「あなたたちはまた棄てる」(GM:DT)


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“ラビットテイル”東雲(しののめ)芽衣(めい)キャラシート(PL:冥王星)
霧露乾坤網(むろけんこんもう)浜木綿(はまゆう)(みお)キャラシート(PL:エド)
“アルナイル”秋月(あきづき)さなキャラシート(PL:紅井寿甘)
“アイディアリスト”兼光(かねみつ)(ゆい)キャラシート(PL:今日日)

【Index】

オープニング:東雲芽衣
オープニング:浜木綿澪
オープニング:秋月さな・兼光結
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
クライマックス
エンディング

【プリプレイ】

GM:じゃあはじめていくよ~
兼光結:はーい
秋月さな:はーい!
浜木綿 澪:よろしくお願いします!
東雲芽衣:よろしくおねがいします!
GM:番号どうしようかな 今の並び順でいいか
浜木綿 澪:と思います。
GM:ノノメメ先輩からおねがいします
東雲芽衣:うむ!
東雲芽衣キャラシート
東雲芽衣:"ラビットテイル"東雲芽衣、明るい元陸上部女子高生イリーガルです!
東雲芽衣:「うむ」と頷く癖があるのと、攻め時を見つけると攻めに転じやすいところがあるのが特徴。
東雲芽衣:シンドロームはキュマイラ/バロール!
東雲芽衣:ウサギのキュマイラで、魔眼がウサギの尻尾のように発生し、重力でアクロバティックな動きも制御できます!
東雲芽衣:性能的には、破壊の爪とか巨人の斧を使う単体白兵攻撃をします。
東雲芽衣:以上です!よろしくおねがいします!
GM:はーい!よろしくおねがいします~
GM:では次は浜木綿さんおねがいします~
浜木綿 澪:は~い。
浜木綿 澪キャラシート
浜木綿 澪:浜木綿 澪(はまゆう・みお)、24歳の女性UGNエージェントです。今回は唯一の成人ですね。
浜木綿 澪:コードネームの〝霧露乾坤網(むろけんこんもう)〟は、封神演義に登場する女仙人、竜吉公主の宝貝から来ています。
浜木綿 澪:そのコードネームの通り、彼女は〝自分の肉体を自在に水へと変化させる〟という能力を持っており、それにより潜入捜査や工作活動などを行っております。
浜木綿 澪:ついでに触れたものを水に変化させて分解する能力も持っております。
浜木綿 澪:元々はレネゲイドも何も知るべきではない普通の女性でしたが、大学時代にFHに拉致され、非人道的な方法でオーヴァードにされてしまった……という過去を背負っています。
浜木綿 澪:洗脳なども受けてもうすぐ実戦投入……というところでUGNに助けられたので、恩返しせねば……。
浜木綿 澪:エグザイル/モルフェウスのクロスブリードで、インフィニティウェポン使いの白兵型でございます。
浜木綿 澪:ペネトレイトで装甲値無視も持っておりますので頑張りますよ。よろしくお願いします!
浜木綿 澪:あ、そうだ。Dロイスは器物使いです。今度こそ以上!
GM:はーい よろしくおねがいします!
GM:では次!秋月さん!
秋月さな:はーい!
秋月さなキャラシート
秋月さな:「さなにばっちし☆おまかせ!」
秋月さな:UGNチルドレン、コードネーム"アルナイル"。秋月・紗菜(あきづき・さな)、17歳。
秋月さな:チャームポイントは182cmある身長な女の子です。
秋月さな:エージェントの両親の家庭に生まれ、たくさんのレネゲイド安定調整実験とたくさんの愛情を受けておっきくおおらかに育ちました。
秋月さな:性格としてはきらきらふわふわな少女ですが、チルドレンの仕事はしっかりやります。
秋月さな:性能としてはエンジェルハィロゥ/モルフェウス/ソラリス! 感覚特化のDロイス・実験体!
秋月さな:高めの行動値からぼちぼちの火力を叩きこみます。あと《夢の雫》でミドルも万全。
秋月さな:以上、よろしくおねがいします。
GM:はーい よろしくおねがいします~
GM:では最後は兼光さんおねがいします!
兼光結:了解
兼光結キャラシート
兼光結:"アイディアリスト"こと兼光結。今回初稼働となるUGNチルドレンです。
兼光結:幼少期からUGNに所属していた古株で、能力者としての歴も長め。年(17)に見合わぬベテランです。
兼光結:その経歴と能力の関係かプライド高め。でも面倒見は結構良い姉御肌というバランスを目指します。
兼光結:能力は自分自身に纏わる事象の現実改変。自分が起こす/自分に起きる事柄を理想に近づける、というものです。
兼光結:簡単に言うなら「アタシなんだからこれくらい出来て当然でしょ?」っていう能力。
兼光結:愛用武器も本来なら実戦段階にない蛇腹剣を、"自分なら理想通りに振るえる"と現実に干渉することで振るってます。
兼光結:能力にたがわず自信家の女としてやっていきたいです。よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします~!


【オープニング:東雲芽衣】

GM:東雲さんのOPから。登場をお願いします。
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (28 → 32)


GM:とある都市、駅前。
GM:駅前は栄えているが、郊外になればそうでもないような、変哲のない地方都市。
GM:君には現在、一つの任務が依頼され、ここに来ている。
GM:君の友人である、仲口芽菜という少女の捜索だ。
GM:元々は非オーヴァードであったが、ある事件で覚醒し、UGNに保護されていた。
GM:だが、ろくな教育を待たずして失踪。この町で目撃情報があったという。
東雲芽衣:「うむ。目撃情報があったのはこの街かー」
GM:逆に言えば、娯楽を欲すれば駅前くらいしか選択肢がない。
GM:少女の姿は、思いの外すぐに見つかった。カフェチェーンのテラスに、その姿があった。
東雲芽衣:「ん~、わっ、早速見つけたよ」
東雲芽衣:「ここで話しかけたら逃げるかな?でも隠れてっていうのも苦手だしなー」
仲口芽菜:顔を上げて、君と目が合う。
東雲芽衣:「!」
仲口芽菜:ひらひらと手を振り、隣の席を差す。
東雲芽衣:「え、こっち座りなってこと? はーい!」
東雲芽衣:隣の席に向かいます
仲口芽菜:「おひさじゃん芽衣~」
東雲芽衣:「久しぶり~芽菜ちゃん。元気ー?」
仲口芽菜:「あいむふぁいんえんじゅー?」
東雲芽衣:「元気だよー!」
仲口芽菜:「マジで元気そうじゃん」
東雲芽衣:「マジで元気なので」
東雲芽衣:「元気すぎてどっか行った友達を探しに来るくらいには、ね」
仲口芽菜:「……お」
仲口芽菜:「じゃあ任務で来た感じ……?」
仲口芽菜:「いやまあでもなきゃ来ないか」
東雲芽衣:「えー、友達に会いに私情で来ました~、じゃあダメかなー」
仲口芽菜:「ん~」
仲口芽菜:「ぶっちゃけどっち?」
東雲芽衣:「任務でーす」
仲口芽菜:「そうなんじゃんかよ」
仲口芽菜:「実際どうすんの?ここで暴れる感じ?」
東雲芽衣:「んー、人も多い駅前だし、それは避けたいところ」
仲口芽菜:「賢明~」
東雲芽衣:「多分一緒に帰ってもくれないでしょー?」
仲口芽菜:「……ん」
仲口芽菜:「戻るつもりはないよ」
東雲芽衣:「だと思うのでー」
東雲芽衣:「とりあえず今何してるかとか、連絡手段とか聞ければ一旦はお別れかな?」
仲口芽菜:「……逆は?」
東雲芽衣:「逆、とは」
仲口芽菜:「芽衣がこっち来るのはどう?」
仲口芽菜:「うちらの仲間見せるよ」
東雲芽衣:「おー、なるほど」
東雲芽衣:「まぁ、いくつもりはないけどね」
仲口芽菜:「ふ~ん……」
仲口芽菜:「ダメかあ」
東雲芽衣:「うむ……」
仲口芽菜:「ん~芽衣真面目だかんな……」
仲口芽菜:「まあ、今じゃなくてもいいよ」
東雲芽衣:「うーん、なるほど」
東雲芽衣:「じゃあ、前向きに検討させていただきます、という型に嵌った返事だけ言っておくね」
仲口芽菜:「お堅っ~」
東雲芽衣:「だって何も魅力的な情報がないものー」
仲口芽菜:「……やめたくならない?」
東雲芽衣:「なにを?」
仲口芽菜:声を潜める。「バケモノであること」
仲口芽菜:「うちは嫌」
東雲芽衣:「そっかー」
仲口芽菜:「ヤじゃないの?」
東雲芽衣:「そりゃあこうなったのが理由で、陸上部やめたりとかあったりしたからね」
東雲芽衣:「どうしてだろう、とは思ったりもする」
仲口芽菜:「だったら……」
東雲芽衣:「でも」
東雲芽衣:「できなくなったこと以上に、できるようになったことも多く存在する」
東雲芽衣:「まぁ普通の人とは違う部分もあるけどさ」
東雲芽衣:「それくらいでくよくよしてたら、受け入れて進めなかったら」
東雲芽衣:「人生そこで止まっちゃうじゃん」
仲口芽菜:「……」
東雲芽衣:「私は人生を走って、走って、走り抜けたいの」
東雲芽衣:「まぁ考えを押し付けるつもりまではないけど」
東雲芽衣:「私はそう考えてるよ」
仲口芽菜:「そっか。じゃあやっぱこっちには来れないか」
東雲芽衣:「そういうことー」
仲口芽菜:「分かった。じゃあ」席を立つ。
仲口芽菜:「芽衣はそうしな」
東雲芽衣:「ん」
東雲芽衣:「行っちゃうの?」
仲口芽菜:「うん。また……」
仲口芽菜:「ん~」
仲口芽菜:「または勘弁かもな」
東雲芽衣:「そっかー」
東雲芽衣:「じゃあ、またね!」


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です。
東雲芽衣:友達/仲口芽菜/友情/◯隔意/ロイス で取得~
GM:はーい!


【オープニング:浜木綿澪】

GM:登場をお願いします。
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (32 → 42)
浜木綿 澪:盛り上がってきた。


GM:あなたは現在、ある組織へと潜入している。
GM:あるいはそれは、組織とも呼べないのかもしれない。
GM:ある街を隠れ蓑にした、オーヴァードの寄り合い所帯。
GM:君はそこでは新入りの外様だ。まだ、全容を把握しているわけではない。
GM:そのなかでも、君の世話役として行動をともにしているのが、大鐘供花という少女だった。
大鐘供花:「……お姉さん」ふらり、と幽鬼のように現れる。
大鐘供花:「ここには、慣れた?」
浜木綿 澪:「ええ、おかげさまで。元々色んな人が集まる場所は好きだったけど、供花ちゃん様々だわ」ふふ、と微笑む。
大鐘供花:「うん。ここが私たちの国」
大鐘供花:「人であることを諦めない。きっと、“戻れる”ようになる」
浜木綿 澪:「それなら、タイムマシン作りが当面の国家事業かしらね」
浜木綿 澪:「なんて……そういうことじゃないわよね」
大鐘供花:心底理解できないように首を傾げて。「手放すの」
大鐘供花:「うまく使うようにする、なんて、おかしい」
大鐘供花:「抑えて、抑えて。もう、すっかり、自分が」
大鐘供花:「自分がどんな力があったかなんて、忘れてしまえばいい」
大鐘供花:「そうすればきっと、居なくなってくれる」
浜木綿 澪:「……怖い、ものね」気持ちが分からない、などとは言えない。
浜木綿 澪:「わたしは、幸いにも御しやすかった。でもそうじゃない人達もいて……」
浜木綿 澪:「だったらそんな怖いものは全部〝分解〟して、手放してしまいたい。うん、そうよね……」
浜木綿 澪:過去にそう考えたことは何度もある。嘘は言っていない。
浜木綿 澪:「でも……この力のおかげで、供花ちゃんに出会えたのはよかったかも」
浜木綿 澪:相手を安心させるために、柔らかな笑みを向ける。
大鐘供花:「……うん」
大鐘供花:「お姉さんも、はやく無くしてしまえるよう」
大鐘供花:「私が祈るわ」
GM:彼女の言によれば、彼女たちの多くは元UGNチルドレンであるという。
GM:訓練過程で脱走して、彼女たちだけで身を寄せ合って、慎ましく暮らしている。
GM:君に課せられた任務は、その調査だ。
GM:それが真実であるか、それとも実情はFHセルと相違ないのか。
GM:それを探ること。
浜木綿 澪:「供花ちゃんは……どういう経緯でここに来たんだっけ」
大鐘供花:「“先生”についてきた」
大鐘供花:「お姉さんも、そろそろ、“先生”に会ってもいい頃だと思う」
浜木綿 澪:「あら、本当?」
浜木綿 澪:「でも、先生って色んな意味があるわよね。学校だったり、病院だったり……どういう感じの人か、気になるかも」
浜木綿 澪:「道場の先生っていうのも、面白そうよね」
大鐘供花:「……教官、だった人」
浜木綿 澪:「……っ!」
浜木綿 澪:「……それは、信頼して、大丈夫なの?」
浜木綿 澪:教官。この状況下では、チルドレンを導く者としての意味合いが強いと思われるが……?
大鐘供花:「うん。先生が、一緒に逃げようって」
大鐘供花:「それで、私たちは、付いてきた」
大鐘供花:「私たちが、戦うのは、おかしいって」
浜木綿 澪:「……確かに、子供達に色々背負わせるのはフィクションの中だけで充分だわ」
浜木綿 澪:「ごめんなさい、疑っちゃったりして。わたしも〝教官〟には、ちょっと色々あって……でも、心優しい人なら大丈夫そう」
浜木綿 澪:FHに所属させられていた頃の話だ。これも嘘ではない……決して。
大鐘供花:「うん、先生は優しくて――」
GM:彼女のもとに、別の少年が駆け寄る。
浜木綿 澪:「……あら」
GM:彼女に何やら耳打ちをして。
大鐘供花:「……え?」
大鐘供花:「居なくなった、って……」
大鐘供花:「先生が?」
GM:同時に、あなたの端末にはメッセージがある。
GM:状況が変化。彼女らの首魁と思われるUGN教官が投降した、と。
浜木綿 澪:メッセージを理解した上で「供花ちゃん……どうするの?」と問いかける。
GM:君は継続して推移を見守ること、との但し書きがある。
大鐘供花:「なんで……」
大鐘供花:「なんで先生が……」
浜木綿 澪:「落ち着いて、供花ちゃん」
浜木綿 澪:「感情を高ぶらせたら、レネゲイドの力が励起しちゃう。それだけは避けないと……」
大鐘供花:「……あ」
浜木綿 澪:「〝先生〟を追いかけたくなっても、今は落ち着くべきだと思う」
大鐘供花:「ルビンに相談しなきゃ。私たちの、リーダー役なの」
浜木綿 澪:「ルビン……」見方によって形が変わる、あの……?
浜木綿 澪:「供花ちゃん。じゃあ、一緒にいく?」片手を伸ばす。
浜木綿 澪:「いっぱいいっぱい、供花ちゃんにはお世話になったし……それにわたしも、大人だもの」
浜木綿 澪:「こういうときには、力にならなきゃ色々すたるわ」
大鐘供花:「う、うん」おずおずとその手を取って。
大鐘供花:「来て。本部の入り口は、分からないようになってるの」
浜木綿 澪:「分かったわ。それじゃあ、みんなを混乱させないように気をつけていきましょ」
浜木綿 澪:「これでもお姉さん、かくれんぼは得意なのです!」
浜木綿 澪:好物を前にした子供のように満面の笑みを浮かべる。眼前の少女を安心させて落ち着かせるために。
浜木綿 澪:もしも彼女達が〝まだ間に合う〟ならば、きっとこの笑顔も無駄ではない……!


