『アカデミア月面戦争/Hole on the Moon』


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PC1:クースディシア(DT)
キャラシート



PC2:ラディッキオ(ぺんさん)
キャラシート



PC3:刑部クロオ(猫口@)
キャラシート



PC4:正午院スミカ(めかぶ)
キャラシート



【Index】

◆Opening
00/月の真実を識るがいい
01/正午院スミカ
02/刑部クロオ
03/ラディッキオ
04/クースディシア
◆Middlephase
01/今のところ何も起きてないんでしょ?
02/そんな公式燃料投下…聞いてない!
03/どうしても来てもらわないと困るって感じでしょ、それ
04/情報収集
05/今は集中してほしい……私を守ることに
06/いい奴の為なら吝かじゃない
07/信頼と、好意を寄せている
08/できてるか分かんないからって悩む時間が無駄でしょ
09/月面旅行には間に合いそうか?
◆Climax
Climax/『アカデミア月面戦争/Hole on the Moon』
◆Ending
01/今日もアカデミアは平和です
02/ラディッキオ
03/刑部クロオ
04/クースディシア&正午院スミカ

■トレーラー

■トレーラー
 オーヴァードアカデミアで緊急事態が発生した。 月面人がアカデミアの一画を占拠し、うさぎカフェの経営を開始したのだ。
……『月見茶会』は月面人を名乗る少年が取り仕切るうさぎカフェである。アカデミアからの正式な認可の下に始まったこの店は、人気の過激な向上に伴い、不穏な噂の中心となっていく。

 姿を消す生徒。
 地下部屋の秘密。
 二人の仮面の少女。
 ディオゲネスクラブ。
 筋骨隆々のウサギ獣人。

 新月の夜が如く閉ざされた暗闇の中、満月の夜に得意客を招いて開かれる『月面旅行』。
『取り返しのつかないことになる』。その予告は、何を意味するのか。

――偽りの光の下、人は虚ろな月を見る。

 ダブルクロス3rd Edition
『アカデミア月面戦争/Hole on the Moon』
 ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


■PC紹介

GM:ということでまずは参加PCのみなさんに名乗りをあげていただきましょう。今回は全員初登場! フレッシュネスメンバー!
GM:□PC1 クースディシア・フォンド
GMキャラシート
GM:PC番順でいきます。クースディシアさんお願いしまーす。
クースディシア:はーい
クースディシア:クースディシア・フォンド。高等部、保健委員。
クースディシア:祖国を追われ、オーヴァードアカデミアに留が……亡命してきました。
GM:留学、留学
クースディシア:長期休みにはたまに実家に帰ります。亡命者生活は大変です。
GM:……亡命?
クースディシア:そんな不幸な境遇なので、ちょっと口調は悪いような感じですが
クースディシア:どう見積もっても不良の域には踏み込めない感じ。無遅刻無欠席。
GM:優等生じゃん!
クースディシア:そんな感じで当たり散らかし気味にじゃれあっていけたらなあと思うので
クースディシア:なんかそういう生き物として扱ってください。
クースディシア:あ、ランクはBランクのサポーターです。
GM:なんかついてくるけど懐かないネコみたいな……
クースディシア:性能的には自他に攻撃力バフを掛けながらマルチロックしてポコポコ殴ります。
クースディシア:Bランクのサポーターです。
GM:Bランク……
クースディシア:あと、Dロイスは吸血鬼です。巡りが良ければ味方をたくさん復活させられる可能性もなくもないです。
GM:《赤き聖餐》も《多重生成》が乗ります!
クースディシア:みんな倒れっぱなしじゃないといけないからまず機能しないですけどね……
GM:Bランク……?
クースディシア:あとは
クースディシア:特筆すべき点として、麗しの容貌を持っています。要はそんな感じ!
クースディシア:以上!よろしくおねがいします!
GM:う、美しい……ハッ! ではそんな感じでよろしくお願いします。
GM:あとこのタイミングでハンドアウトは貼っておくんだよな……
PC1:クースディシア・フォンド シナリオロイス…秋月円(あきづき まどか)  推奨感情…P:好意/N:隔意
君の同級生である秋月円は、オーヴァードの弟・秋月照を持つ一般人生徒だ。
ある日彼女は、月面人が経営すると噂のうさぎカフェ『月見茶会』の予約優待券を手に入れて来た。
だが予約当日まで、スペースの都合により5人1組でなければ入店できないという事実に彼女は気付いていなかった!
元よりあまり友人の多くない円に泣きつかれた君は、同情か、ウサギ目当てか、残る3人のメンバー探しに付き合うことにした。
クースディシア:……事前に気づけ!
GM:友達が少ない上にちょっとドジな同級生に友達として縋り付かれました。
GM:オーヴァードとしてのチカラも持たぬ一般生徒ではありますが、多分保健委員の関係で顔を見知って、そこから仲が近づいたのでしょう。同級生だし……
GM:助けてあげてね!
クースディシア:しょうがないな~
GM:実際にロイスを取るのはOP終わったタイミングでお願いします。何か質問とかありますか?
クースディシア:だいじょうぶ!
クースディシア:しかし3人のメンバーとは一体……
GM:OKです! それじゃ次行きまーす
GM:PC2はスキッポしてー
GM:□PC3 刑部クロオ
GMキャラシート
GM:黒一点のクロオ! 自己紹介をよろしくお願いします。
刑部クロオ:はい!刑部クロオ!勝手に”風来番長”に任命されていた男です!
刑部クロオ:UGNチルドレンとして戦っていましたが、大きな作戦が終わり休暇がてらアカデミアに送られました。
GM:日常という名のバカンス……
刑部クロオ:普通の高校生らしくしようとしていますが、目つきの悪さやら纏う雰囲気のせいでやたら問題に巻き込まれがち。
刑部クロオ:喧嘩を拳で仲裁してたらいつの間にか番長になってました。
GM:巻き込まれ系男子!
刑部クロオ:外見は三白眼でツンツンの短髪と、いつでも羽織っている緑のミリタリーコートが特徴。
刑部クロオ:口調は乱暴で不良でもあるけど、あからさまな犯罪をしないくらいには良心があります。
GM:あからさまでない犯罪は……?
刑部クロオ:悪い子だから不意に夜中に出歩いてしまうぞ!
刑部クロオ:わるいぞ!
GM:わるい!
GM:もんげん!
刑部クロオ:性能は低侵蝕アタッカー。侵蝕3で殴れることをいいことにシナリオ1回だけメジャー3回攻撃が出来ます。
刑部クロオ:スタードダッシュで走る!殴る!《セレリティ》と《ライトスピード》でもっと殴る!
刑部クロオ:という感じです。
GM:こわっ……
刑部クロオ:パーティの黒一点、頑張りたいと思います!
刑部クロオ:以上、よろしくお願いします!
GM:頑張ってくれ! そんな男のハンドアウトはこちら!
PC3:刑部クロオ GM
シナリオロイス…白兎耳の仮面少女  推奨感情…P:庇護/N:不信感
月光が辺りを照らす夜、海岸近くを巡回していた君は、一人の少女と出会う。
白い髪に、白い兎耳、目元を覆う白い仮面の奥には、赤い瞳。彼女は「『月見茶会』を終わらせて欲しい」と頼む。
更に話を聞こうとする君から、しかし逃げ出してしまう白い少女。そしてそれを阻むように現れる、ウサギ獣人。
『月見茶会』。それは最近話題のうさぎカフェの名――はたしてそこに、一体何があるのだろうか。

刑部クロオ:あ!早速夜中に出歩いている!これは紛れもなく不良!
GM:巡回と書いてはありますが、もちろん巡回など知ったことではなく、不良行為で問題ありません
刑部クロオ:おお、了解です。不良行為にしておこうかな。
GM:不良が……美少女にお願いされて……そういうところだぞ!
刑部クロオ:美少女にお願いされる…いいね!
GM:ともあれそんな感じです。何か確認しておきたいこととかあります?
刑部クロオ:あと…ウサギ獣人……?
刑部クロオ:いや、見間違いだろう……こちらは大丈夫です!
GM:ウサギ獣人はウサギ獣人ですね。筋骨隆々で、ウサギです。
GM:だいじょうぶなようでなによりです。では進めていきます!
GM:□PC4 正午院スミカ
GMキャラシート
GM:それでは正午院さん、自己紹介お願いします!
正午院スミカ:はーい!エル・オー・ブイ・イー! 男・装・さ・ま!イエーイ!
正午院スミカ:男装番長親衛番長こと正午院スミカです! 番長連に所属している中等部二年生です。
GM:自己紹介第一声がそれ……すごい熱だ……
正午院スミカ:男装番長の行く先々にどこからともなく現れて、キャーキャー言う女子集団のトップをしています。
正午院スミカ:なんというか、あの
正午院スミカ:私の「男装番長ってめっちゃ良くない?」という気持ちをそのままPCにしてみました。
GM:すごく感じます。
正午院スミカ:男装番長と仲良くなりたいとかはマジで何も考えてないからね!
正午院スミカ:PCについては、乙女趣味が高じすぎている以外は、いたって普通の女子生徒ですので、
正午院スミカ:真面目に番長連活動に取り組みつつ、皆様と親交を深めていけたらうれしいです。
GM:OKです。中二にしてトップの熱量……見せてもらおう。
GM:ちなみに距離感としてはどんな感じです? 声かけられたりしたら死ぬ?
正午院スミカ:握手会にいる濃いオタクの感じですね
正午院スミカ:本人は、平静を装えていると思っています
GM:なるほどなるほど。OKです。
GM:ではそんな最長名前番長のハンドアウトはこちら!
PC4:正午院スミカ シナリオロイス…"ラーズグリーズ"  推奨感情…P:執着/N:嫌悪
月光が辺りを照らす夜、空港近くで君ははメガネ型の仮面を付けた女生徒と遭遇した。
ディオゲネスクラブの"ラーズグリーズ"と名乗った彼女は、どうもこのシナリオでは捕まりそうにない雰囲気を帯びている。
彼女はどうやら、うさぎカフェ『月見茶会』を舞台に、何か取り返しのつかないことを起こそうとしているらしい。
「止めたければ『月見茶会』に来るがいい!」 彼女の言葉を受けた君は、早々に問題のうさぎカフェへ赴く。
GM:ディオゲネスクラブ担当です。
正午院スミカ:このシナリオでは捕まりそうにない美少女ライバルというわけね!
正午院スミカ:何か取り返しのつかないこととは、許せないぜ
GM:許せない感じにしていこうと思っています。まあ感情は実際に会ってからで!
GM:何か確認しておくこととかありますか?
正午院スミカ:オッケーです。大丈夫ですー!
GM:オッケです。それじゃあ次は遅れてきた"ヤツ"の番……!
ラディッキオ:はいはい
ラディッキオ:無……
GM:□PC2 ラディッキオ・レーラ
GMキャラシート
GM:書式を整えたくて! ラディッキオさん自己紹介お願いします!
ラディッキオ:どうも。謎めいたクール系美少女のラディッキオ・レーラです
ラディッキオ:とても病弱ですぐに全身から血を吹き出して倒れます。
GM:心配
ラディッキオ:代わりに体育系の受業はすべて免除……皆が入れない怪しげな研究施設にも入れる特権階級を手に入れたのだ
GM:特権階級、そういう
ラディッキオ:まあ性能的には最大HPを1にすることでリザレクトで上がる侵食値を1に抑えて
ラディッキオ:かつアイテムで他の諸々の侵食地も抑えつつ、クライマックスではカバーしたり特権階級で自分のロイスを他人に使って
ラディッキオ:蘇らせたり火力を上げたり、まあそういう事ができればいいなと思ってます
GM:『最大HPを1にすることで』
ラディッキオ:あとは生命治癒に超越的能力をかませることで
ラディッキオ:オーヴァードでも同意があればあらゆる病とあらゆる傷を癒やすことができるぜ!
GM:一応言っておくけどデータ的なHP回復処理はダメだかんね!
ラディッキオ:というコンセプトのキャラだよ。
ラディッキオ:モチのロン!
ラディッキオ:キャラ的には図々しい感じのクール系キャラです。
GM:あっ、図々しいんだ
ラディッキオ:「私は病弱なのでこの階段は自力で登れそうにありません」
ラディッキオ:とか言って誰かに抱えてもらったりするようなやつを目指します
GM:ず、図々しい……
ラディッキオ:皆とも適度に仲良くなれたらいいなあと思って今s。よろしく!
GM:よろしくお願いします。それではそんなあなたのハンドアウトはこちら!
PC2:ラディッキオ・レーラ シナリオロイス…動物園愛護(どうぶつえん あいご)  推奨感情…P:信頼/N:猜疑心
君の同級生である動物園愛護は、謎めいた所があるものの、動物と心通わすことを愛する穏やかな男子生徒だ。
最近はいろいろ噂のうさぎカフェ『月見茶会』でうさぎの世話をしており、なんだか幸せそうである。
そんな愛護が、ふとした拍子に『月見茶会』の地下には人に見せられないものがある、と漏らした。
それ以上の真意を語ろうとしない愛護。君は興味か、暇潰しか、ともあれまずは『月見茶会』を目指すことにした。
ラディッキオ:謎めきコンビ
GM:初期ハンドアウトだと、動物園、男子生徒って名言してなかったんですけど、男子生徒です。一応そこは大丈夫?
GM:別に女子でもシナリオ破綻とかしないので今なら変えられるけど……
ラディッキオ:女の子だと思ってたけど男の子で平気だよ~
GM:ウッス! 謎の動物好き男子Xの失言を元に『月見茶会』を目指してください。
GM:感情とかはあとで大丈夫。あと確認したいこととかあります?
ラディッキオ:もしかしたらそこに聖杯があるかもしれないしな……
ラディッキオ:探すぜ
ラディッキオ:ラーズグリーズちゃんって胸大きいんですか?
GM:小さいです
ラディッキオ:理解した
ラディッキオ:後は大丈夫です
GM:はーい。ありがとうございます!

◆Opening 0 シーンプレイヤー:なし

GM:――『自分』。
GM:『自分』を『自覚』することができるようになるまで、遥かな時間がかかった。
GM:本来ならば、目覚めるはずのなかったものだ。本来ならば、生まれるはずのなかったものだ。
GM:なのに――
GM: … だけが、自分を見つけてくれた。 … だけが、自分を認めてくれた。

GM:世界が。
GM:世界が、そんな … を追い詰めるのであれば。
GM:――自分が、この世界を塗り替える。
:「……さあ」
:「月の真実を識るがいい」


◆Opening 1 シーンプレイヤー:正午院スミカ

GM:さて、最初のOPは正午院さんです。登場ダイスなど振って登場してね!
正午院スミカ:1d10+37 はーい
DoubleCross : (1D10+37) → 8[8]+37 → 45


GM:空に月の輝く夜――
GM:君は番長連の自主活動として、アカデミアの夜警をしていた。今日の担当は学園島の最北西に位置する空港である。
GM:学園島中心部から距離があるし、電車も走っていない時間なので、見回りエリアとしてはちょっと敬遠されがちな場所である。
GM:狂うような夏の熱も冷め、秋の気配の風が吹く今日のような夜は、心地よさと肌寒さが入り混じり、番長たちに敬遠されるのもなおさらだろう。
GM:――だが、そのように人の敬遠する場所をこそ、率先して担当するのが、"男装番長"という人でもある。
GM:君は、彼が今日空港周辺を担当していることを知ってか、それとも期待してか、あるいは純粋に番長としての意識でか……
GM:経緯はどうあれ、空港周辺を君は一人で夜警しているところであった。
正午院スミカ:ふわふわした髪の毛が揺れる。白いニーソックスが特徴的。
正午院スミカ:「…この角を曲がったところ、もしかして……」曲がる。「いない」
正午院スミカ:「……ダメですスミカ。距離感を誤っては親衛隊失格。隊長として恥です」
正午院スミカ:「これは決して恣意的なものではありません。偶然おなじ場所をパトロールしているだけ」
正午院スミカ:「だから偶然会っちゃったらそれはマジで偶然なので、スミカは悪くない」
GM:ガサリ。そう呟く君の耳に、次の角を曲がった辺りから発せられた物音が届く。
正午院スミカ:「うっかり、出会ってしまって、その場合、誰もいないところで、二人きりになるけど、それは偶ぜ、うわ、やば、それやっば」
正午院スミカ:「うひゃ! 何でもありませんなんでもありません!」
GM:返事や合いの手などといった物音はない。
正午院スミカ:「…………?」
アカデミアウミネコ:「ウミャー」
GM:警戒している君の目の前を、アカデミアウミネコが横切っていく。彼の発した音だったようだ。
正午院スミカ:「(男装さまに聞かれてたら死ぬところでした)」
GM:そんな感じで君は見回りを続け、やがて空港沿いの道へ。
GM:フェンス一枚を挟んだ先は、もう空港の敷地内。そしてこの道を確認すれば、もう見回りも終わりである。
GM:――その、フェンス一枚を挟んだ空港の敷地内側に、人影があった。
GM:それは小柄な少女の影。そう長くない髪を夜風に流しながら、滑走路の端を歩いている。顔は見えない。
正午院スミカ:「ふう、ダメですスミカ。仕事は仕事。妄想は妄想」
正午院スミカ:「妄想するのだけは自由――……」「あら」
正午院スミカ:「ちょっと、あなた!」声をかけます。「こんな夜更けに何をしてるんですか?」
女子生徒:「……あら、あら。風紀委員は今日はこっちに来ないと思ってたんですけれど」
女子生徒:「番長連の人かな、うーん……」 ぶつぶつ呟いているけど、返事をしたり振り返ったりする様子はない
正午院スミカ:「ちょっと、女子生徒ひとりで出歩いては危ないですよ!」
正午院スミカ:「私は男装番長親衛番長の正午院です。風紀委員ではありません!」
正午院スミカ:「むむ、反抗的態度」フェンスを乗り越えられないか探しますね。
女子生徒:「あらら、やっぱり番長連。うーん、読めないんですよね……困るなあ」
GM:乗り越えようと思えば判定なしで大丈夫です。有刺鉄線とか電流線とかはない。
正午院スミカ:じゃあ乗り越えちゃおう!スカートがひらりと翻ります。
女子生徒:「……ふふ。身軽に線を越えてくるのね。情熱的」
女子生徒:「でもね、仕方ないじゃないですか。都会は建物も多いし、空気も汚いんで、駄目なんですよ」
女子生徒:「星に光は届かないし、月までの間にも見えない何かがあるみたい。だからここまでやってきて」
女子生徒:「探っていたんです――月の角度を」
正午院スミカ:「いったい何を言ってるんですか…?」訝しげに眉を寄せる。「ともかく、あなたのお名前を…」
女子生徒:「――"ラーズグリーズ"」
正午院スミカ:「え?」
"ラーズグリーズ":「そう名乗り、またそう呼ばれています。そう、ディオゲネスクラブの……"ラーズグリーズ"!」
"ラーズグリーズ":振り返りながら、天を指差す。その顔には、眼鏡型の仮面。
正午院スミカ:「ディオゲネスクラブ……!」表情が一変する。
"ラーズグリーズ":「今夜はゆっくり『月見茶会』のためのムーンコレクトの気分でしたが、仕方ない! 殺しはしません。少し大人しくしててくださいね、男装番長親衛番長!」
GM:彼女がそう言うと、天を指差し伸びた影の隙間から、細く黒く鋭角的なシルエットが実体を持って現れます。
GM:君は知っているかもしれないし、話に聞いただけかもしれない……自立型仮面! ディオゲネスクラブの使役する、無機質の尖兵!
正午院スミカ:「待ちなさい、おとなしく帰すと思ってるんです、か――!?」
"ラーズグリーズ":「あはは、それはこちらの台詞です! さあ、レッツゴー!」
GM:自立型仮面は刃のような四肢を振りかざし君に襲いかかってくる。単体なので演出で倒せる!
正午院スミカ:「甘く見ないでくださいな!」翻るスカート、太ももに装備したリボンスティックを抜き取る。
自立型仮面:「シュアーッ」
正午院スミカ:リボンが鞭のようにしなる。自立型仮面を縛り上げ、動きが止まったところに、飛び蹴りをお見舞いするよ。
自立型仮面:「シュアーッ!?」 風の漏れるような音を声のように上げながら吹き飛ぶ!
"ラーズグリーズ":「なるほどそういう系ですか……ではこれならどうでしょう?」
GM:"ラーズグリーズ"が指を鳴らすと、そこらじゅうの影という影から自立型仮面が姿を表す。
GM:包囲されることになる……危険!
正午院スミカ:「……! ラーズグリーズ!」
"ラーズグリーズ":「ちょっと大人しくしていて欲しいんですよね! 別にアナタに興味はありませんが……」
"ラーズグリーズ":「『月見茶会』の大仕掛けはそろそろ結実しようとしているんです。思った以上に上手くいっている! そしてそのために必要なことなんですから!」
正午院スミカ:「月見茶会…? …あなたの企みを、むざむざと見過ごす訳ありません!」
"ラーズグリーズ":「見過ごさせるためにこうしてるんですよ! ……さあ、行って!」
自立型仮面:"ラーズグリーズ"の合図と同時、自立型仮面たちが一斉に飛びかかってくる……その時!
正午院スミカ:「くっ…!」
GM:――空に銀の光が閃いた。
GM:光線は、確かな実体ある金属の棒だった。否、槍であった。飛来したそれは、自立型仮面の中核を一撃で貫く。
GM:遅れてその槍に追いついたのは、長い銀髪の男。流れるような動きで槍を引き抜き、手近の敵を突き穿つ。
正午院スミカ:「だ……男装番長さま!」
男装番長:払い、蹴り、投げ、打ち、貫き――全挙手全投足を攻撃と化しながら、精密な機械めいて、されど流麗な円舞めいて、次々と自立型仮面たちを粉砕していく。
男装番長:月光の下、長い銀髪は風に舞い、汗の雫が僅かに散り、煌めく――
正午院スミカ:「ああ。ああ………」目が潤んでいる。
男装番長:「――怪我はないかい?」 乱れた髪を直しもせず、彼は君に尋ねた。
正午院スミカ:「素敵……刺されたい……仮面になりたいしここで死んだら天国に行けそう」
正午院スミカ:「はっ、あ……あ、えと、その」「はい。大丈夫ですわ」よそよそしい。
男装番長:「そうか。間に合って良かった」 彼は優しい笑みを浮かべ、それから一転、毅然とした表情で"ラーズグリーズ"に槍を向けます。
男装番長:「……さて、何のつもりかは知らないが。ディオゲネスクラブとなれば、要件はいくらでもある」
"ラーズグリーズ":「くっ、会いたくないヤツが来た……公明正大、質実剛健、文武両道。その有り様に一片の曇りも隙もない……男装番長!」
"ラーズグリーズ":「さすがに彼の相手は面倒です! 今日の所は引き上げましょう……!」 "ラーズグリーズ"は指先から閃光を発し、姿を消します。
正午院スミカ:「素敵ですわ、男装さま!」
男装番長:「くっ……」 男装番長は攻撃を警戒し、外套をはためかせ正午院さんを庇う!
正午院スミカ:「はあん!」
"ラーズグリーズ":「……どうせこの動きは止められない。それでも抵抗しようっていうなら……止めたいのであれば、『月見茶会』に来るがいい! 来れるものなら、ですけどね!」
"ラーズグリーズ":彼女はそう言い捨てて、そのまま姿を消しました。
正午院スミカ:「えっ、はあ、なぜ、どのようにして、この距離感、うわ良い匂いがする、やばい」息も絶え絶えだ。
男装番長:「くっ……目眩ましか」
正午院スミカ:「はあ、はあ、はあ……」大きく息を吸い込んでいる。
男装番長:「いいや、言い争うような声が聞こえたからね。ケンカであれば仲裁しようと足を伸ばしたら、この通り」
男装番長:「……大丈夫かい?」 男装番長が君の顔を覗き込んでくる
正午院スミカ:「ひい!」雄たけびだ。
男装番長:「おっと……ごめんね。驚かせてしまったかな」 スッと距離を取る
男装番長:「女の子を相手にデリカシーがなかったね。どうもガサツでいけないな……許しておくれ」
正午院スミカ:「いえ、い、いけませんわ。男装さまとそのような仲になるのはやぶさかではありませんが、隊を裏切る行為で……」
男装番長:「?」 不思議そうな表情で首を傾げたが、やがて槍を構え直す。
男装番長:「……さて。私は今のヤツを追う。所詮は目眩まし。まだ探せば見つけられるかもしれない」
男装番長:「君は一人で拠点に戻り、総番長にこのことを報告するんだ。できるね?」
正午院スミカ:「そ、それならお供いたしま……」息を呑む。「…はい……」
正午院スミカ:「男装さま、ええと、その。お気をつけてくださいね……」
男装番長:「ありがとう。君も気を付けて」
男装番長:煌めく銀器のような笑みを浮かべると、男装番長は風のように姿を消しました。
正午院スミカ:頑張って微笑み、見送ります。
正午院スミカ:「…………」
正午院スミカ:「……」
正午院スミカ:踵を返し、歩き出そうとして、ひざから崩れ落ちる。
正午院スミカ:「無理……………」顔が真っ赤だ。
正午院スミカ:「やばい……好き……全部好き……」地面に倒れ付している。
正午院スミカ:「生きててよかった…あっ、動画撮っておけばよかった」
正午院スミカ:「はあ…………」深い深いため息をつく。「男装さま………」
正午院スミカ:回復には時間がかかりそうだ。

GM:では回復を待っていると日が暮れそうなのでシーンを切ります!
GM:この後君は番長連に報告に上がり、この件の調査を任せられるのだ。
GM:という訳で"ラーズグリーズ"にシナリオロイスを取得してください。……覚えてるよね?
正午院スミカ:お、おぼえてますよ!スミカと男装さまの愛のキューピッドだもん!
GM:当て馬!
正午院スミカ:執着 /脅威:○ で取得します!
GM:せんきゅー! じゃあ次に行きます!

◆Opening 2 シーンプレイヤー:刑部クロオ

GM:登場ダイスを振って登場してください
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:37->47)
刑部クロオ:ぐえー!幸先がいい!
GM:アゲていこうぜ!

GM:空に月の輝く夜――
GM:ざざん、ざざん。穏やかに、しかし力強く、海の波が岸を打つ。
GM:君は波の音が心地よい、海沿いの道を歩いていた。経緯とか理由とかは、神様と君だけが知っているところだ。
GM:膨らんだ上弦の月は、地上に光を投げかける。屋根の下で眠る者たちにも、目を開けてここにいる君にも、等しく。
GM:……で、何でこのへんを歩いているんだろう。不良行為?
刑部クロオ:眠れなくてここにいる感じですかね。
刑部クロオ:月は、嫌いだ。あの青白く不気味な光は心をざわつかせるし、
刑部クロオ:古傷の痛みとともに嫌な記憶を思い出させる。
刑部クロオ:月を見上げながら鎮痛剤を口に含み、呑み込む。
GM:喉から胃へ錠の落ちる、もはや慣れ親しんだ苦味と感覚。
GM:そうして見上げた顔を地上へ戻した時……
GM:――月に照らされた夜の地上に、君は白い光を見た。
刑部クロオ:「……?」
GM:それは人だ。美しく白い肌、透き通るような白い長髪、ドレスのような白い服。
刑部クロオ:睡魔が毛布を掛けてくれるまでは海を眺めていようかとも考えたが、光に視線を向ける。
GM:しかしその頭上には白い兎の耳が揺れる。
GM:その影は少女の体躯をして、ぼうっと道端に立ち、君を見ていた。
刑部クロオ:「………なんだよ。」頭を掻きながら立ち上がる。
刑部クロオ:上背は高等部の生徒にしては大きい。雰囲気も寝不足と痛みのせいで一層威圧的になっているのかもしれない。
白兎耳の仮面少女:「…………」 よくよく見れば、その顔には、目元を覆う白い仮面がある。仮面の奥に見えるのは赤い瞳だ。
白兎耳の仮面少女:彼女は何か躊躇うような、恐れるような様相で、君を見続ける。
刑部クロオ:仮面を見て、ぴたと腰に下げた木刀に左手を触れる。
刑部クロオ:「目障りだったらどこかに行くさ。そう睨むな。」
白兎耳の仮面少女:「……睨んでない……」 風の隙間に消え入りそうな、小さな鈴の鳴るような声だ
白兎耳の仮面少女:「……人が来るとは……思ってなかったから……」
刑部クロオ:「ああ、同じこと思ってるよ俺だって。」
白兎耳の仮面少女:「同じ……」
白兎耳の仮面少女:彼女の喋りはたどたどしく、ぶつ切りで、方向性がない。人と話すことに慣れていないかのようだ。
白兎耳の仮面少女:「……なんで、ここに来たの?」
刑部クロオ:「………。」痛みのせい、眠れないせいとは言えないだろう。
刑部クロオ:平和になれたアカデミアでそんな血腥い話題を出す気にはなれない。
白兎耳の仮面少女:「…………」 仮面の奥の赤い瞳は、君をじっと見つめている
刑部クロオ:「月が綺麗だったからだよ。それで、散歩してただけだ。風紀にでも通報でもするか?」
白兎耳の仮面少女:「……ううん。しない」 ゆっくりと首を振り
刑部クロオ:出まかせを言ってごまかす。
白兎耳の仮面少女:「それなら、私と同じだから。しない」 色素の薄い唇が、ほんのわずかに笑む
刑部クロオ:「………」その微笑みの美しさに、しばし目を奪われる。
刑部クロオ:「ああ、そうかい。」
白兎耳の仮面少女:「……ねえ、あなたの……」 と、彼女が何か言いかけたその瞬間、
白兎耳の仮面少女:少女の頭上の兎耳がピンと立ち、あらぬ方向を向いた。彼女は遅れて、ハッとした表情になる。
白兎耳の仮面少女:「……来る……」
刑部クロオ:「あん?」
白兎耳の仮面少女:「……お迎えが。私、大事だから……」 少し物憂げに呟き
刑部クロオ:「お迎え?」
白兎耳の仮面少女:刑部くんの疑問には答えず 「……ねえ」
白兎耳の仮面少女:「……『月見茶会』を終わらせて欲しい」
白兎耳の仮面少女:「きっと、大変なことになるし……きっと、その方が良いんだ」
白兎耳の仮面少女:「私にとっても。誰にとっても」
白兎耳の仮面少女:「『月面旅行』の始まる前に……」 
刑部クロオ:「………おい、何を言って」
GM:その瞬間、ヒュウゥ、という落下音と共に、二つの影が上空を過ぎり……
GM:轟音を立てて、"それ"は少女の両脇に着地した。
GM:……太くたくましい足、雄々しく割れた腹筋と胸板、ガッチリと力強い腕。
GM:その全てが白い獣毛に覆われており、首から上はウサギのそれ。真紅の瞳が無機質に光り、頭の上には長い耳が屹立する。
GM:体高は3メートルもあろうかというそれを、一言で言い表すなら――
GM:――ウサギ獣人。
白兎耳の仮面少女:「……お迎え」 少女は物怖じせず、こくりと頷く
刑部クロオ:「……だぁーっ、そうか、そうかよ。」
刑部クロオ:「つまり俺はまた厄介事を背負ったってわけか。畜生め。」
ウサギ獣人:ウサギ獣人の一人はむんずと少女を摘んでメロンのような肩に乗せる。もう片方の獣人は君を強く警戒しているようだ。
刑部クロオ:腰に下げた木刀を抜き払う。風切り音が海岸に響く。
刑部クロオ:「待ちやがれ、そこの……ウサギ?かよくわからん野郎ども!」
刑部クロオ:「俺はそこの子からもう少し詳しい話を聞かなきゃならん。」
ウサギ獣人:両方のウサギ獣人が警戒態勢を取る。
刑部クロオ:「お前らみたいな厄介事を放置したらもっと厄介な事になるだろうからな。わかったらさっさと離せ。」
ウサギ獣人:君がそう言うと、両者は顔を見合わせ、口をむぐむぐ動かし、
ウサギ獣人:そのままほとんどノーモーションで、君を警戒していた方のウサギ獣人が殴りかかってきた! 演出迎撃できる!
刑部クロオ:モーションがなくとも、呼気で相手の攻撃の予兆を読み取る。大振りの右!
刑部クロオ:瞬間、身を沈めて懐に入り木刀を振り抜く!
ウサギ獣人:君の読みは的中した。掠めるだけでかすかな衝撃を感じるほどの重い打撃を躱し、君は一撃を打ち込む!
ウサギ獣人:しかしその手応えは鋼鉄のように固い。ウサギ獣人はそのまま強引に蹴りを放ってくる。
刑部クロオ:「かってえな、畜生!」
刑部クロオ:前転回避!上背に見合わぬ俊敏な動きで態勢を整え、跳ぶ!
刑部クロオ:重力と体重を掛けた袈裟斬り!
ウサギ獣人:「!」 その一撃を無視することはできない。したたかに斬撃されたウサギ獣人はよろめいて膝をつく。
ウサギ獣人:だが次の瞬間、抱えるほどの大きさの岩が君へ向けて投擲された。少女を担いだ、もう一人のウサギ獣人の攻撃!
刑部クロオ:「挨拶も無しに襲うたぁ礼儀がなっちゃいねえな!」
ウサギ獣人:返事もない。口をむぐむぐさせるのみだ。
白兎耳の仮面少女:「……『月見茶会』」
刑部クロオ:振り返り、呼吸を整える。木刀を逆袈裟に。裂帛の一閃。
刑部クロオ:木刀が、岩をも切り裂いた。
白兎耳の仮面少女:「そこに、私は……」
GM:彼女はそう何かを言いかけたが、君が投擲物を迎撃している最中に、彼女を肩に載せたウサギ獣人が非常識な跳躍をして、そのまま姿を消してしまった。
GM:そして、君と交戦し膝をついたウサギ獣人も、迎撃の隙を突いてふらつきながらも立ち上がり、大きく跳躍して姿を消す。
刑部クロオ:「待ッ…どういう跳ね方しやがる!」
刑部クロオ:「………ちっ、逃がした。」
GM:こうして、後には静寂だけが残った。耳に聞こえるのは君の息遣いのみ。
GM:ただ両断された岩石だけが、今の瞬間の経験を、月の狂気がもたらした幻ではないことを物語っている。
刑部クロオ:「『月見茶会』、『月面旅行』……」
刑部クロオ:「なんでよりにもよってそんな厄介事、俺に持ち込みやがる。」
刑部クロオ:夜空に向かって問いかけるが、月は憎たらしく沈黙するのみだ。

GM:ではシーンを切ります。シナリオロイスは白兎耳の仮面少女です。取得お願いします。
刑部クロオ:ここはシナリオロイス通り、厄介事/白兎耳の仮面少女/庇護/○不信感 で取りましょう。
GM:Thank you。ではシーンを切ります!

◆Opening 3 シーンプレイヤー:ラディッキオ

GM
GM:登場ダイスを振って登場してください。侵蝕率はどうなるかな……?
ラディッキオ:1d10+28
DoubleCross : (1D10+28) → 3[3]+28 → 31

ラディッキオ:いいねえ
GM:低めスタートだ。
ラディッキオ:低いほうがいい!沢山リザレクトできるから……
GM:それじゃあ突然アレなんだけど、君は普段の授業割と真面目に受ける方? そんなに真面目ではないタイプ?
ラディッキオ:真面目に受けつつ居眠りかな?と思ったら気絶してるタイプです
GM:やべー
GM:ちょっと待ってね、真面目か不真面目の2パターンしか想定してなかったから
ラディッキオ:世界は無限に広がっている……
ラディッキオ:普通に真面目に受けてる感じでいいと思います!
ラディッキオ:今日は調子が良くて気絶していない
GM:良かった! じゃあそうしましょう
ラディッキオ:みたいな
ラディッキオ:OK!

GM:キーン、コーン……
GM:授業の終わりを告げるチャイムが教室内に鳴り響く。にわかに凝固していた空気が一斉に解けてほぐれる。
GM:それは多くの生徒にとって、本日の授業そのものの終了を告げる鐘の音でもあったのだ。
GM:やがて教師が授業を締めくくり、生徒たちもめいめいに放課後に向けて動き始める。そんな頃合いで……
動物園愛護:「……今日は無事だったのか」
GM:隣席の男子生徒が話しかけてきます。
ラディッキオ:「……」
ラディッキオ:「……」
動物園愛護:「……」
ラディッキオ:「はっ」
動物園愛護:「……無事……か……?」
ラディッキオ:目だけを動かして、周囲を確認して
動物園愛護:「……」 無表情でラディッキオの様子を伺っている
ラディッキオ:「……なんの問題もない。今は5時限目の受業が終わって、皆が帰りの支度を始めたところ……」
ラディッキオ:「状況は完璧に把握している……」
動物園愛護:「そうだ。正しい認識だな」
ラディッキオ:「それはそれとして……後でノートを二冊ほど貸してもらえると助かる……」
動物園愛護:「二冊? ……用途を聞いても?」
ラディッキオ:「四時間目と五時間目のものだ。心配しなくていい。写すわけではなく……」
動物園愛護:「……写す訳ではなく?」 ちょうど彼も四時間目と五時間目のノートを手に持っている
ラディッキオ:「愛護が受業を正しく理解できているか、確かめるだけ……非常に難解な受業だったからな……」
動物園愛護:「うむ……しかし、そういうことなら自分は、その応じることができない」
ラディッキオ:「それこそ、ほとんど頭に残っていないくらい……難しかった。愛護ではついていけていないかも……」
ラディッキオ:「……それは……何故だ……?」
動物園愛護:「何せ俺は、今まさに、ノートを写させて貰えないかと頼もうとしていたところなのだ」
ラディッキオ:「私の体が弱いから……負担をかけまいとしているのか……。君は優しいな……」
ラディッキオ:「……」
動物園愛護:「考え事をしていて……」
ラディッキオ:「そうか……。そういうことなら……仕方ないな……」
動物園愛護:「気付いたらノートが……」
動物園愛護:無造作に開くと、途中まで数式や教師の説明が丁寧に書かれていたのに、あるところから突然写実的なウサギの絵ばかりが描かれている
動物園愛護:「ウサギに……」
ラディッキオ:「うさぎが……これを……?」
動物園愛護:「……ある意味では、そう言えるのかもしれない」
動物園愛護:「ウサギがいなければ……こうはならなかった」
ラディッキオ:「自己評価の高いうさぎだな……。芸術的でもある……。仮にダ・ヴィンチと名付けておこう……」
動物園愛護:「うむ……そういう訳で、ノートを見せて欲しいのだ」
動物園愛護:「まあ、授業内容など、大体分かっているのだが。高校生だからな……きちんとしなければ」
ラディッキオ:「……」
ラディッキオ:愛護の言葉を受けて、ふと窓の外へ視線をずらす
ラディッキオ:「見ろ、愛護……」
動物園愛護:「……?」 窓の外を見る
ラディッキオ:「雲の殆どかかっていない、綺麗な空だ……」
動物園愛護:「そうだな……空は美しい……」
ラディッキオ:「他の国で育った私達でも……この空を見て……同じ感動を抱ける……」
ラディッキオ:「それは授業なんかよりも、もっと大事なことだと思わないか……?」
動物園愛護:「……ラディッキオ、お前は……」
動物園愛護:「素晴らしいやつだな……」 その言葉に胸打たれた様子だ
動物園愛護:「それはそれとして、ノートを取っていないんだな……?」 そして状況も把握していた
ラディッキオ:「そう、私達にはノートを見せ合うより……もっと大事なことがある……そんな気がしているんだ……」
ラディッキオ:「……」その問いには応えない。ただ含みのある微笑みだけが返ってくる
動物園愛護:「……」 笑みを向けられると、仕方がない、という風に目を閉じる
動物園愛護:「……よく分かった、お前の言う通り……ノートなど些細な問題に過ぎないのだな」
動物園愛護:「実際に、そのとおりだ……自分はこの授業中、『もっと大事なこと』があったから、ノートを取れなかった……」
動物園愛護:「それを受け入れよ、と……」
ラディッキオ:「うさぎ、か……」
動物園愛護:「ウサギだ……」
動物園愛護:「以前も少し話し……ああ、確かあの時は目を開けて気絶していたのだったか? ともかく最近は、ウサギずくしだ」
ラディッキオ:「愛護がそれほど心を奪われるとは……よほど素晴らしい場所なのだろうな……」
動物園愛護:「素晴らしいぞ。ウサギたちは……あの人を癒やす力は、本物だ」
ラディッキオ:「たしか……うなぎ抹茶会だったか……」
動物園愛護:「うなぎ抹茶会……高級そうだな」
動物園愛護:「『月見茶会』だ。……今日もこの後、俺は行く。仕事としてだが」
ラディッキオ:「私も……はぁ……もう少し元気なら……」
動物園愛護:「アニマルセラピー、という言葉もある……」
動物園愛護:「心癒される動物との触れ合いは、身体にも良い影響をもたらす。……難しいだろうが、来れる機会があれば来てみると良い」
ラディッキオ:「そうだな……君が言うなら……はぁ……一度くらい……はぁ……はぁ……うっ……!」
動物園愛護:「『月見茶会』も、客として来る分には良い所だ。……あの地下の光景だけは、どうにかしてほし……」
動物園愛護:「……大丈夫か。ラディッキオ。少し話しすぎたか」
動物園愛護:愛護は無表情なりに心配そうにします
ラディッキオ:酸素吸引器を取り出して。「そのようだ……シュコー……シュコー……ノートの件で……シュコー……力を使いすぎたようだ……すまない……」
ラディッキオ:「ふう……」
動物園愛護:「力を……」
動物園愛護:「……使うこと、あっただろうか……」
ラディッキオ:「生きているということは……それだけで奇跡なんだ、愛護……」
動物園愛護:「……そうだな……それは間違いない」
動物園愛護:「その奇跡を絶やさないためにも、帰りは保健室に寄っていけよ……」
ラディッキオ:「そうしよう……。愛護も過労死には……気をつけろよ……」
動物園愛護:「しっかりと、自分の意志で歩き、生きるのだ。……あの地下の者たちのようにならないように……」
動物園愛護:「うむ……任せておけ。自分は死なないからな」 そう言うと、荷物をまとめて立ち上がります
ラディッキオ:「ああ。陽によく当たるようにもしよう……。体を、冷やさないように……」
動物園愛護:「陽の光、綺麗な水、食事……これを欠かさないようにな……」
動物園愛護:「それが、この大地で生きるということ……人も動物のうちだ……」
ラディッキオ:「それがわかっているなら……大丈夫だろう……。」
ラディッキオ:「また会える日を、楽しみにしている……愛護……」
ラディッキオ:見送ります
動物園愛護:「ああ……また明日……」
動物園愛護:君が見送る中、彼は教室を出ていった
ラディッキオ:「……」彼が出ていったほうをしばらく見つめています
ラディッキオ:「……」
ラディッキオ:「……」
ラディッキオ:「立てない……」
ラディッキオ:携帯電話を取り出し
ラディッキオ:「すみません、第三保健室の方ですか?はい、ラディッキオです。はい。今教室で動けなくなってしまいまして」
ラディッキオ:「はい、誰か迎えに来ていただけると……はい。はい。はーい。ではよろしくおねがいします。どうもすみませんいつも。はーい。」
ラディッキオ:「……」
ラディッキオ:「ふう……」

GM:ではシーンを切ります。シナリオロイスは動物園愛護! 感情抱いといてください
ラディッキオ:私に似ている……/動物園愛護/P:親近感○/N:不安/ロイス
GM:似て……いや、まあ……
ラディッキオ:なんとなく共感を抱きつつ、なんか最近様子が変だけど大丈夫?って感じで不安をいだいています
GM:ありがとう。OKです! それではシーンを切ります!
ラディッキオ:あざっす!

◆Opening 4 シーンプレイヤー:クースディシア

GM:登場ダイスなど振ってください
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:33->43)
クースディシア:たかい……
GM:OPからカマしていく人が多いな……!

