『ポスト・ウォー/アカデミアに染まる日』(GM:DT)


メインログ | 雑談ログ

ナズ・テレミアキャラシート(PC1:珪素)
グレーゲル・ヴァレンキャラシート(PC2:優水)
八伏 正輝キャラシート(PC3:しんごろ)

【Index】

◆Opening
01/ナズ・テレミア
02/グレーゲル・ヴァレン
03/八伏正輝
◆Middlephase
01/今、“お迎え”が来たぞ
02/お前が仮面に関わる限り、放っておくことはできない
03/私と勝負しましょう
04/パズルを解くには、糸口が必要だ
05/ほんとうにいいところなんだろうね、この学園島は
06/最初に出会った相手が悪かったということか
07/生徒の方が向いているように思える
08/持たざるものを導き、守る義務がある
09/先生が学園を楽しむ様を見るのは、俺も楽しかったから
10/先生は、とても楽しそうだ
11/アカデミアに染まる日だ
◆Climax
Climax/『ポスト・ウォー/アカデミアに染まる日』
◆Ending
01/この学園は、楽しかったか?
02/八伏正輝
03/グレーゲル・ヴァレン
04/ナズ・テレミア

【Preplay】

GM:アカデミアセッション、はじまるよ!
八伏 正輝:ヒューッ!
ナズ・テレミア:アヤーッ!
グレーゲル・ヴァレン:いくぜー!
GM:自己紹介から参りましょう。PC1から!URLもよろしくね!
ナズ・テレミアキャラシート
ナズ・テレミア:「ナズ・テレミア。分かっていると思うが、偽名だ」
ナズ・テレミア:「コードネームは“SCD”。こっちも……まあ、偽名だな」
ナズ・テレミア:UGN部隊の中でも割りかし影の薄いミラージュバイトのチルドレンです。
GM:初めて見ました
ナズ・テレミア:ウサギの着ぐるみを被り、常に消防斧を持ち歩いており、路地裏のポリバケツやタタミの下などから突如出現する能力を持ちます。
GM:こわ……
ナズ・テレミア:番長連所属。人呼んで連続殺人番長だ
ナズ・テレミア:能力は、160点セッションでもなければ経験点が足りなくなる《バックスタブ》完全特化構成。
ナズ・テレミア:固定値は50以上ありますけど、そんなに侵蝕効率は良くない……!アタッカーとして単体の敵を殺します。
ナズ・テレミア:以上です。よろしくね
GM:ピュアだと縮地7が辛いですからのう
GM:はい、ありがとうございます!
GM:そんなナズ君のハンドアウトはこちら
ナズ・テレミア用ハンドアウト シナリオロイス:オドウェル・未来子(みらいこ) 推奨感情:好奇心/不安
あなたは教育実習生の受け入れを依頼されていた。
現れた教育実習生、オドウェル・未来子は、到着時から大胆で奔放な振る舞いを見せる。
本当に、彼女に教職が務まるのだろうか。
流星群の観覧会も近く、忙しくなるが、彼女から目を離すわけにも行かないようだ。
GM:教育実習生が来ます。受け入れを依頼された!
GM:正気か……?
ナズ・テレミア:片時も離れず見守ります!
GM:やったー!どこでもいっしょ!
GM:では次!PC2おねがいします!
グレーゲル・ヴァレン:はい!
グレーゲル・ヴァレンキャラシート
グレーゲル・ヴァレン:「なんだ?この俺を知らんとは余程の世間知らずか、大物だな」
グレーゲル・ヴァレン:「だが、今この天才を知ることができた幸福に震えるがいい!ハッハハ!」
グレーゲル・ヴァレン:「グレーゲル・ヴァレン!この天才の名をしかと刻みつけておくがいい!」
グレーゲル・ヴァレン:態度がクソデカな元天才倶楽部Cランク、グレーゲル君です。
グレーゲル・ヴァレン:なんでもかんでも知識で解決できる器用なやつです。
グレーゲル・ヴァレン:精神内に対象の構造をコピーし、理解することで天才として振舞っていますがその負荷はとても大きい、そんな《無形の影》型サポーター。
グレーゲル・ヴァレン:ウィンドブレスや妖精の手もあるので結構便利だと思います!態度はでかいけど仲良くしてね!
GM:とても役に立つ……
GM:そしてすごいDロイス技能だ
グレーゲル・ヴァレン:パズル王者です
グレーゲル・ヴァレン:イージーもたくさんあるので生かして行きたい!よろしくおねがいします!
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:グレーゲルくんのハンドアウトはこれ!
グレーゲル・ヴァレン用ハンドアウト シナリオロイス:ディオゲネスクラブ 推奨感情:執着/敵愾心
あなたはディオゲネスクラブの面々が、悪巧みをしているところに遭遇する。
彼らが企図している仮面の大量配布計画。
その被害を食い止めなければ、流星群の観覧会どころではないだろう。
彼らはしかし、意味ありげな警句をも口にするのだった。
GM:なんとこのシナリオはディオゲネスクラブが出てきそうです
GM:びっくりですよね
グレーゲル・ヴァレン:なんてこった
グレーゲル・ヴァレン:まさかあのディオゲネスクラブが登場するなんて・・・
グレーゲル・ヴァレン:許せないぜ!天才として食い止めるぜ!
GM:食い止めて!
GM:最後!PC3おねがいします!
八伏 正輝キャラシート
八伏 正輝:「八伏だ。八伏、正輝。好きなように呼んでもらっていい」
八伏 正輝:「…すまない。どうも話すのは苦手だ。こんな見た目だから、せめて明るく振舞おうとは思っているんだが」
八伏 正輝:「そういうことを学ぶことも含めて、この学園に入れられた…のだろう、きっと」
八伏 正輝:「このとおり、何もかも未熟な俺だが、手伝えることがあれば言ってくれ。力になろう。文字通り、な」
八伏 正輝:“鋼鉄鬼(スティール・オウガ)”のコードネームを持つ、元UGNイリーガルエージェント。
八伏 正輝:任務中の大きな負傷により身体を機械化しており、元々の強面と巨体と相まって、とてつもない威圧感を放つ。
八伏 正輝:本人はいたって穏やかな性格であり、争いごとに巻き込まれる度に難儀している様子。
八伏 正輝:戦闘でやること:近づいて殴る。
GM:シンプルイズベストだ……
八伏 正輝:あと正直、Dロイス:特異点は使いどころがいまだによく分かりません!回避か!回避に使えばええんか!
GM:特異なときに……?
八伏 正輝:特異点を上手く使って得意になれというわけね…。
八伏 正輝:ともあれそんな感じです。
GM:はい、ありがとうございます!ハンドアウトをパス!
八伏正輝用ハンドアウト シナリオロイス:黒川エリュシオン介千尋 推奨感情:友情/不信感
あなたは最近、仮面をつけた生徒の増加を実感している。
そう、友人である、黒川エリュシオン介千尋までもが、仮面を被る姿を目撃した。
エリュシオン介である彼女さえも、仮面をつけるような異常な事態に対して、
あなたもなんらかの対策を打たねばならないだろう。
GM:あの黒川エリュシオン介千尋までもがです。
八伏 正輝:あの黒川エリュシオン介千尋までもがとは…。
八伏 正輝:世襲なのかなエリュシオン介。
GM:世襲かもしれません!ともかく大変です。
GM:頑張るとよいです!
八伏 正輝:仮面には割と縁があるので頑張るぜ!
GM:トレーラーを貼って開始していきます

【Trailer】

『ポスト・ウォー/アカデミアに染まる日』 学園島で数十年に一度しか見られぬという、アカデミア流星群の到来が間近に迫っていた。

浮き立つ生徒たちに呼応するように、トラブルの種も急増する。
ディオゲネスクラブの本格跳梁により、大規模な仮面の跋扈が確認されたアカデミアに、
一人の教育実習生が、彗星のごとく現れる。
規格外の振る舞いを見せる彼女が、見せる景色とは。
ここは戦後(ポスト・ウォー)の小康世界。
星降るまでの束の間に。少年少女の道行きが、今交錯し光を描く。


ダブルクロスThe 3rd Edition『ポスト・ウォー/アカデミアに染まる日』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

【Opening/01】

GM:では、PC順にオープニングを始めていきましょう。
GM:ナズくんから!よろしくおねがいします!
ナズ・テレミア:はーい
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+9(1D10->9)した (侵蝕率:35->44)

GM:【番長連 詰所】
GM:あなたは番長連の総番長である無道ささきから、呼び出しを受けていた。
GM:なんでも依頼したい事項があるとのことだが、
無道ささき:「スピー」当の本人は眠りこけている。
ナズ・テレミア:「総番長」
ナズ・テレミア:ビタッ ビタッ
ナズ・テレミア:ズルルーッ
ナズ・テレミア:ささきちゃんの寝てるベッドの下から出てきますね
ナズ・テレミア:「起きろ」
無道ささき:「ん……?」
無道ささき:「ん……え。うわわーっ!なんだ!?何だお前!?」
ナズ・テレミア:破損した着ぐるみの頭部、そして赤錆の浮いた消防斧を持った存在が枕元にいる!
ナズ・テレミア:「寝ぼけてる暇があるのか?ナズ・テレミアだ。何か依頼があったんじゃないのか」
無道ささき:「あー、なんだ、ただの連続殺人番長か。びっくりさせるな!」
無道ささき:「殺人鬼かと思った。あーびっくりした」
ナズ・テレミア:「俺は殺人鬼ではない」
ナズ・テレミア:殺人犯のインタビューみたいな声で言うぞ
無道ささき:「ちょっとびっくりしただけだって~」
無道ささき:「あ、そうそう!依頼だよ依頼!聞いてくれよ連続殺人番長!」
ナズ・テレミア:「何だ」
無道ささき:「なんとね、教育実習生の受け入れ案内役を、番長連がもぎ取ったぞ!」
ナズ・テレミア:「ほう、それは良かったな。俺達の活動が信頼を獲得している証と言える」
無道ささき:「教師陣に比べて、教育実習生という立場なら、生徒の側……つまりあたしたちのような、生徒の自治組織側に立ってくれる可能性が高い!」
ナズ・テレミア:「一理ある」
無道ささき:「親番長連の人間を増やしておけば我々も怒られにく……グーグー!……動きやすくなるからな!」
ナズ・テレミア:「予算も限られているからな。そろそろ頭部を買い替えたい……」
無道ささき:「それボロいもんな~~~ちょっと不気味感まであるぞ」
ナズ・テレミア:「俺の能力を使うと、ゴミ箱や埃っぽい隙間に転移する確率が非常に高いんだ」
ナズ・テレミア:「自然とこうなってしまう。変声機内蔵のものは金もかかるしな……」
無道ささき:「大変だなあ……スピースピー」
ナズ・テレミア:「待て。俺への依頼を言っていけ」
ナズ・テレミア:「それさえ言えば楽に眠らせてやる」凶器が不穏な光を放つ
無道ささき:「は、いかんいかん!この重要な任務の人選は、万全を期して神に祈った結果だ!」周囲にはあみだくじが散乱している。
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:「信仰は人それぞれだな。それで?」
無道ささき:「教育実習生の研修カリキュラムの中に、学園島の内実を紹介するプログラムがある!」
無道ささき:「そこで……アカデミアの魅力を余すことなく伝える!」
ナズ・テレミア:「ほうほう」
無道ささき:「『わあ~アカデミアってとってもいいところだなあ、そして案内してくれた番長連さんたちはなんて良い組織なんだろう~』の印象を植え付ける」
ナズ・テレミア:「素晴らしい計画だ」
無道ささき:「『私カウンシルにかけあって予算増額させてあげちゃう!』これが今回の任務のすべてだ!」
ナズ・テレミア:「つまり、その任務に適切な者を」
ナズ・テレミア:「俺が“穏便”に連れてくればいいわけだな」本当に穏便にするつもりでいる
無道ささき:「そういうことだ!ご招待しろ!もしくは本人にめっちゃ気に入られてもいいぞ!」
ナズ・テレミア:「実習生は誰に任せればいい?“餓狼”か“魔法”か……“男装”あたりもいいかもしれんな」
無道ささき:「でもみんな忙しいからな~~~あたしも含めて……うわっ眠……」
無道ささき:「ZZZ……とりあえず港で実習生を迎えて欲しい……」
ナズ・テレミア:「決まらないようなら、俺が直接”やる”のも吝かではないがな……」
ナズ・テレミア:(ちょっとやりたい)
ナズ・テレミア:「とにかく、状況は了解した。まずは港で迎え撃つ」
ナズ・テレミア:「その実習生を、俺が”適切に処理”してやろう」
ナズ・テレミア:「安心して眠れ。総番長」

【Opening/02】

GM:では次!グレーゲル君のオープニング。
グレーゲル・ヴァレン:はい!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:33->40)
GM:【高等部校舎】
GM:放課後の校舎内も、普段よりにわかに活気だっている。
GM:アカデミア流星群の到来が近く、それに対する準備に奔走するメンツも多い。
GM:さも、祭の前のような様相を見せている。
グレーゲル・ヴァレン:準備に伴う雑事の手伝いをしたりしながら過ごしています。
GM:そんな中、ある一帯が顕著に盛り上がっているような印象がある。
GM:少し騒々しいくらいだ。
グレーゲル・ヴァレン:ふと、手を止めてそちらを見る。
グレーゲル・ヴァレン:「一体なんだあの騒ぎは。おい貴様、知っているか?」
グレーゲル・ヴァレン:そこらの適当な生徒に訊く。
そこらの適当な生徒:「ああ、なんでもクイズ研がスーパーRベリーを手に入れたらしくて」
そこらの適当な生徒:「そいつを商品にして対決を始めたんだよ!こりゃあ見ものだぜ見もの」
グレーゲル・ヴァレン:「ほう、あの希少な……」
GM:見ると、机の前に数人が座り、それを群衆が取り囲んでいる。
GM:スーパーRベリーは、アカデミアで稀に取れる希少な果実で、
GM:摂取すると視力が3倍になる(実際には1.3倍になるのだがそのように錯覚する程めっちゃ見える)と言われている。
グレーゲル・ヴァレン:「対決か。まったく、皆こういったことには目がないな」
グレーゲル・ヴァレン:「……トラブルでも起こったら事だな。少し様子を見て来るか」
グレーゲル・ヴァレン:今の用事を手早く片付けて机の側に行く。
司会:「さあ、もう挑戦者は居ないか?居ないのかー?」マイクを手に叫ぶ生徒がいる。
司会:「挑戦者がこれ以上現れないようなら、このスーパーRベリーとアカデミア天才パズラーの座は彼女のものとなってしまうぞー?」
グレーゲル・ヴァレン:「……アカデミア天才パズラーだと?」
グレーゲル・ヴァレン:その単語を聞き咎め、前に出る。
GM:司会の指す先には、一人の少女の姿。今連勝しているのだろう。
司会:「おお?さては挑戦者のご登場かー??」
グレーゲル・ヴァレン:「待て、貴様。この俺を差し置いてアカデミア天才パズラーとは、余程無知だと見える」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才――グレーゲル・ヴァレンの名!知らんでもいいが、二度と忘れられぬようにしてやろう!」
少女:「は?無知という方が無知だし!バカじゃないの?」無知呼ばわりされた少女は激昂!
司会:「そうだぞ!」司会もつられて激昂!
グレーゲル・ヴァレン:「フ。凡俗のものはしばしば己の不足という真実から目をそらす」
グレーゲル・ヴァレン:「それを今から思い知らせてやる。さあ司会、対決のパズルは何だ」
司会:「司会!めっちゃ司会する!」
司会:「項目はこれ!ナイト・ツアー!」チェスボードが現れる。
司会:「ルールはとっても簡単。ナイトのコマ1個を、64マス全てに一回ずつ通過させる!」
司会:「先に達成したほうが勝ちだ!シンプルだろう?」
少女:「えーマジで……!めんどくさっ……!」
グレーゲル・ヴァレン:「成る程。実にシンプルだ!良いぞ、やってやろう」
グレーゲル・ヴァレン:せっかくなので<知識:パズル>で判定したいです
GM:いいよ!やりたまえ!
グレーゲル・ヴァレン:やったぜ!
グレーゲル・ヴァレン:CランクIIの効果で達成値+1、Dロイス学園王者を使用。追加ダイスは後から振ります。
グレーゲル・ヴァレン:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[4,5,6,7,9,10,10]+7[6,7]+2 → 19

グレーゲル・ヴァレン:10+1d
DoubleCross : (10+1D6) → 10+2[2] → 12

グレーゲル・ヴァレン:間違えた、19に足して21!
グレーゲル・ヴァレン:チェス盤は目の前。この程度であればエフェクトを使うまでもない。
グレーゲル・ヴァレン:彼のパズルの経験と知識が最適な軌道を導き出す。
グレーゲル・ヴァレン:彼が動かすナイトの軌跡を見ることができるものがいれば、それが美しい幾何学模様に見えただろう。
少女:「ハアッ!?」
司会:「こ……これは!もうクリア間近では……!?」
グレーゲル・ヴァレン:カツン。
グレーゲル・ヴァレン:「……これで、騎士の巡礼は終わりだ」
少女:「こ、これじゃ負ける……!負ける訳にはいかない!」
少女:「う……ううー……!」
少女:懐から仮面を取り出し、被る。
グレーゲル・ヴァレン:「……何?」
グレーゲル・ヴァレン:あまりにも堂々とした動作に驚く。
仮面の少女:「フフッ!最初からこうすればよかったんだ……!これで!」
グレーゲル・ヴァレン:「待て貴様、その仮面は、」
仮面の少女:悠々とした動作でグレーゲル君に歩み寄り、
仮面の少女:「チェスボクシング!」殴りかかる。
グレーゲル・ヴァレン:「ぐおっ!?」
グレーゲル・ヴァレン:殴り飛ばされる!ひ弱!
司会:「暴力は反則!反則だよ!」
仮面の少女:「うるさい!」司会も殴り倒す。
グレーゲル・ヴァレン:よろよろと立ち上がり、口を手袋をはめた手で拭う。
仮面の少女:「最初からこうすればよかったんだ……!全員倒しちゃえば、絶対に手に入るんだ!」
グレーゲル・ヴァレン:「……貴様、賞品が望みならばそんなものはくれてやる」
グレーゲル・ヴァレン:「だが、貴様はそれでいいのか……この高みにそれで触れたことにはならんぞ…!」
仮面の少女:「知らない!私はとにかく、あれさえ手に入れれば……!」
グレーゲル・ヴァレン:「司会!スーパーRベリーをこの女に!」
グレーゲル・ヴァレン:言いながら、木刀に手をかけ、距離を詰める。
グレーゲル・ヴァレン:狙いは、仮面だ。
司会:「え、あ、えーとどこやったっけ……顔痛っ……」
仮面の少女:「早くしなさいよ!」意識は司会にばかり向いている。
グレーゲル・ヴァレン:「そこだ」その隙をつき、仮面を木刀で一閃する。
仮面の少女:「うっ……!」仮面は木刀で吹き飛ぶ。
少女:少女は倒れ、仮面は真っ二つに割れて落ちた。
グレーゲル・ヴァレン:「……まさか、白昼堂々仮面を被るものが出るとは」
グレーゲル・ヴァレン:「そこの屈強そうな奴!手を貸せ!保健室に彼女を運ばねばならん」
そこの屈強そうな奴:「任せろ!」
グレーゲル・ヴァレン:「司会は賞品を探しておけ!彼女への見舞い品にする!」
グレーゲル・ヴァレン:てきぱきと状況を片付けて行く。
司会:「探す!とっても探す」
グレーゲル・ヴァレン:「……ふう」指示を出し終え、肩で息をつく。
GM:仮面の使用がカジュアルに行われている。
GM:それはおそらく、仮面自体の流通量が増大しているということだろう。
グレーゲル・ヴァレン:(……このままでは終わらないな、間違いなく)
少女の声:「あーあ。末端のだとこんなものかあ」
グレーゲル・ヴァレン:「……」声の方を向く。
少年の声:「仕方ないね。どうしても質は落ちる」
GM:仮面をつけた少年少女の姿。
少女の声:「フフ。せっかく恋の悩みだってから応援してあげたのに。迂遠すぎるのよ」
グレーゲル・ヴァレン:「大安売りのようじゃないか。良い業者でも見つかったか?」
少年の声:「さあ、どうだろうね。在庫一掃セールかもよ」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか。ならば根絶やしにする良い機会だ」
少女の声:「まあ。恋する少年少女の必死な思いを根絶やしにするなんて」
グレーゲル・ヴァレン:「人心を弄ぶディオゲネス・クラブよ。この天才を前に、どのような企みも無為に終わると知れ」
グレーゲル・ヴァレン:「……仮面を、だ。必死な思いをオモチャにしておきながら、よくほざくわ」
少年の声:「えらく強気だね。でもいいのかい?僕らだけを見ていて」
少女の声:「果たして何かを企むのは、私達だけかしら?フフッ……」
グレーゲル・ヴァレン:「忠告のつもりか。ハッハハ!良いだろう、聞いておいてやる」
グレーゲル・ヴァレン:「何があろうと、この天才・グレーゲル・ヴァレンは看過するつもりはない」
少女の声:「まあ、自信家なこと」
少年の声:「いいさ。僕たちも喋りすぎたようだしな。せいぜい余計に気を張ることだね……」
グレーゲル・ヴァレン:不敵な笑みを深くする。
グレーゲル・ヴァレン:木刀に手をかけたまま、二人の動きを注視している。
GM:2人がコートを翻すと、立てかけていた消火器が倒れる。
GM:煙が撒き散らされ、視界が塞がれる。
グレーゲル・ヴァレン:「……っ」
グレーゲル・ヴァレン:(なにやってるんだぼくは……っ!いつでも斬りかかれただろう…!)
GM:煙が晴れる頃には、2人の姿はない。
グレーゲル・ヴァレン:膝から力が抜け、崩れそうになるのを止める。
グレーゲル・ヴァレン:強気。自信家。当たり前だ、『天才』なのだから。
グレーゲル・ヴァレン:それでも、内側で張り詰めていた緊張は血液の循環を早めていた。
グレーゲル・ヴァレン:「ディオゲネス・クラブ……必ず………止めてやるぞ…!」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才の前に現れたことを、後悔するが良い…!」

【Opening/03】

GM:では次!八伏くんのOP。
八伏 正輝:ハーイ!
八伏 正輝:1d10+36
DoubleCross : (1D10+36) → 7[7]+36 → 43


GM:あなたは現在、黒川エリュシオン介千尋に呼び出され、仮面をつけた少女の相手を請け負っていた。
仮面の少女:「邪魔をしないでそこの男!私はお姉さまと心中するんだ……!」包丁を構えている。
仮面の少女:「あの流星が落ちてきたら世界は滅んでしまう!その前に、私は二人だけの世界に行くの!」
八伏 正輝:「…随分と愛されているようだが、本人としては想いに応えてやるつもりは…」
八伏 正輝:「…あれば俺を呼び出したりはしないか」
黒川エリュシオン介千尋:「少なくとも、正気を失っているわ。戻してやらないことには、お話もできません」
仮面の少女:「お姉さま、この男は誰なんですか!ハッ……まさか……」
八伏 正輝:「成程。そういうことであれば遠慮は無しだ。幸い、殴って正気に戻すのには慣れている」
仮面の少女:「騙されているんですよ、そいつに!これで目を覚まさせます!」包丁を振りかぶる。
八伏 正輝:「…これ以上誤解が深まる前に、終わらせた方が良さそうだ」
黒川エリュシオン介千尋:「ええ。私も嫌なので、お願い」
八伏 正輝:頭痛を堪えるようにため息をひとつ。無造作に、片腕を包丁に向けて突き出す。
GM:ガキン!
仮面の少女:包丁はボッキリと折れている。
八伏 正輝:「どこかの誰かのことを言うわけじゃないが。この腕を斬り落としたければ、高速振動ブレードでも用意することだ」
八伏 正輝:突き出した手はそのまま、少女の顔の仮面に伸ばし。空いた手は、ゆっくりと少女の腹に(無論、手加減はして)叩き込まれる。
仮面の少女:「そ、そんな……ぐっ!」
GM:仮面は簡単に剥ぎ取られる。強度は高くなさそうだ。
八伏 正輝:壊せるなら、そのまま握りつぶしましょう。
GM:そのまま仮面は握り潰れて壊れる。
八伏 正輝:「これで終わり、だ。…念のため聞くが、似たようなことを言い出しそうな相手はもういないだろうな、黒川」
八伏 正輝:仮面の破片を地面に棄てながら、依頼主である友人に訪ねる。
黒川エリュシオン介千尋:「ありがとう。お疲れ様……そういう意味で言うと、自信はない、かな」
黒川エリュシオン介千尋:「どうにもうちの寮は、そういう気質というか……女子校みたいなノリの子が多いみたいで」
八伏 正輝:「男子禁制、少女の園か。…まあ、好きになった相手がたまたま同性だった、というのもあるかもしれないが」
八伏 正輝:「ともあれ、お前が無事で何よりだ。…包丁なぞ持ちだしたのも、あるいはこれのせいか」
八伏 正輝:砕けた仮面の破片を一瞥して、苦虫を噛み潰したような表情になる。
黒川エリュシオン介千尋:「男に免疫がないのよ。だからこうやって、少しばかり話せるだけで、私がエリュシオン介なんてやらされて」
黒川エリュシオン介千尋:「……わからないけど。こんな手段に出るような子じゃなかったはずなんだけど」
八伏 正輝:「そうか。なら、目を覚ませば大丈夫だろう。しばらくは気にかけてやるといい」
黒川エリュシオン介千尋:「とにかく、ありがと。この子にも怪我なく解決できたのは、八伏のおかげ」
黒川エリュシオン介千尋:「エリュシオン守にまた怒られなきゃあいいけど」
八伏 正輝:「こういうことでしか役に立たないからな、俺は。また何かあれば頼ってくれ」
八伏 正輝:苦笑いで応じてから、ふと。
八伏 正輝:「…前々から思ってはいたが。一体何時代なんだろうな、この島は…」
八伏 正輝:妙な官職がつく風習を、理解し難いというか理解したくない、とばかりに眉間に皺を寄せる。
黒川エリュシオン介千尋:「さあ。独立国家みたいなものなんじゃないかな。島の外とは隔絶してて……」
黒川エリュシオン介千尋:「そういう意味だと、寮の外にも塀があるのかもね。この学園島は」
黒川エリュシオン介千尋:「……なんて」

【MasterScene/01】

GM:オーヴァードアカデミアのある学園島へと向かう船の上にいる。
GM:学園都市という未知の場所で始まる新しい生活に、私の心には期待が湧き上がっていた。
GM:学校生活は楽しいだろうか。新しい友人はできるだろうか。
GM:だが――、その期待と同じだけ、私には不安な気持ちもあった。
GM:きっと今までと何も変わらない。どうせここにだって自分の居場所はない。
GM:私が期待と不安がないまぜになった気持ちを処理できないでいるうちに、次第に目的の学園島が見えてくる。
GM:美しく大きな島で、その上には近代的で真新しい校舎群が立ち並んでいる。
GM:その景観に、私は思わず圧倒される。
GM:あれがオーヴァードアカデミア。
GM:恋も学びも思うままの、学生たちの――そして、私の理想郷(ユートピア)。

【MiddlePhase/01】

GM:ミドルフェイズに入ります。シーンプレイヤーはナズ君。他PCは登場不可。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+4(1D10->4)した (侵蝕率:44->48)