GM:シーン終了です。ロイス取得が可能。
浜木綿 澪:ロイス取得
大鐘 供花 庇護欲/〇利用

浜木綿 澪:以上です。


【オープニング:秋月さな・兼光結】

GM:登場をお願いします。
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (35 → 36)
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (36 → 42)


GM:岳舎町。
GM:かつては遷都の計画が持ち上がり整備されたが、その話も立ち消えて久しく。
GM:現在では、古い町並みを保存する活動が進み、当時の趣を残しながら、観光業で成り立っている町。
GM:その町の中。武家屋敷をカヴァーとした、新岳舎町支部。
GM:その会議室に、君達は呼び出されていた。
椹木夜未:「来たわね」背の低い高校生くらいの少女が、腕組みして待ち構えている。
椹木夜未:“ヘクサメロン”椹木夜未。新岳舎町支部を預かる若き支部長。
兼光結:「来たわよ。用件は?」
兼光結:「わざわざチルドレン二人を呼び出したってことは、新しい任務?」
秋月さな:「来ましたっ☆」ぴっと敬礼のポーズをして。
椹木夜未:「そうに決まってんでしょ~が!てか見下すのやめなさいよ!」
椹木夜未:「舐めてるでしょ私を!」
秋月さな:「え~っと……」でも前にしゃがんでみせたらもっと怒られた気がする。
兼光結:「目線合わせたら子ども扱いするなってキレるでしょ、どうせ」
兼光結:さなが言い淀んだ部分を平然と口に出す。
椹木夜未:「……うっさい!」
椹木夜未:「そこはこうなんかうまいことやりなさいよ!」
椹木夜未:「背とかじゃなくて敬意の問題!」
兼光結:「座る椅子替えたら?プールにある見張り用のヤツとかに」
秋月さな:踏み台用意する?って言わなくて良かったぁ、と思っているそばから。
兼光結:「それならさなも見下ろせるでしょ」
椹木夜未:「な、舐めまくられてる……」
秋月さな:「ゆ、ゆいちゃん……任務! 任務の話しよっ」
兼光結:「そうね。で、今回の任務は?」
椹木夜未:「こほんっ」
椹木夜未:「……今回はこの町ってわけじゃない。応援よ」
椹木夜未:「少し前。チルドレンの集団脱走があったわ」
秋月さな:「ありゃ。おおごと……」
椹木夜未:「クラス・クインビーハイヴ。その殆どが逃げ出した」
椹木夜未:「んで、その首謀者がね。そいつらの教官」
椹木夜未:「“アマスガリ”檜水棹理」
兼光結:「はあ?教官が教え子引き連れて脱走したってこと?」 眉を顰める。
椹木夜未:「ええ。まあこれだけでもだいぶ醜聞なんだけど……」
椹木夜未:「稀にあると言えばある。訓練を受けたオーヴァードの部隊がまるごとFHに寝返る最悪のやつ」
秋月さな:「でもでも、言い淀んでるってことは……その最悪じゃ、ないってこと?」
椹木夜未:「ええ、今回はそれとも事情が違ってね」
椹木夜未:「脱走した後、彼女たちは明確な敵対行動を……いえ、それどころか」
椹木夜未:「活動の痕跡がなかったのよ」
兼光結:「……ほとぼりが冷めるまで潜伏とかって話じゃなくて?」
椹木夜未:「結の言う通り。徒党を組んで、ある街で慎ましく潜伏してた」
椹木夜未:「でも、オーヴァードに時効なんてないでしょう」
秋月さな:それは、そうだ。時間が経ってたいへんになることはあっても、逆はない。
椹木夜未:「あるいはそれ自体が目的なんじゃないかってのが、査察部門の見立てね」
秋月さな:「UGNやめたい~って言って、やめれたから……それでおしまい?」
椹木夜未:「日常に回帰する。ま、そうやって尻尾巻きたくなるやつが出るのは分からなくもないけど」
椹木夜未:「残念ながら、おしまいには出来ないわ」
椹木夜未:「彼女らを狩る……までは行かないけど。それも現状のままならね」
兼光結:「訓練済みのオーヴァードが徒党組んでるって時点で放置できない」
椹木夜未:「そういうこと」
兼光結:「そんなことも分からないようなオツムしてる訳?その教官は」
椹木夜未:「その教官のオツムが何より問題でね」
椹木夜未:「先日、その教官が、のこのこUGNに来た」
兼光結:「はぁ?」
秋月さな:「え?」
兼光結:「何しに?」
椹木夜未:「ありがたい訓示を垂れによ」
椹木夜未:「『自分の元教え子たちが、徒党を組んである街に潜伏しているみたいだ』」
椹木夜未:「ですって」
秋月さな:「……どゆこと?」むむむ、とこめかみに指をあててうなった後で、二人を順番に見る。
兼光結:「……売ったってことでしょ。その教え子たちを」
兼光結:「自分が教唆して脱走させておいて」
椹木夜未:「そこがおかしいのよ」
椹木夜未:「だったらそもそも、最初の脱走を黙認すればいい」
椹木夜未:「一旦離れておいて、今更のこのこ戻る?」
秋月さな:「だよねぇ。ちょっと……なにがしたいのか、わかんないやぁ」
兼光結:「……何?洗脳か催眠でもされてた訳?」
兼光結:「それか記憶喪失にでもなった?馬鹿みたいに都合よく」
椹木夜未:「どういう都合があったのかを調べるのが、あんた達の今回の仕事よ」
椹木夜未:「そいつへの聴取と、その脱走連中を抑えること」
椹木夜未:「頭を失ったなら今まで通りに大人しくしないとも限らない」
椹木夜未:「そっちには“霧露乾坤網”ってエージェントが内偵してる。合流して動きなさい」
秋月さな:「うみゃ。いろいろわかんないけど、わっかりました☆」
兼光結:「了解。死ぬほど嫌な予感しかしないけど」
椹木夜未:「それからいつも通り。めぼしいイリーガルは好きに拾って使いなさい」
兼光結:「支部の名前出して協力要請していいってことね?お言葉に甘えて使わせてもらうわ」
椹木夜未:「それからもう一つ!こっちが最重要」
秋月さな:さいじゅーよー、の言葉に気分を引き締める。
椹木夜未:「無事に帰ってくること」
椹木夜未:「死んだりジャーム化したりしたら支部の査定が下がるんだから!」
椹木夜未:「遵守。返事!」
秋月さな:その言葉にふっと口元を綻ばせて、
秋月さな:「ばっちし☆りょーかい!」
兼光結:「言われなくてもね」
兼光結:肩をすくめるが、さなと同じく口元は微かに笑む。
秋月さな:二人そろって、会議室から退出。
秋月さな:「……ゆいちゃん、どー思う? 今回の任務」
秋月さな:UGNの醜聞とも言える部分に、チルドレンをぶつけることについて。
兼光結:「あっちの話?それともこっちの話?」
兼光結:教官と元チルドレンたちについてか、それとも自分達についてか。
秋月さな:「両方だけど……どっちかっていったら、こっちがわ」自分を指さす。
兼光結:「なるほど。アタシの所感だけど」
兼光結:「アタシもアンタも歴が長いでしょ。年の割に」
秋月さな:「そだねぇ。ほとんど、生まれた時からチルドレン」
兼光結:「だからじゃないの。別に妄信だの狂信だのしてるわけじゃないけど」
兼光結:「アタシ達にとってここは寄る辺だもの」
兼光結:向ける感情は違う。全肯定しているわけでもない。だけど絆があることに違いはない。
兼光結:「向こうに流されないって信頼されてるんだって。少なくともアタシはそう受け取った」
秋月さな:「……うん。そーだねっ☆」
秋月さな:にへ~、と口元を綻ばせる。
兼光結:「何、急に笑って」
秋月さな:「それじゃ、信頼に応えちゃお!」おーっ、と拳を突き上げる。
秋月さな:ほんのちょっとあった不安が、小さくなったのが分かったから。
兼光結:「……はいはい」 合わせて拳を突き上げるほどは乗らないが、苦笑を浮かべつつ彼女の横を歩く。


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です。
兼光結:同僚/秋月さな/〇連帯感/隔意でとります
秋月さな:しぶちょー/椹木夜未/○敬意(ほんとだよ!)/脅威 と、 おともだち!/兼光結/○友情/恐怖 で取得!
兼光結:連帯感はあるけどテンションが違うからちょっと隔意
秋月さな:さなはおともだち認定を一方的にしています


【ミドルフェイズ1】

GM:浜木綿さんのシーン。登場お願いします。
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (42 → 50)


GM:大鐘供花に連れられ、君はゲートをくぐった。
GM:街の各所に設置されたそれは、許可がなければ入れないという。
GM:入口の封鎖された廃ボウリング場。それが彼女らの拠点の一つであるという。
大鐘供花:「……ルビン。どうするの?」着くやいなや、奥へと駆け寄る。
大鐘供花:「先生が居なくなったって、本当?」
浜木綿 澪:「あら、ボウリング場。わたし、ボウリング好きなのよね」と呟いたが、先に供花は先生の元へ。やはり今は落ち着いていられないか。
ルビン:「ええ。残念ながら本当です」少年が振り向く。
大鐘供花:「どうして……」
ルビン:「さあ?ここの誰も、理由は聞いていないそうで」
浜木綿 澪:心中で〝若い……〟と呟く。レネゲイドビーイングか、それともノイマンか。ブラックドッグの機械化兵という可能性も捨てられない。
ルビン:「その様子だと、大鐘さんもですか」
大鐘供花:首肯して。「どうしよう」
コレット:「周囲に”毒”の気配はなかった」フード姿の少女が告げる。
コレット:「襲われて、連れ去られたわけじゃない」
大鐘供花:「コレットが言うなら、そうかな」
浜木綿 澪:〝リーダー役があれほど若い見た目なら、新たに現れた子も必然的に幼いか……〟などと考えている。
ルビン:「ところで、そちらの方は?」
浜木綿 澪:「おっとっと、失礼しました。新入りさんです。供花ちゃんが連れてきてくれたもので」
大鐘供花:こくこくと頷く。
ルビン:「どうも。僕はルビン。まあ、彼らのまとめ役ってところです」
ルビン:「お姉さんは、どうしてここに?」
浜木綿 澪:「……普通の身体じゃなくなっちゃったから、周りの目が怖くなって」自嘲的な笑みを浮かべる。
浜木綿 澪:「ううん、いつもは普通でいられるんだけど……」
浜木綿 澪:「この通り……ね」上着を脱ぎ、片腕を水へと変化させる。能力……即ち手札を見せた方が信頼されやすいと思っての行動だ。
コレット:「……!」
浜木綿 澪:すぐに戻し、再び上着を羽織る。刺激してしまう可能性もある。
ルビン:「……成程。確かにそれは、大変な症状です」
ルビン:「僕たちならどうにか出来る、とは言いません。ですが」
ルビン:「そのために努力をしています」
ルビン:「発動を、衝動を抑えて、抑えて、薄れさせる」
ルビン:「使わなければいずれ忘れ去る」
ルビン:「そうやって、取り戻すのが僕らの願い……まあ」
浜木綿 澪:「……〝まあ〟?」
ルビン:「大鐘さんがここまで連れてくるということは、そのあたりはもう聞いていますか」
浜木綿 澪:「ええ。きちんとね」
浜木綿 澪:「だから、さっきのは軽率だったって割と反省してます。ごめんなさいね」
ルビン:「ええ。なるべく控えるほうがいいでしょうね」
ルビン:「怯えるものも居ます」
コレット:「……」
浜木綿 澪:「でも……新入りとしてお世話になったからこそ気になることがあって……その……」
ルビン:「何かな?」
浜木綿 澪:「〝同じ境遇の人間と寄り集まっている〟時点で、意識してしまうものではないかしら……」
ルビン:「……急に市井に交わる訳には行かないでしょう?」
ルビン:「そう出来るようにはなっていない、僕らは」
浜木綿 澪:「緊張しちゃダメって思えば思う程緊張する場面ってあるじゃない……? そういうのが、結構心配で」
ルビン:「それに、もう一つ理由がある」
ルビン:「彼女らの中には、逃げてきたものが多いんだ」
浜木綿 澪:「……なるほど、そういえばそうだったわね。その……〝先生〟の導きのおかげで……」
ルビン:「隠れ住むしかない。使いたくないが、ゲートもそのためだ」
浜木綿 澪:「だったら、そうよね。今はこれしか道はない」
大鐘供花:「先生……」
浜木綿 澪:「愚問だったわね、ごめんなさい」
大鐘供花:「先生は、どうするの」
ルビン:「捜索の手を出そう。だけど慎重にね」
浜木綿 澪:「そうね。例えばワーディングを使われれば、一発で判別されちゃう」
ルビン:「何より。どちらに転んでるかによって対応が変わります」
コレット:「襲われたのでもないのに、私たちの元を離れた」
コレット:「裏切りかもしれない」
大鐘供花:「先生はそんなことしない」
大鐘供花:「先生は、いつも私たちを心配して……」
コレット:「キョーカは甘すぎる」
ルビン:「まあまあ。僕らが喧嘩しても仕方ない」
浜木綿 澪:「それに、先入観を持つのは怖いわ。自分の推理が外れていたときのショックも大きいし、それがきっかけでレネゲイドの力が励起したら……」
ルビン:「探すことには反対じゃないんだろう?」
ルビン:「僕らの方針は変わらない。誰が居なくなっても」
ルビン:「教えを取り戻そう」
GM:その言葉に、皆が曖昧げに頷く。
ルビン:「じゃ、よろしく頼むよ、みんな」
浜木綿 澪:〝やはり、新入りが介入するのは難しいか〟と痛感する。ルビンと名乗るリーダー格は、やはり〝囲い〟への注視を優先している。
浜木綿 澪:だが逆に、新入りに視線を向けられないということは……多少の勝手に対して監視の手が回らない可能性があるということにも繋がるはずだ。
浜木綿 澪:タイミングを見計らわなければ。レースのように、愛の告白のように。
浜木綿 澪:し損じれば、全てが水泡と帰す。水になるのは身体だけでもう充分。さぁ、腕の見せ所だぞ浜木綿澪……!


GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能。
浜木綿 澪:ロイス取得
ルビン 感心/〇危惧

浜木綿 澪:以上です。
GM:OK!


【ミドルフェイズ2】

GM:浜木綿さん以外の3人のシーン。登場をお願いします。
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (32 → 42)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (36 → 44)
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (42 → 52)
GM:大興奮だ


GM:UGNのセーフハウス。そこに勾留されている一人の人物がある。
GM:“アマスガリ”檜水棹理。元UGN教官。
GM:現地に赴いた秋月、兼光の2人は、イリーガルの東雲と合流。
GM:彼女の話を聞きに訪れていた。
檜水棹理:「……」手錠を付けられて、大人しく座っているが、君達を認めて。
檜水棹理:「ああ、お客さん?」
東雲芽衣:「こんにちは」ニッコリと微笑み、ひとまず挨拶
秋月さな:「はじめまして!」こちらも元気に挨拶から。
兼光結:「UGNの聴取よ。兵舎町支部から、で分かる?」
檜水棹理:「こんにちは」柔らかく挨拶する。「場所は存じないけど、聴取っていうのは」
檜水棹理:「何かな。知っていることなら、何でも答えるけど」
兼光結:「そうね。まずはアンタが持ってきた情報について」
兼光結:「アンタの教え子たちが徒党を組んで街に潜伏しているってことだけど」
檜水棹理:「ええ。私も見たときは驚いた」
檜水棹理:「まさかあの子達が……」
秋月さな:(……なんか、ヘンな反応……?)
東雲芽衣:「……」イリーガルの自分よりもチルドレンのほうがこういう聴取は慣れているだろうと静観する。
兼光結:「それを知った切欠は?兆候や動機の心当たりはある?」
檜水棹理:「兆候って言っても……みんな素直ないい子だったし」
檜水棹理:「動機だって……どうしてこんなことをするのか」
檜水棹理:「何にもならないのにね」
兼光結:「……」 元から冷たかった視線が更に冷えていく。
東雲芽衣:(なんか白々しいというか、微妙に情報と食い違っているような……?)
檜水棹理:「私からも一つ、質問してもいいかしら」
秋月さな:このひとの話振りは、妙だ。自分が『集団脱走の首謀者だった』という意識が、まるでないように思える。
兼光結:「答えるかは保証できないけど、訊くだけならどうぞ」
檜水棹理:「どうしてこんな拘束をされてるのかな?」
兼光結:「自分には拘束される理由は無いと言いたいわけ?」
檜水棹理:「彼女たちへの協力可能性を危惧してるんでしょう。弁えてるわよ」
檜水棹理:「ここまでしなくても、飛び出して向こうについたりなんてしない」
秋月さな:「ゆいちゃん、めいちゃん。やっぱりなんか……このひとか、さなたちの持ってる情報か。どっちかおかしいというか……」
東雲芽衣:「そうみたい?」
兼光結:「ええ。質問の方向を変えましょうか」
兼光結:「そもそもの話。担当している教え子たちがUGNから脱走して潜伏なんてしてる間、アンタは何してたの?」
檜水棹理:「そりゃあUGNの任務を……」
檜水棹理:「……?」
檜水棹理:「あれ……」
檜水棹理:「私、一緒に……?そんなはず……」
東雲芽衣:「これは……」
兼光結:「記憶に異常はないみたいね」
兼光結:「だとしたら、弄られたのは認識辺りかしら」
東雲芽衣:「うーむ」
兼光結:「アンタ、何を目的に脱走なんて教唆したの?思いだしたなら話せるでしょう」
檜水棹理:「するわけないでしょう、そんなこと」
檜水棹理:「脱走なんてしても、彼女らに未来はないのに」
秋月さな:「……でも、記憶はあるんでしょ? みんなを連れてった記憶」
檜水棹理:「私たちの仕事は、彼女たちに生きていく力をつけさせること……」
檜水棹理:「……」
檜水棹理:「ええ。それがわからない」
檜水棹理:「どうして、私は……」
東雲芽衣:「記憶をいじられて完全に思い出せないなら、自分あるいは他人で口封じのためにって気がするんだけど」
東雲芽衣:「認識だけいじられて今では何をやったか思い出せるってなると、誰かにいじられた可能性が高そうに思うんだけど」
東雲芽衣:「どうなんでしょう」
秋月さな:「うん。さおりせんせーがものすっごいたぬきさんじゃないとしたら……さなたちが考えること、増えたかも?」
兼光結:「ただ、それにしたって目的が不明な点は変わらないわね」
兼光結:「わざわざ認識を弄って教唆させたのに、それを解いてUGNへ駈け込ませる」
兼光結:「マッチポンプにしたって不完全。何がしたいのか、が見えてこない」
東雲芽衣:「うむ」
兼光結:「ねえ。自分が教え子たちと一緒に居たことを思いだせたなら、その子達の目的くらいは思いだせない?」
檜水棹理:「……」
檜水棹理:「レネゲイドを捨てようとしていた」
兼光結:「捨てる?」
檜水棹理:「使用を極力抑制することによる、レネゲイド・コントロール」
東雲芽衣:「それでレネゲイドがなくなるって考えかな?」
檜水棹理:「少なくとも、自分たちの世界からはないものと扱える」
秋月さな:「認知のはなし……になるのかな?」
兼光結:「何それ。現実逃避を極めましょうってこと?」 苛立ちと呆れを混ぜて吐き捨てる。
東雲芽衣:「たとえば、檜水さんの認識が弄られていたようなことを、自分で行えるようにするってことなのかも……?」
東雲芽衣:「とりあえず」
東雲芽衣:「今の檜水さんに聞けることはこれくらいっぽい気がします」
兼光結:「……そうね。聴取はここまでとしましょう」
秋月さな:「じゃあ次は、もういっこの目的の方」
秋月さな:「脱走したみんなを探してみよっか」
東雲芽衣:「うむ!」


GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です
秋月さな:ロイス取得保留で、以上!
兼光結:こっちもまだ保留で 以上
東雲芽衣:保留かなー以上です


【ミドルフェイズ3】

GM:合流&情報収集です~
GM:全員登場お願いします
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (52 → 62)
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (42 → 44)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (50 → 55)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (44 → 51)


GM:まず収集からしましょうか
GM:項目はこちらです
・仲口芽菜 〈情報:UGN,噂話〉7
・大鐘供花 〈情報:UGN,裏社会〉9
・“アマスガリ”檜水棹理 〈情報:UGN〉8/12
・ルビン 〈情報:裏社会〉9
GM:また、今回の情報収集では
GM:ロイスを持っている相手に対しての情報達成値が+2されます。
兼光結:へー
浜木綿 澪:ほうほうほう。
東雲芽衣:へぇ~
秋月さな:なるほどね
GM:それを加味してどこいくか決めていってね~
浜木綿 澪:裏社会を持っているのは自分だけですし、ロイスも取ってるからルビンがベストかなぁ。
兼光結:一応5dx+2で振れるけど財産点が無い
東雲芽衣:芽菜ちゃんにロイスとっていて噂話に強いから、そこかなぁ
秋月さな:4dx+1と、誰にでも後出しの+8がある 財産点はない
浜木綿 澪:噂話Lv4は暴力だな……噂の暴力。
GM:最強エフェクト持ってる
兼光結:ならこっちがアマスガリ行きますか いざという時は後だしお願いしよう
秋月さな:では供花ちゃんに行きましょう
浜木綿 澪:ではこちらがルビンを、と改めて表明。
GM:どんどん判定しな
浜木綿 澪:コネ:情報屋を使用。<情報:裏社会>のダイス+2です。
東雲芽衣:仲口芽菜の情報項目に、噂話で振ります。コネ:噂好きの友人使います
兼光結:能力訓練:社会を使用してアマスガリの判定します 器物使いも起動
東雲芽衣:ロイスボーナスで達成値+2!
浜木綿 澪:4dx+2+2>=9
DoubleCross : (4DX10+4>=9) → 9[1,3,6,9]+4 → 13 → 成功

兼光結:5dx+2>=12
DoubleCross : (5DX10+2>=12) → 10[2,4,5,6,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

東雲芽衣:4dx+6>=7
DoubleCross : (4DX10+6>=7) → 9[1,5,8,9]+6 → 15 → 成功

GM:すご
秋月さな:コネ:UGN幹部使用して大鐘供花について
兼光結:後だし要らなかったわ
秋月さな:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[5,6,7,7]+1 → 8 → 失敗

秋月さな:さなだけ!?
秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
秋月さな:達成値+8
浜木綿 澪:なんだそれ!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加 (62 → 65)
GM:夢の雫めちゃくちゃに強い
秋月さな:成功って事になりました!
浜木綿 澪:潜入捜査してる人より全員達成値高いの半端ないな……。
GM:では全部開示されるよ~
・仲口芽菜
最近のレネゲイド事件に遭遇し覚醒したイリーガル。
訓練中に行方をくらまし、現在は“クインビーハイヴ”の脱走組に合流して身を寄せている。
彼女の振る舞いは他のメンバーに比べて甘く、追跡して居場所を特定することも可能だろう。
・大鐘供花
“アフターカーム”大鐘供花。元UGNチルドレン。
“アマスガリ”のクラス“クインビーハイヴ”に所属していたが、彼女に呼応して集団脱走した。
特に教官を先生と呼び慕っていたようだ。
大規模な空間能力者で、拠点の入り口を管理している。
・“アマスガリ”檜水棹理
-難易度8
元UGN教官。以前に担当チルドレンらと一緒に失踪し、ある町で潜伏生活を送っていたようだ。
生徒からは慕われていたようだが、当時からチルドレンの登用には反対的であったという。
現在は意見を翻したかのように、彼女らの行いを理解していない様子。
洗脳や催眠、記憶喪失の兆候は確認されていない。
-難易度12
岳舎町支部では、一つの類似事案が確認されている。
“欲望”の喪失案件。元々持っていたそれを、何者かに奪われたのではないか?
であれば、奪われたそれは。
・ルビン
“クインビーハイヴ”には、そしてUGNのデータベースには未登録の不明オーヴァード。
“アマスガリ”を除いたメンバーの中ではリーダー格であり、
彼女が投降した現在は、実質的なリーダーとなっていると思われる。
体内潜航の能力を持ち、危機にあるメンバーへの“処置”を施すという。
GM:情報は以上です。
兼光結:なるほどね
浜木綿 澪:剣呑。


GM:町内 ファストフード店「ザクザクバーガー」
GM:君達は一旦情報収集と、潜入エージェントとの合流のために集合していた。
浜木綿 澪:バリューセットに加えてもう一つ大きめのバーガーを頼むというストロングスタイルで登場。
東雲芽衣:チーズバーガー(オニオン・ピクルス・マスタード抜き)を美味しく頬張っている。子供舌。
秋月さな:「あなたが"むろけんこんもー"? はじめまして、さなはさな……"アルナイル"だよ!」ミルクティーとオニオンリングをテーブルに。
兼光結:期間限定のグリルチキンバーガーのセット。飲み物は烏龍茶である。
浜木綿 澪:「はーい、その通りです! えっと、さなわさなちゃん……?」
秋月さな:「あきづき・さな!」
秋月さな:結局フルネームで名乗っている。
浜木綿 澪:「あはは、ごめんなさい。よろしくね」
兼光結:「"アイディアリスト"の兼光結。さなと同じく兵舎町からの応援」
兼光結:「こっちはアタシたちの判断で応援に呼んだイリーガル。この三人とアンタが今のとこの全戦力になるわ」
東雲芽衣:「”ラビットテイル"、東雲芽衣でーす。イリーガルです」
浜木綿 澪:「というわけで〝霧露乾坤網〟浜木綿 澪です。UGNの正規エージェントとして活動している……のは知ってるわよね、きっと」バニラシェイクを飲む。
浜木綿 澪:「なるほどなるほど。さなちゃんに、結ちゃんに、芽衣ちゃん」名前で呼ぶ派だ。
浜木綿 澪:「……未成年、でいいのよね? あ、いや、潜入先で子供達ばかり見てるから……あはは……」なんとも複雑な笑み。
東雲芽衣:「あ、潜入してたんですよね!すごいなぁ。私はボロ出しちゃいそうだから」
秋月さな:「さなとゆいちゃんは17歳だよ」
東雲芽衣:「私は15~ 高校生です」
兼光結:「年はそうだけど歴は長いから。それを理由に気を遣うような真似はしないで」 先に釘をさしておく。
浜木綿 澪:「ええ。そもそも、尊敬してるから」
浜木綿 澪:「24にもなってまだまだあわあわすることあるもの、わたし。だからあなた達みたいな子達は本当に凄いって思うわ」
秋月さな:「えへへ……なんか照れるねぇ」
東雲芽衣:「褒められちゃった」
兼光結:「……なら良いわ」 そう言いながら、テーブルの中心に端末を出す。
浜木綿 澪:「……逃げたくなるまで追い詰められた子達を現在進行形で見てるから、尚更ね」
浜木綿 澪:小さく溜息をつき、端末に視線を移す。
椹木夜未:《新岳舎町支部支部長。“ヘクサメロン”》
椹木夜未:《今回の案件はうちが全面協力する。こいつらをうまく使って》
浜木綿 澪:「ありがとうございます。でも使いません、協力をします」
浜木綿 澪:「人間なので、手と手を取るってわけ。ふふっ」
浜木綿 澪:「とまぁ、そんな困らせるような答えは脇に置いておくとして……全面協力、ありがとうございます。こちらもお返し出来るよう、全力を尽くしますよ」
椹木夜未:《ええ。状況は?ある程度は調べ付いてんでしょうね》
浜木綿 澪:「ええ。教官のいない状況下でリーダー役を務めるオーヴァードの情報を得られました」
秋月さな:「はーい! えっとね」脱走した子供たち以前のこと。聴取の結果を、簡単に支部長に話しておく。
東雲芽衣:「こちらはもともとの任務の方関係で少ししらべられました」
浜木綿 澪:かくかくしかじか。あの〝ルビン〟なる謎のオーヴァードに関する情報を全員に伝える。
兼光結:「UGN未登録の不明オーヴァードでリーダー役?真っ黒じゃない」
東雲芽衣:「うむ。怪しそう」
浜木綿 澪:「ええ。まず間違いなく、警戒すべき相手よ」
椹木夜未:《でも、そいつらの拠点にはチルドレンのクラスが丸っといるんでしょう?》
秋月さな:「そだねぇ。……あ、UGNに登録が元々あった子たちについては、ちゃんと調べられたよ」クインビーハイヴに所属していた元チルドレンの情報を共有。
椹木夜未:《強行突入も現実的じゃないわ。やろうとしたら大部隊が要る》
秋月さな:「空間能力者の子がいるから、大部隊をそもそも突入させられるかがたいへんかもっ」
東雲芽衣:「とはいえ、このタイミングで新規に潜入人員送り込むのも大変じゃないですか?メロン支部長」
浜木綿 澪:「檜水さんの様子がおかしいのも怖いしね……〝処置〟されてると考えるのが妥当だし、このまま無策で飛び込んでわたし達が何かされたら……」
椹木夜未:《それはそうよ人動かすのだってコストが……だれがメロンよ!》
兼光結:「なら、誘き出しての制圧が一番現実的でしょうね」
東雲芽衣:「一番呼びやすそうな名前をチョイスしました」
浜木綿 澪:「学生の頃によく言われてたの思い出したわ……」メロンに反応しながら、一つ目のバーガーを頬張る。
兼光結:「ソイツがほいほい誘いに乗るバカなら話も早いんだけど」
椹木夜未:《完全にナメてる……》
兼光結:そう思ってなさそうな顔でポテトを摘まむ。
東雲芽衣:「とりあえず、拠点自体は調べられそうなアテはありますけど」
秋月さな:「そうなの!? すっごい☆」
東雲芽衣:「元の任務のほうで追っていた友達が、そこのメンバーに最近入ったようで」
浜木綿 澪:「新入りとして潜入してるわたしが新入りを三人も連れてきた……なんて脚本は無理があるだろうし……」
東雲芽衣:「追跡しようと思えばできそうだから」
浜木綿 澪:「え? そうなの?」それは初耳。バーガー片手に芽衣へと視線を向ける。
東雲芽衣:「狙うならその子かなぁ」
東雲芽衣:「仲口芽菜って子です」
浜木綿 澪:「うーん、まだ潜入先では会えてないわね」
兼光結:「拠点が知れるなら、隠密での潜入も出来るかもしれないわね」
兼光結:「もしくは一部を陽動に使ってそのルビンの首根っこを押さえに行くとか」
椹木夜未:《潜入してそいつだけ落とせば終わりってわけでもないでしょう》
椹木夜未:《もともと結託して脱走したなら、戦力を切り崩す必要がある》
椹木夜未:《それこそ“アマスガリ”でもなんでも使ってね》
東雲芽衣:「あの教官先生を使って……ですか?」
兼光結:「その"アマスガリ"だけど、アイツの求心力って実際どうなの?」
浜木綿 澪:一つ目のバーガーを食べきってから「確かに、あの〝先生〟が戻ってくれば……ルビンがリーダー役として強権を振るうチャンスは減るかもしれない。表向きは」と呟く。
秋月さな:「この……供花ちゃんって子。例の空間能力者ね。この子はすっごく慕ってたみたいだから」
秋月さな:「せんせーをエサにすれば、ぱくっときてくれる……かも?」
浜木綿 澪:「一応、求心力……というか、依存されてはいるわよ。子供達の精神的支柱になってる」
兼光結:「なるほど。使える札ではある訳ね」
椹木夜未:《……やっぱり、間違いないわね》
椹木夜未:《そんだけ依存してるような奴が出るようなら》
椹木夜未:《彼女の脱走教唆は宗旨替えじゃない》
椹木夜未:《もとからそういう傾向のあったやつが、計画して、実行した》
秋月さな:「……つまり、『今』のさおりせんせーが特別おかしい?」
椹木夜未:《ええ。心当たりがある》
東雲芽衣:「心当たり?」
浜木綿 澪:「というと……?」
椹木夜未:《うちの案件で、あったのよ。急におかしくなったように見える連中が》
椹木夜未:《そいつらは、“欲望”を失わされてた》
椹木夜未:《急にパッタリと、殺人ジャームが自分の殺人欲求を忘れて、市井に紛れようとしてた》
椹木夜未:《そいつはジャームだったから、湧き出る殺戮衝動を結局制御できてなかったけど》
浜木綿 澪:「……欲望のままに動くことを推奨するFHの仕業と考えるには、少し無理がある話ね」
浜木綿 澪:「あ……〝市井に紛れようとしてた〟と言えば……」
椹木夜未:《多分そいつも一緒。失わされてる》
兼光結:「拘留してる支部側の調査で、洗脳や催眠の検査は白だったって来てるしね」
椹木夜未:《たぶん、“アマスガリ”の持ってた“欲望”は》
浜木綿 澪:一旦言葉を止め、聞く態勢に移行。ポテトが消え始めた。
椹木夜未:《「居場所」よ。世界に自分たちの居場所を作ろうとした》
椹木夜未:《そして作った。その後に、その欲を失った》
椹木夜未:《だから今の彼女には、脱走した連中の気持ちがわからないんでしょう》
東雲芽衣:「なるほど……確かに合点はいく理屈ですね」
東雲芽衣:「さすがは夕張支部長!」
椹木夜未:《夕張……?あっメロンってこと!?》
椹木夜未:《こいつ完全に遊んでるでしょ!?》
浜木綿 澪:笑ってしまい、むせる。ポテトが変なところに入りかけた。
東雲芽衣:「ふふー」
東雲芽衣:「しかし、となると」
東雲芽衣:「今回のチルドレンの集まりの解決もそうだけど」
東雲芽衣:「その欲望を失わせた人も探さなくてはいけないってことかな?」
椹木夜未:《ええ。そいつにもツケを払わせないといけない》
兼光結:「それに関してもチルドレンの集まりを探ってれば出てくるでしょ」
兼光結:「接触も無しに人の"欲望"を失わせるなんて真似、そう出来ないもの」
浜木綿 澪:「それに関しては……先入観を持つのは危険なのは分かってるんだけど……やっぱりルビンくんが気になるのよね」
浜木綿 澪:「彼が持つ体内潜行の能力と、謎の〝処置〟……引っかかるのが正直なところ」
椹木夜未:《まずはその手口の調査ね。あるいはそれが倫理に悖るものだったら》
椹木夜未:《それを突きつけることで分裂を促せるかもしれない》
浜木綿 澪:「それに、一度彼に〝皆で目的意識を持って寄り集まっている時点で、レネゲイドの事を忘れるのは無理なんじゃないか〟って訊ねたんだけど……厳密にはそれに関する答えが返ってこなかったのよね」
浜木綿 澪:「返ってきたのは〝市井に紛れるのは難しいから隠れるしかない〟という言葉だけ。現状の矛盾に関しては全く触れられていない」
浜木綿 澪:「あの〝蜂の巣〟……放っておくと、歪に肥大化するかもね」
浜木綿 澪:そこまで言って、二つ目のバーガーを食べ始める。
兼光結:「そうなる前にとっとと燻すのがアタシ達の仕事でしょ」
椹木夜未:《女王蜂不在の蜂の巣がすることは決まってる》
椹木夜未:《次の“女王”を立てるわよ。そのうちね》
椹木夜未:《そこまで手をこまねいてやる義理はない》
東雲芽衣:「そうですね」
東雲芽衣:「刺されて痛い目を見ないようにって点は気をつけないと!」
東雲芽衣:「どんな“毒”を持っているかはわからないからね」
秋月さな:「それじゃ、仕掛けられるとこから仕掛けちゃお☆ 差し当っては……」友人が居ると言っていた芽衣ちゃんの方を見る。
東雲芽衣:「ん。芽菜ちゃんのことかな?」
浜木綿 澪:「なるほど……〝外堀〟」
兼光結:「新入りの働き蜂に、巣まで案内してもらうってわけ」
秋月さな:「向こうの手口、わかるかもだからね。やってみよ!」
浜木綿 澪:「方法としては……取り入ることが出来るなら堂々と、無理そうなら尾行になるけど」
東雲芽衣:「うむうむ。やれることはやってみないとね!」
浜木綿 澪:「まぁ、こんなに頼りになる子達が助けてくれるなら、どんな方法でもきっと大丈夫ね!」笑みを浮かべる。二個目のバーガーが消えた。