GM:『月見茶会』は……
GM:最近アカデミア内SNSなどでインスタ映え力の強さなどにより話題になっているうさぎカフェだ。
GM:流行に敏感だったり、動物好きだったりしたら知っているだろうし、そうでなくても名前を耳に挟んだことがあって不思議ではない。もちろん、まったく知らない可能性も十分にある。
GM:アカデミア中心部から少し離れた所にある、開店営業を始めてから一ヶ月経たないほどの新店だ。うさぎカフェなのでうさぎと戯れることができる。

秋月円:「でね、『月見茶会』の優待券が、これ!」
秋月円:朝、始業前。通学中の君を見つけて近寄ってきた秋月円が、おもむろにそれを見せつけてきた。
クースディシア:「優待とかあるの? 良い商売根性してるわね、そこ」欠伸をしながら応える。
秋月円:「うん、私もそんなのがあったなんて知らなかったんだけど……なんかね、ポストに入ってて」
秋月円:「サギではー? って思ったんだけど、実際に電話かけて優待券ありますって言ったら予約できたので、オッケー! 今日の放課後行くの!」
秋月円:そう嬉しそうに話す彼女は、君の同級生だ。放課後などはいつも用事がある様子でそこまで深い関係にはないが、席が近いとか、臆面もなく話しかけてくるとかそんな感じで、少なくとも『単なるクラスメイト』以上の関係ではある。
クースディシア:「……ホントにいい商売根性と、いい性格してるわね」
クースディシア:「で?ご素直に受け取ってご素直にのこのこ?」
秋月円:「うんうん! 予約いっぱいの人気店なのに、優待してくれるなんていい店だよねぇ~」
秋月円:「え? そうだけど?」 素直に頷く
クースディシア:「……ああ、そう。意志がはっきりしてらっしゃる」
秋月円:「だってウサギ好きだもん! 本土にいた頃は動物園とかすごい行ってた」
秋月円:「ふれあいコーナー、あるじゃない? 私、そこですごい触れ合ってたもん! すごいふれあいをしてたよ!」
クースディシア:「そ、奇遇ね。私もよく触れ合ってたわ。手触りいいわよね、皮」
秋月円:「えっそうなのクーちゃん!? そうそう、すっごく気持ち良いんだよね! 毛皮のもふもふとか、お尻のやわこい感じとか!」 勢いを増して食いつく
秋月円:「あのね、目と口元と手がね、可愛いんだよね。あの忙しくてくるくるしてて、だけどすっごいちっちゃなかんじが、えへへ……」
クースディシア:「ちょっと、賑やかすぎ……!言わなきゃよかった」
秋月円:「あ、ごめんね。朝から。私、ウサギほんとに好きでさぁ……」
秋月円:「本当は飼ったりしたいんだけど、まあもっての他だし。アカデミアには動物園もないし……」
クースディシア:「てか服の話のつもりだったんだけど……ああ聞いてない!もういい!」
秋月円:「え、何? 服? あ、そうそう、パジャマもウサギ柄なんだ。こう、ウサギがぴょんぴょんたくさん飛んでる感じでね、可愛くてこの前買っちゃって……」
クースディシア:「寝具事情はどうでもいい!」
GM:……そんな感じで、君は騒がしい通学路を経て、高校生としての一日を始めて……。
GM:……その終わり。放課後。終令のチャイムと共に、生徒たちはめいめいに散っていく。
GM:そんな流れに負けず、君の席までやってくる少女がいた。秋月円だ。
秋月円:「クーちゃん、さっきの授業の最後の方の問題、分かったー?」
クースディシア:〈知識:学問〉で振ってみます。
クースディシア:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 6[1,6] → 6

クースディシア:ふつう……
クースディシア:「分かるような分かんないような……少なくとも人に説明できる自信はないからそうなら他を当たって」
クースディシア:「ってか、やけにお暇ね。カフェに行くんじゃないの?」
秋月円:「おおー、そうかあ。じゃあもう明日にしちゃおっかな……」
秋月円:「そうそう! 行くよ行くよ! まあでも、ちょっと時間はあるし、わかんないところ片付けるのも大事だから」
秋月円:「クーちゃん、分かってるか分かんないかハッキリ言ってくれるし、分かってる時はサラサラ教えてくれるからね」
クースディシア:「……説明能力が高いのも考えものね」
秋月円:「私は助かるよー」 ふにゃっと笑う
秋月円:「とはいえ、今日はダメっぽいのでピッて切り替える。ウサギだウサギだ!」 クースディシアさんの机に手を置いてぴょんぴょん跳ねる
クースディシア:「あなた、ウサギ役で優待されてんじゃないの? 見世物級よ、それ」
秋月円:「えっ!? う、ウサギ役かあ……体のサイズが小さければなんとかできる、かなぁ……」
秋月円:「うーん、でも私はウサギじゃないし……あ、違う。今のはクーちゃんの意地悪! もう!」
秋月円:「見世物って!」
クースディシア:「お早い理解」くつくつと笑う。
秋月円:「もう、そんな意地悪言ったらダメなんだよ。人のこと見世物とかなんとか言ったらいけません!」 プリプリする
秋月円:「そんな子は『月見茶会』に連れてってあげないよー?」
クースディシア:「そうね、それは困……え」
クースディシア:「あの、私の聞き間違いだったら申し訳ないし、あなたの言い間違いなら一度くらいは許そうと思うけど」
クースディシア:「なんて仰った?」
秋月円:「連れてってあげない、って言ったの! この優待券、確か5人まで入れるとかで、昨日電話したときにも、お友達と一緒にどうぞーって言われたから」
秋月円:「ヒマならどうかな? って思って。保健委員、忙しい?」
クースディシア:「忙しくはない……というか、Bランク一人抜けるだけで回らなくなるような組織じゃないし」
クースディシア:「それこそ戦争でもまた起きない限りは、ね。というか、それソロチケットじゃなかったのね」
クースディシア:「ちょっと券見せて」
秋月円:「そうそう、そうなの! ほら、ここここ!」 券を差し出し、小さい文字サイズの説明文が列記された所を指差す
秋月円:「書いてあるでしょ? 『5名様までご利用できます』って!」
クースディシア:「……」
GM:確かに書いてある。『5名様でご利用できます。(※設備の都合上5名様でのみの受付となります。ご了承ください)』と。
クースディシア:「確かに、しっかりと書いてあるわね。見間違いなんてまさかしないだろうくらいはっきりと」
クースディシア:「で?当然書いてあるとおり、5人ぴったし揃ってるんでしょうけど」
秋月円:「まあ、私は一人でも行くつもりだったけど。今日以外だとまた、放課後いつ確保できるかわかんないし……」
秋月円:「……?」 笑顔で首をかしげる
クースディシア:「他の3人はどなた?私、自慢じゃないけど、話せる人多くないわよ」
クースディシア:首をかしげ返す。
秋月円:「え、なになに? 私も自慢じゃないけど、あんまり友達はいなくって……え?」
秋月円:「……え?」 イヤな予感がするといった面持ちで、クースディシアさんから券を取り返し、説明文をじーっと読む
クースディシア:「まさか、本当に日本語が読めない……?」
秋月円:「…………」
クースディシア:「私、外国語として勉強したから教えて差し上げましょうか?説明能力には自信が……」
秋月円:「……み……」
秋月円:「見落としてた……どうしよう……」 顔面蒼白だ
秋月円:「だ、だってこんな小さな文字、読みづらいし。カッコの中にそんな大事なこと書いてあるなんて思わなかったし……」
クースディシア:「ショック症状の治療には自信はないのだけど。対症療法くらいね、提案できるの」
秋月円:「……はい! ウサギに触ったりできるって思って浮かれていた所もあります! そこは私、猛省です!」
クースディシア:「2択。一つはたかがカフェ、スパッと切って諦める。どっか適当なとこでお茶濁すなら相伴してあげてもいいけど」
秋月円:「それは……うぅ……いざとなったらそうするしかないかもしれないけど……」
秋月円:「でもそこにウサギさんはいないよ……クーちゃんウサギさんなってくれる?」
クースディシア:「私にそんな役をさせるなら首を掻き切る」
秋月円:「あっマジな目だ。ごめんね! 冗談です!」
クースディシア:「……もう一つは今からあと3人セコセコ見繕う。そのへんから捕まえれば3人くらいすぐ……」周囲を見回す。
クースディシア:「……皆さん放課後がお嫌いなみたい」
GM:確かに、もう教室には生徒はほとんど残っていない。用があればとっとと教室を去り、なければないで別の相応しいところで時間を潰しているのだろう。
秋月円:「うぅ……3人。3人かあ。あんまり心当たりがない……」
クースディシア:「フィアンセなりスールなり居ないの?」
秋月円:「ふぃあ……す……? えっ、意味は分かるけどすごい非日常な言葉なんですけど。えっ、普通いるの? いないよね……?」
秋月円:「……クーちゃんフィアンセとかスールとかいるの? 電話一本で呼べる……?」
クースディシア:「居ないし居ても絶ッ対呼ばない」
秋月円:「いたら呼んでよー。クーちゃんのフィアンセどんな人か見たいし!」
クースディシア:「居ないつってんでしょ!てか、今はそんな話してんじゃないでしょが!」
秋月円:「そうだった! ……どうしよう? あと3人か……」
秋月円:「うーんうーん……私、できれば行きたい。で、今日じゃないと難しいと思うんだ。お店にも迷惑かけちゃうし……」
クースディシア:「……ガチのトラウマ持ちだったら謝るからあんま乗り気じゃない聞き方するけど」
クースディシア:「家族は?」
秋月円:「……アテがつきません!」 手でバツを作る 「弟はいるんだけどね。多分ちょっとムリかなあ。別に不健康とかトラウマとかそういうんじゃないんけど」
秋月円:「……うう。やっぱり探そう。あと3人……ちょうど『月見茶会』に行きたいな~って思ってる人! 人気のお店だし、頑張れば3人くらい……行ける気がする!」
クースディシア:「まあそうよね。女子率絶対高いだろうし」
クースディシア:「そうね。精々頑張れば?」
秋月円:「一緒に探すの手伝ってくれる? 行きたがってる人……」
クースディシア:「構わないけど、さっきも言った通り、私、知り合い多くないから」
秋月円:「わっ、私も頑張るけど、知らない人に話しかけるの、すごく緊張するし……」
クースディシア:「知らない人と行くの?それはお盛んね」
クースディシア:「ウサギみたい」
秋月円:「あーっ! またそういうこと! そういうこと言うの良くないよクーちゃん!」 ぷりぷりする
クースディシア:「あら。ウサギは大好きなんじゃなかったの?」
秋月円:「好きだけど、違うの! もー……クーちゃんダメだからね、そういうの!」
クースディシア:「あれ、てか、私完全に全然失念してたんだけど」
クースディシア:「これ私自身はずっと完全に頭数に入ってるよね」
秋月円:「えっ」 素で驚いた風
クースディシア:「えっ」
秋月円:「……ダメだった?」 おそるおそる
クースディシア:「いやいいけど……そう、そうね」
クースディシア:「どうせ噛まれた時の対処とかできないだろうし!どんな感染症を貰ってくるか分からないし!」
秋月円:「せ、清潔には気を使ってるって書いてあるから大丈夫だよ! そういうのは!」
クースディシア:「その書いてあることをチェックしに行くついでってことなら、まあ、行くことにはやぶさかじゃない」
秋月円:「ん? ん?」 ちょっと悩むような表情で 「……来てくれるってことで良いんだよね?」
クースディシア:「は???」
クースディシア:「あーもう……行く!これでいい!?」
秋月円:「うん、うん! ありがとう! 良かったー……クーちゃんが来てくれなきゃもう絶望だったよー」 安堵でふにゃっと笑う
クースディシア:「……説明能力への自信、一瞬で喪失したわ」
秋月円:「とりあえず2人で、あと3人! 知り合いから当たってね。知ってる人同士でぜんぶ集まれば一番。だけど、そうじゃなかったら……頑張ろう」
秋月円:「……一緒に頑張ってね?」
クースディシア:「大丈夫よ。いざという時には盾を使うもの」
クースディシア:「ラウンド・シールドってやつ。ああ、しかしあなたいいお名前ね」
秋月円:「盾? ……まるいから?」 両腕で大きく丸を作る
クースディシア:「もういい!なんでもないでーす!」
秋月円:「え? え? なになにクーちゃん。教えてよー! 気になるー!」 ぴょんぴょん
GM:という辺りにしておきましょうか。大丈夫そうならロイスを取ってください
クースディシア:友人/秋月円/友情/辟易:○/ロイス
クースディシア:これ!
GM:ウィ! それではシーンを切ります!

◆Middle 1 シーンプレイヤー:クースディシア

GM:登場するダイスなど振ってください
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:43->53)
クースディシア:だから!
GM:ガンガンいこうぜだ……
GM:OPから直結したシーンです。最終的には全PC、月見茶会を目指す2名と、なんか……なんかよくわかんないことになってる1名に登場してもらい、いい感じに合流していただきたいという方向性ではあります。
クースディシア:\強く当たって/
正午院スミカ:1d10+45 出ますね
DoubleCross : (1D10+45) → 2[2]+45 → 47

刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:47->52)
GM:感謝!

GM:では先に刑部さんと正午院さんです。お二人は連れ立ってうさぎカフェ『月見茶会』への道を歩いていた。
GM:正午院さんは番長連としての任務を帯び……刑部さんも個人的な要請により『月見茶会』を目指す所であり、
GM:その利害方向性の一致により、番長連を介して二人は合流していたのであった。多分。そんな感じで。
刑部クロオ:「なるほど。”ラーズグリーズ”ねえ。」
刑部クロオ:「そんなものにまで構わなきゃいかんとは、番長連ってのは大変だ。心中お察しするよ。」
刑部クロオ:他人事のように呟く。
正午院スミカ:「…刑部さんだって、番長連のメンバーでしょう!」 刑部さんを見上げる。今日はツインテールだ。
刑部クロオ:「……あのな。俺がいつ番長連に入りますって言った?」
正午院スミカ:「あら。風来番長といえば、私たち中等部にも十分有名ですのに」
刑部クロオ:「あちこちで厄介事に巻き込まれてたらあっちが勝手に任命してきたんだよ。いい迷惑だぜ。」
正午院スミカ:「刑部さんも、番長連の任務として『月見茶会』の調査に乗り出したものと思ってました」
正午院スミカ:「ふふふ」目を細める。「それにしては積極的に巻き込まれてらっしゃいます」
刑部クロオ:「あれを放置しちゃ寝つきが悪くなる。それだけの理由さ。」
刑部クロオ:「夢にムキムキのうさぎが出てくる様を想像してみろ。嫌でも首を突っ込むさ。」
正午院スミカ:「ムキムキのうさぎ……」
正午院スミカ:「……でも、この月見茶会に、そんなものが登場するとは思えないです」カフェの入り口を指差す。
GM:『月見茶会』……
GM:その外装は、レンガ風タイルやプランターなどで飾られた、明るい洋風カフェといった様相である。
GM:大きめのテナントを借り切って店とした『月見茶会』は、外側からその内部を推し見ることはできない。窓はすべて曇りガラスだ。
刑部クロオ:「…………。」カフェのファンシーな外観を見て眉間に皺が寄る。
正午院スミカ:「とっても可愛いですね!」外観を携帯カメラでパシャパシャ撮っています。
GM:正午院さんの言う通り、剣呑な雰囲気は見られない。飾られている花も元気だし、ウェルカムボードにも元気なウサギの絵やオススメウサギなどといった情報が記され、微笑ましい。
正午院スミカ:「刑部さん、いかがですか。お花を背景にして、記念撮影でも」
刑部クロオ:「……ガラじゃねえ。帰りたくなってきた。」
GM:ドアにかかっているOPENのボードからしても、立ち入ったらいきなり通報されたり筋肉バキバキのウサギ獣人が出迎えたりすることはないだろう。
刑部クロオ:「お前なら絵になるかもしれんがな、俺がやっても絵面がシュールになるだけだろ。」
正午院スミカ:「ギャップで女性層をイチコロにできると思います!」
刑部クロオ:「どういう層だよ。」
刑部クロオ:「……ああ、畜生。さっさと入るぞ。立ち往生してたら余計に不審者だ。」
正午院スミカ:「あん、つれないです!」
刑部クロオ:というわけで店のドアを開けるか店員に声を掛けたいですね!
正午院スミカ:ぴょこぴょこ刑部さんの後ろについていきますよ!
GM:OKです。店のドアを開けると、ウッディーなインテリアをベースに、だけど清潔感が損なわれないよう気を使った内装が出迎える。
GM:そして、受付に立っていた森ガール系ファッションの女子生徒が声をかけてくる。
店員:「いらっしゃいませ。二名様ですか? 本日、ご予約などはされていますでしょうか?」
正午院スミカ:「わー、オフ会の会場にぴったりですね」キョロキョロしている。
刑部クロオ:「……予約?」首を傾げる「要るのか?」正午院さんに視線を向ける。
正午院スミカ:「え、要るんですか?」見返す。
店員:「ええと、ご予約を取っていらっしゃらないということですね。申し訳ありませんが……」
明るい少年の声:「……ええ、そうなんですよ! すみませんねえ、折角来ていただいたのに……」
GM:店員が話している横から、にゅっと少年が姿を現して話に入ってきた。
GM:ウサギの耳が生えたシルクハットをかぶった、中学生にしてもどこか幼い雰囲気を感じさせる少年だ。
平野トトビ:「どうも、お兄さん、お姉さん。僕はこの『月見茶会』を運営してます、平野トトビという者です。生まれは月面育ちは地球。ま、事実上の店長と思ってもらえれば」 店員に目配せして、下がるように言う
刑部クロオ:訝し気な表情を浮かべる。
正午院スミカ:「…」男装番長がウサギ耳シルクハット姿をしているところを想像し終えた。
平野トトビ:「ああ、これは失礼。ビジネス向きじゃなかったかな。まあ、そういう『キャラ』で売ってるわけです。月面人の経営するうさぎカフェ! ……いいでしょ?」
平野トトビ:「それでね、うーん! 申し訳ない。いま『月見茶会』は大変なご人気で、ありがたいことなんですけど、ご予約なしでの来店は受け付けられませんでしてねー」
刑部クロオ:「…ああ、そりゃ遠いところからどうも。悪かった、予約が必要とは思わなかったんでな。」
正午院スミカ:「よろしいのですか? あの、せっかくですし…」
平野トトビ:「ええ、ええ。本当ーに申し訳ない。彼氏さんも彼女さんもご無念かとは思いますが、本日のところは、すみません。本当に」
刑部クロオ:「仕方ねえだろ。ま、ここに誘ったあいつには文句の一つも言いたいところだがな。」
刑部クロオ:「あと、俺たちはそう言う関係じゃない。」
正午院スミカ:「むむ…。刑部さんがそう判断されるのであれば」
刑部クロオ:「……ちなみに、予約はいつまで埋まってる?」
刑部クロオ:「出来れば今予約してしまいたいんだが。」
平野トトビ:「おっと、これは重ね重ね失礼をば。ええ。ご予約になりますと? 平日でも一ヶ月と半分は埋まっていますね。月は二度満月を迎えてしまう」
平野トトビ:「土日となると、これはもう目を覆わん限り!」 演技がかった動作で 「……あ、キャンセル待ちは予約をしていただければ随時ご連絡させていただいておりますが、なかなか難しいですねえ」
刑部クロオ:「……何?」
平野トトビ:「一ヶ月と半分です。正確には六週間と二日」
刑部クロオ:頭を掻く「こういう店ってそこまで予約が埋まるもんなのか。」
正午院スミカ:「そ、そんなに待ってられません……」
平野トトビ:「事務所の電話が鳴れば、三日、四日と遅くなっていくやもしれません。……ご予約されます?」
正午院スミカ:「刑部さん」袖をくいくい引く。「すこし、作戦会議が必要ではないでしょうか」
刑部クロオ:「だな。こりゃ正攻法じゃ無理だぞ。」
平野トトビ:「ちなみにお土産の品などのご購入は可能でございますが……」 商魂のたくましさを見せてくる
正午院スミカ:「いえ、結構ですわ、すこし考えさせていただきますっ」
正午院スミカ:そんな感じで、お店の外に一度出ます。
刑部クロオ:「いや、結構。」と言いながら店の外へ
平野トトビ:「申し訳ありません。ご予約お待ちしていまーす」 少年は笑顔で君たちを見送った
刑部クロオ:店の外で途方に暮れたように立っている。先ほど指摘した通り、その姿は一際不釣り合いで目立っている。
刑部クロオ:「考えられる手としては、並んでるやつに口利きして席を譲ってもらうか…」
GM:バタンと店のドアが閉まると、店の前は静まり帰っている。耳をすませば店内から明るい賑わいが聞こえてきて、よりいっそう無情な気分になれるだろう。
正午院スミカ:「…同行者を探している方に、一緒に連れていってもらう…」
刑部クロオ:「……問題は、そんな親切で物好きな奴に運良く出会えるかどうかだな。」
正午院スミカ:「うむむむむう」

ラディッキオ:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 10[10]+31 → 41

ラディッキオ:かけがえのない逸品使います
GM:どうぞどうぞ
ラディッキオ:登場侵食ダイスを振り直すぞ!残り2個だ
ラディッキオ:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 3[3]+31 → 34

ラディッキオ:OK
GM:ではそんな風にうむむむうしていた正午院さんと刑部さんの元に、やってくる人の影あり。
GM:ちょっと遠く、二人から認識されない所から始めましょうか。
ラディッキオ:やろうやろう

秋月円:「……結局……ダメだったなぁー」
秋月円:がっくりトボトボ歩いている。彼女の数少ない知り合いはみんなハズレであった。
秋月円:今は、店の近くに都合よくうさぎに触りたい人がたむろしていないかに賭けている。それがダメだったら店員に頼み込んで入れてもらおうという魂胆だ。
ラディッキオ:「私も……力には……なれなかった……すまない……」
クースディシア:「じゃああと2人を店の周りで見繕うしか無いわね……!」声が必死。
ラディッキオ:「がっくり……トボトボ……」
秋月円:「それでダメならもうお店の人に土下座でもしてみて……ううっ、土下座ってどんな感じなんだろう」
クースディシア:「その擬音おかしいでしょ!てか力になるどころか今私の筋力を目一杯使わせてるんだけど!?」
秋月円:「土下座はやめとこ……普通に頭を下げてお願いしよう……」
GM:初登場なので知らない人も多いかもしれないが、いまラディッキオさんはクースディシアさんに抱えられているのだ。HPが1なので。
クースディシア:「フーッフーッ」限界が近い。
ラディッキオ:「私もめいいっぱいやっている……これでも必死に……」クーちゃんの首に腕を回してしがみついているぞ。
ラディッキオ:「もう……疲れた……。店は……遠いな……」
クースディシア:「必死とか言うな縁起でもない!マジでしょそれ!」
秋月円:「アカデミアにはいろんな人がいるよねえ……あの、本当に大丈夫ですか? 外とか歩いて……」
クースディシア:「私の!心配を!しろ!」
秋月円:「弟に聞いたんですけど、保健室から本当に全然出られないっていう人も結構いるとかで……」
秋月円:「あっ、ごめんねクーちゃん! でもラディッキオさんの方が心配で!」
ラディッキオ:「人は……自分の足で歩けるうちは……歩くべきだ……」
ラディッキオ:「だがそれも……限界が近い……」
クースディシア:「限界が近い!」
秋月円:「クーちゃん! 頑張って!」
ラディッキオ:「今落とされたら……命にかかわる……」
クースディシア:「なんで他に捕まらなかったよのもう!よりによって!こいつ!!!」
ラディッキオ:「いや、常に……落とされたら……不味い……」
秋月円:「落としちゃだめだよクーちゃん!」
クースディシア:「落としてたまるか!保健委員舐めんな!」
ラディッキオ:「クーの数少ない友人が……減ってしまうぞ……頑張ってくれ……」
秋月円:「よかった! 大丈夫! あと2人、同行してくれるひとを見つけて、お店に入れば、さすがに座ったりできるだろうから……!」
秋月円:「……同行してくれるひと……いればだけど……」
クースディシア:「数少ないとかチコリーに言われると腹しか立たない」
ラディッキオ:「私の予想では……誰に言われても……腹が立つ……はずだ……」
GM:じゃあ、そんな感じでぎゃあぎゃあ話しながら歩いていると、店の前で話し合う少年少女が君たちには見えてきます。
クースディシア:「うっさい……!というかこれ本来、私もされて然るべき側だと思うんだけど」
ラディッキオ:「ともかくクーの足も腹も座らせてやりたい……誰か……いればいいが……む?」
GM:そして、刑部さんと正午院さんも、なんかぎゃあぎゃあ言い合ってる(ぎゃあぎゃあしてるのは一人)三人を認識できる。
正午院スミカ:「うむむむう」首を傾げている。
クースディシア:「腹が出てるみたいな言い方すんな!」
刑部クロオ:「ん………?」店に入る方法を思案しつつ、ふと騒がしい方を見る。
刑部クロオ:そこには自分たちよりも悪目立ちしている三人組が。
ラディッキオ:「入店待ちの……カップルが一組……。あては外れたか……」
正午院スミカ:「うう、なんとかして月見茶会に入らないといけないのに!」
秋月円:「入店待ち……入店待ち? もうずっと完全予約って感じなのに、待ちってあるのかな……?」
正午院スミカ:「……んむ?」刑部さんの視線を追って、こちらも三人組を見る。
クースディシア:「……御機嫌よう」明らかに必死さの混じった声。
クースディシア:「これから入店?結構人数って待ってらっしゃる?」
秋月円:「……えっと、こんにちは」 恐る恐る挨拶する
刑部クロオ:「お、おう。待ってるというか予約してなくては入れなかったんだ。」
刑部クロオ:「んで、門前払いさ。…ところであんたと、あんたの連れは大丈夫なのか?」
秋月円:「あっ……門前払い! 人数も二人!」 思わず大きな声が出る
ラディッキオ:「難しい問いだ……。すべての人間は……少なからず問題を抱えている……」
秋月円:「いたよ、クーちゃん! あっ、この子は大丈夫です!」
クースディシア:「少なくない重量を抱えてるのは私!大丈夫じゃない!」
ラディッキオ:「二人が月見茶会に入れないように……私達にも……問題はある……」
クースディシア:「あんた人間としては異常な軽さでも、か弱い女性の腕力を考えなさいよ?」
秋月円:「えっと……あのですね。私、実はこういうものを持っていて」 刑部さんと正午院さんに優待券を見せる
秋月円:「これで今日、予約を入れているんです! だけど人数が5人ちょうどじゃないと入れなくって……」
刑部クロオ:「……。」正午院さんに視線を向ける。
ラディッキオ:「私は……腕立て伏せは……できそうにない……未来永劫……」
クースディシア:「どこかに入りたいのに入りそびれた二人組なんて居ないかななんて甘々にも程がある予断を抱えてきたわけ」
正午院スミカ:「わ。わ。わ、わ」目を丸くしている。「私たちが、まさしく」
刑部クロオ:「渡りに船、だな。」
秋月円:「ど……どうでしょうっ。こう、この、ご一緒するというのは!」 意を決したような声音だ
クースディシア:「船どころか今私はオーイーの渡しになってるのだけど。呉越同舟でも構わないかしら?」
正午院スミカ:「ぜひ、ご一緒させていただきたく!」
秋月円:「あの全然、ヘンなこととかしませんし、私としてはウサギさんと遊べればそれで全然構いません……お邪魔はしませんのでっ」
刑部クロオ:「是非一緒に行かせてくれ。……あー、限界そうならその子を持とうか?」クースディシアさんに
ラディッキオ:「結構だ……」
クースディシア:「何で決める権利がある風なわけ!?」
秋月円:「えっ、でも悪くないですか……?」
クースディシア:「……とにかく、じゃあ一緒に行きましょ。あ、あとちょっとだし乗りかかった船だから、とりあえずこいつは最後まで持つわ」
刑部クロオ:「……そうか、なら出来るだけ早く席を取ろう。」
正午院スミカ:「こちらこそ、皆様の中に混ぜていただいてしまって」秋月さんの勘違いにはまったく気づいていない。
クースディシア:「これでいざ着いたら船漕ぎ出したらぶっとばすからね」
秋月円:「クーちゃん、うまいこと言うよねえ」
秋月円:「……あっ、私、秋月円って言います。今日はよろしくお願いします」 思い出したように自己紹介
刑部クロオ:「…高等部の刑部クロオ。」
クースディシア:「クースディシア・フォンド・T」
ラディッキオ:「クロオ……。好意には……感謝する……。私もクーに無理をさせるのは……心苦しい。だが……まだ名も知らなかったのでな……」
正午院スミカ:「中等部二年の正午院スミカと申します。スミカと呼んでくださいね」
ラディッキオ:「私はラディッキオ……同じ高等部だ……。見ての通りか弱い女性だ……。」
ラディッキオ:「ピアノを弾くときのように……優しく扱ってくれ……」
クースディシア:「ピアノを担いでる人の気持ちにもなってほしいんだけど!?」
ラディッキオ:「フルートを吹くときのように……優しく扱ってくれ……」
秋月円:「フルートなら持ち運びしやすいね」
正午院スミカ:「そういう問題なのでしょうか」
刑部クロオ:「…………そのピアノだかフルートを置く場所を確保しよう。」
クースディシア:「サブコントラバス・フルートでしょこいつ」
刑部クロオ:(とんでもないやつらと相席になっちまったなあ)とは口に出さず、足早に店に向かう

GM:かくして――
GM:君たち五人は『月見茶会』の扉を開く。
"店長"平野トトビ:「いらっしゃいませ……おやおや」
GM:ウサギ耳のついたシルクハットを被った小柄な少年は、まず円を見て、クースディシアとラディッキオを見て、それから正午院さんと刑部くんを見る。
"店長"平野トトビ:「これはこれは。いらっしゃいませ。五名様……ですね?」
クースディシア:「見ての通りよ……!それともこれがフルートに見える?」
"店長"平野トトビ:「いいえ、とんでもございません。ウサギたちに負けず劣らず愛らしい女性に見えますとも。ただ……」 商用スマイルだ
"店長"平野トトビ:「先ほど、申し訳ないながら入店をお断りしたお二方がいらっしゃったもので。……最初からそのご予定で、行き違いがあったのでしょうか?」
クースディシア:「そうそう。行き違いがあったのよ」
正午院スミカ:「…なんだか恥ずかしいですね」刑部さんにひそひそ言う。
クースディシア:「だって5人用って書いてあるものね?」
秋月円:「えっ、あっその」 正直に話そうとしていた所、クースディシアの言葉に遮られ
秋月円:「……い、行き違いでした。はい。でもこれで五人です!」
刑部クロオ:「……早いとこ調査でも何でもして帰りてえ。」正午院さんに返す
"店長"平野トトビ:「ははあ。……まあ、良いでしょう。ご予約いただいていますし、困ることはございません」
"店長"平野トトビ:「それでは秋月円様、5名様でご案内です。……あと、よろしくね」
GM:そう言って彼は店員に後を任せ、バックヤードへ引っ込んでいきました。
刑部クロオ:「………。」その背中を見送る
ラディッキオ:「……ようやく席に……つけそうだな……」
クースディシア:「ようやく……ホンットにようやく……」
店員:店員は君たち五人を案内します。店内は基本的に半個室制になっていて、区切られたスペース内に人が入り、そこへウサギが連れてこられて触ったり遊んだりできるようになっています。
店員:外部から意地の悪い見方をすると『ウサギと遊ぶ人間』を動物園めいて展示しているようにも見えなくはない。とはいえ、ウサギたちと戯れる生徒たちはその愛らしさに完全に骨抜きにされて、なんだか幸せそうだ。
GM:君たちは一番奥の、かなり広めのスペースに通される。
正午院スミカ:「(さすがに、あからさまに不審な点は見受けられないですね。…しかし)」
店員:「今回はご来店ありがとうございます。こちらが楽しくウサギと遊んでくださるためのマナーとなっており~」 と通り一遍の説明が始まります
ラディッキオ:「ありがとう、クー……。ここからは……自分で……歩ける……」スペースの直前でクーちゃんから降りて、2,3歩歩いて席に付きます
正午院スミカ:「うさぎがかわいい…」
クースディシア:「逆に最後まで完遂させてほしかったんだけど!まあいいか降りたし……」
クースディシア:「ああ軽い……」
ラディッキオ:「ふう……長い旅路だった……そしてこれがうさぎか……」
店員:人間の食べ物とうさぎの食べ物は別物だとか、うさぎを触った手でそのまま食べたり飲んだりしないようにとか、うさぎにしてはいけないこととか、説明そのものは結構しっかりしています。
刑部クロオ:席にコートを掛けて、物珍しそうに辺りを見回す。
正午院スミカ:「ラディッキオさん、体調が悪いのですか?」
ラディッキオ:「黒いのも……うさぎだ……」
ラディッキオ:「今日は……いいほうだ……もともと体が弱くてな……」
クースディシア:「んな状態見たこと無い。いつでも体力満タンでしょ」
ラディッキオ:「クーにはよく迷惑をかけている……」
クースディシア:「ホントに掛け値無しで掛けられてる」
正午院スミカ:「まあ、仲がよろしくて」
店員:「もしも体調等お崩しになるようなことがあれば遠慮なくお伝えください。静かなスペースでご休憩いただくこともできますので」 愛想の良いスマイルで言う
秋月円:「わー、こんなにいるんだ……」 こっちはこっちで、店で飼育しているうさぎリストに夢中だ
店員:「それでは何匹がお連れしますので……」 そう言いかけた所で、ぬっと大柄な人影がスペースに入ってくる
ラディッキオ:「もう……連れてきたのか……。早いな……」
動物園愛護:「君は……下がって良い。もう、連れてきた」エプロンをつけた大柄な男子生徒が、手押し車で何匹かのウサギを入れたケースを運んできた
クースディシア:「そりゃ人運ぶわけじゃないんだから楽でしょ」
動物園愛護:「うむ……上客だと、店長から聞いていたからな。俺にとっても、上客だ」
クースディシア:「ウサギですら台車使ってるのに……なんで私はそのまま持たされたんだ……」つぶやく。
刑部クロオ:「………。」木刀に置いた手をゆっくりと下す。
ラディッキオ:「愛護か……。ちょうど働いている時間だったようだな……」
動物園愛護:彼は丁寧な手付きでウサギたちを君たちのスペースに放す。ザ・ウサギといった容貌のネザーランドドワーフ、長い垂れ耳のロップイヤー、長毛でくしゃっとしたライオンラビット……
刑部クロオ:「車いすでも用意するか?」クーさんに
秋月円:「わ、わ、わ、マジック、マジック! マジックみたい!」
ラディッキオ:「結構だ……。車椅子まで加わっては……さすがのクーの腕力も……耐えられまい……」
クースディシア:「車椅子ごと抱えるわけあるか!」
刑部クロオ:「なんで車いすごと持つ前提なんだよ」
正午院スミカ:「あら、お知り合いの方がいらしたのですね」ラディッキオさんと動物園さんを交互に見ます。
動物園愛護:「うむ……知り合いだ。まさか優待券で来るとは、思っていなかったが」
ラディッキオ:「友人だ……。最近はダ・ヴィンチに傾倒している……」
クースディシア:「なにそれ?」言いながらも、視線は完全にウサギに向いている。
GM:話しながら、しめて八匹ほどのウサギが、君たちのスペースに放される。彼らは思い思いにぴょんぴょんと歩き回り、君たちに近寄ったり、テーブルの足に隠れたり、ウサギ同士で群れたりしている。
ラディッキオ:「自画像を描く……自意識の高いうさぎだ……。愛護のノートも、それにやられた……」
刑部クロオ:コートに飛びつこうとするウサギを見て眉根を顰める。
動物園愛護:「とりあえず、人当たりの良いのを、8匹……自画像を描くものは、いないが。もし他にリクエストがあれば、言ってくれ」
ラディッキオ:「愛護のノートに描かれていた……いるか……?」
正午院スミカ:「まあ、抱っこしたいです」普通に楽しんでいます。
ネザーランドドワーフ:ネザーランド・ドワーフは好奇心旺盛な一面を持つ。刑部くんのコートの端にちょいちょいと手を伸ばして引っ張ったりもするだろう
刑部クロオ:「よせよ、そいつは借り物だ。」コートを取り上げ、自分の膝の上に畳んで置く。
動物園愛護:「噛んだりはしないよう、躾はしている……実際、その手の問題がおきたことは、この店ではない。もし何か問題があったら、自分で対処しようとせず、店員を呼んでくれればと、そう思う」
動物園愛護:「抱き上げる時は……人間から掴みに行くのではなく。エサで招き寄せて、近づいてきた所を、そっと持ち上げてやってくれ。膝に乗せるのが良い」
クースディシア:「もしやられたらすぐ洗って消毒ね。チコリー以外はだいたいそれで大丈夫でしょ」
動物園愛護:そう言ってスティック状の野菜を差し出します(お通し)。
正午院スミカ:「ふむ。ふむ」さっそくセロリを片手に、床にしゃがみこんでいます。
動物園愛護:「消毒用のアルコールも、そこに置いてある。ウサギを触った後、物を食べたりする場合は、できるだけ使うように……」
ラディッキオ:人間用のメニューを見ている
ロップイヤー:正午院さんのセロリには、はじめから人間に近寄っていた長い垂れ耳のロップイヤーが反応した。ぽす、ぽす、と歩み寄って、物欲しげな目で正午院さんを見上げる
ラディッキオ:「今日はよく動いた……。なにか食べたい……」
クースディシア:「よく動く口だこと」
正午院スミカ:「やーん、かわいい。かわいいです」携帯でパシャパシャ撮り、ロップイヤーを抱っこします。
動物園愛護:「カフェなので、大体のものはあるが、ハーブや何やという、香りの強いものは、ウサギが嫌うので、あまり用意していない……まあ、紅茶とケーキはあるので、その辺りを勧めよう。ともだちビスケットは、味が薄いが、ウサギも食べられるメニューだ……」
ロップイヤー:野菜を与えれば、ウサギは大人しくそれをがじがじしつつ、大人しく正午院さんに抱っこされます。ヒザの上に置けば、まさしく置物のようにおとなしくなる。
ラディッキオ:「せっかくだからそのビスケットを……。それと、モンブランとミルクレープ、キャロットケーキを一つずつ、紅茶を一つ頼む……」
動物園愛護:「……カメラ撮影も問題ないが、フラッシュだけは焚かないように。まあ、店内は明るくしているので、オートでフラッシュが焚かれてしまうことはないはずだが……念のためだ」
ラディッキオ:「クーもなにか頼むといい……。世話になっている礼だ……一つくらいなら……奢ろう……」
刑部クロオ:動物園の言葉に頷き「俺は紅茶とビスケットを。」
クースディシア:「いいわよ、自分で頼む。借り作りたくないし、なんか仕事でやってるみたいになって嫌」
正午院スミカ:「ずいぶんと決まりごとがあるのですね…」膝に乗せたうさぎを撫でている。
秋月円:「あっあっ、私、私ビスケット! 食べたり分けたりしたい!」 こっちはこっちでライオンラビットを既にヒザに乗せてめちゃくちゃ撫でています
正午院スミカ:「あ、私も紅茶とビスケットをお願いします」
動物園愛護:「うむ……注文は、承った。お客様も、折角なのだ。触れ合ってほしい。どのような意図で来たにせよ、こうも動物に触れる機会は、なかなかないだろうからな」 と、刑部くんに
刑部クロオ:「撫でるくらいにしておくさ。膝には先客がいる。」
クースディシア:「コートくらいどっか邪魔にならないとこ掛けときなさいよ」
動物園愛護:「そうだ。本来、人間とウサギは違う動物……特に、人間は強い動物だ。その人間と、ウサギを付き合わせ、ウサギがその強さに押しつぶされないようにするためには……様々な制約と、厳重な管理が必要になる。ご理解を」
刑部クロオ:と言って、足元のネザーランド・ドワーフに手を伸ばす。
クースディシア:「それか預かってもらえば?」
ネザーランドドワーフ:刑部くんに撫でられると、ウサギは耳を寝かせて気持ちよさそうに目を細めます。
刑部クロオ:「あぁ、そう出来ればいいんだが裾が長くてウサギに噛まれそうでな。それと、」
刑部クロオ:「預けることは出来ん。」
クースディシア:「あっそ。まあ、暖かそうなブランケットね」
GM:やがて注文したメニューが運ばれてくると、ウサギたちもにわかに色めき立ちます。おそらく人間とウサギの共用ビスケットの匂いを覚えているのでしょう。
動物園愛護:「……ふむ。問題は、なさそうだな。ウサギたちも怯えている様子はない……キュマイラ・シンドロームの持ち主などは、たまにそれで一苦労をするのだが」
クースディシア:「こいつらもなかなか現金ねしかし」
ラディッキオ:「……人もうさぎも……空腹には勝てんな……」小さく砕いたビスケットをうさぎに与えます
動物園愛護:「素直なのだ。それが動物の、望ましい所でもある」 目を細める
ネザーランドドワーフ:ラディッキオがビスケットを与えると、他のウサギもひょこひょことした足取りで寄ってきます。ラディッキオの手に三匹ほどが群がる。
秋月円:「あっ、いいなそれ! 私もやろうっと。おいでおいでー」 そして円はそれのマネをする
クースディシア:ウサギと戯れる様子を遠巻きに眺めている。
ラディッキオ:「おお……」
動物園愛護:「……それでは、こちらはそろそろ、下がるとしよう。何か質問か、要望があれば、聞くが?」 と君たちに
ラディッキオ:「確かに……いい気分だな……。ここに惹かれる者の気持ちが……少しわかった……」
刑部クロオ:「一つだけ。」人差し指を立てながら動物園に
刑部クロオ:「“月面旅行”って知ってるか?」
動物園愛護:「……ふむ」 愛護は腕を組み
クースディシア:「何それ。裏メニューでもあんの?」
動物園愛護:「人類の尽きせぬ夢の第一歩……というのは、ロマンが過ぎるかもしれないが」
動物園愛護:「それをやろうとしている者もいる。止めたがる者もいるだろう。俺にとっては、良くも悪くもないことだ」
動物園愛護:「そして今、俺はこの『月見茶会』のウサギ飼育担当だ。……よって、答えることはない」
刑部クロオ:「…………。」動物園の目をじっと見て「悪いな、変な質問して。」
動物園愛護:「いいや。良くも悪くもないことだ」 その眼は静まった水面のように落ち着き払っている
動物園愛護:「他には、何か? ……何もなければ、俺は去ろう。もし何か用事ができたら、そのインターホンを使ってくれ」
正午院スミカ:「……ええ、大丈夫ですわ」
動物園愛護:「ああ、手洗いなど使うのは自由だが、ウサギをスペースの外に連れ出したりは、しないように。それと……」
動物園愛護:「……バックヤードには入らぬよう」
動物園愛護:そこまで言うと、愛護はゆったりした動きでガラガラと台車を押し、その場を後にします
クースディシア:「そんなこといちいち言われなくても誰も入んないでしょ。なんでわざわざ……」
ラディッキオ:「……何やら剣呑な……雰囲気だったな……」キャロットケーキを平らげながらいいます
秋月円:「えへへ……裏側にはどれくらいウサギさんがいて……どれくらい幸せなんだろう……」 手にウサギをまとわりつかせ、すっかり恍惚状態です
ラディッキオ:「クロオ……。入店の際にも……調査と言っていたが……。」
刑部クロオ:「ああ、妙な雰囲気にしてすまなかった。」
ラディッキオ:「ただ楽しむために来たのでは……無いようだな……」
秋月円:「……あ、うん。そうですよね……月面旅行、でしたか? 何なんでしょうそれ。動物園さん? の言うことも、よく分からなかったし……うへへウサギ……」
ラディッキオ:物憂げな視線をクロオくんに向けながら、モンブランを平らげます
クースディシア:「え?デートじゃないの?」遠巻きにウサギを眺めている。
秋月円:「私はご兄妹かなって……妹を連れてきてあげたお兄さんって感じでした」
刑部クロオ:「………どっちも違う。」
正午院スミカ:「違います!」顔が赤い。
刑部クロオ:「大体俺はそんな彼女サービスやら家族サービスなんてするガラじゃねえよ。」
クースディシア:「逆にじゃあなんで来たのよ」
秋月円:「そうですか? でも、確かにちょっと刑部さんツンケンしてますけど、そういう人ほど身近な人には優しかったりとか、結構ありますよ。ねえクーちゃん?」
正午院スミカ:「……」困ったように刑部さんを横目に見る。
刑部クロオ:「単純な話だ。夜中に出歩いてたら得体のしれない奴に、『月面旅行が始まる前に月見茶会を終わらせろ』だのなんだの頼まれてな。」
クースディシア:「そうね。なんで私に振ったのかは一切理解し難いけど……何それ?」
秋月円:「終わらせる……って。潰しちゃうってことですか。……地上げ?」
クースディシア:「そんだけのために来たの?それはなんというか、人がおよろしいんじゃないの?」
刑部クロオ:「俺が知るかよ。詳しく聞こうとしたらムキムキのウサギに殴られかけるわ石投げられるわ散々だ。」
クースディシア:「???」
ラディッキオ:「ムキムキの……」
秋月円:「…………」 心配なものを見る視線を刑部さんに向ける
刑部クロオ:「放置したら放置したで大事になりそうなんでな。そっちの方が面倒だ。」
ラディッキオ:「スミカは……そのお供ということか……」
刑部クロオ:「……信じてねえ目だな。畜生、まあ言ってもこうなるとは思ったがよ。」円さんに
正午院スミカ:「ええと、そう。そう思っていただいて、結構です」
ラディッキオ:「私は……信じる……。わざわざ番長連の人間まで……来ているのだ……」
秋月円:「あ、ごめんなさい! でも、ムキムキのウサギなんで……ねえ?」 ウサギを撫でつつ 「こんなにふわふわなのに……」
ラディッキオ:「根拠のない話では……あるまい……」
クースディシア:「いや、野生のあいつら結構速いわよ。なかなか当たんないもの」
刑部クロオ:ラディッキオさんの視線の先を見て「知ってるのか、こいつのこと。」
ラディッキオ:「中等部の……正午院……。男装番長親衛隊番長の名は……広く知られている……」
クースディシア:「男装番長親衛番長……?」
正午院スミカ:「まあ、私など男装番長を支えるだけの存在ですのに。お恥ずかしいですわ」
刑部クロオ:「いつ聞いても長えなそれ」
ラディッキオ:「長い……いきが切れそうだ……」
秋月円:「男装……親衛……? え?」 番長文化などには疎いのだ
正午院スミカ:「隠すつもりはなかったのですが、申し訳ありません」立ち上がり、改めて会釈。
正午院スミカ:「男装番長親衛番長の正午院スミカと申します。刑部さんも、風来番長の名を冠しておりまして…」
ラディッキオ:「そちらも……番長か……。いよいよ……物騒だな……」
秋月円:「……男装番長の、親衛の、番長さん? へえー……番長さんの親衛の番長さん……そういうのもあるんだ」
クースディシア:「番長連のセンス本当にご高尚で縁遠いのよね」
刑部クロオ:「俺は勝手に任命されただけだ…。」
秋月円:「でも、こういうのあれだよね。長いと、すごい! ってなる」
秋月円:「なるよねー?」 ウサギに話しかけている
秋月円:「なるって! 頷いたよ!」
秋月円:すっかり浮かれている
クースディシア:「あら。その子は耳が短いウサギは価値が低いっておっしゃる?」
ラディッキオ:「それで……。二人は入るのか……?バックヤードに……。」
秋月円:「なっ、なんでそういうこと言うのクーちゃん! 短くたってウサギはウサギだよ!」
秋月円:「そんなこと言ったらダメだよ!」 ぷりぷりしている。番長称号の長短と耳の長短の話が繋がっていないのだ
正午院スミカ:「月見茶会には、何か隠されてるようなのです」頷く。「バックヤードで調査したいですね」
クースディシア:「そういうのってやっていいものなの?」
クースディシア:「今のところ何も起きてないんでしょ?番長連様にその状態で強行捜査をする権利なんてあると思えないんだけど」
刑部クロオ:「無理に押し入ろうとは思わん。先に情報を得てから入るでもいいだろう。」
刑部クロオ:「あんたの言った通り、そんな権限はないわけだしな。」
正午院スミカ:「何か理由を探したいのですが、今のところ、見つかっておりません…」しゅんとする。
秋月円:「入っちゃダメだって言ってたしねえ。ダメだよねー?」 ウサギに話しかけ
ラディッキオ:「……」神妙な顔でミルクレープを食べ終わっている
秋月円:「……ダメだって! 頷いたよこの子! ねっ!」
クースディシア:「いつからウサギの知性で上書きしたの?」
秋月円:「そんなことないよ! ……っていうか、クーちゃん、ウサギさんと遊んでる? さっきから」
正午院スミカ:「うむむう。地道に情報を探すのが先決ですね……」
クースディシア:「えっ」
秋月円:「刑部さんは……まあちょっと分かるけど。クーちゃん、なんか全然楽しそうじゃないっていうか……」
秋月円:「見てるだけじゃない? ほらほら、こんなに大人しくて可愛いよ?」 手元のライオンラビットを差し出す。すごいもふもふだ
クースディシア:「うわっ!」
クースディシア:「ちょっと、急に突き出してくんな!」
刑部クロオ:正午院さんに頷く「真っ当な手段で調べて、真っ当に入るのが品行方正な番長様のやり方だろうよ。」
秋月円:クースディシアさんの反応をみて、ちょっと引っ込めるが 「大丈夫、怖くないよー、噛んだり全然しないし。大人しくて可愛いよ?」
クースディシア:恐る恐る手を伸ばす。
ライオンラビット:円の言う通り、ウサギは大人しくしたままだ。ちょっとクースディシアの手を見上げたが、それ以外は特に動きも見せない
秋月円:「がんばれ、がんばれー」 小声で応援している
クースディシア:恐る恐る頭を撫でる。
ラディッキオ:その様子を写真に撮っている
クースディシア:「なんだ、全然大したことないじゃない」顔は引きつり気味。
ライオンラビット:柔らかな長毛がふわふわとくすぐったく、しかし柔らかな感触を伝えてくる。撫でられてもウサギは大人しく、気持ちよさそうに目を細めている
秋月円:「大したことなくないでしょー。かわいい、でしょ? ねっ?」
クースディシア:「誰もかわいくないなんて一言も言ってないでしょ」
ラディッキオ:「ああ……。クーにも……可愛い所が……あったのだな……。顔以外に……」
クースディシア:「アピールとして金輪際箸より重いものを持たないことにしようかしら」
秋月円:「うふふふ……」 うさぎにまみれていた時とはちょっと違う方向で幸せそうだ
ラディッキオ:「箸より軽くなる努力をしよう……」ビスケットを食べる手を止めて
GM:かくして、君たちはめいめいに思惑を抱えつつも、『月見茶会』での時間が過ぎていく……

