【ミドルフェイズ3】
GM:次のシーン。
GM:次は、キミたちが拠点でワイワイしたり拷問したりしつつなんか良い感じに情報収集でもするかって雰囲気になるためのシーンです。
GM:シーンプレイヤーはエリシアさん。
GM:他の人たちも全員登場だ。
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
"名無し":"名無し"の侵蝕を1D10(→ 2)増加 (77 → 79)
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を1d10(→ 7)増加 (66 → 73)
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を1d10(→ 5)増加 (65 → 70)
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1d10(→ 7)増加 (78 → 85)
GM:いい感じに上がってますね
GM:では、まずはシーンの描写から。
GM:東京都内にある大きな博物館の裏側。
GM:厳重なセキュリティを潜り抜けた先にキミたちの拠点がある。
GM:拠点には“サロン”と呼ばれる作戦室の他にも、各エージェントたちの個室や訓練施設、それに専用車両が格納された地下ガレージ、技術班の研究室などが設けられている。
GM:また、シャンからの強い要望で広いバスルームも用意されている。
GM:キミたちは一見すると学芸員のスタッフルームのようにも見える作戦室"サロン"に集まっていた。
GM:中央の大きなテーブルの上にはなぜか抹茶と羊羹、饅頭が置かれている。
エリシア:「日本のお茶も楽しみにしてたんだよね」
アーノルド尾上:「日本ではお茶を飲むためにいつもこんな苦労をしているんだな……」難しい顔で茶筅を見つめている。
アーノルド尾上:「僕は技術班の"グレムリン"。アーノルド尾上。君たちのバックアップを担当することになる。お見知り置きを」
エリシア:きちんと予習しておいたのだろう。妙に慣れた手つきで茶を点てている。
"名無し":「やあ、"グレムリン"。久しいね」 くつくつと笑みながら興味深げに立てた茶を見ている
アーノルド尾上:「僕はコーヒー派だけど、日本に来たばかりの人もいるだろうからね」
アーノルド尾上:「やあ。お久しぶり、アノニマス。まさかキミと再会できるとは」
木渡 葉:「"ラタトスク"。よろしくお願いします」お茶はもっと楽なのありますよ、と言おうかどうしようか迷う。
アーノルド尾上:「君が"ラタトスク"か。日本流のもてなし、合ってるよな、これ?」
木渡 葉:「あ、木渡葉です」
木渡 葉:「えーと、正式なスタイルだとそんな感じ。立派です」
"名無し":「パリでの一件以来かな。今や技術顧問か、感心するよ」
アーノルド尾上:「優秀なもので」謙遜する素振りもなく言う。
想娥娥:「おお~なんか外国来たっぽいね」バスルームから出てくる。
想娥娥:服は適当に着た状態。結んでいた髪はダラっと下ろしている。
"名無し":「自分の技術を過小評価しないところ、あたしは結構好きだよ。……ああ、髪を下ろすと随分雰囲気が変わるものだね?」
篠原風鈴:「なぜ風呂に……」
木渡 葉:「早い」
エリシア:「入浴文化の本場でもあるよね。どうだった?」
篠原風鈴:「隊長、いいんですか……?」
想娥娥:「だって撃ったあと気持ち悪いし~」
想娥娥:「あっあのね、すごいよかった!」
想娥娥:「ほわーって気持ちよくなれるよ」
エリシア:「万全のコンディションで働いてもらいたいからね。見合った能力を発揮してくれる子だ」
エリシア:「その内私も使ってみようかな。楽しみが増えた」
篠原風鈴:「甘すぎます、隊長……」頭を抱えている。
木渡 葉:(やっぱりここの二人はコンビネーションがしっかりしてるというか。息が合ってるな……)隊長とシャンさんを見て。
想娥娥:「そんなこと言うなら風鈴ちゃん先輩には貸してあーげない」
想娥娥:「ぷんぷん臭っちゃえばいいんだ!つーん」
木渡 葉:「えっ、そこの権限はシャン先輩なんですか」
"名無し":「彼女の機嫌を損ねないように、十分注意しなければならないようだね」
想娥娥:「娥娥のだもん~」
篠原風鈴:「わざわざここで風呂に入る必要はないと言っているんだ。木渡後輩もそう思うだろう?」
木渡 葉:「え」
想娥娥:「あっ使いたいときは言ってね。一緒に入る?」
木渡 葉:「え」
木渡 葉:「ええと、タイミング、TPO、そういうやつですよね」
木渡 葉:「あと、一緒にはちょっと……!」
想娥娥:「日本のセントーではお背中流すんでしょ」
エリシア:「私の知識では多分そうだな」
"名無し":「ほう、それは興味深いな。普段はシャワーで済ませることが多い、一度よく知るものに手解きしてもらうべきかな」
木渡 葉:「偏ってるやつですそれ、絶対偏ってる」
篠原風鈴:「隊長。その知識はおそらく間違っています」
木渡 葉:「そうですよ! そう!」
想娥娥:「じゃあ娥娥に正しいこと教えてほしいな……?」
木渡 葉:「ひえ」
エリシア:「ま、日本人なら篠原くんもいるしね」
エリシア:言うだけ言っておいてのんびりと抹茶を啜る。
アーノルド尾上:「饅頭と羊羹もよかったらどうぞ。浅草まで行って買ってきたんだ。……経費で落ちるかな」
想娥娥:「わーい」パクパク食べ始める。
篠原風鈴:「美味しそう……」よだれを拭う。
エリシア:「駄目な時はポケットマネーを出すとも。楽しみにしていたんだ」
想娥娥:「大姉さまに出してもらえばいいよ~お金持ちなんだし」
エリシア:「あっ本当に美味しい」
"名無し":「ミス・篠原。我慢することはあるまいよ」
木渡 葉:「そうですよ。篠原先輩もどうぞ」
篠原風鈴:「我慢しているわけではない……」
篠原風鈴:必死に我慢してゴクリと唾を飲み込む。
想娥娥:「じゃあ娥娥が全部もらっちゃおーっ」
木渡 葉:それを聞いて自分の分をさっとキープする。
想娥娥:ばっと手を広げて自分の前に寄せていく。
篠原風鈴:「ま、待て!ダメだ!私の分も取っておいてくれ!」
想娥娥:「しょ~がないな~風鈴ちゃん先輩は~」
木渡 葉:「あー、じゃあ」
木渡 葉:「こちらどうぞ」さらにそれを篠原先輩に。
想娥娥:「おねだりしたら考えて……」
想娥娥:「あーっ!」
想娥娥:「横流し!」
木渡 葉:「俺の分を譲渡しただけなので……」
篠原風鈴:「木渡後輩……。キミは」
篠原風鈴:「いい奴だな……!」感涙している。
木渡 葉:「えっ、いや、その」
木渡 葉:「そんなではないですが……」
想娥娥:「流通止めてたら可愛いおねだり見れたのに……」
"名無し":「元からミス・シャンだけのものではないがね」 肩口から手を伸ばし、ひょいと一つ饅頭を掴み取る。
想娥娥:「あーっアノちゃん先輩も!」
篠原風鈴:饅頭を大事そうに一口かじる。
木渡 葉:「え、でも、今の顔も可愛くないですか」
篠原風鈴:「えっ、美味しい。美味しい! これ、本当に良いとこのやつだ!」
想娥娥:「かわい~」
木渡 葉:「ほら」
篠原風鈴:満面の笑みを浮かべて何度もお饅頭とキミたちを交互に見る。
木渡 葉:その隙に羊羹をそっと取って食べる。
篠原風鈴:「隊長、美味しいですよ、これ!」
木渡 葉:「うん、美味いです」
エリシア:「それは良かったね。素直に味わえて」
篠原風鈴:「あっ……」冷静になる。
想娥娥:「オガミンに言うべきじゃないの……?」
篠原風鈴:「あの、今のは忘れていただけると……」赤面している。
篠原風鈴:恥ずかしがりながら抹茶をすする。
エリシア:「どうしようか、隊長命令で羊羹も食べてもらおうかな」
篠原風鈴:「隊長~!」
木渡 葉:(忘れてほしいことが多い人だなあ)
篠原風鈴:「違うんだ、知り合ったばかりのメンバーもいるのにこんな……」
木渡 葉:もぐもぐ。
想娥娥:「どうせすぐ剥がれるじゃん」
想娥娥:興味なさそうに爪をいじり始める。
"名無し":「なに、あたしは気にしないさ。むしろ新たな一面が見れていい」 初めて食べるアンコの味に舌鼓を打ちながら。
エリシア:さくり。木の食器で羊羹を一口サイズにして突き刺す。
篠原風鈴:「メッキみたいに言うな」シャンに怒っている
木渡 葉:そもそも俺の前では最初から蕎麦でしたよね?と言おうか迷っている。
篠原風鈴:「アノニマスさん。普段の私はああいった感じではないんです。分かってください」なぜか敬語になっている。
想娥娥:饅頭をつまんだ指を舐め取って。「嘘つき~」
"名無し":「ふぅん? 君がそう言うならそういうことにしておくが……先程のようなことがある度に、君はあたしに弁解するハメになるということだ」
エリシア:「そうそう、君も結構甘味好きだったよね。これもどう?」名無しの口元に羊羹を差し向ける。
木渡 葉:(こっちはこっちで、歴戦の旧友って感じだな……)
"名無し":差し出された羊羹を、赤いルージュの引かれた唇が開いて咥える。
"名無し":「……ほぅ、これはアンコの甘味がよく味わえて……いいものだね」
木渡 葉:印象深い唇から目を逸らす。
想娥娥:「どこ見てたの~?」
木渡 葉:「え、顔ですが」
想娥娥:「美人だもんね」
木渡 葉:「そ、いや、そういう意味合いじゃないですけども」
木渡 葉:「あ、それは、もちろん美人ですけど……」
木渡 葉:「じゃなくて」
"名無し":「ふふ、光栄だよ」
木渡 葉:「あああ」軽く頭を抱えている。
エリシア:「静かな苦みも口の中をリセットしてくれる。悪くないものだ」
想娥娥:「あはは、かわい~」ケタケタ笑いながら。
篠原風鈴:「木渡後輩の好みはああいうタイプか」からかうように言う。
木渡 葉:「それ、そうですって言っても違いますって言っても問題あるやつじゃないですか」
木渡 葉:「黙秘します」
篠原風鈴:「むぅ。卑怯者め」
木渡 葉:腕を組んで口をつぐむ。
アーノルド尾上:「“ラタトスク”、なんだかキミも大変なところに放り込まれたね」憐れんでいる。
想娥娥:「娥娥って言うのは問題ないよ?」
想娥娥:「ぎゅーってしたげるよ」
エリシア:「可哀そうに。ここは情報を抜くのが得意な者が多い」
木渡 葉:「……大変ですって言うのも問題ありげですが、大変です」
木渡 葉:「仕事はしますからね。仕事。ちゃんと」
想娥娥:「お姉さま、それは逆ですよ」
想娥娥:「覆い隠すことでしょう」
想娥娥:「夢か現か。ほわほわーっと、分からないままに誘うのが」
想娥娥:「それが娥娥たち」
木渡 葉:(調査。情報収集。……隠蔽工作、か)
エリシア:「必要な手順の一環ではあるさ。流出してゆくものを辿るためにはね」
エリシア:「日本の神話では覆い隠されたものを明らかにするため、宴会を行うという挿話がある」
エリシア:「そろそろ本題に移ってもいい頃合いかな」
想娥娥:「娥娥知ってる!裸でダンスするんだよね」
木渡 葉:「絶対そこに食いつくと思いました」
篠原風鈴:「合っているような間違っているような……」
想娥娥:「踊るし、踊らせるよ。そういうの得意だから」
篠原風鈴:「まあ、いい。仕事の話をしよう」
"名無し":「そうだね、仕事の時間だ」
篠原風鈴:「先ほど拘束していた男は別室に放り込んである。私がやっても構わないが……どうする?」
木渡 葉:羊羹の最後の一口を噛んで飲み込んで。甘さが茶で流れていく。
GM:空港で捕らえた男から情報を聞き出すためには〈意志〉か〈交渉〉で難易度15の判定が必要です。
GM:篠原に任せることもでき、その場合は彼女が判定を自動成功にしてきます。
GM:ここはやりたい人が判定していいです
エリシア:娥娥ちゃんの踊り見たいかな
想娥娥:脱ぐか……
GM:脱ぐの
想娥娥:従者に判定させます。『落っこちて、撫遠人』:《天性のひらめき》。
GM:では、〈意志〉か〈交渉〉で難易度は15だ!
想娥娥:10dx7>=15
DoubleCross : (10DX7>=15) → 10[1,1,3,5,7,7,8,10,10,10]+4[1,3,3,3,4,4] → 14 → 失敗
想娥娥:嘘!
GM:あ、惜しい……!
想娥娥:そんな……もう一回やろ
GM:もう一回!?
想娥娥:2人目で頑張るよ
"名無し":残弾が多すぎる
GM:2人目とは
木渡 葉:がんばれー
想娥娥:10dx7>=15
DoubleCross : (10DX7>=15) → 10[1,1,5,5,5,6,7,9,9,10]+10[3,8,9,9]+10[1,4,8]+5[5] → 35 → 成功
エリシア:すご
想娥娥:やった~
木渡 葉:がんばりすぎ
GM:めっちゃ回ってる!?
"名無し":リベンジ成功!
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1(→ 1)増加 (85 → 86)
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1(→ 1)増加 (86 → 87)
エリシア:口もペラペラ回りそう
"名無し":これは搾り取られましたね
GM:では、判定に成功した2人目のシャンさんは分かります。
GM:捕らえた男はメイヘムの部下で間違いないこと、リストは既に引き渡してあること、そして彼の雇い主が神城グループの神城祐樹という男であること。
GM:演出は自由にやっていいよ!
想娥娥:「あっ」慌てる。「風鈴ちゃん先輩、そのね」
想娥娥:「別室には居なくて……」
篠原風鈴:「いない? どういうことだ。確かに拘束したまま、閉じ込めたはずだが……」
想娥娥:「娥娥が洗っちゃった」
篠原風鈴:「……目ぼしいものは?」
想娥娥:「んー。メイヘムの部下でビンゴ。ブツはもう手元に無し。それから……」
想娥娥:「ユーキ・カミシロがクライアントだって。知ってる?」
エリシア:「ほら、浴室を用立てて良かっただろう?」
篠原風鈴:「結果はともかく過程に問題があるかと」
想娥娥:「うん、すごいよかったよ」
エリシア:「神城グループ。日本国内においてはランカスターに何枚か劣っての一大レネゲイド関連企業だな」
篠原風鈴:「神城祐樹といえば今、話題のカジノ王だ」
想娥娥:「あの子すぐ泣いて教えてくれたな~……カジノ?」
"名無し":「へえ、ニッポンでカジノ王とはね……ああ、最近話題のところか」
想娥娥:「日本はカジノ禁止じゃないの?」
想娥娥:「お馬ごっこだけじゃないの?」
木渡 葉:「ボートも自転車もありますよ。……じゃなくて」
エリシア:「そうだ。競馬はごっこではなかろうに」
想娥娥:「こっちのはごっこでしょ」
篠原風鈴:テーブル上のバーチャルキーボードを操作する。モニターに映像が映る。
GM:そこには堂々とした佇まいをした30代くらいの男のニュース映像が映る。
篠原風鈴:「誘致されたのさ。それも、政府の推進があってな」
神城祐樹:『間もなくオープンするこのカジノ施設"アースガルズ"はいわば天上の楽園です』
GM:自信に満ちた品の良い男の声が作戦室に響く。
神城祐樹:『今までにない最上の体験を皆さんにお約束します!』
"名無し":「近日グランドオープン、というやつか。随分と自信有り気のようだ」
想娥娥:「この子かっこよくない?」
エリシア:「それなりに品格があるな。人を搾取する側の産まれだ」
篠原風鈴:「しかし、その神城グループの男がなぜわざわざ……」
想娥娥:「遊びがいありそう……」
篠原風鈴:「何をするつもりだ」
想娥娥:「何をするつもりだろうね?」
エリシア:「調べるほかあるまい」くすりと笑う。
木渡 葉:「情報を抜くやつですね」
想娥娥:「次はどんな人かなあ」
"名無し":「その後如何様に処理するにしても、まずは手の内に収めなければね。始まらない」
篠原風鈴:「ああ。やるとしようか」
"名無し":「へえ、ニッポンにカジノがあるとは。寡聞にして知らなかったな」 →
GM:では、ここからは情報収集に入っていきたいと思います!
GM:今、調べられる情報収集項目は次の5つ!
エリシア:そんなに
想娥娥:そんな……
想娥娥:我々7人しか居ないのに
エリシア:こまるぜ
木渡 葉:どうしようね
GM:多いんだが
・統合型カジノ施設“アースガルズ”について〈情報:UGN、ウェブ〉難易度7
・神城祐樹について〈情報:UGN、ウェブ〉難易度7、11
・“メイヘム”について〈情報:UGN、FH〉難易度8
・“リスト”について〈情報:UGN、裏社会〉難易度7、13
・北条美理について〈情報:UGN、噂話〉難易度6
GM:情報収集項目はなんかいっぱいありますが、ここで全部調べ尽くす必要はありません
"名無し":何故手数が足りるのだろう(ふわふわ)
GM:どこかにカジノに潜入するための情報が含まれていますので、その情報さえ手に入れれば次のイベントシーンに向かうことができます
GM:また、1個くらいは追加で出てくる情報もあるかも。どうだろう。
想娥娥:じゃあまず本体が北条さん調べてみるよ~
GM:本体!
想娥娥:情報収集チームを使用します。カスタマイズされてるのでダイス+2、達成値+1。
想娥娥:3DX+1>=6
DoubleCross : (3DX10+1>=6) → 10[6,7,10]+10[10]+6[6]+1 → 27 → 成功
想娥娥:?
