銀剣のステラナイツ『ユア・トリート』


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ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランドキャラシート(あやまだ/ハリー)
御崎 陽/六条 麻衣キャラシート(ひじ/冥王星)
ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかりキャラシート(ハリー/ひじ)
五百木凜奈/麻丘ユイキャラシート(冥王星/あやまだ)

【Index】

◆第一章
【Scene1-1:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】
【Scene1-2:御崎 陽/六条 麻衣】
【Scene1-3:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】
【Scene1-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】
◆第二章
【Scene2-1:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】
【Scene2-2:御崎 陽/六条 麻衣】
【Scene2-3:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】
【Scene2-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】
◆幕間
【Scene3-1:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】
【Scene3-2:五百木 凜奈/麻丘ユイ】
【Scene3-3:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】
【Scene3-4:御崎 陽/六条 麻衣】
◆ステラバトル
【Scene4:Stellar Nights】
◆カーテンコール
【Scene5-1:御崎 陽/六条 麻衣】
【Scene5-2:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】
【Scene5-3:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】
【Scene5-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】


▼ プリプレイ(クリックで展開)


監督:おそろいのご様子
監督:ぼちぼち開始をしたい所存です
五百木凜奈:はーい
ニザ・ランロータ:いえーい
ウルル=ノラキャット:ふわっふー
御崎 陽:へいへい!
監督:それでは、ここにステラバトルの開催を宣言いたします。

【Trailer】

『銀剣のステラナイツ』 舞台の幕は上がらない
喝采の声はない
これより始まるのは、世界を喰らう侵略者との戦い
願いの決闘場(フラワーガーデン)に咲き誇るのは、
赤のヒルガオ、白のオダマキ、青のバラ、黒のコスモス
使命を遂げよ、星の騎士たちよ
この世界の命運は、あなたたちに託された

『銀剣のステラナイツ』

騎士であるならば剣をとれ
世界を守護するのはあなたたちだ

監督https://www.youtube.com/watch?v=pUJxVTs2miA (主題歌らしいよ)

【第一章】

【Scene1-1:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】

監督:まずは自己紹介をお願いします。ブリンガー・シースの順でお願いします。
ニザ・ランロータ
キャラシート
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータです。人間と植物が融合した異世界出身の少女。
ニザ・ランロータ:壊れてしまった故郷を再興し、あの日々を取り戻したいと願い戦いに身を投じます。
ニザ・ランロータ:性格はおちついていて柔らかな感じをやっていきたいです。
ニザ・ランロータ:性能にも触れときますか。耐久が紙めのアタッカーです。
ニザ・ランロータ:ダメージ与えるスキルを多めに取りつつ、ふんわりと防御支援ができるので、近くで戦うといいかも?
ニザ・ランロータ:世界が崩壊する前に志していた“押し花師”の職に由来する槌が武器です。性格に寄らずパワータイプ。
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:0->1)
監督:そういうのよいよな!
ニザ・ランロータ:パートナーであるギレイには、わりと信頼しきってる感じで接していこうかな、と思っておりますので
ニザ・ランロータ:「では、次はギーくん。お願いしますね」
ギレイ・アーランド:「…その呼び方、今からでも変えられないかな」
ギレイ・アーランド:ギレイ・アーランド。人間の男子で、ニザと同い年です。
ギレイ・アーランド:この不安定な世界とその未来に絶望していますが、そんな中でもニザは光なので
ギレイ・アーランド:すごく尊いなぁと口には出さねど思っています。態度には出る。
ギレイ・アーランド:ニザちゃんのことはニザって呼びます。それくらいの距離感。
ギレイ・アーランド:以上!
監督:OK!ありがとうございます。
監督:では、そんなお二人のシチュエーションはどのようなものを考えていますか?
ニザ・ランロータ:朝の登校シーンがいいかな、って話だったと思います。
ギレイ・アーランド:二人、部屋が隣同士なので
ギレイ・アーランド:朝部屋の前で合流するところからかなって考えてましたね
監督:ではそのように!

ギレイ・アーランド:「……」
ギレイ・アーランド:いつものように部屋の前でニザを待っています。たまに時計を見る。
ギレイ・アーランド:「……遅いな。何かあったか?」
ギレイ・アーランド:そわそわします。なお、時間は割りといつも通りです。
ギレイ・アーランド:「何か……何かあったなら俺は……しかし……」
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:2->3)
ニザ・ランロータ:そうしたら、部屋の中からパタパタと急ぐ足音が聞こえてくるでしょう。
ニザ・ランロータ:ガチャリ、とドアが開いて、少女が姿を現す。
ニザ・ランロータ:「……あっ。今日も遅れてしまいましたか」 目の前の少年を見て、頬を緩ませつつ、やや申し訳なさそうに。
ニザ・ランロータ:「おはようございます、ギーくん。今日も良いお天気ですよ」 微笑む。
ギレイ・アーランド:「……いや、時間通りだ」
ニザ・ランロータ:制服の上から、フードのついたケープを羽織った少女。
ギレイ・アーランド:「おはよう、ニザ。そうだな、いい天気だ」
ニザ・ランロータ:制服の腰に巻き付いた蔦はケープの中に隠れ、その先、首元から蕾を覗かせている。
ギレイ・アーランド:天気とか別に興味ないのでとりあえず肯定します
ニザ・ランロータ:普段通りの反応にクス、と笑う。
御崎 陽:それ毎日やってるのすき ニザ・ランロータのブーケを+1💐しました。(ブーケ:3->4)
ニザ・ランロータ:「では、行きましょうか。一限目の課題、終わらせてます?」 雑談しながら歩き出そう。
ギレイ・アーランド:笑われたことがちょっと気になりますが、ニザが笑ってるのでとても尊い気持ちになりました。
ギレイ・アーランド:「とっくにね。ニザは?」多分時間かけて丁寧にやったんだろうなと考えてます。
監督:ぺんさん@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:4->5)
ニザ・ランロータ:「……実はですね。一箇所、分からないところがあって」 恥ずかしそうにはにかむ。
ニザ・ランロータ:「ギーくんがよければ……教えてもらっても良いですか?」
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:5->6)
ギレイ・アーランド:「……あぁ、勿論、構わないよ。教室でいいか?あー、それともどこかに寄っても…」
ギレイ・アーランド:急にはにかむのでびっくりして一拍空きました
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:6->7)
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:7->8)
ギレイ・アーランド:教室でニザと並んで勉強するのもいいし、どこかもっと静かなとこでもいいなと一瞬で考えてふわっとした返事をしています
ニザ・ランロータ:「やった、ふふっ! そうですね……教室は、やっぱりちょっと恥ずかしいかも」
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:8->9)
ニザ・ランロータ:「学食は、朝ならあまり人がいないでしょうし……途中の喫茶店かどこかに入るのも、」
ニザ・ランロータ:「……朝からそういうとこに寄るなんて、不良でしょうか? ふふっ!」
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:9->10)
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:10->11)
ギレイ・アーランド:「……喫茶店にしようか。少し急ごう」
ギレイ・アーランド:「遅刻でもして、きみを本当に不良にするわけにはいかない」
ギレイ・アーランド:ニザのかわいい不良観がかわいすぎたので、あまり顔を見ずに歩き出します
監督:ぺんさん@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:11->12)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:12->13)
ニザ・ランロータ:「あ。そうですねっ、待ってギーくんっ」 遅れて、少し足早に追いかけだす。
ギレイ・アーランド:すぐ気付いて歩調緩めます
ニザ・ランロータ:隣に追いついて、歩く速度を合わせる。
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:13->14)
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:14->15)
監督:ぺんさん@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:15->16)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:16->17)
ニザ・ランロータ:「ふふっ。わくわくしますね、朝の喫茶店……!」
ギレイ・アーランド:「いや、一応課題を…まあいいか」
ニザ・ランロータ:「ギーくんといると、知らなかったことをたくさん知れて、とても楽しいです」 首を傾けて、君の眼を見る。
監督:ぺんさん@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:17->18)
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:18->19)
ギレイ・アーランド:目が離せない。顔を反らせない。
ニザ・ランロータ:「いつか……私の世界も。ギーくんに、たくさん教えてあげたいです」
ニザ・ランロータ:「だから、一緒にがんばりましょうね」 笑いかける。
ギレイ・アーランド:「……あぁ……うん。」
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:19->20)
監督:ぺんさん@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:20->21)
ギレイ・アーランド:「そうだな……一緒に。頑張っていこう」
ギレイ・アーランド:(もうとっくに、たくさんのことを教えられている)
ギレイ・アーランド:(彼女を通して、彼女の世界が見える)
ギレイ・アーランド:(どうして自分は最初からそこにいなかったんだろう)
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:21->22)
ギレイ・アーランド:果てのない暗い気持ちになりながら、目の前の笑顔を曇らせないため頑張って笑顔を返します
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:22->23)
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:23->24)
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:24->25)
御崎 陽:きゃー!すてきー!ニザ・ランロータのブーケを+1💐しました。(ブーケ:25->26)
監督:マグロ3号@見学:ニザ・ランロータのブーケを+5💐💐💐💐💐した(ブーケ:26->31)

【Scene1-2:御崎 陽/六条 麻衣】

監督:ブリンガー/シースの自己紹介をお願いします!
御崎 陽
キャラシート
御崎 陽:ボクの名前は御崎陽。特に語るべきところがあるわけではないけれど……
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:0->1)
御崎 陽:そうだね。困っている人があれば、助けてあげる。だってほら、笑っている人は一人でも多いほうがいいだろう?
御崎 陽:ステラナイトになったのも同じことさ。うん、暇なボクには、他人よりもたくさんの時間を人助けに充てられる。打診してくれた女神には感謝しているよ。
御崎 陽:それから、そう!ボクのシースの話を聞いてくれ。ああ、なんてチャーミングなんだろう。その長いまつげが……長いかな?いや、人よりは間違いなく長い。
御崎 陽:とにかくどうにも、ほら、かわいいんだ!彼女を見ているだけでボクの心は溶けてしまいそうだ!こんな彼女と共に戦えるんだ、こんな幸せはないさ。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(1→(ブーケ:2->3))
監督:くま@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:26->27)
ウルル=ノラキャット:よい狂気!御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:3->4)
御崎 陽:ボクたちのステラナイトは少し変わっているから、初めて見る人は驚くかもね。バラの剣で、その尽くを切り崩そう。
御崎 陽:性能的には、ガーデン3か6へ移動して、強い攻撃で殴ります。あとのことはあまり考えていない前のめりアタッカーです。
御崎 陽:「さあ、おいで麻衣。キミをみんなに自慢したいな」
六条 麻衣:「うん、陽ちゃん! でも、自慢をしたいのは私の方。こんなにかっこいい人がそばに居てくれるんだもの」
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:4->5)
六条 麻衣:私の名前は六条麻衣。六条という姓は罪を犯した親を想起させて、周りの冷たい扱いを思い出させて、好きではないのだけど。
六条 麻衣:でも、「麻衣」という名前は好き。だって、陽ちゃんが呼んでくれる名前だもの。
六条 麻衣:混じりっ気のない、純粋な瞳がかっこいい。人を助けるところがかっこいい。陽ちゃんは、こんなに「かっこいい」で溢れてる。
ウルル=ノラキャット:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:5->6)
六条 麻衣:というわけで、陽ちゃんに救ってもらった一人の人間として、共に同じ未来――エンブレイスになってしまった人を助けることを目指してます。
六条 麻衣:以上!
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:6->7)
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(1→(ブーケ:6->7))
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:7->8)
監督:OK!ありがとうございます。
監督:そんなお二人のシチュエーションはどういったものでしょう。
御崎 陽:雨の日の放課後です。
御崎 陽:最近陽の私物がどんどん増えている、麻衣ちゃんの下宿先にて。この行の設定は今勝手に決めた。
ウルル=ノラキャット:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:8->9)
六条 麻衣:そんな感じです
監督:OK!ではそのように。

御崎 陽:麻衣の下宿先。そのキッチンから、マグカップ二つを手に陽が現れる。
御崎 陽:「麻衣、スープができたよ。輸入品店でいつもと違う胡椒を買ってみたんだけど、どうかな」
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:9->10)
六条 麻衣:「うん、私の好みに合ってる。陽ちゃん、まるで私の好みを知り尽くしているみたい」
御崎 陽:「そうかい?ふふ、実は少し不安だったんだけど、よかった。スパイス一つで変わる微妙な味わいも、面白くていいものだね」
御崎 陽:こくり、とひとつ喉を鳴らして、窓の方へ目をやります。ぱたぱたと、打ち付ける雨の音。
御崎 陽:「しかし、残念だね。こうも雨が続いてはなかなか外にも出られやしない。今日もきっと、素敵な出会いがあったかもしれないのに」
六条 麻衣:「素敵な出会い、ね」
六条 麻衣:コト、とうるさくない程度に、しかし強い意志表示をするように、音を立ててカップを置きます。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(1→(ブーケ:10->11))
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:11->12)
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:12->13)
六条 麻衣:「また、私以外の誰かに甘い言葉をささやくのでしょう?それも無自覚に」
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:13->14)
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:14->15)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:15->16)
御崎 陽:「甘い言葉って……そんな、もう、麻衣は大袈裟だな。キミ以上に素敵な人がどこにいるのさ。ごめんよ、機嫌を直してくれないかな」
ウルル=ノラキャット:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:16->17)
御崎 陽:そっと麻衣の座る隣へ腰掛けます。それいいソファーですね。
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:17->18)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:18->19)
六条 麻衣:「……わかった。そうまでいうなら、許す」
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:19->20)
六条 麻衣:実際は「そうまで」というほど言われたわけではないのだが、近寄られたことで気が緩みまくってしまったのだ。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:20->21)
六条 麻衣:ちなみに頬も緩みまくっている。
御崎 陽:麻衣の顔を覗き込み、陽も満足そうに笑います。
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:21->22)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:22->23)
ウルル=ノラキャット:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:23->24)
御崎 陽:「ああ、よかった。ありがとう、麻衣」
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:24->25)
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:25->26)
御崎 陽:「それにね、素敵な出会いと言ったけれど。その隣には当然キミがいてくれるだろう?」
六条 麻衣:「もちろん。置いてけぼりなんて、それこそ許さないんだからね」
御崎 陽:「ふふ、うん。もちろんさ」
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:26->27)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:27->28)
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:28->29)
御崎 陽:「それじゃあ、約束しよう。次に晴れたら、キミの行きたいところへ行こう。遊園地、水族館、それとも、ああ、この間できたカフェがすごく評判なんだ。ね、どうしたい?」
六条 麻衣:「水族館がいいな」
六条 麻衣:薄暗い中、水槽の色がかかった陽ちゃんの顔は、それはまたかっこいいのだろう。なんて、考えている。
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:29->30)
御崎 陽:「うん、うん水族館か!それはいいね。幻想的な空間に、きっとキミの姿がよく映えると思うよ」
御崎 陽:ぱあ、と顔をほころばせます。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:30->31)
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:31->32)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:32->33)
ウルル=ノラキャット:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:33->34)
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:34->35)
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:35->36)
御崎 陽:「……と、いやごめん。もちろん魚だって堪能するよ。うん、晴れの日なら楽しいショウもたくさん見られるだろうね」
御崎 陽:水族館自体も楽しむ姿勢を見せます。どこへ行っても麻衣のことばかり見ていたら、また怒られてしまいそうだ。
六条 麻衣:「イルカショウなんて、いいかもね。うん、楽しみになってきた!」
六条 麻衣:イルカショウで水がかかってしまった陽ちゃん、それもまたいいなと思いながら、肩にそっと頭を置く。
御崎 陽:陽と麻衣。雨の日の、昼下がり。
監督:それじゃない方のヒロ@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:36->37)
監督:ぺんさん@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:37->38)
監督:くま@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:38->39)
監督:マグロ3号@見学:御崎 陽のブーケを+5💐💐💐💐💐した(ブーケ:39->44)

【Scene1-3:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】

監督:ブリンガー/シースの自己紹介をお願いします。
ウルル=ノラキャット
キャラシート
ウルル=ノラキャット:ウルル=ノラキャット。機械世界からやってきた機械人間!
ウルル=ノラキャット:元いた世界では全ての個人が電脳的に繋がっていたので、ある意味「他人」をこの世界に来て初めて見たよ!
ウルル=ノラキャット:分からないことが好き!分からないこの世界が好き!
ウルル=ノラキャット:まだ見ぬ何かを求めて、ステラナイトになったのさ!
監督:ぺんさん@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:0->1)
ウルル=ノラキャット:というわけで、性能的には移動特化型のサポーター兼素の体力で攻撃を受ける盾かな
ウルル=ノラキャット:とにかく常に移動可能なくらい移動スキルを持ってる。あと殴られたらそのまま返すスキルとか。
ウルル=ノラキャット:だから、今もどこかを移動中です。具体的には学校のどこかじゃないかな!わからない!
ウルル=ノラキャット:「まったくここはどこなんだ!わからないなぁ実に楽しい!」
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:1->2)
佐々木 ひかり:「う、ウルちゃーん!どこー?ま、またどっか行っちゃった……」
佐々木 ひかり:佐々木ひかりです。この世界で生まれ育った、何の変哲もない、ただの中学生。
佐々木 ひかり:きっとこれから、ただの高校生になって、ただの大学生になって、社会に出て。
佐々木 ひかり:ずっと、ずーっと、他の誰かの中に埋もれながら、ただ世界の一要素として生きていくんだろうなって、なんとなくわかってきました。
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:2->3)
佐々木 ひかり:……と思ってたんですが、どうやらそれも杞憂だったようですね!私はウルちゃんのシース。ステラナイト!世界を守るために戦う、ステラナイトです!
佐々木 ひかり:ウルちゃんは全く違った世界の機械の人です。すごい!私はそんなにすごい人とともに戦うんですから、え、えへ、なあんだ。わ、私もすごかったんですね……えへ。
佐々木 ひかり:でもでも!ウルちゃんはまたどこかへ行っちゃいました!今日も気がついたらどこかへ消えてしまいそう!ま、待ってくださ~い!
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:3->4)
監督:OK!ありがとうございました。
監督:そんな二人のシチュエーションis何でございましょう
監督:中村@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:4->5)
ウルル=ノラキャット:ダイスの結果、私は今二人の通うSoAから外周環状道路へ繋がる橋にいるらしいぞ!
佐々木 ひかり:今知りました
ウルル=ノラキャット:私も今知った
監督:ほんとにどこにいるか知らないていなのか君ら!
佐々木 ひかり:急にどっか行ったからびっくりした
ウルル=ノラキャット:とにかくその辺にいるから迎えに来てほしいです@ウルル
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:5->6)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:6->7)
佐々木 ひかり:わかりました。ではそういうシチュエーションで!お願いして!よろしいですかブリンガー!
ウルル=ノラキャット:オーケイ、マイシース!ヘイカマーン!
監督:OKともかくやってくれたまえ!

