【ミドルフェイズ2】
GM:情報収集シーンです 登場する方はどうぞ
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (46 → 48)
成瀬詩譚:うおー出る! そろそろ揺り戻しで軽くなります
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (54 → 60)
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (44 → 54)
成瀬詩譚:落ち着いてきたな いいぞ
野咲真夜:そうなんだ
墨口よすが:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+1[1] → 46
墨口よすが:真偽感知が使いやすくて助かる
■情報項目
行方不明事件について〈情報:UGN,噂話〉8
本を持った少女〈情報:UGN,裏社会〉8
GM:項目は2個です ふえるかも
七戸瀬月夜:社会弱めの子達が先に行ったほうがよさそうね
墨口よすが:微妙な社会力の私から行きます
野咲真夜:はーい弱者です
成瀬詩譚:真夜ちゃんにスプライト投げよ
野咲真夜:かろうじて裏社会があるので本を持った少女の方行こうかな
墨口よすが:行方不明事件について〈情報:UGN,噂話〉8
成瀬詩譚:コネなさげだし
野咲真夜:いいのか そんなに私を甘やかして
野咲真夜:ありがたく受け取りますが……
墨口よすが:4dx+1>=8 コネ付きUGN
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[3,5,10,10]+10[4,10]+8[8]+1 → 29 → 成功
GM:微妙な社会力???
墨口よすが:またJKの最強さを見せつけてしまった
七戸瀬月夜:化物だ
成瀬詩譚:べっべつにあんたのことが好きなわけじゃないんだからね! 社会があんまりにも低くて哀れだからこうしただけだし……
成瀬詩譚:何この達成値
GM:犯人では……
野咲真夜:4dx+1>=8 裏社会で本を持った少女を調査
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[2,8,8,9]+1 → 10 → 成功
野咲真夜:なんか命中達成値みたいなの出してる人いる
GM:OK!では両方開示よ~
・行方不明事件について
当初はFHからUGNへの転向者の行方不明と思われていたが、それに限らない。
“組織からの出奔者”が連続して狙われているようだ。
足取りも掴めつつある。港湾部の屋敷に運び込まれている可能性が高い。
本を持った少女
ギルドの“ドラペトマニア”。“宿老”と呼ばれる大幹部の一人。
宿老であった父を滅ぼしその座に居座ったという。
主に魔術系統への造詣深く、自身もその深淵を覗き込み、魔道へと堕ちたと思われる。
GM:→“ドラペトマニア”の目的〈情報:UGN,裏社会,噂話〉9 が出現。
GM:このシーンから挑戦できます。
七戸瀬月夜:じゃあ私がチャレンジしよう。多分ミドル力では2番手なので
成瀬詩譚:よろしくお願いします~
七戸瀬月夜:能力訓練:社会を使うぞ。
七戸瀬月夜:6dx+2 情報:UGN
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[4,5,5,8,9,10]+10[10]+2[2]+2 → 24
七戸瀬月夜:やったね。
成瀬詩譚:強すぎ
成瀬詩譚:なんだこいつら
GM:めちゃ知ってる……
墨口よすが:えらえら
“ドラペトマニア”の目的
目的は専門技術の回収。そのために主として組織を離れたオーヴァード――
散逸した独自技術を持ち、独占性の強い“お得な”物件、を付け狙い、拉致を繰り返している。
入手した後は本人は関心なく、周囲の人間が技術を売却して稼いでいるようだ。
七戸瀬月夜:他に出てくる項目はありませんか?
GM:これで全部ですが 手番余ってる人いるなら
GM:代わりに購入してもいいですよ
七戸瀬月夜:たまに見るシステムだ
成瀬詩譚:じゃあせっかくだしお言葉に甘えます
成瀬詩譚:6DX+3>=15 照準器
DoubleCross : (6DX10+3>=15) → 9[1,4,5,5,8,9]+3 → 12 → 失敗
成瀬詩譚:3点払っちゃお 残財産8
成瀬詩譚:ストライクチップにつけます
七戸瀬月夜:お金持ちだな~
GM:スムーズ購入
GM:じゃあやっていくよ~
GM:【貸しコンテナ内】
GM:たしかにほとんど何もない。机と椅子とベッドとPCくらいか。
GM:通常、トイレや風呂は別に備えられているものだろう。
GM:本来居住をするための設備ではない。
墨口よすが:「こんな所に住めるの、ドラマとかの人間性がトンでる名探偵くらいなものです」
墨口よすが:椅子の上に体育座り。
成瀬詩譚:「つい最近住居が吹っ飛んだ身からすると、雨が凌げるのもまあまあありがたいねぇ」
墨口よすが:「ええ……魔術師ってそんな大変なんですか」
野咲真夜:「名探偵ってそうなんですか?でも確かにまあ、張り込みとかに命を懸けたりしそうかも……」
七戸瀬月夜:「このノートパソコンはMicrosoft Outlookが使えるようでございます」
成瀬詩譚:「普段はそうでもないけど、ほら。オーヴァードで便利屋なんてやってると、危ない目に遭うこともたまには……ね」
墨口よすが:「創作上の設定付けかなぁ。人間みがない方が、突拍子ない推理力持ってても納得できるというか……」
成瀬詩譚:そう口にしながら、懐から取り出した金属製のカードを磨いている。
墨口よすが:「……さておき、元FH以外のオーヴァードが狙われているという認識は間違いないみたいです」
七戸瀬月夜:「そうなのですか?」
野咲真夜:「あら。成瀬さんの予想、当たってたんですね」
成瀬詩譚:「おっと、うちの伝手も捨てたもんじゃなかったかな」
墨口よすが:「FHに限らず、ゼノスやギルドに無名の組織まで……。どうやら、“組織からの出奔者”がターゲットになるようですね」
成瀬詩譚:予想ではなく、そういうことじゃないとUGNに手伝ってもらうことができないなあというシナリオを願望で口にしただけだ。運が向いている。
墨口よすが:「お陰で被害者のデータが増え、手掛かりを掴みやすくなりました。別動隊に調査を依頼してますが、連れ去られた場所を突き止めるのも時間の問題かと~」端末片手に。
想娥娥:「殺されるでもなく、離反でもないってことだね」
野咲真夜:「場所が割れた後は、乗り込めんで制圧すれば良い訳ですね。……では、そこに待ち受けてそうな方の話なんですが」
成瀬詩譚:「……彼女か」
成瀬詩譚:思い出すだけで暗澹とした気分になる。自分は今から『あれ』と戦わなければいけないのだ。
野咲真夜:「ええ。成瀬さんの言っていた、犯人候補の魔術師さんについて……伝手を幾つか当たってみていました」慣れた手付きでスマホを触りながら。
野咲真夜:「"宿老"って言うんですって。ギルドの幹部称号みたいなものなんですけど」
成瀬詩譚:「ふむ……」(うげ……………………)
野咲真夜:「成瀬さんが会った"本"の魔術師は、その中の一人です。名は、"ドラペトマニア"」
想娥娥:「あははっ、意地の悪い名前」
野咲真夜:「更に言うと、父殺しで"宿老"の位階を奪った方のようですね。まともな情や人間性は期待しない方が良さそうです」
野咲真夜:穏やかな語気だが、どこか吐き捨てるように言う。
野咲真夜:「あるいはもう、"あっち側"に行ってるのかも」
墨口よすが:「こ、言葉に棘がある……」
七戸瀬月夜:「あ!電子メールが返ってまいりました」Microsoft Outlookを開いて喜ぶ。
墨口よすが:「とにかく、油断はできないってことだね……お」
成瀬詩譚:「個人戦闘力に加えて、組織としての後ろ盾もある上に、ためらいがない手合か。できればあまりがっぷりと組み合いたくはないな」
七戸瀬月夜:「野咲様。その方はギルドの幹部ということで間違いないのですね?」
野咲真夜:「え?そ、そうでしょうか……凶状にしてみれば妥当な表現かと思って」墨口さんの指摘にあわあわして
成瀬詩譚:口にしてから、なんとか回避できないかと思う。火凛さえ連れ戻せれば当座はそれでいいわけだし。
野咲真夜:「あ。ええ、そうですね」
野咲真夜:七戸瀬さんの言葉に頷く。
七戸瀬月夜:「お祖父様の昔のお知り合いに、電子メールで尋ねたところ……ギルドの周辺で大きな取引がある、というお話を伺うことができました」
墨口よすが:「取引?ひょっとして、人身売買的な……?」
七戸瀬月夜:「それに近いことなのかもしれません。けれど、ギルド側の表現はもっと異なっておりまして……」
七戸瀬月夜:「――『技術』の市場が開かれているのだと」
七戸瀬月夜:「専門技術を持つ人間を売買している、という意味とも取ることができないでしょうか」
成瀬詩譚:「ああ……成程。合点が行く話だ」
成瀬詩譚:「『組織からの出奔者』というラベルで見るから惑わされていたけれど、要は『技術を持つ最後の一人』なんだね」
墨口よすが:「むむ、イメージがちょっと掴みにくいな……。能力が使える者ではなく、能力自体が売り物になってるってことかな」
野咲真夜:「……なるほど。人攫いという状況を踏まえると、妥当な推測のように思えますね」
七戸瀬月夜:「はい。このギルドの誘拐者の狙いは、厳密には『FHからの離反者』ではなく……」
七戸瀬月夜:「FHセルも含む、『組織の生き残り』に当たるのではないかと推測します」
成瀬詩譚:「希少性……それが利潤を生んでいる」
成瀬詩譚:だから私は見逃された。それはあの一瞬で底まで見透かされたということだ、改めて怖気が走る。
墨口よすが:「なるほど、なるほど……」
七戸瀬月夜:「恐らく……『UGNからの離反者』などはほとんど標的にされていないのではないでしょうか。そのあたりはUGN様の側で確認していただければ……」
野咲真夜:「それならば、幸い……と言うべきかは分かりませんが。攫われた人間が命まで奪われている可能性は低いでしょうね」