GM:ということで、シーンを切りましょう。ロイス・調達可能です。判定等ご自由にどうぞ!
ラディッキオ:スペリオルミックスかう
クースディシア:スペスペ!
ラディッキオ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[6,6,8,8,9]+3 → 12

刑部クロオ:スペリオルミックスを!
クースディシア:3dx+5>=15
DoubleCross : (3R10+5[10]>=15) → 7[1,5,7]+5 → 12 → 失敗

ラディッキオ:財産を3点使って買います
クースディシア:こちらも財産3点で注文できました
ラディッキオ:そして飲みたい……。いいかな?
刑部クロオ:ラッキーメダル:ホワイトを使って判定
刑部クロオ:2dx+6>=15
DoubleCross : (2R10+6[10]>=15) → 5[2,5]+6 → 11 → 失敗

GM:使用もどうぞ! 人気ドリンクだな……!
正午院スミカ:うーん、スペリオルミックスを狙います。
刑部クロオ:うわー、お金がない。
クースディシア:飲んでおきます
正午院スミカ:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 6[2,6] → 6 → 失敗

正午院スミカ:ぜんぜん無理だったん
刑部クロオ:ロイスはまだ保留しておきます。以上です!
ラディッキオ:貧乏人共だぜ
正午院スミカ:ロイスは保留です。以上です。
ラディッキオ:私もロイスはまだいいかな。
GM:持てる者と持たざる者……
クースディシア:こちらも保留!
GM:ではシーンを切ります!

◆Middle 2 シーンプレイヤー:正午院スミカ

GM:場所・時間としては、『月見茶会』に行った後、総番長の元へその報告に上がるというシーンです。なんで、流れ的には刑部さんもいた方が自然かとは思います。
刑部クロオ:了解!
正午院スミカ:1d10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 3[3]+47 → 50

正午院スミカ:ほっ
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:52->60)
GM:ラディッキオ、クースディシアも登場は可能です(制限する理由はない)。ただ、この後二人には出て欲しいシーンがあるので、その辺りも踏まえて
ラディッキオ:出ないかな~
クースディシア:そうね
ラディッキオ:総番長とか怖いし

GM:番長連のアジト。
GM:総番長はどこででも寝るので、彼女が今その瞬間寝ている場所こそが、彼女の居室である。
GM:という訳で、君たちは無道ささきの部屋を特定し、そこに向かい……
GM:男装番長と、もうひとり、背の高い男が話している所を目にする。
正午院スミカ:「……!」
男装番長:「ああ、戻ってきたね。おかえり、二人とも」 男装番長が爽やかに声をかけてくる
正午院スミカ:「はいっ、ただいま戻りましたっ、男装さまっ!」
平賀迅:「む……君たちかが例のか。失礼。風紀委員の平賀だ。邪魔をしている」 もうひとりの背の高い男も会釈をする
男装番長:「うさぎカフェは楽しかったかい? ……"風来番長"も楽しんだんだろうか」 クスリと笑って
正午院スミカ:「(男装様の銀髪と黒髪とのコントラスト)」
正午院スミカ:「(ユニット……いける)」
刑部クロオ:「番長じゃねえって言ってんだろ。…で、風紀?」
刑部クロオ:「風紀も何か掴んでんのか?」平賀くんに
平賀迅:「うむ。番長連の方で『月見茶会』に調べを入れていると聞いて、少しな……いや、まずは総番長に報告を入れてくれ。こちらの話はその後で」
男装番長:「それでは、私は仕事に向かうとしよう。二人とも、引き続き頑張って」 爽やかに笑いかけると、彼はこの場を立ち去ります
正午院スミカ:「(風紀と番長連の相対する勢力を代表する二人…。なるほど…)」
正午院スミカ:「あっ、ごきげんよう、男装さま!」
刑部クロオ:見送った後ため息を吐く。「マジで大事になってやがる。」
GM:男装番長を見送った君たちは、改めて総番長・無道ささきの部屋へと足を踏み入れる。風紀委員もその後に続いた。
平賀迅:「そう言うな。大事を見つけて片付けるのも、最終的には私達の学園生活のためだ」
正午院スミカ:「総番長、失礼いたします」ドアからひょっこり顔を覗かせます。
無道ささき:「……ムニャ! おかえり!」 今起きたささきが君たちを出迎える 「えっと……ああ、うさぎカフェに行ってた子だね。まあまあ、座って座って。寝ても良いぞ!」
刑部クロオ:「寝たらダメだろ」
刑部クロオ:近場の椅子にどかりと座る
無道ささき:「まあまあ、私がそう言ってるんだし……それで? うさぎどうだった?」
無道ささき:「可愛かった?」
正午院スミカ:「ふがいないことですが、とりたてて報告することはなくて…。いえ、むしろ、『報告することがない』という報告になるというか」
正午院スミカ:「あっ、それはもう!」コクコクと頷きます。
正午院スミカ:「とても可愛かったです」
無道ささき:「そうかぁー。良いよね、小さい動物……ふわふわしてるし……一緒に寝たらすごく寝心地が良さそうで……」
無道ささき:「……ま、それはいっか。で、怪しい所とかなかったんだ?」
刑部クロオ:「……。」指を顎に当てて思案する。
刑部クロオ:「これはこっちの話だが、”月面旅行”という単語に反応した奴がいる。」
無道ささき:「月面旅行?」
無道ささき:「……月ってことは、いつも夜なのかなあ。寝やすそう……」
刑部クロオ:「カフェに行く前に話しただろ、『月面旅行が始まる前に月見茶会を終わらせろ』って俺が頼まれたことだよ。」
正午院スミカ:「…ディオゲネズクラブが企てていることが、月面旅行なのでしょうか」
無道ささき:「おお、覚えてる、覚えてるぞ! ということは、やっぱり本当にあるっぽいことなんだな」
無道ささき:「うーん、やっぱりそう思うよな? 月面旅行か……」
無道ささき:「スペースシャトルを打ち上げるとか……?」
正午院スミカ:「……うさぎを連れて……?」
刑部クロオ:「文字通りの意味ではない可能性がある。何かの符丁か、コードネームだったりな。」
無道ささき:「おお、コードネームな、コードネーム。分かる、分かるぞ。お前が『風来番長』であるように、何かの作戦に『月面旅行』って名前を付けてるんだ」
刑部クロオ:「眠気が収まってるときは理解が早いんだがな…。」
無道ささき:「しかし、風来番長っていうのはまさしくお前を言い表した言葉だ。月面旅行はいったいどんなことなのか……」
無道ささき:「やっぱりスペースシャトル……うさぎ……ウサギが一匹……二匹……」
無道ささき:「さん……びき……むにゃ……」
刑部クロオ:「あと俺は風来番長って勝手に呼ばれてるだけの一般高等部生徒だからな。」
正午院スミカ:「聞いてませんねえ」
刑部クロオ:「あ!言ってる間に寝るんじゃねえ!」
正午院スミカ:「寝てしまいました」
刑部クロオ:「なんでいつも俺が訂正しようとするときだけ寝るんだこいつは!」
刑部クロオ:「どんな都合のいい体質だ!」
無道ささき:「zzz……偶然だよー……zzz……」
刑部クロオ:「故意にやってんだろ!!」
刑部クロオ:ゆさゆさと総番長の肩をゆする
正午院スミカ:「クースディシアさんとラディッキオさんと思い出すやり取りですわ」
刑部クロオ:「あんな仲良しじゃねーよ。腐れ縁だ。」
無道ささき:「zzz……zz……zzz……」 揺らされても何されてもビクともしないのだ
刑部クロオ:ぱっと手を離して毛布を投げつける。
正午院スミカ:「まあ、腐れ縁だなんて」クスクス笑う。「とっても仲良しじゃありませんか」
無道ささき:「スヤ……サンキュ……zzz……」 もぞもぞ毛布で身体をくるんで寝に入る
平賀迅:「……彼女は相変わらずだな。挨拶するまでもなく寝入ったか」 後ろで話を聞いていた平賀が呟く
刑部クロオ:「お前な…」と言い返そうとしたあたりで平賀君の声を聞く
平賀迅:「改めて。風紀委員の平賀だ。まあ、番長連ともそれなりに縁があってな。たまにこうして足を運ばせてもらっている」 二人に向けて
平賀迅:あ、知り合いであることにしてもよいけどね。そこはおまかせします
刑部クロオ:こちらは初対面にしましょう。
正午院スミカ:同じく!
平賀迅:「月見茶会の、少なくとも店内には、やはり特に怪しいことはなかったか……評判の良さで分かっていたことではあったが」
正午院スミカ:「あなたも月見茶会の捜査を?」
平賀迅:「いや。私は少し違っていて……そうだな、話しても良いだろう」
平賀迅:「この一ヶ月……夏休みの終わる前頃から、今までくらいにな。生徒の中で行方不明者が出ている。しめて8名」
刑部クロオ:「……穏やかじゃねえな。」
平賀迅:「総量で見れば決して多くない。色鯉がこじれてスラムに身を潜めるとか、気まぐれでダンジョンに探索に出て戻らないとか、そういうことはそう珍しくない……」
平賀迅:「……それでも、そうだ。決して穏やかな話ではないし、姿を消す理由がない生徒ばかりでな。それについてドサ回りをしているという訳だ」
正午院スミカ:「(いま、表情に謎の説得力があったのは)」
正午院スミカ:「(気のせいでしょうか…)」
平賀迅:「で、その8名のうち2名が、『月見茶会』でトラブルを起こしたその晩に姿を消しているという情報があってな」
平賀迅:「もちろん、関与があるという断定は到底できない。だが元々あそこは……人気で誤魔化しているが、来歴からして少々怪しい所もある」
正午院スミカ:「来歴…?」
平賀迅:「自称『月面人』の店長だよ。平野トトビとかいう。そんな生徒はアカデミアの名簿には存在しない」
正午院スミカ:「!」
平賀迅:「ま、『兎(ト)跳(トビ)』なんて名前だ。偽名ってことも有り得るだろうし、それだけで怪しいと断定はできないが……二人は会ったか? どうだった?」
正午院スミカ:「お会いいたしました。確かに、どこか掴めないような雰囲気で…」
刑部クロオ:「随分若いとは思ったがな。」
正午院スミカ:「私と同年代くらいに見えましたもの」
刑部クロオ:「正午院の言う通り掴めない雰囲気もあったが、月面人のキャラとして演じているのか素なのかはわからない。」
平賀迅:「うむ……そういうのは、そういう『キャラ付け』と言われてしまえばそこまでだからな。まったくやりづらい」
平賀迅:「ま、ともかくその辺りで何か手がかりがあればと思って足を運んだ訳だ。……君たちも良ければ意識しておいてほしい」
正午院スミカ:「ええ、総番長には代わりにお伝えしておきますね。情報提供を感謝いたします」
平賀迅:「8名の行方不明者のうち2名が『月見茶会』に関与している証拠すらないが……数少ない手がかりであることも事実だ。もし何か分かれば、よければ連絡して欲しいし……」
平賀迅:「ま、連絡なんてせずにドンドン動いてくれても、それはそれで構わない。番長連のフットワークを見せてくれ」
正午院スミカ:「………」じっと平賀さんを見上げる。
平賀迅:「……? 何か?」
正午院スミカ:「男装番長さまとも、そのような会話を?」
平賀迅:「ああ、軽くそのことは話したが、あとは世間話だよ。元々知り合いでね。直接会うのも久しぶりだったからな」
平賀迅:「相変わらずで何よりだ。……少し、からかわれたがな。やれやれ」 フ、と笑う
正午院スミカ:「…! そ、そうなのですね。元々知り合……か、からかわれ。た。なるほど。ははあ」
正午院スミカ:「なるほどですわ。かしこまりました」アツい妄想が頭を駆け巡っている。
刑部クロオ:「何がなるほどなんだ。何が畏まったんだ。」
正午院スミカ:「だ、だって! 平賀さんが悪い!」
正午院スミカ:「そんな公式燃料投下…聞いてない!」
平賀迅:「ん? 私が……何だって?」
刑部クロオ:「お前が内燃してるだけだろうが!」
刑部クロオ:「いや、あんたは何も悪くないから安心してくれ。」
刑部クロオ:「この子は男装番長の事になるとちょっとおかし…頭のネジが外れるんだ。しばらくすれば治る。」
平賀迅:「うむ。私に悪いことをした自覚は一片たりともないので常に心安らかだが」
平賀迅:「……ははぁ。なるほど。男装のが言っていた良くできた後輩というのは……」
平賀迅:「……っと、済まないが良い時間だな。こちらも後が詰まっている。情報は交換できたし、この辺りで失礼しよう」
正午院スミカ:「えへっ、ふふ…今日の日刊男装さま通信の内容は決まりですわ……」
正午院スミカ:「また是非、お話をお聞かせくださいね!」
平賀迅:「ああ。何か新しい情報が入ったらすぐに伝えよう」
正午院スミカ:「平賀さんの思う男装番長の魅力などを!」
刑部クロオ:「……ああ、また何かあれば連絡する。」
刑部クロオ:「普通に事件のことを聞くだけだが…。」
正午院スミカ:「そっち!」
平賀迅:「うむ。では失礼」 平賀はその場を後にします

GM:何事もなければロイス・調達等してシーンを切りますぞ
正午院スミカ:OKです!
刑部クロオ:OKです!
正午院スミカ:ロイスは、刑部さんに取得します。 刑部クロオ/信頼
正午院スミカ:信頼:○/隔意 で!
正午院スミカ:調達はスペリオルミックス取得に挑みます。
正午院スミカ:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 9[9,9] → 9 → 失敗

刑部クロオ:ロイス取得!妙な子/正午院スミカ/感服/○隔意/ロイス
正午院スミカ:隔意ww
刑部クロオ:スペリオルチャレンジ!
刑部クロオ:日刊男装様とか読んでないし…(隔意)
刑部クロオ:3dx+6>=15
DoubleCross : (3R10+6[10]>=15) → 6[1,5,6]+6 → 12 → 失敗

刑部クロオ:うわあー
刑部クロオ:失敗!以上です!
GM:財産点のない苦しみ……


◆Middle 3 シーンプレイヤー:クースディシア

GM:月見茶会訪問の翌朝の通学風景で、ラディッキオさんもでることを想定しています。
GM:番長2名はお任せ。
GM:登場ダイスを振って登場してください。
ラディッキオ:出よう
ラディッキオ:1d10+34-1
DoubleCross : (1D10+34-1) → 6[6]+34-1 → 39

正午院スミカ:とりあえず出なくて大丈夫!
ラディッキオ:まあいいか
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+6(1d10-1->7-1)した(侵蝕率:53->59)

GM:翌朝……
GM:あの後、君たち二人は円と別れ、普段どおりの夜を過ごし、普段どおりの朝を迎えていた。
GM:普段どおりの朝……ラディッキオさん登校できるのかな……
GM:ともあれ、そんな感じの朝の通学路です。君たちは今日も授業を受けるため通学している。できれば二人一緒にいてくれるとありがたいぞ。
ラディッキオ:「ふぅ……ふぅ……」
ラディッキオ:息は切れ気味で歩みも遅いが……今日はちゃんと歩いているぞ!
GM:ちゃんと歩いてえらい!
クースディシア:「言っておくけど、今日は絶対抱えないからね」歩みを合わせて並ぶ。
クースディシア:「腕上がんないのよ昨日ののせいで」
ラディッキオ:「問題ない……。ふぅ……愛護も言っていた……。はぁ……。動物には……癒やしの力があると……」
ラディッキオ:「心なしか……うっ……!げほっ!げほっ!体も軽いような……はぁ……はぁ……!そうでも、ないような……」
クースディシア:「肉体が回復するわけあるか。ってか、その問題ないってチコリーの方じゃなくてまさか」
クースディシア:「私の腕が回復してるから大丈夫っつってんじゃないでしょうね」
ラディッキオ:「……ごほっごほっ!……すまない……よく聞こえなかった……」
クースディシア:「もういいわよ。あと言っておくけど、このペースだと遅刻ギリギリだからね」
ラディッキオ:「私は……問題ない……。教室より、保健室のほうが……近いからな……」
クースディシア:「それ私だけ遅刻するじゃん……!」
GM:では、そんな風に君たちが話していると
秋月円:「……あれ、クーちゃんにラディッキオさん? おはようー」
GM:円が後ろから声をかけてきます。彼女は背の低い男の子と手を繋いでいる。
秋月円:「ラディッキオさん、大丈夫? 今日はクーちゃんが抱っこしないの?」
ラディッキオ:「ごきげんよう、秋月……早速で悪いが、教室まで担いでもらえると……」
ラディッキオ:「……いや、なんでもない……手はふさがっている……ようだしな……」
クースディシア:「甘やかすとこいつのためにならないもの……早速言い出したけど……」
秋月円:「えっ、私の番……! うーん、でもごめん。今日はまだ教室行かないんだ」
秋月円:「あはは、そうそう。片手じゃ大変だしねー。……ほら照、ご挨拶できる?」
GM:そう言って彼女は手をつないだ男の子に声をかけますが、男の子の方は円のスカートを掴んでその影に隠れてしまう。
ラディッキオ:「……彼氏では……なさそうだな……。弟、か……」
秋月円:「……あはは。ごめんね。まだ人見知り激しくって」
ラディッキオ:「対抗で、兄……大穴で父……」
秋月円:「うん、そう。照っていうの。弟です! 兄も父もいな……あー」
秋月円:「ともかく弟! 見かけたら良くしてやってね?」
クースディシア:「クースディシアよ。まあ、なんかあったら頼って」
ラディッキオ:「ラディッキオだ……。君の姉からは……チコリーと呼ばれている……」
クースディシア:「面倒を見るやつが1人増えようとも大して変わんないし」
秋月照:「……よろしく、お願いします」 か細い声だ。一応初等部の制服を着ているが、もっと子供だと言われても不思議ではないだろう
秋月円:「……ん? なんでラディッキオさんがチコリーなの? ラディッキオ・チコリーさん……?」
クースディシア:「重症ね。ウサギのほうがまだ寄ってくるわよこれ」
ラディッキオ:「野菜……」
秋月円:「あはは、ホントにね。もうちょっと元気になってくれると私も安心なんだけどな」
ラディッキオ:「初等部に送ってから……行くのか……?」
秋月円:「ううん、あんまり学校には通ってなくて。高校の横に訓練施設あるでしょ? 今日はあそこに行くの」
秋月円:「訓練というよりは、計測のため? ちょっと専門知識が必要で、私はまだ半分くらいしか分かんないんだけど……」
秋月円:「で、それに付き合わなきゃだから、私も今日の午前はお休みです。ごめんね、教室まで担いで行ってあげられなくて」
秋月照:「……」 相変わらず、円の影からクースディシアやラディッキオの様子をこっそり伺っている
ラディッキオ:「構わない……。私には、私のアシがある……」
クースディシア:「奇遇ね。私にも一人分の脚が付いてるわ」
ラディッキオ:「あきづ……円には、また今度……頼むとしよう……」
秋月円:「ん、良かった。……あ、そうだ。実はね、あのあと家に帰ったらこれがポストに入ってて……」
秋月円:そう言って差し出すのは、昨日と同じ『月見茶会』の優待券である
秋月円:「……しかも今回、上限五人で人数不問だって書いてあって」
秋月円:「さすがにおかしいよね?」
クースディシア:「完全予約制の人気店様が、好き好んで?」
秋月円:「うん。いやホント、何も気にせず行っていいなら、私、うひゃーってなって通える限り通っちゃうけど。お金もあるし」
秋月円:「さすがにおかしいよなーって、私は思ったのです。……こういうの、あんまり普通じゃないよね?」
クースディシア:「人数が急に不問になることが一番変」
クースディシア:「まるで、どうしても来てもらわないと困るって感じでしょ、それ」
秋月円:「うーん。どうしても来てもらわないと困る、かあ。何でだろう……何かあったっけ……?」
クースディシア:「ああ、じゃあ。本当にウサギにされるとかなんじゃないの?」
秋月円:「ウサギにされちゃうかぁ」 楽しそうに笑い 「それはそれでありかもねぇ。照も一緒なら、まあ……」
秋月円:「昨日の子たち、みんな可愛かったもんなあ……ふわふわで……人懐こくて……」 昨日のことを思い出してほわんほわんしている
ラディッキオ:「おとぎ話なら……鍋にして食べられるところまでが……セットだ……」
クースディシア:「あら。ミートパイじゃなくて?」
秋月円:「あはは、ピーターラビット!」
ラディッキオ:「ここは日本だからな……。日本風なら、鍋だろう……」
秋月円:「……さて。それじゃあ、そろそろ行きますか。午後には行くから、教室でねー」
秋月円:「ほら行こう、照」
クースディシア:照君にひらひらと手を振る。
ラディッキオ:軽く手を挙げて見送る
秋月照:「……うん」 弟はこくりと頷き、君たちをまた少し見て
秋月照:ちょいちょいと手を振り返しつつ、円に手を引かれてその場を去っていった
ラディッキオ:「惚れられたかな……これは……」
クースディシア:「よかったじゃない。あとはあんたを抱えられるだけ成長してくれれば完璧ね」
ラディッキオ:「……?クーは……自分の彼氏に……私を……持たせたいのか……?」
クースディシア:「どういう意味……?」
GM:そんな感じで、君たちは朝の通学路を学校に向けて歩いていく……

GM:という所でシーンを切りましょう。調達とロイスを可能とする!
ラディッキオ:なにか買うか~
ラディッキオ:でも今の流れで銃とか買いたくないよな……
クースディシア:2人用のスペリオルとか?
ラディッキオ:応急手当でも買っておくか
クースディシア:スペリオル挑戦してみようかな。
ラディッキオ:見学を見たらスペリオル欲しがってたから買おう
ラディッキオ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 8[1,4,7,8,8]+3 → 11

ラディッキオ:4使って買おうかな
クースディシア:3dx+5>=15
DoubleCross : (3R10+5[10]>=15) → 10[5,6,10]+10[10]+10[10]+4[4]+5 → 39 → 成功

ラディッキオ:しゅごい
クースディシア:すごい買えた
クースディシア:ロイスは保留かな。おわり!
ラディッキオ:私もロイスはまだかなー
GM:OKです。それでは次のシーンに移りましょう

◆Middle 4 シーンプレイヤー:刑部クロオ

GM:他PC登場自由。情報収集シーンです
ラディッキオ:じゃあ出ようかな
刑部クロオ:出ます
正午院スミカ:でますー
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:60->64)
ラディッキオ:1d10+39-1
DoubleCross : (1D10+39-1) → 3[3]+39-1 → 41

正午院スミカ:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 4[4]+50 → 54

ラディッキオ:よし
クースディシア:2人が出るなら出ないとな
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:59->64)
ラディッキオ:スペリオルを渡したいぜ
クースディシア:おなじく!
刑部クロオ:ありがてえ…
GM:あ、忘れない内に渡して飲んじゃって!
正午院スミカ:受け取ってのみます!ぐびぐび
ラディッキオ:飲んでおけ……
刑部クロオ:ぐびぐびしたい
GM:では先に項目を呈示します

◇情報収集 1
・月見茶会の経営状況について <情報:噂話><情報:ウェブ> 6
・ここ一ヶ月の行方不明者について <情報:アカデミア> 7
・秋月円について <情報:アカデミア> 9
・動物園愛護について <情報:UGN> 15
・白兎耳の仮面少女について <情報:アカデミア><情報:噂話> 7
・ウサギ獣人について <情報:アカデミア><情報:噂話> 7
・"ラーズグリーズ"について <情報:アカデミア> 7
ラディッキオ:愛護……お前……
刑部クロオ:愛護の難易度が高い!
GM:な、難易度が高いだけですよ
正午院スミカ:この中で、クーちゃんチコちゃんが調べられる項目ってどれかな
正午院スミカ:性能じゃなくて、PCが調べる動機があるかという点で
クースディシア:上4つかな
クースディシア:あ、2個めは知らないか
クースディシア:1,3,4
ラディッキオ:1,3,4ですね
ラディッキオ:愛護のこと調べとこうかな
クースディシア:でもまあ、ここに高いの集中してるので特に問題はないかなあ
正午院スミカ:ふんふん
刑部クロオ:じゃあその辺をお任せして別の項目をやりましょうか。
ラディッキオ:剣呑な会話を聞いて心配が増したのだ
ラディッキオ:GOGO
正午院スミカ:どうしようかな。ラーズグリーズ調べちゃおうかな
刑部クロオ:因縁のある兎耳仮面少女について調べましょう
ラディッキオ:調べる愛護~
ラディッキオ:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 7[1,5,6,6,7]+1 → 8

刑部クロオ:ではラッキーメダル:ホワイトを使って情報:アカデミアで判定します
GM:あ、ダイスはバシバシ振ってっちゃってください!
刑部クロオ:3dx+2>=7
DoubleCross : (3R10+2[10]>=7) → 9[1,3,9]+2 → 11 → 成功

刑部クロオ:成功!
ラディッキオ:金に物を言わせるか……財産を7点使って抜きます。
クースディシア:こちらは秋月円を。
正午院スミカ:ラーズグリーズについて、情報:アカデミアで、コネ使用します。
クースディシア:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 9[1,4,5,9]+2 → 11 → 成功

正午院スミカ:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 9[2,2,3,9]+1 → 10 → 成功

正午院スミカ:4dx+1>=7
DoubleCross : (4R10+1[10]>=7) → 10[5,6,9,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

正午院スミカ:あれ、ごめんなさい、二回振っちゃった。上の方を採用してください
GM:どっちも成功してるしね……!
GM:という訳で、全員成功か。順番に見ていきましょう。
秋月円について
16歳。女子。非オーヴァード。
家族構成は歳の離れた弟の秋月照のみ。母親は照を出産後に、父親は二年前に亡くなっている。父親はUGNエージェントであった。
弟の照はオーヴァードとして未だ不安定であり、彼女は献身的にそれを支えている。
アカデミア転入当初は抑圧的・自罰的で彼女自身のメンタルも危険な状態にあったが、現在は数少ないながらも友人ができ、一時ほど悪い状態ではない様子。
ウサギが大好き。寝る時はウサギのパジャマだし、ウサギのぬいぐるみに囲まれて、特大のウサギのぬいぐるみを抱いて寝ている。
 → 情報収集項目追加:秋月照について
・動物園愛護について
年齢不詳。男子。古代種オーヴァード。
長命古代種のオーヴァードであるが、長命だからと言って何か特別なことをしている訳ではなく、ただぼんやりと長い時を生きてきたらしい。動物園愛護という名前も、日本にやってきた1990年以降になんとなく名乗った名前なのだとか。
アカデミアに転入したのは、自分のぼんやりした生き方にもうちょっと方向性をつけられたら、という気持ちによるもの。
FHとイザコザを起こしたことがあり、そのためかUGNには比較的協力的。親ゼノスでもある。
基本的に善良なのだが、長命古代種ゆえの価値観のズレもあり、それが良くも悪くも働くことがある。
・白兎耳の仮面少女について
実は過去にも、彼女と思しき存在の目撃例は存在していた。場所は様々なれど、基本的には夜間の目撃だったとのこと。ただし、実際に会話したのは刑部クロオのみ。また、一ヶ月以上前の目撃例はない。
目を引く容姿なので日中でも目撃されていそうだが、現在のところ昼間の目撃例は存在しない。日中は容姿が異なるか、人前に出ないかといったことが考えられる。
 → 情報収集項目追加:姿を変える? 能力について
・"ラーズグリーズ"について
ディオゲネスクラブ。眼鏡型仮面の怪人。『計画を壊すもの』。
大小様々な陰謀を学園島内で働かせているが、本人の能力も低く、そもそも成功失敗以前の問題に終わることも多い。上手くいきそうな計画についてペラペラと他人に自慢したがる性質が、ことさら彼女を成功から遠ざけている。
しかし本人は一向に気にせず『UGN失墜のため』『オーヴァードと非オーヴァードの共存など無駄であるということの証明のため』、考えなしの手当たり次第に様々な仕掛けを打っている。
今回の件に関して言えば、『月見茶会』に何かの仕掛けをしているという点は確実。
GM:以上です。で、「動物園愛護について」が開いたので、これをトリガーとしたシーンが次に挟まります、ということは今のうちに。
刑部クロオ:はい!
ラディッキオ:ラジャー
GM:という訳で、調達ロイス等あればどうぞ。それが済み次第、次のシーンに進みます!
ラディッキオ:パーソナルモビリティでも買おうかな
ラディッキオ:その上で乗らない
クースディシア:担がされる……
ラディッキオ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[2,2,3,4,10]+3[3]+3 → 16

ラディッキオ:買えてしまった……
正午院スミカ:調達、UGNボディーアーマーでも狙おうかな
クースディシア:ボディアーマーかな。
正午院スミカ:すごい
正午院スミカ:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 8[5,8] → 8 → 失敗

正午院スミカ:だめー
クースディシア:4dx+5>=12
DoubleCross : (4R10+5[10]>=12) → 10[2,7,9,10]+5[5]+5 → 20 → 成功

正午院スミカ:すごーい!
正午院スミカ:クーちゃんめっちゃダイスまわる
刑部クロオ:ロイス保留!調達は…どうしよう。ボディアーマー!
クースディシア:買えた!装備します。
正午院スミカ:ロイス保留で、以上です。
刑部クロオ:3dx+6>=12
DoubleCross : (3R10+6[10]>=12) → 9[3,4,9]+6 → 15 → 成功

クースディシア:ロイスはあと!
ラディッキオ:ロイスはない
刑部クロオ:買えた、装備!
刑部クロオ:以上です!
GM:もうボディアーマーが揃ってきた……ではシーンを切ります!

◆Middle 5 シーンプレイヤー:ラディッキオ

GM:他PCも登場自由です。まあ途中登場でも大丈夫なので……
ラディッキオ:じゃあ出る
ラディッキオ:1d10+39-1
DoubleCross : (1D10+39-1) → 2[2]+39-1 → 40

ラディッキオ:よし
GM:なんでまだそんな値なんだ……
GM:動物園愛護について調査し、情報を得た君は、それとほとんど同じタイミングで動物園からの呼び出しを受けました。
正午院スミカ:出るつもりなので、振っております
正午院スミカ:1d10+54-1
DoubleCross : (1D10+54-1) → 1[1]+54-1 → 54

正午院スミカ:上限1なので、55です。
刑部クロオ:出るつもり!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:64->67)
クースディシア:振っておくかなー
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:64->68)
刑部クロオ:スペリオルがありがたい

GM:時間は放課後、場所はうさぎカフェ『月見茶会』の近くの小さな広場です。
ラディッキオ:ノコノコ出ていきます
ラディッキオ:一人でな……
GM:では、動物園は時間通りに姿を表す。
GM:エプロン姿のままだ。店を抜けて来たのだろう。
動物園愛護:「……来たか……」
ラディッキオ:「珍しいな……愛護が……私を呼び出すとは……」
ラディッキオ:「仕事中だろうに……どうした……」
動物園愛護:「うむ……俺にとっても、珍しいことだ……人を、呼ぶなどな……」
動物園愛護:「……だが、お前が俺について、調べていたという話を……ある筋から聞いたのだ」
動物園愛護:「……調べることは、できたか?」
ラディッキオ:「そうだ……実は……調べた……」
動物園愛護:「そうか……」 腕組みをする
ラディッキオ:「長生きなんだな……」
動物園愛護:「かなりな……」
動物園愛護:「第二次世界大戦のニュースの、日本が降伏したというニュースを……アメリカで聞いていた」
ラディッキオ:「同じくらいの年齢ではないかと……思っていたのだがな……意外だ……」
動物園愛護:「すまん……俺も、皆には同じくらいの年齢だと、思われていたかった……」
ラディッキオ:「私は……授業で聞いた……」
ラディッキオ:「若作りか……」
ラディッキオ:「乙女心だな……愛護は……男だが……」
動物園愛護:「うむ……若作りだ……」
動物園愛護:「乙女心……なのだろうか」
動物園愛護:「……学生というものを、やってみたいと思ったのだ。人間は、学生として様々なものを学び、未来を決めるという」
ラディッキオ:「伝え聞くところに寄ると……そうらしいな……」
動物園愛護:「しかし、普通の学生というものになるには、どうしても『親』が必要で、大変だ……そんなことを、霧谷に話したら……ここを紹介された」
ラディッキオ:「そうなのか……」
動物園愛護:「なので、今日呼び出したのは……頼みたかったからだ……」
ラディッキオ:「普通の学生は……大変だな……」
ラディッキオ:「そうか……」
動物園愛護:「できれば、俺は普通の学生でいたいので……長生きで、若作りをしているということを……黙っていて欲しい」
ラディッキオ:「てっきり……愛の告白かと……思っていた……」
動物園愛護:「うむ……お前のことは、比較的好きだが……愛の告白をするほどではないな……」
ラディッキオ:「安心した……。私も……もしそうなら……断ろうと思っていた……」
ラディッキオ:「だが……その頼みなら……聞こう……」
動物園愛護:「うむ……それで、できるだけ黙っていてくれるだろうか……俺の秘密を……」
ラディッキオ:「黙っていよう……。愛護の秘密を……。」
動物園愛護:「うむ……それは、良かっ……?」 話している途中で、不意に愛護は辺りを見回します
GM:耳を済ますと
ラディッキオ:「……どうした、愛護……」
GM:耳が良ければ分かる。どこか遠くの方から、ドス、ドスッという重量音が近づいてきているのだ。
ラディッキオ:断固として済まさない
動物園愛護:「いや……この音は、まさか……いや……」
動物園愛護:「……間違いないな……」
ラディッキオ:「風の音が……聞こえる……」
GM:愛護が呟いた瞬間、空を黒い影が横切り
GM:ドォン! という轟音を立てて、筋骨隆々のウサギ獣人が君たちの前後を挟むように着地した……その数2体!
GM:地面が揺れ、砂埃が舞う!
ラディッキオ:「目に……砂が……」
動物園愛護:「……ううむ……何ということだ……」
ラディッキオ:「何も見えない……一体……何が……」
動物園愛護:「そうだな、今……とても危ない……」
ラディッキオ:両手で目をゴシゴシこすっています
動物園愛護:「大人しくしていれば、お前は大丈夫のはずだが……」
ラディッキオ:「では……そうする……」
GM:愛護の言葉とは裏腹、ウサギ獣人はじりじりと前後から二人を追い詰めていく……!
動物園愛護:「……守ることはできるか……いや、俺一人では……」
刑部クロオ:空を、また黒い影が横切る。
正午院スミカ:もうひとつ、黒い影が後を追う。
動物園愛護:「……む……」
刑部クロオ:緑のミリタリーコートを羽織った男が獣人と二人の間に割って入るように着地し、ゆっくりと木刀を抜く。
ウサギ獣人:ウサギ獣人は歩みを止めます
ラディッキオ:「また砂が……おお……」
正午院スミカ:反対方向にふわりと着地。手にした新体操のリボンが優雅にひらめく。
刑部クロオ:「騒がしいと思ったらこれかよ。全く、日の下だとより悪夢みてえなフォルムしてんなお前ら。」
正午院スミカ:「お二人とも、ご無事ですか?」
ラディッキオ:「これは……クロオと……男装番長親衛隊番長……それに、うさぎが二匹……」
刑部クロオ:「これで信じたろ?」背中越しに正午院さんに
動物園愛護:「……うむ……だが、あれはウサギではない……」
ラディッキオ:「それは……難しい問いだ……。私は今、目に砂が入って……とても痛い……」
正午院スミカ:「ええ。なんというか」
正午院スミカ:「すっごく可愛くなくて、がっかりしましたわ」
ラディッキオ:「涙が出ている……無事と言えるか……どうか……」
正午院スミカ:「ご無事ですね。よかったです」
ウサギ獣人:口をもぐつかせ、無機質な瞳で君たちを見る。動きこそ止めたが、この場を立ち去ったりする様子はない
ラディッキオ:「気分も悪く……なってきた……何だこのムキムキ……キモい……」
刑部クロオ:「無事なうちに下がってな。」
ウサギ獣人:やがて獣人同士で目配せをすると、拳を握って腕を構えた。どうも、君たちの乱入を見てもまだやる気らしい
ラディッキオ:「そうしたい……ところだが……」
刑部クロオ:「特にちっこいの!あの拳に1ミリでも掠ったら保健室行きどころじゃねえぞ。」
刑部クロオ:「あん?」
動物園愛護:「……こいつらは……命令された通りに動く。俺を連れ帰るような素振りは見せていないとなると……」
動物園愛護:「恐らく命令は……俺と、俺と話をしている奴を痛めつけて来い、といったところか……」
正午院スミカ:「どうして、そのような目に遭っているのか。この後で、詳しく聞かせてくださいね」
動物園愛護:「……うむ……」 腕を組んで思案顔
ウサギ獣人:やがて、獣人たちは威嚇めいて地面を叩きつけると、君たちに襲いかかってくる……戦闘開始だ!

