【ミドルフェイズ】
GM:ミドル!登場ダイスどうぞ!
朝霧鏡花:42+1D10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+6[6] → 48
鳩山依鈴:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:38->42)
GM:ミドルはFS判定で進んでいきますよ!
・FS判定
使用技能:≪情報:UGN≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
財産点使用可能。
特殊ルールとして、片方が支援判定を行い、成功した場合、もう片方の達成値を+3し、最大達成値を10とする。
GM:また二人転用ハプニングチャートに加え、
GM:ラウンド開始時にお姉ちゃんタイプ表も同時に振ってください。
GM:では早速ハプニングチャートから…
GM:朝霧さんに振ってもらおうかな~
GM:どうぞ!
朝霧鏡花:振る!
朝霧鏡花:1D6
DoubleCross : (1D6) → 1
1:支部員など共通の知り合いに出くわす。ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
朝霧鏡花:ギェ~~~~~
鳩山依鈴:最悪
GM:そして鳩山さん!お姉ちゃんタイプ表をROC!
鳩山依鈴:どうします?
GM:暗黒会議の結果、
6.妹ちゃんをからかい誑かすサキュバスお姉ちゃん
GM:に決定しました。
鳩山依鈴:暗黒
朝霧鏡花:救いは無いのか
朝霧鏡花:ていうか意志が弱すぎて普通にヤバい!ダイスボーナスも無い!
朝霧鏡花:1DX>=6
DoubleCross : (1R10[10]>=6) → 1[1] → 1 → ファンブル
朝霧鏡花:折れた
GM:wwww
鳩山依鈴:3dx>=6
DoubleCross : (3R10[10]>=6) → 7[4,6,7] → 7 → 成功
GM:ではこのラウンドは1点進みましたね。
朝霧鏡花:そりゃ誑かす側は余裕だろうけどよ!
GM:FS判定 1/4
GM:では演出行きましょう。
GM:大N市
GM:商店街
GM:君たちは“コスチュームプレイヤー”を追って街中へと飛び込もうとするが…
GM:流石にこの恰好では目立ってしまう。“コスチュームプレイヤー”にも接近が気付かれてしまうだろう。
GM:まずは服を…せめて上着だけでも手に入れるために君たちは服屋へと駆け込んだ。
朝霧鏡花:「鳩山さん。お気付きでないかもしれませんが……」
朝霧鏡花:「目立ってます。相当」
鳩山依鈴:「くノ一なのに?」
朝霧鏡花:「くノ一だからですよ!!」
朝霧鏡花:「僕のこれが仕事用で無ければお貸ししたんですが……」自分の外套を見つつ、普段の鳩山に近いスーツを見繕う。
鳩山依鈴:「お館様だって、目立つ格好でしょうに」
朝霧鏡花:「僕は……」
朝霧鏡花:「…………」言い返せずに黙り込む。
鳩山依鈴:「あ、いえ、それが悪いって意味じゃなくてね」
鳩山依鈴:「ある程度の奇異の目は、甘受しなければでしょう」
鳩山依鈴:「あまりにも目に余れば、最悪記憶処置もあるわ」
朝霧鏡花:(普段なら真面目に受け取れる言葉なんだけどなあ……)扇情的なボディスーツをちらりと見て。
朝霧鏡花:「……とにかく、こちらに着替えて頂けますか?」上下のパンツスーツを手渡す。
朝霧鏡花:「試着室はあちらです」
鳩山依鈴:「仕方ない。御館様に見繕ってもらったからには」
鳩山依鈴:「……少し待っててね」
鳩山依鈴:試着室に入る前に振り返って。
鳩山依鈴:「何かあったらすぐにお姉ちゃんを呼んでね」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「分かりました。分かりましたから」試着室のすぐ手前で待つ。
朝霧鏡花:カーテンが閉まるのを確認して、息を吐く。
朝霧鏡花:(とにかく、異常性が服に依存しているなら)
朝霧鏡花:(これで一段落つけるはず……鳩山さんも正気に戻ってくれるはずだ)
朝霧鏡花:(あとは例のジャームを追うだけ……さて、どこから探すべきか……)
鳩山依鈴:……しばらくの後。
鳩山依鈴:「ぐうっ……!ううっ……!」
鳩山依鈴:試着室の中から、悲鳴。
朝霧鏡花:「鳩山さん!?」
朝霧鏡花:「大丈夫ですか!?……開けますよ!」血相を変えてカーテンに手を掛ける。
鳩山依鈴:カーテンを開けると、そこには
鳩山依鈴:「……大丈夫」頭を押さえる、鳩山依鈴の姿。
鳩山依鈴:スーツはまだ着用中なのか、前が大きくはだけている状態。
鳩山依鈴:その下にあるのは、忍者装束ではなく。
鳩山依鈴:布面積の少ない、扇情的な黒い下着のような装い。
鳩山依鈴:そして、飾り物のような羽と、尾と、角を模したカチューシャ。
朝霧鏡花:「……え……」
鳩山依鈴:「何でもない。驚かせた?」
朝霧鏡花:(……鳩山さん……)
朝霧鏡花:(普段からこんな下着を……?)
