『一夜二人転:木虎ツグミ/ミアセラ・ヴェステライネン』


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木虎(きとら)ツグミ( )キャラシート(PL:今日日)
ミアセラ・ヴェステライネン( )キャラシート(PL:scatter)

【Index】

オープニング
ミドルフェイズ
クライマックス
エンディング

【プリプレイ】

GM:本日の一夜二人転!
GM:PCは二人!セッションは一夜!
GM:まずは自己紹介をば。
GM:ツグミちゃん御願いします
木虎ツグミ:はい!
GMキャラシート
木虎ツグミ:十一支部所属のUGNチルドレン、木虎ツグミです!
木虎ツグミ:普段は高校生として星辰館に通いつつ、真面目に任務もこなすごく普通のチルドレン!
木虎ツグミ:今までの活躍としては、先輩たちの仲を取り持った異世界に行ったクリスマスを守ったりしてきました!
木虎ツグミ:実は記憶喪失だし過去の経歴の類はどこを探しても出てきませんが、義理の両親にも先輩にも恵まれて幸せに暮らしています。
木虎ツグミ:あと異世界に行った際に女の子を一人連れ帰ってきて家族が増えました。今回も仲良くやっていきたいです。
GM:家族と仲良くね!
木虎ツグミ:能力はブラックドッグ/キュマイラのRC型。狩りの統率者で自分と仲間にバフを巻きつつ単体を殴ります。
木虎ツグミ:いざとなれば白兵での素殴りもやります。肉体7で全てを解決する構え。
GM:肉体は全てを解決する
木虎ツグミ:今回は大人化ということで良い感じに振り回したり振り回されたりしたいです。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:では次、新キャラ?新キャラの……ミアセラちゃん!
ミアセラ:はい!
GMキャラシート
ミアセラ:ミアセラ・ヴェステライネンです。
ミアセラ:少し前まで並行世界で完全制御特異点をやってました。
GM:すごい発言だ
ミアセラ:その力を悪い人たちに利用されていたところをツグミちゃんに助けられ
ミアセラ:こっちで一緒に暮らすようになりました。
ミアセラ:今は恐らく能力は断片程度しか残っていませんが
ミアセラ:UGNでオーヴァードとして訓練を受ける日々を送っています。
ミアセラ:性能的には封印の呪+鮮血の鎖でC値を上げ
ミアセラ:各種エフェクトで達成値をボロクソにします
ミアセラ:ちゃんと動くか分かりませんが頑張ります。
ミアセラ:そういう感じです!よろしくお願いします!
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:シチュエーションはROCのC!大人化で!
GM:原因もCでFHエージェントにしようかな。


【オープニング】

GM:それでは開始します。まずはオープニングから。
GM:侵蝕率上昇をどうぞ。
ミアセラ:50+1D10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+10[10] → 60