佐々木 ひかり:ぴーん、ぴーん。アイコンの明滅と共に、電子音です。
佐々木 ひかり:「今日はGPSの調子がよさそうですね。ああよかった」
ウルル=ノラキャット:「あはは、待て待てどこへ行こうというんだい!」
ウルル=ノラキャット:空に向かってなにか言ってます
佐々木 ひかり:てんで止まっていられない性質のウルちゃんは、こうして今日も何かを追いかけたり、何も追いかけずにどこかへ行ってしまうのです。
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:7->8)
佐々木 ひかり:たまにGPSがうまく機能せず、そういう時は言い知れぬ不安感に襲われてしまいます。ああ、私は有象無象とは違うのに!
ウルル=ノラキャット:「あっ増えた!家族か!いいなぁ家族!」
ウルル=ノラキャット:空に向かってなにか言ってます
佐々木 ひかり:「ウルちゃん!ぜえ、ぜえ、うっ、ウルちゃん待って……!待っ……!!」
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:8->9)
ウルル=ノラキャット:そろそろ振り向こうかな
佐々木 ひかり:はるか後方から追いかけています。ウルちゃん速い待って。
ウルル=ノラキャット:もうちょい走ろうかな
佐々木 ひかり:「ウルっ、ヒーッ!ヒィーッ!ウルちゃ、ウー、ウルちゃっ」
ウルル=ノラキャット:「家族か。家族はいいな。私にはもういないしな!」
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:9->10)
佐々木 ひかり:なんとなくこちらに気づきそうな気配に気が緩みましたが、そんなことはなかったです。
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:10->11)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:11->12)
佐々木 ひかり:「ウーッ!!う、ウルっ、ルっ!!オっ、うっぷ」
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:12->13)
監督:ぺんさん@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:13->14)
佐々木 ひかり:人間のスタミナ、有限。
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:14->15)
ウルル=ノラキャット:そもそも自分の家族はある意味自分自身でもあったし、こっちの世界の人たちは生まれたときから他人に囲まれてていいなぁとふと足を止めて考え込みます
佐々木 ひかり:少女の尊厳があまりにも危険です。止む無く立ち止まります。
監督:マグロ3号@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+3💐💐💐した(ブーケ:15->18)
ウルル=ノラキャット:「む、この吐瀉音は!」
佐々木 ひかり:尊厳奪われた…
ウルル=ノラキャット:今度こそ振り返り、相棒の姿を認めます。
佐々木 ひかり:「オーッ!!オオオオーッ!!」
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:18->19)
ウルル=ノラキャット:「ひかりちゃん!そんなところでどうしたんだ、早く隣に来てくれ!」
ウルル=ノラキャット:とは言いながら自分から走って近付きます
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:19->20)
佐々木 ひかり:「ぜぇーっ、ぜぇーっ、う、ウルちゃ、う、隣」
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:20->21)
ウルル=ノラキャット:「うん、隣だ!」
ウルル=ノラキャット:「きみは隣にいてくれないとな!」
佐々木 ひかり:「隣、私、ウル、ちゃんの」
佐々木 ひかり:「うん、うん」
佐々木 ひかり:安心してへたりこんでしまった。水がほしいなあ。
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:21->22)
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:22->23)
ウルル=ノラキャット:「いやぁそれより聞いてくれ!鳥だよ!鳥の鳴き声が聞こえたから急いで来てみれば、なんと鳥がいたんだ!」
ウルル=ノラキャット:水はちょっと持ってないです
佐々木 ひかり:「と、鳥……そっか……きょ、今日はどんな鳥がいたんですか?」
佐々木 ひかり:じゃあ口からすえた臭いがしています
監督:マグロ3号@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:23->24)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:24->25)
ウルル=ノラキャット:「ん?いやよく分からん!羽があって…飛んでた!色は緑色!」
佐々木 ひかり:「そ、そうですか。メジロとかかなあ」
ウルル=ノラキャット:機械世界には生体としての鳥、もういなかったのでマジで見慣れてなくてよく分かっていません
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:25->26)
ウルル=ノラキャット:「メジロか。メジロな!きっとそうだ!また新たな知見を得てしまった!」
佐々木 ひかり:「え、えへ。よかったです。まあ多分ですけど……ウルちゃんは、鳥、すきですか?
ウルル=ノラキャット:「好きだよ」
ウルル=ノラキャット:「彼らは知らない場所にいつでも行けるからね」
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:26->27)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:27->28)
監督:ぺんさん@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:28->29)
佐々木 ひかり:「それを言うなら、ウルちゃんだってすごいですよ。私、ウルちゃんに出会って行動範囲が軽く8倍くらいにはなりましたから」
ウルル=ノラキャット:「あっははは!8倍じゃあまだ軽いなぁ!光ちゃんにはこれから先も、学園を卒業してもずっとずっと」
ウルル=ノラキャット:「私の隣にいてもらいたいんだ。世界の果てのまで付き合ってもらうよ」
佐々木 ひかり:「……!……っ…………うっく。はい!」こみ上げる嘔吐感をぐっと呑み込んで応えます。
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:29->30)
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:30->31)
ウルル=ノラキャット:そういえば吐瀉音のあとひかりちゃんはよく口を濯いでいることを思い出しました
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:31->32)
ウルル=ノラキャット:もしかしてひかりちゃんは水が欲しいのでは…?
佐々木 ひかり:口からすえた臭いがしています
ウルル=ノラキャット:「…ふむ、なんだか急に喉が渇いてきたな!どこかで飲み物でも買おうか!」走り出します
ウルル=ノラキャット:機械人間なので特に喉は渇きません
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:32->33)
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:33->34)
ウルル=ノラキャット:あと、吐瀉も機能として存在しない
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:34->35)
佐々木 ひかり:「あっ!そうですね!実はすっごく喉が乾いてて……あっちょっと待って!ウルちゃん!ウルちゃん!ウル!」
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:35->36)
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:36->37)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:37->38)
佐々木 ひかり:人間なので、とてものどが渇いているし、次の吐瀉物の気配を感じ取りながら重い足を引きずり追いかけます。
ウルル=ノラキャット:「あっすごい!あれは馬ってやつなのでは!?足が四本あるぞ!ひかりちゃん!ひかりちゃん早く!青色だ!」
ウルル=ノラキャット:待ちきれず、走って戻ってきて
ウルル=ノラキャット:ひかりちゃんの手を握ってまた走り出します
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:38->39)
佐々木 ひかり:ああ、ウルちゃんが私の手を取って。こんなにも忙しなく、世界を本当にすべて見尽くさん勢いで。その隣には、わたっ、わったたたたたたたたたた
佐々木 ひかり:結婚式の車に繋いだ缶のようになっています。
ウルル=ノラキャット:走る!走る!もう止まらないぞ!
佐々木 ひかり:すごい勢いで揺さぶられているので嘔吐だって負けじと止まらない!
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:39->40)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:40->41)
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:41->42)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:42->43)
監督:ぺんさん@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:43->44)
佐々木 ひかり:「おっぼ、ぼぼぼぼぼぼぼ」
佐々木 ひかり:けれど、それでも。誰が見たって特別なあなたの隣が、世界でただ一つの、私の特等席。
佐々木 ひかり:「おぼぼぼぼぼ」
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:44->45)
ウルル=ノラキャット:「あははは!楽しいなぁ!」
ウルル=ノラキャット:彼女は私を特別扱いするけれど。
監督:マグロ3号@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:45->46)
ウルル=ノラキャット:彼女の方こそ特別なんだ。「私」じゃないのに、「私」の隣にいてくれる。
ウルル=ノラキャット:ああ、だから。だからこそ。止まってられない!「私」と「彼女」がここにいる!
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:46->47)
監督:くま@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:47->48)
ウルル=ノラキャット:「ああ全く、人生は楽しすぎるなぁ!」
監督:それじゃない方のヒロ@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:48->49)

どどんとふ:「御崎 陽」がログインしました。
御崎 陽:フッ…
御崎 陽:30分……間違えたな…
ウルル=ノラキャット:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:44->45)
御崎 陽:なにもしてないのにブーケが飛んできた
ウルル=ノラキャット:王子様なのに時間間違えてかわいかったから

【Scene1-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】

監督:再開します!ブリンガー・シースの自己紹介をば。
五百木凜奈:私の名前は五百木凜奈。高等部三年で、オカルト研究部の部長さ。
五百木凜奈:ステラナイトとしての願いは、真なるサンタクロースの創造。親がサンタクロースというのは、いささかロマンに掛けるからね。
五百木凜奈:そう、ロマン。好きなものはロマンや夢のあるもの。だからオカ研に所属している。あとは子供。彼らの笑顔はよいものだ。
五百木凜奈
キャラシート
五百木凜奈:(キャラシを貼り忘れていたことに気づいたが、何もなかったように平然と話を続けます)
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:0->1)
五百木凜奈:あとは性能面について語ろうか。主に自分や味方の耐久をあげつつ、相手の攻撃を弱めたりするよ。どちらかというと、防御寄りだね。
五百木凜奈:逆に自分の耐久を代償に強めの攻撃をすることもあるが、なに、そこらへんは耐久の高さと、復活技でカバーできるだろう。
五百木凜奈:おや?いつもの元気な後輩がやってきたようだね。
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:1->2)
五百木凜奈:「今日も元気そうで何よりだ、ユイ。きてすぐで悪いが、ここにいるみなさんに挨拶をしてくれないか」
麻丘ユイ:「ハーイっ! 1年A組出席番号1番、麻丘ユイ! ぶちょーのシースで、好きな人はぶちょー! 将来の夢は、ぶちょーのお嫁さん! きゃっ!」
麻丘ユイ:そう……あたしとぶちょーの出会いは、桜舞う四月。ぶちょーが部長を務めるオカ研の部室でした。
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:2->3)
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:3->4)
麻丘ユイ:一目見て「ウッ綺麗」と感情を半殺しにされたあたしはそのままオカ研に入部。ぶちょーと楽しくオカルトを追いかけ、
麻丘ユイ:ある時ぶちょーが漏らした、サンタさんに対する想いにとうとう残った感情もオーバーキルされ、めでたくホの字と相成りました。
ウルル=ノラキャット:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:4->5)
監督:ぺんさん@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:5->6)
麻丘ユイ:ぶちょー、普段は凛とクールにしてますが、あれでとっても可愛いところもあって、知れば知るほどドツボにハマっていっちゃいます。
麻丘ユイ:きっと、願いを叶えたら。子どもたちに幸せを届けるサンタさんを見て、寂しく笑うんだろうなって。
麻丘ユイ:そんなあの人の隣で、手を握っていてあげたい。
監督:ぺんさん@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:6->7)
麻丘ユイ:そのために! 今日も今日とてオカルト探検しゅっぱつしんこーっ! ぶちょー、行きましょうっ!
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:7->8)
監督:OK!ありがとうございました。
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:8->9)
監督:そんなお二人はどんなシーンをお望みか!
五百木凜奈:ツチノコ探しという名目での散策です!
麻丘ユイ:オカ研がすることといえばひとつ。
監督:よろしい!では存分に!

麻丘ユイ:「ぶちょーっ! こっちですこっち!」
麻丘ユイ:「たしかこっちで、変な生き物見たって! なんか、青い馬? とか!」
麻丘ユイ:「絶対ツチノコですよ!!!」
ウルル=ノラキャット:よい狂気!五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:9->10)
五百木凜奈:「ツチノコには四本脚などないはずなんだが……君はツチノコがどういうものか存じているかい?」
麻丘ユイ:「えっ。知らないです。見たことないですし……」
麻丘ユイ:「もしや、ぶちょーはご存じで……!?」
五百木凜奈:「おっと、そこを突かれると痛いな。だが、UMA(未確認動物)と言われているのは、未確認であるがゆえ。すなわち、だれもみたことがないはずなんだ」
麻丘ユイ:「たしかに」 コクコク頷く。
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:10->11)
監督:ぺんさん@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:11->12)
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:12->13)
五百木凜奈:「正確には、生物学的には確認されていないという話になるんだが、そこらへんはどうでもよいだろう」
五百木凜奈:「今はとにかくツチノコ探しだ!なんか、なんかこう……蛇みたいなのがいたら報告するように!」
麻丘ユイ:「へび! りょうかいです、ぶちょー! あなたのユイが、へびというへびを見つけてごらんにいれます!」
麻丘ユイ:聖アージェティア学園近郊の公園。近くには、初等部や幼年部の校舎もある。
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:13->14)
麻丘ユイ:そんな場所で、茂みをガサガサ探したり大きめの石をひっくり返したりしている様は、なかなか不審者然としているかもしれない。
麻丘ユイ:でも、そんなことは気にならない。なぜなら、ぶちょーと二人での楽しい探索活動だから!
麻丘ユイ:「ツチノコ見つけたら、ぶちょー褒めてくれるかな~」
麻丘ユイ:「あっ! ……ちがった」 木の根っこをへびと見間違えて、しゅんとする。
ウルル=ノラキャット:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:14->15)
五百木凜奈:しゅんとしたところを見つけて、わずかに頬が緩む凜奈。
麻丘ユイ:「うー……ぶちょー」
麻丘ユイ:「あたし、すごいことに気づいちゃったかもしれないんですけど」
五百木凜奈:「おっ、世紀の大発見か?」
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:15->16)
麻丘ユイ:「もしかして……ツチノコって、レアキャラでは?」
五百木凜奈:「レアキャラだな。人生に一度見つけられるかどうかも、わからない程度にはレアだぞ」
麻丘ユイ:「ですよね~~~! だからこそ探し甲斐があるんですけど!」
五百木凜奈:「そうだそうだ。わかってるじゃないか。ロマンや夢というものは、なかなか得られないからこそ価値があったりする」
五百木凜奈:「さて、そろそろ休憩しないか。流石に疲れただろう」
五百木凜奈:椅子に座り、隣を叩いて座るよう促す。
麻丘ユイ:「あっそうですね! おやつありますよ!」
五百木凜奈:「おやつ! おやつはいいな。こう、なんかこう……子供になったような、楽しい気分に浸れる」
麻丘ユイ:「えへへ。しつれいしまーす」 一度隣に腰を下ろし、ちょんと距離を近くに座り直す。
ウルル=ノラキャット:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:16->17)
麻丘ユイ:「クッキー焼いてきたんです。水筒にはピーチティーですよ」 バスケットからいろいろ取り出す。
麻丘ユイ:「えへへ。ぶちょーに喜んでもらえると、あたしもうれしいです!」
五百木凜奈:「用意周到だな。そういうところは素直に評価できるぞ」
麻丘ユイ:「えへへのへ~~」 褒められて頬がぐにゃぐにゃ緩む。
麻丘ユイ:「でも、そうですねえ。たしかに、子どもに戻ったみたいでしたねー」
麻丘ユイ:探索でついた土汚れなどをウェットティッシュで拭き取る。ぶちょーの顔にもついてるなら、どきどきしながら拭いてあげる。
監督:ウィンD@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:17->18)
五百木凜奈:「今では、大人に近い年になってしまったからこそ、子供の気持ちになってみるのは大事だろうな」
五百木凜奈:「……サンタクロースを生み出す、その夢を強く持っているためにも」
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:18->19)
麻丘ユイ:「…………」
麻丘ユイ:「そう、ですね」 急に、少し冷えた風が吹いた気がして。ぶちょーの方にもうちょっと近づく。
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:19->20)
五百木凜奈:「……ちょっと、涼しくなってきたかもな」近づいてきたことを静かに受け入れ、上着をかけてあげる凜奈。
監督:ウィンD@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:20->21)
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:21->22)
五百木凜奈:彼女が自分のことについて思うところがあるのは分かっていたが、あえて気づかないで気候の話に切り替えた。
麻丘ユイ:「……ぶちょー。えへへぇ」 甘えるように身体を屈める。身体は自分の方が大きい。
ウルル=ノラキャット:好き。五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:22->23)
麻丘ユイ:「だいじょうぶですよ、ぶちょー」
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:23->24)
麻丘ユイ:「ぶちょーが隣にいれば。寒くてもへっちゃらですし、どんなレアキャラだって追いかけられます」
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:24->25)
麻丘ユイ:遠く、校舎から小さな影が現れるのが見える。子どもたちの姿。
監督:ぺんさん@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:25->26)
五百木凜奈:「……そうか」ユイの言葉に、感謝と安堵の念を覚え、しばし瞑目する。二人の時間を大切にするように。
麻丘ユイ:「ぜったい、見つけましょうね。とびっきりのレアキャラ」
五百木凜奈:「あぁ、もちろんだとも。二人でみつけたレアキャラは、それはもう素晴らしいもののはずだ」
五百木凜奈:風が落ち着くまでのしばしの間、二人は夢と未来を想うように、身を寄せ合っていた。
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:26->27)
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:27->28)
監督:ウィンD@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:29->30)
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:30->31)
監督:正義菩薩@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:31->32)

【第二章】

【Scene2-1:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】

佐々木 ひかり:日和、よし。身だしなみ、よし。
佐々木 ひかり:さあ今日は、私の提案でウルちゃんとお出かけです。
ウルル=ノラキャット:わくわく
佐々木 ひかり:なんとか待ち合わせに成功させた私は、なんとかウルちゃんをバスに乗せることに成功しました。今朝の星座占いは一位でした。
ウルル=ノラキャット:「ふんふふんふんふーん♪」
佐々木 ひかり:「そこの席が空いてますね。ウルちゃん、座りましょっか」
ウルル=ノラキャット:「ぜひ座ろう!景色とか見れるかもしれないな!」
ウルル=ノラキャット:窓際に座ります
監督:正義菩薩@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:49->50)
佐々木 ひかり:じゃあ通路側に。一緒に景色を見るよ。
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:50->51)
ウルル=ノラキャット:「あっ見たまえあれはツチノコだ!今月3匹目だな!」
佐々木 ひかり:「わ、ほんとだ。この前のよりおっきい」
佐々木 ひかり:「ほら、あっちには犬もいますよ。あれはプードルですね」
ウルル=ノラキャット:「本当だ!生まれて初めて見た!」
ウルル=ノラキャット:とても楽しいです
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:51->52)
監督:正義菩薩@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:52->53)
佐々木 ひかり:ウルルと初めてを見つけられて、ひかりも喜んでいます
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:53->54)
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:54->55)
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:55->56)
ウルル=ノラキャット:「…ところで、今日はどこへ向かってるのかな?勿論どこでも楽しみだけどね!」
ウルル=ノラキャット:今どこへ向かっているのか、本当に知りません
佐々木 ひかり:「ふふ、着いてのお楽しみです!さて、そろそろ降りますよ!そこにあるボタンを押してください!」
佐々木 ひかり:本当に教えていません
ウルル=ノラキャット:「これか!くらえ!」ブガーッ!ブガーッ!
佐々木 ひかり:「あっ一回でいいですよ」
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:32->33)
ウルル=ノラキャット:「そうとはね!また新たな知見を得てしまった!」
佐々木 ひかり:そんな感じでバスを降ります。……整理券を取り忘れていましたが、引率の手前かっこわるいため、何事もなかったかのように始発からの料金を払っておりました
ウルル=ノラキャット:バス代って高いんだなぁと思ってます。また新たな知見を得てしまった!
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:56->57)
佐々木 ひかり:降りたバス停は!アーセルトレイ動物園!初めてパンデミックだ!
佐々木 ひかり:「今日はここへ来たかったんです。入りましょう!ウルちゃん!」
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:57->58)
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:58->59)
ウルル=ノラキャット:「こ、ここは!動物園ということは、ツチノコが大量に…?」
佐々木 ひかり:「ど、どうだろう……?いるかな……?」
佐々木 ひかり:「あっでもでも!ライオンとかキリンとかいるんですよ!見たこと、ありますか?」
ウルル=ノラキャット:「昔図鑑で見たことあるぞ!頭が8つあるやつだろう!」
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:59->60)
ウルル=ノラキャット:元いた機械世界では絶滅してから時間が経ちすぎて不確かな情報が伝わっています
佐々木 ひかり:「惜しい……!それは多分八岐大蛇ですね。ライオンやキリンは、頭が1つなんですよ」
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:60->61)
ウルル=ノラキャット:「事実は小説より奇なりというやつか…なるほどな!」
佐々木 ひかり:そんな感じ!ではゲートをくぐろう!
佐々木 ひかり:「しゅっぱーつ!」
ウルル=ノラキャット:「わっ…了解、出発だ!」
ウルル=ノラキャット:めずらしく、ひかりちゃんに手を引かれて歩き出します
佐々木 ひかり:なんだか自分のテンションが高い。手を引いているのは無意識です。
佐々木 ひかり:「くっっっっっさ」
佐々木 ひかり:「動物園くっさ」
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:61->62)
ウルル=ノラキャット:「楽しいなぁ、ひかりちゃん!」
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:62->63)
佐々木 ひかり:「うんうん、そうですねー」
佐々木 ひかり:サルくっさ
監督:正義菩薩@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:63->64)
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:64->65)
ウルル=ノラキャット:ひかりちゃんの笑顔が引きつっているように感じます
佐々木 ひかり:事実引きつっています。動物園、くさいのでびっくり。誰か言ってよ。
ウルル=ノラキャット:行くって知らなかったから言えなかった…
ウルル=ノラキャット:「ひかりちゃん次あれ行こう!象!山吹色だ!」
ウルル=ノラキャット:いつの間にかいつも通りひかりちゃんの手を引いてますね
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:65->66)
佐々木 ひかり:「わーほんとだ!おおきいですね」ゾウもくさい
佐々木 ひかり:と、不意に手を引かれているのに気付きます
監督:無銘@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:66->67)
ウルル=ノラキャット:ひかりちゃんの手はあったかくて好きです
ウルル=ノラキャット:自分は体温ないので。
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:67->68)
佐々木 ひかり:「……うん、ほんとに。ウルちゃん、あっちにはワシとかタカがいるらしいですよ。知ってますか?鳥のおおきいやつです」
ウルル=ノラキャット:「今知った!ぜひ行こう!」
佐々木 ひかり:ウルちゃんの手は、誰とも違います。冷たいし、ちょっと駆動音が手に響く。
佐々木 ひかり:すごいです。
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:68->69)
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:69->70)
佐々木 ひかり:思いつきで連れ立ってみた動物園はとてもくさくて、びっくりしたけれど。
佐々木 ひかり:けれど、そう。びっくりしたのです。びっくり、私がさせようと思っていたのに。
佐々木 ひかり:ともだちとこういうところへ来るの、そういえば、あまりなかったな。
監督:正義菩薩@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:70->71)
佐々木 ひかり:はじめての動物園は、思ったよりくさくて、ほんとくさかったけど。一日楽しそうなウルちゃんを見られて、まあ、いつも楽しそうだけれど。
佐々木 ひかり:うん。よかったです。
佐々木 ひかり:「ウルちゃん!タカです!おっきいですよ!あっちはワシ!もっとおっきいですよ!」
ウルル=ノラキャット:また、手を引かれている。
監督:無銘@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:71->72)
ウルル=ノラキャット:いつもと違う感覚に少しだけ戸惑うけれど、
ウルル=ノラキャット:これもまた、「隣」の在り方だな、と。
ウルル=ノラキャット:いつもと同じ安心感を抱き、ほんの少しだけ手を握る力を強めました。
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:72->73)
ウルル=ノラキャット:「うんうん、非常に大きいな!あはは!」
ウルル=ノラキャット:今日も人生が楽しいなぁ!
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:73->74)
監督:ウィンD@見学:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:74->75)
監督:無銘@見学:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:33->34)