エリシア:すごい
GM:ヤバイ
GM:なんでも分かりそう
想娥娥:抱いたことあったかも
GM:パリだけど……
"名無し":そんな関係だったとはね……
GM:では、情報を公開しておきますか
・北条美理について
パリのカフェで働いていた若い女性。名無し(アノニマス)の知人。パリで修行をして日本で自分の店を持つのが夢だった。数年前にオーヴァードに覚醒し、そのショックで暴走してジャーム化した。UGNの戦闘部隊によって鎮圧され、現在は日本支部の管理下にあるジャーム収容施設に収容されている。神城祐樹という婚約者がいた。
GM:あと、達成値が以上に高かったので、ボーナスとして彼女が実は忍者の末裔ではなかったことが分かります。
木渡 葉:すごい!
想娥娥:ふふん
GM:まさかね
"名無し":そうとは……
GM:では、他の人もどうぞー
エリシア:ニンジャ……
GM:アイエエエ……
"名無し":そうなると神城祐樹が気になってくるので調べようかな
GM:おお、どうぞどうぞ
"名無し":情報:UGNにて。コネ:UGN幹部/ストーン併用。キリタニコネクションの効果が乗って……
"名無し":(1+1+1)dx+3+1+3>=11
DoubleCross : (3DX10+7>=11) → 10[2,7,10]+9[9]+7 → 26 → 成功
"名無し":すべて わかった にゃ
エリシア:すごい
木渡 葉:たっか
GM:めっちゃ高いな……!
GM:では、難易度の高い情報まで全て分かるぞ
想娥娥:すご~
まずは難易度7の情報から
若く才気溢れる長身でハンサムな男。神城グループの財閥のトップの1人であり、カジノ“アースガルズ”のオーナー。日本へのIR(統合型カジノ施設)の誘致を取り仕切る卓越した手腕から『若きカジノ王』とも称される。神城グループの一員であるためレネゲイドについては把握しているが、彼自身は非オーヴァードである。
次に難易度高い方の11の情報
かつて結婚を誓った女性と生き別れた過去がある。その女性と再会することを強く願っており、そのために“リスト”を狙ったようだ。
GM:情報は以上!
"名無し":成程なるほど
エリシア:ならそのリストとやらについて調べようかな
GM:おお、いいでしょう
GM:これも難易度が二段階あるな
エリシア・ガーネット:エブリシングレディ使用。シーン中強化ビジネス!スーツ!(強調)を取得。
エリシア・ガーネット:情報収集チームを使用。残り3回。
木渡 葉:スーツだー
GM:スーツ!
エリシア・ガーネット:情報UGNで判定
エリシア・ガーネット:1dx+5
DoubleCross : (1DX10+5) → 5[5]+5 → 10
エリシア・ガーネット:財産点を3使って高難易度成功だ
想娥娥:ワオワオ!
エリシア:残り3点
GM:さすが!
木渡 葉:おかねもち!
GM:では、情報を公開します
まずは難易度7の方から
UGN本部の最重要機密。本部エージェント同士が受け渡す形でしか外部に持ち出されることはない。だが、“メイヘム”の襲撃を受けて失われることになってしまった。現在は、神城祐樹の手に渡り、統合型カジノ施設“アースガルズ”に持ち込まれて厳重に保管されているようだ。
次に難易度13の情報
“リスト”とは、UGNの管理下にあるジャームの収容施設の所在地と収容者の一覧である。これらの情報は普段はUGN内の一部の人間以外には秘匿されている。
GM:以上です。
エリシア:やば
木渡 葉:ひええ
木渡 葉:じゃあ次、“メイヘム”について 情報:UGNでコネとキリタニコネクション使用して調べます。
"名無し":成程ね……
GM:どうぞ!
木渡 葉:4dx+5>=8
DoubleCross : (4DX10+5>=8) → 10[2,6,6,10]+1[1]+5 → 16 → 成功
木渡 葉:わーい
GM:さすが!
想娥娥:ひゅう!
"名無し":手際が良い
GM:では、情報を公開します
・“メイヘム”について
UGNの本部エージェントを襲撃して“リスト”を強奪した犯人。今の世界の秩序を憎んでおり、「無秩序こそが真の秩序」だと主張する。脚部から展開する電磁ブレードを使った戦闘を得意としている。神城祐樹の腹心であり、彼に“リスト”の存在を教えたのも“メイヘム”であるようだ。リチャード・ペインという名前を名乗り、統合型カジノ施設“アースガルズ”の警備主任も務めている。
木渡 葉:わるそう
想娥娥:警備主任任せちゃだめな人じゃない?
GM:戦闘は得意ですが……
"名無し":カジノ内の秩序は保ってほしい
想娥娥:カジノ調べよ 従者で素振りするよ~
GM:こわい
想娥娥:10dx>=7
DoubleCross : (10DX10>=7) → 10[1,2,3,4,5,6,7,9,10,10]+7[2,7] → 17 → 成功
想娥娥:ふふん
GM:お見事!
木渡 葉:すごー
GM:では、統合型カジノ施設“アースガルズ”について
政府と神城グループの主導によって日本に誘致され、東京湾の一部を埋め立てることで建設された巨大カジノ施設。リゾートホテルや高級レストラン、ショッピングモールなども併設されており、周囲一帯が複合的な観光集客施設となっている。オーナーは神城祐樹という人物。カジノの収益を保管するための巨大な金庫が地下にあり、そこに通常とは異なるルートで『何か』が運び込まれたようだ。
想娥娥:何が運び込まれたのかな~
GM:新しい情報収集項目が追加されます
・カジノの地下金庫への潜入方法について〈情報:UGN、裏社会〉難易度9
GM:まだ手番が残っているなら、これを調べても構いませんが……
想娥娥:残ってる!従者その2で調べるよ~
GM:さすがにもう全員判定は終わっているはず……
GM:残ってんの!?
想娥娥:10dx>=9
DoubleCross : (10DX10>=9) → 10[2,4,5,5,5,6,7,8,10,10]+3[1,3] → 13 → 成功
"名無し":流石!
想娥娥:ドーン!
木渡 葉:うおー
GM:余裕で成功してる!?
GM:では、情報を公開します
エリシア:偉いぞ~
・カジノの地下金庫への潜入方法について
カジノ施設“アースガルズ”は大勢の賓客が訪れることや多額の資金が動くことから、厳重な警備体制が敷かれている。地下の金庫も電子キーによって管理されており、1時間ごとにロックが変更されている。その電子キーはオーナーの神城祐樹と警備主任のリチャード・ペインしか所持していない。地下金庫を開けるためには、どちらかと接触して電子キーを手に入れる必要がある。それには、カジノで複数回の判定を行わねばならない。
木渡 葉:おおー
GM:この情報を手に入れたことで、カジノへの潜入イベントを起こせるようになります。
想娥娥:なるほどね
GM:また、目安として要求される判定をほのめかしておきますね
GM:判定は全部で5段階!
GM:まずは誰かがカジノで大勝ちして注目を集める必要がある。必要技能:〈芸術:ギャンブル〉か〈意志〉。
GM:すると、上の人間が接触してくるため、接触してきた神城祐樹かメイヘムから別の誰かがが電子キーを掠め取る。必要技能:〈知覚〉か〈調達〉。
GM:開錠担当が地下金庫に向かうのを怪しまれないようにするため、他の誰かが地上の警備員の注意を引き付ける。必要技能:〈知識:扇動〉か〈交渉〉。
GM:そして、地下金庫前にいる見張りの警備員を誰かが無力化。必要技能:〈白兵〉か〈射撃〉。
GM:最後に、金庫の扉に向かうまでの間に施された監視カメラや警報などの電子セキュリティをかいくぐって金庫の扉を解除する。必要技能:〈RC〉か〈情報:ウェブ〉。
GM:2人が地上のカジノで活躍してもらって電子キーを入手したら、残りの2人は地下金庫で暴れてもらうようなイメージですね。
GM:判定は失敗しても再挑戦が可能ですが、失敗するたびにその後の判定の難易度が上昇していきます。
GM:そして、もし最後の電子セキュリティを突破する判定に失敗した場合は、警備が駆け付けるためそこで戦闘となります。
GM:また、PCは4人なので、最後の判定以外のどれか1つを篠原風鈴に任せることもできます。
想娥娥:PC4人だと7回しか判定できませんもんね
木渡 葉:そうね
GM:なんかよく分かんないけど、4人以上いるので全部やっちゃってもいいですが……。
"名無し":なんでだろう……
GM:と、こんな感じで次のシーンではカジノに潜入してもらうことになります!
GM:では、情報共有の演出をしていきましょう。
GM:ランカスターグループが出資する大きな博物館。
GM:この日は珍しく入口に「臨時休館」の札がかかっていた。
GM:その館内にキミたちはいた。
エリシア:「このカヴァーの良い所は、時折こうして広く心地よい空間を占有できることだ」
GM:キミたち以外の人はおらず、彫刻や絵画がただ並んでいる。
エリシア:「みんなご苦労様。収穫はあったかな?」
想娥娥:「おおお……」パタパタと広い館内を走り回る。
想娥娥:「あったよお姉さま~!」飛びつくようにして。
木渡 葉:あまり美術の素養はない。なんとなくぐるりと周りを見渡してから、向き直る。
篠原風鈴:「便利なものですね」油絵を見上げている。
"名無し":「成程、これはいい雰囲気だ。贅沢な時間だね」 こつこつとヒールを鳴らして歩み寄り、展示物のない壁に凭れ掛かる。
エリシア:両手を広げてしっかり受け止める。挨拶のハグは基本だ。
木渡 葉:休憩用の大きめのソファに、ぽふん、と座り込んで見ている。
エリシア:「退屈とは無縁、それでいて安らげる。滅多な場所ではないよな」
エリシア:「ありがとう娥娥、君の活躍をたんと聞かせておくれ」
想娥娥:その胸元に顔を埋める。かすかに艶やかな香りを漂わせている。
エリシア:二つに結んだ艶やかな髪を撫でる。手櫛を通せば心地よく潜り抜ける。
想娥娥:「ん~。これカジノね」
想娥娥:概要だけではない。内部の見取り図まで。
篠原風鈴:「よくもまあ、こんなものまで……」感嘆の声をあげる。
想娥娥:「ここになんか怪しいのが持ち込まれたんだって」身を預けたまま端末で見せて。
想娥娥:「建設会社の社長の息子にお願いしたの」
篠原風鈴:「お願い、ね」
"名無し":「この位置は……地下か。さぞかし警備も厳重なのだろうね」
エリシア:「それは大仕事だ。苦労をさせたね」自由展示用の大壁に資料を投影している。
想娥娥:「おおお」それを見上げる。
想娥娥:「あっそれでね」ぱっと離れて。「ここ!」
想娥娥:大壁まで向かって、ぴょんぴょんジャンプして指差す。
想娥娥:2つ結びの髪がパタパタ揺れる。
木渡 葉:揺れる髪を見てから、視線を指先に。
篠原風鈴:「そこ、台があるぞ」冷静に言う。
想娥娥:「ここの電子キーが一番ネックかな~って思う」
想娥娥:ふん、と台に座る。
想娥娥:「オーナーと警備主任しかキー持ってないんだって」
エリシア:「神城祐樹に……ふむ、この男は」
想娥娥:「せっかくたくさんお願いしてあげたのにつっかえない」
木渡 葉:「多分、リチャード・ペインって人だと思います」
木渡 葉:「別名、"メイヘム"」
想娥娥:「あっ」
想娥娥:「娥娥の会った人?」
篠原風鈴:「……“メイヘム”。ここでその名が出てくるか」
木渡 葉:「おそらくは。カジノの方とだいぶくっついてるみたいで」
木渡 葉:「だいぶヤバい感じの人間だってのは伝わってきました」
木渡 葉:簡単に彼の人となりと戦闘スタイルを説明する。
木渡 葉:「シャンさん、合ってます?」
想娥娥:こくこくと頷く。「これどうしたの?」
想娥娥:「UGNのDBだと全然なかったよ」
木渡 葉:「元上司絡みで話を聞きました」
木渡 葉:「それが、ちょっと気になってるんですけども」
木渡 葉:「わりとその……FHの方の情報に詳しいツテなんですよ。そっち」
"名無し":「ふぅん? 依頼主は神城の御曹司だというのに、FH絡みの人間が出てきているわけか」
木渡 葉:「少し警戒をしてもいいように思います」
想娥娥:「ズッブズブのグチョグチョかも?」
"名無し":「可能性はありそうだ」 くっくっと笑って。
"名無し":「"メイヘム"はリストを強奪した張本人だったな。となると、そのリストは──」
想娥娥:「リストは~~~?」エリシアさんの方を向いて。
想娥娥:「そろそろ勿体つけてないで教えてよ~」
エリシア:「娥娥のおねだりには弱いからな」冗談めかして。
篠原風鈴:「ご存知なのですか、“リスト”がいったい何なのか」
エリシア:「エレイン嬢にも教わってはいないが、ヒントは少し貰ってあってね」
エリシア:「まず事前に確認しておくが、"リスト"はUGN本部の最重要機密だ。けして口外することのないように」
木渡 葉:「了解です」
篠原風鈴:小さく頷く。
想娥娥:「はあい。娥娥口は堅いよ」
"名無し":「肝に銘じておこう」
エリシア:「我々UGNの大目標の一つはレネゲイドの根絶」
エリシア:「その施策の一つとしては、アールラボが目下模索しているところのジャームの治療がある」
篠原風鈴:「ええ。ですが、まだまだ実現には至っていません」
エリシア:「故に一時的措置として、UGNが接触した多くのジャームは各秘匿施設において冷凍保存ないし厳格に収容されている」
想娥娥:「また勿体つけてる~」
篠原風鈴:「UGNのエージェントであれば常識です」シャンに同意するように頷く。
木渡 葉:「その、ジャームに関する機密、なんですか」
エリシア:「なに、もう終わるところだ……そう、"リスト"とはそれら収容施設と収容者の網羅的データだ」
"名無し":「最重要機密とは、そういうことか」
篠原風鈴:「ああ。それが外部に漏れ、悪用でもされたら大事だ」
想娥娥:「わ~絶対ヤバイやつ」
エリシア:「その存在自体も、ごく一部のみが知る事なのだがな」
木渡 葉:「それが今、"メイヘム"に奪われて……」
想娥娥:「じゃあクライアントの神城シャチョが持ってる?」
想娥娥:「でもなんでそんなの欲しいんだろ」
想娥娥:「ジャームいっぱいカジノに呼びたいのかな」
木渡 葉:「どういう人なんでしょう、その社長」
エリシア:「図面を見る限りは地下闘技場を開催するスペースはないがな」
木渡 葉:「そういう……極端な野望があるタイプなんですかね」
"名無し":「神城祐樹については、此方で情報を補足しているよ」
想娥娥:「おおアノちゃん先輩」
想娥娥:「どんなどんな」
木渡 葉:「さすがです」
"名無し":「表向きの姿は──まあ、先程映像で見た通りだね」
"名無し":「容姿端麗、そして何よりかの有名な神城グループ財閥の御曹司。そして今や、名高きカジノ王」
エリシア:「世界を我がものとして謳歌しているようだが、弱みや影はあったかな」
想娥娥:「女にだらしないとか?」
エリシア:「FHとの距離以外に、その動機となるようなものは」
"名無し":「彼自身がオーヴァードでないこと、かな。勿論、存在の認知はしているだろうし、繋がりもあるにせよ」
"名無し":「それと、女については──意外と真摯なようだよ」
篠原風鈴:「まあ、シャンじゃあるまいしな」
"名無し":「──それこそ。UGNの最重要機密を手中に収めようとするほどには」
想娥娥:「ん~。それ弱みかな?あのエージェントたち、そのへんの反応隠させる感じだったしむしろ強み……」
想娥娥:「風鈴ちゃんひっどい!」
木渡 葉:「……"リスト"と女性関係、どういう……」
想娥娥:「ところで真摯って何が?」
想娥娥:「もしかして女の子を知らないとか?」
想娥娥:「意外かも……」
"名無し":「さて、婚前交渉を是とする人物だったかまでは知らないよ」
想娥娥:「あ~……」
"名無し":「ただ、結婚を誓い合うほどに懇意だった女性と生き別れているのだそうだ。そして、再会を願う彼が取った手段は、"リスト"を手に入れること」
木渡 葉:「うえ」嫌な予感が走った。
"名無し":「──まあ、先程の内容と合わせれば。おおよそ、婚約者が如何なる結末を辿ったのか、想像に難くないことだ」
篠原風鈴:「おぞましい手段だ」
想娥娥:「本人については真摯でもな~」
"名無し":肩を竦める。「さて、そこまでして恋い焦がれた女性とは如何なる人物だったのだろうね。それほど魅力的だったということなのだろうけど」
想娥娥:「店員には態度悪いタイプだよそういうの」
エリシア:「ふむ……ジャーム化したのであればUGNのデータベースを利用できるか」
エリシア:「情報隠蔽の都合上、身辺調査からは追えなくなるからな」
木渡 葉:(……『あちら』に居た時なら俺は、多分彼に同情して見せていたんだろうな。そういうところだから)
想娥娥:「あっそうだね」早速DBを漁り始めて。
木渡 葉:(今はしない。そういうところではない……以前に)
想娥娥:「あれ、これ既読じゃん……あっ」
木渡 葉:(それは間違っている、と考えるから)
想娥娥:「アノちゃん先輩の身辺洗った時のか」
エリシア:資料が壁に大写しになる。
"名無し":「おやおや」 にぃ、と唇の端が釣り上がる。
篠原風鈴:「わざわざ本人の前で言う奴があるか」呆れたように笑う。
"名無し":「興味を持っていただけて至極恐悦。だけど、あたしの周りの情報で、何かそういったことがあったかな」
想娥娥:「クロなら言わないってことだよ~」
想娥娥:「北条美里。この人が神城祐樹の婚約者だって」
想娥娥:「この子、アノちゃん先輩がやったんでしょ?」
木渡 葉:「えっ」
"名無し":「…………ああ、あの時の」
篠原風鈴:「知り合いだったのか」壁に映った資料を見上げる。
想娥娥:「どんなだった?それほど魅力的?」
"名無し":想定外の符合と、懐かしい名前に、釣り上がった唇が一本線を引いて引き結ばれる。
"名無し":「データベースの記録には残っていたんだね──ああ、確かに。数年前にパリで、あたしが"処理"したジャームの一体だ」
"名無し":「それ以前に、数度邂逅を。人の良いカフェの店員だと、そういう認識だったよ」
木渡 葉:「…………」
"名無し":「いずれ日本に帰って自分の店を持つのだと話していたが──ああ、そうか。それで、あの時」
木渡 葉:(『この部隊は普通のエージェント以上に辛い思いをすることだってある』)
"名無し":「『遠くにいてもずっとあなたを愛していたと、どうかあの人にそう伝えてください』」
木渡 葉:(『親しい人を手にかけ、その死という事実すら消し去る必要に迫られるかもしれない』)
木渡 葉:(……か。死ではなくても。そういうことは起こる)
篠原風鈴:「……その言葉は?」
"名無し":僅かに舌っ足らずな女性の声が、唇から紡がれた。録音機から再生されたかのように、呟かれる"遺言"。
"名無し":「彼女、北条美里の遺言さ。最期の最期、言い残すことを問うたら、そう答えた」
想娥娥:「それがカジノ王宛て、か」
"名無し":「……そういうことだろうね」
エリシア:「収容先は日本支部の管理区画か。国内まで帰されたのも重役の関係者ということもあっての措置かもしれないな」
エリシア:「彼女へ近寄るためにUGNではなく、FHに接近しようとしたなら我らの敵として扱わざるを得ないが」
エリシア:ここでインスピレーションを使用したいです
想娥娥:出た!お姉さまのインスピレーションよ
GM:了解です。何を質問しますか?
