『フェミニン・フェミン・フェノミナン』(GM:DT)


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“ストラトキャスター”アリア・リッケンバッカー( )キャラシート(PC1:ヤヒロギンジ)
美食王(ロード・ガストロノミー)”オーシャンズ・マウンテンヒルズキャラシート(PC2:ぽぽ)
“ココット”五位堂(ごいどう)マキエキャラシート(PC3:ファサズ)
“ウォーレン”齋藤(さいとう)リッコキャラシート(PC4:すきゃっと)

【Index】

オープニング:アリア・リッケンバッカー
オープニング:オーシャンズ・マウンテンヒルズ
オープニング:五位堂マキエ
オープニング:齋藤リッコ
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4:冠氷帯入口
ミドルフェイズ4:冠氷帯中央
ミドルフェイズ4:冠氷帯奥部
クライマックス
エンディング:合同
エンディング:五位堂マキエ
エンディング:オーシャンズ・マウンテンヒルズ
エンディング:アリア・リッケンバッカー

【プリプレイ】

GM:アップルシード卓、やります!
アリア・リッケンバッカー:ウオオオーー!
五位堂マキエ:よろしくおねがいしまーす!
リッコ:ウオオオオオオオオオオオ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:イエイイエイ
GM:まずは自己紹介から参りましょう
GM:PC1、アリア・リッケンバッカーさんお願いします!
アリア・リッケンバッカー:ハイ!!!!!!!!!!
GM:元気で大変よろしい
アリア・リッケンバッカー:アップルシード開拓農学校!!!農地再生組合のアリア・リッケンバッカーです!!!!!!!!!
GMキャラシート
アリア・リッケンバッカー:ありがとうございます!!!!!!!!!
アリア・リッケンバッカー:普段は過去の紛争で地雷原になってしまった廃棄農地などを再生する活動を行っており!!!!!!!
アリア・リッケンバッカー:自然と声が大きくなってしまいました!!!!!!!!!
GM:地雷の音でうるさいからねえ
アリア・リッケンバッカー:流石にどこに行ってもこのトーンだと迷惑なので!!!!!!!
アリア・リッケンバッカー:スチャッ(マスクをかぶる音)
アリア・リッケンバッカー:外に行く時は防音マスク(ボイスチェンジャー相当品)で声を抑えています
GM:なるほどね つけ外し忘れないようにね
アリア・リッケンバッカー:ハイ!!!!!!!!
GM:外したな……
アリア・リッケンバッカー:声はデカいですが、よくよく話を聞いてみると基本的に礼儀正しく思慮深いと評判です
GM:礼儀正しくてえらい
アリア・リッケンバッカー:ノヴァリスの食卓を支える者として、日々楽しく真剣に濃厚に打ち込んでいます
アリア・リッケンバッカー:お雇い外国人ならぬ外部アドバイザーの"博士"とも仲良し。会ったことはないけど紳士的なオジサマっぽいです
GM:なんだか怪しい関係わね
アリア・リッケンバッカー:性能はRC技能で白兵攻撃する変なヴィークル、リニアヴィークルを使い
GM:変なヴィークル IAってばまたへんなアイテムを追加したんだな~
アリア・リッケンバッカー:リミットがRC起点になる変なエフェクト、暗黒の槍&終末の槍ですべてを貫きます
GM:まさかそれより前のサプリで追加したなんてこと無いだろうし……
アリア・リッケンバッカー:馬鹿みたいに侵蝕が重い上にHP消費も激しいです
GM:そんな……
アリア・リッケンバッカー:けどローンがたくさん残ってるので元を取るために使いまくります!頑張ります!
GM:頑張って返済していきましょうね よろしくおねがいします~
GM:そんなアリアちゃんへのハンドアウトがこちらです
アリア・リッケンバッカー:1話の頃からずっといるけどPC稼働できて嬉しいです!よろしくお願いします!
PC1:アリア・リッケンバッカー(ヤヒロギンジ) シナリオロイス:“ガーデン”ジェーン・フロム・ウィネ 推奨感情:信頼/不安
あなたはアップルシード開拓農学校"農地再生組合"の組合長である。
アップルシードの生徒会である「開拓使」の組合員であるジェーン・フロム・ウィネからの呼び出し。
そこで求められたのは、現在ある農地が直面している“死”。その解決だった。
GM:アップルシードの生徒会といえば「開拓使」ですよね みんな知ってるね
アリア・リッケンバッカー:いつもお世話になっています
アリア・リッケンバッカー:農地が死ぬなんて許せないぜ
ジェーン・フロム・ウィネ:ジェーンはこんな感じ(立ち絵)の生徒です 2年生なので後輩
アリア・リッケンバッカー:たわわ!
アリア・リッケンバッカー:先輩の威厳を見せつけて行こうと思います
GM:見せつけちゃって!
アリア・リッケンバッカー:がんばるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM:元気でよろしいですね

GM:では次!オーシャンズ・マウンテンヒルズさんお願いします
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:はーい
オーシャンズ・マウンテンヒルズキャラシート
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:キングダム諸王13位”美食王ロードガストロミー”オーシャンズ・マウンテンヒルズ
GM:王様だ!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:給食と兵站を担ってるよ
GM:だいじすぎ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:身長は180㎝、すごいデカくて細いんですがいつも何かを食べている。
GM:デッカ……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:学食系のお店も経営してて
オーシャンズ・マウンテンヒルズ王客ロイヤルゲストやバーミリオンなどのチェーン店を展開しているよ。
GM:なんだか聞いたことある気がしてくるなあ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:美味しいものは大好きだし ジャンクなものをたくさん食べるのもだいすき
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:あと陰謀もきらいじゃないので最近はジェネシスにちょっかいかけたりしてました
GM:ワルじゃん!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:食料買い占めとかも…する!
GM:なんてこと……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:性能的にはアホみたいなHPと回復能力 従者を出してのカバーや孤独の魔眼などでの吸い込み
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:HPで受ける盾役です
GM:そんなこといってもHPなんてそれほど……
GM:187……?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:エンブレムでなんか係数が20になりました
GM:ヒエ~
GM:まさかUGNを裏切っていたとは……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:UGNの実験体から攫われてFHの実験体にされたのだ と言う事にしましょう
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:今回はアップルシードで美味しいものを食べたいな~
GM:食べられるといいですね まさかアップルシードから食料がなくなるなんてことはないだろうし……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:エー?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:美味しい屋台が てんこもり なんでしょ?
GM:どうかな~ 討伐させられるかも
GM:とにかくよろしくおねがいします!がんばってね
GM:そんな美食王へのハンドアウトがこちら
PC2:オーシャンズ・マウンテンヒルズ(ぽぽ) シナリオロイス:“エンパイアプール”楓・デパタ 推奨感情:有為/憤懣
あなたはキングダム連合学院の兵站と学食を担う王、美食王である。
アップルシードの生徒会である「農協」の組合員である楓・デパタを追求するため、
現地に赴いたあなたが解決するべきは、キングダムへの食材納入の突然の遅滞であった。
GM:アップルシードの生徒会といえば「農協」ですよね みんな知ってるね
アリア・リッケンバッカー:いつもお世話になっています
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:多分そうだったはずだ!
GM:キングダムへの納品が滞っているようです 担当者を締め上げにおいでね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:いつもおいしい野菜をありがとう!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:何だと?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:契約違反だ!
楓・デパタ:楓・デパタはこんな感じ(立ち絵)の生徒です キングダムとの窓口をだいたいしているよ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:デカいな…
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:追求していやるぞ!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃないと円卓の王に怒られるから!
GM:ほどほどにして~
GM:頑張って搾り取ってね では次!

GM:PC3 五位堂マキエさんお願いします
五位堂マキエ:はーい!
五位堂マキエキャラシート
五位堂マキエ:こんにちは五位堂マキエ、青春全開合コン委員会の者です!
五位堂マキエ:合同カタコンベ保全委員会、それはノヴァリスの共有墓地、合同カタコンベを保全する委員会……かつての争乱で亡くなった生徒たちが眠る場所の環境を整える委員です。
GM:青春かなその部活……
五位堂マキエ:せ、青春だよ!思い出を忘れず、明日に向かって一直線!せ、青春だよ!
五位堂マキエ:あたしもその仲間なので、メンバーとしていつもお墓を掃除したり、友達のみんなと語らっていつも活力を整えたりしています!
GM:じゃあ青春かも……
五位堂マキエ:うふふ!
五位堂マキエ:そんなあたしは今でこそ合コン委員でメサイア生ですが、かつてはノヴァリスに参画できたのも奇跡的な弱小セルからの派遣チルドレン。
五位堂マキエ:外ではFHっぽい悪事らしき悪事に何もかかわらず育ってきた、感性的には普通の子。普通なのでメサイアのノリに驚いてばかりです。
五位堂マキエ:それでも、亡くなってしまった友達や大事な人の墓を悼みたい一心で合コン委員に入会、今日もお参りして、お掃除します!
GM:自称普通の子くらいあやしいものはないぜ
五位堂マキエ:え、ええ~普通だよ~……。みんなみたいにすごくかわいかったり、めっちゃレネゲイド!強い!みたいな力もないし……!
五位堂マキエ:家事は多少……自信がありますが!……えへへ、でもみんなその辺りの女子力もすごく高いし、置いてかれないように必死なんだけどね!
五位堂マキエ:革命前は自身の適正に沿った養成プロジェクトを受けていた流れで、専用の車両装備ももらっています。今ではすっかり合コン委員の足と化していて、みんなの長距離移動に活躍中です。
五位堂マキエ:「あ、じゃああたし車出すよ~」
五位堂マキエ:でも実は特殊な車両なので、有事には変形します!データ的にもこれを使って戦う形になりますぞ!
GM:べんりすぎ~!
五位堂マキエ:支援をしたり、殴ったりです!
五位堂マキエ:今回はそんな車両についてちょっとお願いがあってアップルシードの伝手を訪ねたのですが、何やら事件が起こってしまい……!?
五位堂マキエ:ええ~っ!?そんな、ちょっと車検(※車検ではない)に来ただけなのに!ついでにアップルシードの限定デリシャスメロンパフェなんか頂いて帰っちゃおうかな~ワクワク☆なんて考えてただけなのに!
五位堂マキエ:そんなこんなで奮闘します!合コン委員会として恥ずかしくないように、がんばるぞ!
GM:はーい!大変なことに巻き込まれた気がしますががんばってね
五位堂マキエ:やるぞーっ!へへへっ、どうせちょっとオイルが品切れとかそんなやつだよ。大丈夫、大丈夫!
GM:そんなマキエちゃんのハンドアウトがこれ!
PC3:五位堂マキエ(ファサズ) シナリオロイス:“スティール・キング・ホール”インラー・リンド 推奨感情:連帯感/厭気
あなたはメサイア学園合同カタコンベ保全委員会に所属する生徒である。
アップルシードの生徒会である「ファクトリー」の組合員であるインラー・リンドを訪ねたあなたは、
専用車両整備に対する融通を得るつもりだったが、そこで事件が起きた。
GM:アップルシードの生徒会といえば「ファクトリー」ですよね みんな知ってるね
五位堂マキエ:いつもお世話になってます、ファクトリーさん!こないだ買った卵、とってもおいしかったです!
五位堂マキエ:今度牛乳も買うね~。ケーキ、つくるんだ
GM:みんな農機を使いますからね 車両使いとしてのノウハウを交換し合ったりできるのではないでしょうか
インラー・リンド:インラーはこんな感じ(立ち絵)の生徒です 開発や整備全般につよいよ
五位堂マキエ:アップルシードさん、さすが車もパワフルだよね~。質も確かで、足回りの堅さもばっちりだよ!
五位堂マキエ:よろしくね、インちゃん!!
GM:なかよくやっていこうね よろしくおねがいします!
五位堂マキエ:はい!こちらこそよろしくお願いしまーす!

GM:では最後!PC4 斉藤リッコさんお願いします
齋藤リッコ:はい!
齋藤リッコキャラシート
齋藤リッコ:齋藤リッコです。齋藤はいちばん難しいほうの齋藤です
GM:大変失礼しました 齋藤様でございますね
齋藤リッコ:よくってよ
齋藤リッコ:キングダムの三年生。元々は何の変哲もない一般生徒でしたが、色々ありまくり今は色んなところで色んな活動をしています
GM:フットワークがすごいぜ
齋藤リッコ:主に星室庁や葬送係の手伝いをしつつ、傭兵として働いたり、生徒間の揉め事を解決したりしています
GM:あの対星徒に携わるという葬送係にも!?
齋藤リッコ:バロール能力まで使って実戦とトレーニングでひたすらレベリングしているので、過去のよわよわ状態よりは強くなったのではないでしょうか
齋藤リッコ:あちこち行ったり来たりしているので割と顔は広いかもしれません
GM:過去のよわよわ状態……?
GM:いっぱい有名人と繋がってますもんね
齋藤リッコ:俺の災厄プラズマがおかしいって……弱すぎって意味だよな?
GM:ジョックなんだよなあ
齋藤リッコ:性能的には普段はカバーしたりするんですが、今回は火力に全振りしました!
齋藤リッコ:最強エフェクト災厄プラズマで異世界無双していきます よろしくお願いします
GM:とんでもないことだよ~~~
GM:よろしくおねがいします~ そんなリッコちゃんへのハンドアウトです
PC4:齋藤リッコ(すきゃっと) シナリオロイス:“氷の妖精” 推奨感情:好奇心/脅威
あなたは傭兵業務や葬送係代行等に邁進し続けるキングダム生である。
アップルシード開拓農学校において、緊急の大規模人員募集があった。
その条件は「炎使い」であることだといい、あなたは現地へと向かった。
GM:今回は傭兵としてお呼ばれしたようですね
齋藤リッコ:仕事だ仕事だ~
GM:なんだか火が必要な大変なことになってるみたいですね なんだろ~
齋藤リッコ:炎使えます!やる気は誰にも負けません!
GM:頑張って燃えていきましょう!

GM:トレーラーを貼り 皆さんはうおおやるぞという気持ちに満ち溢れます

トレーラー アップルシード開拓農学校。
ノヴァリスの食料供給の大部分を担うこの学区にて、最近、生産が滞る自体が頻発している。
原因は寒波によるものだと考えられていたが、開拓地からの報告によれば、
そこには“氷の妖精”の目撃情報があったという。
余波は学内のみにとどまらず、他学区からの来訪者をも巻き込む事件となる。

ノヴァリスを覆う飢餓。それがもたらすものは。

DX3rd OVnova『フェミニン・フェミン・フェノミナン』
ダブルクロス、それは――天と地に座す二人の十字戴冠者かいぶつ
GM:うおおやるぞ よろしくおねがいします!
五位堂マキエ:よろしくおねがいします!大変だ~~
アリア・リッケンバッカー:うおおおおやるぞ!!!!!よろしくお願いします!!!!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:うおおお!やったるで
齋藤リッコ:よろしくお願いします!うおおやるぞ~~~~!!!!


【オープニング:アリア・リッケンバッカー】

GM:登場をお願いします。
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(46 → 51)
アリア・リッケンバッカー:なんか初期値高かった!33→38です


GM:【アップルシード開拓農学校 生徒会「開拓使」生徒会室】


GM:アップルシードの生徒会である「開拓使」は、アリア・リッケンバッカーが組合長を務める農地再生組合の上位組織に当たる。
GM:土地開発を統括し、関連部活の管理を行う部署であるそこに、君は呼び出しを受けていた。
アリア・リッケンバッカー:「失礼します!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:入り口の扉の磨り硝子が音圧で振動する。


GM:しばらくの後、扉が向こうから開く。
ジェーン・フロム・ウィネ:「先輩……相変わらず声でっかいっすね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ガラスちゃんがブルブル~ってしてましたよ。ブルブル~ッって」


アリア・リッケンバッカー:部屋の中に足を踏み入れて「挨拶は大きな声で元気よく!!!!農業の基本ですよ!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アハハ~治す気全然ない!アリア先輩だ~!」
アリア・リッケンバッカー:「人間の声に含まれる固有の振動が!!!!農作物の成長を促すという研究発表もあります!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「いやこのボリュームで育つ野菜ヤバすぎでしょ~。噛めなさそうすよ~」
アリア・リッケンバッカー:「もちろんそうでなくとも!!!!はっきりとした口調で話すことは円滑なコミュニケーションには大切なことです!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「聞き間違えないし!!!!気持ちがいい!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「確かにそうかもっすね~。ボソられるとわかんねーすもんね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「んじゃま~。アリア先輩はそのままバッキバキに爆音のままでいいんで」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あたしイシューを喋ってもオッケーですか?」
アリア・リッケンバッカー:「ハイ!!!!!要件を伺わせて頂きます!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「確かに返事キッパリだとこれ気持ちいっすね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「んじゃまあ、簡単に。うちらの農地でいま死んでる・・・・とこが出ました」
GM:死ぬ、というのは収穫量が低減している、という意味ではない。
GM:その地区での収穫が完全に見込めなくなった、との意。
アリア・リッケンバッカー:「っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」あまりのショックに声にならない様子で息を呑む
ジェーン・フロム・ウィネ:「息呑んでるのになんか声でかい気がするのすごいっすね」
アリア・リッケンバッカー:「し、失礼しました…!!!!!あまりの衝撃で声を失ってしまうところでした…!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「マジすか。失わなくてよかったっすね」
アリア・リッケンバッカー:「しかし!"弱っている"ではなく"死んでいる"!!!私達が管理する農地でそんなことが起こってしまうなんて…!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「まあそう言われるとうちも心が痛いんすけど……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「でも急なんすよ。徐々に弱ってとかじゃなくて」
アリア・リッケンバッカー:「辛すぎます……!!!!一生懸命にその土地を耕してきた子たちの気持ちを考えると……私は……!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「あたり構わず大声で泣きわめいてしまいそうです……!!!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「それはマジで困るんで。続けますね」
アリア・リッケンバッカー:「どうぞ!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「やった~。原因は冷害……いや」
ジェーン・フロム・ウィネ:「冠氷です」
アリア・リッケンバッカー:「冠氷!!!???」
ジェーン・フロム・ウィネ:「おかしいすよね?そんな異常降雪とか起きてないんすよ」
アリア・リッケンバッカー:「冠氷って、高い山の天辺とかにあるやつですよね!!!???」
アリア・リッケンバッカー:「平地で起こるのはノヴァリスでもクリムゾンくらいのものだと思っていましたが……!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「こばるんもそんなこと一度も言ってないし……」気象委員長のこと。
アリア・リッケンバッカー:「異常気象であっても、予報があれば何かしらの対策は取れたでしょうしね!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「その予兆すら見せないほどの!局所的突発的な異常寒波!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「うちってあんまり寒さに強い系作れてない系じゃないすか」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そこでシェア争いキツいし。それで全滅ってわけっす」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あっそう、さらに問題は……局所じゃないんすよね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「拡がってんすよ。これ。徐々に」
アリア・リッケンバッカー:「種苗の耐寒性と収穫量の両立はとても難しい!!!!クリムゾンの皆さんの改良努力には頭が下がります!!」
アリア・リッケンバッカー:「な……!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「なんですってぇーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?????」
ジェーン・フロム・ウィネ:「頭が下がるとちょっとボリューム下がるんすね。角度の問題?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「今日一出ましたね~」
アリア・リッケンバッカー:「一大事じゃないですか!!!!一刻も早く対策委員会の設置と有識者による調査団の派遣を進言します!!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あっそうなんすよ~。それついさっき作ったんですけど」
ジェーン・フロム・ウィネ:「調査団の隊長って誰がいいと思います?」
アリア・リッケンバッカー:「偉い!!!!さすがジェーンさん!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「農地の再生に詳しくて実力と度胸ある人がいいと思うんですよ~」
アリア・リッケンバッカー:「確かに!!!!単なる土壌改良ならいざしらず、死にかけの農地を生き返らせるとなればアップルシードでも対応できるものは限られます!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「うんうん」
アリア・リッケンバッカー:「おまけに異常の原因がわからない以上!!何かしらの犯罪組織による人為的犯行の可能性も捨てきれない!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そうなんすよね~。極限状態が予想されますし特殊耕作機械アグリカルテックアームズもそれなりのがいいですね」
アリア・リッケンバッカー:「万が一戦闘になった時にも安心な実力者が求められますね!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「うす!あと視界が悪いかもなんで確実な伝達手段がある人だとなおいいっす!」
アリア・リッケンバッカー:「なるほどー!!!!!確かに吹雪の雪山は数メートル先の視界も白く塗りつぶされると聞きますし、電子機器のバッテリーは寒さに弱い!!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「油圧機器も粘性下がって始動できなくなりますからね~」
アリア・リッケンバッカー:「テレパシーのような声を直接相手に届けられる感応能力者か、あるいは大音量で指示を通達できるとにかくパワフルな人材が適任と言えるでしょう!!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「はい!さすがアリア先輩、話がわっかるぅ~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「んでまーあとは人柄っすねえ。普段からみんなに慕われまくってる人がいいですよねえ」
アリア・リッケンバッカー:「任せてくださいジェーンさん!!!そんな人が都合よくいるかはわかりませんが!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「じゃあもう決ま……はい?」
アリア・リッケンバッカー:「こう見えて顔は広いので!!必ず最適な人材を探してご覧に入れます!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「いや違う違う違う」
ジェーン・フロム・ウィネ:「なんでアタマいいのにそこはアホなんですか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あっ先輩にアホって言っちゃった」
アリア・リッケンバッカー:「気にしないでください!!!思えばジェーンさんには組織の力関係もあってお世話になってばかりでしたからね!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「たまには先輩らしいことをさせてください!!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「いや普段からお世話になっているのはこちらのほうなんですけど~?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「今も頼っちゃう負い目わりとバリバリだったんですけど~?」
アリア・リッケンバッカー:「こうしてはいられません!!!早速思いつく方に鬼電して行きますね!!!!!」スマホを取り出す
ジェーン・フロム・ウィネ:「え~……いや……いっか」
ジェーン・フロム・ウィネ:「思いつく人に口々に適任お前だろって言われたらさすがの先輩でもちょっとは自覚しますよね。たぶん」
アリア・リッケンバッカー:「もしもし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!えっ!!!????聞こえますか!!!????」
アリア・リッケンバッカー:「……おかしいですね!!!スピーカーの不調でしょうか!!!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「今電話口で調整してると思うので待っててあげてください~」
GM:結局誰に問い合わせても、答えは一様であった。
GM:この案件には、アリア・リッケンバッカーその人こそが適任であると。


GM:シーン終了します。ロイス取得が可能。
アリア・リッケンバッカー:シナリオロイスに取っちゃいます!!!!
アリア・リッケンバッカー:ロイス/後輩/“ガーデン”ジェーン・フロム・ウィネ ◯信頼/不安
アリア・リッケンバッカー:以上で!!!!!
GM:やった~


【オープニング:オーシャンズ・マウンテンヒルズ】

GM:登場をお願いします。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(46 → 52)
GM:初期値がでかい


GM:【アップルシード開拓農学校 生徒会「農協」生徒会室】


GM:アップルシードの生徒会である「農協」は、農業生産関連の互助組織なのだという。
GM:キングダムよりアップルシード学区を訪れた君は、役員によってそこに招かれていた。
楓・デパタ:「遠路はるばる、ようこそお越しくださいました、“美食王”様」
楓・デパタ:「何もないところではありますが、しばしお寛ぎいただければと……」


GM:楓・デパタは、キングダムとの契約の窓口を担っている。君とも何度も顔を合わせる馴染みだ。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ええ、それはもう”わざわざ”来ざるを得ませんから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「品質の確認以外で来るとは思いませんでしたよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「モグ…モグ…」
楓・デパタ:「はは……でもそこは逆でしょう」
楓・デパタ:「品質の確認で来る意味はないですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:バゲット一本分の中央に切れ目を入れてチーズ、ハム、野菜を挟んだサンドイッチをバスケットから抜いて食べている。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それは、そうですね。品質において…モグ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アップルシードの管理は信頼していますとも」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:バゲット一本分を食べるともう一本を食べ始める。
楓・デパタ:「結論から言いますと、その品質を維持したまま、ご要望の量を供給することはできません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:まるでプレッツェルでも食べるかのように。
楓・デパタ:「増産の要求に応えるどころではないです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…その為の指定専売契約だと思っているのですが?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「増産とは言いませんが他よりも優先的に回していただかなければ…モグ…困ります」
楓・デパタ:「はい。御存知の通り、うちではキングダム様専用の農地を確保させて頂いていますが」
楓・デパタ:「そこの一部で、生産不能状態に陥っています」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「モグ…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「先日の大量買い付けの時はそのような話は聞きませんでしたが…」
楓・デパタ:「つい先日なんです。ご覧になりますか?」
楓・デパタ:タブレットを取り出す。とある農地の監視カメラの写真を開く。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「噓を言っているとは言いませんよ…ですが現状の確認は必要ですね」
楓・デパタ:そこはピッシリと凍りついている。高山の氷壁のような……とても農地のようには見えない。
楓・デパタ:「これが今、うちの直面している現状です」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「何かの冗談ですか?確かにアップルシードは寒冷地ではありますが」
楓・デパタ:「直接被害をまぬがれた農作物もありますが……これらもダメージを受けています」
楓・デパタ:「うちとしては……この品質のものを他学区へ出荷するのは許容できません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…確かに、大変な状況である事は理解しました。が」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「他の農地があるでしょう?その分を買い付けましょう。気候によって作物価格の高騰はやむを得ません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「実情に合った支払いも行いますが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まさか、全ての農地がこうとは言わないでしょう?」
楓・デパタ:「すべてではないですが……この領域が拡大しています」
楓・デパタ:「今すぐ、その対応をすることは可能ですが……」
楓・デパタ:「それを行えば、あたし達は早晩立ち行かなくなります」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…モグモグ…ごくり」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「確かに…他学区の食料事情はともかくとしてアップルシードに倒れられては困ります」
楓・デパタ:「はい。金の卵を産むガチョウの肉は、そこまで魅力的でもないのでは?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「しかし、ただの自然現象であるならば気候調整の衛星などを利用されては?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ジェネシスあたりの技術なら大規模な気温調整もできるでしょう」
楓・デパタ:「……いえ。気象委員会はこれを、自然降雪によるものではないと見ています」
楓・デパタ:「現在、調査隊を編成していますが……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「人為的だとでも?」
楓・デパタ:「そこまでは。……キングダム様からも、調査要員の派遣をお願いできませんか?」
楓・デパタ:「多少の冷気はモノともしない頑強な人材をお借りできると嬉しいです」
楓・デパタ:「これが解消されれば、増産の受注も受けられると考えています」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(調査か…寒さに強いと言えばいくらかは思いつきます。が!そのようなところに頼って目を付けられたくはない!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(相談するにしても、この間の独断でそれなりに裁量を使った以上は円卓の手を借りるのも…良くはない!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(不夜王はダメ!絶対に怒られそう)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(すぐに何とかしてくれそうだけど…とにかく怖い)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「わかりました」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そうであるなら、私が調査をいたしましょう」
楓・デパタ:「えっ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「寒さに強い…でしたね」
楓・デパタ:「あっ……失礼しました。よろしいので?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはもう勿論、私の能力は寒冷地でも暖かい食事に事欠きませんので」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それに、これはキングダムの問題であると同時に私の美食倶楽部にとっても早急に解決しなければならない事態」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「であるならば、私自ら原因の究明にあたるのが筋でしょう」
楓・デパタ:「ありがとうございます。現在調査隊を編成中ですので……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「事態改善のあかつきには早急な食糧増産とキングダムへの優先供給をお願いしたい」
楓・デパタ:「そちらの方に合流いただければと存じます。はい。そちらは承知しております」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(でなければ、近々予定されていると言われる遠征への糧食管理の責任まで問われかねません!そうなると他の円卓の方々からも怒られる!)
楓・デパタ:「あと……作戦中はうちのアリアの指示に従っていただくことになります」
楓・デパタ:「いかに王といえどです。ここはご了承ください」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アリア…ああ。あの声の大きい方」
楓・デパタ:「はい。その声のデカいアリアです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「致し方ありません。もとより地勢に詳しい者には従うべしというのが調理に関わる者の鉄則」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「でないと現地の美味しい名物とかマイナー地方料理を食べそこないますからね」
楓・デパタ:「よろしくお願いします。部隊が揃い次第、ご案内します」
楓・デパタ:「それまではこちらにご滞在いただければと」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「了承しましょう…ところで」
楓・デパタ:「はい?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「こちらのキッチンの広さは如何ほどですか?調理器具の持ち込みは大丈夫ですか?」
楓・デパタ:「あっはい。それなりに充実している方だと思いますし自由に使ってもらって大丈夫ですけど……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「では簡単な食事はできそうですね。できれば取れたての野菜があれば完璧でしたが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そこまで文句は言えません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「では出発までお世話になると致します」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:マントの中からベーコンや野菜を取り出しながら言う。
楓・デパタ:にこりとして、一礼して。
楓・デパタ:(よ)
楓・デパタ:(よかった~~~丸く収まって!)
楓・デパタ:(緊張したああ~~~!!!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あ、今からポトフを作る予定ですが、デパタさんもどうですか?」
楓・デパタ:「えっあっ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:彼女のマントは『暴食アバドンの食卓布』という。
楓・デパタ:「はい。ご相伴に与ります」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:所持者に無限の生命力と尽きぬ食料を与える遺産。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:料理も出せるが。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:それでも自分で調理したものは美味いというのが美食王の矜持である。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それは良かった。ではキッチンをお借りしますね」


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:楓・デパタ/有為〇/憤懣
GM:やった~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:まだ対応がしっかりしていたし
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:キッチンも貸してくれたので
GM:貸しといてよかった……


【オープニング:五位堂マキエ】

GM:登場をお願いします。
五位堂マキエ:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+10[10] → 52

GM:緊張しているようね


GM:【アップルシード開拓農学校 生徒会「ファクトリー」生徒会室】


GM:アップルシードの生徒会である「ファクトリー」は、農機研究や品種改良を推進するためのものだという。
GM:合同カタコンベ保全委員会とは、農作業を手伝う代わりに野菜を分けてもらうような互助関係が成立しているが、
GM:とみに五位堂マキエにとっては、ファクトリーとの……農機部門との関係が強い。
インラー・リンド:「マッキーおひさ~!」ダボッとしたコートのまま手をふる。


五位堂マキエ:「リンちゃ~ん!」
五位堂マキエ:にこにことした顔で手を振りながら駆け寄る。
GM:インラー・リンドは、「ファクトリー」の新規開発を統括している役員なのだという。
五位堂マキエ:アップルシード生徒会「ファクトリー」において、馴染みの深い生徒会役員だ。
インラー・リンド:「うーい」手を突き出してハイタッチ。「調子ど~?」
五位堂マキエ:「久しぶり~!元気してた?してた~?」両手でタッチ。
五位堂マキエ:「もちろんよ!リンちゃんもお変わりなく~?」
インラー・リンド:「してんぜしてんぜ~……いや……」
インラー・リンド:「ちょい痩せたかも?どう?見える?」
五位堂マキエ:「ん~……!」ささっと上から下まで見て。
五位堂マキエ:「……ばっちり!」ぱっと弾けるような笑み。
五位堂マキエ:「いいじゃんいいじゃん!何となく細まった気がするよ!女っぷりが上がったんじゃな~い!」
インラー・リンド:「嘘くせ~!」笑って。
五位堂マキエ:「……うっへへへ~!」つられたように笑う!
インラー・リンド:「否定しろし~」小突きながら。「んでお友達・・・はど~?」乗機のこと。
五位堂マキエ:実際の所、本当によくわかっていなかった。変わってないように見えたし、細くなったようにも感じた。だが……そうであったなら、自分がこう言われた方がうれしい!
五位堂マキエ:そちらを選んだのだ!
五位堂マキエ:「ごめんごめん~~」
五位堂マキエ:「うん、さっそくだね!ではではですね」
五位堂マキエ:ささっと恭しい動作で自身の後ろに控えたマシンを披露!
五位堂マキエ:「こちらでございます!」
インラー・リンド:「っしゃ~。そうこなくっちゃ」
五位堂マキエ:そこにあるのは銀色の……ライトバンほどのサイズの車両だ。
五位堂マキエ:ずんぐりとしているが、流線型で未来的なシルエット。搭載人員数も見た目よりかは多い。
五位堂マキエ:神経無線導式戦線支援鉄甲機・疾走D型。養成プロジェクトの際はそのような名で与えられた、そこそこ特別なマシンであったが、
五位堂マキエ:今ではマキエと、その仲間たちの足として利用されてるただの……でもないが、車である!
インラー・リンド:「ん~。やっぱ身なりキレーにしてんね。さす合だわ」
五位堂マキエ:「でっしょ~?ふふ、そこはね、ちょっと気にしてるんです!」
五位堂マキエ:「今日はありがとね、わざわざ時間取ってもらっちゃって」
インラー・リンド:「ん?いやいーよいーよ。てかあたしが診たかったし」
五位堂マキエ:「おお~。へへ、助かるよ~」
インラー・リンド:「やっぱ脚回りがな~弱げなんよな~。浪漫極振りなんよな~」
インラー・リンド:「まあそういうところがいい説もあるが……」
五位堂マキエ:「やっぱり?いざとなればこのコ、浮くんだけどさ、物理的に。そこだよね!もうちょっとこう~……普段の頼もしさが欲しい!」
五位堂マキエ:「きわどいコーナリングにも負けないガチっとさが!」
インラー・リンド:「分かる~~~普段から頼もしいのがいいよなあ!」
五位堂マキエ:「ね~!というわけで、今日は色々アップルシードさんの目から、このコをうんとデコっちゃってください!」
インラー・リンド:「おっけおけ。もう補修パーツは手配してっかっね」
五位堂マキエ:「かわいく、強く!イケてるチェンジアイディアをお願いしたいんだよ~!」
インラー・リンド:「そろそろ来るはずなんだが……」
五位堂マキエ:「やったーっ!リンちゃんは話が早いッ!」
五位堂マキエ:「~♪ ~~♪♪」鼻歌を歌いながら、楽しそう。
インラー・リンド:「フットワークが軽いのさ。脚周りは何より重大なわけよ」
五位堂マキエ:「うん!さすがアップルシードさんだ、説得力があるぜ……」
インラー・リンド:着信が鳴る。「あっちょい待ってね」電話に出ている。
インラー・リンド:「は?届かん?なんでさ~!」
五位堂マキエ:「かっわいった~ かぜをからまっせ~~」そこらの腰掛け的なスペースで足をぱたぱたさせながら。外でよく聞いていた歌だ。歌手は現役だが、歌の方は大分古く、よくは知らない。
インラー・リンド:「倉庫が凍った?いや意味わからんが……」
五位堂マキエ:「……ん?」
五位堂マキエ:倉庫が凍った。こちら的にもよくわからない。
インラー・リンド:「えっマジなん?怪我人は?いない?よかった~」
五位堂マキエ:大事はないらしい。よかった。だがやはり事態はよく判らない。
インラー・リンド:「んー。んー。ヤバそだね。わかった。なんとかする」
インラー・リンド:「ごめんマッキー!手伝って~!」
インラー・リンド:「なんかヤバいらしいわ!」
五位堂マキエ:「ああ~うん、やっぱり?」
五位堂マキエ:「なんだかちょっとよくない?ことが起こってそうな気配だったからね!」
インラー・リンド:「そゆこと。手伝って~」
インラー・リンド:何が起きたかもろくに言わないし、なにか対価を出すわけでもない。
五位堂マキエ:「ちょっと、うん。そうなりそうな感じはしたよ!大丈夫大丈夫、おっけおおけ~!」
インラー・リンド:必要ないと理解っている。
五位堂マキエ:ぱぱっと二つ返事で頷く。マブだからだ。
インラー・リンド:「あざす!」
五位堂マキエ:そしてこちらはマキエの自覚していない所だが……マキエは『合コン委員会にいる女』だからだ。
五位堂マキエ:困った相手は見捨てない!友達ならなおさらだ!
五位堂マキエ:「おっす!終わったらおごってよ~?アレ、アップルシードのロイヤルリッチパフェ!」
インラー・リンド:「は~?」
インラー・リンド:「そんなん何もかこつけず奢ったるが?」
五位堂マキエ:「ええ~?」にっこり顔。
五位堂マキエ:「やったーっ!さすが大明神様!」イェーッ!とガッツポーズ。
五位堂マキエ:「よっしゃ!やる気出てきたーっ。もう、リンちゃんは乗せるのがうまい!」
インラー・リンド:「気持ちよく乗ってもらうのがあたしの仕事だからね!」
五位堂マキエ:「で、何をすればよさそう?あんまり重労働じゃないのがいいな~」アップルシード基準の体力仕事は……大変だからね!
インラー・リンド:「まあこういうときはだいたい向こうから」電話がかかってきて出ている。
インラー・リンド:電話口からなにかとてつもない爆音がした。
五位堂マキエ:「……ん?」
五位堂マキエ:嫌な予感がする。目を逸らしたい何か……嫌な予感が……
GM:それがある少女の声だとわかったのは、音量調整をかけた後のことだった。


GM:シーン終了。ロイス取得が可能。
五位堂マキエ:了解!
五位堂マキエ:インラー・リンドちゃんに! 〇友情/後悔 で! リンちゃんはお話がうまいからな~!いっつも乗せられちゃうんだよな~!大丈夫かな~~~~~!
五位堂マキエ:みたいな!以上で!
GM:ちょっと後悔してるじゃん
五位堂マキエ:乙女心は繊細なのさ……ドキドキだぜ!


【オープニング:齋藤リッコ】

GM:登場ダイスをお願いします。
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(35 → 36)
GM:落ち着いてる……
齋藤リッコ:スン


GM:【アップルシード開拓農学校 農場(?)】


GM:アップルシード開拓農学校は、やや寒冷な気候には属するが、気候は非常に安定している。
GM:適量の降雨量と長い日照時間を有し、作物の生育にも、あるいは生活としても過ごしやすいものである……
GM:はずであったが。
GM:見渡す限り、周囲は氷に覆われている。
GM:身を刺すような強烈な冷気が包む。
齋藤リッコ:「何よこれーーーー!?」


GM:アップルシードの農地は、現在、途轍もない氷結地帯と化していた。
齋藤リッコ:炎の魔眼を灯しつつ、マフラーを口まで押し上げる。髪や服に積もった雪が熱で溶けていく。
齋藤リッコ:「き……聞いてた話と違うんだけど……!?」
スターケ・フェアート:「いや……言ってたろ?“炎使いが欲しい”って」大柄な少女が君に応える。
スターケ・フェアート:その同行者は、アップルシードの動力牽引部所属、“トヨロズ”シュテルケ・フェアートといった。


齋藤リッコ:「言ってたけど!アップルシードってもっとこう……青空!見渡す限りの稲穂……穏やか~……ロハス……みたいな!」
齋藤リッコ:「芋煮会でもやるのかと思ってたのに~~!」
スターケ・フェアート:「普段は地雷原以外はそうだがねえ」
スターケ・フェアート:「そしたら傭兵なんざ要らないじゃないか」
齋藤リッコ:「確かにそうだけど~……」
スターケ・フェアート:「なんか……あれだろ?偉い係なんだろ?なんだったか……曹丕?曹仁?」
齋藤リッコ:「曹操!じゃなくて!葬送係ね。偉いかどうかはわかんないけど……」
齋藤リッコ:「ところであたし、何すればいいのかしら。傭兵の仕事ってことは……」
齋藤リッコ:「この寒さ、サラマンダーの不良生徒が暴れてるのが原因とか?」
スターケ・フェアート:「そいつを調べるのが仕事ってこと」
スターケ・フェアート:大型のトラクターを運転している。大出力のようだが屋根やドアはない。
齋藤リッコ:「それ込みでってことね。確かに炎使いでもないと……」見渡す限りの銀世界に目をやり「5分で雪だるまになっちゃいそうね」
スターケ・フェアート:「そうなんだよな。近くに居てくれて助かるよ」
スターケ・フェアート:「こっち一人だとすぐ御陀仏だ」
齋藤リッコ:「エンジン止まらないといいけど……」不安げ
齋藤リッコ:外見はごく普通のキングダム生に見えて、この半年でかなりの場数は踏んできた。荒事にも随分と慣れたものだ。
スターケ・フェアート:「おっと動力牽引部をナメちゃいけないよ」
スターケ・フェアート:「エンジンだけは異常に強いからね。こいつでどんなデカブツでも牽いてやるのさ」
齋藤リッコ:「へえ~っ……農機ってすごいのね~……」素直に感心している
スターケ・フェアート:「おっ興味があるかい!」
齋藤リッコ:「うわっ食いつきすご!」
スターケ・フェアート:「どうだい、お嬢ちゃんもローンを組んでいっちょ買うってのは……」
スターケ・フェアート:「トラクターはいいぞ~」
齋藤リッコ:「う~ん……」腕組み「これを機に寮のバナナ農園を拡張するというのも……」前向きに検討している
スターケ・フェアート:「おっいい感触だね……なかなか見どころ……ん?」
スターケ・フェアート:「いまなにか動かなかったかい」
齋藤リッコ:「うん?」辺りを見回す
GM:ピシピシと罅割れの音が響く中、視界の奥に影を落とすものがある。
GM:それは人のようにも見えた。
齋藤リッコ:「……! 何かいる!」
齋藤リッコ:警戒、臨戦態勢。炎の魔眼が急速に膨張し、周囲の雪が蒸発する。
スターケ・フェアート:「やっぱりか。ありゃもしかして……」
スターケ・フェアート:「“氷の妖精”じゃないのかい」
齋藤リッコ:「えっ?」二度見
齋藤リッコ:「お知り合い?」
スターケ・フェアート:「いや……吹雪の中にそいつを見たって子がいるんだよ」
スターケ・フェアート:「そいつがこれの原因じゃないかってもっぱらの噂さ」
齋藤リッコ:「そりゃ……急に異常に寒くなって……氷の妖精なんてのがいたら……」
齋藤リッコ:「怪しさ120%じゃないの!」
スターケ・フェアート:「そうだねえ。でもまだ誰も話はできてないからね」
齋藤リッコ:「じゃあ猶更チャンスじゃない!ちょっと!そこのあなた!」
GM:ぼんやりとその少女の輪郭が浮かぶ。うっすらとしたシルエットだが、青く冷たい印象の少女に見えた。
齋藤リッコ:熱気で足元の雪を溶かし、人影に向けて駆け寄ろうとします。
GM:黒いドレスに、白く大きく拡がったスカート。この寒冷化ではひどく薄着に見える。
GM:それを阻むように、白い霧が拡がった。
齋藤リッコ:「わっぷ……」一歩引く「霧……?」
GM:溶かしたはずの足元の雪が、水から氷に変じ、ピシピシと凍りつき始める。
GM:霧は触れれば冷たい。それはおそらく冷気の塊で――
スターケ・フェアート:「お嬢ちゃん!」急速に後ろから引っ張り上げられる。
齋藤リッコ:「わっと、サンキュ……何あれ!?」
スターケ・フェアート:トラクターの座席に載せると、周囲の氷を跳ね飛ばして走り出す。
齋藤リッコ:「出力ヤバいわね。話せてない原因はこれか……」
スターケ・フェアート:「わかんないが……嬢ちゃんの炎の上からあれやるのは絶対ヤバいやつだろ!」
スターケ・フェアート:「こっちの手にゃ余ると見たね!撤退して作戦の立て直し!それでいいかい?」
齋藤リッコ:「ええ。これだけ広い範囲を氷漬けにしてるくらいだもんね……張り合うのは分が悪い」
齋藤リッコ:「ただ、原因はあの氷の妖精でほぼ確定でよさそうね」
齋藤リッコ:「一体何が目的なんだか……」
スターケ・フェアート:「さあね。一つ分かってるのは……」
スターケ・フェアート:「このまま放置しちゃウチはやってけないってことだ」
齋藤リッコ:「そうね」雪に閉ざされた農園を見渡して「ウチやショコラショコランもお世話になってるし、他人事じゃないわ」
齋藤リッコ:「美味しいご飯の為に、ひと頑張りしましょうか」
齋藤リッコ:それから、座席とエンジンの振動に視線を下ろす。
齋藤リッコ:「……このトラクター、やっぱりすごいわね。ローン組もうかな……」


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です。
齋藤リッコ:シナリオロイスなので 氷の妖精 好奇心/〇脅威 で取得します!
GM:はーい!


