T・ローズ:コーリングシステムでヴィークルに乗って装甲値30に。
アイシャ・T・ローズ:そしてSS『重力制御システム作動』《グラビティガード》でガード。
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を3(→ 3)増加 (62 → 65)
アイシャ・T・ローズ:3d10+30>=40
DoubleCross : (3D10+30>=40) → 20[5,10,5]+30 → 50 → 成功
アイシャ・T・ローズ:やりました。
鷹条アカツキ:カチカチ!
十掬キョウ:すごい!
GM:いい出目出しおる
十掬キョウ:全員最大成功だ~!
アイシャ・T・ローズ:素晴らしいチームだすばらしい
GM:アイシャさんのは二段階目成功かな……?
アイシャ・T・ローズ:そのようです。ぴーすぴーす
十掬キョウ:あっそうか 最大60
眩星かんな:気持ちよく最大値にしとく?
十掬キョウ:でもめちゃくちゃいい成績!
十掬キョウ:軽減値だから妖精はできなさそう
アイシャ・T・ローズ:クリティカルのある判定じゃないから妖精はきかないですね~
眩星かんな:そっか 理解
GM:とは言えGMの予想以上の結果
GM:3+3+3+2=11個のルーン・カカオを獲得しました。
十掬キョウ:いっぱいだ~
鷹条アカツキ:ものすごくプラスになるやつだ!
GM:OPで入手した分と合わせて現在所持数は13個になります。
GM:魔法局の生徒と方針を摺り合わせ、君たちは再度フランソワーズの元へと向かった。
GM:竜は現在地上に降り、不機嫌そうに地を踏み鳴らしながら三つの首で噛みつきあっている。だが同じ胴体から生えている関係上、うまく互いを傷付けられず、それが余計に苛立ちの原因となっているようだ。
アイシャ・T・ローズ:「おいたわしい……フランソワーズ様……」
十掬キョウ:「なんとかしてあげたいね」
アイシャ・T・ローズ:「はい……。ですが、お恥ずかしながら当機に出来ることは限られておりますので」
アイシャ・T・ローズ:「皆様、後のことはお願いします」ぺこりと頭を下げる。
アイシャ・T・ローズ:頭を上げながら跳躍。出しっぱなしにしていた『テオドーラ』の車上に着地して。
アイシャ・T・ローズ:「『テオドーラ』、エンゲージ。走破モードを不整地に再設定」
アイシャ・T・ローズ:「重力制御システム作動。……行きます!」
アイシャ・T・ローズ:ドルンとエンジンが回り始め、ヘッドライトが竜の姿を照らし出すと同時、
アイシャ・T・ローズ:アクセル。急加速でフランソワーズに向かって距離を詰める。
“フランソワーズ”:「グル……?」怪訝そうに頭を擡げ、自身に向かってくるものを視界に認める。
“フランソワーズ”:「──グオオオオッ!!」咆哮。外敵を前に対立を一時やめ、三つの頭から高熱の炎を吐きかける。
アイシャ・T・ローズ:あわや、突っ込んで丸焼きか。
アイシャ・T・ローズ:──そうはならなかった。
アイシャ・T・ローズ:車体を覆った力場……重力場が炎を遮る。熱そのものも、短時間であれば装甲が遮断する。
十掬キョウ:「アイシャちゃん……!」
アイシャ・T・ローズ:烈火を凌ぎ、フランソワーズの傍らを通り過ぎてターン。
アイシャ・T・ローズ:「当機はこちらです。今少し、お付き合いを」
アイシャ・T・ローズ:ヘッドライトの明滅で合図を送る。
六条クウリ:「うおお、かっこよ……!」
鷹条アカツキ:「当機に"テオドーラ"…どういう子かなんとなく分かってきたな」
鷹条アカツキ:すちゃ、と犬耳用防音イヤーマフを填めて奮闘を眺める。
眩星かんな:「凄いね。ハチロクもビックリも戦車ドラテクだ」口笛を吹いて。
GM:だがその車体に、低い位置から忍び寄る影がある。
GM:地を這う蔦……魔導地雷の原料としても扱われる、強靭にして残忍なルーン・ヴァインだ。絡み付かれれば戦車とて動きを封じられるであろう。
鷹条アカツキ:今まさに忍び寄る、という瞬間。伸びた蔦が弾け飛ぶ。
鷹条アカツキ:「生憎見慣れてるんだ、お前ら魔法局の性悪トラップはな」
十掬キョウ:「わわ……!今の……」振り向く。
十掬キョウ:「アカツキちゃん!」
アイシャ・T・ローズ:クラクション。感謝のサイン。
大嶽ニレ:『性悪……』
鷹条アカツキ:視線の先には背中に機械弩を背負った歯車仕掛けの猟犬と、その後背部にまたがる射手。
鷹条アカツキ:否、歯車内に常に生まれる影に身体を沈み込ませた、人機一体の騎兵が見える。
鷹条アカツキ:「そこら中に埋めまくった魔法地雷に、オレらKMPがどれだけ苦渋を味あわされたと思ってんだ!」
十掬キョウ:「おお~かっこよ……ってそんな事してたの?」
鷹条アカツキ:「戦場を選ばないオレたちだからね、経験は豊富なの」
眩星かんな:「経験に基づいたプロの手並み。流石はキュナリオン最速の部隊長といったところだね」
鷹条アカツキ:「何かしてくる奴はこうして吹っ飛ばすし、機動力もあるからな」
鷹条アカツキ:「余計な事してこないよう威圧してくる、本命は任せたから!」
弧月のレラプス:お前たちが恐れるべきは竜ばかりではないぞと言わんばかりに、足音響かせて駆けまわる。
GM:一方、前線からやや距離を置いた後方。
定時制園芸部員:「よし。いいかな、十掬さん」
十掬キョウ:「うん!何をすればいい?」
定時制園芸部員:横たわった鋼鉄の人形たちを指差す。乙女を模した造形だが、妙に大きな釣鐘型の胴部と、大鋏に置換された両腕が物々しい。
十掬キョウ:「これが“剪定の処女”……?」
定時制園芸部員:「うん。この子たちが庭園の警備と保守を担当しててね」
定時制園芸部員:「フランソワーズには敵わなかったんだけど……アイシャさんが抑えてくれてる今なら、直せば押さえ込む役には立つと思う」
定時制園芸部員:「で、腹部の殺……収納スペースの方は修理が終わってるから」
定時制園芸部員:「あと残ってるのは、顔」
十掬キョウ:「今物騒な単語を引っ込めたのは聞かなかったことにするよ僕」
定時制園芸部員:「やっぱり乙女だから見た目が気になるみたいなんだよね」
十掬キョウ:「うんうん。それはそうだね。それで?」
定時制園芸部員:爪痕や焦げ跡の痛々しい頭部を示して。「ここを綺麗に直してくれたら、またやる気になってくれると思うんだけど……できるかな?」
十掬キョウ:「つまり……お化粧させればいいってことだね!」
定時制園芸部員:「そういうこと!」
十掬キョウ:「任せて!僕がどれだけ実験台になってると思うんだ」
定時制園芸部員:「実験台……?」
十掬キョウ:「何でもないない。ちょっと待っててね」
十掬キョウ:す、と自らの胸に手を当てて。息を吸って。
十掬キョウ:「……うん、これは君の番じゃないね、トツカ。まだおやすみ」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 彼等に安息を御与え下さい」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 彼等に安息を御与え下さい」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 彼等に永久の安息を御与え下さい」
十掬キョウ:「ふうう……!」口から蒸気がもうもうと立ち上り、赤い瞳がより爛々と輝く。
十掬キョウ:「冴えてきた!行くよ!」
十掬キョウ:「クウリも手伝って!」
定時制園芸部員:「うおお、なんか凄そう!」
六条クウリ:「うっす!」
十掬キョウ:手際の良い応急処置のように、ぱぱぱっと修復を始める。
十掬キョウ:痛々しい傷跡は叩いて磨いてトントントン。
十掬キョウ:ひび割れも色あせも白くムラなくぬりぬりぬり。
十掬キョウ:最後にぎゅーっと抱きついて。「うん、君はバッチリ美人さんだ!」
十掬キョウ:「僕が保証する!行っておいで!」
六条クウリ:がらん、がらん、と大鐘を鳴らす。長柄の先に据えられたそれは、カタコンベへの侵入者を叩き潰す武器にして、賦活の音色を奏でる楽器だ。
GM:化粧で命を吹き込まれ、鐘の音に目覚め、鋼鉄の人形たちが立ち上がる。ギリギリと音を立て、基部の車輪が回転を始め──
GM:転瞬、一斉に竜へと突撃する。焼けた大地に轍を刻み、勇ましく鋏を打ち鳴らしながら。
十掬キョウ:「うんうん、女の子は元気いっぱいのがいい!」
“フランソワーズ”:「グウウウウ……!」
十掬キョウ:遠く説得に向かったかんな先生にピースを突き出す。こっちは大丈夫!
