◆Middle04◆
GM:情報判定です。判定可能項目は現在4つ
▼"ツゥ"について 情報:FH/裏社会 12(OPとミドルフェイズの判定に勝利していた場合、1つにつき難易度が3減少)
▼"シュアイ"について 情報:噂話/UGN 8
▼"蟲"について 情報:裏社会/知識:機械工学 8
▼『夜渾技術』について 情報:裏社会 9
GM:登場をどうぞ~
ルー・バイメイ:ルー・バイメイの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(46 → 53)
アスカ・ラクスネス:アスカ・ラクスネスの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(59 → 65)
ティエン・フー:うぃす
GM:ツゥの難易度はミドル1のほうのみ成功して9になっています
ティエン・フー:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 5[5]+58 → 63
シャオミン:シャオミンの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(72 → 78)
ルー・バイメイ:全部社会5の収集チームで+2で判定できるぜ
ルー・バイメイ:強化ビジネススーツもあるからさらに+2
アスカ・ラクスネス:UGNならとくい
シャオミン:どれかってなると裏社会がいいがち
GM:夢の雫持ちが侵蝕軽めで来てるから気軽に振って良い気配はある
シャオミン:じゃあ"蟲"についていきます
シャオミン:コネ:情報屋使用で
GM:ヤッチマイナ~
シャオミン:5dx>=8
DoubleCross : (5DX10>=8) → 9[5,7,8,9,9] → 9 → 成功
GM:成功! 貼ります
ルー・バイメイ:えらいぞ
▼"蟲"について
電力と砂を糧に金属珪素を製造し、自己を複製する能力を持つロボット兵。
夜渾技術のひとつであり、河界でもっともよく目にする危険物。
頑丈で素早く、また無線送電で動くため電力切れが起こらない。敵を感知するセンサーは主に視覚と聴覚。
"蟲"の他にも様々な機体が存在するらしいが、複雑すぎるが故に"蟲"のように増えることはできず、殆どが既に破壊されている。
ルー・バイメイ:珪素生物!
アスカ・ラクスネス:はえ~
アスカ・ラクスネス:▼"シュアイ"について 情報:噂話/UGN 8 いきます コネ使ってUGN
GM:へっ やってみな
アスカ・ラクスネス:3dx+5>=8
DoubleCross : (3DX10+5>=8) → 8[6,6,8]+5 → 13 → 成功
アスカ・ラクスネス:えへん
GM:強い ビルドが
ルー・バイメイ:えらすぎ
▼"シュアイ"について
戈局では前触れなく電子機器の誤作動が発生し、故障、ないしは何もなかったかのように機能が復元する事案がいくつか報告されている。
『電霊』と呼ばれる都市伝説の正体こそが"シュアイ"である。
自分が何者であるかの具体的な記憶は失っているが、電子干渉の可能な範囲から、自らの本体が河界の奥深くにあると予想している。
特殊なプロテクトが成されているらしく、河界の電子機器に干渉するのは苦手。
アスカ・ラクスネス:そうとはね
GM:とくべつ蟲に強いわけではない
ティエン・フー:蟲とシュアイか
ティエン・フー:"ツゥ"調べておこうかな シナリオロイスだし
ルー・バイメイ:いっときな!
ティエン・フー:うす 100%いっときてえ気もするし
ティエン・フー:4%使って完璧人間になっておきましょ
ティエン・フー:8dx10+9>=9
DoubleCross : (8DX10+9>=9) → 8[2,2,3,5,5,6,8,8]+9 → 17 → 成功
ティエン・フー:浸食63→67
シャオミン:つよ
GM:本気の判定
ルー・バイメイ:やるう
▼"ツゥ"について
宗教的差異から、戈局街の外では政府の迫害を受ける立場に有る少数民族の一つ、カブーシャ民族の女性。
見た目からは読み取れないが、肉体の殆どが機械に置換されており、外見も10年前からほとんど変わっていない少女のもの。
河界の研究設備に彼女の身体データが記録されており、ここで身体改造・機能の調整が成された事が伺える。
GM:槍の達人だって書き忘れた 槍の達人です。
シャオミン:そうなんだ
GM:実はね。
ルー・バイメイ:そういうこととはね
ルー・バイメイ:では『夜渾技術』を
ティエン・フー:槍の達人サイボーグ ノイマンブラックドッグめいているな
ティエン・フー:うす
ルー・バイメイ:情報収集チーム、強化ビジネススーツ使用
ルー・バイメイ:5dx+4>=9
DoubleCross : (5DX10+4>=9) → 7[2,3,5,7,7]+4 → 11 → 成功
GM:全員成功だ えらいぞ
▼『夜渾技術』について
戈局街地下、『河界』に存在する遺棄された研究施設に眠る技術データ。
"游雲魔扇"の耐衝撃コーティングや、獅蠍会が使っている高効率で安全性の高い無線送電技術はそれに由来する。
多数徘徊する『蟲』をくぐり抜け生きて夜渾技術を持ち帰る者は少なく、ほぼ現地マフィアである獅蠍会の独占・情報統制を受けている。
香主(首領の息子)であるリー・コンハイはこの秘密主義が地下探索停滞の原因と考えており、調査の風通しを良くするための足がかりを手に入れたがっているようだ。
ルー・バイメイ:へえ~~
ルー・バイメイ:仲良くなれそう
ルー・バイメイ:ちなみに夜渾はヤコンでOKですか?
シャオミン:なるほどなあ
リー・コンハイ:得ではあるけどやっぱ謎のメカがいっぱい湧いてくるのに手が足りないの嫌だからね
GM:ヤコンでいいです
ティエン・フー:はあ~~~
シャオミン:別ルートからどっかの誰かが技術を手に入れて流してくれたらうれしいんだ
ティエン・フー:と言う事は俺が腕をなくして物乞いしてる間、"ツゥ"はここで仮面ライダーにされてたのか
ティエン・フー:ブッ壊すのも妥当
ティエン・フー:リー・コンハイ結構立場スゴいな・・・
シャオミン:ルーさんがいたからいい具合になったけど、俺が普通に一人で持ち帰ってたらどうしてたんだろう
GM:アスカさんが地下の事をよく知らなかったのも現地のマフィアが頑張って隠していたからということにしておいてください
アスカ・ラクスネス:なるほどなあ
GM:どうしてたんだろうというのは
シャオミン:けっきょく獅蠍会が手に入れてる事になるんかなって そうでもないのか
GM:あっそういう
GM:地下がどう危ないみたいなことが詳細にわかれば上も考えを改めるかもなというのと、直接の部下ではなくシャオくんに声をかけて秘密を教えてるのがもうみたいな感じだと思います
シャオミン:なるほど理解!
