『指名手配犯』(GM:ぺんさん)
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鬼怒川天羽:キャラシート(PC1:あやまだ)
沙羅木春乃:キャラシート(PC2:いちま)
師団閨子:キャラシート(PC3:DT)
斑鳩七里:キャラシート(PC4:いーさにうむ)
【Index】
【導入】
【メインフェイズ】
【一サイクル目】鬼怒川天羽
【一サイクル目】師団閨子
【一サイクル目】沙羅木春乃
【一サイクル目】斑鳩七里
【幕間】佐々部愛次郎
【二サイクル目】斑鳩七里
【二サイクル目】沙羅木春乃
【二サイクル目】師団閨子
【二サイクル目】鬼怒川天羽
【幕間】佐々部愛次郎
【三サイクル目】斑鳩七里
【三サイクル目】鬼怒川天羽
【三サイクル目】沙羅木春乃
【三サイクル目】師団閨子
【クライマックス】
【エピローグ】師団閨子・斑鳩七里
【エピローグ】鬼怒川天羽
【エピローグ】鬼怒川天羽・沙羅木春乃
【功績点の配布】
【プリプレイ】
背景
関東某所、一目市。
忍規違反で流派から追われることになった忍び、『佐々部愛次郎』がこの街に逃げ込んできた。
彼は妖魔討伐の最中、仲間を裏切り共に戦っていた『美作踊子』を殺した疑いがかけられている。
彼には賞金がかけられており、PCたち4人はそれぞれの理由で佐々部を追うことになる。
だが、その裏には君たちも知らない事件の真実が隠されており……
GM:という事で時間になりましたので、そろそろシノビガミシナリオ「指名手配犯」をやっていきたいと思うよ
GM:導入フェイズに入る前にセッションの準備、まずは自己紹介から入っていきましょう
GM:ちょっと変則になるけど、あやまださんといーさにうむさんが初心者らしいので
GM:PC2のいちまさん→3のDTさん→4→1って感じでやっていこうかと思うよ
GM:という事でいちまさんからキャラクターシートのURLを貼って、設定や性格、性能など簡単な自己紹介をおねがしいます
沙羅木春乃:りょうかい!
沙羅木春乃:キャラシート えい
GM:銀髪美少女だ!かわいい~
沙羅木春乃:沙羅木春乃(さらき・はるの)、鞍馬神流の忍びです。
沙羅木春乃:えへへ
沙羅木春乃:流派の中でも家柄は割とよく、おっとりふわふわしつつ流派の命を忠実にこなす優等生です。
GM:良家の生まれだ
沙羅木春乃:普段は悪い事をした忍者をしょっぴいたり、わるい妖魔をドンドコガンガンしばいたりしています。
GM:武闘派だ
沙羅木春乃:優等生なのでルール違反には厳しく、嘘を吐いたり裏切ったり、あと勝負の途中で逃げたりそういうのはなるべくあんまりしたくないなあ……と思っているぞ。
GM:正々堂々が好みというわけ
沙羅木春乃:あと鞍馬なので体術がつよいらしいです。
GM:鞍馬は武人家系なのだ
沙羅木春乃:データ的にはなんか……プロット0からエイッて殴ったりします。よけにくくて痛いぞ
沙羅木春乃:中忍だから奥義もあるし忍具とかも持ってるけどこのへんは秘密の情報なのでないしょです
沙羅木春乃:うっかりしゃべっちゃわないように気を付けてね
GM:サプリで追加された忍法の【空】の効果で、プロット0でもどのプロットへも攻撃が届くのだなあ
GM:実は秘密
沙羅木春乃:丁寧な解説!さすGM
沙羅木春乃:演出的には"寒獄"というすごくつめたい結界を身体に纏わせて敵をフリーズ&ブレイクするよ。そんな感じ!
沙羅木春乃:あ、ハンドアウトはどういう段取りでいくかな GMがはってくれる?
GM:氷属性!見た目も相まって雰囲気かなりおしゃれそうだ
GM:そうですね。貼っちゃいましょう
GM:そんなPC2沙羅木さんのハンドアウトはこちら
◆PC2 ハンドアウト
君は佐々部愛次郎、美作踊子と共に妖魔の討伐任務に赴いていた。
忍務には成功したものの、佐々部は君たちを裏切り、美作踊子を殺して逃亡した。
彼を許すわけにはいかない。
君の使命は「佐々部を捕らえ、罪を償わせること」だ
GM:妖魔を倒す最中裏切りにあっちゃった
沙羅木春乃:ウオオ ゆるせないぜ
GM:敵を取るためにも絶対許せないぜ償わせるぜって感じです。よろしくね~
沙羅木春乃:頑張ります~!待ってろよ佐々部!
GM:ではそんな感じで二人目、PC3を担当するDTさんよろしくおねがいします
師団閨子:はい!
師団閨子:キャラシート
GM:立ち絵がかなりエッチだ
師団閨子:師団閨子(シダン ケイコ)。醜女衆に属する忍者です。
師団閨子:醜女衆は政府機関直属の忍者集団である比良坂機関の下位流派であり
師団閨子:後方向きの陰険集団の中で珍しく武闘派の組織ですね。
GM:戦闘部隊でも巫女なのが面白いよね
師団閨子:構成員はみな女性で素顔を隠しているようで、例外にもれず鬼の面をつけています。
師団閨子:真面目ちゃんの多い中の流派内ではわりと軽薄がちで
師団閨子:芝居がかったふるまいや女性へのアプローチをしがちなタイプ。
GM:たしかに軽薄そうな服装してる
GM:男が嫌いだから女に・・
師団閨子:忍法は呪法による幻視。幻術使いですね。
師団閨子:性能的には真言立川流の末裔であることによる髑髏本尊が強みで
GM:どくどく
師団閨子:これと凶手によってスペシャル値を7にして集団戦スペシャルを狙っていきます。
師団閨子:神咒もあるのでスペシャルのたびに忍具を獲得するぞ。
GM:集団戦がスペシャルになると、どの変調を与えるか選べるようになったり、自分の【生命力】が回復したりしてお得
師団閨子:そういうことだぜ
師団閨子:あとは急所があるので九ノ一の術によわいです。
GM:おもちがこわい
師団閨子:そんなかんじ!よろしくおねがいします!
GM:おす!宜しくおねがいします
GM:そんな九の一好きの師団さんのハンドアウトはこちらです
◆PC3 ハンドアウト
君は美作踊子の同僚だ。
佐々部愛次郎は美作踊子を殺し逃亡中の危険な忍びである。
仲間を殺した佐々部を許しておくわけにはいかない。
君の使命は「佐々部を捕らえ罪を償わせること」だ。
師団閨子:ゆるせない 男に絶対負けません
GM:という事で君は美作さんと同僚だったみたいです。彼女も比良坂だったことになりました
師団閨子:なるほどね
GM:頑張って仲間を殺した男を捕らえな!
GM:という事で次。PC4担当!いーさにうむさんお願いします
斑鳩 七里:はい。
斑鳩 七里:キャラシート
斑鳩 七里:「日の高いうちは苦手だと言うておろうが」
GM:立ち絵すごいな~
GM:めちゃくちゃ可愛く優雅だぜ
斑鳩 七里:斑鳩 七里(いかるが・しちり) 黒いシフォンレースのドレスを身に纏った人形めいた容姿を持つ小柄な少女。
GM:説明文に滅茶苦茶忠実な立ち絵でビビるぜ
斑鳩 七里:日光が苦手らしく、外を出歩く時は日傘が手放せない様子。
斑鳩 七里:隠忍の血統、その中でも血社と呼ばれる吸血鬼のみが属する秘密結社の一員です。
斑鳩 七里:外見に似合わない少し古めかしい話し方をしたりします。
斑鳩 七里:かつてはもっと強力な忍であったとか。ただ、現在でも嫋やかな外見に見合わぬ臂力を誇るなど、その名残が僅かに見えたり……
GM:本物の吸血鬼だ
斑鳩 七里:忍法は吸血鬼らしく、血を媒介に敵を害したり回避したり、という感じです
GM:血霞がかなり珍しくて面白いですよね
斑鳩 七里:性能としては血社の【血霞】をメインに、攻撃してきた対象を逆凪にすることで優位に立ち回ることを狙います
斑鳩 七里:回避ができるかどうかに掛かってるので日頃の行いを良くして望みたいです。
斑鳩 七里:そういう感じで、よろしくお願いします~
GM:オス!よろしくおねがいします
GM:そんな七里さんのハンドアウトはこちら
◆PC4 ハンドアウト
君は一目市を始め、関東を中心に活動している忍びだ。
現在、君の居る街の近くに佐々部愛次郎というお尋ね者が逃亡してきているらしい。
忍規違反を犯したものには流派から賞金をかけられているものも多い。
件の佐々部にも100万円以上の賞金がかけられているようだ。
君の使命は「佐々部愛次郎を捕らえ、賞金を手に入れること」だ。
GM:100万ベリーの賞金首です。頑張って捕まえてください。
斑鳩 七里:悪うない仕事じゃな
GM:ま、4人もいるし余裕でしょ!勝ったながはは!
斑鳩 七里:早う捕まえて楽にさせてやろう。逃げる日々も疲れるでな
GM:では最後。PC1担当のあやまださんよろしくおねがいします
鬼怒川天羽:はーい
鬼怒川天羽:キャラシート
鬼怒川天羽:鬼怒川天羽(きぬがわ あもう)です。普段はアパレル店員のハグレモノ。
GM:アパレル店員のハグレモノセンスいいよな~
鬼怒川天羽:己がファッションブランドを人の世から忍びの世まで広めることを野望としています。
鬼怒川天羽:そのファッションは忍びの技能にも繋がっており、忍布を用いた戦闘を行います。
GM:忍びの技を何だと思っているんだ
鬼怒川天羽:身を隠したり、返す刀で反撃を行ったり……そういう感じ!
鬼怒川天羽:出た!
GM:古典的な隠れみの術だ
鬼怒川天羽:忍びサイドにおける非常識なので、常識サイドの住人で、争いだとか生き死にだとかには結構えーって思ってますが、
鬼怒川天羽:今回は恩人のなんやかやがかかわっているので、空気読みつつがんばります。
鬼怒川天羽:そんな感じです!
GM:友情に厚い所も忍の世界では異端扱いされてるのかもね
GM:ではそんな鬼怒川さんのハンドアウトはこちら
◆PC1 ハンドアウト
君は佐々部愛次郎の元同僚だ。
彼は忍規違反を起こして流派から追われ、指名手配されることになった。
嫌いなやつではなかったが、忍務とあらば容赦はしない。
君の使命は「佐々部を捕らえ、事件の真実を明らかにすること」だ。
GM:元同僚らしいです。ちゃんと罪を償ってほしいですね
鬼怒川天羽:面会には行くからね
GM:捕まる前提なのひどいぜ
GM:ではPC4名はこんな感じ!このセッションにはPCの他に二つハンドアウトが用意されているのでそちらも紹介します。
佐々部愛次郎:一つは佐々部くんの。皆のハンドアウトに書かれている指名手配犯の人です。
◆佐々部愛次郎 ハンドアウト
君は仲間である美作踊子を殺害した罪で各流派のシノビから追われている忍者だ。
君は美作踊子、沙羅木春乃と共にとある妖魔を倒す任務を受けていた。
しかしそれは偽りの任務であり、君の目的は美作踊子を殺すことだった。
妖魔は倒されてしまったものの、君はその隙を突いて仲間を裏切り、美作踊子を殺害することに成功した。
あとは3日間(3サイクル)の間追手から逃げ切れば、君は闇の世界に姿をくらまし逃げ切ることが出来る。
君の【使命】は「三日間(3サイクル)の間生き延びること」だ。
GM:キャラシート
GM:データ的にはエネミーのなんか適当なやつです。奥義はないので適当にとっちめてやってください
師団閨子:ないんだ
鬼怒川天羽:佐々部くんあんま強くないの
沙羅木春乃:そうとは…
GM:なんか間違えて勝っちゃったら申し訳ないし・・
斑鳩 七里:ほほう
沙羅木春乃:PC1とってことは私と鬼怒川さんがNPC二人と一緒に行ってたのかな
GM:まあゲーム的な都合で使えないだけで階級的には君たちと同じ中忍だと思います
GM:あ、これ修正前のやつだ
GM:普通に間違えでPC2と一緒にです。
沙羅木春乃:なるなる!
GM:PC1はそれより前の同僚です。ハグレモノだから元の流派抜ける前とかかも
沙羅木春乃:なるほどにゃん
GM:そんで次は殺された美作さんのハンドアウト
◆NPC 美作踊子
故人。佐々部、PC2と共にとある妖魔を倒す任務を受けていた忍者。
任務の最中、佐々部の裏切りを受けて死亡する。
しかし、裏切りがあったにもかかわらず沙羅木春乃は妖魔の討伐に成功しており、
彼女の死には不可解な点も見受けられる。
師団閨子:どうして死者にハンドアウトが……
GM:このハンドアウトは君たちと同じように【居所】も【秘密】もあるよ。
GM:佐々部くんにも【居所】と【秘密】があります。
師団閨子:理解だぜ
GM:調べたり調べなかったりしてみてね。
GM:他にもゲームを勧めていく内に外のハンドアウトがでてくるかも知れません。その時は都度何を調べられるか教えます
GM:と、セッション前に伝えておくべきことはこんな感じかな。
GM:あ、それから一応。今回のシナリオは対立型と言ってPC同士が敵になる感じのシナリオになってます
GM:しかしセッションはお互い楽しむためにやるもの!敵だからといって何でもしていいわけではなく
GM:常にお互い楽しめるよう意識して後腐れ無く爽やかにゲームが出来るよう明るく優しい言動を心がけてね
師団閨子:大事なことだぜ
斑鳩 七里:そうじゃな 仲良くな
沙羅木春乃:まかせて~
鬼怒川天羽:りょ!
沙羅木春乃:明るく楽しく平和的にボコボコにしてやるぜ
GM:という感じで、まずは導入フェイズに入っていきましょう。よろしくね~
【導入】
GM:という事で導入フェイズ。最初はマスターシーン、全員登場のシーンからになります。
GM:各々の理由で佐々部を追うことになった君たち4人。君たちは佐々部捕獲の主導を取っている比良坂機関の上役に呼ばれて
GM:一目市のとあるオフィスビルの中に集められているよ。
比良坂の偉い人:最後の一人が部屋に入ってきたのを確認すると、上役の人が口を開く。
比良坂の偉い人:「皆、此度はよく集まってくれた。既に知っていると思うが、今回君たちに追ってもらうのは佐々部愛次郎」
比良坂の偉い人:「妖魔討伐の最中に流派を裏切り、我々の流派の仲間、美作踊子を殺害した張本人だ」
沙羅木春乃:白いコートを羽織っている、小柄な少女だ。その名前を耳にして、眦がぴくりと動いたように見える。
比良坂の偉い人:「彼の人となりや腕前は、同じ忍務に応った沙羅木女史が詳しい。気になる者は彼女から聞いてくれ」
斑鳩 七里:人形めいた黒いシフォンドレスの少女が、くぁ、と欠伸を噛み殺す。瞳は眠たげに半分閉ざされている。
師団閨子:「任務に異論はありません。ありませんけどね?」
鬼怒川天羽:「……あの佐々部くんが」 ぼそりと呟く。
沙羅木春乃:どうぞよろしく、と軽く皆へ一礼。
師団閨子:巫女服を改造したような忍び装束に身を包み、顔には目を覆う鬼面の女。
師団閨子:「とは言え、なかなか奇矯なご一行とお見受けしますが?」
鬼怒川天羽:首を傾げつつ、言われて周囲を見やる。
師団閨子:自分の他に集まる3人を順に見ていく。
比良坂の偉い人:「彼との旧知や志願者を集めた結果だ。他意はないよ」
斑鳩 七里:「我はただの雇われ故な。しっかりと払うべきものを払うてもらえば、構いはせん」
鬼怒川天羽:ファッションチェック完了し、「……あたし的には、結構イケてる人選だなーって」
鬼怒川天羽:「思ってるけどね! よろしくっ」 ペコリと会釈。
比良坂の偉い人:「このほうが君のやる気がでるから……とでも思っているかも知れないからね。念の為」
師団閨子:「あら残念。てっきりそういう人選かと」
比良坂の偉い人:「君の趣味に口を出す気はないが、本来の忍務を忘れないように」
沙羅木春乃:「そういうって……」困ったように笑って。
斑鳩 七里:意図を掴みかねると言わんばかりに首を傾げながら、「よろしゅうに」と呟き、ほんの僅か唇の端を吊り上げるように笑う。
沙羅木春乃:「呉越同舟なんて、よくあることでしょ? 気を張るな、とまでは言わないけどね」
師団閨子:「あるいは甲相駿の三国か。どなたがどこになるかは申し上げませんがね」
比良坂の偉い人:「佐々部は一目市に入ってから行方を眩ませている。戦闘だけではなく調査も忍びである君たちの仕事だ」
比良坂の偉い人:「あるいは、君たちのことだ。既に【居所】位は掴んでいるかも知れないが……」
GM:と上役の人が言った所で、君たちは
GM:《調査術》で判定を行うことが出来るよ。これに成功したら、既に佐々部の【居所】は調査済みだぜ~と言う体で
GM:彼の【居所】を手に入れることができるよ。
沙羅木春乃:ほええ
師団閨子:チュートリアル判定というわけ
斑鳩 七里:この機を逃すわけにはいくまいな
GM:鬼怒川さん、判定の仕方はわかるかな
鬼怒川天羽:キャラシのなんかやつを……コピペ!
師団閨子:やります。調査術は持っていないので
師団閨子:一番近い医術で代用判定します。難易度は8。
師団閨子:SG>=8 (判定:医術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=8) → 5[2,3] → 5 → 失敗
沙羅木春乃:2D6>=7 (判定:対人術) キャラシからこういうやつをコピペしてくるのさ
ShinobiGami : (2D6>=7) → 7[2,5] → 7 → 成功
師団閨子:ダメだ
沙羅木春乃:ふふん
斑鳩 七里:2D6>=6 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 5[2,3] → 5 → 失敗
師団閨子:男の居場所だしな
斑鳩 七里:そこ失敗するのか……
鬼怒川天羽:隠形術で代用します!
鬼怒川天羽:SG>=8 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗
GM:惜しいぜ
鬼怒川天羽:しゅん……
GM:では沙羅木さんだけ既に【居所】を持っているみたいですね。
GM:この結果を踏まえてロールの方に戻っていきましょう。
比良坂の偉い人:「佐々部の【居所】に心当たりのある者はいるかな?」
師団閨子:「さて。殿方の居所などとんと」
沙羅木春乃:すっと手を挙げる。「確たる証拠、というほどではありませんけどね。手掛かりなら幾らか」
斑鳩 七里:「あれは随分と用心深いか、或いは天性のものか。影は見えても実体を掴ませぬような感触があったが……む」
鬼怒川天羽:「あたしは全然……おっ」
師団閨子:「あら。お顔と殺しの技だけではないんですね」
沙羅木春乃:「まあ、ただで裏切られたわけではないということで」にっこり。
鬼怒川天羽:「すごっ。これで佐々部くんもいちもーだじんだ!」
比良坂の偉い人:「さすがは鞍馬の宗家に連なる事はある。頼もしいな」
沙羅木春乃:「そちらこそ、比良坂と一つに括っても色々な方がいらっしゃるみたいね」調査のエキスパートじゃない人もいるんだね~と言っている。
斑鳩 七里:「汝には後に色々訊かねばならぬと思っていたが、ふむ。手間が省けそうで何よりじゃな」
比良坂の偉い人:「君たちならきっと佐々部を捕らえることが出来るだろう。この任務確かに任せたぞ」
比良坂の偉い人:「師団も。くれぐれも抜かり無いようにな」
GM:という感じで、比良坂の上役はシーンから退場していきます。
師団閨子:「はあい」背を向けた後にちろりと舌を出す。
沙羅木春乃:「ええ、どうぞご期待ください……あらあら」師団のしぐさを見やり、いけない悪戯を見たかのように、口元を軽く覆いつつ。
鬼怒川天羽:「さて、行きますかっ」
鬼怒川天羽:(待ってろよー。佐々部くん)
斑鳩 七里:「ふむ、そろそろ日も暮れる……いい頃合いじゃろて」
師団閨子:「あら。親交でも深めておきますか?」
沙羅木春乃:「ふふ、やる気があるのは良い事だけど」
師団閨子:「平手でも閨でも構いませんが」
沙羅木春乃:「言ったように、佐々部愛次郎の動向についてはまだ少し裏取りが必要な段階だからね」
沙羅木春乃:これは真実とは異なる。まだ誰が信用できるとも判別付かない状況、いきなり全員に居所の情報を共有する訳にはいかないと考えている。
沙羅木春乃:「戦闘となればいろいろ連携も必要だろうし、そういう打ち合わせはしておいてもいいかもね」
斑鳩 七里:「鞍馬らしい意見じゃな。だが、概ね賛成する」
師団閨子:「お互い知らぬ国ですから。交易から始めるといたしますか」
師団閨子:「であれば互いに利あるかと?」
鬼怒川天羽:「もーっ、早く行くよー?」
斑鳩 七里:(比良坂の女子は常日頃からこのような感じだったか……? 腹を壊してしまいそうで見てられぬよ)
GM:こうして、降りてくる夜の帳に合わせて、4人の忍びが指名手配犯を追い始めるのだった
GM:という感じでシーンを終了しようと思います
【一サイクル目】鬼怒川天羽
GM:次はメインフェイズに入っていきましょう。メインフェイズでは、シーンプレイヤー……手番を使う人をひとり選んで
GM:ドラマシーンで他の誰かと【感情】を結んでもらったり、【秘密】や【居所】といった情報を調べてもらったり
GM:あるいは調べた【居所】を使って戦闘を仕掛けてもらったりするフェイズになるよ。
GM:4人の手番が全員終わるまでを1サイクルとして、今回は3サイクル目が終了すると
GM:クライマックスフェイズ、雌雄を決する最後の戦闘が始まることになっています。
GM:ドラマシーンについて詳しくはP60~、戦闘に関してはP63~を見てもらえるとわかりやすいと思います
GM:で、このメインフェイズの行動順は特に決まりはなく
GM:希望した人からやってもらう感じになってます。我こそは最初に行動したいぜ~!という人は
GM:積極的にその旨を伝えてくださいね。最初にてばんをやりたいひと~?
鬼怒川天羽:やります!
GM:では最初に手番を迎えるシーンプレイヤーは鬼怒川さん!
GM:誰の【居所】も持っていないはずなので、最初はドラマシーンになるかな
GM:どんな雰囲気、ロケーションのシーンをやりたいかは決まってるかな?もしも決まっていないなら
鬼怒川天羽:いないです! どうすればいいですか
GM:大雑把な雰囲気を決めるシーン表を振ってもらおう。P60に付属しているけど、てーきーくんではSTのコマンドを入力すると
GM:結果まで含めてぽんと出してくれるよ。試しに振ってみるといいのだ
鬼怒川天羽:ST
ShinobiGami : シーン表(8) → 凄まじい人混み。喧噪。影の世界のことを知らない無邪気な人々の手柄話や無駄話が騒がしい。
鬼怒川天羽:えーすご
鬼怒川天羽:テクノロジーを感じる
GM:結構便利だよね。まあ人が多いらしいから喫茶店とか駅前とかもしかしたら学校とかになるのかな。その辺りは自由に決めてください
GM:で、次はそのシーンに登場させたい人を決めてください。
鬼怒川天羽:はーい。沙羅木さんとおしゃべりしたいです。
GM:NPCは基本的に誰でも呼べばでてきます。PCは希望してみて、相手のプレイヤーがOKしたら出てきてくれるよ
沙羅木春乃:出ます~!
GM:【感情】を結びたい場合、相手をシーンに登場させないと判定できないので注意だ。
GM:【秘密】や【居所】を調べたい時は、別に相手がシーンに登場している必要はないよ。
鬼怒川天羽:ロケーションは喫茶店とかでいいかな。
沙羅木春乃:いいよ~
GM:では準備ができたら描写なりロールなりを開始するとイイデショウ。
鬼怒川天羽:――どこにでもある、チェーンの喫茶店。
鬼怒川天羽:どこででも為される他愛のない会話の奔流に紛れ、どこにでもいるような、少女がふたり。
鬼怒川天羽:「いやー、全然見つかんないや!」
鬼怒川天羽:「沙羅木ちゃんのほうは進展あった?」
沙羅木春乃:「ううん、こちらの筋は宛が外れたみたいだね」
沙羅木春乃:小さくかぶりを振って。「報告できるような事はまだ、かなぁ」
鬼怒川天羽:「そっかー。最初はいけそうだったけど、そう上手くはいかないね」
鬼怒川天羽:「あ。沙羅木ちゃんでよかった? 呼び方」
沙羅木春乃:「いけそうっていうのは……」小さく首を傾げる。「相手が知り合いだから、ってこと?」
鬼怒川天羽:「下のほうで呼ばれたい? それともあだ名とか?」
沙羅木春乃:「あ、うーん……渾名はちょっとまだ恥ずかしいかも。なんだか気が抜けそうだし」ふにゃっと笑って。
沙羅木春乃:「沙羅木ちゃんとか、春乃ちゃんとか、そのへんなら全然どれでも大丈夫……かな?」
鬼怒川天羽:「そか! じゃあ、春乃ちゃんで! あたしのほうは好きに呼んでね!」
沙羅木春乃:「なら、天羽ちゃんで」
鬼怒川天羽:「そうくるかー!」
沙羅木春乃:「あ。嫌だった?」
沙羅木春乃:「私はほら……お互いいろいろ立場もあるけど、今はなるべくフェアな感じでやりたいかなぁって」
鬼怒川天羽:「ううん、大丈夫! 距離感近いのうれしいし」
沙羅木春乃:「それとも、鬼怒川サマ~、なんてとか畏まってみようか」
沙羅木春乃:「ふふ。よかったぁ」
鬼怒川天羽:「でー……そう。佐々部くんのことは、ちょっとは知ってるつもりだったから」
鬼怒川天羽:「春乃ちゃんはさくーっと手がかり掴んでたのに、あたしは全然空振りばっかで、まいっちゃうよ」
沙羅木春乃:「や、言ったじゃない?私は現場に居合わせてたんだから」
沙羅木春乃:「スタート地点が違うっていうか……ね」
沙羅木春乃:言って、少し天を仰ぎ見るようにして。「それに……」
鬼怒川天羽:「……ふふー。ありがと」
沙羅木春乃:「ほんとうのところ、どうしてあの人があんなことをしたのか」
沙羅木春乃:「全然、分からないのよね。私」
沙羅木春乃:「仲間を裏切って、こうして追われる身になって……そうまでして、何を望んだのか」
沙羅木春乃:「あるいは、ただ気が触れただけなのか……」
鬼怒川天羽:うなづく。「あたしも、そう」
鬼怒川天羽:「だから。話をちゃんと聞かなくちゃって。結果、どうなるにしたって……」
鬼怒川天羽:「まずは聞きたいよ。佐々部くんの口から」
沙羅木春乃:「んー。天羽ちゃんでも見当つかないかぁ」
沙羅木春乃:「……まあ、そうだよねぇ」
沙羅木春乃:「でも、それで……説明を聞いて、納得できないことだったら」
沙羅木春乃:「その時は、ちゃんと割り切って戦える?佐々部愛次郎と」
沙羅木春乃:「あるいは……同情できるような理由だったとしても、だけどね」
鬼怒川天羽:「……どうかな」
沙羅木春乃:私はできるけど、といろいろ飲み干したような横顔で言って。じっと君の様子をうかがう。
鬼怒川天羽:「そうあれたほうがいいとは、思うんだけどねー……」
沙羅木春乃:「ふふ、正直~」
鬼怒川天羽:「あはは。春乃ちゃんに幻滅されないようには、がんばるよ」
鬼怒川天羽:「仲良くしたいからね」
鬼怒川天羽:ここらへんで感情判定したいです
鬼怒川天羽:見敵術かな
沙羅木春乃:一緒に佐々部を探したからというわけね
GM:ふふんふん!
GM:かなり大丈夫な気がします。判定をどうぞ!
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
鬼怒川天羽:わーい
GM:成功のようだぜ
GM:では鬼怒川さんと沙羅木さんはお互い感情表を振って、相手に取る感情を決めてね
沙羅木春乃:et
ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
GM:感情表はコマンドETで出現するよ
鬼怒川天羽:et
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
鬼怒川天羽:便利だねえ
鬼怒川天羽:共感で取ります
沙羅木春乃:うーん……憧憬かなあ 自分にないとこがある子だな~ってなったので
GM:で、こうして出てきた感情のうち+属性-属性どっちを取るか選ぶというわけ
GM:では共感と憧憬、+同士で取得!これを踏まえてロールを続けてもらったりシーンを切ってもらったりしましょう
沙羅木春乃:わいわい
沙羅木春乃:「いいよ、いいよ。そういうの、迷ってるのに『できる!』ってきっぱりウソ吐かれる方が困っちゃうし」
沙羅木春乃:あはは、と笑いつつ。「そういうのがあるって分かってたら、こっちもフォロー入れようはあるしね~」
鬼怒川天羽:「よろしくお願いしますだよ……」 笑みを返しつつ、伝票を手に取る。
鬼怒川天羽:「じゃっ、調査再開と行きますかー」
【一サイクル目】師団閨子
GM:では次。話し合いの結果次は師団さんの手番でいいかな?
師団閨子:はーい
GM:シーンの雰囲気が決まっているならどんなシーンにしたいか宣言して、決まってなかったらシーン表を振ってみてね
師団閨子:ST
ShinobiGami : シーン表(8) → 凄まじい人混み。喧噪。影の世界のことを知らない無邪気な人々の手柄話や無駄話が騒がしい。
師団閨子:また人ごんでる
GM:こちらもまだ影の世界では活動せず、光の世界で穏やかに動いているようですね
師団閨子:そういうところに逃げ込んだんかもね
GM:では自分の他に誰を登場させたいですか?
師団閨子:じゃあ斑鳩さんを呼んじゃおうかな~
斑鳩 七里:ほう。なら行くとするか
GM:では登場は師団さんと斑鳩さん二人で。シーン表の結果を踏まえて描写やロールをしてみてね。
師団閨子:一目市中心部に位置する、人流の動脈ともいうべき大型駅。
師団閨子:夕暮れから薄暗闇に移りゆく中、その何本もあるホームの屋根の上、佇む女が一人。
師団閨子:「流石に追われてる中で駅ほど安直には行きませんか」
師団閨子:「とはいえ視ておかないわけにもいかないでしょう。どう思いますか?」
斑鳩 七里:「木を隠すなら森の中、とは古より言われとることであるしな」
斑鳩 七里:その女の近く、夕闇に融けるように少女が日傘を下ろして閉じる。
師団閨子:「人を隠すには人の中、ですか」
師団閨子:「しかし寄生木が森の中に隠れては、選ばれた木は枯れますけどね」
斑鳩 七里:「何を目的に逃げとるのか、我の知ったことではないが。早う処理せねば、主らはおちおちゆるりと休めもせんのだろう」
師団閨子:「不夜城に休みなどありませんがね。我等の主の城は宵闇の中でも昼のよう」
斑鳩 七里:「くっくっ。それは随分と生きづらそうじゃな」
師団閨子:「あら。私は夜が大好きですのに。……して、七里様はなぜ人の中にお隠れに?」
師団閨子:「妖の身では、それは生きづらくはありませんか?」
斑鳩 七里:「なに。少しばかり探し人がおってな」
斑鳩 七里:「人と人の繋がり、縁──其処からしか得られぬこともあろうて」
師団閨子:「おやおや。銭芥に眩むとは思えなかったのですが」
師団閨子:「やはり人ですか。七里様の目を眩ますものは」
斑鳩 七里:「その方が、互いに都合が良いであろう。隠忍の身など、其れを介する繋がりであると割り切ってくれた方が気楽というものよ」
斑鳩 七里:「それに、我は人が嫌いなわけではない」
師団閨子:「まあ」くすりと微笑む。
斑鳩 七里:「他の隠忍は知らぬがな。特に我らは──人あってのものゆえな」
師団閨子:「それは私の眼にも、佳く映りますね」
師団閨子:目元を秘す仮面の下で嗤う。
斑鳩 七里:隠された視線は見通せない。だが、ほんの僅かにむず痒そうにもぞりと動く。
師団閨子:「もっと七里様のこと、多く識りたくなりますね?」
斑鳩 七里:「……むぅ。であれば、その『様』というのを止めてはくれぬか」
斑鳩 七里:「どうも心地が悪くてかなわん」
師団閨子:「……ふむ」
師団閨子:「では七里、と」
斑鳩 七里:「まあ、無理にとは言わぬが…………うむ、それでよい」
師団閨子:「こちらも閨子と呼ばれますか?」
斑鳩 七里:「呼ばれたいのであれば、そのようにしよう」
師団閨子:「七里」名を呼び。
師団閨子:このあたりかな 暗号術で感情を結ぼうっと
斑鳩 七里:ひゃー
GM:暗号とはね。判定をどうぞ!