木虎ツグミ:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+5[5] → 38




GM:第11支部管轄地区
GM:あなた達は現在、地区内で発見されたFHエージェントの追跡任務を受けている。
GM:あなた達、だ。木虎ツグミだけではない。
GM:チルドレンとしての教育課程を受けている、もう一人の初任務となる。
ミアセラ:「……」緊張した様子で口を結んでいる。
荒原伊吹:《聞いちょるか、木虎》通信音声。
木虎ツグミ:《はい!聞こえます!》
荒原伊吹:第十一支部、副支部長。“アライブ”荒原伊吹。
荒原伊吹:《十分分かっちょると思うが、ミアセラはこれが初任務だ》
荒原伊吹:《俺としてはまだ反対なんだが……そうも言っとれん》
荒原伊吹:《手も足りんからな……すまんが、頼むぞ》
荒原伊吹:《お前さんが先輩だ。しっかりフォローしてやれ》
木虎ツグミ:《はい!全力で頑張ります!》
木虎ツグミ:通信を終え、一つ息を吐く。
ミアセラ:「……」忙しなくきょろきょろと辺りを見回している。
木虎ツグミ:実戦に反対なのは自分も同じだ。そもそもチルドレンになるのだって危ないから反対した身でもある。
木虎ツグミ:それでも、ミアちゃんがそれを望むなら。無理に止めるなんてしたくないし、出来っこない。
木虎ツグミ:だから。
木虎ツグミ:「ミアちゃん」 名前を呼んで、手を差し出す。
ミアセラ:びく、と一瞬肩を跳ねさせて。
ミアセラ:「あっ、あ……」
ミアセラ:ぎゅ、とその手を握る。
ミアセラ:「FHエージェント、って……」
ミアセラ:「悪い人、なんだよね……?」
木虎ツグミ:「……はい。だから悪いことをする前に、私達で止めなきゃいけないんです」
ミアセラ:「……うん」ツグミの顔を見て、こくりと頷く。
ミアセラ:「怖い、けど……」
ミアセラ:「私たちが、止めなきゃいけないんだよね」
ミアセラ:「……私、頑張る。ツグミ」
木虎ツグミ:「……はい」 頷いて、ぎゅっと手を握り返す。
木虎ツグミ:「私もせいいっぱい頑張りますから、二人で頑張りましょう!」
木虎ツグミ:「そうすれば、きっと大丈夫です!」
ミアセラ:「うん……!」
ミアセラ:「ツグミと、初めて一緒のお仕事だもんね」
ミアセラ:「怖いけど、ちょっとだけ……」
ミアセラ:「……わくわくする、なんて言ったら、怒られちゃうかな」
木虎ツグミ:「……ひょっとしたら怒られちゃうかもなので、それは秘密にしときましょう!」
ミアセラ:「うん……」口を覆う。
ミアセラ:「でも、こういうのって、どこを探したらいいのかな」
ミアセラ:「そういう人達って、普通にその辺りを歩いてるものなの?」
木虎ツグミ:「ううんと、大体はどっかに隠れたりしてることが多いですね」
木虎ツグミ:「なので最後に目撃された場所の近くとか、そこから移動した形跡を追っかけたりとか」
木虎ツグミ:「そうやって探すのがいつものパターンです!」
ミアセラ:「そうなんだ……」真剣な顔。
ミアセラ:「私、まだ慣れてないから」
ミアセラ:「先輩のツグに任せてもいい?」
木虎ツグミ:「もちろんです!任せてください!」
木虎ツグミ:「もし新しく情報が入ったら通信で教えてもらえますし、ばっちり案内してみせますよ!」
ミアセラ:「じゃあ、付いていくね」手を握ったまま。
ミアセラ:「お願いしますね、先輩」くすりと笑みを零す。
木虎ツグミ:「はい!」 笑い返して歩き出す。
GM:その時。
GM:あなた達の視界の向こうに、ターゲットの姿がある。
GM:ターゲットは市内で活動するFHエージェント、
GM:“ポリュペモン・ベッド”。殺人行為を繰り返している危険なエージェントだ。
ミアセラ:「!」物陰に身を隠す。
ミアセラ:「も、もう見つけた……!?」
木虎ツグミ:「め、目の前に居たんですね……」 慌てて同じように身を隠す。
木虎ツグミ:「ミアちゃん、いけますか?」
ミアセラ:「……!」緊張の表情で、一瞬迷いを見せて。
ミアセラ:「……うん……!」それを振り切って、頷く。
ミアセラ:「行こう、ツグミ……!」
木虎ツグミ:頷き返して、ターゲットへと目を向ける。同時に。
木虎ツグミ:その瞳が鋭く尖り、二人だけに聞こえる異音が響きだす。
木虎ツグミ:「今回の獲物はあの人です。一気に決めちゃいましょう、ミアちゃん!」
ミアセラ:「うん!」
木虎ツグミ:ワーディングも展開しながら、“ポリュペモン・ベッド”の前へと飛び出す!
“ポリュペモン・ベッド”:「あ?」それに気づく。
GM:色黒の肌の、精悍な男。
ミアセラ:「……」敵に意識を集中していく。いつでも能力を発動できる構え。
“ポリュペモン・ベッド”:「何だ何だ。ガキの来るとこじゃねえぞ」
木虎ツグミ:「こちらはUGNです!“ポリュペモン・ベッド”、大人しく投降してください!」 手に雷を構え、臨戦態勢。
ミアセラ:「て……抵抗はやめてください!こちらはUGNです!我々にはあなたの身柄に対する……」教えられた通りの文言を読み上げる。
“ポリュペモン・ベッド”:「チッ……もう嗅ぎつかれたのかよ」頭をかく。
“ポリュペモン・ベッド”:「しかもガキじゃねえか……めんどくせえな」
“ポリュペモン・ベッド”:「ガキを殺したかねえんだよ。寝覚めが悪いからよ」
ミアセラ:「……!」訓練は受けたが、やはり荒事には慣れていない。必死に呼吸を整える。
木虎ツグミ:「いいえ!私たちは殺されませんし、殺させません!」
木虎ツグミ:一歩前に出て、ミアちゃんを庇える位置に立つ。
“ポリュペモン・ベッド”:いつの間にか、銃を構えている。「だからよ」
“ポリュペモン・ベッド”:目も止まらぬ速さ。既に銃弾は発射されている。
“ポリュペモン・ベッド”:「その一発で手打ちにしてやる。まだ追う気力があったら来い」
ミアセラ:「ツグミッ!!」
木虎ツグミ:「っ!」 避ける時間などあるはずもない。
ミアセラ:銃声に血相を変え、ツグミに駆け寄る。
ミアセラ:「ツグミ……ツグミ……!」
ミアセラ:「ご、ごめんなさい……!私、怖くて、能力を……!」
GM:追撃はない。それどころか、彼は既に撤退していた。
木虎ツグミ:力なく地面へと倒れ伏す。意識は朦朧としているが、消えてはいない。
ミアセラ:「ツグミ……!しっかりして……!」目に涙を浮かべ、肩を揺さぶる。
木虎ツグミ:「だい、じょぶですよ、ミアちゃん。これくらい……」
ミアセラ:「でも……!ツグミ……!こんな……!」
木虎ツグミ:「この程度の傷なら、すぐ治ります……ちょっと、待てば……」
木虎ツグミ:そう言っている間に、異変が訪れた。
ミアセラ:「……ツグミ……?」
木虎ツグミ:あどけなさの強い顔が、投げ出された手足が、その体全体が変わっていく。
木虎ツグミ:丸みを残しつつもすらりと伸びて、少しオーバーサイズのはずの服の丈が足りなくなるほどに。
ミアセラ:「え……?え、え……?」
木虎ツグミ:「よし、これで大丈夫……え、あれ?」 回復を終え立ち上がると同時に漏れた声も、普段より僅かに低い。
木虎ツグミ:「ミアちゃん、なんだか小さくないです?」
ミアセラ:「つ……ツグ……ミ……?」
ミアセラ:見つめるその視線は、普段とまるで角度が違う。
木虎ツグミ:自身の異常に気付かないままきょとんと首を傾げている。
ミアセラ:「ツグミが……」
ミアセラ:「大きくなってる……」
ミアセラ:自らの言葉で状況を再確認し、声にならない悲鳴を上げた。



  GM:ロイス取得・購入が可能です
  GM:こちらで!
  ミアセラ:“ポリュペモン・ベッド” ○使命感/恐怖
  木虎ツグミ:ミアちゃんに〇庇護/不安、“ポリュペモン・ベッド”に〇使命感/悔しいで
  ミアセラ:1DX>=20 メイド服
  DoubleCross : (1R10[10]>=20) → 4[4] → 4 → 失敗

  ミアセラ:以上!
  木虎ツグミ:1dx+2=>20
  DoubleCross : (1R10+2[10]>=20) → 1[1]+2 → 3 → ファンブル

  木虎ツグミ:メイド服無理!以上!


【ミドルフェイズ】

GM:ミドルフェイズはFS判定となります。
使用技能:≪情報:UGN≫≪情報:裏社会≫ ≪情報:噂話≫
難易度:6
最大達成値:9点
目標進行値:4
GM:ハプニングチャート
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 5

5:ちょっとした荒事・戦闘が必要な局面。
ラウンド中の使用技能を≪白兵≫≪射撃≫≪RC≫に変更する。
GM:ボーナスタイムだ
ミアセラ:ヤッタ
木虎ツグミ:ラッキー!
GM:では登場ダイスを!
ミアセラ:60+1D10
DoubleCross : (60+1D10) → 60+10[10] → 70

ミアセラ:ええーっ
ミアセラ:平均10
木虎ツグミ:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+2[2] → 37

木虎ツグミ:違う、38に足すので40!
GM:すごい差
GM:興奮し過ぎか?
GM:では各々判定を!
ミアセラ:≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の鎖≫!
ミアセラ:侵蝕70>76
ミアセラ:いや難易度6か
ミアセラ:コンセ抜きで74!
ミアセラ:5DX+2>=6
DoubleCross : (5R10+2[10]>=6) → 10[2,6,8,9,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

GM:いや、別にコンセ抜きなら
ミアセラ:興奮しすぎか?
GM:エフェクトいらないのでは……?
GM:普通にRCで判定するだけですよね
ミアセラ:RCも起点っていらないんですか……!?(無知)
GM:技能判定ですからね
木虎ツグミ:判定するだけなら
ミアセラ:そうじゃん……
ミアセラ:判定自体は変わらず侵蝕70!
木虎ツグミ:ならこっちは白兵でやろう、コンセ無しならそっちでも大差ないし
木虎ツグミ:7dx+2=>6
DoubleCross : (7R10+2[10]>=6) → 9[3,4,4,4,5,8,9]+2 → 11 → 成功

