【ミドルフェイズ2】
GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは浅月さんかな
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
浅月透:はーい
三本松玉枝:でます!
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (47 → 52)
浅月透:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (39 → 40)
GM:高倉さんの安定感
高倉楽沙良:最強Dロイスかもしれん
GM:【現在・真偽館キッチン】
GM:あなたたちが悲鳴の元へと駆け付けると、館の大きさのわりにはこじんまりとしたキッチンの床には、血だまりができていた。
GM:人の姿は見えない。永見すばるもだ。
GM:台の上に、用意しかけたティーポットが乗っている。ただそれだけだった。
GM:血だまりは本物の血液のようで、微かに嫌な臭いが漂っている。
高倉楽沙良:「うわっ」顔をしかめる。
三本松玉枝:「……うぇええ?」当惑して辺りを見回す。
高倉楽沙良:「鉄くさ~……」
浅月透:「───っ!」
浅月透:「永見!」声をあげながら辺りを見回します。
GM:返事はない。彼女の姿もない。
高倉楽沙良:「……ふむ」顎に手を当てて。「どういうことだろう」
三本松玉枝:「……お、おーい。すばるちゃんやー」
GM:返事はない。
浅月透:「二人とも、シンドロームは?ブラムストーカー………モルフェウスかノイマンでも………いや、そもそも血液型が」
三本松玉枝:無駄だろうとは思いつつ、キッチンに繋がっている各扉を開けて見てみる。
GM:あ、では知覚で判定してみてください。
高倉楽沙良:「悪いけど輸血向きじゃあないよ、僕」
GM:目標値は6
三本松玉枝:ほう
GM:全員どうぞ
高倉楽沙良:1DX>=6
DoubleCross : (1DX10>=6) → 8[8] → 8 → 成功
三本松玉枝:1dx+1 知覚!
DoubleCross : (1DX10+1) → 5[5]+1 → 6
高倉楽沙良:がんばった
三本松玉枝:こちらもがんばった
GM:やるう
浅月透:1dx10+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 8[8]+1 → 9
GM:おおっ、全員成功
高倉楽沙良:みんな1個なのかよw
GM:えらい
GM:では、全員気付きますね。
GM:血だまりのところに、微かに足跡と、靴についた血を擦り落としたような跡がある。
GM:何歩か続いているようですが、どこに行ったかまではわかりません。
三本松玉枝:「あたしもそういうのはちょっと……ぬっ」
浅月透:「いや……これが永見のものなら輸血も必要だが、まだわからないからな」
高倉楽沙良:「そもそもこれ、誰のなんだろうね」血溜まりを手袋を嵌めて掬って。
三本松玉枝:「足跡がある!」
高倉楽沙良:「お」
GM:なお、血液の主まではわかりません。
高倉楽沙良:血の靴型を撮影する。
三本松玉枝:「……でもすぐに消えている……」
浅月透:「これは」いよいよミステリ染みてきた。
高倉楽沙良:「まあ、本人は探すにしてもさ」手袋で取った血も写真に撮って。
高倉楽沙良:「誰のものかはこっちで調査部に送って調べとくね」
浅月透:「あぁ、頼んだ」
高倉楽沙良:「頼まれた~」
高倉楽沙良:「……」
高倉楽沙良:「……」
高倉楽沙良:「……あれえ?」
三本松玉枝:「どったの」
高倉楽沙良:端末を持って上下に上げ下げしている。
高倉楽沙良:「繋がんない」
浅月透:「まさか」
三本松玉枝:「おいおい」
三本松玉枝:笑って自分のスマホ(画面がひび割れている)を取り出すが。
三本松玉枝:「……こっちもだな」
GM:通信関連は完全に遮断されていることがわかる。
高倉楽沙良:「ここってそんな普段から電波悪いの?」
浅月透:あわてて館内の設置電話も使用するが同じく無反応。
浅月透:「こっちもか」
三本松玉枝:「そんなことなかったはず……」
GM:以前は、UGNの設備らしくきちんと通信が整備されていた。
GM:先ほども普通に電波は通じていたはずだ。
高倉楽沙良:「ふむ?」
GM:つまり、何者かの干渉がある可能性が高い、と気付くかもしれません。
高倉楽沙良:「ただの電波障害ってことはないよね」
高倉楽沙良:「うちの研究施設なら、スタンドアローンの通信回線になってるはず」
高倉楽沙良:「外から干渉でもない限りは……」
浅月透:「さっきまでデータベースとも繋がってたことを考えると………俺らが来てから人為的に遮断された。そういうことか」
三本松玉枝:(えっじゃあもっと早く遮断してほしかった)
高倉楽沙良:「タイミングは偶然じゃないかもね。そして消えた少女」
高倉楽沙良:「ミステリーの香りだねえ」
浅月透:「はっ、笑えねぇな………」
浅月透:貧乏揺すりがふえる、落ち着きがない。
三本松玉枝:「……協力するって決めといて良かった感じ?」
高倉楽沙良:「とても良かった感じだね」
高倉楽沙良:「んーでも、スプラッタにジャンルが変わる前に終劇したいな」
浅月透:「あのままだったら第一容疑者だったろうし」
高倉楽沙良:「人がぐちゃぐちゃってなるやつ苦手なんだよね」
三本松玉枝:「あっ。ていうか」
浅月透:「どうした?」
三本松玉枝:「光三のおっちゃんもヤバいかもじゃん」
三本松玉枝:「いや現段階でもうヤバくないことないだろうけど……輪をかけてというか……」
高倉楽沙良:「永見光三?」
三本松玉枝:「そう」
三本松玉枝:「なので……探しにいきたい!」
三本松玉枝:「どうですか」
浅月透:「まぁ、色々と知っていそうではあるしな」
高倉楽沙良:「そうだね。ここの探索は急務だと思う」
三本松玉枝:「うん。そう。探索」こくこくと頷く。
浅月透:「永見も探さねぇと………娘のほうな?」
高倉楽沙良:「じゃあ名前で呼んでやんなよ」
高倉楽沙良:「支障でてんじゃん」
浅月透:「えぅ」
三本松玉枝:「その声なに?」
高倉楽沙良:「女子を名前で呼べないタチ?」
浅月透:「いや、それはその………」
浅月透:「やめてよぉ!」
高倉楽沙良:「そんな悲鳴上げるほど……?」
浅月透:人のメンタルを削らないでくれ。ハードルが高いんだよ。
高倉楽沙良:「ごめんよう。じゃあ永見のままでいいから、ね」
高倉楽沙良:「だから僕らと一緒に頑張ってくれないかな?」
浅月透:「とにかく、調査に行こう………いつまでも喋って居られねーだろ」
浅月透:「気の使い方!!」
浅月透:情けないなあ。そう思いながら歩き始めます。
GM:では、調査ということで、情報収集です。
★永見すばるについて〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
★永見光三について〈情報:UGN〉7
★"ボロゴーヴ"について〈情報:UGN〉7
GM:項目は現時点では3点です。
GM:失敗時も登場侵蝕を振り直すことで再度情報収集を行うことができます。
GM:また、新しく情報項目が出てくることもあります。お楽しみに。
高倉楽沙良:全部難易度一緒だしまずはそれぞれの対応にいきたさはありますね
浅月透:ですね!
三本松玉枝:ワクワク
三本松玉枝:じゃあこちらは永見光三についてを
浅月透:すばるちゃんいくか
高倉楽沙良:ボロゴーヴについてに挑戦します。情報収集チーム使用。
三本松玉枝:3dx+1>=7
DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 8[2,4,8]+1 → 9 → 成功
三本松玉枝:つつがなく
GM:おおー
高倉楽沙良:カスタマイズ:ストーンの効果でダイス-1,達成値+3。
GM:つよいな
浅月透:自分も情報収集チーム使用します
高倉楽沙良:3dx+4>=7
DoubleCross : (3DX10+4>=7) → 7[1,4,7]+4 → 11 → 成功
GM:あぶなげない
高倉楽沙良:やったね
浅月透:4dx10+3>=7
DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 10[3,8,9,10]+4[4]+3 → 17 → 成功
GM:たっか!
高倉楽沙良:すご
GM:全員問題なく成功! 開示していきます。
高倉楽沙良:ずっと調べてたのかな
三本松玉枝:名前は呼べないのに
GM:上から順にいこうかな
浅月透:やめてよぉ!
★永見すばるについて〈情報:噂話〉〈情報:UGN〉7
永見光三の娘でオーヴァード。ブラックドッグ/サラマンダー。
UGNでは既に死亡確認済み。その後なぜ彼女らしき人物が存在をしているかは不明。
現在、彼女は悲鳴を残し姿を消している。そして血だまりの中には、金色のペンダントがひとつ。
浅月さんには見覚えがあるだろう。かつて彼女がなくして、あなたが見つけたものだ。
※浅月さんはこのペンダントをアイテム「とっさの御守り」(IC:P86)として所持することができます。
※こちらの効果は使い捨てですが、使用することでペンダント自体が消費されることはありません。
→★永見すばるについて2〈情報:噂話〉〈交渉〉9 が次のシーン以降に調査可能になりました。
GM:アイテムゲットです。お持ちください。
浅月透:わーい
浅月透:形見か?
GM:使い捨てでダメージが3点軽減されます。
GM:どうかな
★永見光三について〈情報:UGN〉7
UGN所属の研究者。永見すばるの父親。ブラックドッグ/ノイマン。現在は姿が見えない。
UGNでは既に死亡確認済みだが、永見すばるの話では今も館に生きているという。
彼が居るという館の奥には、かつて三本松さんが訪ねていた研究施設が今も残っているようだ。
そこを調べれば、この館の現状が解明できるかもしれない。
→★永見光三の研究について〈情報:UGN〉9
が次のシーン以降に調査可能になりました。
GM:情報が増えましたが、調査は後々という感じです。
★"ボロゴーヴ"について〈情報:UGN〉7
FHエージェント。ブラム=ストーカー。戦闘においては従者を操る、強い殺戮衝動の持ち主。
過去に『真偽館』を襲撃し、永見親子を殺害したとされるのも彼だ。
現在は真偽館の周辺で目撃をされているが、具体的に何を企んでいるのかは不明。
過去に凶悪な事件をいくつか起こしており、緊急対処する必要がある。
→次のシーンでミドル戦闘が発生します。
GM:ミドル戦闘があるので、正確には調査はその後になりますね。
高倉楽沙良:ギャーッ
浅月透:ぐわーー!
