『召集トップガン、ダム強襲戦』


メインログ | 雑談ログ

朝霧 鏡花(あさぎり きょうか)キャラシート(PL:scatter)
黒瀬 直(くろせ なお)キャラシート(PL:粘土)
真堂 啓介(まどう けいすけ)キャラシート(PL:しんごろ)
ミシェール・レイ キャラシート(PL:ヤヒロギンジ)

【Index】

オープニング
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
クライマックス
エンディング1
エンディング2
エンディング3
エンディング4

GM:まずは自己紹介からお願いします。
GM:今回ハンドアウト共通につき、暫定的に順番をこちらで。
GM:朝霧さん→黒瀬さん→真堂さん→ミシェールくんでお願いします。
朝霧鏡花:では私から!
朝霧鏡花キャラシート
朝霧鏡花:朝霧鏡花(あさぎりきょうか)です。17歳です。
GM:若いのにいつも大変だなあ
朝霧鏡花:結構大きめの呪術師の家の当主を(嫌々)やってます。あと日本支部エージェントですが今はN市に滞在してます。
朝霧鏡花:学ランに学帽の男装をしてる僕っ子です。あとカフェイン中毒でもある。
朝霧鏡花:いっぱい持ってる刀でいっぱい敵を斬るのが得意です。
GM:あまりにも層
朝霧鏡花:性能的には雷神フルパワーアタックで暴力!犬キュマ!復讐の刃!という感じです
朝霧鏡花:NPCとしては何度か動いてますがPC稼働は今回が初なのでとっても楽しみです!
朝霧鏡花:そんな感じです!よろしくお願いします!
GM:ようやくと言った風情だよな……よろしくお願いします!
GM:では次は黒瀬さん!お願いします!
黒瀬直:はい!
黒瀬直キャラシート
黒瀬直:くろせ なお 第12支部に所属する、その道20年のベテランUGNエージェントだ。
GM:レネゲイドとタメ!
黒瀬直:昔から怪物ぶっ殺す系の生業を続けてきた家の末裔なのでテロリストも殺す。
黒瀬直:黒瀬の家に代々受け継がれてきた遺産"華金弓"(必中の弓)や、瞬時に形成した色んな武器で殺す。
黒瀬直:鳴き声は「殺ァッ!」
GM:殺の字が入ってる行しかないんですけど
黒瀬直:N市UGN支部と関わったオーヴァードの、知り得る限り全てのデータも頭に叩き込んでいる。いつ共闘したり殺し合ったりするか分かんないものね。
黒瀬直:その辺のトレーニングはエンブレム:スーペリアルネットワークで再現している。効果対象シンドロームはとりあえずオルクスでスタートしていくぞ。これで神城早月を殺す時に攻撃力+3されるわけだ。
黒瀬直:あと常在戦場ぶりと無窮の鍛錬の再現として、エヴリシングレディを取得してます。
GM:スペリアル、説明をつけるにいいエンブレムだなあ
GM:エヴリシングレディもそのたぐいだもんな。一貫性だ
黒瀬直:たとえばダムに移動するための足を用意しな!とか言われたらヘリ出せる。それぐらいにエヴリシングレディです。
黒瀬直:こんなところですね。今回も殺したり殺さなかったりします!頑張ろう!
GM:はーい!必要があれば殺してね!
GM:次は真堂支部長よろしくお願いします!
真堂啓介:はぁい!
真堂啓介キャラシート
真堂啓介:「俺は所詮、剣を振るしか能のない男だからなぁ。厄介事はなるべく避けたいのさ」
真堂啓介:などと言いながら日々をのんびりと暮らす、N市UGN第12支部長です。
GM:よっ支部長!大統領!
真堂啓介:オーヴァードとしての能力に見るべきものはありませんが、ただ「剣の達人である」という一点のみで支部長をやっております。
真堂啓介:データ的には特色のない白兵屋。ダイスをじゃらじゃら振るのが楽しいのでそうしています。
真堂啓介:あとは《カウンター》と《チェンジ》で何かできれば……いいな……!
GM:達人演出としては正解なんだよな
GM:シンプルに力を高めて切る!
真堂啓介:普段は酒飲んで寝て酒飲んで寝て、たまにふらっといなくなったりしています。
真堂啓介:が、これでも十数年前線に立ち続けているので、なんだかんだこちらも常在戦場の心構え。
真堂啓介:そんな感じで斬ったり斬ったり斬ったりしたいと思います。よろしくお願いします!
GM:常在戦場コンビというわけ!
GM:はーい!必要があれば斬ってね!
GM:最後はミシェールくんお願いします!
ミシェール・レイ:はい!
ミシェール・レイキャラシート
ミシェール・レイ:オーヴァード武侠の楽園、香港支部から来たUGNチルドレン、ミシェール・レイ。15歳です!
GM:15歳!?
GM:そうだったのか……
ミシェール・レイ:じつはそうなんだ
ミシェール・レイ:最近N市で良く見かける大陸系FHセルを取り締まるために出向しています。
ミシェール・レイ:あとはとある超越者の師匠を気持ちよくぶん殴るために日々強敵を求めています。
GM:ボコボコにして欲しい
ミシェール・レイ:修行と称して常に目隠しをしているチャイナ服性別不詳ボクっ子です
ミシェール・レイ:能力はブラックドッグ/ノイマンの射撃アタッカー
GM:白兵じゃない……
ミシェール・レイ:水晶の剣を自分で3回使い切り、マルポンしたりポルターしたりして攻撃力を上げていきます
ミシェール・レイ:インプライトミサイルはカンフー、いいね…?
GM:アッハイ
ミシェール・レイ:下準備にものすごく侵蝕がかかるけど攻撃コストは安いので釣り合いが取れてると思いたい!
ミシェール・レイ:今回は右を向いても左を向いても暴力の化身ばっかりで高ぶる気持ちを抑えきれないぜ!
GM:どんどん暴力してね!
GM:あっできれば敵にしてね!
ミシェール・レイ:うーん、自信はないけど友達から受け継いだこの武器に誓ってがんばります!よろしくお願いします!
GM:お友だちも故郷から応援してます
GM:ありがとうございました!ではトレーラーとハンドアウトを。
■トレーラー 大N市に注ぐ笹雪川、その流域上流に位置する丹生岩ダム。
市内に水源を供給する、大動脈でもあるここの管理施設が、
ある日、何者かによって制圧された。

何者かは――すぐに明らかになった。
SNSにアップロードされた、女子高生たちによる短い動画。
それは確かに、ダムの管制施設からの映像だった。

この緊急事態に対し、UGN日本支部の対応は素早かった。
大N市UGN支部への緊急招集要請。それも尋常のものではない。
対象を戦闘のプロフェッショナル――トップガンらに絞った、少数精鋭での強襲部隊を編成し、
丹生岩ダムへの電撃奪還作戦を開始したのだった。

ダブルクロス The 3rd Edition『召集トップガン、ダム強襲戦』

ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。
■共通ハンドアウト シナリオロイス:“神城早月”
あなたはN市内においても、個人武力という観点で尋常のオーヴァードよりも一歩先を行く存在と言えるだろう。
あなたたちは緊急招集を受け、市外の丹生岩ダムへの強襲作戦に従事することとなった。
下手人はSNSに声明をアップロード。現在は削除および情報対処されているその映像の中には、
女子高生の集団が映っており、彼女らは自分たちを“神城早月”と名乗ったのだった。

【マスターシーン】

GM:精度の粗い、スマートホンで取ったと思しき動画。
GM:スマートホンの方が古いのだろうか?
GM:動画には4人の女子の姿が映っている。
GM:部屋の奥に映るのは、監視カメラ映像か何かだろうか?
GM:コンクリート造りの設備から、滝のように水が流れ出る様子が写っている。
GM:一部には、真っ赤に染まったモニタもある。
“城”:「これ映ってる?映ってるの?」金の長髪に赤眼の、強気そうな少女。
“月”:「うん、ばっちりだから。いいよ、続けて?」メガネをかけた、赤毛の少女。
“早”:「分かりづらいんだよなこれ。ビデオカメラ使おうぜ」ジャージ姿の、快活そうなツインテールの少女。
“月”:「そしたらアップロードしにくいじゃん……」
“月”:「あ、体調大丈夫?平気?」
“神”:「う、うん……今ね、結構、調子、よくって」目を細めた、肌白い、儚げな少女。
“城”:「じゃあいいや。始めんね」
“城”:「うちらは“神城早月”。これが確認できてるってことはさ」
“城”:「然るべき連中なんだろ?まあそうじゃなくてもいいよ。関係ないし」
“城”:「訳わかんなかったら回れ右して。かったるい話しかしないし」
“城”:「ここは丹生岩ダムでーす。このダムは今」
“城”:「うちらが制圧しました。これをどうするかは、まだ決めてないでーす」
“城”:「なんでかって?決めたら対策するかも知れないでしょ?」
“城”:「そっちが困る使い方は、いくらでも思いつくから、必要ならどれかをやるよ」
“城”:「それが嫌なら、下流域の皆さんはプレゼントを持ってきてね」
“城”:「やっぱりうちらは花の女子高生だからさ」
“早”:「言い方がオッサン臭い」
“城”:「うっせ!……きれいな価値ある石とかがいいな」
“城”:「“地元でいっぱい採れる”んでしょう?」
“城”:「連絡待ってるね。この動画のコメント欄に連絡してね」
“城”:「じゃ、終わり!チャンネル登録といいねをよろしく!」
“月”:「あ、そのまま10秒くらい待ってて」
“城”:「えーっ面倒くさっ。これでいい?」
“月”:「うん。オッケー」
“城”:「じゃあこれで終わり!あれこれどう切るの?」
“早”:「だからビデオにしようつったじゃん」
“月”:「いやそれはここ触って――」

【オープニング】

GM:オープニングに入ります。
GM:全員登場をお願いします。
朝霧鏡花:34+1D10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+10[10] → 44

真堂啓介:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 4[4]+37 → 41

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+5(1D10->5)(侵蝕率:41->46)した
朝霧鏡花:オワーッ
黒瀬直:30+1d10
DoubleCross : (30+1D10) → 30+6[6] → 36


GM:モニターに映った動画はそこで切れる。
鳩山依鈴:「見ていただくほうが早いかと思いまして。以上が、先日SNSに上がっていた内容です」
GM:あなた達は現在、日本支部からの緊急召集要請を受けていた。
GM:UGN日本支部のセーフハウス内。同席した日本支部エージェントの鳩山から、任務説明を受けている。
朝霧鏡花:「…………」映像を見て、やや渋面を浮かべている。
朝霧鏡花:また面倒そうな案件だな、と思って心中で嘆息するが、そこまでは顔に出さない。
真堂啓介:「……まあ、普段であれば。彼女らが何者なのか、何をしようとしているのか、まずは調査を……となるんだが」
黒瀬直:「なにせ、彼女たちの武器が物騒だものな」
真堂啓介:動画の締まりのない終わり方に、笑いをかみ殺すような表情をしながら。
鳩山依鈴:「映像の遮断には辛うじて成功しています。電子戦型の相手でなかったことは幸いでしょうね」
鳩山依鈴:「仰るとおり、当然、調査は必要です。それは我々が威信をかけて進めますが」
鳩山依鈴:「上の判断はこうです。“それどころではない”」
真堂啓介:「だろうなあ。……いや、実際、つい先日も隣街でな」
真堂啓介:「あれはあれで、下手を打てば世界がひっくり返るような案件だったらしいんだが。……ともあれ」
真堂啓介:「俺のところに話を持って来てくれたのは、そういう面子を集めろ、ということと解したんだが。合っているかね」
鳩山依鈴:「彼女らの口ぶり……そして、“神城早月”の名前」
鳩山依鈴:「尋常のテロリストでないことは明白ですし、何よりも」
鳩山依鈴:「“鉱床”の示唆。ここを名指しと考えるべきでしょう」
黒瀬直:「厄介ごとの温床だな。毎度毎度、邪魔で仕方がない」
朝霧鏡花:「……賢者の石、ですか」
ミシェール・レイ:「ま、早い話が」
ミシェール・レイ:背を預けていた壁から歩み寄って
ミシェール・レイ:「あの人達を消してこいってことですよね?」
鳩山依鈴:「……率直に言ってしまえば、そうです」
朝霧鏡花:「……この件、神城グループの反応は?」
鳩山依鈴:「この世からか、あの場所からかは、まだ判断を保留とのことですけどね」
鳩山依鈴:「神城警備保障の部隊を投入済み、と」
真堂啓介:「……結果は、まあ、語るまでもない、といったところかな?」
鳩山依鈴:「そう悲観したものでもありませんよ?半分はダムの包囲に当てたそうです」
鳩山依鈴:「彼らは現在も動静を監視中です。現状動きはないそうですけど」
ミシェール・レイ:「実際どうなんでしょうね?神城のお姫様を名乗るのは只の愉快犯なのか」
ミシェール・レイ:「あるいは全員その複製体、なんてこともあの会社ならありそうですけど」
鳩山依鈴:「排除についての異論は出てきていません。あくまで、R事案であることの主張なんじゃないかと思っては居ますけど」
黒瀬直:「後詰めも有りとは中々の動員数と見える。不祥事の線も十分に考えられるか」
朝霧鏡花:「スキャンダルを内々に揉み消そうとしていると?」
鳩山依鈴:「……我々で提供可能な“賢者の石”は存在しません」
鳩山依鈴:「鉱床は存在可能性が高いのみで未発見。石の提供とは即ち」
鳩山依鈴:「“適合者”の提供です。認められるはずもない」
真堂啓介:「……うちの街に何が眠っているか、というのは、一応秘匿事項ではあるんだがなあ。漏れるものは漏れる、か」
黒瀬直:鳩山さんの言葉にうむ、と。無言で頷く。
真堂啓介:「鉱脈。それを差し引いても、適合者がひの、ふの……」
真堂啓介:指折り数え、数え。
真堂啓介:「……20年も経たんうちに、随分爆弾を抱え込んだものだなあ」
鳩山依鈴:「その導火線の一つがこれですから。交渉を無視した排除を依頼します」
ミシェール・レイ:「ほんとに、すごい街ですよねえここは。退屈しなくていいですけど」
鳩山依鈴:「日本支部からは私と“フォーマルハウト”」
鳩山依鈴:「“剣匠卿”にはミッションへの参加と、メンバーの推挙をお願いしました」
鳩山依鈴:「求められるのは破壊力ではなく、単体戦闘能力。ダムの破壊はご法度ですからね」
朝霧鏡花:「『交渉を無視した排除』ですか。やあ、いいですね」
朝霧鏡花:「恥ずかしながら、政はどうも苦手で。分かりやすいのはいいことです」
鳩山依鈴:「鏡花ちゃんったら」苦笑して。
真堂啓介:「ああ。その手の戦いには、黒瀬も俺も覚えがある。そして」
真堂啓介:「対人という点で見れば、レイくんを第一候補とするのに異論はあるまい?」
ミシェール・レイ:「いや~、そこまで買って頂けるとは光栄です!」えへへと頭をかく仕草で照れ笑い
黒瀬直:「大陸より来た若き龍、ここに来て間もなくも既に武名を轟かせているものな」
真堂啓介:「買うともさ。……まあ、個人的な感情が無いわけではないが、それはそれだ」
ミシェール・レイ:「えへへへ……それほどでも~」
朝霧鏡花:(見えているのかな……)目隠しにちらりと視線をやり。
ミシェール・レイ:「おや、その個人的な感情というのも気になるところですが……」
ミシェール・レイ:「もちろん、観えてますよ」朝霧さんに向き直り
真堂啓介:「まあ、少し前に色々と、な。レイくん個人に何か、というわけではないから、安心してくれ」
朝霧鏡花:「……おや、これは失礼を」小さく笑う。
ミシェール・レイ:「目では見えないところもそれなりに、ね」いたずらっぽく笑う
黒瀬直:ちらり、と啓介に視線だけ流す。
朝霧鏡花:(苦手なタイプだなぁ……)
真堂啓介:「……まあ、心強い面子が揃った、と言っていいのではないかな、これは」
真堂啓介:黒瀬さんからの視線に、少しバツが悪そうに薄く笑いながら。
黒瀬直:「うむ。砦へ斬り込むにあたり、実に心強い面々であると思う」
朝霧鏡花:「僕に出来る限りのことはさせて頂きます」缶コーヒーのプルタブを開けながら。
ミシェール・レイ:「ええ、ぼくってどうにも誤解されやすいタイプみたいで、警戒されてないか不安でしたけど」
ミシェール・レイ:「香港支部では珍しく話のわかるやつで通ってましたので!精一杯協力します!」ぐっと拳を握って
真堂啓介:「……どうやら、噂以上の魔窟らしいなあ、あちらは。……では、まあ」
真堂啓介:楽しげな苦笑いを浮かべて、そして。
真堂啓介:「よろしく頼む」
真堂啓介:その笑みを消し、小さく頭を下げた。
黒瀬直:「昔しばらく逗留したが、あそこは良くも悪くも変わっていないらしい」
黒瀬直:「ともあれ、味方としては実に頼もしい。今後ともよろしく頼む」部屋に入って初めて、僅かに頬を緩めながら。
ミシェール・レイ:「はい!よろしくお願いします!」二人に交互に頭を下げながら
ミシェール・レイ:「しかしそっか、黒瀬さんが香港支部に……」
ミシェール・レイ:「残念だなあ、ぼくがもう少し早く生まれていれば手合わせの機会もあったのに」
ミシェール・レイ:命懸けの、という注釈を言外に匂わせて
黒瀬直:「だから早々に去ったんだよ……」察した上で、小さく漏らす。
ミシェール・レイ:「ふふ、なるほどね」くくっ、と肩を震わせて笑う
朝霧鏡花:仲間内で戦いを誘うような気配を漂わせるミシェールを横目に、何だか曲者揃いのところに放り込まれたものだな、と心中で独り言ちる。
朝霧鏡花:(まあいい。やることは変わらない。僕は剣を振るだけだ)
朝霧鏡花:(それに鳩山さんもいるし。鳩山さんがいれば大抵のことは何とかなるだろう……)
朝霧鏡花:そう思うことにして、缶コーヒーを一気に飲み干した。

GM:シーン終了。


 GM:ロイスの取得が可能です。シナリオロイスは“神城早月”ですが
 GM:これは今総体に取ってしまうよりも、個別の相手に取りたい局面があるかもしれませんから
 真堂啓介:一人ずつ取ったらそれだけで枠が埋まるタイプのシナリオロイス。
 GM:無理強いはしません。とっても取らなくてもOK。
 ミシェール・レイ:なるほどね
 黒瀬直:古馴染み:真堂啓介/P信頼〇:N食傷 ではひとまずこれで取得!
 GM:PC間ロイスは取っていただきたく。自己紹介の順としましょう
 朝霧鏡花:ではとりあえずミシェールくんに 同僚/有為/○食傷で取得!
 黒瀬直:ちょうどよかった
 GM:朝霧さん→黒瀬さん→真堂さん→ミシェールくん→朝霧さんで。
 朝霧鏡花:黒瀬さんには ○信頼/隔意 で!
 ミシェール・レイ:協力者:朝霧鏡花/興味◯/隔意 で所得!
 真堂啓介:ではミシェールくん…さん?に「■好奇心/無関心」で。
 朝霧鏡花:以上!


【ミドルフェイズ1】

GM:ミドルフェイズ1。ダムへと移動するシーンとなります。
GM:登場は全員推奨。互いに紹介とかしましょう。
黒瀬直:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+6[6] → 42

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+8(1D10->8)(侵蝕率:46->54)した
朝霧鏡花:44+1D10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+3[3] → 47