朝霧鏡花:「……じゃない!」
朝霧鏡花:「何ですかその恰好!?」
朝霧鏡花:目を逸らしながら。
鳩山依鈴:「何って……こういうの、好きでしょう」
鳩山依鈴:「マスター?」
朝霧鏡花:「すっ……好き……!?誰が……マスター!?」
朝霧鏡花:「マスターって何ですか!?」
鳩山依鈴:「鏡花ちゃんがお姉ちゃんのことを召喚したんでしょう?」
朝霧鏡花:「おね……え!? お姉ちゃんは継続するんですか!?」
鳩山依鈴:「いつまで経っても慣れないのね。そういうとこ、可愛い」
朝霧鏡花:「可愛……!?」
朝霧鏡花:「お……お館様なのかマスターなのかお姉ちゃんなのか、ハッキリしてください!」
鳩山依鈴:「はっきりって……じゃあ、聞いてもいい?」
鳩山依鈴:「マスターはお姉ちゃんのことをどう思ってるの?」
朝霧鏡花:「どう……って……」
朝霧鏡花:普段はスーツスタイルの先輩の、初めて見る白い肌を直視できず、顔ごと目を逸らす。
朝霧鏡花:「し……」
朝霧鏡花:「信頼できる先輩だと……思ってますよ……」
鳩山依鈴:「それだけ?」
鳩山依鈴:「UGNのエージェントとしては嬉しい答えだけど」
鳩山依鈴:「お姉ちゃんとしては?」
朝霧鏡花:「お……お姉ちゃんとして……!?」
朝霧鏡花:「……!? ……!??」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「……や……優しくて……プライベートでも好ましい方だとは……思っています……」
朝霧鏡花:「ま……前!」
鳩山依鈴:「あはは。嬉しい」
朝霧鏡花:「前を閉めてください!」
鳩山依鈴:「閉めてくれる?」
朝霧鏡花:「はい!?」
鳩山依鈴:「冗談、冗談」
鳩山依鈴:「任務の途中だものね?」
朝霧鏡花:「そ……そうですよ!そこは覚えてるんですね……?」
鳩山依鈴:「でも、気を張ってばかりは居られないでしょう」
鳩山依鈴:「余裕を持ってことに当たらなければ、いざという時に集中を欠く」
朝霧鏡花:「それはそうですが……」
鳩山依鈴:「だからね」両手を広げて。
朝霧鏡花:「今、余裕が無くなってるのはあなたのせいですよ……?」
鳩山依鈴:「今のうちにお姉ちゃんに甘えていいのよ、マスター?」
朝霧鏡花:「な……」
朝霧鏡花:「……冗談はやめてくださいよ……」
鳩山依鈴:「誰も見てないわ。家のものも、UGNの人も」
鳩山依鈴:「ここにはお姉ちゃんと鏡花ちゃんだけ」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:狭い試着室の中、その瞳に魅入られたように、
朝霧鏡花:ふらふらと一歩を踏み出し────
???:甘い匂い。狭い試着室。
???:朝霧さんは気付かない。UGN用端末に届いた、近くのエージェントの助力を寄越したというメッセージにも。
羽鳥七海:「こちらですか、鳩山さん、朝霧さん?」 店内の背の高い棚を曲がり、ロングスカートの女性が現れる。
羽鳥七海:「メッセージは届いていますか。《エスメラルダ》羽鳥七海、ただいま現――――」
朝霧鏡花:「……は」
朝霧鏡花:大きくはだけた鳩山さんの服に、さらに手を掛けた状態で、凍り付く。
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「……羽鳥……さん……?」
羽鳥七海:――――ガシャ、と崩折れた身体をギリギリで支える。
羽鳥七海:ケータイのカメラで二人を撮影。内容を確認。
鳩山依鈴:「ああ」その顔を見て。
羽鳥七海:――――ガシャアアアアッ ガクッ
羽鳥七海:崩れ落ちる。
鳩山依鈴:「羽鳥さん。もしかして、増援?」
