『おほみづさりて』


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三久部(みくべ)望未(のぞみ)キャラシート(PC1:アスハル)
逆瀬川(さかせがわ)(なえ)キャラシート(PC2:すらい)
黒灰(くろばい)白雪(しらゆき)キャラシート(PC3:猫口)
百鬼(なぎり)十桜(とお)キャラシート(PC4:MAO)

【Index】

オープニング
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
クライマックス
エンディング

【プリプレイ】


GM:今日は突発卓!
GM:ご準備できたようなので自己紹介から。
GM:暫定的にイニシアチブ順にしましょうか。
GM:三久部さんからどうぞ。
三久部 望未:はいさ!
三久部 望未キャラシート
三久部 望未:「あまり、関わらないでくれるか。僕はヒトが好きじゃない」
三久部 望未:人間嫌いのレネゲイドビーイング、三久部望未です。読みはみくべのぞみ。
三久部 望未:発生して10年ほどですが、外見は21歳相当で、UGNの連絡用カバー店舗の従業員として働いている。
三久部 望未:オリジン:プラントのブラックドッグで、その由来は大洪水の中で生き残り、復興の象徴たる『奇跡の一樹』として強引に補強され続けたとある堤防松。
GM:オリジンプラントだ……
三久部 望未:幹・芯棒・合成樹脂(レジン)、更に洪水時に取り込んだ有害物質で構成されており、
三久部 望未:華奢な外見に反してそこそこ重い。そこそこだけど・・・(後ろのキャラシを見る)。
三久部 望未:能力は、高い固定値で移動しながら撃つ!
GM:92kg!これはぶっちぎりかな?
三久部 望未:それ以外なにもできない! ミドル性能も何もない! とりあえずボルトアクションライフルとアサルトルーティンを使いたかった!
GM:シナジー取れてるよなあ
三久部 望未:元は堤防樹林なので、根本のところでは人を信頼したい。
三久部 望未:そんなメンタル捻挫男子として上手くやっていきたいです。よろしくお願いします
GM:はーい!よろしくお願いします
GM:次は逆瀬川さんお願いします
逆瀬川 苗:はい!
逆瀬川 苗キャラシート
逆瀬川 苗:第九地区エージェント“ヴォル・ディアナ”逆瀬川 苗(さかせがわ なえ)25歳176cm50kgです。
GM:半分の重さ!
逆瀬川 苗:これから重量で扱われるのか…
逆瀬川 苗:一人前のエージェントでしたが崩落戦で自信を喪失し、サボったりグダグダするようになった残念女子です。
逆瀬川 苗:冷や汗を書いてないコマのほうが少ないタイプ。
逆瀬川 苗:その分戦争から孤立の恐怖を学んでおり、人を孤立させることを恐れて戦線からは去らず、それをモチベーションに戦うようになりました。ある意味成長
逆瀬川 苗:性能はこちらも固定値射撃型ですが、ジョック武装とジョックエフェクトを組み合わせて無限大という有様です。
GM:性格と真逆の悪逆ぶりだ
逆瀬川 苗:味方にも自分にも打点と達成値を巻き、攻撃も複数対象化。ミドルは財産能力でどうこうします。なんでもやります
GM:ヤッバ
逆瀬川 苗:以上!今日は皆と仲良くやれると嬉しいです!よろしくおねがいします!
GM:はい、よろしくお願いします!
GM:次!黒灰くん!
黒灰白雪キャラシート
GM:立ち絵が!
黒灰白雪:はい!19歳の新米エージェントです。
黒灰白雪:幼少期に事故に遭いレネゲイドに感染したうえ天涯孤独となりましたが、
黒灰白雪:UGNに運よく拾われてUGNチルドレンとして訓練を受けつつキャリアを積んできました。
黒灰白雪:感染の影響で白髪化、免疫力も低下しましたが、《代謝制御》で健康体になり、
黒灰白雪:前線でも働けるように。やったね。
黒灰白雪:性能はともかく前乗せ、後乗せ支援!
GM:また達成地が増されていく
黒灰白雪:支援射撃でダイス支援しつつリバーサルショットと勝利の女神で達成値をガン上げしていきます。
GM:君たち何と戦うつもりなんだ……!?
黒灰白雪:組織の助力で達成値を補うことで自分もちょっとだけ攻撃に参加できます
GM:そんだけ積めればちょっとじゃなくない?
黒灰白雪:性格は冷静で寡黙。ですが純粋培養ゆえに少し世間知らずなところがあります。
黒灰白雪:以上!仲良くしたいです!
GM:はい!よろしくお願いします!
GM:最後は百鬼くん!
百鬼十桜:はい
百鬼十桜キャラシート
百鬼十桜:「N市第五支部所属、百鬼十桜。コードネームは“顎門の王(King jaw)”です」
百鬼十桜:「諸先輩方の足を引っ張らないよう誠心誠意務めさせていただきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!」
百鬼十桜:第五支部に所属している、支部長を敬愛している10歳のショタっ子チルドレン。
百鬼十桜:性格は生真面目。理想が高い分、やや自己評価が低い傾向があります。
百鬼十桜:ざっくり言うと試験で99点をとったときに、獲得した99点より、取れなかった1点に重きをおいてしまうタイプです。
GM:真面目……
百鬼十桜:能力としては身体の所々から、影獣とゆーなんか黒くて怖い存在を生成すると言う能力の持ち主。
百鬼十桜:スペックとしては80超えてからの単体アタッカーで、復讐の刃で手数を増やす構成です。
百鬼十桜:奥の手としてレネゲイドディゾルバーで敵のatアクションを「食い尽くす」こともできます。
百鬼十桜:シンドロームはキュマイラ/ウロボロス
百鬼十桜:ロイス関係は——
百鬼十桜:Dロイス №05【実験体】
百鬼十桜:支部長【"エインヘリャル”梁田麗佳@○慕情/劣等感】
百鬼十桜:殺めた子【根来連理@○誓い/無念】
百鬼十桜:となります。
百鬼十桜:そして体重はダントツの496kgですね。エレベーターに乗れないことが多いです(ふんす
GM:重……!
GM:全員足しても半分いかない
百鬼十桜:みっちり獣が詰まっております。外見的にはむしろチンマイですね<121センチ
百鬼十桜:おデブではない、とw
百鬼十桜:ともあれ皆様よろしくお願いいたしますm(_ _)m
GM:はーい!よろしくお願いします!

【オープニング】

GM:全員登場をお願いします。
三久部 望未:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:39->44)
逆瀬川 苗:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+10[10] → 42

黒灰白雪:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 5[5]+32 → 37


GM:【市内某所 喫茶店】
GM:何の変哲もない、市内の喫茶店と思しきその店は、
GM:その実、UGNの後方支援拠点――出張支部としての機能を有している。
GM:現在、客の姿はない。
三久部 望未:「…………」 洗い場で、表情の薄い青年が、食器を洗っている。
GM:貸し切りになっている。この店ではよくあることらしいが。
細川亜生:「今日はたぶんそれで最後ですよー」後ろから声がかかる。
細川亜生:あどけない印象の少女。見習い店員であり、支援エージェントの一人。
細川亜生:「また“貸し切り”です」
三久部 望未:「そうか」 水を止め、淡々と応える。人が少ないのは、嫌いではない。
細川亜生:「ああ、いや。これから来る人が食いしん坊だったら洗い物いっぱい出ちゃうかな」
三久部 望未:「僕も引っ込もうか。細川亜生は、どうする?」
細川亜生:「たまに居ますもんね、燃費がめちゃめちゃ悪い人」
細川亜生:「細川亜生は任務説明しないとなんですよね」
細川亜生:「これでも一応、正規エージェントではあるので」
三久部 望未:「そうか。大変だな」
三久部 望未:「では、僕は引っ込んでおく。大食漢が来るなら、余っているパンの耳でも、積んでおこうか」
細川亜生:「そうですね、お願いします」
黒灰白雪:その時。店のドアが開く音。
黒灰白雪:貸し切りの客が来たのだろう。
細川亜生:「いらっしゃいませ~」
黒灰白雪:店に来たのは中性的な少年だ。
三久部 望未:「…………」 カウンターの奥から、ちらりと見る。
黒灰白雪:パーカーの下に着ているシャツの襟から、白い肌と鎖骨が見え隠れする。
黒灰白雪:短いズボンからすらりと細い脚が伸び、
黒灰白雪:頼りなさげに床を突いて歩いて来る。
細川亜生:「ほわ可愛い子だ……」
黒灰白雪:紙片を手にして辺りをキョロキョロと見回したあと、
黒灰白雪:細川に視線を合わせて呟く
黒灰白雪:「トールアイス…ライトアイス、エクストラ……ミルクラテ?」
黒灰白雪:おずおずと告げてから上目遣いに細川の顔を覗く
細川亜生:「あ、注文ね!はーい!」
黒灰白雪:「………通じた。先にコーヒーショップの作法を調べておいてよかった。」
三久部 望未:「ここにそんな細かいメニューはない、細川亜生」
細川亜生:「え。そうだっけ……!?」
細川亜生:「じゃあなんか適当にいい感じのでいい?」
黒灰白雪:「………え……………。」
黒灰白雪:想定されてなかった答えを返されて、目が泳ぎ始める
黒灰白雪:「お願い…します……」
細川亜生:「よかった~……危ない危ない」
細川亜生:「チルドレンの百鬼くん、だよね?今日はよろしくね」
三久部 望未:ミルクラテを作り始めている。
黒灰白雪:首を横にふるふる「エージェントの黒灰です。」
細川亜生:「あっ違った……」
細川亜生:「ご、ごめんね!」
黒灰白雪:「今日はよろしくお願いします。」ぺこり
細川亜生:「よろしくお願いします」礼を返す。
逆瀬川 苗:一通りの挨拶が済んだあたりでドアが再び開く
逆瀬川 苗:細長い体躯を丸めて、冷や汗をかいた長身の女性が入店してきた。黒のスーツに、ネクタイは無い。
細川亜生:「いらっしゃいませ~」
逆瀬川 苗:「いやあ、春ともなると日中は暑いですね…へへ……」汗をハンカチでふきふき
逆瀬川 苗:「シロノワール1つお願いします」
細川亜生:「はーい!シロノワール1つですね!」
逆瀬川 苗:案内されてもいないのに黒灰君の隣に座る
逆瀬川 苗:「何を注文されました?…ここのお店で有名なものとか?」
三久部 望未:「ここにそんなボリューミーなメニューはない、細川亜生」
逆瀬川 苗:「ふへぇ……」
細川亜生:「あれ無いの!?」
黒灰白雪:「………シェフのおまかせ?」
逆瀬川 苗:露骨に残念そう
黒灰白雪:逆瀬川に
細川亜生:「自信満々に来るからてっきり……というかどういうメニューなんだろう」
逆瀬川 苗:「おまかせってあるんですね、いいな…通っぽいですよね」
三久部 望未:「代わりのものを出す。」
三久部 望未:シフォンケーキと生クリームの準備を始める。
逆瀬川 苗:「じゃあそれでお願いします…」
三久部 望未:落ちつかない……
逆瀬川 苗:「第九のエージェント、逆瀬川と申します。宜しくおねがいします」
細川亜生:「助かるなあ」
逆瀬川 苗:窮屈そうに体を丸めておじぎ
逆瀬川 苗:この場の全員への挨拶だ
細川亜生:「逆瀬川さん!よろしくお願いします」また礼。
細川亜生:「もうひとり来る予定なんでもうちょっとまってて下さいね」
黒灰白雪:「エージェントの黒灰です。」ぺこりと頭を下げた後
百鬼十桜:からんからん──
百鬼十桜:再び入口の扉が開き、先の少年より歳下の、黒髪の少年が入ってくる。
黒灰白雪:店に入ってきた少年に目を向ける。
百鬼十桜:きっちりとした服に身を包んだ小柄な少年が、カウンターの一団を確認しそちらへと移動してくる。そして──
逆瀬川 苗:「おやおや…どうもこんにちは」
百鬼十桜:「あ、ええとですね──」
百鬼十桜:「『支部』の方から、伺いました」
百鬼十桜:そして念の為、事前に伝えられていた符丁を告げる。
細川亜生:「はーいいらっしゃいませ……」
細川亜生:「あっ」
細川亜生:「符丁忘れてた!そうじゃん!」
黒灰白雪:「……………。」紙片の裏側を確認する。
黒灰白雪:「あ。」
百鬼十桜:「え?」
逆瀬川 苗:「へえ、そういうのあったんだな…」
細川亜生:「まああってたし結果オーライで……いいよね?」
百鬼十桜:「よ、よかったんですよね」自分が間違えたのかと、やや困惑して。
黒灰白雪:「……何でもないです。招集されたチルドレンの方ですね?」
細川亜生:「私たちの秘密にしよ」
百鬼十桜:「あ。はい、ラストレジンスタンドの三久部さん、ヴォル・ディアナの逆瀬川さん、”夢喰伯奇”の黒灰さん、それに細川亜生さんですね」
百鬼十桜:「N市第五支部所属、百鬼十桜。コードネームは“顎門の王(King jaw)”です」
百鬼十桜:「梁田支部長の指示で、こちらに伺わせて頂きました。よろしくお願いいたします!」
百鬼十桜:そしてぴしっと背を伸ばし、笑顔で敬礼を。
三久部 望未:「……?」自分の名前まで呼ばれたことに、首を傾げつつ。
三久部 望未:「注文は」
逆瀬川 苗:「百鬼…黒灰…三久部。へへ、珍しい名字ばかりですね。宜しくおねがいします」
細川亜生:「よろしくお願いしまーす」深々と礼。
百鬼十桜:「あ、ええっと。じゃあホットミルクにお砂糖を入れたモノをお願いします。大丈夫ですか?」
細川亜生:答える前に振り向く。
細川亜生:あるよね……?という視線を送る。
三久部 望未:「承った。……それくらいはある」
細川亜生:「あるって!」
百鬼十桜:「ありがとうございます」
百鬼十桜:カウンターの椅子を確認──座ると足が届かなそうなので、ちょっと厳しそうだと判断して座らず立ったまま。
逆瀬川 苗:「高さ調節が効きますよ」
三久部 望未:軽く目を伏せたのち、やがて注文されたものを持ってくる。
百鬼十桜:「あ、なら大丈夫かな? ありがとうございます」きゅりきゅりと調節のツマミを回し、一番低くなるようにして──
黒灰白雪:「………。」出されたミルクラテを受け取り、ちびちびと飲む。
百鬼十桜:「うん、なんとかなりそうです」爪先立ち。腰と両つま先の3点に分散させることで、なんとか負担を軽減して腰掛ける。
三久部 望未:シフォンケーキのクリーム添え、ミルクラテ、ホットミルク。
逆瀬川 苗:「わあ、やった…いただきます」
三久部 望未:「注文の品だ」 無愛想にそれだけ言って、裏手に引っ込もうとする。
細川亜生:「あ、私もコーヒーほしいです」
百鬼十桜:「いただきます」砂糖たっぷりのホットミルクを受け取り、ひとくち口に含む、そして──
百鬼十桜:「──あの、それで。今日はどんな任務なんでしょうか? 詳細はこちらでと伺ってるんですが」
百鬼十桜:当然の質問を投げかける。
三久部 望未:「……。承った」早く引っ込みたいという声色を隠しもしない。
黒灰白雪:「ん…おいしい。コーヒーに牛乳をたくさん入れたみたいな味ですね。」
逆瀬川 苗:むしむしとシフォンケーキを幸せそうに食べている
細川亜生:「望未くんが淹れると美味しいんですよ~」
細川亜生:「あ、任務ですね、任務」
百鬼十桜:「あ、はい。急を要するようであれば、まずお話だけでも伺えればと」
細川亜生:TVを付ける。
細川亜生:流れているのは、市内で起きた、地盤崩落事故を報じるニュース。
細川亜生:「怪我人がなくてよかったですよね、これ」
逆瀬川 苗:「九州のほうでもありましたよね、以前に…。」
百鬼十桜:「いろいろ古くなってしまってるんでしょうか、道路とか?」
黒灰白雪:「この街で”崩落”となると…嫌な予感しかしませんが……」
逆瀬川 苗:「道路がああも陥没している様は拝む機会が…まあ、この業界だと結構見ちゃうな…へへ…」
細川亜生:「それもあるんですけどね」
三久部 望未:「……」細川さんの前にコーヒーを置いてゆく。砂糖一つにミルク二つ。いつもの組み合わせ。
細川亜生:「元々、空洞だったみたいなんですよ。ここの地下が」
細川亜生:「あ、ありがとね」珈琲を一口。
細川亜生:「おいしい……それで、穴から結構な強度のレネゲイドの反応が確認されてます」
百鬼十桜:黒灰さんの言葉に、少し表情を曇らせる。その名を関する事件では、梁田支部長も深く関わっていた──
細川亜生:「そのままだと修理作業員も入れないので、調査と解決が皆さんの任務です」
逆瀬川 苗:「なるほどね…」
逆瀬川 苗:クリームが鼻についている
細川亜生:「人とか生き物だったら捕まえるか倒すか、物だったら回収するか無力化するかです」
逆瀬川 苗:「あんまり…あの時のことは思い出したくないですが」
百鬼十桜:「はい、了解しました!」細川さんに対し、ふたたびびっと敬礼を。
細川亜生:「だから、『困難状況下でも攻撃打通可能性の高い能力者を招集した』んですって」
三久部 望未:カウンターに引っ込んで、調理器具を洗いながら細目でテレビを見ている。
黒灰白雪:「了解です。」
細川亜生:「みなさんすごいんですね~」
逆瀬川 苗:「ふへぇ…。」
逆瀬川 苗:「うちは単に、空いてる人間を回したのかも…書類は苦手なのでね…へへ。」
逆瀬川 苗:目が凄く泳いでいる
三久部 望未:パンの耳の出番はなさそうだなと思いながら。
百鬼十桜:選考基準に納得。自分の能力ならば確かに、有象無象尽く、『喰らう』ことができる可能性は高い。
百鬼十桜:「微力未熟な身ですが、一所懸命に当たらせて頂きます」
黒灰白雪:「僕はエージェントなので、どんな状況でも一定の働きをして見せます。」
逆瀬川 苗:「皆さん精鋭とのことですからね…。安心して任務に当たれます。宜しくおねがいします」
黒灰白雪:表情は変わらないが、声色と紅潮した頬から張り切っている様子がうかがえる。
細川亜生:「あ、深さとか分かってないんで、今のうちに補給は済ませて下さいね」
百鬼十桜:「あ、じゃあ──」
百鬼十桜:カウンターに置かれたメニュー表を手にとって──
百鬼十桜:「この、FOOD欄にあるフルーツサンドとレタスサンドとチーズサンド──」
百鬼十桜:「──以外のメニューを、1つずつお願いします」
逆瀬川 苗:「食料面は、私が補給出来るので動ける程度に…と、まあ、」
細川亜生:「はーい」
細川亜生:「……」
細川亜生:「え」
逆瀬川 苗:「……」
百鬼十桜:と、都合十数種のメニューを。
三久部 望未:「…………………」
百鬼十桜:「あ──」
黒灰白雪:「食べ盛りなんですね。」
三久部 望未:「……燃費が良くないタイプか?」
百鬼十桜:「すみません、燃費があんまり──」つい流れて注文してしまい、もじもじと恥じ入る。
逆瀬川 苗:「健啖家ですね」
細川亜生:「食いしん坊だ……あ、いいよいいよ全然!」
細川亜生:「子供はいっぱい食べたほうがいいよ!」
三久部 望未:「細川亜生。長期任務用のシュトーレンをあるだけ出す。構わないか」
黒灰白雪:うんうんと頷く。
細川亜生:「う、うん、お願い」
百鬼十桜:『やってしまったー』と、顔を真赤にして俯いて──
百鬼十桜:(うう、気が緩んでた。補給と言われてつい──)
逆瀬川 苗:「シュトーレン…甘いのはいいですね。元気になります」
逆瀬川 苗:「プディングもあるといいな……」
黒灰白雪:「………。」俯く百鬼を見て
三久部 望未:どさ、と大きめのリュックサックに詰め込まれたドライフルーツパンの包みを置く。
黒灰白雪:「大丈夫です。どんどん食べてください。」
百鬼十桜:「す、すみません。せめて頂いたごはん以上にがんばります!」
三久部 望未:「行きがけに食べろ。ここから送った任務で、行方不明者が出ると困る」
百鬼十桜:「はい、ありがとうございます」
百鬼十桜:供された食材と、供してくれた人両方に感謝を込めて手を合わせる。
黒灰白雪:「………ふふ。」ちょっと大人の余裕を醸し出せてたかもしれないと一人ほくそ笑む
細川亜生:「そうですね。行方不明者が出ると、お皿洗いが大変です」
三久部 望未:「食事なら、任務が関係ない時に頼むんだな。では行ってこい」 そうそっけなく言い、背を向ける。
細川亜生:「望未くんも気をつけて下さいね」
三久部 望未:「…………?」  二階へ繋がる階段を前に足を止めて振り返る。「?」
細川亜生:「?」首をかしげる。
三久部 望未:「何故僕が気をつける?」
細川亜生:「気をつけなくても平気ってことですか?ダメですよ、そういう慢心は」
逆瀬川 苗:むしゃむしゃ
細川亜生:「確かに望未くんはすごく強いと思いますけど……それでもです」
三久部 望未:「……?」 百鬼さんの方を見る。名前を呼ばれたことを思い出す。
三久部 望未:「………………僕もか!?」