GM:地下中層 データセンター
GM:フロアを下るにつれ、書類や機器も運び出されずに残っているものが多くなってくる。
GM:なぜだろうか。重要なものも混ざっていそうなものだが。あるいはこの発電所を引き払う必要が出た時点で、既にこのエリアには"蟲"が跋扈していたのかもしれない。
GM:君たちはいくつかの"蟲"の不意を打って機能停止させ、それぞれの手がかりを探していた。
ギザミァ:「よし、一旦ごはんにしよう」
ルー・バイメイ:「いや~持つべきものは頼れる用心棒ね」
ギザミァ:そう言っていかにもなブロック食料を配り出す。
シャオミン:「貰わないよ。それくらいは自分のを用意してる」
シャオミン:断りながら、倒した機械蟲の体を引き裂いて中を調べている。
ティエン・フー:「ありがたい」
ティエン・フー:両手をあわせている「いただきます」
アスカ・ラクスネス:「ありがとうございます」
ギザミァ:「わぁお。クール」
ティエン・フー:シャキ…サク
"シュアイ":『これ知ってるよ。ピクニックってやつでしょ!』
アスカ・ラクスネス:一口食べてから。「あっ……ひただきまふ」
シャオミン:「大体、こんな街に住んでると」
シャオミン:「他人から恵んでもらった食物なんて、ろくでもない事の方が多いんだ」
"シュアイ":"シュアイ"の声は既に全員に聞こえるようになっている。
ルー・バイメイ:「ピクニックにしちゃ味気ない食事だけど……ないよりマシね。頂きます」
アスカ・ラクスネス:「大変なんですねえ」
シャオミン:「あなたのがそうだとは言わないけどね。そういう習慣になった。自分の体に入れるものには、ちゃんと金を払った方が良い」
シャオミン:「まあ、金を払ってもダメな時はあるけど」
"シュアイ":始めは戸惑われた(?)が、命を狙われたりしている当人がアスカの端末をジャックして子供子供した発言をしているのは既に全員の知るところだ。
ルー・バイメイ:「まあそうね、高級料理店でも不味いもんは不味いし」
ティエン・フー:「食事の流儀は人それぞれだ。良いパフォーマンスをするためにも必要と思う生き方をすれば良いだろう」
ギザミァ:「社長はヘタな買い物をする天才だからな~」
ティエン・フー:シャキ…サク
ティエン・フー:「不思議な味だ」
ギザミァ:「マズいって言っていいぞ先生」
ルー・バイメイ:「あんたに言われたくないわよッ」シャキ サク
ギザミァ:「はぁ~?」
ギザミァ:モクっ「くぅ~! 不味い」
アスカ・ラクスネス:「でもこうやってみんなで食べると美味しくなりません?」
ギザミァ:「良いことを言うなアスカ! 実のとこ吾輩もそれを狙って皆を巻き込んだのだ」
ルー・バイメイ:「また適当言って……」
アスカ・ラクスネス:さも美味しそうに食べている。
シャオミン:「何だそれ」ふっと笑う。「気障ぶった男が女を口説く時の文句みたいだ。レストランで仕事してた時に、何度か見たぞ」
ギザミァ:「適当かどうかはこれを見て言ってもらおう」
ギザミァ:ペンライトを取り出してルーの前で明滅させる。
アスカ・ラクスネス:「なんですそれ?」
ギザミァ:「いいか。光の明滅に注目して……ふっ、と光が消えるたび、体の力が抜ける。リラックスする……食べ物が美味しく感じる……」
ルー・バイメイ:「催眠術じゃないのよ!」
シャオミン:「こっちは見たことないな。けど、子供騙しだってのは分かる」
ティエン・フー:「ううむ………美味……」
ティエン・フー:「美味……」
ギザミァ:「ほんとに美味しくなってる人いる!?」
シャオミン:「いたもんだな……大きい子供が……」
ティエン・フー:「飯の美味い不味いは正直わからんが、良いものである気がしてきたな」
ルー・バイメイ:「あんた本当に単純というか……純粋というか……」
ティエン・フー:「良いものは良いな…」
ティエン・フー:黙々と謎のブロック食料を喰っている
ティエン・フー:「ごちそうさまでした………」ブロック食料の霊に感謝
ギザミァ:「よぉーし先生。一度落ちるたびに、一つ前より美味しくなる……味蕾がレーションの微妙な味を受け入れていく……食べ物を美味しく感じるのが気持ちいい……」
ティエン・フー:「美味いッ……美味すぎるッッッ!!!このレーションはもっとないのか!!」
ティエン・フー:「はッ…………」
ルー・バイメイ:「変なキマり方しちゃったじゃない」
ギザミァ:「やべっ乗りすぎた。調子に」
アスカ・ラクスネス:「こわ~」
シャオミン:「おい、そのまま続けて大事な護衛さんの頭がポンコツになっても知らないよ」
ギザミァ:「いや、大丈夫だ。先生は単純だから戻るのも一瞬だから……」目を逸らす。
ティエン・フー:「ふー………」深呼吸をし、精神を操作する事で脳内の分泌物を調整している「それで…」
シャオミン:「ん……こいつ」バラした部品を床に並べながら。「どうも、バッテリーがない……」
シャオミン:「昔、廃棄スマホを分解する仕事を手伝ってた事があるんだけど。それと一緒に考えちゃいけなかったか……?」
ルー・バイメイ:「ふぅん……」
シャオミン:「ギザミァ、どう見る? 技師なんだろ、あなたは」
シャオミン:広げて並べた部品群を示しつつ。
ギザミァ:「んああ。もしかしてアレか?」
ティエン・フー:「何かわかったか聞こうとしたのだが、聞いてもわからなさそうな内容だな…」
ギザミァ:「『上』の送電方式じゃないか? 戈局街は至るところ電線塗れだが……実はあれ、全部が同じところから繋がっているわけじゃなくてな」
ギザミァ:「いくつか途切れているし、到底電線が地上と繋がらん場所でも金を払えばどこかから電気が引かれる」
ギザミァ:「河界から掘った技術の一つだろうと思っていた」
アスカ・ラクスネス:「え~?」
ルー・バイメイ:「なるほど。『夜渾技術』……」
シャオミン:「無線で充電ができる……ってことか? 原理はよく分からないけど」
ルー・バイメイ:「思ったよりスッゴいわね。オーバーテクノロジーにも程があるわ」
ティエン・フー:「聞いたことがあるぞ。確か…空間ワヤイレス宮殿……」
ルー・バイメイ:「ワイヤレス給電のこと?」
シャオミン:「ルーやアスカの反応を見るに、都会じゃそれが普通って訳でもないんだね」
アスカ・ラクスネス:「いや、ありますよ。ただ……」
アスカ・ラクスネス:「減衰が相当なんで、普通は小電力でしかやれませんね」
シャオミン:「こんな機体が何時間も動き続けてるのは妙ってことか」ばぃん、と装甲板を爪弾く。
