『追憶と追走』(GM:ぺんさん)


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容子キャラシート(PL:自動)
いそぎんちゃくキャラシート(PL:黒鉛筆)
黒白キャラシート(PL:優水)
歯並びキャラシート(PL:DT)

【Index】

【キャラ作成会】
【導入 容子】
【導入 いそぎんちゃく】
【導入 黒白 歯並び】
【午前8時 揺れる牢獄の木】
【午前9時 浮足立つ小道】
【午前10時 沼際の平地】
【午前11時 沼際の平地】
【正午12時 苦悶の森】
【午後1時 巨人の手のひら】
【午後2時 巨人の手のひら】
【午後3時 巨人の手のひら】
【午後4時 巨人の手のひら・戦闘】
【午後5時 巨人の手のひら】
【??? 日常界】


【キャラ作成会】

GM:では今日は珍しいキャラ作成からやっていく感じのセッションということで
GM:皆さんよろしくおねがいします
優水:よろしくお願いします!
黒鉛筆:よろしくお願いしまーす!
GM:ゆうすいさんDTさんは獣ノ森の経験も豊かということでなんかいい感じにフォローしてくれると助かります
優水:はぁーい
自動:おねがいします
GM:ではPC作成に移る前に、皆手元に獣ノ森のルールブックは持っているかな?まだの場合は用意しておいてね
優水:用意したぜ
DT:するよ~
黒鉛筆:ありますよー
自動:ある
GM:手元にあるなら、P14のPC作成概要を開いておいてください。おおよそこのページに有るPC作成の手順を見ながらキャラクターシートを作っていくよ
GM:https://character-sheets.appspot.com/tiw/
GM:データの書き込みはこちらにある獣の森キャラクターシートに順次行って行ってね。最後に保存するのを忘れずに
GM:恐らくまだ何も決まっていない気がするので、今はプレイヤー名だけ入力しておいてください
優水:はーい
自動:ヘイッ
黒鉛筆:了解です
GM:ちなみに皆は獣ノ森のルールブックはどれくらい目を通したかな
自動:おおむね読みましたがアイテムとかはあんまちゃんと読んでません
黒鉛筆:サンプルシナリオとマスターパートにある獸とかの細かいデータ以外はざっと読みました
自動:設定系を中心に見たかな…あとはどうせ忘れると思い…
GM:設定面がぼんやりつかめてるならその辺は省いて早速動機からぽんぽこキャラを作って行こうかなと思うぜ!
優水:ぽんぽこ
GM:二人共結構目を通してるみたいだし、おおよその世界設定は大丈夫そうね
黒鉛筆:おおよそ大丈夫です
GM:一応再確認しておくと、このシステムでは、PC達は呪いの仮面を受け取ったことで探索者と呼ばれる魔法使いとなり、現実世界のすぐ近くにある異世界、〈森〉の中を冒険してもらう事になります
GM:〈森〉には文明らしき文明は殆ど無く、代わりに君達の仮面や魔石、それから異形の怪物である〈獣〉と言った、魔法の力に満ちています。
Tekey:「雷鳥」がログインしました。
GM:それはつまり、人間にとってとても危険な世界ということでもある。
Tekey:「缶詰」がログインしました。
優水:いっぱい怖いことがある!
GM:安全地帯はほんの少ししかなく、そこを一歩出れば自然の驚異や獣に襲われ命を落とすかもしれません。
自動:さばいばる
GM:故に、君達がPCとして活躍するためにはその危険な世界で冒険をするだけの、何かしらの「動機」が必要になってくるのです。
自動:理由なくしてはがんばれない
GM:その通り!何かしらの動機があるからこそ君達は危険に足を踏み入れ、空腹や乾きに耐えながら、強敵である獣へ立ち向かい、森の中を探索し続けることが出来るのだ。
GM:いわばこれはPCの探索の核になるもの。だから、多分キャラクター作成ではこれを最初に設定する用になっているのだと思います。
GM:ということで、前置きが済んだ所で、P16、動機のページを開いてもらいましょう
優水:ひらきました!
自動:ひらいた!
黒鉛筆:16ページ! 開きました
GM:まあなんか色々長々と書いてありますが、要するにさっき言った通り動機は大事だよ、ということと
GM:こういう動機を元にするとPCが作りやすいよ、というサンプルと、思いつかなかったらランダムにこの中から選ぼう的な表があります
GM:既に使いたいキャラクターの設定が固まっている人は、そこで考えた動機をそのまま書き込んでもいいですし
GM:思いついていない場合は一緒にここで設定していきましょう。
GM:皆はもう思いついてるかな?
優水:人類救済にしよっかな
自動:郷愁みたいな感じがいいんですけど
GM:ふんふんふん
黒鉛筆:何となく、ぼっちな女の子がいいかなと思って
GM:〈森〉に入り込んだときに懐かしいと思ってしまったわけだね
自動:そんなイメージです
黒鉛筆:自分のことを知らない友達が欲しいみたいな、現実逃避+友達が欲しいみたいな……
GM:友だちが欲しいいいですね~
Tekey:「ナケミン」がログインしました。
GM:現実逃避も合わさってるなら、「現実世界に居場所がない」が、割とぴったりかもしれませんね
黒鉛筆:確かにそんな感じですね
GM:探索をしていく内に仲間との絆も深まっていくし、いい動機だと思います
自動:たしかに関わりやすくていいですね
GM:あと郷愁もかなりいいですね。異世界に懐かしさを抱いているというのはすごく異質だし
GM:シナリオを作るときにもいいフックになりそう
自動:じゃあ郷愁にしちゃおうっと
優水:素敵だぜ
GM:ゆうすいさんの人類救済キャラは絶対めちゃめちゃかっこいい人になると思うので見たいな……
黒鉛筆:居場所がないにしました
自動:救って~♡
GM:では動機の設定はそんな感じで!
GM:次は貌の選択、貌力の設定に移りましょうか
DT:かおとぼうりょくのせってい!
GM:P18、貌についての説明を読んでみてください
自動:有難い読み仮名!
自動:読みやした
GM:探索者は全員、〈森〉に入る際に必ず呪いの仮面を受け取っています。
GM:この呪いの仮面はそれぞれ特定の力、精神傾向に基づいた貌……すがたかたちをとっています。
GM:ここではPCがどんな貌をした仮面を受け取ったのかを設定していくよ
GM:貌は全部で六種類。忿怒、後悔、欲望、不安、崇拝、抑制の六種類に分かれています。
自動:楽しそう
GM:それぞれの貌がどんな性格を表しているのか、どんな力を与えてくれるのかはルルブの説明を読んでね!
GM:データ面の強さとかはわからないだろうから、今回は先ほど決めた動機やキャラクターの性格から決めるのがいいかな
黒鉛筆:欲望か不安かなあ
GM:びくびくおどおどしてる性格のキャラクターなら不安の貌を持つのがいいだろうし、とても真面目で融通が利かない性格だから抑制とかね
自動:抑制・欲望・崇拝のどれかかな。
優水:崇拝か抑制か…
GM:あるいは、普段の言動は穏やかだけど、それは表面上の態度であって心のなかではずっと怒っている……なんて理由で忿怒にしてもいい
GM:複数の候補で悩んでいる感じなら、自分のキャラをロールするにあたって一番強く表現したいのはどんな感情か、で考えるといいかもしれません
GM:例えば黒鉛筆さんの友達を欲しがるぼっちの子なら、その子の「一人でいるのが怖い」という不安を強く表現したいなら不安の貌を選ぶといいし
GM:誰でもいいから兎に角「友達がたくさん欲しい」んだ!と望んでいるなら欲望の貌を選ぶ……とかね
自動:これ、崇拝でとってもそこまでこう、目に見えて狂信的じゃなくてもよさげですかね
優水:もちろんよさげ
GM:勿論!心のなかで密かに信じ続けているような形でもいいでしょう
優水:私は抑制の偽装にしようかなあと思っています
黒鉛筆:友達が欲しくて、とにかくその友達尽くしたい、みたいな感じだとちょっと崇拝入ってるのかな……
優水:正体がつかめないひと
自動:うーん、欲望かな ロールしやすそう
DT:森に来た理由と必ず一対一でイコールにしなければいけないわけでもいいですし
DT:ロールしやすいっていう観点でもいいかも?
自動:衝動飢餓系のやりやすそうさを感じる
GM:そうですね。自分の特異な類型から作るのもいい
黒鉛筆:ロールのしやすさだと、不安かなあ
黒鉛筆:不安故無茶するタイプ
GM:すぐに決められなさそうなら、一旦貌力の方を眺めたり、他の部分を決めてから改めて設定するのもありだと思います。けど二人は結構固まりそうかな
黒鉛筆:不安で行こうかと思います
自動:じゃあ感に任せて欲望で
優水:いえいいえーい
DT:後から調整してもいいしねえ
DT:とにかくそんなのがあるな~って思っておくことがだいじ
GM:ではそれぞれ欲望と不安で!勿論ゲームが始まる前なら改めて決め直すとかもありなので、一旦先に進んでみましょう
自動:はあい!
黒鉛筆:はい!
GM:貌が決まったら次は貌力を選びましょう。P19にある通り、一つの貌には、それぞれ三種類の貌力が存在します。
GM:貌の齎す力が、実際にどのような魔法で現れるのか……というのを表すのがこの貌力というわけです
GM:初期作成PCの皆は自分の貌に属する貌力の中から一種類を選んで、強度3で取得することになります。
自動:ふんふん。これは渇望がいいなあ
GM:欲望の貌力はP34から、不安の貌力はP40から見られるよ
DT:ここは純粋に使ってみたい能力があるやつでいいかも
優水:ですねえ
DT:強度3というのは3つ目まで使えるってことです
DT:左の1つと、右の上2つまでが初期で使える能力
優水:けもりは割と成長前提というか成長が楽しいやつなので
自動:欲望だと生存欲求までか。
黒鉛筆:行動値が重要なゲームというのは聞いているので、多分危機感知が強いのかなーって感じ
優水:最終的に目指したいやつも視野に入れておいてもOK
GM:そうですね。成長を行うことで強度4、5のものも取ることが出来るようになります。
優水:危機感知はめっちゃつよいです
DT:渇望だとそうですね
DT:危機感知の獣探知は最強クラスの能力ですね
DT:1パーティに1人ほしいと言われているやつ
黒鉛筆:危機感知にしよ
自動:すご
GM:特殊貌力事にゲーム的な強さは勿論差がありますが
自動:うん、自分は渇望でいきたいな。とくに死に技でないなら
優水:共通で使える貌力が普通に便利で強いので
優水:割と何選んでも大丈夫です
DT:あと実はこのゲーム成長すると
GM:それ以外の、共通で使える貌力が、そうですね。ゆうすいさんの言う通り。
DT:経験点で今選んだやつ以外も取れたりするんで
DT:そこまでガチガチにこれじゃなきゃ!ってやんなくても大丈夫
優水:そうそう
自動:たすかる
自動:ではこれでいこう
GM:どれも強いのであんまり気にしなくていい気がします。渇望も結構強いですよ!
優水:最初に重視したいのはやっぱりこのキャラはこう!みたいなやつかなっていう
DT:Dロイスくらいの感覚で見てるといいかも
DT:通常ロイスってめっちゃ強いよねくらいのやつ
GM:では大丈夫そうですし、キャラクターシートの貌と貌力のところに、それぞれ自分の選んだものを書き込んでおいてもらいましょう
黒鉛筆:不安と危険感知、書きました
自動:かいたです!
GM:では次、データ的に一番大切な部分になる能力値の設定に進みましょう
Tekey:「ハゴニン」がログインしました。
GM:P58の能力値から、開いていきましょう
GM:ここは多分、事前に一度目を通して貰った部分かな?
自動:見ました(理解はしてるかはわかりませんが)
黒鉛筆:一応見ました。危険感知的に察知は7振った方がいいのは分かります
GM:能力値の振り方のルールの他に、それぞれの能力値の説明、どんな判定で必要になるのかや、低い場合高い場合のキャラ付などが書いてあります
GM:能力値は全部で六種類、【移動】【格闘】【射撃】【制作】【察知】【自制】になります