GM:OK!
GM:では2/4まで!
GM:演出としてはそうだな、先程の戦闘の様子から
GM:彼の能力に推測を建てられたことにしましょう。
ミアセラ:なるほど!
木虎ツグミ:了解です
木虎ツグミ:とりあえず一回支部なりなんなりで着替えたところかな
GM:おそらく、銃弾自体に肉体変化を引き起こす何らかの要素が埋め込まれていた。
GM:時間経過を引き起こす魔眼。
GM:それは強制的に、肉体年齢を進行させるものだ。
GM:能力の使用には支障がない。単純に大人になっただけではある。



GM:あなた達は一時セーフハウスまで撤退し、体制を立て直している。
GM:着替えることも必要だ。肉体のサイズが大きく変わってしまったのだから。
ミアセラ:「……」
ミアセラ:セーフハウスの中で一人、別室で着替え中のツグミを待っている。
ミアセラ:(ツグミが大きく……ていうか……大人に……)
ミアセラ:(多分……あの人の能力のせい……それは分かるけど……)
ミアセラ:(……)
ミアセラ:脳裏に蘇るのは、見上げるほどの長身。長い手足に、大人びた顔立ちに、変わらない瞳。
ミアセラ:(じゃあ……ツグは……)
ミアセラ:(将来……あんな風に……)
ミアセラ:(……)
ミアセラ:真っ赤になった顔を、両手で覆う。
ミアセラ:(ど……どうしたら……)
ミアセラ:(私は……?私は将来、どうなるの……?)
ミアセラ:(どうしよう……もしもこのまま背が伸びなかったら……)
ミアセラ:(それじゃツグミと釣り合わなくなっちゃう……!)
ミアセラ:場違いな不安が込み上げてきて、振り払おうとしてミネラルウォーターを飲み。
ミアセラ:「っ……けほっ……!けほっけほっ!うっ……!」
ミアセラ:気管に入って、激しくむせる。
木虎ツグミ:「あれ、ミアちゃん?」 ガチャリというドアの音と共に声がかかる。
ミアセラ:「! けほっ……」
木虎ツグミ:「どうしたんですか?むせちゃいました?」
木虎ツグミ:軽くかがんで目を合わせる。目を合わせるの自体は普段と同じだが。
ミアセラ:「……」見慣れない、しかし確かに面影を残した顔を眼前にして、思わず目を背ける。
ミアセラ:「大丈夫です……だっ、大丈夫だよ!」
ミアセラ:「ツグミこそ、平気なの……?」
ミアセラ:「身体、痛んだりしない……?」
木虎ツグミ:「はい!流石に急に大きくなりすぎて違和感はありますけど、痛いところはないですよ!」
ミアセラ:「そう……よかった……」ひとまず胸を撫で下ろす。
ミアセラ:「……これから、どうする……?」
ミアセラ:「このままじゃ、困るよね……」
木虎ツグミ:「そうですね……。これは多分なんですけど」
木虎ツグミ:「私が大きくなったのって、あの人の能力のせいだと思うんです」
ミアセラ:「うん」頷く。「私もそう思う」
木虎ツグミ:「私だけが大きくなったんですし、多分銃弾が原因で……バロールとかその辺じゃないかなって」
木虎ツグミ:「だから、とりあえずあの人を倒せばきっと元に戻ると思います!」
ミアセラ:「そうだね……!」
ミアセラ:「それじゃあ、えっと……やることは一緒……かな」
木虎ツグミ:「はい!あの人の後を追って、やっつけましょう!」
ミアセラ:「うん……それはその、いいんだけど……」
ミアセラ:「あの、ツグミ……」
木虎ツグミ:「? どうしました?」
ミアセラ:「ち……」耳まで赤くして。「近い、から……その……」
ミアセラ:「もうちょっと、離れて……」
木虎ツグミ:「そうです?」 いつもこれくらいじゃなかったかなあと思いつつ、大人しく離れる。
木虎ツグミ:離れるというよりは、屈んでいた背を伸ばしただけだが。
木虎ツグミ:「というかミアちゃん、なんだか顔赤くないですか?」
ミアセラ:「えっ……」上ずった声。
木虎ツグミ:「……ひょっとして、ミアちゃんも何か異常があったりとか!?」
木虎ツグミ:慌てたようにミアセラの額に手を当て、もう一度顔を覗き込む。
ミアセラ:「ひぁ……!」小さな悲鳴を上げて、ばっと身を引く。
ミアセラ:「ち、違うから……!大丈夫、だから……!」
木虎ツグミ:「本当ですか?無理はしちゃダメですよ?」
木虎ツグミ:心配を滲ませた瞳で、じっと見つめる。
ミアセラ:「ほっ本……本当だから!大丈夫!何もないよ!大丈夫だから!」
ミアセラ:「い……急がないと逃げられちゃうよ!もう行こう!」
木虎ツグミ:「んん……分かりました。でも、なにかあったらすぐ行ってくださいね。絶対ですよ!」
木虎ツグミ:言いながら、自然に手を差し出す。普段通りの仕草で、だけど普段と違う掌を。
ミアセラ:「……」いつもより大きく、ほんの少し骨ばったその掌を、じっと見つめて。
ミアセラ:おずおずと、手を乗せる。
木虎ツグミ:乗せられた手を包む。普段より長い指がその手を優しく、だけどしっかりと握って。
木虎ツグミ:「行きましょうか、ミアちゃん」
ミアセラ:「ひゃ……」息を呑んで。
ミアセラ:「う……うん……分かった……」
ミアセラ:「分かったから……あの、ツグ……」
ミアセラ:「後ろ、向かないで……」
木虎ツグミ:「? よく分からないけど分かりました!」
ミアセラ:「いいから!行こ……!」
ミアセラ:真っ赤になった顔で、ぐいぐいと背中を押していく。



GM:2ラウンド目。
GM:ハプニングチャート。
GM:Cを2回!
1:支部員など共通の知り合いに出くわす。GM・見学席等に知り合いのPCがいれば出演してもらうとよい
ラウンド中の使用技能を≪意志≫に変更する。
GM:これと
3:状態変化がもう片方に反転、あるいは両者になる。既に両方が陥っているシチュエーションの場合は片方が解決、もう片方が深刻化する
ラウンド中達成値-2
GM:これ!
ミアセラ:大変だ
木虎ツグミ:混沌としてきたぜ
GM:ではまず判定を!
ミアセラ:いくぞ!
ミアセラ:5DX-1>=6
DoubleCross : (5R10-1[10]>=6) → 9[4,4,5,9,9]-1 → 8 → 成功