真堂啓介:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 8[8]+41 → 49

真堂啓介:テンションが上がってきた。
ミシェール・レイ:もうすこし落ち着いて欲しい…
GM:【丹生岩ダム 道中】
GM:自衛隊より借用した、兵員輸送機の中。
GM:UGNが編成した丹生岩ダムへの強襲攻撃部隊の面々は、その時までしばしの時間を過ごしていた。
真堂啓介:「……ふむ」
真堂啓介:少しの間、何かを探るように視線を彷徨わせていたが。
真堂啓介:「“フォーマルハウト”……朝霧くん、だったか。少し、いいかね」
真堂啓介:そう、のんびりとした口調で切り出す。
朝霧鏡花:「…………え」また新しくコーヒーの蓋を開けようとしていたところで、手を止める。
朝霧鏡花:「僕ですか?はい、何でしょう?」
真堂啓介:「いやあ、その得物の多さが気になってなあ。所作は素人ではない。しかし、剣の扱いに最適とは言い難い」
真堂啓介:「となれば、君はどのような使い手なのだろう、と。すまんな、この年になっても、やはり剣となると興味が尽きんのだ」
朝霧鏡花:「ああ……これですか」特注の下緒で腰からじゃらじゃらとぶら下げた、大量の日本刀に少し触れて。
真堂啓介:目だけが笑っていない笑顔で、問いかける。
ミシェール・レイ:「あ、それぼくも気になってました!」横から顔を出し朝霧さんへ期待の表情を向ける。
黒瀬直:静かに向けた視線に、僅かな興味を滲ませる。
朝霧鏡花:「僕はこの通り、十七の小娘なので。幼い頃から剣は振るっていましたが……この道は十年、二十年で極められるものでもないでしょう?」
真堂啓介:「……まあな。俺も未だ頂きには遠く、だ」
朝霧鏡花:「それでも、一応は家の当主をやらせて頂いているので。時には達人級の相手と渡り合う局面も出てきます」
朝霧鏡花:「そして当然、勝たねばならない」
朝霧鏡花:真剣での立会。即ち命のやり取りだ。負ければ死ぬだけ。
朝霧鏡花:「それで、これです」大量の脇差をかしゃりと鳴らして、それから、外套の裏から一枚の紙――符を取り出す。
朝霧鏡花:朝霧の手の中で、符が青白い炎に包まれる。
朝霧鏡花:炎は見る間に膨張し、形を変え、人の腕の形となって、缶コーヒーの蓋を開けた。
真堂啓介:「“広まる”以前から受け継がれたレネゲイド、かね」
ミシェール・レイ:「おぉ~」ぱちぱちぱちと小さく拍手
朝霧鏡花:「ええ、それらしく言えば……式神、ですかね」
鳩山依鈴:「朝霧家は“オールド”の一つですからね」
鳩山依鈴:「珍しいんですよ?UGNに友好を保ってくれるとこって」
黒瀬直:「まあ、うちより古いところだものな」青い炎に無感動な視線を向ける。
朝霧鏡花:「まあ、古いだけが取り柄の家ですから。UGNには拾って貰ったと感謝しているくらいですよ」
真堂啓介:「ふむ。ということは、黒瀬の家が力を貸してくれたのも、我が七原鹿島神社には幸運だった……ということかなあ」
朝霧鏡花:「……とにかく、これで剣を振るうわけです。埋められない差を埋めるために、『手数』を増やす」
ミシェール・レイ:「呪術や道術の大家はFHと古くから親交を持ってる所も多いですもんね、大陸は特にそうですけど」
朝霧鏡花:「邪道も邪道です。すいません、真堂さんのご期待に添えるようなものではないですね」苦笑して。
真堂啓介:「いや、こちらこそ、不躾に聞いてすまなかった。……そうしてあっさりと見せてくれたのだから」
真堂啓介:「隠し玉はあるもの、と期待しておくさ。……ああ、それに」
真堂啓介:「実のところな、俺たちが根城にしている街には、色々と“出る”のさ。それこそ、昔から」
朝霧鏡花:「ええ、以前目にしました。こちらに留まっているのはそれが理由でもあります」
黒瀬直:「あの時は随分集まったようだな。私は行けなかったが」
朝霧鏡花:「まあ……僕にはあまり期待しないでください。貴方から見れば単なる小娘ですよ」
朝霧鏡花:「僕のような若輩者でも分かります。真堂さん、相当な腕前のようで」
真堂啓介:「そう言ってくれるのは嬉しいがね。所詮、俺は斬るしか能がない男でなあ」
真堂啓介:無精髭の浮いた顎を撫でつけながら、小さく笑う。
朝霧鏡花:「その能を見込まれて、我々は集められたわけですから」やや自嘲気味な笑みを返す。
真堂啓介:「そう腐るものでもないさ。やれる、と見込まれたわけだから、やって見せればいい。ああ、それに」
朝霧鏡花:自分の剣は邪道の血塗れ剣法という意識が強くある。こうして達人を目の当たりにすると、どこか後ろめたいような気持ちが湧いてくる。
真堂啓介:「大陸渡りの拳法というのもな、これがなかなか面白い。或は、何かしら学べることもあるのではないかな」
朝霧鏡花:「…………」目隠しの少年?に目をやる。
真堂啓介:なあ、と。視覚を閉ざしたままの少年(?)に声を飛ばす。
黒瀬直:じろり、と探るような視線を這わせる。
ミシェール・レイ:「あ、もしかしてぼくのこと言ってます?」
ミシェール・レイ:「いやー、音に聞こえた"剣匠卿"にそこまで期待されると照れちゃうな~」
黒瀬直:(かわいいな……)
ミシェール・レイ:「でも、ぼくの術理も拳法の正道とはちょっとずれちゃうんですけどね」
真堂啓介:「ただの呼び名に過ぎんよ。……実際、期待はしているのさ。だからこそ、わざわざ速水くんに頼み込んで、君に出張ってもらったのだから」
ミシェール・レイ:「えへへ……後でやどりちゃんにもお礼言わないとですね」
ミシェール・レイ:「ぼくの力も、朝霧さんの呪術とルーツは似たようなものです」
朝霧鏡花:「大陸系の術ですか?」
ミシェール・レイ:「俗に仙術とか道術とか言うやつと武術のハイブリットですかね。雷気……UGNで言うブラックドッグの電磁誘導なので、ここではお見せできませんけど」
ミシェール・レイ:「下手したら墜ちちゃうので」いたずらっぽく笑って
黒瀬直:「では後の楽しみにしておこう。期待大だな」くすりと笑う。
ミシェール・レイ:「それに、朝霧さんみたいに何本もの刀を扱うのはとてもできません」
ミシェール・レイ:「ぼくの得物はこれだけですから」
ミシェール・レイ:傍らに置かれた巨大なトランクケースを指差す
朝霧鏡花:「剣……ではなさそうですね」
黒瀬直:「重心が偏っているように見えるな」
ミシェール・レイ:「隠すほどでもないですけど、そこは黒瀬さんの言う通りにお楽しみということで」
真堂啓介:「……仙道というのは、最終的に“完璧な人間”に生まれ変わるのを目的にするのだったかな」
真堂啓介:トランクよりも、ミシェールの一挙手一投足に注目しながら。
真堂啓介:「であれば、武術や技術との噛み合わせも、まあ悪くはないのだろうなあ。……うむ」
真堂啓介:何かに、勝手に納得したように頷く。
ミシェール・レイ:「流石真堂さん。お詳しいですね!」
ミシェール・レイ:「まあでも、得物といえば」
ミシェール・レイ:「ぼくは黒瀬さんの持ってる"それ"も、とっても気になりますけどね」
ミシェール・レイ:「光を遮断してるぼくですら、眩しいと感じる圧力があります」
ミシェール・レイ:「気になるな~……」まじまじと黒瀬さんを見つめる。心の目で
黒瀬直:「生憎、敵以外には振るわんと決めている」所持する武器の話を返すが、一見のところ無手。
真堂啓介:「……朝霧くんほどではないのだろうが、黒瀬の家も、まあ古い家系でな」
真堂啓介:「親父殿がうちの支部を立ち上げた時、黒瀬の協力を得られて、随分と安堵していたのを覚えている」
朝霧鏡花:「ええ、お名前は存じ上げています」
朝霧鏡花:「……では、お二人は相当に長いお付き合いなのですね」
黒瀬直:「まあ、仕事から始まった付き合いではないな」
黒瀬直:「そして力も、私の場合は生まれつきか」
黒瀬直:「誰も私が継ぐとは思っていなかったが黒瀬の家の当主であり」その手の内より金の輝きが閃く。
真堂啓介:「それこそ、あまり大声で話すような始まり方ではなかったなあ。まあ、酒の席での思い出話には丁度いいかもしれんが」
黒瀬直:「字義通りでもあり、専門用語の遺産でもある"華金弓"を継いだ。これが主な得物だな」
真堂啓介:苦笑いを浮かべながら、目を細めて黒瀬さんを見ている。
ミシェール・レイ:「へえ~!遺産かぁ……」
黒瀬直:黄金に輝く、捩じれ上がった金属弓。随所に刃が備わり、持ち主も相まって物騒な外見である。
黒瀬直:「それからこのように」弓を手中から再び消し去り、天気の話でもするようなリラックスした声色で語りながら、
黒瀬直:美しい刀剣、厳めしい長柄、しなやかな暗器、無骨な銃器。
黒瀬直:周囲に現出しては落ちながら塵と消える、無数の仕事道具。
黒瀬直:「一通りは扱える。真堂支部長とは違い、多趣味な方だ」
鳩山依鈴:「……本当に、この街」呟くように。
鳩山依鈴:「怖くなる時がある」
朝霧鏡花:「全くですね」出し入れ自在のさまを見て羨ましそうに。大量の刀で窮屈そうに座っている。
黒瀬直:「安心しろ。35年間で一番今が酷い」
黒瀬直:「……いや、これでは安心できないか?」
真堂啓介:「そうだなあ。永く住んでいると、どうにも麻痺してしまいがちだが」
真堂啓介:「この街には何かがある。そして、その全てを知る者は誰もいない。13人の支部長、その中にも、きっと」
真堂啓介:「……まあ、だからこそこうして。目の前に現れる危機を、ひとつひとつ潰していくしかない」
ミシェール・レイ:「ふふ、どうやらぼくは運がいいみたいですね」
黒瀬直:「取りこぼしなく、丁寧にな……私はいい加減嫌になるが」
ミシェール・レイ:「"一番いい時期"にこの街に来れたんですから」
黒瀬直:「まあ、せっかくだからミシェールくんは楽しんでいけばいい」
黒瀬直:「しかめ面して解決するわけでもないからな」
朝霧鏡花:(香港支部の人はみんなこうなのかな……)
真堂啓介:「うむ。……いやしかし、ただひとつ残念なのは、だ」
真堂啓介:「朝霧くんにもレイくんにも、見た目的に、一杯付き合いたまえとは言いにくいことだなあ」
真堂啓介:まるで、それが一番の問題だ、とでも言いたそうに。
黒瀬直:「……」この男は、と言いたげな呆れた視線。
朝霧鏡花:「法的にもです」呆れたように。
ミシェール・レイ:「あはは、それも将来のお楽しみですね」香港の連中なら気にせず飲ませてきただろうな、と思いながら
黒瀬直:「………」
黒瀬直:「だがまあ、このままストレートに仕事が進んだ場合には」
黒瀬直:「私の方から酒に付き合ってもらうか」
鳩山依鈴:「ストレートに進むことを期待したいですね、それ」
鳩山依鈴:「お二人には悪いですけど」
鳩山依鈴:「まあ、大人の特権ということで一つ」
真堂啓介:「さて、万事順調に進むか、一波乱あるかは」
真堂啓介:「これから、嫌でも確かめることになる。……そろそろ、かね」
GM:眼下には大きな瀑布――のように見える、
GM:人工建造物が映る。彼女らに制圧された、丹生岩ダム。
GM:〈知覚〉で判定してください。
GM:これはプライズポイントに相当するとお考えください。
GM:高い目を出せば出すほど、奥地への侵入が楽になる。
朝霧鏡花:1DX
DoubleCross : (1R10[10]) → 8[8] → 8

黒瀬直:エヴリシングレディ使ってもよろしいでしょうか?
GM:構いません。何を?
黒瀬直:AI補助スーツです
真堂啓介:ば、万能アイテム!
黒瀬直:判定に+3D!
朝霧鏡花:ヤベェ~~
GM:OK!
ミシェール・レイ:すごいぜ!
黒瀬直:エヴリシングレディ起動。AI補助スーツを取得して装備。マイナーで使用してメインプロセスのダイス+3.
黒瀬直:《砂の加護》も使います。侵食+3して45。ダイス+6。
黒瀬直:11dx
DoubleCross : (11R10[10]) → 10[1,4,5,6,6,6,7,8,8,8,10]+10[10]+7[7] → 27

真堂啓介:スゴォイ…。
GM:ワーオ
朝霧鏡花:強すぎる……
真堂啓介:一応、素で振っておこう。
真堂啓介:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

ミシェール・レイ:一応《オリジン:プラント》で感覚+10しとこう
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+2(侵蝕率:54->56)した
ミシェール・レイ:2dx+11
DoubleCross : (2R10+11[10]) → 10[4,10]+9[9]+11 → 30

ミシェール・レイ:ワオ
GM:ヒエッ……!
朝霧鏡花:なんだこいつら
GM:暴力の気配に敏感すぎるでしょ
ミシェール・レイ:これが心眼の力ですよ
黒瀬直:すごいぜ
GM:では、お二人は気づく。
GM:ダムの管制室から、何者かが狙撃を試みた。
GM:それは動き出す以前に知覚したのかもしれない。発射の初動を目ざとく捉えたのかもしれない。
GM:銃弾は輸送機めがけ2発。
GM:その銃弾を、それぞれ迎撃することができる。
ミシェール・レイ:「――伏せて」
ミシェール・レイ:真堂さんと朝霧さんにそう促し、トランクケースを手に取る。
黒瀬直:「……うむ、来るぞ」そろそろだろうと経験則から導き出して、目を見張っていた。
黒瀬直:「片方は頼めるか」短く問う。
ミシェール・レイ:「任されました」輸送機の出口に立ち「お先にどうぞ」
黒瀬直:言葉は返さず、ひらりとその身を空中に投じる。
真堂啓介:「では、任せる。……ああ、本当に伏せていた方がいいぞ、朝霧くん」
鳩山依鈴:「え!?ここまだ結構な高度が――」
朝霧鏡花:「そのようで……えっ……!?」
朝霧鏡花:飛び出した黒瀬さんに目を見張る。
黒瀬直:そのまま弓矢を手中に生み出し
黒瀬直:迫る弾丸を、その瞳に捉えて
黒瀬直:(今回もまた、面倒な戦いになりそうだ)
黒瀬直:華金弓より放たれた光条が、真正面から迎撃した。
黒瀬直:(二枚抜きは、流石に難しいか。まあ良い)
GM:光条は弾丸を過たず捉え、撃ち落とす。
GM:そしてもう一発は。
ミシェール・レイ:既に得物は投げ放たれている。
ミシェール・レイ:鎖の両端に人の頭程の鉄球が付いた武器、流星鎚。
ミシェール・レイ:しかし、通常のものと違いその鎖は実に50m。尋常ではない長さだ。
ミシェール・レイ:鉄球が特異な軌道を描き、2発目の弾丸の射線を遮り
ミシェール・レイ:その鎖の隙間で弾丸を絡め取る。
ミシェール・レイ:それと同時にもう片方の鎖を落下する黒瀬さんに向けて放り投げる。
黒瀬直:「さてヘリをもう一つ……おや」
ミシェール・レイ:「黒瀬さーん!つかまってくださ—い!」眼下に向けて叫ぶ
黒瀬直:「ありがとう!お陰で晒す札が一枚減る!」しっかりと握りしめながら、合図という意味も込めて大声で叫ぶ。
黒瀬直:第3以降の狙撃を警戒しつつ、素早くよじ登っていく。
GM:管制室を見れば、敵の姿をも確認できる。
GM:少女が3人。動画にあった少女らだ。
ミシェール・レイ:「うわすご……」引き上げるつもりだったが、その暇すら無く登りきってしまった
“城”:うち一人は、ライフル砲のようなものを2丁担いでいる。彼女が射手だろうか。
真堂啓介:「……さて、挨拶を無事乗り切ったのはよいとして」
蜘蛛の怪物:そして少女らの奥には、蜘蛛のような姿をした怪物の姿が垣間見えた。
真堂啓介:投擲の反動で傾いた機体、そこから落ちぬよう手近なものに捕まりながら、開いた扉の外。管制塔を見る。
朝霧鏡花:「……滅茶苦茶しますね……」だいぶ引き気味の顔。
鳩山依鈴:「お疲れさまです……しかし、あれ」
鳩山依鈴:「動画にはなかったものです。彼女らの配下でしょうか」
黒瀬直:「狙撃手は恐らくノイマンか。動物を操るのはオルクスの手管かもしれん」息切れ一つなく戻ってきて。
真堂啓介:「一人足りない。その代わりに、何かがいる。……どうにもなあ、嫌な予感がして仕方ないが」
真堂啓介:おかえり、とさらりと返しながら。
黒瀬直:ただいま、とごく当たり前のように返して
黒瀬直:「朝霧くんらは怪我無かったか?」
GM:第三射以降はない。無駄だと悟ったのか。
朝霧鏡花:「ええ……まあ……お陰様で……」屈んで零しかけたエナジードリンクの缶を器用に足で受け止めて。
ミシェール・レイ:「はい、こちらはなんとも。上手く撃ち落とせてよかったです!」
真堂啓介:「俺たちも機体も無事だとも。おかげで、定刻通りに到着の見込み、というわけだ」
黒瀬直:「ならばよし」何事もなかったかのように座る。
朝霧鏡花:「……いつもこうなんですか?」真堂さんに小声で。
真堂啓介:「いつもなら、あのまま着地して何故か先に着いている」
真堂啓介:「黒瀬というのはな、そういう奴だ。いい女だろう?」
朝霧鏡花:「…………」色々な言いたいことを呑み込んで。「……ええ、頼もしいですね」
鳩山依鈴:「鏡花ちゃんも大人になったわね」嘆息して。
ミシェール・レイ:「あちゃー、余計な気遣いだったか。まだまだ黒瀬さんを甘く見てましたね」苦笑しながら
黒瀬直:「気遣いは嬉しいとも。新鮮だったぞ」
ミシェール・レイ:「えへへ……」
黒瀬直:(しかしかわいいな……)
鳩山依鈴:「……まもなく着陸です。到着次第、皆さんは突入を」
鳩山依鈴:「私は本機の警護を。……あまりやりたくないですけど、もし中で必要なら連絡してください」
朝霧鏡花:「え゛っ」
朝霧鏡花:黒瀬さんが飛び降りた時より動揺して。
鳩山依鈴:「射撃支援します……どうしたの?」
朝霧鏡花:「……鳩山さんは……来ないんですか……?」
鳩山依鈴:「私は現地の汚染の懸念があるから。本当に必要な時は使って」
GM:本セッションではNPCカードが使用可能です。

鳩山依鈴 いずれかの効果を、合計で3回使用できる。
・クリンナップ時、敵単体に達成値50、ダメージ固定値10(装甲有効)の射撃攻撃を行う。ラウンド1回
・オートアクションで《妖精の手》を使用し、判定のダイス目の一つを10に変更する。
朝霧鏡花:「…………」二秒ほどの間があり。
朝霧鏡花:「分かりました。そちらはお任せします」内心で渦巻く全ては何も表情には出さずに、言う。
朝霧鏡花:(…………)
朝霧鏡花:(……帰りたい…………)
ミシェール・レイ:「あれれ、朝霧さん具合悪いです?さっきの衝撃で酔っちゃったかな?」内心のもやもやに気付きつつも、その原因には思い至らず
真堂啓介:「……俺が言うのも何だがなあ。朝霧くん」
真堂啓介:「あまり、真に受けるなよ。他人と自分が違うのは、当たり前だ」
真堂啓介:「人というのは、そういうものだろう。……まあ、ここまで極端なのは珍しいかもしれんが」
真堂啓介:喉の奥を鳴らすような、低く小さな笑いを漏らす。
朝霧鏡花:「……ええ……いえ、大丈夫です」
朝霧鏡花:誰も彼も心境を見透かしてくるような状況に、凄まじい居心地の悪さを感じつつ。
朝霧鏡花:あらゆる雑念は、心の深いところに押し殺す。
朝霧鏡花:「任務ですからね」
朝霧鏡花:「……行きましょうか」
朝霧鏡花:そう言って、帽子を深く被り直す。


 GM:シーン終了。購入・ロイス可能。
 GM:購入はロール的には事前に準備していた形になります
 真堂啓介:ワイヤーウィップを狙いましょう。
 黒瀬直:古馴染み:真堂啓介/P信頼〇:N食傷 で取得します。
 真堂啓介:2dx+2>=12
 DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 8[1,8]+2 → 10 → 失敗

 黒瀬直:もう取ってた……
 真堂啓介:足りず!失敗!
 真堂啓介:PC間ロイスとしてネ…。
 黒瀬直:同行者:ミシェール・レイ/Pかわいい〇:N香港 で取得
 ミシェール・レイ:協力者:黒瀬直 感服◯/驚異 で所得
 朝霧鏡花:真堂さんに 同僚/感服/○引け目 で取得します
 朝霧鏡花:応急チャレンジ!
 真堂啓介:朝霧さんに「■誠意/隔意」で取得を。
 朝霧鏡花:1DX>=8
 DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 2[2] → 2 → 失敗

 朝霧鏡花:以上!
 ミシェール・レイ:ここで水晶の剣使ってもいいでしょうか
 真堂啓介:以上で!
 黒瀬直:2dx+2 ワイヤーウィップを購入
 DoubleCross : (2R10+2[10]) → 10[1,10]+3[3]+2 → 15

 GM:どうぞ!
 ミシェール・レイ:ありがとうございます!
 黒瀬直:成功!啓介くんに渡すぞ。
 ミシェール・レイ:《水晶の剣》小型浮遊砲の攻撃力+6
 黒瀬直:以上!
 ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:56->62)した
 ミシェール・レイ:シューターズジャケットチャレンジ
 真堂啓介:わーいありがたい!ウェポンケースに収納!
 ミシェール・レイ:2dx+1>=13
 DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗

 ミシェール・レイ:だめー
 ミシェール・レイ:以上!


【マスターシーン】

GM:丹生岩ダム管制室
“城”:「……マジか。止められたわ」
“城”:身の丈ほどの巨大な銃を、軽々両手に構えた少女が呟く。
“早”:「うっそ、マジで!?城ちゃんのをか」
“月”:「……ちょっとまずいかもね。どうする?」
“月”:「逆に言えば、向こうは交渉する気がないってことだけど」
“早”:「決まってるだろ!ウチらが脅しじゃないってことを見せてやろうぜ」
“早”:「舐められてるんだよ、今」
“城”:「……じゃあ決議。いつもどおり一人一票。どう動く?」
“早”:「ダムをぶっ壊してメチャクチャにする」
“月”:「反対。今壊しても大した被害にはならない」
“城”:「打って出て、取りこぼした奴らを攫うのは?まだそのへんにいるだろ」
“城”:「それこそどうとでも使えるじゃん」
“城”:「景はどうしたいの?」
“月”:「まだ何もしない。ダムが健在であることが盾になるはず」
“月”:「こっちは壊れても困らない。向こうは困る。誘い込んでまずは倒す」
“月”:腰には刀を佩いている。それがかたりと震えた。
“月”:「……何もしないが2票ね」
“城”:「おっけ。じゃあ時雨は?」
蜘蛛の怪物:「あ。あのね。わたしは、動くなら」傍らにうごめく、巨大な蜘蛛が応える。
蜘蛛の怪物:「仲間を増やすのがいいなあ。お友だちが増えるかもしれないし」
蜘蛛の怪物:「あ、でも、景ちゃんが何もしないって言うなら、そっちのほうがいいかなあ?」
“城”:「ちゃんと決めてくれって……まあいいや。どっちにしろ“何もしない”で決まり」
“城”:「情勢を維持したまま、来る奴らをぶっ倒す。はい決定」
“早”:「てか、いつも思うんだけど!」景と呼ばれた、眼鏡の少女を指差して。
“早”:「あれズルじゃん!2票って!」
“月”:「別に、いつも意見が合うわけじゃないよ?」
“早”:「どうでもいい時だけじゃん……!」
“城”:「喧嘩するなって。とにかくさっさと終わらせて、あれ飲みに行こ」
“城”:「あれ……なんだっけ。忘れた」
“月”:「タピオカ?」
“城”:「あ、そう、それ!覚えづらくない?なんとか茶にしてよ」
“月”:「タピオカミルクティーだからお茶だね」
蜘蛛の怪物:「うん。楽しみ……」

【ミドルフェイズ2】

GM:ダムへの侵入シーンとなります。
GM:シーンプレイヤーは暫定的に侵蝕最低値の黒瀬さん。
GM:他PCも登場自由です
黒瀬直:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+3[3] → 45

朝霧鏡花:47+1D10 出!
DoubleCross : (47+1D10) → 47+1[1] → 48

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+7(1D10->7)(侵蝕率:62->69)した
真堂啓介:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54


GM:まずは情報収集が可能。項目は恐るべき数があり
・“神城早月”[1] 〈情報:UGN,ウェブ〉6
GM:これだけです。
黒瀬直:ははあ
朝霧鏡花:マジかよ……
真堂啓介:ヒエッ…
ミシェール・レイ:わーお
真堂啓介:じゃあコネ使ってUGNで。
真堂啓介:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 10[1,8,10,10]+7[7,7]+1 → 18 → 成功

朝霧鏡花:私もコネUGN
朝霧鏡花:3DX+2
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 5[1,4,5]+2 → 7

真堂啓介:3倍です。
ミシェール・レイ:コネコネ
黒瀬直:12人ぐらい神城早月分かりそう
ミシェール・レイ:4dx+1>=6
DoubleCross : (4R10+1[10]>=6) → 9[1,2,3,9]+1 → 10 → 成功

黒瀬直:4dx+2 コネ使ってUGN
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 8[1,2,3,8]+2 → 10

ミシェール・レイ:na-nnda
GM:じゃみんな分かります!開示を。
ミシェール・レイ:なーんだみんな意外と社会性あるじゃん!
真堂啓介:神城早月が神神神城城城早早早月月つきに…?
GM:成功率400%とはね……
朝霧鏡花:僕が社会性最弱……?この人達の中で……?
黒瀬直:You are loser...
・“神城早月”[1] 〈情報:UGN,ウェブ〉
ダムの制圧者が自称した名称。確認できるだけで4名の少女と一体の怪物。
神城早月神城グループ会長との関連は不明――というか恐らく無関係と思われる。
神城の外郭特別監査エージェントの調査によっても白の可能性大とのこと。
そもそもダム自体、UGNが神城警備保障に警備委託している施設であり、
わざわざこの施設を使って何らかの後ろ暗い行いをしていたとも考えづらい。
神城グループの警備を打ち倒した時に発想した揶揄ではないか?との説が濃厚。
黒瀬直:なんだ神城っていい奴じゃん!
真堂啓介:あの子らも瞬間瞬間を必死に生きてるんだなあ…。
朝霧鏡花:じゃあこいつら何なんだよ!