GM:■ ROUND 1
GM:[ウサギ獣人1] - 5m - [PCs] - 5m - [ウサギ獣人2]
GM:配置はこんな感じです。ラウンド進行を進めていきます。
GM:まずはセットアップがあればどうぞ。こちらは特にないです。
ラディッキオ:私はない
刑部クロオ:うーん、念のために使っておきましょう。《スタートダッシュ》
正午院スミカ:《狂想の旋律》を使用します。対象は私と、刑部さん!
正午院スミカ:このラウンド間の攻撃力が+15、暴走します。
刑部クロオ:ウオーッ!破壊力!
ラディッキオ:あとクーちゃんも欲しいって
正午院スミカ:クーちゃんにもあげます!
クースディシア:やった!
GM:おてがる暴走三人組!
クースディシア:こちらは《活性の霧》《タブレット》《多重生成》。チコリー以外の3人を対象に、攻撃力+15、ドッジダイス-2個。
刑部クロオ:スタードダッシュの効果で戦闘移動、ウサギ獣人2にエンゲージしておきます。
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+8した(侵蝕率:68->76)
刑部クロオ:ありがたい!
GM:FGOでカリスマとか連続で使いまくってるみたいだな
GM:セットアップは以上かな? それではイニシアチブ順で進めていくよ。
GM:[ウサギ獣人1] - 5m - [PCs] - 5m - [ウサギ獣人2/刑部]
GM:まずはクースディシアさんの手番です。どうする?
クースディシア:マイナーで暴走を解除。
クースディシア:メジャー《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《滅びの一矢》。ウサギ獣人1を攻撃。
GM:判定どうぞ!
クースディシア:10dx8+1
DoubleCross : (10R10+1[8]) → 10[2,3,4,5,5,6,7,8,8,10]+10[2,5,9]+7[7]+1 → 28

GM:こちらはリアクションで《竜鱗》です。鋼のような筋肉が攻撃を阻む。ダメージどうぞ!
クースディシア:3d10+35 装甲有効
DoubleCross : (3D10+35) → 16[4,5,7]+35 → 51

GM:ヒッ……通ります。半分くらい削れる。
クースディシア:「騒がしいと思って来てみれば……何これ?」
クースディシア:「悪夢みたいな光景ね」水鉄砲のような銃を構えて、赤い水を撃ち出している。
ウサギ獣人:「!」 獣人は攻撃を警戒し、腕を掲げて身を護る
正午院スミカ:「クーディシアさん…!」
刑部クロオ:「来てたのか。それにその銃…。あんたもオーヴァードだったか。」
クースディシア:「言っておくけど、それ、体内に入ることがトリガーだから。直接防いでも意味ないわよ」
ラディッキオ:「やはりいたか……クー……」
クースディシア:「ウサギが何言ってるかわかんないから、聞いているかもわかんないけど……ん。ああ」
クースディシア:「この通り。“プロトコルIII”。サポーターだから、期待はしないでほしいけど」
クースディシア:「やはりって何よ」
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+4した(侵蝕率:76->80)
ウサギ獣人:「! ……!」 クースディシアの言葉通り、攻撃を受けたウサギ獣人は痛みに苦しんでいる!
刑部クロオ:「サポーター、ねえ?」苦しむウサギ獣人を見て呟く。
ラディッキオ:「朝は……歩いていたからな……。そろそろ私を……抱きたくなる頃かと……思っていた……」
正午院スミカ:「まあ……」頬を赤らめる。
刑部クロオ:発言にびっくりして思わずクーさんを見てしまう
クースディシア:「ぶっ」
クースディシア:「バッカじゃないの???」
刑部クロオ:「あー……何も聞かなかったことにした方がいいか?」
動物園愛護:「……なるほど……確かにそれは、断られてしまうな……」
正午院スミカ:「断られて…?」「恋の三角関係が…?」
ラディッキオ:「なにか……勘違いさせてしまった……ようだな……」
ラディッキオ:「今は集中してほしい……私を守ることに……」
クースディシア:「やめろ!こいつが言ってんのは抱えあげる役でしょ!」
クースディシア:「そっちも御免被るけど……!ああもう、一度黙って!」
ウサギ獣人:ウサギ獣人はクースディシアの攻撃を受けて苦しんでいたが、態勢を整えた!
GM:という訳で次の手番にすすみましょう。刑部さんか正午院さんです。どっちからいく?
刑部クロオ:先に動きましょう。
正午院スミカ:おねがいします!
刑部クロオ:の前に、セットアップで侵蝕を上げ忘れたので上げておきます。
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:67->70)
GM:上げてね!
刑部クロオ:上げた!
GM:では行動どうぞ!
刑部クロオ:ではマイナーで暴走解除、メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》!
刑部クロオ:対象は2です!
GM:来るがいい! 判定どうぞ!
刑部クロオ:9dx7
DoubleCross : (9R10[7]) → 10[2,3,3,4,5,7,7,8,8]+10[3,3,6,8]+10[10]+4[4] → 34

刑部クロオ:回った!
GM:《竜鱗》。ダメージどうぞ!
刑部クロオ:ダメージ!移動したので《一迅の風》の効果が載ってます!
刑部クロオ:4d10+26+15+15
DoubleCross : (4D10+26+15+15) → 23[6,7,5,5]+26+15+15 → 79

ラディッキオ:つっよ
刑部クロオ:ワォ……
GM:ゲーッ!?
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:70->73)
GM:それは……耐えられない!
刑部クロオ:「なんだか分からんがまあいい、そっちは任せるぞ。」
刑部クロオ:息を吸って、止める。
ウサギ獣人:飛び込んできたクロオくんに対し、ウサギ獣人は迎撃の姿勢を見せる!
刑部クロオ:そして次の瞬間、刑部は既にウサギ獣人の懐に潜り込んでいる。
ウサギ獣人:「……!」
刑部クロオ:不鳴足(ならずのあし)
刑部クロオ:下段に構えた木刀を振り抜く!逆袈裟!
刑部クロオ:牙降(きばおろし)
ウサギ獣人:思わぬ方角からの奇襲斬撃、洗練された『技』を、ウサギ獣人は受けきれない……!
刑部クロオ:足が地面を離れた音も、息遣いの音すら聞こえない。響くは木刀の鳴らす風切り音と打撲音のみ。
ウサギ獣人:見事な一撃だ。それで戦闘不能になります。が、
ウサギ獣人:「……ッつ痛ェな……!」
ウサギ獣人:獣人の口元から明確に人間の言葉が漏れると同時に《魔獣の証》を発動し、戦闘不能を回復。
刑部クロオ:「!?」残心の姿勢のまま一歩下がる。
ウサギ獣人:その後、《瞬間退場》です。君があの夜に見た跳躍力を発揮して、その場から離脱する。
クースディシア:「へえ。さっすが番長連様は手慣れてらっしゃる。上位ランク様かしら……え」
クースディシア:「しゃべった」
刑部クロオ:「あっテメェ!あいつ喋ったぞ!どんな後ろ足と声帯だよ!」
正午院スミカ:「しゃべりましたね!」
動物園愛護:「……喋るのか……」
ラディッキオ:「人間……」
ウサギ獣人:それはさておき、クースディシアに撃たれたウサギ獣人は未だ戦意を失っていません。
刑部クロオ:「ちっ、残るはそいつだけか。正午院!」
GM:という訳で次の手番、正午院さんだ。どうする?
正午院スミカ:「お任せください!」
正午院スミカ:へい!まずマイナーアクションで移動。ウサギ獣人1のエンゲージにはいります。
正午院スミカ:メジャーアクション、《プレディクション》《アナトミックラスト》。侵蝕率7上昇。
GM:やばそう。判定どうぞ!
正午院スミカ:Aランク:スペシャリストの効果で達成値+3。
正午院スミカ:3dx+3+3-5 ドッジ不可だぞ!
DoubleCross : (3R10+3+3-5[10]) → 10[1,6,10]+1[1]+1 → 12

正午院スミカ:まわったー!やった!
正午院スミカ:続いてダメージ出します。
GM:おのれドッジ不可……でも《竜鱗》はできる!
GM:ダメージどうぞ!
正午院スミカ:2d10+12+6+30 ガード・装甲値有効です!
DoubleCross : (2D10+12+6+30) → 14[10,4]+12+6+30 → 62

ラディッキオ:つよー
正午院スミカ:おりゃおりゃ!
刑部クロオ:つよい、つよすぎる
GM:ひえぇ
GM:無理です無理! こっちも倒れます。
正午院スミカ:やった!
ウサギ獣人:やはり接近してくる君に対し、ウサギ獣人は拳を構えて応じる。カウンターを決めるつもりだろう。
正午院スミカ:リボンで獣人を縛り上げ、勢いのままに地面に転がし動きを止める。
正午院スミカ:「させませんわっ!」
ウサギ獣人:うむ。想定外の柔軟な攻撃に絡め取られ、じたばたと足掻くが、やがて力尽きたかのようにおとなしくなる。戦闘不能だ。
正午院スミカ:くるりと宙を舞って獣人の上に着地。
ウサギ獣人:だが《魔獣の証》で復活。こちらは一瞬身体のサイズが小さくなり、その隙に拘束を抜け出した!
刑部クロオ:「な」
正午院スミカ:「まあ!」
正午院スミカ:着地した後、獣人のサイズが変わったことで体勢を崩す。尻餅。
ウサギ獣人:ともあれ、抜け出した後は元の巨躯に戻り、その屈強な両足で常識外の跳躍力を発揮し、その場から離脱。こちらもまた《瞬間退場》です。
刑部クロオ:「何でもありかお前ら!」《軽功》で素早く駆け付けるも間に合わない!
ラディッキオ:「退いたか……。力を使わずに……済んだな……」
正午院スミカ:「ち、小さくなって大きくなりました!」
刑部クロオ:そのまま去り行くウサギ獣人の背を目で追いながら、木刀を腰のベルトに納める。
クースディシア:「ホントに逃げ足速いわね。後ろ向きに足が付いてんの?」
GM:あ、小さくなるといっても、メチャクチャ派手に小さくなったという訳ではないです。元が3m級だったのが、人間くらいのサイズになったってことで。
GM:これにて敵はすべて倒されました。一回くらい殴ってやるつもりだったんだけどな……!

動物園愛護:「……もう、安全だな」
動物園愛護:辺りの様子を伺い、動物園は息を吐きます。一応この間中、ラディッキオさんを庇っていた。
ラディッキオ:「これで……諦めてくれれば……いいが……」
動物園愛護:「今回の件は……警告だろう。恐らく、俺に対する……」
正午院スミカ:「……さきほどの繰り返しになりますが。お話を聞かせていただく必要があるようです」
クースディシア:「いいご身分ね、それ。まるで自分たちの側に決定権があるみたい」
ラディッキオ:「事実……そういう身分だろう……」
動物園愛護:「うむ……とはいえ、話か……一体何を、話したものか……」
正午院スミカ:「学園の平和のためです。悪事を企む奴がいるようですから」
動物園愛護:「……長い時間抜けていて……ウサギのことも、少し心配だ……そうだな。俺の分かることを、手短に、話そう……」
クースディシア:「何話していいか分かんないならこっちが勝手に聞くから。とりあえず河岸を変えましょ」
クースディシア:「ちょっと今はウサギの気分じゃないもの」
動物園愛護:「……いや、それは……困る。俺は、ウサギの世話をしなければならない……」
動物園愛護:「…………」 腕組みをして、少し考えて
刑部クロオ:「別にあんたからうさぎを取り上げるわけじゃないさ。」
ラディッキオ:「仕事中に……抜け出してきたから……」
ラディッキオ:「そろそろ戻らなければ……ならない……」
ラディッキオ:「そういうことだろう……」
動物園愛護:「そういうことだ……さっきの警告も……多分、そういう意味もあった……」
動物園愛護:「……後で、また話をしよう……俺も、状況を整理し……うさぎの世話をしたい……」
刑部クロオ:「なるほど…。こいつはとんだ厄介事だな。」
クースディシア:「へえ。あれと店は強い関係があるのね」
クースディシア:「それが知れただけでも収穫でしょ」
刑部クロオ:「らしいな。その辺りの話は後で詳しく聞くとして、」
動物園愛護:「…………うむ。あれは、トトビのものだ」 目を閉じる
動物園愛護:「なるべく、使わないよう言っているのだが……まだ、子供だからな」
刑部クロオ:「トトビ…あの店長か。」
動物園愛護:「……また後で、連絡をしよう。済まないな……」
動物園愛護:という訳で、彼はその場を立ち去ります。一言、二言なら言葉を交わせますが、何事もなければそのまま!
刑部クロオ:こちらは見送ります
ラディッキオ:平気
正午院スミカ:です!
クースディシア:す!
ラディッキオ:「礼を言う……」
動物園愛護:「……いや……」
GM:という訳で愛護は立ち去っていきました。
ラディッキオ:「皆にも……礼を言う……。私と愛護だけでは……どうにもならなかっただろう……」
クースディシア:「そりゃそうでしょうとも」
GM:そして、彼と入れ違うように秋月円と秋月照が『月見茶会』の方からやってきます。
ラディッキオ:「ついでに……腰が抜けた……。抱えるか……背負うかしてくれると……む」
秋月円:「……あれ? 動物園さんが来たと思ったら、クーちゃんに、みなさん。こんにちは」
秋月照:「……こんにちは」 小柄な少年は姉の手をぎゅっと握ったまま、自分から挨拶してくる
クースディシア:「こんにちは。えらくご成長したわね」
秋月円:「あ、刑部さんと正午院さんは初めてですよね。この子、弟の照です」
刑部クロオ:「ああ、あんたか。…弟?」照くんを見下ろす。
ラディッキオ:「ごきげんよう……」
秋月照:「……おとうとです……」 円の影に隠れつつも、刑部さんに答える
秋月円:「……っていうか、この辺りすごい荒れてない? 何? つむじ風でも来たの?」
正午院スミカ:「こんにちは」微笑んで挨拶。
ラディッキオ:「殺人未遂だ……」
秋月照:「こんにちは……」 正午院さんには比較的普通に挨拶をする
秋月円:「殺人未遂。物騒だなぁ」 もちろん本気には取っていない
ラディッキオ:「優待券……。弟と……行ったのか……」
秋月円:「あっ、鋭い。そうなんだよね。怪しいかなと思いつつ、この子が自分からどこか行きたいなんて言い出すの珍しいから、つい」
刑部クロオ:「ほう……」腰を落として目線を照くんに合わせる。
秋月円:「実際、何もなかったし。この子も元気になってくれて……うん」 後半はちょっと微妙な表情
ラディッキオ:「そうか……二人きり、か……」
ラディッキオ:「私も……行きたかったな……」
クースディシア:「あんた気に入ってたの?」
秋月円:「あっ……ご、ごめんね。でももしかしたらまたもらえるかもしれないし……」 すっかり感覚が麻痺している
ラディッキオ:「いい場所だ……普段見れないものが……見れる……」
秋月照:「…………」 姉の影に隠れつつ、ちょっとだけ顔を出して刑部くんに目を合わせる
秋月円:「私は飼って普段から見られるなら見たいけどねー」
秋月円:「……あ、ごめんね。この後また照の検査あるから。ちょっと急いで帰らないとなんだ」
クースディシア:「じゃあそうしたほうがいいんじゃないの?毎度毎度行ってたら安くはないでしょ」
秋月円:「ふふ、それも考えようかな……ほら、照。みんなにバイバイしなさい」
秋月照:円に促されると、この小さな少年は君たちをじっと見て
秋月照:「……店長さん」
秋月照:「ほんものの月面人だとおもう?」 と、君たちに訊ねる
クースディシア:「オーヴァードの衝動には、いくつか種類があるって考えられてるのよ」
クースディシア:「妄想。そのうちの一つがそう呼ばれてる」
秋月照:「……?」 言葉の端々の意味を分かっていないらしい
刑部クロオ:「本物だと思ってない、ってこった。」
刑部クロオ:「お前はどっちがいいんだ。本物の方がいいか?」
秋月照:「……」 少し考えて 「……店長がほんものかは、わかんないけど」
秋月照:「ほんものだといいかなあ」
秋月円:円は照の質問を聞いて少し硬直していたが、やがて慌てた風になり
秋月円:「ご……ごめんね! 変なコト聞いて……もう、照ったら、こんなことみんなに聞いたって……あはは」
秋月円:「……ほら、行こう。ごめんね、皆。また明日!」
ラディッキオ:「さらばだ照……」
正午院スミカ:「…?」首を傾げつつ。「それでは、また」
ラディッキオ:「力持ちに……育てよ……」
刑部クロオ:「……達者で。」去っていく二人を見送り、立ち上がる。
秋月円:そう言って、円は照を連れて立ち去って行きます。照はみんなに空いた手を振って彼女に引っ張られていく
クースディシア:「完全に未来に使う気満々じゃない」
クースディシア:手を振り返す。
刑部クロオ:「……まあ言いたいことは多々あるが、とりあえず座れる場所へ行こう。」限界そうなラディッキオさんを見て
刑部クロオ:「ちっこいの、歩けるか?それ以前に立てるか?」
ラディッキオ:両手をクーの方に伸ばす
ラディッキオ:「……」
刑部クロオ:「動物園を待つにせよ、あんたらが良ければ情報を交換しておきたい。」
ラディッキオ:「だめか……?」
クースディシア:「せめて言え!口を動かすのさえサボるな!」
クースディシア:「交換は構わないわ。さっさとこいつをどっかで降ろしましょ」結局担ぎ上げている。
刑部クロオ:「あー………了解。」
正午院スミカ:「(ようやく抱く事ができましたね……と)」
正午院スミカ:「(言ったら怒られそうです)」
クースディシア:「言わなくても怒るっつーの!何考えてるか分かるわその顔!」
正午院スミカ:「ひゃん!」
刑部クロオ:「………何してんだか。」
クースディシア:「もういっそチコリーがさっさとステディ作んなさいよ!それで全部解決するでしょ」
GM:ではそうして君たちもその場を後にした……
GM:ということでシーンを切りましょう。ロイスはあり。調達は待て次回!
ラディッキオ:うーん
ラディッキオ:まだだ……慌てるな……
ラディッキオ:なしです
正午院スミカ:ロイス…どうしよっかな。保留で!
刑部クロオ:ロイスは保留しておきましょう。以上
クースディシア:まちたみ
GM:OKです。それでは改めてシーンを切ります!

◆Middle 6 シーンプレイヤー:刑部クロオ

GM:情報共有も兼ねているので全員登場してくれるとありがたいけど、登場しなくても話は進む! そんなシーンです。登場ダイス等どうぞ
ラディッキオ:出る出る~
刑部クロオ:出ます!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:73->80)
ラディッキオ:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 6[6]+39 → 45

刑部クロオ:うへえー
正午院スミカ:でます!
クースディシア:侵蝕……!
正午院スミカ:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 1[1]+67 → 68

クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:80->84)
ラディッキオ:まあこのくらいなら普通に行くか
GM:あ、今回もEロイスは多めに積んでいる感じなので、100%をできるだけ切りたくない性能的事情とかなければまあ、それこれで!
ラディッキオ:-1で5!44!
正午院スミカ:ジュースの効果を忘れてましたが、上限1なので、現在68です

GM:ウサギ獣人の襲撃後……
GM:動物園愛護が指定したのは、先ほど襲撃を受けた広場とは別の公園だった。
GM:時刻は夜もそれなりに遅い時間である。特に場所を変える等しなければ、彼は時間通りに現れるでしょう。
動物園愛護:「……こんな時間に、済まんな。ウサギたちのケアは、万全にしておきたかったのだ」 姿を現した大柄の彼は、相変わらず朴訥とした様子です。
動物園愛護:「それと、ウサギ獣人をけしかけるのは止めるよう言ったら、少なくとも今夜は、もう動かせないそうだ。そういう意味では、安心してくれて良い」
ラディッキオ:「構わない……。夜の街もまた……綺麗なものだ……」
クースディシア:「動かせない、ね。動かさないではなく」
刑部クロオ:「どこまで本当かね…。」
クースディシア:「あんなの常に相手してたら埒が明かないもの。活動条件なり活動限界なりが見えてくれたほうがありがたいでしょ」
動物園愛護:「うむ……正直、そこは嘘かもしれないが、それは、嘘だったときに考えよう」
動物園愛護:「さて、どこから話したものか……」 腕を組む
クースディシア:「なんて自由度のある算段なんでしょうこと」
刑部クロオ:公園の電灯にもたれかかり話を聞く姿勢
動物園愛護:「うむ。打算的なのだ。……そうだな。まず俺が一番、気にかけていることを、話すとしよう」
動物園愛護:「一度だけだが、俺は、人目から隠れるように、ディオゲネスクラブとあの店長……トトビが接触している所を、見たことがある」
正午院スミカ:「!」
動物園愛護:「背の低い、少女だった。……心当たりも、あるようだな」
正午院スミカ:「ええ」うなずきます。「私も、同じ人物と接触し、月見茶会の調査を開始したのです」
刑部クロオ:「例の眼鏡の仮面か。」
ラディッキオ:「初耳だ……」
クースディシア:「ディオゲネスクラブ?眼鏡の仮面?」
動物園愛護:「うむ……間違いないな。眼鏡型の仮面だ。賑やかしい娘だったろう」
クースディシア:「まどろっこしい言い回しでよく分かんないんだけど。分かるように言って」
動物園愛護:「ディオゲネスクラブというのは……俺の認識する限りだと、あまり良くないオーヴァードの生徒の集まりだ」
動物園愛護:「FHとも繋がりが、あるという。そして、仮面というのは、このアカデミアで彼らが使う資源……まあ、EXレネゲイド、というものだな」
動物園愛護:「オーヴァードの力と衝動を増幅する、機能を持つ。……聞きたいことは、これで大丈夫か? 意味は、通じるだろうか」
正午院スミカ:「もっと分かりやすい言い方をしてしまいましょうか」微笑む。
ラディッキオ:「一般生徒に……あまり知らせるべきではない……情報だ……」
クースディシア:「連中同士は口も聞かないって?まあ大体は……」
クースディシア:「……それ、今ので理解できなかったと思われてるみたいでちょっと屈辱的なんだけど」
動物園愛護:「うむ……通じたなら、良かった」 頷く 「学校の勉強も、役に立つ。お前たちの認識に……合わせられるからな」
刑部クロオ:「要は学園の不穏分子か。…どこにでもこの手のテロ屋はいる。」
正午院スミカ:「…その、眼鏡の仮面をつけたディオゲネスクラブは、ラーズグリーズと名乗ってました」
クースディシア:「……そ。ランドグリーズと名乗ってなくて安心したわ」
ラディッキオ:「眼鏡の仮面……果たしてそれは……仮面なのか……」
動物園愛護:「さらに、間違いない。あの賑やかな娘も、そう名乗っていた」
動物園愛護:「トトビはどちらかというと、彼女を遠ざけたがっていたが……しかし、彼女に何か依頼している様子でも、あったな」
クースディシア:「とは言え、弱いわね、それ」
動物園愛護:「弱い……」
クースディシア:「不逞の連中と付き合いがある目撃証言だけじゃ、崩すには至らないでしょ」
クースディシア:「はぐらかされて終わるわよ、それ」
正午院スミカ:「むむむう」
刑部クロオ:「物証がいるか。」
動物園愛護:「うむ。だが、これが俺が、お前たちに協力する動機だということは、理解し、信じて欲しい。……彼の行動、あの店の経営に、良からぬ輩が絡んでいるのであれば、それをはっきりとさせたい」
動物園愛護:「そうでもしないと、いつガサ入れを食らい、ウサギたちが路頭に迷うか、分からないからな」
クースディシア:「あるいは現場を抑えるか、ね。そうね……そういう意味で言えば、弱いと言ったのは訂正する」
クースディシア:「弱者を庇護するのは貴種の努めだもの」
動物園愛護:「貴種……」
刑部クロオ:「お嬢様は志も高貴でいらっしゃる。」
クースディシア:「何?なにか変なこと言った?」
動物園愛護:「……いや。世には、俺も知らぬことがあろう」 首を振る
刑部クロオ:「いや、なんでも。あんたが口は悪いが意外にいい人間だということが分かってよかったよ。」
クースディシア:「な」
クースディシア:「何よそれ!あんた、人のことを何だと……!」
正午院スミカ:「ええ、優しいですよね、クースディシアさん」横から同意。
ラディッキオ:「うむ……クーは……勘違いされやすい……。わかってくれたなら……何よりだ……」
刑部クロオ:「俺はお嬢様やお姫様のために剣を振るうほど騎士道精神に溢れちゃいないが、」
クースディシア:「な、なんか屈辱的なんだけど……!」
刑部クロオ:「いい奴の為なら吝かじゃない。」
動物園愛護:「お前は称賛され、理解されているのだ。屈辱を感じることは、ないぞ。まったく」
正午院スミカ:「この件にもこんなに協力してくださって…」
クースディシア:「は、はあ!?別に協力なんて……あれ」
クースディシア:「なんでこんな協力してるんだろう私」
ラディッキオ:「貴種の努め……だろう……」
クースディシア:「ああ、そう!それよ、それ!」
ラディッキオ:「それで、愛護……。話すべき……ことは……他に……ないか……?」
動物園愛護:「うむ。俺の知る『月見茶会』の不審点について……以前、お前に口を滑らせたことも、あったが」
動物園愛護:「あの店の地下には、人間が飼われている」
ラディッキオ:「それは……」
ラディッキオ:「もっと早くに……言うべきでは……ないか……?」
動物園愛護:「……飼われて……というのは、あまりよくない表現だろうか? まあ、ともかく……いるのだ。人間が」 顎をさすりながら
刑部クロオ:「………。」こめかみを掌で抑える
刑部クロオ:「穏やかじゃねえな。」
正午院スミカ:「い、いますぐにでもお店に行って助け出さないと!」
動物園愛護:「俺も、事情を上手く把握できていないのだ。同意の上かと聞いたら、同意の上だとも言われたし……」
刑部クロオ:「待て、さっきも言っただろ。踏み込むには情報が足りねえ。」
刑部クロオ:「それに”飼う”って表現したってことは、少なくとも今は害をなす可能性は低いってことだ。」
刑部クロオ:「奪還に動いた時にどのようなリスクが発生するかも未知数だ。」
正午院スミカ:「うう、そ、それはそうかもしれませんが…」
クースディシア:「首輪が何かもわからないものね?」
動物園愛護:「実際、そこまでひどい扱いをされている訳ではない様子ではあった……外傷もなく、食事も出て、給金も出ている、とは。……もちろん、不審だとは思うが」
クースディシア:「ただの弱みあたりであればまだマシだけれども。そうね、最悪は……」
クースディシア:「店を離れた瞬間にドカン、あたりかしら」
ラディッキオ:「同意の上でも……引っかかると……思うが……。旅館営業法……風営法……。届け出は……しているの……だろうか……」
動物園愛護:「恐ろしいな……」
正午院スミカ:「…待ってください、その、お給料が出ているのですか?」
動物園愛護:「うむ……実はその辺りの届け出は、トトビとは別の生徒が、やっているのだ。……旅館? 風営? という法律は、よくわからないが……」
クースディシア:「何?飼われたくでもなった?」
正午院スミカ:「何でですか、違います!」顔が赤らむ。
動物園愛護:「出ている……と、帳簿にも書いてあった」
クースディシア:「でもじゃあそれ、普通に住み込みのバイトじゃないの」
正午院スミカ:「何をしてらっしゃるのですか、その、お店にいる学生たちは」
動物園愛護:「うむ。バイトとしては『何をさせているのか』が、分からない。ゆえに、不審なのだ」
刑部クロオ:「………分からんづくしじゃねえか。」
動物園愛護:「……あるいは、事務処理をしている者なら、知っているのかもしれないが……俺は、ウサギ担当だからな」
ラディッキオ:「その人間は……どういうルートで……雇われている……?」
動物園愛護:「彼女は、俺より前からトトビと共にいたので、分からん……白い娘だ。大体、店にいる」
刑部クロオ:「白い、娘?」
刑部クロオ:「白い髪って意味か?肌が白いって意味か?それとも恰好?」
動物園愛護:「うむ。彼女は人間だが、かなりウサギだ。人の世界では生きづらかろう……もしかしたら、それでトトビが目をつけたのかもしれないが」
動物園愛護:「すべてだ。……あれは色濃いウサギの因子を持つキュマイラ・シンドロームの娘だ。赤海フェネルという」
動物園愛護:「登記……というのだったか。あの店を借りているオーナーも、トトビではなく彼女だ。協力者だな」
正午院スミカ:「刑部さんが出会ったという方と、同一人物でしょうか」
刑部クロオ:「……白い仮面も着けてるか?」
動物園愛護:「着けている。……知り合いか。珍しいな。疲れるので、学校には滅多に行かぬと言っていたが」
刑部クロオ:「ほぼ間違いなく同一人物だな。」
クースディシア:「学校に行くだけで疲れるっていう人間なら、もう一人いるじゃない」
クースディシア:「人の世界で生きづらそうなやつが」
刑部クロオ:「そいつ飛び跳ねれないだろ。」
ラディッキオ:「そんな人間が……いるのか……。クーも……難儀な知り合いを……持ったな……」
クースディシア:「本当に難儀してるわ」
動物園愛護:「……苦労を、しているのだな」
ラディッキオ:「赤海のことも……調べる必要が……ありそうだな……」
刑部クロオ:「……そうだな。」
動物園愛護:「『月見茶会』について、俺から知らせられるのは、これくらいだ。……お前たちがこれを、活かせるようであれば、それがいい」
ラディッキオ:「愛護よ……月見茶会から……離れるつもりは……ないのか……?」
正午院スミカ:「もし、また襲われる可能性があるのならば、放置はできません」
動物園愛護:「…………」 腕を組み
ラディッキオ:「私は……お前の身を……案じている……。事がはっきりするまで……休職する……。そういう選択肢は……ないか……」
動物園愛護:「……あまり、考えていない。トトビは、俺が欠けようと『月見茶会』を続けるだろう。そうした時、おそらく、被害を受けるのは……ウサギたちだ」
動物園愛護:「当面の世話は、店員にもできるだろう……しかし、今いるウサギたちの健康を完全に管理できるのは……俺をもって、他にいない」
刑部クロオ:「………。」
ラディッキオ:「お前も……難儀な奴だな……。そういうことなら……私からはもう……何も言うまい……」
クースディシア:「ひたすらはた迷惑なやつね……引き継ぎくらい普通に作っときなさいよ」
刑部クロオ:「いや、これでいいかもしれん。急に辞めたとなりゃトトビやその裏のディオゲネスクラブに目を付けられるかもだからな。」
動物園愛護:「済まんな……もし、お前たちが何らかの確かな根拠を持って、月見茶会の内部を調べたいなら、その時は内側から協力しよう」
クースディシア:「そ。それまで精々くたばらないことを祈るわ」
クースディシア:「死人は治せないもの」
動物園愛護:「それについては、任せておいて欲しい。今まで、死んだことはないからな」
クースディシア:「馬鹿も治せないのよね」
ラディッキオ:「治せないのか……」
クースディシア:「ごめんねチコリー。申し訳ないわ」
動物園愛護:「……そういえば、思い出した。もう一つだけ、言っておいた方が良いだろうことがある」
正午院スミカ:「何でしょうか?」
動物園愛護:「俺の知る限りでは、あの店に『優待券』など存在しない。一度来た客のうち、何人かを選んで優遇することはあったが……」
動物園愛護:「……彼女。秋月といったか? 彼女のように、最初から優遇されている者を見るのは、初めてだ」
ラディッキオ:「秋月が、か……」
ラディッキオ:「クーが……協力する理由が……増えたな……」
クースディシア:「そりゃそうでしょうね。あんなのがまかり通ってたら予約制なんて成立しないもの」
刑部クロオ:「最初から月見茶会に目を付けられていたってことか。」
GM:「その弟に対しても、トトビはやたらとサービスが良かった。『自分は月面人だ』と……あそこまで、自分のキャラクターを押すのは、珍しかったな」
動物園愛護:「その弟に対しても、トトビはやたらとサービスが良かった。『自分は月面人だ』と……あそこまで、自分のキャラクターを押すのは、珍しかったな」
クースディシア:「そうかも。庇護せざるをえない死んでも治らないやつが増えたものね」
動物園愛護:「……月面人か」
正午院スミカ:「秋月さん達が、狙われる理由があるのでしょうか」
クースディシア:「達ってか、多分弟でしょ。なんか持ってるのかもね」
ラディッキオ:「私も……クーと同意見だ……」
正午院スミカ:「むむ…? 結局、これからどうすればいいのでしょう…?」
ラディッキオ:「赤海と、秋月照……二人を、調べる……。それから、飼われているという……人間のことも……できれば……」
刑部クロオ:頷く「カチコミかけるか仲良くお茶会するかはその後考えるとしよう。」
クースディシア:「とても有意義になりそうね」
動物園愛護:「うむ……俺の手製のメモでよければ、あげよう」 少しくしゃっとなった、破いたノートの紙を見せ
☆☆☆月見茶会 >あやしいところ< ☆☆☆
☆ ディオゲネスクラブ"ラーズグリーズ"との関わり
☆ 地下に人がいる。アルバイト? 何をしているか不明
☆ 事務系のことをしているのは、赤海フェネル。白い。店にいる
☆ 秋月という娘と弟が優遇されている
動物園愛護:「俺も、これを見て……秋月という娘のことを、思い出した。メモは……大事だ」
正午院スミカ:「まあ、とっても分かりやすい」
動物園愛護:「忘れっぽいからな……俺も。色々なことを、覚えていると……」
動物園愛護:「……テストにメモを持ち込めないのは、今でも困る……」
ラディッキオ:「カンニングに……なるからな……。」
動物園愛護:「最初のテストの時、注意されたので……とても驚いた」
動物園愛護:月見茶会の方を見て 「……結局、本当にあの、ウサギ獣人は、来なかったな」
クースディシア:「負けると分かっててくるやつは居ないでしょ」
動物園愛護:「しかし、テストは……負けると分かっていても、受けなければいけない……」
クースディシア:「じゃああいつらは落第ね」
動物園愛護:「……うむ。きちんと補習、できればよいのだがな」
ラディッキオ:「ふぁ……。私はそろそろ……眠気に……負けそうだ……」
クースディシア:「ちょっと待って、寝るとめちゃくちゃめんどくさいんだけど……!」
クースディシア:「意識ない人間ってめちゃめちゃ重いのよ!?」
動物園愛護:「ああ。こんな遅い時間まで、済まない……そろそろ、解散としよう」
動物園愛護:「そういう時は……あらかじめ背負って、態勢を作っておくのだ。そうすると、比較的ラクになる」
ラディッキオ:「心配……ない……。私は寝ても……体重は……変わらない……ほうだ……」うつら、うつらとしてきている
刑部クロオ:「…頑張って歩け。そろそろお嬢の上腕が限界を迎える。」
正午院スミカ:「お話、ありがとうございました」動物園さんにお辞儀。
動物園愛護:「……うむ。こちらこそ。話すと気が楽になるというのは……信憑性が、高いことだな」
刑部クロオ:電灯にもたれながら目線を上に。相も変わらず空には月が。
刑部クロオ:痛みに眉を顰める「………随分話し込んだな。」
刑部クロオ:鎮痛剤を懐から出し、口に含む。
刑部クロオ:「………先に帰るぞ。続きはまた明日からだ。」

GM:という訳でシーンを切りましょう。ロイス・調達可!
ラディッキオ:調達します
ラディッキオ:ボルトアクションライフルに挑戦
刑部クロオ:お嬢様/クースディシア/親近感/○食傷/ロイス でロイスを取ります
ラディッキオ:5dx+3>=15
DoubleCross : (5R10+3[10]>=15) → 10[5,7,8,9,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

ラディッキオ:買えた!
ラディッキオ:以上です
刑部クロオ:購入は…どうしようかな
正午院スミカ:ボディーアーマー!調達!
正午院スミカ:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[4,7,7] → 7 → 失敗

刑部クロオ:ではぼでまを
正午院スミカ:無理でした。以上です!
刑部クロオ:4dx+4>=12
DoubleCross : (4R10+4[10]>=12) → 7[4,4,5,7]+4 → 11 → 失敗

刑部クロオ:あ、すいません、これにラッキーメダルの達成値+1が載って12です
クースディシア:照準器あたりかなー。
GM:ならば買えるということだ!
刑部クロオ:ぼでまをスミカさんに渡しましょう。
刑部クロオ:ありがとうございます!
正午院スミカ:わーーっ!ありがとうございます!
クースディシア:5dx+5>=15
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 10[3,4,7,9,10]+2[2]+5 → 17 → 成功

正午院スミカ:優しいお兄さん!
クースディシア:自分のショットガンにつけよう。
GM:銃器流通……
クースディシア:以上で!
ラディッキオ:私も欲しいな~標準器
ラディッキオ:どのメーカーがオススメ?
クースディシア:ググれ!
刑部クロオ:ヴぃ、ヴィトン……
ラディッキオ:次のシーン!
刑部クロオ:以上です!
GM:OKです。それではシーンを切ります

◆Middle 7 シーンプレイヤー:ラディッキオ

GM:登場自由。情報収集シーンです。先に項目を挙げましょう
ラディッキオ:1d10+44-1
DoubleCross : (1D10+44-1) → 3[3]+44-1 → 46

ラディッキオ:OK
正午院スミカ:侵食率低いし出るよー
正午院スミカ:1d10+68-1
DoubleCross : (1D10+68-1) → 10[10]+68-1 → 77

正午院スミカ:ギャッ
刑部クロオ:項目が多そうなので出ましょう
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+8(1d10-1->9-1)した(侵蝕率:80->88)
刑部クロオ:グワー!
クースディシア:断固やすむ!
・行方不明者について <情報:アカデミア> 7
・秋月照について <情報:アカデミア><情報:噂話> 10
・赤海フェネルについて <知識:アカデミア> 8
GM:以上3項目……以前のシーンのあれやこれは深く考えないでくれ!
ラディッキオ:照くんを調べるよ。情報は得意だ。
ラディッキオ:5dx+4 判定!
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[1,3,6,8,9]+4 → 13

刑部クロオ:フェネルについて!
刑部クロオ:ラッキーメダル:ホワイトを使って情報:アカデミアで判定!
刑部クロオ:4dx+2>=8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 10[1,7,10,10]+7[6,7]+2 → 19 → 成功

正午院スミカ:行方不明者について。情報:アカデミア、コネ使います
刑部クロオ:すごい知ってた
正午院スミカ:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[4,4,9,10,10]+9[4,9]+1 → 20 → 成功

正午院スミカ:こっちも…
GM:一回転はノルマみたいなところある
GM:じゃ順番に開いていきましょう。
・行方不明者について
風紀委員が認識しているのは全部で8名。うち2名が『月見茶会』でトラブルを起こした者。
残り4名は小学生で、残る2名は彼らの兄貴分であることが分かった。
姿を消した時期的な順番は、小学生4名→兄貴分2名→トラブルを起こした2名。
前者6名について、『月見茶会』との接点は現時点ではまったく判明していない。
・秋月照について
9歳。男子。オーヴァード。
寡黙で人見知りな少年。その一方で自分の信じていることは譲らず、周囲と軋轢を起こすことも。
協力型レネゲイドビーイングを身に宿したオーヴァード。年齢と精神の不安定、両親不在な家族構成の問題により、きわめて不安定な状態にある、とされていた。
しかし一ヶ月ほど前にその能力は急激に弱体化・安定化したのだという。現在は経過観察中で、近く精密検査の予定がある。
「月面人は存在する」と頑なに信じており、そのことで周囲からいじめを受けていたこともあった。
・赤海フェネルについて
中学二年生。きわめて強力なキュマイラシンドロームを持つ。
ただし、戦闘や知覚といった積極的活用ではなく、外見特徴に強く出てしまうタイプ。白い髪と兎の耳、赤い瞳を持つ。発語も訓練を積まなければ困難だった。
外見を装うことは可能だが、非常な消耗を伴い、疲弊が大きい。そのため、定期的な通学とテスト以外は映像での学習が認められている。
以前は寮に住んでいたが、最近の居城は『月見茶会』。その理由については、寮だと外見から気を使われること、『月見茶会』に協力したいこと、などを挙げていた。
GM:そして、行方不明者についてと秋月照についての情報が出たことで、以下のことが分かります
→複合情報:行方不明者と秋月照の関係
姿を消した4名の小学生は、一学期に秋月照をいじめていた小学生と一致する。
平時からまさしく悪童といった4名で、数日いなくなったりするのも珍しくないこと、さらにそれが夏休み中であったことから、判明が遅れた。
また、2名の兄貴分もその4名の行き先を探している最中に姿を消した。姿を消す前の会話で『月見茶会』に向かうことを示唆していたらしい。
ラディッキオ:え~
ラディッキオ:怪しい~
GM:この辺りの共有、軽く演出します? 折角(?)だし……
ラディッキオ:しましょうか

GM:動物園からの情報提供から翌日、放課後――
GM:君たちは、それぞれで情報収集をした後、[任意の箇所]にて集合することにした。
GM:目的はもちろん、情報共有のためだ。それぞれの情報を照らし合わせれば、見えてくることもあるかもしれない。