ミアセラ:やった
木虎ツグミ:意思は苦手なんだよな……やるしかないか!
木虎ツグミ:あ、待ってその前に登場ダイス
ミアセラ:ラウンドだから大丈夫!
木虎ツグミ:そっかなるほど
木虎ツグミ:1dx-2
DoubleCross : (1R10-2[10]) → 5[5]-2 → 3

木虎ツグミ:失敗……
ミアセラ:ツグーッ!
ミアセラ:あ、財産
ミアセラ:使える……?
GM:使えるとしましょう
木虎ツグミ:なら3点使って無理やり突破!
ミアセラ:ツグミ!お小遣い!
木虎ツグミ:お小遣いはたくさんもらってるのだ!
木虎ツグミ:これでFS判定は完了かな?
GM:4/4で完了です!
木虎ツグミ:やったー!
ミアセラ:やったね!
GM:では、状況を鑑みて、増援の投入の連絡が荒原より入りました。
GM:あなたたちは、彼女らとの合流を指示される。
GM:それは知らぬものではない。
壬生墨佳:「大丈夫かツグミ……あれ」
壬生墨佳:「ツグミは?」
嬬恋七瀬:「ミアちゃん、ツグミは一緒じゃないの?」
彩谷千映理:「……」口に手を当て、顔を見る。
GM:彼女らはあなた達の支部の先輩だ。
嬬恋七瀬:「ていうか、こっちの人は……?」
ミアセラ:「あの……いや……あの……」しどろもどろ。
木虎ツグミ:「……えっと、先輩?私ここに居ますよ?」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……???」
嬬恋七瀬:「…………」
彩谷千映理:「……そういうパターン?」
木虎ツグミ:声は少し低くなっているが、聞き覚えはあるだろう。顔だちも同様に。
木虎ツグミ:ただしその身長は先輩達で一番高い壬生よりもなお高く、恐らくは170を超えている。
嬬恋七瀬:「ちょっと待って……いや……」壁に凭れかかる。
壬生墨佳:その顔を見上げて。「ええ……???」
彩谷千映理:「わーお……」
壬生墨佳:「ツグミなの……?」
嬬恋七瀬:「いや状況は分かった。ついこの前もあったもんな?」
木虎ツグミ:「はい!木虎ツグミです!」
嬬恋七瀬:「あれだよな?エフェクトのせいで大人になっちゃいましたとかそういう……」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「育ちすぎだろ!!」
壬生墨佳:「……何でツグミの声が僕の上からするんだ……?」
壬生墨佳:「何で……???」
彩谷千映理:「やー、大きくなったねー……」
嬬恋七瀬:「嘘……まさか……」周囲を見回し。
嬬恋七瀬:「今ボク、ミアちゃんの次に小さいじゃん……」
木虎ツグミ:「そうなんです!ポリュペモン・ベッドの能力のせいで大きくなっちゃって」
木虎ツグミ:「私もまだ慣れないしちょっとびっくりしてます!」
壬生墨佳:「いやこっちのほうがびっくりしてるから……!」
彩谷千映理:「そっか……ツグちゃんこうなるんだ……なるほどね……」
嬬恋七瀬:「ええー……マジ……?ええー……?」
ミアセラ:「…………」おろおろしている。
ミアセラ:「あ、あの、手掛かりとか……あの……」
壬生墨佳:「ああ。彼は単独行動をしているらしい」
壬生墨佳:「囲んで叩く。方方に探索の手を伸ばして、見つけた部隊で対処しよう」
ミアセラ:「はい……!」一番優しくて頼れそうな先輩なので懐いている。「よろしくお願いします……!」
木虎ツグミ:「了解しました!じゃあチーム分けはどうします?」
壬生墨佳:「そうだな……」腕を組んで。
嬬恋七瀬:「とりあえずこのままでいいんじゃない?ミアちゃんもツグミと一緒の方がいいだろうし」
ミアセラ:「は……はい……」髪も派手でピアスがメチャメチャ開いていて怖いので距離を取っている。
壬生墨佳:「ああ。僕とツグミなら連絡取れるからな」
彩谷千映理:「じゃあ2と3で分かれる感じかな。ヤバそうならすぐ呼んでくれていーからね」
ミアセラ:「わ、分かりました」頷く。優しそうだが何か怪しげで得体が知れないので距離感を図りかねている。
木虎ツグミ:「分かりました!先輩達もお気をつけて!」
壬生墨佳:「何かあったらすぐ連絡してくれよ。まだ副作用があるかも分かんないんだからな」
ミアセラ:「はい!お気をつけて……!」
GM:choice[壬生,嬬恋,彩谷]
DoubleCross : (CHOICE[壬生,嬬恋,彩谷]) → 彩谷