GM:丹生岩ダム 管理棟入口
GM:ロックは掛けられているが、それはあくまで通常のセキュリティシステムの範疇だ。
GM:厳重になるようにいじられた形跡もない。電子戦の得意なものが存在しないのかも知れない。
GM:スマートホンも画質から鑑みて、古い型のように思える。
GM:君たちはロックをスマートに解除してもいいし、
GM:ロックの付いている扉自体を抜本的に対処してもいい。
真堂啓介:じゃあスマートに行きましょう。
真堂啓介:キィン、と澄んだ音がして。
真堂啓介:「うむ。開いたな」
真堂啓介:ロックを物理的に切断された扉が、自らの重みでひとりでに開く。
黒瀬直:「うむ」数歩後ろで待機。警戒の眼を遠くまで遣っている。
ミシェール・レイ:「うおお~~!サムライ!」感激の拍手
真堂啓介:なお、扉自体には傷ひとつついていない。僅かな隙間に切っ先を滑り込ませ、ロックだけを切断したのだ。
朝霧鏡花:「開きましたね」ツッコまない。
ミシェール・レイ:「いや……ニンジャ……?」
真堂啓介:「わざわざ占拠したというのに、不用心なものだなあ。……いや、実際のところ」
真堂啓介:「降りがけに聞いた話では、神城グループとは無関係なのだろう、彼女らは。……そこらが気になるところではあるが」
朝霧鏡花:「本当に無関係、となると、どこから湧いて出たのでしょうね」
朝霧鏡花:「FHか、別の勢力か」
朝霧鏡花:「あるいはただの愉快犯なのか……」
黒瀬直:「狙撃時に見えたのは管制室に3人、それから蜘蛛のような怪物」
朝霧鏡花:中の様子を伺いながら。
ミシェール・レイ:「どちらにしろ」
黒瀬直:「組織的とは言い難いかな」
ミシェール・レイ:「ええ、でも腕は確かですよ、さっきの輸送機への狙撃も」
ミシェール・レイ:「弾かなければ撃墜コースでした。しかも『まったく同時』に2発」
ミシェール・レイ:「なかなか楽しめそうだ」ぺろりと唇をなめる
真堂啓介:「意図が見えない腕利きというのは、いつも厄介なものでなあ。……ともあれ、ここで様子を窺っていても仕方あるまい」
真堂啓介:「行くかね」
真堂啓介:ちょっと出かけてくる。そんな風に聞こえる声。
朝霧鏡花:「そうしましょう」ヴェイパー(カフェイン吸引器)を咥えて一服、煙を吐き出して。
黒瀬直:「前列は任せる。射線の心配は不要だ」冷淡で鋭利な、感情の乗らない声。
GM:中に突入ししばらく歩けば、匂いを感じる。
ミシェール・レイ:「よーし、いざ、突入!」勇んで歩く後ろをひとりでに巨大なトランクケースが付いていく
GM:血の匂い。
ミシェール・レイ:「……む」
朝霧鏡花:「…………」すん、と匂いを嗅ぎ取って、鯉口を切る。
真堂啓介:「……まあ、ダムであれば当然、管理に携わる人間がいたわけだな」
黒瀬直:「あるいは返り討ちに遭った攻略者、か。生き残りも居るやもしれん」
GM:匂いをたどり、濃い方へと向かえば。
GM:幾人もの、倒れ伏す人影を認めることができる。
GM:いや、人影というのは正確ではない。
GM:バラバラの破片をつなぎ合わせれば、人を構成するパーツの一部となるだろう。
GM:ピースの欠けたパズルのように。
ミシェール・レイ:「これはまた……派手にやるなぁ」
黒瀬直:じろり、視線を周囲に這わせる。視線誘導の類いを警戒してのことだ。
朝霧鏡花:「……『交渉を無視した排除』という判断、少しだけ、いかなるものかと思っていましたが」
朝霧鏡花:「……正しかったようですね」
ミシェール・レイ:スンスンと鼻を鳴らし、血と臓物以外の臭いがしないか嗅ぎ分けようとする
真堂啓介:「間違っても、銃弾でやれる手管ではないなあ。……やはり、4人それぞれがやり手と見ねばならんか」
GM:そうですね。明らかに、全てが銃弾によるものではない。
GM:弾痕。切断痕。圧縮痕。そして。
GM:食い破られたかのような痕。
GM:視線も気配もない。既に“終わった”痕だということだろう。
朝霧鏡花:それを見て、黒瀬さんに。「蜘蛛のような怪物がいたと仰ってましたね」
朝霧鏡花:「例の映像には写っていなかったように思いますが。あの中の誰かの変身能力、もしくはジャーム化でしょうか」
黒瀬直:「うむ。見えたのは一体だったが」
黒瀬直:「オルクス能力等による多数の使役、ということも十分に考えられる」
黒瀬直:(……変身、か)
真堂啓介:「さて、ここで検分を続けて探るだけ探る、というのもいいが」
真堂啓介:「推論に目途が立てば、進まねばな。……ここまで罠すらないというのは、気になるところだが」
真堂啓介:「気にしているだけで立ち止まっていては、終わるものも終わるまい。……うむ、この手の仕事は、早く終わらせるに限る」
GM:罠はここまでに存在しない。それだけの自信があるのか、
GM:手が回るだけの戦力がないのか。
ミシェール・レイ:「どちらにせよ、待ち受けてくれるなら好都合です」
朝霧鏡花:「敵がいるのは管制室、でしたか。とにかくそちらに向かいましょうか」
ミシェール・レイ:「はい。敵が良心も躊躇いもない相手とわかった、それでまずは十分」
黒瀬直:「間取りは弄られてなければ把握済み、とりあえずは真っ直ぐ向かうか」
真堂啓介:「そうしようか。……いやしかし、可愛らしい顔をして、よくやる」
真堂啓介:部屋内の惨状を、最後に一瞥して。
真堂啓介:「ここに留まってくれている間に、きっちり止めてやらんとな」

GM:シーン終了。購入ロイスが可能。
黒瀬直:ロイスは保留。ホローポイント弾を購入。
朝霧鏡花:ロイス保留で応急キット!
黒瀬直:2dx+2>=10
DoubleCross : (2R10+2[10]>=10) → 8[5,8]+2 → 10 → 成功

朝霧鏡花:1DX>=8
DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 1[1] → 1 → ファンブル

ミシェール・レイ:《水晶の剣》をリニアキャノンに、攻撃力+6
朝霧鏡花:俺は鼻の濡れた負け犬なのか
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:69->75)した
朝霧鏡花:以上です
真堂啓介:ロイス保留!購入はUGNボディアーマー!
黒瀬直:以上です
ミシェール・レイ:ロイス保留。シューターズジャケット!
真堂啓介:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 5[5,5]+2 → 7 → 失敗

真堂啓介:駄目!以上!
ミシェール・レイ:2dx+1>=13
DoubleCross : (2R10+1[10]>=13) → 9[8,9]+1 → 10 → 失敗

ミシェール・レイ:くそー
ミシェール・レイ:以上!

【ミドルフェイズ3】

GM:次のシーンはミドル戦闘です。
GM:登場する方はどうぞ!
黒瀬直:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+10[10] → 55

真堂啓介:出よう!
真堂啓介:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 10[10]+54 → 64

朝霧鏡花:48+1D10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+7[7] → 55

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+9(1D10->9)(侵蝕率:75->84)した
ミシェール・レイ:やっべ
真堂啓介:戦闘と聞いてたまらず侵蝕を10上げて駆け付けた12支部のふたり。
朝霧鏡花:ミシェールくん……!
黒瀬直:ミシェールくんー!
真堂啓介:テンション高いな香港支部…
ミシェール・レイ:落ち着きのない子だなあもー

GM:丹生岩ダム 管制棟内
GM:抵抗らしい抵抗は受けないまま、あなたたちは中枢へと到達した。
GM:彼女らの元々居た管制室までは、あと少しといったところだ。
朝霧鏡花:「……もう少し手応えというものがあったほうが、却って安心できるんですがね」
真堂啓介:「まあなあ。……こうもスムーズだと、故意なのか本当に無策なのか、それすらも判別できん」
黒瀬直:「連中が動いていないなら、もうすぐだな」
真堂啓介:「なんせ、判断材料が皆無と来た。いやあ、ここまでくると、いっそ清々しいとすら思えてくるなあ」
黒瀬直:「例の動画も管制室でのものだろうし」
ミシェール・レイ:「まあ、いいじゃないですか」
ミシェール・レイ:「慢心して眠りこける獣にしろ、陣地でふんぞり返る狩人にしろ」
ミシェール・レイ:「噛みちぎるのが愉しみなのは変わりませんよ」
朝霧鏡花:「…………」不気味さが拭えず、無意識に手が刀の柄に伸びている。
黒瀬直:「互いに手の内も腹の中も知れん状況だ。鞘当ての一つはありそうなものだが、ふむ」
真堂啓介:「そういうものかね。俺は、何もせずに済むならそれがいいと思ってしまう質でな。……いやまあ、そう思う時に限って」
真堂啓介:「こういった仕事が舞い込んでくるわけだが。……うむ、やはりもう一杯やってから来るべきだったか」
黒瀬直:「………啓介。一杯やったのか?」
ミシェール・レイ:「そういう遣い手も居るにはいましたが……あ、もしかして真堂さんも酔えば酔うほど刃が冴え渡る流派の人なんですか?」
真堂啓介:「はは、まあそう睨むな黒瀬。茶の代わりだ、茶の代わり」
真堂啓介:「そして残念ながらな、5杯目あたりで、握っているのが剣なのか棒きれなのか分からなくなる類の人間だよ、俺は」
黒瀬直:小さく嘆息。
ミシェール・レイ:「あはは、それは残念。でも酔拳の老師もそんなことを言ってた気がするので、話半分に聞いておきますね」
朝霧鏡花:(この人達はよくそんなに呑気に話していられるな……)
朝霧鏡花:肩に力が入りすぎている自分に気付き、深呼吸をする。
黒瀬直:「さて、各自突入準備は出来ているだろうか」
黒瀬直:ぎらりと光る大弓を手中に生み出し、堅く握りしめて。
朝霧鏡花:「行けます」
真堂啓介:「応ともさ。号令が要るなら飛ばしても構わんが」
ミシェール・レイ:「ぼくは何時でも準備万端ですよ。ちょうどここの地脈にも馴染んで……あ、そうだ」
真堂啓介:要らんだろう、と続けながら、小さく笑う。
ミシェール・レイ:「黒瀬さん、ちょっといいですか?」
黒瀬直:「……私か?」いざ前へ、と踏み出していたところに声がかかり、きょとんとした表情で振り返る。
ミシェール・レイ:「いらないかもしれないけど……」袖口を探り
黒瀬直:ずかずかと無造作な足取りで歩み寄る。
ミシェール・レイ:「これ、良かったら使って下さい」数枚の札……朝霧さんの物と良く似た道符を差し出す
ミシェール・レイ:「多分、黒瀬さんが一番相性がいいと思うので」
黒瀬直:「ふむ……」腰を曲げてじっくり、まじまじと見つめる。
黒瀬直:「どういったものか、概ねは分かる」視線を差し出された札から、ミシェールの顔へと移し
ミシェール・レイ:「朝霧さんは手数を増やすのに使ってますけど、ぼくの場合は単純な強化なんです」
黒瀬直:僅かに微笑みながら、うむうむと頷いている。
ミシェール・レイ:「"オールド"の世界観において、レネゲイドは人にだけ作用するものではない」
ミシェール・レイ:「地脈の力を借り受けるためのアンテナ、とでも考えて下さい。特に」
ミシェール・レイ:「ここは大きな河川の上ですからね。力を貸してくれるのは龍です」
黒瀬直:「それは良いな。心強い」
ミシェール・レイ:「ふふ、面白いことになりますよ」悪戯を仕掛けた子供のような笑みで
ミシェール・レイ:「使うタイミングはおまかせします」
ミシェール・レイ:《水晶の剣》を黒瀬さんの必中の弓へ 攻撃力+6
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:84->90)した
黒瀬直:「私も楽しみにしておこう……む」うず、と右手を頭まで上げかけて、押し留める。
黒瀬直:つい癖で、頭を撫でようとしてしまった。不用意な身体接触は、術師にとって好ましいものではない。
ミシェール・レイ:「む……」その動きに気付き
ミシェール・レイ:「黒瀬さんも……」
ミシェール・レイ:「"死"が怖い人ですか?」小首をかしげて問う
黒瀬直:「己のものは厭わないが」
黒瀬直:「……ああ、ミシェールくんは今、第9に籍を置いていたか。なるほど」
黒瀬直:「陰山くんに撫でられたな?」
ミシェール・レイ:「あ、ご存知だったんですか……?」すこしバツが悪そうに
ミシェール・レイ:「はい、魂魄さんはよくそういうことを言ってるので」
黒瀬直:「そうだな。死が怖いから。そうでもあるな。うむ」
黒瀬直:「生きているうちに、したいことはしておけ。よく子どもらに言っているからな」
黒瀬直:「互いに生きていてこそ出来ると思うと、つい手が出てしまう」
真堂啓介:「そういう話なら、南くんたちと一緒にどこかへ隠した我が秘蔵の銘酒、そろそろ返してくれんかね、黒瀬」
真堂啓介:「したいことをしておけ。たった今そう言っただろう?」
黒瀬直:「じゃあ帰ったら開けるか」
黒瀬直:「それまでは隠し持っていても飲むなよ」
黒瀬直:「……さて、ミシェールくん」
ミシェール・レイ:「はい、なんでしょう?」黒瀬さんの方を向いて
黒瀬直:「有難く頂戴する」するりと札を抜き去り、身を翻した時には
黒瀬直:「この礼は技の披露にて返そう」大弓も札も、手の中から消えている。
ミシェール・レイ:「ふふ、黒瀬さんはテングでしたか」小さく笑って
ミシェール・レイ:「はい、楽しみにしてますね!」
朝霧鏡花:警戒は怠らぬまま、その会話を耳だけで聞いて。
朝霧鏡花:(したいことをしておけ、か)
朝霧鏡花:自分は何がしたいのか。自身に問いかけて。
朝霧鏡花:何も浮かばないことに気付く。
朝霧鏡花:剣しか振るってこなかった人生だ。他の用事などある筈もない。
朝霧鏡花:(或いは……)
朝霧鏡花:三人を横目でちらりと見て。
朝霧鏡花:(したいことがあるからこそ、この人達はこんなに強いのか……?)
朝霧鏡花:そんな迷いを、深い溜息で押し流した。
朝霧鏡花:(考えるな。とにかく敵を斬って、任務を終わらせる。その後は……)
朝霧鏡花:(…………)
朝霧鏡花:答えは出ない。ただ前から視線を逸らさずに、管制棟を進んでいく。
GM:開けた部屋に出る。取水を兼ねて、水質調査に使われるエリアだろうか。
GM:入るなり気づくだろう。高い天井の上から気配。
蜘蛛の怪物:大きな蜘蛛のような怪物が張り付き、あなた達を睥睨している。
朝霧鏡花:「!! ……黒瀬さん!」
黒瀬直:「うむ」声を掛けられた時には既に、三つ四つの箭が放たれている。
真堂啓介:「……いやあ、初手がこれかね。もう少し、こう、手心というか」
真堂啓介:「……あれば、あのような所業はせんだろうなあ」
蜘蛛の怪物:「わ、わわわ」着弾し、床へと叩きつけられるように落ちる。
蜘蛛の怪物:「痛たた……見つかっちゃってた」
“早”:「おい大丈夫か!?」一人の少女が駆け寄る。
黒瀬直:「ふむ、丈夫なものだな」落ちる間も狙いは追随し続けている。
ミシェール・レイ:「声……?中に誰か居るのかな」
蜘蛛の怪物:「うん。まだ平気だよ」
真堂啓介:「ああ、君たちが、4人のうちの……ふたり、ということでいいのかな」
蜘蛛の怪物:「私も、今日は頑張るから」
“早”:「いや無理すんなよマジで……」
黒瀬直:「……ふうむ」
朝霧鏡花:ゆっくりと、異様な前傾姿勢に。刀に手を掛ける。
“早”:「お前らが侵入者だろ?応える義理はないけど、一応教えてやるし聞いてやるよ」
朝霧鏡花:電光が弾ける。瞬時に間合いを詰め、蜘蛛と少女に向けて斬りかかる。
“早”:「あたしらがここを抑えた。“賢者の石”を提供して穏便に済ませる気は――」
“早”:「は!?フッザけんなよマジ!」片手に小手のようなものが生成され、その刀を受け止めた。
ミシェール・レイ:「わあ……」その踏み込みを見て口角を吊り上げる
“早”:刃を通さぬ、尋常ならざる硬度。
真堂啓介:「まあ、残念ながらそういうことだ。……第一、石、と言ってもなあ」
朝霧鏡花:「……ち」舌打ちと共に、後方に飛び退いて細い手摺に着地する。
真堂啓介:「いまのところ、賢者の石イコール適合者そのもの、だ。はいどうぞ、と渡せるものではない」
蜘蛛の怪物:「波留ちゃん……!」
真堂啓介:一瞬の攻防を、何か面白いものを見るような目で眺めながら。
“早”:小手のついた手を振って。「だから問答無用でぶっ殺すって?」
朝霧鏡花:「交渉は不要」
朝霧鏡花:「……ですよね?」
黒瀬直:(変身に素人臭さ、ふむ)
蜘蛛の怪物:「波留ちゃん、どうしよう?」
真堂啓介:「俺としては、ここで退いてくれるならそれで構わんよ。理由があるなら聞こう。互いに妥協の余地があるなら尚良い。……だがまあ」
真堂啓介:「そちらに、そういうつもりがあるなら、の話だ」
“早”:拳を構える。「下がってな。あたしがやる」
“早”:「なあ、あたしがやっていいかこいつら?」
“早”:パーカーのポケットから、大きな古めかしいスマートホンが出ている。
“早”:画面は光っている。通話状態であるのだろうか。
“城”:《ダメだ。“使うな”》
“城”:《うちらが行く。それまで時雨を守って》
“早”:「ケチ!いいよ、分かったよ」
“早”:「どうせ3VS2なんだろ!」
蜘蛛の怪物:「頑張ろうね、波留ちゃん」
“早”早谷川波留花:「分かってる、じゃあ名乗りはこうだ……“神城早月”の“早”。早谷川波留花」
“神”神時雨:「あ、えっと。同じく、“神城早月”の……“神”。神、時雨」
朝霧鏡花:(……三対二……?)早谷川と名乗った少女の言葉に引っかかりを覚えながら、剣を構え直す。
真堂啓介:「……ははあ。それで神城早月、か。若い子らのセンスというのは、こう……不思議なものだなあ」
真堂啓介:「その命名はどうなのかとか、話を聞くに一人あぶれていないかとか、まあ言いたいことは色々あるが、さて」
真堂啓介:「こちらはUGNだ。目的は、君たちの……まあ、鎮圧といったところかな。故に」
真堂啓介:「すまんが。邪魔立てするなら、斬る他あるまい」
黒瀬直:「降伏はいつでも受け入れる」
黒瀬直:「命が惜しくなったらとは言わん。死にたくないと思ったら言いたまえ」
ミシェール・レイ:「みんな優しいなあ」
ミシェール・レイ:「まあぼくも、別に人殺しが好きなわけではないので」
ミシェール・レイ:「命をべットするかは、そちらの流儀ににおまかせしますよ」
ミシェール・レイ:「けど、できれば」
ミシェール・レイ:「本気で来てくれると嬉しいなあ」トランクケースの封を開けながら
ミシェール・レイ:「弱い者いじめはもっと趣味じゃないからね」
朝霧鏡花:「…………」何も言わない。相手と言葉を交わすほど、振るう剣筋は鈍っていく。自分のそういった弱さを自覚しているからだ。
朝霧鏡花:敵は敵だ。交渉は不要。
朝霧鏡花:そういう話というならば、そういう話のままでいい。
“早”早谷川波留花:「ハッ」せせら笑うように。
“早”早谷川波留花:「あたしらは、いつでも、本気だ」
“早”早谷川波留花:「本気で、生きるために、だ……!死にたくないのは、ずっと、ずっとに決まってる!」
GM:ミドル戦闘を開始します。
  朝霧[3],黒瀬[9]
真堂[8],ミシェール[8]

    5m

  神[5],早谷川[5]
GM:位置関係はこう
GM:セットアップから始めましょう。
真堂啓介:ナッシング!
朝霧鏡花:なし!
ミシェール・レイ:なし!
黒瀬直:エヴリシングレディ起動。PDWを取得して装備します。
黒瀬直:明言し忘れてましたが、必中の弓はウェポンケースに入ってます。
“神”神時雨:《異形への変貌》。侵蝕率ボーナスを倍化。
“早”早谷川波留花:なし。
GM:イニシアチブは行動値順。黒瀬さんから。
黒瀬直:マイナーでPDWの効果発動。このメインプロセスにおける攻撃対象を範囲選択に変更。
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》
“神”神時雨:《デビルストリング》。《砂の加護》を打ち消し。
黒瀬直:ゲゲ~ッ
朝霧鏡花:砂塵霊が!
ミシェール・レイ:なんてこった…
真堂啓介:クレバー…!
黒瀬直:侵蝕率6上がって61でのメジャーアクションなので、ボーナスダイスは貰える、で良いんでしたっけ?
GM:いや、砂塵霊はあくまで砂の加護を使用した対象に適用する効果なので
GM:砂の加護自体の効果が消されても効果は発揮するものとします。
朝霧鏡花:やったぜおい!
GM:オートで上昇するのでボーナスも付きます!
ミシェール・レイ:よかった~!
黒瀬直:殺ァ~(喜)
GM:当たらなければ無意味だけどね……!判定をどうぞ。
黒瀬直:攻撃対象は神と早、侵蝕率は11上がって66
黒瀬直:5dx7+6
DoubleCross : (5R10+6[7]) → 10[1,4,4,8,9]+3[1,3]+6 → 19

GM:デビストえらいぞ……!
黒瀬直:許せねえデビスト……
“神”神時雨:ドッジ。《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
“神”神時雨:10dx@7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,1,3,6,6,6,8,9,9]+2[1,2,2]+1 → 13

GM:嘘でしょ……
ミシェール・レイ:リフレックス使ったのに…
黒瀬直:可哀そうに……死んでくれ……
“早”早谷川波留花:ガード。《電磁障壁》に加え……
“早”早谷川波留花:《マグネットフォース》。神時雨をカバーリング。
朝霧鏡花:過保護!!
GM:ダメージをどうぞ。
黒瀬直:29+3d10 サイドリール乗ってます。
DoubleCross : (29+3D10) → 29+12[2,4,6] → 41

