ミドル1 「春」
GM:全員登場侵蝕をお願いします
足利村雨:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:44->54)
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:48->50)
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの侵蝕率を+8(1d10->8)した
墨染:墨染の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:49->54)
チャコール・ローズ:「世界を…壊す、って」
墨染:「……穏やかな発言ではないな」
チャコール・ローズ:「真面目な話をしてるのはなんとなくわかるわ。でも、世界ってそもそも壊れるものなの?」
足利村雨:「あら。壊してもいいの?」
足利村雨:「いいのなら、斬るけれど」
チャコール・ローズ:「えっ…!?」ぎょっとした顔で足利村雨を見る。
墨染:(き、きれいな顔に似合わぬ物騒美人さんでござるよこの遺産──)外面は取り繕って、内心ビビる。
エスカリブール:「そう話を急ぐものでもあるまい」
エスカリブール:嘆息して。
エスカリブール:「リッパーとやら、諸々の話をする前にと言ったが」
リッパー:「ああ」
エスカリブール:「己は貴君の事を名前以外何も知らぬものでな」
リッパー:「成程、もっともな意見だ」
墨染:「う、うむ。確かに」
墨染:「仔細が判らねば、協力するも、断ることも難しい」
エスカリブール:「結論から語るというのは嫌いではない。では次は、その嘆願に至る過程を聞きたく思うが、どうか」
チャコール・ローズ:「…そうね。これだと、こちらからは何も約束ができない」
足利村雨:「それもそうね。戻すことは出来ないのだから」
足利村雨:「あとから切っていけない世界でしたと言われても、困るもの」
墨染:(ほっ)
リッパー:切り株から腰を上げる
リッパー:「…そうだな。付いて来い」
リッパー:「お前達には…まずこの世界を見てもらおうか」
チャコール・ローズ:他3人の様子を見やります。 ついていくか、残るか。
足利村雨:何の躊躇もなく、振袖を翻し、彼の後ろへ。
エスカリブール:「はは、道理だな。真実とは、少なくとも己にとってはこの目で見たものだ」
足利村雨:「眼というのも、不思議な感覚ではあるのだけどね?」自分の頬を撫でて。
墨染:様子を見てるチャコールちゃんと目が合う
チャコール・ローズ:「…行こうか」視線を返して。
墨染:「あ、ああ。そうだな──」
エスカリブール:立ち上がる。靴の踵に、足と一体化した車輪のようなパーツがある。
墨染:堂々と前を歩く二人にとぼとぼと付き従うような感じで着いていきます。
GM:ミドル判定に入ります
GM:情報項目はこちら
①「この世界」について(任意の情報技能 難易度6)
②「匣」について(任意の情報技能 難易度6)
GM:また
GM:PCのみなさんには、「そのシーンの間どちらをを探索するか」をシーン毎に選んでいただきます
GM:今回の選択肢は「森」のみですので、実際に選べるのは次からということになりますね
チャコール・ローズ:じゃあ森を選びます
エスカリブール:面白そう!
墨染:なるほど、まず「どこ」を選択してから、情報選択すると。で、現在の「どこ」は森しかない。みたいな感じでしょうか?
GM:ですです
墨染:ありがとうございます。ではまず森を選択、と。情報項目をどうするかですかね。
GM:詳しくは次シーンで、という事で
GM:説明は以上!判定どうぞ!
足利村雨:新しいの出るかもしれんし
チャコール・ローズ:ひとまず待機!
足利村雨:まず情報雑魚丸がやってみます
エスカリブール:お願いします
足利村雨:この世界について。情報:UGN
足利村雨:RBワークスだとUGNなのがなんか腹立つな……
墨染:ではこちらは匣を調べてみましょう。
足利村雨:1dx+1>=6
DoubleCross : (1R10+1[10]>=6) → 5[5]+1 → 6 → 成功
チャコール・ローズ:おお
足利村雨:ぎりぎり分かった
墨染:ではこちらも判定
墨染:森 にて 「匣」について を調べます。技能はUGNなので+2
墨染:1dx+2>=6
DoubleCross : (1R10+2[10]>=6) → 6[6]+2 → 8 → 成功
エスカリブール:二人ともえらい
墨染:こちらも成功しました。
チャコール・ローズ:ありがたい
GM:ではお二方とも成功、ということで
GM:一旦情報を開示します
・「この世界」について
この世界は「匣」の中の世界。外部からの干渉はなく、また内部から外部へ干渉する事も出来ない、完全に独立した一個の空間。広大な森林と、無数の草花がどこまでも続く様子から、リッパーはここを「森の世界」と呼んでいる。
・「匣」について
鷺宮家に保管されていたアーティファクト。元は先代当主である鷺宮宗吾が手に入れたものらしいが、詳しい経緯は不明。なお、鷺宮宗吾はかつて日本陸軍に所属していたという。
名は「"枢霊柩"」幾何学模様が刻まれた、手のひらに乗る程度の大きさの黒い匣。如何なる手段を以ってしても破壊する事が出来ず、また風化する事もない。
GM:なお、「この世界について」の判定に成功したため
「森の世界について①」(任意の情報技能 難易度6)が
GM:「匣について」の判定に成功したため
「アーティファクト“枢霊柩”について①」(任意の情報技能 難易度6)
GM:が解放されますが
GM:このシーンで探索するのは「森」なので、現時点で挑戦できるのは「森の世界について」のみということになります
エスカリブール:なるほど~
足利村雨:ははあ
チャコール・ローズ:どちらが行きましょうか
墨染:なるほど
足利村雨:そういうふうに情報進行も管理されるのね
エスカリブール:よければ自分やりたい!
チャコール・ローズ:ではお願いします!
エスカリブール:5dx+1 情報UGN 要人への貸し使用
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 6[4,4,4,6,6]+1 → 7
エスカリブール:結構危ないな とはいえ成功
GM:では開示!
・「森の世界について」①
森の中には一本、他と比べて遥かに大きな大樹がそびえ立っている。しかし、「この世界の住人」は何故かその樹の周囲には近づけないらしく、リッパーも未だ探索が行えていないのだと言う。
探索が行えるのは「この世界に縛られぬ力」…即ち、現世との縁を結ぶ君達だけだ。
GM:また、この情報が開示されたことで
「森の世界について」②(任意の情報技能 難易度7)
GM:が解放されます
GM:こちらについては、本シーンでは挑戦出来ません
チャコール・ローズ:ゆっくり待つぜ!
GM:では、軽く描写してから共有していきましょう
墨染:了解です。未開放情報が2つ、と。
GM:見知らぬ地形、見知らぬ景色、そして
GM:君達の前を歩く、見知らぬ人物
GM:君達は今、“リッパー”と名乗った男に連れられて、草木生い茂る森の中を歩いていた
GM:空は快晴。心地よい春風が、木々の間を通り抜けている
リッパー:「…少し歩いて分かったと思うが」
リッパー:「この世界の景色は、全て“これ”だ」
リッパー:「“森の世界”。俺はそう呼んでる」
足利村雨:「ええ。センスがある」
足利村雨:「そうとしか呼べないものね、これは」
チャコール・ローズ:「確かに、私の知ってる世界とちょっと勝手が違うかも…」ドレスに引っかかる叢や木の枝に溜息をつきながら。
墨染:「森と草花──自然豊かと言えばそうかもしれないが、それにしては『不自然』だ」
リッパー:少しだけ押し黙って「……察しが良くて助かる」
GM:「勝手が違う」「不自然」
GM:君達の所感は、全て正しいものだ
GM:視界の果てまで広がる、森、森、森
GM:しかし
GM:そこには、“水源”が無い
GM:囀りは聞こえるのに、“鳥”の姿が見当たらない
GM:それどころか、「人」以外の生物の姿すら――
リッパー:「…お前らは」
リッパー:「ここに来た経緯、どの程度覚えてる」
GM:君達は、一体何が起きてこの世界にやってきたのか
エスカリブール:「実の所」
エスカリブール:「正確に覚えているのだが、それを語ると今の己が先に語ったような──」
エスカリブール:「剣などではないことにも言及せねばならなくてな」
エスカリブール:微妙に歯切れが悪い
チャコール・ローズ:「…私は、気が付いたらあの場にいたとしか言えないわ」
チャコール・ローズ:「もちろん、なんでこうなっているのかもわからない」
墨染:「『経緯』かどうかはわからないでござ──わからないが」
墨染:「ここで意識が芽生えた直前のことであれば、徐々にでござ──には」
エスカリブール:「そこな娘どもは兎も角、『村雨』なる名には……」
墨染:「私は──主殿である左文字勇人と共に、とある館に調査に赴いていた」
エスカリブール:「覚えがある。士騎朝輝といったか、あの少年の獲物の名だ」
足利村雨:「——あら」
墨染:「そこで奇妙な『匣』を主が見つけ、暗闇に包まれ──」
リッパー:「…本当に人間じゃないんだな、お前ら」
リッパー:「で、だ」墨染さんを指さして
リッパー:「問題はその匣だ」
墨染:「匣?」
リッパー:「お前が探索してたっつー“館”」
リッパー:「そこに保管されてる“アーティファクト”…っていうのか」
リッパー:「先代当主が入手したもんらしくて、詳しい経緯は分からないが」
リッパー:「“枢霊柩”」
足利村雨:「リッパーさんは、知っているのね」
リッパー:「そういう名前の…恐らく、お前らの“同類”だ」
足利村雨:「“屋敷”“匣”だけで、どの場所のことと知っているか」
エスカリブール:「ふむ……」顎髭を撫でる。
足利村雨:「先代当主、という物言いも、代替わりするほどの時間が経っていないとも存じているのよね」
足利村雨:「貴方のことが、私は気になる」
リッパー:「……ああ、隠していてもしょうがないか」
チャコール・ローズ:「…同じところから連れてこられたの?」
リッパー:「俺は、その館の人間だ」
足利村雨:「……そう」
リッパー:「これだけじゃ不服か?」
足利村雨:「いえ。今は十分よ」
リッパー:「そうか。俺も、あまりお前らの事を詮索する気はない」
リッパー:「長い事生きてりゃ、言いたくないことの十や二十はあるだろうからな」
足利村雨:「そういうものかしら」
エスカリブール:「言いたくないという事では……ないが」
エスカリブール:「そうだな。長く在れば在る程、様々な事がある」遠い目
エスカリブール:そうして、しばしぼんやりと視線を彷徨わせていたが
エスカリブール:「む、あれは何だ」
エスカリブール:指さした方角にあるのは、木だ。周辺の森を逸脱した大きさの。
リッパー:「……ああ」
エスカリブール:「木が森にあるのは不自然な事ではないが、どうにもそれで済ますには」
リッパー:「あれは、お前らに協力を持ち掛けた理由…と言ってもいい」
チャコール・ローズ:「…大きすぎるわね。 周りに同じ種類の木が立ってないのも変」
チャコール・ローズ:「世界を壊す協力があの木? どういうことなの」
エスカリブール:「理由、そうだな。それも知りたかったことだ」
リッパー:「俺…いや。俺達も、お前らも、ここに来た経緯は恐らく同じだ」
エスカリブール:「己は比類なき力持つ鋼ではあるが、貴君の求める所は、単なる力とは別にある様子だった」
足利村雨:「貴方のお仲間については、後でお話を聞きましょう」
リッパー:「だが…どういう訳か、”元の世界”の事を覚えているのは」
リッパー:「今ここに居る、俺達だけだ」
リッパー:「‥‥……23回」
足利村雨:「それと、あの樹に、関係が?」
リッパー:「俺がここに来てから、季節が巡った回数だ」
リッパー:「その間、ずっと探してた。ここから出る方法を」
リッパー:「ただ、あそこ……」言い淀む
リッパー:「‥…だけには、近づくことも出来なかった」
チャコール・ローズ:「近付こうとすると、どうなるの」
リッパー:「…”近付けない”んだ。近付きたくても、気付いた時には避けてしまう」
足利村雨:「そうやって、身を守ってるのかもしれないわね」
リッパー:「だから、お前らなら…と思ったんだ」
エスカリブール:「成程」得心の行った様子で、"リッパー"を担ぎ上げる。
エスカリブール:「ならば向かうか」
リッパー:「!?おい…!」
足利村雨:「そうね」
足利村雨:「私たちが出来ないかは分からないのでしょう?」
足利村雨:「試さない理由があるかしら」
リッパー:「そうだけど、そうだけども!取り敢えず降ろせ!」
チャコール・ローズ:「正直、あなたにできないことを何故私たちならできると考えたのかとか、聞きたいことは山ほどあるけど」
エスカリブール:「はは、何を騒ぐことがある。貴君を連れていくためだ」
チャコール・ローズ:「少なくともあれを調べない手はないわね。調べられるなら、調べられるうちに」
足利村雨:「あれを斬ることになるのかしらね」
足利村雨:「心が踊るわ」
チャコール・ローズ:「本気ですか…!?」
GM:そうして、君達が大樹へ向け足を進めようとした…その時
エスカリブール:「その剣としての自負、心強い限りだとも」
墨染:(やはり物騒な御仁でござるなぁ……)
GM:君達の視界のやや前方、並んだ木の中の一つに
GM:幹が裂け、中からは暗闇が覗いている…ものが一つ、生えていた
GM:リッパーはそれに気付いていない…いや
GM:そもそも“見えていない”かのように、一瞥することもなく歩みを進めている
チャコール・ローズ:「…待って。あの変なひび割れた木は何?」
エスカリブール:「おお、面妖な」
リッパー:足を止める「‥‥…?ひび割れた?」
リッパー:「どこにも無いだろ、そんなの」
墨染:「『虚そのものでござるな……」面妖さに、思わず口調も素のモノに。
エスカリブール:「…………ふむ? いや、よく見ることだ。あるだろう、ほら」
足利村雨:「触ってみせましょうか」
エスカリブール:ずかずかと近寄って、件の樹木を指し示す
墨染:「! 待て! 危険かもしれないでござる!」<触る
リッパー:「…センダンの木だ。何の変哲もないように見えるが?」
足利村雨:「ええ、危険かもしれないわね」
足利村雨:「壊してしまうかも」