【Scene2-2:御崎 陽/六条 麻衣】

御崎 陽:晴れの日。
御崎 陽:『それじゃあ、約束しよう。次に晴れたら、キミの行きたいところへ行こう』
御崎 陽:この間の、約束。水族館へ二人で行こう、という取り決め。だったのだが――
御崎 陽:「いっ、つつ……麻衣、ちょっとそれ、染みる……」
御崎 陽:――今日も今日とて、麻衣の部屋。
六条 麻衣:「無茶言わないの。こうして消毒しないと、膿になっちゃうんだから」
六条 麻衣:「まったく、一体どんな無茶をしたら、こんな擦り傷や痣だらけになるの?」
六条 麻衣:ちょっとだけ、意地悪のつもりで消毒用の綿を強めに押し付けてみたりする。
ギレイ・アーランド:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:45->46)
御崎 陽:「あっ!!く、も、もうちょっと優しく……!」
御崎 陽:効果てきめんだ。
ギレイ・アーランド:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:46->47)
御崎 陽:「いや、さ。ひったくりがいたんだ」
御崎 陽:「とても見過ごせなくて。つい、いつも戦うみたいにヤァヤァッ、と。なんとかならないかなって」
御崎 陽:「ほら、この間腕立て伏せが30回できるようになっただろ。今日こそはなんとかならないかなって」
六条 麻衣:「なるわけないでしょー」静かに、ため息をつく。
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:47->48)
ギレイ・アーランド:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:48->49)
六条 麻衣:「で、結局取り返しはしたの?」
御崎 陽:「うん!ああまあ、犯人には逃げられちゃったんだけどね。この場合、なんとかなったのか、なってないのか……どっちだと思う?」
六条 麻衣:「何とかなった、と思う。なぜなら正義感の強い陽ちゃんが、何の成果もなしにすごすごと帰ってくるわけがないから」
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:49->50)
六条 麻衣:「そういうとこ、引き下がれない質でしょ?」
御崎 陽:「引き下がりたく、ない!」
御崎 陽:にぃっ、といたずらっぽく笑ってみせる。と、切った口の傷が開き痛みが走った。
御崎 陽:「っつ……!はは。でもまあ、そうだね。なんとかなったのならよかった」
六条 麻衣:「うん……」少し、浮かない顔で頷く。
六条 麻衣:陽ちゃん自慢のスマイルも、今回ばかりは、効果は今ひとつのようだ。
六条 麻衣:「今回は何とかなったけど、次はなんとかならないかもしれないんだよ?」
六条 麻衣:「例えば犯人が刃物を持っていて、刃傷沙汰になったりしたら、どうするの?」
御崎 陽:「……うん、そうだね。なんとかならなかったら、それは、困る」
御崎 陽:「でも、なんとかなるかもしれないだろ。そう思うと、ついね」
御崎 陽:「昔のボクだったら、こんなに無鉄砲ではなかったな」
御崎 陽:懐かしむように、愛おしむように。麻衣の、泣きそうになった顔を見る。ああ。ボクのせいで、キミをそんな顔にさせてしまったね。
御崎 陽:「ボクがこんなふうになれたのは、キミといっしょに、ステラナイトとして戦えたからなんだよ。麻衣」
六条 麻衣:「……そうなの?」
御崎 陽:「そうさ。ボクは、お世辞にも腕っぷしが強いわけじゃあないけれど。だけど、本当は、いつだってこうしたかった」
御崎 陽:「昔はね、『引き下がっていた』んだ。不可能だって、わかってた」
六条 麻衣:「うん……」
六条 麻衣:私は静かに思い出す。私たちの花章、その色と花、そしてその意味を。
御崎 陽:「でも、今はもうぜんっぜんわからない!」
御崎 陽:今度こそ、笑ってみせる。
六条 麻衣:「不可能」という花言葉――
御崎 陽:「だって、ボクは戦えた!キミといっしょに!」
御崎 陽:立ち上がり、麻衣の手を取る。恭しく、けれど、浮足立つように。
六条 麻衣:それは、青いバラが実現したことによって、変化した。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:50->51)
ギレイ・アーランド:エモーい!御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:51->52)
御崎 陽:「ボクとキミは、『青のバラ』のステラナイトなんだ!」
六条 麻衣:――「夢叶う」という花言葉に!
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:52->53)
六条 麻衣:「うん。……うん、そうだね」静かに潤んでいた瞳を拭い、陽ちゃんの手を強く握る。
六条 麻衣:ステラナイトに変わって、私たちは変化した。この部屋一つとってもそう。
監督:無銘@見学:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:53->54)
六条 麻衣:マグカップだけではない。靴下や歯ブラシ、シャンプーまで。陽ちゃんの私物が溢れてきたのは、私たちのかけがえのない時間の証。
六条 麻衣:「……心配はする。けど、それ以上に信じてるから。陽ちゃんの帰る場所は、ここに――私が居るからね」
御崎 陽:「……うん、ごめんよ。ありがとう。……ボクはきっと、これからも止まれない。キミのお陰なんだ」
御崎 陽:「いつだって、キミのいるところへ笑って帰るさ。だって、ボクはそうありたいからね」そう言って、麻衣の手の甲へそっと口づけをする。
御崎 陽:約束するさ。不可能なんて、きっとないんだ。
御崎 陽:「……というところで、さて、水族館へ行こうか」
六条 麻衣:[
ギレイ・アーランド:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:54->55)
六条 麻衣:「うん!」
御崎 陽:立ち上がって歩き出します。さっきまでテンションでなんとかなっていましたが、すっげえフラッフラ。
六条 麻衣:「もう、今日は行きません。そんな怪我じゃ、行っても大変でしょ」
六条 麻衣:咎めるように言って、でも、すぐに笑います。
御崎 陽:「ふ、不可能はないはず……あだっ」バランスを崩しました。この分じゃ無理ですね。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:55->56)
六条 麻衣:「ふふっ。また、行きたいときに行けばいいじゃない。私たちの未来はまだまだ続くんだから」
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:56->57)

【Scene2-3:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】

ニザ・ランロータ:――チャイムが鳴る。
ニザ・ランロータ:公立陽下学園の、その日の授業の終わりを告げる鐘の音。
ニザ・ランロータ:放課後の教室から、生徒たちはめいめいに散っていく。
ニザ・ランロータ:植物を纏った少女もまた、その内のひとり。帰り支度を整えていく。
ニザ・ランロータ:この、人々が思い思いに連れだって、西日の中それぞれの日常に分かれていく時間が、少女は好きだった。
ニザ・ランロータ:その時間を堪能するように、いつも思いがけず、ゆっくりと帰り支度をしてしまう。
ニザ・ランロータ:そうしていると、決まって“彼”が席まで迎えに来てしまう――のだが。
ニザ・ランロータ:「……あれ?」 用意を終えきって、独り。思わず、彼の席を振り返る。
ギレイ・アーランド:「……」
ギレイ・アーランド:座ったまま、どこか深刻そうな顔で俯いてます
ニザ・ランロータ:「ギーくん……?」 小さく呟いて、それから席を立つ。
ニザ・ランロータ:前からではなく後ろから、足音を立てずに、彼の席に近づく。
ニザ・ランロータ:そして、とん、と肩を優しく叩く。
ギレイ・アーランド:「……?」ゆっくりと後ろを振り向きます
ニザ・ランロータ:では君は、振り向いた頬にツンと指が刺さるのを感じるでしょう。
ギレイ・アーランド:「み゛っ」
ニザ・ランロータ:細い、右手の人差し指。その持ち主は、ひそやかにクスクスと笑っている。
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:32->33)
監督:無銘@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:33->34)
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:34->35)
ニザ・ランロータ:「ふふっ! ひっかかっちゃいましたね」
ギレイ・アーランド:「…ニザ、急に何を…」
ギレイ・アーランド:この時になってようやく、周りの生徒の大半が帰っていることに気づきました
ニザ・ランロータ:「放課後ですよ、ギーくん。帰りましょう?」 窓の向こう。オレンジに染まる空を指す。
ギレイ・アーランド:「あ…あぁ。そうだね…帰ろう」
ギレイ・アーランド:放課後。
ギレイ・アーランド:もう、放課後か。
ニザ・ランロータ:「でも、珍しいですね。ギーくんがぼうっとしてるなんて」
ニザ・ランロータ:「いつもは私がギーくんに注意される方なのに……あんな声も、初めて聞いちゃった」 楽しげに笑う。
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:35->36)
ギレイ・アーランド:「ああ、いや…」
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:36->37)
ギレイ・アーランド:歯切れの悪い、あいまいな返事をしながら荷物をまとめて歩き出します
ギレイ・アーランド:「声のことは、不意打ちだったからだよ。あんな、子供じゃないんだから…」
ギレイ・アーランド:少し早口で、普段ならしないだろう言い訳を重ねてしまう
ニザ・ランロータ:なら、そのいつもとは違う様子に相槌を返しながら、やはり楽しそうに笑っている。
ニザ・ランロータ:そうやって歩きながら、周りからひとがいなくなったタイミングで。
ニザ・ランロータ:「……何か、お悩みですか?」
ギレイ・アーランド:「……っ」
ギレイ・アーランド:何か、お悩みですか。
ギレイ・アーランド:きみは当たり前のように、こんな日も僕の心配をしてくれる
ニザ・ランロータ:さっきまでの子どもっぽい笑みは鳴りを潜め、心配そうな表情をしている。
ギレイ・アーランド:「……逆に聞くけど、」
ギレイ・アーランド:「ニザは、どうしてそんなに…普段通りでいられるのかな」
ニザ・ランロータ:「私、ですか?」
ギレイ・アーランド:今日一日、何も手につかなかった
ギレイ・アーランド:分かってはいたことだ。全て了承済みでここに立っている。だけど、
ギレイ・アーランド:いよいよ明日──ステラバトルが、開かれる。
ニザ・ランロータ:「…………。ギーくん」
ニザ・ランロータ:小さく震えるその手に、手を伸ばす。
ニザ・ランロータ:触れればきっと、君は気づく。あたたかな体温を持つ少女の手もまた、小さく震えていることに。
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:37->38)
ニザ・ランロータ:「同じ、なんです。私も……」
ニザ・ランロータ:「……故郷の国を、取り戻したい。そう願って、精いっぱい咲こうとしているけれど」
ニザ・ランロータ:「やっぱり、寒いんです。土の中は、まだ」
ギレイ・アーランド:「……っ」
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:38->39)
ニザ・ランロータ:言葉を紡ぎながら、きゅっと、君の手を握る力を強める。
ニザ・ランロータ:「……でも。でもね。知ってるんです、私」
ギレイ・アーランド:手を握られることは、たまにある。
ギレイ・アーランド:だけど、こんなに強く…まるで縋りつくように握られたことなんて、今までなかった。
ニザ・ランロータ:「朝。扉を開ければ、ギーくんがいて。肩を並べて学校に行って。一緒にお昼を食べて……」
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:39->40)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:40->41)
ニザ・ランロータ:「授業中、後ろを向いたとき。たまに、目が合って。呆れたようなその目が、くすぐったくて」
ニザ・ランロータ:「そして、こんな風にお喋りしながら、家に帰る……そんな“普段通り”が」
ニザ・ランロータ:「私に、咲くために温かさをくれるって」
ギレイ・アーランド:ああ、きみも。
ニザ・ランロータ:「ギーくん。私たち……<ふたりでひとり>(ブリンガーとシース)でしょう?」
ギレイ・アーランド:「…………ニザは、」
ギレイ・アーランド:きみもそうなんだ。当たり前だ。
ギレイ・アーランド:「ニザは、たまにすごくポエミーなことを言うよな」
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:41->42)
ニザ・ランロータ:「……えっ」 きょとん、と目を丸める。
ニザ・ランロータ:「えっ、えっ。そう……そう、なんですか?」
ギレイ・アーランド:「……ふふ、なんだ…自覚なかったのか」
ニザ・ランロータ:自分では全然思ってなかった指摘に、なんだか無性に恥ずかしくなってくる。
ニザ・ランロータ:首元から覗く蕾も、知れず二分咲きにほころぶ。
ギレイ・アーランド:ニザは、たまにすごくポエミーなことを言う
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:42->43)
ギレイ・アーランド:気分がいいと鼻歌を歌うけど、よく音程が外れてるし
監督:無銘@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:43->44)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:44->45)
ニザ・ランロータ:「……うう。ポエミー……なの、かな……」 顔を覆いたい気持ちだけど、握った手前、手を離せない。
ギレイ・アーランド:基本的に勉強熱心なのに、何故か披露する知識に限って聞きかじりの浅いものだし
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:45->46)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:46->47)
ギレイ・アーランド:「ああ、ごめん…半分は褒め言葉のつもりで言ったんだ」
ニザ・ランロータ:苦し紛れに逸らしていた顔を、その言葉で戻す。
ギレイ・アーランド:彼女は当たり前にいる1人の少女で、
ニザ・ランロータ:「……もう半分は?」 少しだけ、頬を膨らませて尋ねる。
ギレイ・アーランド:「……言わぬが花、っていう言葉があってね」
ギレイ・アーランド:彼女の二分咲きを見ながら言います
監督:無銘@見学:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:47->48)
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:48->49)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:49->50)
ギレイ・アーランド:ああ、こんな風に…普段通りの会話をしていれば、それでよかったんだなと。
ギレイ・アーランド:今日一日、損をした気分になりました。
ニザ・ランロータ:「もうっ、ギーくん。……ふふっ」 膨らませていた頬を、ふわりとほころばせる。
ニザ・ランロータ:「……いいですよ、だ。私だってさっき、ギーくんがちょっと笑ったの、見てましたから」
ニザ・ランロータ:「引き分けですねっ」 謎に自慢げな笑みを浮かべる。
ギレイ・アーランド:自慢げな笑みがかわいい
ギレイ・アーランド:「何がどう引き分けか、分からないけど」
ギレイ・アーランド:「まあ、うん…いいんじゃないかな。引き分けで」
ギレイ・アーランド:それにしても、落ち着いてみればこれ力強く手なんか握ってるけども
ギレイ・アーランド:一体、いつまで握ってていいのかな…
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:50->51)
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:51->52)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:52->53)
ニザ・ランロータ:「ふふっ! ええ、いいんです」 嬉し気に、握った手を小さく揺する。
ニザ・ランロータ:「この決着は…‥また、“後日”」
ニザ・ランロータ:「ね?」
ギレイ・アーランド:「…ああ、また“後日”。それがいい」
ギレイ・アーランド:手は、ニザの部屋の前まで繋いで帰った。
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:53->54)
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:54->55)

御崎 陽:献花 ニザ・ランロータのブーケを+1💐しました。(ブーケ:55->56)