エリシア:【Into the labyrinth】《インスピレーション》GMに質問を行います。残り2回。
エリシア:北条美理がジャーム化した際、"メイヘム"やその上役ないしFHの関与は存在したか?です
エリシア:つまり偶発的なものなのか、神城祐樹の婚約者を狙った陰謀が存在したかということですね
GM:なるほど、いいでしょう。
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を3増加 (73 → 76)
GM:北条美理のジャーム化自体は偶発的なものです。ただし、その事実を知ったことがきっかけで、“メイヘム”およびその上の人間は神城祐樹を利用しようと接触を図るようになりました。
GM:こんなところでいいかな?
エリシア:了解です!
エリシア:北条美理に纏わる資料を眺めていると、不意にその余白が眼を引く。
エリシア:否、元々エリシアの目に余る白は少ない。彼女の眼には常に膨大な情報の流れとでもいうべき印形が見えている。
エリシア:近い形態を示すなら迷宮図と呼ばれる中世ヨーロッパで用いられた複雑な図形を視線で辿ると
エリシア:「……違ったか。まあ名無しを埋めるピースぐらいにはなったかな」
エリシア:ふむ、と瞼を閉じて目を休める。
篠原風鈴:「何か分かったのですか、隊長?」
想娥娥:「お姉さまのひらめき?」ぐにぐにと目の横のツボを押す。
エリシア:「あぅっ」ツボが利いたらしく妙な声が漏れる。
エリシア:「彼女のジャーム化自体は偶発的なものだ。陰謀が始まったのはその後からだな」
篠原風鈴:「相変わらずすごい洞察力ですね」
木渡 葉:「にしても、陰謀ではあるんですね」
想娥娥:「オーダーは“リスト”の奪還のままでいいんだよね」
エリシア:「つまり神城祐樹の婚約者に関する情報とリスト、二度の情報戦で敗れていることになる」
エリシア:「2件を同時に勝利へと変える。そういう作戦となるな」
篠原風鈴:「勝算がおありなんですね」
"名無し":「再び霧の中へと埋める、と」
木渡 葉:「覆い隠す……」
想娥娥:「牙を研げ、狙い澄ませ、突き立て、染み込ませる」
木渡 葉:(『念のため聞く。覚悟は?』)
想娥娥:「狙いまでは既に。あとはパクっとペロリだね」
木渡 葉:(俺があの時答えたのは、多分、表向きのそれらしいやつ)
木渡 葉:(今はどうだ? なんて答える?)
エリシア:「ああ、娥娥が用意してくれた。残りはプランニングと決行のみ」
エリシア:「木渡くん、覚悟はどうだい?」
木渡 葉:「……!」
木渡 葉:少し俯いて考えていた顔を上げる。
篠原風鈴:「…………」彼の方を見る。
木渡 葉:(ああ、でも、俺はこうも答えたっけ)
木渡 葉:「とっくに、です」
木渡 葉:「とっくに決めてたんだ。俺は。やってやりますよ。大丈夫」
木渡 葉:ふと、口の端を吊り上げて、笑う。
エリシア:「よろしい」にっこりと笑う。
篠原風鈴:「となると、ドレスとタキシードも必要か」
"名無し":「はは、流石にこの格好では浮いてしまうな」
想娥娥:「みんなのおめかし姿みたいな~」
木渡 葉:「タキシード……あんまり着たことないな……」
木渡 葉:数回はある。
エリシア:「ロンドンであれば経験もある。ドレスコードについては問題ないだろう」
エリシア:「せっかくだ、しっかりめかしこんでいこう」
"名無し":「ドレスとなれば──髪を結うのは随分久し振りだな。ミス・シャン。手伝ってくれるかい?」
想娥娥:「まかせて!」
想娥娥:「視線を釘付けにさせたげる」
エリシア:「……それは楽しみだな」
篠原風鈴:「格好だけでなくそれらしい振る舞いも必要だぞ、木渡後輩」
木渡 葉:「そこなんですよね……」首を傾げる。
エリシア:マトリクスシフトを迎えたエリシア・ガーネットの目にはレネゲイド、非レネゲイドに関わらず常人とは異なる世界が映る。
木渡 葉:「大体俺、正装が似合わないことには自信がある……」
エリシア:他者には感知できない、膨大な情報の流れとでも言うべきものが。
想娥娥:「心配なのは風鈴ちゃん先輩もだよ~?」
想娥娥:「ディナーによだれダラダラの招待客なんて居ないからね」
篠原風鈴:「それは……自制する……」
木渡 葉:「はは、一緒に頑張りましょうか、先輩」
エリシア:この眼に"名無し"と呼ばれる同僚は、何も見えぬ虚のように見えていた。
"名無し":「どうしたんだい、エリシア? あたしの顔に、なにか付いているかな」
"名無し":彼女の目が違うモノを見ていると知って尚、そう問う。
エリシア:「そうだね、少しは見えるようになった」
エリシア:彼女自身の認知は増えずとも、形どる輪郭は一つ。この眼で確かめたから。
"名無し":「やれやれ。君の"欲"は、相変わらず底無しだな」
"名無し":「──ああ、じっくりと見てくれればいい。それで、あたしが此処に在ることが証明できるなら、この上ない悦びさ」
GM:エリシア・ガーネットの眼に見える情報の渦。そこに、ぽっかりと開いた穴がキミの前にうごめいていた。
GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
エリシア:期待の新入り:木渡葉/P期待〇:N新入り これで取得
木渡 葉:まんまだ!
木渡 葉:名無しさんに ○先達/隔意 で取得します。これで全部かな。
想娥娥:ロイスは保留しよ
木渡 葉:で、ウェポンケースにアームドスーツをしまうのを忘れてたので、入れていいでしょうか
想娥娥:お風呂入っていいよ!
"名無し":エリシア ◯懐旧/隔意 → ◯信頼/脅威 に感情変更。
"名無し":やったーお風呂入ります
エリシア:入ろ~
"名無し":1d10+25
DoubleCross : (1D10+25) → 6[6]+25 → 31
エリシア:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2
"名無し":全快! さっぱり
エリシア:エリシア・ガーネットのHPを2増加 (7 → 9)
想娥娥:お姉さま……
エリシア:眼が凝ってる。マッサージして……
木渡 葉:入れたら行動値9にもどるよー
想娥娥:娥娥と一緒だとゆっくりできないのかな
木渡 葉:あとおふろ
木渡 葉:12+1d10
DoubleCross : (12+1D10) → 12+4[4] → 16
エリシア:つい夢中になってしまう。与えられる情報に
エリシア:1dx+7>=20 購入はフルオートショットガン狙ってみよ
DoubleCross : (1DX10+7>=20) → 7[7]+7 → 14 → 失敗
想娥娥:お姉さまそれが欲しいの?
"名無し":2dx+2>=20 メイド服チャレンジ
DoubleCross : (2DX10+2>=20) → 8[2,8]+2 → 10 → 失敗
エリシア:欲しいかな~
"名無し":失敗で以上
想娥娥:買ってあげる!
想娥娥:従者1が『落っこちて、撫遠人』:《天性のひらめき》。
想娥娥:10dx7>=20
DoubleCross : (10DX7>=20) → 10[1,1,2,3,4,5,6,6,6,8]+1[1] → 11 → 失敗
想娥娥:うわ全然ダメだ
想娥娥:もう一回!
GM:もう一回!?
想娥娥:従者2が同じコンボするよ
想娥娥:10dx7>=20
DoubleCross : (10DX7>=20) → 10[6,6,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,4,6,8,10]+10[4,8]+1[1] → 31 → 成功
想娥娥:やった~
エリシア:娥娥は偉いな~
想娥娥:お姉さまあげる!
GM:高い……
エリシア:大切に使うね
"名無し":すごい……
エリシア:装備はせず取得して以上
想娥娥:アノちゃん先輩のメイド服も狙お~
想娥娥:従者3が同じく『落っこちて、撫遠人』します
GM:やりたい放題か!
想娥娥:10dx7>=20
DoubleCross : (10DX7>=20) → 10[2,3,5,5,5,6,7,8,9,10]+10[4,6,8,10]+3[1,3] → 23 → 成功
"名無し":ワァ……
木渡 葉:ひえ
想娥娥:わーい
GM:せ、成功してる!
想娥娥:あげる!
エリシア:仕事ができすぎ
木渡 葉:自分はじゃあ強化素材を
"名無し":有難く! ウェポンケースに収納します
想娥娥:本体も一応振れるか。応急手当狙い。
木渡 葉:2dx+2>=15
DoubleCross : (2DX10+2>=15) → 5[3,5]+2 → 7 → 失敗
木渡 葉:ぜんぜんだめ
想娥娥:1dx+1>=8
DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功
木渡 葉:以上!
想娥娥:買えた!これもお姉さまにあげる!
GM:成功しとる!
エリシア:手当てしてくれてありがとうね……使います
エリシア:2d10
DoubleCross : (2D10) → 10[8,2] → 10
エリシア:染みわたる~
想娥娥:想娥娥の侵蝕を3(→ 3)増加 (87 → 90)
想娥娥:おわり!
エリシア:エリシア・ガーネットのHPを10増加 (9 → 19)
GM:どんどん侵蝕率上がってる
GM:では、全員判定が終わったようですので改めてこのシーンは終了ですよ!
【ミドルフェイズ6】
GM:次のシーン!
GM:おそらく次がミドルフェイズ最後のシーンになります。
GM:最後の情報収集をし、クライマックスに向かうための選択をしてもらうシーンになります。
GM:シーンプレイヤーはエリシアさん。
GM:PCは全員登場です。
"名無し":"名無し"の侵蝕を1D10(→ 4)増加 (86 → 90)
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を1d10(→ 2)増加 (92 → 94)
木渡 葉:ほっ
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を1d10(→ 8)増加 (92 → 100)
エリシア:エフェクト使用回数が増えた
GM:エリシアさんもだいぶ上がった
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (123 → 131)
想娥娥:だいぶあがったなあ
GM:シャンさんもだいぶ上がった!
GM:ちゃんと帰ってこれるかな……
GM:では、まずは情報収集項目をお出ししましょう
GM:この段階で調べられるのは次の3つです
・“ヴァルキリー”篠原風鈴について〈情報:UGN、FH〉難易度6、12
・“メイヘム”の正体について〈情報:UGN、FH〉難易度11
・“アンセム” について〈情報:UGN、FH〉難易度13
GM:情報収集をすることで追加されるものもある気がしています
エリシア:3個+αか……
GM:アルファだぜ
エリシア:8人しかいない我々としてはあまり失敗したくないな
"名無し":多い多い
GM:……?
木渡 葉:いっぱいいる
想娥娥:どうしようねえ
GM:調べたいものがある人から判定どうぞー
"名無し":手始めに"メイヘム"辺りをいこうか。まあ、分かりやすく敵側だしね。
木渡 葉:先輩のこと調べたいです。全力で……
エリシア:頑張って~
"名無し":(1+2+1)dx+3+1+3>=11 コネ:UGN幹部/ストーン、キリタニコネクション併用
DoubleCross : (4DX10+7>=11) → 8[1,1,7,8]+7 → 15 → 成功
"名無し":ふむ、問題なく。
木渡 葉:“ヴァルキリー”篠原風鈴について 情報:UGNでコネとキリタニコネクション使用で、5dx+5か
木渡 葉:全力してもいいでしょうか
GM:全力!
想娥娥:すご~い
"名無し":後輩の!ちょっといいとこ見てみたい1
エリシア:先輩に全力を捧げる……木渡くん!
木渡 葉:判定前に、コンボ『我、世に詞運ぶもの』エンブレム『ラットフィンク』使用。シナリオ1回。
木渡 葉:達成値に+5
GM:来た……!
木渡 葉:5dx+10>=12
DoubleCross : (5DX10+10>=12) → 10[1,1,5,7,10]+9[9]+10 → 29 → 成功
木渡 葉:以上です
"名無し":"本気"を見た
GM:さすが……!
想娥娥:すご~
想娥娥:娥娥もアンセムやってみるね
想娥娥:情報収集チーム使用
GM:こ、これはまさか本体
想娥娥:5DX+2>=13
DoubleCross : (5DX10+2>=13) → 10[1,2,2,8,10]+8[8]+2 → 20 → 成功
想娥娥:ふふん
GM:普通に成功してる!?
GM:では、順番に情報を公開しますね
“メイヘム”の正体について
その正体はFHセル“ラットフィンク”のエージェントである。ノイマンのエネミーエフェクト《アンタッチャブル》によって自身がFHであることを隠し、リチャード・ペインという名で神城祐樹に接触して信用を獲得していた。上官である“アンセム”という男の指示で作戦行動を行っている。
現在は、“リスト”の情報をもとに、東京湾近海の海底にあるジャーム収容施設に向かっているようだ。
GM:情報は以上!
GM:次!
“ヴァルキリー”篠原風鈴について
まずは難易度6の情報から
UGNの情報工作部隊ミラージュバイトのエージェントであり、現在は日本に新設された部隊イーストミラージュに席を置く。潜入捜査官としての高い能力を持ち、戦闘の際には無数の糸を風で操って攻撃する。10年ほど前に実の弟がジャーム化してUGNの収容施設に送られる事件があった。その事件の際に自身もオーヴァードに覚醒してUGNに入ったようだ。
次は、難易度12の情報
ダブルスパイであり、数ヶ月ほど前からUGNの情報をFHセル“ラットフィンク”に流している。現在も“ラットフィンク”に協力して動いているようだ。
GM:情報は以上!
GM:次!
“アンセム” について
FHセル“ラットフィンク”の幹部。自身は戦闘能力を持たないが、情報工作を得意としており多くの部下を従える。英国の裏社会の大物であり、国内の企業や政府にも影響力を発揮する。「正しいことをすると頭の中で讃美歌が聞こえる」と話すことがあり、独自の狂気じみた理念で計画を実行に移しているようだ。
また、“アンセム”は常に自身の痕跡を消し去りながら慎重に行動しており、彼の動向をつかむのは容易ではない。
GM:新しい情報収集項目が2つ追加されます
・“ラットフィンク”の目的について〈情報:UGN、FH〉難易度16
GM:一つ目はこれ
・“アンセム”の動向について【精神】難易度30
GM:二つ目はアンセムの「Dロイス:工作員」の効果によって隠蔽されています
GM:これは突破しなくてもシナリオのクリアは可能です
GM:というわけで、もし手番が残っている人がいれば増えた情報収集項目を調べてもいいよ
エリシア:その情報の中身をインスピレーションで直接教えてもらうことはできますか?
エリシア:あと3回ぐらい使えるんですけど……
GM:そんなに
想娥娥:ヤバ
エリシア:もう2回使ったから3回しか使えない
GM:どういうことなの?
GM:使用回数を消費して侵蝕率を上げるというなら構いませんが……!
エリシア:じゃあ使っちゃお。娥娥にばかり任せているわけにもいかないしね
想娥娥:お姉さま……
GM:す、すごい
エリシア:メジャーでコンボ【Into the labyrinth】《インスピレーション》“アンセム”の動向について聞きます。残り2回。
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を3増加 (100 → 103)
GM:ひ、ひええ
GM:暴虐の限りを尽くしてくる!
GM:では、《インスピレーション》の効果により、「Dロイス:工作員」によって隠蔽されていた情報は明らかになります!
想娥娥:お姉さますごい!
"名無し":流石だ
想娥娥:じゃあラットフィンクの目的についてダラダラ試そ~
想娥娥:12DX>=16 従者1
DoubleCross : (12DX10>=16) → 10[1,1,2,4,5,6,7,7,7,7,10,10]+4[3,4] → 14 → 失敗
想娥娥:おしい
GM:あ、あぶねえ
想娥娥:12DX>=16 従者2
DoubleCross : (12DX10>=16) → 10[1,1,3,3,3,4,5,5,8,8,9,10]+5[5] → 15 → 失敗
想娥娥:おしい!!!
GM:惜しい……!
想娥娥:12DX>=16 従者3
DoubleCross : (12DX10>=16) → 9[1,2,3,3,5,5,7,7,7,7,9,9] → 9 → 失敗
GM:このままなら乗り切れる……!
想娥娥:ぜんぜんだめ
GM:あと一匹……!
想娥娥:12DX>=16 従者4
DoubleCross : (12DX10>=16) → 9[1,1,2,3,4,4,5,7,7,8,8,9] → 9 → 失敗
想娥娥:わーん!
エリシア:おおよしよし
GM:なんとか乗り切った!