三本松玉枝:もう敵が
GM:がんばってね
GM:【現在・真偽館キッチン】
GM:血だまりは消えることなくそこにある。人の姿はない。
GM:あなたがそこを調べると、ちかりと何か光るものを見つけられるかもしれない。
GM:見覚えのある反射光だ。
浅月透:「(まずは何処から調べるか………)って、ん?」
浅月透:足早にキッチンを出ようとしたその時、血だまりの中に何かが光った。
GM:何か金属のようなものが落ちている。
浅月透:調査用の手袋で血だまりを掻き分けると見覚えのあるペンダントを見つける。
浅月透:「これは、あいつの………」
浅月透:それは、永見すばるが大事にしていたモノだった。
高倉楽沙良:キッチンの戸をこんこん叩く。「どうしたの?お茶冷めちゃうよ」
高倉楽沙良:「早く座って、現状確認といこうよ」
浅月透:「悪い」
浅月透:「少し気になるものがあってな」二人の方に向かいます。
三本松玉枝:キッチンの隣のダイニングで、既に座ってお茶に口を付けている。
三本松玉枝:「おぉ。どうだった~?」
高倉楽沙良:4人分のお茶。3人分は席の前へ。残り一つはトレーの上のまま。
高倉楽沙良:テーブルの中央には高倉のタブレット端末が置かれている。
浅月透:戸棚の茶菓子を適当に机に広げる。
高倉楽沙良:「あっそんなところに」
高倉楽沙良:「勝手知ったるは助かるなあ。いただきます」袋をペリペリと開ける。
三本松玉枝:「賞味期限平気かな」言いながら個包装のビスケットを開けて齧り出す。
GM:真新しい物ではないが、期限は問題なさそうだ。
高倉楽沙良:「あっそうか……半年前のかもってことか」
高倉楽沙良:一応めくってみて。「あっ結構長い」
浅月透:「相変わらずファミリーパックばかり………それに人気の偏りがひでぇ」砂糖を三杯お茶にいれて飲み始める。
高倉楽沙良:「うわあ」砂糖の量を見て。「健康に悪いよ」
浅月透:「そんなん言ってたら市販の飲料の方が大概だろ」
三本松玉枝:次々に菓子を口に入れては紅茶で流し込んでいる。
高倉楽沙良:「でも入れるとこ見てるかは違くない?印象がさ」
三本松玉枝:「ヘイヘイ」
三本松玉枝:「今はそんな話してる場合じゃないだろ」もぐもぐ。
浅月透:「………そう言われると気にしちゃうから…って、そうだな」
高倉楽沙良:「あっそうだね。ティータイムしてる場合じゃって……」
高倉楽沙良:「一番食べてるじゃない自分が」
三本松玉枝:「飲み食い自体はいいんだよぉ。できる時にしとかなきゃ」
高倉楽沙良:言いながら端末を開く。
高倉楽沙良:オフラインモードだ。事前に調べていたページしか出ない。
高倉楽沙良:「えっと。すり合わせのためにおさらいさせてね」開いているのは真偽館研究支部について。
浅月透:「ん」チョコを口に放り込みながら画面を覗きこむ。
三本松玉枝:「うん」ごくごく。
高倉楽沙良:「UGNの秘密研究施設。少数運営でメインスタッフは研究員数名と、あと警備員」
高倉楽沙良:「だった。半年前までは」
高倉楽沙良:「“ボロゴーヴ”の襲撃により、施設は壊滅。所属スタッフは全員が殺害、死亡」
高倉楽沙良:「その死亡リストには――」端末を操作する。「永見光三、すばる親子も含まれている」
三本松玉枝:「……うむ」
高倉楽沙良:「ここまでは、確かな情報のはずだね」
浅月透:「………ああ」
高倉楽沙良:「でも、ここに来てから、これに矛盾する状況が起きてる」
高倉楽沙良:「二人が生きてるらしいことだ」
高倉楽沙良:「……それについては、玉枝さんが調べてくれたよね」
高倉楽沙良:「なにか見つかった?」
浅月透:三本松さんの方に視線をむけます。
三本松玉枝:「んん」改めて一口紅茶を啜って。
三本松玉枝:「すばるちゃんの話じゃ、おっちゃん……光三さんは生きてるってことだったけど」
三本松玉枝:「いま調べた限りでは、館のどこにも見つけられなかった。もちろん他の誰かも。あと探してないのは」
三本松玉枝:「館の奥。研究施設の本丸」
高倉楽沙良:「……ふうむ」
高倉楽沙良:「いかにもだねえ」
三本松玉枝:「うん。一番怪しいんだけどさ」
三本松玉枝:「一番怪しいから一人じゃ行きたくなかった」
浅月透:「まあ、そうだな」わかる。
浅月透:「取り敢えずはそこに向かうしかないか」
高倉楽沙良:「なるほど。なるほど?」
高倉楽沙良:「じゃあ、3人になったところで出立かな」紅茶を啜って。
高倉楽沙良:「……」砂糖を入れる。
浅月透:ジトー
高倉楽沙良:「これから運動するから」
浅月透:「なんも言ってないじゃん」
高倉楽沙良:「目が言ってる」
浅月透:黙ります。
高倉楽沙良:「とにかくさ。言った通り」
三本松玉枝:(仲がいいなあ)
高倉楽沙良:「僕は“ボロゴーヴ”の対処で来てる」
高倉楽沙良:「彼は従者使いだ。ブラム=ストーカー分類だろうね」
高倉楽沙良:「戦闘型のそれを自在に操ってくる、面倒な手合で」
浅月透:「うわぁ」嫌そうな表情。
高倉楽沙良:「一番面倒なのは、被害を厭わないことだ。これまでに何人も殺してる」
高倉楽沙良:「なんで半年前の事件現場に目をつけたのかはわからないけど。周辺で目撃されたのは間違いない」
高倉楽沙良:「いつ襲ってくるかも分からない。僕ら、通信もできないし」
高倉楽沙良:「だから、十分注意したほうが良さそう」
三本松玉枝:「ふうむ……」
三本松玉枝:「通信遮断もそいつの仕業だと思う?」
高倉楽沙良:「そういう能力あったとは聞いてない……少なくとも僕が戦ったときにはなかった」
高倉楽沙良:「でもそう……そうだな」
高倉楽沙良:「この規模でやれるの、そういうのができるシンドローム形質じゃないと厳しいと思うな」
浅月透:「となると」
浅月透:「最悪の場合、他に協力者がいることになるな」ブラックドッグかノイマン、オルクス………想像するだけで頭がいたくなる
高倉楽沙良:「……そうだねえ」
高倉楽沙良:(どうだろうか。本当の最悪は……)
高倉楽沙良:その句は甘い紅茶とともに飲み込んだ。
三本松玉枝:「…………」
三本松玉枝:「まあ、高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処、ってことで」
三本松玉枝:ほとんど頭を使わずに言いながら、懐に収めた手紙の感触を確かめる。
GM:その時だ。また、声がした。
永見すばる:「…………!!」
GM:先ほどと同じ、細い悲鳴。
GM:それは、あなたたちも先ほど通ってきたホールから聞こえてきているようだった。
高倉楽沙良:「……今の」
浅月透:「ああ」立ち上がる。
三本松玉枝:「どうやら研究所より先に行くところができたようだぜ」
浅月透:「臨機応変だな」
GM:声は一度で止まり、不気味な静寂が辺りを包む。
GM:真偽館は、あなたたちにはどこかよそよそしい顔で、ただ見つめていた。
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
浅月透:ロイスは保留で
高倉楽沙良:ロイス保留
三本松玉枝:ロイスは保留にしておこう。購入は再びメイド服で
三本松玉枝:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 10[8,8,10]+8[8] → 18 → 失敗
浅月透:うーんすごい服で妥協するか迷うな
三本松玉枝:あっ
GM:おっ
浅月透:おー
高倉楽沙良:おお
三本松玉枝:財産2点使って購入します
GM:すごいな……
三本松玉枝:装備して以上!
浅月透:強化ビジネススーツ!
三本松玉枝:勝手知ったるってわけ
浅月透:4dx10+3>=19
DoubleCross : (4DX10+3>=19) → 10[7,8,9,10]+8[8]+3 → 21 → 成功
GM:おおっ
GM:強気が功を奏しましたね
高倉楽沙良:すご!
浅月透:この備品、頂き!装備します
GM:もらわれてしまった
高倉楽沙良:どうしよう UGNボディアーマーでも試そうかな
GM:勝手知ったるだ
高倉楽沙良:4dx>=12
DoubleCross : (4DX10>=12) → 8[1,2,7,8] → 8 → 失敗
高倉楽沙良:ダメでした おわり!
【ミドルフェイズ4】
GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは浅月さん。
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
三本松玉枝:でます
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (67 → 74)
GM:上がった
浅月透:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 1[1]+66 → 67
GM:ちまっと
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (60 → 63)
GM:ほわっと
GM:情報項目は以下の通りです。
★永見光三の研究について〈情報:UGN〉8
★真偽館で起こっている現象について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉9
★永見すばるについて2〈情報:噂話〉〈交渉〉9
GM:項目は現時点では3点です。
GM:登場侵蝕を振り直すことで再度情報収集を行うことができます。
GM:また、新しく情報項目が出てくることもあります。
三本松玉枝:まあ引き続き担当分野(光三さん)かな……?
浅月透:これは永見すばるについて2かなー
高倉楽沙良:じゃあ残りの現象に行きましょうか
GM:決めたら振ってきましょう
三本松玉枝:では情報UGNで
三本松玉枝:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 10[5,5,8,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
三本松玉枝:知悉
GM:すごくわかった
浅月透:交渉で
GM:さすがは旧知
高倉楽沙良:★真偽館で起こっている現象について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉9
高倉楽沙良:情報収集チーム使用して情報:UGNで。
浅月透:5dx10+10>=9
DoubleCross : (5DX10+10>=9) → 10[1,2,2,4,10]+2[2]+10 → 22 → 成功
GM:すごいわかった!
高倉楽沙良:固定値やば
高倉楽沙良:4dx+4>=9
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 10[2,7,8,10]+10[10]+1[1]+4 → 25 → 成功
GM:えっこの人たちなに
高倉楽沙良:フ……
浅月透:やば
GM:こわい
高倉楽沙良:異形の力
GM:はい、では全て開示ですね
★永見光三の研究について〈情報:UGN〉8
彼の半年前までの研究内容は『レネゲイドを利用した死者の蘇生について』。
覚醒やリザレクト等ではなく、本当に死亡をしたオーヴァードを蘇生させる方法のようだ。
重要な部分にはロックがかかっているが、何かしらの欠陥があったようで遺志は継がれなかったらしい。
現在の研究については、研究室の中には見当たらない。光三自身も不在だ。
★真偽館で起こっている現象について〈情報:UGN〉〈情報:噂話〉9
光三の記録によれば、この館では繰り返し永見すばるの『殺害』が行われ、また蘇生している。
具体的には、リザレクトの範囲で収まる負傷を与えるに留まっているようだ。
『殺害』をしているのは毎回"ボロゴーヴ"であるらしい。
しかし、彼はどうやらこの状況を苦痛に感じているように見える。
→★『真偽館』の過去について〈情報:UGN〉10 が調査可能になりました。
★永見すばるについて2〈情報:噂話〉〈交渉〉9
永見すばるは既に先の『殺害』から蘇生しており、あなたたちの前に再度姿を現した。
彼女の記憶はどうやら何度も手を加えられ修正されているようだが、違和感は蓄積されていたらしい。
彼女はあなたたちに研究室の隠し扉について教えてくれた。永見光三は恐らくそこに居るはずだ。
なお、すばるのリザレクト限界は近付いており、死亡の危険性が高まってきている。
→トリガーシーンが発生します。
GM:現時点はここまで。ひとつ項目が増えました。
★『真偽館』の過去について〈情報:UGN〉10
GM:侵蝕を振り直せばこのシーンで調査が可能です。
高倉楽沙良:じゃあ僕が行こうかな……?
三本松玉枝:おねがいしたい
GM:良ければどうぞー
浅月透:お頼みします
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (63 → 72)
高倉楽沙良:ばっばかな
GM:一気だ
高倉楽沙良:今までとの上昇量と同じだけ上がった
GM:ww
高倉楽沙良:では改めて、『真偽館』の過去について。最後の情報収集チームを使ってUGNで判定。
GM:どぞ!
高倉楽沙良:4dx+4>=10
DoubleCross : (4DX10+4>=10) → 7[2,6,7,7]+4 → 11 → 成功
高倉楽沙良:ギリギリだ
GM:おお、ばっちり
GM:ではこちらも開示します。
★『真偽館』の過去について〈情報:UGN〉10
この研究施設では、過去に永見すばる、永見光三、そして"ボロゴーヴ"が命を落としている。
だが、永見光三は今際の際に、研究対象であった"ガラテイア"と呼ばれる存在を用いて自分を蘇生……複製させることに成功する。
彼は次いで娘のすばる、そしてなぜか相討ちで殺した"ボロゴーヴ"をも同じ形で蘇らせた。
彼の真意は不明。おそらくは"ガラテイア"が関係をしているものと思われる。
また、彼らはUGNからは巧妙に隠れたようで、施設職員は全員死亡の上館は遺棄という扱いとなった。
高倉楽沙良:しんでる!
GM:しんでる
GM:【現在・真偽館研究室】
GM:館の奥にある研究室は、ごく当たり前のこざっぱりとした空間だった。
GM:人の姿はない。永見光三も居ないようだ。
高倉楽沙良:「ふうーむ」白衣を着込んだまま、周囲を見渡している。
高倉楽沙良:「なんかあるといいけど」
三本松玉枝:「ていうか……てっきりここにいると思ったんだけどな」
三本松玉枝:「安全そうで逆に不安」
高倉楽沙良:「開けたらドカン!とか?」
浅月透:「びびらせんなよ」
三本松玉枝:「どっちかってえとガオー!とか」
高倉楽沙良:「ガオーか。“ボロゴーヴ”が?」
浅月透:「やめろって…」戦闘による負担が大きい、傍目には気づかれないように自然に壁にもたれ掛かる。
三本松玉枝:「さっきまではそれが最有力だったけどねえ」
三本松玉枝:戸棚を漁っている。白衣を貸したままなので棒のような体形が明白。
高倉楽沙良:「ありそう?」
三本松玉枝:「……んー」
三本松玉枝:ファイルを棚に戻し、近くの端末を弄り出して。
三本松玉枝:「……おっちゃんの研究について」
三本松玉枝:「前から大雑把には聞いてたんだけど、それがマジだった」
三本松玉枝:「ってくらいしか分かんないな」
高倉楽沙良:「何がマジだったの?」
浅月透:「どんな内容だ?」
三本松玉枝:「死者蘇生」
高倉楽沙良:「……それって」
三本松玉枝:「リザレクトじゃなく。ガチの死体になった人をレネゲイドで蘇らせるってやつ」
浅月透:「……それは、また」
高倉楽沙良:「戦闘不能になったオーヴァードを回復させる、とかでもなくかな」
三本松玉枝:「でもなく」
浅月透:「眉唾物の研究だな。それ、今までに誰も成功させてないやつだろ」
三本松玉枝:「本当の蘇生も、相手がオーヴァードじゃなきゃできる人はいる……らしいけど」
三本松玉枝:「普遍的な技術としてってなると、そうね」
三本松玉枝:「実際おっちゃんの研究も、何かしらの問題にはぶつかってて……」
三本松玉枝:「……くそ。いい年して誕生日じゃないのかよ」
三本松玉枝:「そっから先は分かりません」キーボードから手を離す。
高倉楽沙良:「ロックかかっても困るよそういうの」
高倉楽沙良:「でもそれってさ、玉枝さんの知ってたころでしょう」
高倉楽沙良:「“今”はどうなの?」
三本松玉枝:「今ぁ?」
高倉楽沙良:「半年もあれば、状況は変わるじゃない」
高倉楽沙良:「それに、継続して記録はつけてるみたいなんだよね」別の端末をひらひらさせる。
浅月透:「オーヴァードは変化し続ける生き物だ。内的にせよ外的にせよ何らかの要因で能力が変化する可能性もある」
三本松玉枝:ぎゅっと眉根を寄せる。
三本松玉枝:「……続けてるってこと? 研究を。ここで」
高倉楽沙良:「その様子だと今の研究のわかるものはないのか」
高倉楽沙良:「本人に聞ければ早かったんだけど」
三本松玉枝:「むう……」
三本松玉枝:再び自分の操作していた端末を睨む。
三本松玉枝:「……お兄さんすばるちゃんの誕生日とか知らんの?」
浅月透:「え?」
高倉楽沙良:「誕生日から離れなよ~」
三本松玉枝:「2回までならミスっても平気くない? こういうの」
浅月透:「え、えーと……」あれぇ?聞いたことあったっけ、無かったと思うけど………いやぁ?
