『レッドフード・ホルミシス』(GM:缶詰)


メインログ | 雑談ログ

翼ある貴婦人ウイングド・レイディ春日(かすが)魅乗(みのる)キャラシート(PC1:DT)
“セレファイス‐IV”任海(とうみ)悠生(ゆうき)キャラシート(PC2:嗣子)
“三十二代目八雷”国実(くにざね)志幸(しゆき)キャラシート(PC3:今日日)

【Index】

オープニング:春日魅乗
オープニング:任海悠生
オープニング:国実志幸
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
クライマックス
エンディング1:春日魅乗
エンディング2:任海悠生
エンディング3:国実志幸

【プリプレイ】

GM:レディースエンドジェントルの諸君!
GM:というわけでセッションを開始していきます
GM:PC順にキャラシを張りますので、その後に自己紹介をお願いします
GM:まずはPC1、春日さん
GMキャラシート
GM:どうぞ!
春日魅乗:わたし!
春日魅乗:“翼ある貴婦人ウイングド・レイディ”、春日魅乗(かすが・みのる)。
GM:お姉さま~
春日魅乗:FHの名門、春日一族の出身ですが
春日魅乗:プランナーの造反に伴い、彼女を追ってゼノス入りした派閥になります。
GM:激動の経歴。
春日魅乗:ここで功をなし、敬愛する叔父様の評価を覆してその身を安堵したいと考えており。
春日魅乗:高い社会性を活かして財を作り、UGNのスポンサーとしての地位を確立。
春日魅乗:影響力を強めて発言権をガッツリ持っていこうと思っています。
GM:コネ:パトロンの中の人…!
GM:社会値がとんでもない数字になってますね
春日魅乗:そうです(えへん)
春日魅乗:能力ですか……ええっと
春日魅乗:社会が16あります。
GM:平均7のパーティの中でもダントツ!
GM:(内訳は16,3,1)
春日魅乗:社会が16あるので社会がいっぱい振れて、あと社会で攻撃したり 《宵闇の魔花》で16達成値を上げたりします。
GM:社会を使いこなしてる~
春日魅乗:あとはちまちまと防御技を引っ提げてきました。
春日魅乗:そんな感じ!15歳だから最年少になるのかな……?よろしくお願いします!
GM:パーティ貢献が上がりますね。
GM:そんな15歳で頑張ってる魅乗さんのハンドアウトはこれ!
PC1:春日魅乗 シナリオロイス:宗像みさき 推奨感情:尽力/有為
貴方はあらゆる人伝を駆使する社交の花だ。
ひょんなことから、神城グループに連なる同い年の少女───宗像みさきと意気投合していた。
誘われた舞台観劇の傍ら、近いうちに彼女の誕生日パーティが開かれることを知る。
そこで幼い日に再会の約束を交わしたという、友人の話を聞く。
「とてもお顔が広いと伺いましたが……心当たりはございませんか?」
貴方が『友人』を見つけられた場合、大きな恩義を感じるだろう。
それは友人としても────彼女に連なる人手へのコネとしても、有為に働くはずだ。
GM:神城グループ系のお嬢様と仲良くなりました。
宗像みさき:15歳です。もうすぐ誕生日。
春日魅乗:あらあら 十分ネゴネゴしなければ……
春日魅乗:あら同い年同士仲良くいたしましょう
宗像みさき:よろしくお願いしますね~
GM:というわけで、彼女のお友達をその社会力で探してあげてください!
GM:よろしくお願いします!
春日魅乗:よろしくお願いします!

GM:では次、PC2の任海さん
GMキャラシート
GM:自己紹介どうぞ!
任海悠生:はい~
任海悠生:とうみ・ゆうき。現高校生、UGNイリーガルです。普通の一般人!
GM:普通の子!
任海悠生:精々出身が、どこかのfhセルとか企業が研究してた計画の実験体だったことくらいが特徴
GM:せいぜいのハードル高いな~
任海悠生:脱走してUGNに掛け込み訴えして高校生の身分を満喫しています。
任海悠生:いうてDXだしね 社会的地位もないし…
GM:申し上げます。申し上げます。FHは、酷い。
GM:学生だからね……
任海悠生:そんななので、結構ほわほわ系な天然さんよりらしいです。当人は自分はしっかりしてる方だと思っています。
GM:わ~。しっかりもので可愛いね。
任海悠生:能力は計画に基づいて、”夢の実体化”。万能っぽさありますが、曖昧なせいで処理に時間かかったり制御が難しく、言うほど便利でもないらしい。
任海悠生:データ的には、貧弱射撃+妖精の手+Fサラマンダーや力の法則による火力支援、おまけに領域の盾。
GM:色々そつなくこなしてる
任海悠生:そして私も高校生としては下限値である15歳なので、おそらく最年少のはずだ……
任海悠生:今回よろしくお願いいたします~
GM:うむ。普通の高校生で15歳!最年少なのに頑張ってますね。
GM:そんな任海さんのハンドアウトはこちら
PC2:任海悠生 シナリオロイス:小林紅葉 推奨感情:庇護/警戒

貴方はUGNの協力者だ。普段は高校生として学生生活を送っている。
クラスメイトである小林紅葉はそんな君の友人の一人だ。
親の仕事が忙しいらしく、一人で過ごすことが多い境遇ゆえか、人懐っこい性格をしている。
ある日、君は小林紅葉から微弱なレネゲイドの反応を感じた。
支部への報告が必要だと感じると同時、君に新たな任務が与えられる。
UGN中枢評議員、テレーズ・ブルムの日本視察における護衛任務だ。
GM:普通の高校生として友人のレネゲイド反応を心配し、中枢評議会の護衛をします
テレーズ・ブルム:私も15歳。よろしくね?
任海悠生:元fhなのに 信用を培えたという事なのかな~頑張ります
任海悠生:一杯15歳ぞろいだ!
任海悠生:宜しくお願いしますね~~
小林紅葉:よろしく~ 真の普通の女子高生です。こっちは。
GM:ではよろしくお願いします!
任海悠生:わあい

GM:では次、PC3!国実さん!
GMキャラシート
GM:自己紹介どうぞ!
国実志幸:はい。
国実志幸:地域に根付く旧家の一人娘、国実志幸と申します。"三十二代目八雷"の名を拝命しております。
国実志幸:国実家は古くよりレネゲイド、というより遺産に縁のある家で、代々無形遺産である"八雷"を継承しています。
GM:由緒正しいお嬢様だ!
国実志幸:今代の継承者が私、ということですね。幼少期はその身体負荷が理由で家に籠りきりの生活でした。
国実志幸:身体の成長に連れてようやく負荷にも体が慣れてきて、今春の高校入学を機に一般の学校に通わせていただいています。
GM:病弱お嬢様だ。大変
GM:元気で良かったねぇ~
国実志幸:毎日新鮮な事ばかりでとても楽しいです!
GM:いっぱい楽しみな~
国実志幸:何もかもが新鮮である故に、少々はしゃぎ過ぎると御家に窘められることもありますが……。
国実志幸:許される範囲で楽しんでいきます。好奇心には抗いがたいので。
GM:お嬢様ーコマリマスー!
国実志幸:能力はピュアブラックドッグのぱわあに溢れた火力特化。単体向けの暴力装置になります。
GM:儚げお嬢様からなかなかのパワー来ましたね
国実志幸:普段からその電力を持て余しており、素手で触れると機械が壊れるし近くに居ると電波が狂います。
GM:古風なお家で良かった~
国実志幸:本当に暴力しか出来ないので、難しいことはお二方に頼りきりになってしまうかもしれませんが……。
国実志幸:精一杯お役目に勤めさせていただきます。よろしくお願いします!
GM:社会平均7ですからね。きっと大丈夫
GM:そんな国実さんのハンドアウトはこちら!
PC3:国実志幸 シナリオロイス:"ディアボロス" 推奨感情:脅威/警戒
貴方は古くからレネゲイドにかかわる名家の一員だ。
連綿と受け継がれる『遺産』の扱いにおいて、一日の長がある。
UGN中枢評議員にして、遺産管理局を有するテレーズ・ブルムとは浅からぬ縁がある。
彼女の視察の際にコンタクトが予定されており、それは万全に執り行われなければならない。
その折、FHエージェント"ディアボロス"の活動が報告される。
UGNの依頼の元、友人である芥火美麗と共に貴方はその排除の依頼を請け負った。
GM:遺産関係で付き合いのある偉い人が視察に来るから、暴れてるFHを抑えに行くよ~
GM:芥火美麗くんはロイス欄にいる高校生。覚醒は最近で、普段はバイト掛け持ちしています。
国実志幸:まあ、テレーズさんが。精一杯おもてなししないといけませんね。
国実志幸:芥火君も同行して頂けるなら百人力です。よろしくお願いしますね。
テレーズ・ブルム:遺産の扱いのノウハウはどれだけあっても足りませんからね
芥火美麗:おれだよー。今週のシフトは喫茶店バイト。
GM:そんな感じでよろしくお願いします!
国実志幸:よろしくお願いします~
GM:では、最後にトレーラーを張りますので、皆でウオオー!と盛り上がって貰ってセッションを始めていきます

■トレーラー
昨日と同じ今日。
今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、いつもと違う今日が来る。

幼い頃、約束を交わした相手は遠く離れて久しい。
十六の時を重ねる時、少女の思いが事態を動かす。

赤いフードで隠した口に、獣の牙が静かに覗く。


ダブルクロス The 3rd Editon 『レッドフード・ホルミシス』
ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。
春日魅乗:ウオオー!
GM:ウオオー!よろしくお願いします!
春日魅乗:よろしくお願いします!
任海悠生:よろしくお願いいたします~
国実志幸:よろしくお願いします


【オープニング:春日魅乗】

//=====================
// ◆Opening◆春日魅乗
//=====================
シーンPC:春日魅乗 他、登場不可
GM:ではまず魅乗さんのOPから
GM:登場侵蝕を上げてシーンインしてね!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (41 → 44)
GM:落ち着いてる。
GM:このシーンはハンドアウトの通り、貴方が親しくなった宗像さんから誘われた舞台が楽しかったね~、という会話から始まり
GM:誕生日パーティに誘いたい人がいるんです!って話をするシーンです
GM:助けて上げてくださいね。ではやっていきましょう。


GM:◆X市 観劇場
GM:人を束ねる者の仕事は、前線に出ることだけではない。
GM:その束ねる糸をより強固にするためにも、横に広げる伝手の開拓は必須であると言える。
GM:貴方は、その一つである宗像みさきと意気投合し、今日も観劇に誘われていた。
宗像みさき:パチ、パチ、と一つの幕間に入った劇に拍手を送っている。
宗像みさき:淡い藍色の髪を括った穏やかな雰囲気の少女。
宗像みさき:「素晴らしい劇でしたね、春日様……あぁいえ、魅乗様」
宗像みさき:と、隣の席に座る貴方に声をかける。
春日魅乗:オペラグラスを下ろして、隣に顔を向ける。
春日魅乗:「ええ。此度はお招きいただきありがとうございます、みさきさん」
春日魅乗:「よくお越しになるのですか?」
宗像みさき:はしゃぎ慣れていないのか、興奮で頬に少しりんご色が差す。
宗像みさき:「えぇ。父の付き合いで……といっても、普段はこちらの席ではないのですが」
宗像みさき:ちら、と目線を上げると、VIP席としてガラスと壁に隔てられた席がある。
宗像みさき:「やはり、直接目の前で見ると、違いますね」
春日魅乗:「あそこばかりの視点というのも、飽いてしまいますよね」
春日魅乗:「折角こうして、色々な眺め方を出来るというのに……」
宗像みさき:「はい。それに、遠いですし……」
宗像みさき:自分用の真新しいオペラグラスを楽しそうに撫でている
宗像みさき:「今日は、お友達と一緒だから、特別に、と」
宗像みさき:ふふ、と控えめな笑みを向ける。
春日魅乗:「確かに、これ、いらなかったかも」オペラグラスを抱えて。
春日魅乗:「あら、嬉しい」くつくつと笑う。「お友達、ですか」
宗像みさき:「この距離だと、見失っちゃいますね。近すぎて」と、誰もいない舞台にオペラグラスを向けるふり。
宗像みさき:「はい………」と、ちょっと恥じるように「……あの、違いました?」
春日魅乗:掲げて隣を見る。「いいえ?」
宗像みさき:ほ、と綻ぶ。「よかった!」
春日魅乗:「これでは視えぬほどのところに、お友達でない人を置きたくないですからね」
春日魅乗:オペラグラスを外して。
春日魅乗:「私も。みさきさんのお友達としてのお眼鏡に叶ったなら何よりですよ」
宗像みさき:「うん……?」と発言の意図を文章として組み立て、汲み取って「そう、ですね。私もそう思います」
宗像みさき:「あまり、同い年の子と話すこと、多くないから」
宗像みさき:「甘々ですよ、私の眼鏡なんて」
春日魅乗:「いいえ。その分眼鏡に色がついていませんから」
春日魅乗:「それは得難く曇りなきものですとも」
宗像みさき:「うふふ。ありがとうございます」
春日魅乗:「ですけど……そうですね。ええと」
宗像みさき:「うん?」
春日魅乗:「ごめんなさい、不躾なことを聞きますね」
宗像みさき:「はい、いいですよ」
春日魅乗:「みさきさんは、これを私に見せたかったんですか?」
春日魅乗:「いえ。もちろんそのつもりではあるでしょうし。とても楽しくありますよ?」
春日魅乗:「だけど?何というか……本題がここに無いように思えて」
春日魅乗:「他になにか、お話したいことがあるのでは?」
宗像みさき:少し困ったような顔をする「うう……」
宗像みさき:「そんなにわかりやすいでしょうか、私……?」
宗像みさき:頬に手を当てて表情を確認している。
春日魅乗:「ふふ。私はお話することが多い身の上ですので」
春日魅乗:「ベテランですとも」ふふんとする。
宗像みさき:「すごい……」きらきらとする
宗像みさき:「そうなんです。あるんです、相談が」
宗像みさき:席から少し身を乗り出す。
春日魅乗:「あるんですねえ、相談が」
宗像みさき:「そうなんです」頷き。
春日魅乗:「私で良ければ、なんなりと?」
宗像みさき:「私、来月が誕生日で……あ、魅乗様も、パーティに誘うつもりなんですけど」
宗像みさき:「16歳になるんです」
春日魅乗:「おや。おめでとうございます」
春日魅乗:「先にお姉さんになってしまいますね……みさきお姉様とお呼びすべきでしょうか」
宗像みさき:「ありがとうございます」ぺこり。
宗像みさき:「そ、そんなそんな……恐れ多いですが、そうなんでしょうか…?」話が脱線しそうになる
春日魅乗:「そうですとも。しかしお姉様は、そのパーティになにかお困り事が……?」
宗像みさき:「あ、そう。そうなんです」
宗像みさき:「パーティに問題はありません。お父様も準備を進めてくださっているので……」
宗像みさき:「それでですね、昔、親しい方が居たんです」
春日魅乗:「ふむ。興行に問題ないとすると……」
春日魅乗:「出席者ですか。その方が?」
宗像みさき:「はい。10年ぐらい前。その人はお屋敷の、当時のメイド長の娘さんでして」
宗像みさき:「同じぐらいの年の私と、屋敷で遊んでて。仲は良かったと思うんですが」
春日魅乗:「まあ、それは……」
春日魅乗:「妬けてしまいますね」
宗像みさき:「え、そ、そうなんですか……?」
宗像みさき:「とは言っても……メイド長さんが辞められて、その子とも、それきり会ってないんです」
宗像みさき:「ただ、約束をしてまして」
春日魅乗:「約束」
宗像みさき:「はい」
宗像みさき:「大人達が忙しいから、『大人になったら私がメイドになってあげる』なんて約束です」
宗像みさき:「……『大人になったら』というのが、私達の中では、16歳のことだったんです」
宗像みさき:「それでですね」ぐ、と下げていた目線を魅乗さんに向ける
春日魅乗:「婚うことの出来る歳ですからね……はい?」
宗像みさき:そうですそうです、と頷きながら。
宗像みさき:「魅乗様は、御自分で様々なことを決められて、お顔も広いと聞きますが」
宗像みさき:「その子を、見つけることは出来るでしょうか……?」
宗像みさき:自分でも無茶だと思っていそうな顔。
春日魅乗:「なるほど……」
春日魅乗:「出来ます、とは。とても申し上げられません」
宗像みさき:「はい……すみません。無茶だとはわかっています」
春日魅乗:「10年という歳月は、とても重いものです。私たちの生涯の2/3にもなるんですから」
宗像みさき:「そうですね……あちらが覚えてるとも、限りませんし」
春日魅乗:「私としてもお力になりたいのはやまやまなんですけれど……」
春日魅乗:(……あるいは見つからなくもないかもしれませんけど)
春日魅乗:(できます、やりますって答えないほうがいいですね)
宗像みさき:「はい。……無理なことを言いましたね」
宗像みさき:恥じ入るように両手を口元で合わせる。
春日魅乗:「いいえ。それほどまでの思い……さぞご苦労なされたでしょう」
春日魅乗:「ですけど、今は魅乗もおります。侍従というわけには参りませんが……」
春日魅乗:「みさきさんの大人への一歩は、全力でお祝いさせていただきますとも」
宗像みさき:「ふふ……慰められてしまいました」
春日魅乗:(変に希望を持ってしまうよりは……)
宗像みさき:「ありがとうございます、魅乗様。その言葉で胸に花の咲く気持ちです」
春日魅乗:(諦めてしまわれたほうがいいですね。そこから見つけて連れてみせるほうが余程いい)
宗像みさき:「それに……そうですね。会わないほうが、幸せなのかもしれません」
春日魅乗:「まあ。みさき様の心の花となれたのであれば、私もうれしく思います」
宗像みさき:「メイド長さんが辞められたのは突然のことで、私、お別れも言えてませんから」
宗像みさき:「……もしかしたら、嫌われてしまったのかもしれませんし」
宗像みさき:ぽつり、と。本当の悩みの種のように静かに呟く。
春日魅乗:「それは……」
春日魅乗:「それは良くないと思います」
宗像みさき:「え?」
春日魅乗:「そう言われたわけでも、示されたわけでもないのに」
宗像みさき:「あ、すみません、いまのは、その……」
春日魅乗:「そう決めてしまうのは、誰にもよくないですよ」
宗像みさき:「魅乗様…………」
宗像みさき:ん、とかなにか言葉を発そうとしては息としてかすれる。
宗像みさき:「…………そう、ですね」
宗像みさき:「では、その、もし」
宗像みさき:「もし、魅乗様のお仕事の中でそういう子の噂を聞いたら」
宗像みさき:「こっそり、教えてください」
宗像みさき:し、と仕草するように人差し指を立てる
春日魅乗:「ふふ。こっそりいたしますね」
春日魅乗:「とはいえ、今、その子に会ったとして……」
春日魅乗:「みさきさんがそうと気づいてもらえるかは怪しいと思いますけどね。だって」
宗像みさき:「……?」
春日魅乗:「こんなに可憐になっているとは、向こうも思うだにしてないと思いますよ」
宗像みさき:「……もうっ」
宗像みさき:沈んでいた表情がにわかに華やぐ
宗像みさき:「そういう、その、……からかわないでくださいませっ」
宗像みさき:「舞台はあちらなんですから」
宗像みさき:と、今まで少し影が差していた表情が、貴方の見慣れたものに戻る。
春日魅乗:「確かに、こちらの方ばかりに目を向けていては、演者もやり甲斐がありませんか」
春日魅乗:再び上がる幕を見ながら。
春日魅乗:(……変に希望を持ってしまうよりは、諦めてしまう方がいい)
春日魅乗:(……他人にはそう思えて、自分には思えないのは)
春日魅乗:(大人になりきれぬ証左ですか)
春日魅乗:一足先に大人になるという、少女の隣で。
春日魅乗:舞台へと目を移して、その物語の繰り方を見つめることにした。
GM:そして幕は上がり、演者は舞台に集い始める。
GM:貴方が次に向かう街で、見慣れた役名ディアボロスの事件に巻き込まれるのは、少し先の話だ。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
春日魅乗:-友人/宗像みさき/尽力/羨望:○/ロイス
GM:N羨望だ
GM:ではシーンは以上!


【オープニング:任海悠生】

//=====================
// ◆Opening◆任海悠生
//=====================
シーンPC:任海悠生 他、登場不可
GM:次は任海さんのOPシーンです。登場侵蝕をどうぞ
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (39 → 49)
任海悠生:にぎゃーっ
GM:ぎゃー!
GM:大変ですが、シーンは日常シーンです。
GM:高校生として放課後を過ごそうとしてるとクラスメイトの小林さんから話しかけられて
GM:色々盛り上がった後、バイトに行く小林さんに微かにレネゲイド反応を感じて支部に相談しよう、で締めのシーンになります
任海悠生:了解です!
GM:ではやっていきましょう


GM:◆放課後 教室
GM:授業が終了し、ざわざわと騒がしく各々が話し始める放課後。
GM:貴方の席に向かってくる少女がいました。
小林紅葉:「とーみちゃー」
任海悠生:教科書を開き、復習用の付箋を貼っていたところ。
小林紅葉:手をパーにしてふらふらと近づく。
任海悠生:「あ、小林さん。どうかした?」
小林紅葉:小林紅葉。君のクラスメイトで、何かと同じ班になることも多い。
小林紅葉:「今日の数学わかった~?いきなり難しくない?」
小林紅葉:机に顎を乗せて下から顔を覗き込む。
任海悠生:「あはは……確かに結構大変だったね。上手く使い方とかが、具体的に頭に入ればもうちょっと分かるんだろうけど」
任海悠生:これで、色々と能力上計算やその他が必要なので、実はそれなりにできる方である。
小林紅葉:「ちゅーがくのテストでは満点だったのに……」
小林紅葉:「あ、てか復習してる。えら」
小林紅葉:「教授じゃん……」
任海悠生:「中学校とだと大分違うからね。…え、復習してないの…?」
任海悠生:「だからじゃないかな、あまり分かってないの。同じ日の内にやっておくと、記憶に残る度合いが大分違うんだって」
小林紅葉:「してるしてる」声が軽い
小林紅葉:「嘘、見栄張った。あんましてないです」
小林紅葉:「同じ日に同じ内容やるの辛くない?」
任海悠生:「まあ、面倒だったり疲れてるのは分かるから、あまり言わないけど。点数上げたいなら、やっておくのがいいよ」
任海悠生:「まあ、無駄じゃない?って思うのはそうかもだけど…」苦笑気味に。
小林紅葉:「くっ、顔がいいからって正論言って許されると思うなよ……!」
小林紅葉:「許すけど」
任海悠生:「参考書で、同じ単元やる感じでも……って、もう」
任海悠生:「そんなにアレなら、一回一緒に勉強でもしてみる?」
小林紅葉:「悪気はないんです、この口が……」
小林紅葉:「え、いいん~?」
小林紅葉:「デートじゃん。やば」
任海悠生:「うん。別に一緒に図書室とかでやるくらいなら…って、また。デートってそういうものだっけ?」
小林紅葉:「わからん。でも羨ましがられそうなので良い」
小林紅葉:「男子にマウント取れそうで心地よい」
任海悠生:「そんなに羨ましがる要素、あったかな……まあいいや。都合がいい時に一回ね」
小林紅葉:「よろしゃす」
任海悠生:「なんで男子に……」
任海悠生:よく分かってなさそうな顔をしつつ片付けている。
小林紅葉:「あ、勘違いしないで。流石に全員に取るほどじゃないから……」
小林紅葉:「私と一緒に勉強することを羨もうとしないやつ限定だから……!」
小林紅葉:ノートに載せていた顎をどける。
任海悠生:「小林さん、話しやすいから一緒に何かしたいって子もいるんじゃないかなあ」
小林紅葉:「その手の発言は『ついでに○○も一緒に』の前フリだぜ」
小林紅葉:「ちなみに、とーみちゃがデートと判別するのはどの辺りから?」
任海悠生:「ついで、って言って本命の人を誘う…みたいなのもあるんじゃない?漫画の受け売りだけど…」
任海悠生:「え?えー、そうだな……」
任海悠生:指を唇に触れるか触れないか、顎に当てて。
小林紅葉:「やば」仕草を見つつ「うんうん?」
任海悠生:「やっぱり男女のペアがあって……お互いに誘って…一緒に色々するのが目的の…」ここまで考えて。
任海悠生:「……考えてて、普通に異性の友達同士で出かけるのと違いがすぐ出てこないな…?」
小林紅葉:「ほぉ~~」
任海悠生:特に最近、普通に出かけるのをデートって言う用法をよく聞くし……。
小林紅葉:「それはあの、あれ?」
小林紅葉:「異性と出かけたらデート判定?」
任海悠生:「え、どうだろ…。別にそういうつもりじゃないときもあるよね。修学旅行のやつとか…」
小林紅葉:「修学旅行含めると集団デートが過ぎるね。やば」
任海悠生:「バイト先でみたいな奴とか。…小林さんはどう思う?何となく詳しそうな気がしています」
小林紅葉:「おっ、打ち返してきよる」
任海悠生:「私お付き合いとかしたことないし、告白もないもん」主にすぐUGNとか行ってたせいだが。
小林紅葉:「この余裕……自分からしなくても向こうからってか。許せねぇ」
小林紅葉:「ゆーて私もね?人気ですけどね?」
小林紅葉:「近所の小学生から『大人になったら結婚してやるよー』とかね?」
小林紅葉:「虚しくなってきちゃった」
任海悠生:「私からはまた……別だし…?」ここでちょっと顔を戻して。「あら、結構言われてる」
任海悠生:「そうでもない奴だった」
小林紅葉:「無いやつッス」
小林紅葉:「しかもその小学生、こないだ同級生っぽい女子と一緒に登下校してたわ」
任海悠生:「えっ意外……」
任海悠生:「それはかなしい」
小林紅葉:「割り込まなかったので偉いと思う。褒めて」
任海悠生:「えらいよ~」そういっててしてし軽く髪を撫でるように。
小林紅葉:「ふふ~」心地よさそうにする。
任海悠生:「でも本当意外だな……結構男子とかからも一杯話しかけられてるのに……」
小林紅葉:「美少女と仲良くするのが得意だかんね。横浜駅ぐらい人気」各路線の中継駅。
任海悠生:「それは大分すごい奴なのでは。新幹線も通ってる」
小林紅葉:「クソッ、そうだった。新大阪ぐらいにするか」
小林紅葉:「とーみちゃも気をつけるんだぞ。小さめの男子とか狙ってるぞ」
任海悠生:「どっちも都市だなあ。中央林間駅位な私は結構びっくりだよ」
任海悠生:「そんなに」目をまるくする。
任海悠生:「そんなに男の子と私、話したりしないけど……」
小林紅葉:「んもー。この子は。ふんとにもー」
任海悠生:「ええっ」
小林紅葉:「そんなんじゃすぐ惚れさせてしまうに違いない」
小林紅葉:「知らない人についていっちゃ駄目だぞ、とーみちゃ」
小林紅葉:「なんか箱入りお嬢様ぽいし……」
任海悠生:「そんな風に見える……?いや、ちゃんと用心とかしてるからね、私」少し胸を張る。
小林紅葉:「してるか……?」張られる。
任海悠生:「お嬢様じゃないよ~、本当そんな係累とかも全然だし、お金もそうあるわけじゃないって」苦笑して。
任海悠生:「えっ……してるでしょ」
任海悠生:「料理とか勉強とか……バイトとか…全部ちゃんとやってるし…」
小林紅葉:「えら……」
任海悠生:「ふふん」
小林紅葉:「えらいこ~」指の背で銀髪をサラリと撫でる
任海悠生:「やった~」ふにゃっと笑う。
小林紅葉:「やば、私の彼女かもしれん」
小林紅葉:「てか、とーみちゃバイトやってんだ」
小林紅葉:「似合わな……意外~」完璧に取り繕った自信。
任海悠生:「あはは…」「ん、まあね。ちょっと色々お世話になってる人関連のやつで」
任海悠生:「恩返し兼、お金払いも結構いいのでコネで潜り込んでます」
小林紅葉:「お嬢様じゃんけ!」
任海悠生:「なんか家が歴史あるとか会社経営してるとか、土地持ってるとかないよ!」
小林紅葉:「人にコネがあるのはお嬢様に違いないよ!」
任海悠生:家…血統的な、と言う意味で…との縁は無い。勿論、言ったりはしないけど。
小林紅葉:「でもまー。わからんでもない」
任海悠生:「えっ…そ、そう?いや…これは助けて貰った人からだから、本当私が、ってわけじゃないんだよ」
小林紅葉:「とーみちゃ、なんとなく知ってるお嬢に雰囲気似てるからねぇ」
小林紅葉:「なんかこう……雰囲気というか……オーラ?所作?」
任海悠生:「ええっ」
任海悠生:「色々びっくりしてます。何と言うか、お嬢様とお知り合いがいるんだ……とか、似てるって褒めて貰えたのが嬉しいとか……」
小林紅葉:「そういうところですわよ」
小林紅葉:「ま、知ってるつってもだいぶ前なんだけどね」
小林紅葉:「コレぐらい小さい頃」指を1cmぐらいに近づける。
任海悠生:「そうなんだね…って、そんなに小さいのはまだ生まれてない時じゃない?」
小林紅葉:「この時に知ってたら双子じゃねぇか、つってね」
任海悠生:「もしくはお母さんか検査したお医者さんになっちゃう」
小林紅葉:「同級生と比較する2択じゃないのウケる」
小林紅葉:と、その時勝手に机においていたスマホがバイブレータする。
小林紅葉:時間のアラームだ。
小林紅葉:「あ、やべ。そろそろバイトだ」
任海悠生:「産まれてない時ならそうかなって……」
任海悠生:「あ、引き止めちゃったね」
小林紅葉:「性格良すぎ~」ケラケラ。「だいじょぶだいじょぶ、放課後すぐだと時間余るから有効活用ってやつ」
小林紅葉:「んじゃ、また時間ある時勉強よろ~」
小林紅葉:カバンを肩にかけてぶんぶんと手を振り席を離れていく。
任海悠生:「そっかあ。うん、じゃあまたね。やるときは、また連絡して」
任海悠生:此方も小さく手を振って見送る。
小林紅葉:そうして教室から退室する。
GM:では、任海さんはここで<知覚>か<知識:レネゲイド>で判定してください。
GM:難易度は5。
任海悠生:あっ了解です。ダイス数的に…ここは知覚で。
任海悠生:4dx>=5
DoubleCross : (4DX10>=5) → 7[1,4,6,7] → 7 → 成功

任海悠生:危ないが成功!
GM:成功!
GM:では、貴方は今まで小林紅葉が居た場所に、微かなレネゲイドの痕跡を感じます。
GM:ただしオーヴァードと言うよりは、他者のエフェクトやアイテムに影響された、誤差程度のものだとわかるでしょう。
任海悠生:それに気づいたのは、ある種偶然だった。たまたま片付けようと伸ばした手の先に、微かなそれを感じる。
任海悠生:「……ん」一瞬だけ止まって、すぐに片付けを再開する。まだ周りに人がいる。
任海悠生:あまり気取られるような動きは良くない――それに、あくまで他の行使体から受けた、という程度でもあった。勿論、UGNには報告しないといけないけど。
任海悠生:(サンプル…は難しいかな。しょうがない)少し溜息をつく。
任海悠生:此方もスマートフォンを取り出し、”バイト先”へ連絡を取ろうとする。
任海悠生:(……小林さん、なんか変な事になってないと良いけど)ただの勘違いなら…それが一番いいのだ。
GM:コール音は規定通りの回数で繋がる。
GM:そして事態の報告と、今後の経過観察について指示を受ける中…………
GM:貴方は、偶然訪れていた金髪の少女に目をつけられるのだった。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
任海悠生:あわわ 目を付けられてしまった……
GM:ミテルヨ
任海悠生:ロイス!友達/小林紅葉 〇友情/庇護 で。
小林紅葉:照れれ
GM:ではシーンは以上!