【Scene2-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】

五百木凜奈:オカ研の部室。幽霊部員も多いこの部活では、部室の人数が少ないことも稀ではなかった。
五百木凜奈:今日も同じく。いや、今日は特にと言っていいだろうか。部室には凜奈とユイしかいなかった。
麻丘ユイ:「ふんふふーん♪」 上機嫌さを隠そうともせず、椅子をギッコギッコ揺すっている。
五百木凜奈:そして今日、特異なことが他にあるとすれば、それは、テーブルに広げられたお菓子やジュースの山だった。
五百木凜奈:「さて、そろそろ聞きたいのだが、この甘ったるい飲食物の山は一体なんだい?」
五百木凜奈:(まぁ、予想はついている――というか、十中八九”アレ”が原因に違いない)
麻丘ユイ:「ふふっふー……あっ」 自分で作ってきた菓子も並べていたが、ぶちょーの言葉に手を止める。
麻丘ユイ:「その反応……ぶちょー、さては」
麻丘ユイ:「今日が何の日か、覚えてませんね!?」
麻丘ユイ:ふう、と肩を竦めるユイ。
五百木凜奈:「んー、さて、なんだったかなぁ?」わざとらしく首を傾げる。
麻丘ユイ:「も~~~ぶちょーってばぁ! こんなに大事な日なのにー!」
五百木凜奈:「あはは。悪い悪い。その反応が見たくて弄ってみただけだ。そう怒らないでくれ」
五百木凜奈:「勿論、覚えているさ」
ウルル=ノラキャット:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:34->35)
麻丘ユイ:「やれやれー、まあ分かってますって大丈夫、ぶちょーのそんなドライなところもあたしは大々々好えええーっ!?!?」
麻丘ユイ:驚きのあまりギッコギッコしてた椅子からひっくり返る!
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:35->36)
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:36->37)
麻丘ユイ:「えっ……おぼ、おぼぼぼ?」
麻丘ユイ:「お、覚えてたんですか? えっホントに!?」
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:37->38)
麻丘ユイ:「やだもぉーーーっぶちょーのイジワル! 素敵! 好き!! えへへへへ」
五百木凜奈:「あぁ、ホントだとも。私が冗談の一つでも言ったことがあるかい? ……あ、いや、さっきトボけたことは抜きにしよう」
麻丘ユイ:椅子を元の位置に引っ張ってきて、しっかりと座り直す。
麻丘ユイ:「えへへへー。嬉しいです! じゃあ、『せーの』で乾杯しましょっか!」
麻丘ユイ:ふやけた笑顔でコップにオレンジジュースを注ぐ。
五百木凜奈:「そうだな、祝い事は分かち合って祝うべきだ。では!」
五百木凜奈:「せーのっ!」
麻丘ユイ:「せーのっ!」
五百木凜奈:「ユイの誕生日、おめでとう!」
麻丘ユイ:「ステラナイト結成一ヶ月記念日、おめでとーございまーすっ!」
麻丘ユイ:「…………」
五百木凜奈:「……えっ!?」
麻丘ユイ:「……へっ?」
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:39->40)
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:40->41)
五百木凜奈:「ステラナイト、結成一ヶ月記念? 確かに、それくらい経つような気はするが……」
麻丘ユイ:「あれっ……あっホントだ!? あたし誕生日じゃん!!」
麻丘ユイ:「え~~~……えっ、ぶちょー、覚えててくれた……んですか」
五百木凜奈:「それは、な。前に言ってたから、記憶にひっかかってたのさ」
五百木凜奈:「そう、記憶に引っかかってただけで、一ヶ月前からあれこれ準備を考え始めてたりとか、そういうのはないからな。ホントだぞ」
麻丘ユイ:「…………」 まったく予期してなかった事態にリアクションが追いついてない
五百木凜奈:「おーい、大丈夫か?」ユイの目の前で手を振ってみる。
麻丘ユイ:「あっふぁい! だっだだだだ大丈夫です!!」
五百木凜奈:「そうか? それならいいが……」心配そうに顔を近づける凜奈。
麻丘ユイ:「あっ――」
麻丘ユイ:(これは、まさか……! 誕生日プレゼントが、そういうやつ!?!?!?!?)
麻丘ユイ:きゅ、っと目を瞑る。
ウルル=ノラキャット:好き。五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:41->42)
五百木凜奈:凜奈はユイの手を取り、微笑み、更に顔を近づけ、ユイの唇に――
五百木凜奈:いや、唇を通り越して、耳元で囁いた。
麻丘ユイ:どきどきどきどき
五百木凜奈:「誕生日、おめでとう」そっと、包み紙に入ったプレゼントを手の中に入れる。
五百木凜奈:「これが、私からのプレゼントだ」
麻丘ユイ:「ひゃひっ」 囁き声にビクンと背筋が伸び、目も開かれる。
五百木凜奈:(ユイに渡したのは、UFOを模した髪留め。気に入ってくれるといいんだが……)
麻丘ユイ:「……あっ」 その拍子に、見つける。いつの間にか手の中にあった、綺麗にラッピングされたプレゼントを。
麻丘ユイ:(で……ですよね~~~!)
麻丘ユイ:(ああああ良かった! これでホントに、されてたら! その場で嬉死してステラバトル不戦敗だったかもしれない!!)
御崎 陽:お誕生日おめでとう! 五百木凜奈のブーケを+1💐しました。(ブーケ:43->44)
麻丘ユイ:「はあはあ……あ、開けてもいいですか?」
五百木凜奈:「あぁ、むしろ早く開けてもらって、評価を聴きたい。ちゃんと、気に入ってもらえるか、さっきから不安なんだ」
五百木凜奈:所在なさげに髪の房をいじったりしている凜奈。
麻丘ユイ:(ソワソワするぶちょーかわいい~~~)
麻丘ユイ:「で、では失礼して……」 ラッピングすらも尊いかのような慎重な手つきで開ける。
五百木凜奈:どきどきどきどき
麻丘ユイ:「…………」
麻丘ユイ:「……わあっ」 入っていた髪留めを、眩しそうに掲げる。
ウルル=ノラキャット:エモーい!五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:44->45)
麻丘ユイ:「……ぶちょー。これ、あたしのために?」
五百木凜奈:「うん。……前髪が邪魔になってきた、と言っていただろう? それと、UFOの形なのは、ちょっと私らしさを出したいと言うか――」
五百木凜奈:「私のことを少しでも考えてくれたらな、という気持ちがあって、だな……うん……」
御崎 陽:独占欲! 五百木凜奈のブーケを+1💐しました。(ブーケ:45->46)
麻丘ユイ:今まで、あまり髪に気を遣ったことがなかった。
麻丘ユイ:そそっかしい性格で、しょっちゅうどこかにぶつかったりしていたから。長い髪は、危険だろうと。
麻丘ユイ:長いこと、ショートヘアだった。それゆえか、女の子らしく髪を何かいじったことなど、一度もなかった。
麻丘ユイ:たとえ、留めるだけの髪留めでも。これが――最初の。
麻丘ユイ:「……えへへ。ぶちょー」 顔を、少しだけ俯かせて。
麻丘ユイ:「ぶちょーの手で、つけてもらってもいいですか?」 もらった小さなUFOを差し出す。
五百木凜奈:「あ、うん。いいとも」突然の申し出に少し驚きつつも、受け入れる。
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:47->48)
五百木凜奈:さらりとした光を反射する髪。私は大事な後輩の髪に、ぎこちないながらも、なんとか髪留めをつけることに成功する。
五百木凜奈:「これで、どうだ?」もう少し彼女の紙に触っていたかったが、あまり不躾に触るのは悪いと思い、堪える。
麻丘ユイ:髪留めが、ちゃんと自分の一部になってくれたことが分かると。俯かせた顔をあげる。
麻丘ユイ:「……えへへ。似合って、ますか?」 瞳を潤ませながら、微笑んで問いかける。
五百木凜奈:黒い髪の端に、UFOの髪留め。それはまるで星空に浮かぶUFOみたいだな、と思う。そしてその様子は、とても綺麗だとも。
五百木凜奈:「あぁ、似合っているとも。とても、可愛らしい」
麻丘ユイ:その言葉を聞いてしまったら。もう、いてもたってもいられず。
麻丘ユイ:気づけば、ぶちょーに抱き着いていた。
五百木凜奈:「……!」
麻丘ユイ:「……ぶちょー」 涙の混じった声で、想いを絞り出す。
麻丘ユイ:「あたしの中は……とっくの、とっくのとっくのとっくの前から、ぶちょーのことでいっぱいです……!」
五百木凜奈:「……っ」
御崎 陽:五百木凜奈のブーケを+1💐した!(ブーケ:48->49)
五百木凜奈:その言葉を聞いてしまったら、私の方も、いてもたってもいられず。
麻丘ユイ:「ずっと……ずっと、いつまでも」 小さな身体を抱きしめる腕に、一層の力がこもる。
五百木凜奈:気がつけば、ユイを抱きしめ返していた。
麻丘ユイ:「一緒ですからねっ……!!」
五百木凜奈:「ありがとう。いつまでも、一緒に。あぁ、うん、そうだな。一緒に――互いを支え合っていこうな」
五百木凜奈:そうして二人は強く抱きしめあっていた。部室に入ろうとしていた部員が大層入りづらそうにしていたのだが、それはまた、別の話――。
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:49->50)
ウルル=ノラキャット:好き。五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:50->51)
御崎 陽:今日は部室に入れず帰りました 五百木凜奈のブーケを+1💐しました。(ブーケ:51->52)

【幕間】

【Scene3-1:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】

ウルル=ノラキャット:ダッダッダッダッダッダッ
佐々木 ひかり:「あががががががが」
ウルル=ノラキャット:こ、ここは紛れもなく環状道路!どこまでも続くその道を走る二人の…いや一人の少女!
ウルル=ノラキャット:ダッダッダッダッダッダッ
ウルル=ノラキャット:ダダダダダダダダダダダッ
ウルル=ノラキャット:走っています
佐々木 ひかり:「うっ……ウルちゃん!今日はなんだかいつにもっ!!まっ、増して速いですね!!」
佐々木 ひかり:ひた走る一人の少女!そしてその背に、もう一人!
ウルル=ノラキャット:「そうかなっ!そうかもっ!それはいいなっ!」
佐々木 ひかり:「ええっ……!わ、私も今日は……いつもよりだっ、大丈べっ……です」
佐々木 ひかり:舌噛んだけどスルー!
ウルル=ノラキャット:相棒をおんぶしたまま走り出し、数分が経ちました
ウルル=ノラキャット:遂に、トップスピードです
ウルル=ノラキャット:「よしっ…じゃあ…いこう!」
佐々木 ひかり:「はいっ……!」
ウルル=ノラキャット:「せーの!」
佐々木 ひかり:「ウィーンガシャーン!」
ウルル=ノラキャット:「ウィーンガシャーン!」
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:75->76)
ウルル=ノラキャット:まばゆい光が二人を包み、神秘的な雰囲気です
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:76->77)
ウルル=ノラキャット:ウルルの背に乗ったひかりが徐々に形を変えていく!
監督:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:77->78)
ウルル=ノラキャット:気付けばそこには…ジェットエンジン!!
ウルル=ノラキャット:ダダダダダダダダダダダッ
ウルル=ノラキャット:ダンッ
ウルル=ノラキャット:ドッゴーーーーンッ!!!!
ウルル=ノラキャット:ジェットエンジンのフルバーストで、空へと飛び立ちました
五百木凜奈:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:78->79)
ニザ・ランロータ:ウルル=ノラキャットのブーケを+1💐した(ブーケ:79->80)

【Scene3-2:五百木 凜奈/麻丘ユイ】

五百木凜奈:放課後――いや、もはや夜に近い時刻の部室に凜奈とユイの二人は居た。
五百木凜奈:「ふふん、部室の鍵を返すフリをして、こう、いい感じにしといたのだ」
五百木凜奈:「やっぱり、ここでないと気合が入らないしな」
五百木凜奈:「じゃあ、変身と行こうか、ユイ」
麻丘ユイ:「きゃーっ! ぶちょーってば策士!」
五百木凜奈:変身キーワードを、一呼吸おいてから謳うように口ずさむ。
麻丘ユイ:「……はい」 浮かれた様子から一転、真剣な顔になる。その髪には、ぶちょーにもらった髪留め。
五百木凜奈:「子どもたちに祝福を」
麻丘ユイ:「あなたに祝福を」
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:52->53)
五百木凜奈:「メリー」
麻丘ユイ:「クリスマス――」
ウルル=ノラキャット:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:53->54)
麻丘ユイ:自分がほつれて、ぶちょーとひとつになる感覚。
麻丘ユイ:怖さなど、微塵もなく。ただ、愛しい人の武器となり、鎧となり、共にあることが、嬉しくて――
五百木凜奈:凜奈が手を伸ばすと、手の中に、布がするっと入る。
五百木凜奈:その布は袋状、中には重みがずっしり――そう、それは頭陀袋。
五百木凜奈:サンタクロースの創造を願う二人は、サンタクロースのような衣装で、共に戦うのだ。
五百木凜奈:小さな、あまねく全ての子供たちのために――
御崎 陽:イカす~! 五百木凜奈のブーケを+3💐💐💐しました。(ブーケ:54->57)
監督:五百木凜奈のブーケを+1💐した(ブーケ:57->58)

【Scene3-3:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】

ニザ・ランロータ:少女と少年が――朝、いつも顔を合わせ。夕刻、いつも別れる、廊下。
ニザ・ランロータ:そこから、扉を隔てた、部屋の中で。
ニザ・ランロータ:ふたりは、夜を迎えていた。
ニザ・ランロータ:「…………」 緊張の面持ちで立っている。
ギレイ・アーランド:「……」無言でニザの手を握る
ニザ・ランロータ:まるで仮の住まいであることを精一杯表すような、物の少ない部屋。ニザ・ランロータの部屋。
ニザ・ランロータ:「っ……ギー、くん」 顔をあげ、君を上目遣いに見つめる。
ギレイ・アーランド:「大丈夫。…大丈夫だよ」
ギレイ・アーランド:「きっと君なら出来るさ。信じてる」
ニザ・ランロータ:「……ふふっ。この間とは、逆ですね」 握られた手に、ゆっくりと力を返す。
五百木凜奈:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:56->57)
ニザ・ランロータ:「うん……“私たち”、なら」
ニザ・ランロータ:繋がった熱と熱に急かされるように。その言葉を紡ぐ。
ニザ・ランロータ:「――花は枯れても、また芽吹く」
ギレイ・アーランド:「──今日がその日なら、どれだけよかったことだろう」
ニザ・ランロータ:「世界は滅べど、願いが在る」
ギレイ・アーランド:「希望を追うから、絶望に追われることになる」
ニザ・ランロータ:「光を浴びて、花開く日まで……」
ギレイ・アーランド:「でも、彼女がそれを望むなら……」
ニザ・ランロータ:「私たちは、戦う」
ギレイ・アーランド:「俺たちは、戦う」
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:57->58)
ニザ・ランロータ:熱と熱が交わる。赤く、赤く――少女を染め上げる。
御崎 陽:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した!(ブーケ:60->61)
ニザ・ランロータ:燃えるような光はやがて、少女の纏う赤きエプロンドレスと、三角の頭巾に収束する。
ニザ・ランロータ:手の中に形作られたるは、かつていくつもの想いを繋いできた、陽光のように輝く押し花師の槌。
ニザ・ランロータ:また、その日々を取り戻すために。
ニザ・ランロータ:そして、願わくば。その日を、“彼”と共に迎えるために。
ニザ・ランロータ:少女を取り巻く蔦の先――大輪の花が咲いた。
六条 麻衣:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:61->62)
監督:ニザ・ランロータのブーケを+1💐した(ブーケ:62->63)

【Scene3-4:御崎 陽/六条 麻衣】

御崎 陽:麻衣の、部屋。
御崎 陽:新しく仲間入りした、イルカのぬいぐるみに目をやる。少し麻衣に似ているかも。
御崎 陽:視線を戻せば、目の前には麻衣自身がいる……ああいや、似てなどいるものか。1980円のイルカ風情が。
ウルル=ノラキャット:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:57->58)
御崎 陽:「……緊張してる?」
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:58->59)
六条 麻衣:「うん、陽ちゃん。そりゃあ、もちろん、ね」
御崎 陽:「ふふ、ボクもだよ」そう返して、それとなく彼女を壁際へ追いやる。
六条 麻衣:「……っ!余計、緊張しちゃう……」最後の方は、小声になっていた。
御崎 陽:左腕で退路を封じ、もじもじと動く彼女を見つめてみる。
御崎 陽:「ねえ、麻衣」顎に指を添わせれば、シルクのような感触が返る。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:59->60)
六条 麻衣:「なあに?」潤んだ瞳を、そちらに向ける。
御崎 陽:「誰よりキミを愛しているよ。麻衣」
ウルル=ノラキャット:好き。御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:60->61)
六条 麻衣:「私も。好きよ、陽」
御崎 陽:包み込むように、身体を寄せる。
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:61->62)
御崎 陽:ああ、キミの鼓動が伝わるくらいに。ボクの鼓動が、伝わってしまうくらいに。
御崎 陽:そうして、二人の鼓動が重なるように、溶け合って。
御崎 陽:少しばかり逞しく、けれど優美に。身に纏う白に金の縁取りを。
御崎 陽:高鳴る鼓動は、青のバラのコサージュに変えて。
ニザ・ランロータ:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:62->63)
御崎 陽:キミと一緒に、ボクと一緒に。さあ、まだ見ぬ貴方に、自由を――
監督:御崎 陽のブーケを+1💐した(ブーケ:63->64)

【最終章】

【Scene4:Stellar Nights】 舞台の幕は上がらない
喝采の声はない
これより始まるのは、世界を喰らう侵略者との戦い
願いの決闘場(フラワーガーデン)に咲き誇るのは、
ニザ・ランロータ。御崎 陽。ウルル=ノラキャット。五百木凜奈。
使命を遂げよ、星の騎士たちよ
この世界の命運は、あなたたちに託された

『銀剣のステラナイツ』

騎士であるならば剣をとれ
世界を守護するのはあなたたちだ

監督
https://www.youtube.com/watch?v=Awk8vCbvZ9k(戦闘曲もあるよ)

監督:アーセルトレイ最上層。
監督:その中央に位置する、願いの決闘場(フラワーガーデン)。
監督:それは、4組8輪の“ステラナイト”と、ロアテラの尖兵と化した市民”エンブレイス”の決戦の地。
監督:ステラバトルの舞台である。
監督:“ステラナイト”たちはそれぞれの世界より、この決闘場へと転送されていた。
ニザ・ランロータ:とん、と広場に降り立つ。
ニザ・ランロータ:どこかのお伽噺の工房から抜け出してきたような出で立ちの少女。
ニザ・ランロータ:身に纏うは、赤。赤のヒルガオーーニザ・ランロータ。
ウルル=ノラキャット:ドゴォォォォン!!
ウルル=ノラキャット:遥か上空から、地面へと垂直落下してきた1人の少女!
ウルル=ノラキャット:片手と両足で全ての衝撃を受け止め、完全なるスーパーヒーロー着地を決めた彼女の名は──ウルル=ノラキャット。
ウルル=ノラキャット:その背には、イカした外装のジェットエンジンが付いている。
五百木凜奈:大きな白い頭陀袋を、抱え直す。
五百木凜奈:赤と白の混じった服装、それはクリスマスに現れる、白ひげの老爺のよう。
五百木凜奈:しかし、その衣に身を包んだのは、少女。
五百木凜奈:白のオダマキ――その花章を持った、五百木凜奈だ。
御崎 陽:歩く歩幅は広い。
御崎 陽:艶めいた顔立ちに、自信を窺わせる青年が現れる。
御崎 陽:その腰には蔦這う一振りの剣を携えて。
御崎 陽:胸に寄り添い咲くは青のバラ――御崎 陽。
ニザ・ランロータ:「……皆さんが」 見回す。共に世界を守る、仲間。
ニザ・ランロータ:「ニザと申します。よろしくお願いします」 槌を握ったまま両手を揃え、お辞儀する。
御崎 陽:「ああ、こんなにも麗しい美女たちと手を取って戦えるなんて、光栄の至りだね」
ウルル=ノラキャット:「よろしく!私のジェットエンジンは黒くてかっこいいよ!」
御崎 陽:「ボクの名前は御崎陽。よろしくお願いするよ」
五百木凜奈:「凜奈だ。よろしく頼むよ」
ウルル=ノラキャット:「あっ名前!そうだ名前だな!」
ウルル=ノラキャット:「ウルル=ノラキャットという者だよ!よろしくね!」
五百木凜奈:「うん、皆頼りになりそうで助かるよ。……おっと、勿論私も頑張るつもりだがね」
ウルル=ノラキャット:うおっ腰から蔦生えてるすごい!かっこいい!って思いながらニザの方見てます
御崎 陽:「ニザ、凜奈、ウルル。みんな覚えた。こんなに素敵な人達だ、もう忘れたくても忘れられないかもしれないな」
ニザ・ランロータ:「……ふふっ」 声。言葉。態度。なんとなく良い人たちのように感じ、自然、顔がほころぶ。
監督:ガーデンの全体が淀み始め、空間に裂け目が生じる。
ニザ・ランロータ:「それで……敵は、っ!」
監督:足元がぐらつく。地面は柔らかく、まるでベッドのように。
監督:周囲には巨大なクッションが降り注ぎ、
御崎 陽:和気藹々とした雰囲気を収め、臨戦態勢へ。
監督:舞台の中心。巨大なクマ……のぬいぐるみが鎮座する。
監督:その直上。空間には巨大な、だが丸く太い指をした、これまた巨大な幼児の手。
ニザ・ランロータ:「……ずいぶん、可愛らしいですが」 目を丸めて見ている。
ニザ・ランロータ:「あれが、敵――」
ウルル=ノラキャット:「いやぁ、なるほどこういう感じか!」
エンブレイス:「ああ、あなた達が新しいお人形さんね?」
監督:クマのぬいぐるみが立ち上がり、声を発する。
監督:“エンブレイス”。ロアテラに精神を支配された者。
五百木凜奈:「ふむ。しゃべるぬいぐるみ……面白いな」
ウルル=ノラキャット:「んふふ」お人形さん呼ばわりはそれなりに合ってるので、ちょっと笑ってしまった
監督:胸元には、白いアマランサスの刺繍。
エンブレイス:「遊びましょう、遊びましょう!ロアテラのために!」
エンブレイス:「ステラナイトさんたち、たーんと踊ってみせてね?壊れるまで!」
ニザ・ランロータ:「……ギーくん……!」 名を呼び、槌を強く握る。この死地を乗り切る熱を。
御崎 陽:「ああ、遊んであげる――けれど、これを最後にしよう。キミを、ここから連れ出すんだ」
五百木凜奈:「そうだね。ここから連れ出そう。無垢な子供に、狂気は似合わない」
ウルル=ノラキャット:「それにしても…野生のクマって大きいんだな!動物園にいたのとは大違いだ!」
剣をもって願いを示せ
そして剣をもって敵を討て
――いざ開け、輝きと暗闇の舞台

