『リバーシブル・ライブラリ』


メインログ | 雑談ログ


雑賀(さいか)(くれない)キャラシート(PL:猫口)
東雲(しののめ)芽衣(めい)キャラシート(PL:冥王星)
志木(しき)倫堂(りんどう)キャラシート(PL:そごう)

【Index】

オープニング

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3

クライマックス

エンディング

【プリプレイ】


GM:では突発セッションを始めます。
GM:自己紹介から!
GM:choice[志木,雑賀,東雲]
DoubleCross : (CHOICE[志木,雑賀,東雲]) → 雑賀

GM:雑賀さんどうぞ!
雑賀紅:はい!
雑賀紅キャラシート
雑賀紅:雑賀紅(さいか・くれない)、32歳の骨董品店の女店主です。
雑賀紅:元UGN所属のスナイパーであり、教官でもありましたが、
雑賀紅:教え子を崩落戦で亡くして引退。現在はUGNと距離を取り骨董品店を営んでいます。
雑賀紅:ただ、壊れれば人を護るため自分の力を奮う程度の良心は残っています。
雑賀紅:能力はささやかな射撃攻撃と妖精の手・凍てつく刃などの援護能力。
雑賀紅:演出としては氷の華を相手にまとわりつかせて動きを阻害したり、
雑賀紅:氷の弾丸を放つ感じになります。
雑賀紅:以上!よろしくお願いします!
GM:はい!よろしくお願いします!
GM:次!
GM:choice[志木,東雲]
DoubleCross : (CHOICE[志木,東雲]) → 東雲

GM:ノノメメ先輩!
東雲芽衣:はーい!
東雲芽衣キャラシート
東雲芽衣:東雲芽衣(しののめめい)、元陸上部の元気な女子高生イリーガル。
東雲芽衣:義理の父の影響を受けて「うむ」という口癖があること以外は、概ね一般的な女子!
東雲芽衣:生みの親を失っているとかそういう重い過去はありますけど……概ね一般的!
東雲芽衣:能力発動時には、うさぎのしっぽのような黒い魔眼が生まれて加速や姿勢制御を行います。
東雲芽衣:そして破壊の爪で攻撃という単純暴力、といった感じです!
東雲芽衣:以上、よろしくおねがいします!
GM:よろしくお願いします!
GM:最後!志木くん!
志木倫堂:はい!
志木倫堂キャラシート
志木倫堂:志木倫堂。16歳のイリーガル! 高校生!
志木倫堂:何年か前までFHの実験体として酷いことをされていた人です。その関係で怒りの沸点が低め
志木倫堂:もとい、能力の出力を上げるため、大抵の情動が怒りとして発露するように精神を弄られていました。
志木倫堂:本人はそういった自分の性質を嫌っており、なにかと文化人を主張したり
志木倫堂:FHから救い出してくれた恩人の教えに従って、努めて上機嫌に、あと笑顔でいようとします。
志木倫堂:でも最近は無理して抑えるのも良くないよな~ってなってます。成長。
志木倫堂:能力はピュアサラマンダー、本来の制御限界を遥かに超えた出力をだましだまし攻撃収束させるぞ!
志木倫堂:運よく衝動判定に成功したらカバーリングとかもしつつ、永遠の炎でこの世の終わりを迎えた行動値から単体攻撃。
志木倫堂:そんな感じです。よろしくお願いします。
GM:はい、ありがとうございます!
GM:では――

【オープニング】

GM:全員登場です。侵蝕上昇をお願いします。
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:34->44)
東雲芽衣:1d10+28
DoubleCross : (1D10+28) → 10[10]+28 → 38

雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:37->47)



GM:UGNの地区区分における、第6地区。
GM:そこに位置する、市立榎区(えのく)図書館。
GM:カフェを併設する、大型の図書館。
GM:学生街も近く、この時勢においてもある程度の賑わいを見せている。
GM:あなた達は、めいめい、ここを訪れていた。
雑賀紅:包みを手にした、2mに届くかという大女が図書館の扉を開ける。
雑賀紅:体つきはやや猫背気味の態勢でも隠せないほど豊満で、容貌も整った美女である。
雑賀紅:女は周囲の好奇の眼も気にせず、長い黒髪を靡かせながら図書館のカウンターへ歩いていく。
志木倫堂:入り口近くにババーンと並べられていた新書とかを読んでいます。
志木倫堂:「ふーん……えっマジ……?」
志木倫堂:「なんで毒が抜けるのか現代でも分かってねーのか……? なんでそんなもんが名産品に…………」
東雲芽衣:テーブルに座り、参考書等を傍らにおいて、自習しています。
東雲芽衣:図書館にあるテーブルは、静かにすれば自習も可能だ
東雲芽衣:「……うむ!よくわからん!」小声で頷き、僅かな焦燥感と共に再び教科書とにらめっこ
GM:そうしてあなた達が、静かに思い思いの時間を過ごす。
GM:だが、それも長くはなく。
GM:銃声。悲鳴。
志木倫堂:「とり野菜みそ、鶏じゃなくて採りって意味なのか……」携帯を取り出して調べる「??? 鶏肉映ってんじゃねーか」
志木倫堂:「!」
東雲芽衣:「!?、なに、なに??」
GM:エントランスから、数人の人影が雪崩込む。
雑賀紅:「……」本棚の影に即座に身を隠す
GM:その全てが、銃を構えており、乱射。
GM:ガラスの割れる音、人々の悲鳴。
GM:乱入者らはヘルメットをかぶっており、その表情は伺い知れない。
東雲芽衣:「うわわ」机と椅子の影に身を潜めます。
通信音声:《あー、あー》館内放送。
通信音声:《お客様の各位には、驚かせて済まない》
通信音声:《今のは威嚇だ。我々には、君たちを抹殺できる準備があるとアピールしなければいけないからだ》
志木倫堂:「……」不機嫌そうにスピーカーを眺める
通信音声:《逃げずに協力してもらえるのなら、君たちを無傷で返すと約束しよう》
GM:銃声。
GM:逃げ出そうとした女の脚が撃ち抜かれた。
志木倫堂:(はぁーーーー。おい、おいおいおいおい)知らず、口元が三日月のような笑みを形作る。
通信音声:《逃げずに、と私は言った》
通信音声:《まあ、尤も。無駄だが》
志木倫堂:周囲の気温がにわかに上がり、僅かに発生した気流が少しだけ柔らかい前髪をそよがせ、すぐ収まる。
GM:いつのまにか、周囲は夜のように暗い。
東雲芽衣:(真っ暗……)
雑賀紅:顔を顰める。肩に担いだバッグから部品を取り出してライフルを組み立て始める。
志木倫堂:(人が、せっかく文化活動に勤しんでたってのによぉ────)
志木倫堂:「……ぶっ殺されてえ奴がいるようだな、どこの誰だか知らねーが」小声で
通信音声:《中央ロビーに全員集合したまえ。君たちにやってもらいたい仕事を伝える》
東雲芽衣:(何させられるかはわからないけど、集合したほうがよさそうかな? 撃たれたくないし……)
雑賀紅:本棚からゆっくりと本を抜き、即席の銃眼を作る。
雑賀紅:そこから乱入者の頭に狙いを着けていたが…
志木倫堂:普通に立ち上がってどかどかと歩いていきます。
雑賀紅:「………」射線に男が一人躍り出るのを見る。
雑賀紅:プランを変更。銃を分解して隠し、こちらも乱入者の指示に従って物陰から現れる。
東雲芽衣:そろそろとゆっくり両手をあげて無抵抗を表明しながら歩き始めます。
志木倫堂:「仕事ってのは?」
志木倫堂:中央ロビーにどっかりと座り込む。
通信音声:《ある本を探して欲しい。名前は知らなくていい》
通信音声:《個別に区画に分かれて棚を担当すること。そこにあるタイトルを書けるだけ羅列すること》
通信音声:《30分後、再び集合して、そのリストを提出すること》
通信音声:《数が少ない1割には罰を与える》
通信音声:《簡単な仕事だろう》
雑賀紅:耳で指示を聞きつつ、足を撃たれた女の元でしゃがみ込み、応急手当てをし始める。
志木倫堂:(図書館の貸出機? ああいうので蔵書は管理されてんじゃねーのか?)
GM:市民たちはざわついているが、とはいえ抵抗の意志があるわけではない。
志木倫堂:(そうじゃない、隠された本があったとして、バカみてーにそこら辺の本棚に挟まってるか? なんつーか)
志木倫堂:「いつものアレの関連っぽい感じがするな」ぼそりと
東雲芽衣:(うーん、このまま従うと誰かしらバツ与えられるけど、どうしたものかなぁ……)
東雲芽衣:思案しつつ、周りの反応を伺っています。
雑賀紅:「呼吸を深くしろ。死にはしない傷だ。」女を安心させて、寝かせる。
GM:市民の中には、外に助けを呼ぼうとしているものもいるが、繋がらないように見える。
GM:ほぼ全員がパニックに陥っている。そうでないのは、3人くらいだ。
志木倫堂:「おぅそこの姉さん。偉いなあんた」雑賀さんに話しかけます
雑賀紅:「……」志木に振り返る
雑賀紅:志木を一瞥したのち、この状況でも冷静そうな女子学生へと視線を移す。
東雲芽衣:「ん?」視線を感じ、そちらを向きます。
志木倫堂:「肝が据わってるよな。医者とかそういうのか? それとも……そういう手合いか?」そう言いながら、こちらも東雲さんを向く
雑賀紅:「……おい。」志木の言葉から意図を察して、襲撃者に声を掛ける。
雑賀紅:「この女に加えて、この小僧と、そこの小娘と組ませろ。」
通信音声:《自由にすればいい。こちらからは別に制限しない》
雑賀紅:「負傷者の世話役と男手が欲しい。」
通信音声:《組んだほうが見つかりやすいなら、好きにするといい》
雑賀紅:「……行くぞ、小僧ども。」
東雲芽衣:「はーい!わかりました!」
雑賀紅:負傷した女性の肩と膝裏に手を通して抱きかかえる。
志木倫堂:「はん。そういう事なら」
負傷した女性:「す、すみません……」
東雲芽衣:(多分、『そういう手合』ってことだよね、みんな)
志木倫堂:「謝んなよ。何も悪くねーだろ」
雑賀紅:「あまり口を開くな。喋るだけでも傷口は疼く。」
志木倫堂:「理不尽には随わなくていい。不条理には唾を吐いていい。気持ちだけは自由でいろ、助かりたいならな」
負傷した女性:「……」頷く。
志木倫堂:そう吐き捨てるように言って笑った。
雑賀紅:「…その先の準備室にソファーがある。一旦そこに寝かせるぞ。」
雑賀紅:「そのくらいはいいだろう?お前たちとしても、人質が死ぬのは本意ではあるまい。」
雑賀紅:襲撃者に視線をやる
通信音声:《いや?別に、まだ沢山居るだろう?》
通信音声:《まあ、でも構わないさ。そこで動けないやつが生きてるほうが、逃げられにくい》
雑賀紅:「………」(成程。)
志木倫堂:「助かるぜ、わざわざこんな状態のやつに手伝わせても、逆にモタつく」
雑賀紅:(人質を“盾”として使う気ではないということか。)
雑賀紅:(人夫かあるいは実験台か…おそらく碌なものではあるまい。)
雑賀紅:銃を構える男たちに笑みを送ったあと、歩き出す。
雑賀紅:(いずれにせよこういう手合いは、)
雑賀紅:(残らず狩り取る必要があるな。)