ギザミァ:「話せるね! 減衰を抑えようとすると普通はものすごい量の電力を大気のない宇宙空間とかを介して送電したりが考えられてるらしいけど」
ギザミァ:「そう。間に地上の雑多なモノを挟んで、こんなんが動いてるのは不自然だ」
アスカ・ラクスネス:「うーん。オーパーツなんだろうってことはわかってきました」
ギザミァ:「絶対戦闘用じゃない妙な機能もあるな……詳しくは分からないけど。夜渾技術、っていうのが、これの名前だって? 社長」
ルー・バイメイ:「獅蠍会が囲っちゃってるからここ以外じゃ見れないけどね」
ルー・バイメイ:「まあ持ち帰ろうとしても生半可な盗人じゃそいつみたいなのにやられちゃうし」
ルー・バイメイ:足先で虫のかけらを蹴る
アスカ・ラクスネス:「でも機械的な超技術っていう法則性はあるんですね?」蹴られた虫の欠片を見ながら。
"シュアイ":『仮面の人にも襲われるしね』
アスカ・ラクスネス:「複合的な産物じゃないのかも」
ルー・バイメイ:「……そうね。そもそもシュアイ、あんたもそうでしょう」
シャオミン:「そうなの?」
"シュアイ":『僕~~?』
シャオミン:「そんなにすごい事ができる風には見えないけどな」
"シュアイ":『こう見えてもこれまで何度か人助けをしたんだけど……』
ルー・バイメイ:「まずこうやって会話できてる時点でそこそこすごいと思うけど……」
シャオミン:「ただ会話するだけなら、電話してるようなものじゃないの?」
"シュアイ":『あっそうか。シャオくんからするとそうなっちゃうんだ』
ルー・バイメイ:「感覚が麻痺してる……」
"シュアイ":『このアスカさんのデバイス。なんと僕が遠隔で乗っ取って動かしてるんだよ!』
アスカ・ラクスネス:「乗っ取られちゃいました……」
シャオミン:「ええ? ハッキングじゃないか」
ルー・バイメイ:「それあんた上の人に怒られるんじゃないの?」
"シュアイ":『ハッキング……!』
シャオミン:「いいのか?アスカ」
アスカ・ラクスネス:「いいですよ。シュアイのためですから……」
"シュアイ":『そ、そうか。ごめん。アスカ……』
シャオミン:「大事なデータとか入ってたら、うっかり壊されてるかもしれないぞ」
ギザミァ:「ハッキングなら吾輩でもできるな」
ティエン・フー:「そう言えば俺もここに来るまで、一度助けられた記憶がある」
ティエン・フー:「"ツゥ"と戦っている時、何者かの介入としか思えないタイミングでな」
ルー・バイメイ:「そういえば」
ルー・バイメイ:「あの停電!あれあんたがやったの?」
"シュアイ":『! そうか。地上で気配は上手くつかめなかったけど』
"シュアイ":『あれが"ツゥ"なんだ』
シャオミン:「つまり、地上にまで手を伸ばして停電を起こせるのか。そりゃ確かにすごい技だな」
ティエン・フー:「あれで恨みを買ったのか?それほど器が小さいとは思えないが………」
ティエン・フー:「…いや、そう言えば外見が変わっていなかったし、その分…かすかに機械的な気配を感じた」
ギザミァ:「あぁん?」
アスカ・ラクスネス:「機械?」
ティエン・フー:「事情はわからんが、やはり"ツゥ"も夜渾とやらに何やら殺す理由となる縁を結んだのか?」
ティエン・フー:「10年前に一度戦ったのだが、思い返すと外見が変わっていなかった。となると、そのへんに理由があるのではと考えるが……」
ティエン・フー:何もわかっていない顔で。データがある・・・とか裏取り・・・みたいなのは詳しそうな人にパスしたいです
ルー・バイメイ:「勝手に改造されたからムカついてるとか?」
シャオミン:「推論できる?それ。本人に聞くのが一番いいんじゃないの」
ティエン・フー:「必要そうなら次に会った時にきいてみよう」
ギザミァ:「見るからにカブーシャ人だったし、普通に政府のゴリ押しで出来た建物が嫌いなだけなんじゃないの? おっとと」
ギザミァ:ドサササッ
ギザミァ:なんかちょうどよく資料の山を崩す。
ティエン・フー:GM感謝
アスカ・ラクスネス:「あの、カブーシャ人ってなんです?」
ギザミァ:「あぁほら、我輩とか漢民族っぽくないだろ? なんかそういう……」
ルー・バイメイ:「何してんのよ……」
ギザミァ:「中国の厄介者をやってる奴らだよ」
アスカ・ラクスネス:「あ、少数民族みたいなのなんですね」
ギザミァ:「穏当な表現をすればそう」
シャオミン:「まあ、そうだね。数が少ないから他所に追いやられるし、理不尽だって暴れて回る……そういう下らない喧嘩を、ずっとやってる」
シャオミン:機械油で汚れた手を拭いて、懐から取り出した干し肉をもそもそと食べ始めている。
ティエン・フー:「その一団を護衛してこの辺に来た事もあったのだが、ギザミァが生きていたのは本当に良かった事の一つだな」
ギザミァ:「イェーイぴーすぴーす」
ギザミァ:嬉しそうにフーの義腕をピシピシしています。
ルー・バイメイ:「ま、どこに行ってもそういうことは……」資料の山を片付けようとペラペラめくる
ルー・バイメイ:「……ん~?」
ルー・バイメイ:「ヤバいの見つけちゃった……」
ギザミァ:「おん?」覗き込む。
ルー・バイメイ:皆の前に、様々な人体実験のデータが記載された資料を広げる
ルー・バイメイ:「この辺の薬物、地上じゃ取り扱いが禁止されてるような強いやつばっかりよ」
シャオミン:「ん……何だこれ。カルテ……でいいのか?」
ギザミァ:「おぉ……見覚え、ある。な……映ってる顔とか……名前とか……」
ギザミァ:かなり直近に。
ルー・バイメイ:「カルテなんてもんじゃないわね、有り体に言えば実験よ」
ルー・バイメイ:「どうも機械技術と人体の融合……みたいな」
シャオミン:「……」なんとなくその言葉を聞いてフーさんの腕に視線が向かう。
ルー・バイメイ:「夜渾のヤバい技術と人体を融合させるために相当無茶してるわね」
ギザミァ:「10年前の技術とは思えんな……筋肉やら臓器やら」
ルー・バイメイ:「写真もあったわ。……ビンゴね」
アスカ・ラクスネス:「ふうん……」
シャオミン:「ハラワタまでやるのか。それは……随分だね」
ルー・バイメイ:先程フーさんと死闘を繰り広げた少女の写真を見つける。日付は5年ほど前だ。
シャオミン:あまりその技術の意味を理解している訳ではないし、自分が理解できるとも思っていないが、調査業務なので資料をスマホで撮影している。
ギザミァ:「まるきり挿げ替えてしまうわけではないが……臓器というのはそこにあるだけで弱点であるからしてな」