GM:シーン終了です。ロイス取得および購入が可能。
浜木綿 澪:ロイスは保留。
東雲芽衣:支部長さん 椹木夜未/◯信頼/劣等感/ロイスで取得。
兼光結:こっちもロイス保留
兼光結:購入はワンチャン強化素材でも狙おうかな
東雲芽衣:ボデマチャレンジ!
秋月さな:ロイス、むろけんこんもー……?/浜木綿澪/○尊敬/劣等感 でロイス取得。
浜木綿 澪:こちらもUGNボディアーマーの購入にチャレンジします。
兼光結:2dx>=15
DoubleCross : (2DX10>=15) → 3[3,3] → 3 → 失敗

東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 8[3,8] → 8 → 失敗

秋月さな:調達はグレネードランチャーチャレンジ。
兼光結:流石に無理 以上
東雲芽衣:失敗~
浜木綿 澪:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 5[5,5]+1 → 6 → 失敗

東雲芽衣:以上です
秋月さな:2dx+3>=13
DoubleCross : (2DX10+3>=13) → 6[3,6]+3 → 9 → 失敗

浜木綿 澪:失敗、お金でも届かない。以上です。
秋月さな:失敗して以上!
GM:みんな失敗してる


【ミドルフェイズ4】

GM:PC達の交流シーンです 全員登場お願いします。
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (65 → 75)
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (44 → 53)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (55 → 56)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (51 → 52)


東雲芽衣:シャッター下りた店も目立ち始めてきた駅からすぐ近くの商店街。
東雲芽衣:合流地点をめざしていると、合流予定のメンバー秋月さなちゃんを見つける。
東雲芽衣:「さなちゃんさーん!こんにちは!」
秋月さな:「はーい☆ こんにちは!」大きく手を振ってお返事。
東雲芽衣:「今向かうところですよね。一緒に行きませんか?」
東雲芽衣:それなりに見上げる形になって問いかける
秋月さな:「いこいこ! つーまんせる!」首の角度を結構下に向けて答える。
東雲芽衣:「つーまんせる!素敵な響き!」
東雲芽衣:「……そういえば、個人的な興味で聞きたかったんですけど」
秋月さな:「いーよいーよ、なんでも聞いてみてっ」
東雲芽衣:「コンプレックスとかだったらすみません……さなちゃんさんって背が高い方じゃないですか」
東雲芽衣:「人より背が高いってどんな感じなんだろうなーって」
秋月さな:「んー……そだねぇ」あごに人差し指を当てて、ちょっと思案して。
秋月さな:「確かに……それこそ、みおさんみたいなせんにゅー任務とかには向かないし……」目立っちゃうからね。
秋月さな:「プライベートでも、かわいいお洋服見つけても、サイズを仕立て直したりしなくちゃいけなくて、ちょっぴりたいへん!」
東雲芽衣:「あー、それはつらそう」
秋月さな:「めいちゃんは背、高い方がよかったなーって思うようなこと、あったの?」
東雲芽衣:「私、元陸上部だから」
東雲芽衣:「背が高くて足が長ければもっと速く走れるのかなーとか」
東雲芽衣:「そういう単純な考えなんですけどね」
東雲芽衣:「ちょっと憧れがあるのですよ」
秋月さな:「なるほどー……!」なっとく。
東雲芽衣:「じゃあ逆に聞くんですけど」
東雲芽衣:「今の身長に満足してます?」
秋月さな:「うん! 身長に満足してるっていうか……さなはさな、だもんね☆」
東雲芽衣:「おぉー」
東雲芽衣:「短い付き合いだけど、なんかすごく”らしい”って感じがする回答!」
東雲芽衣:「……ちょっと思ったんですよね」
東雲芽衣:「自分が生まれ持った、あるいは後天的にでも手に入れた身体の特徴とかって」
東雲芽衣:「みんな受け入れて生きるものなのかなって」
東雲芽衣:「例のチルドレンの子たちは」
東雲芽衣:「自分の将来を危険に晒してでも」
東雲芽衣:「自分の能力を受け入れたくなかったわけじゃないですか」
東雲芽衣:「みんなどう考えるのかなーって」
東雲芽衣:「気になっちゃったんです」
秋月さな:「……さなはさなだよ、って言いきれるのは、多分、パパとママが『それでいいよ』~って言ってくれたからなんだぁ」
秋月さな:「チカラのことも、背の事もねっ」
東雲芽衣:「ご両親が……」
秋月さな:「だからもし……もしも、『ダメだよ』って言われたら……って思うと、全部捨てたくなっちゃう気持ちも、ちょっとだけわかる」
秋月さな:「わかるけど……やっぱり、どうしたってずっと一緒に生きていくものだから」
秋月さな:「できれば好きになりたいし、好きになってくれる人を見つけたい」
秋月さな:「さなは、みーんな好きでいっぱいになればいいな~って、そう考えてるよ」
東雲芽衣:「それは、本当にそう思います」
東雲芽衣:「もちろん、皆が皆おんなじように考えたほうがいいとまでは思わないんですけど」
東雲芽衣:「でも、そういう素敵な考えを多くの人が持てるようになったら素敵だな……って思ったりします」
秋月さな:「ふふ、りそーはおっきく持ってないとね。……ふわふわしすぎだーって、叱られちゃうときもあるけど」
東雲芽衣:「うむ!理想は大きく、ですね」
東雲芽衣:「は~、なんか元気が湧いてきました」
東雲芽衣:「さなちゃんパワーかもしれない」
秋月さな:「めいちゃんからも、パワー感じてるよっ」
東雲芽衣:「わっ、そうかなー。そうだといいなー」
秋月さな:「ひとりよりふたり、ふたりより四人! 皆のパワーで、事件も解決しちゃおっ」
東雲芽衣:「うむ!パワーも充填できたし、解決できるはず! いや、解決させます!」
秋月さな:(……おともだちと敵対してる、って状況でも、まっすぐ前を見てる)
秋月さな:イリーガルの彼女が、それほどまでの覚悟を固めているのなら。
秋月さな:(パワー、受け取らないわけにはいかないもんねっ)


兼光結:人の集まる駅前のうち、服屋やアクセサリーショップが並んだ通り。
兼光結:ここら一帯の若者にとっては、数少ないショッピングの場なのだろう。学校帰りの学生たちの姿も散見される。
兼光結:その中において、二人の姿は似ていない姉妹か親戚のようで。さほど違和感も無く溶け込んでいた。
浜木綿 澪:潜入先が蜂の巣ならば、こちらはさながら蟻の巣か。
浜木綿 澪:愛らしい蟻が零れた甘味を運ぶように、この行列は何か情報を運んでくれるだろうか?
浜木綿 澪:期待しながら、結と行動を共にする。
兼光結:「さなと東雲の方も合流したみたいね。ポイントまで急ぎましょう」
浜木綿 澪:「ええ。張り合うわけじゃないけど、あんまり遅れちゃってもね」
兼光結:端末で二人の位置を確認しつつ歩を進める。傍目にはよく居る歩きスマホをする女子高生だ。
浜木綿 澪:「あ、結ちゃん。前」そんな彼女にガチの歩きスマホをする不届き者が迫ってきたので、無意識に結へと手を伸ばす。
兼光結:す、と目線も寄こさないまま躱そうとして澪に腕を取られる。
兼光結:「わ」
兼光結:大人しく引き寄せられ、10㎝下の彼女を見下ろす。
浜木綿 澪:「よかったよかった。あっちの方も転んだりしなきゃいいけど……」
兼光結:「……年を理由に気を遣わないでと言ったはずだけど」
兼光結:子供扱いと取ったのか、眉を僅かに顰める。
浜木綿 澪:「え? 年上相手でもやってたわよ?」あっけらかんと返答。
兼光結:「……」 文句を正面から粉砕されさらに眉が寄る。
浜木綿 澪:「子供扱い、してないつもりなんだけどなぁ。さなちゃんが隣にいたから麻痺してたけど、結ちゃんもすらっとしててモデルさんみたいだし……あ、触れてほしくないならお口チャックします」
浜木綿 澪:身長に関しても思うところがあるかもしれない。まだ学生というなら尚更だ。
兼光結:「別に。人にケチをつけられるようなスタイルのつもりないもの」
兼光結:「ましてや単なる誉め言葉に噛みつく理由はない。そうでしょ」
浜木綿 澪:「わ、ロジカル。ありがと」
浜木綿 澪:「その様子なら、力を捨てたいって子達の雰囲気に呑まれることもなさそうね。心強いわ」
兼光結:「当然よ。そもそも」
兼光結:「力を捨てたいって言いだす子が居るのはまだ分かるわ。それを実行する子が居るのも」
兼光結:「でも、ソレで使わなければ良いって言いだす思考回路は理解できない。なら納得や賛同はもっと出来ない」
浜木綿 澪:「大いなる力には、大いなる責任が伴う……ってやつ?」
兼光結:「それもそうだけど……もっと根本的な話」
兼光結:「歩くことを放棄して寝たきりになれば足が自然と腐り落ちると思う?」
兼光結:「使わないことで衰えはしても消えはしないわ。これはもう私達の身体の一部なんだもの」
浜木綿 澪:「……」ふと、考える。
浜木綿 澪:「結ちゃんのその意見は……誇りから来るもの? それとも、妥協……?」
兼光結:「……アタシの能力について、まだ話してなかったわね」
浜木綿 澪:「そういえば、わたしもだわ……」
浜木綿 澪:「うん、教えて?」
兼光結:「アタシの能力は、自分を理想の自分と定義すること。そしてそうあるように現実を改変すること」
浜木綿 澪:「予想以上に凄い言葉が雪崩れてきた……現実を、改変?」
兼光結:「例えば、そうね。あそこのビル」
兼光結:10階建てはありそうなそれを指さして。
浜木綿 澪:素直にビルへと視線を向ける。
兼光結:「あのビルの屋上へ一瞬で駆け上ることが出来ると思う?」
浜木綿 澪:「ハヌマーン、もしくはバロール……エンジェルハイロゥでも出来ないことはないでしょうけど……こんなに混雑してたら……」
浜木綿 澪:「いや、でも一瞬はさすがに……」
兼光結:「そうね、現実的に言えば難しい。特に身体強化に長けてる訳でもないただのチルドレンには」
兼光結:「でも出来るわ。"理想のアタシ"なら」
浜木綿 澪:「……見てみたいけど、今は無理ね」
兼光結:「きっと嫌でも見ることになるわよ。そのうち」
浜木綿 澪:「ちなみに……質問だらけでごめんね。その能力には、どういう経緯で目覚めたの?」
兼光結:「UGNの実験で。昔の話だから具体的には覚えてないけど」
浜木綿 澪:「実験、か……」
浜木綿 澪:「……潜入先には、望んでもいないのにオーヴァードになってしまった子達もいるわ。いや、そんな人達はどこにでもいるんだけど」
浜木綿 澪:「……そういう子を、刺激しないであげてね。入れ込めってわけじゃなくて、何も知らずに利用されてる子もいるだろうから」
浜木綿 澪:「とりあえず、それだけ」安心させるように笑う。
兼光結:「さっきも言ったでしょ。そういう子がいること自体は理解してるわ」
兼光結:「ただ、アタシは違うってだけ。さっきの質問の答えにもなるけど」
兼光結:「アタシは自分の能力にも、"理想のアタシ"そのものにも誇りを持ってる。だから能力を捨てはしない」
兼光結:「だって、覆しようのない事実にグルグル悩んで最終的には現実から目を逸らす、なんて」
兼光結:「めちゃくちゃダサいじゃない。そんなの全然理想じゃない」
浜木綿 澪:「確かに」短く、そう答える。
兼光結:「……ま、アタシにとってはって話だから。潜入先で押し付けるような真似はしないわよ」
浜木綿 澪:「やっぱり……凄いわね。負けてられない」
浜木綿 澪:「頼りにしてるわ! 本番でもよろしくね!」
兼光結:「こちらこそ。アンタの能力も楽しみにさせてもらうわ」


GM:シーン終了です。ロイス取得および購入が可能。
秋月さな:つよいこ/東雲芽衣/○友情/不安 でロイス取得!
東雲芽衣:パワーに溢れる人 秋月さな/◯感服/不安/ロイス で取得!
秋月さな:調達はグレネードランチャー狙いで。
秋月さな:2dx+3>=13
DoubleCross : (2DX10+3>=13) → 10[5,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

秋月さな:成功!装備しておきます。
東雲芽衣:ボデマチャレンジ!
東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 7[4,7] → 7 → 失敗

東雲芽衣:前回よりもダメだが、しゃーなし 以上です
兼光結:チーム/浜木綿澪/〇連帯感/心配 でロイス取得。大分メンタルが常人寄りに見えたのでちょっと心配
兼光結:調達はボデマチャレンジ
兼光結:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[1,9] → 9 → 失敗

兼光結:あ、このシーン使ってないし能力訓練使えばよかった
兼光結:まあ良いか 以上で
浜木綿 澪:ロイス取得
兼光 結 〇尊敬/劣等感

浜木綿 澪:購入はボデマチャレンジ。
浜木綿 澪:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 10[9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

浜木綿 澪:やりました。可能ならば装備。以上です。


【ミドルフェイズ5】

GM:全員登場お願いします。
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (53 → 55)
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (75 → 83)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (52 → 59)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (56 → 59)


GM:このシーンでは、潜入のための活動を行ってもらいます。
GM:まずは以下の判定に成功する必要があります。
交渉/潜入 〈交渉〉/〈知覚〉6
GM:これは仲口芽菜に接触し、彼女と同行するか、それを追跡するかを選んでもらいます。
GM:どちらで判定しても構いませんが、全員の成功が必要です。
GM:失敗した場合、1d10侵蝕を払って再挑戦可能。
東雲芽衣:全員が技能統一しなきゃいけない感じですか?
GM:ばらばらで大丈夫です ロール上選んだほうをしたかたちになります
東雲芽衣:理解
浜木綿 澪:浜木綿は既に潜入した経験がありますが、改めて一から潜入しなおすという形でいいんでしょうか。
GM:一人で彼らのもとに行けるならいいですが……
浜木綿 澪:口プロレスっぽくて申し訳ないんですが、OPがOPだったのでちょっと気になりまして。
浜木綿 澪:一人で行くのは危険ですねぇ~! こりゃ判定しなきゃなぁ~! 了解です。
兼光結:とりあえず能力的に兼光は交渉で行きます
GM:各々どちらをやるか選んで判定してみてね~
浜木綿 澪:ちなみに、イージーエフェクト≪鍵いらずの歩み≫を使うと何かいいことがありますか……?
GM:そうですね、では潜入側を選んだ場合ダイス+2個されます
兼光結:能力訓練:社会と器物使いも使って判定
兼光結:5dx+1>=6
DoubleCross : (5DX10+1>=6) → 9[1,6,7,7,9]+1 → 10 → 成功

東雲芽衣:知覚と交渉かー悩みどころだけど、交渉でいこ
浜木綿 澪:うおお、言ってみるものですね。ありがとうございます。では潜入側を選択します。
秋月さな:潜入にしましょう。〈知覚〉で判定します
東雲芽衣:2dx>=6
DoubleCross : (2DX10>=6) → 9[2,9] → 9 → 成功

東雲芽衣:やった~
秋月さな:12dx>=6
DoubleCross : (12DX10>=6) → 10[1,2,2,4,4,4,4,5,7,8,10,10]+7[5,7] → 17 → 成功

GM:知覚ダイスごつい
浜木綿 澪:<知覚>で潜入判定。GMが鍵いらずの歩みにボーナスを下さったのでダイス+2個。参ります。
兼光結:ダイス数の暴力
浜木綿 澪:5dx>=6
DoubleCross : (5DX10>=6) → 9[3,7,8,9,9] → 9 → 成功

