【クライマックス】
GM:全員登場です。
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(63 → 65)
雛々未ヒナミ:70+1d10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+3[3] → 73
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(68 → 72)
道祖土ケイ:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 10[10]+57 → 67
GM:【ライブ会場 0時】
GM:周辺は人払いがされている。
GM:そこに一人の少女が、歩を進めて現れる。
沙良シロコ:「ヒナミ……来てくれたのね」
雛々未ヒナミ:「うん。約束は守らなきゃだしね」
雛々未ヒナミ:対峙に際し、アイドル衣装へと着替え直している。ひらひら袖の和装セーラー服。
沙良シロコ:「うん。ありがとう……決心は付いた?」
沙良シロコ:「一緒に来てくれるよね?」
雛々未ヒナミ:「…………」彼女の真っ直ぐな瞳を認めて、ほんの少しだけ言いよどむも。
雛々未ヒナミ:「ううん」
雛々未ヒナミ:「私は、シロコちゃんの計画に賛同できない」
雛々未ヒナミ:「理事会とは違う、信頼できる大人の存在を知ってるから」
沙良シロコ:「……!?」
雛々未ヒナミ:「O-o-Oが成立してから、解散命令が出るまで。きっと、貴女達は沢山の功績を上げてきたんだと思う」
沙良シロコ:「……ええ。大人たちの終わるさまをね」
雛々未ヒナミ:「だけど、それとこれとは話が別」
雛々未ヒナミ:「本当にノヴァリスのためを想うなら、盲目的でいてはならない。常に変革が必要だと思ってる」
雛々未ヒナミ:「存命する理事会の大人は確かに消えたかもしれないけど」
雛々未ヒナミ:「彼らが支配する過程で遺した負の遺産やシステムはノヴァリスに根付き、未だ生徒を苦しめ続けている」
雛々未ヒナミ:「それを排除するには、私達子供にはない力。職員室やNABEEに在籍する先生の手助けが必須だと思う」
沙良シロコ:「大人を排除するために……大人に頼るっていうの!?」
沙良シロコ:「その大人が信頼できるかなんて……私たちにどう判断できるっていうの!」
雛々未ヒナミ:「分かるよ。私は一度、ウチの学区の地下で体感した。具体的には、先生になろうとしてる子のことだけど」
雛々未ヒナミ:「彼女の手助けがなければ、私は私の恩人と言葉を交わせなかった。敵として叩き潰し、最後には負けていた」
雛々未ヒナミ:「シロコちゃんも、まずは先生達とお話してみよう。それから、排除すべきかをもう一度考えよう」
雛々未ヒナミ:「貴女は一人じゃない。一人で背負い込む時代は、終わったの」
雛々未ヒナミ:そっと、手を差し伸べる。翠と紫の蛍光色マニュキアがきらり光る。
沙良シロコ:「まずは話し合い、折衝、融和……」
沙良シロコ:「そういう誤魔化しはもういい。表ではそうやって謳いながら……」
沙良シロコ:「裏では私たちをどうコントロールしようか、ずっと策謀を巡らしている」
沙良シロコ:「そういう企てには、もう乗るものですか!」
雛々未ヒナミ:「っ……!」
沙良シロコ:「イチゴ。ニウコ。居るんでしょう?」
沙良シロコ:「ヒナミを拘束して」
阿武イチゴ:「シロコ……やめようよ」
辺津ニウコ:「ヒナミちゃんの言う通りだよ……話してみなきゃわからないよ!」
沙良シロコ:「なっ……!あ、アンタたちも裏切るの……!?」
沙良シロコ:「アンタたちを職員室に遣るんじゃなかった……!」
沙良シロコ:「すっかり唆されて大人の手先ってわけ!」
雛々未ヒナミ:「違う!二人は、それぞれ先生と触れて信頼できるって分かったんだ!」
雛々未ヒナミ:「私達だっていずれ大人になる。いつまでも子どものままじゃいられない」
雛々未ヒナミ:「まだ遅くない。今からでも正しい大人の在り方に、触れるべき――」
沙良シロコ:「じゃあならない!」
沙良シロコ:「だったら私はずっと子供のままでいい!」
沙良シロコ:「――見せてあげる。大人を滅ぼす力を」
沙良シロコ:「隠れてないで出てきなさいよ。私を誰だと思ってるの」
沙良シロコ:「オトナの匂いくらいすぐ分かる」
グリグ・ラヴァリグ:「やれやれ」
道祖土ケイ:「……うん。やはり一筋縄ではいかない、か」
グリグ・ラヴァリグ:「加齢臭でるほど老けてねえと思うんだけどな」
黒瀬直:「よく鼻が利くのだね。流石だ」
雛々未ヒナミ:「……ごめんなさい。私もまだ、子どもだね」
黒瀬直:「君たちがやりたいことを応援するのが先生だ、まだまだ構わせてくれ」
グリグ・ラヴァリグ:「いや、誠意のある良い呼びかけだった」
道祖土ケイ:「謝る事じゃないさ。一度でダメならもう一度。チャンスは自分から掴んでいくものだ」
雛々未ヒナミ:「……うん」力強く頷く。フルーレセントカラーの瞳に、一点の曇りなし。
雛々未ヒナミ:「諦めないよ。シロコちゃんを説得して、ちゃんと目を開かせる」
雛々未ヒナミ:「ケイ先生。グリグ先生。黒瀬さん……直先生」
雛々未ヒナミ:「私に、力を貸してほしいな」
グリグ・ラヴァリグ:「あいよー!生徒の希望には応えなくちゃな!」
道祖土ケイ:「言われるまでもないさ。最初からそのつもりなのは君が誰よりも分かっているはずだ」
黒瀬直:「応ともさ」に、と嬉しそうに微笑み。共にシロコくんに向き合う。
道祖土ケイ:「だが、あえて言うなら……ああ。僕たちに任せておけ」
沙良シロコ:「行くわよ!私の調整した兵器――」
沙良シロコ:「その力に屈しなさい!“頂”!」
沙良シロコ:彼女を覆うように、幾条もの帯が伸びていく。
沙良シロコ:それらが球状に彼女に纏われて、無数の突起が突き出す。
沙良シロコ:「全部……落とし尽くしてあげる!蚊トンボみたいにね!」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
シロコ[10]
5m
ヒナミ[9]ケイ[4]
グリグ[9]直[9]
GM:配置はこう
黒瀬直:脚が短いもんな
雛々未ヒナミ:ちょっと近い
道祖土ケイ:9が多いな
GM:あっあと……忘れてました
GM:衝動判定です
GM:難易度は9!