GM:交通量の多い道だ。必然、そのような道で大人数で話していれば、
GM:車との交錯の危険がある。
GM:丁度通りかかった車が、彩谷さんに当たりそうな軌道に。
木虎ツグミ:「! 彩谷先輩!」 優れた聴覚によって、真っ先に気付く。
彩谷千映理:「えっ?」ワンテンポ遅れる
木虎ツグミ:そのまま彩谷の腕を掴み、自分の方へと引く。有無を言わさぬ勢いで。
彩谷千映理:「わっ」勢いのままに引き寄せられる
木虎ツグミ:咄嗟のせいか慣れない体のせいか少し勢いは余ったものの、それをしっかり受け止める。
彩谷千映理:「あ、ありがとうツグちゃ……」ふと、抱き寄せられたまま目が合う
木虎ツグミ:「すみません先輩。ちょっと引っ張りすぎちゃいました」
木虎ツグミ:「腕、痛かったりしませんか?」 少し眉の下がった心配そうな顔。
彩谷千映理:「だ、大丈夫!全然平気!」
彩谷千映理:若干頬が赤い
壬生墨佳:「全くさ……気を付けろよな」
嬬恋七瀬:「ぷっ……クク……なーにらしくもなく照れてんだよ彩谷ァ」ニヤニヤとそれを見る。
彩谷千映理:「……先輩。……ヤバいよ」
嬬恋七瀬:「はぁ?何がだよ」半笑いで。
彩谷千映理:「こればっかりは、体験してみないとわかんないかもだけど、ヤバいよ、ツグちゃん……」
壬生墨佳:「ヤバいって何が」
彩谷千映理:「何がって、その……」
GM:彼女らはまだ同じ道にいる。
GM:当然、この場にいる限り、同じことは何度も起きる。
GM:起きてもおかしくないのだ。
GM:分かったね。起きます。
GM:丁度通りかかった車が、今度は壬生さんに当たりそうな軌道に。
壬生墨佳:「というかそもそもさ。オーヴァードが車に当たりそうになるなよな」
木虎ツグミ:「壬生先輩!」
壬生墨佳:「君は警戒心が……えっ」
木虎ツグミ:さっきの反省も生かし、次は肩を掴んだ。腕だと痛めてしまうかもしれない。
壬生墨佳:「ひゃっ何!?」単純接触に弱い。
木虎ツグミ:ぐいと引き寄せる。
GM:元いた場所を車が通り過ぎた。
壬生墨佳:体は引き寄せられるままに身体の内に収まる。
木虎ツグミ:それを緩く抱き留める形で受け止める。
木虎ツグミ:「わとと。この辺り、ちょっと危ないですね。移動しましょうか」
壬生墨佳:「ああ悪いツグ……」見上げて。
木虎ツグミ:当然、今の身長差であれば、その声は上から降ってくることになる。
壬生墨佳:「ツグミさん……」
木虎ツグミ:「? どうしたんですか壬生先輩?」
壬生墨佳:「いや、その、えと」
壬生墨佳:「ちょっと危ないと言いますか……」
壬生墨佳:「いや…………」
彩谷千映理:「……ヤバいでしょ」
壬生墨佳:「うん……」
嬬恋七瀬:「えっえっえっ」
彩谷千映理:「ね……」
嬬恋七瀬:「えっ?????」
嬬恋七瀬:「ええ~~~~っ…………???」
壬生墨佳:「あの、ツグミ、今の」
壬生墨佳:「もっかいやってもらうことって出来る……?」
壬生墨佳:「今咄嗟だったからさ……心の準備してから……」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「…………」
嬬恋七瀬:「…………彩谷ァ!」理不尽なキレ!
彩谷千映理:「なんでぇ!?」
木虎ツグミ:「もう一回?良いですけど、どうしてです?」
壬生墨佳:「何でっていやその……」口ごもる
嬬恋七瀬:「えぇ~~~~っ…………」
嬬恋七瀬:「えっ何??そういう感じなの??」
嬬恋七瀬:「えっ……ええ~~~っ……????」
壬生墨佳:「何だようるさいな……」
壬生墨佳:「まあやってもらえないやつにはわっかんないかな~」
嬬恋七瀬:「はぁ!?お前……!!」
嬬恋七瀬:「……!! …………!!」
彩谷千映理:「ねー」壬生さんと顔を合わせる
壬生墨佳:「ねー」
嬬恋七瀬:「何なんだよお前ら!」
嬬恋七瀬:「そんなに言うならやってやるよ!ボクはそんなの慣れっこだもんね!」
嬬恋七瀬:「ツグミ!やって!」
木虎ツグミ:「え、やってって、何を……」
嬬恋七瀬:「だから……あっほら」後方を振りかえり。
壬生墨佳:「こう」ぎゅっとジェスチャーをする。
嬬恋七瀬:「車来たよ、ほら。危ないな~」
木虎ツグミ:「こう、です?」 壬生先輩のジェスチャーを真似て、両手を伸ばし。
木虎ツグミ:その小さい体をあっさりと抱き寄せる。
嬬恋七瀬:「きゃっ……!?」
嬬恋七瀬:頭ひとつ程小さい。腕の中に収まってしまう。
木虎ツグミ:普段から触れ合うこと自体は多い。そのよく知った体温に、包まれるような感覚。
木虎ツグミ:「ええと、これで合ってます?」
木虎ツグミ:ちょっぴり困ったような笑顔は、普段の面影を残しながらも大人びている。
嬬恋七瀬:「……」その顔を下から見上げて。
嬬恋七瀬:上気した頬。口元に手を当てて、小さく頷く。
嬬恋七瀬:「も、もういいから……」目を逸らし、か細い声。
壬生墨佳:「フ……」鼻で笑うように。
壬生墨佳:「分かった?」
彩谷千映理:「ねー」
彩谷千映理:「……ヤバいでしょ」
木虎ツグミ:「そうですか?よく分からないけどあってたなら良かったです!」
嬬恋七瀬:「……ボクだってこれくらい伸びるし」いじけたように言う。
木虎ツグミ:いつものように笑って、パッと腕をどける。
壬生墨佳:「だからあのもう、一回……」
嬬恋七瀬:「いやいい加減にしろよ……!任務中だぞ!」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……そうだったな……」
ミアセラ:「……! ……!」また車が来ないかと道路を見張っている。
彩谷千映理:「……ま、まあとにかく?……何の話だっけ」
嬬恋七瀬:「FHエージェントの追跡だろ」
壬生墨佳:「探索だ。“ポリュペモン・ベッド”を見つけて潰す」
木虎ツグミ:「私とミアちゃん、先輩たち三人のチーム分けでしたね!」
彩谷千映理:「そうそう、それそれ」
嬬恋七瀬:「時間食っちゃったな……急がないと」
壬生墨佳:「そっちは2人で大丈夫か?」
壬生墨佳:「ミアセラも平気?聞いてる?」
ミアセラ:「えっ……?あっ……はい……!大丈夫です……!」
ミアセラ:「……」車が来なかったのでしょんぼりしている。
壬生墨佳:「じゃ、それで行こう。終わらせないとイブちゃんにどやされるからな」
壬生墨佳:「後輩のデヴューだ。華々しく飾らせて貰うぜ」
嬬恋七瀬:「二人とも気を付けて。何かあったらすぐ呼べよ」
彩谷千映理:「こういうのは金星スタートが一番いいしねー」
木虎ツグミ:「はい!遭遇したら必ず連絡します!」
ミアセラ:「頑張り、ます……!」



  GM:シーン終了。ロイス・購入どうぞ
  ミアセラ:まず購入
  ミアセラ:2DX>=20 メイド服
  DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 7[1,7] → 7 → 失敗

  ミアセラ:だめ!
  木虎ツグミ:先輩たちにロイス!〇尊敬/疑問で!
  木虎ツグミ:なんか反応が変だった気がするけどなんでかなあ、の疑問
  木虎ツグミ:そして購入でメイド服チャレンジ!
  木虎ツグミ:1dx+2
  DoubleCross : (1R10+2[10]) → 2[2]+2 → 4

  木虎ツグミ:無理!以上!
  ミアセラ:ロイスは  壬生墨佳 ○信頼/隔意  彩谷千映理 ○興味/不審  嬬恋七瀬 興味/○恐怖
  ミアセラ:以上!