GM:シーン終了。ロイス取得あればどうぞ。
逆瀬川 苗:今の所保留で
黒灰白雪:ロイス保留!
百鬼十桜:こちらも保留で
三久部 望未:細川亜生にとっとく   有為/困惑:○ で
三久部 望未:以上
GM:OK!

【ミドルフェイズ1】

使用技能:<情報:UGN,軍事,ウェブ>、<知識:都市工学>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:1/6
GM:本セッションはプライズ制です。
GM:登場する方はどうぞ。
三久部 望未:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 1[1]+46 → 47

黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+1(1d10->1)した(侵蝕:37->38)
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:44->53)
逆瀬川 苗:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+8[8] → 50

GM:【道路崩落地点】
GM:立入禁止の表示を越えたそこには、ポッカリとした空洞が広がっている。
GM:覗き込むと、瓦礫の岸壁の中に、人工的なハシゴが垣間見える。
GM:とても安定しているとはいい難いが、なにもないよりはマシだろう。
細川亜生:《そこから伝って行くしかなさそうですね》通信音声。
細川亜生:《十分注意して下さーい》
黒灰白雪:「……皆さん。準備はいいですか?」
百鬼十桜:「はい、お気遣いありがとうございます。了解しました」
三久部 望未:「どうして僕が……」
百鬼十桜:通信に返事を返し、黒灰さんの問いにこくりと頷く。
三久部 望未:まだグチグチ言ってる。
黒灰白雪:「………。」三久部の顔を覗き込む
逆瀬川 苗:「深いですね…エコーロケーション当たりで測定すれば分かるかな」
逆瀬川 苗:「『困難状況下でも攻撃打通可能性の高い能力者を招集した』ということは」
黒灰白雪:そして不意にきゅ、と手を繋ぐ。
逆瀬川 苗:「貴方もまたそれに批准する能力があると判定されているわけですよね…」
三久部 望未:「!?」
三久部 望未:反射的に手を振って引き離す。「なんだ、一体」
黒灰白雪:「任務が不安なのかなと思って。」
黒灰白雪:「僕が手を繋いでいきますよ。九つ上のエージェントですから。」
三久部 望未:「……そういうわけじゃない。言われなくても、命じられた分はやる」
黒灰白雪:「存分に頼ってください。」むふーと胸を張りながら手を差し出す。
黒灰白雪:「………」しゅん
百鬼十桜:「──あ、あの。がんばりましょう、三久部さん。ご不満もあるかもしれませんが」不満げな顔の三久部に対して、不安そうに。
逆瀬川 苗:「いやーはは……」
百鬼十桜:しゅんとなってしまった黒灰さんの言葉を継ぐようにして。
逆瀬川 苗:「まあ、このように立派なエージェントさんもいますから。すぐに済ませましょうすぐに」
百鬼十桜:「正規人員として、僕も精一杯がんばりますから」
黒灰白雪:「……そうですね、頑張りましょう。」
百鬼十桜:「はい、がんばりましょう!」自分なりに場を和ませようとはしている。
細川亜生:《私もバックアップしますよ!》
細川亜生:《後方支援なら得意なので!》鼻を鳴らす音。
三久部 望未:「僕は人間が嫌いだ」
GM:シナリオ1回、NPCカードを使用可能です。
百鬼十桜:「──────」そしてちらっと、三久部さんの方に目を向けて確認してしまう。この辺りがまだまだ子供。
黒灰白雪:「…………。」しゅん
三久部 望未:「……だから、そうだな。すぐに済ませるという意見には、賛成だ」

NPCカード ■細川亜生
対象1人が次に行うメジャーアクションの判定のC値を-3(下限6)。
逆瀬川 苗:スゲー
黒灰白雪:つよい
百鬼十桜:つよい!
三久部 望未:???
GM:ミドルで使ってもクライマックスでもいい
三久部 望未:他人にコンセントレイトを掛けるな
逆瀬川 苗:私も欲しい!
百鬼十桜:「え、えっと──」嫌いだとはっきり告げてきたその人に対して。
三久部 望未:気遣ってくる他の二人から視線を切るように、先にハシゴに手を掛ける。
逆瀬川 苗:「ははは…誠実で良いですね。私は好きですよ、貴方みたいな人」
百鬼十桜:「ご協力、ありがとうございます」どう接していいのかとっさに判らず。まずは素直に礼を述べて頭を下げる。
GM:では、ぼちぼち判定をば!
百鬼十桜:はい!<判定
逆瀬川 苗:押忍
黒灰白雪:はい!
三久部 望未:特に何も出来ないので、情報:UGNで素振りします
百鬼十桜:「えっと、行きましょう。黒灰さん──」シュンとしてしまったエージェントに手を差し伸べて──
逆瀬川 苗:判定項目はどれだっけな
逆瀬川 苗:これか
三久部 望未:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 7[7]+2 → 9

逆瀬川 苗:コネUGN幹部をつかって情報:UGNで判定します
黒灰白雪:では固定値のある人に支援射撃しようかな
逆瀬川 苗:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,4,6,6,7,10]+1[1]+1 → 12

黒灰白雪:みんな判定しちゃった
逆瀬川 苗:ありゃ御免なさい
三久部 望未:あ、そうか
三久部 望未:支援射撃、使えるんだ
黒灰白雪:百鬼君にしよう。《支援射撃》
黒灰白雪:判定ダイス+5です!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:38->40)
百鬼十桜:情報UGNなら+2 しかしダイスは1個! つまり合計6d+2
百鬼十桜:ありがとうございます。
百鬼十桜:6dx+2 ugn情報
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,2,3,3,9,9]+2 → 11

百鬼十桜:ぐぬぅ、9までは(汗)
黒灰白雪:むむ…では自分で判定。
黒灰白雪:情報収集チーム使います
黒灰白雪:技能はUGN
黒灰白雪:3dx+6>=9
DoubleCross : (3R10+6[10]>=9) → 10[3,10,10]+6[5,6]+6 → 22 → 成功

黒灰白雪:わお
GM:すごい
百鬼十桜:さすが黒灰さんっ! 頼れるエージェント!
三久部 望未:頼りになる~
黒灰白雪:2/3 情報収集チーム
逆瀬川 苗:ヒュー!
GM:プライズは3点!
GM:では、分かる情報があります。
GM:穴を階段伝いに降りていけば、そこは自然にできた空洞ではない。
GM:階段がある時点でそうだが、人工構造物。
GM:何本も、神殿のような柱が立ち並んでいる。
GM:そこは巨大な地下放水路だ。

GM:プライズ3/8
GM:シーン終了。ロイス取得・購入が可能。
GM:購入は事前に持ち込んでいた感じの演出になります
黒灰白雪:了解です。ロイスは百鬼くんに○庇護/不安、逆瀬川さんに○信頼/食傷
黒灰白雪:三久部さんに庇護/○疎外感 これで
三久部 望未:じゃあ、購入かな。支援下さい!
百鬼十桜:ロイス 【三久部望未@ご飯をありがとうございます/◯ごめんなさい】にて。
逆瀬川 苗:三久部 望未/誠意○/隔意/ロイス
黒灰白雪:《支援射撃》!三久部さんに!
黒灰白雪:判定ダイス+5ね!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:40->42)
三久部 望未:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[3,3,4,4,9,10]+10[10]+4[4]+4 → 28

GM:ヤッバ
三久部 望未:あ、ショットガンスラッグです
黒灰白雪:フルオート買えたなこれ
百鬼十桜:まわった!
黒灰白雪:ありがてえ…!
三久部 望未:どういうことだってばよ
百鬼十桜:1dx+>=12 購入判定。だめもとで ボデマ狙い。
DoubleCross : (1R10+[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗

百鬼十桜:おしい、4足りない。
逆瀬川 苗:じゃあ私はぼであまを買いましょう
逆瀬川 苗:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 8[2,2,7,8]+2 → 10

逆瀬川 苗:財産2で購入。百鬼君にあげます
黒灰白雪:ぼでまを買いましょう。
黒灰白雪:3dx+4>=12
DoubleCross : (3R10+4[10]>=12) → 10[1,2,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

黒灰白雪:成功!
黒灰白雪:ミドル行動放棄カバーがあるので
黒灰白雪:自分で着ておきます
黒灰白雪:以上!