黒瀬直:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[2,9] → 9 → 成功
黒瀬直:鋼の意志
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を2D10(→ 11)増加(65 → 76)
道祖土ケイ:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[1,3,9] → 9
道祖土ケイ:うむ
雛々未ヒナミ:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[7,7] → 7 → 失敗
道祖土ケイ:2d10+67
DoubleCross : (2D10+67) → 18[8,10]+67 → 85
雛々未ヒナミ:73+2d10
DoubleCross : (73+2D10) → 73+8[4,4] → 81
グリグ・ラヴァリグ:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,1,2,9] → 9 → 成功
道祖土ケイ:うおっ
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を2D10(→ 4)増加(72 → 76)
GM:では改めて……セットアップです
沙良シロコ:《戦力増員》。左右の1mにトループを3体づつ生成します。
グリグ・ラヴァリグ:コーリングシステムでスカイキッドを起動し飛行状態になります
雛々未ヒナミ:《鮮血の奏者》+サングイン。HP1消費して自身にラウンド中攻撃力+18。侵蝕85、HP26で以上
沙良シロコ:ミサイル[高速]*2 ミサイル[中速]*2 ミサイル[低速]*2です。
道祖土ケイ:《ターゲットロック》《攻性変色》《コズミックインフレーション》
道祖土ケイ:って左右1mか!エンゲージが外れてる……!
道祖土ケイ:どっちにしようかな
グリグ・ラヴァリグ:あ低速が低速になった
黒瀬直:低速以外はこちらより行動が早いようだな
グリグ・ラヴァリグ:安心
ミサイル(高速/中速/低速) 1m シロコ[10] 1m ミサイル(高速/中速/低速)
[18/12/6] [18/12/6]
5m
ヒナミ[9]ケイ[4]
グリグ[9]直[9]
道祖土ケイ:エンゲージ両方に同じのが1体ずつか
道祖土ケイ:とりあえず左側に使いましょう
黒瀬直:戦力増員は最低でもシナリオ6回撃てる
道祖土ケイ:最低でも……
黒瀬直:次ラウンドにもどんどん出てくる以上、相手していてもキリがないな
道祖土ケイ:なるほどなぁ
道祖土ケイ:中央突破が必要という事か
黒瀬直:シロコくんに使い、ガンガン攻めるのが有効だろう
道祖土ケイ:教官……
道祖土ケイ:オーケー。コズミックインフレーションを外し対象は沙良シロコのみ!
道祖土ケイ:侵蝕6増加、自身暴走。対象単体への攻撃時にダメージ+24、さらに……
道祖土ケイ:《狩の統率者》
道祖土ケイ:至近範囲の味方にタゲロ効果をおすそ分けだ。
雛々未ヒナミ:わぁい!頂きます!!
黒瀬直:バフ内容はメモに書いておくねえ
道祖土ケイ:侵蝕は95へ
黒瀬直:セットアップなし!
GM:では行動値18 ミサイル(高速)からです。
GM:マイナーでPC4人にエンゲージ
GM:メジャー《ウルトラボンバー》。
グリグ・ラヴァリグ:ですよねー
道祖土ケイ:うわーっ!
グリグ・ラヴァリグ:爆発するよね!
GM:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 7[2,4,5,7] → 7
GM:リア不です。対象はエンゲージ全員。
道祖土ケイ:メジャー放棄カバーしようとは思ったが全員の侵蝕が控えめ!
黒瀬直:やり得ではあるかな。するならヒナミちゃん?
黒瀬直:神聖十字冠を持ってるのは一人だけだし
GM:あっ!忘れてました
道祖土ケイ:なるほどな!
GM:神聖二重冠……使えます!
雛々未ヒナミ:やったぜ
GM:1人だけだけど……
雛々未ヒナミ:侵蝕は低ければ低いほど嬉しいというわけだ
道祖土ケイ:理解!ヒナミちゃんをメジャーでカバーします。
雛々未ヒナミ:ありがとう先生!!
GM:OK ダメージ行きます
道祖土ケイ:変異暴走飢餓パワー!
GM:1d10+15 装甲有効
DoubleCross : (1D10+15) → 6[6]+15 → 21
道祖土ケイ:ええーと
黒瀬直:天下のUGNボディアーマー様で8点弾いて13ダメージ
道祖土ケイ:装甲減らしてから倍か
黒瀬直:黒瀬直のHPを13減少(25 → 12)
雛々未ヒナミ:高速だから火力低めなのかな
道祖土ケイ:UGNボディアーマーで8弾いて13を2倍で
GM:そういうことです。
道祖土ケイ:26!2余るぞ……!
GM:チッ……
グリグ・ラヴァリグ:装甲で8弾いて13点受けます
GM:大人の邪悪な装備……許せない!
GM:もう一発高速ミサイル打ち込んじゃうもんね
黒瀬直:そんな~
GM:マイナーでPC4人にエンゲージ メジャー《ウルトラボンバー》
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグのHPを13減少(25 → 12)
GM:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[2,5,7,8] → 8
GM:リア不
道祖土ケイ:もうメジャーが無いよ~
雛々未ヒナミ:ちゃんとライフで受けます
GM:1d10+15 装甲有効
DoubleCross : (1D10+15) → 8[8]+15 → 23
道祖土ケイ:リザレクト!
道祖土ケイ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
雛々未ヒナミ:HP11!
黒瀬直:UGNボディアーマーの覚悟の力でさえ耐え切れない
黒瀬直:リザレクト
道祖土ケイ:百超えない……!
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(76 → 85)
グリグ・ラヴァリグ:8点弾いて15ダメ 死
道祖土ケイ:97で復活します
グリグ・ラヴァリグ:リザレクトだ
道祖土ケイ:HP2
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(76 → 78)
グリグ・ラヴァリグ:HP2
GM:中速も打ち込んじゃお~
GM:行動は同じです マイナーで移動してメジャー《ウルトラボンバー》。
GM:5dx ちょっと強くなったぞ
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,2,3,3,10]+7[7] → 17
道祖土ケイ:うおお、強い
雛々未ヒナミ:ライフで受ける!