GM:シーン終了。

【ミドルフェイズ1】

GM:ミドルフェイズに入ります。
GM
使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>、<情報:軍事>
目標値 :9
プライズ:0/8
シーン数:0/6

GM:ミドルはプライズ制を採用します。
GM:各々が目標値9の判定に挑戦し、
GM:最も達成値が高かった人の達成値÷10の少数切り上げ分が
GM:プライズ獲得値になります。8に到達でミドル突破してクライマックス。
GM:シーン数は6シーン制限。到達した場合アドヴェント扱いとなり
GM:UGNの救援が来つつ、人質に多くの被害をもたらしながらセッション強制終了となります。
GM:がんばって!
雑賀紅:頑張る!
志木倫堂:頑張るぞ~
東雲芽衣:ひえー、がんばる!
GM:判定する方は登場して判定をどうぞ。
志木倫堂:4dx>=9 情報:UGN コネ使用
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,3,6,8] → 8 → 失敗

志木倫堂:くっ……
雑賀紅:情報:噂話
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:44->47)
GM:登場もしてね!
雑賀紅:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 7[5,5,6,7]+2 → 9 → 成功

雑賀紅:げええ
志木倫堂:失礼しました!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:47->49)
東雲芽衣:1d10+38
DoubleCross : (1D10+38) → 10[10]+38 → 48

雑賀紅:こっちも忘れてた!すいません!
雑賀紅:誰も10行かなかったら財産1使います
東雲芽衣:情報:噂話!
東雲芽衣:2dx+4>=9
DoubleCross : (2R10+4[10]>=9) → 9[2,9]+4 → 13 → 成功

志木倫堂:えらい かわいい
東雲芽衣:yatta!
雑賀紅:ノノちゃんかしこい!
GM:すごーい
GM:では最高13につきプライズを2点獲得だ
GM:プライズ 2/8
GM:情報:封鎖の現状について。
GM:図書館の外は暗闇に覆われており、通過することが出来ない。
GM:また、通信も途絶されている。
GM:具体的には、Eロイス《悪意の伝染》により
GM:ほかのキャラクターの登場を封じられています。
GM:だが、通信室こそ制圧されているものの、各地を監視しているわけではない。
GM:掌握は中央ロビー近辺に留まっている。咎め立てされずに、情報共有も可能だろう。
GM:情報は以上!



GM:【図書館 準備室】
GM:あなた達は負傷者をそこへ寝かせて、情報のすり合わせを行おうとしている。
雑賀紅:「小僧ども。お前たちはオーヴァードか?」
雑賀紅:女性が寝たのを確認して切り出す
東雲芽衣:「単刀直入!そうです!」
志木倫堂:「察しの通り。つっても俺は現状役にゃあ立たんぜ。目立つ能力だし取り回しも悪い」
志木倫堂:「あんたもそうだな? ……それで」
志木倫堂:「俺は本捜しとやらを手伝ってやる気は現状さらさらない、なんとか出し抜いて、奴らをどうにかしたいと思ってる。そっち2人の意見は?」
志木倫堂:と言いながら、東雲さんと雑賀さんをじっと見る。
志木倫堂:「いやデカ過ぎんだろ・・・」(小声)
雑賀紅:「同じく、だ。」
東雲芽衣:「うむ。誰かしらがバツを受けるってのは好きじゃないな—。なんとかしたいとは思うよ」
雑賀紅:「ああいう奴らは気に入らん。」
雑賀紅:「全会一致だな。」
志木倫堂:「オッケー。ご機嫌な話だ」
東雲芽衣:「それにしても、ここでこうやって喋っていてもお咎めなしってことは、特にそこまで監視されてないって見て良いのかな?」
志木倫堂:「まー、そこの姉さんもそう判断したからこそ切り出したんだろうな」
雑賀紅:頷く
志木倫堂:と言いながら窓を開け、暗闇に向けてポケットから取り出したボールペンを放り投げてみます。
GM:まるで壁にあたって跳ね返ったかのように、戻って落ちる。
雑賀紅:「強力な通信遮断は味方の眼すら曇らせ得る。闇に乗じて動くには好都合だがな。」
雑賀紅:「ここはせいぜい利用させてもらうとしよう。」
志木倫堂:「おっ、前向きだな~。嫌いじゃないぜ」
雑賀紅:「では方針としては…」
志木倫堂:「こういうクソッたれな時にこそポジティブに回ってかねーとな」
雑賀紅:「人質の位置と敵の戦力、脱出方法…足りない情報を集めることから始めるか。」
東雲芽衣:「そうですね、動くにも情報がないとね!ただ……」
東雲芽衣:「小娘っていわれるの、なんか『そうだけど……そうじゃない!』って気持ちになるので、名前で呼んでほしいです」
雑賀紅:「では情報を提供しろ。」
雑賀紅:「私は雑賀紅だ。しがない古物商をやっている。」
東雲芽衣:「東雲芽衣、女子高生です。イリーガルでもあります!」
志木倫堂:「志木倫堂だ。UGNイリーガル」
東雲芽衣:「うむ!雑賀さんに志木くん。よろしくね!」両手でそれぞれの手をとってぶんぶんします
雑賀紅:「よろしく、小僧に小娘。」
志木倫堂:「お、おう」いきなり手を握られたので気圧されている
志木倫堂:「結局それかよ……別にいいけどよ」
東雲芽衣:「名前で呼んでほしいっていいましたよ!」
雑賀紅:「は。」東雲の頬に手をやり目を覗き込む
雑賀紅:「情報が足りないと言う事だ。」
雑賀紅:「お前たちが実力と覚悟を示したのなら小僧でも小娘でもないと認めてやる。」
東雲芽衣:「あわわ……」
志木倫堂:「まあ、何でもいいけどよ」
雑賀紅:外套を脱ぐ。ノースリーブのセーターにタイトなデニムのジーンズ。
志木倫堂:「雑賀の姉さんと……東雲……いや、芽衣の方がいいのか? 短い間だろうが──短い間で終わらせるつもりって意味だ。仲良くやろうぜ」
東雲芽衣:「わ、わかりました!やってやるからね!ぎゃふんと言わせるくらい認めさせてあげますからね!」
雑賀紅:豊満な体のラインが露わになる。
志木倫堂:「うわっ」
雑賀紅:体の各所に即席で拵えた武器を仕込み、
東雲芽衣:(わっ、大人……)
雑賀紅:「はは。仲良くな。」
東雲芽衣:「うむ、芽衣でいいよ!よろしくね!」
雑賀紅:にやりと笑った。



GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
GM:購入……?
GM:雑賀さんから譲ってもらいなさい
雑賀紅:譲る~~
雑賀紅:では調達しましょう。
志木倫堂:わ~い
志木倫堂:雑賀紅 尊敬〇/デカ過ぎんだろ・・・
雑賀紅:ピチピチ脇出しセーター相当のシューターズジャケット
雑賀紅:4dx+1>=13
DoubleCross : (4R10+1[10]>=13) → 10[3,4,7,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

雑賀紅:成功。着てたわ。
GM:着てましたね
雑賀紅:ロイスは志木さんと東雲さんに
志木倫堂:2dx>=12 UGNぼであま
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 7[5,7] → 7 → 失敗