ギザミァ:「いや、これはハード屋の意見であって、カラダを使って働くみなさんは別の意見をお持ちかもしれないけどぉ」
ティエン・フー:「鍛えるという行為も機械に置き換えるという行為も、強くなるということに変わりはない」
シャオミン:おもむろにギザミァの二の腕の辺りを触ってみる。
ギザミァ:「はにゃっ……」
シャオミン:「自分だって生の身体じゃないか」
ティエン・フー:「内臓は鍛え辛い以上、効率的ではあるかもしれん」
ギザミァ:「私は前進弱点塗れだ悪いか!!!」
ティエン・フー:頷く。「しかし……実験か。人によっては殺意を抱くに十分かもしれんが……」
ギザミァ:フーの肩の上にリスのように逃げ込み、威嚇。
ティエン・フー:「年を取っているようにみえない理屈は通ったが、それが理由かは聞いてみない事にはわからんな」
ティエン・フー:木………(特に身じろぎ等しないので、問題なく壁の役割を果たす)
シャオミン:「まあ、結局話はそこに帰ってくるんだな」既にギザミァへの興味はなさそうだ。ボトルの水を飲んでいる。
ルー・バイメイ:「まああの感じだとどうしたって邪魔しに来るでしょうねぇ」
ギザミァ:「どうしよう社長……男の子に触られちゃった……来たかもしれん、モテ期が……」
アスカ・ラクスネス:「へえ~……」
ルー・バイメイ:「シャオミンくん、こいつ耐性ないんだからあんまり刺激しちゃ駄目よ」
シャオミン:「ん? ああ、そうだね。言葉通り、全然鍛えてなさそうな筋肉だったし」
シャオミン:「あんまり荒事に晒して刺激を与えるのは賢明じゃなさそうだ」
ギザミァ:「守ってくれるんだ…………」
ティエン・フー:「とりあえず何が理由かわからんが、殺すというのはやはりいかにも物騒だ。それで止まるとは思えんが、努力もせずに次の手はとれまい」
アスカ・ラクスネス:「逆に機械なら機能停止で無力化できるかもしれませんね」
ティエン・フー:「"シュアイ"、君の方から理由を聞いて謝ったら許して貰えたりはしないか?」
"シュアイ":『…………それは。多分、そうしてみるけれど……』
シャオミン:「しかし、シュアイは自分が何をしたかも忘れてるんだろ」
シャオミン:「そんな状態で謝られて、殺意を引っ込めるやつがいるかな」
"シュアイ":水を向けられ、ずっと考え込んで居たらしいシュアイが応じる。
"シュアイ":『そうだよね』
ティエン・フー:「だが、覚えていないものはしょうがなくないか?」
ルー・バイメイ:「…………」「だめそう」先程の激戦を思い出す
シャオミン:「しょうがないで済ませる人種は、そもそも復讐なんて始めない。違うかい?」
ティエン・フー:「なるほど……シャオミン、賢いな……」
"シュアイ":『僕、何をしたんだろう。これでも自分のことは、あんまり悪い奴じゃない方だと思うんだけれど』
"シュアイ":『そうなったのは、そうやって償わなければいけない罪を犯したからなのかな』
アスカ・ラクスネス:「どうでしょう?分かりませんよ」
アスカ・ラクスネス:「悪いやつが中に入っているとか……」
"シュアイ":『誰かの中に、悪いやつが入っていることがあるの?』
"シュアイ":比喩だろうか。うんうん唸っている。
ルー・バイメイ:「誰かの中に悪いやつねえ。そういうこともあるのかしら?UGNの方でそういう事件とかあったり?」
ルー・バイメイ:「ともかく。その辺についてはわかったわ」「何もわからないことがわかった」
ギザミァ:「そうだな……現状手に入ったのは我々にとってクリティカルに価値があるとは言えない情報だ。最も、欲しい部分からそこまで離れても居ないように思える」
ティエン・フー:「ならば、復讐かそうでないかにせよ、納得するためには"シュアイ"の真実の確認が必要か」
シャオミン:(ツゥって人の復讐は俺には関係ないけど……まあ、シュアイをどうにかするって言ってるのが事実なら無視もできないよな)
シャオミン:シュアイが何を為した存在なのか、あるいは彼女の口から聞く事になるかもしれない。それを明かすのも己の仕事の範疇であるはずだ。
アスカ・ラクスネス:「あはは」笑ってごまかして。「まあなんにせよ、探索するだけの価値はありそうで」
ルー・バイメイ:「どっちにせよ、もうちょっと奥の方に行くしかないわね……はぁ」
GM:シーン終了。ロイス購入が可能です。
シャオミン:うーーん 保留して強化素材
アスカ・ラクスネス:ロイスは保留して……応急手当でも買っておこう
シャオミン:紡ぎの魔眼しま
シャオミン:シャオミンの侵蝕率を1増加(78 → 79)
アスカ・ラクスネス:2dx+6>=8
DoubleCross : (2DX10+6>=8) → 4[1,4]+6 → 10 → 成功
アスカ・ラクスネス:かえました
シャオミン:6dx+1>=15
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 7[1,3,4,6,6,7]+1 → 8 → 失敗
シャオミン:よわい 終わりです
ティエン・フー:ム~ン
ルー・バイメイ:ブルゲるか ブラックカードと強化ビジネススーツ
ルー・バイメイ:7dx+4>=20
DoubleCross : (7DX10+4>=20) → 7[2,2,3,3,4,7,7]+4 → 11 → 失敗
ティエン・フー:強化素材 いっちゃお
ティエン・フー:3dx>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 8[1,1,8] → 8 → 失敗
ルー・バイメイ:んん~ 無理に買わなくてもいいか
ティエン・フー:+1だから4%支払う程ではないかな?みたいなのが続いてる
ルー・バイメイ:ノー購入でフィニッシュ
シャオミン:流石に+1よりは別のとこで雫使えるほうがいいはず
◆Middle05◆
GM:引き続き判定シーンです。判定可能な項目は4つ。
▼C3ソーラー発電プラントについて 情報:噂話/裏社会 11
▼"夜渾行動"について 情報:FH/軍事/裏社会 9(上の情報項目を開くと判定可能)
▼"コートゥオン"について 情報:FH 9(上の情報項目を開くと判定可能)
▼未発掘の夜渾技術を見つけよう! 意思 9
シャオミン:連鎖してるぅ
シャオミン:シャオミンの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(79 → 89)
ティエン・フー:登場!