“フランソワーズ”:アイシャに気を取られる隙に背後から纏わりつかれ、苛立たし気に尾を振るう。一撃を受けた個体は跳ね飛ばされるものの、次々に飛びついて動きを封じ込める。
眩星かんな:「大した女子力だ。私なんかじゃ天地がひっくり返っても真似できないねありゃ」親指を立てて返事。
眩星かんな:「……さて、三人とも自分に出来る仕事を最大限こなせている。私も頑張らないとね」
疋田メル:「あ、あの……」
疋田メル:小柄な生徒が君に声を掛けてくる。
眩星かんな:「おや?君は……」
疋田メル:「あなたが先生ですか……? 呼ばれてるって言われたんですけど……大嶽さんから」
疋田メル:「あ、わたし、メルです。疋田メル……」
疋田メル:「フランソワーズちゃんの剪定をやって……ました」
眩星かんな:「そっか、わざわざ来てくれたんだね。ありがとう」
疋田メル:気まずげな様子を見せる。柔らかそうな犬耳も、ぺたりと半ばから畳まれている。
眩星かんな:「私は職員室"星室庁"の先生、眩星かんなだ。早速だけど頼みたい事があってね」
疋田メル:「……」
眩星かんな:「フランソワーズ……ちゃんかい?彼女……いや、彼?彼ら?が三頭を持たされて大変困っている様だ」
眩星かんな:「君にその気があれば、元の状態に修復してあげてほしいんだけれども……」
疋田メル:「で、でも、近寄ると火を吐かれるし、噛まれそうになるし……」
疋田メル:「きっともう、わたしより、あの人の方が自分を手入れするのに相応しいって思ってるんです」
眩星かんな:「ふむ」
疋田メル:「元々、わたしなんかがお世話させてもらってたのだって、変って言うか……きっと気まぐれで……」
眩星かんな:「そっか、そっか。うーん、だいぶ思い詰めてしまっているねぇ」唇に指を当てて、思索する様に。
眩星かんな:「仮に"あの人"の方が剪定に向いているとすれば、どうしてフランソワーズちゃんはあんなに暴走してしまっているんだい?」
疋田メル:「そ、それは」
眩星かんな:「今の状況が気に入らないから。だと、私は思ってる」
眩星かんな:「現状、ウチの生徒が3人がかりで足止めしているけれど。応急処置にしかなっていない、時間が立てば突破されるだろう」
眩星かんな:「それに、実際に彼女の口から"君に剪定されたくない"と拒絶されたわけじゃないはずだ」
疋田メル:「……そう、ですけど」
眩星かんな:「私は兄弟がいなかったからあんまり気持ちは分からないけど、兄弟喧嘩ってのは一度火が着いたら手が付けられないらしいよ」
眩星かんな:「三頭それぞれ、相当気が立っている。だけど、自身達だけではどうしようもないからああやって暴れてストレスに抗ってる」
眩星かんな:「なかなか可愛げがあるじゃないか」
眩星かんな:「……君は、フランソワーズちゃんのことをどう思ってる?」
疋田メル:「だ、大事です」顔を上げる。「強いし、かっこいいし……刈り込みを担当させてもらって、誇らしかったです」
眩星かんな:「そっか。それなら、また君の手でカッコよく剪定してあげてもいいんじゃないかな」
眩星かんな:「フランソワーズちゃんからしっかりと拒絶されたなら、それまでかもしれない」
眩星かんな:「だけど、試さずに引くという選択だけはきっと後悔する」
疋田メル:「……」
眩星かんな:「傍から見て、そして君の言葉を聞く限りでは。決して失敗するような道ではないと思うけどね。個人の感想」
疋田メル:「お、応援してくれますか? 先生」
疋田メル:「わたしに……できるって、思わせてほしい……んですけど……」
眩星かんな:「……確かに応援は得意だが、君の意志を変えるほどのことはできないし。したくもない」
眩星かんな:「やりたくないことはやらなくていい」
眩星かんな:「だけど、君が志す道がどの様なものであれ。私に出来る限りの応援を約束しよう」そっと、彼女の両手を包むように握って。
眩星かんな:「"お願い"だ。フランソワーズちゃんと、もう一度だけ向き合ってあげてはくれないか」
疋田メル:「……!」ぴん、と耳と尻尾が立つ。「わたしが……先生の、お願いを……」
疋田メル:「わ、わかりました。行ってきます!」
眩星かんな:「良い返事だ。行っておいで」にかっ、と明るい笑顔で。
疋田メル:強張りながらも笑い返し、駆け出す。
疋田メル:身の丈ほどもある大きな鋏を、懐からずらりと引き抜き、不変の月光に煌かせて。
疋田メル:「……てやぁ~~~っ!!」
疋田メル:跳躍。荒ぶる竜の首元へ飛び込み、銀光はVの字の軌跡を刻んだ。
GM:一瞬の静寂。椿の花のようにぽとりと、呆気なく右と左の首が落ちて──
“フランソワーズ”:「──グルルルルル!」
“フランソワーズ”:それらが土に着くよりも早く、残った中央の頭が食らい付いて呑み込む。
“フランソワーズ”:「グオオオオオオオオ!!」
定時制園芸部員:「け」
十掬キョウ:「そういう仕組みなの……!?」
定時制園芸部員:「決着だーっ!」
十掬キョウ:「切っちゃってよかったんだ……」
眩星かんな:「えっ。あ、そういう感じなんだ……」
大嶽ニレ:『ふう……一時はどうなることかと思った』
大嶽ニレ:『先生たちのおかげだ。感謝する』
眩星かんな:「……ともあれ、快刀乱麻には違いない。かっくいーぜぇ」きひひ、と軽快に笑みをこぼして。
十掬キョウ:「決着したなら良しだね!」
アイシャ・T・ローズ:「皆様、お疲れ様です」ブロロロ……とエンジン音が近付いてくる。
六条クウリ:「まあ……当人たちが納得してるなら……?」
眩星かんな:「ああ、皆もお疲れ様。よく頑張ってくれたね」
鷹条アカツキ:「まあ木の考える事はわかんねぇわな…」ガションガションと寄ってくる。
疋田メル:「先生……! ありがとうございました」目に涙を浮かべて戻ってくる。
アイシャ・T・ローズ:「これにて一件落着……つまり」
アイシャ・T・ローズ:「『元の鞘に収まった』というものですね」
眩星かんな:「君の凄まじき大鋏捌き、拝見させてもらった。無事に上手く治してあげられたようだね。ありがとう」
疋田メル:「あの人……出鶴さんにも負けない技が振るえたと思います」
十掬キョウ:「出鶴さん……どこかで……?」
アイシャ・T・ローズ:「……今、なんと?」
鷹条アカツキ:「えっ」
眩星かんな:「……おっと。下手人は彼女だったか」
疋田メル:「えっ、はい。ご存知なんですか……?」
疋田メル:「ある日、あ、日って言ってもここでは夜なんですけど」
眩星かんな:「あの風を手繰る剣技ならさもありなんだが……ああ。私達はその子を追っていてね」
疋田メル:「ふらっと現れて、自分の方がうまくやれるから見てろ、って言われて」
疋田メル:「……実際、すごかったです。フランソワーズちゃんが反応するより早く三つ首に……」
鷹条アカツキ:「ほんとなりふり構わない奴なんだな、最強になることに」
眩星かんな:「……当初、私が想定していたよりもずっと子供っぽいね。出鶴ちゃん」
六条クウリ:「え、えっと」
六条クウリ:「カカオの供給源を断ちたかったとか……?」
アイシャ・T・ローズ:「この有様はフランソワーズ様がお暴れになった結果ですから……狙っての所業となれば末恐ろしいことです」
十掬キョウ:「フランソワーズちゃんが強いと思ったのかも」
眩星かんな:「少なくとも、チョコそのものには興味がないんじゃないかな。"最強"を冠するための道具と見做している」
眩星かんな:「フランソワーズちゃんへの暴挙もその一環だろう。満足したかどうかは、彼女のみぞ知る事だが」
鷹条アカツキ:「…自分でも納得いってないんだろ」
鷹条アカツキ:「あちこちであれこれ続けてるのがその証だ」
大嶽ニレ:『話が見えんが、仮にカカオに被害を出したい輩が居たのだとすれば、その狙いはある程度成功しているぞ』
大嶽ニレ:ばさばさと羽ばたいてやって来る。嘴に袋を吊り下げて。
十掬キョウ:「ニレちゃん?」
大嶽ニレ:『約束の報酬だ。残ったものの大部分だ』
大嶽ニレ:『フランソワーズが暴れたおかげでな。植わっていた場所が近かったのだ』
アイシャ・T・ローズ:「こんなに頂いてしまってよろしいのですか?」
十掬キョウ:「わ~!」
眩星かんな:「わぁお。これだけあれば、当分チョコレートには困らなさそうだ」
大嶽ニレ:『念のため言っておくが、他所に植えるなよ。それと』
大嶽ニレ:『乃公が自分で試したわけではないが、調理は非常に難しいそうだ』首を傾げる。『それどころか、生半可な刃物では皮も剥けぬと』
十掬キョウ:「え~!ただでさえカカオの調理なんてわかんないのに……」
大嶽ニレ:『その辺りの当てはあるのか? お前たち』
十掬キョウ:「流石にミルキちゃんでも難しそうだなそうなると……」
アイシャ・T・ローズ:「………」
眩星かんな:「……そもそも、普通のカカオからチョコレートを生成するのが至難だね。私なんか手順すら知らないし」
六条クウリ:「むむ……」
眩星かんな:「一般的な製造工程でよければ専門家に頼ってもいいかもね。ショコラショコラン生とか」
鷹条アカツキ:「どうしてそんなの作っちゃったんだよ…」
アイシャ・T・ローズ:「はい、加工に当たっては菓子匠を頼るべきでしょう。当機の製菓スキルでは困難です」
アイシャ・T・ローズ:「ですが、そのための道具は普通の物ではいけない、と……」
十掬キョウ:「この子も剥くのには向いてないしなあ」得物の入ったケースを見て。
鷹条アカツキ:「じゃあ調理器具から調達か…」
鷹条アカツキ:「過剰な性能が要るならジェネシスにでも行ってみる?メサイア出発してキングダムと来て丁度いい」
大嶽ニレ:『……ショコラショコランの連中も、今はだいぶおかしな目に遭っているようだが』呟く。
眩星かんな:「……そうだね。"怪人"の方はまだ手付かずになっていたか」
十掬キョウ:「おかしな目って?」
大嶽ニレ:『怪人とやらの件もそうだが……』
大嶽ニレ:『いや……自分で調べてみてくれ』
アイシャ・T・ローズ:「?」
大嶽ニレ:『あまりに馬鹿げた噂なので、正直なところ乃公も信じていないのだ』
十掬キョウ:「先生知ってる?」
眩星かんな:「いや、私は"怪人"と拗らせ最強ちゃんしか把握できてないね」
鷹条アカツキ:「え、何々?まだ頭痛くなりそうな情報隠れてるの?」
眩星かんな:「ただ、ショコランは複数の学校から有志を募って立ち上げた学校だからね。規模に反して結構な頻度で事件や諍いが起こるんだ」
眩星かんな:「言うなれば、菓子作りに特化したノヴァリスの小世界。ついこの前も、ケーキドラゴンだか寿司ドラゴンなる存在が暴れたりしたと聞いたよ」
十掬キョウ:「お菓子じゃないものの話聞こえたけど……」
六条クウリ:「植木ドラゴンとどっちが変なのかな……」
眩星かんな:「……閑話休題。そうだね、ニレちゃんの話もあるし、カカオの加工のこともあるしで」
眩星かんな:「一度ショコランの方に向かってみようか。"怪人"の手掛かりを掴むための情報収集も兼ねてね」
十掬キョウ:「賛成!色々聞いておきたいしね」
鷹条アカツキ:「ん…了解」
アイシャ・T・ローズ:「……はい。頂いたカカオは当機が保管いたします」車内には製菓設備が整っている。保存にも融通がきく。
十掬キョウ:「お~すご!」
十掬キョウ:「カタコンベにも一台欲しいな~これ」
六条クウリ:「ね」
六条クウリ:「活動にもオフにも便利そう」
眩星かんな:「(……ふぅむ。一家に一台便利と聞いて、猫型ロボットを想起してしまった私を許してくれたもえ)」
アイシャ・T・ローズ:「こういったものは使われてこそです。姉妹たちが聞いたら喜んだでしょう」
鷹条アカツキ:「そっか、じゃあたっぷりお世話してもらおうか」すこし穏やかに微笑んで。
十掬キョウ:(姉妹が作ったのかな……?)首を傾げて。
十掬キョウ:「うん、引き続き頑張ろー!」
アイシャ・T・ローズ:「はい。では皆様、当機のシートにお座りください」
アイシャ・T・ローズ:「ショコラショコランまで安全な旅をお約束します」
アイシャ・T・ローズ:頭を下げると、傍らの装甲車のドアがガシャリと開いた。
GM:シーン終了。ロイスと購入……の前に
GM:イベントアイテムの使い道についてお話しておきましょう
鷹条アカツキ:この……ルーン・カカオの正体が!?