監督:ステラバトルを開始します。
監督:ラウンドはセット、チャージ、アクション、カットの順に進みます。
監督:まずはセット。ガーデンへコマを配置します。
監督:先にエンブレイスですね。5に配置します。
監督:後はめいめいお好きなところへ配置宣言してください。
ニザ・ランロータ:6!
御崎 陽:ボクも6だ。
五百木凜奈:6に配置します。
ウルル=ノラキャット:6!
監督:OK!全員配置ね。
  ニザ 御崎
五百木 ウルル

 Garden6 



Garden1

エンブレイス

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場




Garden2



  Garden4  



 Garden3 
監督:ラウンド1、舞台のセットが発動します。
【ふかふかほわほわ♪】
足元はふっかふか♪
ふわふわのベッドに、ほわほわのクッション♪
えっ? 足場が悪い? 別にいいでしょ?
監督:このラウンドの間、エネミーの防御力を+1します。
監督:防御力は5に。
監督:セット終了。チャージに入ります。
監督:チャージはめいめい、チャージの数+現在のR数(=1)のダイスを振ってください。
監督:4b6
DiceBot : (4B6) → 4,1,3,3

ウルル=ノラキャット:ダイス合計:9 (4D6 = [3 1 4 1])
御崎 陽:4b6
DiceBot : (4B6) → 2,5,3,3

ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 18[5,5,3,5] → 18

監督:なお、ブーケの効果を使用することで、この出目を操作することが可能です。
五百木凜奈:3d6
DiceBot : (3D6) → 5[2,1,2] → 5

監督:・プチラッキー(3枚消費) 出目一つの数値を1だけ増減する。
監督:・リロール(5枚消費) 全てのダイスを振り直させる。1回の判定に1回まで。
監督:あ、行動順の宣言もお願い!
監督:ニザ→御崎→ウル→五百木の順ね。OK!
監督:ブーケの使用がある人は宣言をお願いしますね。
ニザ・ランロータ:プチラッキー使用。5をひとつ、6に。
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-3した(ブーケ:64->61)
御崎 陽:ブーケ使いません!
ウルル=ノラキャット:特になしー
五百木凜奈:プチラッキー使用。2をひとつ1に。
五百木凜奈:カウンターリモコンの編集がよくわからないです!
監督:いくつになった!って言ってくれれば表はこっちで触るよ!
五百木凜奈:ブーケを-3して、55になった!
監督:OK!それでは、アクションに入ります。
監督:エンブレイスの行動から。
監督:アクションは出目を好きな順に消費して対応するスキルを使用できます。
エンブレイス:まずはNo.3《裏切りの象徴(フラワーガーデン・アマランサス)》を使用。
監督:全員、自分自身に対して【アタック判定:4ダイス】を振って自傷してください。
御崎 陽:4d6
DiceBot : (4D6) → 19[1,6,6,6] → 19

ウルル=ノラキャット:ダイス合計:9 (4D6 = [2 1 4 2])
五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 14[5,6,1,2] → 14

ニザ・ランロータ:出目3を消費、《舞い踊るヒルガオの花》
ニザ・ランロータ:このアタック判定の間、全員の防御力を+1
ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 14[6,4,1,3] → 14

監督:アタック判定についてですが、先述のリロールによる全振り直しと
監督:4枚消費してダイスを+1個するダイスブーストが可能です。使用したい人は宣言してね。
御崎 陽:スキル2≪咲き乱れよ、騎士のために≫で防御力-1、アタック判定のダイス+1のため、陽の出目の総計は[1,6,6,6,1]です。
監督:アタック判定の処理としては、出目のうち、防御力以上を出した目がダメージとなります。
ニザ・ランロータ:ぼくは確定で。防御上がって4なので2点貰います。耐久11→9
五百木凜奈:確定でー。2点受けて、耐久16→14。
御崎 陽:防御値のマイナスはニザが打ち消してくれているので、3のまま。リロールしまーす。
御崎 陽:リロール!御崎 陽のブーケを-5しました。(ブーケ:64->59)
ウルル=ノラキャット:「せい!痛っ、ちょっとチクッてした!」1点ダメージで耐久16→15です
御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 2,4,4,3,1

御崎 陽:ついでにプチラッキーで4をひとつ3にしよう。
御崎 陽:プチラッキー!御崎 陽のブーケを-3しました。(ブーケ:59->56)
五百木凜奈:プチラッキーはチャージ判定のみでは?
監督:チャージのみだね!
御崎 陽:どこでもじゃないのかあれ!了解!
御崎 陽:プチラッキーうそ!うそでーす!御崎 陽のブーケを+3しました。(ブーケ:56->59)
ニザ・ランロータ:「っ……間に合って!」 槌で地を叩けば、ヒルガオの花弁が周囲に舞う。儚い盾がステラナイトたちを守る。
御崎 陽:じゃあ2点貰って耐久値12→10。
監督:処理を継続します。その後、全てのステラナイトは自分と同じガーデンに居るステラナイトから1体を選んで
監督:【アタック判定:4ダイス】。
監督:全員対象だし、順繰りにしましょう。自分の次の行動順のやつを攻撃してください。
ニザ・ランロータ:じゃあまずわたしから
ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 15[5,4,5,1] → 15

監督:訂正!対象は自由です!
ニザ・ランロータ:後出しですけど対象は五百木さんで
ニザ・ランロータ:3点あげます。
五百木凜奈:はーい。耐久は14→11!
御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 5,5,3,2,1

御崎 陽:ごめん対象忘れてた……引き続き凜奈ちゃんだ
五百木凜奈:あいあい。11→9!
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:13 (4D6 = [1 5 4 3])
ウルル=ノラキャット:じゃあ3点!ニザちゃんに滅びのバーストストリーム!
ニザ・ランロータ:いたい
ニザ・ランロータ:耐久9→6
五百木凜奈:ウルルちゃんを殴ります。
五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 13[5,1,5,2] → 13

ウルル=ノラキャット:「ぐわーっ!?」2点のダメージで15→13!
エンブレイス:2回め!No.3《裏切りの象徴(フラワーガーデン・アマランサス)》。
エンブレイス:全員、自分自身に対して【アタック判定:4ダイス】を振って自傷してください。
ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 17[4,5,6,2] → 17

御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 2,4,1,5,3

五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 12[1,6,4,1] → 12

ニザ・ランロータ:3つ貰います。耐久6→3
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:15 (4D6 = [6 1 2 6])
御崎 陽:防御2なので4点。とても痛い。耐久9→5。
五百木凜奈:2点もらいます。耐久9→7
ウルル=ノラキャット:2点入って13→11
エンブレイス:その後、全てのステラナイトは自分と同じガーデンに居るステラナイトから1体を選んで【アタック判定:4ダイス】。
ニザ・ランロータ:五百木さんを殴ります
ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 11[4,3,2,2] → 11

ニザ・ランロータ:1点もらってくれ!
五百木凜奈:はーい。耐久7→6
御崎 陽:ウルルに斬りかかるよ
御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 6,2,3,5,3

ウルル=ノラキャット:4点入って、11→7!
御崎 陽:リロール!御崎 陽のブーケを-5しました。(ブーケ:59->54)
御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 1,3,4,3,2

御崎 陽:3点斬りかかります。
ウルル=ノラキャット:訂正!3点入って、11→8!
ウルル=ノラキャット:五百木さんにジェットエンジン吹かせて突撃します
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:12 (4D6 = [4 2 3 3])
五百木凜奈:1点受けて、耐久6→5
五百木凜奈:ウルルちゃんに頭陀袋で殴ります。
五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 19[6,4,5,4] → 19

五百木凜奈:リロール!ブーケを55→50に。
五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 10[4,1,2,3] → 10

ウルル=ノラキャット:二点受けて、8→6!
ウルル=ノラキャット:「ピガッ…、なぁに余裕余裕!」
エンブレイス:次の行動。No.1《騎士のたしなみ》。移動はせず、【アタック判定:3ダイス】をウルルに。
エンブレイス:3b6
DiceBot : (3B6) → 5,2,4

ウルル=ノラキャット:二点受けて、6→4!
ウルル=ノラキャット:「ガガピー!ヨ、ユウ…ヨユウ…」
エンブレイス:「あなた、頑丈そうねっ!」クマのぬいぐるみのパンチが炸裂する。
エンブレイス:残ダイスの4は未使用のまま保持します。手番終了。
ニザ・ランロータ:じゃあ動きます。
監督:あ、ニザさんの手番の前にですね
監督:舞台の【予兆】が垣間見えます。
ニザ・ランロータ:あったなそんなもん……
監督:これはニザさんの行動終了後に発動するものです。
監督:【予兆:ぴょんぴょんうさぎさん♪】
監督:ニザの行動終了後、最もガーデン番号の低いステラナイツ1体に【アタック判定:7ダイス】。
監督:今日は誰と遊ぼうかな? うさぎさんのぬいぐるみが首を傾げているよ
監督:予兆は終わりです。行動をどうぞ。
ニザ・ランロータ:では改めて。ダイス目5を消費して、《戦場の華》
ニザ・ランロータ:エンブレイスにアタック判定:3ダイスします
監督:きませいっ
ニザ・ランロータ:3d6
DiceBot : (3D6) → 5[1,1,3] → 5

ニザ・ランロータ:これはリロールですねえ
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-5した(ブーケ:61->56)
ニザ・ランロータ:3d6
DiceBot : (3D6) → 7[1,2,4] → 7

ニザ・ランロータ:1点でーす
監督:あ、いえ、エンブレイスは初期防御値4で
監督:現在、舞台の効果により防御力+1されているので
ニザ・ランロータ:せやった
監督:カキーンです。
ニザ・ランロータ:とまれ追加効果で、耐久を同じガーデンにいるキャラクター数回復するので
ニザ・ランロータ:耐久3→7です
ニザ・ランロータ:続けます。同じくダイス目5を消費して、《戦場の華》
ニザ・ランロータ:一個くらい増やそう。はやく耐久見たいし
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:56->52)
ニザ・ランロータ:4つ振ります
監督:どうぞ!
ニザ・ランロータ:4d6
DiceBot : (4D6) → 18[2,6,6,4] → 18

ニザ・ランロータ:よしよし
エンブレイス:それは2点のダメージを受ける!
ニザ・ランロータ:同じく回復しますね。耐久7→11
エンブレイス:耐久力は36点から34点になりました。
ニザ・ランロータ:――開幕放たれた猛攻。傷つき、枯れかける花たち。
ニザ・ランロータ:この光景を知っている。かつて滅んだ、遥かな故郷。
ニザ・ランロータ:もう二度と、起こさせてはならない――少女は、飛び出す。
ニザ・ランロータ:「は、ああああっ!!」 赤く輝く槌を振るう。与えたダメージは軽微なれど、その輝きが、己が傷を癒していく。
ニザ・ランロータ:ダイス目6は温存して手番終わりです。
監督:OK!それでは【予兆】が発動します。
エンブレイス:【発動:首がぴょんぴょんバニー】
エンブレイス:今日は誰と遊ぼうかな? うさぎさんのぬいぐるみが牙を剥いているよ
監督:最もガーデン番号の低いステラナイツ1体に【アタック判定:7ダイス】。
監督:複数体居るのでこちらで指定します。ニザさんにアタック。
ニザ・ランロータ:こいっ
エンブレイス:7b6
DiceBot : (7B6) → 4,1,3,2,4,3,3

ニザ・ランロータ:5点受けます。耐久11→6
エンブレイス:兎のぬいぐるみがぴょんと出現。首を掻き切る機動でニザの真横を通り過ぎた。
ニザ・ランロータ:「ううっ――!」 攻撃後の隙をつかれる。辛うじて身を躱すも、肩を深々と裂かれヒルガオの花弁が散る。
監督:次は御崎さんの手番。
監督:【予兆:ふっくらねこさんの大ジャンプ】
監督:御崎さんの手番終了後、最もガーデン番号の高いステラナイツ1体に【アタック判定:7ダイス】。
エンブレイス:ぽよよん♪大きな猫さんが飛び上がるよ。遊んでほしいみたい♪
御崎 陽:まず、ダイス目5を使用して≪誇り高き一騎打ち≫を使用。エネミーを連れてガーデン3へ移動します。
   ニザ
五百木 ウルル

 Garden6 



Garden1



  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場




Garden2



  Garden4  
 御崎
エンブレイス

 Garden3 
御崎 陽:ダイス目3を使用。≪深海の剣≫で、アタック判定をダイス計5個分行います。
御崎 陽:これ、まとめて処理していい?
監督:あ、や、別にしてほしいです
ニザ・ランロータ:ダイスボーナスとリロールに関わるからなあ
御崎 陽:あ、リロールはそうか
監督:判定も常時+1分があるので3→4のはず。
御崎 陽:そうだった
御崎 陽:そういう設計だったわこれ…
御崎 陽:はい、では気を取り直して
御崎 陽:ダイスブースト!(ぱぱん!)御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:54->50)
御崎 陽:柏手の音残ってた……ダイスブーストで、前半のダイスを増やします。
御崎 陽:4b6
DiceBot : (4B6) → 5,4,6,5

エンブレイス:3点ダメージ!耐久は34→31に。
エンブレイス:で、2撃目に対してはスキルを使用します。
エンブレイス:No4《輝きの盾(ホワイト・シールド)》。耐久力を1点回復、この判定の防御力を+1。
エンブレイス:耐久は32になり、この判定時のみ防御力6です。
御崎 陽:4b6
DiceBot : (4B6) → 2,4,6,4

監督:あっ1点は通された!
エンブレイス:耐久32→31です。
御崎 陽:もう一度ダイス目3を使用。≪深海の剣≫で、アタック判定を3回+4回行います。
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!(ぱぱん!)ウルルのブーケを-12してダイス3個分負担します!
御崎 陽:ありがたき。では3+3個で前半の判定。
御崎 陽:6b6
DiceBot : (6B6) → 3,1,3,3,5,6

御崎 陽:リロール!御崎 陽のブーケを-5しました。(ブーケ:50->45)
御崎 陽:6b6
DiceBot : (6B6) → 2,4,5,3,6,6

御崎 陽:3点!
エンブレイス:3点ダメージ!31→28に。
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!(ぱぱんぱんぱん!)ウルルのブーケを-12してダイス3個分負担します!
御崎 陽:とてもありがたき。4+3個で後半の判定。
御崎 陽:7b6
DiceBot : (7B6) → 4,4,4,1,4,4,2

監督:こいっ
御崎 陽:リロール!御崎 陽のブーケを-5しました。(ブーケ:45->40)
御崎 陽:あ、このリロールはアリだよね?
監督:だいじょうぶ!
御崎 陽:よし!
御崎 陽:7b6
DiceBot : (7B6) → 4,2,5,5,1,3,3

エンブレイス:甘んじて2点!耐久は28→26。
御崎 陽:最後に、残ったダイス目2≪咲き乱れよ、騎士のために≫を凜奈へ使用します。
監督:ではチャージ判定をば!
五百木凜奈:1d6
DiceBot : (1D6) → 1

五百木凜奈:プチラッキー使用3回で、ブーケ50→41。ダイスを4にします。
五百木凜奈:あ、耐久2点回復です。
五百木凜奈:5→7!
御崎 陽:勇み足で斬りかかった相手は、自分自身であり、仲間であった。それは、どんな醜悪な幻であったろう。
御崎 陽:それでもこの身は、戦うためにまだ動く。夢と共にあるのだから。
御崎 陽:自身とエンブレイスをバラの花弁が覆い隠す。次の瞬間、その姿は遠く離れ、ただ二人だけの場所。
御崎 陽:「――ボクと一緒に、踊ってくれるかな。剣の舞だ。気に入ってくれるといいんだが」
御崎 陽:見えた予兆を退けることは敵わない。だけどせめて、この花弁がその助けとなりますように――。
エンブレイス:【発動:ファットキャットプレス】
エンブレイス:飛び上がったねこが、大質量を持って叩き潰す。
エンブレイス:最もガーデン番号の高いステラナイツ1体に【アタック判定:7ダイス】。
エンブレイス:最も耐久の高い五百木さんを狙うぞ。
五百木凜奈:No.4“輝きの盾"を使用します。
五百木凜奈:耐久が7→8、この判定の間防御力が1増加して4→5!
エンブレイス:7b6
DiceBot : (7B6) → 5,1,1,4,6,2,5

監督:3点かな。
五百木凜奈:3点受けます。耐久8→5
エンブレイス:「どーん!!!」

御崎 陽:うむ!これは文句なしの美味しさです!(パァン)御崎 陽のブーケを+0しました。(ブーケ:40->40)

監督:ウルルさんの手番から再開します。
監督:まずは予兆の発生。
監督:【予兆:くまさん裁判】
監督:1d6
DiceBot : (1D6) → 5

監督:予兆で出た出目と同じ番号のガーデンのステラナイツ全員に【アタック判定:5ダイス】。
ニザ・ランロータ:あっぶねーー
監督:誰も居ない場合は代わりに、ステラナイツ全員に【アタック判定:4ダイス】。
ニザ・ランロータ:???
監督:巨大なくまがくるくると回ります。今日のわるい子役はだあれ?
ウルル=ノラキャット:まず、ダイス3『駆け巡れ宇宙を』で任意のキャラクターを1マス移動させます
御崎 陽:同意します。御崎はガーデン3から4へ。
ニザ・ランロータ:同意します。ニザはガーデン5へ。
五百木凜奈:同意。五百木はガーデン6→1に移動します。
ウルル=ノラキャット:私は動きません。ガーデン6のままです。
監督:OK!
 