GM:製作の字が違った!まあいいか
GM:それぞれの能力値の説明については、ルールブックに目を通して貰っているから平気だと信じて
GM:今日は能力値決定の仕方について主に話していきますね
自動:はあい!
黒鉛筆:はい!
自動:分からなくなったらその時効きますね~
GM:能力値決定の仕方は三種類。セット選択、自由振り分け、それからランダムの3つがあります。
優水:初心者おすすめはセットAですね
GM:基本的に、最初に遊ぶときにはセット選択をおすすめしています。特に、セットAを使用するのがおすすめです。
自動:じゃあそれでっ
自動:一番おすすめのヤツを注文したいので
黒鉛筆:同じく!
GM:詳しく説明すると長くなるので簡単に理由を説明すると
優水:素の能力値が7あると、判定の時に便利!
GM:このゲームでは能力値が7点あるかどうかが非常に大切になってくるからです。
GM:ラッジャ!では二人にはセットAを使ってもらいましょう
GM:一応自由振り分けとランダムについて説明をしておくと、自由振り分けは自由に割り振れる代わりにステータス合計がセット選択よりも1点低くなります。
GM:経験者、上級者向けの設定方法ですね。ゲームに慣れてきたら新キャラで試したりするといいと思います。
GM:ランダム選択は本当にランダムです。期待値としてはセット選択と同じになるのかな……?ただ、先程も言った通り
GM:このゲームでは能力値合計よりも7に届いている能力値がどれかが重要なので、あんまりおすすめはしません
GM:楽して強くなりたい人、あるいは自分がとてつもない強運の持ち主だと思っている人は選んでみてもいいかも
GM:と軽く説明したので、セットAでの作り方を勧めていきましょう
自動:強運ではあるけどやめておこう…
自動:はあい!
黒鉛筆:セットA万歳!
GM:ルールブックにある通り、先程の六種類ある能力値から三つを選んで7点に、残り三つを2点にすることで能力値の設定が終わります
GM:ただ今のままだと、どの能力値を高くすればいいのかわかりませんよね?
自動:わからないです!
黒鉛筆:貌力を活用できる能力値がいいのかな~くらいの理解です
GM:そこで大事になってくるのが、先程決定した貌力。それから自分のキャラがどんな方法で戦いたいかです。
GM:黒鉛筆さんが言ったとおり、特殊貌力には特定の能力値を使うものが結構あります。
GM:そういう特殊貌力を沢山使いたい場合、参照する能力を七にしておくといいでしょう。
GM:それから、どんな方法で戦いたいかも大事です。このゲームでは主に攻撃する際、【格闘】【射撃】【製作】のどれかを使って攻撃することになります
優水:格闘は近接!射撃は遠距離!製作は罠!
優水:格闘だと突撃してからの二回攻撃や反撃ができます
GM:そういうこと!ナイフや斧、あるいは素手を使って攻撃したい人は【格闘】を。パチンコ、拳銃や弓矢、投擲武器で攻撃したい人は【射撃】を。
優水:射撃は相手の攻撃を妨害したりできます
優水:罠は強いです
GM:あるいは戦闘自体は得意ではないけど、手先が器用で罠を作って攻撃したい人は【製作】を高くするといいです。
GM:勿論欲張って【格闘】と【射撃】両方あげちゃうぞ!なんてのも楽しいかもしれませんね。
DT:はい先生!あたし、いちばん大事な能力があると思います!
自動:黒鉛筆さんとかぶらない戦闘方法にしたいですね。せっかくだし
優水:自制かな?
自動:無子ちゃんなあに
DT:【自制】がめちゃくちゃだいじだと思うの ぺん先生どう思う?
GM:そうですね。もしかしたら、今挙げた貌力や戦い方以上に大切になってくるかもしれない。それが【自制】の能力値です。
優水:自制がないと衝動判定に負ける
GM:このゲームには、ダブルクロスで言う衝動判定が存在するのですが
優水:簡単に言うと
自動:心
黒鉛筆:か
GM:失敗した時のデメリットがダブルクロスの比ではないからですね。
優水:戦闘時には行動権が2与えられるんですが
GM:衝動判定に失敗すると、行動数が半分になっちゃいます。
優水:失敗して恐慌するとこれが1になっちゃう
自動:たいへん
黒鉛筆:1と2じゃ大違い
GM:それから、罠を作るための素材の採取、お買い物の際にも使用したり
優水:イベントを探したりもする察知
GM:どうしても避けられない危険が迫った時に〈森〉から現実世界に脱出するのにも、【自制】を使ったりします
優水:自制は何でもできる
自動:じゃあ自制は7あるといいかんじかな
DT:めちゃくちゃ変な構成作らない限りは上げておくことをおすすめ
優水:だよー
GM:そうですね。一つは【自制】を7に。残り二つは戦闘で使うものや貌力に使うものをあげる……というのが
黒鉛筆:なるほど……じゃあ自制と察知7にして、あとは戦闘スタイルで決める感じになりそう
GM:セットAのおすすめパターンですね
GM:ちなみに、攻撃には使えませんが【移動】の値も戦闘で使うので
GM:罠を使って攻撃する人や、特殊貌力より戦闘力だ!っていう人は【移動】と戦闘方法で取るのがいいかも
GM:と、いうのがGMからの説明かな。結構情報量が多かったと思うので、あんまり焦らず設定してみてください。
GM:勿論まだわからないことはどんどん質問してね!
自動:自分もこれ察知かな。んで素手以外っぽい?渇望だと
GM:一応攻撃方法に素手はありますが
GM:貌力に関わらず、基本的に武器を持ったほうが強い世界ですね。
優水:武器を使うなら、格闘か射撃ですねえ
黒鉛筆:直前回避で自分へのダメージを軽減できるんですけど、格闘と射撃でどっちが攻撃が集まりやすいとかありますか?
優水:相手の攻撃方法にもよりますけど
優水:敵に直接殴りかかる格闘だと、相手と同じコンタクトに入る分
優水:格闘に殴り返されやすい…かな?
GM:そうですね。ゆうすいさんの言う通り
GM:このゲームの敵は獣……異形化した野生動物であることが多いので
GM:射撃武器を持っていない敵が多く、敵に近づく格闘型のほうが攻撃を受けやすいですね。
黒鉛筆:じゃあ格闘、察知、自制を7で行こうかと思います
自動:射撃と自制
GM:自分のキャラを痛い目に遭わせたいなら格闘型はおすすめです
黒鉛筆:痛い目、遭わせたいですね
自動:と、制作かな…
GM:なら迷わず格闘型だ!
自動:完全になんとなくだけど…
GM:射撃と製作、いいのではないでしょうか
自動:どっちかっていうと傷めつけられずにいきたい
GM:ただちょっと変則的な感じになるかもしれません。
GM:戦闘の所で詳しく説明するのですが、罠を起動するためにはまずは罠に近づかなければならないので
自動:移動がいるのか
GM:【移動】が必要になってくるんですよね。ただ、作る際には移動は必要ないので
GM:射撃と製作を上げる場合、罠を作るのは自分でやり、起動は他の人に任せる
GM:あるいは他の人に罠まで近づかせてもらってから起動する、という感じになります
自動:人に頼っていく
自動:なるほど。
GM:雑談で話しているのですが
GM:ゆうすいさんの使おうとしているキャラが、罠の起動はできるけど一番強い罠を作る事ができないキャラなので
自動:運命の人かもしれませんね
GM:自動さんの割り振りとはかなり相性いいですね。
自動:じゃあこのままでいきます
自動:せっかくなので
GM:いいでしょう!罠を作れるのは獣ノ森の醍醐味の一つですからね!
GM:ではこれで能力値の設定も終わりました
GM:キャラシートに書き書きしておいてください
自動:描きもした
黒鉛筆:書きました!
GM:データ的にはこれで8割位出来上がったと言っても過言ではありません
GM:多分説明が多くて疲れたと思うので
GM:5分くらい休憩しましょうか。お水とか飲んだりしてね
自動:はあーい
黒鉛筆:はいな!
GM:22時35分くらいから、次は特性の設定から続けていくよ
優水:はあい
GM:皆お水のんだかな
自動:全自動お水のみマシン
黒鉛筆:潤いの喉
GM:お腹たぽたぽになりそう
優水:お茶を飲んだわ
自動:大丈夫です
GM:お次は特性の設定!
自動:表めっちゃあるやつ!
GM:P62を開いてください。
GM:とはいえ、ここでやることは特性の名前を決めることだけです。
GM:貰える特性の数も、効果も既に決まっています。
GM:初期作成では特性は二つ、効果は「自分の降ったダイスの振り直し」です
GM:特性の名前は何でも構いません。美人だとか学園一の秀才みたいな長所を特性にしてもいいし
GM:精神破綻者とか貧乏人みたいな短所を特性にしてもいいですし、普通の人間ではありえないことを表現するために
GM:宇宙人だとか実は心臓が二つあるとか、古代人の末裔、実は世界最強の魔法使いであると主張してもいいです
GM:しかしどんな特性を設定しても、効果は「自分の振ったダイスの振り直し」に限定されています。一度使ったらセッション終了まで再使用できません
GM:それから、一応使用の時にどんな風に特性を生かして判定を振り直すのか説明しなきゃいけないので
自動:フレーバー重視でいいわけか
GM:耳の穴が小さいみたいな限定的すぎる特性だと使うたびにロールに困ったりするかもしれません
DT:そういうこと!
自動:www
GM:以上のことを踏まえて、自由に特性を設定してみてください
黒鉛筆:耳の穴に耳をしまえる特性、後々使われなくなるもんな……
自動:無難で善良そうなのを置いておきたいかな…うーん
優水:信仰心/俳優
優水:迷ったら特性表から選ぶと良いです
GM:そうですね!そういう時に便利なのがランダム表
GM:それから、この特性はPC自身が無自覚のものでも構わないので
優水:やはりちがうのにしよう
自動:ひとつは「社交的」にしようかな。
黒鉛筆:とりあえずぼっちと……ランダム表使って出たやつからキャラの細かい設定決めるとっかかりにしようかな
GM:隠れた才能とかを設定しておくのもいいですよ
GM:まあ、ここは先ほど説明した通り完全にフレーバーなので
GM:今すぐ決めなくても全然いいです!本編が始まるまでに設定しておいてね
自動:はあい!ひとつは「社交的」でもうひとつはなんかいれときます。
GM:問題や疑問点がなければ次の余裕の設定に続きます
黒鉛筆:「ぼっち」ともう一つは後々決めます
GM:OK!P67、余裕の項目を開いてください
自動:あけた!
GM:これも最初は皆共通の数値になります。初期余裕は10点です。
GM:余裕の上限と現在地のところに10と書いておいてください
GM:余裕は、簡単に言うとHPのようなものです。
GM:敵の攻撃や探索でのアクシデントでダメージを受けると余裕がどんどん減っていき
GM:余裕が0になった上で更にダメージを受けると、実際に体が「負傷」状態になります。
自動:なるほど
GM:余裕がある場合は命に危険はありませんが、実際に負傷すると死亡する確率が出てくる……という感じですね
GM:詳しい説明やフレーバーについてはP67をぺらぺら読んでみてね
自動:ぺらり
黒鉛筆:ふむふむ
GM:余談ですが、強い獣の攻撃だと一回の攻撃で10ダメージは簡単に飛び越えて来るので
GM:一回まともに獣の攻撃を食らうだけで命の危機に晒されます。
黒鉛筆:怖いな~
GM:もっと言うと、このゲームは一ラウンドで2回行動出来るのがデフォルトなので
GM:油断していると本当に簡単に死んでしまいます。戦闘の時は注意してくださいね。
自動:がんばります
黒鉛筆:自PCを痛めつけつつも死なないラインを見極めないと
GM:という感じで、余裕のことがよくわかったら次に行きましょう
GM:次は装備の設定になるんですが
GM:ぶっちゃけここは一番時間がかかるところだと思うので、一旦後回しにして他の設定部分を先に説明しちゃいましょう
自動:やったあ
黒鉛筆:はーい
GM:仮名と本名と雰囲気の設定に進むよ!
GM:P93~104Pまでがこの辺りの設定になります