GM:君達が覗き込んでいる暗闇に
エスカリブール:「さては村雨の。こういったものを斬ることを生業とした鋼であるか」
GM:小さな、鈍い球体状の光が見える
足利村雨:「さて?こういったものかどうかは、まだ、分別がつかない」
エスカリブール:「手並みを拝見したいところではあるが、手掛かりらしきものが壊れるのは惜しいな」
墨染:「いやそういうわけではなくて村雨殿が危険ではないかと──」威風堂々とした佇まいに気圧されて
エスカリブール:「成程」
GM:触れるのか、触れないのか、決めるのは君達次第だ
墨染:「せめてこう、遠くから石をぶつけてみるとか?」
エスカリブール:「では己が触れてみよう」
チャコール・ローズ:「あんなふうな実を付けるセンダンは見たことがないわね…」
エスカリブール:裂けた幹、その暗黒に手を差し込む。
足利村雨:「あら。先を越されてしまったかしら?」
墨染:「なんでそんな自信満々なんでござるかー!」悲鳴じみた抗議の声
エスカリブール:「適材適所と言うのだろう?」
エスカリブール:口元だけで笑いながら
GM:では、差し込まれた手が、光に触れた――その時
GM:――ザザッ
GM:エスカリブールの頭の中に、ノイズが走った
GM:彼の頭に流れ込んで来たのは、とある光景
GM:木の上に腰かける少女と、それを下から見上げる女性の
GM:なんでもない、日常の一幕
メイド姿の女性:「こら~~っっ!!木に登っては駄目だと何度言えば分かっていただけるのですか!」
メイド姿の女性:「これで58回目の注意ですよ!」
少女:「だったらこっちも58回目の反論よ!」舌を出す「いいでしょ少しくらい!」
メイド姿の女性:「駄目です、落ちて怪我でもしたらどうするのですか!あと、玲華様の反論は今ので62回目です!」
少女:「うっ…ぐ…清水の分からず屋!知らないの?木の上って気持ちいいのよ!」
メイド姿の女性:「分からず屋で結構です!ほら、降りて来てください」
少女:「‥‥…」むすっ
少女:「…次は絶対見つかってなんかやらないんだから」
メイド姿の女性:「次なんかありませんよ!あ~もうこんなに汚して…」
少女:「じゃあ次は清水も一緒に登りましょ?」
メイド姿の女性:「登りません!」
少女:「もしかして怖いの?」
メイド姿の女性:「な…なにおう!?そんな訳ないでしょう!」
メイド姿の女性:「……一番怖いのは、あなたが傷つくことです。それ以外は怖くなんかありません」
少女:「………」
少女:「…‥‥そっか…ふふ」
GM:真面目で優しくて、怒りっぽい人だった、
GM:――ノイズが、晴れた
エスカリブール:踵の車輪が唸りを上げる。足元から土煙を上げて、後退する。
チャコール・ローズ:「…大丈夫!?」
GM:エスカリブールが触れた”光”は、そのまま彼の身体へと溶け込むように消えていった
エスカリブール:「────さて」
墨染:「だっ、大丈夫でござるか! 噛まれたり喰われたり食いちぎられたりっ!?」
GM:君はこのことを周囲に伝えてもいいし、伝えなくてもいい
GM:誰に伝えて、誰に伝えない などの選択をしてもいい
エスカリブール:「己の自認する限りでは、身体に異常などはないが」
エスカリブール:見上げる。大樹を。
墨染:「よ、よかったでござるよ~」ほっと気の抜けたような表情。
足利村雨:「なにか不具合があれば、撫でてあげますけど」
墨染:「あ、いや──」そして自分の言動に気づいて。
足利村雨:「そう。なら、それでいいわ」
墨染:「無事でなによりだ」取り繕います。
GM:何も語ることなく、大樹はただ聳え立っている
エスカリブール:「臆病に映ったかな。決断の早さだけが取り柄でな」
足利村雨:「それで?その決断に足るものは得られましたか?」
墨染:「い、いや。確かにびっくりしたが無事であればそれでなにより」
チャコール・ローズ:「飛びすさるだけの何かがあったんでしょう?」
エスカリブール:「さて、今の刹那に己の精神に流れ込んだのは、何者かの記憶だ」
エスカリブール:「危険な様子は無かったが、一方で」
エスカリブール:「この"森"にかく在れと願った者の記憶だろう。多分に憶測が含まれているが、何、己の勘は当たるでな」
エスカリブール:そう言って、今見たものを全員に共有します。
チャコール・ローズ:「女の子と、メイドさん? あなた達が来たっていう館の人達かしら?」
リッパー:「………」話を聞いて、ただ押し黙っている
エスカリブール:「"樹の上"──」
エスカリブール:「そこに、何かがあるやも知れん。向かう理由が増えたな」
リッパー:「‥‥…この、左手」ゆっくりと口を開く
リッパー:「樫の木が並んでる道を抜けて、シロツメクサの花畑を右手に見ながら進むと」
リッパー:「…俺以外の人間が暮らす、“家”がある」
リッパー:言い難そうに「……行きたきゃ、そっちに行ってもいい。その場合、俺はここで待っておく」
墨染:「む、何故に?」<ここで待つ
リッパー:「……会いたくない、からじゃ駄目か?」
墨染:「あ、いや。決して駄目という訳では……」
エスカリブール:「構わんとも。では己は一先ずそちらへ向かおうと思う」
足利村雨:「強要することもないでしょう。思うところがあるのだったら」
墨染:「ただ私達はここでは異邦人故、知己の伝手などあれば話もしやすかろうかと──」自信なさげにだんだん声が小さくなる
チャコール・ローズ:「行きましょう。少しでも多く情報が欲しいわ」
リッパー:「…それについては心配要らない」墨染さんに
墨染:「と、言うと?」<心配いらない
リッパー:「…みんな、この世界にあるものは、全て受け入れるからだ」
墨染:「む──」
リッパー:「まあ、行けば分かる…おっと」
足利村雨:「それがどれだけ不自然でも、というわけね」
墨染:肯定的な物言いに、ちょっとした違和感を覚えつつも
足利村雨:「この森も、ただの森と思う」
GM:突如、辺り一面が暗くなる
墨染:「なっ、なんでござるか今度はっ!?」わたわた
リッパー:「…来たか」
足利村雨:「今度は何が?」
エスカリブール:「落ち着け墨染の。危険な兆候なら"リッパー"がそう反応している」
リッパー:「警戒はしなくていい。ただ“周る”だけだ」
GM:十数秒の後
GM:空に、白い光が灯り始める
チャコール・ローズ:「まさか、これがここの夜なの?」
墨染:「………………」(目を瞑ってエスカリブールさんにしがみついてる
リッパー:「…いや、夜はもう通り過ぎた」
チャコール・ローズ:その手には時代がかった拳銃が握られている。
チャコール・ローズ:4人に背を向け、先程の木に狙いを定めている。
GM:中天に昇る太陽は、先ほどよりも一層強く君達を照らす
GM:「森」の色は、深緑に
エスカリブール:「23度、季節が廻ったと言ったな」
足利村雨:「これが24度目?」
チャコール・ローズ:「パーさんの姿が若いままなのは、私も不思議だった」
墨染:「これは──まさか『季節』が?」<周る
リッパー:「ああ、嘘でも何でもない…が、少し違うな」
リッパー:「これで、23と1/4だ」
エスカリブール:「どうやら、まだあちら側の常識に囚われていたままだったらしい。それが一概に悪とは言えぬことは、既に語られた通りではあるが」
墨染:と、しがみついたままの自分に気づいて──離れる。
墨染:「確かに、面妖すぎる世界だ」(再びの取り繕い
チャコール・ローズ:「時計を持っている人は…いなさそうね。私も持ってきていない」
リッパー:「ここが、異世界だってこと」
リッパー:「少しは分かってくれたか?」
足利村雨:「少しも何も」
足利村雨:「そこを疑っては居ないわ、始めから」
足利村雨:「ただ、こちらの知らない条理があるのならば」
足利村雨:「軽々には動き難いということかしら?」
チャコール・ローズ:「さっきの木が、あなたにどう見えていたかはわからないけれど…」
墨染:「確かに。穴を突いたりとか、手をつっこんだりとか、危ない。よくない」
チャコール・ローズ:「少なくとも、あなたから教えてもらえる情報だけで動くわけには行けない理由が出来たの」
チャコール・ローズ:「…ただ、パーさんを一人にするのもちょっと怖いわね…」
足利村雨:「身の振り方を、考えなければということかしら」
チャコール・ローズ:どうしよう?と3人に目で訴えかけます。
エスカリブール:「分かっている事ばかりでは面白みが無いからな。冒険心を楽しませんとする心遣いだと言うのなら、それを受け入れる度量程度はあるつもりだ。己はな」どこまで本気か分からないことを口にして、笑う。
リッパー:「怖いってのはどういう事だ。俺はこの世界を”終わらせたい”、それは紛れもない事実だ」
墨染:「私は──協力を求めるのならば、知っていることはなるべく全て話してほしいと思う」
墨染:(じゃないとなにかあったときにびっくりするし
足利村雨:「したいばかりを話していても埒が明かない」
足利村雨:「だから、まずは」
足利村雨:「改めて、自己紹介とでも行きましょうか?」
足利村雨:「まだ、お互いに。名しか知らぬのでしょう?」
チャコール・ローズ:「…!」
エスカリブール:「貴方がそう言うなら従おう。気になることも増えた」
墨染:「なるほど、確かに互いの理解が深まれば、解決する道も見えてくるやもしれん」
リッパー:「…程度は?」
リッパー:「新学期の自己紹介、ぐらいに考えていいのか?」
足利村雨:「人ならざるものに、その尺度が通じると思って?」
エスカリブール:「論ずるまでもあるまい」
リッパー:「…それもそうだ」
足利村雨:「話したいものが、話したいだけ。それでいいでしょう」
エスカリブール:「だが願わくば、貴君が知りえることで己達が知りたがることは全て話してほしいものだな」
チャコール・ローズ:「少なくとも、答えたくないことと答えられないことの区別はほしいわ」
リッパー:「…分かった」
エスカリブール:「目的の達成のための手段を躊躇わぬ者を、己は好ましいと思う」
チャコール・ローズ:(自己紹介。 なるべく避けたかった流れだけど)
チャコール・ローズ:(…避けて通れないことでもある。 私は、いったい誰なの?)
GM:月日周って、季節は変わる
GM:薫風吹き抜ける春から、照り付ける日差しが深緑の葉に照らす夏へと
GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です
チャコール・ローズ:PC間ロイスを取るタイミングだけど、自己紹介の去就が明らかになってからにしようかな
チャコール・ローズ:いったん保留します! 後でまとめて取ろう
墨染:かっこいい遺産(ひと)【足利村雨@すごいできる遺産(オンナ)っぽくてかっこいい/◯怖い】 を取得します。4つめ
エスカリブール:案内人 リッパー 連帯感〇/油断
エスカリブール:遺産の剣 足利村雨 興味〇/闘争心
足利村雨:-同行者/リッパー/好奇心:○/興味/ロイス
エスカリブール:以上です
足利村雨:これで。
GM:了解!
ミドル4 「冬」
GM:シーンプレイヤーはエスカリブールさん。登場侵蝕をお願いします
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:63->66)
エスカリブール:落ち着き
墨染:墨染の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:76->79)
足利村雨:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:73->75)
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:64->74)
チャコール・ローズ:もう!
エスカリブール:か、カバーリンガー!
GM:格差…
GM:では、探索個所は「地下室」のみですので
GM:情報項目を公開します
・「人々」について(任意の情報技能 難易度5)
・「アーティファクト“枢霊柩”について」②(任意の情報技能 難易度7)
GM:項目は以上!
足利村雨:低いの!
墨染:先のシーンで「お手伝い」と言ったので、どちらかはチャレンジしてみたく。
エスカリブール:では御二方頼んます!
足利村雨:人々についてUGNでやりまーす
足利村雨:2dx+1>=5
DoubleCross : (2R10+1[10]>=5) → 5[1,5]+1 → 6 → 成功
足利村雨:フ……
足利村雨:無敵かな……?
墨染:では高い方。……地下室とゆー閉鎖空間調査ですので、まだらの紐使ったら+補正入ったりしませんか?w
GM:全部成功してるじゃん
GM:あー、そうですね
GM:ではイージーエフェクト使用宣言で、達成値に+1の補正がかかります
墨染:わーい、ありがとうございます。
墨染:ではまずまだらの紐使用。
墨染:墨染の侵蝕率を+1した(侵蝕率:79->80)
墨染:80に到達でDB+2なので3d 情報はUGNが2あるので 合計3dx+3にて
墨染:3dx+3>=7
DoubleCross : (3R10+3[10]>=7) → 10[1,10,10]+7[6,7]+3 → 20 → 成功
墨染:?
チャコール・ローズ:すごくわかった!
エスカリブール:優秀!
GM:本当に紐か…?
GM:荒縄か何かじゃないのか…?
墨染:そんな訳でざくっと抜きました。判定成功です(`・ω・´)
GM:では開示!
・アーティファクト"枢霊柩"について②
枢霊柩の稼働を停止させる方法は大きく分けて3つ。
「創造者である契約主の任意」
「管理者である枢霊柩を内部から破壊する」
「世界を維持する力の停止(契約主のジャーム化)」
この世界の理に縛られている「住民」達にはいずれも不可能だが、現世との縁を持つ君達はその限りではない。つまり、管理者を倒し、枢霊柩を…鷺宮玲華を止められるのは君達だけという事だ。
また、徐々に狭まる「果て」は世界の維持が困難になっているという事。即ち…鷺宮玲華がジャーム化するまでのリミットと考えてもらっていい
・人々について:「住人」達の間に争いが起きる事は無く、病に罹る事も無ければ、死が訪れる事も無い。傷つけられてもその身体から血が流れる事はなく、木の幹のような肌が顔を覗かせるだけだ
この世界の住人は「木」という器に魂を注いだだけの、文字通り植物人間である。そこに意思は無く、器に宿った魂の思考ルーチンをなぞっているだけだ
GM:という訳でロール!