GM:【学園島 波止場】
GM:教育実習生を載せた船の、停泊予定地。
GM:水平線を臨めば、陽光を煌めき返す一つの輝点が認められる。
GM:広漠な水平線に輝くそれは、UGNの無人操舵の高速艇だ。
ナズ・テレミア:出迎えの姿はない。まだ到着していません。
GM:波しぶきを上げ、順調に進んでくる高速艇。
GM:接岸も間近か、と思われた矢先。
GM:船の底から、無数の触手のようなものが伸びる。
GM:海中から、イカと甲殻類が混じったような外見の巨大なジャームが顔を出す。
GM:アカデミア名物の巨大イカだ。サンプルシナリオにも書いてあるし間違いない。
ナズ・テレミア:マジかよ
GM:船は絡め取られ、動きを止める。
ナズ・テレミア:では、その直後、触手の力が抜け、ボトボトと海底に落ちていきます。
ナズ・テレミア:まるで『根本』からバラバラに切断されたかのように!
GM:船は解放されたように、再び着水。
ナズ・テレミア:「……危ないところだったな」
ナズ・テレミア:ザバーッ
ナズ・テレミア:海中からウサギ着ぐるみ頭の怪人が船上に這い上がってくる。
ナズ・テレミア:「シューッ……シュコーッ……」
ナズ・テレミア:ズチャッ ズチャッ
ナズ・テレミア:手には消防斧。当然、これでイカの触手を切断したのだ。
???:「え?え?今の何?」船の中から、女性が顔を出す。
ナズ・テレミア:「大したことじゃない」ボイスチェンジャー越しの声が答えます。
???:「……え」ナズ・テレミアの姿を認める。
ナズ・テレミア:「俺が全員“始末”してやる」
???:「……えっえっ」
ナズ・テレミア:ビチャビチャ
ナズ・テレミア:おびただしい海水を垂れ流し、傾いた着ぐるみの頭部の虚ろな目は
ナズ・テレミア:一切の感情を伺わせない。
???:「嘘、なにこれ、聞いてない、待って」
ナズ・テレミア:「アカデミアへの教育実習生は、オマエだな」
ナズ・テレミア:「今、“お迎え”が来たぞ」
???:「ウッソでしょ……」
ナズ・テレミア:「現実を受け入れろ」
ナズ・テレミア:「俺はナズ・テレミア。アカデミアの番長連に所属している」
ナズ・テレミア:「怪しいものではない」
???:「怪しいよ!?」
???:「え、もしかしてアカデミア、これが普通なの!?事前の資料にはそんな事……」
ナズ・テレミア:「………」
ナズ・テレミア:ドガン!!
ナズ・テレミア:甲板に消防斧を叩きつけます。
???:ビクッっと震える。
ナズ・テレミア:「……触手の破片が残っていたようだな」
ナズ・テレミア:ビチビチと暴れる触手を掴んで、海に放り投げます。
???:「ああ……助けてくれたんだ……」
ナズ・テレミア:「とにかく、俺たちはオマエを歓迎する。確かに少し変な連中も……いるかもしれないが」
ナズ・テレミア:「皆、いい奴らだ。よろしく頼む」
???:「そうだね。なんだかんだで、ファースト・インプレッションとしては面白かった。メタクソ怖かったけど」
ナズ・テレミア:「そう言ってもらえると助かる。だが、怪しいものではない」気にしているのだ!
オドウェル・未来子:「ナズくん、ね。実習生のオドウェル・未来子です。よろしくね」
ナズ・テレミア:「オドウェル・未来子」
ナズ・テレミア:「いい名前だ。こちらこそよろしく」
オドウェル・未来子:「いい名前かなあこれ? ともかく、これからよろしく」
ナズ・テレミア:「……?」
オドウェル・未来子:「私ね、この学園島のことが、色々知りたい。多分、気に入れると思ってるんだ」
ナズ・テレミア:「その口ぶりだと、既に学園島のことについてはいくらか知っているようだな」
ナズ・テレミア:「俺で良ければ案内させてもらおう……」
オドウェル・未来子:「資料ベースでなら。でも、来たのは初めてだし、実際に見ないと分からないことだっていっぱいあるでしょ?」
オドウェル・未来子:「ホント!とってもありがたい!」斧の上から構わず手を取ってブンブンする。
ナズ・テレミア:ビチャビチャと海水を滴らせながら応じます。
ナズ・テレミア:「知っているのならば話は早い。『行きたいところ』はいくつかあるだろう」
ナズ・テレミア:「俺がそこに送ってやる。安らかにな」
オドウェル・未来子:「うんうん!言い方がものっすごい気になるけど、沢山あるんだ!」
GM:船はいつの間にか接岸している。
オドウェル・未来子:ぴょんとジャンプして上陸する。
ナズ・テレミア:ズチャッ……ズチャッ……
ナズ・テレミア:その後ろから、消防斧を片手に追跡していく。
ナズ・テレミア:「オマエ……いや、先生と言ったほうがいいのか」
ナズ・テレミア:「教科は何だ?本土でも教師を?」
オドウェル・未来子:「ヤダな、先生なんてガラじゃないよ……まだ実習生の身だもの」
オドウェル・未来子:「教官候補生のエージェントってとこ。だから教科で言ったらレネゲイド戦闘全般かな」
ナズ・テレミア:「なるほど……戦闘が得意か」
ナズ・テレミア:「俺も、是非とも……」
ナズ・テレミア:「色々と教えてもらいたいところだな……」ギラリ
オドウェル・未来子:「あっ」唐突に振り向くと、指を差す。
ナズ・テレミア:「なんだ」頭部がグラついており、着ぐるみだけがほぼ真後ろを向いている
GM:ナズ君の横合いを、レーザーが穿たれる。
ナズ・テレミア:「……!」
GM:海岸線から、巨大イカが姿を表している。先程よりも一回り大きい。
オドウェル・未来子:「親子だったのかな」
ナズ・テレミア:「……厄介だな」
オドウェル・未来子:「え、てか今イカがレーザー撃ったの……?」
オドウェル・未来子:「あ、大丈夫、大丈夫。私に任せてね。見ててよ」
オドウェル・未来子:「2度も生徒に助けられると教師生命があぶない」
ナズ・テレミア:「そうか、先生。ならば生徒として見学させてもらおう」
ナズ・テレミア:「俺は奇襲専門だ……あのサイズを正面から相手取るのは厳しい……」
オドウェル・未来子:指を鉄砲の形に構える。
オドウェル・未来子:「びゅーん」
GM:間の抜けた掛け声と同時。
GM:とてつもない熱量の光の線が、海を割くように炸裂した。
ナズ・テレミア:「うおお」
GM:巨大イカは上半分がすっかりと焼け落ち、そのまま崩れ落ちるかと思われたが、
GM:第二波。第三波と、次々と同出力の光線が撃ち込まれる。
GM:イカの姿は全く跡形もない。明らかなオーバーキル。
ナズ・テレミア:「すごい」ナズの言動は素直だ
オドウェル・未来子:「これが人間サマの力です。まだまだイカさんには負けませんとも!」
ナズ・テレミア:「凄まじい出力だ。戦闘部隊の正規エージェント級……さすが、先生だ」
GM:高出力の余波で、波止場の岸壁も所々がえぐれている。
GM:それは当然、そこに接岸していた高速艇も、完全に巻き込まれており。
オドウェル・未来子:「げ」
ナズ・テレミア:「……。だが、生徒会とアカデミア土木部の世話にはなりそうだな」
ナズ・テレミア:「なに、よくあることだ。後の“処理”は俺に任せていればいい」
オドウェル・未来子:「ううーっ!これ絶対怒られる……!」
オドウェル・未来子:「うう……でも2度も生徒の助けを借りるわけには……教師生命……」
ナズ・テレミア:「……気にすることはない」
オドウェル・未来子:「あ。いや、教師生命はこの件単体であぶない……?」
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:(成り行きで案内役になったものの)
オドウェル・未来子:「な、何でこういうときだけ黙るの!怖い怖い怖い!」
ナズ・テレミア:(あまり目を離すわけにはいかなさそうだな……先生のためにも)
ナズ・テレミア:「大したことじゃあない」
ナズ・テレミア:「先生をこれから“どうするか”、考えていただけだ……」
オドウェル・未来子:「だから怖いよ!?」

GM:シーンを終了します。ロイス取得および購入が可能です。
ナズ・テレミア:先生/オドウェル・未来子/好奇心/不安○/ロイス
ナズ・テレミア:購入はどうしようかな。
ナズ・テレミア:スペリオルミックスでも狙ってみるか。
ナズ・テレミア:4dx+2>=15
DoubleCross : (4R10+2[10]>=15) → 6[4,5,5,6]+2 → 8 → 失敗

ナズ・テレミア:ダメ!終了です。

【MiddlePhase/02】

GM:では次!八伏君の続きのシーンをやりましょう。
八伏 正輝:はーい!
GM:侵蝕ダイスをお願いします!
八伏 正輝:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49


GM:あなたは再び、エリュシオン寮の近郊へと呼び出されていた。
GM:だが、今回の依頼人は黒川ではない。彼女の後輩を名乗る女生徒。
八伏 正輝:まさか…果たし合い…!?
後輩:「すみません、エリュシオン介様に連絡しても全然つながらなくて……!」
後輩:「彼女を止めてください!私の親友なんです!」指を差す先に、仮面をつけた女生徒。
八伏 正輝:「せめて本名で呼んでやれ、本名で。…まあ、そういうことなら吝かじゃない。で、今回は一体…」
八伏 正輝:指差す先の女生徒をじっと見る。
仮面の少女:「私がエリュシオン介に成り代わるの!邪魔をしないで!」どこからか持ち出した槍を構えている、仮面の少女。
後輩:「ずっとあんな調子で……」
仮面の少女:「あの人では役不足なの!早く手続きをして!」
後輩:「無茶言わないでよ~!」
八伏 正輝:「前とはまた別ベクトルで厄介だな。…黒川に連絡が付かなかったのも、ある意味良かったかもしれないが」
八伏 正輝:「ああ、念のため聞いておくが。その要求が通らなかった場合、どうするつもりだ?」
八伏 正輝:軽く拳を握りながら、槍を構える少女に問いかける。
仮面の少女:「決まってるでしょ!その時は……えっと」
仮面の少女:「……もっと上に掛け合って直談判してやるんだから!」
八伏 正輝:「…普段の君はきっと良い子なのだろう、ということはよく分かった」
後輩:「あ、あれ」
後輩:「先輩……?」
八伏 正輝:「それはともかく、このまま騒ぎ続ければ風紀委員だのが出張って来かねない。そうなる前にー」
黒川エリュシオン介千尋:「……」
黒川エリュシオン介千尋:「もう、また、またなの……?」
八伏 正輝:大人しくしてくれると助かる、と言いかけて。姿を現した友人に視線が向く。
黒川エリュシオン介千尋:「……もう、本当、」
八伏 正輝:「穏便に済ませられないかと思っていたところだが…黒川?」
八伏 正輝:どこか様子がおかしいのを見て取って、声を潜める。
黒川エリュシオン介千尋:「……“黄金の仮面(ドラド)”」呟くと、黄金に輝く仮面を被る。
仮面の少女:「……!?」
八伏 正輝:「黄金の…仮面だと…?」
黒川エリュシオン介千尋:少女の仮面を掴む。仮面は黄金へと変じる。
少女:「うわっ……!」
GM:黄金へと変じた仮面はどろりと溶けて、地面に流れ出す。
八伏 正輝:「…!」
黒川エリュシオン介千尋:「いい加減にして。もう、知らない、何にも」吐き捨てるように呟くと、八伏君の姿を認める。
八伏 正輝:機械化した両足の浮遊機構を起動。ふわりと一跳びで、千尋と、先ほどまで仮面を付けていた少女の間に着地。
八伏 正輝:「…それは、見た目通りの代物と思っていいのか、黒川」
八伏 正輝:相対するのは、千尋に向けて。
黒川エリュシオン介千尋:「八伏。今まで世話かけたけど、もういいから……見た目?」
黒川エリュシオン介千尋:「ああ、今、私、どれだけダサい見た目をしてるんだろ? 名前並みかな?」
八伏 正輝:「茶化さないでくれ。…今の時期、そんな仮面を使っていれば、嫌でも悪い方向に想像する」
黒川エリュシオン介千尋:「茶化してない。八伏は詳しくて、色々知ってるのかもしれないけど、私はとにかく、こいつの願いを叶える触れ込みに乗っただけ」
八伏 正輝:「…そうか。そして、これからは全て自分で対処していく。そういうことだな?」
黒川エリュシオン介千尋:「いや」
黒川エリュシオン介千尋:「言ったでしょ。もう、知らない。知ったことじゃない」
黒川エリュシオン介千尋:「関わらなくていい。面倒事は全部、塀の外でやって。私の庭に入らないで」
八伏 正輝:「そうはいかない。お前が仮面に関わる限り、放っておくことはできない」
八伏 正輝:「…と言っても、お前の答えは同じなんだろう、きっと」
黒川エリュシオン介千尋:「そう。じゃあわざわざ答えなくてもいい?」
八伏 正輝:「ああ」
八伏 正輝:「俺がお前に返す言葉も、変わらない。だから、お互い様だ」
黒川エリュシオン介千尋:「じゃあ、こういうのでどう?来るの?」歩を進め、寮の敷地内に入る。
GM:エリュシオン寮は完全男子禁制だ。厳重なセキュリティが施されているという。
八伏 正輝:「…お前は俺を犯罪者にしたいのか」
黒川エリュシオン介千尋:「なりたくないなら、そのまま帰って。別に、したいと思ってるわけじゃない」
黒川エリュシオン介千尋:彼女はそう言うと、そのまま建物の中へと消えていった。
八伏 正輝:「…済まないが、他言無用で頼む。決して悪いようにはしない、と約束する」
八伏 正輝:自分に連絡をつけてきた後輩と、仮面をつけていた少女。ふたりに、静かな重い声で告げる。
後輩:「あ、えっと、はい………」
少女:無言で頷く。
八伏 正輝:「助かる。…さて」
八伏 正輝:頷き、寮に背を向けて歩き出す。
八伏 正輝:「生徒会…風紀委員…いや」
八伏 正輝:話を持ち込むべきところを考え、そして。
八伏 正輝:「…番長連、か」
八伏 正輝:表沙汰にする前に、まず頼るべき相手の顔を思い浮かべながら、ゆっくりと歩き去った。

GM:シーンを終了します。ロイス取得および購入が可能。
八伏 正輝:シナリオロイスは黒川エリュシオン介千尋に「■友情/不信感」で取得しています。
八伏 正輝:また、PC間ロイスはナズくんに「■信頼/猜疑心」で取得します。
八伏 正輝:購入はスペリオルミックスを狙う…!
八伏 正輝:1dx>=15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 2[2] → 2 → 失敗

八伏 正輝:アッハイ。
八伏 正輝:いじょうです。

【MiddlePhase/03】

GM:次のシーン。合流シーンとして、全員集合のシーンとなります。
GM:全員登場をお願いします。
八伏 正輝:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 4[4]+49 → 53

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:40->49)
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+8(1D10->8)した (侵蝕率:48->56)

GM:【合同教室】
GM:>学園都市では、生徒間の交流を図ることも目的にして時たま一年から三年までの生徒が合同で授業を行うことがある。
GM:『アカデミアの初恋』に書いてあった!
GM:そのようなとても便利な設定がある!学年が違えどシーンは同じ!そういうためのものである。
ナズ・テレミア:考えた人はえらい!
グレーゲル・ヴァレン:すごい!
八伏 正輝:な、懐かしい!
担当教師:「はい、みなさん注目!本日付で、本土から教育実習生がいらしてます」
担当教師:「では、オドウェルさん。ご挨拶をお願いします」
GM:教諭に促された少女が、壇上に立つ。
オドウェル・未来子:「はいはーい! ただいまご紹介に与りました、オドウェル・未来子です!」
グレーゲル・ヴァレン:プリントの下に数独を置いて片手間に解きながら壇上を見る。
オドウェル・未来子:「コードは“ディ・アイ”……あ、島だとあんまコードネームとか使わないんだっけ? いいよね……平和感がある!」
八伏 正輝:生真面目に自己紹介を聞いて頷きつつ、視線は教室をゆっくりと見まわしている。
オドウェル・未来子:「まだまだまだまだ若輩の身なので、みんなに教えるというよりは、みんなと一緒に楽しんで学んでけたらなーって感じです!」
オドウェル・未来子:「うん、そんなとこ!よろしくね!」にへらと笑う。
担当教師:「さっそくなんですけど、オドウェルさんにはこれから、模擬授業をやってみてもらおうと思います」
オドウェル・未来子:「えっ」
オドウェル・未来子:「聞いてないですけど!?」
担当教師:「失敗してもみんな笑って許してくれますから。気楽に、担当教科の授業をやってみてください」
グレーゲル・ヴァレン:(…こんな時期に教育実習か。大変だな……)
オドウェル・未来子:「担当教科の授業ね……はい!分かりました!やりますね!」
ナズ・テレミア:(大丈夫だろうか……)そわそわ
ナズ・テレミア:オドウェルの背後、廊下の窓に
ナズ・テレミア:不気味な着ぐるみが貼り付いて、教室を見守っているぞ。
八伏 正輝:「…ちなみに、先生の担当教科というのは」
八伏 正輝:嫌な予感がして、挙手し尋ねる。
オドウェル・未来子:「うん。レネゲイド戦闘実習……だけどね」
グレーゲル・ヴァレン:オドウェルの背後を二度見する。
ナズ・テレミア:ゴゴゴゴゴゴ
ナズ・テレミア:おわかりいただけただろうか……
グレーゲル・ヴァレン:目をこすり、もう一度見る。
オドウェル・未来子:「私は皆さんの能力とか、よく知りません」後ろには全く気づかない。
グレーゲル・ヴァレン:(いや、いやいやいやいやいや)
グレーゲル・ヴァレン:(怪しすぎるだろ!絶対これみんな気になってるけど空気気にして言えない奴だ!)
オドウェル・未来子:「なのでまずは、能力測定からやってみてほしいんですけど、一人ひとり測定するのは、いっぱい準備して大変です」
グレーゲル・ヴァレン:(というかアレ…仮面…の範疇なのか?どうなんだ?)
オドウェル・未来子:「みんな聞いてる……?上の空気味に見えるけど!」
ナズ・テレミア:(上手く授業を進行しているみたいだ……何よりだ)
八伏 正輝:「…ええ、続きをどうぞ」
八伏 正輝:見覚えのある着ぐるみは見えないフリをする、その程度の配慮は…する…!
グレーゲル・ヴァレン:「……問題ない。」
グレーゲル・ヴァレン:(先生の授業には)
オドウェル・未来子:「よかった。じゃあ続けるね。なので、私が皆さんの測定器になります」
オドウェル・未来子:「はい、まず、非戦闘員の人!挙手!」
グレーゲル・ヴァレン:少し考え、手は下げたままにする。
オドウェル・未来子:「非オーヴァードの人とか能力強度に自信ない人!今手あげた人はこっち!教室の右側にお集まりください!」
GM:結構な数の生徒が寄る。アカデミアはCランクが大半だ。
オドウェル・未来子:「あ、それから、治療能力者の人が居たら、スタンバイお願いね!すぐ出番来るからね!」
グレーゲル・ヴァレン:「……治療?」嫌な予感がする…
オドウェル・未来子:「んで残った人!あなたたちは、それなりに戦う力があるということなので」
八伏 正輝:「…欠席すべきだったかもしれないな」
八伏 正輝:廊下に潜む着ぐるみに、少しだけ恨めしげな視線を投げる。
オドウェル・未来子:「私と勝負しましょう。好きに攻撃してね」
ナズ・テレミア:バーン!!!
ナズ・テレミア:教室の扉が開け放たれる!
ナズ・テレミア:「そこまでだ」
グレーゲル・ヴァレン:「!?」
オドウェル・未来子:「えっ、あれ」
グレーゲル・ヴァレン:(入ってきたぞ、おい)
ナズ・テレミア:「コーッ……ゴハーッ……」
オドウェル・未来子:「遅刻?よくないよ、ナズ君」
ナズ・テレミア:不気味なウサギめいた着ぐるみを頭部に被った怪人だ。
八伏 正輝:「佇まいといい息遣いといい、完全に不審者だな…」
ナズ・テレミア:「済まない。入るタイミングを逸していた……」
GM:非戦闘員の集団はいろいろな危機に怯えきっている。
ナズ・テレミア:「……だが、先生。先生のレネゲイド出力で実戦形式の訓練を行なうのは」
ナズ・テレミア:「無謀だ」
オドウェル・未来子:「えっ」
オドウェル・未来子:「そ、そんなにみんな強いの……!?ウッソ……!」
オドウェル・未来子:「すっごい……!」
八伏 正輝:「…港の方で大規模な修繕工事が始まると聞いたが、あれはひょっとして」
ナズ・テレミア:「そうではない……先生の出力が強すぎるんだ」
オドウェル・未来子:「じゃあ私が本気で行くから、みんなは手加減して躱してみるってのは……」
八伏 正輝:そうかー原因この人かー、とでも言いたげな、少し驚きの混じった視線を向ける。
オドウェル・未来子:「あ……そっち……?」
ナズ・テレミア:「どうやら“話し合い”ではらちが明かないようだな」
オドウェル・未来子:「……あはは」
ナズ・テレミア:ガリガリと斧を引きずりながらオドウェルさんに接近する。危険だ
オドウェル・未来子:「えっ何?何何?」
グレーゲル・ヴァレン:「――!」とっさに教壇に向かって走り出す。
グレーゲル・ヴァレン:腰に下げた木刀に手をかけながら。
ナズ・テレミア:「ひとまずはご退場願おうか……」
ナズ・テレミア:「……」グレーゲルくんを見ます。
ナズ・テレミア:「なんだ、オマエは」
ナズ・テレミア:「俺のジャマをするのか……?」ギラリ
グレーゲル・ヴァレン:「そこまでだ、ウサギの怪人よ」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。天才として先生に手を出すマネは見過ごせん」
ナズ・テレミア:「……俺は番長連の案内役だ」
八伏 正輝:「…テレミア。ひとつ尋ねたいんだが」
ナズ・テレミア:「八伏」
八伏 正輝:空気がピリピリするのに耐えかねたように、着席のまま大きな声。
グレーゲル・ヴァレン:「なんだ。この奇っ怪なシロモノと知り合いか?」
グレーゲル・ヴァレン:内心、とても怖いので声をあげてくれたことに感謝しつつ
八伏 正輝:「”教室で暴れるのはよくない。それで先生が何か責任を負わされてはいけない”」
八伏 正輝:「”第一、先生やみんなが怪我をしてしまうかもしれない。だからやめてくれ”」
八伏 正輝:「…と言い換えて構わないか、さっきのテレミアの発言は」
ナズ・テレミア:「…………」
ナズ・テレミア:「そう言ったつもりだが」
八伏 正輝:「…だそうだ。何も心配することはない、と思う」
八伏 正輝:テレミアに向かって行ったヴァレンに、そして。
オドウェル・未来子:「わ、すごいすごい」拍手する。「翻訳家みたいだ」
八伏 正輝:「先生も、それで構いませんか。…俺も体は丈夫な方だが、あまり痛い目には遭いたくない」
八伏 正輝:オドウェルには、少し冗談めかした声色で。
GM:教室の各所からは安堵のため息と、「いやそれにしても限度があるだろ……」などの声が漏れ聞こえる。
グレーゲル・ヴァレン:「…だが、今こいつは先生に向かって斧を……」
オドウェル・未来子:「うん。ごめんね。私が遊びたすぎたかも」舌を出す。
グレーゲル・ヴァレン:言い募ろうとするが、教室の空気に肩を竦めて引き下がる。
ナズ・テレミア:「待て」グレーゲルの後ろ姿に声をかける。
グレーゲル・ヴァレン:「……何だ」
ナズ・テレミア:「オマエ、名前は」
グレーゲル・ヴァレン:「フ。この俺を知らんとは、幸せ者だな!だがいい、教えてやろう。」
グレーゲル・ヴァレン:「俺の名はグレーゲル・ヴァレン!よく憶えておくことだな…この天才の名を!」
ナズ・テレミア:「グレーゲル・ヴァレン――」
ナズ・テレミア:「その名前、覚えたぞ……」
グレーゲル・ヴァレン:「良し!」
ナズ・テレミア:ズチャッズチャッ
ナズ・テレミア:何事もなかったかのように、後ろのほうの席へと戻っていきます
グレーゲル・ヴァレン:(……天才として今の場面で名乗らないのはあり得ない)
グレーゲル・ヴァレン:(大丈夫、大丈夫だ……)
グレーゲル・ヴァレン:先生に一礼して席に戻る。
八伏 正輝:「…丸く収まったらしいな。しかし…」
オドウェル・未来子:「よし。気を取り直して、座学にしよっか……あああ」
八伏 正輝:「テレミアの物言いに動じない奴とは、珍しい」
オドウェル・未来子:「教科書忘れた!誰か貸して!」
八伏 正輝:教師らしからぬ声を聞きながら、視線はグレーゲルに向けた。
グレーゲル・ヴァレン:席に戻るなり教科書をひっつかみ、先生に持って行く。
グレーゲル・ヴァレン:「……俺のものを使え。先ほどの詫びだ。それに俺はすべて暗記している」
オドウェル・未来子:「わ!ありがとー!グレーゲルくんだっけ。助かる!」
オドウェル・未来子:「みんなが優しくていいクラスだ。いいところだね」目を細めて笑う。
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。先生も憶えておくといい。グレーゲル・ヴァレンの名を」
グレーゲル・ヴァレン:そう言うと今度こそ席に戻る。

GM:シーン終了。ロイス取得および購入が可能。
グレーゲル・ヴァレン:はい。まずはシナリオロイスを。
ナズ・テレミア:自称天才/グレーゲル・ヴァレン/感服○/疎外感/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:学園の敵/ディオゲネス・クラブ/執着/脅威:○/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:同級生/八伏正輝/信頼:○/隔意/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:謎の怪人/ナズ・テレミア/見ようによってはキュート/恐怖:○/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:ロイスは以上!
ナズ・テレミア:購入は、やはりスペリオルミックスで。
ナズ・テレミア:4dx+2>=15
DoubleCross : (4R10+2[10]>=15) → 9[5,6,8,9]+2 → 11 → 失敗

ナズ・テレミア:だめ!斧のおかげで財産点もないのだ。
グレーゲル・ヴァレン:購入しておきます。狙いはまずはスペリオルミックス。
グレーゲル・ヴァレン:《無形の影》だけ使います。
グレーゲル・ヴァレン:7dx>=15
DoubleCross : (7R10[10]>=15) → 10[1,2,3,3,9,9,10]+6[6] → 16 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:49->53)
グレーゲル・ヴァレン:先行投資!服用しておきます。
グレーゲル・ヴァレン:以上!
八伏 正輝:先に購入、スペリオルミックスを狙う…!
八伏 正輝:1dx>=15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 8[8] → 8 → 失敗

八伏 正輝:デスヨネー
八伏 正輝:PC間ロイス、シナリオロイスは前述のとおり。
八伏 正輝:グレーゲルくんへのロイスを「■興味/不安」で取得。
八伏 正輝:(以上で)

【MiddlePhase/04】

GM:次のシーン。シーンプレイヤーはナズさん。
GM:全員登場を推奨します。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:56->63)
八伏 正輝:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 8[8]+53 → 61

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:53->54)