黒瀬直:29+3d10 サイドリール乗ってます
DoubleCross : (29+3D10) → 29+3[1,1,1] → 32

黒瀬直:うわっ重複しちゃった
GM:後半何……!?
GM:まあ前半を採用しますね
黒瀬直:スーペリアルネットワークの効果でオルクスシンドロームの対象に与えるダメージ+3です。
黒瀬直:攻撃対象にオルクスは居ますか?
GM:オルクスは居ない!
黒瀬直:41の装甲無視です!
“早”早谷川波留花:41-4d10
DoubleCross : (41-4D10) → 41-15[4,8,2,1] → 26

GM:ここから2倍で52点受ける。
GM:まだ健在!
真堂啓介:あら、お元気…。
黒瀬直:「さて、まずは一当て」壁に三角蹴りを入れてひらりと飛び上がり、
黒瀬直:大きく振りかぶった両腕には1.5m程の短い手槍!
黒瀬直:分厚い外皮を纏った大蜘蛛にも十分な被害を与えられることだろう!
“神”神時雨:「わ、わわすごい」
黒瀬直:ぐぅんと唸り、風を切って迫る!
“神”神時雨:振りかぶった腕の動きが、僅かにずれる。張り巡らされた糸にかすった。
“早”早谷川波留花:「チッ……!」射線上に飛び込み、小手を掲げて、
“早”早谷川波留花:「いや、これヤバい奴か……!」代わりに掌をかざし、電磁斥力で致命傷は逸らした。
“早”早谷川波留花:「ぐっ……!」
“神”神時雨:「波留ちゃん……!」
“神”神時雨:「ごめんね、私が足手まといなせいで……!」
黒瀬直:「ふうむ、ちと堅いか」すとんと着地しながら、視線は動かさず。
“早”早谷川波留花:「気にすんなよ」表情を歪めながら。「全然大したことねえし、こんなの」
GM:次は行動値8組!
真堂啓介:お先にどうぞ!
GM:真堂支部長orミシェールくん!好きな方から!
ミシェール・レイ:ではお言葉に甘えて!
ミシェール・レイ:イニシアチブでリニアキャノン 小型浮遊砲を装備
ミシェール・レイ:マイナーで《オリジン・プラント》シーン中感覚達成値を+10
ミシェール・レイ:メジャーで『閃勁・乾坤圏』《マルチウェポン》《C:ノイマン》リニアキャノン+小型浮遊砲で攻撃
ミシェール・レイ:対象は"神"!
GM:神を攻撃するだと……!
GM:判定をどうぞ!
ミシェール・レイ:神がなんぼのもんじゃい!振ります!
ミシェール・レイ:6dx8+21
DoubleCross : (6R10+21[8]) → 10[1,4,5,6,8,10]+10[4,9]+4[4]+21 → 45

ミシェール・レイ:6dx8+21
DoubleCross : (6R10+21[8]) → 10[1,3,4,4,7,8]+4[4]+21 → 35

ミシェール・レイ:あれ、こっちもカブっちゃった
GM:45か……!やるっきゃねえ!
“神”神時雨:ドッジ。《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
“神”神時雨:10dx@7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,2,2,4,4,6,8,9,10,10]+10[4,7,9,10]+5[1,2,5]+1 → 26

GM:うーん!
“早”早谷川波留花:《マグネットフォース》でカバー。
GM:ダメージを!
ミシェール・レイ:5d10+25+1d10 装甲無視 ドッジダイス-2
DoubleCross : (5D10+25+1D10) → 31[7,8,3,10,3]+25+4[4] → 60

ミシェール・レイ:どうだ!
GM:嘘でしょ……
GM:ちょうど倒れるんだよなそれ。装甲無視連打がきつすぎる……
ミシェール・レイ:ジャストとはね……
“早”早谷川波留花:《自動体内式除細動器》で復活し、《瞬間退場》。
ミシェール・レイ:「大したことない、ね」トランクケースが勢いよく開け放たれ、流星錘が飛び出す。
ミシェール・レイ:「なら、これはどうかなっ!」
“早”早谷川波留花:「うわデカッ……なんだよそれ……!」
ミシェール・レイ:長大な鎖が大蜘蛛の周りを旋回。その脚に絡みつき、身動きを封じる。
ミシェール・レイ:「せーの!」そこへ遠心力で加速した一対の鉄球が、折り重なって叩きつけられる!
“神”神時雨:「わ、わわわっ」身動きを封じられる。
“早”早谷川波留花:「させねえっての!」鉄球の前に立ちふさがり、
“早”早谷川波留花:そのままもろに着弾する。衝撃を殺すことさえ出来ない。
“早”早谷川波留花:吹き飛ばされ、地面を何度も跳ねる。
ミシェール・レイ:「へえ……」その様子に、しばし思案して
“神”神時雨:「波留ちゃん……!」
“早”早谷川波留花:「ぐ……クソッ!」並の人間ならば再起不能な損傷のはずだが、
“早”早谷川波留花:よろよろと起き上がる。「ちょっと分が悪すぎるってのこれ……!」
ミシェール・レイ:「そこまでしてそいつを傷つけさせたくないんだね。何かしらの弱点があるのか、それとも」
“早”早谷川波留花:「おい!逃げるぞ!」
“神”神時雨:「やだ!私も戦う!」
ミシェール・レイ:「……もしかして、"友達だから"ってやつかな?」
“早”早谷川波留花:「……答える義理なんてねえだろ」
“神”神時雨:「うん、お友だちだから……」
“早”早谷川波留花:「おいっ」
“神”神時雨:「傷つける人は、私、許さないよ!」
ミシェール・レイ:「ふふ、なるほどね……うん」笑みをこぼして
ミシェール・レイ:「ならやっぱり、こっちも本気で行かなきゃね」構え直す
GM:真堂支部長の手番。
真堂啓介:はあい。マイナーで5m移動、エンゲージ。
 朝霧[3],黒瀬[9]
 ミシェール[8]

    5m
 
 真堂[8],神[5]
真堂啓介:メジャーでC:ノイマン/コンバットシステム/コントロールソート/虚構のナイフで白兵攻撃。
真堂啓介:侵蝕は76へ。
GM:判定をどうぞ!
真堂啓介:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[2,4,6,7,9]+5[5,5]+4 → 29

真堂啓介:伸びないか。29で。
GM:いい加減回してもらおうか……!こちとらC値7やぞ!
“神”神時雨:ドッジ。《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
“神”神時雨:10dx@7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,6,7,7,8]+10[2,8,9]+10[5,7]+10[7]+3[3]+1 → 44

GM:や……やったっ!
真堂啓介:「……ふむ」
真堂啓介:間合いに入る。柄に手をかけ、身を沈め。
真堂啓介:「……いや、いかんな。仕掛ければ首を取る。そういうつもりかね」
真堂啓介:抜かず、困ったような苦笑い。
真堂啓介:(以上で)
“神”神時雨:近づけば分かる。周囲には緻密に糸が張り巡らされている。
“神”神時雨:「……いいよ。来ないなら、こっちからやるから」
GM:“神”の手番。
“神”神時雨:マイナー《破壊の爪》。
“神”神時雨:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《妖の招き》《吸収》。
“神”神時雨:1点でもダメージで引き寄せ+ラウンド間のダイス-5個。
“神”神時雨:朝霧さんを攻撃します。
朝霧鏡花:ウワーッ
“神”神時雨:9dx@8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,7,10]+10[9]+6[6] → 26

朝霧鏡花:復讐の刃届かん……!
朝霧鏡花:ドッジ!
朝霧鏡花:6DX>=26
DoubleCross : (6R10[10]>=26) → 9[2,4,4,4,7,9] → 9 → 失敗

朝霧鏡花:だめ!
“神”神時雨:3d10+9 装甲有効
DoubleCross : (3D10+9) → 10[3,1,6]+9 → 19

朝霧鏡花:耐える!33>14!
“神”神時雨:1点でもダメージを与えればエンゲージへ引き寄せ+ラウンド間ダイス-5個するとともに
“神”神時雨:《毒もつ獣》を持っています。
朝霧鏡花:勘弁して~~~~
“神”神時雨:邪毒ランク3,重圧,放心を与える。
朝霧鏡花:放心て
朝霧鏡花:ダイスがオシャカになった!!
“神”神時雨:糸を吐きかけ、至近へと――巣へと巻き込む。
“神”神時雨:張り巡らされた糸が、以降の行動を大きく阻害する。
朝霧鏡花:「っ……!!」切り捨てようとした刃、それを振るう腕ごと絡めとられる。
朝霧鏡花:手番いきます!
GM:どうぞ!
朝霧鏡花:マイナーで重圧解除
朝霧鏡花:ダイスが丁度0でなんもできん!
朝霧鏡花:メジャー放棄!
朝霧鏡花:身をよじり、足掻くが、強靭な糸から抜け出せない。
朝霧鏡花:「このっ……!」
“神”神時雨:「動けないの、辛いでしょ?」
“神”神時雨:「みんなにも、教えてあげる!」
  黒瀬[9]
 ミシェール[8]

    5m
 
 朝霧[3],真堂[8]
   神[5]
GM:ラウンド終了。ダイスペナが解除されるとともに、邪毒が発生。
GM:2ラウンド目のセットアップへ。
朝霧鏡花:HP14>5!
“神”神時雨:セットアップなし
朝霧鏡花:なし!
ミシェール・レイ:なし!
黒瀬直:なし
GM:黒瀬さんの手番から!
真堂啓介:ありません!
黒瀬直:オートでPDWの破棄とウェポンケースによる必中の弓装備。
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+11して77。
黒瀬直:攻撃対象は神!
“神”神時雨:再びデビストで《砂の加護》打ち消し!
黒瀬直:5dx7+17
DoubleCross : (5R10+17[7]) → 10[7,7,7,8,9]+10[1,5,6,6,7]+6[6]+17 → 43

GM:その数で出してくるなあ……!
黒瀬直:31+6d10
DoubleCross : (31+6D10) → 31+28[7,1,5,3,4,8] → 59

黒瀬直:装甲無視の59!
GM:まず避けます!
“神”神時雨:ドッジ。《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
“神”神時雨:10dx@7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[2,2,2,3,5,6,7,8,8,10]+6[1,3,4,6]+1 → 17

GM:こいつ……!
黒瀬直:リアクション忘れてた……
GM:固定値分しかかわせて無いじゃん!
“神”神時雨:そのまま直撃して戦闘不能!《蘇生復活》!
GM:《瞬間退場》して、戦闘は終了です。
黒瀬直:「たしか」足掛かりを形成しながら壁を蹴り上がり、
黒瀬直:「ユカタヤマシログモの糸は上顎の毒腺から出るのだったか」中空にて、狙い定めしは黄金の弓。
黒瀬直:「痛むだろうが、恨むなよ」朝霧さんを絡めとる糸の大本へ、吸い込まれるように迫る金の光条!
“神”神時雨:「!」直撃。大きく抉られ、その場に崩れる。
GM:大蜘蛛は体液を撒き散らしながら、見る間に小さくなっていく。
“神”神時雨:そこには重傷を負いながら倒れる、少女の姿がある。
GM:動画に映っていたうちの一人。
“神”神時雨:「うっ……」
“神”神時雨:よろよろと起き上がろうとして、転ぶ。
“早”早谷川波留花:「やめろ!無理するな!」手を引くと、少女の体が磁力のように引寄せられる。
“早”早谷川波留花:「『お前が一発でも食らったら撤退』だ。ちゃんと守れっつ—の」
“神”神時雨:「う、うん……ごめんね」
GM:2人の少女は、管制室への廊下へと去る。
“早”早谷川波留花:去り際に振り向いて。
“早”早谷川波留花:「次はこうはいかねえ。本気で行く」
ミシェール・レイ:「そうこなくっちゃ」嬉しそうに返答する
真堂啓介:「……銃を使う者はいなかったな。となると、“次”は更に厳しくなるわけだ」
真堂啓介:去ってゆくふたりを、見送るように眺めながら。
真堂啓介:「となれば、今から走って追いかけるよりは。休める時に、一息入れておくべきだろうなあ」
朝霧鏡花:「…………」纏わりつく糸を払いながら、「……すいません、お役に立てず」
朝霧鏡花:仮にも日本支部エージェントが、何をしているのか。恥じ入るような暗澹たる感情が込み上げる。
黒瀬直:「なに、お陰で狙いやすかった」形成した小刀でふつふつと、張り巡らされた糸を刻む。
黒瀬直:「おかげで仕留められたというものだ」ある程度の空間を確保して、僅かに微笑みを向ける。
朝霧鏡花:「……次は、ご迷惑は掛けませんので」
朝霧鏡花:柄頭に手をやる。幼い頃からの、精神安定の反復動作。
朝霧鏡花:無力を味わったことなど、一度や二度ではない。
朝霧鏡花:幼い頃から毎日のように、己の矮小さを思い知らされ続けてきた。
朝霧鏡花:だが、それでも自分は朝霧の当主、そして日本支部エージェントという地位に、齧りつき続けてきた。
朝霧鏡花:であれば。何も変わらない。ただ、刃を振るう。そうするだけだ。

GM:このシーンでは情報収集判定があります。
・“神城早月”[2] 〈情報:UGN,FH,噂話〉7
GM:ちゃんと突破できるかな?
ミシェール・レイ:難易度7だとォ~~~?
GM:なぜ情報項目にFHがあるんでしょうね……
朝霧鏡花:何て難易度だ…………
朝霧鏡花:コネUGN!
朝霧鏡花:3DX+1>7
DoubleCross : (3R10+1[10]>7) → 10[7,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

黒瀬直:コネUGN!5dx+2>=7
真堂啓介:ではコネを起動して。
真堂啓介:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 9[1,2,3,4,9]+1 → 10 → 成功

真堂啓介:こちらも成功。
ミシェール・レイ:コネをコネコネ
黒瀬直:5dx+2>=7 コネUGN
DoubleCross : (5R10+2[10]>=7) → 9[2,3,4,6,9]+2 → 11 → 成功

ミシェール・レイ:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 9[5,6,6,9,9]+1 → 10 → 成功

ミシェール・レイ:やった!
黒瀬直:完璧!
GM:みんな10超えるじゃんか
GM:じゃあ開示しますね。
・“神城早月”[2] 〈情報:UGN,FH,噂話〉7
ダムを通常制圧しても、ある程度は困窮するだろうが、あくまである程度でしかない。
上流にも下流にも、ダム機能を備えた設備自体は存在する。少なくとも、市内の主要施設を抑えたほうが話が早い。
市外の勢力と見るのが妥当。その上で賢者の石の鉱床の話を知る勢力は限られる。
その上で、戦闘中の様子から、彼女らは札を――それも“変身”を隠し持っていると思われる。
その特異な形質から、彼女らの所属が推定できる――“オブセシオン”セル。
朝霧鏡花:ゲェ~~~~ッッ
黒瀬直:やはりそういうことか
ミシェール・レイ:やっぱお前らかァ~~~!
真堂啓介:なるほど。(PLはよく分かっていない)
真堂啓介:どんなとこでしたっけ。
GM:起源レネゲイド流出とジャーム災害により住民の殆どがジャームと化した街、湯ノ浦。
GM:その街――“魔街”の住民からなる、FHの傭兵セルが“オブセシオン”。
GM:彼らは総じて、人間の姿とは別に、"魔人態"と呼ばれる異形の身体を有している。
真堂啓介:なるほど。《異形の痕》の豪華版みたいな感じかあ。
GM:名前が分かったものであれば、データも揃います。
GM:一人が“魔人アナンシ”神時雨。ランク68。
GM:大蜘蛛の魔人体を持つ、妨害を得手とする傭兵。人間体は不明であった。
GM:一人が“魔人タローン”早谷川波留花。ランク39。
GM:全身鎧の巨人の魔人態を持つ、堅固な防御力を誇る傭兵。人間体は女子高生と思しき少女。
GM:情報開示は以上。

鳩山依鈴:《――というのが調査部の出した見立てです。あなた達から見てどうですか?》
GM:戦闘が終わり、しばし体を休めている時に、通信。
真堂啓介:「そういうことであれば、ある種、彼女らが頑ななのも納得はいくが……」
朝霧鏡花:「……オブセシオンの、魔人、ですか。話には聞いていましたが……」
黒瀬直:「……私も同意見だ。力量に対して素人臭かったし、言動に既視感があった」
真堂啓介:「別段、何が変わる、というものでもなかろう。どう呼ばれようと、結局のところ人は人なのだし」
真堂啓介:「人であれば、殺せば死ぬ。そこにレネゲイドの有無は関係なかろうさ」
朝霧鏡花:「……交渉不要の排除。UGNの判断、いささか性急すぎる部分があるのではと思いましたが」
朝霧鏡花:「その辺りの機密や政治的事情でも絡んでいるのですかね」
鳩山依鈴:《……遺体に食い破られたような跡があると言ってたわよね》
ミシェール・レイ:「あ、それ気になってたんですよね」
黒瀬直:「彼らは総じて人喰いと聞くな」
朝霧鏡花:「……ああ、成程。単なる攻撃ではなく……」
鳩山依鈴:《それは恐らくですけど、彼女らの誰かか、全てが。捕食したんでしょう》
黒瀬直:「オーヴァードを食らえば強化される、とも」
真堂啓介:「……また獣狩りとはなあ」
ミシェール・レイ:「へえ……それが彼女たちの業ってわけか」
鳩山依鈴:《彼女らのような存在をどうするのかは、未だに決めあぐねているのが正直なところですが》
鳩山依鈴:《このような被害をもたらせば別です。排除しない理由はない》
真堂啓介:「結局のところ、俺たちは人の理に立つ側だからなあ。……いやまあ、身内にもその辺りの意識から遠いのがいることはいるが」
真堂啓介:「その理の外にいる相手であれば、やれることなど、確かにただひとつ。彼女らの処遇に想いを馳せるのは、全てを終えた後」
真堂啓介:「それで、よいのではないかね。……なぁに、そういう話には慣れている」
鳩山依鈴:《……ええ。判明しているメンバーの情報を送ります》
鳩山依鈴:《このまま突入を優先するか、調査を優先するかは、現場の判断に委ねます》
黒瀬直:「……私は調査すべきだと思う」
黒瀬直:「以前アーティファクトを巡って交戦した、魔人ストラス、アバドン、フロスト、グール。いずれも難敵だった」
黒瀬直:「確実性を求めるべき相手だ」
ミシェール・レイ:「そうですね、敵の情報は多ければ多いほど良い。僕も最近実感しました」
朝霧鏡花:「行動を許す前に、即座に突入したい気持ちはありますが」
朝霧鏡花:「相手が動き出してからでは、悠長に情報を集めることも出来ません」
真堂啓介:「うむ。……知ったからと言って、刃が鈍る面々でもあるまい?」
ミシェール・レイ:「ええ、もちろん。けど、全員固まって動くのは危ないかもしれませんね」
ミシェール・レイ:「朝霧さんが言うように、逃走にしろ奇襲にしろ、相手が動き出した時に対処できるかわかりません」
真堂啓介:「では、そちらはそちらで頼めるかね、レイくん。何もなければ、調息に専念してくれて構わんよ」
ミシェール・レイ:「ふふ、助かります。実は張り切りすぎて結構疲れてたので」
朝霧鏡花:「……お気をつけて」
ミシェール・レイ:「感知に集中すればこの施設のどこで動きがあっても察知できるはずです。その時はすぐ連絡しますよ」
ミシェール・レイ:「にしても、また"魔街"か、どうやら僕はそういったものに縁があるらしい」一人で納得している


 GM:ロイスとか購入はこちらで!
 朝霧鏡花:ロイス保留で応急チャレンジ!
 朝霧鏡花:1DX>=8
 DoubleCross : (1R10[10]>=8) → 4[4] → 4 → 失敗

 朝霧鏡花:以上……
 黒瀬直:3dx+2>=8 応急手当キットを買ってあげよう
 DoubleCross : (3R10+2[10]>=8) → 10[6,7,10]+10[10]+10[10]+7[7]+2 → 39 → 成功

 真堂啓介:ロイス保留、ボディアーマーチャレンジ!
 真堂啓介:3dx+2>=12
 DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 4[1,3,4]+2 → 6 → 失敗

 真堂啓介:失敗。以上で。
 朝霧鏡花:ええーっ
 朝霧鏡花:回りすぎでしょ
 黒瀬直:達成値39の応急手当キットを朝霧さんにあげる
 ミシェール・レイ:同行者 真堂啓介 感服◯/隔意 で所得
 朝霧鏡花:ありがとうございます!使用!
 ミシェール・レイ:シューターズジャケットチャレンジ!
 朝霧鏡花:5+2D10 回復
 DoubleCross : (5+2D10) → 5+14[4,10] → 19

 ミシェール・レイ:4dx+1>=13
 DoubleCross : (4R10+1[10]>=13) → 10[4,5,5,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

 朝霧鏡花:HP19!
 黒瀬直:以上!
 ミシェール・レイ:くそ—惜しい
 GM:たしかに良いキットだが39相当かと言われるとちょっと……くらいの代物
 ミシェール・レイ:以上!


【ミドルフェイズ4】

GM:追加の情報収集シーン。朝霧さんをシーンプレイヤーとして登場は自由です。
黒瀬直:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+9[9] → 86

朝霧鏡花:55+1D10
DoubleCross : (55+1D10) → 55+6[6] → 61

真堂啓介:出るぜ!
真堂啓介:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 1[1]+76 → 77

■情報項目
“月”〈情報:UGN,裏社会〉8
“城”〈情報:UGN,裏社会〉8
GM:この2個!
GM:ついに2個になってしまった
朝霧鏡花:月にコネUGN!
朝霧鏡花:4DX+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[1,4,8,9]+2 → 11 → 成功

真堂啓介:城にコネ:UGN使用で。
真堂啓介:5dx+1>=8
DoubleCross : (5R10+1[10]>=8) → 9[3,4,7,8,9]+1 → 10 → 成功

GM:OK!じゃあどっちも開示だ。
“月”〈情報:UGN,裏社会〉8
“魔人プロクリス”月野 景。セル内ランク不明。
それどころか、魔人態も一切不明。
交戦履歴は人間態のみで、無数の獣が鍔に浮かぶ、異形の怪刀を使っていたという。
その刃は苛烈な反撃と痛烈な氷柱の追撃をもたらす。
“城”〈情報:UGN,裏社会〉8
“魔人セーンムルヴ”城貝 磯子。セル内ランクは13位――上位ランカー。
魔人態は複数の顔と手と翼を持つ異形の怪鳥。
シンドロームはブラム・ストーカー/ノイマン。
強力な遠距離砲撃を得手とし、高精度の範囲爆撃を行う傭兵だが、
近接での戦闘能力が低いわけではなく、むしろ近接戦でのキルスコアのほうが多いほど。
強力な回避能力を両立するが、強いて弱点をあげるとすれば、継戦時間が比較的短いことくらいか。
GM:また、この時点で
GM:神城早月の自称が、頭文字を並べたものによるものと見立てられるでしょう。
GM:情報は以上。
真堂啓介:アッハイ。神城早月は4人います。
朝霧鏡花:!? まさか……! そんな……!!神城早月……!!そうだったとは……!!
黒瀬直:ついに明かされる衝撃の真実………

GM:彼女らは顔を大きく晒していた。
GM:であれば、それをたどるのは難しくない。
GM:在住の街まで知れており、傭兵としての実績も有している。
GM:ある程度は対策できる――敵は上位ランカーを含むFHセル、オブセシオンの4人。
GM:“神城早月”だ。


 GM:ロイスと購入!
 GM:購入は最後。次がクライマックスです。
 朝霧鏡花:応急チャレンジ!
 朝霧鏡花:2DX>=8
 DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[8,10]+1[1] → 11 → 成功

 朝霧鏡花:つかう!
 朝霧鏡花:19+2D10
 DoubleCross : (19+2D10) → 19+9[8,1] → 28

 朝霧鏡花:以上!
 黒瀬直:マイナーを使い、スーペリアルネットワークの対象をキュマイラに変更します。
 GM:いっぱいいそうだからね!
 真堂啓介:ロイスは黒瀬さんに「■信頼/不安」。購入はボディアーマーを。
 真堂啓介:3dx+2>=12
 DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 9[6,7,9]+2 → 11 → 失敗

 黒瀬直:購入は照準器
 真堂啓介:くくく…俺に金は…ない!
 真堂啓介:いじょうです。
 黒瀬直:4dx+2>=15
 DoubleCross : (4R10+2[10]>=15) → 10[2,2,5,10]+5[5]+2 → 17 → 成功

 黒瀬直:必中の弓の命中+1。
 黒瀬直:ロイスは同行者:朝霧鏡花/P期待〇:N心配 で取得。以上!


