『反航ドラペテース』(GM:DT)


メインログ | 雑談ログ

“アルカエスト”野咲(のざき)真夜(まや)キャラシート(PC1:いちま)
“レベッカ”七戸瀬(ななとせ)月夜(つきよ)キャラシート(PC2:珪素)
木霊語り(ファンタズマゴリア)成瀬(なるせ)詩譚(したん)キャラシート(PC3:そごう)
“ルインケージ”墨口(すみくち)よすがキャラシート(PC4:ひなた)

【Index】

オープニング:成瀬詩譚
オープニング:七戸瀬/野咲/墨口
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
クライマックス
エンディング

【プリプレイ】

GM:突発始まるよ~
墨口よすが:やんややんや
七戸瀬月夜:血が見たいぜ
野咲真夜:わいわい
成瀬詩譚:へへーい
GM:まずはみんなで元気にご挨拶しましょうね
GM:行動値順にやっていこうかな
七戸瀬月夜:悪夢のように遅い
GM:最速の人は……まあ20くらいですかね 低くても14くらいかな
GM:いくつですか?
野咲真夜:私は6しかないですね 白兵型なので……
墨口よすが:3!!!!
七戸瀬月夜:獣の数字4
成瀬詩譚:ふっ……4
野咲真夜:私じゃんッ
GM:足のパラメータ顔に振ったの?
七戸瀬月夜:なんて速いんだ・・・
GM:じゃあ野咲さんからお願いします!
野咲真夜:はあい
野咲真夜キャラシート
野咲真夜:最速の女こと野咲真夜です。元FHの現UGNイリーガル。
GM:なんてスピードだ……
野咲真夜:FHで殺しを家業にしてる家に生まれ育ちましたが、なんか身内の諍いで殺されそうになったりするのに辟易して逃げてきました。
GM:たいへんだ 元FHというわけね
野咲真夜:現在はUGNの人の監視下に置かれつつ生活しています。一応学校とかは行かせてもらえてるイメージ。
GM:よかったね~
野咲真夜:むしろ実家にいた時は通ってなかったかも
野咲真夜:能力はウツボカズラのキュマイラ。もともと毒を扱う家系だったので、人工的に毒性のレネゲイドを埋め込んだりする施術を幼少期に受けており
GM:暗黒家系……
野咲真夜:体表からやたらと強力な溶解毒を分泌し、これを活用した格闘戦を得意にしています。
野咲真夜:あとその影響で使うと服がダメになりやすく、基本ノースリーブの服しか着ません。替えもいっぱいもってる。
GM:能力のせいなら仕方ない……わけないだろ
GM:なんだそのエッチ設定はよ
野咲真夜:私だって困ってるんですよっ
野咲真夜:データ的には奇跡の血で神獣撃したいな~というだけのトライブリードです
野咲真夜:ちょっとした毒効果の付いた単体殴りをするよ
GM:神獣撃重いですからねえ
野咲真夜:あと精髄吸収も取っています ウツボカズラなので
野咲真夜:そのような感じです。よろしくお願いします~
GM:はーい よろしくね
GM:行動値同値なので 表上の上の人を優先しましょうか
GM:七戸瀬さんおねがいします
七戸瀬月夜:OK.
七戸瀬月夜キャラシート
七戸瀬月夜:二番目に速い、七戸瀬月夜です。私行動値入力する時同じ値しか入れなくていいから簡単
GM:常に感覚1精神2になってる人?
七戸瀬月夜:山奥の洋館に潜み、拉致とレネゲイド投与によって家族を増やしていた邪悪FHセル"七戸瀬家"の生き残り。
GM:たいへんだ 元FHというわけね
七戸瀬月夜:セルが壊滅した結果UGNチルドレンとして所属を変えましたが、実はあんまり改心していないという噂もある
GM:悪い子……
七戸瀬月夜:学校とかは行ってないし世間知らずのお嬢様だけど、Microsoft Officeは得意だぞ。
GM:エクセルを方眼紙にしないタイプのお嬢様だ
七戸瀬月夜:無敵状態になって敵を永遠に封殺するギミックボスみたいなPCを130点帯でやりたいな~。しかもピュアソラで
七戸瀬月夜:そんなお客様の要望に答えてつくりました
GM:GMは要望してないのよ
GM:封殺される側なの!
七戸瀬月夜:私がお客様だからね
GM:神様かよ お客様は
七戸瀬月夜:でも初登場セッションにして、セットアップ後に登場するエネミーやイニシアチブ範囲攻撃やシーン化攻撃など
七戸瀬月夜:既に結構な対策を打たれており、ルルブエネミーにはめっぽう強いが弱点も実は結構たくさんある
七戸瀬月夜:ヌケニンみたいな性能をしています。
GM:あたしそのGMに献策して対策尽くしちゃったよ
GM:どうすんだよ今回
七戸瀬月夜:だから今回出てきたのさ
七戸瀬月夜:もう何も出来まい
GM:そんな……
七戸瀬月夜:原理としては単純で、戦闘中になぜか突然姿を消して、何をやっているかも全くわからなくなるので、
七戸瀬月夜:存在を意識すると戦闘中に気になって仕方がなくなっていき、集中力を削がれていくという能力。
七戸瀬月夜:今回こそこの性能を活かしきりたい!よろしくお願いします……!
GM:はーい よろしくおねがいします!
GM:では同値の片割れ、成瀬さんおねがいします
成瀬詩譚:はーい!
成瀬詩譚キャラシート
成瀬詩譚:成瀬詩譚。金髪美女19歳です。
GM:美女じゃん
成瀬詩譚:しかも高身長だぞ
GM:たすかる
成瀬詩譚:西洋剣を佩き、魔術結社にて修行を積んだ召喚士を名乗る胡散臭い女。
成瀬詩譚:タロットを投げてたりクリーチャーを呼び出したりします。魔術師としての腕前はそこそこなのですが
成瀬詩譚:何かと小器用なのでけっこう戦える。なんでも屋として各地を転々としています。最近は一緒に旅する女の子がいる様子。
成瀬詩譚:堂々としていますが臆病者で、そのくせ格好をつけられるタイミングが来ると反射的に格好をつけてしまう困った性格をしており
GM:困ったものなのよね
成瀬詩譚:よく要らんトラブルの前線に出てきて戦って死にかけています
GM:死なないで
成瀬詩譚:勿論。君が見守ってくれる限りね!
成瀬詩譚:性能は控えめな単体攻撃
成瀬詩譚:社会が5あってミーミルとスプライトがあるのでミドルには強いです。そんな感じ! よろしくお願いします。
GM:便利屋だ
GM:よろしくおねがいします~
GM:最後!墨口さんおねがいします!
墨口よすが:さいはーい
墨口よすがキャラシート
墨口よすが:墨口よすが。17歳のUGNチルドレン兼高校生です。
墨口よすが:自由奔放で人懐っこく、誰とでも自然体で交流するし、自分のスタンスを崩さない芯の強さがあるタイプ。
GM:支柱になってくれそう
墨口よすが:蛾の一種"オオミズアオ"のキュマイラ因子を持っており、獣化により切断性のある翠翅のヴェールと
墨口よすが:超音波を聞き分ける腹部の謎聴覚神経が備わっています。元FH実験体だった頃の人体改造の賜物。
GM:たいへんだ 元FHというわけね
GM:3回位このフレーズ使った気がします きのせいかな
墨口よすが:副産物として、声色で嘘が見分けられます。FH研究者(先日のセッションにより女性で確定)に甘言で騙されてたので嘘が嫌い
GM:GM泣かせだ
墨口よすが:でもって、"真実"なる愛の歌を聴くことが人生目標とし、今日もUGN任務に元気よく挑んでまいります。
墨口よすが:あと最近彼女ができました。データ的には雑魚散らし用の範囲白兵。よろしくお願いします!
GM:へ~……
GM:しっかりこなしてちゃんと彼女さんのもとに帰りましょうね
GM:よろしくおねがいします~
墨口よすが:もちろんよ~~


【オープニング1:成瀬詩譚】

GM:登場をお願いします。
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (0 → 9)
成瀬詩譚:44です


GM:ある街にて。
GM:君は今逃れている。
GM:傍らにある、君の同行者とともに。
GM:いつものことではある。あった。
増淵火凛:「あそこの工房ももう捨てなきゃダメね」呑気にそんな事を言っている。
増淵火凛:魔女帽をかぶる、銀髪の二つ結びの少女。魔術師崩れの、君の同行者。
成瀬詩譚:「ふふ……いつも苦労をかけどおしですまないね火凛、我が身の程の割に敵が多いせいで……!」
増淵火凛:「まあ、予期していたことではあるんだけど」蒼い火が生まれて、襲い来る蟲を阻んだ。
GM:そういう術者なのだろう。本体はなく、それのみが襲ってきている。
増淵火凛:「本当に人気者ね、シタン」
成瀬詩譚:輝くブロンドを風になびかせながら、傍らの少女を抱えて塀にたてかけられた材木を駆け上がり、飛び越える。
成瀬詩譚:「はは。でも今回はなんだろう。身に覚えがないというか、ありすぎてない」
成瀬詩譚:西洋直剣についた虫の体液をぬぐい捨てる。
増淵火凛:「私のほうかもしれないしね」当然といった顔で抱えられたまま。
増淵火凛:「むしろ当時の立場からしたらそっちのほうがあって然るべきだし……」
成瀬詩譚:「そちらの方がまずいんだよな」
増淵火凛:「どうして?マズいのは同じじゃないの?」
成瀬詩譚:「目的の話さ。私も君も、魔術結社を出奔した身ではあるけれど」
成瀬詩譚:「ちょっと便利なマジックアイテムを盗んで消えたこそ泥より、ユニークな才能を持ってる君が目当てって方が」
成瀬詩譚:「よっと」特殊合金のタロットを投擲し、また蟲を仕留める。
成瀬詩譚:「厄介な案件じゃない? 絶対さ」
成瀬詩譚:「
魔山蓋征をクリアしたんだから、本来追われる義理はないってのに」
増淵火凛:「あれは別に、脱退の儀式ではないわ」
成瀬詩譚:「あー……」
増淵火凛:「こなしたら大掛かりなのはやめにするだけ」
成瀬詩譚:半グレめいたケジメ行為とは質が違うのか。当たり前か。
増淵火凛:「そもそも、構成員同士で争ってはいけませんなんて条項さえない」
増淵火凛:「それが“真理”のためなら許される」
増淵火凛:「そういう集まりよ。理解した?理解に苦しむ?」
成瀬詩譚:「……まあ」
成瀬詩譚:口元は笑みを浮かべているが、額から冷や汗が伝う。
成瀬詩譚:「現状の認識が甘かったことはね」
増淵火凛:「……」
増淵火凛:「……止まって」
成瀬詩譚:「おっと」
成瀬詩譚:靴底でブレーキ。彼女を下ろす。
GM:君の眼前に、本を持った少女が立つ。
本を持った少女:「……やあ」
GM:知覚で判定してください。難易度9。
成瀬詩譚:ではフォールンスプライト使用
成瀬詩譚:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[3,5,8,9]+1 → 10

成瀬詩譚:成功!
GM:OK、では分かります。
GM:――敵わない。
本を持った少女:「ここで君達に逢えてよかったなあ」
成瀬詩譚:「困ったな。端末を蟲に頼ってるなら、適当なタイミングで動きを止めるだけで良いかと思ったんだけど。知ってるかな」
成瀬詩譚:背筋が寒くなるのを気取られぬように、舌を回す。
本を持った少女:「ああ、あれ、私じゃないよ」
本を持った少女:「結社の追手じゃないかな。消してほしい?いいよ」
成瀬詩譚:「昆虫は視力0.01の世界に生きている。なぜ動く的を知覚できるのかといえば──何」
本を持った少女:本をパタンと閉じた。「はい」
GM:周囲にうっすら聞こえていた羽音が消えた。
増淵火凛:「……」
成瀬詩譚:「火凛。どう思う? これ」死ぬかな。という意味だ。
増淵火凛:ふるふると首を振って。「……シタン、こいつ、おかしい」
成瀬詩譚:「おかしい。」
成瀬詩譚:眼の前の少女を注視する。剣先をわずかに彷徨わせ、ゆっくりと魔法円を描き、備える。目眩ましを仕掛け、脱兎のごとく逃れる構えだ。
増淵火凛:「いえ、正確にはあの本?とにかく……」
増淵火凛:「逃げ」
本を持った少女:本を再び開いた。
本を持った少女:パタン、と閉じた。
本を持った少女:君は君一人になった。
成瀬詩譚:「────おや?」
成瀬詩譚:内心の動揺を表に出すまいとして、わずかに語尾が震えた。
成瀬詩譚:「……何をしたのかな」
成瀬詩譚:火凛はどこへ言った。いや、私だ。
成瀬詩譚:目の前に少女がいない。私がどこへ連れ込まれた。
成瀬詩譚:「────落ち着け」
成瀬詩譚:「天よりくだる星、地の底から現れる蛇、狭間を揺蕩う松明」
成瀬詩譚:呪句を唱えながら周囲を伺います。
GM:では分かる。君の目の前にあるものすべてはまやかしだ。
GM:打ち払えば、払えるだろう。
成瀬詩譚:「ラ・ベスティア・プラタフォルマ」
成瀬詩譚:強磁性のマニキュアで金属比率の異なる合金のタロットを選り分け、求める一枚を引き抜き、投擲する。
成瀬詩譚:怪物の影が走り、周囲の幻影を火に包みかき消した。
成瀬詩譚:「火凛!」
本を持った少女:「おお。早かったね」
GM:少女の姿が再びそこにあった。
GM:増淵火凛の姿はない。
成瀬詩譚:「っ────」やられた。
成瀬詩譚:「何が目的?」
成瀬詩譚:会話のイニシアチブを渡さざるを得ないことに歯噛みしながら、糸口をさぐろうとする。
本を持った少女:「収蔵。君はどうかな~……」
成瀬詩譚:(出し抜ける相手じゃない。ってのをわかりやすく教えてくれるのはまあ、親切か)
本を持った少女:「うーん。いいか」
本を持った少女:「いいや。要らない」
成瀬詩譚:どっと汗が吹き出し、心臓の鼓動もいやに速い。何か致命的な判断がくだされた気がする。
本を持った少女:「どうする?消えるか、帰るか」
成瀬詩譚:地面を蹴った。剣を振りかぶる。
成瀬詩譚:隠した右手から、新たなタロットを抜きはなち──。
本を持った少女:「ええ、来るの?」ぱらぱらと本を開いて。
成瀬詩譚:「意外でしょ」
成瀬詩譚:バカすぎて、という意味だ。意表を突くメリットを活かせるわけでもない、分かっている。
成瀬詩譚:スペイン剣術の単一の構えから繰り出される最速の斬撃が正面から、子供程度なら一飲みにできそうな大蛇が背後から少女に襲いかかった。
本を持った少女:それらが触れる直前、少女の姿がドロドロと溶けた。「いや、でも」
本を持った少女:「面白かった!だから帰っていいよ」
GM:今度こそ、君一人が残される。
成瀬詩譚:剣先が空を切る。
成瀬詩譚:「っ…………」
成瀬詩譚:「はぁー……はあー…………はっ」
成瀬詩譚:「……何だ」
成瀬詩譚:「君に何が起きてる。火凛」


GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得が可能です
成瀬詩譚:固定ロイスの火凛ちゃんのNを心配にしてN表、本を持った少女にも取得します
成瀬詩譚:恐怖/行かなければ……○
成瀬詩譚:以上
GM:OK!


【オープニング2:野咲真夜・七戸瀬月夜・墨口よすが】

GM:登場をお願いします。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を5d10(→ 35)減少 (32 → -3)
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (31 → 35)
墨口よすが:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+6[6] → 41

七戸瀬月夜:すごいダイスを振ってしまった
野咲真夜:バックトラックしてる
GM:人になってる
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (32 → 37)
七戸瀬月夜:オーヴァードにもどりました。
GM:お帰りなさい


GM:【某所 貸しコンテナ】
GM:君達3名のオーヴァードが、人目を避けるように招集された場所。
墨口よすが:「おっし、五分前集合」
墨口よすが:黒のインナートップスとトレンカの上から灰色のニットワンピースを羽織り、翠色の長髪を黒いリボンで小さく纏めた少女。
七戸瀬月夜:「恐れ入ります……」そのすぐ背後の耳元で囁く。
墨口よすが:「私が一番かな?おじゃましまーすっと……」コンテナの中に、散歩する様にとつとつと入ろうとして。
七戸瀬月夜:「"ルインケージ"様でよろしいでしょうか」
墨口よすが:「おわわっ!!」お腹の聴覚がびっくり。
墨口よすが:「あ、はい!"ルインケージ"墨口よすが。UGNの一般チルドレンです~」
七戸瀬月夜:白黒基調のフォーマルな装いをした、色素の薄い少女だ。尋常でなく気配が薄く、足音もしない。
七戸瀬月夜:「お初にお目にかかります。七戸瀬月夜と申します」深く礼をする。
墨口よすが:「えーっと、銀髪の長い方だから……レベッカさん、ですね?」
墨口よすが:「あってた。よろしくお願いします~」ひらひらと手を振って。
七戸瀬月夜:「よろしくお願い致します」
野咲真夜:「ああ、もう二人ともいらしてるんですね」少し遅れてふらりと現れる。肩口の肌を晒すようなワンピースを着た少女。
墨口よすが:「あっ!銀髪の短い方!!」
七戸瀬月夜:「……」なんとなく、自分の長い三つ編みを触る。
野咲真夜:「あら、面白い覚え方ですね」両手の指を合わせる仕草。
墨口よすが:「アルカエストさんで合ってたかな。私は墨口よすが以下略~」
野咲真夜:「でも、言われてみれば確かに少し似てますね。目の色も近いし……」じい、と七戸瀬さんの顔に見入って。
墨口よすが:「っていうか。二人とも肌めっちゃ白くてお人形さんみたい!外国の血とか入ってる?」興味深そうにじろじろ
野咲真夜:「以下略……?ええ、そのコードで合ってますよ。よろしくお願いしますね?」墨口さんの方へと向き直る。
七戸瀬月夜:「アルカエスト様。これも一つの縁と思い、共に取り掛かるお仕事も粉骨砕身いたしたく存じます。よろしくお願い致します」
野咲真夜:「さあ、どうなんでしょうね? 親の顔は忘れてしまいましたので」
七戸瀬月夜:「……そうかもしれません。髪が白に近いのは、本当は珍しいことなのですよね」
野咲真夜:「あら、行儀の良い方ですね。私もしゃんとしてないと、恥ずかしくなっちゃいそう……ええ、よろしくね」
墨口よすが:「あぅ、ごめん……」
野咲真夜:「ああ、いえ、別に気にしてませんよ?気遣わせてごめんなさい」
墨口よすが:「良かった……でも、私も親の顔知らないし。知らない仲間でがんばってこーね」
七戸瀬月夜:「けれど、具体的にどのような任務をなされるというのは……」
七戸瀬月夜:「ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?」
墨口よすが:「んー、私も詳しくは聞いてないかなぁ。取り合えず集まれって言われて」手元の端末で時間を確認。そろそろ約束の時だ。
野咲真夜:「ええ、私も。現地で通達するとだけ伺っています」
七戸瀬月夜:「それだけ秘密の事柄なのかもしれません」罠という発想はない。
GM:時間ちょうど。コンテナの傍らに置かれていたPCが点灯する。
墨口よすが:「ヤバい仕事させられる割に、結構行き当たりばったりな事あるよねーっ……と」
野咲真夜:「おっと、あちらですか」
墨口よすが:「これかな?」ディスプレイを覗き込みながら、垂れ落ちた長髪をそっとかき上げる。
GM:ビデオ通話だろうか。少女の姿が映る。
野咲真夜:一緒に近付いて画面を覗き込むよ。
七戸瀬月夜:「拝聴いたしましょう」その場で正座する。
想娥娥:「あ~喂喂喂(もしもーし)」赤髪のツインテールの少女。
想娥娥:「みんないる~?」
墨口よすが:「声は通じるのかな?いますよ~~」友達に返事するかのような気軽さ。
七戸瀬月夜:「レベッカ、到着しております」
野咲真夜:「はい。招集を受けた3人、こちらに揃っています」
想娥娥:「おっけ~じゃあえーとあっと」
野咲真夜:「それで、何をすればいいんでしょう?」
想娥娥:「“ハードハードハートハート”からの指令はね~」
七戸瀬月夜:メモ帳を取り出す。
想娥娥:「なにもしないこと」
野咲真夜:「何もしないこと……?」復唱し、首を傾げる。
墨口よすが:「何もしないこと……」
野咲真夜:「それは、このコンテナから出てはいけないという意味でしょうか?」
想娥娥:「まあ状況次第だけどね。今はそうだと思って」
墨口よすが:「ええっと、適当にコンテナで待機してればいいってことかな」
想娥娥:「貴女たちは狙われちゃうかも側なの」
墨口よすが:「そうと聞いてたらトランプとかジェンガとか持ってきたのに……」
墨口よすが:「えっ」
七戸瀬月夜:「それは……一体どなたに狙われているのでしょうか?」
想娥娥:「まだ分かんないんだけどね。今共通点を持つオーヴァードがたくさん行方不明になってる」
想娥娥:「それは3人にも共通してるから、娥娥の手の回る範囲で集まってもらったんだ」
想娥娥:「なにか分かる?」
野咲真夜:「私達の共通点、ですか?」何だろうと思いながら二人の顔を見る。
墨口よすが:「共通点。えーっと、女性で……」二人を見渡して。
七戸瀬月夜:「髪の色……では、ございませんね」墨口さんを見る。
墨口よすが:「大体同じくらいの歳っぽいかな。高校生?事案的な話?」
想娥娥:「可愛い女の子って意味じゃないよ~」
想娥娥:「可愛いけど残念ながら関係ないんだな~」
七戸瀬月夜:「先程お二人は、親の顔を知らない、と仰っておりました」
墨口よすが:「想さんも可愛いよー」
七戸瀬月夜:「私も、視点によってはそのように表現できる境遇かもしれません。もしかすると、それに関係することなのでしょうか?」
想娥娥:「まあね~」と言いながら。「あっいい線かも」
野咲真夜:「なるほど、出生の事で……?」少し嫌そうな顔をする。
墨口よすが:「それは……あんまりいい共通点じゃなさそうだねぇ」露骨に嫌そうな顔。
野咲真夜:「まあ、狙われる理由なんて良い共通点じゃない可能性の方が高そうですけどねー」
野咲真夜:「ううん、私は降参です。そろそろ教えてもらえませんか?正解」
想娥娥:「逃兵(エスケイピー)。元FHの」
墨口よすが:「うへー」
想娥娥:「そういう子ばかりが、みんな居なくなってる」
野咲真夜:「はあ。そういう事ですか」
七戸瀬月夜:「……皆様もそうなのですか?」まばたきをする。
墨口よすが:「まぁ、そうだね。正直、何も思い出したくないけど……」
野咲真夜:「ええ、そうですね」
野咲真夜:「確かに、私が狙われる心当たりとしては一番しっくり来ますけれど……」
野咲真夜:「手練のエスケープキラーが動いていたりするんでしょうか」
墨口よすが:そう小さく呟いて、自身の肩を抱く。この身体に、彼らの手が入っていない場所はない。
想娥娥:「ううん。死体も見つかってないんだ」
想娥娥:「消えたのか、逃げたのか、はたまた」
野咲真夜:「あるいは、そういう殺し方をしたって事かも」跡形も残らないような。
想娥娥:「――裏切ったのか。まだ分かってないんだよね」
墨口よすが:「"そういう"人員を集めて、何かを企ててるのかも……か」
想娥娥:「そうそう。だから”何もするな”なの」
七戸瀬月夜:「それは、とても大変なことでございますね……」
野咲真夜:「……ああ」なるほど。まあこの人にしてみれば、私達が裏切る可能性も疑わなくちゃいけないのか。
想娥娥:「まあでも大丈夫。疑いが晴れるまで勾留するよ~とかそういうことじゃないんだ」
野咲真夜:「そうすると、いつまでという期限も決まっていないんですか?」
墨口よすが:「おっけー、大体理解できたよ。私は寝返るなんて絶対にないけどね」
想娥娥:「ううん。待つなんてめんどくさいでしょ」
墨口よすが:「後手には回りたくないのだ」
七戸瀬月夜:「私は全く構いませんが……」ボーッとしているのは得意だった。
想娥娥:「同じように分割して候補者が色んなところに送られてる」
想娥娥:「その情報を知ってるのはうちだけ。今は」
想娥娥:「でもでもー、これを特定の情報源に流したり流さなかったりすると」
想娥娥:「勢力が絞れるわけなのです」
七戸瀬月夜:「なるほど」
墨口よすが:「賢い」
野咲真夜:「そういうことですか」
七戸瀬月夜:「ですから、私達がなにもしないことに意味があるのですね」
想娥娥:「そゆこと。それからもし本当に犯人が居て、来たら」
想娥娥:「その時には確保に協力してね」
七戸瀬月夜:「尽力いたします」正座したまま深く頭を下げる。
墨口よすが:「本懐はそっちだね。おっけー、任せてくれたもえ~~」
野咲真夜:「ええ、勿論です」微笑んで応じる。
想娥娥:「おお……日本の頓首礼だ」
想娥娥:「してる人あんまり居ないよね。すぐするのかと思ってた」
墨口よすが:「言うほど土下座してる人見たことないよね」
野咲真夜:「月夜さんは本当に……しっかりしてるんですね」
野咲真夜:FHで生まれ育ったというこの子は、そこでどういう教育を受けたんだろうとか考えながら。
七戸瀬月夜:「そうでしょうか……他にどのようにするか、あまり存じておりませんので……」
想娥娥:「シェイクハンドとか?」
墨口よすが:「一周回って、しっかりし過ぎてるんだよね」
墨口よすが:「本来ならこの歳で、そんなに畏まる必要なんてないはずなんだけど」
野咲真夜:「拳をぐっと押し当てるやつとかもありますよね。映画で観ました」
七戸瀬月夜:「その他に伝達事項などはございますでしょうか?」
墨口よすが:「そんな男同士の友情的な挨拶、現存してるの……?」
想娥娥:「あっこれは言っておくね。貴女たちのこと流すのはね~」
野咲真夜:「どうなんでしょう? 生で見たことは私もありません」
想娥娥:「ギルドの魔術信仰系列のラインだから」
想娥娥:「来たらそういうことだと思って」
墨口よすが:「魔術信仰」
七戸瀬月夜:「魔術師の方ということでございますね」
野咲真夜:「ギルドの人間に、元FHばかりを狙う理由があるんでしょうか……」
野咲真夜:「いえ、まあ。来たら捕まえて吐かせればいいだけの話ですよね」
想娥娥:「一番ぽいのはFHだと思うけどね」
野咲真夜:そう口にしつつも、あんまり本命ではなさそうだなと思っている。
想娥娥:「次点で身内かな」
七戸瀬月夜:「UGNの方が、ということでございましょうか」
想娥娥:「そうそう。前のやつの匂いがするのダメ~とかの潔癖な人も居るかもだからね」
想娥娥:「そっちにもこっちで絞ったの渡しといてるから」
墨口よすが:「逆に、そうやって迫害された元FHを懐柔してたりするのかもねー」
墨口よすが:「ありがと~。時間潰しに眺めてみよ」
野咲真夜:「確かに、ただぼんやり暇を潰してるよりは有益そうですね。私も見てみます」
墨口よすが:「(……元FH、か。それなら彼女は大丈夫かな)」心の中でこっそりと安堵して。
墨口よすが:待ち時間を潰せるものはないかと、端末の画面から適当なジョークアプリを探し始めた。
七戸瀬月夜:「努めて任務に臨ませていただきます。もしもよろしければ、その間、互いにお話などいたしたく存じます」一礼。
野咲真夜:「うん、二人ともよろしくお願いします。……こう言うと不謹慎かもしれないですけど」
野咲真夜:「ちょっとだけワクワクしてるんです。こういう……お泊まり会?ってやつ。一度やってみたくて」
七戸瀬月夜:「それは……私もです!」
墨口よすが:「そだね!ちょっと薄暗いけど、楽しくやってこ~~」
野咲真夜:「うふふ、気が合いますね。友達になれちゃうかも」
野咲真夜:半ば、場を和ませる冗談のつもりだったけれど。予想した以上に温かな反応に、思わず笑みを綻ばせて言った。


GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ。
墨口よすが:いったん保留~~
七戸瀬月夜:後々の会話を待ちましょう
野咲真夜:私もロイスはまだ保留かな~


【ミドルフェイズ1】

GM:合流シーンとなります。全員登場お願いします。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (37 → 46)
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (35 → 44)
墨口よすが:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+1[1] → 42

成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (44 → 54)
成瀬詩譚:重い重い
GM:たいへんだ


GM:【貸しコンテナ内】
GM:しばらくの待機。中には少しの時間逗留するようなものこそあるが。
墨口よすが:「……ここ、マジで何もない!」
七戸瀬月夜:「確かに、何もございません」
墨口よすが:コンテナ内部の壁際を一周して、げんなりした様子で。
七戸瀬月夜:「けれどノートパソコンはございますよ。インターネットをして遊びましょう」
野咲真夜:「そうですね……スマホの充電ができたのは幸いですけど」PCの繋がっていた近くのプラグに充電器を挿している。
墨口よすが:「いや、長時間待機するのに現実的なライフラインが足りてない……お手洗いとか!」
野咲真夜:「インターネット遊びですか。月夜さんはどういうサイトを見てるんですか?」
野咲真夜:「ああ、それはそうですね……お泊り会とは言いましたけど、ここで夜を越すのは無理そうです」
七戸瀬月夜:「三越伊勢丹オンラインストアでございます」
墨口よすが:「三越伊勢丹オンラインストア」
野咲真夜:「えっと……三越伊勢丹って、デパートですよね。つまり、ウィンドウショッピングみたいな?」
墨口よすが:「……全く知らない。何が売ってるんだろう……ハムのお歳暮とか?」
七戸瀬月夜:「はい……インターネット通販がなければ生活の品が揃いませんので……」
野咲真夜:「私もお店に入ったことはないですねー」
墨口よすが:「そういうの、普通Amazonとかじゃないの……?」首を傾げながら。
七戸瀬月夜:「皆様はどのようなご利用をされているのですか?」
野咲真夜:「うーん……普段の買い物は近所のスーパーとかドラッグストアでしてますね」
墨口よすが:「ん、普通にネットで化粧品買ったり本買ったりお菓子買ったりするよ」
七戸瀬月夜:「ご近所にお店があるのは便利でとても素敵なことでございますね」
野咲真夜:「インターネットでお買い物というのは、あんまりしたことないです。自分で手に取って見たいので……」
墨口よすが:「……って、そうじゃなくて!このままだと女子としての尊厳が大変なことになっちゃうの!」
七戸瀬月夜:「?」
野咲真夜:「あ、そうですよね。このままじゃシャワーも浴びられませんし」
想娥娥:「あっそこは大丈夫なんだけどね」PCから音声。「ちょい待って」
想娥娥:「なんか人いるかも」
野咲真夜:「急な作戦だから、そこまで準備が回らなかったんでしょうか……あらっ」
七戸瀬月夜:「確かにとても大変なことでございますけれど……けれど、それも含めて耐え忍ぶように、という任務ではないのでしょうか」
墨口よすが:「えっ、待ち人来たる?私達の情報公開範囲がアタリだったのかな」
野咲真夜:「ただの通りすがり……とかじゃないですよね。モニタ、こっちにも映せたりします?」
七戸瀬月夜:「先程のお話からすれば、襲撃者の可能性は高いかと存じます」
七戸瀬月夜:正座したまま、モニタを見ている。
想娥娥:「はいは~い」カメラの画像に切り替わる。
七戸瀬月夜:「気をつけましょう」小さいポーズでぐっと手を握る。
成瀬詩譚:180センチに届こうかという長身の女だ。
成瀬詩譚:コンテナからブロック塀を挟んだ向こう側で、塀に羽根ペンのようなものを走らせていた。
墨口よすが:「……うーん、美女だけども。なんか怪しい」
野咲真夜:「どういう手法かは分かりませんけど……この辺りを探索しているみたいですね。無関係って事はなさそうです」
七戸瀬月夜:「塀に何かを記しておりますけれど、もしかして襲撃の目印ということなのでは」
成瀬詩譚:何かを書いている……ような動作だが、特に塀にインクがついたりしているようには見えない。
墨口よすが:「壁に何かを書くのって、いかにも魔術的な準備をしてそうじゃない?」
想娥娥:「これ普通のコンテナだから防衛向きじゃないよ」
墨口よすが:「えっ、じゃあ打って出た方が良い?」
野咲真夜:「まあ……私達の目で、観察して分かるものでもないでしょう」すっと立ち上がり、伸びをする。「捕まえに行きません?」
成瀬詩譚:では、その辺りでカメラの存在に気づいたのか、カメラ目線になってちょっとばつの悪そうな笑い。
墨口よすが:「気づかれてる!」
成瀬詩譚:手を振っています。
墨口よすが:「手を振ってる……?」
想娥娥:「んー。見てきたほうがいいかな」
野咲真夜:「そういう挑発ですかね?分かりませんけど」
七戸瀬月夜:「私が見てまいりましょう」
墨口よすが:「本当にただの不審美人物かもしれないけど、行ってみますか」
七戸瀬月夜:「それとも3人一緒がよろしいですか?」
野咲真夜:「どうせ監視には気付かれていますし、全員で良いんじゃないですか?」
墨口よすが:「それに件の犯人なら、単独行動は危険かもしれない」
想娥娥:「ここに守るものがあるわけじゃないしね~」
墨口よすが:では、3人でとことことコンテナの外に出ていきます。
成瀬詩譚:「やぁ、どうも。UGNの人たちだよね。怪しい動きをして申し訳ない」
七戸瀬月夜:足音を立てずにスーッと出てくる。
成瀬詩譚:開口一番でにこやかに謝罪。
墨口よすが:「……気付いてましたか。かく言う貴女は何者ですか?」
成瀬詩譚:「成瀬詩譚という。何度かそちらにも協力させてもらったことがある……何でも屋かな」
野咲真夜:「へえ、そうなんですか。コードは?」
七戸瀬月夜:「それは日頃お世話になり、大変ありがたく存じます。今回も、UGNにご協力いただけているのでしょうか」
成瀬詩譚:「"木霊語り(ファンタズマゴリア)"。精一杯怪しまれたくないから正直に話すんだけど、ちょっと今は人を探していて」
墨口よすが:真偽感知を使用します。侵蝕45
成瀬詩譚:じゃあ本当に正直に話しているように見えます。
墨口よすが:「……嘘はついてない、ね」はふぅ、と。力が抜けた様な声で。
野咲真夜:「人を探していて、ここに辿り着いたんですか?」
成瀬詩譚:「『そういう能力』かな。だったら話が早い。うん、そう」
成瀬詩譚:少しだけほっとした調子で。
成瀬詩譚:「待ち人がここに来るかも知れないんだ。一緒に待たせて貰ってもいいだろうか」
野咲真夜:こちらはまだ少し疑っている。ここの情報を流したのは、ギルドの魔術師に対してという話だったけれど。
墨口よすが:「声色から真偽を確かめられる聴覚があります……待ち人、ですか」
七戸瀬月夜:「はい……。あの、こちらに敵意はないと考えてよろしいのですね?」
成瀬詩譚:「さっぱり無いとも。私は大切な友人を攫われて、大変困っている」
七戸瀬月夜:「もしかしたら……」口元に手を当てた。言っていいものかどうか、少し迷う。
成瀬詩譚:「外でやっていたのは……まあ、そいつを相手に立ち回るための、なけなしの備えってやつさ。うん、何かな」
七戸瀬月夜:「あの、FHから転向したUGN所属者が、次々と行方不明になる事件が発生しており」
墨口よすが:「……ん~~」ちょっとだけ考え込むような仕草。
野咲真夜:「あっ」という顔をするが、まあ話してしまっていいか……と思い直す。
七戸瀬月夜:「私達もその事件に備え招集されているのです。もしかすると、成瀬様の探し人も、その条件に当てはまる方なのでしょうか?」
成瀬詩譚:「ええ? っと……」少し悩む。
墨口よすが:「あ、野咲さん。この人嘘ついてないから大丈夫だよ~」ひらひらと手を振る。
野咲真夜:「ん……そう、ですか」彼女の能力についても事前に知らされている。ひとまずは警戒を解いたように見える。
成瀬詩譚:(火凛に関しては……FHが古巣なわけでも、UGNに所属しているわけでもないな。もしかしてハズレを掴まされたか?)
墨口よすが:「言い辛いなら結構です。そしたら、待ち人の所属や出自をお聞きしても?」
成瀬詩譚:「いや──別に秘密にするようなことでもないのだけれど」
成瀬詩譚:「彼女は"光忌み"と呼ばれている。今は特に──君たちの分類上でも、あらゆる組織に所属していない」
墨口よすが:「無所属かぁ。すると、こちらの待ち人と一致するかは微妙かも」
成瀬詩譚:「かつては『銀白の夜の海原』という魔術結社で……真理を探究していた」
七戸瀬月夜:「別々の事件ということでしたら、大変恐れ入りますが、私達ではご協力できないかもしれません……」
野咲真夜:「関係ない情報を偶然掴んでしまった、という事なんでしょうか」
墨口よすが:「お」
成瀬詩譚:「裏社会の組織から足抜けした人間が忽然と消えていると聞いている」
想娥娥:「元FHだけじゃない……?」
成瀬詩譚:「どうかな、UGNの調査でそうなら」
墨口よすが:「……なるほど。我々の認識よりも広範のオーヴァードが狙われているのかもしれません」
成瀬詩譚:「正確には失踪しているのは元FHだけで、関係のない事件を追っている私が不正確な情報をつかんだだけの可能性は大いにある、というか、凡そそうなんだろう」
成瀬詩譚:「ただ……」
成瀬詩譚:「少なくとも私は見たよ。破壊も空間変も、一切の兆候も痕跡もなく」
成瀬詩譚:「人が消えるのを、それが」知らず息が停まる。
成瀬詩譚:「ただ一人の魔術師──私達の言葉でだが──によって行われるのを」
墨口よすが:「……多数のオーヴァードを行方不明にさせた事件の主犯には、もってこいの能力者みたいですね」
七戸瀬月夜:「けれど墨口様……どういたしましょう。私達の仕事は『なにもしない』ことでございます」
野咲真夜:「……ううん、どうしたものでしょうね」髪をくるくると指で弄る。
墨口よすが:「ん?ああ……別に私達は何もしなくていいと思うよ」
墨口よすが:「行動するのはこの……ええと、成瀬さんだっけ。私達と一緒に此処で待つか、そうでないか」
成瀬詩譚:「ん、まあ。避難と言うか、待機命令みたいなものなんだろう?」
想娥娥:「そっちのラインでヒットしたのは確かだからね」
墨口よすが:「そう。私達は、その行方不明者と共通点を持つUGNのオーヴァード」
野咲真夜:「そうですね。ただ、お手洗いもお風呂もない程度のものですけど」
成瀬詩譚:「んん……?」
成瀬詩譚:「いや……まあ。そうか」ゆるやかに事態を把握する。
墨口よすが:「私達の他にも、幾つかのグループが別の場所で待機しているのだけど。私達の居場所に辿り着けるのは」
成瀬詩譚:「妙に配置されてる人数も少ないし、一杯食わされたってわけだ。そうなんじゃないかと思っていたけれど」後半は嘘。
墨口よすが:「ギルドの魔術信仰に携わる方々だと聞いています」
成瀬詩譚:「そういう伝手を使ったのは否定しないね」
成瀬詩譚:「つまり、どうやら君たちは精鋭で実働人員で」
墨口よすが:「で、我々の待ち人も魔術師であるのなら、自ずとこのコンテナになるでしょうから」
墨口よすが:「此処に居れば、ワンチャンそれが貴女の待ち人であるかもしれませんよ?」
成瀬詩譚:「『犯人』の尻尾を掴むためにここに居た」
七戸瀬月夜:「……!なるほど、墨口様は」
墨口よすが:「その通りです」
七戸瀬月夜:「成瀬様のほう、私達の任務に協力していただこうと思っていらっしゃるのですね」
野咲真夜:「確かにまあ……一人でここまで動いて辿り着いた人の力なら、助けになるとは思いますけど」
墨口よすが:「ええ。この方も、きっと魔術に携わる方だと思うので。助力頂けるならお願いしたいなぁと……」
成瀬詩譚:「おっと、ふふ。思った以上の僥倖みたい。でもさ、もっと正直な話をしちゃっていい?」
墨口よすが:「いいですねぇ。私、正直な人と蜘蛛が好きなんですよ」
成瀬詩譚:(それは……でまかせを言う時は慎重にやらないとまずそうだな)
成瀬詩譚:そもそもとして嘘がバレるんだった。
成瀬詩譚:「一度相対してわかったけど私だけだとたぶん勝てないんだ」
墨口よすが:「それはそれは。利害が一致してしまいますねぇ」にこり。
成瀬詩譚:「もちろんただでやられるつもりはない(ぎりぎり本当)し、私の相棒はすぐやつの危険性に気づいていた(本当)から、二人で相対した時には最終的には退かせることが出来た(嘘は言っていない)」
成瀬詩譚:「けれど、そう。欲を言えばもう少し手伝ってほしいかなあ、なんて…………」
七戸瀬月夜:「もちろん、成瀬様が私達と一緒にここで待機することになり、成瀬様の仰る敵がここを襲撃したとすれば」
七戸瀬月夜:「相手方の事情を伺った上で、必要であれば成瀬様をお守りすることはできるかと存じます」
墨口よすが:「(……嘘は言ってないはずなんだけど、なんかしどろもどろだな)」慧眼。
野咲真夜:「待機と言っても、現れた犯人を捕えるまでの指示ですからね」
七戸瀬月夜:「ただ……ここで待機したとしても『誰も来ない』場合ということもあり得るのですが……」
想娥娥:「うん、実働歴確認したよ」
七戸瀬月夜:「その時はいかがいたしましょう?」
墨口よすが:「ありがとー想さん!」
想娥娥:「まあ今のところは協働可能なオーヴァードだと思う」
成瀬詩譚:「さっすがUGN」
墨口よすが:「常日頃から人材不足なのです、ネコの手も借りたいくらい」
成瀬詩譚:「じゃあよろしく。同道させてもらおう──短くてポジティブな付き合いになるといいね」
野咲真夜:「短いほうが良いんです?まあ、そうか」UGNとの付き合いが深まると仕事を振られる数も多くなりそうだもんな、とか思いつつ。
成瀬詩譚:「事件解決は早いほうがいいじゃない」
墨口よすが:「……ただ、一つ。問題点がありまして」
墨口よすが:「ここ、女子の生活に必要なライフラインが、何もないんですよ……」深刻な表情。
成瀬詩譚:「それに合わせて三つ編みのお嬢さんの危惧も尤もだし……」
墨口よすが:「想さん!私達どれだけここで待ってればいいの!?」
七戸瀬月夜:「……」どうするのかなあ、と思っている
野咲真夜:「あ。そう言えばさっき想さん、そこは大丈夫って言いかけてましたけど」
成瀬詩譚:「本当はどういう作戦なのかな。これ。私は少し外したほうがいい?」
想娥娥:「あ~否、あのね」
想娥娥:「確実に来そうならお引越しするつもりだったんだ」
墨口よすが:「お引越し」
成瀬詩譚:「わお」
想娥娥:「確認してー、怪しいってわかった次点でお引越し!」
七戸瀬月夜:「確かに、確実に来ると分かっているのなら、相手方の標的だけでまとまっている必要はございませんね」手を合わせる。
野咲真夜:「より本格的な防衛をする為に、って事ですか」
墨口よすが:「それなら──今度は、ちゃんと籠城に耐えうる施設でお願いしますね!」
想娥娥:「籠城?なんで?」
墨口よすが:「ふぇ?」
想娥娥:「攻撃すればいいじゃない。分かったら」
想娥娥:「まあそのへんは娥娥におまかせだよ~」
想娥娥:「みんなは調査お願いね」


GM:シーンを終了します。ロイス取得及び購入が可能です
七戸瀬月夜:協力者/墨口よすが/知的:○/心配/ロイス
墨口よすが:成瀬詩譚/〇連帯感/なんかうまい具合に嘘判定にならない様頑張ってる気がする
成瀬詩譚:ロイスは保留。みんなに対してぼんやり(共同戦線取れることになってよかった…………)と思っています
野咲真夜:墨口よすが:◯感服/脅威 で取得します
成瀬詩譚:あとスプライトと妖精があります
墨口よすが:他は保留かな。購入はアームドスーツ
七戸瀬月夜:購入はどうしようかな~ アームドスーツ失敗したら代わりに判定するか
墨口よすが:2dx+3>=15
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 8[7,8]+3 → 11 → 失敗

墨口よすが:うぐ、序盤で使う財産点4は微妙だな……
野咲真夜:調達カスなんだよな どうしよ
墨口よすが:一旦失敗に。以上
七戸瀬月夜:6dx>=15 アームドスーツ
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[1,2,4,5,8,10]+2[2] → 12 → 失敗

成瀬詩譚:じゃあ真夜ちゃんにフォールンスプライト飛ばしてあげよ
七戸瀬月夜:私は財産9もあるからここで使っちゃお。
成瀬詩譚:ダイス+3していいよ
七戸瀬月夜:財産6になりました。
七戸瀬月夜:あ、しまった!
野咲真夜:あっありがたいけどそんな強く買いたいものもないな~って感じだった
七戸瀬月夜:すみません、後出しになってしまいますが能力訓練:社会使ったことにしていいでしょうか
野咲真夜:成瀬ち何かほしいものある?
GM:あっいいよ~
成瀬詩譚:着ぐるみかなぁ
七戸瀬月夜:やった~。じゃあ財産消費は8になりました。
野咲真夜:じゃあ着ぐるみ買うか
七戸瀬月夜:財産消費が8じゃないや、財産は2消費して7
野咲真夜:スプライトの力でダイスが増えて4個
野咲真夜:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[1,4,5,10]+3[3] → 13

墨口よすが:月夜ちゃんのスーツって私宛の……?
七戸瀬月夜:そうです。あげちゃいます!
野咲真夜:ルルブを開いていた 1足りないのか
成瀬詩譚:あっごめん こいつ強化ビジネススーツ買うんだった
墨口よすが:わーい!!ありがとう~~
野咲真夜:あら じゃあ財産入れなくていいか
成瀬詩譚:大丈夫~
成瀬詩譚:8dx+1>=19 ミーミルを手配師に変換 ビジネススーツ
DoubleCross : (8DX10+1>=19) → 10[1,1,1,2,2,4,7,10]+10[10]+1[1]+1 → 22 → 成功

成瀬詩譚:装備します。
GM:すご
成瀬詩譚:以上
野咲真夜:つよ
野咲真夜:こっちも終わりました
墨口よすが:ウェポンケースにつっこんで以上!