GM:2d10+25 装甲有効
DoubleCross : (2D10+25) → 12[2,10]+25 → 37
雛々未ヒナミ:リザ!
雛々未ヒナミ:85+1d10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+3[3] → 88
道祖土ケイ:リザ~
グリグ・ラヴァリグ:つよー
道祖土ケイ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7
グリグ・ラヴァリグ:リザレクト
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(78 → 81)
道祖土ケイ:ついに100越えた!
黒瀬直:リザレクト
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(85 → 88)
グリグ・ラヴァリグ:HP3
道祖土ケイ:侵蝕104です
グリグ・ラヴァリグ:リザレクト上手先生
GM:しぶとすぎ
黒瀬直:おそろいHPだぜ
雛々未ヒナミ:九生足を噛ませて、HP14の侵蝕89!
GM:もう一発中速叩き込んじゃお~
GM:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[4,6,6,6,9] → 9
黒瀬直:こいつ~
道祖土ケイ:棺タイミング逃した!受けるか……!
GM:あっすいません!
GM:撃つなら撃って大丈夫です
道祖土ケイ:いや……1回なら……まだなんとかなるか!
道祖土ケイ:シロコちゃんの攻撃を見よう
GM:ではダメージ!
GM:1d10+25 装甲有効
DoubleCross : (1D10+25) → 1[1]+25 → 26
雛々未ヒナミ:リザ!
グリグ・ラヴァリグ:リザレクト~
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(81 → 86)
雛々未ヒナミ:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+7[7] → 96
グリグ・ラヴァリグ:まだまだお上手だぜ
道祖土ケイ:グリグ先生のロイスをタイタスで昇華!立ち上がれ~
黒瀬直:リザレクト~
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(88 → 90)
雛々未ヒナミ:侵蝕97、HP18!
道祖土ケイ:HP13
黒瀬直:これが大人のリザレクトだ、ガキめ……
GM:大人って汚い!
沙良シロコ:じゃあシロコ本体の手番です
沙良シロコ:マイナーでRGカートリッジ。所持するレールガンの使用回数に+1。
沙良シロコ:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》。
沙良シロコ:choice[グリグ,黒瀬,ヒナミ]
DoubleCross : (choice[グリグ,黒瀬,ヒナミ]) → 黒瀬
道祖土ケイ:む、単体攻撃っぽいか
沙良シロコ:黒瀬!お前だ
黒瀬直:来い!受け止めてやる
沙良シロコ:8dx7+8
DoubleCross : (8DX7+8) → 10[1,4,5,6,8,9,10,10]+10[6,7,8,8]+10[8,8,10]+10[1,2,10]+3[3]+8 → 51
GM:すごい回った
黒瀬直:やるじゃん
黒瀬直:4dx>=51 ドッジ
DoubleCross : (4DX10>=51) → 9[5,7,8,9] → 9 → 失敗
黒瀬直:来いっ
沙良シロコ:6d10+20 装甲有効
DoubleCross : (6D10+20) → 43[10,8,9,10,3,3]+20 → 63
黒瀬直:リザレクト!
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(90 → 94)
黒瀬直:最適調整
黒瀬直:オートでちょうど100%乗る
GM:なんてこと……
ミサイル(低速)[6] 1m シロコ[10] 1m ミサイル(低速)[6]
5m
ヒナミ[9]ケイ[4]
グリグ[9]直[9]
GM:ミサイルもいっぱい撃ったしそろそろ瓦解してるかな~
GM:どうしてまだリザレクトできるんだ……
沙良シロコ:「“バーテクス”始動――這いつくばりなさい――!」
黒瀬直:「これが自慢の対大人機動装甲兵器とやらか……!」
沙良シロコ:トゲのように見えたそれは、ミサイルのサイロだ。その一つ一つから、無数のミサイルが射出される。
沙良シロコ:それらが弾幕を張る。圧倒的な面制圧能力。それは数だけではない。
沙良シロコ:その速度が散らされている。それらは回避困難な爆風の連鎖を形成していく。
道祖土ケイ:「……数が多い、動きもランダム性が高い……視界に収めきれない。厄介だ」
黒瀬直:《テクスチャーチェンジ》ねじれた黄金の金属弓を鎖分銅に形状変化。
黒瀬直:「疾ッ」高速回転して雨のように飛び来るミサイルを幾許か逸らし、身を焼く爆風を散らして傷を最小限にする。
道祖土ケイ:(考えるのも必要だが、まずは……!)