ルー・バイメイ:ルー・バイメイの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(53 → 56)
シャオミン:一生上がるな
ティエン・フー:67+1d10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+2[2] → 69
アスカ・ラクスネス:アスカ・ラクスネスの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(65 → 69)
シャオミン:11やれる人類いるのかな
ティエン・フー:11は俺かルー先生がいけるはず
アスカ・ラクスネス:UGNがいっこもない……
ティエン・フー:いうてアスカちゃんもか
GM:ちなみに未発掘の~はシナリオクリアに関係ないです
シャオミン:なるほどね
ルー・バイメイ:ワシにはカネの力がある
ティエン・フー:では11いこう
ティエン・フー:援護の風ウィンドブレスを使っても問題ない登場ダイスをひけた
GM:財産が1とかスタートのキャラいないしミドルも強めのパーティだから多少ふっかけています
ティエン・フー:69→73
ティエン・フー:8dx+9>=11
DoubleCross : (8DX10+9>=11) → 9[1,1,2,4,6,8,9,9]+9 → 18 → 成功
ティエン・フー:成功!
GM:とはいえウィンブレだとほぼ自動成功になりますね
ルー・バイメイ:つよい
▼C3ソーラー発電プラントについて
砂漠地帯に降り注ぐエネルギー資源を大規模敷設したソーラーパネルで活用し、中国各地の電力需要を賄おうと設立された施設──表向きは。
政府からの圧力も交え、強引な手段で土地を確保しての開発が実行された。
C3はチャイナ・CIS・カンパニーの略称でありプラント開発計画を主導した企業とされているが、
既に倒産しており、親会社とされる大企業も不況によってゼロを割り込んだ資産価値を買い叩かれ単に名義を貸したもの。
実質的にはダミー会社であり、発電所の建造も何らかの計画を隠すカモフラージュだったとされている。
→"夜渾行動"について が判定可能になりました
シャオミン:ほえ~
ティエン・フー:チャイナシスカンパニー
アスカ・ラクスネス:ほんほん
ティエン・フー:チャイナ既にCIS
ルー・バイメイ:黄色い布が見える
ティエン・フー:後でルー先生に読み上げて貰うための資料を発掘してきます
シャオミン:じゃあ"夜渾行動"について に行きます
シャオミン:いうて紡ぎいらんやろ(慢心) コネだけ使用
シャオミン:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 5[2,3,3,4,4,5] → 5 → 失敗
シャオミン:全然あかんくて草
シャオミン:まあ財産5あるんで……4入れます
ルー・バイメイ:雫いっとく?
シャオミン:とっといてよさげ?
ティエン・フー:財産、基本的には使いどころさんだ
ルー・バイメイ:どうかな お金使えるなら使っちゃっていいかも
シャオミン:まあ財産の方が余るからね
アスカ・ラクスネス:お金のほうが良さみ
アスカ・ラクスネス:買えない時に雫使うもできるし……
シャオミン:残り財産1になってfix
GM:すいませんちょっと離れてた 貼ります
▼"夜渾行動"について
オペレーション・ナイトフラッド。政府高官を抱き込んだ8つのFHセルの合同軍事作戦。
故郷の奪還を求めるカブーシャ民族たちのテロを政府軍が鎮圧するというシナリオで、
双方に最新鋭の技術供与を行った状態で街ひとつを戦場に変えて裏の世界に兵器技術の宣伝を行うというもの。
カブーシャ兵の中には実験によってオーヴァードへと覚醒した者たちが含まれており、
彼らの能力を伸ばすためのインプラント・機械化改造と、彼らの能力による超常現象を無人兵器で再現する研究(夜渾技術)が8つのセルの技術を共有して行われていた。
→コートゥオンについて が判定可能になりました
シャオミン:ひええ
アスカ・ラクスネス:やば
ティエン・フー:おお……
ルー・バイメイ:ワァ……
シャオミン:OPにいたイカレインプラント屋さんもこれの手の人間かよ
ティエン・フー:カブーシャ兵!
GM:OPのイカれインプラント屋は
GM:一般通過イカれインプラント屋です
シャオミン:そっか……
ルー・バイメイ:なあんだ
GM:「だから安心だよぉぉ? 改造手術を受けてみる気はないかぁぁい???」
ルー・バイメイ:となると コートゥオンはこっちで行きましょうか 意思弱いし……
アスカ・ラクスネス:どうぞ~
ルー・バイメイ:情報収集チームと強化ビジネススーツ使用
ルー・バイメイ:5dx+4>=9
DoubleCross : (5DX10+4>=9) → 10[1,4,5,7,10]+2[2]+4 → 16 → 成功
GM:うまい
▼"コートゥオン"について 情報:FH 9
夜渾行動におけるカブーシャ側のオーヴァード部隊。
反政府運動のためとして覚醒・改造を施されたため当然ながら夜渾行動という作戦の名も詳細も知らず、
機密のためという名目で移動中目を塞がれていたため、自分たちが強化実験を受けている場所が発電所の地下であることも知らなかったようだ。
記されたメンバーは以下7名。
"卒"
"仕"
"象"
"馬"
"炮"
"車"
"帥"
アスカ・ラクスネス:シュアイ……?
ルー・バイメイ:ムムム
GM:果たして……
アスカ・ラクスネス:▼未発掘の夜渾技術を見つけよう! 意思 9 これやってみようかな
GM:やってみな できるもんならな
アスカ・ラクスネス:3dx+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 10[5,9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功
アスカ・ラクスネス:フ……
ルー・バイメイ:発掘の達人
GM:これがモデルチルドレンの力ってわけかよ
シャオミン:いっぱい掘ってる
GM:では以下のアイテムが手に入ります。
"揺"
MRIの原理で脳波をスキャンし、高確率の回避行動を行うシステム。
設計データはないので複製は出来ないがジージー2号に組み込める。
対オーヴァードにおいて、PC全員の<回避>とガード値+5
シャオミン:ジージー2号がアプデされてる
アスカ・ラクスネス:つよ
GM:多分戦闘中アレに乗ってることはないと思いますが、なんかそういうもんなんだと思ってください。
ルー・バイメイ:やるやん
ティエン・フー:"ツゥ"!