【ミドルフェイズ2】

GM:情報収集シーンです 登場する方はどうぞ
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (46 → 48)
成瀬詩譚:うおー出る! そろそろ揺り戻しで軽くなります
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (54 → 60)
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (44 → 54)
成瀬詩譚:落ち着いてきたな いいぞ
野咲真夜:そうなんだ
墨口よすが:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+1[1] → 46

墨口よすが:真偽感知が使いやすくて助かる


■情報項目
行方不明事件について〈情報:UGN,噂話〉8
本を持った少女〈情報:UGN,裏社会〉8
GM:項目は2個です ふえるかも
七戸瀬月夜:社会弱めの子達が先に行ったほうがよさそうね
墨口よすが:微妙な社会力の私から行きます
野咲真夜:はーい弱者です
成瀬詩譚:真夜ちゃんにスプライト投げよ
野咲真夜:かろうじて裏社会があるので本を持った少女の方行こうかな
墨口よすが:行方不明事件について〈情報:UGN,噂話〉8
成瀬詩譚:コネなさげだし
野咲真夜:いいのか そんなに私を甘やかして
野咲真夜:ありがたく受け取りますが……
墨口よすが:4dx+1>=8 コネ付きUGN
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[3,5,10,10]+10[4,10]+8[8]+1 → 29 → 成功

GM:微妙な社会力???
墨口よすが:またJKの最強さを見せつけてしまった
七戸瀬月夜:化物だ
成瀬詩譚:べっべつにあんたのことが好きなわけじゃないんだからね! 社会があんまりにも低くて哀れだからこうしただけだし……
成瀬詩譚:何この達成値
GM:犯人では……
野咲真夜:4dx+1>=8 裏社会で本を持った少女を調査
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[2,8,8,9]+1 → 10 → 成功

野咲真夜:なんか命中達成値みたいなの出してる人いる
GM:OK!では両方開示よ~
・行方不明事件について
当初はFHからUGNへの転向者の行方不明と思われていたが、それに限らない。
“組織からの出奔者”が連続して狙われているようだ。
足取りも掴めつつある。港湾部の屋敷に運び込まれている可能性が高い。
本を持った少女
ギルドの“ドラペトマニア”。“宿老”と呼ばれる大幹部の一人。
宿老であった父を滅ぼしその座に居座ったという。
主に魔術系統への造詣深く、自身もその深淵を覗き込み、魔道へと堕ちたと思われる。
GM:→“ドラペトマニア”の目的〈情報:UGN,裏社会,噂話〉9 が出現。
GM:このシーンから挑戦できます。
七戸瀬月夜:じゃあ私がチャレンジしよう。多分ミドル力では2番手なので
成瀬詩譚:よろしくお願いします~
七戸瀬月夜:能力訓練:社会を使うぞ。
七戸瀬月夜:6dx+2 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[4,5,5,8,9,10]+10[10]+2[2]+2 → 24

七戸瀬月夜:やったね。
成瀬詩譚:強すぎ
成瀬詩譚:なんだこいつら
GM:めちゃ知ってる……
墨口よすが:えらえら
“ドラペトマニア”の目的
目的は専門技術の回収。そのために主として組織を離れたオーヴァード――
散逸した独自技術を持ち、独占性の強い“お得な”物件、を付け狙い、拉致を繰り返している。
入手した後は本人は関心なく、周囲の人間が技術を売却して稼いでいるようだ。
七戸瀬月夜:他に出てくる項目はありませんか?
GM:これで全部ですが 手番余ってる人いるなら
GM:代わりに購入してもいいですよ
七戸瀬月夜:たまに見るシステムだ
成瀬詩譚:じゃあせっかくだしお言葉に甘えます
成瀬詩譚:6DX+3>=15 照準器
DoubleCross : (6DX10+3>=15) → 9[1,4,5,5,8,9]+3 → 12 → 失敗

成瀬詩譚:3点払っちゃお 残財産8
成瀬詩譚:ストライクチップにつけます
七戸瀬月夜:お金持ちだな~
GM:スムーズ購入
GM:じゃあやっていくよ~


GM:【貸しコンテナ内】
GM:たしかにほとんど何もない。机と椅子とベッドとPCくらいか。
GM:通常、トイレや風呂は別に備えられているものだろう。
GM:本来居住をするための設備ではない。
墨口よすが:「こんな所に住めるの、ドラマとかの人間性がトンでる名探偵くらいなものです」
墨口よすが:椅子の上に体育座り。
成瀬詩譚:「つい最近住居が吹っ飛んだ身からすると、雨が凌げるのもまあまあありがたいねぇ」
墨口よすが:「ええ……魔術師ってそんな大変なんですか」
野咲真夜:「名探偵ってそうなんですか?でも確かにまあ、張り込みとかに命を懸けたりしそうかも……」
七戸瀬月夜:「このノートパソコンはMicrosoft Outlookが使えるようでございます」
成瀬詩譚:「普段はそうでもないけど、ほら。オーヴァードで便利屋なんてやってると、危ない目に遭うこともたまには……ね」
墨口よすが:「創作上の設定付けかなぁ。人間みがない方が、突拍子ない推理力持ってても納得できるというか……」
成瀬詩譚:そう口にしながら、懐から取り出した金属製のカードを磨いている。
墨口よすが:「……さておき、元FH以外のオーヴァードが狙われているという認識は間違いないみたいです」
七戸瀬月夜:「そうなのですか?」
野咲真夜:「あら。成瀬さんの予想、当たってたんですね」
成瀬詩譚:「おっと、うちの伝手も捨てたもんじゃなかったかな」
墨口よすが:「FHに限らず、ゼノスやギルドに無名の組織まで……。どうやら、“組織からの出奔者”がターゲットになるようですね」
成瀬詩譚:予想ではなく、そういうことじゃないとUGNに手伝ってもらうことができないなあというシナリオを願望で口にしただけだ。運が向いている。
墨口よすが:「お陰で被害者のデータが増え、手掛かりを掴みやすくなりました。別動隊に調査を依頼してますが、連れ去られた場所を突き止めるのも時間の問題かと~」端末片手に。
想娥娥:「殺されるでもなく、離反でもないってことだね」
野咲真夜:「場所が割れた後は、乗り込めんで制圧すれば良い訳ですね。……では、そこに待ち受けてそうな方の話なんですが」
成瀬詩譚:「……彼女か」
成瀬詩譚:思い出すだけで暗澹とした気分になる。自分は今から『あれ』と戦わなければいけないのだ。
野咲真夜:「ええ。成瀬さんの言っていた、犯人候補の魔術師さんについて……伝手を幾つか当たってみていました」慣れた手付きでスマホを触りながら。
野咲真夜:「"宿老"って言うんですって。ギルドの幹部称号みたいなものなんですけど」
成瀬詩譚:「ふむ……」(うげ……………………)
野咲真夜:「成瀬さんが会った"本"の魔術師は、その中の一人です。名は、"ドラペトマニア"」
想娥娥:「あははっ、意地の悪い名前」
野咲真夜:「更に言うと、父殺しで"宿老"の位階を奪った方のようですね。まともな情や人間性は期待しない方が良さそうです」
野咲真夜:穏やかな語気だが、どこか吐き捨てるように言う。
野咲真夜:「あるいはもう、"あっち側"に行ってるのかも」
墨口よすが:「こ、言葉に棘がある……」
七戸瀬月夜:「あ!電子メールが返ってまいりました」Microsoft Outlookを開いて喜ぶ。
墨口よすが:「とにかく、油断はできないってことだね……お」
成瀬詩譚:「個人戦闘力に加えて、組織としての後ろ盾もある上に、ためらいがない手合か。できればあまりがっぷりと組み合いたくはないな」
七戸瀬月夜:「野咲様。その方はギルドの幹部ということで間違いないのですね?」
野咲真夜:「え?そ、そうでしょうか……凶状にしてみれば妥当な表現かと思って」墨口さんの指摘にあわあわして
成瀬詩譚:口にしてから、なんとか回避できないかと思う。火凛さえ連れ戻せれば当座はそれでいいわけだし。
野咲真夜:「あ。ええ、そうですね」
野咲真夜:七戸瀬さんの言葉に頷く。
七戸瀬月夜:「お祖父様の昔のお知り合いに、電子メールで尋ねたところ……ギルドの周辺で大きな取引がある、というお話を伺うことができました」
墨口よすが:「取引?ひょっとして、人身売買的な……?」
七戸瀬月夜:「それに近いことなのかもしれません。けれど、ギルド側の表現はもっと異なっておりまして……」
七戸瀬月夜:「――『技術』の市場が開かれているのだと」
七戸瀬月夜:「専門技術を持つ人間を売買している、という意味とも取ることができないでしょうか」
成瀬詩譚:「ああ……成程。合点が行く話だ」
成瀬詩譚:「『組織からの出奔者』というラベルで見るから惑わされていたけれど、要は『技術を持つ最後の一人』なんだね」
墨口よすが:「むむ、イメージがちょっと掴みにくいな……。能力が使える者ではなく、能力自体が売り物になってるってことかな」
野咲真夜:「……なるほど。人攫いという状況を踏まえると、妥当な推測のように思えますね」
七戸瀬月夜:「はい。このギルドの誘拐者の狙いは、厳密には『FHからの離反者』ではなく……」
七戸瀬月夜:「FHセルも含む、『組織の生き残り』に当たるのではないかと推測します」
成瀬詩譚:「希少性……それが利潤を生んでいる」
成瀬詩譚:だから私は見逃された。それはあの一瞬で底まで見透かされたということだ、改めて怖気が走る。
墨口よすが:「なるほど、なるほど……」
七戸瀬月夜:「恐らく……『UGNからの離反者』などはほとんど標的にされていないのではないでしょうか。そのあたりはUGN様の側で確認していただければ……」
野咲真夜:「それならば、幸い……と言うべきかは分かりませんが。攫われた人間が命まで奪われている可能性は低いでしょうね」
想娥娥:「独自の技術持ってないもんね~滅多に」
成瀬詩譚:「どうかな。人間扱いされてないことも確か」
成瀬詩譚:「命以外の何が奪われているかはわからないよ」
墨口よすが:「うぐ、それは宜しくないね……と」端末でやり取りしているチャットの着信に気付き。
成瀬詩譚:(少し焦っているか? いや──)
成瀬詩譚:逸りつづけなければ、足を止めてしまう。そんな予感がある。それくらい恐ろしい。
野咲真夜:「……まあ、そうですね。急ぐべきである事は否定しません」
想娥娥:「是だね~。ここが当たりで確実そうだし」
墨口よすが:「……来た!港湾部のお屋敷に、連れ去られてる可能性が高いって」
野咲真夜:「当たり?あ、見つけたんですか、場所」
野咲真夜:横から墨口さんの端末を覗き込む。
想娥娥:「おお、丁度いい。じゃあお引越ししようか」
七戸瀬月夜:「救出作戦でございますね」やる気のポーズ。
墨口よすが:「だね、これ以上の誘拐は止めないと!人質の安否も気になるし……」
想娥娥:「じゃあ手近なものにつかまって~」
成瀬詩譚:「は」
七戸瀬月夜:「……?」
GM:ゴウン、とコンテナが揺れる。
成瀬詩譚:言われた通りにベッドの角を掴む。
七戸瀬月夜:「そういえばこの机」
野咲真夜:「掴まる、って」
七戸瀬月夜:「足が固定されているような……」
墨口よすが:「うん……?地震?」
成瀬詩譚:「全然ガタつかないね……えっと……?」
GM:ごう……と足元が動いているような。
成瀬詩譚:もう分かっているが、そう口にせずにはいられない。
墨口よすが:「……引っ越しって、まさか」
野咲真夜:「まあ。なんでこんな不便な場所に、とは思ってましたけど」
想娥娥:「そ、相手が湾岸地帯なのちょうどよかった」
野咲真夜:「UGNって、中々ユニークな物をお作りになるんですね」嫌味ではない。ちょっとドキドキしながら取手に捕まっている。
七戸瀬月夜:「???」
GM:ゴウン、とひときわ大きい衝撃。
GM:そのあと止まる。
墨口よすが:「ひあっ」慌てて椅子にしがみ付き、衝撃に耐える。
野咲真夜:「おお……」息を呑んで。「……あれ、もう止まりました?」
七戸瀬月夜:「あうっ」机の足につかまっていたが、つんのめって転ぶ。
成瀬詩譚:「技術扱いされてる人を助けるために貨物扱いされるんだなぁ」
成瀬詩譚:「でも、話が早くていい」
GM:ばん、とコンテナの扉が開く。
想娥娥:「欢迎您的到来(ようこそ)~」ひょこと少女が顔を出す。
野咲真夜:「あら、想さん。さっきぶりです」
成瀬詩譚:「モニタの人だ……っと、大丈夫かな?」月夜さんを助け起こします。
野咲真夜:よろめくでもなくすっと立ち上がり会釈する。
墨口よすが:「こ、此処どこですか……?」ふらふらと立ち上がる。
七戸瀬月夜:「ありがとう存じます」助け起こされる。
想娥娥:「何処って?それはね~」
想娥娥:扉を全開にする。
想娥娥:「じゃんっ」眼下に広がるのは海。
GM:そこは船の上だ。コンテナごとクレーンで“搭載”した。
野咲真夜:「海……ですね」
墨口よすが:「うわっ、見渡す限りの水平線!?」
墨口よすが:「これ、私達だけ船に乗せてくれればいい話じゃなかった!?」
七戸瀬月夜:「とても驚きました……」
野咲真夜:「あ。そっか、別にコンテナに移動機能が搭載されている訳じゃないんですね」少しがっかりしている。
想娥娥:「そうしたら人の移動を記録しなきゃいけないでしょ~?」
想娥娥:「これなら履歴が残るのは積み荷だけなの」
成瀬詩譚:「まだるっこしいことは無しか」
野咲真夜:「へえ。密航とかもこういう感じで行われるんですかねー」
墨口よすが:「か、完全に管理上の便宜だけで決められてる……」
想娥娥:「そだよ~」
成瀬詩譚:潮風に目を細める。
墨口よすが:組織としての主義・目的は兎も角として、やっぱりUGNはブラック企業だなぁと思う墨口よすがであった。


GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
GM:積み荷で用意したことに出来るぜ
七戸瀬月夜:特に欲しいアイテムはないなあ
成瀬詩譚:墨口よすが/有為○/嘘発見器こわすぎ
墨口よすが:野咲真夜/〇連帯感/親絡みでなんかあったのかなぁ……
野咲真夜:ううん ロイスはまだ保留で
墨口よすが:七戸瀬月夜/〇連帯感/昔はFHセルの事務として働かされてたのかなぁ
七戸瀬月夜:ロイスも保留しましょう
成瀬詩譚:照準器もう1個買お
成瀬詩譚:6dx+1>=15 えーい
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 5[3,3,4,5,5,5]+1 → 6 → 失敗

GM:振るわない
成瀬詩譚:命中ででなくてよかった
野咲真夜:そこまでほしいとかではないけどアームドスーツに挑むか
成瀬詩譚:以上です
野咲真夜:1dx>=15 無謀な戦い
DoubleCross : (1DX10>=15) → 9[9] → 9 → 失敗

野咲真夜:終わりです
七戸瀬月夜:じゃあ私がアームドスーツ。能力訓練は使用済みなので素でチャレンジだ
七戸瀬月夜:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[1,2,3,5,10,10]+5[2,5] → 15 → 成功

七戸瀬月夜:成功しちゃった!
墨口よすが:ならば強化素材、目標値15
七戸瀬月夜:野咲さんにあげちゃいます
野咲真夜:月夜さん……!
野咲真夜:感謝していただきます。装着
墨口よすが:2dx+3>=15
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 10[9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

墨口よすが:買えた。ワイヤーウィップみたいな自分の翅を研いで攻撃力を1上げます。


【ミドルフェイズ3】

GM:交流シーンです 交わりたい人は出てね
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (60 → 63)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (48 → 58)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (58 → 66)
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (54 → 59)
七戸瀬月夜:58が正しいです
成瀬詩譚:交わりたすぎでしょ
墨口よすが:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+3[3] → 49



GM:【船上 甲板】
GM:春先の風は強く、暖かいとはいえないほどだが。
GM:潮風にのせた清涼さはある。君達は海をゆく。
七戸瀬月夜:「甲板にいると、やはり」
七戸瀬月夜:「飛沫が服にかかってしまうのですね。気をつけているのですけれど……」
野咲真夜:「まあ、速度も出てますからねー」
墨口よすが:「でも、潮風が気持ちいですね~。晴れてると、海面に陽光が反射して綺麗だし」ぐぐ、と背伸びをしながら。
成瀬詩譚:(あれよあれよと目標が定まってクレーンで吊られ船上の人となっていたな……)
成瀬詩譚:(私は流されることしかできないから、今はただ、このとんとん拍子の勢いが有り難いけれど……)
七戸瀬月夜:「……。船に乗るのは初めてでございます」
成瀬詩譚:「へえ」彼女たちは三人がそれぞれ、FHが古巣ということなのだろうが。
野咲真夜:「一応、汚れが気になるならシャワールームも使って良いらしいですよ。私も、気分転換にさっと浴びてきました」濡れた首筋にタオルを巻いている。
墨口よすが:「そうなんだ。気持ちが優れなかったらすぐ言うんだよ。船酔いって大変らしいから」
墨口よすが:「コンテナよりは遥かに生活しやすくて助かる」
七戸瀬月夜:「はい。いざという時にはお頼りできるよう、心がけます」胸に手を当てて言う。
想娥娥:「そしたら娥娥が看病してあげるよ~」甲板の縁に乗って足をパタパタ。
墨口よすが:「私も後で入ろ。コンテナの中ちょっと埃っぽかったし」ぱたぱたとニットワンピースをはためかせて。
野咲真夜:「わ。ちょっと、大丈夫ですか……?」落ちないか心配している。
七戸瀬月夜:「想様は、とても素晴らしいバランス感覚をお持ちでございますね……」感心。
想娥娥:「無問題~」
七戸瀬月夜:「捕まっている方々は、今、無事でいらっしゃるでしょうか」
成瀬詩譚:(コンテナの評判、よほど悪いな)彼女たちの様子をぼんやり眺めながら苦笑いする。
七戸瀬月夜:「食べるものや、お風呂などに不自由していないでしょうか。家族と離れ離れになって、寂しい思いをされていないでしょうか……」
墨口よすが:「そうですね~、成瀬さんの失せ人の事も気になりますし……」
成瀬詩譚:「ああ。あの子はすごく身を守るのが得意だから、普段なら心配は要らないんだけど……」
七戸瀬月夜:「一体どのようなお方なのですか?」
成瀬詩譚:「あまりペラペラ喋ったら怒られるかも」と肩をすくめて。
成瀬詩譚:「いや、そうでもないな」
墨口よすが:「そうでもないんだ」
野咲真夜:「あら。怒りっぽい人なんですか?」
成瀬詩譚:「結構褒められたがりだから」
墨口よすが:「……因みに、その方って成瀬さんの恋人だったりするんですか?」
成瀬詩譚:「いや、大事に扱われたいんだ」
成瀬詩譚:「ぶっ」
想娥娥:「そうなの~?」
野咲真夜:「ふうん、大事に……」
成瀬詩譚:げほげほ、と咳き込む。
成瀬詩譚:「違うよ、っていうか言ってた通り、女の子なんだ」
墨口よすが:「あ、ホントっぽい感じの咽方してる」
想娥娥:「じゃあなるたんには手出さないほうがいい~?」
墨口よすが:「想さん!?」
野咲真夜:「"は"って何です、"は"って。他にも手を出す事を考えてるような言い方」
成瀬詩譚:「はは、勘弁。全く──話を戻すよ」
七戸瀬月夜:「はい」手すりに両手で掴まっている。
成瀬詩譚:「ユニークな技術を集めてるって言ってたろ」
墨口よすが:「でも、単独では敵わないかもしれない魔術師を打倒するため、その方を救出するために探していたんでしょう」
墨口よすが:「きっと、友達や仲間の域に留まらないやんごとなき関係性が……ひょっとしたら……」
成瀬詩譚:「ギルドが。"光忌み"──火凛は、魔術師たちが言う『真理』の一つに到達した少女さ」
七戸瀬月夜:「とても立派なお方なのですね」
墨口よすが:「あと、女性同士も最近は……一般的……だし……」ごにょごにょ
成瀬詩譚:「立派……うーん」
成瀬詩譚:「それ以外はすごく普通の子だよ。だから、他に攫われた誰かを守るために、もしかしたら今も頑張ってるかも」
七戸瀬月夜:「どのような分野であれ、『真理』と呼ばれるものへの到達は、並大抵の努力では為し得ないことと考えます」
野咲真夜:「それって、普通のことなのかなあ。十分立派に思えますけど」
七戸瀬月夜:「ならば少なくとも、ご自身の義務にとても真摯で、努力をなさる方なのだと……」
成瀬詩譚:「ああ。ホントだ、ごめんごめん。ふたりとも完全に正解で」
七戸瀬月夜:「……間違っているのでしたら、申し訳ないのですが」
成瀬詩譚:「……なんだか、すごい魔術師って、異常なやつとかいけ好かないやつとか、殺さないとまずいやつばっかりだから、フォローのつもりで言ったんだ」
野咲真夜:「ああ……いますよね。研究に熱心すぎて、人間性が磨り減ってるタイプ」自分の生家にいた薬師たちの事を思い出している。
成瀬詩譚:「詳しい説明はしないけど、火凛は彼女にしか扱えない特別な『火』を持っている。だから、それで連中のお眼鏡に叶ったんだろうね」
墨口よすが:「確かに、魔術師って言われると研究に没頭してたり人間性が欠けたりしてるイメージあるかも」
七戸瀬月夜:(お祖母様はそんなことございませんでしたけれど……)と思うが、口には出さない。
七戸瀬月夜:「成瀬様の、ご友人でございましたか?」
七戸瀬月夜:「それとも……家族であったり」
墨口よすが:「大切な人だったり?」
成瀬詩譚:「そういう感じ。いつも私が助けられてるけど。凄いのに……案外俗だったり抜けてたり……目の離せないやつなんだ」
成瀬詩譚:「よすが、君、ぐいぐいくるね……」
墨口よすが:「いや、なんか。押したらワンチャンボロが出ないかなって……」
成瀬詩譚:「私と火凛の関係が世間的にどう呼ばれるものだろうと、私にとっては今語ったことが全てだよ」
七戸瀬月夜:「?」
想娥娥:「でもそういうことしてると~」
想娥娥:「自分はどうなのとか聞かれるやつじゃない?」
墨口よすが:「えっ」
成瀬詩譚:「ん。それはいい考えだな」
七戸瀬月夜:「けれどオーヴァードであるなら、大切な方がいるというのはとても誇らしいことだと存じます」
成瀬詩譚:しかえし編の機運を感じたようだ。
七戸瀬月夜:「そうですよね。墨口様」
墨口よすが:「うえぇ、私はただ人のコイバナに野次馬したかっただけなのに!?」
成瀬詩譚:「コイバナではなかっただろ」
墨口よすが:「ちぇ、引っかからないかぁ」
七戸瀬月夜:「コイバナとは、どういった意味合いの言葉なのでございましょう」
成瀬詩譚:「やっぱり君が一番箱入りの気配がするな……」
野咲真夜:「色恋の話題ですよ。若い女子の好物です」
七戸瀬月夜:「なるほど。恋の!」
墨口よすが:「えっとねぇ。恋愛にまつわるアレコレとか、想い人との出来事とかを情緒たっぷりにお話しするの」
七戸瀬月夜:「素敵なお話ですね。大変結構なことでございます」
七戸瀬月夜:「?」
七戸瀬月夜:「けれど火凛様は女性の方なのですよね?」
想娥娥:「お~箱入りだ」
墨口よすが:「さ、最近は女性同士も一般的らしいよ~~」
想娥娥:「そうだよ~教えよか?」
成瀬詩譚:「よすがのパートナーが女の子なことはわかったけれど」
墨口よすが:「それに、魔術師っていう限られたコミュニティの中では割とありがちなのでは」
成瀬詩譚:「魔術師の何を知ってるんだよ」
墨口よすが:「~~♪」明後日の方向を見て口笛を吹いている。耳が若干赤く染まって。
野咲真夜:「こらこら、何も知らない子に食いつかないの」
七戸瀬月夜:「我が身の無知を恥じるばかりでございます」頭を下げる。
成瀬詩譚
成瀬詩譚:「言われてみればみんな、ラヴだとかロマンスだとかの話に興味津津なお年頃に見えるなあ」
野咲真夜:「あら。まあ、否定はしませんけど……」
墨口よすが:「そうだよね~~?皆飢えてるよね~~?」自分の事は滅茶苦茶棚に上げる。
七戸瀬月夜:「墨口様も恋愛ごとについてはお詳しいのですね?」
野咲真夜:「ん……そうですね。飢えているので、良い人がいたら紹介して欲しいかも。詳しそうな墨口さんに」
七戸瀬月夜:「やっぱり、その……素敵な殿方などと、お付き合いなされているのでしょうか?」
成瀬詩譚:「一番詳しそうだよね。私は実はそうでもないんだ。ご教示願えないかな」
想娥娥:「やっぱりこうなった~」
墨口よすが:「え、あ、えーっとねぇ、その……私の恋人は、その、……」彼女の愛らしく美しい、朗らかな笑顔が思い浮かび、みるみる声が小さくなって。
墨口よすが:「お、お風呂入ってきまーす!!」脱兎のごとく、ぱたぱたと甲板を走って船内へ。
野咲真夜:「あっ、逃げた」
想娥娥:「イジメすぎたかな~?」
成瀬詩譚:(真夜は当事者になることへのフォーカスが強めなのかな。へぇ~)
成瀬詩譚:「あ、ズルだろそれ」
七戸瀬月夜:「墨口様……」話を聞く気満々だったので取り残された子犬のようになる。
成瀬詩譚:「許される逃げ方じゃないよ。この月夜の顔を見せてやりたいね」
想娥娥:「やっぱり娥娥がひと肌……」
野咲真夜:「それは刺激が強すぎるのでダメ」
成瀬詩譚:「情操教育に悪そうかな……」
想娥娥:「ちぇーっ」
成瀬詩譚:ははは、と乾いた笑い。
七戸瀬月夜:「あ!けれど私にも大切な方はいるのですよ」
想娥娥:「おお?」
成瀬詩譚:「ご家族かな」
野咲真夜:「へえ?」
成瀬詩譚:さっきも、被害者が家族から引き離されることを慮っていたことだし。
七戸瀬月夜:「8人いて、誰が一番とも申し上げられないのですが……」
成瀬詩譚:「へえ、8人も」
成瀬詩譚:FHと関わりがあったにしては多い、とは流石に口に出さない。
成瀬詩譚:よほど運が良かったのか。無事で済むよう上手く立ち回ったのか。
成瀬詩譚:後者だとは、今のところ思えないが。
七戸瀬月夜:「休みの日には代わる代わる一緒にお出かけしたりして」
七戸瀬月夜:「4人でいっしょに寝ることもございました」
想娥娥:「え~大胆……」
野咲真夜:「ご家族……ですよね?それって」
想娥娥:「4ってけっこう大変じゃない?姿勢とか」
墨口よすが:「(4人で、一緒に寝る……!?)」こっそりと隠れて盗み聞きしてる。
成瀬詩譚:「娥娥さん?」
野咲真夜:これで実は彼女の性関係が乱れに乱れていたらどうしよう……と恐る恐る思いながら訊ねる。
成瀬詩譚:(いや、しかし……なんだか……元FHだって聞いてたからちょっと警戒してた節はあるけど)
七戸瀬月夜:「左様でございますね……けれどその頃は私も10歳くらいだったと思いますので」
成瀬詩譚:(まともだな……)
七戸瀬月夜:「うまく隙間に……挟まるようにして」
想娥娥:「10歳!」
墨口よすが:「(10歳で!?)」
成瀬詩譚:「娥娥さん」
成瀬詩譚:「あまり不健全な勘ぐりをするものではないよ。どう考えても川の字で寝てる説明だろう」
墨口よすが:「(そ、そっかぁ……びっくりした……)」はわはわしながら聞いていた
成瀬詩譚:「川の字だと一画足りないけど……」
想娥娥:「娥娥がどう思ってるって思ったの~?」
七戸瀬月夜:「……?」
成瀬詩譚:「確信犯か! うるさいよ……!」
想娥娥:くつくつと笑いながら。「今はどうしてるの?」
想娥娥:「家族の人たちは」
七戸瀬月夜:「え、……その……」
野咲真夜:「……あ。話しにくい事なら、無理に言わなくていいですよ」
野咲真夜:「尋問じゃなし。ただの雑談なんですから」
七戸瀬月夜:「…………お気遣いありがとうございます」
成瀬詩譚:「語彙が物騒」
野咲真夜:固くなった空気をほぐすようにニコニコとして言う。
七戸瀬月夜:「けれど、どれだけ離れても、家族の心は一つだと信じております。私は……」
野咲真夜:「えっ、そうでしたか。気を付けます……」
想娥娥:「変なこと聞いてごめんね~」パタパタと手を振る。
七戸瀬月夜:「もしかしたら、恋や……その先の愛についても、そんな、素敵なものなのではないかと」
成瀬詩譚:(でも……そうか。勝手に今も会えるものだと重っていたけれど……)
成瀬詩譚:「……そうかもね」
野咲真夜:「……貴方が、今もそう思えているのは」元FHという身の上を考えれば、危なっかしい事なのかもしれないけれど。それでも。
七戸瀬月夜:「いいえ!話し始めてしまったのは私の方からでございますし」
野咲真夜:「素敵なことですね、きっと」眩しそうに目を細める。
七戸瀬月夜:「はい」
七戸瀬月夜:「……野咲様は」
野咲真夜:「ん?」
七戸瀬月夜:「そのような思い出はございますか?大切な……」
野咲真夜:「……。ううん、ないかな」笑みを貼り付けたまま。「少なくとも、貴方みたいには語れない」
野咲真夜:「大切な人……も、今は誰もいないんです。強いていうなら、この自分だけ」ぴんと立てた人差し指で、己を指し示して。
野咲真夜:「でも、それって寂しい事だとも思うから」
七戸瀬月夜:「……はい」
野咲真夜:「だから探してるんです」ふわりと微笑む。
野咲真夜:「さっき、良い人がいたら紹介してって言ったの。ただの軽口じゃないんですよー」
墨口よすが:「(野咲さん、落ち着いて芯が通ってるんだけど、なんか言葉使いが怖いんだよなぁ……)」
成瀬詩譚:「自分を大切に出来るのは良いことさ」
七戸瀬月夜:「人は……家族を探して旅をしているのだと」
七戸瀬月夜:「お祖父様から聞いたことがございます。天涯孤独の、家族が誰もいない人間であっても」
七戸瀬月夜:「家族となるべき絆をこの世界に探すことができるのだと」
成瀬詩譚:「……うん?」これまでの話と温度は同じなのに、こちらがなんとなく『そういうもの』だと思っていた幾つかの前提が入れ替わる発言な気がする。8人家族で、同じ部屋で寝るのが4人までだったというのも、妙というほどではないが不思議な話だし。
野咲真夜:「ふふ……素敵な祝福ですね。それって」
墨口よすが:ウツボカズラは常緑性の蔓植物で食虫植物だ。キュマイラ因子の都合上、無意識的に少しばかりの恐怖心が発生している。
野咲真夜:「胸に留めて覚えておきますよ。ありがとう、月夜さん」
成瀬詩譚:(真夜はもとより何だか、聞けば聞くほど月夜のほうにも複雑な事情がありそうだなぁ)
七戸瀬月夜:「お礼をいただけるほどのことでは。私自身の言葉ではございませんし……私も、まだ旅を続けている途中でございます」
野咲真夜:「言葉は借りた物でも。励まそうと思ってくれたのは、貴方自身の気持ちでしょ?」
野咲真夜:「私はそれが嬉しかったんですよ」
七戸瀬月夜:「そう言っていただけるのでしたら……」
七戸瀬月夜:「……私も、嬉しく思います。誰かと仲良くできるというのは、とても……」
野咲真夜:「……ふふ。お互いにそう思うのでしたら、お友達ですね」
七戸瀬月夜:「野咲様の髪の毛は、お姉様に似ております」
野咲真夜:「あら……確かに、月夜さんとも似ていますもんね。髪色」
七戸瀬月夜:「……白くて、さらさらとしていて……だから、ほんの少し、安心して話すことができたのかもしれません」
野咲真夜:「そっか……なら、この色で良かったな」少し照れた様子で、くりくりと自分の髪を指でつまむ。
七戸瀬月夜:「とてもお綺麗です」微笑む。
想娥娥:「ほうほう~?」
墨口よすが:「(ま、まさか……こんな所で新たな恋が芽生えたってこと!?)」
野咲真夜:「な、なんですか。その声色は」
野咲真夜:心なしか七戸瀬さんを想さんからガードするような位置に立っている。
墨口よすが:気になり過ぎて、船倉の影からひょこっと顔を覗かせている。
想娥娥:「大丈夫だよ~そんな過保護しなくて」
想娥娥:「盗らないよ?」
七戸瀬月夜:「想様、どうなされたのですか?」
成瀬詩譚:「おやおや、さきほどまでの野次馬が君たちの仲睦まじい様子に向いてしまったかな」
野咲真夜:「盗っ……所有なんてしてませんけど!」
墨口よすが:「ぴえっ」
想娥娥:「どうにもしてないよ~無問題、無問題」
想娥娥:「ね~野次馬さんもそう思うよね?」
野咲真夜:「あれっ、墨口さんの声?」
成瀬詩譚:物陰から覗くリボンを目ざとく見つけながら。
七戸瀬月夜:「墨口様はお風呂に入られたのでは」
墨口よすが:「あ、あはは……」何とも言えない面持ちで出てくる。火照り気味ではあるが、別に髪は濡れてない。
七戸瀬月夜:「今、ちょうどコイバナをしているところだったのです。墨口様もあらためていかがですか」
墨口よすが:「行こうと思ったんだけど、会話が気になり過ぎちゃってね……あはは……」言い訳も思いつかないし、嘘は嫌いなのでホントの事しか言えない。
野咲真夜:「ああ、そうですね。ちょうどさっき、聞きそびれた話があったところですしー」
墨口よすが:「うひぇぇ、ご勘弁を~~!!」人の話には興味津々ぐいぐいなのに、自分の色恋となると急にまごまごし始めるタイプなのだ。
野咲真夜:ぬるっと傍に来て墨口さんの二の腕を掴み、ぐいぐいと引っ張っていく。
想娥娥:「たくさん絞ろっか~?」
成瀬詩譚:「くくくく……いいな。緊張がほぐれるというか、毒気を抜かれるというか」
成瀬詩譚:「川のせせらぎはストレスに効くという話だ。場所も手伝ってかもしれないな」
成瀬詩譚:(…………なんて。いいや)
成瀬詩譚:(忘れているだけだ。喉元を過ぎた熱を。相対すればまた思い出す)
成瀬詩譚:よすがが囲われているのを眺め相槌を打っている間は何も考えずに居られる。だからまだ逃げなくていい。
成瀬詩譚:小さく震えを押し留める。同じ船に乗る彼女らのことは少し知れた。
成瀬詩譚:(死にたくないし、死んでほしくない気がするなあ)
成瀬詩譚:とはいえ、それを避けられる気はしていなかったし、そう考えていることを口にすることも出来なかった。
成瀬詩譚:私は臆病者で、疑り深く、そして嘘つきだからだ。