想娥娥:「独自の技術持ってないもんね~滅多に」
成瀬詩譚:「どうかな。人間扱いされてないことも確か」
成瀬詩譚:「命以外の何が奪われているかはわからないよ」
墨口よすが:「うぐ、それは宜しくないね……と」端末でやり取りしているチャットの着信に気付き。
成瀬詩譚:(少し焦っているか? いや──)
成瀬詩譚:逸りつづけなければ、足を止めてしまう。そんな予感がある。それくらい恐ろしい。
野咲真夜:「……まあ、そうですね。急ぐべきである事は否定しません」
想娥娥:「是だね~。ここが当たりで確実そうだし」
墨口よすが:「……来た!港湾部のお屋敷に、連れ去られてる可能性が高いって」
野咲真夜:「当たり?あ、見つけたんですか、場所」
野咲真夜:横から墨口さんの端末を覗き込む。
想娥娥:「おお、丁度いい。じゃあお引越ししようか」
七戸瀬月夜:「救出作戦でございますね」やる気のポーズ。
墨口よすが:「だね、これ以上の誘拐は止めないと!人質の安否も気になるし……」
想娥娥:「じゃあ手近なものにつかまって~」
成瀬詩譚:「は」
七戸瀬月夜:「……?」
GM:ゴウン、とコンテナが揺れる。
成瀬詩譚:言われた通りにベッドの角を掴む。
七戸瀬月夜:「そういえばこの机」
野咲真夜:「掴まる、って」
七戸瀬月夜:「足が固定されているような……」
墨口よすが:「うん……?地震?」
成瀬詩譚:「全然ガタつかないね……えっと……?」
GM:ごう……と足元が動いているような。
成瀬詩譚:もう分かっているが、そう口にせずにはいられない。
墨口よすが:「……引っ越しって、まさか」
野咲真夜:「まあ。なんでこんな不便な場所に、とは思ってましたけど」
想娥娥:「そ、相手が湾岸地帯なのちょうどよかった」
野咲真夜:「UGNって、中々ユニークな物をお作りになるんですね」嫌味ではない。ちょっとドキドキしながら取手に捕まっている。
七戸瀬月夜:「???」
GM:ゴウン、とひときわ大きい衝撃。
GM:そのあと止まる。
墨口よすが:「ひあっ」慌てて椅子にしがみ付き、衝撃に耐える。
野咲真夜:「おお……」息を呑んで。「……あれ、もう止まりました?」
七戸瀬月夜:「あうっ」机の足につかまっていたが、つんのめって転ぶ。
成瀬詩譚:「技術扱いされてる人を助けるために貨物扱いされるんだなぁ」
成瀬詩譚:「でも、話が早くていい」
GM:ばん、とコンテナの扉が開く。
想娥娥:「欢迎您的到来~」ひょこと少女が顔を出す。
野咲真夜:「あら、想さん。さっきぶりです」
成瀬詩譚:「モニタの人だ……っと、大丈夫かな?」月夜さんを助け起こします。
野咲真夜:よろめくでもなくすっと立ち上がり会釈する。
墨口よすが:「こ、此処どこですか……?」ふらふらと立ち上がる。
七戸瀬月夜:「ありがとう存じます」助け起こされる。
想娥娥:「何処って?それはね~」
想娥娥:扉を全開にする。
想娥娥:「じゃんっ」眼下に広がるのは海。
GM:そこは船の上だ。コンテナごとクレーンで“搭載”した。
野咲真夜:「海……ですね」
墨口よすが:「うわっ、見渡す限りの水平線!?」
墨口よすが:「これ、私達だけ船に乗せてくれればいい話じゃなかった!?」
七戸瀬月夜:「とても驚きました……」
野咲真夜:「あ。そっか、別にコンテナに移動機能が搭載されている訳じゃないんですね」少しがっかりしている。
想娥娥:「そうしたら人の移動を記録しなきゃいけないでしょ~?」
想娥娥:「これなら履歴が残るのは積み荷だけなの」
成瀬詩譚:「まだるっこしいことは無しか」
野咲真夜:「へえ。密航とかもこういう感じで行われるんですかねー」
墨口よすが:「か、完全に管理上の便宜だけで決められてる……」
想娥娥:「そだよ~」
成瀬詩譚:潮風に目を細める。
墨口よすが:組織としての主義・目的は兎も角として、やっぱりUGNはブラック企業だなぁと思う墨口よすがであった。
GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
GM:積み荷で用意したことに出来るぜ
七戸瀬月夜:特に欲しいアイテムはないなあ
成瀬詩譚:墨口よすが/有為○/嘘発見器こわすぎ
墨口よすが:野咲真夜/〇連帯感/親絡みでなんかあったのかなぁ……
野咲真夜:ううん ロイスはまだ保留で
墨口よすが:七戸瀬月夜/〇連帯感/昔はFHセルの事務として働かされてたのかなぁ
七戸瀬月夜:ロイスも保留しましょう
成瀬詩譚:照準器もう1個買お
成瀬詩譚:6dx+1>=15 えーい
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 5[3,3,4,5,5,5]+1 → 6 → 失敗
GM:振るわない
成瀬詩譚:命中ででなくてよかった
野咲真夜:そこまでほしいとかではないけどアームドスーツに挑むか
成瀬詩譚:以上です
野咲真夜:1dx>=15 無謀な戦い
DoubleCross : (1DX10>=15) → 9[9] → 9 → 失敗
野咲真夜:終わりです
七戸瀬月夜:じゃあ私がアームドスーツ。能力訓練は使用済みなので素でチャレンジだ
七戸瀬月夜:6dx>=15
DoubleCross : (6DX10>=15) → 10[1,2,3,5,10,10]+5[2,5] → 15 → 成功
七戸瀬月夜:成功しちゃった!
墨口よすが:ならば強化素材、目標値15
七戸瀬月夜:野咲さんにあげちゃいます
野咲真夜:月夜さん……!
野咲真夜:感謝していただきます。装着
墨口よすが:2dx+3>=15
DoubleCross : (2DX10+3>=15) → 10[9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功
墨口よすが:買えた。ワイヤーウィップみたいな自分の翅を研いで攻撃力を1上げます。
【クライマックス】
GM:クライマックス。全員登場です。
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (85 → 95)
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (85 → 94)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (81 → 82)
墨口よすが:72+1d10
DoubleCross : (72+1D10) → 72+9[9] → 81
GM:これ衝突してない?
成瀬詩譚:そうかも……
GM:運転手だけ無事に……
GM:君達は無事に……命があるという意味では無事に きっと無事に
GM:目的地への接岸に成功した。
GM:そこには屋敷と、道楽には分不相応なドックがある。
GM:地上からは視認できない岩陰。取引にでも使われているのだろう。
野咲真夜:「もう、船旅は……しばらく勘弁です……」少しふらつきながら降りてくる。
成瀬詩譚:「フフ……まだ死ぬわけには……」ボロッ
墨口よすが:「つ、疲れた……ここからが本番なのにぃ」
想娥娥:「みんな大変だあ。楽しかったのにね?」
七戸瀬月夜:「ご、ご無事でしょうか皆様……」
七戸瀬月夜:おろおろしている。
想娥娥:「大丈夫~?」
成瀬詩譚:「気にすることはないよ月夜。誰も船の動かし方なんてわからない……」
成瀬詩譚:一瞬娥娥さんが運転してくれればよかったのでは?と思ったが、忘れることにした。
墨口よすが:「大丈夫……でも、ちょっとだけゆっくりな突入でお願いします……」から笑いで答える。
野咲真夜:「ええ、平気です。……ちょっぴり、さっきの傷に響いただけで」笑顔を作って言う。
七戸瀬月夜:「けれど皆様の戦闘に悪影響などがないかと心配で……」
野咲真夜:「大丈夫、大丈夫。月夜さんが心配してくれたおかげで、元気になりましたから」ぐっと握りこぶしを作る。
成瀬詩譚:「ああ、そこは本当に気にしなくても大丈夫だと思うよ」
成瀬詩譚:そういう次元の相手ではない感触だったし。
想娥娥:「おっけ~じゃ突入しよっか」
野咲真夜:「それで、突入ですよね。いつでも行けますよー」
想娥娥:スンスンと鼻を鳴らして。「ん~」
成瀬詩譚:「何か気づいたことが?」
想娥娥:「ヤバそうなのが上で、人がいっぱいいそうなのは地下かな」
想娥娥:「娥娥は下行って保護してくるよ」
野咲真夜:「あ、そういう探知能力? じゃあ、攫われた人達がいるのが地下なんでしょうか」
想娥娥:「うむ。上のお願いね~」
成瀬詩譚:「ああ、そういうのがわかるんだ。だからさっき海でも」
成瀬詩譚:「オーケー。こちらは任されたよ」
成瀬詩譚:軽くウィンク。
墨口よすが:「了解~」
野咲真夜:「ええ、任されましたっ」
七戸瀬月夜:「想様。被害者の方々はこのような場所に囚われ、もしかしたら心にも傷を負っておられるかもしれません」
七戸瀬月夜:「何卒、お救いいただければと、私からもお願い申し上げます」
想娥娥:「は~い!娥娥がいっぱい慰めてあげる!」
墨口よすが:「(なんかちょっと違う意味に聞こえる……)」
野咲真夜:(……すごいな。この状況でも、そういう事を言えるんだ)己の緊張を自覚しているから、七戸瀬さんの言葉に素直に感心している。
想娥娥:「じゃあね!そっちも加油だよ~」
七戸瀬月夜:「上階に向かいましょう……」
野咲真夜:「ええ、また後で!」ひらひらと手を振って侵入口へと向かう。
成瀬詩譚:「"ドラペトマニア"もしやつがいたら」息を吸う。
成瀬詩譚:「本らしきものを使う。あれのページを捲ったり、閉じたり」
成瀬詩譚:「できるなら警戒しておいてくれ」
成瀬詩譚:できるなら。どう警戒するのかは皆目わからない。
野咲真夜:「魔導書ってやつですかね?ええ、承知しました」歩きながら小さく頷く。
墨口よすが:「本体より先に本を叩けば無力化できるかも……って感じかな、おっけ~」
七戸瀬月夜:「攻撃の起点となる動作が分かっていれば、対処も不可能ではないと存じます」
GM:そうして君達は屋敷の上階へと向かう。
GM:そこに、その少女の姿はあった。
“ドラペトマニア”:「慌ただしいようだったけど。お客さん?」