GM:合同教室終了後。
GM:オドウェル・未来子は、なんとか授業を完遂し、初の研修を終えていた。
GM:その内容については、なんとか、の形容が似合うようにフラフラしたものではあったが。
GM:終了後は、研修の一環として、学園島の各地を見て回ることになっている。
GM:これには番長連が手を上げたとされており、案内役であるナズとともに、あとは有志の協力者を募る形のはずだったが、
ナズ・テレミア:(他の番長現れなかったんだな……)
GM:授業が終わった直後。何故か殆どの生徒はそそくさと退出してしまった。
GM:不思議な事もあるものである。
ナズ・テレミア:「不思議なものだな」
ナズ・テレミア:誰もいなくなった教室で佇んでいる
オドウェル・未来子:「不思議だねー」後片付けを終えた。
ナズ・テレミア:「だが、案内なら俺一人でも十分だ……むしろ”都合”がいい」
ナズ・テレミア:「二人きりだな……先生」
オドウェル・未来子:「あ、えっ、そ、そうだね……」
ナズ・テレミア:「どこに行きたい。望み通りの行き方を選ばせてやる」
オドウェル・未来子:「やだな、なんかちょっと照れるね……どうしよっかな」
ナズ・テレミア:「事前に調べて興味のある場所などはなかったか?」
オドウェル・未来子:「行きたいところはね―、色々あるんだけどね……どこがいいかな~」
八伏 正輝:「盛り上がっているところ悪いが、ちょっと邪魔をする」
オドウェル・未来子:パンフレットを取り出す。線を引きすぎて見づらい。
八伏 正輝:紙パックのジュースを3本持って、教室に戻ってくる大男。
オドウェル・未来子:「ん」顔を上げる。
ナズ・テレミア:「何だ、八伏」
ナズ・テレミア:「邪魔が入ったな……“処理”してくる」八伏くんの方に向かいます
ナズ・テレミア:マスコットは貼り付いたような笑顔を浮かべており、中の表情はまったく不明だ
八伏 正輝:「まずはお疲れ様、だ。もし良ければ、案内に加わろうかとな。それと…」
ナズ・テレミア:「何だ?」
八伏 正輝:「テレミア。番長連の一員であるお前に、道すがら相談したいこともある」
ナズ・テレミア:「いいだろう。何でも言ってくれ」
八伏 正輝:ジュース3本のうち2本を、少し迷う素振りを見せてから、テレミアに渡しながら。
ナズ・テレミア:(……知らない仲でもないしな。“スティール・オウガ”)
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:グイッ
ナズ・テレミア:ストローを缶に挿して、着ぐるみの中に突っ込んで飲み始める。
ナズ・テレミア:「ゴフー……フーッ……用件を聞こう……」
オドウェル・未来子:「飲むの大変そう」
ナズ・テレミア:「先生も飲むといい……ゴフーッ……」
八伏 正輝:「……。近頃の“仮面”の連中について少し、な。ああ、それと」
ナズ・テレミア:残った1本を渡します。
八伏 正輝:ジュースの飲み方に唖然として、咳払いひとつを挟んでから。
八伏 正輝:「さっき、お前に向かって行った奴がいただろう。彼にも声をかけておいた。面白い奴だと思ったもので、な」
ナズ・テレミア:「グレーゲル・ヴァレン」
オドウェル・未来子:開けようとした手が止まる。「教科書貸してくれた子だ!」
ナズ・テレミア:「なるほど……“色々と”役に立ちそうだ」本当にそう思っている
グレーゲル・ヴァレン:その辺りで、教室の後ろから入って来る。
八伏 正輝:「ヴァレン?…そうか、どこかで見た顔だと思ってはいたが」
八伏 正輝:ゆっくり、教室の後ろに振り向きながら。
ナズ・テレミア:「そうだ……俺も、すぐ気づくべきだったな」
ナズ・テレミア:グレーゲルの方に顔?を向ける。
八伏 正輝:「知能系Rファイトのいくつかで、かつてチャンピオンだったと記憶している。…会えて光栄だ、ヴァレン」
グレーゲル・ヴァレン:「……フ。そう。俺こそが」マントをたなびかせながら3者の元に歩み寄る。
八伏 正輝:ジュースの残り1本を、グレーゲルに投げ渡す。
オドウェル・未来子:「Rファイト!噂のやつだ!」
ナズ・テレミア:「学園王者、グレーゲル・ヴァレン。学園の“天才”の一人」
グレーゲル・ヴァレン:「真なる天才にして学園王者、その人だ」ジュースをキャッチしながら。
ナズ・テレミア:「俺の仕事などに時間を割いていいのか」
グレーゲル・ヴァレン:「フン、何、」
グレーゲル・ヴァレン:「これもまた天才の義務だ」
グレーゲル・ヴァレン:ジュースを一口飲んで、喉を潤す。
ナズ・テレミア:「ありがたいな……ク、クククククク……」
ナズ・テレミア:「なら、案内させてもらおうか……三人……まとめてな……」
八伏 正輝:「…とまあ、中々に濃い面子になったが、この学園らしいといえばらしいと思う」
グレーゲル・ヴァレン:「近頃は何かと物騒でもある。新たに学園に足を踏み入れた者を導くのに手が多くて悪いことはない」
八伏 正輝:「…ああ、遅くなったが。俺は八伏。八伏、正輝という。よろしく頼む」
オドウェル・未来子:「いいねいいね!個性爆発って感じ。アカデミアでなきゃ摂れないよこういうの」
八伏 正輝:グレーゲルとオドウェルに、改めて自己紹介。
グレーゲル・ヴァレン:「八伏か。記憶した」
ナズ・テレミア:「頼りになる男だ。実績もある」
オドウェル・未来子:「うん。正輝くんにグレーゲルくん!覚えたよ!」
グレーゲル・ヴァレン:「そしてそちらのウサギはテレミアと呼ばれていたな」
ナズ・テレミア:「ナズ・テレミア。“SCD”。連続殺人番長。好きに呼べばいい」
オドウェル・未来子:「連続殺人番長」
オドウェル・未来子:「連続殺人番長……?」
グレーゲル・ヴァレン:「連続殺人番長、か」改めてその風貌を見て
グレーゲル・ヴァレン:「成る程。」
オドウェル・未来子:「成る程がれるものなんだ」
ナズ・テレミア:所々が破損したウサギのマスコット頭部を被り、片手には赤錆の浮いた消防斧を下げている巨漢だ
グレーゲル・ヴァレン:「真夜中の番長が必死になるわけだ……」そんなことを小さく呟く。
八伏 正輝:「まあ、番長連だからな…。言動と見た目はこれだが、頼れる奴だ。…俺は、そう思っている」
ナズ・テレミア:「番長名ばかりは、俺が決めることではないからな」
八伏 正輝:「何より、物言いが真っすぐだ。誤解を招く表現なのは確かだが、気持ちのいい男だよ」
オドウェル・未来子:「物は言いよう……?」
グレーゲル・ヴァレン:「……了解した。今後はそこも考慮に入れて行動することにしよう」
グレーゲル・ヴァレン:「先ほどの非礼を詫びる。この天才が力になれることならばなんでも言うといい、テレミア」
ナズ・テレミア:「……非礼だと?」
ナズ・テレミア:「気付かなかったな……だが俺と同行するからには、オマエには存分に“役立って”もらうつもりでいる」
ナズ・テレミア:「天才の脳……“使い道”が多そうだからな……ククク……クク……」
グレーゲル・ヴァレン:「………」
グレーゲル・ヴァレン:(い、言い方こわっ……)
ナズ・テレミア:「……それはともかく、八伏」
グレーゲル・ヴァレン:怯んだ内心は見せないようにして腕を組み不敵に笑っている。
ナズ・テレミア:「話があるんじゃないのか? “仮面”について……と聞けば、見過ごすわけにはいかないが」
ナズ・テレミア:「それとも“人目を憚る依頼”か?」
グレーゲル・ヴァレン:「……仮面」片眉を上げる。
八伏 正輝:「個人的には、あまり大事にしたくない。だから、番長連の一員であるテレミアに相談しようと思った。…だが、そうだな」
八伏 正輝:「決して明るくないことも、学園の一面であることに変わりはない。先生にはあまり面白くない話だろうが…」
オドウェル・未来子:「ううん。そういうのがあるのは知ってる」
八伏 正輝:というわけで、OPとミドルの出来事をかいつまんで説明しましょう。「友人である黒川エリュシオン介千尋が、黄金の仮面を得て寮に引きこもった」ということになりましょうか。
ナズ・テレミア:「話が早いな……“手間”が省けたじゃあないか」
八伏 正輝:「…今のところ、他人を積極的にどうしようという意志があるかは分からない。だが、友人が仮面の力に手を出したとあらば、放ってはおけない」
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:考え込む。
グレーゲル・ヴァレン:「……やれやれ。本当にどこにでもばら撒いているようだな、奴らは」
ナズ・テレミア:「いいや……“仮面”を被った者が人畜無害のままでいられるはずがない」
ナズ・テレミア:「人を害さないジャームが存在しないようにだ」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。大和猛流もそうだった」
ナズ・テレミア:「黒川エリュシオン介千尋――速やかに“壊す”必要がありそうだ」
オドウェル・未来子:「いい名前かなあそれ」
グレーゲル・ヴァレン:「…一応こちらも話しておこう。八伏。テレミア」
グレーゲル・ヴァレン:オープニングの出来事をこちらも共有しましょう。
ナズ・テレミア:「……? 妙だ。どう思う、八伏」
グレーゲル・ヴァレン:カジュアルな仮面装着と、仮面の少年少女に出会ったこと。彼らの警句。
八伏 正輝:「俺はテレミアやヴァレンほど頭が回るわけじゃない。だが…何かが噛み合わない感じはする」
ナズ・テレミア:「“仮面”の事件全てに当てはまることではないが、同時多発的すぎるように思える」
ナズ・テレミア:「そもそも、黒川エリュシオン介千尋のストレスの原因も、“仮面”の案件が連続したためじゃないのか?」
グレーゲル・ヴァレン:「黒川に仮面を与えたものと、量産的に仮面をばら撒いているものは別である可能性がある……」
ナズ・テレミア:「……なるほど。それは思いつかなかった」
八伏 正輝:「ありそうな話ではある。…しかし、確信がない。なら、やるべきことはひとつだ」
ナズ・テレミア:「ああ……俺も“現場の仕事”の方が向いている……」
グレーゲル・ヴァレン:「あくまで可能性だ。ディオゲネスも別の何者かの関与を示唆していたが、真実とは限らん」
グレーゲル・ヴァレン:「そうだな。パズルを解くには、糸口が必要だ。多ければ多いほど容易になる」
八伏 正輝:「では、調査…ではなく、案内だったな、第一は」
ナズ・テレミア:「視点は、多面的であるほどいいということか」
GM:このシーンでは情報収集が可能です。
■情報収集項目
・オドウェル・未来子 〈情報:UGN〉7
・アカデミア流星群 〈情報:アカデミア〉5
・黒川エリュシオン介千尋 〈情報:アカデミア、噂話〉6
・仮面の流通〈情報:アカデミア、裏社会〉6
グレーゲル・ヴァレン:ふーむ
ナズ・テレミア:情報ダイスはそれなりにあるので、未来子を調べましょうか
グレーゲル・ヴァレン:お願いします
ナズ・テレミア:支援も……多分必要がないはず
ナズ・テレミア:5dx+2>=7
DoubleCross : (5R10+2[10]>=7) → 9[3,4,7,8,9]+2 → 11 → 成功

ナズ・テレミア:アヤッタネ!
グレーゲル・ヴァレン:では、仮面の流通行っておきましょうか
八伏 正輝:自分、情報は素振り(侵蝕ボーナス込みで現在2つ)なので、流星群を行こうかと。
グレーゲル・ヴァレン:事故が怖いので《無形の影》噛ませます。
グレーゲル・ヴァレン:と言うわけで精神で判定。
八伏 正輝:では社会素振りで!
八伏 正輝:2dx+1>=5
DoubleCross : (2R10+1[10]>=5) → 7[2,7]+1 → 8 → 成功

八伏 正輝:成功。
グレーゲル・ヴァレン:7dx>=6
DoubleCross : (7R10[10]>=6) → 10[1,4,4,6,9,10,10]+8[3,8] → 18 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:54->58)
グレーゲル・ヴァレン:これが天才だ
ナズ・テレミア:すごーい!
ナズ・テレミア:ヴァレンちゃんはかしこいんだよ!
グレーゲル・ヴァレン:(とくいげ)
GM:OK!公開していきます。
・オドウェル・未来子
“ディ・アイ”オドウェル・未来子(みらいこ)。
UGN本土から派遣された教育実習生。繁忙時の教育実習生の受け入れは、いささか唐突ではあった。
UGNではチルドレン教官の候補生であるという。
エンジェルハィロゥシンドロームを発症、強力な光撃能力者であると目されており、
来島時には海の怪物を超火力で焼失させる姿が確認されている。
教師としての適性は未知数だが、どちらかというと生徒と一緒になって楽しむタイプ。
・アカデミア流星群
近々学園島で観測できるとされている流星群。
緯度経度の関係で、最も綺麗に見られる学園島以外では知名度が低い。
学園島の詳細位置が公表されていないためでもある。
生徒たちは浮足立ち、祭の前の様相を見せている。小さな諍いなどが各所で起きているらしい。
・仮面の流通
多くの仮面の跋扈が確認されている。小さな案件にも頻発しており、仮面の流布量が明らかにいつもより多いようだ。
流星群の到来に乗じて、大規模な実験をしている可能性がある。
各所で同時多発的に仮面の事件が起きる可能性も高く、生徒会・風紀委員ともに警戒を強めている。
対処を考えるなら、各地を巡って回る必要があり、教育実習生の案内という名目は都合がよいだろう。
GM:情報はこんなとこ!
GM:現状追加の情報項目はありません。
グレーゲル・ヴァレン:ふむふむ
ナズ・テレミア:とりあえず、オドちゃんの希望通りのスポットを巡りつつ情報を集めたことにしていいでしょうか
八伏 正輝:現状、あとはエリュシオン介か…
GM:あ、いえ、スポット巡りは
GM:次以降のシーンですね。
ナズ・テレミア:じゃあこのシーンはこれで終了?
GM:そうですね。このシーン自体はこのあたりで。
グレーゲル・ヴァレン:はーい
ナズ・テレミア:はーい
八伏 正輝:了解でーす

GM:ロイス・購入あればどうぞ。
グレーゲル・ヴァレン:ロイスは保留。購入は…
ナズ・テレミア:ロイスはなし。購入はスペリオルミックス。あまり意味なさそうだけど……
八伏 正輝:スペリオルミックスを…狙う…!
ナズ・テレミア:5dx+2>=15
DoubleCross : (5R10+2[10]>=15) → 8[5,6,7,7,8]+2 → 10 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:両手剣!
八伏 正輝:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 4[3,4] → 4 → 失敗

ナズ・テレミア:ムリ!
八伏 正輝:駄目でしたね。ロイスはこちらも保留で。
グレーゲル・ヴァレン:いや、応急手当てにします。
グレーゲル・ヴァレン:ダイスが増えてからでも良い
グレーゲル・ヴァレン:1dx+1>=8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:yossya
グレーゲル・ヴァレン:以上です。

【MiddlePhase/05】

GM:次のシーン。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

ナズ・テレミア:な、何を振った……?
グレーゲル・ヴァレン:スポット…?
GM:どこに行くかダイスです!
八伏 正輝:謎チャート…!
ナズ・テレミア:よかった
ナズ・テレミア:誰が死ぬかダイスじゃなくて
GM:8人目が死ぬ……
GM:ということで、1つ目のスポットを巡るシーンになりますね。
GM:暫定的にグレーゲルくんをシーンプレイヤーとしましょう。他PCの登場は自由です。
グレーゲル・ヴァレン:はーい
ナズ・テレミア:結構侵蝕が辛いから状況を見て出ようかな
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+0(1d10-1->1-1)した(侵蝕率:58->58)
ナズ・テレミア:必要になったらどこからでも出る!
グレーゲル・ヴァレン:+1して59
八伏 正輝:では出ておこう…!
八伏 正輝:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 5[5]+61 → 66


GM:【学園島 レース部保有ピット】
オドウェル・未来子:「学園島がアトラクションじゃないとは分かってるんだけどさ」パンフレットを片手に持つ。
オドウェル・未来子:「やっぱこういう色んなとこにいろいろなものがあるとこって、まずぐるっと全体回りたい気持ちがあるんだよね」
GM:流星群の中をドライブしたい需要の高まりに備え、レース部では様々なマシンが用意されている。
GM:試乗も可能だ。どんな無茶な乗り物でもある。
グレーゲル・ヴァレン:「俺はあまりこの辺りには足を運ばないが」
グレーゲル・ヴァレン:「…今こんなことをやっているのか……いいのか?あれとか本当に走るのか?」
グレーゲル・ヴァレン:《構造看破》でマシンを眺めながら眉根を寄せている。
八伏 正輝:「そういえば、以前は島全体を使ったレースもやっていたな、確か」
八伏 正輝:「…車両よりも徒歩だの飛行だので参加した選手の方が多かった、らしいが」
オドウェル・未来子:「あはは。オーヴァードアカデミアらしい」
オドウェル・未来子:「なんか適当なの引っ掴んでさ。ばあーっと行きたいんだよね」
オドウェル・未来子:「オススメある?」
グレーゲル・ヴァレン:「む、走るのか先生」
オドウェル・未来子:「うん。折角だもの」
GM:このシーンでは、判定が可能です。
グレーゲル・ヴァレン:判定!
八伏 正輝:ほう!
GM:任意の〈運転:〉か〈知識:機械工学〉で判定。難易度9に成功すると、シーンの成功となります。
グレーゲル・ヴァレン:〈知識:機械工学〉!!
GM:具体的には、シーン中でハプニングが起きた際に成功できる扱いになります。
八伏 正輝:MA・KA・SE・TA!
グレーゲル・ヴァレン:技能がある!
GM:また、自身のメイン判定を放棄することで、〈情報:アカデミア〉による判定が可能です。
GM:同じく難易度は9。これに成功した場合、メイン判定者一人の達成値に+3できます。
GM:FS判定における支援判定のイメージですね。
グレーゲル・ヴァレン:ははー
GM:ということで、判定を相談しながら決めていただければと!
グレーゲル・ヴァレン:はーい!
グレーゲル・ヴァレン:八伏くん支援判定しますか?
八伏 正輝:ですね、支援自体も成功するか怪しいですが、自分は支援に回ろうかと思います。
八伏 正輝:というわけで、情報:アカデミアで支援だ!
八伏 正輝:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 10[6,10]+10[10]+7[7]+1 → 28 → 成功

八伏 正輝:なんかすっごい回った。
グレーゲル・ヴァレン:?!
グレーゲル・ヴァレン:なんだこれ…
グレーゲル・ヴァレン:で、では〈知識:機械工学〉で振ろうと思います。技能で+1、CランクIIで+1、支援で+3。
グレーゲル・ヴァレン:7dx+5>=9
DoubleCross : (7R10+5[10]>=9) → 9[1,2,5,6,8,8,9]+5 → 14 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:うむ…うむ。
GM:OK!それでは成功ですね。
GM:グレーゲルくんは観察を進めると分かるのですが、ここに置かれているマシンは
GM:8割が走行中に分解の危機を孕んでいます。メンテの手が回ってない状態ですね。
グレーゲル・ヴァレン:こわい!
GM:しかしわかっていれば残りの2割を選び取ることが出来る。危機を未然に回避できます。
八伏 正輝:は ち わ り
グレーゲル・ヴァレン:じゃあ、八伏くんにも頼んで、機体の情報を集めてきてもらった感じでどうでしょう
ナズ・テレミア:めちゃくちゃじゃないか
グレーゲル・ヴァレン:これがアカデミア…
八伏 正輝:情報収集(物理)ならまかせろー。
グレーゲル・ヴァレン:「……よし。大体わかった。」ノートの切れ端にメモを書き連ねる。
オドウェル・未来子:「何何?どれがよさそう?」
グレーゲル・ヴァレン:「先生、乗るならばこれらの機体のどれかにしろ。その他は危険だ」
オドウェル・未来子:「危険?」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。走行中に分解する可能性がある。このリストのものならば安全だ」
オドウェル・未来子:「ええっ」
オドウェル・未来子:「そう言われると逆に気になってくる……走行中に分解する経験もなかなかできないよね……?」
オドウェル・未来子:「いや、でも周りも危ないしまた怒られるし。我慢しよっかな」
グレーゲル・ヴァレン:「構造に無理があるもの、メンテナンスの行き届いていないもの……って正気か!」
八伏 正輝:「…まあ、万が一何かあってもテレミアがフォローしてくれるとは思うが」
グレーゲル・ヴァレン:「……良かった。」
オドウェル・未来子:「上陸時のやつすっごい怒られた」
八伏 正輝:「斧を構えた着ぐるみが突然助手席に現れる、などという体験をしたいなら、止めはしない」
オドウェル・未来子:「それはそれでとっても見たい気持ちがあるけど。大人しく安全なのに乗ります」
グレーゲル・ヴァレン:「是非そうしてくれ」
オドウェル・未来子:普通の軽自動車に見えるマシンを選んで乗る。
オドウェル・未来子:「2人はどうする?後ろ乗る?それとも自分で別の運転する?」
GM:別に乗ってもよいし待機していてもよいです!
グレーゲル・ヴァレン:「運転か……」
グレーゲル・ヴァレン:「……いや。俺はコースの側で見守らせてもらおう」
八伏 正輝:「この図体で車は少し無理があるな、俺は。…いっそ脚を改造してしまった方が早いかもしれない」
グレーゲル・ヴァレン:「無論、運転など造作もないことだがな!」
オドウェル・未来子:「分かった~じゃあ見ててね」アクセルを踏むと、
オドウェル・未来子:軽自動車の各所からスラスターが飛び出し、爆発的に燃焼。
オドウェル・未来子:ありえない加速で、空中にぶっ飛ぶように突っ込んでいく。
オドウェル・未来子:「えっ何これ!聞いてない!」
GM:確かに8割のマシンは途中で空中分解する危険があるが、
グレーゲル・ヴァレン:「………えっ」
GM:のこりの2割は分解はしないだけで別に安全ではない!
オドウェル・未来子:「これ普通免許で運転していいの!?あっ私有地だから別にいいのか……」叫び声が遠くなる。
八伏 正輝:「…どんな免許でも運転してはいけない類じゃないか、あれは」
グレーゲル・ヴァレン:「…確かに駆動するのに必要ないもの、何に使うのかわからないギミックも見て取れたが!そこまでわかるか!!」
グレーゲル・ヴァレン:「おのれレース部……この天才に辛酸を舐めさせたこと、必ずや後悔させてやる…」
GM:爆速で妙な軌道を描いて暴れまわったマシンは、元の位置に加速したまま突っ込んできた。
GM:オドウェル・未来子は中から這い出すように降りてくる。
オドウェル・未来子:「いや~……これ」
オドウェル・未来子:「すごいね!」
グレーゲル・ヴァレン:「大丈夫なのか、先生」
オドウェル・未来子:「うん。めちゃめちゃびっくりしたけど……島に来てから2番めにびっくりした」
オドウェル・未来子:「でもスリルあってすっごい楽しかった!こんなの本土じゃ乗れないしね!」
グレーゲル・ヴァレン:「2番目………ああ」少し考えて、着ぐるみが頭に浮かぶ。
オドウェル・未来子:「景色もすっごい良かったよ~!ちょっと速すぎて見づらかったけど!」
八伏 正輝:「あれをびっくり、で済ませて良いのかどうか…だがこれも、アカデミアが「なんでもあり」が故と言うべきか」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか……そうか……ならば、何よりだ……」
オドウェル・未来子:「いやさ、ここまで何でもありだとは思ってなくて。すっごい楽しいよね、ここ!」
グレーゲル・ヴァレン:「まあ年中祭りをしているようなものだからな、ここは」
グレーゲル・ヴァレン:「目一杯楽しむと良い」
八伏 正輝:「まあ、ここまで騒がしいのも、流星群にかこつけて…かもしれないが」
八伏 正輝:そこまで言って、ふと、思い出したかのように…というか実際思い出したのだけれども。
グレーゲル・ヴァレン:「今のように予測を超えた出来事が平気で起こるからな。俺のような天才でも飽きる事がない」
オドウェル・未来子:「うん。色々楽しめそう……!」
八伏 正輝:「…黒川と心中しようとした子も、それらしいことを言っていたな。流星群で世界が滅ぶだのと」
グレーゲル・ヴァレン:「…その手の風説はいつの時代だろうと流れるな」
グレーゲル・ヴァレン:「違う証拠をどれだけ並べ立てようと、そうと信じた者にとってはそれら全ては嘘になる……」
グレーゲル・ヴァレン:「実際何が起こるかなどその時までわからんからな。完全に否定することもできん」
八伏 正輝:「今更タイヤチューブを買い求めるご時世でもないだろう。…ともあれ、ヴァレンの言う通り」
八伏 正輝:「楽しめる時には、楽しむ。俺がこの島で学んだ、一番大きなことは、それだ」
グレーゲル・ヴァレン:「そう言うことだ。『今』だけはいつでも確かなものだからな」
オドウェル・未来子:「いいこと言うね。ああ、そう思う人たちがいるってことは」
オドウェル・未来子:「ほんとうにいいところなんだろうね、この学園島は」
グレーゲル・ヴァレン:「……重畳だ」
グレーゲル・ヴァレン:そう言って、軽く笑う。

GM:シーン終了。購入ロイスとかあればどうぞ。
グレーゲル・ヴァレン:先生にロイスをとります。
グレーゲル・ヴァレン:先生/オドウェル・未来子/庇護:○/不安/ロイス
グレーゲル・ヴァレン:守りたい、この笑顔
グレーゲル・ヴァレン:そして素振りで両手剣チャレンジします。
グレーゲル・ヴァレン:1dx+1>=13
DoubleCross : (1R10+1[10]>=13) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:以上です。
八伏 正輝:ではこちらでも狙ってみましょう、両手剣。
八伏 正輝:2dx>=2
DoubleCross : (2R10[10]>=2) → 4[1,4] → 4 → 成功

八伏 正輝:途中送信してしまいました。そして失敗!
八伏 正輝:ロイスは保留で。以上です。

【MiddlePhase/06】

GM:次のシーン。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

GM:再び案内を続けるシーンとなります。
GM:ナズ君をシーンプレイヤーとしましょう。登場は自由です。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+5(1D10->5)した (侵蝕率:63->68)
グレーゲル・ヴァレン:出ます。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:59->66)
ナズ・テレミア:そろそろスペリオルミックス購入が割に合わなくなってきたぞ
八伏 正輝:出ておきましょう。リサーチも残ってますし。
八伏 正輝:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 10[10]+66 → 76

八伏 正輝:ヌゥーッ

GM:【カフェレストラン『四季シーズン』】
GM:アカデミアの中でもそれなりに歴史あるお店で、学生時代から通っているという先生もいるくらいだ。
GM:シーズンのイベントにも敏感で、子どもから大人まで楽しめる様々な催しを開いている。
GM:現在は流星群にかこつけたメニュー展開をしているようだ。
オドウェル・未来子:「やっぱりね、ご飯が美味しいかどうかって、とっても大事なことだと思うの」
グレーゲル・ヴァレン:「うむ。実に慧眼だ」
ナズ・テレミア:「……」
オドウェル・未来子:「ここは雰囲気あっていいね~何頼もっかな」
オドウェル・未来子:「あ、先生の奢り!好きなの頼んでね」
ナズ・テレミア:「……。オレンジジュース」
ナズ・テレミア:「ストローはつけてくれ」マスコットの虚ろな目が店員さんを見る……
グレーゲル・ヴァレン:「ではこの流星群ハンバーグを」
GM:店員は軽く悲鳴を上げながら、注文を受けている。
八伏 正輝:「俺は…ああ、コーヒーを。ホットで」
八伏 正輝:いつもは自分も似たような反応をされることが多いので、割と同情のこもった目でナズくんを見ながら。
オドウェル・未来子:「あっプリンいいなー!このバケツプリン群!」
GM:星型に抜いたプリンが巨大な器に並々盛られた特別仕様だ。独りで食べるようなものではない。
ナズ・テレミア:「“群”がつくのか?」
ナズ・テレミア:「ただでさえバケツプリンなのに?」
八伏 正輝:「最初はただのバケツプリンだったが、楽勝で完食した生徒が出たので店もムキになって増やして…の繰り返しだという噂だが」
グレーゲル・ヴァレン:「よく胸焼けしないものだな」
ナズ・テレミア:「完食させてやればいいだろう……別に……」
ナズ・テレミア:「先生……バケツプリン群は無謀だ」
オドウェル・未来子:「私カロリーめっちゃ使うんだよね。今日はやりすぎちゃったし」
ナズ・テレミア:「やめておいたほうがいい。死にたくなければな……」
オドウェル・未来子:「えっ無謀?えっと、こないだ無謀って言われたときのことを考えると」
オドウェル・未来子:「私の食欲が強すぎる……?他に頼んどいたほうがいいかな」
グレーゲル・ヴァレン:「今の文脈からすると逆だろう、先生」
グレーゲル・ヴァレン:「適切なタイミングで残せるのであれば構わんが」
オドウェル・未来子:「大丈夫、大丈夫!プリンなんてそんなにお腹膨れない……」
グレーゲル・ヴァレン:「しかし……勿体無い…残されるのが前提のメニューなど……」
GM:ドン、と机の上に器が置かれる。
GM:巨大な器だが、一般的な大盛りメニューの範疇内だろう。
GM:コーヒーとオレンジジュースも運ばれてくる。
ナズ・テレミア:「……」唖然としている。
ナズ・テレミア:着ぐるみ越しには分からないが。
オドウェル・未来子:「ほらほら、美味しそう!こんくらいなら全然平気平気!」
GM:ドン、と机の上に2つ目の器が置かれる。
オドウェル・未来子:「あれ」
八伏 正輝:「…これも因果応報か」
グレーゲル・ヴァレン:「…群……」
GM:机の上に3つ目の器が置かれる。
オドウェル・未来子:「……」
GM:4つ目。
オドウェル・未来子:「あの」
GM:5つ目とハンバーグが置かれ、伝票が置かれる。
オドウェル・未来子:「あの、みんな」
オドウェル・未来子:「手伝って……?」
GM:このシーンでは判定が可能です。
グレーゲル・ヴァレン:「こうなることを予見していればハンバーグなど頼まなかったものを…!」
GM:【肉体】か〈意志〉で判定。難易度9に成功すると、シーンの成功となります。
八伏 正輝:「予見したわけじゃないが、飲み物だけにしておいて正解だったらしい。…ヴァレンは、まあ、何だ。…頑張れ」
八伏 正輝:ハンバーグに生暖かい視線を向ける。
ナズ・テレミア:「すみませんタピオカ用のストローもらえますか」
GM:先程と同様、〈情報:アカデミア〉による支援判定で、誰かの達成値を+3することも可能。
ナズ・テレミア:肉体も意思も薄弱だから私は支援に回ろうかな
グレーゲル・ヴァレン:ははは、精神技能ならばやれる
八伏 正輝:肉体は9ある…!
ナズ・テレミア:支援は先出しですかね
GM:そうですね、FS判定と同じ感じです
GM:独り指定して判定をば。
ナズ・テレミア:じゃあ八伏くんを支援しようかな
ナズ・テレミア:〈情報:アカデミア〉で振ります
八伏 正輝:助かります。
ナズ・テレミア:5dx+2
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 9[1,4,4,5,9]+2 → 11

ナズ・テレミア:9は余裕でクリア。頑張って!
八伏 正輝:ありがてえ!これで6出せばクリアに。
グレーゲル・ヴァレン:GOGO!
八伏 正輝:グレーゲルくんにはもし駄目だった時のフォローをお願いできれば。では参ります。
グレーゲル・ヴァレン:はーい
八伏 正輝:10dx+3>=9
DoubleCross : (10R10+3[10]>=9) → 10[2,3,3,4,5,5,6,10,10,10]+7[5,6,7]+3 → 20 → 成功