GM:あ、ちがう。P100までだ
GM:ざっくり説明すると、仮名は〈森〉の呼び名。本名はそのまま本名、雰囲気は周囲から見た時に感じ取れる雰囲気です
GM:探索者は〈森〉の中では基本的に仮面を付けて過ごすことになります。
GM:また、森には警察などの組織はないため、本名を知られると何かと危険な目にあいがちです
GM:なので、基本は本名を明かさず仮面の見た目で呼び合ったりする必要があるんですね。これが仮名です
GM:ここは完全にフレーバーなので、貌に合わせた仮面のデザインとかっこいい呼び方を自分で考えて書いておいてください
GM:本名と雰囲気も同様に完全なフレーバーです。自由に設定してみよう!
自動:はーい
GM:という感じでなにか質問がなければ
GM:ほわほわ考えてもらいつつ更に進んじゃいます。次は日常の設定ですね
黒鉛筆:日常
GM:P101、日常のページです。
GM:ここでは日常の名称を三つと、それに紐付いた【絆】を設定してもらいます
GM:日常の名称は完全なフレーバーです。PCが現実世界で大切にしているものを三つ設定してみてください。
GM:思いつかなかった場合、名前をつけるのは一つだけでもいいですが、その場合名前のない日常が2つ存在することになるらしいです(GMも今はじめて知った)
自動:へー
自動:庭、母親、あとはピアノにでもしときます
黒鉛筆:イマジナリーフレンドとの交換日記とかにしようかな
自動:会社でもいいかな。そんな感じで。
GM:三つ作ったら、絆を合計12になるように、最低1点~最大5点の範囲で割り振ってください
GM:この絆は、貌力を使う時、または魔石
GM:魔石(特殊なアイテム)を使う際に消費することになります。
GM:それから、絆は1点でも残っていればゲーム終了時に最大値まで回復しますが
自動:12か。けっこうありますね
GM:0点になると完全に消滅して二度と元には戻りません。
GM:そして、消滅した絆の最大値と同じだけ獣に近づいていきます。
自動:平たく割ったほうがいい感じっぽい?
GM:基本的にはこの絆が0にならないように貌力を使って行く感じになりますね。
GM:平たく振ってもいいですし、偏らせても構いません。
自動:ふんふん。入れましたー
DT:結局リスクなく切れるのはどう振っても9点分だから
DT:どう振ってもそこまで変わらない説はある
自動:4・3・5にしてみました。
GM:そうですね。あまり代わりません。
黒鉛筆:あとは無難に両親と学校にしておきます 5、4、3で
GM:この日常の絆は合計12点ありますが
GM:12点分獣に近づいた場合、本当に獣になります。
GM:全部使って12点分獣に近づいた場合、ですね。
黒鉛筆:けもりでも絆は大事
GM:どれだけ獣に近づいたかの数値は獣憑きといい、絆の消失以外にもいろんな方法で消えていくので頑張って増えないようにしようねという感じです
GM:お次は予算。P105です。
GM:お金をどれだけ持っているか……というより、森での活動にお金をどれだけつぎ込んでいるかの数値ですね。
GM:これは初期作成PCだと上限値も現在値も2点になります。キャラクターシートに2点って書いておいてください
GM:初期装備設定のときや、ゲーム中の買い物とかで参照します。使い方はまた今度説明しますね。
黒鉛筆:2点!
Tekey:「雷鳥」がログインしました。
自動:入力しました
GM:残りは経験点と仲間!
GM:経験点はまだ探索が終わってないので0点です。
GM:それから仲間もまだセッションが始まってないので空欄にしておいてください。
自動:はあい!
黒鉛筆:はい!
GM:日常の絆を設定したときと同じように、セッション中に、三点の絆を三人のPCに対して割り振ってもらいます
GM:一人に3点割り振るのもよし、3人に1点ずつ割り振るのも良しです。
自動:肩よりもできるんだ
GM:日常の絆と同じく、これも貌力を使った時に消費することが出来ます
GM:0になると完全消滅。1点でも残っていれば上限まで回復するのも同じ。
GM:偏らせると貌力を使う量が増えて強いけど、一応デメリットもあるので注意という感じですね。
GM:と、言う感じで
自動:はあい
GM:装備の項目を残して説明は終わりです!
黒鉛筆:ふむふむ
GM:お疲れさまでした。ここまででなにか質問はありますか?
DT:お疲れ様よ~
自動:ないです~
GM:大丈夫そうならいよいよ最後、装備のところに移ろうかなと思います
黒鉛筆:大丈夫です
GM:ではP69!装備のところに移りましょう
GM:装備、要するにアイテムのことです。
GM:武器、防具、小道具と言った、準備している装備品と、それ以外の荷物というものに分類されています。
GM:P70の装備の入手の部分に書かれているように
GM:初期作成の場合は、防具である【普段着】を一つと、価格値2以下の装備を4つ取得できます。
優水:4つもだぜ
GM:普段着を入れて合計5つ、アイテムをゲットできるのだ
優水:アドバイスをすると
GM:P71から沢山アイテムがあるので、好きなアイテムを選ぶといいよ。
優水:格闘の人は斧を取っておくといいです
優水:丸太は何にでも使う
優水:そして製作の人はガムテープがあるといいです
優水:射撃なら初期武器はスリングショットがおすすめ
黒鉛筆:斧、丸太も入手できるし威力も高めで強いですね
GM:だいたいゆうすいさんの言っている通りなのだ
優水:初期は取れるアイテムが少ないのでこの辺り取っておけば間違い無いです
自動:じゃあガムテとスリングショットは盗ろうかな
GM:それから、装備の最後の方におすすめの装備設定というのが書いてあるんですけど
GM:結構おすすめできない物が多いので、どれをとったらいいかわからないな~という時はここで聞いてくれるといいよ!
GM:射撃武器は射撃武器の他に弾薬も必要なので忘れずに取得しておいてください
GM:ダブルクロスは拳銃一つで射撃攻撃ができるけど、獣ノ森では弾薬もセットで必要なのだ
自動:スリングショット、ガムテ、弾薬
黒鉛筆:斧の他は何取ればいいんだろう
自動:弾・スリングショットを二個?
GM:このゲームは結構アイテム壊れやすいので
GM:弾薬を2つ持っておくのは安心かも
DT:予備の武器を持つのもありですね
自動:じゃあ弾薬二個もっとこう
GM:後は格闘するなら余裕を回復できるお菓子とかいいかも
優水:ですね
黒鉛筆:斧二つ、お菓子……は二つは要らなそうだな一日一個だし
優水:あと光源もあるとそれなりに便利
優水:LEDランタンとか
優水:バッテリーもいるけど…
GM:一応、価格値2のものをお買い物するのは結構手間がかかるので
GM:価格2のものを沢山初期で持っておくといいかも
DT:あたしの好きなアイテム、杖
黒鉛筆:じゃあLEDライトを持っておいて、価格値1のバッテリーを買い物で入手しようかな
黒鉛筆:杖は移動に使えるんでしたっけ
DT:移動に有利な補正がつくやつですね
優水:移動担当が持ってると楽
黒鉛筆:移動は2なんですよね
黒鉛筆:杖、移動する人に渡す用に持っておこうかな
GM:それもあり!
自動:自分はひとまずできた、かな?たぶん
GM:お!じゃあ張って張って!
Tekey:「優水」がログインしました。
自動:https://character-sheets.appspot.com/tiw/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYntWusAMM
優水:ヘキを感じる
自動:Twitterで言ってた仮面のやつが一番最初に思いついてしっくり来てたので、そのままそれで
雷鳥@見学:ひゃ~
GM:めちゃめちゃヤバい
黒白:えいや
GM:設定もデータも問題なしです!かなりいい感じ
自動:あっかわいい
GM:スリングショットの弾2つ持ってるのが安心感ありますね
自動:無難に生存できそうな感じでいきたいです
黒鉛筆:フレーバーはまだいろいろ埋まってないですけど、装備とかはできました
黒鉛筆:https://character-sheets.appspot.com/tiw/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYxO7JpAMM
GM:確認しますよ~
自動:いそぎんちゃく可愛いな
GM:データ的には問題ないはず!一応、お菓子は小道具じゃなく荷物扱いなのでそこだけ注意してもらえると
黒鉛筆:なるほど、荷物。了解です!
自動:いそぎんちゃくモチーフで淋しさ抱えてる子ってのがいい
自動:仮名なのこういう世界観づくりもすごいいいんですね、システムとして
GM:いいですよねー。
GM:和名のなんかこう……ほんとに呼び合ってる感というか
GM:ではこれでおおよそキャラクターシートは完成したと言っていいでしょう!皆さんお疲れさまでした
黒白:おつかれさまでしたー!
GM:後は設定面を細かく詰めたり凝った特性を付けたりしてみてください
黒鉛筆:お疲れ様でした!
GM:あ!あとそう。一個言おうと思って忘れてたんですけど
自動:お疲れさまでした!
自動:はい!
GM:今回はロール面を頑張ったシナリオを組みたいなと思っていて
黒白:ほうほう
自動:わー楽しそう!
黒鉛筆:しっかりロールできる
GM:いそぎんちゃくさんか容子さんか、どっちかの導入で絆に関係のあるNPCを出そうかなと思っているのですが問題ないでしょうか
DT:なるほどね
自動:大丈夫です!
黒鉛筆:大丈夫です!
GM:おいす!ではそんな感じで!
GM:最後に次の日の日程調整をします
GM:https://chouseisan.com/s?h=a3eded660579476fbee5175db34ddab8
自動:木曜4、次いで土曜昼が直近かな、私は
自動:あったすかる
GM:こちらの調整さんになんか丸とかバツとか付けてみてください
自動:はーい!
GM:出来ないと思われる日も、共有のために日付を作ってあります
黒鉛筆:はーい
黒白:記入しましたー
黒鉛筆:入力しました
GM:ほいさほいさ!
DT:入!
GM:あ!結構凸凹している
DT:あとあれかな
DT:11が祝だから
DT:そこの昼もワンチャン?
自動:自分は空いてますね
GM:4日9日11日でやる感じかな?
自動:そこは
黒鉛筆:残念ながら11の昼は仕事です……
GM:OKOK!
GM:ではその3日でやってみましょう。終わらなかったらまた改めてなんかするかんじで
黒白:はあい
GM:皆は大丈夫かな?
自動:はあい~
黒鉛筆:大丈夫です!
自動:基本合わせてもらう側なんでありがたいです
DT:は~い
自動:なにかあればまたなんかしますので
自動:楽しみ!
黒白:いえーい
GM:よろよろ~
GM:後やりたいロールとかあれば今言っておくと
GM:雰囲気だけでも伝えておくと
GM:シナリオの途中でやるチャンスとかつくれるかも
GM:みたいな感じのことを言い残して今日は解散にしようかなと思います
自動:森に綺麗だなーみたいな思いたいくらいですかね
黒鉛筆:他のPCと絡めるといいなーって感じですね。友達が欲しいので
黒白:胡散臭いムーブが出来れば…
自動:絡みましょう!
黒鉛筆:わーい
自動:なかよし
DT:はーい よろしくおねがいします~
GM:接着剤とかかけてみるか~
自動:たぶんDTさんが顔のいい女を持ってきてくれるはず
自動:女子も足りる
GM:ではGMは明日もお仕事なのですやすやします。お疲れさまでした!
黒白:おつかれさまでしたー!
黒鉛筆:お疲れ様でした!
自動:はい、お疲れさまでした、分かりやすくてすごく助かりました!
自動:やるのがめちゃ楽しみです~
黒鉛筆:本当に分かりやすかったです。ありがとうございました!
自動:自分も失礼します
DT:お疲れさまでした!
ナケミン@見学:お疲れ様でした!
Tekey:「缶詰」がログアウトしました。