浜木綿 澪:よし!
GM:OK!全員つつがなく成功ですね。
GM:では侵入を果たすことが出来るでしょう。


GM:駅前のカフェチェーン前。東雲芽衣が、仲口芽菜と遭遇した場所。
GM:君はそこで彼女と待ち合わせて、到着を待っていた。
東雲芽衣:「なんか変な感じ~」
兼光結:「何が?」
東雲芽衣:「袂を分かった友達と、待ち合わせするの」
東雲芽衣:「この場合、友達といえるのかちょっとわからないですけどね」
兼光結:「そこだけど、一回袂を別った上でどう交渉するつもり?」
東雲芽衣:「あー……」
東雲芽衣:「実はあんまり考えられてないんだよね」
東雲芽衣:「こういうとき、ビシっと実はこれこれこういう作戦が!って」
東雲芽衣:「説明できたらかっこいいんだろうけど」
東雲芽衣:「ほら、結さんいますし、大丈夫ですよ」謎の自信
兼光結:「初対面でしょ。どういう根拠よその自信」
兼光結:「ま、心配と不安で震えられるより良いけど」
東雲芽衣:「なんとなく、頼れそうなイメージがあって」
東雲芽衣:へへへっと笑う。
東雲芽衣:「まー嘘はつきたくないので」
東雲芽衣:「正直に話しちゃいそうな感じもしますけどね」
東雲芽衣:「もし正直に話しすぎていたら、止めてくださいね?」
兼光結:「アドリブの軌道修正とか、一番手探りで面倒な類いの仕事じゃない」
兼光結:一つだけこれ見よがしな溜息をついて。
兼光結:「アタシも交渉事は相手との相性次第なんだけど。仕方ないから頼られてあげる」
東雲芽衣:「やった~!」
兼光結:「アンタも正直に話した上で口説き落とすくらいしてみせなさい」
東雲芽衣:「試してみます!」
GM:君達の前に、彼女の姿が現れる。
仲口芽菜:「んあれ」
仲口芽菜:「お友達?」
東雲芽衣:「お友達だよ~」
兼光結:肯定はせず軽く会釈してみせる。
東雲芽衣:「芽菜ちゃんはあれかな?友達が他の友達と一緒にいると嫉妬するタイプ?」
仲口芽菜:「あはっ」笑って。「話題わかんね~だけ」
仲口芽菜:「まあでも、今は分かるか」
東雲芽衣:「そっか、ならいいんだけど」
仲口芽菜:「こっちの話っしょ」
東雲芽衣:「そっちの話~」
仲口芽菜:「一緒に入りたいって顔には見えないから……うーん、そうだな」
仲口芽菜:「芽衣に過保護キメてる系とか?」
東雲芽衣:「過保護かー」
東雲芽衣:「いっぱい頼りなさいとは言ってくれた気がする」
仲口芽菜:「へ~」
兼光結:「人の言葉を拡大解釈しない」 こつんと芽衣の頭を小突く。
東雲芽衣:「怒られた~」
東雲芽衣:「こういう友達です」
仲口芽菜:「仲いいじゃんか」笑って。
仲口芽菜:「……で、考え直してくれた?」
仲口芽菜:「それとも、無理やり引き剥がそうって方?」
東雲芽衣:「んー」
東雲芽衣:「とりあえず実態を見てみたいって感じ」
仲口芽菜:「ま、そりゃそっか。2人で?」
東雲芽衣:「二人じゃだめかなぁ」
仲口芽菜:「いや、いいんじゃない2人くらいなら」
東雲芽衣:「やったー!」
東雲芽衣:「ほら、口説き落とせましたよ、結さん!」ふふん、と得意げ。
兼光結:「……良いの?言い出したのはこっちだけど」
仲口芽菜:「口説かれてねーし」
兼光結:余りにもあっさりと通った要求にこっちが不審げな顔をしている。
仲口芽菜:「まあダメならルビンがだめっつうしょ」
東雲芽衣:「なるほど~」
仲口芽菜:「じゃあ、ちょっと付いてきてよ。入り方へんなんだよね」
東雲芽衣:「そうなんだ、いきましょいきましょー」
兼光結:(言うほど交渉でもなかったわね……) 内心だけで呟きつつ二人に続く。
GM:その様子を、後ろから見やる二人の姿がある。
浜木綿 澪:「上手くいったみたいね……やっぱり友達の頼みなら聞いてもらいやすい、か」
秋月さな:「よかったよかった~。あとは、さなたちがばれないようについてくだけ☆」
浜木綿 澪:「バレないようにかぁ……」
秋月さな:「? さな、ヘンなこと言っちゃったかなぁ。普段あんまりせんにゅー捜査、させてもらえないから……」
浜木綿 澪:「あ、えっと、潜入先には小さい子達が多かったから……大人がついてくるのに気付かれたら怖いなぁって」
秋月さな:「みおさんは一回もうせんにゅーしてたもんねぇ」
浜木綿 澪:「それにさなちゃん、可愛いから。何かのロケ中かなって視線向けられちゃうかも」冗談めかして笑う。
秋月さな:「えへへ、ありがとぉ。向こうの気配とか、行動とか、さながぶんせき☆できるところは伝えるからねぇ」エンジェルハィロゥの光学補正を全開にしている。
浜木綿 澪:「そっか。エンジェルハイロゥだものね。目で何かを捉えるのはお手の物か……頼りにしちゃいましょ」
GM:そんな話をしていると、君達の前で、彼女たちがゲートへと入っていく。
GM:急いで向かわねば閉じてしまうかもしれない。
浜木綿 澪:「おっと、まずいわね。急がないと」
浜木綿 澪:「いけそう?」
秋月さな:「ばっちし☆」
秋月さな:「こう見えても、いそぐのとくい!」
浜木綿 澪:「じゃあ、わたしは邪魔にならないように……!」人の視線から紛れられる場所へと身を移し、全身を透明な水に変化させる!
浜木綿 澪:そしてそのまま、無闇に陽光で反射しないルートを選んでゲートへと飛び込んでいく!
秋月さな:「わ! すっごい……!」急ぎ足の中で驚嘆。
秋月さな:こちらもぴょんと勢いをつけて、ゲートへ飛び込む!


GM:そうして潜入した君達は、“処置”の詳細を掴む必要がある。
GM:次の判定です。
捜索 〈知覚〉12
GM:これは誰か一人でも成功すればOKです。
GM:全員失敗の場合、全員が1d10を払って再登場。
兼光結:じゃあとりあえず振るだけ振って行こう
兼光結:1dx>=12
DoubleCross : (1DX10>=12) → 5[5] → 5 → 失敗

東雲芽衣:ふるだけやる!
浜木綿 澪:再度の提案! ≪鍵いらずの歩み≫でいいこと起きますか!?
東雲芽衣:1dx+1>=12
DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

東雲芽衣:おしい
GM:ん~ 同じやつであんまり何度もボーナスつけたくないのでなしでお願いします
浜木綿 澪:了解です! では素振り!
浜木綿 澪:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 6[3,4,6] → 6 → 失敗

秋月さな:それじゃあ挑戦!
浜木綿 澪:失敗! さなちゃーん!
秋月さな:12dx>=12
DoubleCross : (12DX10>=12) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,9,9,10,10]+8[2,8] → 18 → 成功

浜木綿 澪:!?
GM:感覚弱者どもめ
東雲芽衣:ひゅう!
兼光結:流石
GM:クソ~~~
秋月さな:やったぁ
GM:では成功です ばっちり怪しい場所を見つけられました
浜木綿 澪:成功してはぴはぴ☆
GM:では、君の知覚力が、ある場所で行われていることを垣間見る。
GM:そこは元々ラウンジだったようだ。
大鐘供花:一人の少女が、傅き、祈りを捧げている。
ルビン:少年がその頭に触れて。
ルビン:祭壇のように祀られた、なにか長い箱のようなものに歩み寄る。
ルビン:それに触れて、瞬間、一瞬、レネゲイドの波動。
ルビン:「……これでよし。楽になったでしょう」
大鐘供花:「……うん」
ルビン:「この国を維持するためには、君にはどうしても負担がかかりますから」
ルビン:「また苦しくなったら教えて下さい」
GM:そうやって、彼らはその場から立ち去っていく。
兼光結:「……来てるわよね?」 ゲート側へと振り返る。
浜木綿 澪:「ええ、二人のおかげよ」肉体を元に戻して歩み寄る。
秋月さな:「うみゃ! 来てるよぉ」元気な小声、という相反したお返事。
東雲芽衣:「よかったよかった」
兼光結:「OK。ならさっそく捜査に移るわよ」
兼光結:「丁度調べてくれと言わんばかりに怪しい物体もあるし」
浜木綿 澪:「ここまであからさまだと、触った瞬間に何か起きそうで怖い感じもするけど……」
GM:祭壇の中心にあるのは箱……だ。だが、ただの箱ではない。
秋月さな:「たぶん、"処置"の根幹にかかわるものだから、結局は押さえないとだめだめっぽいよねぇ」
GM:まず1つ。それは、箱というよりは……棺のように見える。
GM:そしてもう一つ。濃いレネゲイドの気配を、その中から感じる。
兼光結:「触れずとも分かる部分はあるし、画像やデータを支部に送ればそっちで解析だの検索だのも出来る」
浜木綿 澪:「じゃあひとまず撮影だけでも」スマホを構える。
東雲芽衣:「そうだね。とりあえず調べられるところは調べたいね」
浜木綿 澪:「このレネゲイドの気配……嫌な感じよね。αトランスみたいなのが入ってるなんていう真相は勘弁してほしいけど」素早く、様々な角度から撮影していく。
浜木綿 澪:「何に、どうやって使うのかしら……」
兼光結:「それよりもっと嫌なものが入ってる可能性もあるけどね」
浜木綿 澪:「……遺産とか?」
兼光結:「例えば、他者のレネゲイドや"欲望"を奪って保管する、とか」
東雲芽衣:「保管、かぁ」
浜木綿 澪:「……なるほどね」撮影終了。険しい表情を浮かべ、支部へのデータ送信を始める。
東雲芽衣:「となると溜めてるだけじゃあなさそうな気がして怖いね」
浜木綿 澪:「……いっそ、誰かが来る前に開ける?」
東雲芽衣:「危険性はあるけど、この後機会が来るとも限らないからなぁ……」
秋月さな:「外だけ見てても、手に入る情報が少ないからねぇ。開けて確認、しちゃおうか」
兼光結:「なら、アタシがやるわ。少しの差だけど耐久力はアタシが一番でしょうし」
浜木綿 澪:「変なのが出てきそうになったら、頑張って閉めましょ」
浜木綿 澪:「分かったわ。お願い」
東雲芽衣:「わ~頼りになる~」
兼光結:「さなは感知系強いから傍で確認お願い。二人は少し下がって」
東雲芽衣:「はーい」
浜木綿 澪:指示されたとおりに動く。
秋月さな:「りょーかい☆」結ちゃんの隣に立つ。
兼光結:「全員良いわね?」 それぞれの位置を見渡して確認し。
浜木綿 澪:「いつでも」
東雲芽衣:コクリと頷く
秋月さな:「うん!」
兼光結:こちらも一つ頷くと、すぐに閉じられる形で棺の蓋をズラす。
GM:そこにあったのは、人だ。仮面を付けた人間が入っている。
GM:その放射するレネゲイドの“濁り”方からみて、おそらくはジャーム。そして、恐らく。
GM:生きている。動きこそしていないが。
浜木綿 澪:「…………ッ!?」全身の毛穴が開いたような感覚に襲われる。
東雲芽衣:「……!」覚悟はしていたものの、理解の出来ないそれに恐怖を感じる
秋月さな:鼓動を"視"る。『これ』は……生きている。
浜木綿 澪:再びスマホを構えることも考えたが、何がスイッチとなって動き出すか分からないため、躊躇うばかりだ。
兼光結:「……案の定、真っ黒だったってところね」
東雲芽衣:「そう、だね……」
GM:そんな話をしていると、君達の目の前。
GM:「お前たち、何者だ!何をしてるんだ!」
GM:気づいたチルドレンに見咎められる。報告される前に、制圧しなければならない。
GM:次の判定です。
制圧 〈任意の攻撃技能〉合計40
GM:エフェクト使用も可能です。一周で達成しなかった場合、4d10のダメージを受けて再判定。
兼光結:安定して高め出せる人から順に判定しますか
兼光結:ダイスと固定値高めのさなちゃんとか
秋月さな:そういうことなら行きましょう
浜木綿 澪:侵蝕率大丈夫かな。
兼光結:あ、エフェクトなしでやってもらう感じで考えてました
東雲芽衣:あ、なるほど
浜木綿 澪:なるほど。コンセ無しでどこまで行けるか……。
秋月さな:それじゃあマイナーで一回グレネードランチャーを所持品にして、メジャーでエフェクト無しのショットガン(スラッグ)使った〈射撃〉で判定。
秋月さな:12dx+4 射撃
DoubleCross : (12DX10+4) → 9[1,1,2,3,3,4,4,5,6,7,7,9]+4 → 13

GM:安定してる
GM:ではあと27を3人で狙うことね
浜木綿 澪:じゃあ、ダイスボーナス欲しいのでこちらから行っていいでしょうか。
兼光結:どうぞどうぞ
東雲芽衣:どうぞー
浜木綿 澪:マイナーアクションは可能ですか?
GM:可能です~
浜木綿 澪:了解です。ではまず、マイナーアクションでインフィニティウェポンLv5を使用します。
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を3(→ 3)増加 (59 → 62)
浜木綿 澪:そしてオートアクションで、Dロイス:器物使いの効果を使用。インフィニティウェポンと一体化。
浜木綿 澪:メジャーアクションで コンセ:モルフェウスLv3+貪欲なる拳Lv2 を使用して判定します。
浜木綿 澪:10dx7+4 白兵
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,2,3,3,3,4,5,7,9,9]+10[5,6,7]+5[5]+4 → 29

浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を5(→ 5)増加 (62 → 67)
GM:お見事。では2人にして悠々突破です!
浜木綿 澪:やった!
東雲芽衣:やったー!
兼光結:お見事!
浜木綿 澪:あ、
浜木綿 澪:しまった。
浜木綿 澪:ごめんなさい。コンセ:モルフェウスと貪欲なる拳では組み合わせが出来ない!
浜木綿 澪:ペネトレイトを使わないと……!
GM:その分の侵蝕もあげておいて!
浜木綿 澪:ペネトレイトを使用するとダイスが1つ減少しますが……!
GM:じゃあ振り直して!
浜木綿 澪:面倒くさいミスを犯してしまった! すみません! では振り直します……えっと、まずは侵蝕率を戻して……。
浜木綿 澪:62の状態ですね。では改めまして。
浜木綿 澪:ペネトレイト込みです。白兵。
浜木綿 澪:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,2,3,3,8,8,8,9]+10[6,7,8,10]+4[1,2,4]+4 → 28

GM:誤差だ
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を8(→ 8)増加 (62 → 70)
兼光結:衰えないダイス
東雲芽衣:素敵
浜木綿 澪:よ、よかった……! 失礼しました!
GM:では君達は現れた相手を打ち倒すことが出来る。
GM:そして。
GM:君達に通信。
椹木夜未:《……解析班から。そいつのやったことの推定だけどね》
椹木夜未:《オーヴァードの中には、少数、他人の侵蝕を請け負えるものが存在するわ》
椹木夜未:《もちろん、それがそっくりどこかに消えてしまうなんて都合のいいものじゃない》
椹木夜未:《代わりにそいつに負荷が行くだけ。多分それがその死体もどきで》
椹木夜未:《ルビンとかいうやつは、それに取り付いて、それに吸わせるよう使ってる》
椹木夜未:《お手軽な侵蝕減少装置の出来上がりってわけね》
東雲芽衣:「そんな……」
東雲芽衣:「人柱ってこと……?」
椹木夜未:《平たく言えばそう》
浜木綿 澪:「ジャームの身元特定は……厳しいわよね、さすがに」
GM:データ的には、ルビンが《融合》した状態でジャームに古代種エフェクト《リプレッション》を使用させています。
浜木綿 澪:「どこから持ち出してきたのやら……」
椹木夜未:《仮面をしてたんでしょ》
椹木夜未:《顔を知ってるやつがいるってこと》
椹木夜未:《脱走チルドレンの一人なんじゃないかしら。大方》
兼光結:「見られたら困るから蓋をしてる訳ね」
浜木綿 澪:「ここまで来たら誤差よ。仮面も剥いでみましょうか……可能なら、だけど」
椹木夜未:《迂闊に本体に触らないほうがいいでしょうね》
椹木夜未:《どれだけの侵蝕を溜め込んでるか分かったもんじゃない》
浜木綿 澪:「ああ、やっぱり……」素直に引き下がる。
椹木夜未:《専門家のお墨付きだから、まあ、正しいと思う》
椹木夜未:《癪だけどね》
兼光結:「なら、今すべきことは明快ね」
兼光結:「ルビンの方の仮面を剥ぐ」
東雲芽衣:「……うん」
浜木綿 澪:「そして可能ならルビンくんを拘束。そして棺と共に支部などの相応しい場所に輸送して、話を聞く。それが厳しそうなら……」
秋月さな:「……そーゆー、お仕事。だいじょぶだよ」
秋月さな:「やること決まったんだし、ばちっと☆動こう!」
浜木綿 澪:「ええ!」


GM:シーン終了。ロイス取得および購入が可能です。
GM:この次はクライマックスだよ~
東雲芽衣:最後の備え!
兼光結:チーム/東雲芽衣/〇連帯感/呆れで取得
秋月さな:ロイスはもういっぱい! 調達はシューターズジャケット狙いで!
秋月さな:3dx+3>=13
DoubleCross : (3DX10+3>=13) → 8[2,4,8]+3 → 11 → 失敗

秋月さな:ざんねん。失敗で以上!
浜木綿 澪:ロイス取得
秋月 さな 〇連帯感/心配

兼光結:購入はボデマチャレンジ
東雲芽衣:頼れる人 兼光結/◯信頼/劣等感/ロイス で取得
兼光結:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 3[2,3] → 3 → 失敗

兼光結:無理!以上!
東雲芽衣:ボデマチャレンジ!いくぞー
東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2DX10>=12) → 10[3,10]+3[3] → 13 → 成功

東雲芽衣:わ、いけたじゃん
GM:すごい
東雲芽衣:購入して装備して以上です!
秋月さな:あ、所持品にしといたグレネードランチャーを装備品に戻しておきます! こんどこそ以上!
浜木綿 澪:続いてロイス内容変更
大鐘 供花 〇庇護欲/心配
ルビン 感服/〇敵

浜木綿 澪:購入はボデマかシューターズの助けをしたい。
兼光結:こっちはあってもそんなに変わんないしジャケット狙ってあげて
浜木綿 澪:ではシューターズジャケットを狙います。
浜木綿 澪:3dx+1>=13
DoubleCross : (3DX10+1>=13) → 5[1,2,5]+1 → 6 → 失敗

浜木綿 澪:無理だったー! 失敗で以上です!