師団閨子:SG>=5 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 12[6,6] → 12 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
斑鳩 七里:素でスペシャルだしてる こわ
師団閨子:え~マジ?
GM:忍具を獲得できそうですね
師団閨子:じゃあ……【神咒】が発動します
斑鳩 七里:お近付きの印もらえるかな(そわそわ)
GM:もしかしてエッチなことしたのかな
師団閨子:兵糧丸をもらっちゃおうかな
斑鳩 七里:駅舎の上で?!
師団閨子:ET
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
斑鳩 七里:et
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
師団閨子:共感取ろ~ 兵糧丸もくれたし
斑鳩 七里:マイナスに取る所以はないな 忠誠で取ろう
GM:懐いちゃった
GM:では結果を踏まえてロールなどをどうぞ!
師団閨子:「七里。七里。七里」息の間合いを、声音を変えて何度かささやく。
師団閨子:「……七里。ふむ」
師団閨子:「これですか。これにしましょう」
斑鳩 七里:「こら、やめんか…………ふぅ。むず痒うて堪らんわ」
師団閨子:「あら、失礼。愉しくなってしまいまして」
師団閨子:「男を追うなんてつまらない忍務、これくらいの役得がなければやれませんから」
斑鳩 七里:人形めいた整った顔貌に仄かに乱れが差す。隠すようにそっぽを向く。
師団閨子:「七里とこうして識り合えて、とても嬉しいのですよ」
斑鳩 七里:「師団……ではなく。閨子はほんに男子を好かんのだな」
師団閨子:「それもありますが、それよりも」
師団閨子:「女子を好いておるのですよ」
斑鳩 七里:「呵々」 小さく嗤う。
斑鳩 七里:「我は隠忍の者じゃぞ」
斑鳩 七里:「人でなしに、男も女もあるものか」
師団閨子:「ふ」笑い返して。「それを厭うのであれば、忍びであること自体を厭いますよ」
師団閨子:「人でなしともおなごはおなごですとも」
斑鳩 七里:「好きものめ」
斑鳩 七里:返す言葉は、侮蔑よりもからかいが多く混ざったような声音で。
師団閨子:「数奇で結構。そしてどうやら、件のおのこは居らぬと見える」
師団閨子:睥睨するようにして。
師団閨子:「戻りましょうか」
斑鳩 七里:「うむ。先の頃には分からぬが、今すぐ此処を離れるつもりはないのかもしれぬ」
斑鳩 七里:「ああ。これからが、良い時間であるゆえな」
【一サイクル目】沙羅木春乃
沙羅木春乃:三番手いきまーす
GM:どうぞ。では沙羅木さんのシーン!
GM:ドラマシーン戦闘シーン何方にしましょう。
沙羅木春乃:じゃあ斑鳩さんとお話しようかな~…と思ったんだけど
沙羅木春乃:鬼怒川さんとさっき感情結んだから出てきてくれると感情修正をもらえるのよね
GM:鬼怒川さんが協力してくれるならそうですね
鬼怒川天羽:いいよ~
沙羅木春乃:なので二人とも出てきてもらえるとうれしいぜ 秘密を抜くので、抜いた秘密は鬼怒川ちゃんにも共有されるためメリットはある話のはず~
沙羅木春乃:わあい
斑鳩 七里:では出ます~
沙羅木春乃:ありがた!シーン表も振っちゃお
沙羅木春乃:st
ShinobiGami : シーン表(12) → 太陽の微笑みがあなたを包み込む。影の世界の住人には、あまりにまぶしすぎる。
沙羅木春乃:www ひどい
斑鳩 七里:うおっまぶしっ
鬼怒川天羽:死んじゃう
師団閨子:殺しに来てる?
GM:灼熱のビーチかな
GM:まあ仇敵ですからね
GM:厳しくもされるというもの
沙羅木春乃:そんなつもりは…
鬼怒川天羽:忍びの世界こわ……
斑鳩 七里:苦手な場所に誘い出されています でも情報持ってるし……くっ……
沙羅木春乃:実際どうしよう うっかり陽射しが強い時間まで調査してたらダウンしちゃったとか?
斑鳩 七里:まあ判定-1される程度で別にダメージではなし ちょっと眠いくらいじゃろ
沙羅木春乃:たしかに
GM:では登場人物も決まっているようですしシーンが決まったら描写やロールをしてみてね。
沙羅木春乃:じゃあ朝方にこれまでの進捗どう~?って感じで落ち合ったりしますか
沙羅木春乃:どっかのビルの屋上とかで
斑鳩 七里:あい分かった
鬼怒川天羽:はーい
沙羅木春乃:……翌日の明朝、とある廃ビルの屋上。それぞれが一通り街の捜査を終えて、落ち合う約束をしていた頃。
沙羅木春乃:「さて、そっちはどうだったかな」
鬼怒川天羽:「おはよー。こっちはやっぱりびみょーだったよ」
沙羅木春乃:缶コーヒーを開けながら、少し眠そうな顔をした二人に向かって。
斑鳩 七里:降り注ぐ陽光を恨めしそうに睨め付けながら、日傘を手にどうにか影のある場所に立つ。
沙羅木春乃:飲む?と他に用意していた飲み物を袋に入ったまま差し出す。
斑鳩 七里:「駅舎の方を張っておったが、特段"らしき"者はおらなんだ」
鬼怒川天羽:「ひとりで逃げてるんだよね? うまく隠れたもんだよ……」 飲料を受け取りつつ。
沙羅木春乃:「あー……そういえば、斑鳩さんはそろそろしんどい時間なんだっけね」
斑鳩 七里:「……眠気の醒めるものはあるか?」 色とりどりの飲み物の間で視線が行ったり来たり。
鬼怒川天羽:「あ、そっか。吸血鬼……? だっけ」
沙羅木春乃:「眠気……カフェイン強いのだと、これとかかな?」ラベルをじろじろと見ながら、なんだか少しまがまがしい色合いのエナジー飲料を手渡す。
沙羅木春乃:「でも、いくつか痕跡は出てるから……まだ市内に残ってるのは確実だと思うんだよね」
斑鳩 七里:「ほう……試してみるか」 受け取りつつ、極彩色のそれに少しだけ面食らう。
斑鳩 七里:「ああ、じゃが……世間で言われるように太陽で焼かれて死ぬことはないゆえな」 鬼怒川に言いつつ、エナジードリンクを一口。きゅう、と眉根が寄る。
鬼怒川天羽:「へえー。ニンニクも食べられるの?」
斑鳩 七里:「大蒜など、臭くて食べれたものではなかろう……しかし、これもまた強烈な──人はこのようなものを好んで口にしておるのか……?」
沙羅木春乃:「え、おいしいのに……」
鬼怒川天羽:「のにねー。あとはなんだっけ……シルバーアクセもつけらんないなら悲しいなあ」
斑鳩 七里:「……まあ、目が醒めるという目的は達したゆえ良しとするか」 まだ目の辺りを揉んでいる
沙羅木春乃:「というか、結構フランクに教えてくれるんだね。そっちの種族のこと……」缶を持ってない方の指で、それとなく自分を示して。「鞍馬もいるのに」
斑鳩 七里:「なに。そう隠し立てするほどのものでもなかろうに」
沙羅木春乃:「あはは、堂々としてるもんだなあ」
鬼怒川天羽:「……喧嘩はダメだからねー……?」
斑鳩 七里:「組織が如何なる立場であろうと、言ったろう。今は雇われの身であると」
沙羅木春乃:「ふふ。してないし、しないって」否定するように手を振って。
鬼怒川天羽:「だよね、うん。今は佐々部くんに集中!」
沙羅木春乃:「プロフェッショナルなんだ。感心、感心」(……まあ、そういう変わり者でもなきゃ隠忍に仕事なんて回さないよなー)
沙羅木春乃:「じゃ、共有も終わったところでこれからの段取りだけど──」
斑鳩 七里:「まあ、そのように油断させておいて寝首を掻く算段かもしれぬがな?」 くつくつと嗤う。
沙羅木春乃:というあたりで斑鳩さんの秘密を抜こうかな。対人術で
斑鳩 七里:わ……ッ!
GM:隠忍だけど七里さんは対人術でいけそう。判定をどうぞ!
沙羅木春乃:あ、その前に鬼怒川ちゃんが感情修正をくれるとうれしい!
沙羅木春乃:判定前の宣言なのだ
鬼怒川天羽:せやった
鬼怒川天羽:感情修正します! プラス!
沙羅木春乃:ありがとー
沙羅木春乃:2D6+1>=5 (判定:対人術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 7[2,5]+1 → 8 → 成功
斑鳩 七里:抜かれてしまった……
沙羅木春乃:成功!
鬼怒川天羽:わくわく
沙羅木春乃:これでわたしと鬼怒川さんに回るはず~
GM:そうですね。DMの方で渡すつもりだったけど
GM:なんか障害起きてる噂あるので秘話しますね。
鬼怒川天羽:ひわっ
GM:渡してチェックをし終わった気がします
沙羅木春乃:確認しました!
斑鳩 七里:くっ 我の秘密が……
鬼怒川天羽:見ちゃったんだー
沙羅木春乃:(……はあ。ようやく一人、腹が知れたわけだけど)顔色に出さないまま、会話の中で読み取った情報を咀嚼する。
鬼怒川天羽:「もー……寝首とか、いじわる言わないでよねー」 おどけたように頬を膨らませて
斑鳩 七里:眉根を寄せながら、ちびちびエナジードリンクを飲み下している。
沙羅木春乃:(まったく……あなたのせいで難儀なことになってるよ、佐々部)内心、ここにはいない人に向かってぼやきかけている。
沙羅木春乃:「じゃあ、段取りはそういう感じかな。今日もよろしくね~」
斑鳩 七里:「応。次に呼ぶ時はできれば夜半で頼むぞ」
鬼怒川天羽:「はーい」 返事をし、いつもより足早に屋上を発つ。
沙羅木春乃:「ん、気を付けるよ……」そう言って、その背中をいたわる様にさすりつつ。「斑鳩さんも、身体。きつかったら言ってよね」
斑鳩 七里:「……なんじゃ、優しくしても何も出んぞ」
斑鳩 七里:「鞍馬は鞍馬らしく正道たれ。それでこそ、我らの道が輝くと言うものよ」
沙羅木春乃:「協力者に義理を通すのも、正道のうちでしょ?」
斑鳩 七里:「…………くく。そう言われてしまえば、返す言葉もないな」
沙羅木春乃:とん、と交差するように歩き出し。「ちゃんと"協力者"でいてくれるうちはね?」そうささやくように耳元に打って、そのまま立ち去る。
斑鳩 七里:ドリンクが効いてきたのか、少し冴えた眼差しでその背を目で追う。
斑鳩 七里:「呵々。勿論じゃ」
斑鳩 七里:呟く言葉が、忌々しい陽の光に焼かれて融けた。
【一サイクル目】斑鳩七里
GM:次は1サイクル目最後の手番、斑鳩さんのシーンになります。
GM:居所は持っていないはずなのでドラマシーンになるかな。シーン表は使うかな?
GM:それともやりたいシーンの雰囲気が決まってたりするかな?
斑鳩 七里:使おうかのー
斑鳩 七里:ST
ShinobiGami : シーン表(9) → 強い雨が降り出す。人々は、軒を求めて、大慌てて駆けだしていく。
GM:さっきまで太陽サンサンだったのに……
斑鳩 七里:天気が移ろい易い時期じゃからな
GM:一緒に登場させたいキャラは居るかな
斑鳩 七里:では、師団……閨子に出てもらうとしよう 時間は夕暮れ時ということで
GM:では描写やロールをやっていってもらおうかな
師団閨子:はあい
斑鳩 七里:女心と秋の空、などと言うが。秋でなくともこの国の天気の移り変わりは時にひどく激しいものがある。
斑鳩 七里:忌々しいほどの日差しが陰り始めたと思った直後には暗雲が立ち込め、あれよあれよと言う間に地面が匂い立ち、雨粒がコンクリートを叩き始めた。
斑鳩 七里:繁華街の一角、辛うじて雨を避けられる軒下に。そこで落ち合うと決めていたように、女が二人邂逅を果たしていた。
斑鳩 七里:「ひどい雨じゃの。嘘のように人もいなくなってしもうたが」
斑鳩 七里:「汝はなにか掴めたものがあったか」
師団閨子:「忍ぶには好都合というものでは?でもいけませんね」
師団閨子:「これは探るにも難儀します。いえ?空振りでした」
斑鳩 七里:「ふむ、そうか……我も同じよ」
師団閨子:「空振るのも成果とも言えますがね」雨の中を逃れてきたはずだが、濡れてはいない。
斑鳩 七里:「徐々に範囲を狭めていく、人の繋がりを潰していく……どれも進展には違いあるまいな」
斑鳩 七里:「時に、閨子よ」
師団閨子:「はい?」
斑鳩 七里:「汝は此度の話をどう思っておる。ただの裏切り者を捕らえるだけで、終わると思っておるか」
師団閨子:「ふむ。と申しますと、なにやらご思案が?」
斑鳩 七里:「なに……少しばかり不可思議と思うておるのだ。何故、佐々部某はそこまでせねばならんかったか」
師団閨子:「彼のみ残り、妖魔も討てずであれば話は早いんですけどね」
師団閨子:「もしくは、彼が件の妖魔そのものであるとか。おや、でもこれはいけませんね」
師団閨子:「これであるとすれば、空言を申している者が一人生まれてしまいますね?」
斑鳩 七里:「左様。沙羅木がそれを口にせぬ道理がない」
師団閨子:「居所に心当たりがあるとも申しておりましたが……それを我らにも秘している」
師団閨子:「それ自体は構いません。烏合の衆を信じられぬというのも、一人で狩る自信があるというのも」
師団閨子:「理解はできます。正しさは別ですが。しかしです」
師団閨子:「であれば、何故疾うに向かわないのでしょう?」
斑鳩 七里:「良き時を図っているようにも思えたが……ふむ。さて──」
斑鳩 七里:では、ここで情報判定を行いたいです。
GM:どの技能で判定を行うかな?
斑鳩 七里:沙羅木さんの【秘密】を、《用兵術》を用いて調べたいです。この辺りを中心に活動しているので、人脈はあるはず。
師団閨子:感情修正あげるよ~ +1してね
GM:吸血鬼だから眷属もいそうだしね。判定をどうぞ!
斑鳩 七里:助かる~
斑鳩 七里:2D6+1>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6+1>=5) → 12[6,6]+1 → 13 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
斑鳩 七里:草
師団閨子:やば
師団閨子:今回……荒れるぞ
GM:特に効果はないけどスペシャルになっちゃった
斑鳩 七里:特に愛の結晶が生まれたりもしません 愛の結晶?
師団閨子:残念……
斑鳩 七里:ともあれ、秘密を手に入れたな。感情共有で閨子にも伝わるはずじゃ
師団閨子:わーい
GM:それじゃあPC2、沙羅木さんの【秘密】をお二人に渡しますね
GM:ツイッターが死にかけているようなので秘話の機能を使って渡そうと思うよ
GM:渡しました。結果や内容を踏まえてロールの方を再開してみてね
斑鳩 七里:「……ということであるようだ。佐々部をどうするつもりかは分からぬが」
斑鳩 七里:「居所を知っている以上。近い内には仕掛けにいくではあろうな」
師団閨子:「ふふ。言の葉に乗せずとも伝わりますとも」
師団閨子:「心を交わしましたゆえ。それはそれは手に取るように」
斑鳩 七里:血社のネットワークは多岐に渡る。忍ならずとも、その存在に心酔する者さえいる──それらを用いることは容易いことだ。
斑鳩 七里:「しかして、時に不便なものよな。ああ、今はそうは思うておらんが」
斑鳩 七里:「心を交わせば、言外にせずとも伝わってしまうということは。隠し立ても何もできたものではない」
師団閨子:「隠すにも明かす趣がありますものね」
斑鳩 七里:「その仮面のようにか?」
師団閨子:「ええ。見たいですか?」
斑鳩 七里:「……素顔は見せてはならんものだと聞き及んでおるが」
師団閨子:「いえ?ならぬことはありませんよ。見せれば婚うか殺すかというだけです」
斑鳩 七里:「極端が過ぎるわ」
斑鳩 七里:はぁー、と一つ大きく嘆息する。
斑鳩 七里:「全く、沙羅木も……水臭いとはこのことだ。一言そうと申せば、我は断りなどせぬというに」
師団閨子:「へえ?」
斑鳩 七里:「勇み挑んで返り討ちに遭ったなどと聞かされてしまえば、後味が悪いであろう」
斑鳩 七里:「よもやそのようなことはないと思いたいがな」
師団閨子:「ふふ。であればお救いさしあげれば感涙に咽びますかね」
師団閨子:「あるいはヸタミンではなく血を下さるかもしれませんよ?」
斑鳩 七里:「……あれの血は美味であろうがな」 呟き、少し笑って。
斑鳩 七里:「言わぬのなら、飛び込む算段でもしておくか──やれやれ。言葉にせぬと伝わらぬというのもまた、不便じゃの……」
斑鳩 七里:黒雲が去り、月が顔を出す。空の移ろいはまた、ひどく早かった。
【幕間】佐々部愛次郎
GM:では、2サイクル目に入る前にマスターシーンが入ります。
GM:ST
ShinobiGami : シーン表(6) → 優しい時間が過ぎていく。影の世界のことを忘れてしまいそうだ。
GM:NPCの佐々部くんが行動するよ。佐々部君の他に鬼怒川さんにも登場してもらうよ
鬼怒川天羽:あっはい
GM:他に人気のない、月明かりだけが照らす静かな夜の小道。
GM:佐々部から連絡を受けた君が指定された場所に赴くと、《衣装術》によって普段とは違う姿に変装した彼が現れるよ。
佐々部愛次郎:「よう、鬼怒川。しばらくぶりだな。そっちの調子はどうだ」
鬼怒川天羽:「……佐々部くん? 本当に?」 その姿に、恐る恐る問いかける。
鬼怒川天羽:「ああ、うん。佐々部くんだ……」 声を聴いて、顔をほころばせる。
佐々部愛次郎:「へへ、だよな。お前なら、服を変えても着づけるだろと思ってこの格好にしたんだよ」
佐々部愛次郎:「まあファッションセンスは幾分落ちるかもしれないけど……」
鬼怒川天羽:「調子はフツー……っていうか、佐々部くんこそ!」 声を潜めつつ、若干上ずらせて。
鬼怒川天羽:「大丈夫なの? いろいろと……恰好は、まあ」
鬼怒川天羽:「ふむー……64点」
佐々部愛次郎:「前合より厳しくなってね~?まあ上目指してるのは知ってるけどさ」
佐々部愛次郎:「逃げ切る算段は付いてるよ。あと二日、彼奴等に捕まらなければ……」
鬼怒川天羽:「ふふっ。ギリ合格ってことで。もっと精進したまえ」 からかうように、いつもの調子を取り戻しつつあるように。
鬼怒川天羽:「そっかー……あと二日」
佐々部愛次郎:「フツーってことは、鬼怒川の【秘密】はまだ知られてないってことだな」
佐々部愛次郎:「それならきっと問題ない。悪いな、こんな事に突き合わせちって」
鬼怒川天羽:「そうだね。今のところ大丈夫だけど、みんな鋭そうだから、油断はできないや」
鬼怒川天羽:「まあ、いいんだけどさ……それより、逃げおおせたら」
鬼怒川天羽:「もう、会えなくなっちゃうのかな?」
佐々部愛次郎:「んなことねえって。お礼に飯の一つくらい奢るから。くれぐれもよろしく頼むぜ」
佐々部愛次郎:「頼れる相手、今は鬼怒川位だからさ。ありがとよ」
鬼怒川天羽:「……ん。じゃあ、聞きたいこととか言いたいこととか、いっぱいあるけど」
鬼怒川天羽:「そのときまでとっとくから。めっちゃ注文して、めっちゃ付き合ってもらうから」
鬼怒川天羽:「覚悟しといてね!」 励ますように笑む。
佐々部愛次郎:「ああ。逃げ切れたら全部話すよ。約束する。……気づかれるとまずい。そろそろ行くわ」
鬼怒川天羽:「あたしも、バレたらまずいし」
鬼怒川天羽:「じゃ、またね!」
佐々部愛次郎:「じゃ、またな!注文した分食いきれるように、ちゃんと腹空かせとけよ?」
鬼怒川天羽:「もち!」
GM:という感じで、佐々部くんは《衣装術》で鬼怒川さんと【感情】を結びます。判定はシナリオの都合で自動成功
GM:感情表を振ってお互いに取得する【感情】を決めましょう
GM:ET
ShinobiGami : 感情表(2) → 友情(プラス)/怒り(マイナス)
鬼怒川天羽:et
ShinobiGami : 感情表(6) → 狂信(プラス)/殺意(マイナス)
佐々部愛次郎:鬼怒川は頼りになる最高の友達だぜ。友情を取ります。
鬼怒川天羽:ウーン まあ狂信かな 約束が守られることを願って
GM:はーい!ありがとうございました。これでマスターシーンは終了になります。
鬼怒川天羽:あす!
【二サイクル目】斑鳩七里
GM:では、PC達の預かり知らぬところで密会が行われた翌日。夜が明けて2サイクル目が始まります。
GM:では次、斑鳩さんのシーンをやっていきましょう
斑鳩 七里:ST
ShinobiGami : シーン表(4) → 眼下に広がる街並みを眺める。ここからなら街を一望できるが……。
GM:シーン表を振ったり振らなかったり、登場して欲しい人を招いたりしてね
斑鳩 七里:高いところがほんに好きじゃの では、さっきとは別のビルの屋上にしようか
斑鳩 七里:沙羅木に来てもらおうかと思うとるが、どうじゃろ
沙羅木春乃:でるよ~!
GM:ではお二人でお願いします。描写やロールをしてみてね。
斑鳩 七里:昨夜降った雨もすっかりと乾き、一転して蒸し暑さが感じられる早朝。まだ陽の昇らぬ夜明け前。
斑鳩 七里:付近を一望できる場所といえば、自然高い場所になる。沙羅木と連絡を取り、昨日とは別の屋上に来ていた。
斑鳩 七里:「昨日ぶりじゃな。……ふむ、その様子ではまだ仕掛けには行っておらんと見える」
沙羅木春乃:「おはよ、斑鳩さん」
沙羅木春乃:ひょん、と屋上の上に降り立って。「ん……?ああ」
沙羅木春乃:「バレちゃったか。まあ、流石にそろそろ限度だよねー」
斑鳩 七里:「お互い様じゃろて」
斑鳩 七里:「我らに仔細を話さんかったのは、その秘密ゆえか」
沙羅木春乃:「あはは。そこは違うかなー」
沙羅木春乃:「普通に、ほら。裏も取れてない、ただ集まっただけの人達にいきなり教えるのも危ないでしょ。それと……」
沙羅木春乃:「正直、こうやって嘘を吐いて騙してっていうの。あんまり好きじゃないんだよね……ほら、色々とフェアじゃないから」
斑鳩 七里:「それは鞍馬の誇りか? それとも、汝自身の信条ゆえか」
沙羅木春乃:「逆に……嘘を吐かれるのも、裏切られるのも、隠し事をされるのも嫌。嫌だけど、こういう世界なんだから仕方ない」
沙羅木春乃:「だから、最初にこっちからひとつ、嘘を吐くようにしてるの」
沙羅木春乃:「その方が、後から裏切られたりしても、仕方ないかーって思えるでしょ」
斑鳩 七里:「呵々。律儀な奴よのぉ」
沙羅木春乃:「こっちが先にやったんだから。……もちろん、個人的なやつだよ」
斑鳩 七里:「……ふむ。実を言うとな、我は汝を信じておらなんだ」
沙羅木春乃:「あはは、そうかな?」けらけらと笑いつつ。「……それじゃ、用件はつまり」
沙羅木春乃:「自分で片を付けるから、佐々部のことを教えろって話かな?」
沙羅木春乃:少しだけ眼差しを細くして。
斑鳩 七里:「いや。佐々部のことは、汝がどうにかしたいであろ」
斑鳩 七里:「むしろ、汝であれば知っておろう。我の視線の先にあるものは、また別にあるということを」
沙羅木春乃:「……」
斑鳩 七里:「我と汝の見据えるものは異なる。じゃが、食い合うものではないと思うておる」
斑鳩 七里:「それに、勇んで飛び込んだ汝が手酷い目に遭うたなどという話は聞きとうないからな」
沙羅木春乃:「……ふふ。なにそれ」
沙羅木春乃:「私を信じてないって人の言い草なんだ?それ」
沙羅木春乃:おかしそうに笑いつつ、少し高い位置にある顔を覗き上げて。
斑鳩 七里:「腹の探り合いをしたからこそ、信じるに値すると感じられることもあろう」
沙羅木春乃:「まあ、あなたが報酬でも佐々部でもないものを探してるのは知ってるけどさ」
沙羅木春乃:「あいにく、私に差し出せるものがあるかは分からないや」
斑鳩 七里:「我の邪魔立てをせんでくれればそれで十分」
沙羅木春乃:「まさか、血をよこせってわけでもないでしょ?」
斑鳩 七里:「なに。それもまた唆られるものはあるがな」
斑鳩 七里:くつくつと小さく笑い声を零す。歪んだ唇から、鋭利な牙がほんの僅かに覗く。
斑鳩 七里:では、ここで感情判定をしたいです
GM:イイデショウ。どの技能で判定するかな?
斑鳩 七里:沙羅木さんを対象に、《異形化》で。己が別種の種族であることを見せつつ、その力を協力する方に向けられるよ、と示す感じで……
沙羅木春乃:きゃあ
GM:牙見せたのは確かにそれっぽい。判定をどうぞ!
斑鳩 七里:2D6>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
斑鳩 七里:ET
ShinobiGami : 感情表(5) → 憧憬(プラス)/劣等感(マイナス)
GM:成功!無事に【感情】を結べましたね
GM:感情表を振るのだぞ
沙羅木春乃:et えい
ShinobiGami : 感情表(1) → 共感(プラス)/不信(マイナス)
沙羅木春乃:うーん 共感しとこう
斑鳩 七里:憧憬で取ろう。さっき律儀だと感嘆したところじゃからな
GM:では修得した【感情】を踏まえたり踏まえなかったりしてロールをどうぞ!
沙羅木春乃:「……そうだなあ」
沙羅木春乃:「ね。私、嘘を吐くのは嫌いだって言ったでしょ?」
斑鳩 七里:「ああ、言うておったな」
沙羅木春乃:「私達の目的は食い合うものじゃないって、あなたは言うけど……」
沙羅木春乃:「…うん、確かに二人きりならそうかもね」
沙羅木春乃:「だけど、この街の状況はそんなに簡単じゃないでしょ?」
斑鳩 七里:「左様。今後の各々の出方も様々であろう」
沙羅木春乃:ゆっくりと斑鳩の背後に回る様に歩きながら。
沙羅木春乃:「だから、絶対に邪魔しない、って約束はしてあげられないな。今のところは」
斑鳩 七里:「なら、先に貸しを作っておくことにしようか」
斑鳩 七里:「汝が仕掛ける時。仮に呼ばれずとも、我は馳せ参じよう」
沙羅木春乃:「っていうのが、私的には誠実な答え……あら」
斑鳩 七里:「くく。律儀な汝のことだ、仮に約束はせずとも躊躇い程度にはなるであろ」
沙羅木春乃:「……ふふ、どっちが律儀なんだか」
斑鳩 七里:僅かに目を細める。「因みに、誠実でない答えは?」
沙羅木春乃:「なんだろうね。"ずっと友達だよ"、とか?」茶化すように言いながら。
沙羅木春乃:「いいよ、分かった。あなたの助けを期待していよう」
沙羅木春乃:そう言って、その手を斑鳩の懐に忍ばせて。
沙羅木春乃:じゃあ、斑鳩さんに佐々部の居所の情報を渡します。
斑鳩 七里:「友達、友達とはな──……む」
沙羅木春乃:「返せないかもしれない借りを作るのもね、あんまり好きじゃないんだ」
沙羅木春乃:「あなた自身は興味のない事かもしれないけど。何かの用には立つでしょ?」
斑鳩 七里:「しかと受け取った」 それを確認しながら。
斑鳩 七里:「……しかし、汝。生きづらそうな生き方をしておるの」
沙羅木春乃:笑ってそう言いながら、数歩離れて。すんすん、とにわかに鼻先を動かし。
沙羅木春乃:「どうだろ?日の光を避けて歩くよりは楽かもよ」
沙羅木春乃:「……ね。ところで、師団さんと仲良いんだ?」
斑鳩 七里:「……汝が鬼怒川と先に行きおったから、自然そうなっただけじゃが」
沙羅木春乃:「そう?なら、いいんだけど……」
沙羅木春乃:「一番あなたが気を付けなきゃいけないの、多分、あの人じゃないかなって」
斑鳩 七里:「…………肝に銘じておくとするよ」
沙羅木春乃:分かってるんでしょ?と言いたげな顔で。
斑鳩 七里:その表情を、眠たげになりつつある瞳が見る。小さく瞑目し、頷いた。
【二サイクル目】沙羅木春乃
GM:ではDBの結果沙羅木さんの手番からになる気がします
沙羅木春乃:ウス
GM:ドラマシーンをやるかな、それとも戦闘シーンをやるかな
沙羅木春乃:居所を使い、佐々部くんを……殴る!
GM:イイデショウ
沙羅木春乃:シーンは夜めでおねがいします
GM:では戦闘シーンに入ります。戦闘についてはP63を参照
GM:佐々部くんと沙羅木さんの他に、二人の何方か以上に【感情】を持っている人は
GM:戦闘に乱入することが出来るよ。乱入する人~?
鬼怒川天羽:で、出ます
斑鳩 七里:我は行こう。
師団閨子:もってないぜ
GM:では佐々部くん+師団さん以外のPC3人で戦闘になります。
GM:メインフェイズ戦闘では戦闘に残っている人が最後の一人になるまで戦ってもらうよ。
GM:誰か他のキャラによって【生命力】が減らされた人は戦闘から脱落になります
GM:沙羅木さん、戦場シーン表は振るかな?
沙羅木春乃:コマンドなんだっけ
GM:あ、これは普通に平地とか水中とかにランダムに変えられるやつです
沙羅木春乃:あっなるほど 振らなくていいかなー 変なの出たら怖いし
GM:コマンドはBT
GM:オス!どんな場所で戦いたいとかあるかな?なかったら適当にGMが決めます
沙羅木春乃:人気ないとこのほうがよさそうくらい?路地裏とか
GM:オス!では買い出しに出た佐々部くんが路地裏に入ったら君たちが待ち構えてる感じにしますか。
GM:そんな感じでシーンを始めていきましょう。
GM:夕暮れどきがすぎ、空が紫色に染まり始めた頃。サングラスをかけた若者が買い物袋を抱えて、コンビニから出てくるよ。
GM:変装した佐々部愛次郎だ。彼はそのまま人気のない方へ進んでいき、尾行がいないのを確認すると気配を殺し裏路地へと入っていく。
沙羅木春乃:「へぇ、結構買い込んだね」
佐々部愛次郎:(もうすぐ日が変わる。追っては来てない。あと一日、この調子ならなんとか逃げ切れそうだな)
沙羅木春乃:彼にとっては聞き覚えのある声が、その頭上から降ってくる。
沙羅木春乃:声に反応して上を見るよりも早く、するりと眼前に降りてきている。
佐々部愛次郎:「……!」そう安堵したのも束の間。声に反応しすぐさまその場から飛び退こうとし……
佐々部愛次郎:「……っ、春乃……!」
佐々部愛次郎:「ちっ。気づいてたならもっと早くに声をかけてくれよ。不意打ちは嫌いじゃなかったっけ?」
沙羅木春乃:「気安く呼んでくれるじゃん。これは、対話の見込みもある感じかしら」
沙羅木春乃:「失礼な、なんにも打ってないでしょ?」
沙羅木春乃:「それに、遠巻きから声を掛けたら逃げるじゃない」
沙羅木春乃:戦いの構えを取るでもなく、ただ交代する佐々部と同じ歩数だけ距離を詰めるように歩いて、一定の間合いを保たせている。
佐々部愛次郎:「俺の心は深く傷ついたよ。友達だろ?逃してくれたっていいじゃんか」
沙羅木春乃:「それで、どうするの? 素直に投降するなら、幾らか罪は軽くなると思うけど」
佐々部愛次郎:「へへ。そんな事するくらいなら、最初から逃げ出してないよ」
沙羅木春乃:「ま。先に裏切られて傷ついたのは私なんだけどな」
沙羅木春乃:「ね、あんまりこれ以上痛い思いをさせないでよ」
佐々部愛次郎:「じゃ、退いてくれよ。できれば隠れてる二人も連れてさ」
沙羅木春乃:「弱い者いじめなんて、したくないんだから……はあ」
沙羅木春乃:溜息。「本当に、しょうがないやつ」
GM:という感じで二人も軽く出てきてもらったら戦闘を開始しましょう
鬼怒川天羽:ひらり――一片の布が路地に舞い。
鬼怒川天羽:「……そのグラサンは、あんまりだね」
鬼怒川天羽:布地の裏から、するりと小さな影がまろび出る。
佐々部愛次郎:「必死で逃げてるとさ、服を選ぶ暇もないんだよね」
斑鳩 七里:「なれば、いっそのこと楽にしてやろう」
鬼怒川天羽:「マイナス50点。……似合ってないよ、ホント」
佐々部愛次郎:「ハン。元同僚だからって遠慮はいらないぜ、鬼怒川。全力でかかってこいよ」
斑鳩 七里:夜闇が形を為す。影が少女の形に変わり、人形めいた冷たい瞳が男を見つめている。
斑鳩 七里:「汝に恨みはないが、そのように雇われた故な。恨むのは好きにせよ」
佐々部愛次郎:ひゅうっ、と口笛を吹き「美女が3人。追われてる理由がこれじゃなかったら、大歓迎だったんだけどな」
佐々部愛次郎:「悪いけど、捕まってやるわけにはいかないんだ。行くぜ」
GM:という感じで戦闘を始めます。まずは1ラウンド目!