【ミドルフェイズ1】

GM:合流シーンとなります。全員登場お願いします。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(52 → 59)
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(36 → 43)
五位堂マキエ:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+8[8] → 60

アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(38 → 42)
GM:もうボーナスついてる……
五位堂マキエ:上りが速い


GM:【「農協」会議室】
スターケ・フェアート:「……ゲッ、三生徒会揃い踏みなのか……」会議室に向かう道中で、ボソリと呟く。
スターケ・フェアート:「面倒くさいな~……」
齋藤リッコ:「そうなの?」肩越しに覗き込む
スターケ・フェアート:「ん~まあ……」
スターケ・フェアート:「見てりゃ分かるよ」
齋藤リッコ:「ふーん?じゃあ見てよ」
GM:別の扉から、2人の少女が入室する。
インラー・リンド:「たのも~!」
五位堂マキエ:「失礼しまーす!」
齋藤リッコ:「あれ!?マキエちゃんじゃん!」
スターケ・フェアート:「知り合い?」
五位堂マキエ:「あっ、リッコちゃん!?」
齋藤リッコ:「うん、合コン委員会の子……どしたのこんなところで?」
五位堂マキエ:「今日はちょっとね、ここで車見てもらう約束があって……」
楓・デパタ:先に待っていた少女が振り向き、思わず声を上げた。「げっ」
インラー・リンド:「ん……うわっ」こちらも同じように声を上げる。
五位堂マキエ:「というかリッコちゃんこそどうしたのこんな所で。何かのバイト?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「げっ。とは?」
齋藤リッコ:「うん、そんな感じ。奇遇ね~……」
楓・デパタ:「すみません、こちらに……」そそくさと部屋の隅に誘導する。
インラー・リンド:「マッキー!ちょっとこっち」引っ張る。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「何か不都合でもありましたか?」とついていく。
五位堂マキエ:「はは~。そうだね、いや~こんな所で会うとはビックリ……んん?」
楓・デパタ:「申し訳有りません、まさかメサイアの人間まで来ているとは思わず……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ああ、なるほど」
インラー・リンド:「ゴメン!キングダムの子来てっとは思ってなくってさ~!」
楓・デパタ:「すみませんがその……諍いはなしでお願いしたいのですが……」
五位堂マキエ:「お、おお?おおおお……??」引っ張られる
楓・デパタ:(なんでこうなるの~!)
インラー・リンド:「ゴメンだけどさ……なかよくやってくんないかな……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:チラリと五位堂マキエの方を見る。
五位堂マキエ:「う、うっすあたしはメサイアで、リッコちゃんはキングダム生ですが……なんだねなんだね……?」
五位堂マキエ:「いや勿論リンちゃん。リッコちゃんとは友達だし、あたしは全然仲良くやれるところだけど……」
齋藤リッコ:「えっ……ていうかろっ……美食王!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まあ、害のなさそうな感じは致しますし」
齋藤リッコ:「なっ……何で13席までいるの!?」
スターケ・フェアート:「そっちも知り合いなんだ……顔広いんだね」
五位堂マキエ:「あ、どうもこんにちは……(うおっ、でっか……)」目が合った美食王様に会釈。(「お客様かな。アップルシードっぽくない人だけど……」)
齋藤リッコ:「知り合いじゃないけど……!高位の王くらいは知ってるわよ……!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ご安心ください、こちらから何かすることはありませんよ」
楓・デパタ:「すみません……我々の友好関係もあるので……」
楓・デパタ:「恐縮です……」
五位堂マキエ:「……えっ!美食王!?キングダムの王様!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アップルシードはどの学区からも中立でなくては逆に困りますからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:会釈されて笑顔で返す。
インラー・リンド:「うん。あっちの生徒会とモメたくねーのよな」
齋藤リッコ:(何でいるのよ~……いや大体想像は付くけど……)緊張している
五位堂マキエ:「……ヒャ~、お初にお目にかかります、メサイア生です……王様なんて初めて会っちゃった。いやどうもどうも……」ぺこりぺこりと会釈。厳密にはよくお祈りに来る鉄騎王がいるので初めてではないが……。
楓・デパタ:「……」インラーをジロジロと見ている。
インラー・リンド:「……」楓をジロジロと見ている。
齋藤リッコ:(こっちもこっちで成程めんどくさそうね……)
ジェーン・フロム・ウィネ:「ういっす~」扉が開け放たれ、最後の入室者が現れる。
五位堂マキエ:「……なるほどね。了解了解。大変だな~アップルシード生徒会も……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「カエもインもういっす~」拳を突き出す。
楓・デパタ:「ういっす~!」拳を突き出す。
インラー・リンド:「ういっす~!」拳を突き出す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(三頭制というのはいい意味でバランス、悪い意味でお互いに牽制でしょうねえ)
ジェーン・フロム・ウィネ:「てかさ~カエに文句あんだけど!」
楓・デパタ:「なんよ~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(何その挨拶…)
ジェーン・フロム・ウィネ:「いつも農協じゃないすかこの手の会合さ~」
インラー・リンド:「たしかに。そっちばっか大変じゃんね」
楓・デパタ:「え~別にいいよ~」
インラー・リンド:「いや持ち回ろうぜ。次うちやんよ~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あたしが先に言ったじゃん~」
スターケ・フェアート:「ほら始まった……めんどくさ……」
五位堂マキエ:(あっちの子とは仲良さそうだ……)
齋藤リッコ:「いやめちゃめちゃ仲いいじゃないのよ!?」
齋藤リッコ:「めんどくさいってそっち!?」
スターケ・フェアート:「揃うとこうなんだようちって。話が長くなる……」
楓・デパタ:「てか揃ってなんかやんのひさびさ!」
インラー・リンド:「普段からもっとやりたみあるわな」
ジェーン・フロム・ウィネ:「しかも今日やべーんすよ~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アリア先輩おるん」
アリア・リッケンバッカー:かしましくじゃれ合う生徒会三人の後ろから、シュコー、シュコー、という不気味な呼吸音が響いてくる。
楓・デパタ:「おる~~~」
インラー・リンド:「まあ電話あったから知ってるが……」
アリア・リッケンバッカー:「……どうやら皆さんお揃いのようですね。遅くなってすみません」
齋藤リッコ:「えっ何?ダースベイダー……?」
五位堂マキエ:「ガスマスク……!?」
アリア・リッケンバッカー:無骨なフェイスマスクを装着し、くぐもった、しかし妙によく通る声を漏らしながらその場の面々を見回す。
五位堂マキエ:「あっ、いや……」美食王の方をちらりと見て。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「我々も今来たところですよ」
五位堂マキエ:「おしゃれ、かな……?あたしが知らないだけで……ああいう……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「はいはーい。ではお集まりのみなさーん」
齋藤リッコ:「多分、吐息が毒になったりとか……そういうタイプのオーヴァードなんじゃないかしら」小声
ジェーン・フロム・ウィネ:「アップルシード生もそうでもない人もようこそ~」
五位堂マキエ:「……なるほどね……!」リッコちゃんに小声で返事
ジェーン・フロム・ウィネ:「あっお好きにガンガンにお掛けくださいまし」
五位堂マキエ:「あ、どうも~」切り替えるようにして礼
楓・デパタ:「はーい」ジェーンの椅子に座る。
インラー・リンド:「う~い」ジェーンの椅子に座る。
ジェーン・フロム・ウィネ:「せめ~」
齋藤リッコ:「いや仲良すぎ……」会釈しつつ腰を下ろす
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(…仲よしすぎでは?)
五位堂マキエ:「ヒュ~ラブラブじゃ~ん」囃しつつ手近な席に着く
楓・デパタ:「皆さんにお集まりいただいたのは他でもありません」そのまま続ける。
楓・デパタ:「現在、アップルシード開拓農学校を悩ませる問題の解決のためです」
楓・デパタ:「それがこの……あっPCつけて」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:適当な椅子に座り折り畳みテーブルを組み立て、その上に山盛りのスイートポテトを置く。
インラー・リンド:「うい~」PCを操作する。
GM:プロジェクタに農地の様子が大写しになる。
GM:それはすっかり凍結している。かなりの規模に見える。
楓・デパタ:「――この“冠氷現象”です」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ…モグ」
齋藤リッコ:「うわ~……改めて見ると……」《帝王の時間》、会議室の時間流を外部より遅らせる。
五位堂マキエ:「かんぴょう現象……」
齋藤リッコ:「その干瓢じゃないからね」
アリア・リッケンバッカー:「痛ましい光景です……最初に聞いた時より更に拡がっているようですね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「範囲内の農作物はまあ平たく言って全滅っすね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「周辺のもガンガンに冷やされてダメージ蓄積してるんで。まあ……大ピンチ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:一つ100gくらいあるスイートポテトを口に入れていく。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「一時的な低温ではなく?モグモグ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「まあつーわけでこの度対策委員会と調査部隊を……うわ~やば」
齋藤リッコ:(噂には聞いてたけど……すごい食べっぷりね……)
ジェーン・フロム・ウィネ:「一口でどんだけ行ってんすか」
五位堂マキエ:「一個がハンバーグくらいある……」
楓・デパタ:「こちらで調査部隊を編成させていただきました」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「よろしければ皆さんもどうぞ…紫芋と安納芋のがおススメです…モグ」
楓・デパタ:「こちらに居る皆さんが、その調査部隊のメンバーとなります」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ええ~いいんすか!やった~!」
齋藤リッコ:「あ、いただきます……」手を伸ばし「なるほど、そういう感じなのね」
インラー・リンド:「あざす!いただきます!」
楓・デパタ:「えっちょっと~……」
楓・デパタ:「あたしの担当の王様だよ~。失礼こかないでよ~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「で…モグ…一度凍った場所はずっと凍っているのですか?」
五位堂マキエ:「わ!いいんですか!じゃあお言葉に甘えまして!すみませんこっちは何もなくって……」輝かんばかりの顔で手に取り
齋藤リッコ:「じゃあアップルシードの生徒会に加えてこの三人……」モグ……「え!?」二度見
齋藤リッコ:「これ美味し!!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そうなんすよね~。発生源が取り除けてないんすかね」
五位堂マキエ:「……うっま!うわうっま……ひゃあ~……ひゃああ~……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「んま~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アリア先輩も~!食いましょうよこれ!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「旨いっすよ~。いや旨いわ……」
楓・デパタ:「あ、あたしの分も残してよ~!」
五位堂マキエ:「すっご!超おいしいです美食王様!」
齋藤リッコ:「美食王ってホントに美食王なんだ……」
アリア・リッケンバッカー:「ありがたく頂きます。楓さんの分も私がもらっておきますから、後で一緒に食べましょうね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「逆に嘘の美食王って何なんです?」
楓・デパタ:「やた~」
インラー・リンド:「確かに。嘘逆に見てみたさある」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:デカいヤカンを取り出し大ジョッキに紅茶を注ぐ。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:飲み干しながら会話を続ける。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「発生源を取り除けていないという事は…発生源に心当たりが?」
スターケ・フェアート:「……“氷の妖精”?」
五位堂マキエ:「紅茶を麦茶みたいにして飲んでる!これが美食王……!!っとげふんげふん」会議に耳をそば立てる
インラー・リンド:「そう!それがま~怪しいわなってことで」
インラー・リンド:「奥まで入ってその妖精ちゃんを見つけよう作戦をしようぜってこと」
齋藤リッコ:「さっきそれらしい相手と出くわしたけど、相当な出力だったわ。マトモに近付くことも出来なかった」
齋藤リッコ:「アップルシード全体を寒くしてると言われても、あれなら納得だわ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「まあ詳しい作戦は追い追いっすね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「一番チームに大事なことからやっていくっすわ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「自己紹介で~す」
楓・デパタ:「わ~」パチパチ。
インラー・リンド:「待ってました~」
五位堂マキエ:「妖精ちゃんか~……」そんなものが現れたのか。このノヴァリスではそう常識はずれなことではないとはいえ、驚きだ
アリア・リッケンバッカー:「挨拶は大切ですね」シュコーと音を立てて頷く
ジェーン・フロム・ウィネ:「アップルシード生徒会のジェーンで~す」
楓・デパタ:「アップルシード生徒会の楓・デパタです」
インラー・リンド:「アップルシード生徒会のインラー・リンドです。あっ生徒会つっても正確にはま~複雑で」
ジェーン・フロム・ウィネ:「今は要らん要らん!次の方~」
スターケ・フェアート:「動力牽引部のスターケ・フェアート」
ジェーン・フロム・ウィネ:「動力牽引部う~!」
楓・デパタ:「わ~」パチパチ。
インラー・リンド:「動力牽引部の説明をしたいがすると怒られると見たわ」
楓・デパタ:「正解ぽい」
齋藤リッコ:(後でパンフ貰お……)
五位堂マキエ:「おお~動力牽引部~!」わかってない!
アリア・リッケンバッカー:「そしてアップルシードを代表して、私が調査団の責任者を務めさせて頂きます」
アリア・リッケンバッカー:「農地再生組合のアリア・リッケンバッカーです」他校の面々を見渡して
五位堂マキエ:「リーダーさんだ!よろしくお願いします!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アリア先輩はすごい人なんすよ~」
齋藤リッコ:「おお……真面目っぽい人だ」
五位堂マキエ:(この子はみんなとちょっとノリが違うのかな……)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(実力は十分という感じですね)
ジェーン・フロム・ウィネ:「実力も人望もあってリスペクトっすよ。ついてけば大丈夫っすね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「頼りにさせて頂きます」
アリア・リッケンバッカー:「あなたは確か合コン委員会の方でしたね。話すのは初めてですが、何度か手伝いに来てくれていたのをお見かけしました」マキエさんに
楓・デパタ:「全会一致で専任しましたから安心してください」
五位堂マキエ:「あっ、はい!わ~!見ててくれたんですか!?うれしいな~!」
インラー・リンド:「言うて大体一致するが……」
アリア・リッケンバッカー:「美食王さんはいつもお世話になっています。ご助力いただけて大変心強いです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「こちらこそ」
アリア・リッケンバッカー:「あなたは……」その隣のリッコを見て
齋藤リッコ:「んぐ」スイートポテトを食べる手を止める
アリア・リッケンバッカー:「申し訳ないのですが存じ上げません……ですが、スターケさんが連れて来てくれたのなら信頼できる方なのでしょう」
齋藤リッコ:「あはは……よろしくどうぞ~」
齋藤リッコ:功名心は捨てて久しいがちょっとだけショックを受けている
五位堂マキエ:「リッコちゃんはいいコですよ!根性もバッチリです!頼れるメンですからね!」
齋藤リッコ:「マキエちゃん……」ジーンとしている
アリア・リッケンバッカー:「根性は大事です」頷く
アリア・リッケンバッカー:「流れを止めてしまいましたね。知り合いも多いようですが改めて挨拶していきましょう」次の人へと促す
スターケ・フェアート:「お嬢ちゃんはやるよ」腕組みしている。
五位堂マキエ:「……ニッ!」ビシーッとリッコちゃんにサムズアップ!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(確かキングダムの生徒でしたね…彼女は)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それでは…」と立ち上がる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:身長181㎝、かなりの大柄。
齋藤リッコ:(でっか……)実際の長身もあるがそれ以上の雰囲気がある
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ふわりとマントを翻す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:すると参加者の手元に普通のサイズのティーセットが出現する。
ジェーン・フロム・ウィネ:「おお……?」
五位堂マキエ:「うおっ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「キングダム連合学院、美食倶楽部所属…オーシャンズ・マウンテンヒルズと申します」
齋藤リッコ:「おわっ、手品!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「調査でも遠足でも…常に食事は大切なものですので…」
五位堂マキエ:「す、すごー……王様ってこんなこともできるんだ……」
インラー・リンド:「えってか自在に出せんのこれ?王ってか神じゃんもう」
インラー・リンド:「ダグザ的な……」
アリア・リッケンバッカー:「良い葉を使っていますね。外から仕入れたものでしょうか」マスク越しだが香りを楽しんでいる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「その辺は心配ないようにさせて頂きます。”美食王ロードガストロミーというのは肩書にすぎませんので」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「調査チームの仲間として仲良くしてくださいね」
齋藤リッコ:(キングダムの兵站を一手に担う美食王は諸王でもかなりの重要人物……)
齋藤リッコ:(アップルシードの危機となれば関わってくるのも納得ね)紅茶を啜り「うわ、美味し……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「えってかマジで王様ってマントするんすか。王っぽ~」
楓・デパタ:「ジェンちゃんやめなって~。怒られるよ~」
五位堂マキエ:「う、うっす。こちらこそ……ひゃ~キングダムやっば……みんなこんな感じなのかな……いやリッコちゃんは違うか……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「マントは…まあ人それぞれです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「では次の方どうぞ」
五位堂マキエ:「紅茶うま……あ、はいよろしくお願いします!こちらこそ仲良くをば……うま……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:座ってスイートポテトを口に放り込む。
五位堂マキエ:「っと!はいはいではでは!」
五位堂マキエ:「ええ~今回こちらリンドちゃんのご紹介で調査の手伝いをさせてもらうことになりました、五位堂マキエです!」
五位堂マキエ:「メサイアの、合同カタコンベ保全委員会で、いつも掃除とかしてまっす!よろしくね!」
楓・デパタ:「わ~」パチパチ。
齋藤リッコ:「ひゅ~っ」パチパチ
五位堂マキエ:「ヒュウヒュウ!」バチーン!ウィンク!調子乗ってる!
ジェーン・フロム・ウィネ:「合コンの制服カワイイっすよね~」
インラー・リンド:「キャ~ッ」囃し立てている。
五位堂マキエ:「どうもどうも!そうそう、あたしもかわいいと思う!」
アリア・リッケンバッカー:「黒シャツ良いですよね。汚れが目立たないので農作業にもぴったりです」
齋藤リッコ:「そういう視点……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「掃除…大切ですね」
五位堂マキエ:「お墓の掃除とか、結構外仕事が多いからね。ブラウスは汚れが目立たず、ジャケは洗いやすく、意外と機能的!」
五位堂マキエ:「お褒めに預かり光栄の至り!うちの委員長にも伝えとくよ~」
五位堂マキエ:「合コン委員会はお墓の管理に努めてるけど、普段はみんなワイワイやってるから!歓迎するから、メサイア来たときは遊びによってみてね!」
インラー・リンド:「終わったらみんなで行こ~」
楓・デパタ:「行きた~い」
ジェーン・フロム・ウィネ:「いいっすね~」
齋藤リッコ:「いいところよ、合コン委員会。みんな親切だし」
五位堂マキエ:「ではご清聴ありがとございました!今回は調査チームとして、微力ながらお手伝いさせて頂きます!礼!」
アリア・リッケンバッカー:「おみやげの合コンまんじゅう、美味しいです」
五位堂マキエ:「んふふふふ~~~」褒められてうれしい
齋藤リッコ:「じゃ、最後あたしか」カップを置いて
五位堂マキエ:「では、お次の方どうぞ!リッコちゃんパース!」
齋藤リッコ:「キングダム三年の齋藤リッコよ」
齋藤リッコ:「コードは“ウォーレン”。齋藤はいちばん難しい方の齋藤ね」
齋藤リッコ:「普段は星室庁とか葬送係の手伝いなんかをしてて……今回はバイトって感じかしら」
楓・デパタ:「斉でもなく斎でもなく齊でもないやつってこと……?」
齋藤リッコ:「そう、17画のやつね」
楓・デパタ:「負けた……あたし13画なのに……」
インラー・リンド:「いや全然置いてけぼってっからね今」
齋藤リッコ:「炎使いってことで呼ばれてきたから、そっちでは頼ってくれていいと思うわ。ストーブよりは役立つつもりよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(漢字、無駄に数が多いんですよね)
アリア・リッケンバッカー:「漢字、COOOLですよね。私もマスクに何か彫ってみたいと思っていました」
スターケ・フェアート:「この子はなかなかやるよ。保証する」
楓・デパタ:「おお~」
アリア・リッケンバッカー:「頼りにさせて頂きます」
齋藤リッコ:「うん。こちらこそよろしくね」
五位堂マキエ:「よろしくゥ!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「うし、ジコショこれで終わりっすね~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「よろしくお願いいたします」
ジェーン・フロム・ウィネ:「じゃあありがた~い気合の一言を」
ジェーン・フロム・ウィネ:「我らがアリア隊長から頂きます!イエ~イ!」
楓・デパタ:「いえーい」
インラー・リンド:「ヒュウッ!」
アリア・リッケンバッカー:「それでは失礼して手短に」前に出て壇上に上がる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:パチパチ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:モグモグ
五位堂マキエ:「やんややんや!」
アリア・リッケンバッカー:「こうして見ても、理想的な精鋭メンバーが集まったと言えるでしょう。本当にご協力ありがとうございます」
アリア・リッケンバッカー:「ノヴァリスに住む人々の美味しい食卓のため、力を合わせて事件を解決しましょう」
アリア・リッケンバッカー:「それではみなさん……」カパッ、と無骨なマスクを口元から外す。
ジェーン・フロム・ウィネ:ス……と耳栓をつける。
アリア・リッケンバッカー:「よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
齋藤リッコ:「!?!?!?!?」ゴガシャガシャ!!椅子から転げ落ちる!
五位堂マキエ:「……!?!?!?!?!?」キィーン!!耳鳴り!
楓・デパタ:「あうう……」
インラー・リンド:「効くう~~~」
齋藤リッコ:「なっ……何!?音波攻撃!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「!?」
五位堂マキエ:「……っ、つぁ~~……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アリア先輩は器も声もデケ~んすよ」
アリア・リッケンバッカー:何事もなかったかのようにマスクを付け直して「急にすみません。やはり大事な挨拶はマスクを外さないと失礼なので」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あ…?しまっ…」
齋藤リッコ:「なんて!?」聞こえていない
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:目が回ってふらふらしている。
楓・デパタ:「あっ聞き返すのだめ……」
五位堂マキエ:「お、おう……いや、どうもどうも……」何を言っているかは聞こえていないが、アタリをつけて返事!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「こ、声が大きいとは聞いていましたが…これほど?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「大きいとか言いうレベルではなくないです?」
アリア・リッケンバッカー:「急にすみません!!!!!!!!!!!!!!!!」リッコさんに聞こえるように大声で言い直す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「!!」
齋藤リッコ:「ウギャァアーーーーッ!!!!」
五位堂マキエ:「グワーーーッ!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ちょ…ま…」
アリア・リッケンバッカー:再びマスクを付けて「聞こえにくいとは思いますが、現場では緊急時以外はこの装置を付けさせてもらいます。雪崩とか起こると危ないので」
齋藤リッコ:「されてるのッ……!?“攻撃”ッ……!?」
アリア・リッケンバッカー:「無礼とは思いますが、安全のためご容赦ください」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:耳を抑える。
ジェーン・フロム・ウィネ:「えっ先輩今なんて言いました~?」耳栓を構えながら。
インラー・リンド:「バカやめろ!」
五位堂マキエ:「は、はい……よろし……」
アリア・リッケンバッカー:「緊急の時以外はこのマスクを付けて話すけど許してくださいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
五位堂マキエ:「ウギャーーーーッ!!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「オヴァー!?」
齋藤リッコ:「ピィッ……」


GM:シーン終了です。ロイス取得が可能。
齋藤リッコ:五位堂マキエ 〇連帯感/不安 で取得します
五位堂マキエ:リッコちゃんに!齋藤リッコ 〇親近感/心配 で! 最近荒っぽいことよくしてるって聞くな……大丈夫かな……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:アリア・リッケンバッカー/信よ…するにしても声がデカい!〇/不あ…とか言う以前に声がデカいにもほどがある!/ロイス
五位堂マキエ:後はいったん以上です!ウウ、みんな魅力がスゴイ……でもまだ我慢……
アリア・リッケンバッカー:オーシャンズ・マウンテンヒルズ  ◯感服/脅威 で取得します


【ミドルフェイズ2】

GM:情報収集になります。全員登場お願いします
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(43 → 50)
五位堂マキエ:60+1d10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+9[9] → 69

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(59 → 60)
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(42 → 52)
GM:マッキー飛ばしてんねえ!
五位堂マキエ:ずっと高い!!


GM:まずは情報収集をしてもらうよ~ 情報項目はこちら
■情報項目
アップルシードの現状〈情報:ノヴァリス〉6
冠氷現象〈知識:レネゲイド〉〈情報:ノヴァリス〉8
氷の妖精〈情報:噂話〉〈情報:FH〉9
GM:開けたら新しいのも出るかも 出たらその場で判定できます
アリア・リッケンバッカー:私は社会クソザコなので簡単な方行きたいかも
齋藤リッコ:今回情報よわよわ太郎 ノヴァリスだけコネ込みで4DX
アリア・リッケンバッカー:ノヴァリスコネ込みで3DXです
五位堂マキエ:我も情報よわ子、だが無形の影があるのでいざという時は難しいのもいけるかも……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:FHなら固定値+3
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:氷の妖精いってみます
アリア・リッケンバッカー:では行かせてもらおうかな…アップルシードの現状を!
アリア・リッケンバッカー:アップルシードの現状〈情報:ノヴァリス〉6 コネ:学園通の友人でダイス+2
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ラッキーメダル:ホワイトのパワーを使い<情報:FH>で氷の妖精
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 9[4,4,9]+3 → 12 → 成功

アリア・リッケンバッカー:3dx+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 6[2,2,6]+1 → 7 → 成功

齋藤リッコ:冠氷現象〈知識:レネゲイド〉行ってみようかな~
五位堂マキエ:は!ではわたくしは一端待機……
齋藤リッコ:《自動体温》で寒いところ調べられてボーナス付いたりとか……ありやせんかね……へへ……
GM:なるほどね じゃあ達成値+1していいよ~
齋藤リッコ:やった~~
齋藤リッコ:4DX+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[4,6,9,9]+1 → 10 → 成功

五位堂マキエ:すごい!
GM:OK!みんなバッチリ成功ですね
GM:情報を出していきます
・アップルシードの現状
冠氷現象によってアップルシードの生産量は激減している。
特にキングダム向けの農地におけるダメージが甚大であり、早期解決しなければ外交問題にもなりかねない。
現在、アップルシードの三つの生徒会は史上全然稀でもない協調体制にあり、
対策委員会の設立と学区を越えた調査部隊の編成を済ませた。
君たちはこの調査部隊の一員ということになる。
五位堂マキエ:史上全然稀でもない協調体制。
アリア・リッケンバッカー:いつもなかよし
・冠氷現象
アップルシードの農場が見舞われている凍結現象。
内部では農畜産の生育は絶望的であり、その地域は拡大しつつある。
降雪や低気温によるものではなく、発生源が存在する。
レネゲイド分布から、おそらくそれは未開拓地の地下にあると推定される。
→調査作戦について〈知識:レネゲイド〉〈情報:FH〉8 を調査可能。
齋藤リッコ:地下だと~?
アリア・リッケンバッカー:あやしいぜ
・氷の妖精
冠氷現象に見舞われた生徒が目撃したとされる少女と思しき影。
寒波と同時に、強力なレネゲイドの波動を呈していたという。
氷のように冷たく白い様相だったと言われるが、その外見特徴を挙げていくと、
齋藤リッコの目撃した少女とはいささか様子が異なるように思われる。
そうであれば、少なくとも2人が冠氷地帯に出没したことになる。
五位堂マキエ:ダブルで麗しい……ってコト!?
■情報項目
【済】アップルシードの現状
【済】冠氷現象
【済】氷の妖精
調査作戦について〈知識:レネゲイド〉〈情報:FH〉8
GM:新規項目についても、このシーンで調べることが可能です。
五位堂マキエ:は!ではわたくしめが〈知識〉で判定をば……
五位堂マキエ:ではダイスボーナス分も含めて……
五位堂マキエ:7dx>=8
DoubleCross : (7DX10>=8) → 9[1,3,4,5,6,6,9] → 9 → 成功

五位堂マキエ:あっぶねー!よかった!!
齋藤リッコ:えらい!
GM:OK!ではこれも公開されます
五位堂マキエ:ありがとう……!
アリア・リッケンバッカー:いいゾ~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ヤッター
・調査作戦について
どんな農地も温室にするための、ファクトリーの試作ドーム展開装置がある。
耐寒処理を施した車両で中心部に強行突入し、ドームで発生源を包んでしまう作戦。
長期戦が想定されるため十全な補給も必要となる。
やらなければならないことは以下の3つ。
◆補給の準備
◆車両の耐寒改造
◆展開型温室の調整
GM:やらなければならないことについては、次のシーンで挑戦できます。
齋藤リッコ:やばい装置だな……
五位堂マキエ:アップルシード脅威の科学温室だ。すごい
アリア・リッケンバッカー:えっへん
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ふむふむ
GM:情報は以上!情報共有ロールをしていきましょう


GM:【農協 会議室】
GM:皆の前にはスライスしたじゃがいもを揚げたやつが置かれている。寒冷地でも平気がちな作物だ。
GM:みんなの分のちっちゃいトングもある。
楓・デパタ:「ご自由にどうぞ~」
五位堂マキエ:「おお~~」
五位堂マキエ:「トングもあるよ、うれしいねえ」
齋藤リッコ:「う~んサービスが良い……」トングをカチカチしてじゃがいもを威嚇している
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「揚げたてのポテト…ふふ」
五位堂マキエ:カチカチッ。カチカチッ。鳴らしている
アリア・リッケンバッカー:「寒冷地ではカロリーを大量に消費します。今のうちに腹ごしらえはしっかりしないとですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いいですね、揚げたてのポテトは最高です」
アリア・リッケンバッカー:マスクの正面が一瞬カシャッとスライドして開き、ポテトを口に運ぶ。
五位堂マキエ:「寒冷地……」早速バリバリと食らっている
アリア・リッケンバッカー:「うん!!!!!!!」カシャッ「とても美味しいです」
ジェーン・フロム・ウィネ:「おいし~けどこのままだとこればかり植えることになっちゃうんすよね~」
五位堂マキエ:「やっぱり結構遠くっていうか、このアップルシードさんの……深い所に原因がありそう?広いもんね……時間もかかるかもだ……?」
齋藤リッコ:「一瞬鼓膜が……」
インラー・リンド:「んだね~。てわけで状況を整理したいわけだね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:山盛りの皿の一つが一瞬で無くなる。
五位堂マキエ:「いやしかしアップルシードポテチ美味しいな~んまい!んまい!」バリバリ!バリバリ!
ジェーン・フロム・ウィネ:「食いっぷりやっばあ~」
楓・デパタ:「え~なんかうれしい……」
五位堂マキエ:「ヒュ~!王さまも良い食いっぷり~!」
アリア・リッケンバッカー:「フフン、毎朝早起きして育てた甲斐がありますね」
スターケ・フェアート:「整理ったってあれだろ?」
スターケ・フェアート:「あの白い妖精をぶっ飛ばしに行く以外あんの?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あるから話すんすよ~」
アリア・リッケンバッカー:「これだけ被害範囲が拡がっていると、闇雲に探すわけにも行きませんしね」
齋藤リッコ:「う~ん……それがどうもね……」ウムムと腕組みする
ジェーン・フロム・ウィネ:「なんすか~?」
五位堂マキエ:「何かおありかい?リッコちゃん」怪訝
齋藤リッコ:「さっき凍った農地を調べてきたのよ」
齋藤リッコ:「あたしなら凍えないで済むし、いちばん冷え込みとレネゲイドが強い場所を調べれば、そこに妖精がいるはず……」
齋藤リッコ:「だったんだけど」
楓・デパタ:「おお……フッ軽だねえ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ほう…バリボリ」
アリア・リッケンバッカー:「被害が特に甚大なのはキングダム向けの農地でしたか」
アリア・リッケンバッカー:「元凶がいるとすれば一番可能性が高いのは間違いないですが、その口ぶりですと……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「え?困ります」
齋藤リッコ:頷いて肩をすくめる「なーんにも無かったのよね」
齋藤リッコ:「妖精もいないどころか、元々農地でもないところ……まだ開拓されてないあたり?が冷え込みの中心っぽいんだけど……」
齋藤リッコ:「見渡す限り雪と氷ばっかりで。何かあるとしたら……そこの地下くらいかしらね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そうだとするとおかしいとこがあるんすよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:コーラをラッパ飲みする。
五位堂マキエ:「おかしいところ?」
齋藤リッコ:「と言うと?」
スターケ・フェアート:「妖精が元凶なら地下から出てきたことになる?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「もしくは白い妖精は現象と無関係とか……」
齋藤リッコ:「地下に住んでる妖精もいるんじゃないの?ドワーフ的な……」
楓・デパタ:「え~?無関係なことあるかな~?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ドワーフと言うと…聞いた話とは違ってきますね」
楓・デパタ:「うちの生徒に行方不明の子は居ないよ?」
アリア・リッケンバッカー:「確かに、妖精が移動するなら冠氷の中心も移動して然るべき……そうなっていないということは」
齋藤リッコ:「そこの地下に……妖精の国がある!?」
楓・デパタ:「迷い込んだ生徒とかじゃないのに……無関係な子なんて居るかなあ」
インラー・リンド:「いや、地下に国はないと思うが……」
インラー・リンド:「うちの未開地って地雷ばっかよ」
アリア・リッケンバッカー:「何れにせよ、調べて見る必要はありそうですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「レネゲイドの力を強く感じさせる少女…白く冷たい…そういったイメージらしいですよ。目撃した方によると」
スターケ・フェアート:「白い?」
スターケ・フェアート:「そうだったっけ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「白いんじゃないんですか?氷ですし」
五位堂マキエ:「氷の妖精っていうくらいなら、白いってのは納得だけど……」
齋藤リッコ:「うーん?」
齋藤リッコ:「あたしらが見たのは青……か黒……な感じだった気がするけど……」
スターケ・フェアート:「なんかそんな感じだったよな?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そう言えば齋藤さんも目撃したのでしたね」
齋藤リッコ:「白もちょっとあったかも?でも白!って感じじゃなかったような……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふぅん?では、単に噂だったのか…或いは」
五位堂マキエ:「別の妖精ってこと?それか何かの原因で色が変わるとか……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「二人、もしくはそれ以上の数の個体がいるので見た目が違うと」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういう可能性もありますねえ」
齋藤リッコ:「妖精って着替えとかするのかな~……」
アリア・リッケンバッカー:「妖精は複数いる……?あながち、地下妖精帝國も否定しきれない仮説になってきましたね」
齋藤リッコ:「氷の妖精が地下にぎっちりひしめき合ってて……それが原因で冷え込んでるとか」
ジェーン・フロム・ウィネ:「蟲みたいっすね」
五位堂マキエ:「妖精の国か~。聞くだけならロマンチックだけど……」
五位堂マキエ:「うん、そう。なんか……虫っぽいね……」
齋藤リッコ:「それか逆かも。寒くなったのが原因で妖精がどこかからフラフラ出てきたとか……」
齋藤リッコ:「うーん……これも虫っぽいわね」
楓・デパタ:「でも虫の方がいいよ~。慣れてるもん」
楓・デパタ:「妖精は駆除方法とかわかんないし……」
齋藤リッコ:「効くんじゃない?農薬……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「寒い時期は生き物も物陰に潜む季節ですからねえ、パリポリ」
インラー・リンド:「まあ~とりまさ」
インラー・リンド:「行ってみんとわからんくね?ってのが結論なんよね」
齋藤リッコ:「そうね、流石に地下までは調べられなかったし……あっ!もうポテトこれしか残ってない!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そゆこと~」
五位堂マキエ:「うん、そうだね。それはそうかも」
アリア・リッケンバッカー:「はい、畑に立たなければ農耕は始まりません。後は大地と直接語らうことにしましょう」
五位堂マキエ:「おほほリッコちゃん、おいしいものは早い者勝ちよ~~」ムシャムシャ!
ジェーン・フロム・ウィネ:「ってわけでアリア先輩らには中枢に行ってもらおうと思うんすよね」
齋藤リッコ:「くっそ~!せめて残りだけでも……!」ムシャムシャ
楓・デパタ:「他の部隊の子達には水際で被害を食い止めてもらうことにしました」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「揚げたてのポテチはシンプルに塩が一番です…良いお味でした」
楓・デパタ:「その間に原因の調査と……できれば解決をお願いしたいです」
楓・デパタ:「売り切れてる……もうちょっと揚げればよかった」
アリア・リッケンバッカー:「じゃがいもはまだ備蓄がありますから。帰りにもお土産に差し上げますよ」
五位堂マキエ:「大体、寒波の中心の辺りは判ってるんだよね?アップルシードさんなら気候の観測とかなれてるだろうし、気圧とかでおおよその所とかさ」
スターケ・フェアート:「解決って……やっぱりぶっ飛ばすの?」
齋藤リッコ:「妖精が和平を申し出てきたら……その時はその時で考えましょう」
インラー・リンド:「ま~最悪それでもいいけど」
インラー・リンド:「元凶が意志なかったパターンのやつでも行けるやつがあるよ」
五位堂マキエ:「おお!」
インラー・リンド:「あたしが作った強制温室兵器……」
楓・デパタ:「装置」
インラー・リンド:「強制温室装置があるからね」
五位堂マキエ:「こう、何?ひょっとして特製の温暖ドームでバーンと包んじゃう的な!?」
齋藤リッコ:「強制温室装置!?」
インラー・リンド:「当たり~!マッキー賢いね」
齋藤リッコ:「……あれ?ちょっと待って……そんなのがあるならもうこの事態解決じゃないの?」
アリア・リッケンバッカー:「もう試作品が完成していたんですね。確かにあれなら出力も申し分なさそうです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「確かに」
五位堂マキエ:「お、おお!?ホントに!?ひえ~さっすがファクトリー!そんなのもあるんだ……」
インラー・リンド:「いや~。流石にこの地域全部包むのは無理よ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「温室で野菜を育てればいいのでは?」
五位堂マキエ:「まさかマジだっとはね……」
齋藤リッコ:「そんなに都合よくはいかないか~」
楓・デパタ:「っはあ……」ため息を吐く。
楓・デパタ:「あっやば。すみません……その……」
五位堂マキエ:「んお。どした?どうかした?」
楓・デパタ:「温室で満足に生育できる農作物は限られてるんです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ、まあ言われてみればそうですね」
楓・デパタ:「ちゃんと露天環境下でないと質のいい状態で提供できない作物もいっぱいありますからね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「でまあ、現象解決に使おうにも……」
アリア・リッケンバッカー:「穀物などは典型的ですね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「その元凶にちゃんと打ち込むくらいしないとダメなんすよね~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「気候調整衛星のような物をイメージしてしまっていました」
スターケ・フェアート:「つまり……そこまで運ばなきゃならないってことか」
スターケ・フェアート:「だから呼ばれたんだね?」
五位堂マキエ:「つまり、えっと……そうそう、」フェアートさんに頷いて。「中心まで直接行かなきゃってわけだ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そゆことっす~。動力牽引部に装置を牽いてもらって」
齋藤リッコ:「結構サイズある感じなのね」
インラー・リンド:「携帯性考える必要ないかんね。元来建造物として設置するやつだし……」
インラー・リンド:「2,3ヶ月くれれば小型化できると思う」
楓・デパタ:「早いけど遅い~」
五位堂マキエ:「2,3ヶ月あればできるんだ!?」ビックリだ
ジェーン・フロム・ウィネ:「氷冠の元凶まで持ってってドカドカぶちこんじゃって問題解決!」
齋藤リッコ:「おお!……そんなパッと出来るもんなの?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「パッとは無理っすね!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「問題が3つあるんで~」
齋藤リッコ:「1つ目は?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「牽引しながらなんでま~結構時間喰うんすよね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「長期戦になるんでちゃんと補給整えないと無茶っす。速攻はキツいんじゃないすか?」
五位堂マキエ:「無理か……!でもそうだね」チラッと外を見て。「外。もう寒いなんてもんじゃないもん。普通の装備とかじゃパッと行ってパッと撃ち込むの、難しそう……」
楓・デパタ:「とはいえいっぱい積めば積むだけ遅くなりますから」
楓・デパタ:「その辺りのバランスは、専門家の意見を伺いたいです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「十分な準備、冬行軍の基本です」
齋藤リッコ:「その点、燃料とか防寒具は必要だけど……食糧は美食王がいるから何とかなる?」視線を向ける
五位堂マキエ:「うん。で、補給が必要となると……他の問題も色んな準備系?引っ張る車とかも……チェーンとかスタッドレス?いりそうだし。エンジンも冷えちゃいそうだし。よくは知らないけど……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「長期戦で能力頼み一本もヤバいでしょ~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「侵蝕過多で離脱でもしたらおしまいっすよ」
齋藤リッコ:「確かにね。ウノとか持ってくか……」
アリア・リッケンバッカー:「そこのバランス調整も含めて、キングダムの兵站を担う美食王に差配をお任せしたいですね」
五位堂マキエ:「頼んます!王さま!」にっかり!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「兵站は相手が大軍ともなれば別ですが、このくらいの人数なら問題ありません」
アリア・リッケンバッカー:「頼もしいです。ここにあるものは自由に使って頂いて構いません。よろしくお願いします」
五位堂マキエ:「おお~……」
インラー・リンド:「んで2つ目ね。車両で突入しようと思うんだけど……」
五位堂マキエ:「うん」
インラー・リンド:「今のまま行ったら死ぬよ」
五位堂マキエ:「死!!??」
齋藤リッコ:「死ぬの!?」
楓・デパタ:「耐寒仕様に調整しないとってことだよね」
五位堂マキエ:「そ、そんなリンちゃんお大臣様、いうてあたしらオーヴァードっすよ!?そんな、死とか……え、死ぬの?そんなヤバいの?」
アリア・リッケンバッカー:「中心部の推定気温は……ああ、なるほど」端末を確認して
アリア・リッケンバッカー:「確かに死ねますね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「冷気はコマゴマのダメージの蓄積っすからね~」
五位堂マキエ:「死ぬんだ!?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「低温は分子停止を引き起こすんで。《リザレクト》頼みもヤバいときはヤバいっすよ~」
アリア・リッケンバッカー:「もちろん厳密には死ぬほどのダメージを受ければ十字冠で転送されますが、中心部に辿り着けないことには変わりありません」
五位堂マキエ:「あわわ……死じゃん……」
齋藤リッコ:「あたしも機材含め全員分火焚き続けるのはちょっとな……」
スターケ・フェアート:「そのために改造しないとならないってことだね」
アリア・リッケンバッカー:「半端な再生で氷漬けのまま放置されたりしたら目も当てられませんしね」
五位堂マキエ:「そ、そうだね。寒冷使用にしなきゃなんだ……」
インラー・リンド:「そゆこと~。んで3つ目なんだけどさ」
インラー・リンド:「この強制温室兵器」
楓・デパタ:「装置!」
五位堂マキエ:「兵器」
インラー・リンド:「強制温室ソウチはまだ試作段階だから調子安定しなくってさ~」
インラー・リンド:「都度調整掛けながら行きたいんだよね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「なるほど」
五位堂マキエ:「そうなんだ。そっちもまだ完成ってわけじゃないんだね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「試作機はリトライの繰り返し」
五位堂マキエ:「あとは調整だけ?必要な機材とかあったりする?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「料理と同じで、微調整を繰り返していくものですからね」
楓・デパタ:「機材っていうか……」
楓・デパタ:「熱を安定化させ続ける仕組みが必要なんですよね」
五位堂マキエ:「熱を安定化……それって……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはバッテリーや燃料的な問題ですか?」
五位堂マキエ:「ずっと熱を供給する動力源とか、出てきた熱を効率よく長い時間留めておくシステムが欲しいってこと?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そゆことっすね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「でも機械でやるのはま~サイズ的に無理いんで」
ジェーン・フロム・ウィネ:「お守り役のサラマンダーが欲しいってことなんすよ~」
齋藤リッコ:「へ~……」ポテトの皿に残ったカリカリの部分を食べている
齋藤リッコ:「……」
齋藤リッコ:「……あっ!あたしか!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「居ますね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「おねがいしま~す」
五位堂マキエ:「なるほど。と、なり、ますと……」目が泳ぐ。そしてゆっくり、すすっと一点を見る。リッコちゃんだ
アリア・リッケンバッカー:「この作戦の要ですね。頼らせて頂きます、齋藤さん」
五位堂マキエ:「……そうなるかな。オナシャス!リッコちゃん!」
齋藤リッコ:「うっプレッシャー……が……頑張るわ!とにかく頑張る!任せときなさい!」
五位堂マキエ:「やったーっ!へへ~、リッコちゃんカッコいい!」
齋藤リッコ:「そう~~?ウェヒッ……ゥエヘヘ……このあたしさえいれば怖いもの無しよ~」溶けている
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いけそうですね」
楓・デパタ:「あまり時間は有りませんが……しっかり準備をして、突入作戦に臨みましょう」
五位堂マキエ:「うふふ~!ありがたいよ~!」助かるぜ!キャッキャと囃す!「……と、」
五位堂マキエ:「これで3つの問題は全部だね。でもなんとかなりそうだね」
アリア・リッケンバッカー:「それでは各自準備を終えたらガレージに集合とします」
五位堂マキエ:「了解~。やったりましょう!えい、えい、おー!」
齋藤リッコ:「おーっ!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「頑張りましょう」
アリア・リッケンバッカー:「えい、えい」「お゛ー!!!!!!」鬨の声はマスクに小さな亀裂を刻んでいた。