【クライマックス】

GM:登場をお願いします。
ミアセラ:70+1D10
DoubleCross : (70+1D10) → 70+6[6] → 76

木虎ツグミ:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+6[6] → 46

GM:格差……



GM:【十一地区 路地裏】
GM:あなた達は敵の追跡を続けている。
GM:その様子は、現在、少女2人の姿ではない。
木虎ツグミ:「ミアちゃん、本当に大丈夫ですか?」
木虎ツグミ:「どこか痛かったり、苦しかったりしませんか?」
ミアセラ:「うん……大丈夫……」
ミアセラ:その姿は妙齢の女性のそれに変わっている。
木虎ツグミ:「ならいいんですけど……何かあったらすぐ言ってくださいね?」
ミアセラ:肌も髪も色素が薄く、その中で琥珀のような金の瞳だけが輝いて見える。浮世離れした麗人だ。
ミアセラ:普段と違う身体に戸惑っている。その身長はツグミほどではないにせよ、成人女性として平均的な高さだろう。
木虎ツグミ:(綺麗、だなあ……) 心配して覗き込んだはずが、その瞳の輝きに一瞬見惚れる。
ミアセラ:「まさか、私まで……」伏し目がちに呟いて、背まで伸びたゆるいウェーブの髪を指で梳かす。
ミアセラ:「……ねえ、ツグ……」
木虎ツグミ:「……え、あっ、はい!なんでしょう!」
ミアセラ:僅かにハスキーがかった声で、不安げに問い掛ける。
ミアセラ:「私……変じゃない、よね……?」
木虎ツグミ:「変じゃないです!すっごく綺麗です!」
木虎ツグミ:考える間もないような即答。
ミアセラ:「そ……そう……?」少し驚いたように、照れたように。
ミアセラ:「ありがとう……」
木虎ツグミ:「はい!いつももすっごく可愛いですけど、今はなんていうか」
木虎ツグミ:「すごく綺麗で、すらっとしてて、こう……美人さん!って感じです!」
ミアセラ:「う……あ、あんまり言わないで……」俯き、ふわりと髪が流れる。「恥ずかしいよ……」
ミアセラ:「……ずっとそれどころじゃなくて、言えてなかったけど……」
ミアセラ:「……ツグミも、かっこいいよ。すごく」
木虎ツグミ:「え」
木虎ツグミ:「……えへへ、嬉しいです」
ミアセラ:「……でも、このまま帰ったら、お父さんとお母さん、びっくりさせちゃうね」
木虎ツグミ:「そうですね!……ひょっとして、今ならお母さんと同じくらいの背の高さだったりするんでしょうか?」
ミアセラ:「そうかも」笑って。「ツグはお母さんより大きいかもね」
木虎ツグミ:「ううん……お母さんに会って確かめたくなってきちゃいました」
ミアセラ:「じゃあ、早く解決して、お家に帰らなきゃね」
木虎ツグミ:「はい!……お母さんに会うまで、能力が持ったら良いなあ」 ポロっと零すように。
“ポリュペモン・ベッド”:「おっと。さっきの連中だな?お前ら」
ミアセラ:「……!」
木虎ツグミ:「“ポリュペモン・ベッド”!」
“ポリュペモン・ベッド”:「いいね。ふたりとも美人だ。真っ当な大人の姿だ」
“ポリュペモン・ベッド”:「それなら躊躇なくバラせそうだ」銃を構えて、戦闘態勢に。
ミアセラ:「早く元に戻……いえ、投降してください!」
木虎ツグミ:「残念ですけど、バラされてはあげません!」
ミアセラ:「行こう、ツグ……!」
ミアセラ:「今度はちゃんと守るから……!」
木虎ツグミ:「はい、ミアちゃん!」
“ポリュペモン・ベッド”:「言うな?じゃあ、来いよ。殺し合いと行こうや」
GM:戦闘開始です。
GM:衝動判定、難易度は9。
GM:そして2d10の侵蝕上昇の代わりに
≪ワンナイトフィーバー≫
衝動判定時、通常の侵蝕増加でなく、侵蝕率を100%まで上昇してもよい。拒否可能。
この効果を受けた場合、戦闘終了時に侵蝕率が50%低下する。
ミアセラ:5DX+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 10[2,3,5,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

ミアセラ:受けて侵蝕100!
木虎ツグミ:1dx=>9
DoubleCross : (1R10[10]>=9) → 7[7] → 7 → 失敗

木虎ツグミ:暴走しつつ効果を受けて侵蝕100!
木虎[3] ミアセラ[10]
5m|
ポリュペモン[10]
GM:配置!
GM:セットアップ!
木虎ツグミ:狩猟開始:ターゲットロックLv3+攻性変色Lv3+狩りの統率者Lv1
ミアセラ:≪原初の黄:加速装置≫ 行動値+8 侵蝕100>102
木虎ツグミ:自分とミアちゃんがシーン中対象への攻撃力+24、暴走は申してるから関係なし、侵蝕値+11
木虎ツグミ:対象は勿論ポリュペモン・ベッド!
木虎ツグミ:違う、レベル上がってるんだった。攻撃力+32!
木虎ツグミ:たびたびごめんなさい、やっぱり狩りの統率者は抜きで!
GM:OK!
“ポリュペモン・ベッド”:≪虚無の城壁≫。ガード値を増強。
木虎[3] ミアセラ[18]
5m|
ポリュペモン[10]
GM:ではミアセラちゃんから!
ミアセラ:はい!
ミアセラ:マイナーで……うーんジェネシフト
ミアセラ:102+2D10
DoubleCross : (102+2D10) → 102+6[4,2] → 108

ミアセラ:メジャーで≪コンセントレイト:ブラム=ストーカー≫+≪鮮血の鎖≫+≪封印の呪≫
ミアセラ:対象ポリュペモン!
ミアセラ:7DX7+2
DoubleCross : (7R10+2[7]) → 4[1,2,2,3,3,4,4]+2 → 6

ミアセラ:えっ……?
ミアセラ:そんなことある??
木虎ツグミ:???
GM:ウワーッ
ミアセラ:ろ、ロイス
ミアセラ:いやリアクション見てからにしよう
GM:そうですね……!
“ポリュペモン・ベッド”:ドッジ!
“ポリュペモン・ベッド”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[6,7,8,10]+5[5] → 15

GM:……
GM:てへ……
木虎ツグミ:割とキツイ……
ミアセラ:嘘だと言って!
ミアセラ:ウーンウーン
ミアセラ:嬬恋先輩のロイスを切って……
ミアセラ:1D10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 8[8]+6 → 14

ミアセラ:先輩!
木虎ツグミ:惜しい……
ミアセラ:“ポリュペモン・ベッド”も切ります
ミアセラ:14+1D10
DoubleCross : (14+1D10) → 14+10[10] → 24