【ミドルフェイズ2】

GM:黒灰くんがシーンプレイヤー。登場は自由!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:42->50)
逆瀬川 苗:50+1d10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+2[2] → 52

百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+2(1d10->2)した(侵蝕:53->55)
三久部 望未:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 7[7]+47 → 54


GM:【地下空間 調圧水槽】
細川亜生:《もしもーし。そちらはどんな感じですか》
細川亜生:《危険はないですか》
細川亜生:《望未くんの機嫌は直りましたか?》
三久部 望未:「余計なことは言わなくていい、細川亜生」
逆瀬川 苗:「このとうりですよぉ細川さん…」
逆瀬川 苗:「帰ったら好きなものを用意してあげると良いと思いますよ…はい」
黒灰白雪:「今のところは異常はなさそうです。」
逆瀬川 苗:「三久部さんは何が好きなんですかね」
三久部 望未:「東京にあるような、柱だらけの地下水路だ。そういう情報はあったのか」
百鬼十桜:通路の老朽化などに備えて、最前列を慎重に歩いていく。
細川亜生:《そういうの好きなんですか?じゃあ今度行きましょうか》
細川亜生:《近場にあったかな……》
百鬼十桜:「ですよね。これだけの設備なんですから、記録があってもおかしくないと思います」<そういう情報
三久部 望未:「……そういう流れじゃない……」額を抑える。
細川亜生:《あっ市内にも昔あったみたいですよ!崩落戦の影響で機能が停止したのと》
細川亜生:《その後の混乱期にFHとの交戦時に被害を受けたまま忘れられちゃってたみたいですね》
逆瀬川 苗:「じゃあまるきり遺構ですね…。地形データをロード出来るならお願いします。」
逆瀬川 苗:「万が一があった時に素早く抜け出せないのは不味いですからね…うへへ」
細川亜生:《あっ今がそうなの!?現状と合ってるかはわかんないですけど送りますねー》
黒灰白雪:「退路を確保するのは大事ですね。」
逆瀬川 苗:「特に、地下水路ですから…。何かの拍子に崩落や浸水があったら終わりですよ」
百鬼十桜:「そうですね──今の所、そうした心配はなさそうですけど」
逆瀬川 苗:「そもそも崩落したせいでここにきたんですから」
細川亜生:《レネゲイドの反応も、奥が強くなってるみたいです》
細川亜生:《気をつけながら、そのまま進んで下さーい》
百鬼十桜:自分が歩いても今のところは崩れるような様子はない。
黒灰白雪:「先を確認しましょうか。」
GM:ところどころ崩壊してはいるものの、それしきの重量で崩れる感じは今のところない。
逆瀬川 苗:「出来ますか?いやあ、気の利いた能力があると良いですね…」
黒灰白雪:ホルダーからナイフを抜き、投擲。
百鬼十桜:「念の為、僕も──」
黒灰白雪:ナイフは先の暗闇の中に消え、しばらくしてからまた戻って来る。
黒灰白雪:ナイフを受け止め、ホルスターに戻す。
百鬼十桜:足元からシュルシュルと影が伸び、進む先の暗闇へと消えていく。(まだらの紐演出
黒灰白雪:ナイフの風切り音の反響を聞いて、動体の有無を確認した。
黒灰白雪:「大丈夫みたいです。」
逆瀬川 苗:「重畳ですね。いやあ、楽が出来るな……」
GM:では、ここでプライズ判定を。
逆瀬川 苗:「合同任務は良いですね本当…やる気のある人がたくさん来てくれますから…」
使用技能:<情報:UGN,軍事,ウェブ>、<知識:都市工学>
目標値 :9
プライズ:3/8
シーン数:2/6
GM:百鬼くんはまだらの紐により
GM:ダイスを+2個出来ます。
逆瀬川 苗:おお
百鬼十桜:わーい、ありがとうございます。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+1した(侵蝕:55->56)
黒灰白雪:とりあえず逆瀬川さんに《支援射撃》!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:50->52)
百鬼十桜:では3d+2で判定可能ですね。<情報ugn
逆瀬川 苗:ありがたく!
逆瀬川 苗:もっかいUGN幹部コネを使用してUGNで判定します!
百鬼十桜:3dx+2 はんてーい
DoubleCross : (3R10+2[10]) → 7[4,5,7]+2 → 9

逆瀬川 苗:11dx+1 オラーッ
DoubleCross : (11R10+1[10]) → 10[3,4,4,4,4,7,7,9,9,9,10]+8[8]+1 → 19

百鬼十桜:成功はしました(`・ω・´)
逆瀬川 苗:財産1使って20にします。残り財産8
三久部 望未:一応ふっとこ UGN
三久部 望未:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 3[3]+2 → 5

三久部 望未:ゴミ
黒灰白雪:ではこちらも判定。情報収集チーム!
黒灰白雪:3dx+6>=9
DoubleCross : (3R10+6[10]>=9) → 8[5,6,8]+6 → 14 → 成功

黒灰白雪:あ、すいません。技能はUGNでした
黒灰白雪:そして情報収集チームは残り一回に。
GM:じゃあ最高20で6/8かな?順調だ
GM:では、追加情報!
黒灰白雪:順調!
GM:高濃度のレネゲイドの気配は奥に集中している。
GM:波長は一定ではない。複数のレネゲイドアイテムが集積しているのだろうか?
GM:また、奥底には人の気配もある。相手によっては抗戦の可能性があるかもしれない。
逆瀬川 苗:《無上厨師》檸檬のような果実を齧る。「すっぱい…」
逆瀬川 苗:「……黒灰さん、鏑矢でも反響で判断出来ますか?念の為、ですが」
黒灰白雪:「ええ。」
逆瀬川 苗:「じゃあお願いします」
逆瀬川 苗:弓を取り出しながら鏑矢を生成し、番え、撃つ。
百鬼十桜:「奥に『何か』があることは判るんですけど──」こちらはシュルシュルシュルと影を戻し、自信無さげに報告を。
逆瀬川 苗:ひぃ と尾を引く音響が暗闇に吸い込まれていく
GM:では、その矢は
GM:命中の音を立てない。
逆瀬川 苗:「……相当な直線、ですかね。…うっ」
GM:代わりに、途中で何かに阻まれた……かすかな音を聞き分けられたものが居れば分かるかもしれない
黒灰白雪:「………あ。」
GM:途中で燃え尽きたような小さな音。
逆瀬川 苗:真っ青な顔。
逆瀬川 苗:脂汗が顔から吹き出している
黒灰白雪:「止められました。空中で燃え尽きた…?」
逆瀬川 苗:「そ、そう…みたいね」
百鬼十桜:「大丈夫ですか、逆瀬川さん!」苦悶の表情に慌てて。
逆瀬川 苗:「ああ、いや。はは……すいません。ちょっとだけ離れて……はぁ」
細川亜生:《確かにそちらの気温は、ちょっぴりですけど上昇傾向にあります》
細川亜生:《高熱をもたらすレネゲイド存在かもです。警戒して下さい》
逆瀬川 苗:「……っはい、分かりました。閉鎖空間で高熱、となると酸素の心配もいりますね…ふぅ—っ」
逆瀬川 苗:軽く顔を振って
逆瀬川 苗:「ご心配をおかけしましたね、百鬼君。大丈夫です」
百鬼十桜:「──ご無理はしないでくださいね?」大丈夫との言葉に、一応の納得を。
黒灰白雪:「……何かあったら、すぐに言ってください。」
黒灰白雪:「僕も同じ、エージェントですから。」
三久部 望未:「黒灰白雪」 何も分からないまま暗闇を見つめていたが、不意に声を掛ける。
逆瀬川 苗:「問題ありません。自家中毒みたいなものですから…はい。勿論、頼りにしてますよ。」
黒灰白雪:「………?」三久部に振り返る
三久部 望未:「武器は? あれだけか?」
黒灰白雪:「……はい。射手は十分だと思ったので、白兵戦も出来るナイフを選びました。」
黒灰白雪:「けど……。」心配そうに逆瀬川を見つめる。
逆瀬川 苗:「はは、いやあ面目ない。」
逆瀬川 苗:くたびれた笑み
三久部 望未:肩に掛けていたポーチから、折り畳み式のショットガンを取り出す。
黒灰白雪:「!」
三久部 望未:「僕の予備だ。相手が熱なら、ナイフだと届かないだろう」
細川亜生:《うちはバックアップ支部ですからねえ。自由に使っていいですよ~》
三久部 望未:かなり丁寧な整備がされており、駆動には問題ないだろう。「それともナイフ専門か?」
黒灰白雪:「いえ」ショットガンを受け取って、
黒灰白雪:「ありがとうございます。」三久部に頭を下げる。
黒灰白雪:「………えっと、お礼は…働いて返します。」
三久部 望未:「細川亜生の言った通り、そういう仕事だ。礼はいい」
百鬼十桜:「──お礼は感謝の気持ちですから」
黒灰白雪:「じゃあ、頑張ります。三久部さんの期待に応えて見せます。」
百鬼十桜:「例えお仕事でも、伝えるべきときには伝えるべきだと、僕は思います」
黒灰白雪:にこ、と笑う
逆瀬川 苗:「ふへえ…」
逆瀬川 苗:「そういう?そういう感じなんですね…へへへ」
細川亜生:《そうですよ~。望未くんはちゃんと受け取るべきですよ》
三久部 望未:「…………」 二人を前に、やり辛そうに首を捻る。
百鬼十桜:「そういう?」そのあたりはとんと判らず、隣の逆瀬川さんに。
細川亜生:《ちゃんと受け取るのは、貰う側の義務だと思って下さいね》
三久部 望未:「期待はしない。……僕は早く帰りたいが、それが叶わなくても、お前を責めたりはない」
黒灰白雪:む、と少し表情が曇るが、
逆瀬川 苗:「まあまあ。仲がいいってことですよ…。」
細川亜生:《気負わずにいつも通りでいいって言ってるんですよ~》
三久部 望未:「僕は立っているだけだ。お前たちは、お前たちの為に頑張ってくれれば、それでいい」
黒灰白雪:すぐにぱっと表情を明るくする。
百鬼十桜:「そうなんですか?」逆瀬川さんの言葉を受け、改めて二人の方に目を向ける。
黒灰白雪:「頼ってくれるように、僕の働きを見せてあげます。」
黒灰白雪:「僕は三久部くんのためにも頑張りたいですから。」
黒灰白雪:「力を合わせて解決しましょう。」むふん、と気合を入れなおして
黒灰白雪:三久部の手を引いて歩き始めようとする。
三久部 望未:「……変わった奴だな」 困惑する。「勝手にしていればいい」
三久部 望未:そして、手を引かれるのはやっぱり弾く。
黒灰白雪:「………。」すすす、と三久部の隣にやって来る。
黒灰白雪:「なら一緒に行きましょう。」
三久部 望未:「何度も言うが、僕に触るな」 黒灰さんの手に触れた際に、妙な硬さがあったことに気付くだろう
黒灰白雪:「でも手を握ると安心したり…えーと、ともかくいいって」
三久部 望未:「概要で読んでいるだろうが、僕は対抗種だ。毒と汚染が多い」
黒灰白雪:「師匠から教えられましたから。」
黒灰白雪:「………。」
黒灰白雪:「気遣ってくれたんですね。気づけなくてごめんなさい。」
黒灰白雪:そう言って三久部の服の袖をつまむ。
三久部 望未:「だから違う。僕は人間が嫌いだ」
黒灰白雪:「これでどうでしょう。」むふん、と名案を思い付いたかのような顔で
三久部 望未:「だが、僕が勝手に嫌うだけだ。お前たちに非があるわけじゃない。だから……」
三久部 望未:「…………」 得意げな黒灰さんに、目を細めて呆れたように困惑する。
三久部 望未:「……好きにしろ」
黒灰白雪:「大丈夫です。三久部さんが嫌いでも、僕は優しい方が好きです。」
黒灰白雪:三久部の顔を見つめつつ、微笑む
百鬼十桜:ではそんな二人のやりとりを見届けて──
百鬼十桜:「ホントですね」にっこりと、隣の逆瀬川さんに微笑む。
逆瀬川 苗:「分かりますよね。」
三久部 望未:見守るような様子だった百鬼さんと逆瀬川さんを軽く睨む。
逆瀬川 苗:ほほえみ返す
逆瀬川 苗:「お構いなく」
三久部 望未:「……UGNに提出するプロフィール、変えておくかな」
三久部 望未:「生前124年とプラス10年で、134歳とかに」
逆瀬川 苗:(さて、炎熱を使う相手……。相性はそこまでよくはないけど、やりようはいくらでも…)
三久部 望未:黒灰さんを横に、小さくひとりごちながら先へと進む。