朝霧鏡花:「とっ……撮らないでくださ……あっ……」自分も撮影したことを思い出し。
鳩山依鈴:「……羽鳥さん?」
朝霧鏡花:「違うんです!!これは違うんです!!違うので!!違うんですよ!!」
羽鳥七海:「はと、は、、は、はととととやままままさささささ」
鳩山依鈴:「大丈夫?」手をのばす。サキュバスのような服装のままだ。
羽鳥七海:「えっ、あ、うっ」 肌を見るのは初めてではない。同じシャワー室で戦ったこともある。
羽鳥七海:だが、スーツの上からではとても分からない起伏のあるからだが、更に強調されるような……
羽鳥七海:「あ、ぁ、あああぁ……」
羽鳥七海:「あさぎりさ。あさ、あさぎりさ……」
朝霧鏡花:「羽鳥さん!落ち着いてください!これは違うんです!」
朝霧鏡花:「鳩山さんはただ、ジャームの攻撃を受けて────」
朝霧鏡花:「僕をからかって誑かすサキュバスお姉ちゃんになっているだけなんです!!」
羽鳥七海:「――――っぁあああああぁぅううう!!!!」
鳩山依鈴:「貴方が来てくれたのは心強い……ジャームの情報を共有しましょう」
羽鳥七海:ずっぎゃあん、と何者かに殴られたかのように衣類棚に突っ込む。
鳩山依鈴:「羽鳥さん!?」
朝霧鏡花:「羽鳥さーーん!!」
鳩山依鈴:「マスター、もしかしたらなんだけど」
羽鳥七海:「い、いえ、いえ、その、す、す……」
鳩山依鈴:「羽鳥さんも何らかの能力影響下にあるのかも」
朝霧鏡花:「違いますよ!!」
鳩山依鈴:「羽鳥さん、何か自覚症状は?……違う?」
鳩山依鈴:「根拠は?」
朝霧鏡花:「鏡を見てください!!」
羽鳥七海:「だ、だいじょうぶ、です……」
右アクリオプテラファラックス:「頭を打って、冷静になりました……」
朝霧鏡花:「羽鳥さん!?」
右アクリオプテラファラックス:倒れた服の棚から異形のナナフシが頭を出して頷く。
朝霧鏡花:「どこで喋ってるんですか!?」
鳩山依鈴:「羽鳥さん、それ、マズい」
右アクリオプテラファラックス:「服型のジャームだということは聞いています……たとえば」
右アクリオプテラファラックス:「他者の服を恥辱をもたらすものに書き換え、それが当然だと周囲にも自身にも誤認させる……というところではないですかキシキシ」
鳩山依鈴:「人前に出れない状態になってるわ。解除できそう?」
朝霧鏡花:「鏡を見てください!!」
鳩山依鈴:「そうね。鏡で確認してもらうのが早いかな……」
朝霧鏡花:「鳩山さんに言ってるんです!!」
羽鳥七海:「し、失礼しました……」
羽鳥七海:足が素足に戻り、起き上がる。
羽鳥七海:「ひうっ」 鳩山さんの格好に顔を覆う
朝霧鏡花:「は、羽鳥さん……」
鳩山依鈴:「なにかおかしい?マスター?」
羽鳥七海:「マスター……………?」
朝霧鏡花:「違います!!僕が呼ばせてるんじゃないですからね!?」
朝霧鏡花:「と……とにかく……」
朝霧鏡花:「鳩山さんは今こんな状態なので、僕が付いていないとまずいんです」
羽鳥七海:「それは分かります。」
鳩山依鈴:「お姉ちゃんと一緒がいいんだ?」
羽鳥七海:こくこくと。かつての戦いで、超越者に一歩も引かなかった憧れのエージェントの
朝霧鏡花:「ただ見ての通り万全には動けないので、羽鳥さんは僕たちとは別にジャームの捜索に当たっていただけますか……違うよ!!」
朝霧鏡花:「もう!!おね……鳩山さん!!」
羽鳥七海:そして彼女と同格のエージェントの姿に、静かに涙を流しながら。
羽鳥七海:「いえ……いえ。違う……」
羽鳥七海:「朝霧さんをからかって弄ぶサキュバスお姉ちゃんでも、鳩山さんの魅力には一片の翳りもありません」
鳩山依鈴:「羽鳥さん、どうしたの急に……大丈夫?」