十掬キョウ:チョコにするんじゃないんだ
GM:先ほどちらっと触れましたが、ルーン・カカオは毎シーン終了時、特別なアイテムと交換することができます。
眩星かんな:ショップ交換だ
アイシャ・T・ローズ:イベント交換ショップということですね
GM:交換対象はこちら。(あとでメモにも貼ります)
【秘境探索セット】必要カカオ×4
ミッション解放用アイテム。ロープとカラビナ、食料と飲料水、寝袋などの一式。
【六条クウリ(強化用)】必要カカオ×5
六条クウリのNPC効果を強化する。二回まで交換可能。
【焼きマンドラゴラ】必要カカオ×3
こんがり焼けた薬用魔法植物。
いつでも使用できる。使用者の侵蝕率を-[1D3+3]する。ただし、この効果で減少した侵蝕率と同じだけのHPを失う。使い捨て。
【ガイドドローン】必要カカオ×2
ジェネシス製の小型アシスタントロボット。
何らかの判定を行った直後に使用する。その判定の達成値に+2する。一度の判定に3個まで使用可能。使い捨て。
【青き疾風の呪印】必要カカオ×2
硬貨ほどの大きさのタトゥーシール。
このアイテムの所持者となったキャラクターは侵蝕率を+5する。このアイテムは他者への受け渡しはできない。
所持者はセットアッププロセスに宣言することで、そのラウンドの間【行動値】を+5する。この効果は他のアイテムの使用、もしくはエフェクトの行使と同時に発動できる。使い捨て。
GM:以上です。
鷹条アカツキ:マンドラゴラ劇物じゃん
GM:秘境探索セットと六条クウリ以外は、交換可能回数に上限はありません。
眩星かんな:けっこう品揃えが豊富だ
十掬キョウ:全然交換しきれないよ~
十掬キョウ:個人的にはクウリちゃんをMAXにしてみちゃいたい気持ちもありますね
アイシャ・T・ローズ:とりあえず、今交換するならクウリちゃんがいいと思います
鷹条アカツキ:同意のど!
眩星かんな:配布キャラの成長素材は鉄板
十掬キョウ:残り3は一旦保留してもいいかも……?
眩星かんな:ミッション用に残しときますか
アイシャ・T・ローズ:そうですね。使い切らないほうがよい
十掬キョウ:じゃあクウリちゃんを最高の女の子にしちゃおう!
十掬キョウ:最強になって~
六条クウリ:なっちゃお!
GM:では六条クウリ(強化用)が二個交換され、ルーン・カカオ所持数が13→3になります。
GM:NPC効果が強化されました。
【六条クウリ】(★★★)
★☆☆:
任意の対象が判定を行う直前に使用を宣言する。その判定のダイスを+5個する。ラウンド1回。
★★☆:
戦闘中、セットアッププロセスに使用可能。エンゲージひとつを指定し、そこに存在するPC全員を対象とする。
そのラウンドの間、対象全員の攻撃の攻撃力を+15する。ただし、対象はバッドステータスの暴走を受ける。対象はこの効果を拒否可能。
★★★:
任意の対象がエフェクトを使用する直前に宣言する。
そのタイミングで使用されるエフェクト全てのレベルを+1して効果を算出する。この時、レベルの上限を超えてもよい。ただし、エフェクトの使用回数は増加しない。ラウンド1回。
十掬キョウ:つよ~
鷹条アカツキ:すご!
アイシャ・T・ローズ:きょうりょくハヌマーンセットだ……!
GM:通常のロイス取得と調達もどうぞ!
十掬キョウ:ロイスはまだ溜めとこうかな~
眩星かんな:ロイスは保留にしとこ
十掬キョウ:購入はアームドスーツあたり狙おうかな
鷹条アカツキ:ロイホ~
十掬キョウ:3dx+2>=15
DoubleCross : (3DX10+2>=15) → 10[6,8,10]+2[2]+2 → 14 → 失敗
十掬キョウ:財産1点使っちゃおっと
十掬キョウ:十掬キョウの財産点を1(→ 1)減少 (2 → 1)
十掬キョウ:買えました 装備します~
鷹条アカツキ:そんなに欲しいものもないしクリスタルシールドで
鷹条アカツキ:1dx+3>=25
DoubleCross : (1DX10+3>=25) → 6[6]+3 → 9 → 失敗
鷹条アカツキ:以上~
アイシャ・T・ローズ:う~ん……ロイスは……ホ(保留)。お買い物はクリシー。
アイシャ・T・ローズ:PS『ネットワーク接続』《オリジン:サイバー》
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を2(→ 2)増加 (65 → 67)
アイシャ・T・ローズ:達成値+2して、ついでに手配師も生贄に捧げてレッツ判定。
アイシャ・T・ローズ:(3+3+3)dx+6+2>=25
DoubleCross : (9DX10+8>=25) → 9[2,3,3,3,5,5,5,7,9]+8 → 17 → 失敗
アイシャ・T・ローズ:むむむ……ちょっと厳しいですね。今回は失敗しておこう
眩星かんな:じゃあ私もクリシーにしよ
眩星かんな:4dx+4>=25
DoubleCross : (4DX10+4>=25) → 9[4,5,8,9]+4 → 13 → 失敗
眩星かんな:ぐぬぬ、失敗にします。以上
【クライマックス】
GM:全員登場をお願いします。
眩星かんな:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+10[10] → 88
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (96 → 100)
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (81 → 87)
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (91 → 99)
GM:キョウちゃんがまた100にいってる
GM:山を下り、間もなく崑崙山学区を出ようかという境界の森の中。
GM:ゆらりと君たちの前に歩み出た人物がいる。
出鶴レイ:「……まさかニアと会うことまでできたとはな」
出鶴レイ:「だが、それでこそ最後の獲物として相応しい」
十掬キョウ:「あっ出たね!」
アイシャ・T・ローズ:「出鶴、レイ……」
眩星かんな:「やぁ、久し振り。そろそろチョコも食べ過ぎで飽きてきたんじゃないかな?」
鷹条アカツキ:「色々ありすぎて久しぶりな気も、あちこちで名前が挙がったからずっと一緒に居たような気もするな」
出鶴レイ:「食べちゃいない。どのみち全てのチョコが私の所有となったと知らしめた後は、全部譲ってやる心算だった」
六条クウリ:「譲るって……」
鷹条アカツキ:「チョコ自体には本当に興味が無いって訳」
鷹条アカツキ:「迷惑加減と我が儘っぷりはむしろ増して感じられるが……」
鷹条アカツキ:「……じゃあ、パティシエの腕を狩る怪人は、やっぱ別口か?」
十掬キョウ:「別人でもなくっても、レイちゃんは止めなきゃだよ!」
眩星かんな:「そうだね。最終的に返すとはいっても、全てが元通りになるってわけじゃないから」
出鶴レイ:「返す? いいや」
出鶴レイ:「譲るのは、あいつにさ」君たちの後方に視線を向ける。
十掬キョウ:「はえ」
アイシャ・T・ローズ:「?」ちら、とそちらに目を向ける。
鷹条アカツキ:「……お前は」
???:ずし、と土を踏む音がする。
???:闇を塗り込めたような漆黒の姿。全体としては人間の体でありながら、不釣り合いに大きな鉤爪を備えた異形。
鷹条アカツキ:「……腕はいいのかよ、フエカ」
???:「……」
???:「ばれてたか」
???:影が解ける。
十掬キョウ:「えっ?」
蓮刈フエカ:現れたのは、鷹条アカツキのよく知るショコラティエの姿。
蓮刈フエカ:右腕を包帯で吊っていて──
蓮刈フエカ:──だが、それを事も無げに解き、ぷらぷらと軽く振って見せる。
蓮刈フエカ:「だから言ったのに……」
蓮刈フエカ:「私が友達だから、って思ってくれてるから動くんだとしたら、やめた方がいいって」
アイシャ・T・ローズ:「怪人に襲われ、負傷されたと伺いましたが……」
十掬キョウ:「えっこれどういうこと……?」
アイシャ・T・ローズ:「違った。そういうことなのでしょうか」
鷹条アカツキ:「オレの仕事でもあるって言ったろ。余計な事するのも、友達を疑うのもその中に入る」
出鶴レイ:「なかなか面白い誘いだったぞ」
鷹条アカツキ:「ノヴァリス一の達人とまで言われる女が、たかが腕一本で諦めムードになるとは思えなかったもんでな」
眩星かんな:「気になるね。説明してくれるかい?」
出鶴レイ:「“今年のバレンタインのチョコレートは、私が作ったものだけを皆が食べればいい”」
十掬キョウ:「え~!?」
出鶴レイ:「そのために私と組み、原料に至るまでチョコレートを独占する一方で、自分は他の菓子職人から力を奪った……」
出鶴レイ:「とんだ酔狂者がいると思ったよ」
十掬キョウ:「崑崙みたいなショコラン生もいるんだなあ」
鷹条アカツキ:「いやしかし、だいぶしっくり来たな」納得げ。
鷹条アカツキ:欲望を育むFH式の教育で最も力を伸ばした友達が、簡単に泣き寝入りするというよりは。
アイシャ・T・ローズ:「………」
眩星かんな:「そうかい?……私は結構びっくりしたけれど」
六条クウリ:「そりゃあするでしょ……こんなでたらめな真似」
鷹条アカツキ:「今回のバレンタインで色々困らされたからよ、外の情報もちょっとは仕入れてな」
鷹条アカツキ:「チョコレートを配る習わしは、日本のチョコレート業界が始めたっていうじゃないか」
十掬キョウ:「困ったから仕入れた……ホントかなあ」
鷹条アカツキ:「うるせーやい!本当にうちの学校大変だったんだからな!」
鷹条アカツキ:「ノヴァリスで一番のチョコレートを作ろうって奴が、これは自分の為のイベントだって張り切るのも分かる話じゃねえか」
鷹条アカツキ:「最先端のその先を行くのがノヴァリスの一流だ」
蓮刈フエカ:「そうだよ」
蓮刈フエカ:「ましてや……最後なんだもの。皆は知っている?」