GM:シーン終了。
GM:ロイス・購入可能です
七戸瀬月夜:もちろん真夜ちゃんに取るというわけ!
七戸瀬月夜:協力者/野咲真夜/親近感:○/寂しさ/ロイス
野咲真夜:わあい
野咲真夜:私も 七戸瀬月夜:◯親近感/羨望 でロイスを取得します~
墨口よすが:ロイス保留。購入は……もう欲しいのないな……
野咲真夜:速度おわの民だからブルゲチャレンジしとこうかな
成瀬詩譚:ロイス変更/取得
成瀬詩譚:ドラペトマニア”/恐怖/不可避○
墨口よすが/恋愛脳/嘘発見器怖すぎ○
野咲真夜/憧憬○/憐憫
七戸瀬月夜/良い子/不審○

成瀬詩譚:これで7
GM:どういう子か判断できてきたわけね
野咲真夜:1dx>=20 ブルゲ
DoubleCross : (1DX10>=20) → 7[7] → 7 → 失敗

野咲真夜:おわりです
成瀬詩譚:ブルゲいってみよ
成瀬詩譚:9dx+3>=20 フォールンスプライト使用
DoubleCross : (9DX10+3>=20) → 10[3,4,4,5,5,7,7,7,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗

成瀬詩譚:財産6 購入 真夜ちゃんにパス
成瀬詩譚:以上です
GM:買えてる……
野咲真夜:あっありがた!いただきます~
七戸瀬月夜:もう買うものがないような気がするけど、一応UGNボディアーマーくらい買っとくか
七戸瀬月夜:6dx>=12
DoubleCross : (6DX10>=12) → 10[2,4,8,9,9,10]+7[7] → 17 → 成功

七戸瀬月夜:買えた。自分でつけます。
墨口よすが:2dx+3>=20 ブルゲ
DoubleCross : (2DX10+3>=20) → 4[2,4]+3 → 7 → 失敗

GM:社会性つよパ
墨口よすが:おわり


【ミドルフェイズ4】

GM:全員登場です
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (59 → 63)
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (63 → 67)
墨口よすが:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+7[7] → 56

七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (58 → 65)


GM:本シーンの判定について説明します
GM:お手元のMAPを御覧ください
成瀬詩譚:ややっ いつの間にかなんだか楽しげなMAPが



GM:あなた達は現在MAPのSTARTの位置に居ます
GM:ただし、そこまでの海路には、屋敷を守る敵が潜伏しています。
GM:目的地地点であるGOALへ到達するまでに、これを打倒する必要があるでしょう
野咲真夜:青いなあと思ったら海上戦になるわけね
GM:勝利条件は以下の2つです
GM:・GOALマスへの到達 ・潜伏している敵3体全ての撃破
墨口よすが:全員倒さないといけないのーね
成瀬詩譚:案外いる
GM:無視してGOALについてもOK
七戸瀬月夜:無視した場合はどうなるんですか?
GM:特にそれによるデメリットはありません 倒すか避けるか、早く終わりそうな方を選択してください
GM:敗北条件は 耐久度(後述)が0になることです
七戸瀬月夜:つまり、ゴールになかなか到達できず、運悪く敵と遭遇しまくったパターンでも
七戸瀬月夜:3体倒せばクリアということなんですね
GM:そうです 逆に積極的に敵を狩りに行くのもありでしょう。
GM:君達は全員で同じマスで行動します。
GM:ラウンド進行を行います。クリンナップになるたび、侵蝕率が1d5上昇します。
GM:手番では以下の4つの行動が行なえます。
【移動】 運転:船舶or意志 6(成功)/10(大成功)
GM:成功で1マス移動、大成功で2マス移動できます。
【索敵】 任意の情報or知覚 6(成功)/10(大成功)
GM:成功した場合、特定のマス一つを指定し敵がそこに存在するか、もしくは周囲8マスのどこかに存在するかがわかります。
GM:敵も移動するため、その場にとどまるとは限りませんが、この効果は永続します。
GM:後から敵が侵入した場合には伝達されるということです
成瀬詩譚:おおー
GM:大成功の場合はさらに追加で1マス指定できます。
野咲真夜:なるほどね
墨口よすが:はえぇ~~
【攻撃】 任意の攻撃成立判定 難易度9
GM:自分の周囲8マスから1つを攻撃し、敵が居た場合撃破します。
GM:敵が指定マスの周囲8マスに居た場合はアナウンスされます。
GM:範囲攻撃の場合は2マス、シーン攻撃の場合は3マス指定できます。
【休息】 ラウンド終了時の侵蝕上昇が発生しない。
GM:貢献はできませんが 侵蝕きつい場合はこれもありです
七戸瀬月夜:敵の位置を特定しないと外す可能性があるのか
GM:でもクリアリングのために撃っておくのもありです 居てほしくない場所に
七戸瀬月夜:すると敵と衝突してしまった場合は何らかのデメリットがあるということでしょうか
GM:ご説明します。
GM:敵は最遅のタイミングで行動します。
GM:可能な行動は以下の2つです。
GM:移動 1マス移動する。2体まで。
GM:攻撃 指定したマスを攻撃する。命中した場合耐久力を1減らす。 1体まで。
GM:攻撃を受けた場合、船の耐久力が1減ります。耐久値は3です。
GM:また、攻撃を受けた場合、PC全員も5d10のダメージを受けます。
GM:カバーリング等可能。
GM:MAPについて説明します。
GM:茶色の場所は進入不可です。また、D8にはエネミーが配置されています。
GM:これは移動はできず、勝利条件の撃破必要エネミーにはカウントしませんが
GM:攻撃コマンドは使えます。つまりうかうか接岸していると攻撃してくるという意味です。
GM:攻撃して倒してしまうこともできます。
GM:説明はこんなところです。ご質問あれば。
墨口よすが:大体ルールは分かったぜ
七戸瀬月夜:私からはないかな
野咲真夜:「攻撃 指定したマスを攻撃する。命中した場合耐久力を1減らす」の「1体まで」の制限にはD8のエネミーもカウントされるのかな
GM:されます
GM:どう頑張っても船の耐久値は1ラウンドに1しかへりません
野咲真夜:常に4体いるうちの3体しか動かないわけね 理解しました
成瀬詩譚:命中した場合ってありますが
GM:指定したマスに船があった場合、です
成瀬詩譚:あっはーい
成瀬詩譚:では大丈夫でーす
GM:あっこの射程も同じです
野咲真夜:こっちも大丈夫げです
GM:そのエネミーから周囲8マスしか狙えません
GM:じゃあまず状況開始のロールを軽くやりましょう


想娥娥:「おっ」水平線の先を見ていた娥娥が声を上げた。
想娥娥:「そろそろ見えてくるよ~」
墨口よすが:「えっ、折角お風呂から出たばっかりなのに」頬がほのかに赤い。
成瀬詩譚:「ん」船べりに眠るように寄りかかっていた。身を起こす。
七戸瀬月夜:船室の中で大人しく座っていた。窓の外を見る。
野咲真夜:「入浴中に交戦が始まらなくて良かったじゃないですか」
墨口よすが:「それは……確かに……」髪の毛をタオルでぐしぐししながら。
野咲真夜:声に呼ばれて甲板に出てくる。手すりを掴んで目を細め、向こうを見やる。
成瀬詩譚:「ところでこの船は、元々目当ての場所に入港予定で、港につくまでは特に不審がられない予定……だったりするのかな?」
想娥娥:「ん~。港まで行くとすごい遠いよ」
成瀬詩譚:「ありがとう。完全に理解した」
想娥娥:「あそこのお屋敷だよ~。あとほら、見える?」
野咲真夜:「不審船として見られながら接岸するわけですね」
想娥娥:「あそこの大きい岩陰。砲台があるよ」
墨口よすが:「うひゃあ」
七戸瀬月夜:「稼働している砲台なのですか……?」すぐ後ろの耳元で囁く。
成瀬詩譚:「ばっちり警戒アリだ」
想娥娥:「そだよ~」思わずキスしようとしてやめた。
想娥娥:「ギルドの幹部の別荘だから、結構警備は厳重」
墨口よすが:「まるで戦争みたい……ここ本当に日本なのかなぁ~……」
野咲真夜:「こっちの船にはあるんですか?武装」
野咲真夜:「や、ある意味私達がそうかもしれませんけど」
想娥娥:「あるよ!あなたたち!」
成瀬詩譚:「ふふ……(勘弁してほしいな……)」
墨口よすが:「なるほど~。それはまぁいいですけど」
野咲真夜:やっぱりか~、という顔。
墨口よすが:「私とかは射撃タイプじゃないんで、ある程度近寄らないと攻撃できないかも」
想娥娥:「あと多分ね~、あれだけじゃないかも」
墨口よすが:「警戒も必須ということね」
成瀬詩譚:「だろうね。こちらからあからさまな備えが見えてるってことは」
成瀬詩譚:「警戒域はもう少し広いんじゃないかな。向こうはもっと早く私達を見つけてる前提で行動する必要がある用に思う」
想娥娥:「特にあの岩よりの沖側は色々張ってそうかな~」
七戸瀬月夜:「私は戦術については不慣れでございますので……他の皆様方のお力をお貸しいただきたく存じます」
想娥娥:「ちょっと遠回りだけど、岩礁地帯よりのほうが敵が少ないかも」
墨口よすが:「大体ルールは分かったわ」ぐるぐると肩を回して準備運動。
成瀬詩譚:「方針があるのは良いことだ。急ぎたい気持ちもあるけれど……」
成瀬詩譚:「郷に入ってはだな、ひとまず支持」
野咲真夜:「遅かれ早かれ見つかるなら、速度優先で殲滅しながら進む……というのもアリかもですが」
野咲真夜:「まあ、まだリスクを取る時ではない気はしますね。ひとまずそっちで行きましょうか」
墨口よすが:「(こわ~~)」
想娥娥:「まあ、まずは様子を見ながら行ってみようか」
想娥娥:「出発進行~」



GM:ということで、ラウンド開始です。
GM:好きな人から行動してみてね~
成瀬詩譚:索敵しようかな
七戸瀬月夜:私は索敵以外まったくできないことが証明されている
墨口よすが:索敵役と移動役が2-2で分かれている
野咲真夜:私とよすがちゃんで移動をやっていくか
成瀬詩譚:8DX+3 ミーミルをUGN幹部にしよう
DoubleCross : (8DX10+3) → 10[2,3,4,6,7,8,9,10]+1[1]+3 → 14

七戸瀬月夜:移動は岩礁側を回っていきますか?
七戸瀬月夜:7dx+1 UGN
DoubleCross : (7DX10+1) → 10[1,1,1,3,6,7,10]+2[2]+1 → 13

野咲真夜:岩礁側かな~?と思ってましたがどうでしょう
成瀬詩譚:ガンガン敵を破壊していったほうが侵蝕とかがお得な説ありますね
成瀬詩譚:エフェクトを使う必要なさげだし
成瀬詩譚:じゃあ大成功なのでとりあえず周囲と
成瀬詩譚:B3探ろ
GM:A2,B1,B2,B3かな?
成瀬詩譚:あ、そう そういう感じです
七戸瀬月夜:いや、索敵は周囲8マスを把握できるから
七戸瀬月夜:重ならないようにしたほうが効率は良いと思われます
七戸瀬月夜:なので4マス分調べて、海側を行くなら
野咲真夜:B2を指定すればもっと広く索敵できる……よね?
成瀬詩譚:あ、そういう感じなんですか
GM:あっえーと
成瀬詩譚:ルール理解してなかった
墨口よすが:索敵するコマを指定して、その周囲8マスなのかな
GM:指定したマスにピンポイントで存在するか、
GM:指定したマスの周囲8マス内にいるよ~ってアナウンスされるか です
成瀬詩譚:あ~
野咲真夜:ああ 狭めに絞って索敵する意味もあるわけね
GM:指定コマは1マス
七戸瀬月夜:アナウンスされたなら、そこから絞り込めばいいので
七戸瀬月夜:とはいえ
GM:あっそう かっていうか
七戸瀬月夜:アナウンスって既に索敵したマスのどこかの周囲にいる、みたいにアナウンスされるんでしょうか?
GM:ピンポイントならそこにいるって言うし そこの周囲に居たら周囲には居ますって言う感じ
七戸瀬月夜:それとも、既に索敵した○○のマスの周囲にいる、という形でしょうか?
野咲真夜:1.そのマスにいるよ 2.周囲8マスのどこかにいるよ 3.1でも2でもないよ
GM:後者です
七戸瀬月夜:前者だと索敵範囲を広くしすぎると逆に絞り込めなくなる
野咲真夜:の3パターンか
成瀬詩譚:『特定のマス一つを指定し敵がそこに存在するかがわかる』もしくはPCの『周囲8マスのどこかに存在するかがわかる』って読んでた。理解しました。
GM:索敵範囲が広がることにデメリットはないかんじ
七戸瀬月夜:ならば、4マス分の権利があって海側を進む場合、B2,B5,E5,F7あたりがよいと思います
七戸瀬月夜:これで少なくとも経路上に何かが入ってきた場合は先んじて分かるはず
成瀬詩譚:賢い そうしちゃいますか
GM:OK、では――
GM:B2:周囲に敵あり B5:周囲に敵あり E5:反応なし F7:反応なし です
野咲真夜:なるほど
成瀬詩譚:索敵トークンが配置された わかりやすい



七戸瀬月夜:つまりB2に進むと確実に敵の攻撃を受けることになるわけですね
野咲真夜:うーん とりあえず移動判定してからどう動くか決めますか
七戸瀬月夜:そうしましょう
野咲真夜:5dx 運転で移動判定します
DoubleCross : (5DX10) → 6[2,3,4,6,6] → 6

野咲真夜:しょっぱいけどなんとか1マス
七戸瀬月夜:まずB1かA2に進まないといけないわけですけど
七戸瀬月夜:この2マスにはさすがにいきなり敵がいないと仮定した上でなら
七戸瀬月夜:B1に進んだ上でC1を攻撃すれば安全は確保できるはず
七戸瀬月夜:B2にには敵は確実にいないので
野咲真夜:A2に行くよりはそっちのが安全そうですね
成瀬詩譚:A2に進んでA3B3を範囲でしばく手もありますよ
成瀬詩譚:流石に範囲切る段階では全然ないな なしで
成瀬詩譚:でもさっきの会話の感じでC1に敵がいる感じもしないので
墨口よすが:シナリオ2回の獅子奮迅だからねぇ…
野咲真夜:たしかにまあここで切る札ではないよね
七戸瀬月夜:それはそうなんですよね C1までえいやと進むのも全然あり
七戸瀬月夜:B2まわりの敵を突破してもB5まわりの敵がまだいるし、C2を右から迂回するルートで進んでもいいかもですね
野咲真夜:とりあえず私の移動はB1でよさそうかな 動きます
成瀬詩譚:そうしよ
GM:ではB1へ移動しました。残り行動権は墨口さん分。
七戸瀬月夜:あ、そういえば敵と同じマスにいる場合、敵がそこにいることは索敵してなくても分かるんでしょうか?
GM:あっそうだな なりうるんですが
GM:わからないことにします ルール上
野咲真夜:なるほどね
GM:別に踏み込むこと自体のデメリットもありません
GM:次のターンで確実に攻撃されるだろうくらい
七戸瀬月夜:そうなのか……!じゃあB1に今敵がいるとしてもわからないんだな
七戸瀬月夜:でもまあ、いないと思いたい
野咲真夜:そういや攻撃、「周囲8マスのうち1つ」ってあるけど同じマスにいると攻撃できないのか
GM:あっそれもできていいことにします
GM:なので9マスかな 正確には
七戸瀬月夜:なるほーど
野咲真夜:あっ了解しました
七戸瀬月夜:今B1なので、やりたいことは2パターン
七戸瀬月夜:・C1を攻撃して安全にこのターンを終える ・C1に思い切って進む
七戸瀬月夜:C1には多分敵いないと思うけど、D1D2に敵がいたら攻撃される でもまあいないと思うけど
墨口よすが:そしたら少しでも進みましょうか
野咲真夜:会話内容的にもC1で待たれてることは……おそらくないんじゃないかな?と私も思っています
成瀬詩譚:D1D2に居たら索敵でヒットした2体と合わせて全部存在確認できますしね
七戸瀬月夜:それは確かに
七戸瀬月夜:そう考えると仮に攻撃受けても耐久力1費やす価値はありますね
墨口よすが:5dx 運転
DoubleCross : (5DX10) → 10[4,5,7,8,10]+1[1] → 11

成瀬詩譚:ナイス大成功
GM:2マスまで移動できます
七戸瀬月夜:あっまさか大成功とは
墨口よすが:2マス権だ
七戸瀬月夜:じゃあD1 まで進んでいいんじゃないかしら?
墨口よすが:ではD1までのこのこ進水します
GM:OK!
GM:じゃあえーっと 敵の手番。
GM -> 自分のみ:C3→D3移動 C7→C6移動。攻撃なし。
GM:移動が行われました。攻撃はありません。
成瀬詩譚:やった~
GM:B2:周囲に敵あり→反応なし になりました。