成瀬詩譚:「や、お久しぶりさん」
“ドラペトマニア”:「……お」見知った顔を認めて。
成瀬詩譚:表面上はあくまで平静を装って。相対する。
“ドラペトマニア”:「……やっ」
“ドラペトマニア”:本を片手に。もう片手で手を振る。
成瀬詩譚:「リベンジマッチに来たよ、賞品はあの時連れて行かれた女の子で」
成瀬詩譚:「どうかな。君に拒否権はないけれど、降参は認めてあげよう」
野咲真夜:(あの本を……捲くるか閉じるかするのを、止めなくてはいけないんですよね)
成瀬詩譚:よどみなく喋りながら、剣を抜く。歩を進める。
野咲真夜:息を呑む。可能なら部屋に踏み込むと同時、"ドラペトマニア"から奪い取るつもりでいたが。
“ドラペトマニア”:「降参?逆じゃなくてかな」
墨口よすが:「(暢気にしているようで、振る舞いに隙が見えない)」
野咲真夜:相対した瞬間、それが容易でない相手であることは見て取れた。
成瀬詩譚:「ひとつだけ信じていることがある」
墨口よすが:「(成瀬さんが単独では厳しいと言った理由が分かるわね……)」
成瀬詩譚:自分のことは、信じられなくても。あるいは、少しだけ願望が混ざっているかもしれないが。「火凛は、私が勝つと思ってるんじゃないかな。多分、まだ」
成瀬詩譚:「あの子は賢いけれど、ロマンチストなんだ」
“ドラペトマニア”:「うっそ。それは……」
“ドラペトマニア”:「面白いね!面白い!」
成瀬詩譚:「二人の約束を、きっと覚えている。だから、こうして勝つ以外の選択肢がない」
成瀬詩譚:本当に、勘弁して欲しい。
“ドラペトマニア”:「別に技術以外に興味はなかったけど」
“ドラペトマニア”:「それが破れた時にどうなるかは興味が出てきたなあ」
“ドラペトマニア”:「能力は失われる?変質する?」
“ドラペトマニア”:「もっと特別になりでもしたらすごく面白い」
成瀬詩譚:「たくさん想像するといいんじゃないかな」
成瀬詩譚:「そうできるのも、きっと今だけだ」
成瀬詩譚:集中をそちらに向けて欲しいというせせこましい気持ちの混じった物言いになってしまった。ジャームっぽいし目はあるんじゃないだろうか。
“ドラペトマニア”:「ふふ……君達も」周囲を見渡す。「そうだったりする?教えてよ」
“ドラペトマニア”:「思い出した。候補の子たちだ」
七戸瀬月夜:「"ドラペトマニア"様。あなた様の一連の行動に、申し開きはございませんね」
“ドラペトマニア”:「何を曲げたら特別に……申し開き?」
七戸瀬月夜:「そうしなければならない特別な理由や……願いがあって」
七戸瀬月夜:「このようなことをしているのか。もしも"ドラペトマニア"様に欠けてしまったものがあるなら、私はできる限り――」
七戸瀬月夜:「そのことを心に留めた上で、戦いを選びたいと思うのです」
“ドラペトマニア”:「ああ!あるよ!私はね、見たいんだ」
“ドラペトマニア”:「この世のありとあらゆる力を。君達だってそうじゃないの?」
“ドラペトマニア”:「未知の力に心を奪われた経験は?」
“ドラペトマニア”:「より広く、深く知りたい。その歩みが止まると思う?」
七戸瀬月夜:「そのために、このようなことを……」
七戸瀬月夜:「……けれど……お答えいただき、ありがとう存じます。理解いたしました」
七戸瀬月夜:「"ドラペトマニア"様の理由がどのような理由であれ、私はUGNとしてあなたを制圧しなければなりません」
七戸瀬月夜:「あなた様の理由を、心に留めておきたく思います。その上で、戦いましょう」
“ドラペトマニア”:「結局そうなるなら同じじゃないか……まあいいや」
“ドラペトマニア”:「じゃあ、見せてよ」
“ドラペトマニア”:「私、絶対死なないから。全部見れるよ」
野咲真夜:「絶対死なない、ですか」凝りすぎた緊張をほぐすように、ふうと息を吐く。
野咲真夜:「同じことを言う人、二人くらい会ったことありますよ。どちらもすぐに亡くなりましたけど」
野咲真夜:強がり混じりに口にする。別に嘘ではないが、目の前の相手を仕留める目処は全くついていない。
“ドラペトマニア”:「私には会ったことないでしょ?」
野咲真夜:「ええ、なのでちょっぴり興味はありますね。貴方が3人目になるのかどうか」
野咲真夜:「……それと。私には、立派な約束も大義もありません」
野咲真夜:「この任務を受けたのだって、ただの義理と損得です」
野咲真夜:「私の日常を保証してくれたUGNに、支払っておくべき対価があると思ったから。それだけでした」
野咲真夜:「……最も、今は少しだけ。それだけじゃなくなってきています」
野咲真夜:「皆さんの事を知ってしまったので。この人達に報われてほしくなってきた」
野咲真夜:「友誼……って言うんですかね、こういうの?」
野咲真夜:「あ。それと……色々ないって言いましたけど、夢はあるんですよ、私。その為にも、ここで死ぬつもりは全くありません」
野咲真夜:「貴方には絶対、教えてあげませんけどね」悪戯な子供のように微笑む。
“ドラペトマニア”:「ふーん……」
“ドラペトマニア”:「知りたいな。教えてくれるまで、色々試そうかな」
墨口よすが:「んん……びっくりするくらい平行線だねぇ。いっそ清々しい」
墨口よすが:「未知の力とか、私は特に興味ないかなぁ。例えば……」自身の背後に目をやり。
墨口よすが:「私の翅が欲しいならくれてあげてもいいよ」
墨口よすが:ぱさり、と。背に生えた翠色の六枚翅が波打つたびに煌き、模様が変幻し艶めく。
“ドラペトマニア”:「本当?」
墨口よすが:「私が居たFHセルでは、一線級の芸術品兼兵器として持て囃されたらしいし」
墨口よすが:「壊滅した原因もこの翅だけどね」あはは、と小さく笑う。
墨口よすが:「……でも、今はちょっと事情が違う」
墨口よすが:「貴女は未知の力を渇望するあまり、それよりはるか昔から存在する、ずっと強大で普遍的な戒律を踏みにじった」
墨口よすが:「ゆえに貴女がしたためてきた、未知の力見聞録はここでページが途切れる」
墨口よすが:「そう!!自分勝手な理由で、他人の想い人を誘拐するなんて」
墨口よすが:「人の恋路を邪魔するような、不逞の輩は──」だん。仁王立ち。
墨口よすが:「馬に蹴られて、ついでに蛾に刻まれてしまうこと。思い知るといいよ!!」
墨口よすが:眼前の少女目掛けて、力強く指差し。断言。
成瀬詩譚:(…………まあ、それでやる気を出してくれるなら)
成瀬詩譚:(今はそういうことでいいけど…………ネ!)
“ドラペトマニア”:「蹴られても刻まれても死なないんだけどなあ」
“ドラペトマニア”:「まあ、分かったよ。まずはさ」
“ドラペトマニア”:「見せてよ」
GM:魔導書から尋常ならざるほどのレネゲイドが漏れ出す。
GM:戦闘開始。衝動判定です。難易度は9。
墨口よすが:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 9[2,7,9] → 9 → 成功
七戸瀬月夜:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[4,6,7,9] → 9 → 成功
野咲真夜:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[2,2,5,7] → 7 → 失敗
成瀬詩譚:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[2,2,5,9] → 9 → 成功
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (94 → 108)
墨口よすが:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+13[8,5] → 94
野咲真夜:暴走します。吸血の変異なのでHP回復もしなくなる
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を2d10(→ 4)増加 (95 → 99)
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を2d10(→ 18)増加 (82 → 100)
GM:ヌルいデメリット!
野咲真夜:暴走してるとは思えない上昇値
“魔書バーヒール”[0]
“ドラペトマニア”[11]
5m
野咲[4] 七戸瀬[4] 成瀬[4] 墨口[3]
GM:配置はこうです
野咲真夜:表に本がいる!
成瀬詩譚:ブックス!
GM:戦闘ルールについて説明します。
GM:“魔書バーヒール”はEロイス『虚実崩壊』を持っており、
GM:これの効果が失われれば即座に自壊します。
GM:ただしこれがある限り、以下の効果を得ます。
・行動権が100回になる。
・これおよび術者のHPが0でも戦闘不能にならない。
成瀬詩譚:ええ……
七戸瀬月夜:強スンギ
野咲真夜:100回て……
GM:解除条件は“ドラペトマニア”が1点でもダメージを受けることです。
墨口よすが:やべぇよやべぇよ
GM:こんなところかな 説明は
GM:勝利条件は敵の全滅です がんばって!
墨口よすが:大体ルールは分かったぜ
野咲真夜:そんな……我々の行動値は最速で4だというのに
野咲真夜:いったいどうすればいいんだ……
GM:戦闘開始です。1ラウンド目、セットアップ。
“ドラペトマニア”:エネミーはなし
野咲真夜:ないです。
墨口よすが:なし
成瀬詩譚:なし
七戸瀬月夜:"ドラペトマニア"を対象に、《攻撃誘導》《甘い芳香》。
七戸瀬月夜:行動値は-6され、月夜を含まない攻撃にはダイス-12個のデバフがかかります。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を7(→ 7)増加 (100 → 107)
GM:ゲボォ
“魔書バーヒール”[0]
“ドラペトマニア”[5]
5m
野咲[4] 七戸瀬[4] 成瀬[4] 墨口[3]
GM:……いや……
GM:勝ってるな……行動値……
成瀬詩譚:w
七戸瀬月夜:嘘でしょ
墨口よすが:そんなことある?