東雲芽衣:雑賀紅 連帯感○/劣等感/ロイス
志木倫堂:東雲芽衣 連帯感〇/気後れ
雑賀紅:志木倫堂/慕情/○不信感/ロイス
雑賀紅:東雲芽衣/庇護/○不安/ロイス
雑賀紅:以上!
東雲芽衣:志木倫堂/連帯感○/不安/ロイス
東雲芽衣:UGNボディアーマーチャレンジ!
東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 4[4,4] → 4 → 失敗

GM:そんな服着てないってさ
東雲芽衣:以上でーす
志木倫堂:くっ……
志木倫堂:自分も以上です

【ミドルフェイズ2】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>、<情報:軍事>
目標値 :9
プライズ:2/8
シーン数:2/6
GM:状況!
GM:登場して判定をば!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:49->58)
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:47->57)
雑賀紅:高い高い高い
東雲芽衣:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 6[6]+48 → 54

GM:やばい場所だなここ
雑賀紅:では判定しましょう。情報:噂話
GM:5/9が10が出る場所だぞ
雑賀紅:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 10[4,8,8,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

雑賀紅:おっ
GM:回った!
雑賀紅:他の方の出目を見ますか
雑賀紅:出目次第でここで一気に稼ぎます
志木倫堂:4dx 情報UGNでコネ使用
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[4,8,9,10]+10[10]+3[3] → 23

雑賀紅:???
志木倫堂:わーい
東雲芽衣:情報:噂話
GM:ヒョエ……
東雲芽衣:2dx+4>=9
DoubleCross : (2R10+4[10]>=9) → 7[6,7]+4 → 11 → 成功

雑賀紅:志木君に《妖精の手》。最後の3を10にしてください。
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:58->62)
雑賀紅:残り二回
志木倫堂:1dx+20 ありがとうございます
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 5[5]+20 → 25

志木倫堂:まちがえた 35
GM:35!
GM:ではプライズは一気に4点!6/8!
GM:情報が2個出てきます
GM:襲撃者の動きには奇妙な点がある。
GM:図書館に所蔵されている図書が目的であれば、単純に検索をかければ済む話だ。
GM:それでは不可能な理由がある。つまり、
GM:目的の本側に、一致しないように仕掛けが施されている。
GM:そのような必要があるものは、確実にレネゲイド絡みの異物であると想定できる。
GM:この情報を使えば、目的の本を絞り込めるかもしれない。
GM:次!
GM:襲撃者について。
GM:彼らの動きは統制が取れているが、人間味が感じられない。
GM:おそらくは誰かがプログラムのようにコントロールしている物と思われる。
GM:封鎖能力と操作能力。その出力から鑑みるに、
GM:主犯は内部に居る。それも、人質の中に紛れていると考えられる。
GM:情報は以上!



GM:図書館内 絵本のエリア
GM:あなた達は一応のポーズとして、館内でリストアップの作業を進めているフリをしている。
GM:襲撃犯は巡回を一応しているようだが、取り立てて咎めたりということはない。
志木倫堂:「気づいてるだろーが」いい加減にボールペンを玩びながら
GM:ただ、決められたルートを歩いているという風情。
東雲芽衣:「うん?」つい真面目にリストアップ作業に集中してしまっていたので、耳を傾ける。
志木倫堂:「普通の本が捜したいだけならこんな大仰な真似をする必要が無い」
東雲芽衣:「確かにね」
雑賀紅:志木の隣を歩く。並んで歩くと、志木の頭がおよそ雑賀の胸辺りの高さにあるのが分かるだろう。
志木倫堂:「レネゲイド絡みなんだ…図書館のデータベースと一致しない本が」
志木倫堂:「紛れ込んでるんだろう。どうやってとか、何なのかとか、そういうのは置いといて」
東雲芽衣:「そーだよね。わざわざ図書館で探すってのも変だし。いまじゃ欲しい本はネットショップで一発だよ」
志木倫堂:「そう分かってれば何かやりようが……やりようが……」考える。雑賀さんの胸から目を逸らしつつ。
志木倫堂:「うお……」芽衣ちゃんがネットショップを使いこなす女子高生であることにまたたじろぐ
志木倫堂:(く……やりやがる……)
東雲芽衣:「やりよう……もしかしたら、一般閲覧のじゃなくて書庫にあるとかかもしれないとか?」
東雲芽衣:「?」急にたじろいだので、不思議そうに首を傾げる
雑賀紅:志木に視線を向ける。動きに合わせて胸が揺れる。
雑賀紅:「カエサルのものはカエサルに。物にはそれに相応しい置き場所があるはずだ。」
雑賀紅:「小娘の指摘は的を射ているかもしれないな。」
東雲芽衣:「お、認めポイントが少し上昇した気配!」
志木倫堂:「お、良かったな~」
志木倫堂:良かったな~という表情
雑賀紅:「ふ。点はやろう。」
雑賀紅:「まだ呼び名を変えるには至らんがな。」
東雲芽衣:「こ、これからですからね!私の活躍は!」
雑賀紅:「……あと気になるのは、」巡回中の兵士が歩いて来るのに気づく。
雑賀紅:「ちょうどいい。試しておくか。」
雑賀紅:突然志木を本棚に押し付ける。
志木倫堂:「う(おッ)」
東雲芽衣:(あわわ……!?大胆……!)
志木倫堂:声を上げかけて自分で口を押さえる
雑賀紅:体を密着させて動きを封じ、拾ったペンの先を首筋に当てる。
志木倫堂:「(待て待て待て、何だおい!)」体を包む暴力的な肉感にパニックになっている間に
雑賀紅:余った片手の人差し指を立て、唇に当てる
志木倫堂:気付けばひやりとした先端がそこにある。
雑賀紅:人質が人質に刃を向ける異常事態だ。しかし、
雑賀紅:兵士たちは動かない。
雑賀紅:「やはり、“未遂”には反応しない。」
雑賀紅:体を離し、手を下す。
雑賀紅:「事が起こる=エラーを検知するまで巡回を続けるようプログラムされてるのだろう。」
志木倫堂:「……っ……! はーっ……はー………………」
GM:彼女の言の通りだ。
志木倫堂:「勘弁してくれ、心臓に悪すぎる」小声で
GM:普通の人間なら制止に入ってであろう状況だったが、巡回兵はそのまま歩き去っていった。
雑賀紅:「奴らは操り人形だ。この事態を収拾するには傀儡遣いを特定して無力化する必要がある。」
志木倫堂:「やりようがあるだろ……お前もそう思うよな。こいつ、なんかズレてないか? 俺が言うのもアレだけどさ……」
志木倫堂:少し雑賀さんから離れて東雲さんの傍に
雑賀紅:「年増に抱き着かれて気分を悪くしたか?それはすまなかったな。」
東雲芽衣:「ん、大人ってこういう感じなんだ……勉強になる!」小声でつぶやいている。
志木倫堂:「お前さぁ~~~~」雑賀さんに
志木倫堂:「そういう反応する知り合いは間に合ってるんだよ」
志木倫堂:「普通の男子高校生はおっぱいを押し付けられるとびっくりするんだよ」
雑賀紅:今まで不敵な微笑を保っていたが、少しだけ驚いたような表情になる。
雑賀紅:「それは、すまなかったな。」くすりと笑い、再び謝る
志木倫堂:「お、おう……」
東雲芽衣:「そ、それでさ。操ってる人を特定しなきゃってことなんだよね?」
志木倫堂:「そ、そうだ! そういう事だよ。悪いな、時間も限られてんのに」
東雲芽衣:男子高校生の生態については聞かなかったことにする
志木倫堂:めちゃくちゃ慌てている
雑賀紅:「人を隠すなら人の中。」
雑賀紅:「人質に紛れていれば、状況の把握もしやすいだろうし、」
雑賀紅:「何より怪しまれにくい。」
雑賀紅:「まず疑うべきはそこだな。」
雑賀紅:「他の組の様子を探りつつ、一般書架以外を探ってみるか。」
志木倫堂:「……頼りにはなるんだよな、マジで」
東雲芽衣:「うむ!じゃあそれでいきましょう!」
雑賀紅:「小僧とは年季が違う。」ふっと笑う
GM:その時、先程の衝撃か、ぐらついた本棚から、
GM:一冊の本が落ちる。
志木倫堂:「おっと……並びが変わったらめんどくさそうだな」拾い上げます
志木倫堂:「いや、そうでもないか? 雑な気配あるしな、あいつら……」
GM:か よ え と表紙に書かれた、奇妙な絵本。
志木倫堂:特に気付かずに棚に戻そうとする
雑賀紅:「………。」志木の手を握る
東雲芽衣:「その本、何の本?」
雑賀紅:周囲の本棚を確認する。ジャンルが違ったりしませんか?
GM:絵本のコーナーではあります。
GM:司書が絵本だと思って入れたことは確か。
志木倫堂:「どうした? いや…………」
GM:だが、奇妙な違和感がある。
志木倫堂:「確かに 何の本だ?」
志木倫堂:「……」
志木倫堂:「いいか、開いてみても」
志木倫堂:2人に確認を取る
雑賀紅:「ああ。」
東雲芽衣:「気をつけてね……」頷きます
志木倫堂:頷き返す。剣呑な表情で表紙をめくる
GM:中身は絵本だ。左側半分は、牧歌的な絵が書かれている。
GM:しかして、右側半分は、暗号のようなものがびっしりと書かれている。
東雲芽衣:「暗号……?」
GM:1P目/3行/5文字目 11/7/1 1/5/2 3/4/12
GM:この調子の文が、ずっと続いている。
雑賀紅:兵士の視線を遮るような位置に移動する。
GM:また、微弱ながら、レネゲイドの反応を感じる。
志木倫堂:「…………なんだ、こいつは」周囲の書棚を見回す。似た本が他に収められている様子は無いですね。
GM:《マーキング》で書かれている。
GM:似た本はない。これのみが異常。
雑賀紅:「各ページを写真に撮れ。私が周りを見ている。」
志木倫堂:「偶然落ちて来たって訳でも……ないのか。おいおい」
GM:絵本に紛れ込んだのは当然だ。普通の人間には、絵本にしか見えないのだから。
雑賀紅:「撮れたら渡せ。隠して持っていく。」
東雲芽衣:「はーい」パシャパシャと、スマホを取り出し写真を取ります。
志木倫堂:それに合わせてページをめくっていく。めくり終える。
志木倫堂:「ご苦労さん、芽衣。さて、頼んだぞ」本を雑賀さんに
雑賀紅:本を受け取り、服を捲る。
雑賀紅:胸の谷間に本を収める。
志木倫堂:「うわっ」
志木倫堂:「マジでさぁ……」小声
雑賀紅:「射撃手にはこの上背は不利なんだがな。」
雑賀紅:「ウドの大木にも使い道はあるということだ。」
志木倫堂:「マジで…………?」
志木倫堂:東雲さんに助けを求めるのも違う気がして視線を宙に彷徨わす
雑賀紅:「呆けるな。行くぞ。」
志木倫堂:「はぁ……ああうん。それでいいよ。わかったわかった」
東雲芽衣:「そういうこともできるんだ……あ、はい!」純粋に驚いた後、雑賀さんに続きます。