七戸瀬月夜:これは南側で待ち伏せしに来ている可能性が高いな……!
七戸瀬月夜:D3が絶対怪しい!ここを索敵したいですね。
野咲真夜:そうですね そこが一番可能性高そう
墨口よすが:やっちゃえやっちゃえ~~
GM:ラウンド終了です。侵蝕率が1d5上昇。
墨口よすが:56+1d5
DoubleCross : (56+1D5) → 56+5[5] → 61

成瀬詩譚:1d5+67
DoubleCross : (1D5+67) → 5[5]+67 → 72

野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d5(→ 5)増加 (63 → 68)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d5(→ 2)増加 (65 → 67)
七戸瀬月夜:みんな5出てるけどどうしたの?
GM:緊張してる
GM:2ラウンド目になりました。
GM:あらためて行動をどうぞ。
七戸瀬月夜:索敵判定!情報UGNでいきます。
七戸瀬月夜:7dx+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 7[1,2,2,4,5,7,7]+1 → 8

成瀬詩譚:ナイス成功
七戸瀬月夜:もちろんD3を索敵します。
GM:OK!では分かります
GM:D3:敵発見



七戸瀬月夜:やったー
墨口よすが:見つけた
野咲真夜:じゃあ……間合いに入って叩きに行きますか
七戸瀬月夜:移動をお願いします!
野咲真夜:じゃあ移動いきます こいつはダイス確保を完全獣化に頼っており、攻撃役に向かないとおもうため
野咲真夜:5dx 運転で移動
DoubleCross : (5DX10) → 5[2,2,4,5,5] → 5

野咲真夜:すいません……ダメでした
GM:失敗してる
墨口よすが:じゃあ私が移動するわね
墨口よすが:5dx 運転で移動
DoubleCross : (5DX10) → 9[1,2,5,9,9] → 9

GM:OK!1マス移動できます
墨口よすが:D2へとことこ進水
成瀬詩譚:では攻撃しまーす 対象は敵がいることがわかったD3!
七戸瀬月夜:このターンでE列まで逃げたかったけどそううまくはいかないか
成瀬詩譚:フォールンスプライトとストライクチップを起動。素射撃
成瀬詩譚:7dx+1>=9 うりゃー!
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 10[3,4,4,7,8,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

七戸瀬月夜:やったー!カッコイイ
GM:ひゅう!
GM:では1体撃破完了です!
成瀬詩譚:わーいわーい
墨口よすが:やったぜ
野咲真夜:やったぜ
GM:D3について再アナウンスします。敵の気配はなくなりました。
七戸瀬月夜:次のターンは安全だ
野咲真夜:やったね
GM:敵の2ラウンド目の行動します
GM -> 自分のみ:C5→D5移動 C6→D6移動。攻撃なし。
GM:移動が行われました。攻撃はありません。
GM:B5が反応なしになりました。E5が周囲に敵ありになりました。



成瀬詩譚:D5か6にいるんだ
野咲真夜:どっちか調べればもう片方に攻撃仕掛てよさげですね
GM:ではラウンド終了。
GM:侵蝕上昇をお願いします。
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d5(→ 2)増加 (72 → 74)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d5(→ 2)増加 (67 → 69)
墨口よすが:61+5d
DoubleCross : (61+5D10) → 61+32[5,5,6,8,8] → 93

墨口よすが:うそ
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d5(→ 4)増加 (68 → 72)
墨口よすが:61+1d5
DoubleCross : (61+1D5) → 61+3[3] → 64

七戸瀬月夜:すみません、また質問なのですが、同じ索敵マスが2体以上の敵を感知している場合、それは分かりますか?
GM:びっくりした
GM:わかりません 敵あり 周囲に敵あり 反応なし の3つしか出てきません
七戸瀬月夜:ですよね
七戸瀬月夜:だからこの場合、D5か6にいるのは確定として
七戸瀬月夜:同時にG列からF列に敵が移動している可能性もある
七戸瀬月夜:だからE列に移動して南下するのは確実な安全ルートではないんだな
成瀬詩譚:多分大成功するので
成瀬詩譚:F5とD5あたりを開けに行ってどれにどう反応するか見ようかな
GM:まずこのラウンドの演出していきますか
成瀬詩譚:そうだった
七戸瀬月夜:そうでした
野咲真夜:まあでも……その時はその時ですぐ近くにいる最後の敵を倒して終わりにできそうでもあるので 悪くはないかも
野咲真夜:はあい


GM:岩礁寄りに航行を進めていく。今のところ敵影は正確に発見はされていないが。
GM:波の反応から、ある程度遠くにその姿があることは認められている。
想娥娥:「ビンゴしたいとこだよね~こゆの」
七戸瀬月夜:光の灯っていないランタンをかざす。
七戸瀬月夜:「向こうからは私達の姿は見えているのでしょうか」
想娥娥:「ん~そう思って動いたほうがいいと思うな」
七戸瀬月夜:「それならば……試してみたいことがございます。もし、こちらを見ることのできる範囲にいれば……」
七戸瀬月夜:ランタンに青い光が灯る。通電も点火もしていないが、幻の発光が海上で輝く。
想娥娥:「おお……?」
七戸瀬月夜:「これで敵は私達の位置を見つけるのではと思います」
七戸瀬月夜:「そして」
七戸瀬月夜:ランタンの光を消す。
成瀬詩譚:(え。それってまずくない?)という顔をして見ています。
七戸瀬月夜:「これで見失います」海上の至る所に、青い怪光が灯りはじめる。
成瀬詩譚:「おお……」
墨口よすが:「不思議~~、目くらましってワケだね」
七戸瀬月夜:「光を目指して近づいてくるならば、攻撃や逃走なども容易くなるかと考えたのですが……」
成瀬詩譚:「大胆な手を撃つお嬢さんだ」
GM:それに惑わされるように、照らされる影がある。
GM:ゴムボートだろうか。数名の武装した兵士が乗っているようにも見える。
野咲真夜:「おっ、早速釣られてくれましたかね」
GM:岸壁の裏で、様子をうかがっていたのだろう。
成瀬詩譚:「じゃ、ここからは私が」
成瀬詩譚:短く呪文を唱え、先程から魔法円を描いていたいくつかの羊皮紙を風に流す。
成瀬詩譚:「船を進めておいてくれ!」そう言って、甲板から海へと身を躍らせる。
想娥娥:「わ~大胆!」
成瀬詩譚:(一瞬だ。この一瞬で──目当てのカードを引き当てる必要がある)
七戸瀬月夜:「わ、わ……」
成瀬詩譚:7枚が欠けた小アルカナから1枚のカードを引く。この遺産を扱うためには、運命に選ばれていなければならない。
成瀬詩譚:そうでないなら、幾つかのいかさまが必要だ。錫と銅と銀の合金比率が異なるカードたちを、特殊な磁性を帯びた指先の感覚で選り分け、引く。
成瀬詩譚:翼ある女怪が海中から出現し、詩譚をその背に載せる。同時に出現したまぼろしの船が、襲撃者たちの火線を虚空に集めた。
成瀬詩譚:(──なんとか成功!)
成瀬詩譚:西洋直剣を抜き、ボートに肉薄する!
成瀬詩譚:「しっ!!」
成瀬詩譚:女怪の体当たりで船を転覆させざま、エンジンを断った。
成瀬詩譚:「……戻ろう」
想娥娥:「かっこい~!」パタパタ手を振っている。
野咲真夜:「おお……なんだかすごいのが出てきましたね。いかにも魔術っぽい」
七戸瀬月夜:「素晴らしい身体能力でございます」
墨口よすが:「召喚獣ってやつですかね?面白いなぁ~~」
野咲真夜:「まあ、一旦見つかった訳ですし。あれくらい派手にやっても良いって事ですよね」
想娥娥:「そだね~先手さえ打てればって感じ!」
想娥娥:「油断せずに行こうね~」
GM:3ラウンド目に入ります。
成瀬詩譚:索敵やりまーす
成瀬詩譚:8DX+3>=6 コネ使用
DoubleCross : (8DX10+3>=6) → 8[1,4,5,6,6,7,8,8]+3 → 11 → 成功

七戸瀬月夜:大成功!
墨口よすが:やりおる
成瀬詩譚:D5F5でいい?
七戸瀬月夜:片方はD6として、G4も調べたいですね
成瀬詩譚:あーG4
成瀬詩譚:そうですね D5よりG6か
七戸瀬月夜:いや、F列のほうでもいいのか Hに敵がいる場合どの道追いつかれないだろうし
成瀬詩譚:あとE列に誰か居る時
七戸瀬月夜:いや、やっぱりF5よりはF4ですね
成瀬詩譚:はいはい
七戸瀬月夜:F4,D6
七戸瀬月夜:F4なのは、すでにF7を索敵しているので
七戸瀬月夜:ここで反応があった場合、F5への警戒に絞れる
成瀬詩譚:了解です。
成瀬詩譚:F4とD6で!
GM:はーい
GM:F4:反応なし D6:敵発見



七戸瀬月夜:D6確定!
野咲真夜:おお
七戸瀬月夜:これはぜひとも南に3マス進んで攻撃したーい
野咲真夜:うおー 頑張って漕ぎます
成瀬詩譚:じゃあ3マスいかなそうだったら私が妖精使うね
墨口よすが:じゃあ移動で~
七戸瀬月夜:私も必要とあらば移動判定します 肉体1しかないけど
GM:意志でも出来るぜ
野咲真夜:じゃあよすがちゃん先どうぞ~
七戸瀬月夜:そうでした。それでも2しかないけど
七戸瀬月夜:一人が大成功してくれればすごく楽になる!
墨口よすが:6dx 移動
DoubleCross : (6DX10) → 9[1,3,3,6,7,9] → 9

墨口よすが:む~
野咲真夜:惜しい
七戸瀬月夜:残念なり
野咲真夜:じゃあ私。《完全獣化》しつつやっていきます
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を6増加 (72 → 78)
成瀬詩譚:それだと月夜ちゃんが殴ることになるけど
野咲真夜:あっそうじゃん
七戸瀬月夜:そう、私は殴りは本当にできない……!
墨口よすが:七戸瀬さんに妖精して野咲さんで殴ろ
七戸瀬月夜:ので、私が移動するしかないということ……そんな……
成瀬詩譚:頼んだぜ!
七戸瀬月夜:じゃあやってみます!頑張ります!
七戸瀬月夜:お姉様、私に力を……!
野咲真夜:そうしますか お願いします
七戸瀬月夜:3dx>=6 意志
DoubleCross : (3DX10>=6) → 7[1,4,7] → 7 → 成功

成瀬詩譚:《妖精の手》
七戸瀬月夜:アヤッター
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を4増加 (74 → 78)
GM:では3マス移動できるよ~
七戸瀬月夜:進むのはD5!
GM:OK!では残り1手番です
成瀬詩譚:お姉さまではないけど力を貸しちゃった
七戸瀬月夜:まさかあなたが私のお姉様なのでは?
野咲真夜:がんばります 攻撃を
成瀬詩譚:えっ……(トクン)
七戸瀬月夜:もしも嘘をついて……私を騙そうとしているなら殺すしかない
成瀬詩譚:こわ…………
墨口よすが:そう、嘘つきは死すべしよ
野咲真夜:改めて完全獣化しつつ《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》で攻撃。
野咲真夜:対象はもちろんD6
成瀬詩譚:妥協のないパンチ
野咲真夜:8dx@7+1>=9 コンセまでいらないという説もあるが まあ……
DoubleCross : (8DX7+1>=9) → 10[3,4,4,5,5,7,9,10]+10[3,8,9]+6[2,6]+1 → 27 → 成功

七戸瀬月夜:すごーい!
GM:さすが……!
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を4増加 (78 → 82)
GM:では完膚なきまでに叩き潰されます 2体目撃破完了!
野咲真夜:やったね
GM:これにより周囲の索敵状況が変わります
GM:D6:敵発見→周囲に敵あり



GM:敵の手番。
野咲真夜:おっいるんだ ここまで来たら全滅ルートがよさげかな
成瀬詩譚:うわーっ 居た!
GM -> 自分のみ:移動なし、その場で攻撃。
GM:攻撃を受けます。
七戸瀬月夜:E5の反応も変化なし?
GM:E5も変化なしです
野咲真夜:D5かE6かあ
七戸瀬月夜:なんてこった……最初から隣接していたのか!
GM:5d10のHPダメージが発生。船の耐久度が3→2に。
七戸瀬月夜:D5ですね!同じ位置にいた!
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 25[8,1,3,7,6] → 25

成瀬詩譚:D5にいたっぽい
野咲真夜:あっそうだ F7が反応してないからD5だわ
七戸瀬月夜:やられた!《リザレクト》いたします。
成瀬詩譚:きゃーっ! 死!
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (69 → 79)
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を4増加 (78 → 82)
野咲真夜:野咲真夜のHPを5に変更 (30 → 5)
成瀬詩譚:リザレクトでHP4
野咲真夜:HPで受けてリザレクトはなし。
墨口よすが:これ装甲入ります?
野咲真夜:HPダメージだからないんじゃない?
GM:ないよ~
墨口よすが:ならHP6点残し。以上
GM:ラウンド終了です。
GM:クリンナップの侵蝕上昇が発生。
墨口よすが:64+1d5
DoubleCross : (64+1D5) → 64+4[4] → 68

野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d5(→ 3)増加 (82 → 85)
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d5(→ 3)増加 (82 → 85)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d5(→ 2)増加 (79 → 81)
GM:OK。では4ラウンド目!



GM:敵はどこかな~
成瀬詩譚:3ラウンドのロールはこことまとめてやる感じ?
GM:あっそうですね そのままがいいかな
GM:まとめてやってもらおう
墨口よすが:なるなる、じゃあ殴っちゃおう
七戸瀬月夜:もう索敵する必要なんてないでしょ!今いるD5を攻撃だよ!
野咲真夜:反撃にそのままカウンターだろうしね
成瀬詩譚:じゃあよすがちゃんにラスアタしてもらうか
七戸瀬月夜:攻撃に侵蝕使わないキャラがいいわね
墨口よすが:私寧ろ侵蝕が欲しい 《C:キュマ》《獣の力》侵蝕72
野咲真夜:演出の割合的にも良い感じなりそうだしね
墨口よすが:6dx7+4
DoubleCross : (6DX7+4) → 10[2,4,6,7,8,10]+10[2,8,8]+10[2,7]+4[4]+4 → 38

七戸瀬月夜:強い!
GM:さすが……!
野咲真夜:すごい
墨口よすが:腕力は力よ
GM:じゃあD5の3体目も完膚なきまでに叩きのめされました
GM:これで3体の潜伏エネミーを全滅。勝利条件を達成しました。
七戸瀬月夜:二度と逆らうなよ
成瀬詩譚:ハァハァ 勝った
GM:演出していきましょう!


成瀬詩譚:「ごめん、派手にやりすぎたかも」船に降り立つ。
七戸瀬月夜:「お見事でございました」
成瀬詩譚:「ありがと……さっきの幻影が攻撃を受けた時」
成瀬詩譚:「別の角度からのも混じっていた。大まかな位置はこの辺りだと思うんだけれど……」と、海図を指し示す。
七戸瀬月夜:「成瀬様の魔術は……お相手の位置を調べることもできるのですか?」
野咲真夜:「なるほど。まあ、向こうも情報を連携して動いてるんでしょうね」
成瀬詩譚:「今回呼んだやつは、船を誘導する逸話を持った悪魔でね」
墨口よすが:「次はソッチヘ全速前進だね。……悪魔?」
成瀬詩譚:「正確にはそういう伝承ベースの概念モチーフかな」
墨口よすが:「船頭を惑わすなんて、人魚みたいな悪魔だねぇ」
想娥娥:「結構遠いね~でも。どうする?無視しちゃう?」
成瀬詩譚:「オールドオーヴァードの技は、君たちのよりフォーカスが甘くて雑多なのさ」
墨口よすが:「迂回するより此方から攻めた方が結果的に安全そう」
野咲真夜:「避けて通るのも、ちょっと厳しくないですか?この位置だと」
七戸瀬月夜:「でしたら、私が船を動かしましょう!私は戦闘ではほとんど貢献できませんので……」
七戸瀬月夜:「このまままっすぐ進めばよろしいのですか?」
野咲真夜:「向こうも追ってくるでしょうし、追いかけっこをしながら終点を目指すよりは……できるの、月夜さん?」
想娥娥:「大丈夫……?」にわかに不安になる。
七戸瀬月夜:「……」
七戸瀬月夜:「……身命を賭して、尽力するつもりでございます」
七戸瀬月夜:「このレバーで速度を上げられるのでしょうか?」
墨口よすが:「(あっダメそう。嘘はついてないけど……)」
成瀬詩譚:「いつの間にか操縦席に座ってる!」
成瀬詩譚:ちょっと血の気が引く。
野咲真夜:「あの、そこまで気負わなくて大丈夫ですから……あれっ、いつの間に?」
想娥娥:「座っちゃったもんはしょーがないよ!」
想娥娥:「GOGO!」
七戸瀬月夜:「畏まりました。可能な限り気負うことなく頑張ります……!」
七戸瀬月夜:両手でレバーを引く。
七戸瀬月夜:「わ、わああ」
成瀬詩譚:「ははははははは」
七戸瀬月夜:「そ、速度がすごいです!」
想娥娥:「あははー!」
成瀬詩譚:半開きになった口から笑い声を垂れ流しています。
想娥娥:「行けー!」
墨口よすが:「あ、安全運転希望~~!!」含み笑い。
七戸瀬月夜:なかば暴走状態で敵船に突っ込んでいくことでしょう。
野咲真夜:「もう。皆、なんで笑ってるんですかーっ」
GM:船はぐんぐんと進み、眼前にあった漁船……に偽装した武装船が急回頭する。
成瀬詩譚:「っていうか、私たちは外出るよ! 戦闘体勢!」
野咲真夜:言いながら、突撃する船のケアをするため船の前方へ移動している。
想娥娥:「あっあれだよ!あれ!」
野咲真夜:「あれですね。オッケー、沈めますっ」言いながら、船から飛び降りるように跳躍する。
野咲真夜:それと同時。にわかに甘やかな香気と共に少女の影が蠢き、黒い蔓葉となって伸びていく。
野咲真夜:水上に展開したそれらを即席の足場として、舞うように踏みつけながら武装船へと接近する。
GM:迎撃のロケット砲が飛ぶが、幻惑されたように当たらない。
野咲真夜:(わ、危ないな)躱した射線が船の方へと向かないように、船体の逆側へと回り込みながら
成瀬詩譚:「わぁ、彼女、むやみに勇ましいな……! 雰囲気はあんなにガーリィなのに」
成瀬詩譚:これまでも普通に言動の端々からにじみ出ていたが。
野咲真夜:ひゅう、と垂直に落下する。同時に繰り出した無色透明の液体を纏った手刀が、バターのように船の装甲を溶斬。致命的な破壊をもたらした。
想娥娥:「わ~ヤバ!」
想娥娥:「おっかな~」ケラケラ笑う。
墨口よすが:「手刀で一撃。ご、豪快だなぁ……」
成瀬詩譚:「ともあれだいぶ近づいてきた。このまま一気に接岸──」
想娥娥:「これで後は~……あっ」
野咲真夜:「わぷっ……飛沫かかっちゃった」顔に跳ね返った海水をかぶりを振って飛ばしつつ、行きと同じような跳躍を繰り返して船の方へと戻ってくる。
想娥娥:船の脇を覗き込んで。
成瀬詩譚:「今のはまずい『あっ』?」
墨口よすが:「……む、新手?」
想娥娥:銃声。「まずい『あっ』!」
成瀬詩譚:「伏兵かっっ!」
想娥娥:「登ってきてる!ボート!」
七戸瀬月夜:「わ、わあ……あ……」
七戸瀬月夜:運転席で恐怖しています。
GM:その言葉と同時に、船の脇から次々に武装兵が乗り込んでくる。
墨口よすが:「げ!船は二隻あった!?」
GM:漁船とともにボートを置いて、それを隠していたのだろう。
野咲真夜:「あっ、こいつら……!」慌てて甲板に飛び降り戻ってくる。
GM:一斉に銃撃。周囲に破壊の限りを尽くし、君達を傷つける。
成瀬詩譚:「まずい、射程内──ぐっ」剣のリーチが届くまもなく弾丸を受ける。
想娥娥:「娥娥のこと撃った~!」
GM:「よし、このまま制圧を……」
成瀬詩譚:「レディに対する手付きがなってないんじゃないのかな!」
七戸瀬月夜:「み、皆様。安全を確保いたしますので私の近くに――」操船の恐怖とともになんとか船を停止させ、運転席から出てくる。
墨口よすが:────大気が断たれ、海上の景色が二分される。
野咲真夜:「いえ、大丈夫です。この数なら……」言って、応戦しようとした所で。彼女が何か仕掛けようとしている事に気付く。
墨口よすが:音はない。微かな風だけがそよぐ。狙撃対象の一人が消失し、武装兵の背後に立っていた。
GM:「な、消え……」
墨口よすが:「……大丈夫。これくらいなら」
墨口よすが:既に済んでいる。武装兵達の肉体に紅い筋が流れ。滑る様に分かたれていく。
墨口よすが:ぶわり、と。
墨口よすが:天女の羽衣めいた布が、墨口よすがの肩口より伸び、潮風に揺れている。
墨口よすが:透き通った翠色の六枚翅。獣化"オオミズアオ"の産物。
墨口よすが:大空翔ける自由を削ぎ落し、命を断つために研ぎ澄まされた、刃の翅を以って。
墨口よすが:船へ潜入した敵対勢力を、一跳の間に尽く無力化した。
成瀬詩譚:(意外とえぐい殺し方するなぁ)死体に軽く拝んでおく。
想娥娥:「わーお」
墨口よすが:「……うう、またお風呂入った方がいいかもなぁ」翅を小さく羽ばたかせ、赤い雫を払っていく。
野咲真夜:「わ、見事。仕留め残ったら手を出そうと思ってたけど、要らなかったみたいですね」
墨口よすが:「いや、なんか任せたらこの船ごと行かれそうだし……」
野咲真夜:手に纏っていた毒液を、はたくようにして自分の足元の影に沈めている。
成瀬詩譚:「かなりの冴えだったね、綺麗な翼だ」
想娥娥:「かっこよ~」キョロキョロとして。「お風呂は全部終わった後がいいかも?」
野咲真夜:「えっ、しませんよ!」
想娥娥:「周囲に敵影なし。一気に突っ込んで大丈夫そう」
墨口よすが:「えへへ~~」
野咲真夜:不服な評価です、と言いたげにむすーとしている。
七戸瀬月夜:「申し訳ございません。私の運転が拙かったばかりに……」
成瀬詩譚:「いや、結果オーライでしょ。ナイス時短」
野咲真夜:「ですね、さっきの相手も虚を突かれたみたいでしたし」
想娥娥:「そうそう。なんならここからもお任せしちゃう?」
七戸瀬月夜:「まだまだ経験不足の物事が多いものと、痛感いたしました。皆様の助力がなければどうなっていたことか……」
墨口よすが:「だいじょうぶだいじょうぶ。このまま勢いでお屋敷に突撃しちゃおう」
七戸瀬月夜:「畏まりました。……お屋敷まで向かいましょう」
成瀬詩譚:「えっ。それは……いや」
成瀬詩譚:「なるようになるか」
成瀬詩譚:前進しなければまずいという半ば強迫観念めいた考えにより、首肯してしまう。数秒後には絶対に後悔すると、わかっているのに……。


GM:シーン終了。ロイス購入可能です
GM:購入は最後の機会だよ~
墨口よすが:ロイス保留
野咲真夜:成瀬詩譚:◯好奇心/脅威 で取ります
七戸瀬月夜:ブルーゲイルでも買おうか……
七戸瀬月夜:7dx>=20
DoubleCross : (7DX10>=20) → 8[3,4,5,5,7,7,8] → 8 → 失敗

七戸瀬月夜:買えなかった
野咲真夜:私も挑もうかな 青いゲイルに
野咲真夜:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 8[1,2,8] → 8 → 失敗

野咲真夜:失敗。おわりです
成瀬詩譚:セカンド照準器でも買うか
成瀬詩譚:7dx+3>=15 ッエーイ
DoubleCross : (7DX10+3>=15) → 10[1,2,3,4,7,10,10]+6[3,6]+3 → 19 → 成功

GM:すごい
成瀬詩譚:ブレイドバレットにつけます 以上
墨口よすが:3dx+3 ブルーゲイル
DoubleCross : (3DX10+3) → 8[3,6,8]+3 → 11

墨口よすが:無理~~ 以上


【クライマックス】

GM:クライマックス。全員登場です。
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (85 → 95)
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (85 → 94)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (81 → 82)
墨口よすが:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+9[9] → 81