野咲真夜:そんなはずが……
七戸瀬月夜:行動値-6してなお誰も動けないなんてことあります?
GM:元11だから全然早くないのにね
GM:演出ありますか?
七戸瀬月夜:とはいえまあ、脱衣すれば先手取れる人もいるし……こんなところで温存しなくてもいいでしょう。
七戸瀬月夜:ありまーす
七戸瀬月夜:「……"ドラペトマニア"様。あなたは組織によらぬ独自の技術を持つ者を調べ、誘拐を企てていたとか……」
七戸瀬月夜:「……申し遅れましたが、私の名前は七戸瀬月夜。"レベッカ"と申します。私の能力についてはお調べされましたか?」
“ドラペトマニア”:「“レベッカ”……ああ。ある程度はね」
七戸瀬月夜:「戦闘の最中、この私がどこにいるのか……何をしているのか、分からなくとも――」
七戸瀬月夜:「決して気にしてはいけない、という能力でございます」
“ドラペトマニア”:「ちゃんと言ってよ。そう言われると……」
“ドラペトマニア”:「そうできなくなる、だろう」
七戸瀬月夜:「正しいご理解です。それでは…………参ります」ランタンに青い光が灯る。
“ドラペトマニア”:「ああ……」
“ドラペトマニア”:「どうやら、本物だな」
GM:イニシアチブ。
GM:行動があります
“ドラペトマニア”:《原初の白:時間凍結》。HPを支払い行動権を得る。
七戸瀬月夜:終わった
成瀬詩譚:速すぎる
七戸瀬月夜:これ、このイニシアチブで100回動くということではないですよね……?
GM:あっちがいます
野咲真夜:あっ1回だけか
七戸瀬月夜:101回目を得るだけですよね
GM:行動権を持ってるのは本の方です
七戸瀬月夜:あ、そうなんだ
GM:こいつは普通に1回
墨口よすが:なるほど
GM:いや時間凍結したから2回だが……
七戸瀬月夜:じゃあ名前欄の方が間違いね
GM:本が100回 ドラペトが1回で
GM:今時間凍結したのはドラペトです
七戸瀬月夜:行動権が100回になる、は本の方だったんだ それも誤解してました
“ドラペトマニア”:マイナーはなし、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《砂の刃》《クリスタライズ》《原初の赤:吸収》《混色の氾濫》。
GM:PC4人のエンゲージに範囲攻撃。
七戸瀬月夜:ウワーッ
成瀬詩譚:なけなしのガード値すら否定してくる!
GM:ダメージでラウンド間の判定ダイスを-4個。
“ドラペトマニア”:11dx7+6
DoubleCross : (11DX7+6) → 10[1,1,1,3,3,3,5,5,8,8,10]+2[1,2,2]+6 → 18
GM:ええ~……
成瀬詩譚:なんか出目すごい悪いぞ
野咲真夜:かわいい出目だ
GM:せっかくペナルティないのに……
七戸瀬月夜:これなら回避なんて余裕じゃん!
野咲真夜:だが暴走しているので当たるんだな
七戸瀬月夜:私も回避を試みます
成瀬詩譚:4dx+1>=18 ドッジしゃおらー!
DoubleCross : (4DX10+1>=18) → 8[1,2,4,8]+1 → 9 → 失敗
七戸瀬月夜:3dx+1>=18
DoubleCross : (3DX10+1>=18) → 9[2,6,9]+1 → 10 → 失敗
墨口よすが:7dx+1>=18 ワンチャンドッジ
DoubleCross : (7DX10+1>=18) → 10[3,4,4,6,9,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功
七戸瀬月夜:頑張った
成瀬詩譚:すご
墨口よすが:よし!!
七戸瀬月夜:スゲェーッ
GM:マジかよ……
野咲真夜:がんばってる
“ドラペトマニア”:2d10+17 ガード-5 装甲無視 ダメージでラウンド間ダイス-4個
DoubleCross : (2D10+17) → 18[10,8]+17 → 35
GM:こっちはよい
七戸瀬月夜:もちろん負け負けします。"ドラペトマニア"にロイスを取ってタイタス化するか……
成瀬詩譚:死! 上から切ってくか。よすがちゃんへのロイスをタイタスに復活。
野咲真夜:倒れる。99なので最後のリザレクト
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (99 → 100)
野咲真夜:野咲真夜のHPを1に変更 (5 → 1)
GM:リザの達人
成瀬詩譚:成瀬詩譚のHPを11に変更 (4 → 11)
七戸瀬月夜:標的/"ドラペトマニア"/興味/敵愾心:○/ロイス
“ドラペトマニア”:パタン、と本を閉じている。瞬間、君達は
“ドラペトマニア”:――君達3人は、それぞれ、自分ひとりしか居ない状態になる。
“ドラペトマニア”:墨口よすがにとってのみは違う。それは幻覚の起動スイッチだ。
“ドラペトマニア”:他の3人は囚われて、動きを止めた。
“ドラペトマニア”:もう片手に影の刃が形成される。それを投げつけるように振るい、動かぬ者たちを切り裂く。
墨口よすが:「(――あれ。本を使うんじゃなくて、結局刃物で攻撃?)」空気を裂く音を捉え、軌道と弾速を把握。
墨口よすが:キュマイラ因子に宿る機動力を駆使し、床を蹴り跳ねて回避。この程度なら、他の子も容易く避けれるであろう、そう思っていた。
“ドラペトマニア”:「……あれ」再び本を開いた。
“ドラペトマニア”:「掛からなかったんだ」
墨口よすが:「……えっ?」
“ドラペトマニア”:世界がもとに戻る。
“ドラペトマニア”:その身の無数の切り傷を除いて。
成瀬詩譚:「──っ!」
七戸瀬月夜:「いっ……」叫びが漏れそうになる口元を、手で押さえる。
野咲真夜:「っ……何を、されて」おびただしい血を零しながら、よろめいて立つ。
七戸瀬月夜:「魔術……でございます。意識に干渉する術――」
墨口よすが:「え、ちょ!?皆……?」
成瀬詩譚:全身から血が吹き出す。いつの間にかずたずたに斬られている。「よすが……!?」
成瀬詩譚:一人だけが無事であることに驚く。
成瀬詩譚:「切り抜けたのか、彼女の攻撃を」
墨口よすが:「う、うん……刃を投げる攻撃、普通に避けて……」
成瀬詩譚:「問答無用の技じゃないってこと」ぺろりと口元を舐める。
墨口よすが:「……理由は分からないけど、万人に効く魔術?ってのじゃなさそうだね」
七戸瀬月夜:「意識に干渉する魔術であるなら……即座に行使できる形態のものであれば、肉体に同時に影響を及ぼすものは」
七戸瀬月夜:「そう多くございません」
七戸瀬月夜:「意識を奪い、肉体を傷つけるのは実体の刃……そうでございますね」
墨口よすが:「そう、あくまで意識を縛り付けているだけ。攻撃するための刃は実体」
墨口よすが:「種も仕掛けもある。私達と同じ、ただのオーヴァードってワケ」
“ドラペトマニア”:「ふうん……まあいいや」
“ドラペトマニア”:「3人やってから考えよう」
GM:次のイニシアチブ。
GM:何もなければドラペトマニアの通常手番です。
七戸瀬月夜:なんで?
七戸瀬月夜:行動値5しかないんだよ?
成瀬詩譚:非力な私を許してくれ
GM:だって……
GM:みんなもっと遅いから……
野咲真夜:何かが……あるぜ
GM:ムッ
野咲真夜:装備状態のアームドスーツを外します
七戸瀬月夜:行動値を全部顔面偏差値に振った女達
GM:服を……
GM:脱ぎ捨てた
GM:脱衣を……!
野咲真夜:これで-2の行動値補正が消えて……お前を上回る行動値6だーッ
成瀬詩譚:みせてやれ 真夜の本気の脱衣
七戸瀬月夜:脱衣に続いてイニシアチブで行動したいです。《インターセプト》。
GM:どうぞ!
七戸瀬月夜:ヨシ!ではマイナーで5m後退。
七戸瀬月夜:メジャーアクションで隠密状態に移行します。
GM:そんな……
“魔書バーヒール”[0]
“ドラペトマニア”[5]
5m
野咲[6] 成瀬[4] 墨口[3]
5m
七戸瀬[4]
GM:演出あればどうぞ~
七戸瀬月夜:「魔術の話は」
七戸瀬月夜:「――お祖母様から、よく聞かされたものです。魔術師を相手にした時には、名乗ってはいけない。姿を見せてはいけない……」
七戸瀬月夜:「私は、そのどちらも既に行いました」
七戸瀬月夜:足音を立てずに、背を向けて静かに歩く。
七戸瀬月夜:「魔術をかけることができる……と、お考えでしょう」
七戸瀬月夜:フッ
七戸瀬月夜:ランタンの光とともに、その姿は消失する。
“ドラペトマニア”:「……!」
七戸瀬月夜:「名前の知れた相手を探る探知魔術の類は、勿論ご存知でしょうね」
七戸瀬月夜:「勿論、"ドラペトマニア"様が聡明であれば、そのようなことを試みることはないかと存じます。……今はまだ」
“ドラペトマニア”:「……ああ、すごいや、すごい」
“ドラペトマニア”:「欲しいな……」
七戸瀬月夜:いかなる手段であれ、七戸瀬月夜を『探そうとする』ことは、それ自体がより深く術中に嵌まっていくトリガーとなる。
七戸瀬月夜:光や、ごく僅かな空気のゆらぎ、物音までもが、七戸瀬月夜の僅かな動作を示す痕跡のようでもある。
七戸瀬月夜:……そのように見えてくる、ということだ。
GM:では改めて、行動値6の最速……最速?