GM:[任意のファストフードチェーン]、アカデミア支店……
GM:君たちはそこを集合地点と定めていた。放課後とあってアカデミア生徒は多く、それなりに賑わっている。
GM:しかし店内は広さがあり、清掃も行き届いているようで、雑多ではあるものの窮屈だったり汚れたいたりという印象はない。
GM:壁のポスターでは『期間限定! 三種類の月を見ようバーガー!』と、限定品が宣伝されている。
正午院スミカ:いちごシェイクを置いて、ぴんと背筋を伸ばして座ってます。
刑部クロオ:ストローでコーラを飲んでいる。
ラディッキオ:では、そんな二人に遅れて
ラディッキオ:ウィーン……
正午院スミカ:「今日もお二人は、おんぶでいらっしゃるのでしょうか」
刑部クロオ:「毎日大変だろうに。」
正午院スミカ:「ラディッキオさんも大変だと思います。歩けないほどからだが弱いなんて…」
刑部クロオ:「………苦労してそうだな。」
ラディッキオ:「……すまない……待たせてしまった……ようだな……」
正午院スミカ:「あら、噂をすれば……」
ラディッキオ:遠くから声。二人が視線を向けると、そこには……
ラディッキオ:ウィーン……プシュー……コロコロコロ……
刑部クロオ:「本人は平気そうな顔をしているが……」言葉を切ってそちらを見る
ラディッキオ:「注文が……中々……来なくてな……少し、手間取っていた……ようだ……。厨房が……」
GM:他の生徒客たちは少し驚いたりしつつもぶつかったりすることはなく、ラディッキオさんの行く手を開けていきます
刑部クロオ:「さ」
ラディッキオ:生徒たちが道を開けると、そこには
正午院スミカ:「いらっしゃって…」
ラディッキオ:凸凹ボールに椅子取り付けたような近未来メカに乗り、両手にエンペラーキング姫月見バーガーセットを抱えたチコリーの姿が!
刑部クロオ:「最初からそうしろ!!!」
ラディッキオ:近くまで来ると近未来メカから補助腕が現れて、チコリーの体を席に移すよ。至れり尽くせりだ。
正午院スミカ:「そんなもの持ってらしたんですか…」
ラディッキオ:「こう見えても……生活費には……困っていない……からな……」
正午院スミカ:「そういう事じゃないです」
刑部クロオ:「これあるなら抱えてもらう必要もなかっただろ…。」
ラディッキオ:「ああしていたのには……深い事情が……ある……」
刑部クロオ:「事情?」
ラディッキオ:「あるには……あるが……今……話すべきことは……他にある……」
正午院スミカ:「あっ、そう、今日はクースディシアさんはご一緒ではないのですね」
ラディッキオ:「筋肉痛だそうだ……。やはり昨日の戦闘が……響いたようだな……。私も疲れて……10時間たっぷり睡眠をとってしまった……」
刑部クロオ:「………。」
ラディッキオ:「それより……秋月照について……調べてきた……。気になる情報もある……。そちらは、なにか掴めたか……?」
刑部クロオ:眉間に指を当てながら「……ああ。昨日言われた赤海について調べたよ。」
正午院スミカ:「私は、行方不明になった生徒について改めて確認しました」苦笑してます。
ラディッキオ:「拝見させて……貰おう……」ということで情報共有だ!
GM:かくかくしかじかしたことにしても良い!
GM:複合情報はそれぞれの話を合わせた結果見えてきた感じにしてもよい。
刑部クロオ:かくかくしかじかしましょうかね
正午院スミカ:しましょう、しましょう
ラディッキオ:かくかくしかじかの後!
正午院スミカ:見えてきた感じにいたしましょう
ラディッキオ:「……二人共……気づいたか……?この、行方不明者……」
ラディッキオ:三種の月見バーガー最後の一つをかじりながら言います
正午院スミカ:「…小等部の学生は、秋月弟さんをいじめていたグループですね」
ラディッキオ:「うむ……秋月照が……鍵を握っているのは……もう間違い……あるまい……」
刑部クロオ:「……次はどうする。あの弟に話を聞いてみるか?」
ラディッキオ:「……気は、乗らないな……。彼は、繊細なように……見えた……。だが、聞かぬわけには、いかないだろう……」
ラディッキオ:「私から……訪ねてみよう……。番長連の……二人では……いらぬ刺激を……与えかねん……」
刑部クロオ:「……。」一度会った時の、警戒したそぶりを思い出す。
刑部クロオ:「正午院はともかく、俺はどうもそういうのは苦手らしい。…分かった。頼む。」
正午院スミカ:「ううん…、でも、私も、ラディッキオさんにそう言われてしまうと」
正午院スミカ:「関係ない人間が会いに行って、下手に傷つけてはいけないですから。…お願いいたします」
ラディッキオ:「うむ……任せておけ……」
正午院スミカ:「なんだか情けないです」
正午院スミカ:「番長連というと、怖がられたり。煙たがられたり…。そんなことが度々あります」困り顔。
ラディッキオ:「名前が……名前だ……。物騒なイメージは……付きまとう……」
ラディッキオ:「正午院は……イメージから……随分……ずれているが……」
ラディッキオ:「番長連といえば……もっと硬派な……女傑のような……そういう物を……想像していた……」
正午院スミカ:「そんな方のほうが、少ないと思います」くすくす笑う。
正午院スミカ:「男装番長様だなんて、本当に穏やかで、知的で、美しく、平和を愛する素敵な方なんですよ!」
正午院スミカ:「硬派ではありますが!」
刑部クロオ:「……そんなもんかね。」番長連の詰め所ですれ違った物騒な能力を持つ番長たちを思い返す。
ラディッキオ:「クロオは……イメージに近いな……言葉遣いや雰囲気が……まさに……」
刑部クロオ:「だから俺は違うって……」
ラディッキオ:「クーと似て……誤解されやすい……タイプだと……感じる……」
正午院スミカ:「ラディッキオさんとクースディシアさんは、昔からの知り合いなのですか?」
ラディッキオ:「かなり長い……付き合いになる……」
ラディッキオ:「もう半年は……経ったか……」
正午院スミカ:「なるほど、だからこその信頼関係が…」
正午院スミカ:「半年で…半年なんですね」
正午院スミカ:「すごく。すごいですね」
ラディッキオ:「思えば最初から……苦労をかけて……来たな……」
ラディッキオ:「……私が校舎に……通えるように……なったのも……クーのおかげだ……」
ラディッキオ:「学園に来た頃は……校舎まで歩くことも……できなくてな……。何度か挑戦したが……途中で力尽きていた……」
正午院スミカ:「まあ…」
正午院スミカ:横目でメカを見る。
正午院スミカ:視線をラディッキオに戻す。
ラディッキオ:「ある日のことだ……それを見かねたクーが……倒れかけていた私を……教室まで運んでくれたのだ……」
ラディッキオ:「普通なら……保健室に……運ぶところだが……。私の意を汲んでな……。周りの目も憚らず……」
正午院スミカ:「なんだか目に浮かぶようです」
刑部クロオ:「………。」倒れた病弱少女を引きずったり押したりしつつ教室に運ぶ保健委員の姿を想像する。
ラディッキオ:「その日依頼、クーは……登校に付き添うように……なってくれてな……」
正午院スミカ:「ちなみに、このメカのこと、クースディシアさんは…」
ラディッキオ:「言ったことも、見せたこともないな」
正午院スミカ:「そうだと思いました……」
ラディッキオ:「……他の者は、車椅子を使えと……本気で言ってくるが……あいつは……私が歩きたいと……わかっている……それを尊重して……くれるのだ……」
正午院スミカ:「そうなんでしょうか…?」刑部さんに言う。
刑部クロオ:「ちっこいのの本心は初耳だが…あのお優しいお嬢様は案外分かっているのかもな。」
刑部クロオ:「ま、たぶんそこまで深く考えずに手を貸しているだけだと思うが。」
正午院スミカ:「あ。それは」
正午院スミカ:「すごく分かります」
ラディッキオ:「どちらにせよ……。クーは自分の苦労より……私の意思を……。誇りの方を、大事にしてくれる……からな……」
ラディッキオ:「信頼と、好意を寄せている……。半年の付き合いでも……。そうするに値する相手だ……」
正午院スミカ:「まあ!素敵です!」
正午院スミカ:「応援しますわ、私!」
ラディッキオ:「なにか……勘違いされている……気もするが……。悪い気は……しないな……。ありがとう……正午院……」
ラディッキオ:「すこし、話しすぎたな……。調査に戻ると……しよう……」

GM:シーンを切ります。ロイス・調達可!
ラディッキオ:ロイス!
ラディッキオ:正午院さんに取る流れだぜ
正午院スミカ:ロイス、チコちゃんにとるぜ!
ラディッキオ:正午院スミカ/P:幸福感○/N:不信感/ロイス
刑部クロオ:こちらはロイス保留
ラディッキオ:明るい気持ちになるな~いいな~という気持ちと、それはそれとして男装番長親衛番長ってなんだよっていう気持ちが拭いきれてない感じです
正午院スミカ:好奇心/猜疑心で好奇心が表だよ
正午院スミカ:おそらく同様の感情を抱えており、もっと仲良くなりたい気持ちと、どこまで本当のこと言ってるんだ…?という思いも持っている様子です
正午院スミカ:調達は…特にないです。以上です!
刑部クロオ:購入は…強化素材!
刑部クロオ:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 10[7,9,9,10]+7[7]+5 → 22

刑部クロオ:買えた!
刑部クロオ:木刀+1(大槌相当)になりました。
刑部クロオ:以上!
GM:ほかは大丈夫そうかな? それではシーンを切ります。
ラディッキオ:あ、標準器だけ狙おう
ラディッキオ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[2,4,7,10,10]+8[5,8]+3 → 21

ラディッキオ:買えた。ボルアクに装着だ
ラディッキオ:終わり

◆Middle 8 シーンプレイヤー:クースディシア

GM:登場は基本的に自由です。ダイスを振って侵蝕率をあげたりすると自由です。
刑部クロオ:こちらは休みます。結構ヤバイ!
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:84->89)
ラディッキオ:出る出るマウス
正午院スミカ:出マウス!
正午院スミカ:1d10+77-1
DoubleCross : (1D10+77-1) → 9[9]+77-1 → 85

ラディッキオ:1d10+46-1
DoubleCross : (1D10+46-1) → 6[6]+46-1 → 51

ラディッキオ:うーん
正午院スミカ:どうなんだい
ラディッキオ:まあいいか
GM:40差……圧倒的日常……

GM:時刻は夕方遅い時間です。時系列的には先のシーンよりも幾分か後。
GM:あ、なのでクースディシアさんも情報共有は受けてて構いません。受けなくても良いけど……
クースディシア:うけうけ
ラディッキオ:あげる
GM:君が下校していると、道沿いの公園のベンチに秋月円(姉のほう)が座っているのが見えました。
GM:どこかぼーっとしている感じ。ほとんど夜色になった、東の空を眺めている。
クースディシア:「衆目に晒すにふさわしい顔つきね」声を掛ける。
クースディシア:「とっても真似できない」
秋月円:「えっ? あ……」 声をかけられ、ぽかんとした表情で君を振り向く
秋月円:「しゅうも……ごめん、何だっけ、クーちゃん? ぼーっとしてたや」
ラディッキオ:「……隣に座っても……いいか……?足がもう、限界だ……。」
ラディッキオ:「今日は一度も……背負って……くれなくてな……。今にも折れて……しまいそうだ……」
正午院スミカ:「クースディシアさんの腕も限界を迎えてますからね」
秋月円:「え、そうなの? クーちゃんひどいー。どうぞお座りになってくださいな」 隣を空ける
クースディシア:「え、これ私が酷い扱いされるの?」
秋月円:「だって一度も背負ってあげてないんでしょ? ラディッキオちゃんこんなに細いのにー」 楽しい風に笑いながら
秋月円:「……ふぅー」 それから長い溜息を吐く
クースディシア:「じゃあ持って一日中歩き回ってみなさいよ」
秋月円:「えー、私そんな力、ないよ。普通の子だもん。オーヴァードじゃなくて」
ラディッキオ:「大丈夫だ……。私は……フルートのように……細いからな……。円でも……抱えられる……」
クースディシア:「あなた、オーヴァードが全員化物みたいな怪力持ちだとでも思ってるの?」
クースディシア:「弟ならこいつも軽々持てるって?」
秋月円:「フルートのように軽いなら……まあ、ちょっとくらいなら行けるかも?」
秋月円:「照の能力はそういうんじゃないから! あの子はもっと大人しくって……大人しいっていうか」
ラディッキオ:「……今は無理でも……数年後には、あるいは……」
クースディシア:「じゃあそんだけの話でしょ。私の能力もそういうんじゃない」
秋月円:「もー、分かってるよ。冗談です、冗談。クーちゃんも頑張ってラディッキオちゃんのこと運んでるんだよね?」
秋月円:「頑張りやさん。頭撫でてあげよっか!」
クースディシア:「結構。不敬よ」
秋月円:「フケイ……」
正午院スミカ:「まあ、クースディシアさんたら」
正午院スミカ:「秋月さんがいらっしゃるのを見たとたん、真っ先に声を掛けにいったのに」
クースディシア:「……ベンチがあったからよ。死にそうなやつが居たから……」
秋月円:「……不敬……」
秋月円:「……そういう、不敬な人。クーちゃんだったら、オーヴァードの力でこらしめようとか、思ったりする?」
クースディシア:「はあ?」
秋月円:「正午院さんは? 番長っていうからには、それなりにそういうことできるんだろうし……たとえば、自分の大切なものをバカにする人がいたら、どうにかしてやろう、って、思う?」
クースディシア:「あんたじゃあ、小さい子供にナマ言われたら高校生の腕力でぶん殴んの?」
秋月円:「ラアディッキオちゃんは……うーん、そういうこと不得意そうだからいっか」
秋月円:「……それは、しないよ。しないけど……」
ラディッキオ:「弟のことを……。照のことを……言っているのか……?円……」
秋月円:「…………」 ラディッキオの言葉に、黙って俯く
正午院スミカ:「どうにかしてやろう、と思うことがあったんですね」
秋月円:「……照の能力がすごく弱くなって、安定した状態なんだって聞かされて。この一ヶ月……夏休みが終わる前くらいから?」
秋月円:「普通は学校が始まるストレスで、むしろ不安定になるっていう話だったんだけど」
秋月円:「それで、何か変わったことがあったの? って聞いたら、いじめてくる子がいなくなったって言うの」
秋月円:「……それで、ちょっと小学校の方に調べにいったら……本当に『いなくなって』いて」
正午院スミカ:「……」困り顔。
秋月円:「……それで、もしかしたら照が、って思って。そう思ったこと自体が、すごく嫌だったなーって思ったの」
秋月円:「ゴメンね。変な話して」 少し笑う
秋月円:「……あの子のことが分からない。オーヴァードのことだって、まだ良く分からないのに、子どものことなんて、余計に」
秋月円:「ちゃんと話せてるのかな、ちゃんと見てあげられてるのかな……同じものを、見られているのかな」
秋月円:「……などと考えていたら、ちょっとアンニュイ気分だったワケです」
秋月円:「ごめんね、もう大丈夫だから」 君たちに向けて笑みを見せる
クースディシア:「何がどう大丈夫になったのよ」
秋月円:「少し吐き出して楽になった……的な?」
秋月円:「人に話すのは大事だって先生にも言われたし。クーちゃんが声かけてくれて助かったよ」
クースディシア:「あんた、普段私の言ってること全部わかる?」
秋月円:「え、あんまり。なんかヘンな言葉使うし……」
クースディシア:「変な言葉は使ってないけど。要はそういうことでしょ」
クースディシア:「ちゃんと話せてるか、ちゃんと見てられるかなんてわかりっこないし」
クースディシア:「それでも困ってない。そういうことじゃないの?」
クースディシア:「流石に今私の言ってることは分かる?これも分からないと不安になるんだけど」
秋月円:「……クーちゃんはそういうとこ、サバサバ系女子だなあ」
秋月円:「それでも私は、照とちゃんと話して、照をちゃんと見てあげたい。……家族だから」
クースディシア:「じゃあそうしなさいよ。できてるか分かんないからって悩む時間が無駄でしょ」
クースディシア:「さっさと話に行くか話さないかの2択じゃない」
秋月円:「サバサバだなあ、ホント」 また少し笑う
秋月円:「……照ーっ! そんな所に隠れてないで、ほら。いらっしゃい!」
ラディッキオ:「居たのか……」
GM:彼女が声を上げると、遊具の影から少年がひょこっと顔を出します
秋月円:「まあ、公園からは出ないように言ってたから」
クースディシア:「あんた居る前でよく言えてたわねそれ」
秋月円:「何か話してる時は、その話が聞こえる範囲には近寄らないの。……ほら、いらっしゃい」 手招き
秋月照:すると、彼も小走りでみなさんの前にやってきて、ぺこりと頭を下げる
秋月円:「ええと、それで何だっけ……さっさと話すんだから……」
クースディシア:会釈を返す。
ラディッキオ:「礼儀正しいな……照……いいことだ……褒めて遣わす……」
秋月円:「……照をいじめてた子、やっつけたりした?」
秋月照:目をぱちくりして 「してない」
クースディシア:「でしょうね」
秋月円:「……だよねえ」 ただそれだけの会話を済ませるだけで、はー、と長く息を吐く
秋月円:「もー、何考えてるんだろうな、私……バカみたい……」
秋月照:脱力する姉を尻目に、照は続ける
秋月照:「あいつらなら、帰ってくるって聞いたよ」
秋月照:「その時は友達になれるって」
クースディシア:「誰に聞いたの?」
秋月照:「店長さん」
秋月照:ちょっと笑みを浮かべて
秋月照:「やっぱり月面人ってスゴいんだね。もう僕のこと、バカにしたりしないって」
クースディシア:「……へえ」
クースディシア:「それはすごいわね。どうやったのかしら」
秋月円:「…………」 こちらは硬直するしかない
秋月照:「信じられるようにするんだって。月面に人がいるってこと……『月面旅行』で!」 目を輝かせて
クースディシア:「信じられるようにする、ね」
秋月照:「僕も連れてってって言ったら、そのうちって言われたけど。でも、いつか連れてってもらうんだ」
秋月円:「……月面……旅行」
クースディシア:「そ。純真ね、あなたの弟」
秋月円:「……そう。そうだね。いつまで経っても、子供っぽくて……」
秋月円:ふー、と息を吐き 「……うん。それじゃあそろそろ、帰ろうか」
秋月円:「月もそろそろ出てくるし、確か今日、満月だよ」
ラディッキオ:「少し待って……もらえるか……」
秋月円:「何? あ、お運びする? 近場なら……」
ラディッキオ:「照……。お前のことを……少し、調べた……」
秋月照:「調べた?」
ラディッキオ:「レネゲイドビーイング、というものを……知っているな……」
秋月照:「うん。知ってる」
ラディッキオ:「いつから、居なくなっているのか……知りたい……」
秋月照:「…………」 少し考え
秋月照:「……やっぱり、いなくなってるのかな?」
秋月照:「出て行っちゃったんだ。あの……」
秋月照:「……お姉さんに、お面……仮面? を押し当てられた時に。すうって」
ラディッキオ:「安心しろ……。いずれ、戻ってくる……」
秋月照:「多分、夏休みの終わりの訓練のあとだから……一ヶ月前くらい? ぼんやりしてて、よく覚えてないんだけど」
正午院スミカ:「お面を押し当てられた?」
秋月照:「うん。……ウサギみたいなのだった。休憩してたら、仮面をつけたお姉さんがいて……顔に、ぐって」 自分の目元周りを押さえ
秋月照:「そしたら、眠くなって、その時に抜けてっちゃった? って思ってたけど」
秋月照:「……戻ってくるのかな?」
正午院スミカ:「…そうですか。それは…」
正午院スミカ:「…戻ってきますよ、絶対。大丈夫です」
クースディシア:(そういうもんなの?ほんとに大丈夫なの?)後ろを向いて不安がる。
秋月照:「んー……大丈夫ならいいか」
ラディッキオ:「……絆を捨てなければ……再び会える……」
秋月照:「うん。あいつ、大事な友達だから。戻ってくるなら、いい」
秋月照:「もっと上手く使ってやるんだ。最近、訓練も一杯できたから、できる気がする……」
ラディッキオ:「伝えておこう……」
秋月照:「……伝えられるの? でも、うん。伝えて」
秋月照:「あいつも大事な証拠だからさ。月面人がいるっていう……月面人そのものじゃないけど」
秋月円:「……ありがとう。照を気遣ってくれて」 と、彼女がラディッキオさんに会釈します
ラディッキオ:「気遣った……わけでは……ない……。私の用は、済んだ……。引き止めて、悪かったな……。」
秋月円:「……月面人、ホントにいたら良いのにね」 ぽつりと小声で漏らし
GM:特に他になければ、姉弟はこのまま去って行きます
正午院スミカ:「………」思わず黙る。 こちらだいじょうぶです
秋月円:「それじゃあ、また明日ね。ほら、照も」
秋月照:「じゃあねー」 手をそれなりに大きく振りながら去っていく
クースディシア:「……ん」手を振り返す。

GM:ではシーンを切ります! ロイス・調達可です。調達はもうあらかた揃ってそうだけど……
正午院スミカ:うーん、どちらも大丈夫です!
ラディッキオ:照に取らねばなるまい……
ラディッキオ:秋月照/P:庇護○/N:不安/ロイス
ラディッキオ:これで行きます
ラディッキオ:守らねば!
GM:守られる……
ラディッキオ:調達はうん……あんまもうない気もするけど
ラディッキオ:ブルーゲイル狙おうかな
ラディッキオ:5dx+3
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 9[1,2,3,7,9]+3 → 12

クースディシア:照準器かなあ
ラディッキオ:まあそんな重要でもないしいいか。
ラディッキオ:おわり
クースディシア:5dx+5>=15
DoubleCross : (5R10+5[10]>=15) → 6[1,1,4,5,6]+5 → 11 → 失敗

クースディシア:ダメ!以上!
GM:ウス! それではシーンを切ります
ラディッキオ:おっす!

◆Middle 9 シーンプレイヤー:刑部クロオ

GM:月見茶会へ侵入を図るシーンです。とはいっても動物園の内通があるのでそれほどハードミッションということではない……
刑部クロオ:ついに侵入だ
刑部クロオ:出ます!
GM:君たちの収集した情報からして、『行方不明の生徒』の多くは『月見茶会』に関わっており、またその地下に生徒がいることは明白です。
GM:なので侵入し、状況を把握します。というわけで登場どうぞ。登場自体は自由です!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:88->92)
ラディッキオ:1d10+51-1
DoubleCross : (1D10+51-1) → 6[6]+51-1 → 56

刑部クロオ:よ、よしよし…
正午院スミカ:出なきゃ!
ラディッキオ:まあいいか
正午院スミカ:1d10+85-1
DoubleCross : (1D10+85-1) → 10[10]+85-1 → 94

クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:89->98)
正午院スミカ:さっきからさあ!
クースディシア:キッツ
刑部クロオ:キャー
GM:すごいな……

動物園愛護:『いつの間にか、店長が出かけていた。いつ戻るかは分からないが、チャンスのはずだ』
動物園愛護:『裏手の鍵は開けておく』
GM:侵入できないかと掛け合っていた動物園からそんな返事が君たちに入ったのは、そろそろ夕飯かという頃でした。
GM:暗く静まり返った、少しファンシーな店舗。その裏の大きな扉の前に、君たちはいます。
刑部クロオ:「泥棒みたいで気は引けるが…こんなチャンスは少ないだろうし、」
刑部クロオ:「裏は取れちまったからなあ。」
クースディシア:「メルヘンな雰囲気で暗いとまったく不気味ね」
刑部クロオ:腰に差した木刀に手を添えながら、中の様子を伺う
GM:雑多に物の積まれた狭い通路です。少なくとも動いている人の気配はしない
正午院スミカ:「獣人たち、どこかにいるんでしょうか」その後ろから顔をのぞかせる。
ラディッキオ:「前が……見えん……。もう少し……持ち上げてくれ……」
刑部クロオ:「………。」人差し指を口元に。それから『動体0』のハンドサインを送る。
刑部クロオ:「………すまん、伝わらんな。今なら侵入できそうだ。」
クースディシア:「全員で見る必要ないでしょ」周りをキョロキョロ気にしている。
正午院スミカ:「む。むむむ」ラディッキオをおぶっている。
正午院スミカ:ぷるぷると背伸び。
ラディッキオ:「うむ……良くなった……」ウサ耳髪飾りを付けたラディッキオがスミカさんの背中から顔を出します
正午院スミカ:「ふうふう。なんでラディッキオさんは、そんなものを付けてらっしゃるのですか」
ラディッキオ:「見つかった時……少しでも……誤魔化せるようにな……」
ラディッキオ:「少なくとも……敵意は……抱かれまい……」
刑部クロオ:「……それ、物に引っ掛けるなよ。」
ラディッキオ:「気をつけてくれ、スミカ……」
クースディシア:「分かった?それ、ホント面倒くさいでしょ」
刑部クロオ:「お前が気を付けるんだよ…!」
刑部クロオ:器用に小声で怒鳴る
GM:そんな風に話していると、ピッとLINE的なものの通知が鳴ります
動物園愛護:『到着したか。店長の部屋は二番目の右の扉。俺はウサギの世話をしているので気付かない』
動物園愛護:『バイトの者はもう帰るだけなので気を抜いている。また、バイトの者は正面から出ていくことになっているので、鉢合わせることはないはずだ』
動物園愛護:『もし鉢合わせたら知らん。ウサギのマネでもして誤魔化してくれ。何か分からないことがあれば連絡を』
GM:これだけメッセージが来て、やがて止まります
刑部クロオ:「……だそうだ。行くぞ。」目線を手元の携帯に落としながら。
クースディシア:「だそうよ。役に立つかもね、それ」くつくつと笑う。
ラディッキオ:「クーの分も……用意してある……。つけるか……?」
クースディシア:「要らない」
ラディッキオ:自分のうさみみと対象的な白いうさ耳を取り出して
正午院スミカ:「ううん、どうも緊張感が……」
刑部クロオ:「………こんなに緊張感のねえ潜入は初めてだ。」
ラディッキオ:「仕方ない……スミカにやるか……」と言ってスミカさんの頭に勝手に載せます
クースディシア:「抵抗できないとやられたい放題なのよね」
ラディッキオ:「私は……潜入自体が……初めてだ……」
正午院スミカ:「……」頬を膨らましている。「いいです。行きましょう、行きましょう」
刑部クロオ:「……普通はそうだろうな。」
刑部クロオ:姦しい3人のやり取りを背中で聞きつつ、前へ進む。
GM:では動物園の誘導に従って君たちは店長の部屋に向かう。罠感知判定などは必要ないぞ。
刑部クロオ:よかった
GM:店長の部屋内は整然としている。応接用のソファや高さの低いテーブルもあり、応接間としても役目を兼ねていたのだろう。パッと見る限りはそれだけのようだが……
GM:<知覚>判定を振ってください。難易度11。別に失敗してもペナルティとかはないです
刑部クロオ:やるぜ!
ラディッキオ:二個しかダイスが振れない……。DBがない……
ラディッキオ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 7[5,7] → 7

刑部クロオ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 7[4,6,7,7] → 7

刑部クロオ:ウワー
正午院スミカ:3dx>=11
DoubleCross : (3R10[10]>=11) → 7[1,7,7] → 7 → 失敗

クースディシア:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[4,6,8,8,9] → 9

正午院スミカ:う、うわー
刑部クロオ:なんてことだ!
正午院スミカ:くっちゃべってるから!
クースディシア:ほんとだ
GM:あっ全員気付かない。じゃあどう考えても行き止まりですね
ラディッキオ:愛護に連絡しよう
動物園愛護:『店長室に地下への階段がある』
動物園愛護:『ただ、普段は隠されているらしい。誰か気付くと思ったんだが』
ラディッキオ:『最初から教えて』
ラディッキオ:『どこ』
動物園愛護:『それは』
GM:というやり取りをしていると、ウィイィン……という機械的な駆動音が、足元から聞こえてきます。
GM:やがて部屋の一辺の床がガタガタ震え始め、1m四方程度の大きさに区切られて、順番に沈んでいく。地下への階段が出来ていく格好です。
動物園愛護:『部屋の中にボタンがあるので』
動物園愛護:『それを探す。場所は分からない。操作するところを見ていないから』
ラディッキオ:『もういいきる』
クースディシア:「今誰か押したわけ?」
刑部クロオ:「俺はしてない。」正午院さんに目を向ける
正午院スミカ:「私だって、立っていただけです」クースディシアさんを見る。
ラディッキオ:「何もしていない……」
クースディシア:「じゃあ二択ね。誰かが無意識に踏みでもしたか、」
クースディシア:「五人目が居る」
GM:出来上がった地下への階段をゆっくりしたペースで昇る、コツ、コツ、という足音が、地下から聞こえてくる。
クースディシア:「下にね」
刑部クロオ:木刀を抜く。
???:「……平野、まだいたの? この時間、明かりは弱くしてっていったのに……」
正午院スミカ:「……」ふともものリボンスティックを握る。
GM:か細い声でそう呟きながら姿を現したのは、白い少女だ。髪に、肌に、頭上に伸びる耳。ドレスのような服。
白兎耳の仮面少女:「…………」
GM:現実離れしたその姿は、確かにあの晩、刑部さんが出会った相手である。
刑部クロオ:「しばらくぶりだな。」
白兎耳の仮面少女:「……あ……」
白兎耳の仮面少女:「……そうね。遅かったけれど」
正午院スミカ:「刑部さん。その方が…」
白兎耳の仮面少女:「辿り着いたの。……ちょっと、光を弱くしてもらっても、良い? よく見えなくって」 目を細めている
刑部クロオ:「ああ。」ぱちりと電灯を消す。
刑部クロオ:「俺の依頼主さ。」
正午院スミカ:「赤海さん、なのでしょうか」
正午院スミカ:「……」少女を見ます。
刑部クロオ:「月面旅行には間に合いそうか?船が出てなきゃいいが。」
白兎耳の仮面少女:「……うん。赤海フェネル。思ったより大勢ね」 顔を伏せ、仮面を外して目元を擦り、それからもう一度仮面を着けて君たちを見る
赤海フェネル:「……そこまでは知らないけど。少なくとも、まだ『月面旅行』は実行されてないことは確かよ。……ついて来て」
赤海フェネル:そう言って、君たちを誘導するように地下へと降りて行きます
ラディッキオ:「信じて……いいのか……?クロオ……」
刑部クロオ:「………俺にも分らんさ。だが、手掛かりになるのも事実だ。」
クースディシア:「そうせざるを得ないってとこでしょ」
刑部クロオ:「何かあれば俺の後ろにいろ。この剣の届く半径2尺5寸の間にいれば逃がしてやれる。」
ラディッキオ:「だそうだ、クー……。遠慮はしなくて……いいぞ……」
刑部クロオ:「俺個人としては信じてやりたいがな。」
正午院スミカ:「ならば、行くしかありませんね」
クースディシア:「えっ何の遠慮……?」
GM:では君たちは、彼女に続いて階段を降りていく。地下の空間も薄暗いが、間接照明があり、壁と足元は確認できる程度の暗さだ。
赤海フェネル:「……本当に来るとは、思わなかった」 相変わらず、声は細い。気を抜いたら聞き漏らしてしまいそうだ
赤海フェネル:「他の子は、友達? 女の子ばっかりね」
クースディシア:「プレイボーイなのよ、彼」
刑部クロオ:「……全員目的があって来てるんだよ。」
刑部クロオ:「そういうのじゃねえ。」
赤海フェネル:「プレイボーイ……」 頭上の兎の耳がぱたりと揺れる
赤海フェネル:「……じゃあそれも、アナタの趣味?」 正午院さんとラディッキオさんのウサミミを見て
正午院スミカ:「あら」瞬き。
刑部クロオ:「これはちっこいのの趣味だ。邪推はよせ。」
赤海フェネル:「……そう。残念」 自分の兎の耳を触って見せ
赤海フェネル:「一応、聞いて良い? 何のために、何をしに来たのか……」
クースディシア:「あら。趣味って言っておいたほうがよかったんじゃなくて?」
刑部クロオ:「煽るのもよせ。」クーさんに
ラディッキオ:「実益もあるの……だがな……」
刑部クロオ:「月面旅行が始まる前に月見茶会を終わらせる。……だったか。」
刑部クロオ:「だが、何のためと聞かれると…そうだな。」
刑部クロオ:「俺のためだ。」
赤海フェネル:「アナタのため?」 目を細める
刑部クロオ:「ムキムキのウサギがここを跋扈する光景なんてものは見たくないし、」
刑部クロオ:「行方不明だかいじめだかきな臭い話を放置するのも寝覚めが悪い。」
刑部クロオ:「それと、あんたを見たからだ。」
赤海フェネル:「……私を見たから?」
刑部クロオ:「あの時、言葉の要領は掴めなかったがあんたが何かを抱えてるのは伝わった。」
刑部クロオ:「思いつめたまま何かキツい決断をしなきゃなんない、って雰囲気だった。」
刑部クロオ:「それを見過ごしたら、寝覚めが悪いどころか俺は二度と眠れなくなるし、」
刑部クロオ:「二度と月を拝めなくなる。」
刑部クロオ:「……こいつは全部推測だ。あんたが実際どうだか知らんが、俺はこの件に首を突っ込ませてもらう。」
刑部クロオ:「だから、これは俺のためだ。」
赤海フェネル:「……そう。アナタ自身のため、ね」 目を閉じ、首を振る 「でも、買いかぶりすぎ。私、そんなに立派じゃないもの」
赤海フェネル:「平野は……平野トトビは、一ヶ月前の夜、散歩をしていた私の前に現れた。ある姉弟を救いたい、そのために、設備を借りて、店を経営し、人を集める必要がある、と」
赤海フェネル:「わけが分からないかったけど、そうね……確かに平野が『何かを抱えてるのは伝わった』し、借りた設備に住み込んで良いって言われたから、私は了承した。自分の基地ができるなら、悪くないかなって」
赤海フェネル:「……『月面旅行』が何かは、分かってる?」
ラディッキオ:「漠然と……良くないものだとは……思っている……」
刑部クロオ:「そこまでは掴めなかった。」
赤海フェネル:「それでいい。……あれは、洗脳。それも集団に対してのね。実際にどんな風にするつもりかは分からないけど……」
刑部クロオ:「……洗脳。」
赤海フェネル:「地下に連れて来られた男の子が、数日したら突然『月面に人はいるんだ』っていうことを言い出したのは確か」
クースディシア:「自分を支えてる常識の重みを軽んじて浮わつかせるってわけ?いいご趣味ね」
刑部クロオ:「『月面に人はいる』か……。」
赤海フェネル:「こんなことで何をしでかすのか、私には分からない。とても恐ろしいことだってできると思うし……本当に『誰かを救う』ことに使うかもしれないし」
赤海フェネル:「……でも、仮面を被った怪しい生徒……私のことじゃなくてね。ディオゲネスクラブ、っていうの? その生徒と話しているのを見ちゃったから」
赤海フェネル:「平野の意志はどうであっても、きっと良くないことになるな、って思った」
刑部クロオ:「洗脳と思考操作はFHの十八番だが、こいつは得体の知れない刷り込みだな。」
ラディッキオ:「"ラーズグリーズ”の名から……予想するなら……」
ラディッキオ:「どんな目的であれ……思惑通りには……進むまい……」
赤海フェネル:「……一度、平野に直接止めるように言ったんだけどね。そうしたら、逆に監視をつけられてしまって」
クースディシア:「監視?ね、それって」
クースディシア:「今も?」
赤海フェネル:「それは、大丈夫。携帯を取り上げられて、無断で外に出ることができないだけだから。出る時は、監視がつくの」
赤海フェネル:「あの、ちょっとムキムキした子たち……そうだ。ケガ、なかった?」 今さらながら刑部くんに問う
刑部クロオ:「…そりゃあ随分物騒な監視だな。」あの夜を思い返しながら
クースディシア:「ちょっとか……?」
刑部クロオ:「あの程度の戦闘は慣れてる。怪我もないから大丈夫だ。」
正午院スミカ:「店長は、何者なんでしょうか」
赤海フェネル:「そう。なら良かった。……だから、監視の目を盗んでアナタに頼んだの。正解だったのね」
赤海フェネル:「……あれは、ヒトではない。獣の匂いを感じなかった」
ラディッキオ:「……RB、だろう……。照に……取り付いていた……」
赤海フェネル:「紛れもなく人間を装ってるけど……装うっていうことは、人間ではないということ。恐らく起源は、土や石……」
刑部クロオ:「………。」チコリーを見る
ラディッキオ:「月見茶会が……できたのも……RBが……照のもとを……去ったのも……ひと月前の……話だ……」
クースディシア:「わざわざ月面旅行を嘯くってことは、それこそ”月の石”あたりじゃないの?」
赤海フェネル:「……そこまで分かってるんだ。やっぱり結構、調べてくれたのね」
刑部クロオ:「店長があの姉弟に執心する理由もそこか。」
クースディシア:「ただの趣味よ」
ラディッキオ:「推測も……入っているがな……」
赤海フェネル:「人のためになる、素敵な趣味」 薄笑みを浮かべ
赤海フェネル:「……ついた。ここよ」 ある扉の前で足を止める。プレートのようなものは特にかかっていないが、『立ち入り厳禁』とだけ乱暴に書いてある
赤海フェネル:「ここが本当の平野の部屋。大体の情報は、ここにあるでしょう」
ラディッキオ:「開けてもらえるか、クロオ」
赤海フェネル:「それこそ『月面旅行』のことも……探せば、必ず」
刑部クロオ:扉に手を掛ける。
刑部クロオ:ドアノブを引く。中の空気が漏れ出す様は、さながらエアロックのようだ。
GM:ひんやりした空気の流れを感じながら、君たちはその部屋の内部を見る――


■これまでのあらすじ
・秋月照が仮面を押し付けられ、その力で独立したのが、彼に元々ついていたレネゲイドビーイング。それは『平野トトビ』を名乗り、月面人を自称し、赤海フェネル・動物園愛護を協力者として、『月見茶会』の経営を開始した。
・平野トトビは姉弟に対して何かしらの執着を持っている。
・秋月照をいじめていた四名、それを追っていた二名、『月見茶会』で問題を起こした二名の行方不明者の所在は確定していない。『月見茶会』の地下に飼われている(by動物園)人間か?
・『月面旅行』は、何らかの集団に対する洗脳のようだがこれの目的も不明。ディオゲネスクラブが関与している?
・ウサギ獣人の正体も不明。