朝霧鏡花:「羽鳥さん……?」
羽鳥七海:背伸び気味に手を伸ばして、鳩山さんの頬を両手で触れる。
羽鳥七海:「仇はとります……!」
鳩山依鈴:「羽鳥さん……?」困惑の表情を浮かべる。
羽鳥七海:「朝霧さん! 敵はどちらに向かいましたか?」
朝霧鏡花:「あ、ええ、こちらの商店街の方に……」
羽鳥七海:「分かりました」 制服の上着を脱いで、鳩山さんに前から被せる。
羽鳥七海:「発見したら連絡を入れます。お姉さま方は、どうか、こちらでお待ち下さいまし」
朝霧鏡花:「おね……え?お姉さま……え……?」
GM:ではここで、
GM:朝霧さんは鳩山さんの肩に掛けられた服が、蠢いていることに気付いてもいい。
朝霧鏡花:「……鳩山さん!?」
朝霧鏡花:「しまった……羽鳥さんが既に……!」
朝霧鏡花:服だけを斬ろうと、刀を抜き放つ。
“コスチュームプレイヤー”:「ゲッ!?あの“肉”上着を脱ぎやがった!」
鳩山依鈴:「……!」咄嗟に転がって振りほどく。
“コスチュームプレイヤー”:うぞうぞと慌てて店の裏口から逃げ出す。
羽鳥七海:「ひぐっ……!」 服に締め付けられるような感覚に、その場に倒れる。
鳩山依鈴:「……マスター!羽鳥さんをお願い!」
朝霧鏡花:「羽鳥さん! ……救援を呼びます!先に追ってください鳩山さん!」
朝霧鏡花:「あ……待って!服!服着て行ってください!」
鳩山依鈴:「ええ、あっちはお姉ちゃんに任せて!」裏口へと駆け出す。
朝霧鏡花:「服ーーー!!」
羽鳥七海:ブラウスやスカートが張り付いて締め上げている。
羽鳥七海:「くっ……、行って下さい! 朝霧お姉さ……朝霧さ……鳩山さ……お姉さま……?」
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3
朝霧鏡花:「羽鳥さん!? なんでそっちは妹なんですか!?」
羽鳥七海:「おねえさ霧さん、お役に立てずすみません。お任せします、お姉さ霧さん……!」
朝霧鏡花:「しっかりしてください!羽鳥さん!侵蝕されてますよ!!」
羽鳥七海:「こちらは大丈夫です!」 服がアレな形に変形しようとするが、器物使いの力でなんとか抗っている!だが動ける状態ではない!
GM:お姉ちゃんのためにご奉仕する眼鏡妹メイド羽鳥七海に見送られつつ、
GM:君たちは裏口から“コスチュームプレイヤー”を追いかけた。
GM:ラウンド2
GM:ハプニングチャートを朝霧さんお願いします
朝霧鏡花:1D6
DoubleCross : (1D6) → 4
朝霧鏡花:また意志じゃねーか!
GM:4:二人で協力して作業に当たる。
進行判定の前に二人とも難易度5の≪意志≫判定を行い、成功した場合ラウンド中の判定ダイスを+5個する。
GM:衣装を鳩山さん!
GM:暗黒会議の結果、
7.上官に逆らった罰としてはぐはぐ100回鬼教官ボンテージ軍服お姉ちゃん
GM:になりました。
GM:では先に判定を!まずは意志!
GM:失礼、またまた暗黒会議の結果
3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2
GM:ハプニングがこちらに変更されました
朝霧鏡花:ジェネシフトします!
朝霧鏡花:48+4D10
DoubleCross : (48+4D10) → 48+21[2,8,3,8] → 69
鳩山依鈴:気合い入りすぎ
朝霧鏡花:情報UGNでコネ使用!
朝霧鏡花:4DX+2>=6
DoubleCross : (4R10+2[10]>=6) → 7[3,6,6,7]+2 → 9 → 成功
GM:えらい!成功!
朝霧鏡花:-2忘れてたけどまあ成功!