GM:最速か……野咲さんの手番へ。
野咲真夜:行くぜ
野咲真夜:マイナー、「花開き」《完全獣化》《原初の青:破壊の爪》《猛毒の雫》素手を変更し、邪毒効果を付与し、ダイスを増やします。
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を8増加 (100 → 108)
野咲真夜:メジャー、「雪解け」《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《神獣撃》《シャドーテンタクルス》。"ドラペトマニア"を攻撃。
野咲真夜:ダイスが-4個の補正込みで、えーと
“ドラペトマニア”:来なっ ダイスペナ4個は受けてもらっているぜ
野咲真夜:7dx+1@7
DoubleCross : (7DX7+1) → 10[1,1,2,4,4,6,7]+6[6]+1 → 17
七戸瀬月夜:えーっ
野咲真夜:あっやば
七戸瀬月夜:最初の回転から既にダイス目が悪い
成瀬詩譚:《妖精の手》
野咲真夜:ヤッタ~!
成瀬詩譚:一発当てなきゃ話にならないなら出し惜しみはなしだぜ!
野咲真夜:1dx@7+21 ふりたし
DoubleCross : (1DX7+21) → 4[4]+21 → 25
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を4増加 (108 → 112)
“ドラペトマニア”:《守りの砂》 《イベイジョン》。達成値は22なので命中ですが
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄カバーします。残り行動権99。
野咲真夜:エエーッ
成瀬詩譚:ゲーッそういうこと!
墨口よすが:なんてやつだ
GM:ダメージをどうぞ。
七戸瀬月夜:「行動回数」じゃなくて「行動権」って表記だったのはこれが理由か!
野咲真夜:3d10+10+4d10
DoubleCross : (3D10+10+4D10) → 27[10,10,7]+10+28[10,7,8,3] → 65
野咲真夜:こういうときだけ目がいいし…
GM:HP0になります。『虚実崩壊』の効果で戦闘不能になりません。
七戸瀬月夜:ひどすぎ~~
野咲真夜:お……おしまいや
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を3増加 (108 → 111)
野咲真夜:演出いきます……
GM:演出どうぞ~
成瀬詩譚:──そりゃあ種はある。仕掛けもある。だが、よすが以外の3人は反応すら出来なかったのだ。
成瀬詩譚:──当の本人も、偶然すり抜けたような反応。
成瀬詩譚:──墨口よすがの私達と違う部分──聴覚だ、おそらくは私達と、知覚に聴覚の占めるウェイトが根本から異なっている。
成瀬詩譚:──そのグラデーションが、彼女だけを束縛から脱せしめたのだとしたら。
成瀬詩譚:「本を開閉する動作が──スイッチである以前に幻像か、本能のレベルでそれを見抜いていたから、かからなかった」
成瀬詩譚:「『あれ』を視界に入れなければ、いけるかな」
野咲真夜:「……なるほど」
野咲真夜:……相対していて気付いた、"ドラペトマニア"の弱点の一つは。己の好奇心を優先しすぎる事だ。
野咲真夜:今しがたもまた、彼女の興味は七戸瀬月夜に意識が向いていた。
野咲真夜:「試してみる価値は、ありそうですね」そう言って、視線を床へと落とす。……自らの影が、不自然なほどに細く伸びているのが目に入る。
野咲真夜:その先端は既に、"ドラペトマニア"の背後へと回っている。(……届いた)
“ドラペトマニア”:それにはまったく反応できていない。
野咲真夜:視線を下へと落としたまま。たん、と距離が縮んだと錯覚するような一足で間合を詰めると同時。
野咲真夜:ゆらり、と幽霊のように立ち上がった影の蔦が"ドラペトマニア"の手に絡みつく。動きを戒めながら本を奪おうとする。
“ドラペトマニア”:その体が、本ごと、どろりと溶けた。
野咲真夜:「え、っ──」『本の開閉』を目にしてはいない。思わず顔を上げて確認する。
“ドラペトマニア”:「なるほど、なるほど、まったく気づかなかった」気づくと一歩離れた先に立っている。
“ドラペトマニア”:本のちぎれた1ページだけが、ひらりとその場に落ちて。焼け落ちた。
野咲真夜:透明な液体を纏った両の手が、空を切って飛沫を飛ばした。部屋の床に、虫食いのような穴が開く。
“ドラペトマニア”:「興味深いなあ。その体術も独自体系?」
野咲真夜:「……気付かなかったってのは、嘘じゃなさそう」自身の経験に照合しても、そういう反応だった。
成瀬詩譚:反応・対応したわけでもない。「死なないって言ってたのが結構真に迫ってきたね」
GM:本の開閉などという、たかが1動作で幻覚をかけられるものが。
墨口よすが:「単純計算で、あのページ数だけ身を守れるってこと……?」
野咲真夜:「ええ、そういう感じ。せっかくですし、一発受けてみません?」冷や汗をかきながら笑って、軽口を叩く。
GM:2重、3重にすでに張り巡らせていない保証はどこにもない。
“ドラペトマニア”:「ええ?今受けたじゃない」
“ドラペトマニア”:「それも私の一部だよ」
GM:次のイニシアチブ。最速は“ドラペトマニア”。
“ドラペトマニア”:行動します。ええと。先程攻撃してみせましたように……
“ドラペトマニア”:攻撃ダイスが11個なんですね。
七戸瀬月夜:ホッホッホ
成瀬詩譚:月夜ちゃん!
墨口よすが:やったぜ
七戸瀬月夜:よい気分じゃ
“ドラペトマニア”:隠密状態の発見判定を試みます。
七戸瀬月夜:初登場セッションではDTさんに散々苦しめられたからなァ~
GM:どうして……
“ドラペトマニア”:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 8[3,3,6,6,6,8]+1 → 9
七戸瀬月夜:でもこれには自動失敗してしまうんですよね
七戸瀬月夜:ラウンド間ダイスが-4個されてるから……
GM:やった~
GM:じゃあ暴こう
成瀬詩譚:あの加速痛え~
七戸瀬月夜:お姉様にも隠密破られたことないのに!
七戸瀬月夜:許せない……!
“ドラペトマニア”:急にパッと顔を上げ、明後日の方を向く。
“ドラペトマニア”:「……わかった」
“ドラペトマニア”:「君そこだよね、“レベッカ”」
七戸瀬月夜:「まさか私を……見つけようとして、見つけられるとは」
“ドラペトマニア”:まったく攻撃姿勢を取っていない。それは尋常の敵であれば致命の隙だが。
七戸瀬月夜:部屋の片隅で、消えたランタンを持って立っている。まるで最初からそこにいたかのようだ。
成瀬詩譚:「月夜の能力への理解が異様にスムーズなのは、似たような力……意識の誘導が君の魔術の一翼を担っているからかい?」
“ドラペトマニア”:不死に胡座をかいた探求者であればまるで関係ないかとでも言うように。
“ドラペトマニア”:「ご明察。便利でしょう」
成瀬詩譚:ちなみに自分は月夜の力については、説明を受けてもよく理解していない。
成瀬詩譚:「そういうとこで素直なの、可愛げがないね……!」
七戸瀬月夜:「……お見事でございます。そんな芸当ができる方は、お兄様以外にはいないものかと……」
七戸瀬月夜:「……………」
七戸瀬月夜:(不死身。意識を奪う魔術。それを抜きにしたとしても、魔術師としての高い戦闘経験……)
七戸瀬月夜:(これまで数多のオーヴァードを捕えてきたという話も頷けます。お強い……)
GM:では次、成瀬さんの手番へ。
成瀬詩譚:では……
成瀬詩譚:ストライクチップ起動。攻撃します。
GM:無駄なあがきを……
成瀬詩譚:《コンセントレイト》《ディストーション》打点が不安なので《マルチウェポン》
成瀬詩譚:対象は……墨口よすが!
墨口よすが:よすがぁーっ!!
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を7増加 (112 → 119)
七戸瀬月夜:なぜそんなことを!トチ狂ったのか!!
成瀬詩譚:ククク……
成瀬詩譚:6DX7+4
DoubleCross : (6DX7+4) → 10[1,4,5,7,8,10]+4[1,1,4]+4 → 18
成瀬詩譚:あっすいません
成瀬詩譚:ブレイドバレットに放心ついてるのやばすぎる やっぱマルチウェポンなしで!
GM:wwwww
墨口よすが:ダイス減るのは……まずい!
七戸瀬月夜:なんなんだよ本当w
野咲真夜:www
成瀬詩譚:命中はもともと-1のブレイドバレットに照準器で相殺してたので依然18です
成瀬詩譚:侵蝕116
墨口よすが:うおおおお!!ガードするんだ、ワイヤーウィップ!!
GM:マルポンのマイナス分は消えないのかな
成瀬詩譚:あっ本当だ
成瀬詩譚:じゃあ21ですね……(すいません)
GM:じゃあ出しな!ダメージを
成瀬詩譚:3d10+1d10+7 えーい!
DoubleCross : (3D10+1D10+7) → 26[9,7,10]+9[9]+7 → 42
GM:殺意スゴ
墨口よすが:殺す気か
七戸瀬月夜:本当に裏切ったんですか!?
成瀬詩譚:絶対にリザレクトさせる あわよくば2以上の出目を出してもらうという強い意思
成瀬詩譚:違……
墨口よすが:ガード値0、装甲値0、よってHP0になりリザレクト……
野咲真夜:詩譚さん……信じていたのに……
墨口よすが:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+10[10] → 104
GM:殺意でまくってる
墨口よすが:HP10!以上!
七戸瀬月夜:やったー!!殺意リザレクトだ
成瀬詩譚:ごめんよ……
成瀬詩譚:月夜の撹乱も、真夜の(正面からの)奇襲も。
成瀬詩譚:こちら側の仕掛けは少なくとも二度、完璧に成功していた。
成瀬詩譚:意識を掌握しているわけじゃない。じゃあ何だ?