GM:最初はプロットから入っていきましょう。皆ダイスを隠してね。
GM:それから、行きたいプロットの数字に出目を合わせてね。合わせ終わったら教えてください。
鬼怒川天羽:プロット時の忍法も使えますか!
GM:それからこのタイミングで使える忍法がある人はそれも使うといいぜ!
GM:どうぞ!どの忍法を使うのかな
鬼怒川天羽:影分身をします。
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
GM:イイデショウ。影分身で判定してね~
GM:判定成功!鬼怒川さんはプロットのダイスを二つ配置できるよ
Tekey:鬼怒川天羽がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:ダイスを公開したあと、皆のプロットを見てから二つのうち一つどちらを使うか選んでね
鬼怒川天羽:こうかな
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:それで大丈夫!GMもプロットを決めました
GM:皆大丈夫かな?問題なかったらこれ以降プロットの変更はなし
沙羅木春乃:だいじょうぶー
斑鳩 七里:OK!
GM:私がいっせーのーせとチャットするのでそれが見えたら公開していってください
鬼怒川天羽:いけます
GM:それでは行きますよ~
GM:いっせーのー
GM:せ!
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:沙羅木春乃がダイスを公開しました。出目は「3」です。
GM:ではこれでダイスが出揃いました
GM:鬼怒川さんはこのタイミングで、二つプロットした2と5どちらを真のプロットにするか選んでね
鬼怒川天羽:うーん 2のほうにしときます
GM:イイデショウ
GM:わかりやすいようにプロット値のマスに自分の駒を移動させておくといいかも
鬼怒川天羽:へえー わかりやすい
零 |
壱 |
鬼怒川
弐 |
沙羅木
佐々部
参 |
斑鳩
肆 |
伍 |
陸 |
死地 |
GM:ではプロットが決まったので、プロットの大きな順に手番をやっていきましょう。
GM:ちなみに【生命力】が削られたら基本的に即座に脱落なので、先手を取って攻撃が成功すれば
GM:相手の手番を待たず敵を脱落させることも出来るよ。逆に自分が手番を迎えること無く戦闘が終わることもあるというわけ
GM:では最初はプロット4、斑鳩さんから行動をお願いします!
斑鳩 七里:ふむ、最速とは思わなんだが……では、間合におるしな。【接近戦攻撃】で佐々部を狙うとするかの
斑鳩 七里:2D6>=5 (判定:怪力)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 8[2,6] → 8 → 成功
佐々部愛次郎:《怪力》結構遠いな……
斑鳩 七里:我のプロット値は4ゆえ、これ以下の値が出ると逆凪になるところであったが。今回は問題なく成功じゃな
佐々部愛次郎:まあでも回避するしかないぜ。《拷問術》で代用。目標値は8になる
佐々部愛次郎:2D6>=8 (判定:拷問術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 6[2,4] → 6 → 失敗
佐々部愛次郎:うぎゃあああ
佐々部愛次郎:回避失敗したので接近戦ダメージを1点貰います。
佐々部愛次郎:【生命力】がランダムに1個削れるよ~
佐々部愛次郎:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(2) → 体術
佐々部愛次郎:体術が破壊されて、【生命力】が失われたのでそのまま脱落します。
GM:これで斑鳩さんの手番は終わりかな?
斑鳩 七里:終わりじゃの。
GM:オス!では次はプロット3。佐々部は脱落したので沙羅木さんの行動になります。
零 |
壱 |
鬼怒川
弐 |
沙羅木
参 |
斑鳩
肆 |
伍 |
陸 |
死地 |
沙羅木春乃:何もしないこともできるのかな
GM:もちろん可能です。ただし戦闘から自主的に脱落できるのはラウンド終了時だけなので注意してね
沙羅木春乃:そういやそうだった
GM:沙羅木さんがなにもしなくても後から鬼怒川さんが襲いかかってくる可能性もあるよ。
沙羅木春乃:1プロット下にいる人が不穏だけど
鬼怒川天羽:なにもしないよ~
沙羅木春乃:流石にまだないやろ 普通に協力関係って可能性もあるし……
沙羅木春乃:パスします
GM:言葉を信じるのもまたあり!では鬼怒川さんは行動どうするかな。
GM:プロット3が終わったので、次はプロット2の鬼怒川さんの手番なのだ。
GM:沙羅木さんに約束した通り何もしないことも出来るぜ。
鬼怒川天羽:んーーー まあパスで
GM:了解。では1ラウンド目はこれで終了。この時、参加キャラクターは自主的に退場することも出来るよ。
GM:この戦闘から降りる人は居るかな?
鬼怒川天羽:斑鳩さんが下りるなら
沙羅木春乃:どうしようかな ゆずってもいいが
沙羅木春乃:そっちとはね
斑鳩 七里:我か~
GM:と言っていますがどうするかな斑鳩さん
鬼怒川天羽:もしくはあとで秘密なりなんなり共有してくれるなら、かなー
沙羅木春乃:じゃあ私が勝ったら佐々部の秘密とりますという感じなら?
鬼怒川天羽:分け前がほしい気持ちです
斑鳩 七里:我、ここにあるもので別に欲しいものないんじゃよな
GM:もしかしたらプライズにも【秘密】があるかも?
沙羅木春乃:たしかに
斑鳩 七里:強いて言うならプライズを取って沙羅木に恩を売るかみたいなところ
GM:まあプライズを持っているかどうかもわかりませんが
沙羅木春乃:そういえばそう
斑鳩 七里:そういえばそう
鬼怒川天羽:なるほどね
GM:今回はもし無かったら別の戦果を選んでいいことにしますね
沙羅木春乃:でも秘密は何時でも取れるけどプはそうでもないからな 冷静になると
沙羅木春乃:ある場合の話ですが…
斑鳩 七里:我はそういうことじゃから、あんまり降りる気はないよ。
沙羅木春乃:するか キャットファイトを
GM:では鬼怒川さんも降りないことになるので3人で戦闘続行ですね。
鬼怒川天羽:しかたないね
GM:メインフェイズ戦闘は参加していたキャラクターの数+1Rが上限になるので
GM:今回は5Rより長引いた場合勝者なしで終わるのでご注意を。
鬼怒川天羽:あい
斑鳩 七里:まあ、そうなっては元も子もないからな……
沙羅木春乃:はあい
GM:ではまず、1R目の演出、斑鳩さんが軽く佐々部くんを倒した演出をしてもらい
GM:3人で戦う空気を出したら戦闘の方に戻っていきますか。
GM:高速機動が始まる。佐々部は一切の容赦なく君たちを攻撃しようとしたが……
GM:忍びの戦闘において3:1というのはあまりにも分が悪い。他の二人に意識を割いている隙きを突いて
GM:斑鳩の攻撃が佐々部を捕らえるよ。
斑鳩 七里:其れよりも疾く。音速に達する影が、男の首根っこを掴み上げた。
佐々部愛次郎:「ぐっ……!?何だこいつ、早っ……!」
斑鳩 七里:シフォンレースのドレスが彩る、触れれば折れそうなほどの華奢な少女の細腕が男を無造作に壁に叩きつける。
佐々部愛次郎:腕を走る痛点を突き痛みによる反射でその拘束を解こうとする。だが、異形の肉体を持つ君には全く効果がないよ
斑鳩 七里:「笑止。本気で逃げ果せる気だったのか?」
佐々部愛次郎:「がはっ……!く、くそっ……!」叩きつけられた壁にひびが入るほどの衝撃。ダメージを受け高速機動から脱落する
斑鳩 七里:万力で固定されたかのように動くことの敵わない男を引き摺り降ろし、地面に押し付ける。そのまま、女二人を見遣る。
斑鳩 七里:「さて。どうしてしまおうか」
鬼怒川天羽:(……こうなるよーな気はしてたけどね) ため息をつく。
鬼怒川天羽:「おつかれ! さすが、強いねー」
鬼怒川天羽:「あ、拘束が必要なら、あたしが忍布でちょちょいとやるよー?」
沙羅木春乃:「あらら。見事に助けられちゃったな」起動しかけていた術を収めつつ、二人を見て。
斑鳩 七里:「言った通り、我は此奴にさしたる興味もないが……用があるのは汝らだろう」
GM:では話し合いの結果沙羅木さんを勝者にするようなので、沙羅木さんは自由に戦果を奪っていいですよ
沙羅木春乃:「だね。ちょっと聞きだしたい事があるし……それに」
佐々部愛次郎:「はぁ、はぁ……こ、これで俺が諦めると思うなよ」
沙羅木春乃:プライズがあればそれがほしいなー
GM:奪う対象は佐々部でOKかな?
沙羅木春乃:あっ、ですです
GM:では佐々部くんはプライズを持ってないので奪えません。改めて佐々部くんからどの戦果を得るか決めてね
沙羅木春乃:にゃん…
斑鳩 七里:ははー……
沙羅木春乃:じゃあ佐々部の秘密くれ!
GM:はーい。斑鳩さんと鬼怒川さんに共有かな
鬼怒川天羽:やったー
斑鳩 七里:拍子抜けじゃったの とはいえ頂いておくとするか
佐々部愛次郎:「聞きたいことはこれだけか?沙羅木。なら……」
鬼怒川天羽:しゅるしゅると、慣れた手つきで佐々部くんの手を縛り上げ。
沙羅木春乃:「……はあ、まったく」少し苛立ったようにしながら、右手を小さく振りかぶって。
鬼怒川天羽:「よーし、これであとは煮るなり焼くなり……」 言いかけ、殺気を感じて飛びのく。
沙羅木春乃:そのまま佐々部の胸部へと突きを入れる。……そこにあった身体が、変わり身へと転じている。
沙羅木春乃:「つくづく、逃げの術ばかり巧みなんだから……こうして囲まれてるのに、どうやったんだか」
佐々部愛次郎:君の突きが入ると、佐々部の体は服を残してぶくっ、と膨らみ次の瞬間破裂する。
鬼怒川天羽:「ほ、ほんとにする子がいるかなぁ!? ……って」
佐々部愛次郎:変わり身の術、いつの間にか肉の風船と入れ替わっていたようだ
斑鳩 七里:「ほう……流石にここまで逃げ果せているだけのことはあるか」
鬼怒川天羽:「逃げちゃった……?」
鬼怒川天羽:(逃げられた……んだ)
沙羅木春乃:「今度捕まえた折には、逃げのコツでも聞いてあげようかしら」
沙羅木春乃:言いながら、天を仰いで。「……悪いね、二人とも。また仕切り直しみたい」
鬼怒川天羽:「ううん、そんなことないよ。いろいろ聞けたしね」
斑鳩 七里:「全く無駄骨というわけでもなかったからな」
鬼怒川天羽:「もうひと頑張りだよ、きっと。……もうひと頑張り」
斑鳩 七里:「腹を割いて出て来ぬものは、其処にはもうないやもしれぬしなぁ」 裂けた服の欠片をエナメルのブーツが小突く。
沙羅木春乃:「まあ、そうだね。分かった事は色々あったし……」
沙羅木春乃:そう言うと、おもむろに鬼怒川さんの頬を人差し指で突いて。
鬼怒川天羽:「わっ! な、なに?」
沙羅木春乃:「ありがとね。迷ってただろうに、ちゃんと手を貸してくれて」
鬼怒川天羽:「あ……ううん、あたし、ほとんどなにもしてないし……」
沙羅木春乃:「それでもだよ。……だから、感謝してるからこそ言うんだけど」そのまま、触れた指を自分の頬へと押し当てて。
沙羅木春乃:「多分あなた、自分が思ってるよりも顔に出るタイプかも」
鬼怒川天羽:「っ……」
沙羅木春乃:見透かしているとも、鎌をかけているとも、あるいは冗談ともつかないような、いつものような笑顔でそう言って。
沙羅木春乃:「……あなたのお腹まで割く事にならないといいんだけどな」背を向けながら、君にだけかすかに届く声でそう言った。
鬼怒川天羽:「……あはは。重ね重ね、お恥ずかしいかぎりで」
鬼怒川天羽:おどけたように返しながらも、その言葉は臓の腑までずしりと圧し掛かって。
【二サイクル目】師団閨子
GM:では次。メインフェイズ2サイクル目、師団さんのシーンから。
GM:シーン表を振ったり一緒に出て貰う人を決めたりしてね
師団閨子:ST
ShinobiGami : シーン表(8) → 凄まじい人混み。喧噪。影の世界のことを知らない無邪気な人々の手柄話や無駄話が騒がしい。
師団閨子:人混み好きすぎるな
鬼怒川天羽:もうずっと人多杉
師団閨子:女の子がいっぱいいるからかな……
GM:こんな仮面つけているのに……
師団閨子:忍びだからどうとでもなるわけ
師団閨子:鬼怒川さんに出てきてほしいな~
鬼怒川天羽:あいー
GM:なるほどね。では舞台とかが決まったら描写とかロールとかをやっていってもらいましょう
師団閨子:四忍が交戦した裏路地。それよりの帰途。
師団閨子:帰宅ラッシュと重なって、人波が寄せる中で。
師団閨子:それに紛れるようになった少女の横に、奇矯な風体の女が歩みを寄せている。
鬼怒川天羽:人波の中、足取りはいささか重く、浮かない表情で歩いていた。
師団閨子:「……まったく。いけずというものでは」
師団閨子:その装いの人間にも、周囲が気を止めることはない。
師団閨子:そういう認識の歪ませ方を出来る術理がある。
鬼怒川天羽:「……あ。師団さん。お疲れ……」 言いつつ、はっとして。
師団閨子:「どうして呼んでくださらず始めてしまったんですか」
鬼怒川天羽:「ご、ごめんね!? 仲間外れにするつもりはなかったんだよ? なんか、成り行きで……」
師団閨子:「本当ですか?」
師団閨子:「私が居ないほうが、都合のいい方がいらしたのでは?」
師団閨子:誰とは申しませんがね、と続け。
鬼怒川天羽:「ああぁ……そういう、裏のごたごたは……どうかなぁ……あはは」
鬼怒川天羽:「でも、あたしは全然! 師団さんとは仲良くしたいよ!」
師団閨子:「まあ、天羽様」ずい、と仮面の顔を寄せる。「まことですか?」
師団閨子:「私と?懇ろに?」
鬼怒川天羽:「ねんっ……まあ、その」
鬼怒川天羽:「お友達から、ねっ……!」
師団閨子:「まあ、からですか。承知いたしました」
師団閨子:「では、お友達の天羽さんにお尋ねしますが」
師団閨子:「佐々部某」
師団閨子:「態と逃しましたか?」
鬼怒川天羽:「っ……」 ぴく、と春乃に突かれた頬が強張る。
鬼怒川天羽:「……あーっとね。向こうが逃げるの上手くってさ」
鬼怒川天羽:「もちろん、あたしの腕が足りなかったのもあるんだろーけど……ごめんね」
師団閨子:「ふむ。まことか空言か……」
鬼怒川天羽:「いちおう、情報はいろいろ聞き出せたから!」
師団閨子:「まあ、どちらでも構いません。そうしたい、という意図は伝わりましたから」
鬼怒川天羽:「まったくの収穫ゼロってわけじゃなくて……仲間外れのお詫びじゃないけどさ」
鬼怒川天羽:「ちゃんとシェアするから! ね!」
師団閨子:「まあ、まあ、天羽さん……!」
師団閨子:「なんとも甘美なる響きですね、それは」
師団閨子:「であれば、私も腑分けをお聞かせいたしましょうか」
師団閨子:ということで、お互いの所持する秘密を交換したいです~
鬼怒川天羽:「えっ、いいの? なんだろ」
鬼怒川天羽:しましょう!
師団閨子:こちらからは沙羅木さんの秘密を出します
鬼怒川天羽:あたしは佐々部くんのをあげます。
師団閨子:どちらも全公開になる感じがしますね
GM:確認しているぜ
GM:そんな気がしますね。では公開しちゃおっか
◆沙羅木春乃の【秘密】
君は佐々部、美作とともにある妖魔を倒す任務を受けていた。
表向きは佐々部が君たちを裏切ったことになっているが、実際は違う。
美作は妖魔に心を奪われており、妖魔と戦う頃には既に妖魔化していた。
君たちは裏切った美作ごと妖魔を切り捨てたのだ。
だが、美作に好意を抱いていた佐々部は彼女の名誉を守るためプライズ【事件の真実】を奪い、行方を眩ませようとした。
【事件の真実】の中身は、妖魔化した美作の死体である。
君の【本当の使命】は「【事件の真実】を公表することだ」
(君や、君のように事件の真実を公表するつもりのキャラがクライマックスフェイズ終了後に【事件の真実】を持っていれば、事件の真実は公表される。)
鬼怒川天羽:はっはーーーん
師団閨子:なんてことだぜ
◆佐々部愛次郎の【秘密】
君は仲間を裏切り美作を殺した罪で指名手配を受けることになったが、事実は違う。
仲間を裏切ったのは美作の方であり、彼女は魔人の力を使い妖魔化し、君たちを殺そうとしてきたのだ。
裏切られたものの、君と沙羅木春乃は妖魔化した美作を退け、妖魔を倒すことに成功した。
だが、佐々部は彼女に好意を抱いていた。彼は美作の名誉を守るためプライズ【事件の真実】を持って逃亡した。
現在、彼は【事件の真実】を隠すため、PCの中にいる協力者に【事件の真実】を預けている。
彼の【本当の使命】は「【事件の真実】をクライマックス終了時に所持している」ことだ。
この【秘密】を知ったPCは【事件の真実】の【秘密】と【居所】を調査できるようになる。
鬼怒川天羽:なるほどね
師団閨子:ほーん
GM:という感じです
GM:一足早くこのヒミツを知った3人には伝えているんですが
GM:事件の真実の【居所】を対象に戦闘すると
GM:【居所】を得た時の相手ではなく
GM:戦闘を仕掛けた時に【事件の真実】を持っている人に
GM:戦闘を仕掛けることになるよ
師団閨子:なるほどね~
GM:ということを踏まえた上で行動を決めたりロールを進めたりしてね
師団閨子:「……ふむ」
師団閨子:「これで二名の、そうしたい、という意図は識れましたか」
鬼怒川天羽:(春乃ちゃん。そっかぁ……)
鬼怒川天羽:「うん。……師団さんはさ」
師団閨子:「なんでしょう?」
鬼怒川天羽:「その……死んじゃった美作さんとは仲間だったんだよね?」
師団閨子:「ええ」
鬼怒川天羽:「やっぱり、許せないーとか、仇を討つーとか、そういうの、ある?」
師団閨子:「まあ、そうですね。損失だとは思いますよ」
師団閨子:「美しきおなごが、この世から一つ失われたのですから」
鬼怒川天羽:「あぁ……」
鬼怒川天羽:「ぶれないね、本当」
師団閨子:「その殿方を贄とすれば彼女が戻るなら、喜んで行うでしょうが」
師団閨子:「どうにもそういう話ではありませんから」
師団閨子:「生者のためにです。比良坂といえど、屍人狂いどもとは趣が異なりますから」
鬼怒川天羽:「そうなんだ」
師団閨子:「しかし全く、仮面の下に斯様なものを隠し立てしていたなんて……」
師団閨子:「彼女も私と同じく、醜女衆の女だったということですね」
鬼怒川天羽:「生者のためかぁ……うん、いいと思う」
鬼怒川天羽:「あたしも好きだな、そういう考え方」
師団閨子:「あら。今好きと」
師団閨子:「まあ……!」
鬼怒川天羽:「ぎゃっ! しまった!」
師団閨子:顔をついと寄せる。「ではこれよりは……」
鬼怒川天羽:「えーっと、あたし、今日はもう疲れたからっ……!」
師団閨子:「いけません!考え以外も好いてもらうのがまだです」
鬼怒川天羽:「早退させてもらえれば、なんて……!」
師団閨子:そうして肌を合わせにかかり、
師団閨子:骨法術で感情判定しようかな。
GM:《骨法術》は実際使えそう。判定どうぞ!
師団閨子:SG>=5 (判定:骨法術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
師団閨子:あぶな
鬼怒川天羽:「ひーっ! たすけて春乃ちゃん! 斑鳩さんー!」
鬼怒川天羽:成功されちゃった
師団閨子:成功したということは 捕まえたということですからね
GM:じゃあ肌を合わせて【感情】を決めてね
師団閨子:ET
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
鬼怒川天羽:et
ShinobiGami : 感情表(4) → 忠誠(プラス)/侮蔑(マイナス)
師団閨子:おそろいですね……♡
鬼怒川天羽:ひええ……
GM:ハートをつけるなハートを
師団閨子:忠誠誓っちゃお☆
鬼怒川天羽:ちゅうせいで……
GM:では互いに忠誠を使うロールをしてシーンを切ってもらおうかな
師団閨子:くい、とその身体を捕まえて。
師団閨子:「天羽さん」
鬼怒川天羽:「は、はいっ」 きゅ、と身を抱くようにして。
師団閨子:「あなたの考えはまだ私にはわかりかねますが」吐息のかかる距離で。「で、す、が」
師団閨子:問いかける。「私の思いには、もう察しがついていらっしゃるのでは?」
鬼怒川天羽:「あ、う……」 熱い吐息と甘い芳香を感じる。思考がどろりと滲む。
師団閨子:「ふふ、ところで……」
師団閨子:「春乃様は春乃ちゃんで。私は師団さんなのですか?」
師団閨子:「何故です」
鬼怒川天羽:「え!? だって、年上……」
鬼怒川天羽:「……じゃ、ない……? もしかして……?」
師団閨子:「十九になります」
鬼怒川天羽:「ワーッ! 年下だった!」
鬼怒川天羽:「閨子ちゃん! 閨子ちゃんね! おっけーおっけー!」
師団閨子:「ふ、ふふ。はい。閨子にございます」
師団閨子:嬉しそうにぱっと離れる。
鬼怒川天羽:体温が遠のき、ふう、と早鐘を打ったままの胸をなでおろす。
師団閨子:「堪能いたしました。天羽」名を呼び。
師団閨子:「では、また。次は然るべき場でお願いしますね?」
鬼怒川天羽:「ふぁっ! それは、はい、お粗末様でした……?」
鬼怒川天羽:こくこく、とうなづく。
【二サイクル目】鬼怒川天羽
GM:次は2サイクル目最後の手番、鬼怒川さんの手番になりますね
GM:シーン表を振ったり誰を呼んだりするか、はたまた戦闘を仕掛けたりするか自由に決めてね
鬼怒川天羽:ドラマシーンをやるので、シーン表を振ります
鬼怒川天羽:st
ShinobiGami : シーン表(7) → 清廉な気配が漂う森の中。鳥の囀りや、そよ風が樹々を通り過ぎる音が聞こえる。
鬼怒川天羽:いいね 春乃ちゃんと閨子ちゃんをお呼びしたいです
GM:どうぞどうぞ
師団閨子:いいよ 忠誠結んでるからね
GM:沙羅木ちゃんは出るかな?
沙羅木春乃:出るよ~
GM:ではその3人で!では描写やロールはおまかせしちゃおっかな
鬼怒川天羽:あいー
鬼怒川天羽:――市内の外れ。のどかな陽が注ぐ森林公園。
鬼怒川天羽:きらきらと光を反射して、少女たちは息をつく。
鬼怒川天羽:「ここもハズレっぽいねえ……」
鬼怒川天羽:「ひとを隠すなら広い場所かなーって思ってたんだけど」
沙羅木春乃:「人が泊まってた痕跡はあるけど……少し前のやつかな。張ってても戻ってこなさそう」
沙羅木春乃:どうやっているのか、細い枝の上に爪先を置いて立ちながら周囲を見渡している。
師団閨子:「そもそもですが」
師団閨子:「何をお探しなので?」
鬼怒川天羽:「はーっ。ごめんね、ふたりとも……『絶対ここだ!』って、自信満々に呼びつけちゃって」
師団閨子:「いえ。こちらも手がかりを持っていたわけでも有りませんし」
師団閨子:「なにより天羽の頼みとあらばですよ」
師団閨子:「しかし然るべき場がこことは……」何やら思案している。
沙羅木春乃:「やあ、謝らなくてもいいけど」
鬼怒川天羽:「いやあ……誰かに預けてるって言っても、その……嵩張るじゃん?」
沙羅木春乃:とん、と実が落ちるように降りてきて。
鬼怒川天羽:「だからどっかに隠してるのかなって思ったんだけど、でも手元でキープしてなきゃ不安かあ」
鬼怒川天羽:「うーん、わかんない!」
沙羅木春乃:「嵩張るものをどうにかする術なんて、いくらでもあるだろうからなぁ」
鬼怒川天羽:「それもそっかあ」
師団閨子:「誰かの手にあるとするならば、引き倒しでもしなければ譲っていただけませんでしょうね」
鬼怒川天羽:「うーん……美作さん。美作さんなあ」
鬼怒川天羽:「春乃ちゃんは組んでたんだよね? で、閨子ちゃんは仲間で」
鬼怒川天羽:(で……佐々部くんは、どーやら好きだったらしくて)
沙羅木春乃:「まあ、何度かね。私より彼の方が仲良かったと思うけど」
師団閨子:「それで我々を?確かに、我等の証言を合わせれば、その仮面の輪郭はおぼろげながら浮かぶやもしれませんね」
師団閨子:「それが好ましい結果になるかは分かりませんが」
鬼怒川天羽:「うん。あたし、全然知らないし。なにかヒントがあったりするかな?」
鬼怒川天羽:「……ふたりが仲良かったんなら、なおさら、ね」
鬼怒川天羽:ってかんじで、美作さんの秘密を探りたいです。
鬼怒川天羽:見敵術を使います。
GM:イイデショウ。誰か感情修正をあげたりするかな?
師団閨子:感情修正するよ~
沙羅木春乃:あげる~
GM:では+2で判定をどうぞ!
鬼怒川天羽:SG+2>=5 (判定:見敵術)
ShinobiGami : (SG+2@12#2>=5) → 4[2,2]+2 → 6 → 成功
鬼怒川天羽:あっぶな
GM:と思ったけど師団さんこのサイクルだともう使ってるかも
師団閨子:修正あってよかった
師団閨子:使ってないぜ
師団閨子:呼ばれてないから
GM:まあ+1でも成功だ。3人に共有かな。
沙羅木春乃:遣うタイミングなかったはず?
GM:無かったようだな
沙羅木春乃:わあい
鬼怒川天羽:よしよし もうひとりじゃないからね
GM:とりあえず沙羅木さん鬼怒川さん師団さんに送るぜ
鬼怒川天羽:わーい
師団閨子:イエイイエイ
GM:お渡ししました。
GM:では内容等をふまえてロールをどうぞ!