GM:シーン終了。ロイス・購入どうぞ
志木倫堂:雑賀さんのロイスを感服〇/どうすりゃいいんだ…に
雑賀紅:ロイス保留、
雑賀紅:購入は徹甲弾にしましょう。
東雲芽衣:ロイスはそのままで。
志木倫堂:東雲さんのロイスを 尊敬〇/劣等感にします 動じないやつ すごいぜ
雑賀紅:5dx+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 5[1,2,3,3,5]+1 → 6 → 失敗

雑賀紅:えっ
雑賀紅:なにそのひどい出目…
雑賀紅:財産4使って購入しておきます
志木倫堂:2dx>=14 どうせ回らないと買えないなら着ぐるみにしちゃえ
DoubleCross : (2R10[10]>=14) → 10[4,10]+2[2] → 12 → 失敗

雑賀紅:財産9→5
東雲芽衣:UGNボディアーマー!
志木倫堂:こういう時に……! 財産1! 足りない……!
志木倫堂:以上です
GM:ボディアーマーなら買えたのに……!
雑賀紅:ボディアーマーなら買えたのにw
雑賀紅:こちら以上です!
東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 10[9,10]+3[3] → 13 → 成功

東雲芽衣:やったー
雑賀紅:ノノメメ先輩!
志木倫堂:かわいい!
GM:無理やり着ちゃったのかな
志木倫堂:でもぶかぶかの服似合いそう

【ミドルフェイズ3】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:裏社会>、<情報:噂話>、<情報:軍事>
目標値 :9
プライズ:6/8
シーン数:3/6
GM:あと少し!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:57->61)
雑賀紅:出!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:62->63)
雑賀紅:よしよし
東雲芽衣:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 2[2]+54 → 56

GM:珍しくみんな低い!
志木倫堂:揺り戻しだ!
志木倫堂:5dx 情報UGNです
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,4,4,9,10]+3[3] → 13

志木倫堂:上々!
雑賀紅:こちらも一応振っておこう
雑賀紅:5dx+2 情報噂話
DoubleCross : (5R10+2[10]) → 10[1,1,9,10,10]+6[1,6]+2 → 18

東雲芽衣:情報:噂話!
東雲芽衣:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 8[6,8]+4 → 12

GM:全員成功!
GM:8/8でクリア!
GM:では、最後の情報!
GM:見つけた絵本には、《マーキング》が施されていた。
GM:それは二重のプロテクトだ。
GM:暗号の指示はすべて奇数ページ……絵が描かれている側だ。
GM:その絵は《マーキング》によって描かれている。
GM:オーヴァードでないものが見た場合、それは逆転する。
GM:奇数ページに文字が書かれ、偶数ページに絵が書かれた、
GM:何の変哲もない絵本になる。
GM:オーヴァードと非オーヴァードの両者が確認した状態で、暗号との照合を地道に取っていく作業が必要になる。
GM:情報は以上!



GM:【中央ロビー近傍 書架】
GM:指定の30分が近づいている。
GM:罰の内容こそわからないが、1割という指定を鑑みるに、処刑と見て妥当かと思われる。
GM:可能であれば、それまでの解決が望ましい。
東雲芽衣:「そろそろ時間だよね……誰かがバツを受けるのは避けたいなぁ」
東雲芽衣:「なにかヒントは……」例の絵本を撮った写真を眺める。
東雲芽衣:「ん、ん??」
雑賀紅:書架のテーブルのある一角で絵本を広げている。
志木倫堂:「んお、どうした」
雑賀紅:「どうした」
東雲芽衣:「なんか、写真だと違くないですか?ほら」スマホを見せる。
志木倫堂:「…………おぉ? マジだ」
雑賀紅:「反転しているな。」
GM:表紙も異なる。
GM:か  よ  え と描かれていた題。
GM:その中途は、《マーキング》により塗りつぶされていた。
GM:写真で写した姿――すなわち、普通の人間には、こう読める。
GM:『かみのよびごえ』
志木倫堂:「──はぁ?」
雑賀紅:「『1P目/3行/5文字目 11/7/1 1/5/2 3/4/12』」
雑賀紅:「一つ一つ、暗号を解読しよう。」
志木倫堂:「状況から見て……やつらの目当てはこれなんだろうが……いやにメルヘンなもんが飛び出したな。神たぁ……」
志木倫堂:ぶつくさ言いながらペンを取り出す。
志木倫堂:「1文字ずつ頼む」
志木倫堂:そう東雲さんに
志木倫堂:「いや、俺が拾う。二人は警戒しといてくれ」
志木倫堂:と、スマホを奪い取って作業を始めます。
東雲芽衣:「お願いします!」周囲の警戒を始める。
雑賀紅:「頼んだ。異変があればすぐに呼ぶ。」
雑賀紅:少し離れた場所で東雲と並んで立つ。
雑賀紅:しばらく周囲を眺めていたが、
雑賀紅:「冷静だな、小娘。一つや二つ修羅場を潜ったか?」
雑賀紅:東雲に尋ねる。
東雲芽衣:「えぇ。そちらこそ、古物商という感じしませんよ」
雑賀紅:「……昔はUGNの教官だった。」
東雲芽衣:「教官、そんな感じしますね」
雑賀紅:「は。よく言われる。説教臭いと客も寄り付かん。」
東雲芽衣:「あはは。でも堂々としていて、良いと思いますよ」
東雲芽衣:「客商売には向いてないかもしれませんが……でも」
東雲芽衣:「私はまだ色々迷って、自信なくて、流されやすくて、そんなんばっかりですから」
東雲芽衣:「今回図書館に来たのも、進路をもうちょっとしっかり考えようとして、勉強に来たんですよ」
東雲芽衣:「なんか、進路どころじゃなくなりましたけど……」たはは、と力なく笑う
雑賀紅:「……………。」
雑賀紅:「おそらく、この事件は穏便には済まないだろう。」
雑賀紅:「戦いが嫌いなら、私と小僧が前に出るぞ。」
雑賀紅:「日常に軸足のある人間を、無理に戦場に引きずり出すような真似はしない。」
東雲芽衣:「そこらへん、誰でも使えるものは使うっていう精神じゃないんですね」
東雲芽衣:「UGNの教官って、もっと怖いイメージでしたけど、ちょっと偏見でしたね」
東雲芽衣:「大丈夫です。前にはでます」
東雲芽衣:「むしろ、見た感じ、後ろで戦うタイプじゃないですか?ね、元教官さん」
雑賀紅:「痛いところを突くな、小娘。」
雑賀紅:「……そういう奴ほど、前に出したくはないんだがな。」
雑賀紅:「そこまで言うのであれば力を借りよう。」
雑賀紅:手を伸ばし、東雲の頭を撫でる。
東雲芽衣:「おぉ……」
東雲芽衣:「いまの、認めポイント上昇ですか!?ですよね!?」
東雲芽衣:「そろそろ小娘呼びは回避できるんじゃないですか!?」
雑賀紅:「あと少しだな。」
東雲芽衣:「まだかー、残念!」
雑賀紅:「お前の好きに呼んでやるから考えておけ。」
東雲芽衣:「でも、後少しだと認めてくれるの、うれしいですね」
東雲芽衣:「きっと、元の教え子さんも、雑賀さんのそういうところ、好ましかったんじゃないかって思いますよ」
雑賀紅:「……………。」
雑賀紅:一瞬だけ笑みが消え、
雑賀紅:「そうかな。」
雑賀紅:寂しそうに微笑む。
東雲芽衣:「自信ないんですか?普段の堂々たる姿勢、見せてくださいよ」
東雲芽衣:「志木くんも、そんな様子じゃあたじたじできませんよ。きっと彼は押しが強い人が好きです」
雑賀紅:首に提げた潰れた弾丸を手で弄る。愛弟子から摘出したそれを。
雑賀紅:「はは。指導力に自信があるなら、教官を辞めてなどいないさ。」
東雲芽衣:「年季が違う」
東雲芽衣:「そう言ってたじゃないですか。大人の魅力、期待してますからね」
東雲芽衣:そう言って、警戒に戻る振りをする。
東雲芽衣:ちらちらと、雑賀さんの様子を気にしながら。
雑賀紅:「………。」東雲を見送ったあと、じっと首に提げた弾丸を手に取って見つめている。
志木倫堂:では、そこに
志木倫堂:「おい、ちょっといいか」
志木倫堂:背後から雑賀さんの肩を掴みます。
雑賀紅:「!」気配に気づけなかった。
雑賀紅:首に提げた弾丸を服の中に隠し、振り返る。
雑賀紅:「………どうした。」
志木倫堂:「見ろ、まださわりだけだが、こいつは……」
志木倫堂:そう言って、手元の解読メモを見せます
雑賀紅:志木に肩を寄せてメモを覗き込む
GM:最初の一文は、こうだ。
か み の つ く り か た を こ こ に し る す