GM:シーン終了。購入ロイスどうぞー
三久部 望未:同行者/黒灰白雪/誠意:○/当惑/ロイス
黒灰白雪:うーん、コノパーティに欲しいのは…
百鬼十桜:【逆瀬川苗@◯敬意/心配】と【黒灰白雪@◯誠意/不安】を取得。6つ
百鬼十桜:【三久部望未@◯優しい/ごめんなさい】に変更。
三久部 望未:ブルゲかな?
逆瀬川 苗:黒灰白雪/純真○/不安/ロイス
黒灰白雪:ブルゲ狙いますか
黒灰白雪:三久部さんに支援射撃して狙ってもらいます!
逆瀬川 苗:セットアップ空いてる勢はそこらへんを
黒灰白雪:いや待って
三久部 望未:じゃあ狙ってみます
百鬼十桜:では再びボデマを。
黒灰白雪:あ、三久部さんならブルゲ使えるか
黒灰白雪:一個だけでいいと思います
黒灰白雪:他の人は使えないので
黒灰白雪:《支援射撃》!
逆瀬川 苗:私はホローポイント弾を狙います。
黒灰白雪:対象は三久部さん!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:52->54)
逆瀬川 苗:4dx+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 10[4,5,8,10]+10[10]+7[7]+2 → 29

百鬼十桜:1dx+>=12 ボデマ狙い。
DoubleCross : (1R10+[10]>=12) → 2[2] → 2 → 失敗

三久部 望未:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 8[1,1,2,3,4,8]+4 → 12

逆瀬川 苗:やる気ありすぎる
逆瀬川 苗:ホローポイント弾入手
三久部 望未:無理だった
逆瀬川 苗:百鬼君はもうぼでまもってますよ
逆瀬川 苗:さっき渡しましたから
黒灰白雪:ではどうしようかな
百鬼十桜:あ、そうか。ごめんなさいうっかり(汗)
百鬼十桜:ありがとうございます。
黒灰白雪:医療トランク
逆瀬川 苗:三久部君、シューターズジャケットとかいります?次から狙おうと思うんですが
黒灰白雪:3dx+4>=20
DoubleCross : (3R10+4[10]>=20) → 4[1,2,4]+4 → 8 → 失敗

逆瀬川 苗:なんでか?→行動値を一致させることでこっちの腐食の指先の恩恵を受けられるようにしたいという意図がある
黒灰白雪:グエー!!
逆瀬川 苗:お、オシシ仮面!
百鬼十桜:そんなこともあります
三久部 望未:あったら欲しい!
三久部 望未:それだとブルゲは余計か。いやでも選択肢は多い方がいいしな
逆瀬川 苗:ブルゲがあるならそれはそれで
黒灰白雪:じゃあこちらは以上です!
三久部 望未:以上です

【ミドルフェイズ3】

GM:シーンプレイヤーは逆瀬川さん。登場自由!
三久部 望未:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 5[5]+54 → 59

百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+8(1d10->8)した(侵蝕:56->64)
逆瀬川 苗:52+1d10
DoubleCross : (52+1D10) → 52+10[10] → 62

黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+5(1d10->5)した(侵蝕:54->59)

使用技能:<情報:UGN,軍事,ウェブ>、<知識:都市工学>
目標値 :9
プライズ:6/8
シーン数:3/6
GM:判定するといい!
三久部 望未:ウオラー! 素振り!
三久部 望未:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 3[3]+2 → 5

三久部 望未:gomi
百鬼十桜:2dx+1 情報UGN
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 6[1,6]+1 → 7

逆瀬川 苗:どうとでもなるので
百鬼十桜:失敗!
逆瀬川 苗:侵蝕バランス的にやりたければ射撃したりしなかったりしてもらうと良いと思います
黒灰白雪:うーん、じゃあ支援は節約で
逆瀬川 苗:OK
逆瀬川 苗:UGN幹部コネを使ってUGN判定
逆瀬川 苗:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 9[2,2,5,6,7,9,9]+1 → 10

黒灰白雪:こっちはUGN素振り
逆瀬川 苗:過不足なしで成功
黒灰白雪:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 9[8,9,9]+4 → 13

逆瀬川 苗:素晴らしい
GM:では達成!8/8!
百鬼十桜:わーい
GM:情報開示します。
GM:唐突な崩落の発生は、局所的なレネゲイドスポット発生によるレネゲイド過集中によるもの。
黒灰白雪:いえいいえい!
GM:その“スポット”に晒されたものは、擬似的なジャーム化の過程を辿ると考えられており
GM:人の気配は、ジャーム並みの出力を備えているか、既にジャームであると見るのが妥当。
GM:また、この地下放水路では、かつては
GM:大量のレネゲイドアイテムを巡った、FHセル同士の闘いがあったと言われる。
GM:そのレネゲイドアイテムの名は、“聖櫃(アーク)”という。


GM:【地下放水路 深部】
細川亜生:《聞こえますか?そちらの様子はどうですか》
細川亜生:《こちらの観測だと、そちらの気温は40度近いんですけど》
細川亜生:《ご無事ですかー?》
黒灰白雪:「………あつい。」
三久部 望未:「そういうことは」
三久部 望未:「上がりきる前に言ってくれ」
黒灰白雪:白い肌が紅潮し、玉のような汗が噴き出している。
細川亜生:《……まだ上がりきったかは分からなくないですか?》
三久部 望未:汗は不自然なほど掻いていないが、やや表情がげんなりしている。
黒灰白雪:ただでさえ眠たげな眼はさらに細められ、足取りも覚束ない。
百鬼十桜:「はい。とりあえずまだギリギリ生存できる環境です」同じ様に額に珠のような汗を浮かべながら。
逆瀬川 苗:スイカのような果実を齧っている
逆瀬川 苗:「食べますか?」
百鬼十桜:「ただ徐々に体力を削られていますので、長時間の調査は難しいかもしれません」
黒灰白雪:「………いただきます。あむ。」
黒灰白雪:差し出されたスイカにそのまま齧りつく。
黒灰白雪:「ちょっとだけ…よくなりました……。」
細川亜生:《すみません、当時の資料が全然なくって……》
逆瀬川 苗:《無上厨師》
細川亜生:《ようやく対象の目星がついたところです》
百鬼十桜:ふぅ──っと額の汗を拭う。今回のメンバーにおいては、体力的には群を抜いている。
逆瀬川 苗:「温度のラインを設定して、そこに達したら一旦引いたほうが良いかもですね」
逆瀬川 苗:「次回があるならば、サラマンダーを呼ぶべきでしょう…」
逆瀬川 苗:地面からスイカのつるを伸ばし、急速に実を実らせる。分子内の水分を吸い上げて育てている
百鬼十桜:「でも、原因はなんなんでしょう?」
三久部 望未:「……」逆瀬川さんの植物促成を、複雑そうな目で見ている。
逆瀬川 苗:「同胞をいいように使われてるように見えますか?」
細川亜生:《恐らく、遺産の効用か、もしくは、それを触媒にした能力強化だと思います》
三久部 望未:「……別に。お前のレネゲイドから生み出したものだろう」
三久部 望未:「それがたまたま、植物という形を取っているだけだ。サラマンダーが炎を出すのと変わらない」
逆瀬川 苗:「まぁ、半分はそうですね…。」
細川亜生:《通常の作戦行動にも支障が出るかもですね……》
三久部 望未:「が、僕は要らないな……」
逆瀬川 苗:「優れた保水性でもあるんでしょうかね…見事ですね。」
逆瀬川 苗:汁気をたたえた実を齧りつつ。
逆瀬川 苗:「百鬼君もどうぞ」
百鬼十桜:「はい、ありがとうございます」大玉を1個丸々受け取って──
百鬼十桜:「半分と仰ってましたけど──残りの半分は、レネゲイドの力ではないんですか?」もしゃもしゃと、水分たっぷりの西瓜を頂きながら問う。
逆瀬川 苗:「そもそも植物を操るシンドロームはオルクスですよ。」
百鬼十桜:「あ──」そういえば確か資料には──
逆瀬川 苗:「私はモルフェウスとソラリス。植物の種を核に、投薬と酵素、物質操作で思ったとおりの効果を持つ植物を作るのが能力です。」
黒灰白雪:「種をいっぱい持ち歩いてるんですか?」
百鬼十桜:「じゃあ、この西瓜も?」
百鬼十桜:すでに皮だけになった西瓜を指して。
逆瀬川 苗:「はい。なので食べるときも種ごと飲んでいますよ」
逆瀬川 苗:「体の中の細菌叢がDNAを余剰領域にとっておいてくれてるんです」
黒灰白雪:「お腹の中がビニールハウスになってるんですね。」感心して逆瀬川のお腹を見つめている。
百鬼十桜:「えっと、すみませんちょっと難しくて全部はわかりませんでしたけど」
百鬼十桜:「果物や野菜を生み出すのではなくて、育てることができる能力。で大丈夫ですか?」
逆瀬川 苗:「はい。そういう認識でほとんど問題ありません。」
百鬼十桜:「ふわぁ、すごいですねぇ……」となりの黒灰さんに吊られて、そのお腹に目を向ける。
逆瀬川 苗:「じ、実際におなかで育ててるわけじゃないですからね…?」
百鬼十桜:生み出したり、育んだり──
百鬼十桜:自分の力とは真逆に位置するとも言っていい能力に、ただただ素直に感嘆。
百鬼十桜:そしてじゃあつらそうな三久部さんを元気にできるのかなあ──などと思い至る。
逆瀬川 苗:「そんなに熱心に見られると…ねえ」目を泳がせてお腹を隠しつつ
三久部 望未:「…………」
百鬼十桜:ちらっと視線を三久部さんに。黒灰さんや逆瀬川さんほどではないが、やはり消耗が見て取れる。
三久部 望未:腕を組む。首を傾げる。軽く足を揺する。
逆瀬川 苗:「…とまあ、不愉快な代物ではあると思いますが」
三久部 望未:「……………まあ、別種のことだからな」
三久部 望未:結論!
逆瀬川 苗:「お目溢し感謝致します…」
逆瀬川 苗:ぺこぺこ
黒灰白雪:「…………あの、」三久部の仕草に気づいて話題を変える
細川亜生:《あ、先に何があると思うか、の話ししてもいいですか?》
三久部 望未:「植物の中には、山火事を起こして自分だけが育てばいいという品種もある」
三久部 望未:「そもそも、僕が許す許さないという話じゃない」
黒灰白雪:「はい、お願いします。」
百鬼十桜:「あ、すみませんお願いします」
三久部 望未:「言ってくれ、細川亜生。」
細川亜生:《正規エージェント限定クリアランスの機密事項らしいんですけど……》
細川亜生:《望未くんならまあいいかな》
三久部 望未:「よくはない。全くよくはないぞ」
細川亜生:《だって別に言いふらす相手居なくないですか?》
百鬼十桜:「そ、それだけ信用されているということですよね!」
百鬼十桜:慌ててフォロー
黒灰白雪:「………僕相手だったら言いふらしてもいいですよ?」
三久部 望未:「今から一緒に聞くだろうが」
三久部 望未:「ああ、話が逸れる! 言え!」
細川亜生:《こほん。“聖櫃(アーク)”の都市伝説って知ってますか?》
百鬼十桜:「ああく?」きょとん
黒灰白雪:「?」首を傾げる
細川亜生:《まあ、与太話みたいなものですからねーこれ》
細川亜生:《『崩落戦』の参加セルが、合同でN市に隠した遺産があるんじゃないかって噂です》
逆瀬川 苗:「はは、徳川埋蔵金…」
百鬼十桜:「FHが──」
細川亜生:《予備戦力としてなのか、互いの人質みたいなものかは分かんないですけど》
三久部 望未:「そんなもの、あったら残党がとっくに掘り出してるんじゃないのか」
百鬼十桜:「でも、FHは崩落戦後に大きく力を削がれているはずですから」
百鬼十桜:「放置されている可能性も──ありますよね?」ちょっと自信がなくなったので、逆瀬川さんに判断を仰ぐ。
逆瀬川 苗:「絶対はありませんからね。…へへ。」
黒灰白雪:こくこくと頷く「残党間でも内輪もめがあったみたいですし。」
細川亜生:《多分、それが2年半前なんです》
細川亜生:《ここで大規模なセルの抗争があったみたいで》
細川亜生:《それが多分、聖櫃の奪い合いだったんじゃないかって》
逆瀬川 苗:「へぇ…そんなに古いものではないんだな」
百鬼十桜:「それでその後、放置されていて──」
細川亜生:《当時鎮圧にあたった“ジェヴォーダン”といううちのエージェントも亡くなっていて》
細川亜生:《大変でしたよ……あの時期、資料も全然ちゃんとしてなくって》
百鬼十桜:「偶然、今回の崩落で発見された。──ということでしょうか?」
細川亜生:パタパタと音がする。首を振って髪がマイクに当たる音。
細川亜生:《違います、違います》
細川亜生:《崩落は中から起きてるみたいなんです》
黒灰白雪:「聖櫃が動いて、その周りが崩れてるんですかね。」
百鬼十桜:「え、それじゃあ──」FHの遺産、残党による争奪戦、そしてレネゲイド反応。となればつまり──
細川亜生:《はい。何らかの突発的な要因があったんじゃないかなって》
逆瀬川 苗:「2年半くらいなら、はっきりと長い期間でもないですし」
逆瀬川 苗:「安置出来ているものではなかった…という類推は十分出来ますよね。なるほど」
百鬼十桜:「──いずれにしても、これまで以上に警戒して進む必要がありそうですね」
逆瀬川 苗:「あまり長く放置出来ないかもですねえ…。万一取り出されたら厄介です」
百鬼十桜:「はい。見過ごせません!」
三久部 望未:「確認する。レネゲイド反応は強くなっているのか?」
黒灰白雪:「先を急ぎましょう。……周囲に異変はありませんか?」
細川亜生:《正面に生体反応です。このまま行けば遭遇するはずです》
細川亜生:《対応お願いします!》
逆瀬川 苗:「委細承知しました。」
百鬼十桜:「了解しました!」
逆瀬川 苗:弓と打根を取り出す。
黒灰白雪:銃を抜いて構える。
百鬼十桜:重心のコントロールを、戦闘寄りに切り替える。何時でもどんな相手にも対応できるようにと──
三久部 望未:「早く終わらせる」 右腕を押さえる。
GM:ジリジリとした熱気が、辺りを包む。
GM:邂逅の刻は近い。