成瀬詩譚:思考を慌ただしく回転させる。
成瀬詩譚:「よすが、やばい事して良いかな」
墨口よすが:「えっ」
成瀬詩譚:あの時──最初に相対したときも、やつは泥に姿を変え、消滅した。
成瀬詩譚:「ごめん」
墨口よすが:「ぐ、具体的にはどんなことでしょう。なるべく痛くないのがいいけれど──」
成瀬詩譚:カン、と剣先が床を打つ。
成瀬詩譚:成瀬詩譚の能力は──隠顕インク、不可視のインクだ。
成瀬詩譚:直剣に刻まれた溝を通って、無色にして空気と同様の屈折率を持つ液体が剣先へと運ばれる。それを斬線に止めおくことで幾何学図形を結び、魔法円などの魔術儀式を代替する。
成瀬詩譚:先程の流血に伴って描いた陣を完成させ、1枚のカードを引き抜く。
成瀬詩譚:ごう、とよすがの足下から蒼い火が出現し、“ドラペトマニア”へのブラインドと化して皮膚表面の薄皮一枚と鼓膜、水晶体を焼いた。リザレクトを誘発する。
成瀬詩譚:「やつと相対した瞬間に何か仕掛けられてるとしたら、一旦全部焼いた! 頼む! あとで何でもするから!」
墨口よすが:「────っ、あ」脚を這い、身体を焦がす痛みに、苦悶の声を漏らす。
成瀬詩譚:その特質故に影の刃をくぐり抜け、未だオーヴァードとしての再生限界に達していない、唯一の。
墨口よすが:「ぐ……っ、はぁ、ふぅ」半自動的に作用する肉体治癒。体表の細胞を一新し、副次的にレネゲイドが奮い立つ。
墨口よすが:「……何でもする、ですか」
成瀬詩譚:「本当に何でもする!」
墨口よすが:「吐いた唾は吞めませんし、もしも嘘だったら成瀬さんの事嫌いになっちゃいますけど」
成瀬詩譚:これしかないと判断したが、凄まじく理不尽なことをしている自覚はある。今この瞬間少しでもやる気を出して貰えるなら、大抵のものは投げ出せる。
墨口よすが:「味方に苦痛を与えてでも、想い人を救い出したいという覚悟、とくと受け取りました!」
成瀬詩譚:(私が君たちのこと結構大事な前提怖いよ~!)
成瀬詩譚:(いや……実際そうだけどさ……!)
墨口よすが:ばさり、と。翠色の翅が猛々しく広がり────
GM:よすがさんの手番へ。
墨口よすが:はーい。スピードフォースは温存して自分の手番
墨口よすが:マイナー《ライトスピード》。メインプロセスで2回メジャーアクションします。侵蝕108
“ドラペトマニア”:無駄なあがきを……
墨口よすが:1回目。《C:キュマ》《獣の力》対象“ドラペトマニア”
墨口よすが:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,2,4,5,7,8,8,9]+10[3,3,7,10]+10[4,8]+2[2]+4 → 36
“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》22で突破
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄カバー。行動権残り98回
墨口よすが:ぴえん
GM:フ……いくら足掻こうが無駄なこと
墨口よすが:侵蝕112になって
成瀬詩譚:あっていうかダイス-4だよ
墨口よすが:避けました
成瀬詩譚:そうでした すいません
GM:すごいぜ
GM:ダメージ処理は無意味かな。2回めの行動どうぞ。
成瀬詩譚:よすがちゃんが避けたことに頼り切ったモノローグを連発しまくっておいて……腹を切るか……
墨口よすが:では2回目。《C:キュマ》《獣の力》《獣王の力》対象“ドラペトマニア”!
墨口よすが:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,1,1,2,5,5,7,10]+10[8,9]+5[3,5]+4 → 29
“ドラペトマニア”:フ……性懲りもなく いいでしょう
“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》22を突破
GM:“魔書バーヒール”が行動放棄……
GM:放棄して……カバーを……
GM:できません……
野咲真夜:やったー!
墨口よすが:まだ私のメインプロセスは終了してないぜ!
七戸瀬月夜:わーい
GM:スン……
“ドラペトマニア”:では甘んじて受けます ダメージを!
墨口よすが:あ、オート装備でウェポンアームドスーツしていいですか
GM:どうぞ!
墨口よすが:では行動値1に、白兵攻撃力+3に!強化素材も加味して
墨口よすが:3d10+34+3+1
DoubleCross : (3D10+34+3+1) → 20[10,6,4]+34+3+1 → 58
墨口よすが:諸々有効、58点!
“ドラペトマニア”:グワ~ッ
墨口よすが:侵蝕120!そしてこの瞬間、“魔書バーヒール”の自壊効果が発動する!
“ドラペトマニア”:めちゃめちゃキツい……時間凍結でも削ってるから
“ドラペトマニア”:だけどまだ生きてます
GM:はい……
GM:術者が1点でもダメージを受けたので、『虚実崩壊』が解除。
GM:解除により“魔書バーヒール”は自壊します。
GM:演出を!
墨口よすが:微かな風だけがそよぐ。
墨口よすが:動きに音はなく、殺意の揺らぎも気取らせない。一切の判断材料を剥奪する。
墨口よすが:そのまま、間合いへと飛び込むようにステップし────消失。
“ドラペトマニア”:やはり、まったく反応できているようには見えない。
墨口よすが:真正面から肉薄。折り重なる様に、六迅の風が、薙いだ。
墨口よすが:術者と魔書。その両方を断ち切らんと、翅が刃となりて強襲する。
“ドラペトマニア”:やはり、その攻撃に対しては。
“ドラペトマニア”:ドロリと同じように溶けたのみだ。
“ドラペトマニア”:ページの一枚のみが燃え落ちる。
“ドラペトマニア”:今見えているものは、すべて嘘だ。
“ドラペトマニア”:嘘に嘘を塗り込めて、その実態が覆い隠されている。
墨口よすが:切先は虚しくも空を断ち、鋭き刃がその役目を果たすことはない。
墨口よすが:「人間は、外部から得る情報の大多数を視覚に頼っていると聞きます」
墨口よすが:はずだった。だが、疾走は止まらない。
墨口よすが:「ただ、私はセルで肉体改造を受けてて。ちょっとばかし、常人より感覚器官が偏っておりまして」
成瀬詩譚:「────ああ。そうか、君のほんとうの集音器官は、耳ですらなく──」
墨口よすが:予測できない筈の、“ドラペトマニア”が立つ位置へと。荒ぶり吠え猛るレネゲイドに乗せて、限界まで高めた駆動効率を以て迫る。
墨口よすが:「私の聴覚……位置は、お腹なんですけど。精度が高すぎて────」
墨口よすが:目は瞑って。僅かな吐息の対流と、書物のページが掠れる音だけを頼りに。
墨口よすが:「"嘘"が判別できるんです」
墨口よすが:軽快に流れる水の際めいて。強襲、包囲、収束。
墨口よすが:嘘つきの幻想ではない、命を宿した実体を捉えて。六枚翅が容赦なく彼女の身体を断ち切った。
“ドラペトマニア”:「な……ア……!」
“ドラペトマニア”:何もなかったはずの空間が裂けて、切り裂かれた少女が現れる。
“ドラペトマニア”:その手の内にある本もバラバラにちぎれ落ちた。
“ドラペトマニア”:「ああ、ああ……そんな、そんなっ」
成瀬詩譚:「……いや。信じられない」憔悴した目許を見開く。
成瀬詩譚:「やってくれた、最高だ」
七戸瀬月夜:「不死身を破った……そんなことが……」
墨口よすが:「……一度種が暴かれたマジックは、もう二度と使い物になりません」
野咲真夜:「……捉えたんでしょうか。今度こそ、本当に」
“ドラペトマニア”:「ハア……!ハァ……!」
墨口よすが:「立ち直す前に、畳みかけましょう!」
“ドラペトマニア”:「まだっ!」
“ドラペトマニア”:バラバラにちぎれた魔導書の残りのページが、彼女に纏わりついた。
“ドラペトマニア”:それは肌にへばりついて、まるで皮膚に呪言が浮かぶように。
GM:ダメージを受けたので、エフェクトを発動します。
“ドラペトマニア”:《レネゲイドアブソーブ》《背徳の理》。
“ドラペトマニア”:ウロボロスエフェクトを組み合わせた判定ダイスを+8個。
墨口よすが:第二形態だ
GM:全員の行動終了。2ラウンド目に移ります。
“ドラペトマニア”[11]
5m
野咲[6] 成瀬[4] 墨口[1]
5m
七戸瀬[4]
GM:セットアップ。
野咲真夜:ないです。
成瀬詩譚:なし
墨口よすが:なし~~
七戸瀬月夜:もちろん《攻撃誘導》をもう一回行います。
“ドラペトマニア”:なし
七戸瀬月夜:甘い芳香はなくていいか……意味ないし……。
成瀬詩譚:野咲ちゃんが行動6になってるから意味あるよ!
七戸瀬月夜:あるけど……ないかも……
GM:どういうことだぜ
七戸瀬月夜:いや、野咲ちゃんが一発で倒せるHPかな~ってことです、単純に
成瀬詩譚:確かに。
GM:ラウンド間ダイスデバフがあるから
GM:先か後かは意味はあるっちゃある
野咲真夜:ふむむ 4個減らないのはありがたいっちゃありがたいが
七戸瀬月夜:いや、攻撃はなんとか阻止してみせよう
成瀬詩譚:おお
GM:へっ馬鹿なことを この攻撃ダイス19個が止められるっていうのかよ
野咲真夜:頼もしいぜ
墨口よすが:がんばれ~~
七戸瀬月夜:それは見てのお楽しみよ!まずは《攻撃誘導》
七戸瀬月夜:いや、やっぱり《甘い芳香》も入れようっと……
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を7(→ 7)増加 (107 → 114)
七戸瀬月夜:月夜を含まないダイスに-12、行動値が-6
GM:背徳の理しててよかった
GM:行動値は驚愕の5です 最遅になるかな~
GM:では演出を!