雛々未ヒナミ:「本気だね……!少数精鋭に自信があるってのは、こういうことか!」
グリグ・ラヴァリグ:「言うだけの事はあるな!」
道祖土ケイ:反転して駆ける。雛々未ヒナミ、そしてその近くの阿武イチゴ、辺津ニウコの間に割り込み、魔眼で引き寄せた爆風を一手に受ける。
雛々未ヒナミ:沢山の和装人形達が盾になろうとするも、包囲火力の前に容易く砕け落ち、全てを防ぎ切れなかったが。
グリグ・ラヴァリグ:「殺るって意思が感じられる攻撃だ」
阿武イチゴ:「……!」
辺津ニウコ:「きゃっ……!」
雛々未ヒナミ:「ケイ先生……!」
道祖土ケイ:「……言っておくが、僕に戦闘能力はほぼ無い。だから出来ることをやらせてもらう……!」
道祖土ケイ:(一撃でリザレクトの圏内をオーバーしたか、そう何度も持たないな)
道祖土ケイ:血を吐いて立ち上がる。視界には沙良シロコを捉えたまま。
阿武イチゴ:「いやでも……ないでしょセンセにはアレ!」
阿武イチゴ:「無理すんなし!」
道祖土ケイ:「ええいあってもなくてもイヤだろ!生徒が怪我してるところを見るのは!」
道祖土ケイ:「……それに、ギアも高まってきた。ここからが反撃開始だ、そうだろう!」
グリグ・ラヴァリグ:「良いね、格好いい大人って感じだケイ先生」
黒瀬直:「実に立派。咄嗟に誰かを守りに行けるとは」
沙良シロコ:「――そこ」
沙良シロコ:その射出に本体の手は開いている。両手で大型の砲身を構えている。
黒瀬直:「私も誇らしい。なので攻め筋はこちらで──」その予備動作を見て、前へ踏み出す。
沙良シロコ:ガィン!と大音が鳴り、集団が重なったところを捉え穿たんとする。
沙良シロコ:電磁射出された弾丸が、過たず狙いを違えなかった……はずだった。
黒瀬直:一歩、二歩。飛ぶように駆けながら鎖を右腕に巻きつけて。
黒瀬直:音速を超えて放たれた魔弾に腕を叩きつける。狙い通り。
黒瀬直:耳をつんざく摩擦音と共に、弾体は明後日の方向へ弾け飛ぶ。
沙良シロコ:「捉え……ハアッ!?」
黒瀬直:「最高効率で相手に被害を与えられる。良い狙いだ」
道祖土ケイ:「……マジか」流石に少し引いている。ハヌマーンでもノイマンでもなく、弾速に素で反応して動ける手合いなどそう存在しない。
沙良シロコ:「あ、はあ~……そういうこと、そういうこと」
黒瀬直:「故に読みやすい……だが実に良い狙いだ」ちぎれかけた腕を補強しながら、本気の賞賛を向ける。
沙良シロコ:「また財力に飽かせて装備でも作らせてたってわけ」
沙良シロコ:「いいわ。それでこそ……破り甲斐がある」
黒瀬直:「君の工夫も実に見事だよ」
黒瀬直:「推察するにバーテクスのコンセプトはこうだな?膨大な連続攻撃による制圧、再生即再殺による無力化」
黒瀬直:「実現するためにはミサイルの弾数も相当あろう。勝ち筋が削り殺すことである以上、装甲も硬いと見た」
黒瀬直:「つまり、こちらが取るべきは速攻での集中攻撃だ。動かれれば動かれるだけこちらが不利になる」
黒瀬直:「ついでに加えるならミサイルの爆風は無差別に広がる。がっぷり組み合えば脅威度は下がるかな」
沙良シロコ:「ふん。言うは易しだけど……」
沙良シロコ:「大人の衰えた肉体で、それを成立させられるかしら?」
黒瀬直:「答えをこれから一緒に見るとしよう」
GM:行動値9組の手番です。好きな人から動いてね
グリグ・ラヴァリグ:では動きます
GM:どうぞ~
グリグ・ラヴァリグ:マイナーで戦闘移動 低速ミサイル1にエンゲージ
ミサイル(低速)[6] 1m シロコ[10] 1m ミサイル(低速)[6]
グリグ[9]
5m
ヒナミ[9]ケイ[4]直[9]
グリグ・ラヴァリグ:メジャーで【コンセントレイト】【マルチウェポン】【ヴァリアブルウェポン】
グリグ・ラヴァリグ:シロコを攻撃します
GM:来なさい!
グリグ・ラヴァリグ:9dx7+6
DoubleCross : (9DX7+6) → 10[3,3,4,5,7,7,9,9,10]+10[7,8,9,9,10]+10[2,5,5,6,10]+3[3]+6 → 39
道祖土ケイ:おっ
道祖土ケイ:繰り上がると見た
グリグ・ラヴァリグ:バディ!
道祖土ケイ:バディムーヴ使用!達成値+3!
グリグ・ラヴァリグ:相棒だぜ
グリグ・ラヴァリグ:42
GM:なんてこったい 仲違いしてない……
沙良シロコ:《イベイジョン》 達成値は15です。命中。
沙良シロコ:ダメージどうぞ!
グリグ・ラヴァリグ:装甲-15
沙良シロコ:やだ~~~
グリグ・ラヴァリグ:5d10+33+24
DoubleCross : (5D10+33+24) → 24[2,4,8,6,4]+33+24 → 81
GM:ええ……!痛すぎ!
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を8増加(86 → 94)
沙良シロコ:《電磁反応装甲》を4回使います……!
沙良シロコ:使い切っちゃった 1点受けます。
グリグ・ラヴァリグ:まだリザレクト圏内
GM:どういうこと~~~
グリグ・ラヴァリグ:硬い~
GM:演出どうぞ!
グリグ・ラヴァリグ:「つまり」
グリグ・ラヴァリグ:ジャケットに仕込まれた空中機動装置を起動する。
グリグ・ラヴァリグ:「大人は格好いいって所を見せて欲しいって事だろ?」
グリグ・ラヴァリグ:ベルトに吊るした鞘から大型ナイフを引き抜いて投擲。
グリグ・ラヴァリグ:ナイフはまるで見当違いの方向へ飛ぶが。
グリグ・ラヴァリグ:ナイフからグリグの袖口にのびたワイヤーがミサイルに絡みつく。
グリグ・ラヴァリグ:「よっと!」
沙良シロコ:「どこを狙って――え?」
グリグ・ラヴァリグ:ワイヤーを巻き取り一気に加速。
グリグ・ラヴァリグ:ミサイルの上に着地する。
グリグ・ラヴァリグ:「よう!中々面白い兵装だな!」
グリグ・ラヴァリグ:「バラし甲斐があるぞ!」
沙良シロコ:「なっ、メチャクチャを……!」
グリグ・ラヴァリグ:両手で更にナイフを投擲
グリグ・ラヴァリグ:ワイヤーでコントロールする事で複雑な軌跡を描いた斬撃が。
グリグ・ラヴァリグ:シロコの兵装を切り裂く。
グリグ・ラヴァリグ:「人を斬らないで良い仕事ってのは」
沙良シロコ:バチン!と障壁が展開し、それらを阻むが。
グリグ・ラヴァリグ:「良い!とても気分が良い!」
沙良シロコ:瞬間的に展開されるその電磁パルス防壁が、機動を追い、追いきれずオーバーヒートして沈黙する。
グリグ・ラヴァリグ:ミサイルに腰かけて笑う。
グリグ・ラヴァリグ:「良い装備だな、今のをかすり傷で済ますなんてな。自前か?だとしたら良い才能だ」
グリグ・ラヴァリグ:「なあ、黒瀬先生?」
沙良シロコ:「嘘、バーテクスの“第一防壁”を……!?」
黒瀬直:「全く以って頷ける、グリグくんとは気が合うな!」
道祖土ケイ:「……多段の防壁か。だが十二分に僕の能力も効くらしい」
沙良シロコ:遅れて頬を押さえる。かすかな切り傷がある。
沙良シロコ:「……!」
道祖土ケイ:瞳から血涙。最初のミサイルの一撃前に仕込みは既に終わらせていた。
道祖土ケイ:魔眼……邪視による概念的負荷。"目で捉え、触れた場所が弱点と化す"異能。
沙良シロコ:「どうして……まだ耐久限界には余裕が……!」
道祖土ケイ:そして、"その視界を味方全員に共有した"。今、こちらの攻撃の全ては装甲をバターのように引き裂いて見せるだろう。
道祖土ケイ:「すまないが、長期戦は不利そうだと思ってな」
黒瀬直:「生徒をよく見る、生徒によく見せる。天職だな実際」
雛々未ヒナミ:「(……戦術に関する知見。単騎としての戦闘力や支援性能。そして、咄嗟の連携精度の高さたるや)」
雛々未ヒナミ:「(冠がないから無茶しないで、なんて口が裂けても言えないや)」
グリグ・ラヴァリグ:「大人になってっから衰えるってのは勘違いだよなあ。まだまだ伸びしろあるって」
道祖土ケイ:「言ったろ。出来ることをやっているだけだ。長期戦は沙良シロコにとっても負荷になる」
道祖土ケイ:「後はなんとか本人に届かせるしかない、頼んだ……!」
黒瀬直:「ああ、私も出来る限りをしよう」
GM:行動値9組 お次は誰かな?