GM:シーン終了。ロイス購入可能
GM:購入は最後!
黒灰白雪:ロイス保留
百鬼十桜:ロイスは保留
逆瀬川 苗:財産余りまくってるし派手な買い物を狙っても良い
逆瀬川 苗:シューターズジャケットという手もある
黒灰白雪:逆瀬川さんがデカい買い物目指すなら
黒灰白雪:逆瀬川さんに援護射撃するよー
逆瀬川 苗:じゃあアンチマテリアルライフルを狙ってみましょうか
逆瀬川 苗:難易度35!いっくぞー
逆瀬川 苗:狙いすぎか?
三久部 望未:同行者/逆瀬川苗/誠意:/かなり隔意:○/ロイス
黒灰白雪:《援護射撃》!
逆瀬川 苗:超拒否されてる
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:59->61)
逆瀬川 苗:10dx+2 黒灰君にプレゼントをするぞ
DoubleCross : (10R10+2[10]) → 10[2,3,4,4,5,5,6,8,8,10]+9[9]+2 → 21

逆瀬川 苗:た…たりね—っ!以上です
黒灰白雪:あ、はあ
黒灰白雪:あ、じゃあ
百鬼十桜:残念
黒灰白雪:《リバーサルショット》
逆瀬川 苗:!?
逆瀬川 苗:そ、それなら足りる
GM:出た……
三久部 望未:使えるの!?
三久部 望未:使えるわ……
黒灰白雪:達成値+10ですこれで買えるはず!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+6した(侵蝕:61->67)
百鬼十桜:すごいな
三久部 望未:ああ、そういうことか、この侵蝕
逆瀬川 苗:財産4使って購入!
逆瀬川 苗:ありがたく!黒灰君にプレゼントします
黒灰白雪:では装備はアンチマテリアルライフルに変更しておきます。
黒灰白雪:あ、こちらの判定はシューターズジャケット
三久部 望未:じゃあボディアマでも狙っとく金
黒灰白雪:4dx+4>=13
DoubleCross : (4R10+4[10]>=13) → 9[1,4,8,9]+4 → 13 → 成功

百鬼十桜:こちらもボデマを
黒灰白雪:成功!逆瀬川さんにパス!
百鬼十桜:1dx+>=12 購入判定。だめもとで
DoubleCross : (1R10+[10]>=12) → 5[5] → 5 → 失敗

百鬼十桜:失敗、終了。
黒灰白雪:あれ、三久部さんにだっけ
三久部 望未:私が貰いたい!
逆瀬川 苗:ですです
三久部 望未:ダイスとはいえ、ファンブルの可能性が10倍下がる
黒灰白雪:では三久部さんにパス!ユニフォーム交換!
逆瀬川 苗:三久部君が万一速度負けする場合でも
逆瀬川 苗:行動値が揃うことでバフの順番を適正に出来たり出来ますからね
三久部 望未:じゃあボディアマでも狙っておくかな
三久部 望未:1dx+4
DoubleCross : (1R10+4[10]) → 4[4]+4 → 8

三久部 望未:gomi
三久部 望未:以上!
黒灰白雪:以上!
逆瀬川 苗:以上です

【クライマックス】

GM:全員登場をお願いします。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+9(1d10->9)した(侵蝕:64->73)
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:67->70)
逆瀬川 苗:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+3[3] → 65

三久部 望未:1d10+59
DoubleCross : (1D10+59) → 6[6]+59 → 65


GM:【放水路奥部】
GM:奥部の一角。最も熱気を帯びたそこには、大量の瓦礫のようなものが転がっている。
GM:乱雑に散らばったそれは、一つ一つが高濃度のレネゲイドを有している。
GM:それらは、遺産であるとか、アーティファクトであるとか。そういう呼ばれ方をしていたもの。
GM:その中心に、一人の青年が座り込んでいる。
逆瀬川 苗:「これはマズいかも…ですね…」
逆瀬川 苗:「嫌だなあ」
細川亜生:《レネゲイド反応多数……!こんなに……!?》
百鬼十桜:アーティファクト──と呼ばれるものを、目にしたことが有る。
百鬼十桜:目の前にあるアレら一つ一つが、間違いなくソレに匹敵する威圧感を発していることを感じ取り。
逆瀬川 苗:「この濃度に晒されて待ってる人間、およそまともじゃあないですよ。」
黒灰白雪:「一応、話を聞きましょう。」
三久部 望未:「…………」瓦礫や残骸自体に、少し思うところがある。
青年:顔を見上げる。
青年:「……人が……?」
三久部 望未:推移は他に任せ、一歩引いた所から全体を見ている。
百鬼十桜:ごくり──と、喉が鳴る。じわりじわりと侵食してくる威圧感が、否が応でも衝動を喚起して──
黒灰白雪:「僕らはそういう組織ですもの、ね?」逆瀬川に言って、一歩前に出る。
黒灰白雪:「はい。UGN…と言って通じますか?」
百鬼十桜:──それでも、前に出る。このチームにおける自分の役割を、放棄するわけにはいかない。
青年:「は、ははは、はッ……!」
青年:「そうだよなあ!来るのはUGNだよなあッ!」
百鬼十桜:「──こちらは所属を名乗りました。あなたも名乗っては頂けませんか?」
青年:「お前らがそういう結果を招いたんだもんな……畜生がッ!」
百鬼十桜:哄笑を上げる青年に臆することなく。
“ワンダーウェーク”:「ファルスハーツ。“ワンダーウェーク”」
黒灰白雪:「………そうですか。」
細川亜生:《……データベース照合。データあります》
逆瀬川 苗:「…」
細川亜生:《元“エルドラード”セルの構成員です》
黒灰白雪:「降伏の意志はありますか?」
“ワンダーウェーク”:「お詳しいこって……お前らさァ」それを無視して。
“ワンダーウェーク”:「どう思う、これ」
“ワンダーウェーク”:「この遺産?アーティファクト?どっちでもいいや。この宝物庫」
百鬼十桜:「どう──って」素直に、指し示されたそれらに目をやる。
逆瀬川 苗:「然るべきところに回収してもらうと良いですね。こんなところに長くいたらおかしくなっちゃいますよ」
逆瀬川 苗:「黒瀬のお屋敷とか、第四地区の保管庫が適当でしょう…へへ」
三久部 望未:「〝希望〟の山だな」
“ワンダーウェーク”:「そうだよなあ!然るべき場所にあるべきだ」
黒灰白雪:「………。」思わず三久部を見上げる
“ワンダーウェーク”:「ここじゃあねえ。ふざけやがって」そのうちの一つを蹴飛ばす。
百鬼十桜:希望 という言葉に、三久部さんの方へ目を。
三久部 望未:「哀れな有様だ。早く壊した方がいい」
“ワンダーウェーク”:「こいつらを収めてた“アーク”の強度も推し量れる。とんでもねえバケモンだよ」
“ワンダーウェーク”:「そんなもんがあるんだったらよ……」
“ワンダーウェーク”:「端から全部戦争(イクサ)に投入すりゃ良かったろうが!」
“ワンダーウェーク”:「そうすりゃ勝ってたろうが、俺らはよ!温存を提言したバカはどいつだ、ったく……」
黒灰白雪:「ここにある“アーティファクト”を押収します。」
“ワンダーウェーク”:「せめて“アーク”が残ってりゃよ……クソ」ガリガリと頭を掻く。
黒灰白雪:「あなたが大人しくすれば危害は加えません。」
百鬼十桜:「──僕はあの戦いには参加していませんでした。だからその判断がどうだったかは判りません」
“ワンダーウェーク”:「“箱舟(アーク)”が残ってりゃあ、“閃光の終焉”は回避できたろうが!」
逆瀬川 苗:「局所的なものの見方ですね…へへへ」
百鬼十桜:「黒灰さんの仰るとおり、おとなしく回収させてもらえませんか?」
黒灰白雪:「…………。」会話が通じないのを見て、三久部を見上げる。
逆瀬川 苗:「その終焉がどれほど悲劇的だろうと、油を注いでおとなしくなる火があるとは思えない」
黒灰白雪:「これは“希望”じゃありませんよ。」
三久部 望未:「いいや。……こうやって、当時を知らない人間が、残された物だけ見て、勝手に夢を見る」
三久部 望未:「希望というのは、そういうことだ。お前もそうか? ワンダーウェーク」
“ワンダーウェーク”:「……テメエらは何も分かっちゃいねえ。もう、俺らがやれるのはズラかるだけだ」
“ワンダーウェーク”:「コイツらを全部薪にくべて、箱舟(アーク)を再生する」
“ワンダーウェーク”:「それを阻むなら、テメエらみんな消し飛ばすだけだ!」
黒灰白雪:「……これは“未練”です。“希望”は、」
黒灰白雪:「過去に縋らないものですから。」
百鬼十桜:「はい。あんなのは希望でもなんでもありません」
百鬼十桜:「全部諦めた──ただの自棄っぱちです!」
逆瀬川 苗:「あの頃には戻りたくないものですね…。はい、それはもう」目を伏せて
三久部 望未:「…………。」
逆瀬川 苗:「逃げるのは未来のためですから。貴方は、過去のために逃げておりますので」
百鬼十桜:同じ戦いを経て、希望を見出してくれた人を知っている。
百鬼十桜:その人のためにも──あんなことを認めるわけにはいかないっ!
黒灰白雪:「…………。」師匠の言葉を思い出しつつ、告げた後、
黒灰白雪:三久部の表情を見て少しだけ後悔した。しかし、
三久部 望未:三人を順に見やり、その場から一歩下がる。
黒灰白雪:今は目の前の敵だ。すぐに銃を構えて“ワンダーウェーク”に向ける。
三久部 望未:「細川亜生。あれが当座の敵か。それとも、周囲の残骸の方か?」
細川亜生:《“ワ、ワンダーウェーク”です……!彼が恐らく、遺産を焚べてます》
細川亜生:《その形質によらず、ただエネルギーとして無理やり引き出してます》
細川亜生:《この量の遺産でそれをやられたら、周囲一帯が吹き飛ぶかもしれないです!》
三久部 望未:「ああ。承った」
黒灰白雪:「…止めます。」
百鬼十桜:「なら、その前にっ!」
逆瀬川 苗:「仕留めましょうねえ」
“ワンダーウェーク”:「“閃光の終焉”が来る。したら俺たちは全滅だ……」
“ワンダーウェーク”:「だが、テメエらには関係ねえようだな」
“ワンダーウェーク”:「ここで、薪になるならよッ!」
GM:戦闘開始です。
GM:彼の”強化されたような”強烈なレネゲイドが、衝動を喚起する。
GM:衝動判定。難易度は9!
逆瀬川 苗:うおー
逆瀬川 苗:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 8[7,8] → 8

逆瀬川 苗:暴走
百鬼十桜:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 4[1,1,3,4]+1 → 5

百鬼十桜:ぐっは、暴走。
三久部 望未:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[3,3,5,6,8,9]+1 → 10

黒灰白雪:5dx+5>=9
DoubleCross : (5R10+5[10]>=9) → 9[2,2,3,5,9]+5 → 14 → 成功

逆瀬川 苗:65+2d10
DoubleCross : (65+2D10) → 65+13[10,3] → 78

三久部 望未:ギリ!
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+15(2d10->8,7)した(侵蝕:73->88)
黒灰白雪:2d10+70
DoubleCross : (2D10+70) → 10[7,3]+70 → 80

三久部 望未:2d10+65
DoubleCross : (2D10+65) → 15[9,6]+65 → 80

三久部 望未:こっちは事故!
■MAP
“ワンダーウェーク”[9]
 聖櫃の残滓1~3[0]

     10m

 三久部[6] 逆瀬川[7]
  百鬼[5] 黒灰[6]
GM:戦闘について。
GM:聖櫃の残滓は、メインプロセスおよびリアクションを行わない特殊なユニットです。
GM:また、エフェクトを使用した場合、そのラウンドの終了時に破壊されます。
三久部 望未:何する気だよ・・・・
GM:また、戦闘の終了条件はあくまで“ワンダーウェーク”の撃破です。
GM:あとは

NPCカード ■細川亜生
対象1人が次に行うメジャーアクションの判定のC値を-3(下限6)。
GM:こんなのも残ってるので使いたい時に使ってください。
逆瀬川 苗:はーい
百鬼十桜:了解しました。
GM:では戦闘開始!セットアップから。
黒灰白雪:セットアップは無し
三久部 望未:なし
百鬼十桜:んー、まあ突っ込むしか無いよな。
逆瀬川 苗:《ソードマスター》+《活性の霧》+《タブレット》+《多重生成》
“ワンダーウェーク”:《不死身の炎》《生命の海》《ヴァイタルアップ》《ヒュドラの怒り》。
黒灰白雪:ヒエッ
百鬼十桜:原初の黄@スタートダッシュ>フルパワーアタックの順番でセットアップ特技を使用します。
逆瀬川 苗:これは…
“ワンダーウェーク”:6d10
DoubleCross : (6D10) → 40[7,7,5,9,5,7] → 40