【プリプレイ】

GM:へいへ~い
容子:わいわい
いそぎんちゃく:わーわー
GM:そいじゃ皆揃ったということで、けもり体験会初めていくよ~
黒白:わーい
GM:探索に入る前に、まずはお互いの自己紹介をしてもらおうと思うよ
容子:ハァイ
GM:データは一緒に作っていたけど、最後どんな感じにまとまったかはお互い知らないだろうからね
容子:ですねえ
GM:今回はPC番号順という概念がないので、まずは先輩のDTさん、ゆうすいさんの順でやってもらって
GM:それから自動さん黒鉛筆さんの順でやってもらおうかと思います
歯並び:はーい
黒白:はいさ
いそぎんちゃく:はーい

GM:トップバッターお願いしていいかな?
歯並び:はーい
歯並び
キャラシート
容子:かわいい
GM:森での名前とかどんな仮面を付けているのか、キャラクター設定、貌力、データ面での特徴などをお話してくれるといいと思います
歯並び:歯並びです。仮面の歯並びがいいので。
歯並び:髑髏のバンダナで口を覆った探索者だよ。
歯並び:小さい頃は孤児院の中でも頭いい子と扱われていましたが
歯並び:大学受験に失敗してからはフリーター崩れになりました。
容子:せちがらい
歯並び:なので元真面目ちゃんだけど今はやさぐれています。
GM:今はちゃんとやさぐれているのだなあ
歯並び:と言っても知れてるんですが。キャンキャン吠える小型犬。
歯並び:あとは以前の森の冒険でヤクザに借りを作ってしまったので
歯並び:怯えながら暮らしてます ヤクザ怖い……
GM:もしかしたら今回もヤクザの使いっぱしりできたのかもしれませんね
歯並び:ヒッ……
歯並び:貌力は憤怒の怪力。
歯並び:その名の通り、主に攻撃力に寄与する貌力です。
歯並び:性能としては7/6/1/1/6/5の格闘型で
歯並び:移動力を活かして相手に近接戦闘を仕掛けていくよ
歯並び:6の能力はナイフの効果で補いながら戦います。
GM:特殊なアイテムが有るのだ
歯並び:そんな感じ!よろしくおねがいします~
GM:歯並びさんは今回、鉄鍋という探索者さんから新人たちの付添を頼まれた感じにしようと思います
歯並び:は~い
GM:鉄鍋は寸胴鍋を被った大柄な男の探索者で、揺れる牢獄の木に所属していた探索者の一人で、壊滅しちゃったPTの人と仲が良かったみたいな感じです
GM:導入でちょっとだけお話するかもしれません。よろしくおねがいします。
歯並び:はーい よろしくおねがいします!