黒瀬直:それは…私だ!
黒瀬直:マイナーで戦闘移動 低速ミサイル2のエンゲージに突入
黒瀬直:オートアクションでウェポンケース使用。必中の弓を装備
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》対象はシロコくん
黒瀬直:オート分で侵蝕率が先に6上がり、100%到達でレベル+1。
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を6増加(94 → 100)
黒瀬直:14dx7+11
DoubleCross : (14DX7+11) → 10[1,1,2,2,3,4,4,6,6,8,9,10,10,10]+10[2,2,3,3,10]+10[8]+10[8]+3[3]+11 → 54
沙良シロコ:なんてこと 来なさい!
GM:ヒエ~ッ
黒瀬直:黒瀬直の侵蝕率を5増加(100 → 105)
沙良シロコ:《イベイジョン》は貫通します ダメージを!
黒瀬直:6d10+35+32 装甲無視
DoubleCross : (6D10+35+32) → 27[3,8,4,9,2,1]+35+32 → 94
沙良シロコ:オゴ~ッ
沙良シロコ:耐えられないんですが……
沙良シロコ:《蘇生復活》します!
ミサイル(低速)[6] 1m シロコ[10] 1m ミサイル(低速)[6]
グリグ[9] 直[9]
5m
ヒナミ[9]ケイ[4]
GM:演出どうぞ!
黒瀬直:「まずは──自己紹介をしよう」
黒瀬直:標的を求めて巡行中のミサイル群へ、自ら突貫。
黒瀬直:「私は進路指導室の黒瀬直。昨日のライブ会場で不審な装いをしていたのが同僚の幣原水子くんだ」
沙良シロコ:「くっ……旋回半径を読んでる……!?」
黒瀬直:共有視界を活用し、四方八方から飛び交うミサイルを身のこなしですり抜けて、
黒瀬直:「その節は混乱させてすまなかった。ヒナミくんを守ろうとしてくれてありがとう!」
黒瀬直:或いは輝く鞭ではたきおとし、そのまま語り続ける。
沙良シロコ:「やっぱり……ヒナミを誑かそうとしてたんじゃない!」
黒瀬直:「そこは本人の弁解を聞いて貰いたいのだが、善意の暴走でね」
沙良シロコ:「ああ……違う、ヒナミは敵なんじゃない……!」
沙良シロコ:「そうだったとしてももう関係ない……!」
黒瀬直:「誤解させてしまった君たちに謝罪するべく動いて……ふん!」舞うように軽々とハイキック、ミサイルの挙動を曲げる。
黒瀬直:「……不本意な形ではあったが、君と彼女の混乱は想定内でもある」
黒瀬直:「我々NABEEは、職員室の先生方以上にノヴァリスの異物だ」
黒瀬直:「シロコくんのように拒絶を覚えることは、織り込み済みでここに来ている」
黒瀬直:両腕に、眩い黄金の弓が備わる。
黒瀬直:「君たちが卒業した時、否応なしに訪れる異物との接触。その予行演習としてな」
沙良シロコ:「だったら構わないってわけ……っ!?」
沙良シロコ:本能的に、それに射竦められたかのように警戒を露にする。
黒瀬直:「構う!!!」
黒瀬直:「君の怒りも、過去の痛みも、全力で向き合い、構い倒す所存だ!」
黒瀬直:「もやもやするなら、大人に当たりたいなら、いつでも私の所に来い!」
黒瀬直:「その決意表明だ。こちらも全力、叩き込むぞ!」
沙良シロコ:「なら、今当ててやる……!」
沙良シロコ:こちらもレールキャノンを再び構え、その異物を排さんとする。
黒瀬直:咆哮。金光一閃。
黒瀬直:瞬く間の内に迅った輝きが、砲塔の中心を貫いている。
沙良シロコ:「なっ……」
黒瀬直:火花が、アラートが、誘爆が、バーテクスを同時に揺らす。
沙良シロコ:「ゴッ……ぐうっ……!」
沙良シロコ:「があっ……!“最終防壁”展開……!」
沙良シロコ:小さな電磁バリアが展開され、誘爆を遮断するように切り取る。
沙良シロコ:レールキャノンの砲身が弾けて吹き飛んだ。
黒瀬直:「緊急時の備えも万全、君の本気が伝わってくる」
黒瀬直:「それは勿論私だけにではない。この戦いの主役にもだ」
雛々未ヒナミ:「(……だけど、この大人達が揃って戦場に立つ理由は)」
雛々未ヒナミ:「(彼らの中に一切存在しない)」
雛々未ヒナミ:「(ノヴァリスに居る生徒のためだ。完全無欠な脇役に徹し、曖昧未熟な主役のために手を尽くし)」
雛々未ヒナミ:「(大人へと進む道を切り拓こうとしてくれている……ゆえに)」
雛々未ヒナミ:「(信念を押し通して幕を開けるのが生徒だったら)」
雛々未ヒナミ:「(無茶を押し通して幕を下ろすのは生徒なんだ!)」
黒瀬直:構えた弓を消し去って、両の腕を胸の前で組み、頷く。
雛々未ヒナミ:大人達が大立ち回りでシロコの兵装を削っていく中、既にライブの準備は終えている。
沙良シロコ:「まだ……勝った気になるなぁ!」
GM:次の手番ですが……
???:《加速する刻》。
道祖土ケイ:なにっ
雛々未ヒナミ:なんですってぇ
黒瀬直:なんだとぉ……
???:メジャーアクションを行います。隠密を解除。
サブアーム:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の剣》《神速の鼓動》。
道祖土ケイ:むっ
サブアーム:極光剣を用いたシーン攻撃をPC全員に。
黒瀬直:www
道祖土ケイ:使いどころか!