【クライマックス】

GM:クライマックス。全員登場。
黒瀬直:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+7[7] → 93

朝霧鏡花:61+1D10
DoubleCross : (61+1D10) → 61+1[1] → 62

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+1(1D10->1)(侵蝕率:97->98)した
真堂啓介:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 8[8]+77 → 85


GM:丹生岩ダム、管制室。
GM:映像で見た部屋と同じだ。モニターが並ぶ部屋。
GM:映像で見た光景と同じように、4人の少女の姿がある。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「……お出ましか」
“魔人タローン”早谷川波留花:「ああ……あいつらだよ」脇腹を押さえている。
“魔人タローン”早谷川波留花:「あいつらが、これをやった」傍らにうずくまる少女を指す。
“魔人アナンシ”神時雨:「……」座り込んで動かない。
真堂啓介:「4人のうち、初めまして、はふたりかね。……ああいや」
真堂啓介:「ひとりは、最初に挨拶をくれたのだったかなあ」
“魔人プロクリス”月野景:「じゃあ私だけが始めましてかな。殺す相手に名を聞くタイプ?」
朝霧鏡花:「聞きたくはない、が、ひとつ疑問がある」
朝霧鏡花:「……そんなに仲間が大事なら」これから殺す敵と言葉を交わすべきではない。だが、どうしても口が動く。
朝霧鏡花:「何故静かに暮らしていなかった?」
“魔人プロクリス”月野景:「浄化しないと保たない子が居る」
“魔人プロクリス”月野景:「このまま静かに過ごせば、すぐに死ぬ。賢者の石が必要だ」
朝霧鏡花:「……その為に、無関係な他人を殺すと?」
“魔人プロクリス”月野景:「誰かのために誰かを殺すのは、同じでしょ」
“魔人プロクリス”月野景:「大事な人のためにやるほうが、私は納得できる」
朝霧鏡花:少し黙り込み。
朝霧鏡花:「……“オブセシオン”の魔人たちが、人か獣か」
朝霧鏡花:「その答えはまだ出ていない……でも」
朝霧鏡花:「魔人でなくとも。人は容易く獣に堕ちる」
朝霧鏡花:「君達は、もう、獣だ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「……知ってんのか。じゃあ意味ないじゃんこれ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「ごまかせると思ったのにな……言っとくけど」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「これはセルの総意じゃない。うちらが……“神城早月”が勝手にやったことだ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「りっちゃんも瑠美の兄貴も関係なく、うちらだけだ」
朝霧鏡花:「……そうか。報告しておく」
朝霧鏡花:静かに、それだけ言う。
“魔人タローン”早谷川波留花:「意味ないだろ、そんなこと言っても」
“魔人タローン”早谷川波留花:「ここで全員潰すんだから」両手を打ち合わせる。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「通信くらいしてるだろ」
“魔人タローン”早谷川波留花:「まあそりゃそうか。とにかく、だ」
“魔人タローン”早谷川波留花:「さっきとは違う。今回はマジの全力で行くかんな」
黒瀬直:「うむ」淡々と、冷たく鋭く、重い声色。
黒瀬直:「……槻谷一志、槻谷美代、槻谷千草、槻谷大」
黒瀬直:「私が、この手で破った君たちの同胞も。大切な人のために戦った」
黒瀬直:「同じように、踏みにじらせてもらう。全力で来い」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「そりゃお得だな。敵討ちまでやらせてくれるってこった」
真堂啓介:「ああ。是非そうしてくれ。……実のところな、斬りたいか否かで言えば、後者に近い気持ちではあるが」
真堂啓介:「斬らねばならん。そのために俺たちは、ここにいるのだから」
“魔人プロクリス”月野景:「いや。斬るのはこちらの刃だよ」禍々しき刀身の剣を抜いた。
ミシェール・レイ:「始める前に一つ。君たちは……」
ミシェール・レイ:「死を恐れるか?」鎖を構えながら
“魔人アナンシ”神時雨:「……うん。死ぬのは、嫌」起き上がらず答える。
ミシェール・レイ:「なら、何故戦う?」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「生かすためだ」
“魔人タローン”早谷川波留花:「右に同じ!」
“魔人プロクリス”月野景:「こっちも。……2票」刃が鳴動する。
“魔人アナンシ”神時雨:「みんなのため!」
ミシェール・レイ:「そうか……良いね」獰猛に口角を歪ませて
ミシェール・レイ:「ならば君たちは龍だ」
ミシェール・レイ:「恐怖を乗り超える理由を持つものだけが、滝を昇る」
ミシェール・レイ:「そして僕は……」
ミシェール・レイ:腰を落とし、半身に構える。
ミシェール・レイ:「龍を屠るものだ」
ミシェール・レイ:「"使え"よ。今度は見せてくれるんだろ、本気を」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
“魔人プロクリス”月野景:「たらふく喰わせてやる……吼えろ、魔刃よ」
“魔人プロクリス”月野景:「“魔刃クトネシリカ”!」刀身が大きく泣き叫ぶように鳴動。
GM:衝動判定です。難易度9。
黒瀬直:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[6,9,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

黒瀬直:93+2d10
DoubleCross : (93+2D10) → 93+8[1,7] → 101

ミシェール・レイ:《ヒューマンズネイバー》de
朝霧鏡花:2DX>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[2,6] → 6 → 失敗

ミシェール・レイ:でダイス+1
朝霧鏡花:62+2D10
DoubleCross : (62+2D10) → 62+11[8,3] → 73

ミシェール・レイ:7dx+4>=9
DoubleCross : (7R10+4[10]>=9) → 8[6,6,6,6,7,8,8]+4 → 12 → 成功

ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+14(2D10->9,5)(侵蝕率:98->112)した
ミシェール・レイ:100超えたので水晶の剣の効果が+8になります
黒瀬直:ありがたく受け取るぜ!
真堂啓介:8dx+3>=9
DoubleCross : (8R10+3[10]>=9) → 10[1,2,3,4,5,7,8,10]+1[1]+3 → 14 → 成功

真堂啓介:2d10+85
DoubleCross : (2D10+85) → 13[3,10]+85 → 98

真堂啓介:成功して、侵蝕98へ。
    朝霧[3],黒瀬[9]
   真堂[8],ミシェール[8]

        5m
 
“魔人プロクリス”[6],“魔刃クトネシリカ[3]”
 “魔人アナンシ”[5],“魔人タローン”[5]
   “魔人セーンムルヴ”[8]
GM:配置はこんな感じ。魔刃クトネシリカも1オブジェクトとして自律行動します
GM:セットアップから始めます。
GM:順番にやろうか。数が多いですしね
黒瀬直:エヴリシングレディ起動。PDWを取得して装備。
ミシェール・レイ:なし!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《ファンアウト》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:自分以外の4人を全員PCのエンゲージへ。
真堂啓介:来やがったァー!
“魔人プロクリス”月野景:なし
真堂啓介:こちらはなし。
朝霧鏡花:侵蝕低すぎ!なし!
“魔人アナンシ”神時雨:《アナザーセルフ》。《異形への変貌》の回数を回復。
“魔人アナンシ”神時雨:そして《異形への変貌》で魔人態へ。巨大な蜘蛛の姿に変貌。
“魔人タローン”早谷川波留花:《異形への変貌》に加え、《機械化手術》。最大HPとHPを大増強。
“魔人タローン”早谷川波留花:魔人態へ。金属鎧の巨人に変貌。
“魔人タローン”早谷川波留花:《加速装置》も組み合わせます。行動値を+20。
“魔刃クトネシリカ”:《異形への変貌》。無数の獣が鍔に浮かぶ形態へと変化。
“魔刃クトネシリカ”:Eロイス『唯我独尊』。セットアップのエフェクトを別途使用。
“魔刃クトネシリカ”:《氷の茨》。エンゲージを離れるたびにHPダメージ。
GM:リマインド:NPCカードの利用はいつでも可能です。
  朝霧[3],黒瀬[9]
 真堂[8],ミシェール[8]
プロクリス[6],クトネシリカ[3]
アナンシ[5],タローン[25]

    5m
 
  セーンムルヴ[8]
GM:イニシアチブ。タローンから。
“魔人タローン”早谷川波留花:マイナー《マグネットアーム》。
“魔人タローン”早谷川波留花:メジャー《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アームズリンク》《ライトニングリンク》《スパークウェッジ》。
“魔人タローン”早谷川波留花:命中した場合、タローン以外を対象に含む攻撃を行うと21点のダメージ。
朝霧鏡花:痛すぎ!!
“魔人タローン”早谷川波留花:侵蝕低いし朝霧さんを殴ろう。
“魔人タローン”早谷川波留花:20dx@7+2
DoubleCross : (20R10+2[7]) → 10[1,1,1,1,3,4,4,6,6,7,7,7,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[2,3,3,4,4,5,6,7,7,9,9]+10[2,8,8,10]+10[4,8,10]+10[2,9]+10[8]+10[9]+1[1]+2 → 73

朝霧鏡花:やめろォ!
朝霧鏡花:???
ミシェール・レイ:何だその出目は
朝霧鏡花:『神城早月』に ○同情/殺意 でロイス取得して即昇華、暴走解除
朝霧鏡花:≪復讐の刃≫
朝霧鏡花:7DX9+1
DoubleCross : (7R10+1[9]) → 10[2,3,3,4,5,8,9]+3[3]+1 → 14

GM:殴り合いといこうじゃないか……ダメージ!
“魔人タローン”早谷川波留花:8d10+28 装甲有効
DoubleCross : (8D10+28) → 42[3,4,8,6,3,1,10,7]+28 → 70

朝霧鏡花:死ぬ!!リザレクト!
朝霧鏡花:73+1D10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+6[6] → 79

朝霧鏡花:2D10+15+3D10 ダメージ
DoubleCross : (2D10+15+3D10) → 12[3,9]+15+15[7,6,2] → 42

朝霧鏡花:諸々有効!
“魔人タローン”早谷川波留花:ライトニングリンクの消費も合わせてもらう……!軽減が効かないからかなり辛いんだよな……
“魔人タローン”早谷川波留花:でもHPはめっちゃ上がったので全然平気!
朝霧鏡花:許せねえ
“魔人タローン”早谷川波留花:「らあっ!」
“魔人タローン”早谷川波留花:巨体に見合わぬ速度で、巨腕を振りかぶり、叩きつける。
“魔人タローン”早谷川波留花:死体に見られた圧縮痕はこれか。重力操作ではなく、純粋な質量打撃の産物。
朝霧鏡花:回避も防御も行わない。その一手の遅れを、朝霧の剣術は良しとしない。
朝霧鏡花:「伍刃」
朝霧鏡花:自らの骨肉が砕ける音を聞きながら、振るわれる巨腕に沿って刃を走らせる。
朝霧鏡花:「……霽月」
朝霧鏡花:噴き出す血飛沫を浴びながら、表情は氷のように。
“魔人タローン”早谷川波留花:「ぐっ……!こいつ、やり返してきたのか!?」
朝霧鏡花:「人を殴れば殴り返される。知らなかったのか?」
“魔人タローン”早谷川波留花:「減らず口を……!できなくなるまでぶん殴ってやる!」
朝霧鏡花:HP6>3 侵蝕79>87
GM:次は黒瀬さん!
黒瀬直:マイナーでホローポイント弾を使用、攻撃力+3。PDWは同エンゲージ攻撃不可だしな……
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光曲閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《スプリットアタック》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+15して116。
黒瀬直:攻撃対象は魔人と魔刃の全員。
“魔人アナンシ”神時雨:《デビルストリング》。《砂の加護》を消す。
黒瀬直:やろう許せねえ
黒瀬直:7dx7+17
DoubleCross : (7R10+17[7]) → 10[1,2,4,5,6,7,10]+10[9,9]+10[2,10]+10[9]+10[10]+5[5]+17 → 72

黒瀬直:砂の加護が無くたってなあ!
GM:ちょっと!?
GM:下げてるのにそういう事する!?
黒瀬直:(まじか……)
黒瀬直:スーペリアルネットワークの効果でキュマイラに与えるダメージ+3です。
黒瀬直:汝ら全員キュマイラだったりする?
GM:与えた時に言う!
“魔人プロクリス”月野景:2dx+1 ドッジ
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

“魔人アナンシ”神時雨:《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》。
“魔人アナンシ”神時雨:18dx@7+1
DoubleCross : (18R10+1[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,4,5,5,6,6,7,7,7,8,9,10,10]+10[2,6,6,6,7,10,10]+4[1,2,4]+1 → 25

GM:こいつ……!
GM:こんなに振ってるのに!
“魔刃クトネシリカ”:《復讐の刃》。
真堂啓介:お前もかーッ!
黒瀬直:ヌワーッ!
朝霧鏡花:お揃い~
“魔刃クトネシリカ”:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[2,2,3,3,3,3,4,5,5,6,7,8,9,9,9]+10[2,5,9,10,10]+10[2,5,8]+5[5]+6 → 41

ミシェール・レイ:ひええ…
“魔刃クトネシリカ”:《炎陣》でプロクリスをカバー。
“魔人タローン”早谷川波留花:《電磁障壁》《マグネットフォース》。アナンシをカバー。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:ドッジ。《リフレックス:ブラム=ストーカー》《血霧の盾》《言葉の盾》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:5dx6+14
DoubleCross : (5R10+14[6]) → 10[1,5,6,7,7]+4[1,2,4]+14 → 28

GM:全然ダメだ!3人がダメージを受けます。
黒瀬直:46+9d10
DoubleCross : (46+9D10) → 46+49[6,3,10,8,3,5,9,1,4] → 95

真堂啓介:……?
黒瀬直:キュマイラはここに+3
真堂啓介:きゅうじゅうご。
黒瀬直:装甲無視!
GM:オゴッ……
“魔刃クトネシリカ”:5d10+11 装甲有効
DoubleCross : (5D10+11) → 28[9,1,8,6,4]+11 → 39

GM:反撃はこれ!
黒瀬直:死!
黒瀬直:魔人:神城早月/P同情:N脅威〇 を取得して昇華!
“魔人タローン”早谷川波留花:95-4d10
DoubleCross : (95-4D10) → 98-25[5,9,9,2] → 73

GM:こいつは146点食らうのか……まじかよ
GM:魔人態になる時にEロイスを持ってきていました。
“魔人タローン”早谷川波留花:『拒絶の結界』が2枚。61点以上のダメージを受けたので突破されます。
GM:でもまだ生きてる!めっちゃHP回復したので……
黒瀬直:何~
GM:流石に死にかけだけどね!
GM:クトネシリカとセーンムルヴも大ダメージを受けたが健在。
GM:あ、違う
GM:クトネシリカは2倍だから死ぬ!
黒瀬直:クックトネシリカ!
朝霧鏡花:魔刃ーッ!
“魔刃クトネシリカ”:《燃える魂》で復活。
黒瀬直:復活してんじゃね~!
GM:演出どうぞ!
黒瀬直:「さて、こちらもカードを切るとしよう」
黒瀬直:ひらり、袖口から札が零れ落ちて、ひとりでに浮かび上がる。
ミシェール・レイ:それと同時に、ミシェールから投げ放たれた無数の道符が管制室の壁を埋め尽くす。
ミシェール・レイ:「『大なれば曰(ここ)に逝き、逝けば曰に遠く、遠ければ曰に反(かえ)る』」
ミシェール・レイ:「『我は天地造化の秘密を奪う者也、帰命せよ!』」
ミシェール・レイ:「『招雷!!』」
ミシェール・レイ:仙道は『完全なる人間』へと至る道。正確に言えば……
ミシェール・レイ:元々完全であった理が、太極より出で、両義に別れ、四象をめぐり、八卦を満たす、その過程で希薄化した人間の魂を
ミシェール・レイ:『元あった場所』へと還す道。即ち、逆行こそが仙道の本質だ。
ミシェール・レイ:ミシェールの術は、地脈より雷気を吸い上げ力とする。そしてこの地、丹生岩ダムにおいて吸い上げる力は
ミシェール・レイ:ダムの下流数kmにある『丹生岩水力発電所』
ミシェール・レイ:そこで精製された大量の電力が、大河の地脈を昇り管制室へと殺到する。
“魔刃クトネシリカ”:カタカタと鳴動する。
“魔人プロクリス”月野景:「何だ……!?怯えてるのか……!?」
ミシェール・レイ:壁に貼られた道符が激しく帯電し
ミシェール・レイ:黒瀬直の弓に雷が集中する!
黒瀬直:すらりと掲げた華金弓に、雷が落ちて
黒瀬直:「悪くない」
黒瀬直:だん、と踏みしめての飛翔と共に、無数の刀剣・長柄が、
黒瀬直:ぎち、と大弓を引き絞る音と共に、矢筈と武具らを結びつけるワイヤーが、
黒瀬直:宙空に現れ出でて、冷ややかで鋭い光を反射して、その身に雷電を這わせて、
黒瀬直:「殺ァッ!」一斉に、連動して、雷と共に雨り注ぐ!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「ヤバっ……!避けろ!」
“魔人アナンシ”神時雨:「わわわわわっ」糸を吐きかけるが、もはやそれでは妨害にもならない。
“魔人タローン”早谷川波留花:「無茶言うなし!」大蜘蛛をかばい、直撃。
“魔人プロクリス”月野景:「くそっ……!」遮二無二に振るった刃から、氷の波が湧き出て、
黒瀬直:雷撃に紛れ、華金弓に刃を纏わせ追撃を狙うも
“魔人プロクリス”月野景:相打ち気味に黒瀬直を打ち据えた。刃にはひびが入る。
黒瀬直:「ぐっ……仕留めそこなったか」受けた負傷を人工部品で補いながら、体勢を立て直す。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「やってくれる……!」
朝霧鏡花:イニシアチブで≪マグネットムーブ≫、魔人セーンムルヴを同エンゲージに引き寄せ!
真堂啓介:自分は待機します。
GM:引き寄せられ!
朝霧鏡花:侵蝕87>90
GM:次は行動値8組!
ミシェール・レイ:ではこちらから
  朝霧[3],黒瀬[9]
 真堂[8],ミシェール[8]
プロクリス[6],クトネシリカ[3]
アナンシ[5],タローン[25]
  セーンムルヴ[8]
GM:こうなっちゃった
真堂啓介:人口密度が凄い。
ミシェール・レイ:みんないっしょ!
朝霧鏡花:混んでる
ミシェール・レイ:イニシアチブでインプラントミサイル、小型浮遊砲を装備
ミシェール・レイ:マイナーで『仙法・八卦電影陣』《オリジン:プラント》《ポルターガイスト》シーン中感覚達成値+12 インプラントミサイルを選択肢攻撃力+16
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+6(侵蝕率:112->118)した
ミシェール・レイ:『殲勁・火尖鎗』《マルチウェポン》《C:ノイマン》小型浮遊砲+インプラントミサイルでエンゲージ内のエネミー全員に攻撃
ミシェール・レイ:7dx7+23
DoubleCross : (7R10+23[7]) → 10[1,1,2,2,3,10,10]+10[7,8]+10[6,9]+2[2]+23 → 55

ミシェール・レイ:いい感じ!
GM:ウゲーッ
“魔人アナンシ”神時雨:《リフレックス:エグザイル》《蛇の動き》
“魔人アナンシ”神時雨:18dx@7+1
DoubleCross : (18R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,2,4,5,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[2,3,10,10,10]+6[1,6,6]+1 → 27

GM:いっつも全然ダメ!かわいい……
ミシェール・レイ:かわいいね
“魔人タローン”早谷川波留花:《マグネットフォース》でアナンシをカバー。
“魔人プロクリス”月野景:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[5,8]+1 → 9

“魔刃クトネシリカ”:《復讐の刃》《炎陣》。プロクリスをカバー。
“魔刃クトネシリカ”:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,6,6,6,7,9,9,9,10]+5[1,1,4,4,5]+6 → 21

ミシェール・レイ:あっ復讐…!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《リフレックス:ブラム=ストーカー》《血霧の盾》《言葉の盾》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:5dx6+14
DoubleCross : (5R10+14[6]) → 10[3,3,3,10,10]+10[4,10]+4[4]+14 → 38

GM:ダメ!ダメージをどうぞ。
ミシェール・レイ:6d10+45+1d10 装甲無視
DoubleCross : (6D10+45+1D10) → 29[9,5,3,5,3,4]+45+3[3] → 77

ミシェール・レイ:君は生き残れるか
“魔刃クトネシリカ”:3d10+11 装甲有効
DoubleCross : (3D10+11) → 21[5,6,10]+11 → 32