蓮刈フエカ:「一度ノヴァリスを卒業した者は、二度とこの都市に足を踏み入れることはできない」
蓮刈フエカ:「帰ってこられない以上、去る者がやがて忘れられるのは避けられない。それは嫌」
蓮刈フエカ:「だから、絶対に忘れられないようなチョコレートを食べさせる」
蓮刈フエカ:「この都市に生きるもの全てに──」懐に手を差し入れる。
蓮刈フエカ:取り出すのは、禍々しい気配を放つ首輪。
蓮刈フエカ:「──甘い記憶の爪痕を」
十掬キョウ:「あれは……?」
十掬キョウ:「なんか……ムズムズする!」
鷹条アカツキ:「おま、それは止めろ!」
鷹条アカツキ:「本気でキレるぞ!馬鹿なことをするんじゃない!」
アイシャ・T・ローズ:「高濃度のレネゲイド侵蝕反応があります……」
眩星かんな:「……それは、やめた方がいい」終始貫いていた笑顔が消え、表情が一等険しくなる。
蓮刈フエカ:首輪を着ける。
蓮刈フエカ:黒い風が波動となって吹き抜ける。木々がざわめき、鳥が一斉に飛び去る。
蓮刈フエカ:「あなたたちの持っているカカオが最後」
十掬キョウ:「……!」
蓮刈フエカ:「ごめんね。もらうよ」
眩星かんな:「何が君をそこまで駆り立てた?育った地で存在を忘れられることがそこまで苦痛だったのか?」
眩星かんな:「クープ・デュ・トロワの優勝経歴もあるほどのパティシエだ。チョコを作れなくなることの意味は、君が一番よく分かってるんじゃないか?」
眩星かんな:「申し訳ないが、その目論見を看過することはできないな。レイちゃんともどもお灸コースだ」
蓮刈フエカ:「できるものなら」
蓮刈フエカ:その身を再び影が包む。のみならず、広がって分裂し、独立した形を持って動き出す。
蓮刈フエカ:仄かな甘い香りが届く──それはチョコレートなのだ。極めて精巧に作られた、東方の神を模した二体の従者。
出鶴レイ:合わせるように、刀の柄に手を掛けて身を沈める。
蓮刈フエカ:「チョコを扱えば誰にも負けない。文字通りだって証明してあげる」
アイシャ・T・ローズ:「……これまでに得たルーン・カカオは当機のストッカーに保管しております」
アイシャ・T・ローズ:手をかざすと、クラシックなメイドの姿から分化するように、獣道に装甲車が躍り出る。
アイシャ・T・ローズ:「即ち。当機を下せば、あなたの目的は叶うでしょう」
アイシャ・T・ローズ:「ですが……」かざした手を握る。装甲車が光の粒子に分解され、肉体に溶け込むようにして消えていく。
アイシャ・T・ローズ:「渡せません。それは当機の──」
アイシャ・T・ローズ:目を閉じる。この短い旅の始まりから記憶していることが次々と再生される。
アイシャ・T・ローズ:始まりは製菓用チョコレートの異常な高騰。すぐに仕入れ自体が出来なくなった。
アイシャ・T・ローズ:それから『ローズランド』に変化が起きた。来店されては落胆して帰っていくお客様の姿。
アイシャ・T・ローズ:果ては銃撃戦になって、店舗が爆破されて、騒動の発端の教示を陛下から受けて。
アイシャ・T・ローズ:オークション会場で、目的を同じくする方々と出会って。
アイシャ・T・ローズ:キングダムに、ジェネシスに、ショコラショコランに、ここ崑崙山に赴いて。
アイシャ・T・ローズ:このかたちを得て僅か一年。人の真似事を始めてたった一年。
アイシャ・T・ローズ:見たものは何もかも新鮮で、衝撃的で、だから、
アイシャ・T・ローズ:キョウと、クウリと、アカツキと、かんな先生と行く旅の終わりは、
アイシャ・T・ローズ:「当機らの目的に反します」最後までそのままで。絶対に曇らせたくない、と思う。
アイシャ・T・ローズ:くるり。出鶴レイに向き直る。
アイシャ・T・ローズ:「あなたにもようやく会えました。オークション会場での言葉、覚えていらっしゃいますね」
アイシャ・T・ローズ:「預けておりました下半分、回収させていただきます」
アイシャ・T・ローズ:言い放つと同時、両腕から実体化した機械腕が威容を示す。
GM:出鶴レイと蓮刈フエカ、そして忌むべき堕剣の楔片から、大気が震えるほどの敵意が放たれる。
GM:それは君たちのレネゲイドの、原初の本能を呼び覚ます。
GM:衝動判定です。難易度は9。
十掬キョウ:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[1,4,6,6,8,10]+6[6] → 16 → 成功
眩星かんな:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,4,9,9] → 9 → 成功
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を2d10(→ 12)増加 (100 → 112)
アイシャ・T・ローズ:(4+1)dx+2+1>=9
DoubleCross : (5DX10+3>=9) → 10[1,3,7,8,10]+4[4]+3 → 17 → 成功
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (99 → 106)
鷹条アカツキ:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,5,6,9] → 9 → 成功
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を2d10(→ 10)増加 (87 → 97)
GM:そしてまた、それに抗せよと告げるように。彼方、セイクリッドピラーの光が輝く。
GM:神聖二重冠の効果が使用可能になりました。
【神聖二重冠】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。
【新星白書】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【携帯電話】または任意の一般アイテムをアップグレードし、以下の効果を加える。
あなたがタイタス昇華で選択できる効果に、以下の効果を追加する。
・あなたを効果の対象に含むEロイスを一つ指定する。このシナリオ中、その効果は無効化される。
GM:クライマックス戦闘を開始します。初期配置は以下。
蓮刈フエカ[3]、風神[15]、雷神[5]
|
(5m)
|
出鶴レイ[7]
|
(5m)
|
PC
GM:また、引き続きNPC効果が使用可能です。
【六条クウリ】
★☆☆:
任意の対象が判定を行う直前に使用を宣言する。その判定のダイスを+5個する。ラウンド1回。
★★☆:
戦闘中、セットアッププロセスに使用可能。エンゲージひとつを指定し、そこに存在するPC全員を対象とする。
そのラウンドの間、対象全員の攻撃の攻撃力を+15する。ただし、対象はバッドステータスの暴走を受ける。対象はこの効果を拒否可能。
★★★:
任意の対象がエフェクトを使用する直前に宣言する。
そのタイミングで使用されるエフェクト全てのレベルを+1して効果を算出する。この時、レベルの上限を超えてもよい。ただし、エフェクトの使用回数は増加しない。ラウンド1回。
GM:質問等なければセットアップから!
十掬キョウ:勝利条件はどうなりますか?
GM:敵の全滅です。
十掬キョウ:チョコも倒さなきゃ 了解です~
鷹条アカツキ:勿体ない……
アイシャ・T・ローズ:回収して加工しなおしましょう。
アイシャ・T・ローズ:コーリングシステムでヴィークルに乗ります。行動値11→6
十掬キョウ:『進化の兆し』の強化効果を使用します!
六条クウリ:NPC効果で攻撃力+15(暴走付き)を撒くよ~
GM:何っ
GM:一体それは……
十掬キョウ:【肉体】を+3するよ~ 14になりました
鷹条アカツキ:むっちむち
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を10(→ 10)増加 (112 → 122)
眩星かんな:闘いの頭で成長してる
GM:頭にでっけえ十字冠のっけてんのかい
十掬キョウ:あと呪印の効果も使用しよう ラウンドの行動値を+5。
鷹条アカツキ:クウリの効果を受けつつ暴走し、行動値は据え置きで
眩星かんな:《限界突破》で《力の法則》をラウンド2回に。侵蝕が
眩星かんな:2d10してなかった。今します
十掬キョウ:十掬キョウのイニシアチブを5(→ 5)増加 (5 → 10)
十掬キョウ:クウリちゃんの効果ももらう!
眩星かんな:88+2d10
DoubleCross : (88+2D10) → 88+14[8,6] → 102
眩星かんな:105になって以上
蓮刈フエカ:なし
出鶴レイ:なし
アイシャ・T・ローズ:クウリ……様の効果は受けずにおきます。
風神:なし
雷神:《雷神の降臨》《波紋の城塞》。自身の攻撃力を+20、装甲を+12。
雷神:行動値を0に。
鷹条アカツキ:雷神が降臨してる!
アイシャ・T・ローズ:雷神に雷神が降臨してる……
眩星かんな:すごいことになってるなぁ
眩星かんな:やはり殴れないのでクウリちゃんの効果は受けないでおこう
GM:ではイニシアチブ
GM:何もなければ行動値15の風神から。
鷹条アカツキ:なし
風神:動いちゃお
風神:マイナー無し。メジャーで《サイレンの魔女》《さらなる波》。PC全員に攻撃します。
十掬キョウ:風やめて~
鷹条アカツキ:こらこら
アイシャ・T・ローズ:ひぃぃ。当機の装甲が~
風神:4dx+13
DoubleCross : (4DX10+13) → 9[6,8,8,9]+13 → 22
鷹条アカツキ:暴走リア不。リザレクトで受ける構え
風神:リアクションせよ!
十掬キョウ:暴走中だよ~
眩星かんな:4dx>=22
DoubleCross : (4DX10>=22) → 10[3,5,6,10]+10[10]+8[8] → 28 → 成功
眩星かんな:やったぜ
GM:!?