【オープニング:国実志幸】

//=====================
// ◆Opening◆国実志幸
//=====================
シーンPC:国実志幸 他、登場不可
GM:国実さんのOPです。登場侵蝕をどうぞ
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (34 → 42)
GM:このシーンは、懇意にしている遺産管理局の視察がある前に、FHのエージェントが暴れてるから排除しよ~、って所から始まります。
国実志幸:なるほど
GM:軽く演出で撃退した後、一体何の目的で…!となって締めのシーンです
GM:ではやっていきましょう。
国実志幸:はーい


GM:◆X市 電波塔
GM:電波塔はその性質上、観光目的でなければ郊外に多く設置される。
GM:それは言うなれば人目につかないということであり。
芥火美麗:「『悪巧みには最適である』……ってことか」
芥火美麗:ザクザクと安全靴で自然の道を歩きながら、手に持ったメモ帳を読み返している。
芥火美麗:「国実さんも体力大丈夫~?」
国実志幸:「はい!最近はよくお散歩もさせていただいてますので」
国実志幸:歩き方は楚々としているが、目線はきょろきょろと落ち着きがない。
GM:“ディアボロス”。強力な戦闘能力と比類なきタフネスが確認されているエージェントの活動が報告されている。
GM:その調査と、可能であれば討伐を言い渡されている。
芥火美麗:「あんまキョロキョロしてこけないでね」
芥火美麗:「流石にチャリで来るわけにも行かなかったしな~」
国実志幸:「う。す、すみません。こういったところは余り出歩かせてもらえないので」
国実志幸:「目新しくてつい……」 やや恥ずかしそうに目を伏せつつ。
芥火美麗:「はーん……」頬を掻く。
芥火美麗:「ただでさえエージェントの人ら、準備に大忙しだもんね」
芥火美麗:「こうやって直々に来るのも珍しいか」
国実志幸:「はい。特に、郊外はなんというか……」
国実志幸:「家の方で止められがちで。どうにも、小さい頃の感覚が抜けないみたいです」
芥火美麗:「おじょーさんの小さい頃っていうと……」
芥火美麗:「伏してたんだっけ。床に」
芥火美麗:手のひらを水平にスー
芥火美麗:「……いやごめん、これはないな。どういうテンションで触れたもんか」
国実志幸:「いえ。後ろ暗いようなことでもありませんし、どうかお気になさらず」
芥火美麗:「ん。じゃあー……そういう感じで」
国実志幸:「私としても、昔の話を気軽に話せる方は限られますし」
芥火美麗:「そんなもん?」
芥火美麗:「んじゃ、慣れてないなら足元気をつけてくださいねー、オジョーサマ」笑いながら言う。
国実志幸:「はい。家の者は私がどう言おうと気にせざるを得ませんし、それ以外となるとそもそも事情を知らない方も多いですし」
国実志幸:「こうして同じ目線で話していただける方が出来たこと、とても嬉しいんです」
国実志幸:「はい、気を付けます」 にこにこと無邪気に笑いながら頷く。
芥火美麗:「んはは、おれも事情の把握は殆どニュービーだけどね」
芥火美麗:少しだけ先行して、土の足元を踏み固めながら歩く。
芥火美麗:「まぁ、事情は言いにくいよなー。自分から説明するほどでもないし」
芥火美麗:「事情把握してても、今度来る、UGNの偉い人……テレーズさん?だっけ」
芥火美麗:「相談するわけにもいかんよな。どんなこえー人なんだろうね~?」
国実志幸:「あら。テレーズさんはすごく親しみやすい方ですよ」
芥火美麗:「え?そうなの?」
国実志幸:「立場がありながらも気取らない方ですし、少しおちゃめなところもありますし……年も私達と同じです」
芥火美麗:「少女じゃん!」
芥火美麗:「そんな都合のいい存在いて良いの?」
国実志幸:「ふふ。しかもUGNの重責を担う才女さんです」
国実志幸:「覚醒されている訳でも無いですし、偏にご本人の才覚と努力の賜物かと」
芥火美麗:「ヤベ~。創作が負けるの将棋界隈だけじゃないんだ……」
芥火美麗:「じゃあ国実さんともケッコー気が合いそうね」
芥火美麗:(古くからの名家で特殊な力があってそれを代々受け継いで、もだいぶ負けてねーよな)一人頷く
国実志幸:「そうでしょうか?」 きょとんと一度首を傾げ。
国実志幸:「ああでも、確かに仲良くはしていただいてます。我が家も古くから遺産を管理していますから、その縁で」
芥火美麗:「あー、そういう縁」
芥火美麗:「遺産てーのはアレだよね、国実さんがバチバチする……」
芥火美麗:と、その言葉が終わらないぐらいに、開けた場所に出る。
GM:目標にした電波塔が近くなり、木々の配置が整理されている広場だ。
 :そしてどこからか、コーヒーの香りが漂ってくる。
 :足を進めてみれば、どうやら誰かがキャンプ道具を使っていることがわかる。
 :火の燃える音と、お湯の沸く気配。丁寧に挽かれたコーヒー豆の香り。
 :白いスーツの男が、穏やかにキャンピングチェアに腰掛けている。
白スーツの男:「────む」
白スーツの男:「穴場だと思ったのだがな。まさか人がやってくるとは」
GM:貴方はその風貌が事前に聞かされていた“ディアボロス”のものと一致することに気づいて良い。
国実志幸:白スーツ、オールバック、眼鏡と順に確認して。
芥火美麗:「………」(めっちゃ寛いどる)
国実志幸:「ええと……こちらの方が“でぃあぼろす”さん、ということでしょうか」
国実志幸:ひそひそと芥火君に確認を取る。人違いをしては失礼なので。
白スーツの男:「忠告しよう。私はこれから仕事でね。無関係ならば去ったほうが身のためだぞ」
芥火美麗:「そうなんじゃねーすかね……写真もほら」
芥火美麗:ヒソヒソ、とスマホの画面に資料を移す。
芥火美麗:いい感じに決め顔の“ディアボロス”の顔が映っている
芥火美麗:「どうしましょ。こういう時は先手必勝?」
国実志幸:「いえ。まずは降伏勧告をさせていただきましょう」 スマホに近づきすぎないよう気を付けつつ資料を覗き込んで。
国実志幸:「戦わずに事を納められるなら、それが一番ですから」
芥火美麗:「オーライ。平和主義バンザイ。じゃあそういうプロっぽいのは経験者にお任せしよっかな」
"ディアボロス":「おい、私の話をちゃんと聞いていたのか?」
"ディアボロス":落ち着いた所作でビスケットを口に運ぶ。
国実志幸:「分かりました。承ります」 こく、と真面目な顔で頷いて。
"ディアボロス":神経質そうな眉間に皺が寄る。
国実志幸:「不躾な訪問になってしまい申し訳ございません。“でぃあぼろす”さんでお間違いありませんか?」
"ディアボロス":「いかにも」
"ディアボロス":「この私こそが“ディアボロス”……そして、その名を知っているとは君たちもオーヴァードだな?」
"ディアボロス":「私のファンかね?」
国実志幸:「いいえ。UGNより参りました」
"ディアボロス":露骨に表情を歪める。
"ディアボロス":が、すぐに鷹揚な態度に見える仕草をする。
"ディアボロス":「なるほど……なるほどなるほど。貴様らはUGNか」
国実志幸:「はい。貴方様の活動が報告されたため、その内容を確認の後可能であれば確保せよとのお達しで」
国実志幸:「ですので、出来れば投降いただきたいのですが……」
"ディアボロス":「フフ……そうか。この段階で私の活動をそこまで。そうかそうか……!」
"ディアボロス":眼鏡を直す。
"ディアボロス":「残念だが出来ない相談だな!なぜならば私はFHエージェント……“ディアボロス”!」
"ディアボロス":「UGNに従う義理など無い!」
"ディアボロス":焚き火にバケツから水を掛け、キャンピングチェアから立ち上がる!
"ディアボロス":「そして君たちも察しての通り、“灰色りんご”を手に入れるのはこの私だ!」
"ディアボロス":「痛い目を見る前に退散するが良い。それまで待ってやらんこともないぞ?」
"ディアボロス":ニィ、と口の端を持ち上げる
芥火美麗:「……お嬢さん、“灰色りんご”ってなんです?」ヒソヒソ
GM:心当たりはなくていいです
国実志幸:「ごめんなさい、私も心当たりがなくて……」 ヒソヒソしつつ首を傾げて。
国実志幸:「その、“でぃあぼろす“さん。良ければその“灰色りんご”について詳しくご教授いただけませんか?」
"ディアボロス":「うむ!この段階で私の目的まで突き止めるとはさすがUGN、だと褒めてやろう」
"ディアボロス":「だが────おっと、危ない危ない。そうして場所を聞き出すつもりだな?」
"ディアボロス":「純朴そうに見えてなかなか老獪ではないか」
"ディアボロス":糊の効いたスーツをバッ!と翻す
国実志幸:「そうでしょうか……」 褒められたと解釈してちょっと照れている。
芥火美麗:「…………一見仲良くなってんだけどなぁー!」
芥火美麗:我慢できずに口を挟んでしまう。
国実志幸:「あっ……そうですね。投降を聞き入れていただけた訳では無いんでした」
国実志幸:ハッとした顔になって。
国実志幸:「交戦許可も出ていますし、“でぃあぼろす”さんも退いていただける様子には見えませんし」
国実志幸:「戦闘になりそうです。芥火君、ご用意は大丈夫ですか」
芥火美麗:「おっけ、いつでも大丈夫」
芥火美麗:布を取り払い、細身の銀装飾サーベルを取り出す。
国実志幸:こちらも、するりと手首を撫でるようにして右手の手袋を外す。
芥火美麗:そのまま前に出ようとして、
"ディアボロス":「そうとも、こちらは投降なぞせん」
"ディアボロス":スーツに包まれた手が、悪魔のように黒く異形へと変貌する。
"ディアボロス":「決して子供なぞには負けんのだ────!」
"ディアボロス":ゴ ォ ッ
"ディアボロス":地面をえぐり、大小様々な土塊を飛ばす!
芥火美麗:「ウォッ!?」
芥火美麗:咄嗟に前に出て手をかざす。最初に到達した土を掴み、起爆。────芥火美麗のオーヴァード能力。
芥火美麗:発生させた爆風でなんとか土塊の起動を変えようとする
国実志幸:「あ、芥火君!」
"ディアボロス":「フゥーーーーーーハハハハハハッ!ソラ、ソラ、ソラァー!」
"ディアボロス":連続で地面をえぐり飛ばしている!
芥火美麗:「クソッ、妙に強い……!国実さん、反撃行ける!?」
芥火美麗:「こっちは気にすんな!夏休みのプール監視のバイトのほうがきつい!」
国実志幸:「はい!少しだけ持ちこたえてください!」
芥火美麗:「アイヨッ」
国実志幸:答えながら腰に付けたポーチへ手を伸ばす。
国実志幸:中から取り出したのは古風な装いに不似合いな近未来的な銃器。
国実志幸:右手でグリップを握り、呼吸を一つ。すると――。
国実志幸:バヂィッ
国実志幸:激しい放電音と共に、その頬に蒼く雷染みた紋様が浮かび上がる。
"ディアボロス":「む……!?」
国実志幸:それは右手の甲にも。そして服に覆われて見えていない全身にも。
国実志幸:まるで回路染みて志幸の全身を這い、雷を走らせる。
"ディアボロス":「何の光……!?」
国実志幸:全身を駆けめぐった電流は、全てが右手に握った銃の中へと吸い込まれていき――。
国実志幸:一条の光線となって“でぃあぼろす”へと撃ち込まれる。
"ディアボロス":悪魔の腕が地盤を掘り起こし、巨大な岩を掴み上げ、
"ディアボロス":「むぅぅぅぅぅぅぅ!?」
"ディアボロス":その岩ごと雷電が打ち込まれる!
"ディアボロス":巻き上げた土煙の向こうからの飛来するものが無くなる
"ディアボロス":「──ふ」
"ディアボロス":「ふふ、ふ」
"ディアボロス":土埃の向こうに居る影が、髪をかきあげる仕草をする。
"ディアボロス":「なかなかにやるではないか、UGN……」
国実志幸:「いかがでしょう。先程のお言葉、翻してはいただけませんか?」
"ディアボロス":「いや…………翻すつもりはない」
"ディアボロス":「このままやったとして……間違いなく私が勝つだろうが……」
"ディアボロス":「今の目的はそれではないのでな」
"ディアボロス":「ここは引いてやろう。誇りに思え、この“ディアボロス”を一時とは言え退けたことを!」
"ディアボロス":ビシ!と土埃の向こうから君を指差す気配
"ディアボロス":「だが次はこうはいかん!せいぜい大人しくしていることだな!」
"ディアボロス":「ハーーーーーーハッハッハッハッハ…………!」
"ディアボロス":《瞬間退場》。シーンから退場します
芥火美麗:「…………逃げてる」
芥火美麗:ボウッ、と爆風が視界を遮る煙を飛ばす。
国実志幸:「行ってしまわれましたね……」
国実志幸:銃を下ろす。その頃には浮かんでいた紋様も消えている。
芥火美麗:「FHってのはあんなんばっかか……?」
芥火美麗:「と、おつかれ。国実さん」
国実志幸:「もう少しお話を聞かせていただきたかったんですが……やはり交渉とは難しいものですね」
国実志幸:「芥火君こそ。先程はありがとうございました」
芥火美麗:「やー、一触即発じゃない分頑張ったと思うよ?」
芥火美麗:「いえいえ。体を張れ、ってのがが親父の教えでね」
芥火美麗:「そっちも怪我とか無い?」
芥火美麗:と、体に目線を向けようとして、同年代女子をジロジロ見ることに躊躇する。
国実志幸:「はい。芥火君が攻撃を引き受けてくださったお陰で」
国実志幸:砂埃こそついてしまったが、身に纏った制服にさえ傷はついてない。
芥火美麗:「あ、うん。そりゃよかった」
芥火美麗:安全靴に煤は付いているが、もとより汚れても良いラフな格好だ
国実志幸:「では、一度戻りましょうか。“でぃあぼろす”さんも居なくなってしまいましたし」
芥火美麗:「おう」
国実志幸:「あの方が口にしていた“灰色りんご”が一体どういうものなのかも気になります」
芥火美麗:「そうね。そういうのは調べるのが得意な人に頼んなきゃ」
芥火美麗:「………しかしまぁ、なんか企んでんだか、キャンプしにしたんだか……どっちが本気だったんだ……?」
芥火美麗:あの混戦の中、きっちり回収されたらしいキャンプ道具の痕跡を見ながら首を傾げる。
国実志幸:「きゃんぷ……山や川で野宿をする遊びでしたっけ」
国実志幸:「私も一度してみたいのですが、なかなかお父様が頷いてくださらなくて」
芥火美麗:「それは、まぁ……そうだろうね」
国実志幸:「焚火をしたり、その焚火でお肉やお菓子を焼いたり、ココアを淹れたりするんですよね」
国実志幸:「後はその焚火を囲んで踊ったり、星を見上げて夜もすがら語らったり……」
国実志幸:若干ズレたイメージも混ざっている。
芥火美麗:「うんうん。まぁキャンプ場でバイトしたけど、結構重労働なんだよな、アレ」
芥火美麗:「興味があるなら、行けば良いんじゃない?」
芥火美麗:「そのうち。機会もあるでしょ」
国実志幸:「そうなんですね……。あ、なら」
国実志幸:「そのときは是非、作法をご教授いただけませんか?ばいとをされていたならお詳しいでしょうし」
芥火美麗:「ん、まぁ、別にいいけど…………」
芥火美麗:(……距離感が独特だよな、このお嬢様)
芥火美麗:「そのためにも、今は仕事の方かな?」
国実志幸:(お友達ときゃんぷに……) 承諾を貰えてぱあぁっと顔を輝かせている。
国実志幸:「あ、はい!そうですね、まずはお仕事をしっかりこなしましょう」
GM:ザクザク、と余波で荒れた道を踏みしめる。
GM:そうして、FHエージェント“ディアボロス”は一度鳴りを潜め
GM:事態が動いたのは、視察にやってきた後のことだった。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
国実志幸:芥火君にはもう取得しているので、“でぃあぼろす“さんに〇尽力/隔意で取得します
"ディアボロス":(静かにコーヒーを飲む)
GM:ではシーンは以上です。


【ミドルフェイズ1】

//=====================
// Middle01
//=====================
シーンPC:全員登場
GM:ミドル!合流シーンです
GM:登場侵蝕をどうぞ
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (49 → 57)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (44 → 51)
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (42 → 48)
GM:このシーンは、UGN組はテレーズさんに連れられて、魅乗さんはX市に滞在していたことで協力を要請されて
GM:“ディアボロス”がまた動きだしたので対処をしよう!ってなって締めのシーンです
国実志幸:かしこまりました
任海悠生:了解です!
GM:ではやっていきましょう。


GM:◆X市支部
GM:ビジネス街に近い位置に居を構えるビルの一つ。
GM:一階に撮影スタジオ、二階以上のフロアで画廊などが開かれる芸術ビルを支部として扱っている。
GM:スタッフルームとして用意されているフロアの一つにあなた達3人は集められていた。
GM:支部員が慌ただしい気配から一種遮断されるような空間。
テレーズ・ブルム:そこで、必要以上に澄ました顔で楽しそうに一歩前に出る
テレーズ・ブルム:「さて、自分ではそれなりに有名だと思っているけど、自己紹介を」
テレーズ・ブルム:「テレーズ・ブルム。偉い人よ。今回は支部長が別件に手を取られているから、私が陣頭指揮を取ります」
テレーズ・ブルム:「そしてこちらは“セレファイス‐IV”。私の護衛さんです」
テレーズ・ブルム:と、任海さんを手で指し示す
任海悠生:(UGN中央評議会議員じゃなかったっけ……)何段飛ばしなんだろ…という顔になりつつ。
任海悠生:「ええと、紹介に与りました“セレファイス-IV”、任海悠生です。今回はお世話になりますね」ぺこりと一礼。
テレーズ・ブルム:「はい、ありがとう。じゃあ次、国実さんもどうぞ」
テレーズ・ブルム:テキパキと自分で采配を振るうのが楽しそうに主導する。
国実志幸:「あ、ありがとうございます」 振ってもらったの受けて一つ礼をして。
国実志幸:「国実志幸と申します。こちらのX市の地付きの一族で、その縁で支部にもいりーがるとして登録させていただいています」
国実志幸:「不勉強の身ではございますが、精一杯務めさせていただきます。よろしくお願いいたします」
テレーズ・ブルム:「えぇ、よろしく。土地勘のある人は心強いわ」
春日魅乗:礼を返しながら。(……本物……?)
任海悠生:(前ここの土地調べたら名前が出てた家だ…まさか、小林さんとあんな話をしてたからじゃないけど)
テレーズ・ブルム:「それで……」ちら、と春日さんを見て。
テレーズ・ブルム:「今回の協力者です。自己紹介を頂けるかしら?」
春日魅乗:「失礼しました、ブルム議員」
春日魅乗:「“翼ある貴婦人ウイングド・レイディ”と申します。姓は春日」
春日魅乗:「春日魅乗です。イリーガルといいますか……そうですね」
春日魅乗:「正確には、UGNに与するのでない別勢力の遣いのようなものです」
春日魅乗:「ああ、いえ。ただ、今回は純粋な協力者ですよ?」
テレーズ・ブルム:「えぇ。承知しています。この支部を確保する際も尽力したと聞いているわ?」
春日魅乗:「尽力と言っても、お金を出しただけです」
任海悠生:(…“春日”、で別組織…UGNと協力体制も築ける、となると)普通に同姓なだけか、独立組か、あの“プランナー”の? 思考を回しながら礼をする。
国実志幸:「あ、お聞きした覚えがあります!こちらの支部に出資をされている春日さん!」
国実志幸:ぱち(手袋をしているので実際には鳴っていないが)、と両手を合わせて。
春日魅乗:「はい。志幸さん、ご両親はお元気ですか?」
国実志幸:「はい!春日さんもお元気そうで何よりです」
任海悠生:「お二人は、お知り合いなんですね」
春日魅乗:「ええ。年嵩も近いですし。知らぬ仲ではございませんとも」
春日魅乗:「確か、私と同じ15でしたよね」
テレーズ・ブルム:「そう、私ともおんなじなのよね」
国実志幸:「ええ。とはいえ、私は家に籠りがちでしたから、お二人に並ぶほどの経験や含蓄は無いのですけれど……」
任海悠生:「あ、そうなんですね。私も15で……皆さんみたいになんか社会的地位があるとかそういうのは無いですが…」
春日魅乗:「あら。それはそれは……」
春日魅乗:「なにかの縁ですかね?あっあと斯様な態度はいただけませんよ」
春日魅乗:「折角そういったお話をなさるのでしたら、その不足を貶すよりも……」
春日魅乗:「その充足を尊び頂いたほうが、お互いにとってより良いかと」
国実志幸:「……そうですね。それに、折角こうしてお会いできた訳ですし」
任海悠生:「え、ええと…」本当に上流階級というかそういう儀礼・教育の高さを感じる…!「御忠告、感謝します」何とか絞り出す。
国実志幸:「お三方から学びをいただいて、より充足できるよう努めます」
テレーズ・ブルム:「それとも、中枢評議会直属の護衛、というのは自慢にならないかしら?」楽しそうに混ぜっ返す。
任海悠生:「私元々イリーガルで臨時じゃないですか…!」
春日魅乗:「臨時に適当な者を、とはなりませんよ」
春日魅乗:「重職の護衛というのはそういうものですから」
テレーズ・ブルム:「そのとおりです」と真面目に頷いている。
国実志幸:「任海さんが抜擢されるほどの実力者、ということですものね。心強いです」
任海悠生:「て、適当という訳にはいかないのはそうですけど……ええと、こほん」
任海悠生:「今回、皆さんとご一緒に動くわけですし、あまり態度がよそよそしくならないように気を付けますっ」やり辛いなあ…!と思いながら。
春日魅乗:「こちらも学ぶことばかりです。お互いにとって、この出会いが」
春日魅乗:「実りあるものになりますよう、期待を……」
春日魅乗:「わくわくしています」
テレーズ・ブルム:「あ、かわいい。いいわね、それ」
テレーズ・ブルム:「ふふ。さて、ちょっとだけ打ち解けたことですし」こほん、と咳払いで目線を集める。
テレーズ・ブルム:「今回は、経歴によって余計なわだかまりを生じないメンバーを選んだつもりです」
テレーズ・ブルム:「事件に対してはこのチームで遊撃の形で動いてもらいます───よろしいですね?」
任海悠生:「了解しました。期待を裏切らないように努めますっ」
国実志幸:「はい。皆様、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」
春日魅乗:深々と一礼して。「はい。よろしくお願いいたします」
テレーズ・ブルム:その返事に頷いて。
テレーズ・ブルム:凛とした声が、滔々と事件の説明を紡ぎ始めた。


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
任海悠生:ロイスはまあここで二人だとあれかな テレーズさんに取っておこう
任海悠生:上司/テレーズ・ブルム 〇好感/食傷  いじられたりからかわれるのは困る…
国実志幸:ロイスは一回保留かなぁ 購入どうしよう
春日魅乗:保留しておきます まずは自分の武器買わなきゃ
春日魅乗:ヘヴィマシンガンねらいます
春日魅乗:コネ:手配師使用
春日魅乗:能力訓練も使用
春日魅乗:18dx+5>=24
DoubleCross : (18DX10+5>=24) → 9[2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,5,5,8,8,8,9,9]+5 → 14 → 失敗

春日魅乗:全然ダメだ……
春日魅乗:しかたない 財産10使います
春日魅乗:春日魅乗の財産点を10(→ 10)減少 (21 → 11)
国実志幸:資産力
国実志幸:こっちはシューターズジャケットでも狙って見ようかな
春日魅乗:ケースにいれます
任海悠生:財産10マジ?
任海悠生:妖精も使えるけど、コスト的に財産のがいいか
GM:しかたなさが凄い
GM:余る可能性が高いほうですからね
国実志幸:1dx+2>=13
DoubleCross : (1DX10+2>=13) → 4[4]+2 → 6 → 失敗

国実志幸:ダメダメでした おしまい
任海悠生:こっちもシューターズジャケット狙ってみます。
春日魅乗:後で買ってあげるよ~
任海悠生:3dx+2>=13
DoubleCross : (3DX10+2>=13) → 10[5,7,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

任海悠生:!?
国実志幸:購入つよつよだ
任海悠生:国実さんに渡しましょう 火力的にそっちの方がよい
国実志幸:あ、ありがとうございます……
任海悠生:購入以上かな
GM:つよつよ!
GM:ではこのシーンは以上!


【ミドルフェイズ2】

//=====================
// Middle02
//=====================
シーンPC:国実志幸、ほか登場可能
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (48 → 51)
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (57 → 58)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (51 → 55)
春日魅乗:落ち着きお嬢様ズ
GM:オハイソですわ


GM:このシーンはミドル判定の説明になります。
GM:次シーンから行われる判定内容を明かし、その内容についてPCでワイワイと理解を深めて貰って締めのシーンです。
GM:実際の判定は次のシーンから!
春日魅乗:まかせて
GM:頼もしい。内容を説明いたしますね
★ミッションについて
今回のシナリオでは、ミッションの判定をクリアすることで、「評議会チップ」を規定枚数獲得できます。
評議会チップ:テレーズ・ブルムの権限で動くエージェントであることを表すICチップ。ボディガードのふくろうにちなんだデザインをされている。
この評議会チップは、以下の交換レートでセッションを有利に進めるためのアイテムと交換することができます。
春日魅乗:集めるとテレーズちゃんを入手できるのかな
★ミッション報酬
評議会チップ×4:「情報:灰色りんごについて」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得 
評議会チップ×2:ミドル戦闘で乱入する「ジャーム:フェンリル」の排除
評議会チップ×1:「フローズンリリー(見習い)」を入手 ※使い捨てのフローズンリリー。1個まで取得可能。
評議会チップ×1:「即席バディムーヴ」を入手 ※使い捨てのバディムーヴ。2個まで取得可能。
※1)NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」は、2枚取得すると「“ナイトフォール”管理者・テレーズ」となって性能が上昇します。
※2)フローズンリリー:財産ポイントを+5する。あなたは「シーンに登場している他のキャラクターが行う判定」にあなたの財産ポイントを使用できる。ただし、財産ポイントが使用できる判定のみ。
GM:できます
国実志幸:本当に入手できるじゃん!
任海悠生:はええ
春日魅乗:できちゃうとはね
春日魅乗:てか……
春日魅乗:おかしいこと書いてないですか?
GM:なんでしょう。
春日魅乗:なんか……フェンリルとか……
GM:怖いですね
任海悠生:コワ……
国実志幸:ヤバいの出てくるって言われてるな
任海悠生:何とか集めていかないと
GM:報酬はメモ欄に「ミッションについて」に記載してもらいました。
GM:ミッションをクリアしてチップを集める→アイテム交換でセッションを有利に戦おう!
GM:テレーズ直属の部隊として頑張りましょうね。
国実志幸:頑張ります!
GM:ミッションリストは以下
□ミッション一覧
★受諾済【テレーズ・ブルムの護衛を完遂しよう】達成率(0/3)
【FHセル、制圧支援】達成率(0/1)
【外部勢力、懐柔】達成率(0/1)
【強襲!?FHエージェント"ディアボロス"!】達成率(0/1)
GM:説明は以上です。
GM:このシーンでは、こんな感じでやる仕事ありますよ~と説明して、皆で頑張るぞーとなって締めになります
GM:ではやっていきましょう。


GM:◆X市 リムジン内
GM:視察や移動を行うテレーズ・ブルムの職務上、移動時間も有効に扱われる。
GM:このリムジンはUGNによって用意されており、各種の通信や、レネゲイドに対する防御なども備えられている。
GM:また、通常と同じ様に4人ほどが対面で座れる後部座席や、小さめの冷蔵庫も完備されていた。
テレーズ・ブルム:「さて、」とタブレットを取り出して口火を切る。
春日魅乗:ワイングラスに注がれた白っぽい液体をくゆらせている。
春日魅乗:(りんごジュース)
テレーズ・ブルム:「早速だけど、私は一つの事件にずっと関わっているわけには行かないわ」
任海悠生:皆に配膳した後座って聞く。
テレーズ・ブルム:「自慢ではないけれど、私にしか出来ない……とまでは行かずとも、私が居たほうがスムーズな案件はいくつかあるわ」
テレーズ・ブルム:「あなた達には、その実行を手伝って貰うわね」
国実志幸:ワイングラスに注がれたブドウジュースをちびちび飲んでいる。
テレーズ・ブルム:ス、と表示した資料(事前に作成した)のリストを表示して見せる。
春日魅乗:「……ふむ」
テレーズ・ブルム:このタイミングで活動を始めた”ディアボロス"、または別件で活動中のUGNや渉外行動。
任海悠生:「評議会の議員ですものね…ええと、結構いろんな種類が」リストを見て。
春日魅乗:リストを見ていたが“ディアボロス”の文字に渋面を作る。
テレーズ・ブルム:「えぇ。戦闘力が必要な面も出てくると思う。……バックアップは任せてちょうだい」
国実志幸:「あ、"でぃあぼろす"さんは現在も活動されているのですね」
テレーズ・ブルム:言外に、自分の戦闘力は度外視している。
テレーズ・ブルム:「そうね。FHエージェント"ディアボロス"。……このタイミングなら、私を狙ってきた可能性もあるわ」
テレーズ・ブルム:ちら、と表情を変えた魅乗さんを見る
任海悠生:「国実さんが接触したんでしたっけ。他部隊のセル制圧中だから、その支援の可能性も…?」と言いかけて、その視線に気づく。
国実志幸:「はい。芥火君と……あ、ご学友の方と共に交戦しました」
国実志幸:「そのとき、"灰色りんご"を手に入れる事が自身の狙いだという風に話していらっしゃいましたよ」
任海悠生:「灰色…?リンゴ、と言えば赤とか金色はよく聞くけど…」
春日魅乗:「普通のりんごという意味ではないのでしょう」
春日魅乗:「いえ、金色も普通ではありませんが……というかよく聞くならまだ青では……」
国実志幸:「やはりそういうことでしょうか。私が知らないだけで灰色のリンゴもあるのかと思って調べてもらっていたのですが」
任海悠生:「…え、こう、聞きません?エリュシオンとかそういう楽園で出てくる金リンゴ……」
春日魅乗:「青りんごよりは頻度低いと思いますけど……」
任海悠生:「…あ、そうですね。能力上、そういう空想物を良く扱うので……」少し恥ずかしそうに。
任海悠生:「こほん、失礼しました」
テレーズ・ブルム:「神話を元にしたアイテムは玉石混交だけど、強力なものが多いわね」
テレーズ・ブルム:「そういう意味では、知名度としては低いかもしれないわ……でも、油断はしないで」
テレーズ・ブルム:「なんて、言うまでもないかしら?」
春日魅乗:「分不相応に厄介な代物を取り扱う任務に使われますからね」
春日魅乗:「その“ディアボロス”?って人。知りませんけど」
春日魅乗:「ぜんぜん知りませんけど……」
任海悠生:同姓だけど違うのかな……?いやでも…という顔になっている。
テレーズ・ブルム:「…………」口元を隠している。
国実志幸:「とても活気と自信に溢れた、不敵な人でしたよ」
テレーズ・ブルム:「あなた」
テレーズ・ブルム:「意外と可愛い所あるわね」
春日魅乗:「ああいうのに絶対絆されないほうがいいですよ志幸さんも」
国実志幸:「あ、はい!敵同士ですものね」
国実志幸:褒めてくれた(勘違い)とはいえ、良からぬことを企んでいるかもしれない人なのだ。気を引き締めなければ。
任海悠生:「これは知ってるやつ…?でも触れない方が…?」小声で。
春日魅乗:「素直なのはよいことなんですが……」
任海悠生:「え、っと。一回”ディアボロス”さんの事は置いておきまして。その彼が追っている”灰色りんご”の事とかも、出来れば調べたいですね」
春日魅乗:「ええ、とにかく、一つづつですね」
春日魅乗:「あまり多きに手を伸ばしても詮ありません」
春日魅乗:「リソースを集中して、着実に一つづつ潰しこむべきかと」
任海悠生:「一歩一歩着実に、ですね」
国実志幸:「はい。出来ることを確実にこなしてまいりましょう」
テレーズ・ブルム:「そうね。マルチタスクは便利だけど、達成感の割に効率は悪いもの」
テレーズ・ブルム:「それじゃ、順番に解決していきましょう」
テレーズ・ブルム:甘いソーダ水を小さく口に含んだ。


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
任海悠生:ここは春日さんに取っておこう  同行者/春日魅乗 〇感服/恐怖 で。
任海悠生:購入は必要なのあるかなあ 無いならボデマか応急買っておこうかな
国実志幸:ロイスは春日さんに〇尊敬/劣等感で取っておきます
春日魅乗:国実さんに取ろう 親近感/不安:○/ロイス
任海悠生:3dx+2>=8 応急チャレンジ
DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 6[2,3,6]+2 → 8 → 成功

任海悠生:よし、成功。ミドル戦闘あるっぽいし持っておきます。
春日魅乗:シューターズ買ってあげようかな
春日魅乗:16dx+3>=13
DoubleCross : (16DX10+3>=13) → 9[2,2,2,3,3,4,5,6,6,7,8,8,8,9,9,9]+3 → 12 → 失敗

春日魅乗:あっうそ 能力訓練ある
GM:おっ
春日魅乗:成功です でも出目わるすぎんか
春日魅乗:あげる~
国実志幸:私も応急手当狙っておこう
国実志幸:1dx+2>=8
DoubleCross : (1DX10+2>=8) → 8[8]+2 → 10 → 成功

国実志幸:やった~ 持っておきます
任海悠生:わああありがとうございます~ 嬉しい 装備せずに余りのウェポンケースに入れておきます。
GM:出目やばし。
GM:ではシーンは以上!