GM:では次!ゆうすいさんの黒白さんよろしくおねがいします
黒白:はい!
黒白キャラシート
黒白:黒白です。
黒白:一人称が僕とか私とかころころ変わる性別不詳の怪しい人物。
黒白:過去に双子の兄弟をなくしており、
黒白:彼が省みられなかったため、人にとっての救いとは何かを考え始めるようになります。
黒白:森に来て、魔石のことを知って、どう言う経緯でかその代償の消滅にこそ救済を見出すようになります。
GM:かなり危険な思想だ
黒白:感じとして胡散臭いセールスマン的な物を出せたらいいかなとおもいます
黒白:省みられなかったならば最初から関係性も何もなかったならばいいじゃないかみたいな考えなのかも
GM:怖いよ~
黒白:まあそんな感じでボチボチやっていきます。
黒白:どこかしら人格に欠落があると思うのでよろしくね。
GM:そんな黒白さんは性能的にはどんな感じなんでしょう
黒白:あっ性能!
黒白:格闘と射撃以外6で
黒白:ナイフで補って万能にこなす感じです。丸太落としは作れないけど…
GM:そこで製作7の味方が頼りになるというわけ
黒白:貌力は抑制の偽装。正直どんな感じになるかわかんないんですけど
黒白:うまいこと敵と同じコンタクトで敵が攻撃してきたらいいなーと思ってます
黒白:あるか…?
黒白:罠を盾にするのはもったいないしな…
GM:格闘型なら結構ありそう
黒白:製作型なんだよな
黒白:そんな感じ!よろしくお願いします
GM:ちなみに黒白さんの導入は歯並びさんと一緒に鉄鍋くんから依頼を受けるところから始めようかな~と思っています
黒白:はぁーい
歯並び:よろしく~
GM:本格的な探索はまだだけど、容子さんいそぎんちゃくさんよりは先に森に来ていて
GM:歯並びさん入れて4人だから一緒に探索いかない?って誘われる感じで
黒白:はいな
GM:ではそんな感じでよろしくおねがいします!
黒白:はーい!

GM:ではお次!自動さんお願いできるかな?
容子:はい!
容子キャラシート
容子:容子です。
容子:古びた少女の写真を貼りつけた仮面の男です。
容子:容子というのはこの少女の名前であり、彼自身がここで用いる名前でもあります。
容子:容姿は不気味ですが(まあそんなのここではよくあることでしょう)、物腰柔らかで穏やか、社交的な性格です。会話において相手に不便を感じさせない程度の振る舞いはできるはず。おおむね言動では奇矯な雰囲気はないです。
GM:まともなのがまた怖いのだ
容子:貌力は欲望の渇望。撃ったり作ったりする感じかな?まだよくわかってませんが、たぶんそう。
GM:欲望のままに探索するといいぜ
容子:自分の「チカラ」知りたいぜ
GM:大丈夫!わかりやすく説明するつもりです
容子:先輩たちについていきます。よろしくおねがいします!
GM:そんな容子さんの導入についてなんですが、今回、依頼の原因となる壊滅しちゃったPTの一人とお知り合いだったことにしようかなあと思っています
容子:おお!
GM:トリカブトという花の仮面を付けていた女性で
容子:ほおー
GM:先輩のような友達のような馴れ馴れしい感じで、探索の傍ら森について君に教えてた感じの人にしようかなと思います
GM:大丈夫かな
容子:やったー!ありがとうございます
容子:なかよくしますね~
GM:生きているうちに絆を深めてね!
容子:はい……

GM:ではお次、最後にいそぎんちゃくさんお願いしていいかな?
いそぎんちゃく:はーい!
いそぎんちゃくキャラシート
いそぎんちゃく:いそぎんちゃくです。イソギンチャクの仮面を付けてます。ひらがななのはその方が可愛いから。
いそぎんちゃく:ぼっち女子高生で、週の半分くらい学校を休む半不登校の半ひきこもりです。
いそぎんちゃく:身だしなみとかにもあんまり頓着してないし「うひひ……」とか「いひひ……」とかちょっとキモくて卑屈な感じに笑ってるので友達がいない。
GM:かわいいとか気にするんだなあ
いそぎんちゃく:その方が友達ができそうだから……
いそぎんちゃく:でも身だしなみとかはよく分かってない
いそぎんちゃく:イマジナリーフレンドと交換日記するくらい友達に飢えてます。
いそぎんちゃく:ぼっちで定着した今の環境から離れた森で友達をいっぱい作りたいです。
GM:黒白さんとはかなり違った危うさがあるな……
いそぎんちゃく:友達には尽くします。精神的に依存して、物理的に献身します。前に出て斧をぶん回します。
GM:というか二人でお話させたらヤバそう
いそぎんちゃく:性能は……貌は不安で貌力は危険感知。
いそぎんちゃく:獸探知してパーティの先制値を上げつつ殴ります。
いそぎんちゃく:直前回避でダメージ軽減もできるので死なない程度にタンクっぽいこともできるといいな。
GM:滅茶苦茶つよいやつ
いそぎんちゃく:友達の為に殴られながら殴ります。うひひ……役に立てるかな……。
GM:ボコボコに殴るぜ!
いそぎんちゃく:こんな感じで、いっぱい友達作れるように頑張ります!
GM:そんないそぎんちゃくちゃんの導入は一人だけ森での描写ではなく
GM:夢の中で愛しのつかさちゃんとお話した時の記憶を回想してもらおうかなと思います
いそぎんちゃく:イマジナリー大親友! いひひ……
GM:どんなキャラになっても問題ないかな……?
いそぎんちゃく:大丈夫です
GM:じゃあ遠慮なくやっちゃう!よろしくおねがいします
いそぎんちゃく:よろしくお願いしまーす!

GM:という感じで、今回はこの4人でセッションをやっていくよ。よろしくね~。
黒白:よろしくおねがいしまーす
容子:お願いします!
いそぎんちゃく:よろしくお願いします!
歯並び:よろしくおねがいします!
GM:では早速導入に移ろうかな、と思っています。
容子:はあい
黒白:はーい
歯並び:はい!
いそぎんちゃく:はーい
GM:君達は今回、揺れる牢獄の木と呼ばれる守り木の探索者となって
GM:そこに所属していた別の探索者パーティーの遺品回収を頼まれることになります。
GM:今回導入は、どの様な経緯でその探索を依頼されることになったのかを各々別々に描写をしていくよ
GM:まずは容子さんの導入から初めていこうかな~と思います。問題ないかな?
容子:なっしんぐ
GM:では描写を始めていきましょう!