GM:シーン終了。ロイス取得及び、購入が可能です。
齋藤リッコ:早くもあと2枠か……う~~んとりあえず保留しとこうかな
五位堂マキエ:ロイスは……一旦保留!
齋藤リッコ:2DX>=12 UGNボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:取り敢えず保留します
齋藤リッコ:以上!
五位堂マキエ:こっちも……そうね!ボディアーマー狙ってみよ!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:電磁シールド
アリア・リッケンバッカー:応急狙います
五位堂マキエ:2DX+4>=12
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 9[8,9]+4 → 13 → 成功

アリア・リッケンバッカー:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=17
DoubleCross : (3DX10+3>=17) → 7[3,6,7]+3 → 10 → 失敗

アリア・リッケンバッカー:ダメ!
五位堂マキエ:成功!着こみます
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ダメ
アリア・リッケンバッカー:ロイス/齋藤リッコ 興味◯/心配 で取得。
アリア・リッケンバッカー:以上!


【ミドルフェイズ3】

GM:事前準備をしていくシーンになります 全員登場お願いします
五位堂マキエ:69+1d10
DoubleCross : (69+1D10) → 69+7[7] → 76

アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(52 → 60)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(60 → 62)
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(50 → 54)
齋藤リッコ:マキエちゃんやば
五位堂マキエ:むしろおもしろくなってきたな今回高い目しか出てないの……
五位堂マキエ:おもしろがってる場合でもない気がするが……?


GM:準備判定について説明します。
GM:このシーンでは以下の判定を一度行えます。
◆補給の準備(オーシャンズ・マウンテンヒルズのみ)
調達判定を行える。HP回復アイテムの調達を行う場合、達成値に+5される。

◆車両の耐寒改造(アリア・リッケンバッカー/五位堂マキエのみ)
〈運転:〉で判定、保有ヴィークルは達成値分の【耐寒値】を得る。
ミドル判定にて搭乗者のHPが減少する際、代わりに【耐寒値】を減少させる。
【耐寒値】は判定のたびに累積する。

◆展開型温室の調整(齋藤リッコのみ)
〈RC〉で判定。ミドル判定においてHPを失う際、HP減少量を-[達成値]できる。
複数名のHP減少がある場合、全員に作用するが、一度の使用で全て失われ、累積しない。
GM:ミドルではHPがガンガン削られるため、備えておく必要があるということですね。
齋藤リッコ:ヒェーッ
五位堂マキエ:なんですと……
GM:シナリオの展開によっては、後のシーンにて再度追加で判定できる可能性があります。
GM:質問なければ、判定に入っていきます
アリア・リッケンバッカー:耐寒値…欲しすぎる!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:なるほど
五位堂マキエ:こちらは大丈夫です!寒さ対策はしっかりねだ……
齋藤リッコ:とりあえずOK!
アリア・リッケンバッカー:大丈夫!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:OK
GM:では早速判定をしてみましょう!
齋藤リッコ:悩む余地がないのでやっちゃうぜ
齋藤リッコ:RCで判定 《コンセントレイト:サラマンダー》+《災厄の炎》使います
GM:あっすいません……!
GM:攻撃じゃないから攻撃を行うエフェクトはなしでお願いします
齋藤リッコ:何ッッッ
五位堂マキエ:そうとは……
GM:温室壊れちゃう
齋藤リッコ:やばい!コンセもストレンジフェイズも乗らないぜ
齋藤リッコ:《帝王の時間》《自動体温》でちょっといい感じに調整できたりしませんか?
GM:帝王の時間はたしかに良さそうだな……
GM:帝王の時間分で+1の補正つけちゃお
齋藤リッコ:ありがとうございます
齋藤リッコ:それでも不安だが振るぜ!素振りRC
齋藤リッコ:4DX+6+1
DoubleCross : (4DX10+7) → 10[6,7,7,10]+6[6]+7 → 23

GM:つよいぜ
五位堂マキエ:すごい!
齋藤リッコ:天才だったかも
アリア・リッケンバッカー:やるわね
GM:23点の軽減バリアを保有している状態になります 数字はどこかに控えておいてください
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:医療トランクを狙うか
アリア・リッケンバッカー:あ、私のリニアヴィークルは<RC>でも動かせるんですけど判定は<運転:>じゃないとだめですか?
GM:あっじゃあいいよ!保有ヴィークルで使える技能ならOKです
アリア・リッケンバッカー:やった~!
アリア・リッケンバッカー:RC耐寒改造します
アリア・リッケンバッカー:7dx+4
DoubleCross : (7DX10+4) → 7[2,2,3,3,4,5,7]+4 → 11

アリア・リッケンバッカー:そこそこ
GM:ちょっとあったかくなった
GM:11の耐寒値が"クルチザンヌ"に付与されます
アリア・リッケンバッカー:マフラー巻きました
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:医療トランクという名の野外調理セットを買うぞ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3+5>=20
DoubleCross : (3DX10+8>=20) → 9[1,9,9]+8 → 17 → 失敗

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:財産3払って買います
GM:OK!
五位堂マキエ:さすがだぜ!
五位堂マキエ:ふふふそしてあたしはそもそも精神で振れるようにしなきゃロクに動かせないぜ……《無形の影》を使います。う、うおお迷うけど……コンセントレイトも載せるぞ!
五位堂マキエ:運転で振ります!
五位堂マキエ:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,2,2,3,5,9,10]+10[6,8]+4[4]+4 → 28

GM:すごいパワーだが……大丈夫なのか
アリア・リッケンバッカー:ポッカポカだ
GM:侵蝕的なやつは……!
アリア・リッケンバッカー:侵蝕も温まってるぜ
五位堂マキエ:ど、どうしようかかなり迷い……
齋藤リッコ:でもマキエ……侵蝕が!
五位堂マキエ:や、安いもんだ侵蝕くらいで……すませられるといいな!いやマジでそうなってくれるといいな!!
GM:もう82か……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:やばい
五位堂マキエ:登場時の侵蝕が全部高い目なんですよ。初めてですよこんなことは……
GM:ともかくこれでみんなの準備は完了!あとはガワだけじゃなくて交友も温めていくぜ


GM:【ファクトリー保有 ガレージ】
GM:多種多様の農機が整備されている中に、君たちの機体は隣り合って鎮座している。
GM:周囲には自由に使える部品が十全に確保されている。過酷な農作業においては装備の信頼性は必須だ。
アリア・リッケンバッカー:「♪~~~」マスク越しに鼻歌を漏らして、愛機の車体を磨く。
アリア・リッケンバッカー:大型二輪を思わせる漆黒のボディ。しかし本来車輪がある部分は地面に水平に配置された二つの輪があり
アリア・リッケンバッカー:何らかの浮力により飛行する乗り物であろうことが伺えた
五位堂マキエ:「フフッフッフッフ~~(歌えてない)いまは~やすらげるばっしょに~せ~をむけて~」スリルを動脈に打て~。同じく車体を磨いて。外でよく聞いていた歌だ。歌手は現役だが、歌の方は大分古く、よくは知らない。
五位堂マキエ:「……ん!んっふっふ~よくできた!」
五位堂マキエ:そしてパッとアリアちゃんの方を見て。
五位堂マキエ:「おお~やっとりますね!」
アリア・リッケンバッカー:「マキエさんはもう作業完了ですか。流石の手際の良さですね」
五位堂マキエ:「かっこいいなあ~その……バイク?バイクだよね?浮かんで飛ぶやつだ」
アリア・リッケンバッカー:「バイクというか、農機です」
五位堂マキエ:「へへへへ~いや~大分ファクトリーの人たちに手伝ってもらっちゃったけどね。あたしなんていつも自分でやってるの洗車くらいだからさ」
五位堂マキエ:「寒い所仕様の改造なんて、中々、中々ね。その点アリアちゃんの方がずっと早いよ~」
五位堂マキエ:流線型で未来的なシルエットの愛機をぱしぱし叩きながら言う。見た目には、あまり変わったところはない。
アリア・リッケンバッカー:「その子はサイズ的に積める耐寒設備も限られていますからね」
アリア・リッケンバッカー:「マキエさんの車は委員会の皆さんの貴重な移動手段ですし、万一ここで壊してしまっては申し訳が立ちません」
アリア・リッケンバッカー:「気にせずどんどんファクトリーに頼ってください」
五位堂マキエ:「おお……えへへへへ、ありがと。お気遣い、感謝します」心からの、礼!
五位堂マキエ:「しかし農機、そうか農機だったんだねえアリアちゃんのコ……」
五位堂マキエ:「やっぱり薬とか撒いたりするやつ?」
五位堂マキエ:「アップルシードさんでそんな感じのコ、見られるとは思ってなくてさ」
アリア・リッケンバッカー:「そういった農機を持つ子もいますが、私のクルチザンヌは種植えや収穫には向きませんね」
五位堂マキエ:「おお。となりますと……」
アリア・リッケンバッカー:「そもそも特殊耕作機械アグリカルテックアームズは、兵器だったり用途不明の遺物を農業向けに転用したものが多いので」
アリア・リッケンバッカー:「使う生徒の仕事に合わせてカスタマイズされてます」
アリア・リッケンバッカー:「私の場合はこう、上空から重力波を投射して……」座席に跨って
アリア・リッケンバッカー:「粉砕しますね」
五位堂マキエ:「あ、そうなんだ。アップルシードさんの特殊耕作機械アグリカルテックアームズ、噂には聞いてたけど……」
五位堂マキエ:「粉砕!?」
アリア・リッケンバッカー:「はい、主に地雷を」
五位堂マキエ:「地雷を!?」
五位堂マキエ:「あ、ああいや、そういうものなんだ……地雷をね、そうか、地雷を……」
五位堂マキエ:「さっきも聞いたけど、物騒なもの埋まってるんだね、アップルシードさん……地雷……」
五位堂マキエ:「地雷……地雷……いやよくそんな所をこんな大きな農業校にできたねえ。地雷撤去の装置が必要なレベルなんでしょ?」
アリア・リッケンバッカー:「メサイアやキングダムもそう変わらないと思いますよ。過去の紛争では、どこもかしこも戦場になりましたから」
五位堂マキエ:「……あっ……」ほんのちょっぴりだけ、はっとした顔。
アリア・リッケンバッカー:「きっと建築部や土木部の生徒さんたちも、物騒なものを掘り出しては対処に困っているはずです」
アリア・リッケンバッカー:「むしろ私達は、全部耕して畑にすればいいだけなので気楽ですよ」
五位堂マキエ:「……そうだね、そうだった……」
五位堂マキエ:「ここのノヴァリスにおいては、どこも確かに変わらない……うん……」
アリア・リッケンバッカー:「それに地下といえば合コン委員会の皆さんの方が詳しいでしょう。カタコンベに一人で迷い込んだら二度と出られない、なんて怪談もありますし」
五位堂マキエ:「……アップルシードさんの皆は、それをここまで何とかして、うんと大きな畑にした……」
五位堂マキエ:「……そうだね。それは確かにそう。アップルシードさんより詳しいかは判らないけど、あたしたちもまあ、確かに」
五位堂マキエ:「ダンジョンとかもあるんだもんね、カタコンベ!あたしも初めて行った時はビックリしたよ~!」
五位堂マキエ:「そういうこわい話ができるのも、まあまあわからなくもないよ~」
五位堂マキエ:「でも……」
五位堂マキエ:「それは怪談で、噂話だよ。いやダンジョンはあるし、一人で危ないのはほんとそうなんだけど」
五位堂マキエ:「あそこで眠ってるのは、みんなの先輩や、友達だよ。悪さなんてしないから」
アリア・リッケンバッカー:「フフ、もちろんわかってます。私も何度かお邪魔したことがありますから」
五位堂マキエ:「そうなんだ。ふふ、その際はお世話になってます。みんなも喜んでると思うよ」
アリア・リッケンバッカー:「納品したついでにお菓子会にもご一緒したり、あの頃は八月革命の前でしたけど、お墓とは思えないくらい賑やかな所でした」
アリア・リッケンバッカー:「そういえば、当時はマキエさんは見かけませんでしたね?」
五位堂マキエ:「みんなの、大事な人たちがいる所だもん。悪いバショなわけがないよ。どんどん来てあげてね。そっちの方がうれしいからさ」
五位堂マキエ:「……あ、ああ~、うん……」
五位堂マキエ:「あたしはさ、合コン委員の中では比較的新参っていうか、革命の後なんだよね。入ったの。実は。へへへ……」
五位堂マキエ:「それまでは、うん、メサイア生でもなくてさ。まあ色々あって、入れてもらいまして……」
五位堂マキエ:「委員長もみんなも、すごくよくしてくれてさ。……ありがたいよ。とっても」
アリア・リッケンバッカー:「そうでしたか。革命前は自由に行動できない生徒も沢山いましたもんね」
五位堂マキエ:「……うん」
五位堂マキエ:「……そうだよね。大変だったもんね」……自由は効く方だったのだ、自分は。
五位堂マキエ:「でも今はほら、みんなと一緒・・・・・・。メサイアはちょーっと刺激的だけど、毎日楽しいよ」
五位堂マキエ:「色々ビックリだけど、毎日楽しくやらせてもらってます。にへへ」
アリア・リッケンバッカー:「なら良かった」マスクの下の表情がくしゃりと歪む。それ以上深い事情を追求しようとはしない。
五位堂マキエ:「アリアちゃん……」
アリア・リッケンバッカー:「自由は良いものです。好きなことをして、好きな人と過ごすのは楽しい」
アリア・リッケンバッカー:「そして好きなものを食べるという楽しみは、ヒトの快楽の根底に根ざすものです」
アリア・リッケンバッカー:「数が足りているだけでは不十分で、美味しいだけでは物足りない」
アリア・リッケンバッカー:「だから畑はどんどん広げて行かないといけないし、作物の種類もどんどん増やして行かないといけない。大変ですけど、充実してます」
五位堂マキエ:「……うん、そうだね」
五位堂マキエ:「たくさんあって、おいしくて、みんなと楽しみたい。そのための畑、だよね」
五位堂マキエ:「わかるよ。めっちゃわかる。……んん~っ」立って、伸び
五位堂マキエ:「やっぱりさすがだねえ!アップルシードさんは」
五位堂マキエ:「どんどん畑、広げてよ。そしてあたしたちの食卓に、どんどんお届けして!」
五位堂マキエ:「あたしたちもさ、その時はアリアちゃんたち呼ぶからさ!」
五位堂マキエ:「まずはここの寒波、どんと吹っ飛ばしちゃおうよ」
アリア・リッケンバッカー:「はい。その時は是非」
アリア・リッケンバッカー:「寒いのも嫌いではないのですが、そればかりでは飽きてしまいますからね。食事と同じです」
五位堂マキエ:「イチゴとかトウモロコシとか、寒いと甘いもんね」
アリア・リッケンバッカー:「アリですね。もし妖精と和解できたなら、イチゴ農園を任せてみるのも良いかもしれません」
五位堂マキエ:「うひひ、そうそう。いいかもしれない。でも……」寒いと大変!うなづく
アリア・リッケンバッカー:「さらにやる気が湧いてきました」
五位堂マキエ:「おうとも。あたしも最初はちょっぴりアップルシードロイヤルリッチパフェラグジュアリースペシャルのためだったけど……」
五位堂マキエ:「今では普通にやる気だよ!やっちゃおうぜ~」
アリア・リッケンバッカー:「頑張りましょう。アップルシードゴージャスストロベリーチョコクレープのために!」
五位堂マキエ:「……うん!」拳を合わせる。「やるぞーっ!」


GM:【農協 倉庫】
GM:多くの燃料や食料が備蓄されている倉庫の一角には、大きな金属球のようなものが置かれている。
GM:それが強制温室装置の本体であるという。近づいてみれば、たしかに熱を帯びているが、
GM:その周期は安定していないようだ。
齋藤リッコ:「……」
齋藤リッコ:バロール能力で時間流の鈍化、サラマンダー能力で機器の調整を行いつつ、その表情にはどことなく緊張が漂っている。
齋藤リッコ:キングダムの生徒であるリッコにとって、王とは特別な意味を帯びる存在だ。更に高位の円卓の王や五星君、グレートバビロンのトップと交流を持った今に至っても、それは何ら変わりない。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:その様子をなんとなく眺めながら持ち込んだ簡易キッチンで使えそうな食材をものすごい勢いで下処理していく。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:礼装ではなくエプロン姿である。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それは…上手くいけば熱量調整はかなり自由が利く感じですか?」
齋藤リッコ:「……へっ!?あっ、ああ……」思わず声を裏返して「え、ええ……うん。細かい機械のほうまでは詳しくないけど……」
齋藤リッコ:「そちらの調子はどうで……どう?……って、聞くまでもなさそうだけど……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いえ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「調子というより悩んでいましてね」
齋藤リッコ:「悩み?」
齋藤リッコ:「ものすごい順調そうに見えるけど……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「下ごしらえはしていますが、さて携帯糧食といっても料理ですから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ここから何を作ろうかと」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そこで、ソレです。それ要するにストーブですよね。原理は良くわかりませんが」
齋藤リッコ:「あ~……」装置を眺めて「……焼きとか茹でとか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「鍋を乗せるか…ダッチオーブン的に使うか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ピザとか焼けると良いんですが、それは贅沢でしょうね」
齋藤リッコ:「移動するのに窯を組むのはなあ」笑う「食べたいけど、ピザ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ピザ窯があればもちろん最適ですが、ストーブでピザ焼けますからね」
齋藤リッコ:「焼けるんだ!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「蒸し焼きピザでも良いですし、カルツォーネにしてもいい」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いわゆる包みピザですね」
齋藤リッコ:「へえ~……響きだけで美味しそう……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ピザは携帯食にも向いていまして」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ソースは瓶詰めで持っていけますし。乗せる具材はハムなど、あとはカット野菜ならなんでも」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「生地はその場で作ってもよし、丸めた生地で持ち込んでも良し」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「その球体で直接焼けるなら、ナンでもいいですねえ。寒冷地で米を炊くのは大変そうですし」
齋藤リッコ:「へええ~っ」口を半開きにして素直に関心している「聞いてるだけでお腹空いてきちゃった。さすが美食王……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私は自分の為にやっているだけですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「貴方はどうなのです?噂程度にですが色々とやっておられるとか」
齋藤リッコ:「えっ! あるんだ、噂……」びっくり
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「キングダム生は縦割り社会でしょう、個人で外に出ている人は珍しい…とまでは言いませんが。王以外ではそこまで多くは無いですからね」
齋藤リッコ:「確かに、言われてみればそうかも……」
齋藤リッコ:「そうね……今はとにかく自分に出来ることをやってる、って感じなんだけど……」
齋藤リッコ:「丁度、それで思い出してたことがあって」小さく笑う
齋藤リッコ:「ぜんぜん個人的な話なんだけどね。あたし、初めてレネゲイド絡みの大事に巻き込まれたのが……ショコラショコランでのことで」
齋藤リッコ:「月一で円卓に献上されてる、お茶会用のお菓子の味見役に選ばれた時だったの」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それは…大変というか羨ましいというか」
齋藤リッコ:「でね、その時のあたしは、それをすごいチャンスに思って……」
齋藤リッコ:「これを機に王に取り立てられるぞ!なんて張り切ってて。今にして思えば笑っちゃうんだけど……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「野心を持つのは…良いじゃないですか」
齋藤リッコ:「うん……でも、今はあたしは、キングダムで出世したいって気持ちはあんまり無くって」
齋藤リッコ:「そんな今になって、その元締めだった美食王と一緒にお仕事してるなんて、なんか奇遇というか、皮肉だなあって」笑う
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「どうしてですか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:サラミをスライスしつつつまみ食いする。
齋藤リッコ:「……こうして自分で色々やるようになってみて、改めて分かったの」
齋藤リッコ:「あたしが無責任に憧れてた王様たちが、どれだけ努力と苦労をしてきたのか」
齋藤リッコ:「あたしがキングダムで過ごしてた普通の日常は、そういう人達の積み重ねの上に成り立ってたんだなって」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「クックック…アハハ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはどうでしょう?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「フフ…意外と好き勝手にやっているかもしれませんよ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「気まぐれで己惚れで自分勝手、それが王様ってやつです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「好きで努力もするでしょう、責任感を持っている人もいるでしょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「でも、結局同じような年齢の女の子ですよ、そんなに変わりはないと思いますけれどね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あ、でも。一部の王様はマジでヤバし別格なのでその辺は除外してください」
齋藤リッコ:「……そうね」以前に会った“死蔵王”を思い出す。普通の女の子という言葉も、マジでヤバいという言葉も当てはまるように思えた。
齋藤リッコ:「でも、あたしは今、あなたを見ててすごいなって思うし……」
齋藤リッコ:「それに、その言葉が本当なら……余計に王様になんてなれないわ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そうですか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「王鍵を持っているかどうかで偉そうにしてもしかたないですからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まあ、私はしますけど」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「十分に実績があればその辺の諸王より全然王様ですよ」
齋藤リッコ:「あたしの場合……キングダムの王になったら、好き勝手にわがまま出来なくなっちゃうもの」
齋藤リッコ:「だって、あたしはキングダムだけじゃなくて……ノヴァリスのみんなの力になりたいから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あー、なるほど」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはそれで、キングダムから独立する王にでもなれば良いじゃないですか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「王なんだから他の王に従わなくても良いんですよ。まあ私は従いますけど、怖いので」
齋藤リッコ:「え~、それはそれで大変そう……ていうかあたし、王鍵も無いし……」緊張も解れた様子で人懐っこい笑みを浮かべる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「何にしても縛られないというのは、それだけで羨ましいですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「王鍵なんてその辺に落ちてたのを拾っただけの人も居るんで大丈夫ですよ」
齋藤リッコ:「あたしも拾いたいんだけどな……!どっかに落ちてないかな~……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「意外と、雪に埋もれてたりするかもしれませんよ」
齋藤リッコ:「うーん、その感じも運命的でいいかも……」
齋藤リッコ:「あっねえねえ、確か学年同じだったわよね?名前で呼んでいい?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「フフ、緊張が解けてきたようで良かった。ええ勿論構いませんよ」
齋藤リッコ:「オーシャンズちゃん……?長いわね……オーちゃん……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「では、リッちゃん」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「悩みを聞いてほしいんですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「何か食べたい料理…ありますか?」
齋藤リッコ:「うーん……」
齋藤リッコ:しばらく悩んで。
齋藤リッコ:「……包みピザ!」


GM:シーン終了。ロイス取得および購入が可能です
GM:実は普通のシーン終わり購入は最後の機会だったりするので
GM:その辺も考えて選んでね
五位堂マキエ:なにっ
齋藤リッコ:なんだって……
齋藤リッコ:うーん セットアップ埋まってるんだよな 応急手当キット!
五位堂マキエ:ではアリアちゃんにロイスを取りましょう。 アリア・リッケンバッカー 〇親近感/ひけ目 事実を告げられなくて申し訳ない……
齋藤リッコ:2DX>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 5[5,5] → 5 → 失敗

齋藤リッコ:ピーッ
齋藤リッコ:オーシャンズ・マウンテンヒルズ 〇敬意/隔意 で取得します
アリア・リッケンバッカー:ボデマ狙います
アリア・リッケンバッカー:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 10[1,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

アリア・リッケンバッカー:買えた!着ます!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:齋藤リッコ/友愛〇/隔意/ロイス
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:盾を買うか
五位堂マキエ:購入はスペリオルミックス。今からでも、多少は抑えられる所を狙おう……!
GM:あっすいません!
GM:ここだけの話なんですが スペリオルミックスは相当意味ないかも
五位堂マキエ:なにっ
アリア・リッケンバッカー:そうとはね
五位堂マキエ:よし、じゃあ……やめよう!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ジュラルミンシールド
アリア・リッケンバッカー:ロイス/五位堂マキエ 連帯感◯/隔意 で取得
アリア・リッケンバッカー:以上!
五位堂マキエ:アリアちゃんうれしいぜ……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=12
DoubleCross : (3DX10+3>=12) → 8[6,8,8]+3 → 11 → 失敗

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:財産1払って買います
五位堂マキエ:じゃあ応急手当キットにしますか!
五位堂マキエ:3dx+4>=8
DoubleCross : (3DX10+4>=8) → 8[7,7,8]+4 → 12 → 成功

五位堂マキエ:成功!以上です!


【ミドルフェイズ4】

GM:全員登場。登場時の侵蝕上昇は有りません。
アリア・リッケンバッカー:なんだとっ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:お得
齋藤リッコ:どういうことだ~?
五位堂マキエ:無!ありがたい……朗報……
GM:このシーンでは特殊な登場侵蝕上昇処理を行うからですね。後述します。
GM:このシーンにおいては、皆さんは氷冠地帯と化した農地を進軍してもらいます。
GM:お手元のMAPを御覧ください。


GM:このMAPの上から下に向かって進んでいってもらいます。
アリア・リッケンバッカー:上から下に…だと…
GM:そうです なぜなら……
GM:PCの初期位置が上の方が ログで状況がわかりやすいからです。
五位堂マキエ:なるほど~!
齋藤リッコ:なるほどな……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:合理的判断
アリア・リッケンバッカー:正しいぜ
GM:進軍ルールについて説明します。
GM:取れる移動方法は2つあります。
1.一歩進む
GM:これはわかりやすいですね。一歩先に進みます。同じマスに他のPCがいる場合、全員一緒に動けます。
GM:また、マスにいる間は搭乗しているものとして扱ってよく、1ヴィークルにつき1名、同乗していることにすることも可能です。
齋藤リッコ:ヴィークル役立ち情報だ
GM:基本的には2-2で二輌で活動することになるでしょう。
2.PCの居るマスまで移動する
GM:これははぐれた場合に使えます。一手で他のPCのいる任意のマスに移動できます。
GM:どちらの方法で移動した場合でも、移動した瞬間にシーンに再登場した扱いになり、登場侵蝕ダイスを振ります。
齋藤リッコ:マジ!?
五位堂マキエ:お、おお……
GM:なお、ダイスの出目に関わらず、この登場侵蝕は1に固定されます。
齋藤リッコ:よかった
アリア・リッケンバッカー:よかったぜ
五位堂マキエ:ほっとした!
GM:じゃあなんでわざわざダイスを振るのかと言うと……
アリア・リッケンバッカー:ハッ!?そうだぜどうしてだぜ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:何故なんだ
GM:このシーンにはエネミーエフェクト《苛烈なる冷気》が適用されています。
GM:登場した場合、登場時の侵蝕ダイスの出目と同じだけHPを失います。
アリア・リッケンバッカー:ゲェ~ッ!
五位堂マキエ:アイエエエ苛烈!
GM:【耐寒値】のあるヴィークルに搭乗している場合、自動的に耐寒値から差し引かれます。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:なるほど
GM:複数名まとめて移動した場合はそれぞれでダイスを振ってください。
GM:また、マスに入った場合、イベントが発生します。
齋藤リッコ:イベントだって~?
GM:イベントは採取/休息/戦闘/障害の4つです。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:農地で戦闘だなんて 鹿とか猪かな
GM:採取はマスに入ったPCが一人でも〈調達〉9に成功した場合、PT全体で1つ、ランダムでアイテムを獲得できます。
GM:休息は前のシーンで行った、事前準備判定を行うことができます。
五位堂マキエ:ランダム……!
GM:戦闘は〈任意の攻撃使用可能技能〉で累積[PC人数*10の合計]を出してもらいます。
齋藤リッコ:40か~
GM:成功しても何もありませんが、失敗すると侵蝕率が1d10上昇し、HPを2d10点失います。
五位堂マキエ:ゲーッ!
GM:障害は小中大の3つがあり、それぞれ3d10/5d10/7d10の攻撃を受けた扱いになります。
GM:これらは攻撃扱いであり、ガード値や装甲値での軽減が可能です。
GM:また、ヴィークルの同乗者は装甲値を共有できるものとします。
齋藤リッコ:痛い
アリア・リッケンバッカー:結構デカイぞ
GM:これらすべてのダメージにおいて、耐寒値や所持バリアの適用が可能です。
GM:マスに入った時に何が起こるかはランダムですが、
GM:ダイスでランダムに発生イベントを決定し、2つ選定。
GM:どちらを適用するかを選択できます。
GM:同じのが出る可能性もあります
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ある程度はコントロールできるのか
GM:そういうことですね
GM:初期ルートは3つあります。
1.外縁遠回りルート[5] 平坦な道。安全度が高いが必要移動数が多い。
2.内縁直行ルート[3] 険しいが直進できる道。必要移動数は少ないが危険度が高い。
3.未踏の抜け道ルート[4] 未開拓のルート。採取で他では見つからないアイテムが出る可能性がある。
GM:[]内はルート合流までの距離です。基本4人同じところからのスタート想定ですがバラバラでもいいです。
GM:終了条件はゴールマス(現状不明)への到達です。
GM:ルールは以上です。質問はありますか?
五位堂マキエ:下の枝分かれしてる部分は……到達してからのお楽しみっぽいですね!
GM:そういうことですね
五位堂マキエ:では今の所ありません!
齋藤リッコ:とりあえずOK 分かんなかったらその時に聞きます!
アリア・リッケンバッカー:こちらもOK!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:OK
GM:OK~ ではまずはスタートするルートを決めてください。
齋藤リッコ:みんな一緒に動いた方が効率はよさげだけどどうしますかね
齋藤リッコ:私は未踏ルートを推すぜ
アリア・リッケンバッカー:特別なアイテムは気になりますね
五位堂マキエ:そうですね、他の人のマスに移動する際には寒さダメージ判定だし……特別アイテムは気になる!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:調達はまあまあある
五位堂マキエ:こちらは耐寒値も結構稼いだし……安全ルートじゃなくても比較的安心かもだ!
アリア・リッケンバッカー:行きますか 未踏の地へ
齋藤リッコ:見つけちゃうか……5億円
五位堂マキエ:未踏ルートにミートしましょう!
GM:では未踏ルートに行きましょう
五位堂マキエ:すいません忘れてください
GM:ヴィークルへの搭乗および同乗が可能です。
GM:乗りたい乗り物を選んでください
五位堂マキエ:ミートトトトト(奇声と共に愛機に騎乗)
齋藤リッコ:アリアちゃんかマキエちゃんか
齋藤リッコ:う~ん どっちのイベントCGを回収すれば……
アリア・リッケンバッカー:私のヴィークルは装甲薄いから気をつけるんだぜ
五位堂マキエ:重要な選択肢ですね……
五位堂マキエ:アリアちゃんの方は地元だし、水着のスチルがあるかも……(地元だから水着???)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ww
GM:氷原で水着着るわけ無いでしょ
五位堂マキエ:その通りだぜ……そうだね……寒冷地で水着を着るわけがない……
齋藤リッコ:マキエちゃんの方行こうかな~
齋藤リッコ:装甲がないので
五位堂マキエ:は!そうですねこちらは耐寒が厚めなので、HP損耗を抑えたい人におすすめです!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:美食王はHPは沢山あるからね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:アリアちゃんの方に行こう
GM:OK!