【ミドルフェイズ3】

//=====================
// Middle03
//=====================
シーンPC:任海悠生、ほか登場可能
GM:ミドル判定を行っていきます。登場侵蝕をどうぞ
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (58 → 60)
任海悠生:なんか急に落ち着きだしたな……??
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (51 → 53)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (55 → 60)
GM:リムジン効果かな~
□ミッション一覧
★受諾済【テレーズ・ブルムの護衛を完遂しよう】達成率(0/3) ※以下のミッションをクリアすることで進行
【FHセル、制圧支援】達成率(0/1)
【外部勢力、懐柔】達成率(0/1)
【強襲!?FHエージェント"ディアボロス"!】達成率(0/1)
GM:では、どのミッションを受注するか選んでね。
春日魅乗:【FHセル、制圧支援】を受注します~
任海悠生:じゃあ相談の結果一番上からということで fhセル制圧支援を受注したく
GM:はーい!
【FHセル、制圧支援】
★支援:人払い 《情報:任意》または《交渉》で難易度6。成功した場合、【●簡易戦闘】を行うPC1名に対し、いずれかの支援を付与(累積可能)
 ①:命中判定のダイスを+[達成値の10の位*10]個(最低10)
 ②:攻撃力を+[達成値の10の位*10](最低10)
★戦闘員鎮圧 【●簡易戦闘】の判定を行う
【●簡易戦闘】
行動値順にメインプロセスを行う。待機による行動調整は可能。
1ラウンドだけ行動を行い、ダメージを与えた合計量によって以下の結果を適用する。
0点ダメージ:全員10d10のHPダメージ(ガード・装甲無視)を受け、財産点数を1d10点減らし、所持しているアイテムをランダムで一つ破壊する。
30点ダメージ以上:全員6d10のHPダメージ(ガード・装甲無視)を受け、財産点数を1d10点減らす。報酬:評議会チップ×1
40点ダメージ以上:全員5d10のHPダメージ(ガード・装甲無視)を受け、財産点数を3点ずつ減らす。報酬:評議会チップ×2
60点ダメージ以上:全員4d10のHPダメージ(ガード・装甲有効)を受ける。報酬:評議会チップ×3
80点ダメージ以上:ダメージなし。財産点数を全員3点ずつ獲得する。報酬:評議会チップ×4
GM:ミッション内容はこちら。まずは判定の後、描写に入りましょう
GM:●簡易戦闘を行うPCは行動値順。支援:人払いは先に判定しますが、簡易戦闘には参加できません。
GM:まずはどちらに参加するか選んだ後、判定していきましょうか
国実志幸:簡易戦闘します 暴力装置なので
任海悠生:私も戦闘の方かな そっちの方が得意だし
春日魅乗:私も殴ったほうがいい気がする 戦闘します~
GM:オーケー、時代は強い女の子。
GM:では簡易戦闘を行います。
春日魅乗:令嬢ですからね
GM:えーと、順番に行こう。
GM:まずはセットアップから。何かある人~
任海悠生:なし!
国実志幸:無いです
春日魅乗:ないです~
GM:はい!では行動値9、任海さんの手番!
任海悠生:はーい ではマイナーなし、オートでフォールンピストルとシューターズジャケットを装備。
任海悠生:メジャー。コンボ:オオス=ナルガイの谷《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》で攻撃。
任海悠生:7dx7+7
DoubleCross : (7DX7+7) → 10[1,1,4,4,9,9,10]+10[4,6,8]+10[8]+10[9]+5[5]+7 → 52

GM:たっけぇ。
任海悠生:どっ……どうしたお前
GM:ダ、ダメージどうぞ
春日魅乗:やば
国実志幸:出目走ってる
任海悠生:今迄ずっと判定10代とか20くらいしか出なかっただろ!?
GM:コレがテレーズ・ブルム直属の護衛の力
任海悠生:6d10+8+1d10 サイドリールとか込み
DoubleCross : (6D10+8+1D10) → 34[10,5,3,10,3,3]+8+2[2] → 44

GM:44/80!
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (60 → 64)
春日魅乗:やば~
GM:すご~
GM:現在は【全員5d10のHPダメージ(ガード・装甲無視)を受け、財産点数を3点ずつ減らす。報酬:評議会チップ×2】です。
国実志幸:もう半分終わっちゃった
GM:大変
GM:では次、行動値4。魅乗さんか国実さん。
GM:どちらが先に動くかな?
春日魅乗:いきます!
GM:どうぞ!
春日魅乗:さすがに《ディストーション》だけは使おう ダイスが不安過ぎる
春日魅乗:17dx-1
DoubleCross : (17DX10-1) → 10[1,1,1,2,3,3,3,4,5,6,7,8,8,8,9,9,10]+9[9]-1 → 18

GM:ディストーションなのにダイス多いな
春日魅乗:2d10+12
DoubleCross : (2D10+12) → 8[4,4]+12 → 20

GM:64/80!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を2(→ 2)増加 (60 → 62)
GM:現在は【全員4d10のHPダメージ(ガード・装甲有効)を受ける。報酬:評議会チップ×3】まで来ました
GM:あと16残ってる。まだ行ける。
春日魅乗:のこりおねがい~
国実志幸:ではトリを務めさせていただきます
国実志幸:こちらもダイスが不安なのでアームズリンクLV5だけ使います
GM:どうぞ~
国実志幸:シューターズジャケット・試作レーザーランチャー・雷神の槌の効果も入れて……
国実志幸:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 9[3,4,4,6,7,7,8,9] → 9

GM:おっと、コレは生き残ったかな?
国実志幸:1d10+20
DoubleCross : (1D10+20) → 3[3]+20 → 23

GM:儚い夢。
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を2(→ 2)増加 (53 → 55)
GM:87/80で完遂!
国実志幸:国実志幸のHPを20(→ 20)に変更 (23 → 20)
任海悠生:固定値強い…!
GM:【80点ダメージ以上:ダメージなし。財産点数を全員3点ずつ獲得する。報酬:評議会チップ×4】
春日魅乗:わーい
国実志幸:わーい
任海悠生:おかねー
GM:全員に財産点+3、そしてチップ4枚の報酬を得ます
GM:ではあなた達は無傷で制圧できるでしょう
国実志幸:これが本で読んだお小遣いというものなんですね
任海悠生:財産が7→10になったぞ
GM:お金持ちだなぁ
国実志幸:財産点が4になりました
春日魅乗:春日魅乗の財産点を3(→ 3)増加 (11 → 14)
GM:何でも買えそうこのパーティ!
GM:ではシーンの描写をしていきましょう。


GM:◆X市 テナントビル FHセル"造花園"
GM:1階に青果店の入った、7階建てのビル。
GM:X市に置いてもUGNと対立するように、いくつかのセルの活動が報告されている。
GM:このビルにはそのうちの一つ、"造花園"セルが拠点としている情報がある。
GM:今回の"ディアボロス"襲来の報のためか、活動の活性化が報告されており
GM:X市のUGNエージェントパーティによる掃討作戦が実施されようとしていた。
テレーズ・ブルム:『そして、私達の仕事はその支援ですね』あなた達に端末を介して通信する。
テレーズ・ブルム:『そのビルの5階から7階のフロアを利用しているようです』
テレーズ・ブルム:『X市の方々は7階からメインアタック、私たちは5階から突入して、その構成員を逃さないことがミッションです』
テレーズ・ブルム:『よろしいですか?』
任海悠生:「了解しました。…金床の方担当、ってことですね」
春日魅乗:「志幸さん、よろしいですか?」
春日魅乗:「見ているだけでも構いませんが……」
国実志幸:「いえ!お仕事ですから」
国実志幸:「それに、こうして遺産の扱いを身に馴染ませることこそ、私がいりーがるをさせていただいている理由でもありますし」
国実志幸:「精一杯務めさせていただきます!」 頑張ってきりっとした顔をしている。
任海悠生:「遺産持ちなんですね。…とはいっても、遺産は代償があるものですし、無理はなさらないでくださいね」
春日魅乗:「ふむ。ご無理はなさいませんよう」
GM:君たちの会話の間ににわかに上階が騒がしくなる。もう一つのチームが突入したのだろう。
GM:君たちの居る5階は、カムフラージュを兼ねた事務空間になっている。ひとつ上の階は訓練スペースを兼ねたジムテナントだ。
GM:内からのみ移動できる階段に、恐らくは退路を確保しに来たFHの人員が姿を見せる
任海悠生:「始まりました。…じゃあ、ちょっと封鎖して」《万能器具》。後ろの扉へ続く道が幾重にも広がった鎖で封鎖される。
“フォニィワーク":「行くぞお前ら!この隙に裏からぶっ飛ばしてやる!」
春日魅乗:「あら。手酷いことを致しますね」
“フォニィワーク":黒髪にスーツをまとった強面の男が周りの人間に怒号を飛ばしている。
“フォニィワーク":「……あ?」
任海悠生:「こういうのが得意ですし、逃がさないように、って指令でしたからですよ!」そういいながら、次のものを準備する。
“フォニィワーク":「お嬢ちゃん達、エステサロンなら3階だが……そういう空気じゃねぇな」
“フォニィワーク":「テメェらもUGNか!」
国実志幸:「はい。皆さんを逃がさないようにとの指令を承っております」
任海悠生:「“閉ざせ、閉ざせ、閉ざせ。我が掲げるはコスの印”――境界にして堰の神に希う」
国実志幸:「出来れば投降して頂けると、手荒にならずに終われるので喜ばしいのですが……」
“フォニィワーク":(……今までの交戦情報じゃあ、UGNの戦力は上にいる奴らがメインのハズ)
“フォニィワーク":(新顔ってこたぁ、後方兼ねた二戦級……辺りか?)
“フォニィワーク":「わりぃが、仕事には真面目な方で───ね!」
“フォニィワーク":怒号と同時、周りの部下が拳銃を取り出して一斉に発砲する!
“フォニィワーク":レネゲイドを帯びた弾丸だ!オーヴァードと言えども当たればひとたまりもない!
任海悠生:「残念です。――”我が前の路を行くものへ、汝の手もて暗幕を”」が、じゃっ。鎖が虚空から、敵とその銃弾…指定空間を”通行する”ものを留める。
“フォニィワーク":「あぁっ!?」
“フォニィワーク":「チィッ、守りが硬いタイプか!厄介だな……テメェら!」
“フォニィワーク":各々が統一された拳銃ではなく、剣や槍などのユニーク武器を取り出す
“フォニィワーク":「少々手荒になるが……大人しくしてたら顔は傷つけねぇでやるよお嬢ちゃん!」
“フォニィワーク":強面の戦闘員が距離を詰めてくる!
春日魅乗:「顔以外はよしとするのは頂けませんね」
春日魅乗:くるくると人指し指を回している。
春日魅乗:つつ……と、鎖の目、一つ一つに、空間とつながる裂け目が開く。
春日魅乗:「撃ち方用意、てーっ」手をさっと振った。
“フォニィワーク":「あ?」
春日魅乗:封鎖されたはずの、真後ろからの射撃。それが背後に着弾していく。
“フォニィワーク":射撃への防御と見て白兵に切り替えたのが仇となる。
“フォニィワーク":前方に狭窄した視野の外から弾丸が着弾する
春日魅乗:「さてさて、しかしこの攻撃は……」
春日魅乗:「後ろからのものですから。前に来られると困ってしまいますね?」
“フォニィワーク":『痛ぇ!』『なんスかコレ!』『面白い能力だな』口々に戦闘員が悲鳴を上げる。
春日魅乗:「どなたかが、正面から打通していただけると助かるのですが」
春日魅乗:「いかがでしょうか?」
“フォニィワーク":「そのっ通りだ、テメェら」
“フォニィワーク":「弾丸タマより速く疾走はしれ───!」
国実志幸:「ええと、それでは僭越ながら」
“フォニィワーク":『どうせ、行かなきゃいけねぇんだ』『やはり銃を練習すべきだったか』口々に復帰する
国実志幸:銃を構える。今回の任務は撃破ではなく逃走の阻止なので、しっかりと全員を打ち抜く必要は無いだろう。
“フォニィワーク":(やはり銃!だがこの人数なら一人が撃たれてる間に他の奴らが到達できる……!)
国実志幸:なので狙いをつけるのではなく、ただ火力を上げる。供給量を増した電流が内部にセットされた蓄電式の弾丸に込められて。
国実志幸:込められて。込められて。込められて。込められて――。
春日魅乗:「お怪我がひどくなりたくなかったら、あまり近づかれないほうがいいですよ~?」
“フォニィワーク":武器はカモフラージュ。その素手が禍々しく、宝石の様に硬化して─────
国実志幸:「皆さん、お気を付けてくださいね。行きますよ~?」
“フォニィワーク":「ハッ!命乞いなら、遅かっ────」
国実志幸:発砲音よりも早く、雷光がその場を制圧する。
“フォニィワーク":「──────、────?」『なっ……』『コレは死んだかもしれんな』
春日魅乗:「あ~……」
国実志幸:蓄えられる限界近くまで込められた電流は、銃から放たれると同時に荒れ狂いながら敵を飲み込んでいく。
春日魅乗:「お伝えしたんですが……」
“フォニィワーク":そんな言葉がドウッ!という音に飲み込まれる
“フォニィワーク":「……………………………」
任海悠生:「…金属の鎖出しておいてよかったかも」その力に瞠目しつつ、周囲に溢れないように避雷針のように鎖を操って。
国実志幸:「ええと……」 バヂリと未だ紫電の奔る銃を下ろして。
春日魅乗:「お疲れ様でございます」
“フォニィワーク":周りの人間が倒れる中、飲み込んだ電流が鎖をアースとして散っていく。
国実志幸:「いえ、このくらいであればあまり大きい負担でもありません」
“フォニィワーク":全てはこの室内だけで完結し……最後に、"フォニィワーク"だけが立っていた。
任海悠生:「これで大きな負担じゃない、と言うのも中々……すごいですね…」
国実志幸:「それより、いかがでしょう。まだ逃走されたい方はいらっしゃいますか?」
“フォニィワーク":「………………」ふらふらと揺れて、スーツの内ポケットを漁る。
“フォニィワーク":「全員……気絶しやがった……」
“フォニィワーク":「鍛え方が足りねぇよな……ったく……」
“フォニィワーク":電子タバコを取り出す。「ウチの事務所はクリーンなイメージでな……普通のタバコは禁煙なんだ」
“フォニィワーク":「…………チッ」カチ、カチと反応しない電子タバコを落として
“フォニィワーク":「……壊れてやがる」
“フォニィワーク":「投降する………やるな、UGN」
“フォニィワーク":ドン、とそのまま崩れ落ちる
テレーズ・ブルム:ザ、ザザと雑音と共に通信が入る。『あぁ、繋がったわ』
テレーズ・ブルム:『気をつけて。そのセルには広域妨害に長けた《フォニィワーク》ってエージェントが居るみたい』
テレーズ・ブルム:『不意打ちされないように……』
春日魅乗:「はい。了解致しました」
春日魅乗:「しかし……通信が今繋がったところを鑑みるに……」
春日魅乗:「今ここで志幸さんが打ち倒した中にいらっしゃったのではないかと思いますが」
春日魅乗:「まあ……この内のどれでも同じですか」
春日魅乗:「終わってしまえば」
国実志幸:「ま、また機械を壊してしまいました……しかも人様の物を……」
任海悠生:「拘束は終わりました。……あれ、何かありましたか」皆結束バンドや鎖等で縛られている。
国実志幸:「やはり賠償するべきでしょうか……ですが物自体は買い直せても、思い入れのある品だとしたら……」 電子タバコのことを気に病んで凹んでいる。
テレーズ・ブルム:『…………頼りになるわね、凄い音したけど』
テレーズ・ブルム:『今回はUGNの管轄だから、何か有ったらこっちに回してね』
春日魅乗:「思い入れのあるものだとして」
春日魅乗:「それを身に着けて悪を成すものに、酌量の余地はありませんとも」
春日魅乗:「天道に悖る行いを、物への思い入れは許すわけではありませんから」
国実志幸:「うぅ……ありがとうございます、魅乗さん」
任海悠生:「…まあ、それでももし気になるなら、私モルフェウスなので、復元とかやってみますから。気に病み過ぎないでくださいね」
テレーズ・ブルム:『……報告だと、上階の方もそろそろ決着が着きそうね』
春日魅乗:「はい。お金であれば問題ありませんし」
国実志幸:「任海さんまで……。すみません、どうにも今まで壊してしまった色々な機械のことも連想してしまって」
テレーズ・ブルム:『お疲れ様。もう少し様子を見て問題なければ、戻ってきてね』
国実志幸:「それらを作ってくださった方々にも申し訳ないな、などと。きちんと気を改めます」
国実志幸:「お仕事はまだまだ続きますものね」
GM:上層階の戦闘音が消えたのは、それから数分経ってからだった。


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
GM:あ、その前に報酬選びましょうか。
任海悠生:おお
★ミッション報酬
評議会チップ×4:「情報:灰色りんごについて」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得 
評議会チップ×2:ミドル戦闘で乱入する「ジャーム:フェンリル」の排除
評議会チップ×1:「フローズンリリー(見習い)」を入手 ※使い捨てのフローズンリリー。1個まで取得可能。
評議会チップ×1:「即席バディムーヴ」を入手 ※使い捨てのバディムーヴ。2個まで取得可能。
※1)NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」は、2枚取得すると「“ナイトフォール”管理者・テレーズ」となって性能が上昇します。
※2)フローズンリリー:財産ポイントを+5する。あなたは「シーンに登場している他のキャラクターが行う判定」にあなたの財産ポイントを使用できる。ただし、財産ポイントが使用できる判定のみ。
GM:現在、評議会チップは4枚。全部使わず持ち越すことも可能です
国実志幸:とりあえずなんか ヤバいやつ消しませんか
春日魅乗:そうすね……
任海悠生:フェンリル消しましょう
GM:かわいいワンちゃんが
春日魅乗:残り2は情報明けのため残しでもいいかも
国実志幸:お前は3人セッションのミドルに乱入していい存在ではない
国実志幸:異議なしです
GM:ではフェンリルを削除。残り2枚になります。
任海悠生:クライマックスでもきつい 残すのも了解です
GM:では持ち越し!
GM:ロイスと購入が可能です。
春日魅乗:ロイス保留して 医療トランク狙います~
春日魅乗:能力訓練します
春日魅乗:17dx+4>=20
DoubleCross : (17DX10+4>=20) → 8[2,2,3,3,3,3,3,4,5,6,6,6,7,7,7,8,8]+4 → 12 → 失敗

任海悠生:ロイス保留で。
春日魅乗:なんでこんな低いの……!?
国実志幸:ずっと回ってない
任海悠生:こんなことあるんだなあ
春日魅乗:購入50個振って一個も10出てない
国実志幸:ロイスはこちらも一度保留で
春日魅乗:財産8使お
春日魅乗:春日魅乗の財産点を8(→ 8)減少 (14 → 6)
GM:豪快~
春日魅乗:買いました 志幸さん使いな~
任海悠生:一応妖精も最大レベルで持ってるので 必要な時は言って下せ
国実志幸:わーい 使わせていただきます
国実志幸:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+14[6,8] → 34

国実志幸:3だけだったので全快です
国実志幸:国実志幸のHPを23(→ 23)に変更 (20 → 23)
任海悠生:じゃあ何買おうかなあ 一応ウェポンケースに、ピストルとシューターズジャケットを仕舞って。行動値を元に戻しつつ
国実志幸:購入はどうしようかな ダメ元で照準器とか狙うか
国実志幸:1dx+2>=15
DoubleCross : (1DX10+2>=15) → 9[9]+2 → 11 → 失敗

任海悠生:此方も照準器狙おう。
任海悠生:4dx+2>=15
DoubleCross : (4DX10+2>=15) → 10[2,6,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

国実志幸:あっ 財産吐いたら足りるし買っちゃおう
任海悠生:なんかずっと回るな??
春日魅乗:なんで
国実志幸:財産点が0になりつつ購入してランチャーに付けておきます
春日魅乗:私はこんなに振ってるのに……
国実志幸:哀しい……
任海悠生:わからん……自分もピストルに着けて以上。
GM:なんてことだ……
GM:ではシーンは以上。


【ミドルフェイズ4】

//=====================
// Middle04
//=====================
シーンPC:春日魅乗、ほか登場可能
GM:引き続きミドル判定です。登場侵蝕をどうぞ
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (62 → 68)
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (64 → 73)
任海悠生:にぎゃー
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (55 → 64)
GM:現在のミッションは以下!
□ミッション一覧
★受諾済【テレーズ・ブルムの護衛を完遂しよう】達成率(1/3)※以下のミッションをクリアすることで進行
★完了【FHセル、制圧支援】達成率(1/1)
【外部勢力、懐柔】達成率(0/1)
【強襲!?FHエージェント"ディアボロス"!】達成率(0/1)
GM:受注するミッションを選択して下さい
春日魅乗:また順番にやりますか
任海悠生:ですね
春日魅乗:外部勢力を懐柔します~
GM:はーい
GM:では判定は以下のとおりです
【外部勢力、懐柔】
★神城グループ介入阻止 《意志》または《交渉》で難易度10(財産点使用可能) 報酬:評議会チップ×2
★フリーランス買収 《調達》で難易度8 報酬:評議会チップ×1
★FH工作員特定 【精神】で難易度30、あるいは《交渉》または《情報:任意》で難易度20(財産点使用可能) 報酬:評議会チップ×3
GM:この3つになります!頑張ってチャレンジしてね
国実志幸:ぜ、全部苦手……!
春日魅乗:なんて難易度なんだ……
国実志幸:財産点取っておくべきだったなぁ
任海悠生:一応妖精の手はあるので
春日魅乗:宵闇もあるから
春日魅乗:16は増えるよ
GM:オートタイミングでチップの交換を宣言するのも…ありだぜ!
GM:多くない?
任海悠生:16、本当ヤバすぎ
春日魅乗:とりあえずしちゃうか 工作員の特定を……
GM:ハイソサエティクラスお嬢様たち…
GM:どうぞ~。失敗した後に同じミッションにチャレンジするのもありだよ~
春日魅乗:情報ゼノスで振ります 能力訓練も使っちゃおう
春日魅乗:17dx+4>=20
DoubleCross : (17DX10+4>=20) → 10[1,2,2,4,4,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10,10]+9[2,2,2,9]+4 → 23 → 成功

春日魅乗:はい。
GM:ウス。
任海悠生:つよ…
GM:じゃあUGNに潜り込もうとした動きを見事察知されたようです。チップ+3!
国実志幸:盤石すぎる
GM:他の二人も判定どうぞ~
国実志幸:では買収いきます
国実志幸:2dx+2>=8
DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 9[3,9]+2 → 11 → 成功

国実志幸:ダイスの少なさは出目で解決
任海悠生:すごい
春日魅乗:つよ
任海悠生:では此方神城グループ介入阻止を交渉で行います
任海悠生:4dx>=10
DoubleCross : (4DX10>=10) → 10[3,4,9,10]+8[8] → 18 → 成功

任海悠生:??
GM:さっきからめちゃくちゃ頑張るね!?
任海悠生:悠生のダイスがこんなに回るのおかしいぞ…
春日魅乗:やばすぎ
国実志幸:出目良すぎ丸になってる
テレーズ・ブルム:私の目に狂いはなかったみたい
GM:では2つとも成功。合計で6枚取得して、手持ちのチップは8枚!
GM:シーンの描写をやっていきましょう