エリシア:妖精の手をあげようねえ
GM:!?
想娥娥:お姉さま……!
GM:何でだよ!
想娥娥:1DX+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 5[5]+20 → 25
想娥娥:でんっ
GM:成功しとるやんけ!
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を5増加 (103 → 108)
GM:えー、では情報を公開します
“アンセム”の動向について
“アンセム”は東京都千代田区にある英国風の洋館を日本における根城の一つにしている。今回の“ラットフィンク”の作戦が終了し次第、その場所で部下たちと落ち合って報告を受ける手筈になっている。“ラットフィンク”との戦いが終わった直後にその場所に潜入すれば、“アンセム”と接触することができるだろう。
GM:この情報を得たことによって、クライマックスフェイズでPCたちが勝利した場合“アンセム”を始末するためのイベントが発生するようになります。
GM:次!
GM:ちょっと長いので、もし分かりにくいところがあったら遠慮なく聞いてね
“ラットフィンク”の目的について
“ラットフィンク”の目的は神城祐樹を利用して世界中のUGNのジャーム収容施設を解放することにある。"ラットフィンク"はあくまでも情報工作セルであるため、世界中で侵攻作戦を行うほどの資金力は持たない。そこで、事前に神城祐樹を作戦に巻き込み、恋人を助けるためと偽ってカジノ計画で多額の資金を調達させた。
そして、後戻りできない段階になってから“リスト”をエサに取り引きを持ちかけることで、世界中の収容施設を襲撃するための軍資金を提供させ、全ての罪を神城祐樹に擦り付けるというのが計画の趣旨である。そのために“メイヘム”と“ヴァルキリー”は身分を偽って潜入工作を行っていた。
計画が実行に移されれば、解放された無数のジャームによって世界中が大混乱に陥り、同時にUGNと神城グループの関係は破綻する。UGNは日本国内での活動資金の大部分を断たれることになるだろう。
GM:この情報を得たことで、クライマックスに進むためのイベントが発生することになります!
GM:情報は以上!
GM:さて、情報共有をしたりするとしましょう
GM:礼装から仕事着へと着替え、“ヴァルキリー”の行方を探っていたキミたち。
GM:情報を集め、キミたちは再びサロンへと集まっていた。
エリシア:「さて、ひと段落着いたところかな」
エリシア:「木渡くんはどうかな、少し落ち着けた?」
木渡 葉:「……まあ、なんとか。どうにか、ですね」
木渡 葉:いつものゆるいスーツに戻して、表情の読めない顔。
"名無し":「彼女がどういう理由で不在なのだとしても、離れる場にはあたしもいたのだしね。あまり気負わないでいこう」
木渡 葉:「そうしときます」
木渡 葉:「……いやでも、不在の理由はわかっちゃって」
想娥娥:「どっち?」
木渡 葉:「どっちがマシなんでしょうね、これ」
木渡 葉:「前々からこちらの情報を流してたそうです。FHに」
木渡 葉:「相手は……"ラットフィンク"」
想娥娥:「ワオ」片側に結わえ上げた髪型。スーツに着替えて。
想娥娥:「大物じゃん」
木渡 葉:「名前のわりにね」にっと笑う。
"名無し":「ほう? かの有名な。ダブルスパイ、ということかな」
エリシア:「厄介な相手だね。私たちの敵としては往々にしてだけど」
木渡 葉:「……ひとつ、これはあくまで推測の材料とだけしてほしいんですが」
木渡 葉:「車の中で、弟の話をされました」
木渡 葉:「その時は流してたけど、どうやらその弟は、現在収容施設にいるらしいと」
木渡 葉:「ジャーム化をして」
木渡 葉:「俺は想像だけしました。判断は皆さん……特に隊長に任せます」
想娥娥:「シャチョと同じかもってことか」
木渡 葉:目を伏せる。
エリシア:「……そうか」
"名無し":「目的は一致している。或いは自身がそう望み、考えついたからこそ、同じ野望を持つであろう人物に思い当たったのかもしれない」
"名無し":「あくまで想像だけどね」
エリシア:「それで間違いないよ。私が太鼓判を押す」
木渡 葉:「こっちのツテも、後ろ暗いけど確かなやつなんで」
エリシア:「次の目的地は収容施設だ。彼女たちも私たちもね」
木渡 葉:「隊長が言うならじゃあ、本当にそうなんだな……」
木渡 葉:「"ラットフィンク"か……」呟き、口を閉ざす。
"名無し":彼女の目には、確かに『何か』が見えている。"Questor"が断言する時、その確信に誤りがあったことはない。
"名無し":「"ラットフィンク"なら、此方も補足情報だ。いや、おおよそ検討はついているだろうが」
"名無し":「"メイヘム"、或いはリチャード・ペイン──彼は、"ラットフィンク"のエージェントだよ」
"名無し":「非オーヴァードに対して身分を偽ることなど造作もないだろうが、彼の能力は特に優れているようだ。仮に神城のオーヴァードが経歴を浚っても、容易には辿り着けなかっただろうね」
"名無し":「そして、現在の動向は、察しの通り。東京湾近海の海底」
想娥娥:「でも娥娥たちほどじゃないんでしょ?」
"名無し":「──すなわち、我らUGNが保有する、ジャーム収容施設だ」
"名無し":「絞ればこの道のオーヴァードが特定できない程ではないが、事前情報無しでは難しいな。上手くやっていたようだ」
"名無し":「ああ、彼は"アンセム"の指示で動いているというところまでは間違いないのだけどね、どうにも彼の動向までは見えなかったよ」
"名無し":「随分と慎重な人物らしいね。厄介な限りだ」
想娥娥:「ふぅん……」
エリシア:「ラットフィンクの上役の、渾身の大計画というわけだ」
想娥娥:「でも~、なーんでラットフィンクはそこまでするのかな」
想娥娥:「ネズミが転がして遊ぶには過ぎたおもちゃじゃない?」
エリシア:「FHに誇大妄想家がいるのはそう珍しいことでもないだろうさ」
エリシア:「問題はUGNの機密と神城の重役、双方の首元に手を掛けているところかな」
想娥娥:「ん~」
想娥娥:「娥娥ならそんなの東京でだけやらないけどな」
想娥娥:「お金はいっぱいあるんでしょ。お誂え向けの生贄もいる」
想娥娥:「ぜーんぶグチャグチャにしちゃう方が楽しくなる……とか」
想娥娥:「そういう線は?どんな連中かわかんないから想像だけどね」
木渡 葉:「すごくありそうだな、とは思います」
木渡 葉:なんとなく実感のある声で。
"名無し":「"ラットフィンク"の指針、まあ伝え聞くところからすれば……ああ。ありそうなことだね」
想娥娥:「ん~」ずいっと木渡くんに寄る。
想娥娥:「なんか匂う」すんすんと首筋の匂いをかぐ。
木渡 葉:「え、シャワー浴びましたよ。血はもう流れてると……」
木渡 葉:「……そういう話じゃない、ですか?」
想娥娥:「分かってんじゃ~ん」香水の匂いを漂わせて。
木渡 葉:「そりゃ」
木渡 葉:「……多少付き合ってれば、わかります」
エリシア:「あまり突かれたくことなら、私が後で洗ってやっても構わないがね」
木渡 葉:「いや、これはなんていうか」
木渡 葉:「自分で言った方がいいやつです。お互いのために」
木渡 葉:こくりと頷いて。
エリシア:「なら聞こう。抱え込みすぎないためのもチームの役割だ」
木渡 葉:「最初に簡単に言います」
想娥娥:「ドカンてなっちゃうと先輩みたいになるしね」
木渡 葉:「俺は以前……だいぶ前に、任務で"ラットフィンク"に潜入していたことがあります」
想娥娥:「……へえ」
木渡 葉:「っても、ほんとに隅っこのところだし」
木渡 葉:「……俺は、囮みたいなものでした。本命のエージェントの」
"名無し":「ほう、ほう」 興味深そうに脚を組み、頷いている
木渡 葉:「ちょっとポカもする、有能ってほどでもないけど切られるほどでもない、そういう新人」
木渡 葉:「それを装って、気を惹いて、まあ、調べられることは調べとけと」
木渡 葉:「そういう仕事でした」
木渡 葉:「だいぶ経ったから、向こうの事情も変わって、わかんないことだらけですけどね」
木渡 葉:「ただ、方向性は変わらない
木渡 葉:「あっちのやりそうなことだ、とそう思います」
木渡 葉:「…………」
想娥娥:「まさに“ヘルタースケルター”、ってわけだ」
木渡 葉:「今と、結局、やってること、大して変わんないんですよね」ぽつりと。
エリシア:「ふうん……」
木渡 葉:「あっちでも、やりたくない仕事をやらされるのはしんどかったです。今の方が何倍もいい。でも」
木渡 葉:「先輩方によくしてもらった、ってことだけは一緒なんです」
想娥娥:「よくしてくれた先輩は、向こうに行っちゃったけど」
想娥娥:「新人くんはどうしたいの~?」
木渡 葉:「それでも、関係は変わんないんですよ。先輩は先輩ですし」
木渡 葉:「……止める必要があるなら、何やったって止めなきゃ」
木渡 葉:「それは両立します」
想娥娥:「ワガママだあ」
"名無し":「新人らしくない新人とも言える」
想娥娥:「たしかに。じゃあ葉ちゃん!」
木渡 葉:「はい」
想娥娥:「一緒に止めようね」
木渡 葉:「…………」す、と息を吸って。
想娥娥:「落とし前でとろとろにして後悔させてあげよ」
木渡 葉:「……はい」
木渡 葉:「絶対に、逃がしません」
エレイン・ランカスター:「ちょっとあなたたち。勝手に決めない」
GM:と、そこにエレイン・ランカスターがやってくる。
エリシア:「おや、UGNらしい事をしようという話だったのだけどね」
想娥娥:「だめ?」小首をかしげる。
"名無し":「仲間はずれにしたつもりはなかったのだけど」
想娥娥:「本部がダメって言ってるならまだ届かなかったことにしてよ~」
想娥娥:「大姉さまならできるでしょ」
エレイン・ランカスター:「そうじゃないわ。リスクについても考えてから判断しなさい」
エレイン・ランカスター:「私たちは今のっぴきならない状況に追い込まれているのよ」
エレイン・ランカスター:「4人とも注目。聞きなさい」キミたちの前に立ち、乗馬鞭を握る。
エリシア:「大した不祥事をやらかしたものな。私たちも神城も」
想娥娥:ぴしっと居住まいを正す。すぐ崩す。
エレイン・ランカスター:「不祥事になるかどうかはまだこれからよ」
想娥娥:「隠せるしね」
木渡 葉:ゆるりとそちらを向く。
エレイン・ランカスター:「あなたたち4人の手で事件を止められれば、これは不祥事ではない」
"名無し":「仰る通り、何だって物事はそうだ。"全て霧の中へ"」
エリシア:「目的が後片付けなのが私たちと彼らの違いだ。意義深いことにね」
"名無し":「結果が全てであることも、どの世界でも変わりないな」
エレイン・ランカスター:「けれど、もし失敗すれば世界は大混乱に包まれる」
木渡 葉:「それは、そうです」
エレイン・ランカスター:「何よりも優先すべきは、世界の秩序よ」
エレイン・ランカスター:「世界の命運の前では、私のメンツなんてもう問題じゃない。必要とあらばどんな手でも使う」
エレイン・ランカスター:「だからこそ、あなたたちに問います」
想娥娥:「たくさん使ってるよお~手以外も……うん?」
エレイン・ランカスター:「あなたたち4人の手で世界を守れますか」
エレイン・ランカスター:「あなたたちが少しでも難しいと判断したのなら、私は日本支部に頭を下げて助力を請います。“リヴァイアサン”は話の分からない男ではない。きっと力を貸してくれるでしょう」
エレイン・ランカスター:「けれど、私たちイーストミラージュは日本支部にとっては目の上のたん瘤です。そんな弱みを見せた時点でもう終わりね」
エレイン・ランカスター:「あっという間に取り潰されるか、いいように搾り取られるか」
エレイン・ランカスター:「それと一緒に私のキャリアも終わり。……まあ、こっちはこの際どうでもいいけれど」
エレイン・ランカスター:「エリシアは……ごめんなさいね。巻き込んでしまって」
エリシア:「謝罪を受ける必要を感じないね、レディ」くすりと微笑みを浮かべて言う。
エレイン・ランカスター:そこまで話すと、彼女は改めてキミたちを真っ直ぐに見る。
エレイン・ランカスター:「“ラタトスク”、“ハードハードハートハート”、“Questor”、"アノニマス“。あなたたちの考えを聞かせてください」
エレイン・ランカスター:「あなたたち4人の手で世界を守れますか」
エレイン・ランカスター:「仲間を……“ヴァルキリー”をその手にかけることができますか」
エレイン・ランカスター:「答えなさい」辛そうな顔で言う。
エリシア:「我々は完璧に任務を遂行できると、貴女が見込んだチームなのだ」
エリシア:「その仲間の失点を補うことは“Questor”の役割だよ」
木渡 葉:(『この部隊は普通のエージェント以上に辛い思いをすることだってある』、か)
木渡 葉:(その覚悟を聞いてくれたのは、他ならないあなたでしたね、先輩)
木渡 葉:「俺は、前の仕事では、一度逃げました」
木渡 葉:敵地の意外な暖かさに、つい取り込まれそうになって、慌てて作戦から外してもらった。
木渡 葉:それが、本当の過去だ。
木渡 葉:「だから、これ以上は、もう」
木渡 葉:「向き合うことから、逃げたくはないです。覚悟はあります」
木渡 葉:「とっくに、できています」
木渡 葉:手のぬくもりは、もう既に消えている。それを頼りに。
エレイン・ランカスター:その言葉を聞き、わずかに微笑む。
エレイン・ランカスター:「そう。“ハードハードハートハート”、"アノニマス“。あなたたちはどうですか?」
想娥娥:「娥娥はね~、前者は能保护で~、後者は杀不死!」
想娥娥:「かけるかどうかはまだ分かんないでしょ?どうするかどうかはこのあとのお楽しみ」
"名無し":「ミス・シャンらしいね」 くすくす笑う。
エレイン・ランカスター:「そんな甘い考えで……」
想娥娥:「でもでも~、“娥娥のもの”は絶対」
想娥娥:「甘い考えで言ってると思う?」
想娥娥:「それこそ甘いなあ、大姉さまは」
エレイン・ランカスター:「失敗したら容赦しないわよ」
想娥娥:「知ってる~」
想娥娥:「アノちゃん先輩は?」
"名無し":「なに、あたしは指示に従うだけさ。縁がなかった、という言葉で片付けるには惜しい人材だけど」
"名無し":「彼女は彼女なりの信条、美学に従っているのだろう? なら、此方も誠心誠意向き合うしかない」
"名無し":「エレイン嬢、貴女がわざわざあたしを呼び戻した理由。忘れたわけではないでしょう」
エレイン・ランカスター:「“アノニマス”。きっとあなたはもう一つのことに向き合うことになるわ」
"名無し":「へえ?」
エレイン・ランカスター:「神城祐樹が矢面に立っているというなら、彼らはまず最初に北条美理を解放するでしょう」
エレイン・ランカスター:「おそらくあなたはもう一度全てを抹消することになる」
エレイン・ランカスター:「嫌なら、やめなさい」
"名無し":その言葉に、深く、深く笑んで。
"名無し":「面白い冗句だ」
"名無し":「────"名無し"は、その為に在る」
"名無し":「覚悟? いいや違うね。ただこう在ることしか出来ない者の、存在理由だ」
"名無し":あらゆる感情が、その表情から消失する。何も、何も汲み取ることは出来ない。
エレイン・ランカスター:何かを言おうとしてグッとこらえる。
"名無し":笑んでいるようで、泣いているようで、悲しんでいるようで、怒っているようで──
"名無し":全てが、無だ。
エレイン・ランカスター:「……そう。分かったわ」
エレイン・ランカスター:「あなたたちに任せます」
"名無し":「ふふ、エレイン嬢。貴女の優しさは、十分身に沁みたよ。ありがとう」
エレイン・ランカスター:「誰が優しいものですか」乗馬鞭を強く握る。
"名無し":(なに──皆が悲しむなら、あたしは"いつもの"通りのことをやればいい)
エレイン・ランカスター:「エリシア、最後の作戦よ。指揮を頼むわ」
"名無し":(彼女の存在を、世界から喰らい去る。彼女が世にあった痕跡を、跡形なく灰燼に帰す)
"名無し":(そうして来た。幾人も、幾人も。今からもこれからも、なにひとつ、"名無し"の在るべき理由は変わらない)
エリシア:「美徳ある君だから支えたいのだけどね。ああ、引き続き任せてくれ」
エリシア:ちらり、と娥娥に目配せを送り。
エリシア:「先ほど送った"コンサート"の手配はくれぐれも頼むよ。任務後の楽しみなんだ」
想娥娥:ぱち、とウインクを返す。
アーノルド尾上:「潜水艇の準備はできてるよ。すぐに出発できる」タブレット端末を操作しながら言う。
アーノルド尾上:「ノーチラス号みたいなのは用意できないけど、我慢してくださいね。……ノーチラス号、分かる?」
エリシア:「そっちに乗ると艦長の座を取られてしまいそうだね」
エリシア:「各自、荒事の準備が済み次第乗員だ。後始末含めてクリスマスまでには終わらせよう」
"名無し":「ノーチラス号じゃ、何かの弾みに棺へと変わりかねないからね。普通が一番」
"名無し":「此方はいつでも。ゆったりと待つことにしよう」
エレイン・ランカスター:「それじゃあ、世界の命運を頼んだわよ。イーストミラージュ」
エレイン・ランカスター:「あわよくば私の命運も」
GM:エレインはキミたちを見送る。
GM:キミたちが最後の任務へと出発したところでこのシーンは終了だ!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
GM:次のシーンがクライマックスなので準備があれば今のうちにどうぞ!
エリシア:エレイン嬢へのロイスをSロイスに指定したいかな
GM:Sロイス!
エレイン・ランカスター:当然ね(私でいいのかしら……)
想娥娥:!