【導入:容子】

GM:君が〈森〉に足を踏み入れて、最初に出会った人物。それがトリカブトだった。
GM:花のトリカブトをそのまま被った、無礼な女性だった。彼女は君の姿を見るなり、まず、
トリカブト:「とんでもない仮面被ってるね、あんた。もしかして、イカれたサイコ殺人鬼野郎だったりする?」
トリカブト:と聞き、その次に
トリカブト:「いや、もしかして女?いや、だとしたら胸がなさすぎるか。まああれだ」
トリカブト:「この辺は危険だから、さっさと離れたほうがいいよ。人を殺すのは安全な所についてからってことで、いい?」
GM:そんな調子で、君を守り木……この世界にある数少ない安全地帯まで、強引に案内した。
GM:そしてそのまま、なし崩し的に君の教育係になってしまったのだ。
GM:彼女によると、君の居る守り木は『揺れる牢獄の木』と呼ばれて居るらしい。湖の上に浮かんだ、小さな島の上にある守り木だ。
GM:湖は常に波打っており、島全体もそれに合わせてゆらゆらと揺れている。
GM:そこで、トリカブトから森についての手ほどきを受け、具体的にはP113
GM:初心者の知識辺りが身についた頃だった。彼女が君の元を離れ、次の獣を狩りに行ったのは。
トリカブト:「よう、容子ちゃん。今日もかわいいね。森にはまだ慣れねえか?」
容子:「ああ、ありがとう。貴方も相変わらずだな」少女は微笑んでいる。男は朗らかに言う。
GM:探索に行く前、彼女はいつもの通り、森に入ってすぐ君の事をからかいに行った。
トリカブト:「相変わらずってことはないだろ。言ってなかった?これでもアタシ、まだ成長期なんだぜ」
トリカブト:「つまり、日に日に可愛くなっていってるってわけ」
トリカブト:「写真とは違ってね。そういうのがわかるようにならなきゃ、容子ちゃん、女の子にモテないわよ」
容子:「へえ。よくわからないけど……そういうことにしておこう」
容子:「はは。余計なお世話だよ」声が笑う。
容子:「というか、容子にそういうことを言うのも貴方くらいだと思うけど」
トリカブト:「気使ってるんだよ。周りが怖がって話さないから」
トリカブト:よっ、と、彼女は君のとなりに腰掛け、タバコを取り出す。
トリカブト:「一本吸う?」咥えたタバコに火を付けながら尋ねる
容子:「言ってるだろ、容子は煙草を吸わない」
トリカブト:「ん。変わったら何時でも言いな」
トリカブト:「……」しばらくタバコをぷかぷかと吹かして
トリカブト:「容子ちゃんはさあ……やっぱり容子ちゃんのために〈森〉に来てるわけ?」
容子:少女が微笑んで角度が15度ほど傾く。
容子:「……貴方の意図に添える答え方ができるかはわからないけど」
容子:「〈森〉には、なんというか、惹かれる気がする」
容子:「美しい、というのとは少し違うな。それこそ古い写真のように」
容子:「懐かしく、もどかしく、欲するような心持ちってやつだ」
トリカブト:「探すためとか、助けるためとか、そういうわかりやすい奴じゃないのね」
容子:「それが容子のためになっているかは、どうなんだろう?」
容子:「分かりやすいといえば分かりやすい気もするけど……うん、そういうのではない」
容子:「貴方はそうなのか?」
トリカブト:「容子ちゃんのことなんだから。容子ちゃんにわからなかったら、アタシにもわかんないよ」
トリカブト:「アタシ?……まあ、アンタになら言ってもいいか」
トリカブト:「世界大統領になるんだよ。支配の魔石みたいな、そういう雰囲気のやつでね」
容子:「せかい、だいとうりょう」
容子:「国連?」
トリカブト:「何真面目に考えてんの。冗談だって」
容子:「冗談なのか!?」
トリカブト:「アンタって、気味悪いのか真面目なのかどっちかわかんないよね」
容子:「真面目なんだよ……気味が悪いのなんて、ここじゃ腐るほどいるだろうに」
トリカブト:タバコの火ををもみ消して「アタシさあ、そろそろ元のパーティーに戻るんだよね」
トリカブト:「でけえ獣が出て、アタシが居ないと勝てそうにないんだと。だから容子ちゃんは今日で卒業ね」
容子:「そうなのか。それは寂しくなるな」
トリカブト:「アタシは心配だけどね」
トリカブト:「容子ちゃんが周りと仲良くやってけるか」
容子:「さあ…容子は仲良くしたいと思ってるんだけどね」
トリカブト:「わかりやすい動機でもあれば、馴染みやすいと思って聞いたんだけど、のぞみ薄だし」
容子:「そればかりは容子には選べないことさ」
容子:「ハハ!だから訊いたのか!」
トリカブト:「気になったのもあるけどね。容子ちゃんが誰なのか」
容子:「誰?」
トリカブト:「なんでもないよ。目の前にいるもんね」
容子:「ああ、そうだよ」
トリカブト:「……やっぱり、不安だなあ」
容子:「最初はえらい不躾だったのに、ずいぶん優しくなってくれたもんだな」
トリカブト:「容子ちゃんも、最初はもっと不気味だったよ」
容子:「そうかな……緊張してたんじゃないかね」
トリカブト:「その顔見りゃ、誰だって緊張するよ」
容子:「……まあ、でもいいのさ」
容子:「奇特な人間も中に入ることを、少なくとも貴方には教わった」
容子:「そういう人間がまた現れるかもしれないし、楽観的にいくよ」
トリカブト:「アタシみたいに可愛い子、他に見つかるかね?」
トリカブト:「容子ちゃんくらいでしょ。なんてね」
容子:「どうだろう?また会ったときに訊いてくれよ」
容子:声も少女も微笑んだ。
トリカブト:「ん。楽しみにしとく」
GM:それが、君が聞いた、彼女の最後の言葉だった。
GM:それから数日後。君は『揺れる牢獄の木』の世話人から、初めての依頼を受ける。
GM:全滅した、トリカブトのPTの遺品回収。森での探索が始まる。


【導入:いそぎんちゃく】

GM:では、これからいそぎんちゃくさんの導入を始めていくよ。
いそぎんちゃく:いえーい
GM:これは回想シーンで、夢の中で、君が学校で友達と離している様子を描写し
GM:ほにゃほにゃ会話をし、目が覚めたら枕元にある仮面を取って森に行ってもらうみたいな感じにしようかなと思っています
いそぎんちゃく:了解です!
GM:では初めて行くよ!


GM:相生ゆかりさん。君は夢を見ている。それはずっと昔の記憶の夢。あるいは、君が作り出した妄想上の記憶だったかもしれない。
GM:ともかく、その頃の君にはまだ友人と呼べる人物が居て、今のように頻繁に部屋に引きこもるようなことはなかったように思う。
GM:この夢を見る時、舞台はいつも夕暮れ時の校舎の中だった。誰も居ない教室の中で、君は唯一の友人、つかさちゃんと二人きりで会話している。
つかさ:「ねえ、ゆかり。君は運命と奇跡、何方の方を信じている?」
相生ゆかり:「運命と……奇跡? む、難しいことを聞くね、つかさちゃん」
つかさ:「あるいは、こう言い換えてもいい。ある日突然、君の目の前に理想を思い描いたような白馬の王子様が現れたとして」
つかさ:「君はそれを運命的な出会いだと思うか。それとも、彼と会えたのは奇跡だと思うのか。どうかな」
相生ゆかり:困惑しつつも、幸せそうに笑って。
つかさ:顔ははっきりとは思い出せない。長い髪を持っていたような気がする。机の上に腰掛けて、君を僅かに見下しながら問う
相生ゆかり:「奇跡、だと思うよ。王子様とかは分からないけど……私、運命には好かれてないと思う」
相生ゆかり:「だから、つかさちゃんとこうやってお話できるのも、奇跡みたいで……いひひ……」
相生ゆかり:「いっつも、嬉しくなっちゃう……ひひ」
つかさ:「ゆかちにとっては、僕が白馬の王子様ってこと?正面から言われると、少し照れるな」
つかさ:照れている様子はない。僅かに微笑んで続ける
相生ゆかり:同時に怖くもある。奇跡は、いつか消えてしまうのではないかと、いつも怯えている。
つかさ:「でも、そうだね……運命に嫌われている、というのは、その通りかもしれない。その点に関しては、私とゆかりはとても良く似ている……」
相生ゆかり:「お揃い……だね」
相生ゆかり:「つかさちゃんは、きっと、奇跡の方に愛されてるんだね」
相生ゆかり:でも、自分は奇跡を追い続けて、どうにかその端っこを掴んでいる。そんな気がする。
つかさ:「どうかな。でも、近いうちにわかると思うよ」
つかさ:「私に奇跡を起こせるのかどうか……運命に打ち勝てるのかどうか。救済は本当にあるのか、あるいは私もまた、呪いに飲まれて消えていく定めなのか……」
つかさ:こことは違う、遠い場所を見つめて彼女はいう。
つかさ:「あるいは私は、敗北した時のためにこそ、君と出会ったのかもしれない……私が世界から跡形もなく消えて無くなってしまっても」
相生ゆかり:「つかさちゃん……?」
相生ゆかり:消えるってどういうこと? という言葉は喉で止まる。
つかさ:「ゆかり、君なら、捨てきることの出来ない絆を抱え続ける事ができるだろう」
相生ゆかり:聞いてしまったら、答えが返ってきてしまいそうで。
つかさ:「ふふ。もしもそうだとしたら、僕は白馬の王子様なんかじゃなく、君を地獄へ連れて行く獄卒、ということになるんだけどね」
相生ゆかり:「つかさちゃんの話は難しくて分からないことも多いけど……」
相生ゆかり:「つかさちゃんとなら……いいよ。うひ、えへへ……」
つかさ:「ああ……ゆかり。君なら、そう言ってくれると思っていたよ」
つかさ:うっすらと、どこか、寒気すら感じるような、冷たいほほ笑みを浮かべて、彼女は君の頬を撫でる
相生ゆかり:それで、さっきまで感じていた不安はどこかへ消える。
つかさ:「君なら、例え行き着く先が地の底だったとしても、僕との出会いを奇跡と呼び続けてくれるだろう」
相生ゆかり:頬に温もりを感じている間は、彼女はそこにいるのだと確かに感じられる。
つかさ:「僕たちはずっと一緒だ。愛しているよ。愚かで愛おしい、僕の唯一人の友達」
相生ゆかり:「うん……えへへ……私も、つかさちゃんが、うひ」
相生ゆかり:「大好き。たった一人の、奇跡みたいな友達だもん」
つかさ:彼女の手が、君の顔の上をなぞる……這い回る。
GM:うじゅる。
つかさ:そして、それはいつの間にか、指ではなく、まるで肉の解けた触手のように変わっていて……