GM:HPがとても増えて、暴走し攻撃力とダイスを増強。
GM:聖櫃の残滓は1個づつ使います。
GM:1が《苛烈なる熱気》。
GM:このシーンの達成値30未満の判定は全て失敗となります。
逆瀬川 苗:ヒェ~ッ
百鬼十桜:き、きっついのが(汗)
逆瀬川 苗:バフ指定を
逆瀬川 苗:自分と、百鬼君、黒灰君に上記のエフェクトを使用。
逆瀬川 苗:武器を一つ指定してください。それとは別に攻撃力+15、ドッジダイス−2。
逆瀬川 苗:自分は必中の弓を指定します。
百鬼十桜:素手を指定します。
黒灰白雪:武器はアンチマテリアルライフルを指定。
逆瀬川 苗:指定した武装を使用した攻撃の達成値を+9します
逆瀬川 苗:(一応攻撃力のほうは拒否可能)
逆瀬川 苗:侵蝕89
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3した(侵蝕:88->91)
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+5した(侵蝕:91->96)
黒灰白雪:全部受けます!
百鬼十桜:全部もらいます。
逆瀬川 苗:バフは以上
“ワンダーウェーク”:手をかざし、離れた場所の残骸を握りつぶすようにする。
“ワンダーウェーク”:残骸は火柱を上げて燃え上がり、周囲の熱気が荒れ狂うように渦巻く。
“ワンダーウェーク”:同時に、彼の身体に巻き付く蛇のように炎が奔る。
“ワンダーウェーク”:それは肌を焼き焦がしながら、ジリジリと周囲で燃え続けている。
逆瀬川 苗:肉体から梨のような果物を生成し、それを地面に落とす
逆瀬川 苗:大木が瞬時に形成され、多数の実を実らせる。全てが能力を増幅させる異常果実
逆瀬川 苗:「出し惜しみをしている暇はなさそうですね。急ぎましょう」
逆瀬川 苗:果実を齧る
百鬼十桜:大丈夫そうであればこちらのセッタップ。まず戦闘移動10mでワンダーウェークにエンゲージ。その後行動値を0にして、ラウンド間の攻撃力を+15します。でちらっと演出!
百鬼十桜:ビシッ!
百鬼十桜:堅牢なはずの大地に、クモの巣状のヒビが生じる。
百鬼十桜:それは一瞬前まで、百鬼十桜が立っていた場所。そして本人は──
百鬼十桜:「──抑えますっ!」
百鬼十桜:──キュマイラの膂力を以て一瞬にして敵との間合いを潰し、その懐に飛び込んでいる!
百鬼十桜:その小柄な身体に、暴力的な力を秘めて──
■MAP
“ワンダーウェーク”[9]
 聖櫃の残滓1~3[0]
    百鬼[0]

     10m

 三久部[6] 逆瀬川[7]
   黒灰[6]
GM:イニシアチブ。“ワンダーウェーク”の手番から。
“ワンダーウェーク”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》《細胞侵蝕》《異形の祭典》。
“ワンダーウェーク”:PC4人を攻撃。
“ワンダーウェーク”:命中時に、重圧と邪毒5ランクを付与します。
黒灰白雪:なっばっ
“ワンダーウェーク”:14dx7+11
DoubleCross : (14R10+11[7]) → 10[2,2,3,3,4,4,4,5,5,7,8,9,10,10]+10[2,6,8,9,9]+10[3,3,8]+10[10]+10[10]+10[8]+2[2]+11 → 73

GM:……
GM:てへ……
三久部 望未:てへ、じゃないんだよな
黒灰白雪:避けらんねえ
黒灰白雪:ど、ドッジ
三久部 望未:硬直さえ無ければいい
黒灰白雪:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[4,6,10]+8[8] → 18

三久部 望未:ドッジ
黒灰白雪:無理!
逆瀬川 苗:無理!
三久部 望未:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,5,8,10]+10[10]+1[1] → 21

逆瀬川 苗:暴走リア不
三久部 望未:ちょっと回すんじゃないよ
百鬼十桜:うわ、重圧5って15点か(汗)
三久部 望未:百鬼さん以外はロイス復活でも即死圏内ですね
百鬼十桜:すみません、ちょっと時間をm(_ _)m。
黒灰白雪:復讐の刃はリアクションの直前に使用なので
黒灰白雪:今のタイミングならいけます。僕の支援も間に合う
百鬼十桜:おまたせしました、では暴走中ですのでリアクション不可。攻撃をくらいます。
“ワンダーウェーク”:8d10+23 装甲有効
DoubleCross : (8D10+23) → 36[3,10,8,2,4,3,2,4]+23 → 59

黒灰白雪:グエエーー!死ぬ!リザレクト!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+10(1d10->10)した(侵蝕:80->90)
三久部 望未:死ぬ。リザレ
黒灰白雪:うむうむ
三久部 望未:80+1d10
DoubleCross : (80+1D10) → 80+4[4] → 84

黒灰白雪:勝利の女神が近づいてきた
百鬼十桜:くっそ、46点にまかりませんか? 死亡してリザレクトします。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3(1d10->3)した(侵蝕:96->99)
三久部 望未:1d10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 3[3]+80 → 83

逆瀬川 苗:リザレク
逆瀬川 苗:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+8[8] → 97

三久部 望未:あ、二回入れてしまった 最初の方で
“ワンダーウェーク”:手をかざし、周囲を焼き尽くす。
“ワンダーウェーク”:ただ、それだけだ。技巧も何もないが。
“ワンダーウェーク”:それだけで、人間の呼吸器は機能を大幅に落とす。人体はそう出来ている。
逆瀬川 苗:大木のたたえる水分量で炎の勢いを落とすが、オーヴァードの火力では限界がある。
黒灰白雪:「けほっ……」
百鬼十桜:「くっ──」
逆瀬川 苗:炭化は免れたが相当なダメージだ。
百鬼十桜:至近弾。接近してたが故に直撃を喰らい、全身が炎に包まれる。
百鬼十桜:だが体内のRVを活性化させ、炭化した身体を再構成して倒れずに踏みとどまる!
逆瀬川 苗:「キツいなあ…。」
黒灰白雪:炎熱から辛うじて蘇生するが、咽喉を抑えて蹲る。
三久部 望未:炎が全身に燃え移り、汗が……いや、腕の肌が溶け出す。
三久部 望未:一切頓着せず、炎の先を見据えている。
“ワンダーウェーク”:「一発じゃ焼けねえか。まあ、いい」
“ワンダーウェーク”:「この熱じゃあ、ろくに動けないだろう?」
GM:逆瀬川さんの手番。
逆瀬川 苗:マイターン
逆瀬川 苗:マイナーで重圧を解除して
逆瀬川 苗:メジャーで《腐食の指先》+《タブレット》+《多重生成》!対象は“ワンダーウェーク”、聖櫃の残滓2、聖櫃の残滓3!
逆瀬川 苗:判定します
逆瀬川 苗:6dx+26 オラーッ
DoubleCross : (6R10+26[10]) → 10[4,6,7,9,10,10]+4[2,4]+26 → 40

逆瀬川 苗:よしよし
黒灰白雪:回した!
GM:クソーッ
GM:聖櫃はリアクションしない!
“ワンダーウェーク”:“ワンダーウェーク”は暴走リア不!
GM:ダメージをどうぞ
逆瀬川 苗:OK!
百鬼十桜:すばらしい
逆瀬川 苗:まず腐食の指先で命中者は装甲を−10されます。そこから計算
逆瀬川 苗:5d10+29
DoubleCross : (5D10+29) → 21[1,2,3,7,8]+29 → 50

逆瀬川 苗:ほかは有効
“ワンダーウェーク”:謎の装甲値8がぼろぼろに……
黒灰白雪:つよ…
“ワンダーウェーク”:なくなっちゃった
GM:聖櫃2個は破壊!
逆瀬川 苗:やったー!
“ワンダーウェーク”:“ワンダーウェーク”はHP増強してるのでまだ余裕がある。
逆瀬川 苗:演出します
逆瀬川 苗: 
三久部 望未:なんで8なんだよ
逆瀬川 苗:体から矢を生産する。鏃は奇妙に膨らみ、銀色の提灯のような形状
逆瀬川 苗:「いくら熱かろうと、相性が悪かろうと、やらないわけにはいきませんよね」
逆瀬川 苗:「私、逃げたことないですから…へへ」
逆瀬川 苗:番え、放つ
逆瀬川 苗:強烈な炎熱で外殻が崩れかけるが、それも計算の内。鏃の構造は丁度菫の種子と同じであり
逆瀬川 苗:先端が焼けると同時に綻び、中にある“種子”を弾けさせ、散弾とする
“ワンダーウェーク”:回避しない。自らの熱で焼けるという驕りは、彼の防御反応を鈍らせているし、
“ワンダーウェーク”:それで十分だったからだ。今までは。
“ワンダーウェーク”:「……!」
逆瀬川 苗:無論それでも焼ける、が、焼けるからこそ効く。
逆瀬川 苗:中身は、激烈な溶剤の海だ。その肉体を酸蝕し、次からの攻撃にすら弱くしていく
逆瀬川 苗:侵蝕104
“ワンダーウェーク”:「ぐ……!」周囲を見渡して。
“ワンダーウェーク”:溶けかけた遺産を目の当たりにする。「テメエ……!」
GM:次!行動値6組!
黒灰白雪:三久部さん先どうぞ!
三久部 望未:あいさ!
三久部 望未:マイナーで《オリジン:プラント》《イオノクラフト》《クイックモーション》《アサルトルーティン》
三久部 望未:飛行状態で戦闘移動。後方に5m移動し、エンゲージを独立します。更にボルトアクションライフルの効果を作動。
三久部 望未:侵蝕80→88
■MAP
“ワンダーウェーク”[9]
  聖櫃の残滓1[0]
    百鬼[0]

     10m

  逆瀬川[7]
   黒灰[6]

     5m

   三久部[6]
三久部 望未:メジャーで《スキルフォーカス:射撃》。ワンダーウェークに攻撃します
三久部 望未:侵蝕88→90
三久部 望未:ダイスはシューターズジャケット合わせて5
三久部 望未:5dx+30
DoubleCross : (5R10+30[10]) → 8[1,3,5,7,8]+30 → 38

三久部 望未:ダイス振るわんな……
黒灰白雪:《リバーサルショット》
黒灰白雪:達成値+10どうぞ!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+6した(侵蝕:90->96)
黒灰白雪:残り一回
GM:重圧!
三久部 望未:やった! 達成値48。リアクションはなしでダメージ。対抗種含む
三久部 望未:ああ
黒灰白雪:あ、すいません!
黒灰白雪:オートエフェクト前に”ワンダーウェーク”にロイス取得して昇華!
黒灰白雪:邪毒と重圧を消します!
三久部 望未:あいさささ
黒灰白雪:感情は執着/○敵
GM:OK!
“ワンダーウェーク”:こちらは暴走リア不なので
GM:ダメージどうぞー
三久部 望未:有難い! ではダメージ
三久部 望未:7d10+18
DoubleCross : (7D10+18) → 40[9,9,3,1,7,8,3]+18 → 58

“ワンダーウェーク”:《氷雪の守護》を使用。
GM:ダメージを軽減します。
三久部 望未:グヌーッ
百鬼十桜:ではロイス、【ワンダーウェーク@執着◯/敵意】を取得。即タイタス昇華でBSを全回復。
百鬼十桜:レネゲイドディゾルバーを使用。その氷雪の守護を打ち消します。
GM:グヌーッ
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+6した(侵蝕:99->105)
GM:じゃあそのままもりっと食らう!装甲も削られた……
GM:まだ生きてはいる!
三久部 望未:がき、と足が地面を掴む。地面を弾くように伸びあがったのは、松の根。
三久部 望未:「炎。熱波か」
三久部 望未:だが、変異したその右半身は、樹木とはとても言えない。樹脂の肌。右腕からレール上に伸びる合金の芯。
三久部 望未:『植物のレネゲイドビーイング』という言葉からかけ離れた人工物の枝葉をしならせて、空中から右腕を構える。
三久部 望未:「あの大水と比べれば、なんてことはない」
三久部 望未:三久部望未は達人である。射撃それ自体ではない−−
三久部 望未:『障害を見切る』達人である。
三久部 望未:がきゅんっ!
三久部 望未:体内より穿つ錆びた金属片が、熱波の壁を奇跡的に擦り抜け
三久部 望未:ワンダーウェークの肩口を抉る。
“ワンダーウェーク”:「……!」手をかざしていた。
百鬼十桜:「させ──ないっ!」
“ワンダーウェーク”:熱波を能動的に凝集し、壁となるはずのそれが、
百鬼十桜:その小柄な背中から盛り上がった影の顎門が、ワンダーウェークの生み出そうとした熱波を呑み込み、喰らい尽くす!
黒灰白雪:さらに、弾丸が幾何学的軌跡を描きながら熱波の中心で暴れ回り、
黒灰白雪:エフェクトを霧散させ、金属片を通す道を作り出す。
“ワンダーウェーク”:「何……ッ!」
三久部 望未:「…………」後方に着地する。彼の、ただそれしか出来ない狙撃を援護した少年二人を見遣る。
三久部 望未:過去を望むのは、希望ではなく。未練だと。「全く。これだから、人間は」
三久部 望未:「ああ、気をつけろ。僕の弾丸は全て。洪水の中で流れてきた金属だ。大概が汚染されている」
三久部 望未:対抗種のバックファイアでHP-3。 残り1です
GM:次は黒灰くん!
黒灰白雪:こちらは待機!
GM:では百鬼くん!
百鬼十桜:はい
百鬼十桜:マイナーアクション 破壊の爪を使用。素手の攻撃力を変更します。
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+3した(侵蝕:105->108)
百鬼十桜:メジャー、コンセ&原初赤@渇きの手でワンダーウェークを殴ります。
黒灰白雪:《支援射撃》!
黒灰白雪:判定ダイス+5!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+2した(侵蝕:96->98)
百鬼十桜:ダイス+5に 命中支援を9頂きましたので、えーっと
百鬼十桜:16dx7+11 装甲無視単体白兵
DoubleCross : (16R10+11[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,4,5,6,6,7,7,8,8,9]+10[1,3,4,7,8]+3[3,3]+11 → 34

百鬼十桜:ひ、低い。でも30は超えた!
黒灰白雪:《リバーサルショット》
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+7した(侵蝕:108->115)
黒灰白雪:達成値+10!
黒灰白雪:黒灰白雪の侵蝕を+6した(侵蝕:98->104)
百鬼十桜:ありがたい。では最終達成値44!
GM:こちらは相変わらずリア不!
GM:ダメージをどうぞ。
百鬼十桜:5d10+10+20+15 装甲無視 命中時HP8点回復
DoubleCross : (5D10+10+20+15) → 33[4,9,7,4,9]+10+20+15 → 78