GM:あ、達成値-2だけどそれでも成功ですね
鳩山依鈴:2dx-1>=6 情報:UGN
DoubleCross : (2R10-1[10]>=6) → 8[2,8]-1 → 7 → 成功
GM:では進行度は3/4!
GM:大N市
GM:大通り
GM:君たちは再び服を追う。
GM:しかし、追っている間に異変が。
GM:服屋で再び“コスチュームプレイヤー”に遭遇した時から、
GM:朝霧も身体が服に締め付けられるような感覚を覚え始めていた。
朝霧鏡花:「ッ……!?」
朝霧鏡花:強まってくる違和感に、足を止める。
朝霧鏡花:「まずい……さっきの一瞬で受けてたか……?」
鳩山依鈴:「……鏡花ちゃん?」ふと、後ろの気配の停止を感じて。
GM:そして、締め付けがひときわ強くなったその瞬間、
GM:朝霧の服装はへそ出しルックにきわどいショートパンツのボンテージ軍服に変化し、
GM:鳩山は正気を取り戻した。
鳩山依鈴:「鏡花ちゃん!?」
鳩山依鈴:「――今、一瞬で……?」
鳩山依鈴:「何が……?」
朝霧鏡花:「…………!」衣服の変化と同時、がくんと項垂れる。
朝霧鏡花:「…………」
鳩山依鈴:「鏡花ちゃん!」扇情的な悪魔っ娘の格好のまま、彼女に近づいて。
鳩山依鈴:「大丈夫?返事をして」
朝霧鏡花:「依鈴……」ぽつりと呟き。
朝霧鏡花:「何、その服は」
鳩山依鈴:「服って、それは鏡花ちゃんが……」
鳩山依鈴:応えながら、下を向いて。
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「……え?」
鳩山依鈴:「……えっ何……嘘……!?へえっ!?」
鳩山依鈴:周囲を見渡す。
朝霧鏡花:「依鈴……」じろりと鋭い視線で睨みつける。
朝霧鏡花:「こっちに来なさい」手を強く引き。「早く!」強い語調で恫喝する。
鳩山依鈴:「やっ……鏡花ちゃん、ちょっと、今……あわっ!?」
朝霧鏡花:そのままずるずると、人気のない路地裏まで引っ張っていく。
鳩山依鈴:「ちょっと……」もう片手で胸元を押さえるが、押さえきれず。膂力の差で引きずれらて。
朝霧鏡花:「依鈴」ボンテージで腕組みをして、鳩山さんを見つめる。
鳩山依鈴:「ああ、ありがとう……鏡花ちゃん?」
鳩山依鈴:「状況は……?というか、依鈴って……」
朝霧鏡花:「どうして僕が怒ってるのか、分かってる?」
鳩山依鈴:「怒ってるの……?」
朝霧鏡花:「そうだよ」
朝霧鏡花:「もう一度、よく、目を開いて」
朝霧鏡花:「自分の服を見てみなさい」
鳩山依鈴:「……」自分の服を見る。
鳩山依鈴:布面積の少ない、扇情的な黒い下着のような装い。
鳩山依鈴:背中に手を回す。羽?
鳩山依鈴:お尻に手を回す。尻尾?