GM:【アップルシード農地 冠氷地帯外縁部】
GM:そこには3両の車輌がある。
GM:大型二輪を思わせるシルエットの機体と、流線型で未来的なシルエットの車輌。
GM:そして大きな球体を牽引するトラクター。
ジェーン・フロム・ウィネ:《おつかれっす~。配置につけたみたいっすね》
楓・デパタ:《あたし達は通信でバックアップします。皆さんの進軍データは都度取得するので……》
楓・デパタ:《なるべく危険の少ない方に誘導できると思います。ある程度になりますが……》
五位堂マキエ:「あざす!助かるよ~」
齋藤リッコ:「うひゃ~……並ぶと壮観ね」
インラー・リンド:《思ったよりも環境が苛烈ぽいな~……行軍のたびにダメージが蓄積すっかも》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「流石に車内でも冷えますね」
アリア・リッケンバッカー:「装置が壊れない程度には急いで進まないといけないわけですか」
ジェーン・フロム・ウィネ:《そゆことっすね~。んでここから取れそなルートは2択》
五位堂マキエ:「今の時点でもう寒いもんね。あたしもアップルシードさん農地とか全然知らないし、このコらも上手く耐えられるといいけど……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《あたしはまっすぐ推しっすね。間にでっかい氷壁にぶちあたるんすけど……》
ジェーン・フロム・ウィネ:《最短距離なのは確かなんで》
楓・デパタ:《やめたほうがいいよお》
楓・デパタ:《安全なルートを見つけました。こっちのほうが安定して進めると思います》
ジェーン・フロム・ウィネ:《え~。結構遠回りじゃないすか》
楓・デパタ:《でも絶対こっちのほうが安全だよ~》
インラー・リンド:《いや……てかそもそも2択じゃなくね?》
インラー・リンド:《こっち行こうよ》
楓・デパタ:《ええ~っ!》
ジェーン・フロム・ウィネ:《マジ?》
スターケ・フェアート:「おいおい……そりゃ未開拓のとこじゃないか」
スターケ・フェアート:「何が埋まってるか分かったもんじゃないよ」
五位堂マキエ:「えっなになに?未開拓?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《まだ農地の再生ができてないとこっすね》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それってルートと言っていいものなのですか?」
楓・デパタ:《進むだけの幅は有りそうだけど……》
アリア・リッケンバッカー:「やりやすい所から手を付けるので、結構学区内に点在してるんですよね。未開拓地が」
インラー・リンド:《何が埋まってるか分かってないから逆にいいじゃん》
インラー・リンド:《使えるもの転がってたらそのまま活用できるくない?》
齋藤リッコ:「う~ん……そう言われるとワクワクするかも」
インラー・リンド:《理事会の兵器とかあったら一時的に装甲の代わりには転用できっよ~》
インラー・リンド:《そのためのハードポイントはつけといたんで》
ジェーン・フロム・ウィネ:《いや~でもまっすぐっしょ。まっすぐ》
楓・デパタ:《あんぜん~》
インラー・リンド:《おたから……》
齋藤リッコ:「まっぷた……まっみっつに割れてるけど……どうする?」
アリア・リッケンバッカー:「そうですね……本来この一大事に不確定性の高いルートを取るべきではないのですが」
五位堂マキエ:「むむむ、迷う所だけど……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《でもカエの安全もインのお宝もありな気してきたな~》
楓・デパタ:《あっやっぱり2人のほうが詳しいよね……?》
インラー・リンド:《うーん。冷静になったら3つ目はないかも》
スターケ・フェアート:「譲り合ってもめんどくせーな……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私は別に安全を重視しているわけではないですね、時間をかけても仕方ないと思います」
アリア・リッケンバッカー:「確かに被害を抑えても間に合わなくなるのが一番まずいです。それに一つ、言えることがあります」
アリア・リッケンバッカー:「未開拓のルートで安全を確保できないというのは」
アリア・リッケンバッカー:「この私が先頭を行かない場合に限ってのことです」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ひゅ~》
楓・デパタ:《お~っ》
インラー・リンド:《うむ……》
五位堂マキエ:「おお!」
齋藤リッコ:「か……かっこいい……!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「勇猛果敢」
齋藤リッコ:「それパクっていい?あたしも今度使お……」
アリア・リッケンバッカー:「どうぞどうぞ」ちょっと照れくさそうに胸を張る
スターケ・フェアート:「いつ使うんだい」
齋藤リッコ:「こういう時とか……」
齋藤リッコ:「あたしも未開ルートに賛成!何か掘り出し物も見つかるかもしれないし!」
齋藤リッコ:(遺産とか……)
五位堂マキエ:「……んん~、そだね」
五位堂マキエ:「あたしもね、いつもだったら安全運転を推す所なんだけど……」
五位堂マキエ:「このクルマ、悪路も結構ガシガシイケちゃうんだよね!オフロードもドンと来い!」
五位堂マキエ:「なので最短ルートか、お宝ルートか。でも今のアリアちゃんに痺れちゃったので……」
五位堂マキエ:「いこうぜ、お宝!掘り出し物がある気もしてきた!」
スターケ・フェアート:「決まりのようだね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「未開拓がいつのまにかお宝に変わっているはご愛敬ですね」
インラー・リンド:《見つけたら教えてね~。こっちで使えないか診るんで》
ジェーン・フロム・ウィネ:《ま~じゃあアリア先輩よろしくっすよ~》
アリア・リッケンバッカー:「例え何も埋まってなかったとしても、土は掘り起こすだけで宝を産んでくれるようになりますよ」
楓・デパタ:《こちらでも精一杯バックアップします!》
アリア・リッケンバッカー:「はい、皆さんよろしくお願いします」
五位堂マキエ:「さすが農業校だ。耕作の概念……」
アリア・リッケンバッカー:「牽引車に人を乗せる余裕はなさそうですから、お二人は私かマキエさんの車両に同乗してもらうことになりますね」
アリア・リッケンバッカー:「咄嗟の事態に対応できるように分散した方が良いでしょう。どちらに乗りますか?」
齋藤リッコ:「マキエちゃんの方に行こうかな~。試乗してみたいし……」購入を前向きに検討している
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アリアさんが先頭を行くなら、そちらに乗せてもらいましょうか。未踏の景色を眺めるのも楽しそうです」
五位堂マキエ:「あいよ!乗り心地を見てみまして~」場のノリにテンションの高まりを抑えられない
アリア・リッケンバッカー:「防寒は少し心許ないですが、見晴らしの良さは保証します」
五位堂マキエ:「車に興味おありかなリッコちゃん。一台あると……便利だぜ!」
五位堂マキエ:「……よし、ではいきましょか!準備は出来てる感じだよね!」
齋藤リッコ:「いつでもオッケー。ヤバい時は言ってね、火力上げるから」
アリア・リッケンバッカー:「では、これより作戦を開始します」
アリア・リッケンバッカー:「無事にやり遂げて、皆で温かいごはんを食べましょう」
五位堂マキエ:「オオーッ!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「楽しみにしておいてください」
齋藤リッコ:「楽しみ~!」



■ルールまとめ
■取れる移動方法
1.一歩進む
同じマスに他のPCがいる場合、全員一緒に動ける。
マスにいる間は搭乗しているものとして扱ってよく、1ヴィークルにつき1名、同乗していることにすることも可能。
2.PCの居るマスまで移動する
一手で他のPCのいる任意のマスに移動できる。

どちらの方法で移動した場合でも、移動した瞬間にシーンに再登場した扱いになり、登場侵蝕ダイスを振る。
ダイスの出目に関わらず、この登場侵蝕は1に固定される。
登場した場合、登場時の侵蝕ダイスの出目と同じだけHPを失う。

【耐寒値】のあるヴィークルに搭乗している場合、自動的に耐寒値から差し引かれる。
複数名まとめて移動した場合はそれぞれでダイスを振ること。
■イベント
マスに入った場合、イベントが発生する。
イベントは採取/休息/戦闘/障害の4つ。
採取:マスに入ったPCが一人でも〈調達〉9に成功した場合、PT全体で1つ、ランダムでアイテムを獲得できる。
休息:事前準備判定を行うことができる。
戦闘:〈任意の攻撃使用可能技能〉で目標累積難易度:[PC人数*10]の判定を行う。
   失敗すると侵蝕率が1d10上昇し、HPを2d10点失う。
障害:小中大の3つがあり、それぞれ3d10/5d10/7d10の攻撃を受けた扱いになる。
   これらは攻撃扱いであり、ガード値や装甲値での軽減が可能。
   ヴィークルの同乗者は装甲値を共有できるものとする。
   これらすべてのダメージにおいて、耐寒値や所持バリアの適用が可能。

マスに入った時に何が起こるかはダイスでランダムに発生イベントを決定し、2つ選定。
どちらを適用するかを選択可能。同じのが出る可能性もある
■初期ルート
1.外縁遠回りルート[5] 平坦な道。安全度が高いが必要移動数が多い。
2.内縁直行ルート[3] 険しいが直進できる道。必要移動数は少ないが危険度が高い。
3.未踏の抜け道ルート[4] 未開拓のルート。採取で他では見つからないアイテムが出る可能性がある。
※[]内はルート合流までの距離

終了条件:ゴールマス(現状不明)への到達
GM:進軍を開始します。特に行動値順に処理とかはしないので……まずは一歩進んでみましょう!
GM:侵蝕率を1上げ、1d10を振り、出た目のHPを失います。
五位堂マキエ:では一歩前進だ!あたしの車と一緒に、リッコちゃんが1マス進む形になるんだよね
齋藤リッコ:逆に私が進んだ時はマキエちゃんも進むんですか?
五位堂マキエ:あ、そうですね。そうなるのかな……
GM:基本的にバラバラに行動することを宣言しない限りは
GM:4人まとめて移動になるよ~
齋藤リッコ:なるほど!
アリア・リッケンバッカー:なるほどね
五位堂マキエ:ああ~なるほど……!
アリア・リッケンバッカー:じゃあ個別に振っちゃおう
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(60 → 61)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(62 → 63)
五位堂マキエ:侵食1増加、83
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

五位堂マキエ:また出目が大きいんですけお! 耐寒値から引いて現在18
アリア・リッケンバッカー:耐寒値が11だから、私とオーシャンズさんを合わせて3点足が出ますね
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(54 → 55)
齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 7

齋藤リッコ:ミーッ
GM:今回取れるのは2択ですね
GM:バリア23点を全部消費して今回の全員へのHPロス発生を-23点し0にするのか
GM:耐寒値で受けて耐えきれない分をHPで受けるのかですね
アリア・リッケンバッカー:はは~
五位堂マキエ:あたしの車は耐寒28あるんでリッコちゃんの分を引いてもまだ耐えるけど……さて……!
齋藤リッコ:う~む
アリア・リッケンバッカー:耐寒値をはみ出た分を誰が受けるかは自由に決めていいのかな
GM:耐寒値を超えるロスがある場合は どちらからロスを適用するかを選んで
GM:余ったほうをそのPCが受けてください
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:受けるダメージは一人で引き受けてもいい?
GM:3点オーバーをPCAに1点、PCBに2点とかはダメ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ふんふん
アリア・リッケンバッカー:なるほど
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃあ3点貰いましょう
アリア・リッケンバッカー:美食王様…!
五位堂マキエ:王様!
バリア値:23 耐寒値(アリア):0 耐寒値(マキエ):11
GM:今の耐久ストックはこうなります。
齋藤リッコ:そんな……3点も……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを3減少(187 → 184)
GM:誤差……?
齋藤リッコ:本当に減った?
アリア・リッケンバッカー:安いもんだ 三点なんて
五位堂マキエ:本当に安い……!!
GM:ではこのエリアでのイベントを決めるよ~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1.6%も減った
GM:【障害(小)】OR【採取】 です。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:採取かな
GM:障害に行く理由はないからね では採取!
五位堂マキエ:採取!さっそくお宝コースのチャンスだ!
GM:みんな調達で振ってみてね
GM:1人でも成功すれば採取できます
齋藤リッコ:太っ腹
五位堂マキエ:よっしゃ!では素で振ってみるで!
齋藤リッコ:2DX ヤーッ
DoubleCross : (2DX10) → 10[5,10]+3[3] → 13

アリア・リッケンバッカー:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 10[5,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

五位堂マキエ:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 9[2,3,9]+4 → 13

GM:みんなつよい 大成功!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3
DoubleCross : (3DX10+3) → 9[5,7,9]+3 → 12

GM:では採取ダイスを振ります 通常ルートでは1d6になりますが……
GM:未開ルートでは1d10になります
齋藤リッコ:でかい!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

齋藤リッコ:小さい!!!!!
アリア・リッケンバッカー:宝じゃ~宝をよこせ~
齋藤リッコ:必中の弓確定ガチャ頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
五位堂マキエ:遺産!!!!!
2:武器の部品 強化素材/照準器どちらかを入手できる
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:いいじゃん
アリア・リッケンバッカー:武器持ってる人いたっけ
齋藤リッコ:な゛に゛も゛……な゛か゛っ゛た゛!!
GM:あっそうじゃん これあんま意味ないPTだな……
五位堂マキエ:実は今回、白兵PCも射撃PCもいない!
齋藤リッコ:必中の弓でもいいですよ
GM:じゃあ……変えます このアイテムは「強化照準素材器+」です
齋藤リッコ:なんだこれは
齋藤リッコ:必中の弓かな?
GM:選択したPCの攻撃力かガード値か攻撃達成値を+1できるアイテムです。
五位堂マキエ:つよい!
アリア・リッケンバッカー:便利!
齋藤リッコ:便利~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:強そう
GM:誰のどのパラメータをあげるか選んでね もう使った人は他の項目でも使えません
GM:5個以上落ちたらゴミになります
齋藤リッコ:譲り合いになりそうだからダイス振りますか
齋藤リッコ:1D100で高い人
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:それで!
GM:判断が早い
アリア・リッケンバッカー:やるぜ
五位堂マキエ:よっしゃ!負けへんで!
アリア・リッケンバッカー:1d100
DoubleCross : (1D100) → 80

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d100
DoubleCross : (1D100) → 41

五位堂マキエ:1d100
DoubleCross : (1D100) → 84

齋藤リッコ:1D100 ウォオオオオオオッッ
DoubleCross : (1D100) → 29

アリア・リッケンバッカー:マキエちゃんだ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:おめでちー
GM:じゃあマキエちゃん!
齋藤リッコ:マキエちゃん……最強だ
五位堂マキエ:やったで!今回ワイなんか出目ええんや!!
五位堂マキエ:では頂きます!ありがたく!強化照準素材器+!
GM:何をあげるかも選んでね~
五位堂マキエ:はい!そうだな……攻撃力で!
GM:OK!


GM:大きなイベントがあるまではこのまま進行しちゃいましょう さらに一歩……進むことね
アリア・リッケンバッカー:どんどん行くぜ
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(61 → 62)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(63 → 64)
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(55 → 56)
齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 6

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

五位堂マキエ:侵蝕値現在84!
五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:かしこい
五位堂マキエ:合計13、耐寒値を割った……!…
アリア・リッケンバッカー:耐寒はもうないから普通に受けるかバリアしかないかな
GM:そういうことわね
齋藤リッコ:なるほど 休息していかないとキツいんだな
齋藤リッコ:こっちは2点足が出る感じかな
五位堂マキエ:そうです!
GM:どちらが受けるかを選んでいきな
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:フゥン
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:7点受けましょう
アリア・リッケンバッカー:美食王様……!
GM:これ削りきれる気がしない
五位堂マキエ:強い……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを7減少(184 → 177)
GM:減ってねえって
齋藤リッコ:実は時間凍結というエフェクトがあり……HPを残しておきたいのでマキエちゃんから受けて貰っても大丈夫ですか?申し訳ないんですが……
五位堂マキエ:あ、そうか時間凍結ありましたね!了解です!そいつはHP大事……!!
齋藤リッコ:ありがとうございます……!
五位堂マキエ:2点をあたしが受けます!応急手当キットもあるしね!
五位堂マキエ:全然大丈夫ですよ!気にすることはないぜ~
バリア値:23 耐寒値(アリア):0 耐寒値(マキエ):0
GM:そしてこの地に起こるイベントですが……なんと
GM:【障害(大)】OR【採取】 です
GM:じゃあ……採取してください……
アリア・リッケンバッカー:お宝だ~
五位堂マキエ:な、なんだって~!?これは……重大な選択だな……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:採取しない理由がない
齋藤リッコ:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 6[2,6] → 6

アリア・リッケンバッカー:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 10[9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

GM:OK 成功者がでたわね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 5[1,3,5]+3 → 8 → 失敗

五位堂マキエ:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 9[2,3,9]+4 → 13

GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

アリア・リッケンバッカー:今度はなにかな~
5:凍った薬草 即座に全員の侵蝕率を-3
GM:チッ……
齋藤リッコ:やったぜ
アリア・リッケンバッカー:嬉しい
GM:せっかくの蓄積がよ
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を-3増加(62 → 59)
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を-3増加(56 → 53)
五位堂マキエ:うれしい~!81!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を-3増加(64 → 61)


GM:どんどん行くよ!次!合流まであと2マスです
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(59 → 60)
五位堂マキエ:前進!侵蝕値+1で82!
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(53 → 54)
アリア・リッケンバッカー:よしよし
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(61 → 62)
齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 8

五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

齋藤リッコ:ウギャ~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:5点受けましょう
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを5減少(177 → 172)
アリア・リッケンバッカー:美食王様…!素敵……
齋藤リッコ:これは……どうだろうな……
齋藤リッコ:8・7はかなり高いからここでバリア使うのもありな気はします
アリア・リッケンバッカー:たしかに
五位堂マキエ:合わせて15点。そうなんですよね。割とこの、どちらが受けてもきつそうな感じが……!
GM:どちらがというか……今回の場合は
GM:リッコ8点マキエ7点になりますね
GM:素通しなので
齋藤リッコ:そうなるんだ
五位堂マキエ:あ、そうか耐寒なくなるとそうなるんだ
アリア・リッケンバッカー:じゃあ私も美食王様に受けてもらえないんだ
GM:あっそうだ そうです
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:あ、そうなのか
齋藤リッコ:バリアしかねえ!
アリア・リッケンバッカー:じゃあさっきの6点食らってました
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:さっきは1 今回は4
齋藤リッコ:バリアでこのラウンド防ぎますか
五位堂マキエ:あたしは賛成します……!応急手当キットも限りがありますし!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:179か
GM:あっあとすいません!忘れてました
GM:シーンに再登場し続けてるので
GM:進むたびに医療トランク使っていいですよ
アリア・リッケンバッカー:やった~!
齋藤リッコ:そうなんだ
五位堂マキエ:おお!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:誰か一人がトランク使える
GM:そういうことです
GM:これはこのマスの終了時から使えることにしましょう。
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを6減少(28 → 22)
アリア・リッケンバッカー:これは前のマスのやつ
アリア・リッケンバッカー:バリア使うかはおまかせします!一応使ってもらえたら私以外(ほぼ)無傷で気兼ねなく医療トランク使える
齋藤リッコ:使いましょう
GM:OK!では苛烈なる冷気でのダメージはありません
バリア値:0 耐寒値(アリア):0 耐寒値(マキエ):0
五位堂マキエ:そうですね。このマスはバリアを使って、あとはガシガシ医療トランクで行きましょう。二人で7・8はやはり大きそうですし
GM:じゃあイベント!
GM:イベントは……【障害(大)】OR【障害(大)】です
GM:行きたい方を選んでね
アリア・リッケンバッカー:悩みどころだぜ…!
齋藤リッコ:終わった……
五位堂マキエ:【障害(大)】か……【障害(大)】だな……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:選ばれているのは【障害(大)】です
GM:なるほどね そちらを選びますか……
GM:では障害(大) 7d10のガード装甲有効攻撃が発生します。
齋藤リッコ:で……でかすぎ
GM:7d10
DoubleCross : (7D10) → 26[1,2,7,1,7,4,4] → 26

アリア・リッケンバッカー:デカいッピ
GM:これは攻撃扱いなので
GM:カバーリングもできます
アリア・リッケンバッカー:ピィ~~~ッ
GM:ただあれかな 同乗状態で他の車の人をカバーするときは
GM:乗っているヴィークルの装甲は加算できないとしましょう
五位堂マキエ:うおおお
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:なるほど
齋藤リッコ:受けるしかね~~~
アリア・リッケンバッカー:リニアヴィークルの装甲は3点、私はボデマで11点引いて15食らっちゃう!痛い!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:これは主動作放棄カバーで良いんですかね?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:エフェクト必要?
GM:あっそうですね このマスでメジャー活動すること無いですし
GM:行動放棄カバーでオッケーです
齋藤リッコ:装甲13もあるんだ 堅い~
五位堂マキエ:あたしはヴィークルの装甲13+ボディアーマー8で21点減らせる!痛いけどなんとか……!
齋藤リッコ:C(28-26+13) HP
DoubleCross : c(28-26+13) → 15

GM:硬すぎ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃあアリアちゃんをカバーしよう
アリア・リッケンバッカー:美食王様!
アリア・リッケンバッカー:一生ついていきます
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ヴィークル3 自前の装甲7 ガード値6
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:16点引いて10 2倍受けて 20点
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを20減少(179 → 159)
GM:減ってる?
アリア・リッケンバッカー:硬~い
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:減ってるよォ?
五位堂マキエ:防御点21点減らした分、5点ダメージで現在HP21 !
齋藤リッコ:身体が強すぎ
GM:じゃあこのマスのイベントは終わりです トランクしたい人はしてね
アリア・リッケンバッカー:リッコちゃん使っといたら?
齋藤リッコ:使っちゃお~
五位堂マキエ:リッコちゃんをかばいに行けなかった数値で申し訳なく……!!トランクを使ってくだされ……!!
齋藤リッコ:トランクって3Dでしたっけ?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2Dダヨ
齋藤リッコ:2Dか!
齋藤リッコ:15+2D10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+11[10,1] → 26

GM:すっかり治ってる……
齋藤リッコ:時間が凍らせられるようになりました
五位堂マキエ:よかった~!
五位堂マキエ:いざという時はあたしの手当キットも使ってねリッコちゃん……


GM:では合流前最後のマス!しな 登場を
五位堂マキエ:侵食+1で83!
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(54 → 55)
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(60 → 61)
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

齋藤リッコ:やったね
五位堂マキエ:二人そろって低い目だ!やった~!
GM:防御は何もないから素のHPで受けるのよ~
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを7減少(22 → 15)
齋藤リッコ:齋藤リッコのHPを25に変更(26 → 25)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(62 → 63)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

五位堂マキエ:3点減らして18
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを5減少(159 → 154)
GM:イベントは……【戦闘】OR【休息】です
GM:どっちにしますか?
齋藤リッコ:休息しかね~~~
GM:そんな……
アリア・リッケンバッカー:やっと休める…
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:休憩しましょ
五位堂マキエ:あたしたちはか弱いレディなのよ!戦闘なんて野蛮なこと!!
やれること
◆補給の準備(オーシャンズ・マウンテンヒルズのみ)
調達判定を行える。HP回復アイテムの調達を行う場合、達成値に+5される。

◆車両の耐寒改造(アリア・リッケンバッカー/五位堂マキエのみ)
〈運転:〉で判定、保有ヴィークルは達成値分の【耐寒値】を得る。
ミドル判定にて搭乗者のHPが減少する際、代わりに【耐寒値】を減少させる。
【耐寒値】は判定のたびに累積する。

◆展開型温室の調整(齋藤リッコのみ)
〈RC〉で判定。ミドル判定においてHPを失う際、HP減少量を-[達成値]できる。
複数名のHP減少がある場合、全員に作用するが、一度の使用で全て失われ、累積しない。
五位堂マキエ:耐寒改造、やっときましょう!侵蝕に余裕があればエフェクトを使う所だが、ないので素で……!
齋藤リッコ:例によって《帝王の時間》……あと《自動体温》で外でも問題なく作業できたりとかありませんか?
アリア・リッケンバッカー:RCで耐寒改造します
GM:確かに今ならそうかも 達成値+2していいよ~
齋藤リッコ:やった~
アリア・リッケンバッカー:7dx+4
DoubleCross : (7DX10+4) → 9[3,3,4,6,7,8,9]+4 → 13

五位堂マキエ:《運転》~
アリア・リッケンバッカー:耐寒値13!
五位堂マキエ:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 10[3,7,10]+5[5]+4 → 19

齋藤リッコ:4DX+6+2 RCで判定
DoubleCross : (4DX10+8) → 9[3,6,6,9]+8 → 17

齋藤リッコ:う~ん まあこんなもんか
バリア値:17 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):19
五位堂マキエ:やったぜ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:トランクはきつそうだから 高性能医療にしておこう
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:いやまて ホワイトハーブってこれ全員回復か
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ダイス増えたら狙ってもいいな
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:今回は高性能治療キット
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3+5>=9
DoubleCross : (3DX10+8>=9) → 7[1,3,7]+8 → 15 → 成功

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ゲット
GM:危なげなしわね
齋藤リッコ:えらい
アリア・リッケンバッカー:さすが
五位堂マキエ:つよいぜ王玉 王玉ってなんだよ王様だよ!!
GM:じゃあトランクとかも使いつつゆったり休息することね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3Dを無駄なく利用したいので これはそのまま自分で使います
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[4,10,3] → 17

GM:せっかく削ったのに……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを-17減少(154 → 171)
GM:おかしいでしょ……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:トランクは誰か使ってね
アリア・リッケンバッカー:医療トランク使わせてもらってもいいかしら
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:どうぞどうぞ
齋藤リッコ:どうぞ~~
五位堂マキエ:使ってくだされ!!
アリア・リッケンバッカー:わ~い
アリア・リッケンバッカー:2d10
DoubleCross : (2D10) → 5[3,2] → 5

アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを-5減少(15 → 20)
アリア・リッケンバッカー:ちょっと回復
GM:順調に進みよって~~~
五位堂マキエ:なんだかんだ……悪くない進み方だった!
GM:とにかくこれで前半戦終了です 次のマスに行くと固定イベントが発生し、後半戦に突入するぜ
齋藤リッコ:なにっ
五位堂マキエ:何が始まるというの……




GM:【冠氷地帯 雪庇】
GM:行軍の最中、雪が庇のようにせり出し、風雪を凌げる場所を発見した。
GM:君たちはそれを利用し、しばしの休息と、機材の調整を図っていた。
齋藤リッコ:「よっと」パチパチと音を立てて爆ぜる焚火に枯れ枝をくべる。
齋藤リッコ:「マキエちゃん、大丈夫?寒くない?」
五位堂マキエ:「あ、あああああありがとうガタガタ……ヒイイイイ寒ム……!」
五位堂マキエ:「おおお極楽……暖かい……火……!人の叡智……ありがとうリッコちゃん……!!!」
齋藤リッコ:「うーん、これ以上火力上げると雪と機材がな…… 快適室温部のレクチャーちゃんと受けとけばよかったな」
五位堂マキエ:「おおおすごい……慣れてるって感じ……」
齋藤リッコ:快適室温部とは人間にとってもっとも心地良い室温を探求するのに青春を燃やす生徒たちの部活だ。
齋藤リッコ:「でも、こんなに過酷な行軍になるとは思わなかったわ。一人で行くのと機材込みだと全然違うのね……」
五位堂マキエ:「快適室温部……こういう時のための部活だったんだ……」
齋藤リッコ:「まさか殺人巨大セイウチの群れの大移動に出くわすだなんてね……」
五位堂マキエ:「死ぬかと思ったよ……」
五位堂マキエ:「セイウチの牙が……雪崩みたいな勢いで目の前に……恐ろしい……ザ・タスク……ううううう……!!」震える!!
齋藤リッコ:「マキエちゃん!もう大丈夫だから!」
五位堂マキエ:「ウウウウ!」
齋藤リッコ:焚火で沸かした濃いめのココアを差し出す「……そういえば、詳しく聞いてなかったけど……マキエちゃんはどうして今回参加したの?」
五位堂マキエ:「何とかしのいでもその後の寒さがさ……リッコちゃんの温室術がなかったら、即死だった……!」
五位堂マキエ:「ありがとう……!……今回の?そうだねえ……」
五位堂マキエ:温かいココアで落ち着いて。おいしい
五位堂マキエ:「あたしはさ、今日はたまたまリンちゃんにあたしの……ほら、この車のデコ……改良案を相談しに行ったところだったんだけど」
五位堂マキエ:「まあ……その時にちょうどこの寒波でさ。あとはノリかな。……うん、その場のノリみたいなもんだよ」
五位堂マキエ:「リンちゃんいいコだし、乗せるの上手いしさ、『あ、ちょっとまずいかな~~』と思ったんだけど……退けなくて」笑って
齋藤リッコ:「ノリって……それでこんな命懸けの?」
五位堂マキエ:「……うん……マジでちょっと『まずいかな~』が現実の元になって……若干反省してます……」
齋藤リッコ:「お人好しというか、何というか……」苦笑する「ほんとに皆いい子よね、合コン委員会って」
五位堂マキエ:「何だかよく言われるよ。まあ……近くで見てみるとよく分かんないけどね。みんなそれが当たり前とか、やりたくてやってるんだぜ!みたいな顔してるし」
五位堂マキエ:「あたしもさ、入ってしばらくはビックリしてたけど……みんな素でそうなんだもん。すごいよなあ~って」
齋藤リッコ:「マキエちゃんもそうじゃん」ココアをふーふー冷ましながら「おんなじに見えるけど?」
五位堂マキエ:「そうかい?へへへ、そうかい?」フフフと笑み
五位堂マキエ:「あたしはまあ……どうだろうなあ~。結構みんなに合わせてるうちに、こうなってきちゃった所あるかも」
五位堂マキエ:「今でも内心『うおお行くのか!?』『やるんだな!?今ここで!』みたいな感じにさ、なってる所も多くって。ノヴァリスにも、たまに合コン委員にも」
五位堂マキエ:「でも……リッコちゃんからそう見えてくれてるんなら、結構うれしいかな。合コンは好きだし。あのみんなと同じ感じに見えるってのは、悪くないかも」
齋藤リッコ:「見えるわよ、そう」笑って「……でも、そうね。案外みんな、あなたと同じなのかもしれないよね」
五位堂マキエ:「……ココア、おいしいなあ~……」心からの言葉で、すすって
五位堂マキエ:「……そうかな?みんなすごいコだからな~」
齋藤リッコ:「皆、自分自身そうあろうとして、強いて行動してるのかも。本当の意味で自分らしく、思うがままに生きられる人なんて……あんまりいないでしょ」
齋藤リッコ:先の美食王との会話、死蔵王やマギカ・ウィッチクラフト、任アルルの姿を思い起こす。
齋藤リッコ:彼女達は、どちらの人間なのだろう?
五位堂マキエ:「……そうかな。……そうかもしれないな……」色々な、心当たりを思い返すような顔で
五位堂マキエ:「……リッコちゃんも?」
齋藤リッコ:「……あたし?あたしは……」
齋藤リッコ:少し考えるようにして、枝で焚火の火勢を調整する。
五位堂マキエ:「リッコちゃんも、こうありたいな!ってがんばって……そうだなあ、なりたい自分になろうって、がんばっている感じ?」
五位堂マキエ:「リッコちゃんも、あたしには十分にすごく見えるけど……今もがんばってる、とか?」
齋藤リッコ:「……どうなんだろう。あたしはあたしのやりたいことを、出来る限りやってきたつもりだけど……」
齋藤リッコ:「……なりたい、とはちょっと違うかも。ホントはネットでバズったり、有名人になってちやほやされたり、大勢のファンに囲まれたりとか……そういうのに憧れてて」
五位堂マキエ:「……うん」
齋藤リッコ:「今こんな風にしてるのは……そういうのとは全然違うでしょ。痛いし、キツいし、怖いし……すぐにだって辞めたいわ」
五位堂マキエ:「めちゃくちゃなことやってるよねえ」リッコちゃんも、あたしも。笑って。「思い返すに大変だよ」
齋藤リッコ:「ほんとにね」笑う。
齋藤リッコ:「でも、こうしてなきゃ……あたしはあたしが許せない気がする」
齋藤リッコ:パチン、と音を立てて焚火が爆ぜ、火の粉が舞う。
齋藤リッコ:「こうしてるのが一番楽だから、こうしてるのかも……って言うと、情けない感じだけど」
齋藤リッコ:「何もしない自分でいるよりは、ずっといい。そうじゃない?」
五位堂マキエ:「……うふふ」
五位堂マキエ:「……そうだねえ。それはそう。確かに」頷いて。
五位堂マキエ:「いや~、やっぱリッコちゃんはえらいな」心からの納得で
五位堂マキエ:「……正直な所いうとさリッコちゃんと初めて会った時、思ったもんよ。『あっ!あたしと似てる匂いがする!よかった普通の側だ!お友達になれない!?』って」
五位堂マキエ:「そしたらさ、なんだかどんどん圧倒されちゃう一面が出て来て」
五位堂マキエ:「会うたびに顔?雰囲気?みたいのが変わっていって」
五位堂マキエ:「今日のこれみたいにさ、すごく頼れる部分もあって」
五位堂マキエ:「さすがだぜ~~やっぱりここでは一般的な子でも一味違うんだなって思ってたけど」
五位堂マキエ:「やっぱりさ、最初に感じた所は、そんなに変わってなかったんだなあって」
五位堂マキエ:「『何もしない自分でいるよりは、何かをしたい自分でいたい』。……そういう所。それで前進してたんだなあって。えらいよ」
齋藤リッコ:「ええぇ~~……そ……そんなに褒める?」顔を赤くして「流石にハズいんだけど……」
五位堂マキエ:「グッヒッヒ。今あたし雰囲気に飲まれてるかんね」
五位堂マキエ:「ちょっとかなりの大冒険して、うまいココアもおごってもらって、それで空気にあてられてるの」
五位堂マキエ:「だからもう、割と恥ずかしいことも言っちゃえるわけ。忘れてよ~~帰った後で持ち出されたら、土下座するからね」
齋藤リッコ:「ふふん……やだ!嬉しいから覚えとく!」
五位堂マキエ:「ゲェーッ!この、やめて、やめてくださいよゥ~~!」さして深刻そうでもない顔で、つつく!つつく!
齋藤リッコ:「ふふーん」シュババと掌で指を防いでいる
五位堂マキエ:「あははははは!」何が楽しいのか大笑!
齋藤リッコ:「……あははは…… はー…… なんか、不思議な感じ」
五位堂マキエ:「ん?」
齋藤リッコ:「あたし、昔はキングダムから出たことなかったから、キングダムの価値観しか持ってなくて」
齋藤リッコ:「初めてシャムロックに行った時、すごくいいところでびっくりしたのよね」
五位堂マキエ:わかる。自分もノヴァリスでは新しい所に行く度ビックリだ
齋藤リッコ:「それまで、シャムロックは未開の地で野蛮人ばかり、駐車場とナンが大きい以外にいいところが無いって聞いてたから……」
齋藤リッコ:「当然、メサイアもそうで。メサイアの子と話したこともないのに、周りの価値観で何となく嫌ってたのよ、当時はね」
齋藤リッコ:「でも、知り合ってみたら全然普通で。むしろキングダムよりあたしの肌には合う感じでさ」
齋藤リッコ:「こういうのも、キングダムで暮らしてるだけじゃ気付けなかったのかなって」
齋藤リッコ:「こうしてマキエちゃんと知り合うことも、無かっただろうしね。だから嬉しいわ」
齋藤リッコ:カップを片手に笑い掛ける。
五位堂マキエ:「……んふふふふふふ」笑顔を返す
五位堂マキエ:「じゃあ、あたしと会えたそれまでの道筋に、感謝ってわけだ」
五位堂マキエ:「あたしも、そんな道をたどってリッコちゃんと会えたことに、感謝」
五位堂マキエ:「……うれしいよ。そういうの」ガチンと軽くカップを合わせて
五位堂マキエ:「これからもさ、色んなものを見ようぜ。あたしもさ、まだまだいっぱい知らないことだらけだから、色んなものを見てみたい」
五位堂マキエ:「幾らでもできるよ。そしたらなんかまたショックを受けて、変わっちゃうかも」
五位堂マキエ:「どんどん色んなものに、気づいて行こうぜ」
五位堂マキエ:「……なーんてね!へへ!」
五位堂マキエ:「取りあえずは、このアップルシードさんの寒波だね!手始めに、ババンと解決しちゃおうぜ!」
齋藤リッコ:「ふふ……それもちゃーんと覚えとくからね」
齋藤リッコ:「ええ、頑張りましょう。一緒に!」
五位堂マキエ:「やーめーてくーれーよーう!」そして、返事
五位堂マキエ:「……ん!」


アリア・リッケンバッカー:「大したものは持ってこれないので、簡単ではありますが」ガスバーナーの上に三脚を立てて、スキレットを温めている。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「十分ですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「調理器具というのは必要に応じて最適化されていくものです」
アリア・リッケンバッカー:スキレットに落としていた蓋を持ち上げると、炒めた羊肉と野菜の上に蕩けたチーズの香りが広がる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「美味しそうですね」
アリア・リッケンバッカー:「ありがとうございます。すぐに冷めてしまいますから、早めに食べちゃいましょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「では、こちらもどうぞ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:真空断熱ボトルからカップに甘酒を注ぐ。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ジェネシスの新型でバッテリーで加熱保温ができるんですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「最近いくつか部活を買収しまして、その技術の恩恵です」
アリア・リッケンバッカー:「おぉ~便利ですねぇ」甘酒にちびちび舌を付けて「う~ん甘くてホッとする味です」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:鉄串を羊肉に突き刺しチーズを絡めて口へ運ぶ。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「はふはふ、流石ですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アップルシードは良い食材がある」
アリア・リッケンバッカー:「素材が良い分、味付けが大雑把な所もありますけどね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「こういう調理法は繊細さを必要としません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「むしろ大雑把がいいんです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ジャガイモを頬張る。
アリア・リッケンバッカー:「そういうものですか……美食王が言うと含蓄があります」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「この鍋縁で焦げたチーズのカリカリ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「火が通ってクタクタになったブロッコリー、全体のバランスを考えて調理していては出会えない醍醐味」
アリア・リッケンバッカー:「わかります……このカリカリ美味しいですよね。これだけ詰め合わせて持っていきたい……」鍋の縁を引っ掻いてカリカリを集めている。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「しかし、未踏地というだけあって自然が多い」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「樹氷を見ながら飲む甘酒も乙なものです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:普段は量を重視しているが、風情を楽しむのも美食の所作である。
アリア・リッケンバッカー:「ここまで寒いのは問題ですけど、学区で冬景色が楽しめるのは悪くないですよね」
アリア・リッケンバッカー:「ノヴァリスは年中季節が変わらない土地も多いですから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「確かに」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私もいくつか農場を持っていますが、季節の変化が無いと多様な作物は採れませんからね」
アリア・リッケンバッカー:「美食王の農場、とても興味をそそられますね。いつかお邪魔したいものです」
アリア・リッケンバッカー:「そういえば、最近キングダムからのお米の発注が急増したんですけど」
アリア・リッケンバッカー:「そちらの規格に合った炊飯機の生産が間に合ってないんですよね。ジェネシスに伝手があるのなら、今度ご相談できないでしょうか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ああ…ふふ…なるほど」
アリア・リッケンバッカー:「どうにも、ジャーに張る水に混入している微小な成分……魔素?的なものが悪さをするようで」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「伝手ですか…諸事情であまり友好的とは言えない状態ではあるんですが」
アリア・リッケンバッカー:「すぐ壊れてしまうらしいんですよね。ファクトリーも技術はあるのですが量産化は苦手ですし」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういう事も関係なく接してくれる営業の方が居まして」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そちらから話をしてみましょう」
アリア・リッケンバッカー:「助かります。担当の子も喜びますよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「フットワークが軽い方なので、こちらへもすぐ来てくれるでしょう」
アリア・リッケンバッカー:「おお……でもフットワークの軽さならオーシャンズさんも負けてはいないと思いますよ」
アリア・リッケンバッカー:「失礼ですが、美食王という名前で何時も厨房か食卓にいるものと誤解していました」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「常に食卓に居るのは間違いないんですけど」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それに私の場合は積極的に前に進むようなフットワークの良さではないんです」
アリア・リッケンバッカー:「そうなんですか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「先にこれをやっておけば体裁を保てるとか、ここで手を出しておけば少ない労力でやった感じがでるとか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「見栄っ張りなわりに、責任を取りたくもない」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういうズルい感じで威厳を保っておかないとね」
アリア・リッケンバッカー:「ははあ~、そういう」目元が悪戯っぽく歪む。マスクの下の口も同じだろう。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「貴方はどうですか?この任務を買って出たのは責任感があるからでは?」
アリア・リッケンバッカー:「うう~ん、もちろんなんとかしないといけないとは思いましたが、自分が適任とは全然……」
アリア・リッケンバッカー:「皆さんが譲ってくださったので、ここにいます」
アリア・リッケンバッカー:「もちろん、受けた以上は責任を取らないといけないので、プレッシャーはありますけどね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そうですか?向いていると思いますが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「リーダーシップも取れていますし、能力的にも問題ない」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「とても頼れると思えますよ」
アリア・リッケンバッカー:「そうでしょうか……いえ、ということは」はっと気付いたように
アリア・リッケンバッカー:「もしかして私達、結構似た者同士かもしれませんね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「なるほど?」
アリア・リッケンバッカー:「自分ではズルい打算があったり、向いてないと思っていたり、そういった部分って」
アリア・リッケンバッカー:「きっと外からは見えてなくて、なんだかとても威厳があるように思われているのです」
アリア・リッケンバッカー:「私はこれを、隠し味系女子と呼んでいます」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「フフ…面白い表現ですね」
アリア・リッケンバッカー:「あるいはそう……土の下に美味しさと毒を隠す」
アリア・リッケンバッカー:「ジャガイモ系女子」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「奥の手を隠し持っているというワケですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはそれで扱いにくい女子みたいに聞こえてしまいますよ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ちゃんと処理をしないと面倒くさいって」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まあ、それも良いかもしれません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「他人が良く見てくれるなら、その体裁にあった野心やらやりたい事やらもやっていいという事ですからね」
アリア・リッケンバッカー:「そういうことです。どれだけ繊細な事情があったとしても」
アリア・リッケンバッカー:「大雑把に楽しめるのが、この土地ノヴァリスの良いところですからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ハハ、では取り敢えずこの事態を解決して」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「バーベキューでもしましょうか、自分の好きなものを好きに焼いて食べるだけ。味付けも適当」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういうのも皆でやればとてもいい」


【ミドルフェイズ4-冠氷帯中央】

GM:では冠氷探索も後半戦 やっていきましょう
GM:まずは一歩進んでみてね
五位堂マキエ:進むぜ!
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(61 → 62)
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(55 → 56)
五位堂マキエ:あ、侵蝕率を1上げて……84!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(63 → 64)
アリア・リッケンバッカー:1d10 苛烈なる冷気が一行を襲う!
DoubleCross : (1D10) → 1

齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4

五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

アリア・リッケンバッカー:涼しいぜ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

GM:ちょっと苛烈
バリア値:17 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):19
GM:今の防御札はこう
アリア・リッケンバッカー:そのまま耐寒で受けてよさげ
五位堂マキエ:涼風!耐寒で耐える!
齋藤リッコ:普通に耐寒かな
GM:じゃこうなります
バリア値:17 耐寒値(アリア):3 耐寒値(マキエ):14
GM:ではこのエリアでは固定イベントです!