黒瀬直:隠し腕じゃん!
道祖土ケイ:《時の棺》
サブアーム:わーん!
道祖土ケイ:侵蝕114
GM:攻撃終了。サブアームは行動値0として沙良シロコの同エンゲージに出現。
GM:あくまで勝利条件は沙良シロコの撃破のみです。
GM:---
幣原水子:「……待って」
幣原水子:「熱源!下から!」
沙良シロコ:スカートがまくれ上がり、その下から機械の腕が伸びている。
沙良シロコ:その先端には、強烈に赤熱する光剣があった。
黒瀬直:「隠し持っていたか……切り札!」
道祖土ケイ:「……分かっている、あれが沙良シロコのとっておきだ」
沙良シロコ:「読まれた……!?いや……押し切る!」
道祖土ケイ:再度、駆ける。前へと、極光を振るわんとする沙良シロコの正面へと。
沙良シロコ:それらを意に介すことなく、極光の大剣を振るう。
沙良シロコ:それらは向かう敵手だけでなく、その周囲の空間そのものを焼き尽くすかのような。
道祖土ケイ:「───高天之原ニ事始テ、皇御孫之命ト称辞竟奉大八衢ニ」
道祖土ケイ:駆けながら祝詞を紡ぐ。自らの能力の根底を呼び覚ます。
道祖土ケイ:「湯津磐村之如ク塞坐皇神等之前ニ申ク」輝きの前に臆せず立ち、祈りを捧ぐように手を合わせ。
道祖土ケイ:(……そうだ。彼女にこれ以上、何かを傷つけさせやしない)
道祖土ケイ:(後になって後悔なんて───できれば、したくないもんな、そんなもの)
道祖土ケイ:「───八衢比古、八衢比売、久那斗」
道祖土ケイ:空間が極光に飲まれる。すべての視界が、眩い白に覆い尽くされる───そうして。
道祖土ケイ:
道祖土ケイ:……視界が開ける頃。何もかもを焼き尽くすと思われた熱は、だれ一人傷つけることなく。
道祖土ケイ:「……全く、大暴れしてくれる」先端に立つ、一人の男。そこを起点に災厄の侵入は阻まれた。
グリグ・ラヴァリグ:「おお…凄いな…」
道祖土ケイ:それは、少年の姿ならざる背丈。
道祖土ケイ:比較的長躯の男が、小さな背と入れ替わっていた。
黒瀬直:「あれが……ケイくんなのか?」
道祖土ケイ:雰囲気と喋りは変わらない。能力のオーバーフローにより一時的に元の年齢の姿となった、道祖土ケイ本人だ。
沙良シロコ:「な……誰!?何が……?」
道祖土ケイ:「僕の能力のルーツ……力を借りてるのは道祖神、と言ってな」
道祖土ケイ:「日本……外の世界の道辻に幾つも置かれた、神様の像の力だ」
道祖土ケイ:「災禍を防ぎ、人の道行を守り見守る……っていうと、なんだか格好つけてるみたいだな」そう言って、小さく笑って。
道祖土ケイ:「……ああ、そうさ。君の道行を守るために、これ以上の責任を決して負わせない」
道祖土ケイ:「だから───まずは、彼女の声を聴いてくれ」
沙良シロコ:「何を……ハアッ、ハアッ……!」
道祖土ケイ:とん、と端に退く。奥から訪れる、最も強いヒカリを届けるように。
沙良シロコ:隠し腕からの一撃は、切り札だ。自らの消耗も激しい。
沙良シロコ:思わず見上げる。その先にある、生徒の姿を。
GM:ヒナミちゃんの手番へ。
雛々未ヒナミ:はぁい
雛々未ヒナミ:マイナー《赫き猟銃》。射撃武器を作成する。
雛々未ヒナミ:メジャー《C:ブラム》《赫き弾》。対象シロコ。
沙良シロコ:来なさい!
雛々未ヒナミ:>・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
雛々未ヒナミ:二重冠使用。侵蝕15上げて、達成値を45点増やす。これで侵蝕112。
沙良シロコ:くっ……油断ならないんだから
雛々未ヒナミ:では判定~~
雛々未ヒナミ:9dx7+7+45
DoubleCross : (9DX7+52) → 10[1,1,2,3,3,4,5,8,8]+5[3,5]+52 → 67
雛々未ヒナミ:使っといてよかった~~
沙良シロコ:ガード。ガード値は素手の0しかありませんが……
沙良シロコ:《電磁障壁》。シーン1回、ガード値を+4d10。
沙良シロコ:ダメージをどうぞ。
雛々未ヒナミ:むむ。良かろう、ではダメージ
雛々未ヒナミ:7d10+14+1d10+32+18
DoubleCross : (7D10+14+1D10+32+18) → 32[1,1,10,7,2,1,10]+14+9[9]+32+18 → 105
雛々未ヒナミ:105点。装甲有効
沙良シロコ:105-4d10
DoubleCross : (105-4D10) → 105-9[2,1,3,3] → 96
沙良シロコ:9点て……
雛々未ヒナミ:侵蝕119、HP14で以上だ!