GM:◆X市 ホテル ラウンジ
GM:ホテルに併設されたカフェは、重要な情報を交わすのにも適している。
GM:UGNの仕事は前線のみならず、それを支える後方の渉外や調整も多岐に渡る。
GM:X市でFHセル間を暗躍する工作員、"カムパネルラ”の存在に気付いたあなた達は、その行動を制限するために活動していた
GM:密かに行われた神城グループへの打診の阻止や、フリーランスで仕事を請け負う者たちへの買収。
GM:今目の前に居る少女、"七瀬壱四"もその一人だ。
GM:彼女はイリーガルとして活動しつつ、元々はフリーランスとしてレネゲイド事件への仕事も請け負っていた。
GM:今回は出自を隠された依頼として、知らずとしてFHに協力させられた一人として名前が上がっている。
七瀬壱四:「…………」薄い桃色の少女が、余裕を見せるように席に座っている。
七瀬壱四:(嘘、コーヒー1杯がこんなに高いの?でももう頼んじゃったし……)
七瀬壱四:(味、全然わかんないわ……!)
七瀬壱四:「……それで」
七瀬壱四:「同じUGNの人たちが、私の受けた仕事を辞めろというのはどういう了見かしら?」
七瀬壱四:悠然とした態度を崩さない。その方がかっこいいから
七瀬壱四:「縦割り?というのかしら。見たところ、私に依頼を持ってきた支部の人(※FHの工作員)は居ないようだけど」
春日魅乗:「あっその人は支部の人ではないですね」
七瀬壱四:「あとはこの荷物を届けるだけで来月分の食費……失礼。割の良い仕事なのだけど」
七瀬壱四:「え?」
春日魅乗:「FHセルの“カムパネルラ”というエージェントでしたよ」
七瀬壱四:「えぇ!!?」
七瀬壱四:「そ、そんなはずないわよ!」
七瀬壱四:「ちゃんと名刺にもUGNエージェントって!」
七瀬壱四:『"UGNエージェント" カムパネルラ』
七瀬壱四:名刺を取り出す。
任海悠生:「所謂スパイとか、工作員と言う方だったみたいで…」
春日魅乗:「別にUGNは名刺によって存在保証をするものではありませんが……」
春日魅乗:「あとせめて作るのであればユニバーサルガーディアンズネットワークって書くと思いますよ」
七瀬壱四:「し、紙面が足りなかったのかも……」
七瀬壱四:「というか!じゃあ!貴方達だって、UGNとは限らないわね!」
国実志幸:「ええと、一応紹介状は書いていただきました」
国実志幸:データだと端末を壊すので紙面で用意してもらった。X市支部長の直筆である。
七瀬壱四:「………………」それを見る。確かに何度かお世話になった支部長のサインもある。
七瀬壱四:支部に行くたびにコーンスープを奢ってくれるいい人だ。
七瀬壱四:「か、仮にそうだとしても」
七瀬壱四:制服のスカートの下で足を組み替える。放課後にそのままやってきた。
七瀬壱四:「私はキチンとこうして契約書だって交わしたわ、以前騙されてひどい目にあったもの」
七瀬壱四:と、書類を取り出す。
七瀬壱四:一見ちゃんとして見えるが、契約に慣れた人が見ればわかるだろう。
春日魅乗:書類を取り上げてつぶさに見ている。
七瀬壱四:多少の偽造の後と、破棄した場合は莫大な違約金が発生することが書かれている。
七瀬壱四:「私みたいな個人経営の社長は信用第一だものね。ペナルティが重くとも、破棄するつもりなんてさらさら無いから……」
七瀬壱四:得意げ。
春日魅乗:「あっ大丈夫ですよ別に」
七瀬壱四:「ん?」
七瀬壱四:「大丈夫とは?」
春日魅乗:「不実告知ですから。組織名を違えているんですよね」
春日魅乗:「違約金、払えばいいんじゃないですか?」
七瀬壱四:「ふじつこくち。……き、聞いたことはあるわよ」
七瀬壱四:「払えたら苦労しないわよ!」
七瀬壱四:「それとも何!?そっちが負担してくれるとでもいうの!?」
七瀬壱四:年下に見える少女に対して、やれやれという風に言い返す。
春日魅乗:「えっ別に良いですけど……?というか、これからUGNからの依頼として」
七瀬壱四:「ん」
春日魅乗:「前金でこの額お支払いしますから」
七瀬壱四:「んん?」
春日魅乗:「そのまま違約金を、向こうの言う通りに」
春日魅乗:「UGN宛に払って下さい。X市支部宛でいいですよ」
春日魅乗:「“UGNからの依頼”を破ったんですよね?」
春日魅乗:「じゃあUGNに払えばいいじゃないですか」
七瀬壱四:「……………」淡々と言われて口を横一文字にギュッとして動揺している。
任海悠生:「……確かに契約書だと依頼元はUGNで、ですから違約金払い先もUGNになるのが当然ですね」
七瀬壱四:「一、十……ちょっと、桁がおかしいわよ!?ほんとに払えるじゃない!?」
七瀬壱四:「仮に払うとして、貴方達二人もこの子止めなくていいの!?とんでもない額よ!?」
七瀬壱四:任海さんと国実さんに助けを求める
春日魅乗:「確かに桁おかしいですねこれ」
任海悠生:「実際すごい額ですけど、大丈夫なんですか?」確認。運転資金とかが足りなくなった、となったらどちらも困る。
春日魅乗:「もう一桁高いかと思っていましたけど……遠慮がありますね」
七瀬壱四:「狂ったの……?」
国実志幸:「魅乗さんなら問題なくご用意出来るでしょうし……もし即金で必要なら私もお力添え出来ると思います」
任海悠生:「わあ………」
任海悠生:「知らない世界………」
七瀬壱四:「も、もう一人いるの……?」
七瀬壱四:国実さんとの間にも壁を感じる
七瀬壱四:「もしかしてあなたも……?」任海さんを恐る恐る見る
春日魅乗:「動かせるお金はありますけど、悪いところに流したくはないですしね」
任海悠生:「私は普通にイリーガル稼業なのでこんなの払ったら破産しちゃいます」
七瀬壱四:「よかった」ホッ。
春日魅乗:「転がすだけ転がして終わるのが一番いいです」
任海悠生:「すごいなー………」これが上流階級ハイソサイエティ…となっている。
七瀬壱四:「…………え、ええと」
七瀬壱四:「つまり……私は……」魅乗さんの出した契約書を見る
七瀬壱四:「ここにサインを書けば良いのかしら…?」ぐるぐる。
春日魅乗:「それはそうなんですけど……」
春日魅乗:「一応ちゃんと自分の目でいいか確かめてからにしてくださいね……?」
春日魅乗:「また同じようなことになってはマズいですから……」
七瀬壱四:「ハッ」冷や汗。
任海悠生:「契約書は確認しないと大変だよ~、納期とかが極悪だったり仕様変更とか急に入れるって細かく書いてあるかもなんだから」
七瀬壱四:「貴方もその年で大変ね……」
七瀬壱四:「……年下よね?実は成人済みとかじゃなく」
国実志幸:「文章はしっかりしていてもよく読むと実際の条例などに反する内容が盛り込まれていることもあるそうですね」
七瀬壱四:「な、なんてしっかりした子たち……!」
春日魅乗:「みんな15ですよ」
春日魅乗:「大人一歩手前です」
七瀬壱四:「ふ、ふぅーん?」
七瀬壱四:「ま、まぁ確かに。私はお仕事も請けてるから大人と言えなくもないけどね」早口
七瀬壱四:「だ、大丈夫。問題ないわ。私だって経理の資格勉強はしてるし」
七瀬壱四:言って、コーヒーカップを手に取る。空。
七瀬壱四:(……………)
七瀬壱四:(1500円………)
国実志幸:「あ、おかわりされますか?」
七瀬壱四:「え"っ……」
七瀬壱四:(ここで躊躇したら……財政状況を舐められる!)
七瀬壱四:「そ、そうね。いただこうかしら」
春日魅乗:「あっ折角だから私もなにか頂きましょうか」
春日魅乗:「ケーキとかありますかね」
七瀬壱四:「そ、そうね。なんなら奢ってあげてもいいけど。年上だし」
七瀬壱四:(そんな余裕ないわよ私ーーー!?)
任海悠生:「………私は御冷貰って来ましょうか?」
春日魅乗:「あら。そういうわけには行きませんとも」
春日魅乗:「対等なビジネスパートナーですし。ここは一緒に頂きませんか」
春日魅乗:結局そっちにも頼ませようとはしている。
国実志幸:「あ、私こちらの"えっぐべねでぃくと"という物が気になっていたんです」
七瀬壱四:ほっ 「そ、そう!?そっちがそういうなら仕方ないわね!」
七瀬壱四:奢る方に意識が行っていたので普通に頼んでしまう。「私はショートケーキがいいな……」
任海悠生:「え、でも大分……う、うーん……」色々天秤にかけて。これから一緒に仕事もするしスポンサーだし……
国実志幸:「初めて聞いたお料理で……。少々お時間をいただいてしまうかもしれませんが、注文しても?」
任海悠生:「…じゃあ、このベリータルトで」
春日魅乗:「ええ。息抜きは大事ですからね」
春日魅乗:「こうしてささやかな勝利を祝うのも、またよいものですとも」
七瀬壱四:「そうね……」ふ、とケーキに舌鼓を打つ君達を見ながら
七瀬壱四:(凄い子達ね。私より年下なのに、しっかりしてて……)
七瀬壱四:(ふっ、やる気出てきたわ!私も頑張らなきゃ!)
GM:数時間後、一人の少女が家計簿の前で頭を抱えた


GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です。
任海悠生:ロイスここで国実さんにも取っておこう  同行者/国実志幸 〇好意/食傷で。
国実志幸:こっちはまだ保留かな 購入どうしよ
任海悠生:照準器も買えましたしねえ
春日魅乗:何買おうかな~
任海悠生:PDWとかフラグレとか買うとか?
春日魅乗:ねらうか PDW
春日魅乗:17dx+3>=30
DoubleCross : (17DX10+3>=30) → 10[1,2,2,2,4,4,6,6,7,7,7,7,8,8,10,10,10]+8[3,7,8]+3 → 21 → 失敗

任海悠生:回ってる!
春日魅乗:《宵闇の魔花》使います
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (68 → 72)
春日魅乗:達成値+16で購入。
GM:なんて暴力
春日魅乗:春日魅乗のHPを5(→ 5)減少 (24 → 19)
春日魅乗:トランク使って減った分回復しよ
GM:無敵じゃん
春日魅乗:春日魅乗のHPを2d10(→ 19)増加 (19 → 24)
春日魅乗:過剰につよかった MAXなりました
任海悠生:つよすぎる
国実志幸:無法すぎる
国実志幸:こっちもマイナー空いてるしホローポイント弾とか狙おうかな
任海悠生:えー、何買おうかな…ああ、それもありですね
国実志幸:2dx+2>=10
DoubleCross : (2DX10+2>=10) → 7[3,7]+2 → 9 → 失敗

国実志幸:惜しかった 以上で
任海悠生:こっちも挑戦してみよう。
任海悠生:4dx+2>=10
DoubleCross : (4DX10+2>=10) → 8[1,4,5,8]+2 → 10 → 成功

任海悠生:ピッタリ。持っておきます。
GM:はーい!
GM:ではアイテム交換もしていきましょう。
GM:現在残っているのがこちら
★ミッション報酬
評議会チップ×4:「情報:灰色りんごについて」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得
評議会チップ×2:NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」取得 
評議会チップ×1:「フローズンリリー(見習い)」を入手 ※使い捨てのフローズンリリー。1個まで取得可能。
評議会チップ×1:「即席バディムーヴ」を入手 ※使い捨てのバディムーヴ。2個まで取得可能。
※1)NPCカード「UGN中枢評議員・テレーズ」は、2枚取得すると「“ナイトフォール”管理者・テレーズ」となって性能が上昇します。
※2)フローズンリリー:財産ポイントを+5する。あなたは「シーンに登場している他のキャラクターが行う判定」にあなたの財産ポイントを使用できる。ただし、財産ポイントが使用できる判定のみ。
GM:所有しているチップは8枚です
GM:なにか交換いたしますか?
任海悠生:NPCカード二枚と情報を買うのでぴったり?
春日魅乗:がよきね
国実志幸:良いかと!
任海悠生:ではそちらでお願いいたします。
GM:では、8枚使用して情報とNPCカードを獲得!
GM:順番に開示していきましょう。
■灰色りんごについて
果実の形をしたレネゲイドアイテム。
レネゲイドビーイングの《ヒューマンズネイバー》に干渉する力がある。
レネゲイドを不安定な状態に戻すことで、一時的に他者の姿に変わる事ができる。

十年ほど前の神城グループの研究資料に記載があり、研究を行っていた事が確認されている。
研究に関わって居た人員の一人は、小林乱菊。
→【情報判定:『小林乱菊』について 《情報:UGN》《情報:ウェブ》難易度9】
GM:そしてNPCカード

NPCカード 【UGN中枢評議員・テレーズ】
シーン1回。PCの【精神】または【社会】判定後に使用可能。
その達成値を+5する。

春日魅乗:後出し多すぎるよ~
GM:NPCカード
GM:こちらを2枚取得したので、NPCカードの効果が変化します

NPCカード 【“ナイトフォール”管理者・テレーズ】
シーン1回。PCのあらゆる判定後に使用可能。
その達成値を+10する。


任海悠生:強い……
国実志幸:シンプル強い
GM:色んな伝手や権力を使えるようになります。
GM:開示された情報判定については次のシーンから判定が可能になります!
GM:ではこのシーンは以上!


【ミドルフェイズ5】

//=====================
// Middle05
//=====================
シーンPC:国実志幸、ほか登場可能
GM:引き続きミドルの調査シーンになります。登場侵蝕をどうぞ
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (64 → 73)
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (73 → 79)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (72 → 73)


GM:では、まずは引き続いてミドル判定の方を行っていきます。
★受諾済【テレーズ・ブルムの護衛を完遂しよう】達成率(2/3)
★完了【FHセル、制圧支援】達成率(1/1)
★完了【外部勢力、懐柔】達成率(1/1)
【強襲!?FHエージェント"ディアボロス"!】達成率(0/1)
GM:残りは一つになります。
GM:こちらを自動的に受注していただきますね。ピコン。
春日魅乗:するか 強襲を……
GM:進んでやろうとしている…
国実志幸:こっちがする側なんだ
GM:判定内容は以下
春日魅乗:あっそうか される側か
【強襲!?FHエージェント"ディアボロス"!】

★"ディアボロス"の行動予測 《知覚》または《RC》で難易度10 報酬:評議会チップ×1
★不意打ちを防ぐ 《回避》で難易度11 報酬:評議会チップ×1
★戦闘介入:UGN人員救出 【肉体】で難易度12 報酬:評議会チップ×1
GM:この3つ!どれに判定するか選んでダイスを振ってね!
国実志幸:肉体派なので不意打ち行きます
GM:GOGO!
国実志幸:マイナーアクションで一回ジャケットを脱いでから判定
国実志幸:5dx>=11
DoubleCross : (5DX10>=11) → 8[2,5,6,6,8] → 8 → 失敗

国実志幸:ダメでした
任海悠生:妖精とかテレーズさん入れれば行けるっぽい?
春日魅乗:後出しを手に入れるために
春日魅乗:後出しを使っちゃうの本末転倒な気はするけど
GM:失敗した所に誰かがチャレンジも行けるよ~
春日魅乗:テレーズさんはただで行けるか
国実志幸:1シーン1回ですからね
GM:シーン1回ずつ使えます
春日魅乗:やっちゃお
任海悠生:使いましょ~
国実志幸:わーい +10してもらって成功したことになりました
テレーズ・ブルム:データ通りです
任海悠生:やったね。 ではこっちは行動予測を知覚で行きます。
GM:ではチップを1枚獲得!
GM:どうぞ~!
任海悠生:4dx>=10
DoubleCross : (4DX10>=10) → 7[5,6,7,7] → 7 → 失敗

任海悠生:今迄がおかしかったんだ
GM:さっきまで回ってたのにね
任海悠生:はい。すみません。
GM:かわいいね
春日魅乗:こっちも行動予測してみよ
GM:どうぞどうぞ~
春日魅乗:2dx+1>=10
DoubleCross : (2DX10+1>=10) → 3[2,3]+1 → 4 → 失敗

春日魅乗:全然ダメ!
国実志幸:宵闇します?
春日魅乗:後出しのために後出し使うのもったいない
国実志幸:そっか、あれシナリオ制限か
任海悠生:じゃあこのままかな
GM:特に後載せないならチップ獲得は1枚!
GM:ではシーンの演出をしていきましょう


GM:◆X市 路地裏
GM:人々の交通量が増える夕方の路地。
GM:市内でのワーディングの使用が察知され、近場に居たUGN人員に招集がかかる
GM:それは一種の遊撃隊である君たちも例外ではなく……
GM:到着した君たちが見たのは横転したバスと、先行したUGNのエージェント数名が吹き飛ばされる姿だった!
"ディアボロス":「ハーーーーッハッハッハッハァ!」
"ディアボロス":悪魔と化した腕を振るって、最後に立っていた人間を吹き飛ばす。
芥火美麗:「ぐっ……!」ガードレールに吹き飛ばされる
芥火美麗:「クソッ、コイツ鬼つえぇ!」
国実志幸:「芥火君!」
芥火美麗:「こっちはさっきの狼野郎でバテてるってのに!」
任海悠生:「、これは…!」《万能器具》。吹き飛ばされた数名をクッションで受け止めている。…最後には間に合わない。
芥火美麗:「って、国実さん!?」
芥火美麗:「友人とのガッコー帰り…じゃあなさそうね」
国実志幸:「はい、救援に来ました!もしお辛いようでしたら撤退してください!」
国実志幸:「こちらは私たちで引き受けますので」
春日魅乗:「……」その下手人を見てなんとも言えない顔をしている。
芥火美麗:「……カッコつけたいけど、ここで無理するほうがかっこ悪そうね」
"ディアボロス":「フフフ……良いぞ良いぞ。素直に負けを認めて引き下がるならば追わん」
"ディアボロス":爆発の後が残る路地裏を悠然と歩く
"ディアボロス":「そして広めるが良い。この"ディアボロス"の恐ろしさをな」
"ディアボロス":「さて……次に犠牲となりたいのは君たちかな?」
国実志幸:「"でぃあぼろす"さん。またお会いしましたね」
国実志幸:「犠牲となるつもりはございませんが、お相手させていただきます」
任海悠生:流石と言うべきか、やはり”ディアボロス”の実力は確かだ。周囲の吹き飛ばされた人員の救助や防護を切り上げて、正対する。
"ディアボロス":「フッ、あの時の子供か」
"ディアボロス":「この私に、二度も敵対するとは運が悪いようだ」
春日魅乗:「ええ、ええ、それに引き換え、本当に運だけですね」
春日魅乗:「恭二……」
"ディアボロス":「…………」高揚に歪めていた表情を引き締める。
"ディアボロス":「あまり多くはないのだがな、この私をそう呼ぶ人間は」
"ディアボロス":「君は……あーっと」
"ディアボロス":「すまない。誰だったかな?」
春日魅乗:「は???」
春日魅乗:「は?はーっ!?」
春日魅乗:「こっちは覚えたくもないのに覚えているのに……!?」
春日魅乗:「は???」
"ディアボロス":「ふん、その口ぶり。私のファンか?上手にお願いできたらサインぐらいはしてやるぞ」
"ディアボロス":「この、FHにおけるエリートエージェント………春日一族である」
"ディアボロス":「────春日恭二のな!」
春日魅乗:「やっぱりここで焼き尽くしませんか!?」
任海悠生:「えっどうしたの魅乗さん!?」
春日魅乗:「あれは春日うちの恥だと思います!」
任海悠生:「い、いやご親族か何かの関係あるみたいだけど、流石に…」
春日魅乗:「というか、なんでまだクランみたいな面してるんですか???」
国実志幸:「あ、苗字が同じだと思ってはいたのですが、本当にご親戚の方なんですね」
"ディアボロス":「おぉ……UGNの教育は子供に悪いな。ここまで好戦的に育ててしまうとは……」
"ディアボロス":手をかざして嘆く
春日魅乗:「主に捨てられた方の春日じゃないですかそっちは!」
"ディアボロス":「その話題はやめろ!」
"ディアボロス":「………失礼、今のは紳士として恥ずべきだな」
春日魅乗:「真津人もあまり好きではありませんでしたが……」
春日魅乗:「やっぱりこれが一番苦手です、身内でも……」
春日魅乗:「なんでこんなのが一時でも怜央叔父様の後釜を……」
任海悠生:「ふ、フクザツなんですね……」
国実志幸:「一族は大きくなるほど関係が複雑化しますものね……」
春日魅乗:そもそもここにたどり着くまでにだって
春日魅乗:彼の襲撃予測地点を大外ししてきたところだ。
春日魅乗:普通に考えれば一番有効なところを攻めてくるとばかり思っていたのに……
"ディアボロス":「…………フン。その口ぶり、どうやら同じ姓を冠するのは嘘ではないらしい」
"ディアボロス":「だが、ちょうどいい。身内だろうと、私はオイタを許さないタチだ」
"ディアボロス":「むしろ身内に厳しいと言って良い」
"ディアボロス":オールバックをなでつけて、眼鏡を直す
"ディアボロス":「それに───」
春日魅乗:「自分にこそ厳しくしてほしいんですけどね!」
"ディアボロス":「私は生意気な子供がだいっきらいなのだ!」
GM:ミドル戦闘を開始します!
春日魅乗:戦闘じゃんッ
任海悠生:ほんとだ……
国実志幸:やってやるぜ
GM:エネミーは10m先に"ディアボロス"一体。
▼エンゲージ
"ディアボロス"
 (10m)
【魅乗、任海、国実】
GM:セットアップ!なにかある人!
春日魅乗:なし!
任海悠生:無し!今後もない―
国実志幸:無いです!
"ディアボロス":この私もない
GM:では行動値順。まず行動値18、ディアボロスが動きます
"ディアボロス":マイナーで《破壊の爪》《ハンティングスタイル》白兵武器を作成。戦闘移動。
"ディアボロス":PC達にエンゲージ。
▼エンゲージ
【"ディアボロス"、魅乗、任海、国実】
"ディアボロス":メジャーで【不屈の一撃】《C:キュマイラ》《獣の力》《乾きの主》《血の宴》《吸収》《オールレンジ》
"ディアボロス":同エンゲージに範囲選択の白兵攻撃
"ディアボロス":対象はPC3人!
"ディアボロス":命中した場合、自分のHP+4点。HPダメージを与えた場合、ラウンドの間、対象のあらゆる判定のダイス-2個。
"ディアボロス":判定行きます。
"ディアボロス":9dx8+4
DoubleCross : (9DX8+4) → 10[1,1,3,6,7,7,8,8,10]+10[5,5,9]+5[5]+4 → 29

"ディアボロス":リアクションどうぞ
任海悠生:ドッジ。
春日魅乗:2DX>=29 ドッジ
DoubleCross : (2DX10>=29) → 9[8,9] → 9 → 失敗

任海悠生:2dx>=29
DoubleCross : (2DX10>=29) → 6[4,6] → 6 → 失敗

国実志幸:ドッジします
国実志幸:6dx>=29
DoubleCross : (6DX10>=29) → 9[1,2,3,4,7,9] → 9 → 失敗

"ディアボロス":カバー無ければダメージ!
春日魅乗:カバーしよう 《領域の盾》します~
国実志幸:助かります
"ディアボロス":本人が国実さんカバーで良いかな?
"ディアボロス":ダメージ行きます
"ディアボロス":3d10+11 装甲ガード有効
DoubleCross : (3D10+11) → 15[5,9,1]+11 → 26

春日魅乗:あっそう そうします
"ディアボロス":26点ダメージ。また、HPダメージを与えた場合、ラウンドの間、対象のあらゆる判定のダイス-2個。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (73 → 77)
任海悠生:シューターズジャケットを着ても装甲3だから丁度死ぬ~ リザレクトです。
春日魅乗:耐えられない!リザレクトします
"ディアボロス":食らうが良い!そしてカバーリングをした場合は、装甲ガード値をダメージから引いた後に二倍だ!
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (79 → 88)
春日魅乗:春日魅乗のHPを1d10(→ 1)に変更 (24 → 1)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1(→ 1)増加 (77 → 78)
春日魅乗:フ……
任海悠生:にぎゃーっ
"ディアボロス":明暗別れた
"ディアボロス":演出!

"ディアボロス":真っ白なスーツに包まれた手が黒く変質し、悪魔と見紛う巨腕へと変わる
"ディアボロス":「どれ……大人として、子供と遊んでやるとしよう」
"ディアボロス":優雅な手付きで眼鏡を直し
"ディアボロス":ドン!と踏み鳴らして一瞬で距離を詰め、腕を振りかぶる
"ディアボロス":「チェリャァァァァア!」
"ディアボロス":巨大な腕が君たちを薙ぎ払う!
春日魅乗:「志幸さん……!」とっさに突き飛ばす。
国実志幸:「きゃっ」 そのまま突き飛ばされる。
"ディアボロス":その巨躯による衝撃と、傷口から侵蝕するレネゲイドが、不快な痛みを残し続けていく
任海悠生:「ッ、う…!」大きく吹き飛ばされながら直撃する。前面に出した腕ごとその剛力に抗えない。
春日魅乗:「……!」
国実志幸:「魅乗さん!任海さん!」
"ディアボロス":「フッ……あまりにもか弱い」
"ディアボロス":「私は……軽く撫でてやっただけなのだがなぁ~~!」
任海悠生:「大丈夫です!まだリザレクトが効く範囲内なので…!」
春日魅乗:「相変わらず、粗暴なことで……!」

GM:イニシアチブ9、任海さんの手番です
任海悠生:はい。マイナーなし、オートでウェポンケースからフォールンピストル、シューターズジャケット装備。
任海悠生:メジャー。コンボ:オオス=ナルガイの谷《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》にて攻撃。
任海悠生:6dx7+7  ダイスマイナス2、シュタジャケで1、DBで1で相殺。
DoubleCross : (6DX7+7) → 10[1,2,3,4,6,7]+2[2]+7 → 19

"ディアボロス":来いっ
"ディアボロス":《イージスの盾》ガード値1+1d10でガードします
任海悠生:そう…こんなだったよ…!いつもの悠生だ…!
任海悠生:ダメージ支援は出目も低いし他の人に回して、ダメージ出します。
"ディアボロス":こい!
任海悠生:2d10+8+1d10 装甲等有効。
DoubleCross : (2D10+8+1D10) → 12[8,4]+8+9[9] → 29

任海悠生:出目だけいいなあ!
"ディアボロス":1+1d10
DoubleCross : (1+1D10) → 1+6[6] → 7

"ディアボロス":22点受けます。まだ健在!
GM:演出もどうぞ!
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (88 → 92)

任海悠生:ふ、と息を吐いて身を起こす。痛みも怪我も、慣れたものだ。
任海悠生:「――Function Open.開け、焔の洞窟。七拾の段を降りよ」いつものコマンド。浮かび上がる大理石の砲台。
任海悠生:(とはいっても、妨害かな。精度が落ちる…しょうがない、ここは…!)
任海悠生:「急速装填、エネルギー転換……発射!」とにかく発射速度を優先する。連打してとにかく、好きに動けないように。
"ディアボロス":「砲台か!しかし、開けていない場所では取り回しも効かないのではないか!?」
"ディアボロス":路地を移動し、咄嗟に射角が制限される起動。
"ディアボロス":ドゴォ!と割飛ばしたコンクリートを盾にする「グ、グゥゥゥ!」
任海悠生:近接信管付きのように、中途で爆発するも、有効に効いたものはその半分ほどだろう。
"ディアボロス":それでも連射された砲撃が体を撃ち、面による制圧が行われる。
"ディアボロス":「ふ、ふふ、なかなか骨があるようだな………!」

GM:次、行動値4の魅乗さんか国実さん
春日魅乗:じゃあやっちゃおうかな~
GM:先に動きたい方の手番です!
国実志幸:ではお願いします
GM:ではどうぞ!
春日魅乗:マイナーなし、メジャーは「テキサスの狙撃兵」:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》。
春日魅乗:ダイスが3つも減ってしまうので……
春日魅乗:あっ能力訓練もします
"ディアボロス":ふふん。ファンブルを気にしなくて良いのかな~?
"ディアボロス":どうぞ
春日魅乗:14dx7
DoubleCross : (14DX7) → 10[1,2,2,4,4,5,5,5,5,6,6,6,8,10]+10[1,9]+10[9]+10[10]+10[9]+1[1] → 51

春日魅乗:フ……
"ディアボロス":ダイスが3つも……?
"ディアボロス":ワ、ワァ……???
"ディアボロス":ガードします。《イージスの盾》ガード値1+1d10。
春日魅乗:します ダメージを
任海悠生:ダメージロール前に、フォールンサラマンダーを使用。ダメージロール+2d10してくださいー
"ディアボロス":話し合おう。ダメージどうぞ
春日魅乗:わーい
春日魅乗:8d10+12 もろもろ有効
DoubleCross : (8D10+12) → 48[2,10,3,4,8,10,5,6]+12 → 60

"ディアボロス":1+1d10
DoubleCross : (1+1D10) → 1+3[3] → 4

"ディアボロス":カス。
"ディアボロス":56点食らってHPはゼロ!
"ディアボロス":《リザレクト》。1d10で復活します。
春日魅乗:ジャームじゃない!
"ディアボロス":1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

"ディアボロス":HP10点で復活!
"ディアボロス":また、このリザレクトで侵蝕率が100%を超え、エフェクトレベルが上がります
国実志幸:あっ成程そういう
任海悠生:なんとだぜ
春日魅乗:なるほどね
"ディアボロス":"ディアボロス"は侵蝕率が100%を超えた際にHPが0になると撤退します
GM:侵蝕上げて演出どうぞ!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (78 → 82)

春日魅乗:くるくると指を手遊ぶようにする。
春日魅乗:「では、こちらも存じ上げないんですね。どうせ知らないんですもんね?」
春日魅乗:ぱっと空間に穴が空き。そこに兵器工廠のようなものが映り込む。
"ディアボロス":「ふむ?なかなかに自信があるようだな?小娘」
"ディアボロス":「しかし、鍛えられた本物の強さには子供の俄仕込みなど────」
春日魅乗:春日一族のかつて管理していた、実験設備。
春日魅乗:今ではどこぞに払い下げる憂き目に遭ったはずだが……
春日魅乗:「はい。俄仕込みではありませんね?これなら」
春日魅乗:「私が買い戻しました」
春日魅乗:そこにずらりと兵士が立ち、思い思いの銃器を構えている。
"ディアボロス":「なんだと……なんなのだ、この力は……!?」
"ディアボロス":「まさか……貴様……!」
"ディアボロス":驚愕の目を君に向ける
春日魅乗:「はい。ようやくご理解いただけましたか」
"ディアボロス":「────そうか」納得したように
"ディアボロス":「わかったぞ、この私の記憶を読み、再現する能力────」
春日魅乗:「は?」
"ディアボロス":「『強者』には強者をぶつける。良い判断だ。UGNには勿体ない」
"ディアボロス":「そう、」
"ディアボロス":「ウロボロス能力者、だな?」
"ディアボロス":確信を持って問いかける。
春日魅乗:「……撃ってください!ボッコボコに!」
春日魅乗:「ボッコボコに!」
"ディアボロス":「ぐわあああああああああああああああああ!!!??」
春日魅乗:そこからの飽和射撃が、ディアボロスへと殺到する。
"ディアボロス":ドドドドドドドドド!執拗に弾丸が打ち込まれる!
春日魅乗:「フウ、フウッ……!」
"ディアボロス":そのすべてをその身で受け、削られ、その端から悪魔の形に修復する。
春日魅乗:「何なんですか!?」
"ディアボロス":一度は地面に倒れ………そして起き上がる。
"ディアボロス":「ふ、ふふふ………嘆く、ことは、ない」
"ディアボロス":「こ、これが、格の違い、だ……ゴフッ!」
春日魅乗:「そういうところ!そういう、全っ然強情に折れないところ……!」
春日魅乗:(そういうところは……どうしようもなく、我が一族だと思えてしまって)
春日魅乗:(嫌になりますね、本当)

GM:国実さんの手番です!
国実志幸:はーい マイナー無し、メジャーで春日相手にコンボ行きます
国実志幸:大火黒柝若土鳴伏:アームズリンクLV5+ライトニングリンクLV5+コンセントレイトLV3
国実志幸:D+5、攻撃力+20、HPを8失う、C値-3(下限7)、侵蝕値+8
国実志幸:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,1,2,4,4,4,4,6,7,8,10]+10[3,3,9]+3[3]+1 → 24

"ディアボロス":ガード!《イージスの盾》ガード値1+2d10!
"ディアボロス":レベルが上って効果上昇。
"ディアボロス":ダメージをどうぞ
国実志幸:3d10+10+10+20
DoubleCross : (3D10+10+10+20) → 18[9,5,4]+10+10+20 → 58

"ディアボロス":固定値高くないか!
"ディアボロス":うおおお ディアボロスに不可能はない
"ディアボロス":1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+4[2,2] → 5

"ディアボロス":カス!
"ディアボロス":53点を食らってHPが消し飛びます。
"ディアボロス":《蘇生復活》《瞬間退場》HP1で復活してシーンから退場
GM:エネミー全滅。貴方達の勝利です!
GM:侵蝕上げて演出をどうぞ!
国実志幸:国実志幸のHPを15(→ 15)に変更 (23 → 15)
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を8(→ 8)増加 (73 → 81)