GM:底なしかよ
ナズ・テレミア:あたしのスーパーマン……
八伏 正輝:ヒュゴォッ
グレーゲル・ヴァレン:すげえ
八伏 正輝:「…とりあえず、それぞれのペースで食べていくしかないな、これは」
オドウェル・未来子:「バケツプリン群は巨大なカロリーだけど、少しずつ切り崩せば、必ず……!」少しづつ手を付け始める。
オドウェル・未来子:「あっすごい濃厚……おいしっ……」
八伏 正輝:食べるペースは決して早くはないが、とにかく一口が大きい。そしてカロリーを気にする様子は全くない。
グレーゲル・ヴァレン:「すまん。先にハンバーグを片付けさせてもらう」
ナズ・テレミア:「ジュルジュルジュル……ゴフッゲホォッ」
グレーゲル・ヴァレン:「だが、必ず追いついてみせる。首を洗って待っていろよ、プリンども…!」
オドウェル・未来子:「卵って島で育ててるのかなこれ。とろけるよ、すごいよ~」
グレーゲル・ヴァレン:そう言いながらもしっかり味わいながらハンバーグを食べている。
グレーゲル・ヴァレン:「……美味しい……」
GM:周囲からは集団の奇行がドン引きされている。
八伏 正輝:「そうか、美味しいか。それは何よりだ。…惜しいと思うことはないが、少し残念だ」
ナズ・テレミア:「ハーッ、ハーッ……ゲホッ、ゲホッ」
オドウェル・未来子:「残念?何が?」もう一つを平らげかけている。
八伏 正輝:口の端についたカラメルを舐め取る舌は、動きを模するための人工物。当然、味など感じ様がない。
八伏 正輝:「俺は、こういう体だからな。カロリーを取ったからといって、機械の調子が良くなったりもしない」
グレーゲル・ヴァレン:「このレストランの料理人は良い腕をしているな。うむ」上品にハンバーグを食べ終える。
オドウェル・未来子:「えーっなんか申し訳ないな……!あ、でもさ、味とかもだけど、それだけじゃなくて」2杯めに手を付け始める。
八伏 正輝:「…ああ、いや。湿っぽくするつもりはなかった、済まない。…そうだ、食事は味だけを楽しむものじゃない」
オドウェル・未来子:「こうやって、みんなでご飯を食べて、楽しかったなーってので、お腹を膨らましてくれると先生冥利に尽きるかな」
グレーゲル・ヴァレン:「よし、待たせたなプリンよ!……………うわっ濃厚っ」
八伏 正輝:「…ああ。こういう明るい食卓が、俺は好きだ」
ナズ・テレミア:「全くその通りだ……ハァ、ハァ」着ぐるみの首元にナプキンを突っ込んで、中を拭っている。
オドウェル・未来子:「んー飽きないなこれ」
ナズ・テレミア:「いずれ……先生……」
ナズ・テレミア:「この“お礼”はたっぷりとしてやるからな……」
八伏 正輝:むせて苦しむナズ、プリンに勇ましく挑むグレーゲル、そして何より。楽しそうなオドウェルの様子を見て、自分も頬が緩む。
オドウェル・未来子:「ご、ごめんね!食べづらかったよね!?」
グレーゲル・ヴァレン:味わいながらなんだかんだ結構幸せそうに食べている。
ナズ・テレミア:「……次……」
グレーゲル・ヴァレン:「……テレミア、無理することはないぞ。意外と……うむ。行けそうだからな」ペースが早い八伏くんを見ながら。
ナズ・テレミア:「次はどこに向かう、先生……」
オドウェル・未来子:「そうだね、次は――」
GM:ガシャン!と大きな音がなる。
GM:「キャッ!」店員の悲鳴。
グレーゲル・ヴァレン:そちらを振り向く。
八伏 正輝:「ん…?」
八伏 正輝:2皿めを空にしたところでスプーンを置き、悲鳴のした方に目をやる。
GM:テーブルが倒され、店員が傍らで腰を抜かせている。
GM:見下ろすように、仮面をつけた生徒が立っている。
ナズ・テレミア:「何か……」ゆらり、と立ち上がる。
ナズ・テレミア:「“トラブル”が起こったようだな」
仮面の生徒:「ハァ……!ハァ……!流星群の観測に向けて望遠鏡を買ってしまったせいで金が足りなかったとはな……!」
グレーゲル・ヴァレン:「奴らか。…なるほど、確かに島のあちこちに現れるようだ」
仮面の生徒:「だがこの仮面の力さえあれば俺は無敵だ……!俺が食い逃げするのを止められるかな……!」
ナズ・テレミア:「おい、そこの……オマエ」ガラガラガラガラ
ナズ・テレミア:重厚な消防斧を引きずりながらその席へ近づいていく。
仮面の生徒:「顔も割れていない……完璧な――なんだ」
仮面の生徒:「何だお前!?」
ナズ・テレミア:「ハーッ……ハーッ……」
八伏 正輝:「100%自業自得だな、あれは…しかし、気軽にも程があるだろう。ヴァレンから聞いた通りだな、これは」
ナズ・テレミア:「ちょうどいい……」
ナズ・テレミア:「その“仮面”……俺たちの探していた……ハーッ……ちょうどいい”獲物”だ……」いい情報源になりそうだということ
グレーゲル・ヴァレン:「全くだ。自分の責任で金が足りないことを言い訳に凶行に及ぶなど。愚かしいにもほどがある」
仮面の生徒:「えっえっ」
仮面の生徒:「何だこいつ……!」横を突っ切り逃走!
GM:向かう先には、オドウェル・未来子の姿があり――
オドウェル・未来子:「みんな!離れて!」指を向け、
八伏 正輝:「いかん、これは色々な意味で危険なー」
オドウェル・未来子:発射。レーザ光が収束し、眩い閃光。
ナズ・テレミア:「うおお」床に伏せる。
GM:破壊の奔流が、窓ガラスの一つを突き破って天空へ消えた。
グレーゲル・ヴァレン:壁にぴったり背中をつけて回避
GM:光が止むと、焼け焦げた細い一条の光と、その真横で倒れる生徒の姿だけがある。
GM:港のときとは違う。精密な収束射撃。
オドウェル・未来子:「よっし。うまく行ったよね」
ナズ・テレミア:「せ、先生……先生がやっつけたのか」
八伏 正輝:「…上手いものだ。教室では杞憂だったか」
オドウェル・未来子:「うん。こめかみに掠めるように撃ち込めば、無傷で解放できると思って」
グレーゲル・ヴァレン:「……なんて出力とコントロールだ」
オドウェル・未来子:「コントロールも出来なきゃ、エージェントとしては落第だもの……あ」割れた窓を見る。
オドウェル・未来子:「しまったあ!飛んでく先まで考えてなかった!」
オドウェル・未来子:「弁償しまーす……」
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:「アカデミアではよくあることだな」慰めてるのかどうなのか微妙な言葉をかける。
オドウェル・未来子:「うう……また怒られるかな……」
ナズ・テレミア:「“仮面”の生徒を始末したんだ。酌量の余地は十分にある……」
ナズ・テレミア:「……といいが」
オドウェル・未来子:「といいがまで言わなくてもいいじゃん!」
グレーゲル・ヴァレン:「その時には助けになるさ」
オドウェル・未来子:「ありがとね……とりあえずプリン食べて落ち着く」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才が口添えするのだ、大船に乗ったつもりでいれば良い」
オドウェル・未来子:「あ、焼きプリンになってる……」
八伏 正輝:「…途中で味を変えるのも、大食いのコツらしい」
オドウェル・未来子:「発射点の余波は抑え切れないからね……確かに、これはこれで美味しそうかも」
ナズ・テレミア:「しかし、先生。それだけのコントロール能力があるなら」
ナズ・テレミア:「港の時はどうしてあんなことに?関係者どもを“黙らせる”のが大変だった」
オドウェル・未来子:「うっ」
オドウェル・未来子:「あ、あれは……初お披露目だし、いいとこ見せたくて……」
オドウェル・未来子:「あとなんか、イカに出力で負けたら悔しくなりそうで……」
ナズ・テレミア:「最初に出会った相手が悪かったということか」
オドウェル・未来子:「そうかも……」横目で見る。
ナズ・テレミア:(だが、最初に俺が心配したようなことはない……教師として、レネゲイドコントロールを教えられるだけの技術はある)
ナズ・テレミア:(その点は、良かったな……)
ナズ・テレミア:ジュルジュルとプリンを啜りながら考えるだけ。

GM:このシーンでは、情報収集の続きが可能です。
<済>・オドウェル・未来子 〈情報:UGN〉7
<済>・アカデミア流星群 〈情報:アカデミア〉5
・黒川エリュシオン介千尋 〈情報:アカデミア、噂話〉6
<済>・仮面の流通〈情報:アカデミア、裏社会〉6
GM:残りは一つですね。
八伏 正輝:ではまずこちらが素振りで。
八伏 正輝:2dx+1>=6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 3[3,3]+1 → 4 → 失敗

八伏 正輝:ゥボァー
グレーゲル・ヴァレン:うーむ、ひとまず様子見します
ナズ・テレミア:では私が振ります
ナズ・テレミア:5dx+2>=6
DoubleCross : (5R10+2[10]>=6) → 9[3,4,7,9,9]+2 → 11 → 成功

ナズ・テレミア:余裕!
GM:OK!では開示します。
・黒川エリュシオン介千尋
Cランクながらエリュシオン介を務める高等部女子生徒。エリュシオン寮に所属。
冷静だが面倒見のよい面があり、後輩からの信も厚い。
理由は不明だが、“黄金の仮面(ドラド)”なる仮面を得て、装備したようだ。
現在は寮を出て、どこかへと消えたらしい。
八伏 正輝:よかった…エリュシオン寮に忍び込む必要がなくなった…!
グレーゲル・ヴァレン:寮を出たのか
GM:シーンはこれで終了となります。
GM:ロイス取得および購入が可能です。
グレーゲル・ヴァレン:ロイスは満杯!
グレーゲル・ヴァレン:購入は満を辞して両手剣を狙います
ナズ・テレミア:購入はUGNボディアーマー。
グレーゲル・ヴァレン:《援護の風》《ウィンドブレス》を使っちゃう
ナズ・テレミア:5dx+2>=12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 8[3,3,3,7,8]+2 → 10 → 失敗

ナズ・テレミア:財産点ないし、あまり割に合わないチャレンジだったかな
グレーゲル・ヴァレン:6dx+6>=13
DoubleCross : (6R10+6[10]>=13) → 9[3,3,3,4,5,9]+6 → 15 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:おっけー
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:66->70)
グレーゲル・ヴァレン:木刀とチェンジ
八伏 正輝:こちらは…こうなると特に買うものもないなあ。こちらもボディアーマーを狙ってみましょう。
八伏 正輝:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[9,10]+6[6] → 16 → 成功

八伏 正輝:出ちゃった…。
八伏 正輝:ナズくんにお渡ししましょう。
ナズ・テレミア:くっ 八伏に負けた……!
ナズ・テレミア:ありがとう!

【MasterScene/02】

GM:マスターシーン。
GM:深夜の夜道を、仮面をつけた生徒が走る。
仮面の生徒:「ハァ……!ハァ……!畜生!無敵の力じゃなかったのかよ!?」
仮面の生徒:「あんなのに勝てるわけねえだろ!畜生がっ!」
GM:喚く生徒の真横を、強烈な光が過る。
GM:仮面は余波で吹き飛び、生徒の顔から外れた。
生徒:「あれ……俺は何を……?」
オドウェル・未来子:「ほら。夜更かししないで、お家に帰った帰った」
オドウェル・未来子:「言う事聞かないと、怖い先生方のところまで連れてっちゃうよ?」
生徒:「え、や、お姉さんのほうがよっぽど……あ、や、なんでもないす!すぐ帰ります!」
オドウェル・未来子:「今失礼なこと言ったよね!? あ、うん、ばいばーい。気をつけてね」
オドウェル・未来子:「ん……あ」何かに気づき、目が喜色に輝く。
オドウェル・未来子:「オーリガ!大当たりだ」
オドウェル・未来子:「やったやった」

【MiddlePhase/07】

GM:次のシーン。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

GM:翌日、再び学園の案内に赴くシーンです。
GM:シーンプレイヤーは八伏くんとします。登場は相変わらず自由。
八伏 正輝:はーい。
八伏 正輝:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 3[3]+76 → 79

グレーゲル・ヴァレン:どうしようかな
ナズ・テレミア:私は出ます
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:68->75)
グレーゲル・ヴァレン:まだ大丈夫そうだけど一旦様子見ましょう
GM:途中登場はいつでも大丈夫!

GM:【アカデミア郊外 森林地帯】
GM:ぽつんと洞窟が鎮座している。
オドウェル・未来子:「私は聞きました」
オドウェル・未来子:「アカデミアにはダンジョンがあると……なんであるんだろうね」
八伏 正輝:「なぜ、どうしてを言い出すと本当にきりがないからな、この島は…」
オドウェル・未来子:「このぼろぼろになった『KEEPOUT』テープがその証。つまり、まさしくここがそうです」
オドウェル・未来子:「ほら!ほら!看板も出てる!」
ナズ・テレミア:「……」ザッ ザッ
ナズ・テレミア:『KEEPOUT』テープの内側の方向から突如出現している。
ナズ・テレミア:「この先に用か」
オドウェル・未来子:「だってダンジョン探索なんて、本土でやったことないもの」
八伏 正輝:「…こういうモンスターを、俺はゲームで見たことがある」
ナズ・テレミア:「……」バキ ベキベキ
オドウェル・未来子:「じゃあモンスターを仲間にできるシステムだ」
ナズ・テレミア:着ぐるみの頭に木立ちが引っかかって、より恐ろしげな形相に。
ナズ・テレミア:「今更だが」
ナズ・テレミア:「先生は、先生らしくはないな」
オドウェル・未来子:「そうだね……そのへんはこれから努力しなきゃ」
八伏 正輝:「らしさ、か。俺もテレミアも、その辺りは人のことは言えないが…」
オドウェル・未来子:「……ホントのこと言うとね。先生になるのって、そんなにどうしてもって感じじゃなくて」
オドウェル・未来子:「アカデミアに来てみたかったの。噂には聞いてたから、無理を聞いてもらって」
ナズ・テレミア:「――先生にはどちらかというと、生徒の方が向いているように思える」
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:「名前は偽名か?」
オドウェル・未来子:「そうかも。柄じゃなかった……えっ」
オドウェル・未来子:「どうして分かったの?」
ナズ・テレミア:「最初に……俺が『いい名前だ』と聞いた時に」
ナズ・テレミア:「他人の名前のように言っていた」
ナズ・テレミア:「分かる。そういうのはな」
オドウェル・未来子:「……そっか。ゴメンね。嘘をついてて」
ナズ・テレミア:「……アカデミアに来るために素性を隠すこともある」
ナズ・テレミア:「俺の方こそ、妙なことを聞いて悪かった」
オドウェル・未来子:「ううん。変わらず接してくれると嬉しい」
八伏 正輝:「そういう連中も、実際に少なからずいる。…まあ、問題になるのは素性でなく」
八伏 正輝:「悪意を持って他人を害する者かどうか、ということだと思う。…そうでない限り、この島は既に言ったとおり、「なんでもあり」、だ」
オドウェル・未来子:「うん。いいとこだ」
ナズ・テレミア:「――事実が分かった以上、俺の方は、『変わらず接する』ことは難しいな」
ナズ・テレミア:「”然るべき対処”を取る必要がある……そうだろう」
オドウェル・未来子:「対処……?」
ナズ・テレミア:「先生としてではなく、生徒として遊びたいのだろう」
ナズ・テレミア:「それならば、ダンジョンに入ってもいい。遊び相手がいないとつまらないからな」
オドウェル・未来子:「そうだね。教えるなんて立場じゃなかったのかも……遊んでくれる?」
ナズ・テレミア:「八伏はどうだ」
八伏 正輝:「断る理由は無いな。…行先がダンジョンというのは、俺たちにとっては少し狭苦しいが」
八伏 正輝:決して否定的ではない苦笑いを返す。
ナズ・テレミア:「俺は閉所のほうが慣れてる……”都合がいい”……」
オドウェル・未来子:「……ありがとう。じゃ、行こっか」
ナズ・テレミア:「そうだな」
GM:このシーンでは判定が可能です。
GM:進もうとする3人の前に、巨大な2つの影が立ちふさがる。
ナズ・テレミア:巨大な2つの影ならまけないぞ!
GM:ほんとだ
馬頭の門番:馬の頭をした筋骨隆々の男と、
牛頭の門番:これまた牛の頭をした筋骨隆々の男。
馬頭の門番:「ダンジョンに挑まんとする者よ……」
牛頭の門番:「まずはその力を……あ、違う、力は評判悪いから中止になったんだった……」
兎頭の怪人:「……」ズチャッ ズチャッ
兎頭の怪人:無慈悲に距離を詰めていく。手には重厚な消防斧が光る。
牛頭の門番:「証!証を見せろ……えっ何こいつ」
八伏 正輝:「…ダンジョン攻略というより、ハック&スラッシュだな、これでは」
馬頭の門番:「モンスター出てきてるじゃん!中の連中はなにやってんの!」
兎頭の怪人:「いいだろう……見せてやろうか……」
牛頭の門番:「え、てかこんな奴居たっけ……?」
GM:判定は〈調達〉9です。例のごとく〈情報:アカデミア〉で支援可能。
兎頭の怪人:調達なら得意分野……!
兎頭の怪人:支援がないならそのまま振ります
八伏 正輝:あ、では支援しましょう。
八伏 正輝:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

兎頭の怪人:ありがたい……
八伏 正輝:無理だった、すまぬ…!
兎頭の怪人:オレ一人で十分だ!
兎頭の怪人:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 10[3,7,9,9,10]+6[6]+2 → 18 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:すっごい
GM:すごい!ではナズくんはちゃんと事前に購買部で売っている勇者の証を買い付けられています。
兎頭の怪人:「オマエらの言う……」
兎頭の怪人:「”証”とやらをな……」
馬頭の門番:「えっなにこれ怖い怖い怖い」
兎頭の怪人:恐るべき威圧感と共に、ゆっくりと近づいていきますね。
牛頭の門番:「ヒッ……!なんか来た……!どうすんのこれ!?」
オドウェル・未来子:「門番に威厳がまるでない」
八伏 正輝:「傍から見ると狂気の沙汰だな…」
兎頭の怪人:「オオオオオォォ……!」凶刃が振り上げられる!
兎頭の怪人:このセッション初の犠牲者か!?
馬頭の門番:「ひいいっ!」
牛頭の門番:「か、母ちゃん……!」
兎頭の怪人:「……あった」
兎頭の怪人:「これだ……これを被ってると首周りの可動域がな……」
兎頭の怪人:腕を振り上げたのではなく、学生服の内側を探っていた。
兎頭の怪人:勇者の証(購買部で購入)を渡しますね
馬頭の門番:「……」
牛頭の門番:「……」
馬頭の門番:「あ。うっす。それで大丈夫でーす」
牛頭の門番:「そこのタッチパネルにかざして通ってくださーい」
オドウェル・未来子:「ロールを止めてる」
兎頭の怪人:「通れるようだ」後ろの二人に言う。
八伏 正輝:「というより、意外とハイテクだったな…」
オドウェル・未来子:「やったやった」
オドウェル・未来子:「証って実力行使のことかな?って思っちゃった。危ない危ない」
兎頭の怪人:「……そうだな」
兎頭の怪人:「ハイテクだ」
兎頭の怪人:不穏な足音と共に、暗闇のダンジョンへと足を踏み入れていこう
GM:そうして一行はダンジョンへの突入を果たしたものの、
GM:ダンジョンのギミックにびっくりしたオドウェル・未来子が幾度か能力行使をしたおかげで、
GM:ダンジョンは再び営業停止の憂き目にあったという。
GM:シーンを終了します。
ナズ・テレミア:知らない怪人が徘徊して地形が破壊されるとか
ナズ・テレミア:散々だなこのダンジョン
GM:かわいそう
八伏 正輝:営業再開後にクリーチャーが1体追加されてたりしないといいな…。
GM:ロイス取得および購入あればどうぞ。
ナズ・テレミア:UGNボディアーマーはもう買っちゃったんで
ナズ・テレミア:逆に八伏くんに何かほしいものがあれば協力したいです
八伏 正輝:特に買うものはないですね。自分は戦闘中はアイテム使えませんし。
ナズ・テレミア:確かにそうだ。じゃあ迷った時の応急手当でも買おうかな
ナズ・テレミア:5dx+2>=8 応急手当キット
DoubleCross : (5R10+2[10]>=8) → 9[1,4,5,6,9]+2 → 11 → 成功

ナズ・テレミア:成功。
八伏 正輝:では、自分も同じくあって困らない応急手当キットを。
八伏 正輝:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 6[2,6] → 6 → 失敗

八伏 正輝:うむ、駄目だった!
八伏 正輝:ロイスは保留で。
ナズ・テレミア:私もロイスは保留。

【MiddlePhase/08】

GM:次のシーン。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3

GM:シーンプレイヤーはグレーゲルくん。登場は自由です。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:70->71)
八伏 正輝:今回も案内でトリガーイベントが無いのなら、登場は保留しようかと。そろそろ80が見える…!
GM:そんな感じに近いです!
八伏 正輝:では一旦保留で。呼ばれれば飛び出る!
ナズ・テレミア:じゃあ私が出ましょう
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+1(1D10->1)した (侵蝕率:75->76)

GM:【購買部】
GM:流星群の到来に向けて、購買部は普段より遥かな隆盛を見せている。
GM:雑な流星群グッズのみならず、望遠鏡やキャンピンググッズなど、ちゃんと役に立つアイテムも売られている。
GM:生徒が殺到してごった返している。これだけの人が殺到していると、
GM:思わぬトラブルが発生するかもしれない。
オドウェル・未来子:「うっわ。すっごい混んでるね」
オドウェル・未来子:「どんなの売ってるか見たかったんだけど。ちょっと無理そうかな」
ナズ・テレミア:「これだけ人がいれば俺の姿も目立たないだろう」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか?…そうか……」
オドウェル・未来子:「しかしみんな、何を買おうとしてるんだろこれ」
オドウェル・未来子:「流星群グッズ、そんなに要る?」
グレーゲル・ヴァレン:「『流星群ぷにぷにシール』『流星くんマスコット』……か」
グレーゲル・ヴァレン:端っこの方に置かれているアイテムを見る。他に何が売っているかはよくわからない。
ナズ・テレミア:「祭りのようなものだ……実用は度外視で構わないといったところだろう」
オドウェル・未来子:「ほむほむ。じゃあなんか一個買おっかな……?」
グレーゲル・ヴァレン:「記念品として買うやつの方が多いだろうな」
グレーゲル・ヴァレン:「構わんが、はぐれないよう気をつけろよ」
購買部店員:「SSR焼きそばパンが入荷したよ!限定5個!」
グレーゲル・ヴァレン:「SSR…?」
購買部店員:「これを流星群の下で食べれば、必ず願いが叶うという触れ込みだ!」
グレーゲル・ヴァレン:シュープリームスチューデントレネゲイドかな
GM:シューティング・スター・レネゲイドです
グレーゲル・ヴァレン:はっはあー
生徒:「ウオー!買わざるを得ない!」
生徒:生徒たちは興奮!
グレーゲル・ヴァレン:「ケラススといい、この手の話は皆大好きなようだな」
ナズ・テレミア:「先生はどうだ」
オドウェル・未来子:「全く信じてなーい」
オドウェル・未来子:「けどこれ、信じちゃう子にとっては死活問題かもね。必死になって……」
オドウェル・未来子:「ヘタすると奪い合いになるかも」
生徒:「ウオー!」懸念の通り、生徒たちはもみくちゃになって騒乱している。
グレーゲル・ヴァレン:「……やれやれ、仕方のない連中だ」
生徒:「俺のだ!」「寄越せ!」「やだ、押さないで!」「ここどこ?」
生徒:「俺はなんとしてでも……!」「おい、お前それは……!」
GM:何やらきな臭い状況を呈し始めている。
グレーゲル・ヴァレン:どうやって混乱を鎮めようか考えている。
ナズ・テレミア:「……どうした、オマエら……」
ナズ・テレミア:のっそりと割り込んでいく。
生徒:「うわーなんだ!」「なんだこいつ!」パニックが加速!
オドウェル・未来子:「ちょっと、いったん待って!」
ナズ・テレミア:「俺は番長連だ。この場を預からせてもらおう……」頓着なし!
グレーゲル・ヴァレン:「……むぅ、怯えて止まるどころか余計に混迷を極めているな」
生徒:「番長連だと!?」「番長連が奪いに来たのか!」「いや偽物だ!」「怖すぎないこいつ?」
グレーゲル・ヴァレン:「落ち着け貴様ら!」
GM:数名の生徒が、既に仮面を被っている。
ナズ・テレミア:「……なんだと!?」
グレーゲル・ヴァレン:「…ええい!そんなに願いを叶えたいならばこの天才に師事しろ!貴様らごとき、容易に願いの高みに…」
GM:思い思いに暴れ始めている。もはや手がつけられない。
ナズ・テレミア:「また量産品の“仮面”か……多すぎる……」
ナズ・テレミア:「……”減らす”必要があるな」
オドウェル・未来子:バシュッ
グレーゲル・ヴァレン:「…冗談じゃない!ここでも仮面か!願いを叶えるために願いを叶える仮面を使う?何を考えているんだ…!」
オドウェル・未来子:幾条かの光が、仮面の生徒たちを分断するように床を切り裂いた。
グレーゲル・ヴァレン:「先生……」
オドウェル・未来子:「各個でやろう!生徒には被害出さないように!」2人に声かける。
オドウェル・未来子:「出来るよね?2人共、残った側だったもんね!」
グレーゲル・ヴァレン:「……ああ。任せろ」
グレーゲル・ヴァレン:「その程度、造作もない!」木刀に手をかけ、それを影のテクスチャーで覆う。
GM:このシーンでは判定が可能です。任意の攻撃技能で9。支援は不可。
ナズ・テレミア:「俺は奇襲専門だが……やむを得んな」
グレーゲル・ヴァレン:9か。
ナズ・テレミア:攻撃技能は全然ないんだよな……!一応白兵は3あるけど……
グレーゲル・ヴァレン:ウィンドブレスがあるので
グレーゲル・ヴァレン:そちら必要なようであれば!
ナズ・テレミア:そうか、グレーゲルさんがいてくれてよかった
GM:あ、どちらかが成功すれば大丈夫ですよ!
グレーゲル・ヴァレン:白兵3あるならナズさんの方が確実!
ナズ・テレミア:じゃあ支援お願いしていいでしょうか
グレーゲル・ヴァレン:はい!《援護の風》《ウィンドブレス》をナズさんに。ダイス+4、達成値+6です。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:71->75)
ナズ・テレミア:では白兵を振ります。侵蝕修正込みで2+4個、技能は3。
ナズ・テレミア:6dx+9>=9
DoubleCross : (6R10+9[10]>=9) → 10[4,4,7,8,10,10]+7[6,7]+9 → 26 → 成功

GM:つっよ
グレーゲル・ヴァレン:ヒューッ
GM:では仮面の生徒たちの背後にいくらでも回ることが出来ます。
GM:思い思いに暴れているだけ!統制は全く取れていない。
ナズ・テレミア:では、人混みの『間』にいくらでも死角が存在するということ。
ナズ・テレミア:暴れている生徒の一人の背後から
ナズ・テレミア:腕が突如として伸び、顔面を鷲掴みにしますね。
ナズ・テレミア:「終わりだ……」耳元でボイスチェンジャー音声!
グレーゲル・ヴァレン:「……なるほど。ならこちらは死角を作ってやれば良いわけだ」
仮面の生徒:「ヒッ……!」
仮面の生徒:「殺さないで……」
ナズ・テレミア:「安心しろ……」
ナズ・テレミア:「痛みなど感じる間もなく終わらせてやる……」
グレーゲル・ヴァレン:風が吹く。仮面の生徒の周囲に都合の良い死角を作るよう、生徒たちの動きを誘導する。
グレーゲル・ヴァレン:「しかし相変わらずあいつは物言いが物騒だな……意図はそれほどではないのは少しずつわかってきたが」
仮面の生徒:「――!」恐怖で既に気絶している。
ナズ・テレミア:「……?」仮面を引き剥がして握りつぶす。痛みを感じる暇も与えなかった。
グレーゲル・ヴァレン:こちらも西洋剣のテクスチャーを貼り付けた木刀で仮面の生徒を制圧している。
ナズ・テレミア:「死角が多いとはいえ」
ナズ・テレミア:「普段より”楽な仕事”だな……」グレーゲルの支援には気付いておらず、手際よく生徒を制圧していくぞ。
ナズ・テレミア:(もしかしたら意外と……)
ナズ・テレミア:(俺も成長しているのかもしれないな……凄いぞ)
GM:仮面の生徒たちは次々と制圧されていく。数も多くはない。
オドウェル・未来子:「終わった!そっちは!?」息を切らせて駆けつける。
ナズ・テレミア:「楽な作業だった」
GM:彼女の後ろでは、のされた生徒たちが積み上がっている。死屍累々と言った風情。
ナズ・テレミア:「全員……”片付けた”ぞ……」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才には造作もない仕事よ」
オドウェル・未来子:「良かった……とりあえずは、収まったかな」
GM:一般生徒たちも例によらずドン引きしており大人しい。
オドウェル・未来子:「しかし、全然収まらないね、これ」
オドウェル・未来子:「元から断っちゃえないのかな」
ナズ・テレミア:「……先生が」
グレーゲル・ヴァレン:「仮面をばら撒いてる奴らだな」
ナズ・テレミア:「心配するようなことか?」
ナズ・テレミア:「アカデミアのこの手の問題に対処する組織は多い」
オドウェル・未来子:「するよ。だって、楽しめてない子がいるってことじゃない?」
オドウェル・未来子:「それで、対処しきれてないってことでしょ。これだけ居るってことは」
ナズ・テレミア:「俺の仕事は先生の案内だ……」表情は伺えない。
ナズ・テレミア:「個人的に八伏には協力はするが、先生を”厄介な問題”に関わらせるのは本意ではないな」
グレーゲル・ヴァレン:「………同感だな」
ナズ・テレミア:「何より、首を突っ込むとなれば、楽しいだけの観光じゃあなくなる」
オドウェル・未来子:「……楽しみにはするつもりで居るけど、観光で来てるわけじゃないよ、私」
グレーゲル・ヴァレン:「先生には関係がない、とは言わん。だが、必要以上に危険に近づいてもらいたくはない」
オドウェル・未来子:「分かった。じゃあこうしよっか。私、次は八伏君の言ってたその子に会ってみたいな。そう言うアカデミアを見たい」
オドウェル・未来子:「案内してくれる?」
ナズ・テレミア:「……構わん。それが”仕事”だからな。だが、重ねて言うが」
ナズ・テレミア:「オススメはしない。何が起ころうと、”責任”は自分持ちだ」
オドウェル・未来子:「大丈夫。もういい大人だからね」
ナズ・テレミア:「……学園王者。オマエもだ」
グレーゲル・ヴァレン:「俺も、だと?」
ナズ・テレミア:「貴重な”脳”が傷つくのは学園の損失だろう」
ナズ・テレミア:「無理に義理を立ててついてくる必要はない。こうした問題に対処するために……」
ナズ・テレミア:「風紀委員やら、番長連やらが存在している。役割分担だ」
グレーゲル・ヴァレン:「義理立てをしているつもりはない」
グレーゲル・ヴァレン:「俺は、天才だ。故に、持たざるものを導き、守る義務がある」
ナズ・テレミア:「“仮面”の連中は持たざる者か」
グレーゲル・ヴァレン:「……全員がそうであるとは言わん。俺が認める天才ですら、仮面を被ったことはある」
グレーゲル・ヴァレン:「それでも、他の者の手に負えないことを紐解いてこそ、だ」
ナズ・テレミア:「……2人とも……」
グレーゲル・ヴァレン:「不服か」
ナズ・テレミア:「……俺の理解の及ばない”拘り”があるようだな」
グレーゲル・ヴァレン:「お前も、そうだろう?テレミア」
ナズ・テレミア:「全ての事情が……俺の”頭”のように単純なら簡単だ」
ナズ・テレミア:「だが、それならいい。口は出さない」
ナズ・テレミア:「ただ……どこかの時点で”警告”するヤツが必要だった。そう思ったまでだ」
ナズ・テレミア:「連続殺人番長の俺が、そうしないわけにはいかない」
ナズ・テレミア:先に立って歩いていきます。
オドウェル・未来子:「ここはいいところだと思ってる。それだけだよ」後ろに続く。
グレーゲル・ヴァレン:「……行こうか、先生」
オドウェル・未来子:「うん。行こう」
グレーゲル・ヴァレン:頷いて、後に続く。

GM:ロイス取得および購入が可能です。
グレーゲル・ヴァレン:ロイスはなし。一応ボディーアーマーでも買っておきます。
グレーゲル・ヴァレン:素振りでいいかな
グレーゲル・ヴァレン:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 10[3,10]+10[10]+4[4]+1 → 25 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:本当に素振りでよかった
ナズ・テレミア:強化素材でも買おうかな
ナズ・テレミア:5dx+2>=15
DoubleCross : (5R10+2[10]>=15) → 9[1,3,3,7,9]+2 → 11 → 失敗

ナズ・テレミア:だめだ
GM:次のシーンの前に、マスターシーン。
グレーゲル・ヴァレン:以上!