GM:夢はいつも、そこで終わる。目が覚めると、君は一人、自分の部屋の中で寝転んでいた。
相生ゆかり:目を覚まして、最初にするのは自己嫌悪だ。
GM:先程までの温もりはもう無い。代わりに夜の冷たい空気が部屋を満たしている。
相生ゆかり:自分に友達なんていない。あんな友達がいたことはない。
相生ゆかり:夢の中が幸福であればある程に、現実の自分が惨めになる。
相生ゆかり:いつもなら、再び布団に潜り込むか、空腹を満たす為にキッチンに降りたりするところだが……
相生ゆかり:「あれ……?」
GM:その時、君は気づく。枕元に、見覚えのないものが転がっている。
GM:最初、それは、まるで生き物のように見えた。無数の触手が生えた、見にくい肉塊。
GM:だが君はすぐに、それが仮面だということに気づく。それが自分のために作られたものだ、とも。
相生ゆかり:「怖……え、お面……?」
相生ゆかり:そう言いながら、手を伸ばしている。
相生ゆかり:こんなものがここにあるのはおかしい。普通ならあり得ない。
相生ゆかり:異常、あるいは――奇跡。
GM:信じなさい。
GM:仮面の裏には、一言だけそう書かれていた。同時に、君の頭の中に声が響く。
仮面:言ったろう?僕たちは、ずっと一緒だ
いそぎんちゃく:「――うん、そうだね」
いそぎんちゃく:自分でも気付かないうちに、そう返事をしていた。
GM:だとすれば、きっとここは地獄なのだろう。
GM:次の瞬間、君の目の前には〈森〉が広がっていた。
いそぎんちゃく:見たことのない場所。知らない場所。
いそぎんちゃく:それでも、心細さは不思議となかった。
いそぎんちゃく:胸の中には不安はある。
いそぎんちゃく:それでも、この仮面を付けている間は、理由は分からないけれど、心強さがあった。
いそぎんちゃく:「うひ、うひひ……」
いそぎんちゃく:一人、笑う。
いそぎんちゃく:一人でも、一人じゃないような感覚。おかしな話だけれど。
いそぎんちゃく:こういうのも奇跡と呼ぶのかもしれない、と思った。


【導入:黒白 歯並び】

GM:黒白さん。君はここ、揺れる牢獄の木に所属する探索者の一人だ。
GM:とはいえ、まだ本格的に森に繰り出したことはない。世話人からレクチャーを受け、今は他の……君と同じ時期に入ってきた新入り達探索者の準備が終わるのを待っている段階だ。
GM:君はその間教わったことを復習したり、道具の手入れをしたり、あるいは何もしていないかもしれない。思い思いに過ごしていていい。そんなある日のこと。
GM:君が〈森〉に入界すると同時、一人の探索者が声をかけてくる。鉄鍋という、寸胴鍋をかぶったベテラン探索者だ。
鉄鍋:「やあ、やあ。黒白くん。突然だけど、今日、これから探索に繰り出してほしいんだけど、構わないかな?」
鉄鍋:ずんぐり太った、どこかぼんやりとした喋り方をする男だ。
黒白:「ああ!鉄鍋さんじゃないですか。ええ、ええ、勿論構いませんとも!」
GM:隣には見たことのない仮面使いも居る。
黒白:「そろそろ探索に出かけてみたいと思っていた所なんですよ。ちょうどよかった!」
黒白:「そちらの方は?」
歯並び:顔の下半分を髑髏のバンダナで覆った少女。
鉄鍋:「ああ。こちらはねえ、今回の助っ人の歯並びさんだよ。経験者が僕だけだと、少し不安だからねえ」
歯並び:「……歯並び」苛立たしげに告げる。
鉄鍋:「一緒について来てもらうことにしたんだ。仲良くしてねえ」
黒白:「では、先輩にあたるわけですね。歯並びさん!僕は黒白と言います。気軽に何でも仰ってくださいね」
歯並び:軽く会釈する。「素人のお守りかよ……」
黒白:「そうですね、素人!その通りです!まあそれでも手がないよりはマシと言うもの。」
黒白:「そして探索を重ねることで私も玄人になれると言うわけです!楽しみですねえ、ええ!」
歯並び:「あー……」仮面をじろりと見渡しながら。
歯並び:「また面倒くさそうなの引いたなこれ……」
鉄鍋:「うんうん。僕の見立てではねえ、黒白くんはとっても才能のある探索者だと思うよお」
歯並び:「まあなきゃおっ死ぬだけだしな」
歯並び:「わかりやすいもんだ」
鉄鍋:「あはは。生きのこれば才能がある、ってわけでもないけどねえ」
黒白:「勿論!命を賭ける覚悟は出来ておりますとも。しかし無為に命を捨てる気は、ございませんので」
黒白:「ええ、教わった通り慎重に。探索していきますとも」
歯並び:「ま、死ぬ気100%つわれるよりはマシだが……」
鉄鍋:「うんうん。いい気概だねえ。二人が仲良くなれそうで良かったなあ」
歯並び:「目ついてんのか」
黒白:「そう仰らず。仲良くやりましょう」
鉄鍋:「今回の探索ではもう二人、いそぎんちゃくさんと、容子さんっていう初心者さんも付いてくるから、彼女たちとも仲良くねえ」
歯並び:「んで? あたしらに何やらせんだよ……は?」
歯並び:「いや聞いてねえんだけど」
歯並び:「なんでそんなぞろぞろカルガモの面倒見なきゃならねえんだよ」
黒白:「ああ、あのお二人ですか」
黒白:「大丈夫、二人ともいい方です。そんなに面倒はかけないと思いますよ」
鉄鍋:「まあまあ、これも経験だと思って~。これが終わったら、僕からあの人達にも一言添えておくから」
歯並び:「えっ本当ですか?」
歯並び:「ほんとに?」
鉄鍋:「これでもベテランだからね~。色んな所に顔が利くんだよ~」えへんと胸を張る
鉄鍋:「ああ、それから……。歯並びさんはベテランだから大丈夫だと思うけど」
歯並び:「……しゃっす」
鉄鍋:「黒白さんは人の死体は平気かな?」
黒白:「死体、ですか?」
鉄鍋:「うん。もしかしたら見ることになるかも……」
黒白:「まあ、そうですね、ええ。見慣れておりますので」
黒白:「問題はないかと」
歯並び:「それもどうかと思うが……」
鉄鍋:「今回は、遺品回収の依頼なんだ。ここの守り木の先輩探索者さんが、少し先の場所で全滅しちゃったらしくって」
鉄鍋:「獣に食べられてなければ、死体も残ってるかもしれないんだ。でも見慣れてるなら安心だね!」
黒白:「ええ、もし食べかけで残っていたとしても平気です」
歯並び:「ええ……」
歯並び:「じゃあ残ってたら回収やってよ」
黒白:「勿論構いません!どうぞお任せを」
鉄鍋:「あれ?歯並びさんはまだ苦手なんだねえ」
歯並び:「あたりめーだろ……慣れたくねえわ」
鉄鍋:「う~ん。速いうちに慣れておいたほうがいいと思うけどなあ。いざって時のために」
歯並び:「てか、その先輩どもは素人じゃねえんだろ?そいつらが全滅させた所に」
歯並び:「ひよこども3羽も突っ込ませていいのかよ。そいつらを殺ったのは残ってんじゃねえの?」
黒白:「それは僕も心配ですね」
鉄鍋:「平気平気。詳しくは皆が揃ってからお話するけど」
鉄鍋:「群れの長までは倒してくれたみたいだからね。残ってるのは周りの弱い獣だけだって」
黒白:「ははあ。相討ち、というわけですか」
歯並び:「そりゃ都合のいいこって」
鉄鍋:「星見の皆が言ってたから間違いないよ~。でも、それだけに急がないといけないんだ」
歯並び:「群れのボスが居なくなりゃ外から来るかもってことか」
鉄鍋:「うんうん。それに、情報が広まったら、他の木の探索者さんが先にとっちゃうかも。もっと悪い予想をすると」
鉄鍋:「盗賊みたいなならず者に、ベテラン探索者が使ってたつよーい武器が渡ったりしちゃうかもだからね」
鉄鍋:「ちゃんと僕らが回収しないといけないんだ。誰かを直接助けるわけではないけど」
黒白:「出来る限り秩序の内で管理しておきたい……そういうわけですね」
鉄鍋:「これもとっても大切な依頼だから、二人共頑張ってね!」両腕をふぁいと!ってします
歯並び:「あたしらで確保したほうが100倍いいからな」
歯並び:「まあいいや。こないだより1000倍マシな案件だろ」
黒白:「ならば早急に容子さん達と合流しましょうか」
歯並び:「まともなやつであることを祈るわ」
黒白:「それにしても初探索……胸が躍りますねえ」
黒白:「ふふ」
歯並び:(……せめてこいつよりマシだといいな……)
歯並び:(大丈夫かな……?)
黒白:「ふふふふ」
歯並び:(本当に頼むから。マジで)
鉄鍋:「よーし。それじゃ皆と合流だー!れっつごー!」腕を突き上げて案内します