沙良シロコ:残りHP1のため耐えきれません。
沙良シロコ:戦闘不能。これ以上の復活もありません。
沙良シロコ:戦闘終了です。
雛々未ヒナミ:やった~~
雛々未ヒナミ:ライブ会場のスポットライトが一斉に点火。
雛々未ヒナミ:沙良シロコの視線の先。緑と紫の蛍光が、中央に立つ白髪の巫女を照らし出す。
雛々未ヒナミ:これより始まるのは舞台製作。言葉だけで心象を塗り潰す大業の呪術。
雛々未ヒナミ:大きく息を吸う。『心』の冠が瞬く間に『怒』へと燃え上がる。
雛々未ヒナミ:「────五本指でしっかり 君と手を繋いで」
雛々未ヒナミ:赤子を抱く様に優しく、しっとりとした声で紡がれる調べ。
雛々未ヒナミ:持ち歌の一つである友愛のラブソング。そして、六壬の学び手のみに許された神秘の行使と奇跡への道標。
雛々未ヒナミ:「────地上で二人っきり 仲良く寝転んで」
雛々未ヒナミ:第一段階、"地"。雑音も騒音も意識の彼方へと消えていく。無思慮の異能行使。
雛々未ヒナミ:「────水面に歌声が溶け 燦々と煌めいて」
雛々未ヒナミ:第二段階、"水"。儚いはずの音色が聴く者全ての心へ留まる。深層での願望掌握。
雛々未ヒナミ:「────火照った私の頬を 撫でてくれたね」
雛々未ヒナミ:第三段階、"火"。心の奥底で歌声はやがて点の一つとなって。欲望と理論の融和。
雛々未ヒナミ:「────風に二人の想い乗せて 羽ばたけば」
雛々未ヒナミ:第四段階、"風"。誰も彼も問わず心象が結ばれ同じ風景を描く。夢物語の共通投影。
雛々未ヒナミ:「────いずれ宵は明け 陽が天宙を照らす」
雛々未ヒナミ:第五段階、"空"。ゆえにキャンパスの広さは歌声の届く先まで。橋は天へ架からず。
雛々未ヒナミ:"神祇祭典"。人々に崇拝されし神秘をその身に降ろし、己のみで到達せしえぬ風章へと至る奇跡。
雛々未ヒナミ:だが、雛々未ヒナミは古錆びた神格や概念を必要としない。
雛々未ヒナミ:無尽蔵の望みと妬みを卑しくかき集めた六壬最新鋭の神秘、唯一無二の偶像ゆえに。
雛々未ヒナミ:自身を人形と見做し、歌声が神秘と現実の境界を混ぜ合わせ、夢幻の舞台を此処へ。
雛々未ヒナミ:「唱え奉れ、神祇祭典」
雛々未ヒナミ:キャンパスへ大量の絵具をぶちまけるように、蛍光色の奔流が敵味方を問わず一息の間に飲み込み。
雛々未ヒナミ:ヒナミの立つ風景の一部が、"神住まう天空の原風景"へと変容していく。
雛々未ヒナミ:それは例えば、地平線まで続く遥かなる大地。
雛々未ヒナミ:それは例えば、優しく流れる河川のせせらぎ。
雛々未ヒナミ:それは例えば、火照った肌を優しく撫でる風。
雛々未ヒナミ:それは例えば、雲一つなく臨む天空の夜明け。
雛々未ヒナミ:それは例えば、遍く世界を照らし出す陽の光。
雛々未ヒナミ:────否。実際に世界が塗り替わったわけではない。
雛々未ヒナミ:ヒナミの歌が耳へ届く限り、心を持つ全ての生命の心象を塗り潰し、舞台を幻視させるだけ。
雛々未ヒナミ:されどこの舞台で語られる伝承は、夢幻の中で"唯一確かなモノ"として成立する。
雛々未ヒナミ:舞台の上で、アイドルは最強だからだ。
雛々未ヒナミ:「……九十九先輩。ちょっとだけ、詞をカバーさせてほしいな」
雛々未ヒナミ:高々と掲げられた左手。その薬指に嵌めた金輪に灯るは、暖かな妖火の祝福。
雛々未ヒナミ:偶像としての在り方を教えてくれた恩人。怪異手繰る星の徒が祝詞をここに。
雛々未ヒナミ:『流れ墜つ星の瞳よ輝け"空亡"』
雛々未ヒナミ:『揺らめくままに築け"蜃気楼"』
雛々未ヒナミ:『まっすぐに通れ"天逆毎"』
雛々未ヒナミ:『遍く根を絶やせ"子取箱"』
雛々未ヒナミ:"終焉空想"。"位相透過"。"事象反転"。"郎党抹殺"の再演。
雛々未ヒナミ:四者四様の伝承は、いずれの因果も原典に遠く及ばぬ些末な応報。
雛々未ヒナミ:されど。不完全な怪異が列を為し、空想から真実へと召し上げることに意義がある。
雛々未ヒナミ:「『六壬祭歌今様舞祓文楽一座』」
雛々未ヒナミ:「『再演──九十九物語』!!」
雛々未ヒナミ:暖かな炎と蛍光色の奔流が、天空の原風景を優しく包む。
雛々未ヒナミ:演目の名は"御伽百物語"。
雛々未ヒナミ:新月の夜に百の怪異を巡り、全ての灯火が引き抜かれて闇が訪れし時、真の怪異が現れ災いを為す。
雛々未ヒナミ:しかし、不完全な状態──"九十九"で止めてしまえば、災いは決して訪れない。
雛々未ヒナミ:転じて、"脅威"や"兵器"に対する"平和の象徴"の付与。即ち攻撃性を根絶する釈義介入の機能を成す。
雛々未ヒナミ:結果──"頂"は天空に輝く明星の一つへと召し上げられ、一切の禍根を洗い流し泡沫へと溶けて。
雛々未ヒナミ:"平和を与える"以外の全機能を停止させる。
沙良シロコ:「マイクを通して出る力……? そんなものがバーテクスを倒せるものか!」
沙良シロコ:「なのに……動いて!バーテクス、どうして動かないの!?」
雛々未ヒナミ:「……大丈夫。私が舞台を戻したら、さっきまでの状態に戻るよ」
雛々未ヒナミ:いつの間にやら"頂"の外壁を昇ってきて。シロコちゃんの傍へと侵入してくる。
沙良シロコ:「うひゃあっ!?」
雛々未ヒナミ:「これで、ちゃんと話ができるね」
雛々未ヒナミ:「どうだった?大人の先生達にあれやこれやと構われた気分は」
沙良シロコ:「……ムカつく」
沙良シロコ:「なんか……余裕ありますけど?みたいな」
沙良シロコ:「ああいうのがムカつく……」
雛々未ヒナミ:「そうだよね。ムカっとするよね」