GM:『月見茶会』地下――
GM:曲折の末、君たちはそこにある店長"平野トトビ"の部屋に辿り着いた。
GM:……シンプルな部屋だった。地下室らしくコンクリート張りの床と壁。
GM:天井から吊るされた小さな月の模型が照明となって、室内を薄暗く照らしている。新古様々なポスターが壁に貼られており、それらはすべて宇宙人の実在を力強く語るものばかりだ。宇宙友愛協会が発行したものもある。
GM:椅子や机の類いはなく、置いてある家具はベッドだけ。床にはペンや紙、本が無造作に散らばっている。
GM:そして、ベッドには一人の少年がうずくまって眠っている。小学生くらいだ。
刑部クロオ:見たことのある少年ですかね。
GM:ない。初めて見る。
クースディシア:「まったくいいご趣味ね」
クースディシア:「未成年者略取ってとこ?」
刑部クロオ:「例の地下に飼っている人間の一人か?」
正午院スミカ:「秋月弟さんではない…とすると、彼をいじめていた少年達の一人でしょうか」
正午院スミカ:「起こしてもいいのでしょうか?」
ラディッキオ:起こしていいの?
GM:いいよ! 別にばくはつとかしない。起こされれば普通に起きます。
正午院スミカ:じゃあ、起こしちゃおう。
ラディッキオ:「ここは……平野トトビの……部屋だ……。本人では……ないのか……?」
正午院スミカ:「起きてください、起きてー」
少年:「んん……」 うめき声を漏らしながらうっすらと目を開ける。外傷や異常は見て取れない
刑部クロオ:「こいつは店長じゃない。俺と正午院が顔を見ている。」
少年:「……あれ? お姉さんたち……誰?」
ラディッキオ:「そちらこそ……誰だ……。ここは……平野トトビの……部屋だ……」
少年:ぼんやりした目を瞬かせて、状況を把握しようとしている 「……あれ? ここ、店長の部屋で……あれ? 誰?」
クースディシア:「見ての通りよ」2人がつけた耳を見やる。
少年:「うさぎ……」
少年:「……バニーガール?」
ラディッキオ:「何故、こんなところに……いるのか……。説明してほしい……ものだな……」
正午院スミカ:「む」うさ耳。
刑部クロオ:「……ませたガキだな。」
正午院スミカ:「そうですね、私たち、決して怪しい者ではありませんので」
クースディシア:「見てのとおりね」
少年:「なぜって、俺は……店長に協力して……」
少年:「……いや、あれ? 協力なんてして……違う、連れ去られて……痛っつ……」 苦しげに自分の頭を押さえる。混乱しているようです
刑部クロオ:「………疑似記憶と本来の記憶がコンフリクトを起こしてるのか?」
少年:「痛っつ……何だこれ……すげえ痛い……!」
クースディシア:「ああ、ごめんなさいね。月面旅行の途中だったのかしら」
GM:では、そう話しているとベッドのサイドボードに一冊のファイルがあるのに気づきます。
GM:『実験記録』と題されたファイルです。ルーズリーフのファイルですが、色々なメモや付箋が貼ってあるのが、開く前から見てとれる。
刑部クロオ:「ここは保健委員に任せていいか?…少し、気になるものがある。」
少年:「月面……うぅ、何だそれ……聞いたことある……ような……」
刑部クロオ:と言って立ち上がり、ベッドのサイドボードに目を向ける
ラディッキオ:ひょいっとスミカさんから降りて「……私も……拝見させて……もらおう……。私の知識が……役に立つかも……しれん……」
クースディシア:頬をペタペタと触る。「まあいいわ。急に引き出そうとするとズレが全部痛みになるのよ」
ラディッキオ:「……実験記録か……。あまり好ましくない……響きだ……」
ラディッキオ:開いてみようぜ!
クースディシア:「この差異が飛び降りれるくらい緩くなったらまた聞く」
少年:「うう……冷た……」 クースディシアさんにそう言われ、少し落ち着いた様子で目を閉じます
刑部クロオ:ではサイドボードのファイルを手に取って開きたいです
正午院スミカ:クースディシアさんの隣で目を細める。
GM:『実験記録』の具体的な中身の描写は省略しますが、おおむね、オーヴァードの能力を使って人間の意識を改変する実験について記録されています。わかりやすく言えば洗脳です。
GM:主に光を用いた、長期的な記憶・意識の改竄を実現しようとしていたようです。
ラディッキオ:被験体に何を使ってたかとかってわかります?
GM:『表層の意識を塗り替えることは簡単だが、深く根付いた常識を改めることは難しい』『自然光にエフェクトの光を混ぜ込めば上手く行く』などといった記録の合間合間に、
GM:やはり『月面人が存在する』という常識を植え付けようという意図が読み取れます。
GM:何を使っていたか……基本的にはオーヴァードとしてのエフェクトですね。エンジェルハイロゥの力で光を操作し、エグザイルの力で他人の身体に働きかけることで、洗脳と言える行為を実現しようとしていた。
ラディッキオ:そっちじゃなくてモルモットとか……使ってたのかなって……
GM:ああ、なるほど……それはもう人間です。人間しか実験対象にしていない。
ラディッキオ:ラジャー!ありがとうです
刑部クロオ:「……好き勝手やってやがる。」
GM:付箋の一部に『仮面を上手く使えないかとも思ったが、やはりこれは別物だ。何かを生み出すことしかできない』ともありました。
ラディッキオ:「……」資料を読み終え、珍しく顔をしかめています
刑部クロオ:「…どうした。」
ラディッキオ:「……いや……。昔の……いや……」
ラディッキオ:「……気にするな……。少し……昔のことを……思い出した……だけだ……。」
刑部クロオ:「………。」知識が役に立つといった発言、異常に虚弱な身体、そして実験への不快感
刑部クロオ:そこからラディッキオの過去をおぼろげに察する
ラディッキオ:「……それより……お前の……番長としての……意見を……。聞かせてくれ……クロオ……」
刑部クロオ:「番長としての意見、なんてものは持ち合わせちゃいないが……」
刑部クロオ:「この人間の意識・常識を改変するなんて代物はいくらでも悪用が出来る危険なものだ」
ラディッキオ:「私も……同意見だ……」
刑部クロオ:「極端な話、『この島で生きる者はFHに忠誠を捧げる』なんて常識が流布したら」
ラディッキオ:「『月面人がいる』と……信じ込ませる……。それ程度なら……大した影響は……ないだろうが……」
刑部クロオ:「アカデミアはFHの格好の基地になるだろうさ。」
刑部クロオ:「………こいつは元UGNチルドレンとしての意見だ。」
ラディッキオ:「うむ……そして……"ラーズグリーズ”……。計画を……壊す者……」
ラディッキオ:「間違いなく……そう書き換える……つもりだろうな……奴は……」
刑部クロオ:「………。」
刑部クロオ:左手を木刀に添える
ラディッキオ:「……他に、手がかりは……ないか……。止める手立てを……探さなくては……なるまい……」
ラディッキオ:という感じで他にはなにかあったりします?
ラディッキオ:GM!
GM:まあ待て
GM:いや、視点を変えましょう。少年が落ち着いてきて、話を聞けそうな感じになってきた。
少年:「……大丈夫、です。まだちょっと痛むけど……」
少年:「……整理、ついてきた。……今っていつ?」
正午院スミカ:「今、ですか? えっと、」今日の日付を伝えます。
少年:「そっか……ってことは、まだ『月面旅行』はやれてないんだ」
少年:「……そうだよ。やれてないんだ。間に合った! それとも『月面旅行』はもしかしてもう止めたのか!?」
クースディシア:「おそらくまだ止まってはないと思うけど。それで?発射はいつなの?」
正午院スミカ:「すみません、私たち、その『月面旅行』が何なのか分かっていないのです」
少年:「今日の深夜、日付が変わる頃だって! ……俺は、最後の最後に実験に使われて、放って置かれたんだ」
少年:「洗脳だよ。センノー! みんなバカになっちまうんだ……『月面人がいる』なんて信じ込まされて!」
正午院スミカ:実験記録の内容を把握したほうが話がスムーズかな
GM:あ、そうですね。少年の口からも似たような話を出しましょう。そういうことをしていた、と。
少年:「何の目的か知らないけど、アイツ、とにかく『月面人はいる』ってアカデミア中に信じさせるつもりで……ホントなんなんだか分かんねえけど……!」
クースディシア:「なんの得になるのかしらね、それ」
クースディシア:「やり口の剣呑さと、起きることのご大層さが釣り合ってないと思うんだけど」
正午院スミカ:「それほど、秋月弟さんの言葉を真実にしたいのでしょうね」
少年:「知らねー……けど、実際に成功してるの、俺、見た。もうやばかった。月面に人がいるって、すごい勢いでなんかよくわかんないことばっかり言って……」
少年:「秋月? ……やっぱりアイツがやったのかよ、これ! くそっ……!」
正午院スミカ:「釣り合っていなくても、いいのだと思います。願いが叶うのであれば、手段は何でもかまわない…」
クースディシア:「ただそいつに尽くしたいって?馬鹿馬鹿しい」
正午院スミカ:「怒ってらっしゃるんですか、クースディシアさん」
クースディシア:「……当たり前でしょう。こんな患者を増やす真似して」
クースディシア:「どれだけ仕事が増えるかわかったもんじゃない。精神科は専門外だってのに」
正午院スミカ:「…」瞬き。「ふふ。なら、急いで止めないと。保険委員が大忙しになる前に」
少年:「な、なあ……それで、お姉さんたちは……止めるって、どうするんだ?」
クースディシア:「何よその顔……てか、あんたこそ……スミカこそ怒るとこじゃないの、これ」
正午院スミカ:「学園の平和を乱す、という点では、もちろん許せない行いです。ただ、なんというか」
正午院スミカ:「好きな人のために、何でもしてあげたくなる気持ちは」目を逸らす。「分かるので」
クースディシア:「だからこそでしょ」
正午院スミカ:「え?」
クースディシア:「親衛番長様が、そいつのために迷惑顧みず好き放題やってんのよ?」
正午院スミカ:「………」
クースディシア:「これ、その大好きなご本人様が諸手を挙げて喜ぶと思うの?」
正午院スミカ:「……私は、男装様のご活躍を見ていることがただ好きなだけで、決して男装様の邪魔をしたい訳ではありません」
正午院スミカ:「ましてや、私のような者のせいで、男装様の評価が下がることがあっては、言語道断」
正午院スミカ:「クースディシアさん!」目が大きく見開く。
正午院スミカ:「私、許せません!」
クースディシア:「わっ」
正午院スミカ:「ものすっごく、それはもう、ものすごく、怒りがこみ上げてきました!」
クースディシア:「わ、分かったわよ。急に大きな声出すのやめて」
正午院スミカ:「はい!」
クースディシア:「聞いてない!」
正午院スミカ:「さきほど、何かおっしゃいましたか、そこのあなた!」少年にぐいっと身を乗り出す。
少年:「いっ、えっ」 ちょっとビビりつつ
少年:「……と、止めるとか許さないとか言うけどさ。それで、どうすんのかなーって……」
正午院スミカ:「それは、もちろん、店長さんを叩きのめせば良いのではないですか」
クースディシア:「まあそれが一番丸いわね」
少年:「いやでも、店長今、多分月面旅行のためにいないんだろ……?」
正午院スミカ:「ですよね!」
少年:「叩きのめすつったって、場所とか……だからもう終わったのか聞いたんだけど、違うっぽいし……」
少年:「……いや、違う。違くて! 頼む! 今から『月面旅行』を止めて、アニキたちを助けて、店長を叩きのめしてやってくれ! ください!」
正午院スミカ:「日付を知っているなら、月面旅行を起こす場所とか諸々、ご存知なのではありませんか?」
クースディシア:「すぐ行くわよ。まさかマジの月面とか言わないでしょうね」
少年:「俺もそこまでは聞いてないんだ。場所は『招待状』を見なきゃ分からないようにしてるって……」
正午院スミカ:「招待状……」後ろの二人に視線を向ける。
少年:「お、俺はオーヴァードじゃないからさ。最後にあの洗脳? の実験に使われて、置いてかれたんだ」
クースディシア:「そ。私達は招かれざる客だものね」
ラディッキオ:「……なにか……収穫があった……ようだな……。クー……、スミカ……」
クースディシア:「今日の深夜が決行日。店長を探す」
刑部クロオ:「で、会場は招待状に載っていると。」
クースディシア:「あ、や、店長じゃないわね。優待されてるオーヴァードを探すの」
少年:「……じゃあ、その辺にノート、落ちてないか? 店長、大事なことはノートに書いてるって言ってた。表紙がウサギの学習ノートだよ」
クースディシア:「誰のことかは分かるでしょ」
正午院スミカ:「!」
正午院スミカ:「なるほど!」分かった。
刑部クロオ:クーさんの言葉に頷き、ノートを探す。
GM:確かに少年の言う通り、ノートがありました。素材的には新しいのに、クセがついていて、かなり使い込まれている様子です。
GM:まあ、色々書き込まれているんですが、最後の方のページの内容がやはり君の目に止まりました。
GM:『「月面旅行」の招待状送付終わり。円お姉さんにも渡した。きっと来てくれる』
刑部クロオ:「やはりか。」
刑部クロオ:該当のページを開いてみんなに見せる
正午院スミカ:「なるほど」ふんふんと頷く。
クースディシア:「あいつ絶対行くでしょうね」
クースディシア:「これを見ても行かないようなやつなら、そもそも店に二度も行かないもの」
刑部クロオ:「少なくとも弟は確実に行くだろうな。」
正午院スミカ:「では、止めましょう!」
刑部クロオ:携帯で時間を見る。日付が変わるまで数時間。
赤海フェネル:「……やっぱり、そういうことになったのね」
赤海フェネル:君たちが話し合っていると、廊下の外にいた赤海が声をかけてきます。目元は仮面で覆われていて見えない。
刑部クロオ:「ああ。」携帯から目線を上げる
赤海フェネル:「……そうするべきだって、私も分かっていた」
赤海フェネル:「分かっていたんだけど、行動に移せなかった。……それは、私自身に力がないから、監視されていたから、っていうのもあるけど」
赤海フェネル:「……一番は、結局。すごく居心地の良い今の場所を壊す勇気が、なかっただけ」 俯きがちに語る
クースディシア:「放っておいても居心地は悪くなってたわよ」
刑部クロオ:「それでも、俺に声を掛けたんだろ。」
クースディシア:「自分を称える連中を眺めるだけの王宮なんて、退屈極まりないもの。ナイト様に声をかけて正解ね」
赤海フェネル:「……そういうものかな。もうちょっと休んでいたかったけれど、でも」
赤海フェネル:「……そう。声をかけて。あなたが応えて、ここまで来てくれた」
刑部クロオ:「それがお前の力だ。」
赤海フェネル:「私の力? ……声をかけることが?」
刑部クロオ:「力なんてのは腕っぷしだけじゃない。」
刑部クロオ:「お前が声を掛けたおかげで俺は動いたし、」
刑部クロオ:「正午院も賛同してくれた。お嬢も、ちっこいのも目的が同じだから合流できた。」
刑部クロオ:「この状況を作り出したのはお前の声だ。」
赤海フェネル:「……ふふ」 薄く笑う
赤海フェネル:「そんなの、詭弁よね。私を励ますための」 言葉に反し、声色は嬉しげだ
刑部クロオ:「かもな。どう受け取るかはお前に任せるよ。」
刑部クロオ:「詭弁に受け取られたのなら、俺の声に力がなかったってだけだ。」
赤海フェネル:「さあ、どうかしら。……ありがとう、優しい人」
赤海フェネル:「あとは、あなたたちに任せる。その子のことは、私が見るから」 そう言って、扉の前から引き、道を開けます
刑部クロオ:「……頼む。」
ラディッキオ:「クー……。私も……頼む……」そう言ってクーちゃんの前に立って手を広げるよ
クースディシア:「……詭弁の一つくらい弄してみせなさいよね、あんたも」体を起こして持ち上げる。
ラディッキオ:首に手を回し、力の限り抱きしめます
正午院スミカ:「きゃ」
刑部クロオ:「行くぞ。出来たら秋月姉弟と連絡を取ってどこかに呼び出せればいいが。」
クースディシア:「何何何」
ラディッキオ:「……ふう……やはり……。クーに……抱かれると……落ち着くな……」
正午院スミカ:両手で顔を覆う。覆った指の間からすごく見ている。
クースディシア:「はいはい。ご満足?」
ラディッキオ:「……名残惜しいが……しかし今は……急ぎの……用だ……」そう言ってもう一つ、ピンクのうさ耳を取り出して、クーの頭に乗せます
クースディシア:「?」
ラディッキオ:自分からクーの体から離れて、クロオくんの背中に飛びつきます
刑部クロオ:「んなっ」
クースディシア:「なっ」
ラディッキオ:「駛馬の方に……乗るとしよう……。頼むぞ、クロオ……。力には、自信が……あるのだろう……」
刑部クロオ:急に飛びつかれて体勢を崩しかけるが、何とかラディッキオさんの体を支える。
クースディシア:「は、腹立つ……!誰が駑馬よ!」
刑部クロオ:「……乗るなら先に言え。」
ラディッキオ:「次があったら……そうしよう……」
正午院スミカ:「クースディシアさん」
正午院スミカ:「どんまい!ですわ!」
クースディシア:「何が!!!」
刑部クロオ:「言っておくが乗り心地は保障せん。それとコートに吐いたら承知しねえからな。」
刑部クロオ:「悪いがお前のお姫様は借りてくぜ、保健委員。」
赤海フェネル:(お姫様……) 赤い瞳が見上げている
クースディシア:「私のほうが姫だってのに……なんか釈然としない」
ラディッキオ:「うらやましかろう……赤海……」いつもより高い目線から見下ろして
正午院スミカ:「では、行きましょう、皆様!」
赤海フェネル:「べ、別に。子供じゃないもの」
クースディシア:「子供のごっこ遊びを止める側ですものね。行きましょうか」
ラディッキオ:「次の……勇気の……使い道……決まったな……」
ラディッキオ:「月見茶会も……良かったが……ここの居心地も……悪くはない……」
ラディッキオ:「……多分」
赤海フェネル:「知らない! ……早くいってらっしゃい!」
ラディッキオ:「かわいくない……お姫様だ……」
刑部クロオ:「ああ、行くか。揺れるからしっかり掴まってろ。」
ラディッキオ:「乙女の腕力だ……。甘く見てくれ……」
――――
『"レパス"で独立したのは良いが、果たして自分だけで何ができるのか。照の体から離れて、力が変わっているのを感じる』
『通りすがりの生徒から情報を引き出したら気絶してしまった。悪いと思うがこのノートをもらい、すべて記録していく』

『やっぱり情報を喋らせて気絶させるしかできない』
『"ラーズグリーズ"にもこの能力は効いた。やっぱりディオゲネスクラブは頼るべきじゃないが、彼女の協力があればできることも増える』

『・人を集める  ・実験をする  秘密の守れる場所が必要だ』

『ウサギ関連がいい。円お姉さんを呼んだら楽しんでくれるはず』

『赤海フェネル、動物園愛護。"ラーズグリーズ"の言う通り、彼らは協力してくれた。……動物園に自分の能力が効かなかった』

『照をいじめていた奴を捕まえてきてやった。こいつらを実験台に使う  ←  奴らのアニキというのが来た。洗脳はこっちの方が難しいが、良い練習になる』

『赤海から作った仮面のカス、試しに実験台のオーヴァードに着けてみたら、そいつを変貌させることができた
『後遺症が残ったらどうしようかと心配だったが、そういうこともないらしい。使えそうだ。"ミナ・レパス"と呼ぶ』

『まさか円お姉さんが優待券で、どこの馬の骨とも知らないやつで数を合わせるなんて。友達がいっぱいいるって言ってたのに』
 
『「月面旅行」の招待状送付終わり。円お姉さんにも渡した。きっと来てくれる。ようやく目的が達成できる。自分が生まれてから一番の興奮』

『やはり人工の光ではムリだ。「月面旅行」を実行する』
『これは人類にとっては小さな一歩だが、自分にとっては大きな一歩だ』
――――

GM:夜。
GM:空は明るい。頂点の近くまで、煌々と輝く満月が昇っている。
GM:君たちが円を呼び出せば、彼女は応じるだろう。もはや月面旅行に招待されていることも隠しはしない。
GM:もし適当な公園に呼び出したなら、ベンチに座って満月を見上げているはずだ。
秋月円:「……満月」
秋月円:指を組んでフレームを作り、覗き込む 「……誰もいる訳がないよね」
秋月円:「本当に……いてくれたら……」
クースディシア:「そうね。月面旅行日和ってところ?」
秋月円:「クーちゃん」
秋月円:振り向くと、照れくさそうに笑う 「折角行くなら、満月が良いよね。半月だと、半分しか楽しめないし」
クースディシア:「光が見えてる面は灼熱よ」
クースディシア:「見えてない面は極寒だけど。そこに生きてる生物がいるとしたら、とてつもない化物ね」
秋月円:「人間の技術でどうにかなるかな?」
クースディシア:「そうね。いずれどうにかなっててくれないと、人間との共存ができないもの」
秋月円:「お父さんの話は、月面の人間は超高度な技術を持って、どんな環境にも耐えられるんだっていうのがお決まりだったなあ」
秋月円:「照は、そういうSFの話がすごく好きだったし、お父さんも本当のことみたいに話してた。……夢を持って欲しかったんだと思う」
クースディシア:「勝手に思ってる限りは夢のある話だものね」
秋月円:「……オーヴァード。チルドレン。UGNチルドレン」
秋月円:「生まれながらに力を持った子は、どうしてもその力に向き合わなければならない。だからこそ、夢を見る気持ちは忘れないで欲しいって言ってた」
秋月円:「……私が普通の子だったから、余計にそう思ってたんじゃないかな」
秋月円:「……お父さんが死んだとき、照は、死んだっていうことを分かってくれなかった。だから、言ったの。空に行った、お星様になった、って」
秋月円:「照が何か言うたびに、私は頷いて……それで、その行き先が月面人の都になっちゃった。『月面人は存在する』ことになってしまった」
クースディシア:「超高度な技術があるなら、生き返らせてもらえばいいのにね」
秋月円:「でもそんなものはない。妄想よ。……妄想を、現実のものとして、私は照に刷り込んでしまった」
秋月円:「いつか離れられるだろう、現実に向き合えるだろうって思ってたのに、全然そんなことなくってさ」
秋月円:「あの子のことが分からなくなって……」 俯き、言葉を切る
クースディシア:「誰もがすぐ向き合えるわけないでしょ」
クースディシア:「私だって向き合ってないもの」
秋月円:「……クーちゃんが? すっごいサバサバしてるじゃない」
クースディシア:「……責務が嫌になって。国を出てきたのよ」
秋月円:「責務……?」
秋月円:「……国? なんかすごい。王様みたい」
クースディシア:「いろいろとついて回るでしょう、そういうのだと」
秋月円:「え、え。もしかしてホントに? なんかすごく気になるんですけど……」
クースディシア:「……妄想よ。夢見ることは自由なんでしょ」
秋月円:目をぱちぱちさせる 「……今度絶対聞き出そ……」
秋月円:「まあいいや。ほら。クーちゃんも、皆さんも。目当てのものはこれでしょ?」
秋月円:そう言って、折りたたんだ一枚の紙をポケットから出します。わずかに発光しているように見える
クースディシア:「……まさかと思うけど、これさえ怪しく思わないわけ?」
秋月円:「思うよ。っていうか、クーちゃんの言う通り、2度目の優待券あたりから、うーん、っていうのはあったけど」
秋月円:「……『月面旅行』に来れば、月面人を信じられる、ってあの店長さんに言われた」
秋月円:「多分、これは最後の機会なんだって思う。今の照のことを分かってあげれる、一緒のものを見られる、最後の機会」
秋月円:「……だけど、やめた。これは私にはいらないものだよ」
クースディシア:「賢明ね。一緒に曇ったって月見は出来ないもの」
クースディシア:「一緒に晴らしたほうがいいでしょ」
秋月円:「うん。今じゃない、"いつか"照が『向き合える』ようになった時、私が夢見てたら、結局同じもの、見れなくなるものね」
秋月円:「まあ、それはそれで『困らない』かもしれないけど……やっぱり、同じものを見れた方が良いと思うし!」
秋月円:「だから、私にこれはいらないものだし……クーちゃんたちが持つべきなんだよね。はい」 差し出す
クースディシア:「じゃ、これ、借りるわね」
クースディシア:「これで一つ借りだから、このあと私達が貸しを作っても貸し借りなし」
クースディシア:「文句ある?」3人を見る。
刑部クロオ:「文句の付け所もない。」
ラディッキオ:「折角だから……ケーキの一つでも……奢ってもらいたい……」
秋月円:「もちろん! 今度また一緒にお茶しよう!」
正午院スミカ:「奢ってはダメですよ」
秋月円:「あはは。私も破産はしたくないからねー」
ラディッキオ:「今度は……照も……その友人も……一緒に……。赤海も……誘って、やるか……」
ラディッキオ:「奢ってもらえないのは……残念だが……。楽しみに……していよう……」
正午院スミカ:「ふふ。本当のお月見ができますね」
刑部クロオ:「…それもこれも、この一件が終わったらだ。」
刑部クロオ:と、釘を刺しつつも、その”普通の学生生活”を思い浮かべて微笑を浮かべている。
クースディシア:「まずは旅行をキャンセルしないといけませんものね。原動力(エンジン)に不備でもあるんでしょう」
秋月円:「うん。それじゃあ、お願い。無事に終わらせて」 招待券を渡します
秋月円:「…………」
クースディシア:「ええ。せいぜいそこで先に月見でも……」
クースディシア:「……何よ」
秋月円:「……渡して、もうスネられたりしないよなーって思うから言うんだけど……」
秋月円:「何で女の子三人でウサギさんの耳を着けてるの……?」
クースディシア:「そんなのただのこいつらの趣味……」
クースディシア:「……三人?」
正午院スミカ:「三人です」一人目。
刑部クロオ:「………お前、もしかして気付いてなかったのか。」頭の上を指さす
ラディッキオ:「私は……実益の……ためだが……。クーは……趣味……らしいな……」形態のカメラを構えながら
ラディッキオ:携帯
クースディシア:「えっ」自分の頭上に手をやる。布の感触。
ラディッキオ:パシャパシャ
秋月円:「クーちゃん……そういう趣味も……」
秋月円:「あっ、あとでシェアしてそれシェア」
クースディシア:ウサギ耳をつけて手を掲げているようにしか見えないだろう。
クースディシア:「……」
クースディシア:「えっいつ……?」
正午院スミカ:「すごくかわいいですよ!」
刑部クロオ:「お前からちっこいのが降りる寸前だな。」
ラディッキオ:「うむ……後で円と……スミカにも……送っておこう……。クロオも……いるか……?」
刑部クロオ:「……いや、いい。」
正午院スミカ:「うふふ、私もシェアします」
ラディッキオ:「そうか……。では、行くか……。急ごう……。月面旅行まで……もう、時間が……ないからな……」
クースディシア:「え、じゃあ今の今までずっと……?」
秋月円:「うん。シェアは、そっちの用事が終わってからで良いよ」
秋月円:「楽しみで待ってるからね!」
ラディッキオ:「ぴょん……ぴょん……」クーちゃんの真似をして手を掲げます
刑部クロオ:頷く「てっきりちっこいのに付き合ってやってるとばかり…」
クースディシア:「ま、待ちなさい!待て、こ、この、ラディッキオ・レーラ……!」
クースディシア:「ここで一回くらいくたばっときなさいよ!」
GM:ではシーンを切ります。これで最後だ。ロイス・調達可!
ラディッキオ:クロオくんにロイス取ろう!背負ってもらったし!
正午院スミカ:クーちゃんにロイスとる!
刑部クロオ:ラディッキオさんにロイスを獲ろう!
ラディッキオ:刑部クロオ/P:親近感○/N:恐怖/ロイス
正午院スミカ:クースディシアさん/信頼:○/疎外感
ラディッキオ:昔何かあったみたいでそこら編で親近感を抱いてるのと
刑部クロオ:ちっこいの/ラディッキオ・レーラ/○庇護/不安/ロイス
ラディッキオ:それはそれとしてコートに吐きそうだから怒られるの怖いなって感じです
刑部クロオ:吐きそうなのかよ!
クースディシア:-同行者/正午院スミカ/連帯感:○/厭気/ロイス
ラディッキオ:クーちゃんと円さんが話してる最中無言だったのは
クースディシア:厭気は急に大声出されるからです
ラディッキオ:吐き気を我慢するので必死だったからなのだ!
正午院スミカ:頼れる人だな!という思いと、ときどき怖いなという思いです
刑部クロオ:やっぱ《軽功》は揺れるのか…
クースディシア:-同行者/刑部クロオ/信頼:○/隔意/ロイス
クースディシア:隔意は最悪全員耳つけてればここまで醜態をさらさなかったのにこいつやらなかったなという恨み節です
刑部クロオ:ひ、ひどい…w
正午院スミカ:それならよかったのか…
正午院スミカ:調達はだいじょうぶです
刑部クロオ:調達は…うーん
ラディッキオ:うーん
ラディッキオ:なんかいい感じの白兵武器ってあるかな
クースディシア:クロオくん、もっと攻撃力のある武器持ちます?
クースディシア:変えないほうがいい?
刑部クロオ:一応ボルトアクションライフル(使うかどうかは分からないけど)
刑部クロオ:あー、大槌以上の者ってありますかね
ラディッキオ:あっ高速振動ブレード買っておくか。近づかれた時にマイナーで起動して使おう
クースディシア:大鎚じゃん!
刑部クロオ:大槌です…
ラディッキオ:高速振動ブレードって購入いくつだっけ
刑部クロオ:一応射撃でも攻撃できるので万一のためにボルトアクションライフル買っておきます。
ラディッキオ:R2がどっか行った
クースディシア:13!
刑部クロオ:20だよ!
クースディシア:まちがえた
刑部クロオ:常備化が13で購入が20!
ラディッキオ:20……まあ不可能ではあるまい
刑部クロオ:では買います
ラディッキオ:5dx+3 ほっ
DoubleCross : (5R10+3[10]) → 10[1,1,4,10,10]+10[6,10]+1[1]+3 → 24

正午院スミカ:おお!
ラディッキオ:買えたわ
刑部クロオ:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 9[5,7,9,9]+4 → 13

正午院スミカ:おー!
刑部クロオ:うわー、惜しい。これで以上です
GM:ん、以上っぽいかな?
クースディシア:バックラーを。
GM:あ、どうぞどうぞ!
クースディシア:5dx+5>=8
DoubleCross : (5R10+5[10]>=8) → 7[1,1,2,3,7]+5 → 12 → 成功

クースディシア:スミちゃんに渡すぞ。ガード値2を使ってやって!
正午院スミカ:お姉さま!
クースディシア:おわり!
正午院スミカ:頂戴いたします!
GM:OKです。それではシーンを切ります

◆Climax シーンプレイヤー:クースディシア

GM:全員登場です。侵蝕率を上げるなどの行為をしてください。
ラディッキオ:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 1[1]+51 → 52

正午院スミカ:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 1[1]+94 → 95

刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3(1d10-1->4-1)した(侵蝕率:92->95)
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+5(1d10-1->6-1)した(侵蝕率:98->103)
ラディッキオ:アイテム……
ラディッキオ:使わんかったな……
正午院スミカ:スペリオ効果あるけど+1!
刑部クロオ:そういうこともある
ラディッキオ:あっ違う57
ラディッキオ:前回あげわすれてるっぽい
GM:なんと
GM:忘れた分は補填しておいてくださいね
ラディッキオ:上げておきます!

GM:満月の光を受けて会場の場所が示される、と嘯くその招待状は、しかし確かに君たちの手の中でほのかな光を発していた。
GM:そこに記された会場名は――『アカデミア空港・特設会場』
GM:『特別な許可を受けて借りています』という但し書きも、真実を知る君たちにとっては白々しい。
GM:足早にアカデミア空港へ目指す君たちの前に、一つ人影が降り立った。
"ラーズグリーズ":「はい、こんばんは。ごきげんよう! やっぱり来ましたね! 嗅ぎ回っていることは知っていましたが!」
"ラーズグリーズ":眼鏡型の仮面を被った女子生徒である。ディオゲネスクラブ。その名を"ラーズグリーズ"。
"ラーズグリーズ":その雰囲気に殺意や戦意はない。ただ《斥力跳躍》的な動作で君たちについてくる。
正午院スミカ:「ラーズグリーズ! お久しぶりですね」
"ラーズグリーズ":「ええ、ええ。まったくまんまと探り当てられました! あの店は潜り込むのも大変だから苦労したでしょ?」 クスクスと笑いながら
刑部クロオ:「………。」左手を木刀に載せる
正午院スミカ:「でも、あなたの『月面旅行』計画はここで終わりです」
"ラーズグリーズ":「あらあら、もしかしてここで私を倒せばなんとかなるとお思いで? ……まあ、まずムリな話ですけどね!」
クースディシア:「? なんで、そいつが大ボスみたいな面してんのよ」
"ラーズグリーズ":「ふふ、どうかしら……そもそも『月面旅行』はあたしではなくあのレネゲイドビーイングの野望! あたしは彼の夢を手伝ってあげただけですもの」
クースディシア:「取り巻きその1でしょ、そいつ」
"ラーズグリーズ":「取り巻きというのは語弊があります! 憤慨です! 今回のあたしはいわばスポンサー! あたしがいなければ『月面旅行』は成立しませんでしたよ!」
刑部クロオ:「ただの便乗屋だろ。」
"ラーズグリーズ":「っていうかはじめまして! ディオゲネスクラブの"ラーズグリーズ"です! 恐怖と共に覚えて置いてねあたしの名前!」
クースディシア:「御機嫌よう。それでさよならね。クースディシア・フォンド」
ラディッキオ:「……これが……"ラーズグリーズ”か……人を舐め腐っていて……それでいて……何にも真面目に取り組もうとしない……。どうやっても……好きになれなさそうな……女だ……」
"ラーズグリーズ":「えへへーっ。便乗と言われると、まあ否定はしませんが、そんなこといったらここの生徒みんな? UGNの便乗屋ですし? 仲良くしましょうよ~」
正午院スミカ:「嫌です!」「あなたを倒してどうにもならないのなら、今は構っている暇が惜しいです」
"ラーズグリーズ":「そんな! あたしはあたしなりに真面目にやってるのに! ……いや、今回の『月面旅行』についてもね? ホント、真面目に彼の夢を実現させてあげようとしてるんですよ?」
"ラーズグリーズ":「『月面人は存在する』……そんな夢をみんなに……信じてもらいたいという……純粋な夢を……」
"ラーズグリーズ":「……いやあ、実際どうなると思います? たとえば、この10月から別の海外の学校に留学するのが決まってる子に、そういうことを信じ込ませたりしたら……」
クースディシア:水鉄砲を突きつける。「どうなるんでしょうね。こっちも聞きたいのだけど」
"ラーズグリーズ":「普段は理知的なのに、宇宙の話になると突然。『月面人は存在するんだ!』みたいなことを言い出すの……すっごく愉快でしょ?」
クースディシア:「引き金を引いたらどうなると思う?」
"ラーズグリーズ":「うわっうわ! イタいのはヤですヤです! もうもう、言葉や何やで足を止めるのは無理ですねー」 大きく斥力跳躍して射線を外しつつ距離を取り
刑部クロオ:「誰がマトモにお前らの言葉を聞くかよ。」
刑部クロオ:「願望をちらつかせて、欲望を駆り立て、絶望を与える。」
刑部クロオ:「それがお前らの手口だからな。」
"ラーズグリーズ":「……うふ。これはまた、ずいぶんUGNに浸った方もいらっしゃるんですね。塩素の匂いがプンプンします。こんな人と接していたらお肌に悪いわ」
"ラーズグリーズ":「それでは、イレギュラーですがお入りください。『月面旅行』にようこそ、そしてさようなら、今日までの常識的なあなたたち」
ラディッキオ:「お前とは……今日ではじめましてだが……」
GM:"ラーズグリーズ"は大きく跳躍すると、いつの間にか君たちの近くまで迫っていた空港のフェンスを軽やかに飛び越えて行きます。
GM:彼女の着地先は、本来は平坦な滑走路の中心である所。しかし今夜のそこには、壁と扉がいくつか建っている。照明も垣間見え、そこが『会場』と見て良いだろう。
正午院スミカ:「追いましょう!」
GM:フェンスは演出で越えられるし、屋根のない建物に近付くこともできる。
クースディシア:「ええ……あ」
クースディシア:「少し待ってもらえる?戦いの前に、一つ」
刑部クロオ:「?」振り返る
ラディッキオ:「どうした……クー……」
クースディシア:「あなた達の血が欲しいの。下さらない?」
刑部クロオ:少し目を見開くが、すぐにいつもの表情に戻る。
刑部クロオ:「ブラム=ストーカーか。」
正午院スミカ:「まあ」ドキドキしている。
クースディシア:「そんなところ。言っとくけど変な意味じゃないわよ」
ラディッキオ:「……うむ……いつもの……だな……」と言ってリボンを緩めて首筋を出そうとします
クースディシア:「これ言うと吸血鬼扱いされてヤなんだけど、必要だから」
クースディシア:「あんたのは前に貰ったから要らないっての」
ラディッキオ:「なんだ……面白く……ない……」いくつか開けたワイシャツのボタンを閉じて、服装を整え直すよ
正午院スミカ:「あらあら」ドキドキしている。
正午院スミカ:「あらあら」すごくドキドキ。
クースディシア:「やめろその顔!私、これのせいで変な噂建てられたことあんのよ!」
刑部クロオ:「そういうのは、なんだ、部屋でやってくれ。出来れば二人きりで。」
クースディシア:「そんなことないだろうって信頼してるから頼んだのに……!だから違う!聞きなさいって!」
クースディシア:「能力に要るの!」
ラディッキオ:「どうやら……勘違いさせてしまった……ようだな……」
刑部クロオ:「………で、どうすればいい?」
刑部クロオ:指でも切るか、という風に手の指を差し出したりする。
正午院スミカ:「首筋からでよろしいのでしょうか?」
クースディシア:小瓶を取り出す。「切るなり注射器なりでここに入れて。少量でいい」
クースディシア:「どっからでもいいけど、言っとくけど咬むわけじゃないからね」
刑部クロオ:「……だそうだ。服に手を掛けるな。」
刑部クロオ:正午院さんに
正午院スミカ:「クースディシアさんの持つなぞの説得力が悪いと思います」唇をとがらせつつ、ボタンから手を離します。
クースディシア:医療器具もガチャガチャと取り出す。「何よ説得力って……!」
刑部クロオ:指を切って流れ出る血を瓶に入れる。
正午院スミカ:同じく。
クースディシア:「悪いわね。傷物にして」
刑部クロオ:「……そういう言い方が勘違いの原因じゃねえか?」
クースディシア:「えっ、なにか変なこと言った?」
刑部クロオ:「…………。」
刑部クロオ:「いや、何も。」
GM:OKそれでは君たちはクースディシアさんに血を渡すという初体験を済ませ
正午院スミカ:言い方!
刑部クロオ:言い方!
GM:滑走路内の奇妙な建造物に近づいていきます。屋根のない建物だが、どこか甘くリラックスできる、ミルクや紅茶のような香りが漂ってくる。
GM:扉を開けば、十名近い生徒がそれぞれ異なる椅子に腰掛け、くつろいでいるのが分かるでしょう。とはいえその目はとろんと蕩けていて、まともな受け答えはできそうにない。
"レパス"平野トトビ:「……おや、もう椅子は一つしかないのですが」
"レパス"平野トトビ:「招かれざる客のようだ。まったく、"ラーズグリーズ"は頼りになりません」
"レパス"平野トトビ:部屋の中心、プラネタリウムにあるような球体の脇に腰掛けていた平野が、立ち上がって君たちを見る。
クースディシア:「確かに、招かれざる客は困るわよね」
GM:それと同時、壁際でうずくまるように座っていた数名の生徒たちも君たちを見ます。
クースディシア:「これじゃ飛行機も出せやしない。里帰りしたくなったときに困るじゃない」
"レパス"平野トトビ:「ああ、それについてはご心配なく。これはエフェクトによる建築なので……事が終われば何もなし、です。留学・帰国、ご自由に」 Eロイス《ありえざる存在》で得たエネミーエフェクト《キングダム》の効果ですね
"レパス"平野トトビ:「僕の教えを伝えて語ってくれる者を、止める道理もないですから」
刑部クロオ:「一応、聞いておくか。動機も聞かずに叩っ斬るのも寝覚めが悪い。」
刑部クロオ:「何故こんなことを?」
クースディシア:「お優しいこと」くつくつと笑う。
"レパス"平野トトビ:「何故」 薄く笑う
"レパス"平野トトビ:「……僕の目的は蒙昧です。誰もに常識を与えてやりたい。子供にナイフとフォークの使い方を教えるように」
"レパス"平野トトビ:「至極当然のことでしょう。正しい知識による、正しい統一。そして無意味な諍いをなくしていく」
"レパス"平野トトビ:「……『月面人は存在する』。その真実を分け与え、根付かせ、広めることが目的です」
刑部クロオ:「誰のためだ。」
"レパス"平野トトビ:「…………」
"レパス"平野トトビ:「それを訊くなら、もう分かってるんじゃないか?」
刑部クロオ:「お前の口から聞きたいのさ。」
"レパス"平野トトビ:「……照」
"レパス"平野トトビ:「我が唯一の友、自分を自分にしてくれた親とも言うべき存在」
"レパス"平野トトビ:「彼を苛むものを取り除き、彼に安寧を授ける。それが自分の課命」
"レパス"平野トトビ:「自分に唯一できること――自分の存在意義だ」
ラディッキオ:「照は……そう思っては……いまい……」
刑部クロオ:「傍らに寄り添うものとしての存在意義、それがお前が誰を犠牲にしても事を為す理由か。」
"レパス"平野トトビ:「なぜお前が知ったふうな口を聞ける? 照は確かに信じている……信じ、心の拠り所にしている」
ラディッキオ:「お前が、いなくなって……不安になって……いたぞ……」
"レパス"平野トトビ:「ならばそれを真実にしてやるのが自分の使命。犠牲など構うものか。照を追い詰めるようなヤツならば、特に!」
"レパス"平野トトビ:「……それも一時のものだ。ことが終われば、彼には無数の人間の友人ができる。そんな不安など、物の数にもならない」
クースディシア:「人間?マリオネットの間違いでしょう」
"レパス"平野トトビ:「これがある以上、どちらにせよ……照の元に戻ることもできないからな」 そう言って、彼はポケットから兎型の仮面を取り出す
ラディッキオ:「失った悲しみは……得る喜びで……消えるわけではない……」
ラディッキオ:「照は……お前をもっと……うまく……つかってやれると……。訓練をしたと……言っていた……」
ラディッキオ:「伝えるべきことは……伝えた……」
"レパス"平野トトビ:「どの糸に吊られるかの違いだ。それなら自分が繰り糸を取っても問題ないだろう?」
"レパス"平野トトビ:「……そうか。それは嬉しいことを伝えてくれた。ありがとう」
"レパス"平野トトビ:「自分が、このままでも……照の元に帰らずとも。それはそれで、役に立つだろう」
"レパス"平野トトビ:手にした仮面を指先でスピンさせると、スチャリと自分の目元に装着します
"ミナ・レパス":それと同時、壁際でうずくまっていた人影は、唸り声を上げてウサギ型獣人――"ミナ・レパス"えと変貌していく
正午院スミカ:「! 人々が……」
"レパス"平野トトビ:「彼らもこの月の下で今まで以上に興奮しているようだ。……さて、僕から最終警告をしよう」
ラディッキオ:「我々も……対抗するか……」うさ耳を取り出す
"レパス"平野トトビ:「ご覧の通り、『月面旅行』はもう始まります。これを受け入れるなら歓迎しましょう。そうでないならご退出を。三つ、数える内に」
"レパス"平野トトビ:「3(スリー)」
"レパス"平野トトビ:「2(トゥ)」
"レパス"平野トトビ:「1(ワン)」 パチン、と指を鳴らす
GM:すると、ゴゴゴゴ、と地面が揺れて、君たちは奇妙な浮遊感を覚えます。
クースディシア:「三つ数えるまで待ってやったのだし、これで義理は果たしたつもりでいいかしら」
GM:背後を振り返れば、この建物と周辺の地面が根こそぎ浮かび上がっているのが分かるでしょう。
クースディシア:「って何?何が起きてんのこれ?」
"レパス"平野トトビ:「『月面旅行』です。……空を飛べなければ始まらないでしょう?」
GM:更に、屋根のない上空には無数の光が複雑なパターンで瞬き輝く。意識を朦朧とさせた客たちも歓声を漏らす。
"レパス"平野トトビ:「このまま上空1888メートルを目指します。これがもっとも理想的な月の角度……そこに到達したとき、『月面旅行』は完成する」
クースディシア:「空さえ飛べれば終わりって?月もえらく近くなったものね」
刑部クロオ:地を踏みしめ、感触を確かめる。問題なし。
刑部クロオ:空気を吸い、酸素の薄さを確かめる。問題なし。
刑部クロオ:剣を抜き、心の迷いを確かめる。問題なし。
"レパス"平野トトビ:「本当に月にいっては『月面人がいる』なんてことは言えませんからね。……まあ、実際はそんな所まで行けないらしいですが。"ラーズグリーズ"曰く」
"ラーズグリーズ":「そ~う~なんですよ~~」 なんか力んだ声が、プラネタリウムめいた装置の裏から聞こえてくる 「ここは、そういう、場所ですから~」
刑部クロオ:「分かった。あんたの抱いた想いは何も間違っちゃいない。」
"ラーズグリーズ":「でもでも、まあそれくらいの高さなら行けます行けます! ラズリーちゃんも頑張っちゃいますよー。うおおおおお~」 一体が浮遊しているのはこいつのエネミーエフェクト《天空城》の効果という演出です
刑部クロオ:「しかし、俺たちにも俺たちの譲れない矜持と思いがある。」
刑部クロオ:「こいつはどっちが正しいとか、どっちが間違いとかじゃねえ。ただの正義”エゴ”のぶつかり合いさ。」
"レパス"平野トトビ:「フ、フ。まるで対等みたいなことを言う。何を誤解しているか知りませんが……」
刑部クロオ:「来い。お前が俺たちの常識を否定するなら、俺たちはお前の手段を否定してやる。」
"レパス"平野トトビ:「ここは『月見茶会』の線上。メニューの任されたレストラン。彼らを丁重にもてなすのは、出されたメニューを受け入れるからです」
"レパス"平野トトビ:「店にいながらそれを拒むなら、あなたたちはただの迷惑客(クレーマー)! 大人しくなるのに、痛みは覚悟しているでしょうね?」
クースディシア:「何を誤解してるか知らないのだけど」
クースディシア:「ここはオーヴァードアカデミアの領空上よ。恋も学びも思うままの、学生たちのユートピア」
クースディシア:「それを彼らに歩ませないのなら、その月面とやらの染み(クレーター)にでもなりなさい」
"レパス"平野トトビ:「ッ……く……良いだろう。頑として屈せぬなら、やはりこうするしかないようだ」
"レパス"平野トトビ:「力により、その反抗心を折ります。そして――」
"レパス"平野トトビ:「月の真実を……識るがいい!」
GM:猛烈な戦意が彼の赤い瞳から氾濫します。衝動判定をどうぞ。難易度はいつもどおり!
GM:それが終了して侵蝕率を上昇させたら戦闘に入ります。
刑部クロオ:はい!
ラディッキオ:ダイスボーナス無いから暴走しそうだな……
刑部クロオ:9ですね!
刑部クロオ:いくぜ!
正午院スミカ:はーい
GM:<意志>で9です!
ラディッキオ:1dx+5
DoubleCross : (1R10+5[10]) → 6[6]+5 → 11

刑部クロオ:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 4[1,3,3,4] → 4

ラディッキオ:よかったー。成功だ。
正午院スミカ:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 9[3,3,6,8,9,9] → 9 → 成功

クースディシア:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[1,2,5,9,9]+1 → 10 → 成功

刑部クロオ:ひ、ひどすぎる
刑部クロオ:暴走!
ラディッキオ:2d10+57
DoubleCross : (2D10+57) → 8[3,5]+57 → 65

クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+5(2d10->3,2)した(侵蝕率:103->108)
正午院スミカ:2d10+95
DoubleCross : (2D10+95) → 14[9,5]+95 → 109

刑部クロオ:95+2d10
DoubleCross : (95+2D10) → 95+18[8,10] → 113

刑部クロオ:ぎえー!?
ラディッキオ:こいつとことん侵蝕値低いなー
ラディッキオ:ば、番長組が!
正午院スミカ:普通に唖然としちゃった
ラディッキオ:俺が守ってやる……
正午院スミカ:トクン……
刑部クロオ:ドキッ
GM:さて、この戦闘ですが、一つ分岐があります。
GM:それは、2ターン目のクリンナッププロセスまでに"ラーズグリーズ"か"レパス"平野トトビのどちらかを完全に戦闘不能にしているかどうか、というものです。
正午院スミカ:ほう!
刑部クロオ:むむっ
GM:もしこの条件が満たされなかった場合、一帯が目標地点に達し、『月面旅行』が成立。
GM:あなたたちはちょっと混乱するだけで済むでしょうが、心が無防備になっている他の客は、完全に月面人の存在を確信するでしょう。
ラディッキオ:うん
刑部クロオ:うわーっ!
正午院スミカ:2ターンしか猶予がない!
GM:ルール的に言うと、《孤独の叫び》《傲慢な理想》 *2によって、登場しているNPCが平野トトビに傾倒のロイスを結び、それによって月面人の存在を完全信憑してしまうという感じです。
ラディッキオ:ラーズグリーズをボコボコにするか……
刑部クロオ:ショウガナイネ
GM:データ的に言うと、"レパス"平野トトビは耐久型、"ラーズグリーズ"はドッジ型です。カバーリングとかいう小賢しいことをするやつはいない。ガンバッテネ!
正午院スミカ:アイサ!
刑部クロオ:了解!
ラディッキオ:殲滅……