鬼怒川天羽:互いが持つ情報をつなぎ合わせ、ひとかけらの秘密へと至る。
鬼怒川天羽:「これ……うーん」
鬼怒川天羽:「やばいやつ?」
師団閨子:「まあ、外れではないでしょうね」
沙羅木春乃:「ふふ。まあ、穏当じゃないのはそうだね」
鬼怒川天羽:「知らないよりは知ってたほうがよかったのかなあ……いやあ、でも」
鬼怒川天羽:「……まあいいや。付き合ってくれてありがとね」
師団閨子:「よろしいのですか?このあとも付き合いましょうか?」
沙羅木春乃:「ん、こちらこそ」
師団閨子:「日が落ちまた昇るまででも構いませんよ」
鬼怒川天羽:「あー、そ、ね。ごはんとか、行く? 3人で……!」 目を泳がせながら。
沙羅木春乃:「あら、構わないんだ。てっきり日が落ちたらもう一人の女の子の相手しなきゃいけないのかなって」
師団閨子:「あら。何人相手でも問題ありませんが」
師団閨子:「試しますか?……とはいえ」
師団閨子:「今は天羽の誘いに乗るのが先ですがね。それもまた必要なものです」
師団閨子:「いくさは出来ぬと申しますし」
鬼怒川天羽:「もうっ、そういう話はいーでしょ!」
沙羅木春乃:「ま、節操ないひと」
鬼怒川天羽:「ほら、もうすぐ閉園時間だよ! とにかく出よ出よ!」
沙羅木春乃:「ごめんごめん、そうだね。天羽ちゃんを困らせたくないってのは賛成だもの」
師団閨子:「あら。そこは相違ですね。そこも?」
師団閨子:「私はたくさん困らせたいですよ?それもそういう顔が見れて愉しいですもの」
鬼怒川天羽:言い合うふたりの背を出口に向かってぐいぐいと押しつつ、落ちかけた陽をちらと振り返り。
沙羅木春乃:「わぁ、意地悪いんだ」意地悪する人からは私が守ってあげるからね、などと鬼怒川ちゃんの肩に手を回しつつ公園を出て行く。
鬼怒川天羽:(……オンナの趣味悪いぞ。ばーかっ)
【幕間】佐々部愛次郎
GM:では次。2サイクル目最後のシーン。マスターシーン、佐々部くんが行動するよ。
GM:相手は鬼怒川さん。というわけで登場してくれよな
GM:ST
ShinobiGami : シーン表(4) → 眼下に広がる街並みを眺める。ここからなら街を一望できるが……。
鬼怒川天羽:あい
GM:夜、月が最も高く登る時間帯。街を一望できる小高い丘の上で、君は佐々部愛次郎と密会しています。
鬼怒川天羽:「……傷、大丈夫?」
佐々部愛次郎:「いてて、まさかあんな細身の女の子が《怪力》なんてなあ」
佐々部愛次郎:「大丈夫。や、こっちこそ悪いな。ばれないように手加減するなって言ったのに」
鬼怒川天羽:「びっくりだよね。吸血鬼なんだって」
佐々部愛次郎:「結局は助けてもらっちまってさ。鬼怒川の方は大丈夫だったか?まだバレてねえ?」
鬼怒川天羽:「ん。結構ギリだけどね」
佐々部愛次郎:「そっか。ま、十分時間は稼げたかな」
鬼怒川天羽:「あと一日、なんだよね?」
佐々部愛次郎:「ああ。ここまで来たなら逃げ切れる。今までありがとな」そう言って佐々部は何かを渡すよう手を差し出すよ
佐々部愛次郎:「預けっぱなしで行方を晦ますわけにもいかないだろ?そろそろ返してもらおうと思ってさ」
佐々部愛次郎:「……鬼怒川?」
鬼怒川天羽:「あー……だけどさ、佐々部くん、いま本調子じゃないでしょ?」
鬼怒川天羽:「とりあえず、まだあたしのほうがいいんじゃない?」
佐々部愛次郎:迷うキミを見て、バツの悪そうに頭をかいて
佐々部愛次郎:「いや、気使わなくていいよ、鬼怒川。そんな事言いながら、返す気はない……ってことだろ?」
鬼怒川天羽:「そ、そんなことっ……!」
鬼怒川天羽:表情が崩れかけ、すぐさま真顔に戻す。
鬼怒川天羽:「……なに? ちゃんと協力してるじゃん」
佐々部愛次郎:「いや、いいんだ。友達って前に、俺たち忍びだし」
佐々部愛次郎:「じゃあ、あれは返してくれるんだよな?」
鬼怒川天羽:「だから、手負いの佐々部くんより、全快のあたしが持ってるほうが成功率が高いって言ってるんじゃん」
鬼怒川天羽:「返すよ。全部終わったら。……信じられない?」
佐々部愛次郎:「一度逃げきっても、しばらくは表に出ては来れないだろう。返すにしても何時になるかわからない」
佐々部愛次郎:「それに……ああ。鬼怒川なら、俺の言うこと何でも聞いてくれると思ってたんだけど」
佐々部愛次郎:「断られちまうとダメだな。信じられない。俺はお前の【秘密】も知らないし」
鬼怒川天羽:「……」
佐々部愛次郎:「ああ、もう返さなくていいぜ、それ。こうなったら仕方ない。どさくさ紛れに掠め取りに行くわ」
佐々部愛次郎:ということで佐々部は【事件の真実】の【居所】に対して情報判定を行うよ。GM権限で自動成功にするよ。
鬼怒川天羽:顔の傍らで揺れる布で、そっと瞳を拭い。
佐々部愛次郎:それから、この【事件の真実】の【居所】をPC全員に配るよ
鬼怒川天羽:「……わかった。こっからは、もう、忍びと忍びだね」
鬼怒川天羽:「あたしも、ちゃんとやるよ」
佐々部愛次郎:「ああ。じゃあな。飯の約束守ってほしかったら」
佐々部愛次郎:「ちゃんと生き残れよ、鬼怒川」という感じで、服がはためくと佐々部は次の瞬間姿を眩ませているよ
鬼怒川天羽:消えていった跡を見つめたまま。
鬼怒川天羽:「……『守ってほしい』?」
鬼怒川天羽:「『守らせる』から」
GM:これにて2サイクル目が終了、何もなければ3サイクル目に移るぜ
師団閨子:では、2サイクル目終了時。
師団閨子:奥義を使用します。
GM:何だとぉ……
師団閨子:『芙蓉傾城月下・御咎威の相/不妙の相』
師団閨子:追加忍法/巡らし/術式開示 指定特技:医術
師団閨子:使用する忍法は巡らしで取得した【有閑】です。
GM:サプリで追加された、サイクル終了時に使って判定に成功すると3点以下の背景が取れる忍法ですね
GM:では判定をどうぞ
師団閨子:本来は御斎学園生徒会の忍法ですが 巡らしで取得しています。
師団閨子:SG>=5 (判定:医術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
師団閨子:あぶな 成功。
GM:せ~ふ
GM:では功績点3点以下の背景を一つ取ってね
師団閨子:これによって背景:梟雄を取得します。
師団閨子:集団戦ダメージで戦国変調が選べるようになりました。
GM:へえ~面白!ではこれにてサイクルは本当に終了
GM:次回から3サイクル目に入っていこうと思います。お疲れさまでした~
師団閨子:月夜。街を一望できる小高い丘の上。
師団閨子:二人の忍びは既に消えた、密会の場所。遅れてそこに、一人の女が立つ。
師団閨子:「……へえ?女の秘密も看過しがたいとは」
師団閨子:「まったく、これだから殿方というのは度し難い」
師団閨子:月の光の下、仮面に手をかける。
師団閨子:「しかし、状況が御し難いのも事実」
師団閨子:「ここより先は、口先のみを晒しているわけには参りませんかね?」
師団閨子:仮面を外し、素顔を晒す。その姿容を認めるものは、月の他にはない。
師団閨子:「――芙蓉傾城月下」
師団閨子:再び、顔を覆うように手をかざし、伏せる。
師団閨子:「不妙の相」再び素顔は隠れる。鬼の面ではなく、口元が布にて覆われる。
師団閨子:「話し合いの時は終わりですか。残念ではございますが」
師団閨子:「ここよりもまた、愉しくなりましょうや」
師団閨子:口元に浮かべた笑みは、月すらも拝むことは出来ない。
【三サイクル目】斑鳩七里
GM:では3サイクル目最初のシーンは斑鳩さんのシーン。
GM:シーン表を振ったり振らなかったりして雰囲気を決めて、登場して欲しい人を指定してね
斑鳩 七里:ST
ShinobiGami : シーン表(4) → 眼下に広がる街並みを眺める。ここからなら街を一望できるが……。
斑鳩 七里:高いところ好き
GM:忍びは高いところが好き
斑鳩 七里:何かと便利じゃからの
GM:では一緒に登場してほしい人などはいるかな?
斑鳩 七里:そうじゃな……閨子に出てもらいたいが、どうか
師団閨子:いいよ~
GM:ではドラマシーンで、二人のシーンで大丈夫かな
斑鳩 七里:それで頼む。それと、演出前に先に判定をやっておこうかと思う
GM:ふんふん。いいでしょう。
斑鳩 七里:情報判定。対象は閨子で、秘密を調べることにする。
斑鳩 七里:判定には《用兵術》を使用しよう。色々と伝手を使って探らせたということで。
師団閨子:へ~
GM:いいでしょう。感情修正とかはなさそうだけど大丈夫かな
斑鳩 七里:欲しいと言ってもくれんじゃろ
師団閨子:あげませんが……
斑鳩 七里:くれるなら当然欲しいが……
GM:では修正くれないそうなのでそのまま判定をどうぞ!
斑鳩 七里:2D6>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[4,5] → 9 → 成功
斑鳩 七里:ふ。成功すれば問題ない
GM:いえ~い成功
GM:沙羅木さんにも共有されそうだね。斑鳩さんと沙羅木さんに秘話で渡すよ
GM:ということでわたしました。
GM:では内容を踏まえて高いところでお話してもらう感じで大丈夫かな?
斑鳩 七里:話します 夜の高いところで
師団閨子:夜であることが大事
GM:では描写とロールの方をお願いするぜ
斑鳩 七里:引っ切り無しに眼下を人が歩いていく。
斑鳩 七里:あちらこちらへと交錯している割に、不思議と肩をぶつける者は少ない。
斑鳩 七里:誰ともすれ違っているのに、誰とも触れ合わない。
斑鳩 七里:捜し物を掴んだようで霧のように失せる、そういう心地に似たものを見下ろした景色に感じながら。
斑鳩 七里:「……ほう。仮面というのは、必ずしも瞳を覆うものでなくても良いのか」
師団閨子:「はい。中には、別人の顔を持つものも居りますよ?」
斑鳩 七里:生命の色を感じさせる瞳の奥に、月が映り込んでいる。
師団閨子:「それこそ、美作踊子様の仮面こそ、そうだったように」
斑鳩 七里:「別人の仮面、か……」
師団閨子:「醜女に限らずでしょうけどね。人によって見せる仮面を変えるなどは」
師団閨子:「私の仮面の下は如何でしたか?」
斑鳩 七里:「如何と言われてもな。言えるとすれば、汝の瞳の色ほどには想像が付かぬものだった、くらいか」
師団閨子:ふ、と薄く嗤う。
師団閨子:「言っておきますが。この師団閨子」
師団閨子:「空言を申してはおりませんよ」
師団閨子:「天羽とも春乃様とも、そこは違えております」
斑鳩 七里:「さて、その言葉を間に受けて信ずる程甘くはおらんつもりだが」
師団閨子:「では、どうされるおつもりでしょう?」
斑鳩 七里:「……我も空言は申しておらぬぞ。"人を捜している"と」
師団閨子:「七里の肚を暴くのも、それはそれで愉しくはありましょうが」
師団閨子:「隠忍というのは、一体どう鳴くのやら……」
斑鳩 七里:本能的にか、半身ほど距離を取る。
師団閨子:「あら」
師団閨子:「それでは届きますよ」くすりと笑う。
斑鳩 七里:「に、逃げてなどおらぬわ」
師団閨子:「では、向かい合っていただけるのですね?」
師団閨子:「まあ、たとえ逃れたとて……」
師団閨子:「おそらく、この先交わることになるでしょうね」
師団閨子:「予感ではございません。ただの可能性の高い事実です」
斑鳩 七里:瞳を半月のように細める。
斑鳩 七里:「汝の言葉は、常に霧のようじゃの。空言は言うておらぬが、雲を掴むような心地にはなる」
斑鳩 七里:「まあ……我が勝手に巻かれておるのやもしれぬが」
師団閨子:その眼を露わになった眼で見つめ返して。
師団閨子:「七里のことは好いておりますよ?」
師団閨子:「これはまこととは受け取れませんか?」
斑鳩 七里:「そのような睦言は、誰にでも弄しているのではないのか?」
師団閨子:「……どうでしょう?」
斑鳩 七里:「ほれ。すぐ否定せんではないか」
斑鳩 七里:ふい、と瞳を逸らす。
師団閨子:「七里のみに申せば、七里は私の恣になります?」
師団閨子:「であれば、一考の価値は御座いますよ」
斑鳩 七里:「馬鹿を吐かせ。我は隠忍の者ぞ」
師団閨子:「私の肚を識っているのでしょう」
師団閨子:「どうして隠忍を厭いましょうや」
師団閨子:「おや。あまりに直截な物言いをして仕舞いましたか」
師団閨子:「睦言らしくはなりませんね」
斑鳩 七里:「ふ。肚の内を知っているなら尚更、"言葉通り"にならぬ保証がないであろ」
師団閨子:「ではやはり。どこかで」
師団閨子:「口先ではなく、手を合わせねばなりますまいか」
師団閨子:「あるいは肌でも構いませんが?」
斑鳩 七里:「そうなるやもしれ──……肌は、また別の意図することにならんのか……?」
斑鳩 七里:俄に困惑の表情を浮かべつつ、一つ咳払い。
斑鳩 七里:「……我も、決して嫌うておるわけではない」
斑鳩 七里:「じゃが、譲れぬものがある。互いにそうであるようにな」
師団閨子:「冷血の血社からその物言いは」
師団閨子:「最大限の好意の表れと取らせて頂きますね」
斑鳩 七里:「……ふん。好きに捉えるが良い」
師団閨子:「はい。好きにいたしますとも」
師団閨子:「ここまでも。これより先も」
斑鳩 七里:「勝者は強者。譲れぬもの、欲するものがあるのであれば、奪い取るしかあるまい」
斑鳩 七里:「仮に其のようになれば、汝の好きなようにするが良いさ」
師団閨子:「申しましたね」
師団閨子:「確かに聞きましたよ?」
斑鳩 七里:「そういう慣わしであろ……くっ、なぜ、距離を詰めてくる……!」
【三サイクル目】鬼怒川天羽
GM:では次は鬼怒川さんのシーンに決まりました。ドラマシーンになるようです
GM:シーン表を振ったり振らなかったり、登場して欲しい人を決めたりしてね
鬼怒川天羽:とりあえずシーン表を振ります
鬼怒川天羽:ST
ShinobiGami : シーン表(9) → 強い雨が降り出す。人々は、軒を求めて、大慌てて駆けだしていく。
GM:不穏な空気が漂い始めているぜ
鬼怒川天羽:斑鳩さんに出てほしいかなあ
斑鳩 七里:我か? ふむ、では出るとしようかの
GM:では二人だけのシーンで大丈夫かな?
鬼怒川天羽:あす!
GM:大丈夫そうなら描写などを始めてもらいましょう。よろろんろね
鬼怒川天羽:――降りしきる雨は、忍者にとってこの上ない味方である。
鬼怒川天羽:雨音は言葉を隠し、雨粒と傘の陰が姿を隠す。
鬼怒川天羽:川縁の、大きな橋の下。二忍の存在を認める者はいない。
鬼怒川天羽:「ごめんねー。こんな日に出てきてもらっちゃって」
斑鳩 七里:「構わぬよ。雨は嫌いではない」
鬼怒川天羽:「そっか。お日様が苦手なんだもんね」
鬼怒川天羽:「それに……」 手でカメラのポーズをしながら「……うーん。やっぱり」
鬼怒川天羽:「最初に会ったときから思ってたけど、めっちゃ絵になる!」
斑鳩 七里:「……?」 小首を傾げる。「絵になる、とは?」
鬼怒川天羽:「あたしね。アパレル……ファッション関係の仕事しててさ。忍者だと装束とかにすごい興味あるんだけど」
鬼怒川天羽:「斑鳩さんは、雰囲気とお洋服がベストマッチで!」 ぐい、と身を乗り出す。
斑鳩 七里:「お、おう」 少し身を引く
鬼怒川天羽:「忍者の装束っていうとやっぱ闇に紛れる黒~って安直だけど、斑鳩さんのはそれにプラスで優美さがあって、実用性とファッション性を兼ね備えてるのが本当にいい!」
斑鳩 七里:(す、凄まじい熱量じゃの……)
鬼怒川天羽:「個人的にはもうワンポイント差し色とか入れてもいいんだけど、でもこの雨との取り合わせは黒一色もやっぱりいいなーって、贅沢な悩みだよね~……って」
斑鳩 七里:「……む、むぅ。なんじゃ、むず痒いの……」
鬼怒川天羽:「ご、ごめん! めっちゃ脱線しちゃった!」
斑鳩 七里:「いや……まあ、悪い心地はせぬが……」
鬼怒川天羽:「ならよかった……というわけでね、斑鳩さんともちゃんとお話ししたかったな、っていうのと」
斑鳩 七里:ぱちぱちとまばたきをする度に、伏し目がちになった瞳を囲う長い睫毛が揺れる。
鬼怒川天羽:「斑鳩さんがいないときに調べたことがあって、それの共有とかできたらなーって」
斑鳩 七里:「ほう……それは有難い。佐々部か、或いは美作のことか」
鬼怒川天羽:ということで、美作さんの秘密を差し上げるので閨子ちゃんの秘密がほしいです
斑鳩 七里:なるほど。応じましょう
鬼怒川天羽:わーい
斑鳩 七里:これで二人に秘密は全体公開になるかの
GM:nなるほどね
GM:では2つの秘密を公開いたしましょう
◆美作踊子の【秘密】
実は仲間を裏切ったのは佐々部ではなく美作踊子のほうだ。
彼女は倒すはずだった妖魔に心奪われ、魔人となり妖魔のために沙羅木春乃達を殺そうとした。
【事件の真実】は妖魔化した彼女の死体、プライズ【魔人の死体】であり、佐々部が現場から持ち去った。
これが公開されれば美作を送った流派は不利な状況に陥るだろう。
また、彼女は呪言を通じて魔人の力を発揮していた。
その内容を知っていれば、遺体になった美作から魔人の力を引き出し行使する事ができる。
この【秘密】を知っているものが【魔人の死体】を所持している時、
戦闘中、《言霊術》の判定に成功することで、【判定妨害】の奥義を使用することが出来る。
奥義の情報を知っていなくとも、この【秘密】を持つものは奥義破り判定を行うことが出来る。
また、その奥義破り判定に+2の修正を受ける。
この奥義は同じ相手には一度しか効果を発揮しない(奥義破りされた場合は回数に含まないよ)
◆師団閨子の【秘密】
君は事件の真実を一部知っている。佐々部が殺した美作は任務の最中妖魔化を行っており、
忍びの力と妖魔の力を持った魔人と言われる特殊な忍びだったのだ。
君たちの流派は魔人の力を調査するため美作の死体を探したが、死体は既に誰かに持ち去られたあとだった。
君の【本当の使命】は、「プライズ【魔人の死体】を回収すること」だ。
君が死体を回収した場合、実験を秘密裏に進めるため、事件の真実は闇に葬られることになる。
GM:ではこれを踏まえて共有するロールや反応するロールをしてみてね
鬼怒川天羽:「ふんふん、なるほど……」
斑鳩 七里:「ほんに、腹の中は人それぞれじゃの」
鬼怒川天羽:「ねー……本当、忍びって……」
斑鳩 七里:「惚れた腫れたも勝手じゃが、亡き後もこうして騒ぎになるとは思うておらんかったろうに」
鬼怒川天羽:「……でも、じゃあ、これで」
鬼怒川天羽:「斑鳩さんのほうも、見当は付きそう?」
斑鳩 七里:「さて、どうじゃろうな」
斑鳩 七里:表情は崩さぬまま、そのように答える。
鬼怒川天羽:「ん……」 その答えには、あいまいな笑みのまま。
鬼怒川天羽:感情判定がしたいです。
GM:いいでしょう。どの特技を使いますか?
鬼怒川天羽:衣装術かな。たくさん滾ったので。
斑鳩 七里:シフォンレースのドレスに大興奮
GM:たしかにあの熱なら感情結べそうだな……
GM:眼底をどうぞ!
GM:判定ね
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:衣装術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 4[1,3] → 4 → 失敗
鬼怒川天羽:あーらら
斑鳩 七里:かなしい
鬼怒川天羽:それもまた一興
斑鳩 七里:ちょっと引いてしまったのが仇となったか
GM:熱を抑えなければだったか
GM:では結果を踏まえてロールをどうぞ
鬼怒川天羽:「……じゃ、あたしはもう帰るね」
鬼怒川天羽:「今のうちに伝えたかったことは、伝えられたし」
斑鳩 七里:「そうか。其れは何より」
斑鳩 七里:それから、笑顔の少女の顔をじぃ、と見て、ぽつり、と。
斑鳩 七里:「……汝は、或いはここに集う誰しもより、忍らしいやもしれぬな」
鬼怒川天羽:視線をそらさず、見つめ返している。
斑鳩 七里:「汝の言葉は、常に布を隔てた向こう側にあるようじゃ。閨子のそれともまた違う」
斑鳩 七里:「汝自身は、どう思うておるか知らぬがな。きっと、天性のものであろ」
鬼怒川天羽:「……どうかな? たしかに、こういうのみたいに」 くるり、と身をひるがえせば、纏った忍布がふわりと踊る。
鬼怒川天羽:「ふわふわ、優柔不断かもだけど……でも」
鬼怒川天羽:「もう、ちゃんとするって決めたからさ」
斑鳩 七里:「意志は布切れのように柔くはないか」 ふ、と唇の端を僅かに吊り上げて。
斑鳩 七里:「我も、譲らぬよ」
斑鳩 七里:「一度泥を啜ろうが、二度は決して」
斑鳩 七里:視線が逸れる。闇の中にドレスの裾が翻る。
鬼怒川天羽:「うん。……忍びらしいってのは、言われたことなかったから。どういう意味だったとしても、嬉しかったよ」
鬼怒川天羽:「ありがと。またね」
斑鳩 七里:その言葉の言い終わらぬ内に、夜と同化するように姿を融かす。あとには、雨と一人の忍だけが残されていた。
【三サイクル目】沙羅木春乃
GM:では次。沙羅木さんのシーンになります。
沙羅木春乃:ドラマシーンで。師団さんとお話したいかなあ
GM:ぐあああああ
GM:イイデショウ。シーン表は振るかな
沙羅木春乃:ふりまーす
沙羅木春乃:st
ShinobiGami : シーン表(10) → 大きな風が吹き荒ぶ。髪の毛や衣服が大きく揺れる。何かが起こりそうな予感……
師団閨子:いいよ~
沙羅木春乃:予感だ
沙羅木春乃:わあい あとできれば先に判定しときたく
沙羅木春乃:【骨法術】で鬼怒川さんの秘密を調べたいです。ミドル戦闘で共闘している最中にしれっと盗み取った感じで。
GM:お、いいんじゃないでしょうか
沙羅木春乃:やったー ふります
沙羅木春乃:2D6>=5 (判定:骨法術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
沙羅木春乃:あぶな
GM:ギリギリセーフだぜ
GM:では沙羅木さんと……感情を結んでいる斑鳩さんに秘密が渡るかな
沙羅木春乃:天羽ちゃんとも結んでるはず
沙羅木春乃:いや本人だわ
GM:なのだ
鬼怒川天羽:鬼怒川天羽と申します
GM:わたしました。
GM:では結果を踏まえて描写やロールをしてくれよな
沙羅木春乃:静かに振り出した雨が次第に強く吹き付けて、眼下には傘をさす人々がまばらに行き交う。
沙羅木春乃:ことばをかき消す雨足の中、雨宿りをするように古びたビルの軒下に立つ二人の女がある。
沙羅木春乃:「こうどっしりと降ると、人が逃げるには好機だなあ……困った困った、なんて」
沙羅木春乃:「そういうのはもういいかな。お互い、隠す肚もなくなったみたいだし」
師団閨子:「ふふ。どうにもそのようで」
沙羅木春乃:ふにゃ、と笑いながら。隣に立つ間合いは、咄嗟の手に対応できる目算の上にある。
師団閨子:「しかし、解せませんね」
師団閨子:「何故です?」
沙羅木春乃:「何のこと?」
師団閨子:「佐々部某の好意とやら、汲んでやればいいではないですか」
沙羅木春乃:ふわ、と湿気に垂れた銀髪を揺らして小首をかしげる。
師団閨子:「それを良しとせぬ訳です」
沙羅木春乃:「わ、簡単に言ってくれるじゃん」
沙羅木春乃:「逆に聞くけどさ。そうやって情でふらふら動く忍びのこと、あなただったら信用できるの?」
師団閨子:「いいえ」
師団閨子:「しかし、情を持たぬ忍びも信用はなりませんがね」
沙羅木春乃:「私にだって立場があって、背負うものがあって……なんて、お年寄りくさい話になっちゃうな」
沙羅木春乃:「というか、これでも汲んであげてるつもりなんだけどな?」
師団閨子:「ふむ?」
沙羅木春乃:「考えてみてよ。私がもし上に『本当のこと』を報告してたら、こんな忍務下ってないでしょ」
師団閨子:「それは……ふ、ふ、ふ」
沙羅木春乃:「わざと佐々部くんの言い分を通してあげてるの。今のところはね」
師団閨子:「十分に信用ならぬではないですか、それでは」
師団閨子:「情でどれほど動くかを、己が裁量に任せる」
師団閨子:「情でふらふらよりも、あるいは信用なりませんよ?それ」
沙羅木春乃:「裁量というか、勝負のつもりなんだけどな」
沙羅木春乃:「佐々部が……私の友達が、自分の命と名誉を賭けてまで通したいものがあるって言うらしいから」
沙羅木春乃:「それに一度くらい機会を与えてもいいかなって思っただけ」
師団閨子:「成程?」
師団閨子:「それは、それは……ふふ」
沙羅木春乃:「結局、強い人がわがままを通すのがこの世界じゃない?」
沙羅木春乃:「だから……ま、本当は信用なんてどうでもいいってのはそうかも」
師団閨子:「思ったよりも……随分とまあ」
沙羅木春乃:「大事なのは勝つことで、勝てる忍びであることだ。本当に価値があるのは、信頼よりもそっちだと思うし」
師団閨子:「随分と……可愛らしいお方で」
沙羅木春乃:「よく言われる」
師団閨子:「あら。では価値あると取っては頂けませんか」
師団閨子:「ふむ……躙り甲斐があるも」
沙羅木春乃:くすりと笑って。「価値っていうと難しいけど。少なくとも、痺れはしなかったかな」
師団閨子:「よく言われているでしょうね。響かぬでしょう」
師団閨子:「まあ、元より、鞍馬の忍びを、舌先で満足させようなどは土台難しいですからね」
沙羅木春乃:「ふふふ。そりゃそうだ……ああ、今のが宣戦布告ってことでいい?」
沙羅木春乃:「一応、ほら。こういうのって、できるならやっておいた方が良いと思うから」
師団閨子:「権謀長ける我等の流派には、そういうものも居りましょうが」
師団閨子:「生憎私は、腕が取り柄なものですから。ああ。必要ですか」
沙羅木春乃:「必要、はないかも。単に私はきっちりしておきたいタイプなだけ」
師団閨子:「そうしたいのは山々ですが。我等は稟議を通さねばなりませんので」
師団閨子:「許可が降り次第、そちらの形に合わせて示しましょう」
沙羅木春乃:「ふふ。ありがと……あ、それとね」
師団閨子:「はい?」
沙羅木春乃:「や。これは多分……ないとは踏んでるんだけど、一応ね」
師団閨子:「随分と勿体をおつけになる。なんでしょう?」
沙羅木春乃:「じゃあまっすぐ目に言うけど」
沙羅木春乃:「もしもあなたの流派が、天羽ちゃんや斑鳩さんや佐々部くんの口を封じるために、命まで奪おうと考えてるなら」
沙羅木春乃:「たぶん見合わない結果になると思うよ、って。教えてあげて」
師団閨子:「ああ。そちらは問題ありませんよ」
師団閨子:「そう含めております」
師団閨子:「それに口を封じるやり方は……」
沙羅木春乃:「……そ、よかった。ちゃんと計算のできる人で」
師団閨子:「命だけではありませんでしょう?」
沙羅木春乃:「つくづく好きだなぁ」困ったように笑って。
師団閨子:「おや?何とは申し上げていませんが。命が失われていては、出来ることも限られますから」
沙羅木春乃:「目がものを言ってるもん。やらしいひと」わざとらしく両手で胸を隠すようにしつつ。
師団閨子:「失礼な。斯様な装いのほうが悪いのでは」
沙羅木春乃:「ふふ、それもそうだ。……お腹壊さないでよ?」
師団閨子:「勿論。先の楽しみが失われますから」
沙羅木春乃:笑ってそう言いながら、ひゅっと右手を振るう。一枚の紙片が師団に手渡されている。
師団閨子:「万全にいたしましょう。お互いに」受け取る。
沙羅木春乃:彼女が予定する、戦いの場所を示すことばが記されている。
沙羅木春乃:「ま、皆の動向もあるからその通りに行くかはわかんないけど」
沙羅木春乃:「今のところ、私はそこで待つつもりでいるから。じゃあねっ」
沙羅木春乃:隣に立っていた人影がかき消える。……雨はまだ、しばらくやみそうにない。
師団閨子:「……ふむ」
師団閨子:「ああ。しかし……春乃様」虚空に呟く。
師団閨子:「貴女が敵で、嬉しく思います」
師団閨子:「男を追うなど、興醒めもいいところでしたから」
師団閨子:「きちんと、甲斐のあるお方で。私は嬉しい」
師団閨子:「ふふ、ふふふ……」
【三サイクル目】師団閨子
GM:ということで3サイクル目ラスト、師団さんの手番ですね
GM:戦闘シーンドラマシーンどちらにするかな?
師団閨子:じゃあ戦闘にしちゃおっかな~
GM:なるほど。どの居所を使って戦闘を仕掛けますか?
師団閨子:事件の真実に対して戦闘を仕掛けるよ~
GM:わかりました。では事件の真実の持ち主である鬼怒川さんが戦闘の相手になります。
師団閨子:なんだって……!?
GM:鬼怒川さん、もしくは師団さんに感情を結んでいるキャラクターは戦闘乱入を行うことができるよ。
鬼怒川天羽:ぴえん
GM:とりあえず鬼怒川さんに感情を持ってる佐々部くんは乱入してきます
師団閨子:来とる
GM:他に乱入する人はいるかな?
斑鳩 七里:出るか
斑鳩 七里:我は閨子に感情を持っておる。
師団閨子:まあ……♡
GM:では斑鳩さんも登場できますね
斑鳩 七里:なんじゃその♡は そういうのではないぞそういうのでは
沙羅木春乃:私も出ます 天羽ちゃんに結んでいるので
鬼怒川天羽:春乃ちゃん~~
GM:では全員登場!メインフェイズ戦闘は最大参加キャラクター+1Rまでなので、最大6R目まで続きます。
GM:6Rで決着がつかなかったら引き分けで勝者なしになるから注意してね
沙羅木春乃:激闘じゃん
斑鳩 七里:大乱闘!!!
師団閨子:スマブラだ!!!
GM:という感じで始めていきましょう。場所はどこで戦いたいとかあるかな
師団閨子:お昼にしちゃおっかな~
斑鳩 七里:そんな~
GM:そういえば選べるんだった
鬼怒川天羽:かわいそう
斑鳩 七里:うう じりじりしてしまう
師団閨子:シーン表振って考えよ
師団閨子:ST
ShinobiGami : シーン表(12) → 太陽の微笑みがあなたを包み込む。影の世界の住人には、あまりにまぶしすぎる。
鬼怒川天羽:www
GM:昼ですね
師団閨子:やっぱり太陽だったわ
斑鳩 七里:うわーッ
沙羅木春乃:www
斑鳩 七里:めためたに焼かれています じゅあわくるくる
GM:では昼か夜かも決まったので軽く描写してシーンを始めていきますか
師団閨子:一目市に流れ込む河川。その下流域。
師団閨子:普段の流量は驚くほど少ない。枯れかかるほどに。
師団閨子:洪水による増水を見越して、大きく護岸工事のなされた、その内側は。
師団閨子:広々とした原のように、草木が生え広がっている。
師団閨子:それが、沙羅木春乃の指定した場所であった。
師団閨子:そうして、日の煌々と照りつけるそこには。
師団閨子:幾人もの人影が既にある。
師団閨子:「さて。御為ごかしはもう要らぬでしょう」
師団閨子:「どうにも、私の志向するところは、皆々様の識るところのご様子ですので」
沙羅木春乃:「まあ……今更、静かに決闘とはいかないよね。全員集合って感じか」
沙羅木春乃:その上辺に腰かけたまま待っていた。のんびりとした声を上げて周囲を見渡す。
鬼怒川天羽:「……」 じり、とスニーカーが土を踏む。
師団閨子:「さてはて、歯に衣着せぬ物言いというのはどうにも不得手ですがね」
斑鳩 七里:「…………むぅ。よもやこのような時間に……」 日傘を差しつつ少し離れた木陰から覗いている
師団閨子:「鬼怒川天羽様」
鬼怒川天羽:腰をやや落とし、逃げるための態勢を作ってはいるものの、望みがあまりにも薄いことは知っている。
師団閨子:「美作踊子様のご遺体、お持ちですよね?」
師団閨子:「お譲り頂けませんか?」
沙羅木春乃:「もし『譲る』って言ったら私は待ったかけるから、そこのところよろしくね」
鬼怒川天羽:「ん……ちょっと難しい相談かな」
鬼怒川天羽:「みんなにも、みんななりの理由があるのは……知ってるけど」
鬼怒川天羽:「あたしも、譲りたくないから」
師団閨子:「はい。元より、ご相談に乗っていただけると断じたわけではございません」
師団閨子:「確実にお持ちと確信しとうございました」
師団閨子:「今、いたしましたとも」
鬼怒川天羽:「……はぐらかしてばっかだったもんね。あたし」
斑鳩 七里:「ほんに、のらりくらりとな」
師団閨子:「そろそろ旗幟をご鮮明にしてもよろしいと愚行いたしますが?」
鬼怒川天羽:「大丈夫だよ」 するり、と布を一片手繰り寄せ、その裏より。
鬼怒川天羽:巻物を一、白日の下に晒す。「……ちゃんと、ここに」
師団閨子:「……結構」
鬼怒川天羽:「ほしいなら、力づくで奪えばいいよ」 巻物は、再び布の合間に隠され。
鬼怒川天羽:「させないけどね」
GM:では戦闘を開始します。全員高速起動に入ってください。
GM:1R目、まずはプロットから行いますよ~。
鬼怒川天羽:影分身をします!
GM:自分のダイスを隠して行きたいプロットに出目を合わせてね。ここで使える忍法があるなら使っておくといいのではないでしょうか
GM:どうぞどうぞ。感情修正とかはなさそうかな?
鬼怒川天羽:だれもくれないでしょ……
鬼怒川天羽:いいもん ひとりで振るもん
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
GM:一人でできるあも
師団閨子:ひとりでできてえらい
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:では鬼怒川さんは2つプロットをして後からどっちにするか選んでね
Tekey:師団閨子がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:では佐々部くんもプロットして
Tekey:鬼怒川天羽がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:しました
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:これで大丈夫かな?
沙羅木春乃:ました
GM:GMは平気です
沙羅木春乃:ちなみにお手付きするならこれで全員決定後のタイミングで宣言よね?
GM:そうなります。
沙羅木春乃:りょうかいー
師団閨子:おきました
GM:ただプロット0は最後の行動になるしメインフェイズ戦闘は生命力を失ったら脱落なので注意してね
斑鳩 七里:おっけーです
沙羅木春乃:全てを理解しているぜ
GM:では大丈夫そうなのでいっせーのーせで公開していきましょう
GM:此処から先は変更だめだよ~ってことで
GM:ではいきます
沙羅木春乃:はーい 0には行きません
GM:いっせーのー……
GM:せ!