GM:クトネシリカとタローンは耐えられない!死ぬ!
GM:セーンムルヴも耐えられないが、こいつは《不死不滅》で復活。
ミシェール・レイ:こっちも死んだ!魔人タローンにロイスを取って即昇華、復活します!
ミシェール・レイ:敵 魔人タローン 歓喜◯/憐憫ね
ミシェール・レイ:ミシェール・レイの侵蝕率を+5(侵蝕率:118->123)した
朝霧鏡花:懐から一枚の式符を投げ放つ。符は空中で青く燃え上がり、巨大な腕の形となる。
朝霧鏡花:腕は魔人セーンムルヴの身体を鷲掴みにし、一塊になった敵味方へと放り投げる!
朝霧鏡花:「……ミシェールさん!」
ミシェール・レイ:「ナイスアシスト!」
ミシェール・レイ:管制室の帯電はまだ続いている。流星錘が雷を吸収しながら周囲を蹂躙し
ミシェール・レイ:螺旋を描いて魔人達へ叩きつけられる!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「クソ……!まさか、まさか」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「この場所に裏切られるなんて……!」
“魔人タローン”早谷川波留花:「逃げろ!」蜘蛛を突き飛ばす。
“魔人アナンシ”神時雨:「あっ……波留ちゃん!」
“魔人タローン”早谷川波留花:「……ぐうううう!」
“魔人タローン”早谷川波留花:鎧が粉々に崩れて落ちる。
“魔人プロクリス”月野景:「なら……!」その間隙をつき、ミシェールへ斬りかかる。
“魔刃クトネシリカ”:魔刃は過たず捉えたが、そのまま帯電のフィードバック。
“魔人プロクリス”月野景:「わっ!」刀を思わず手放す。
ミシェール・レイ:「!!」全力攻撃の隙を付かれ、脇腹を貫かれる
“魔刃クトネシリカ”:脇腹を貫いた刃は、そのまま雷電に焼かれてへし折れた。
ミシェール・レイ:「ぐっ……は、ふふ……」血を吐きながらも笑みを崩さず
“魔人プロクリス”月野景:「嘘でしょ……」
ミシェール・レイ:「君たちの本気……悪くないね」
ミシェール・レイ:「さあ、まだまだこれからだ」
GM:魔人セーンムルヴの手番。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《マルチターゲット》《滅びの一矢》《血の宴》《零距離射撃》《バレットワルツ》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:武器はレッドテンペスト二挺。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:これはEロイス『あり得ざる存在』により
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《超軽量化》を取得しています。
朝霧鏡花:あり得ないよ~~
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:範囲攻撃。対象はPC全員!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:15dx7+18
DoubleCross : (15R10+18[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,6,7,7,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,5,9]+1[1]+18 → 39

GM:リアクションをどうぞ。
黒瀬直:5dx ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,8,9,10,10]+8[1,8] → 18

黒瀬直:回ったけど命中!
朝霧鏡花:≪復讐の刃≫
朝霧鏡花:8DX9+1
DoubleCross : (8R10+1[9]) → 10[3,3,5,6,6,9,9,10]+10[9,9,9]+10[3,7,9]+1[1]+1 → 32

ミシェール・レイ:5dx>=39 ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]>=39) → 4[1,1,1,4,4] → 4 → 失敗

朝霧鏡花:侵蝕90>98
真堂啓介:ガード!
“魔人アナンシ”神時雨:《デビルストリング》!
“魔人アナンシ”神時雨:《復讐の刃》を消すぞっ
朝霧鏡花:オギャ~~ッ
朝霧鏡花:さっきからこのクモ女!
ミシェール・レイ:そんな~~!
朝霧鏡花:侵蝕はじゃあゾディポン抜いて96!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:4d10+56 装甲有効
DoubleCross : (4D10+56) → 18[4,8,2,4]+56 → 74

“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+7[6,1] → 9

GM:こっちは9点減りました。
黒瀬直:死!ミシェールくんのロイスを昇華して復活!
朝霧鏡花:死亡リザレクト!
朝霧鏡花:96+1D10
DoubleCross : (96+1D10) → 96+2[2] → 98

ミシェール・レイ:死ぬ!真堂さんのロイスを昇華して復活!
真堂啓介:リザレクト!
真堂啓介:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 9[9]+98 → 107

真堂啓介:ゴボーッ
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「下がってろ!うちがやるッ!」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:身の丈を超える巨大な二挺の銃を構えている。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:周囲へと乱射。狂ったように無差別に飛び交う銃弾はしかし、
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:無駄な弾は一切ない。全てが4人へと着弾する軌道。
朝霧鏡花:「伍刃――」射線に飛びこみ、反撃の一太刀を浴びせようとする、が……
“魔人アナンシ”神時雨:「だめっ!」
“魔人アナンシ”神時雨:足元に糸が張られている。飛び出すことは出来ない。
朝霧鏡花:「ッ!」一瞬の静止が命取りとなる。腹に風穴を穿たれ、夥しい血が噴き出す。
真堂啓介:弾き、躱し、被弾を最小限……レネゲイドの再生力が上回る程度に抑えるも。
真堂啓介:「これは、たった4人……失礼、5人か。それだけの人数で事を為さんとするだけは、ある」
黒瀬直:「がっ、っぅ……」姿勢を下げて瞬時に形成した流線型の長盾で幾らか逸らすが、数発は貫通して腹に穴を空ける。
真堂啓介:目だけが笑っていない、普段通りのしまらない笑み。
ミシェール・レイ:「ぐ……っ」直撃の軌道を避けるも、避けた弾丸が飛び跳ね被弾する。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:当然、そんな無茶な戦闘機動は反動も大きい。口の端から血を吐く。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「……うちは上位ランカーだ。モノが違うんだよ」
GM:次!プロクリスの手番。
“魔人プロクリス”月野景:メジャーで離脱。5m先へ。
“魔人プロクリス”月野景:「ごめん。任せる」
“魔人アナンシ”神時雨:「うん、任せて」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「任された。死ぬなよ」
  朝霧[3],黒瀬[9]
 真堂[8],ミシェール[8]
アナンシ[5],セーンムルヴ[8]

     5m

    プロクリス[6]
GM:アナンシの手番。
“魔人アナンシ”神時雨:マイナー《破壊の爪》
“魔人アナンシ”神時雨:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《妖の招き》《吸収》。
GM:余裕的には真堂さんか朝霧さんかな。choiceしよっと
GM:choice[真堂,朝霧]
DoubleCross : (CHOICE[真堂,朝霧]) → 真堂

GM:こっちを狙うぞっ
真堂啓介:かもん!
“魔人アナンシ”神時雨:15dx@7
DoubleCross : (15R10[7]) → 10[1,1,2,3,5,5,5,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[2,2,6,6,8,10]+4[3,4] → 24

GM:低いなー
真堂啓介:リアクション。C:ノイマン/コンバットシステム/コントロールソート/虚構のナイフ/カウンター。
GM:ヒッ……
真堂啓介:判定前に『神城早月』にロイスを「誠意/■憐憫」で取得。タイタス化、昇華。ダイス+10を適用。
真堂啓介:侵蝕は123へ。
GM:そこまで……!来な!
真堂啓介:29dx7+4
DoubleCross : (29R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,3,4,4,4,4,6,6,7]+10[7]+6[6]+4 → 40

真堂啓介:あまり伸びなかったけど、上回りはした!
GM:勝つには十分なんだよな~
真堂啓介:というわけで、こちらの攻撃のみが成功します。ダメージが…
GM:では、そちらのダメージ!
真堂啓介:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 24[2,2,8,10,2]+25 → 49

真堂啓介:49点、装甲有効。
“魔人アナンシ”神時雨:耐えられるわけがない!何故ならこいつは
“魔人アナンシ”神時雨:ミドルで《蘇生復活》を打ったときのままだ。HP1。
真堂啓介:……あーッ!?
“魔人アナンシ”神時雨:これで倒れる!復活もありません。
真堂啓介:では演出!
真堂啓介:絡め、引き寄せ、自由を奪う糸。それが吐き出される寸前。
真堂啓介:チリン、と。鈴にも似た、鍔鳴りの音が響く。
真堂啓介:肉を裂く音も、骨を断つ音もなく。
真堂啓介:巨大な蜘蛛のような何かが、縦真っ二つに切断された結果だけが、そこにある。
“魔人アナンシ”神時雨:「え」
“魔人アナンシ”神時雨:「あれ、なんで……」
真堂啓介:「……すまんなあ。生かしてやりたい、というのは紛れもない本音だが」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「時雨っ……!」
真堂啓介:「生きるために他者を害する。それを肯定するなら、やはり。生かしてはおけんのだ」
真堂啓介:鮮やかな切断面は、血を、体液を噴出させることもなく。
真堂啓介:まるで生きているかのような姿のまま。生命活動を停止させる。
真堂啓介:(以上で!)
GM:“魔人アナンシ”、死亡。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「クソッ……!」
GM:朝霧さんの手番。
朝霧鏡花:はい!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「あんたらは……!絶対、許さねえッ!」
朝霧鏡花:う~んマイナーで……ジェネシフトかな……
朝霧鏡花:98+1D10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+1[1] → 99

朝霧鏡花:嘘だろ?
ミシェール・レイ:ええ……?
GM:よわよわ
黒瀬直:お労しや……
朝霧鏡花:こうなっては仕方ない!≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫
朝霧鏡花:対象セーンムルヴ!
朝霧鏡花:9DX8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[2,2,3,4,5,8,8,10,10]+10[3,7,7,9]+7[7]+1 → 28

朝霧鏡花:え~怖いな
真堂啓介:ダイスの野郎…!
朝霧鏡花:鳩山さんのNPCカード使用!
朝霧鏡花:≪妖精の手≫!
朝霧鏡花:1DX8+31
DoubleCross : (1R10+31[8]) → 1[1]+31 → 32 → ファンブル

朝霧鏡花:いや…………………………
GM:ジャムってない?
ミシェール・レイ:?????
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:ともかく回避します!
真堂啓介:当たれ、当たれ…ッ
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《リフレックス:ブラム=ストーカー》《血霧の盾》《言葉の盾》
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:5dx6+14
DoubleCross : (5R10+14[6]) → 10[2,3,6,8,10]+10[1,5,9]+10[9]+10[8]+10[6]+10[7]+10[6]+5[5]+14 → 89

GM:……
真堂啓介:????
朝霧鏡花:????????
ミシェール・レイ:こらっ!
黒瀬直:邪悪な回避野郎~~~~!
GM:過剰反応
朝霧鏡花:なんでそういうことするの??
朝霧鏡花:ロイス切っても無理!当たらん!
朝霧鏡花:「……参刃」
朝霧鏡花:本差を抜き、魔人に向けて大上段に構える。
朝霧鏡花:踏み込み。床面が砕け散る。全力を籠めた刃を、縦一文字、魔人セーンムルヴに振り下ろす。
朝霧鏡花:侵蝕99>105
鳩山依鈴:同時に背後から銃弾。それは明日を前借りして撃った、24時間後からの術者不在の一撃。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:その両方を、同時に迎撃した。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:銃弾を撃墜し、刃を掠めて起動を逸した。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「たまにさ……うち」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「うわ、今すげー冴えてるなってときがあるんだよね。才能かな」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「今、それだから」
朝霧鏡花:「僕はともかく……鳩山さんの弾を防ぐか」
朝霧鏡花:全身を悪寒が包む。内臓に大きな損傷を受けた時の感覚。
朝霧鏡花:呼吸は問題ない。心臓や肺ではないということ。であれば、問題は無い。
朝霧鏡花:だらり、と片腕が垂れ下がる。
朝霧鏡花:「…………」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「こっからは一切容赦しないから……もう、援護に回さなくていい」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「うち一人で全員ヤる」
朝霧鏡花:砕けた肩に限界が訪れたのだろう。式神を呼び出し、腕に蒼炎を纏わせる。
GM:ラウンド終了。
朝霧鏡花:自分の腕をラジコンを操作しているような感覚。だが、初めてという訳でもない。
朝霧鏡花:「……良し。動く」
GM:2ラウンド目。セットアップ。
“魔人プロクリス”月野景:なし
黒瀬直:なし
ミシェール・レイ:なし
真堂啓介:なし!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《異形への変貌》《ヴァイタルアップ》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:魔人態へ。複数の顔と手と翼を持つ、異形の怪鳥。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「うちは“オブセシオン”!ランク13!」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「“神城早月”の“城”!“魔人セーンムルヴ”城貝磯子!」
朝霧鏡花:コンボ【雷霆万鈞】≪フルパワーアタック≫+≪雷神の降臨≫ ラウンド間攻撃力+40 行動値0に。
朝霧鏡花:朝霧が無数の式符を構え、宙に躍らせる。それらは一斉に燃え上がり、巨大な腕の形をとる。
朝霧鏡花:式神達が大量の脇差を引き抜き、現れるのは阿修羅の如き威容。
朝霧鏡花:「朝霧家二十五代目当主、『北落師門』」
朝霧鏡花:「……朝霧鏡花」
朝霧鏡花:「……いざ」
朝霧鏡花:105>115
  朝霧[0],黒瀬[9]
 真堂[8],ミシェール[8]
   セーンムルヴ[8]

     5m

   プロクリス[6]
GM:手番は黒瀬さん。
黒瀬直:う~ん
黒瀬直:メジャーでコンボ【金光一閃】《ペネトレイト》《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の加護》《砂塵霊》侵食値+11して127。
GM:もうデビストはされない……思いのままに振ってね
黒瀬直:対象は……プロクリス!
黒瀬直:14dx7+17
DoubleCross : (14R10+17[7]) → 10[1,1,1,3,4,6,6,7,7,8,9,10,10,10]+10[1,3,6,7,10,10,10]+10[1,4,9,10]+3[2,3]+17 → 50

黒瀬直:十分十分
“魔人プロクリス”月野景:2dx+1 ドッジ
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 5[4,5]+1 → 6

GM:ダメージをどうぞ。
黒瀬直:43+7d10
DoubleCross : (43+7D10) → 43+49[4,7,7,8,9,9,5] → 92

GM:マジかよ……
黒瀬直:キュマイラなら+3!
GM:キュマイラじゃない!
“魔人プロクリス”月野景:HPも全然ない!復活もない。
“魔人プロクリス”月野景:一撃で撃破されます。
黒瀬直:ふ~むこれは
黒瀬直:「月野景、一つ聞こう」
“魔人プロクリス”月野景:「名前も知られてるのか……何?」
黒瀬直:身体のあちこちをパーツで埋めて、僅かにぎこちない動作で立ち上がる。
黒瀬直:「きみは、本当に魔人か?」じとりと、真っ直ぐに、睨みつける。
黒瀬直:「見ただけでは、どうにも分からないからな。君たちは」
“魔人プロクリス”月野景:その睨みには、明らかに怯えの色を見せるが。
“魔人プロクリス”月野景:「……私は、魔人だ。みんなと、同じだ」
“魔人プロクリス”月野景:「私だけ、違うわけがない」睨み返す。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「……おい、なんのつもりだ……!?景!」
黒瀬直:「……そうか」僅かに言葉を交わす間に、肉体の修復も完了して
黒瀬直:高速で放たれた鎖分銅が頭を強かに打ち、昏倒させる。
“魔人プロクリス”月野景:「ぐっ……!」回避もままならず、そのまま倒れて動かない。
“魔人プロクリス”月野景:一切反応できていなかったかのように。
黒瀬直:「……実のところ、オーヴァードかどうかも怪しいとは睨んでいるが」
黒瀬直:「まずは、勝利してからだな」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「景……!」
GM:行動値8組!
真堂啓介:侵蝕は同値ですかね。どうします?
真堂啓介:こちらが先でもいいし、そちらがゴリっと削るのを狙ってもいい。
ミシェール・レイ:カウンターも狙えないし、真堂さん先にお願いしてもいいですか
ミシェール・レイ:今のうちにインプラントミサイルを捨てておこう
真堂啓介:了解、では先にいただきましょう。
真堂啓介:移動はしていないか。ではマイナーなし。メジャーでC:ノイマン/コンバットシステム/コントロールソート/虚構のナイフで白兵攻撃。
真堂啓介:侵蝕135へ。
真堂啓介:19dx+4
DoubleCross : (19R10+4[10]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,6,6,6,6,8,9,9,9,9,9,10,10]+3[2,3]+4 → 17

真堂啓介:伸びない!
GM:C値!
真堂啓介:おおっと。
真堂啓介:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,6,6,7,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,2,4,4,7,9]+10[3,7]+10[10]+10[7]+1[1]+4 → 55

真堂啓介:伸びた。
GM:伸びよった
黒瀬直:伸びたー!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《リフレックス:ブラム=ストーカー》《血霧の盾》《言葉の盾》でドッジ。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:11dx6+14
DoubleCross : (11R10+14[6]) → 10[1,1,2,3,3,6,7,7,7,10,10]+10[1,1,1,2,3,9]+10[7]+10[10]+10[8]+10[8]+10[6]+10[10]+10[9]+2[2]+14 → 106

ミシェール・レイ:???????
朝霧鏡花:ええ……?
GM:《異形への変貌》でダイスを増やしたかいがあったようだな……
真堂啓介:ええー…。
黒瀬直:めっちゃ避けよる
真堂啓介:「なるほど。仲が良かったのだな、君たちは。だが」
真堂啓介:仕掛けた所に銃撃を浴びせられ、その弾丸を切り払うことに専念。銃撃の雨が止んだところで。
真堂啓介:「君たちは、人間(R:おれたち)の敵だ。その点については、すまん、とは言えんよ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「言えなんて誰も言ってねえだろ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「いいんだよ……お前らが今から何を言おうと関係ない!」
真堂啓介:「いや、まさに。……うむ、これは殺し合いだ。それ以上も、それ以下でもないな」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「全員、ぶっ潰して――」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「――喰ってやる。オーヴァードは不味いけどな」
GM:次はミシェールくん!
ミシェール・レイ:イニシアチブでリニアキャノンを装備
ミシェール・レイ:『閃勁・乾坤圏』《マルチウェポン》《C:ノイマン》リニアキャノン+小型浮遊砲で攻撃
ミシェール・レイ:7dx7+24
DoubleCross : (7R10+24[7]) → 10[1,2,4,5,5,6,9]+10[7]+1[1]+24 → 45

ミシェール・レイ:そこそこ
GM:ケチれるくらい腐ってくれたら良かったのに!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《リフレックス:ブラム=ストーカー》《血霧の盾》《言葉の盾》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:11dx6+14
DoubleCross : (11R10+14[6]) → 10[1,1,2,2,2,5,5,6,6,7,10]+10[3,5,5,8]+1[1]+14 → 35

GM:うぐっ……!
ミシェール・レイ:なんでだよ!
GM:ダイスは水物だから……
GM:ダメージを!
真堂啓介:当たったのに文句を言われるという理不尽。
ミシェール・レイ:沈むなよ~
ミシェール・レイ:4d10+45+1d10 装甲無視
DoubleCross : (4D10+45+1D10) → 18[1,7,9,1]+45+2[2] → 65

ミシェール・レイ:ど、どう?
GM:まだ生きてるよ!
ミシェール・レイ:ホッ…
真堂啓介:よ、よかった!いやよくねえ!
GM:バカにしやがって……!
GM:勝った気でいやがる!
ミシェール・レイ:これから勝つんだよォ~~~!
ミシェール・レイ:「いいや、さっき言っただろ?喰らうのはこっちの方だ」
ミシェール・レイ:鎖が"セーンムルヴ"の周囲を旋回。その副腕に絡みつき、動きを封じようとする。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「はっ!見えてるっての!」
ミシェール・レイ:「ああ、見えてるだろうね」
ミシェール・レイ:「――僕以外は」
ミシェール・レイ:鎖を回避する隙をついて、"セーンムルヴ"の懐深くまで潜り込む
ミシェール・レイ:踏み込み、震脚と同時に掌底を叩き込む。さらに
ミシェール・レイ:地を割った脚に2度、3度
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「ぐ……!」銃より短い間合いに入られた後は、対応が遅れる。
ミシェール・レイ:さらなる衝撃が重なる。その威力は足腰を伝い欠けること無く
ミシェール・レイ:掌から"セーンムルヴ"の体内へと浸透する!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「ぐううう……っ!」
ミシェール・レイ:「流石にしぶといね、でも」
ミシェール・レイ:「さっきまでのような動きがあと何回できるかな?」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「先にあんたらを全員殺す!」
GM:セーンムルヴの手番。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:《コンセントレイト》《マルチウェポン》《マルチターゲット》《滅びの一矢》《血の宴》《零距離射撃》《バレットワルツ》。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:4人に範囲攻撃。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:27dx7+20
DoubleCross : (27R10+20[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,4,4,4,5,6,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,4,5,5,5,7,9,10]+10[4,6,8]+4[4]+20 → 54

真堂啓介:ガード!
朝霧鏡花:≪復讐の刃≫
黒瀬直:3dx>=54
DoubleCross : (3R10[10]>=54) → 7[1,5,7] → 7 → 失敗

朝霧鏡花:9DX8+1
DoubleCross : (9R10+1[8]) → 10[1,3,5,5,8,8,8,9,10]+10[1,6,6,8,10]+10[4,8]+4[4]+1 → 35

ミシェール・レイ:5dx>=54 ドッジ!
DoubleCross : (5R10[10]>=54) → 9[2,4,6,6,9] → 9 → 失敗

“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:6d10+59 装甲有効
DoubleCross : (6D10+59) → 24[2,3,4,8,6,1]+59 → 83

黒瀬直:死! 朝霧さんのロイスを昇華して復活!
ミシェール・レイ:死!黒瀬さんのロイスを昇華して復活!
朝霧鏡花:死亡、レネゲイドへのロイスを昇華して復活
GM:復讐も来な!
朝霧鏡花:4D10+55+3D10 復讐の刃
DoubleCross : (4D10+55+3D10) → 26[10,10,2,4]+55+23[6,8,9] → 104

GM:???
GM:なんで83点食らわすとそれ以上のダメージを……?
朝霧鏡花:まだ死ぬんじゃねーぞ!
GM:いや耐えられないよ!戦闘不能!
真堂啓介:酷いことを仰る。
朝霧鏡花:死んだわ…………
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:Eロイス『苦痛のこだま』。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:PC4人と〈意志〉対決。
ミシェール・レイ:なに~っ!?
朝霧鏡花:ヒェ~~ッ
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:敗北すると1d10点を失い、一人でも失敗したキャラが居る場合は
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:HPが[失敗したキャラ数×10]点で復活。
真堂啓介:ウワーッ!
ミシェール・レイ:そういうのもあるのか!
朝霧鏡花:難易度はいかに!
黒瀬直:ゲェ~ッ
真堂啓介:ちなみに処理順は、タイタス復活とEロイスの処理、どちらが先でしょう。
GM:復活が先としましょうか。
真堂啓介:では、ミシェールくんのロイスをタイタス化、昇華して復活!HPは11に。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:14dx+1
DoubleCross : (14R10+1[10]) → 10[4,4,6,6,7,7,8,8,9,9,9,9,10,10]+6[1,6]+1 → 17

GM:難易度17!
朝霧鏡花:4DX>=17
DoubleCross : (4R10[10]>=17) → 6[2,3,4,6] → 6 → 失敗

黒瀬直:4dx>=17
DoubleCross : (4R10[10]>=17) → 10[2,7,8,10]+9[9] → 19 → 成功

ミシェール・レイ:7dx+4>=17
DoubleCross : (7R10+4[10]>=17) → 9[1,1,1,2,3,5,9]+4 → 13 → 失敗

GM:成功してる……
黒瀬直:ふんす!
真堂啓介:10dx+3>=17
DoubleCross : (10R10+3[10]>=17) → 10[1,2,4,4,4,4,4,7,9,10]+2[2]+3 → 15 → 失敗

真堂啓介:惜しい。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:失敗者は8点ダメージを。
ミシェール・レイ:残り4で生存!
真堂啓介:3で生存!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:こちらはHP30点で復活して、
朝霧鏡花:対抗種含めて残りHP5!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:レッドテンペストの分を。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:30-2d10
DoubleCross : (30-2D10) → 30-14[7,7] → 16