GM:【冠氷地帯 反応中央部】
ジェーン・フロム・ウィネ:《この辺りが被害から推定した目標地点っすね~》
楓・デパタ:《なにか不審なものは見つかりますか?妖精の姿とか……》
アリア・リッケンバッカー:「どうでしょう……吹雪で視界が悪いのでなんとも」
アリア・リッケンバッカー:「大声で呼んでみましょうか」マスクに手をかける
齋藤リッコ:「一人でもこの近くまでは来たけど……」キョロキョロして「……ぱっと見何も無いわよね?」
五位堂マキエ:「さっむ……いはめちゃめちゃ寒いよね。でも何かあるかっていうと……」
齋藤リッコ:「あー!!やめてやめて!!雪崩!!」
五位堂マキエ:「ヒッ!!」耳をふさぐ
インラー・リンド:《レネゲイドの反応で言えば地下だったんしょ?あんなら足元じゃね?》
アリア・リッケンバッカー:「む、そうですか……確かに呼びかけて出てきてくれるなら苦労はしませんね」手を離す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「雪原なら雪崩は起きないでしょうが、こう視界が悪いと山があっても気づきませんね」
スターケ・フェアート:「……待ちな。クレバスがあるよ」
齋藤リッコ:「えっ……どこどこ?」
スターケ・フェアート:「嬢ちゃんのすぐ手前。落ちんじゃないよ」
齋藤リッコ:「おわぁ!?」慌てて足を止める
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふぅむ…まったく気づきませんでした」
齋藤リッコ:「危な~~……気付かなかったら真っ逆さまだったわよ」
五位堂マキエ:「クレバス!?」元はここはアップルシードの農地で、氷原とかではなかったはずだ。ということは……
五位堂マキエ:「つまり、地割れってことだよね!?」
楓・デパタ:《……待ってください。クレバスの下から……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「凍った地面が収縮や膨張をすることで裂け目ができたのでしょうか?」
楓・デパタ:《生体反応?いや、でも弱い……?》
五位堂マキエ:「生体反応……」ゴクリ
齋藤リッコ:「ほ……ほんとに妖精帝國が!?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《遭難者かもすね。うちの生徒には居なかったとしても、他の学区まではわかんねーんで》
アリア・リッケンバッカー:「行ってみましょう。私のクルチザンヌなら安全に降りられるはずです」乗機のエンジンを吹かす。
五位堂マキエ:「了解!なんにせよ、いかなくちゃだよね!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(こんな所に他学区の生徒が?)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(考え辛いような気もしますが)
齋藤リッコ:「落ちたら出られなさそうだもんね。……にしても、どこまで続いてるのかしら……」
五位堂マキエ:エンジンが唸りを上げる。こちらも、いざとなったら物理的に浮くのだ。イケるぜ!
GM:クレバスを降りていく。急斜面ではあるが、想定よりは深くはない。
GM:その底に、人が倒れている。
GM:否、正確には……
GM:氷漬けになっている。
齋藤リッコ:「ひ……人!?」
五位堂マキエ:「へっへっへ~。浮かせるまでもなかったね!寒冷使用の足回りが急な悪路もガッチリキャッチ!快適~」と調子に乗っていたが……
五位堂マキエ:「って……あ、あれ……!?」
五位堂マキエ:「…………」
五位堂マキエ:「……人じゃん!!」
アリア・リッケンバッカー:「凍ってますね……とにかく、助けないと」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「死ぬほどの過負荷を受ければ転送されるはず…」
インラー・リンド:《いや、これは……》
五位堂マキエ:「ちょ、ヤバいよ!オーヴァードってああいうのも平気なの!?あ、いやそう、王さまの言う通り死ぬほどだったら転送されるんだけど……とにかく何とかしなきゃ!」
インラー・リンド:《態人地雷・・・・っすよね》
齋藤リッコ:「ちょっと……あなた大丈夫!?」燃える魔眼と共に駆け寄ろうとして
五位堂マキエ:「タイジン……地雷!!?」
齋藤リッコ:「はっ……え?……何?」
GM:その言葉が現すものと、その外観が現すものはこうだ。
GM:アップルシードにおいては一般生徒向けのカヴァーストーリー。
GM:「割れた十字冠の生徒」は、人を模した地雷の一種であると。見つけたらすぐにその場を離れ、生徒会へ報告するようにとの。
GM:他学区で一般的には、その存在は“星徒”と呼ばれている。
GM:その氷漬けになった少女の頭には、欠けた十字冠の輝きがあった。
アリア・リッケンバッカー:「……!齋藤さん待ってください!彼女の十字冠は……!」
齋藤リッコ:「ッ……」近付いてみてそれが視認できる。足を止め、瞠目した。
齋藤リッコ:「嘘でしょ……!?」
五位堂マキエ:「……あっ!えっ!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…割れて?いやしかしそういうデザインなのでは?」
楓・デパタ:《あっそっか、各学校の生徒会に伝達されてるんですっけ》
楓・デパタ:《キングダムの生徒会は円卓議会だから……》
齋藤リッコ:「全員、距離を取って……!」魔眼を展開したまま、険しい表情で氷漬けのそれと相対する。
齋藤リッコ:「……いや……凍ってる?どうなって……」様子を伺います
五位堂マキエ:「ウッソでしょ……!」通達は聞いている。だが……今の今まで実感がなかった。まさか自分が関わることになるだなんて。……あり得るはずなのに。ここで暮らしているのなら……!
五位堂マキエ:同じく緊張状態で様子を見ている!
GM:全く微動だにしない。自ら凍っているというよりもそれは、
GM:なにかに氷漬けにされたかのようにも見える。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「死んではいない?氷温調理のような特殊処理…?あるいは氷に見えるだけの拘束術か何か?」
齋藤リッコ:じりじりと距離を詰めて動かないのを確認し、魔眼を止める。うっかり溶かしてしまった方がまずそうに感じる。
ジェーン・フロム・ウィネ:《これ逆のパターンじゃないすか?》
ジェーン・フロム・ウィネ:《それが原因じゃなくて……それでさえ凍るやべーやつが原因という……》
アリア・リッケンバッカー:「確かに、彼女たち……"態人地雷"がわざわざこのような擬態をする必要性は薄いです」
アリア・リッケンバッカー:「単純な力の差として、騙し討ちをする必要がないですから」
インラー・リンド:《でもその氷漬けられちゃん……そんなに力あるように感じなくねっすか》
五位堂マキエ:「……だ、だよね。なんでこんな……」
楓・デパタ:《でも元々強くなくっても一定の底上げがなされるんですよね?》
楓・デパタ:《じゃあそうだとするなら……この子は……》
楓・デパタ:《誰かに“力を奪われた”のかも……》
齋藤リッコ:「……ちなみに……アップルシードで見覚えのある顔?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(それほどの脅威?底上げ…)
楓・デパタ:《……いえ。パッとは出ないですけど調べます》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(…関わらない方が良い予感がします)
齋藤リッコ:(美食王……13席でも知らされてないんだ……。ここで伝えるべきなのかどうか……)
インラー・リンド:《あ~。ちょい待ち》
インラー・リンド:《上》
ドレスの少女:君たちを見下ろす、ドレスの少女の姿がある。


スターケ・フェアート:「あいつは……この間の」
GM:齋藤リッコとスターケ・フェアートが目撃した影。
アリア・リッケンバッカー:「彼女が、妖精……?」
五位堂マキエ:「ウェ!?……あ、あの子は……!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「暫定、雪の妖精候補」
齋藤リッコ:「あの時の……!」
ドレスの少女:「……ああ」
ドレスの少女:「それを見つけてしまったんだね」
五位堂マキエ:「喋った!……いや喋るか人なんだから……じゃなくて!」
齋藤リッコ:目を凝らし、十字冠を確認する。
五位堂マキエ:「そ、そうだよ!見つけちゃった……けど、あなたは何!?この寒波は……あなたの仕業ってコトなの!?」
GM:冠は普通に存在しており、欠けも割れもない。
ドレスの少女:「ちがう」
ドレスの少女:「ちがわない?でもちがう」
齋藤リッコ:(生徒……?普通の生徒が星徒を……?)
五位堂マキエ:「どういうこと……!?」上の女の子と下の星徒を忙しく交互に見ながら
ドレスの少女:「わたしは見つけただけ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「何をです?」
ドレスの少女:「この子を」
ドレスの少女:す、と後ろに下がる。「“フェミン”」
ドレスの少女:「あいさつ」
齋藤リッコ:一瞬戸惑って「……それが……あなたの名前?」
ドレスの少女:「ちがう、わたしは“デバ……ちがう。これはもうやめだから……」
五位堂マキエ:「……!じゃあ……あれか……!」この星徒は力を奪われてるという推察、それが正しかったのなら、筋は通る。この子が……!
アリア・リッケンバッカー:(そういえば、確か妖精はもう一人……)
"髑髏王":「髑髏王ロード・ビヘッド
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…!」
五位堂マキエ:「ん、んなっ!!?」驚愕!
齋藤リッコ:「ロード……!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ほう…」
五位堂マキエ:「ろ、ロード!?美食王様、知ってるっ!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そう言えば…居ましたね」
アリア・リッケンバッカー:「その言い方だと、今は居ない、ということですか」
"髑髏王":「美食王……あっ」
"髑髏王":「あなたも王様なんだ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「”も”?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「出奔した寄る辺の無い流浪と、諸王とはいえ13席である私が?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「同じ王だとでも」
"髑髏王":「あっ、そうか」
"髑髏王":「そうだね。ごめんね」
"髑髏王":「わたしはすぐ間違えて、おこられる……」
アリア・リッケンバッカー:「ゆっくりで構いません。状況を説明していただけませんか、"髑髏王"さん」
アリア・リッケンバッカー:「貴方はこの異変に関わっているんですか?」
"髑髏王":「うん」
アリア・リッケンバッカー:「では、貴方を止めれば、この異変も収まる?」
"髑髏王":「わたしは止められないよ」
"髑髏王":「あっ」
"髑髏王":「でも、止めてもおさまらないよ」
"髑髏王":「だってこれはわたしじゃないもの」
アリア・リッケンバッカー:「つまり、元凶は他にいる……貴方はそれが誰か知っているんですね」
"髑髏王":「うん」
"髑髏王":「いまあいさつしてもらおうと思ってたの」
"髑髏王":「“フェミン”。出てきていいよ」
“フェミン”:「……」その隣から、もう一人の少女が顔を出した。全身が白い印象を受ける少女。


GM:彼女が顔を出した瞬間、周囲の冷気がひときわ強まった。
GM:体中の熱を吸い込まれて、彼女に持っていかれるかのような感覚。
五位堂マキエ:「……ひえっ……!」身震い!
齋藤リッコ:「白い方の『雪の妖精』……!」
アリア・リッケンバッカー:「…っ」肌を刺すような冷気に顔を歪める。
“フェミン”:「“フェミン”。だそうです……」
“フェミン”:「……あなたたちも、そうなんですね」
“フェミン”:「私と居ると、凍えてしまうんですね」
スターケ・フェアート:「おいどうする!あれをぶち込むかい!」
楓・デパタ:《ま……待ってください!今は無理ですってば!》
五位堂マキエ:「う、うううう……」体の芯から凍えるような冷たさにただ震えながら
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「"髑髏王"ロロ・スウィーティーならば…氷の能力はないはず…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「狙うなら新手の方だけ」
"髑髏王":「“フェミン”を倒せばおさまるよ」
"髑髏王":「倒したいんだ?」
齋藤リッコ:「ちょっと待って、そもそも……」
齋藤リッコ:「“髑髏王”に“フェミン”だったわね」
齋藤リッコ:「あたしは“ウォーレン”、齋藤リッコ」
"髑髏王":「よろしく?」
齋藤リッコ:「よろしく。……あなた達はどうしてここにいるの?目的は?」
齋藤リッコ:「アップルシードを寒冷化させて、何かするつもりなの?」
"髑髏王":「わたしは知らない。そうしろって」
“フェミン”:「私は……」
“フェミン”:「私は……ただ……」
アリア・リッケンバッカー:(そうしろ……?彼女たちに命じている者がいる?)
アリア・リッケンバッカー:「私達はこの氷冠現象を解決するためにここに来ました」
“フェミン”:「解決……」
五位堂マキエ:「そうしろって!?」意味が分からない。「か、解決!?」
アリア・リッケンバッカー:「戦うことが目的ではありません。お互い話し合いで納得できるなら、その方が良い」
五位堂マキエ:「そう!止められないの!?やめてくれたらそれ一番手っ取り早いんだけどなー!!」
アリア・リッケンバッカー:「どうすればこの寒波を止めてくれますか?私達に用意できるものがあれば言ってください」
“フェミン”:「……ああ。そうか」
“フェミン”:「やっぱり……私に消えてほしいんですね」
“フェミン”:「私を、止めようとしている……」
齋藤リッコ:「……えっ!?」
五位堂マキエ:「な、なんだとう!?」
齋藤リッコ:「そういう流れだった今!?」
アリア・リッケンバッカー:「それは、どういう……」
“フェミン”:「すみません……」
五位堂マキエ:「この寒いのやめてって言ってるだけなんだけど!え、何……もしかして止められないの!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「どうもコミュニケーション能力が苦手な方々の様子」
“フェミン”:「私は、死にたくない……」
“フェミン”:「わがままだとしても、ここに生まれたからには」
“フェミン”:「止まれないです。だけど、せめて……」
五位堂マキエ:「死……!?」自分では止められないのか、もしくは……『止めたら死ぬ』のか!?
“フェミン”:一層強く、寒風が吹きすさぶ。
“フェミン”:風は嵐となり、白い暴威となる。
“フェミン”:「せめて、遠くに……」
アリア・リッケンバッカー:「くっ…!」吹き荒れる吹雪に目を細める
“フェミン”:《瞬間退場》《瞬間退場II》。“髑髏王”とともにシーンから退場します。
楓・デパタ:《は……反応ロスト!》
齋藤リッコ:「……!」熱波で寒風を払いのけた時には既にその姿は無い。「どこに……!」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ダメっすね~。追えないっすわ》
インラー・リンド:《ん~。でも地勢上行けそうなルートは限られっぽいよ》
インラー・リンド:《こっからだと3本くらいっしょ》
五位堂マキエ:「うわっ……あっ!逃げ……ちゃった……!?」直撃する寒風から何とか身を守るが、再びそこを見た時には既に消えてる
アリア・リッケンバッカー:「先ほどの言葉が本当なら、彼女のいる座標を中心に氷冠現象が強まるはずです」
五位堂マキエ:「やっぱり……さらに奥の地下ってこと?」
アリア・リッケンバッカー:「気象委員会に協力してもらって、空から探す事はできるでしょうか」
楓・デパタ:《吹雪が収まればそれもできると思いますけど……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「反応を追えるというのはむやみに探すよりはずっといいです」
楓・デパタ:《あの様子で冷気を展開するなら、それも難しいかもしれないですね》
ジェーン・フロム・ウィネ:《手分けして探さないとかもしんないっすね。まずは……》
ジェーン・フロム・ウィネ:《こっちの態勢整えましょうか。腹ごしらえも大事っすよ?》
GM:ということで……このシーンのイベントは終了ですが もう一つあります。
GM:情報収集があります
五位堂マキエ:情報!
アリア・リッケンバッカー:なにっ
齋藤リッコ:あるとはね
■情報項目
凍結星徒の身元〈情報:ノヴァリス〉6
“髑髏王(ロード・ビヘッド)”〈情報:ノヴァリス,FH〉7
“フェミン”〈知識:レネゲイド〉〈情報:FH〉9
アリア・リッケンバッカー:そういえばあいつら凍った星徒置いて行きやがった
アリア・リッケンバッカー:ちゃんと持って帰らないとダメでしょ
齋藤リッコ:誰なんだあんた一体
齋藤リッコ:“フェミン”〈知識:レネゲイド〉行こうかな~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃあ髑髏王かな
齋藤リッコ:ダイスすら増えてないから厳しそうだけどやってみよう
齋藤リッコ:4DX>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[3,7,7,9] → 9 → 成功

GM:えらい
齋藤リッコ:フ……
五位堂マキエ:すごい
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:情報:FH で
五位堂マキエ:こっちは財産点に余裕があるので、もし新しい情報が出てきてもなんとか対処できそうかもだ。逆にアリアちゃんで、達成値低めの凍結生徒に行った方が手堅いかも……?
アリア・リッケンバッカー:では凍結星徒行ってみよう
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ラッキーメダルホワイト使用
アリア・リッケンバッカー:コネでダイス+2
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=7
DoubleCross : (3DX10+3>=7) → 9[6,7,9]+3 → 12 → 成功

アリア・リッケンバッカー:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 10[1,5,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

五位堂マキエ:すごい達成値!
齋藤リッコ:つよい
GM:すご~
GM:じゃあ全部わかります
凍結星徒の身元
凍結保存状態に近く、完全に機能を停止しているようだ。
出自は不明。そもそも死者の全員の正確な身元がわかっているわけではなく、
死者の中には、派閥が他に伏せて秘匿していた秘蔵っ子なども混じっている。
あるいはそういう者の一人ではないか?と思われる。
五位堂マキエ:なんと……!
齋藤リッコ:知らない人だった
アリア・リッケンバッカー:本当に知らない人
髑髏王ロード・ビヘッド
ロロ・スウィーティー。キングダム連合学院元第二十七席、『フィギュアスケート部』部長。
元定時制の王であったが、革命直後に出奔。その後メサイアでのテロに加担したとされるが以降の足取りは不明であった。
首無しガン・ケンの形質を備えた妖異であり、死を予告することでそれより前の死を否定するという。
保有遺産:「僥冀ユーシーの瓔珞」(白猿の額冠)
保有推定エフェクト:《血霧の盾》《アクロバット》《ヴァイタルボルト》
五位堂マキエ:フィギュアスケート部!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:メッチャ避けるんですよね
齋藤リッコ:やだ~
アリア・リッケンバッカー:嫌すぎ
五位堂マキエ:ブリザードアクセル……
“フェミン”
開拓使でのデータ調査の結果、同名の理事会の兵器があるという。
それは“地雷”だ。周辺を強力に持続的に凍結させ、地域全体に飢餓状態を引き起こすというもの。
だがそれはここまでの威力でもないし、兵器であり、生徒であるわけでもない。
あるいは起動の際に“別の”強力なレネゲイドに暴露したことで、レネゲイドビーイングとして目覚めたのではないか?
齋藤リッコ:ほんとに地雷じゃん
アリア・リッケンバッカー:これがホントの地雷女ってわけね
五位堂マキエ:あっちが地雷だった……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:こわい
GM:情報は以上!
GM:ここで共有ロール頂く前に 後半戦のルールを説明しましょう。
GM:登場や移動 イベントに関するルール自体は変更有りません。
GM:突破条件は ゴールマスへの全員の到達です。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:なるほど
GM:MAPの通り 現在位置からは3つの道が別れています。
GM:そのうちどこか一つの端点がゴールマスとなります。これは踏み込めばわかります。
GM:逆に言えば、ゴールであるかそうでないかを知るには実際に行くしか有りません。
GM:イベントのセットとしては 後半戦専用のものを使います。
GM:レアアイテムドロップの可能性もあります。
GM:後半戦で重要となってくるのが、PT分割の有無となります。
GM:防御的に安定した4人のままで 時間をかけながら一つ一つ地道にやっていくか
GM:3つに最初から分かれて リスクを取りながらも早期決着することで被害を抑えるか
GM:存分に悩みながら進めてください。先程までは使うことのなかった
GM:一手で他のPCのいる任意のマスに移動できるルールも 使い所があるかもしれません。
齋藤リッコ:どうしよ~~
アリア・リッケンバッカー:悩みどころね
五位堂マキエ:当たりを引ければ最短3歩で行けるはいけるけれど……
五位堂マキエ:耐寒値はあたしとアリアちゃんで14・13か……
五位堂マキエ:あ、アリアちゃんは3だった……!
GM:搭乗も好きな組み合わせでやってみてね~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:一人で雪原を歩くか
アリア・リッケンバッカー:オーシャンズさんは単騎で行ってもおそらく死なないし、私は侵蝕余裕あるのでリザレクト込みでも3歩保つはずなので
アリア・リッケンバッカー:分かれるとしたらオーシャンズさん、私、リッコちゃん&マキエちゃんって感じでしょうか
齋藤リッコ:いい感じな気がします!
齋藤リッコ:身体が強え王なのか……!?
五位堂マキエ:それが良さそうですね!
五位堂マキエ:ド食王
アリア・リッケンバッカー:では三手に分かれて最短ルートを目指す感じで…いいかな!
GM:ではそれを踏まえて 共有ロールに入っていきましょう


GM:【冠氷地帯 クレバス底部】
GM:幸いにも、それなりに装備を整えられるような場所で、君たちは一服を取っていた。
スターケ・フェアート:「しっかし……思ったよりも長丁場だねえ」
齋藤リッコ:「ちゃんと準備してなかったら、全員で遭難してたわね……」
五位堂マキエ:「うん……」
五位堂マキエ:「すっごい助かったよ。やっぱり準備は大事だねえ……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「暖かいコーンスープです」
ジェーン・フロム・ウィネ:《農地を移動する時も農機っすからね~あたしらは》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:カップに黄色いスープを注いで渡し。
ジェーン・フロム・ウィネ:《学区ちょー広いんすよ~大変なんす》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:自分は鍋を目の前に置く。
アリア・リッケンバッカー:「助かります。ふぅ……」湯気の立ち上るカップを受取り一息つく
齋藤リッコ:「あったかい……」
五位堂マキエ:「あああ~~~生き返る……おいしい、おいしいよ美食王さま……!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:鍋ごとごくごく飲む。
五位堂マキエ:(「豪快だ……!」)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「スイートコーンは缶詰で保管されている分がありましたので」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ちょうどコーンスープは冷凍保存もできますし」
ジェーン・フロム・ウィネ:《え~てかこっちもお腹すいてきたな……カエなんか作ってよ~》
楓・デパタ:《え~なんかが一番困るよお……》
齋藤リッコ:「おいしい……」ほうと白い息を吐いて
インラー・リンド:《あっちと一緒のでよくね?》
齋藤リッコ:「……それで、分かりそうかしら?例の子の身元」
アリア・リッケンバッカー:「それがですね、アップルシードの記録と、マキエさん経由で合コン委員会にも照会をしてもらいましたが」
五位堂マキエ:「……うん」
アリア・リッケンバッカー:「はっきりとした身元は出てきませんでした。300人の死者の中には、そういった生徒もいるようですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そもそもとして不明者であると?」
五位堂マキエ:「亡くなった子についてと言えば、端的にあたしたちが収めてるデータが詳しいからね。でも……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ま~全生徒がバッチリアーカイヴされてるわけでもないっすからね》
アリア・リッケンバッカー:「おそらく一般の生徒ではなく、極秘裏に育成されていた理事会の秘蔵っ子……死んだということ以外、明らかな記録がないのかと」
五位堂マキエ:「……そうなんだよね……」見つからなかった。アリアちゃんに頷いて
齋藤リッコ:「分かんないことが分かった、って感じか~……」
楓・デパタ:《よかった……んですかね?》
楓・デパタ:《あっあんまりそういうのもあれかな……?》
齋藤リッコ:「難しいところよね。今後の処理も含め、葬送係で相談しないとかな……」
齋藤リッコ:いくら身元不明とはいえ、それはかつてこのノヴァリスで確かに生き、戦い、死んでいった誰かの影だ。無碍に扱うわけにはいかないが、かと言ってこのままにするにはあまりに危険だ。
五位堂マキエ:「……どうかなあ……少なくとも、まるであたしたちの知らない子だった、というのは収穫かもしれないけど……」>あんまりそういうのも
ジェーン・フロム・ウィネ:《でもあっちの子は身元分かってんすよね?元王さま?》
ジェーン・フロム・ウィネ:《そっちから辿れないんすかねえ》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「どうでしょう?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「確かに彼女、“髑髏王ロード・ビヘッド”ロロ・スウィーティーの」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「身元自体は解っています。が」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それは、かつて定時制の王だったこと。そしてその能力はある程度記録が残っているという事」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:と言いながら詳細のデータを渡しつつ話す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「結局は出奔した後はメサイアでのテロに参加していたという経緯は記録にあるものの」
五位堂マキエ:「そんなことしてたのか……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「出奔後やメサイアでの事件後の足取りは不明です」
アリア・リッケンバッカー:「定時制と言うと、怪異だとか異形寄りの生徒たちが集まっているクラスでしたっけ」
齋藤リッコ:(あくまで元王……だからネットの情報にはあまり無かったのね)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そこでどのような人間関係があるか、その辺が解らなければ辿りようがない」
楓・デパタ:《じゃあ、今回はアップルシードでテロを……?》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ただ、一つ言えるのは」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「首無しガン・ケン…まあそう言った怪異は様々ですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「総じて参照される死の宣告に由来する力は」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「油断できない」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「打倒する事すら困難なタイプ…それが彼女です」
齋藤リッコ:「定時制かあ……」昇降機から足を踏み外したり、転送罠に掛けられたり、あまり良い思い出が無い。
アリア・リッケンバッカー:「厄介ですね……この環境だと時間をかけるだけでこちらが消耗していきますし」
アリア・リッケンバッカー:「それにしても、定時制とはいえキングダムの王鍵所有者となればその地位は約束されていたと思うんですけど」
アリア・リッケンバッカー:「なんだって出奔したんでしょう、それも革命が成功した後に」
五位堂マキエ:「定時制……魔術の世界とか、オーヴァードの力で体質が妖精やお化けに近い感じなっちゃった人たちが通っている……みたいなクラスだよね」
齋藤リッコ:「ホントよね。いらないなら譲ってくれって感じよね」不服げ
五位堂マキエ:「あたしには外でも全然縁がなかった方面だなあ~……逆にちょっと何か、すごいよね……」へええ~と興味深そうに聞いている
アリア・リッケンバッカー:「確か革命の時に造反容疑で捕まった王様いましたよね?怪獣戦線の。彼女もそんな感じでしょうか……」
インラー・リンド:《できたよ~》
楓・デパタ:《わ~い》
五位堂マキエ:「でも、出奔しちゃったのか……王様なのに……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《あざ~》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「絶対権力の保持者というわけでもありませんからね」
ジェーン・フロム・ウィネ:《王様なのに?》
ジェーン・フロム・ウィネ:《やりたい放題でウハウハじゃないんすか》
楓・デパタ:《ちょ、ちょっとやめなよ……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「自分が所属する範囲内では、そうできなくもありませんが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「王が沢山居れば話は別です」
五位堂マキエ:「怪獣戦線……」これも噂には聞く、怪獣の王というやつだろうか。キングダムの王たちの話は、とにかく自分には天上の話のように聞こえる
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「所属する部員が丸ごと造反して他の王に乗り換える事もある」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「さらに言えばそもそも支配に向いていない人間もいる」
五位堂マキエ:「でも逆に、美食王さんとは今こうやって一緒にご飯してるわけだし……」そう思うと、何だか妙にしみじみとしてしまう
ジェーン・フロム・ウィネ:《ま~確かにさっきの髑髏王も支配向いてなさげすもんね》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「より強い王には従属か打倒しか選択肢が無い場合もある」
齋藤リッコ:嘆息する「憧れてたのとは色々違うわよね……」
アリア・リッケンバッカー:「確かに、農場経営にも向き不向きがありますからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「小さいコミューンで和気あいあいと過ごせればよいのですが」
五位堂マキエ:「うう~ん、でも思ったよりずっと複雑なんだね……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それを他の王が許してくれない場合というのもあるのですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「政治的立ち回りか確固たる実力か、何か他に代替の効かない役割を担うか」
五位堂マキエ:「めっちゃ『政治!』って感じだ。それもそうかな、王さまがたくさんいるんじゃね……」
楓・デパタ:《……それが美食王様で言えば輜重なんですか?》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういった処世があるか、単に人柄で上手く生き残ったりもしますが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私の場合は貢献という点ではそうでしょうね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それ以外にも上手い料理が食べられる店があるというのはそれなりに重宝されますよ」
五位堂マキエ:「ははあ~……」只々、感心するように聞いている
齋藤リッコ:「……そういうのが嫌になって出奔したのかしら、髑髏王は」冗談半分に言って
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「どうでしょうね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「出奔して賭け事をしている元王が居るという噂も聞きますし」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それこそ本人にしか理由はわからないでしょう」
齋藤リッコ:「何よそれ、とんでもない奴ね……!」
齋藤リッコ:「……で、一緒にいた“フェミン”の方だけど……」
齋藤リッコ:「開拓使と……あとこっちから星室庁の方に掛け合って、探して貰ったんだけど……ジェーンちゃん、データ出せる?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ういす~。送ったよっと》
齋藤リッコ:「そういうコードと名前の生徒は見当たらなかったんだけど……代わりにあったのが、これ」
アリア・リッケンバッカー:「……地雷、ですか」表示された仕様書を見て
齋藤リッコ:「どう思う?性質的にはぴったり符号するわよね」
五位堂マキエ:「凍結……地雷!?」物騒な響きに眉を顰める
インラー・リンド:《飢餓Famineね。完全にうち向けじゃんねこんなん》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「爆破…というか凍結ですか…規模はどの程度なのですか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ま~農地ひとつは軽くいけますね》
ジェーン・フロム・ウィネ:《今は農地一つどころじゃないんすけども……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「規模が大きいですね」
五位堂マキエ:「アップルシードさんの農地一つ!?結構な規模じゃん!」
スターケ・フェアート:「いや、そもそもおかしくないか? あれには冠があったろ」
スターケ・フェアート:「それも秘蔵の生徒だったってのかい?」
五位堂マキエ:「でも……でもそうだな、それでも今のこのびゅんびゅんした規模とは、ちょっと比較にならない……」
アリア・リッケンバッカー:「むしろ、生まれたばかりなのかもしれませんね」
五位堂マキエ:「それに、そう。これ兵器だよね?力的にはピッタリだけど、生徒の子ってわけじゃないし……」
楓・デパタ:《生まれた……?》
五位堂マキエ:「生まれたばかり?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まさか」
アリア・リッケンバッカー:「事例は少ないですが、レネゲイドビーイングであっても人型を取るなら十字冠は発生するはずです」
ジェーン・フロム・ウィネ:《あ~確かムセイオンの会長がそんなだって言ってたような……》
齋藤リッコ:「うん。だとすれば、そうなるには何かしらの切っ掛けが必要よね」
齋藤リッコ:「大きなレネゲイドに接触するとか。例えば……」後方、動かぬ氷像に目を向ける
インラー・リンド:《地雷がなんかするキッカケなんて一つしか無いもんね》
インラー・リンド:《踏まれること》
五位堂マキエ:「ウェ!?」有り得ない……とも言い切れない。RBの発生条件にはよくわからないことも多いのだ>レネゲイドビーイング
アリア・リッケンバッカー:「起爆の瞬間に、別の高濃度のレネゲイドに曝露したことで固定化し、レネゲイドビーイングとして成立した。更に強化された能力を伴って……」
アリア・リッケンバッカー:「なんだか怪獣映画みたいですけど、あり得なくはないでしょうね」
五位堂マキエ:「踏まれ……踏まれ……すごい力を持ったオーヴァードか、レネゲイドの『何か』に踏まれて爆発したってこと……!」
楓・デパタ:《怪獣より厄介だよ~……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「例えば“王鍵”と接触して、それが影響した可能性も」
ジェーン・フロム・ウィネ:《その発生経緯のせいで今も暴走してるってことなんすかね》
五位堂マキエ:「元が地雷なら、力を止められないってのもあり得るかもね。爆発したらしっぱなしなのが地雷だもん」
齋藤リッコ:「まあ、多分考えてもこの場で正誤は分からないし……この際経緯の方は置いておいてもいいんじゃない?」
齋藤リッコ:「問題なのは、現状として“フェミン”のせいで凍結現象が起きてるってことのほう」
齋藤リッコ:「口振りからして誰かに命令されてるっぽくもあったけど……だとしても、とりあえずは止めなきゃでしょ」
五位堂マキエ:「……うん、もちろん」
インラー・リンド:《そうよな~。強制温室兵器はあれ相手でも行けると思うよ》
インラー・リンド:《つっても当てたら勝ちとかは期待しないほうがいいかも。せいぜい弱められるくらいじゃない?》
五位堂マキエ:「あの寒波は思ってたより大分無茶苦茶だよ。やっぱり温室装置でも難しそう、か……」
楓・デパタ:《ずっと兵器って言うじゃん~~~……》
アリア・リッケンバッカー:「それでも十分です。現在の"フェミン"相手では対話もままならない」
齋藤リッコ:「全然話聞かなかったもんね。最悪やり合うしかないかな……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ま~あたしら地雷の処理には慣れてますからね》
五位堂マキエ:「……正直な~止まってくれで止まってくれたら一番いいんだけど……自分で止められなさそう、じゃな……」
ジェーン・フロム・ウィネ:《なんとか爆発しないように収めましょう。問題はこの後っすね》
インラー・リンド:《レネゲイドの気配が濃すぎて行き先を絞りきれねーんすわ》
齋藤リッコ:「あたしはお仕事だし最後までやるけど……特にマキエちゃん、大丈夫?危なそうだし、これ以上無理しなくてもいいと思うけど……」
インラー・リンド:《噴出してる冷気の霧が全部高濃度なんよ~~~》
インラー・リンド:《あっそうじゃん。大丈夫?》
インラー・リンド:《お願いしといてあれだけど無理そならゆってよ》
五位堂マキエ:「んっふっふ。まあ、実際、実際ね。いや~思ったよりヤバい話任されちゃったなとは思うけど」
五位堂マキエ:「ま、でもだ!これでやっぱりやめますって帰っちゃったら、なんだかそっちの方が後味もやっとって言うか、すっきりしないからね」
五位堂マキエ:「付き合うよ、任せなって!」
インラー・リンド:《やば。惚れそ~》
アリア・リッケンバッカー:「感謝します、マキエさんが残ってくれるのは実際心強い」
五位堂マキエ:「今のあたし、そこまで深刻にならないのが取り柄みたいなもんだからね!いや~メサイアで暮らしててよかったな!」
齋藤リッコ:「……ん」その表情を見て頷く「そう言うなら止めないわ。でも無理そうならいつでも言ってね」
五位堂マキエ:「こればっかりは、あそこで鍛えられたいい所かもね!」
五位堂マキエ:「てわけで、あたしは心配しないで大丈夫よ。リッコちゃんもリンちゃんもありがとね!」
五位堂マキエ:「いいんだぜ~惚れても」キャッキャ!
齋藤リッコ:「頼りにしてるわ」微笑して「……で、ごめん。腰折っちゃったわね。それで行先は分かりそう?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ムリで~す!》
アリア・リッケンバッカー:「3ルートから絞れないとなると、総当たりで行くしかないかもしれませんね……」
五位堂マキエ:「ムリか~」
アリア・リッケンバッカー:「全員で順番に行くのが安全ではありますが、それでは時間がかかりすぎる」
齋藤リッコ:「補給を考えてもジリ貧だし、手分けするしかないかしらね」
五位堂マキエ:「正直この寒さ、本当にヤバいよ。手分けしてでも早く見つけないと今の耐寒装備でも厳しいと思う」
アリア・リッケンバッカー:「私とマキエさんは足があるので別れた方が効率的でしょう。問題はもう一つのルートですが……」
齋藤リッコ:「凍死して全員転送なんかされたら、戻ってくるのにまたかなり掛かるだろうし……そうなったら農地が手遅れになりかねないわ」
スターケ・フェアート:「こいつは動かせないよ。ここで待機して見つかったところに向かうことにする」
齋藤リッコ:「ええ~っ、そうなの!?」
スターケ・フェアート:「脚がへたってきてね。元々長期行軍向きじゃないんだよ」
スターケ・フェアート:「デカいものをガッと動かす向きだからね」
齋藤リッコ:「じゃあ……2ルートを先に行って、ハズレなら戻って合流かしらね」
齋藤リッコ:「生身でなんて行けるわけないし……」
五位堂マキエ:「……そう、なるよね……」いくら何でもこの大寒波の中、そのまま送り出すなんて……
アリア・リッケンバッカー:「はい……単独でこの雪原を突っ切るのは自殺行為ですし、責任者としても容認できません」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そうですか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「確かに少し寒いですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「我慢できない程ではないでしょう?」
楓・デパタ:《ええ~っ》
五位堂マキエ:「えっ!?」
齋藤リッコ:「えっ我慢…………えっ?」
齋藤リッコ:「いや我慢とかそういうレベルの……話じゃなくない?」
インラー・リンド:《確かに全然平気そうじゃんね》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「中途半端に寒いと溶けた雪が泥になって足元が汚れるんが嫌ですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういう事もないみたいですし」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ヤッバ~!感覚ぶっ壊れてんじゃないっすか!》
齋藤リッコ:「靴の心配!?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《ウケる~》
五位堂マキエ:「ええ~……?」
アリア・リッケンバッカー:「やはりキングダムの王はこちらの常識では測れませんね」苦笑して
アリア・リッケンバッカー:「そこまで仰るなら、3つ目のルートはオーシャンズさんにお任せしてもよろしいでしょうか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「長距離を歩くのは面倒ですがそれで効率が良いのであれば承りましょう」
五位堂マキエ:「マジか……キングダムの王様ってみんなこうなのかな……」
齋藤リッコ:(情報屋から買った諸王の情報では、確か遺産によってかなりの・・・・生命力を持つって……)
アリア・リッケンバッカー:「ありがとうございます。くれぐれも無理はしないでください」
齋藤リッコ:「ほんとに大丈夫なの?オーちゃん……」
楓・デパタ:《オーちゃん……》
楓・デパタ:《オーちゃん!?!?》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ええ、大丈夫ですよ。リッちゃん」
五位堂マキエ:「い、いや、出来るんならありがたいです!よろしくお願いしますオーちゃん!」
五位堂マキエ:「……オーちゃん???」
アリア・リッケンバッカー:「仲良しなんですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「本当も何も大したことではないですから」
齋藤リッコ:「……」自信というよりまるで当然のようなその態度を見て「そっか……分かった」
齋藤リッコ:「他でもない美食王がそう言うなら任せるわ。けどもし凍えそうになったらすぐ呼んでね」
齋藤リッコ:「……それじゃあ、早速行きましょうか?」
アリア・リッケンバッカー:「ええ、善は急げです」
五位堂マキエ:「……はいよう!」おいっちに、さんしと準備運動
アリア・リッケンバッカー:「装備を整えたチームから、随時出発としましょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(一人か…ちょうどやりたいと思っていたんですよね)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(雪にシロップかけて食べるやつ)


【ミドルフェイズ4-冠氷帯奥部】

GM:では進軍を開始していきます!
GM:バラバラに動く場合は暫定的に行動値順にしましょうか 必要があれば順番入れ替えて大丈夫
GM:マキエちゃんどうぞ~
五位堂マキエ:はい~!
五位堂マキエ:では今の所どこに行っても同じは同じそうなので、一番左行きますか!
五位堂マキエ:進みます!リッコちゃんも乗ってるので一緒に!
GM:一緒に行く人と一緒に登場ダイスを振りな
五位堂マキエ:登場!侵蝕値+1!85!
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(56 → 57)
五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

五位堂マキエ:耐寒防御!残り5
齋藤リッコ:あったかい
GM:しのぎよる……
五位堂マキエ:あと2マス……持ってくれよ……!!
GM:ではイベント! 【障害(小)】OR【戦闘】です
五位堂マキエ:ゲーッ
齋藤リッコ:うぎゃ~
齋藤リッコ:いま2人だけど40出す感じですか?戦闘
GM:攻撃で20目指すか 3D10ダメージを甘んじるかですね
GM:PC人数*10なのでね
齋藤リッコ:20でいいんだ 戦闘しますか
五位堂マキエ:戦闘……だと目標20で、障害小でも3d10ダメージか……!
齋藤リッコ:私が攻撃するぜ!侵蝕激低いので
齋藤リッコ:よござんすか?
五位堂マキエ:ああーっ!ありがたい!助かります!ではお願いしたく……!
齋藤リッコ:では戦闘で
齋藤リッコ:《コンセントレイト:サラマンダー》+《災厄の炎》
GM:ガチじゃんッ
齋藤リッコ:7DX7+6>=20
DoubleCross : (7DX7+6>=20) → 10[1,4,4,6,6,8,9]+4[2,4]+6 → 20 → 成功

齋藤リッコ:あぶなっ
GM:ちょうど成功してる
アリア・リッケンバッカー:ぴったり!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ヤッター
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を6増加(57 → 63)
齋藤リッコ:ボーナスももらえた
五位堂マキエ:勝った!やったーっ!
GM:では戦闘は軽々突破!無事に切り抜けました
五位堂マキエ:さすがのリッコちゃんだった


GM:では次! アリアちゃんやりましょう
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(62 → 63)
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9

アリア・リッケンバッカー:デッカ!耐寒で3減らして6通ります
GM:どこに向かいます?
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを6減少(20 → 14)
アリア・リッケンバッカー:あっじゃあ真ん中行こうかな
GM:はーい
GM:じゃあイベントで~す
GM:【休息】OR【採取】
アリア・リッケンバッカー:ゲェ~っ迷う!
アリア・リッケンバッカー:休息はしたいけどアイテムもほしいな
アリア・リッケンバッカー:私調達そんな強くないんで休息しちゃっていいですか?
GM:一応調達判定は財産も使えるよ
GM:アリアちゃんはないけど……
アリア・リッケンバッカー:お金もない……
GM:ローンあるからな
齋藤リッコ:休みな休みな
アリア・リッケンバッカー:お休みします
GM:OK!では運転で使える技能で振って【耐寒値】を回復してね
アリア・リッケンバッカー:RCで防寒するぜ
アリア・リッケンバッカー:7dx+4
DoubleCross : (7DX10+4) → 9[4,5,6,7,7,8,9]+4 → 13

アリア・リッケンバッカー:耐寒が13回復!
五位堂マキエ:たくさんだ!
バリア値:17 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):5
GM:こうなりました


GM:では次は美食王!徒歩で行きな
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(64 → 65)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:全然減らない……
五位堂マキエ:凄王
GM:だがイベントで一気に葬ってくれるわ 貴様に突きつけるイベントは……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ゴクリ
GM:【採取】OR【休息】です……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:うわーい
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:採取しよ
アリア・リッケンバッカー:グルメ旅なのか…?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 10[4,8,10]+7[7]+3 → 20 → 成功

齋藤リッコ:つよい
GM:ガッツリ成功してる……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:めっちゃ採取した
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

五位堂マキエ:雪の下から松茸とか採ってるのかな……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを2減少(171 → 169)
4:凍った家畜 〈芸術:料理〉6/9に挑戦できる。 成功でHP2d10、大成功でHP3d10回復するアイテムになる。失敗で消失
アリア・リッケンバッカー:おあつらえむきなのがきた
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:レッツクッキング
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 8[5,7,7,8] → 8

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:普通に焼けました!
GM:OK!通常成功したので 調理済み家畜の肉が手に入ります。
GM:応急手当キットと全く一緒のものです
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:これはひとまず置いといて
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:かき氷食べます(医療トランク)
GM:氷食べてる……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[5,3] → 8

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを-8減少(169 → 177)
GM:マス進む度に回復のほうがデカくされてないか?
GM:なんかみんな順調に行きやがって~




GM:続けていきましょう ふたたびマキエ組!
五位堂マキエ:はいだぜ!
五位堂マキエ:リッコちゃんじゃなくてあたしの行動でいいですよね?では1進みます!
GM:大丈夫!一緒に動きな
五位堂マキエ:前進!侵蝕値1で86
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(63 → 64)
五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 7

齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 9

齋藤リッコ:ぐああ
五位堂マキエ:ギャーッ
GM:かなりいいの入ったな~
バリア値:17 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):5
GM:今はこうだぜ どうするぜ
齋藤リッコ:どうしよう……
五位堂マキエ:こ、これは……どうしよう、残るはあと1マスでは……あるけど……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:バリア―を使うんだ
アリア・リッケンバッカー:バリアもありじゃなイカ?
五位堂マキエ:バリアを使っちゃってもいい……のか……!?
齋藤リッコ:バリアって休息した場合累積します?
GM:しないです!バリアは揮発性
齋藤リッコ:じゃあここで使わせてもらうか……!
GM:バリア残ってる時にバリア貯めたら 高い方になります
齋藤リッコ:バリバリーッ
五位堂マキエ:OK!ですね、使わせて頂きましょう……!
GM:じゃあバリア展開!無傷で抑えられます
バリア値:0 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):5
五位堂マキエ:斜めのバリアで弾く!ありがとうございます!!
GM:だがバリアがなくなったことで……次のイベントが不可避になるわけだぜ
GM:くらいな
GM:イベント:【障害(中)】OR【休息】
GM:……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:休んじゃいなヨ
齋藤リッコ:休息しよ
GM:こんなに出るわけ無いのに……
アリア・リッケンバッカー:観光地かな?
五位堂マキエ:障害か……休息だな……
五位堂マキエ:よし、休息!!
齋藤リッコ:都会の喧騒を離れてリフレッシュしちゃお(笑)
五位堂マキエ:愛されガールのモテかわ観光!
齋藤リッコ:例によってイージー2種を使います
五位堂マキエ:あたしはのんびりリフレして耐寒値を貯めよう!運転!素!
GM:おっけ~ 例によって+2だぜ
齋藤リッコ:5DX+6+2 RC
DoubleCross : (5DX10+8) → 10[2,2,5,5,10]+3[3]+8 → 21

齋藤リッコ:ふつう
五位堂マキエ:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 9[2,2,9]+4 → 13

GM:盤石になられるよ~~~
バリア値:21 耐寒値(アリア):13 耐寒値(マキエ):18
五位堂マキエ:モリモリ耐寒!合計18になって以上!