国実志幸:修復されつつある悪魔の身体へと銃口を向ける。
"ディアボロス":「ふ、ふふ。この程度、煙草の火にすらならんぞ……!」
"ディアボロス":「どのみち、私は、吸わないがな……!」
国実志幸:国実家に伝わる遺産『八雷』は、その由来を古事記に持つ。
"ディアボロス":半分異形と化した顔を歪めるように笑う。
"ディアボロス":狙いはこちらに向けた銃口。大口径であるゆえに、至近による取り回しは効かないはず……!
"ディアボロス":「貰ったぁぁぁぁぁ!!」異様の腕を振り上げる!
国実志幸:代々一族の女性の身に宿る荒ぶる雷。能力の行使に際して全身へ浮かび上がる電流めいた紋様。
国実志幸:その様を黄泉に堕ちた創世神イザナミと、彼女が生み出した八人の雷神へと準えた。
国実志幸:それはつまり、神話に準えるに足るだけの威力と神性を。それを語り継ぐ家格と実績を。
国実志幸:国実家が保ち続けてきた証左でもある。
国実志幸:引鉄を引いたのと同時。銃口から放たれた――いや、溢れ出した雷が彼女の敵対者を呑み下す。
"ディアボロス":「な………!?」
"ディアボロス":弾丸であれば問題ない。重い一撃であろうと一度なら耐えられる。
"ディアボロス":しかし継続的に打ち下ろされる"槌"が、その巨大な体を吹き飛ばす
"ディアボロス":「ぐわあああああああああ!!!」
"ディアボロス":ズガァァァァァン!雷の威力と共にビルに叩きつけられ、瓦礫が舞う!
"ディアボロス":「ば、馬鹿な、この私が……この"ディアボロス"が……!」
"ディアボロス":もはや悪魔の体は人の形に戻り、ほうほうの体で瓦礫から這い出す。
国実志幸:「ふぅ」 吹き飛ばされた"でぃあぼろす"も気に掛けつつ、手元の銃を確認する。
国実志幸:「……壊れていませんね。良かった」
"ディアボロス":「おのれッ!UGNっ!どこまでも私の邪魔をっ!」鬼気迫る目で君たちを見る。
春日魅乗:「もっとやってもよかったですけどねっ」ぷんぷんとしている。
"ディアボロス":「だが諦めんぞッ!私は絶対に"灰色りんご"を………」と。
"ディアボロス":言葉の途中で、火が消えたように焦点が虚ろになる。
"ディアボロス":「………"灰色りんご"を?」
"ディアボロス":「なぜ、私はそんなものを……あのような使い道のない……?いや……?」
任海悠生:「あれを受けてもまだ普通に動けてるの、本当に凄いな…ん?」
国実志幸:「どうされたのでしょう。なんだか様子が……」
春日魅乗:「何が……何を?」
"ディアボロス":ぶつぶつと呟き。
"ディア■ロ■":その姿が、一瞬ブレる
"ディア■ロ■":それは今までの異形ではなく、輪郭を失うような不安を与える変化。
"ディアボロス":「─────ぐっ!」
"ディアボロス":一度頭を振り、不安定な輪郭が再び形をなす。
任海悠生:「……これは」単純なエグザイルなどの変形ではない。寧ろ、あれは…
"ディアボロス":「…………ええい、理由などはどうでも良い!」
"ディアボロス":「覚えていろ、UGN!!」
"ディアボロス":ダン!と土煙を上げて跳躍。路地裏から離脱する。
春日魅乗:「あっ逃げた!」
国実志幸:「また撤退されてしまいましたか……」
GM:膂力でひしゃげたパイプや壁の凹みを残しながら、本人は逃走します。
芥火美麗:「タフなやつだね……」なんとかリザレクトを追えながら立ち上がる。
芥火美麗:「国実さん、それにおふたりとも。助かりました」頭を下げる。
任海悠生:「あ、いえ。此方こそもっと早く来れていたら良かったんですが」こちらも頭を下げて。
国実志幸:「芥火君!大丈夫ですか?お体の具合は……」 慌てて駆け寄る。
芥火美麗:「こっちのチーム、別件で消耗したとこにいきなりだったんで……」
春日魅乗:「我が家の恥がすみません!」深々と頭を下げる。
芥火美麗:「あ、いえいえ、お気になさらず」
芥火美麗:「え?家?」
春日魅乗:「ああいえなんでも……お気になさらず……」
芥火美麗:「頭上げてよ~~。女子に頭下げられるとか、クラスで話題になっちゃうんで……!」
任海悠生:「礼儀としてお手数を掛けてしまったら普通なのでは……」
芥火美麗:「うん。じゃー、助けてもらった恩義で相殺、って事でよろしく!」
芥火美麗:ニカと笑い、脇腹の負傷でうずくまる「いたた」
任海悠生:「あ、はい。早目に医療班とかにも連絡を取りますね…」
芥火美麗:「さすがUGN、福利厚生が効いてる……」
国実志幸:「では、それまでの間に合わせになりますけど……」
国実志幸:そう言って自分用に購入しておいた応急キットを取り出す。
芥火美麗:「あ、どーも。背中の方だけど、なんとか……いだだ」
芥火美麗:「くっ、引っ越しバイトの翌日ぐらい動かせねぇ……」
国実志幸:「戦闘と同じくらい疲労されてしまうんですか。お引越しのばいとって大変なんですね……」
国実志幸:明らかに慣れてない手つきで手当てに入る。ガーゼがちょっとよれた。
芥火美麗:「ふ、普段使わない筋肉がね……えーと、うん……」自分でやろうとしていたが、ソワソワと治療を受ける
芥火美麗:「……どもです」
国実志幸:「いえいえ。これくらい当然です!」
芥火美麗:「うん、もったいなきお言葉……」
芥火美麗:背中側から意識を外し、なんとなく他の女子からも目線をそらす
国実志幸:お友達の力にならねば!と張り切った顔をしている。芥火君からは見えないが。
春日魅乗:その様子を見て、くすりと微笑む。
任海悠生:いいですね、とちょっと綻んだ顏で見ている。
芥火美麗:「しかし!」思いの外大きい声が出て、喉を調整する。
芥火美麗:「えーと……あのおっちゃん、様子おかしかったけど、"灰色りんご"狙いってことは……」
芥火美麗:既に意識を失っている人達を見て。
芥火美麗:「……こっちの調査してる情報も、共有したほうがよさそーね」
芥火美麗:小さくぼやいた。


GM:シーン終了。
GM:まずはチップの交換からしていきましょう。
★ミッション報酬
評議会チップ×1:「フローズンリリー(見習い)」を入手 ※使い捨てのフローズンリリー。1個まで取得可能。
評議会チップ×1:「即席バディムーヴ」を入手 ※使い捨てのバディムーヴ。2個まで取得可能。
※2)フローズンリリー:財産ポイントを+5する。あなたは「シーンに登場している他のキャラクターが行う判定」にあなたの財産ポイントを使用できる。ただし、財産ポイントが使用できる判定のみ。
GM:所持チップは1枚です。
任海悠生:バディムーブが良さそう?
国実志幸:かも
春日魅乗:うーん 後出し折角PCが持ってるなら
春日魅乗:被っちゃっうのはな~気持ちもあるけど
春日魅乗:とはいえフローズンリリーはあんまりもう使う機会がないか……?
任海悠生:購入もそんなに必要なモノなさそうだしね
国実志幸:装備がかなり充実してますしね
春日魅乗:社会判定にも後出し自体はできるしな……そっちでいいかしらね
GM:では取得したアイテムを誰が持つかも決めてね~
任海悠生:後出し持ってない国実さんがいいかしら
春日魅乗:いや
春日魅乗:バディムーヴだからむしろ
春日魅乗:自身不可って意味かと思った
任海悠生:あ、そっか
国実志幸:ああー 確かにそれだと他の人に持ってもらった方が良さそう
GM:ですです。自身以外の判定後に+3。使い捨てです。
任海悠生:じゃあ私持ちましょうか 一番攻撃力低いし
国実志幸:お願いします
任海悠生:魅乗さんはPDWで範囲化もできるし、国実さんは一番火力あるしね
春日魅乗:攻撃力一番低いはただの嘘だと思うけどお願いします
GM:では任海さんが『即席バディムーヴ』を取得!
任海悠生:では持ちます!
GM:ロイスと購入判定が可能です。購入はこの回が最後!
任海悠生:ロイス満タン~ 購入はどうしようかな 応急とかがいいかしら。
国実志幸:ロイスは任海さんに〇連帯感/劣等感で取得します
国実志幸:購入の前に魅乗さんの医療トランク使わせてもらっても良いです?
任海悠生:ロイスうれしい~
春日魅乗:春日恭二/親近感/憤懣:○/ロイス
春日魅乗:あっどうぞ~
国実志幸:助かります
国実志幸:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+17[7,10] → 32

国実志幸:性能が良い 23で全快します
GM:すごい
任海悠生:一個持ってる応急、どうしようかな 魅乗さん使います?
春日魅乗:あっじゃあもらおうかな
任海悠生:どうぞー
春日魅乗:HP5欲しいかも 宵闇ケアで
春日魅乗:春日魅乗のHPを2d10(→ 13)増加 (1 → 14)
春日魅乗:できました ケアが
任海悠生:先に一応先にウェポンケースへフォールンピストルとシューターズジャケットを仕舞う
GM:治療が上手~
春日魅乗:ブルーゲイルでも狙おうかな
任海悠生:うーん、一応の回復用で応急買っておこうかな
春日魅乗:18dx+3>=20
DoubleCross : (18DX10+3>=20) → 10[2,2,3,3,3,3,3,4,5,5,6,6,7,8,8,9,10,10]+2[1,2]+3 → 15 → 失敗

春日魅乗:財産5使お~
春日魅乗:春日魅乗の財産点を5(→ 5)減少 (6 → 1)
任海悠生:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 10[2,2,6,9,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

国実志幸:魅乗さんの武器には吐いてなかった気がするから照準器狙っておこう
GM:あの魅乗さんの財産点がここまで…
春日魅乗:買えました 自分で持ってこうかな?範囲もあるし
春日魅乗:あっいや
任海悠生:トランク買っておけばよかったな…
春日魅乗:常備化武器じゃないから
春日魅乗:つけられないです
国実志幸:あっそうか
任海悠生:照準器とかの仕様!  じゃあ今買ったの自分に使います
任海悠生:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 11[6,5]+9 → 20

任海悠生:結構回復。以上!
国実志幸:じゃあどうしようかな 応急手当で良いか
GM:順調な回復してる
国実志幸:3dx+2>=8
DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 8[5,8,8]+2 → 10 → 成功

国実志幸:良ければ任海さんどうぞ
GM:購入が上手い
任海悠生:あ,もうほぼ全快なので 魅乗さんがいいかも。
国実志幸:あっじゃあ魅乗さんに
春日魅乗:じゃあもらっちゃお
春日魅乗:春日魅乗のHPを2d10(→ 7)増加 (14 → 21)
GM:結構回復してる
GM:ではいい感じにこのシーンは以上!


【ミドルフェイズ6】

//=====================
// Middle06
//=====================
シーンPC:任海悠生、他登場自由
GM:情報判定シーンです。登場侵蝕をどうぞ
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (81 → 82)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (82 → 87)
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (92 → 99)
任海悠生:にぎゃ~~
国実志幸:任海さん~!
GM:大変!
GM:では情報項目を!
■【『小林乱菊について』 《情報:UGN》《情報:ウェブ》難易度9】
■【『"ディアボロス"の目的』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:裏社会>】
GM:この2点。また、開いた後に情報が追加されます
GM:対象を選んで判定をどうぞ~
春日魅乗:待機してたほうがいいかもな
任海悠生:魅乗さんは待ってもらうのがよさそう。 難易度的に、私が乱菊、国実さんがディアボロスかな?
国実志幸:そうですね ウェブは固定値あるけど1だから変わらないし
GM:決まったら判定もどうぞどうぞだぜ。失敗したら再度登場して判定を行えます。
任海悠生:じゃあそういう感じで行きましょう~  ではまずコネUGN幹部起動して、情報UGNで小林乱菊について。
任海悠生:7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[1,2,8,8,9,9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

GM:すご
春日魅乗:すごい
任海悠生:こういう判定は回るな…?
国実志幸:つよい
GM:逆に戦闘だけ忌避してる感じになってる
国実志幸:こっちはコネないから素で振ります
国実志幸:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗

国実志幸:ダメでした……
任海悠生:即席バデムー使います?
GM:テレーズ様も居るよ
任海悠生:あ、テレーズ様ありならテレーズ様のがいいな シーン1だし
GM:いけます
国実志幸:じゃあやってもらおう
テレーズ・ブルム:そーれっ
テレーズ・ブルム:達成値を+10します
任海悠生:つよい
GM:では2つとも開示!
■【『小林乱菊』について 《情報:UGN》《情報:ウェブ》難易度9】
 10年前までは宗像みさきの屋敷でメイド長を勤めていた。
 共生型のRBであり、本来は『奇妙な隣人』に分類される共生状態だった。

 20年前にレネゲイドが活発化した際、本来の『小林乱菊』の人格が負荷に耐えきれず失われる。
 同時にRBの自我が活性化し、空いた意識を補う形で『小林乱菊』となる。

 神城グループの研究に協力していたが、実験中の暴走事件により頓挫。
 身を隠す形で職を辞し、現在は一般の職に就いた。

 任海悠生のクラスメイト、小林紅葉の義理の母。
 孤児であった彼女を引き取り、大事にしている。
 任海悠生の報告にあった小林紅葉のレネゲイド反応からUGNに補足され、調査対象となっている。
→この情報の開示によって、『小林乱菊』とのイベントシーンとなります。
■【『"ディアボロス"の目的』 難易度8 <情報:UGN>、<情報:裏社会>】
 X市にて"灰色りんご"と呼ばれるレネゲイドアイテムを求めて活動している。
 そのため、当時研究に関わった小林乱菊を探している。
 
 ただし、"灰色りんご"はRBにのみ効果を表すアイテムであり、
 通常の肉体を持つ春日恭二にとっては使用用途は薄く、求めている理由は不明。
 
 また、"クリムゾンカーテン"と呼ばれるFHエージェントが以前より"灰色りんご"を求めていた記録がある。
→■【『"クリムゾンカーテン"について』 難易度12 <情報:UGN>、<情報:FH>】の判定が可能になりました
GM:■【『"クリムゾンカーテン"について』 難易度12 <情報:UGN>、<情報:FH>】 の情報判定が可能です。
国実志幸:待機してもらってて良かった
春日魅乗:がんばろっと
任海悠生:お願いします~
春日魅乗:能力訓練使ってクリムゾンをカーテンするよ~
GM:バサッ
GM:どうぞ~
春日魅乗:18dx+4>=12
DoubleCross : (18DX10+4>=12) → 9[1,2,2,3,3,3,3,3,4,4,6,6,7,8,8,8,8,9]+4 → 13 → 成功

春日魅乗:回らんが成功
GM:ダイス数の迫力すごい。
任海悠生:回らなくても成功なのすごいな
GM:技能も持ってて偉い
GM:では情報を開示します。
■【『"クリムゾンカーテン"について』 難易度12 <情報:UGN>、<情報:FH>】
 FHセル『グランパ』に所属しているエージェント。
 『グランパ』はRBについての研究を行うセルであり、"クリムゾンカーテン"本人もRBである。
 
 元々は神城グループによる研究に協力していたが、実験中に暴走。
 『他者のレネゲイドをコピーする』能力が不安定になり、ヒューマンズネイバーの維持が困難となる。
 
 暴走後、解決策を求めて『グランパ』セルに合流。
 失った本来の形の代わりに、他者の能力・容姿人格を含めて模倣することで安定を図っている。
 安定化のため、当時研究されていた"灰色りんご"を追い求めている。
 
 ………数日前、X市から遠く離れたY市で発生したバス横転事件が発生し、"ディアボロス"の活動が記録されている。
 移動時間を考慮しても、X市で活動している"ディアボロス"は名を騙った偽物の可能性が高い。
国実志幸:なるほど……
GM:以上です
任海悠生:なるほどなあ
春日魅乗:そうとは……
春日魅乗:じゃあ……知らん人に切れちゃったじゃん!
GM:知らん…こわ…
任海悠生:本当に知らなかったんだなあ
国実志幸:覚えてなかったのも記憶の模倣が不完全だったからってことね
GM:そゆことです 本人との接触や、春日一族のデータから補填しての模倣を行いました。
GM:では、これらを含めて共有を行っていきましょう。芥火達が保護していた小林乱菊との会話……と言う形になります


GM:◆X市 UGNセーフハウス 分譲マンション
GM:オフィスビルの乱立する区画から大通りを挟むと、一転して家族住居用のマンションが立ち並ぶ居住区が広がっている。
GM:その中の一角、目立たない位置を選んで、UGNがセーフハウスとして確保している部屋がある。
GM:貴方達は、"ディアボロス"との戦闘で壊滅したUGN部隊の任務を引き継ぐ形になった。
GM:"灰色りんご"の確保……そしてその所有者、小林乱菊の保護だ。
GM:事前に伝えられた番号でオートロックを解錠し、貴方達はセーフハウスの一室にたどり着いた。
小林乱菊:「いらっしゃい。でいいのかしら」
小林乱菊:生活感のない部屋の中で、当然のようにくつろぐ女性。
任海悠生:「お邪魔致します。…一応お貸ししてる部屋なので、それで大丈夫かなと…?」
小林乱菊:暗めの赤毛と小柄な体躯は、事前に聞かされた年齢より若く、貴方達と同じ年頃にも見える。
小林乱菊:「そう?では、そのように。……いらっしゃいませ、お嬢さんたち」
小林乱菊:上流階級の家に仕えていた経験から、如才なくお辞儀をする。
小林乱菊:「小林乱菊です」
任海悠生:「あ、ご丁寧に。任海悠生と申します。ええと、紅葉さんとは一応友達…でいいのかな…お世話になってます!」
小林乱菊:「UGNの戦闘部隊と聞いていたけど、可愛らしい子たちで安心したわ」
小林乱菊:「えっ、紅葉の……?あぁ、とーみちゃんって貴方のことね!」
小林乱菊:「お話は聞いてるわ。紅葉の変化に気付いてくれたんですってね」
小林乱菊:「こうしていられるのも貴方のおかげ……って、自己紹介遮っちゃったわね。そちらのお二人はお友達?」
任海悠生:「お話されてたんですね…ええと、此度は私が連絡したからこう…あ、はいっ」あまり友人の親族、となると接した経験がない。ただその人同士とで完結しない関係に慣れがないから。
国実志幸:「えっ、お友達で良いんですか」 お仕事の繋がりだしお友達とは言えないかなぁと思っていた。
春日魅乗:「そのようなものです」ニコリとほほえみ。
小林乱菊:「あらあら、まぁまぁ」
任海悠生:「知り合って色々お話したからそう言うもの…なのかな…と…御嫌でしたら忘れてくださいね~~」
小林乱菊:「そうよね。貴方達は任務中だものね……少し待ってね、お茶をお出しするわ」
国実志幸:「いえ!嫌なんてことは全く!」
小林乱菊:私物らしい買い物袋からいそいそとティーパックを取り出し、部屋に付属のティーセットを用意し始める。
国実志幸:わたわたと手をわたつかせながら必死に否定。
任海悠生:「よかった………友達と言っていい人がそういないのであまり分からなくて…」
小林乱菊:「うん。うん。初々しい、というのかしら」
国実志幸:「わ、私もあまり同年代の方とお話しする機会が無くて……どういった関係をお友達と呼んでいいのか判断がつかなくて」
国実志幸:「任海さんも魅乗さんも、お友達と呼ばせていただけるならとても嬉しいです。とても」
小林乱菊:従者として染み付いた所作で、3人にそれぞれカップをお出しする。
任海悠生:「国実さんがそういってくれて、此方こそ嬉しいです…って、あ。ご用意くださってありがとうございます…」
春日魅乗:「……手慣れていらっしゃいますね」
小林乱菊:「ふふ。ありがとう。魅乗さん?でいいのよね?」呼ばれていた名前を記憶する。
小林乱菊:「これでも、メイド長の職を頂いておりましたので」
小林乱菊:「宗像さんってご存知?凄いお金持ちでね……」
春日魅乗:「……まあ」
春日魅乗:「まあ?」
小林乱菊:「? どうかなさったの?」
春日魅乗:「いえ。これでも顔は広い方でして……」
春日魅乗:「そのお家のご子息の名前はみさきさんでは?」
小林乱菊:「正解です」両の手を合わせる
春日魅乗:「やはり……」
小林乱菊:「魅乗さんは、お嬢様のお友達?不思議、世界ってワンダーね」
小林乱菊:「お元気にしてたかしら。私はもう10年も会っていないから……」
春日魅乗:「ふふ。ワンダーなのではなく、存外狭いということです」
任海悠生:「あれ、じゃあ紅葉さんが言ってた知ってるご令嬢さんって……意外に世界が狭いのかそれとも魅乗さんが凄いのか判断に困りますね…」
春日魅乗:「翼があれば一息に駆けてしまえるほどには、です」
小林乱菊:「素敵なメルヘンね」
小林乱菊:「そう、紅葉も仲が良かったの。姉妹のようだったわ」
小林乱菊:「その分。大人の事情に巻き込んで、お嬢様と別れることになったのは……正直ちょっぴり後悔ね」
国実志幸:「……」 ちょっと羨ましいなぁと思っている。翼で世界をかけられる魅乗さんも、姉妹のような友達がいた彼女のお友達も。
小林乱菊:自分の分のティーカップを別で用意して、両手で包む。
任海悠生:凄いなー…とぽけーッとしている。知らない世界だ…。
小林乱菊:「貴方達UGNは……10年前、神城で起こった暴走事件はご存知なのよね?」
春日魅乗:「ええ。ですが」
春日魅乗:「当事者の口から聞かせていただけますか」
春日魅乗:「私達の知ることとずれがあっても困りますから」
小林乱菊:えぇ、と頷く。他の二人の顔も見て、総意であることを確認する。
国実志幸:応えるようにこくりと頷く。
任海悠生:此方もうなずいて、メモを取り出す。
小林乱菊:「そうね……まず、10年前」
小林乱菊:「レネゲイドにいち早く目をつけた神城グループでは、秘密裏な研究が大小様々に行われていたのです」
小林乱菊:「私は、その内の一つに携わっていたの」
小林乱菊:チャリ、と首から下げているネックレスを取り外す。
小林乱菊:銀のチェーンと、灰色の果実。
小林乱菊:「それがこれ……"灰色りんご"と呼んでいたわ」
小林乱菊:本来はもっと複雑な管理番号だったんだけどね、と独り言つ。
春日魅乗:「……お持ちだったんですね」
小林乱菊:「研究者ですから。成果物は肌身離しません」笑う。
小林乱菊:「と言うのは、冗談で……本当のことを言えば、返しそびれた形です」
小林乱菊:「企業の弱点ですね。一つの部署で収まっていると、不意の事態にリカバリが聞きません」
小林乱菊:「これは、レネゲイドビーイング特有の能力に干渉するアイテムのようなものです」
小林乱菊:「人の形を取る際に、より自由な造形が可能になる……まぁ、当時はともかく、今ではそれほど価値も高くありません」
春日魅乗:「……人型を象る力……」
国実志幸:「ええと、"ひゅーまんずねいばー"でしたっけ」
任海悠生:「対人義体というか擬態と言うか…そういう、コミュニケート用の人間体を取る力でしたか」
小林乱菊:「そうです、そうです」
小林乱菊:「『意志あるレネゲイドが人の形を取るならば、既存の他者の個性をコピーは可能であるか?』」
小林乱菊:「その答えが、実験中の暴走。責任者諸共お蔵入り、です」
春日魅乗:「早すぎたとも言えますね。それをレネゲイドビーイングの発生よりはるか昔から研究していて……」
春日魅乗:「芽が出る前にお蔵入りですか」
任海悠生:「……」とあるレネゲイドビーイングの少女の事を思い出す。実体を取れない程度の彼女に、対人義体を作る程”貸して”、それに自身の特徴が反映されたときの事。
小林乱菊:「はい」頷く。
小林乱菊:「…………かくいう私も、不完全ながらレネゲイドビーイングなんです」
小林乱菊:「ええと。共生型と呼ぶのでしたか?本来の人格と、レネゲイドとしての人格が存在する形で……」
小林乱菊:「私はレネゲイドとしての人格が主となっています。……だから、レネゲイドビーイングに関する研究に目をつける人がいたんでしょうね」
小林乱菊:過去を振り返るように、ネックレスに焦点を当てる。
国実志幸:「そちらの人格が主に?」 思わず驚いたように聞き返す。
小林乱菊:「えぇ。確か、20年ほど前だったかな?」
任海悠生:「…随分昔ですね……」
小林乱菊:「うん。貴方達が生まれる前……レネゲイドが活発になる事件が有ったの」
小林乱菊:「当時の"小林乱菊"はその負荷に耐えきれなくなって……彼女の体に存在した、もう一つの意志が主導権を握っちゃった。というわけ」
小林乱菊:薄く化粧でごまかしているが、本来は童顔と呼べる顔つき。
小林乱菊:「当事者としては、これぐらいかな。何か、そちらで誤解はなかった?」
春日魅乗:「……ええ。よく理解しましたとも。時に……」
春日魅乗:「それ」ネックレスを指す。「あなたにとって必要なものなんです?」
小林乱菊:「そうね。必要だった、かな?」
小林乱菊:「レネゲイドビーイングの力を抑制するものだから……身を隠すのには、便利だったわ」
小林乱菊:「UGNの皆さんに見つかった今となってはあまり意味ないけどね」
任海悠生:私が通報したせいかなあ……とちょっと複雑な顔。
春日魅乗:「うーん」
GM:データ的には、基礎侵蝕値を増加させるエフェクトを抑制する効果があります。
国実志幸:「魅乗さん、何か気になることが?」
春日魅乗:「いえ……その」
春日魅乗:「渡してしまっていいんじゃないですか?"クリムゾンカーテン"に」
春日魅乗:「それ単体で大して悪行をなすような代物でもないんでしょう?」
小林乱菊:「そうね、別に渡してしまっても──」ふと気付いて。「……………”クリムゾンカーテン"?」
任海悠生:「い、一応FHの人員に…って。ご存知なんですか?」
小林乱菊:「え、ええと。そうね。一緒に神城で研究してて……あの子なの?」
小林乱菊:「え、これを狙ってたのは、"ディアボロス"だったはずじゃ──」
GM:その時。
春日魅乗:「……いやそれはその……」
春日魅乗:「……手違いといいますか……」
GM:貴方達の居る空間を、レネゲイドの気配が包み込む
春日魅乗:「……むっ」
"ディ■ボロ■":《ワーディング》《広域融合》
国実志幸:「すみません、小林さん。そのお話は少し後に」
"ディ■ボロ■":ぐにゃり、とうねった壁から、白いスーツの男が現れる。
任海悠生:「…下がってください!」
"ディ■ボロ■":「……………ここに居たか」
春日魅乗:「たしかによく見たら恭ニではないですね……!?」
"■ィ■■ロ■":その姿は綻ぶ様にところどころ黒い影に覆われている。
春日魅乗:「興味がなさすぎてぜんぜん本物だとばかり……」
"■ィ■■ロ■":「失礼した。まさか身内が居るとは思わなかった」
"■■■■■■":段々とその姿は溶けるように形を失っていく。
小林乱菊:「………貴方が、」
小林乱菊:「"クリムゾンカーテン"?」
"■■■■■■":その名前を呼ばれたのをきっかけに
"■■■■■■":平面に書かれた黒い影として姿が変わる。
"■■■■■■":少女のように、少年のように、老人のように、青年のように
春日魅乗:「本当になんと勘違いを……」
春日魅乗:「勘違いをして……勝手に怒りを……」
"クリムゾンカーテン":かろうじて人と分かる形の中で、髪型や獣の特徴を模したパーツだけが判別出来る
"クリムゾンカーテン":「「「「きにすること ないです ありません」」」」
"クリムゾンカーテン":同時に複数の声が響く。
"クリムゾンカーテン":そしてその形が失われるように、マンションの一室も形を変えていく。
"クリムゾンカーテン":どろり、と解けて。組み直される森の景色。
"クリムゾンカーテン":虫の声と鳥の声が遠く響いた。


GM:シーン終了、ロイスのみ可能です。
任海悠生:ロイス満タン!以上です。
春日魅乗:春日恭ニへのロイスを……
春日魅乗:タイタスにします……
GM:なぜ…
春日魅乗:ちがったから……
任海悠生:wwwwwww
GM:そっかぁ
国実志幸:www
国実志幸:こちらはひとまず保留で!
春日魅乗:以上で~
GM:はーい。ではシーンは以上!