三本松玉枝:「ほら頑張って。絶対教えられたことあるだろ」
高倉楽沙良:「えってか知らないの?」
三本松玉枝:「あの感じだと」
高倉楽沙良:「誕プレとか送ってないの」
三本松玉枝:「それとなくせがまれたことあるよね」
浅月透:「まて、そもそも誕生日の話とか人とするか?話す機会ないだろ」
高倉楽沙良:「親しい人ならするよ」
三本松玉枝:「あたしはおっちゃんの誕生日ちゃんと知ってました」
浅月透:「いや、プレゼントとかいきなり送るのヤバくないか?」
高倉楽沙良:「それはそれでどういう関係なの」
高倉楽沙良:「だからこそ記念日があるんだよ」
浅月透:「最悪泣かれるだろ」片寄った知識?経験?で語りだす。めんどくさくなりそう。
高倉楽沙良:「そういう機会だからこそ送る……あっここか」
高倉楽沙良:「ちょっと見てよ」端末を操作して、2人に見せる。
三本松玉枝:「ぉん」
浅月透:「ええ、うーん」もごもご言いながら見ます。
高倉楽沙良:キッチンの監視カメラの映像。電波障害の影響か、非常に粗いが。
高倉楽沙良:ボロゴーヴが現れて、永見すばるを攻撃している。
高倉楽沙良:「時系列的には、僕らが見かけたあの血溜まりの直前」
高倉楽沙良:「こういうのがいくつも入ってる」
三本松玉枝:「えっ」ボロゴーヴが少女を攻撃した映像の時点で怪訝そうな声を上げて。
浅月透:「んー?」
高倉楽沙良:「繰り返し、殺してる――いや」
高倉楽沙良:「《リザレクト》させてる」
三本松玉枝:「……いや、いくつも。そっか」
高倉楽沙良:「歴戦のFHエージェントがさ」
高倉楽沙良:「何度も何度も、無抵抗のオーヴァードを、《リザレクト》されたから取り逃がすって」
高倉楽沙良:「あると思う?ライバル?としてはあんまり考えがたいんだけども」
三本松玉枝:「あえてそうしてる……」
三本松玉枝:「研究のために?」
高倉楽沙良:「うん。それも多分……研究者じゃなくて」
高倉楽沙良:「ラットの側かもしれない」
浅月透:「ボロゴーブ自体かなり消耗していたしな………」
三本松玉枝:「そう“させられてる”、か」
高倉楽沙良:こくこくと頷く。
浅月透:「つーか、まて………何度もってことは」
浅月透:リザレクトは最高といっていいほどのオーヴァードの特異性を示すエフェクトだ、しかし欠点が無い訳じゃない。
高倉楽沙良:「……普通のオーヴァードとして蘇ったなら、そうだね」
高倉楽沙良:「透さんの考えてる通りかも」
浅月透:「………っ」
浅月透:何時ジャーム化してもおかしくない、いやそもそも今も保っているのか?
浅月透:それこそ、もう既に―――
高倉楽沙良:「でも、手遅れってわけじゃない」
高倉楽沙良:「まだ再生してるんでしょう。出来なくなるまでは平気ってこと」
高倉楽沙良:「問題はこっちの側かも」自分の胸に手を当てて。
浅月透:ハッとしたような顔で高倉さんを見ます。
三本松玉枝:「メンタル?」
高倉楽沙良:「何度もなんて、あまり気分のいいものじゃないはずけど。カノジョ、平気そうだった」
浅月透:「自己防衛的に処理してるのか、他の何かの影響なのか………けど、いつ決壊してもおかしくないだろ」
浅月透:「………いずれ気づく」
高倉楽沙良:「……そうだねえ」
高倉楽沙良:カメラの記録を漁っている。時刻は半年前。
三本松玉枝:(……普通のオーヴァードとして蘇ったなら、か)曲げた指を顎先に当て、珍しく真面目な顔で考え込む。
高倉楽沙良:「……えっ」
高倉楽沙良:「どういう……あっ」
高倉楽沙良:画面をパッと消す。
三本松玉枝:「……んぁ、何かあった?」
高倉楽沙良:「……えーっと」
浅月透:「何かあったのか?」
浅月透:訝しげに見る。
高倉楽沙良:「半年前の記録があってさ」
高倉楽沙良:「見たくないでしょ。みんな死ぬとこ」
三本松玉枝:「……ああ。なるほど」
浅月透:「………それは、まあ」分かりやすく目を反らす。
三本松玉枝:「エッチな場面でも映ったのかと思った」笑う。
高倉楽沙良:「セクハラか~?」
高倉楽沙良:「とにかく、確実に亡くなってる。3人とも」
三本松玉枝:「え~そんな……えっ」
三本松玉枝:「みんなって3人? あいつも?」
高倉楽沙良:「うん。どうにも相討ちだったみたい」
高倉楽沙良:「案外パパさんもやり手だね」
三本松玉枝:「知らなかったわ……」
浅月透:「………戦闘技能があったんだな」
三本松玉枝:「いや、ってか、じゃあ」
三本松玉枝:「生き返ったのもみんなじゃん」
高倉楽沙良:「そうなるんだよね」
浅月透:「うーん」
三本松玉枝:「…………で、共に死んで共に蘇った仲として、三人で仲良く共同生活か。こっそりと」
高倉楽沙良:「なかよく喧嘩にしてはやりすぎだよ」
浅月透:「殺伐とし過ぎだろ………」
高倉楽沙良:「“ガラテイア”ってのが関わってるみたいなんだけど。こっちはなんとも分かんないな」
高倉楽沙良:「やっぱり、本人に聞くのが早そう」
三本松玉枝:「とは言われても」辺りを見回す。
GM:その時。カチャリと軽い音がして、扉が開いた。
永見すばる:「……あの」
永見すばる:少し青ざめた顔をして、そっと中へと入ってくる。
浅月透:「っ!?」
高倉楽沙良:「おや」手を振る。
永見すばる:「すみません、少しだけお話聞いちゃって……その」
浅月透:「永見…いや、その」
三本松玉枝:「……おお」
永見すばる:意を決したように、あなたたちの元へ。
永見すばる:「やっぱり、何か変なこと、起きてますよね……!?」
永見すばる:「私、私もおかしいと思ってて、でもどうしてか人に言えなくて」
永見すばる:「……今、いろいろ繋がっちゃって」
永見すばる:「時々、記憶が途切れてる時があるんです」
永見すばる:「気が付いたら別のところに居て、だんだんそれが増えてきて」
永見すばる:「攻撃、とか、全然覚えてない。でも、少しだけ」
永見すばる:「凄く辛い感じの夢をみたような気がして、それから」
永見すばる:「誰かが、悪い、ってやっぱり辛そうに謝ってるのだけ覚えてる」
永見すばる:「さっきの話が全部本当なら、私……」押し黙る。
高倉楽沙良:「すばるさんはさ、どうしたい?」
永見すばる:「私……私は、今、もしかしたらって話を知っちゃって」
永見すばる:「ホッとしたんです。やっとわかったって」
永見すばる:「だから、本当のところを知りたい、です」
永見すばる:「……お父さんが、何をしたのか、してるのかも」
浅月透:マスクの下で複雑な表情を浮かべる。
永見すばる:どこか、すんなりと全てを受け入れたように見える。
永見すばる:ずっと疑問を感じていたのだろう。
高倉楽沙良:ちらりと横を一瞥しながら。「うんうん。じゃあさ」
三本松玉枝:ぽりぽりと頭を掻く。決まり悪げな顔。
高倉楽沙良:「お父さんのいそうな場所、心当たりないかな」
永見すばる:「……はい。あ、でも」
永見すばる:「あの、お父さんのこと、あまり……その」
高倉楽沙良:「うん?」少しかがんで目線を合わせている。
永見すばる:「どうか、疑いすぎないでほしい、です」
永見すばる:「私の、大事なお父さんなのは本当なの」
高倉楽沙良:「麗しき家族愛だねえ」
永見すばる:「何を考えてるのか、確かめて、教えてください。それならこっちも教えます」
浅月透:「………」
高倉楽沙良:「だって。2人はどう?」
永見すばる:浅月さんの方を、すがるような目で見ている。
三本松玉枝:「……すばるちゃんが良いなら異議なし」
浅月透:「………お前が、父親を大切にしているのは知ってるよ」
浅月透:目を合わせない。
永見すばる:「うん」
浅月透:「別に、危害を加えるつもりはない。安心してくれ」
浅月透:目を合わせない。
永見すばる:「……ありがとうございます!」
浅月透:「なあ、永見………お前は」
浅月透:「ごめん。……何でもない」
永見すばる:「……浅月さん」
永見すばる:「ごめんなさい。私も、私も……」
永見すばる:「永見すばるの真似、して……」
永見すばる:途方に暮れたような顔で、それでも微かに笑う。
永見すばる:「……教えます。ここ、奥があるんです」
永見すばる:浅月さんの立っている傍の壁、
永見すばる:よく見ると物に隠れて扉のように見える陰がある。
浅月透:「隠し扉か」横にずれる
永見すばる:「お父さんが居るなら、ここの奥だと思う。ここに触れたら開きます」壁の一部を指す。
三本松玉枝:「流石にそんなのは教えてもらったことなかったな」
永見すばる:「最重要機密、らしいですよ。教えちゃったな」
高倉楽沙良:自分の顔の横に両手を添えて、ぼうっと端末を見ている。
永見すばる:「私は今お父さんに会える気がしないから、皆さんにお願いします」
浅月透:「………行こうか」二人の顔をみて、促す。
三本松玉枝:「うむ。……あー」
三本松玉枝:「そういや言ってなかったんだけどさ」
三本松玉枝:「あたしがここ来たのって、おっちゃんから、私“たち”を助けてくれって手紙もらったからなんだよね」
永見すばる:「……え」
三本松玉枝:「だからまあ、行ってくるけども」
三本松玉枝:「あんまし気負わずに待ってなよ……みたいな」
三本松玉枝:眼鏡の位置を直しながら壁の方を向く。
永見すばる:「……はい!」
三本松玉枝:「うむ。そんだけ」
三本松玉枝:「ララちゃんも行こうぜ。ここであたしたちのこと見捨てたりしないよな」
高倉楽沙良:ぱっと耳をふさいでいた手を離して。「まあねえ」
高倉楽沙良:「あっそうだ、1個聞いていいかな」
永見すばる:「あ、はい。どうぞ」
高倉楽沙良:「永見すばるさんの誕生日、教えてよ」
永見すばる:「誕生日、ですか?」
高倉楽沙良:「うん」
永見すばる:「12月14日、です」
永見すばる:「なんだか、空に昴が綺麗に光ってた、とか……」
高倉楽沙良:「おお。ギリギリクリスマスプレゼントと一緒にされないくらいの時期だ」
永見すばる:「『私』の誕生日じゃないんですよね」少し寂しそうに。
高倉楽沙良:「……いいことを聞いちゃった。ありがとうね」
永見すばる:「? はい」
高倉楽沙良:「僕がじゃないんだけどね。知りたい人が……」
高倉楽沙良:「いやこれくらいにしとこうかな。玉枝さん、そっちに行けばいいの?」
浅月透:「………」
浅月透:永見すばるを見る、真っ直ぐに。こんな簡単なことさえ、困難に感じる自分を恥ながら言葉を探す。
浅月透:「………君は、その」
永見すばる:「はい」
永見すばる:いつもの元気はないが、それでも真っ直ぐに目を向ける。
浅月透:「覚えているか?」何時がとも、何をとも、言わない。曖昧な誤魔化しだ。確認がしたい訳じゃない………視線を合わせたくないだけ、逃げたいだけだ。
永見すばる:「……浅月さんが、いっつもそういう感じなのは、よーく覚えてますよ」
永見すばる:「いっつも、本当は何か言いたいんじゃないかなって思ってたのも」
永見すばる:「これも、『私』じゃないのかもしれないけど」
永見すばる:「永見すばるは、浅月さんともっと仲良くなりたかったんです」
浅月透:「………っ」
浅月透:「知ってるよ………覚えている」
浅月透:「覚えてるんだ」
浅月透:「………悪い、本当は俺は酷い奴なんだよ」
永見すばる:「え?」
浅月透:「ろくでなしの嘘吐きなんだ」
永見すばる:「そうなんですか?」きょとんとしている。
浅月透:「ああ」
浅月透:呟いて、何かを思い出したかのようにポケットを漁る。
浅月透:「これ、拾った」ペンダントを取り出して渡す。
永見すばる:「あっ、また落としてた!」
浅月透:「無くすなって言ったのに………」
永見すばる:「ありがとうございます、探してたんです。よかった……」
永見すばる:「ふふ、ほんとですよね。せっかく前にも拾ってもらったのに」
浅月透:「ちゃんと持っておけよ」
永見すばる:「……はい」愛おしげに、金色の表面を撫でる。
浅月透:「あー、待たせ過ぎだ。行くよ」
永見すばる:「いってらっしゃい、あの……」
永見すばる:「がんばって、ください!」
GM:浅月さんの所持していたとっさの御守りは永見すばるの元に移ります。
浅月透:「っ!!」
浅月透:「………ごめん」
浅月透:振り向かずに扉を進む。
浅月透:浅月透は最低だ。酷いことをしようとして、今も嘘を吐こうとしている。
浅月透:どうしようもない嘘吐きだ。
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
浅月透:永見すばる 好意/不信感→罪悪感○へ
高倉楽沙良:ロイス保留
三本松玉枝:永見すばる 〇尽力/不安 で取ります
三本松玉枝:購入は応急手当キットを
三本松玉枝:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[1,6,9,9]+1 → 10 → 成功
GM:ばっちり
三本松玉枝:買えたので使用!
高倉楽沙良:こっちも応急手当買おう
三本松玉枝:7+2d10
DoubleCross : (7+2D10) → 7+13[6,7] → 20
高倉楽沙良:5dx>=8
DoubleCross : (5DX10>=8) → 8[1,2,2,6,8] → 8 → 成功
GM:かえた
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを20に変更 (7 → 20)
三本松玉枝:今度は悪くない 以上です
浅月透:一応のブルゲ
高倉楽沙良:もう1個あげるね
高倉楽沙良:怖いおくすりじゃないよ さあ……
浅月透:5dx10+3>=20
DoubleCross : (5DX10+3>=20) → 7[2,2,5,6,7]+3 → 10 → 失敗
GM:ほんとかなあ
GM:残念
浅月透:たっけえ!
三本松玉枝:UGNのひとが嘘なんかつかないはず……
三本松玉枝:いただいて使います
三本松玉枝:20+2d10
DoubleCross : (20+2D10) → 20+17[9,8] → 37
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを27に変更 (20 → 27)
GM:よく効く!
三本松玉枝:全快!
【ミドルフェイズ5】
GM:シーンプレイヤーは三本松さん。
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (74 → 78)
浅月透:出!