GM:これ衝突してない?
成瀬詩譚:そうかも……
GM:運転手だけ無事に……


GM:君達は無事に……命があるという意味では無事に きっと無事に
GM:目的地への接岸に成功した。
GM:そこには屋敷と、道楽には分不相応なドックがある。
GM:地上からは視認できない岩陰。取引にでも使われているのだろう。
野咲真夜:「もう、船旅は……しばらく勘弁です……」少しふらつきながら降りてくる。
成瀬詩譚:「フフ……まだ死ぬわけには……」ボロッ
墨口よすが:「つ、疲れた……ここからが本番なのにぃ」
想娥娥:「みんな大変だあ。楽しかったのにね?」
七戸瀬月夜:「ご、ご無事でしょうか皆様……」
七戸瀬月夜:おろおろしている。
想娥娥:「大丈夫~?」
成瀬詩譚:「気にすることはないよ月夜。誰も船の動かし方なんてわからない……」
成瀬詩譚:一瞬娥娥さんが運転してくれればよかったのでは?と思ったが、忘れることにした。
墨口よすが:「大丈夫……でも、ちょっとだけゆっくりな突入でお願いします……」から笑いで答える。
野咲真夜:「ええ、平気です。……ちょっぴり、さっきの傷に響いただけで」笑顔を作って言う。
七戸瀬月夜:「けれど皆様の戦闘に悪影響などがないかと心配で……」
野咲真夜:「大丈夫、大丈夫。月夜さんが心配してくれたおかげで、元気になりましたから」ぐっと握りこぶしを作る。
成瀬詩譚:「ああ、そこは本当に気にしなくても大丈夫だと思うよ」
成瀬詩譚:そういう次元の相手ではない感触だったし。
想娥娥:「おっけ~じゃ突入しよっか」
野咲真夜:「それで、突入ですよね。いつでも行けますよー」
想娥娥:スンスンと鼻を鳴らして。「ん~」
成瀬詩譚:「何か気づいたことが?」
想娥娥:「ヤバそうなのが上で、人がいっぱいいそうなのは地下かな」
想娥娥:「娥娥は下行って保護してくるよ」
野咲真夜:「あ、そういう探知能力? じゃあ、攫われた人達がいるのが地下なんでしょうか」
想娥娥:「うむ。上のお願いね~」
成瀬詩譚:「ああ、そういうのがわかるんだ。だからさっき海でも」
成瀬詩譚:「オーケー。こちらは任されたよ」
成瀬詩譚:軽くウィンク。
墨口よすが:「了解~」
野咲真夜:「ええ、任されましたっ」
七戸瀬月夜:「想様。被害者の方々はこのような場所に囚われ、もしかしたら心にも傷を負っておられるかもしれません」
七戸瀬月夜:「何卒、お救いいただければと、私からもお願い申し上げます」
想娥娥:「は~い!娥娥がいっぱい慰めてあげる!」
墨口よすが:「(なんかちょっと違う意味に聞こえる……)」
野咲真夜:(……すごいな。この状況でも、そういう事を言えるんだ)己の緊張を自覚しているから、七戸瀬さんの言葉に素直に感心している。
想娥娥:「じゃあね!そっちも加油(がんばれ)だよ~」
七戸瀬月夜:「上階に向かいましょう……」
野咲真夜:「ええ、また後で!」ひらひらと手を振って侵入口へと向かう。
成瀬詩譚:「"ドラペトマニア"もしやつがいたら」息を吸う。
成瀬詩譚:「本らしきものを使う。あれのページを捲ったり、閉じたり」
成瀬詩譚:「できるなら警戒しておいてくれ」
成瀬詩譚:できるなら。どう警戒するのかは皆目わからない。
野咲真夜:「魔導書ってやつですかね?ええ、承知しました」歩きながら小さく頷く。
墨口よすが:「本体より先に本を叩けば無力化できるかも……って感じかな、おっけ~」
七戸瀬月夜:「攻撃の起点となる動作が分かっていれば、対処も不可能ではないと存じます」
GM:そうして君達は屋敷の上階へと向かう。
GM:そこに、その少女の姿はあった。
“ドラペトマニア”:「慌ただしいようだったけど。お客さん?」
成瀬詩譚:「や、お久しぶりさん」
“ドラペトマニア”:「……お」見知った顔を認めて。
成瀬詩譚:表面上はあくまで平静を装って。相対する。
“ドラペトマニア”:「……やっ」
“ドラペトマニア”:本を片手に。もう片手で手を振る。
成瀬詩譚:「リベンジマッチに来たよ、賞品はあの時連れて行かれた女の子で」
成瀬詩譚:「どうかな。君に拒否権はないけれど、降参は認めてあげよう」
野咲真夜:(あの本を……捲くるか閉じるかするのを、止めなくてはいけないんですよね)
成瀬詩譚:よどみなく喋りながら、剣を抜く。歩を進める。
野咲真夜:息を呑む。可能なら部屋に踏み込むと同時、"ドラペトマニア"から奪い取るつもりでいたが。
“ドラペトマニア”:「降参?逆じゃなくてかな」
墨口よすが:「(暢気にしているようで、振る舞いに隙が見えない)」
野咲真夜:相対した瞬間、それが容易でない相手であることは見て取れた。
成瀬詩譚:「ひとつだけ信じていることがある」
墨口よすが:「(成瀬さんが単独では厳しいと言った理由が分かるわね……)」
成瀬詩譚:自分のことは、信じられなくても。あるいは、少しだけ願望が混ざっているかもしれないが。「火凛は、私が勝つと思ってるんじゃないかな。多分、まだ」
成瀬詩譚:「あの子は賢いけれど、ロマンチストなんだ」
“ドラペトマニア”:「うっそ。それは……」
“ドラペトマニア”:「面白いね!面白い!」
成瀬詩譚:「二人の約束を、きっと覚えている。だから、こうして勝つ以外の選択肢がない」
成瀬詩譚:本当に、勘弁して欲しい。
“ドラペトマニア”:「別に技術以外に興味はなかったけど」
“ドラペトマニア”:「それが破れた時にどうなるかは興味が出てきたなあ」
“ドラペトマニア”:「能力は失われる?変質する?」
“ドラペトマニア”:「もっと特別になりでもしたらすごく面白い」
成瀬詩譚:「たくさん想像するといいんじゃないかな」
成瀬詩譚:「そうできるのも、きっと今だけだ」
成瀬詩譚:集中をそちらに向けて欲しいというせせこましい気持ちの混じった物言いになってしまった。ジャームっぽいし目はあるんじゃないだろうか。
“ドラペトマニア”:「ふふ……君達も」周囲を見渡す。「そうだったりする?教えてよ」
“ドラペトマニア”:「思い出した。候補の子たちだ」
七戸瀬月夜:「"ドラペトマニア"様。あなた様の一連の行動に、申し開きはございませんね」
“ドラペトマニア”:「何を曲げたら特別に……申し開き?」
七戸瀬月夜:「そうしなければならない特別な理由や……願いがあって」
七戸瀬月夜:「このようなことをしているのか。もしも"ドラペトマニア"様に欠けてしまったものがあるなら、私はできる限り――」
七戸瀬月夜:「そのことを心に留めた上で、戦いを選びたいと思うのです」
“ドラペトマニア”:「ああ!あるよ!私はね、見たいんだ」
“ドラペトマニア”:「この世のありとあらゆる力を。君達だってそうじゃないの?」
“ドラペトマニア”:「未知の力に心を奪われた経験は?」
“ドラペトマニア”:「より広く、深く知りたい。その歩みが止まると思う?」
七戸瀬月夜:「そのために、このようなことを……」
七戸瀬月夜:「……けれど……お答えいただき、ありがとう存じます。理解いたしました」
七戸瀬月夜:「"ドラペトマニア"様の理由がどのような理由であれ、私はUGNとしてあなたを制圧しなければなりません」
七戸瀬月夜:「あなた様の理由を、心に留めておきたく思います。その上で、戦いましょう」
“ドラペトマニア”:「結局そうなるなら同じじゃないか……まあいいや」
“ドラペトマニア”:「じゃあ、見せてよ」
“ドラペトマニア”:「私、絶対死なないから。全部見れるよ」
野咲真夜:「絶対死なない、ですか」凝りすぎた緊張をほぐすように、ふうと息を吐く。
野咲真夜:「同じことを言う人、二人くらい会ったことありますよ。どちらもすぐに亡くなりましたけど」
野咲真夜:強がり混じりに口にする。別に嘘ではないが、目の前の相手を仕留める目処は全くついていない。
“ドラペトマニア”:「私には会ったことないでしょ?」
野咲真夜:「ええ、なのでちょっぴり興味はありますね。貴方が3人目になるのかどうか」
野咲真夜:「……それと。私には、立派な約束も大義もありません」
野咲真夜:「この任務を受けたのだって、ただの義理と損得です」
野咲真夜:「私の日常を保証してくれたUGNに、支払っておくべき対価があると思ったから。それだけでした」
野咲真夜:「……最も、今は少しだけ。それだけじゃなくなってきています」
野咲真夜:「皆さんの事を知ってしまったので。この人達に報われてほしくなってきた」
野咲真夜:「友誼……って言うんですかね、こういうの?」
野咲真夜:「あ。それと……色々ないって言いましたけど、夢はあるんですよ、私。その為にも、ここで死ぬつもりは全くありません」
野咲真夜:「貴方には絶対、教えてあげませんけどね」悪戯な子供のように微笑む。
“ドラペトマニア”:「ふーん……」
“ドラペトマニア”:「知りたいな。教えてくれるまで、色々試そうかな」
墨口よすが:「んん……びっくりするくらい平行線だねぇ。いっそ清々しい」
墨口よすが:「未知の力とか、私は特に興味ないかなぁ。例えば……」自身の背後に目をやり。
墨口よすが:「私の翅が欲しいならくれてあげてもいいよ」
墨口よすが:ぱさり、と。背に生えた翠色の六枚翅が波打つたびに煌き、模様が変幻し艶めく。
“ドラペトマニア”:「本当?」
墨口よすが:「私が居たFHセルでは、一線級の芸術品兼兵器として持て囃されたらしいし」
墨口よすが:「壊滅した原因もこの翅だけどね」あはは、と小さく笑う。
墨口よすが:「……でも、今はちょっと事情が違う」
墨口よすが:「貴女は未知の力を渇望するあまり、それよりはるか昔から存在する、ずっと強大で普遍的な戒律を踏みにじった」
墨口よすが:「ゆえに貴女がしたためてきた、未知の力見聞録はここでページが途切れる」
墨口よすが:「そう!!自分勝手な理由で、他人の想い人を誘拐するなんて」
墨口よすが:「人の恋路を邪魔するような、不逞の輩は──」だん。仁王立ち。
墨口よすが:「馬に蹴られて、ついでに蛾に刻まれてしまうこと。思い知るといいよ!!」
墨口よすが:眼前の少女目掛けて、力強く指差し。断言。
成瀬詩譚:(…………まあ、それでやる気を出してくれるなら)
成瀬詩譚:(今はそういうことでいいけど…………ネ!)
“ドラペトマニア”:「蹴られても刻まれても死なないんだけどなあ」
“ドラペトマニア”:「まあ、分かったよ。まずはさ」
“ドラペトマニア”:「見せてよ」
GM:魔導書から尋常ならざるほどのレネゲイドが漏れ出す。
GM:戦闘開始。衝動判定です。難易度は9。
墨口よすが:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[2,7,9] → 9 → 成功

七戸瀬月夜:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[4,6,7,9] → 9 → 成功

野咲真夜:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[2,2,5,7] → 7 → 失敗

成瀬詩譚:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,2,5,9] → 9 → 成功

成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (94 → 108)
墨口よすが:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+13[8,5] → 94

野咲真夜:暴走します。吸血の変異なのでHP回復もしなくなる
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を2d10(→ 4)増加 (95 → 99)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を2d10(→ 18)増加 (82 → 100)
GM:ヌルいデメリット!
野咲真夜:暴走してるとは思えない上昇値
 “魔書バーヒール”[0]
 “ドラペトマニア”[11]

    5m

野咲[4] 七戸瀬[4] 成瀬[4] 墨口[3]
GM:配置はこうです
野咲真夜:表に本がいる!
成瀬詩譚:ブックス!
GM:戦闘ルールについて説明します。
GM:“魔書バーヒール”はEロイス『虚実崩壊』を持っており、
GM:これの効果が失われれば即座に自壊します。
GM:ただしこれがある限り、以下の効果を得ます。
・行動権が100回になる。
・これおよび術者のHPが0でも戦闘不能にならない。
成瀬詩譚:ええ……
七戸瀬月夜:強スンギ
野咲真夜:100回て……
GM:解除条件は“ドラペトマニア”が1点でもダメージを受けることです。
墨口よすが:やべぇよやべぇよ
GM:こんなところかな 説明は
GM:勝利条件は敵の全滅です がんばって!
墨口よすが:大体ルールは分かったぜ
野咲真夜:そんな……我々の行動値は最速で4だというのに
野咲真夜:いったいどうすればいいんだ……
GM:戦闘開始です。1ラウンド目、セットアップ。
“ドラペトマニア”:エネミーはなし
野咲真夜:ないです。
墨口よすが:なし
成瀬詩譚:なし
七戸瀬月夜:"ドラペトマニア"を対象に、《攻撃誘導》《甘い芳香》。
七戸瀬月夜:行動値は-6され、月夜を含まない攻撃にはダイス-12個のデバフがかかります。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を7(→ 7)増加 (100 → 107)
GM:ゲボォ
 “魔書バーヒール”[0]
 “ドラペトマニア”[5]

    5m

野咲[4] 七戸瀬[4] 成瀬[4] 墨口[3]
GM:……いや……
GM:勝ってるな……行動値……
成瀬詩譚:w
七戸瀬月夜:嘘でしょ
墨口よすが:そんなことある?
野咲真夜:そんなはずが……
七戸瀬月夜:行動値-6してなお誰も動けないなんてことあります?
GM:元11だから全然早くないのにね
GM:演出ありますか?
七戸瀬月夜:とはいえまあ、脱衣すれば先手取れる人もいるし……こんなところで温存しなくてもいいでしょう。
七戸瀬月夜:ありまーす


七戸瀬月夜:「……"ドラペトマニア"様。あなたは組織によらぬ独自の技術を持つ者を調べ、誘拐を企てていたとか……」
七戸瀬月夜:「……申し遅れましたが、私の名前は七戸瀬月夜。"レベッカ"と申します。私の能力についてはお調べされましたか?」
“ドラペトマニア”:「“レベッカ”……ああ。ある程度はね」
七戸瀬月夜:「戦闘の最中、この私がどこにいるのか……何をしているのか、分からなくとも――」
七戸瀬月夜:「決して気にしてはいけない、という能力でございます」
“ドラペトマニア”:「ちゃんと言ってよ。そう言われると……」
“ドラペトマニア”:「そうできなくなる、だろう」
七戸瀬月夜:「正しいご理解です。それでは…………参ります」ランタンに青い光が灯る。
“ドラペトマニア”:「ああ……」
“ドラペトマニア”:「どうやら、本物だな」


GM:イニシアチブ。
GM:行動があります
“ドラペトマニア”:《原初の白:時間凍結》。HPを支払い行動権を得る。
七戸瀬月夜:終わった
成瀬詩譚:速すぎる
七戸瀬月夜:これ、このイニシアチブで100回動くということではないですよね……?
GM:あっちがいます
野咲真夜:あっ1回だけか
七戸瀬月夜:101回目を得るだけですよね
GM:行動権を持ってるのは本の方です
七戸瀬月夜:あ、そうなんだ
GM:こいつは普通に1回
墨口よすが:なるほど
GM:いや時間凍結したから2回だが……
七戸瀬月夜:じゃあ名前欄の方が間違いね
GM:本が100回 ドラペトが1回で
GM:今時間凍結したのはドラペトです
七戸瀬月夜:行動権が100回になる、は本の方だったんだ それも誤解してました
“ドラペトマニア”:マイナーはなし、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《クリスタライズ》《原初の赤:吸収》《混色の氾濫》。
GM:PC4人のエンゲージに範囲攻撃。
七戸瀬月夜:ウワーッ
成瀬詩譚:なけなしのガード値すら否定してくる!
GM:ダメージでラウンド間の判定ダイスを-4個。
“ドラペトマニア”:11dx7+6
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,1,3,3,3,5,5,8,8,10]+2[1,2,2]+6 → 18

GM:ええ~……
成瀬詩譚:なんか出目すごい悪いぞ
野咲真夜:かわいい出目だ
GM:せっかくペナルティないのに……
七戸瀬月夜:これなら回避なんて余裕じゃん!
野咲真夜:だが暴走しているので当たるんだな
七戸瀬月夜:私も回避を試みます
成瀬詩譚:4dx+1>=18 ドッジしゃおらー!
DoubleCross : (4DX10+1>=18) → 8[1,2,4,8]+1 → 9 → 失敗

七戸瀬月夜:3dx+1>=18
DoubleCross : (3DX10+1>=18) → 9[2,6,9]+1 → 10 → 失敗

墨口よすが:7dx+1>=18 ワンチャンドッジ
DoubleCross : (7DX10+1>=18) → 10[3,4,4,6,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

七戸瀬月夜:頑張った
成瀬詩譚:すご
墨口よすが:よし!!
七戸瀬月夜:スゲェーッ
GM:マジかよ……
野咲真夜:がんばってる
“ドラペトマニア”:2d10+17 ガード-5 装甲無視 ダメージでラウンド間ダイス-4個
DoubleCross : (2D10+17) → 18[10,8]+17 → 35

GM:こっちはよい
七戸瀬月夜:もちろん負け負けします。"ドラペトマニア"にロイスを取ってタイタス化するか……
成瀬詩譚:死! 上から切ってくか。よすがちゃんへのロイスをタイタスに復活。
野咲真夜:倒れる。99なので最後のリザレクト
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (99 → 100)
野咲真夜:野咲真夜のHPを1に変更 (5 → 1)
GM:リザの達人
成瀬詩譚:成瀬詩譚のHPを11に変更 (4 → 11)
七戸瀬月夜:標的/"ドラペトマニア"/興味/敵愾心:○/ロイス


“ドラペトマニア”:パタン、と本を閉じている。瞬間、君達は
“ドラペトマニア”:――君達3人は、それぞれ、自分ひとりしか居ない状態になる。
“ドラペトマニア”:墨口よすがにとってのみは違う。それは幻覚の起動スイッチだ。
“ドラペトマニア”:他の3人は囚われて、動きを止めた。
“ドラペトマニア”:もう片手に影の刃が形成される。それを投げつけるように振るい、動かぬ者たちを切り裂く。
墨口よすが:「(――あれ。本を使うんじゃなくて、結局刃物で攻撃?)」空気を裂く音を捉え、軌道と弾速を把握。
墨口よすが:キュマイラ因子に宿る機動力を駆使し、床を蹴り跳ねて回避。この程度なら、他の子も容易く避けれるであろう、そう思っていた。
“ドラペトマニア”:「……あれ」再び本を開いた。
“ドラペトマニア”:「掛からなかったんだ」
墨口よすが:「……えっ?」
“ドラペトマニア”:世界がもとに戻る。
“ドラペトマニア”:その身の無数の切り傷を除いて。
成瀬詩譚:「──っ!」
七戸瀬月夜:「いっ……」叫びが漏れそうになる口元を、手で押さえる。
野咲真夜:「っ……何を、されて」おびただしい血を零しながら、よろめいて立つ。
七戸瀬月夜:「魔術……でございます。意識に干渉する術――」
墨口よすが:「え、ちょ!?皆……?」
成瀬詩譚:全身から血が吹き出す。いつの間にかずたずたに斬られている。「よすが……!?」
成瀬詩譚:一人だけが無事であることに驚く。
成瀬詩譚:「切り抜けたのか、彼女の攻撃を」
墨口よすが:「う、うん……刃を投げる攻撃、普通に避けて……」
成瀬詩譚:「問答無用の技じゃないってこと」ぺろりと口元を舐める。
墨口よすが:「……理由は分からないけど、万人に効く魔術?ってのじゃなさそうだね」
七戸瀬月夜:「意識に干渉する魔術であるなら……即座に行使できる形態のものであれば、肉体に同時に影響を及ぼすものは」
七戸瀬月夜:「そう多くございません」
七戸瀬月夜:「意識を奪い、肉体を傷つけるのは実体の刃……そうでございますね」
墨口よすが:「そう、あくまで意識を縛り付けているだけ。攻撃するための刃は実体」
墨口よすが:「種も仕掛けもある。私達と同じ、ただのオーヴァードってワケ」
“ドラペトマニア”:「ふうん……まあいいや」
“ドラペトマニア”:「3人やってから考えよう」


GM:次のイニシアチブ。
GM:何もなければドラペトマニアの通常手番です。
七戸瀬月夜:なんで?
七戸瀬月夜:行動値5しかないんだよ?
成瀬詩譚:非力な私を許してくれ
GM:だって……
GM:みんなもっと遅いから……
野咲真夜:何かが……あるぜ
GM:ムッ
野咲真夜:装備状態のアームドスーツを外します
七戸瀬月夜:行動値を全部顔面偏差値に振った女達
GM:服を……
GM:脱ぎ捨てた
GM:脱衣を……!
野咲真夜:これで-2の行動値補正が消えて……お前を上回る行動値6だーッ
成瀬詩譚:みせてやれ 真夜の本気の脱衣
七戸瀬月夜:脱衣に続いてイニシアチブで行動したいです。《インターセプト》。
GM:どうぞ!
七戸瀬月夜:ヨシ!ではマイナーで5m後退。
七戸瀬月夜:メジャーアクションで隠密状態に移行します。
GM:そんな……
 “魔書バーヒール”[0]
 “ドラペトマニア”[5]

    5m

野咲[6] 成瀬[4] 墨口[3]

    5m

    七戸瀬[4]
GM:演出あればどうぞ~


七戸瀬月夜:「魔術の話は」
七戸瀬月夜:「――お祖母様から、よく聞かされたものです。魔術師を相手にした時には、名乗ってはいけない。姿を見せてはいけない……」
七戸瀬月夜:「私は、そのどちらも既に行いました」
七戸瀬月夜:足音を立てずに、背を向けて静かに歩く。
七戸瀬月夜:「魔術をかけることができる……と、お考えでしょう」
七戸瀬月夜:フッ
七戸瀬月夜:ランタンの光とともに、その姿は消失する。
“ドラペトマニア”:「……!」
七戸瀬月夜:「名前の知れた相手を探る探知魔術の類は、勿論ご存知でしょうね」
七戸瀬月夜:「勿論、"ドラペトマニア"様が聡明であれば、そのようなことを試みることはないかと存じます。……今はまだ」
“ドラペトマニア”:「……ああ、すごいや、すごい」
“ドラペトマニア”:「欲しいな……」
七戸瀬月夜:いかなる手段であれ、七戸瀬月夜を『探そうとする』ことは、それ自体がより深く術中に嵌まっていくトリガーとなる。
七戸瀬月夜:光や、ごく僅かな空気のゆらぎ、物音までもが、七戸瀬月夜の僅かな動作を示す痕跡のようでもある。
七戸瀬月夜:……そのように見えてくる、ということだ。


GM:では改めて、行動値6の最速……最速?
GM:最速か……野咲さんの手番へ。
野咲真夜:行くぜ
野咲真夜:マイナー、「花開き」《完全獣化》《原初の青:破壊の爪》《猛毒の雫》素手を変更し、邪毒効果を付与し、ダイスを増やします。
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を8増加 (100 → 108)
野咲真夜:メジャー、「雪解け」《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《神獣撃》《シャドーテンタクルス》。"ドラペトマニア"を攻撃。
野咲真夜:ダイスが-4個の補正込みで、えーと
“ドラペトマニア”:来なっ ダイスペナ4個は受けてもらっているぜ
野咲真夜:7dx+1@7
DoubleCross : (7DX7+1) → 10[1,1,2,4,4,6,7]+6[6]+1 → 17

七戸瀬月夜:えーっ
野咲真夜:あっやば
七戸瀬月夜:最初の回転から既にダイス目が悪い
成瀬詩譚:《妖精の手》
野咲真夜:ヤッタ~!
成瀬詩譚:一発当てなきゃ話にならないなら出し惜しみはなしだぜ!
野咲真夜:1dx@7+21 ふりたし
DoubleCross : (1DX7+21) → 4[4]+21 → 25

成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を4増加 (108 → 112)
“ドラペトマニア”:《守りの砂》 《イベイジョン》。達成値は22なので命中ですが
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄カバーします。残り行動権99。
野咲真夜:エエーッ
成瀬詩譚:ゲーッそういうこと!
墨口よすが:なんてやつだ
GM:ダメージをどうぞ。
七戸瀬月夜:「行動回数」じゃなくて「行動権」って表記だったのはこれが理由か!
野咲真夜:3d10+10+4d10
DoubleCross : (3D10+10+4D10) → 27[10,10,7]+10+28[10,7,8,3] → 65