GM:まだ生きているコンピュータや書類を調べながら階下へ向かう君たちは、やがて通廊や部屋に無造作に捨て置かれた『蟲』の残骸を目にするようになった。
GM:鋭い截断と力強い破壊の跡。あるいは一度ならず矛を交えたティエン・フーならば、それを誰がもたらしたのかも理解できる。
ティエン・フー:ここで生まれたから迷いがないんだろうけど、無事先んじられているな
GM:そういうことです。ツゥの槍に斬り伏せられたと思しき機械兵は徐々に増えていきます。戦いの予感に身を引き締めたり締めなかったりしつつ情報共有を行っていきましょう
ティエン・フー:「随分と乱暴に道を切り開いてくれているものだ」
ルー・バイメイ:「ふうーん……」その辺の端末から拾った開発当時の資料などを検討している
ギザミァ:「お陰で周りに生きてるこいつら……"蟲"っつーんだっけ。相当いないみたいだ」
ギザミァ:「狭いジージーの上にすし詰めになって索敵を躱す必要もしばらくはなさそう」
シャオミン:「こうしてやり合ってるって事は、例の槍使いと『蟲』を操ってる連中はまた出処が別なんだね」
アスカ・ラクスネス:「うーむ。でもその子も“蟲”とは対立軸に……」
アスカ・ラクスネス:「それです。シャオくんと考えてること一緒です」
ティエン・フー:「"ツゥ"の仕業だが、彼女にはどうやら目的があるらしい。自分たちが追う形である以上、道中でぶつかる可能性は少ないだろう」
ルー・バイメイ:「んん?なにこれ……決算報告書と建設時期の記載がおかしいわね……」
ティエン・フー:「しかし、随分と物騒な地下だ。どうやらここで改造を受けたらしい"ツゥ"が10年前からあの姿であることを思えば、あの大がかりな開発もこのためか」
"シュアイ":『どうしたの? バイメイ』
ルー・バイメイ:「それそれ、そんな大掛かりな開発してるくせに、主導してる会社の実態がないのよ」
アスカ・ラクスネス:「ふむ?」
ティエン・フー:「元々はソーラーパネル発電施設と、その恩恵を受けた開発地だったはずだ。それ以上の事はわからんので、ルー先生にらしい事がかかれている資料を渡した所だが……」
ティエン・フー:「何か見つかったようですね」
ルー・バイメイ:「簡単に言うと、ソーラーパネルなんて表向きだけよ。お金の流れを見たらすぐわかりそうなもんだけど……」
アスカ・ラクスネス:「裏向きがここの開発?でもそうなると今度は違和感があるんですよねえ」
ルー・バイメイ:「というと?」
アスカ・ラクスネス:「こっそりやりたいならガッツリ街造らないですよね」
ギザミァ:「発電所じゃないもんにぇ。これ、どう考えても」
アスカ・ラクスネス:「ここに街が存在する必要性があったと考えるべきでしょう」
ルー・バイメイ:「確かに」
シャオミン:「わざわざ人を追い出して築いた訳だからね。立地的な理由だろうか」
アスカ・ラクスネス:「商売のためにしては……言うほど繁盛してるようでもないですし」
ギザミァ:「もとは産業特区って感じだったらしいし、政府をだまくらかして金をふんだくるための方便として街を作ったってことじゃないの?」
アスカ・ラクスネス:「んー。でも諍いの火種にしかならないような気がしません?」
ルー・バイメイ:「ん~……となると怪しそうなのは、お金が流れてる先……」「これ、マフィアのフロント企業とかかしら」
アスカ・ラクスネス:「秘密開発とは相性悪いですよ」
ティエン・フー:「国としては開発したいが役人は外側だけ見れば満足する…それを利用して金を巻き上げる……と言うような事は多くまかり通っていた。この辺ではな」
"シュアイ":『確かにね。意図していない人が来るってことだもの』
ティエン・フー:「確認が入れば一目でわかるものだ。目論見としては作ってみたものに聞いてみないとわからん所だが」
シャオミン:「実際、そうでもなければ発電施設の偽装なんて成立しないだろうけど……」
ティエン・フー:「実際、金を出したのは投資家だろうがそれらはここに殆どおらず、マフィアや浮浪者がその日暮らしである所を思えば、『それら』に秘密にしたいという目論見は失敗しているな。狙いはありそうだ」
シャオミン:「役人連中ってのは、下から取り立てる事につけてはいくらでも精を出す連中だろ。単にいい加減な仕事をしてたってよりは」
シャオミン:「金でも掴まされてたんじゃないのか。その方がしっくり来るな」
ティエン・フー:「では、そこまでが予定通りだとすると、マフィアのフロント企業と金の流れがあるということは……」
ティエン・フー:「マフィアにこの情報が流れている現状は正解なのか?」
ルー・バイメイ:「うーん……マフィアというか、もっとヤバそうかも……」
アスカ・ラクスネス:「マフィアは安定していたほうがお金になりますもんね」
アスカ・ラクスネス:「あたしはむしろ、ここに街があるのは……“挑発”に見えますね」
ルー・バイメイ:「……面白そうな話ね」
アスカ・ラクスネス:「奪っておいてその鼻っ面に居座るんですもん」
ギザミァ:「……ああ、成程」
シャオミン:「反発を呼び込んでるって? ……言われてみれば、妙なのは」
ティエン・フー:「しかしそうなると………」首を捻る。長く首を捻って……
シャオミン:「そのカブーシャの槍使いの人は、夜渾の技術を自分の身体に組み入れた訳だけど」
シャオミン:「それを施す技術を持ってるのは本来、追い出した側のはずだ」
ギザミァ:「物心付く前に生家を追われた吾輩にとっては……実感は薄いが。戈局は元来カブーシャ民族の土地だ。実際に内乱にもなりかけた」
シャオミン:「……させたかったのか? 夜渾の力を用いた殺し合いを」
ギザミァ:「なりかけた……なった、のか? 吾輩や他の多くのものが知らないだけで」
アスカ・ラクスネス:「ええ。そうなると一番得をするのは誰か……」
ルー・バイメイ:「あっ……!そういうことか、見えてきたわ……見たくもないものが……」
ティエン・フー:「殺戮は起きた。あの"ツゥ"という女をギザミァが知らなかったのは、そう言う事だろうな」
ティエン・フー:「知っていれば死んでいたかもしれん。そう言う意味でも幸運だった」
ルー・バイメイ:「さっきの企業、いくつか見覚えがあると思ったのよ。軍需産業だわ」
アスカ・ラクスネス:「どれです?」資料を覗き込む。
ルー・バイメイ:「ほらこれ。そっちの方のデータベースにない?」
ルー・バイメイ:アスカさんにリストを見せる
アスカ・ラクスネス:「あ~……」
アスカ・ラクスネス:「ばっちりありますね」
ギザミァ:「え? 何その反応? そういうこと?」
ティエン・フー:「おお 賢い人たち」
ティエン・フー:「どういうことですか?」
"シュアイ":『ですかー?』
アスカ・ラクスネス:「FHセル……そうですね、えーっと」
ルー・バイメイ:「げっ」
アスカ・ラクスネス:「超人集団からなる幇みたいな?」
ティエン・フー:(俺に通じるように言葉を選んでくれているな…)「感謝」
シャオミン:「オーヴァードだらけの犯罪組織ってことか」