浅月透:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 10[10]+67 → 77
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (72 → 80)
高倉楽沙良:そんな……
浅月透:ど、動揺
GM:みんな上がる
GM:【現在・真偽館研究室奥】
GM:すばるの情報から、あなたたちは研究室のさらに奥へと進んだ。
GM:そこは小さな部屋で、壁には棚いっぱいの資料。そしていくらかのコンピューター類。
GM:何より目を惹くのは、中身が空の培養槽だった。
永見光三:「……ああ。ここまで来たか、三本松くん。悪かったね。呼びつけてしまって」
永見光三:「……こんなに人がいるとは予想外だったんだが、まあいい」
永見光三:白衣を着た、眼鏡の中年男性がうっそりと首を巡らす。
三本松玉枝:「ん。ども」片手を上げる。
永見光三:「言った通り、僕から直接伝えられることはそうないんだ」
永見光三:「君たちも、ある程度のことはもう知っているとは思うんだが」
永見光三:「ただ、ここを調べるというなら僕には止める力はないからね。好きになさい」
永見光三:そう言って部屋を示す。積極的に協力をする様子はないが、止める気もないような顔だ。
三本松玉枝:「……ならさせてもらうけども」
三本松玉枝:「なんか変な感じだね」
三本松玉枝:ひょこひょこと資料棚に向かう素振りを見せる。「主人に見られながら家探しってのは」
永見光三:「……この館は、どこもかしこもおかしいんだよ」皮肉げに笑う。
永見光三:「半年前からだ。知っているだろう」
三本松玉枝:「まあね……」
浅月透:無言で部屋を散策します。無駄なく書類や物品を仕分けてスムーズに行動を為す。
GM:部屋の中は、意外に整理されている。
GM:そうして探していると、ひとつの端末にそれらしきデータがあるようだった。
GM:……やけにきちんとまとめられ、やはり整理されている。主の性格だろうか。
GM:そして、そこには表の研究室のデータと同じく、ロックがかかっている。
高倉楽沙良:「……ほう?」
GM:情報収集判定です。
GM:項目はひとつだけ。
★永見光三の真意について ☆Lock!
※ロックがかかっています。パスワードの情報があれば自動開示。なければ判定は不可能。
GM:ちなみに先に言うと、誕生日ではないです。
三本松玉枝:ちがった……
高倉楽沙良:そんな……
浅月透:もうダメだ
GM:何もなければこのままシーンは終了し、同じ情報収集を再度行うことになります。
三本松玉枝:「……」
浅月透:むむむ
浅月透:「………誕生日では無いと思うぞ」
永見光三:あなたたちの様子をじっと見ている。
高倉楽沙良:「すばるさんのでもない?」
高倉楽沙良:「入れてみようよ」
三本松玉枝:「ロックかかるかもしれないんだろ」
高倉楽沙良:「さっきは入れたくせに……」
浅月透:「こいつ…」
三本松玉枝:試そうともせずに言う。
浅月透:「じゃあ、分かるのかよ」
三本松玉枝:「わかるよ」
高倉楽沙良:「え?」
浅月透:「へ?」
三本松玉枝:「……さっき言ったよな」
三本松玉枝:「ここに来た理由。あたしの」
三本松玉枝:「で、思った」
三本松玉枝:「これくらいよく分かんない状態になっちゃうと、二人のゴールはどこになんのかなって」
三本松玉枝:「でもそれは別に教えてくれなくていいんだ」
三本松玉枝:「既に協力するって決めたし。ララちゃんもお兄さんも悪い人じゃなさそうだし」
三本松玉枝:「だから」
三本松玉枝:「君らがこの先どうするにしても、あたしがおっちゃん達を助ける気でいるって、覚えておいてだけくれよな」
三本松玉枝:RHOを公開します。
GM:了解しました。
GM:では、三本松さんのリバースハンドアウトを公開します。
RHO:PC2 三本松玉枝
シナリオロイス:永見光三(信頼/悔悟)
あなたは過去、永見光三から彼の研究が群体型レネゲイドビーイングについてのものであることを聞かされていた。
また、彼らが暴走をし、UGNでも対処がしきれなかった時には止めてくれるよう依頼を受けている。
今回改めて届いた手紙には、確かに二人にしかわからない内容が書かれ、『私たちを助けてほしい』と記されていた。
館の他の人間は信頼がおけるかわからない、状況が確かになるまで秘匿をしていてほしい、とも。
隠された情報のパスワードは、【Pleiades】だ。
あなたはシナリオ中にこのRHOを公開することで、その際にシナリオ1回、情報収集判定に自動成功することができる。
GM:この効果で、上の情報項目を開示することができます。
三本松玉枝:パスワードを入力します。二人にも見せる。
浅月透:「悪いな」呟きながら見ます。
GM:では続いて、情報を開示します。ちょっと長いので分割して。
★永見光三の真意について 自動開示
"ガラテイア"は群体のRBであり、その一部によって記憶と肉体を複製されたのが現在の3人だ。
シンドロームはいずれもブラックドッグ/エグザイル。衝動は飢餓。生前のものとは変化しており、人格にも影響を与えている。
その群体の核にあたる存在は、ここで人間の行いについて知るために彼らに過去の殺人の様子を繰り返させてきた。
3人は程度の差こそあれ、全員がエネミーエフェクト《メンタルインベイション》により行動や精神を支配されている。
"永見光三"はこの状況に後悔を覚え解放を望んでいるが、その干渉により直接的に核を害することはできない。
そこで彼は、"ガラテイア"の「新たな個体を取り入れよ」という指令に従う振りをして三本松玉枝を呼び寄せた。
現状へ反抗するため、そしてこれ以上の状況悪化を防ぐために。
彼の真意はあくまで状況の解決、そして『娘』であるすばるを救うことにある。
GM:※情報開示により、ハンドアウトの一部に変更があります。必要なPLには直接お渡しします。
永見光三:「……どうだったかな」
三本松玉枝:「誕生日並にゆるいセキュリティだなとは思ったよ」
永見光三:「……直接話すことはできない。だが、鍵を手渡すことはどうにかできそうだったからね」
三本松玉枝:「んで……」
三本松玉枝:「あたしはこっからどうすればよくて」
三本松玉枝:「お二人はどうすんのかな」
浅月透:ホッとしたような顔で永見光三をチラリと見ます。
永見光三:「僕からは、同じことを頼むことしかできないよ。助けてくれと」
永見光三:「……僕らを、だ」
浅月透:「そうだな」未だに問題は山積みだ。
高倉楽沙良:「少なくとも、最終的にはここから出ないといけないわけだよね」
三本松玉枝:「まあ出してあげたいな」頷く。
浅月透:「起こったことを綺麗さっぱり無かったことには出来ない」
浅月透:「精々、どうにか足掻くだけだけど………」
永見光三:「……それだけでも、ありがたい。僕が何か言えた義理ではないが」
永見光三:「酷い研究者で、父親だよ。後悔ばかりだ」
浅月透:「いや、これを起こしたのがアンタじゃなくて良かった………安心した」
高倉楽沙良:「娘のことをちゃんと想うだけで十分じゃない」
永見光三:「はは」
永見光三:「この後悔は、『僕』のものなんだ」
永見光三:「持たせておいてほしいよ」
浅月透:「じゃあ、俺は『彼女』の願いを叶えるよ………」
永見光三:「……ああ」ほっと息を吐く。
永見光三:「そうしてもらえると、本当に、本当に……」
永見光三:「手間をかける。ありがとう、皆さん」
三本松玉枝:「事が終わったら満足げな顔で死にそうな言い方するなよぉ」
永見光三:「そんなに執着がなかったら、こんな事態は起こさない」
永見光三:「終わったらUGNに出頭して、きちんと後片付けまでは協力するさ」
三本松玉枝:「……どうなん? その辺」高倉さんを見る。
三本松玉枝:「出頭とかいう話になんの、これ。ボロゴーヴくんとやらはともかく」
高倉楽沙良:「どうって」
高倉楽沙良:「まあ検査にはなるだろうね」
高倉楽沙良:「出頭って形かはわからないけども」
浅月透:「悪いようにはならないだろ」
三本松玉枝:「ふうん」
永見光三:「……悪くてもいいんだがね、僕だけに限っては」
三本松玉枝:「……」
三本松玉枝:「あ、ってかさ」
高倉楽沙良:「うん?」
浅月透:「どした」
三本松玉枝:「すばるちゃんがやられた場面にいたじゃん、おっちゃん。たぶん毎回?」光三さんに顔を向ける。
三本松玉枝:「あれもガラやんの指示ってことなの」
永見光三:「……蘇生後を助けていたのがひとつ」
永見光三:「指示があったからがひとつ。それから……記録のためがひとつ」
永見光三:「笑えるだろう。僕はずっとデータを取っていたんだよ……あの子の」
永見光三:「そうでもしなきゃ、どうにもできなかった」
浅月透:「笑えねぇって」
三本松玉枝:「ふうーん」
高倉楽沙良:「……」
三本松玉枝:「いや、あたしは別に、酷いことしやがって! みたいに怒ったりしないけどね。あたしは」
高倉楽沙良:「こっちに怒らせようとしないでよ」
三本松玉枝:ばし、と掌に拳を打ち付けつつ言う。
永見光三:「……すまないね」
三本松玉枝:「ララちゃんにしろとも言ってないだろ~?」
高倉楽沙良:「まあ言ってないけど……」
浅月透:「………自己嫌悪が過ぎるとよくないって話だろ?」
高倉楽沙良:「透さんが言う?」
高倉楽沙良:「僕からみたらだいぶだいぶだと思うんだけどな」
浅月透:「言っててどの口がって思ってるから」
高倉楽沙良:「でも、玉枝さんのゴールが見えたのはよかったな」
浅月透:「まぁ、駄目なヤツは駄目なんだよ………お目こぼししてくれ」
高倉楽沙良:「それなら一緒にくぐれそうだ」
三本松玉枝:「自信持ちなよ。あんなかわいい子に慕われてんだから」
三本松玉枝:「お。そう?」
高倉楽沙良:「うん。実は隠されたお宝がここに眠ってて」
高倉楽沙良:「それ手に入れるためになら全員殺してもいいとかじゃなくてよかった」
浅月透:噴き出す。
三本松玉枝:「そんな危惧されてたのか??」
永見光三:穏やかに、肩の荷が少し下りたような顔で微笑む。
三本松玉枝:「人殺しなんかしないよあたしは!」
高倉楽沙良:「え~でも強盗はするって……」
高倉楽沙良:「DBに……」
三本松玉枝:「えっ」
高倉楽沙良:「えっ」
浅月透:「うーわ、マジで?」やや引き
三本松玉枝:「えっ。書かれてたの」数歩距離を取るようにする。
三本松玉枝:「てっきりあたしに都合のいい記述しかされてないのかと思って安心してたのに」
浅月透:「マジなのかよ」
高倉楽沙良:「……じゃあマジなんだ」
三本松玉枝:「あっっ」
三本松玉枝:「ウソ! 今のなし!」
三本松玉枝:「ハッキングされてるよそのデータベース!!」
浅月透:「UGNぞ???」
高倉楽沙良:「誰がわざわざ玉枝さん一人にだけするのさ」
高倉楽沙良:「でも今はしないんでしょ?」
高倉楽沙良:「信じてるよ~」にまにまする。
三本松玉枝:「あたしをメチャクチャ恨んでるアイツとかコイツとかがいるかもしれないし……」
三本松玉枝:「しない。マジでしない。特に今は絶対そう」
高倉楽沙良:「そういう相手が多いならなおだめだが……うん。信じよっかな」
三本松玉枝:「普段から0%だけど今はマイナスまである」
浅月透:「グダグダしてきたな………とにかく」
高倉楽沙良:「服貸してくれたし」%がすぐ動くならプラスに行くこともあるんだろうなあと思う。
三本松玉枝:「おなか見せてもらわないといけないしね」うんうんと頷く。
高倉楽沙良:「そうそう。先に肚見せてもらったしね」
浅月透:「むしかえすな!」
高倉楽沙良:「気にしいだなあ」
高倉楽沙良:「真面目にはやるよ。ここまで見てたでしょ」
浅月透:「………とにかく、目下やるべきことは決まったってことでいいな?」
高倉楽沙良:「うん。その“ガラテイア”を探らなきゃね」
三本松玉枝:「そんでひっぱたく」
浅月透:「ああ、それで脱出だ」
浅月透:もう本物なんて何も残っていないのかもしれないこの館で偽りのモノだとしても………
浅月透:やるべきことを為そう。
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
浅月透:保留かなー
三本松玉枝:永見光三 〇遺志/悔恨 このロイスのP感情を尽力に変更します。
GM:ありがたい……
高倉楽沙良:おお……
浅月透:おー
三本松玉枝:購入はブルーゲイル狙い!
三本松玉枝:4dx>=20
DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[4,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
三本松玉枝:がんばったけどだめ
GM:回ったけどね
浅月透:ぼくも!
高倉楽沙良:一応自分用のメイド服狙おうかな
浅月透:5dx10+3>=20
DoubleCross : (5DX10+3>=20) → 6[2,2,4,6,6]+3 → 9 → 失敗
高倉楽沙良:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 9[1,1,3,3,8,9] → 9 → 失敗
高倉楽沙良:だめです おわり
GM:おつ!
浅月透:だめ!
【ミドルフェイズ8】
GM:ガラテイアの居場所について推理するシーンです。
GM:シーンプレイヤーは高倉さんとしましょうか。
GM:登場する人は登場侵蝕をお願いします。
浅月透:はーい
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (89 → 97)
浅月透:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 2[2]+86 → 88
GM:三本松さんが
三本松玉枝:ムム
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (86 → 94)
高倉楽沙良:そんな……
GM:上がる
GM:では、ガラテイアの居場所について推理していくシーンです。調査でもいいが。
GM:項目は以下の通り。
★ガラテイアの居場所を推理する 累計25
任意の〈情報:〉〈知覚〉〈意志〉〈知識:レネゲイド〉。
GM:最後の判定で、ガラテイア本体の居場所について突き止めることができます。
GM:目標値は全員の累計が25になるまで。
GM:登場侵蝕を払い直して判定を再度行うことも可能です。
GM:ただし、これまでの行動によってヒント情報が開かれてます。ヒントひとつにつき、目標値は2下がります。
GM:情報は以下の通り。
★永見すばるの疑問:真偽館の不審な点について 自動開示
これまで気に掛けていなかったが、永見すばるの流した血液は、いつの間にか拭い去られている。
また、戦闘により崩壊したホールの一部は、いつの間にか修繕されていた。元通りに。
開示条件:永見すばるの生存および、ペンダントの返却が両方行われている。
★永見光三の知識:ガラテイアの性質について 自動開示
"ガラテイア"には存在の情報を取り込み、その持ち主を複製する性質がある。
通常は生物に対して発揮されるものだが、無機物を対象とすることもできるようだ。
開示条件:パスワードの入力に成功し、永見光三が協力的になっている。
★"ボロゴーヴ"の記憶:過去の真偽館について 自動開示
ボロゴーヴによれば半年前の襲撃時、館の一部で出火が起きている。勢いからすれば館はほぼ全焼しているはずだ。
しかしUGNの記録では館は遺棄とのみ記されており、損傷もほぼなかったとされている。
開示条件:ボロゴーヴとの対話に成功し、真実を告げ精神干渉を止めている。
GM:これらのヒントのため、現状の目標値は19となりました。
GM:技能を選んで判定をお願いします。
高倉楽沙良:情報:UGNで素振りします
GM:どうぞ!