ウルル

 Garden6 

五百木

Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場




Garden2

御崎

  Garden4  

エンブレイス

 Garden3 
ウルル=ノラキャット:では、《歪みの共鳴》を発動します。内容は《異形化》。
ウルル=ノラキャット:耐久が4→8に増えました
ウルル=ノラキャット:で、ダイス4『黒き絢めきは刃の如く』を発動します
ウルル=ノラキャット:ガーデン6→4に移動して、エンブレイスにアタック判定します
 


 Garden6 

五百木

Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場




Garden2

ウルル 御崎

  Garden4  

エンブレイス

 Garden3 
佐々木 ひかり:やっちゃえ!ウルちゃん!ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:40->36)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:56->52)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:52->48)
監督:きませい!
ウルル=ノラキャット:ではスキルの効果と異形化の効果とダイスブースト3回分で、10個振ります
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:44 (10D6 = [1 6 5 6 6 6 2 5 4 3])
ウルル=ノラキャット:異形化の効果で、1が出たダイスを振りなおします
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:6 (1D6 = [6])
ウルル=ノラキャット:よし!
監督:7点か……!
エンブレイス:耐久は26→19に。
ウルル=ノラキャット:では、スキルの効果で1ダメージを受けます
ウルル=ノラキャット:耐久8→7に!
ウルル=ノラキャット:ダイス1『騎士のたしなみ』でエンブレイスにアタック判定!
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:48->44)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:44->40)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:40->36)
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:17 (5D6 = [6 3 1 6 1])
監督:どんどん食らうな……!19→17に。
ウルル=ノラキャット:ガーデン4→3に移動します
ウルル=ノラキャット:そしてダイス1『騎士のたしなみ』でエンブレイスにアタック判定!
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:36->32)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:32->28)
ウルル=ノラキャット:ダイスブースト!ウルル=ノラキャットのブーケを-4した(ブーケ:28->24)
ウルル=ノラキャット:ダイス合計:22 (5D6 = [6 5 3 3 5])
監督:高くない……?
監督:耐久は17→14。
ウルル=ノラキャット:あ、じゃあガーデン3→4に移動します。いやっふー!
ウルル=ノラキャット:「あーーーはっはっは!!!!」
ウルル=ノラキャット:体中が痛い。特に背中が、背中が痛い。
ウルル=ノラキャット:見なくても分かる。触らなくても分かる。
ウルル=ノラキャット:ジェットエンジンが…ひかりちゃんが、直接背中の肉に癒着している。
ウルル=ノラキャット:「速い!!速いぞ!!なあひかりちゃん!!」
ウルル=ノラキャット:分かる。これは、取り返しの付かない何かだ。私たちは今、きっと何かを失ったのだ。
ウルル=ノラキャット:だが、それがいい。
ウルル=ノラキャット:明日を生きるために、今日を犠牲にする。ああ、なんて…なんて「生きている」ことだろう!!
ウルル=ノラキャット:ああもう、最高だ。ひかりちゃんには後で謝ろう。
ウルル=ノラキャット:謝るために、明日を生きよう。
監督:【発動:悪い子だーれだ】
監督:【予兆】の通り、ガーデン5のステラナイツに【アタック判定:5ダイス】。
エンブレイス:5b6
DiceBot : (5B6) → 5,6,6,2,6

ニザ・ランロータ:うげーっ
ニザ・ランロータ:耐久6→2になります
エンブレイス:「今日の悪いこ役はあなただね♪」クマが手を指し、そのまま叩き潰す。
監督:続いて、五百木さんの手番。
監督:の前!予兆が発生。
監督:【予兆:くまさん大裁判】
監督:1d6
DiceBot : (1D6) → 4

監督:予兆で出た出目と同じ番号のガーデンのステラナイツ全員に【アタック判定:6ダイス】。
監督:誰も居ない場合は代わりに、ステラナイツ全員に【アタック判定:4ダイス】。
エンブレイス:クマは再び回り始める。
監督:では行動をば!
五百木凜奈:ダイス2の「オダマキの花言葉は」使用します。まずガーデン1→3に移動。
 


 Garden6 



Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場




Garden2

ウルル 御崎

  Garden4  
五百木
エンブレイス

 Garden3 
五百木凜奈:で、アタックブースト5+2を行いますが、その前に!
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:41->37)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:37->33)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:33->29)
五百木凜奈:というわけでダイス10個振ります! うおー!
五百木凜奈:10d6
DiceBot : (10D6) → 38[5,2,6,6,5,1,5,4,1,3] → 38

五百木凜奈:5点
監督:5点か……!
エンブレイス:耐久14→9に。
五百木凜奈:で、こちらにもダメージで4ダメ! 耐久5→1
五百木凜奈:次! ダイス1「騎士のたしなみ」を使用します。
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:29->25)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:25->21)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:21->17)
五百木凜奈:5ダイス振ります!
五百木凜奈:5d6
DiceBot : (5D6) → 12[3,5,1,1,2] → 12

五百木凜奈:1かー
五百木凜奈:リロール! 五百木凜奈のブーケを-5した(ブーケ:17->12)
五百木凜奈:5d6
DiceBot : (5D6) → 25[6,6,4,6,3] → 25

監督:こんの……
エンブレイス:耐久9→6。
五百木凜奈:あ、同じ場所は怖いので、ガーデン3→2に移動。
 


 Garden6 



Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場


五百木

Garden2

ウルル 御崎

  Garden4  

エンブレイス

 Garden3 
五百木凜奈:次。ダイス1「騎士のたしなみ」を使用します。
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:12->8)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:8->4)
五百木凜奈:ダイスブースト! 五百木凜奈のブーケを-4した(ブーケ:4->0)
五百木凜奈:5ダイス振ります
五百木凜奈:5d6
DiceBot : (5D6) → 22[6,4,6,5,1] → 22

監督:ハア~~~?
エンブレイス:耐久6→3!
五百木凜奈:移動はなしで、戦闘処理自体は以上かな。
五百木凜奈:全速力で叩き込む一撃が、ぬいぐるみの脳天を揺さぶる。
五百木凜奈:サンタは一夜にして子どもたちにプレゼントを届けなければならないのだから、速度はとても重要だ。
五百木凜奈:ステラナイトの身体能力を持ってしても、限界に近い酷使は自身の体にも負担を強いる。
五百木凜奈:つづく二撃、三撃。手応えはあった。
五百木凜奈:「……少しは効いただろう。あげたのがプレゼントではなく痛みで悪かったね。でも――悪い子には、プレゼントはあげられないのでね」
エンブレイス:「うううううー!」
監督:【発動:くまさん裁判リターンズ】
監督:ガーデン4のステラナイツ全員に【アタック判定:6ダイス】。
エンブレイス:6b6
DiceBot : (6B6) → 1,4,2,6,5,6

エンブレイス:クマさんが止まり、両手で2人を指す。
エンブレイス:「真犯人はあなたたちねー!」
ウルル=ノラキャット:耐久7→3に!
御崎 陽:4点ダメージ。耐久5→1
監督:全員がアクションを終了したため、カットに入ります。
監督:1ラウンド目終了。
監督:【2ラウンド目・セット】
監督:チャージ判定の前。まずは舞台のセットルーチンですね。
【あつあつホットケーキ♪】
空から熱々のホットケーキが降ってきます。
監督:全てのステラナイトは、[自分のいるガーデンの番号]点のダメージを受けます。
ニザ・ランロータ:5点くらって戦闘不能になります。歪みの共鳴、《イモータル・ライフ》使用。
ウルル=ノラキャット:4点ダメージ!3
ウルル=ノラキャット:→0で戦闘不能!
五百木凜奈:ガーデン2にいるので、2点食らって戦闘不能。耐久1→0
御崎 陽:4点ダメージ。戦闘不能です。
ニザ・ランロータ:2d6
DiceBot : (2D6) → 7[1,6] → 7

ニザ・ランロータ:うーむ心許ない。耐久7で復活します。
ニザ・ランロータ:――燃える。身体が。あるいは、心が。
ニザ・ランロータ:泣き叫ぶような熱が、少女に倒れることを許さない。
ニザ・ランロータ:全ては、故郷を取り戻すため。そのためになら、どんな犠牲も厭わない。
ニザ・ランロータ:それは、自分を信じてくれている、あの少年でも――?
監督:チャージ判定に入ります。
監督:チャージ数+ラウンド数分のダイスを振ってください。
エンブレイス:5b6
DiceBot : (5B6) → 6,2,1,2,4

御崎 陽:5b6
DiceBot : (5B6) → 1,6,4,6,6

ニザ・ランロータ:5d6
DiceBot : (5D6) → 20[5,3,5,3,4] → 20

五百木凜奈:4d6
DiceBot : (4D6) → 17[4,6,3,4] → 17

ウルル=ノラキャット:ダイス合計:15 (5D6 = [1 5 4 4 1])
御崎 陽:プチラッキー!御崎 陽のブーケを-3しました。(ブーケ:36->33)
御崎 陽:ダイス目4を5にします。
ニザ・ランロータ:プチラッキーを2枚使用。ダイス目5を3に。
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-3した(ブーケ:52->49)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-3した(ブーケ:49->46)
ウルル=ノラキャット:ダイス目4を6にします
ウルル=ノラキャット:プチラッキー!ウルル=ノラキャットのブーケを-3した(ブーケ:24->21)
ウルル=ノラキャット:プチラッキー!ウルル=ノラキャットのブーケを-3した(ブーケ:21->18)
五百木凜奈:プチラッキーを使用。ダイス目を4→3に!
ニザ・ランロータ:五百木凜奈のブーケを-3した(ブーケ:0->-3)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-3した(ブーケ:46->43)
ウルル=ノラキャット:ダイス目5を6にします
ウルル=ノラキャット:プチラッキー!ウルル=ノラキャットのブーケを-3した(ブーケ:18->15)
監督:プチラッキーは1個までだよ!
ウルル=ノラキャット:a,
ウルル=ノラキャット:ごめん!直しときます
監督:OK!全員の処理が終わったようなので、エンブレイスの行動。
エンブレイス:とはいえ、この出目でやれることはこれしかないんだよな。
エンブレイス:No.1《騎士のたしなみ》。まずガーデン4に移動。
 


 Garden6 



Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場


五百木

Garden2
エンブレイス
ウルル 御崎

  Garden4  



 Garden3 
ニザ・ランロータ:ではそのタイミングでダイス目6、《熱情と踊れ》を使用。
ニザ・ランロータ:1点喰らってください。
監督:いたい
エンブレイス:耐久3→2
エンブレイス:ともかく、これで射程圏だ。【アタック判定:3ダイス】で攻撃。
ニザ・ランロータ:ダイス目3、《舞い踊るヒルガオの花》使用。
ニザ・ランロータ:防御+2します。
監督:防御5もある!ずるい!
ニザ・ランロータ:お相子じゃ!
エンブレイス:3b6
DiceBot : (3B6) → 5,5,4

ニザ・ランロータ:バカ!
ニザ・ランロータ:耐久7→5
エンブレイス:続いて、No6《始まり(アマランサス)の部屋》を使用。
エンブレイス:以降、このラウンド間のあらゆるダイスについて、6は2に読み替えます。
監督:手番での行動は終わり。
監督:次はステラナイツたちの手番になります。
ニザ・ランロータ:「ハア、ハアっ……!」 他の皆が倒れた中、満身創痍で打ち合う少女が独り。
ニザ・ランロータ:否。独りでは、ない。
エンブレイス:「みーんな倒れちゃってつまんない。ねえ?もっと遊びましょう?」
ニザ・ランロータ:「……あなたにとっては、遊びでも」 柄を強く握る。返ってくる熱を手放さぬよう、強く。
ニザ・ランロータ:「私たちにとっては――!」
ニザ・ランロータ:行動します。
ニザ・ランロータ:ダイス目5、《戦場の華》
ニザ・ランロータ:【アタック判定:4ダイス】をします。
監督:どうぞ!
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:43->39)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:39->35)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:35->31)
ニザ・ランロータ:3つ増やすね。
ニザ・ランロータ:7個で。
ニザ・ランロータ:7d6
DiceBot : (7D6) → 16[1,1,1,1,3,3,6] → 16

ニザ・ランロータ:うわっ
ニザ・ランロータ:リロールします。
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-5した(ブーケ:31->26)
ニザ・ランロータ:7d6
DiceBot : (7D6) → 22[4,4,4,6,2,1,1] → 22

ニザ・ランロータ:4点で。
監督:6は2に読み替えます。
ニザ・ランロータ:あ、そっちもなのか
ニザ・ランロータ:じゃあ3点です。
監督:つっても3点だろうが死ぬじゃん!
エンブレイス:ダイス2を2個取り除き、No.2《永久の不凋花(アマランサス)》使用。
エンブレイス:耐久力を[5+取り除いたダイス数]回復します。
エンブレイス:7点で復活。
監督:あっ後申し訳ない!予兆先輩のこと忘れてた。
ニザ・ランロータ:あ
監督:今発動させます。ごめんね。
監督:発動ってか、予兆宣言
監督:【予兆:くまさん最大裁判】
監督:1d6
DiceBot : (1D6) → 6

監督:2に読み替え。
監督:予兆で出た出目と同じ番号のガーデンのステラナイツ全員に【アタック判定:7ダイス】。
監督:誰も居ない場合は代わりに、ステラナイツ全員に【アタック判定:4ダイス】。
ニザ・ランロータ:では続けます。
監督:どうぞー
ニザ・ランロータ:ダイス目4、《赤熱鉄柱ぶん回しの刑》。ガーデン4に移動。
ニザ・ランロータ:エンブレイスに【アタック判定:3ダイス】します。アタックブーストも3つ乗せるつもりです。
エンブレイス:吐いておきましょうか。《輝きの盾(ホワイト・シールド)》。耐久力を1点回復し、防御+1。
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:26->22)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:22->18)
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-4した(ブーケ:18->14)
ニザ・ランロータ:では振ります。
ニザ・ランロータ:6d6
DiceBot : (6D6) → 22[6,5,1,6,2,2] → 22

ニザ・ランロータ:6が2になるので1点。
監督:1点のはず!
ニザ・ランロータ:んー。リロールしても期待値よくないな。
ニザ・ランロータ:確定で。
ニザ・ランロータ:それから、エンブレイスを1マス移動させます。
監督:耐久は6になりました。
ニザ・ランロータ:ガーデン3に移動しなさい。
 


 Garden6 



Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場


五百木

Garden2

ウルル 御崎

  Garden4  

エンブレイス

 Garden3 
監督:させられました。
ニザ・ランロータ:以上です。
監督:OK!では【予兆】が発動。
監督:【発動:くまさん裁判レヴォリューションズ】
エンブレイス:対象のガーデンは不在なので、全員に舞台より【アタック判定:4ダイス】が発生。
ニザ・ランロータ:ダイス目3を使用。《舞い踊るヒルガオの花》
ニザ・ランロータ:防御を5にします。
エンブレイス:4b6
DiceBot : (4B6) → 6,1,1,4

ウルル=ノラキャット:ダイス合計:18 (4D6 = [6 4 6 2])
監督:6は2!ダメージ無し。
ニザ・ランロータ:わーい
監督:行動可能者がもう居なければ、カットに移ることになります。
御崎 陽:ちょっと待ってね
監督:待つよー
ニザ・ランロータ:槌を振るう。迸る熱が敵を少しずつ削っていく。
ニザ・ランロータ:そして振るわれる戯画の剛腕を、舞い散る赤い花弁に紛れて躱す。
ニザ・ランロータ:少しの油断で崩れそうな、満身創痍の演武。それでも、諦めない。
ニザ・ランロータ:首元に咲いた花は、まだ枯れていない。
御崎 陽:歪みの共鳴、《イモータル・ライフ》を使用します。
ニザ・ランロータ:それでも、限界を迎えつつあることは感じている。
ニザ・ランロータ:(せめて……せめて)
ニザ・ランロータ:(あと、一手……!) 祈るように目を閉じかける。
御崎 陽:ああ、うん。
御崎 陽:熱いな。
御崎 陽:膝を付き、息も絶え絶えで、意識を繋ぐだけで精一杯だ。情けないものだ。
御崎 陽:独り立ち続けるニザを見る。ありがたい。まだ折れずにいてくれる仲間がいたから、それなら、自分も負けていられないのだ。
御崎 陽:悲鳴をあげる身体をおして、立ち上がる。なにか、危ない橋を渡っていることはわかる。この力は、おかしいのだろう。
御崎 陽:――でも。
御崎 陽:「大丈夫。まだ、ボクたちは終わっちゃあいない」
御崎 陽:終わるまでは。戦える。
御崎 陽:……そう。
御崎 陽:終わるまでは戦える。この力はまだ、利用できるはずだ。
御崎 陽:暗い靄が身体を包む。衣類は姿を変え、手に持った剣からは蔦が伸び、腕に食らい込んでいく。
御崎 陽:喰らい込んでいく。剣は長大化して、脚がばりばりと音を立てて裂ける。熱い。熱い。熱い。
御崎 陽:そうして、半身は馬となった。右腕は長槍と化した。けれど、まだ終わってはいない。
御崎 陽:続けて、歪みの共鳴、《異形化》を使用します。
御崎 陽:2d6+4
DiceBot : (2D6+4) → 2[1,1]+4 → 6


監督:それでは、立ち上がった御崎さんの手番ですが、
監督:そのまえに【予兆】の発生かな。
監督:【予兆:ぴょんぴょんうさぎさん♪】
監督:最もガーデン番号の低いステラナイツ1体に【アタック判定:7ダイス】。
エンブレイス:うさぎのぬいぐるみがぴょんぴょんと、君たちの首筋を見つめているよ。
御崎 陽:それじゃあ動くぞ
監督:きませい!
御崎 陽:ダイス目5を使用して、≪誇り高き一騎打ち≫を発動します。御崎とエネミーをガーデン6へ移動。
  御崎
エンブレイス

 Garden6 



Garden1

 ニザ

  Garden5  

フラワーガーデン
願いの決闘場


五百木

Garden2

ウルル

  Garden4  



 Garden3 
御崎 陽:続いてダイス目6を使用。≪碧空の剣≫で攻撃します。
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:33->29)
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:29->25)
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:25->21)
御崎 陽:ダイスブースト3回使用。異形化も含めて、碧空の剣の前半のアタック判定をダイス2+3+3個で行います。
御崎 陽:8b6
DiceBot : (8B6) → 6,4,3,2,3,2,1,4

監督:《始まり(アマランサス)の部屋》の効果により、現在、6の出目は全て2に読み替えられます。
御崎 陽:リロールは異形化の振り直しのあとに行えますか?
監督:可能とします。大きなコストを払った行動であるし。
御崎 陽:ありがとうございます。んじゃまず振り直しをしよう。
御崎 陽:1b6
DiceBot : (1B6) → 2

監督:現状だとダメージ2点ですね。
御崎 陽:リロール!御崎 陽のブーケを-5しました。(ブーケ:21->16)
御崎 陽:8b6
DiceBot : (8B6) → 3,6,5,4,2,6,6,6

監督:6いっぱいあるのにな……
御崎 陽:ふ、ふざけやがって…
御崎 陽:じゃあ2点入れて後半の判定にいくね…
監督:OK!耐久力は残り4点。
御崎 陽:……取り敢えずブーケは様子を見よう。
御崎 陽:3b6
DiceBot : (3B6) → 2,1,5

御崎 陽:ブーケ使いません!
監督:OK!1点ダメージで残り3点。
御崎 陽:もう一度ダイス目6を使用。≪碧空の剣≫で攻撃します。
御崎 陽:前半!ブーケなし!
御崎 陽:2b6
DiceBot : (2B6) → 3,3

御崎 陽:ぐっ……!
監督:効かないね!
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:16->12)
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:12->8)
御崎 陽:ダイスブースト!御崎 陽のブーケを-4しました。(ブーケ:8->4)
御崎 陽:後半!ダイスブーストで3+3個振ります。
御崎 陽:6b6
DiceBot : (6B6) → 3,6,2,1,2,2

ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータのブーケを-5した(ブーケ:14->9)
御崎 陽:リロール!
御崎 陽:6b6
DiceBot : (6B6) → 4,6,4,6,5,4