GM:ひゅう!
木虎ツグミ:頑張った!
ミアセラ:こういう場じゃなきゃ絶対できない切り方
ミアセラ:ラウンド中C値+2です
GM:ロイスを2枚切ったのであれば
GM:侵蝕値も+10!
ミアセラ:きつい~
ミアセラ:合わせて108>126
ミアセラ:“ポリュペモン・ベッド”に視線を向ける。
ミアセラ:かつて自分の内にあった、強大な力。世界を統べられるとまで言われた力。
ミアセラ:今ではその欠片、断片ほどしか残っていない。
ミアセラ:だが、違うのはそれだけではない。
ミアセラ:ただ力に振り回されていた過去の自分と、今の自分とは、違う。
ミアセラ:私は、それを操るすべを得たのだ。
ミアセラ:力を――レネゲイドを、“ポリュペモン・ベッド”に集中させる。
ミアセラ:肉体的にも、精神的にも、何の変化もないだろう。
ミアセラ:だが、もっと致命的な部分が、音もなく、静かに切り替わっていく。
“ポリュペモン・ベッド”:「何だ?何をやっている……?」
“ポリュペモン・ベッド”:何かをしているのは分かる。無意味な行為などするはずもない。
“ポリュペモン・ベッド”:だが、何を?
ミアセラ:「すぐに、分かるよ」
“ポリュペモン・ベッド”:「……まあ、いい」銃を構える。「やることは同じだ」
GM:“ポリュペモン・ベッド”の手番。
“ポリュペモン・ベッド”:≪コンセントレイト:バロール≫+≪瞬速の刃≫+≪因果歪曲≫。
GM:2人に範囲攻撃。
“ポリュペモン・ベッド”:9DX8
DoubleCross : (9R10[8]) → 10[1,3,3,4,6,7,8,9,10]+10[8,8,9]+10[2,4,9]+10[10]+10[8]+7[7] → 57

GM:いや……
GM:ごめんて
ミアセラ:ええ……
木虎ツグミ:三回目の9を1にするのが1番低くなる、かな?
ミアセラ:ですかね
ミアセラ:原初の虚:支配者の呪詛
ミアセラ:侵蝕126>133
ミアセラ:三回目の9を1に!
GM:呪詛は
ミアセラ:あっまちがい
GM:直接達成値マイナスですよね
ミアセラ:原初の紫:支配の領域でした
GM:OK!
ミアセラ:キャラシが原初まみれで……
GM:では達成値は24かな。
ミアセラ:では改めて
ミアセラ:原初の紫:支配の領域 と【三千世界の断片】(海鳴の石板) で達成値-30します
ミアセラ:侵蝕は140に。
GM:虚!
ミアセラ:そう虚!
ミアセラ:原初の虚:支配者の呪詛
ミアセラ:もうメチャクチャだよ
GM:じゃあ達成値は-6になりました。
GM:自動失敗です。
ミアセラ:やった!
“ポリュペモン・ベッド”:銃を構える。銃は何の変哲もないものだ。
“ポリュペモン・ベッド”:中身が、手製の魔眼であるだけだ。それは肉体変化を引き起こす。
“ポリュペモン・ベッド”:効果は時間経過。力を最大限に込めれば、それは大人になるなど生易しいものではなく。
“ポリュペモン・ベッド”:命中した肉体部位を即座に寿命として摩滅させる代物。
ミアセラ:銃口から放たれ、空中で高速回転する弾丸。
ミアセラ:如何なる偶然か、必然か。
ミアセラ:魔眼にかかる圧力は、突如としてそのバランスを崩し——
ミアセラ:真っ二つに砕け散り、明後日の軌道へ飛んでいく。
“ポリュペモン・ベッド”:「な……!」
木虎ツグミ:「ミアちゃん!」
ミアセラ:「……」未だコントロールは不慣れだ。自らに掛かる負荷に、顔を歪めて。
“ポリュペモン・ベッド”:「フ、フフフ……」
“ポリュペモン・ベッド”:「ハハハハハッ!」
“ポリュペモン・ベッド”:「悍ましい能力だな、ソイツはッ!」
ミアセラ:「……すぐ分かるって、言ったでしょ」
“ポリュペモン・ベッド”:「俺もここまでか……?まあ、だが、だ」
“ポリュペモン・ベッド”:「そんなデタラメな力、長く維持も出来ないだろ?根比べと行こうや」
ミアセラ:「ッ……」読まれている。かつての自分ならば、この程度造作もなかったのに。
ミアセラ:眩暈がして、足元がふらつく。
木虎ツグミ:「ミアちゃん」
木虎ツグミ:その傍へと寄り添い、支える。自分に寄りかかってもらえるよう、肩を引き寄せて。
ミアセラ:「……!」
ミアセラ:「つ、ツグミ……!?」
木虎ツグミ:「すごいですよ、完璧にコントロール出来てました」
木虎ツグミ:「沢山訓練してましたもんね」
ミアセラ:「……!」
ミアセラ:場違いな喜びが湧き上がる。一番褒めてほしかった相手に、一番掛けてほしかった言葉を貰って。
ミアセラ:「……うん……!」
ミアセラ:「ツグ、私、頑張ったよ……!」
木虎ツグミ:「はい、ちゃんと見てました!」
木虎ツグミ:「だから次は、私が頑張ります!」
ミアセラ:「うん……!」自らの足で立って。
“ポリュペモン・ベッド”:「チッ」舌打ちして。「だからガキは調子狂うんだ」
GM:ツグミちゃんの手番へ。
木虎ツグミ:マイナーで暴走解除、メジャーでポリュペモン・ベッドへ攻撃!
木虎ツグミ:轟雷爪牙:魔獣の本能Lv1+コンセントレイト:キュマイラLv3+降魔の雷Lv4
木虎ツグミ:肉体で判定、ドッジ判定D-2、攻撃力+16、侵蝕値+8!
木虎ツグミ:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[3,4,5,6,6,6,7,8,9,9]+10[4,5,9,9]+5[1,5]+1 → 26

“ポリュペモン・ベッド”:ガード。≪グラビティガード≫。
木虎ツグミ:3d10+48
DoubleCross : (3D10+48) → 18[8,3,7]+48 → 66