GM:再び鷺宮邸の前を訪れた君達は
リッパー:「…待て、少し言っておきたいことがある」
チャコール・ローズ:「…?」
GM:リッパーの一言に呼び止められていた
エスカリブール:「聞こう」
リッパー:「…今からお前らは、もう一度あの家に入る。その上で…先に伝えた方がいいと思ってな」
リッパー:「そうだな…‥おい、足利」
足利村雨:「何かしら?」
リッパー:「俺の首を刎ねろ」
足利村雨:「貴方が、先に伝えろと言ったのに」
足利村雨:「まずそうしろ、と?道理が通っているのかしら」
リッパー:「見た方が伝わることもある」
足利村雨:「そう」迷いなく剣閃。
チャコール・ローズ:「…」その様子を見守る。目は逸らさない。
墨染:「な、なにをっ!?」止める間もない。
GM:抵抗も、悲鳴も、肉を斬った手応えも無く
GM:リッパーの首は身体からずり落ちるように、ポトリ、地面へ
エスカリブール:歩み寄って、頭を拾い上げる。
GM:…血は、流れていない
エスカリブール:「……これはどうしたことだ」
GM:少しして、拾い上げた頭とその身体は、木の屑になってボロボロと崩れていった
GM:そして
墨染:「──木?」
GM:そのすぐ近くの地面が歪み、“人型”が生えてきた
GM:無造作な髪、不愛想な顔、そして作業着
リッパー:「……こんな具合だ。これがこの世界の“人”の姿」
GM:その人型が、喋り始める
足利村雨:「人ならざるものを見ようとも、驚きはしないわよね」
足利村雨:「貴方自身が、そうだというのなら」
リッパー:「“そういう風”に作られたモノだ」
チャコール・ローズ:「…どうして、こんなことに」
リッパー:「だから」
リッパー:「…連中に、人として接しようとは考えるな」
墨染:「匣の力の限界──でござろうか」
リッパー:「何を言われても、気にするな」
足利村雨:「それは」
エスカリブール:「承服しかねるな」
足利村雨:「私たちに言っているの?」
足利村雨:「自分に言っているの?」
エスカリブール:目を閉じ、首を振る。
リッパー:「………」
リッパー:「……両方、だ」足利村雨に
墨染:「人では無いが故に、言葉に耳を貸すなと言うのであれば」
墨染:「拙者らも同じでござるよ」
エスカリブール:「己は貴君らが人のまがい物かどうかなどに気を払ってやるつもりはない」
リッパー:「何度言っても駄目だった。何度会っても駄目だった」
墨染:「──なのでおそらく。拙者は気にするでござる」
エスカリブール:「……己こそが器なき王に仕えた、まがい物の聖剣であるが故にだ。すまんな」
チャコール・ローズ:「穏やかには、済まないかもしれないのね。この先は」
リッパー:「単なる、気の持ちようの話だ」
チャコール・ローズ:「…亡骸なら、なおさら無作法には扱えない。扱いたくない」
リッパー:「例えば、今みたいに首を飛ばしたとしても…何も起きない、誰も困らない」
リッパー:「そのぐらいの考えで‥‥…」チャコールの言葉に押し黙る
エスカリブール:「いざとなれば砕くことを躊躇いはせんさ、だがな」
足利村雨:「どうにも、私たちは」
足利村雨:「道具の中でも、とりわけ、武器であるみたいで」
エスカリブール:「はは、然り。意思なき暴力を振るうようにはできておらんのだ」
墨染:「拙者もその、武器の端くれではござる」
足利村雨:「自ら刃を鈍らす刀など、鈍らもいいところ」
墨染:「故にいざとなれば、その力を行使することに異議は無いでござるが」
チャコール・ローズ:「ええ。ちょっとやそっとの相手なら、傷付けずに済ます自信はあるの」
墨染:こくり、と皆の言葉に頷いて。
墨染:「だからこそ、何も考えずに、無為に力を振るうことは、できないでござるよ」
墨染:「リッパー殿の『お心』に沿えず、申し訳ないでござるが」
墨染:ぺこり、と頭を下げます。
リッパー:「……無用な気遣いだったかな」
エスカリブール:「早合点するなよ、今知ったことで得るものがないとは言っていないとも」
足利村雨:「ええ。核を探して斬り続ける無用からは逃れられました」
チャコール・ローズ:「あなたも、不器用なひとね」
チャコール・ローズ:「ありがとう」
リッパー:「“ぶき”って名の付く奴がよく言うぜ」
チャコール・ローズ:「…ちょっと!? この流れでそういうこと言う!?」
リッパー:「はっ、まさか武器に感謝される日が来るなんて…長く生きてみるもんだな」
エスカリブール:「生きて、と言うのは言葉の綾か?」人の悪そうな笑みを浮かべ
リッパー:「はは、冗談が通じるなら何よりだ」
足利村雨:「綾をつけることもないでしょう」
エスカリブール:「は、然りよ」
リッパー:「…時間取らせてしまったな、行ってくれ」
チャコール・ローズ:「ええ。また、後でね」
墨染:「では行ってくるでござるよ、リッパー殿」
墨染:優しい心遣いをしてくれた、人でないものに笑顔で応じて。
GM:君達は再び、鷺宮邸の門を開いていた
GM:玄関の方には、箒を持ったメイドの姿が一人
清水明希:「……おや?」
清水明希:「どうも、こんにちは。何か御用ですか?」
チャコール・ローズ:「…こんにちは。秋頃以来かしら」
清水明希:「……?」
エスカリブール:「何でもない、旅の者だ」
清水明希:「まあ、旅人さん。どおりで初めて伺う顔だと思いました」
エスカリブール:成程な、と目配せ。
墨染:「………………」記憶がない事実に対し、リッパーの言葉が脳裏に浮かぶ。
エスカリブール:「宿を探している、ここへ訪れたばかりで、土地勘もない」
エスカリブール:「一夜ばかり、泊めては貰えぬだろうか」
清水明希:「承知しました!では恐縮ですが、こちらで少々お待ちください」
GM:その後君達は、どこかで行ったやり取りを経て
GM:リッパーから聞いていた地下室のある…鷺宮三留の私室を再び訪れていた
GM:「書架に向かって左手にある壁を二回叩いて」「紐を五回引っ張る」
GM:自動式の書架が左右に開いて、地下室へと続く扉が露になる
GM:――君達は、地下室へ
GM:階段から続くその部屋は、8畳程度のそれほど広くない空間だ
GM:大きな机が中央に置かれ、その上には
GM:本…というより、冊子のような資料が積み重ねられている
GM:全て、“枢霊柩”に関するものだ
GM:そして、それと隣り合うように空間の裂け目がある
GM:光の数は、二つだ
チャコール・ローズ:「…すごい数の資料。書斎と比べると、だいぶ散らかっているわね」
エスカリブール:「さて、1つの幻視を2人で共有できることが分かった事であるし」
エスカリブール:「2人も4人も違いはあるまい、先ずはこちらではないかな?」
足利村雨:首肯して。「手間を掛ける必要もないでしょう」
足利村雨:「全員で触るほうが早いわ」
チャコール・ローズ:「わかった。全員一緒ね」
GM:君達は、光に向けて手を伸ばす
GM:――ザザッ
GM:地下室に佇む、赤子を抱く妙齢の女性とその従者と思われる目付きの鋭い女性の
GM:何でもない、日常の一幕
鷺宮紫穂:「…オーヴァード、だったかしら」
美代千智:「ええ、左様です」
鷺宮紫穂:「今私が抱いてる子が、超能力を振るう怪物だなんて…信じられないわ」
美代千智:「傍目には判断がつきませんね」赤子の掌に人差し指を這わせる
鷺宮玲華:それをギュッと掴む
美代千智:「………」目を細める
美代千智:「……紫穂様、世の中には、"人を選ぶ道具"というものがあります」
鷺宮紫穂:「…ええ」
美代千智:「この匣は玲華様を選んだ…ただ、それだけの事」
美代千智:「起こった事を変えるなど、正真正銘の神でもなければ不可能です」
鷺宮紫穂:「…分かっているわ、美代」
鷺宮紫穂:「……」
美代千智:背中を軽く叩く
美代千智:「ほら、そんな顔浮べなさんな。怪物でも何でもない、あなたは"人"の親。それだけは忘れちゃ駄目よ」
鷺宮紫穂:「……」ハッとした顔を浮かべて
鷺宮紫穂:「……ふふっ」少しだけ笑う
美代千智:「あら、冗談を言ったつもりはないけど?」
鷺宮紫穂:「やっぱり美代は、その喋り方の方が良いわ。今からでも戻さない?」
美代千智:「あなたと二人で居る時だけよ」
鷺宮紫穂:「三人でしゅよねー?」高い声で赤子に呼びかける
美代千智:「揚げ足取りが上手になったじゃない。玲華様が真似しないように正さなくてはいけないわね」
鷺宮紫穂:「あははっ、ひー、たしゅけてー」再び呼びかける
美代千智:「……それで、いつかは伝えるの?」
鷺宮紫穂:「‥‥御守り、とでも言っておくわ。こんなの、使えない方がいいに決まってるし…それに」
鷺宮紫穂:「いざって時は、美代も守ってくれるでしょ?百人力よ!」
美代千智:「……はぁ、何言ってるの」
美代千智:「全員で守るに決まってるでしょ」
鷺宮紫穂:「ははっ、そうね」
GM:ちょっと抜けてる所があったけど、綺麗で明るくて、私の憧れの人だった
GM:いつも怒ったような顔をしていて、だけどずっと、私達家族を見守ってくれる人だった
GM:――ノイズが晴れる
GM:共有の必要は無い。全員が見て、全員が聞いた
足利村雨:「さて、これは」
GM:決して有益な情報ではないのかもしれない、だが、君達は光に触れることを選んだのだ
足利村雨:「意識の記憶なのかしら。赤子の時から、これを認識していたとも思い難いけど」
足利村雨:「オーヴァードであれば、そのような事もあるのかしら?」
エスカリブール:「或いは」
エスカリブール:「取り込まれた、魂。この館の者どもの意識かも知れん」
チャコール・ローズ:「魂…」
エスカリブール:「『全員で守る』と言っていただろう、それを果たそうとしているのでは、と」
エスカリブール:「まあ、メルヘンに過ぎるな、これは」
エスカリブール:言いながら、資料を手に取って捲り始める。
足利村雨:「あら?お似合いよ?」
チャコール・ローズ:「…そうね。絵巻物みたい」
エスカリブール:「意地の悪い事を言うな。リシャールめの夢想癖が感染ったようで気分が悪いわ」
GM:積みあがった資料に記されているのは、全て枢霊柩に関する研究の記録
GM:「日本陸軍」の残したものだ
足利村雨:「碌な事をしないわね」
チャコール・ローズ:「陸軍…」
墨染:ぱらりぱらりと資料をめくる
エスカリブール:「他の所業に心当たりが?」
エスカリブール:存外人間らしい仕草で文面をなぞりながら。
エスカリブール:「……む」
エスカリブール:「これか、役立ちそうな記述を見つけた。柩の停止方法だ」
エスカリブール:「まず使用者の理想を体現する遺産である以上──当然使用者の意志による停止が可能となっている。と言っても」
エスカリブール:「この世界の在り様を見れば、難しいだろうな」
チャコール・ローズ:「…どういうこと?」
エスカリブール:「やめて欲しいが、やめる理由が無さそうだという話だ」
足利村雨:「永遠を望むものが、意思を翻すと思う?」
足利村雨:「切欠がなければ無理でしょう。それは此方からは作れない」
チャコール・ローズ:「あ…」
エスカリブール:「続けるぞ──二つ」
エスカリブール:「使い手のジャーム化を以て、やはりこの空間は閉じる。理由について多くは記されていないが」
足利村雨:「そうなっていれば」
エスカリブール:「衝動の残響たるジャームは、この匣が検知できる形で意思を発する事ができない……のだそうだ」
足利村雨:「理由によらず、閉じるわ」
足利村雨:「斬るもの」
エスカリブール:「成程な」
足利村雨:「ただ、それが2つ目ということは」
足利村雨:「まだ他にあるのでしょう?そう聞こえるけど」
足利村雨:「主立っていない、手立てが」
エスカリブール:「……鋭いな」
足利村雨:「刃ですから」怪しげに笑み。
エスカリブール:苦笑
エスカリブール:「主だった手段はこの二つだ。だが翻意を待つつもりも理性の消滅を待つつもりも、己はない」
チャコール・ローズ:「聞かせてちょうだい」
墨染:じっと、言葉を待っている。
エスカリブール:「もう一つ糸口のようなものが、補遺の形で記されている」
エスカリブール:「曰く、外からの力で決して破壊できぬ"枢霊柩"にも弱点のようなものが──否」
エスカリブール:「そもそも何故破壊できぬのか。望んだ世界であるがゆえに『完全』であるからだ」
エスカリブール:「余分が入り込めば、壊れ得る」
チャコール・ローズ:「…」胸元の薔薇を握り締める。
足利村雨:「そういうの」
足利村雨:「得意なのよ」
エスカリブール:「ああ」
足利村雨:「必要もなく、ふらりと現れて」
足利村雨:「入り込んで、壊す」
足利村雨:「いつものことね。手慣れてる」
エスカリブール:「そうだと思っていたとも」
墨染:「世界を破壊」
エスカリブール:「己が言うのも妙だが、貴方、どうにも異邦人めいている。清冽なる、冬の風の如き」
エスカリブール:「それで、チャコール、墨染の」
エスカリブール:「己は当然元よりそのようにするつもりだった。この何もかもが小癪な箱庭を、内側から壊そうというのだ」
エスカリブール:「貴方らはどうだ。様々なものを見たが」
エスカリブール:「今一度問うておこうと思ってな」
チャコール・ローズ:「あなたたちが帰るのは勿論、あの女の子を助けるためにはほかに方法は無いのよね?」
チャコール・ローズ:「なら、やるわ。 ここに留まっていても仕方がないし、こうなれば相手が世界だろうとなんだろうと同じよ」
墨染:「拙者も異存はござらん」
エスカリブール:「意気や良し」
足利村雨:「どうやら、決まりね」
足利村雨:「世界を斬りましょう」
GM:地下室を後にした君達は、リッパーの元へ戻るべく廊下を歩いていた。すると…
鷺宮三留:「おや、ご機嫌用。寛いでいただけてますかな」
GM:偶然、そこを通りかかった鷺宮三留に声をかけられた
エスカリブール:「ああ、お陰様で」
GM:自らの私室がある方向から歩いてきた者達を、特に警戒する様子もない
鷺宮三留:「それは何より。食事ももうすぐご用意出来るそうですので、少々お待ちください」
GM:食事の催促。しかし、前回の事を考えると応じずにこのまま邸宅を後にしても特に問題は無いだろう
エスカリブール:「済まぬな。必要が無くなったのだ」
エスカリブール:「すぐに出立する。見送りも、必要はない」
鷺宮三留:「そうですか…それは残念です。ゆっくり歓談でもと思ったのですが…」
エスカリブール:「はは、それも惜しいが」
エスカリブール:応じるエスカリブールの様子は、嘘を言っているようには見えない。
鷺宮三留:「また、旅に出られるのですか?」
エスカリブール:「そうだとも。世話になった」
エスカリブール:「ではな」
鷺宮三留:「また」
エスカリブール:それきり、返事を待たずに歩き去る。
鷺宮三留:「いつでも立ち寄ってくださいね。貴方達なら私も――」
鷺宮三留:まるでシステムじみた無機質な肉声が、君達の背中に降りかかる
エスカリブール:己は、貴君たちの姿を見た。
エスカリブール:貴君たちの声を聞いた。
エスカリブール:あの光輝の虚に。だから、それでいい。
エスカリブール:そう、思う事にする。
GM:春と同じ夏、夏と同じ秋、秋と同じ…
GM:何度顔を見合わせようと、何度言葉を交わそうと
GM:彼らが過ごすのは、幾度も巡る「今日」ばかり
GM:仮初の今日から、彼らを解き放つことが出来るのは
GM:世界の破壊者である、君達だけだ
GM:邸宅を後にし、偽戴エスカリブールは門の外へと歩を進める
GM:その、途中
GM:頭の中にノイズが走る
エスカリブール:「……!」
エスカリブール:咄嗟に額を押さえる。
GM:これまで数回体験した現象ではあるが…虚も無ければ、光に触れたわけでもない
GM:その頭に浮かぶのは――虚の中に見たものと同じような、光――
エスカリブール:
エスカリブール:──古い。
エスカリブール:古い、記憶の中にしかないような光景だ。
エスカリブール:土埃を上げながら、騎士を背に乗せた悍馬が駆けていく。そこかしこで怒号と剣戟が飛び交う。
エスカリブール:──いつか古い時代、主の生涯のうち無数に繰り返した、戦いの光景だ。
エスカリブール:背後から現れた騎馬が、そのままするりと自身の体をすり抜けていった。
風吹リュー:「うーん……あー」
風吹リュー:「あぁ? 何だこいつは! どこだここ!」
風吹リュー:いつの間にか傍らにいた飛行士帽の少女が身を起こし、騒いでいる。
エスカリブール:「……」目を丸くして驚いている
風吹リュー:「おいそこのお前」
風吹リュー:「お前だよオッサン。どういう状況だこれ。オレはさっきまで……」
エスカリブール:「……ああ。周りのこれは──」
エスカリブール:少し戸惑いながらも、言葉を返す。
エスカリブール:「己の感傷のようなものだ、気にする事はない」
エスカリブール:「風吹、リュー」
風吹リュー:「ん、どっかで会ったか?」
風吹リュー:「いや、ねーな。こんなイカしたセンスのマント、忘れるはずねえ!」
風吹リュー:あっはっは、と笑う。
エスカリブール:「……」不満げに派手な群青のマントを見下ろす。
エスカリブール:「まあ、どういう状況かと言われれば、己にも分からんが」
エスカリブール:「……少し話をしよう、周りが煩いがな」
風吹リュー:「ん? まぁ」
風吹リュー:「いいぜ別に。なんか今すぐしたい事があるわけでもねー」
風吹リュー:どかりと、隣に座る。
風吹リュー:「太郎もどっか行っちまうしよー……」
エスカリブール:「……」
エスカリブール:「貴方は、最強のスケバンを目指しているのだったな」
風吹リュー:何だこのオッサン、と言う目で金髪の偉丈夫を見ている。
風吹リュー:「そうだけど……」
風吹リュー:「オメー、オレの何だ?」
エスカリブール:「どこかで聞きたいとは思っていた」
風吹リュー:「いや聞けよ、改めて何だこの状況」
風吹リュー:荒涼たる時代錯誤の戦争の風景を見回して。
風吹リュー:「夢か」
エスカリブール:「待て」
風吹リュー:「これ結構最初から夢だな」
風吹リュー:「だから度を越えてキザな奴に美味しいところを持ってかれるし咲良は魔法少女がどうとか言い出すし太郎はいねーし……」
風吹リュー:「抓って痛いと夢じゃないみたいなやつ誰が言い出したんだろうな」
風吹リュー:言いながら自身と男の頬を思い切り引っ張っている。
エスカリブール:「やめろ」
エスカリブール:「やめろ……やめろ!」
風吹リュー:「うーん……」
エスカリブール:「問うぞ。なぜあのスケボーが、貴方に必要だ」
風吹リュー:「今テメーで言っただろうが」
風吹リュー:ひりひりする頬を摩りながら。「頂上獲るためだ。オレは最強のスケバン高、阿修羅地獄堂の」
風吹リュー:「そのまた頂点に立つ」
エスカリブール:「今でもか」
風吹リュー:「あぁ?」
エスカリブール:「今でも本気でそう思っているか?」
風吹リュー:「……」目を細める。
エスカリブール:「器ではない、と思ったことがある筈だ」
エスカリブール:「一度ではない」
エスカリブール:「澪標深堂子に」
エスカリブール:「大橋綺羅星に」
エスカリブール:「羽鳥七海に」
風吹リュー:ぎろり、と。睨みつける。
エスカリブール:「敵わない、と思った事がある。己は口にした回数だけしか知らんが──」
エスカリブール:「貴方の弱音は全て聞いているでな」
風吹リュー:「不愉快な奴だな。殺すぞ」
エスカリブール:「そういう態度も、不安の裏返しか?」
エスカリブール:「弱い自分を、愚かな自分を、奮い立たせるための言い訳に八大天王とやらの看板を──」
エスカリブール:「使ってはいないか? そんなものの支えを必要としない者たちに嫉妬と憧憬の視線を向けてはいないか?」
風吹リュー:「──────」
エスカリブール:「それを全て自覚していないとは言わせん。再度問うぞ」
エスカリブール:「なぜ己が必要だ。貴方は今」
風吹リュー:「同じだ」
風吹リュー:言葉を最後まで待たずに、胸ぐらをつかみ上げる。
風吹リュー:「さっきと答えは同じだ」
風吹リュー:「趣味の悪ぃ夢だな。つーか己だとぉ? 太郎はお前の百万倍かわいいわ!」
風吹リュー:「いいか」ずずい、と顔を前に出してガンを飛ばす。
風吹リュー:「オレは、目指すものにオレが相応しいかどうかなんて」
風吹リュー:「最後の最後にはどうでも良いと思ってる」
風吹リュー:「そりゃ、最後の最後だけだ。だから……うじうじする事もあっけど」
風吹リュー:「でもよ、でも……」
風吹リュー:言葉が途切れる。難しい表情で懸命に、相応しい言葉を探している。
エスカリブール:「分かった」
風吹リュー:「あ?」
エスカリブール:「己はこう見えて天邪鬼でな」
エスカリブール:「成り立ちからして、偽物であるし……初めに己を手に取った男も、まあ」
エスカリブール:「将器ではあったが、王たるに相応しいとは、到底言えぬ者でな」
エスカリブール:「己は」
エスカリブール:「己の主は王ではない。ただ、器なきが故に足掻く、貴方のような者にのみ、傅く」
エスカリブール:「王たらんとする者の鋼だ。ゆめ忘れるな」
風吹リュー:「……はぁ?」
エスカリブール:一陣の砂嵐が巻き起こる。
:それが過ぎ去ると共に
エスカリブール:気づけば周囲の光景は、元に戻っている。
エスカリブール:「は」
エスカリブール:たった今の幻視が、どうやら自分だけのものであるようだと、同行者たちを伺い。
エスカリブール:(あれと言葉を交わすのは、まだ先と思っていたが)
エスカリブール:この箱庭が、既に綻んでいるのか。
エスカリブール:奇妙な偶然もあったものだと思う、だが、必要なことは確認できた。
エスカリブール:いつになく力が充溢している。これまでの己の力はあれが風を掴む、ほんの手助けに過ぎなかったが。
エスカリブール:「少しばかり契約が強まったな。心強い」
エスカリブール:その足元。ぱちり、と小さく雷が弾けた。
GM:シーン終了、ロイスと購入が可能です
足利村雨:ロイスは埋まってる!