鳩山依鈴:頭に手を回す……角。
鳩山依鈴:「……っ!」
鳩山依鈴:「本当に……!これっ、何なの……!?」その場にしゃがみ込む。
朝霧鏡花:「お姉ちゃんをからかって誑かすサキュバス妹の恰好をして、街中を出歩くなんて」
朝霧鏡花:「一体、何を考えてるのかな」
鳩山依鈴:「これで街中を……!?」
鳩山依鈴:「嘘でしょ!?」
鳩山依鈴:「ねえ、本当に……本当にそうなの……?」
鳩山依鈴:「嘘でしょ……?嘘よね……?」
朝霧鏡花:「依鈴!!」
鳩山依鈴:「はいっ!」
鳩山依鈴:「えっ何……?」
朝霧鏡花:「いい?」
鳩山依鈴:「鏡花ちゃんどうしちゃったの……!?」
朝霧鏡花:「お姉ちゃんはね、依鈴のことが心配だから言ってるんだよ」
朝霧鏡花:「分かってる?」
鳩山依鈴:「お姉……何……なんて……?」
朝霧鏡花:「そんな恰好で人前に出て、依鈴にもしものことがあったらと思うと……」
鳩山依鈴:「本当に出てたんだ……」
朝霧鏡花:「前にも言ったよね?変な恰好はやめるように」
鳩山依鈴:「嘘でしょ……」頭を抑えようとして、
鳩山依鈴:カチューシャに当たって苛つきながら投げ捨てる。
朝霧鏡花:そう言って、スマホで撮ったくノ一コスの写真を見せる。
鳩山依鈴:「前にも……?」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「え はっえっ」
鳩山依鈴:「嘘嘘嘘嘘」
鳩山依鈴:「ええ……???」
鳩山依鈴:「ええ……?????」
朝霧鏡花:「全然反省してないよね?」
朝霧鏡花:「依鈴はさ」
朝霧鏡花:「そういう服を着るの、趣味なのかな」
鳩山依鈴:「嘘、なんで私、こんな、こんな」
鳩山依鈴:「そんなワケ無いでしょう!?」
朝霧鏡花:「僕を喜ばせようとしてくれるのは、嬉しいけど」
朝霧鏡花:「そういうのは、家で二人きりの時じゃないと駄目だよね?」
鳩山依鈴:「喜ばせ……はっ?」
鳩山依鈴:「はああああっ!?」
朝霧鏡花:「依鈴!真面目に聞きなさい!!」
鳩山依鈴:「まじ……」
鳩山依鈴:「……精神汚染……?」ボソリと。
朝霧鏡花:「お姉ちゃん、心配なんだよ。依鈴がまた同じようなことするんじゃないかって」
朝霧鏡花:「もう外では絶対やらないって、約束できる?」
鳩山依鈴:「ここは話半分に流して……はあっ!?」
鳩山依鈴:「する訳無いでしょう!?」
鳩山依鈴:「ふざけてるの!?」
朝霧鏡花:「依鈴!!」
鳩山依鈴:「うっ」
鳩山依鈴:「絶対やりません。やりません。約束する」
鳩山依鈴:(……ダメね……対応マニュアルは分かってるはずなのに……)
朝霧鏡花:「そんな恰好で言っても、説得力ないよね」
朝霧鏡花:「本当に、お姉ちゃんと約束できる?」
鳩山依鈴:「本当にね!」
鳩山依鈴:「出来る。何をしたら証明になる?」
朝霧鏡花:「そう。それじゃあ」
朝霧鏡花:両手を大きく広げる。
鳩山依鈴:「?」
朝霧鏡花:「罰として、『お姉ちゃん大好き』って言いながら、はぐはぐ100回」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「……?」
鳩山依鈴:「あの」
鳩山依鈴:「はぐはぐって……?」
朝霧鏡花:「抱き締めるの。強く」
朝霧鏡花:「ぎゅーって」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「この格好で!?」
朝霧鏡花:「依鈴!!」
朝霧鏡花:「依鈴が勝手に着た服でしょ!」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「こいつ……」
朝霧鏡花:「お姉ちゃんのいう事が聞けないの?依鈴」
鳩山依鈴:「……」おずおずと近づいて。
鳩山依鈴:「……お姉ちゃん大好き」サキュバス衣装のまま、抱きしめる。
朝霧鏡花:「よし」
朝霧鏡花:頷いて。
朝霧鏡花:「いい子だね、依鈴は」
朝霧鏡花:その頭を撫でて、
朝霧鏡花:「じゃあ、あと99回」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「お姉ちゃん大好き、お姉ちゃん大好き、お姉ちゃん大好き……」
朝霧鏡花:「気持ちが籠ってない!!」
鳩山依鈴:「お姉ちゃん大好き!」
鳩山依鈴:「お姉ちゃん、大好き……!」
朝霧鏡花:「もっと丁寧に!一回ずつ気持ちを込めないとカウントしないからね!」
鳩山依鈴:「お姉ちゃん、だ~いすきっ!」
鳩山依鈴:「……」
鳩山依鈴:「……死にたい」
GM:鬼教官の指導は、朝霧が鳩山の香りを存分に堪能し、鳩山が羞恥で腰を抜かすまで続けられた。
GM:ラウンド3
GM:鳩山さん!ハプニングを!
鳩山依鈴:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2
2:事態が深刻化する。状態変化の進行・周囲への拡大など
ラウンド中の判定難易度を8に変更する。
鳩山依鈴:これ以上深刻なことある?