Tekey:沙羅木春乃がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:師団閨子がダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「5」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「6」です。
斑鳩 七里:すごい分かれた
鬼怒川天羽:そうなるよね
GM:先手を取りに来たとはね
GM:では最初は捺さべくんと師団さんのいるプロット6からだね
GM:ダイスバトルで先にどちらを処理するか決めましょう
鬼怒川天羽:あ
師団閨子:影分身選択かな
鬼怒川天羽:それ
GM:あ、そうだった
GM:2と5どっちにするかな?
鬼怒川天羽:5のほうにしようかな
零 |
壱 |
弐 |
沙羅木
斑鳩
参 |
肆 |
鬼怒川
伍 |
佐々部
師団
陸 |
死地 |
GM:ではプロット5で。改めてプロット6の我々の行動ですね
GM:運命の1d100バトルだ
GM:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 17
師団閨子:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 44
GM:師団さん先か後か決めていいですよ
師団閨子:じゃあ後にしよっかな
佐々部愛次郎:では佐々部くんが先に動きます。彼は意思があるように見えてGMの操る無慈悲な人形なので攻撃先はランダムに決めます
師団閨子:プライズ狙いじゃないんだ
佐々部愛次郎:どうせ全員倒して勝者にならないといけないから。
鬼怒川天羽:なるほどね
斑鳩 七里:荒ぶっておる……
佐々部愛次郎:choice(師団,鬼怒川)
ShinobiGami : (choice(師団,鬼怒川)) → 師団
佐々部愛次郎:K子さんを狙うね。
師団閨子:そんな……
佐々部愛次郎:回避が遠い射撃戦の方で攻撃します。用兵術で判定
佐々部愛次郎:2D6>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 9[3,6] → 9 → 成功
沙羅木春乃:つよい
佐々部愛次郎:では用兵術で回避してみてね
鬼怒川天羽:矢止めの術しようか?
師団閨子:マジ~?
師団閨子:ほしい~
沙羅木春乃:マジ~??
佐々部愛次郎:なんだとぉ……
鬼怒川天羽:感情修正おくれ
師団閨子:じゃあ感情もあげちゃお
佐々部愛次郎:許してたも~
鬼怒川天羽:プロット値の差がマイナス修正になるので、差し引きゼロ。衣装術で判定。
GM:矢止めはプロットの差だけ-がつくから相殺して0だね
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:衣装術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 8[3,5] → 8 → 成功
GM:うわああああああ
師団閨子:やったね
GM:佐々部くんの攻撃は失敗に終わりました
GM:では次師団さん行動どうぞ!
師団閨子:はーい
師団閨子:まずは【凶手】。
GM:ファンブル6でそう簡単に成功するかよ~
師団閨子:SG>=5 (判定:骨法術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
GM:つええ
師団閨子:スペシャル値を-2して……
師団閨子:奥義も使おっかな
GM:奥義まで!?
師団閨子:『芙蓉傾城月下・御咎威の相/不妙の相』
師団閨子:追加忍法/巡らし/術式開示。【術式開示】の弱みにより
師団閨子:全員に奥義の情報がまず渡ります
佐々部愛次郎:わ~い
GM:では皆初回から奥義やぶりができるようになりました。
師団閨子:指定特技は《医術》。使用忍法は【強女】です。
師団閨子:比良坂ブックの忍法で、手番に使用、判定に成功するとラウンド間以下から1つの効果を得ます。
師団閨子:・自分の命中判定のスペシャル値-1/・自分の回避+1/・自分の攻撃に対する相手の回避-1
師団閨子:奥義破りする方はどうぞ。
沙羅木春乃:やるか 修正くれる人~?
沙羅木春乃:くれなくてもいいけどふーんなるほどねってなります
斑鳩 七里:破る判定は参加しておこうかな 修正も飛ばしておこう
佐々部愛次郎:なんか怖いから破っておこ
沙羅木春乃:わあい じゃあこっちも七里ちゃんに修正あげる
佐々部愛次郎:いや、やっぱやめた
鬼怒川天羽:あたしはやめとこ
沙羅木春乃:ふーんなるほどね
沙羅木春乃:2D6+1>=8 (判定:騎乗術) えいっ
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功
斑鳩 七里:2D6+1>=7 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6+1>=7) → 7[3,4]+1 → 8 → 成功
沙羅木春乃:ぱりーん
GM:奥義はバラバラに破られました
師団閨子:しゅん……
GM:では師団さんは後攻撃を行ってもらう感じかな
師団閨子:じゃあ普通に殴ろ 【黄泉軍】で沙羅木さんを攻撃。
沙羅木春乃:きゃーん
佐々部愛次郎:許された
師団閨子:SG@7#6>=5 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@7#6>=5) → 8[3,5] → 8 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
師団閨子:やった~
沙羅木春乃:ふえーん
GM:S7つよいな~
師団閨子:【神咒】で神通丸もらっとこ
GM:ただ沙羅木さんは回避が普通にできますね
沙羅木春乃:するが…
沙羅木春乃:2D6>=8 (判定:骨法術) ふつうにとおい
ShinobiGami : (2D6>=8) → 9[3,6] → 9 → 成功
沙羅木春乃:なんかいけたな
斑鳩 七里:やるのう
鬼怒川天羽:みんなつよい
師団閨子:チッ……
師団閨子:おわりです
GM:では攻撃は失敗。神通丸もらえたのは嬉しいけどそれだけでしたね
GM:では次、プロット5の鬼怒川さんの手番ですね
鬼怒川天羽:あい。接近戦攻撃で佐々部くんを攻撃します。
佐々部愛次郎:許してたも~
GM:感情修正とかはなさそうかな?判定をどうぞ
鬼怒川天羽:修正は残ってなさそうかな。隠形術で判定。
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
佐々部愛次郎:隠形術遠いな~。目標8で回避します
佐々部愛次郎:2D6>=8 (判定:衣装術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗
佐々部愛次郎:ぐあああああああ
師団閨子:すごいぜ
沙羅木春乃:佐々部……
佐々部愛次郎:佐々部くんは接近戦ダメージ1点を受けて退場します
佐々部愛次郎:1d6
ShinobiGami : (1D6) → 4
鬼怒川天羽:ばいばい
佐々部愛次郎:謀術分野の生命力がなくなり退場です
佐々部愛次郎:え~んえ~ん
GM:では戦場から佐々部くんを取り除いて
GM:プロット3の斑鳩さん沙羅木さんの行動になりますね。
GM:どちらが先に行動するか運命のダイスロールしてください
沙羅木春乃:1d100 えい
ShinobiGami : (1D100) → 21
斑鳩 七里:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 13
斑鳩 七里:ふ……
GM:沙羅木さん先にやるかどうか決めていいですよ
沙羅木春乃:うーん じゃあ先もらおうかな
GM:では沙羅木さんから行動をどうぞ
沙羅木春乃:天羽ちゃんの答えも出たようなのでこちらも迷いがなくなったわね
沙羅木春乃:奥義使用します。
鬼怒川天羽:ひえっ
斑鳩 七里:ほあっ
GM:おお奥義だ
沙羅木春乃:「寒獄西門・蓐収崩天」範囲攻撃/刻み/人数制限
師団閨子:追加じゃない
斑鳩 七里:追加そんな持ってる人おらんじゃろ
沙羅木春乃:「人数制限」で二人までしか対象に取れません また、「刻み」の効果でこれで生命点が減った相手に対する奥義破りに以後+2の修正が付きます
GM:矢止めの術が日をつけてしまったようだな
沙羅木春乃:対象は師団さんと鬼怒川ちゃんに
鬼怒川天羽:ひどい……
師団閨子:あたしの追加忍法が破られやすくなっちゃう
沙羅木春乃:矢止めだけならともかく感情修正のとこで確定かなって……
GM:これは術式開示とかしてないので、普通の初回奥義。奥義破りはできません。
GM:後指定特技も教えてくれると嬉しいかも
沙羅木春乃:これで違ってたらすまないが、疑われることをした方が悪いぜの精神でいきます
沙羅木春乃:あ、呪術です
GM:師団さんと鬼怒川さんは自分の好きな生命力を2つなくしてね
師団閨子:「器術」と「忍術」を減らします~
師団閨子:脱落のぜ
鬼怒川天羽:「体術」と「謀術」です
鬼怒川天羽:こちらも脱落します
GM:一応同時行動扱いなので
GM:二人が脱落するのはプロット3終了時、斑鳩さんの行動の後になりますね
GM:なのでもう少しだけ脱落するの待っててね
GM:沙羅木さんの行動は他になかった気がするので
沙羅木春乃:ないよ~
GM:斑鳩さん、行動をどうぞ
沙羅木春乃:もしこれで斑鳩さんに殴られたらちぃかわになるしかない
斑鳩 七里:何もせんよ。このまま手番を放棄する。
GM:まあでも殴る相手沙羅木さんしかいませんね
沙羅木春乃:七里ちゃん♡
斑鳩 七里:ちぃかわになる姿が見たくなかったかと言われれば嘘じゃが……
沙羅木春乃:またの機会にね
斑鳩 七里:あっちょっと待ってね
沙羅木春乃:にゃん。
斑鳩 七里:ちぃかわにするつもりではないぞ 安心せよ
斑鳩 七里:すまんが、手番を使うことにする。
GM:ちいかわ化待ったなし
沙羅木春乃:いったいなにを…
斑鳩 七里:【禁呪・加勢】
指定特技 :呪術
エフェクト:範囲攻撃/乱れ/人数限定
鬼怒川天羽:ひどいよ~
師団閨子:そんな……
沙羅木春乃:効果と指定特技でおそろなことあるんだ
師団閨子:春乃ちゃんまで
斑鳩 七里:追撃じゃ。閨子と鬼怒川を対象にする。
師団閨子:ヒエ……
斑鳩 七里:乱れにより、ダメージに加えて、ランダムで変調一つ受けてもらうぞ
GM:これも初回奥義なので対応できないかな?二人は好きな生命力を2点減らして変調を受けてね
師団閨子:んにゃぴ……
鬼怒川天羽:いやーー厳しい
師団閨子:「体術」と「妖術」かなあ……
GM:ランダム変調の変調表は受けた側が振る感じでお願いします。WTで出てくるかな
沙羅木春乃:たまたま3プロットで配置被った事がこんな結果になるとは
師団閨子:WT
ShinobiGami : 変調表(4) → 行方不明:メインフェイズ中、自分以外がシーンプレイヤーのシーンに登場することができなくなる。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《経済力》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。
師団閨子:関係ないやつだ
GM:ナスビですね
鬼怒川天羽:「戦術」と「妖術」で
沙羅木春乃:吹き飛ばされて川に流されたやつだ
鬼怒川天羽:WT
ShinobiGami : 変調表(1) → 故障:すべての忍具が使用不能になる。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《絡繰術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。
斑鳩 七里:忍具ーッ!
GM:痛っ
沙羅木春乃:痛そう
師団閨子:ヒエ……
鬼怒川天羽:ひんひん
GM:一応、故障を受ける前に使えるやつを使っておくことはできるよ。故障は直せないけど。
鬼怒川天羽:ないにゃんねえ
GM:では故障を受けて忍具は使えなくなっちゃった
沙羅木春乃:一応ミドルでの変調だからサイクル終わりに回復チャンスはあるわね
GM:ではこれでプロット3の行動は終了のはずなので
GM:鬼怒川さんと師団さんは脱落。これで1R目が終了だ
沙羅木春乃:これで二人きりになると思うので……どうしようかな
GM:残りは沙羅木さんと斑鳩さんになるね。どちらかが脱落して勝者を譲ったりできるよ
沙羅木春乃:あれを取るなら斑鳩さんのが良いと思うんにゃよね
斑鳩 七里:ふーむ
沙羅木春乃:特技位置的に……
GM:言霊術隣ですからね
斑鳩 七里:まあ、そうではあるな
GM:でもいいのかな?本当に味方かどうかまだわかりませんよ
沙羅木春乃:他に有力な戦果なければそれでいいかなって
斑鳩 七里:どちらにせよ、我としては確保しておきたいものではある
沙羅木春乃:まあ一応そうなんだけど、その時はなぐって取り返すのでいいです。
斑鳩 七里:鞍馬じゃのほんに!発想が!
斑鳩 七里:まあ譲ってもらえるというなら吝かではない。
GM:すごい自信だ。では沙羅木さんが脱落して斑鳩さんが勝者に。
沙羅木春乃:じゃあおりまーす
GM:戦果は【事件の真実】こと【魔人の死体】でいいかな
斑鳩 七里:それで頼む。
GM:ではこれで戦闘終了。もう遅いので今日はここまで
GM:次回は明日の14時から、戦闘の演出を行って
GM:クライマックスに入りましょう。
沙羅木春乃:はーい
斑鳩 七里:あい分かった
鬼怒川天羽:あい
師団閨子:はーい
佐々部愛次郎:君たちが高速起動に入るのと同じく、息を潜めていた彼も動き出していた。
佐々部愛次郎:「へっ。待ってたぜ。誰かが動き出すこの瞬間をな」
佐々部愛次郎:亜光速の域まで一気に加速し、他の忍びに気を取られた一瞬の隙を突いて師団にクナイでの不意打ちを仕掛けるよ。
師団閨子:「まあ、殿方好みするようにありたくは特に御座いませんのに」
鬼怒川天羽:その行動を、予期していたかのごとく。
鬼怒川天羽:佐々部と閨子の間を、薄布が遮る。
佐々部愛次郎:「【事件の真実】……いや、美作は渡さない。まずはあんたからだ!」
佐々部愛次郎:「……!なにっ!?」
鬼怒川天羽:「君の相手は、あたしだよ」
佐々部愛次郎:「鬼怒川、お前……!」
師団閨子:それを躱すことはない。あるいは、躱すことも出来ないのか。「……おや」
師団閨子:「幟をようやっと鮮明にして頂けますか」
鬼怒川天羽:忍布はそのまま佐々部に絡みつき、動きを止める。
佐々部愛次郎:どこかで君は自分に手を出さないと思っていたのか、彼は完全に虚を突かれた様子だ
佐々部愛次郎:「くっ……!まさかお前が……!」忍布に絡め取られて高速起動から脱落していく。
鬼怒川天羽:佐々部を落としながら――明白になった立ち位置を思う。
鬼怒川天羽:「……閨子ちゃん! そっちはお願い!」
師団閨子:「ええ。では、私もお伝えいたしましょうか」
師団閨子:「我が秘奥、『芙蓉傾城月下』は、自己変容の術技。医術に端を発するとも申せましょうか――」
師団閨子:「そしてそれらは、二つの相を切り替える事で成り立ちます」滔々と己が術式を語りあげていく。
沙羅木春乃:「おお、何? そっちから教えてくれるんだ」
沙羅木春乃:面白そうに笑いながら、幾らか落とした速度で彼女の後を追う。
師団閨子:「はい。そういう“縛り”を課して出力を増しております」
師団閨子:「今示しておるのは不妙の相。喰い破り散らかす梟雄の魔眼」
師団閨子:「そしてこれよりお見せするは、御咎威の相」
師団閨子:「強女としての動きを自らに課す、呪力強化のようなものです」
師団閨子:ふと、その姿が一瞬かき消えて。
師団閨子:鬼面を付けた少女が、沙羅木の直上に。
師団閨子:「征け」
師団閨子:青白い大気が集積し、殺到する。
沙羅木春乃:「なるほど、そういう形の強化なんだ。でもさ──」
師団閨子:それらは無数の少女の姿を取り、取り憑かんと手を伸ばした。
沙羅木春乃:沙羅木の両の手から白霞が、その手元を隠すように噴き出して。幻想の少女の頬の上に、凍てついた大気の雫が結ぶ。
沙羅木春乃:そのまま、空を握る様に指を閉じると、その全ての影が霧散した。
沙羅木春乃:「その縛りのせいで破りやすくなってたんじゃ、元も子もないんじゃない?」
師団閨子:「ほう」
師団閨子:「己が肉を用いるとばかり。これは驚きですね」
沙羅木春乃:「純粋体術じゃなかったからって、驚かれるほどなの?いいけどさ」
沙羅木春乃:やや不服そうにぼやきながら、鬼怒川さんの方を見やり。
沙羅木春乃:「それで──とっくに答えは出ているみたいだね、天羽ちゃん」
沙羅木春乃:「ここに来た時から、言葉にも振る舞いにも迷いがないから、そんな気はしてたんだけど」
鬼怒川天羽:「……うん」 一連の攻防を見届けたままに春乃に目を合わせる。
沙羅木春乃:「残念だ。ちょっとだけね」
鬼怒川天羽:「遠慮しないで、来て」
沙羅木春乃:冗談ともつかず、いつものように笑って。高速起動の渦中、おもむろに足を止める。
沙羅木春乃:「言われずとも」
沙羅木春乃:……沙羅木春乃の肉体には"門"の力がある。
沙羅木春乃:代々の沙羅木の忍びが、邪なる妖魔を裁く場として紡ぎ上げた結界。言うなれば人工の地獄。
沙羅木春乃:そこへの道を開き、蓄積された力を引き出すための。
沙羅木春乃:ゆるりと突き出した両の腕を地にぺたりと着けて、おごそかにことばを唱え始める。
師団閨子:「……拙い」
沙羅木春乃:「天地尽く覆う蓐収の関、憐れぶべし白指々は祈り難く」
沙羅木春乃:「客往きて帰らず、生きて還らず。陽光度ず最果てに断つ」
沙羅木春乃:「──開け。寒獄西門-蓐収崩天」
沙羅木春乃:……呪術の原始は、自然との一体化にあった。雨乞い師が雨雲を己が器官の一つと見立てていたように。
沙羅木春乃:彼女の術は、己が心身を天地と接続する。つまりは──先ほどは彼女の両の掌から放たれた力が、より大きな自然の一部として投影される。
沙羅木春乃:鬼怒川と師団の立つその場、頭上と足元に。大きな白い霞が渦巻いて、白く霞む巨大な腕が現れる。
鬼怒川天羽:閨子に一瞬遅れて危険を察知し、対応すべく忍布を操作しようとする――が。
沙羅木春乃:その練は、彼女の体技に連なり──有形無形の術式を凍気によって封じながら、二人の身体を貫き、潰した。
師団閨子:「ふむ」既に動きを止めている。脚が囚われている。
師団閨子:腕を翳し、臓を穿たれるだけは防ぐも。「ご。ぶっ……」
斑鳩 七里:「閨子よ」 其の姿を細めた瞳で見ながら。
師団閨子:「天羽!まだです」
師団閨子:「まだ終わってはいない!」
斑鳩 七里:「汝の向ける好意、厭ではなかった。この言葉は決して空言ではない」
師団閨子:もう一人の敵手の姿を認める。
鬼怒川天羽:忍布の防御も意味を為さぬ、強大な冷気の奔流。飲み込まれ、呼吸すらも凍てつく中で。
斑鳩 七里:「だが、な。汝が閨子を寄る辺とするなら、我は──」 薄布の中に在る鬼怒川を見て。
鬼怒川天羽:「春っ……、……るが、さっ……!」 辛うじて、その黒衣を視界に映す。
斑鳩 七里:「己の信念のため、忠義のため。為さねばならぬことを、遂げよう」
斑鳩 七里:陽光を遮る日傘の下、少女の姿が、身に纏う黒衣がゆらりと陽炎の如く揺らぐ。
斑鳩 七里:くるり、と手の内で踊った日傘から、黒衣から。次々と湧き出すものがある。
斑鳩 七里:「"シ掛けエ本ノ如ク転ビ出ヨ"」
斑鳩 七里:呟く言葉は辛うじて言葉として為った。だが、その音に潜む悍ましさは──感ずるものであればそうと分かろう。人と相容れぬ妖の系譜。
斑鳩 七里:ざあ、と羽音が一斉に鳴った。劈くような啼き声が一帯を満たす。
斑鳩 七里:瞬く間に顕現した数多の黒鴉が、冷気を物ともせず鬼怒川と閨子を取り囲む。
師団閨子:「まあ、啄み蝕むとは……いいご趣味ですね」
斑鳩 七里:その一羽一羽が、七里の気配を内包する。正しく、此れは人外の身の分体であった。
斑鳩 七里:「肚を暴くと先に言うたのは汝であろ」
斑鳩 七里:「言うた以上は──受ける覚悟も、あってのことであろうな?」
師団閨子:「面白いものはありませんよ」
斑鳩 七里:──殺到。忍の防御術すら容易に貫く黒の一閃が、二忍を深く深く割いた。
鬼怒川天羽:力を振り絞り、結界めいて忍布で周囲を覆う。が、その速度は万全には程遠い。
師団閨子:切り裂かれながらも、裂かれた布の一部を掠め取る。
師団閨子:それで自らと、鬼怒川天羽の体を包み、強引に投げ飛ばすようにする。
師団閨子:(あの烏どもが完全に冷気に耐性を持っているとしても)
師団閨子:(それを春乃様が完全に知る由もない)
師団閨子:(かならず連携のためには、些かなりとも緩める)
師団閨子:(そうすれば、この陽の光の中では――)着水。
師団閨子:そのまま川に落ちて流される。
鬼怒川天羽:潜り込まれ。抉じ開けられ。襤褸のような状態で、されるがままに離脱する。
師団閨子:(そして……この流れ水を渡ることは能わない)
師団閨子:(さて、後は……)
沙羅木春乃:「……あら、抜けられちゃったか」
師団閨子:(この身で再び仕掛けて、勝機があるや否や)
沙羅木春乃:ふう、と息をついて付いていた手を離す。
GM:一足先に高速起動から離脱した佐々部の姿もいつの間にか消えているよ。
沙羅木春乃:「斑鳩さん、あれは取れた?」
斑鳩 七里:かぁ、と頭上の低く鴉が啼く。
斑鳩 七里:その嘴から取り落とされたものを、ぱし、と手に取り。「此処に」
沙羅木春乃:「お、確かに本物っぽい」
斑鳩 七里:「……ふむ。汝は、これを必要としておるのだったな」
GM:巻物を開けば中から死体が出てくるかも
沙羅木春乃:「そうだね。くれるって言うなら欲しいけど……」
沙羅木春乃:「そっちの目的を果たすために、事が済むまで持っておきたいって言うなら。預けててもいい」
沙羅木春乃:「ほら、あの子あれで終わる感じじゃなかったし。また狙いに来るでしょ」
斑鳩 七里:暫し手の内の巻物を見つめる。
沙羅木春乃:「どうしたい?」一歩、踏み込んでその顔を見上げる。
斑鳩 七里:「……そうじゃな。これで諦める質でもあるまい」
斑鳩 七里:「我が持っていよう。そして、無事、汝との共闘が果たされれば渡そうぞ」
沙羅木春乃:「わ、話がわかるな~」
沙羅木春乃:「なんで血社にいるのかちょっと不思議なくらい」
斑鳩 七里:「……知っておるじゃろ。我がかつて、どのような憂き目に遭ったのかも」
沙羅木春乃:「だからって人間を支配するなんて柄?あなたが?」
斑鳩 七里:「いいや」
斑鳩 七里:「我はただ、あの時の──友たちの無念を僅かばかり晴らせればそれで良い」
斑鳩 七里:「其処には人も隠忍もなく。互いに互いを必要としておった」
斑鳩 七里:「……鬼怒川を恨んでおるのではない。じゃが、こうして知ってしまった以上は、一つ鼻を明かしたいと」
斑鳩 七里:「そう思ってしまうのが"人情"であろう?」
沙羅木春乃:「……ふふ、ふふふふ。かわいらしいの」
沙羅木春乃:「隠忍と手を結ぶのは初めてじゃないけど、あなたみたいなのは初めてかも」
斑鳩 七里:「……ふん。柄でもない話をしてしもうたわ」 河原の小石を足で一つ蹴る
沙羅木春乃:「柄でしょ。すっごく柄」くすくすと笑って。
沙羅木春乃:「じゃ、行こうか。……多分、またすぐに仕掛けてくるんじゃないかな」
沙羅木春乃:「ここじゃやりにくいでしょ、あなたは」
斑鳩 七里:「……むぅ」ほんの僅かに眉を潜め。 「ああ、日傘を差したままというのもやりづらい故な……」
斑鳩 七里:巻物を懐に仕舞い込む。亡き友を想う。……忠義とは、ひどく厄介なものだとも噛み締めながら。
GM:これで3サイクル目は終了。
GM:次はついに決戦、クライマックス戦闘に入ります
GM:あ、その前に変調の回復があった
師団閨子:これって感情修正入れられます? このサイクル使ってないですけど
鬼怒川天羽:ピーガガガ 故障中
GM:同じシーンに出てないと使えないけどこれって扱いどうなるんだろうな
GM:シーンではない気がするので今回はなしで
師団閨子:りょ
師団閨子:行方不明なおそ
師団閨子:SG>=7 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=7) → 7[2,5] → 7 → 成功
鬼怒川天羽:生存術で判定します
GM:故障は絡繰術、行方不明は何だっけ?
師団閨子:普通に成功
鬼怒川天羽:SG>=8 (判定:生存術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=8) → 9[3,6] → 9 → 成功
GM:まあ頑張って直しな
GM:おおー
師団閨子:《経済力》だね
沙羅木春乃:つよい
GM:治ったのめちゃでかそう
師団閨子:やったじゃん
鬼怒川天羽:ハァハァ 首の皮一枚つながった
斑鳩 七里:治ってしもたか
【クライマックス】
GM:では回復したところでクライマックスに移っていきましょう。クライマックスでは佐々部くんも出るよ
GM:プロットとか誰攻撃するかとかは全部ランダムで決めるので祈っておいてね
師団閨子:ちゃんと戦局判断してよ~!
GM:狙わないから頼む~とか言ってきたら考慮するかも
師団閨子:なるほどね
GM:その辺は戦闘中にプロット終わってから声かけてね。ではそんな感じでクライマックス始めていくぞい
GM:沙羅木と斑鳩が選んだ戦場は町外れにある共同墓地だった。
GM:わざわざ日が落ちてから墓場に訪れる人もおるまい。ここならば人目を気にする必要はない。そして二人の、そして【魔人の死体】の呪力を高める場所でもある。
GM:二人を追い墓場へと向かう鬼怒川の前に一人の忍び、佐々部くんが現れるよ。どうやら君を待っていたみたいだね。
佐々部愛次郎:「いてて。さっきはやってくれたな鬼怒川。って言ってもそっちも手酷くやられたみてえだけど」
鬼怒川天羽:「……佐々部くん」
佐々部愛次郎:「ああ言ったけど、まさか鬼怒川があいつの味方するなんて思ってなかったよ。完全にしてやられたぜ」
鬼怒川天羽:満身創痍。自慢の服は大部分が破れ、汚れ。覗く肌にも凍傷や裂傷が目立つ。
鬼怒川天羽:「謝らないよ。そうするって、決めてたし……」
鬼怒川天羽:「まだ、終わってないし」
佐々部愛次郎:「そのまま戦っても勝ち目は薄いだろうに。本当にいいのかよ?」
鬼怒川天羽:「……佐々部くんだって、諦めないでしょ?」
佐々部愛次郎:「まあ、俺はな。最初からそのつもりだったし」
鬼怒川天羽:「たとえ、どれだけ望みが薄くたって。自分の気持ちには、嘘はつけない」
鬼怒川天羽:「だからこうなってるんだろうね。……お互いに」
佐々部愛次郎:「……ああ。どうやらそうみたいだな。難儀だよなお互い」
佐々部愛次郎:「それじゃあ鬼怒川、お前は【事件の真実】を……」
GM:……という感じで会話は終了します。
GM:そして月が登り始めた頃、沙羅木と斑鳩の待つ墓地に三忍の忍者が現れるよ。
佐々部愛次郎:「そっちの姉さんの趣味?死体を取り合うには、中々様になってる場所じゃんか」
佐々部愛次郎:斑鳩さんにむけて
斑鳩 七里:「趣味ではない」 憮然とした表情で。
斑鳩 七里:「この街は何処もかしこも人が多過ぎる──汝が暫しの間、昼も夜も構わず身を隠せたようにな」
斑鳩 七里:「ゆえ、人目の付かぬ場所を選んだだけのことよ」
沙羅木春乃:「ここはここで罰当たりだけど。ま、生身の人を巻き込むよりはいいでしょ」
佐々部愛次郎:「たしかにここじゃ逃げも隠れもできないな」
師団閨子:「無論、我々も本意ではありませんがね」覆面の少女が現れる。その傷は癒えては居ない。
佐々部愛次郎:「まあ……もう誰にもそのつもりは無さそうだけど」と言って鬼怒川さん師団さんに目を向けるよ
師団閨子:「よろしいので?」
鬼怒川天羽:「隠れるのは、あたしの領分だから許してほしいけど」
師団閨子:「それとも、余裕の現れですか。斯様に死者のあるところとは」
鬼怒川天羽:「逃げる気も、逃がす気もないね」
斑鳩 七里:「左様。ここで決着を付けようぞ」
沙羅木春乃:「ふふ、どうだろうね。余裕のあるふりをするのは得意なんだ」
沙羅木春乃:「そっちの傷は流石に、ただの強がりじゃ隠しきれないみたいだけど」
師団閨子:「ええ。酷く傷つきました故」
師団閨子:「疼きますから。慰めて頂かねば」
沙羅木春乃:薄く笑って。「そういう時にかけてやる慈悲は、早く楽にしてやることと決まってる」
沙羅木春乃:「……行くよ」
GM:高速起動が始まる。【事件の真実】を巡る最後の戦いが始まった。
GM:クライマックス戦闘を開始します。1ラウンド目、プロットから。
GM:忍法の使用がある人はここで宣言してください!
鬼怒川天羽:影分身!
GM:どうぞどうぞ。感情修正とかはないかな
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:佐々部はランダムにプロットを決定します
師団閨子:流石にここで使ってられないぜ
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:師団閨子がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:素振りします
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 6[1,5] → 6 → 成功
Tekey:鬼怒川天羽がダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:では2つプロットしてもろて
鬼怒川天羽:できました
斑鳩 七里:こちらもOK
沙羅木春乃:できた
師団閨子:OK~
GM:では皆揃ったみたいなので開いていきましょう
GM:いっせーのーせで開きます
GM:いっ
沙羅木春乃:じゃあお手付きルールでプロット0に行きます。
GM:せーのー
GM:うわ~!
GM:では0にどうぞ
GM:あらためていっせーのーせで開きます
GM:いっ
GM:せーのー
GM:せ!
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:師団閨子がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「3」です。
鬼怒川天羽:4にします
GM:では沙羅木さんは0、鬼怒川さんは4。後はダイス目通りで
沙羅木
零 |
壱 |
弐 |
斑鳩
佐々部
参 |
師団
鬼怒川
肆 |
伍 |
陸 |
死地 |
GM:プロット4、鬼怒川さん師団さんから行動してもらおう
GM:ダイスバトルで勝ったほうが後先選ぶ感じで
師団閨子:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 21
鬼怒川天羽:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 8
師団閨子:まさかこれで勝つとはね
鬼怒川天羽:よわい……
師団閨子:まあ先貰おうかな~?
GM:では師団さんからどうぞ
師団閨子:はーい まず【凶手】。
師団閨子:とはいえ体術潰れてるんだよな
GM:そう言えばそう
師団閨子:SG#4>=8 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=8) → 3[1,2] → 3 → ファンブル
師団閨子:ん~ やなものでるな
GM:このままだとプロット終わりに逆凪ですね
師団閨子:神通丸使います
GM:では振り直してどうぞ
師団閨子:SG#4>=8 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@12#4>=8) → 6[3,3] → 6 → 失敗
師団閨子:まあ失敗はしょうがない
GM:どちらにせよ失敗か
鬼怒川天羽:凪らないだけマシ
師団閨子:奥義『芙蓉傾城月下・御咎威の相/不妙の相』
GM:ファンブルを恐れない
師団閨子:【強女】の使用を宣言します。指定特技は医術です
沙羅木春乃:やぶるー。刻みの効果で判定に+2
GM:斑鳩、佐々部、沙羅木、鬼怒川が破れますね
斑鳩 七里:参加するとしよう。
鬼怒川天羽:やぶりませぬ
沙羅木春乃:佐々部くん!一緒に破ろう!
佐々部愛次郎:佐々部はまあ……沙羅木さん破れそうだしファンブル怖いからなあ
師団閨子:殴らないよ~
佐々部愛次郎:え~?狙わないって約束してくれるなら破ろうかな
師団閨子:えっ狙ってほしいの?