【MasterScene/03】

オドウェル・未来子:「“ツカナ”に“サギッタ”……うん、悪くない、悪くない」
GM:一人呟く彼女の前に、3つの影が躍り出る。
“マスターブレイド”:「“ジ”の。どうして貴様がここに居る」仮面をつけた、帯刀した男。
オドウェル・未来子:「……その呼び方、好きじゃないんだけど」
“プラネータ”:「じゃあミラ。ミラはどうして学園島に?お父上の指示かい?」惑星めいた仮面を被った少年。
オドウェル・未来子:「パパは関係ない。私は、私のしたいことのためにここに居る」
“カルペ・ディエム”:「あなたが何をしようとしてるかは知らないけれど、私達の邪魔はしないでくれる?」ツインテールを揺らす、仮面の少女
“マスターブレイド”:「計画の邪魔をするようなら、貴様をここで――」
オドウェル・未来子:「そういう冗談、先生は好きじゃないな。まるで出来るって言ってるみたいで」指をゆっくりと上げる。
オドウェル・未来子:「本当に、今、ここで、どうするって?」
“マスターブレイド”:「……!」無言で刀に手をかける。
“プラネータ”:「“ブレイド”。下がろう。この女の対処は後々考える」
オドウェル・未来子:「アカデミアを危機に陥らせるなら、私は相手になるよ」
“マスターブレイド”:「……」渋々と言った体で、刀を収める。
GM:3人の影は飛びすさび、この場を離れていく。
“カルペ・ディエム”:「おっかな……!なんなのあの人!」
“プラネータ”:「ああ、彼女は――」

【MiddlePhase/09】

GM:次のシーンは本来、情報収集のシーンでした。
GM:ですが、ミドルの判定の成功数により、情報項目をクリアした扱いになるため
GM:既に全ての情報が、判定なしに開示できます。
グレーゲル・ヴァレン:なんと
GM:シーンとしては作戦会議を行うシーンとなります。
八伏 正輝:ヒャッホゥ
GM:そのため、誰かしらの登場はお願いしたいです。
グレーゲル・ヴァレン:出ましょう
ナズ・テレミア:私は必要があったら出よう
八伏 正輝:では一回休んだので出ましょう。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:75->82)
八伏 正輝:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 4[4]+79 → 83


・オドウェル・未来子(2) 〈情報:UGN〉12
・黒川エリュシオン介千尋の行方 〈情報:アカデミア、噂話〉12
・仮面の特性〈情報:アカデミア、裏社会〉12
GM:本来の情報項目はこれですが、
GM:前述の通り、全ての情報が開示できます。
GM:2つ目はこのシーンのロールで。1つ目と3つ目を開示しましょう。
・オドウェル・未来子(2)
「“ディ・アイ”オドウェル・未来子」なる人物の登録はUGNのデータベースには存在しない。
そもそも教育実習生の話など、本土側ではどこからも上がっていない。学園島に侵入したイレギュラーである。
証拠となりえるだろう足……島まで来た際の高速艇は既に破壊されており、たどるのは難しいだろう。
・仮面の特性
仮面は一つ一つの力は弱いが、同時に多数のエリアに存在することで、
力を結集し出力を高めることが可能であると考えられる。
だがその意味では、各地の仮面は無力化が進んでおり、計画は成功しているようには見えない。
引き続き虱潰しに仮面を破壊していけば、解決可能な問題と思われる。
GM:このシーンでは、エリュシオンの寮生を呼び出して、話を聞くシーンとなります。

GM:【喫茶 ワーテルロー】
GM:自家焙煎が売りの、しっとりとしたジャズが流れる雰囲気の良いお店。
GM:らしい。他のログとか読むと詳細にわかると思う。
エリュシオン寮生:「……あの。話って」
エリュシオン寮生:「やっぱり、黒川先輩のことですか?」
GM:もともと、仮面をつけていた少女だ。
GM:特に後遺症はなく、復帰している。
グレーゲル・ヴァレン:促すように、八伏くんの方を見る。
八伏 正輝:「と、いうことになる。他の者から聞いた話では、寮で姿を見ていないとのことだが…」
八伏 正輝:「君ならあるいは、それ以上のことを把握しているかもしれない。そう思った」
八伏 正輝:務めて、ゆっくりと。威圧感を与えないよう配慮して話す。
エリュシオン寮生:「多分、私のせい……というか、私達のせいだとおもいます」
八伏 正輝:続けてくれ、と応じて頷く。
エリュシオン寮生:「黒川先輩は、いつも頼りになって……私達はいつも助けてもらってて」
エリュシオン寮生:「なにかあると、すぐみんなで頼っちゃって。頼りきりと言うか……」
エリュシオン寮生:「だから、それが……エリュシオン介が、負担になってるんじゃないかと思って」
八伏 正輝:「それに応えてしまう、応えることができてしまうのが黒川らしいところでもあるが…」
エリュシオン寮生:「だから、私、代わろうと思ったんです。あれ以上負担をかけさせないようにって……」
エリュシオン寮生:「でも、それがむしろ重荷になっちゃったみたいで……ごめんなさい……」
GM:>仮面の少女:「私がエリュシオン介に成り代わるの!邪魔をしないで!」
GM:>仮面の少女:「あの人では役不足なの!早く手続きをして!」
グレーゲル・ヴァレン:「素直に力になりたいとは……言えなかった、か」
グレーゲル・ヴァレン:「済んだことを責めるつもりはない。これからのために俺たちはここに来ている」
エリュシオン寮生:「……はい」
八伏 正輝:「…使い方が難しいものだな、言葉というのは。テレミアの場合は一周回って逆に分かりやすい部分もあるが…」
八伏 正輝:「ともあれ、ヴァレンの言う通り。これからのことを考えるために、君から話を聞いているわけだ」
エリュシオン寮生:「……はい。先輩が行きそうなところなら、心当たりがあります」
エリュシオン寮生:「エリュシオン寮裏手の、山です。なにかあると、よくそこに行っているって聞きました」
エリュシオン寮生:「あそこ、星がよく見えるらしいんです。具体的にはディスカラードレルム23Pの地図を参照してください」
八伏 正輝:「なるほど、何を言っているのか分からんがよく分かった」
グレーゲル・ヴァレン:「この島の地図は頭に入っている。……あそこだな」
八伏 正輝:「となれば、後は俺たちの役目だ。寮に近いとはいえ、山だ。どんな獣がいるか分かったものではない」
八伏 正輝:席を立つため腰を浮かせたところで、情報端末に着信音。
ナズ・テレミア:オドウェルを案内しているナズからのメールだ。
八伏 正輝:「…気になる話も上がってきたところだしな。そろそろ、こちらから動く頃合いだろう」
ナズ・テレミア:『件名:見ろ』
ナズ・テレミア:本文は空欄だ。
ナズ・テレミア:間髪をいれず次の着信がある。
ナズ・テレミア:『件名:今  来た』
ナズ・テレミア:本文:おま えの







したに いるぞ

ナズ・テレミア:――ガシィッ!!
ナズ・テレミア:テーブルの下、グレーゲルの足首が掴まれる!
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+8(1D10->8)した (侵蝕率:76->84)
グレーゲル・ヴァレン:「うああっ!?」思わず上がる悲鳴!
ナズ・テレミア:「ハァーッ……ゴハーッ……」
八伏 正輝:「…たまに、わざとやっているんじゃないかと思う時があるが、完全に素なのだろうな、これは…」
ナズ・テレミア:ギリギリギリ
ナズ・テレミア:「メールは……分からん……」
ナズ・テレミア:「直接来たぞ」
グレーゲル・ヴァレン:「待て。痛い。痛いぞ、テレミア」
八伏 正輝:諦観めいた気持ちがこもった視線で目の前の惨劇(?)を見ながら、端末を懐に仕舞う。
ナズ・テレミア:「グレ、グレーゲル……俺はどうすればいい……!」
エリュシオン寮生:「キャアアア!」驚いて逃げ出す!
グレーゲル・ヴァレン:「どうした、どうしたんだ。落ち着け」声が震えている。
ナズ・テレミア:「俺と……したことが……!」ギリギリ
ナズ・テレミア:「八伏」ガバリ
ナズ・テレミア:ガシャン!ガチャガチャガチャ!
ナズ・テレミア:巨体がテーブルの下で身を起こしたので、凄い惨状になる!相当な狼狽ぶりだ。
ナズ・テレミア:「八伏も一緒だったか……い、今……本土に問い合わせた……!」
グレーゲル・ヴァレン:「しょ、食器が……いや、」
八伏 正輝:「よし、まずは落ち着け」
グレーゲル・ヴァレン:「何かがあったんだな?」
ナズ・テレミア:「ゴフーッ……ゴフーッ……」
八伏 正輝:すまん、と隣のテーブルに一言断ってから。水差しを取り、そこにストローを突っ込んでナズに渡す。
ナズ・テレミア:「結論から……すまない……」
ナズ・テレミア:グイイッ
ナズ・テレミア:「グブッ……ゴブ、ゴクゴク……結論から、言えば」
ナズ・テレミア:「先生は……”先生”ではなかった」
グレーゲル・ヴァレン:「……何?」
八伏 正輝:「偽名だという話はあったが…」
ナズ・テレミア:「UGNのデータベースに……彼女……あるいは彼女の特徴に該当するデータは”ない”。それどころか、教育実習生をアカデミアに送る予定すら入ってなかった」
ナズ・テレミア:「偽名どころか、身分自体が……この出来事自体が”偽”だったかもしれない」
ナズ・テレミア:「俺の……勘違いであればいいが……ゴブッ、ゴクゴク」
グレーゲル・ヴァレン:「……教育実習生の予定もなかった……?」
ナズ・テレミア:「……グレーゲル、何か、仮説はないか」
ナズ・テレミア:「オマエの言うとおり……多面的な視点が……必要だ。……だから来た。この状況を合理的に説明してくれ」
グレーゲル・ヴァレン:「………いいだろう。やってみよう」
グレーゲル・ヴァレン:情報は開示されているので演出ではありますが、記憶の中のオドウェル先生を手掛かりに《プロファイリング》を行いたいです
GM:OK!では補足しましょう。
グレーゲル・ヴァレン:ありがとうございます!
GM:出自は不明ですが、彼女の存在すべてが嘘で塗り固められたというわけでもないのでしょう。
GM:少なくとも、アカデミアを楽しむ様子は、演技のようには感じられない。
グレーゲル・ヴァレン:「彼女の来訪が教育実習生として、ではなかったと仮定しよう。少なくとも出自はわからないわけだ」
グレーゲル・ヴァレン:目を閉じ、彼女の影を精神に投影する。これまでの日々の彼女をトレースして観察する。
グレーゲル・ヴァレン:「それでも、アカデミアを見に来た、と言うのは……アカデミアを楽しんでいたのは嘘ではない。それは断言できる」
ナズ・テレミア:「何故だ」
グレーゲル・ヴァレン:「演技ならば必ず綻びが出る。必ず気づく。少なくとも、俺の記憶は完璧だ。」
グレーゲル・ヴァレン:「その記憶――記録を追い、観察しても、その綻びはどこにも見られなかった」
ナズ・テレミア:「……確かなことだな、グレーゲル……」
八伏 正輝:「ヴァレンが記憶から導き出した答えなら、疑いはない。…しかし、そうなると」
八伏 正輝:「先生の…いや、正しくは先生ではないんだが。…先生の目的は、学園をどうにかするのではなく、ここにある何か、ということになるか?」
ナズ・テレミア:「俺には見当もつかない……こうした推察は“得意分野”じゃあない」
グレーゲル・ヴァレン:「俺にもそれ以上の推論は導き出せん。手掛かりが少ない」
グレーゲル・ヴァレン:「……今のこの島の状況と関わりがあるのか、ないのかもな」
ナズ・テレミア:「天才でもダメか」
八伏 正輝:「状況…となれば仮面だが。…そちらの方は、調べが付いた分を纏めておいた」
八伏 正輝:と、冒頭で開示のあった情報を説明して。
グレーゲル・ヴァレン:「繋がりがあるように『思える』だけではな。わかりやすい結論に飛びつくのは天才のすることではない」
八伏 正輝:「つまり、このまま対処していけば解決可能、らしい。…となれば気になるのは、黒川の仮面の方だが…」
グレーゲル・ヴァレン:「不可解だな。最初から対処される前提の策を打ったのか、それともイレギュラーがあったのか……」
グレーゲル・ヴァレン:ふと、仮面の生徒たちの山を相手取るオドウェルの姿を思い出す。
グレーゲル・ヴァレン:「……いや。置いておくか。黒川のことだな、今は」
ナズ・テレミア:「……俺は先生のところに戻る」
グレーゲル・ヴァレン:「そうか。気付いたことがあれば伝えてこい」
ナズ・テレミア:「先生の正体がなんであれ……目的がどのようなものであれ」
八伏 正輝:「頼む。…こういう言い方が正しいのか自信はないが」
ナズ・テレミア:「彼女の案内だけは“俺が直々に”やらなければな……」
八伏 正輝:「気にかけてあげてくれ。先生が学園を楽しむ様を見るのは、俺も楽しかったから」
ナズ・テレミア:「八伏……お前は本当に良いやつだな」素直な感想を述べる。
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:バタン
ナズ・テレミア:喫茶店の冷蔵庫の中に巨体をねじ込んで消えていく。
八伏 正輝:着ぐるみが冷蔵庫に消えていくのを思わず二度見。
グレーゲル・ヴァレン:「………」
グレーゲル・ヴァレン:「冷蔵庫……」
八伏 正輝:「…慣れたつもりだったんだが」
グレーゲル・ヴァレン:「俺は、まだもう少しかかりそうだ」

GM:シーン終了。ロイスおよび購入可能です。
グレーゲル・ヴァレン:まだロイスのタイタス化とかはしないでおこう
グレーゲル・ヴァレン:特にどうしても欲しいものはないかな…
八伏 正輝:オドウェル先生に憧憬/■不安でロイスを取得しましょう。
八伏 正輝:購入物は特にないですね…応急手当キットだけ持っておこう。(買えるとは言っていない)
八伏 正輝:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 6[4,6] → 6 → 失敗

八伏 正輝:アッハイ。
八伏 正輝:以上で!
ナズ・テレミア:強化素材。
ナズ・テレミア:5dx+2>=15
DoubleCross : (5R10+2[10]>=15) → 10[1,5,6,8,10]+10[10]+5[5]+2 → 27 → 成功

ナズ・テレミア:アヤッター!
GM:えええ
ナズ・テレミア:斧が強くなりました!攻撃力+1
八伏 正輝:カスタマイズ!
グレーゲル・ヴァレン:手慰みにブルーゲイル
グレーゲル・ヴァレン:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 8[6,7,8]+1 → 9 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:はーい
グレーゲル・ヴァレン:以上です。

【MiddlePhase/10】

GM:再開します!
八伏 正輝:イェア!
グレーゲル・ヴァレン:うす!
GM:次のシーンは、仕事中のオドウェル・未来子を迎えに行くシーンとなります。
GM:シーンプレイヤーはナズくんにお願いしましょう。2人の登場は自由です。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+8(1D10->8)した (侵蝕率:84->92)
ナズ・テレミア:ここで言う迎えに行くとはどういう意図での行動になりますか?
GM:彼女の視点で言えば、仮面の事象の解決に向けて動こうとしているので
GM:前のシーンで得た、黒川の情報を伝えて同道してもらうのもよし
GM:もしくは、彼女の監視や案内として、引き続き彼女の希望に沿って
GM:アカデミアを巡るか、と言う形ですね。どちらでも構いません。
グレーゲル・ヴァレン:んー、グレーゲルくん視点ではもう少し先生を観察して情報を得たいので
GM:どこかに連れることを良しとせず、ここで追求に及ぶでも問題ないです。
グレーゲル・ヴァレン:ナズくんが良ければ同行したい
GM:結果としては、どのような形にせよ、黒川エリュシオン介千尋の元に向かう感じになると考えてください。
ナズ・テレミア:じゃあ黒川さんの動向を伝える形でいきましょう
八伏 正輝:では、ここは二人に任せよう。山で待ってるぜ…!
グレーゲル・ヴァレン:行きます
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+1(1d10-1->2-1)した(侵蝕率:82->83)
グレーゲル・ヴァレン:ほんと低いな…

GM:【オーヴァードアカデミア 幼年部】
GM:子供たちが無邪気に遊びまわる中、一人の女性がピアノを弾いている。
オドウェル・未来子:「はーい、じゃ、もっかい最初っから行くよー」エプロン姿。
オドウェル・未来子:「アカデミアには おばけがでるよ~♪」ピアノを弾きながら歌う。
オドウェル・未来子:「よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ~♪」
オドウェル・未来子:「わるいこみんな……あっ」
子供たち:「せんせー今まちがえた!」
オドウェル・未来子:「う」
子供たち:「まーちがーえたー」
オドウェル・未来子:「はーい!間違えました!ごめんなさい!」
オドウェル・未来子:「でも先生この曲今日はじめて聞いたの!大目に見て!」
子供たち:「えー」「みんな知ってるのにー?」「おっくれてるー」
オドウェル・未来子:「それは島の中だけだと思うけど……!ん、でも、これみんな知ってるんだ」
オドウェル・未来子:「じゃあみんな守ってるよね。浸透してるってことだ」
子供たち:「おうたあきたー!」「せんせー、外であそぼうぜー!」
ナズ・テレミア:「間違え、たのか……先生」
ナズ・テレミア:ズルッ ズルッ ガタ、ガタ
ナズ・テレミア:何かが軋むような音がする。
オドウェル・未来子:「うん、今ちょっと……」
ナズ・テレミア:……ビタン!
オドウェル・未来子:「……え」
ナズ・テレミア:ピアノの中から腕が出現し、這い出る!
ナズ・テレミア:「気にすることはない……」
オドウェル・未来子:「ぎゃっ……!」
ナズ・テレミア:「いいや……“気にする必要がなくなる”と言う方がただしいな」
ナズ・テレミア:ズルーッ
ナズ・テレミア:ウサギ頭の怪人が出現!
オドウェル・未来子:「えっナズくん……!?」
グレーゲル・ヴァレン:「相変わらず貴様の登場は悪趣味だなテレミア…!!見ろ、子供達が引いてるではないか!」ずかずかと教室に入って来る少年!
子供たち:「……」呆然としている。
ナズ・テレミア:「フーッ、フーッ……」
GM:一拍遅れて、
子供たち:「「「ギャアアアアアア!」」」大恐慌!
ナズ・テレミア:「……どうした……そんなに怖がる必要はない……」
ナズ・テレミア:「いいや――“怖がる必要がなくな……」
グレーゲル・ヴァレン:「落ち着けお前たち!!この着ぐるみは先生の友人だ!見た目と言動以外怪しいところはない!」
ナズ・テレミア:「……それはともかく、お望みの情報が手に入ったぞ、先生」
子供たち:「ほ ほんとに……?」
グレーゲル・ヴァレン:子供達をなだめながら、先生の方に視線を送る。その様子を観察している。
オドウェル・未来子:「ほんとほんと!ほら!仲良し!」きぐるみの頭を撫でる。
ナズ・テレミア:ボタン!
ナズ・テレミア:片目が外れて落ちる。
ナズ・テレミア:「……おっと」
オドウェル・未来子:「ちょっとウサギさんお怪我をしちゃってるけどいい子……」
子供たち:「ウワア」
オドウェル・未来子:「あの」
ナズ・テレミア:「大分酷使しすぎたからな……“目玉”は新しく調達する必要が……」
グレーゲル・ヴァレン:「……縫い直してやろうか、テレミア」裁縫の知識はある!
オドウェル・未来子:「ナズくん」
オドウェル・未来子:「ちょっと先生とこっち来て」
ナズ・テレミア:「……」ズルッズルッ
ナズ・テレミア:消防斧を携えたまま、おとなしく後ろについていきます。
子供たち:「ウワア……」放心している。
グレーゲル・ヴァレン:「本当にすまないな、お前ら……知恵の輪さばきの一つでも披露したいところだが、今は時間がない」
グレーゲル・ヴァレン:「また今度遊んでやろう!ではな!」
グレーゲル・ヴァレン:そう言って先生たちを追いかけます。
子供たち:わけのわからないまま頷く。

GM:【保育所 バックヤード】
オドウェル・未来子:「ううう嫌われたかなこれ……大丈夫かな……」
グレーゲル・ヴァレン:「先生に非は全くないと断言できる。安心しろ」
グレーゲル・ヴァレン:その様子もまた、油断なく観察している。
ナズ・テレミア:「とにかく、黒川の情報を手に入れることができた。……これはそこのグレーゲルと、八伏の“仕事”だが」
ナズ・テレミア:「いずれ風紀委員や生徒会が動く可能性もあるが、番長連が誰一人差し向けないとなれば、組織の沽券に関わる」
オドウェル・未来子:「うん。お手柄だ」目がわずかに喜色に輝く。
グレーゲル・ヴァレン:「………」
ナズ・テレミア:「よって、先生に了承を得るために来た。俺は一旦先生の案内を中止して、こちらの現場に向かおうと思う」
オドウェル・未来子:「それは、私が了承することじゃないよ。私は案内をしてもらってる立場なんだから」
オドウェル・未来子:「だから、好きに行けばいいんだけど……でも、そこに私が行っちゃ駄目という理由はないよね」
ナズ・テレミア:「……俺の意見は前と同じだ。好きにすればいい」
ナズ・テレミア:「だが……“愉快”なものが見られるかは、保証しないぞ」
オドウェル・未来子:「分かってるって。多分ね、生徒会とか風紀委員とか、たぶん番長連もかな。対応は難しいと思うよ」
オドウェル・未来子:「ニュース見てる?流星群の一番良く見えるの、今夜だって」
グレーゲル・ヴァレン:「……妙な質問をするが、先生。先生は、仮面の生徒に興味があるのか?いや、」
グレーゲル・ヴァレン:「……仮面のことを、よく知っていたり……するのか?」
オドウェル・未来子:「よくは分かってないけど、必要な情報なら知ってるよ」
オドウェル・未来子:「学園島で活動するFHの流通させている代物で、おそらくレネゲイドの増幅装置として機能してて」
オドウェル・未来子:「そのせいで学園が……生徒もか。大変なことになったりならなかったりしてる」
グレーゲル・ヴァレン:「それを承知の上で、積極的に関わろうとするか」
グレーゲル・ヴァレン:「こんなことを言ってはなんだが、先生」
オドウェル・未来子:「うん」
グレーゲル・ヴァレン:「先生は、とても楽しそうだ」
オドウェル・未来子:「うん。楽しい。こっちに来てから、ずっと」
オドウェル・未来子:「ねえ、あの子達の笑顔見た?……あ、や、」
オドウェル・未来子:「ナズくんが来る前ね!来る前!」
グレーゲル・ヴァレン:「……そうだな。『ずっと』。」
オドウェル・未来子:「あの子達、楽しそうに仲良く遊んでたの。オーヴァードの子も、そうでない子も。一緒に入り混じって」
ナズ・テレミア:「……」気まずそうにしているようだが、着ぐるみ越しではわからない。
オドウェル・未来子:「本当に、ここはいい所だよ。私の居場所かもって思える」
グレーゲル・ヴァレン:「………そうか」
グレーゲル・ヴァレン:それ以上は追及せず、一歩引く。
グレーゲル・ヴァレン:「現場に向かおう、テレミア」
ナズ・テレミア:「俺の能力なら直接向かうこともできるが」山の方角を見る。
ナズ・テレミア:「足で向かおう。“案内”する必要があるからな……」
ナズ・テレミア:のっそりと向かっていく。
オドウェル・未来子:「黒川さんもパニックになるしねそれ!ぜったい!」
オドウェル・未来子:「薄暗闇だし!」
オドウェル・未来子:「そうだよ、今から行くと夜になっちゃうかも。急ご急ご」
グレーゲル・ヴァレン:「山で遭遇したら逃げ出す自信があるな」
オドウェル・未来子:傍らに置いてある、大きな筒のようなものが入った袋を持ち上げる。
グレーゲル・ヴァレン:「……先生、それは?」
オドウェル・未来子:「……あ、えへへ。望遠鏡買っちゃったんだ」
ナズ・テレミア:「くくくくく」
オドウェル・未来子:「そこの山、穴場なんでしょ?ちょうどいいから持ってこうと思って」
グレーゲル・ヴァレン:《構造看破》…はできるかな。ともかく、中身を気にかける。
ナズ・テレミア:「星が見える丘……らしいからな……」
GM:傍目でみる限りには、よく分かりません。
グレーゲル・ヴァレン:ふむ、了解です。
オドウェル・未来子:「行こう行こう!よく考えたら、女の子が夜山に一人も危険だ!」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。……行くか」
グレーゲル・ヴァレン:(楽しそうだ、本当に)
オドウェル・未来子:「アカデミアに限っては大丈夫かもしれないけど……夜行性のイカとか居ないよね……?」
オドウェル・未来子:「森に居るわけ無いか」
グレーゲル・ヴァレン:(これから、仮面の生徒に会いに行くってのに)
グレーゲル・ヴァレン:手足を軽く揺らして、歩き出す。

GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
GM:最後の購入機会です。
グレーゲル・ヴァレン:先生のロイス感情を反転。不安を表に。
グレーゲル・ヴァレン:何か欲しいものはありますか?
ナズ・テレミア:私は特にないです。防具も武器も万全だし。
グレーゲル・ヴァレン:私も特にないな・・・
ナズ・テレミア:応急手当キットでも予備に買っとこう。多分意味ないけど
ナズ・テレミア:6dx+2>=8
DoubleCross : (6R10+2[10]>=8) → 8[4,4,5,6,8,8]+2 → 10 → 成功

グレーゲル・ヴァレン:とりあえずブルーゲイル狙っておこう
ナズ・テレミア:余裕だぜ
グレーゲル・ヴァレン:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 6[2,5,6]+1 → 7 → 失敗

グレーゲル・ヴァレン:以上です。

【MiddlePhase/11】

GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは八伏君です。みんな居てくれるといいけど必須ではないです。
グレーゲル・ヴァレン:出ます
八伏 正輝:ういっす、では
八伏 正輝:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 1[1]+83 → 84

グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:83->90)
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+10(1D10->10)した (侵蝕率:92->102)
ナズ・テレミア:《リミットブレイク》を取得した意味が完全に無となってしまった