“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:残り16点!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:凄絶な乱射。人間体のときよりも、なお軽々と銃を扱う。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:多腕で堅固に懸架し、複顔で同時に狙いを定める。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「全部ぶっ飛べ!」
朝霧鏡花:吹き荒ぶ銃火に晒され、全身から鮮血が迸る。肉が裂け、骨が砕け散る。片目の視界が消える。
朝霧鏡花:だが、倒れない。
朝霧鏡花:魔人セーンムルヴの翼に、刃が突き刺さる。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「何っ……!?」
朝霧鏡花:気付けば魔人の周囲を、大量の式神が、刃が取り囲んでいる。
朝霧鏡花:無数の刃が魔人に殺到し、腕を、頭を、全身を貫いて、地面に釘付けにする。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「ぐうっ……!」地に縫い付けられ、もがく。
朝霧鏡花:「……漆、刃」
朝霧鏡花:朝霧が刀を構える。弓を引き絞るような異様な構え。
朝霧鏡花:軋む骨が弓、筋肉が弦。
朝霧鏡花:弦音の代わりに、霹靂が鳴り響く。
朝霧鏡花:神速の刺突が、セーンムルヴの胸を穿ち、貫く。
真堂啓介:「なるほどな。これは、凄まじい。魔なる人、とはよく言ったものだ。……だがまあ」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「カハッ……!」
朝霧鏡花:「……“星火燎原”」
真堂啓介:レネゲイドに侵されながらも、いまだ人であるモノにだけ許される業。己を人たらしめる何かを燃やし、再生力を賦活させ立ち上がる。
ミシェール・レイ:「へえ……」咄嗟に腕を盾にして後方へ弾き出されていた。肉のえぐれた両腕を再生させながら立ち上がる。
真堂啓介:「人であるならば、いやさ生きるモノであるならば。滅せぬ道理はない」
朝霧鏡花:魔人を蹴りつけ、傷口を抉る様に刃を引き抜く。
朝霧鏡花:侵蝕115>123
黒瀬直:「ミシェールくんの御符が無ければあるいは、といったところか」
黒瀬直:瞬時に弓弦を幾度も爪弾き、発生した衝撃波で凶弾を逸らして、
黒瀬直:無感動に呟くが相応に消耗も激しい。これ以上はあまり保たないだろう。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「……お前さ。言ったよな」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:心臓を貫かれたはずの魔人が、言葉を紡ぐ。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「殴ったら殴り返されるって――」彼女を貫いた刃から、持ち手の精気が奪われていく。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「これがそうだ」精気が赤き輝線を引く。怪物の肉体を再構成していく。
朝霧鏡花:「……!」ただでさえ限界に近い身体。膝を付きそうになり、剣を支えに踏みとどまる。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「うちはまだやれるぞ……!あんたらはどうだっ!」
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「やれなくなったやつから、食い殺してやる!」
朝霧鏡花:「…………」霞む視界に、自らの刃が映る。
GM:朝霧さんの手番へ。
朝霧鏡花:マイナーで≪ポルターガイスト≫。ゾディアックウェポン(エピック)を指定
朝霧鏡花:攻撃力+15 侵蝕123>127
朝霧鏡花:メジャーで≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫
朝霧鏡花:対象魔人セーンムルヴ!
朝霧鏡花:11DX7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[1,2,4,5,5,5,5,7,9,9,10]+10[4,5,5,10]+2[2]+1 → 23

GM:妖精?妖精する?
朝霧鏡花:鳩山さんに手伝ってもらおうかな……
朝霧鏡花:≪妖精の手≫!
ミシェール・レイ:やったれやったれ!
朝霧鏡花:1DX7+31
DoubleCross : (1R10+31[7]) → 6[6]+31 → 37

朝霧鏡花:当たれ!
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:ドッジ。《血霧の盾》は打ち止め。《言葉の盾》のみでドッジ。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:11dx+14
DoubleCross : (11R10+14[10]) → 10[1,2,4,4,6,8,8,9,9,10,10]+4[3,4]+14 → 28

朝霧鏡花:あっぶねえ!!
GM:鳩山依鈴……!
ミシェール・レイ:当たったー!
黒瀬直:危なっ!
真堂啓介:ヒェッ
GM:ダメージを!
朝霧鏡花:4D10+70+3D10
DoubleCross : (4D10+70+3D10) → 26[6,5,9,6]+70+19[10,6,3] → 115

朝霧鏡花:装甲有効
GM:いや……
GM:残り16点って言ったじゃん!
GM:耐えられるわけがない!これ以上の復活もない。
朝霧鏡花:やった~
朝霧鏡花:UGNチルドレンとして朝霧鏡花に与えられたのは、アマルガムのゾディアックウェポンだった。
朝霧鏡花:使い手のレネゲイドに応じて形を変えるその合金を、朝霧家に伝わる妖刀と掛け合わせて造り出されたのが、鏡花の当主としての名と同じ名を持つ刀。『北落師門』。
朝霧鏡花:使いにくくてどうしようもない刀だ。
朝霧鏡花:未だに手に馴染まず振るいにくく、大した効能も無いのに持ち主の侵蝕ばかり吸い取っていく。他の刀に持ち替えようと、何度思ったことか。
朝霧鏡花:だが、今はこれが、自分の誇りだ。
朝霧鏡花:「……君は強い」
朝霧鏡花:「多分、僕よりもずっと強い」
朝霧鏡花:魔人セーンムルヴに語り掛ける。
朝霧鏡花:「僕より強い人は、いくらでもいる。戦う相手も、味方のUGNにも、いくらでも」
朝霧鏡花:「……だけど、他の誰かじゃない。僕が、日本支部エージェントに選ばれた」
朝霧鏡花:「何故だか分かるか」
朝霧鏡花:銃火に肉を吹き飛ばされた脚で立ち上がる。
朝霧鏡花:「最後まで立ってるのは、僕だからだ」
朝霧鏡花:躊躇なく踏み込む。一呼吸の内に、異形の魔人に肉薄する。
朝霧鏡花:「陸刃」
朝霧鏡花:無数の刃が、四方八方から魔人を包囲する。
朝霧鏡花:「“烈日赫赫”」
朝霧鏡花:朝霧が、式神が、刃を振るう。敵を斬る。斬り裂く。斬り裂き続ける。
朝霧鏡花:怒涛の連撃。終わりの無い斬撃の嵐。
朝霧鏡花:反撃を許さぬ、剣術と呼ぶのも烏滸がましい滅多切りが、魔人の身体を切り裂いていく。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「くそっ、くそっくそっくそっ!何で……!?」
朝霧鏡花:朝霧は呼吸もしていない。獣の如き眼で、敵だけを見ている。
朝霧鏡花:「!」一瞬、斬撃が途切れる。
朝霧鏡花:セーンムルヴの捨て身の反撃で、利き腕がちぎれ飛ぶ。
朝霧鏡花:宙を舞う腕と刃に一瞬目をやり。
朝霧鏡花:「――」
朝霧鏡花:刀身を口で咥える。そのまま首を捻り、魔人の頭部を貫いた。
朝霧鏡花:127>133
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「なんで、こんな……!うちらは、ただ」頭部を貫かれた魔人の体が収縮していく。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:「生かしてやりたかった、だけなのに……」元の女子高生の姿に戻り、赤き染みを作った。
“魔人セーンムルヴ”城貝磯子:それきり彼女は動かない。
GM:もはやこの場に、魔人の動く姿はない。
GM:戦闘終了です。
朝霧鏡花:それを見届けてから、ようやく脱力し、荒い呼吸をする。
朝霧鏡花:「はっ……はっ……はぁっ……!」
朝霧鏡花:式神達が刃を鞘に納め、元の符に戻っていく。
真堂啓介:「さて、勝つには勝ったが。……まずは応急手当だなあ」
真堂啓介:「すまんが黒瀬、頼めるかね。第四に薬か義手を用立ててもらうか、名誉の負傷とするかは、まあ、本人次第だが」
朝霧鏡花:「……すいません。まあ……何回かやってるので、今回も付くと思うんですが……」
ミシェール・レイ:「あ、やっぱりこれ繋がるんですか?」飛ばされた朝霧さんの腕を拾い、最低限の止血をしている
朝霧鏡花:「……恐らく。まあ、最悪、式でどうにかします」
ミシェール・レイ:「それなら良かった。あとは……」
黒瀬直:「……うむ。ひとまずは進行を留める。腕についてはまあ、信頼してくれ」倒れ伏すプロクリスへ拘束を与え、朝霧さんの元へ向かう。
黒瀬直:「この力も、殺し奪うだけではないからな」己の身体に空いた穴をさすり、僅かに笑う。
黒瀬直:「ちと痛むぞ」腕を下から優しく支え、骨、神経、間隙を正確に埋めていく。
朝霧鏡花:「づ、うッ……!」神経を直接走る痛みに、奥歯を噛み締めて震えながら声を堪える。
朝霧鏡花:「……すいません、ありがとうございます」
ミシェール・レイ:「うわあ……痛そ~……」
黒瀬直:「……うむ、よく頑張ったな」
真堂啓介:「……いや、やはり便利なものだなあ、レネゲイドというものは。それと同時に」
真堂啓介:「いかに恐ろしいものであることか。……俺たちが扱っているものは、そういうものだと」
真堂啓介:「改めて、肝に銘じねばなあ。……忘れてしまえば、行き着く先は、これこの通り、というわけだ」
真堂啓介:そこいらに転がる、つい先ほどまで少女だったものたちに、祈るように目を閉じて。

GM:バックトラックに入ります。
■Eロイス
◆“魔人セーンムルヴ”
『超越活性:不死不滅』
『ありえざる存在:超軽量化』
『苦痛のこだま』

◆“魔人タローン”
『拒絶の結界』
『拒絶の結界』

◆“魔人アナンシ”
『超越活性:デビルストリング』

◆“魔刃クトネシリカ”
『唯我独尊』
真堂啓介:うおーッ!!
GM:7個!振る方はどうぞ
朝霧鏡花:振っちゃう!
ミシェール・レイ:振ります!
真堂啓介:135-7d10
DoubleCross : (135-7D10) → 135-34[3,2,10,4,3,8,4] → 101

朝霧鏡花:133-7D10
DoubleCross : (133-7D10) → 133-31[3,4,2,1,8,9,4] → 102

黒瀬直:127-7d10
DoubleCross : (127-7D10) → 127-41[6,10,5,6,2,2,10] → 86

ミシェール・レイ:128-7d10
DoubleCross : (128-7D10) → 128-32[8,8,2,1,1,2,10] → 96

黒瀬直:そして等倍!
黒瀬直:86-3d10
DoubleCross : (86-3D10) → 86-25[7,10,8] → 61

真堂啓介:ロイス4つ、等倍振りで。
朝霧鏡花:102-3D10 等倍!
DoubleCross : (102-3D10) → 102-24[7,9,8] → 78

真堂啓介:101-4d10
DoubleCross : (101-4D10) → 101-26[8,8,9,1] → 75

ミシェール・レイ:ロイス3、等倍!
真堂啓介:5点域で帰還。
ミシェール・レイ:96-3d10
DoubleCross : (96-3D10) → 96-20[4,8,8] → 76

黒瀬直:4点で帰還!
ミシェール・レイ:5点帰還!
朝霧鏡花:5てん!
GM:OK!全員生還!

【エンディング1】

GM:【丹生岩ダム】
GM:人的被害は、突入した神城の部隊くらいのもの。
GM:ダム自体の被害も、戦闘のあった管制室は損傷が激しいものの、
GM:即座にカタストロフが起きるような状況ではない。
GM:生存した敵は拘束され、遺骸とともに輸送機に。
GM:帰還の準備を進めているところだ。
鳩山依鈴:「……私は明日帰ります。そういう能力を使ってしまったので、残らないと」
鳩山依鈴:「皆さんは先に。後で迎えを出してもらいますから」
朝霧鏡花:「ありがとうございます。援護、助かりました」
朝霧鏡花:「……お付き合いしましょうか?」
鳩山依鈴:「嬉しいけど、その体で?」
ミシェール・レイ:「そうですよ~。朝霧さんは腕の処置をちゃんとしないと」
朝霧鏡花:「…………」ボロボロの自分を見下ろして。
朝霧鏡花:「……そうですね」
ミシェール・レイ:「変なくっつき方しても知りませんよ?香港で何人か見てますから」
朝霧鏡花:「大丈夫だと思うんですが……」真剣な顔で腕の断面を見ている。既に何度かちぎれた跡が残っている。
ミシェール・レイ:「まあ、それはそれで面白い剣筋になるかもしれませんけどね」にやけ面で
真堂啓介:「……ふむ。つかぬことを聞くが、朝霧くん」
真堂啓介:「君は、自分が嫌いかね」
朝霧鏡花:「…………」虚を突かれたような顔。
朝霧鏡花:「……何故ですか?」
真堂啓介:「いやな、腕のこともそうだが。自分を大事にしろ、と言いたくなる場面が何度かあってなあ」
真堂啓介:少しだけ伸びた無精髭が浮いた顎を、ぞろりと撫でながら。
朝霧鏡花:「……すいません。ご心配をお掛けしまして……」
朝霧鏡花:「ええと、そうですね……」
真堂啓介:「少なくとも、若い娘だというのに、人生を楽しんでいる類の人間には見えなかった」
朝霧鏡花:少し考え込んで。
朝霧鏡花:「……確かに、自分を好きだと思えたことは、余りありません」
朝霧鏡花:「……でも、嫌いになりたくないとは思っています」
朝霧鏡花:「僕は、与えられた地位と職務に、相応しい自分でいたいと考えています」
朝霧鏡花:「……投げ出してしまえば、きっと僕は、僕を許せないと思うんです」
真堂啓介:「そうかね。なら、それで十分だとも」
真堂啓介:「自分への嫌悪は、いずれ他者に、そして世界に向かう。そうなっては、もはや俺たちは、人ではいられん」
真堂啓介:「……いや、出過ぎた真似をした。まあ、つまりだ」
真堂啓介:「あまり気負い過ぎるなよ、朝霧くん。投げ出したくない、という気持ちは大切だが」
真堂啓介:「受け継ぎ、次に繋ぐだけでは、つまらんぞ」
真堂啓介:まるで他人事のように、あっけらかんとそう告げる。
朝霧鏡花:「……真堂さんと黒瀬さんのお話が、ずっと引っ掛かっているんです」
朝霧鏡花:「『生きているうちに、したいことはしておけ』と。そう話されてましたね」
朝霧鏡花:「それを聞いた時、自分が何をしたいのか、分からないことに気付きました」
朝霧鏡花:「確かに、それはあまりにつまらないな、と思います」微笑して。
朝霧鏡花:「……ありがとうございます、真堂さん。もう少し、考えてみようと思います」
朝霧鏡花:「いま、自分が、何をしたいのか」
真堂啓介:そうかね、と短く。そして小さく笑いながら頷いてから、黒瀬さんに視線。
黒瀬直:「……ならば、まずは第一歩だな」
黒瀬直:「我々は必要なこと、すべきことだけしていては駄目だと私は考えている」
黒瀬直:「無駄こそが必要なのだと、な」
朝霧鏡花:そんな言葉が黒瀬さんの口から出るのは少し意外な気がして、その顔を見る。
黒瀬直:その顔には穏やかな笑みが浮かんでいる。力の抜けた自然な笑み。
朝霧鏡花:「……黒瀬さんは、もっとストイックな方なのかと。あ、いや、失礼ですが」
黒瀬直:「構わないさ。よく言われるし、間違ってはいない。と思う」
黒瀬直:「無駄とはつまり、余裕だ。選択肢だ。舵取りの幅だ」
黒瀬直:「選び得る幾つかの筋道の上で、私はストイックな在り方というやつを選んでいる訳だが、まあ」
朝霧鏡花:「…………」身につまされて頷く。余裕が無いと自分でも思う。いつも一杯一杯だ。
黒瀬直:「最近、いろいろと考え直す切っ掛けもあってな。だから考えることが最初の一歩ということだ」
黒瀬直:「………だから私もようやく、といったところだ。焦らずゆっくり、人にも頼れ」
朝霧鏡花:「……善処します」
ミシェール・レイ:「その点、僕なんかは気楽なもんですけどねっ」横からひょっこり顔を出し
朝霧鏡花:「うわ」驚く。
黒瀬直:僅かに眼を見開く。
ミシェール・レイ:「皆さんと違って、ぼくには受け継いだものがありませんから。実に自由です!」
朝霧鏡花:「羨ましい……と思うのは、無いものねだりなのでしょうかね」小さく苦笑する。
真堂啓介:「それはまあ、そうかもしれんがね」
真堂啓介:こちらも、いささか楽しげな苦笑いを浮かべて。
黒瀬直:「受け継いだ上でそこそこ自由にやってる者もいるが、さて」
ミシェール・レイ:「羨ましいのはこちらも同じですよー!ええ、でもだからこそ」
ミシェール・レイ:「"これから何を受け継ぐか"は、自分で決めることができる」
真堂啓介:「……そうだなあ。生まれて生きる以上、いずれ何かを背負うことからは逃げられんが」
真堂啓介:「どう終わるにせよ、なるべく多くの者が納得できる終わりを迎えられれば、それは幸福な人生と言えるのだろう」
真堂啓介:「無論、自分自身も含めて、な」
真堂啓介:「……この子らは、どうだったのだろうな」
朝霧鏡花:「……お互いに譲れないものがあった。その為に、命を賭して戦った」
朝霧鏡花:「その道は、きっと彼女たちが決めたものです」
朝霧鏡花:「彼女たちが納得して死んでいったかは分からない。僕たちもそれを認めるわけには行かない」
朝霧鏡花:「……でも僕は、彼女たちが選択したこと、それ自体には……敬意を払いたいと思います」
朝霧鏡花:遠くの空に、こちらに向かってくる輸送機に目をやって、帽子の鍔を少しだけ下げた。

【エンディング2】

GM:【七原鹿島神社】
真堂啓介:社務所の裏手。こじんまりした、けれども手入れの行き届いた庭に面した縁側。
真堂啓介:そこで、木の板に、小柄を使って何やら彫り物をしている。傍らには、既にその作業を終えたらしき板が、数枚。
真堂啓介:「……うむ。まあ、こんなものか」
真堂啓介:神社に似つかわしくない、簡素な、木の素地そのままの位牌。3人分のそれを手に、小さくため息を吐く。
真堂啓介:人の名がふたつと、そうではない名がひとつ。
真堂啓介:「……また、増えたなあ。そろそろ置き場も考えねばならんか」
黒瀬直:薄暗い月光の下をずかずかと踏み進む無遠慮な、しかし靴音も立てずに近寄る黒い影。
黒瀬直:「………啓介、お疲れ」
黒瀬直:穏やかな声で語り掛ける女の両手には、酒瓶2つ。
真堂啓介:「黒瀬か。……すまんな、今回もまた苦労を……」
真堂啓介:かけた、と言いかけて。
真堂啓介:「珍しいな。ここで呑んでいくつもりかね」
黒瀬直:「……ん」どうとも読み取れぬ息だけ返し、傍らに座る。
黒瀬直:ごとりと置かれた二瓶は、どちらも12支部エージェントたちの手で没収されたものではない。格としては見劣りしないものだが。
真堂啓介:向けられた、その気遣いに返す言葉の代わりに。
真堂啓介:「生き残りの二人だがね。ひとりは日本支部へ移送、ホワイトハンドに預けられるそうだ。鎮静化措置の効果があるかどうかは分からんが」
真堂啓介:「もう一人は、そもそも。ただの人だった。……あるいは、ああ振舞えた時点で、一歩二歩踏み外しているとしても」
真堂啓介:「それでも、人だ。……黒瀬の見立てが正しかった、ということかな」
真堂啓介:そうやって、支部長級にだけ伝達される機密事項を、さらりと漏らす。
黒瀬直:「1人だけ浮いていたからな」特に驚く様子もなく、静かに聞き入れ、返す。
真堂啓介:「戻れると思うかね」
真堂啓介:置かれた酒瓶に手を伸ばし、封を切り、杯を黒瀬さんに持たせる。
黒瀬直:「可能性はある」どこか遠くを見つめながら受け取って
黒瀬直:「それを少しでも残すことが、私の使命だと考えている」
真堂啓介:黒瀬さんが持つ杯に酒を注ぎ、自分も同じように酒を満たした杯を手にする。
真堂啓介:「閉じた空間。己が想いに殉じ、命を賭して戦う少女たち」
真堂啓介:「今度は繋ぐことが出来たのだとしたら。……うむ、やはり黒瀬には助けられてばかりだなあ」
黒瀬直:「秋たちが居てくれたから、つまりは」
黒瀬直:「……4年前のあの時に、啓介が居てくれたからこそだよ」
黒瀬直:視線を前へ、夜空を見上げ、ほうと息吹き
真堂啓介:「そう言ってもらえるのは有難いが……とまあ、他の連中にならそう返して終いにするところだが」
真堂啓介:「他に誰も見ておらんなら、取り繕う必要もないか。……うむ。ありがとう、黒瀬」
真堂啓介:どこか恥じるような響きのある声でそう応じて、同じように夜空を見上げて。一息で、杯を空にする。
黒瀬直:「………ふ」視線を逸らすように満月を見つめて、含み笑いを隠すように口を満たす。
真堂啓介:「……ああ、これは」
真堂啓介:「美味いな。いい酒だ」
黒瀬直:「件の銘酒は、南くんらと隠したものだからな」
黒瀬直:「私の一存で持ち出すのもどうかと思い、うちの庫から持ち出してきた」
黒瀬直:ぱたぱたと、顔を手で扇いでいる。
黒瀬直:「南くんに言うと、なぜか止められるからな……」
真堂啓介:「一条くんが来てから、ますます堅物になったものなあ、南くんは……」
真堂啓介:「……ああ、いや、そういえば」
真堂啓介:「南くんの歓迎会の時だったか。皆の前で、久しぶりに黒瀬がしたたかに酔っていたのは」
真堂啓介:季節は秋も深く。酒が入っているとはいえ、大して暑く感じるようなものでもない。はず、なのだが。
黒瀬直:「……懐かしいな。もう随分と前になるが」
黒瀬直:「たしか今ぐらい暑い夜のことだったか」
黒瀬直:「何故だったかは覚えていないが、とても怒られた気がするな」
真堂啓介:「黒瀬、お前なあ……」
黒瀬直:「………どうした?」いつの間にやらスーツを脱いで、襦袢を夜風に晒している。
真堂啓介:苦笑い。こうして言葉を交わす間にも、幾度もふたりの杯は空になり、その度に注ぎ直されている。
真堂啓介:「いや、いい。……うむ、この先、こういう機会があるかどうかも分からんからな」
真堂啓介:「今日は、とことん付き合ってもらうこととしよう」
黒瀬直:「ああ、今宵の私は飲むぞ」
黒瀬直:酔っても正気を失わない(と少なくとも本人は思っている)黒瀬直だが、自ら酒を飲むことはあまりない。
真堂啓介:実際のところ、支部員総出で(それこそ本来止められる側である真堂含めて)飲ませないようにしている、という面もある。
真堂啓介:その、理由が。
真堂啓介:「……本当に、変わらんなあ。黒瀬は」
黒瀬直:「よく言われる。啓介にも、他の子にも」………それでも今、こうして受け入れられている事にも理由はある。
黒瀬直:彼女が自ら飲もうとするのは、子どもを殺した日だけだ。
黒瀬直:「………この前、第8の薬師院という子と仕事をしてな」
真堂啓介:ふむ、と。互いの杯に、とうに二本目に移った酒を注ぎながら頷く。
黒瀬直:「秋が一緒にワイバーンを狩りに行って、頼れるお姉さんだと自慢してた娘だな」
黒瀬直:「………まだ23歳という若輩なのに、この業界では年長として動くことが多いと愚痴られた」
真堂啓介:「……なんとも、耳が痛いな。いや、その薬師院という子が、黒瀬をどういう目で見ていたのかも気にはなるが」
真堂啓介:こみ上げてくる笑いを我慢するように、喉を鳴らす。
黒瀬直:「それで私も未熟ながら、現場では指揮権を握ることが多いなと思って」
黒瀬直:「そして久々に一緒に仕事をしてみて、だ」ぐいと一杯、空にして
黒瀬直:「今日は啓介くんに、つい甘えてしまったなと」
黒瀬直:「………そう、思った」
真堂啓介:「構わんよ。それで黒瀬が楽になるなら」
真堂啓介:「生きることを楽しめるようになるのなら、それでいい」
真堂啓介:中身が残り少なくなった、2本目の酒瓶を。名残惜しそうにちらりと見てから。
真堂啓介:「……なあ、黒瀬。君は」
真堂啓介:自分が関わってきた皆は。
真堂啓介:「最期に、楽しかったと笑ってくれるだろうか」
黒瀬直:はふ、と小さく息を吐き、僅かに微睡んだ瞳を向けて
黒瀬直:「……先のことは分からんが」
黒瀬直:「今はみんな、笑っているだろうよ」頬を緩めて、声色を和らげ
黒瀬直:「一条くん以外は………」そのままぐったりと身体の力も抜け落ちて、しなだれかかる。
真堂啓介:「……そうか。うむ、そうか」
真堂啓介:肩にかかる重さに、安堵したような、短い言葉を返して。
真堂啓介:「なら、これからも。一条くんや皆に怒られながら、適当にやるとしよう」
真堂啓介:二本目の瓶に僅かに残った酒、それを。縁側に置いたふたつの杯に、半分ずつ注いで。
真堂啓介:その片方を手にして、夜空に向けて、掲げるよう――。