GM:次はアリアちゃんどうぞ!
アリア・リッケンバッカー:はーい!
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(63 → 64)
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

アリア・リッケンバッカー:無傷!
GM:そんな……
バリア値:21 耐寒値(アリア):12 耐寒値(マキエ):18
GM:じゃあイベント!
GM:採取か……休息です……
アリア・リッケンバッカー:観光地かな?
アリア・リッケンバッカー:休息します。耐寒は積めば積むだけお得
GM:どゔじで~
アリア・リッケンバッカー:RCでふるぜ
アリア・リッケンバッカー:7dx+4
DoubleCross : (7DX10+4) → 7[1,3,3,4,4,6,7]+4 → 11

GM:積むな~~~
バリア値:21 耐寒値(アリア):23 耐寒値(マキエ):18
アリア・リッケンバッカー:あと医療トランクも使いたいな……使っていいですか?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:離れてても渡せるのかな
アリア・リッケンバッカー:どうなんでしょ
GM:使ってもいいけど
GM:その番では美食王の方では使えない感じでお願いします
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:イイヨ
アリア・リッケンバッカー:ありがとうございます!
アリア・リッケンバッカー:では使うぜ
アリア・リッケンバッカー:2d10
DoubleCross : (2D10) → 17[10,7] → 17

GM:おい!
GM:全部取り戻すな
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを-14減少(14 → 28)
アリア・リッケンバッカー:全快しました
アリア・リッケンバッカー:冬のバカンスでリフレッシュ!以上!
GM:エンジョイすな~


GM:では次!美食王の番です
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(65 → 66)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10

GM:やった~~~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:さむーい
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを10減少(177 → 167)
GM:イベント!
GM:戦闘と障害(小)です
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:障害(小)かな
GM:じゃあダメージ!
GM:3D10 ガード装甲有効
DoubleCross : (3D10) → 8[1,6,1] → 8

GM:……?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:装甲7 ガード値6
GM:そんな……
齋藤リッコ:無傷
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:お肉でも食べるか
五位堂マキエ:……なにも!!な゛かった……!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:調理済み家畜の肉を使います
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 15[5,10] → 15

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:モグモグ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを-15減少(167 → 182)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:良いお肉だ
GM:盤石すぎるよ~~~


GM:じゃあ次!再びマキエリッコ組です
五位堂マキエ:は!では最後の前進!
五位堂マキエ:侵蝕値を+1。87
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(64 → 65)
齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 8

五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

齋藤リッコ:ウッ
五位堂マキエ:大丈夫よ!耐寒は18あるわ!
齋藤リッコ:すまないねえ……よよよ……
五位堂マキエ:耐えて現在耐寒7!
GM:全然足りてる……
GM:イベント!
GM:じゃあ……死にな この最凶イベントでよ
五位堂マキエ:ヒィ~
GM:休息 OR 休息 !
GM:ふざけんな!
齋藤リッコ:う~ん……どっちにしようかな
齋藤リッコ:悩むけど休息かな~
五位堂マキエ:迷うな……休息か……休息だな……
GM:休息じゃなくて休息とはね いいでしょう
GM:じゃあ……休みな!
五位堂マキエ:耐寒値を貯めよう!運転!素!
齋藤リッコ:件の判定します
五位堂マキエ:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 10[8,9,10]+4[4]+4 → 18

齋藤リッコ:これ前より低い値だったら低い方で更新されますか?
GM:高い方になります
齋藤リッコ:じゃあ振ってみよう
齋藤リッコ:5DX+6+2 RC
DoubleCross : (5DX10+8) → 10[1,2,3,8,10]+3[3]+8 → 21

齋藤リッコ:同じだ……
GM:一緒じゃん
五位堂マキエ:おお……
五位堂マキエ:あたしは出目を足して耐寒25!以上!
バリア値:21 耐寒値(アリア):23 耐寒値(マキエ):25
GM:そんな……
GM:ちなみにここはハズレのエリアです 行き止まり。
五位堂マキエ:……なにも!!!な゛かった……!!!
齋藤リッコ:何も無い!


GM:次!アリアちゃんになります
アリア・リッケンバッカー:奥に進むぜ!
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1増加(64 → 65)
アリア・リッケンバッカー:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

アリア・リッケンバッカー:蚊でも止まったかな?
GM:そんな……
GM:だけど本番はイベントですからね イベントは……
GM:採取 OR 障害小です
GM:観光……?
アリア・リッケンバッカー:採取しちゃお~ 雪山で冬のグルメを楽しむんだ
アリア・リッケンバッカー:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 8[1,8]+1 → 9 → 成功

アリア・リッケンバッカー:やったー!
GM:成功しとる!
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

3:凍った果実 そのまま食べる:HP1d10点回復 調理する:〈芸術:料理〉6 成功で2d10回復になる 失敗で消失
アリア・リッケンバッカー:これはすぐ食べずに持ってても良いのかな
GM:持っててもOK!応急と同じでメジャー消費で戦闘中は使えません
アリア・リッケンバッカー:じゃあ料理に挑戦してみよう
アリア・リッケンバッカー:3dx>=6
DoubleCross : (3DX10>=6) → 6[2,3,6] → 6 → 成功

アリア・リッケンバッカー:よし!
GM:成功しとる
五位堂マキエ:やった!
GM:では調理済み果実になりました 応急と同じです
アリア・リッケンバッカー:いちごシャーベットおいしいです
アリア・リッケンバッカー:このルートは当たりかな~?
GM:このルートは……当たりです
アリア・リッケンバッカー:当たった!
五位堂マキエ:当たり!
齋藤リッコ:当たってる!
GM:とはいえこの時点ではイベントは発生しません みんなを待つことになります
アリア・リッケンバッカー:アイス食べながら待ちます


GM:では美食王の手番になります!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:外れルートを進んでも仕方ないかな
GM:味方のマスに飛ぶ時も処理は同じです
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃあ飛びます
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1増加(66 → 67)
GM:侵蝕上げてダメージ受けてイベントのことはかわりありません
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ぴょい
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを3減少(182 → 179)
GM:いや……
GM:味方のマスに飛んだ時点で
GM:同乗していいですよ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:やったね
アリア・リッケンバッカー:耐寒は潤沢です
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3点は耐寒でうけましょう
バリア値:21 耐寒値(アリア):20 耐寒値(マキエ):25
GM:イベント!
GM:障害大 OR 休息
GM:マジでよ……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:休息しちゃう
GM:スン……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:高性能医療キットかっちゃえ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 9[2,7,9]+3 → 12 → 成功

GM:やりおる
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:医療トランク使って回復しておきます
GM:ヒエ~ン
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 3[2,1] → 3

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを-3減少(182 → 185)
五位堂マキエ:2d10で3、結構レアな出目だ


GM:では美食王も到達し……残りはリッコマキエ組です
GM:ここに飛んでくることね
齋藤リッコ:飛びましょう
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1増加(65 → 66)
五位堂マキエ:は!飛びます!
齋藤リッコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1

五位堂マキエ:侵食+1で88
五位堂マキエ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

齋藤リッコ:あったかい
GM:カスダメじゃんッ
五位堂マキエ:耐寒で弾く!ぬくい。20
バリア値:21 耐寒値(アリア):20 耐寒値(マキエ):20
GM:イベント!
GM:戦闘OR戦闘です
齋藤リッコ:ゲェーッ
五位堂マキエ:来たわね……最後の壁が……
齋藤リッコ:これ合流したけど目標は20でいいんでしょうか
GM:20です!
齋藤リッコ:2人で素振りすれば20行けそう
GM:判定は2人だからね
五位堂マキエ:そうですね……振りましょう……!
齋藤リッコ:5DX+6 素振り
DoubleCross : (5DX10+6) → 10[2,4,6,6,10]+9[9]+6 → 25

齋藤リッコ:越えちゃった
GM:一人で超えてる
五位堂マキエ:アッ
アリア・リッケンバッカー:強すぎる
GM:じゃあ……無傷だよッ
GM:全てのイベントが終わってしまった……
齋藤リッコ:俺のRCがおかしいって……「弱すぎ」って意味だよな?
五位堂マキエ:リッコちゃんが全部倒してくれた!ありがとう!
GM:では全員合流です!冠氷地帯突破!




GM:【冠氷地帯奥地 左ルート】
インラー・リンド:《この辺の敵くらいだと全然歯牙にもかけないじゃんね》
インラー・リンド:《やっぱ色々やってってのは伊達じゃなさげか》
五位堂マキエ:「ね~」心からの同意
五位堂マキエ:「全部やっつけちゃった。すっご……」
齋藤リッコ:「でもまさか……殺人皇帝ペンギンが出てくるなんてね……」息を吐く
齋藤リッコ:「一歩間違えたら危なかったかも……」
五位堂マキエ:「お疲れ様。あれはね、びっくりしたよね……」
五位堂マキエ:「ムセイオンにいる?みたいな?ペェェェェン……って鳴くやつとは違うのかな。あっちはもっと大きいのか。そんな感じの凶暴な奴でさ、いや恐かった~」
インラー・リンド:《ムセイオンそんなんいるん?》
齋藤リッコ:「怖いわね……ムセイオン」
五位堂マキエ:「怖ろしい所だよ……色んな噂を聞く……」
五位堂マキエ:「……んまっ、でも所で!」
五位堂マキエ:「どうしようね、これ以上はちょっと進めなさそう……?」
齋藤リッコ:「そうね……」未開地の岩壁を見上げる
齋藤リッコ:「反応も無いみたいだし、こっちはハズレかしらね」
インラー・リンド:《あ~。やめたほうがいいねこれ》
五位堂マキエ:「んんん~そうみたいだね。ダメだったか~」
五位堂マキエ:「まあ、だとしたら二人のうちどっちかかな。上手く行ってるといいけど」
齋藤リッコ:「引き返して合流しましょうか。正直あたし達がいちばん盤石だし、心配だわ」
齋藤リッコ:「特にオーちゃん……生身だし……頭では大丈夫そうって分かってるけど……」
インラー・リンド:《それな~》
五位堂マキエ:「実際どこまで平気なんだろうねキングダムの王様、こんな極寒(ゴッサム)の所でさ。早く行ったげようか」
齋藤リッコ:「ええ。二人とも無事だといいけど……」


GM:【冠氷地帯奥地 右ルート】
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「フゥーム…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:目の前の焚火を眺めつ巨大なバケツに盛られた雪にたっぷりとシロップをかけている。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:焚火の上にはハンドルが付いた串で串刺しにされた巨大なブタが火にあぶられている。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:巨大なレードルで雪を掬い口に放り込む。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「流石にこの吹雪の中では焼き加減が難しいですね」
楓・デパタ:《お疲れ様です~そちらの様子は……はえっ!?》
楓・デパタ:《ななな……なんですかこれ~!?》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:周囲にいくつか置かれたバケツにはそれぞれ赤く染まった雪、緑に染まった雪、青く染まった雪などカラフルなものが並んでいる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ああ、驚かせてしまいましたね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私もびっくりしました、雪を掘ったら凍ったアップルトンが埋まっていましたので」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:しゃくしゃく、とメロンのバケツを平らげる。
楓・デパタ:《いやアップルとんはいいんですけど……いつからここムセイオンになっちゃったんですか》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「楓さんは雪にシロップをかけて食べてみたいと思いないタイプの子供時代を過ごされたんですか?」
楓・デパタ:《え?でも空気中のホコリとかが入っているから食べちゃダメなんじゃ……》
楓・デパタ:《てかそれシロップだったんですね。規模……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「それはいけません、夢がないですよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「大体にして、そんな事を言っては野趣あふれる作物を食べられないでしょう?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「花の蜜を吸ってみたいとか、何か甘そうな実を食べてみたいとか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういう子供心って大事だと思いますね」
楓・デパタ:《そういうものなんですか?あたしとしてはやっぱり、ちゃんと流通できるかどうかとかを考えちゃいますけど……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ハンドルを回転させて豚を炙っていく。
楓・デパタ:《でもたしかに……》
楓・デパタ:《おいしそうかも……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ローカル地域の名産なんかはそういう好奇心から生まれたりするのです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「普通に流通してるものだとウリになりませんからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「田舎の農家の庭先に生えてたちょっと酸っぱい柑橘を地域の名産とか言ってスイーツにするのはよくあるんですよ」
楓・デパタ:《はえ~……》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「焼けました」
楓・デパタ:《お~》パチパチ。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「このアップルトンもリンゴのような甘味がある脂身が特徴ですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「その辺の雑種と掛け合わせたら勝手にできたと聞いていますしね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「さて、氷を削って沢山かき氷を作りましたが、やはりこれ以上は削っても進めませんねえ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「この先って進んだ方が良いんですか?私だけだとこれ以上は難しいですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:イチゴ味のバケツかき氷を頬張る。
楓・デパタ:《う~ん……ムリだと思いますし》
楓・デパタ:《多分、あの子達が使ったルートじゃないと思いますね》
楓・デパタ:《逃げ道を固めるにしてはやりすぎですし》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そうですか…では戻って合流した方が良いですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「炙った豚ももう少し手を加えた方が美味しく食べられそうですし」
楓・デパタ:《……お手伝いしますよ。色々変わった調味料持ってますから》
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ありがとうございます」


GM:【冠氷地帯奥地 中央ルート】
ジェーン・フロム・ウィネ:《なーんかでも》パリパリと音がする。
ジェーン・フロム・ウィネ:《意外と拍子抜けですね~。思ったより余裕じゃないっすか?》
アリア・リッケンバッカー:「大抵人の手が入らなくなると、いろんな猛獣やらがすぐに湧いてきますからね」
アリア・リッケンバッカー:「こうして進んでいて熊にも狼にも遭遇していないのは、単純に運がいいのか」
アリア・リッケンバッカー:「或いは、すでに追い払われた後なのか」
ジェーン・フロム・ウィネ:《まあ、あんな威力あったら寄り付かないんすかね》
ジェーン・フロム・ウィネ:《でもここだと食べ物もあめりづらいですし》
ジェーン・フロム・ウィネ:《なんか有効活用とかできないんすかね~?》
アリア・リッケンバッカー:「天然の冷凍庫ですからね……確かに我々も、単に作物を育てる以外にも土地の利用法を考える頃合いかもしれません」
ジェーン・フロム・ウィネ:《博士・・からいいアイデアとか聞いてないんすか?》
アリア・リッケンバッカー:「事件が起きてからは、博士とまだ連絡取ってないんですよ。次の講義で聞いてみるのは良いかもですね」
アリア・リッケンバッカー:「けどあの人、こちらもある程度案を持っていないと取り合ってくれないんですよね。少々偏屈なところがあるんです」
ジェーン・フロム・ウィネ:《あ~。こっちに考えさせる的な?》
アリア・リッケンバッカー:「そういうやつです。"君たちの問題は君たちが解決すべきであり、私は君たちの見落としを指摘しているに過ぎない"とか」
アリア・リッケンバッカー:「ノヴァリスにはありませんけど、大学の先生ってみなさんああいう感じなんでしょうかね」
ジェーン・フロム・ウィネ:《博士だしそういうものなんすかね~?》
ジェーン・フロム・ウィネ:《いいな~。あたしも講義受けたいっす》
アリア・リッケンバッカー:「構わないと思いますよ。今度一緒に受けてみましょうか」
ジェーン・フロム・ウィネ:《マジっすか?それインとカエもいけます?》
ジェーン・フロム・ウィネ:《行けないならパスっす》
アリア・リッケンバッカー:「ふふ、聞いてみます。あれで子供好きではあるらしいので、悪い顔はしないと思いますけど」
ジェーン・フロム・ウィネ:《いやった~!アリア先輩好き~!》
アリア・リッケンバッカー:「まぁ顔は見たことないですし、声はいつも不機嫌そうなんですけどね」
アリア・リッケンバッカー:「それでも子供に知識を伝えること自体が好きなみたいなので…慣れてくるとわかりやすい人だと思います」
アリア・リッケンバッカー:通信しながら、乗機が雪の上数センチを浮遊したまま滑走していく。
アリア・リッケンバッカー:「うーん……この辺少し雪が柔らかいですね。つい最近積もったばかりみたいな」
アリア・リッケンバッカー:「少し飛ばしますか」
アリア・リッケンバッカー:乗機の高度を上げる。眼下の雪原に赤い警戒灯が投射される。
アリア・リッケンバッカー:数秒の後、警戒灯の投射範囲を中心に衝撃波が発生し、当たり一面に降り積もった雪を吹き飛ばす。
アリア・リッケンバッカー:「どうでしょうジェーンさん、何か探知に引っかかるものはありましたか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:《……お~ビンゴ。バチバチに居そうっすね》
ジェーン・フロム・ウィネ:《皆さんを呼びます。そのまま警戒状態で待機お願いします》
アリア・リッケンバッカー:「了解です。皆さんにも気を付けて来るように伝えてください」


GM:【冠氷地帯 最奥部】
GM:君たちは逃げた2人を発見し、追い詰めていた。
“フェミン”:「――来てしまったんですね……」
“フェミン”:「どうして……?」
齋藤リッコ:「そっちが逃げるからでしょ……!」
アリア・リッケンバッカー:「放っては置けません。この異常も、貴方も」
五位堂マキエ:「まあどうしてって言ったらこのまま寒いままだったら困るからなんだけど!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「後は一応、我が校の関係者らしいので」
五位堂マキエ:「どうにかならないかな……!ちょっと相談できない?止めるのが難しいなら難しいなりにさ」
“フェミン”:「何ができるっていうんですか?」
“フェミン”:「私は、生きているだけでこうし続けるのに……」
五位堂マキエ:「やっぱりか……!自分じゃ止められない、止めたらちょっと生きていけるかも怪しいみたいなあれってこと……!」
五位堂マキエ:「これはちょっと……どうすればいいのかな……!?」
アリア・リッケンバッカー:「貴方はまだ生まれたばかりなんです。今は自分ではどうしようもないと思っていても」
アリア・リッケンバッカー:「その力を制御する方法がきっとあるはず。私達と一緒にそれを考えてみませんか?」
ロロ・スウィーティー:《……それはいけませんよ。ミス・フェミン》
ロロ・スウィーティー:彼女の声とは違う、シュウシュウとした空気が混じったような音。
ロロ・スウィーティー:「……わたしじゃない」
アリア・リッケンバッカー:「……?」
齋藤リッコ:「……命令を出してる奴か」
五位堂マキエ:「んなっ……?」
ロロ・スウィーティー:「“ボディ”?話すの?」
ロロ・スウィーティー:《はい。代わってはもらえませんか?》
ロロ・スウィーティー:「わかった」
ロロ・スウィーティー:自らの頭に手をかける。首から上が切り離される。
ロロ・スウィーティー:頭はごろりと、あたりに転がった。
アリア・リッケンバッカー:「二重人格……?いや、あれが首なしガン・ケンの特性なのでしょうか」
五位堂マキエ:「ひえっ!?」
齋藤リッコ:「ウギャーーッ!?」
齋藤リッコ:「何何何何!?グロいグロい!!」
五位堂マキエ:「し、死……!?いや違う、あれで生きているのがオーヴァードとしての力ってこと!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「転がさなくてもよくないですか?」
GM:その首のない体の断面からは、靄のようなものが吹き出した。
“首無し”の体:「お初にお目にかかります、ご歴々」


五位堂マキエ:「な、なんだぁっ……!?」
“首無し”の体:「失礼。ロロ・スウィーティーの言葉では、要領を得なかったでしょう?」
“首無し”の体:「それの思考領域の大半は、私がお借りしているので。仕方のないことなんです」
ロロ・スウィーティー:「そうなんだ?そうみたい」
アリア・リッケンバッカー:「そっちも喋れるんですね……」
齋藤リッコ:「うわぁっ……首だけで喋らないでよ!」
五位堂マキエ:「首も喋ってる……やっぱり頭と体で別なんだ……」
アリア・リッケンバッカー:「ロロ・スウィーティーさんとは別人ということですか……なんとお呼びすれば?」
“首無し”の体:「気軽に“先生”と呼んでいただければと。そう思ってはいるのですが」
“首無し”の体:「それでは一意ではないですよね。別の呼び名がいいでしょう」
アリア・リッケンバッカー:「先生……?」
齋藤リッコ:「先生……って……」怪訝と不愉快が混ざった表情。
五位堂マキエ:「先生ぇ……!?」この街で先生と言えば星室庁だが……まさか外から来た『大人』なのだろうか?この……ヒト?ヒト?が……
“首無し”の体:「“凝視肉体Gaze Body”」
GB先生:「GB先生とでもお呼びいただければ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まさか…」
五位堂マキエ:「GB先生……!」
アリア・リッケンバッカー:「私の知っている先生とは、どうにもイメージが結び付きませんね……」
アリア・リッケンバッカー:「その姿も、生徒の体を乗っ取るようなやり方も」
GB先生:「ああ、星室庁のそれとは趣を異にしていますからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ジェネシスで確認されたという…」
GB先生:「はい。組織としては、我々はこういう者です」
GB先生:「”謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズ”」
五位堂マキエ:「”謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズ”……あの、ジェネシスで噂の!」
アリア・リッケンバッカー:「名前は聞いたことがあります……少し前にARESの運動の背後にも関わっていたとかで、注意喚起が回って来ていました」
五位堂マキエ:「そして委員長……ミルキちゃんが大変な目に遭ったっていう!」
アリア・リッケンバッカー:「協力者を装って言葉巧みに生徒に取り入り、自身の目的のために扇動し利用する」
アリア・リッケンバッカー:「要注意の悪性プログラム……そういう認識で合っていますか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「難解な相手だと聞きます、そもそも実体があるとは」
GB先生:「酷い言い草ですね。我々はただ、生徒を知りたいだけだというのに」
齋藤リッコ:「で……“フェミン”を誑かしてるのもあんたってわけ」睨み上げるようにして
齋藤リッコ:「目的は何?アップルシードへの攻撃?」
GB先生:「環境です」
五位堂マキエ:「環境!?」
GB先生:「なぜ、生徒たちは革命を成し遂げたのか。なぜ、我々の主は敗れたのか」
GB先生:「私はそこに、環境というファクターを考えているのです」
GB先生:「――"楽園の東、神芽吹く新生の庭"」
GB先生:「その環境こそがかの大偉業、大罪業をなすために必要だったとするならば……」
GB先生:「その条件を変えたときには、はたして生徒はどのような適応を遂げるのか?」
GB先生:「その内の一つがこれです。そうですね、いうなればこれは……“特別教室”」
GB先生:「見渡す限りの極低温環境下では、どのようなオーヴァード能力の発展が見られるのか?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まるで生物学の実験ですね…それを今後も様々な環境で試してみるとでも?」
GB先生:「はい。先日も再現しましたが、さほどうまくいきませんでしたので」
齋藤リッコ:「はぁ~~!?そんなのやりたいならジェネシスの実験室で治験のバイト雇ってやりなさいよ!!」
五位堂マキエ:「そりゃあ、そんなの、環境が変われば生徒の合わせ方も違って当然だろうけど……」
齋藤リッコ:「なんでわざわざ無許可で農地でやるわけ!?大迷惑じゃないの!!」
五位堂マキエ:「無茶苦茶だよ!いきなりあたしたちでやられても大迷惑だっつうの!」
GB先生:「あなた達にとっても、悪い話ではないでしょう」
GB先生:「未知なる自らの力。それを見つける一助になりますが?」
GB先生:「力を持つものであれば、その探求を行いたいという気持ちを一欠片たりとも持ち合わせないことはないでしょう?」
五位堂マキエ:「あ、ありがた迷惑……!」
齋藤リッコ:「はぁああぁあああぁあぁ~~~~~~!?!?」めちゃめちゃキレている
齋藤リッコ:「寒くして新能力目覚めるならあたしもう100個くらい目覚めてなきゃおかしいでしょうがよ!!!!」地団駄
GB先生:「なぜ大きな声を上げているのですか?聞こえていますよ」
アリア・リッケンバッカー:「それを見つけることと、ノヴァリス中の人々が飢えに苦しむことのつり合いが取れているとは思いませんね。もっといいやり方があるように思います」
GB先生:「そこです」
GB先生:「ただの寒さではダメなのです」
五位堂マキエ:「何ぃ……!?」
GB先生:「“命の危機”を感じるほどの……極限の環境ステージ
GB先生:「それこそが、そこにしかない力を生む源となる……」
GB先生:「そうすればきっと、これに適応出来るものも現れるでしょうね」
GB先生:「あなたの仲間が」
“フェミン”:「それが現れれば……」
“フェミン”:「私は独りでなくて済むんですね」
GB先生:「はい。ともに学びましょう」
アリア・リッケンバッカー:「そういう理屈で丸め込んだわけですか……」
五位堂マキエ:「んがっ……!」そういうことか……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「丸め込むというか、本当にそう思ってそうな所が怖いですね」
齋藤リッコ:「久々に……本気でムカつく奴ね……」
齋藤リッコ:「さっきの話といい……生徒の弱みに付け込んで利用して……何が先生だっての……!」
アリア・リッケンバッカー:「……"フェミン"さん、一つ忠告しておきます」
アリア・リッケンバッカー:「極限の環境から生まれるものは、仲間なんかじゃありませんよ」
アリア・リッケンバッカー:「その環境に残された僅かな糧を奪い合う、敵です」
アリア・リッケンバッカー:「本当に誰かを傷つけたくないのなら、そんなことしちゃダメです」
“フェミン”:「……」
五位堂マキエ:「そうだよ!なんにせよ、こんなのハイそうですかって認められるわけない……ちょっとフェミンちゃん、これ騙されてるよ!」
“フェミン”:「じゃあ、極限の環境しか生み出せない私は……」
“フェミン”:「敵しか作れないんですね」
アリア・リッケンバッカー:「そうではありません!私達は……!」
アリア・リッケンバッカー:「私は、貴方の敵にはなりたくない……!」
“フェミン”:ごう、と冷気が強まる。脚を動かさなければ、その場に縫い留められてしまうかのごとく。
“フェミン”:「嫌だ、嫌だ、嫌だ……」
“フェミン”:「もう、嫌……」
五位堂マキエ:「うおおおおーっ!こ、この……!!」凍える!!
齋藤リッコ:「……無理ね」猛吹雪の中、赤々と燃え盛る魔眼が展開する。
齋藤リッコ:「こうなった子は、言葉じゃ伝わらない……!」
五位堂マキエ:「ーーーったく!まーったく!!」
スターケ・フェアート:「こいつをぶち込んで、とりあえずは大人しくしてもらうとしようや」
楓・デパタ:《“フェミン”展開!すごい出力……!》
五位堂マキエ:「困った子だよ!取りあえずちょっと話を聞いてもらわなきゃ!」
ジェーン・フロム・ウィネ:《じゃあまあ手はず通り。第一目標は“フェミン”の沈静化》
インラー・リンド:《第二目標はクソヤローの逮捕!》
五位堂マキエ:「了解!ほんっとにもう――!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そちらの顔もですね」
アリア・リッケンバッカー:「……やるしかない、みたいですね」
齋藤リッコ:「頭来た……本気でボコるわ!」
アリア・リッケンバッカー:エンジンを吹かすと同時に、特殊耕作機械アグリカルテックアームズのリミッターを外す。
アリア・リッケンバッカー:CAUTION!!CAUTION!!CAUTION!!……赤い警戒灯が周囲に投射され、イオン光と共に機体が浮き上がる。
アリア・リッケンバッカー:「農地再生組合、これより当該農地の危険物を撤去します」


GM:シーン終了。ロイス取得や回復あればどうぞ。
齋藤リッコ:アリア・リッケンバッカー 〇尽力/大声 で取得します
五位堂マキエ:ロイス!残りの1枠をフェミンちゃんに フェミン 心配/憤懣〇 で。この子はもうーっ!
アリア・リッケンバッカー:ロイスは満タンでHPも満タンだぜ!
五位堂マキエ:あとは回復をしましょう!応急手当キットを自分に
五位堂マキエ:18+2d10
DoubleCross : (18+2D10) → 18+10[3,7] → 28

五位堂マキエ:ちょうど全快!以上です!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:トランクを使おう
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[10,4] → 14

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:まあ後2点だったけど
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを-2減少(185 → 187)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ロロ・スウィーティー/親近感〇/呆れ/ロイス


【クライマックス】

GM:全員登場お願いします。
五位堂マキエ:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+7[7] → 95

アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(65 → 69)
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(66 → 70)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(67 → 77)
五位堂マキエ:最後まで出目が高かったな登場侵食くん!
GM:戦闘のルールについて説明します。
■MAP
フェミン[13] GB先生[11]

   5m

アリア[8] マキエ[14]
オーシャンズ[7] リッコ[6]
GM:戦闘終了条件は“フェミン”の撃破です。
齋藤リッコ:なんだとぉ……
五位堂マキエ:なにぃ……?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ほほう
GM:ミドル判定で獲得しているバリアと耐寒値についてですが、
GM:クライマックスフェイズにも使用できます。
GM:耐寒値はヴィークル搭乗時にしか適用されないことに注意ください。
齋藤リッコ:ほえ~
アリア・リッケンバッカー:なるほどね
五位堂マキエ:おお……
バリア値:21 耐寒値(アリア):20 耐寒値(マキエ):20
GM:現在の保有値はこうです
五位堂マキエ:ちょうどわかりやすい数値!
アリア・リッケンバッカー:スッキリ
GM:NPCカードが使用可能です。

NPCカード:強制温室装置 オートアクション。
攻撃命中時、オートで〈意志〉か〈RC〉難易度30の判定が可能。
成功した場合、対象の暴走を解除する。
齋藤リッコ:教授……これは!?
五位堂マキエ:暴走を解除……?

NPCカード:アップルシード生徒会 オートアクション。
ダメージロール直前に使用し、ダメージダイスを+5d10。シナリオ1回

NPCカード:“トヨロズ” スターケ・フェアート オートアクション。
対決に敗北した時に使用、達成値を+5。シナリオ1回
GM:普通の効果のカードもあります
アリア・リッケンバッカー:優秀!
五位堂マキエ:つよ~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:便利じゃん
齋藤リッコ:強い
GM:そしてこれも忘れてはいけませんね。
GM:神聖二重冠の効果が使用可能です。

▼ 効果を見る(クリックで展開)

GM:ルールはこんなところです。大丈夫そうかな
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オッケー
五位堂マキエ:強制温室装置のカードは、失敗した場合も使用扱いになるのでしょうか!
GM:強制温室装置は回数制限ないです!
GM:毎回挑戦できるというわけ
アリア・リッケンバッカー:攻撃が当たるたびにというわけね
五位堂マキエ:なし!ありがとうございます!よっしゃ!後はありませぬ!
アリア・リッケンバッカー:完全に理解しました
齋藤リッコ:強制温室装置のRC判定には攻撃エフェクト噛ませられますか?
GM:攻撃エフェクトは使えません
齋藤リッコ:OK!
GM:《無形の影》自体は使えますが……《無形の影》はラウンド1回のエフェクトなので
GM:攻撃に使っていたら当然この判定には使えません。
アリア・リッケンバッカー:中々の難易度だぜ
五位堂マキエ:ですよね、ウッス……!


GM:ではやっていきましょう まずは衝動判定です。難易度は9。
齋藤リッコ:5DX+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 9[1,3,7,8,9]+1 → 10 → 成功

齋藤リッコ:70+2D10
DoubleCross : (70+2D10) → 70+15[7,8] → 85

アリア・リッケンバッカー:5dx+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 8[2,3,6,8,8]+1 → 9 → 成功

齋藤リッコ:上がりすぎ!
アリア・リッケンバッカー:69+2d10
DoubleCross : (69+2D10) → 69+14[5,9] → 83

齋藤リッコ:上がってほしかったがそこまで上がってほしくはなかった
五位堂マキエ:8dx+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 10[1,3,3,6,6,7,8,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

GM:わがまま
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を14増加(69 → 83)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[8,9] → 9 → 成功

五位堂マキエ:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+3[2,1] → 98

五位堂マキエ:小さいぜ!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:お、成功した
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を2D10(→ 13)増加(77 → 90)
アリア・リッケンバッカー:収束してる
GM:バランスが取れてきてる……


GM:では開始していきましょう セットアップから!
五位堂マキエ:《活性の霧》!侵蝕+3!自分の攻撃力+15!回避のダイス-2個!
アリア・リッケンバッカー:コーリングシステムを使用。リニアヴィークルに搭乗します。行動値-2。
齋藤リッコ:怨念の呪石で暴走します
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を3増加(85 → 88)
“フェミン”:「怨念の呪石」。暴走状態になり、この暴走の適用中攻撃力を上昇。
五位堂マキエ:ヒィ~~
“フェミン”:飢餓の変異暴走のため全判定ダイス-5個。通常のリアクションは可能。
アリア・リッケンバッカー:こいつも呪石型かッ
齋藤リッコ:同じタイプのオーヴァード
五位堂マキエ:暴走状態なら……攻撃はまず当たる……が……!!
“フェミン”:《絶対零度》LV2《レックレスフォース》LV3により、暴走時全ダイス+3個、精神判定についてはさらに+2個。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:飢餓はダイスが5個も減るってのによォ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:あ、ずるじゃん
アリア・リッケンバッカー:帳消しにすな!
五位堂マキエ:こいつ~ッ!
齋藤リッコ:なんかしてるよ~
GB先生:なし
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ナイヨ


GM:ではイニシアチブ!イニシアチブ順ではマキエちゃんの手番からですが……
齋藤リッコ:待たれよ
“フェミン”:《加速する刻》Lv2。
齋藤リッコ:なにっ
GM:フ……こっちのほうが早いぜ
齋藤リッコ:ボクのだぞ!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ズルしやがって
五位堂マキエ:リッコちゃん!
“フェミン”:マイナーで《オリジン:サイバー》LV2。社会判定の達成値を+4。
“フェミン”:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》LV4《飢えし影》LV2《氷の塔》LV5。
“フェミン”:PC4人に範囲攻撃します。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:仕方ないな
齋藤リッコ:ギェーッ
五位堂マキエ:グエーッ
アリア・リッケンバッカー:なんてやつだ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:孤独の魔眼
齋藤リッコ:王!
五位堂マキエ:美食王様!!
アリア・リッケンバッカー:美食王様!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:対象をオーシャンズに
“フェミン”:では対象は美食王一人になります!判定します。
“フェミン”:7dx7+7
DoubleCross : (7DX7+7) → 10[4,6,6,7,8,9,10]+10[3,5,6,10]+10[9]+10[8]+6[6]+7 → 53

GM:すごい回った
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ガードダヨ
“フェミン”:ダメージ!
“フェミン”:6d10+19+2d10 もろもろ有効
DoubleCross : (6D10+19+2D10) → 47[6,7,9,9,8,8]+19+14[8,6] → 80

齋藤リッコ:やべ~
アリア・リッケンバッカー:デカい!
GM:ダメージダイス変だな……
五位堂マキエ:でかい~
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:いてぇ~
GM:こんな火力出るはずではないのだが……消し飛ばしてしまうな これは……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:装甲7 ガード値6
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズのHPを67減少(187 → 120)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:だいぶ減っちゃった
アリア・リッケンバッカー:おかしいよ
GM:???
齋藤リッコ:何故生きている
五位堂マキエ:60も……減らされてしまったぜ!
五位堂マキエ:あと120残ってるが……
GM:削りきれる気がしない
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を4増加(90 → 94)
“フェミン”:追加手番での行動終了です


GM:あらためて次のイニシアチブ!
齋藤リッコ:《時間凍結》!
GM:OK!行動するがよい
齋藤リッコ:行動しちゃいます
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を5増加(88 → 93)
齋藤リッコ:齋藤リッコのHPを5に変更(25 → 5)
齋藤リッコ:マイナーで戦闘移動、敵のエンゲージへ
■MAP
フェミン[13] GB先生[11]
 リッコ[6]

   5m

アリア[6] マキエ[14]
オーシャンズ[7]
齋藤リッコ:神聖二重冠の効果を起動します
齋藤リッコ:・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を17増加(93 → 110)
GM:一気に上げてくる~
齋藤リッコ:メジャーでコンボ【輝かざる星】
齋藤リッコ:《コンセントレイト:サラマンダー》+《災厄の炎》+《プラズマカノン》
齋藤リッコ:対象は敵2体!
GB先生:判定前、《犠牲の血》Lv3を使用。
齋藤リッコ:なんだこれは
GB先生:自分を含む範囲攻撃の対象を自分のみに変更し、装甲値を+10。
五位堂マキエ:なにーっ
齋藤リッコ:ふざけんな~~~
アリア・リッケンバッカー:やなやつ!
齋藤リッコ:10DX7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,2,2,3,4,5,5,5,6,10]+5[5]+6 → 21

齋藤リッコ:ダイスくん!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ブラムスのアージエフェクトだ
アリア・リッケンバッカー:寒くて寝ちゃったのかな
GB先生:フ……これであれば余裕よ
GB先生:《リフレックス:ブラム=ストーカー》Lv3《血霧の盾》Lv3《アクロバット》Lv3
齋藤リッコ:おい!やべーぞ!!
五位堂マキエ:ヒッ
アリア・リッケンバッカー:やめろー!
GB先生:11dx6+1>=21
DoubleCross : (11DX6+1>=21) → 10[1,2,2,3,5,6,6,7,9,10,10]+10[1,3,3,6,7,7]+10[1,2,9]+3[3]+1 → 34 → 成功

GB先生:意外と低いな……成功は成功です
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:余裕ってほどじゃなかった
五位堂マキエ:ぎゃーっ
齋藤リッコ:こうなっては仕方ないか……
GM:避けちゃったもんね~
齋藤リッコ:《時の棺》
五位堂マキエ:リッコちゃん!!
GM:わ~ん!
五位堂マキエ:あたしフェイタルヒットできるよリッコちゃん!いるかい?
アリア・リッケンバッカー:そんなん持っとったんか!
齋藤リッコ:フェイタルヒットって……そういうエフェクトだっけ!?
アリア・リッケンバッカー:フェイタルヒットは自分にしか使えんとちゃうか
GB先生:じゃあもう何もできないです ダメージどうぞ!
齋藤リッコ:範囲だったら生徒会のカード貰おうと思ってたんだけどな ここは無しでよさそう
齋藤リッコ:ダメージ!
齋藤リッコ:3D10+38+2D10+17+17
DoubleCross : (3D10+38+2D10+17+17) → 14[10,2,2]+38+16[10,6]+17+17 → 102

アリア・リッケンバッカー:デッカ
GB先生:ギャア~ッ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:つよ
齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を16増加(110 → 126)
GB先生:HP23しかない!回避タンクだから
齋藤リッコ:よわ!
GB先生:一撃で焼き尽くされます。復活もなし!
五位堂マキエ:やった~!後フェイタルヒットは自分だけでした!マジゴメン!!
齋藤リッコ:ギャーッハッハッハ!
GB先生:そんなあ~
アリア・リッケンバッカー:破壊神リッコ
五位堂マキエ:つよつよリッコ
齋藤リッコ:以上です
■MAP
フェミン[13] リッコ[6]

   5m

アリア[6] マキエ[14]
オーシャンズ[7]


GM:では次!イニシアチブ順に戻って マキエちゃんの手番です
五位堂マキエ:は!マイナーアクションでストライクモービルに搭乗!
五位堂マキエ:行動値が1下がる
五位堂マキエ:そしてメジャーアクションで……む、むむむ……暴走の解除に行くべきか……!!
五位堂マキエ:あ、いや駄目だ!無形で攻撃しないとまず届かせられない!
五位堂マキエ:なので《無形の影》《コンセントレイト》《影絵の兵士》でフェミンちゃんを攻撃します……
五位堂マキエ:侵蝕率は+8。109。いきます!
五位堂マキエ:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[2,3,4,6,6,6,6,7,7,7,8,8,9]+6[1,1,2,2,3,6]+4 → 20

GM:みんな寒いのかな
五位堂マキエ:アアン!?
アリア・リッケンバッカー:カチコチ
“フェミン”:回避は得意ではないけど一応挑戦しよう。飢餓の変異暴走と《レックレスフォース》のお陰で判定できるぞ
五位堂マキエ:クソーッ!
“フェミン”:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 9[5,5,9] → 9 → 失敗

五位堂マキエ:よかった~!
“フェミン”:失敗です!命中が確定したため……
“フェミン”:強制温室装置の判定に挑戦可能です。
五位堂マキエ:一応やる!いくぜRC!カード発動!
“フェミン”:〈RC〉か〈意志〉で30!判定どうぞ
五位堂マキエ:……あ、違う!思い出の一品補正の乗る意志判定!
五位堂マキエ:9dx+2
DoubleCross : (9DX10+2) → 9[4,4,5,6,6,7,8,8,9]+2 → 11

五位堂マキエ:駄目!!
アリア・リッケンバッカー:がんばった
“フェミン”:では暴走したままだぜ
齋藤リッコ:達成できるのか……30なんて……
五位堂マキエ:9は出てるが……チクショーッ!
“フェミン”:では改めて、ダメージどうぞ!
五位堂マキエ:ダメージ行きます。《フェイタルヒット》!攻撃力+4d10!侵蝕率+4。113。
五位堂マキエ:7d10+10+15+1
DoubleCross : (7D10+10+15+1) → 41[10,5,9,3,4,4,6]+10+15+1 → 67

五位堂マキエ:装甲有効!
“フェミン”:いいダメージだ ではまず……
“フェミン”:防具 レネゲイドサポーターで5点軽減。
“フェミン”:この防具はカスタマイズにより「耐ショック性能」が付いています。
“フェミン”:HP軽減エフェクトの効果を+5する。
アリア・リッケンバッカー:なにっ
“フェミン”:《拒絶領域》LV4を所持しています。暴走中、ダメージを-25点。
齋藤リッコ:オワーッ
アリア・リッケンバッカー:色々持ってる!
五位堂マキエ:ワッ、ワァ……
“フェミン”:これで30点減らして37か……まだ結構ありますね
“フェミン”:《原初の灰:異形の捕食者》LV3《原初の紫:異形の加護》LV2
五位堂マキエ:アアアン!?
“フェミン”:ダメージを軽減して軽減分だけ自分の攻撃力にします。
“フェミン”:これも耐ショック性能が乗りますね
アリア・リッケンバッカー:やめろー!
齋藤リッコ:何してんだ!
“フェミン”:8d10+5
DoubleCross : (8D10+5) → 36[7,1,2,4,9,5,7,1]+5 → 41

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:コスト高いコンボ使いやがってよォ
“フェミン”:37点全部軽減して攻撃力を+37しました やった~
アリア・リッケンバッカー:許せねえ
五位堂マキエ:チクショウめーーーッ!!!!!
齋藤リッコ:オイオイオイ
“フェミン”:ということで 無傷です
五位堂マキエ:硬い~~~!!こちらは以上!