GM:【エリュシオン領内 山岳地帯】
GM:山岳とはいえ、登るのに苦慮するような代物ではない。
GM:標高自体はさほど高くない。生い茂る木々もなく、低い草がほとんどだ。
GM:見晴らしはよいが、人の姿は殆ど無い。中心市街から遠いためか、近寄りがたい寮に近接しているためか。
オドウェル・未来子:「山頂付近に山小屋があるんだって」筒のような荷物を担いでいる。
オドウェル・未来子:「野宿するわけじゃなかったら、そこにいると思う」
ナズ・テレミア:「山小屋か」
ナズ・テレミア:「“ちょうどいい”ロケーションだな……」赤錆の浮いた斧は、まるで血が付着しているようにも見える。
八伏 正輝:「なるほど。どこから探したものかと難儀していたが、そんなものが」
八伏 正輝:「…住んでいても、意外と知らないものだな。この島のどこに、何があるのか」
グレーゲル・ヴァレン:「テレミアは登場には気を配れよ」
ナズ・テレミア:「……」
グレーゲル・ヴァレン:絶好のロケーションすぎて軽く頭を押さえている。
ナズ・テレミア:「努力はしよう」
オドウェル・未来子:「分からないことがあるのは、悪いことじゃないよ」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ…俺たちがフォローをしてやるからそれほど構えなくても良いがな」
オドウェル・未来子:「これから知っていけるってことだ。だからこそ先生の仕事があるんだと思うよ」
オドウェル・未来子:「まあ先生も色々勉強しないといけないけど……専門分野以外はあんま勉強得意じゃなかったなー」
八伏 正輝:「ああ。俺たちは学生で、学ぶことこそが本懐。…まあ、それも」
グレーゲル・ヴァレン:「……」
八伏 正輝:「島を脅かす存在がなければこそ、だが」
ナズ・テレミア:「“仮面”の連中は……」
オドウェル・未来子:「そうだね。本懐を遂げさせるためには、ちゃんと対処しないと」
ナズ・テレミア:「全員“壊す”……」
グレーゲル・ヴァレン:「知恵ある者、力ある者」
グレーゲル・ヴァレン:「…できる者は、皆を守って立つ。少なくとも俺はそうあろうとしている」
グレーゲル・ヴァレン:「故に、仮面のことは看過できん」
オドウェル・未来子:「……ん。あれかな」
八伏 正輝:「そうか。…それは、とても立派な志だ。素晴らしいことだ」
GM:知覚で判定してみてください。
八伏 正輝:「俺は、俺の手の届く範囲のことしか出来ない。…だから、せめてその範囲で、出来る限りのことをする」
グレーゲル・ヴァレン:んん…エフェクトは使用可能ですか
GM:構いませんが、特に大きく有利不利を被るものではないので
八伏 正輝:では素振りで。
八伏 正輝:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[2,9] → 9

グレーゲル・ヴァレン:ふむ。
八伏 正輝:割といい目だった。
GM:そこまでしなくてもいいのではと!使用自体は可能ですが。
グレーゲル・ヴァレン:では、素振り。CランクIIで+1されます。
ナズ・テレミア:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,9,9,10]+1[1] → 11

グレーゲル・ヴァレン:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,9,9]+1 → 10

ナズ・テレミア:クソザコのはずがなかなか頑張った
グレーゲル・ヴァレン:そこそこ
GM:ではそうですね、その判定値では特に何も見受けられませんが
オドウェル・未来子:「ほら、カーテン閉めてるし、角度悪いから、わかりにくいと思うけど」
オドウェル・未来子:「あそこ!山小屋!」指を差す。
八伏 正輝:「ん…あれか」
八伏 正輝:指差す先に目を凝らす。
ナズ・テレミア:「俺が踏み込むか」
ナズ・テレミア:「扉を閉め切っていても、俺なら破壊できる」
ナズ・テレミア:斧が鈍い輝きを放つ。
グレーゲル・ヴァレン:「相手に警戒されるだろう」
グレーゲル・ヴァレン:「閉まった扉なら……開く方法はいくらでもある」
八伏 正輝:「どうせ警戒されるなら、いっそのこと正面から訪ねて行くべきかもな。…まあ、どの道、穏当には終わらないと覚悟してはいるが」
ナズ・テレミア:「なら、俺は隠れていて」
ナズ・テレミア:「後から現れた方がいいか」
グレーゲル・ヴァレン:「そうだな……それが比較的無難だろう」
オドウェル・未来子:「腰抜かすもんね」
八伏 正輝:「…いや、そうするべきだとテレミア自身が思うなら、俺は何も言うまい」
八伏 正輝:後から現れた方が余計に怖いのでは、と思っても口にしない。その程度の配慮はできる…!
ナズ・テレミア:いきなり現れても後から現れても恐ろしいのだ。
グレーゲル・ヴァレン:先に現れても後から現れても怖いものは怖いので、警戒心を自分たちで解こう、と思っている。
GM:もう既に山小屋は見える位置にある。
八伏 正輝:「では、行くか。…覚悟はしたと言ったものの、話だけで済めばそれに越したことはないんだが」
GM:山小屋の扉が開く。
黒川エリュシオン介千尋:「……」顔には黄金の仮面。
グレーゲル・ヴァレン:「……彼女が」
黒川エリュシオン介千尋:「……やっぱ、八伏か。それだけうるさくしてたら、嫌でも気づく」
八伏 正輝:「…話だけで済みそうには、ないな。騒がしくして済まないが、ちょっと邪魔をする」
黒川エリュシオン介千尋:「……関わらないでって、言ったはずだけど」
グレーゲル・ヴァレン:「そうはいかんな!仮面のことを見過ごすことなどできようはずもない」
黒川エリュシオン介千尋:「……人まで集めて。私、何かした?ここで大人しくしてるだけじゃない」
黒川エリュシオン介千尋:「誰にも迷惑をかけてない。誰にも迷惑をかけられてない……今の、あなた達から以外には」
八伏 正輝:「面識のない相手なら、そうも出来ただろうが。…物が物だ。お前が仮面を所持しているというなら、放ってはおけない」
グレーゲル・ヴァレン:「……フン。重責から逃れたい気持ちは解らんでもないが。その引き継ぎもせずに逃げ出して迷惑をかけてない、だと」
八伏 正輝:「それに、だ。…俺はどうやら、厄介事を避けようにも避けられない質らしい。待っていても飛び込んでくるなら、こちらから行くまでだ」
オドウェル・未来子:「そのためにずっと気を張ってるんでしょ。それ」
オドウェル・未来子:「RCの流れ見れば分かるよ。常に警戒するために、無理やり力を引き出してる」
グレーゲル・ヴァレン:「役目を降りるなら然るべき手続きをしろ。誰も貴様を脅かすことはない」
オドウェル・未来子:「それじゃパンクするよ。外したほうがいい」
黒川エリュシオン介千尋:「……うるさい!干渉しないで!」
ナズ・テレミア:「……フー……ゴフー……」
ナズ・テレミア:背後の木々の合間から成り行きを見守っている。レッドファイト!
黒川エリュシオン介千尋:「居なくなって!……やりたくないけど、関わってくるなら……」
黒川エリュシオン介千尋:「排除する。この力で!」
GM:戦闘を開始します。
八伏 正輝:「繰り返すが、そうはいかん。…お前にも、そしてその仮面にも恨みはないが」
八伏 正輝:「お前を、俺の友人を取り戻すため。悪いが実力を行使する」

GM:戦闘を開始します。
GM:なお、本戦闘では、オドウェル・未来子も戦闘に参加します。GMが操作します。
グレーゲル・ヴァレン:ふむ
          黒川[9]

            5m

オドウェル[26] ナズ[6] グレーゲル[9] 八伏[3]
GM:初期配置はこんなかんじ
GM:セットアップから。
八伏 正輝:やはりダントツで俺が…遅い!
八伏 正輝:セットアップはありません。
オドウェル・未来子:《得意領域》《ミラーコート》。
グレーゲル・ヴァレン:こちらもなしです。
黒川エリュシオン介千尋:なし。
ナズ・テレミア:ありません。
GM:イニシアチブ、オドウェル・未来子の行動から。
オドウェル・未来子:マイナー《主の恩恵》《絶対の空間》。攻撃ダイスを増幅。
オドウェル・未来子:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《主の右腕》《破壊の光》《レーザーファン》《光の弓》《マスヴィジョン》《大地の加護》《完全なる世界》《大地の牙》《塞がれた世界》《滅びの光》《イェーガーマイスター》。
八伏 正輝:つ よ い
GM:大した追加効果はありません。ほぼ攻撃固定値とダイス数増強。
グレーゲル・ヴァレン:こわっ・・・
オドウェル・未来子:31dx@7+20
DoubleCross : (31R10+20[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10]+ 10[1,2,2,4,5,6,8,9,9,9,10]+5[2,2,4,4,5]+20 → 45

GM:特筆効果は相手のドッジダイスを-1個のみかな。
黒川エリュシオン介千尋:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,7,8,9,10]+5[5] → 15

オドウェル・未来子:5d10+124
DoubleCross : (5D10+124) → 26[5,7,1,8,5]+124 → 150

ナズ・テレミア:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,9,9]+1 → 10

GM:あっ対象は黒川のみです!範囲化してるけど単体攻撃なのだ。
ナズ・テレミア:あっすみません……!
ナズ・テレミア:そもそもオドウェルさんの行動だったw
黒川エリュシオン介千尋:一撃で戦闘不能になる。復活エフェクトもなし。
GM:戦闘終了です。
グレーゲル・ヴァレン:Oh
八伏 正輝:エリュシオン介ーっ!?
ナズ・テレミア:ええ~~っ
オドウェル・未来子:「じゃ、行使しよ……」指を突きつけ撃ち放つ。「実力!」
GM:破壊の光芒が黒川の仮面の縁を掠め、彼女を吹き飛ばした。
グレーゲル・ヴァレン:「……!」何をする間もない。
ナズ・テレミア:「……」林の中から普通に出てくる。レッドファイトを決める間もなかった。
ナズ・テレミア:「……先生。助かった」
八伏 正輝:「…テレミアの話といい店での騒ぎといい、ただ者ではないと思ってはいたが」
八伏 正輝:半ば呆れたように。
グレーゲル・ヴァレン:絶句している。
オドウェル・未来子:「ふう。これでいいかな?ちょっと乱暴だけど、彼女に動かせると侵蝕が心配だもん」
ナズ・テレミア:「こんなに強かったのか」
オドウェル・未来子:「戦闘が得意って言ったでしょ」
グレーゲル・ヴァレン:「得意、なんてレベルじゃない」
グレーゲル・ヴァレン:「……天才、だ」
オドウェル・未来子:「いや、総合力だとあんま高くないよでも。出力だけだけ」
オドウェル・未来子:「あはは。大げさ大げさ」
ナズ・テレミア:「いいや。精度も……」身を屈めて、倒れた黒川を見る。
黒川エリュシオン介千尋:吹き飛ばされた衝撃で、少し打ち身しているようだが、オーヴァードに致命傷などではないだろう。
ナズ・テレミア:「……途轍もない。仮面だけを正確に狙って攻撃するには、普通ならある程度の“加減”がいる」
黒川エリュシオン介千尋:仮面は既に吹き飛ばされたのか、見当たらない。
八伏 正輝:「狙ってああできるのであれば、天性か努力の結果か、どちらにせよ大したものと言っていい。…ともあれ、黒川も無事なようだ。礼を、言うべきだろうな」
ナズ・テレミア:「“仮面”に対応する連中には、その辺りの“適正”も求められる――先生に関わって欲しくない理由の一つでもあったが」
ナズ・テレミア:「初見で、これか」
グレーゲル・ヴァレン:「……仮面、吹き飛ばされたか」
グレーゲル・ヴァレン:「何者かが回収するとも限らん。早急に見つけて破壊を……」
オドウェル・未来子:「焼け落ちたと思うけどな~」
オドウェル・未来子:「そんなことより、早く戻ったほうがいいよ。ここ山道だから、暗くなると帰れなくなっちゃうよ」
オドウェル・未来子:「先生はちょっとやることがあるから、黒川さんと先戻っててね。今日の案内は終わりでいいよ、ありがと」
ナズ・テレミア:「そうしよう……」夕方前の薄闇にシルエットが浮かぶ。
ナズ・テレミア:「了解した」
グレーゲル・ヴァレン:「………」言いようのない不安に、暗闇を見る。
八伏 正輝:「…そうだな。済まないが、まずもって黒川を連れ帰らねばならん」
グレーゲル・ヴァレン:「仕方ない。戻ろう」
オドウェル・未来子:「よろしくねー」持ってきた袋の中身を取り出す。
オドウェル・未来子:大型の望遠鏡。一見何の変哲もないように見えるが、
オドウェル・未来子:パズルに詳しいようなものなら違和感を覚えるだろう。埋め込まれた仮面の意匠のような物が見える。
グレーゲル・ヴァレン:では、それを心に留めて、
グレーゲル・ヴァレン:いや、《構造看破》でわかることがあるようなら試してみようかな。
GM:そうですね。仮面の部分だけ、明らかに後付されたような形がわかる。
GM:デザイン上のものではないだろう。
グレーゲル・ヴァレン:よし、それを意識に入れて、今は二人と戻りましょう。
オドウェル・未来子:「ふーふふーんふーふーん」鼻歌を歌いながら、望遠鏡の設営を始めている。
GM:では、その時、
黒川エリュシオン介千尋:「ん……」黒川が目覚める。
八伏 正輝:「…む。悪いが、しばらく我慢してくれ」
ナズ・テレミア:「生きているようだな……」
八伏 正輝:おんぶして運んでおります。米俵じゃないよ!
ナズ・テレミア:「今のところは」すぐ真横に着ぐるみの顔がある!
黒川エリュシオン介千尋:「ん……あ」
黒川エリュシオン介千尋:「きゃっ……!何?何何何?」
黒川エリュシオン介千尋:「何これ!?」
グレーゲル・ヴァレン:「安心しろ、その着ぐるみは見た目はめっぽう怪しいが、善人だ」
ナズ・テレミア:「そうとも……苦しむことなく送ってやる」
黒川エリュシオン介千尋:「えっと。全然覚えてないし発言から全く信用ないけど、そうなの」
八伏 正輝:「それはこのウサギのことか、それとも今の状況のことか。…まあ、どちらであっても慌てる気持ちは分かる」
グレーゲル・ヴァレン:「何故か恐怖を煽る言い回しになる才能があるようでな」
黒川エリュシオン介千尋:「……そっか。どうも、助けられたみた……」
黒川エリュシオン介千尋:「……!」ある一点を見て、目を見開く。
八伏 正輝:「…事情は後で話す。ひとまずは寮まで連れて行くが…どうした」
黒川エリュシオン介千尋:「その人。どうして……!?」オドウェル・未来子に視線は注がれている。
グレーゲル・ヴァレン:「…オドウェル先生を知っているのか」
オドウェル・未来子:「よし、角度をいじって……ん」そちらを見やる。
ナズ・テレミア:「チッ」
グレーゲル・ヴァレン:「……二人とも。何か、まずい」
ナズ・テレミア:「黙っていろ、と、言いたいところだが」
ナズ・テレミア:「遅いな」
黒川エリュシオン介千尋:「先生?先生な訳がない。島の外で、見たことある」
グレーゲル・ヴァレン:「間違いなく先生は、彼女は――仮面と関わりがある」
オドウェル・未来子:「え」
グレーゲル・ヴァレン:他の二人に囁く。
黒川エリュシオン介千尋:「いや。見たことだと正確じゃなくて……!戦ったことがある!」
八伏 正輝:「…聞いた話からして、そうだろうと感じてはいたが。ヴァレンがそう言い切るからには、確信があるのだろう」
黒川エリュシオン介千尋:「その人、FHのエージェントよ!」
ナズ・テレミア:「……」ズサッ
ナズ・テレミア:地面に消防斧を突き立てる。
ナズ・テレミア:「本当か?先生」
オドウェル・未来子:「……あー」
オドウェル・未来子:「……その……うん。何でこんなタイミングで顔が割れるかな……!」
グレーゲル・ヴァレン:「……証言も、上がって来てしまった。まず、間違いなかろう」
グレーゲル・ヴァレン:「その望遠鏡も、ただの望遠鏡ではない、な…!」
八伏 正輝:「…なんともまあ、締まらない流れではあるが。これからのことは、先生が何をどうしようとしているかによる、な」
八伏 正輝:背負っていた黒川をそっと木陰に下ろそう。
ナズ・テレミア:「どうしようとしているか、どころの話ではない」
オドウェル・未来子:「いや、望遠鏡はほとんどただの望遠鏡だよ!ちょっと仮面借りて、解像度を増幅してるだけで!」
ナズ・テレミア:「いや――最悪、先生がシラを切り通していればそれで良かった。だが」
ナズ・テレミア:「俺の素性について明かせることが一つだけある。UGNチルドレンだ。公然とFHであることが明らかとなった者を」
ナズ・テレミア:「看過することは不可能だ。……探りたくもなかった」
グレーゲル・ヴァレン:「仮面の力を使っているのか。ならば、あなたも……さして、変わらないではないか」
オドウェル・未来子:「じゃあ、シラを切るべきだったかな。参ったな」
ナズ・テレミア:「先生。一つ忠告をしてやろう」
ナズ・テレミア:「先生は自己評価の通り、あまりに未熟すぎる」
ナズ・テレミア:「戦闘能力ではなく、情報という力に対する危機感がだ……」戦闘するつもりでいる。
グレーゲル・ヴァレン:「カジュアルに仮面を被っていた連中とやっていることは変わらん!」
オドウェル・未来子:「そんなことはないってば!それを脅威に思っているからこそ、こうやって……!」
八伏 正輝:「…こうやって?」
八伏 正輝:静かに頷いて、続きを促す。
オドウェル・未来子:「……未熟かもだな。なんか話してると無限にボロが出そうだ」
オドウェル・未来子:「全部話すね。もしかしたら、協力してくれたり、黙認してくれるかもしれない」
オドウェル・未来子:「そうなった方が、私は嬉しいし」
グレーゲル・ヴァレン:「…話せ」
オドウェル・未来子:「じゃあまず、名前とコードネーム。オドウェル・未来子は偽名だって話したよね」
オドウェル・未来子:「……ミラ」
オドウェル・未来子:「ミラ・E・コードウェル」
ミラ・E・コードウェル:「“マスターレイス02()”です」
八伏 正輝:「…“マスターレイス”の誰かが乗り込んで来る日が来ようとは、な」
グレーゲル・ヴァレン:「"マスターレイス"。聞いたことは当然あるが」
グレーゲル・ヴァレン:「……自分が出会うことになるとはな」
ナズ・テレミア:「……正体が割れている以上、素直に自分のコードネームを名乗る保証はない」
ナズ・テレミア:(……だが、そう信じるに十分なレネゲイド出力だ)
ミラ・E・コードウェル:「いいよ、別に信じてくれなくても。名前で脅そうってことじゃないから」
八伏 正輝:「信じる信じないは別として…腹芸が得意なタイプではないのだろう、確かに。そういう意味では、信じるに値する、と思う」
グレーゲル・ヴァレン:「ああ。演技も隠し事も苦手なのだろう」
ミラ・E・コードウェル:「私ね、アカデミアが好き。この学園島が」
ミラ・E・コードウェル子:「ここはいいところだと思ってる。オーヴァードと一般人が手を取り合って、すべてを許容して」
ミラ・E・コードウェル:「ここが私の居場所なんだーって思えるくらい」
ミラ・E・コードウェル:「だからね。私」
ミラ・E・コードウェル:「世界ぜんぶをアカデミアにしたい。そういう世界を作りたい」
ミラ・E・コードウェル:「だからね。アカデミアは守りたい。傷つけるつもりはないよ」
ミラ・E・コードウェル:「私が壊すのはね」天を指差す。
ミラ・E・コードウェル:「UGNの無人監視衛星。あれが情報欺瞞の役割をしてるからね」
ミラ・E・コードウェル:「あれがなくなれば、ここのことを伝えられる。オーヴァードと人類が共存し得る場所が、既に実を結んでることを」
ナズ・テレミア:「そのための望遠鏡か……」
八伏 正輝:「…破壊そのものは、燃え尽きなかった流星が直撃したとでもすればいい。そういうことか」
ミラ・E・コードウェル:「うん。流星群はちょうどよかった」
グレーゲル・ヴァレン:「………」
ミラ・E・コードウェル:「といってもね。照準自体は望遠鏡で十分なんだけど、いくら私の出力でも、あんな空高くまでは届きません。増幅しないとね」
ミラ・E・コードウェル:「そこで登場するのが……じゃん」望遠鏡の入っていた袋をひっくり返す。
ミラ・E・コードウェル:多種多様の仮面がこぼれ出る。
GM:そこには、先程黒川エリュシオン介千尋がつけていた黄金の仮面もある。
グレーゲル・ヴァレン:>仮面は一つ一つの力は弱いが、同時に多数のエリアに存在することで、
>力を結集し出力を高めることが可能であると考えられる。

ミラ・E・コードウェル:「島を巡り巡って、仮面の生徒さんを開放したときにくすねた仮面です」
八伏 正輝:「よくもまあ…殆どが数打ちとはいえ、ここまで大量の仮面が集まるのは学園始まって以来だろう」
グレーゲル・ヴァレン:「ディオゲネスが何を企んでいたかは知らんが」
ミラ・E・コードウェル:「彼らが何を考えてたか知らないけど、学園に迷惑をかける計画を潰しながら、増幅器をゲットできる。一石二鳥です」
グレーゲル・ヴァレン:「その出力を横から掠め取ったわけだ」
ミラ・E・コードウェル:「うん。だからね。私のやりたいことは、これだけ」
ミラ・E・コードウェル:「学園の生徒の誰も傷つけないし、今やってる鑑賞会の邪魔もしない」
グレーゲル・ヴァレン:「……仮面を使うことには抵抗は全くないんだな」
ミラ・E・コードウェル:「そこはまあ、ちょっと怖いけど。リスクは踏むべきと判断しました」
ナズ・テレミア:「……まるで」
ナズ・テレミア:「“観光客”だな」ボソリと呟く。
ミラ・E・コードウェル:「?」
ナズ・テレミア:「それが悪いとは言わない。観光客を案内するのもな……俺は、不愉快ではない」
グレーゲル・ヴァレン:「共に過ごした時間は悪いものではなかった。それは認めよう」
八伏 正輝:「…そうだな。学園をそこまで気に入ってくれたことは、素直に喜ばしい」
八伏 正輝:「しかし、だ。…あなたがやろうとしていること、それは世界を作ることであると同時に」
八伏 正輝:「世界を塗り潰し、壊すことだ。…確かに今の世界は、俺たちには優しくない。だが、それを、世界を壊す理由にしてはならない」
ミラ・E・コードウェル:「……そっか。見逃してはくれないわけだ」
ナズ・テレミア:「先生。俺は先生のことは嫌いではない。主義主張を除けば、好ましいとすら思う」
ナズ・テレミア:「そうではない部分を……隠し通してほしい」
ナズ・テレミア:「永遠にだ」
ミラ・E・コードウェル:「私が欲望を、我慢できる人に見えてきた?これまでで」
グレーゲル・ヴァレン:「アカデミア。確かに、良いところだ。我が才能を奮う機会も多い」
グレーゲル・ヴァレン:「だが、俺がここにいるのはいずれ外の世界で我が才を奮い、皆を導く為だ」
グレーゲル・ヴァレン:「境界を壊されては困る――ああ、大いに困る!」
グレーゲル・ヴァレン:「それに……今、境界を壊したところで、起こるのは混乱だ。それらすべてをああやって一つ一つ制圧して行くつもりか?」
グレーゲル・ヴァレン:「その中でどれだけの犠牲が出る!俺は……それを決して看過することなぞ、せんぞ!」
グレーゲル・ヴァレン:『外』に残して来た家族のことを思いながら。
ミラ・E・コードウェル:「うーん。やっぱ駄目か。これ話し損だったかも。あと私交渉下手だね、これ」
ミラ・E・コードウェル:「さっきね、『学園の生徒の誰も傷つけない』って言ったんだけど」
ミラ・E・コードウェル:「ごめんね。やっぱ嘘だ。でも、これで最後にするから」手を振るうと、仮面が次々と浮き上がる。
ミラ・E・コードウェル:「邪魔をする気力か体力か、どっちかが尽きるまで遊ぼっか」仮面は彼女の周囲を周回する。《テレキネシス》。
ナズ・テレミア:「……」敵の能力はこれまで散々見てきている。ぶつかり合えば勝てないだろう。
ミラ・E・コードウェル:そのうちの一つを手に取る。近未来的なゴーグルのような仮面。
ナズ・テレミア:「……八伏。グレーゲル。先生の“案内役”は俺だ。どこかに助けを呼びに行け」
ナズ・テレミア:「俺がやる」
ナズ・テレミア:“ミラージュバイト”はレネゲイドの隠蔽のために計り知れないほどのコストと犠牲を積み重ねてきている。
ナズ・テレミア:(俺達の“仕事”だ。誰にも知られぬ、誇りある。無駄にはさせない)
グレーゲル・ヴァレン:「………」自分たちでは手に負えない。テレミアの言う通り、助けを呼びに行くべきだ。そう、心は、理性は、主張する。
八伏 正輝:「…テレミア。以前から思ってはいたんだが」
グレーゲル・ヴァレン:「そうだな、ならば俺も足止めを手伝ってやろう!」
八伏 正輝:「お前は、戦うのには向いていないな。…能力の話じゃない。在り方が、だ」
ナズ・テレミア:「それは……そうだろうな……」
グレーゲル・ヴァレン:ずい、と前に出る。
八伏 正輝:「誰かを助ける、それがお前の立ち位置であるように思う。…それでもきっとお前は、戦うのだろう」
ナズ・テレミア:(俺は前線向きのエージェントではない。事後処理専門の、顔のない一兵卒に過ぎない)
グレーゲル・ヴァレン:「俺は『天才』だ。ならば、この局面!誰の力を借りるべきか言うまでもあるまい!」
八伏 正輝:「だから、俺は、俺たちはお前を助ける。いつかお前が、どこか俺たちの知らないところで、誰かを助ける日のために」
ナズ・テレミア:「俺も……八伏。前から思っていた」
ナズ・テレミア:(“スティールオウガ”。オマエは俺のことを知らなくとも、俺はオマエのことをよく知っている)
ナズ・テレミア:「オマエは信頼できる奴だと思う」
ナズ・テレミア:「グレーゲル……サポートを頼む。俺は、判断力に乏しいだろうから……」
グレーゲル・ヴァレン:「ハッ!言われずともだ!それが天才の役目だからな!」
ナズ・テレミア:「退くべき時と、八伏を生かす助言を……頼む」
八伏 正輝:「光栄だ。なら…その信頼と助言に応える働きを見せないと、な」
八伏 正輝:「…そういうわけだ。悪いが、下がっていてくれ。ここから先は?」
八伏 正輝:「戦の庭だ」
八伏 正輝:黒川にそう告げて、鋼の拳を握り込む。
黒川エリュシオン介千尋:無言で頷き、ジリジリと後退する。
ミラ・E・コードウェル:「――“馭者座(オーリガ)”。さ、始めよっか」
ミラ・E・コードウェル:「今日が、今日こそが。アカデミアに染まる日だ」

GM:シーンを終了します。ロイス取得・変更などあればどうぞ。
グレーゲル・ヴァレン:先生のロイスをタイタスにします。
グレーゲル・ヴァレン:以上!
八伏 正輝:クレーゲルくんに「■仲間意識/脅威」でロイスを取得します。以上で!
ナズ・テレミア:私も先生をタイタスにすべきかな……!
ナズ・テレミア:事前タイタス、あまりやったことがないのだ
ナズ・テレミア:タイタス化します。以上

【Climax】

GM:クライマックスに入ります。
GM:登場をお願いします。
八伏 正輝:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 10[10]+84 → 94

八伏 正輝:グワーッ!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:90->95)
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:102->109)
ミラ・E・コードウェル:「じゃ、やろっか!出来ればすぐに折れてくれると嬉しいな!」
GM:強烈なプレッシャーが、彼女から放出される。
GM:衝動判定。難易度は9。
八伏 正輝:3dx+3>=9
DoubleCross : (3R10+3[10]>=9) → 6[4,4,6]+3 → 9 → 成功

ナズ・テレミア:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[2,4,7,9,10]+9[9] → 19 → 成功

八伏 正輝:ギリギリ成功!
グレーゲル・ヴァレン:7dx>=9
DoubleCross : (7R10[10]>=9) → 10[7,8,8,8,9,10,10]+10[7,10]+5[5] → 25 → 成功

ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+8(2D10->7,1)した (侵蝕率:109->117)
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+8(2d10->7,1)した(侵蝕率:95->103)
八伏 正輝:2d10+94
DoubleCross : (2D10+94) → 7[3,4]+94 → 101

グレーゲル・ヴァレン:これが意志の力だ
八伏 正輝:意志の力で殴る。
      ミラ[26]

       5m

ナズ[6] グレーゲル[9] 八伏[3]
GM:配置はこんなかんじ!
GM:セットアップから開始します。
ミラ・E・コードウェル:《得意領域》《ミラーコート》。
八伏 正輝:こちらはありません。
ナズ・テレミア:私もなし!
グレーゲル・ヴァレン:《バタフライエフェクト》をナズくんに。
グレーゲル・ヴァレン:対象の判定達成値+5。判定直前に適用を決定できます。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+3した(侵蝕率:103->106)
GM:イニシアチブ。ミラが動きます。
ミラ・E・コードウェル:《さらなる絶望》《永劫の奴隷》。
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