佐々部愛次郎:破りませ~ん
沙羅木春乃:こっちとのはなしかな
斑鳩 七里:双方からの圧がすごい
GM:では二人は判定をどうぞ
斑鳩 七里:2D6>=7 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 7[3,4] → 7 → 成功
沙羅木春乃:こっちだって狙うつもりないのに~ いいもん
沙羅木春乃:2D6+2>=8 (判定:騎乗術)
ShinobiGami : (2D6+2>=8) → 8[3,5]+2 → 10 → 成功
GM:バキバキ破っとる
GM:では奥義効果は発動せず、師団さんの行動ですね
師団閨子:ん~ じゃあ【黄泉軍】を……
師団閨子:沙羅木さんに。
沙羅木春乃:きゃん
師団閨子:SG@9#4>=5 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@9#4>=5) → 10[4,6] → 10 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
師団閨子:おっけ~
沙羅木春乃:これだからよ~~
鬼怒川天羽:つよつよ
GM:S9でも十分強いな~
沙羅木春乃:避けるね!七ちゃん感情ちょうだい
師団閨子:体術を回復して兵糧丸ゲットしよっと
GM:では回復させる生命力を選んでね。沙羅木さんは回避をお願いします
沙羅木春乃:2D6+1>=8 (判定:骨法術)
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 10[4,6]+1 → 11 → 成功
斑鳩 七里:良かろう。感情修正で+1
GM:避けるな~
沙羅木春乃:あっごめんいいよって言われる前に振っちゃった
斑鳩 七里:汝の頼みじゃからな
沙羅木春乃:避けたけどさ~~
鬼怒川天羽:遁甲符
師団閨子:ひゅう!
沙羅木春乃:こいつ……
GM:では沙羅木さんは回避を振り直してね
沙羅木春乃:2D6+1>=8 (判定:骨法術) うえーん
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 5[2,3]+1 → 6 → 失敗
GM:おお~命中だ
沙羅木春乃:いたい
鬼怒川天羽:やったー
沙羅木春乃:うーん
師団閨子:イエイイエイ
沙羅木春乃:神通丸しちゃお
斑鳩 七里:忍具が飛び交っておるな
GM:ではもう一度運命のダイスロール
沙羅木春乃:2D6+1>=8 (判定:骨法術) といや
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 8[3,5]+1 → 9 → 成功
斑鳩 七里:流石じゃ
沙羅木春乃:フフン
師団閨子:ヒエ……
GM:振り直し合戦だぜ
鬼怒川天羽:もう一枚の遁甲符
師団閨子:マジ?
沙羅木春乃:こいつマジ?
GM:では振り直しをお願いします
斑鳩 七里:"本気"だ
沙羅木春乃:2D6+1>=8 (判定:骨法術) うおお
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 5[2,3]+1 → 6 → 失敗
沙羅木春乃:きゃうーん
師団閨子:波乱万丈
GM:では見事命中
GM:でいいのかな?さらに追加はないよね
斑鳩 七里:なんてこと……
沙羅木春乃:いいよ
GM:では集団戦スペシャルなので師団さんは与える変調を選んでね
師団閨子:じゃあ故障いれるね
沙羅木春乃:にゃーん
GM:それから沙羅木さんはこれから回避判定ずっと-1なので覚えておいてね
師団閨子:そうだぜ
沙羅木春乃:おぼえとこ
師団閨子:手番おわりです
GM:ではこれで師団さんの行動は終わりかな?
GM:次は鬼怒川さんの行動かな
鬼怒川天羽:はい
鬼怒川天羽:奥義使います
GM:鬼怒川さんも奥義とは!
GM:追加忍法かな
師団閨子:何を追加したんだ
斑鳩 七里:追加忍法がメジャーな世界観?
鬼怒川天羽:クリティカルヒットを春乃ちゃんに
沙羅木春乃:きゃーん
GM:OK!では奥義の名前とか指定特技とかを貼ってくれるかな
沙羅木春乃:ここまで切ってないからそういう感じの気はしてたけどさ~
鬼怒川天羽:奥義『妖精の夜』。指定特技は衣装術。
GM:では初回奥義なので奥義破りはできません。
GM:沙羅木さんはランダムに生命力を4点減らしてくださいね
沙羅木春乃:rct
ShinobiGami : ランダム分野表(6) → 妖術
沙羅木春乃:rct
ShinobiGami : ランダム分野表(1) → 器術
沙羅木春乃:rct
ShinobiGami : ランダム分野表(6) → 妖術
沙羅木春乃:rct
ShinobiGami : ランダム分野表(1) → 器術
沙羅木春乃:体と謀をのこします
GM:2つ被っているので妖術と器術、後2つは自分の自由に決めてくださいね
GM:では戦術と忍術を潰してもらい
沙羅木春乃:ちなみにこれ同プロットから攻撃受けてるけど忍具はもう使えないってことでいいんだっけ?
GM:あ、そうですね。正しくは生命力現象も故障もプロット終わりに受けるはずなので
沙羅木春乃:そっかそもそも減ってないわ
GM:減少と同時に故障して使えない感じになりますね
沙羅木春乃:はーい
GM:これでプロット4の行動は終わりかな?
鬼怒川天羽:だよ
GM:では次、プロット3斑鳩さん佐々部くんの行動になりますね
斑鳩 七里:仁義なきダイスバトル
GM:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 46
斑鳩 七里:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 68
GM:先後自由にどうぞ
斑鳩 七里:先に動こう。
GM:では斑鳩さんからどうぞ
斑鳩 七里:手番で奥義を使用する。
斑鳩 七里:【禁呪・加勢】 指定特技:呪術 エフェクト:範囲攻撃/乱れ/人数限定
斑鳩 七里:人数限定で対象は2人のみになる。対象は鬼怒川と閨子じゃな。
沙羅木春乃:とにかく狙われない男、佐々部
GM:鬼怒川さんとK子さんは破りそうですね
鬼怒川天羽:やぶるぞー
師団閨子:佐々部!やぶろう!
佐々部愛次郎:佐々部は特に狙われてないから何も言われなかったら破らないかな
師団閨子:止めておくべきだよこいつらを!
師団閨子:一人でも落ちたら次範囲君も含まれるんやぞ
佐々部愛次郎:言われてみればそうかも
師団閨子:ウチらは単体しか出来ないからだいぶ後回しだけど……
沙羅木春乃:でも自分以外にダメージ入るのを止めてたら一生勝てなくない?
佐々部愛次郎:鬼怒川さんはどう思う?
師団閨子:ファンブルの心配もないぜ 同プロだから
斑鳩 七里:佐々部よ 二人が落ちた後に漁夫の利を狙うのもありなのではないか?
沙羅木春乃:というかどうせ回想とか切るから落ちないよ
鬼怒川天羽:破られなかったらあたし倒れるからねー
鬼怒川天羽:そしたら次は佐々部くんの番だし、実利は間違いなくあるだろうし
鬼怒川天羽:一緒に戦おうよ
佐々部愛次郎:鬼怒川さんに+の感情を抱いているので破ります。
沙羅木春乃:こいつはよ~
GM:では3人でやる感じだね。ダイスロールしましょう
沙羅木春乃:無慈悲なランダム行動ロボットと化したお前はどこへ行ったんだ
GM:回想シーンを使うならダイスの前にしてね
鬼怒川天羽:感情くれない?
佐々部愛次郎:あげない理由もない気がするな。どうぞ。
鬼怒川天羽:わーい
沙羅木春乃:まあまあ3vs2になってきたな
GM:悩んでそうな気配がある
師団閨子:回想切ろうかな~ 切ります
鬼怒川天羽:こっちも佐々部くんに感情修正します
GM:じゃあ+1されます
GM:では修正とかはもう大丈夫かな?
GM:3人でダイス振るよ~
師団閨子:やるぜ
鬼怒川天羽:たのむぞー
師団閨子:SG@9#4+3>=9 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG+3@9#4>=9) → 4[2,2]+3 → 7 → ファンブル
鬼怒川天羽:SG+1>=12 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=12) → 7[2,5]+1 → 8 → 失敗
佐々部愛次郎:2D6>=8+1 (判定:拷問術)
ShinobiGami : (2D6>=9) → 9[3,6] → 9 → 成功
師団閨子:佐々部……!
鬼怒川天羽:佐々部~~~
沙羅木春乃:マジでよ
師団閨子:それはそれとして ファンブルしてる場合じゃないので
佐々部愛次郎:友情あるからね
師団閨子:神通丸切ります……
GM:それはそうかも
師団閨子:SG@9#4+3>=9 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG+3@9#4>=9) → 7[2,5]+3 → 10 → 成功
師団閨子:ふう
沙羅木春乃:どのみちだった
斑鳩 七里:ん~~~二人成功か……
鬼怒川天羽:よきよき
GM:では破れて斑鳩さんの行動は終わりかな
斑鳩 七里:そうじゃの
佐々部愛次郎:あとから佐々部君が行動するよ~
佐々部愛次郎:choice(1,2,3,4) PC番号
ShinobiGami : (choice(1,2,3,4)) → 3
佐々部愛次郎:師団さんを狙いま~す
師団閨子:おい!
沙羅木春乃:男に厳しいから…
斑鳩 七里:無慈悲なランダム行動ロボ?!
佐々部愛次郎:矢止めを学習したので接近戦攻撃します
鬼怒川天羽:メンヘラめ……
佐々部愛次郎:と思ったけどこいつ経済力潰れてるわ
師団閨子:無一文
佐々部愛次郎:ほな爆破するか
師団閨子:やめろ~~~
佐々部愛次郎:【爆破】で攻撃。火術で判定します
佐々部愛次郎:2D6>=5 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
鬼怒川天羽:きみねえ
佐々部愛次郎:成功。当たったら射撃戦ダメージ2点です
鬼怒川天羽:矢止めの術します
佐々部愛次郎:いいだろ!奥義破ってやったんだから
GM:感情修正とかはなさそうかな?
GM:判定をどうぞ
師団閨子:なしで祈るぜ
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:衣装術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
師団閨子:わーい
佐々部愛次郎:うわー!やっぱり接近戦攻撃じゃないと……
斑鳩 七里:ここ通ったら閨子落ちる?
師団閨子:おちないよ
鬼怒川天羽:きみのやることなんてお見通しなんだから
沙羅木春乃:落ちないすね
沙羅木春乃:イチャイチャすな!
GM:ではプロット3は終了
斑鳩 七里:あ~
GM:プロット0の沙羅木さんの行動になるかな?
斑鳩 七里:いや、いいか。なんでもない
GM:なさそう
沙羅木春乃:ううーん…
沙羅木春乃:じゃあ師団さんに春雷を使います
師団閨子:こっちか イイデショウ
GM:空パワだ
沙羅木春乃:骨法術と対人術で判定していくね
沙羅木春乃:2D6>=5 (判定:骨法術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
沙羅木春乃:2D6>=5 (判定:対人術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 11[5,6] → 11 → 成功
沙羅木春乃:フーッ
斑鳩 七里:やりおる
師団閨子:成功すな~~~
鬼怒川天羽:ひん
沙羅木春乃:音断で判定-1、ファンブル+1になるよ
師団閨子:いやすぎ
沙羅木春乃:当たったら接近戦2と射撃戦1 受け取ってね
GM:回避は骨法術と対人術どちらにするかな
GM:対人術っぽいけど
沙羅木春乃:あっそう 対人です
GM:では師団さん対人術で回避をどうぞ
師団閨子:SG#5-1>=8 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG-1@12#5>=8) → 8[3,5]-1 → 7 → 失敗
師団閨子:マイナスがよ~~~
GM:-1きついねえ
師団閨子:神通丸切ります
師団閨子:SG#5-1>=8
ShinobiGami : (SG-1@12#5>=8) → 10[4,6]-1 → 9 → 成功
GM:これは手持ちの神通丸かな
師団閨子:そうです 2個持ってた
沙羅木春乃:くそーっ
鬼怒川天羽:がんばった!
GM:これで手持ちの2個使ったのかな
沙羅木春乃:七ちゃん遁甲符もってたりしない?
師団閨子:そうですね
斑鳩 七里:ないのう なら、ここで使うか
斑鳩 七里:【魔人の死体】の所持効果で奥義:判定妨害を使う。
GM:何を使うのかな
GM:では斑鳩さんは言霊術で判定をしてみてね
斑鳩 七里:2D6>=6 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 10[4,6] → 10 → 成功
GM:成功したら効果が発揮されるよ
GM:では成功
斑鳩 七里:では、閨子の判定のダイス目一つ、6の方を1に変更するように試みよう
師団閨子:破れるんだっけ
GM:師団さんと鬼怒川さんは美作の秘密を知っているので
GM:初回ですが奥義破りを試みることが可能ですね
師団閨子:佐々部も知ってるはずだぜ
GM:更にその判定に+2ですね
師団閨子:天羽と感情共有してるし
佐々部愛次郎:師団さんには特に+の感情持ってないし破りません
鬼怒川天羽:そうだぞ
鬼怒川天羽:ひん……
沙羅木春乃:こいつ……
師団閨子:そんな いいんですか 美作の力を使わせて
佐々部愛次郎:可愛いから大丈夫
師団閨子:盲目かよ
師団閨子:とりあえず私は破り挑戦するよ~
鬼怒川天羽:ふーーん
鬼怒川天羽:破ります。回想シーンも使おうかな
佐々部愛次郎:一瞬美作さんが生き返ったみたいでかわいい
GM:OK。では二人で判定かな。ダイスロールをどうぞ
GM:そして鬼怒川さんは秘密を貼ってね
斑鳩 七里:それはそれでだいぶ歪んでおらんか……?
師団閨子:天羽に感情修正いれるよ~
鬼怒川天羽:ありがたみ
GM:まあ私が貼ってもいいか
◆鬼怒川天羽の【秘密】
君は秘密裏に、佐々部からプライズ【事件の真実】を渡されている。
君は佐々部に、昔の忍務で犯罪忍集団、「たちつて党」と戦うことになった忍務で大きな借りを作っている。
その借りを返すため、【事件の真実】を隠したいという彼のためにプライズを預かっているのだ。
君は【事件の真実】の秘密を知っている。
だが、この【事件の真実】を隠し通すことが本当に佐々部のためになるのだろうか?
【事件の真実】を公表したほうが彼のためになるのではないか。
君は【事件の真実】を手に入れた今でも悩んでいる。
君はクライマックスフェイズに入る前に、
【本当の使命】を「事件の真実を公表すること」か、「事件の真実を闇に葬る事」どちらにするか決めなければならない。
(君や、君のように事件の真実を公表するつもりのキャラがクライマックスフェイズ終了後に【事件の真実】を持っていれば、事件の真実は公表される。)
(逆に隠したい者が持っていたら、事件の真実は闇に葬られるよ。)
GM:ちなみに鬼怒川さんは【事件の真実】を闇に葬るほうを選びました
鬼怒川天羽:足すことの修正値は6かな
GM:そうなりますね。では運命のダイスロール!
師団閨子:SG#4+2>=10 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG+2@12#4>=10) → 12[6,6]+2 → 14 → スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
師団閨子:へへ
鬼怒川天羽:SG+6>=10 (判定:隠形術)
ShinobiGami : (SG+6@12#2>=10) → 4[2,2]+6 → 10 → 成功
斑鳩 七里:素スペすなー!
GM:わからなくなってきたな
師団閨子:こういうゲームなんだよな~~~
沙羅木春乃:インチキしやがって
師団閨子:妖術回復して神通丸ゲットしよ
GM:では生命力を1点得て忍具貰いな
GM:鬼怒川さんはファンブルですね
鬼怒川天羽:はい……
GM:ともあれ破りは成功
GM:判定妨害が失敗したので師団さんは沙羅木さんの攻撃を回避できたのかな
師団閨子:そうなるわね
斑鳩 七里:そうなってしまうの
GM:ではこれでこのラウンドは終わり!
GM:演出の方へ移り2R目に入りましょう
師団閨子:ぱし、と手を合わせる。
師団閨子:「即遣予母都志許売令追」
師団閨子:「且後者於其八雷神副千五百之黄泉軍令追」
師団閨子:「咒域展開」
師団閨子:彼女がそう呟くと同時。
師団閨子:周囲に無数の呪手が伸びる。
師団閨子:墓の下から染み出すように、死霊の軍勢が湧き出る。
師団閨子:「意富加牟豆美命。我が咒を止めるその呪具」
師団閨子:「簒わせて頂きます」
師団閨子:殺到し、押しつぶす。冷温の停止を気にも留めず。
師団閨子:動きの留まった霊も押し出されるように、次が溢れては返す。
師団閨子:それは冷たさを孕む。地獄のような底冷えする冷たさ。
師団閨子:冷の使い手であろうと変わり無く。
沙羅木春乃:「ふっふふ……また随分と!」迫る呪霊の群れを白めき砕いて、振り払う。物理的な熱とは異なる、無形のものを封じるための冷気。
沙羅木春乃:(それであっても、この数は──)
鬼怒川天羽:対処する春乃の周囲には、巧妙に忍布が張り巡らされてもいた。
沙羅木春乃:かろうじて隙間を作り出し、抜け出そうとした先。闇に紛れて仕掛けられた布が退路を遮っている。
鬼怒川天羽:たとえ行動の択を僅かに削るだけであっても、忍びにとっては意味がある。殊に、それが強者であれば。
沙羅木春乃:「まったくもう──」仕方なさそうに笑って。足首に呪いの腕が纏わりつき、そのままその姿が囚われ沈む。
師団閨子:それは体の中を蝕まない。代わりに。意趣返しとでも言わんばかりに。
師団閨子:凍結したかのように、刹那の行動の自由を奪っている。
鬼怒川天羽:生じた隙を逃す手はない。
師団閨子:「仕掛けは上々。ではお見せくださいまし」
鬼怒川天羽:「出し惜しみなし……とくとご覧あれ」
鬼怒川天羽:「ブランド『Like a Peach』、秀作――『妖精の夜』」
沙羅木春乃:(おお……よろしくないね、これは)
鬼怒川天羽:言葉に応じるように、張り巡らされた忍布が蠢く。
鬼怒川天羽:天羽の周囲を漂う忍布が、否、纏う衣服に至るまで、ほつれ、寄り合い、ぶわりと膨れ上がる。
鬼怒川天羽:あるものは、空より風を切り。あるものは地よりうねりを上げ。あるものは背後より音もなく。
鬼怒川天羽:春乃に纏わりつき、きつく締めあげる。
沙羅木春乃:かの呪詛の仕業か、淀みが走ったように"門"が開かない。その身を護る白色の気が絶えて、ただの闇の中に取り残されている。
沙羅木春乃:「っ、ぐ……!」
斑鳩 七里:「沙羅木!」 叫ぶ。が、周囲を覆う布に阻まれ手出しは敵わない。
沙羅木春乃:それでもなお、鞍馬の忍びとして──あるいは地獄の器として耐えるべく鍛えられた肉体がある。その全てが、藻掻く動きと共にぎりぎりと巻き取られて。
鬼怒川天羽:「……春乃ちゃんが、本気で戦ってくれてるってわかるから」
鬼怒川天羽:その声は、忍布の闇に包まれた春乃の、服の裡より響いている。
鬼怒川天羽:いつの間にか、姿を消していた天羽が。
鬼怒川天羽:「あたしも、本気をあげるね」
鬼怒川天羽:身体の芯を揺らす衝撃となって、春乃を襲う。
沙羅木春乃:「っ……!!」もはや返答はおろか、息を乱す隙間さえない。
沙羅木春乃:……ここより逃れるには、何かを犠牲に捨てるほかない。だから。
沙羅木春乃:ぐちゅ、と何かの潰れるような音がして。忍布に血が滲み出る。わざと筋の密度を落として、片腕を潰しきらせた。
沙羅木春乃:そこより生まれた縛りのほつれを辿って、吠えるような声を上げて。その布界から這い出る。
沙羅木春乃:「ふーっ……ふふ……っ」
鬼怒川天羽:熱と質の消失を感じ、忍布もまた陣形を解く。分かれ、ふたたび集い。
師団閨子:「あら。折角の均整の取れたお体が斯様な有様」
沙羅木春乃:「やるねえ、天羽ちゃん」
師団閨子:「左右の釣り合いが取れたほうがおよろしいのでは?」
鬼怒川天羽:「……白地に赤。素敵だけど、色味はもう少し詰められるね」
沙羅木春乃:静かに笑いながら、すぐに高速移動を再開する。忍具袋はコートと一緒に飲まれたらしい。
鬼怒川天羽:「もっとお勉強が必要だ」
沙羅木春乃:「悪いけど、美術とかはあんまりわかんないんだよな」
鬼怒川天羽:「教えてあげるよ」
沙羅木春乃:「でも、強いものが綺麗だって事なら知ってる。……今のあなたとか」
鬼怒川天羽:「……どうかな。昔のあたしは、今より強かったけど、綺麗じゃなかったよ」
鬼怒川天羽:(昔の私は、忍務の是非なんて考えず、言われたとおりに言われたことをするだけの人形で)
鬼怒川天羽:(でも……あの戦いで)
鬼怒川天羽:(きみが、私の忍布術を綺麗だって言ってくれたから)
鬼怒川天羽:(そこから、私はあたしになったんだ)
鬼怒川天羽:「……もし、今のあたしを強いって思ってくれるなら」
鬼怒川天羽:「それは、綺麗になったから得た強さかもね」
GM:クライマックス戦闘、2R目に入っていきましょう
GM:プロットからやっていきます。皆ダイス目を隠してね
鬼怒川天羽:分身します
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:師団閨子がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:SG>=5 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG@12#2>=5) → 5[2,3] → 5 → 成功
師団閨子:あぶない
Tekey:鬼怒川天羽がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:できました
GM:GMは大丈夫!
沙羅木春乃:いいよー
斑鳩 七里:OK
師団閨子:OK~
GM:では皆できたようなので開いていきたいと思います
GM:いっせーのーせで開きますよ
GM:いっ
GM:せーのー
GM:せ!
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「6」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:師団閨子がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:沙羅木春乃がダイスを公開しました。出目は「4」です。
GM:塊魂だ
鬼怒川天羽:これは4だねえ
沙羅木春乃:自分もこのままかなー
GM:鬼怒川さんは4!ではプロット決定で
師団閨子:ゴチャってるねえ
零 |
壱 |
弐 |
師団
斑鳩
参 |
鬼怒川
沙羅木
佐々部
肆 |
伍 |
陸 |
死地 |
GM:プロット4の行動から始めていきましょう。3人いて面倒なので今回はでかい順行動でダイスバトルだ
GM:1d100 えいえい
ShinobiGami : (1D100) → 12
鬼怒川天羽:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 27
GM:ほげほげ
沙羅木春乃:1d100 えいや
ShinobiGami : (1D100) → 46
GM:では沙羅木さんの行動からで
沙羅木春乃:どうしよっかな~
GM:沙羅木鬼怒川佐々部の順で処理するけど、同時行動なのでダメージの適用とかはプロット終了時になるよ
沙羅木春乃:いいや奥義撃っとこ
GM:詳しくはP67を参照してね
GM:奥義パワーだ
沙羅木春乃:「寒獄西門・蓐収崩天」範囲攻撃/刻み/人数制限 対象は鬼怒川さんと師団さん
沙羅木春乃:呪術指定です
佐々部愛次郎:佐々部くんは今回ファンブル怖いので破らんでおくか
鬼怒川天羽:あたしは破ります
師団閨子:破るよ~
鬼怒川天羽:感情はくれる?
師団閨子:感情もあげる
師団閨子:こっちもほしい~
鬼怒川天羽:あげますー
佐々部愛次郎:後でくれるの約束してくれるならいいよ
鬼怒川天羽:ええー
鬼怒川天羽:じゃあいらない ふんっ
佐々部愛次郎:なにっでは凍死して死ね
師団閨子:こわ
GM:ということで二人で奥義破り頑張ってね
鬼怒川天羽:SG+1>=12 (判定:分身の術)
ShinobiGami : (SG+1@12#2>=12) → 7[1,6]+1 → 8 → 失敗
沙羅木春乃:勢いがよすぎる
師団閨子:SG#3+1>=9 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG+1@12#3>=9) → 6[3,3]+1 → 7 → 失敗
GM:あっ死んだ
鬼怒川天羽:あたしはダメです
師団閨子:ヌ~ 神通丸
師団閨子:SG#3+1>=9 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG+1@12#3>=9) → 7[3,4]+1 → 8 → 失敗
師団閨子:ダメだ~
沙羅木春乃:あぶね~
GM:では奥義が通るので二人は好きな生命力を2点失ってね
鬼怒川天羽:残った器術と忍術がつぶれます。
師団閨子:体術と妖術を潰すかな
GM:プロット終わりに適用なのでこのプロット中は失った生命力も使えるし、生命力0になった後も行動できるよ
GM:ということで次は鬼怒川さんの行動になりますね
鬼怒川天羽:引き続きクリティカルヒットを春乃ちゃんに。
沙羅木春乃:うう 破るしかない
GM:殺意の波動だ
鬼怒川天羽:指定特技は衣装術です。
師団閨子:勿論破らないぞ
斑鳩 七里:破り、当然参加しよう
佐々部愛次郎:佐々部はファンブルが怖いので破りません
沙羅木春乃:修正ほしいな
斑鳩 七里:投げよう。
沙羅木春乃:わあい
GM:回想シーンを使用することも出来るので覚えておいてね
沙羅木春乃:ここに刻みの補正も入る
沙羅木春乃:振っていいかな?
GM:では二人でダイスロールをどうぞ!
斑鳩 七里:2D6>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗
沙羅木春乃:2D6+2+1>=7 (判定:身体操術) うおお
ShinobiGami : (2D6+2+1>=7) → 4[1,3]+2+1 → 7 → 成功
GM:ファンブルですね
鬼怒川天羽:やったあ!
沙羅木春乃:あっファンブル
師団閨子:お~
斑鳩 七里:あ~~~
沙羅木春乃:一緒に倒れちゃう
斑鳩 七里:であれば、神通丸を使用する。
GM:あれ?斑鳩さん感情修正もらってないんだ
沙羅木春乃:あっじゃあ感情修正なげます
沙羅木春乃:うん……あげてなかった
沙羅木春乃:手遅れ
GM:なるほどね
斑鳩 七里:補正いっぱいあるからいけるかなって甘えておったわ
GM:では斑鳩さん振り直してみてね
斑鳩 七里:ここから修正もらって大丈夫?
沙羅木春乃:できるのかなとおもってた
GM:振り直した分にだけってことだよね。いいですよ
斑鳩 七里:2D6+1>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (2D6+1>=8) → 6[2,4]+1 → 7 → 失敗
斑鳩 七里:ぬ~~~~~~~~~~~~
師団閨子:おお~!
鬼怒川天羽:はーーーー 危なかった
沙羅木春乃:相打ちになっちゃった
GM:では何もなければ通りますね
斑鳩 七里:宿星切るか
GM:宿星あったね
沙羅木春乃:な、七ちゃん
斑鳩 七里:己が忠義を尽くすために、沙羅木に倒れてもらっては困る
斑鳩 七里:2D6>=8 (判定:水術)
ShinobiGami : (2D6>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗
斑鳩 七里:きゅーん
GM:鬼怒川さんの奥義を破るのが新年に即しているかどうか。これは完全にOKでしょう
沙羅木春乃:これまだ修正入ってるよね?
GM:いや、感情修正は入ったままなので
GM:ギリギリ成功ですね
斑鳩 七里:うおおおおおなら成功!
鬼怒川天羽:ひんひん
師団閨子:ヒエ~
斑鳩 七里:ハーハー
沙羅木春乃:い 生き延びた
沙羅木春乃:かたじけなさすぎ
斑鳩 七里:すまぬ 無様を見せた
GM:粘り腰だ
佐々部愛次郎:では佐々部くんの行動
佐々部愛次郎:choice(2,3,4) 鬼怒川さんは狙う意味ないのでそれ以外で
ShinobiGami : (choice(2,3,4)) → 4
佐々部愛次郎:斑鳩さん火術も用兵術も超近いじゃん!
斑鳩 七里:そうじゃの
佐々部愛次郎:仕方ないのでギリギリ遠い爆破を使います
佐々部愛次郎:2D6>=5 (判定:火術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 10[4,6] → 10 → 成功
佐々部愛次郎:喰らえ太陽の波紋
斑鳩 七里:回避。
斑鳩 七里:2D6>=6 (判定:水術)
ShinobiGami : (2D6>=6) → 6[1,5] → 6 → 成功
佐々部愛次郎:ひ~ん
GM:ではプロット4は終了。生命力が0になった鬼怒川さんは戦闘から脱落になります
鬼怒川天羽:ちーん
斑鳩 七里:おっと、回避に成功したので【血霞】を使用する。
GM:なにっ
斑鳩 七里:《異形化》で判定、成功で攻撃してきた佐々部を逆凪にするぞ
斑鳩 七里:2D6>=5 (判定:異形化)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 5[1,4] → 5 → 成功
佐々部愛次郎:うわああああ
斑鳩 七里:ぎりぎりで生きとるな、我
佐々部愛次郎:斑鳩さんにやられっぱなしだなこいつ
佐々部愛次郎:逆凪になりました。
GM:それから鬼怒川さんに教えておかないといけないルールがあります
GM:P70、クライマックスフェイズのところを見てね
鬼怒川天羽:なんだろう
GM:クライマックスフェイズで生命力が0になったとき、脱落と同時にキャラクターを死亡させることで
GM:最後の一撃、もしくは遺言を使用することも出来るよ。
GM:かわりにキャラクターは死んで二度と使用することはできなくなります
沙羅木春乃:おそろしいルールだぜ
GM:詳しくはP70の右側を見てね。
GM:そのまま脱落しますか?それとも死亡して最後の一撃を使用しますか?
師団閨子:やば
鬼怒川天羽:みりょくてきな提案だー
鬼怒川天羽:倒れます
GM:では鬼怒川さんはそのまま脱落で。プロット3の行動に移りましょう
GM:1d100で勝ったほうが先後やるか決めれる感じで
GM:二人はダイスバトルしてみてね
師団閨子:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 13
斑鳩 七里:1d100
ShinobiGami : (1D100) → 100
師団閨子:つよすぎ
斑鳩 七里:ふんっ
GM:先か後どちらにしますか?
沙羅木春乃:やる気がすごい
斑鳩 七里:無敵の値を出した
斑鳩 七里:先に動くとしよう
GM:ではどうぞ
斑鳩 七里:奥義を使用する。【禁呪・加勢】 指定特技:呪術 エフェクト:範囲攻撃/乱れ/人数限定
斑鳩 七里:対象は佐々部と閨子。
佐々部愛次郎:逆凪です
師団閨子:勿論破るぞ
GM:では師団さん判定をどうぞ
師団閨子:SG#3>=9 (判定:暗号術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=9) → 7[2,5] → 7 → 失敗
師団閨子:ダメでーす
斑鳩 七里:通れば2点。それとランダムな変調じゃな
佐々部愛次郎:え~んえ~ん
GM:では任意に潰すところを選んでね。
佐々部愛次郎:妖術と忍術を潰すよ
師団閨子:兵糧丸2個で体術と妖術を回復してその体術と妖術潰します
佐々部愛次郎:WT
ShinobiGami : 変調表(3) → 重傷:命中判定、情報判定、感情判定を行うたびに、接近戦ダメージを1点受ける。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《生存術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。
佐々部愛次郎:死にました
沙羅木春乃:さ、佐々部
師団閨子:WT
ShinobiGami : 変調表(3) → 重傷:命中判定、情報判定、感情判定を行うたびに、接近戦ダメージを1点受ける。この効果は累積しない。各サイクルの終了時に、《生存術》で行為判定を行い、成功するとこの変調は無効化される。
師団閨子:いたすぎ
斑鳩 七里:かなり刺さったと見える
GM:きついの引いてるな~
沙羅木春乃:鴉くんめっちゃ仕事する
斑鳩 七里:良い子じゃ
GM:ではプロット3、師団さんの行動ですね
師団閨子:『芙蓉傾城月下・御咎威の相/不妙の相』 指定特技:医術 効果:追加忍法/巡らし/術式開示
師団閨子:【強女】を使用。
斑鳩 七里:奥義破りを試みるぞ。
GM:沙羅木さんは逆凪ですね
GM:では判定をどうぞ
斑鳩 七里:2D6>=7 (判定:罠術)
ShinobiGami : (2D6>=7) → 3[1,2] → 3 → 失敗
斑鳩 七里:あーッ
GM:ファンブルですね
師団閨子:今更なんだよな~
沙羅木春乃:同プロでよかった
GM:同時行動なのでプロット値最後に適応だけど。
斑鳩 七里:じゃあ問題なかろ……ないか?
GM:ないかも
師団閨子:【凶手】も使います
斑鳩 七里:ひえ 怖い
GM:では師団さんは忍法の判定を頼むぜ
師団閨子:そうだ 【強女】の判定だ
GM:そうだぜ
GM:追加忍法は自分も判定しないとだぜ
師団閨子:なんで奥義通してから判定がいるんだこの奥義
師団閨子:SG#3>=5 (判定:医術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=5) → 7[1,6] → 7 → 成功
GM:ナゼデショウ
師団閨子:OK。スペシャル値を-1します。
GM:ではどの効果を使うかな
師団閨子:今度こそ【凶手】します
GM:どうぞどうぞ
師団閨子:SG#3>=8 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@12#3>=8) → 7[2,5] → 7 → 失敗
師団閨子:ダメか~
GM:惜しい
GM:では最後攻撃かな?