野咲真夜:こういうときだけ目がいいし…
GM:HP0になります。『虚実崩壊』の効果で戦闘不能になりません。
七戸瀬月夜:ひどすぎ~~
野咲真夜:お……おしまいや
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を3増加 (108 → 111)
野咲真夜:演出いきます……
GM:演出どうぞ~


成瀬詩譚:──そりゃあ種はある。仕掛けもある。だが、よすが以外の3人は反応すら出来なかったのだ。
成瀬詩譚:──当の本人も、偶然すり抜けたような反応。
成瀬詩譚:──墨口よすがの私達と違う部分──聴覚だ、おそらくは私達と、知覚に聴覚の占めるウェイトが根本から異なっている。
成瀬詩譚:──そのグラデーションが、彼女だけを束縛から脱せしめたのだとしたら。
成瀬詩譚:「本を開閉する動作が──スイッチである以前に幻像か、本能のレベルでそれを見抜いていたから、かからなかった」
成瀬詩譚:「『あれ』を視界に入れなければ、いけるかな」
野咲真夜:「……なるほど」
野咲真夜:……相対していて気付いた、"ドラペトマニア"の弱点の一つは。己の好奇心を優先しすぎる事だ。
野咲真夜:今しがたもまた、彼女の興味は七戸瀬月夜に意識が向いていた。
野咲真夜:「試してみる価値は、ありそうですね」そう言って、視線を床へと落とす。……自らの影が、不自然なほどに細く伸びているのが目に入る。
野咲真夜:その先端は既に、"ドラペトマニア"の背後へと回っている。(……届いた)
“ドラペトマニア”:それにはまったく反応できていない。
野咲真夜:視線を下へと落としたまま。たん、と距離が縮んだと錯覚するような一足で間合を詰めると同時。
野咲真夜:ゆらり、と幽霊のように立ち上がった影の蔦が"ドラペトマニア"の手に絡みつく。動きを戒めながら本を奪おうとする。
“ドラペトマニア”:その体が、本ごと、どろりと溶けた。
野咲真夜:「え、っ──」『本の開閉』を目にしてはいない。思わず顔を上げて確認する。
“ドラペトマニア”:「なるほど、なるほど、まったく気づかなかった」気づくと一歩離れた先に立っている。
“ドラペトマニア”:本のちぎれた1ページだけが、ひらりとその場に落ちて。焼け落ちた。
野咲真夜:透明な液体を纏った両の手が、空を切って飛沫を飛ばした。部屋の床に、虫食いのような穴が開く。
“ドラペトマニア”:「興味深いなあ。その体術も独自体系?」
野咲真夜:「……気付かなかったってのは、嘘じゃなさそう」自身の経験に照合しても、そういう反応だった。
成瀬詩譚:反応・対応したわけでもない。「死なないって言ってたのが結構真に迫ってきたね」
GM:本の開閉などという、たかが1動作で幻覚をかけられるものが。
墨口よすが:「単純計算で、あのページ数だけ身を守れるってこと……?」
野咲真夜:「ええ、そういう感じ。せっかくですし、一発受けてみません?」冷や汗をかきながら笑って、軽口を叩く。
GM:2重、3重にすでに張り巡らせていない保証はどこにもない。
“ドラペトマニア”:「ええ?今受けたじゃない」
“ドラペトマニア”:「それも私の一部だよ」


GM:次のイニシアチブ。最速は“ドラペトマニア”。
“ドラペトマニア”:行動します。ええと。先程攻撃してみせましたように……
“ドラペトマニア”:攻撃ダイスが11個なんですね。
七戸瀬月夜:ホッホッホ
成瀬詩譚:月夜ちゃん!
墨口よすが:やったぜ
七戸瀬月夜:よい気分じゃ
“ドラペトマニア”:隠密状態の発見判定を試みます。
七戸瀬月夜:初登場セッションではDTさんに散々苦しめられたからなァ~
GM:どうして……
“ドラペトマニア”:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 8[3,3,6,6,6,8]+1 → 9

七戸瀬月夜:でもこれには自動失敗してしまうんですよね
七戸瀬月夜:ラウンド間ダイスが-4個されてるから……
GM:やった~
GM:じゃあ暴こう
成瀬詩譚:あの加速痛え~
七戸瀬月夜:お姉様にも隠密破られたことないのに!
七戸瀬月夜:許せない……!


“ドラペトマニア”:急にパッと顔を上げ、明後日の方を向く。
“ドラペトマニア”:「……わかった」
“ドラペトマニア”:「君そこだよね、“レベッカ”」
七戸瀬月夜:「まさか私を……見つけようとして、見つけられるとは」
“ドラペトマニア”:まったく攻撃姿勢を取っていない。それは尋常の敵であれば致命の隙だが。
七戸瀬月夜:部屋の片隅で、消えたランタンを持って立っている。まるで最初からそこにいたかのようだ。
成瀬詩譚:「月夜の能力への理解が異様にスムーズなのは、似たような力……意識の誘導が君の魔術の一翼を担っているからかい?」
“ドラペトマニア”:不死に胡座をかいた探求者であればまるで関係ないかとでも言うように。
“ドラペトマニア”:「ご明察。便利でしょう」
成瀬詩譚:ちなみに自分は月夜の力については、説明を受けてもよく理解していない。
成瀬詩譚:「そういうとこで素直なの、可愛げがないね……!」
七戸瀬月夜:「……お見事でございます。そんな芸当ができる方は、お兄様以外にはいないものかと……」
七戸瀬月夜:「……………」
七戸瀬月夜:(不死身。意識を奪う魔術。それを抜きにしたとしても、魔術師としての高い戦闘経験……)
七戸瀬月夜:(これまで数多のオーヴァードを捕えてきたという話も頷けます。お強い……)


GM:では次、成瀬さんの手番へ。
成瀬詩譚:では……
成瀬詩譚:ストライクチップ起動。攻撃します。
GM:無駄なあがきを……
成瀬詩譚:《コンセントレイト》《ディストーション》打点が不安なので《マルチウェポン》
成瀬詩譚:対象は……墨口よすが!
墨口よすが:よすがぁーっ!!
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を7増加 (112 → 119)
七戸瀬月夜:なぜそんなことを!トチ狂ったのか!!
成瀬詩譚:ククク……
成瀬詩譚:6DX7+4
DoubleCross : (6DX7+4) → 10[1,4,5,7,8,10]+4[1,1,4]+4 → 18

成瀬詩譚:あっすいません
成瀬詩譚:ブレイドバレットに放心ついてるのやばすぎる やっぱマルチウェポンなしで!
GM:wwwww
墨口よすが:ダイス減るのは……まずい!
七戸瀬月夜:なんなんだよ本当w
野咲真夜:www
成瀬詩譚:命中はもともと-1のブレイドバレットに照準器で相殺してたので依然18です
成瀬詩譚:侵蝕116
墨口よすが:うおおおお!!ガードするんだ、ワイヤーウィップ!!
GM:マルポンのマイナス分は消えないのかな
成瀬詩譚:あっ本当だ
成瀬詩譚:じゃあ21ですね……(すいません)
GM:じゃあ出しな!ダメージを
成瀬詩譚:3d10+1d10+7 えーい!
DoubleCross : (3D10+1D10+7) → 26[9,7,10]+9[9]+7 → 42

GM:殺意スゴ
墨口よすが:殺す気か
七戸瀬月夜:本当に裏切ったんですか!?
成瀬詩譚:絶対にリザレクトさせる あわよくば2以上の出目を出してもらうという強い意思
成瀬詩譚:違……
墨口よすが:ガード値0、装甲値0、よってHP0になりリザレクト……
野咲真夜:詩譚さん……信じていたのに……
墨口よすが:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+10[10] → 104

GM:殺意でまくってる
墨口よすが:HP10!以上!
七戸瀬月夜:やったー!!殺意リザレクトだ
成瀬詩譚:ごめんよ……


成瀬詩譚:月夜の撹乱も、真夜の(正面からの)奇襲も。
成瀬詩譚:こちら側の仕掛けは少なくとも二度、完璧に成功していた。
成瀬詩譚:意識を掌握しているわけじゃない。じゃあ何だ?
成瀬詩譚:思考を慌ただしく回転させる。
成瀬詩譚:「よすが、やばい事して良いかな」
墨口よすが:「えっ」
成瀬詩譚:あの時──最初に相対したときも、やつは泥に姿を変え、消滅した。
成瀬詩譚:「ごめん」
墨口よすが:「ぐ、具体的にはどんなことでしょう。なるべく痛くないのがいいけれど──」
成瀬詩譚:カン、と剣先が床を打つ。
成瀬詩譚:成瀬詩譚の能力は──隠顕インク、不可視のインクだ。
成瀬詩譚:直剣に刻まれた溝を通って、無色にして空気と同様の屈折率を持つ液体が剣先へと運ばれる。それを斬線に止めおくことで幾何学図形を結び、魔法円などの魔術儀式を代替する。
成瀬詩譚:先程の流血に伴って描いた陣を完成させ、1枚のカードを引き抜く。
成瀬詩譚:ごう、とよすがの足下から蒼い火が出現し、“ドラペトマニア”へのブラインドと化して皮膚表面の薄皮一枚と鼓膜、水晶体を焼いた。リザレクトを誘発する。
成瀬詩譚:「やつと相対した瞬間に何か仕掛けられてるとしたら、一旦全部焼いた! 頼む! あとで何でもするから!」
墨口よすが:「────っ、あ」脚を這い、身体を焦がす痛みに、苦悶の声を漏らす。
成瀬詩譚:その特質故に影の刃をくぐり抜け、未だオーヴァードとしての再生限界に達していない、唯一の。
墨口よすが:「ぐ……っ、はぁ、ふぅ」半自動的に作用する肉体治癒。体表の細胞を一新し、副次的にレネゲイドが奮い立つ。
墨口よすが:「……何でもする、ですか」
成瀬詩譚:「本当に何でもする!」
墨口よすが:「吐いた唾は吞めませんし、もしも嘘だったら成瀬さんの事嫌いになっちゃいますけど」
成瀬詩譚:これしかないと判断したが、凄まじく理不尽なことをしている自覚はある。今この瞬間少しでもやる気を出して貰えるなら、大抵のものは投げ出せる。
墨口よすが:「味方に苦痛を与えてでも、想い人を救い出したいという覚悟、とくと受け取りました!」
成瀬詩譚:(私が君たちのこと結構大事な前提怖いよ~!)
成瀬詩譚:(いや……実際そうだけどさ……!)
墨口よすが:ばさり、と。翠色の翅が猛々しく広がり────


GM:よすがさんの手番へ。
墨口よすが:はーい。スピードフォースは温存して自分の手番
墨口よすが:マイナー《ライトスピード》。メインプロセスで2回メジャーアクションします。侵蝕108
“ドラペトマニア”:無駄なあがきを……
墨口よすが:1回目。《C:キュマ》《獣の力》対象“ドラペトマニア”
墨口よすが:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,4,5,7,8,8,9]+10[3,3,7,10]+10[4,8]+2[2]+4 → 36

“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》22で突破
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄カバー。行動権残り98回
墨口よすが:ぴえん
GM:フ……いくら足掻こうが無駄なこと
墨口よすが:侵蝕112になって
成瀬詩譚:あっていうかダイス-4だよ
墨口よすが:避けました
成瀬詩譚:そうでした すいません
GM:すごいぜ
GM:ダメージ処理は無意味かな。2回めの行動どうぞ。
成瀬詩譚:よすがちゃんが避けたことに頼り切ったモノローグを連発しまくっておいて……腹を切るか……
墨口よすが:では2回目。《C:キュマ》《獣の力》《獣王の力》対象“ドラペトマニア”!
墨口よすが:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,1,1,2,5,5,7,10]+10[8,9]+5[3,5]+4 → 29

“ドラペトマニア”:フ……性懲りもなく いいでしょう
“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》22を突破
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄……
GM:放棄して……カバーを……
GM:できません……
野咲真夜:やったー!
墨口よすが:まだ私のメインプロセスは終了してないぜ!
七戸瀬月夜:わーい
GM:スン……
“ドラペトマニア”:では甘んじて受けます ダメージを!
墨口よすが:あ、オート装備でウェポンアームドスーツしていいですか
GM:どうぞ!
墨口よすが:では行動値1に、白兵攻撃力+3に!強化素材も加味して
墨口よすが:3d10+34+3+1
DoubleCross : (3D10+34+3+1) → 20[10,6,4]+34+3+1 → 58

墨口よすが:諸々有効、58点!
“ドラペトマニア”:グワ~ッ
墨口よすが:侵蝕120!そしてこの瞬間、“魔書バーヒール”の自壊効果が発動する!
“ドラペトマニア”:めちゃめちゃキツい……時間凍結でも削ってるから
“ドラペトマニア”:だけどまだ生きてます
GM:はい……
GM:術者が1点でもダメージを受けたので、『虚実崩壊』が解除。
GM:解除により“魔書バーヒール”は自壊します。
GM:演出を!


墨口よすが:微かな風だけがそよぐ。
墨口よすが:動きに音はなく、殺意の揺らぎも気取らせない。一切の判断材料を剥奪する。
墨口よすが:そのまま、間合いへと飛び込むようにステップし────消失。
“ドラペトマニア”:やはり、まったく反応できているようには見えない。
墨口よすが:真正面から肉薄。折り重なる様に、六迅の風が、薙いだ。
墨口よすが:術者と魔書。その両方を断ち切らんと、翅が刃となりて強襲する。
“ドラペトマニア”:やはり、その攻撃に対しては。
“ドラペトマニア”:ドロリと同じように溶けたのみだ。
“ドラペトマニア”:ページの一枚のみが燃え落ちる。
“ドラペトマニア”:今見えているものは、すべて嘘だ。
“ドラペトマニア”:嘘に嘘を塗り込めて、その実態が覆い隠されている。
墨口よすが:切先は虚しくも空を断ち、鋭き刃がその役目を果たすことはない。
墨口よすが:「人間は、外部から得る情報の大多数を視覚に頼っていると聞きます」
墨口よすが:はずだった。だが、疾走は止まらない。
墨口よすが:「ただ、私はセルで肉体改造を受けてて。ちょっとばかし、常人より感覚器官が偏っておりまして」
成瀬詩譚:「────ああ。そうか、君のほんとうの集音器官は、耳ですらなく──」
墨口よすが:予測できない筈の、“ドラペトマニア”が立つ位置へと。荒ぶり吠え猛るレネゲイドに乗せて、限界まで高めた駆動効率を以て迫る。
墨口よすが:「私の聴覚……位置は、お腹なんですけど。精度が高すぎて────」
墨口よすが:目は瞑って。僅かな吐息の対流と、書物のページが掠れる音だけを頼りに。
墨口よすが:「"嘘"が判別できるんです」
墨口よすが:軽快に流れる水の際めいて。強襲、包囲、収束。
墨口よすが:嘘つきの幻想ではない、命を宿した実体を捉えて。六枚翅が容赦なく彼女の身体を断ち切った。
“ドラペトマニア”:「な……ア……!」
“ドラペトマニア”:何もなかったはずの空間が裂けて、切り裂かれた少女が現れる。
“ドラペトマニア”:その手の内にある本もバラバラにちぎれ落ちた。
“ドラペトマニア”:「ああ、ああ……そんな、そんなっ」
成瀬詩譚:「……いや。信じられない」憔悴した目許を見開く。
成瀬詩譚:「やってくれた、最高だ」
七戸瀬月夜:「不死身を破った……そんなことが……」
墨口よすが:「……一度種が暴かれたマジックは、もう二度と使い物になりません」
野咲真夜:「……捉えたんでしょうか。今度こそ、本当に」
“ドラペトマニア”:「ハア……!ハァ……!」
墨口よすが:「立ち直す前に、畳みかけましょう!」
“ドラペトマニア”:「まだっ!」
“ドラペトマニア”:バラバラにちぎれた魔導書の残りのページが、彼女に纏わりついた。
“ドラペトマニア”:それは肌にへばりついて、まるで皮膚に呪言が浮かぶように。
GM:ダメージを受けたので、エフェクトを発動します。
“ドラペトマニア”:《レネゲイドアブソーブ》《背徳の理》。
“ドラペトマニア”:ウロボロスエフェクトを組み合わせた判定ダイスを+8個。
墨口よすが:第二形態だ
GM:全員の行動終了。2ラウンド目に移ります。
 “ドラペトマニア”[11]

    5m

野咲[6] 成瀬[4] 墨口[1]

    5m

    七戸瀬[4]
GM:セットアップ。
野咲真夜:ないです。
成瀬詩譚:なし
墨口よすが:なし~~
七戸瀬月夜:もちろん《攻撃誘導》をもう一回行います。
“ドラペトマニア”:なし
七戸瀬月夜:甘い芳香はなくていいか……意味ないし……。
成瀬詩譚:野咲ちゃんが行動6になってるから意味あるよ!
七戸瀬月夜:あるけど……ないかも……
GM:どういうことだぜ
七戸瀬月夜:いや、野咲ちゃんが一発で倒せるHPかな~ってことです、単純に
成瀬詩譚:確かに。
GM:ラウンド間ダイスデバフがあるから
GM:先か後かは意味はあるっちゃある
野咲真夜:ふむむ 4個減らないのはありがたいっちゃありがたいが
七戸瀬月夜:いや、攻撃はなんとか阻止してみせよう
成瀬詩譚:おお
GM:へっ馬鹿なことを この攻撃ダイス19個が止められるっていうのかよ
野咲真夜:頼もしいぜ
墨口よすが:がんばれ~~
七戸瀬月夜:それは見てのお楽しみよ!まずは《攻撃誘導》
七戸瀬月夜:いや、やっぱり《甘い芳香》も入れようっと……
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を7(→ 7)増加 (107 → 114)
七戸瀬月夜:月夜を含まないダイスに-12、行動値が-6
GM:背徳の理しててよかった
GM:行動値は驚愕の5です 最遅になるかな~
GM:では演出を!


七戸瀬月夜:「“ドラペトマニア”様。どうか、諦めてくださいますよう……お願いします」
“ドラペトマニア”:「諦める……?まるで勝ったようなことを言うね」
七戸瀬月夜:「魔術は事前の備えの戦い。備えを破られては、ただの人よりも劣る……と」
七戸瀬月夜:「お祖母様からは教えられております。“ドラペトマニア”様の魔本は破られました」
七戸瀬月夜:「けれど、私の魔術は――」
七戸瀬月夜:フッ
七戸瀬月夜:青い光が点灯する。
“ドラペトマニア”:「ああ、魔本は破られたかもね。だけど、私自身はまだ――」
七戸瀬月夜:「一度、見つけられてからが本当の始まりなのです」
“ドラペトマニア”:「……またか。いいよ。ここまでは本気じゃなかったってなら」
“ドラペトマニア”:「それを見せてもらおう」
七戸瀬月夜:「よいですか。私は同じ方法で隠れ、同じ方法で見つけることができます……」
七戸瀬月夜:「それを知ってしまった以上――」
七戸瀬月夜:オートアクションで《帰還の声》。自分の《インターセプト》を復活させます。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を6(→ 6)増加 (114 → 120)
GM:そんなあ
七戸瀬月夜:そしてイニシアチブ。《スタヴェイション》を"ドラペトマニア"に。
GM:一体どうなるんで!
七戸瀬月夜:ラウンド中のすべての判定ダイスは-18個されます。
GM:グギャ~ッ
GM:ダイス19個も振れるのに……1個もしくは-11個しか振れない


七戸瀬月夜:チカッ
七戸瀬月夜:  チッ
七戸瀬月夜:青い光がちらつく。実際の光ではなく、意識の中だけで――視界の端に瞬くような、幻覚の光だ。
七戸瀬月夜:「…………」
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜はまだ姿を消してすらいない。ランタンを胸の前で掲げて、静かに立っているだけ。
“ドラペトマニア”:「……?」
“ドラペトマニア”:「何だ、何のつもりで……」
七戸瀬月夜:「探すということは、迷うということ――」
七戸瀬月夜:「見つからないものがあるということ」
七戸瀬月夜:「私の能力は、何もしない能力でございますが」
七戸瀬月夜:「……最終的には、このように」
七戸瀬月夜:「自分自身すらも見つけることができなくなる」
“ドラペトマニア”:「……ああ」
“ドラペトマニア”:「恐ろしい」


GM:では改めてイニシアチブ。野咲さんの手番へ。
野咲真夜:ではいきます
野咲真夜:マイナーで一応暴走を解除しておきつつ
野咲真夜:メジャー、「雪解け」《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《神獣撃》《シャドーテンタクルス》
野咲真夜:対象は"ドラペトマニア"。
野咲真夜:すみません……マイナーの方、やっぱり暴走解除はなしで。《猛毒の雫》を使用します
GM:OK!
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を2増加 (111 → 113)
野咲真夜:ありがたく。改めて判定いきます
野咲真夜:11dx+1@7
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,1,1,1,1,2,5,7,7,9,10]+10[3,3,4,10]+10[10]+10[8]+4[4]+1 → 45

野咲真夜:わあい回った
GM:回しおる……
“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》
“ドラペトマニア”:達成値は-14です。
“ドラペトマニア”:かなしい ダメージをどうぞ!
野咲真夜:5d10+10+4D10 ダメージ
DoubleCross : (5D10+10+4D10) → 24[9,3,1,2,9]+10+17[5,5,2,5] → 51

野咲真夜:あっちがう
野咲真夜:4d10か 最後の9を消して42
GM:あれっそういえば
GM:《神獣撃》って獣化解除されるんじゃないけ
野咲真夜:あっ……そうじゃん キャラシの動きの把握が甘すぎる
GM:毎回使い直す必要あるのでは
GM:入れておいたことにして侵蝕を上げておいて~
野咲真夜:そうですね……《完全獣化》もしたことに
野咲真夜:うす 修正しておきます
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を6増加 (113 → 119)
“ドラペトマニア”:そのダメージはぎりぎり残ります!もう死にぞこない
野咲真夜:あっ
野咲真夜:すみません……「達成値は-14です」を命中の話と勘違いしてました
野咲真夜:51であってる
GM:そうですね……
GM:普段そんなこと言わないからね
GM:それでもギリギリのぎりぎり残ってます あぶない
野咲真夜:色々すみません ではメジャー分を上げて
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を3増加 (119 → 122)
野咲真夜:演出いきます


野咲真夜:……そうして注意を奪われた少女を、背後から捕捉するのは容易だった。
野咲真夜:幼少から叩き込まれた、足音、風の動き、それらを最小限に殺す動作。
野咲真夜:"ドラペトマニア"にしてみれば虚空から生えたとも錯覚するような白い腕が、その身体に触れる。
“ドラペトマニア”:「っ」それをかわそうと身を捩る。
“ドラペトマニア”:その動き自体が、端的に。彼女の無敵性が失われたことを示していた。
“ドラペトマニア”:そして、かわすこともままならない。その眼は今だ青灯から離れていない。
野咲真夜:「逃しません、よ」蛇のようにしならせ、鷹爪拳にも似た手で胴体を掴む。
野咲真夜:白い指先から滴る溶解毒が、肉と骨を柔らかな淡雪のように溶かしていく。
“ドラペトマニア”:「ああああ……!」
野咲真夜:そうしながら、その手を軽く奥へと突き込む。野咲真夜にとってみればこれが必要十分の致死動作。
野咲真夜:焼くような痛みが、内臓をどろりと呑んでいく。オーヴァードの生命力を以てすれば多少はその毒性にも抗えるだろうが、それでも。
“ドラペトマニア”:「ゲハッ……!」
“ドラペトマニア”:呪印が浮き上がり、引き剥がすように突き飛ばした。
“ドラペトマニア”:「ハアッ、ハアッ……!ゲハッ、ガフッ」
野咲真夜:「わっ、と」まだ見せていない力を警戒し、つき離れる。だが、追い詰められているのは明白だ。
“ドラペトマニア”:「これが……これが」
“ドラペトマニア”:「静波の……」
野咲真夜:「……さて、そんな名前は知りませんが」
野咲真夜:「手品もそろそろ、種切れじゃありませんか?尽きる前に降参することをお勧めしますよ」
野咲真夜:「この通り。加減、苦手なので」指先から零れた滴で床を溶かしながら、花のように微笑む。
“ドラペトマニア”:ふるふると力なく首を横に振った。


GM:次の手番。イニシアチブ順は“ドラペトマニア”。
七戸瀬月夜:《インターセプト》。
七戸瀬月夜:ダイスデバフ的には必要ないけど、私を狙われたらスタヴェイションのデメリットで確実に当たっちゃうのでね
GM:そんな……
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を6(→ 6)増加 (124 → 130)
七戸瀬月夜:隠密します!
GM:ヒエッ……
七戸瀬月夜:青い光が一斉に消える。七戸瀬月夜自身も、影も形もない。
“ドラペトマニア”:「なっ……!」朦朧とした頭でそれを見る。
“ドラペトマニア”:「どこに……、いや、違う、今考えるのは……」
“ドラペトマニア”:“ドラペトマニア”の手番ですが、何もできません。
“ドラペトマニア”:隠密も暴けない ダイスがふれないから……
成瀬詩譚:やばすぎる
七戸瀬月夜:ダイスデバフは-30個だ
“ドラペトマニア”:行動放棄します。


GM:シタンの手番!
成瀬詩譚:いきます
成瀬詩譚:マイナーでストライクチップ起動。攻撃ダイス+2
成瀬詩譚:《コンセントレイト》《ディストーション》《マルチウェポン》フォールンスプライト使用
成瀬詩譚:13dx7+5 命中
DoubleCross : (13DX7+5) → 10[1,1,2,2,4,4,4,6,6,7,7,7,10]+10[2,5,7,10]+5[3,5]+5 → 30

成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を7増加 (116 → 123)
“ドラペトマニア”:当たります……
成瀬詩譚:5d10+15 装甲有効です
DoubleCross : (5D10+15) → 27[5,6,5,5,6]+15 → 42

七戸瀬月夜:ファンブルしなければ絶対に当たるタイムだぜ
“ドラペトマニア”:そのダメージは耐えられませんが……
“ドラペトマニア”:Eロイス『不滅の妄執』。HP1で復活します。
成瀬詩譚:何ぃ……!
墨口よすが:なんと
GM:“ドラペトマニア”は『不滅の妄執』を2枚所持しています。
七戸瀬月夜:つまり手番が足りないのか!
GM:これを持つ限り、彼女は死亡しません。
GM:解除条件は「攻撃によらないHP減少」。
成瀬詩譚:そんな……攻撃以外でHPを減らす手段なんて……!
GM:では演出を!