高倉楽沙良:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,4,6,8,10]+5[5] → 15
浅月透:情報:UGNで
高倉楽沙良:フ……
三本松玉枝:つよ
GM:いきなりやな
GM:累計15!
三本松玉枝:つよい子がいるし知識:レネゲイドを使うか……
浅月透:情報収集チームも使用
GM:本気だ!
三本松玉枝:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 7[2,3,6,7,7]+1 → 8
GM:累計23! ここでクリア
浅月透:6dx10+5
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[2,2,4,6,7,10]+6[6]+5 → 21
GM:たっか!
三本松玉枝:スゴ!
GM:44!?
高倉楽沙良:さすがね
GM:ここまでとはおもわなかった
GM:では、まず情報を開示しましょうか。
★ガラテイアの居場所の推理 累計25→19
"ガラテイア"が潜んでいるのは、真偽館の建物それ自体。
エネミーエフェクト《広域融合》により一体化し、全てを見ていた。
つまり、館の中ならどこでも"ガラテイア"に攻撃を加えることができる。その逆もまた然りだ。
ただし、戦闘に向く場所は限られている。先に戦った入口のホールなどがそうだろう。
→クライマックスフェイズへの突入が可能になりました。
GM:【現在・真偽館ホール】
GM:あなたたちは、修復されたホールに集まっている。
GM:"ガラテイア"の居場所についての話し合いを行うためだ。
GM:日は傾きつつあり、吹き抜けの向こうの窓から夕日の光が差し込む。
高倉楽沙良:「こんなところに呼びつけて、どういう了見なのかな」
浅月透:「気づいたことがある」
高倉楽沙良:「告白ならもっとロマンティックな所が……うん?」
浅月透:「こ、告白とか、やめてくれ。トラウマが…」
永見すばる:「気づいたこと」
永見光三:娘の傍にそっと立っている。
高倉楽沙良:「そっち俄然気になってきたな。いけないいけない、で、何?」
ボロゴーヴ:腕を組んで、機嫌悪そうに後ろの方に立っている。
浅月透:「あー、さっき喫煙所に行ったときにホールが修復していてな」
三本松玉枝:「ほんとじゃん」壊れていたはずの扉に張り付いて検分する。
ボロゴーヴ:「あ? 確かあそこは派手にぶっ壊れて……」
浅月透:「んで、色々と回ってみたら戦闘による破壊も直っていた。そこでだ」
ボロゴーヴ:「……ねえな」
高倉楽沙良:「床ぶち抜いたのに……」
浅月透:「違和感というか、共通点か?それに気づいたんだよ」
三本松玉枝:「えっじゃああのシャンデリアとか持ち出したら無限に売れる?」
永見光三:「君は発想が毎回豊かすぎる」
高倉楽沙良:「消えて詐欺で訴えられそう」
浅月透:「うーんこの」
三本松玉枝:「冗談ですよう」
高倉楽沙良:「んで、共通点って?」
浅月透:「まず、俺の能力について教える」咳払いをして
浅月透:「気づいていると思うが、催眠系の能力だ」
三本松玉枝:「……ふむ?」
高倉楽沙良:「えっ」ばっと身体を隠してみせる。
永見すばる:「?」
浅月透:「うっ」
浅月透:「………ハヌマーンだと音、ソラリスだと粘膜とかから干渉をして認識を阻害したり命令をしたりするんだが」
浅月透:「俺は主にレネゲイドに直接干渉して発動するタイプなんだよ」
三本松玉枝:「ふむふむ……?」
浅月透:エフェクトを使用した時、あるいはレネゲイドを隆起した瞬間などが起点だ。
高倉楽沙良:「ウロボロスシンドロームの領分っぽいなそれ。それで?」
浅月透:「俺はこの館で主に二回能力を使用した」
浅月透:「ボロゴーブとの戦闘時、そしてさっき永見に対してな」
浅月透:「その時の二人のレネゲイドの反応がほとんど同じものだった」
浅月透:「そして、再生されていたこのホールに対しても使用してみたんだが………」
高倉楽沙良:「えっじゃあ……二人はきょうだ」やめる。
高倉楽沙良:「……それも同じだった?」
浅月透:「あぁ、二人と同一の反応をかえしたよ」
三本松玉枝:「館もきょうだいじゃん」
浅月透:「………認識災害系能力だとまた別の反応が出るんだが、まあこれはいいか」
浅月透:「つまり、だ」
高倉楽沙良:「二人は館から生まれた館太郎ってことか」
高倉楽沙良:「いや、多分三人とも?」
浅月透:「ガラティアはこの館そのものに………うん、そうだね」
高倉楽沙良:「そんなこと、出来るの?」
高倉楽沙良:「僕、人しかできないんだと思ってたけども」
永見光三:「……僕の研究範囲ではそのような方向を考えていたが」
永見光三:「可能ではある。無機物を取り込み複製することもね」
三本松玉枝:「……危なすぎだろ」
浅月透:「高い干渉能力をもつエグザイル、オルクスなんかでは稀に見られるな」
三本松玉枝:「どうやってケージに入れてたんだよ……」やや引きつった笑み。
高倉楽沙良:「ある意味人の複製よりヤバいまであるよねえ」
浅月透:「怖いよな」
永見光三:「だから対策を何重にも取っていたんだが……」
永見光三:「半年前だな、あの事件の後で制御が効かなくなった」
三本松玉枝:「その技術にも興味はあるけど……まあそれは置くとして」
高倉楽沙良:「屋敷をボロボロにした人がいたんだね」
三本松玉枝:「いちおう外堀を埋めとくために。あそこ以外にはもう隠し部屋とかないんだよね?」
永見光三:「ない、地下もないとも」
ボロゴーヴ:「含みがある言い方をするじゃねえかよ」高倉さんに顔を顰める。
高倉楽沙良:「名誉のために詳細は伏せただけだよ。じゃあさ」
高倉楽沙良:「決まりだね。犯人は」
浅月透:「犯人はこの中にいる、じゃなくて犯人の中にいる。だったわけだな…」
三本松玉枝:「では~……」辺りに視線を彷徨わせる。
三本松玉枝:「ぶっ壊しちゃう?」
浅月透:「小説だったらジャンル違いって言われて即ボツになるな」ホラーの領域だろ、モンスターパニック
永見すばる:「……壊せるんでしょうか」不安げに。
高倉楽沙良:「まあ、ここからはミステリじゃないからね」
ボロゴーヴ:「俺らには無理だな、手伝い程度だ」
高倉楽沙良:「ヒーローものだよ。セットもじゃんじゃん行っちゃおう」
浅月透:「火力役がいて助かるー」
高倉楽沙良:「これが全部そうってことはだ。どうせ聞かれてるんだ」
高倉楽沙良:「向こうから雁首揃えて御出ましてくれる。そのためにここにしたんでしょ?」
高倉楽沙良:「ここから十分戦える広さだから」
浅月透:「クライマックスには打って付けだな」
高倉楽沙良:「玉枝さんもここから逃げるとか言わないよね?」
三本松玉枝:「言わん言わん。まだゴールしてないでしょ」
三本松玉枝:「火事場泥棒だけじゃなく」腕を回す。「火事場を作るのも得意ってところを見せてやるぜ」
浅月透:「犯行予告かな?」
浅月透:「……っと、お出ましかな」
ボロゴーヴ:「……妙だな、あんたと並んでるってえのは」ぼそりと高倉さんに。
ボロゴーヴ:「戦力としちゃ期待すんな。だが、やれるだけのことはやるさ」
高倉楽沙良:「ふふ。まさかのまさかだよ」
高倉楽沙良:「戦力として立ちふさがってこないことが、一番の助けさ」
ボロゴーヴ:「今の俺でもか? まあいい」ふと、また柔らかく笑う。
永見光三:「なかなかな頼みをしてしまったね。三本松くん」
永見光三:「だが、来てもらえて本当にありがたいよ」
三本松玉枝:「あたしが来て喜んでくれんのもおっちゃんくらいだかんな」
三本松玉枝:「おひねりくれれば一肌脱ぐくらいはするさ」
永見光三:「……僕の話についてきてくれるのも、君くらいだったよ」
永見光三:「よろしく頼む。僕は僕なりにやる」
永見すばる:「……ここ、ずっと思い出の詰まった場所で」
永見すばる:「でも、贋物で……それでも、やっぱり思い出はあって」
永見すばる:「きっと、そこは問題じゃないんですね。思い出は私の中にあるから」
永見すばる:「浅月さん。あなたがくれた物全部、私、持ってますから」
浅月透:「ああ、そうだな…そうだといいな」
浅月透:《擬態の仮面》表情に映る不安も恐怖も、罪悪感も嘘の仮面で塗り潰す。
浅月透:ロイスを変更 好意/罪悪感○ から 嘘をつかせてもらう○/罪悪感へ
永見すばる:その仮面に気づくことはない。ただ。
永見すばる:「だから、私のこととかは、考えないで」
永見すばる:「思いっきり、やっちゃってください!」
永見すばる:いつも、いつものように、真っ直ぐに、凜と胸を張って。
永見すばる:怖い気持ち、弱い心を押し隠して、笑う。
浅月透:「思い出話は、ここを出てから聞くよ…任せろ」
浅月透:それには、応えられないかもしれない………でも、この嘘は突き通すよ。
GM:微かに、衣擦れのような足音がして。
GM:吹き抜けのホール、その上の階の廊下にいくつかの影が現れる。
GM:先ほど現れた分体が、あなたたちを顔のない顔で見つめている。
GM:そうして、反響する声が響いた。
GM:ロイス取得と購入判定が可能です。
三本松玉枝:ロイスそのままで購入はブルーゲイル!
高倉楽沙良:こちらもロイスは保留。
浅月透:保留で
三本松玉枝:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 8[1,2,4,7,8] → 8 → 失敗
GM:ざんねん
浅月透:ブル―ゲイル
三本松玉枝:もう綺麗な体で生きていくか……
浅月透:6dx10+5>=20
DoubleCross : (6DX10+5>=20) → 8[4,4,4,5,7,8]+5 → 13 → 失敗
高倉楽沙良:ブルゲ行ってみようかな
浅月透:だめ
高倉楽沙良:5dx>=20
DoubleCross : (5DX10>=20) → 10[5,9,9,10,10]+8[7,8] → 18 → 失敗
GM:おっ
高倉楽沙良:財産2点で買えるな 買います
高倉楽沙良:玉枝さんあげるね
高倉楽沙良:あやしくないよ
三本松玉枝:きれいな体で生きていけなくなった
GM:ブルゲが似合う人
三本松玉枝:ありがとうございます いただきます
【マスターシーン】
GM:声が響いた。
GM:吹き抜けのホールの中、大きな反響をもって。
GM:真偽館へようこそ。
GM:私の、私たちの元へようこそ。
GM:ここは小さな箱庭。
GM:有り得ないものたちが生まれ直すための巣。
GM:人とは何か。何を学べば良いのか。
GM:私たちに見せて下さい。
GM:私は"ガラテイア"。
GM:私たちは"ガラテイア"。
GM:おいでなさい。この胎の中へ。
GM:そうして、新たなる生を。
GM:…………
GM:……
【クライマックス】
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (97 → 98)
三本松玉枝:おお
GM:かしこい
浅月透:1d10+88
DoubleCross : (1D10+88) → 3[3]+88 → 91
GM:ほどほど
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (94 → 104)
高倉楽沙良:おい!
GM:あっ
高倉楽沙良:最弱のDロイス
GM:追い込み型でしたね
GM:【現在・真偽館ホール】
GM:館の中央部は、吹き抜けになっている。
GM:天井は高く、三階建て。使われていない豪華なシャンデリア。
GM:そして廊下には黒い人影が幾つか。
GM:ガラテイアの分体だ。そして、本体は、この館そのものと融合している。
ガラテイア分体:「新たな存在を」
ガラテイア分体:「新たな力を」
ガラテイア分体:「新たな知識を」
ガラテイア:「そうして私たちは」「人を知ることができる」
ガラテイア:「おいでなさい」
GM:館中に、湧き上がる気配がある。
GM:ボロゴーヴと戦った時と似た気配。ガラテイアが掻き立てるレネゲイドの気配。
GM:それが、あなたたちに襲いかかる!
GM:衝動判定です。意志で目標値9。
三本松玉枝:5dx+5>=9
DoubleCross : (5DX10+5>=9) → 9[3,3,4,5,9]+5 → 14 → 成功
浅月透:5dx10+1>=9
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[1,1,8,10,10]+1[1,1]+1 → 12 → 成功
GM:高いな!
三本松玉枝:98+2d10
DoubleCross : (98+2D10) → 98+19[9,10] → 117
三本松玉枝:グアアア
GM:うわっ
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を19増加 (98 → 117)
高倉楽沙良:5DX+2>=9
DoubleCross : (5DX10+2>=9) → 9[2,3,4,5,9]+2 → 11 → 成功
GM:あぶなげない
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を2d10(→ 2)増加 (104 → 106)
高倉楽沙良:いや
高倉楽沙良:最強です
GM:こっちはなんかすごい
三本松玉枝:最強じゃんッッ
GM:何?