アスカ・ラクスネス:「あたしたちとしては商売敵なんですが、まあそうですね。まちまちではあるんですけど、よくある基本方針が」
アスカ・ラクスネス:「この力を世界に知らしめようってやつですね」
シャオミン:「……」
ギザミァ:「…………そんな」
シャオミン:「……やろうと思えば簡単じゃないか?それって」
ギザミァ:ぽつりと。
ギザミァ:「そんなことのために?」
ルー・バイメイ:「そんなことってねぇ……あんたたちそうは言うけど」
アスカ・ラクスネス:「まあ、できることをするなと言われるのはストレスですからね」
ルー・バイメイ:「バレたらウチも商売あがったりなのよ……!」
ギザミァ:「わ、吾輩たちは、だって……」
ティエン・フー:「なるほど。理解した。」それがいけない事だとは思わないが、そのような考えでいれば、多く人とぶつかる。
ティエン・フー:その衝突が起きた結果が今であるのだ。「知らしめようとしたのだな」
ギザミァ:「親を失った。捕縛されて監獄に入れられたのだ。そういう子は、他にもいっぱい居て……」
ギザミァ:「そうなったカブーシャの民がどのような扱いを受けるかを、大人たちは子供の耳に入れないようにしていた」
ティエン・フー:「情報の広がる場所を用意し、そこで"ツゥ"を、"シュアイ"を使って」
ティエン・フー:「…」
シャオミン:「そこまでする必要が……あるのか? 裏社会に対する新兵器のプロモーションという方が、まだ理解しやすい……」
シャオミン:「ネットのどこかに上げればすぐに世の中に出回るだろう。党の検閲がない外国圏なら尚更だ……そりゃ、最初こそはペテンだと思われるだろうけど」
シャオミン:「どうとでもやりようはある。……俺はてっきり、みんなルー社長のように考えていると思っていた。伏せていた方が自分の利益になるって」
シャオミン:「こんな準備をするだけの組織力があって、どうしてこんな選択になる」
アスカ・ラクスネス:「優位性は持ってれば嬉しいものじゃないですからね」
アスカ・ラクスネス:「他者に比べて優れていると、確かめることができてこそですから」
アスカ・ラクスネス:「誰にも教えなかったら自慢できないでしょう?」
シャオミン:「……幼稚な理屈だ。力ばかりはある赤子のような……」
ティエン・フー:「"ツゥ"…"シュアイ"…」首を捻る「………象棋(コー・トゥオン)か?」
シャオミン:アスカの方を見て呟くが、それ以上は続かない。
アスカ・ラクスネス:「みんなそういう面はあると思いますけどね。……なんですそれ?」
"シュアイ":『僕も……やっぱり』
ルー・バイメイ:「……!」
"シュアイ":『計画の一部、なんだよね』
ティエン・フー:「………」相手に通じる言葉を探すが…「あるだろう、その………」
"シュアイ":"ツゥ"と並べて語られ、画面の光がぱちぱちと明滅する。
ティエン・フー:「決まった動きをするコマと、決まった動きをするコマがあって……」
ティエン・フー:「他の国にもあると思うが、将棋だ」
ルー・バイメイ:「コートゥオン……コートゥオン……」「あった。なんでボードゲームの話があるのかと思ったら……」
ギザミァ:「────帥」
ルー・バイメイ:「そういう部隊なのね、これ……」
ギザミァ:「要の駒だ。九宮に収められ、全ての駒を指揮する立場にある」
ティエン・フー:「"電霊"……その場に居ずしてこの街を掌握し得る力を持つのは『そのような動きを与えられた駒』であるからというわけか」
アスカ・ラクスネス:「なるほど。そういう命名則なら、並び立つものの数も自ずとわかります」
シャオミン:「……他の駒も、槍の女のように総身を機械化しているんだとしたら」
アスカ・ラクスネス:「……結構な戦力そうで」
シャオミン:「シュアイの機械干渉能力はつまり、駒を指すための力か」
ルー・バイメイ:「……ギザミァ、あんた……」「いえ、今はいいわ」
ギザミァ:「待って待って! おかしいって!」
ルー・バイメイ:問いただそうとしたが、止める
ギザミァ:「社長の考えてるようなことはない、っていうか……そもそもC3発電プラントは遺棄されてるんだよ。こんな資料を吾輩らが発見できる程度に」
ルー・バイメイ:「まあそれもそうね」
ギザミァ:「そんな計画があったって……多分終わってる。成功したか失敗したかは……かなり失敗寄りで見ていいと思うんだけど」
アスカ・ラクスネス:「確かに。これもその辺に落ちてましたしね」
アスカ・ラクスネス:何らかの筐体みたいなものを手で弄んでいる。
シャオミン:「それは?」
アスカ・ラクスネス:「さあ。説明書とかもなかったので……」
"シュアイ":『……それは』
"シュアイ":『知ってる。少しだけ、思い出してきた…………』
アスカ・ラクスネス:「でも『夜渾技術』ではあると思いますよ?」
アスカ・ラクスネス:「そういう匂いが……おお?」
シャオミン:「爆弾とかじゃなければいいけど……ん?」
"シュアイ":『"蟲"』
"シュアイ":『だけじゃないんだ。それぞれのコートゥオンから抽出した技術に、漢字一字のコードが与えられている』
"シュアイ":『……"雷"。"蒸"と"荒"。それと……ダメだ。全部は思い出せない』
ルー・バイメイ:「……あんまり相手にしたくない響きね」
"シュアイ":『アスカが見つけたそれは──"揺"』
アスカ・ラクスネス:「揺?」
"シュアイ":『僕の力だ。人間の脳を立体スキャンして、意識の向いている場所、次の攻撃を見切るプログラム』
ティエン・フー:「(凄い科学力で作られた蒸し器とかならば有難いんだがな…)」
シャオミン:「他人が何を考えているのか分かるってこと?」
ギザミァ:「ふむ……」
アスカ・ラクスネス:「あたしの心の中も見られちゃうってことですか?」
ギザミァ:「組み込めるかもしれんな、ジージー2号に」
シャオミン:「あまりぞっとしないな。こっちに向けてくれるなよ」
ルー・バイメイ:「プライベートは保護してよね」
ティエン・フー:「必要であればそうしてくれ」
"シュアイ":『そこまでの機能はないよ。確かにあいつらは突出した技術の持ち主だったけれど』
"シュアイ":『読み取れるのは表層意識の流れだけだ。文字情報をすくい取ることもできない』
"シュアイ":『ただ…………』
"シュアイ":そうして、苦しげに。
"シュアイ":『僕にはできる。できてしまった。だから、この研究施設が死の棺であることは知っていた』
"シュアイ":『夜渾行動を止めようとしていたのを覚えてる。それに失敗して──そうだ』
ティエン・フー:「ここまでで分かった事は、"シュアイ"と"ツゥ"にまつわる過去の話だった。技術は持ち帰る目途がつきつつあるようだ…」
ティエン・フー:「それを依頼として受けたかは定かではないが、"シュアイ"を地下深部より回収するという工程と、"シュアイ"を"ツゥ"が殺したがっているらしいという現状が残っている」
ティエン・フー:「君達の会話が終わったら、必要なことを整理しよう」