朝霧鏡花:全年齢なんですよね?
GM:徐々に布面積が小さくなることにします
朝霧鏡花:深刻……
GM:クライマックスでボスを倒せなければフルフロンタルになります
GM:いや、フルフロンタルと同等の透ける服になります。
鳩山依鈴:深刻だけど……!
朝霧鏡花:大変だ……
GM:では服装は…暗黒会議で決まってましたね
8.妹ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん
GM:では判定を!
朝霧鏡花:コネUGN!
鳩山依鈴:UGN!
朝霧鏡花:4DX+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 9[1,3,7,9]+2 → 11 → 成功
鳩山依鈴:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 10[3,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
GM:成功!
GM:進行度4/4!クライマックスへGOだ!
GM:大N市
GM:住宅街
GM:住宅街を走る君たちはついに“コスチュームプレイヤー”を捕捉する。
GM:逃げ道を塞ぐも、“コスチュームプレイヤー”は一軒の民家に侵入。
GM:次に逃げられれば二人の精神的にも持たない…。
GM:ここで勝負を決めるべきだろう。
朝霧鏡花:「あの……依す……鳩山さん……」
朝霧鏡花:普段の数倍ほどの露出度を気にしながら、やや内股で。
朝霧鏡花:「先程は……その……」
朝霧鏡花:「……すいませんでした……」
朝霧鏡花:羞恥と絶望の入り混じった表情。
鳩山依鈴:「……何も言わないで」申し訳程度にシャツだけ羽織っている。
鳩山依鈴:「……お願い」
朝霧鏡花:「……はい……」
朝霧鏡花:「……裏口は塞ぎました。お姉ちゃんは……」
鳩山依鈴:「……鏡花ちゃん?」
朝霧鏡花:「……僕はこちらから回るので、い……鳩山さんはそちらを……」
“コスチュームプレイヤー”:「クキキ……しつこい“肉”どもだな……。」
朝霧鏡花:「!」
“コスチュームプレイヤー”:「だがここで終わりだぁーッ!」
鳩山依鈴:「こちらのセリフよ、本当に」
朝霧鏡花:「ここで終わらせる……!」
“コスチュームプレイヤー”:クローゼットがひとりでに開き、中から衣類が飛び出して鳩山を囲む!
鳩山依鈴:「本当に……!」枯らしかけた声を、珍しく荒げて。「そっち、か……!」
“コスチュームプレイヤー”:「“肉”に使われた”服”ほど強い!それだけ恨みがこもっているからな!」
朝霧鏡花:「依鈴さん!! く……!」斬ろうとするが、鳩山さんに密着していて、手が出せない。
“コスチュームプレイヤー”:「まず一人ィーッ!」
鳩山依鈴:「……!」(一般家庭では、能力を使って撃つわけには……)
GM:鳩山の身体に再び衣服が巻き付く!
GM:先ほどよりも強制力のある拘束だ。
鳩山依鈴:「鏡花ちゃん、私ご――と」声は途中でかき消えて。
GM:衣服は鳩山の意識を上塗りし……
GM:そこに立っていたのは、
鳩山依鈴:「お帰りなさい、鏡花」エプロン姿の鳩山依鈴。
朝霧鏡花:「…………」
鳩山依鈴:ただし、エプロン以外には一糸とて纏わぬ姿。
朝霧鏡花:「おか…………」
朝霧鏡花:「……はい……?」
朝霧鏡花:「この……このジャーム……!!」
鳩山依鈴:「お姉ちゃんにする?依鈴にする?」
鳩山依鈴:「それとも、わたし?」
朝霧鏡花:「全部鳩山さんでしょ!!」
朝霧鏡花:「くそっ……!このジャーム……!!」
朝霧鏡花:怒りと共に、刀で切るのは諦め、キュマイラの膂力で引き剥がそうとするが。
朝霧鏡花:「…………」その結果に思い当って、ぐっと手を止める。
朝霧鏡花:(いや……何を……これは任務……)
鳩山依鈴:「鏡花?」かがみ込んで、上目遣いで見上げる。