GM:では次!ヴィークルで行動値変わってるから オーシャンズさんの手番かな?
アリア・リッケンバッカー:フェミンちゃんの通常手番ってやったっけ?
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:そうだね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:フェミンの手番では
“フェミン”:そうでした
“フェミン”:動いちゃお~
アリア・リッケンバッカー:休んでてくれ~~
五位堂マキエ:ハワワ~~ッ
“フェミン”:マイナーなし メジャーはさっきと同じコンボで3人のエンゲージを攻撃!
“フェミン”:《コンセントレイト:ウロボロス》LV4《飢えし影》LV2《氷の塔》LV5 です
齋藤リッコ:近付いててよかった
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:攻撃上がってんだよな~
アリア・リッケンバッカー:カスみたいな達成値であってくれ
“フェミン”:そっか 孤独の魔眼は品切れなのね 判定しちゃお
五位堂マキエ:たのむ!出目が全部1であってくれ!!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:100%超えないとね
“フェミン”:7dx7+7
DoubleCross : (7DX7+7) → 10[2,4,6,7,8,8,9]+10[4,6,7,9]+10[4,10]+2[2]+7 → 39

GM:けっこういい
アリア・リッケンバッカー:たけーよ
アリア・リッケンバッカー:ドッジ!
五位堂マキエ:一応、ドッジ!
アリア・リッケンバッカー:4dx+1>=39
DoubleCross : (4DX10+1>=39) → 10[4,7,9,10]+7[7]+1 → 18 → 失敗

アリア・リッケンバッカー:頑張ったけど無理
五位堂マキエ:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[5,6,8,10]+5[5] → 15

オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ガードします マキエちゃんをカバーしようかな
五位堂マキエ:39はこれでは無理!当たります!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:《崩れずの群れ》
アリア・リッケンバッカー:す、すみません……!HPないと攻撃できないんでかばっていただけると……!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ああなるほど
五位堂マキエ:あっ、そうか!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:じゃあアリアさんをカバーします
五位堂マキエ:そうですね、アリアちゃんをお願いします!!
アリア・リッケンバッカー:ありがとうねえ(ヨボヨボ)
“フェミン”:ではダメージ!
“フェミン”:4d10+19+2d10+37 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+19+2D10+37) → 28[9,1,9,9]+19+12[3,9]+37 → 96

齋藤リッコ:でかすぎる~
GM:なんかこんなに攻撃力上げたのにさっきとあまり変わんないな
アリア・リッケンバッカー:なんだこいつ
GM:さっきがおかしかったんだけど……
齋藤リッコ:バリア使いましょう
GM:チッ 覚えていたとはね
五位堂マキエ:どっちにせよ96は……死なのよ!!あっそうかバリア!
五位堂マキエ:使えば75に……なるわね!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:カバーで二倍だから
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:そっから装甲ガード引いても
アリア・リッケンバッカー:バリアを使っても……厳しい!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:62で ギリギリアウトかな
齋藤リッコ:なんてこった
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:同乗してて耐寒あれば別だったけど
アリア・リッケンバッカー:美食王様が……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:でもまだリザレクトできるんだ
GM:なんでこんだけメチャクチャ攻撃してギリギリなんだ
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:大丈夫ダヨ
五位堂マキエ:あたしも……手を駆使しても死ぬ……!
五位堂マキエ:美食王様!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を2増加(94 → 96)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:リザレクトします
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(96 → 101)
五位堂マキエ:ではあたしはそのまま直撃して死にます!フェミンちゃんのロイスをタイタスに昇華して復活!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:孤独の魔眼復活
“フェミン”:また厄介なものを……


GM:では次!オーシャンズさんの手番です
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:マイナーで前進してフェミンにエンゲージします
■MAP
 フェミン[13]
リッコ[6]アリア[6]
オーシャンズ[7]従者[9]

   5m

 マキエ[13]
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:メジャーアクションで《赤色の従者》を使用します
GM:ふえてる……
アリア・リッケンバッカー:増える従者
五位堂マキエ:たくさん……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:HPは60
齋藤リッコ:かたすぎ
アリア・リッケンバッカー:たかぁい
GM:バリアも加味するとかなり嫌だな……


GM:では次!行動値6組です
アリア・リッケンバッカー:私から行かせてください
齋藤リッコ:がんばって!
GM:来るがいい
五位堂マキエ:お願いアリアちゃん!
アリア・リッケンバッカー:待ってたぜ、この"瞬間とき"をよォ
アリア・リッケンバッカー:マイナーで戦闘移動しフェミンのエンゲージに入ります。
■MAP
 フェミン[13]
リッコ[6]アリア[6]
オーシャンズ[7]従者[9]
   5m

 マキエ[13]
アリア・リッケンバッカー:メジャー『Gate of Hades』《暗黒の槍》LV3《終末の槍》LV6《コンセントレイト:バロール》LV3 リニアヴィークルでフェミンに攻撃。
アリア・リッケンバッカー:ここで、神聖二重冠の効果を使用します。
アリア・リッケンバッカー:・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
アリア・リッケンバッカー:効果の対象はメインプロセス中の判定……
GM:何っ
アリア・リッケンバッカー:つまり、強制温室装置の判定にも乗るっていうスンポーよ!
GM:小癪な……だがそれも攻撃を命中すればこそだぜ
アリア・リッケンバッカー:侵蝕率を10上昇させ、達成値を+30するぜ!
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を10増加(83 → 93)
齋藤リッコ:かしこすぎる
アリア・リッケンバッカー:11dx7+4+30
DoubleCross : (11DX7+34) → 10[1,1,4,4,4,5,6,6,9,9,10]+10[2,3,10]+10[8]+3[3]+34 → 67

アリア・リッケンバッカー:ドヤッ
“フェミン”:避けちゃうもんね~
“フェミン”:3dx>=67
DoubleCross : (3DX10>=67) → 5[2,3,5] → 5 → 失敗

“フェミン”:くっ……惜しい
“フェミン”:命中が確定。強制温室装置の判定に挑戦が可能です。
アリア・リッケンバッカー:RCで判定します。
アリア・リッケンバッカー:8dx+4+30>=30
DoubleCross : (8DX10+34>=30) → 10[1,2,6,6,7,7,8,10]+8[8]+34 → 52 → 成功

GM:ゲエエ
アリア・リッケンバッカー:成功!まんじりともせず暴走解除せよ!
GM:文句なしに成功!“フェミン”の暴走状態が解除されます。
“フェミン”:「怨念の呪石」《絶対零度》《レックレスフォース》《拒絶領域》の効果が停止。
齋藤リッコ:やった~~
五位堂マキエ:助かったーっ!ありがとうアリアちゃん!!
“フェミン”:《原初の紫:異形の加護》もラウンド1回制限となり、このラウンド中は使用済扱いとなります。
“フェミン”:ダメージを!
アリア・リッケンバッカー:NPCカードも使います!アップルシード生徒会でダメージダイス+5d10!
ジェーン・フロム・ウィネ:任せてくださいっす~
アリア・リッケンバッカー:7d10+18+6d10+5d10 装甲無視
DoubleCross : (7D10+18+6D10+5D10) → 34[4,2,6,4,9,4,5]+18+40[8,1,9,10,7,5]+27[1,5,8,4,9] → 119

アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーのHPを9減少(28 → 19)
齋藤リッコ:でかい!
“フェミン”:くっ……!
五位堂マキエ:すごい!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:やった
“フェミン”:《氷雪の守護》LV3を使用。ダメージを軽減します。
“フェミン”:本当は《原初の紫:異形の加護》と使いたかったのに……
アリア・リッケンバッカー:まだ奥の手を隠していたとはね
“フェミン”:119-4d10-5
DoubleCross : (119-4D10-5) → 119-20[5,4,7,4]-5 → 94

“フェミン”:まだ94点もある……
“フェミン”:《原初の虚:電磁反応装甲》LV5
アリア・リッケンバッカー:そんなんも持ってたの
齋藤リッコ:こいつやばすぎ!
“フェミン”:耐ショック性能で強化されています。これを4回使い、25*4点軽減。
五位堂マキエ:とにかく軽減してくるじゃん……
“フェミン”:ダメージ0に。
アリア・リッケンバッカー:ヤバすぎ!
アリア・リッケンバッカー:アリア・リッケンバッカーの侵蝕率を13増加(93 → 106)
五位堂マキエ:こいつ~~ッ!!
“フェミン”:本当はこれにも《原初の紫:異形の加護》が乗るのに~~~!
アリア・リッケンバッカー:だが暴走は解除したぞ
“フェミン”:うえ~ん


齋藤リッコ:次鋒リッコ行きます!
齋藤リッコ:再び《コンセントレイト:サラマンダー》+《災厄の炎》+《プラズマカノン》 対象フェミン
五位堂マキエ:グオゴゴゴ!!(がんばれーっ!)
“フェミン”:来ないで~
齋藤リッコ:ダイスくん頼むぞ
齋藤リッコ:10DX7+6
DoubleCross : (10DX7+6) → 10[1,5,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[2,2,5,6,9]+4[4]+6 → 30

齋藤リッコ:ふつう
アリア・リッケンバッカー:ちょっと温まってきた
“フェミン”:ドッジ!暴走解除されたからちょっとダイス増える
“フェミン”:6dx>=30
DoubleCross : (6DX10>=30) → 9[2,3,3,6,8,9] → 9 → 失敗

“フェミン”:グスッ
齋藤リッコ:ダメージ喰らえ!
“フェミン”:ダメージどうぞ!
齋藤リッコ:4D10+38+2D10
DoubleCross : (4D10+38+2D10) → 20[3,1,7,9]+38+5[3,2] → 63

齋藤リッコ:齋藤リッコの侵蝕率を6増加(126 → 132)
“フェミン”:装甲5。《原初の虚:電磁反応装甲》LV5の最後の1枚を使用。
“フェミン”:33点ダメージ。
“フェミン”:HPは33点です。ちょうど0。
齋藤リッコ:マジ!?
アリア・リッケンバッカー:ぴったり!
“フェミン”:復活はありません。
五位堂マキエ:おお!
齋藤リッコ:☨神に感謝☨
GM:戦闘終了です!
五位堂マキエ:勝利よ!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:おお~
アリア・リッケンバッカー:完璧~


GB先生:「さあ、さあ、“フェミン”」
GB先生:「原初の衝動。誰もが逃れ得ぬ根源のそれを名に持つ者よ」
GB先生:「それを体現しましょう。すべてを白く染めれば、あなたに黒い感情を抱くものは居りません」
“フェミン”:「嫌、嫌、嫌……!」
“フェミン”:白い霧が渦巻く。それはただの霧ではない。
“フェミン”:気化した死。触れただけで永劫の分子停止を引き起こしかねない超零度のそれが、周囲に充満していく。
“フェミン”:「これに触らないで……」
齋藤リッコ:「ッ……やばいわよ、これ……!防ぎきれない!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ああ…」
五位堂マキエ:「う、わわ――!」
アリア・リッケンバッカー:「くっ……!」前方に展開した重力波をすり抜け、冷気が眼前に迫る。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「死とは…死を伴うものこそ…真の美味…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「河豚やキノコの毒もまたしかり」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「死してなお、全てを喰らってこその美食」
五位堂マキエ:極限の低温、髪の先は凍り折れ、手先も唇も罅切れる――!なんとか、なんとか車両の耐寒機能を肉体と直結して凌いでいるが……!!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「死の氷、その味は如何なるものか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あーん」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:口を大きく開け。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:その白い死を吸い込む。
楓・デパタ:《え!?》
齋藤リッコ:「……は?」
五位堂マキエ:「マジですか!?」下手すれば既に呼吸すら危険な温度だというのに!
アリア・リッケンバッカー:「食べた……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「む…むむ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:体が少し震える。
齋藤リッコ:「ちょ、ちょっと……!?大丈夫!?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:ハンカチを取り出し口元を拭く。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ、中々刺激的」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ご馳走様でした」
“フェミン”:「……」
“フェミン”:「無事なの……?」
五位堂マキエ:「アツアツ小籠包レベルなんだ……美食王さんの喉にとっては!」そう、温冷の差さえあれど――!
“フェミン”:「あなたは、私に近づいても……死なない……?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「多少は…しかし死ぬほどでは」
齋藤リッコ:(……遺産によってかなりの・・・・生命力を持つって……)
齋藤リッコ:(ガセネタを……!無限・・の間違いじゃないの……!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ええ、もちろん無事ですよ」
GB先生:「いいえ、フェミン。あれは人よりも何倍も強靭なようですけど……」
GB先生:「あなたに晒され続けて、凍えぬ命はありえません」
“フェミン”:「そんな、じゃあ……」
“フェミン”:「長く苦しんでしまうんだ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「訂正をさせてもらいます、食事とは楽しむもの」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「長く”楽しむ”と言っていただきたい」
“フェミン”:「楽しむ……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「例えば辛さは痛覚ですが」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「人は辛い物を好んで食べる」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「カフェインやアルコールもそう、人は毒や痛みすらも食の楽しみにできる」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「さあ、貴女の創る次の味を楽しませてください」
アリア・リッケンバッカー:「……そうは言っても、満腹になってしまえば楽しむものも楽しめないはずです」
アリア・リッケンバッカー:「オーシャンズさんのお腹が八分目のうちに、決着を付けましょう」
“フェミン”:周囲の霧は、君たちの間からは離れたものの、彼女の周囲にはまだ漂っている。
“フェミン”:それらは尋常でない出力のレネゲイドの塊に思える。狂おしく流れ、吹き荒ぶ。
GB先生:「フェミン、やり方を変えてもいいでしょう」
五位堂マキエ:「キングダムの……王様って――!」冷気とは別に体が震える。FHに身を置く以上、そうした存在を知らないということはなかったが……!こうも強力なオーヴァードがひしめいているのか、キングダムには!
GB先生:「彼女ばかりに食べさせてやる必要はありません。別の者から先に……」
齋藤リッコ:(ここまでの出力、流石は“美食王”……あたしのサポートは不要)
齋藤リッコ:「オーちゃん……防御任せるわ」
齋藤リッコ:(ここは、攻める……!)
齋藤リッコ:荒れ狂う吹雪の中を単身歩み出す。辛うじて身を守る魔眼の輝きは、風前の蝋燭めいて頼りない。
“フェミン”:「……やめてください」
“フェミン”:「それでは足りません。凍ってしまう……」
齋藤リッコ:「やめない」
齋藤リッコ:「こういうの、虫唾が走る……っていうのかしら」
齋藤リッコ:「GBだったわね。あんたみたいな奴が、一番ムカつくのよ……!」
齋藤リッコ:「人の願いを、欲望を、自分の為に利用する……あんたみたいな奴がね!」
GB先生:「私への好悪などは環境に影響ありませんよ」
GB先生:「それは私の求めるアプローチではないので。他の先生を当たっていただければと」
齋藤リッコ:「はっ……生徒に向き合うことすら投げ出すの?あんた、やっぱり……」
齋藤リッコ:ぴしり、と。滑らかな白の十字冠に罅が走り。
齋藤リッコ:「先生なんかじゃない」
齋藤リッコ:瞬間、フィルムのコマが吹き飛んだかのように。
齋藤リッコ:リッコはGBの眼前に立っていた。頭上に輝くのは、炎と氷で形作られた、荘厳な神聖二重冠。
齋藤リッコ:そして、巨大な魔眼剣が灼熱の熱波を放ち、周囲の氷雪が一瞬にして蒸発する。
齋藤リッコ:「お……らああぁあああぁあッ!!」
齋藤リッコ:衝撃波と共に振りかぶり、大上段から振り下ろす!
GB先生:「神聖二重冠ダブルクロス……確かに驚異的な出力ですが、それをもってしてもフェミンの出力に」
GB先生:「はっ」そのまま両断される。まるで自分が攻撃されると考えていなかったかのように。
GB先生:「「及びません。それでどうしようというのです?」」声が二重になり、そして。
GB先生:「「ぐっ……!」」遅れて、苦悶の声が上がる。
GB先生:「「何を……!」」
GB先生:それらが再び寄り集まり、1つになろうとする。
齋藤リッコ:「逃がすと──」
齋藤リッコ:二重に揺らめく影のシルエットが凍り付く。魔眼による時間流鈍化、その極地。
GB先生:「前提を聞いていなかったのですか……!?」
GB先生:「私を倒そうとも、この現象は収まらない……!」
齋藤リッコ:静止した時間の間隙、誰の目も届かぬ領域で、再び燃え盛る炎剣が鍛造される。
GB先生:「あなたのやろうとしていることに意味は――」
齋藤リッコ:「思う?」
齋藤リッコ:横薙ぎの一閃が業火の軌跡を描き、二重の輪郭を一振りで蒸発させる。
齋藤リッコ:「……コホッ」時間操作の代償、自らの能力で凍り付いた身体で咳き込んで「……マキエちゃん!」
五位堂マキエ:「は!」
五位堂マキエ:「い!」
五位堂マキエ:フィフィフィフィフィ……!
五位堂マキエ:周囲に空気を揺るがす駆動音が走る。極低温の環境の中で尚、鈍らぬ音が。
五位堂マキエ:「よ!!!!!」
五位堂マキエ:CRAAAASHHHHH!!!!!!!!!!
五位堂マキエ:巨大な鉄塊が、いや、銀色の巨弾が一息でフェミンに激突する!!
五位堂マキエ:神経無線導式戦線支援鉄甲機・疾走D型――マキエの駆る特殊車両である。
五位堂マキエ:否、その先端部分は車両のそれではない。
五位堂マキエ:指だ。五本のそれはそれは太い指が、滑らかに変形して拳の形を作っている。
五位堂マキエ:――五位堂マキエの開かれた両手、その十指に影の弦。その弦が空間に溶け込むようにしてそれに繋がっている。
五位堂マキエ:神経無線導。ウロボロスのエフェクトを研究した技術が用いられているが、おおよそその名の通りの意味である。
五位堂マキエ:……が。ここでは……!
五位堂マキエ:「…………噓でしょ……」
五位堂マキエ:まったく、手応えがない。いや。
五位堂マキエ:「……硬すぎ……!!」
“フェミン”:その手を開くことは叶わない。
“フェミン”:彼女の眼前で、拳が固まり、とどまっている。
“フェミン”:ピシピシと。大気が割れる音が周囲に響く。
“フェミン”:空間全体が何重もの停止の膜となり、その勢いを何度も凍死させた。
五位堂マキエ:「う、う、う……!!」
齋藤リッコ:「……あれでダメなの……!?」
齋藤リッコ:「まずは冷気を抑えないと、話にならない……!」
“フェミン”:「それ越しでも……ダメみたいです」
五位堂マキエ:「ここまでなんて……!」侮っていたわけではない。しかし……!
“フェミン”:「私には、足りません。足らない……」
スターケ・フェアート:「いや……無駄じゃないよ」
スターケ・フェアート:「たしかにそっちの嬢ちゃんが突っ込んだ時、力の入れ方に指向性が出来た」
スターケ・フェアート:「全部自動で止めてるわけじゃない。もっと隙が作れればこいつをぶち込める!」
五位堂マキエ:「なら……!」自分では足りなかった。悔しい……だが!
五位堂マキエ:「お願い!」みんなに、託す!
アリア・リッケンバッカー:「もちろんです。大切なのは諦めないこと」漆黒の機体の内部が青白く発光する。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ、そうですね」
アリア・リッケンバッカー:「春を待つだけが農耕の術ではありません。時には岩を穿ち、氷を砕いてでも耕すべき時もある。後は私が……!」
“フェミン”:ピシリ、と再び空気の裂ける音。
“フェミン”:空間ではない、足元。
“フェミン”:空気は地から冷える。凍りついた大地が、脚ごと氷点に引きずり込まんと蠢いていた。
“フェミン”:留まればそのまま凍りつく、さりとて引き剥がさんとすれば、その身は裂かれる。
“フェミン”:「ああ……」
“フェミン”:「長く、近づきすぎました」
“フェミン”:「もうおしまいです。どうして離れてくれなかったんですか……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「足りない…という気持ち…」
アリア・リッケンバッカー:「……ッ!」重力場を反転させて逃れる……いや、間に合わない。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「わかりますよ」
“フェミン”:「あなた達の熱では、だめなんです」
“フェミン”:「私は満たせない……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そう、満たせない」
五位堂マキエ:「――ッ」血の気が引く。今、いまこの“冷たさ”が、あたしの脚を……命を喰らおうとしている!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「魂の奥に刻まれた傷が叫んでいる」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「喰らいつくせと」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「その方向は違いますが」
五位堂マキエ:「でもね――!」退かない。留まる。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:周囲の冷気が美食王の王鍵を通して変化する。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:無数の氷菓に。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「貴女の冷気ではまだまだ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「私は満たせない」
五位堂マキエ:「どうして離れないかなんて……言ったじゃん!」まっすぐ……口元は震えっぱなしだが……声を上げる!
五位堂マキエ:「あたしたちは、あなたとお話ししたいの!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:周囲に浮かんだアイスクリーム。シャーベット。ジェラート。それらが美食王の周りを楽し気に踊る。
“フェミン”:「無理よ、無理……」
“フェミン”:「お話も、楽しむことも……」
“フェミン”:「すべて、冷たく閉ざされる……」
アリア・リッケンバッカー:「無理ではありません!」美食王の背後から、巨大な黒い塊が飛び出す。
アリア・リッケンバッカー:CAUTION!!CAUTION!!CAUTION!!-GRAVITY BURST-
アリア・リッケンバッカー:進路上に赤い警戒表示が投射される。間を置かずして立て続けに重力場が破裂し、凍りついた地盤を粉砕、隆起させていく。
アリア・リッケンバッカー:隆起した岩盤を盾にして冷気を防ぎながら、フェミンの周囲を回り込むように距離を詰めていく。
“フェミン”:「意味がない、そんなもの……」
“フェミン”:「いずれ脆く崩れてしまうもの」
アリア・リッケンバッカー:「でしょうね!けれどこの一瞬、貴方に近づくまで保てば十分です!」
アリア・リッケンバッカー:「大地から生まれたものに、壊れないものなんてありません」
アリア・リッケンバッカー:「土は崩れ、鉄は腐り、食物は誰かの糧となる」
アリア・リッケンバッカー:「それは、貴方を閉ざす氷も同じことです!」
“フェミン”:「……!」
アリア・リッケンバッカー:「今からそれを証明しましょう!ジェーンさん!」
GM:バリバリバリバリ……と空気を裂く音がする。
GM:大気が凍てつく静謐な音ではない。それをかき乱す姦しい音。
GM:ヘリのローター音。上空から一機突っ込んでくる。
ジェーン・フロム・ウィネ:「っしゃあ~!」
楓・デパタ:「行きまーす!」
インラー・リンド:「うぇーい!」
GM:ヘリから黒い粉のようなものが散布される。
スターケ・フェアート:「これは……」
楓・デパタ:「炭です!」
インラー・リンド:「雪黒く染めたら光吸収して融けるんだなこれが!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「塩だとこの後・・・の土壌傷めるすからね~!」
“フェミン”:「こんなもの……」
インラー・リンド:「じゃあダメ押ししちゃおかな。はいドーン!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(炭を入れてご飯を炊くと美味しいんですよね)
楓・デパタ:「えっ落ち……えっ!?」
GM:ヘリが失速して、真っ逆さまに突っ込む。
“フェミン”:「……!」その大質量を受け止めるように手をかざし、凍りつかせていく。
ジェーン・フロム・ウィネ:「やっば~!んじゃま~あと頼んまーす!」
楓・デパタ:「アリア先輩頑張けっぱって~!」
齋藤リッコ:「め……メチャクチャすぎ……」
インラー・リンド:「よろ~!」
アリア・リッケンバッカー:「皆さんよくできました!後は……」マスクを外す。喉が凍りつくのをお構いなしに、空気を目一杯吸い込む。
アリア・リッケンバッカー:「お任せください!!!!!!!!!!!!」
GM:ビリビリと、大気が震えた。
齋藤リッコ:「ウギャアーーッ!!」
五位堂マキエ:「オヴァーーーッ!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ウグゥ~ッ!!」
アリア・リッケンバッカー:頭上の十字冠が輝き、新たな稲が芽吹くように四方に広がり、大きな十字を形作る。
アリア・リッケンバッカー:「特殊耕作機械アグリカルテックアームズ!!!!輸送活用トランスシフト!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:フェミンへ向かって一直線に力場が展開される。
アリア・リッケンバッカー:CAUTION!!CAUTION!!CAUTION!!-SUPERCONDUCTIVITY-
アリア・リッケンバッカー:先程まで機体を浮遊させていた重力場を後方に集中させる。現在この機械を浮かせているのは重力制御によるものではない。
アリア・リッケンバッカー:マイスナー効果によるピン留め現象。極低温下の超伝導により、フェミンとアリアの間を結ぶ直線状に一切の抵抗要素を排したリニアレールが敷設されている。
アリア・リッケンバッカー:後方で重力場が弾けると同時に、静かに、そして刹那の間にアリアの機体はフェミンの眼前へと迫っている。
アリア・リッケンバッカー:「さらに!!!!!!!!!破砕活用クラッシュシフト!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:機体の先端に形成された重力場がドリルのように渦を巻き、フェミンを守る氷塊を削り貫いていく。
アリア・リッケンバッカー:「フェミンさん!!!!貴方は自分のことを兵器だとおっしゃいましたね!!!!!!それ故に、そうでないものとは共存できないと!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「しかしよく見てください!!!!!!私が乗る農機これも、兵器です!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「そもそもこの学園都市において私達は、皆兵器として育てられたのです!!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「けれどどうでしょう!!!!!!!!!!!!!!今の私達は、兵器の役目を全うしていると言えるでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「生まれ持った力は捨てられません!!!!!!!!!!しかし!!!活用することはできる!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「別のことに使って良いんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!私達のように!!!!特殊耕作機械このこたちのように!!!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:「そして!!!!!!!!!!!!」氷塊を粉砕し、フェミンの目と鼻の先へと飛び込む。
“フェミン”:「っ」
アリア・リッケンバッカー:続く一手は攻撃ではない。機体のハンドルから手を離し、ジャケットから取り出した白い端末を
アリア・リッケンバッカー:「こんなふうに……ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリア・リッケンバッカー:フェミンの肌に力強く叩きつける。強制温室装置の起点となる発振器だ。
“フェミン”:「ひゃっ……!」
アリア・リッケンバッカー:それはどこか、市販のホッカイロを思わせる素朴な形状をしていた。
アリア・リッケンバッカー:「強制温室装置、起動イグニッション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
GM:瞬間、急速に熱源が膨れ上がった。
GM:周囲の物体全てに強制的に振動を励起し、一定の周波数を維持させ続ける兵器。
GM:それが半球上に拡大し、周囲に温かい空気が生まれた。
“フェミン”:「……!?」
“フェミン”:周囲をまとっていた白い霧が霧散する。
“フェミン”:霧散するたびに再び白い霧が発生し、また霧散していく。
“フェミン”:「何……?何がどうなって……」
GM:彼女の周囲の荒れ狂うほどの奔流は、鳴りを潜める。それでも。
GM:その温室の外は別だ。相も変わらず、絶対の寒冷地帯が維持されたまま。
スターケ・フェアート:「くそ……収まんないのかい!」
五位堂マキエ:「……ぷはっ、けど……!」
齋藤リッコ:「いや……十分!やってくれたわね……!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「もう一押しと言ったところでしょうか」
アリア・リッケンバッカー:「むむ、効果は十分とは言えませんが、改良次第でもっと良くなりそうですね」フェミンに装置を取り付けた後、勢いのままにすれ違って距離を取った。マスクも付け直している。
齋藤リッコ:炎の魔眼が霧散し、生身のままその場を駆け出す。溶けた雪の飛沫と共に、温室空間へと滑り込む。
齋藤リッコ:ここまでの交戦で見せた能力は布石だ。炎使いとしてこの場に呼ばれたリッコだが──
齋藤リッコ:「こっちも……出来んのよ!」
齋藤リッコ:“フェミン”の身体に触れた瞬間、漂う水蒸気、溶けた雪、それらが一瞬で凍結し、彼女の身体を拘束する硬質の縄と化す。
齋藤リッコ:それは本来、温室空間ではすぐに溶けてしまうものだが……
“フェミン”:「えっ」
齋藤リッコ:「あんたが暴れるのを止めない限り……それは消えないわよ」
齋藤リッコ:「炎を消すことは簡単でも……氷を溶かすのは難しいでしょ、あんたじゃ」
“フェミン”:「嫌っ、嫌っ……」身を捩る。氷は溶けるどころか一層肥大化した。
齋藤リッコ:「……」その様子を見て「……“フェミン”。あなた、生まれたばっかりなんでしょ?」
“フェミン”:「え?……はい」
齋藤リッコ:「あたしはノヴァリスに来て何年も経つのに、まだ全然知らないことばっかりよ」
齋藤リッコ:「でも、その中でも色んなものを見てきたわ」
齋藤リッコ:「こことは逆に、猛暑や水不足で苦しんでる学区は沢山あるし……寒ければ寒いほど元気になる生徒だって、何人もいたわ」
齋藤リッコ:「大方、あいつに色々吹きこまれたんでしょうけど……」
齋藤リッコ:「それだけで、自分の運命を……生き方を決めつけないでほしいのよ」
齋藤リッコ:凍り付いた肌に、掌で触れる。
“フェミン”:「運命を、決めつけない……」
“フェミン”:「あっ、ダメです、触ったら……」
齋藤リッコ:サラマンダーであるリッコの掌が凍ることはない。それでも痛みを覚える程冷たくは感じるが、顔には出さず微笑んで見せる。
齋藤リッコ:「ね」
齋藤リッコ:「これからあなた自身の目で色んなものを見て、考えて……ダメだってするのは、それからでも遅くないと思わない?」
“フェミン”:「……ダメ、ダメです、ダメ……」
“フェミン”:「この人を、凍らせるのは、ダメ……!」
“フェミン”:「うう……!」
“フェミン”:酷く冷たい肌だが、氷の冷たさだけを湛えてはいない。
“フェミン”:その奥には人の温もりがある。そして。
“フェミン”:するり、と。氷の縄が溶ける。
“フェミン”:「あれ……?」
“フェミン”:「今、これ、私が……?」
齋藤リッコ:「……よしっ」
齋藤リッコ:にこりと笑って、抱き寄せるようにぐしゃぐしゃと頭を撫でる。
“フェミン”:「わ……ダメです、凍って……あれ?」
齋藤リッコ:「ちゃんと出来るじゃない!よかったわね!」
“フェミン”:酷く冷たいが、それだけだ。
齋藤リッコ:「みんな、もう大丈夫そうよ!」
スターケ・フェアート:「サラマンダーシンドロームができるのは、分子の制御……逆がやれない道理はないし」
スターケ・フェアート:「“基準温度”が規定されればよりやりやすく……いや」
スターケ・フェアート:「解説は野暮ってもんか」
アリア・リッケンバッカー:「ええ、流石ですリッコさん。これが人徳というものでしょうね」
五位堂マキエ:「……いよっしゃあ!!」
五位堂マキエ:「サンキューリッコちゃん、ナイスジョブ!」
齋藤リッコ:「えへへ……って言いたいとこだけど、この子が頑張ったからでしょ、今回は」
齋藤リッコ:「“フェミン”。これから色々大変だろうけど……心配ないからね」
齋藤リッコ:「ほら、頼れる先輩がこんなにいるんだから」皆の方を見て
齋藤リッコ:「勿論、このあたしも含めてね。かわいい後輩が出来て、嬉しいわ」
“フェミン”:「……はいっ」
“フェミン”:くしゃりと笑う。その笑顔は酷くぎこちなく、練習の必要性を感じさせた。
アリア・リッケンバッカー:「……ところで皆さん」
アリア・リッケンバッカー:一仕事終えた自分たちはもちろん、フェミンが生まれたばかりと聞いてからずっと考えていた。おそらくこの環境ではその機会すらなかっただろう。
アリア・リッケンバッカー:「お腹空きませんか?」じきに、夕食の時間だった。

【バックトラック】

GM:ジャームの登場は有りませんが
GM:この冠氷現象自体をEロイス「破壊神顕現」相当の災厄と扱い
GM:Eロイス1個分に計上します。振る方はどうぞ。
齋藤リッコ:お得!
齋藤リッコ:132-1D10 振ります
DoubleCross : (132-1D10) → 132-4[4] → 128

アリア・リッケンバッカー:振らなくてもよさげ
齋藤リッコ:128-7D10 1倍振り
DoubleCross : (128-7D10) → 128-41[3,10,6,1,10,9,2] → 87

齋藤リッコ:グッド
GM:つよ
五位堂マキエ:あたしも113だから……おそらく大丈夫!普通1倍振り行きます!
アリア・リッケンバッカー:ロイス6、素振りするぜ
五位堂マキエ:113-5D10
DoubleCross : (113-5D10) → 113-25[5,6,1,5,8] → 88

アリア・リッケンバッカー:106-6d10
DoubleCross : (106-6D10) → 106-46[6,10,9,5,8,8] → 60

GM:戻りすぎてる人おるな
五位堂マキエ:よっしゃ!絶対大丈夫とは言いにくかったラインだけど……おそらくの通りいけたぜ!
アリア・リッケンバッカー:減りすぎ!4点かな
齋藤リッコ:5点!
五位堂マキエ:5点!
GM:では全員帰還確定だ おかえりなさーい
齋藤リッコ:イェ~イ
GM:家に帰るまでがセッション!
アリア・リッケンバッカー:やった~!
五位堂マキエ:帰れたわ~!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:Eロイス分は振らずに1倍で
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:オーシャンズ・マウンテンヒルズの侵蝕率を6D10(→ 25)減少(101 → 76)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:5点です
GM:やったね
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:神聖二重冠の効果を使って3倍の15点になります
GM:OK!
GM:経験点はいつもの5点にシナリオ点7点 Eロイス1点 Dロイスはロロの遺産継承者で1点
GM:14点に経験点分を出したものが最終獲得になります 何点になりましたか?
齋藤リッコ:19点!
五位堂マキエ:19点!
アリア・リッケンバッカー:18点!
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:29点
五位堂マキエ:そうか、美食王様のそういう手もあった……!
GM:今からでもやっていいよ
五位堂マキエ:あ、いいんですか?!ありがとうございます!!ではあたしも神聖二重冠で3倍にして29点となります!!
GM:はーい
GM:C((18+29+29+19)/3)
DoubleCross : c((18+29+29+19)/3) → 31

GM:あたしは31もらいます
五位堂マキエ:PLの経験点が増えると、GMのもらえる点も増えてお得!