百鬼十桜:78点の装甲無視です。
黒灰白雪:強い!
GM:ウゲーッ
百鬼十桜:フルパワー4lv相当に逆瀬川さんの支援の力っ!
百鬼十桜:そしてHPが11まで回復します。エフェクト阻害などなければ演出を。
GM:削りきられます!
“ワンダーウェーク”:《燃える魂》で復活。
百鬼十桜:よしっ!
GM:演出どうぞ!
百鬼十桜:「くっ──ああぁぁぁぁぁぁっ!」
百鬼十桜:咆哮──その右半身が影と化し、異形の獣へと変質していく。
百鬼十桜:巨大な顎を保つ獣──否、巨大な顎門そのものと言ってもよい、異形の獣に。
百鬼十桜:「いっ──けぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
百鬼十桜:そして力任せに、自身の右半身──影で構成された顎門をワンダーウェークへと叩きつけ──
百鬼十桜:ぞぶり
百鬼十桜:──その肉体を削ぎ喰らうっ!
逆瀬川 苗:「ひゃあ…」
逆瀬川 苗:(足音を聞いた時から思ってたけど、相当だったな…。)
逆瀬川 苗:「第五は強い子がいますね…」
三久部 望未:「店の床が軋んでたのはアレか……」
“ワンダーウェーク”:「ガッ……!」
逆瀬川 苗:百鬼十桜/純真○/警戒/ロイス
逆瀬川 苗:で取得します
“ワンダーウェーク”:半身を喰らわれながらも、その顎から逃れる。
“ワンダーウェーク”:「クソがっ……!」失った半身が、火炎によって維持されている。
GM:それだけの出力があるということだ。未だに予断を許す状況ではない。
逆瀬川 苗:「急いだほうが良いですね。あの様子で更に侵蝕があがれば、あの人自身が爆弾になる可能性があります」
“ワンダーウェーク”:「マダだ……何も終わっちゃいねえ!」
GM:聖櫃の残滓は行動しないので
百鬼十桜:「もう──終わりにしますっ!」
GM:待機した黒灰くんの手番。
GM:あ、すみません違う
“ワンダーウェーク”:復活後のロジックはこうだ。《加速する刻》。
黒灰白雪:あったのか!
三久部 望未:このやろう!
百鬼十桜:もってたー!
“ワンダーウェーク”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《無機なる四肢》《コキュートス》。
逆瀬川 苗:おのれ
三久部 望未:シーンか!
“ワンダーウェーク”:対象はPC4人!
“ワンダーウェーク”:14dx7+11
DoubleCross : (14R10+11[7]) → 10[1,2,3,4,4,4,4,5,6,7,8,9,9,9]+10[4,5,7,8,9]+10[1,9,10]+10[6,7]+6[6]+11 → 57

GM:あとさっき忘れてましたけど
GM:ドッジダイスは-1個されます
黒灰白雪:ドッジ!
黒灰白雪:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,5,9] → 9

黒灰白雪:無理!
三久部 望未:ドッジ
三久部 望未:3dx-1
DoubleCross : (3R10-1[10]) → 8[8,8,8]-1 → 7

三久部 望未:わぁい末広がり
逆瀬川 苗:暴走リア不!
百鬼十桜:復讐の刃でリアクション
百鬼十桜:百鬼十桜の侵蝕を+6した(侵蝕:115->121)
百鬼十桜:11dx7+14 あらよっと
DoubleCross : (11R10+14[7]) → 10[1,1,2,4,4,7,8,9,9,9,10]+10[2,5,5,6,9,10]+10[6,10]+2[2]+14 → 46

GM:超えやがって……
黒灰白雪:勝利の女神いらない…
GM:ダメージ!
“ワンダーウェーク”:6d10+35 装甲有効
DoubleCross : (6D10+35) → 41[10,4,3,10,10,4]+35 → 76

三久部 望未:リザレクト!
三久部 望未:94+1d10
DoubleCross : (94+1D10) → 94+9[9] → 103

三久部 望未:グワーッ
三久部 望未:馬鹿!
百鬼十桜:支部長へのロイスをタイタス化。教えを守り必ず生きて帰ると言うことで蘇生します!
黒灰白雪:ではこちらは逆瀬川さんのロイスをタイタス昇華!
黒灰白雪:復活!
百鬼十桜:HP18点に
百鬼十桜:ではこちらのダメージ
逆瀬川 苗:ワンダーウェークに憐憫/敵愾○で取ってタイタス復活します
百鬼十桜:5d10+10+20+18 装甲有効
DoubleCross : (5D10+10+20+18) → 34[7,8,7,6,6]+10+20+18 → 82

GM:ダメージでっか
三久部 望未:???
“ワンダーウェーク”:復活後HPでは無理!
“ワンダーウェーク”:《蘇生復活》します。
三久部 望未:しつこい!
逆瀬川 苗:ヒーッ
百鬼十桜:粘る!
“ワンダーウェーク”:「おっ死ね!」火炎と一体化した手をかざす。
“ワンダーウェーク”:最早吐き出されるのは熱気ではない。炎そのもの。
“ワンダーウェーク”:逃げ切ることが出来ぬ原初の異常火炎が、辺り一帯を押し焼く。
百鬼十桜:「──────っ!」損傷の少ない右半身を盾にして、全身が炎に包まれるのを防ぐ。
逆瀬川 苗:「温度が上がり続けていますね…」
黒灰白雪:「くぅ……!」
百鬼十桜:倒れぬのはRVの力に非ず。それはこの任務を託してくれた、大事な人に対する絆の力っ!
逆瀬川 苗:激痛を通り越して無に近づく感覚。植物細胞を足場に肉体再生を繰り返し、どうにか耐えていく
三久部 望未:「この面子で、正解だったな……!」
三久部 望未:密閉空間は蜃気楼に包まれ、通常のエージェントでは、まともに狙いを定める事も難しいだろう。
百鬼十桜:しかしやられたままでは終わらない。右半身が焼き爛れても、まだ左半身が残っているっ!
百鬼十桜:「終わらせると──いいましたっ!」
百鬼十桜:左半身が右半身同様に獣と化し、その巨大な顎門が口を──否、死へと通じる門を開放する。
百鬼十桜:それはワンダーウェークが生じさせた灼熱地獄を超える大きさに至り──
百鬼十桜:ぞりっ──
百鬼十桜:その身体に喰らいつき、血肉を、皮骨を、臓腑をも貪り尽くすっ! そして──
百鬼十桜:「お願いしますっ、黒灰さんっ!」
百鬼十桜:後を──託すっ!
黒灰白雪:「……はい。」
黒灰白雪:銃を構える。
黒灰白雪:「託されたら…応えないわけにはいきません。」
黒灰白雪:「僕はエージェントだから。」
黒灰白雪:手番行きます
黒灰白雪:マイナーでブレイクバレット使用
黒灰白雪:メジャーで“ワンダーウェーク”をアンチマテリアルライフルで撃ちます。
黒灰白雪:そしてDロイス組織の助力とNPC効果を使用します
GM:OK!
黒灰白雪:能力値10、技能レベル5で判定、さらにC値-3!
黒灰白雪:13dx7+14 射撃
DoubleCross : (13R10+14[7]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,7,7,8,8,9,10]+10[1,5,6,9,10,10]+10[3,5,8]+10[10]+1[1]+14 → 55

黒灰白雪:行けた!
GM:ひゅう!
GM:こちらは相変わらずリア不!
GM:ダメージをどうぞ。
百鬼十桜:やったー!
黒灰白雪:6d10+20 ガード不可
DoubleCross : (6D10+20) → 36[4,10,6,10,2,4]+20 → 56

黒灰白雪:あと1d10あった
黒灰白雪:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

三久部 望未:あと活性の霧も
黒灰白雪:あと活性の霧もあったわ…
黒灰白雪:79ね!
GM:HP1装甲なしだってば!
GM:死ぬよ!
GM:これ以上復活もないです。
黒灰白雪:託される。願われる。頼られる。
黒灰白雪:尊敬した師はいつもそんな“希望”を背負って任務をこなしていた。
黒灰白雪:自分もそれに憧れて、晴れてエージェントになった。
黒灰白雪:だが――
黒灰白雪:体験してその重みを知る。足が震えて潰れそうだ。けど、
黒灰白雪:(応えなきゃ。)
黒灰白雪:銃を構える。狙いを定める。訓練した通りに。
黒灰白雪:((お前はまだ子供だから、自衛のための撃ち方を教えてやる。狙いは正確に着けろ。外せば死ぬと思え。))
黒灰白雪:((時間を掛けてもいい。ゆっくりと狙え。時に狙いすませた1発は、ばらまいた100発よりも脅威になる。))
黒灰白雪:呼吸を整えて、撃つ。
黒灰白雪:弾丸は百鬼が切り裂いた炎の軌跡を通り、針の穴を通すような正確さで”ワンダーウェーク”の心臓を射抜いた。
細川亜生:《お見事です、黒灰さん》通信機から声。
細川亜生:《これで、終わりました》
黒灰白雪:「……皆さんの、おかげです。」
“ワンダーウェーク”:彼はそのまま倒れて。
“ワンダーウェーク”:「ぐ……」その体が燃え広がっていく。
“ワンダーウェーク”:「こんな……ところで……時間がねえのに、クソッ……!」
“ワンダーウェーク”:「“終わり”が。“閃光の終わり”が来るんだよ……」
“ワンダーウェーク”:「もう、時間が……」
三久部 望未:「時間……?」
三久部 望未:「ここで終わるお前が。どんな時間を惜しむんだ」
“ワンダーウェーク”:「……フ」
百鬼十桜:「それが何かは僕にはわかりません。けど──」
“ワンダーウェーク”:「それは……そうかもなア」
百鬼十桜:「逃げる時間は無くとも、立ち向かえる時間なら、きっと──」恐らくはなんらかの禍なのだろうと感じ取って。
“ワンダーウェーク”:「……あと8ヶ月だ」
“ワンダーウェーク”:「先に待つ」
黒灰白雪:「………。」
“ワンダーウェーク”:それだけ言うと、彼の身体は燃え尽きて。
“ワンダーウェーク”:どこからかの風に吹かれて、その灰は消えた。
黒灰白雪:少しだけ、悼むように目を閉じて
黒灰白雪:「任務は完了です。」振り返って三人に告げる。
逆瀬川 苗:「はい…帰りましょっかね」
三久部 望未:「ああ。ひどいめにあった」
百鬼十桜:とすん──ではなく、どすん──と、力尽きて腰を落とす。
黒灰白雪:「ええ」
逆瀬川 苗:「少なくとも、今は終わりではないので」
GM:周囲を覆っていた熱も、見る間に引いていく。
百鬼十桜:「はい、帰りましょう」
黒灰白雪:「………くちっ」
百鬼十桜:笑顔で皆に応じて──
黒灰白雪:風を受けて小さくくしゃみする。
黒灰白雪:急に気温が下がったせいだろう。
三久部 望未:「…………」 小さく一息ついて。
三久部 望未:焼け焦げたジャケットを脱いで、黒灰さんの肩に被せる。
黒灰白雪:「………」少し驚いた後、三久部に微笑みを向ける。
黒灰白雪:「ありがとうございます。」
三久部 望未:「任務を早く終わらせたのに、風邪だけ引いたら馬鹿だろう」
三久部 望未:「こちらこそ。期待も、希望もしないとは言ったが」
三久部 望未:「目標通り、仕事が手早く終わったのは、有難い」
三久部 望未:三人に向けて、頬が軽く溶けたままの表情で。「どうも、ありがとう」
黒灰白雪:「………どういたしまして。」三久部に触れたくなる気持ちを抑えて、ジャケットをきゅ、と握る。
黒灰白雪:「優しい方は、好きです。」
百鬼十桜:ぱっと、顔を綻ばせて。
黒灰白雪:にやけた頬をジャケットに埋めつつ、三久部の隣を歩き始める。
百鬼十桜:「こちらこそ、ありがとうございました!」元気に、深々と、最後まで力を尽くしてくれた協力者に頭を下げる。
逆瀬川 苗:「見込んだ通りの方で良かったですよ。」
三久部 望未:「何をどう見込んだんだ……」
逆瀬川 苗:「私情を持ち込まず、任務に誠実で、余剰の部分での気遣いが出来て…へへ」
逆瀬川 苗:「あとはおやつを作るのが上手。私に足りない要素の全部ですね。」
逆瀬川 苗:「細川さんも含めて随分助かりました。ありがとうございました」
細川亜生:《えへへ……》
三久部 望未:「……おだてたところで、何も出ないぞ」
三久部 望未:「木には、登られる方だからな」
三久部 望未:珍しく、冗談めいた言葉を口にして。
三久部 望未:木と金属の混合体を、どうにか人のカタチに戻し、歩き始める。
三久部 望未:「もう戻る。こんな身体でも、日光は恋しいんだ」



GM:戦闘終了。
GM:バックトラック。
GM:Eロイスは《衝動侵蝕》と《自虐の刃》の2個持ってました
GM:使わなかったが……
GM:振る人はどうぞ
三久部 望未:なし
黒灰白雪:ふらない!
黒灰白雪:そして一倍!
百鬼十桜:頂きます。
百鬼十桜:121-2d10
DoubleCross : (121-2D10) → 121-8[2,6] → 113

黒灰白雪:104-4d10
DoubleCross : (104-4D10) → 104-11[1,1,4,5] → 93

黒灰白雪:うおっ出目悪っ
黒灰白雪:生還です
三久部 望未:1倍。ロイス欄が埋まってすらいない
逆瀬川 苗:ふらない!
百鬼十桜:侵蝕率113 ロイスは4つ残ってるので1倍
百鬼十桜:113-4d10
DoubleCross : (113-4D10) → 113-23[5,9,8,1] → 90