想娥娥:娥娥は?????
エリシア:娥娥も大好きだよ
GM:エリシアさん……?
木渡 葉:篠原先輩への感情を 先輩/○逃がさない に変更します。
エリシア:インスピレーションでSロイス2つ取れるかGMに聞いてみるか……
GM:聞く分にはいいですが……
GM:木渡後輩……
エリシア:あ、娥娥のお風呂入ります
GM:どうぞどうぞ
エリシア:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
エリシア:すっきり全回復
"名無し":ロイスはこのままで。着替える前用にボデマでも買おうかな……
エリシア:最後まで回復しきらないことで長風呂を楽しめる
GM:そんな楽しみ方があったなんて
"名無し":(3+2)dx+2+1+3>=12 手配師/ストーン+キリタニコネクションでボデマ狙い
DoubleCross : (5DX10+6>=12) → 8[1,1,3,7,8]+6 → 14 → 成功
"名無し":買えました。着ます
エリシア・ガーネット:エブリシングレディ使用。シーン中AI補助スーツを取得してマイナーで使用。判定値+3
木渡 葉:あ、そうか。ボデマあるとそれができるのか
GM:ボデマ便利ですよね
エリシア:4dx+5>=30 購入はPDW
DoubleCross : (4DX10+5>=30) → 7[4,5,6,7]+5 → 12 → 失敗
GM:届かぬか
木渡 葉:じゃあまねっこしよ。ボデマで
木渡 葉:3dx+2>=12
DoubleCross : (3DX10+2>=12) → 8[1,4,8]+2 → 10 → 失敗
エリシア:1dx+25>=30 妖精の手使って残り2回
DoubleCross : (1DX10+25>=30) → 3[3]+25 → 28 → 失敗
想娥娥:お姉さま……!
GM:エリシアさん……!?
エリシア:財産点2使って残り1。装備しておこう
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を5増加 (108 → 113)
木渡 葉:こっちは財産点2支払ってゲット、装備します。残り3点
GM:買ってる!
想娥娥:ボディアーマー一応買うか
GM:おお
エリシア:いや、ボルトアクションライフルを装備してウェポンケースにPDW入れようか
想娥娥:12dx>=12 従者1
DoubleCross : (12DX10>=12) → 10[1,1,2,4,6,6,8,9,9,9,10,10]+6[5,6] → 16 → 成功
想娥娥:変えちゃった
想娥娥:ジュラルミンシールドかお
GM:買えとるやんけ
想娥娥:12dx>=12 従者2
DoubleCross : (12DX10>=12) → 10[1,1,3,4,5,5,6,6,7,8,8,10]+4[4] → 14 → 成功
想娥娥:また買えちゃった
想娥娥:ん~ ハードコート
想娥娥:12dx>=9 従者2
DoubleCross : (12DX10>=9) → 10[1,2,2,2,5,6,7,8,8,8,9,10]+2[2] → 12 → 成功
想娥娥:はい
想娥娥:リアクティブアーマーに刷新狙うか
GM:ひ、ひええ
想娥娥:12dx>=24 従者4
DoubleCross : (12DX10>=24) → 10[1,1,2,2,3,3,3,3,5,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
GM:さすがに届かないか……!
想娥娥:3dx+1>=24 本体
DoubleCross : (3DX10+1>=24) → 8[1,3,8]+1 → 9 → 失敗
想娥娥:終わりです 終わり
GM:本体……!
GM:まさかこんなに装備が充実することになるなんて……
GM:では、改めてこのシーンは終了です!
【クライマックス】
GM:次はいよいよクライマックスフェイズですよ!
GM:クライマックスフェイズ!シーンプレイヤーは木渡さん!
GM:PCは全員登場です!
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を1d10(→ 3)増加 (94 → 97)
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を1d10(→ 4)増加 (113 → 117)
"名無し":"名無し"の侵蝕を1D10(→ 8)増加 (90 → 98)
"名無し":こふっ
GM:いい感じ
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (131 → 139)
GM:シャン……
GM:さらば……
"名無し":だ、大丈夫でしょ……
想娥娥:大丈夫大丈夫
GM:では、このシーンはまずは海底施設に向かっている潜水艇内の描写からです。
GM:キミたちを乗せた潜水艇は海底を進む。
GM:狭い船内。窓からは薄暗い海中の様子が見える。
木渡 葉:ぼんやりと仄かに暗い窓の外を見ている。
木渡 葉:「……なんか」誰に言うともなく。
木渡 葉:「この間の作戦とは、えらい違いですよね……雰囲気とか」
木渡 葉:目的の重たさはまた別として、だ。
"名無し":「潜水艇に乗るのも、ドレスで潜入するのも。中々ない貴重な経験だね」
木渡 葉:「はは、映画みたいなのには変わりないですけど」
木渡 葉:「先輩方のドレスは眼福だったな……」
想娥娥:「でしょ~?」ゴロゴロしている。
木渡 葉:ふと、色とりどりの衣装を思い浮かべて。
木渡 葉:黄色の影に心を痛めて。
木渡 葉:それから。
木渡 葉:「……あれ?」
木渡 葉:ひとつの記憶の違和感にたどり着く。
エリシア:「何か気になることでもあったかな」
エリシア:「私が操縦席に座っているだけに見えることかな?」
エリシア:「何も無ければ自動操縦だからだね」
木渡 葉:「そこは頼りにしてますよ、隊長も潜水艇も」
木渡 葉:「どっちかというと、俺が大丈夫かって心配になっただけで」
"名無し":「どうかしたのかい?」 黒のスラックスに包まれた長い脚を組み替えながら問う。
木渡 葉:「……アノニマス先輩、あの、変な話なんですけど」
木渡 葉:「普通にいましたよね? あの時」
想娥娥:「当たり前でしょ~?」
"名無し":「ああ、いたとも。同じように着替えて、あの場で作戦に従事したよ」
木渡 葉:帰りの車でまで一緒だったのも覚えている。『情報として』。
木渡 葉:「じゃあなんでこんな、半端な覚え方なんだろ……?」
"名無し":「『青いドレスを着ていた』『髪をまとめていた』」 薄く笑みながら、情報の羅列を口にする
"名無し":「そういった情報だけが頭の中に残っている。だけど、"思い出せない"」
"名無し":「そうだろう?」
木渡 葉:「あ、そう。そうです。そんな感じ」
エリシア:「つまり君には問題ないということだ。彼女の問題さ」
木渡 葉:「え」
"名無し":「君も身の上話をしてくれたんだ、海底に辿り着くまでの時間潰しに一つ。聞いてくれるかな?」
想娥娥:「……娥娥もちゃんと聞いときたいなあ」
木渡 葉:「……聞きますけど、っていうか」
木渡 葉:「知りたいです、ね」
"名無し":「ふふ。ありがとう」
"名無し":「さて、何処から話そうか。概略だけならUGNのデータベースにも在るだろうが──結論から言えば、あたしの身体は既に、人間として分類されていない」
"名無し":「レネゲイドビーイング。オリジン分類はレジェンド。怪奇や都市伝説の類と、同じ扱いだ」
木渡 葉:「…………!」
"名無し":「"名無し"以外の名前がないのは、それが喰われてしまうからでね」
"名無し":「──この身に宿すRVは、ウロボロスの『喰う』性質を色濃く宿している」
"名無し":「具体的には、これは『情報を喰う』。喰われた者は、過去も名前も存在も、全てが無に還る」
"名無し":「故に、あたしについて『記憶』することは困難なんだ。レネゲイドに耐性のない通常の人間では、認識することすら難しいこともある」
木渡 葉:「ははー……」
木渡 葉:「じゃあ、こうして話してる記憶も、そのうち……」
"名無し":「記録としては残るだろうね。記憶としては──ああ。特に、声は」
"名無し":「きっとすぐに、忘れてしまうだろうさ」
木渡 葉:過去の彼女の記憶を思い起こす。その通りだと認識する。
"名無し":「なに、面白みのない話だっただろう」
木渡 葉:(寂しいですね、と言うのは簡単だ。逆にこの仕事に便利ですね、なんて言い方もあるだろう)
木渡 葉:(でも、どちらもなんだか……ただの感想で)
想娥娥:「たしかになんかつまんないな~」脚をブラブラさせる。
エリシア:「勿体ないよね、せっかく美人な声をしているのに」
想娥娥:「アノちゃん先輩忘れんのヤダね」
"名無し":「そういうものに成り果ててしまったんだ、仕方ないさ」
木渡 葉:「一個、いい方法があるんですけど」
木渡 葉:「できるだけ毎日会うこと」
想娥娥:「おお」
"名無し":「継続は力なりか、なるほどね?」
木渡 葉:「……それができる人はきっと、幸せ者ですね」
想娥娥:「毎日いっしょにお風呂入る?」
木渡 葉:(ひとつだけ、俺と彼女には共通点がある、と思う)
"名無し":「ミス・シャン。その幸福はあたしには勿体ないよ」 薄く笑う。
木渡 葉:("ラタトスク"以外の名前は、全部嘘だから)
"名無し":「──ただね、そう言ってもらえることは、間違いなく幸せだ」
木渡 葉:(そこにだけ親しみを持って……記録として残しておこう)
"名無し":「誰彼からの記憶から悉く消えた時、恐らく世界からあたしは消えて無くなるのだろうから、ね」
木渡 葉:名無しさんへのロイス感情を変更したいです。
GM:了解です。
木渡 葉:○親近感/隔意へ
木渡 葉:記録しました。
GM:許可しましょう。
"名無し":「だから、願わくば。記憶ではなくとも記録の中に──あたしがあることは。それだけで、救いになる」
想娥娥:てくてくと歩み寄り、キスする。
"名無し":「────なっ」
想娥娥:「娥娥のことは忘れさせないよ。娥娥が忘れても」
"名無し":「……ふふ。我儘だな」
想娥娥:「ちゃあんと覚えててね」
"名無し":「忘れたくても、忘れられそうにないな」
"名無し":「──ミス・シャンだけではなく。ミスタ・キワタリも──エリシア嬢も」
"名無し":「勿論。ミス・シノハラのことも、だ」
エリシア:彼女の言葉を聞きながら、その顔を見つめる。
エリシア:膨大な情報を読み取るように進化したこの眼には、そのきっと美しい容貌もろくに見えはしないが。
エリシア:「だいぶ照れてるな。良いものを見た」
エリシア:「もうじき会えるよ、彼女に伝えることを考えておきたまえ」操縦機器に向き直り、現在位置をチェックする。
"名無し":「全く、どう見えているのやら」 視線を窓の外に逸らしながら、呻くように呟く。
GM:潜水艇の進む先。やがてUGNの海底施設が見えてくる。
エリシア:(あまり見ると知り過ぎてしまうな、気を付けないと)
GM:――閉鎖された海底の収容施設。
GM:神城祐樹と篠原風鈴、“メイヘム”は通路を歩く。
神城祐樹:「約束通り、解放するのはまず美理からだ」
篠原風鈴:「……ああ。分かっているよ」
GM:三人は無数の棺のようなものが並んだ収容区画へとやってくる。
GM:“メイヘム”は管理用コンソールの前に立つ。
メイヘム:「私がやりましょう。……本当に解放していいんですね、ボス」
神城祐樹:「当たり前だ。私がどれほどこの時を待ち望んだか」
メイヘム:「では、やりますよ」管理用コンソールを操作する。
GM:すると、無数の棺のうちの一つがせり出し、白い煙が噴き出す。
北条美理:そして、1人の女性が姿を現す。
北条美理:礼儀正しく明るかった女性は、その片腕が炎の剣のように、もう片方の腕が氷の剣のように変貌している。
神城祐樹:神城祐樹はその女性に歩み寄る。
神城祐樹:「美理さん。私です。迎えにきましたよ」瞳を潤ませながら言う。
神城祐樹:「随分と長い間お待たせしてしまいました。会いたかった。もう大丈夫です。これからはずっと一緒です」
北条美理:北条美理は不思議そうに首を傾げる。
北条美理:氷の剣が、神城祐樹の腹部を貫いている。
神城祐樹:「どう、して……」
北条美理:「あなたはだぁれ?」
GM:神城祐樹は血を流して倒れる。
メイヘム:「こんなところだろうとは思ったがな」
篠原風鈴:「…………」黙ってその光景を見つめている。
神城祐樹:神城祐樹は震える手をジャームに向かって伸ばす。
北条美理:「私はあの人を待っているの。邪魔をしないでちょうだい」炎の剣と化した腕を振り上げる。
"名無し":「──Bonjour, Mademoiselle」
"名無し":影が、人の声音で挨拶した。
"名無し":振り下ろされる寸前、何かに喰われたように炎が端から消えていく。
北条美理:「……フランス語」ぽつりと呟きながら、炎を失っていく自らの腕を見つめる。
"名無し":遅れて、かつ、かつ、とヒールの音が響き──ただシルエットだったものが、人の形となって現れる。
"名無し":「ミス・北条。こう呼ぶのは初めてかな──ああ、5度目の邂逅だ」
"名無し":「その手ではもうカヌレもマカロンも作れまい。残念だ、とても残念だよ」
北条美理:「あなたは……ああ、誰だったかしら。私、お客様の顔を覚えるのは得意なのに」
北条美理:「でも、そう。ここにいるということは、あなたも私の邪魔をしに来たのよね?」
北条美理:「私はただあの人を待っているだけなのに」両腕の氷と炎の剣が宙に浮かぶ。
北条美理:「……そんなの許せない」
"名無し":「本当に悲しいことだ。……ああ、一つ訂正をするなら──来たのは。あたしだけではないよ」
メイヘム:「…………」女の来た方を睨み、身構える。
"名無し":ちら、と篠原風鈴に視線を送って、微笑む。
想娥娥:「はあい」メイヘムに手を振る。
篠原風鈴:「やるのだな、“アノニマス”」黒い手袋をはめながら言う。
想娥娥:「風鈴ちゃん先輩も~」パタパタと。
メイヘム:「いつぞやの女か。今度は追いかけてきたんだな?」
想娥娥:「だって追ってくれないから~」
メイヘム:「女を追いかけるのは趣味じゃない」
メイヘム:「おれはただ痛めつけて壊すだけだ」
想娥娥:「わあ、ひっどい」
想娥娥:「女の敵だよ~”マジメな”風鈴ちゃんはそっちでいいの?」
想娥娥:「トリプルスパイだったことにしてあげれるよ、まだ」
篠原風鈴:「もう遅いだろう」
篠原風鈴:「決めたのだ、私は」
想娥娥:「いー!カタすぎる女!」
"名無し":「たった今、その"欲望"の不条理さは見えたところだろう。それでもなお、望むのかい?」
想娥娥:「もうお風呂入らせてあげないんだからね!」
篠原風鈴:「望むよ」
篠原風鈴:「私はもう一度あの日常を取り戻す」
篠原風鈴:「弟と2人でもう一度平和に暮らす。例え、それが……」倒れている神城祐樹を見る。
篠原風鈴:「叶わない望みだと分かっていても、私は願わずにはいられないんだ」
木渡 葉:「……約束は?」
木渡 葉:前に踏み出す。
篠原風鈴:「木渡、後輩」
木渡 葉:「約束をしましたね。蕎麦と、コーヒーと」指を折る。
木渡 葉:「俺の約束は、あなたを支えるのには、ちょっと足りなかった」
木渡 葉:「ちょっとどころじゃないな。全然、駄目だったってことですよね」
篠原風鈴:「そんなことはない」
篠原風鈴:「私はあの時、本気だったよ」
木渡 葉:「俺だって本気でしたよ」
篠原風鈴:「あの時、キミが任務など捨てて私を連れ去ってくれていたら……」
篠原風鈴:「今更ズルいか」微笑んで言う。
木渡 葉:「…………」
木渡 葉:「なんだよそれ……」
篠原風鈴:「…………」
木渡 葉:「それは、そんな選択」
木渡 葉:「俺が取るわけがないんだ」
篠原風鈴:「分かっていたよ」
篠原風鈴:「だから私はお前を殺す」黒い手袋で細い糸を手繰る。
木渡 葉:「俺は"ラタトスク"。これだけは」
木渡 葉:「何があっても、どこにいても変わらない、変えられない」
木渡 葉:「あなたに殺されたりなんかもしない、"ヴァルキリー"!」
篠原風鈴:「お前に私が殺せるものか。“ラタトスク”」
木渡 葉:武装を用意するでもなく、立ち尽くして、それだけ叫ぶ。
木渡 葉:「俺だけじゃないですよ」
木渡 葉:「頼れる先輩方がいる。煽るのだけは得意ですし」
木渡 葉:「試してみなきゃ……わからない」
木渡 葉:「わからないじゃないですか」
篠原風鈴:「……っ」
メイヘム:「いいや、止められないさ。どれだけ雑兵が集まったところでな」
エリシア:「それは一度逃した相手に言う事ではないな」カツカツと、硬い靴音が響く。
メイヘム:「指揮官か」小さくため息をつく。
メイヘム:「さて、どうだかな。このコフィンの中、どれだけのジャームが眠っていると思う? 」
エリシア:「鼠取りは褒められた仕事ではないが、だからこそ手を抜く役割ではない」
エリシア:「それを止めに来た私たちは精鋭だよ。戦いにおいてもね」
メイヘム:「精鋭か。なら、尚更あんたの首は上司への良い手土産になるな」
エリシア:「会えるといいな。私も楽しみにしている」
エリシア:「"ヴァルキューレ"」平時とは異なる冷たい声色を、深い水底に響かせる。
篠原風鈴:「……エリシア・ガーネット」ぴくりと反応する。
エリシア:「君の罪は重い。私たち(UGN)の行いが独善によるものではないと知った上で」
エリシア:北条美理の成れの果てにに傷つけられた、神城祐樹の姿を目に留めて。
エリシア:「ジャームと再び巡り合う事を選んだのだから」
篠原風鈴:「それが、どうした」
エリシア:「彼らとの邂逅は痛みを伴う。レネゲイドの共振現象によって多くのオーヴァードを連鎖的に破滅させる行いでもある」
篠原風鈴:「分かっている」
エリシア:「故にこそ我々は、穏やかな幻で世界を包んできた。全てを肯定できるわけでなくとも、その意義は理解しているだろう」
篠原風鈴:「ああ。それでもなお、私はあなたたちを裏切ったのだ」
篠原風鈴:「……エリシア・ガーネット。私はあなたたちの敵だ」
エリシア:「……それでも君は私の部下だ」
エリシア:「ここで止めるよ。篠原風鈴」
篠原風鈴:「やってみるがいい、イーストミラージュ!」細い糸が唸るような音を立てる!