朝霧鏡花:(私情を……邪念を挟んでいる場合では……いや!そもそも別にそんなつもりは……)
朝霧鏡花:「ひぅっ」
朝霧鏡花:前面以外一糸纏わぬその姿に、思わずたじろぐ。
朝霧鏡花:「な……」
朝霧鏡花:「何なんですかその恰好は……!」
鳩山依鈴:「何って……」
鳩山依鈴:「『妹ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん』だけど?」
朝霧鏡花:「『妹ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん』!?」
朝霧鏡花:「にい……新妻!?」
鳩山依鈴:「新妻」
朝霧鏡花:「いや新妻だからって裸にエプロン……えっ誰の妻……僕の!?」
鳩山依鈴:「他に誰が?」
鳩山依鈴:「私、鏡花以外と結婚する女に見える?」
朝霧鏡花:「…………」
朝霧鏡花:「見えますよ」
鳩山依鈴:「……?」
朝霧鏡花:「確かにお姉……依す……」
朝霧鏡花:「……鳩山さんみたいな人が奥さんなら、素敵でしょうけど」
朝霧鏡花:「でも、鳩山さんには、他に好きな人がいるはずでしょう」
朝霧鏡花:「分かりませんか?思い出して……うわっ!」
朝霧鏡花:そこでエプロンの面積が縮んでいっていることに気付き、飛び退く。
朝霧鏡花:「なっなっ何!?」
鳩山依鈴:「そんなのは、ただの噂で……!」
鳩山依鈴:「ぐ……!何……?」頭を押さえる。
鳩山依鈴:「ぐう…っ…!」苦悶に悶えながらも、エプロンの面積は縮んでいく。
朝霧鏡花:「え、ええ!?……依鈴さん!」
朝霧鏡花:戸惑いながらも、身体を支える。
朝霧鏡花:「しっかりしてください!思い出して!」
朝霧鏡花:「あなたは『妹ちゃんは旦那様。新妻裸エプロンお姉ちゃん』なんかじゃない!」
朝霧鏡花:「僕の先輩……日本支部エージェント、“ミストミストレス”でしょう!」
鳩山依鈴:「ぐっ……!」突然、彼女の指先をかすめるように銃弾が飛ぶ。
鳩山依鈴:「……大丈夫。大丈夫よ、鏡花ちゃん」
鳩山依鈴:「何度も思いのままになんてされるわけには行かない」
鳩山依鈴:「CCW/5s」銃を構えて撃つ。銃声のみ。銃弾は発生しない。
朝霧鏡花:「お姉ちゃん……!」
鳩山依鈴:それは5秒前に飛んだ。
鳩山依鈴:「私は、日本支部エージェント、“ミストミストレス”」
“コスチュームプレイヤー”:ギギ ぎ ……
鳩山依鈴:「誰かの妻でもない、ただのエージェントで」
鳩山依鈴:「鏡花の姉よ。妹を苦しめるジャームに、これ以上好き勝手にはさせないわ」
朝霧鏡花:「依鈴お姉ちゃん……!」
鳩山依鈴:「ごめんね。手間を掛けた」
“コスチュームプレイヤー”:バ シ ュ ッ !
“コスチュームプレイヤー”:“コスチュームプレイヤー”が鳩山のエプロンから飛び出す!
“コスチュームプレイヤー”:「グギィーーーーッ!?な、何故…抗うことが出来たァーーーッ!」
鳩山依鈴:「……当たり前でしょう」
鳩山依鈴:「これ」自分の身に付ける、極小のエプロンを指して。「最早」
鳩山依鈴:「服を着てるって、言い難いもの」
“コスチュームプレイヤー”:「なっ………!」
朝霧鏡花:「もう、お姉ちゃんったら……世話が焼けるんだから」呆れ気味に笑って。
朝霧鏡花:「僕がお姉ちゃんの旦那さんのわけないのに」
朝霧鏡花:「でしょう?」
“コスチュームプレイヤー”:「まさかそんな落とし穴があったとは…!」
鳩山依鈴:「……そうね。お姉ちゃん、どうかしてたな」
“コスチュームプレイヤー”:「こうなったら姉妹揃って絞殺してくれるわーーッ!!」
“コスチュームプレイヤー”:布の触腕が展開し、二人に殺意を向ける。
GM:ロイス購入
朝霧鏡花:鳩山依鈴(サキュバス) 〇魅力/隔意
朝霧鏡花:鳩山依鈴(新妻) 〇憧憬/食傷
鳩山依鈴:
-マスター/朝霧鏡花/大好き:○/不安/ロイス
-姉/朝霧鏡花/信頼/食傷:○/ロイス
-妹/朝霧鏡花/信頼:○/猜疑心/ロイス