御崎 陽:いった!!
監督:4点……!
エンブレイス:そのダメージで耐久力は0になります。復活手段もありません。
エンブレイス:戦闘不能となります。
御崎 陽:意識が走る。
御崎 陽:鈍化した時の中で、長大な切っ先がエンブレイスを捉えた。その巨体を吹き飛ばす。
御崎 陽:突く。割く。その多くは、それでも躱し、流される。敵の守りは堅い。手数を頼みに、傷を刻んでいく。
御崎 陽:花弁が散る。ひとつ動けば、はらりと青のバラが落ちてゆく。またひとつ。削げてゆく。
御崎 陽:あと、何手必要だ。そして、摩耗していく思考の中で、自分が大きく体勢を崩したことを知った。
御崎 陽:「しまっ――」
御崎 陽:地平が。近付いてくる。
ニザ・ランロータ:――その、傾いだ姿勢を。
ニザ・ランロータ:突如、庭園から伸びた蔦が支えた。
ニザ・ランロータ:(……今の、私には)
ニザ・ランロータ:遠く、庭園の一角。少女が、槌を地に振り下ろしている。
ニザ・ランロータ:想いを繋ぐ、押し花師の槌。今、最後の一撃に――希望を、繋いだ。
ニザ・ランロータ:「だから……勝って!」 言葉を残し、最後の力を使い果たして崩れ落ちる。
御崎 陽:(……これは)
御崎 陽:身体に伸びた蔦。そこから咲いた、一輪のヒルガオが視界に映り込む。
御崎 陽:左腕で蔦に体重を乗せ、その軌道を変える。側面。変わった蹄が地面を捉える。
御崎 陽:「ならば……勝つッ!」
御崎 陽:槍が、アマランサスの刺繍を貫いた。巫山戯たクマを、縫い止めた。
エンブレイス:「う……う……ううう……!」
監督:クマはそのままボロボロに崩れていく。
ウルル=ノラキャット:「ピガッ…これは、勝った…のか?」
ウルル=ノラキャット:巨大なホットケーキの下から這い出てきながら目の前の光景を見つめます
監督:上空の巨大な手も消え去っていき、後には倒れた小さな少女の姿だけが残る。
少女:「あれ……ここは……お人形さんは……?」少女は起き上がり、あたりを見回す。
ニザ・ランロータ:「…………よかった」 倒れ込んだまま、託した相手が想いを遂げてくれたことを感じ、安堵の息をつく。
五百木凜奈:「こんな幼子が、ロアテラの支配を……でも、もう解放されたのか。なら、安心だ」なんとか立ち上がり、小さく呟く凜奈。
少女:「……ここは……?お人形さんはどこ……?」
ウルル=ノラキャット:「えっ呼んだか!?」
御崎 陽:変身が解ける。立っていられず、やがて尻餅をついた。
御崎 陽:少女を認めて、笑いかける。「おかえり、かわいらしいマドモワゼル」
少女:「あ……うん」
少女:ああ。その時、わたしは。
少女:何もわからなかったのだけど、そこにいる人達を見て、思ったの。
少女:――お人形さんみたい、って。
五百木凜奈:「あー、うん。お人形は、きっと君の寝室で待っているよ。この悪い夢から覚めれば、また会えるだろう」ぎこちない笑みで、笑いかけます。
少女:「そうなの? これは夢なのね。でも、じゃあ」
少女:「きっといい夢よ!こんな綺麗なお人形さんたちに会えたもの」
ウルル=ノラキャット:「だ、誰か!ひかりちゃんにホットケーキが詰まってうんともすんとも言わないんだ!綿棒とか持ってる人はいないか!」
監督:少女の姿が消えていく。女神による転送が始まったのだろう。
監督:そしてふかふかの足元も。周りのクッションも。徐々にその姿を消していく。
ニザ・ランロータ:槌を杖代わりにようやく立ち上がり、辺りを見る。消えゆく庭園。
ニザ・ランロータ:まもなく、自分たちも元の場所に帰るのだろう。
ウルル=ノラキャット:「あっホットケーキが消えていくぞひかりちゃん!もう少しの辛抱だ!」
ニザ・ランロータ:「……皆さん」
ニザ・ランロータ:「きっと、またいつか」 ふ、と微笑みかける。
御崎 陽:「ちょっと、大変な戦いだったね。お疲れ様」
五百木凜奈:「そうだね。とても大変な戦いだったけれど。うん、”また”があるなら、君たちとは共闘したいものだね」
御崎 陽:座り込んだまま、消えていく天井を見上げる。
ウルル=ノラキャット:「あっははは!ああ…終わるのか」
御崎 陽:「それじゃあ、また」
ウルル=ノラキャット:「次があるなら、また会いたいな」
監督:ステラナイツたちの姿も、光のように消えていき。
監督:ステラバトルはここに終結した。

【終了時処理】

監督:あなたたちは自身の色と本質の花に該当する、新たなスキルを獲得可能です。
監督:獲得したスキルは、次回のセッション開始時までに既存のスキルと入れ替えて構いません。
監督:これは今決めなくても良いかな。次回遊ぶときに考えると良いでしょう。
監督:また、あなたたちは【勲章】を授与されます。
監督:勲章の数が増えると【願いの階梯】を昇り、様々な願いを達成できることでしょう。
1.【勝利の騎士】
監督:ステラバトルに勝利したとき、全てのステラナイトに与えられます。
2.【終撃の騎士】
監督:エネミーの耐久力を0にしたステラナイトに与えられます。
監督:これ、実際にどういうつもりで書いてあるのかは知らないんですが
監督:記述を見る限り、耐久力0にするが条件なので、別にとどめに限らないんじゃないの……?
監督:そんな気がしたので、そういうことにします。
監督:なのでニザさんと御崎さんに授与します。
3.【鉄壁の騎士】
監督:ステラバトル終了後に耐久力が初期値から減っていない、または増えているステラナイトに授与されます。
監督:いるわけねーだろ!!!
4.【模範の騎士】
監督:自分以外にブーケの効果を使用したステラナイトに授与されます。
監督:把握してる人が自己申告してほしい!
ニザ・ランロータ:した!
ウルル=ノラキャット:した!
五百木凜奈:してない!
御崎 陽:あ、そういえばした
監督:じゃあニザさん、ウルルさん、御崎さんに授与!
5.【共闘の騎士】
監督:ステラバトル中、他のステラナイトと会話した場合に授与されます。
監督:これはみんな大丈夫かな。全員に授与。
6.【解縫の騎士】
監督:難易度高かったことですし、オリジナル勲章を授与します。本シナリオのクリア報酬です。
監督:勲章をどんどんためて願いを叶えよう!

【カーテンコール】

【Scene5-1:御崎 陽/六条 麻衣】

六条麻衣:――陽ちゃんに、傷物にされた。
六条麻衣:異形化によって、私の太ももについた傷は、傍からみれば悲惨なものかもしれないが、そう考えるとちょっと嬉しくなったりする。
六条麻衣:そんなわけで、私は傷を秘匿するために、普段黒ストッキングを履いているのだが、如何せん体育のときはそうもいかない。
六条麻衣:こっそり皆とは別の場所で着替えた私は、あまり好きでも得意でもないマラソンの授業に臨んでいた。
六条麻衣:コースの中盤。そろそろ皆の順位はばらけ、ペースも落ち着いてくる頃――であったのだが。
御崎 陽:「ハッ……ハァッ……!」
御崎 陽:……一人、みるみると順位を落としている者がいる。
六条麻衣:「よ、陽ちゃん……」好きな人の疲れ果てた様子に、なんと声をかけてよいのか分からない。
御崎 陽:(今日こそは、先頭集団にっ……食らいつきたかったんだけどっ……!)
御崎 陽:(参ったな……フフ、足が全然動かない)
六条麻衣:そう、そうなのだ。彼女の性質を考えれば、大体予想はついたこと……というか、いつものことなのだ。
六条麻衣:彼女は通り魔と戦ったときと同じ様に、「今日はできるはず」と序盤のダッシュをキメてしまったのだ。
御崎 陽:昨日の戦闘の感覚は忘れていない。だから、もしかしたらいけるのではないかと――そう、今回も。
六条麻衣:「よ、陽ちゃん!ファイトー!」
御崎 陽:「ぜッ……はぁッ……!」
六条麻衣:私は陽ちゃんを応援するために、わざとペースを落として少し後ろを走る。
御崎 陽:背後に迫る麻衣の声援に気付き、手を振り返してみせる。……あっまずい、思ったよりも呼吸が乱れる。
六条麻衣:無理して手を振らなくてもよいのに、と思う半面、そういう無理するところが好きだったりもするので、どうしようもない。
御崎 陽:麻衣の手前格好悪い姿は見せられない。気合を入れ、ペースを上げ直す。……直っているだろうか。きっと直っている。
六条麻衣:そんな調子で、折り返し地点を過ぎ、終盤。私はずっと陽ちゃんの後ろを走ってきた。
六条麻衣:ゴールが見えてくる。
六条麻衣:その時、私はどうしようもなく抗いがたい唱導に駆られ、ペースを上げる。
六条麻衣:目指すは――陽ちゃんの手!
六条麻衣:一度ためらってから、思い切ってギュッと握り、そのまま走る。
御崎 陽:「はぁっ、ま、麻衣?」
六条麻衣:「……陽ちゃんと、一緒にゴールイン、したいの」
六条麻衣:すぐとなりで荒い呼吸音が聞こえる。つないだ手から脈動を感じる。
御崎 陽:「……うん。ボクもだ……!」
六条麻衣:「陽ちゃん……!」
六条麻衣:そのまま共に走り、ゴールした。……あぁ、このまま人生も二人で一緒にゴールインしたいなぁ。なんて思ったり。
六条麻衣:「はぁ……はぁ……」ゴールして、呼吸を整えつつ、よろよろと歩いてからへたり込む。
御崎 陽:「ぜっ……すぅー……はっ、はっ……ま、麻衣」その隣で、陽は既に座り込んでいる。
六条麻衣:「なあに、陽ちゃん?」
六条麻衣:ちょっとずつだけど、息も整ってきた気がする。
御崎 陽:「ふぅー……傷、だけど。あの、本当に……傷まない?大丈夫?」
御崎 陽:座り込んでいる陽は、下から覗き込む形になるだろう。
御崎 陽:「もし痛むようなら、隠さず、言ってほしい。すぐに。無理、してない?」
六条麻衣:「うん、大丈夫。今の所痛くなったりはしてないよ」
六条麻衣:くすっ、と笑って、陽ちゃんの顔を見つめる。
六条麻衣:「なんだか最近、陽ちゃん前よりも優しくなったみたい」
御崎 陽:「そ、そうかな」
御崎 陽:「ボクはただ、心配で」
六条麻衣:「うん、わかってる。でも、ホントに大丈夫」無理しているわけではない。本当に、傷んだりはしてないのだ。
御崎 陽:「それなら……うん、そっか。よかった。……ごめんね」
御崎 陽:そっと、ジャージの縫い目をなぞるように、その太腿に指を添える。
六条麻衣:「……っ」
六条麻衣:陽ちゃんは傷のことを聞く時、いつも傷の場所を触ってくれる。正直、嬉しい。
御崎 陽:先刻のステラバトルは、本当に……本当にギリギリの戦いだった。
御崎 陽:ウルルが力を取り込んだ。ニザが立ち上がる糧とした。ボクが、その両方をやった。
御崎 陽:ボクがやらなければ、きっと、他の誰かが同じようにした。そうしなければ、勝てない相手だった。強者だった。
御崎 陽:麻衣には、ひどいことをした。ボクたち二人が、引き返せぬ方へ歩を進めてしまった感覚もあった。
御崎 陽:――けれど。
御崎 陽:ボクは、必要に駆られれば、同じようにこの子に傷を刻むのだろう。もう戻ることのできない姿へと変えてしまうのだろう。
御崎 陽:それは、辛く悲しいことだけど。この手は、心は、きっと――できてしまうから。
六条麻衣:――なんてことを考えているのだろうなぁ、と陽ちゃんの表情をみて察する。
六条麻衣:きっと、陽ちゃんは止まらない。必要とあらば、進むことしかできないのだ。
六条麻衣:でも、そういうところを含めて、私の陽ちゃんに対する”好き”なんだ。
御崎 陽:「……麻衣」
六条麻衣:「ん?」
御崎 陽:「誰よりキミを愛しているよ。麻衣」
六条麻衣:「私も。好きよ、陽」

【Scene5-2:ニザ・ランロータ/ギレイ・アーランド】

ニザ・ランロータ:――死闘が終わった、夜。
ニザ・ランロータ:ふたりでひとりだった少女と少年は、再びふたり同士として。
ニザ・ランロータ:ニザ・ランロータの部屋に帰ってきた。
ニザ・ランロータ:「…………はあっ」
ニザ・ランロータ:息を吐いてベッドに座り込む。
ギレイ・アーランド:「……お疲れさま、ニザ」
ニザ・ランロータ:自分の意思というよりも……人形の糸が切れたように、ぽすんと腰を下ろした。
ニザ・ランロータ:「うん……ギーくんも、お疲れ様」 力無く笑みを浮かべる。
ニザ・ランロータ:「……強かったね」
ニザ・ランロータ:少しでも何かが違っていれば、負けていてもおかしくなかった。
ニザ・ランロータ:その思いは、きっとあの場にいた誰もが共通に抱いていることだろう。
ギレイ・アーランド:「ははっ…まったく、よく全員無事だったもんだね」
ギレイ・アーランド:笑う。それは力ない笑みではあるが、限りなく本心からの表情だ。
ニザ・ランロータ:("ふたり"……男の人と、元気な子が。あの、"すごい力"を引き出していなかったら)
ギレイ・アーランド:今はそう…少し、浮かれている。ニザが、生きて帰ってこれた。
ニザ・ランロータ:思い出し、ぎゅっ、と腕を抱く。
ニザ・ランロータ:「……ふふっ。そうだね」 少年の言葉に笑みを返す。
ニザ・ランロータ:ともあれ――勝てた。ふたりとも、無事だった。そのことが、何より嬉しい。
ギレイ・アーランド:それに──今後のヒントも得た。
ニザ・ランロータ:「でも……次の敵は、もっと強いかもしれない」
ニザ・ランロータ:「私たちも、もっと強くならなきゃ、ですね」
ギレイ・アーランド:「ああ、間違いない。それに、」
ギレイ・アーランド:「切り札の切り時も、もっと煮詰めて考えておくべきだ」
ニザ・ランロータ:「……切り札?」
ギレイ・アーランド:今回のステラバトルにおける一番の報酬は、ニザの生存。
ギレイ・アーランド:では二番目は?……間違いなく、仲間たちが窮地に見せた「あれ」だ。
ギレイ・アーランド:「今回、俺たちが使うことはなかったけど…彼らが見せたあの『力』は異常だよ」
ニザ・ランロータ:「…………うん」 頷く。なにか、不穏なものを感じながら。
ギレイ・アーランド:「あれは、間違いなく有用だ。代償はあれど、見る限り一度の使用で即座に倒れるようなものでもなかった」
ギレイ・アーランド:「次の敵は、もっと強いかもしれない」
ギレイ・アーランド:「いざという時、俺は喋れないんだ。事前に作戦に組み込んでおくのが、最も効率的だろう?」
ニザ・ランロータ:(……でも) 少年の言葉が、ひとつの正解だと感じながらも。
ニザ・ランロータ:間近で感じた、あの異様な能力の高まり。変貌した姿が示した、"もう後戻りはできない"確信。
ニザ・ランロータ:自分も、近しい力を使った。それでも、アレは――。
ニザ・ランロータ:「……でも。アレは」
ニザ・ランロータ:「…………ギーくんが」 縋るような眼で君を見る。
ギレイ・アーランド:「……俺が?」
ニザ・ランロータ:「分かるんです。アレを、使ったら……」
ギレイ・アーランド:「ああ…」
ギレイ・アーランド:「なんだ、それくらい分かってるよ」
ニザ・ランロータ:「ギーくんに、取り返しのつかない痕を……」
ニザ・ランロータ:「えっ」 目を見開く。
ギレイ・アーランド:「『あれ』は多分、シースの方が負担の大きいものなんだろう?」
ギレイ・アーランド:「だからいいんじゃないか」
ニザ・ランロータ:「"だから"……って」
ギレイ・アーランド:ニザの瞳をまっすぐ見る。ニザが無事に、ここにいる。
ニザ・ランロータ:「ギーくん……」 言葉を震わせながら、首を横に振る。
ギレイ・アーランド:「きみの願いが、俺の願いだよ。ステラナイトになる時、ちゃんと言ったと思うけど」
ギレイ・アーランド:「きみの故郷の復興…実現するまでに、まだ何回もこんな戦いをしなくちゃいけない」
ギレイ・アーランド:「そのためなら…『使えるもの』はなんでも使わないと、ね」
ギレイ・アーランド:自分が浮かれているのが分かる。
ギレイ・アーランド:こんな風に本心でニザと向き合うなんて、普段は出来ない。気恥ずかしい。
ニザ・ランロータ:「…………」 しばし、俯いていた。
ニザ・ランロータ:少年の想いを、悲しく感じる。一方で、嬉しく感じる自分もいて。
ニザ・ランロータ:"願い"。失われた故郷の復興。それを共に目指す、掛け替えのない連理の枝。
ニザ・ランロータ:自分が出すべき答えが、頭の中に見出せない。
ニザ・ランロータ:「……ギーくん」 だから、"心"に従うことにした。
ニザ・ランロータ:少女は立ち上がる。そして。
ニザ・ランロータ:「――ギーくんっ!」 その胸に飛び込んだ。
ギレイ・アーランド:「うわっ!?」
ギレイ・アーランド:柔らかい。
ニザ・ランロータ:「顔……! 見られたく、なくてっ」 ひとりでに言い訳をし始める。
ニザ・ランロータ:「こ、これから言うこと……恥ずかしい、気がするから」
ギレイ・アーランド:「う、うん…だ、大丈夫だから、そのままで」
ニザ・ランロータ:「……あのね。ギーくん」
ニザ・ランロータ:「ギーくんが、私の手を取ってくれて。一緒に、願いのために歩いてくれる」
ニザ・ランロータ:「それが……すっごく、嬉しいんです」
ギレイ・アーランド:「……うん」
ニザ・ランロータ:「……朝。扉を開ければ、ギーくんがいて」
ニザ・ランロータ:「肩を並べて学校に行って。一緒にお昼を食べて」
ニザ・ランロータ:「授業中も、放課後も……ずっと一緒で」
ニザ・ランロータ:「そんな日々が……私にとっては、もう」
ニザ・ランロータ:「絶対に失いたくない、大切なものなんです」 君の胸のから、鼻をすする音がする。
ギレイ・アーランド:「ニザ……」
ニザ・ランロータ:「自分を、蔑ろになんてしないでっ……!」
ニザ・ランロータ:「私の"願い"は、もう……ずっと前から」
ニザ・ランロータ:「ギーくんを、知ってしまった時から」
ニザ・ランロータ:「"故郷を、取り戻して"」
ニザ・ランロータ:「"あの緑を、ギーくんと一緒に見る"」
ニザ・ランロータ:「"あの柔らかな大地を、ギーくんと一緒に歩く"」
ニザ・ランロータ:「"あのあったかいお日様を、ギーくんと一緒に浴びる"」
ニザ・ランロータ:「……そう、我が儘になっちゃってるんですから」
ギレイ・アーランド:「………………」
ギレイ・アーランド:顔が見たいな。
ギレイ・アーランド:「顔が見たいな」
ギレイ・アーランド:「そういうことは、互いの目を見て言うべきだ」
ニザ・ランロータ:「……っ」 びくり、と肩が跳ねる。
ニザ・ランロータ:「今は……その」
ギレイ・アーランド:ニザの肩を抱く手を、徐々に顔に近づける
ニザ・ランロータ:君の胸に額をくっつけたまま、逡巡していたが。
ニザ・ランロータ:「わ、わかりましたからっ!」 近づく手の気配に、とうとう観念した。
ニザ・ランロータ:「…………ううっ」 意を決し、顔をあげる。
ニザ・ランロータ:涙に濡れた瞳。真っ赤になった顔。そして。
ニザ・ランロータ:頬の色にも負けず紅く咲いた、首元から覗く満開の花。
ギレイ・アーランド:「……あー」
ギレイ・アーランド:「、その……」
ギレイ・アーランド:ああ、いや分かってたけれど。きみはいつも誰よりも美しくて。
ギレイ・アーランド:だから本当は見る必要もなくて、それは見なくても知ってるからで。それでも顔を上げてほしかったのは。
ギレイ・アーランド:「……ありがとう……」
ギレイ・アーランド:こちらも、灼熱の如く燃え上がる自分の顔を、彼女に見せなければフェアじゃないと思ったからだ。
ニザ・ランロータ:まるで、同じ赤い花が並んで咲いているかのように。
ニザ・ランロータ:見合わせた同じ色の顔に、驚いた顔を浮かべていたのは一瞬のことで。
ニザ・ランロータ:「……ふ、ふふっ!」
ギレイ・アーランド:「…はっ、ははは!」
ニザ・ランロータ:ふたりの笑い声が、小さな部屋に響く。
ギレイ・アーランド:ああ全く…浮かれている。
ギレイ・アーランド:だけど、さっきより……随分マシな浮かれ方だった。
ニザ・ランロータ:笑い続ける少女もまた、普段に輪をかけて浮かれている。
ニザ・ランロータ:同じ色の顔をして、同じ声で笑う、二輪の同じ花。
ニザ・ランロータ:――ヒルガオ。その花言葉を、"絆"という。