十掬キョウ:すご
アイシャ・T・ローズ:おおっ
アイシャ・T・ローズ:ワンチャンに懸けてSS『重力制御システム作動』《グラビティガード》でガードしつつ
アイシャ・T・ローズ:EX『横から失礼します』《砂の結界》
アイシャ・T・ローズ:キョウ……様をカバー。
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を3(→ 3)増加 (106 → 109)
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を2(→ 2)増加 (109 → 111)
鷹条アカツキ:あらあら
風神:ダメージ。
十掬キョウ:アイシャちゃん……!
風神:3d10+30
DoubleCross : (3D10+30) → 27[8,9,10]+30 → 57
風神:出目がよい 装甲無視です
アイシャ・T・ローズ:たか!これはリアクティブアーマーを砕いてもだめぽい……
鷹条アカツキ:リザレクト!
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (97 → 99)
アイシャ・T・ローズ:57-12-4d10
DoubleCross : (57-12-4D10) → 57-12-17[6,4,4,3] → 28
アイシャ・T・ローズ:二倍して56点。落ちるのでキョウ…………様のロイスをタイタス昇華して復活します。HP11。
風神:吹き始めた風が止まない。むしろますます強くなり、空が急速に黒雲に覆われていく。
風神:宙に浮き、ぐるりぐるりと帯を回す従者の一体。それが見栄を切るような姿勢を取ると、轟、と唸りを上げた風が、防ぎ得ぬ刃となって君たちへ吹き付ける!
十掬キョウ:「うわっ……!?」
アイシャ・T・ローズ:「当機にお任せを。止めま──」
アイシャ・T・ローズ:吹き付ける風。受け止めた機械腕の表面が裂開する。
アイシャ・T・ローズ:「! こ、これは……!?」思わぬ損傷に声を上げながらも、破損箇所を再構築する。
鷹条アカツキ:「が、あッ……!」小さな身体が軽々と煽られ、切り刻まれたあちこちから血煙を噴き上げる。
六条クウリ:「くうっ……」
眩星かんな:「……やはり、生み出す威力は大したものだね。その首輪」二重冠の制約を越え、ジャームに相当する高侵蝕率状態化。
鷹条アカツキ:「ふざけやがって……こんなん全然響かねえぞ!」しかし傷は最小限、風に身を委ねて被弾を抑えている。
十掬キョウ:「アイシャちゃん……!この~っ!」
眩星かんな:「みんな」
眩星かんな:「戦闘中に私のことを気にする必要はないが」
眩星かんな:「私の声だけは聞いといてね。別に従わなくてもいいけど」
十掬キョウ:「声?」
眩星かんな:「ああ。私は100m走を22秒でしか走れない代わりに"応援"が凄く上手い」
眩星かんな:「今、フエカちゃんに掛かっているバフは突拍子もないほど膨大なものだからね。それを"応援"で相殺する」
鷹条アカツキ:「気にするし聞いとくよ、岩の話をされなかったとしても」
鷹条アカツキ:「先生のことは尊敬してるし、よく見てくれてるのも分かってるからな!」
アイシャ・T・ローズ:「……ぺしゃんこになられては困ります」
アイシャ・T・ローズ:「当機にはまだ、教えていただくべきことが多いように思いますので」
アイシャ・T・ローズ:「守ります。当機の及ぶ限り……!」
十掬キョウ:「うん、先生、僕たちに応援をお願いね!」
眩星かんな:「──いい答えだ」首元に刻まれた痣の灼光が、先ほどよりも一層強まっていく。
GM:行動値12、かんな先生の手番です。
眩星かんな:はーい
眩星かんな:マイナーなし
眩星かんな:メジャー《エンジェルヴォイス》《風の渡し手》
眩星かんな:自身以外の生徒(PC)3人と、フレーバー的にクウリちゃんへ次メジャーC値-1と判定ダイス+2個。
眩星かんな:侵蝕112で以上。演出パス。
十掬キョウ:わあい
六条クウリ:嬉しい~
アイシャ・T・ローズ:ぐおおおん(バフを受ける音)
GM:では行動値10になった十掬さん!
十掬キョウ:はい!
十掬キョウ:マイナーでレイちゃんのエンゲージに行きます
十掬キョウ:メジャー《コンセントレイト:ハヌマーン》《鉄風乱舞》《原初の黒:命の剣》。レイちゃんを攻撃するよ~
出鶴レイ:こい~っ
十掬キョウ:命中判定前にウェポンケースからトツカを取り出して効果を使用。
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を2(→ 2)増加 (122 → 124)
十掬キョウ:19DX6-1
DoubleCross : (19DX6-1) → 10[1,1,3,3,3,3,4,5,5,6,6,6,8,8,8,8,8,9,10]+10[2,2,2,2,3,3,4,6,8,10]+10[6,6,10]+10[8,8,10]+10[7,10,10]+10[3,7,10]+3[2,3]-1 → 62
十掬キョウ:いい感じ!
出鶴レイ:高……ガードします。
眩星かんな:《力の法則》1回目
十掬キョウ:わーい!
眩星かんな:ダメ+6D10どうぞ。侵蝕116
十掬キョウ:やった~!いっくよ~
十掬キョウ:7d10+58+3+15+6d10 諸々有効
DoubleCross : (7D10+58+3+15+6D10) → 35[8,3,8,2,4,6,4]+58+3+15+38[8,9,8,2,10,1] → 149
GM:?
鷹条アカツキ:ほぼカントー地方じゃん
GM:どういう比喩?
十掬キョウ:あと君と僕とで揃うってわけだね!
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を10(→ 10)増加 (124 → 134)
出鶴レイ:生きてはいますがだいぶ死にそうです
十掬キョウ:しぶとい!
GM:演出どうぞ!
眩星かんな:「十掬キョウちゃん。それに、六条クウリちゃん」
十掬キョウ:「うん、先生!」
六条クウリ:「っ……はい?」
眩星かんな:「岩石の話で、私を優先して助けてくれると答えてくれて嬉しかった」
眩星かんな:「君達の様な素敵な女生徒からチョコレートを貰える人は」
眩星かんな:「きっと、とても幸せ者なんだろうね」
六条クウリ:「えっ。え、えっ」
眩星かんな:「──この戦いも、vsニアちゃんの時と一緒だ」
眩星かんな:「互いにチョコを求める者同士、どちらがより強い意志を持つかの勝負だ」
眩星かんな:「私が後ろについてる。だから、君達の素敵な想いを精一杯──"魅せつけてやれ"!」
十掬キョウ:「うん!僕は大事な人のために頑張るよ!」
十掬キョウ:「その思いを、ちゃんと乗せて伝える!」
六条クウリ:「あ、あーと、その……」
六条クウリ:「に、二言はないですね!?」顔が赤い。
眩星かんな:「……うん?ああ、私は嘘が苦手だからね」
六条クウリ:「うう……勝負に出る時かぁ……!?」
六条クウリ:「キョウちゃん!」大槌を振る。力強いその動きに合わせ、強化の音色が響き渡る。
十掬キョウ:「クウリちゃん!」それに合わせて、中天に大剣を掲げる。
十掬キョウ:強化を得る。それだけではない。まるで十字の曙光を負うように、刀身が更に光輝に閃く。
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らを憐れみ給え」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らを憐れみ給え」
十掬キョウ:「此世の罪を取り除く神の仔𦍌よ 僕らに平安を御与え下さい」
十掬キョウ:光輝を湛えた大剣をかき抱くように構え直して。
十掬キョウ:「ね、トツカ」刀身に囁くように告げる。「一緒にやってくれるよね?」
十掬キョウ:「君は僕のものなんだから」
:
十掬キョウ:瞬間。
十掬キョウ:その姿はそこにはない。
十掬キョウ:ハヌマーンシンドロームの高速駆動。通常予測されるそれをも遥かに超える速度での斬撃。
十掬キョウ:彼女の身体を、はるか遠くへと運び終えた。
十掬キョウ:その進路上にあるものに、破壊の口づけを残して。
十掬キョウ:「――転廻」
:
出鶴レイ:「グッ……!?」構えは取っていた。間合いに踏み込むもの在らば、即座に切り捨てる……他のどのような相手でも、そうできたはずの。「お前……」
出鶴レイ:「何だ……!?」
十掬キョウ:「十掬京!」
十掬キョウ:「“トツカ一族”の姓と、“都筑京香”よりの名を持つ者!」
十掬キョウ:「それから、合コン委員会!失われたものを悼み守る者!」
十掬キョウ:「それで……」振り返る。
十掬キョウ:「みんなのお友達!あるいは、君とだって!」
十掬キョウ:全身が五感に警戒を惹起するような光輝に、あるいは幽音に。
十掬キョウ:ひりつくような悪寒に、甘美なる芳香に、あるいは食欲を昂ぶらせるような獲物のように。
十掬キョウ:“その存在を無視できなくなる”ことこそが、彼女のたどり着いた進化の先。
出鶴レイ:「チッ……舐めるな!」
六条クウリ:(……。マジで、キョウちゃんがそれだったんだ)
六条クウリ:「昔に会ってなくて良かったな……」彼女に目を奪われたまま、無意識に呟く。
GM:再びイニシアチブ、行動値8のアカツキさん。
鷹条アカツキ:ここは先手を譲りましょう
鷹条アカツキ:目に物を見せてやりなさい、アイシャちゃん
十掬キョウ:先手……いったいどうやって
アイシャ・T・ローズ:はい。崑崙産リアクティブエプロンをおずおずと脱ぎます。
GM:なにっっ
アイシャ・T・ローズ:パサリ……と足元に落として行動値8に。
鷹条アカツキ:音
GM:なにっっっっっ
アイシャ・T・ローズ:行動を開始します。
アイシャ・T・ローズ:マイナーで戦闘移動。出鶴レイのエンゲージに進入します。
GM:そんなに走ったら残った衣服まで脱げてしまうのでは!?
鷹条アカツキ:走れメローズじゃん
アイシャ・T・ローズ:約束のために駆け抜けた者の物語ですね
アイシャ・T・ローズ:であれば……当機と彼女もまさに!
アイシャ・T・ローズ:メジャーでNS『状況に対処します』《コンセントレイト》《巨匠の記憶》
アイシャ・T・ローズ:出鶴レイに運転攻撃。
アイシャ・T・ローズ:命中判定。
アイシャ・T・ローズ:(4+3+4)dx7+5-1
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,1,3,3,4,5,5,6,8,9,10]+6[1,1,6]+4 → 20
アイシャ・T・ローズ:むむむ。ちょっと低い
出鶴レイ:ガード!