【マスターシーン】

//=====================
// Masterscene
//=====================

小林乱菊:20年前。
小林乱菊:"私"は学生だった。
小林乱菊:昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
小林乱菊:続くと信じて疑わない日常。
小林乱菊:ある日、活発化した特殊なウィルス。
小林乱菊:今まで"私"だった少女は負荷に耐えきれず、この世を去る。
小林乱菊:血液の中で揺蕩うだけだったウィルスが自我を持つ。
小林乱菊:それが"私"。その日から"私"が、小林乱菊となった。
小林乱菊
小林乱菊:15年前。
小林乱菊:私は社会人だった。
小林乱菊:神城グループと呼ばれる大企業は、"レネゲイド"と呼ばれるウィルスに興味を持った。
小林乱菊:公にされない秘密の研究。自我を持つレネゲイドは、彼らにとって恰好の研究対象だった。
小林乱菊:……系列グループが管理する施設に、孤児院が増えた。
小林乱菊:幼い頃から面倒を見たほうが教育もし易いのだろう。
小林乱菊:聞くところによれば意志を持つレネゲイド……私の同類もいるらしい。
小林乱菊
小林乱菊:10年前。
小林乱菊:私は宗像家に仕えるメイド長の立場を頂いておりました。
小林乱菊:レネゲイド研究の協力と、対オーヴァードを想定した、みさきお嬢様の護衛。
小林乱菊:現在はその二足のわらじです。
小林乱菊:…………自らの存在を有用である、と示せた故でしょうか。
小林乱菊:『娘』を養うに充分な手当も頂いております。
小林乱菊:最近では、大人達が忙しい間にみさきお嬢様の遊び相手になっているようですね。
小林乱菊:微笑ましい。
小林乱菊
小林乱菊:……娘、ですか。私が。
小林乱菊:血は繋がっておりませんが──
小林乱菊:良いものですね、家族とは。
小林乱菊
小林乱菊:……
小林乱菊:…………
小林乱菊:……………………
小林乱菊:危うく、『小林乱菊』の2度めの死を賜るところでした
小林乱菊:実験体が暴走しました。
小林乱菊:"クリムゾンカーテン"と呼ばれる個体により施設は半壊。継続的な研究は不可能でしょう。
小林乱菊:神城グループの行動は機敏であり、速やかな隠蔽工作と方針の転換が行われました。
小林乱菊:私が病院で目覚める頃には、安定した職と住処は失われていました。
小林乱菊
小林乱菊:退職金代わりに別の宿を用意されたのは、不幸中の幸いでしょうか。
小林乱菊:研究対象であったレネゲイドアイテムを返却する部署も、既にございません。
小林乱菊:……困るなぁ。
小林乱菊
小林乱菊:5年前。
小林乱菊:レネゲイド研究から退いて数年。
小林乱菊:驚くほど穏やかに日々が過ぎます。
小林乱菊:……嘘です。少し見栄を張りました。
小林乱菊:レネゲイドに関係しない世間に馴染みが薄いため、なかなか苦労しています。
小林乱菊:それでも、子供が成長していくのは悪くありません。
小林乱菊
小林乱菊:現在。
小林乱菊:娘が、私が自我を持ったのと同じ年頃となる。
小林乱菊:これまでは、同じ年頃の『小林乱菊』の記憶が存在した。
小林乱菊:ここからは、全て"私"の経験を元に判断することになる。
小林乱菊:…………
小林乱菊:役に立つかなぁ…………?
小林乱菊:普通の人間には反抗期の習性があるんだっけ……?
小林乱菊:その日の仕事を終えて、買い物袋を手に帰路につく。
"クリムゾンカーテン"
"クリムゾンカーテン":『………』《シークレットトーク》
"クリムゾンカーテン":『見見見つつつけけけたたたぞぞぞ』
"クリムゾンカーテン":複数の声が入り交じる、一糸乱れぬ不協和音。
"クリムゾンカーテン":『"シャプロンルージュ" "小林乱菊"』
"クリムゾンカーテン":『寄越せ ちょうだい ください 拝借 いただいていく』
"クリムゾンカーテン":血のように赤い毛並みの狼が感情の入り混じった目で見る
"クリムゾンカーテン":『…………?』
"クリムゾンカーテン":それが、自分の考えを忘れたように一瞬、呆けて
"クリムゾンカーテン":焦点が合う
"クリムゾンカーテン":『────"灰色りんご"、を』
"クリムゾンカーテン":じり、と。
"クリムゾンカーテン":踏み出す足が、白いスーツのそれに変わった。
GM:────数分後。レネゲイドを感知したUGNの戦闘部隊が到着する。
芥火美麗:「ブリーフィングでは、レネゲイドアイテムを受け取って終わり。な簡単な任務だったんだけど……」
芥火美麗:「話が違うなぁ!」


GM:シーン終了。


【クライマックス】

//=====================
// Climax
//=====================
シーンPC:全員登場
GM:クライマックスです。登場侵蝕をどうぞ
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (99 → 100)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (87 → 97)
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (82 → 84)


GM:◆??? 幻想の森
"クリムゾンカーテン":形の流動する影となって、貴方達に敵意を見せている。
"クリムゾンカーテン":濃度の高まったレネゲイドの暴走作用。
"クリムゾンカーテン":仮にアイテムを差し出したとしても、交渉が耳に届くとは思えないだろう。
"クリムゾンカーテン":「「「「ぐる かう ぎゃお」」」」
"クリムゾンカーテン":複雑怪奇な発生と共に、場と一体化したクリムゾンカーテンのレネゲイドが空間を埋め尽くす!
GM:衝動判定、難易度は9です。
国実志幸:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[1,3,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

国実志幸:国実志幸の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (84 → 92)
任海悠生:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 5[2,3,5,5] → 5 → 失敗

任海悠生:任海悠生の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (100 → 117)
春日魅乗:4DX>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,2,4,9] → 9 → 成功

任海悠生:ギャーッっ
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を2d10(→ 7)増加 (97 → 104)
GM:任海さーん!
GM:ではクライマックス戦闘の前に、2点ルールの説明があります。
春日魅乗:ルール!
GM:ル!
GM:まず1つ!
GM:NPCカード【“ナイトフォール”管理者・テレーズ】は非OVのため、この場に同席出来ません。
GM:故にクライマックス中、効果が以下の形に変化します

NPCカード【“ナイトフォール”管理者・テレーズ】
効果①:『支援要請:鬼切の古太刀』
ラウンド一回。
PCのダメージロール前、そのダメージを+10する。
また、この効果を受けた攻撃で対象にHPダメージを与えた場合、対象のEロイスを1つ解除する。

効果②:『支援要請:賢者の石』
シナリオ一回。
PCの判定前に使用。そのクリティカル値を-2する。

GM:この2つの効果に変わります
春日魅乗:やば
任海悠生:つよすぎ
GM:上手く使って戦闘を有利に進めよう!
GM:そしてもう一つ!
GM:"クリムゾンカーテン"はエグザイルのエネミーエフェクト《究極擬態》を取得し、自身のマイナーアクションで組み合わせて使用します。
GM:この効果によって、"クリムゾンカーテン"は自身のデータとは別に、新たに使用できるエフェクトを獲得します。
国実志幸:メタモンだ
GM:また、このエフェクトに対して、PC達は<知覚>で対決を行い、1人でも勝利すると無効にすることが可能です。
■【『《究極擬態》』 対決 <知覚> "クリムゾンカーテン":5dxで判定】
1:マイナーアクションで使用。《EXジャーム:猛獣》(上級-143)のデータからエフェクトを取得し、即座に使用できる。
2:このエフェクトの使用時、PC全員と<知覚>による対決を行う。
3:"クリムゾンカーテン"が勝利した場合、新たにEロイスと、《ジャーム:フェンリル》(上級-146)からエフェクトを取得出来る。
4:PC達が勝利した場合、3の効果は行われない。
GM:つまり、《究極擬態》に成功するたびに性能が《ジャーム:フェンリル》に近づくということですね。
GM:強力なエネミーです!判定にしっかり勝利して、強化を行わせないようにしましょう!
春日魅乗:フェンリルやん!
任海悠生:コワ…
GM:ミドルでラーニングしたので…
GM:ここまでで質問はありますか?
任海悠生:今のとこ大丈夫です
国実志幸:こちらも大丈夫
GM:オッケー!では戦闘を始めていきます!……の前にイベント!


GM:最大に緊張が高まる中。新たに1つの変化が起こる
???:《神出鬼没》。あらゆるシーンに登場する。
???:"クリムゾンカーテン"が取り込んだ空間の中に、一人のオーヴァードが侵入する。
???:引き締まった精悍な顔つきと、常に全てを見透かすような切れ長の瞳。
???:白スーツの襟を正すように、スマートな足取りでその空間に降り立つ。
"ディアボロス"春日恭二:「………全く」
"ディアボロス"春日恭二:「この私の名を騙る者がいると聞いて、やってきてみれば」
"ディアボロス"春日恭二:「取り込み中とはな」
"ディアボロス"春日恭二:優雅な動きで眼鏡の位置を直す。
"ディアボロス"春日恭二:「良いだろう────こうして会ったのもなにかの縁だ」
春日魅乗:「……」
"ディアボロス"春日恭二:「詳しい話を聞く前に、私が相手をしてやる。光栄に思え……」
"ディアボロス"春日恭二:「この」
"ディアボロス"春日恭二:「"ディアボロス"─────春日恭二がな!」
任海悠生:「………今度は本物さん…?」
国実志幸:「まあ」 驚きつつちらりと魅乗さんの様子を伺ってみる。
春日魅乗:「……」
春日魅乗:「偽者です。偽者に決まっていますもう」
"ディアボロス"春日恭二:「私に対してその反応、UGNの者か?」
春日魅乗:「纏めて吹き飛ばしましょう」
"ディアボロス"春日恭二:「ククク、絶望のあまり現実も受け止めきれんと見える……!」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エネミーは行動値18の"ディアボロス"春日恭二と、行動値10の"クリムゾンカーテン"。
春日魅乗:すばしこい
GM:共にPCから10mの位置です
▼エンゲージ
【"クリムゾンカーテン"、"ディアボロス"】
 (10m)
【魅乗、任海、国実】
任海悠生:早いよ~
GM:ではセットアップから!
"ディアボロス"春日恭二:こちらはなし
春日魅乗:なし
任海悠生:なしですー
"クリムゾンカーテン":私もなし
国実志幸:なし!
GM:はーい!

GM:ではイニシアチブ18、"ディアボロス"春日恭二の手番
"ディアボロス"春日恭二:マイナーで《破壊の爪》《ハンティングスタイル》白兵武器を作成。戦闘移動。
"ディアボロス"春日恭二:PC達にエンゲージ。
▼エンゲージ
【"クリムゾンカーテン"】
 (10m)
【魅乗、任海、国実、"ディアボロス"】
"ディアボロス"春日恭二:メジャー、【不屈の一撃】《C:キュマイラ》《獣の力》《乾きの主》《血の宴》《吸収》《オールレンジ》
"ディアボロス"春日恭二:PC3人に白兵攻撃
"ディアボロス"春日恭二:命中した場合、自分のHP+8点。HPダメージを与えた場合、ラウンドの間、対象のあらゆる判定のダイス-2個。
"ディアボロス"春日恭二:判定します。
"ディアボロス"春日恭二:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[4,5,6,6,6,6,6,8,9,9,10]+6[2,3,3,6]+4 → 20

"ディアボロス"春日恭二:リアクションせよ!
春日魅乗:あらあら
任海悠生:ガードできる武器がないのでドッジ!
"ディアボロス"春日恭二:まずは小手調べだ
任海悠生:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[3,9,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

GM:頑張ってる
春日魅乗:4dx>=20 ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=20) → 5[4,4,5,5] → 5 → 失敗

任海悠生:これは妖精すれば避けられるけどどうしよ
国実志幸:ドッジ
国実志幸:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 7[1,1,2,3,5,7] → 7 → 失敗

任海悠生:あ、いやすみません 暴走してた!リア不で当たります
GM:結局フルで妖精余ってるのか…w
GM:そうだった。
任海悠生:アージ取っておけば~~
"ディアボロス"春日恭二:では命中時にHP回復。ですが満タンなので意味ありません。
"ディアボロス"春日恭二:カバーなど無ければダメージ行きます
任海悠生:国実さんがリザ出来るし カバーしてもらい得?
春日魅乗:🦀
"ディアボロス"春日恭二:たしカニだ
国実志幸:では庇いましょう
"ディアボロス"春日恭二:ではエフェクト名とカバーするものを宣言するが良い!
春日魅乗:じゃあこうかな 私が《領域の盾》します。
"ディアボロス"春日恭二:流石は名門の一族だ……
任海悠生:ありがとうございます
春日魅乗:国実さんに、任海さんをカバーしてもらいます
"ディアボロス"春日恭二:ダメージ行きます
春日魅乗:一緒でしょ!
"ディアボロス"春日恭二:3d10+14 HPダメージを与えた場合、ラウンドの間、対象のあらゆる判定のダイス-2個。
DoubleCross : (3D10+14) → 19[8,4,7]+14 → 33

春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (104 → 108)
任海悠生:さりげなく自分も持ち上げとる
"ディアボロス"春日恭二:(鼻の下をこする)
春日魅乗:無理です~ なんかすでにタイタスにしたやつがあるので
"ディアボロス"春日恭二:諸々有効の33点!
春日魅乗:これを昇華して復活します
国実志幸:こちらはリザレクトで
"ディアボロス"春日恭二:リソース管理もしっかりするんだぞ。
春日魅乗:春日魅乗のHPを11(→ 11)に変更 (21 → 11)
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (92 → 94)
任海悠生:リザが上手い…
GM:緩やか…
GM:では演出!

"ディアボロス"春日恭二:「まずは、小手調べと行こう」
"ディアボロス"春日恭二:真っ白なスーツを覆うように、悪魔じみた黒い異形の腕へと変わる。
"ディアボロス"春日恭二:「君達のような経験の浅い子供にはわからないかもしれないが、世の中にはこのような力があるのだ……」
"ディアボロス"春日恭二:「心を折られぬ内に降参することだな!」
"ディアボロス"春日恭二:鷹揚に話しながら一瞬で距離を詰める。
"ディアボロス"春日恭二:ゴウッ!
"ディアボロス"春日恭二:巨大な腕が君達を薙ぎ払う!
"ディアボロス"春日恭二:巨躯による衝撃と、傷口から侵蝕するレネゲイドが、不快な痛みを残し続けていく。
任海悠生:衝動が励起されている。それを抑え込むのに手間取った――領域的に近い面があったとはいえ、大きな隙を晒していることに変わりはない。
春日魅乗:「……っ!」周囲を見渡す。
春日魅乗:「志幸さん!こちらへ!」
国実志幸:まだ侵蝕に余裕があるので、最初からリザレクトをするつもりで身構えている。
国実志幸:「あ、はい!」
"ディアボロス"春日恭二:「ふはは!恐ろしいようだな!それが……絶望だ!」ドガシャァァァン!
春日魅乗:その結果がどうかるかを知ったまま、彼女を囮にする軌道へと招いた。
任海悠生:「、国実さん…!」
国実志幸:指示のまま躍り出た任海さんの前で、正面から腕に殴り飛ばされる。
国実志幸:「くぅっ……」 その腕を覆う長い袖の一部が破れ、黒い生地に映える白い肌が覗く。
"ディアボロス"春日恭二:「何……?」全員を薙ぎ払う角度が、的確に邪魔される。
春日魅乗:「んっ……!」自らもその影響を逃れるわけではないが。
"ディアボロス"春日恭二:「フン、一撃で済ましてやるつもりだったのだが」
任海悠生:「すみません、私の分まで…!かす…、魅乗さんも!」
"ディアボロス"春日恭二:少女たちを吹き飛ばした腕を構える。
"ディアボロス"春日恭二:「存外、周りが見えている者も居るようだな」
春日魅乗:「あなたよりはそうです!」
国実志幸:「いいえ、お気になさらず。魅乗さんも的確な指示をありがとうございます」
春日魅乗:「すみません。怒ってもいいんですよ?」
春日魅乗:「今のは言外に、勝手にあなたに盾となれとしたんですから」
国実志幸:「魅乗さんのお陰で任海さんを守れたましたから。怒るような理由はありませんよ」
国実志幸:「実戦は不慣れなので、どうかお好きにお使いください」

GM:では次はイニシアチブ10、クリムゾンカーテンの手番。
"クリムゾンカーテン":マイナーで【どうして貴方の牙は大きいの?】《堕落の爪》《破壊の爪》《完全獣化》《ハンティングスタイル》肉体+6D、白兵武器を作成。戦闘移動。メインプロセスでダメージを与えたキャラの侵蝕率+3点。
"クリムゾンカーテン":更に組み合わせ。《究極擬態》《剛身獣化》《究極獣化》。
"クリムゾンカーテン":<知覚>対決に勝利した場合、攻撃+5D、装甲値+10。
"クリムゾンカーテン":目標値を出します
"クリムゾンカーテン":5dx 知覚
DoubleCross : (5DX10) → 8[2,5,7,8,8] → 8

"クリムゾンカーテン":PC達は知覚で判定どうぞ
任海悠生:あ、これ暴走してても出来ます…?
春日魅乗:こっちが能動側なんかな
任海悠生:最悪ロイス切りも視野に入れます あまり増えると辛いので…
GM:出来るよー 戦闘とは別のエフェクトの対決として。
任海悠生:ありがとうございます!ではまず判定してみますね。
任海悠生:7dx>=8 うおお
DoubleCross : (7DX10>=8) → 8[1,3,4,7,7,7,8] → 8 → 成功

春日魅乗:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[7,8,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

国実志幸:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 10[4,4,10,10]+8[2,8] → 18 → 成功

GM:えーと。エフェクトで擬態しようとして、それをリアクションとして見破る形になります。
GM:同値は成功。
GM:めちゃくちゃ見破られてる!
"クリムゾンカーテン":では、《剛身獣化》《究極獣化》の取得は不可。
"クリムゾンカーテン":最初に宣言したエフェクトのみ適用されます。
"クリムゾンカーテン":改めてPC達にエンゲージ。
▼エンゲージ
【魅乗、任海、国実、"ディアボロス"、"クリムゾンカーテン"】
"クリムゾンカーテン":メジャー【お前を食べるためさ】《C:キュマイラ》《鬼の一撃》《吹き飛ばし》《形なき剣》《要の陣形》
"クリムゾンカーテン":PC1人に白兵攻撃。
"クリムゾンカーテン":ガードした場合更に+10。ドッジダイス-3。ダメージを与えた場合、PCを4m移動させます。
春日魅乗:要?
国実志幸:3人では?
"クリムゾンカーテン":コピペを間違えました。3人です。
"クリムゾンカーテン":内緒ね。
任海悠生:了解よ~
"クリムゾンカーテン":3人に白兵攻撃!
春日魅乗:いや……ミスでなくします
"クリムゾンカーテン":なにっ
春日魅乗:《隠された世界》を使用。
"クリムゾンカーテン":えーん!
春日魅乗:対象単体で再選択してね~
"クリムゾンカーテン":choice[魅乗, 任海, 国実]
DoubleCross : (choice[魅乗,任海,国実]) → 国実

"クリムゾンカーテン":国実さん!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (108 → 113)
"クリムゾンカーテン":改めて判定します!
任海悠生:魅乗さん…!滅茶苦茶たすかるやつ
"クリムゾンカーテン":13DX7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,2,3,4,4,6,6,7,7,9,10,10,10]+10[3,4,5,6,10,10]+10[2,9]+10[7]+5[5]+4 → 49

"クリムゾンカーテン":オラー!ドッジダイスは-5D、ガードしたら+10だ!
国実志幸:回し過ぎでしょ 一応のドッジ
国実志幸:1dx>=49
DoubleCross : (1DX10>=49) → 6[6] → 6 → 失敗

国実志幸:あ、いや ディアボロスの-2もあるからダイスなくなるんでした
"クリムゾンカーテン":あっ、ディアボロスと合わせて5D!
"クリムゾンカーテン":なのでダメージ行きます。
国実志幸:カモン!
"クリムゾンカーテン":5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 32[9,8,1,7,7]+10 → 42

国実志幸:21回死ねます リザレクト!
"クリムゾンカーテン":諸々有効42点。ダメージ入ったら侵蝕+3点!
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (94 → 96)
任海悠生:リザレクトが滅茶苦茶上手い
国実志幸:凄く安定している
"クリムゾンカーテン":3点上がってもまだリザ圏内
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を3(→ 3)増加 (96 → 99)
"クリムゾンカーテン":そして吹き飛ばしの効果で国実さんを上方向に4m弾きます。カバー出来ると思うなですよ。
▼エンゲージ
【国実】
 (4m)
【魅乗、任海、"ディアボロス"、"クリムゾンカーテン"】
国実志幸:あ~れ~
GM:では演出

"クリムゾンカーテン":「「「? ??」」」
"クリムゾンカーテン":突然の乱入に戸惑ったのは同じ。
"クリムゾンカーテン":しかし、複合された意識がいち早く立て直す。
"クリムゾンカーテン":「「「ぐ、 が るぅ」」」
"クリムゾンカーテン":じゃらり、と平面の影が鎖に変わる。
"クリムゾンカーテン":その先端に生み出されるのは首輪で繋がれた狼。
"クリムゾンカーテン":パシィン!と鞭のようにしならせ地面を打つと、それを合図として影の狼が貴方達に飛びかかる
"クリムゾンカーテン":レネゲイドによって再現された爪と牙は容易にその体を裂く威力を持つ!
春日魅乗:ぱちん、と指を鳴らす。
春日魅乗:周囲に無数の空間への穴が開く。レネゲイドによる再現であろうと……
春日魅乗:その精度が高ければ、模倣元の性質を免れ得ない。
春日魅乗:開いた穴の先から磁力が発生し、鎖を吸い付き引っ張る。
春日魅乗:その攻撃挙動を妨害した。
"クリムゾンカーテン":「「「 !? 」」」
"クリムゾンカーテン":分裂し飛びかかる狼の挙動が制限される
"クリムゾンカーテン":「「「 ぐるぁ! 」」」
"クリムゾンカーテン":それでも、膂力を持って強制的に軌道を修正する
任海悠生:(オルクスの…空間転移?領域での変質じゃなく、それでもあんなにすぐ対応できるなんて…!)
"クリムゾンカーテン":狙う先は…………一瞬、コーヒーの香りが漂う。
"クリムゾンカーテン":白いスーツで出会ったときのように、影の視線が国実さんを見る
"クリムゾンカーテン":「「「 がる……お、りゃあ! 」」」
国実志幸:その視線を真正面から見返し、爪と牙を受け入れる。
春日魅乗:「志幸さん……!」
"クリムゾンカーテン":人の声とともに、束ねた狼の爪と牙がその身を引き裂いた
国実志幸:「問題、ありません」
任海悠生:「…何度も受けて、大丈夫ですか…!?」
国実志幸:引き裂かれた肉が、皮膚が、見る間に治っていく。その身を蝕む痛みも侵蝕も意に介さぬように微笑んで。
国実志幸:「はい。まだ余裕がありますし……」
国実志幸:「こう見えて、痛いのは慣れていますから」
国実志幸:この世に生を受けたその日から。痛みも侵蝕も、必然と共にあったものだから。
"クリムゾンカーテン":「「「 ………! 」」」 ブレる影の輪郭の中に、人の形も多く含まれ始めている。

GM:では次、イニシアチブ7、任海さん
任海悠生:はい!まずマイナーで暴走解除。オートで、ウェポンケースからフォールンピストルを装備。
任海悠生:メジャー。コンボ:オオス=ナルガイの谷《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》。
任海悠生:対象はクリムゾンカーテンの方を。
"クリムゾンカーテン":こーい
任海悠生:後忘れがちなフォールンピストルの効果を起動。リアクションC値+1してくださーい
任海悠生:10dx7+7+1
DoubleCross : (10DX7+8) → 10[1,1,3,3,4,5,5,5,7,10]+10[3,8]+5[5]+8 → 33

任海悠生:うむ 悪くはない…固定値って偉大だな…
"クリムゾンカーテン":えーん!
"クリムゾンカーテン":回避はできないのでガードします。
"クリムゾンカーテン":ダメージをどうぞ
任海悠生:ではここで テレーズさんの効果①:『支援要請:鬼切の古太刀』を貰いたいです
テレーズ・ブルム:がってん~。攻撃力+10、ダメージを与えた相手のEロイスを解除よ。
任海悠生:滅茶苦茶助かります。ではダメージロール!
任海悠生:4d10+8+1d10+10 装甲等有効
DoubleCross : (4D10+8+1D10+10) → 19[3,7,6,3]+8+8[8]+10 → 45

任海悠生:45点装甲等有効ダメージです。hpダメージが通った場合、Eロイスを一つ解除。
"クリムゾンカーテン":だいぶダメージを受けますが、まだギリギリ立っています。
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (117 → 121)
任海悠生:おお 結構通ったのか…
"クリムゾンカーテン":また、《究極擬態》が成功していない状態の"クリムゾンカーテン"はジャームではないため、所持Eロイスはありません。
任海悠生:あっそう言う事なんだ!?
任海悠生:了解です。
"クリムゾンカーテン":ジャームの擬態を行う度にジャーム化が進むことになります。
春日魅乗:なるほどね
"クリムゾンカーテン":狂人のマネゴトをすると狂人。そういうことです。
GM:演出をどうぞ!

任海悠生:ふ、と息を吐く。衝動を抑え込むことに成功する――我ながら大分飲まれやすい方とはいえ、下手を打った。
任海悠生:「ここからは取り戻さないと、ね…!」印形を結ぶように手を組むと、大理石の砲が浮かぶ。
"クリムゾンカーテン":「「「 ッ! 」」」
任海悠生:ちゃ、と手に二つの黒いアクセサリーを持って。
"クリムゾンカーテン":獣の反射速度で警戒する。
"クリムゾンカーテン":狼を繋いでいた影が、空間を遮るように張り巡らされる防御の姿勢。
任海悠生:「この領域は、結構相性がいい方かな――私でも引き出せそう」
任海悠生:「“天の火石に死霊の骸骨、この世の外から来たもの二つ”Clocha tine na bhflaitheas, cnámharlaigh na spioraid mhairbh, agus dhá ní ón taobh amuigh den saol seo.
任海悠生:“外”のもの、と定義付けられた物品がある。
任海悠生:それは隕石であったり、海から流れてきたものであり、村々に訪れた旅人であり、また同様に死者もまた。
任海悠生:「理力球seo a ghlacadh!」
任海悠生:そと、という概念と、任海悠生は相性がよい。彼女は”夢”という彼岸から力を取り出すOVだからだ。
任海悠生:無色透明、定義づけることが出来ない純粋エネルギーが炸裂する。
"クリムゾンカーテン":「「「 ぐぁ!? 」」」
"クリムゾンカーテン":影の鎖は揺れないまま、本体の影のみがひしゃげるように飛ぶ
"クリムゾンカーテン":「「「 なに 不可思議 こわ びっくり! 」」」
任海悠生:それは、テレーズ・ブルムから借りた“隕石”と、“墓石”から呼び出したちから。正しく、“この世のものでない”ものの呼び口となる。
"クリムゾンカーテン":悲鳴のように同時に声を上げつつ、四足獣のような姿勢で起き上がる。
"クリムゾンカーテン":言動と裏腹に、驚愕の中に人の声が戻り始めている。
任海悠生:「…んん。まだジャーム化してない…?そっか、擬態してないから…!」
春日魅乗:「であればなおさら、その形質を取り込ませるわけには参りませんね」
春日魅乗:「あれは引き返せぬものです」
国実志幸:「なら、それを阻止することも私達のお仕事、ということですね」
任海悠生:「…うん!やろう!」
"クリムゾンカーテン":対象の高出力状態に反応して出力を高める、隕石の力。
"クリムゾンカーテン":それを本能的に忌避するように、明確な"視線"が貴方達を見る。

GM:次。イニシアチブ4のお二人!
GM:魅乗さんか国実さんの手番です。
国実志幸:どちらから参りましょうか
春日魅乗:どうぞ!
国実志幸:ではお先に まずはマイナーで1個分ジェネシフト
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (99 → 100)
春日魅乗:天才?
GM:グラサイ使ってる?
任海悠生:上手すぎ
GM:レネゲイドのプロ
国実志幸:侵蝕調整の天才だったのかもしれません
GM:これが代々遺産管理するお家柄の技術か
国実志幸:メジャーは大火黒柝若土鳴伏:アームズリンクLV6+ライトニングリンクLV6+コンセントレイトLV4
国実志幸:D+6、攻撃力+24、HPを8失う、C値-4(下限7)、侵蝕値+8
国実志幸:狙いは本物の"でぃあぼろす"さんで
"ディアボロス"春日恭二:よかろう
国実志幸:9dx7+1
DoubleCross : (9DX7+1) → 10[1,2,3,4,4,6,7,8,10]+10[3,4,9]+2[2]+1 → 23

任海悠生:妖精入れる?
国実志幸:あ、良ければお願いします
任海悠生:ではコンボ:遥けきカダスを求めて≪妖精の手≫。判定を 1dx7+31スタートで振り直して!
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (121 → 125)
"ディアボロス"春日恭二:ミドルで一度も削れなかった妖精がここに来て…!
国実志幸:わーい
国実志幸:1dx7+31
DoubleCross : (1DX7+31) → 6[6]+31 → 37

国実志幸:残念
任海悠生:あっこれはちょうどいい 即席バディムーブで40載せましょう
国実志幸:わーい 至れり尽くせり
春日魅乗:いいもんもってる
"ディアボロス"春日恭二:さてはUGNチルドレンだな?
"ディアボロス"春日恭二:ガードして《イージスの盾》!ガード値1+2d10
国実志幸:ではこちらも雷神の槌の効果でダメージを+2d10します
"ディアボロス"春日恭二:相殺…か
任海悠生:あ、フォールンサラマンダーを入れます。ダメージが+2d10してくださいー
国実志幸:わーい ではダメージ行きます
国実志幸:5d10+10+10+24+2d10+2d10
DoubleCross : (5D10+10+10+24+2D10+2D10) → 40[8,8,9,9,6]+10+10+24+14[4,10]+8[5,3] → 106

国実志幸:出目も大分良いな
"ディアボロス"春日恭二:怖いよ~~~
"ディアボロス"春日恭二:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+15[9,6] → 16

"ディアボロス"春日恭二:16点減らして90点!
"ディアボロス"春日恭二:なん……ですが……
"ディアボロス"春日恭二:HPは40。消し飛んで一度戦闘不能になります。
"ディアボロス"春日恭二:そして《リレーション:春日一族の妄執》を使用。
春日魅乗:やば
"ディアボロス"春日恭二:HP1で復活。
春日魅乗:しないで 妄執!
国実志幸:妄執してる
"ディアボロス"春日恭二:春日一族はこの程度では諦めない
春日魅乗:やな一族!
任海悠生:リレーションアイテムだ…
GM:侵蝕やHPを失って演出するとよい!
国実志幸:HPは8失って戦闘不能になるので、"でぃあぼろす"さんのロイスをタイタス昇華して復活!
国実志幸:国実志幸のHPを14(→ 14)に変更 (2 → 14)
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を8(→ 8)増加 (100 → 108)
国実志幸:では演出を

国実志幸:ふぅ、と。息を一つ小さく吐く。
国実志幸:深く、肺の底から。すると体に入っていた余分な力が抜けていく。
"ディアボロス"春日恭二:眼前に立つのは白いスーツのエージェント。
"ディアボロス"春日恭二:その姿は君にとって見覚えがあり、同時に初対面にも感じる。
国実志幸:すぅ、と。息を一つ大きく吸う。
国実志幸:深く、肺の底まで。すると頭に残っていた余分な思考が消えていく。
"ディアボロス"春日恭二:そう────エージェントとして培った経験。内側に有する雰囲気が、擬態されたものとは違う……そう直感できるかもしれない。
国実志幸:これは幼少の頃から身に着けた、ちょっとした対処法だ。この身体と付き合っていくための。
国実志幸:頭の芯、胸の奥、腹の底。そして手足の先までを駆け巡る痛みを受け流すこと。
"ディアボロス"春日恭二:「貴様は……いや、君はどうやら既に消耗しているようだな?」
国実志幸:内心の澱、思考の隅、記憶の端。常に何処かしらに潜む恐怖を受け入れること。
"ディアボロス"春日恭二:「忠告しよう。私はこれから本気を出す。頭を垂れて戦線を離脱するならば、今のうちだぞ?」
"ディアボロス"春日恭二:その口調は、かつて電波塔の側で同じ姿から掛けられたものとよく似ている。
国実志幸:それらは、常に志幸の生と共にあった。共にあるのだと生まれる前から定められていた。
国実志幸:それが祝福なのか呪いなのか。幸いなのか災いなのか。志幸自身には判断がつかない。
国実志幸:ただ、確かなことがあるとすれば。これらはこの先の人生も志幸と共にあること。
国実志幸:そして、それによって何を齎すかを選ぶのは志幸自身であること。
国実志幸:「私からも、一つ。お伝えしたいことがあります」
"ディアボロス"春日恭二:「何だ?命乞いならば早めにすることだな」
国実志幸:「貴方はとてもお強い方でしょうから、今から最大火力を出します」
"ディアボロス"春日恭二:言いつつ、悪魔じみた異形の腕を構える。
国実志幸:「ですから、お気を付けください」
"ディアボロス"春日恭二:「言うではないか……!」
国実志幸:侵蝕をほんの少し引き出す。例えるなら小さじにほんの一掬い分。
国実志幸:それが不思議なほど自然と出来る。頬に浮かんだ回路を行きかう電流も、心なしか常よりも強く、だけど穏やかで。
国実志幸:だから、銃の中へ電流が流れ込むこと、引鉄を引くこと、その内から雷撃が放たれること。
国実志幸:その全ては一瞬きのうちに。理想的な一射を放つ。
"ディアボロス"春日恭二:「──────ッ!」
"ディアボロス"春日恭二:ぞわり、と全身が粟立つ。
"ディアボロス"春日恭二:急激に広がる光に呼応するように、異形の腕が膨れ上がる。
"ディアボロス"春日恭二:「グッ────────!!」
"ディアボロス"春日恭二:「ウゥウゥゥゥゥゥ!!!」
"ディアボロス"春日恭二:バジィッ!
"ディアボロス"春日恭二:殆どが本能で腕を盾代わりに構え、雷撃の奔流を受け止め────きれない。
"ディアボロス"春日恭二:ドシャァァァァァン!
"ディアボロス"春日恭二:破壊が森の景色ごと抉り取る!
"ディアボロス"春日恭二:雷撃の音が響いた後、すべての音を失って
"ディアボロス"春日恭二:「……ふ、ふふふ」
"ディアボロス"春日恭二:焼け焦げた炭の中から、ボロボロの姿で立ち上がる。
"ディアボロス"春日恭二:「素晴らしい一撃だ、と、褒めてやる……!」
"ディアボロス"春日恭二:「だが、生憎」
"ディアボロス"春日恭二:「先日……とある一件で、子供相手には痛い目にあったばかり……!」
"ディアボロス"春日恭二:「今の私に、油断はないのだ!」
"ディアボロス"春日恭二:ガハ、と血を吐くように笑う
国実志幸:「『油断のない強者が一番強い』と以前読んだ本にも書かれていました」
春日魅乗:「油断のない強者カテゴリでもないと思いますけど……」
国実志幸:「私は強者と呼べるほどの者ではありませんが……せめて油断なく、対峙致しましょう」
任海悠生:「あれを受けておいてああ言えるなら十分以上にすごいと思います…」翳していた手を戻しながら。