GM:◆ROUND 1
GM:◇ セットアップ
"ラーズグリーズ":《ミラーコート》を使用。そのターン、ダイス数を+5個
"ラーズグリーズ":ドッジダイス!
"ミナ・レパス":こいつらは全員《フルパワーアタック》。行動値が0になります。
刑部クロオ:ムキムキウサギ!
GM:っと待った、彼我の距離関係出してなかったな……
GM:["レパス"平野トトビ/"ラーズグリーズ"/"ミナ・レパス"A/"ミナ・レパス"(手負い)A] -5m- [PCs] -5m- ["ミナ・レパス"B/"ミナ・レパス"(手負い)B]
GM:こうです! こう!
刑部クロオ:挟み撃ちだ!
正午院スミカ:では《狂想の旋律》使用します。対象はPC全員。ラウンド中の攻撃力+12、代わりに暴走するよ!
GM:イメージ的には包囲なんだけど、二次元処理となるとGMのずのうがおいつかずばくはつしてしまうので……
ラディッキオ:する
クースディシア:コンボ『太陽と獅子』。《活性の霧》《タブレット》《多重生成》で、PC全員の攻撃力を+18、ドッジダイスを-2個。
ラディッキオ:「そろそろ退くか……。重荷に……ならぬようにな……」クロオくんの背から降りて、武器を取り出すぜ
ラディッキオ:セットアップはないです
刑部クロオ:「ああ。下がってな。」
刑部クロオ:セットアップで
刑部クロオ:コンボ『不鳴足(ならずのあし)』、《スタートダッシュ》、戦闘移動でトトビのエンゲージに入ります。
GM:来たな……!
GM:["レパス"平野トトビ/"ラーズグリーズ"/"ミナ・レパス"A/"ミナ・レパス"(手負い)A/刑部] -5m- [PCs] -5m- ["ミナ・レパス"B/"ミナ・レパス"(手負い)B]
刑部クロオ:不鳴足(ならずのあし)
刑部クロオ:瞬きする間に既に距離を詰めている。
刑部クロオ:刑部とレパスの距離は2尺5寸。切っ先の届く距離。
"レパス"平野トトビ:シルクハットを抑え、仮面越しに刑部くんを凝視する
GM:全員なんかしたね? ではイニシアチブ順にすすめていきます。
刑部クロオ:はい!
GM:◇20 "レパス" 平野トトビ
ラディッキオ:「……力は……使いたくないが……。そうも行くまいな……これは……」
ラディッキオ:GOGO
"レパス"平野トトビ:マイナーで《オリジン:ミネラル》+《オプティカルレンズ》+《光芒の疾走》。装甲値を+10、次の攻撃威力を上げつつ、5m後退します
GM:["レパス"平野トトビ]-5m-["ラーズグリーズ"/"ミナ・レパス"A/"ミナ・レパス"(手負い)A/刑部] -5m- [PCs] -5m- ["ミナ・レパス"B/"ミナ・レパス"(手負い)B]
"レパス"平野トトビ:そしてメジャー。《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《光の手》+《破壊の光》+《リフレクトレーザー》+《無機なる四肢》+《レネゲイドスマイト》。対象はクースディシア、ラディッキオ、正午院さんの3名!
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+8した(侵蝕率:108->116)
正午院スミカ:暴走中だからなんにもできないぜ!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:113->116)
ラディッキオ:暴走解除してカバーするか
"レパス"平野トトビ:14dx7+8
DoubleCross : (14R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,2,4,4,5,6,7,7,8,9,10]+10[3,4,8,9,10]+6[1,1,6]+8 → 34

ラディッキオ:動物園のロイスをタイタスにして暴走を解除しよう
クースディシア:リア不!
"レパス"平野トトビ:後ろへ飛び退くと同時に腕を払うと、周囲の壁や床から、破壊力を伴ったレーザーが放たれる。
ラディッキオ:お前にさえ関わらなければ……こんなことには!
"レパス"平野トトビ:誰をカバーする?
ラディッキオ:一応ドッジ
ラディッキオ:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[5,9] → 9

ラディッキオ:そんで《砂の加護》!クーちゃんのほうがいいのかな?
正午院スミカ:そうですね、とりあえず侵蝕率こっちのが低いですし
ラディッキオ:じゃあそれで
クースディシア:ありがたい!
"レパス"平野トトビ:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 20[4,8,5,3]+19 → 39

"レパス"平野トトビ:39点ダメージ諸々有効。
ラディッキオ:装甲値が10だから29点に減らして2倍にして
GM:残るかな……?
ラディッキオ:駄目だ、耐えられない……!最大HPの58倍のダメージを食らってリザレクトします
ラディッキオ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

正午院スミカ:こっちも装甲値1だから、残った!
正午院スミカ:ちがう、装甲値10なので、HP1でぎりぎり残りました
GM:惜しーい……え、正午院さんはガチで残ったのか
ラディッキオ:不思議なことにHPが1点しか回復しないので、カバーと合わせて侵蝕が2点も上がって生存です
刑部クロオ:あれ、
刑部クロオ:ぼでまで装甲値8じゃありません?
刑部クロオ:バックラーはガード値ですし
正午院スミカ:あっ、
正午院スミカ:じゃあだめだ。死にました
クースディシア:ガードさえ出来てれば……!
刑部クロオ:ガードが出来れてば…!
GM:衝動判定には成功していたのに……一体どうして!
正午院スミカ:ちくしょうです!ラーズグリーズのロイス切って復活!
ラディッキオ:きついなら私が復活させてしんぜよう
ラディッキオ:特権階級なので、他の人の復活に自分のロイスを使えるのだ
正午院スミカ:あっ!なるほど
正午院スミカ:とりあえず、まだ、大丈夫!
ラディッキオ:ラジャ!一応覚えておいてくれよな
"レパス"平野トトビ:「……もちろん。これだけで大人しくさせられるとは思っていませんとも」 ゆっくりと着地しながら君たちを見据える
ラディッキオ:「うぎゃああああー!」派手な悲鳴を上げながらレーザーで焼かれたあと
ラディッキオ:「……ふう……。乙女に向けていい……力では……ないな……」粉塵の中から何事もなかったかのように起き上がります。無傷!
"レパス"平野トトビ:不快そうに顔をしかめる 「何です、その力の巡りは……気持ち悪いな」
クースディシア:「……屈辱的な上に人道に悖る感じがあるから、あんま頼りにはしたくないんだけど」
クースディシア:「せざるを得ない状況なのよね。する」
ラディッキオ:「私も……頼られたくは……ない……。痛みは感じる……。それに、制服が、な……」
ラディッキオ:「振り返るなよ、クロオ……」制服が焼けてむき出しになった肌を手で隠しながら言います
刑部クロオ:「………分かってる。」何となく察して前を見続ける
"ラーズグリーズ":さて、次は本来"ラーズグリーズ"の行動なんですが、これを放棄します。《天空城》で一帯を浮かび上げるのにメッチャ力を割いているという演出です。
"ラーズグリーズ":目的を達成したら行動するからな! 楽しみにしておいてくれよな! あとオートアクションやリアクションは普通に取ります。
GM:という訳でイニシアチブプロセスを進めます。クースディシアさん! 行動をするといい!
ラディッキオ:了解だぜ
クースディシア:マイナーでクロオくんのとこまでエンゲージ。
クースディシア:メジャーはコンボ『スウィザー十字』。
クースディシア:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《滅びの一矢》《腐食の指先》《タブレット》《多重生成》。対象は4体なので、
クースディシア:トトビ、ラーズと、手負いのミナ・レパス2体。
GM:散らしてきたな……判定をどうぞ!
クースディシア:13dx@7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[2,2,3,5,6,6,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,4,6,6,7,8,9]+5[1,5,5]+1 → 26

クースディシア:うーん。伸びんな
"ミナ・レパス":こちらはどちらも《竜鱗》で受ける
"レパス"平野トトビ:トトビはガード
"ラーズグリーズ":《リフレックス:エンジェルハイロゥ》+《神の眼》+《水晶の眼》
"ラーズグリーズ":15dx7+5
DoubleCross : (15R10+5[7]) → 10[2,2,2,2,2,3,4,4,5,5,6,7,7,7,9]+10[1,2,3,7]+3[3]+5 → 28

クースディシア:あ、照準器がある。27が最終値です
"ラーズグリーズ":えっ危ない……! でもドッジ成功です! やった!
ラディッキオ:ロイス切ろうか
クースディシア:ほしい!
ラディッキオ:OK!じゃあ特権階級の効果を使い、無道ささきさんのロイスを切ります
ラディッキオ:達成値を+1d10しておくれ
クースディシア:27+1d10
DoubleCross : (27+1D10) → 27+7[7] → 34

GM:ヒェ……
GM:じゃあ全員に命中だ。ダメージどうぞ!
クースディシア:そして命中したならば、シーン中の装甲値を-10しますね。
GM:ヒェッッッ
クースディシア:3d10+35 装甲有効
DoubleCross : (3D10+35) → 19[9,3,7]+35 → 54

GM:これ装甲値ダウンするのって"命中したら"だからこのダメージにもダウン適用されるのかな……?
クースディシア:そうですね
GM:りゅ、竜鱗ももしかして減るのかな。いや減るっぽいな……
GM:いや、最低0だから、そこに竜鱗分は足されるか
GM:素の装甲値は減る! 竜鱗は大丈夫! で行きます
"レパス"平野トトビ:こちらは装備のクリスタルシールドでガードしその分軽減。まだ残ってます。体力がある。
ラディッキオ:「クー……もう少し……私に近づけ……」
"ミナ・レパス":手負いの2体は竜鱗で軽減。でもこっちは半分以上食らってる!
クースディシア:「何」水鉄砲を構えながら寄る。
クースディシア:「今集中してんだけど」
"ラーズグリーズ":"ラーズグリーズ"はブザマに消し飛び《蘇生復活》で立ち上がります
ラディッキオ:ふぅっ、とクーに息を吹きかける。僅かに赤味がかった、血の霧が混ざった吐息。
ラディッキオ:「……腕が……震えていた……からな……。これで少しは……ましになる……だろう……」
ラディッキオ:連日ラディッキオを抱えていた腕の疲れ……そして筋肉痛が和らいでいくことだろう!
クースディシア:「失礼ね」四方へと撃ちかける。
正午院スミカ:「………」
クースディシア:「あんたが体を張ってんのに、腕なんか震わせてる暇ないっつの」
クースディシア:水鉄砲……“RBC=AB”O型プラズマ射出装置から発射されるのは、赤い水。
クースディシア:彼女自身の変質した血液は、AB型の赤血球と、O型の血漿(プラズマ)を併せ持つ。
クースディシア:相手の血液型にかかわらず、どちらかが必ず拒絶反応を引き起こす。
"ラーズグリーズ":「うぎゃーっ! ……え、今なんであたし狙ったの……大人しくしてたのに!」
"ラーズグリーズ":鏡面反射で座標を誤魔化す程度の防御をしていたが、クースディシアさんには……無意味!
GM:ウサギ獣人も痛みで苛立たしげに地面を叩き、平野トトビは顔をしかめる
"レパス"平野トトビ:「これは……人の身ゆえの痛み、傷か。歪ましい業を」
ラディッキオ:「頼りになる……お姫様……だろう……?」
正午院スミカ:光景の脇でひとり赤面しています。
正午院スミカ:「(み)(見てはいけないものを見てしまいました……)」
クースディシア:「由緒ある血統を入れてやってんだから、感謝して欲しいところよ」
"レパス"平野トトビ:「血の繋がりの尊さは理解していますが、それを押し付け、あまつさえ武器にするとは。目も覆わんばかりとはこのことですよ。……"ラーズグリーズ"、耐えなさい!」
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+11した (侵蝕率:116->127)
ラディッキオ:「……また何か……勘違いされている……気がする……」
GM:ではイニシアチブを進めます。正午院さんか刑部くん! どうする?
正午院スミカ:こちらからいきます!
正午院スミカ:マイナーアクションは特になし。
クースディシア:あ、前進して欲しい!
正午院スミカ:あっ、そうだそうだ!すみません
正午院スミカ:マイナーアクション、前進してラズリーちゃんたちのエンゲージに飛び込みます!
GM:ダイタン!
正午院スミカ:それで、メジャーアクション。《プレディクション》《獅子奮迅》《アナトミックラスト》《フェイタルヒット》。
正午院スミカ:対象はラズリー、手負いのミナ・レパス2体。
正午院スミカ:命中判定!
GM:あ、これ分かりづらいけど同エンゲにいるのは手負いと非手負いが一体ずつなんですねー
GM:という訳で対象はそれで。判定どうぞ!
正午院スミカ:おう!はい!同エンゲージにいるやつ全部ねらいます!
正午院スミカ:5dx+3+3
DoubleCross : (5R10+3+3[10]) → 10[3,4,6,7,10]+8[8]+6 → 24

GM:クックック……ドッジ型の"ラーズグリーズ"に命中させられる達成値には見えないな……
正午院スミカ:回った!ドッジ不可です!
GM:ウギャーッ!?
GM:"ミナ・レパス"はどちらとも《竜鱗》! ダメージどうぞ!
正午院スミカ:3d10+35+18
DoubleCross : (3D10+35+18) → 25[9,7,9]+35+18 → 78

正午院スミカ:ガード値・装甲値有効で78ダメージ!
GM:オゴッ……
正午院スミカ:えっすご…
刑部クロオ:すごい
ラディッキオ:フェイタルヒットは?
正午院スミカ:あっそうだ
正午院スミカ:4d+4d
DoubleCross : (4D6+4D6) → 18[6,1,6,5]+22[6,4,6,6] → 40

正午院スミカ:まちがえました
GM:まだ増えるの!?
正午院スミカ:4d+78
DoubleCross : (4D6+78) → 16[6,3,5,2]+78 → 94

クースディシア:4d6になってる!
刑部クロオ:落ち着いてw
GM:4Dだと六面体になってしまうのだなあ
正午院スミカ:4d10+78
DoubleCross : (4D10+78) → 26[8,4,4,10]+78 → 104

刑部クロオ:104!?
正午院スミカ:最終値、104です
GM:えっな……何それ……
正午院スミカ:何だろう……
GM:手負いのは当然倒れます。復活エフェクトなし。通常"ミナ・レパス"、やっぱり倒れますがこちらは《魔獣の証》を使って復活。
GM:そして"ラーズグリーズ"も当然倒れる!
GM:復活エフェクトもない!
正午院スミカ:ヨッシャ!
刑部クロオ:ナイスアタック!
正午院スミカ:演出しますっ
GM:好きにしたまえ!
正午院スミカ:「…店長さん…トトビさん。私、あなたにひとつ聞きたいのです」
正午院スミカ:「あなたは、『月面人』の存在を信じているのですか」
"レパス"平野トトビ:「……いいえ?」
正午院スミカ:「そうですよね。信じてたら、そもそも『月面旅行』だなんてこと、企まない」
"レパス"平野トトビ:「そうですとも。"自分"は間違いなく、信じていない。月面は過酷な環境です。陽に照らされれば焼け、陰れば凍てつく」
正午院スミカ:「――がっかりです」リボンスティックを握る手に、力がこもる。
正午院スミカ:「推しの願い、まず自分が信じてこそのファンというものでしょう……」
"レパス"平野トトビ:「夢を見せる側が夢見がちでは、正しく夢を見せることはできません。現実を知ってこそ、虚構を語れる……その間を埋めることができる」
"レパス"平野トトビ:「……推しとかファンとかはよく分かりませんけど」
正午院スミカ:「弟さんは、あなたに夢を見せてほしいんじゃなくて、一緒に、夢を見たかったんじゃないでしょうか…!」
正午院スミカ:「…そう思うのでっ」駆け出す。「ゆっくり話し合う時間を作らせていただきます!」
正午院スミカ:刑部さんの前に躍り出る。リボンが鞭のようにしなり、ラーズグリースと獣人をまとめて足払い。
"レパス"平野トトビ:「……知った口を……!」
"ラーズグリーズ":「えっこの流れでやられるのあたしですかーっ!?」
正午院スミカ:「だって邪魔なんですもの!」
正午院スミカ:宙に浮いた彼らを――地面に叩きつける!
GM:ミナ・レパスはどうにか受け身を取るが、それすら無意味となる衝撃! そして"ラーズグリーズ"はひとたまりもない……!
"ラーズグリーズ":「うっうっ……いやこれシリアスにマズいな……ごめん、"レパス"! 引き上げます!」
"ラーズグリーズ":「速度は落ちるけどまあ勢いでなんとかなるでしょ! ……それじゃあね、正午院スミカ。顔覚えたからね!」
GM:という訳で"ラーズグリーズ"は《瞬間退場》で退場。その後ろで、手負いだった"ミナ・レパス"の方はしゅるしゅると人間に戻っていきます。
正午院スミカ:「この卑怯者!リボンで成敗してくれます!」
GM:手負いではない"ミナ・レパス"は人間に戻りかけるが、戻りきらずにウサギ獣人へ。ゆっくりと立ち上がります。
刑部クロオ:「追うなよ。今はこっちが優先だ。お前がいないとヤバい。」
"レパス"平野トトビ:「……やっぱり役立たずでしたか。とはいえ、ここまでやってくれたんだ。よしとしましょうか」
"レパス"平野トトビ:「計画は狂いましたが、『月面旅行』は止まっちゃいない……僕の、自分の計画は、進められる」
"レパス"平野トトビ:「……あなたたちを排除すれば!」
ラディッキオ:次は私でいいのかな
刑部クロオ:あ、僕!
GM:いや、刑部さんですかね。待機するなら別だけど
ラディッキオ:あっちがうよ!クロオくんだよ!
ラディッキオ:頼むぜ
刑部クロオ:殴る!
刑部クロオ:マイナーで暴走解除!
刑部クロオ:メジャーで『牙降(きばおろし)』《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》
刑部クロオ:対象はミナ・レパス、白兵攻撃!
GM:判定どうぞ!
刑部クロオ:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[2,4,4,4,4,6,8,8,9,9,10,10]+10[3,4,5,5,5,9]+10[10]+4[4] → 34

GM:《竜鱗》で受ける。ダメージ来い……!
刑部クロオ:4d10+12+14+12+18
DoubleCross : (4D10+12+14+12+18) → 28[10,7,9,2]+12+14+12+18 → 84

刑部クロオ:84ダメージ!装甲有効!
GM:ぐぐぐぐ……ダメです! 倒れます。
刑部クロオ:とりあえずはよし!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:116->119)
刑部クロオ:立ち上がりかけたウサギ獣人を素早く叩き伏せる。
刑部クロオ:音も無く、躊躇いも無い一撃。
刑部クロオ:上から振り下ろされる木刀の動きは流水の如し。
"ミナ・レパス":応戦の構えを取る暇もない。したたかな一撃を受け、再び倒れる!
刑部クロオ:牙降(きばおろし)
刑部クロオ:振り返らずコートを脱ぎ、ラディッキオに投げる。
GM:何度か足掻くように地面を引っ掻きましたが、それでどうにかなる話でもない。"ミナ・レパス"は倒れ、縮まり、人間……元の学生の姿に戻ります。
刑部クロオ:「汚したら承知しねえからな。」
ラディッキオ:「難しいことを言う……」
ラディッキオ:「が……努力しよう……」コートで肌を隠します。紳士……
GM:["レパス"平野トトビ]-5m-[PCs] -5m- [ラディッキオ] -5m- ["ミナ・レパス"B/"ミナ・レパス"(手負い)B]
ラディッキオ:私の番かな
GM:そうだぜ。どうする?
ラディッキオ:「大切な品だろう……からな……」
ラディッキオ:マイナーでクロオ君たちのエンゲージまで移動して
ラディッキオ:メジャーでボルトアクションライフルで攻撃しよう
ラディッキオ:対象は手負いのミナ・パレスで。
GM:OK! 判定をどうぞ
ラディッキオ:判定の前に貴人の礼装の効果を3回重ねがけして、HPを15点失って達成値を+15します
ラディッキオ:耐えられない!リザレクトだ!
ラディッキオ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

ラディッキオ:67から68に上げておきます
GM:なんだこいつ……
ラディッキオ:では攻撃
ラディッキオ:3dx+15
DoubleCross : (3R10+15[10]) → 8[1,4,8]+15 → 23

GM:《竜鱗》。ダメージどうぞ!
ラディッキオ:3d10+38
DoubleCross : (3D10+38) → 24[9,6,9]+38 → 62

GM:それ単発なら平気だったんだが……手負いのにはクースディシアさんの攻撃が入ってるんだよな。
GM:蓄積ダメージで倒れます。戦闘不能! しゅるしゅると人間の姿に戻っていく。
ラディッキオ:「ごほっごほっ!……少し、無茶をするか……私も……」なんと……!か弱い少女が……!銃を構えて、引き金を引く……!持ち上げるまでの筋肉疲労は自らの能力を使って和らげる!
ラディッキオ:放たれた弾丸にはクースディシアの血が付着している。銃のダメージとクーの能力による二度目の破壊がウサギをうちのめすぞ!
ラディッキオ:「うおお」反動でごろんと皆の方へ転がっていきます。「ふむ……自信はなかったが……なんとかなった……ようだな……」
"ミナ・レパス":自らを苛む拒絶反応に適応しかけた所に、改めて打ち込まれるその血!
"ミナ・レパス":再び襲い来る拒絶痛に手負いの"ミナ・レパス"は暴れ倒れ、そのまま力を失い……人の形へと戻っていく。
ラディッキオ:「……汚れていないか……?平気か……?」尻もちを付いたままコートを心配する。以上!

GM:満月が見下ろす、空中に浮かぶ『屋根のない建物』にて、"レパス平野トトビとの交戦は続いている……
GM:残存の"ミナ・レパス"2が動きます。こいつはピュアキュマイラで感覚にもステを振っていないのでエンゲージが追いつかないのだ……
GM:なのでマイナーで《破壊の爪》+《ハンティングスタイル》、メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》+《飛礫》。
GM:対象はクースディシアさんだ。振るぞ!
GM:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[2,2,2,5,6,9,9,9,10,10]+10[1,4,4,6,7]+6[6]+2 → 28

GM:リアクションどうぞ。
クースディシア:暴走中!
GM:ではダメージが出るぞ
ラディッキオ:カバーするよー。《砂の結界》!
GM:あ、これ普通に《獣の力》乗るじゃん……失敗した。まあ今回は温情をかけてやろう!
"ミナ・レパス":3d10+4
DoubleCross : (3D10+4) → 20[10,5,5]+4 → 24

"ミナ・レパス":諸々有効24点ダメージ!
ラディッキオ:庇わなくても良かった疑惑あるな
ラディッキオ:しかし食らってしまう……リザレクト!
ラディッキオ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

ラディッキオ:カバーと合わせて侵蝕値が合計2点上がって70になります
"ミナ・レパス":"ミナ・レパス"は駆け込みながら、秋月円が座るはずだった椅子を掴んで投げつける!
クースディシア:「それは――」回避しきれない。身体能力は増大していない。
クースディシア:「ダメでしょ。曲がりなりにも目的を達成する気があるのなら、そこは絶対維持しなきゃダメじゃない」
クースディシア:「諦めたのね?」
"レパス"平野トトビ:「……この場に来ていないのは事実。であれば『次の機会』を待たなければならない」
"レパス"平野トトビ:「その時には新しい、相応しい『椅子』を用意する。それだけです」
ラディッキオ:「目が……眼鏡が……」二人の会話の横で、顔面に椅子を食らって悶ています
ラディッキオ:「前が見えん……クーはどこだ……無事か……」メガネが割れて前が見えず、フラフラしています
刑部クロオ:コートをかばいつつ戦うラディッキオさんを見て「無事だ。よくやった。」とだけ呟く
クースディシア:「呆れた。あんた、コート守るために顔面で受けたの?」
ラディッキオ:「クーも目が……悪いのか……?お前を守るために……決まっている……だろう……」
GM:ではこれにて全員が行動を終了しました。クリンナップを経て、特に何事もなければセットアップに移ります。
GM:◆ROUND 2
GM:セットアップ。"ミナ・レパス"は引き続き《フルパワーアタック》を宣言。今度こそだ!
正午院スミカ:《狂想の旋律》を、PC全員に!ラウンド中の攻撃力+12。
正午院スミカ:暴走中なので侵蝕率は2だけ上昇。
クースディシア:《活性の霧》《タブレット》《多重生成》。PC4人の攻撃力を+18、ドッジダイスを-2。
ラディッキオ:両方貰おう
刑部クロオ:諸々のバフを貰ってから『不鳴足(ならずのあし)』《スタートダッシュ》戦闘移動でトトビのエンゲージへ
GM:行動値を活かしやがって……!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:119->122)
正午院スミカ:侵蝕率7上昇だった!
GM:ではイニシアチブ進行に移ります。まずは平野トトビの行動
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+8した(侵蝕率:127->135)
ラディッキオ:こいこい
"レパス"平野トトビ:マイナーで《オプティカルレンズ》、メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《光の手》+《破壊の光》+《リフレクトレーザー》+《無機なる四肢》+《レネゲイドスマイト》。さっきと同じやつです
"レパス"平野トトビ:対象はクースディシア、ラディッキオ、正午院の3名。刑部くん、難を逃れまくってるな……!
刑部クロオ:すまないみんな…!
ラディッキオ:クロオ君のコートがー!
正午院スミカ:なんもできない!
"レパス"平野トトビ:14dx7+8
DoubleCross : (14R10+8[7]) → 10[1,1,2,2,5,5,6,6,7,7,8,8,9,9]+10[1,5,8,8,9,10]+10[3,4,5,9]+4[4]+8 → 42

ラディッキオ:じゃあ照くんのロイスを切って昇華、暴走を解除
"レパス"平野トトビ:お、さっきよりも派手だ……カバー等どうする?
ラディッキオ:《砂の結界》でスミカさんをカバーしようかな
クースディシア:リア不!
正午院スミカ:たすけてチコちゃん!
"レパス"平野トトビ:ではダメージが出る。
"レパス"平野トトビ:5d10+19
DoubleCross : (5D10+19) → 22[2,9,5,1,5]+19 → 41

刑部クロオ:つよい!
"レパス"平野トトビ:諸々有効。足元から植物のように生えてきたパイプが破壊のレーザーを君たちに放つ!
ラディッキオ:リザレクトします
ラディッキオ:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

ラディッキオ:HPが1点回復!
ラディッキオ:カバーと合わせて侵蝕値が72になりました
GM:なんやこいつ
ラディッキオ:そして特権階級の効果を使用。スミカさんのロイスをタイタス化、昇華してクースディシアさんを復活させます。
正午院スミカ:「こんなもの――」血の気が上っている。背後から迫るレーザーにまったく気づいていない。
クースディシア:ありがとう!
ラディッキオ:「熱くなるのは……いいが……戦闘中は……考え物……だな……」レーザーとスミカの間に立ち、攻撃を一身に受ける。
正午院スミカ:「っ! ラディッキオさん!」
ラディッキオ:「問題ない……こちらのほうが……都合がいい……ほどだ……」
ラディッキオ:色素の薄い肌が切り裂かれ、赤い血が地面に広がる。膝をついたクースディシアの元まで。
クースディシア:「とんだ都合の良さね」掬い上げ、自らの血液と同化する。
ラディッキオ:「同じ血でも……私とクーの物では……真逆だ……。傷と病を癒やす……"竜の血”……」
ラディッキオ:「早めに片付けてくれ、クー……。これ以上……力を使いたくない……。なにより、痛いからな……」
クースディシア:「私はどっちもできるっつーの。生殺与奪を握る、支配者の血よ」
クースディシア:マイナーで暴走解除。メジャーは《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《滅びの一矢》《腐食の指先》《タブレット》《多重生成》。
クースディシア:対象は敵全員。
クースディシア:14dx@7+2
DoubleCross : (14R10+2[7]) → 10[1,2,3,3,3,3,3,4,5,5,9,10,10,10]+10[5,8,8,8]+10[3,7,7]+ 10[1,9]+1[1]+2 → 43

GM:トトビはガード、"ミナ・レパス"は《竜鱗》。ダメージどうぞ!
クースディシア:命中で装甲-10。
クースディシア:5d10+35 装甲有効
DoubleCross : (5D10+35) → 22[2,10,1,5,4]+35 → 57

クースディシア:チコリーの血を自分の血に変換。それを水鉄砲へと込め、撃ちかける。
GM:トトビも"ミナ・レパス"もこれで半分を割った……が、まだ生きている! その動きを止めるには至らない!
ラディッキオ:「跪くのは……似合わない……当然か……」
クースディシア:その異邦の血は、すぐさま異物として排除されるだろう。
クースディシア:ただし、宿主に多大な拒絶反応の爪痕を残しながら。
"レパス"平野トトビ:「ぐッ……やはり忌々しい、血だ! よく自らに流れ、自らを生かすものを武器として使えますね……!」
"レパス"平野トトビ:人間としての身体が弾け、鉱物レネゲイドビーイングとしての守りすらままならない。忌々しげに君を睨む。
クースディシア:「自分の拳で殴るのと何が違うの?」
"レパス"平野トトビ:「……そう放言できるあなたを僕は嫌いだ……!」
クースディシア:クースディシアの侵蝕率を+11した (侵蝕率:135->146)
クースディシア:「嫌われることには慣れてるわ」
GM:さて、次の手番は刑部さん&正午院さんだぞ。どうする?
刑部クロオ:先に動きます!
正午院スミカ:おねがいします!
刑部クロオ:マイナーで《ライトスピード》、メジャーアクションを二回行う。
GM:来た……!
刑部クロオ:メジャーで『骨食(ほねかみ)』、《セレリティ》で即座にメジャーアクションを2回行います
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5した(侵蝕率:122->127)
GM:死の宣告を肌で感じる
刑部クロオ:1回目のメジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》、トトビに白兵攻撃します
GM:来い!
刑部クロオ:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[3,4,5,5,6,7,8,8,9,9,9,10]+10[2,2,5,6,7,7,8]+10[2,5,9]+4[4] → 34

GM:ん、ライトスピード中だけどC値は7でOK?
刑部クロオ:今100%超えてコンセLV4です
GM:じゃあ問題ない! 続けてどうぞ。あ、こっちはガードです
GM:続けてダメージをどうぞ!
刑部クロオ:ダメージ!装甲有効!
刑部クロオ:4d10+12+18+13+14
DoubleCross : (4D10+12+18+13+14) → 27[2,8,8,9]+12+18+13+14 → 84

刑部クロオ:まず一撃!
GM:ギャボ……ま、まだ生きてる。まだ生きてるからな!
GM:続けて来やがれ……!
刑部クロオ:2回目のメジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》、トトビに白兵攻撃します
GM:来いよクロット! 銃なんて捨ててかかってこい!
ラディッキオ:特権階級の効果を使うよ!
ラディッキオ:クロオくんのロイスを切ってC値-1します
ラディッキオ:がんばれー!
刑部クロオ:頑張る!
刑部クロオ:12dx6
DoubleCross : (12R10[6]) → 10[1,3,5,5,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,5,6,8,10,10]+ 10[3,8,8,9]+10[1,8,10]+10[2,6]+2[2] → 52

刑部クロオ:まわるー
正午院スミカ:いけいけ!
GM:ヒイィ。ガードします
刑部クロオ:ダメージ!装甲有効!
刑部クロオ:6d10+12+18+13+14
DoubleCross : (6D10+12+18+13+14) → 24[4,4,8,2,2,4]+12+18+13+14 → 81

GM:ロイスアタックはこれだから……!
刑部クロオ:でもさっきよりひくいよ!
"レパス"平野トトビ:《光の守護》。ダメージを無効化します! ダメージ無効化エフェクトはこれだけだ!
刑部クロオ:よし!ではもう一度殴ろう!
GM:だが2回も攻撃を凌いだんだ……これで生き残り
GM:グエーッ! 判定どうぞ!
刑部クロオ:3回目のメジャー、《コンセントレイト:ハヌマーン》《音速攻撃》、トトビに白兵攻撃します
刑部クロオ:12dx7
DoubleCross : (12R10[7]) → 10[1,1,4,6,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[8,9,10,10,10,10]+ 10[3,3,3,6,7,9]+10[3,9]+10[7]+10[8]+2[2] → 62

刑部クロオ:ウワッ
GM:ヒッ。ガードするんですけど……
刑部クロオ:ダメージ!装甲有効です!
刑部クロオ:7d10+12+15+13+14
DoubleCross : (7D10+12+15+13+14) → 38[1,6,8,8,5,8,2]+12+15+13+14 → 92

刑部クロオ:倒れろー!
正午院スミカ:すごい数値
GM:打つたびに威力を増していく……ッ
"レパス"平野トトビ:まあ無理ですね。これで倒れます。即座に《蘇生復活》によりHP1で立ち上がる……!
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+5した(侵蝕率:127->132)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:132->135)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:135->138)
刑部クロオ:刑部クロオの侵蝕率を+3した(侵蝕率:138->141)
刑部クロオ:あとセレリティのバックファイアを受けます。HP-8
刑部クロオ:「………。」木刀を構え、”レパス”の前に立つ。
"レパス"平野トトビ:クースディシアの攻撃を受けた直後だが、立ち直りは早い。その間合いから後ろ飛びに逃れようとする
刑部クロオ:ここだけ本当の真空が訪れたような静寂。
刑部クロオ:即座に間合いを詰める。隼は獲物を逃がさない!
"レパス"平野トトビ:その速度に仮面の奥の眼が見開かれる。回避の態勢を取ろうとするが……
刑部クロオ:刑部の声が静寂を破る。「なぁ。」
"レパス"平野トトビ:「――」
刑部クロオ:「約束をしよう。」
刑部クロオ:「俺たちがこの戦いに勝ったら、お前の手段を完膚なきまでに叩きのめす。」
刑部クロオ:「――だが、」
刑部クロオ:「あの子は、照は必ず地上で安心した日常を送らせると。」
"レパス"平野トトビ:「……勝手を、言ってくれる。照を守るのは――!」
刑部クロオ:「悪いな、それは地球人にしかできん。」
"レパス"平野トトビ:「……ッ!!」
刑部クロオ:「なぜならあいつは…俺たち人間は地に足を付けているからだ。」
刑部クロオ:「虚構”げつめん”でもない、紛れもなく土”げんじつ”に生きているからだ!!」
刑部クロオ:呼吸を切る。
刑部クロオ:三度、木刀が宙を舞った。月面を跳ねた。
刑部クロオ:一瞬のうちに”レパス”の体が三筋の斬撃が襲う。
"レパス"平野トトビ:『喰らえば倒れる』。その確信が、一体化した周辺設備の光学機能とエンジェルハイロゥの反応力、エグザイルの変化力の全てを完全活用せしめる。決着の一撃を凌ぐ、決死の防御は、確かに成立した。
"レパス"平野トトビ:だが、凌げたのは、一撃のみ。
刑部クロオ:獣の顎の如く、獲物を斬撃の檻の中に閉じ込め、逃がさぬ必殺の剣。
刑部クロオ:骨食(ほねかみ)
"レパス"平野トトビ:「――っがアAAhhッ!?」
"レパス"平野トトビ:斬撃の顎に砕かれ、彼は確かに倒れた。その力のほとんどを再生に当てなければ、もはや原型も保てまい。だが……
"レパス"平野トトビ:「……まだ……自分は……」
刑部クロオ:「……ッ!……ゼハーッ、ゲホッ…ガッ……!」
"レパス"平野トトビ:「……戦えるぞ……だってそうだろう」
刑部クロオ:呼吸を止めるのも限界だ。荒く咳き込み、体勢を崩す。
"レパス"平野トトビ:「人を踏み台にして……巻き込んで……信用ならぬ奴らの手も借り……」
"レパス"平野トトビ:「何もなせないままに、終われるものか……!?」
刑部クロオ:が、木刀を杖にしながらその瞳は尚も”レパス”に向けられている
"レパス"平野トトビ:もはや人の形を保っているかも危うい。その心臓部には、鈍く金色に輝く鉱物が見えるだろう
正午院スミカ:「――そう思える理性があるのならば!なぜ!」
正午院スミカ:「照さんと向き合えなかったのですか!」
正午院スミカ:こちらの手番です。マイナーアクションなし、メジャーでミナレパスに白兵攻撃。
"レパス"平野トトビ:「向き合ったところで! ……自分は"地に足を付けた人間"ではないからだ!」
正午院スミカ:《プレディクション》《アナトミックラスト》、オートアクションの《フェイタルヒット》。
"レパス"平野トトビ:「人間に添うは、人間で、なけれ……ば……」
GM:誰に!
正午院スミカ:うしろのミナレパス!
GM:判定どうぞ!
正午院スミカ:6dx+3+3 Aランク:スペシャリストの効果で達成値+3。
DoubleCross : (6R10+3+3[10]) → 10[2,2,3,7,7,10]+7[7]+6 → 23

正午院スミカ:ドッジ不可!
GM:くそっ《竜鱗》するっきゃねえ。優しくしてくれよな! ダメージどうぞ!
正午院スミカ:3d10+4d10+35+18
DoubleCross : (3D10+4D10+35+18) → 20[4,8,8]+12[3,1,2,6]+35+18 → 85

正午院スミカ:やさしいので、ガード値と装甲値有効です!やさしいので!
GM:だから! 何それ! 優しくしてって言ったじゃない! バカッ!
"ミナ・レパス":倒れて《魔獣の証》で復活します。まだやれる!
正午院スミカ:「――そんなの、あなたの勝手な思い込みじゃないですか」
正午院スミカ:「トトビさん――あなたの狭い視野で思い描く『月面世界』」
正午院スミカ:軽やかなターンとともに、スティックをふるう。背面のミナレパスに向け、リボンが螺旋のような軌道を描く。
正午院スミカ:「こんなの、照さんが喜ぶものですか!」
"レパス"平野トトビ:「ッハァ、ハア……ハアーッ……!」 ボロボロと崩壊していく身体を、周囲の機材で強引に押し固めている。どうにか人の形を保とうと。
正午院スミカ:ミナ・レパスの手首を掴み、引き寄せ、軽やかに間合いに入り込む。瞬時に頭上から蹴りをお見舞い!
"ミナ・レパス":まさに飛びかかろうとしていた勢いを逆に奪われ、それを打撃として突き返される。痛打! 衝撃のままに床を転がっていく。
"ミナ・レパス":だが、全身の筋肉を膨れ上がらせながら、まだ立ち上がる。こちらもエネルギー切れはほどないだろう。だがまだ、その時ではない!
正午院スミカ:「しぶとい……」顔をしかめる。
ラディッキオ:次はこの私というわけか
GM:そうだぜ。どうするつもりだ!
ラディッキオ:マイナーでボルトアクションライフルの効果を使用!メジャーで平野トトビさんを攻撃するぞ
ラディッキオ:射撃攻撃だ
GM:来い……できるものなら!
ラディッキオ:そして判定の前に、クーちゃんのロイス……グリーンの効果を使用する!
ラディッキオ:達成値+15!
ラディッキオ:これで固定値は+20だ!食らえ!
GM:ヒョエ……判定どうぞ!
ラディッキオ:3dx+20
DoubleCross : (3R10+20[10]) → 7[1,1,7]+20 → 27

GM:ガードします。ダメージを……出してみろ!
ラディッキオ:3d10+38
DoubleCross : (3D10+38) → 20[2,9,9]+38 → 58

刑部クロオ:ダメ?ジがでかい!
GM:暴虐の固定値……と言いつつダイス目だけでも倒れているのであった
ラディッキオ:じゃあ演出する!
"レパス"平野トトビ:それで戦闘不能です。復活エフェクトもなし!
GM:したまえ
ラディッキオ:「クー……もう少し……近くに……寄れ」
ラディッキオ:銃を構えたラディッキオが言うよ
クースディシア:「はいはい。今度は何?」
ラディッキオ:「私の後ろに……立ってくれ……」
クースディシア:「後ろ?」言われるがまま。
ラディッキオ:「それから……少し……膝を曲げて……」
クースディシア:「?」とりあえず従う。
ラディッキオ:「うむ……その辺りで……」
ラディッキオ:体を反らす。ちょうどラディッキオの頭がクーの胸の間に収まる
クースディシア:「えっ何何何」
ラディッキオ:「いや……特に……なにもない……」
クースディシア:「は」
クースディシア:「はあああ???」
ラディッキオ:「ただの趣味だ」引き金を引く。銃弾がレパスの胸を貫くぞ!
"レパス"平野トトビ:「が」
クースディシア:「あんた……バ。バカじゃないの!?状況分かってる!?……ぐっ」反動をもろに受ける。
"レパス"平野トトビ:割れるような末期の声と共に、平野は今度こそ力を失い、倒れ伏せる。
ラディッキオ:「"レパス”……お前は……立場の違いを……問題にしている……ようだが……」
ラディッキオ:「ご覧の通り……事、アカデミアでは……支配者が愚者に……傅くことも……ある……」
"レパス"平野トトビ:人としての姿はみるみる内に風化して、後には金色に薄く光る石と"レパス"の仮面だけが残り……
ラディッキオ:「生まれが月でも……見上げられる……ばかりではなく……ともに歩くことが……出来る……」
クースディシア:「痛っつ……傅いてないし!」
ラディッキオ:「そういう場所だと……私は……信じている……」クーちゃんに背を預けたまま
"レパス"平野トトビ:その言葉を聞いて……かどうかは定かではありませんが、石の帯びていた光も眠るように鎮まっていきます。
ラディッキオ:「月面人より……信じがいが……あるだろう……」
ラディッキオ:おわり!
GM:……"母体"たる仮面が力を使い果たしたせいか、ウサギ獣人……"ミナ・レパス"もまた、急速に力を失い、その活動を止め、元の生徒の姿に変じていく。
刑部クロオ:「………。」呼吸を整える。「終わった、か……。」
GM:戦いが終わり、設備も壊れ、招待客たちも徐々に正気を取り戻していく。
クースディシア:「……これ、いきなり落ちたりしないわよね」
正午院スミカ:「あ…。」瞬き。「そのようですね」
GM:俄かにざわめく『月面旅行』の施設は、緩やかに高度を落としながら地上へと落ちていく。
GM:その頭上には満月が変わらず光を湛え、君たちを労うように月光を降り注がせていた――
刑部クロオ:「この分なら落下して死ぬようなことはないか…。」
クースディシア:「月の重力ってとこかしら。あとはそうね。堕ちて死ななきゃあいいけど」
クースディシア:「満月に化けられても処分は御免よ?」
ラディッキオ:「そんな……軟な男では……あるまい……」
正午院スミカ:「月面人が助けてくれているのかもしれません」
刑部クロオ:「お前はいちいちロマンチストというか、詩人だな。」
刑部クロオ:仮面の傍に落ちた石を拾い上げ、クースディシアに投げる。
クースディシア:「えっ」取り損ねかける。
クースディシア:「っととと」なんとかキャッチする。
クースディシア:「急に投げんな!」
刑部クロオ:「詩的に予告すればいいのか?……そいつは多分照のだ。」
刑部クロオ:「返してやってくれ。」
クースディシア:「ええ。そうさせて貰うわ」
クースディシア:「『月見茶会』、存外にいい店なのかもね」
クースディシア:「こんなお土産をくれるんですもの。アポロ計画も顔負けね」石を月光にかざす。
"レパス"平野トトビ:石は自ら光ることはない。ただ、月光を浴びてわずかに明るく見えるのみ。
刑部クロオ:地面に座り込み、崩れた壁に背を任せる。
刑部クロオ:「ああ…うさぎは、かわいくなかった、が……な………。」
ラディッキオ:「いいものも……見れた……」
刑部クロオ:そのまま俯き、眠り込んでしまう。
ラディッキオ:「La……lune……est……belle……」
刑部クロオ:月から目を背けていた男が、月の明かりの下でようやく眠ることが出来るようになった。
正午院スミカ:「あら…」いつもより幼く見える寝顔を覗き込み。
正午院スミカ:「? ラディッキオさん、何かおっしゃいました?」
ラディッキオ:「……そうだな……」
ラディッキオ:「誰が……クロオを……運ぶのか……」
ラディッキオ:「心配になった……だけだ……」
正午院スミカ:「そうですね…?」瞬き。
クースディシア:「……キュマイラシンドロームなら、乙女の細腕でもなんとかするでしょ」
クースディシア:「願望とは逆になるかもしれないけど。そういう場所なんでしょ?このアカデミア」

◆Backtrack

GM:さあアンタたち! 日常に帰る時間だよ!
GM:今回のEロイスは5個さ!
◇ Eロイス
《孤独の叫び》
《傲慢な理想》 *2
《暴食の胃袋》
《ありえざる存在》
GM:振りたきゃ振りな!
正午院スミカ:振るでごわす
正午院スミカ:143-5d10
DoubleCross : (143-5D10) → 143-37[10,6,10,2,9] → 106

正午院スミカ:すごい
刑部クロオ:振るぞなもし
刑部クロオ:141-5d10
DoubleCross : (141-5D10) → 141-19[5,3,2,4,5] → 122

ラディッキオ:ふらない
クースディシア:振る!
クースディシア:146-5d10
DoubleCross : (146-5D10) → 146-26[6,10,1,2,7] → 120

刑部クロオ:うーん122で6本か。
ラディッキオ:うう~ん!一倍ぶりで!帰れるか不安だな~
GM:それじゃあロイスのぶんだけダイス振るとかして侵蝕率を減らしな! とっとと帰ってくるんだよ!
クースディシア:1倍ぶりできそうだな。やります。
ラディッキオ:70-0d10
ラディッキオ:振れねえ
刑部クロオ:1倍!
ラディッキオ:70で帰ってきました
クースディシア:120-6d10
DoubleCross : (120-6D10) → 120-48[7,7,7,10,8,9] → 72

刑部クロオ:122-6d10
DoubleCross : (122-6D10) → 122-38[1,10,6,8,3,10] → 84

正午院スミカ:はじめてみた、そんなの
刑部クロオ:帰還です!
正午院スミカ:一倍ぶりです!戻りすぎませんように
正午院スミカ:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-32[8,4,6,7,7] → 74

正午院スミカ:生還です!
GM:それじゃ全員帰ってきたね! まったく! まったく! ヒヤヒヤさせるんだから!