【クライマックス】

GM:全員登場お願いします。
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (55 → 56)
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (83 → 85)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (59 → 63)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (70 → 76)


GM:廃ボウリング場の奥。チルドレンたちが思い思いに屯している。
GM:君達はそこへと踏み込む。おそらく全員を相手にすることにはならないだろう。
GM:材料はあるのだから。
ルビン:「……おや」
ルビン:「知らない人たちですね。誰の紹介ですか?」
仲口芽菜:「そっちの二人は私が……えっダメでした?」
ルビン:「まあ、仲口さんが良しとしたのであれば大丈夫ですよ」
ルビン:「ですが、そうですね。僕には、どうにも」
ルビン:「友好的な態度に見えませんが」
大鐘供花:「お姉さんの、お友達なの?」
浜木綿 澪:「ええ」
浜木綿 澪:「何も知らされていない子達を助けるために、一緒に来てもらったわ」
コレット:「……何が言いたいの?」
コレット:「ルビン。私は、こいつが先生を手引きしたんじゃないかと思ってる」
コレット:「時期が重なってる」
浜木綿 澪:「〝棺の中〟」言葉をねじ込む。
大鐘供花:「……祭壇の?」
ルビン:「ああ、成程。それを調べに?」
浜木綿 澪:「イコンにしては、随分と禍々しかったわね……まさか中身が〝ただ生かされているだけのジャーム〟だなんて」
コレット:「……どういうこと」
兼光結:「調べに来たんじゃなくて調べてきたってことよ」
兼光結:「そこのルビンに"処置"とか言うのを受けたヤツ、多いんでしょ?なら想像くらいは出来るんじゃないの」
兼光結:「自分たちがされていたことが何なのか、ソイツがやったことが何なのか」
大鐘供花:「調子が悪くなると、ルビンが“聖体”に捧げて、調子が……」
大鐘供花:「……それが、ジャーム……?」
東雲芽衣:「加えて、“生きている”ジャームだよ」
浜木綿 澪:「……!」やっぱり! この子にも知らされていない! ゲートの管理人という大事な任務を背負っている供花ちゃんでさえ、この反応……!
ルビン:「まあ、死んでいたら吸えませんからね」
ルビン:「全部自分でもらっていては、皆さんを助ける事はできません」
ルビン:「ですので、“聖体”に引き受けてもらっていたんです」
ルビン:「ショックを受けるかと思って、黙っていましたけど」
秋月さな:「……認めるんだね」それも、随分冷静に。
GM:周囲からはザワザワと困惑の声が上がっている。
東雲芽衣:「それは、ショックを与えたら離反されて困るから、じゃないんですか?」
ルビン:「僕は困りませんよ」
ルビン:「困るのは皆さんです」
浜木綿 澪:「民あっての〝国〟なのに?」
ルビン:「自分たちの寄る辺が、自分たちの認められない手段だったら」
ルビン:「居場所がなくなってしまうじゃないですか。それは彼女の望みじゃないですよね」
ルビン:「僕はただの器ですから」
ルビン:「そうですね……国で言えば、目安箱と公共事業です」
兼光結:「……聖杯でも気取ってる訳?"望みを何でも叶えましょう"って」
ルビン:「何でもは無理ですよ」
ルビン:「可能な限りは叶えようと努力します。それが我々のあり方なので」
秋月さな:「さおりせんせーの"欲望"。『居場所』。やっぱり、あなたが……"我々"? あなたたちって、いったいなにもの……?」
ルビン:「ファルス・ハーツ、“シャシンシコ”。「他者の望みを叶える」ためのセルです」
ルビン:「ただ、“アマスガリ”の欲望を叶えようとしたモノです」
大鐘供花:「待って」
大鐘供花:「先生がどうなってるか知ってるの」
ルビン:「皆さんのほうが詳しいのでは?」
兼光結:「彼女はUGNで拘留されてる。"欲望"を失くして」
兼光結:「身体に異常はないけど、その思考には差異が見られる。そして」
兼光結:「その要因になったのがソイツってことよ」 突きつけるように言い放ってルビンを指す。
ルビン:「いえ。僕にそんな大それたことは」
ルビン:「主の意向ですとも」
コレット:「私たちを、虚仮にしてたの」
ルビン:「いえ?強いて言えば、あなた達をそうしたのは、“アマスガリ”ですよ」
ルビン:「あなた達に居場所を与える欲望を持ちながら、それを徹す意志を持てなかった」
ルビン:「破綻を前に、僕が“解決策”を提示したら、惑い、折れてしまった」
ルビン:「そうなってしまっては、もう、願いを持ち続けたほうが不幸でしょう?」
ルビン:「叶わないんですから」
浜木綿 澪:「ルビンくんとまともに対話しようと考えない方がいいわよ」フードの子に言い放つ。
コレット:「じゃあ、これで対話する」ナイフを取り出して構える。
浜木綿 澪:「かつてわたしが〝目的意識を持って寄り集まっている時点で、レネゲイドについて忘れることは不可能じゃないか〟と問いかけたときもそうだった」
浜木綿 澪:「彼はその矛盾に対して、具体的な策を教えてくれなかった」
ルビン:「滑稽ですね。思い出させているのはあなたでしょう」
ルビン:「彼女たちは出来ていましたよ。今日この時までは」
浜木綿 澪:「供花ちゃんにわたしの世話役を任せた時点で、それは詭弁でしかない!」
コレット:刃を向けて飛びかかろうとして。
コレット:宙空で地に叩きつけられる。
大鐘供花:「私は、お役目があるから」
大鐘供花:「決して、邪なるものを入れないようにって」
コレット:「キョーカ……!あんた、なんで……」
浜木綿 澪:「それじゃあ、供花ちゃんの願いは一生叶わない!」
大鐘供花:「先生が、居場所を望んだんでしょ」
大鐘供花:「そして、その希望を失っちゃったんでしょ」
大鐘供花:「私はそれを継ぐ」
仲口芽菜:「ねえなんでよ……」
仲口芽菜:「なんでみんな戦ってるの」
仲口芽菜:「そういうのが、嫌で、こうやって……」
仲口芽菜:「こうやって集まったんじゃないの」
東雲芽衣:「そっか。芽菜ちゃんは争いたくなくて、戦う力を拒んだんだね」
仲口芽菜:「だって……こんなの、嫌」
東雲芽衣:「私はそこまで知らなかった。知ってあげられなかった」
東雲芽衣:「だから、今度いっぱい話そう? 話して、争いたくないこともUGNに伝えよう」
東雲芽衣:「それがうまくいくかはわからないけどさ」
仲口芽菜:「芽衣……」
ルビン:「……なるほど。皆さんの気持ちはわかりました」
ルビン:「実際、今回の僕の役目は、もう終わっていたんですけどね」
ルビン:「次に誰の味方をしたいか決まりました」
ルビン:「大鐘供花さん。君の欲望(ねがい)が叶え甲斐がありそうだ」
ルビン:「協力します」パチン、と指を鳴らす。
ルビン:「拘束解除」
“聖体”:棺から仮面を付けたジャームが這い出る。
コレット:「……!」
ルビン:「では、君の望みを叶えましょう」
ルビン:「きみには護り保ちたいと思うものがある」
ルビン:「世界、生き様、大切な誰か」
ルビン:「そういうものを、僕らは“保持”と呼んでいます」
浜木綿 澪:「ああ、そのよく分からないところ……まさにFHね!」
浜木綿 澪:「何も知らされてなかった子達は下がって! これから、忘れたかった光景を見ることになるわ……だから!」
秋月さな:「けっきょく、人はなにかを、だれかをふんづけなきゃ生きていけないものかもしれないけど……」
秋月さな:「今自分で踏みにじってると知りながら、それでも欲望を通したい、って言うんだったら」
秋月さな:「いつか未来の、皆の居場所の為にも。今ここで、さなたちが相手になるよ」
兼光結:「まともな問答が成立しないのは分かった。だからこれは、一方的な宣告」
兼光結:「アンタの望みは叶わないし、アンタは望みを叶えられない」 供花とルビンを順に視界に捉えて。
兼光結:「新しい女王が戴冠する前に。この巣は丸ごと駆除させてもらうわ」
東雲芽衣:「争いが嫌だっていう芽菜ちゃんに戦っている姿を見せるのは心苦しいけど」
東雲芽衣:「話して相互理解が生まれない人もいる。衝突を避けられない人もいる。だから、ここはこちらの我を通させてもらうよ!」


GM:クライマックス戦闘を開始します。
“聖体”:「WRRRRRRRRRRH!」ジャームがくぐもった咆哮。君達のレネゲイドを揺り乱す。
GM:衝動判定です。難易度9。
東雲芽衣:2dx+2>=9
DoubleCross : (2DX10+2>=9) → 8[4,8]+2 → 10 → 成功

東雲芽衣:よかった!
秋月さな:3dx>=9 意思
DoubleCross : (3DX10>=9) → 5[2,5,5] → 5 → 失敗

浜木綿 澪:2dx+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 8[8,8]+1 → 9 → 成功

秋月さな:みゃー! 暴走!
浜木綿 澪:危なかった! 成功!
兼光結:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 2[1,2] → 2 → 失敗

GM:めちゃ暴れてる
兼光結:ううん、さなちゃん良ければ雫もらえない?
東雲芽衣:56+2d10
DoubleCross : (56+2D10) → 56+10[1,9] → 66

秋月さな:あげるよ!
秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv4
GM:強いな~
秋月さな:結ちゃんの達成値+8!
GM:バディムでは足りない動きだ
兼光結:ありがと!これで10になって成功してカバーが出来る!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加 (85 → 88)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を2D10(→ 4)増加 (76 → 80)
兼光結:兼光結の侵蝕率を2d10(→ 14)増加 (63 → 77)
秋月さな:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 11[3,8]+88 → 99

■MAP
東雲[4] 浜木綿[7]
秋月[21] 兼光[3]

    5m

聖体[10] ルビン[9]
大鐘[8]
GM:配置はこう。勝利条件は敵の全滅or撤退です。
兼光結:撤退があり得るのか……
浜木綿 澪:撤退は困るな……多分。


GM:セットアップから。
大鐘供花:なし
東雲芽衣:なしでーす
“聖体”:なし
秋月さな:セットアップなし!
兼光結:無し
ルビン:《融合》を使用。“聖体”に融合し行動済に。
浜木綿 澪:セットアップなし!


GM:イニシアチブ。
浜木綿 澪:イシニアチブはあります!
浜木綿 澪:スピードクリエイトを使用! 他エフェクトとの組み合わせは不可。1シーン1回、マイナーで武器作成を行うエフェクトを使用可能!
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を2(→ 2)増加 (80 → 82)
浜木綿 澪:そして インフィニティウェポンLv5 を使用! 以下の性能の武器を作成し装備。
種別:白兵 技能:<白兵>
命中:0 攻撃力:+[Lv+7]
ガード値:3 射程:至近

浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を3(→ 3)増加 (82 → 85)
浜木綿 澪:そしてDロイス器物使いの効果を使用。この武器と一体化します。オートアクションで一体化したアイテムを使用した判定ダイスを+3個し、素手以外の武器のガード値を+5する。
浜木綿 澪:こちらは以上です!
GM:OK!


GM:では、こちらもイニシアチブで
“聖体”:《融合》で得た《加速する刻》を使用します。
“聖体”:マイナーで《オリジン:ヒューマン》《形状変化:速》を使用。
“聖体”:エフェクトを組み合わせた判定の達成値を+6し、形状変化中の行動値を+12。
“聖体”:行動値22になり、メジャーアクション。
“聖体”:メジャー《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《渇きの主》《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《血の宴》《伸縮腕》。
“聖体”:PC全員に範囲攻撃します。
“聖体”:15dx7+6
DoubleCross : (15DX7+6) → 10[1,3,4,5,6,6,7,7,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,4,4,5,5,7,7,8,8]+10[1,4,6,9]+2[2]+6 → 38

浜木綿 澪:くっ、装甲値無視だこれ! 駄目元ドッジします!
東雲芽衣:うーん、ドッジ!
秋月さな:暴走リア不!
浜木綿 澪:5dx>=38
DoubleCross : (5DX10>=38) → 8[2,2,6,7,8] → 8 → 失敗

東雲芽衣:5dx+1>=38
DoubleCross : (5DX10+1>=38) → 9[3,4,5,8,9]+1 → 10 → 失敗

浜木綿 澪:無理に決まってんだろ!
東雲芽衣:だめでーす
兼光結:崩れずの群れLv1。さなちゃんをカバーで
兼光結:兼光結の侵蝕率を2増加 (77 → 79)
“聖体”:4d10+15 装甲無視
DoubleCross : (4D10+15) → 20[8,1,2,9]+15 → 35

浜木綿 澪:ほぎゃーっ! 死亡! リザレクトを使用します!
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (85 → 92)
東雲芽衣:死!リザレクト!
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (66 → 76)
浜木綿 澪:現在のHPは7です。
兼光結:一応オートでスネークブレード装備してガードして、でも二倍は無理 リザ
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (79 → 89)
兼光結:兼光結のHPを10に変更 (31 → 10)
東雲芽衣:HP10点です
GM:次の手番も行動値22になった“聖体”なので、続けて判定します。
“聖体”:オートで形状変化の効果を解除。
“聖体”:マイナー《形状変化:柔》《スーパーランナー》。ガード値を+12し、PCたちにエンゲージ。
“聖体”:メジャーは同じく《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《渇きの主》《鮮血の一撃》《ブラッドバーン》《血の宴》《伸縮腕》
“聖体”:対象も同じくPC4人!
“聖体”:15dx7+6
DoubleCross : (15DX7+6) → 10[1,1,2,2,5,6,6,7,8,8,8,10,10,10,10]+10[2,4,4,5,6,7,8,9]+10[4,8,10]+10[8,9]+10[2,10]+2[2]+6 → 58

GM:まわった
東雲芽衣:わお
浜木綿 澪:殺意。
東雲芽衣:一応ドッジ!
秋月さな:先程と同じく暴走リア不!
浜木綿 澪:駄目元ドッジ!
東雲芽衣:5dx+1>=58
DoubleCross : (5DX10+1>=58) → 10[1,4,8,9,10]+8[8]+1 → 19 → 失敗

兼光結:さなちゃん、カバー要る?100超えとく?
浜木綿 澪:5dx>=58
DoubleCross : (5DX10>=58) → 9[2,5,5,8,9] → 9 → 失敗

秋月さな:100超えとこうかなぁ
兼光結:なら今度はガードだけしとこう
浜木綿 澪:死んだのでリザレクト。
GM:ダメージまだだよ
浜木綿 澪:失礼しました。
“聖体”:6d10+15 装甲無視
DoubleCross : (6D10+15) → 19[1,2,5,3,1,7]+15 → 34

GM:出目ひく
浜木綿 澪:あの命中の凄まじさから!
東雲芽衣:低くとも、それはそれとして死ぬがな!リザレクトー
浜木綿 澪:どっちにしろ、改めて死亡です! リザレクトを宣言!
兼光結:ガード値引いても無理なのでリザ
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (76 → 83)
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (92 → 93)
兼光結:兼光結の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (89 → 99)
秋月さな:HPが虚弱なのでやっぱりだめ! 一旦倒れて、リザレクト!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (99 → 101)
兼光結:めっちゃ上がるじゃん
東雲芽衣:HP7点
秋月さな:HP2点
浜木綿 澪:現在のHPが1点になりました。
“聖体”:ここでエフェクトを使用します。
“聖体”:秋月さなの《リザレクト》に対し、
“聖体”:《テイクオーバー》。侵蝕率を肩代わり。
浜木綿 澪:!?
GM:侵蝕は99のままになります。
秋月さな:なるほど
兼光結:なるほど、そういう挙動なんだ
秋月さな:では侵蝕99!
■MAP
東雲[4] 浜木綿[7]
秋月[21] 兼光[3]
聖体[10] ルビン[9]

    5m

大鐘[8]