GM:イニシアチブ4、魅乗さんの手番です
春日魅乗:はい!
春日魅乗:マイナーなし
春日魅乗:オートアクションでヘヴィマシンガンを装備
春日魅乗:メジャー『テキサスの狙撃兵』:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション》
春日魅乗:春日恭二を攻撃します。
春日魅乗:ダイスが-2個もされてしまって……
"ディアボロス"春日恭二:か弱い攻撃では私を突破することはできんぞ~
春日魅乗:17dx7-1
DoubleCross : (17DX7-1) → 10[1,2,2,4,5,6,6,6,6,7,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,4,6,7,7,8,8,8]+10[2,5,6,7,9]+5[2,5]-1 → 34

"ディアボロス"春日恭二:横長すぎ
春日魅乗:使っておこうかな~
春日魅乗:《宵闇の魔花》。達成値+16。
"ディアボロス"春日恭二:無理はしちゃ駄目だぞ
"ディアボロス"春日恭二:くっ!
春日魅乗:ちょうど50になりました
"ディアボロス"春日恭二:的確!
"ディアボロス"春日恭二:ガード!《イージスの盾》ガード値1+2d10
"ディアボロス"春日恭二:ダメージを!
春日魅乗:春日魅乗のHPを5(→ 5)減少 (11 → 6)
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (113 → 117)
春日魅乗:6d10+12 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+12) → 34[8,4,2,6,6,8]+12 → 46

"ディアボロス"春日恭二:HPは1!しかしガード値がある!
"ディアボロス"春日恭二:1+2d10
DoubleCross : (1+2D10) → 1+13[3,10] → 14

"ディアボロス"春日恭二:うおおお!32点を受けて戦闘不能!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (117 → 121)
"ディアボロス"春日恭二:そして……
"ディアボロス"春日恭二:《蘇生復活》《瞬間退場》《神出鬼没》
"ディアボロス"春日恭二:シーンから離脱します
GM:演出をどうぞ。

春日魅乗:つつい、と宙空を指でなぞる。
春日魅乗:「恭二」
"ディアボロス"春日恭二:「………む」
春日魅乗:「まだ思い出しませんか」
"ディアボロス"春日恭二:レンズの割れた眼鏡をそちらに向ける。
春日魅乗:ついついと大きな円を作っていく。
春日魅乗:空間をつなげる術。彼女のレネゲイド能力としてはそれだけ。
"ディアボロス"春日恭二:「思い出す、と言われても困るな」
春日魅乗:その脅威は、あくまで、そのつなげた先に、何を持ってこれるかに依存する。
"ディアボロス"春日恭二:「私は、君を知らん」
春日魅乗:「……まあそうですよね。我々はいくらでもおりますもの」
"ディアボロス"春日恭二:「そうだとも、見知らぬ少女よ」
"ディアボロス"春日恭二:「私は、私のプライドのために行動する。それこそが"あの方"の前で掲げた欲望であり」
"ディアボロス"春日恭二:「"あの方"に与するものに、弓を引くはずがない」
"ディアボロス"春日恭二:「それ故に"ディアボロス"、春日恭二。……そうだろう?UGNと共に戦う少女よ」
春日魅乗:「はい。では、こちらも僭越ながら名乗りましょう」
春日魅乗:「我が所属はゼノス。我らが付き従う首魁の名は“プランナー”都筑京香」
春日魅乗:「我が姓は春日。誇り高き春日一族に名を連ねるもの」
春日魅乗:「我が名を魅乗。そしてコードは」
春日魅乗:「“翼ある貴婦人ウイングド・レイディ。“獅子の騎士ナイト・オブ・ライオン”の乗騎たれと名乗るものです」
"ディアボロス"春日恭二:「…………」
"ディアボロス"春日恭二:眼鏡を外す。眉間を揉む。再度眼鏡を掛ける。
春日魅乗:「割れてるんですから掛け直しても同じです」
"ディアボロス"春日恭二:「本当に…………」
"ディアボロス"春日恭二:「本当に、忘れるわけがないだろう貴様!!」
春日魅乗:「はあ!?」
"ディアボロス"春日恭二:「いや!」
春日魅乗:「忘れたから名乗ったんじゃないですか!?」
"ディアボロス"春日恭二:「いやいやいや!」
"ディアボロス"春日恭二:「プランナーに付き従うエージェントに対し、"ディアボロス"が牙を向いた等という流言を確認してみれば、この始末!」
春日魅乗:「あっいや、一回は未遂でしたけど……」
"ディアボロス"春日恭二:「折角、身分を隠してUGNの協力者として扱おうとしているのに!!」
"ディアボロス"春日恭二:「名乗るやつがあるか!!」
春日魅乗:「いや……」
春日魅乗:「そっちが帰って下さいよ」
"ディアボロス"春日恭二:「無理だ」
春日魅乗:「何でこっちに責任を負わせるんですか」
"ディアボロス"春日恭二:「私の能力でこの空間に侵入したは良いが、出るすべはない」
春日魅乗:「は?」
"ディアボロス"春日恭二:「もともと、中から外への脱出を封じるためなのだろうな」
"ディアボロス"春日恭二:「どうしたものかな……」
春日魅乗:「……」
"ディアボロス"春日恭二:「経験上。こういう時は、中にいる全員を全滅させると解決する」
"ディアボロス"春日恭二:「そういうことだ。恨みはないが、今回は運がなかったと思って諦めて欲しい」
"ディアボロス"春日恭二:片腕を悪魔の異形へと変貌させる。
春日魅乗:「言っておきますけど。私はあなたやあなたの組織と繋がりがあるとされると困るので」
春日魅乗:「恨みはありますし……それに」
春日魅乗:「運がなかったから諦めるとか」
春日魅乗:「できたらこんな苦労してないでしょう、うちの一族は!」
春日魅乗:彼女のつなげた空間の先に、無数の銃口。
"ディアボロス"春日恭二:「ふはははは、そのとおりだな!」
春日魅乗:彼女の雇用したもの。それが彼女の力。
春日魅乗:「てーっ!」それが変貌した片腕。その人と獣の境となる腕の一点を集中射撃。
"ディアボロス"春日恭二:「では、どうするかね!……。………レディ!」
春日魅乗:「決まってるじゃないですか」
春日魅乗:「弱点を容赦なく突きます」
"ディアボロス"春日恭二:「グワァァァァァァァーーーー!!!!」
春日魅乗:「対身内なので……」
"ディアボロス"春日恭二:「やめろ!!!そこに装甲はない!!」
春日魅乗:「はい。だからやりますね」
"ディアボロス"春日恭二:分厚い皮膚で覆われた部位を避けて、執拗に関節部が狙われる。
"ディアボロス"春日恭二:「グゥッ……!!!腕の重さが……!回避が出来ぬ!」
"ディアボロス"春日恭二:「くっ……!」的確な一点に射撃を続けられ、ついに膝を折る
"ディアボロス"春日恭二:「ま、まだだ、まだ、負けるわけには……!」
"ディアボロス"春日恭二:はらり、と崩れた髪型の奥から、執念に瞳を燃やす。
"ディアボロス"春日恭二:「こんな、短期間に、二度も負けるわけには……!?」
"クリムゾンカーテン":その体が、足元から影に覆われる。
春日魅乗:「……!」
"クリムゾンカーテン":空間と一体化したクリムゾンカーテンが、春日恭二を吸収……あるいは排除にかかった
"ディアボロス"春日恭二:「な、なに!?」
"ディアボロス"春日恭二:「待て、私は味方だ……!相対的には…!」
"ディアボロス"春日恭二:「おのれ、覚えていろUG……!」
"ディアボロス"春日恭二:とぷん。
"ディアボロス"春日恭二:最後まで言えずに、地面に溶け込んでいく。
"ディアボロス"春日恭二:レネゲイドの痕跡すら見当たらない────少なくとも再度突入することはないだろう。
"クリムゾンカーテン":「「「 ………… 」」」
"クリムゾンカーテン":「「「 めいわく でした か? 」」」
"クリムゾンカーテン":首を傾げた気配
春日魅乗:「まあ全部迷惑でしたが……」

GM:では、クリンナップ……の前に。
"クリムゾンカーテン":《加速する刻》 メインプロセスを行います。
任海悠生:何ッ
"クリムゾンカーテン":マイナーで《究極擬態》。成功した場合、オートタイミングエフェクト《イージスの盾》《復讐の刃》を獲得
春日魅乗:しないで
国実志幸:普通に強いヤツ覚えようとしてくる
任海悠生:うわあやめろ
"クリムゾンカーテン":また、《Eロイス:殺刃圏》が取得されます。クリンナップに2Dダメージ
"クリムゾンカーテン":知覚判定!
"クリムゾンカーテン":5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,3,4,5,10]+3[3] → 13

国実志幸:だからクリンナップの前なの!?
任海悠生:そう言う事かよ 知覚行きます
"クリムゾンカーテン":"クリムゾンカーテン"自身のエフェクト《異世界の因子》 シーン中に使用されたエフェクトをLV1で取得
"クリムゾンカーテン":任海さんの妖精の手をコピー
"クリムゾンカーテン":そのまま使用します
任海悠生:止めて!!
春日魅乗:こいつ……
"クリムゾンカーテン":1dx+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 2[2]+20 → 22

"クリムゾンカーテン":22!対抗せよ!
春日魅乗:4dx+1>=22
DoubleCross : (4DX10+1>=22) → 9[5,5,9,9]+1 → 10 → 失敗

任海悠生:7dx>=22
DoubleCross : (7DX10>=22) → 10[1,2,3,4,5,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

春日魅乗:宵闇残ってればな……
国実志幸:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[2,2,3,8,9] → 9

任海悠生:一回は回した…!
任海悠生:妖精でチャレンジしてみますね
国実志幸:頑張れ~
任海悠生:コンボ:遥けきカダスを求めて≪妖精の手≫を自身に使用。1dx+20スタート。
任海悠生:1dx+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 2[2]+20 → 22

任海悠生:同値とはな…
GM:あぶね。
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (125 → 129)
春日魅乗:ヒュウ!
GM:リアクション側なので同値成功です
国実志幸:ナイス!
任海悠生:あぶね~~~
"クリムゾンカーテン":エフェクトの取得はありません。
"クリムゾンカーテン":そのままメジャーアクション
"クリムゾンカーテン":エネミーエフェクト《悪食の食卓》。シナリオ中、このエネミーのHPを+20。
"クリムゾンカーテン":周りのものを取り込んでHPを回復。
"クリムゾンカーテン":演出は先程行われたので省略します。
"クリムゾンカーテン":また、生きている物は吸収できないため、春日恭二は吸収されず排除されました。
GM:クリンナップ!春日恭二からのダイスデバフが消えます。

GM:2R目を開始します。
GM:セットアップから!
"クリムゾンカーテン":セットアップなし!
任海悠生:なし~
国実志幸:火力が要る状況でもなさそうだし、無くていいかな
春日魅乗:ないです~
GM:はーい

GM:ではイニシアチブ10、クリムゾンカーテンから。
"クリムゾンカーテン":マイナーで【どうして貴方の牙は大きいの?】《堕落の爪》。メインプロセスの攻撃でダメージを与えた場合、侵蝕+3。
"クリムゾンカーテン":更に《究極擬態》
"クリムゾンカーテン":判定に成功した場合、メジャータイミングのエフェクト《獣の力》《獣の殺意》《飛礫》《増碗》を取得します
"クリムゾンカーテン":知覚判定!
"クリムゾンカーテン":5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[3,4,4,5,10]+5[5] → 15

国実志幸:さっきからめっちゃ回すなぁ!
"クリムゾンカーテン":強い。 リアクションどうぞ
テレーズ・ブルム:私の支援もあるよ
春日魅乗:4DX+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 8[1,2,2,8]+1 → 9 → 失敗

任海悠生:知覚!
任海悠生:7dx>=15
DoubleCross : (7DX10>=15) → 10[3,3,3,3,5,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

任海悠生:3足りねえ また妖精すれば超えられるけど…
国実志幸:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[2,3,3,6,6] → 6

GM:任海さんもしっかり回してくるな…!
"クリムゾンカーテン":言ってなかった。今回取得するEロイスは《さらなる絶望》です。
任海悠生:それはマジで困る!コンボ:遥けきカダスを求めて≪妖精の手≫を自身に。1dx+20スタート!
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (129 → 133)
任海悠生:1dx+20>=15
DoubleCross : (1DX10+20>=15) → 7[7]+20 → 27 → 成功

GM:知覚が強い
GM:ではエフェクトの取得はなし!
"クリムゾンカーテン":そのままメジャーアクション。
"クリムゾンカーテン":【お前を食べるためさ】《C:キュマイラ》《鬼の一撃》《吹き飛ばし》《形なき剣》《要の陣形》
"クリムゾンカーテン":ガードした場合攻撃力+10。ドッジダイス-3D。
"クリムゾンカーテン":対象は至近の任海さんと魅乗さん
春日魅乗:やめて~
任海悠生:ギエ~
"クリムゾンカーテン":判定入れます
"クリムゾンカーテン":13DX7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[3,4,4,4,4,4,6,6,8,8,8,9,10]+10[4,6,7,8,8]+10[2,7,9]+10[5,8]+10[8]+10[8]+10[7]+2[2]+4 → 76

"クリムゾンカーテン":やるき
国実志幸:やる気に満ちてる
"クリムゾンカーテン":リアクションどうぞ
任海悠生:キツい ドッジ…!
任海悠生:5dx>=76
DoubleCross : (5DX10>=76) → 10[3,3,8,10,10]+10[5,10]+9[9] → 29 → 失敗

GM:すごくない?
任海悠生:メッチャ回したけど流石に無理!
春日魅乗:やりすぎ
春日魅乗:4dx>=76 ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=76) → 9[2,3,4,9] → 9 → 失敗

GM:ダイスがめっちゃ回ってるテレーズ直属
"クリムゾンカーテン":カバー無ければダメージ!
春日魅乗:《領域の盾》使います!任海さんに私をカバーしてもらいます
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (121 → 125)
任海悠生:了解ですよーっ
"クリムゾンカーテン":ではダメージ!
"クリムゾンカーテン":8d10+10 ダメージを与えた相手を4m 移動
DoubleCross : (8D10+10) → 52[2,7,10,8,4,9,6,6]+10 → 62

"クリムゾンカーテン":62点!
任海悠生:普通にしぬ 同行者/春日魅乗 〇感服/恐怖こちら昇華してhp11で復活。
"クリムゾンカーテン":ダメージを与えた任海さんを後方(マップの下)に移動させます。
▼エンゲージ
【国実】
 (4m)
【魅乗、"クリムゾンカーテン"】
 (4m)
【任海】
GM:では演出!

"クリムゾンカーテン":「「「 邪魔 しないで ね 」」」
"クリムゾンカーテン":「「「 わたし僕 は 」」」
"クリムゾンカーテン":「「「 顔を 手に入れ 」」」
"クリムゾンカーテン":「「「 る! 」」」
"クリムゾンカーテン":じゃら、と鎖が唸る。
"クリムゾンカーテン":その先端が、地面から新たな影を引きずり出す。
"クリムゾンカーテン":それは先程まで、"ディアボロス"の腕に顕現していたような悪魔の姿。
春日魅乗:「あれは……!」
"クリムゾンカーテン":腕から補われた全体の"こうであろう"という想像の形が、鎖に繋がれて引きずり出される。
春日魅乗:「いけません、そんなもの……!」
"クリムゾンカーテン":「「「 る、お、おおお! 」」」
春日魅乗:「絶対色々良くない影響出ますよ!」
春日魅乗:「すぐ捨ててしまいなさい!」
"クリムゾンカーテン":「「「 だいじょう ぶ ! 」」」
任海悠生:「ちょっとまずいですね…!“バルザイ&クラネス”、第二定格起動--」
"クリムゾンカーテン":「「「 実在の人物には関係ない!! 」」」
"クリムゾンカーテン":巨大な悪魔が腕を振り上げて、君達を殴りつける!
"クリムゾンカーテン":地面をえぐるほどの衝撃が発生した
春日魅乗:「くっ……」びりびりとした衝撃が、空間定義を乱す。
春日魅乗:思うような展開がままならない。
任海悠生:「”主は問われた。汝は何者かDominus interrogavit. Quis es”」最も読まれた書物、そのうちの名を問う一節。
任海悠生:変形に対する対抗定義。自己の姿を“答えさせる”ことで、引き戻す機能。
"クリムゾンカーテン":「「『 私は……! 』」」
"クリムゾンカーテン":何者でもなく、故に何者にもなれる。
"クリムゾンカーテン":『カーテン』の向こう側に問われる言葉に、自然と答えを返す
"クリムゾンカーテン":「「「 クリムゾンカーテン、誰かじゃない 」」」
"クリムゾンカーテン":「「 『名前のない誰か』じゃない…! 」」
"クリムゾンカーテン":輪郭がブレる。あるいは、ブレが弱まる。
"クリムゾンカーテン":人の形だと判別出来る程に輪郭を伴い、巨大な悪魔が霞がかる
"クリムゾンカーテン":「「 うわああああああ! 」」
任海悠生:「そうでしょう!なら、その腕は、そんなに大きくはなく、悪魔の姿をしていない--」霞がかったそれを、受け止める。
"クリムゾンカーテン":最後に残った腕だけで、かろうじて任海さんを弾き飛ばし、空気が揺れる
任海悠生:「、ぐ…、ぎりぎり引きはがせましたけど、やっぱり痛いですね…!」
"クリムゾンカーテン":「「 はあ、 はあ……! 」」
"クリムゾンカーテン":じゃら、じゃらと振り回す影の鎖が、金属の質感を伴い始めた
GM:イニシアチブ7、任海さんの手番です。
任海悠生:はい~ マイナーで買っておいたホローポイント弾を使用。
任海悠生:メジャー。コンボ:オオス=ナルガイの谷《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》にて攻撃。
任海悠生:そしてフォールンピストルのリアクションC値+1も使用しておきます。
"クリムゾンカーテン":えーん
任海悠生:12dx7+7+1 シューターズジャケット効果にDBなど込み。
DoubleCross : (12DX7+8) → 10[1,2,3,4,5,6,7,9,10,10,10,10]+10[1,6,7,9,9,10]+6[1,4,5,6]+8 → 34

任海悠生:まあ悪くはない…
"クリムゾンカーテン":C値で回避できないのでガードします。破壊の爪の1。
"クリムゾンカーテン":ダメージください
任海悠生:ダメージ前に、テレーズさんの鬼切効果を貰って、最後のフォールンサラマンダーを自身に使用します!
テレーズ・ブルム:攻撃力+10!
任海悠生:4d10+8+1d10+10+2d10 装甲等有効!
DoubleCross : (4D10+8+1D10+10+2D10) → 18[2,7,1,8]+8+6[6]+10+14[8,6] → 56

任海悠生:まあまあな感じ
任海悠生:あ、すみません。ホローポイント弾の効果忘れてた。+3されて59です
"クリムゾンカーテン":ぎゃー!それを食らうと、残りHPを超えますので……
"クリムゾンカーテン":一旦戦闘不能!そして
"クリムゾンカーテン":《春日恭二》のロイスをタイタス化して復活します。
任海悠生:うわあタイタス使ってきた~~
任海悠生:任海悠生の侵蝕率を4(→ 4)増加 (133 → 137)
"クリムゾンカーテン":これで残りロイスは1。コレ以降の復活はありません。
GM:演出をどうぞ!

任海悠生:大きく息を吸い、吐く。咄嗟の判断だったが、異界侵蝕から引き戻すための機能はよく効いたようだった。なら、同系を用いるべき。
任海悠生:「“アドナイ エロヒム ツァバオト シャダイ、万軍の主なる神の御名により、Adonai Elohim Tsabaoth Shaddai, in nomine Domini, Dei exercituum, ”」
任海悠生:左拳を額に当て、右拳を胸元に当てる。
"クリムゾンカーテン":「「 ! 」」 あの能力はまずい。そう学習して警戒の構えを取る。
任海悠生:「”主の右に座すもの、天の剣たる汝、その刃を貸し与えたまえ”ui sedet ad dexteram Dómini invocát te, gládium cæli
"クリムゾンカーテン":何かを呼び出すのではなく、両腕に繋がる鎖自体を変形・延長して、鞭のようにしならせた。
任海悠生:天に刃がある。
任海悠生:それはどのような形をしたのか、どのような色をしたのか、どのような鋭さをもつのか--それらすべて、見た者、角度、瞬間によって全く違うものに見えた。
"クリムゾンカーテン":能力が召喚であるならば、弱点は術者自身とは別に召喚されること
"クリムゾンカーテン":「「 なら あなたを たたく…! 」」
"クリムゾンカーテン":ジャラララ、と蛇のように唸る鎖が、任海さんへと迫る
任海悠生:「“汝、何者なるか”Dominus interrogavit. Quis es。……行って!」
任海悠生:天使ミカエルの召喚術。彼の剣はなにものをも切り裂くという。
"クリムゾンカーテン":分析し、対策する。混在した意識ではなく、メインとなる意識でそう判断した。
任海悠生:それは、魔術的に、とある問いの別名でもある--
"クリムゾンカーテン":故に。意識を核とする剣は的確にその対処を行う形状を取り。
任海悠生:「これは、本当に大したことない術なんだ」
任海悠生:「“あなたが己自身が何かを知っているなら”!」
"クリムゾンカーテン":「「 なッ……! 」」
"クリムゾンカーテン":『自分の能力への最も的確な対処』が行われた
"クリムゾンカーテン":ギィン!
"クリムゾンカーテン":不規則にうねる鎖の根本が断たれる。
"クリムゾンカーテン":影に包まれた表情が驚愕を表していた。

GM:イニシアチブ4のお二人の手番!
国実志幸:どっち行きます?
春日魅乗:やっちゃえ!
"クリムゾンカーテン":来い!
国実志幸:ではマイナー無し、メジャーコンボで参ります!
国実志幸:大火黒柝若土鳴伏:アームズリンクLV6+ライトニングリンクLV6+コンセントレイトLV4
国実志幸:D+6、攻撃力+24、HPを8失う、C値-4(下限7)、侵蝕値+8
国実志幸:あ、いや すみません、ライトニングリンクは抜きます
"クリムゾンカーテン":よかろう
国実志幸:多分火力足りるし、むしろ入れてるとこっちが死ぬ
国実志幸:では改めて判定をば
国実志幸:13dx7+1
DoubleCross : (13DX7+1) → 10[1,3,3,3,3,5,5,5,5,7,8,10,10]+10[1,5,7,7]+4[3,4]+1 → 25

"クリムゾンカーテン":よーし回避しちゃうぞ~
春日魅乗:《宵闇の魔花》あげる!
国実志幸:貰います!
春日魅乗:HP-5して達成値+16してね~
春日魅乗:あっHPないんだっけ
国実志幸:国実志幸のHPを6(→ 6)に変更 (14 → 6)
国実志幸:あれ すみません、ちょっとだけ待ってください
国実志幸:前回の攻撃終わりにタイタス切って14になってるから宵闇の5と自分の遺産の3減って6の筈!
春日魅乗:はーい!
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を4(→ 4)増加 (125 → 129)
国実志幸:ならライトニング入れてもギリ大丈夫だったな まあ良し!達成値は41!
"クリムゾンカーテン":素晴らしい計算だ。
"クリムゾンカーテン":回避します
"クリムゾンカーテン":8dx>=41
DoubleCross : (8DX10>=41) → 10[1,1,3,8,10,10,10,10]+5[1,2,4,5] → 15 → 失敗

"クリムゾンカーテン":1回目の10をもっと分割しよう!
"クリムゾンカーテン":ダメージください
国実志幸:5d10+10+10
DoubleCross : (5D10+10+10) → 27[5,6,5,9,2]+10+10 → 47

"クリムゾンカーテン":火力~
"クリムゾンカーテン":HPはタイタス復活で15!消し飛びます。
国実志幸:国実志幸の侵蝕率を4(→ 4)増加 (108 → 112)
"クリムゾンカーテン":そして復活ありません。戦闘不能
GM:貴方達の勝利です!
GM:演出もどうぞ。
春日魅乗:やった~

国実志幸:体内を駆け巡る電流を意図して抑える。大勢が決しつつある今、必要なのは全力の攻撃ではない。
国実志幸:「ええと、"くりむぞんかーてん"さん」
"クリムゾンカーテン":「「 なに かし ら 」」
"クリムゾンカーテン":弾けた鎖が霧散し、新たに手元で影の鎖が編まれ始める。
"クリムゾンカーテン":黒い影の向こうから、視線が君を射抜く。
国実志幸:「あなたは恐ろしいのですか?」
国実志幸:自分の目から見た彼女は、ずっと恐怖に急き立てられているように見えた。
国実志幸:荒れ狂い、力を振るい、猛々しく。だけどその裏側にあるのは誰かへの敵意ではきっとなく。
"クリムゾンカーテン":「「 ………  」」
"クリムゾンカーテン":「「 こわい 」」
"クリムゾンカーテン":「「 こわいよ 」」
"クリムゾンカーテン":いくつかの声音が重なる
"クリムゾンカーテン":「「 わたしは だれなの 」」
"クリムゾンカーテン":「「 いまのわたしは さっきとおなじなの? 」」
"クリムゾンカーテン":「「 わたしは 」」
"クリムゾンカーテン":「「 "私"の証が、ほしい 」」
"クリムゾンカーテン":警戒の構えを取るまま答えを返す。
国実志幸:「大丈夫ですよ」
国実志幸:なんと空々しいことだろうか。ただ調べた以上のことを知らない、彼女の気持ちを理解できるわけでもない自分の言葉の、なんと軽いことか。
"クリムゾンカーテン":「「 なに、が 」」
"クリムゾンカーテン":「「 あした きえるかも しれない 」」
国実志幸:だけど、自分が怖かったときに欲しかったものを思えば、ごく自然と口を突いて出た。
"クリムゾンカーテン":「「 そんな 恐怖が あなたに……! 」」
"クリムゾンカーテン":戦闘の始めは獣の唸り声だったような声が、人の発音に近くなっている。
国実志幸:「私も、明日の命が知れない身だったことがあります」
国実志幸:「今日眠って、明日の朝には目が覚めないかもしれない日がありました。明日目が覚めたとして、もう眠るのを待つだけかもしれない日がありました」
国実志幸:「それでも、大丈夫でした。今私はここに居て、あなたとお話ししています」
国実志幸:「私はあなたが"くりむぞんかーてん"さんだと知っていて。それは魅乗さんも任海さんも乱菊さんも同じです」
国実志幸:「だからきっと、大丈夫です。あなたがあなたであると、知っている人が居るから」
国実志幸:稚拙な証明だ。子供の言い分だ。何の当てにもならない、思い付きのような慰めだ。
国実志幸:それでも、自分が怖いときに欲しかったのは。誰かの「大丈夫」だったから。
"クリムゾンカーテン":「「 ………! 」」
"クリムゾンカーテン":「「 それ でも 」」
"クリムゾンカーテン":「「 それ、でも! 」」
"クリムゾンカーテン":周りの見ている自分が、本当に自分の姿か自信が持てない。
"クリムゾンカーテン":一秒後で、姿の変わった自分は『皆』から認識されないかもしれない。
"クリムゾンカーテン":だから纏う必要があった。誰に聞いても確立された自己。
"クリムゾンカーテン":何が有っても揺らがない自信を体現したような姿を。
"クリムゾンカーテン":結局、それでも、それは『私』ではなくて
"クリムゾンカーテン":「 それでも! 」
"クリムゾンカーテン":「 私が、私のことを一番知りたいよ! 」
"クリムゾンカーテン":ジャラララ!
"クリムゾンカーテン":編み直された影の鎖が蛇のように国実さんに襲いかかり───
"クリムゾンカーテン":実態のない影としてすり抜ける。
"クリムゾンカーテン":「 あっ……? 」
国実志幸:受け止めようとした痛みが来ずに、ぱちりと瞬く。
"クリムゾンカーテン":輪郭を揺らがせる影が徐々に薄まっていく。
"クリムゾンカーテン":同じ痛みを持ち、变化する体を見てきた国実さんの瞳が、変化の中に『共通点』を定義していく。
"クリムゾンカーテン":故に、『誰でもない』影に、決まった形が与えられていく。
"クリムゾンカーテン":「あ………」
"クリムゾンカーテン":鎖の影が根本まで解けて……その先の指が、実体を持つ肌色に変わる。
"クリムゾンカーテン":「……………」
"クリムゾンカーテン":「……体だ」
"クリムゾンカーテン":信じられないように、影のヴェールを残した顔で国実さんを見た。
"クリムゾンカーテン":「……これは、貴方の能力?」
国実志幸:「……ふふ」 きょとんとその成り行きを眺めていたけれど、同じく放心した様子の彼女に少し微笑んで。
国実志幸:「いいえ、いいえ。私の力は雷だけです」
国実志幸:「だからこれは、言うなれば――絆の力というものでしょう」
国実志幸:「素顔のあなたにお会いできて嬉しいです。"くりむぞんかーてん"さん」
国実志幸:「あなたがどんな人なのか。良ければ、もっと教えていただけませんか?」
"クリムゾンカーテン":「…………」顔にかかった影を、フードのように下ろす。
"クリムゾンカーテン":拒絶ではなく、もっとどうしようもない、照れのような感情が生まれたからだ
"クリムゾンカーテン":「…………私は………"クリムゾンカーテン"」
"クリムゾンカーテン":ぼつぼつ、と少女の声が小さく発せられる。
国実志幸:「はい。存じ上げております」
"クリムゾンカーテン":「………名前、は」
"クリムゾンカーテン":「いぬい」
"クリムゾンカーテン":それは、孤児として研究されていた頃の名前。
"クリムゾンカーテン":いぬい あんず、と名乗った瞬間。少女と繋がっていた空間が歪む。
"クリムゾンカーテン":それと同時に、気の緩んだ少女が気を失った。
GM:森の中だった景色は、セーフハウスへと戻る。
GM:そこには貴方達3人と、気を失った少女。
国実志幸:「わわっ」 慌てて少女に駆け寄って、脈や息を確認する。
GM:そして、あの空間に巻き込まれ、わけも分からず奔走していたらしい小林乱菊が、わけもわからない顔で存在していた。
任海悠生:「…解決した…んでしょうか。ふぅ」
いぬい あんず:「………」気を失っている。
いぬい あんず:ただし、その呼吸は穏やかだ
春日魅乗:「どうにもそのようで……」
国実志幸:眠っているだけだと理解して、ほうと安堵の息を吐く。
小林乱菊:「……………???」疑問符を浮かべているが、貴方達が警戒していないのを見て、肩を力を抜く。
小林乱菊:「……よくわかりませんけど……」
小林乱菊:「一件落着、ということでしょうか……?」
国実志幸:「ええと、多分そう出来ると思います」
春日魅乗:「もともと、余計な絡まりが多かっただけですからね」
春日魅乗:「あるようになっていくだけだとも思います」
国実志幸:「そうですね。"灰色りんご"だって、いぬいさんにお渡ししようという話もありましたし」
任海悠生:「ともあれ…まずは、報告ですね!」
春日魅乗:「はい。伝えるべきものは伝えるべきところに」
国実志幸:こくりと二人に頷いてから、眠っているいぬいさんへ一度視線を落として。
国実志幸:「目が覚めたら、またお話しを聞かせてくださいね」
国実志幸:なるべく優しくそう囁いた。