メイヘム:「お前たちが飾り立てる偽りの秩序は今日この日、終わりを告げる」
メイヘム:“メイヘム”はキミたちを睨む。殺気が周囲に満ち、キミたちの体内のレネゲイドウイルスをざわつかせる。
GM:衝動判定だ!〈意志〉で難易度は9!
木渡 葉:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 9[1,3,5,9] → 9 → 成功
"名無し":7dx+1>=9
DoubleCross : (7DX10+1>=9) → 9[1,2,2,3,3,6,9]+1 → 10 → 成功
想娥娥:5dx>=9
DoubleCross : (5DX10>=9) → 8[2,4,5,5,8] → 8 → 失敗
想娥娥:ひゃん
"名無し":2d10+98
DoubleCross : (2D10+98) → 15[10,5]+98 → 113
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を2d10(→ 12)増加 (97 → 109)
"名無し":くふっ
想娥娥:想娥娥の侵蝕を2d10(→ 16)増加 (139 → 155)
エリシア:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 6[5,6] → 6 → 失敗
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を2d10(→ 14)増加 (117 → 131)
GM:隊長……!
エリシア:エフェクトレベル+3見えてきたわ
メイヘム:「流れ出る血こそが本当の秩序だ。それを教えてやろう」
メイヘム:“メイヘム”が管理用コンソールを操作する。
GM:キミたちの背後に部分的に変異をした人型の異形が現れる。コフィンから解放されたジャームだ!
想娥娥:「あはっ」それを見て嗤う。
想娥娥:「どれも、どれも、どれもいいね」
エリシア:「へえ!」それを見て笑う。
想娥娥:「娥娥のものにしたいなあ」
エリシア:「手当たり次第だな、場当たり仕事だな」
エリシア:「そんなことで私たちを切り抜けられると思っているなんて、面白いじゃないか」
北条美理:「私はただ待っているだけなのに。みんな私の邪魔ばかりする……」氷と炎の剣が宙を舞う。
エリシア:あらゆる秘密を暴き立てる目が、ジャームたちの情報を舐め尽くす。
篠原風鈴:「4人とも始末させてもらう」細い糸を振るう。
エリシア:「本当にずるい奴らだよ、君たちは!」
木渡 葉:……嫌だ、と思うのは、逃げだ。この戦場から逃げてはいけない。
木渡 葉:逃走が許される場と、そうでない場がある。彼はそれだけは知っている。
"名無し":「どれ──全部。喰い散らかそうか」
メイヘム:「では、全員壊させてもらうとしよう」一歩踏み出す。
GM:では、ここからクライマックス戦闘に入っていきます!
GM:まずは戦闘の状況について説明します
GM:キミたちは4人が1エンゲージ。
GM:エネミーは“メイヘム”、篠原風鈴、北条美理、解放ジャームのトループが3体。
GM:解放ジャームのトループはトループなのでカバーリングとかはしません。
GM:行動値は“メイヘム”が12、篠原風鈴が8、北条美理が14、解放ジャームのトループが17です。
エリシア:はやーい
GM:なんかやたら早い従者たちもいるし……。
想娥娥:たった24だよ~
GM:最速じゃん!
GM:キミたちの前方5メートルに“メイヘム”と北条美理のエンゲージが、同じく前方5メートルで別エンゲージに篠原風鈴がいます。
GM:また、キミたちの後方5メートルに解放ジャームのトループ3体がいます。
GM:勝利条件はエネミーを全滅させること!
"名無し":後ろにも
木渡 葉:全滅だ
GM:2ラウンド目のクリンナッププロセスまでに倒しきれなかった場合は、“メイヘム”の「Eロイス:破壊神顕現」と「傲慢な理想」×3の効果によって世界中のジャーム収容施設が破壊されて無数のジャームが世界に解き放たれることになります。
想娥娥:たいへん
GM:データ的にはこんな感じですが、演出的には金で雇った兵隊たちがメイヘムの指示で一斉に行動を起こす感じですね。
GM:金で雇れているので、こっちが全滅したら撤退する。
GM:頑張って彼らを倒してください!
"名無し":全て壊します
GM:逆に!?
GM:説明はそんな感じ!
メイヘム[12]
北条美里[14] 篠原風鈴[8]
5m 5m
木渡[7]娥娥[5]従者*4[24]
エリシア[8]名無し[11]
5m
解放ジャーム*3[17]
GM:何か質問とかはありますか?
木渡 葉:大丈夫です
想娥娥:だいじょうぶ!
"名無し":問題なし!
エリシア:OK!
GM:では、早速戦闘を始めていきましょう!
GM:ラウンド進行の開始です!
GM:1ラウンド目
GM:まずはセットアップからです
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします
想娥娥:ないよ~
木渡 葉:コンボ『鷲と竜の羽撃きを聞く』《ターゲットロック》《攻性変色》《狩りの統率者》
木渡 葉:範囲(選択)の味方の攻撃力を32増加。自分は暴走。侵蝕10上昇。
木渡 葉:ターゲットは篠原先輩。
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を10増加 (109 → 119)
想娥娥:5人とももらう!
篠原風鈴:《ターゲットロック》を使用。対象は木渡後輩。
エリシア:貰っておこうかな
"名無し":ミスタ・キワタリの支援は一応もらっておこうか。
"名無し":"わたしの場所を連れていく" 《尾を喰らう蛇》《喰らわれし贄》《黄:先陣の火》 侵蝕[+7] HP1D点喪失 ラウンド間、行動値[+10] シーン間、攻撃力[+18]
"名無し":"名無し"の侵蝕を7増加 (113 → 120)
"名無し":1d10
DoubleCross : (1D10) → 6
"名無し":"名無し"のHPを6減少 (28 → 22)
"名無し":イニシアチブは21へ。
GM:メイヘムと北条美理、トループは何も無しです。
GM:演出がある人はどうぞ!
エリシア・ガーネット:オートで【Ephemera】《万象の虹》、《黄:先陣の火》をレベル1で取得。侵蝕率レベルで3に。
GM:コピー!?
GM:そう来たか……!
エリシア・ガーネット:そして《黄:先陣の火》を使って行動値+15だ
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を6増加 (131 → 137)
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を2増加 (137 → 139)
GM:めちゃくちゃ早くなった……!
メイヘム[12]
北条美里[14] 篠原風鈴[8]
5m 5m
木渡[7]娥娥[5]従者*4[24]
エリシア[23]名無し[21]
5m
解放ジャーム*3[17]
GM:では、演出がある人はどうぞ!
木渡 葉:煽ることは得意だ。言葉を使って、他人を乗せて。
木渡 葉:ただ、こういう局面で本当に効く言葉。本当の尽力が貰える言葉は別であることも、同様に知っている。
木渡 葉:「先輩方」
木渡 葉:足下に、影の樹が伸びる。
木渡 葉:「すみません。力を貸してください。一緒に、どうか、作戦を決行する力を」
木渡 葉:その根には蛇の尾が。
木渡 葉:「お願いします!」
木渡 葉:その梢には、鷲の翼が大きく広がり。
木渡 葉:影から皆にレネゲイドを供給していく。
エリシア:影の輪郭に指を這わせて、そっと撫でる。
エリシア:木渡くんを、篠原くんを、そして名無しの彼女の影を視線でなぞる。
エリシア:「立場上、そう頻繁であってはいけないのだけど」
エリシア:「やはり良いね、全力を見るのは」
エリシア:周囲で行使されるレネゲイドが如何にその人のものとして構成されたのか、起源の欠片にして模倣者たるオーヴァードが認める。
エリシア:「まずは娥娥、今回もよろしく」
想娥娥:「んん~」影と交わり。「任せて」蠱惑げに微笑む。
"名無し":触れた影が喰い合い、その力のみを残して融けていく。綺麗な影だ、と思った。何も残らないより、ずっと。
"名無し":ヒトの形が、僅かに壊れる。輪郭が、形どられていたものが、霧のように朧気に。
"名無し":「加減はしないよ。そのように、この身体は出来てないんだ」
篠原風鈴:目に見えない糸を周囲の空間へと張り巡らせていく。いつの間にかその糸は影の樹にまとわりつくようにして木渡へと伸びている。
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:ここからは行動値順に手番を行っていきます!
GM:本当なら行動値24の従者どもからなのですが
GM:メイヘムがイニシアチブで《鼓舞の雷》を使用!
GM:割り込んで行動します!
GM:メイヘムの割り込み行動! 従者どもをまとめて吹き飛ばしてくれるわ!
想娥娥:そんな……
GM:後悔して懺悔しなー!
メイヘム:マイナーで《アンバウンド》を使用。攻撃力を上げます。
GM:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《マルチウェポン》+《コントロールソート》+《コンバットシステム》
GM:さらに破壊のアージエフェクト、《万軍撃破》も
GM:組み合わせてシーン化!
想娥娥:判定の直前に
GM:アームブレード2つでキミたち全員に攻撃します!
GM:直前に!?
想娥娥:『羞ずかしいよ、芙蓉香』
想娥娥:従者4がDロイス:守護者を使用。
GM:従者4ー!?
想娥娥:その攻撃を自分だけに変更。
GM:ひ、ひええ
GM:ええい、だが一匹だけでもいいから始末してやる!
GM:では、命中判定いきます!
メイヘム:15dx7+1
DoubleCross : (15DX7+1) → 10[1,1,2,2,4,5,5,5,6,6,7,8,8,8,10]+10[1,5,8,8,8]+10[2,4,8]+6[6]+1 → 37
メイヘム:命中判定の達成値は37!
GM:リアクションどうぞ!
想娥娥:想娥娥の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (155 → 165)
想娥娥:わーん
GM:ガッツリ上がった……!
想娥娥:12DX>=37
DoubleCross : (12DX10>=37) → 9[1,3,4,4,5,5,7,7,8,8,9,9] → 9 → 失敗
GM:うおー!やってやる!ダメージ!
メイヘム:「Dロイス:強化兵」の効果でダメージはさらに+2dされる
メイヘム:6d10+27
DoubleCross : (6D10+27) → 21[4,1,5,1,6,4]+27 → 48
GM:48点。ガード値を-10してダメージです!
想娥娥:そんな……従者4はやられてしまいました
GM:やったー!
エリシア:貴重なメンバーが……
想娥娥:あと3体しか居ない……
GM:これでだいぶ戦力を削ったぞ!
GM:まだそんなにいるの!!?
木渡 葉:ずらずら
メイヘム[12]
北条美里[14] 篠原風鈴[8]
5m 5m
木渡[7]娥娥[5]従者*3[24]
エリシア[23]名無し[21]
5m
解放ジャーム*3[17]
GM:で、では、攻撃の演出いきます
メイヘム:背の高い屈強な男が軽く腰を落とす。
メイヘム:その足元に、バチバチと雷光が集まる。
想娥娥:ふわり、と。血の香りが周囲を満たす。
想娥娥:メイヘムの前に、倒すべき敵の姿が明らかになる。
メイヘム:「血の流れというのはいつだって不規則で無秩序だ」
想娥娥:想娥娥という女の姿。
メイヘム:「お前たちの流血はどういうものか楽しみだよ」足先から刃が展開される。
メイヘム:脚を振り上げる。
メイヘム:空間を満たすほどの膨大な雷光が、目の前の女へと一直線に向かう!
想娥娥:「别开玩笑」
想娥娥:パチャッ、とそれが血の霧になって霧散する。
メイヘム:「何……?」
想娥娥:「血の流れは規則的で、秩序立ってるの」血の霧が晴れた先に、彼女と、他の面々が立っている。
メイヘム:「幻覚、か?」
想娥娥:「娥娥の思いのままっていう秩序がね」
エリシア:「ブラックドッグ、ノイマン、アージは破壊」
想娥娥:「ん~半分あたり!」
エリシア:「見たままだな、シンプルでつまらない」
想娥娥:「お姉さまは娥娥を見てよ」
エリシア:「比較対象が悪すぎたってことさ」
メイヘム:「なら、いいだろう。順番に1人ずつ仕留めるだけだ」
エリシア:「私は守りを頼んだわけではないのだけどね……ここからが見どころだ」
メイヘム:脚を振り下ろすと、電磁ブレードが格納される。次撃のために構えを取る。
GM:では、メイヘムの割り込み行動はこれで終了!
GM:次は行動値24の従者1から3!
想娥娥:はあーい
想娥娥:じゃあ1をマイナーで下にエンゲージさせて
想娥娥:メジャー「閉じなさいってば、小望」:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《闇夜の呪い》。
GM:まさかトループを……!
想娥娥:解放ジャームたちに範囲攻撃。
GM:では、命中判定をどうぞ!
想娥娥:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[1,1,2,3,5,6,6,7,8,9,9,9]+5[1,2,4,5,5] → 15
想娥娥:ひくい!
想娥娥:うう……
GM:ふむ
GM:トループは《イベイジョン》持ち!
GM:ドッジの達成値は16で固定!
エリシア・ガーネット:《原初の紫:妖精の手》のダイスを10に変更します。残り1回。
GM:残念ながら攻撃は外れることになる!
想娥娥:お姉さま……!
GM:えっ
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を5増加 (139 → 144)
GM:攻撃は外れることにならない!
想娥娥:わーいわーい
GM:命中です!
想娥娥:1DX7+20
DoubleCross : (1DX7+20) → 2[2]+20 → 22
想娥娥:ふふん
想娥娥:160越えたからエフェクトレベル上がってるな
GM:ということは?
想娥娥:ダメージが増えるぜ
GM:よくない!
想娥娥:3d10+25 装甲有効
DoubleCross : (3D10+25) → 20[9,10,1]+25 → 45
想娥娥:どーん
GM:そんなにダメージある……!?
GM:ダイス目がいいのか!
GM:もう少しダメージのダイス目が低ければな……!
GM:解放ジャームはその範囲攻撃で全滅です!
想娥娥:やりすぎちゃった
想娥娥:1は消滅!
GM:では、演出どうぞ!
想娥娥:あっ続けてやっていいかな1は消滅!
GM:お、では続けて従者2の行動!
想娥娥:2はメイヘム北条にエンゲージ
想娥娥:同じくメジャー「閉じなさいってば、小望」:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《闇夜の呪い》。
GM:また来た!
想娥娥:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[1,2,2,2,4,5,6,7,7,8,9,10]+10[4,5,6,7,10]+4[3,4] → 24
GM:北条美理はガードを宣言。まだ武器作ってないから素手か。
GM:メイヘムはアームブレードでガードします。
GM:ダメージどうぞ!
想娥娥:3d10+25 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+25) → 21[8,10,3]+25 → 46
GM:いや、だから強いよ!
GM:メイヘムはガード時に《磁力結界》を使用。
GM:ガード値を増やします。
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 11[2,1,8] → 11
GM:北条美理は普通に受ける!
GM:いい感じにHPを削られましたが、二人ともまだ健在です!
想娥娥:もっかいいくね 3もマイナーでエンゲージして「閉じなさいってば、小望」
想娥娥:12dx7
DoubleCross : (12DX7) → 10[1,1,2,2,3,3,6,7,7,8,10,10]+10[4,4,7,7,9]+10[7,9,9]+6[1,1,6] → 36
GM:高いよ!
GM:北条美理は素手でガード!
GM:メイヘムはアームブレードでガード!
GM:ダメージどうぞ!
想娥娥:4d10+25 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+25) → 28[9,9,9,1]+25 → 53
GM:ダメージ!!
GM:メイヘムは《磁力結界》を使用!
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 20[8,8,4] → 20
GM:お、いい感じ
木渡 葉:オート、コンボ『根と梢を繋ぐ』《原初の紫:デビルストリング》使用。侵蝕7上昇。
木渡 葉:その磁力結界を打ち消します。
GM:ひ、ひええ!
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を7増加 (119 → 126)
GM:せっかく20点も上がったガード値が!!
GM:メイヘムはだいぶHPを削られたけど、まだ健在!
GM:北条美理は一度戦闘不能になって、《燃える魂》を使用して復活します!
GM:軽減エフェクトなしでは耐えきれん……!
GM:では、シャンさんはまとめて攻撃の演出をどうぞ!
想娥娥:侵蝕あげとこ
想娥娥:想娥娥の侵蝕を3(→ 3)増加 (165 → 168)
想娥娥:こんなに上がっちゃって……
GM:お前もジャームの仲間入りよ……
メイヘム[12]
北条美里[14] 篠原風鈴[8]
5m 5m
木渡[7]娥娥[5]
エリシア[23]名無し[21]
想娥娥:ふわ、と。どこか温もりを持った香りが周囲を満たす。
想娥娥:「娥娥のこと、知って欲しいな」想娥娥の体液が揮発化した香水。
篠原風鈴:「来るか……!」
想娥娥:それは彼女の涙であり、汗であり、唾液であり、血であり、更には、更には、更には……
北条美理:「……?」
想娥娥:悲哀を。艱苦を。食慾を。痛みを。愛楽を……
想娥娥:覚えるとともに、教えるもの。
想娥娥:各々の身体要素。それに紐付けられた複数の複雑な感情。その微細な強度。その喚起の詳細な条件。
想娥娥:それらの複合は、処理不可能な想娥娥の情報として空間を充満し、果たして、こう呼ばれる。
想娥娥:組合せ爆発。
想娥娥:その想娥娥の体液の育む情報量が、脳を犯す。
GM:コフィンから解放された異形のジャームたちがキミに飛びかかろとしていたが
GM:突如としてもがき苦しむ!
想娥娥:「娥娥のことだけ考えてほしいな~?」
GM:一体、また一体とジャームたちが悶絶しながら倒れていく!