エスカリブール:村雨さんのPを信頼に
足利村雨:購入はブルゲ辺りかな。ダメ元でやろっと
墨染:ロイス操作は特にありません
足利村雨:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 3[1,3] → 3 → 失敗
足利村雨:はい
足利村雨:以上!
エスカリブール:最後の枠はまだ空けときたいな
エスカリブール:購入ブルゲ
エスカリブール:3dx+6 まわれ!
DoubleCross : (3R10+6[10]) → 8[3,5,8]+6 → 14
チャコール・ローズ:おお
エスカリブール:財産6点使います
墨染:3dx>=20 ブルゲチャレンジ
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[4,6,9] → 9 → 失敗
エスカリブール:村雨さんに渡そう
GM:金の力!
墨染:失敗。ロイス操作、購入判定終了です。
エスカリブール:以上です
足利村雨:じゃあもらっちゃおう!
チャコール・ローズ:ここは…強化素材。
チャコール・ローズ:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗
チャコール・ローズ:だめ!
GM:了解!
クライマックス 「アヴァロン」
GM:全員登場です
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:77->79)
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:72->74)
足利村雨:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:79->81)
墨染:墨染の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:88->89)
GM:大樹の虚へと足を踏み入れた君達の目の前には
GM:吹き抜けの塔じみた、伽藍洞の空間が広がっている
GM:まるで大樹の幹の内側が、そのままくり抜かれているような
GM:そして
GM:吹き抜けの天井からは、螺旋階段の様に巨大な樹の根が伸びてきている
リッパー:「……登れ、って事だろうな」
墨染:「さながら異世界の中の異世界でござるな」天井から降りる、巨大な根に目をやりながら──
チャコール・ローズ:「…張り子なのね。この木さえも」
足利村雨:「このまま根本から切り倒せれば、楽なのにね」
リッパー:「空でも飛べれば楽なんだがな」担がれている身で生意気なことを言う
エスカリブール:「やぁ、しかし壮観だ。リシャールやリューめがここに居れば喜んだであろう」
エスカリブール:まだ担いでる必要あるのかな、と多少疑問に思いつつも。ごつごつした木肌を踏みながら登っていく。
GM:そして、根の階段を登った、その先――
GM:君達は、空に居た
GM:紛れもない、地上から見ていた、四季と共にあった空にだ
GM:そこに、君達は立っている
リッパー:「…空飛んでる内に入ると思うか?これ」
エスカリブール:「さぁな。だが」
エスカリブール:「己が力を振るうに、なんとも相応しい戦場ではある」
GM:周囲には雲、だが、酸素濃度や気温の変化は全く無い
墨染:てしてしっと、空を踏みしめて
墨染:「──踏ん張りは効くでござるな」足場の状態を確認。
GM:太陽の温度すらも、地上に居た時と何も変わっていない
GM:――そして君達は
GM:歩み寄る人影に気づいた
■■■:「‥‥あー、もしもし」
■■■:人ではない、と一目で分かるような、不気味な見た目をしていた
エスカリブール:「む」
エスカリブール:リッパーを置き、僅かに片足を引く。
チャコール・ローズ:「…あなたは、誰かしら」
■■■:肌の表面を走る茨のような文様、身体は女性のものだが、声帯は男性
GM:君達は、感じるかもしれない
GM:今目の前に居る“それ”は、君達の同類であると
エスカリブール:「"枢霊柩"か」
■■■:「ご明察です、中世風の」
■■■:「儂はアズト」
“枢霊柩”アズト:「“枢霊柩”アズトだ」
“枢霊柩”アズト:「君達の事はまぁ…正直、ずっと見てた」
墨染:「では拙者らの目的も?」
“枢霊柩”アズト:「勿論。まさか本当にここまで来るなんて思ってませんでしたが」
“枢霊柩”アズト:「待てば勝手に出られるというのに…ねぇ」
リッパー:「…御託はいい」
リッパー:「さっさと…玲華との縁を切れ」
“枢霊柩”アズト:「……ああ、娘っ子の事ですか」
“枢霊柩”アズト:「儂は“叶えて” “管理する”以外の事はしませんので」
“枢霊柩”アズト:「君達の望みを聞く耳も、持ち合わせちゃいない」
墨染:「──『道具』、でござるな。まさに」
“枢霊柩”アズト:「はい、道具ですよ」
エスカリブール:「は、その通りよ。どうやら、己は少し認識を改めねばな」
“枢霊柩”アズト:「…まぁ」
墨染:怒りも蔑みもなく、ただ事実だけを口にする。
“枢霊柩”アズト:「儂を排除する、という話であれば、こちらもそれに応じなければなりませんが」
チャコール・ローズ:「…ふたつ、聞かせて」
“枢霊柩”アズト:「鷺宮玲華の世界を守るのは、儂の役目ですから」
“枢霊柩”アズト:「何です?ちっこいの」
チャコール・ローズ:「契約の解除。『しない』のか、『できない』のか」
チャコール・ローズ:「そして…もし『できない』のであれば…もしできていたら、あるいは道を譲ってもらうこともできたのか」
チャコール・ローズ:「…どうなの?」
“枢霊柩”アズト:「…もう一度言いましょうか」
“枢霊柩”アズト:「道具なので、“出来ません”。契約者が望む以上“譲りません”」
“枢霊柩”アズト:「儂にもこの通り意志はありますが」
“枢霊柩”アズト:「そちらに天秤が傾くことは、無いです」
チャコール・ローズ:「…律儀ね」
“枢霊柩”アズト:「“このように”作られたものですので」
墨染:「それは──」
墨染:『このように』と言う言葉に対し──
墨染:「『矜持』でござるか? それとも『諦観』でござるか?」
墨染:意志があると告げた存在に、問う。
“枢霊柩”アズト:「ほう…」
“枢霊柩”アズト:「“矜持”ですよ」
墨染:「なれば──」
墨染:「お役目ご苦労にござる、“枢霊柩”アズト殿」
“枢霊柩”アズト:「…‥‥やれやれ…」
墨染:「されど皆様方の仰るとおり、我らも退く訳にはゆかぬが故」
“枢霊柩”アズト:「…おい、本当に出番が来ましたよ」
GM:“枢霊柩”アズトの足元に、蠢く影が一つ
影:影は、巨大な人型を象る
影:2m以上はあろうかという体躯、虫を連想させる細長い手足、束ねた黒い長髪、黒い瞳、外套のように纏った影が不気味な肌の白さを際立たせている
“マスターカルラ”:「やあ、どうも」
“マスターカルラ”:「初めまして…だね。君達に会えて嬉しいよ」
墨染:「な、何奴でござる!?」突如現れたオンナに動転して。
エスカリブール:「狼狽えるな墨染の」
“マスターカルラ”:「そうだねぇ…自己紹介からやろうかね」
エスカリブール:「……さて、己は貴方に興味が、正直な所あまり無かったのだが」
“マスターカルラ”:「“マスターカルラ”。何故かそう呼ばれているものさね」
墨染:「──マスターエージェント!」
エスカリブール:「聞き逃せぬ名ではある。"マスター"とは」大きく出たな、と息を吐く。
チャコール・ローズ:「どこから出てきたの…いえ、違うわね。 どうやって、入って来たの?」
“マスターカルラ”:「あはは、私はどこに行っても敵意を向けられてしまうねぇ」
“マスターカルラ”:「ああ、教えてあげようか」機嫌よさげに
“マスターカルラ”:「仮死状態になれる薬、なんて今日日いくらでもあるもんさね」
GM:“グレイサクリファイス”と呼ばれるものだ
“マスターカルラ”:「私は、君達のような“道具”とお話がしたかったんだ」
“マスターカルラ”:「だから」
“マスターカルラ”:「人でも殺して、枢霊柩が起動するのを待ってみようと思ってねぇ」
リッパー:「……!」
墨染:「それは──」
チャコール・ローズ:「そんなことの、ために…!?」
墨染:「此度の件、貴殿のその戯れが原因ということか!」
“マスターカルラ”:「願ったり叶ったりというのは、何とまぁ」
“マスターカルラ”:「嬉しいものだ。そうは思わないかい?」
エスカリブール:「どうかな、果たして己達のうちいくらが」
エスカリブール:「貴方とこのまま話し続けたいと思っているか……はて」
エスカリブール:軽く諸手を上げて、首を振るように仲間たちを見る。
足利村雨:「あら。私はただ、邪妖を滅殺するだけよ?」
足利村雨:「衝動のままに、人の絆と命を貪るもの」
足利村雨:「それを濯ぐのが、我が玉の刃の定めですから」
墨染:「──我は使われるモノ故、道具であるが故、担い手がそれを望むのであれば、貴殿との話合いにも応じよう」
墨染:「しかし己が欲望のため、このような謀を成す輩との会話を主殿が望むとは、とうてい思えぬでござる!」
墨染:それなりにかっこいいことを、少し下がってエスカリブールさんの身体に隠れるようにして告げます。
エスカリブール:「ふ。なんだその逃げ腰は。先ほどの問答を率先して貴方が行った時は、少し感心したものだが」
エスカリブール:墨染さんのロイスを変更します。 連帯感〇/闘争心
GM:鷺宮家の人間を殺害したのも、ジャームを置いたのも、全て
GM:UGNを誘き出して、あわよくば意志ある道具を匣の中に取り込む為
“マスターカルラ”:「……?ああ」
“マスターカルラ”:「君」異様に細長い指で墨染を指さす
墨染:「な、なんでござる!」名指しにびくっと
“マスターカルラ”:「どこかで見た顔だと思ったんだけど…どうやら他人の空似のようだ。“中身”が全然違うねぇ」
墨染:「直殿と──」
“マスターカルラ”:「もしかして、影響でも受けてるのかい?」
エスカリブール:「こら」口を塞ぐ
“マスターカルラ”:「“揺らがない”からこその道具だろうに」
墨染:「むぐっ──」
エスカリブール:「さっきの今で啖呵を翻してどうする。阿呆め」
エスカリブール:「何、考えて話すと決めたなら別に良いがな。手綱を握らせてやる必要はないだろう」
“枢霊柩”アズト:「おい」
“枢霊柩”アズト:「気は済んだか」
“マスターカルラ”:「…ああ……いや」目線はチャコール・ローズへ
“マスターカルラ”:「君は、何だい?」
チャコール・ローズ:「…私は、人間よ。 "在り方に決して揺るぎのない者"どうしのお友達が欲しいなら、ほかを当たってちょうだい」
チャコール・ローズ:「みんな願い下げでしょうけど」
“マスターカルラ”:「ああ、振られてしまったねぇ。後はもう、隅でいじけていようか」
“枢霊柩”アズト:「“協力する”と言ったのは君だ。付き合え」
“マスターカルラ”:「…戦うのは嫌いなんだけど……」
“マスターカルラ”:首元の包帯を外す
“マスターカルラ”:その身に宿すのは、“誓約の瞳”と呼ばれる遺産
“マスターカルラ”:「気軽に約束なんてするものじゃないねぇ」
墨染:では口元に添えられたエスカリブール殿の手をそっと下ろして。
墨染:「拙者、いかなる理由にてこの姿見となったか見当もつかぬでござるが」
墨染:「直殿を見知っていると言う訳であれば、この姿にて無様を晒すわけにはゆかぬ」
墨染:「存分にお相手仕ろうぞ、マスターカルラ!」
“枢霊柩”アズト:「…では」
GM:Eロイス《究極存在》《覚醒する世界》
“枢霊柩”アズト:「始めようか、“人でなし”共よ」
“枢霊柩”アズト:「儂の名は“枢霊柩”アズト」
“枢霊柩”アズト:「世界の名は“無風幻想樹界 アヴァロン”」
“枢霊柩”アズト:「この世全てを以って」
“枢霊柩”アズト:「君達を、排除する」
足利村雨:「――嗚呼」哄笑する。
足利村雨:「お前の核は見えたぞ」
GM:邪を断つ刃が、真なる敵を定めた
GM:自らの斬るべき…これまでも幾度となく斬り捨ててきた悪鬼の核
GM:――瞬間
GM:足利村雨の頭の中に、この世界で幾度か目にした光が走った
足利村雨:
足利村雨:白。
足利村雨:それは光の齎す、白輝ではない。
足利村雨:荒涼たる雪原のような。
足利村雨:何もない場所だ。ただそこに一つ、一面にあるものは。
足利村雨:白の静寂。
足利村雨:「……」
足利村雨:「……あら」目を閉じていた彼女が、目を開く。
足利村雨:「そちらから、来たのね」
士騎朝輝:何時の間にか、本当に何時の間にか、何もない雪原に足を踏み入れていたらしい。
士騎朝輝:旅をしていればこんなこともあり得ない訳でもないだろう。
士騎朝輝:「ん?これは、ふぅむ」
士騎朝輝:目の前に現れた初対面の美姫を目を薄めてじぃと見つめる。
士騎朝輝:「あぁ、だいたいわかった」唇の端を皮肉さなどなく、ただ楽しげに上げる。
士騎朝輝:「外側は無事だぜ。まぁ、鍔は欠けてるけどな。あぁ、それは前からではあるが」
士騎朝輝:その人が誰であるかを秒もかからず確信し、気安く、いつものように声をかけた。
足利村雨:「ええ」自らの羽織る振袖を振って。「前からこの様ね」
士騎朝輝:「はは、その返し。思った通りだよなぁ、村雨丸」
足利村雨:「始めまして、は嘘になるものね。こう言いましょうか」
足利村雨:「お久しぶりね、輝く朝の騎士さん」
士騎朝輝:「あぁ、お前、そんなに寂しがり屋だったとはなぁ。うん。そうだな、待たせた。待たせ過ぎた」
士騎朝輝:「こんな長い時間離れたことは、そういえばなかったもんなぁ」
士騎朝輝:わざとらしく指折り数えてみて。
士騎朝輝:「最近の俺はよくよくついてないよなぁ。道に迷った時から嫌な予感はしてたんだ。アレは今考えると護身だったのかもなぁ」
足利村雨:「それは、あなたの方でしょう?私は、使い手が変わることなど、幾度でも」
足利村雨:「人刃一体を望まれたのが、あなたの生まれ」
士騎朝輝:「そうだな。でも、知ってるだろ? そう望まれたからと言っても、そう生きるかは別だって」
足利村雨:「ええ。嫌と言うほど」
士騎朝輝:「俺は自由に生きると決めたと。そう。俺は望まれたからお前の使い手をやってるんじゃない。お前が好きだから使い手をやってるんだよなぁ」
士騎朝輝:「だから、使い手が変わるとなると、幾度もあることかもしれないが、困るんだよなぁ」
士騎朝輝:手をひらひらと振る。
足利村雨:「……そうであるのならば、丸と呼ぶのを止めてはどう?」
足利村雨:「よくもこの姿に向けて、おのこの名を呼べるわね、輝く朝の騎士様は」
士騎朝輝:「村雨だけじゃ響きがいかつい。姫をつけると舐められる。それに質の悪い男が寄ってくるかもしれないしなぁ」
士騎朝輝:「ほら、俺はさぁ、寂しがり屋なだけじゃなくて、独占欲も強いのさ、多分な」
足利村雨:「あら。懐が寂しいと、弱音まで吐くようになるのかしら」
士騎朝輝:「はは。他に誰もいないんだし、それこそ今更だろ。お前に俺の知らないとこが一つもあるとでも?」
士騎朝輝:「だから白状してしまうと」
士騎朝輝:「お前がいないと何もできやしないからなぁ。今の俺は、ほら、せいぜいがただの一流の剣使いだし、斬り合いにわざわざこの長い脚を使わなきゃいけないかもだし、話し相手にも事欠く有様なんだよなぁ 困る 本気で困る」見ずとも分かる。肩を竦めて薄く笑っている。そして、口数が多い時の士騎朝輝は本心を垂れ流している と。
足利村雨:薄く笑って。
足利村雨:「では、素敵な輝く朝の騎士様に、色よい報告を一つ」
足利村雨:「――核は見えた」
足利村雨:「私が討つべき邪妖の姿は、今やこの鋒の前にあり」
士騎朝輝:「よし、じゃあ。後はそこに……む、どうやら、俺はそっちに通りすがられないか。なら、この場に一瞬でも連れてきてくれた誰かさんに感謝して」
士騎朝輝:朝の輝きのような視線を相棒であり姉であり母であるモノに向ける。
士騎朝輝:「売られた喧嘩は買ってきて、倍返しにしてやれよ。すっきり清算して戻ってきた方が気分は絶対に良いしなぁ」
士騎朝輝:「だからさ。目の前にいると言うそいつと、その世界を……」
士騎朝輝:「黙らせろ!村雨丸!」
足利村雨:「――ええ。そう言われるのは」
足利村雨:「悪くはない」
足利村雨:凍結したかのような静寂の中に、一筋の白が入る。
足利村雨:それは雪原のもたらす、白魔ではない。
足利村雨:朝の光の輝き。
足利村雨:
GM:――それは虚構か、現実か
GM:否、そんなのはどうでもいい事だ
GM:“黙らせろ”と騎士は言った、“悪くはない”と君は応えた
GM:であらば
GM:執るべき刃は、ただ一つ
GM:偽りの朝日輝くこの空に現れた、不倶戴天の敵を前にして
GM:“世界”が、膨大なレネゲイドを以って、君達の衝動を刺激する
GM:衝動判定 難易度9です
GM:クライマックス戦闘を開始します
エスカリブール:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[5,6,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
足利村雨:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 9[5,7,7,8,9,9]+1 → 10 → 成功
墨染:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[3,9,10,10]+6[3,6]+1 → 17 → 成功
足利村雨:侵蝕率+16(2d10->8,8) (侵蝕率:81->97)
墨染:墨染の侵蝕率を+7(2d10->2,5)した(侵蝕率:89->96)
チャコール・ローズ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3R10+3[10]>=9) → 7[4,5,7]+3 → 10 → 成功
エスカリブール:2d10+74
DoubleCross : (2D10+74) → 19[9,10]+74 → 93
チャコール・ローズ:衝動判定 チャコール・ローズの侵蝕率を+15(2d10->7,8)した(侵蝕率:79->94)
GM:全員成功!