GM:シーン終了。
GM:最後のロイス・購入が可能です。
雑賀紅:ロイス!絵本/好奇心/○危険/ロイス
東雲芽衣:雑賀紅/憧憬○/劣等感/ロイス に変更
雑賀紅:東雲さんのロイス感情をP表にします
雑賀紅:そして購入は照準器
志木倫堂:ロイス 神 軽視/警戒〇
雑賀紅:5dx+1>=15
DoubleCross : (5R10+1[10]>=15) → 7[3,4,4,5,7]+1 → 8 → 失敗

雑賀紅:財産切っても足りない…失敗で以上です!
東雲芽衣:絵本/有為/恐怖○/ロイス を追加!
志木倫堂:3dx>=12 ボディアーマー
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[1,6,7] → 7 → 失敗

志木倫堂:以上
東雲芽衣:志木くんにボディアーマープレゼントチャレンジ!
東雲芽衣:2dx>=12
DoubleCross : (2R10[10]>=12) → 5[3,5] → 5 → 失敗

東雲芽衣:全然だめだー
東雲芽衣:以上です!

【クライマックス】

GM:全員登場!
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:61->69)
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:63->65)
東雲芽衣:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 1[1]+56 → 57

GM:【榎区図書館 中央ロビー】
GM:指定の30分が経過して、あなた達は再び、中央ロビーへと集められていた。
GM:めいめいがリストを提出し、それを兵士の一人が確認している。
GM:蔵書のリストと照らし合わせている。
雑賀紅:本棚の影からぬっと長い腕が生えて、兵士の身体を絡め取る。
雑賀紅:兵士の後ろから抱き着くように口を塞ぎ、気道を圧迫して意識を失わせる。
GM:兵士は声も出さない。糸の切れた人形のように崩れる。
雑賀紅:ハンドサインで他の二人にも指示を飛ばす
通信音声:《成程。外れか……じゃあ約束通り下位1割には罰を……》
志木倫堂:「──よっと」
通信音声:《何だ……?一人……?》
志木倫堂:跳び上がる。蹴りつけた柱が灼熱を孕んで歪曲し、兵士を飲み込んで焼却する。
GM:やはり兵士は声も出さず、ただ倒れていく。
GM:もとより、人形であったかのように。
東雲芽衣:「よいしょー!」兵士の一人に重力を叩きつけ、吹き飛ばす。
通信音声:《……!》息を呑む音声。
通信音声:《オーヴァード……!》
雑賀紅:兵士のマスクを剥ぎ、「………なるほど。よく出来た人形だ。」
雑賀紅:足元に捨てる。
志木倫堂:「……たくよぉー……本当にこんなこと、したくないんだ」
GM:メットを外せばわかる。それは、死体だ。
志木倫堂:「ぜっ!」炎を纏った拳を叩きつける。
GM:元から生者は存在しない。コントロールされていただけ。
雑賀紅:「そうら、私たちの成果は0だ。お前たちの成果もそうなる。」
雑賀紅:「罰を与えてみろ。与えられるものならな。」
志木倫堂:「図書館をぶっ壊すような真似、文化じゃねーよ」とぼやく
東雲芽衣:「死体か……趣味が悪いね」
GM:兵士たちは次々と蹴散らされていく。残存勢力が銃を構えるが、対応しきれていない。
GM:瞬く間に兵士の数は減って。
雑賀紅:本棚の影から長身の女が現れて、兵士たちを蹂躙しつつ集まった人質に視線を向ける。
雑賀紅:《ワーディング》
雑賀紅:射抜くような視線が非オーヴァードを無力化していく。
GM:兵士たちが全滅すると同時。
GM:次々と人質たちは倒れていく。一人を除いて。
GM:ソファに座っていた女が、ゆっくりと立ち上がる。
志木倫堂:「……テメーが」
雑賀紅:背負っていたライフルを抜く。
東雲芽衣:「そう、貴方が」
負傷していた女性:「……3人か」
GM:足を撃たれ、休息していたはずの女性のみ。
雑賀紅:「自分から負傷することで容疑者から外れようとしたわけか。」
負傷していた女性:「オーヴァードにとっては、この程度は負傷にも入らないからな」
負傷していた女性:「それにだ。私は平和主義でね」
志木倫堂:「ああ、まあ──そうなんだろうな」
負傷していた女性:「銃撃で本気度は見せつけたいが、無辜の市民を消費するのは得策ではない」
志木倫堂:「口ぶりは気に入らねーしやった事もムカつくが、さっきまで程最悪の心証じゃないぜ」
志木倫堂:「観念してお縄につくんなら、半殺しくらいで許してやらなくもない」
負傷していた女性:「彼らを傷付ける意図はない。本当だとも。残り1割は、監禁するつもりでいた」
負傷していた女性:「殺されたと思わせるだけで、残り9割は必死になるからな」
負傷していた女性:「観念?」
負傷していた女性:「君たちは3人だろう」
負傷していた女性:「10も20も来られてはかなわんが、その程度であればやりようはある」
雑賀紅:「平和的な交渉だったのにな。決裂とは残念だ。」
雑賀紅:「平和的でない交渉をする前に聞いておこう。」
雑賀紅:「何をするつもりだった。」
負傷していた女性:「本の回収。それだけだよ」
負傷していた女性:「『かよえ』という本だ。知らないかな」
志木倫堂:「はっ」
志木倫堂:「そいつぁ質問に答えてないのと同じだぜ。なぜこっちが答えてやる必要がある」
志木倫堂:もういいよな、という視線を2人に送ります。
負傷していた女性:「それもそうか。すまない」
雑賀紅:肩を竦めて銃を構える。
負傷していた女性:「交渉をするべきではなかったな」
雑賀紅:「これからが交渉だろう?」
東雲芽衣:「その本がどれだけ大事かはしらないけど、やったのは良くないことだからね」
負傷していた女性:「私の任務は、回収だ」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「“コピーキャット”。“ダイヤモンド・サルベイジャー”」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「君たちを払い除け、目的を果たす」
GM:戦闘開始です。
GM:衝動判定。難易度は9で、
GM:Eロイス『原初の恐怖』。
GM:衝動判定で上昇する侵蝕率を+2d10でなく
GM:+1d10+(覚醒の数値)となります。
雑賀紅:ヒエー
雑賀紅:3dx+2>=9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 8[6,7,8]+2 → 10 → 成功

志木倫堂:3dx+1>=9 ええい!
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[2,6,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

雑賀紅:1d10+14+65
DoubleCross : (1D10+14+65) → 8[8]+14+65 → 87

東雲芽衣:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 7[1,7] → 7 → 失敗

志木倫堂:1d10+16+69
DoubleCross : (1D10+16+69) → 7[7]+16+69 → 92

東雲芽衣:1d10+14+57
DoubleCross : (1D10+14+57) → 4[4]+14+57 → 75

■MAP
“サルベイジャー”[8]

   5m

雑賀[2] 東雲[4] 志木[4]
GM:配置はこう!
GM:セットアップから。
GM:エネミーはなし。
志木倫堂:《エターナルブレイズ》行動値0
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+4した(侵蝕率:92->96)
雑賀紅:なし!
東雲芽衣:セットアップなし!
■MAP
“サルベイジャー”[8]

   5m

雑賀[2] 東雲[4] 志木[0]
GM:イニシアチブ。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《時間凍結》。
GM:イニシアチブで行動します。
志木倫堂:何ィ!?
雑賀紅:何!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:オルクス》《導きの華》《ナーブジャック》《悪魔の影》。
GM:choice[雑賀,東雲,志木]
DoubleCross : (CHOICE[雑賀,東雲,志木]) → 志木

GM:志木くんへ。
志木倫堂:全員精神2だぞ!
志木倫堂:なんてことをしてくるんだ…
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,1,4,5,7,7,8,8,10]+10[1,3,4,6,7]+4[4]+4 → 28

GM:この判定に対しては
GM:回避か意志で対決してもらいます。
志木倫堂:くっ……回避!
志木倫堂:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 10[2,4,6,9,10]+9[9]+1 → 20