眩星かんな:《妖精の手》2回目。侵蝕120
出鶴レイ:やめろーっ
アイシャ・T・ローズ:あっあったかい……からのあっ助かる……
アイシャ・T・ローズ:振り足します。
十掬キョウ:フレ~
アイシャ・T・ローズ:1dx7+24
DoubleCross : (1DX7+24) → 10[7]+5[5]+24 → 39
鷹条アカツキ:ガイドドローン使っとく?
十掬キョウ:入れちゃお
アイシャ・T・ローズ:残ってましたっけね。よろしければ。
出鶴レイ:邪悪な文明!!
アイシャ・T・ローズ:ジェネシスの英知でございます
アイシャ・T・ローズ:達成値41でフィックス。
アイシャ・T・ローズ:ダメージロール。
アイシャ・T・ローズ:5d10+20 装甲ガード有効
DoubleCross : (5D10+20) → 21[4,2,8,6,1]+20 → 41
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を4(→ 4)増加 (111 → 115)
出鶴レイ:比較すると優しく見えるが……それで倒れる……!
出鶴レイ:《ラストアクション》します。
アイシャ・T・ローズ:なんと。
十掬キョウ:なんだと~
出鶴レイ:《コンセントレイト:オルクス》《ダンシングシミター》《要の陣形》《大地の加護》
出鶴レイ:対象は3体なので除外する一人を選びます。
出鶴レイ:choice[アイシャ,アカツキ,キョウ,かんな]
DoubleCross : (choice[アイシャ,アカツキ,キョウ,かんな]) → かんな
GM:先生以外の3人!
鷹条アカツキ:来い!
出鶴レイ:15dx7+7
DoubleCross : (15DX7+7) → 10[1,1,2,3,3,3,6,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,3,5,6,8,9,9]+10[2,4,8]+1[1]+7 → 38
アイシャ・T・ローズ:まわすなぁ~
十掬キョウ:暴走!
アイシャ・T・ローズ:SS『重力制御システム作動』《グラビティガード》でガードしつつ
アイシャ・T・ローズ:EX『横から失礼します』《砂の結界》でキョウ………………様をカバー。
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を3(→ 3)増加 (115 → 118)
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を2(→ 2)増加 (118 → 120)
十掬キョウ:アイシャちゃん……!
出鶴レイ:ダメージを出します。
出鶴レイ:4d10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 31[7,7,8,9]+24 → 55
出鶴レイ:諸々有効!
鷹条アカツキ:リザレクト!
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (99 → 100)
鷹条アカツキ:なんやねんこいつ
十掬キョウ:ずっと低い
GM:リザうますぎドッグおる
アイシャ・T・ローズ:すごく刻む
アイシャ・T・ローズ:実ダメージを算出します。
アイシャ・T・ローズ:55-30-12-4d10
DoubleCross : (55-30-12-4D10) → 55-30-12-22[3,5,9,5] → -9
アイシャ・T・ローズ:無傷です。
十掬キョウ:すご~
GM:脱がせたりなかったというのか……
GM:演出どうぞ!
眩星かんな:「アイシャちゃん」
アイシャ・T・ローズ:「はい」顔を向ける。
眩星かんな:「岩石の話で、君の答えと私の答えには共通点があったね」
アイシャ・T・ローズ:「………」
アイシャ・T・ローズ:「あ。はい、思い当たります」
アイシャ・T・ローズ:それは、与えられた選択肢に従った回答を出さなかったこと。
眩星かんな:「ああ。いずれも観測者によっては受け入れられないかもしれない、グレーゾーンに踏み入った回答だが」
眩星かんな:「全ての人を守り切るための決断だ。君の回答はそれプラス、私の回答にはない自己犠牲の意も含んだ"オリジナル"だったね」
眩星かんな:「……職員室の先生ってのは、顔と名前が分かれば全ての生徒のパーソナリティが出てくる」
眩星かんな:「と思ってたんだけど、そんなヤツ私だけだったらしい。悲しいね」初稼働でそういうモノだと思っていた。
眩星かんな:「だから――"生まれたて"の君が、何を考えチョコを求めていたのかずっと気になっていたんだ」
アイシャ・T・ローズ:「それは……」この期に及んで、適切な表現が出来ない。
アイシャ・T・ローズ:ローズランドのため。そうだ。今、並んでいる者たちのため。そうだ。
アイシャ・T・ローズ:……あとひとつ。あとひとつ、言葉に変換しかねるなにかがあるのだが。
眩星かんな:「……今は無理せず、言葉にしようとしなくても大丈夫」
眩星かんな:「だが、この旅の道中で、岩石の話の答えを聞いて、確実に分かったのは」
眩星かんな:「間違いなく。君は一介の生徒として、君の意志に根ざして行動していることだ」
眩星かんな:「私が保証しよう。君の選択に自信を持って、"行っておいで"」
アイシャ・T・ローズ:あの日。このかたちを得た最初の日。
アイシャ・T・ローズ:進めば、あの時に見た姿に近付くだろうか。
アイシャ・T・ローズ:分からない。明確な解は未だに得られていない。が。
アイシャ・T・ローズ:「──はい、先生」
アイシャ・T・ローズ:自由と、覚悟と、選択とが『人間』を……『意志』を構成するのなら。
アイシャ・T・ローズ:「当機は進みます」そうすればなにかに近付くはずだ。遠回りの道であっても。
アイシャ・T・ローズ:構えからトン、トン、と軽快にフロントステップ。
アイシャ・T・ローズ:十掬キョウが通り抜けた痕をなぞるように、無造作に出鶴レイの間合いに飛び込んでいく。
アイシャ・T・ローズ:剣のリーチはオークションの時に見ている。
アイシャ・T・ローズ:間合いに入れば、即座に切り捨てられることだろう。
出鶴レイ:「……!」果たして。
出鶴レイ:体が半分抉れるほどの傷を負っていようとなお有効な技を持っているのが崑崙山の生徒だ。
出鶴レイ:銀光一閃。ほとんど片足と片手だけで繰り出された斬撃が、目にも留まらぬ速度で肩口に迫る。
アイシャ・T・ローズ:その軌道を遮るように機械腕が持ち上がり。
アイシャ・T・ローズ: ザ キュ ッ
アイシャ・T・ローズ:金属の擦れ合う音を残して刎ね飛ばされる。
アイシャ・T・ローズ:「振りましたね」
アイシャ・T・ローズ:「死に体、と言うのだとか。戻すまでに一秒か、二秒か」
アイシャ・T・ローズ:「いずれにしても十分です」
アイシャ・T・ローズ:残ったもう片方の機械腕が、銀閃の及ばぬ反対側で唸る。
アイシャ・T・ローズ:遠心力を加えた鋼のフックが、ついに届く。
出鶴レイ:芯で捕らえた手応えが返る。握られていた刀が手を離れ──
出鶴レイ:それが、なおも踊った。
出鶴レイ:倒れ行く主の執念を宿したかのように。対手の全てを切り刻まんと荒れ狂う。
アイシャ・T・ローズ:「──!」残った機械腕を引き、囮にした方の手からも装甲板を実体化して盾にする。
鷹条アカツキ:技巧の冴えというよりも本能に、己の力を示さんとする衝動に突き動かされるような挙動を見て。
鷹条アカツキ:「いいな、それ」自ら飛び込む。歯をむき出しにして笑いながら。
鷹条アカツキ:「強い奴の戦い方だぜ、出鶴レイ!」自分が知っている最強からは遠くとも、心からの賛辞を送り刃をその身で受け止める。
アイシャ・T・ローズ:(及ぶ限り……は!)
アイシャ・T・ローズ:装甲が断たれる傍から実体化し、最後には再構築した機械腕も盾にして。
アイシャ・T・ローズ:受ければ一撃で刈り取られるであろう閃きの全てを阻む。
アイシャ・T・ローズ:「キョウ……様。ご無事ですか?」
十掬キョウ:「うん。うん」背中から肩を置いて支える。
十掬キョウ:「大丈夫。また守られちゃったね」
アイシャ・T・ローズ:「お気になさらず。これこそが当機の本分です」
アイシャ・T・ローズ:「あなたのような力は、当機にはありません。それを送り届けることが、当機に課された使命なのです」
十掬キョウ:「あとでちゃんとお色直ししてあげるから。そこは期待しててよ」
十掬キョウ:「当機にはそういう力あるからさ!」
アイシャ・T・ローズ:はい、と頷いて前を見る。まだその時ではないから。
GM:行動値8、アカツキさんの出番です。
鷹条アカツキ:マイナーで戦闘移動、フエカと神々のエンゲージに突入。
鷹条アカツキ:メジャーで《ウルトラボンバー》《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》自身以外の同エンゲージに必中の弓によるリアクション不可の射撃攻撃。
GM:出たわね
鷹条アカツキ:15dx6+14
DoubleCross : (15DX6+14) → 10[1,2,2,2,2,4,5,5,7,7,7,7,9,10,10]+10[1,3,5,5,6,7,9]+10[8,9,10]+10[1,2,6]+3[3]+14 → 57
雷神:《マグネットフォース》でフエカをカバー。
眩星かんな:《力の法則》2回目。ダメ+6Dどうぞ 侵食124
風神:こちらはなすすべなく食らいます。
鷹条アカツキ:先生ありがと~
鷹条アカツキ:46+15+6d10+6d10
DoubleCross : (46+15+6D10+6D10) → 46+15+40[3,10,10,5,4,8]+27[5,4,10,1,6,1] → 128
十掬キョウ:あっ
十掬キョウ:クウリちゃんは?
鷹条アカツキ:ふふふ……実は忘れてないぜ
十掬キョウ:使ったというわけ!
鷹条アカツキ:いいや、これから使うのさ!
鷹条アカツキ:風神と雷神は倒れるかな?
雷神:カバーで倍になってなくても倒れます 装甲上げてたのに……
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を8(→ 8)増加 (100 → 108)
風神:こちらも消滅。
鷹条アカツキ:《ウルトラボンバー》の効果でHPが0になる,
十掬キョウ:つよ~
鷹条アカツキ:このタイミングで友人:蓮刈フエカ/P尽力〇:N不安をP尽力〇:N嚇怒に変更し、Sロイス指定を申請します
アイシャ・T・ローズ:これが自爆の力……
GM:何をする気だ~ いいでしょう
鷹条アカツキ:フエカのSロイスをタイタス化して昇華、《ウルトラボンバー》の使用回数を回復。
鷹条アカツキ:《異世界の因子》で出鶴レイが使った《ラストアクション》をコピー!使用!