GM:エンゲージはこちら
PC
(10m)
“枢霊柩”アズト
マスターカルラ
GM:では改めて戦闘の説明を行います
GM:エネミーは“枢霊柩”アズトと“マスターカルラ”の二体ですが
GM:単なる攻撃対象として、世界そのものである“アヴァロン”を選択できます
足利村雨:ほほう
墨染:ふむ、3つ。<攻撃対象
GM:こちらについては、宣言していただければ動かなくても攻撃は可能です
GM:そして、アヴァロンに攻撃した場合
GM:与えたダメージの分だけ、鷺宮玲華の侵蝕率が下がります
エスカリブール:こっわ
チャコール・ローズ:!
エスカリブール:あ、下がるのか
墨染:おお!<下がる
墨染:範囲攻撃などの場合
GM:そして、事前にお伝えしていた「このセッションにおいてPCはジャーム化しない」はその通りですが
墨染:例えば枢霊柩を攻撃時に、アヴァロンを対象にしたりもできるのでしょうか?
GM:NPCである鷺宮玲華はジャーム化の可能性があるわけです
足利村雨:なるほどなあ
GM:できます
足利村雨:嘘はついてない……詐欺師の手口だけど……
GM:そして、これも先にお伝えしておきます
墨染:ありがとうございます。
GM:みなさんがミドルで集めた「光」は
GM:鷺宮玲華のロイスです
エスカリブール:おぉ
GM:皆さんに行っていただくのは
チャコール・ローズ:7つ…
GM:PCのバックトラックではなく
GM:鷺宮玲華のバクトラックです
エスカリブール:玲華ちゃんの侵蝕率は我々には分かりますか?
GM:はい
GM:“枢霊柩”アズトが少々張り切ってしまったので
GM:現在、アヴァロンのHP…つまり、鷺宮玲華の侵蝕率は300です
エスカリブール:伊庭さんより高い……
チャコール・ローズ:頑張り屋さんだなぁ(白目)
墨染:もひとつ。バックトラックということはEロイス分の回復や、経験点を諦めれば最大ロイス×3Dの回復は可能ということで大丈夫でしょうか?
GM:可能です
墨染:ありがとうございます。
GM:アヴァロンに対しては、「とどめを刺す」を宣言していただければ
GM:その時点でのHP(侵蝕率)で撃破をすることが可能です
GM:最後に、クリンナッププロセス時にアヴァロンが健在の場合
墨染:なるほど、そこもちょっと特殊ルールで、HP0にしなくてもトドメがさせる、と。
GM:アヴァロン含め、PC達の侵蝕率が100上昇します
チャコール・ローズ:100
墨染:ひゃく
GM:要約すると
GM:「高侵蝕で殴れ」です
エスカリブール:www
足利村雨:戦闘の勝利条件は
足利村雨:3体の全滅?
GM:ですね
GM:アヴァロンは攻撃を行わないので
GM:他二人を倒して削るもよし、エネミーどっちか残すもよし、です
GM:以上!質問等無ければ戦闘に移行します!
足利村雨:OK!
チャコール・ローズ:今はありません!
エスカリブール:大丈夫です!
墨染:はい、大丈夫かと。何かまたあれば見学などで。
GM:戦闘開始
GM:<セットアップ>
エスカリブール:《狂想の旋律》《クロックフィールド》 至近範囲全PCの行動値+5 さらに拒否可能な暴走&攻撃力+9
足利村雨:もらう!
墨染:もらいます。
チャコール・ローズ:…頂きます。変異暴走:嫌悪、達成値-10。
墨染:で、暴走時にATアクションで《背徳の理》使用。シーン間ウロボロスエフェクト判定ダイスにLV×2の修正が突きます。
墨染:墨染の侵蝕率を+3した(侵蝕率:96->99)
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+9した(侵蝕率:93->102)
“枢霊柩”アズト:《原初の黄:氷の茨》《空間圧縮》《螺旋の悪魔》
エスカリブール:100超えたので攻撃力さらに+3です
“枢霊柩”アズト:移動してPC達にエンゲージ 暴走&攻撃力+21 エンゲージ離脱で5D10ダメージ
GM:カルラは無し
チャコール・ローズ:あ、宣言してなかった! セットアップありません。
チャコール[18] 墨染[11] 村雨[11] 太郎[11]
“枢霊柩”アズト[11]
(10m)
マスターカルラ[6]
(アヴァロン 侵蝕率300)
エスカリブール:演出もらう!
GM:了解!
エスカリブール:「アズトとやら。己はどうやら、貴方のことが嫌いではない」
エスカリブール:「だが、已んぬるかな」
“枢霊柩”アズト:「ふむ」
エスカリブール:凪の空が、荒れる。
エスカリブール:「こうなった以上は戦場の習いだ。どちらかが勝利せねばならん」
エスカリブール:凶悪に口元を歪める。箱庭の停滞をかき乱すが如く、風が巻き起こる。麾下・友軍の発奮を導く嵐の旅団の権能。
エスカリブール:「貴方を破壊する。恨むな」
“枢霊柩”アズト:「……く、くく。それはまた」
“枢霊柩”アズト:「随分と大きくでましたね」
“枢霊柩”アズト:巻き起こる嵐をものともせず、瞬きの間に、アズトは君達の眼前へと到達している
“枢霊柩”アズト:君達を襲うのは、強烈なプレッシャー
“枢霊柩”アズト:“逃げも隠れもしない”と魂に告げるような、圧倒的超越者の威圧
“枢霊柩”アズト:「さあ、どうぞ」
GM:<イニシアチブ>
GM:では行動値18のチャコールさんから
チャコール・ローズ:迷いどころ…
チャコール・ローズ:待機します!
GM:了解!
GM:では次!行動値11組!PC優先です
足利村雨:では私から行きましょう。
GM:きなせぇ!
足利村雨:マイナー『露か霤か奇なり妙なり』:《オリジン:レジェンド》。
足利村雨:シーン中の【精神】達成値を+10。
足利村雨:「それ」嵐を指して「いいわね」
足利村雨:ピシピシと音を立て空気が凍り、罅割れる。嵐より落ち出づる雨が、周囲で凍結し砕け散る。
足利村雨:ただ彼女が立つだけで、周囲を極寒の冬へと変えてゆくかのように。
足利村雨:侵蝕率+2 (侵蝕率:97->99)
足利村雨:メジャーは『鬼魅この故に夜哭かん』:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:ダンシングシミター》《災厄の炎》《散滅の腕》。
エスカリブール:「ほぅ……」
足利村雨:使用武器は村雨丸、豊城三尺の氷、呉宮一函の霜、素手の4つ。
足利村雨:対象は“枢霊柩”アズトと、アヴァロン。範囲攻撃します。
GM:うす!判定どうぞ!
足利村雨:6dx7+13
DoubleCross : (6R10+13[7]) → 10[1,7,7,8,9,10]+10[1,2,4,7,8]+3[3,3]+13 → 36
GM:アズトはリア不、アヴァロンはリアクション無しです
足利村雨:では命中で、持続しているエフェクト効果をすべて解除。
足利村雨:ダメージを出します。
足利村雨:4d10+24+12 装甲有効
DoubleCross : (4D10+24+12) → 28[5,8,10,5]+24+12 → 64
GM:アヴァロンに64のダメージ(HP:300->236)
GM:《氷の茨》と《螺旋の悪魔》が解除されます
GM:また
GM:アヴァロン、に一度ダメージが通ったので
GM:以降、《究極存在》使用下のアズトに「ダメージを与えること」のみが可能となります
GM:このプロセスではノーダメージです
GM:では演出どうぞ!
足利村雨:彼女を中心に、氷煙と氷霧が螺旋を描くように吹き上がる。虚空を白へと染め上げていく。
足利村雨:纏った風が吹雪へと姿を変え、氷煙が触れたものは全ての動きを止め沈黙し、周囲を冷たく静かな死が支配する。
足利村雨:邪妖をも連想させる、狂濃度の出力。空気すら氷結していく、埒外の異常凍結現象。
足利村雨:それは氷の剣姫が、刀を抜く先触れ。
足利村雨:前傾した姿勢から、霞むような速さで駆け抜けながら振り抜かれる一撃。
足利村雨:それは絶望を感じる間があるほど遅くはなく。
足利村雨:村雨丸がその身を通りすがった後に、虚空に刻まれた氷の軌跡と、芯まで凍結した自身に気付き、そこで初めて絶望する程の鋭刃。
足利村雨:「我が霜を、斯様な函に留め置けると思うな」
足利村雨:侵蝕率+15 (侵蝕率:99->114)
“枢霊柩”アズト:「ほう‥‥…」
“枢霊柩”アズト:「今は春先だと思ったのですが…む」
“枢霊柩”アズト:何故、自分は凍結している?
“枢霊柩”アズト:「‥‥…カルラめ」
“枢霊柩”アズト:「君が招いた客人は、とんだ癌細胞だったみたいですね」
“枢霊柩”アズト:世界そのものと言うべき究極の存在、足利村雨の放った一撃は、そこに確かな綻びを作り出した
GM:ではお次!墨染orエスカリブール?
エスカリブール:自分行きます!
GM:来い!
エスカリブール:マイナー、ストライクモービル搭乗。
エスカリブール:メジャー《コンセントレイト・ブラックドッグ》《鋼の馬》《クレイジードライブ》
エスカリブール:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[2,3,4,6,6,6,7,7,7,8,8,10]+10[3,3,4,7,9,10]+10[3,3,9]+5[5] → 35
エスカリブール:あっ対象言ってない
エスカリブール:アズトさんです
“枢霊柩”アズト:暴走リア不!
エスカリブール:4d10+38 ダメージ 装甲有効
DoubleCross : (4D10+38) → 5[1,2,1,1]+38 → 43
エスカリブール:は?
足利村雨:すごいことになってる
GM:oh…
GM:えーっと
GM:《拒絶領域》(超越活性×2)の効果で-35して
GM:8通ります
エスカリブール:すごいの積んでるな……
チャコール・ローズ:嫌なもの持ってるなぁ!
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+9した(侵蝕率:102->111)
エスカリブール:演出!
エスカリブール:ばちり。嵐すらも凍り付き、乾いた空に電孤が弾ける。
エスカリブール:白く煙る氷霧に開いた穴は、天上に刻まれた轍の如く。
エスカリブール:伸ばした片足で円を描くように擦過音を撒き散らしながら、落とした重心を一気に跳ね上げ拳の一撃を見舞う。が──
“枢霊柩”アズト:ドウ ッ
“枢霊柩”アズト:壁を殴ったかのような無機質な手ごたえを君は感じる
エスカリブール:ギャリッ!
“枢霊柩”アズト:「…どういう訳か」
エスカリブール:踵の車輪を逆回転させ、即座に後退する。
“枢霊柩”アズト:「お前達には儂を傷つける手立てがあるらしい」
“枢霊柩”アズト:「礼を言うぞ、中世風の」
“枢霊柩”アズト:「どうやら…驕りは捨てた方がいいらしい」
エスカリブール:「……一筋縄ではいかんか。流石に、王なる者が相手であればな」
エスカリブール:「それに……アヴァロンだと? よくよく因縁深い名をつけるではないか」
“枢霊柩”アズト:「お気に召さないかな?」
エスカリブール:「否! 中々に──ふ。燃えるというものだ」
GM:では次!墨染さん
墨染:ではこちら、待機宣言です。
GM:了解!
GM:では手番は“枢霊柩”アズトに
“枢霊柩”アズト:マイナー無し
“枢霊柩”アズト:《C:ウロボロス》《飢えし影》《背教者の王》《原初の赤:斥力の鎚》《混色の氾濫》
GM:対象はPC全員。暴走しているのでダメージまで判定します
エスカリブール:チャコールさんがリアクションできる
チャコール・ローズ:ドッジ。
GM:あ、そうか変異
チャコール・ローズ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,6,9] → 9
“枢霊柩”アズト:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,6,7,8,9,9,10]+4[1,2,3,3,4]+4 → 18
チャコール・ローズ:喰らいます!
墨染:暴走中にてリアクション不可となります。
GM:2d10+30+7
DoubleCross : (2D10+30+7) → 13[8,5]+30+7 → 50
チャコール・ローズ:で、カバー! 対象は…村雨さんにします。
チャコール・ローズ:《砂の結界》チャコール・ローズの侵蝕率を+2した(侵蝕率:94->96)
“枢霊柩”アズト:ダメージ時、後方に10m移動していただきます
エスカリブール:全員同じですか
GM:同じです
チャコール・ローズ:移動します!
エスカリブール:了解!