GM:命中した場合、次の攻撃を受けるまでリアクション不可となり
GM:次のメジャーアクションの達成値が+12され
GM:メジャーアクションが即座に発生しこちらが操作します。
志木倫堂:あっダイスボーナス忘れてた 振り足していいですか
GM:じゃあ1個足しな!
志木倫堂:1dx+1
DoubleCross : (1R10+1[10]) → 5[5]+1 → 6

志木倫堂:はい 妖精貰ってもダメそうだな……
GM:では命中!
志木倫堂:グワーッ!
GM:メジャーは回数制限がないやつを全部盛ってもらおうかな
志木倫堂:8dx8+2 《コンセントレイト》《結合粉砕》《焦熱の弾丸》
DoubleCross : (8R10+2[8]) → 10[1,1,2,4,5,6,8,9]+10[4,8]+7[7]+2 → 29

志木倫堂:あっ対象選んでない
GM:大丈夫!
志木倫堂:やめろーーーーーー!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《拡散する世界》。対象をPC3人に。
志木倫堂:その大丈夫は全然嬉しくない!
雑賀紅:おまえー!!!
雑賀紅:ドッジ!
志木倫堂:7dx+1 ドッジ!
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 7[1,1,2,2,3,4,7]+1 → 8

GM:志木くんはリア不!
東雲芽衣:暴走なのでリア不!
志木倫堂:あっそうでした
雑賀紅:3dx-1 ドッジ
DoubleCross : (3R10-1[10]) → 9[3,5,9]-1 → 8

GM:ダメージですが
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《力の法則》をあげるね
志木倫堂:いらねぇ……!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:ダメージを+5d10します。
志木倫堂:3d10+23+5d10 装甲無視
DoubleCross : (3D10+23+5D10) → 24[8,7,9]+23+30[9,4,7,1,9] → 77

GM:すごいすごい!がんばったね!
雑賀紅:グヘエ~~~!!死ぬ!リザレクト!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:87->90)
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+7した(侵蝕率:96->103)
東雲芽衣:死!リザレクト!
志木倫堂:"ダイヤモンド・サルベイジャー"に平和主義/憤懣〇で取ってタイタス昇華
志木倫堂:HP15で起き上がります
東雲芽衣:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 7[7]+75 → 82

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私がやるのは交渉じゃない」いつの間にか、志木倫堂の眼前に立っている。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私の眼を見て」
志木倫堂:「あぁ!?」
志木倫堂:思わず、言葉の通りに
志木倫堂:覗き込んでしまう。その瞳を。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:それは魅惑の邪眼。脳領域を一時的に書き換え、犯すもの。
雑賀紅:「小僧っ」ダイヤモンド・サルベイジャーの意図を察して志木を止めようとするが…
志木倫堂:「っ────────!」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私を守って、お願いだ」
志木倫堂:炎が吹き上がり、荒れ狂う
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「これは交渉じゃない。お願い、だ」
雑賀紅:飛び掛かって目を塞ごうとするももう遅い。炎の風に押し戻される。
雑賀紅:「くっ………!!」
志木倫堂:"ラフィング・バーナー"の実験によって齎された異常出力、それを、本来想定されていた精密性のまま収束させる。
東雲芽衣:「志木くん……!」
雑賀紅:「小娘、無事か」
志木倫堂:灼熱のレーザーが繭のごとく"ダイヤモンド・サルベイジャー"を包囲し、その周囲のすべてに攻撃を加える
志木倫堂:例外ではない。志木倫堂本人すら
志木倫堂:「……かふっ……」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:脳の操作だけではない。そのリミッターすらも開放している。出力も、効果範囲も。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「凄いものだね。頼もしいよ、君」
雑賀紅:「ちっ………!」回避行動の最中、レーザーが脛と肩を貫通。そのまま転倒する。
志木倫堂:肉体がずたずたにされたショックで、意識が戻る、膝をつく。立ち上がる
志木倫堂:「──────な」
東雲芽衣:「ぐっ……ぬぬぬぬ……!」直撃。一度倒れそうになるが、瞬間、リザレクトし踏みとどまる。
志木倫堂:「何をしやがった……いや」
志木倫堂:「何をやった…………俺は!?」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私の“お願い”を聞いてくれただけだ。素直なものだね?」
雑賀紅:「その小娘の虜になったのだ。そういう魔眼…それか“領域”か。」
志木倫堂:「なっ……あ……」傷ついた仲間たちを見る。
志木倫堂:「許……せねえ!」
雑賀紅:「今のは減点にしないでおいてやる。小僧。」
雑賀紅:「立って点を取り返してこい。」
志木倫堂:「────」
東雲芽衣:「そうだね。こっちは大丈夫だから……!」
志木倫堂:その表情が凪ぎ、また一瞬で目の前の敵への怒りに塗りつぶされる
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「一つ、思い違いをしていないかな」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「その機会が与えられるとでも?」
GM:イニシアチブ。
GM:“ダイヤモンド・サルベイジャー”の通常手番。
GM:choice[雑賀,東雲]
DoubleCross : (CHOICE[雑賀,東雲]) → 雑賀

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:オルクス》《導きの華》《ナーブジャック》《悪魔の影》。
雑賀紅:きさまーーー!!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:9dx7+4
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,2,4,5,6,6,8,9,10]+10[3,7,10]+3[2,3]+4 → 27

雑賀紅:対抗!
GM:回避か意志でリアクション!
雑賀紅:意志!
雑賀紅:4dx+2>=27
DoubleCross : (4R10+2[10]>=27) → 9[4,6,8,9]+2 → 11 → 失敗

雑賀紅:うわっ、失敗!
GM:では達成値+12とリア不とメジャー1回!
雑賀紅:メジャーは《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:射撃》ですね。
雑賀紅:対象は!
GM:うーん、自分を攻撃させてもなあ
GM:choice[東雲,志木]
DoubleCross : (CHOICE[東雲,志木]) → 東雲

GM:ノノメメちゃんを攻撃してね
雑賀紅:最悪すぎる
雑賀紅:9dx7+12+5 射撃
DoubleCross : (9R10+12+5[7]) → 10[1,2,2,3,4,5,6,8,10]+5[5,5]+17 → 32

東雲芽衣:リア不!
雑賀紅:4d10+1d10+8 装甲有効
DoubleCross : (4D10+1D10+8) → 26[10,9,2,5]+6[6]+8 → 40

東雲芽衣:死にますね。リザレクト!
東雲芽衣:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 2[2]+82 → 84

雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:90->94)
雑賀紅:「舐めた真似を…!」
雑賀紅:相手より速く、疾く撃つ。
雑賀紅:その視線が突き刺さる前に、弾丸を突き立てねばならない。
雑賀紅:構えて、
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:だが、その動きは時間より早くない。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「誰を撃つの?」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「ねえ、誰を?」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「ねえ?」もはやその動きは、邪眼の術中にある。
雑賀紅:その言葉を耳が拾った瞬間、照準が大きく動く。
雑賀紅:「!」その先には、東雲。
志木倫堂:「がっ……あっ、芽衣!」それに気づく。いつものように、炎を地に潜り込ませてからの発破では間に合わない。
雑賀紅:「やめろっ!」
志木倫堂:先程の一瞬の、手足のように炎を振るった感覚、まだ熾火のようにのこっているそれをかき集めようとする
東雲芽衣:「えっ」
雑賀紅:叫びも虚しく、訓練された身体と銃は正確に動作し、弾丸は東雲の胴体を射抜いた。
志木倫堂:「……!」
雑賀紅:「………っ!」ぎり、と歯噛みする。
東雲芽衣:今度は倒れる。倒れた後、苦悶の声をあげながら起き上がる。
雑賀紅:構えを解いて駆け寄りかける。
東雲芽衣:「い、たた……二度連続はきついね……」
志木倫堂:(何を……何をやってる──俺は)
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「言っただろう?3人程度ならどうとでもなる」
雑賀紅:「…………無事、か。」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「降伏する気はあるかな。私は平和主義でね」
雑賀紅:東雲に問いかける。普段とは打って変わって、不安そうな声色。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「立ち向かってこないなら、君たちを見逃すと誓おう」
東雲芽衣:「はい」ニッコリと笑顔を浮かべようとするが、少し涙目になっているのが見て取れるはず。
雑賀紅:「すまない……私はやはり…………。」
志木倫堂:「……」目を瞑る。
雑賀紅:(戦場(ここ)にいるべきではなかった)
志木倫堂:それは、この場では何よりも雄弁な意思表示だ。『お前を受け入れない』という。
雑賀紅:と言いかけたところで、東雲の顔を見る。
雑賀紅:「…………。」振り返り、再び銃を構える。
志木倫堂:「俺はな、テメーほど利口じゃない。得をするためにここにいるわけじゃない。誰かを救うためにここに立っているわけでもない」
志木倫堂:「ただ、敵だ。自由を奪う者、悪意ある無秩序。お前の敵だぜ。そこだけは絶対に曲がらない」
東雲芽衣:「平和主義というには、随分と趣味が悪いんですね」サルベイジャーに語りかける。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「だから嫌なんだ。そう見えるだろう、これ」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「有無を言わさず従えたいんだけど。どうして折れてくれないかな?」
東雲芽衣:「死体を操ったり、仲間を撃たせたり、人質をとって恐怖を与えたり……」
東雲芽衣:「そういうのだって、立派な暴力だと思いますよ、私」
志木倫堂:「ああ、その通りだ──"見える"だろうが"見えない"だろうが"そう"なのは変わらないだろーがよ」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「だったら、どうする?」
GM:東雲さんの手番。
東雲芽衣:今って距離空いてるんでしたっけ
GM:5m離れたまま!
東雲芽衣:はーい。じゃあ
東雲芽衣:マイナーで《破壊の爪》《斥力跳躍》
東雲芽衣:素手のデータを変更しつつ、ダイヤモンド・サルベイジャーのエンゲージに戦闘移動します。
■MAP
“サルベイジャー”[8]
   東雲[4]