想娥娥:「もっと、もおーっと、夢中になってね」
北条美理:「何、これ……!?おかしい、私おかしい……!」悲鳴をあげながら頭を押さえる。
メイヘム:「これは……まずいか」目の前に電流を放ち、飛散する分泌物を押さえ込もうとする。
北条美理:「嫌だ……!変に、変になってる、私……!」目を白黒させながら倒れる。
メイヘム:電流によって分泌物を消し飛ばす。そうして被害を最小限に食い止める。
木渡 葉:そのはずの流れが、捻じ曲げられる。
木渡 葉:見れば地面、影の枝が蔦のように生い茂り、メイヘムの影の腕に絡みついている。
メイヘム:雷鳴があらぬ方向に曲がる。
メイヘム:「貴様……!」空間を満たす香りをもろに浴びる。
木渡 葉:「駄目ですね。ちゃんと先輩を立てなきゃ」
想娥娥:「葉ちゃん~♡」
メイヘム:もがき苦しみながら膝をつく。
メイヘム:「こんな小細工で、おれがやれると思うか……!」袖口で口の端を拭って立ち上がる。
想娥娥:「女の子の細かいところに気づけなきゃ」
想娥娥:「やってけないぞ~?」
北条美理:両腕の炎と氷と炎の剣が勢いを増す。その剣はどんどん巨大になっていく。
北条美理:「私は……あの人を待っていないと……」
北条美理:「必ず迎えに来てくれるから……」
北条美理:その体が浮かび上がる。
GM:では、シャンさんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値23のエリシアさんの番!
エリシア:まずはイニシアチブでジュラルミンシールドを放棄
GM:捨てた!
エリシア:娥娥がくれたウェポンケースからPDWを装備、マイナーで効果起動
エリシア・ガーネット:オートで【A Coat】《異世界の因子》、《ストライクモード》をレベル1で取得。
GM:ま、またコピー……!
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を6増加 (144 → 150)
エリシア:侵蝕率が150%になり起源種によるエフェクトレベルボーナスが+3になる
GM:そんなに
エリシア:いや待て、ストライクモードはシンドロームだな
GM:あ、そうか。コピーしても使えないですね。
エリシア:マルチウェポンに変えていい?
GM:いいですが!?
エリシア・ガーネット:メジャーでコンボ【Table Turn】《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《マルチウェポン》ボルトアクションライフルとPDWで範囲選択に射撃攻撃。対象はメイヘムと北条さん。
GM:は、範囲攻撃……!
エリシア:10dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[4,4,6,6,8,8,9,9,10,10]+10[2,2,5,7,8,9]+3[2,3,3]+1 → 24
GM:北条美理はガード!
エリシア・ガーネット:《原初の紫:妖精の手》のダイスを10に変更します。残り1回。
GM:振り足し……!
エリシア:1dx7+31
DoubleCross : (1DX7+31) → 2[2]+31 → 33
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を5増加 (150 → 155)
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を7増加 (155 → 162)
GM:北条美理はガード!
GM:メイヘムはドッジを宣言!
GM:6dx+2>=33
DoubleCross : (6DX10+2>=33) → 10[1,4,6,6,8,10]+6[6]+2 → 18 → 失敗
エリシア:17+4d10 ダメージ
DoubleCross : (17+4D10) → 17+11[1,6,2,2] → 28
GM:避けきれんか……!
GM:北条美理は復活エフェクトでそこそこHPを確保したのでまだ生きてます!
GM:メイヘムはギリギリ落ちるか……!
GM:一度戦闘不能になります!
GM:演出どうぞ!
エリシア:ポケットの内で操作していた制御端末を弄り、手を抜き取る。
エリシア:娥娥の香りを楽しむ為、一度止めていた空調設備が再稼働する。
エリシア:「止めたままでは息が詰まるし、何より火薬臭くなるからな」
エリシア:両手を伸ばすと影の内からずらりと火器が飛び出て、その手に納まる。
メイヘム:「そちらもなかなかシンプルな戦闘スタイルのようで」
エリシア:メイヘムと北条に対し、爆音と閃光と共に雨のような弾丸が襲い掛かる。
メイヘム:咄嗟に回避を試みる。だが、かわしきれずにその直撃を受ける!
エリシア:残弾が切れると共にまた別の銃器が独りでに手に納まり、尽きること無い制圧射撃を与え続ける。
エリシア:「空港と同じで場所が場所。個人携行用火器しか使えないが」
メイヘム:「チッ、この物量……!」体を撃ち抜かれる。
エリシア:「私一人ではないからね、問題あるまい」
北条美理:「……?」燃え盛る体を撃ち抜かれるが、意に介さない。
北条美理:ガード時に《蒼き悪魔》を使用。
北条美理:エリシアさんに15点のダメージを与える!
北条美理:氷の腕が弾幕に混じって宙を舞い、エリシアさんの体を刃が貫く!
エリシア:エリシア・ガーネットのHPを15減少 (28 → 13)
エリシア:「ッ……」
北条美理:「あなたも、私の邪魔をするのね。酷い人」
エリシア:「やはり、君を出してやるべきではなかった」
北条美理:氷の腕が、手元に戻ってくる。
エリシア:「どんなに愛そうと、痛みしか返せない君を起こすのは残酷すぎる」
エリシア:「" "、頼む」
メイヘム:「いい時間稼ぎだった」《蘇生復活》を使用。
メイヘム:いつの間にか呼吸を整え直して立ち上がっている。
GM:では、エリシアさんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値21。名無しさんの番です。
"名無し":オーライ。まずはオートアクションでアルティメイド服をウェポンケースから取り出して装備。
"名無し":マイナー、《オリジン:レジェンド》 シーン間、【精神】判定達成値[+12] 侵蝕[+2]
GM:メイド服……!
"名無し":"名無し"の侵蝕を2増加 (120 → 122)
"名無し":メジャー、"あなたの聲が雑踏になる" 《赤:サイレンの魔女》《灰燼に帰すもの》 侵蝕[+10] Mp終了後、《喰らわれし贄》効果解除
"名無し":対象はミス・篠原、"メイヘム"、ミス・北条。
GM:では、命中判定どうぞ!
"名無し":(4+3)dx+11+12+3
DoubleCross : (7DX10+26) → 10[2,2,3,4,4,9,10]+7[7]+26 → 43
GM:た、高いな……!?
GM:メイヘムはアームブレードでガード。
GM:北条美理は素手でガード。
GM:篠原はドッジを宣言!
GM:肉体型を舐めるなよ……!
"名無し":ほう……!
GM:11dx+3>=43
DoubleCross : (11DX10+3>=43) → 10[1,1,2,2,2,6,6,8,8,10,10]+10[3,10]+7[7]+3 → 30 → 失敗
"名無し":めっっっっっちゃ頑張っとる
GM:うえーん!無理!
GM:では、ダメージどうぞ!
"名無し":固定値を盛っていなければ危なかった……ダメージ!
"名無し":5D10+54 装甲無視
DoubleCross : (5D10+54) → 31[5,9,2,5,10]+54 → 85
GM:高いな……!?
想娥娥:ヤバすぎ
木渡 葉:ひえ
GM:メイヘムはダメージ適用時に《電磁反応装甲》を5回使用!
エリシア:こわっ
GM:ダメージを100点軽減して0に!ですが、これで打ち切り……!
想娥娥:そんなの持ってやがったのか
GM:篠原風鈴もかなりガッツリHPを削られた!
GM:北条美理はガード時に「Eロイス:ありえざる存在」で取得した《自動触手》を使用!
GM:名無しさんにも15点ダメージを受けてもらう!
"名無し":では、HP7点まで落ちる! そして
"名無し":ダメージ適応直後に《悪食の蛇》使用。侵蝕[+1] 《喰らわれし贄》の回数制限を回復。
GM:さ、再起動!?
"名無し":"名無し"の侵蝕を11増加 (122 → 133)
"名無し":"名無し"のHPを15減少 (22 → 7)
GM:そして、北条美理は残りHP15点だったのでこれで完全に戦闘不能になります!
GM:では、演出どうぞ!
"名無し":かつ、かつ。
"名無し":雨が落ちることなどない海中の牢にて、再び相見えた。望まぬ再会が、ここにある。
"名無し":──あの時。あたしは、彼女の"全て"を消し去ることを、やめてしまった。
北条美理:不思議そうにキミを見ている。
"名無し":愛しき者がいると遺した。彼女の全てを無へ還すことは、その者から彼女を奪い去ってしまうということだ。
"名無し":だから、気が変わった。一帯のみから彼女の存在痕跡のみを消去して──彼女の"記憶"を、世界に留めおいた。
"名無し":それが、過ちだったのだ。
"名無し":これは、あたしの気紛れが招いた惨事でもあるのだ。
北条美理:「あなたは、だぁれ? 私の知っている人?」
"名無し":「どうかな、レディ。初めてとも言えるし、そうでないとも言える」
北条美理:「私、あなたに……」
"名無し":くつくつと笑んで、手を挙げた。鮮やかな赤い髪をかき上げる、その指先は紫が灯る。
北条美理:視線が、その紫色を追う。
北条美理:「あなたに会ったことがある」
"名無し":「C’est pas vrai ?」
"名無し":「お嬢さん、疲れてるんじゃないか。あたしと君は────」
"名無し":「──今日が初対面だよ」
"名無し":ざり、ざり、と記憶を削る音がする。あの日の焼き回しのように。
"名無し":「いいかい」
"名無し":紫に彩られた指を立て、真っ赤なルージュの引かれた唇に当てる。
北条美理:辛そうに頭を押さえる。
"名無し":その色が、曇る。端から、端から、影──否。"無"が、"無"が。何もないものが、"名無し"を中心に溢れ出す。
"名無し":広がる。満ちる。覆い尽くされていく。
"名無し":「どれほど強靭な肉体を持てど。如何に折れぬ精神があれど」
"名無し":「──"世界"から拒絶されてしまえば、それまでだ」
"名無し":ざり、ざり、 ざり、ざり、
"名無し":端から、端から。音が聞こえる。喰い尽くしていく。
"名無し":記憶を。記録を。過去を。名前を。存在を。
"名無し":「全ては灰へ。全ては塵へ」
"名無し":「総て汎ゆるものは、"無"へと還る」
"名無し":『貴方の聲を』『跡形もなく忘れてしまう』
"名無し":『記憶の欠片』『貴方の場所を浄化する』
"名無し":『蝕んでいく』『抜けて落ちていく』
"名無し":──『貴方の聲が雑踏になる』
メイヘム:「これは……全力でなければ防ぎ切れん……!」目の前に凄まじい雷鳴が迸る!辛うじて全てを防ぐと、肩で息をする!
"名無し":汎ゆるものを喰らい尽くす詞が、一帯のレネゲイドを、そして体内に満ちるレネゲイドを震わせて────
篠原風鈴:「あいつ……!ここまでの力を……!」避けきれずに飲み込まれる、その体を蝕まれる!
メイヘム:改造した肉体の全機能を防御に回したせいで、あちこちが機能不全を起こし始める。
北条美理:その身の全てを喰らい尽くされて倒れる。
北条美理:「ああ。私……」
北条美理:「お姉さん……私……あなたに何かを伝えました……」
"名無し":「ああ、確かに。聞き届けた。覚えているさ」
北条美理:「よかった……私はもうそれが何だったのかも思い出せなくて……」
北条美理:「どうか……もう顔も忘れてしまった……愛しいあの人に……」
"名無し":倒れ伏す娘の手が、倒れた男の手に触れている。それすらも、見えていないのだろう。何も。
北条美理:片腕の炎は消え、もう片方の腕の氷は溶けている。
"名無し":「──Adieu、名もなき娘」
北条美理:静かに目をつむると、それきり動かなくなる。
メイヘム:「くだらん三文芝居だった」吐き捨てるように言う。
"名無し":「ロマンチックだと言ってくれたまえよ」 辛うじて人の形を保った姿で、薄く笑う。
メイヘム:「いいぞ。なら、お前たちもロマンスに殺してやる」
GM:これで名無しさんの行動は終了!
GM:次は行動値12のメイヘムの番です!
メイヘム:マイナーで《アンバウンド》を使用。5メートル戦闘移動してキミたちにエンゲージ!
篠原風鈴[8]
5m
メイヘム[12]
木渡[7]娥娥[5]
エリシア[23]名無し[21]
メイヘム:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《マルチウェポン》+《コントロールソート》+《コンバットシステム》+《神機妙算》を使用!
GM:範囲選択!アームブレード2つで4人全員に攻撃!
GM:吹き飛べや、おらー!
GM:命中判定いきます!
GM:15dx7+1
DoubleCross : (15DX7+1) → 10[3,3,4,4,4,4,5,6,6,6,6,6,7,8,9]+10[1,5,7]+1[1]+1 → 22
GM:達成値は22!
エリシア:暴走リア不
GM:4人ともリアクションをどうぞ!
木渡 葉:暴走中です
"名無し":6dx+1>=22
DoubleCross : (6DX10+1>=22) → 9[2,4,5,5,9,9]+1 → 10 → 失敗
"名無し":流石に厳しいか、失敗!
想娥娥:暴走だよ~
GM:では、ダメージいくぞ!
GM:5d10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 36[9,10,7,2,8]+27 → 63
GM:ダイス目いいな
木渡 葉:リアクティブアーマーの効果を一応使用しておきます
エリシア:コードウェル博士のロイスをタイタス昇華して復活
GM:63点!ガード値-10でダメージだ!装甲は有効!
想娥娥:やば
木渡 葉:63-2d10
DoubleCross : (63-2D10) → 63-11[4,7] → 52
"名無し":でっか 耐えきれない、UGNのロイスをタイタス昇華して復活。HP12。
木渡 葉:装甲8なので48ダメージ、無理ですね
想娥娥:メイヘムへのロイスを切って復活します!
木渡 葉:ラットフィンクへのロイスをタイタス昇華して復活。
木渡 葉:HP14
木渡 葉:あと、リアクティブアーマーをついでに脱いでおきます
木渡 葉:行動値9に
GM:早くなりやがった!
GM:では、攻撃の演出いくぞ!
メイヘム:「まだ足りないな。流れ出る血が足りない」
メイヘム:「無秩序。混沌。血の軌跡。破壊された街――」
メイヘム:「そこにしか秩序はない」
メイヘム:「お前たちの血ももっと流してもらわなければ」
GM:男は身を低くすると、地面を滑るようにして駆け出す。
GM:低い姿勢のまま跳躍すると、男の足から電磁ブレードが展開!
GM:鋭い刃がキミたちを両断する!
想娥娥:「きゃっ……!」
エリシア:「くっ、ああっ!」
エリシア:切り裂かれた肉体を手で押さえて、なんとか繋ぎ止めて再生する。
木渡 葉:「……二度目」裂かれ、血に塗れたスーツを見下ろしながら。
木渡 葉:「二度目だな、こいつを受けるのは……相変わらず痛いが」傷を影が仮に修復していく。
"名無し":両脚が膝下からブレードによって切断され、崩れ落ちる。融け消えるように霧散した脚が、身体の内側から生え揃うように立ち戻っていく。
想娥娥:「ふーっ、ふーっ……!」血を消費すぎている。再生にうまく血が回らない。
エリシア:「……凄まじい切れ味だが、まだまだだな。Mayhem止まりだ」
"名無し":「ふ、ふふ……! ロマンスとは、程遠く見えるな」 声音だけは、変わらず軽快に。
想娥娥:「まだっ、まだっ……」
木渡 葉:「だけどな、ラットフィンク」
メイヘム:「立ち上がるか。なら何度でも痛めつけてやる」
木渡 葉:「尻尾のその端は、捕まえた……!」
エリシア:「無理しなくても私の背は開く予定だぞ?」娥娥に。
メイヘム:「貴様程度に掴めるものか……!」木渡に言う。
想娥娥:「それじゃあ、ここをたくさん味わえないじゃん!」
木渡 葉:「俺ひとりじゃあ、そうですよ」不敵に笑う。
GM:では、メイヘムの行動はこれで終了!
GM:次は行動値9の木渡さんの番!
木渡 葉:はい!
木渡 葉:マイナー前にコンボ『枝を飛び回り』スネークブレード起動。ダイス-1個、射程20mに。
木渡 葉:また、アームドスーツを装備してUGNボディアーマーをポイします。行動値-2。
GM:細かい動き!
木渡 葉:マイナー、コンボ『昏き影を渡り』《千変万化の影》
木渡 葉:シーン間技能レベル+8。侵蝕2上昇。シナリオ3回の2回目。
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を2増加 (126 → 128)
木渡 葉:メジャー、判定前にコンボ『葉に伏せ』《Dロイス:潜伏者》
木渡 葉:白兵達成値+10。シナリオ3回の2回目。
木渡 葉:そしてコンボ『時来たりなば、噛みつけ』。スネークブレードを使用した白兵攻撃。
木渡 葉:侵蝕は0。対象は篠原先輩。
GM:来い! 命中判定どうぞ!
木渡 葉:6dx+4+8+10
DoubleCross : (6DX10+22) → 10[3,7,7,9,10,10]+10[5,10]+8[8]+22 → 50
木渡 葉:えー
木渡 葉:やっちゃいました
GM:!!?
想娥娥:やば
GM:篠原は「Dロイス:潜伏者」の効果を使用して〈回避〉の達成値を上げてドッジに挑みます!
木渡 葉:先輩!?
想娥娥:いっしょじゃん
GM:11dx+7>=50
DoubleCross : (11DX10+7>=50) → 10[1,2,2,2,2,3,4,5,5,6,10]+5[5]+7 → 22 → 失敗
"名無し":先輩!!!
木渡 葉:ひええ
GM:ダメか……!
GM:ダメージお願いします!
木渡 葉:はい
木渡 葉:6d10+8+32+3+1
DoubleCross : (6D10+8+32+3+1) → 46[5,9,4,10,8,10]+8+32+3+1 → 90
木渡 葉:わー……
想娥娥:???
"名無し":?????
GM:どうにもならん!
エリシア:すっご
GM:篠原はその攻撃で完全に戦闘不能になります!