ミラ・E・コードウェル:「じゃあ、これ!“巨嘴鳥座(ツカナ)”!」
八伏 正輝:グワーッ増援!
ミラ・E・コードウェル:周点する仮面の一つを手にとり、上から被る。
GM:仮面の複数起動を可能とする、馭者座の仮面の効能。
GM:これはキャラクターとして独立して存在します。また、本ラウンド中はHPが0になっても戦闘不能になりません。
グレーゲル・ヴァレン:厄介だ
GM:改めて、ミラの手番。
ミラ・E・コードウェル:マイナー《主の恩恵》《絶対の空間》。
ミラ・E・コードウェル:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《主の右腕》《破壊の光》《レーザーファン》《光の弓》《マスヴィジョン》《大地の加護》《完全なる世界》《大地の牙》《塞がれた世界》《滅びの光》《ダンシングシミター》《イェーガーマイスター》。
GM:3人のエンゲージに範囲攻撃。
グレーゲル・ヴァレン:多い多い
八伏 正輝:PCならジャーム化待ったなしや…
ミラ・E・コードウェル:31dx@7+20
DoubleCross : (31R10+20[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,8,10,10,10]+ 10[2,2,2,5,6,7,7,8,8,9]+10[3,5,8,9,10]+10[2,3,9]+ 10[8]+10[8]+3[3]+20 → 83

八伏 正輝:殺意殺意。
GM:おっ回ったな。
GM:ドッジダイスは-1個されます。
ナズ・テレミア:絶対ここでバタフライエフェクトを使うべきでないことはわかる
ナズ・テレミア:3dx+1 回避
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,5,9]+1 → 10

八伏 正輝:ガードしましょう。
グレーゲル・ヴァレン:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[1,9,10]+8[8] → 18

グレーゲル・ヴァレン:ドッジです。
ミラ・E・コードウェル:9d10+139 装甲有効
DoubleCross : (9D10+139) → 57[6,10,7,9,8,5,3,5,4]+139 → 196

グレーゲル・ヴァレン:それと、《万象の虹》。《ダンシングシミター》をレベル1で取得します。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+6した(侵蝕率:106->112)
ナズ・テレミア:ウギャー!死ぬ!オドウェルさんのタイタスを昇華し、復活。
八伏 正輝:ひゃくさんじゅうきゅう。
グレーゲル・ヴァレン:で、先生のタイタスを昇華復活。
八伏 正輝:死ぬ!死ぬので先生のロイスをタイタス化、昇華して復活…!
ミラ・E・コードウェル:「びりびりの……ばりばりの……」強烈な光が指先に発生する。
ミラ・E・コードウェル:「どっかーん」強烈なレーザ光が、山肌ごと薙ぐように暴れまわった。
ミラ・E・コードウェル:「あんまり目立ちたくは無いんだけどね……人が来ちゃうからさ」
グレーゲル・ヴァレン:光が通り過ぎた後に、這々の体で立っている。制服には夥しい血が付着している。
八伏 正輝:「よく言う…!」
ナズ・テレミア:バキン!
ナズ・テレミア:倒れて積み重なった木々の一つを吹き飛ばして這い出してくる。
八伏 正輝:全身を光に焼かれながらも、鋼鉄の脚で大地を踏みしめ、立ち上がる。
グレーゲル・ヴァレン:「……なるほど、凄い力、だ。く、ハッハハ!この天才をここまでの目に遭わせるとは、流石のものよ、ミラ・E・コードウェル!」
ナズ・テレミア:そのような“死角”で回避した。無論、無傷ではない。
ナズ・テレミア:(一度でも直撃をもらえば)(……俺では死ぬな)
グレーゲル・ヴァレン:体内の影で無理やり体を縫い止めている。
グレーゲル・ヴァレン:「だが、その力の一端。理解したぞ」
ミラ・E・コードウェル:「えー。それはショックだな。研鑽してきたのに」
ミラ・E・コードウェル:「いや、先生冥利には尽きるのかな。どうだろうね」
GM:グレーゲル君の手番!
グレーゲル・ヴァレン:「誇りに思うが良い!この天才の師にひと時でもなれたことをな!」いつもの調子が戻って来ている。
グレーゲル・ヴァレン:はい。マイナーで先頭移動、接敵します。
グレーゲル・ヴァレン:ミラさんたちのエンゲージに。
グレーゲル・ヴァレン:ん?あ、すみません!
グレーゲル・ヴァレン:よく考えたら今から射撃攻撃するんだった
グレーゲル・ヴァレン:なので、移動方向を変えさせていただいてもよろしいでしょうか!
グレーゲル・ヴァレン:後方に5m!
GM:いいですよ!
グレーゲル・ヴァレン:ありがとうございます!
 ミラ[26] 巨嘴鳥座[9]

       5m

   ナズ[6] 八伏[3]

       5m

    グレーゲル[9]
グレーゲル・ヴァレン:で、ミラさんに攻撃します。《コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《ダンシングシミター》。侵蝕レベルアップでダンシングシミター2につき、白兵武器を2個選択。
グレーゲル・ヴァレン:すなわち木刀と両手剣!
グレーゲル・ヴァレン:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,1,2,3,4,6,7,7,10,10]+10[1,2,9,9]+5[4,5]+1 → 26

GM:ドッジします。
ミラ・E・コードウェル:《神の眼》《水晶の目》《ゆらめき》。
ミラ・E・コードウェル:25dx+8
DoubleCross : (25R10+8[10]) → 9[1,1,1,1,2,3,4,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,7,8,8,8,9,9,9,9]+8 → 17

グレーゲル・ヴァレン:こっわ
GM:全然駄目だ……!ダメージをください。
グレーゲル・ヴァレン:3d10+6
DoubleCross : (3D10+6) → 14[2,3,9]+6 → 20

グレーゲル・ヴァレン:こんなものか…!諸々有効です!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+9した(侵蝕率:112->121)
GM:そのダメージはまだ生きてます!
グレーゲル・ヴァレン:そりゃね!
グレーゲル・ヴァレン:「……その光は、極めて緻密にコントロールされている」
グレーゲル・ヴァレン:距離を取りながら呟く。
グレーゲル・ヴァレン:「その技法を応用すれば、普段は白兵戦程度でしか戦えない俺も、こんなことができる」
ミラ・E・コードウェル:得物を眺めながら訝る。傍らではいくつかの仮面が弾けて壊れている。射撃の能力反動。
グレーゲル・ヴァレン:そう言って手を翳すと、影の刃がその腕の周囲を回る。
グレーゲル・ヴァレン:「出力では及ばないが……まあ、味わって行け、ミラ。」
グレーゲル・ヴァレン:その言葉と共に、影の刃が射出!ミラへと襲い掛かる!
ミラ・E・コードウェル:「!」強烈な露光によって迎撃しようとするが、影をより大きく照らしだすにとどまる。
ミラ・E・コードウェル:「痛っつー……!」
ミラ・E・コードウェル:「すぐ倒れててくれないと、私もとっても困るんだってば……!」
グレーゲル・ヴァレン:「この天才、この程度で倒せると思うな!」
ミラ・E・コードウェル:「……じゃあこの程度ならどうだ……!“巨嘴鳥座(ツカナ)”!」
GM:巨嘴鳥座の手番。
巨嘴鳥座:マイナー《スーパーソニック》《ヴァリアブルマシン》。
巨嘴鳥座:メジャー《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》《バリアクラッカー》《MAXボルテージ》《マシラのごとく》《エンハンスアクション》《リミットリリース》《神速の鼓動》。PC全員にシーン攻撃。
グレーゲル・ヴァレン:・・・?
巨嘴鳥座:あ、忘れてました。イニシアチブに《フルインストール》もですね。
グレーゲル・ヴァレン:???
巨嘴鳥座:24dx@6+5 ガード不可
DoubleCross : (24R10+5[6]) → 10[2,3,3,3,4,4,4,4,5,5,6,6,6,6,7,7,8,9,10,10,10,10,10,10]+ 10[2,2,2,2,4,4,5,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,1,2,5,5,8,10]+ 4[3,4]+5 → 39

八伏 正輝:+20しても避けられる気/zeroなので、素振りでドッジしよう。
ナズ・テレミア:私も素振りでドッジ。
グレーゲル・ヴァレン:ドッジです
八伏 正輝:12dx+1
DoubleCross : (12R10+1[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,7,7,8,8,10]+10[10]+2[2]+1 → 23

グレーゲル・ヴァレン:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[3,3,4,7] → 7

ナズ・テレミア:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[4,6,7,9]+1 → 10

八伏 正輝:特異点してたら避けられたなこれ!
グレーゲル・ヴァレン:こればかりはしかたない…
GM:ダメージ。
巨嘴鳥座:4d10+83 装甲無視
DoubleCross : (4D10+83) → 31[9,4,10,8]+83 → 114

グレーゲル・ヴァレン:死ぬしかない。
巨嘴鳥座:光の翼が薙ぎ払うように敵陣を撫でる。
グレーゲル・ヴァレン:ナズくんのロイスをタイタス化、昇華復活します。お前はただの怖い着ぐるみなんかじゃない…!
ナズ・テレミア:「!」莫大な光量で蒸発したように見える。
ミラ・E・コードウェル:「あっこれこんな風になるんだ……!なかなか扱い難しいな……!」
八伏 正輝:こちらはクレーゲルくんのロイスをタイタス化、昇華。逆転の一手を頼むぜ…!
グレーゲル・ヴァレン:「ゲホッ…!!は、ぐぶ、……ク、ハッハ…!」無理やりツギハギで体を動かしている。
ミラ・E・コードウェル:「大分差があるよね、ほら、ほら」
ミラ・E・コードウェル:「逃げちゃおうよ。誰も咎める人なんて居ない」
ナズ・テレミア:「……その“仮面”の一つ一つが」やはり、瓦礫の“死角”から出現する。
ナズ・テレミア:「俺達の止められなかった生徒だ」
八伏 正輝:「で、あるなら。…余計に、退くわけにはいかんな」
グレーゲル・ヴァレン:「ここからが…人を導く天才の、本領発揮だ!」
GM:次はナズ君の手番。
ナズ・テレミア:「俺達は……この世界で、限られた青春を取り戻そうとしている。だが――」
ナズ・テレミア:「アカデミアは理想の楽園などではない」
ナズ・テレミア:仕事/仮面の生徒達/同情/悔悟:○ を取得して、タイタス化します。
ミラ・E・コードウェル:「どういうこと?」幾ばくの疑問をたたえた眼。
ナズ・テレミア:「いいか、先生。華やかな観光地で――わざわざスラムに踏み込みたがるような者は、土地の人間などではない」
ナズ・テレミア:「奴らは知っている。それが暗部であり、恥じるべき……“隠すべき”物事だと」
ナズ・テレミア:「近づけば、自分の命すら危ういかもしれないのだと……」
ナズ・テレミア:「それをわざわざ暴き、覗きたがるのは、“観光気分”の連中だけだ」
ナズ・テレミア:「先生はアカデミアの人間にはなれない」
ミラ・E・コードウェル:「……そう。ここに居場所はないって、君はそう言うんだ」
ナズ・テレミア:「先生。先生がディズニーランドに行ったとしよう。それがどれだけ素晴らしく、楽しい思い出だとしても」
ナズ・テレミア:「世界のすべてをディズニーランドにはできない」
ミラ・E・コードウェル:「それでも。私はやる。本気でやるよ」
ミラ・E・コードウェル:「世界のすべてをディズニーランドにできないのはね。誰もやろうと思わなかったからだよ」
ナズ・テレミア:「……俺の前で、嘘や隠し事をするな。」
ナズ・テレミア:マイナーで《バックスタブ》。ミラにエンゲージします。
ナズ・テレミア:バックスタブじゃない!《縮地》!
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+1した (侵蝕率:117->118)
 ミラ[26] 巨嘴鳥座[9]  ナズ[6]

       5m

      八伏[3]

       5m

    グレーゲル[9]
ナズ・テレミア:《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《完全なる世界》。
グレーゲル・ヴァレン:《援護の風》《ウィンドブレス》
ナズ・テレミア:《バタフライエフェクト》も使用。達成値+5!
グレーゲル・ヴァレン:で、ダイス+5、達成値+9!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+4した(侵蝕率:121->125)
ナズ・テレミア:15dx7+14
DoubleCross : (15R10+14[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,5,6,6,6,6,7,7,8,9]+10[2,2,5,8]+10[8]+5[5]+14 → 49

グレーゲル・ヴァレン:《原初の紫:妖精の手》!
グレーゲル・ヴァレン:最後の5を10に!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5した(侵蝕率:125->130)
ナズ・テレミア:1dx7+54
DoubleCross : (1R10+54[7]) → 2[2]+54 → 56

ナズ・テレミア:あまり回らなかった!申し訳ない!
グレーゲル・ヴァレン:どんまいです!
GM:高積されたな……!
ミラ・E・コードウェル:ドッジ。《神の眼》《水晶の目》《ゆらめき》。
ミラ・E・コードウェル:25dx+8
DoubleCross : (25R10+8[10]) → 9[1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,5,6,6,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9]+8 → 17

GM:クリティカルしない!ダメージをおくれ!
ナズ・テレミア:6d10+57
DoubleCross : (6D10+57) → 24[1,2,9,8,3,1]+57 → 81

GM:そんなダメージ受けてられないよ……!
ナズ・テレミア:言葉の途中で、ナズの姿が消失している。
ミラ・E・コードウェル:《光の守護》。ダメージを0に。
グレーゲル・ヴァレン:おおう
ミラ・E・コードウェル:「え」
ナズ・テレミア:死角に隠れたのだ。グレーゲルの作り出した死角に!
ナズ・テレミア:「グルウァアアアアアアオァアア!!」
ナズ・テレミア:ド ガ ン !!!
ナズ・テレミア:突如背後に出現し、消防斧を叩きつける!脳天へと!!
グレーゲル・ヴァレン:ナズの能力をシミュレート、解析し、理解した。それにふさわしい舞台を整える!
ミラ・E・コードウェル:「!」とっさに指を向ける。レーザの意図的な暴発。
ミラ・E・コードウェル:直接命中させることは叶わないが、バランスを欠いた状態での射撃は、
ミラ・E・コードウェル:彼女自身の体を大きく突き飛ばす。衝撃で吹き飛びながら致命の一撃を回避。
ナズ・テレミア:「グルァ!ゴアアア!アアア――ッ!!」ドガン!ドガン!ドガン!!
ミラ・E・コードウェル:勢いのまま地面に転がる。
ナズ・テレミア:斧を何度も叩きつけ、ミラのいた位置の瓦礫を細切れにした。
ナズ・テレミア:「フーッ、フーッ、フウーッ……」
ナズ・テレミア:「のがしたか……」
ミラ・E・コードウェル:「……」
ミラ・E・コードウェル:「えっ、怖っ……」
ナズ・テレミア:ナズの能力は空間の切断と接続。斧で切断した外見だけをバラバラにする……!
ナズ・テレミア:「次は……」
ナズ・テレミア:「仕留める……」
ミラ・E・コードウェル:「……ホントにそれに捕まる訳にはいかないかな!」
GM:八伏君の手番。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+9した (侵蝕率:118->127)
八伏 正輝:はーい。マイナーで《完全獣化/イオノクラフト》、ミラのエンゲージに移動。
八伏 正輝:メジャーで《C:キュマイラ/獣の力》、ミラを白兵攻撃で殴ります。
八伏 正輝:16dx7+4
DoubleCross : (16R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,3,5,5,6,7,7,9]+ 10[2,4,7]+10[10]+2[2]+4 → 46

 ミラ[26] 巨嘴鳥座[9] ナズ[6] 八伏[3]

           10m

         グレーゲル[9]
八伏 正輝:達成値46で。
ミラ・E・コードウェル:ドッジ!《神の眼》《水晶の目》《ゆらめき》!
ミラ・E・コードウェル:25dx+8
DoubleCross : (25R10+8[10]) → 10[1,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,6,6,7,7,7,8,8,8,10,10,10]+ 3[2,3,3]+8 → 21

八伏 正輝:怖い怖い!
GM:うーん芳しくない!
八伏 正輝:ではダメージが…
GM:ダメージをどうぞ。
八伏 正輝:5d10+18
DoubleCross : (5D10+18) → 21[9,1,1,3,7]+18 → 39

八伏 正輝:装甲有効、39点。
GM:それは耐えきれない。
ミラ・E・コードウェル:《蘇生復活》で復活。
八伏 正輝:脚部の跳躍装置を起動、圧縮空気を噴出して一跳びで数メートルの距離を詰めて。
八伏 正輝:「安心しているところ悪いが、頭上注意だ」
八伏 正輝:跳躍の頂点から、ミラに向けて落下。117kgの体重、熊すら叩きのめす膂力、そして跳躍の加速。三乗の力が乗った鋼の拳を。
八伏 正輝:転がり、立ち上がろうとしていたミラの鳩尾に叩き込む。
ミラ・E・コードウェル:「え――かふっ」もろに直撃を受ける。
ミラ・E・コードウェル:「かふっ、ぐふっ……はっ……はっ……!」
八伏 正輝:「並の相手なら潰せていたはずだが…やはり、一撃とはいかんか」
八伏 正輝:自分は受け身を取って勢いを殺し、素早く立ち上がる。
ミラ・E・コードウェル:「こんな、こんな程度……!」よろよろと立ち上がる。
八伏 正輝:こちらは以上で!
GM:1ラウンド目終了。

GM:2ラウンド目に入ります。セットアップから。
八伏 正輝:ありません。
ミラ・E・コードウェル:《得意領域》《ミラーコート》。
ナズ・テレミア:ありません
グレーゲル・ヴァレン:《バタフライエフェクト》をナズくんに。
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+3した(侵蝕率:130->133)
ミラ・E・コードウェル:「油断があったわけじゃないけど……こっからは、思い通りには行かないよ」髪を掻き上げ、後ろ手に結ぶ。
ミラ・E・コードウェル:「仰々しいのはやめだ」
GM:イニシアチブ。
ミラ・E・コードウェル:《さらなる絶望》《永劫の奴隷》。
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

八伏 正輝:また増えたー!?
GM:かぶった!振り直し!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 2

グレーゲル・ヴァレン:ひええ
ミラ・E・コードウェル:「黒川さんはさ、一個勘違いをしてたよね。これ、黄金の仮面じゃないよ」
ミラ・E・コードウェル:周回する金色の仮面を、細く引き伸ばす。鋭い衝角のような意匠が生まれる。
ミラ・E・コードウェル:「これは“旗魚座(ドラド)”!見せてあげる!」仮面を追加装備する。
 ミラ[26] 巨嘴鳥座[9] 旗魚座[12] ナズ[6] 八伏[3]

           10m

         グレーゲル[9]
ミラ・E・コードウェル:そして彼女のメインの手番。
GM:choice[ナズ,グレーゲル,八伏]
DoubleCross : (CHOICE[ナズ,グレーゲル,八伏]) → グレーゲル

グレーゲル・ヴァレン:うえっ
ミラ・E・コードウェル:マイナー《主の恩恵》《絶対の空間》。
ミラ・E・コードウェル:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《主の右腕》《破壊の光》《レーザーファン》《光の弓》《大地の加護》《完全なる世界》《大地の牙》《塞がれた世界》《滅びの光》《ダンシングシミター》。
ミラ・E・コードウェル:31dx@7+20 ドッジダイスを-1個
DoubleCross : (31R10+20[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,4,4,4,5,5,5,5,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,10,10]+ 10[1,1,3,6,7,7,7,9,9,10,10]+10[1,3,3,6,7,10,10]+2[1,1,2]+20 → 52

八伏 正輝:相変わらずの大盛。
グレーゲル・ヴァレン:うう…ドッジします
グレーゲル・ヴァレン:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[4,6,8,9] → 9

ミラ・E・コードウェル:6d10+103 装甲有効
DoubleCross : (6D10+103) → 35[5,7,10,8,2,3]+103 → 138

グレーゲル・ヴァレン:粉々になる…
ミラ・E・コードウェル:「びゅーん」
ミラ・E・コードウェル:先程までより、出力を絞った一撃。とはいえ、この出力の違いを判別することは困難だろう。
ミラ・E・コードウェル:現状でも過剰なほどだ。
グレーゲル・ヴァレン:ディオゲネス・クラブのロイスをタイタス昇華し立ち上がります。今は目の前の相手だ。
グレーゲル・ヴァレン:「……ハ、カフッ、ハ、ハッハハハ……!」
グレーゲル・ヴァレン:内臓が散り散りになるような感覚。実際、再生は追いついていない。体内の影で臓器を一時的に置き換えている。
グレーゲル・ヴァレン:「まだだ!まだ、俺達は倒れん!!」
ミラ・E・コードウェル:「む。脆そうなとこから狙う卑怯な手まで使ったのに……」
グレーゲル・ヴァレン:「そう簡単に世界を壊せると思うな…!」
ミラ・E・コードウェル:「いいよ!じゃあ“旗魚座(ドラド)”!」
GM:旗魚座の仮面が動く。
GM:choice[ナズ,八伏]
DoubleCross : (CHOICE[ナズ,八伏]) → 八伏

八伏 正輝:今度はこちらか。カモン!
旗魚座の仮面:《コンセントレイト:バロール》《停滞空間》《魔神の心臓》《悪魔の影》《黒星の門》。
グレーゲル・ヴァレン:ゲェーッデバフ!
GM:ダメージはありませんが、命中で、ラウンド中ダイス-18個、シーン中行動値0、次の攻撃にリアクション不可。
GM:マイナー解除は可能です。前者2つのどちらか一つになりますが。
旗魚座の仮面:12dx@7+5
DoubleCross : (12R10+5[7]) → 10[2,2,3,4,4,5,7,7,7,8,9,10]+10[1,1,2,4,5,10]+10[7]+10[8]+4[4]+5 → 49

八伏 正輝:よく走る…!一応ドッジは振ってみましょう。
八伏 正輝:16dx+1
DoubleCross : (16R10+1[10]) → 9[1,2,3,5,5,6,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9]+1 → 10

八伏 正輝:ひとつも回らないとは。
GM:ではこの重篤デバフを貼り付けます。
八伏 正輝:頂きましょう!
旗魚座の仮面:光が円錐状に強烈収束し、高重力の軛をもたらす。
八伏 正輝:「ぐ…ただでさえ重いというのに、倍がけどころではないな、これは…!」
ミラ・E・コードウェル:「こ、これさては火力出ないな!うーん!」
ナズ・テレミア:「何故“仮面”の名を知っている」
八伏 正輝:機械化による117kgという体重、それがさらに増幅され、たまらず片膝を突く。
八伏 正輝:地面は重さに耐えきれず、ひび割れ、徐々に陥没してゆく。
ナズ・テレミア:八伏とミラの射線の間に位置取る。
ミラ・E・コードウェル:「資料を見たからね。使えそうなのはピックアップしてた」
ナズ・テレミア:「監視衛星の一件も――いや。そもそもアカデミアの存在自体」
ナズ・テレミア:「……“どこから”?“誰から”だ?」
ミラ・E・コードウェル:「……誰からだろうね」
ナズ・テレミア:着ぐるみの頭が傾き、背後の八伏の方に僅かに向く。
ナズ・テレミア:(残念だが、俺は戦闘支援は何もできない。お前が受けている攻撃に対して、何も……)
ミラ・E・コードウェル:「あ、隠し事をするな、だっけ?じゃ、負けたら教えよう」
ナズ・テレミア:「誰だろうが」
ナズ・テレミア:「そいつはいずれ“始末”する」
八伏 正輝:「…テレミア」
ミラ・E・コードウェル:「あはっ……怖い、怖い」
ナズ・テレミア:(だが、俺よりもずっと“サポート”に向いている奴なら――)本当に気にしているのは、八伏の方ではない。
八伏 正輝:「俺は、大丈夫だ。頑丈さには自信があってな。…お前は、お前のやれることをやってくれ」
ミラ・E・コードウェル:「駄目だよ、そんな物騒な言い方……」
八伏 正輝:「俺も、そしてヴァレンも、そうしてきた。…きっと、この先も、ずっとだ」
GM:次はグレーゲル君の手番。
グレーゲル・ヴァレン:はい。
グレーゲル・ヴァレン:マイナーなし、コンセントレイト:ウロボロス》+《無形の影》+《ダンシングシミター》でミラに攻撃します。武器は先ほどと同じ組み合わせ。
GM:きませいっ
グレーゲル・ヴァレン:11dx7+1
DoubleCross : (11R10+1[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,6,7,7,8,9]+10[3,4,7,9]+6[5,6]+1 → 27

グレーゲル・ヴァレン:《妖精の手》します!
グレーゲル・ヴァレン:最後の5を10に!
グレーゲル・ヴァレン:1dx7+31
DoubleCross : (1R10+31[7]) → 10[10]+3[3]+31 → 44

GM:回りおって……!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+5した(侵蝕率:133->138)
グレーゲル・ヴァレン:ドッジ型相手だし…念には念を入れる
GM:だがこちらも本気だ。一度倒れてるからな……!
ミラ・E・コードウェル:ドッジ。《神の眼》《水晶の目》《ゆらめき》。
ミラ・E・コードウェル:28dx+8
DoubleCross : (28R10+8[10]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,5,5,7,7,7,7,7,9,9,10,10,10,10]+ 10[5,5,7,10]+8[8]+8 → 36

ミラ・E・コードウェル:《妖精の手》。
八伏 正輝:そっちもあるのか…!
ミラ・E・コードウェル:1dx+38
DoubleCross : (1R10+38[10]) → 7[7]+38 → 45

グレーゲル・ヴァレン:ウソォ
グレーゲル・ヴァレン:ここは通しで…!
グレーゲル・ヴァレン:(そうだ。ぼくも、ぼくにできることを…)
グレーゲル・ヴァレン:戦況を判断する。ミラのダメージは重い。後一押しすれば、或いは自分でも。
グレーゲル・ヴァレン:静かに、影の刃を作る。そう、長くは真似できない。複製したものは、いずれ自壊する。
グレーゲル・ヴァレン:ナズや八伏に注意が向いているうちに。刃をミラ目掛けて放つ……今できる最高の精度で。
ミラ・E・コードウェル:着弾の瞬間、ぐるりと首が向く。
グレーゲル・ヴァレン:「!」
ミラ・E・コードウェル:指先が薙ぐように払われ、刃のような光線の波が打ち払う。
ミラ・E・コードウェル:「……よし。私、まだ天才の先生で居られるみたいだ」
ミラ・E・コードウェル:「悔しくば超えてみなさい。なんて、らしくないかな」
グレーゲル・ヴァレン:「フ。何……次は超える。天才だからな。何度でも超えて行くさ」
グレーゲル・ヴァレン:ふらつく視界で、虚勢をはる。
GM:巨嘴鳥座の手番。
GM:こいつは一発屋なんだよな……
巨嘴鳥座の仮面:《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》《バリアクラッカー》《MAXボルテージ》でナズ君を攻撃。
ナズ・テレミア:来いやコラッ
巨嘴鳥座の仮面:9dx@7+5 ガード不可
DoubleCross : (9R10+5[7]) → 10[1,1,3,3,5,5,6,8,10]+10[6,9]+2[2]+5 → 27

ナズ・テレミア:ここはどうしよう……《バタフライエフェクト》をワンチャン使ってみるかな
ナズ・テレミア:バタフライ込みで回避!
ナズ・テレミア:4dx+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 10[2,5,10,10]+5[1,5]+6 → 21

ナズ・テレミア:グウッ……!すまないグレーゲルさん!
GM:ではダメージ!
グレーゲル・ヴァレン:妖精使っても良い気がしますがどうしますか!
GM:おっと
ナズ・テレミア:いや、私はまだロイス枠に余裕がある……ので、
ナズ・テレミア:残りの一発はグレーゲルくんの生命維持に役立ててもらいたい!喰らいます!
グレーゲル・ヴァレン:OK、温存します!
巨嘴鳥座の仮面:3d10+34 装甲無視
DoubleCross : (3D10+34) → 13[6,4,3]+34 → 47

ナズ・テレミア:消し飛ぶ!
ナズ・テレミア:こうなったら雑ロイスを取るしかあるまい……!このセッションで接触し、まだロイスを取っていない唯一の相手に……!!
GM:そ、それは一体……?
ナズ・テレミア:総番長/無道ささき/敬意/心配:○
ナズ・テレミア:それはお前だ!総番長無道ささき!任務は必ず成功させてみせるぜ!
GM:彼女も安らかに眠っていることでしょう
ナズ・テレミア:お前に勝たないと番長が安心して眠れないんだよ――ッ
ミラ・E・コードウェル:迎撃の勢いのままさらに回転し、翼のような光刃がさらに横薙ぐ。
ミラ・E・コードウェル:「ん、それなりに慣れてきたかも」
ナズ・テレミア:「慣れ」消し飛ぶ!
ナズ・テレミア:――ように見える!次の瞬間にはまったく別の瓦礫の下に存在している。
ナズ・テレミア:「……というなら、こちらも……だ!」やはり熱の余波は防げないが……
ナズ・テレミア:光の攻撃である限り、必ず『死角』は存在する。光が強ければ強いほど、眩むからだ。使い手にとっても。
ミラ・E・コードウェル:「あれっ……駄目じゃん!」
ナズ・テレミア:(だが、何度もこの手はできない)
ナズ・テレミア:(光に対応する集中と発動……二度でこのザマだ)
ナズ・テレミア:実際ボロボロなのだ。ロイスが3個も削れている。
ミラ・E・コードウェル:「そんなに悠長にはしてられないんだけどな……!ポイントが限られちゃう」
GM:次はナズ君の手番です。
ナズ・テレミア:やることは完全に同じ……!マイナーで《縮地》。《コンセントレイト:オルクス》《形なき剣》《完全なる世界》で殴りかかります。
ナズ・テレミア:それしかコンボはない!
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+1した (侵蝕率:127->128)
GM:対象はミラですか?
ナズ・テレミア:あ、そうですね。ミラが対象です。
GM:OK!判定をどうぞ。
ナズ・テレミア:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,3,5,6,6,7,8,9,10,10]+10[3,5,6,7,9]+10[1,8]+2[2] → 32