    5m

 雑賀[2] 志木[0]
東雲芽衣:メジャーで《コンセントレイト:バロール》《漆黒の拳》《瞬速の刃》《巨人の斧》
東雲芽衣:ダイヤモンド・サルベイジャーを攻撃!
GM:きませい!
東雲芽衣:8dx8+4
DoubleCross : (8R10+4[8]) → 10[2,4,5,8,8,9,9,9]+10[3,6,6,7,10]+6[6]+4 → 30

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《幸運の守護》。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《イベイジョン》を持っているので、回避値は22。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:命中です!ダメージをどうぞ。
東雲芽衣:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 25[9,4,3,9]+19 → 44

東雲芽衣:装甲無視!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:そのダメージは耐えられない!《時間凍結》も《拡散する世界》もHP消費技なのだ
雑賀紅:倒した!ナイス!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《蘇生復活》また、同時に
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《ワームホール》。受けたダメージを返す。44点。
東雲芽衣:うわー
東雲芽衣:当然死!リザレクトします!
東雲芽衣:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 3[3]+84 → 87

GM:演出どうぞ!
東雲芽衣:「だったら、どうするかって……いったよね!」
東雲芽衣:「暴力には暴力で返すよ!」
東雲芽衣:「結局、私も貴方も同じ穴の狢ってこと、わかってるけど……これは止めないと行けないと思うから、戦うよ!」
東雲芽衣:疾駆し、接近。強い重力を拳にのせて、叩きつける。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「本当に、それでいいの?」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:攻撃の瞬間に、そう囁く。
志木倫堂:「! 答えるなっ……それは!」
東雲芽衣:「構わない!だって、雑賀さんや志木くんが私を攻撃したときの悲しそうな顔、もう見たくないもん!」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「そう。じゃあ」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「自分でもやってみることね」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:攻撃の瞬間、出力が異常増幅する。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:自らをも傷付けるほど、重力場が膨れ上がる。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:だが、攻撃自体が止まることはない。「ぐっ……!」
東雲芽衣:「わっ、と、ぐっ……!」自身の攻撃で傷つく。
東雲芽衣:「痛みわけだね……これで満足?」復活し、声をかける
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「……何で折れない?年少者特有の全能感かな」
GM:雑賀さんの手番。
雑賀紅:ではマイナーで徹甲弾使用。メジャーで《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:射撃》
雑賀紅:対象はダイヤさん!
雑賀紅:9dx7+5
DoubleCross : (9R10+5[7]) → 10[3,4,5,6,6,6,8,10,10]+10[3,7,9]+10[5,10]+10[10]+10[7]+4[4]+5 → 59

GM:ヒエーッ
雑賀紅:妖精も載せてやるぜ
雑賀紅:《妖精の手》!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:94->98)
雑賀紅:1dx7+65
DoubleCross : (1R10+65[7]) → 4[4]+65 → 69

雑賀紅:69が達成値!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《幸運の守護》《イベイジョン》で22!命中!
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:ダメージを!
雑賀紅:7d10+1d10+8 装甲5点無視!
DoubleCross : (7D10+1D10+8) → 49[6,6,10,10,3,7,7]+2[2]+8 → 59

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《黒星招来》。ダメージを0に!
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:98->102)
雑賀紅:きさまー!!
雑賀紅:目を閉じる。
雑賀紅:銃を構えてじっと待つ。
雑賀紅:数瞬の静寂ののち、ぱき、という音がダイヤモンド・サルベイジャーの足元から響く。
雑賀紅:氷の華を踏みつけたのだ。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「……!」
雑賀紅:そのわずかな音を頼りに目を閉じながら狙いを着け、発砲。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「ねえ、あなた、本当に」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私を、撃てるの?」
雑賀紅:「黙れ、小娘。」
雑賀紅:「交渉はすると言ったが…お前の身勝手な“お願い”など聞いてやる義理はない。」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「君には出来ない」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「君は、優しすぎる」
雑賀紅:弾丸はダイヤモンド・サルベイジャーには当たらなかった。
雑賀紅:しかし、
雑賀紅:弾丸の着弾個所から発生した雪の華がダイヤモンド・サルベイジャーにまとわりつき、
雑賀紅:その口と目を覆う。
雑賀紅:「優しい?馬鹿も休み休み言えよ。」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「……これ、は……!」声は途中でかき消されて。
雑賀紅:「“お願い”はもうなしだ。」
雑賀紅:「雪のように静かに堕ちろ。」
志木倫堂:「──はっ」
志木倫堂:小さく笑う。
GM:志木くんの手番へ。
志木倫堂:マイナーなし
志木倫堂:《コンセントレイト》《結合粉砕》《焦熱の弾丸》《プラズマカノン》
志木倫堂:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,3,3,4,6,8,8,9,9,9]+10[1,3,4,9,10]+10[5,10]+6[6]+2 → 38

雑賀紅:《妖精の手》
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+4した(侵蝕率:102->106)
志木倫堂:1dx7+42
DoubleCross : (1R10+42[7]) → 5[5]+42 → 47

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:《幸運の守護》《イベイジョン》。達成値22。ダメージをどうぞ。
雑賀紅:《凍てつく刃》ダメージロールに+1d10+18してください
雑賀紅:雑賀紅の侵蝕率を+3した(侵蝕率:106->109)
志木倫堂:6d10+43+18
DoubleCross : (6D10+43+18) → 26[4,8,2,3,3,6]+43+18 → 87

“ダイヤモンド・サルベイジャー”:残りHPは1。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:復活もありません。“ダイヤモンド・サルベイジャー”撃破。
志木倫堂:熱が引いていく。否、収束していく。彼の手許へと。
志木倫堂:触れた大気が電離し、異臭が鼻を突く。凝縮された蒼い炎は、極高熱の矢。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「……!」
志木倫堂:"ダイヤモンド・サルベイジャー"へ、錐体のごとく引き絞られた致命の青が飛んでいく
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:その高熱に、氷の盲は溶け落ちて。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:果たしてそれは、幸運であったのだろうか。それとも。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「……!私、を!」邪眼を最大起動して。
志木倫堂:そこで、彼女は見るだろう。
志木倫堂:目の前の少年は、依然目を開けていない。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私を、助け……」
志木倫堂:ぼたり、と。雑賀紅の肩に熱い雫が落ちる。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「て……!?」
志木倫堂:それは血だ。志木倫堂が右手に持ったボールペンで、自らの鼓膜を貫いたことによる。
雑賀紅:「……小僧。」
志木倫堂:──以前にも、こうやって。何も見えない中で。そうだ、あの時は今よりずっと。
志木倫堂:『温度』そのものが見えていた。雑賀紅によって冷却された世界で、その女の姿は何よりも鮮明に見えた。
志木倫堂:矢は止まらない。どこまでも冷え切った、ただ自分とやつしかいない暗黒の世界の中に、それを結ぶ線を引いて。
志木倫堂:"ダイヤモンド・サルベイジャー"の心臓を、貫く。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:女の温度が、失われていく。
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「申し訳、ない……」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「私は、あなたの、ようには、上手く、行かなかった」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「忘れてくれ……愚かな女を……」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「頼むよ……」
“ダイヤモンド・サルベイジャー”:「“マスターディガー”……」
GM:それきり、彼女の熱は消え去った。
GM:戦闘終了です。
志木倫堂:「ッ…………げほっ……はぁっ」
志木倫堂:周囲を満たしていた熱は、完全に引いている。耳の痛くなるような静寂の中で、息を吐き出し
志木倫堂:そのままふらりと気を失って、倒れる。
雑賀紅:その体を受け止める
雑賀紅:「馬鹿め。無茶をしたな。」
東雲芽衣:「志木くん、大丈夫!?」駆け寄ります。
雑賀紅:「冬の熊のように眠れ。志木倫堂。」
志木倫堂:侵蝕率が再生限界を超えているため傷の直りは鈍いが、命に別状はない。
雑賀紅:名前を呼んだのは、志木の耳には届いていないだろう。
東雲芽衣:「あ、名前呼んだ!私は?私は!?」
雑賀紅:「お前も合格だ、東雲芽衣。」
東雲芽衣:「やったー!」
雑賀紅:「合格祝いに病院食をおごってやる。人質を連れてさっさと出るぞ。」
雑賀紅:「……お前には助けられた。礼を言う。」
東雲芽衣:「病院食っておごるものなの!? ……うん、こちらこそ。ありがとうございました!」
雑賀紅:東雲の頭を撫でてから、志木の身体を抱き上げる。
雑賀紅:「……」志木の前髪を払い、額に手をやる。
雑賀紅:「これだから、教官をやめたんだ。」
雑賀紅:「傷つくのはいつも小僧どもばかりだ。」
雑賀紅:嘆息して、歩き出す。