【Scene5-3:ウルル=ノラキャット/佐々木 ひかり】

佐々木 ひかり:――気づけば、外は日が沈みかけていた。
佐々木 ひかり:部屋の電気、点けとこう。立ち上がる。……おっと。少しばかりの、立ちくらみ。
佐々木 ひかり:明るさを取り戻す。カーテンを閉めた。そうして、ベッドに腰掛け直す。
佐々木 ひかり:……お腹に、爪を立ててみる。
佐々木 ひかり:かつん。
佐々木 ひかり:爪に返る衝撃。耳に届く硬質感。……なんだか。
佐々木 ひかり:こわい……きもちが、わるい。
佐々木 ひかり:昨日の戦いの爪痕は、ウルちゃんと一体化したその場所に、現れていた。私の腹は、モザイク状に金属化している。
ウルル=ノラキャット:ダッダッダッダッダッダッ
佐々木 ひかり:(ウルちゃんの手。冷たくて、奥で、モーターが響いてて)
佐々木 ひかり:(それは、特別で。――でも)
ウルル=ノラキャット:ダダダダダダダダダダダッ
佐々木 ひかり:(自分の一部が、こうして、こうあると。それは……なんだろう。ちょっと、わかんなかった――)
ウルル=ノラキャット:キキーッ!
ウルル=ノラキャット:ドンドンドン!!
ウルル=ノラキャット:「ひかりちゃーん!」
佐々木 ひかり:「……あっ」音の方を見やる。
佐々木 ひかり:慌てて玄関へ。鍵を開けて、チェーンを外して、迎え入れる。
佐々木 ひかり:「う、ウルちゃん。いらっしゃい」
ウルル=ノラキャット:「あっひかりちゃんだ!一日振り!」
佐々木 ひかり:「うん、一日ぶり。……疲れ、取れました?」
ウルル=ノラキャット:「うん?ああ、うん!私は今日も元気だよ!」
ウルル=ノラキャット:「ひかりちゃんこそ大丈夫かい?ほら、今日は学校も休んだみたいだし…」
佐々木 ひかり:「あっ……えっと」
ウルル=ノラキャット:「それに、えーっと…」
ウルル=ノラキャット:珍しく、上手く口が回らない。こんなことは滅多にないんだけどな。
ウルル=ノラキャット:「昨日は少し…無理をさせちゃったからさ」
佐々木 ひかり:「あの……うん。えっと、大丈夫!……です。あっほら、上がって」
佐々木 ひかり:そう言って、部屋の中へ招き入れます。
ウルル=ノラキャット:「やったーお邪魔します!」
佐々木 ひかり:座らせて、二人分のお茶を淹れてきます。急須。
ウルル=ノラキャット:「うーん美味しい!」
ウルル=ノラキャット:ひかりちゃんの入れてくれるお茶は美味しいんだ。特にこの熱さがいい。
佐々木 ひかり:「へへ、よかったです。ウルちゃんがうちに来るの、珍しいけど……どうしましたか?」
ウルル=ノラキャット:「うん、まあその…さっきも言ったとおりだよ。昨日はほんと、大変な戦いだったからね」
ウルル=ノラキャット:「きみにちゃんと、謝らないといけないと思って」
ウルル=ノラキャット:湯飲みを置いて、ひかりちゃんに向き直る。
ウルル=ノラキャット:「無理させて、ごめんなさい!…身体は、本当に何ともないのかい?」
佐々木 ひかり:「……あ」ちょっと、意外でした。
佐々木 ひかり:「……はい。あの、うん。結構……大丈夫でした」
佐々木 ひかり:「ちょ、ちょっとゲロ吐いたとか、そのくらいですよ!」
佐々木 ひかり:なんだか、わからないけれど。でもその……言えない、じゃないですか。
佐々木 ひかり:言えなかったです。わかんないけど。
ウルル=ノラキャット:「……よかった!心配してたんだよ!」
ウルル=ノラキャット:ひかりちゃんが何ともないと聞いて、一安心!お茶を飲みます。ごくごくーっ!
佐々木 ひかり:二杯目を注ぎます。
佐々木 ひかり:「……あっ、ごめんなさい。なにかお菓子も欲しいですよね、ちょっと待ってください」
ウルル=ノラキャット:「えっすごいなひかりちゃんは!私のことを何でも知ってるな!」
佐々木 ひかり:「あれ……」そう言って席を立ってみたものの、ちょうど切らしていたみたいです。ホウ酸団子しかありません。
佐々木 ひかり:「すみません……今、何もないや……」
ウルル=ノラキャット:「いやいや、気にすることないよ!私はそもそも何も食べなくても平気だからね!」
ウルル=ノラキャット:言いながら、腰の辺りからプラグを伸ばして近くのコンセントに繋ぎます
ウルル=ノラキャット:「うーん美味しい!」
ウルル=ノラキャット:…って、
ウルル=ノラキャット:「待った!ひかりちゃんはご飯が必要なのでは!?」
ウルル=ノラキャット:今日一日部屋にいた様子なのに、食料の備蓄もないとは。もしかして彼女は何も食べてないかもしれない。
ウルル=ノラキャット:「ご飯行こう、ひかりちゃん!」
佐々木 ひかり:「あ……えっと、はい!」
佐々木 ひかり:言われて初めて気付きました。そうだ。食べてない。
佐々木 ひかり:……このお腹、そういえば、空くのかな。
佐々木 ひかり:食べる必要は、あるんだろうか。
ウルル=ノラキャット:ばっと立ち上がり、コードがビンって伸びきって、ズダンってこけます
佐々木 ひかり:これから、この人の隣に居続けたら……また、そんなことが、あるのかな。
ウルル=ノラキャット:したたかに打った鼻をさすりつつカチッと押し込むと、コードがギュルルルルって巻き取られていく。
佐々木 ひかり:ある、のかもしれないけれど。
ウルル=ノラキャット:玄関へ行き、靴を履き、扉を開けて一歩外へ出る。
佐々木 ひかり:でも、この人がご飯に誘ってくれたから。今日は、ご飯へ行きます。
ウルル=ノラキャット:「ひかりちゃんっ」
ウルル=ノラキャット:扉の外から、手を伸ばしてきみを見る。
佐々木 ひかり:わかんないけど。
佐々木 ひかり:今日はもう、大丈夫です。
佐々木 ひかり:「……ウルちゃん!」
佐々木 ひかり:靴を突っかけて、どんどん先へ行ってしまうその人の、手を取ります。
ウルル=ノラキャット:「うん、今日もひかりちゃんの手はあったかいな!」
佐々木 ひかり:ひんやりとした、ウルちゃんの手は。私のお腹と同じように冷たくて。
佐々木 ひかり:――だから、多分、全部。大丈夫です。

【Scene5-4:五百木 凜奈/麻丘ユイ】

五百木凜奈:……今日も部室でユイと二人。
五百木凜奈:相変わらず、他の部員は姿を見せたりしない。部室、楽しいのにな。SF系雑誌とかいっぱいおいてあるし。
五百木凜奈:まぁ、ユイがいればそれだけで何人分もの元気さを見れるので、それはそれでよいか。
五百木凜奈:私は何度も読んだ古代核戦争説の記事を、形だけ見ている姿勢をとりながら、ペットボトルに入ったお茶をゆらゆらと揺らしていた。
五百木凜奈:「うーーーーむ……」
五百木凜奈:「ふむ。なかなか難しい話、だよなぁ……」
麻丘ユイ:「…………」
麻丘ユイ:――なんだか、ぶちょーの様子がおかしい。
麻丘ユイ:いつもなら、あたしが用意した今日のおやつのどら焼きを見て、
麻丘ユイ:『ああ、見てみなよユイ。このどら焼き、まるでUFOのような形だね。そしてユイは可愛いね。結婚しよう』
麻丘ユイ:とか、言ってくれるはずなのに。
麻丘ユイ:(……ぶちょーの元気がない時こそ、あたし、シースの役目!) ふんっと気合を入れる。
麻丘ユイ:「ぶちょー! どーしたんですか?」 ことさら明るく話しかける。
五百木凜奈:「わっ」意識の外から話しかけられたので、びっくりしてしまった。
五百木凜奈:どうしたのだろう、声音がやたら元気だ。ネッシーの実在が確定したニュースでもあったんだろうか。
五百木凜奈:「……なにか、あったのか?」
五百木凜奈:なんて話しかけられたかも、いまいち要領が得ないまま、我ながらとぼけた顔で尋ねていたと思う。
麻丘ユイ:「なにか……ううーん」
麻丘ユイ:「……あったとしたら。それは、ぶちょーの方……なんじゃないかな、って」 おずおずと切り出す。
五百木凜奈:「え?」ふと冷静になり、今までの行動を思い返してみる。
麻丘ユイ:「あ、あのですね! たしかにぶちょーはキレーで、カッコよくて、あたしの先パイで、ぶちょーで、ブリンガーですけど!」 取り繕うように早口になる。
五百木凜奈:とても上の空で、何やらとりとめのない言葉も呟いていたような気がする。
麻丘ユイ:「あたしじゃ、頼りないかもですけど……でも、ぶちょーのシースなので」
麻丘ユイ:「何かあったら、相談してほしいな……って」 最後の方は、語気が弱まっていく。
五百木凜奈:「……あぁ、悪い。そうだな」姿勢を正して、心配されていることにようやく気づく。
五百木凜奈:ここ最近頭を悩ませていることといったら、一つしかない。
五百木凜奈:「その、な? 私は子供や年下が好きだし、それは公言しているつもりだ」
麻丘ユイ:「はい、存じてます」 頷く。
五百木凜奈:「でも、その、エンブレイスだった子、いただろう? あの子といざ相対したとき、どうにも……」
五百木凜奈:「そう、どうにも、うまく話しかけられなかったような、良い言葉を描けられなかったような気がするんだ」
麻丘ユイ:ハッと気づく。そうだ、あの時の敵も、小さな子どもだった。
五百木凜奈:あの時を思い出す。私は、ぎこちない笑みでなんとか声をかけるのがやっとだった。何を言ったかもろくに思い出せない。
麻丘ユイ:「……そっか。それで、元気がなかったんですね」
五百木凜奈:「端的にいえば、そうなる……」今度はこちらの語気が弱まっていく。
麻丘ユイ:……そんなことはない。ぶちょーの心は、きっとあの子にも通じたはず。
麻丘ユイ:そう言うだけなら、簡単だろうけれど。
麻丘ユイ:(……あたしは、ぶちょーのシース。ぶちょーのために、できることは)
麻丘ユイ:悩めるぶちょーのために、ぎゅんぎゅん回れあたしの脳みそ。
麻丘ユイ:「――!!」 そして、一計を案じる!!
麻丘ユイ:「ぶちょー! たしか……えーーっと日曜! 日曜日!」
五百木凜奈:「うん? 日曜日?」
麻丘ユイ:「空いてましたっけ!? ましたよね!」
五百木凜奈:「あ、あぁ……空いている」
麻丘ユイ:「よっしゃ! じゃあ、日曜におでかけしましょう!」
五百木凜奈:「……?? いいけど、どこへいくんだ?」
麻丘ユイ:「ふっふっふ……内緒です!」
麻丘ユイ:「着いてからのお楽しみ! ……あっ、でもでも」
麻丘ユイ:「"お菓子"、持ってきてくださいね!」 びしっ、と指さしで約束。
五百木凜奈:「お菓子?? わ、わかった……」ユイの勢いに押されつつも、頷く。
五百木凜奈:いったい、どこへ連れて行かれるのだろうか。しかし、少しワクワクしている自分がいるのも、確かであった。

麻丘ユイ:そして迎えた日曜日!
麻丘ユイ:お日柄も良く、困惑するぶちょーを連れてあたしたちがやってきましたのは。
麻丘ユイ:少し前に、ぶちょーとふたりでツチノコ探しデートをした、あの公園です。
麻丘ユイ:でも、あの時とは違っている部分もあります。
麻丘ユイ:ツチノコを探して縦横無尽に駆け回れたあの時とは違い、今は。
子ども:「ハロウィンパーティ、こっちでーす!」
子ども:「お菓子をくれたら、いいものあげます!」
子ども:「いちれつに、ならんでくださーい!」
五百木凜奈:「子供がいっぱい……幼年部の子たちみたいだな」
子ども:ワイワイ、ガヤガヤと、仮装した子どもたちが働いている。
麻丘ユイ:「です! 実は今日は、幼年部のハロウィンパーティなんです!」
麻丘ユイ:「あそこにお菓子を持っていくとですね……」
子ども:「はーい! じゃあお返しに、」
子ども:「カボチャのスープをどうぞ!」 女の子が器を差し出す。
子ども:「とてもおいしい!」
子ども:「けんこうにもいい!」
家族連れ:スープをもらった家族連れが、笑顔で公園のベンチに座る。
五百木凜奈:「なるほど。かぼちゃのスープ……ハロウィンらしいな」
子ども:「また来てねー!」 その後ろ姿に手を振っている。
麻丘ユイ:「でしょ! えへへ、みんな楽しそうですねえ」
五百木凜奈:「そうだな。とても賑わっている……それに皆笑顔だ」
子ども:「……ねえねえ! そこのおねーさんたちも!」 ふたりの下に、子どもがやってくる。
子ども:「トリック・オア・トリート!」 ぱっ、と両手を前に差し出す。
麻丘ユイ:「ウワッ英語! ど、どういう意味……」
子ども:「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ!」続くように、両手を前に差し出す。
麻丘ユイ:「は、博識! あたまのいい子がいますよ、ぶちょー!」
麻丘ユイ:くいっと袖を引く。
五百木凜奈:「トリックオアトリート、そういえばそういう風習もあったな……あぁ、なるほど。それでお菓子か」
子ども:大きなクマのぬいぐるみを背負った子どもは、楽しそうな目で君たちを見上げる。
五百木凜奈:「……! 君、は……」
五百木凜奈:忘れるはずもない、後悔していた記憶。先日の、エンブレイスだったあの子。
五百木凜奈:忘我の時がしばし流れ、そしてお菓子を上げる場面であったことを思い出す。
五百木凜奈:「これで、良いか?」チョコが中に入ったマシュマロの個装を渡します。
子ども:「わーい!」嬉しそうに受け取ると、クマのぬいぐるみを降ろして手に持たせる。
子ども:「やったね!」
五百木凜奈:その微笑ましい様子に頬が緩みつつ、更に声をかけます。
五百木凜奈:「君、このパーティは楽しめているかい?」
子ども:「うん!」満面の笑み。
五百木凜奈:「そうか。それは良かった。うん、本当に良かった……」感慨深そうに。そして自然な笑みを浮かべて目を細めます。
五百木凜奈:「これからも、きっと楽しいことがいっぱい待っているさ。それらを心のままに、楽しむと良い」
子ども:「うん! あ、えっとね」
子ども:「ありがとう!」ぬいぐるみと一緒にお辞儀をして、ぱたぱたと走り去っていく。
五百木凜奈:手を振り、自分が心からの笑顔を浮かべられていたことに気付く。――あぁ、私はこうして自然に笑って話しかけたかったのだなぁ。
麻丘ユイ:「……えへへー。ぶちょーっ」 顔を覗き込む。両手に、ふたり分のスープを持っている。
五百木凜奈:温かく優しい匂いが、鼻をくすぐる。傍には、ここに連れてきてくれた後輩。
麻丘ユイ:「向こう、空いてるみたいですよ! 行きましょう!」
五百木凜奈:「あぁ、そうだな」ユイが視線を向けるところへと二人で向かっていく。
麻丘ユイ:器を一旦ぶちょーに預け、持ってきたレジャーシートを広げる。いつものピクニック……じゃなくて探検用品。
麻丘ユイ:「……いやあ。ぶちょーが元気になればいいなって思って、イベントに来てみたんですけど」 腰を下ろす。
麻丘ユイ:「あの子もいたのは全然知らなかったです。……幼年部の子だったんですかねえ」
麻丘ユイ:「あ、美味し」 スープを一口飲む。
五百木凜奈:「……うん。びっくりしたな」しみじみと、あの子に再び会えた幸運を噛み締めながら、スープを一口味わう。
五百木凜奈:そして幸運といえばもう一つ。
五百木凜奈:元気づけようとここに連れてきてくれた、この後輩に出会えたことだろう。
五百木凜奈:「……ありがとな。色々と」
五百木凜奈:「おかげで、とても晴れやかな気分だ」
麻丘ユイ:「えへ。えへへー」 ぶちょーの言葉に、くすぐったそうに笑う。
麻丘ユイ:「……あたし、いつもぶちょーのおかげで幸せなんですよ」
麻丘ユイ:「だから、あたしの感じてる幸せを、ちょっとでもぶちょーにお返しできたなら」
麻丘ユイ:「とっても嬉しいです! ぎゅーっ」 ぶちょーの小さな身体に気持ち寄りかかる。
五百木凜奈:「あぁ、ほんとにありがとう」自然な気持ちでそれを受け入れ、こちらも少し身を寄せる。
五百木凜奈:「……なぁ、あのさ」
麻丘ユイ:「? はい」 耳を傾ける。
五百木凜奈:「この間戦って得た勲章、まだまだ足りないんだ。願いの成就のためには」
五百木凜奈:「これは勝手なワガママだと思う、ユイの優しさに全力で甘えてしまっている願いだと思う」
五百木凜奈:「でも、共に、願いの成就まで。一緒についてきてくれたら、私はそれだけで報われそうな気がするんだ」
五百木凜奈:「……どうかな?」
麻丘ユイ:「…………」
麻丘ユイ:「……ヤです」 俯いて、呟く。
五百木凜奈:「えっ」否定され、思いの外、とてつもないショックを受けている自分がいる。
五百木凜奈:……まぁ、さすがに度が過ぎた願いだ。仕方のないことなのかもしれない。
麻丘ユイ:「あたしは……ぶちょーと」 俯かせた頭を、コツンと肩に乗せて。
五百木凜奈:「私と?」
麻丘ユイ:「願いが叶うのが、いつのなるかも分かんないですけど」
麻丘ユイ:「……願いの、"成就まで"じゃなくて。願いが、"成就した後も"」
麻丘ユイ:「ぶちょーが、ぶちょーじゃなくなって。そこから先の、ずっと先まで……」
麻丘ユイ:「ずっと、ぶちょーといたい、です」
五百木凜奈:「……!」
麻丘ユイ:「……どう、ですか?」
五百木凜奈:彼女の優しさ、そしてその想いを、どこかで見くびっていたのかもしれない。
五百木凜奈:私は、それこそ本当に自然な笑顔で。
五百木凜奈:「あぁ。共に居ようじゃないか、ユイとなら、飽きることなく共にいられると、心から信じられる」
五百木凜奈:そう、言い切れたのだった。

銀剣のステラナイツ ファーストセッション『ユア・トリート』
劇終