師団閨子:うーん 【黄泉軍】だな……
GM:誰に使うかな
師団閨子:沙羅木さんを攻撃。
沙羅木春乃:ひえ~ん
GM:逆凪だもんね。判定をどうぞ
師団閨子:SG@8#3>=5 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@8#3>=5) → 7[3,4] → 7 → 成功
師団閨子:いや~……
沙羅木春乃:スペじゃないならいっか…
GM:普通成功だ
師団閨子:ここで出ないのはな……
斑鳩 七里:【判定妨害】を試みるぞ
沙羅木春乃:とっといていいんじゃない?
GM:追い打ちがえげつない
沙羅木春乃:スペのときに
斑鳩 七里:そうかも しまいます
沙羅木春乃:1回こっきりだし
師団閨子:そんな……
GM:では接近戦ダメージを1点食らってね
沙羅木春乃:えっ
師団閨子:RTT
ShinobiGami : ランダム指定特技表(5,9) → 『戦術』見敵術
GM:あ、これは師団さんにです
沙羅木春乃:あっそうだった
師団閨子:特技だった 戦術か……
斑鳩 七里:動く度に辛い疵を負っておる
GM:沙羅木さんは集団戦か戦国集団戦かまだ不明ですね
GM:あ、いや
GM:重症は同時行動だからまだ適用されてないや
師団閨子:あっそうじゃん
GM:次からだった
斑鳩 七里:そうじゃった
沙羅木春乃:そういやそうだ
斑鳩 七里:ややこしいの……
師団閨子:じゃあ戦国変調を適用するね~
沙羅木春乃:甘んじて浴びる…
GM:では沙羅木さんはGWTを振ってね
沙羅木春乃:gwt
ShinobiGami : 戦国変調表(2) → 火達磨:この変調を受けた者は、ファンブル値が1上昇し、ファンブル時に1点の接近戦ダメージを受ける。この効果は累積する。シーンの終了時に、この効果は無効化される。
沙羅木春乃:にゃん。
師団閨子:うーん うれしくない
斑鳩 七里:氷特攻されてる…………
GM:微妙に嬉しくない
師団閨子:おわりです
GM:ではこれでプロット3は終了。お昼の部はここまでといたしましょう
沙羅木春乃:身骨が悲鳴をあげている。傷口からあふれる生気が夜風に攫われていく。
沙羅木春乃:気を抜けば置き去りにされてしまいそうな速度の中で、あなたたちの呼吸に耳を澄ます。
沙羅木春乃:(コンディションは不良。状況は随分と巻き返された。けど……)
沙羅木春乃:(気分は悪くない。こういう、ひりつくようなのは)
沙羅木春乃:足を止めるはほぼ同時。動き出したのは、僅かにこちらが早い。
鬼怒川天羽:(来る……! なら、もっかい春乃ちゃんを!) 応じるように、地を蹴る。
沙羅木春乃:「天地尽く覆う蓐収の関──」先と同じ呪句をなぞる。今度は地に手を付くのではなく、
沙羅木春乃:絶凍の異界門が開かれる気配と同時。失った左腕の片口からあふれ出た血が、大気へと馴染み真紅に染めていく。
沙羅木春乃:そこにあるべき左腕がないのなら、そこにあるものと同化する事によって補う。形なくして拳を振るう、天然合一の呪術体術。
沙羅木春乃:「──開けっ!」鮮やかな紅色の染みこぼれた白い風が、かいなとなって二人を襲う。
師団閨子:「……っ」左腕を差し出すように突き出し、手を合わせるように握りしめる。
鬼怒川天羽:攻撃の変化を認め、こちらも戦型を変じる――周囲を漂わせていた忍布を両腕に纏う。
師団閨子:握りしめた風にまみれて、それはだらりと弛緩する。
鬼怒川天羽:「攻防一体、新作っ……! 『戦舞者』!」 血風の剛腕を振り払うべく、残った布を足場に飛ぶ。
斑鳩 七里:宙を舞ったその視界に飛び込む、無数の黒羽。
斑鳩 七里:「汝の秘奥は既に"視"た。──二度はやらせぬぞ」
鬼怒川天羽:「っ……!!」
斑鳩 七里:「我が忠義果たすため、沙羅木の腕は必ず通す!」
斑鳩 七里:宵闇を裂くように幾つもの影が飛翔し、殺到し。操る忍布を貫き食い千切っていく。
鬼怒川天羽:「邪魔しないでっ!」 腕を振る。蹴りを見舞う。その度に、装甲が剥がれゆく。
斑鳩 七里:「っ、まだだ……退くわけにはいかぬ!」 払われ、蹴落とされ、幾つもの鴉が霧散するように還る。それでも尚、立ち塞がる。
鬼怒川天羽:「あたしがっ……あたしが、せめて」
鬼怒川天羽:「春乃ちゃんだけでも、倒さないと……!」
鬼怒川天羽:腕が空を切る。夜風が撫ぜるは、少女の素肌。
沙羅木春乃:「ふ……ふふっ」よりによってこうも彼女と息が合うものか、と少し可笑しく思いながら。捨てるために差し出した左半身を、そのまま深く踏み込んで。
鬼怒川天羽:拠り所たる忍布は最早、切れ端にも足りず。
沙羅木春乃:「そこまで思ってもらえるのは、うれしいけどね……っ!」
沙羅木春乃:眼前の、自分のいのちを狙う対手を見据える。一心、いつもの笑みも消えて。
鬼怒川天羽:「春乃、ちゃ――」
沙羅木春乃:師団と交わした言葉を思い出す。……あいつの望みに、敵として向き合ってやるって決めた。
沙羅木春乃:「それが……ここで一緒に落ちたんじゃ、」天地を返すような轟音と共に、鬼怒川の足元にもう一つの門。吹きすさぶ風が、その身体を呑んで。「格好つかないでしょうが!」
鬼怒川天羽:抵抗する術などなく。風に弄ばれるがままに浮かび――――やがて、堕ちた。
師団閨子:「……天羽」
沙羅木春乃:「……ちゃんと生きているよ」呟いて、佐々部の方を見やる。「あなたにはもったいないくらい、いい友達だ」
佐々部愛次郎:「安心するには早いんじゃねえの?隙ありだ……!爆ぜろ!」布の乱舞が途切れた瞬間、間髪入れずに斑鳩に襲いかかるよ。
斑鳩 七里:「ほう──我の何処に隙があったのか、」
斑鳩 七里:先程の必死な声音はすっかり消え、また酷く冷たい瞳で男をひと目見て。
斑鳩 七里:刹那、その背に突き刺さる幾本もの黒羽。どろりと融け、身体に沁み入ると同時、激痛を齎す。
斑鳩 七里:「申してみよ。話す力が、残っておるのであればな」
佐々部愛次郎:太陽のごとく燃え盛る業火が君を襲おうとするが……「……!?馬鹿な、いつの間に術を……!」
斑鳩 七里:狙いの逸れた爆風が少し離れた場所で爆ぜる。熱風に攫われた髪を鬱陶しそうに掻き上げる。
佐々部愛次郎:痛みで体の動きが乱れ、高速起動から離脱しかける。体制を立て直すために逆凪になるよ。
斑鳩 七里:「そのように意図せずとも、我は汝に立ちはだかる星の下にあるらしい」
佐々部愛次郎:「くっ、その友達の思いを無駄にしないよう頑張ってんだけどな」
佐々部愛次郎:「少しは加減とかしてくれないわけ?」
斑鳩 七里:ほんの少し唇の端を吊り上げて嗤う。
斑鳩 七里:「汝のよく知る者も言っておったろう。──そういう時にかけてやる慈悲はな。早く楽にしてやることだと決まっておる」
斑鳩 七里:霧散した鴉が再び形を為す。使い魔であり己が身の分身でもあるその獣は、術者の生命力が尽きぬ限り決して死ぬことはない。
斑鳩 七里:死者の如く、幾度でも蘇る。墓場から這い上がるように形取られた嘴が、耳障りな音を立てた。
斑鳩 七里:「──征け」
佐々部愛次郎:「ぐあっ……!これは、マジにやばいかもな……!」体制を整えるのに必死で奥義を破るまで手が回らないよ
斑鳩 七里:己の術で捉えた佐々部、そして状況の移ろいを見つめている閨子に向けて。その嘴が矢のように飛ぶ。
師団閨子:「申し上げますが、我等は決して」つい、とその術者に指を指す。
師団閨子:「それを嫐るために欲するのではありません」貫かれながらも句を継ぐ。
師団閨子:「かの腑を分ければ、先の未来を生ずと信ずるまでのこと」
師団閨子:「我が身に慈悲など要りませぬ」
師団閨子:自らの身を食い荒らす鴉を掴み。
師団閨子:「ただ」
師団閨子:「信に殉じるまでのこと。他など二の次でよい。たとえ好いた者であろうとも」
師団閨子:その肉が燃え上がる。
師団閨子:煙の立つ中、再び姿を表す。
師団閨子:そこには鬼の面。周囲には死霊の軍勢が浮かび上がり。
師団閨子:「故其火盛燒時」
師団閨子:「所生之子名火照命」
師団閨子:「次生子名火須勢理命」
師団閨子:「次生子御名火遠理命」
師団閨子:「咒生火、火生炎、炎生焱、焱生燚――」周囲に炎球が生まれ出でる。
斑鳩 七里:「……っ!」 術式の一部を食い破らんと放った鴉が、その場で焼け落ちる。
師団閨子:「燚せよ。火折彦火火出見爛爛」
師団閨子:地獄を現出する。その名は太陽という。
師団閨子:燃え盛る巨塊。それが陽光をもって蹂躙する。
師団閨子:無論、師団閨子に、そんなものを産み出だす出力などあろうはずもない。
師団閨子:それは幻である。まるで現実のように灼き躙るのみ。
師団閨子:そもそもとして――
師団閨子:「夢か現か。どうして識る必要がありましょうや?」
師団閨子:「どちらでも火照らせることはできますのに」
沙羅木春乃:「……狙いはまた私? よっぽど気に入られたみたいだね」
沙羅木春乃:軽口のように言いながら、その大火を防ぐ術は今はない。鬼怒川の抵抗を押し切るために使った力が戻りきっていない。
師団閨子:「だって……甲斐がありますもの」嬉しそうに嗤うその姿が揺らぐ。
師団閨子:「あとは苦悶の声でも挙がれば、なお甘美なのですが」
師団閨子:その腕を見る。「こちらが妬いてしまいますね。どうにもそちらの方が、貴女をよりよく焦がしたようで」
師団閨子:周囲の死霊は霧散し、傷まみれの女の姿がある。
師団閨子:その傷も蔽うように繕っていた。
沙羅木春乃:「つまりこれが、女の嫉妬の炎だって?」ひとり汗をかきながら、なお笑みを湛えて。「勉強になるね」
GM:クライマックスフェイズ、3R目に移ります。プロットから開始しましょう
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
GM:無慈悲なランダムマシーンは決まりました
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:師団閨子がダイス目を変更しました。(秘匿)
斑鳩 七里:OK
師団閨子:こうかな……
沙羅木春乃:こっちもこれで
GM:ではいっせーのーせで開いていきましょう
GM:いっせーのー
GM:せ
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:師団閨子がダイスを公開しました。出目は「4」です。
Tekey:沙羅木春乃がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「5」です。
零 |
壱 |
沙羅木
弐 |
斑鳩
参 |
師団
肆 |
佐々部
伍 |
陸 |
死地 |
GM:では最初は佐々部くんから行動になりますね
GM:間合いが最長2なので師団さんか斑鳩さんしか選べないかな
GM:choice(師団,斑鳩)
ShinobiGami : (choice(師団,斑鳩)) → 斑鳩
師団閨子:こわすぎ
佐々部愛次郎:まあ当たる気しないけど射撃戦で攻撃するか……
沙羅木春乃:血霞チャンスだ
斑鳩 七里:無慈悲なランダムマシーンじゃのほんに
佐々部愛次郎:射撃戦攻撃。用兵術で行きます
佐々部愛次郎:2D6>=5 (判定:用兵術)
ShinobiGami : (2D6>=5) → 3[1,2] → 3 → 失敗
佐々部愛次郎:ファンブルです
師団閨子:佐々部……!
佐々部愛次郎:奥義破りもできません
沙羅木春乃:佐々部くん…
斑鳩 七里:おおう……
佐々部愛次郎:接近戦ダメージ RCT
佐々部愛次郎:RCT
ShinobiGami : ランダム分野表(6) → 妖術
佐々部愛次郎:一応戦術潰すか……
佐々部愛次郎:残り器術だけになりました
GM:次はプロット4の師団さんの手番ですね
師団閨子:【凶手】します
師団閨子:SG@8#4>=8 (判定:傀儡の術)
ShinobiGami : (SG@8#4>=8) → 4[1,3] → 4 → ファンブル
師団閨子:おわりまちた
GM:終わった
GM:では師団さんは逆凪ですね
師団閨子:もう忍具もないのでなにもできません
GM:では次、プロット3の斑鳩さんの行動ですね
斑鳩 七里:ふむ。では、【禁呪・加勢】 指定特技:呪術 エフェクト:範囲攻撃/乱れ/人数限定
佐々部愛次郎:逆凪で自動失敗です
斑鳩 七里:対象は例によって佐々部と閨子。二人共逆凪じゃな
師団閨子:逆凪で自動失敗です
沙羅木春乃:当然やぶらない
佐々部愛次郎:鬼怒川~!
GM:では奥義破りできるキャラが誰もいないので
斑鳩 七里:では、判定なく通るかの。2点ダメージと、ランダム変調を与えるよ。
GM:佐々部は残った器術を失い脱落します。生命力0です
師団閨子:WT
ShinobiGami : 変調表(6) → 呪い:修得している忍法の中からランダムに一つを選び、その忍法を修得していないものとして扱う。この効果は、修得している忍法の数だけ累積する。各サイクルの終了時に、《呪術》で行為判定を行い、成功するとこの変調はすべて無効化される。
GM:こいつはエネミーなので望むなら斑鳩さんが殺すこともできるけどどうする?
佐々部愛次郎:WT
ShinobiGami : 変調表(6) → 呪い:修得している忍法の中からランダムに一つを選び、その忍法を修得していないものとして扱う。この効果は、修得している忍法の数だけ累積する。各サイクルの終了時に、《呪術》で行為判定を行い、成功するとこの変調はすべて無効化される。
佐々部愛次郎:呪われてます
斑鳩 七里:いや。殺すまでするつもりはない。そのまま脱落で結構。
師団閨子:呪われました 生命力0で脱落。
GM:では師団さんと佐々部くんが脱落。
GM:斑鳩さんと沙羅木さんは戦闘続行するつもりあるかな?
斑鳩 七里:如何する?
GM:もしなければ二人のうちどちらかを勝者に選んでもらい、戦果だけ決めてもらって終わりかなって気がします
沙羅木春乃:遺体ゆずってほしいな~
斑鳩 七里:では、そちらを勝者にしておく方が話が早いか。
沙羅木春乃:わあい
GM:では勝者は沙羅木さん
GM:戦果は【事件の真実】でいいかな?
沙羅木春乃:ですです
斑鳩 七里:沙羅木の手に渡る分には問題あるまい。ほれ、持っていけ
沙羅木春乃:手に入れ、公開します
沙羅木春乃:やったね
GM:わかりました。では闇に葬るのが使命の鬼怒川さんは使命失敗になります。
鬼怒川天羽:かなしいね
GM:斑鳩さんが問題なければ、使命達成したかどうかわかりやすいように斑鳩さんの秘密を公開しようとおもうけどいいかな?
斑鳩 七里:構わぬぞ。
GM:では公開します
◆斑鳩七里の【秘密】
君はかつて存在した血盟、「たちつて党」の一員だった忍びだ。
「たちつて党」は当時様々な流派が手出しをためらうほどの巨大な犯罪集団だったが、
各流派の連合部隊が君たちの血盟を解散に追い込んだ。
そのときの敗北が今でも君は許せていない。
今佐々部を追っている者の中に、「たちつて党」を倒した連合部隊の忍びが紛れ込んでいるらしい。
君にとって事件の真実はどうでもいい。君にとって大事なことは、あの時の借りを返すことだ。
君の【本当の使命】は、「たちつて党解散に関わったPCの使命達成を阻止する(本当の使命があればそちらを阻止する)ことだ」
GM:回想で公開されたように、この解散に関わったPCというのは鬼怒川さんの事ですので
GM:【事件の真実】が公開され鬼怒川さんの使命が失敗したことで、斑鳩さんの使命が達成になります。
GM:ではこれでクライマックスフェイズの戦闘は終了。演出に入っていきましょう
佐々部愛次郎:超音速の速度に加速した佐々部が、再び斑鳩に迫る。だがその狙いは再び外れるよ
佐々部愛次郎:「ぐっ、まださっきの術の影響が……!」
師団閨子:「……」斑鳩七里に指をかざす。
斑鳩 七里:「……その身では僅かな毒すら燃えるように痛むであろうに」 それでも未だ戦意を持ち続ける男に、敬意すら抱きながら。
師団閨子:だが、その指はいかなる新たな咒いを紡ぐこともない。
師団閨子:顕な口の端から、つ、と一筋、血が垂れる。
師団閨子:「あら。残念」
師団閨子:「もう少し、永く愉しみたかったのですが」
斑鳩 七里:「汝は愉しかったか。此の時、此の闘いが」
師団閨子:「いえ、全く不満です」
師団閨子:「勝つためにやっておりますもの」
斑鳩 七里:「呵々。そうであろうな」
斑鳩 七里:「じゃが、それも此処まで。無意味に人を甚振ることを、我は好かぬ」
斑鳩 七里:「──終いにしようぞ。全てを白日の元に晒して、な」
斑鳩 七里:先程まで在った幻影の太陽は、いま此処にない。
斑鳩 七里:再び太陽が戻る頃には、彼ら彼女らが追い求めたモノは、真実を明かすべく奔った女の意図するままに明かされるだろう。
斑鳩 七里:「暫し眠れ。……いずれ、また"奪いたい"とその口が弄するまでになれば」
斑鳩 七里:「また相見えようぞ。次も、好きにはさせぬがな」
師団閨子:「ふ」
師団閨子:「そう申せば、また会って頂けるのですね」
師団閨子:「佳い事を聞きました。ふ、ふふふ……」
斑鳩 七里:「言ったであろ」
斑鳩 七里:「人のことは、嫌いではない」
斑鳩 七里:「むしろ、好いた過去すらあったのだから、な」
斑鳩 七里:呟くと同時。二人の身体に、重やかな眠気が沈み込む。
斑鳩 七里:幾重にも重ねた傷口から沁み込ませた、眠り毒。忍の身には効くまで随分と時間は掛かったものの。
斑鳩 七里:「もう、夜も更けておる」
斑鳩 七里:「汝らは、眠る頃であろう」
師団閨子:「嫌です、まだ……」
師団閨子:「もう少しばかり……」
師団閨子:ふらつき、倒れる。
佐々部愛次郎:「う、う……!」意識が遠のいていき、高速起動が保てなくなっていく。
斑鳩 七里:閨子の身を受け止める。仮面が僅かに外れ素顔が覗いたが、そっと元に戻す。
斑鳩 七里:「やれやれ……」
佐々部愛次郎:「……沙羅木、頼む。美作の罪を暴くのだけは……」
沙羅木春乃:「……」かき消えていく火炎の中、発動しかけていた次の手を止む。既に彼らに戦うだけの力は残っていない。
佐々部愛次郎:「いいじゃないか。あいつはたしかに、裏切り者だ。でも、もう死んでるんだ」
沙羅木春乃:「……そうだね。踊子ちゃんは死んだ」
沙羅木春乃:「私達が殺した」
佐々部愛次郎:「報いはもう、受けただろ。これ以上、辱めるようなことなんて、しないでやってくれよ」
佐々部愛次郎:「なあ、頼むよ沙羅木。友達だっただろ、俺たち。命は守れなかった。なら、せめて名誉くらい……」
沙羅木春乃:「……あなたが、そこまで身を削って切になるのは」
沙羅木春乃:「あの子のことが好きだったから、なんでしょ」
佐々部愛次郎:「……だったら、悪いのかよ」
沙羅木春乃:「そうじゃないけど……じゃあ」
沙羅木春乃:「踊子ちゃんは、どうだったと思う?」
佐々部愛次郎:「……それは俺への追い打ちじゃねえ?」
佐々部愛次郎:「あの妖魔に心を奪われたから、美作はああなったんだろ」
沙羅木春乃:「うん」
沙羅木春乃:「あの子は妖魔の術で傀儡になってたわけじゃない。自分の意志で惹かれて、あちら側に渡ることを選んだ」
沙羅木春乃:「自分の愛するもののために、そうした。それは確かに、私達の眼で見れば恥じるべきことだろうけど……」
沙羅木春乃:「あの子にとっては、そうじゃなかったんでしょう」
佐々部愛次郎:「……その気持を隠す方が、あいつに対する侮辱だってことか」
沙羅木春乃:「……いなくなった人の心は、もうわからないけどね。私はそうだと思う」
佐々部愛次郎:毒の影響もあってか、膝を付きぐったりと項垂れて
佐々部愛次郎:「わかんねえけど……沙羅木がそう思ったなら……曲げねえよな」
沙羅木春乃:「正しい答えは、もうこの世には残ってない。だから……こういう形で決める必要があったんだ。きっと」
佐々部愛次郎:「昔の友達まで巻き込んでこれかあ……」
沙羅木春乃:「いいんじゃない?こういう弔い方も、私ららしくてさ」
佐々部愛次郎:「……起きたら全部、夢になってたらいいのにな」
沙羅木春乃:笑ってそう言いながら、男の頭に撫でるように手を置いて。
佐々部愛次郎:「起きたらあいつも生きてて、俺たち3人仲良くて、全員、笑っててさ」
沙羅木春乃:
佐々部愛次郎:「それが本当だったらな……」
沙羅木春乃:「……。そういう弱音なら、もっと元気になってからいくらでも聞いてあげるから」
沙羅木春乃:「今はちゃんと休んで直してよ。あなたにまでいなくなられたら、困るんだけど?」
沙羅木春乃:撫でるようにしていた手を、ぐりぐりと押し込む。
佐々部愛次郎:限界が訪れたのだろう。君にされるがまま深く項垂れて、目を閉じ眠りに付きます。
沙羅木春乃:……夢も現も違いない、と幻術師の女は言った。
沙羅木春乃:おかしな話だ、と思う。もしもそれで良しとできるなら、私達はこんなところでぶつかり合う理由なんてない。
沙羅木春乃:どうしても譲れないものがあったから、こうなるのだ。どこまで行っても、夢まぼろしでは満たしきれないから。
沙羅木春乃:仮初の甘い夢に身を預ける事はあっても、いずれはこの、冷たい血の漂う場所へと戻ってこなければいけない。……だけど、それでも。
沙羅木春乃:「いま少しだけは……どうか、あなたにいい夢を」
沙羅木春乃:ひどく疲れ果てた咎人の寝顔に向けて、そう囁きかけた。
【エピローグ:師団閨子・斑鳩七里】
斑鳩 七里:斑鳩七里は定めた棲家を持たない。
斑鳩 七里:隠忍にも様々な者がいる。拠点を構え、根を張るように力を増していくものも少なくはない。
斑鳩 七里:かつては、女もひとところに住まっていた。未だ血盟が在った頃のことだ。
斑鳩 七里:しかし、数年前の血盟解散が状況を変えた。散り散りになった者、行方知れずになった者──彼らの居場所を捜し回るうち、自然とひとところに留まることはなくなった。
斑鳩 七里:それと同時、あの時の借りを返そうと密かに思い抱き、その者を捜しても在った。
斑鳩 七里:……一つ、目的は達したと言えた。恨みはなかったにしても、借りは返したと言えよう。
斑鳩 七里:そうなれば、去来するのは──僅かの寂寞。
斑鳩 七里:間接照明だけが照らすホテルの一室で寝台に横たわりながら、身体を幼子のように丸め。
斑鳩 七里:「……我は、何処へ行くべきなのじゃろうな」
斑鳩 七里:ぽつりと、誰に問いかけるでもない言葉が。独りの部屋に反響した。
師団閨子:「どこへ行かれるのですか?」その独白に返事がある。
斑鳩 七里:びく、と身体が震え、即座に上体を起こす。部屋を見渡す。
師団閨子:仮面の女が、椅子に腰掛けている。
師団閨子:「お久しゅうございます」
斑鳩 七里:「こんな夜更けに不法侵入とは……呵々、流石に礼儀がなっておらんのではないか?」
師団閨子:「忍びは招かれずとも入れますから」
斑鳩 七里:「む……」 『吸血鬼は招かれなければ家に入れない』──堅固なものではないが、心理障壁としては作用する。
師団閨子:「それに……先に非礼を働いたのは七里の方ではありませんか」
斑鳩 七里:「我が?」
師団閨子:「とても痛かったですよ?」くつと嗤う。
斑鳩 七里:「ふん。あの場で手心を加えれば、肚を割かれておったのは我であったろうに」
師団閨子:「左様なことは致しませんのに」
斑鳩 七里:椅子に腰掛けた姿を見遣る。顕になった腹の疵もすっかりと癒えているようだった。
師団閨子:視線を見て、服の裾を捲り上げる。
師団閨子:「こちらはまあ、いいんです。痛かったですけどね」
斑鳩 七里:「そこまで捲くり上げずとも見えておる……!」
師団閨子:「あら。そうですか?」
斑鳩 七里:「夜目は利くゆえな。……加減はせぬつもりだったが、痕は残っておらぬようだ」
師団閨子:「……忍務は失敗。屈辱と無様を晒しました」
師団閨子:「それもよいのです。我が身の不足ですし」
斑鳩 七里:「……であれば、何が不満だ?」
師団閨子:「斯様に真実が詳らかにされてしまえば、ここより取り戻すのも難しいでしょうからね」
師団閨子:「不満。不満とも言えましょうか」
師団閨子:「いえ。ですが不満というよりは……」
師団閨子:「先の忍務はよいのです。それを阻止した忍びを敵討ちせよなどと令は下っておりません」
斑鳩 七里:意図を掴みきれないと言ったように腕を組み、僅かに首を傾げる。
師団閨子:「しかし、新たな使命が一つ、生じてしまいまして」
斑鳩 七里:「ほう、使命とな」
師団閨子:「お話しいたしましたよね?醜女衆の則」
師団閨子:「素顔を見せれば、婚うか殺さねばならない」
師団閨子:「見ましたよね?」
斑鳩 七里:「…………」 露骨に視線を外す。
斑鳩 七里:「……見るつもりではなかったのだぞ」
師団閨子:「私も見せるつもりでは御座いませんでしたのに……」
斑鳩 七里:「む、むしろだな……汝が倒れ込んだ時に仮面が外れてかけておったゆえ、位置を戻してやったのだぞ」
師団閨子:「ふむ。では余り見えて居らなんだと?」
斑鳩 七里:「他の者には見えておらんかったであろうが……」
斑鳩 七里:ぼそぼそと消え入るような声で呟く。
師団閨子:「ですので、その事は包み隠さずご報告いたしましたら」
師団閨子:「流儀に則れと」
斑鳩 七里:大きく溜息を吐く。
斑鳩 七里:「であれば、選択肢は一つしかなかろう」
師団閨子:「ええ。それしかないでしょうね……」
斑鳩 七里:「全く……」 気怠げに身体を起こす。
斑鳩 七里:「流派のしきたりとはいえ、再び刃を交えることになるとは。因果なものじゃな」
師団閨子:「はい。婚いましょうか」
斑鳩 七里:「は?」
師団閨子:「はい?」
斑鳩 七里:「……いや。いや。何を言っておる」
斑鳩 七里:ぶんぶんと首を振る。
師団閨子:「私は七里を殺す気などございませんが……」
師団閨子:「斯様なまでに殺されたいのですか?」
斑鳩 七里:「我とて望みでは……いや、だからと言ってな……!」
師団閨子:仮面に手をかけ外す。
師団閨子:「それ程お嫌ですか?」
斑鳩 七里:「そも、我らは人と隠忍……ええい、この言い訳は汝には通じなんだか……な、ぁ!」
斑鳩 七里:「ここでわざわざ外す奴がおるか!」
師団閨子:「だって……」
斑鳩 七里:「我も汝も女であろう!」
師団閨子:「余り見えておらぬと今更言われても困りましょう」
師団閨子:「あら、存じ上げないのですか」
師団閨子:「醜女はおなご同士で子を成す業もございますよ」
斑鳩 七里:「…………………」 形良い唇が僅かにまるく開いたまま固まる。
師団閨子:「ですので、こう舌を弄しましょう」
師団閨子:「七里を"奪いたい"のです」
斑鳩 七里:「………………ほ、本気で言うておるのか」
師団閨子:「好いではありませんか。使命を果たし、次なるものの当て所もないのでしょう」
斑鳩 七里:「それは、そうであるが……いや、だからとて……」
師団閨子:「長き魂の一時くらい、愛楽に身を委ねても構わぬでしょう」
斑鳩 七里:「な、汝とて、その……素顔を見られただけで、よ、婚うなどと……」
師団閨子:「だけとは?」
斑鳩 七里:「……そうであろ。増して、刃を交えた間柄じゃぞ」
師団閨子:「我が秘奥の最たるを暴きながら、だけとは野卑な物言い」
斑鳩 七里:「う……」
師団閨子:「刃を交えたからこそ、互いを理解りあえたとも言えませんか」
師団閨子:「我が言に空言がないことも、承知では?」
斑鳩 七里:「う、ぅう……」 段々と言い返す言葉が乏しくなり、呻く声のみが溢れる。
斑鳩 七里:「…………っ、な、汝は」
斑鳩 七里:「……本当に、それで良いのか。仕来りゆえ、厭々であるなら、我は……何としてでも、逃げ遂せるぞ」
師団閨子:「はあ」溜息を吐く。
師団閨子:「まだ斯様なことを」
師団閨子:その顔を引き寄せる。
斑鳩 七里:「んぅっ?!」
師団閨子:「その身体に伝えて差し上げねばなりませんか?」
斑鳩 七里:窺うように細められていた瞳が、驚きに見開かれる。
斑鳩 七里:「…………言っておくが、我は」
師団閨子:吐息が漏れる。そこからは強烈な匂いがする。
師団閨子:「はい」
斑鳩 七里:鼻腔に直接流し込まれる香りにくらり、と思考を揺らされながら。
斑鳩 七里:「……我は、人ではない。人の交わりは、知識でしか……知らぬ」
斑鳩 七里:「……まして、女子同士などは……」
師団閨子:「成程、成程」
師団閨子:「教え甲斐があるということですね」
師団閨子:吐息から生じる香りは、大蒜の香。
斑鳩 七里:「っ、其の匂いは、ちと、辛いものが……」
師団閨子:「ええ。存じております」
師団閨子:「この香を発するもの、どう書くかご存知ですか?」
斑鳩 七里:「どう、書くか……?」
師団閨子:「忍辱。忍を辱すと表すのです」
師団閨子:「真言立川の淫祠邪法、その身で味わい下さいね?」
斑鳩 七里:「ぅ…………」
斑鳩 七里:観念したように目をぎゅっと瞑る。
斑鳩 七里:……ぐらぐらする思考の何処かで、此れは暫く離れる事は出来そうにないと。そう、考えていた。
【エピローグ:鬼怒川天羽】
GM:大衆酒場『豚豪族』
GM:【事件の真実】を巡る戦いが終わり、ほとぼりも冷めた頃。鬼怒川さんは約束通り佐々部に呼ばれて食事を奢ってもらうことになったよ。
GM:木造造りの店内にはお肉を焼く炭火の匂いが漂い、壁には名物メニューである豪族焼きを始めとしたお品書きが木札にかかれてつられてるよ
佐々部愛次郎:「今回はマジで世話になったな。ありがとよ鬼怒川!あ、最初はいつもビールで良かったっけ?」
鬼怒川天羽:ガヤガヤと騒がしい店内で、しかめっ面を浮かべている。
鬼怒川天羽:「……甘いやつが好きだよ。サングリアとか……っていうか」
鬼怒川天羽:改めて、店内を見回し。「……らしいっちゃらしいけどさぁ」 ため息をつく。
佐々部愛次郎:「あれ?そうだっけ。前、連合の皆で来たときはなんでもいいって言ってなかった?」
鬼怒川天羽:「なんにも聞いてないんだから」 メニューを眺めながら、「このおススメのやつ」
佐々部愛次郎:「お、いいね。俺もまずはそれ頼もうかな。他にもどんどん食べて機嫌直してくれよ」
鬼怒川天羽:「そんな単純じゃありませんよーだ」