【エンディング:合同】

GM:【アップルシード開拓農学校「開拓使」校舎内 広間】
GM:アップルシード学区における冠氷現象は解決を見た。
GM:あれだけ発達していた極寒地帯は、今や少しも残されていない。
GM:もちろん、農地へのダメージが癒え切っている訳では無いが、それらはいずれ再生する、あるいはさせるものである。
GM:ひとまずの決着を受けて、君たちの集められた部屋には……
GM:大量の料理が所狭しと並べられている。
ジェーン・フロム・ウィネ:「は~い、と、いうわけでですね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ま~まずは皆さんお疲れ~っす!」
五位堂マキエ:「お疲れさまでーす!!」
アリア・リッケンバッカー:「お疲れ様でした。全員無事で何よりです」
齋藤リッコ:「お疲れ様ーー!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「お疲れ様です」
五位堂マキエ:「ひゃあああああすっごいたくさん!アップルシードさんの料理が!たくさん!」
齋藤リッコ:「これ全部食べていいの……!?」
インラー・リンド:「もち!」
楓・デパタ:「あたしたちが作りました!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「素晴らしい…!」
五位堂マキエ:「やったーーー!役得!うれしい~~~!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「農場直営レストランの良さ…」
ジェーン・フロム・ウィネ:「やっぱ大地ってこれ・・持ってますよねえ」ぐっと力こぶしを作ってとんとん叩く。
五位堂マキエ:「え、でもこれを3人で?すご……さすがの手際だよ……」
楓・デパタ:「結構急速に農地も回復してるんです。これなら生産量が戻るのもすぐだと思います」
齋藤リッコ:「ホント……!?すごいわねアップルシード……」
アリア・リッケンバッカー:「良かった。まずは一安心ですね」小さく息をつく。
五位堂マキエ:「おお……よかった、あたしたちの食卓のダメージもなさそうで……」
インラー・リンド:「稲作部にもちょっと手伝ってもらったよ~。“この機にお米の美味しさを布教してください”って」
インラー・リンド:「その辺の米系がそうなのだ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:とりあえず米をクソデカ山盛りにしている。
齋藤リッコ:「おいしすぎる……新米……」感動している
五位堂マキエ:「うまい……稲……我々(こいつは日本人なので)の心……」いただきまーす!とモシャモシャ食らっている……
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:山の真ん中をくぼませて真ん中にカレーを注ぎ込む。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふ…ふふ…」
齋藤リッコ:「セルフで富士山カレーを……」
楓・デパタ:「本場だとああやって食べるんだ……」
アリア・リッケンバッカー:「お代わり自由ですから遠慮せず言ってくださいね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「これはエベレストカレーです」
ジェーン・フロム・ウィネ:「うちらは誰も飢えさせねえっすからね」
五位堂マキエ:「た、食べないかな……本場でもああいうスタイルは……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:山の高さは50cmくらいある。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:山裾にカツを並べていく。
楓・デパタ:「ええ……!まさかそこまで……」
楓・デパタ:「あれが“王様”なんだ……!」
五位堂マキエ:「ありがとうシェーンちゃん……アップルシードさん……あたしたちのヒーロー……」
齋藤リッコ:「これまでキングダムで生活してきて……」もぐもぐ「食事の心配なんてしたことなかったわ」
齋藤リッコ:「それもオーちゃんやアップルシードの皆のこういう頑張りで支えられてきたのよね……。頭が下がる思いだわ」
スターケ・フェアート:「何言ってんのさ」
スターケ・フェアート:「それを今回あんたらの頑張りが支えてくれたんだろ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「もぐ…もぐ…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「供給が…もぐ…なければ…もぐ…私の…もぐ…出来る事は…もぐ」
五位堂マキエ:「メサイアでも暴徒にさえ気をつければスーパーで普通に食材が買えるからねえ。アップルシードさんとクリ商さんにはいつも感謝だよ……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あまりないですからね…もぐもぐ」
アリア・リッケンバッカー:「アップルシードの農地は生徒数に比してあまりに広大で、私達だけではどうしても手が回らないのが現状です」
五位堂マキエ:「……ウッ。そう言ってくれると、へへ、こっちとしてもちょっと照れちゃいますね」フェアートさんの言葉に感じ入り。
アリア・リッケンバッカー:「今回のような異変には後手の対応になってしまうことも多々あります。だからこそ、皆さんの助けが重要なのです」
アリア・リッケンバッカー:「私達の作る作物を食べたいと思ってくれる方々によって、我々も支えられているというわけです」
ジェーン・フロム・ウィネ:「需要がなくっちゃ供給もありえないっすからねえ」
齋藤リッコ:「そうね……持ちつ持たれつ、お互い様ってことね。困った時はまたいつでも呼んでね」分厚い肉を切り分けている
齋藤リッコ:「今度は傭兵じゃなく、友達として駆けつけるわ」
インラー・リンド:「ひゅ~っ」
五位堂マキエ:「立派だ……!」
楓・デパタ:「わ~」ぱちぱち。
五位堂マキエ:「リッコちゃんかっこい~!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「かっくい~!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「素晴らしい…もぐ」
齋藤リッコ:「え、えぇ~?いやァ……そんな大したことはぁ……」デレデレしている
アリア・リッケンバッカー:「ふふ、頼りにさせてもらいますよ」
五位堂マキエ:「もちろんあたしにもいつでも声かけてね~。畑や牧場のことは素人だけど、車とかの足なら……あとちょっぴり……何だろう……掃除?……みたいなことならいつでも力になるよ!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:まるごとニンジンステーキをモリモリ食べる。
五位堂マキエ:「きゃーっこのクリームコロッケもおいし~!チーズ入ってる!チーズ!」
楓・デパタ:「助かります。個人的には合コンの皆さんのテクとかお伺いしたいな~という感じです、はい」
五位堂マキエ:「パンに挟んじゃお!グラコロ!グラコロ!」
齋藤リッコ:「あ、それはあたしも気になる」
五位堂マキエ:「おお~、そっち!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「積極的い~」
五位堂マキエ:「いいよ、まかせて!料理の……(今の皿も大変豪勢でおいしいので若干口よどむ)……ワザから掃除洗濯のテク、男子女子のグッとくるまで何でも来いよ!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そいえばさっき言い忘れてたんすけど」
ジェーン・フロム・ウィネ:「もう一人手伝ってくれた料理人が居るんすよ」
五位堂マキエ:「我々合コンはそういったものを日々研究しております……あたしだけじゃなく会のみんなもそれを広めることに邁進しており……ノリノリで聞いてくれると思うな!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ご用意していいっすか?」
五位堂マキエ:「あら!」
齋藤リッコ:「ふむ?」
インラー・リンド:「どうぞ~」扉を開けると、
GM:ごう、と冷たい風が吹き込んだ。
齋藤リッコ:「おわ!?」
五位堂マキエ:「わわっ……」
アリア・リッケンバッカー:「おや」
“フェミン”:その奥からトローリーを押して、白い少女が現れた。
“フェミン”:「こ、こんにちは……!」
五位堂マキエ:「フェミンちゃん!」
齋藤リッコ:「“フェミン”!?」
齋藤リッコ:「料理って……あなたが?」
“フェミン”:「あ、はい!料理と言えるかは怪しいんですけど……」
楓・デパタ:「お待ちかねのアイスクリームですよ~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ほほう…アイス」
楓・デパタ:カートから取り上げてみんなのもとに置いていく。
五位堂マキエ:「……そ、そうだよ!料理って、ここにあるのは温かいものばかりだけど……」
五位堂マキエ:「あ!」
アリア・リッケンバッカー:「素敵ですね。容器もキンキンに冷えていて美味しそうです」
齋藤リッコ:「アイス!やった~~!」
五位堂マキエ:「アイスだ~~~~~!!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「山盛りでお願いします」
“フェミン”:「は、はい……!」
齋藤リッコ:「オーちゃんってお腹壊したりしないの?」
五位堂マキエ:「そうか~冷たいお料理!スイーツ!これならフェミンちゃんもその才能を活かせるね!」
インラー・リンド:「強制温室兵器があれば制御できるっぽいのよなどうも」
インラー・リンド:「ある程度はダダ漏れっけど……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「お腹が壊れる?」通常の5倍くらいあるアイスディッシャーをカシャカシャしながら
五位堂マキエ:「ほえ~」リンちゃんに感心するように頷く
GM:部屋自体の温度は徐々に下がっていくような感じがある。完全に抑えきれているわけではないのだろう。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「壊れるくらい食べてみたいですね…」
五位堂マキエ:「なるほど、何となくじわじわ涼しい……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「まあうちは人手不足っすからね~。開拓使で抱えることにしました」
齋藤リッコ:「羨ましいな~……あたしも無限にアイス食べてみたいわ」小さな火の魔眼を松明めいていくつか室内に灯す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「涼しいならこたつでも用意しましょう、そして鍋です」
ジェーン・フロム・ウィネ:「能力はヤバヤバなくらい有能っすからね」
五位堂マキエ:「王の発言だぜ、オーちゃん……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:デカンタになみなみと注がれたエスプレッソを取り出す。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「アイスクリームにエスプレッソをかける…アフォガードにしましょう…」
楓・デパタ:「おお~……」
アリア・リッケンバッカー:「食材の冷凍保存に、食肉の低温熟成、乳製品のアイスも量産化できますし」
五位堂マキエ:「確かにね~。農地ならヒエヒエなのも大変使い出がある……」
五位堂マキエ:「アフォガード~!」輝く表情!
アリア・リッケンバッカー:「電力に頼らずにこれらの大規模施設が動かせるとなると、正直かなり夢が膨らみます」
インラー・リンド:「熱式や態人地雷の凍結もやりうるからね。どこに出しても万能だよなあ」
インラー・リンド:「あたしも欲しかったが……」
齋藤リッコ:「……アイスうまっ!牛乳がいいのかしら……店出せるわよこれ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「貸すが~?」
“フェミン”:「貸されます……!」
インラー・リンド:「助かる~」
齋藤リッコ:「早速仕事が見つかったみたいじゃない。よかったわね、フェミン」
“フェミン”:「はい……!」
五位堂マキエ:「アイスも濃ゆい!!こんなおいしいやつ久しぶりだよ~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「んま。これどこの?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「んんん…」
楓・デパタ:「これルクちゃんのとこのだよ~」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「素晴らしい…」
インラー・リンド:「ま?仕上がってんな」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「乳脂肪分が高い事に加えての、空気の混入具合、微細氷結の割合…食感…最高か」
五位堂マキエ:「うまい……うまい……すいません、ちょっとこの牛乳絞った方にお話しさせてください……我々合コンは毎週のようにお菓子を作ってる者どもなので……」
楓・デパタ:「あはは……紹介するね!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「時にですよみなさん」
五位堂マキエ:「もしかしたら定期的な購入なども……持ち帰って検討させて頂きたく……」
五位堂マキエ:「やったーーー!」
齋藤リッコ:「あたしも友達の店に卸してもらおうかな……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「“飢餓フェミン”ってアレじゃないっすか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「っぱ……欲しくないっすか。あれが」
アリア・リッケンバッカー:「あれですか」
齋藤リッコ:「あれ?」
齋藤リッコ:「……どれ?」
インラー・リンド:「名の前っしょ」
楓・デパタ:「兵器としてのコードだもんね」
齋藤リッコ:「ああ~、確かに!いいわねそれ」
齋藤リッコ:「誰か案ある?」
五位堂マキエ:「名前か~!」
スターケ・フェアート:「強そうな名前にしようぜ」
ジェーン・フロム・ウィネ:「姓はこれでよくないっすか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「“アップルシード”」
五位堂マキエ:「どんなのがいいっかな~……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「イメージに合う名前が良いですね」
五位堂マキエ:「いいね!アップルシード、かわいいし!」
アリア・リッケンバッカー:「なるほど、この学区で生まれた命にはぴったりかもしれません」
インラー・リンド:「生まれ故郷の名前つけるのはままあるもんね」
“フェミン”:「アップルシード……」
齋藤リッコ:「いいわね。ここの子って感じで」
スターケ・フェアート:「名前は?やっぱり強そうなのに……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「個人的には冷たく、それでいて甘い名前が好みです…が」
五位堂マキエ:「強そうな名前……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「本人の好みもありますからね」
齋藤リッコ:「強そうなのかぁ……アルティメットアイスブリザード-改-とか」
スターケ・フェアート:「いいね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「却下~」
五位堂マキエ:「ホロビ・アップルシードとか?」
スターケ・フェアート:「いいね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ボツボツ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ジェラート・アップルシード、フラッペ・アップルシード、氷菓・アップルシード…」
アリア・リッケンバッカー:「思いの外難しいですね……苗の品種の名前ならすぐ思いつくんですけど」
楓・デパタ:「……“透き通ったクレア”?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ」
五位堂マキエ:「……おお」
齋藤リッコ:「クレア・アップルシード?へえ~……いいんじゃない?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「クレア…イメージにもあいますね」
五位堂マキエ:「いいと思うな!かわいいし、キリッともしてる感じで」
“フェミン”:「クレア・アップルシード……」
アリア・リッケンバッカー:「どうですか?貴方が気に入らないのなら、他の名前でも……」
“フェミン”:「……いいえ」
“フェミン”:「なんだか、そう呼ばれて……すこし、温かくなりました」
クレア・アップルシード:「クレア・アップルシード……私は、この名前をもらいます」
五位堂マキエ:「……おお~!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「決まりみたいっすね」
五位堂マキエ:「よろしくだね、クレアちゃん!」
クレア・アップルシード:「はい!改めて、よろしくおねがいします!」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふぅむ…では」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ハッピーバースデーですね、クレア」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「すぐにケーキを用意しなくては」
ジェーン・フロム・ウィネ:「任せてくださいっすよ!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ここはアップルシードすからね」
アリア・リッケンバッカー:「蝋燭は……ゼロ歳だからいりませんか」
アリア・リッケンバッカー:「代わりに旬の苺をたっぷり乗せましょう」
齋藤リッコ:「……どう?フェミン……ううん、クレア」
齋藤リッコ:皆に囲まれて楽しげなその姿に、笑い掛ける。
齋藤リッコ:「良かったでしょ、諦めなくて」
クレア・アップルシード:「はい。……はい……!」
齋藤リッコ:かつて友人を星徒として葬った時、齋藤リッコの人生は決定的に変わってしまった。
齋藤リッコ:それから星徒に何度も関わって、その度大きな悲しみを目にしてきた。それがノヴァリスの真実であり存在理由ならば、こんなに許せないことがあるだろうか。
齋藤リッコ:だが、目の前の少女が生を受けたのは、星徒の存在無しには起こりえなかったことだ。
齋藤リッコ:今はそれが、何だか堪らなく嬉しかった。
齋藤リッコ:「……あなたがこうして生まれたのは、単なる偶然かもしれない」
齋藤リッコ:「でも、それを悲劇と呼ぶか、奇跡と呼ぶかは……クレアにしか決められないわ」
齋藤リッコ:「あたしが保証できるのは、ひとつだけ」
齋藤リッコ:「ここは、すっごく楽しい場所ってこと!」
齋藤リッコ:新たなノヴァリスの一員へ歓迎を込めて、笑った。
齋藤リッコ:「ようこそ、ノヴァリスへ」

【エンディング:五位堂マキエ】

GM:事件を解決し、その後の様々な小事件※を終えて。
GM:※齋藤リッコハグ凍死未遂事件、コパルヒン(セイウチの発酵肉)開封事件などのこと。
GM:君はメサイアへの帰り道にあった。
GM:万全の整備のなされた専用車両には、お土産の食料がたくさんと。
GM:一人の少女の姿があった。
五位堂マキエ:「フ~フフッフフフ(歌えてない)ロケッダイブ、君のイビツなロケ~」口ずさんでいる。外でよく聞いていた歌だ。歌手は……現役ではなく、歌の方も大分古く、よくは知らない。
三城郷ミチカ:「なるほどね~。マキエちゃん大活躍だったわけだ」助手席に座り、それまでの一部始終を聞いていた。
五位堂マキエ:「いや~、はは……」
三城郷ミチカ:「大ピンチ!って連絡もらって急いで飛んできたけど、無事に解決したなら何よりだよ~」
三城郷ミチカ:「うわっ、このアイス美味し」
五位堂マキエ:助手席に乗ってもらっている委員長……そう、元委員長に相槌を打ちつつ話を続けている。これまでの経緯を伝えた所だ。
五位堂マキエ:「まあ~、あたしは多分一番役に立ってなかったと言いますか、クレアちゃんを止めるのにも全然だったわけですし」
五位堂マキエ:「これは本当みんなのお陰ですね~~……」
五位堂マキエ:「でもまさかミチカ委員長が来てくれるなんて!全然思ってなかったですよ~」
五位堂マキエ:「すいません!ご足労頂いたのに全部終わっちゃってて!アイス、おいしいでしょ?いっぱい食べてください!」
三城郷ミチカ:「えぇ~、遅れて来ただけなのになんか悪いなあ」と言いつつ二カップ目のアイスを手に取る。
五位堂マキエ:「みんなも喜ぶと思うな~このお土産。ほんとおいしくって。アップルシード様様ですよ~」
三城郷ミチカ:「来週のお菓子会が楽しみだねえ。ミルキちゃんも張り切るだろうなぁ」
五位堂マキエ:「そうそう!みんなにもうんと活用して、おいしいお菓子を作ってほしい!結果あたしもうれしい!win-winですよ~」もちろん自分も作る。合コンメンバーとしては当たり前すぎることなので、特にそこへ言及はない。
五位堂マキエ:「……んっふっふ~……」上機嫌。
三城郷ミチカ:その横顔を微笑ましげに眺めて「……けど、良かった」
五位堂マキエ:「……んえ?」
三城郷ミチカ:「マキエちゃん、葬送係の仕事にはあまり関わってなかったから。ショックとか受けちゃってないかなって」
五位堂マキエ:「……あ、ああ~……」
三城郷ミチカ:「ちょっと心配してたんだ。直接飛んできたのはそれも理由」
三城郷ミチカ:「たまたま近くにいたのもあるし、今みたいなお土産を期待してたのももちろんあるんだけどね」和ませるようにくしゃりと笑う
五位堂マキエ:「……ありがとうございます。あたしは……そうですね。確かにあんまり葬送係の仕事には関わってなくって」
五位堂マキエ:「戦闘力は強い子たちにはちょっと劣るんで、機動力?輸送力?みたいなところで役に立てたらなって所で、送り迎えの方には参加させてもらってたんですけど……」
五位堂マキエ:「……でも、大丈夫ですよ。ちゃんと星徒のことは教えてもらってたので。正直言うとちょっと実感に欠けてたところはありますが……でも、大丈夫」
五位堂マキエ:「実際会ったら……今回はもう仮死状態でしたけど……大丈夫です。これからも『いけそう』だなって」
五位堂マキエ:「知らない子でも、もう死んじゃっててジャームになっちゃってる子でも、元はあたしたちと同じです。そう考えたら、うん……大丈夫かなって」
三城郷ミチカ:「そっか……でも無理しちゃダメだからね?私達の目的は星徒と戦うことじゃなくて、彼女たちのせいで誰かが傷つくのを防ぐことなんだから」
三城郷ミチカ:「割り切ったり、慣れたりする必要なんてないんだからさ」
五位堂マキエ:「……はい。ありがとうございます。うん、そうですね。肝に銘じます」
五位堂マキエ:「うん。でも……」
五位堂マキエ:「委員長、知ってます?」聞くまでもない。知っているのだ。委員長に限らず。少なくとも、合コン委員会にいる者なら誰だって。
三城郷ミチカ:「ん、何を?」
五位堂マキエ:「朝、起きてカーテンを開けたら、お日様がまぶしかったこととか。準備して出かけたら、どこかで誰かが笑いかけてくれたこととか」
五位堂マキエ:「学校で友達としょうもない話をしたら、妙に楽しかったこととか。帰り道に今日のゴハンをどうするか悩んでみたこととか」
五位堂マキエ:「実際作ってみたら、喜んでくれて、こっちもうれしかったこととか」
五位堂マキエ:「そういう、思い出」
五位堂マキエ:「あたしたちは、そういうことの……うれしい思い出が積み重なって生きてるんです」
三城郷ミチカ:「……うん」
五位堂マキエ:「それは、星徒の元になった、生きてた頃の生徒だってきっと同じで」
五位堂マキエ:「そういう『あたしたちと同じだった生徒』が、星徒なので……だから、大丈夫なんです」
五位堂マキエ:「戦うんじゃない。誰かを守ったり、その……変わり果てちゃった星徒を、何ていうんだろうな、また解放したげたり」
五位堂マキエ:「そう考えてるんです。話が長くなっちゃいましたけど。割り切ったりなんかしてませんよ。『あたしたちと同じだった星徒』をどうにかしたい」
五位堂マキエ:「そう思ってるから……へへ、大丈夫なんです」
三城郷ミチカ:「うん、そうだね……も~、マキエちゃんえらすぎ!アイスどうぞ!」
三城郷ミチカ:ヘラで掬ったアイスを運転するマキエちゃんの口元へ運んであげる。
五位堂マキエ:「ええ~マジで!?委員長手ずからのあ~んだ!ウッヒョ~頂きますウンメェ~~!!」
五位堂マキエ:「ヒュウ~左うちわ!これだけで来てもらった甲斐ありますね!!」
三城郷ミチカ:「うんうん!あっちゃんと前見てね」
五位堂マキエ:「オッス!安全運転安全運転!」
五位堂マキエ:「せい!ハッ!イン……ハンドルを右に!……っと。所で」
五位堂マキエ:「委員長、あのですね」
五位堂マキエ:「ちょっと気になることがあるのですが」
五位堂マキエ:「だから話が繋がるというわけでもないんですけど、今回あのアップルシードさんで見つかった星徒の子」
五位堂マキエ:「詳しいお話はいずれ委員長の耳にも入ると思うんですけど……どこの誰かも判らない。んですって」
三城郷ミチカ:「ということは、合コンうちにも記録が残ってない子なんだね……」
五位堂マキエ:「はい。……あの子は星徒な以上、これからノヴァリスが全て終わってなくなるまできっとあのままかもしれませんが」
五位堂マキエ:「合コンにも……誰にも、名前だって知られないままというのは、その……ちょっとあんまりな気がするんです」
五位堂マキエ:名前も知らない。過去も素性も何もわからない。それは……きっとさっき話した『あたしたちと同じ思い出』すらどこの誰も共にできないままではないのか。
三城郷ミチカ:「うん……気の毒だよね。彼女も、どこかにいるかも知れない彼女の関係者も」
五位堂マキエ:「だから……はい。あたし、ちょっと調べてみてもいいですか」
五位堂マキエ:「せめて名前だけでも……うん、誰だったかだけでも知って、カタコンベで眠らせてあげたいんです」
三城郷ミチカ:「そうだね……」楽園の三百人。その中に僅かに含まれる、顔も名前も判別できない身元不明の遺体。彼女がその一人なのかすら、現時点では定かではない。
三城郷ミチカ:「良いと思う。私も協力するよ」暗くなった空に浮かぶ星を眺めながら。
五位堂マキエ:「委員長……!」
三城郷ミチカ:「実は心当たりもあるしね。合コンで把握できない情報なら……」
五位堂マキエ:「……あるんですか!うお~さすが同窓会!」
三城郷ミチカ:「何か残ってる可能性があるとしたら、中央図書館かな」
三城郷ミチカ:「私一応教育実習生だから、引率ありなら自由に入れてあげられるんだ」職員室の印章の入った端末を見せる。
五位堂マキエ:「うわあ~っやった!助かります!」
五位堂マキエ:「……うん、うん!手掛かりはあの星徒のレネゲイドを浴びたクレアちゃんくらいかなと思ってた所なんで、うれしいです。ありがとうございます!」
三城郷ミチカ:「確かにクレアちゃんも有力な手がかりだね。星徒本人の顔がわかってて、近しいレネゲイドを持っている子もいるなら」
三城郷ミチカ:「探しようはあるかもしれない。早速図書委員の子に連絡取ってみるよ」
五位堂マキエ:「……はい!」
五位堂マキエ:「へへ、やる気出ちゃうな~」
五位堂マキエ:「……委員長」
五位堂マキエ:「……男子もいずれ戻ってくるといいですね」
三城郷ミチカ:「……」
五位堂マキエ:「やっぱり、こんな所で毎日色んなことをして……騒いだりして暮らせないのは、勿体なさすぎるんで!」
五位堂マキエ:あたしたちは『そういう思い出』が積み重なって生きてるんだ。だから。
五位堂マキエ:戻ってきなよ。君たちも、早く。
三城郷ミチカ:「うん……」静かに目を伏せる。
三城郷ミチカ:「……マキエちゃん」
三城郷ミチカ:知っている。喪ったものを悼み、失ったものを待ち続ける自分たちの中にあって
三城郷ミチカ:彼女だけが、絶対に戻らない思い出に寄り添い続けている。
三城郷ミチカ:「……ありがとうね」
五位堂マキエ:「……へへへ」
五位堂マキエ:「当然のことですって~」笑う。
五位堂マキエ:「……蔦は絡まり~フフフフフフン(歌えてない)~メリーゴーランドラ~ン~」口ずさんでいる。外でよく聞いていた歌だ。歌手は……現役ではなく、歌の方も大分古く、よくは知らない。知らないが。
五位堂マキエ:「また春に――」
五位堂マキエ:いつか来る、春の歌だ。

【エンディング:オーシャンズ・マウンテンヒルズ】

GM:アップルシードでの飢饉の危機を解消して。キングダム用の農地の生産量も回復しつつある。
GM:君は配下による当座の補給分の食料を積み込みを見届け、自らもキングダムへ戻ろうというところだった。
楓・デパタ:「……お疲れ様です」タブレットを片手に陣頭指揮を執っていた少女が、君を見つけて歩き寄る。
楓・デパタ:「ひとまずの手配分はこれで完了です。増産分についても……追って供給できそうです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:納品データを確認。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「取り敢えず問題ない供給量を確保できそうで良かった」
楓・デパタ:「よかったです……一時はどうなることかと……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ジェネシスに続いてキングダムまでも食料不足になれば、正直言って面目がありませんでしたからね」
楓・デパタ:「あっちに穴を開けたのも正直うちの面目はないんですけどね……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「食料価格高騰を狙った投機に関して生産側が負う責はありませんよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「流通の問題ですからね」
楓・デパタ:「行き渡らせるところまで農協うちで頑張りたいんですけどね……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「輸送専門の学区とかありませんでしたっけ?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そういう所と組むしかないですね」
楓・デパタ:「難しいんですよね~……!すぐ強盗されるし……」
楓・デパタ:「クレアちゃんにクール便してもらうべきなんですかね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「大量の荷物になると大変そうですよ」
楓・デパタ:「確かにそうですね……農機ないですからね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「うーん、武装鉄道を直通で敷設してもらえるように申請してみましょうか」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「産直なら安心ですし」
楓・デパタ:「ありかもですね。ちょっと相談してみます」
楓・デパタ:「……あ、そうだ、それで。荷物の積み込みは完了なんですけど」
楓・デパタ:「もう一つ、積み込んでほしいものが有りまして」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「別に構いませんが、何でしょうか」
楓・デパタ:「あんまりうちで持ち続けるのもよくないかと思って……」コンテナを開ける。
ロロ・スウィーティー:そこには一人の少女の姿があった。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「…何してるんです?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「モノじゃないじゃないですか!」
楓・デパタ:「も、者ですもん……」
ロロ・スウィーティー:「どうも」恭しく一礼。
楓・デパタ:「うちで捕まえて拘留してたんですけど。あんまり続けるのも?っってなって」
楓・デパタ:「元々キングダムの生徒なんですよね?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「くっ…」
ロロ・スウィーティー:「このままキングダムに戻るなら、乗せて欲しい」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(困りました…こういうのはどの辺のラインで処理すべきなのか…ええと…)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いや、そのまま乗って帰るつもりですか?」
ロロ・スウィーティー:「うん。それが一番いいでしょう?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(ううむ…不夜王に直接…は怖いから…ワンクッション置きたい所…考えろオーシャンズ!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「時間的にはね?」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「一番早いでしょう…けれど」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まず、第一にその体は大丈夫なんですか?」
ロロ・スウィーティー:「わからない。“ボディ”はもう何も答えない……だけど」
ロロ・スウィーティー:「これまでずっと、何かを考えようとしても、頭に靄がかかっていた気がする」
ロロ・スウィーティー:「今では晴れている気分」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(元々、家庭教師会は電子存在であるという情報もありますし。実体を伴っていたというよりは何かしらのハッキング行為で体に間借りしていた?)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「キングダムに戻ってどうするつもりです?」
ロロ・スウィーティー:「まずは沙汰を仰ぐ。遺産の剥奪や追放ならそれに遵う」
ロロ・スウィーティー:「放免なら、そうだね。それから考える」
ロロ・スウィーティー:「どちらにせよ、あなたの功にはなれど咎にはならないと思う」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(ならない…でしょうけども!それはそれとして何処を経由するかで話が大分違うんですよね!)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「こちらに従うという意思があるのなら良いでしょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「とりあえず戻ったら精密検査です、良いですね?」
ロロ・スウィーティー:「うん。わたしとしても、なんだか気持ち悪いもの」
ロロ・スウィーティー:「忘れていた。ありがとう」
ロロ・スウィーティー:「わたしは、少なくとも今は、わたしを取り戻せているように感じているから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「仮にも王鍵を持っているんですから、その感覚は信じますよ」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(どこの円卓に話を振るにしても時期が時期なんですよね)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:(仕方ない…しばらくはこちらで預かりの申請でもだすか…)
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あー、貴方」
ロロ・スウィーティー:「うん」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「料理とかは得意な方ですか?」
ロロ・スウィーティー:「あまり。でも血を扱うのと、骨を抜くのは得意」
ロロ・スウィーティー:「首無しガン・ケンは脊椎の鞭を振るうから」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ふむ、食肉処理はできそうですね」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まあ形式上ですが、出来る事があった方が外面にも言い訳が通りやすい」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「余程でない限りはすぐに処分の決定は出ないと思われます」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「その間、謹慎とかでもヒマでしょう?」
ロロ・スウィーティー:「ええ。あなたの決定に遵う」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ではしばらくは美食倶楽部の預かりとします、所属はミートパッカーで」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「あとは…そうですね。利用価値が高い事を示した方が恩赦は出やすいでしょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「元部活仲間などを集められるならそうしてください」
ロロ・スウィーティー:「うん。わかった」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「なるべく怒られないように手伝ってあげます、そういうのは得意なので」
ロロ・スウィーティー:「それは……うん」
ロロ・スウィーティー:「わたしもそのほうがうれしい。誰も好き好んで怒られたくはないもの」
楓・デパタ:「わかる……」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「いやホントにね…」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「まあ、色々と聞きたい話もありますし貨物ではなくこちらへ乗ってください」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「深く考えすぎると碌なイメージしか湧いてこない」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「荷物積み込みが終わったらお茶にでもしましょう」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「楓さんも如何です?」
楓・デパタ:「あっわーい!」
楓・デパタ:「じゃない!ご相伴に与ります」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「そんなに堅苦しくしなくても良いです」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「ロロさん、甘いものは大丈夫ですか?何か好きな食べ物はありますか?」
ロロ・スウィーティー:「うん、わたしは……」滔々と、好きなものについて語りだす。
ロロ・スウィーティー:頭と体が、好ましいと感じるものを。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:それを聴きながら。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:取り敢えず今回の事件の事は一旦頭の隅に押しやる事にした。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:「暖かい紅茶に甘いお菓子」
オーシャンズ・マウンテンヒルズ:そういった気分の良い事だけを考えて。
オーシャンズ・マウンテンヒルズ美食王ロード・ガストロノミーは帰路に就くことにした。

【エンディング:アリア・リッケンバッカー】

GM:【“開拓使” 校舎】
GM:打ち上げに使った部屋をちょうどすっかりと片付け終えて。
ジェーン・フロム・ウィネ:「いや~久々にはしゃいだな~」
アリア・リッケンバッカー:「普段大人数が集まるのも滅多にないですからね。皆さん自分の農場で忙しいですし」
アリア・リッケンバッカー:「私も楽しく過ごさせてもらいました」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ホントは毎日パりたいんすけどね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「でもアリア先輩も楽しかったなら良かったっすわ~」
アリア・リッケンバッカー:マスクの下で小さく笑って「ジェーンさんは、この後予定は入っていますか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「え?何すか何すか?ヒマすよ?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「てかアリア先輩のお誘いなら前の予定あってもブチ蹴るすよ」
アリア・リッケンバッカー:「そこはちゃんと先約を守ってくれないと私が申し訳ないです。けど良かった」苦笑しつつ
アリア・リッケンバッカー:「この後博士との面談があるんです。時間があるならご一緒しませんか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「えっいいんすか!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「やった~!あっでもマジでいいんすか?」
アリア・リッケンバッカー:「約束でしたからね。クレアさんの力の活用についても相談したかったですし」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ウチらの中である疑惑があるんですけど……てかこの際ぶっちゃけて聞いていいっすか」
アリア・リッケンバッカー:「疑惑ですか?」首を傾げて
ジェーン・フロム・ウィネ:「その“博士”って……」
アリア・リッケンバッカー:「はい」更に傾げる。
ジェーン・フロム・ウィネ:「先輩の好きピじゃないんすか?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「二人っきりじゃなくていいんすか~?」
アリア・リッケンバッカー:「好きピ……?ふっ……あはは!」堪えきれない様子で吹き出す。
アリア・リッケンバッカー:「やだな~違いますよ?向こうは相当年配の方ですし」
アリア・リッケンバッカー:「こういってはなんですけど、おじいちゃんと話しているような感覚に近いです」
アリア・リッケンバッカー:「向こうもきっと、そういうふうには見てないと思いますよ?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ふ~ん。カエの女の勘もザコザコっすねじゃあ」
アリア・リッケンバッカー:「まあ確かに、知識や見識の深さは尊敬できる方だと思いますし」
アリア・リッケンバッカー:「話し方は少し冷たい所がありますけど、私のような子供相手にも対等に接してくださる点はむしろ紳士的ですし」
アリア・リッケンバッカー:「付き合い方の勘所がわかってくると、あれで結構かわいいところもあるんですけど」
ジェーン・フロム・ウィネ:「お……旗色変わってきたな」
アリア・リッケンバッカー:「まあでも、別に二人っきりになりたいとは思いません。教師と生徒……とはまた違いますけど」
アリア・リッケンバッカー:「来年私が卒業して、話し相手がいなくなってしまったのでは博士もかわいそうですしね」
ジェーン・フロム・ウィネ:「確かに。引き継ぎも大事っすもんね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「そのへんはうちら2年副会長組がその分だけ頑張けっぱるんで」
ジェーン・フロム・ウィネ:「安心して卒業してください。って気が早いっすかね」
アリア・リッケンバッカー:「準備するのに早すぎることはありませんよ。良い実りを得るには、その前からしっかり計画を練らないとです」
アリア・リッケンバッカー:「だから私も安心してます。ジェーンさんも楓さんもインラーさんも本当に頑張ってくれてますもんね」
アリア・リッケンバッカー:「その調子で会長の手綱を握ってあげてくださいね。放って置くと何するかわかりませんから」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あはは!ま~そこはやれる範囲でっすね~」
アリア・リッケンバッカー:「期待してます……と」時計を確認し、端末を机の上に設置する。
アリア・リッケンバッカー:「時間です。博士~、聞こえますか~?」
“博士”:《――アリア・リッケンバッカー》
GM:声が響く。重く、落ち着き、そしてどこか冷たく聞こえる男性の声。
“博士”:《“こちら”は定刻通りだ。“そちら”との時間軸にズレは生じていないようだな》
アリア・リッケンバッカー:「ハイ。今日もよろしくお願いします博士。アリアです」普段より若干声が高い。
アリア・リッケンバッカー:「それと後輩のジェーンさん!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あ……どうも」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ジェーンです……」
ジェーン・フロム・ウィネ:明らかに声が小さい。
“博士”:《キミの後継か?》
アリア・リッケンバッカー:「はい!ジェーンさんは私達の学校の生徒会の子で開拓使の副会長なんです!これからお世話になることもあると思うので、ご挨拶をと思いまして」
アリア・リッケンバッカー:「自慢の後輩です!」
“博士”:《……これからか》どこか含みを持つように応えて。
“博士”:《なにか変化点と、困り事があれば聞こう》
アリア・リッケンバッカー:「つい先程まで、アップルシード学区で大規模な冠氷現象が発生していました」
アリア・リッケンバッカー:「切っ掛けは星徒です。しかし問題の原因は彼女ではなく、彼女の行動によって偶発的に発生したレネゲイドビーイングでした」
アリア・リッケンバッカー:「私達は暴走状態にあったRB……クレアさんを有志の協力を経て沈静化させることに成功し、この学校に迎え入れました」
“博士”:《……あの女のほうが喜びそうな話ではあるな。だが介入ではあるまい》
“博士”:《それは世界自体が抱えた歪みだ。“そちら”は“こちら”以上に歪んだ世界なのだからな》
“博士”:《そうした歪みも、これから幾度となく現れるだろう》
アリア・リッケンバッカー:「博士が普段から仰っていたことですね」
アリア・リッケンバッカー:「そしてそれを正せるのは私達自身。わかってます」
“博士”:《その世界でキミに為せる時間は少ない》
“博士”:《種を撒くことだ。農地に対してのみではない》
“博士”:《小さなひと粒の種だ。それがどんな種よりも小さくとも》
“博士”:《成長すれば最も大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる》
アリア・リッケンバッカー:「楽しみですね~。何十年後になるかはわからないですけど」
アリア・リッケンバッカー:「その未来を見据えて種を撒くことは、実際にそこへ至る力を生み出す原動力にもなる」
アリア・リッケンバッカー:「私もそう思います。そうしたいと思います」
“博士”:《その地を出た後のことを考えているのか?キミが世界に望むことはなんだ?》
アリア・リッケンバッカー:「博士、またそれですか~?前も言ったと思いますけど」
アリア・リッケンバッカー:「もちろん、みんなが美味しいご飯を食べられることです!」
アリア・リッケンバッカー:「ノヴァリスも外も関係なく、私の知る限りのみんなを。だから」
アリア・リッケンバッカー:「どこに行ってもやることは変わりませんよ。私達はアップルシードですから」
“博士”:《“こちら”は、それが出来るようには出来ていない。それを世界に望むのであれば、新たな世界の創造に他ならない》
“博士”:《お前はいずれ、私の“子ども”となる。その時はお前の成したいことをなせ》
“博士”:《そのためにも――》
“博士”:《残り4つの・・・・・イースターエッグを、拾い集めておくことだ》
アリア・リッケンバッカー:「はい」彼は時に、生徒すら知り得ないノヴァリスの最新の情報をさも当然のごとく把握し、説明もなく溢す。
アリア・リッケンバッカー:既に残りは4つ。博士が言うならそれが事実なのだろう。
アリア・リッケンバッカー:「卵、良いですよねえ。見つけたらブロイラーで増やせたりしませんかね」
アリア・リッケンバッカー:「7つしかないって、ちょっとケチすぎる気がします」
アリア・リッケンバッカー:「みんな持ってた方が楽しいと思うんですけどね~」
ジェーン・フロム・ウィネ:「は、はは……」腰を抜かして床にへたり込んでいる。
ジェーン・フロム・ウィネ:「聞いてないっすけど……」
アリア・リッケンバッカー:「えっ、あ、確かに言ってませんでした」
ジェーン・フロム・ウィネ:「軽う~……」
アリア・リッケンバッカー:「どうせみんな探してるし、そういうもんかなって……」
アリア・リッケンバッカー:「ともかくそんな感じなので!また何かあったら相談させてくださいね!」
ジェーン・フロム・ウィネ:「ハードル上げるう~……」
アリア・リッケンバッカー:「では、博士もお元気で!おやすみなさい~」画面に向かって手を振り、通信を切る。
アリア・リッケンバッカー:「……どうでした?」端末を閉じてジェーンに振り返る。
ジェーン・フロム・ウィネ:「いやその……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「とりあえず……就職おめでとうございます?」
アリア・リッケンバッカー:「就職ってそんな大げさな」
アリア・リッケンバッカー:「ああ言ってますけど、せいぜいどこかの大学の助手として拾ってくれるとかだと思いますよ。博士が何してる人か知らないですけど」
アリア・リッケンバッカー:「外でいろんな子どもに声かけてるって言ってましたし」
ジェーン・フロム・ウィネ:「まあ講師って意味では間違ってないすけど……あれ、でも外だと講師って意味合い無いんですっけ……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「えってか知らん人なの……!?」
アリア・リッケンバッカー:「はい、全然。ある日突然通信が繋がって、それ以来の付き合いなので……」
ジェーン・フロム・ウィネ:「アリア先輩ってやっぱアホなのかな……」
アリア・リッケンバッカー:「これがパパ活ってやつなんですかね……?」
ジェーン・フロム・ウィネ:「絶対違いますよ」
アリア・リッケンバッカー:「そっかー……」言いながら荷物を背負って。
アリア・リッケンバッカー:「よし!それでは失礼します!明日の現場遠いので、これから移動しないと」
ジェーン・フロム・ウィネ:「あっうぃす!おつかれっした!」
アリア・リッケンバッカー:小走りで部屋の入口へと向かい、扉を開けて振り向いて
アリア・リッケンバッカー:最初にここを訪れた時と同じように、マスクを取って満面の笑みを浮かべる。
アリア・リッケンバッカー:挨拶は大事だ。どれだけ遠くにいても届くように、空が白む早朝の、眠気を吹き飛ばすように。
アリア・リッケンバッカー:目が覚めるような大声であれば、とても良い。
アリア・リッケンバッカー:「お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
GM:それはアップルシードにとって、まったくいつもの日常の光景であった。
DX3rd OVnova『フェミニン・フェミン・フェノミナン』 終

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

二次創作ステージ『オーヴァード・ノヴァ』については
まとめwikiを参照下さい。
OveredNOVA

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