【エンディング3】

GM:“神城早月”を名乗った彼女らは、“オブセシオン”の魔人だった。
GM:3人の魔人と、一振りの魔刃のうち、
GM:2人の魔人と一振りの魔刃は、闘いの中で命を潰えた。
GM:1人の魔人はUGNに拘束され、本部へと移送された。
GM:そして、もう一人は。
GM:【市内 収容所】
GM:調査の結果、“魔人プロクリス”月野景は
GM:魔人では――それどころか、オーヴァードですら無かった。
GM:“魔人プロクリス”は存在しない。彼女が収容されるのは、
GM:尋常の殺人容疑者としての留置施設だ。
月野景:「……」包帯を巻いた、自分の右腕を眺めている。
ミシェール・レイ:「へえ、そういう顔をしてたんだね」普段目を覆っている布を外し、両の瞳で月野景を見据えている。
月野景:「……!」警戒するように後ずさろうとして、壁に頭をぶつけた。
黒瀬直:「身体に差し障りはないようで安し……大丈夫か」
ミシェール・レイ:「そんなに怖がられるとちょっと傷つくなあ」苦笑い
月野景:「いえ」頭をさすりながら。「何の用ですか?」
黒瀬直:「顔を見に来ただけだ……とりあえず私は」
ミシェール・レイ:「あ、奇遇ですね黒瀬さん。ぼくも顔を見に来たんです」
黒瀬直:「というわけで顔を見に来た2人だ」
月野景:「……」
ミシェール・レイ:面会所の透明な壁の前に置かれた椅子に座りながら。
月野景:「……それに、何の意味が?」
ミシェール・レイ:「ぼくの場合は」
ミシェール・レイ:「自分を一度殺した相手の顔は、覚えておくことにしてるだけだよ」自分の脇腹を指しながら
ミシェール・レイ:オーヴァードでなければ死ぬ傷だったという意味だろう
月野景:「……やり返すって?」
ミシェール・レイ:「まさか。そんな奴に見える?」
月野景:「……」
月野景:「いや分かんないけど……」
ミシェール・レイ:「えー……傷つくなあ」
ミシェール・レイ:「単に敬意の証だよ。良い太刀筋だった」
ミシェール・レイ:「それが、君の手によるものじゃなくてもね」
月野景:「……」自分の手を見つめて。
ミシェール・レイ:「あの剣と君は、一心同体だった。あの剣が折れるまでぼくも君が人間だと気づかなかったくらいにはね」
月野景:「気に入られてたんだ、あれに。私よりも優れた使い手は、いっぱい居たけど」
月野景:「血を分けてた。私の血は、美味いんだって。みんなにも好評だったよ」
ミシェール・レイ:「……彼女たちにも、血を?」
月野景:「人を喰わないと、完全にジャームになっちゃう」
月野景:「血で我慢できるなら、それでいいでしょ。覚醒してない人間ほどいいらしいから」
ミシェール・レイ:「魔人の業、か……けど」
ミシェール・レイ:「怖くはなかったの?普通に会話できたとしても、人食いの怪物の中に一人で」
月野景:「……怖かったよ。そのうち」
月野景:「“仲間はずれ”にされるんじゃないかって」
ミシェール・レイ:「"食われ"るんじゃないかではなく?」
月野景:「別に、喰われるのなんて怖くない。友達だったから」
月野景:「困ってるなら、そうしてもいいって思ってた……けど、もう」
月野景:「それどころじゃなかった。みんな」
ミシェール・レイ:「"浄化が間に合わないやつがいる"ってやつか……ぼくの見立てだと」
ミシェール・レイ:「神城早月の"神"、あの蜘蛛の子かな?」
ミシェール・レイ:「常に魔人態だったのも、限界が近かったってことでしょ」
月野景:「時雨は、元々体が弱くて。一歩も歩けないんだ」
月野景:「摂食障害もあって。肉どころか、血を飲ませても吐いて戻してしまう」
月野景:「魔人態だったのは、限界とは関係なくて……一緒に歩きたいからって」
月野景:「……」
ミシェール・レイ:「なるほど、そういう理由か」
ミシェール・レイ:「……」
黒瀬直:「……」
ミシェール・レイ:「ぼくは、友達って少ないからよくわからないけど」
ミシェール・レイ:「ぼくは、強い奴としか仲良くなったことがないんだ」
ミシェール・レイ:「だから、捕食者と被食者の間に、友情は成り立たないと思ってた」
ミシェール・レイ:「それでも、君が彼女たちを友だというのなら……」
ミシェール・レイ:「その宝を奪ったのが、ぼくだ」
ミシェール・レイ:「さっき言ったね。ぼくは武人の流儀を通しに来ただけだ」
ミシェール・レイ:「ぼくは君にこれ以上危害を加えるつもりはないけど」
ミシェール・レイ:「復讐したいなら、いつでも受け付けるよ」緩く笑って
月野景:「……考えとく」
月野景:「今は……ぐっちゃぐちゃで、何もわかんない」
ミシェール・レイ:「そっか……じゃあ、せいぜい楽しみにしておくよ」
ミシェール・レイ:「何もないのなら、何を背負っても自由だ。……そうそう、黒瀬さんは?」
黒瀬直:「……私の場合は、責任を取りに来た」
月野景:「……責任?」
黒瀬直:「殺したことと、殺さなかったことの責任をだ」
黒瀬直:「私はオーヴァードとして、これまで20年間戦い続けてきた。多くの人を殺してきた」
黒瀬直:「少しでも失うものを少なくしたいと、戦いの技を磨き、観察眼を研ぎ澄まして」
黒瀬直:「その結果として、君は今生きている」
月野景:「……みんなと、私は、一緒じゃなかったって?」
黒瀬直:「誰も彼も、全てが同じな訳があるまいよ」
黒瀬直:「君はオーヴァードでは無かった。彼女たちは人喰いとなってしまった。そこには明確な違いがある」
月野景:「……違いたくなんてなかった」
黒瀬直:「……だが」
黒瀬直:「全てが同じなわけがないのと同様に、全てが違う訳もない」
黒瀬直:「君はあの時、間違いなく私たちの恐るべき敵であったのと同様に」
黒瀬直:「彼女たちのかけがえのない友であり、仲間だった。この私が保証しよう」
月野景:「そんなの……」メガネを外して、目をこすり。
月野景:「敵に保証されても、しかたないよ……」
黒瀬直:「私にできることはこれぐらいしかないのでな」
黒瀬直:「……恨み言があれば聞く、心配事があれば聞く」
黒瀬直:「思い出話でも、愚痴でも、吐き出したいことがあればなんでも聞く」
黒瀬直:「大切な人を守るために戦った君たちのことを、私は尊敬しているからな」
黒瀬直:「行いが看過できずとも、そこについては君が言った通り」
黒瀬直:「私と、同じだからな」
月野景:それに答えは返らない。
月野景:ただ、すすり泣きのような音だけが、その場に響いた。

【エンディング4】

鳩山依鈴:《鏡花ちゃん、怪我はもう平気?》
鳩山依鈴:《いや、平気って言い方だとよくないかな。平気ってお医者さんに言われた?》
朝霧鏡花:苦笑して。「ええ。言われました。一通り処置は終わったところです」
朝霧鏡花:「鳩山さんは、どうです?退屈してはいませんか?」
鳩山依鈴:《久々にゆっくり出来ているところ。温泉なんかあれば最高だったけど、流石にそれはね》
朝霧鏡花:「いいですね、温泉。休暇が被れば一緒に行きましょうか」
朝霧鏡花:「今回は特に疲れたので。僕もゆっくりしたいです」
鳩山依鈴:《被る日があるといいんだけどね……忙しいわよね、お互い》
朝霧鏡花:「そうですね……多分、UGN(うち)はどこもそうでしょう」
鳩山依鈴:《まあ、旅行とは言わなくても》
鳩山依鈴:《市内でもいいわ。安らげる場所が、あればそれに越したことはない》
朝霧鏡花:「……安らげる場所ですか。そうですね……僕はこうして偶に鳩山さんと話すの、結構それに近いですけどね」
朝霧鏡花:「……今回の任務、内容ですとか、相手の事情もそうですが……」
朝霧鏡花:「一番疲れたのは、メンバーが強い人ばかりだったことで」
鳩山依鈴:《ふっ》吹き出して。
鳩山依鈴:《鏡花ちゃんが言う?》
朝霧鏡花:「だって、舐められたくないじゃないですか。日本支部もこんなもんか、って」
朝霧鏡花:「ありませんか?そういうの」
朝霧鏡花:少し笑って。
鳩山依鈴:《まあそれは、分からなくもないけれど》
朝霧鏡花:「だから、同じ日本支部の鳩山さんと話す時は気が緩められるんです」
朝霧鏡花:「……そうだ、鳩山さんに少し、訊きたいことがあったんですが……いいですか?」
鳩山依鈴:《だったら嬉しいな……うん?何?》
朝霧鏡花:「鳩山さん、今、したいことってありますか?」
鳩山依鈴:《やっぱり温泉かな》
鳩山依鈴:《あとは……そうね。実際にやるのは難しいんだけど》
鳩山依鈴:《海外旅行もちょっと興味ある》
朝霧鏡花:「成程……」こくこくと頷いて。
朝霧鏡花:「長期的には?将来の夢、とか目標、なんていうと大袈裟ですが」
鳩山依鈴:《恒久的な世界平和かな》冗談めかして。
朝霧鏡花:「成程……」真面目に聞いている。
鳩山依鈴:《あとは……そうね》
鳩山依鈴:《やっぱり、結婚したりとか、子供を産んだりとか》
鳩山依鈴:《そういうものにも、少しは憧れはある》
朝霧鏡花:「結婚……」少し目を瞬いて。「もしかして、今お付き合いされてる方が?」
鳩山依鈴:《違う違う。そんな暇がある女が》
鳩山依鈴:《ダムに一泊すると思う?》
朝霧鏡花:「そうですよね……すいません。びっくりしました」笑って。
朝霧鏡花:「……ありがとうございます。参考になりました」電話越しに頭を下げる。
鳩山依鈴:《うん。少しでも参考になったなら》
朝霧鏡花:「助かりました。相談できる人、鳩山さん以外にいないので」
朝霧鏡花:「……それじゃあ、そろそろ消灯時間なので……切りますね」
鳩山依鈴:《もう一人くらい作っておいてね……ええ、お疲れ様》
朝霧鏡花:「また電話します。そちらは寒いでしょうから、風邪など引かないようにお気をつけて」
朝霧鏡花:「それでは」
朝霧鏡花:通話を切って、ひとつ息を吐く。
朝霧鏡花:(したいこと、か……)
朝霧鏡花:この日何度も繰り返した問いかけをもう一度考えて。
朝霧鏡花:ぼんやりと窓の外の夜景を眺める。
朝霧鏡花:「……あ」
朝霧鏡花:退院したらしたい事。ひとつだけ、思い当たった。

朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:インターホンを押そうとして、思い留まる。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:大きく深呼吸をして、息を整える。
朝霧鏡花:それでもまだ足りずに、懐から取り出したヴェイパーを一服して、煙を吐き出す。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:インターホンに指を重ねて、静止して。
朝霧鏡花:「…………よし」
朝霧鏡花:意を決し、ぐっ、と力を込めて、ボタンを押す。
GM:しばらくの後、扉が開く音がする。
GM:和服にブーツ姿の少女が、そこに立っている。
望月棗:「噫々」
望月棗:「朝霧様。良く来そ御越し下さいました」
朝霧鏡花:「…………」思わず目を奪われそうになり、視線を逸らす。
朝霧鏡花:「あ……ああ、どうも、望…………」
朝霧鏡花:「……な…………棗、さん…………」
望月棗:「はい。棗です」
朝霧鏡花:「たっ……偶々近くまで来たもので……ついでに、ええ、あの……寄ってみようかと……」
朝霧鏡花:「ご……ご迷惑でなければ……」
望月棗:「まあ、其れは其れは」
望月棗:「棗めも嬉しゅう御座います。御茶を御淹れ致します」
GM:中へと誘い、ソファへと。
朝霧鏡花:「あっ……お……お構いなく……!」背筋をぴんと伸ばして付いていく。
望月棗:「……此方を」真新しいマグカップを取り出す。
望月棗:アザラシとペンギンがクロスカウンターしている、奇妙な絵柄。
朝霧鏡花:絵柄をまじまじと見つめて、何らかの意味を見出そうとする。「これは……」
望月棗:「朝霧様は能く御越し頂けますので、御用意をと思いまして」
朝霧鏡花:「……………………」
朝霧鏡花:「………………?」
望月棗:「朝霧様用に、設えて置こうかと。如何です?風情が有るでしょう」
朝霧鏡花:「……………………えぇっ!?」
望月棗:「きもかわと称される類の様です」
望月棗:「?」
朝霧鏡花:思わず、ソファから腰を浮かせる。
望月棗:「御気に召しませんか?」
朝霧鏡花:「え、あ、あの……」
朝霧鏡花:「べ、ぼ、僕に、ですか……!?」
望月棗:「ええ。然う申し上げた肚積りですが……」
朝霧鏡花:信じ難いという表情で、マグカップと棗さんを交互に見て。
朝霧鏡花:「え、あ、あの……えっ?ええと……」
朝霧鏡花:「う……嬉しい、です、とても……はい……」マグカップを、両手で包むように握り締める。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「……ぼ、僕……そんなによくお邪魔してますかね……?」
望月棗:「?はい」
朝霧鏡花:「そ……そうですか……」ギリギリまで遠慮しているつもりだったので、完全に無自覚だった。
望月棗:「ばいとを御願いして居た阿形様を除けば、一番来て頂いて居りますが」
朝霧鏡花:「えっ!? そんなにですか!?」
朝霧鏡花:「も……申し訳ありません……」縮こまるようにして。「ご迷惑でしたね……もう少し遠慮というものを覚えます……」
望月棗:「若しや、爾今は余り来て頂け無いのですか……?」
朝霧鏡花:「え…………」
望月棗:「御忙しいのでしょうか……いえ。詮無き問いでしたね」
望月棗:「朝霧様は、何時も御多忙そうに見受けられます故」
朝霧鏡花:「い……いえ!たっ……ただ……頻繁にお邪魔しては、ご迷惑なのではと……!」
朝霧鏡花:「すいません、これでも遠慮しているつもりだったのですが……!」
望月棗:「棗は構いませんよ?」
望月棗:「折角其方も買ったばかりです故。使って遣らなければ拗ねて仕舞います」
朝霧鏡花:「そ……そうです……か……?」
朝霧鏡花:「はい……では……あの……」
朝霧鏡花:「……来ます。毎日でも……あっいや毎日は流石に……ええと……はい……分かりました……」
朝霧鏡花:「……来ます」
望月棗:「まあ」両手を合わせて。
望月棗:「其れでは色々と用立て無ければ。御好きな菓子類は御座いますか?」
望月棗:「噫々、御茶よりもこーひーの方が御好みでしたでしょうか、朝霧様は」
朝霧鏡花:「そ……そんな、お構いなく!好き嫌いはありません……いえ!僕などにお茶をお出しして頂けるのも勿体ないくらいで……!」
朝霧鏡花:「ええと……その……」何とか落ち着きを取り戻して。
朝霧鏡花:「……珈琲が……好きです……はい……強いて言うならば……」
望月棗:「では、其方も御用意致しましょう。恥ずかしながら、淹れ方は疎いのですが」
望月棗:「御教授を賜っても?」
朝霧鏡花:「へぇっ!?」
望月棗:「手管を御教え頂ければ、棗めは幸甚です故」
朝霧鏡花:「づッ……え……? あ……お……僕に……?」
朝霧鏡花:「………………」
朝霧鏡花:「は……はい……ええ……ぼ……僕などで、よろしければ…………」
朝霧鏡花:消え入りそうな声で言う。
望月棗:「はい。不束ながら、宜しく御願い致します」
朝霧鏡花:「……ッ……は……はい……こちらこそ……」
朝霧鏡花:帽子の鍔をぎゅっと深く下げて、何度か深呼吸をして平静を取り戻そうとする。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「……ええと……」今日ここに来た本来の目的を思い返して。
朝霧鏡花:「……棗……さん、最近、お仕事は如何ですか? ……お忙しいでしょうか?」
望月棗:「否。最近の仕事と言えば、何時もの猫探しと、噫々」
望月棗:「“神城早月”の調査を請負って居りました」
朝霧鏡花:「えっ」思ってもみなかった、自分も関わっていた名前が出てきてどきりとする。
朝霧鏡花:「それは……神城グループの、ですか?それとも……?」
望月棗:「神城ぐるーぷに繋がりが在るか、の調査です」
望月棗:「すぺしゃるえーじぇんとと云う言葉を御存知ですか?」
朝霧鏡花:「……具体的な業務内容までは。……棗さんが、その……?」
望月棗:「はい。以前に申し上げましたが」
望月棗:「此の事務所は、貰い物である、と」
朝霧鏡花:「…………」頷く。確かに聞き覚えがある。
望月棗:「神城の調査拠点の顔をも持ち併せると云う訳です。尤も」
望月棗:「平生は好きに使わせて頂いて居りますが。駄目と言われて居りません故」
望月棗:「担当者には渋面はされましたが、詮無き事です」
朝霧鏡花:「……成程……」任務開始時に受けた説明を思い返す。既に“神城早月”に関するある程度の情報は集まっていた。
朝霧鏡花:当然、調査を行った者がいる筈だ。だが、まさかそれが彼女だとは――。
朝霧鏡花:「……では……もしかするとご存知かもしれませんが、僕もその件に関わりまして」
朝霧鏡花:「その際の負傷から、ようやく退院できたところでして……」
望月棗:「まあ。未だ何処か痛みますか?」
朝霧鏡花:「いえ……大丈夫です。ご心配なく。同じ任務に参加したエージェントの方々に言われて、中々退院させて貰えなくてですね……」
朝霧鏡花:苦笑する。
朝霧鏡花:「それで……入院中、ずっと考えていたことがあるんです」
望月棗:「着替えの御手伝い程度でしたら、承れますが……む。何を?」
朝霧鏡花:「け……結構です! …………。 ……任務中に聞いたことが、ずっと頭に残っていたんです」
朝霧鏡花:「『生きているうちに、したいことはしておけ』と」
朝霧鏡花:「それを聞いた時……僕は自分がしたいことを、何一つ思い浮かべることが出来なかったんです」
朝霧鏡花:「……ショックでした。自分が空っぽなのだと、改めて思い知らされたようで」
朝霧鏡花:「それで……ずっと考えてたんです。本当に」
朝霧鏡花:「自分にしたいことは何も無いのか、と。そうしたら……」
朝霧鏡花:「一つだけ、思い当たることがあって」
朝霧鏡花:「それで…………」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「…………?」
朝霧鏡花:硬直する。
朝霧鏡花:何か無意識に、とんでもなく恥ずかしいことを言おうとしている自分に、その時ようやく気付く。
望月棗:「?」首をかしげる。
朝霧鏡花:「…………!?」
朝霧鏡花:それでこの事務所に来ました。
朝霧鏡花:(は……?何を……?え……僕は今……何を……?)
朝霧鏡花:「……………………」
望月棗:「……噫々」得心したように。
望月棗:「其れで、此方に御越し頂いたのですか?其れは」
望月棗:「迚も、嬉しき事です」
朝霧鏡花:「ちっちがっちっ違います!!」
望月棗:「違うのですか」
朝霧鏡花:「いや違わな……え!?いや……そうではなく!! ??? ???????」
望月棗:「御無礼を……」
朝霧鏡花:「ちが……」
朝霧鏡花:「ち…………」
朝霧鏡花:「違わない……の……ですが…………」
望月棗:「然うですか。では」
望月棗:「嬉しく思っても構いませんか?」
朝霧鏡花:「………………」
朝霧鏡花:どこかの回路が切れた気がした。
朝霧鏡花:「棗さん、もしお忙しいのでなければ」
朝霧鏡花:「今度、温泉にでも行きませんか?」
望月棗:「まあ、佳いですね。好きですよ、温泉」
朝霧鏡花:「ええ、是非。二人で世俗から離れ、日々の疲れなど癒すのも良いのではないかと思いまして」
朝霧鏡花:にこりと笑いかける。
望月棗:「愉しみにさせて頂きます故。朝霧鏡花様」
望月棗:にこやかに、微笑みを返した。
朝霧鏡花:「ええ、僕も楽しみに……」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「…………?」
朝霧鏡花:「??????????」
朝霧鏡花:「えっ?」
朝霧鏡花:「僕いま……」
朝霧鏡花:「何を言いました?」
望月棗:「愉しみにさせて頂きますね」
望月棗:それだけ返して、微笑む。
朝霧鏡花:「成程」
朝霧鏡花:「……今日のところは、そろそろお暇しようと思います」
朝霧鏡花:「お茶、ご馳走様でした。美味しかったです」
朝霧鏡花:「それでは、失礼します」
望月棗:「はい、では」
望月棗:「また明日」
朝霧鏡花:「…………」軽く会釈をして、足早に事務所を出ていき。
朝霧鏡花:階段を転げ落ちる音と、悲鳴が聞こえてくる。

GM:『召集トップガン、ダム強襲戦』 終