ティエン・フー:そういって目を伏せる。シュアイの語る失敗と揺れる感情は過去を変え得ない。変えられるのはここからだけだ。
"シュアイ":『フー、必要なことはたぶん……皆で今すぐここから出ていくことだ。そう考える理由を、話すよ』
"シュアイ":『あなたたちには、僕の言葉が聞こえているよね』
シャオミン:「また急に一転する提案だね。聞くだけは聞いておくけど」
ルー・バイメイ:「いつの間にかね」頷く
"シュアイ":『ごめん、シャオくん。アスカも。助けを求めておいて。だけど、深刻な話なんだ』
アスカ・ラクスネス:「ええ。話してもらえます?」
"シュアイ":『僕の声……声が、人の声と違うことに、ようやく、たった今気づいたんだ。ずっと意識できなかった』
"シュアイ":『この雑音から意味を読み取っているわけじゃない』
"シュアイ":『いま、僕は電波を介して、みんなの脳に思考を直接伝えている』
"シュアイ":『音波が鼓膜を揺らすのを本能が受け入れるように』
"シュアイ":『僕のレネゲイドが、みんなの脳に直接メッセージを送ることが受容される状況が生み出されてしまっている』
アスカ・ラクスネス:「そういう伝達であることが、問題なんです?」
アスカ・ラクスネス:「伝わってるんですから問題ないと思うんですけど」
シャオミン:「まあ気持ち悪くはあるな。別の方法で会話できないのか?」
"シュアイ":『出来ないとおかしいのに、できない。だから、アスカがさっき言っていた通りなんだと思う』
"シュアイ":『僕が人の言葉を忘れてしまっているのも、記憶の大部分を失っているのも──』
"シュアイ":『この状況を作り出すためなんだ! いるんだよ! 僕の中にもう一人の悪いやつが!』
ギザミァ:「……ハッキング」
アスカ・ラクスネス:「……」
GM:ギザミァがぽつりと呟いた。その時。
"ツゥ":「はん、何言ってるか聞こえないね」
GM:歩みを止めた君たちの眼の前で、隔壁がバラバラに寸断されて崩れ落ちた。
シャオミン:「おっと、追いついたか」
ルー・バイメイ:「げえっ!槍女!」
"ツゥ":「やぁ。思ったより大所帯じゃないか。"シュアイ"は──そこに居るのか。いや、通信しているだけか」
シャオミン:その切断面を見れば、蟲の破壊者と同じだろうとすぐに分かった。
アスカ・ラクスネス:「あれがそうなんですね」
"シュアイ":『"ツゥ"……』
ティエン・フー:「”ツゥ”。今、この面々でどうするか考えていた所だ」息を吸い、吐く。達人のそれは非常に静かで、容易に機を読み取らせない。
"ツゥ":「早かったねフー。このまま帰るやつが居るなら、お前以外は見逃してやってもいい……とは思うんだけどな」
ティエン・フー:「"シュアイ"、誠意と実感が伴うかはおいておいて、形からと言う言葉もある。とりあえず謝ってみてはどうだ」
ティエン・フー:「命乞いの効果はしてみるまでわからんからな」
"シュアイ":『あっちには聞こえてないんだって!』
"ツゥ":「どうも、俺はこいつらにとって脅威度が低いと判定されるみたいで」
GM:ツゥと交戦していたと思しき、数十体の"蟲"。そして大型の機兵が一斉に君たちを向く。
"ツゥ":「お前たちを襲いたくて仕方がないみたいだ」
ルー・バイメイ:「は、ハァ~~~~~!?」
アスカ・ラクスネス:「なるほど。なるほど?」
アスカ・ラクスネス:「逃げ切れなさそうですねこれ」
"シュアイ":『"ツゥ"は──そうだ。夜渾行動において「最弱の」コートゥオン』
シャオミン:「はあ。つまりあの"蟲"どもは」
シャオミン:「俺達とあの女を天秤にかけた上で、こっちを舐めてるのか」
"シュアイ":『逆だよ。"ツゥ"は対オーヴァードに特化した能力を与えられているから、機兵で攻略する上で最も無視していい相手ということになっているんだ』
ギザミァ:「現実にどうかは……これまでの破壊されていた“蟲”どもを見れば一目瞭然のようだがな」
ルー・バイメイ:「これアレよね、MPKってやつよね!?フザけんじゃないわよ!」
アスカ・ラクスネス:「蟲の評価なんて気にしてもしょうがないですよ」
アスカ・ラクスネス:「人に評価されなきゃ。評価値いじるには切り抜けるしか無いわけですよね?」
アスカ・ラクスネス:「評価ゼロにはなりたくないですし」
シャオミン:「それはそうかもな。……だけど、"見逃してやってもいい"ってのは気に入らない」
アスカ・ラクスネス:「男の子だなあ~……」
シャオミン:"ツゥ"の方を睨みやる。「生殺与奪を握ってる奴の言葉だろ、それは」
"ツゥ":「そのつもりだけど?」
シャオミン:「……女に生まれてたら気にならないものなのか?想像つかないね」
"ツゥ":不敵に笑う。後ろ手に槍を構え、手招きする。
"ツゥ":「そういう肚なら、やろうか」
ティエン・フー:「降りかかる火の粉ならば払う。ここが決着の場に成り得るのなら、それも縁だろう」
ルー・バイメイ:「あんたらやる気満々ね……もう!」「ちゃんと守ってよ!こっちはか弱い乙女なんだから!」
ティエン・フー:「夜渾と言う集団が例えばじゃんけん等で全てを決める部署だったら殺し合いめいた事はせずに済んだんだがな…」
ティエン・フー:(それだと“シュアイ”や"ツゥ"も"チョキ"とか"パー"になっていた可能性があるな……)
ティエン・フー:「それが仕事だ。ルー先生。…仕事でなくとも…命よりも優先すべき事など一つもないがな」
GM:シーン終了 ロイス・購入が可能
ティエン・フー:あいつポーンじゃないか?
ルー・バイメイ:アスカさんにロイスとっとこうかな
GM:シーッ!シーッ!
ルー・バイメイ:信頼○/不安 で!
アスカ・ラクスネス:ロイス保留して応急買います~
ティエン・フー:回復アイテムは先生に頼るとして
アスカ・ラクスネス:2DX+6>=8
DoubleCross : (2DX10+6>=8) → 9[4,9]+6 → 15 → 成功
ティエン・フー:強化素材チャレンジをしとこう えいえい
ティエン・フー:3dx10>=15
DoubleCross : (3DX10>=15) → 5[1,2,5] → 5 → 失敗
シャオミン:ロイス保留で
ルー・バイメイ:ブラックカードが限度額超えちゃったから
シャオミン:ブラックカードなのに
ルー・バイメイ:強化ビジネススーツだけ使用してブルゲ狙いで
ルー・バイメイ:5dx+4
DoubleCross : (5DX10+4) → 10[3,4,6,6,10]+3[3]+4 → 17
シャオミン:うーん 強化素材でいっか
ルー・バイメイ:これは3点使って買っとくかな
シャオミン:4dx+1>=15
DoubleCross : (4DX10+1>=15) → 10[1,4,9,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗
シャオミン:惜しいけどまあ金ないしいいや 終わり
ルー・バイメイ:以上でーす
ティエン・フー:ウェイ 問題ないです
ティエン・フー:以上です