チャコール・ローズ:100ダメージで戦闘不能、リザレクト。
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:96->105)
墨染:リザレクトします。
チャコール・ローズ:HP9
墨染:墨染の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:99->102)
墨染:HPが3に
エスカリブール:そして死! アズトさんに感服/敵愾心〇で取ってタイタス昇華復活します
“枢霊柩”アズト:嵐、冷気、雷
“枢霊柩”アズト:中々面妖な手段を使う者達だ。だが
“枢霊柩”アズト:「…舐めるな」
“枢霊柩”アズト:ただ、歩みを進める
“枢霊柩”アズト:あらゆるものを…“世界の敵”を排斥する力場が展開され
“枢霊柩”アズト:アズトが何をしたわけでもなく、君達の身体はただ弾き飛ばされる
チャコール・ローズ:「…っ!」生成する。二十六式。村田銃。九九式。百式機関短銃。ペール缶爆弾。
チャコール・ローズ:無数のそれらを足元の見えない壁に突き立て、掴み留まろうとするも…手にした砂の銃が砕け、後ろに吹き飛んでいく。
エスカリブール:「おおう!!」吹き飛びながら、風を孕んでマントが広がる。嵐がその体を、辛うじて戦場へ押しとどめる。
墨染:「くぅ──」斥力の勢いに負け、体ごと後方に吹き飛ばされる。
“枢霊柩”アズト:「「儂は"枢霊柩"…理想郷を守る者。人の願いを成就させ、無数の魂を喰らってきた。これまでも…」
“枢霊柩”アズト:「‥‥…これからもだ…!」
GM:世界に君臨する、絶対の存在。理想郷の管理者
GM:“ただそこに在り続ける”。それこそが…道具としての彼/彼女の矜持だ
チャコール[18] 墨染[11] 太郎[11]
(10m)
村雨[11]
“枢霊柩”アズト[11]
(10m)
マスターカルラ[6]
(アヴァロン 侵蝕率236)
GM:イニシアチブ、“マスターカルラ”の手番
“マスターカルラ”:マイナーで《拡散する影》《猛毒の雫》
“マスターカルラ”:判定ダイスを-4して達成値+12 ダメージ時に邪毒Lv5付与
“マスターカルラ”:メジャーで《エクスプロージョン》《ツインバースト》
チャコール・ローズ:カバーリングを予告。対象はエスカリブールさん。
“マスターカルラ”:対象はチャコール、墨染、エスカリブール
“マスターカルラ”:4dx+12
DoubleCross : (4R10+12[10]) → 7[1,6,7,7]+12 → 19
エスカリブール:ワンチャン耐えられないかな
チャコール・ローズ:ドッジできねぇ!
エスカリブール:装甲23ある
チャコール・ローズ:《砂の結界》チャコール・ローズの侵蝕率を+2した(侵蝕率:105->107)
チャコール・ローズ:あ、そうか…どうしよう
墨染:暴走中にてリアクション不可です。
チャコール・ローズ:墨染さんをカバー、に変更させてください。
GM:押忍!
GM:ではダメージ!
墨染:あ、ちょっとまって
GM:はい
チャコール・ローズ:では諸々のお話を鑑みてエスカリブールさんをカバー!
GM:では改めてダメージ!
GM:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 13[8,5]+14 → 27
チャコール・ローズ:38点喰らって戦闘不能に。サイドリールのロイスを切って復活します。
チャコール・ローズ:そして邪毒Lv5を受けます。
墨染:戦闘不能! 黒瀬さんのロイスを昇華して復活。HPが14点になって邪毒5lvを受けます。
GM:OK!では演出!
“マスターカルラ”:ザ ワ
“マスターカルラ”:外套のように纏っていた影が蠢き
“マスターカルラ”:沼の如く、君達の足元に広がる
“マスターカルラ”:影の中には無数の目、目、目、目
“マスターカルラ”:『侵 せ』
“マスターカルラ”:君達を捉える、無数の瞳
“マスターカルラ”:その全てが、君達の意識に、心に、そして、レネゲイドに
“マスターカルラ”:染み入るように、ゆっくりと君達の身体を這いあがってくる
“マスターカルラ”:眼球は分裂し、増殖し、全身を覆い
“マスターカルラ”:指先から、身体を腐食させ――
チャコール・ローズ:「この…!」咄嗟に態勢を立て直し、足元の"空"を手で撃つ。 砂が波打って溢れ出し、その視線の濁りを遮る。
エスカリブール:「ぬッ……!」足元のホイールを回転させているが、一手目で足を取られている。
GM:君達の身体に、焼け爛れるような激痛が走る
墨染:「くっ──うう、面妖なっ!?」足元からぞわりぞわりと影に汚染され──
GM:ただ身体が“そう思い込んでいるだけ”にも関わらず
チャコール・ローズ:しかし、たちまちのうちに砂はその湿った影に濡れぼそり沈んで朽ちてゆく! 守りとしての機能はいかばかりだろうか。
エスカリブール:砂によって視線が遮られた一瞬、空色のマントに風を孕ませ、跳ぶ。
エスカリブール:「恩に着る、チャコール!」
“マスターカルラ”:「…道具にも効く、か…ふふ…ふふふふふふ」
チャコール・ローズ:「このくらい…!」声は気丈だが、憔悴の色は隠せない! これを受け続ければ助からないだろう。
“マスターカルラ”:「もっと…色々と試してみたいねぇ」
GM:では次、待機してた墨染さん
墨染:はい、それではまずマイナーでオリジン:コロニーを起動。同時に蛇毒を解除。残り1回
墨染:墨染の侵蝕率を+3した(侵蝕率:102->105)
墨染:メジャーはコンセに原赤アタックプログラム。対象はマスターカルラ。
“マスターカルラ”:来いやぁ!
墨染:背徳の理が起動しているので、ダイスに修正8dが加算されます。
墨染:15dx7+7 あらよっと。
DoubleCross : (15R10+7[7]) → 10[2,2,3,5,5,5,6,6,7,7,7,7,7,8,9]+6[2,2,4,4,5,6,6]+7 → 23
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの侵蝕率を-4した(侵蝕率:107->103)
墨染:ぐっは、回らない(汗)
エスカリブール:ひどい
墨染:墨染の侵蝕率を+5した(侵蝕率:105->110)
チャコール・ローズ:《妖精の手》。最下段の2を10にします
墨染:おお、ありがとうございます。となるとえーっと。+27でもう一dと
墨染:1dx7+27
DoubleCross : (1R10+27[7]) → 10[7]+2[2]+27 → 39
墨染:ぐぬぬ、39です。
GM:ドッジ!
“マスターカルラ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,5,8,10]+8[8] → 18
墨染:あたったー!
“マスターカルラ”:よく頑張った!
“マスターカルラ”:ダメージカモン!
墨染:4d10+11
DoubleCross : (4D10+11) → 21[5,3,6,7]+11 → 32
墨染:32点 諸々有効 そしてここで破壊の渦動を宣言します。以降ダメージが増える。
“マスターカルラ”:えー、死ぬ。ので
墨染:墨染の侵蝕率を+5した(侵蝕率:110->115)
“マスターカルラ”:《蘇生復活》
“マスターカルラ”:HP1で復活します
墨染:で、では演出を。
墨染:「くっ──」
墨染:ぶちぶちぶちぶちっ──
墨染:汚染された右脚を『切り離し』、マスターカルラの干渉から逃れる。
墨染:「はぁ……はぁ……」
墨染:心身に負ったダメージを、無理やり無視するかのように──
墨染:左腕を前に突き出し──母指小指を天地に伸ばす。
墨染:その先端同士で結ばれるは、一張の弦。
墨染:「直殿のようにはゆかずとも──」
墨染:そして左手の残る三指を右手で引き絞り、黒き布箭へと見立てて──
墨染:「殺ぁ!」
墨染:──放たれた布箭が、マスターカルラの喉元へと飛来します!
“マスターカルラ”:バ シュッ
“マスターカルラ”:貫かれた喉元から、鮮血が飛び散る
墨染:「やっ、やったでござるか!?」
“マスターカルラ”:傷口を抑え
“マスターカルラ”:その手に付着した血液を眺めると
“マスターカルラ”:けたけたと笑って、自身の長い長い腕を噛み千切る
墨染:「ひっ──」人の見せる人外の挙動に、怯え竦む──
“マスターカルラ”:「――やだねぇ」
“マスターカルラ”:「喉をやられたら、お喋り出来ないじゃないか」
“マスターカルラ”:喉の傷は塞がっている。しかし
“マスターカルラ”:噛み千切った腕からは、夥しい量の流血が
“マスターカルラ”:それを気に留める様子もなく
“マスターカルラ”:「ああ、痛い。痛い」
“マスターカルラ”:「…見せてよ、もっと」
墨染:やはり、自分では届かぬのか──
墨染:ロイスを操作。
墨染:【足利村雨@すごいできる遺産っぽくてかっこいい/◯劣等感】
墨染:【偽戴エスカリブール@誇り高き遺産/◯劣等感】
墨染:【チャコール・ローズ@気遣いのできる遺産/◯劣等感】
墨染:に変更します。
GM:では最後!チャコールさん!
チャコール・ローズ:ではまずマイナー。
チャコール・ローズ:▼ミラクル・トランスフォーメーション《ハンドレッドガンズ》《オリジン:プラント》チャコール・ローズの侵蝕率を+5した(侵蝕率:103->108)
チャコール・ローズ:攻撃力10の射撃武器を作成し、シーン中感覚達成値+12。
チャコール・ローズ:ここで1d3。
チャコール・ローズ:1d3
DoubleCross : (1D3) → 3
チャコール・ローズ:エスカリブールさんのロイスをタイタス昇華して不利効果を解除。暴走と邪毒が回復。
チャコール・ローズ:メジャー。
チャコール・ローズ:▼ペタルズ・トーン《コンセ:オルクス》《形なき剣》《要の陣形》チャコール・ローズの侵蝕率を+7した(侵蝕率:108->115)
チャコール・ローズ:対象はアズト、カルラ、アヴァロン。
チャコール・ローズ:9dx7+18
DoubleCross : (9R10+18[7]) → 10[2,4,4,5,5,5,8,8,10]+10[2,9,10]+10[8,10]+5[1,5]+18 → 53
GM:来い!
GM:回しおる
チャコール・ローズ:妖精は使いません。
GM:リアクションはカルラだけ
チャコール・ローズ:装甲ガードその他有効!
“マスターカルラ”:ドッジ
“マスターカルラ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[5,6,8,9] → 9
GM:ダメージどうぞ!
チャコール・ローズ:6d10+10+12
DoubleCross : (6D10+10+12) → 44[7,8,8,6,10,5]+10+12 → 66
GM:アヴァロンに66のダメージ(HP:236->170)
チャコール・ローズ:ありがとう狂騒
“枢霊柩”アズト:35点減らして31ダメージ
“マスターカルラ”:《アクアウィターエ》
“マスターカルラ”:HP20で復活します
GM:演出どうぞ!
チャコール・ローズ:…黒い影に蝕まれたチャコール・ローズの姿が、あっけなく砂になって溶け崩れ濁った黒に呑まれる。
チャコール・ローズ:しかし、次の瞬間。アズトの周囲に散乱した砂の武器の一つ一つがみるみるうちに体積を増し、人間の輪郭を取り始める。
“枢霊柩”アズト:「…!?」
チャコール・ローズ:…もとより意識の残滓の寄り集まりである彼女に、人の形など必要なかった。ただ、自分の在り方を定義するものが欲しかったのだ。
チャコール・ローズ:そして、ヒトの在り方、ヒトと共に有るという意味。彼がそれを思い出させてくれた時、彼女は本当の意味で自由になった。
チャコール・ローズ:7人に増えたチャコール・ローズが、思い思いの武器を斉射する! 飛び交う爆炎と放火、辺りを覆う超高熱と酸欠!!
GM:青空が爆炎に包まれる
GM:それは、この世界には決して存在しない“人を傷つける”道具
“枢霊柩”アズト:「……っ…お前…!」立ち込める爆炎の中、“枢霊柩”アズトはチャコール・ローズを睨んだ
“マスターカルラ”:血液すらも蒸発する高温と、低酸素
“マスターカルラ”:身体的には“人”に分類されるマスターカルラにとって、それは間違いなく致命傷である
“マスターカルラ”:しかし
“マスターカルラ”:「ああ…」
“マスターカルラ”:2mを超す長身を、九の字に折り曲げ
“マスターカルラ”:「 」
“マスターカルラ”:人ならざる心を持つ化生は、高らかに嗤う
“マスターカルラ”:醜く、捻じれ狂った肢体を晒しながら
チャコール・ローズ:「…私達をここに呼び込んだのは、ほかでもない貴方達」アズトの視線を真っ向から受け止め、言い放つ。
チャコール・ローズ:「そして、武器を手に取って抵抗する道を選んだのは、ここに住まう彼ら自身よ…!」
リッパー:「…チャコ」
“枢霊柩”アズト:「‥‥ああ、本当に目障りだ‥‥!」
“枢霊柩”アズト:「君達に覚悟はあるのか…!一人の娘の願いを踏みにじり」
“枢霊柩”アズト:「縋りついた希望を、全て」
“枢霊柩”アズト:「破壊する…覚悟が、理由が、矜持が」
チャコール・ローズ:「おまえの用意したお仕着せの希望なんて知るかッ!!」
チャコール・ローズ:「彼女に必要なのはおまえではない! 生きて明日の陽を浴びることよ!」
エスカリブール:「は、よく言った。覚悟も、理由も、矜持もあるともさ」
足利村雨:「世界を作っておいて」
足利村雨:「氷葬らせられる覚悟が無いのはお前の方でしょう」
墨染:(拙者──拙者は……)
墨染:三人と違い、逡巡した表情でアズトらを見やり──
“枢霊柩”アズト:「人を壊し…傷つける事しか出来ない破壊者共が‥‥」
“枢霊柩”アズト:「やれるものなら…やってみろ‥‥!」
エスカリブール:「死にゆく者の魂を負いながら」
エスカリブール:「死者の魂七つばかり、どうやら貴方には見えぬらしい」
“枢霊柩”アズト:「お前は…何を…言っている」
“枢霊柩”アズト:「魂…?この世界に取り込んだものなどとうに‥‥」
GM:その時
GM:アヴァロンが“揺れた”
GM:否。実際に揺れたわけではない。ただ
GM:傷を修復する為か、はたまた何者かの意思なのか
GM:それは、君達の身体に潜むレネゲイドを激しく震わせた
GM:<クリンナップ>
GM:邪毒を受けている方は処理をお願いします
エスカリブール:いないぜ!
GM:では
GM:皆さん、侵蝕率を100上昇させてください
足利村雨:侵蝕率+100 (侵蝕率:114->214)
チャコール・ローズ:215まで上がります。
エスカリブール:侵蝕211に
墨染:墨染の侵蝕率を+100した(侵蝕率:115->215)
GM:“アヴァロン” 170→270
チャコール[13] 墨染[6] 太郎[6]
(10m)
村雨[6]
“枢霊柩”アズト[11]
(10m)
マスターカルラ[6]
(アヴァロン 侵蝕率170→270)
GM:2ラウンド目
GM:<セットアップ>
チャコール・ローズ:特にできることは無し!
GM:あ、ありがとうございます!
墨染:ヒュドラの怒りを使用! 同時に喰らわれし贄も発動。合計侵蝕率+5です。
“枢霊柩”アズト:《原初の黄:氷の茨》《螺旋の悪魔》
エスカリブール:《クロックフィールド》《狂想の旋律》至近範囲行動値+5 拒否可能な攻撃力+15&暴走
墨染:墨染の侵蝕率を+5した(侵蝕率:215->220)
チャコール・ローズ:いただきます。変異暴走:嫌悪!
足利村雨:ブルーゲイルを使用します。行動値を6→11。
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+9した(侵蝕率:211->220)
足利村雨:侵蝕率+5 (侵蝕率:214->219)
墨染:エスカリブールさんの支援ももらいます。
“マスターカルラ”:《レネゲイドキラー》
チャコール・ローズ:こら!!
“マスターカルラ”:ラウンド間、エフェクト使用毎に
“マスターカルラ”:10ダメージです
エスカリブール:エフェクトレベルが上昇し、狂想の攻撃力上昇が+18に
エスカリブール:やりすぎだろ!
足利村雨:逆にケチらなくていいってことだぜ!
GM:では演出どうぞ!