七戸瀬月夜:「“ドラペトマニア”様。どうか、諦めてくださいますよう……お願いします」
“ドラペトマニア”:「諦める……?まるで勝ったようなことを言うね」
七戸瀬月夜:「魔術は事前の備えの戦い。備えを破られては、ただの人よりも劣る……と」
七戸瀬月夜:「お祖母様からは教えられております。“ドラペトマニア”様の魔本は破られました」
七戸瀬月夜:「けれど、私の魔術は――」
七戸瀬月夜:フッ
七戸瀬月夜:青い光が点灯する。
“ドラペトマニア”:「ああ、魔本は破られたかもね。だけど、私自身はまだ――」
七戸瀬月夜:「一度、見つけられてからが本当の始まりなのです」
“ドラペトマニア”:「……またか。いいよ。ここまでは本気じゃなかったってなら」
“ドラペトマニア”:「それを見せてもらおう」
七戸瀬月夜:「よいですか。私は同じ方法で隠れ、同じ方法で見つけることができます……」
七戸瀬月夜:「それを知ってしまった以上――」
七戸瀬月夜:オートアクションで《帰還の声》。自分の《インターセプト》を復活させます。
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を6(→ 6)増加 (114 → 120)
GM:そんなあ
七戸瀬月夜:そしてイニシアチブ。《スタヴェイション》を"ドラペトマニア"に。
GM:一体どうなるんで!
七戸瀬月夜:ラウンド中のすべての判定ダイスは-18個されます。
GM:グギャ~ッ
GM:ダイス19個も振れるのに……1個もしくは-11個しか振れない
七戸瀬月夜:チカッ
七戸瀬月夜: チッ
七戸瀬月夜:青い光がちらつく。実際の光ではなく、意識の中だけで――視界の端に瞬くような、幻覚の光だ。
七戸瀬月夜:「…………」
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜はまだ姿を消してすらいない。ランタンを胸の前で掲げて、静かに立っているだけ。
“ドラペトマニア”:「……?」
“ドラペトマニア”:「何だ、何のつもりで……」
七戸瀬月夜:「探すということは、迷うということ――」
七戸瀬月夜:「見つからないものがあるということ」
七戸瀬月夜:「私の能力は、何もしない能力でございますが」
七戸瀬月夜:「……最終的には、このように」
七戸瀬月夜:「自分自身すらも見つけることができなくなる」
“ドラペトマニア”:「……ああ」
“ドラペトマニア”:「恐ろしい」
GM:では改めてイニシアチブ。野咲さんの手番へ。
野咲真夜:ではいきます
野咲真夜:マイナーで一応暴走を解除しておきつつ
野咲真夜:メジャー、「雪解け」《コンセントレイト:ソラリス》《腐食の指先》《神獣撃》《シャドーテンタクルス》
野咲真夜:対象は"ドラペトマニア"。
野咲真夜:すみません……マイナーの方、やっぱり暴走解除はなしで。《猛毒の雫》を使用します
GM:OK!
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を2増加 (111 → 113)
野咲真夜:ありがたく。改めて判定いきます
野咲真夜:11dx+1@7
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[1,1,1,1,1,2,5,7,7,9,10]+10[3,3,4,10]+10[10]+10[8]+4[4]+1 → 45
野咲真夜:わあい回った
GM:回しおる……
“ドラペトマニア”:《守りの砂》《イベイジョン》
“ドラペトマニア”:達成値は-14です。
“ドラペトマニア”:かなしい ダメージをどうぞ!
野咲真夜:5d10+10+4D10 ダメージ
DoubleCross : (5D10+10+4D10) → 24[9,3,1,2,9]+10+17[5,5,2,5] → 51
野咲真夜:あっちがう
野咲真夜:4d10か 最後の9を消して42
GM:あれっそういえば
GM:《神獣撃》って獣化解除されるんじゃないけ
野咲真夜:あっ……そうじゃん キャラシの動きの把握が甘すぎる
GM:毎回使い直す必要あるのでは
GM:入れておいたことにして侵蝕を上げておいて~
野咲真夜:そうですね……《完全獣化》もしたことに
野咲真夜:うす 修正しておきます
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を6増加 (113 → 119)
“ドラペトマニア”:そのダメージはぎりぎり残ります!もう死にぞこない
野咲真夜:あっ
野咲真夜:すみません……「達成値は-14です」を命中の話と勘違いしてました
野咲真夜:51であってる
GM:そうですね……
GM:普段そんなこと言わないからね
GM:それでもギリギリのぎりぎり残ってます あぶない
野咲真夜:色々すみません ではメジャー分を上げて
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を3増加 (119 → 122)
野咲真夜:演出いきます
野咲真夜:……そうして注意を奪われた少女を、背後から捕捉するのは容易だった。
野咲真夜:幼少から叩き込まれた、足音、風の動き、それらを最小限に殺す動作。
野咲真夜:"ドラペトマニア"にしてみれば虚空から生えたとも錯覚するような白い腕が、その身体に触れる。
“ドラペトマニア”:「っ」それをかわそうと身を捩る。
“ドラペトマニア”:その動き自体が、端的に。彼女の無敵性が失われたことを示していた。
“ドラペトマニア”:そして、かわすこともままならない。その眼は今だ青灯から離れていない。
野咲真夜:「逃しません、よ」蛇のようにしならせ、鷹爪拳にも似た手で胴体を掴む。
野咲真夜:白い指先から滴る溶解毒が、肉と骨を柔らかな淡雪のように溶かしていく。
“ドラペトマニア”:「ああああ……!」
野咲真夜:そうしながら、その手を軽く奥へと突き込む。野咲真夜にとってみればこれが必要十分の致死動作。
野咲真夜:焼くような痛みが、内臓をどろりと呑んでいく。オーヴァードの生命力を以てすれば多少はその毒性にも抗えるだろうが、それでも。
“ドラペトマニア”:「ゲハッ……!」
“ドラペトマニア”:呪印が浮き上がり、引き剥がすように突き飛ばした。
“ドラペトマニア”:「ハアッ、ハアッ……!ゲハッ、ガフッ」
野咲真夜:「わっ、と」まだ見せていない力を警戒し、つき離れる。だが、追い詰められているのは明白だ。
“ドラペトマニア”:「これが……これが」
“ドラペトマニア”:「静波の……」
野咲真夜:「……さて、そんな名前は知りませんが」
野咲真夜:「手品もそろそろ、種切れじゃありませんか?尽きる前に降参することをお勧めしますよ」
野咲真夜:「この通り。加減、苦手なので」指先から零れた滴で床を溶かしながら、花のように微笑む。
“ドラペトマニア”:ふるふると力なく首を横に振った。
GM:次の手番。イニシアチブ順は“ドラペトマニア”。
七戸瀬月夜:《インターセプト》。
七戸瀬月夜:ダイスデバフ的には必要ないけど、私を狙われたらスタヴェイションのデメリットで確実に当たっちゃうのでね
GM:そんな……
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を6(→ 6)増加 (124 → 130)
七戸瀬月夜:隠密します!
GM:ヒエッ……
七戸瀬月夜:青い光が一斉に消える。七戸瀬月夜自身も、影も形もない。
“ドラペトマニア”:「なっ……!」朦朧とした頭でそれを見る。
“ドラペトマニア”:「どこに……、いや、違う、今考えるのは……」
“ドラペトマニア”:“ドラペトマニア”の手番ですが、何もできません。
“ドラペトマニア”:隠密も暴けない ダイスがふれないから……
成瀬詩譚:やばすぎる
七戸瀬月夜:ダイスデバフは-30個だ
“ドラペトマニア”:行動放棄します。
GM:シタンの手番!
成瀬詩譚:いきます
成瀬詩譚:マイナーでストライクチップ起動。攻撃ダイス+2
成瀬詩譚:《コンセントレイト》《ディストーション》《マルチウェポン》フォールンスプライト使用
成瀬詩譚:13dx7+5 命中
DoubleCross : (13DX7+5) → 10[1,1,2,2,4,4,4,6,6,7,7,7,10]+10[2,5,7,10]+5[3,5]+5 → 30
成瀬詩譚:成瀬詩譚の侵蝕率を7増加 (116 → 123)
“ドラペトマニア”:当たります……
成瀬詩譚:5d10+15 装甲有効です
DoubleCross : (5D10+15) → 27[5,6,5,5,6]+15 → 42
七戸瀬月夜:ファンブルしなければ絶対に当たるタイムだぜ
“ドラペトマニア”:そのダメージは耐えられませんが……
“ドラペトマニア”:Eロイス『不滅の妄執』。HP1で復活します。
成瀬詩譚:何ぃ……!
墨口よすが:なんと
GM:“ドラペトマニア”は『不滅の妄執』を2枚所持しています。
七戸瀬月夜:つまり手番が足りないのか!
GM:これを持つ限り、彼女は死亡しません。
GM:解除条件は「攻撃によらないHP減少」。
成瀬詩譚:そんな……攻撃以外でHPを減らす手段なんて……!
GM:では演出を!