ルビン:するり、と体が解け、ジャームへと巻き付くようにまとわりつく。
“聖体”:それが足に集中したかと思うと、慮外の速さで弾丸のように突っ込んでくる。
“聖体”:腕からは血の刃を滴らせ、君達に躍りかかり、切り刻む。
ルビン:「疾く駆けたいと思えばそのように――」
ルビン:足にまとわりついていた布片のような構造体は、今度は胴に巻き付いている。
ルビン:「その身を守りたいと思えばそのように」
ルビン:「どう見えるようにもしましょうとも」
“聖体”:これ自体はただの暴力だ。それに指向性を、そして知恵を持たせているのがルビン。
東雲芽衣:「なるほど、性能が変わるのは……厄介だね」切り刻まれ、二度復活を行った。
東雲芽衣:まだ、戦える。
兼光結:斬撃の前、一瞬だけ姿が掻き消える。しかしそれは逃れるためではなく。
兼光結:「さな。一撃は自分で受けれる?」
秋月さな:「うん……!」
浜木綿 澪:FHの悪しき所業によって手に入れた能力によって全身を水に変化させ、そのまま回避を試みるが失敗。切り刻まれた箇所がはじけ飛ぶ。
兼光結:抜いてさえなかったはずの剣を構えながら、さなの前に立つ。彼女が受けるはずだった斬撃を受け持ちながら。
浜木綿 澪:それが二度。だがまだ完全には殺されない……二度、飛沫が集まり人の形を取り戻す。
秋月さな:一撃を頼れる友に任せ、もう一撃をその身で受ける。再生限界までレネゲイドが励起する感覚が――ふっと、抜ける。
秋月さな:「あれ……!?」傷は塞がっている。だが、それに応じた高まりのようなものが、ない。
GM:再生の反動としての、侵蝕高揚。それは危機でもあるが、同時に、
GM:自らが十前に能力を行使できるために必要なものでもある。
ルビン:「ああ。喰らう代わりに全力を出すのがお望みでしょうから」
ルビン:「扶けておきました」
秋月さな:「うみゃみゃ、妙な感じ……!」


GM:秋月さんの手番へ。
秋月さな:はーい!
秋月さな:マイナーアクションで「グレネードランチャー」を装備品から所持品へ。
秋月さな:メジャーアクション。
秋月さな:▼ぐらす☆らいと=「ショットガン(スラッグ)」+《C:エンジェルハィロゥ》Lv3+《小さな塵》Lv4
秋月さな:対象:単体、射程:30mの射撃攻撃。
秋月さな:対象は聖体!
秋月さな:妨害とかなければ命中判定!
GM:来たまえ!
秋月さな:(10+2)dx7+7 命中
DoubleCross : (12DX7+7) → 10[2,3,3,4,5,6,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,3,4,9,10]+10[1,10]+10[8]+6[6]+7 → 53

GM:マジ?
秋月さな:すごいまわった
兼光結:つっよ
東雲芽衣:さすさな
“聖体”:ガードします。ダメージを!
浜木綿 澪:すげぇや!
秋月さな:6d10+1d10+13 ダメージ
DoubleCross : (6D10+1D10+13) → 29[1,9,3,9,5,2]+9[9]+13 → 51

秋月さな:装甲ガード有効!
“聖体”:グエ~
“聖体”:まだ耐えてるが手痛いのを貰った!
秋月さな:テイクなオーバーとかがなければ侵蝕率を上げてから演出します
GM:ないよ~ 演出どうぞ
秋月さな:では!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を4増加 (99 → 103)


秋月さな:「それならそれで、できることを。集中、しゅーちゅー……☆」
秋月さな:呼吸を一つすると同時に、その背中に光が揺らめく。
秋月さな:明滅するそれは歪な十字型、『つる座』の並びを示す。
秋月さな:射撃攻撃の高精度化へと収斂されたレネゲイドを励起。
秋月さな:スラッグ弾の装填されたショットガンのトリガーを絞る。
秋月さな:B L A M ☆
秋月さな:眩い光に包まれた一粒弾が、さながら流星の如く。
秋月さな:その軌道を白く染めながら、ジャームへと突き刺さる!
“聖体”:「グガ……!」
ルビン:「ほう……なかなかのお手前ですね」
秋月さな:「お褒めにあずかりこーえー☆ でも、皆はこんなもんじゃないよ!」


GM:次。“聖体”は行動済、ルビンも融合中なので
GM:大鐘供花の手番へ。
大鐘供花:マイナーなし、メジャーで
大鐘供花:《黒の束縛》《アースシェイカー》《さらなる波》《因果歪曲》《パラドックス》《魔神の心臓》+オートで《援護の風》《ウインドブレス》
大鐘供花:PC4人を攻撃。命中で行動値-6、シーン中のダイス-9個(うち6個はマイナーアクション使用で解除可能)。
兼光結:厄介すぎる
大鐘供花:12dx+12
DoubleCross : (12DX10+12) → 10[1,1,2,2,4,5,6,6,7,8,8,10]+3[3]+12 → 25

秋月さな:例によって暴走リア不!
東雲芽衣:ドッジ!
浜木綿 澪:ドッジ!
東雲芽衣:5dx+1>=25
DoubleCross : (5DX10+1>=25) → 9[3,6,6,8,9]+1 → 10 → 失敗

東雲芽衣:えーん命中
浜木綿 澪:5dx>=25
DoubleCross : (5DX10>=25) → 5[1,1,2,3,5] → 5 → 失敗

浜木綿 澪:ダメだー! 命中!
兼光結:喰らうとキツそうだしドッジ試してみようかな
兼光結:7dx+1>=25
DoubleCross : (7DX10+1>=25) → 10[1,2,2,3,4,6,10]+9[9]+1 → 20 → 失敗

GM:がんばってる
兼光結:割と惜しかった
秋月さな:どうする? 雫入れちゃう?
兼光結:貰えると嬉しいかも マイナー使うし
浜木綿 澪:これは入れてしまってもよさそう!
秋月さな:では結ちゃんに、
秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv5
秋月さな:達成値+10してね!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加 (103 → 106)
兼光結:では30になって成功!
GM:チッ……
GM:では3人にダメージを入れるよ~
大鐘供花:3d10+17 装甲有効
DoubleCross : (3D10+17) → 10[4,3,3]+17 → 27

浜木綿 澪:当然の如く死にますね! リザレクトです!
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (93 → 103)
浜木綿 澪:ウワーッ!
浜木綿 澪:HP10です。
東雲芽衣:死亡~リザレクト
秋月さな:倒れる! 澪さんのロイスをタイタス化、昇華してHP11で復活!
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (83 → 87)
東雲芽衣:HP4点で復活
GM:では重篤なデバフも受けてもらって~


大鐘供花:手をかざすと、周囲の空間に次々と穴が開く。
大鐘供花:どこへつながっているとも知れない、無数のゲート。
大鐘供花:それが次々と君達を吸い寄せ、飲み込もうとして、その動きを縛り付けた。
大鐘供花:吹きすさぶ嵐のような流れの中で、周囲にあったもの、ボウリングの球などの質量が、次々と衝突していく。
大鐘供花:「邪魔を、しないで!」
浜木綿 澪:飛んできたボウリング用のピンを水に変化させるも、続いて飛んできたボウリングの球の欠片が散弾のように衝突。
浜木綿 澪:上半身が弾けとび……だが再び、飛沫が集う。
浜木綿 澪:「言っておくけど……痛覚はしっかりあるのよ……?」
大鐘供花:「じゃあ、帰ってよ!」
浜木綿 澪:「出来ないわ。あなたがルビンくんの駒であり続ける限り、こうやって痛みに悶える人間は増えていくばかり!」
浜木綿 澪:「FHからの手先はそういうことが大好きだものね! だったら、止めなきゃでしょう!」
大鐘供花:「私は駒じゃない!」
大鐘供花:「私をかわいそうって、思うな!」
秋月さな:(ちょっぴり、やばば……でも)殺到する質量弾丸に対して、被弾の覚悟を決めながら、
秋月さな:(今度は、さなのばん!)ふわりと、香りを飛ばす。緊張をやらわげる、優しい香り。
秋月さな:「だいじょうぶ。避けれる。できるよ。だって、ゆいちゃんだもんね!」
東雲芽衣:「ボウリングの球は人に投げるものじゃないぞ~」被弾し、抗議しながら、立ち上がる
兼光結:その声と香りに、力みかけていた肩から力が抜ける。ふ、と吐息だけの笑みを漏らして。
兼光結:「当然でしょ」
兼光結:ごく自然に立ったその姿は、ゲートからの干渉を受けていない。飛び交う質量も苦も無く躱していく。
兼光結:彼女だけが例外のように、その身の無事を確約される。
大鐘供花:「……嘘」


GM:次の行動値は……1の人ですね
GM:浜木綿さん!
浜木綿 澪:はい……1の人です……。
兼光結:あ、兼光は当たってないから3のはず
浜木綿 澪:あ、そうだ! 避けてる!
GM:あっ失礼!
■MAP
東雲[0] 浜木綿[1]
秋月[15] 兼光[3]
聖体[10] ルビン[9]

    5m

大鐘[8]
GM:こうです 兼光さんの手番!
兼光結:はーい
兼光結:まずはマイナーで戦闘移動するのに合わせて、カムトゥルー:縮地Lv4→バックスタブLv3
兼光結:→シーンの任意の場所に移動、離脱可、1シナリオ4回、白兵攻撃力+15
“聖体”:《縮地》に対して《テイクオーバー》します
兼光結:あ、いやマイナーの前にオートアクションだった。スネークブレードの機能を使って射程を15mに伸ばします
“聖体”:侵蝕上昇はなし。
兼光結:そこは仕方なし 侵蝕99のままメジャーアクション行きます
兼光結:リアライズ:オールレンジLv1+コンセントレイト(エグザイル)Lv3
GM:あっ移動位置だけ教えて~
兼光結:あっと、後ろに5m下がります
■MAP
 兼光[3]

    5m

東雲[0] 浜木綿[1] 秋月[15]
聖体[10] ルビン[9]

    5m

大鐘[8]
GM:判定どうぞ!
兼光結:11dx7+1
DoubleCross : (11DX7+1) → 10[2,2,2,2,3,4,8,8,9,9,10]+10[1,1,1,8,10]+10[9,9]+10[7,9]+10[7,8]+5[4,5]+1 → 56

兼光結:ダイスすごいな
GM:みんな回してくるな……
GM:あっ攻撃対象は!
兼光結:ルビン君で!
GM:OK
ルビン:ガード。そして
“聖体”:《崩れずの群れ》でカバー。
兼光結:あっ そういうやつか
GM:ダメージをどうぞ。
兼光結:23+6d10
DoubleCross : (23+6D10) → 23+38[4,3,7,9,9,6] → 61

兼光結:マジで出目良いな
GM:ヤバいな……
“聖体”:かなり貰いました 結構減ってきてます
GM:演出をどうぞ!
兼光結:兼光結の侵蝕率を4増加 (99 → 103)


兼光結:「……張り付かれると面倒ね」
兼光結:その呟きとほぼ同時に、兼光の姿が消える。代わりに、少し離れた位置から金属の擦れる音が鳴る。
兼光結:刹那。"聖体"に纏わりついた布片へと刃の切っ先が迫る。
ルビン:「おっと」
“聖体”:爪を構えて、それを受け止めようとする。
兼光結:「ちっ」 舌打ちと共に、握った柄を振るう。
兼光結:すると刃の切っ先が――そして幾重にも連なった刃達が、標的を変え"聖体"の胴体をなぞるように絡む。
“聖体”:「GRRRR!」
ルビン:「……なかなか手練なものですね、君達は」
兼光結:肉を裂いた刃達は、個々を繋いだワイヤーが巻き取られるのに従って兼光への手元へと戻っていく。
兼光結:そして機械の駆動音が収まれば、彼女の手に握られているのは一見ごく普通の剣にしか見えない。
兼光結:蛇腹剣。人間の想像力が作った架空の産物。鞭の如く伸びながら剣としての機能を失わない、いわゆるロマン武器。
兼光結:しかし、その実用には幾つもの難題が立ち塞がっている。
兼光結:例えば変形機能の付与による耐久性の欠如。例えば分割によって困難となる太刀筋の制御。例えば異物混入による不具合の可能性。
兼光結:兼光の持つ『ID-L047』もその難題からは逃れられない。唯一クリアしているのは、耐久性の面だけ。
兼光結:しかし、たった今"聖体"を切り裂いて見せた通り、彼女はこの武器を使いこなしている。それは何故か。
兼光結:「これくらいは当然よ」
兼光結:「アタシが振るうんだもの。空振りだとか不具合なんてダサい失態、あり得ないわ」
兼光結:このたった一言が、この非現実的な事象全ての理由である。


GM:次は浜木綿さんの手番!
浜木綿 澪:はーい!
浜木綿 澪:まずはルビンへのロイスをタイタスに昇華し、現在受けている不利な効果を全て消します。
浜木綿 澪:そしてマイナーは無し。メジャーアクションで以下のエフェクトを使用し、ルビンくんに攻撃を行います。
浜木綿 澪:コンセ:モルフェウスLv4+貪欲なる拳Lv3+ペネトレイト
浜木綿 澪:妨害などなければ判定に移ります!
GM:どうぞ~
浜木綿 澪:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[2,3,4,5,6,6,6,7,8,8,8,10]+10[3,3,6,7,10]+10[1,9]+1[1]+4 → 35

“聖体”:《崩れずの群れ》でカバーしガードします ダメージを!
浜木綿 澪:了解です!
浜木綿 澪:4D10+13 装甲値無効!
DoubleCross : (4D10+13) → 28[3,8,7,10]+13 → 41

“聖体”:ガードで軽減しギリ残る!
浜木綿 澪:おのれ~!
GM:演出どうぞ!


浜木綿 澪:「ジャームの方は操り人形、とにもかくにも力業……それなら、こちらにだって考えがある」
浜木綿 澪:そう呟いた直後、微動だにしない彼女の足下が液状化し……ぽっかりと歪んだ穴が生まれた。
浜木綿 澪:水と化している澪が、もう一つの能力で床の一部分を分解させたのである。
浜木綿 澪:そして穴へと消えていった彼女は、海中を舞うダイバーよろしく〝泳いで〟移動する。床下の、邪魔な人工物を分解しながら。
浜木綿 澪:…………。
浜木綿 澪:やがてルビン達の背後にて、突如として間欠泉の如き水柱が生まれた!
浜木綿 澪:共に現れたのは当然……清水と化したままの〝霧露乾坤網〟浜木綿 澪!
ルビン:「後ろ……?」
浜木綿 澪:「獲った!」
浜木綿 澪:搦め手上等! 人魚の如き水塊は手刀を作り、ルビンの身体を穿ちにかかる!
ルビン:するり、と一瞬布切れが解れるように溶ける。
浜木綿 澪:さぁさ、いざ、いざ! ここで滅びよ管制官! 錯視を生み出す策士の壺め!
“聖体”:その一撃は、その場にあるジャームだけを穿つ。
浜木綿 澪:「外した……! でも、そっちに当たったならそれはそれで!」
“聖体”:ボゴボコと崩れかけるその体に、
ルビン:埋め合わせるように再びルビンがまとわりつく。
ルビン:「いやはや、今のは危なかった」
浜木綿 澪:このまま再度、は厳しかろう。
ルビン:「二度は食いませんよ」
浜木綿 澪:「でしょうね!」
浜木綿 澪:浜木綿 澪の侵蝕率を8(→ 8)増加 (103 → 111)


GM:続いて東雲さんの手番へ。
東雲芽衣:はい!
東雲芽衣:椹木夜未/◯信頼/劣等感/ロイス→タイタスに昇華。不利な効果消去!
東雲芽衣:マイナーで《破壊の爪》  素手のデータを変更 攻撃力:+9 ガード値:1に
東雲芽衣:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《瞬速の刃》《巨人の斧》。対象はルビン
GM:来な!
東雲芽衣:8dx8+4
DoubleCross : (8DX8+4) → 10[1,2,2,5,6,6,8,10]+5[2,5]+4 → 19

ルビン:避けちゃいたいんだけどこいつロジック上リアクションしないんだよな……
“聖体”:《崩れずの群れ》でカバー。ダメージを!
東雲芽衣:2d10+19
DoubleCross : (2D10+19) → 10[3,7]+19 → 29

東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を14増加 (87 → 101)
“聖体”:残りHPは5。それは耐えきれない。HP0になります。
“聖体”:復活もありません。また、
ルビン:ルビンも《神出鬼没》を使用。戦闘から離れます。
兼光結:あっ、こら!
浜木綿 澪:こ、こいつ~!
■MAP
 兼光[3]

    5m

東雲[4] 浜木綿[7]
秋月[15]

    5m

大鐘[8]
GM:演出どうぞ!