墨染:ごっは!<10ダメージ
エスカリブール:「どちらに義があると、嘯くつもりはない。どちらに価値があると断ずるつもりもない」
エスカリブール:レネゲイドがざわつく。ますます空は荒れ、遠雷の音が響く。
エスカリブール:「そも肉体の霊的上位概念──貴方の定義における魂の存在など、己は別に信じてはいないし興味もないのでな」
“枢霊柩”アズト:「ならば君は…一体何に価値を求める」
“枢霊柩”アズト:「君を君たらしめている楔は何だ
エスカリブール:「何、月並みで悪いが──」
エスカリブール:「意志だ。真実であろうとする。己から見れば、貴方もこちらも何も違わない」
エスカリブール:「ただ、戦う理由があるという事だ」
“枢霊柩”アズト:「…ああ」
“枢霊柩”アズト:「確かにそれなら、分かりやすい」
“枢霊柩”アズト:「儂にも、守る契約がある」
“枢霊柩”アズト:軽く空を仰いで
“枢霊柩”アズト:再び、強烈なプレッシャーが君達の身を竦ませる
墨染:(御味方三人もアズト殿も見事なお覚悟。それに引き換え、拙者は──)
墨染:眩いばかりの『道具』たちの矜持を前に、目が眩やみ──
墨染:そして目だけではなく、意識をも──
墨染:
墨染:──────
墨染:────
墨染:──
墨染:
左文字勇人:儚い──昏い──暗い──世界、
左文字勇人:「……いや、なんだこりゃ?」
左文字勇人:少年が目を覚まし、周囲を見渡す。
左文字勇人:墨一色。自分以外はナニもないその世界で──
???:「ぁー……」
左文字勇人:「ん?」
左文字勇人:『光』を見つけたソレが、天よりと舞い降りる。
墨染:「るぅぅぅぅぅじぃぃぃぃどぉぉぉぉぉぉぉのぉぉぉぉぉぉっ!」
墨染:ぐわしっ!
左文字勇人:「どわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
墨染:喜色満面。表情だけでなく全身で。
墨染:主を見つけたソレは、スラリと伸びた(本来自分には備わって居ない)その四肢で、己が主を力の限り抱きしめる!
墨染:「主殿主殿主殿っ! 主殿の匂いでござる主殿の体温でござる主殿の感触でござるぅぅぅぅぅぅぅっ!」
左文字勇人:「って、いやっ! おまっ──直!?」
墨染:「主殿主殿主殿主殿主殿主殿主殿!」
墨染:そしてくんかくんかすーすーと、主の胸元に顔を押し付けたソレ──遺産“墨染”は。
左文字勇人:「──いや、ぜってえ違うなコレは」
左文字勇人:てしっ──すてん。
墨染:「おおう!?」
左文字勇人:ありえない事態に冷静さを取り戻した主に、すってんころりと転がされ──
左文字勇人:──────
左文字勇人:────
左文字勇人:──
左文字勇人:「──なるほどな。“匣”に契約者、そしてマスターエージェントと来やがったか」
墨染:「うぅ──で、ござる」
左文字勇人:複雑な表情を浮かべる少年──左文字と、涙目で正座するその遺産──墨染。
左文字勇人:「まあ、“途切れてない”って推測は当たってたな。だからこその、この状況か──」
左文字勇人:ため息をひとつ。とりあえずは、安堵の──
左文字勇人:「──甚だ不本意で情けねえが、オマエやオマエたちに頼るしかねえってことだな」
墨染:「うう、がんばるでござる」
左文字勇人:「悪ぃな、こっちにできることは何も──ん?」
墨染:「………………」
墨染:じーっと、何か言いたげに主を見つめる下僕。
墨染:少年がよく知っている整った顔で、少年が見たことのない縋るような表情で──
墨染:「あ、主殿にして頂けることは、あるでござるよ──」
左文字勇人:「あ?」
墨染:「こ、これより拙者、主殿の元に帰るため、再び決戦に臨む所存! 全力は尽くしまするが非力の身。故に力及ばぬこともあるやもしれませぬ──」
墨染:催促するように、求めるように、両手を広げる。
墨染:「ゆ、故にこー、『えねるぎぃ』など、分け与えて頂けますれば──
墨染:頬を染め、濡れた瞳で主へ顔を近づけたその下僕は──
左文字勇人:「──────」
墨染:「ぎゅっとこう、抱きしめて頂けますればこの黒染、必ずや主殿の元に──」
墨染:「──あいだぁっ!?」
墨染:──デコピンで額を弾かれ、再び涙目となる。
左文字勇人:「──オマエ、ほんと直なのは、ナリだけなんだな」再びのため息。今度は文字通りの嘆息。
墨染:「???」
墨染:そして時間か、はたまたデコピンの衝撃か、墨染の姿が透け始め──
左文字勇人:「ん、時間切れか?」
墨染:「そ、そんな! あ、主殿! せめて、せめて何かお言葉をっ!」
左文字勇人:「あー」
左文字勇人:思案。いつものクセで、首元へと指を伸ばし──
左文字勇人:──ソレが今、目の前で喚いていることに苦笑する。
左文字勇人:「墨染っ!」
墨染:「はっ、はいっ!」
左文字勇人:「オレの遺産であるだとか──直の姿だとか、気にすんな!」
墨染:「……は?」
左文字勇人:「納得できない、認められない、許せない! それは全部オマエが感じたもんで、オマエのモンだ!」
左文字勇人:「だから──」
左文字勇人:ぐっと、握り拳を突き出す。
左文字勇人:「だからオマエの思う通り──がんばってこいっ!」
左文字勇人:シンプルに、自分の相棒を、信頼を込めて突き放す!
墨染:「──!」
墨染:それが伝わったが故に──
墨染:「はっ、はい! 御下命必ずやっ!」
墨染:──遺産“墨染”は、満面の笑みを浮かべて消え去った。
左文字勇人:──────
左文字勇人:────
左文字勇人:──
左文字勇人:そして後に残された少年は──
左文字勇人:「………………」
左文字勇人:己の下僕が浮かべた表情、濡れた瞳と唇を脳裏に思い浮かべて──
左文字勇人:「──いや、反則だろアレは」
左文字勇人:抱いた劣情と、必死に耐えた自制心に苦笑を浮かべ、頭を掻いた。
左文字勇人:──────
左文字勇人:────
左文字勇人:──
墨染:「!」
墨染:そして意識を覚醒させる。目の前にある光景は、先と同じもの。
墨染:「夢──でござるか、いや──」
墨染:両の腕に残る、主の体温。
墨染:心に奥に残る、主の言葉。
墨染:夢幻などではない、あれは。ならば──
墨染:「“枢霊柩”アズトっ!」
墨染:きっと、世界の創造者に口上を述べる。
墨染:「担い手の願いを“叶え”、“守る”が役目と矜持を述べたなっ!」
“枢霊柩”アズト:「…だったらなんです」
墨染:「なればこの戦、拙者らの大勝利、最早必定!」
墨染:「同じく願われ、守るモノなれど──」
墨染:四肢と黒髪が解け、荒れ狂う黒布へと姿を変える。
墨染:それは左文字勇人の繰る精妙な動きとはまったく違う──
墨染:荒れ狂う──蠢き畝る大蛇の如し──遺産“墨染”本来の動き!
墨染:「この墨染、主殿に『頑張れ』と励まして頂いてござる!」
墨染:それはたったの一言にして、決定的な一言。
墨染:「故に、改めて告げようぞ──」
墨染:今この時、確信を得た存在は、喜びと決意を以て告げる!
墨染:「我が名は“墨染” 左文字勇人が忠実なる下僕!」
墨染:「変幻自在縦横無尽! 繰広げるは漆黒瀑布」
墨染:「彼方の主の鼓舞と、此方の友の願いを以て」
墨染:「汝等の野望と矜持を、今此処に打ち砕く武器なりっ!」
墨染:ロイス操作。
墨染:【足利村雨@◯理想のひとつ/劣等感】
墨染:【偽戴エスカリブール@◯理想のひとつ/劣等感】
墨染:【チャコール・ローズ@◯理想のひとつ/劣等感】
墨染:に変更し、
墨染:最後のロイス、同じモノ【“枢霊柩”アズト@誠意/◯憐憫】を取得します。
墨染:あ、大丈夫なら左文字勇人のロイスをSロイスに指定します。
“枢霊柩”アズト:「…どいつも…こいつも…」
“マスターカルラ”:「‥‥道具でありながら、周囲の影響を受け」
“マスターカルラ”:「“揺らぐ”からこその不定形な強さ‥‥か」
“マスターカルラ”:「…つくづく」
“マスターカルラ”:「匣には悪いけど、客を招いてよかったねぇ…殺してしまった人達も報われるってもんさ」
“マスターカルラ”:撒き散らした血液が、黒い霧となり空間に溶け入る
“マスターカルラ”:「じゃあ…これはどうだろうね」
“マスターカルラ”:散布されたのは…レネゲイドを殺戮する猛毒
“マスターカルラ”:マスターカルラが、自らの手で作り出したものだ
GM:ではイニシアチブ…の前に
GM:2ラウンド目に入ったので、NPCカードが解放されます
足利村雨:カード!
墨染:おお!
GM:『リッパー』:受ける攻撃を肩代わりする(対象は一度の使用につき一人。ラウンド間何度でも使用可)
チャコール・ローズ:つ、使いたくない!!
墨染:こ、これは(汗)
GM:要するに、使用を宣言すればカバーリングを行います
GM:使うかどうかは‥‥君達の判断に任せる!
エスカリブール:いやらしい……
GM:では改めて
GM:<イニシアチブ>
GM:行動値18のチャコールさん
チャコール・ローズ:割り込みはなかったか!
チャコール・ローズ:まずマイナーで暴走を解除します。達成値ペナルティ消去。
チャコール・ローズ:▼ペタルズ・トーン《コンセ:オルクス》《形なき剣》《要の陣形》チャコール・ローズの侵蝕率を+7した(侵蝕率:215->222)
チャコール・ローズ:攻撃時の侵蝕はエフェクトレベル増加前!
チャコール・ローズ:対象はアズト、カルラ、アヴァロン。
チャコール・ローズ:11dx7+20
DoubleCross : (11R10+20[7]) → 10[2,2,3,4,4,4,4,7,10,10,10]+6[1,1,1,6]+20 → 36
GM:リアクションはカルラのみ
チャコール・ローズ:《妖精の手》チャコール・ローズの侵蝕率を-4した(侵蝕率:222->218)
足利村雨:減ってる
チャコール・ローズ:ちがう226!
チャコール・ローズ:1dx7+30
DoubleCross : (1R10+30[7]) → 10[9]+5[5]+30 → 45
“マスターカルラ”:ドッジ
チャコール・ローズ:妖精の手を使用時、レネゲイドキラーの効果でHPは11から1に。
“マスターカルラ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[5,5,8,9] → 9
チャコール・ローズ:それより先に戦闘不能か…
チャコール・ローズ:1d2
DoubleCross : (1D2) → 2
チャコール・ローズ:メインプロセスのHPロス30→村雨さんのロイスで復活→妖精の手でHPロス10 現在HP1 かな
エスカリブール:これ、バステなので
エスカリブール:先にロイス切って剥がせたりしません?
チャコール・ローズ:対象がシーンなんですよね
チャコール・ローズ:シーンからHPロスが飛んでくるイメージ
チャコール・ローズ:あっそうか、ダメージロールだ
チャコール・ローズ:5d10+11+18
DoubleCross : (5D10+11+18) → 27[3,10,7,1,6]+11+18 → 56
チャコール・ローズ:装甲ガード有効です。
“マスターカルラ”:《虚無への回帰》
“マスターカルラ”:HPダメージを0にします
チャコール・ローズ:くっ手強いぜ!
“枢霊柩”アズト:35引いて21点ダメージ
GM:アヴァロンに56のダメージ(HP:270->214)
GM:では演出どうぞ!
チャコール・ローズ:黒い霧に覆われ、チャコール・ローズ達の輪郭が朽ち、割れてゆく。
チャコール・ローズ:表面のテクスチャーが砕け、風に舞い…
チャコール・ローズ:その下から別の人影が顔を出す。
チャコール・ローズ:鷲宮三留。
チャコール・ローズ:鷺宮紫穂。
チャコール・ローズ:美代千智。
チャコール・ローズ:角谷秋蔵。
チャコール・ローズ:清水明希。
チャコール・ローズ:眞島小夜。
チャコール・ローズ:その手に手に握られたAK-47は、歴史上もっとも多くの人間を殺めた「弱者の兵器」。
チャコール・ローズ:アズトとは異なる定義で彼女を守ろうとした6つの姿が戦場を舞い、砲火を集中させる!
“枢霊柩”アズト:「次から次へと…まだ“生きている”だろう君達は…!」
チャコール・ローズ:「狭山さん」彼の傍らに残った一人が語りかける。
リッパー:「‥‥!お前‥‥」
チャコール・ローズ:「…これは、あなたが持っていて」珪化木の、黒い彫刻の花。 狭山に手渡されたそれは、彼の手の中で薔薇の装飾があしらわれた黒いピストルへと変じる。
チャコール・ローズ:「私たちも示しましょう。意志を」
リッパー:「‥‥…」無言でそのピストルを見つめて
リッパー:「…持ったこと無いぞ。ピストルなんか」
チャコール・ローズ:「わたしがただの銃だと思う?」
リッパー:「…いや」軽く笑って
リッパー:「思わない、礼を言う。相棒」
チャコール・ローズ:そのまま何も言わず微笑み、銃を持つ手に自らの手を添える。掌中に握られていた6つの星が、狭山の中に吸い込まれていく。
リッパー:「…守るぞ。 “全員で”」
GM:では次、行動値11の墨染さんorエスカリブールさん
エスカリブール:では自分が
エスカリブール:タイタス昇華の「不利な効果を消す」でレネゲイドキラーを消せますか?
GM:どうぞ!
GM:あー…
GM:今回は「無し」としましょう!
エスカリブール:了解!
エスカリブール:マイナー、《イオノクラフト》LV4は移動距離+8m。飛行状態でマスターカルラにエンゲージ
エスカリブール:エスカリブールのHPを-10した(HP:13->3)
エスカリブール:メジャー《コンセントレイト》《鋼の馬》LV4《クレイジードライブ》LV6
“マスターカルラ”:来い…!
エスカリブール:17dx7 対象はマスターカルラ!
DoubleCross : (17R10[7]) → 10[1,2,3,4,5,5,6,6,8,8,8,8,9,10,10,10,10]+10[2,3,3,4,4,5,5,6,9]+2[2] → 22
エスカリブール:まぁ当たるだろ
“マスターカルラ”:ドッジ
“マスターカルラ”:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[1,3,3,4] → 4
“マスターカルラ”:ダメージカモン!
エスカリブール:3d10+52
DoubleCross : (3D10+52) → 19[3,9,7]+52 → 71
エスカリブール:装甲有効
“マスターカルラ”:これは…
“マスターカルラ”:死ぬ!マスターカルラ撃破です!
“マスターカルラ”:復活も悪あがきもありません
エスカリブール:わーい
エスカリブール:それはそれとしてレネゲイドキラーで死ぬ! リシャールのロイス切って復活。
GM:では演出どうぞ
エスカリブール:エスカリブールの侵蝕率を+11した(侵蝕率:220->231)
エスカリブール:鋼の踵が火花を上げる。渦巻く風を掴み、霙と雨滴を縫うように天空を駆ける。
エスカリブール:「道具を変わらぬモノと思っていたのなら」
エスカリブール:姿が消えたかと錯覚する程の極端な前傾は牙獣の様相。迸る紫電の軌跡を置き去りに、肉薄する。"マスターカルラ"へと。
“マスターカルラ”:目で追う事も適わない接近に、気付く様子もない
エスカリブール:「それは貴方が、よき使い手ではないという事だ」
エスカリブール:一閃。
“マスターカルラ”:「……っ…道具が、使い手を語るのかい……?」
エスカリブール:目にもとまらぬ速度で繰り出された右足の軌跡が束の間、自らの出自を思い出したが如く。
エスカリブール:ざくりとその胴を切り裂きざま、傷口を焼いた電熱が再生も許さない。
“マスターカルラ”:答えを聞く間もないまま、その身体が崩れ落ちていく
エスカリブール:「駆り手を選ぶもの故な」
“マスターカルラ”:「それはまた随分と…傲慢な話だ」
“マスターカルラ”:泥のように溶けたその身体が、空に溶けだすように消えていく
エスカリブール:オーバーラン。レネゲイドの毒に軋みひび割れた肉体を、火花が溶かし、接合してゆく。
“マスターカルラ”:「……機会があれば…また…」
GM:マスターカルラは、この世界から消滅した
GM:《レネゲイドキラー》の効果が解除されます
足利村雨:「ああ、残念。滅ぼしそびれてしまったかしら」
エスカリブール:「妖魅めいてはいたが、貴方の獲物ではあるまい」
エスカリブール:業突く張りめ、と笑う。
墨染:「しかしこれにて残るは一体!」
チャコール・ローズ:「ケリを付けましょう」
チャコール[18] 墨染[11]
(10m)
村雨[11]
“枢霊柩”アズト[11]
(10m)
太郎[11]
(アヴァロン 侵蝕率214)
GM:では次、墨染さん
足利村雨:先にやります!