“ポリュペモン・ベッド”:66-3d10-12
DoubleCross : (66-3D10-12) → 66-20[7,10,3]-12 → 34

“ポリュペモン・ベッド”:≪ワームホール≫。28点を返します。
GM:何故28点かと言うと
ミアセラ:ギャーッ
木虎ツグミ:お前ーー!!
GM:≪ワームホール≫は、自分のHPが最大値なので
GM:そのダメージで撃破されるということ。
木虎ツグミ:良かった!落とせた!!
ミアセラ:アヤッター!
GM:復活もなし!
木虎ツグミ:右手でミアちゃんを抱き寄せたまま、左手をポリュペモン・ベッドへと向ける。
木虎ツグミ:そのまま、左手を銃をまねて握る。その手に集った雷が、更に指先へと収束していく。
“ポリュペモン・ベッド”:「!」銃を構える。迎撃の態勢。
木虎ツグミ:普段であれば、獣の爪のごとく振りかざすが。
“ポリュペモン・ベッド”:攻撃に対しても、時間経過の力は機能する。経年劣化による材質の脆化。
木虎ツグミ:(ミアちゃんが傍に居ますし、ぶっつけですけど)
木虎ツグミ:(嬬恋先輩のあれみたいに)
木虎ツグミ:バチリと一際大きく響いた放電音が銃声の代わりとなり、突きつけた指先から黄金色の雷が駆ける。
“ポリュペモン・ベッド”:「雷……!」
“ポリュペモン・ベッド”:それは軽減しきれぬ質の攻撃だ。「ならば!」
“ポリュペモン・ベッド”:攻撃相殺を取りやめて、直接木虎ツグミを銃撃する。
ミアセラ:「……! ツグミ!!」予定外の攻撃に、コントロールが追い付かない。
木虎ツグミ:「っつ!」 弾丸を食らうが、それはポリュペモン・ベッドも同じこと。
“ポリュペモン・ベッド”:雷をしとど受け、その場に膝をつく。
“ポリュペモン・ベッド”:「ぐっ……!」
ミアセラ:「ツグミ!大丈夫……!?」
木虎ツグミ:「っは、大丈夫です」
木虎ツグミ:「それより、あいつは……」
“ポリュペモン・ベッド”:「クソ……割に合わねえな、これは」フラつきながら、ゲートを開いて。
ミアセラ:「! ま、待ちなさい……!」
“ポリュペモン・ベッド”:「もう来るなよテメエらは。やり辛いことこの上ねえ」その姿は消えていった。
GM:戦闘終了です。
GM:あなた達の姿も、徐々に煙が立ち始めて。
GM:いずれはもとに戻っていくのだろう。
GM:バックトラック!
GM:ワンナイトフィーバーの50低下時点で
GM:ふたりとも自動帰還かな。
ミアセラ:はい!
GM:経験点は5点さしあげます。こちらも3点貰う!
木虎ツグミ:頂きます!
ミアセラ:うめ……うめ……


【エンディング】

ミアセラ:「逃げられちゃった……」“ポリュペモン・ベッド”の消えた虚空を見て、溜息を吐く。
木虎ツグミ:「逃げられちゃいましたね……」
ミアセラ:「任務、失敗かな……?」
ミアセラ:不安げに言う。
GM:あなた達に課せられた任務の第一目的は、彼の逮捕ではない。
GM:荒原伊吹が言うには、2人の無事の生還だ。
木虎ツグミ:「大丈夫ですよ。私もミアちゃんも無事ですから」
木虎ツグミ:「イブさんならきっと良くやったって言ってくれます」
ミアセラ:「うん……そうだね」
ミアセラ:「でも、次に会ったら二人で捕まえようね。ぜったい」
木虎ツグミ:「はい!今度こそしっかり捕まえましょう!」
ミアセラ:二人は帰路につく。歩きながら、ミアセラが口を開く。
ミアセラ:「……ねえ、ツグミ」
木虎ツグミ:「はい、どうしました?」
ミアセラ:「私ね、ツグミが撃たれたと思った時、すごく怖かった」
ミアセラ:「それに、最後……」
ミアセラ:「“ポリュペモン・ベッド”がツグミを狙ってくるって、読めなくて」
ミアセラ:「また、痛い思いさせちゃった」
木虎ツグミ:「んん……でも」
木虎ツグミ:「ミアちゃんの能力のお陰で、最初の一発が無効化できましたし」
ミアセラ:「でも、まだ足りないよ」常よりもずっと大人びた姿で。
ミアセラ:「いちばん守りたい人も守れないで、他の誰かを守れるわけないよ」
ミアセラ:橙の陽光に照らされて、ミアセラの髪は燃えるように染まっている。
ミアセラ:「私、もっと強くなるね」
ミアセラ:「強くなって、ツグのこと、ちゃんと守るから」
ミアセラ:「……ううん」
ミアセラ:「ツグのこと、私に守らせて」
木虎ツグミ:「……」 少しだけ、逡巡する。
木虎ツグミ:強くなんてならなくていいですよ、と。私が守りますから、ミアちゃんは戦わなくていいですよ、と。
木虎ツグミ:そう言いたくなる。
木虎ツグミ:でも、それは自分の我儘だと分かっている。
木虎ツグミ:自分がミアちゃんを守りたいように、守ると決めているように。
木虎ツグミ:ミアちゃんもそうしたいと思ってくれているのだと分かっているから。
木虎ツグミ:「……はい。お願いします」
木虎ツグミ:「私も、ミアちゃんのこと守りますから」
ミアセラ:「うん」嬉しそうに笑って、頷いて。
ミアセラ:「……それに!」
ミアセラ:ぐい、と背伸びして、寄りかかるようにして、ツグミの頭の天辺に手を置く。
木虎ツグミ:「わ」
ミアセラ:「私、納得してないからね」
ミアセラ:「どうしてこんなにツグのほうが大きくなるの?」
ミアセラ:「私、ツグと並びたいのに……」不服そうに口を尖らせる。
木虎ツグミ:「それは、まあ。私の方がご飯いっぱい食べてますし」
木虎ツグミ:「牛乳も毎日飲んでますから!」
ミアセラ:「むーっ……」
ミアセラ:「決めた。私もこれから、毎日牛乳飲むからね!」
ミアセラ:「ツグよりも大きくなるから!」
木虎ツグミ:「良いですね!牛乳は健康に良いですから、沢山飲みましょう!」
木虎ツグミ:「でも、はい。……私もミアちゃんより大きく居たいので」
木虎ツグミ:「明日から一杯分飲む量増やします!」
ミアセラ:「あ、ずるい!」
ミアセラ:「じゃあ、どっちが大きくなるか、競争」
木虎ツグミ:「はい、競争です!負けませんよ!」
ミアセラ:「ツグのこと、お姫様抱っこしてあげるから」
ミアセラ:「楽しみにしててね」
木虎ツグミ:「ん、んん……それはなんか、恥ずかしいような……」
木虎ツグミ:いつも通りの帰り道、いつも通りに繋いだ手。
木虎ツグミ:だけどその視点も歩幅もいつもと大違いで。いつも通りに歩けばきっとミアちゃんを置いて行ってしまう。
木虎ツグミ:だから気を付けながら、一歩一歩隣を歩く。一緒に、歩いていく。
木虎ツグミ:いつか能力も何も関係なく、本当に大人になったときにも。こう出来たらいいと思いながら。
木虎ツグミ:(それにしても……)
木虎ツグミ:隣のミアちゃんを見る。表すには、言葉が追い付かないけれど。
木虎ツグミ:すらっとして、美人で、背だっていつものツグミよりずっと高い。誰がどう見たって綺麗な子。
木虎ツグミ:(……頑張って、牛乳飲まなくちゃ)
木虎ツグミ:身長を抜かれたくないのもそうだし、何より。
木虎ツグミ:ミアちゃんに見合う自分で居たいから。


『一夜二人転 木虎ツグミ/ミアセラ・ヴェステライネン』 了