三久部 望未:103-5d10
DoubleCross : (103-5D10) → 103-20[1,7,1,10,1] → 83

逆瀬川 苗:104-5d10
DoubleCross : (104-5D10) → 104-24[2,8,6,5,3] → 80

百鬼十桜:よしよし5点枠です。生還ー
三久部 望未:5点生還!
黒灰白雪:5点!
GM:いつもの5点+シナリオ5点+Eロイス2点+Dロイス1点
GM:Dロイスは変異種です。
GM:ここに侵蝕点を加えて全員18点!
GM:GMは25点もらいます
百鬼十桜:受領。そしてお納めくださいませ。
逆瀬川 苗:いただきます!
黒灰白雪:いただきます!
三久部 望未:バリバリグシャア
三久部 望未:いただきます

【エンディング】

GM:【市内某所 喫茶店】
GM:任務の後。あなた達は再びこの地に集められていた。
細川亜生:「みなさん、お疲れさまでした」
GM:テーブルには料理が所狭しと並べられている。
黒灰白雪:「………。」きらきらとした目で料理を見つめている。
細川亜生:「おもてなし、これくらいしか出来ないですけど」
百鬼十桜:ぎゅるぎゅるぎゅるると、盛大に腹の虫が鳴る。
細川亜生:「あっあとこれ!」
逆瀬川 苗:「十分ですよ…へへ。ああ、メロンソーダフロートはありますか…?」
細川亜生:アイスが変に載ったミルクラテを出して。
百鬼十桜:「す、すみません──」そして自分の発した怪音に恥じ入り顔を赤らめる。
細川亜生:「トールアイスライトアイスエクストラミルクラテです」
黒灰白雪:「こ、これが…」
細川亜生:「メロンソーダフロートはー」後ろを振り向く。
細川亜生:「あるっけ……?」
三久部 望未:「メロンソーダとアイスクリームはある。」
三久部 望未:「作れるだろう。それと同じだ」
三久部 望未:(あれがトールアイス以下略なのかどうかは置いておいて)
黒灰白雪:「トールミルクアイスエクストラミルクミルクラテ…」
百鬼十桜:「………………」さっきとちょっと名前が違うような気がするけど、たぶん気のせいだろう、うん。
細川亜生:「ミルク多くない?」
三久部 望未:《オリジン:プラント》を使用。芸術:メロンソーダフロートで判定します
三久部 望未:5dx+8
DoubleCross : (5R10+8[10]) → 9[1,2,3,5,9]+8 → 17

三久部 望未:まさしくメロンソーダフロートとしか言いようがないものを出せる。
黒灰白雪:「こっちもおいしそうです。」
細川亜生:「ほわあ」
細川亜生:「やっぱり望未くんはすごいですよねえ」
黒灰白雪:「三久部くんは料理がお上手なんですね。」
逆瀬川 苗:「やったあ」
百鬼十桜:「うわぁ──」その出来に、年相応に目を輝かせてしまう。
逆瀬川 苗:他の料理よりも先に手をつける
三久部 望未:「…………。人数分いるか」
細川亜生:「ほしい!」
百鬼十桜:「す、すみません。お手間でなければ、僕もお願いできれば──」遠慮がちに手を挙げる。
黒灰白雪:「僕はこのトールミルクミルクエクストラミルクミルクラテがあるので」
三久部 望未:では希望に応えて作っていこう。
細川亜生:「もうみんなミルクだ」
逆瀬川 苗:「ああ美味しい——」
百鬼十桜:「でも黒灰さんのそれも、とても美味しそうです」
黒灰白雪:「ん。」
三久部 望未:興が乗ったのか、ジュース部分がカクテルめいて色分けのされたメロンソーダを作っている。
細川亜生:「ほわあ」それをまた眺めて。
三久部 望未:「このカヴァーも長いんだ。マスターに仕込まれれば、嫌でも覚えるさ」
黒灰白雪:ストローを口から離して、百鬼にカップを渡す。
三久部 望未:「ところで細川亜生。この食事会は任務補償外な気がするんだが、話は通ってるのか?」
黒灰白雪:「あーんしてください。」ストローの口を百鬼の口元に
細川亜生:「えっ」
百鬼十桜:「え?」
細川亜生:「……」
百鬼十桜:振り向いて、思わず開けてしまったその小さな口に──
三久部 望未:「仲介したエージェントの打ち上げまで負担してないだろ」
細川亜生:「わ、わ、私の……」
百鬼十桜:ぱくっ──
黒灰白雪:「おいしいでしょう?」
細川亜生:「私のおごりで……」
黒灰白雪:自分で作ったわけでもないのに得意げだ。
逆瀬川 苗:「気前が良いなあ…」
百鬼十桜:驚きと気恥ずかしさで、先程のとは別の意味で頬を上気させて──
逆瀬川 苗:既にメロンソーダを完飲。
百鬼十桜:「お、美味しいです」こくこくと、頷く。
三久部 望未:「…………。僕を駆り出したから、その線で予算を貰う」
逆瀬川 苗:「甘いもの食べちゃったからあんまり入らないな…。」
細川亜生:「ちゃんと補償に入れとけばよかった……」
黒灰白雪:にこりと微笑む。またエージェントらしい器の広さを見せてしまったことにほくそ笑みながら、
黒灰白雪:ミルクラテを吸う。
細川亜生:「わ、悪いよう」手をパタパタ振る。
細川亜生:「望未くんの報酬は望未くんが貰って下さい」
百鬼十桜:ちょっとだけ、性別不詳な少年が浮かべた微笑みにどきまきしつつ──
逆瀬川 苗:「で……」
三久部 望未:一通り作ったら、バンダナとエプロンを外してカウンターの所に座る。
逆瀬川 苗:「残骸は回収班が処理してくれたんですかね」
細川亜生:「はい。遺産管理局でしたっけ?そこの人が引き取ってくれました」
細川亜生:「エネルギーを吸いつくされてたのも多いから、どこまで機能してるのがあるかは怪しいですけどね」
百鬼十桜:しかし任務の話題が上がったことで、表情を引き締める。
黒灰白雪:ほっと一息つく
逆瀬川 苗:氷の周辺でこおりついてるアイスのかけらを削りながら食べている
逆瀬川 苗:「いや、トラブルが無いのならそれが一番…へへへ」
逆瀬川 苗:「やどり支部長に迷惑がかからなければ、ね。お咎めもないので…」
細川亜生:「迷惑だなんてそんな……」
百鬼十桜:「他にも少し、気になることを言ってましたよね──」そして気にかかってたことを、口にする。
細川亜生:「とっても頼りになりましたって、やどりちゃん支部長には報告しますよ~」
百鬼十桜:「──“閃光の終わり”」繰り返し、あのジャームが告げていた言葉を。
逆瀬川 苗:「そりゃあありがたい…何しろあれだ。後輩には沢山どやされてますから。ちょっと頑張らないとね」
三久部 望未:「8か月か」
細川亜生:「本当なんですかねえ」
細川亜生:「ノストラダムスでしたっけ?あれとおんなじじゃないんですか?」
百鬼十桜:「少なくともあの人は、ソレを信じて、心の底から恐怖してたんだと思いました」
黒灰白雪:「FHの作戦期日とか…」
細川亜生:「ああ、成程」手を打つ。「警戒に越したことはないですね」
百鬼十桜:「ひょっとしたら、ジャーム化した原因かもしれません」
黒灰白雪:「…………」首を横にふるふる
百鬼十桜:喉の乾きを覚えて、ソーダを一口喉に流し込む。
黒灰白雪:「いえ、推測が過ぎました。でも警戒は必要だと思います。」
逆瀬川 苗:「ははは、この市は何しろその手の話題に事欠きませんからねえ…」
百鬼十桜:「はい、僕もそう思います。黒灰さん」<警戒は必要。
細川亜生:「いっぱいあると麻痺しちゃいますよねえ」
逆瀬川 苗:「でもまあ、あの時も言ったけど、今ではないですから。」
百鬼十桜:「梁田支部長にもご報告して、警戒して頂こうとも」
黒灰白雪:「僕は門外漢なので、そのあたりは専門の方に任せます。」
逆瀬川 苗:「8ヶ月後だろうと、明日だろうと、来たる日に対して備えるのが我々の仕事…へへへ」
逆瀬川 苗:「これ、やどり支部長の言葉だっけな…多分そうです」
三久部 望未:「しまらないな……」
細川亜生:「これで終わりじゃないんですから、締まらなくていいんじゃないかな?」
細川亜生:「打ち上げはこれからですよ」
黒灰白雪:こくこくと頷く
百鬼十桜:「あっ! す、すみません。変なことを言ってしまって──」
逆瀬川 苗:「ははは、職業病…」
百鬼十桜:「そうですね。今はまず、皆さんと無事に任務を終えられたことに、感謝しないとですね」
逆瀬川 苗:「私はぁ、支部長ほど賢くもなければ、未来に対する先見性もないので…」
逆瀬川 苗:「やるべきことをやるだけですよ…はい。取り敢えずは目の前の甘いものを片付けることとか」
百鬼十桜:「はい!『力を抜く時は抜け』と、教わったばかりでした。今日は全力で力を抜こうと思いますっ!」
百鬼十桜:矛盾した命題に対する意気込を語る。
細川亜生:「そうそう。だらー」弛緩してみせる。
三久部 望未:「それなら、僕はもう寝る」
逆瀬川 苗:「…おなかいっぱいだ…」
三久部 望未:「またしばらくは、任務なんて出ないぞ」
逆瀬川 苗:「いやだな…鵠ちゃんに見つけられたら『もっと食いなさい!』って言われちゃう…」
黒灰白雪:「僕もおなかいっぱいですけど…どれもおいしいです。」
細川亜生:「おつかれさまー。じゃあ次は私の番かな」
細川亜生:「その時は望未くん、しっかりオペレートしてね」
三久部 望未:「……そういう順番なのか?」
三久部 望未:げんなりした顔をしつつ、二階の私室(住み込みである)へと上がってゆく。
黒灰白雪:「………。」
黒灰白雪:ちゅー、とミルクラテを飲み切ってから
黒灰白雪:密かに打ち上げを抜けて三久部の後を追う
三久部 望未:「…………」私室の扉に手を掛けたところで、足音に気付く。
黒灰白雪:「あの」
三久部 望未:「何だ。メロンソーダフロートか?」
黒灰白雪:首を横にふるふる
黒灰白雪:「謝りたくて。」
黒灰白雪:「僕が希望について語った時、三久部くんは」
黒灰白雪:「悲しそう…苦しそう…いやそう………?」
黒灰白雪:「ともかく、いい顔はしてなかったから。」
三久部 望未:「ああ……」
三久部 望未:「そんなことか。いちいち、気にするものじゃない」
三久部 望未:「それだけか。だったら僕はもう寝るよ」
黒灰白雪:「気になります。」
三久部 望未:「だから……」と言い掛けて、押し問答で
黒灰白雪:「僕は僕の好きな人にそういう顔をさせないため、エージェントになったんですから。」
三久部 望未:押し問答では勝てないと思いだす。
黒灰白雪:「……よければ、聞いてもいいですか?」
黒灰白雪:「僕の言葉に、三久部くんがどう思ったのか。」
三久部 望未:「聞いたら大人しく帰るんだ」
三久部 望未:「僕は、人々の希望になるために生まれた」
三久部 望未:「僕のプロフはどこまで書かれていた? 松の木のRBという以上は?」
黒灰白雪:「……“奇跡の一本”、“希望の樹”」
黒灰白雪:「そう呼ばれていたって…。」
三久部 望未:「また中途半端だな。……10年前、ここから遠く離れた都市で、大きな洪水があった」
三久部 望未:「千人、万人が被害を受けた大災害だった。復興には、資金や補償以上に、何より活力が必要だ」
三久部 望未:「彼らは、堤防林の中で、ただ一本だけ残った木に目をつけた。つまり僕だ」
三久部 望未:「かろうじて樹木の体裁を為していたとはいえ、洪水に飲み込まれた木だ。根は腐り、流された車や家の残骸が突き刺さって、洪水で溢れた下水からの化学物質にも汚染されていた。それを、彼らは金属芯で、合成樹脂で補強して、無理やり維持した」
三久部 望未:「全て、人々に『希望』を与えるためだ」
三久部 望未:「けれど。そうだな。黒灰白雪の言う通り。あれは希望ではなく、未練と呼ぶべきものだったんだろう」
三久部 望未:「そういう見方を、考えたことはなかったからな。だから、おかしな顔をしていたのかもな」
黒灰白雪:「……でも、僕にとっての三久部さんは縋るための過去じゃないです。」
黒灰白雪:三久部に一歩近寄る。
黒灰白雪:「僕、この任務が初めてだったんです。エージェントとしての初めての任務。」
黒灰白雪:「不安でいっぱいだったけど、三久部くんの“ありがとう”で全部報われた気がした。」
三久部 望未:「そうか。無事の達成、喜ばしいことだ」
黒灰白雪:「また三久部くんに“ありがとう”って言われたり、三久部くんの料理やお茶を飲んだりしたい。」
黒灰白雪:「だから、三久部くんは僕にとっての“希望”なんです。」
黒灰白雪:にこりと微笑む
黒灰白雪:「また何かあったら頼ってくださいね。」
黒灰白雪:「今日よりうんと、エージェントらしくやりますから。」
三久部 望未:「黒灰白雪」
黒灰白雪:「………はい。」
三久部 望未:「何度でも繰り返す。僕は、他人に期待しない。求めない。僕が人間にされたようなことは、誰にもしないと決めているからだ」
三久部 望未:「今、この街に居るのも。似たようなことが起きないかを、見張っているからだ」
三久部 望未:「僕は人間が嫌いだ」 きい、と扉を空ける。 「……だが」
三久部 望未:「トールアイスライトアイスエクストラミルクラテは、そこまで嫌いじゃない」
三久部 望未:「お前が次に来る時までには。メニューに加わっているかもしれないな」
三久部 望未:ばたん、と扉が閉められる。それで、終わり。
黒灰白雪:「………。」
黒灰白雪:言葉をゆっくりと飲み込んで、
黒灰白雪:閉められた扉に背を預ける
黒灰白雪:「…………また来ますね。三久部くん。」
黒灰白雪:そう呟いてから体を起こし、階段を下り始めた。

『おほみづさりて』 終