十掬キョウ:めちゃくちゃしてる!
眩星かんな:わぁお
GM:邪悪
アイシャ・T・ローズ:つよい(確信)
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を10(→ 10)増加 (108 → 118)
鷹条アカツキ:メジャーで《ウルトラボンバー》《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》フエカに必中の弓によるリアクション不可の射撃攻撃。
鷹条アカツキ:支援が切れるこの攻撃に、クウリちゃん第三の効果を貰う!
六条クウリ:ゴーゴー!
鷹条アカツキ:13dx7+14
DoubleCross : (13DX7+14) → 10[2,2,3,3,5,6,6,7,7,9,9,10,10]+6[1,2,3,4,6,6]+14 → 30
鷹条アカツキ:51+4d10
DoubleCross : (51+4D10) → 51+27[8,7,8,4] → 78
鷹条アカツキ:これで……どうだ!
鷹条アカツキ:鷹条アカツキの侵蝕率を8(→ 8)増加 (118 → 126)
鷹条アカツキ:なおラストアクション中はHP0のままなので、ウルトラボンバーによるHPロスは発生しない
GM:邪悪
鷹条アカツキ:かんな先生のロイスをタイタス昇華して復活だ
蓮刈フエカ:でもまだ生きてるもんね
鷹条アカツキ:こいつめ~
GM:演出どうぞ!
眩星かんな:「アカツキちゃん」
鷹条アカツキ:「先生……」自分とは違って色白のうなじを見つめる。
鷹条アカツキ:細い首を取り巻く、茨の痣にはほんの少しの親近感を覚えている。
眩星かんな:「……今日は随分と勢いがあるね」
眩星かんな:「いつも通り問題児にお灸を据えるため、これまで何度もKMP部隊長たる君に協力を要請し」
眩星かんな:「鍛え抜かれた視野と戦闘力、そして責任感に助けられてきたが。今までの中でも最高峰の熱量を感じたよ」
鷹条アカツキ:ちょっと耳が垂れる。勢いが良いというのは……火山での戦闘における暴発の事だろうかと思って。
鷹条アカツキ:個人的には失態である。
眩星かんな:「ノヴァリスの平和を守る以上に、大切な"何か"があったんだろう」
眩星かんな:「決して悪いことじゃない。言いたくなければ私にも伝える必要はない。けれど」
眩星かんな:「例え何であろうとも、私はそれを応援しよう」
眩星かんな:「君の実直な正義感と、直向きで純真な気持ちが合わされば。フエカちゃんの心だって容易く動かせるはずだ」
眩星かんな:「皆で勝って、チョコを持って帰ろう。ソレを────全力で"叩きつけてこい"!」
鷹条アカツキ:「……はい!」
鷹条アカツキ:「オレはオレが負うべき責任を果たして」がり、と爪で首を抉る。ぐるりと取り巻く傷跡を。
鷹条アカツキ:「その上で、オレが言いたいだけの事も、ぶつけてやる!」
弧月のレラプス:影の中からゆらりと現れるままに、射出機構へと主人を装填。
鷹条アカツキ:ばつんと空を打つ音と共に、豪風雷雨を正面から突っ切って。
鷹条アカツキ:「フエカァァ!」右腕周辺に大量の弾頭を生成、そのままの勢いで殴りつける!
GM:空を走って割り込んだ電光が、凶相の神の形を結ぶ。
GM:出力、反応速度共に、単体で戦闘型オーヴァードに伍する域だ。ジャームの出力によって形作られたが故なのだろうが……
鷹条アカツキ:着弾、同時に爆裂!
鷹条アカツキ:自身の腕諸共に、チョコ神像を一撃で粉砕する。
蓮刈フエカ:「……!」
鷹条アカツキ:爆煙とまき散らされるチョコの中、赤い双眼と牙を剥く狼の神聖十字冠が輝き
鷹条アカツキ:次いでフエカの首元に、腕が伸びて引き寄せる。
鷹条アカツキ:「甘ったるくて、ムカムカするな……」
鷹条アカツキ:「せっかくのバレンタインで、お前のチョコを浴びてるのにだ」
蓮刈フエカ:「アカ、ツキ──!」
鷹条アカツキ:今回の戦いは、フエカとの交流をきっかけにして始まった。
鷹条アカツキ:あれこれと並べた理屈も本気であるし、あのひと時が無くとも先生に呼ばれて参加していたかもしれない。
鷹条アカツキ:それでも今オレがここに居るのは、蓮刈フエカという友人の為なのだ。
鷹条アカツキ:「不味くて、腹が立って仕方ねえよ」
鷹条アカツキ:「そんな混ぜ物しやがって……!」
鷹条アカツキ:「最高のチョコを作るんだろ!」
鷹条アカツキ:「そんなものにも、独占にも頼るな!」
鷹条アカツキ:フエカの首元に絡みついた、赤黒く輝く忌むべき首輪目掛けて再生半ばの腕を叩きつける。
鷹条アカツキ:「オレの友達は……凄いんだから!」
鷹条アカツキ:再び、炸裂。小さな身体が吹き飛んで転がる。
蓮刈フエカ:「ガフッ……ウウ……!」
蓮刈フエカ:反対側に弾き飛ばされ、地に跳ねる。罅の入った首輪から赤黒い煙が漏れ出す。
蓮刈フエカ:「……足りないよ。それじゃ全然、足りない……!」
十掬キョウ:「効いてない?いや……」
十掬キョウ:「響いてる!行けるよ、アカツキちゃん!」
鷹条アカツキ:「ガハッゲホ……おう!」
蓮刈フエカ:唸り、睨む。アカツキが知る彼女らしからぬ、飢えた獣のような様は、首輪が齎す衝動によるものか。
鷹条アカツキ:「収まりがつくまで、やってやる!オレとみんなでな!」
アイシャ・T・ローズ:「………」蓮刈フエカを、そして首輪を、じっと注視する。
GM:行動値3、蓮刈フエカの手番。
蓮刈フエカ:マイナーで《完全獣化》《究極獣化》。装甲+10、攻撃のダメージ+6d。
蓮刈フエカ:メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《飛礫》。判定前に自身に《砂の加護》《砂塵霊》。
蓮刈フエカ:対象は……一応ランダムにしておこう
蓮刈フエカ:choice[アイシャ,アカツキ,キョウ,かんな]
DoubleCross : (choice[アイシャ,アカツキ,キョウ,かんな]) → アイシャ
アイシャ・T・ローズ:いらっしゃいませ(ぺこり)
十掬キョウ:メカ対決だ
蓮刈フエカ:ウオオオ判定!
蓮刈フエカ:30dx7
DoubleCross : (30DX7) → 10[2,2,2,2,3,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,5,5,6,6,7,8,10,10]+10[2,2,6,10]+6[6] → 36
十掬キョウ:ダイス数やば
アイシャ・T・ローズ:SS『重力制御システム作動』《グラビティガード》でガード。
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を3(→ 3)増加 (120 → 123)
蓮刈フエカ:ダメージ!
蓮刈フエカ:4d10+20+6d10
DoubleCross : (4D10+20+6D10) → 19[1,7,1,10]+20+36[5,5,4,8,6,8] → 75
蓮刈フエカ:諸々有効です
アイシャ・T・ローズ:実ダメージを算出します。
アイシャ・T・ローズ:75-30-12-4d10
DoubleCross : (75-30-12-4D10) → 75-30-12-23[9,2,2,10] → 10
アイシャ・T・ローズ:当機の防御を貫くとは……
アイシャ・T・ローズ:10点受けてHP残り1。生存します。
十掬キョウ:やばすぎ
蓮刈フエカ:生きてるじゃん!
鷹条アカツキ:つよすぎ
アイシャ・T・ローズ:(胸を張る)
眩星かんな:ひょええ
蓮刈フエカ:再び漆黒の外装を纏う。より硬く、より暴力的な輪郭の装甲。
蓮刈フエカ:それも、そして今その手に生じさせた塊も、チョコレートには違いないが──
蓮刈フエカ:首輪によって引き上げられた出力に、パティシエたちから奪った力を掛け合わせたそれは、最早レネゲイドの爆弾と言っていい。
蓮刈フエカ:「……アアアアアッ!」
蓮刈フエカ:叫び、不穏な紫電を散らすそれを、砲弾さながらにアカツキに向けて投げ放つ。
鷹条アカツキ:神聖十字冠と出鶴レイ、自らのものでない力を限界まで注ぎ込んだ自爆の後。
鷹条アカツキ:「フエ、カ……!」たとえそれがどんなに認めがたいものであっても、躱す事は出来ない。
アイシャ・T・ローズ:「お任せください」
アイシャ・T・ローズ:上空より地面に向かって投げつけられた装甲車のドアが、言葉と共にアカツキとチョコ塊の間の突き立って。
アイシャ・T・ローズ:そこからクラシックなメイドの姿が染み出すように現れ、飛来するチョコ塊を受け止める。
アイシャ・T・ローズ:瞬間、炸裂。
アイシャ・T・ローズ:爆音と、閃光と、衝撃波とが一帯を揺さぶる。
アイシャ・T・ローズ:そして、もうもうとしたチョコレートの煙。その中から、
アイシャ・T・ローズ:白いキャップとエプロンと頬をチョコレート色に染めて、ゆっくりと身を起こす。
アイシャ・T・ローズ:「……ご無事ですか?」
鷹条アカツキ:ふらふらと立ち上がって、頬っぺたのチョコを拭い、舐める。
鷹条アカツキ:「御蔭様で」
十掬キョウ:「美味しい?」
鷹条アカツキ:「本当はもっと美味しいさ」
十掬キョウ:「じゃあその本当を、早く経験できるよう努力しないとだ!」
アイシャ・T・ローズ:はい、と頷く。頬の感触にそっと手を添えて。
眩星かんな:「…………」
眩星かんな:「そうだね。このまま、控えめに圧勝しようか」
六条クウリ:(えっ今……さらっとすごいことやってなかった……?)
GM:クリンナップを挟んで第二ラウンドへ。
GM:再びセットアップから!
蓮刈フエカ:こちらはなし。
鷹条アカツキ:セットアップなし
アイシャ・T・ローズ:ありません。
十掬キョウ:もうなくなっちゃった
六条クウリ:攻撃力アップはだれにあげようか
十掬キョウ:行動値が0になりました
十掬キョウ:ほしい!