浅月透:2d10+91
DoubleCross : (2D10+91) → 12[9,3]+91 → 103
浅月透:よし
GM:調節上手い
半年前、ひとりの少女が死んだ。
FHに傾倒する男の手によって殺されたのだ。
だが今になり、少女は再び――。
GM:
彼女の存在は真実なのか。それとも夢幻のごとく消え失せる偽りなのか。
あるいはこの物語すべてが、霧の中に溶けて薄れるただの願いなのか。
GM:
『真偽館』と人の呼ぶ。そこは既に遺棄され、朽ちていくだけの場所のはずだった。
そのはずだったのだ。
GM:
蘇らせたのは、ただ生きていたいと、生きていて欲しいと祈る心。
繋ぎ止めたのは、愛した者と、ただ憎いはずの者。
今やひとつとなったはずの意志は、それでもそれぞれに個を得て、願った。
変わりたいと、あるいは、変わりたくないと。
GM:
ダブルクロス The 3rd Edtion『真偽館の殺人/Truth or fiction?』
GM:
これは、黄泉がえりの物語だ。
あなたたちは、それを見届け……そうして、さらに願うならば、戦わねばならない。
命を。変わることを。変わらぬことを。
定まった運命を裏切るならば、それは今。
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下の通りです。
[ガラテイア本体(5)](射程無視)
3F [ガラテイア分体(5)]
|
3m
|
2F [ガラテイア分体(5)×2]
|
3m
|
1F [浅月(5)三本松(2)高倉(1)]
GM:まず、これはほぼフレーバーなのですが、今回の初期エンゲージは「高さ」の表現とします。
GM:要は、吹き抜けの二階と三階にエネミーがいる形ですね。移動や後退は別に普通にしてもらっていいです。
GM:また、ガラテイア本体はエネミーエフェクト《広域融合》を使用しており、真偽館そのものと一体化しています。
GM:よって、本体に対する/本体からの攻撃や支援、妨害は射程を無視したものとなります。
GM:ガラテイアは《Eロイス:不滅の妄執》を所持しており、そのままではダメージを与えることができません。
GM:本体以外のエネミーをすべて倒すとこのEロイスは解除され、ダメージを与えることができます。
GM:以上、質問はありますか?
三本松玉枝:ふむふむ……大丈夫なはず
浅月透:了解しました。
高倉楽沙良:本体はどこの分体からもカバーされうるってことかしら
GM:されうるんですが、そもそも分体がいるとダメージが与えられないので
高倉楽沙良:どうせ分体から倒すから一緒か
GM:カバーはない想定ですね
高倉楽沙良:了解です だいじょうぶ!
GM:はーい、ではNPCカード。3枚あります。
NPCカード:永見すばる
『星はすばる』
《Dロイス:複製体:凍てつく刃》
ダメージロール直前に使用。ダメージを+[1d10+6]する。
1ラウンド1回。
NPCカード:永見光三
『銃声は孤独にあらず』
《Dロイス:複製体:支援射撃》
対象が判定を行う直前に使用。ダイスを+3個する。
1ラウンド1回。
NPCカード:"ボロゴーヴ"
『オール・ミムジィ』
《崩れずの群れ》
ダメージロール直前に使用。"ボロゴーヴ"が対象に対してカバーリングを行う。
1ラウンド1回。
高倉楽沙良:みんな……!
三本松玉枝:一緒に戦ってくれるのか
GM:マップ上のコマでも確認できます
浅月透:感謝だぜ
GM:適宜ご使用ください!
GM:では、1ラウンド目を開始していこうと思います。
GM:■セットアップ■
GM:行動があれば宣言をどうぞ
浅月透:あります
ガラテイア分体:まとめてなし
ガラテイア:こちらもなし
高倉楽沙良:2Fのエンゲージへ《甘い芳香》。
浅月透:コンボ:《錯覚のジェイゾロフト》 怨念の邪石+背徳の理 暴走し、判定ダイス+8 ダメージ+2d10 侵蝕値+3 クリンナップ毎に侵蝕+3
高倉楽沙良:行動値を-8します。
GM:うわー
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を4(→ 4)増加 (106 → 110)
三本松玉枝:あっそうか
三本松玉枝:ブルゲ使わなくても大丈夫な可能性あり?
高倉楽沙良:手前のエンゲージのやつはそう
三本松玉枝:3Fのやつを浅月さんが倒してくれればか
三本松玉枝:まあでも自分が狙うのはどちらにしろ2Fだろうしな……使わずにおきます。無しで!
浅月透:がんばるか
GM:はーい 以上かな
GM:■イニシアチブ■
GM:行動値順では5の浅月さんですが、割り込みです。
ガラテイア:《加速する刻》
浅月透:なっ
三本松玉枝:ニャッッ
高倉楽沙良:こいつっ
ガラテイア:メインプロセスを行わせてもらいますね
ガラテイア:マイナー、《骨の剣》《死招きの爪》武器を作成。
ガラテイア:メジャー、《ジャイアントグロウス》《オールレンジ》《ブレインハック》《コンセントレイト:エグザイル》
ガラテイア:PCたちのエンゲージに範囲(選択)の白兵攻撃。対象は全員。命中で浅月さんに対する憎悪を付与。射程は無視。
三本松玉枝:悪の攻撃
高倉楽沙良:ヒエ
浅月透:うーん
ガラテイア:何もなければ命中判定します。
浅月透:割り込みます
GM:どうぞ
浅月透:コンボ:《偏執嫌悪のアポトーシス》原初の黒:時の棺 侵蝕+12
ガラテイア:グワーッ
浅月透:判定を失敗させます
ガラテイア:失敗します……
ガラテイア:せっかくのデビューが……
GM:では、ガラテイアの割り込み手番は終了。
ガラテイア:館に満ちたレネゲイドは、あなたたちを蝕むが、決定的に苛みはしない。
ガラテイア:しかし、その蠢きが収まった瞬間。
ガラテイア:地鳴りのような音がして、館のあちこちから鋭い槍のようなものが突き出そうとする!!
ガラテイア:あなたたちを狙っている。特に、その心を。
浅月透:「───これは」
浅月透:物理攻撃、だけではない。精神干渉か
浅月透:「………なるほど怖いことをしてくる。けど、まぁ」
高倉楽沙良:「む」それを掴んで払おうとする。
浅月透:「相手が悪いよ」
浅月透:刹那、空間を侵食するように汚泥のようなレネゲイドの奔流が起こる。ガラテイアとは反対に決定的にすべてを蝕む、嫌悪感。
三本松玉枝:「うおおぅ?」
浅月透:死んでしまえと自身を呪う、自殺願望の泥が槍を内側から腐られ、終わらせる。
浅月透:「二人とも、あまり近づかないでくれ」
ガラテイア:その衝動に臆したかのように、槍がぐずぐずと崩れ出す。
ガラテイア:残った跡は、何も変化がない、先程までと同じ館の風景。
浅月透:「こっちは、あまり制御が効かない」
高倉楽沙良:「……そういうのかあ~。触らなくてよかったな」
GM:再度イニシアチブ、何もなければ行動値順は5の浅月さん、PC優先。
GM:ただ
ガラテイア:オートで《Eロイス:暴食の胃袋》使用。
ガラテイア:自分以外のキャラクターのガラテイア本体に対する攻撃ダイスは-2個、各ラウンドクリンナップに1d10ダメージ。
ガラテイア:一度でも戦闘不能になったら解除。
三本松玉枝:何ぃ
GM:これはもう元々こんな感じなので、演出は省略しましょうか。
浅月透:こわい
GM:では浅月さんの行動です。
浅月透:はーい
浅月透:コンボ:《終告のアンチテーゼ》 c:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖+原初の白:クレイジードライブ+道化の出し物 侵蝕値+14
浅月透:対象は分体3!
GM:3階の人ですね。判定どうぞ!
浅月透:15dx7+11
DoubleCross : (15DX7+11) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,5,7,7,7,9,10,10]+10[4,5,8,9,10,10]+10[1,7,7,8]+10[1,6,9]+10[7]+4[4]+11 → 65
GM:??
GM:分体だからダイスマイナスないもんね……?
ガラテイア分体:ど、ドッジします
ガラテイア分体:6dx>=65
DoubleCross : (6DX10>=65) → 7[3,3,4,6,6,7] → 7 → 失敗
ガラテイア分体:ダメージどうぞ……
浅月透:7d10+2d10+2d10+2+16
DoubleCross : (7D10+2D10+2D10+2+16) → 32[8,3,3,10,5,2,1]+10[5,5]+10[5,5]+2+16 → 70
ガラテイア分体:ヒッ
浅月透:装甲無視で
ガラテイア分体:それはもうだめです、終わりです。
ガラテイア分体:復活エフェクトなし。落ちます。
浅月透:対抗種でHP-3
GM:ありがとうございます。侵蝕上げて演出をどうぞ。
浅月透:銃を持つ腕ごと醜悪な影が覆い隠す。
浅月透:形成されるハリボテの銃身、ハッタリの武器を構えながらガラテイアの分体達を観察する。
浅月透:「(思ったよりも動きが良いな………くそっ)」
浅月透:複数の分体を操作しての攻撃。威力、速度、精度共に戦闘エージェントレベル………複製時にオリジナルのボロゴーヴから学習したのか?
浅月透:再生速度、これも徐々に上がってくるだろう。間を掛ければ此方の手が間に合わなくなるのは明らかだ。
浅月透:「それに加えて、同化能力………最悪だな、やってられねぇ」
浅月透:学習能力に裏付けされた対応性能、化け物と心中で毒をはく。しかし、まぁ
浅月透:「見せすぎだ」
浅月透:「聞いてただろう?この館で三回………さっきので四回か。俺は能力を使用している」
浅月透:干渉はすでに終えている。なるほど、警戒心が死んでいる………機能が元々無いのではないか?
浅月透:「まずは………お前かな」
浅月透:三階の分体を視線にとらえる。瞬間、相手の体から影の腕が数本、体を突き破り生える
ガラテイア分体:「……損傷」それだけ呟く。
浅月透:ゴキりと音をならして、首をおった。
ガラテイア分体:「回復、ふ」
浅月透:「じゃあな」
ガラテイア分体:ごぼ、と嫌な音がして、崩れ落ちる。
三本松玉枝:「……やっぱ」
ガラテイア分体:その身体も、館の床に溶けるようにして消えた。
三本松玉枝:「怖ぇな。UGN」
高倉楽沙良:「さっすが。肩書は伊達じゃない」
高倉楽沙良:「ここまでのは上澄みだってば」
三本松玉枝:「ほんとかぁ? 前会った人らもだいぶ……」
浅月透:「フリーだって言ってんだろ」
三本松玉枝:「それも絶対謙遜だし」
浅月透:同時にレネゲイドを隆起した反動で内臓が暴れる。口に広がった鉄の味を吐き捨てた。
浅月透:やめてくれ。本当に強いやつは、こうならないんだよ。
GM:では引き続きガラテイア本体の本来の手番です。
ガラテイア:手番です。
ガラテイア:マイナーなし。メジャー、《オールレンジ》《ジャイアントグロウス》《コンセントレイト:エグザイル》
ガラテイア:PCたちのエンゲージに範囲(選択)の白兵攻撃。対象は全員。射程は無視。
GM:妨害系は今は何もないかな
GM:ではさくさくと判定をしていきます。
ガラテイア:13dx7+4
DoubleCross : (13DX7+4) → 10[1,2,4,4,4,4,5,7,8,9,9,10,10]+10[2,3,6,9,9,10]+5[1,5,5]+4 → 29
ガラテイア:リアクションどうぞ
三本松玉枝:うむ
浅月透:リア不
高倉楽沙良:5DX+1>=29 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+1>=29) → 10[2,3,3,4,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗
三本松玉枝:《リフレックス:オルクス》《幸運の守護》ドッジ……で、
GM:回った
三本松玉枝:おっちゃんのNPCカードを使わせていただきたいです!
GM:了解です。
永見光三:うん。頑張ってくれよ。
永見光三:ダイス+3個だ。
三本松玉枝:わあい 戦闘用人格も起動しています
GM:どうぞー
三本松玉枝:14dx7+5>=29
DoubleCross : (14DX7+5>=29) → 10[1,1,1,2,3,4,5,5,5,5,5,7,8,9]+10[1,3,9]+2[2]+5 → 27 → 失敗
GM:あっおっしい
三本松玉枝:ヌウーッ
高倉楽沙良:オリレジェさえあればねえ
三本松玉枝:ブルゲつかっとくべきだったか……くらいます。
高倉楽沙良:浅月さんをカバーします。《崩れずの群れ》。
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を2(→ 2)増加 (110 → 112)
GM:了解です
浅月透:ありがとお
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を3増加 (117 → 120)
ガラテイア:ではダメージ出します。
ガラテイア:3d10+25
DoubleCross : (3D10+25) → 23[6,7,10]+25 → 48
GM:装甲有効!
三本松玉枝:死!
高倉楽沙良:当然耐えられぬ。ガラテイアに尽力/脅威:◯でロイスを取得、即昇華して復活。
高倉楽沙良:高倉楽沙良のHPを12(→ 12)に変更 (10 → 12)
三本松玉枝:別に失敗したからではないですが永見光三さんのロイスをタイタス昇華して復活します 別に失敗したからではないですが……
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを12に変更 (27 → 12)
永見光三:三本松くん……
GM:以上かな。では演出をさくっと。
ガラテイア:館が再び鳴動する。
ガラテイア:先ほどと同じ攻撃……だが、精神に働きかけるような力は分が悪いと踏んだか。
ガラテイア:今度は物理的に、あなたたちを抉らんとしてくる。
ガラテイア:鋭い槍がそこかしこから伸びる。
ガラテイア:速度自体は……先ほどよりも速い!