足利村雨:ブルーゲイルで行動値11なので。
GM:あ、そうか
墨染:同値ですので、お願いします村雨さん(`・ω・´)
GM:じゃあ、Eロイスを一回まとめておこう
・究極存在(弱体済み)
・覚醒する世界
・超越活性×2
足利村雨:覚醒する世界は撃破すれば関係ないって認識でいいんですよね
GM:以上です
GM:なお、使用者は全てアズトになります
GM:そうですね
GM:ただ、斬ればHPが-30されます
足利村雨:ああそうか
足利村雨:そんな効果もあったな……
足利村雨:OK!では行動をば。
足利村雨:マイナー『露か霤か奇なり妙なり』《オリジン:レジェンド》。
足利村雨:意味はないんですが、これで
足利村雨:侵蝕率+2 (侵蝕率:219->221)
足利村雨:侵蝕率220%を超えます。
GM:なるほど!
足利村雨:メジャー『鬼魅この故に夜哭かん』:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:ダンシングシミター》《災厄の炎》《散滅の腕》。
足利村雨:アズトとアヴァロンを攻撃。
GM:判定どうぞ!
足利村雨:9dx7+19
DoubleCross : (9R10+19[7]) → 10[2,3,3,3,5,7,9,9,9]+10[6,7,9,10]+4[1,2,4]+19 → 43
GM:両方リアクションはありません
足利村雨:十分!
チャコール・ローズ:《妖精の手》チャコール・ローズの侵蝕率を+4した(侵蝕率:226->230)
チャコール・ローズ:最下段の1を、10へ変更します!
足利村雨:ありがたく!振り足します。
足利村雨:1dx7+49
DoubleCross : (1R10+49[7]) → 5[5]+49 → 54
足利村雨:6d10+36 装甲有効
DoubleCross : (6D10+36) → 37[3,9,3,7,6,9]+36 → 73
GM:アヴァロンに73のダメージ(HP:214->141)
“枢霊柩”アズト:35点軽減して38点ダメージ
GM:Eロイスはどれを斬りますか?
足利村雨:ダメージを与えたので、超越活性1つを破壊します。
“枢霊柩”アズト:《拒絶領域》のレベルが2下がります
GM:では演出どうぞ!
足利村雨:柄に手をかける。
足利村雨:常に露に濡れ、血を濯ぐ水流が溢れ出る魔滅の刃。
足利村雨:その使い手は、眼前の全てを凍結させる氷の“魔剣そのもの”。
足利村雨:柄にかけた手が始動――唸りをあげる抜刀と共に、剣に纏う水を無数の飛沫にして飛ばす。
足利村雨:たちまち凍りついた飛沫は、散弾銃さながらの雹弾となって敵手を撃ち砕く。
足利村雨:一振り毎に打ち出される雹の散弾。
足利村雨:鉄をも両断する刀の斬撃。共に叩き込まれる雹弾――刺突殴打の嵐。
足利村雨:文字通り、装甲ごと叩き潰す斬撃が敵手を襲った。
足利村雨:「お前の霊核は氷葬した。まずは一つ」
足利村雨:侵蝕率+15 (侵蝕率:221->236)
“枢霊柩”アズト:乾いた音と共に、“殻”と言うべき皮膚が砕けていく
“枢霊柩”アズト:何ものも寄せ付けない、この世界における究極の存在。そのはずだった
“枢霊柩”アズト:しかし、この世界に在ったただ一つの“例外”が
“枢霊柩”アズト:気付けば刃を備え、自身の首を断ち切ろうと、すぐ傍にまで迫っている
“枢霊柩”アズト:「ふざけるな…」
“枢霊柩”アズト:「儂から…守るという役目も奪うのか…!」
足利村雨:「守る?笑わせるな」
足利村雨:「旅立たせぬことを、守ると嘯くな」
“枢霊柩”アズト:「…‥‥!」
GM:では次の手番
GM:墨染さんどうぞ!
墨染:はい。
墨染:マイナーで戦闘移動横に5mほど。チャコちゃんとエンゲージを分けておきます。
チャコール[18] (5m) 墨染[11]
(10m)
村雨[11]
“枢霊柩”アズト[11]
(10m)
太郎[11]
(アヴァロン 侵蝕率141)
墨染:アズトへのロイスをタイタス昇華。crを1下げます。
墨染:コンセと原初赤アタックの組み合わせ! 対象はアズト!
墨染:墨染の侵蝕率を+5した(侵蝕率:220->225)
墨染:阻害などなければ判定行きます(`・ω・´)
“枢霊柩”アズト:判定どうぞ
墨染:24dx6+11
DoubleCross : (24R10+11[6]) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,8,8,9,9,9,9,10,10,10]+10[2,3,3,4,5,6,7,9,9,10,10]+10[3,3,3,7,7,8]+10[1,5,8]+10[10]+3[3]+11 → 64
チャコール・ローズ:《妖精の手》チャコール・ローズの侵蝕率を+4した(侵蝕率:230->234)
チャコール・ローズ:最下段の3を10に!
墨染:となるとえーっと、71で再スタートですね。振り足し行きます(`・ω・´)
墨染:1dx6+71
DoubleCross : (1R10+71[6]) → 4[4]+71 → 75
墨染:75!
“枢霊柩”アズト:リア不!
墨染:8d10+71 装甲無視
DoubleCross : (8D10+71) → 48[6,6,10,5,5,6,3,7]+71 → 119
墨染:119点の装甲無視!
“枢霊柩”アズト:えー…
“枢霊柩”アズト:まず死にます、が
墨染:が
“枢霊柩”アズト:《蘇生復活》
GM:HP1で復活します
GM:演出どうぞ
墨染:「“枢霊柩”アズト!」
墨染:「お覚悟、誠にもって見事なり!」
墨染:堂々と相対して口上を──
墨染:「されどその覚悟、我らは『絆』と『想い』を以て砕かせてもらうでござるっ!」
墨染:「参るっ!」
墨染:かつて両脚を象っていた二本の『黒蛇』を、大地代わりの地面へと突き立てる!
墨染:「ぬぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
墨染:身体を反らせ残る三本──両手と髪を象っていた『黒蛇』を捩りあわせ、遙か後方へと引き伸ばし──
墨染:「これでもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっ」
墨染:限界まで引き伸ばし、引き伸ばし、引き伸ばし──
墨染:「──くらうでござるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
墨染:──解放! 限界まで引き伸ばされたそれは、反動を以て『槌』の如き勢いで、ただ力任せに標的へと穿ち放たれるっ!
“枢霊柩”アズト:何者をも寄せ付けぬ絶対の力は、邪妖滅殺の剣により削ぎ落され
“枢霊柩”アズト:最早死に体の身体を、大蛇が弾き飛ばす
“枢霊柩”アズト:「‥‥‥‥何が」それでも
“枢霊柩”アズト:「絆だ、想いだ‥‥…」それは、立っている
墨染:「これで倒れぬとは──貴殿のお覚悟、やはり見事と言うより他ないでござる」
“枢霊柩”アズト:「それがあるから…この世界は生まれたんだ‥‥!」
“枢霊柩”アズト:「君達だけの…ものじゃない…!のに」
“枢霊柩”アズト:「何が違う…この世界と」
墨染:「然り! 絆も想いも、拙者達だけのモノではござらぬ」
墨染:「故にだからこそ、それを『閉じこめる』この世界は、『開かねば』ならぬでござる!」
墨染:「絆も想いも──ひとつでは紡ぐことはできぬがゆえにっ!」
GM:では最後、“枢霊柩”アズトの手番です
“枢霊柩”アズト:マイナー無し
“枢霊柩”アズト:メジャーで《C:ウロボロス》《飢えし影》《背教者の王》《原初の赤:斥力の鎚》
“枢霊柩”アズト:対象は足利村雨
足利村雨:来るか……
“枢霊柩”アズト:13dx7+4
DoubleCross : (13R10+4[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,5,6,7,7,8,10,10]+10[1,4,7,10,10]+10[2,9,10]+10[1,10]+4[4]+4 → 48
足利村雨:暴走リア不。
“枢霊柩”アズト:5d10+37
DoubleCross : (5D10+37) → 26[1,9,6,5,5]+37 → 63
“枢霊柩”アズト:ダメージ時に後方へ10m飛んで下さい
足利村雨:はい、その攻撃でHP0に。
足利村雨:《原初の黒:ラストアクション》。
“枢霊柩”アズト:来い…!
足利村雨:即座にメインプロセスを。
足利村雨:侵蝕率+7 (侵蝕率:236->243)
足利村雨:マイナーで《氷の回廊》。再エンゲージ。
足利村雨:侵蝕率+1 (侵蝕率:243->244)
足利村雨:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:ダンシングシミター》《災厄の炎》。
足利村雨:9dx7+19
DoubleCross : (9R10+19[7]) → 10[2,2,2,4,4,5,5,5,8]+5[5]+19 → 34
“枢霊柩”アズト:リア不!
チャコール・ローズ:《妖精の手》チャコール・ローズの侵蝕率を+4した(侵蝕率:234->238)
チャコール・ローズ:正真正銘最後の1回! 5を10に!
足利村雨:1dx7+39
DoubleCross : (1R10+39[7]) → 10[9]+3[3]+39 → 52
GM:ダメージどうぞ!
GM:あ、これ
GM:アヴァロンも対象に入ってますか?
足利村雨:あ、そうだ
足利村雨:入れない理由無いな……
足利村雨:とどめを刺す宣言も間に合います?
GM:間に…合わせましょう!
足利村雨:ありがたく。では。
足利村雨:6d10+36 装甲有効
DoubleCross : (6D10+36) → 22[1,9,4,2,3,3]+36 → 58
足利村雨:低いが……どうだ
“枢霊柩”アズト:死にます!
“枢霊柩”アズト:“枢霊柩”アズト撃破です!
GM:そして
GM:アヴァロンに対して「とどめを刺す」が宣言されたので
GM:HP(侵蝕率)141を残して戦闘を終了します
GM:では演出どうぞ!
“枢霊柩”アズト:「“閉じる”事の何が悪い‥‥!」
“枢霊柩”アズト:「ここに居れば、臨む世界で生きられるのに、何故君達はそれを否定する」
“枢霊柩”アズト:「君達が‥」
“枢霊柩”アズト:足利村雨の元へと歩みを進める。
“枢霊柩”アズト:「君達さえ来なければ‥‥」
“枢霊柩”アズト:「あの娘は、希望を抱いたままでいられたのに…!」
“枢霊柩”アズト:権能は既に削ぎ落され、その身体は無数の罅に覆われている
“枢霊柩”アズト:だが、人間体一人を吹き飛ばす程度であればアズトには造作も無い事だ
“枢霊柩”アズト:それは、あらゆる敵を拒絶する領域
“枢霊柩”アズト:この世界の管理者であると同時に、誰よりもこの世界の理に縛られているアズトが持つ
“枢霊柩”アズト:唯一と言っていい、攻撃とも呼べぬ攻撃手段
足利村雨:「――ああ」圧力に押され、じりじりと下がる。
足利村雨:「私に向かう、あなたの矜持を認めましょう」数歩目。踏み込む。
“枢霊柩”アズト:「そこを…退けっ‥‥」
足利村雨:一切退くことのない、真一文字の軌道。
足利村雨:軌道線上が白く染め上がる。
足利村雨:瞬く間すら与えぬ踏み込み。接近。
足利村雨:「この世界は滅ぼされる定めなれど」
足利村雨:最短軌道で宙を走る刀身の表面で、霜氷が銀河のように無数の輝きを放つ。
足利村雨:秒針にして1目盛りにも満たない剣光の煌めき。
足利村雨:「あなたのその在り様だけは、輝く朝へと伝えましょう」
足利村雨:目も眩む速さで振りぬかれた氷結の刃は、軌道線上に氷の流星を残し、
チャコール・ローズ:「…狭山さん!」
チャコール・ローズ:「あなたたちの、願いを!」
“枢霊柩”アズト:「…ァ‥‥ッッ!!」腕を振るう。道具としての、最後の矜持を――
GM:――タン ッ
GM:無機質な発砲音と共に放たれた鉛玉は
GM:曝け出され、切り刻まれた“枢霊柩”アズトの核を撃ち抜いた
“枢霊柩”アズト:「……き…君は」
“枢霊柩”アズト:「何故…ずっと‥…何がしたくて……」
“枢霊柩”アズト:「………」
リッパー:「……何がしたくて…?」
リッパー:「そんなの…一つしかない。死ぬ前からずっと…」
リッパー:「“玲華を守る”」
リッパー:「俺達がやりたかったことなんて、それだけだ」
GM:一つの魂が、偶然にも自我を持ったまま取り込まれ
GM:七つの光が、アズトにすら感知されぬまま
GM:偶然にもこの世界に辿り着いた、君達の手によって
GM:この世界を破壊するファクターとなった
GM:「『全員で守る』と言っていただろう、それを果たそうとしているのでは、と」
GM:エスカリブール、君はそう言った
エスカリブール:「……」
GM:この結果を、君達は
GM:空想上のおとぎ話だと、都合の良すぎるファンタジーだと
GM:そう言って、笑うだろうか
エスカリブール:「──『俺達』か」
エスカリブール:「ああ、もはや疑いはしないとも。誰に知られずとも、己達は知っている」
エスカリブール:「貴君らの勲行を。勝利を────意志を」
エスカリブール:「やがて鋳潰されるその時まで、忘れはしない」
足利村雨:その氷結の刃は。
足利村雨:それを凍結させるのみならず、鉛玉ごと、体表面の罅を埋めるように、純白の霜氷で覆いつくしていく。
足利村雨:「“枢霊柩”――お前の核は」息を吐く。吐く息さえ白く凍りつく。
足利村雨:「撃ち抜かれた」
足利村雨:――それで終わりではない。
足利村雨:柄にかけた手が霞むように揺らぐ。
足利村雨:十字に疾る銀線輝が、すでに斬撃が終了したことを雄弁に告げている。
足利村雨:悪夢じみた剣速により大気の熱は根こそぎ貪り食われ、吹き出すよりも早く世界が凍りついていく。
GM:ピシ ッ
GM:春先の暖かさは、最早なりを潜め
GM:24度、春夏秋冬の巡ったこの世界で初めて
GM:季節が逆行し
GM:止まる事なく周っていた世界が、静止する
墨染:「匣が限界を迎えたようでござるなぁ……」
墨染:成し遂げられたことに安堵して、微笑みを浮かべる。
チャコール・ローズ:チャコール・ローズの姿は既にない。
チャコール・ローズ:狭山の手に握られた銃が残るのみだ。彼女がこの世界で果たすべき役目は、全て為された。
チャコール・ローズ:…冬枯れに絶たれた裂け目から、外へ旅立ったのだ。
足利村雨:“無風幻想樹界 アヴァロン”
足利村雨:氷葬完了。
GM:バックトラック
GM:という訳で、事前説明通り今回行うのはNPC鷺宮玲華のバックトラックです
GM:現在の侵蝕率は141
GM:で
Eロイス
・究極存在
・覚醒する世界
・超越活性×2
Dロイス
・遺産継承者
GM:これに、皆さんにミドルで集めていただいたロイスを加えたもので判定します
GM:じゃあまずEロイスから
GM:141-4d10
DoubleCross : (141-4D10) → 141-15[6,6,1,2] → 126
足利村雨:低い!
墨染:ぐっ
GM:で、ロイス分ですが…
チャコール・ローズ:2倍!2倍!
墨染:倍振りを提案します
GM:倍振りしたほうがいいだろ、って方は手を挙げてください
墨染:ノシ
チャコール・ローズ:挙手します。
エスカリブール:はーい
足利村雨:じゃあそれで!
GM:うす!では
GM:126-14d10
DoubleCross : (126-14D10) → 126-87[7,3,4,7,8,8,8,7,8,5,8,8,1,5] → 39
墨染:(笑)
GM:めっちゃ戻った
チャコール・ローズ:すごく戻った
エスカリブール:イキのいいロイスだぜ
GM:これにDロイスの1点を引いて
墨染:よかったよかった。
GM:最終侵蝕値38!
足利村雨:おめでとう!
GM:で、経験点も一律に配布するので
チャコール・ローズ:帰還だ!
GM:14点に3足して17点
GM:あ。違う
GM:22点だ
GM:では、22点お収め下さい
足利村雨:もぐもぐ!
チャコール・ローズ:いただきます!
墨染:拝領させて頂きます(‾人‾)
GM:GMは28点貰います
エスカリブール:いただきます!