眩星かんな:念のため《限界突破》で《力の法則》ラウンド2回化。侵蝕127
六条クウリ:じゃあキョウちゃんとアイシャちゃんのエンゲージに!
十掬キョウ:あっそうか エンゲージ分かれてたんだ
十掬キョウ:思わず欲しいって言っちゃった どうしようね
GM:どうするんだい
十掬キョウ:アカツキちゃんのほうが早いからそっちのがいいのかな
鷹条アカツキ:ならこっちで貰っちゃおうかな
アイシャ・T・ローズ:当機はマイナーも空きませんしね。それでよろしいかと
十掬キョウ:そっちで~
六条クウリ:ではアカツキちゃんにだ
鷹条アカツキ:ガウガウ!
GM:イニシアチブへ。行動値12のかんな先生からです
眩星かんな:はーい
眩星かんな:マイナーなしのメジャー《エンジェルヴォイス》。アイシャちゃんに次メジャーC値-1と判定ダイス+2個。
眩星かんな:侵蝕130で以上。演出パス
アイシャ・T・ローズ:ぐおおおん(バフを受ける音)
GM:では行動値8組のアイシャさんとアカツキさん!
アイシャ・T・ローズ:では、頬のくすぐったい当機から。
アイシャ・T・ローズ:マイナーで戦闘移動。フエカ-アカツキエンゲージにお邪魔します。
アイシャ・T・ローズ:メジャーでNS『状況に対処します』《コンセントレイト》《巨匠の記憶》
アイシャ・T・ローズ:蓮刈フエカ様に運転攻撃。
アイシャ・T・ローズ:命中判定。
アイシャ・T・ローズ:(4+3+4+2)dx6+5-1
DoubleCross : (13DX6+4) → 10[1,2,2,3,3,5,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,4,6,6,7,8]+10[2,7,8,8]+10[3,5,8]+1[1]+4 → 45
アイシャ・T・ローズ:回りましたね。
蓮刈フエカ:《砂の盾》ガード!
アイシャ・T・ローズ:ダメージロール。
眩星かんな:《力の法則》1回目。ダメ+6Dどうぞ。侵蝕134
アイシャ・T・ローズ:ぐーんと増えます。
アイシャ・T・ローズ:5d10+20+6d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (5D10+20+6D10) → 19[4,5,5,4,1]+20+27[3,1,10,7,4,2] → 66
アイシャ・T・ローズ:ちょっと低めの66点全部有効です。
アイシャ・T・ローズ:アイシャ・T・ローズの侵蝕率を4(→ 4)増加 (123 → 127)
蓮刈フエカ:ヌアア
蓮刈フエカ:あと10点低ければ耐えていたが……倒れました。
蓮刈フエカ:復活は無し。戦闘終了です。
眩星かんな:やった~
GM:演出をどうぞ
アイシャ・T・ローズ:「さて。蓮刈フエカ様」
蓮刈フエカ:「あなた、は」
アイシャ・T・ローズ:「先にもご挨拶しました通り、あなたの目標です」
アイシャ・T・ローズ:「ローズランド王国より、チョコレートの材料を求めて参りました」
アイシャ・T・ローズ:チョコレートの煙を裂くようにして前進し、蓮刈フエカを射程内に捉える。
アイシャ・T・ローズ:そして、両方の機械腕で肩をがっちりと掴み、彼女の肉体をホールドする。
アイシャ・T・ローズ:念には念を。両脚に実体化した姿勢安定用ピックを地面に打ち込み、全身を固定。逃がさない。
アイシャ・T・ローズ:「お伝えしたいことがございます。戦う前にそうすればよかったのですが……」
アイシャ・T・ローズ:「当機が至らず。申し訳ありません」
蓮刈フエカ:「何を……!」藻掻き、逃れようとする。
アイシャ・T・ローズ:まったく動かない。『テオドーラ』がそのバンパー内に備える機械腕が生み出す膂力は、オーヴァードにも対抗しうる。
アイシャ・T・ローズ:「当機は人に仕えるモノであり、人の欲望を否定する機能は有しておりません」
アイシャ・T・ローズ:「あなたの欲望が当国に深刻な影響を与えたことは大変遺憾に思いますが、」
アイシャ・T・ローズ:「ここでそれを問おうとは思いません」
アイシャ・T・ローズ:「その代わりと言ってはなんですが、提案がございます」
アイシャ・T・ローズ:「あなたが当機らに勝利した時は、ルーン・カカオを全て得る」
アイシャ・T・ローズ:「ならば、その逆。当機らが勝利した暁には、当機らのお願いを聞いていただきたく思います」
アイシャ・T・ローズ:「勝利に関する条項がそちらにだけある、というのはアンフェアですから」
アイシャ・T・ローズ:ぎちり。
アイシャ・T・ローズ:頭上の十字冠が開きかけ……止まる。
アイシャ・T・ローズ:己を人と認識しない人形の真剣なる願いに応えたか。それは定かではないし、今は重要でもない。
アイシャ・T・ローズ:「……そうでなくては、この戦いに得るものは何もなくなってしまう」
アイシャ・T・ローズ:「あなたも。当機も。もしかすると、ここにいる誰にも」
アイシャ・T・ローズ:「お返事をいただけますか?」
蓮刈フエカ:「そんなの……今更だよ」
蓮刈フエカ:「勝ったものが望みを叶える。そういうものでしょ。力づくでそうさせたらいい。勝てたなら!」
アイシャ・T・ローズ:「……承知しました。では合意に沿って」
アイシャ・T・ローズ:「当機も行動を開始します」
アイシャ・T・ローズ:機械腕はそのままに、人としての腕を構え、
アイシャ・T・ローズ:蓮刈フエカの首筋に黒々と光る首輪を無造作に掴む。
アイシャ・T・ローズ:そして、引き千切らんと全力で引っ張る。
アイシャ・T・ローズ:「これが……」
アイシャ・T・ローズ:「これが菓子匠としてのあなたに必要な物なのですか」
アイシャ・T・ローズ:「こんなものがなければ、あなたは菓子匠足れないと言うのですか!」
アイシャ・T・ローズ:「アカツキの語るあなたの姿は、そんな……」
アイシャ・T・ローズ:「そんなことは……絶対に……!」
アイシャ・T・ローズ:引っ張る。ただ引っ張る。
アイシャ・T・ローズ:機械腕ではない、人の腕だ。生み出すパワーは高が知れている。
アイシャ・T・ローズ:それでも、人の腕を使う。人の腕で引く。人の腕で取り除くために。
蓮刈フエカ:「は、な……して……」
蓮刈フエカ:首輪の罅が広がる。影めいた装甲が煮え立つように揺らぐ。
蓮刈フエカ:「く……あああああっ……!」
蓮刈フエカ:ぱきり。
蓮刈フエカ:やがて呆気ない音と共に首輪が切れ、アイシャの手の中で砂と化す。
蓮刈フエカ:伴い、装甲が砕け、気を失ってその場に崩れ落ちる。
アイシャ・T・ローズ:機械腕の力を緩め、そっと抱き留めるように支えて。
アイシャ・T・ローズ:「決着です。これで認めてくださいますね」
アイシャ・T・ローズ:チョコレートの香りに包まれながら、小さく零した。
GM:
GM:バックトラックです。
GM:Eロイスは蓮刈フエカの《飢えの淵》がひとつ。(堕剣の楔片:怠惰の首輪により取得)
十掬キョウ:ハラペコだったとはね
アイシャ・T・ローズ:ハラペコチョコチュウ……
鷹条アカツキ:パクパク
GM:振りたければ振ってください あとマンドラゴラなどもむしゃむしゃする最後のチャンスです
鷹条アカツキ:・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
鷹条アカツキ:神聖十字冠の効果で蓮刈フエカのSロイスを回復させておくぜ
GM:OK!
鷹条アカツキ:削れてるロイスも1個だし、マンドラゴラは食べなくて良いや
アイシャ・T・ローズ:ハラペコ振ります。
アイシャ・T・ローズ:127-1d10
DoubleCross : (127-1D10) → 127-5[5] → 122
鷹条アカツキ:126-1d10
DoubleCross : (126-1D10) → 126-3[3] → 123
眩星かんな:134-1d10
DoubleCross : (134-1D10) → 134-7[7] → 127
鷹条アカツキ:123-10d10 怖いので2倍
DoubleCross : (123-10D10) → 123-71[10,3,10,9,8,7,5,5,8,6] → 52
眩星かんな:メモリー2個消費で-20。107にして等倍
鷹条アカツキ:一気に下がるね、3点
眩星かんな:107-6d10
DoubleCross : (107-6D10) → 107-26[1,6,4,8,5,2] → 81
アイシャ・T・ローズ:焼きマンドラゴラで減らすHPがないので、このままロイス分振ってしまいましょう。
十掬キョウ:あまってるならマンドラパクパクしちゃおっと
眩星かんな:5点~
十掬キョウ:2個も食べちゃいます
鷹条アカツキ:二個も!?
アイシャ・T・ローズ:食べ、ちゃい、ます!?
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を2d3(→ 3)減少 (134 → 131)
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を6(→ 6)減少 (131 → 125)
十掬キョウ:お味は微妙……
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を1d10(→ 8)減少 (125 → 117)
GM:プリンのようにとはいかなかった
アイシャ・T・ローズ:最終侵蝕122、残りロイス5本、倍振りですね。
アイシャ・T・ローズ:122-10d10
DoubleCross : (122-10D10) → 122-49[5,2,4,6,7,4,10,6,3,2] → 73
アイシャ・T・ローズ:帰還。3点です。
十掬キョウ:等倍行けそうになったなでも 等倍
十掬キョウ:十掬キョウの侵蝕率を6d10(→ 19)減少 (117 → 98)
十掬キョウ:あぶな
十掬キョウ:5点帰還です~
アイシャ・T・ローズ:オカエリナサト(動画で見ました)
GM:よかったよかった
GM:経験点はいつもの15点+Eロイス分1点+各自侵蝕分。
鷹条アカツキ:19点!
十掬キョウ:21だよ~
アイシャ・T・ローズ:19点分のおもてなしを。
眩星かんな:21点
鷹条アカツキ:24点だ、Sロイスあるから
GM:チョコも経験点も食べた後はちゃんと歯を磨こうね
鷹条アカツキ:は~い
眩星かんな:もぐもぐ
十掬キョウ:ゴシゴシ
アイシャ・T・ローズ:ミント味がします。