高倉楽沙良:「……ん」それを見やって。
高倉楽沙良:飛び出すように前に出る。眼の前の男に足払い。
高倉楽沙良:そのまま肩を掴んで床に引き倒す。
浅月透:「!?」
高倉楽沙良:それに覆いかぶさるようにして、その槍を受ける。
浅月透:「ばかっ、なにを」
高倉楽沙良:「がっ……ふ……どうだ」
高倉楽沙良:「プロっぽいでしょ」
浅月透:「………本当にな。目が焼けそうになる」
三本松玉枝:「おおぉぉ」あぶなっかしい足取りで避けようとする。
永見光三:「三本松くん!」小型拳銃を取り出し、発砲。
永見光三:『あの時』のものだ。それは、槍を一本食い止める程度の力はあった。
三本松玉枝:「おおっ」目の前にまで迫っていた槍が、その弾丸で弾き飛ばされるのを見た。
三本松玉枝:「やれんじゃんおっちゃん。助かっ」
三本松玉枝:だが別に自分に向けられた攻撃はその一本だけではなくて。
三本松玉枝:「ウニ゛ャーッ!?」背後からの攻撃にまともにぶち当たり、壁に叩きつけられる。
永見光三:「大丈夫かっ!」
三本松玉枝:「ぐえっほ!」
三本松玉枝:ずるずると立ち上がる。「へ、平気。ハハハンデだし」
浅月透:「悪い、助かった」第二射を恐れ、抱えて飛び退く。
高倉楽沙良:「おおう」抱えられて。「そっちは平気~?」
浅月透:「だ、大丈夫か?」
三本松玉枝:「平気だっての! あんま見られると恥ずい!」
GM:では次、行動値2の三本松さん
三本松玉枝:はい!
三本松玉枝:マイナーで《オリジン:レジェンド》《氷炎の剣》《地獄の氷炎》。精神達成値を+12、攻撃力24の武器を作成。
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を7増加 (120 → 127)
三本松玉枝:メジャーで《サンドシャード》《オーバーロード》。2Fのエンゲージに範囲攻撃します!
GM:うわーっ判定どうぞ
三本松玉枝:11dx+5
DoubleCross : (11DX10+5) → 10[1,1,3,4,5,7,8,9,9,10,10]+5[1,5]+5 → 20
三本松玉枝:ちがう
三本松玉枝:レジェンドが乗るので達成値32だ
GM:なるほどつよい
ガラテイア分体:ドッジをするしかないので、します。2体とも
ガラテイア分体:6dx>=32 1の方
DoubleCross : (6DX10>=32) → 10[3,6,7,7,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
ガラテイア分体:6dx>=32 2の方
DoubleCross : (6DX10>=32) → 9[1,4,5,7,8,9] → 9 → 失敗
ガラテイア分体:両方だめです。ダメージを
三本松玉枝:ふう。では
三本松玉枝:そこにすばるちゃんのNPCカードをいただいてもよいでしょうか
GM:了解です。どうぞ
永見すばる:はーい!
永見すばる:ダメージ+1d10+6どうぞ
三本松玉枝:ダメージ!
三本松玉枝:4d10+24+24+5+1d10+6
DoubleCross : (4D10+24+24+5+1D10+6) → 29[9,8,10,2]+24+24+5+8[8]+6 → 96
三本松玉枝:諸々有効!
GM:?
GM:はい……
ガラテイア分体:我々、武器を作成しないと装甲は0でして
ガラテイア分体:その……無理ですね
ガラテイア分体:2体まとめて落ちます。復活なし。
三本松玉枝:やったあ
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を7増加 (127 → 134)
GM:では演出をどうぞ
三本松玉枝:「……おほん。あたしゃ心理学は専門外だが」
三本松玉枝:「代わりに冶金を教えてあげよう」
三本松玉枝:天にめいっぱい差し伸べた手の上に、輝く球体が形成される。
三本松玉枝:紅蓮の溶鉄塊──ではない。今、その姿は黄金の卵。幾筋かの銀砂が流れ込み、命のように鼓動しながら、徐々に大きく育ちゆく。
三本松玉枝:「モルフェウスシンドロームで生み出した砂を、サラマンダーの熱で溶かし、それをオルクスで超凝縮精錬する」
高倉楽沙良:光輝に目を灼かれながら、それを仰ぎ見る。「本当に冶金の授業?」
高倉楽沙良:「神話じゃないの」
三本松玉枝:三種のシンドロームの力を、活性化したレネゲイド出力を以て行使し、“彼”の体を精錬するバルカンの業。
三本松玉枝:「神話にだって鍛冶匠はいるだろ。こうして作るんだよ」
三本松玉枝:「オリハルコンってのは、さ!」
三本松玉枝:産声が上がる。
三本松玉枝:球根から根が生えるみたいに、三又の尾がまず伸びて、三本松玉枝を守るように囲む。上方に生じるのは大木の如き胴体。木像の龍に鱗を彫り込むように、体表に細かな隆起が刻まれる。
三本松玉枝:最後にその先端に頭。猛禽の如き鋭い眼と嘴。火の粉を散らしつつ開かれたそこから、甲高い笛の音が鳴り渡る。幻想が誕生の歓喜を歌う。
三本松玉枝:「以上」
三本松玉枝:「授業料を払いな!」
三本松玉枝:黄金の大蛇が身を翻し、長大な尾を振り上げる。
永見すばる:自分達の身体はもう、造り変わっている。
永見すばる:自分達の記憶は、複製されたものだ。だが。
永見すばる:ほんのひとかけらだけ、『本物』の名残があることを知っている。
永見すばる:「三本松さん、これ!」
永見すばる:冶金に使うような強い火ではない。だが、炎が舞い散る。
永見すばる:大蛇の身に纏わり付き、それに力を与えるため。
三本松玉枝:「はは」三叉の尾に火が点る。それ自体が持つ熱で、さらに煌々と燃え立たせて。
三本松玉枝:びょう、と吹き抜ける風に似た響きが、その場からひととき他の音を消した。
三本松玉枝:巨人が熊手で引っ搔いたみたいに、三条の亀裂がホールに走る。それは壁や天井と諸共に、ガラテイアの分体たちにも刻まれ。
三本松玉枝:一瞬後、その傷から激しい業火を噴き上げる。
三本松玉枝:「全焼じゃあ済まないかもなあ!」
ガラテイア分体:言葉もなく、刻まれ、燃え上がる。
ガラテイア分体:その姿は、炎で焦げたか、館に溶けたか。
ガラテイア分体:そこにはもう、誰も居ない。
GM:では、次は1の高倉さんなんですが、またちょっとなんかあります。
ガラテイア:《Eロイス:さらなる絶望》
ガラテイア:エネミー『ボロゴーヴの鳥』を未行動で3階のエンゲージに呼び出します。
高倉楽沙良:あっなんてことを!
三本松玉枝:ボッボロやん!
浅月透:!あー!
ガラテイア:データ的には他のガラテイア分体と同じです。
三本松玉枝:うらぎったのか
ボロゴーヴ:ちげえよ!
高倉楽沙良:未行動……つまりは行動値勝負というわけ
高倉楽沙良:この行動値1の僕を越えられるのかな
鳥:5です
高倉楽沙良:5倍だと……!?
三本松玉枝:ゴッドスピード
GM:では鳥の行動から
浅月透:速すぎる
鳥:マイナー、《骨の剣》《メカニカルアクション》武器を作成し、PCたちのエンゲージに戦闘移動。
鳥:メジャー、《オールレンジ》《コンセントレイト:エグザイル》
鳥:白兵攻撃。対象は……どうしようかな
鳥:高倉さんで
高倉楽沙良:ムッ
鳥:判定します。
鳥:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,1,4,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,3,4,6,8,10]+4[2,4]+4 → 28
鳥:リアクションどうぞ
高倉楽沙良:5DX+1>=28 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+1>=28) → 10[2,5,5,8,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗
GM:回った
高倉楽沙良:しかたない……
高倉楽沙良:ボロゴーヴ!おねがい!
高倉楽沙良:僕のこと守ってくれるよね
ボロゴーヴ:ここでかよ!!!
ボロゴーヴ:了解。カバーリングをする
鳥:ダメージを出します。
鳥:3d10+10
DoubleCross : (3D10+10) → 14[1,8,5]+10 → 24
ボロゴーヴ:NPCカードなんでHP設定はないんだが
ボロゴーヴ:最初のデータでも耐えられたなこれ
高倉楽沙良:すごい
ボロゴーヴ:どっちみちオムファロスのダメージは0
高倉楽沙良:やった~
GM:では鳥が出てくるところから演出を。
GM:さざめくような音。そして、微かな血の匂い。
GM:人影の消えた館に、羽ばたきの音なき紅い鳥が舞い降りる。
ボロゴーヴ:「……おい」
ボロゴーヴ:「おい、ガラテイア! お前」
ボロゴーヴ:「そりゃねえだろうがよ!」
三本松玉枝:「おうおう」
高倉楽沙良:「あはっ。懐かしい顔だね」
GM:かつての従者によく似た姿。それが、真っ直ぐに落ちてくる。
三本松玉枝:「お知り合い?」
高倉楽沙良:「これの連れ」
ボロゴーヴ:「おい、オムファロス、ごちゃごちゃ言ってねえで」
ボロゴーヴ:「来るぞっ!」
GM:狙う先は、高倉楽沙良。
高倉楽沙良:「お、こっちか」
高倉楽沙良:「おいでおいで」他の二人でないのならば、誘導して、耐えようかなと思った。
鳥:その嘴を剣のように研ぎ澄ませ、一息に……。
GM:ガギン、と硬い音。
GM:あなたの身体から発したものではない。
GM:痛みもない。
ボロゴーヴ:その前に立ち塞がって、鉤爪で直撃を防いでいる。
高倉楽沙良:「……おいおい」
ボロゴーヴ:一本、二本、罅が入った。
ボロゴーヴ:「うるっせえ、連れの始末はこっちの仕事だろうがよ」
高倉楽沙良:「何やってんのさ。博愛主義者に鞍替え?」
ボロゴーヴ:「こんな真似されて立ってられるか?」
高倉楽沙良:「んふふ。分かった、分かったよ」
高倉楽沙良:「やれない分は僕がやっといてあげるよ」
ボロゴーヴ:「おう、わかりゃいいんだよ」腕を振る。
GM:では、1の高倉さんどうぞ
高倉楽沙良:マイナーなし、メジャー《無機なる四肢》《エクスプロージョン》《ツインバースト》《増加の触媒》《オーバードーズ》《聖痕》。
高倉楽沙良:鳥さんを攻撃します。
鳥:ゲーッ
鳥:判定どうぞ
高倉楽沙良:5dx+5 ドッジ不可
DoubleCross : (5DX10+5) → 9[1,5,6,8,9]+5 → 14
鳥:ガードするしかない……
鳥:ダメージどうぞ
高倉楽沙良:2d10+52 諸々有効
DoubleCross : (2D10+52) → 14[4,10]+52 → 66
鳥:ガード6、装甲なし。HPはもっとか弱かったです。
鳥:落ちます。復活なし。
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を7(→ 7)増加 (112 → 119)
高倉楽沙良:高倉楽沙良のHPを5(→ 5)減少 (12 → 7)
GM:演出をどうぞ
高倉楽沙良:「……しっかしみんなは博学なことで」白衣を脱ぎ。畳んで傍らに置く。
高倉楽沙良:「悪いけど、僕はまだ教わる身だから。教鞭を振るう身分にはなれないな」
高倉楽沙良:「だから、代わりに僕自身を見せるとするよ」
高倉楽沙良:駆け出し、手足を大の字に広げて飛び上がる。
高倉楽沙良:宙空で首がぐりん、と。へし折れるように後ろに向いた。
高倉楽沙良:前腕は本来の関節よりも伸びる。肋骨から奥、ありえざる筋肉の伸長。
高倉楽沙良:脚は腿から捻り上げられたかのように、内側に向き。
高倉楽沙良:爪先からは刃のような爪。四肢が巨大な顎のように。
高倉楽沙良:異星の怪異のような、醜悪なる凶星。
高倉楽沙良:それが鳥をガッチリと捕らえた。
高倉楽沙良:その口吻――あるいは眼に相当する部分は、本来臍にあたる部分。
高倉楽沙良:燦めく孔がある。それは彼女の未知なる臓腑にて生成されたる、高熱――その排気口。
高倉楽沙良:捕らえて離さないままに、それが尋常ならざる熱を吐出する。
高倉楽沙良:握り込んだ光の剣が、その姿を刺し貫いたかのように。
鳥:かつての従者のように、蒸発はしない。
鳥:ぶすぶすと生物的な焦げた臭い。姿だけを似せた別の存在。
鳥:それが、消し炭になり、解けていく。
高倉楽沙良:炭ごと落下したそれが、ずるりと蠢き、人の姿を取り戻しだす。
高倉楽沙良:「ま、手慣れたもんさ」
三本松玉枝:「ふうむ」大蛇の尾に囲まれた守りの内、顎に指先を添えてそれを見る。「やっぱ興味深いな」
高倉楽沙良:その腹部には焼け焦げた大穴。肌が露出している。
高倉楽沙良:奇怪なる眼が、その狭間より覗いた。
ボロゴーヴ:「…………」何か言おうとして、口だけ動かし、やめる。
浅月透:「マジで、視線に困る」目を伏せながら
ボロゴーヴ:「……相変わらずのやつだな」それだけ。
GM:■クリンナップ■
浅月透:邪石の効果で侵蝕+3
GM:今回は《Eロイス:暴食の胃袋》の効果で1d10ダメージ受けてもらいます
三本松玉枝:12-1d10
DoubleCross : (12-1D10) → 12-7[7] → 5
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを5に変更 (12 → 5)
高倉楽沙良:あっGMが振ると思ってた
三本松玉枝:あっ
GM:あっそうか、全員まとめてか
三本松玉枝:そっか 失礼しました
GM:すいませんやります。三本松さんは戻してオッケー
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを12に変更 (5 → 12)
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6
GM:あっ
高倉楽沙良:あっぶな!
GM:ギリじゃん……
高倉楽沙良:高倉楽沙良のHPを6(→ 6)減少 (7 → 1)
三本松玉枝:三本松玉枝のHPを6に変更 (12 → 6)
浅月透:13へ
GM:では2ラウンド目。
GM:分体たちはもういないため、ここからは本体を攻撃することが可能です。
GM:《Eロイス:不滅の妄執》解除!
GM:■セットアップ■
GM:行動があれば宣言をどうぞ
三本松玉枝:無!
ガラテイア:なし
浅月透:ブルゲはいいかな
浅月透:なし
高倉楽沙良:《甘い芳香》。本体の行動値を-8。
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を4(→ 4)増加 (119 → 123)
ガラテイア:ギエーッ
ガラテイア:0になります
GM:■イニシアチブ■
GM:ここからは行動値順!