GM:バックトラック!
GM:Eロイスは以下の3つ!
《Eロイス:殺刃圏》
《Eロイス:さらなる絶望》
《Eロイス:ありえざる存在》
GM:これらは《究極擬態》が成功した場合に取得される予定でした。
GM:Eロイス分を振る方は宣言し、そのままロイス分も振ると良いでしょう
任海悠生:Eロイス多いなあ!阻止できてよかった 振ります
任海悠生:137-3d10
DoubleCross : (137-3D10) → 137-18[7,3,8] → 119

国実志幸:"くりむぞんかーてん"さんに〇共感/不安でロイスを取って5個!Eロ無しで振ります
国実志幸:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-18[6,2,1,1,8] → 94

国実志幸:出目こわ
GM:手番ごとにマイナー、オート、メジャーの順で取得する予定でした。
任海悠生:流石に一倍で戻れるやろ 一倍。
GM:反動来てる こわ
任海悠生:119-5d10
DoubleCross : (119-5D10) → 119-36[8,9,4,10,5] → 83

任海悠生:ヨシ!5点です。
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を3d10(→ 16)減少 (129 → 113)
春日魅乗:1倍振りします~
春日魅乗:春日魅乗の侵蝕率を5d10(→ 24)減少 (113 → 89)
任海悠生:全員5点帰還ですね よかった
GM:では全員5点!
GM:諸々の評価5点、シナリオ10点、Eロイス3点、合計18。
GM:ここにロイス分を含めた23点を配布します!
任海悠生:ありがとうございます~~頂きます GMは23×3÷3+1で24点かな
GM:そのはず!
GM:サクサク。
GM:ではこれでバックトラックは終了!
GM:EDに入っていきます


【エンディング:春日魅乗】

//=====================
// Ending 春日魅乗
//=====================


GM:◆宗像家 パーティホール
GM:事件が収束してしばらく。
GM:貴方は宗像みさきの誕生パーティに招待されていた。
GM:主役である宗像みさきとホストとしての挨拶の後、豪奢な立食形式でパーティが開催される。
GM:責任・立場を感じさせるふるまいの身についた大人達が、入れ替わり立ち替わり会話を続けている。
GM:そうした場で、貴方も本領を発揮していた頃だった。
宗像みさき:「こんにちは、魅乗様」
宗像みさき:来賓に対しての挨拶が落ち着いた頃、貴方に声をかけてくる。
春日魅乗:「本日はお招きいただきまして光栄にござります」仰々しく礼をする。
春日魅乗:「みさき様に置かれましては16歳になられましたとのことで……」
宗像みさき:「こちらこそ、私共のためにご足労いただき……」
宗像みさき:こちらも、同じくきちんとした礼を返す。
春日魅乗:「久方ぶりにお会いしますが、ますますお美しくなられたようですね」
宗像みさき:「ありがとうございます。魅乗様も、ご健勝でなによりです」
宗像みさき:「家のものが、気合を入れて着飾らせてくれたもので」
宗像みさき:気品のあるドレス姿で、化粧が崩れない程度に笑う。
春日魅乗:「もう……そこはこうでしょう」
宗像みさき:「はい?」
春日魅乗:「全然久方ぶりでもないですよね、です」
宗像みさき:「っ…!」ぷるぷる、と吹き出すのをこらえる。
宗像みさき:「も、もう」
宗像みさき:「魅乗様も忙しいと思って、これでも気を使ったんですのに」
宗像みさき:言葉ほど咎めていない。
春日魅乗:「みさきさん。おめでとうございます」改めて気安い風に言う。
宗像みさき:「えぇ、ありがとうございます。魅乗様」
春日魅乗:「まあ色々ありまして。身内の不祥事ですとか……でもそんな話はいいんです」
春日魅乗:「面白くないので……」
宗像みさき:「あら……」口元に手を当てる
宗像みさき:「魅乗様がそう仰るなら、よっぽどなのでしょうね…」
宗像みさき:あえて口にはせず、目線だけで友好的な憐憫を示す。
春日魅乗:「うっその視線が何より重い……」
宗像みさき:「すみません、嘘がつけないもので……」
春日魅乗:「こほん」
宗像みさき:「こほんこほん」
宗像みさき:「ええと、なにか力になれることが有ったら仰ってくださいね」
春日魅乗:「本当ですか?」
春日魅乗:「実はぜひ……お力添えいただきたいことがあるんです」
宗像みさき:「…………これが、お家のことでしたら空手形を送るのは愚中の愚なのですが」
宗像みさき:「お友達なら問題ありません。何でしょう」
春日魅乗:「ここに招きたい者がおりまして」
春日魅乗:「私はただの招待客ですから。それをさせて頂くには……」
宗像みさき:「ふむ?」
春日魅乗:「ホスト側の許可がいると存じまして」
宗像みさき:「ふむ。たしかにそうですね。お気遣いありがとうございます」
春日魅乗:「みさきさんのお誕生日を、是非にお祝いしたいと」
宗像みさき:「ありがとう存じます。構いませんよ。魅乗様のお知り合いでしたら、友好的な方でしょうし」
宗像みさき:「といっても、今から連絡しては間に合わないかもしれませんが……」
春日魅乗:「ええ、変な殿方とかじゃないですよ」
春日魅乗:「私達と変わらぬ年くらいの女の子です」
春日魅乗:「私とみさきさんの歳はもう1も離れてしまいましたが……」
宗像みさき:「そんなに年上扱いすると、本当に妹扱いしちゃいますよ?」
春日魅乗:「みさきお姉様ったら……」
春日魅乗:「いえ?“そう言っていただけると思っておりましたので”」
宗像みさき:「……ほう?」
春日魅乗:「思っておりましたので……“待たせております”」会場の扉のひとつを指す。
宗像みさき:「なるほど。ですが年上ですので、ここは甘えさせる実績といたしましょう」緩やかに胸を張る。
春日魅乗:外へと繋がる扉ではないはずだ。
宗像みさき:いざという時の会場図は頭に入れている。
宗像みさき:「では、これ以上お待ちさせるわけには行きませんね」
宗像みさき:扉に近づいていく。
春日魅乗:きいと扉を開いて。
春日魅乗:「それっ」その背中を押して部屋へ。
春日魅乗:その中には、彼女が事前に繋いでおいた空間からやってきた、
春日魅乗:招待を受けていない少女の姿がある。
宗像みさき:「きゃっ」転ぶような無様はしない。ただ一歩、前に出る。
春日魅乗:パタンと扉を閉めてしまう。
宗像みさき:そしてその視界の先に。
小林紅葉:慣れないドレス姿で、緊張で固まってる少女。
小林紅葉:「あっ、あの!?バイトって聞きましたけどスタッフの方ではなく…!?」
小林紅葉:「………お?」
宗像みさき:「え?」
宗像みさき:「え、え、えっ」
宗像みさき:「………────!?」
GM:防音処理された扉の向こうから、そんな驚愕の声が響いてくる
GM:貴方の仕込みが成功したことが手にとるようにわかるだろう
春日魅乗:「ふふ、ふふふ……」
春日魅乗:その驚きと、それからくる歓喜の声。それをもたれる扉越しに背に聞く。
春日魅乗:「まったく……みさきさんも単純な人。こんな仕込みであんなにも喜んで……」
春日魅乗:「そんな風では大人になってから心配です」
春日魅乗:「……ふふ」
春日魅乗:「そんなに喜びます?そんなに」
春日魅乗:「ふふ……」
春日魅乗:ここでやるべき仕込みは、全て済ませたのだ。
春日魅乗:あとはただ、貸しを作ったまま去ればそれですべて終わるだろうが。
春日魅乗:しばらくそうしていた。
GM:パーティ会場の中はそれぞれの思惑が交差し、様々な人が目的のために動いていた。
GM:その中で、ただ一人。
GM:少女だけが、目的を達成した余韻を受け止めていた。


【エンディング:任海悠生】

//=====================
// Ending 任海悠生
//=====================


GM:◆図書室
GM:昼休み。人の気配が活気づく中、そんな活気がまばらに遠く感じる静寂が図書室を支配していた。
GM:あなたのこの一ヶ月は忙しかった。
GM:事件後もテレーズ・ブルムの護衛と視察はまだ終わらず、むしろ本来の業務に奔走することになった。
任海悠生:ある意味、業務上事件の解決という方がイレギュラーなのはそうなのだけど、自分は臨時のピンチヒッターだろうと油断があったのは否めない。
GM:というわけで放課後の時間があまり取れなくなったため、昼休みを使って以前約束した勉強の話を履行することになったのだ。
小林紅葉:「悪いねとーみちゃー。昼休みなのに休ませないで」
任海悠生:何とか普段の趣味とか料理とかの時間を削って、業務とか学校の学習の時間は捻り出してはいたけれど。
小林紅葉:ぐるぐると渦を巻いた甘いパンを食べている。
任海悠生:「ううん、私だって随分約束したのに待たせちゃったしね…」少し苦笑気味に。
小林紅葉:「てか、大丈夫?なんかお疲れモード?」
任海悠生:開いた化学の教科書と問題集を置いて。
任海悠生:「ああ、ちょっとバイト先でばたばたしちゃって…それが長引いちゃったから」んんー、と身体を伸ばす。
小林紅葉:「うわすご」
小林紅葉:「あ、失礼。バイト?大変だね~」
小林紅葉:目線を顔に戻す。
任海悠生:「何が…?あ、うん。まあ流石にそろそろ落ち着くと思うんだ。本当ならもっと上の人がやることだし…」
小林紅葉:「私もこないだ、バイト先でえらい目に会ってさ~…」
小林紅葉:「そんなん任されてるんだ。チーフじゃん」
任海悠生:「まあ、何というか。偉い若い女の人だったから、同じ性別の人の方がいいってことでね…」
小林紅葉:「そのうち副店長とかになるんじゃないの~」ケラケラと笑う。まさか本社のおえらいさんとは思っていない。
小林紅葉:「あ~。そゆかんじ~」
任海悠生:「そこまで責任は持てないかなあ…」少し苦笑して。
小林紅葉:「高校生にそこまで求められてもねぇ……」
任海悠生:「で、小林さんもなにかあったの?」
小林紅葉:「あ、そうそう。聞いてよとーみちゃ」
任海悠生:「はいはい」
小林紅葉:「ほら、私ってカフェでバイトしてるじゃん」してるのだ。
任海悠生:「うん、前教えてくれたね。ケーキとか軽食がおいしいんだっけ」
小林紅葉:「そうそう。賄で出るからマジでやばい」
小林紅葉:「あ。それで、臨時で別の場所の配膳とか、って聞いてヘルプ入ったんだけどさー……」
小林紅葉:「なんか呼ばれた先が金持ちのパーティで、あれよあれよという間に参加者に……!」
小林紅葉:うおおお、と両手をわなわなさせている。
任海悠生:「企業グループ的なものなのかな…?って、そんなことあるの」目をまるくする。
小林紅葉:「そう。あるの。……てか、正式なバイトと言うか」
小林紅葉:「サプライズゲスト的な。前に話した、知り合いのお嬢様の誕生日パーティだったんだよね」
小林紅葉:「そのお嬢の友達が気ぃ効かせたみたいで……いや、美味しい話にはマジで裏があるよ」
小林紅葉:「雇ったのが私らと同じぐらいの年なのに、使える金の多寡がマジでやばかったよ……!」
任海悠生:「あ、そうだったんだ!そこでお祝いの一環だったのかな…」ここまで聞いて、あのスポンサーさんのちょっと企んでる顏を思い出した。
任海悠生:(…そういえば知り合いさんなんだったっけ…?また何というか…悪戯なのかもだけど、手が込んでるなあ…)
任海悠生:「やっぱり、そういう所の人だと色々動かせるものが違うんだねえ」
小林紅葉:「うん…!お嬢に聞いたら、結構いたずら好きなお嬢様らしくてね……」
小林紅葉:「とーみちゃも気をつけたほうがいいよ……!ある日突然姫になるよ…!」
小林紅葉:「美味しい肉料理とか食べさせられるよ……あとキャビアとか……!」
任海悠生:「小林さんが対象になったのは、そのお知り合いさんに対しての事とかあったからじゃないかなあ」少し苦笑して。
任海悠生:「聞いてると、寧ろ楽しいことだったみたいだし」
小林紅葉:「楽しかったス」
任海悠生:「ならよかった」笑って。
小林紅葉:「えへ」
任海悠生:「知り合いのお嬢様とも、話せたり出来たみたいだしね」
小林紅葉:「ん。気まずくなるかと思ったけど、そんなコトなかった!」
小林紅葉:「へへ。男子にもあんな口説かれたことねースよ」
任海悠生:「そんなに勧誘されたりしたんだ…」
小林紅葉:「されたん~」
小林紅葉:「そんで、あの。小さい頃の約束だったんだけど」
小林紅葉:「お付きのメイドしねー?みたいなバイト誘われててー」
任海悠生:「あら、もう大分目を付けられてる」
小林紅葉:「時給がやべーのよ……!」と、こっそり君に額を見せる。
GM:テレーズの側で書類を扱ったり、お嬢様達の感覚に合わせれば比較的常識的な額だ。
GM:しかし、高校生の時給としては充分高い。
任海悠生:「わ、すごい」そうだとしても、もし普通のバイトとして考えれば十分凄い。
小林紅葉:「大丈夫かな、私、騙されて無いかな……!?」
小林紅葉:「ママ……あ、いえ、母に聞いても曖昧に微笑むばかりですの…!」
任海悠生:「一応、そのひととは良い感じに話せたんだよね?」
小林紅葉:「話せた」頷き。
任海悠生:「で、特に危ないっていう訳でもなさそう…。実際そういう個人的な繋がりがあったからこそ出されてるオファーなわけだから」
任海悠生:「やっぱり、人として信頼…ただ働くひととして信用がある、っていうのじゃなくて…が必要なお仕事、って言う事なんじゃないかな…?って、私は思うかな」
任海悠生:「だから、多分普通のバイトより高い、とかはそういう理由だと思う。……後は、小林さん自身がどうしたいか、じゃない?」
小林紅葉:「うぬぬ……ゼロが増えてるの怖いな~。この時給だとサブスク増やせちまう……」
小林紅葉:勉強そっちのけで、小市民じみたつぶやきを漏らしている。
小林紅葉:「……そうだ」顔を上げる。
小林紅葉:「さっきとーみちゃ、偉い人の手伝いしたって言ってたよね」
任海悠生:「?まあ、会社の…というか、バイトからすると上の人、ってことだけど」大体エリアマネージャーとかそういう風に聞こえるように。
小林紅葉:「うむ」
小林紅葉:「不安だからとーみちゃも一緒にバイトしない…!?」
小林紅葉:「一緒にメイドをやろう……そして私が粗相したり高いツボとか割らないように見張ってくれ…!」
任海悠生:「10年来の約束関連でしょ!?」
小林紅葉:「壊したくねぇ~~!友情もツボも~~!」
任海悠生:「私を急に入れて~、って言って入れるような奴じゃないってば!…それに、そういう気を付けるとこはちゃんと指導役の人が付いたりするんじゃない?」
小林紅葉:「知らない人ならまだしも、ママがメイド復帰してきたら超気まずい…!」
任海悠生:「素人がミスするのなんて当然で、それで色々損害被るの、相手さんだっていやでしょ。そこはちゃんとしてますか?って確認しなよ…」
小林紅葉:「親のメイドコスって…!」コスではない
任海悠生:「職業メイドの人が着てるのはおかしくなくない??」
小林紅葉:などと。
小林紅葉:勉強そっちのけで、うだうだと悩みを吐露し続けていた。
小林紅葉:勉強は口実で、そういう相談をしたかっただけかもしれないと気づけるだろう。
任海悠生:溜息をついたりしながら、商店街にある定食屋さんで買ったお弁当をつまむ。
任海悠生:まあ、別にこういう風に愚痴とか踏ん切りがつかない悩みを言われるのだって、いやではない。
任海悠生:「結局、私じゃ分からない事多いから。最終的にはちゃんと相手さんに確認して、お母さんが仕事知ってるなら聞いて見なよ」
任海悠生:「…本当に、実際行くのが怖いとかなら、途中まで付いていってあげるから」
小林紅葉:「ありがとうとーみママ……」両手を合わせる
任海悠生:こうやって、自分が友人を作って、平和なことで一喜一憂したりできること。
任海悠生:「だから、ちゃんと自分で決めるんだよ~」
小林紅葉:「はぁい……」
小林紅葉:結局、言葉ほど嫌がっているわけではない
小林紅葉:ただ、高いものを買う時に慎重になるような。
小林紅葉:否定材料がないからこそ、なんとなくの踏ん切りを欲している。
小林紅葉:自分のことは、自分ではなかなかわからない……という話である。
任海悠生:それは、本当にかつての私からすると…望むどころか、想像もした事もなくて。
任海悠生:今は、そうした平穏が、とても貴重で、その中にいることに憧れてもいたのだと分かっている。
任海悠生:自分の望みさえ、ひとは中々分からないものなのだ。
任海悠生:(…上手く行くといいな)
任海悠生:それは目の前の友人のことで、その友人を誘うお嬢さんのことで、
任海悠生:また同時に、名前をようやく取り戻した子のこと。
任海悠生:「ほら、しゃっきりする!そろそろお昼休み終わるけど、早めに決めなよ!」
小林紅葉:「うぇい……」
小林紅葉:渋々、と起き上がる。
GM:そうして、少しアリバイ作りのように勉強を進めて。
GM:昼休みの終わり……そして、放課後は、お互いの"バイト"に勤しむことになる。
GM:それが貴方の日常で
GM:自分の選んだ、日常だった。


【エンディング:国実志幸】

//=====================
// Ending 国実志幸
//=====================


GM:◆X市 支部
GM:事件が収まってしばらく。
GM:確保された"クリムゾンカーテン"こと「いぬい あんず」はその後、厳重な管理の元検査が行われた。
GM:結果、不安定になっていたレネゲイド作用に寄る他者の模倣能力が失われたことが報告される。
GM:元より、一時的に引き出された能力であり、10年に渡る能力の使用は本来であればタガを超えたものであったが。
GM:明確に"模倣"された対象が、活性化レネゲイドに対して脅威的な耐性を持つ存在であったことが、原因だと推察されている。
GM:ビジネス街に近い位置に居を構えるビルの一つ。
GM:一階に撮影スタジオ、二階以上のフロアで画廊などが開かれる芸術ビル。
GM:支部として扱われるその建物に、国実さんは再度招かれていた。
国実志幸:いつも通り楚々とした振る舞いをしているが、どことなく瞳がそわそわしている。
GM:面会室。貴方の目の前には強固な素材で作られた透明な仕切りがあり、奥の扉が開く。
いぬい あんず:「…………」ガチャ。
いぬい あんず:警戒するようにきょろ、きょろと部屋を見回して、貴方の姿を見つける。
いぬい あんず:その姿は黒い影に覆われたものではなく、色が抜けたように薄い髪色。
国実志幸:「いぬいさん!」 ぱああっと顔を輝かせて呼びかける。
いぬい あんず:緩やかなウェーブを描いた髪を後ろでまとめて、警戒する目つきを向けている
いぬい あんず:「………くにざね」
いぬい あんず:「くにざねしゆき、ね」
いぬい あんず:見た目は君と同じ年頃の少女に見える。
いぬい あんず:「"クリムゾンカーテン"……で、いぬいあんず、です」
いぬい あんず:「こんにちは」
いぬい あんず:長いこと使っていなかった器官を動かすようにぎこちなく発音する。
国実志幸:「はい、国実志幸です。国の実りで"くにざね"、幸せを志すで"しゆき"です」
国実志幸:「こんにちは、いぬいさん」
国実志幸:にこにこと笑みながら答える。戦闘していたときより明らかに声音が弾んでいる。
いぬい あんず:「…………」不機嫌そうな顔になるが、素直に漢字を考えているだけだ。
いぬい あんず:「こんにちは。……あ、あー」
いぬい あんず:「なんか楽しそう、で、いいのよね?」
国実志幸:「はい、楽しくて嬉しいです。だってやっとお話が出来ますから」
いぬい あんず:暴走事故が10年前。そして今の外見を考えると、実験当時の年齢は計算出来る。
いぬい あんず:見た目ほどに学力が追いついてないことがわかる。
いぬい あんず:「そ、そう…?」
いぬい あんず:「そうね……わたしも、久しぶり」
いぬい あんず:「こうやって、お話するのって。」
国実志幸:「なら、たくさんお話ししましょう!」
国実志幸:「お話ししたいことやお聞きしたいことを考えてきたんです」
いぬい あんず:「今までは皆いたんだけど……あれは違うし……」独り言も多い。
国実志幸:そう言いながらメモ帳を取り出す。
いぬい あんず:「そうなの……?」
いぬい あんず:「こっちは……あんまり話すことないかも」
いぬい あんず:「暴走してたときは、記憶あいまいだし」
いぬい あんず:話題の有無を気にしている。
いぬい あんず:「………ちがくて」
いぬい あんず:「話したくないわけじゃないから」
いぬい あんず:「誤解しちゃだめよ」
いぬい あんず:その発言だけ流暢に発する。この一ヶ月で何度も同じことを言ったのかもしれない
国実志幸:「!」 不躾に会話を振ろうとしてしまったかと思ったものの、先回りのフォローを貰って。
国実志幸:「はい!ありがとうございます」
いぬい あんず:「ん」頷く。
国実志幸:「では、そうですね。私がお聞きしたかったことをお聞かせいただいたり」
いぬい あんず:「うん」
国実志幸:「後は、いぬいさんが聞いてみたいことがあれば是非それもお話ししましょう」
いぬい あんず:「そうね」
いぬい あんず:ちら、と学校帰りに呼ばれた君の制服を見ている。
いぬい あんず:「それ、学生ってやつよね」
いぬい あんず:「毎日勉強って、大変じゃないの……?」この一ヶ月で既に消耗している。
国実志幸:「? ……ああ、はい。私が通っている高校の制服です」
国実志幸:「うぅん……。難しい単元も確かにありますけど、私はとても楽しいですよ」
いぬい あんず:他者を模倣した際に得た知識は、能力の封印と共に大部分欠落している。
いぬい あんず:「たんげん。たんげんね」
いぬい あんず:「……それも、誰かと一緒だから?」
国実志幸:「はい。先生のお話を聞くのも、お友達と習った内容について話すのも」
国実志幸:「お家に帰って、ノートや教科書を見ながらそれらを思い出すのも。どれもとても楽しいです」
国実志幸:「後はその……お恥ずかしながら、私もあまり物を知らずに生きてきたので。新しく何かを学ぶことそのものも楽しいです」
いぬい あんず:「ふーん………」口調とは裏腹に興味が惹かれている。
いぬい あんず:「それは、わかる」
いぬい あんず:「……数多いと大変だけど」
国実志幸:「ふふ。一度に覚えすぎると、習ったことがまとめ切れなくなってしまいますものね」
いぬい あんず:「うん。国ざねも、大変だったのよね。どうやって……あっ」口をふさいで。
いぬい あんず:「質問。私からしたから、そっちの番」
国実志幸:どうされたのかしらと首を傾げた後、その律儀な言葉にくすりと笑う。
国実志幸:「そうですね……では、いぬいさんのお名前はなんと書くのかお聞きしたいです」
いぬい あんず:「………………」ピシ。
いぬい あんず:「いぬいは………」
いぬい あんず:「朝の、左のやつと……右のほうが……こう……」
いぬい あんず:指で空中をスッスッとなぞり
いぬい あんず:「……………」
いぬい あんず:ポケットから四つ折りにした紙片を取り出す
いぬい あんず:『乾 杏子』
いぬい あんず:「こうです」
いぬい あんず:口頭の説明を諦めた。
いぬい あんず:最初から忘れないようにメモしていたが、国実さんの説明に対抗しようとしていた。
国実志幸:「なるほど……。乾燥する、の乾と書いて"いぬい"、杏の子供と書いて"あんず"ですね」
いぬい あんず:「…………そう、それ」
いぬい あんず:「少しど忘れしただけ。ほめてあげる」
乾杏子:顔を背ける。自分でも無理があると薄々感じている。
国実志幸:「ふふ、ありがとうございます」 褒められて喜ぶ。素直なので。
乾杏子:「うん」
乾杏子:「それで、私の番ね」
国実志幸:「はい。どうぞ」
乾杏子:「うん。…………私の検査、すぐに必要なのは終わったみたい」
乾杏子:「それで、ジャームになるぐらい使わなかったら、大丈夫だろうって言われたわ」
乾杏子:思いついた順番で話し始めている。
乾杏子:「でも、しばらくはお勉強必要だから、外に出れなくて」
国実志幸:遮らないよう声は出さず、こくこくと頷きながら聞いている。
乾杏子:「頑張るために、外に出れたらやりたいこととか、決めなさい。って」
乾杏子:「……国ざねは」
乾杏子:「どんな事考えて、頑張ってた?」
乾杏子:「その、大変だった……んだよね?」
国実志幸:「……そうですね」
国実志幸:今までの15年間。そのほとんどを家の敷地の中で過ごしてきた。
国実志幸:それは志幸と関わる人の身の安全のためでもあったし、志幸自身の身体のためでもあった。
国実志幸:それでも、常に纏わるような苦痛と共に過ごす日々は苦しかったし、ほんの僅かな間、決められた人としか話すことのない日々は寂しかった。
国実志幸:いつか大きくなったら。いつか体が丈夫になったら。いつか、この遺産をしっかり制御できるようになったら――、
国実志幸:「――外に出る事、そのものを考えてました」
乾杏子:「外に出る、こと?」
乾杏子:「外に出るために…外に出る…」ぐるぐる、と頭の上で矢印が回る
国実志幸:「あっ、ええと……なんと言いますか」
乾杏子:「うん」
国実志幸:「外に出るということは、お家とは――今居る場所とは違うところに行くということでしょう」
乾杏子:「……そうだね」
国実志幸:「今居る場所には無いものが見れますし、今居る場所には居ない人と出会えます」
乾杏子:うん、うんと頷いている。
国実志幸:「そういう、今居る場所では出来ない何かをしたかったんです。出来る限りたくさん」
乾杏子:「…………今、出来ないこと」
乾杏子:ぐるりと室内を見渡す。装飾として飾り付けされているが、殺風景。
乾杏子:「じゃあ、国ざねは」
乾杏子:「今、それ出来てるんだ」
乾杏子:「………あ」二回連続質問してしまった、の顔。
国実志幸:「ふふ、構いませんよ」
乾杏子:「ん」頷く
国実志幸:「そして、そうですね。今まで通えていなかった学校に通って、会ったことのなかった同年代のご学友にも恵まれて」
国実志幸:「こうしてゆーじーえぬのお仕事にも関わらせていただいて。たくさんの、出来なかったことをしています」
国実志幸:「乾さんはいかがですか?今出来ない、やりたいこと」
乾杏子:「……………」
乾杏子:「国ざねと」
乾杏子:「あと、…………かすがみのると、とーみゆーきね。あの時居たの」
乾杏子:「皆に、ちゃんとあやまる」
乾杏子:「痛いことしたから。ごめんなさい、って」
乾杏子:「それで、そのあと」
乾杏子:「…………仲直りして」
乾杏子:「一緒に、遊びたい」
国実志幸:その言葉を、目を輝かせながら聞いて。
国実志幸:「とっても、素敵な目標だと思います」
国実志幸:「魅乗さんも任海さんも、とっても優しい方ですから。きっと叶えられますよ」
国実志幸:「勿論、私も喜んでお呼ばれします。たくさん遊びましょう」
乾杏子:「ん」満足そうに頷く。
乾杏子:「じゃあ、すぐに叶えちゃうから」
乾杏子:「まってて」
国実志幸:「はい。待ってます」
国実志幸:こちらも頷く。綻ぶような笑みを浮かべながら。
国実志幸:心が弾む。仮にも国実の一人娘として、あまり浮かれた顔をするわけにはいかないのに。
国実志幸:(……私の方が、叶えていただいてしまいました)
国実志幸:『お友達と遊びに行く約束をする』。いつか望んだ夢の一つ。
国実志幸:魅乗さんと任海さんにも、早くお話ししたいな。四人で揃って、どこに遊びに行くか予定を立ててみたい。
国実志幸:きっと遠くはない未来を夢見ると。自然と、顔が緩んでしまった。
GM:緩やかに話は弾む。
GM:そこに敵意や交渉は絡む余地はなく。
GM:二人はちょっとだけ、お互いのことに詳しくなった。
ダブルクロス The 3rd Edition『レッドフード・ホルミシス』了


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.