佐々部愛次郎:「単純な方が幸せだぜ~?それにしても。着てる服もそうだけどさ。あの頃とは随分変わったよな、鬼怒川」
鬼怒川天羽:運ばれてきた料理に手を付けながら、その言葉に顔を上げる。
鬼怒川天羽:「……どう変わった?」
佐々部愛次郎:「特に会ってすぐの頃はさ、すげートゲトゲしてたよな。正直、今回手貸してもらえるかも微妙だと思ってたよ」
佐々部愛次郎:「どんどんお洒落になってるし、ころころ表情も変わるようになったし」
佐々部愛次郎:「あと、日に日に俺への遠慮もなくなってきてる気がする……最後は余計だったか?」
鬼怒川天羽:「まあねー……」 グラスを飲み干し、追加を注文し。「いろいろ、変わりたかったし」
鬼怒川天羽:「……ってか、それなのに頼ってきたんだ?」
佐々部愛次郎:「ああ。歳近かくて頼みやすかったし。それに、連絡取ろうにも取れない奴らばっかりだからな~」
鬼怒川天羽:「ああー。我が道を行くーってひとが多いもんね」
佐々部愛次郎:「それに、居なくなったやつも多いからな。知ってるか?党解体のときの上司。あいつも年明けの任務で隠忍の上忍にやられたらしいぜ」
鬼怒川天羽:「うえーっ……聞きたくないよぉ、そんなぶっそーな話」
鬼怒川天羽:「もっと楽しい話してよ」
佐々部愛次郎:ぐっ、とビールを飲み干して「ま、そんなやつばっかりだから。助けてくれたのも嬉しかったけどさ。鬼怒川の顔見れたのも嬉しかったよ」
佐々部愛次郎:「え~?鬼怒川にとって楽しいっていうと、服の話とか?」
鬼怒川天羽:「んんー……」 4杯目に手をかける。「……コイバナとか?」
鬼怒川天羽:「美作さんの、どんなとこが好きだったの?」
佐々部愛次郎:つまんでいたツマミを吹き出しそうになりながら「絶賛傷心中の俺にその話振るか~?やっぱ当たり強くなってねえ?」
鬼怒川天羽:「今日はあたしをもてなしてくれるんでしょー? ねーねー、なんでなんで?」
佐々部愛次郎:「まあ、そういう会だけどよ~。……んー、まあ、なんつーか……」
鬼怒川天羽:ゆさゆさと椅子にもたれて揺れている。視線だけは、まっすぐに佐々部を見つめながら。
佐々部愛次郎:「彼女、比良坂のいい所の巫女さんだけあって、なんというか振る舞いに気品があるっていうか」
佐々部愛次郎:「高嶺の花っていうのかな。触れがたい雰囲気があって、それなのにこう、任務の時は背中を預けてくれるのが嬉しかったっつーか……」
鬼怒川天羽:「……ふーん」
佐々部愛次郎:殻になったグラスを揺らす。氷のぶつかる音がする。「あ~!言っててやっぱ恥ずかしくなってきた!もういいか?この話!」
鬼怒川天羽:「そーゆー系だったんだねー……はいはい、よくがんばりました」
佐々部愛次郎:「なんだよそーゆー系って。そういう鬼怒川はどーゆー系なんだよ」
佐々部愛次郎:「自分から振ってきたんだからさあ、お前も浮ついた話の一つや二つくらいあるんじゃないの?どうなのよ」
鬼怒川天羽:「そりゃー、あたしはオシャレなオトナのオンナですから」
鬼怒川天羽:「あったとしても、コドモの佐々部くんには刺激が強すぎるかなー」
佐々部愛次郎:「何が大人だよ。俺より一つ歳上なだけじゃんか」
鬼怒川天羽:はぐらかすように、君の手からメニューを奪取して。「はい、お目こぼしはここまでね」
鬼怒川天羽:「あとはソフドリにしなさい」
佐々部愛次郎:「ああっ!シノビなんだから別に平気だろ?一般人相手には絶対バレねえし!」
鬼怒川天羽:「だーめ! ちょっとくらい意地悪されなさいっ」
佐々部愛次郎:「くそ~。昔は何も言わなかったのに……なんでこんなに変わっちまったんだよ鬼怒川~」
鬼怒川天羽:「誰が変えたんだろーねー?」 自嘲するように微笑みながら、自分だけ新しい杯に唇を寄せる。
【エピローグ:鬼怒川天羽・斑鳩七里】
鬼怒川天羽:「――ったくもう。送ってもくれないんだから……」
鬼怒川天羽:店を出て、佐々部と別れ。夜道を一人で歩く。夜風が火照った頬を冷ましていく。
沙羅木春乃:「なら、私が送ってあげましょうか?お嬢さん……なんて」
沙羅木春乃:とん、と前方の橋から、石の手すりを靴先が叩く音がして。
鬼怒川天羽:「んんっ……」 ふらつきながら、その声のほうを向き。
沙羅木春乃:街灯の薄明かりに照らされた、白装束の少女が笑いかけている。
沙羅木春乃:「や、こんばんは」
鬼怒川天羽:一瞬酔いも覚めるほど、ぽかんと口を開けた。
鬼怒川天羽:「は……春乃ちゃん!?」
鬼怒川天羽:「奇遇……っていうか、久しぶり!? えっ、っていうか、えっと……」
沙羅木春乃:「ふふ、なにそれ。死んだ人に会った訳じゃないでしょうに」
鬼怒川天羽:慌てながらも、視線は導かれるように少女の左半身へ。
沙羅木春乃:くすくすと笑いながら、片側のコートをはだけさせる。
沙羅木春乃:はためく布地の裏側。左腕があるはずの場所には、ひたしずかな虚が広がっている。
沙羅木春乃:「でも……大事な身体を傷物にされちゃったから、責任は取ってもらおうかな~なんて」
沙羅木春乃:じい、とあなたの眼を覗いたまま変わらず微笑んでいる。
鬼怒川天羽:「あう……」 やはり、その喪失を認めれば、胸にズンと落ちるものがあった。
沙羅木春乃:「うふふ、ちょっと。冗談っ」
沙羅木春乃:隠していた左腕をにゅっと出す。《身体操術》の活用だ。
鬼怒川天羽:「うん……あたしにできることなら、なんでも……」
鬼怒川天羽:「……へえ?」
鬼怒川天羽:目をぐりぐりと擦り、もう一度見る。
沙羅木春乃:ひらひらと左手を振って見せている。
沙羅木春乃:「もう、大丈夫に決まってるじゃない。鍛えてる忍びなんだし、これくらいちゃんと処置してれば治るって」
鬼怒川天羽:「っ……」 確かに在る、その左腕に飛びつき。
鬼怒川天羽:ぎゅっと胸に抱きこむ。「よかったぁ……!」
沙羅木春乃:「あらっ」その行動にはすこし瞳を開きつつ。
沙羅木春乃:「あー……ごめんごめん、今のは私が趣味悪かったよ」
鬼怒川天羽:「わかってるけどさ……! 忍び同士の戦いで、失うものなんて数えきれないほどあるって」
沙羅木春乃:とんとんとなだめる様に、その背中を軽く叩きやる。
鬼怒川天羽:「その覚悟で、春乃ちゃんに向かってたけど……でも。それでも」
鬼怒川天羽:「友達に、取り返しのつかないことしちゃったんじゃって……よかったよぉ……」
沙羅木春乃:「大丈夫……大丈夫だから、ね?」
沙羅木春乃:もう一度なだめるようにそう言ってから、「そっか」と呟いて。
鬼怒川天羽:しばしの間、背中をぐずらせている。
沙羅木春乃:「天羽ちゃんは……忍びとしての道よりも、もっと自分らしい道を見つけたのかな」
沙羅木春乃:むかしの彼女は、もっと強かったと言っていたけれど。そこから今のように変わる事を選んだのだとしたら。
沙羅木春乃:「友達が傷ついたり、奪い合ったり……そういうのが当たり前の世界よりも」
鬼怒川天羽:「……」 落ち着きを取り戻し、春乃へ視線を移す。
沙羅木春乃:「だから、私にとってはとっくに当たり前になったようなことで」
沙羅木春乃:「こうやって心から悲しくなったり、よかったって思えたりする」
沙羅木春乃:「……ん、落ち着いた?」
鬼怒川天羽:うなづきを返し。「本当はね。こないだの忍務も、あのままうやむやになって、何事もなく終わっちゃえって……」
鬼怒川天羽:「だって。誰も傷つかずに終わるなら、それがなによりでしょって……本当に、思ってたんだ」
鬼怒川天羽:「バレバレだったみたいだけど……」
沙羅木春乃:「……ふふ」
沙羅木春乃:「そんな風に感じられるのは、確かに素敵な事だと思うよ。けど……」
沙羅木春乃:「そんなあなたのまま、この忍びの世界に身を置き続けるのは。残酷な事のようにも感じる」
沙羅木春乃:「争いがあった時に誰より傷つくのは、いちばん繊細で優しい人だ」
鬼怒川天羽:「ん……ありがと。心配してくれて」
鬼怒川天羽:「春乃ちゃんには心配かけてばっかりだ……たしかに、そうかも」
沙羅木春乃:「心配してるけど……心配してるのは、今だからだよ」
沙羅木春乃:「また敵として出会うような事があったら、同じように容赦なく叩くからね」
沙羅木春乃:「そう……私の心配とか優しさなんて、所詮そういうもんだから」
鬼怒川天羽:「そうしたくないから、言ってくれてるんだ?」
沙羅木春乃:「……今回のは、穏便に済むやつだからよかったけど」
沙羅木春乃:「次がそうじゃない保証はないんだもの」
鬼怒川天羽:「それでも。自分から離れといてなんだけど……あたしはやっぱり、また戦場に出るかもしれないや」
鬼怒川天羽:「友達が、自分の知らないところでいなくなっちゃうのは嫌だし……」
鬼怒川天羽:「それに」 春乃の左手を、再び握り。
鬼怒川天羽:「友達は、増えていくもん」
沙羅木春乃:「……もう」
沙羅木春乃:「それじゃあ、ずっと離れられなくなるじゃない」
沙羅木春乃:そう言いながらもどこか諦めたように笑って、その手を握り返す。
鬼怒川天羽:「それでいーよぉ。知らないとこで、また腕落としてきちゃダメだからね?」
鬼怒川天羽:「縫うからね? ミシンで」
鬼怒川天羽:へらへらと、冗談めかして。
沙羅木春乃:「うえ、それはやだな~」
鬼怒川天羽:「だから、困ったときはいつでも言ってね!」
鬼怒川天羽:「あたし、頼りないけど、春乃ちゃんのために……」 言葉の途上で言いよどみ。
鬼怒川天羽:「んー……」
沙羅木春乃:「……私のために?」
鬼怒川天羽:「……はるちゃん?」
鬼怒川天羽:「いや……はるるん?」
鬼怒川天羽:「のんちゃん……はちょっと苦しいかな」 うにゃうにゃと吟味している。
沙羅木春乃:「あっそういう……流石に可愛げがすぎない?」
鬼怒川天羽:「あだ名……あの時は、まだちょっとって言ってたけど。もういいかな? って」
沙羅木春乃:「いいけども……」
鬼怒川天羽:「んー……はーちゃん。はーちゃんがいいかも」
沙羅木春乃:「こっちにも命名の権利はあるってことよね?それは」
鬼怒川天羽:「ん! いいよー、はーちゃん。好きにして?」
沙羅木春乃:「はーちゃん……」正直なところ、ちょっと馴染みのある呼び名だったので、言い当てられたようで何とも言えない顔になる。
沙羅木春乃:「えー……ううん……じゃあ」
鬼怒川天羽:ニコニコと、握った手を振りながら言葉を待つ。
沙羅木春乃:「あもちゃん……とか?」
沙羅木春乃:かなり気力を振り絞ったような疲労感とともに、そう口にする。
鬼怒川天羽:「……んふふ」 含み笑いが漏れる。
鬼怒川天羽:「戦いのときは、あんなに凛々しかったのに。あだ名つけるほうが強敵なんだ」
沙羅木春乃:「だって、ほら。美術とかわかんないって言ったでしょ」
沙羅木春乃:「答えのないセンスを問われる問題が、一番とっつきにくいよ」
沙羅木春乃:「戦いなら、どうすべきかって答えははじめから見えてるから……」
鬼怒川天羽:連なる言い分にクスクスと笑みながら。
鬼怒川天羽:「でも、ざんねん! あもちゃんはけっこー呼ばれてるんだな、これが」
鬼怒川天羽:「はーちゃんだけの、特別な呼び方を募集中です。またの挑戦をお待ちしております」
沙羅木春乃:「えっ、ずるい。後出しでそんなルール」
鬼怒川天羽:「宿題ね!」 悪戯っぽく笑いかける。
沙羅木春乃:「押しが強い……」
鬼怒川天羽:「ずるくないもーん」 手をぶらぶらと振りながら陽気に歩く。
沙羅木春乃:「……分かったよ。いつか、もっと素敵な呼び方を考えるから」
沙羅木春乃:「せいぜい、そのときびっくりしてくださいっ」
沙羅木春乃:少しむすっとした様子で、その後に続いて歩いていく。
鬼怒川天羽:返事の代わりに、繋いだ手を強く握った。
シノビガミ『指名手配犯』 終
【功績点の配布】
GM:皆様基本ルールブックのP71をご覧くださいね
GM:ここに書いてあるとおり、功績点がもらえる条件はいくつか設定されています。上から順に以下の通り!
・流儀の達成:セッション内で流儀に関する行動に成功している。
もしくは、一度でも仇敵に勝利している。
1点
・最後まで参加した:クライマックスフェイズに参加し、その戦闘シーンから脱落しなかった
1点
・ロールプレイ:プレイヤーがそのキャラクターに設定された感情や信念をうまくロールしていた
1点
・プライズの獲得
セッション中にプライズを獲得した。最初から持っていた場合は含まない
1点
・使命の達成:【使命】(【本当の使命】があればそちら)に成功している
3点
・琴線に触れた:各プレイヤーはそのセッションで最も琴線に触れたキャラクター一人を選ぶ。
そのキャラクターに1点の功績点を与えることができる。
選ばれるごとに1点
GM:全部詳しく見ていくと時間がかかって大変なので、最後の琴線以外はざっくり見ていこうと思います
GM:まず流儀の達成。仇敵に勝利したり吾こそは流儀に関する行動に成功したと思うものは手を上げるといいぜ
沙羅木春乃:流儀!シノビガミの復活を阻止!本件無関係でした!
師団閨子:男に負けてないです
沙羅木春乃:たしかに佐々部とも同時ノックアウトだから負けてないのか
鬼怒川天羽:仇敵は味方でした。
師団閨子:仇敵には勝ってないです
沙羅木春乃:仇敵……隠忍!むしろ結託しました!
師団閨子:いや……なんか勝ったような気もしますが……なんでだろ
斑鳩 七里:流儀「才能ある人物を見付け仲間にする」は……未達成じゃな。仇敵は鞍馬と常世じゃが、沙羅木とは手を組んでおったからの
鬼怒川天羽:自分たちの実力は……がんばって戦闘でファッションショーしたよ
GM:では鬼怒川さんと師団さんに1点!
師団閨子:やった~
沙羅木春乃:心に残るファッションショーでしたね(左腕を抑えながら)
鬼怒川天羽:いいんだ わーい
GM:最後まで参加した、これはクライマックスで残った沙羅木さんと斑鳩さん二人だね。
GM:二人に1点!
沙羅木春乃:いえい
斑鳩 七里:うむ。
GM:ロールプレイ。感情や信念をうまくロールしていたか
GM:信念はかなり皆見えていたんじゃないかな~。皆1点!
師団閨子:やった~
沙羅木春乃:やった
鬼怒川天羽:やったぜ
斑鳩 七里:がんばっておったの
GM:次。プライズの獲得。セッション中に移動してプライズを得たのは沙羅木さん斑鳩さんの二人かな
師団閨子:信念これだよ~っていわれてエッお前それなの~?とはならんわね
師団閨子:そのよう
GM:二人に1点!
沙羅木春乃:そのはず!
斑鳩 七里:手に入れたぞ
GM:次は使命の達成。これはやはり沙羅木さんと斑鳩さんの二人
GM:二人に3点!
鬼怒川天羽:つよーい
沙羅木春乃:わあい これで6点
斑鳩 七里:ふふん
師団閨子:ちゅよ~
GM:で、最後に琴線に触れたやつをやっていきましょう。これはルールブックにも書いている気がするけど
GM:要するに気に入った人をこそこそ一人選んでその人に功績点をボーナスって感じやね
GM:プロットに使ったのと同じように隠しダイスを使って同時に発表するよ
沙羅木春乃:これいつも悩むから早めに考えとこ~と思ってたんだけど
GM:この人好きだったな~という人のPC番号にダイスの目を合わせて、いっせーのーせで開ける感じにしましょう
沙羅木春乃:結局同じくらい悩んでる
GM:その後その人を選んだ理由を2行3行くらい軽く話してくれるとより嬉しいかもって感じかな~
斑鳩 七里:最後まで悩む、わかる
師団閨子:ん~
GM:これはGMもやります!では皆でダイスを隠してぐにゃぐにゃしていきましょう
沙羅木春乃:えー-- うー--ん うおお 決め 決めまし うーん
沙羅木春乃:決め……ました
Tekey:GMがダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:沙羅木春乃がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:師団閨子がダイス目を変更しました。(秘匿)
Tekey:斑鳩 七里がダイス目を変更しました。(秘匿)
師団閨子:ん~~~……
Tekey:鬼怒川天羽がダイス目を変更しました。(秘匿)
鬼怒川天羽:おけです
斑鳩 七里:こちらもOK
師団閨子:OKです!
GM:では揃ったようですし覚悟も決まったようなので
沙羅木春乃:はい
GM:いっせーのーせで開けていきましょう
GM:では行きますよー
GM:いっせーのー
GM:せ!
Tekey:斑鳩 七里がダイスを公開しました。出目は「3」です。
Tekey:鬼怒川天羽がダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:沙羅木春乃がダイスを公開しました。出目は「1」です。
Tekey:GMがダイスを公開しました。出目は「2」です。
Tekey:師団閨子がダイスを公開しました。出目は「2」です。
GM:おお~
沙羅木春乃:はわわ
鬼怒川天羽:おめでと~
GM:では鬼怒川さんが1点、沙羅木さんが3点、師団さんが1点!
沙羅木春乃:ありがたすぎ
斑鳩 七里:おめでと~
師団閨子:爆点とってる
GM:軽く理由も触れていきましょうか。沙羅木さん、平時のときの女の子らしい柔らかさのある立ち振舞と
GM:ふと見せる忍びのときの鋭さとか信念のバランスがすごい良かったよね
GM:それも粗野な感じではなく誇り高さを感じられる鋭さで非常に好みだったので入れさせてもらいました。好きだぜ~
沙羅木春乃:そういうのいいよねの気持ちでやってたのでうれしい
沙羅木春乃:ありがとうございます
鬼怒川天羽:個人的にお世話になったのもありつつ、もう単純にめちゃ好きで。
沙羅木春乃:ひえーうれしい
鬼怒川天羽:ハッとさせるロールがたくさんあって、最初に噓をのくだりとか、普段の余裕のあるところからの感情を露わにしたところとか。
師団閨子:詠唱なり挙動なりカッコよかったな~というのと
GM:嘘のところ私もめちゃ好き
鬼怒川天羽:思い返すとどんどこ浮かび上がってくるので、もうはーちゃんしかいなかったです。素敵でした。
師団閨子:やっぱりビガミはPVPだしバチりをしたいよなの気持ちでおり、その辺ゴリゴリ受けてくれた辺とか
GM:確かに敵対関係わかってからの二人のシーンめちゃ楽しそうだったな
鬼怒川天羽:いい応酬だったねー
沙羅木春乃:ありがとうございます……わたしもあそこ楽しかったし、バチバチに狙いつけられるのうれし~ってなってました
師団閨子:あと使命って結局忍務でもないから下し方ムズいかも?ってところでしっかり理屈つけてそれを現す感じのがかなり通ってて好きでした
沙羅木春乃:フリースタイルだと気づくのに出遅れた あたしもやってくか
沙羅木春乃:鬼怒川ちゃんはまず忍びとして迷ってたりふにゃっとしてる部分の隙とか、感じた通りの反応をいろいろビビッドに出してくれてて
斑鳩 七里:色んな意味で中心にいたなって印象あるな、沙羅木さん 味方に引き入れるにしても、敵対するにしても
沙羅木春乃:澄ましてる格好からいろいろ崩れてくれる斑鳩さんともまた別の意味でつつきがいがあり、ずっと話してて楽しかったです
沙羅木春乃:もともと忍びらしい忍びだったのが女の子してるってキャラメイクもすごい好きなやつだし……こういう子がりりしくなる瞬間がすき
師団閨子:本当に信念和だな~感じありましたよね
鬼怒川天羽:ひーん ありがたみ……
師団閨子:なんか、和、一番ムズない?ってなることあり
GM:和を最後まで貫き通してた感じいいよね
沙羅木春乃:あと最後自分キャラのあんまやらない面を引き出してくれたのもうれしかったです これからもなかよくしようね
斑鳩 七里:いうて最終的に敵対することが多いからのー
師団閨子:そこを上手いことやってたな~だよね
沙羅木春乃:そうよね
沙羅木春乃:信念ロール、難易度差めっちゃある
GM:あだ名の流れでちょっとふにゃっとした面を引き出してくれてるの良かったですねかなり
斑鳩 七里:互いに敵対なんだなって察しながらもタイマンでまずは友好的に接してくれたのも有難かったな
師団閨子:あとめちゃくちゃ助けてもらっちゃった たすかりまくり
鬼怒川天羽:はー うれしすぎるなこのシステム
師団閨子:なんでこっちが介護されてるんだろ たすかってます
GM:斑鳩さんもめちゃ好きだったな~。なんかつつけば突くほど可愛いところが出てくるのがね
斑鳩 七里:符が飛び交いまくってたの
沙羅木春乃:いたかったです 符
師団閨子:あと唯一のピクルーんちゅだったこともあり
師団閨子:表情差分コロコロしてたのもかわいくてよかった
斑鳩 七里:ああ~分かりますね >〰< ←これ好き過ぎ
GM:あれも良かったですね!服も変わったり演出に活かしてるのよかった
沙羅木春乃:あそこあのタイミングで服飾トークしてたのもなんか、同時に宣戦布告だ~ってやってた沙羅木と真逆のタイプ感が出ててよいやつだったなと思ってた
沙羅木春乃:あっそう 表情かわいいよね
鬼怒川天羽:AI全盛期にはピクルーの強みで対抗するしかないぜって思って……
GM:斑鳩鬼怒川のあのシーンいいですよね
沙羅木春乃:久々のTRPGでバリバリ上手く使えててすご~ってなった あたし差分用意しててもまあまあ切り替えるの忘れるから…
斑鳩 七里:あの時まだ秘密見れてなくて消去法だと間違いなくそうなんだけど……って探り探りやってたから
GM:もうあそこが話せるの最後かもしれないしどうしても話しておきたかった感じがね
GM:早口になるのも良かった。キャラ設定活かしてて
斑鳩 七里:逆にバチバチじゃなく友好的に来つつ、でもやっぱりそうだよねって納得させる感じが良かった
師団閨子:早口良かったね
鬼怒川天羽:斑鳩さんね~ こっち目線は敵対者なのは早々にわかってたので、どうなるかなーと思ってた部分もあったんだけど
師団閨子:そっか すぐわかってたもんね
鬼怒川天羽:あのシーンで、こっちが言いたいこと終わったなーってところからのつなげですごいぴしっとまとまる流れ作ってくれて
GM:最初にわかったんだもんね
師団閨子:斑鳩さんはこの雰囲気でめちゃくちゃ絡みやすいキャラしてくれたのがありがたすぎ
GM:キャラ設定を見たときの孤高で気高い触れづらい人なのかな~の印象から
斑鳩 七里:む……誰のせいでこうなったと……
師団閨子:殺伐としなかったのそこが一番大きいんじゃないかな~って思うんですよね
鬼怒川天羽:閨子ちゃん絡みの最強の誘い受けムーブも含めて、流れを作るのがめちゃくちゃ上手くて毎回勉強になってました
GM:触れれば触れるほど話しやすい可愛い子になっていくのめちゃ良かったよね
師団閨子:一番苛烈になるところがそうじゃないことが大きいと思う
GM:わかりますね
師団閨子:めちゃくちゃエッチですよね
沙羅木春乃:そうね 人によってはバリバリ復讐うおーってなるだろうから
師団閨子:色の出し方が上手いというか……突きたくさせるというかね
GM:エッチだと思ったからあんなことしたんだもんね
師団閨子:そうです
斑鳩 七里:見学でも言ってたんですけど、そこの部分は鬼怒川さんの性格も大きくて(えっちな部分じゃなくて)
斑鳩 七里:復讐鬼になってなかった方です きっと向こう側にも色々事情があったんだろうなと思わせる感じの子だったので
斑鳩 七里:絶対殺すマンって感じよりは、恨みはないけど信念は一つ通したいよね、って辺りに落ち着けたので
GM:借りは返すけどそれ以上は、ってスタンスだったもんね
斑鳩 七里:そういう意味でもすごく助かりましたね~ 穏やかな着地ができたなって
鬼怒川天羽:すごくよかったです あの対立軸でこんなスポーティになるんだね……
斑鳩 七里:ですです
沙羅木春乃:あそこもただふにゃっとさせるんじゃなくて別の目的をきっちり置いたので格好もついてていい乗りこなしだった
師団閨子:あとなんか 情景文でぐっと引き込ませるのが上手いな~なりました
GM:あーたしかに
沙羅木春乃:あっそう あれびっくりしてた うまくて
GM:雨の日の描写とかも超おしゃれだったよね
師団閨子:そうそう
斑鳩 七里:えへへ
斑鳩 七里:結果的に色ボケしたような形になったんですが ちょっと壁を作ってしまいそうなところをやいやい絡んでもらえてめちゃ助かりました
沙羅木春乃:師団さんはとにかくキャラクターに欲を示してくれるのがうれしかったとこある 人間、自分がうおーって魅力を込めた女子キャラを眼差されてうれしくないことないため
GM:やいやいというかかなりグイグイ来てた人もいたが……
斑鳩 七里:我は閨子に入れたぞ 別に情に絆されたわけではなくな……?
師団閨子:絆されてくれないんですか?
沙羅木春乃:その上で忍びとしての立ち回りとか隙なくやってたのもうれしかった エッチな女が優秀だとうれしいため
斑鳩 七里:こう、感情結ぶタイミングとかで流れが上手く来なくて秘密をなかなか握れなかったり、メインフェイズからクライマックスまでだいぶ窮地だったのに、そこから捲くってくるの凄く格好良かったです
斑鳩 七里:えっちだけど下品じゃないバランス 助かる
GM:欲を示すのと同時にシノビガミらしい緊張感のある振る舞いしてるのがめちゃよかったよね
沙羅木春乃:詠唱とか戦いのときの口上もバチバチ決まってたし……ああいうのすっと出てくるの異能だよね
師団閨子:えへへ
斑鳩 七里:あれすごかったね~ アドリブなのがむしろ怖いよ 準備しててほしかった(?)
鬼怒川天羽:えっちの舌鋒の鋭さも演出面の強さもほんとすごかった
沙羅木春乃:あと最初らへんちくちく嫌味ぶつけたりしてたのもだいぶ楽しかった
GM:古風でありながらおしゃれな言葉選びがすごいうまかったなー
師団閨子:嫌味合戦愉しいですからね
斑鳩 七里:ぐいぐい詰めてくるのほんとに……えっちでした(負け)
沙羅木春乃:リスペックでくノ一の術を覚えて勝てるようになろうね
斑鳩 七里:年の功というものがあるゆえな 負けっぱなしではおれぬ
師団閨子:見えてますからね 弱点
斑鳩 七里:それはそうときちんと責任は取ってください
師団閨子:まかせて
鬼怒川天羽:あとAI絵で立ち絵芸してたのもびっくりした できるもんなんだ……
GM:弱点疲れたがってそう
師団閨子:がんばりました
GM:仮面入れ替え良かったですね
斑鳩 七里:奥義の使い分けにも合っててすごかったね~ えっちだった
斑鳩 七里:口元しか見えてなかった時の印象とかなり変わってめちゃ可愛いじゃん……ってなっちゃった
鬼怒川天羽:ね いいギャップの魅せ方でした
沙羅木春乃:なんだかんだ美少女の顔って見えてた方がお得なので、ああやって実質的に見せるシステムかしこ~となった
GM:仮面つけながら素顔わかるの上手いよね
師団閨子:そう 見せたいけど開けるのも醜女衆としてな~と思い
師団閨子:上下入れ替えることにしました
斑鳩 七里:めちゃくちゃ賢い
斑鳩 七里:だが、我以外に見せてはならぬからな
GM:口隠すのエッチでしたね
沙羅木春乃:この吸血鬼かわいさで競ろうとしてくる
師団閨子:かわいいね♡
GM:これが吸血鬼のくノ一術ということか
GM:では時間もそろそろ12時だしこのあたりかな~?
沙羅木春乃:うおお 楽しかったしいっぱいアフタートークできてよかった
GM:最終的な功績点はDTさんが計算してくれた以下のようになるようです
師団閨子:しておきました
斑鳩 七里:妖精さん!
沙羅木春乃:優秀な秘書 えらい
師団閨子:スチャッ
鬼怒川天羽:ありがとうえっちな妖精さん
鬼怒川3 沙羅木9 師団3 斑鳩6
GM:キャラクターシートの功績点のところとか自由なところに書き残しておくと
GM:次回同じキャラでセッションに参加するとき使えたりして楽しいのではないでしょうか!
沙羅木春乃:やった~ 足しておきます
師団閨子:わ~い 頂きます
斑鳩 七里:美味しく頂こう
鬼怒川天羽:いただきます むしゃむしゃ
師団閨子:GMもぴっちりスムーズに進行測ってくれたり
師団閨子:シンプルな筋ながら大転換のあるシステムを用意しててくれたり
沙羅木春乃:てかPCこわれたのにほぼ予定内スケジュールで進んでるのえらすぎ
師団閨子:非常に楽しめるように色々手を回してくれてて非常・ありがたさありました
師団閨子:マジでそう
GM:トラブルもあったけどいい感じの時間に追われて何よりだぜ
沙羅木春乃:巻いた感も全然ないし…
斑鳩 七里:秘密開く度におお???ってなってすごく楽しかったです!
鬼怒川天羽:そう! 時間言ってくれたのすごく助かったし
師団閨子:初心者が2にならないようにとか 配慮がね
斑鳩 七里:佐々部くんも憎めなくてめちゃくちゃ良いキャラでしたね
GM:いえいえ~い。秘密作るの結構楽しいので皆もGMやってみてくれよな
師団閨子:いい空気吸ってるぜ 佐々部も
沙羅木春乃:やるか~
鬼怒川天羽:サイクルのたびにサプライズがある感じでとても楽しかったです
師団閨子:やりたききもち高まるな~
師団閨子:ムズいな~って思って敬遠してたけど
GM:あと秘密さえ作ればPLがいい感じにしてくれるので結構楽なのもいいところ
沙羅木春乃:全てを知った視点で様子を見るのかなりたのしいですからね
斑鳩 七里:対立だと特にそういうところありそう
沙羅木春乃:たしかに進行がわりとPLにゆだねることが可能なのもそう
GM:では……そんな感じでシノビガミセッション『指名手配犯』の全工程を終了といたしましょう
GM:皆さんお疲れ様でした!めちゃ楽しかったぜ~いずれまた遊びましょう!
斑鳩 七里:はーい、お疲れ様でした! とっても楽しかったです!
沙羅木春乃:うお~~ 楽しかったです ありがとうございました!
GM:ではまたね~お疲れ様でした~
斑鳩 七里:皆様ありがとうございました~~~
師団閨子:ありがとうございました!たのしかった~
鬼怒川天羽:お疲れさまでした! めちゃめちゃ楽しかったです!
師団閨子:また遊ぼうね~
沙羅木春乃:ぜひまた遊びましょう~ おやすみなさい!
斑鳩 七里:おやすみなさい!
本作は、「河嶋陶一朗/冒険企画局、株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
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