GM:バックトラック
■Eロイス
『悪意の伝染』
『原初の恐怖』
GM:2d10分侵蝕率を下げてもいいし下げなくてもいい。
GM:下げる方はどうぞ。
志木倫堂:志木倫堂の侵蝕率を+11した(侵蝕率:103->114)
志木倫堂:攻撃分上げてなかった
雑賀紅:こちらは下げずに素振りしましょう
雑賀紅:109-5d10
DoubleCross : (109-5D10) → 109-33[7,3,8,9,6] → 76

志木倫堂:うーん、振るか
雑賀紅:帰還!5点!
志木倫堂:114-2d10
DoubleCross : (114-2D10) → 114-15[8,7] → 99

志木倫堂:99-5d10
DoubleCross : (99-5D10) → 99-35[8,5,9,6,7] → 64

志木倫堂:4点!
東雲芽衣:さげずにいこうっと
東雲芽衣:素で振る!
東雲芽衣:102-6d10
DoubleCross : (102-6D10) → 102-42[6,9,10,8,5,4] → 60

GM:凄い下がってる
東雲芽衣:4点!
GM:いつもの5点、シナリオ点5点のEロイス2点、12点に侵蝕を足した点数が最終経験点です。
雑賀紅:17点!
志木倫堂:16点!
東雲芽衣:16!
GM:C((17+16+16)/3+1)
DoubleCross : 計算結果 → 17

■経験点
猫口さん 17点
冥王星さん 16点
そごうさん 16点
GM 17点
GM:もってって!
東雲芽衣:わーい!
志木倫堂:ごっつぁんです!
雑賀紅:いただきます!!

【エンディング】

GM:市立榎区図書館
GM:“ダイヤモンド・サルベイジャー”が倒れてからの動きは早かった。
GM:待機していたUGNの部隊が、速やかに状況を収束させ。
GM:“本”も遺物として回収が済んだ。
GM:あれだけの事件ながら、怪我人はない。
GM:乱射によるいくらかの破壊をもたらしただけの、いずれは忘れ去られる定めの事件だ。
志木倫堂:「はーーーーっ、やっちまった……気ぃ張ってたつもりだったってのに、一番ムカつく手合にムカつくやりかたで手玉に取られるとはな……」
雑賀紅:「病院に叩きこむまでもなかったか。…オーヴァードという奴は、なかなかどうしてしぶとい。」
東雲芽衣:「でも志木くん、最後かっこよかったよ」
志木倫堂:「おっ、あんがとよ。芽衣こそ」
志木倫堂:「あれだけされて真っ先に突っ込んでくんだからよ。しびれたぜ」
志木倫堂:「あれがなければ最後のも防がれてたとこだろうし……」
東雲芽衣:「あれしか能がないからね。でも、ありがとう!」
雑賀紅:二人の会話を聞きながらカップを傾ける。
雑賀紅:三人は現在、図書館に併設されたカフェで一服しながら、
雑賀紅:図書館の事後処理を眺めている格好だ。
志木倫堂:上機嫌に笑いながらモンブランを頬張っていたが、ふと真面目な表情になる
志木倫堂:「雑賀の姉さんも」
志木倫堂:「なんつーか、大丈夫だったか。あんたは……」
志木倫堂:「ちょっと強すぎてな、心配になる」
雑賀紅:「は。」笑う
雑賀紅:「己の心配をしろ、小僧。」
志木倫堂:「俺とは……違うだろ。クールで、頭も回るし、だけど傷ついたやつに親身になってやれる」
志木倫堂:「芽衣を撃った時の顔を覚えてるぜ」
志木倫堂:「だけど、俺よりも早く立て直した」
志木倫堂:ずず、とコーヒーを啜る。「にが」
雑賀紅:「………。」
志木倫堂:「俺は『狭い』だけだ。だから立て直せる。あんたは」
志木倫堂:少し視線をはずして「そういうんじゃないだろ」
志木倫堂:「いや……知ったような口を利くもんじゃねえな」
雑賀紅:「………己で気づけたのなら減点はやめてやろう。」
雑賀紅:「私はただ、年季が入っているだけだ。」
雑賀紅:「切り替えや立て直しが上手いんじゃない。ただ擦り減っているんだ。」
志木倫堂:「ふーん……」
志木倫堂:「芽衣も、悪かったな。あん時の攻撃、自分でも言うのもなんだが、めちゃめちゃ冴えてて……」
志木倫堂:「痛かったろ。痛いのは嫌だよな。だから、ごめん」
東雲芽衣:「あー、気にしてないよ。偶然志木くんを対象にしただけで、私がああなってたこともあっただろうから」
東雲芽衣:「それとも、女の子に傷をつけた、その責任をとれたりするのかな?」
雑賀紅:「くく。」
雑賀紅:思わず笑う。
志木倫堂:「詫びにできる事があるならするぜ~」ひらひらと手を振る
志木倫堂:含む冗談については良く分かってないぞ!
雑賀紅:「ははは。」志木の発言に腹を抱える
雑賀紅:「東雲も東雲だが、小僧も小僧だな。まさかそこまでとは。」
志木倫堂:「はん。楽しそーじゃん。良いことだな」
東雲芽衣:「通じなかったかぁ……」少し残念そう
志木倫堂:「こいつぁ俺の尊敬するセンセイの言葉だが、やなことがあった時こそ笑えってな」
志木倫堂:「そうすれば、世界がどうしようもなくても、少しだけ自由だ」
志木倫堂:そう呟く。口元には、うすい笑み。
雑賀紅:「いい師だな。だが情操教育は少し苦手らしい。」くすくすと笑う。
雑賀紅:「私などよりはよっぽどいい。精々学べよ。」
雑賀紅:「……ところで、東雲。」
東雲芽衣:「ん?」
雑賀紅:「その論理で行くと、私もお前を傷物にした責任を取らないといけないし、」
雑賀紅:「小僧にも私を傷物にした責任を取ってもらわないといけないわけだ。」
東雲芽衣:「そうなりますね」
雑賀紅:「どっちが私をものにしたい?」
雑賀紅:二人を見やりつつ、カップを置いて足を組む。
東雲芽衣:「そりゃあ、いただけるものなら頂きたいですけど……もっとほしい人いるんじゃないですか?」視線を横に向ける。
志木倫堂:「(責任を……ものにする……んー……? 分からん……いつ逆になった)」
志木倫堂:目を泳がせる
志木倫堂:「(責任がある方が“払う”側じゃないのか? あと身柄を債権みたいにするのは文化人ポイントが低くないか……?)」
東雲芽衣:「せんせー!わかってない人がいます!学びの機会を与えてあげるのもいいかと!」
雑賀紅:「そうか、こっちか。」
雑賀紅:志木の肩を抱いて引き寄せつつ、顔を覗き込む。
志木倫堂:「おっ……わ! 何だ急に!」
志木倫堂:「なん……」
雑賀紅:黄金色の左眼と黒色の右目が志木を見据える。
雑賀紅:艶めかしい唇からちろりと舌が這い出て、獲物を前にした獣のように舌なめずりする。
志木倫堂:「…………ゎっ!」
雑賀紅:「………。」
雑賀紅:「くく、ははは。冗談だ。」
志木倫堂:わたわたと身体を引きはがす。
志木倫堂:「言っただろ……! そういうのは間に合ってるって、言っただろ……!!!」
志木倫堂:目をぐるぐるさせながら
雑賀紅:「小僧に私をくれてやっても、猫に小判だ。」
雑賀紅:「価値も意味も分かってないのだからな。」
東雲芽衣:「多少はわかってるから、この反応だとは思いますけどねー」くすくすと笑っている。
雑賀紅:「また師にでも意味を聞くがいい。」
志木倫堂:「だっ…………ダメだ! センセイにはそういう不健全なのは……!」
志木倫堂:「センセイは人間のことについてはあんまり詳しくないから──男同士でも子供出来ると思ってたし…………」
雑賀紅:「…………。」
雑賀紅:「随分特殊な師匠のようだな。」
東雲芽衣:「そうみたいだねぇ」
雑賀紅:「ま、いいか。いずれどこかで学ぶだろう。私は教えんが。」
志木倫堂:「くはっ……いいさ別に。あんたなんて俺の師匠でも何でもないしな」
雑賀紅:「………ふ。教官や師はもうする気はない。」
雑賀紅:「お前が教えたらどうだ?」東雲に
東雲芽衣:「私は、雑賀さんと比べて見劣りしますし……ねぇ?」志木くんに尋ねる
志木倫堂:「……お前……!」
志木倫堂:「お前、面白がってるだろ……!」
東雲芽衣:「まぁね」
東雲芽衣:「さすがに酷な質問だったと思うので、やめまーす」
志木倫堂:あからさまにほっとした様子で息を吐き、コーヒーの残りを呑む
志木倫堂:「ず……ゴホッゴホッ……ゲホゲホ」
志木倫堂:「ウエーーーー」
雑賀紅:「カフェで奇声を出すな。そら、注文が来たぞ。」
志木倫堂:「(畜生——! 食わなきゃやってられるか!)」注意されたので小声だ
東雲芽衣:「ホントだ!ここのショコラケーキ、実は結構美味しいんですよ」にこにこと注文したものを受け取る。
雑賀紅:「期待しておこう。ここは奢りだ。好きに食え。」
雑賀紅:むせる志木を楽しげに眺めつつ、
雑賀紅:ショコラケーキを口に入れた。


『リバーシブル・ライブラリ』 完


志木倫堂:お疲れさまでした!
雑賀紅:お疲れさまでした!
東雲芽衣:お疲れさまでした!