成瀬詩譚:「宙に浮いた城を建てるようなものだ、という。スペインの諺では……君は『それ』だった。『私』がどう立ち向かうかは、全く何も思いつかなかったが」
成瀬詩譚:「観察することで奪い、観察させることで取り込む。その研ぎ澄まされた指向性ももはや散逸している」
成瀬詩譚:「まがい物をかき集めても勝負になるってことだ。ようやく」
成瀬詩譚:戦いが始まってからことばの中に交ぜて放っておいた呪言のピースを結んで怪物を呼び出し、フェンシングの足運びで駆ける。
成瀬詩譚:「スペイン剣術の制空権は神秘の円(サイクロ・デ・ミステリオス)と呼ばれている。私の剣の軌跡に反応して、君がどう避けようと──」
成瀬詩譚:この場には存在しない、複雑怪奇な幾何学円陣。その領域へと敵を収める。
成瀬詩譚:斬。
成瀬詩譚:「もはや逃れる事はできない」
成瀬詩譚
──『別に技術以外に興味はなかったけど』
──『それが破れた時にどうなるかは興味が出てきたなあ』
──『能力は失われる?変質する?』
──『もっと特別になりでもしたらすごく面白い』

成瀬詩譚:「火凛は既にこれ以上なく特別な女の子だよ」
成瀬詩譚:「そして私は、その彼女を守護することを許されている」
成瀬詩譚:「だから、こうして辿り着く。言った通りだ」
成瀬詩譚:今だけは、これまでの恐怖も、仲間たちの力がほとんどだったことも、全てを忘れて。
成瀬詩譚:精一杯の虚勢とともに、異形と化した少女を貫く。
“ドラペトマニア”:「がっ……」
“ドラペトマニア”:刺し貫かれたはずのそれは、まだ動く。
“ドラペトマニア”:皮膚の呪言が血のように赤く浮かび上がっている。
“ドラペトマニア”:「はは。ははは」
“ドラペトマニア”:「私は。死なない……」
成瀬詩譚:(ええ~…………!?)
成瀬詩譚:「……しぶといね。じゃあ、試して見ようか」
“ドラペトマニア”:「無駄だよ。この体はもう……」
“ドラペトマニア”:「外からの干渉を一切受けない」
“ドラペトマニア”:「そういう風に、作り変わった。だから、あとは」
成瀬詩譚:指を鳴らす。空中にとどめ置いていた見えないインクが彼女の移動に伴って魔導書のページに張り付いていた。
“ドラペトマニア”:「“レベッカ”を……見つければ」
“ドラペトマニア”:「見つければ、私が……勝つ」
成瀬詩譚:それを黒く顕在化させる……が。一瞬で霧散する。
成瀬詩譚:(………これ…………)
成瀬詩譚:(マジで終わりなんじゃないか……………………?)


GM:では、次はよすがさんの手番ですが……
墨口よすが:手番放棄。
GM:OK。


成瀬詩譚:(ああ……)
成瀬詩譚:先程突破口になってくれたよすがにも打つ手がないようだった。
成瀬詩譚:(すまない。火凛……新しい君のヒーローを見つけてくれ……私を忘れ、強く生きてくれ……)
墨口よすが:「……大丈夫です」
成瀬詩譚:張り詰めて磨り減っていた心がぺっきりと折れた感覚がある。もはや何のために不敵な表情を浮かべて剣を握っているのか、自分にもよくわからなかった。
成瀬詩譚:「え」
墨口よすが:「干渉を受けないということは、則ち外から得られるものが何もないということ」
墨口よすが:「孤立した技術への渇望と矛盾します。だから、きっと、まだ、どこかに」
墨口よすが:「彼女の元に届く手が、ある筈です」


GM:ではクリンナップ前、イニシアチブ。
野咲真夜:では、《精髄吸収》を使用します。攻撃ではない3d10ダメージ
野咲真夜:食らっていただくのはもちろんドラペトマニアさん。
GM:グオオ……
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を7増加 (122 → 129)
“ドラペトマニア”:それは攻撃ではないのでえ……甘んじて受けます
野咲真夜:わあい 本来なら与えた分のHPが回復するけど吸血の暴走をしているので、なし
野咲真夜:失礼、「戦闘不能になったら回復」ということを忘れていました ありがたくいただきます
野咲真夜:3d10 えい
DoubleCross : (3D10) → 20[10,8,2] → 20

GM:そんな……
野咲真夜:野咲真夜のHPを21に変更 (1 → 21)
“ドラペトマニア”:《不滅の妄執》が1枚解除されます。
“ドラペトマニア”:だがまだ1枚は残っており……
GM:クリンナップへ。
“ドラペトマニア”:邪毒ダメージが発生。
野咲真夜:わあい 6点食らってくださいね
“ドラペトマニア”:《不滅の妄執》の2枚目が解除されます。
“ドラペトマニア”:そのままHP0になり、死亡。
GM:これ以上復活はありません。戦闘終了です。
野咲真夜:やったあ
墨口よすが:わぁい
野咲真夜:まとめて演出いきます。
GM:どうぞ!


野咲真夜:ぽと、ぽとと赤い血が滴る。そうして床に落ちた血液が
野咲真夜:床に触れると同時、「ぐじゅり」と音を立てて消えていく。……否、床にいる「何か」が啜り呑んでいる。
“ドラペトマニア”:「……?」
野咲真夜:「……分かりました。よすがさん、貴方がそう言うなら」
野咲真夜:「少し、無理をして探ってみましょうか」
野咲真夜:それは、少女自身の影だ。餌の匂いを嗅ぎ付けたその黒色が、誘い出されるように……幾本もの蔦を形取ってうねり、立ち上がる。
野咲真夜:自身の身の内に宿す、ウツボカズラのキュマイラ因子。その一部を、自身の制御下から開放する。
野咲真夜:外的な施術によって、ウロボロスのレネゲイド性質を与えられた事で、条理を超えた存在(オーヴァード)を溶かし食らえるように改造されたそれは
野咲真夜:身近にある中で、より「上質な」レネゲイドに反応して捕食を行う。そういった指向性を持たされている。
野咲真夜:(外的な干渉の一切を拒むような、規格外の術式。であれば、その匂いも)
野咲真夜:瞬間。堰き止められていたものが溢れ出すようにして、"ドラペトマニア”の周囲へと殺到する。
“ドラペトマニア”:「な……え」
野咲真夜:必然、それは見えざる隔壁に弾かれる──だが、言葉の中に織り交ぜられた虚構を感知する、彼女の推測が真実であるならば。
野咲真夜:("この子たち"が手繰り寄せるはず。きっとどこかにある、セキュリティホールを)
“ドラペトマニア”:「やめろ、なんだそれ、来るな……!」
成瀬詩譚:「あの焦りよう──まさか、術そのものを狙って蠢いているのか?」
“ドラペトマニア”:「……っ」それは内側から来た。
“ドラペトマニア”:野咲真夜のレネゲイドが、元に帰ろうと蠢いて。
“ドラペトマニア”:内外からその帳を破った。
成瀬詩譚:『魔術』なる概念について、UGNに詳しく説明する時間もないだろうと思ったが。月夜にしろ真夜にせよ、明らかにまともなUGNの手合ではない。いや、前提からしてわかっていたことではあるが。
野咲真夜:「……! 捕まえ、ましたっ!」
野咲真夜:殺到する影の蔦が、少女の身体に絡みつくと同時
野咲真夜:その足元に、闇色の大穴が開いて。とぷ、と呑むように沈める。
野咲真夜:そこに満ちているのは……水のように透き通って、密のように甘い液体。
墨口よすが:「うひゃあ……すっごい捕食だ……」くわばらくわばらといった面持ちで、止めとなることを予期していた。
野咲真夜:ウツボカズラの胃液をベースに、野咲真夜の肉体を器として調合された融解毒。
野咲真夜:触れるもの全てを、柔らかな淡雪のように溶かし──交わり、貪るための。
成瀬詩譚:(いやはや……オールドがどうだの、我が物顔で講釈を垂れたのが少々、恥ずかしくなるな……)
野咲真夜:「逃しませんし、容赦もしません。これで……」
“ドラペトマニア”:「……やだ、やだっ!」
“ドラペトマニア”:「やめ――」
野咲真夜:彼女の息がある限り、どのような術をかけられるともつかない。その可能性をかき消すように、何度となくその「穴」は蠢く。
野咲真夜:その躰が息絶えて、はっきりと形がなくなるまで。
野咲真夜:「これで……3人目、です」感慨もなさそうに、そう呟いた。


GM:バックトラックです。
“魔書バーヒール”
Eロイス『虚実崩壊』
Eロイス『マジカル☆リクエスト』

“ドラペトマニア”
Eロイス『不滅の妄執』
Eロイス『不滅の妄執』
GM:Eロイスは4つだよ~
野咲真夜:ふります~
野咲真夜:129-4d10
DoubleCross : (129-4D10) → 129-23[7,10,1,5] → 106

成瀬詩譚:振る!
成瀬詩譚:123-4d10
DoubleCross : (123-4D10) → 123-19[2,8,6,3] → 104

野咲真夜:等倍でよさげ
墨口よすが:120-4d10 ふる~~
DoubleCross : (120-4D10) → 120-26[7,10,2,7] → 94

野咲真夜:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-34[9,4,10,5,6] → 72

七戸瀬月夜:振るのかい?振らないのかい?どっちなんだい?
成瀬詩譚:104-5d10 等倍
DoubleCross : (104-5D10) → 104-32[7,3,8,7,7] → 72

七戸瀬月夜:振ーーーーる!
墨口よすが:94-5d10 等倍
DoubleCross : (94-5D10) → 94-33[9,10,1,10,3] → 61

野咲真夜:5点帰還です
墨口よすが:4点!
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を4d10(→ 20)減少 (130 → 110)
七戸瀬月夜:これは等倍でいけそうだな
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を4d10(→ 28)減少 (110 → 82)
七戸瀬月夜:5点になりました
野咲真夜:みんな完璧に帰還したようね
GM:すばらしい
GM:いつもの5シナリオ5にEロイス4で14
七戸瀬月夜:19!
GM:ここに侵蝕点!
墨口よすが:18!
成瀬詩譚:19!
野咲真夜:19!
GM:C((19+18+19+19)/3)
DoubleCross : c((19+18+19+19)/3) → 25

GM:GMは25点もらうね~
成瀬詩譚:経験点パクパクですわ
墨口よすが:頂きますぅ


【エンディング】

GM:任務は完了した。君達は帰還と、そして慰労のために、
GM:再び洋上にあった。ただし。今回は。
GM:客船だ。なんと入浴しながら海が挑めるという。
想娥娥:「やっぱりお風呂は大事だよね~」
想娥娥:「一番いいの手配しちゃった」
成瀬詩譚:「ふぅ……」
墨口よすが:「いや~~ありがたいことこの上なしですぅ」
成瀬詩譚:「やっぱり極度の緊張からの開放感は変な脳内麻薬がすごい出るな……クセになったらどうしよう……」
墨口よすが:長髪を一纏めに結わい、足を伸ばして湯船を満喫している。
七戸瀬月夜:脱衣所の扉の影から顔だけを出してもじもじしている。
墨口よすが:「……そういえば、誘拐された人達は皆無事だったの?」
成瀬詩譚:口調ほどではないがリラックスした表情で目を伏せている。胸元には銀の五芒星の、小さな刺青がある。
野咲真夜:「潮風とかいろいろ浴びちゃいましたもんね。身体、ちゃんと洗っておかないと……」
成瀬詩譚:「月夜~。どうしたんだい?」
七戸瀬月夜:「い、いえ……」
想娥娥:「ちゃんと無事だよ~」月夜ちゃんに手招きしながら。
七戸瀬月夜:「私は皆様が出られた後から入ろうかと…………」
野咲真夜:まだごしごしと身体を洗っている。「とか」の中にもっと穏当でない液体が含まれていることは敢えて口にしない。
野咲真夜:「あら。月夜さんはそういうの、恥ずかしいタイプなんです?」
七戸瀬月夜:「か、家族でもない方に体を見られるというのは……」
墨口よすが:「別にいいじゃない、女だけしか居ないんだし」
七戸瀬月夜:「恥ずかしいことなのではないかと……世間では違うのでしょうか……」
野咲真夜:「学校の修学旅行のお風呂とか、こういう感じだって聞きますね」行ったことはないけれど。
想娥娥:「恥ずかしいからいいんじゃん」
墨口よすが:「恥ずかしい身体じゃないから大丈夫だよ」
成瀬詩譚:「こらこら」
七戸瀬月夜:「は、恥ずかしいのですか?恥ずかしくないのですか?」混乱している。
成瀬詩譚:「あんまり育ちの良い子をからかわない。私は一緒に入りたいけどなあ」
成瀬詩譚:「無理はしなくていいけれど」
成瀬詩譚:にこやかに小さく手を振る。
想娥娥:「何事も挑戦だよ~?」
七戸瀬月夜:「お……お優しい言葉、痛み入ります……。ありがとう存じます」
墨口よすが:「一回入れば慣れる慣れる」
七戸瀬月夜:「……」バスタオルを巻いて浴場におそるおそる入っていきます。
野咲真夜:「あっ、ふふ。いらっしゃいですよー」
墨口よすが:「それお風呂から出て身体拭くとき困りそう」
想娥娥:見守りながらさり気なく扉に回り込む。
七戸瀬月夜:「さ、さようでございますね。や、やはり身につけないのが作法でございましょうか……」
墨口よすが:「貸し切りみたいだから多分大丈夫だと思うけど、一般的にはそうかも」
成瀬詩譚:「ふふ、背中流してあげようか?」
七戸瀬月夜:「それでは……」さらり、とバスタオルを外す。華奢だが、白く優美な曲線を描く裸体があらわになる。
野咲真夜:「恥ずかしいなら無理しなくてもいいですけどねー。出る時に困るのはそうかも」
七戸瀬月夜:「成瀬様。お願いしてもよろしいでしょうか?」
成瀬詩譚:「喜んで」
墨口よすが:「いいの?想い人がいるのに?」
七戸瀬月夜:「昔は家族に背中を洗ってもらっていたので、自分でするのはいつも落ち着きません……」
成瀬詩譚:そう言って、石鹸を含ませたタオルで恭しく少女の体を磨く。
成瀬詩譚:「よすが、君もしつこいね」
七戸瀬月夜:「成瀬様の……その、お知り合いの方は」
墨口よすが:「ワンチャンを信じたら正解だった成功体験があるの~」
野咲真夜:「そうなんだ。私は人に背中を任せるほうが落ち着かないかなあ」言いながら泡を洗い流す。
七戸瀬月夜:「無事、救出されたのでしょうか」
成瀬詩譚:「大丈夫だったみたい。いやあ、娥娥さんにもだいぶ感謝しなきゃ。一番肝が冷えたかも」
七戸瀬月夜:「大変恐ろしい魔術でございました」
想娥娥:「娥娥がばっちりだよ~あっ」
墨口よすが:「そうだねぇ、技術の取り込み方が剣呑な方法でなくて良かったよ……」
想娥娥:「どの子か聞くの忘れてた!」
成瀬詩譚:「みんな、よく戦ったねえ……はい」シャワーで泡を流す。
七戸瀬月夜:「ん……」
七戸瀬月夜:「ありがとう存じます。成瀬様」
野咲真夜:「あ、確かに……あれだけ色々聞いちゃったら、一度どんな人か会ってみたいかもです。詩譚さんの大切な人」
墨口よすが:「折角なら、こっちに呼べば良かったのに~~」軽く足を揺れ動かすと、湯船に小さな波が生まれる。
成瀬詩譚:「どういたしまして。全くもう……本当にこうしてると普通の子達なのにな」
野咲真夜:「まあ、今はまだ検査とか色々あるでしょうし」
成瀬詩譚:「見かけたらすぐわかる特徴としては──ちょっと変わったピアスをしているかな」
成瀬詩譚:「あと凄くかわいい」
墨口よすが:「やっぱそういう目で見てるじゃん」
成瀬詩譚:「そういう目ってなんだよ」
成瀬詩譚:「君がよこしまなんじゃないか」
想娥娥:「じゃああの娘かあの娘か~……」思い返している。
墨口よすが:「邪かなぁ。大切な人を可愛いって、愛しいって思うこと」
七戸瀬月夜:「わ、私も……よすが様の仰る通りと思います。誰かを大事に思うということは、尊く、素敵なことです」
墨口よすが:「だーよねー七戸瀬さ~ん」うぇーい、とハイタッチの構え。
成瀬詩譚:「う。それはすまない……穿っていたかも」
七戸瀬月夜:「わ……」片手でタッチしようとする。もう片腕は胸を隠している。
野咲真夜:「そういえば……よすがさんって」そのやり取りを見ていて、ふと思い出したように。
墨口よすが:「うん?」彼女に合わせて片手で、控えめにタッチ。
野咲真夜:「お願い、何にしたの?」
墨口よすが:「…………」
野咲真夜:「ほら、詩譚さんに何でも言うこと聞いてもらえるってやつです」
成瀬詩譚:「…………」微笑を浮かべたまま固まる。
墨口よすが:「そうじゃん、忘れてたわ」
想娥娥:「何それ~?」
成瀬詩譚:(せっかく忘れててくれたのになぁ……)
想娥娥:「すごい面白そうなことしてる!」
成瀬詩譚:「実は彼女に……大きめの借りができてね」
墨口よすが:「戦闘してた時、突然私に放火してきてさぁ。全身丸焦げにされちゃったの」
野咲真夜:「女と女の約束ですねえ」
成瀬詩譚:「皮膚はピーリングみたいなものでノーカンにしてくれないかな……」
墨口よすが:「お陰で幻覚を見破れるほどに聴覚を研ぎ澄ませられたんだけど、痛いのは止めてって言ったのにな~~」
成瀬詩譚:「無茶か」
想娥娥:「わ~ひっどいなあ~」
想娥娥:「それでそれで、何させるのっ」
墨口よすが:「どーしよっかなー、ん~……」
成瀬詩譚:「ええい、腹をくくろう。キャラ崩壊も辞さないよ」
七戸瀬月夜:「あの、お互いあまり無茶をなさらないよう……せっかく無事に任務を達成できたのですから……」オロオロ
墨口よすが:「想い人さんにさっきの、言ったことある?」
野咲真夜:「まあまあ。よすがさんのなら大丈夫でしょ」
成瀬詩譚:まあ、貸し借りはお互い様(だと思ってくれている)だ(ろう)し、そこまで無茶はされないんじゃないだろうか。
成瀬詩譚:「さっきのって?」話が進まないし、想い人に突っ込むのはやめたようだ。
墨口よすが:「『凄くかわいい』ってヤツ」
成瀬詩譚:「それなりに言ってる」
成瀬詩譚:「あ、しまったな。ここでお茶を濁せば『言ってあげて!』で話が終わってたかもしれないのに」
墨口よすが:「別に、嘘だったら気付くし……」
成瀬詩譚:のほほんとした顔でぷかぷかとお湯に身をあずける。
成瀬詩譚:「明言を避けたら勝手に恋愛解釈するでしょ」
野咲真夜:「はっきりした嘘だと見破られるから答え方を濁すわけですねぇ」
成瀬詩譚:「私は美しいものを美しいと呼ぶのに躊躇いがないだけさ。君たちも綺麗だよ」
墨口よすが:「む~、それは嬉しいけど……じゃあどうしよっかなぁ」
七戸瀬月夜:恋バナの話を横目に、いそいそと湯船の端っこに入っている。
野咲真夜:「あら。詩譚さんもお綺麗ですよっ」
成瀬詩譚:「別に私のことじゃなくて、君のことでもいいじゃないか。美味しいフレンチを奢ってあげようか?」
成瀬詩譚:「ふふ。ありがと真夜」
野咲真夜:くすくすと微笑みながら。ようやくブラシやソープを片付けて立ち上がり、湯船へと向かう。
野咲真夜:引き締まった肢体と、よく磨かれて艶めいた肌を恥じるでもなく晒しながら
墨口よすが:「それは、なんか私の方が変な目で見られちゃいそう。遠慮しとこ」
野咲真夜:すらりと伸びた脚の先端から、ゆっくりと湯船に身を沈めていく。
野咲真夜:「ふぅぅ……」肩まで深く浸かって、蕩けたような息を零す。
成瀬詩譚:「何を遠慮してるんだか」苦笑。
想娥娥:「遠慮しなくていいの?」ずいっと。
想娥娥:「じゃあじゃあ何させる~?」
墨口よすが:「浮気されたって思われたくないだけよぅ……」
野咲真夜:「ああ、相手の子の事を気遣ってるんですね」
墨口よすが:「とりあえず、今後も魔術的な事件があった時とか。専門家としてUGNに協力して貰えると嬉しいかなぁ」
野咲真夜:「わ、優等生だ」
成瀬詩譚:「そんなことでいいのかい? もちろんさ」
想娥娥:「えーそんだけ~?」
七戸瀬月夜:「け、けれど、とても大事なことだと存じます」
墨口よすが:「その想い人さんも共々、ね」
七戸瀬月夜:「いくら、価値あるお願いを聞いていただいても……」
成瀬詩譚:「それは時と場合!」
七戸瀬月夜:「もしかしたら次は、UGNと敵対してしまうかもと思うと……嫌……でございますから」
七戸瀬月夜:口元をほぼ水面に沈めるようにして呟く。
想娥娥:「あははっかわい~!」
想娥娥:赤い長髪を結わえあげ、均整の取れた裸身を惜しげもなく放り出してうろうろしている。
墨口よすが:「うん……ホントホント……」あはは、と小さく愛想笑い。前例がある。しかもそれが今の彼女。
想娥娥:「あっそうだ、思い出した!」
想娥娥:「まだ聞いてないじゃん」
想娥娥:「この間逃げたもん!」
墨口よすが:「ふえっ」
想娥娥:「聞いてないよね~?」
成瀬詩譚:「おや。件の」
想娥娥:「聞きたいよね~?」
野咲真夜:「あ、そうでしたね。よすがさんのお相手のこと」
野咲真夜:「さっき『浮気されたって思われたくない』って言ったの、そっちの子に対してでもあったのかなー」
墨口よすが:「…………」頭を沈める。ぶくぶく。
墨口よすが:「そう、だけ、ど……うぐぬぬ……」
想娥娥:「今度は逃げたがっても逃がさないよ~?」
成瀬詩譚:(……事件があったら、UGNと協力して、か)
成瀬詩譚:(……本当に、お安いご用だ)
成瀬詩譚:どうせ自分は、助けて欲しいと言われたら軽口を叩き、安請け合いで剣を取ってしまう。どれだけ怯えていても。
成瀬詩譚:……でも、やっぱり自分が大事じゃないから命を投げ出してしまうことより、本当に大事だと思ったもののために後に引けなくなる方がずっといい。
七戸瀬月夜:「お、お風呂場ですのであまり騒がれないほうが……」
成瀬詩譚:「いいんじゃないか? 賑やかで」
野咲真夜:「ほらほら、お風呂場で潜らないのー」よすがさんに近付いて、腕を掴んで引き上げようとする。
野咲真夜:どこか楽しげに追い詰めている色が見えなくもない。
墨口よすが:「うひゃぁ!?きゅ、急に引っ張り上げないでぇ!!」
墨口よすが:そうやって掴まれた腕の薬指には、蛾と蜘蛛のマークが刻まれたホワイトシルバーの指輪が光っていた。

『反航ドラペテース』 終


本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.