◆Ending 1

GM:夜、校舎の合間の広場。
GM:涼しい秋の夜空の下、備え付けられたテーブルにクロスを敷いて、そう高くもないティーカップには温かい紅茶が注がれ
GM:そして足元には、おとなしいウサギが数羽。
秋月円:「……紅茶を淹れるって、あんまりやったことはなかったけど」
秋月円:「ネットで調べたから大丈夫! まずくはないよ! 味見もしたし」
秋月円:君たちを呼び寄せ、この場のセッティングをした秋月姉がそう言います。
秋月円:「……あっ、ちなみにお金とかは取んないよ。警戒せずに手をつけてくれて大丈夫。このクッキーとかも」
秋月円:「色々落ち着いた事後報告会だからね。功労者からお代を取るなんてしないしない。全部大体『月見茶会』から持ってきたのだし」
正午院スミカ:「あらあら。まあまあまあ」早速うさぎを撫ではじめている。「あらあらあら」
クースディシア:「取ってきたら付き合い方を考え直すところだったわよ」紅茶に口をつける。
刑部クロオ:「事後報告会か。で、その後どうなったんだ。月見茶会やら仮面は。」
刑部クロオ:「それか月面人が復讐しに来たか?」
動物園愛護:「……散歩帰りだ。体力は使っているので、おとなしいだろうが、優しくな」
ラディッキオ:「それを聞いて……安心した……。気兼ねなく楽しめると……言うものだ……」ホールケーキをフォークで突きながら言います
秋月円:「月面人の様子はー?」 少し離れた所に座っている弟を見る
秋月照:「……元に戻って、大人しくしてる。まだちょっとスネてるけど、落ち着いてるよ」
秋月円:「とのことです。まあ、復讐は心配なさそうだね!」
秋月円:「月面人の復讐、SFっぽいな……」
刑部クロオ:「………そうか。」
クースディシア:「そもそも、またやってきても復讐じゃないでしょ。ただの逆恨みじゃない」
クースディシア:「むしろ恩返しくらいの心持ちでちょうどいいと思うのだけど」
秋月照:「……あと、一応合わせたけど。こいつ、月面人じゃなくて、月の石なだけだからね」
秋月照:「月面人は別」
秋月照:「……今の聞いてまたスネた。お姉さん、相性悪いね」
クースディシア:「なんかそう言われると腹立つんですけど」
秋月照:「ほんとのことだし」
秋月円:「あーもう照ってば! ごめんねクーちゃん。照はまだ中にいる、えーと……トトビーの味方なのよ」
秋月円:「元々そうだったんだけど、『戻ってきて』からなおさらね。良いことなのか悪いことなのか」
正午院スミカ:「お二人で、話し合いでもされたのでしょうか」
クースディシア:「ああ、そう。こっちは悪役?嫌われたものね」
ラディッキオ:「クーの良さは……長く付き合わねば……わかりにくいからな……」ケーキを一つ平らげ、クッキーに手を付け始めている
秋月円:「うん。ちゃんと話し合って、こういうことはダメだーとか、別にそんな大層なことして欲しい訳じゃないーみたいな話は済んだみたい」
秋月円:「なんか、あの仮面? オーヴァードの衝動を増幅させるとかいう話あって、それも落ち着いてたから、話はきちんと済んだみたい。……スネてるけど」
秋月照:「……別にお姉さんが悪いとは思ってない。悪いのはこいつと」 自分の胸を差し 「あの仮面だし」
正午院スミカ:「(『でも、クーの良さ、私はすべて知っているからな…』『その可愛らしさを…』)
正午院スミカ:「(と、いうことですね!)」
刑部クロオ:「何はともあれ、元の鞘に収まったのならよかった。別の星に離れ離れなんてのはお伽噺の中で十分だ。」
クースディシア:「あら」くつくつと笑う。「ロマンチストに転向したの?」
刑部クロオ:「……お前、また何かよからぬこと考えてねーか?」
刑部クロオ:「お前ほどじゃないさ。」
秋月円:「そうそう、元鞘元鞘! 元鞘と言えば、お店の方もね……」
GM:秋月姉が言いかけると、その場に長い赤茶の髪の少女が入ってくる
GM:彼女は君たちを見て周囲を見て一息つくと、身体を軽く震わせてその『色』を変えていく。白い髪、白い肌、赤い瞳に、頭上の兎耳。
赤海フェネル:「……手続き、してきたわ。人間の仕事は疲れる」 ポケットから目元を隠す仮面をつける
クースディシア:「あら。途中で昼寝でもしていたかと思った」
赤海フェネル:「昼はいつも寝てるもの。夜まで寝たら、もう生き物じゃないわ」
秋月円:「あっ、手続き終わったってことは……」
赤海フェネル:「『月見茶会』は継続。いなくなったのは店長だけだもの。一応報告書を書いて、店舗継続の許可は得てきた」
秋月円:「……ということでこっちが二つ目の元鞘でしたー」 えへへー、と機嫌が良い
赤海フェネル:「……あれ。食べ物少なくない? ケーキ出して良いって言ったでしょ、秋月。あれは?」
正午院スミカ:「まあ!オフ会開催しなくちゃ!」
クースディシア:「オフ会って?」
秋月円:「しよう! オフ会! ……あれ、ケーキなかったっけ。持ってき忘れたかな……?」
正午院スミカ:「親衛隊で集まって、男装さまの魅力を語る会です。クースディシアさんもよろしければ、ぜひ!」
クースディシア:「まずその男装さんのことよく知らないんだけど!」
ラディッキオ:「ケーキは……人気だからな……。すぐに売れて……しまった……」
刑部クロオ:「店長が変わっただけ、か…居心地はどうだ。」赤海さんに
赤海フェネル:「そう……まあ、みんなで食べてもらったなら嬉しい。私はこれから、食べる機会なんていくらでもあるでしょうし」
赤海フェネル:「今は移行で、書類を色々書くのが面倒、っていうくらい。まあ、それくらいはしないとって思ってるし、いいんだけど」 兎を抱えてベンチに座る
赤海フェネル:「一番気を使わなきゃいけないこの子たちのことを任せられるから、そこは楽よ。私の方も、面倒が済んだら店長を別に雇って裏方で好きにするつもりだし」
赤海フェネル:「居心地で言うなら『これから良くしていく』かしら」
刑部クロオ:「……そうか。」
秋月円:「で、私はそこでアルバイトするためにこうやって紅茶の淹れ方とかやったりしてるのです! ……どう? どうしたらおいしくなるとかわかる?」
刑部クロオ:「俺には味は分からん。」他の三人を見る。
クースディシア:「淹れたこと無いから知らないけど。飲めないものにはなってないんじゃない」
ラディッキオ:「数をこなすことだ……。味見役なら……任せておけ……」空になったクッキーのかごを重ねながら
正午院スミカ:「クースディシアさんが、こう仰るなら」
正午院スミカ:「すごく美味しいという評価なのではないでしょうか」言いながらクスクス笑う。
クースディシア:「ちょっと、それどういう意味……!?」
動物園愛護:「……そもそも……」
動物園愛護:「うさぎに紅茶のカフェインは毒なので、万が一のことを考え、ハーブティーなどをメインにして欲しい……」
秋月円:「……えっ? あれーっ?」
秋月照:「……姉ちゃんは考えが足りない……」 ぼそっと
刑部クロオ:「……前提から駄目じゃねえか。」
ラディッキオ:「ハーブティーも……楽しみだ……」
刑部クロオ:「まぁ、その辺のうさぎに有害な飲み物はカップに蓋をしときゃいいんじゃねえか?」
クースディシア:「あら、ご名案。店長でも立候補したら?」
秋月円:「そっ、そうだよ! 大丈夫です! 私ドジとかしないから! すっごい慎重派だし!」
刑部クロオ:「んなガラかよ…。この目つきで接客が出来るか。」
赤海フェネル:「……そうね。動物相手ならともかく、人相手は不安が残るわ」
刑部クロオ:「賢明だ。店長選びは慎重にな。」
動物園愛護:「うむ。何だったら、今のアルバイトから適当に昇格させても、問題あるまい……ウサギの面倒は、俺が見るしな」
クースディシア:「慎重にね。特に自称慎重派には十分注意すること」
クースディシア:「そんなやつ絶対慎重じゃないからね」
動物園愛護:「うむ……自称ではなく、素行で判断するとしよう」
秋月円:「クーちゃん、名指し! ほぼ名指しです!」
秋月円:「ともかく、『月見茶会』とトットビーの話については、こんな感じで片が付きました、っていうのをご報告にね?」
秋月円:「他なんか確かめとくことある? 『月見茶会』についてわかんないことあったら、多分赤海さんが答えてくれる!」
赤海フェネル:「……責任者を顎で使う……」
ラディッキオ:「ケーキのおかわりは……ないのか……?」
刑部クロオ:「いいや……面倒事が終わったのならいいさ。」自分のクッキーの皿をラディッキオの前へ置く。
赤海フェネル:「これ以上はもうね。ごめんなさい」
刑部クロオ:「また何かあったら呼べ。こいつで解決できることならしてやる。」木刀に手を遣りながら、赤海さんに言う
クースディシア:「あら、まさかとは思うけど、もうお帰りの空気?月見はこれからじゃないの?」
刑部クロオ:椅子を引く手を止める
クースディシア:「これじゃあまだ、月見に来たことには入らないと思うのですけど」
GM:満月を通り過ぎた月の高度は、まだ低い。
クースディシア:「まだお団子も見ていないし……見たことないから気になってるのよね、あれ」呟く。
刑部クロオ:「茶もクッキーも堪能したさ。」
刑部クロオ:「……あれ?」
ラディッキオ:「もう少し……後でと……思っていたが……帰るというなら……仕方あるまい……」
ラディッキオ:「クロオにも……送っておくか……」
クースディシア:「いい店ね。お土産をくれるんですもの」
ラディッキオ:携帯電話を操作して、皆に写真を送りつけます
刑部クロオ:携帯電話を開いて、写真を確認する。
正午院スミカ:「あっ、もしかして……」こちらにも着信が入る。
ラディッキオ:送られたのは事件の最中に撮った写真だ。
ラディッキオ:うさみみを付けて、両手を頭の上に掲げた、クースディシアの写真が皆の携帯に送られてくる
秋月円:「わ……わーっ! クーちゃん!」
クースディシア:「そう、これを……」
クースディシア:「……」
正午院スミカ:「まあ、いい思い出ですね」
クースディシア:「これじゃないでしょ!?」
秋月円:「なんてことを! かわいい! え!? これをみんなに見せたかったの!? かわいい!!」
秋月円:「ほら見て照。クーちゃんだよ」 弟に見せている
クースディシア:「やめ……やめなさい!」
刑部クロオ:「………お前の写真が土産とは、風紀に何かと言われそうな経営方針だな。」
秋月照:「…………」 無表情で困っている
クースディシア:「違うっつーの!」
動物園愛護:「ウサギの耳は、人間で例えると、もう少し頭の側面から生えているのだが……」
クースディシア:「リアリティを追求してくんな!」
クースディシア:「とにかく!それじゃないから、それと記憶は消して」
正午院スミカ:「保存、保存」
クースディシア:「一回本土帰って、記憶処理措置受けてもっかい戻ってきて」
ラディッキオ:「違ったか……。ではもう一つの……ほうかな……」
クースディシア:「もうあんたのもう一つに全く信頼が置けない」
刑部クロオ:「そんなことに記憶処理措置なんて許可できるか。いくら掛かると思ってんだ。」
ラディッキオ:もう一度送信。
ラディッキオ:「許可できないか……。それを聞いて……安心した……」
秋月円:「そうそう。こんなかわいいクーちゃん忘れるなんてもったいないよ!」
クースディシア:「忘れろ!」
ラディッキオ:二枚目の写真を送信する。今度も、事件の最中に撮った写真。月面旅行を阻止した直後のものだ。
ラディッキオ:そこには穏やかな顔で眠る刑部クロオと
ラディッキオ:焼け焦げ、所々肌が露出した制服の上からクロオのコートを着込んだラディッキオが、そのクロオに膝枕をしている写真だ!
刑部クロオ:「…………。」
正午院スミカ:「…………」クロオさんとクースディシアさんを交互に見る。
秋月円:「ワオ…………」
刑部クロオ:「………おい、いつ撮ったこんなもん。」
ラディッキオ:クロオくんとラディッキオの頭の上にはうさみみが付いてるぞ
刑部クロオ:いつもより目つきがさらに悪くなっている。
秋月円:「こっ、これは……照には見せられないやつですね……刑部さん……」
クースディシア:「じゃあ私のも見せんな……!」
ラディッキオ:「覚えて……いないのか……。寂しいことを……言うな……クロオ……」
赤海フェネル:「刑部?」 興味なさげにナッツをかじっていた赤海が頭上の耳を立てる
刑部クロオ:「今すぐメモリーカードと記憶を消せ!」
刑部クロオ:「一回本土帰って記憶処理措置受けてもっかい戻って来い!」
ラディッキオ:「私は……あの夜のことを……昨日のことのように……覚えていると……言うのに……」
クースディシア:「そんなことに記憶処理措置なんて許可できないんでしょ」
刑部クロオ:「ぐっ……てめっ……!」
秋月円:「ほらこれですよこれ」
赤海フェネル:「……ふうん……」 秋月姉に画像を見せられている
刑部クロオ:「誤解を生むような発言をするんじゃねえ、ちっこいの…!」
刑部クロオ:「そもそも保健委員も正午院もいただろうがあの場に…!」
秋月円:「お二人もご一緒に!!?」
クースディシア:「プレイボーイなのよ、彼」
赤海フェネル:「……そうなのね、やっぱり」 耳を寝かす
刑部クロオ:「お前らに誤解を解けって言ってるんだよ俺は!」正午院さんとクーさんに
ラディッキオ:「誤解を生むような……発言を……したつもりは……ないのだが……」
クースディシア:「ええ、しっかり解いておくわ。それじゃあ、安心して先に帰ったら?」
クースディシア:「私達でゆっくりと月見をしていますから」
刑部クロオ:「帰れるか!!」
刑部クロオ:「ほっといたらさらに話がこじれるだろうが!」
赤海フェネル:「動物園。ちゃんと彼から目を離さないようにね。特に、誰かと一緒にこの場を離れようとしないように」
動物園愛護:「……大変だな、お前も」
正午院スミカ:(……これは、いわゆる。『今日もアカデミアは平和です』オチというやつですね……!)
ラディッキオ:「ああ……大変だった……。あの後、足腰立たなくなってな……またクーに……抱えてもらうことに……」
刑部クロオ:「赤海、あのな……」
刑部クロオ:弁解しようとするも、ラディッキオさんがさらに誤解を生む発言をしたので頭を抱える
クースディシア:「月が出ている間に解けるのかしらね、これ」
秋月円:「でもきっと、このまま朝を迎えたら決定的になるのは間違いないよ……!」
ラディッキオ:「ふむ……また誤解させて……しまったか……。日本語は……難しいな……クー……」
クースディシア:「ええ」くすりと微笑む。「そうかも」
GM:涼やかな秋の夜空の下、ささやかな賑わいはまだひととき続いていく……

◆Ending 2 ラディッキオ

GM:それは状況報告を兼ねたお茶会の前のこと……
GM:皆に連絡を入れて回っていた円だったが、刑部くんの連絡先を知らないでいたため、ラディッキオさんに助けを求めたのだ。
ラディッキオ:クロオを呼び出したのは、動物園との待ち合わせにも使った、月見茶会近くの公園。
ラディッキオ:ラディッキオがクロオの剣をはじめて目にした場所でもある。
ラディッキオ:あの夜から借りたままのコートを肩にかけ、パーソナルモビリティに乗ってクロオくんを待ってるよ
刑部クロオ:ではそこに歩いてやってくる。
刑部クロオ:いつものコートは着ていないため腰のベルトに差した木刀が露わになり、より雰囲気が剣呑になっている。
ラディッキオ:「来たか……」
刑部クロオ:「ああ。早速で悪いがコート返せ。」
ラディッキオ:「いいだろう……言いつけどおり……汚してはいない……はずだ……」
刑部クロオ:「落ち着かねえし、他の生徒がこいつを見て逃げてく。」木刀を手で軽く叩く。
ラディッキオ:「それだけの……せいではない……気もするが……」
刑部クロオ:肩に掛けられたコートに手を伸ばしたところで、動きを止める。
ラディッキオ:「どうした……」
刑部クロオ:「………借り物だからな。」
刑部クロオ:「いやに鋭いなお前は。」
ラディッキオ:「店でも……大事そうに……抱えていたからな……。誰でも、気づくだろう……」
刑部クロオ:「………。」コートを手に取り、自分の肩に羽織る。
ラディッキオ:「……チルドレンだと……言っていたな……。それと関わりがあると……勝手に推測……している……」
刑部クロオ:「そういうところが鋭いっつってんだよ。、」
刑部クロオ:「…こいつはな、俺の親友のコートだ。」
刑部クロオ:「同じ部隊にいて、FHどもと終わりのない戦争をしてた。」
刑部クロオ:「『戦いが終われば国に帰って普通に暮らせる』その唯一の希望を頼りにな。」
刑部クロオ:「で、結局生き残ったのは俺一人だ。」
ラディッキオ:「終わったわけでは……ない……」
ラディッキオ:「少なくとも……お前の中では……」
刑部クロオ:「ああ、終わっていない。」
刑部クロオ:「まだこいつに『普通の暮らし』ってやつを見せれてないからな。」
刑部クロオ:コートに触れる。
ラディッキオ:「悔いているのか?」
刑部クロオ:「悔しいさ。悲しいさ。」
刑部クロオ:「でも、こいつが死ぬ前に『普通に生きろ』って言われちまったからな。」
刑部クロオ:「だから前を向くしかない。」
ラディッキオ:「……そのコートの……他に……渡す物がある……」
刑部クロオ:「?」
ラディッキオ:「近くに……寄れ……」
刑部クロオ:言われた通りに近くに寄る
ラディッキオ:すっと立ち上がり
ラディッキオ:クロオくんのコートの襟元に口付けをします
刑部クロオ:「なっ………」
ラディッキオ:「……感謝の……印だ……私からの……」
刑部クロオ:「…感謝?」
ラディッキオ:「……FHとは……私も……縁深い……。ずっと彼等に……捕われていた……からな……」
ラディッキオ:「私を助け出したのは……UGNの……者だ……。お前や……その親友では……ないかも……しれん……」
ラディッキオ:「だが……誰かのために戦ったのは……お前たちも……同じだ……。礼をしておくべきだと……思った……」
刑部クロオ:「……ふっ」片頬を歪めたかと思うと、
刑部クロオ:「ははははは!」と笑い始める。
ラディッキオ:「……おかしなことを……言ったつもりは……ない……」
刑部クロオ:「お前は死んでも女にモテるな、三八!」
刑部クロオ:「…いや、すまんな。俺からも感謝する。」
刑部クロオ:「お前みたいな美人の口づけなら、さぞかしあいつも喜ぶだろうよ。レーラ。」
ラディッキオ:「惚れられるのは……困るがな……。フィアンセを作る気は……しばらくない……」
ラディッキオ:「……それと……お前にも……もう一つ……」コートのポケットに、一枚の封筒が入ってるよ!
刑部クロオ:「これは…」封筒をポケットから取り出す。
ラディッキオ:「招待状だ……。月見茶会……。クーやスミカ……秋月、赤海も来る……」
ラディッキオ:「……私は、この学園に来て……良かったと思っている……。普通とは……また……違うかもしれないが……」
ラディッキオ:「ここは実に……楽しい場所だ……」
ラディッキオ:「出来るなら……お前にも……そう思ってもらいたい……」
ラディッキオ:「……来てくれるな……?」
刑部クロオ:「………あそこはガラじゃないんだがな」
刑部クロオ:「だが、顔くらいは出すか。これも『普通の暮らし』の第一歩。だろう?」
ラディッキオ:「うむ……良い返事だ……」
ラディッキオ:「……ごほっ!ごほっ!……喋りすぎて……疲れたな……。そろそろ……御暇させて……貰おう……」
ラディッキオ:「最後に……」
ラディッキオ:「約束を破って……すまんな……クロオ……」
ラディッキオ:コートの襟元についたキスマークを指さして
ラディッキオ:それから帰るよ!
刑部クロオ:「………。」その背を見送る。
刑部クロオ:「だとさ。妬けるねえ。」電灯に背を預けながら、一人呟く。
刑部クロオ:「お前なら『キスマークは最上級の勲章』とでも言うところか?」
刑部クロオ:当然、返事はない。
刑部クロオ:が、それでも満足そうに空を見上げて息を吐く。

◆Ending 3 刑部クロオ

GM:月見の茶会。にわかな騒ぎは今や落ち着き、高度を上げた欠けゆく月が、地上に光を投げかける。
GM:赤海フェネルは、皆と少し言葉を交わしたのち、やはり少し人の輪から離れたところで、ウサギをヒザに乗せて過ごしていた。
GM:動物園の話を受けてか、紅茶ではなくミルクを飲んでいる。指についたクッキーのカスを、時折ウサギに舐めさせて。
刑部クロオ:「………月を見てるのか。」
赤海フェネル:「一番目立つもの」
赤海フェネル:君の方は見ない。ウサギの頭を愛しむように撫でながら、目を細めて空を見る
刑部クロオ:「………」しばらく一緒に月を眺めて、口を開く
刑部クロオ:「…最初に会った時、嘘を吐いた。」
赤海フェネル:「……嘘?」
刑部クロオ:「俺は月が嫌いだった。見るだけで昔を思い出すし、光を浴びれば古傷が痛む。」
刑部クロオ:「でも今は……綺麗だと思える。」
赤海フェネル:「そう」
赤海フェネル:「もののわかる人間になったのね。良いことだと思う」
刑部クロオ:「お前のおかげでな。」
赤海フェネル:「それは……」
赤海フェネル:「……そうなの?」 小首を傾げて君を見る
刑部クロオ:「お前があの時声を掛けて来なきゃ、俺は今でももののわからない人間だったろうな。」
刑部クロオ:「そのかわりにひどい面倒事を背負わされたが…。」
赤海フェネル:「でも、ちゃんとやり遂げてくれた。面倒事だったのに」
赤海フェネル:「……私のおかげで月が綺麗に見える、なんて。とんだかいかぶりよ」
赤海フェネル:「動いたのはあなた。面倒事も放り投げず、やり遂げたのはあなたなんだから」
赤海フェネル:「……お礼を言うべきなのは、私の方なのに」
赤海フェネル:視線を横に落とす 「ずるい」
刑部クロオ:「……。」
赤海フェネル:ちらりと君の方を見て 「……ごめんなさい。困らせるつもりじゃなくて」
赤海フェネル:「私は、もっと……あなたは、多分。そう」
赤海フェネル:「……あなたが、自分で思っているよりよい人だって……自覚した方が良い、って。そう言いたかった」
刑部クロオ:「………いい人か。」
赤海フェネル:「いい人ね」
赤海フェネル:「……人間関係はともかく」
刑部クロオ:「…誤解だってさっき言っただろ。」
赤海フェネル:「冗談」 くすりと笑い
赤海フェネル:「……夜が好きな人が、無理に昼に出歩くとつらいように」
赤海フェネル:「いい人が、無理にいいことをしないよう……ううん、そういう評価を避けるようにするのは、きっとつらいと思う」
赤海フェネル:「もっとのびのび、いい人、してもいいんじゃない。あなたなら」
刑部クロオ:「………俺は、」
刑部クロオ:「無理しているように見えたか?」
赤海フェネル:「私には、つらそうに見えた」
赤海フェネル:「でも、見当はずれだったらごめんなさい。人間の機微は苦手だから」
赤海フェネル:抱えていたウサギの喉元をくすぐり、地面へおろしてやる
刑部クロオ:「いいや、確かに俺はどこか演じているのかもしれないな。」
刑部クロオ:「『普通の暮らし』ってやつは…どうも難しい。」
刑部クロオ:「日の当たる場所で生活するのに慣れていないらしい。」
赤海フェネル:「同感。本当に同感。太陽、忌々しいったらないわ」
刑部クロオ:「だから、たまに夜の散歩に付き合ってもらえるか?」
赤海フェネル:「……」 驚きで目を丸くして
赤海フェネル:「……なぁに、それ」
赤海フェネル:「あなた本当にプレイボーイじゃないの?」
刑部クロオ:「……俺がいつ口説いた。」
赤海フェネル:「あら……あら」 首を振って、ベンチを立つ
赤海フェネル:「……私も、私なりに少しずつ、『普通』に歩み寄るためにここに来た」
赤海フェネル:「だけど……やっぱり日のあたる世界は疲れるの。夜に浸りたい時もある」
赤海フェネル:「そういう時は……付き合ってあげる。一人は気楽だけど、あなたとなら、悪くないし」 君を見上げ、薄く笑む
刑部クロオ:「………感謝する。」
赤海フェネル:「ふふ……」 揺れるような足取りで、君に近づき
赤海フェネル:「……今回の件の解決と、承諾のお礼に。何かしようかと思ったんだけど」
赤海フェネル:「あなたがプレイボーイじゃないなら、やめておく」 少し背伸びして腕を伸ばすと、君のコートの襟口を指で擦る
赤海フェネル:「ウサギは鼻だって人間より良いんだから」
刑部クロオ:頭を掻く「だからプレイボーイなんてガラじゃないだろ……」
赤海フェネル:「もう分かってる。誤解もしないから。……それじゃあ、帰るわ。次の夜の約束もできたし」
赤海フェネル:「その子のこと、よろしくね」 手を軽く振り、君に背を向けて去っていく
刑部クロオ:「……次の夜は。」
刑部クロオ:「中秋の名月だ。晴れて雲も掛からなきゃ、月も綺麗だろう。」
刑部クロオ:「楽しみにしてる。」
赤海フェネル:「……ええ。とっても楽しみ」
刑部クロオ:そういって赤海さんを見送る。
刑部クロオ:一人になった後、月を見上げる。不快感も、痛みももう遠い彼方へ消えてしまった。
刑部クロオ:懐から鎮痛剤を取り出す。
刑部クロオ:そして少し悩んだ後、それを投げ捨てた。
刑部クロオ:薬は孤を描いて飛び、ゴミ箱にストンと収まった。

◆Ending 4 クースディシア 正午院スミカ

GM:『月見茶会』の今後の報告も兼ねたお茶会の翌日――
GM:夜の空には、見事な月が光り輝いている。
正午院スミカ:「うふふ、うふうふ」非常に上機嫌だ。
クースディシア:「いやね、最初は正直意味わかんなくて……なんで男装してるみたいな名前なんだろうって思ってたんだけど」こちらも上機嫌め。
クースディシア:「分かってきたけど、これ、際限なさそう。何ていうか……気品があるのよね。色気というか」
正午院スミカ:「ええ、ええ。でも、クーさんが分かってくれて本当に嬉しいです!」
クースディシア:「そりゃ分かるわよ。当たり前じゃない。彼の良さが分からないのがいたら、節穴もいいところよ」
正午院スミカ:「そうなんですよ~!いやあ、たくさん一緒に見ましたね。 昨年度ご活躍総まとめDVD、親衛隊プレゼンツイメージビデオ…」
正午院スミカ:「きゃあ! うふふふふ、『月見茶会オフ会』、大成功です!」
クースディシア:「スミカのコレクション、本当に気合入ってるのね。そりゃ親衛番長だわ」
クースディシア:「初参加の子引いてたわよ」
正午院スミカ:「大丈夫です、アフターフォローいたしますから」
正午院スミカ:「更に濃度の濃いものをお見せして、感覚を麻痺させてゆくのです」
クースディシア:「悪魔か……てかそれ、私にやってきたルートでしょ」
クースディシア:「しかし。全然知らかなったわ、こういう文化。向こうだと縁遠いのよね」
正午院スミカ:「向こう…。クーさんの故郷ですか」首をかしげる。
クースディシア:「そ。あんまりね、市井の誰かに熱を上げる、みたいなのはなかったから」
正午院スミカ:「市井…。アカデミアにいらっしゃる前、どんな生活をしてらっしゃったのですか」瞬き。
クースディシア:「どんなって……大したことはないわよ。基本引きこもってたし」
GM:……という風に君たちが話していると、少し遠くの方に秋月照、秋月円の弟が見えた
GM:公園の入り口にあるポールみたいなやつに座って、空を眺めている
正午院スミカ:「それは、いわゆる皇族というか…」「…あ」
クースディシア:「あら」
クースディシア:「……流石に一人でそれは、物寂しいんじゃなくって?」
秋月照:彼の方も、君たちに遅れて気付いた。ちらっと君たちを見て、会釈するように頭を下げる
秋月照:「……姉ちゃん、待ってる」
秋月照:「月見茶会のアルバイトで、多めのお客さんが入ったから、その後片付けでちょっと遅れるって」
クースディシア:「うぇ、ほんとに採用しちゃったの」
クースディシア:隣のポールに座る。「悪いことは言わないから、止めさせたほうがいいと思うけど」
秋月照:「僕も、ちょっとそう思うけど……」
正午院スミカ:「そんな、いい店員さんになると思いますよ…」クーさんの反対側に位置する、照くんの隣のポールに座る。
クースディシア:「まあ、愛想はいいから。ミスやらかさなきゃなんとかなるのかもね」
クースディシア:「いや、まあ。アカデミアなら、存外やらかしたってどうにかなっちゃうのかも」
秋月照:「……姉ちゃんには姉ちゃんの時間、他のことをする時間が必要だって。カウンセラーの人が」
秋月照:「まあ、姉ちゃんオーヴァードじゃないし。ミスっていっても、そんなには」
クースディシア:「それはあんたにもでしょ。他のことやる時間」
秋月照:「……あのさ。二人とも」
クースディシア:「何?」
正午院スミカ:「はい」
秋月照:「……結局、こいつは……僕から離れて、悪いことをしてたんだけど」
秋月照:「してたんだっていうのは、聞いたんだけど。結局。どんなことをしていたのかは、よく分かってなくて」
秋月照:「一体何が、起こってたのかな。……何が悪かったんだと思う?」
クースディシア:「責任を持ちたがってんの?」
秋月照:「知りたいだけ。こいつの何が悪かったかを」 自分の胸に手を当てて
正午院スミカ:「……」
秋月照:「……セキニンかは分からないけど、うん。こいつの力をコントロールするのは僕だし、それならこいつの、何が悪かったか」
秋月照:「知りたくてさ」
クースディシア:「……難しいこと聞くわね」
正午院スミカ:「はい」挙手します。「よろしいでしょうか」
クースディシア:「はい。スミカさんどうぞ?」
正午院スミカ:「月面人がいると、照さんは信じてらっしゃる」
正午院スミカ:「トトビさんは、それに寄り添えなかった。照さんを、信じきれなかった」
正午院スミカ:「それが発端だと思います」
秋月照:「……」 うんうん頷く
秋月照:「こいつが僕を信じなかった、からか」
秋月照:「……ちょっと不満そうにしてるけど、言い返してこない。やっぱそうなんだな」
秋月照:「まあ、イジメられるのは嫌だったけど。でも別に、他の人が信じなくってたってそれで良いんだ」
秋月照:「僕は信じてるし、それで。……サンタクロースを信じてるオーヴァードだっているんだ」
秋月照:そう言ってまた、月を見上げる
秋月照:「いればいい……」
秋月照:「……だから最近は、宇宙の勉強をしてる」
クースディシア:「宇宙?」
秋月照:「知ってる? UGNは宇宙にも支部があるんだって」
クースディシア:「そうなの?」スミカを見る。
正午院スミカ:「そ…そうですね。えっと。その活動内容は詳しくないのですけど…ありますね」
秋月照:「宇宙はUGNのエリアなんだ。だったら、月にだってきっと行ける。もちろん、適性とかは必要だと思う。宇宙飛行士になるのはタイヘンだって、調べて分かったから」
秋月照:「そのために、色々頑張ろうっていうのが、最近は目標。……コイツも反対しないし」
正午院スミカ:「……あの!」また挙手する。
クースディシア:「そう。まあ、彼には里帰りだものね」
秋月照:「?」
正午院スミカ:「私…男装番長さまの親衛隊長をしておりまして」
正午院スミカ:「男装番長さまが世界で一番すてきと断言できますので、自信を持って、その魅力をお伝えしているのです」
秋月照:「好きなの?」
正午院スミカ:「お慕いしております」
秋月照:「おしたい……」 好きってことだよなあ、という理解をしつつ、話は聞き続ける
正午院スミカ:「それで……ですので、照さんを見てると、なんだか他人事ではなくって」
正午院スミカ:「今回を通して、思ったのです。『月面人はいるかもしれないじゃないか』と」
秋月照:「……そっか」
秋月照:少し嬉しそうに笑う
クースディシア:「言っておくけど、私は居ないと思ってるわよ」
クースディシア:「ただ……居ないことを証明するのって、とっても困難だから」
クースディシア:「それに挑戦しようとするなら、まあ、応援はする」
秋月照:「うん。月に行って、月面人か……その痕跡を見つけたら」
秋月照:「一番最初じゃないけど、できるだけ早く教えてあげる」
クースディシア:「あら。一番最初は誰?」
秋月照:「姉ちゃん。……だと思ってたんだけど」
秋月照:「まあ、普通に考えて、一緒に宇宙行った人だよね」 肩をすくめる
クースディシア:「変にリアリストね、あんたも」
秋月照:「月、行きたいから。科学的になんなきゃ」
クースディシア:「屁理屈っていうのよ、そういうの」ポールから降りて、頭をはたく。
秋月照:「たっ。……なんだよ、教えてやるって言ったのに」 少し楽しそう
クースディシア:「まあいいわ。姉ちゃんが真っ先に出てくるようなら」
クースディシア:「……"最初に出会ったものがもっとも良い運命へと導く"。うちの国の諺」
クースディシア:「あんたにとっては、姉なんでしょ、それ。兄弟姉妹、まっとうに仲がいいんだったら。大事にしなさいよね」
秋月照:「うん。する。そっちも、姉ちゃんのこと、よろしく」
クースディシア:「当然。あと、私のことが嫌いなそいつにも言っておきますけど」照くんの胸に指を当てる。
秋月照:「……大事な家族だからさ。ホント」
秋月照:「言って」 自分の胸を少し差し出す
クースディシア:「あんたにとってはこいつでしょ。せいぜい大事にすることね」
秋月照:「…………」
秋月照:「……頷いた」
クースディシア:「そ。素直なところもあるじゃない」少し笑みをこぼす。
GM:では、そんな風に話していると、秋月弟がふいっと顔を上げて道の向こうを見ます
秋月照:「……姉ちゃんだ」 確かにそちらには、秋月円と思しき影がある
GM:彼女は何やら荷物を抱えていて、どうにもこちらに駆け寄ってこようとしているのだが、目に見えて足元がフラついている
秋月照:「……あれ転ぶな」
秋月照:ポールから立って 「迎えに行かないと」
正午院スミカ:「まあ大変!」こちらもぴょんと立ち上がる。
クースディシア:「あの荷物でよく走ろうと思うわねあいつ……」
秋月照:「ヒッシなんだ。……姉ちゃん、ちょっと待ってて! 行くから!」
GM:そう声をかけると、彼は姉の元へと歩いて行きます。
正午院スミカ:「クーさん」照さんの後ろを行きながら声をかけます。
クースディシア:「何?」
正午院スミカ:「クーさんには、いるのですか。『最初に出会ったもの』」
正午院スミカ:答えても答えなくてもいいよ!
クースディシア:「……」
クースディシア:「……スミカは師匠みたいなものだし、言ってもいいかな。他で明かさないでよ」
クースディシア:「姉貴やらチコリーあたりには特に言わないで。際限なくリークすると思うから」
正午院スミカ:「まあ。ふふ。二人の秘密ですね」
クースディシア:「私にとって、それは多分、血になるんだと思う」
正午院スミカ:「血…ですか」
クースディシア:「能力の話じゃなくて。生まれの話」
クースディシア:「……ティエラ」
正午院スミカ:「…え」
クースディシア:「名字。クースディシア・フォンド・ティエラ」
正午院スミカ:「え、」
正午院スミカ:目が丸くなる。「それは………」
クースディシア:「一応、ティエラの王族ってことになるから。それが、『最初に出会ったもの』ってことになると思う」
正午院スミカ:「まあ。まあ……なんというか。ええと」言葉を探す。「………」
クースディシア:「止めてよ。態度を変えてほしいわけじゃない」
クースディシア:「どうせ王位継承権も無いわよ。第一王女様が継ぐでしょ」
正午院スミカ:「先日、王女様がいらっしゃった時は、どうされていたのですか…?」
クースディシア:「絶ッ対に会わないように寮引きこもってた」
正午院スミカ:「そ、そんなものですか」
クースディシア:「親族がここに居るって分かったら、向こうに面倒になるのよ」
クースディシア:「ゴタゴタしてるのよ、本国」
正午院スミカ:「あまり聞かない方が良さそうですね…」先ほどからパチパチ瞬きしている。
クースディシア:「……秘密にしておいてよ。親衛番長様」
正午院スミカ:「もちろんです」頷く。「男装番長親衛隊は、男装さまへのお気持ちがあれば、どんな方も歓迎いたします」
クースディシア:「……ふふ」微笑む。「ええ、私はただの学生よ。男装番長の魅力に取り憑かれただけの……」
クースディシア:「そう、ただの学生。それだけのこと……行きましょうか」秋月照を追って歩む。
正午院スミカ:「はい」にこっと微笑んで、一緒に並び行く。

◆ After Play

GM:経験値を出していくぞ! ダララララララララ
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:全員1点!
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:達成された! 10点!
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:自己申告どうぞ!
ラディッキオ:4!
クースディシア:5!
正午院スミカ:5!
刑部クロオ:5!
GM:余裕の帰還だ。馬力が違いますよ
GM:皆さん加算しておいてください。次!
GM:・よいロールプレイをした
GM:よいロールプレイをした……だとォ……!?
GM:しなかったやつがいるのか!? ……いや実際ここは皆さんすげー語り合えてるんで
GM:パスしようと思います。時間も時間だしね……みんな良いキャラでした。ありがとうございます。
GM:これからも混沌のアカデミアでバシバシ活躍してほしい!
刑部クロオ:ありがとうございます!
ラディッキオ:よかったー!
正午院スミカ:みんな良かった!よかった!
クースディシア:いえいいえい
ラディッキオ:またみんなと会いたいぜ!
GM:・他のプレイヤーを助けるような言動をした
GM:ここは……自薦他薦してもらおうか! 基準はルールブック1のP323を参考だぜ!
ラディッキオ:クーちゃんに助けてもらったー!
GM:エフェクトなり、RPなり、何であれ、助けたり、助けられたりしたものを!
刑部クロオ:はい!正午院さんに会話のトスを回してもらったりと助けてもらいました!
クースディシア:チコリーかなあ
クースディシア:話を進めよう進めようとしてくれてありがたかった!
ラディッキオ:へっへ!
クースディシア:んで全員に話すフックもパシパシ飛ばしてたので……
正午院スミカ:クロオくんも場の収集つける一言でビシッと締めてくれたので
ラディッキオ:照れちゃうねえ
正午院スミカ:ありがたかったよ!
刑部クロオ:ありがたい…
ラディッキオ:わかり……
GM:ワシはもう……皆に助けられて……
GM:実際戦力バランスも良かったですねー。対複数、範囲、対単必殺、盾(異形)で
GM:もうちょっとラディッキオさんをボコボコにしたかったけど、まあそれは今後機会があればということで……
GM:という訳で全員1点です。やったー
正午院スミカ:わーい!
刑部クロオ:わーい!
ラディッキオ:胴上げだー!
GM:ラディッキオさん、数回ごとにリザレクトしそう
GM:・セッションの進行を助けた
GM:この項目は……完全にGMの任意……だとォ……!?
正午院スミカ:そうなんだ
GM:全員1点です。もう本当最後の最後までご迷惑かけっぱなしで申し訳ない限り……
ラディッキオ:いえいえそんな……
GM:時間とか……進行の手際とか……ホントありがとうね……助けられっぱなしでした
ラディッキオ:とても楽しいセッションでしたぜ!
正午院スミカ:GMが準備してくれたからこうして遊べているんですから!
GM:ありがとう……今後もっと強くなってもっと楽しませてやるからな……
刑部クロオ:そうだぜ!シナリオもよく、とても楽しいセッションでした!
クースディシア:楽しかった!
GM:まあ、全員1点の上で敢えてセレクトするなら、刑部さんですね。っていうか猫口さん
GM:積極的にシナリオを前向きに誘導してくれる言動が多く、とてもありがとうございました
GM:とはいえ、誰か一人でも欠ければこれは成り立たないセッションだった……掛け値なく……
GM:ありがとうございます、ホント
正午院スミカ:ひゅうひゅう!
刑部クロオ:ありがとうございます!
クースディシア:パワリオワー!
GM:次!
GM:・場所の手配、提供を行った
ラディッキオ:キャットさんに1点!
正午院スミカ:ww
GM:CATさんだよねえ
GM:まあそれはともかく、連絡とかスケジュールの調整とかそういうのもあって
GM:みなさん協力していただき助かりました! ありがとうございます。
GM:なのでこれも全員1点! やったぜ!
正午院スミカ:やったー!
刑部クロオ:やった!
ラディッキオ:やったー!大盤振る舞い!
クースディシア:たー!
GM:という訳で合計結果を教えてくださーい
ラディッキオ:え……わかんない……
正午院スミカ:21点?
刑部クロオ:19点?あれ?
正午院スミカ:あれっ
正午院スミカ:あっ19点かも
GM:君らね
クースディシア:20……?
ラディッキオ:私は皆より1点低い19点のような気がする
ラディッキオ:あ!Eロイス分は?
クースディシア:ほんとだ
刑部クロオ:あ
GM:おっと
GM:基礎点15、侵蝕率による加点、そして
GM:Eロイス!
GM:+5!なので基礎点は20!
刑部クロオ:はい!
刑部クロオ:で、これに侵蝕点を足す感じですね
正午院スミカ:えっと、じゃあ25点
GM:そうそう
ラディッキオ:鷺沢文香
ラディッキオ:ちがう!
正午院スミカ:できまちた!
ラディッキオ:24点です
クースディシア:25!
刑部クロオ:25点!
GM:えがった! お持ち帰りどうぞ!
GM:私はこれを全て足して3で割ったものを持ち帰る……すなわち33点だ
GM:もっとも儲かるのは胴元……社会の真理よ
正午院スミカ:もってって、もってって!
ラディッキオ:もらうぜ
GM:という訳でアフタープレイは以上です。これにて当セッション全行程を終了します。
刑部クロオ:もってって!
GM:お疲れ様でした……ありがとうございました!
刑部クロオ:お疲れさまでした!楽しかったです!
刑部クロオ:ありがとうございました!
クースディシア:お疲れ様でしたー!
正午院スミカ:おつかれさまでしたーー!ありがとうございました!
ラディッキオ:でしたー!
ラディッキオ:ありがとうありがとう
ラディッキオ:ログ楽しみ!
GM:DTさんのすごい設定を無断でパクッて綺麗にまとめようと目論んでいるので、少々お待ち下さい。じき出すので!
刑部クロオ:やりきった…
刑部クロオ:お待ちします!
ラディッキオ:どういうことなのだ

▼ Appendix