木渡 葉:せ、先輩
GM:演出どうぞ!
木渡 葉:メイヘムの攻撃を受けた直後、軽く血に濡れた唇から呟きが漏れる。
木渡 葉:「『目はひとつを見定め』『歯は小さくも鋭く』『鷲と竜の羽撃きを聞く』」
木渡 葉:繰り返し、いつもの秩序立ったルーティンを呟く。集中のため。
木渡 葉:あるいは、気持ちを獲物へと引き絞るため。あるいは。
木渡 葉:(……裏切るのはいつも、こちらだった。だから、知らなかったな)
木渡 葉:「『枝を飛び回り』『昏き影を渡り』『葉に伏せ』『時来たりなば、噛みつけ』」
木渡 葉:影の樹が足下から伸びる。敵と味方の影と影とを繋ぐように、長く長く。
木渡 葉:(裏切られた側の痛みというやつ。半分だけ、忘れよう)
木渡 葉:(傷を覚えていすぎては、きっと動けなくなってしまう)
木渡 葉:彼女は、既に『敵』だ。
木渡 葉:枝が伸びる。篠原風鈴の足下目がけて。
篠原風鈴:「お前の動きはそばでよく見てきた」黒い手袋をはめた指先を動かす。
GM:細かく張り巡らせた糸が、キミの枝を絡め取ろうと動く。
木渡 葉:(知ってます。先輩)
木渡 葉:(ずっと一緒に居ましたね)
木渡 葉:影が、糸を避けて茂る。
木渡 葉:「『諍いの種よ育て』『それは、我が習いとするところ』『我、世に詞運ぶもの』『根と梢を繋ぐ』」
木渡 葉:呪文は、揺らぎがちな己の定義。影の樹はその道標。ブラフでもあるが、全くのフェイクではない。
木渡 葉:「『世界樹の伝令』『ただひとりきりの栗鼠』」
木渡 葉:言葉は感情を煽るように、唯一不変の己の名を告げる。
木渡 葉:「『我が名はラタトスク』」
篠原風鈴:「お前のブラフが私に通用するとでも思うか」次々に糸が動く。
木渡 葉:地面いっぱいに広がるトネリコの枝が、ざわざわと揺れる、その瞬間。
木渡 葉:ワイヤーを結んだナイフが飛ぶ。影の道標に導かれるように。
木渡 葉:それは糸に絡め取られ、そして……。
木渡 葉:直後、ナイフはたった一本ではない。幾つもの刃が篠原風鈴目がけて飛びかかる!
篠原風鈴:「つまらない幕引きだ」黒い手袋で糸を操り、ナイフを絡め取り――。
木渡 葉:「……そうですね。現実も神話も、そんなもんです」
篠原風鈴:無数のナイフを前に、対応しきれず攻撃を受ける!
木渡 葉:呪文を唱え終え、ようやく口を開く。
木渡 葉:「でも先輩、俺は」
木渡 葉:突き刺さる刃を見ている。流れる血を見ている。
篠原風鈴:いくつもの切り傷を受け、倒れ込む。
木渡 葉:「"そんなもんじゃない"ものを見たかったですよ」
篠原風鈴:傷だらけのスーツ姿でキミを見上げる。
篠原風鈴:「それは……」
篠原風鈴:「これからお前が作っていくんだ」そう言って微笑む。
木渡 葉:「ずるいな」
木渡 葉:「約束ひとつ守れない先輩の言うことなんて」
木渡 葉:「忘れられないに決まってるじゃないですか」
篠原風鈴:「……忘れてしまえ。そんなもの」顔を伏せる。
木渡 葉:「先輩」
木渡 葉:「先輩は、先輩ですよ。いつでも、何があってもずっと」
木渡 葉:「それは、もう、どうしたって変わらないんだ。そうなんです」
篠原風鈴:「……木渡後輩」
木渡 葉:名前が変わっても、名乗るコードが変わっても。きっと。
篠原風鈴:「私を殺せ」
篠原風鈴:「裏切り者の存在は、UGNにとって不利益でしかない」
篠原風鈴:「お前の手で、やるんだ」
木渡 葉:……この手を汚すことになったとしても。
篠原風鈴:「隊長。シャン。アノニマス先輩」
篠原風鈴:「木渡後輩を頼みます」
篠原風鈴:3人に声をかけると、膝をついたままキミを見上げる。
木渡 葉:「…………俺は」
木渡 葉:「…………」
木渡 葉:コンボ『諍いの種よ育て』《イージーフェイカー:扇動家》使用。
木渡 葉:「先輩方」
木渡 葉:「俺はこのままでは、篠原先輩を殺します」
木渡 葉:「それができます」
木渡 葉:「覚悟はできてます。でも、それで本当にいいんでしょうか」
エリシア:「そうだな。君の手の上だ」荒い息を出来るだけ鎮める。
木渡 葉:「情が移った、と思われても結構です」
エリシア:「その質問が逃げなら、私は助けてやらん」
木渡 葉:「……はい」噛み締めるように。
木渡 葉:「アノニマス先輩。『己の美学を一つ持つといい』ですよね」
"名無し":「ああ、そう言ったね」
木渡 葉:「あの時はわからなかった。今は、少しわかります」
木渡 葉:「今彼女を殺すことと、生かすこと、両方美しくて」
木渡 葉:「でも、選ぶなら、生きている方、と思いました」
木渡 葉:「情もあるのかも。でも、それだけじゃない。彼女は俺よりも最新のラットフィンクの内情を知っている」
木渡 葉:「そういう存在をただそのままにしておくの、もったいないでしょう」
木渡 葉:どこまでが本音で、どこまでが扇動なのかもよくわからない。
木渡 葉:ただ、自分に今切れるカードはこれだ。
木渡 葉:カジノの時のように。
"名無し":「情があっても、結構じゃないか。あたし達は"結果が全て"だろう?」
"名無し":「なら──己が美に従って。その内側にスパイス程度の情、それを覆い隠すための利があれば尚良い」
木渡 葉:「……話せますね、先輩は」
木渡 葉:「ね、シャン先輩。冷たい手よりは温かい手の方がいい」
想娥娥:「娥娥はさ~~~」
想娥娥:「一個気に入らない!」
篠原風鈴:「…………」
木渡 葉:「お」
想娥娥:「風鈴ちゃん先輩さ~」
想娥娥:「娥娥達より弟くん取ったんだよね」
篠原風鈴:「……そういうことになる」
想娥娥:「なってないでしょ」
想娥娥:「なってるならなんで今殊勝ぶって殺してっつってんの?」
篠原風鈴:「だって、それは」
想娥娥:「最後まで粘りなよ、だったら」
想娥娥:「それが出来ないならさ、ハンパだったの!」
篠原風鈴:「分かってくれ。これ以上お前たちに迷惑をかけたくないんだ」
想娥娥:「いーっ!」
想娥娥:篠原風鈴にロイスをとります。
想娥娥:篠原風鈴/連帯感/憤懣:○/ロイス
篠原風鈴:「どうして……」
篠原風鈴:「隊長。木渡後輩やシャンがやれないのなら、あなたがやってください。私を……!」
エリシア:メイヘムの接近を阻むため、撃ち尽くした支援火器を投げ捨てる。
エリシア:「"ラタトスク"」
木渡 葉:「はい」
エリシア:裏切り者の言葉ではなく、信頼する部下の意思を確かめる。
エリシア:「"ヴァルキリー"は伊達ではない。彼女はこれまでの全てを擲ってここに立った」
木渡 葉:「……はい」
エリシア:「その願いを否定した上で乙女を好きにしようと言うなら……」
木渡 葉:擲たれた、そのひとつが自分だ。
エリシア:「しっかりと背負えよ。隣を歩くぐらいのことはしてやる」
木渡 葉:だから思う。
木渡 葉:『なんでもかんでも思い通りにできると思ったら、大間違いだ』と。
木渡 葉:「……やります。逃げませんし、逃がしません」
木渡 葉:「……隊長たちが支えてくれるなら、俺は十字架だってなんだって」
篠原風鈴:「隊長。シャン。アノニマス先輩。私は……」
木渡 葉:「わからずやの先輩ひとり、担げないでどうしますか!」
篠原風鈴:「木渡後輩……」
木渡 葉:篠原先輩への感情をPN転換します。○先輩/逃がさない
篠原風鈴:木渡後輩に取得していたロイスをSロイスに指定します。
篠原風鈴:-Sロイス/木渡葉/脈あり:〇/後輩
篠原風鈴:「なら、頼むよ。私は重いぞ」
篠原風鈴:その場に倒れ込む。
木渡 葉:「……はは」先輩の様子を確かめながら。
"名無し":「ふふ。彼女には、冷たい"リスト"より温かい手の方が似合っているよ」
想娥娥:「きゃーっ」口を抑えている。「ま~~~」
木渡 葉:「知ってます、もうそんなの……」
想娥娥:「スミに置けないな~」
木渡 葉:篠原先輩にSロイス取得。
木渡 葉:感情を ○おかえり/やれやれ に変更します。
GM:キミの視線の先で、篠原はどこか穏やかな顔で倒れ伏している。
GM:その時。中空で電磁ブレードが閃く。
エリシア:「フ……言ってる場合か!」
メイヘム:「お前たち、ここから生きて帰れるつもりでいるのか?」
エリシア:銃弾が斬り弾かれ、薄暗い回廊に火花が走る。
エリシア:「さっさと終わらせて、上に戻るぞ!」
GM:では、改めて木渡後輩の行動はこれで終了!
GM:このラウンドはこれで
GM:あっ、違う!本体!
想娥娥:ぷんぷん!
GM:行動値5のシャンさんの番です!
GM:でも、従者を失ったキミ特にできることないでしょ!
想娥娥:マイナーで暴走解除してメジャーでクリシーで殴るよ
GM:殴り!?
GM:で、では命中判定お願いします!
想娥娥:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,4,7,10,10]+7[4,7] → 17
想娥娥:やった~
"名無し":すっご
木渡 葉:いけー
エリシア・ガーネット:《原初の紫:妖精の手》のダイスを10に変更します。今度こそシン・残り0回。いや初めての0回。
想娥娥:お姉さま~!
エリシア:エリシア・ガーネットの侵蝕を5増加 (162 → 167)
GM:振り足し……!
想娥娥:1dx+20
DoubleCross : (1DX10+20) → 6[6]+20 → 26
メイヘム:甘いわ!アームブレードでガード!
メイヘム:さらにオートアクションで《磁力結界》を使用!
想娥娥:オートですって
メイヘム:防ぎきれば次の手番が回る!
木渡 葉:オート、コンボ『根と梢を繋ぐ』《原初の紫:デビルストリング》使用。侵蝕7上昇。
想娥娥:葉ちゃん~!
木渡 葉:もう消しちゃお
GM:ぎ、ぎええ!
木渡 葉:木渡葉の侵蝕を7増加 (128 → 135)
GM:では、もう素のガード値しかない!
"名無し":判断が早い
想娥娥:3d10
DoubleCross : (3D10) → 9[6,1,2] → 9
想娥娥:ごっつん
GM:アームブレードのガード値は3。装甲は5
GM:1点のダメージを受け
GM:メイヘムは戦闘不能です!
想娥娥:ちょうどだ!
"名無し":ピタリ賞!
木渡 葉:やったー
エリシア:やったね
GM:では、戦闘の演出いきましょう!
GM:地面に刃の切っ先で火花が走る。
GM:男はキミたちの息の根を止めようと迫ってくる。
想娥娥:「きゃっ……!」伏せるように倒れ込む。
"名無し":「ふ、ふふ! 激しいのは嫌いじゃないけれど──やはり、ロマンスには程遠いな!」
GM:男は電磁ブレードを展開しながら、シャンに接近する。
"名無し":男の周囲、空間が刮げるようにレネゲイドが"消失"する。
"名無し":一点一点は強大なものではない──だが、必然的に、進行ルートを制限する。そういった類の。
メイヘム:「それは先ほど見たぞ……!」咄嗟に消失現象を避けながら進む。
エリシア:迷宮の先に見えるのは、一人の少女と一人の女。
メイヘム:「銃火器はさっきので弾切れのようだな」嘲笑うように言う。
エリシア:倒れ伏せた少女を庇うように、必死の形相で身を乗り出している銃手は隙だらけだ。
メイヘム:倒れた少女ごと女を両断しようと、一気に進み出る。
木渡 葉:その足下に伸びるのは、太く長い影の枝。
木渡 葉:奔る影よりも早く伸び、絡みつき、速度を落とそうと試みる。
木渡 葉:枝を、小さなリスが駆ける。
メイヘム:反応しきれず、その影に絡み取られる。
木渡 葉:それはただ妨害をするためのオブジェクトに過ぎないが。叶った。
エリシア:生まれた暇は僅かなもの、達人の隙を作るものではないが。
エリシア:あと一手。最後の一押しが意図せぬ方向から迫る。
メイヘム:「……!」
エリシア:不意に体勢を崩した女の脚に黒い影がまとわりつき、更にそこから伸びる刃。
エリシア:鏡映しのような脚部ブレードが、水面を走るように足を払う。
メイヘム:大きく体勢を崩して、転倒する!
メイヘム:電磁ブレードが触れ、地面が大きくえぐれる!
想娥娥:その瞬間に、しゃらんと長髪が流れる。伏せた少女が跳ね起きて、飛びつく。
メイヘム:すぐに立ち上がろうとして。飛びついてきた少女が視界を覆った。
想娥娥:組付き、えぐれた地面の瓦礫を拾って。
想娥娥:顔に叩きつけた。
想娥娥:何度も、何度も。
メイヘム:はね飛ばそうとして、拳を振り上げ
メイヘム:振り下ろそうとした腕から力が抜けた
メイヘム:白目をむき、男は気を失った。
想娥娥:馬乗りになったまま、瓦礫を投げ捨てて。
想娥娥:返り血のついた手で、懐から携帯を漁る。
想娥娥:「コンサートのチケット」振り返って笑った。
エリシア:「perfect.」白いハンカチをポケットから取り出し、娥娥の手を拭う。
"名無し":「ミスタ・キワタリ。身体は大丈夫かい?」
木渡 葉:「ああ、ええ。俺の方はもう全然」
"名無し":「作戦は滞りなく終了したように見えるが──さて。むしろ今からの方が大変だぞ」 くすりと笑む。
木渡 葉:血に塗れてはいるが、立てている。
木渡 葉:「そうですね。本当だ。とりあえず……」
木渡 葉:裂けた上着を脱ぐ。あの時と同じ、裏にやたらとポケットのあるジャケットだ。
木渡 葉:篠原先輩にかけてやる。
木渡 葉:「……こっちはえび天無料チケットですよ。様になんないな」
木渡 葉:「それから、コーヒーも」
"名無し":「何よりの報酬じゃないか」
木渡 葉:「約束を守るのは、俺の方もなんで。幾らでも動きますとも」
篠原風鈴:「…………ありがとう」穏やかな顔つきのまま口元が小さく動いて、そう呟いた。
GM:シーン終了。
GM:では、クライマックスフェイズはこれで終了!
GM:ここからはお待ちかねのバックトラックに入っていきます!
"名無し":Eロイスイッパイアル?
GM:まずはメモリー!
GM:メモリーを持っている人がいたら、一つにつき侵蝕率を10引き下げてください
エリシア:はい!はいはい!
GM:いた!
エリシア:パパのメモリーあります!
GM:パパいてよかった
エリシア:157
エリシア:もう居ない
GM:さみしい……
想娥娥:御義父様……
GM:では、次にEロイスです
エリシア:御義父様?
GM:今回のEロイスはメイヘムの持っていた四つと、
GM:北条美理が持っていた唯我独尊×4とあとなんかありえざる存在
GM:で、9個か
想娥娥:いっぱいある
"名無し":なんか触手が生えた
"名無し":イッパイアル
GM:最初にダイス9個分を引き下げるかどうか決めてください
木渡 葉:振ります振ります
"名無し":振ります!
"名無し":133-9d10
DoubleCross : (133-9D10) → 133-48[9,4,4,5,6,3,7,6,4] → 85
想娥娥:ふるよ~
エリシア:157-9d10
DoubleCross : (157-9D10) → 157-37[5,4,5,2,3,4,6,2,6] → 120
"名無し":帰還確定!
木渡 葉:135-9d10
DoubleCross : (135-9D10) → 135-56[10,3,5,1,9,10,3,8,7] → 79
木渡 葉:さがるなー!
想娥娥:想娥娥のイニシアチブを9d10(→ 57)減少 (5 → -52)
想娥娥:また!
"名無し":残り5個、素振り。
"名無し":85-5d10
DoubleCross : (85-5D10) → 85-17[1,5,4,6,1] → 68
エリシア:5個で120か……ちょっと怖いな……
"名無し":4点!
想娥娥:お姉さまあのね
エリシア:2倍振りでいきます
想娥娥:お風呂あるよ
エリシア:なあに?
エリシア:そうだ!
"名無し":あっそうか 施設!
木渡 葉:残りロイス5個で一倍!
エリシア:入ろっか
想娥娥:やった~
木渡 葉:79-5d10
DoubleCross : (79-5D10) → 79-28[7,4,4,6,7] → 51
木渡 葉:さがるーー
想娥娥:バックトラックのダイスを+1個できるよ~
GM:施設!?
GM:そんなんあるの
エリシア:120-6d10
DoubleCross : (120-6D10) → 120-31[6,5,1,3,8,8] → 89
エリシア:お風呂に入って安心して5点帰還
"名無し":これがお風呂の真の力……
GM:すごい
木渡 葉:4点!
想娥娥:娥娥も111から1倍ぶりするね
想娥娥:想娥娥の侵蝕を6d10(→ 32)減少 (111 → 79)
GM:帰還!
"名無し":全員帰ってこれてよかった……
GM:では、皆さん無事に帰還できたようですね
GM:おめでとうございます!
木渡 葉:よかったー!
GM:それでは、バックトラックはこれで終了!
想娥娥:わ~い
GM:次は、黒幕を始末するためのイベントに入っていきたいと思います!