沙良シロコ:「え?」
沙良シロコ:「大人を盲信してんじゃないの……?」
雛々未ヒナミ:「別に妄信してるわけじゃないよ。共に手を取り合うことが、ノヴァリスの未来に必要だと理解してるだけ」
雛々未ヒナミ:「後ろで見てて、私もむすっときたの」
沙良シロコ:「ならどうして……」
沙良シロコ:「私を止めたの」
雛々未ヒナミ:「アレだけ強くて、アレだけ賢くて、アレだけ要領が良ければ」
雛々未ヒナミ:「私のやろうとしてることも、もっとスムーズに進められるんだろうなって」
雛々未ヒナミ:「……シロコちゃんが、とっても苦しそうだったから」
雛々未ヒナミ:「自ら定めた信念に首を絞められて、それこそ盲目のままに敵を見出し続けて」
雛々未ヒナミ:「まるで、息継ぎもせずに深海を泳いでいるかのようだった」
雛々未ヒナミ:「私はね」
沙良シロコ:「……」
沙良シロコ:「……うん」
雛々未ヒナミ:「最初に言った通り。ノヴァリスに未だ根付く理事会の負の遺産を全て取り除きたい」
雛々未ヒナミ:「巻き込まれて悲しむ子の顔を見るのがとっても辛いからね」
雛々未ヒナミ:「貴女もそう。私もそう。皆もそう」
雛々未ヒナミ:「未だ、理事会の亡霊に囚われてる」
雛々未ヒナミ:「だからかな。取り返しのつかなくなる事態へ突っ込もうとした貴女をほっとけなかったんだ」
雛々未ヒナミ:「……もし」
雛々未ヒナミ:「もし、シロコちゃんが理事会の大人達を許せないというのなら」
雛々未ヒナミ:「私に協力してほしい」
沙良シロコ:「……協力?」
雛々未ヒナミ:再会した時と同様に、掌をそっと彼女へと差し出す。
雛々未ヒナミ:「シロコちゃんは、私を政府転覆の旗印へと召し上げる予定だったみたいだけど」
雛々未ヒナミ:「実は元から、最高生徒会会長を目指してるんだ。真っ当に選挙に立候補してね」
沙良シロコ:「最高生徒会会長……」
雛々未ヒナミ:「別に権力が欲しいとか、そういうわけじゃないんだけど……」
雛々未ヒナミ:「ノヴァリスの子達を、これまで一緒に歌ってくれてこれから繋がり合っていく皆の心を」
雛々未ヒナミ:「ノヴァリスが進むべき無限の可能性へと持っていきたいの」
雛々未ヒナミ:「そのための手段の一つとしてね」
沙良シロコ:「……それが出来ると信じてるの?」
沙良シロコ:「本気で?」
雛々未ヒナミ:「うん」
雛々未ヒナミ:屈託なく、頷く。
沙良シロコ:「……」
雛々未ヒナミ:「というわけでね。アイドル活動とは別に、現在進行形でノヴァリスの厄介事に首を突っ込んで」
雛々未ヒナミ:「事件を解決してあげる辻斬りネームバリュー向上大作戦を実行中なのだ」
雛々未ヒナミ:「貴女の兵器は、荒事を治めるための切り札としてきっと役に立つ」
雛々未ヒナミ:「理事会の禍根を払うため。私のクルーへスカウトしたいな……ってね」
沙良シロコ:「……常に世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だけど」
沙良シロコ:「あんたはそっちか、はたまた大馬鹿者か。どっちかね」
雛々未ヒナミ:「バカじゃないもん」
雛々未ヒナミ:「あ。アイドルクルーとしては大道具役になるかな。めっちゃハデハデな演出できそう~~」
沙良シロコ:「ハア……いいわよ。騙されてあげる」
雛々未ヒナミ:「この前、メサイアで30m越えの巨人兵器とバトルして、アレの上でライブしたいと思って……おおっ」
沙良シロコ:「それに……悪い大人に取り込まれないように見る役も必要でしょ」
雛々未ヒナミ:「そだね。私はいつもふわふわでマイペースだって言われるから」
雛々未ヒナミ:「天才のシロコちゃんが守ってくれるなら、安心だ」
雛々未ヒナミ:頬を赤らめて、にっこりと微笑む。営業スマイルとは違う、等身大の少女の笑顔。
沙良シロコ:「ええ。貴女には……」
沙良シロコ:「私の心も、一緒に連れて行ってもらうんだから」
GM:クライマックス終了。
GM:バックトラックに入ります。
GM:Eロイスなんてあるわけないですよ
GM:自分の力なり……なんか青いのの力なりで帰りなさい
黒瀬直:Eロイス搭載ミサイルなんていなかった
道祖土ケイ:残りは5、素振りするか
グリグ・ラヴァリグ:100%にすらいってない
道祖土ケイ:114-5d10
DoubleCross : (114-5D10) → 114-33[9,7,6,7,4] → 81
雛々未ヒナミ:119-6d10 等倍
DoubleCross : (119-6D10) → 119-39[6,9,6,4,7,7] → 80
黒瀬直:なんか青いの、なんなんだろうね
グリグ・ラヴァリグ:今からロイス全部切るか
雛々未ヒナミ:5点!
道祖土ケイ:ティウンティウンティウン
黒瀬直:105-6d10 等倍
DoubleCross : (105-6D10) → 105-26[3,7,4,1,3,8] → 79
黒瀬直:お子さんのこと忘れないで
道祖土ケイ:5点だな
グリグ・ラヴァリグ:グリグ・ラヴァリグの侵蝕率を6D10(→ 45)減少(94 → 49)
グリグ・ラヴァリグ:めっちゃ減る
黒瀬直:5点!
GM:みんな無事に帰ってきたようね
グリグ・ラヴァリグ:3点かな
GM:いつもの5点+シナリオ5点+侵蝕分が獲得点です
黒瀬直:15~
道祖土ケイ:15!
雛々未ヒナミ:15!
グリグ・ラヴァリグ:13
GM:C((15+15+15+13)/3)
DoubleCross : c((15+15+15+13)/3) → 19
GM:GMも19点もらうぜ