成瀬詩譚:「宙に浮いた城を建てるようなものだ、という。スペインの諺では……君は『それ』だった。『私』がどう立ち向かうかは、全く何も思いつかなかったが」
成瀬詩譚:「観察することで奪い、観察させることで取り込む。その研ぎ澄まされた指向性ももはや散逸している」
成瀬詩譚:「まがい物をかき集めても勝負になるってことだ。ようやく」
成瀬詩譚:戦いが始まってからことばの中に交ぜて放っておいた呪言のピースを結んで怪物を呼び出し、フェンシングの足運びで駆ける。
成瀬詩譚:「スペイン剣術の制空権は神秘の円(サイクロ・デ・ミステリオス)と呼ばれている。私の剣の軌跡に反応して、君がどう避けようと──」
成瀬詩譚:この場には存在しない、複雑怪奇な幾何学円陣。その領域へと敵を収める。
成瀬詩譚:斬。
成瀬詩譚:「もはや逃れる事はできない」
成瀬詩譚:
──『別に技術以外に興味はなかったけど』
──『それが破れた時にどうなるかは興味が出てきたなあ』
──『能力は失われる?変質する?』
──『もっと特別になりでもしたらすごく面白い』
成瀬詩譚:「火凛は既にこれ以上なく特別な女の子だよ」
成瀬詩譚:「そして私は、その彼女を守護することを許されている」
成瀬詩譚:「だから、こうして辿り着く。言った通りだ」
成瀬詩譚:今だけは、これまでの恐怖も、仲間たちの力がほとんどだったことも、全てを忘れて。
成瀬詩譚:精一杯の虚勢とともに、異形と化した少女を貫く。
“ドラペトマニア”:「がっ……」
“ドラペトマニア”:刺し貫かれたはずのそれは、まだ動く。
“ドラペトマニア”:皮膚の呪言が血のように赤く浮かび上がっている。
“ドラペトマニア”:「はは。ははは」
“ドラペトマニア”:「私は。死なない……」
成瀬詩譚:(ええ~…………!?)
成瀬詩譚:「……しぶといね。じゃあ、試して見ようか」
“ドラペトマニア”:「無駄だよ。この体はもう……」
“ドラペトマニア”:「外からの干渉を一切受けない」
“ドラペトマニア”:「そういう風に、作り変わった。だから、あとは」
成瀬詩譚:指を鳴らす。空中にとどめ置いていた見えないインクが彼女の移動に伴って魔導書のページに張り付いていた。
“ドラペトマニア”:「“レベッカ”を……見つければ」
“ドラペトマニア”:「見つければ、私が……勝つ」
成瀬詩譚:それを黒く顕在化させる……が。一瞬で霧散する。
成瀬詩譚:(………これ…………)
成瀬詩譚:(マジで終わりなんじゃないか……………………?)
GM:では、次はよすがさんの手番ですが……
墨口よすが:手番放棄。
GM:OK。
成瀬詩譚:(ああ……)
成瀬詩譚:先程突破口になってくれたよすがにも打つ手がないようだった。
成瀬詩譚:(すまない。火凛……新しい君のヒーローを見つけてくれ……私を忘れ、強く生きてくれ……)
墨口よすが:「……大丈夫です」
成瀬詩譚:張り詰めて磨り減っていた心がぺっきりと折れた感覚がある。もはや何のために不敵な表情を浮かべて剣を握っているのか、自分にもよくわからなかった。
成瀬詩譚:「え」
墨口よすが:「干渉を受けないということは、則ち外から得られるものが何もないということ」
墨口よすが:「孤立した技術への渇望と矛盾します。だから、きっと、まだ、どこかに」
墨口よすが:「彼女の元に届く手が、ある筈です」
GM:ではクリンナップ前、イニシアチブ。
野咲真夜:では、《精髄吸収》を使用します。攻撃ではない3d10ダメージ
野咲真夜:食らっていただくのはもちろんドラペトマニアさん。
GM:グオオ……
野咲真夜:野咲真夜の侵蝕率を7増加 (122 → 129)
“ドラペトマニア”:それは攻撃ではないのでえ……甘んじて受けます
野咲真夜:わあい 本来なら与えた分のHPが回復するけど吸血の暴走をしているので、なし
野咲真夜:失礼、「戦闘不能になったら回復」ということを忘れていました ありがたくいただきます
野咲真夜:3d10 えい
DoubleCross : (3D10) → 20[10,8,2] → 20
GM:そんな……
野咲真夜:野咲真夜のHPを21に変更 (1 → 21)
“ドラペトマニア”:《不滅の妄執》が1枚解除されます。
“ドラペトマニア”:だがまだ1枚は残っており……
GM:クリンナップへ。
“ドラペトマニア”:邪毒ダメージが発生。
野咲真夜:わあい 6点食らってくださいね
“ドラペトマニア”:《不滅の妄執》の2枚目が解除されます。
“ドラペトマニア”:そのままHP0になり、死亡。
GM:これ以上復活はありません。戦闘終了です。
野咲真夜:やったあ
墨口よすが:わぁい
野咲真夜:まとめて演出いきます。
GM:どうぞ!
野咲真夜:ぽと、ぽとと赤い血が滴る。そうして床に落ちた血液が
野咲真夜:床に触れると同時、「ぐじゅり」と音を立てて消えていく。……否、床にいる「何か」が啜り呑んでいる。
“ドラペトマニア”:「……?」
野咲真夜:「……分かりました。よすがさん、貴方がそう言うなら」
野咲真夜:「少し、無理をして探ってみましょうか」
野咲真夜:それは、少女自身の影だ。餌の匂いを嗅ぎ付けたその黒色が、誘い出されるように……幾本もの蔦を形取ってうねり、立ち上がる。
野咲真夜:自身の身の内に宿す、ウツボカズラのキュマイラ因子。その一部を、自身の制御下から開放する。
野咲真夜:外的な施術によって、ウロボロスのレネゲイド性質を与えられた事で、条理を超えた存在(オーヴァード)を溶かし食らえるように改造されたそれは
野咲真夜:身近にある中で、より「上質な」レネゲイドに反応して捕食を行う。そういった指向性を持たされている。
野咲真夜:(外的な干渉の一切を拒むような、規格外の術式。であれば、その匂いも)
野咲真夜:瞬間。堰き止められていたものが溢れ出すようにして、"ドラペトマニア”の周囲へと殺到する。
“ドラペトマニア”:「な……え」
野咲真夜:必然、それは見えざる隔壁に弾かれる──だが、言葉の中に織り交ぜられた虚構を感知する、彼女の推測が真実であるならば。
野咲真夜:("この子たち"が手繰り寄せるはず。きっとどこかにある、セキュリティホールを)
“ドラペトマニア”:「やめろ、なんだそれ、来るな……!」
成瀬詩譚:「あの焦りよう──まさか、術そのものを狙って蠢いているのか?」
“ドラペトマニア”:「……っ」それは内側から来た。
“ドラペトマニア”:野咲真夜のレネゲイドが、元に帰ろうと蠢いて。
“ドラペトマニア”:内外からその帳を破った。
成瀬詩譚:『魔術』なる概念について、UGNに詳しく説明する時間もないだろうと思ったが。月夜にしろ真夜にせよ、明らかにまともなUGNの手合ではない。いや、前提からしてわかっていたことではあるが。
野咲真夜:「……! 捕まえ、ましたっ!」
野咲真夜:殺到する影の蔦が、少女の身体に絡みつくと同時
野咲真夜:その足元に、闇色の大穴が開いて。とぷ、と呑むように沈める。
野咲真夜:そこに満ちているのは……水のように透き通って、密のように甘い液体。
墨口よすが:「うひゃあ……すっごい捕食だ……」くわばらくわばらといった面持ちで、止めとなることを予期していた。
野咲真夜:ウツボカズラの胃液をベースに、野咲真夜の肉体を器として調合された融解毒。
野咲真夜:触れるもの全てを、柔らかな淡雪のように溶かし──交わり、貪るための。
成瀬詩譚:(いやはや……オールドがどうだの、我が物顔で講釈を垂れたのが少々、恥ずかしくなるな……)
野咲真夜:「逃しませんし、容赦もしません。これで……」
“ドラペトマニア”:「……やだ、やだっ!」
“ドラペトマニア”:「やめ――」
野咲真夜:彼女の息がある限り、どのような術をかけられるともつかない。その可能性をかき消すように、何度となくその「穴」は蠢く。
野咲真夜:その躰が息絶えて、はっきりと形がなくなるまで。
野咲真夜:「これで……3人目、です」感慨もなさそうに、そう呟いた。
GM:バックトラックです。
“魔書バーヒール”
Eロイス『虚実崩壊』
Eロイス『マジカル☆リクエスト』
“ドラペトマニア”
Eロイス『不滅の妄執』
Eロイス『不滅の妄執』
GM:Eロイスは4つだよ~
野咲真夜:ふります~
野咲真夜:129-4d10
DoubleCross : (129-4D10) → 129-23[7,10,1,5] → 106
成瀬詩譚:振る!
成瀬詩譚:123-4d10
DoubleCross : (123-4D10) → 123-19[2,8,6,3] → 104
野咲真夜:等倍でよさげ
墨口よすが:120-4d10 ふる~~
DoubleCross : (120-4D10) → 120-26[7,10,2,7] → 94
野咲真夜:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-34[9,4,10,5,6] → 72
七戸瀬月夜:振るのかい?振らないのかい?どっちなんだい?
成瀬詩譚:104-5d10 等倍
DoubleCross : (104-5D10) → 104-32[7,3,8,7,7] → 72
七戸瀬月夜:振ーーーーる!
墨口よすが:94-5d10 等倍
DoubleCross : (94-5D10) → 94-33[9,10,1,10,3] → 61
野咲真夜:5点帰還です
墨口よすが:4点!
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を4d10(→ 20)減少 (130 → 110)
七戸瀬月夜:これは等倍でいけそうだな
七戸瀬月夜:七戸瀬月夜の侵蝕率を4d10(→ 28)減少 (110 → 82)
七戸瀬月夜:5点になりました
野咲真夜:みんな完璧に帰還したようね
GM:すばらしい
GM:いつもの5シナリオ5にEロイス4で14
七戸瀬月夜:19!
GM:ここに侵蝕点!
墨口よすが:18!
成瀬詩譚:19!
野咲真夜:19!
GM:C((19+18+19+19)/3)
DoubleCross : c((19+18+19+19)/3) → 25
GM:GMは25点もらうね~
成瀬詩譚:経験点パクパクですわ
墨口よすが:頂きますぅ