ナズ・テレミア:そこそこ!
グレーゲル・ヴァレン:グレーゲル・ヴァレンの侵蝕率を+9した(侵蝕率:138->147)
グレーゲル・ヴァレン:すみません、先ほどの攻撃の侵蝕あげ忘れてました!
GM:OK!
ミラ・E・コードウェル:ドッジします。《神の眼》《水晶の目》。
ミラ・E・コードウェル:28dx+8
DoubleCross : (28R10+8[10]) → 10[1,2,2,2,2,3,3,3,3,3,3,4,4,7,7,7,8,8,8,8,8,9,10,10,10,10,10,10]+ 9[3,4,4,6,7,9]+8 → 27

ナズ・テレミア:ヤベェー
ミラ・E・コードウェル:《妖精の手》。
ミラ・E・コードウェル:1dx+28
DoubleCross : (1R10+28[10]) → 5[5]+28 → 33

GM:やったやった
ナズ・テレミア:タイタスで無理矢理当てます。グレーゲルくんをタイタス化。
ナズ・テレミア:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+9[9] → 41

ナズ・テレミア:死ね!
GM:うっそれはどうしようもないな。ダメージを。
八伏 正輝:殺意が高い。
ナズ・テレミア:5d10+58
DoubleCross : (5D10+58) → 37[2,10,9,10,6]+58 → 95

GM:ダメージたかっ……!無理だよ!
GM:《蘇生復活》したんだってば!
ナズ・テレミア:装甲とか諸々有効だぞ
GM:謎の装甲点8点では止まらないよ!倒れます。
ナズ・テレミア:(……)瓦礫に埋もれたまま、斧を握りしめている。
ナズ・テレミア:(俺は何をやってる……)
ナズ・テレミア:(助けを呼びにも行けず、先生と戦い……グレーゲルも八伏も、こうして満身創痍だ……)
ナズ・テレミア:「先生……そこまでする価値があるか?」
ミラ・E・コードウェル:「ん?」
ナズ・テレミア:「お互いにだ。知り合い、友人になれたはずなのに、何をしている。俺達は」
ナズ・テレミア:「いつも……事件があるたびに思う」
ミラ・E・コードウェル:「確かに。何やってんだろうね、今。これ」
ナズ・テレミア:「俺達の絆はこの程度のものだったのか?」
ミラ・E・コードウェル:「ここを壊したくなんてないのに」自らの削った、山肌の破壊痕を見やる。
ナズ・テレミア:「止まってくれ。先生は自覚していないだろうが」
ナズ・テレミア:「“仮面”を使った者はその力に呑まれる。衝動が目的を塗りつぶす」
ミラ・E・コードウェル:「そうなのかもね。この子たち結構じゃじゃ馬だ」
ナズ・テレミア:「頼む」
ミラ・E・コードウェル:「言葉で止まるようなら、最初からやらないよ」指先を向ける。
ミラ・E・コードウェル:「そんくらいには本気」
ナズ・テレミア:「頼む、と――」体重を傾ける。
ナズ・テレミア:だが、斧を持たない方の手が存在しない!欠損している!
ナズ・テレミア:「言って!!!!」
ナズ・テレミア:「いるだろうがァァアアアア!!!!!グルルウウァアアアアッッッ!!」
ナズ・テレミア:――ガシン!!
ミラ・E・コードウェル:「!」
ナズ・テレミア:ミラの顔面を、何らかの異物が掴む!『手』だ!!
ナズ・テレミア:自らの能力で切断した『手首から先』を、『仮面の内側』の死角に転移させた。
ナズ・テレミア:「グウウァアア!!!!ゴアアアアァッ!?」
ナズ・テレミア:ドガン!
ナズ・テレミア:ドガン!ドガン!ドガン!ドガン!ドガン!ドガン!ドガン!
ナズ・テレミア:そうして視界を塞いだ一瞬で、めった切りにする!!
ナズ・テレミア:「バラバラにしてやる!!!ウシャアアアア――ッ!!!」
ミラ・E・コードウェル:「!!」反応できない。彼女の精密射撃の要は眼だ。
ナズ・テレミア:ドガン!ドガン!ドガン!ドガン!
ナズ・テレミア:闇雲に斧を振り下ろす!正確な狙いすら定めていないだろう。
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を+9した (侵蝕率:128->137)
ミラ・E・コードウェル:彼女のつけていた“巨嘴鳥座”が、“旗魚座”が。次々と破砕する。
ミラ・E・コードウェル:あるいは、周囲にストックしていた分も。
ミラ・E・コードウェル:彼女は倒れ、戦闘不能になります。
ナズ・テレミア:「ハーッ、ハーッ、ハァーッ……!」
GM:仮面はその時点で活動を停止。戦闘終了です。
GM:が。
ナズ・テレミア:着ぐるみの無表情な目で地面を見下ろしながら、荒い息を吐いている。
ミラ・E・コードウェル:――《ラストアクション》。Eロイス《妄念の姿》にて取得したエフェクト。
八伏 正輝:ひぎぃ
ナズ・テレミア:ギャーッ

GM:クライマックスフェイズを終了します。
GM:バックトラックに入ります。
■Eロイス
・ミラ・E・コードウェル
《妄念の姿》
《さらなる絶望》
《さらなる絶望》
《さらなる絶望》
《永劫の奴隷》
《永劫の奴隷》
《永劫の奴隷》
GM:Eロイスは7個ありました。振る方はどうぞ。
グレーゲル・ヴァレン:振ります!
グレーゲル・ヴァレン:147-7d10
DoubleCross : (147-7D10) → 147-32[8,2,1,5,5,3,8] → 115

ナズ・テレミア:振らざるをえんば!
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を-51(7D10->8,8,9,6,7,5,8)した (侵蝕率:137->86)
八伏 正輝:侵蝕112でロイスが4つ。おそらくいけるのでこのままで。
グレーゲル・ヴァレン:すごい
八伏 正輝:ナズくんがすっごい減った!
グレーゲル・ヴァレン:やっぱり3つだと怖いので倍振りします
グレーゲル・ヴァレン:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-40[3,5,9,10,4,9] → 75

八伏 正輝:では素振りで。
八伏 正輝:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-20[7,4,6,3] → 92

八伏 正輝:OKOK
ナズ・テレミア:素振りで戻れる!
ナズ・テレミア:ナズ・テレミアの侵蝕率を-16(2D10->6,10)した (侵蝕率:86->70)

GM:経験点!
GM:いつもの5点+シナリオ点4+ミドル達成度4+Eロイス7+侵蝕点となります。
GM:20+侵蝕点ですね。何点になりましたか?
グレーゲル・ヴァレン:23点!
ナズ・テレミア:70点ちょうどって何点でしたっけ
八伏 正輝:25になります。
GM:ギリギリ4みたい!
ナズ・テレミア:では24点です
■経験点
珪素さん 24点
優水さん 23点
しんごろさん 25点
GM 24点

【Ending/01】

GM:>ミラ・E・コードウェル:彼女は倒れ、戦闘不能になります。
>ナズ・テレミア:「ハーッ、ハーッ、ハァーッ……!」
>GM:仮面はその時点で活動を停止。戦闘終了です。
>GM:が。
>ナズ・テレミア:着ぐるみの無表情な目で地面を見下ろしながら、荒い息を吐いている。
>ミラ・E・コードウェル:――《ラストアクション》。Eロイス《妄念の姿》にて取得したエフェクト。

ミラ・E・コードウェル:ゆらゆらと立ち上がる。その顔には、半壊した馭者座の仮面がこびり付いている。
ミラ・E・コードウェル:仮面の破砕痕から除く肌は、まったく血に赤い。
八伏 正輝:「まだ動く…だと…」
ナズ・テレミア:「まだ……ゴハーッ……バラバラになっていないようだな……」
グレーゲル・ヴァレン:「……流石、この天才を超えるだけのことはある……」内心、生きていてホッとしている。
ミラ・E・コードウェル:「……」一瞬、再び倒れるように見える。
ミラ・E・コードウェル:マイナーで《光芒の疾走》。エンゲージを離脱。
ミラ・E・コードウェル:その刹那、ふわりと何の気もないように前進。近接している2人の意識の間隙を抜ける。
ミラ・E・コードウェル:「私はさ、このために、来たから」辿り着くもとには、望遠鏡。
ナズ・テレミア:「次は足から切断してやる……」
ミラ・E・コードウェル:「絶対、私の世界を、創る」望遠鏡を覗き込みながら、その視線の先に指先を向ける。
ナズ・テレミア:「二度と逃げ回れないようにな!!」最小限の切断で無力化したいという気持ちだ
八伏 正輝:「いかん、それはー」
グレーゲル・ヴァレン:「――!まずい……ッ!」
ナズ・テレミア:一度距離を離されてしまった以上、死角から死角への移動は使えない。走って斬りかかろうとする……!
ミラ・E・コードウェル:メジャー《コンセントレイト:エンジェルハィロゥ》《光の手》《主の右腕》《破壊の光》《レーザーファン》《光の弓》《マスヴィジョン》《大地の加護》《完全なる世界》《大地の牙》《塞がれた世界》《滅びの光》《ダンシングシミター》《イェーガーマイスター》《ファイナルフラッシュ》《スターダストレイン》《破滅の天使》。
GM:衛星を攻撃。阻止にも構わず、巨大な光線が形成される。
GM:莫大な熱量を帯びた光の柱が、猛烈な勢いで天に伸びていく。
ナズ・テレミア:「グ……ウグシャアーッ!」ベシャ!
グレーゲル・ヴァレン:手を伸ばす。影の刃の複製はもう切れた。足も、満足に動かない。
ナズ・テレミア:襲いかかろうとする途中で足を取られ、転倒する。
ナズ・テレミア:既に体力の限界!
GM:それは夜空を切り裂き、流星雨の中を逆向きに奔り、
グレーゲル・ヴァレン:「ちくしょう……ちくしょオォ!!!」
GM:――上空で、異常に急速減衰。
GM:埒外のはずの熱量は最初からなかったかのように、はたと消えた。
八伏 正輝:「…な、に?」
ナズ・テレミア:「ゼーッ、ゼーッ……」
グレーゲル・ヴァレン:「ぇ」
ミラ・E・コードウェル:「……ふ、ふふ、ふふふ」周回していた仮面は、すべて一撃の勢いで吹き飛んでいる。
ミラ・E・コードウェル:残っていた馭者座の仮面の破片も、地面に落ちる。仰向けに倒れる。
ナズ・テレミア:「先生……!何があった!」
ミラ・E・コードウェル:「……『仮面の力は、学園島の中でのみ使える』って」
ミラ・E・コードウェル:「……学園の外に、効果を及ぼさないってことか。上手く出来てるね」
ミラ・E・コードウェル:「最初っから、私のシューティングスター計画は、何の意味もなかったわけだ……おっかしいの」
ナズ・テレミア:(……アカデミアはUGN最高機密だ――)着ぐるみ越しに空を見上げる。
ナズ・テレミア:(――恐らくは。俺の、想像している以上の)
八伏 正輝:「…そうだな。確かに、意味はなかった。なかったが…」
八伏 正輝:「…この学園は、楽しかったか?」
ミラ・E・コードウェル:「……」
八伏 正輝:まだ軋む四肢に力を込めて、立ち上がりながら問いかける。
グレーゲル・ヴァレン:(仮面の効力……か。…なぜ、この島でのみ使えるんだ?)
ミラ・E・コードウェル:「……うん。楽しかった。とても、とっても……」
グレーゲル・ヴァレン:「…………」少しの間、考え込む仕草をしてから、顔を上げ、声を張り上げる。
グレーゲル・ヴァレン:「ミラ・E・コードウェル!!!」
ミラ・E・コードウェル:倒れたまま、首だけぐるりと向ける。「……何かな?」
グレーゲル・ヴァレン:「貴様の為そうとしたことを認める気は無い。だが……」
グレーゲル・ヴァレン:「アカデミアの輝きを愛したこと、願いを持ったこと」
グレーゲル・ヴァレン:「そのことを責めるつもりもない!」
グレーゲル・ヴァレン:「……そして、貴様は!この、グレーゲル・ヴァレンの師の一人である!!」
グレーゲル・ヴァレン:「十二分に誇るが良い」
グレーゲル・ヴァレン:ニイ、と口の端を釣り上げると、その場に顔から倒れる。
ミラ・E・コードウェル:「……先生なんて、柄じゃなかったのに。あはは……」
ナズ・テレミア:「やり口の……“甘い”連中だ」八伏とグレーゲルを見る。
ナズ・テレミア:「今、何を言われたか……分かるか……先生」
ミラ・E・コードウェル:「分かってはいるつもりだけど。あなたの口から教えてくれる?」
ミラ・E・コードウェル:「……なんか先生みたいだ、これ。ちょっとは板についてきてたのかも……」
ナズ・テレミア:「先生は同情されたんだ」
ナズ・テレミア:「平和な学生に、エージェントでもないオーヴァードに、同情された」
ミラ・E・コードウェル:「……改めて言われると凹むなあー……すっごいカッコ悪いよね」
ナズ・テレミア:「『お前は間違っていた』。だが、『かわいそうだから、楽しんでくれたから、仕方ないよね』と」
ナズ・テレミア:「……“マスターレイス”を返上するといい。いいや……俺が思うに……」
ナズ・テレミア:「……………そもそもエージェントにすら、先生は向いていない」
ミラ・E・コードウェル:「……先生にも向いてないんだよな。どう食べてこう」
ナズ・テレミア:「ゴホッ、ガハッ……いいか。先生――」
ナズ・テレミア:「俺の意見は変わらない。『俺は』認めない。知ってしまった以上、もはや先生は敵性存在で、それ以外の扱いをできない」
ナズ・テレミア:「……だが……もしかしたら……」
ナズ・テレミア:「……八伏も、グレーゲルも……ここで見たことを明日にも忘れてしまうかもしれない」
ナズ・テレミア:「…………俺の仕事も、教育実習生の案内だけだ。それ以外の……八伏を手伝って得た情報は、八伏が扱いを決める」
ナズ・テレミア:「それで構わないか。八伏」
八伏 正輝:「俺の目的は、友を止めることだ。それは既に果たされた。それに…」
八伏 正輝:「…ああ、今思い出したが。俺は、どうやら物覚えが悪い方らしい」
八伏 正輝:喉を鳴らして、小さく笑いながら。
ナズ・テレミア:「ク、ククク……グレーゲルも、頭を強く打ったみたいだしな。運悪く」
グレーゲル・ヴァレン:「………この天才としたことが」うつ伏せになったまま呻く
グレーゲル・ヴァレン:「…全く。なんたる損失だ」
ミラ・E・コードウェル:「……君たち、あのね……」
ミラ・E・コードウェル:「あー……」
ミラ・E・コードウェル:「そういうことしちゃ駄目だよ……ホントにさ」
ミラ・E・コードウェル:「もっと好きになっちゃうじゃん……」

【Ending/02】

GM:【エリュシオン寮近郊】
GM:あなたは黒川エリュシオン介千尋……もとい、黒川千尋に呼び出されていた。
黒川千尋:「来てくれてありがと、八伏」
八伏 正輝:「今度は穏当な用件だといいんだが」
八伏 正輝:真顔のまま、冗談めいて口にする。
黒川千尋:「……ごめん!ごめんて!違うから!」
黒川千尋:「仮面の事件も、流星群の日からは起きてない。みんな本質的には真面目で良い子なのよ」
黒川千尋:「ちょっと思い込みが激しいだけで……」
八伏 正輝:「…ああ、そこは変わらないんだな。まあ…個性的な面々が多いというのは、今回の件でよく分かった」
八伏 正輝:「個性的、という点では、俺も人のことは言えんが。…で、今回はどういった用向きだ?」
八伏 正輝:小さく笑い、尋ねる。
黒川千尋:「一つはお礼。八伏が倒してくれたんでしょ?ほら、あの人」
黒川千尋:「あれが仮面の黒幕だったんでしょ?」
GM:オドウェル・未来子は、表向きは流星群到来の日に研修期間を満了し
GM:本土に戻ったことになっている。その足跡を知るものは少ない。
八伏 正輝:「俺だけでやったわけじゃないが、そういうことになる。外でどういう後始末がされるかは…」
八伏 正輝:「…まあ、詮索しても仕方ないだろう」
黒川千尋:「そうね。アカデミアに司法機関は無……」
黒川千尋:「あるけど……本土の方がいいもんね……」
八伏 正輝:「結局のところ、学生の自治組織のようなものだからな。…ああ、俺もひとり、本土に送り出したことがある」
八伏 正輝:「…本土。本土、か」
八伏 正輝:何かを懐かしむように目を細め、何度か繰り返す。
黒川千尋:「……八伏も向こうの出だっけ?」
八伏 正輝:「ああ。そして、いつかは向こうに帰ることになる」
八伏 正輝:頷き、そして。
八伏 正輝:「…黒川は、考えたことがあるか。いつか、この島を出る日のことを」
黒川千尋:「全然。今はあの子達に構うのが忙しくて精一杯」
黒川千尋:「そうやって言うってことは、考えてるの?」
八伏 正輝:「律義に相手をするのは、実に黒川らしい。…俺は、ああ。考えてはいるが、人に話せるほど立派なものではない」
黒川千尋:「……なのに人には聞いたんだ?」
八伏 正輝:「友人のことが気になるのは当然だろう。ましてや、今回のようなことがあった後では尚更だ」
黒川千尋:「そうね。でも、少なくとももうこういうことにはならないと思う」
黒川千尋:「それがもう一つの要件でね。報告」
黒川千尋:「エリュシオン介は廃止されたわ。合ってないって……最初っから気付けって話なんだけど」
八伏 正輝:「今更と言えば今更だな…。おめでとう、と言うべきか迷うところだが」
八伏 正輝:「…しかしだ、黒川」
黒川千尋:「役目自体は別にやることには吝かではないから……うん?」
八伏 正輝:「役職が無くなって、黒川自身が変わるわけではないだろう?お前を慕う者の気持ちも然り、だ」
黒川千尋:「それもそうね。私は私ではあるけど……気分の問題、かな」
黒川千尋:「ともかく。だからこれからは、エリュシオン辺境伯の黒川千尋だから。よろしくね」
八伏 正輝:「…悪化していないか?」
黒川千尋:「うちは欧風だから、こっちのほうがいいでしょう」
八伏 正輝:「そういう問題ではないと思うが…まあ」
八伏 正輝:「…そうだな。どこにいても、どんな役職に就いても、黒川は黒川だ。だから」
八伏 正輝:「いつかこの島を出たとしても。俺は、黒川千尋の友でありたい。それだけは、変わらない」
黒川千尋:「ふふ。それは嬉しいな。私もそうありたい」
八伏 正輝:「ああ、それはー」
八伏 正輝:喜ばしいことだ、と頷きながら。
八伏 正輝:いつか学園を去る日。果たして自分はどうするのか。ふと、かつてほんの少し言葉を交わした、名も知らぬチルドレンを思い出す。
八伏 正輝:彼のように、再びUGNに属して戦うのか。あるいは、別の道を探すのか。それを考えるのは。
八伏 正輝:「…もう少し先でもいい。それが学生の特権というものだ。なあ、先生」

【Ending/03】

グレーゲル・ヴァレン:アカデミア図書館。
グレーゲル・ヴァレン:学習用に設えられた机の上に、うず高く本が積まれている。
グレーゲル・ヴァレン:その机に向かうのは、小柄な金髪の少年だ。
グレーゲル・ヴァレン:積まれた本の隙間に数冊の本を広げ、同時に目を通している。
グレーゲル・ヴァレン:中には、事件記録と書かれた資料もある。
グレーゲル・ヴァレン:(――ぼくの見て来た世界は狭い)
グレーゲル・ヴァレン:(仮面のことも、クエスチョンの事件のことで一通りは知っていたつもりだったけど…甘かった)
グレーゲル・ヴァレン:(別に、世界を守りたいとか、そんな大層なことは望まないけど)
グレーゲル・ヴァレン:(天才が『知らない』なんてことは許されない。ぼくは天才であり続けなきゃならない)
グレーゲル・ヴァレン:本と資料の内容は多岐に渡る。アカデミア、ディオゲネス・クラブ、仮面、UGN、FH、レネゲイド。
グレーゲル・ヴァレン:ふと、手が止まる。
グレーゲル・ヴァレン:FH――現在までに確認されたマスターレイスについて書かれたページ。
グレーゲル・ヴァレン:そのページを指でなぞる。
グレーゲル・ヴァレン:「――」
グレーゲル・ヴァレン:あの短くも騒がしくて、だけど楽しかった数日。
グレーゲル・ヴァレン:「…………"先生"」
グレーゲル・ヴァレン:小さな呟きは誰に聞かれることもなく。小さな『天才』は、ページを捲った。

【Ending/04】

GM:【番長連 詰所】
無道ささき:「グーグー!グーグー!とても寝ている!」
ナズ・テレミア:ギ ギ ギ ギ
ナズ・テレミア:眠りにつく少女の背後で、ゆっくりと扉が開き……
無道ささき:「どこからどう見ても寝ている以外ありえない!」
ナズ・テレミア:隙間から、着ぐるみの無表情な瞳が覗く。
ナズ・テレミア:「総番長……よく……寝ているようだな……」
ナズ・テレミア:ガラガラガラ
ナズ・テレミア:消防斧を引きずりながら近づく。
ナズ・テレミア:「このまま眠らせてやろう」
無道ささき:「ZZZ……おや、起きかけている!」
ナズ・テレミア:「…………」
ナズ・テレミア:「グァルウゥアアアア!!!」
ナズ・テレミア:――ドガン!!!
ナズ・テレミア:置きかけたささきちゃんの頭のすぐ横に
ナズ・テレミア:斧の刃が叩き降ろされる!ベッドに深々と食い込む斧!
無道ささき:「ん……おわ!」
ナズ・テレミア:「ハーッ、ハァーッ……」
ナズ・テレミア:「仕留め損なったか……!」
ナズ・テレミア:「総番長。蚊がいる」
無道ささき:「なんだ……蚊か~びっくりした」神速の貫手。
無道ささき:「殺されるかと思った」蚊に直撃させている。
ナズ・テレミア:「あっ」
ナズ・テレミア:「さすがは総番長だ」
無道ささき:「わはは!そうだろうそうだろう!」
無道ささき:「あれ、連続殺人番長じゃん。どうしたの?」
ナズ・テレミア:「どうしたも何も、忘れたのか。……オドウェル・未来子の案内を終えたところだ」
無道ささき:「変な名前~~~。誰誰?」
ナズ・テレミア:「件の教育実習生だ。本当に忘れているようだな……」
無道ささき:「あ!教育実習生か!あったな~そんなの」
無道ささき:「流星群で盛り上がってたのと仮面がいっぱい出てきたのに追われたのと眠いせいですっかり忘れてた!」
ナズ・テレミア:「流星群では……随分と“楽しんだ”そうじゃあないか……」
無道ささき:「この間のはすごかったよな~! なんか逆向きに落ちる流星もあったんだよ。あれ見た?」
ナズ・テレミア:「……」
ナズ・テレミア:首を振る。「いいや。見なかった」
無道ささき:「そうか、勿体無いなあ。あんなの滅多に見れるもんじゃないぞ」
無道ささき:「あたしは寝過ごした!」
ナズ・テレミア:「総番長もたまには手を貸してくれ。人手が足りない」
無道ささき:「おう!困ったら呼べよ!ハブったらあたし泣き寝入りするぞ!」
無道ささき:「しかし教育実習生な~。結局番長連の予算増の話とかはしてくれなかったのかな」
ナズ・テレミア:「……総番長。もしも、そういう話が出なかったらどうする」
ナズ・テレミア:「俺達がアカデミアの魅力を伝えたとしても、何も起こらないかもしれない」
無道ささき:「うーんうーん。ちょっと寂しいけど」
無道ささき:「それが普通だとは思うなあ。何か行動を起こそう、って人のほうが珍しいと思うぞ、こういうの」
ナズ・テレミア:「そんなものか」
ナズ・テレミア:「……それなら、それでいい」
無道ささき:「うむ。よく分からんがそれでいいならよしだ!」
無道ささき:「ちゃんと案内はできたし、楽しんでもらえたんだろう、多分」
ナズ・テレミア:「……間違いなく、そうだ」
無道ささき:「よかったよかった……ふああ」
ナズ・テレミア:「また眠いのか。総番長」
ナズ・テレミア:「眠りにつかせてやる……!」
無道ささき:「無限に眠い……ああ、そうだ」
無道ささき:「……まだ向こうで片付け終わってないらしいから手伝いに行って欲ZZZ……」
ナズ・テレミア:「了解した」のっそりと動き出す。
無道ささき:「ムニャムニャ……仮面が……仮面が……ZZZ……」

GM:【詰所近郊 街道】
GM:ここの街道では、流星群の到来をお祭りか何かと勘違いして浮かれたバカが
GM:屋台を広げていた。片付けは未だに途中だ。
ナズ・テレミア:「呑気なものだ……」ズチャッズチャッ
生徒たち:「う、うわっ何だあれ!?」
ナズ・テレミア:「まあ、いい。その方が俺も“都合がいい”からな……」
生徒たち:「片付けないお化けだ!片付けない連中を攫って片付けちゃうんだ!」
ナズ・テレミア:島の外では事件処理の裏方を担っていた。島の中でも、同じようなことをしている。
ナズ・テレミア:それを損な役回りだと思わないから、そうしているのだろう。
ナズ・テレミア:「フーッ……フーッ……」
ナズ・テレミア:片付け途中の屋台の一つの前で止まる。斧を下げたまま、じっと店を見つめている。
ナズ・テレミア:(……お面か)
ナズ・テレミア:(新調したいな……そろそろ……)
お面の少女:「ここはお面屋だから、着ぐるみはないと思うよ?」一人の少女が声を掛ける。
ナズ・テレミア:「……大した“用件”ではない……思うところがあっただけだ」
ナズ・テレミア:「チョコバナナでも売っているかな……」
ナズ・テレミア:せめて祭りの名残りでも見物するために歩いていく。
お面の少女:「もう店じまいだよ。私もなにかあるかと思って期待したんだけどね」
お面の少女:「もう終わってた。みーんな終わったんだって」
ナズ・テレミア:「それは残念だったな」
ナズ・テレミア:「だが、悲しむことはない……誰にでも“終わり”はある……フーッ……」
ナズ・テレミア:「売れ残りの……せめて豚汁でも……」
お面の少女:「始まりもあるよね。誰にも」
お面の少女:「そのうち、次のお祭りが始まるでしょ。アカデミアだもん」
ナズ・テレミア:「いつでも“おめでたい”連中だからな」
お面の少女:「そうだね。本当にそうだ。だからね、生徒になって、一緒に馬鹿をやることにした」
お面の少女:「生徒のほうが向いているって言われたしね」
ナズ・テレミア:「……」足が止まる。
ナズ・テレミア:「オマエは」
お面の少女:「……欲望は止められないし、止めるつもりはないけど」
お面の少女:「あんなに性急じゃない方法も、いくらでもある。あのときは視野が狭かったけど……」
ナズ・テレミア:「グァルシャアアアアア!!!!」
ナズ・テレミア:突如絶叫し、斧で切りかかります!!
お面の少女:「わっわっ」
お面の少女:お面が割れる。
ナズ・テレミア:「よく……顔を出せたものだな……この、俺の前に!!」
学生服の少女:「顔出してなかったじゃん!!!」
ナズ・テレミア:「どちらでもいい」
ナズ・テレミア:「消えろ!!」ドガン!!
ナズ・テレミア:突撃!屋台の資材の一角を粉々にする!
学生服の少女:「片付けの手間が増える……!今片付け担当生徒の一人ってことになってるのに……!」
ナズ・テレミア:「グゥルルアアアアア……!」
ナズ・テレミア:一切容赦のない、本気の戦闘行動だ。
学生服の少女:「はーい聞く耳なさそう!消えまーす!」
ナズ・テレミア:「次に……見かけたら……始末する!!」
学生服の少女:「次。次、ね。ありがと。じゃね」光に包まれるようにして、姿が揺らめき消える。
ナズ・テレミア:「フゥーッ……」
ナズ・テレミア:「行ったか」
ナズ・テレミア:「……」突き刺さったままの消防斧を拾う。
ナズ・テレミア:発言には嘘はない。次に遭遇した時も、今のように本気で排除するつもりでいる。
ナズ・テレミア:(それは、俺が『知って』しまったからだ)
ナズ・テレミア:だが、同様に、かつての言葉も嘘ではない。
ナズ・テレミア:(……先生)
ナズ・テレミア:(『俺は』先生とは仲良くできない)
ナズ・テレミア:流星群の過ぎ去った空を見る。(それでも……もしも何も知らない、俺以外となら)
ナズ・テレミア:「さよならだ」
ナズ・テレミア:ぼそりと呟く。消防斧をガラガラと引きずりながら、祭りの後の風景を立ち去っていく。
GM:流星群の到来という祭りは終わった。
GM:ほとんどの人間は、流星の到来など忘れて、元の日常に――次の祭りを待つ日々に戻るのだろう。
GM:それでも、星降るまでの束の間は、確かに何かを染めたのだろう。
GM:『ポスト・ウォー/アカデミアに染まる日』 終