GM:浅月さんどうぞ。
浅月透:はーい
浅月透:コンボ:《終告のアンチテーゼ》c:ウロボロス+原初の赤:絶対の恐怖+原初の白:クレイジードライブ+道化の出し物 侵蝕値+14
浅月透:対象はガラデいあ
GM:何か追加ですることがあればー
浅月透:ダイス貰いたいのでカードを!
三本松玉枝:ゴーゴー!
GM:光三のですね。了解です。
永見光三:協力しよう。ダイス+3個だ
GM:-2個もよろしくね
浅月透:さらに
浅月透:ガラテイア=真偽館 に 懐旧/抹消○ でロイス取得。タイタス昇華によりC-1
GM:えっ本気だ
GM:わかりました
GM:では判定をどうぞー
浅月透:17dx6+11
DoubleCross : (17DX6+11) → 10[1,2,4,5,5,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,2,4,5,5,7,7,7,8,10]+10[1,1,8,9,9]+10[5,8,8]+10[1,9]+10[7]+10[6]+10[9]+5[5]+11 → 96
GM:???
ガラテイア:えっこわい
高倉楽沙良:すご……
ガラテイア:が、ガードします……
GM:ダメージどうぞ。あと何かすることがあればどうぞ。
浅月透:どうしよ貰っとこうかな
三本松玉枝:貰ってあげて
浅月透:過剰かもだけどすばるちゃん
GM:ひええ、どうぞ
浅月透:助けてくれ
永見すばる:がんばります!
永見すばる:ダメージ+1d10+6!
浅月透:10d10+2d10+2d10+2+16+1d10+6
DoubleCross : (10D10+2D10+2D10+2+16+1D10+6) → 48[9,7,3,3,2,10,6,1,4,3]+5[4,1]+11[2,9]+2+16+5[5]+6 → 93
浅月透:装甲無視です
GM:おごご
ガラテイア:ガードが6で……まだ生きてはいる!
ガラテイア:でも相当抉られました
浅月透:かたいな
浅月透:おっし
三本松玉枝:しぶとい
GM:侵蝕上げて演出どうぞ
浅月透:「(長期戦はさけたいな)」
浅月透:先程のボロゴーヴの従者複製を見る限り、時間を掛ければまだまだ増えていくだろう。ならば
浅月透:「………っくそ、仕方ねぇ」
浅月透:「少し溜めがいる………援護をたのむ」呼び掛ける。
永見すばる:「……!」顔を輝かせる。
永見すばる:「はいっ! やってみます」
永見光三:「やるだけはやってみるさ」
永見光三:「出し殻みたいなものだとしてもね」
永見光三:タン、と何発かの銃声。傷つけるには足りないが……時間は稼げる。
永見光三:「……何より、今は僕はひとりではない」
永見光三:「こんなにありがたいことは、他にないよ」
永見すばる:その弾丸に、小さな炎が纏わり付く。
永見すばる:館の壁を微かに漕がす程度の威力。
永見すばる:攻撃は禁じられている。だから、これが精一杯だ。
永見すばる:「……うん」
永見すばる:「私も、浅月さんを助けられるのが、何より嬉しい」
浅月透:「助かった………ありがとな」
永見すばる:「助けられっぱなしじゃないのが、すっごく嬉しいの!」
永見すばる:ぱっと笑って、後ろに下がる。
浅月透:援護を受け、ガラテイアの攻撃を避けながらやり過ごし
浅月透:館全体に浅月のレネゲイドが巡った。条件が揃う。
浅月透:「先に謝る………悪い」何故か、味方全員に向けて謝罪の言葉を送る。
高倉楽沙良:「えっ」
三本松玉枝:「おん?」
浅月透:そして、自分のこめかみに一発の銃弾を撃ち込んだ。
浅月透:同時に、館全体がインクを撒かれたようにレネゲイドによって侵食される。
浅月透:全員が気づくだろう。小さなモノばかりだが、少しづつ記憶が塗りつぶされていくことに
浅月透:例えばこの館に来た際の座ったテーブルの位置───消去。
浅月透:例えば食べたお菓子の名前───消去。
浅月透:例えば、保存されていた危険度の高いアーティファクトの情報───消去。
浅月透:「相手が悪かったな、ガラテイア」
浅月透:「剥がさせてもらう」
浅月透:構成情報が抹消されたことで、ガラテイア本体の構成物質が消えていく。
浅月透:これこそが、情報抹消。認識災害を引き起こし神をも欺く咎人の業だ。
ガラテイア:…………
ガラテイア:何も、変わらない。いや、変わらないように見える。
ガラテイア:抹消された情報は、初めからなかった、そういうことなのだから。
ガラテイア:館は、だから気づかない。
ガラテイア:ほんの少し、何かが剥がれていくような心地の悪さに震えるだけ。
ガラテイア:削られていくことに、気づかない。
GM:では次、三本松さんの手番ですね
三本松玉枝:はあい
三本松玉枝:マイナーで《氷炎の剣》《地獄の氷炎》。攻撃力24の武器を作成。
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を5増加 (134 → 139)
三本松玉枝:メジャーで《サンドシャード》《オーバーロード》。ガラテイアに攻撃します。
GM:判定をどうぞ
三本松玉枝:12dx+17
DoubleCross : (12DX10+17) → 8[1,1,1,2,2,3,3,3,4,8,8,8]+17 → 25
ガラテイア:ぬーードッジを試みます。
ガラテイア:8dx>=25
DoubleCross : (8DX10>=25) → 10[2,3,5,7,7,8,10,10]+6[1,6] → 16 → 失敗
ガラテイア:回ったがー
三本松玉枝:ちょっと回さないで
ガラテイア:ダメージをどうぞ
三本松玉枝:3d10+53
DoubleCross : (3D10+53) → 18[2,6,10]+53 → 71
ガラテイア:高いよ!?
三本松玉枝:諸々有効!
三本松玉枝:三本松玉枝の侵蝕率を7増加 (139 → 146)
ガラテイア:えーーー
ガラテイア:そのダメージは倒れます。復活もなし。
ガラテイア:ただし。
ガラテイア:《Eロイス:飢えたる魂:ラストアクション》
ガラテイア:即座にメインプロセスを実行します。
三本松玉枝:何ィ
高倉楽沙良:なっ
ガラテイア:マイナーなし。
ガラテイア:メジャー、《Eロイス:飢えたる魂:炎の理》
ガラテイア:イージーエフェクトで炎を作り出し、館に火を放った後、戦闘不能となります。
ガラテイア:とはいえ、この炎でPCやNPCにダメージを与えることはできません。
浅月透:うわーー
GM:館は炎上しますが、あなたたちはオートで脱出を宣言することで戦闘を離脱することができます。
GM:NPCも全て自動的に脱出します。
GM:全員が立ち去ることを選択した後、館は崩壊、クライマックス戦闘を終了します。
GM:では、皆さん。戦闘から離脱をしますか?
三本松玉枝:します!!
高倉楽沙良:離脱します。
浅月透:します。
GM:了解。全員が離脱を宣言しました。
GM:クライマックス戦闘終了。
GM:あなたたちの勝利です。
三本松玉枝:情報。──伝承。伝説。その消去。
三本松玉枝:超常の物理強度を持つ“バルカン”が、微かに震えたのを感じ取る。……常人は元より、一部のレネゲイドビーイングには更なる致命の毒。
三本松玉枝:「参るねえ」
三本松玉枝:その寒気を振るうように。
三本松玉枝:「負けてらんないだろ、そういうのでさ!」
三本松玉枝:腕を振る。大蛇が高く嘶く。
三本松玉枝:壁に突進。大穴を空けて外に飛び出し、天井を突き抜けて戻ってくる。シャンデリアが落下して、甲高い音を立てて砕ける。
三本松玉枝:接地する寸前で身を捻り、薙ぎ払う尾で階段を寸断する。壁面を引き裂く。鈍く絶え間ない破砕を巻き起こす。
三本松玉枝:「観念しな。とっくにこうなんだろ!」
ガラテイア:館は、叫びを上げたかに聞こえた。
ガラテイア:壁が震える。破砕の跡をどうにか巻き戻そうとする。
ガラテイア:落下したシャンデリアが、魔法のようにきらきらときらめいて
ガラテイア:渦を巻いて元に戻ろうともがく。
ガラテイア:「ああ」
ガラテイア:「もう、戻らない」
ガラテイア:館は呻きを上げる。培養槽の中の小さな存在だった日々。
ガラテイア:穏やかに人の営みを観察していただけだった、それだけの日々に、腕を伸ばそうとして。
ガラテイア:それなら、また、あの日のように終わらせよう、と決めた。
ガラテイア:放置されていたシャンデリアに火が点る。
ガラテイア:誕生日の蝋燭のように、ひとつ、ひとつ。
ガラテイア:あの日もそうだった。
ガラテイア:追い詰められた少女は、能力で小さな火を灯して、せめてもの反抗をした。
ガラテイア:迫る敵もろとも、館を炎に飲み込ませようとしたのだ。
ガラテイア:だから、同じように。
ガラテイア:「さようなら」
ガラテイア:「真偽館へのご滞在」
ガラテイア:「ありがとうございました」
GM:宙に浮いたシャンデリアは落下。また光を放ち、砕け、館に火を放った。
三本松玉枝:「あっこら」
三本松玉枝:「ちょっとそれは観念しすぎでは」
GM:瞬く間に、火は広がる。
GM:ごく当たり前の炎だが、床を舐め、壁を這い上っていく。
永見すばる:「……に、逃げないと!」
三本松玉枝:「うおぉおおぉぉお」こんな時でもどこか緊張感に欠けた声を上げ。
浅月透:「全員動けるか!」
高倉楽沙良:ふらついて呻いていたが、顔を上げる。
高倉楽沙良:「何……何が」
永見光三:「ああ。幸いドアはすぐだ。急ごう」
三本松玉枝:大蛇の尾の一本に脱ぎ捨てられた白衣を引っかけ、別の一本で永見光三を巻き取る。
三本松玉枝:「デンジャー!」
永見光三:「うわっ」
三本松玉枝:「逃げるよ!!」言うが早いか、そのまま真っ先に逃げ出す。
浅月透:「ッ、ボロゴーヴ!」
ボロゴーヴ:「おう!」
浅月透:「高倉抱えろ!」
ボロゴーヴ:「……しゃあねえな……また腹出してやがるし」
ボロゴーヴ:ぶつぶつ言いながら、抱え上げる。
高倉楽沙良:「えっうわっ」
浅月透:「ああもう、これでも使っとけ!」スーツを投げ渡して自分も走る。
ボロゴーヴ:「乗り心地は保証しねえぞ! 俺のガラじゃねえ!」
永見すばる:急いで走る。走る。
GM:火は、館全体に回っていく。
GM:壁が崩れ出す。
GM:玄関の扉は、それでもすぐに開いた。
永見すばる:あと少し、というところで、足がもつれる。
永見すばる:「……!」
永見すばる:軽く倒れて、どうにか顔を上げる。
GM:炎が、近付いてくる。
永見光三:「すばる!」既に脱出して外へとたどり着いている。
浅月透:「あぁ、クソ………」
永見すばる:「……やだ、私」
永見すばる:「もう、死にたくないよ……!」
浅月透:「勘弁しろよな」
浅月透:炎のなか、少女の腕を掴む。
永見すばる:「!」
永見すばる:引かれて立ち上がる。
浅月透:「先に行っとけ」出口へと無理やり引っ張った。
永見すばる:「浅月さん、浅月さん、浅月さん!」
永見すばる:ぐし、と目を拭って。
永見すばる:「待ってますからね!」
永見すばる:そのまま、足を引きずってどうにか玄関へ。
浅月透:「ああ」呟いて
浅月透:出口に押し込むように
浅月透:なんとか先に脱出させる。
浅月透:「あれ、俺やばくないか………」自分がボロボロの状態と言うことに気づく。
浅月透:朦朧とした意識で、前へと倒れ込む。
浅月透:あと一歩分、それだけの距離。
浅月透:運が良ければ、あるいは悪ければ………助かるだろう。
浅月透:そう思いながら、目を閉じた。
GM:真偽館は、炎上した。
GM:どうにか外へと脱出したあなたたちは、予想外の脆さで建物が崩れていく様を見ることとなった。
GM:主はもう居ない。
GM:焼け焦げた跡は、やがて土に還り、消えていくことだろう。
【バックトラック】
GM:バックトラックです!
GM:今回のEロイスは以下の通り
ガラテイア本体
《Eロイス:さらなる絶望》
《Eロイス:不滅の妄執》
《Eロイス:暴食の胃袋》
《Eロイス:飢えたる魂》×2
ガラテイア分体
《悪夢の鏡像》×4
GM:なんか9個とかあります
三本松玉枝:豊作
GM:振る人は振って侵蝕を下げてください!
三本松玉枝:振る!
三本松玉枝:146-9d10
DoubleCross : (146-9D10) → 146-41[2,3,6,8,6,4,2,8,2] → 105
三本松玉枝:残ロイス5個。等倍で
三本松玉枝:105-5d10
DoubleCross : (105-5D10) → 105-31[8,10,1,9,3] → 74
高倉楽沙良:振ります~
GM:お、ナイス5点
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を9d10(→ 48)減少 (123 → 75)
GM:一気!
高倉楽沙良:下がりすぎたな
浅月透:ふります
高倉楽沙良:1倍
高倉楽沙良:高倉楽沙良の侵蝕率を5d10(→ 20)減少 (75 → 55)
浅月透:149-9d10
DoubleCross : (149-9D10) → 149-48[2,10,4,10,6,5,2,6,3] → 101
浅月透:等倍で
高倉楽沙良:4点かなでも
GM:ですね
浅月透:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-26[10,2,6,2,6] → 75
GM:おっちょうど
GM:全員帰還お疲れ様でした!
浅月透:5かな
GM:おかえりー
浅月透:やったー
三本松玉枝:ただいま!
GM:そしてさっくり経験点配布!
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロイス9点で19点かな
GM:ここに侵蝕分を足してください
三本松玉枝:24点になるようです
GM:24点組と高倉さんが23点かな
浅月透:やった
高倉楽沙良:わーい
GM:で、GMが25点をもらえるような気がします
GM:持ってってください!
高倉楽沙良:もぐもぐ
三本松玉枝:タッパーに詰めよう
浅月透:んまい!
GM:たんとおたべ
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