東雲芽衣:ぴょんぴょんと跳ぶように"聖体"の回りを廻る。
東雲芽衣:トントントンと、小気味良く地を蹴る音。
東雲芽衣:トントントン、トントントン、トントント──音が消えた。
“聖体”:「WR……」
東雲芽衣:リズムを崩す形で、"聖体"を急襲。重力を乗せた拳が強く殴打する。
“聖体”:「ガウッ……!」
東雲芽衣:「これで、沈んで!」
“聖体”:しとど打ち付けられて、そのまま立ち上がらない。
ルビン:「おっと……限界ですか」するりと抜け出すように布が解かれて、人の形に再構成される。
東雲芽衣:「身を守るものがなくなったみたいですけど」
ルビン:「大鐘さん。君は僕に憑いて欲しくはないですよね」
大鐘供花:「……要らない。私の力で、やる」
ルビン:「でしょうね。では、潮時ですかね」
東雲芽衣:「降参をおすすめしますが」
ルビン:「それは逃げ切れなければでしょう?」
ルビン:「“サーシー”には、そうと望まれてはいませんから」
ルビン:「戻って次の願いを探しますよ」
秋月さな:「そう簡単には、逃がさないよっ……☆」トリガー。白光纏う弾丸がルビンへと飛ぶ。
ルビン:それを受けて、その体が散り散りになる。
ルビン:その断面は、人の肉体ではない。布――あるいは紙のような。
ルビン:「申し訳ありませんが、これは“式”です」
ルビン:「それでは、またご縁があれば」ひらひらと布切れの破片になって散った。
秋月さな:(本体じゃなかった……それなのにあの能力!?)
浜木綿 澪:「何がご縁よ……やられた」
秋月さな:……困惑は一瞬。意識を大鐘供花に向け直す。ここでやるべきことは、依然としてある。


GM:1ラウンド目終了です。2ラウンド目。
■MAP
 兼光[3]

    5m

東雲[4] 浜木綿[7]
秋月[21]

    5m

大鐘[8]
GM:セットアップ。
GM:エネミーはなし。
秋月さな:ないです!
浜木綿 澪:ありません。
兼光結:無し
東雲芽衣:なし


GM:では秋月さんの手番から!
秋月さな:はーい!
秋月さな:マイナーアクション使用でダイスデバフ6個分を解除。
秋月さな:メジャー。
秋月さな:▼ぐらす☆らいと=「ショットガン(スラッグ)」+《C:エンジェルハィロゥ》Lv4+《小さな塵》Lv5
秋月さな:妨害等無ければデバフ3つで判定!
GM:どうぞ!
秋月さな:(10+3-3)dx7+7 命中
DoubleCross : (10DX7+7) → 10[1,4,4,5,5,5,7,7,10,10]+10[1,5,7,7]+10[1,8]+3[3]+7 → 40

GM:しっかり回してくるな……
大鐘供花:5dx+1 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[4,7,8,8,10]+3[3]+1 → 14

秋月さな:ではダメージ!
GM:ダメージを!
秋月さな:5d10+1d10+15 ダメージ
DoubleCross : (5D10+1D10+15) → 33[9,8,6,3,7]+5[5]+15 → 53

秋月さな:装甲有効、53点!
GM:うわそんな出るのか……!
GM:耐えられません。一般オーヴァードに毛が生えた程度の耐久しかない。
大鐘供花:《蘇生復活》します!
GM:演出をどうぞ。
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を4増加 (106 → 110)


秋月さな:迷いを振り払う。呼吸。集中。より深く。
秋月さな:その背に負う星座の煌きが強くなる。
秋月さな:ショットガンの銃口からも、弾丸が帯びる光が漏れ輝く。
秋月さな:浮かぶ鶴の左翼、最輝星――"アルナイル"が、いっとう強く瞬いて。
秋月さな:「ずっきゅん☆」
秋月さな:B L A M ☆
秋月さな:レネゲイドが発する光を纏う、超常の弾丸が大鐘供花を貫く!
大鐘供花:「……ああっ!」
大鐘供花:「まだ……!」リザレクトしながらゆるゆる立ち上がる。
秋月さな:「……」硝煙を吐き出す、ショットガンの狙いは付けたまま。
秋月さな:「……あなたも、強いね……」でも、譲れないものはある。
大鐘供花:「譲らない……!」


大鐘供花:大鐘供花の手番へ。
大鐘供花:マイナーなし、メジャー《黒の束縛》《アースシェイカー》《さらなる波》《因果歪曲》《パラドックス》《魔神の心臓》《援護の風》《ウインドブレス》
GM:再びPC4人を攻撃。
大鐘供花:命中で行動値-6、シーン中のダイス-9個(うち6個はマイナーアクション使用で解除可能)
大鐘供花:12dx+12
DoubleCross : (12DX10+12) → 8[2,3,3,3,4,4,5,7,7,8,8,8]+12 → 20

秋月さな:暴走リア不!
東雲芽衣:ドッジ!
兼光結:ドッジ
浜木綿 澪:ウオーッ! 避けるしかない! ドッジ!
東雲芽衣:7dx+1>=20
DoubleCross : (7DX10+1>=20) → 9[2,5,6,6,8,9,9]+1 → 10 → 失敗

兼光結:8dx+1>=20
DoubleCross : (8DX10+1>=20) → 9[1,1,3,4,4,6,6,9]+1 → 10 → 失敗

浜木綿 澪:6dx>=20
DoubleCross : (6DX10>=20) → 10[1,2,4,9,9,10]+2[2] → 12 → 失敗

兼光結:これなら誰か1人はさなちゃんパワーで避けれる?
浜木綿 澪:……これ、夢の雫なら!?
秋月さな:芽衣ちゃんに!
秋月さな:▼ふぃーりん☆はっぴー=《夢の雫》Lv5
秋月さな:達成値+10して!
秋月さな:秋月さなの侵蝕率を3増加 (110 → 113)
東雲芽衣:達成値20で、ドッジ成功!
GM:雫が利いてるな~
大鐘供花:ダメージ!
大鐘供花:3d10+17 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+17) → 15[4,2,9]+17 → 32

兼光結:無理なのでロイスを敵/ルビン/尽力/〇憤懣で取って即昇華、HP15で復活
秋月さな:倒れるので、芽衣ちゃんのロイスをタイタス化して昇華、HP11で復帰!
浜木綿 澪:死にまする。大鐘 供花へのロイスをタイタス化。HP13で復活します。


大鐘供花:再び無数のゲートが開き、身体を縛り付けていく。
大鐘供花:廃ボウリング場の外壁が剥がれ、コンクリート片が舞い殺到する。
大鐘供花:「これで、これで、倒れて!」
大鐘供花:「私が終わらせるの!」
浜木綿 澪:「それは……出来ない!」身体が次々と欠けていく。しかしそれでも、レネゲイドの力を励起させて復活する。
浜木綿 澪:「倒れないわ……あなたを含めたみんなの為にも……!」
浜木綿 澪:「倒れられないのよ……!」
兼光結:兼光の能力にも限界はある。大量のコンクリート片を前に、被弾という現実を覆しきれず傷を負う。
兼光結:しかし、それでも。 「終わらないわ」
兼光結:"この程度では倒れない"。改変ゆえか、それとも単なる再生ゆえか。その理想は現実へと変わる。
兼光結:「終わるのは、アンタの望みよ」
秋月さな:「……さなでも、わかっちゃうんだ。そんなに簡単には、ぜーんぶ終わりにはできないんだぁ、って」
秋月さな:「それでも、今日この戦いは、終らせるよ。……おねがい、めいちゃん!」ふわり。芳香が漂う。
東雲芽衣:「……!ありがとう!」
東雲芽衣:ちょっとした感覚の冴え。それが間一髪の回避を成功させる


GM:では行動値4の東雲さんの手番。
東雲芽衣:あ、そっか。普通に回避したから行動値が残りの中で早いんだ
東雲芽衣:はーい
浜木綿 澪:なるほどね。
東雲芽衣:マイナーで《斥力跳躍》飛行状態で戦闘移動。大鐘さんのところへ移動します
東雲芽衣:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《瞬速の刃》《巨人の斧》。対象は大鐘さん!
■MAP
 兼光[0]

    5m

浜木綿[1] 秋月[15]

    5m

東雲[4]
大鐘[8]
GM:判定どうぞ!
東雲芽衣:10dx7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,2,3,3,4,5,5,6,10,10]+10[4,7]+5[5]+4 → 29

大鐘供花:5dx+1 ドッジ
DoubleCross : (5DX10+1) → 9[3,5,7,9,9]+1 → 10

大鐘供花:全然ダメだ ダメージを!
東雲芽衣:3d10+23
DoubleCross : (3D10+23) → 21[5,10,6]+23 → 44

東雲芽衣:装甲値無視!
大鐘供花:残りHPは1。全く耐えられません。
大鐘供花:撃破。これ以上の復活もありません。
東雲芽衣:東雲芽衣の侵蝕率を12増加 (101 → 113)
GM:戦闘終了です。演出を!


東雲芽衣:トンッ。
東雲芽衣:大きく跳躍。
東雲芽衣:そして、重力をまとった拳が落下の勢いを乗せて。
東雲芽衣:殴りつける!
東雲芽衣:それは叱りつけるような殴り方でもあった。
大鐘供花:「!」彼女の張り巡らせたゲートが、重力同士の衝突で解けて。
大鐘供花:そのまま頭に直撃した。
大鐘供花:「あ……」ふらふらとよろめいて。
東雲芽衣:「居場所を……本気で作りたいなら!教官先生の意志とかを継ぎたいなら!」
東雲芽衣:「もっとまっとうな、実現可能性の高い方法で実現することを考えてね!」
大鐘供花:「私は、ここに、みんなの、居場所を……!」見る。自らの破壊の跡を。
大鐘供花:「ここ、に……」
大鐘供花:そのままグラリと身体が傾ぎ、倒れ伏す。
東雲芽衣:「……私もついさっき、友達を理解しようとしたつもりで、できてなかったことを知ったんだ」
東雲芽衣:「過ちはある。誰にでもあるよ。でも、その時の対応が肝心だよね……」
東雲芽衣:「……って聞こえてないかな」
東雲芽衣:その倒れ伏した姿を静かにみやって。
東雲芽衣:ふと、背後を振り返り親指をグッとあげる。
東雲芽衣:やりました、と誇らしげに、悪戯っぽい笑みと共に。
浜木綿 澪:肉体を元に戻し、こちらも笑顔で親指を上げる。
秋月さな:サムズアップと笑顔でお返事。
兼光結:口元を緩めながら少しだけ頷く。
GM:クライマックス終了。


GM:バックトラックに入ります。
GM:Eロイスはありません 実は
GM:自分の力で頑張ってね
東雲芽衣:なるほどね
兼光結:残り5個を素振り
兼光結:1033-5d10
DoubleCross : (1033-5D10) → 1033-13[4,2,4,2,1] → 1020

GM:びっくりした
秋月さな:びっくりしちゃった
浜木綿 澪:大変だぁ。
兼光結:ええと、本当は103なので90で生還!
浜木綿 澪:では等倍で。5個。
浜木綿 澪:111-5D10
DoubleCross : (111-5D10) → 111-29[6,8,7,3,5] → 82

東雲芽衣:素振り!6個!
浜木綿 澪:帰還成功!
東雲芽衣:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-21[1,5,1,8,1,5] → 92

秋月さな:最終侵蝕113から残ロイス4つ……倍で振ります
秋月さな:113-8d10
DoubleCross : (113-8D10) → 113-35[2,2,7,7,6,4,1,6] → 78

秋月さな:3点で帰還!
浜木綿 澪:こちらは5点ですね。
東雲芽衣:5点帰還~
GM:いつもの5点にシナリオ5点 ルビンのDロイス:古代種で1点
GM:11点に経験点分が獲得点となります お収めください~
秋月さな:14点いただきます!
浜木綿 澪:16点だ~! 感謝です!
東雲芽衣:16点いただきますの~
兼光結:16点いただきますもぐもぐ
GM:C((14+16+16+16)/3)
DoubleCross : c((14+16+16+16)/3) → 20

GM:私は20点持っていくね
浜木綿 澪:持っていって~!
東雲芽衣:あい!


【エンディング】

GM:岳舎町支部、武家屋敷内
椹木夜未:「まずはみんな、お疲れ様」
椹木夜未:「報告は聞いてるわ。これをもって、任務の完遂と判断する」
東雲芽衣:「やった~」
秋月さな:「はーいっ☆」
浜木綿 澪:「後始末は後方支援スタッフが、ですか」
椹木夜未:「まあね。戦闘要員にやらせやしないわよ」
椹木夜未:「点数稼ぎにもなりやしない。あんた達の仕事は体を休めること」
兼光結:「それには異論ないけど。後始末がどういう方針か、くらいは聞いても良いわよね?」
兼光結:つまりは、供花達の今後の処遇について。
東雲芽衣:「気になりますねー」
浜木綿 澪:「そうよね……」
椹木夜未:「“アフターカーム”は拘束されたわ」
椹木夜未:「まあ、敵対したならそうもなるでしょう」
浜木綿 澪:「仕方ないわね、それに関しては」大きく溜息をつく。
椹木夜未:「他の連中は、まあ、本人の意志を聞き次第だけど」
椹木夜未:「投降の意思があれば受け入れるそうよ。脱走時には被害を出してるわけでもなし」
浜木綿 澪:「不幸中の幸いね……よかった」
椹木夜未:「そもそも、うちには前科持ちなんてゴロゴロしてるでしょう」
椹木夜未:「“ドロップアウト”全員を裁いてる余裕なんてない」
東雲芽衣:「どこも人手不足みたいですからねえ」
秋月さな:あの皆の居場所が、結局のところ……こんな戦いの果てにしか見つからなかった、というのは。無常感すら覚えるが。
秋月さな:「寛大なご処置、感謝~って。さなが言うのもヘンだけど」
秋月さな:「よかった、かな」
兼光結:「寛大ってよりは順当なところでしょ。良かったって言葉には賛成だけど」
浜木綿 澪:「ええ。少なくとも、あの〝国〟に閉じこもるよりは未来がある。選択肢が生まれる」
浜木綿 澪:「だからよかった。さなちゃんの言葉に間違いはないわ」
東雲芽衣:「うむうむ」
浜木綿 澪:「それよりも、ルビンを取り逃がしてしまった現状が問題ね。また国という名のカルト宗教を作るでしょう」
椹木夜未:「そもそもやる気のないやつなんて登用してもしょうがないでしょ」
椹木夜未:「いえ。それはない」
浜木綿 澪:「……え?」
椹木夜未:「あいつがそれをやろうとしたのは、それが“アマスガリ”の望みだったからよ」
東雲芽衣:「そんなこといってましたね」
椹木夜未:「次やることは、また別の誰かの欲望を叶えるための、よりタチが悪いことよ」
浜木綿 澪:「……なるほど」
椹木夜未:「だけど、今回は失敗だと思ってない」
椹木夜未:「奴等の尻尾を掴んだ」
東雲芽衣:「お」
兼光結:「"シャシンシコ"、ね」
椹木夜未:「それから、“サーシー”。そいつが最重点の捜索対象よ」
東雲芽衣:「そういう評価してくれるのは嬉しいですね~」
兼光結:「長い付き合いにはなりたくないし、さっさと首根っこまで抑えたいとこね」
秋月さな:「うん! さなもがんばっちゃう☆」
浜木綿 澪:「確かに。毎度お馴染み、なんて間柄だけはごめんだわ」
椹木夜未:「ええ。あんたらには期待してるわ」
椹木夜未:「今回の協力にも感謝してる」
東雲芽衣:「……もしかして」
浜木綿 澪:「こちらこそ、バックアップには助けられました」
東雲芽衣:「もしかしてメロン支部長って、いい上司だったりするんですか?」
椹木夜未:「そんな支部長はいませんけど???」ふいと横を向く。
兼光結:「珍しく褒められてるんだから素直に受け取れば良いじゃない」
椹木夜未:「うっさい!てか珍しくは余計!」
秋月さな:「うぇへへ。いーでしょ☆ 自慢でカワイイしぶちょーなのです」
椹木夜未:「う~~~」普通に言われると困る。
浜木綿 澪:「あら、褒められ慣れてない感じ」
浜木綿 澪:「よしよしって撫でた方がいいかしら」冗談めかして笑って言う。
椹木夜未:「やめなさいってば!」
浜木綿 澪:「はーい。やめまーす」
椹木夜未:「はあー……」
椹木夜未:「報酬は後で渡すわ。それから、これ」紙袋を渡す。
椹木夜未:「持っていきなさい。おまけよ」
東雲芽衣:「おまけ!」
椹木夜未:そこそこいいとこの洋菓子店の紙袋。
浜木綿 澪:「やった! いいお土産が出来た……!」
東雲芽衣:「わぁー……」
秋月さな:「ありがと、しぶちょー!」にっこにこで受け取る。甘いものは大好き!
兼光結:「意外とセンスいいじゃない」
椹木夜未:「あんたは一言多いのよ……」
椹木夜未:「……そういう時期でしょ。今後もよろしくね」
浜木綿 澪:「ふふ、ありがとうございます」こちらは素直に感謝の言葉を。
東雲芽衣:「椹木夜未支部長様~」
椹木夜未:「普通に呼んでる……」
東雲芽衣:「じゃあ私も、予定があったりするので」
浜木綿 澪:「あら。じゃあもう、解散にする?」
椹木夜未:「ん。おつかれさま」
浜木綿 澪:「何かあること自体は喜ばしくないんだけど……それでも、何かあったらまたよろしくね、みんな」
秋月さな:「うん、おげんきで!」
兼光結:「こちらこそ、協力助かったわ。縁があったらまた」
東雲芽衣:「はい、また──」
東雲芽衣:「あれ」
東雲芽衣:ふと、デジャブのようなものを感じて。
東雲芽衣:「……そっか」小さく微笑む。
椹木夜未:「?」
東雲芽衣:「いえ」
東雲芽衣:「……『じゃあ、また』!」
東雲芽衣:そんなことを前にも言った相手に会うために、その場を去っていった。
GM:こうして、事件は解決を迎えた。
GM:昨日とは違う今日。背教者であることを忌避して、“普通”に戻ろうとした彼女たちは。
GM:再び教えを棄てて、同じ道に戻るのだろう。今日と同じ明日へ。
GM:だが、それは。あながち。
GM:嘆きとともに歩まなければならないものでもないだろう。


DX3rd 「あなたたちはまた棄てる」 終



本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.