■午前8時

GM:午前八時。揺れる牢獄の木、正面広場。君たち四人は、ベテラン探索者である鉄鍋に案内されて、そこに集められました。
GM:黒白さん、容子さん、いそぎんちゃくさんの3人はお互いに仮面と仮名位は知っていてもいいし、全然知らなくてもいい。
GM:背後では枝を横方向に広く伸ばした灰色の木が、波の動きに合わせてぐら、ぐらと揺れています。
GM:守り木全体が湖の上に浮かんでいる、この木ならではの光景だ。見慣れていない歯並びさんは不安を覚えたりするかもしれないね。
鉄鍋:「よーし。これで今回探索に出るメンバー、全員が揃ったねえ。依頼の説明に入る前に、軽く自己紹介しておこうか!」
鉄鍋:「僕はここ、揺れる牢獄の木の探索者、鉄鍋だよ~。今回の依頼の責任者みたいなものかな」
鉄鍋:「探索には何度か出てるから、わからないことがあったら何でも聞いてね。皆でがんばって依頼を達成しよ~。お~!」
歯並び:「なんだここ……酔うだろこれ……」小さく悪態をつく。
容子:「おおー」照れつつ。
いそぎんちゃく:「お、おー……! う、うひひ……」
黒白:「おおー!」
歯並び:「……」順番に3人を見る。
歯並び:「いや……」
歯並び:「ダメそうだなこれ……」
容子:「なにが…?揺れるから酔うか?」
いそぎんちゃく:(見られてる……興味あるのかな……)
黒白:「どうでしょう、案外行けるかも知れませんよ」
いそぎんちゃく:「いひひひ……」歯並びさんに視線を返す
黒白:「私は先ほど自己紹介をしたので。容子さん、いそぎんちゃくさん、どうでしょう」
容子:「では容子からでいいかな?」
容子:少女は微笑んでいる。
鉄鍋:「いいねいいねー。容子さんGOGO!」
黒白:「どうぞどうぞ!」
容子:「容子は容器のヨウに子供のコで容子だ。ここで面倒を見てくれてた教育係が、どうもここでなくなったらしくてね」
容子:「その縁で来たんだ。よろしく頼む」
容子:少女は微笑んでいる。少女を張り付けた顔がある。
鉄鍋:「そうそう。残った道具も、縁がある人に使ってもらったほうがいいだろうしね」
歯並び:(……この女のストーカーなのかな……)
鉄鍋:「それじゃいそぎんちゃくさんも。大丈夫?ちゃんと喋れる?」
いそぎんちゃく:「ひひ……はい、大丈夫です」
黒白:「肩の力を抜くといいですよ」
いそぎんちゃく:「ふひひ……いそぎんちゃくです。あの、みなさんいい人で安心、してます。うひっ」
黒白:「ふふふふっ」
黒白:笑っている…
歯並び:(何でニヤニヤしてるんだこいつ……)
いそぎんちゃく:無数の触手が生えた仮面の奥から笑い声。
歯並び:(てか仮面気持ち悪すぎんだろ)
いそぎんちゃく:「みなさんと、お、お友達になりたいです……ふふ、ひひひひひ……」
いそぎんちゃく:「よろしくお願いします……」
容子:「はい、ぜひ。よろしくね」
鉄鍋:「うんうん、いい感じに〈森〉に馴染めそうだね~。あ、ちなみにこの歯並びさんは皆より先輩だから」
黒白:「ええ、よろしくお願いします」
歯並び:「いい感じに馴染めそう、まあまあ悪口だろ」
鉄鍋:「困ったことがあったら迷わず頼っていいよ~。それじゃ、親交も深まったところで依頼の説明行ってみよ~」
歯並び:「深まってるかこれ……?」
いそぎんちゃく:「馴染めそうなんだ……よかったあ……」
鉄鍋:そう言って鉄鍋さんは一枚の地図を取り出して皆に見せます。
鉄鍋:大体MAPの方に映ってるやつと同じ感じです
  ▼現在地  
 揺れる牢獄の木 
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
 巨人の手のひら 
黒白:「ふむ!これは周辺の地図ですかね?」
容子:少女の円い瞳がそちらを向く。
鉄鍋:「そうそう!僕たちが居るのがここ、揺れる牢獄の木だね。」
いそぎんちゃく:覗き込む。顔は全部隠れているがちゃんと見えている。
鉄鍋:「君たちにはこれから、浮足立つ小道と沼際の平地、それから苦悶の森を通って」
歯並び:覗きこもうとして触手に触りそうになって顔を引っ込める。
鉄鍋:「ここ、巨人の手のひらまで行ってもらいます。」順番に地図を指差しながら
鉄鍋:「そして巨人の手のひらで、全滅した探索者たちの遺品回収をして、帰ってくる。これが今回の依頼だよ。簡単でしょ?」
歯並び:「道程次第だろそれは……」
容子:「……容子はどういう危険がありそうかが知りたいな」
黒白:「実に実に、シンプルな依頼ですね」
いそぎんちゃく:「遺品……全滅……こういうのって多いんですか……?」
鉄鍋:「滅多に無いかなあ。仮面には緊急離脱、って言う、危険なときは元の世界に何時でも帰れる機能があるんだ」
鉄鍋:「だから、一人二人が死んじゃうことはあっても、探索に出てた皆が死んじゃうことは少ないねえ」
黒白:「ならば、何かその原因があったはずですねえ」
容子:「それができなかったということ?」
黒白:「緊急離脱すらできなくなる!そんな事態が!」
いそぎんちゃく:「そうなんですか……ふひひ……」
歯並び:「……」
鉄鍋:「敵はおっきな獣だったみたいだからねえ。被害を出さないようにって、張り切りすぎちゃったのかも」
歯並び:「帰りたくなってきたな……」
歯並び:「いや、ちげえちげえ。そいつはおっ死んでるんだよな」
鉄鍋:「皆はそうならないように、危ないと思ったら遠慮せず帰るんだよ~」
歯並び:「じゃあ行けんだろ」
いそぎんちゃく:(私が頑張ればみんなは死なないで済むかな……)と思いつつも、不気味に笑う。
鉄鍋:「そうそう!容子さんも気にしてたけど、危険はそんなにないはず」
容子:「ならよかった」
黒白:「わかっておりますとも。命あっての物種、です」
鉄鍋:「そのおっきな獣は先輩たちが倒したみたいだからね。後は格の低い獣が何匹か居るくらい」
いそぎんちゃく:「うひ、なら安心……ですね」
鉄鍋:「初戦の相手には丁度いいんじゃないかなあ。あ、それと一応、苦悶の森では注意したほうがいいかも」
歯並び:「苦悶って付く時点で不穏すぎんだろ」
容子:「名前からして怖いよね」
黒白:「ふふふ」
黒白:「面白そうですねえ」
歯並び:「どこが面白えんだよ……」
鉄鍋:「森の中から誰かが苦しむ声が聞こえてくるから名付けられたんだ」
歯並び:「……」
容子:「そのままだ」
歯並び:「そこ避けられねえの?」
いそぎんちゃく:「いひひっ、それは怖いですね……」
鉄鍋:「でも、どれだけ気になってもその声の元に向かってっちゃだめだよ」
鉄鍋:「それさえ守れてればちょっとうるさいだけの普通の森だから、安心して」
黒白:「ふむ……」
黒白:「誰がいるのでしょうねえ」
黒白:「それとも……『何』、でしょうか!ふふふふっ」
歯並び:「探ろうとすんなよマジで」
歯並び:「向かったら置いてくからなお前」
いそぎんちゃく:「ひ、ひひ……」釣られ笑い
容子:(黒白さん怖い人なのかな)
黒白:「大丈夫、皆さんに迷惑をかけるようなことは致しません」
鉄鍋:「それなら心配なさそうだねえ」
歯並び:「ほんとか……?」
鉄鍋:「あ、それから最後に。遺品回収の依頼だけど、依頼主は魔石さえ渡せば大丈夫だから」
鉄鍋:「他の装備は皆で自由に持っていっていいよ~。探索に役立つものも沢山あるはずだから、有効に使ってねえ」
容子:「それは助かるな。容子はあまり持っていないから」
黒白:「よいものがあるといいですね」
歯並び:「大したもんじゃなくても売ればそれなりの金にはなんだろ」
容子:「そうか、そういうこともできるんだったな」
黒白:「ええ、ええ。必要とする方のところに必要な物を!」
鉄鍋:「これで依頼の説明は以上!質問がなければ、早速探索を初めちゃうよ~」
黒白:「了解致しました」
いそぎんちゃく:「うひひっ、ちょっと……わくわくしてきました……」
歯並び:「おたおたはしてらんねえな」
歯並び:「夜になったら困る。ろくに見えもしねえからな」
黒白:「準備もしていかなければなりませんね」
GM:と、言う感じで。朝8時の行動を始めていきましょう。
容子:はやおきだ
GM:この獣ノ森というゲームでは、行動を行う際にターンという時間を使うよ。
GM:1ターン=1時間。1ターン中にそれぞれのPCは一回行動を行うことが出来ます。全員が行動を行うと1時間が経過するというわけだね
GM:この辺のお話はP121に詳しく書いているよ
容子:ふむふむ
GM:森の中には昼と夜があり、午後6時、18時になると日が落ちて夜になります。
いそぎんちゃく:あと10時間
GM:夜の間はいろいろな判定にマイナスの修正がかかるので、できれば日が出ている間に依頼を終わらせたいねえ、というのが歯並びさんの主張なのだ
黒白:なのだ
GM:そして、このゲームではターンの間にPCが取れる行動はとても多いです
GM:最初はどれをやっていいかわからないでしょう
容子:ですね
GM:広域移動、採集、調査、売買、イベント、休息、罠作成……セッションでは使わないルールも多いです
GM:なので皆は特に使う頻度の多い行動をピックアップして、順番に判定していってもらおうと思います
GM:と、言うわけで。まずは強制イベント……「初めての調査をしてみよう!」を起こします。
容子:わあい!
いそぎんちゃく:調査!
黒白:やった!
歯並び:いえーい
鉄鍋:「よし、じゃあこれから移動を始める前に、もう一度、この辺りの情報を集めようか」
鉄鍋:P134、調査のページを開いてね
鉄鍋:「そのエリアで情報を集めたいときは、【調査】をするといいよ。」
鉄鍋:「この【調査】を行うことで、その場所に起きている異変に気づけたり、事情を知っている人を見つけることが出来たり……」
鉄鍋:「そのエリアに設置されている【イベント】を進めることが出来るようになるんだ」
鉄鍋:「それから、そのエリアに落ちている【アイテム】を見つけることも出来るよ。まあ、そこにアイテムがあれば、だけどね」
鉄鍋:「【調査】には【察知】の能力値を使うよ!本当なら、【察知】が高い人だけに調査を行ってもらうのがいいんだけど……」
黒白:「【イベント】の調査と【その他】の調査は別行動、ですよね」
歯並び:「そのカッコだすやつどう喋ったらそうなるんだよ」
鉄鍋:「今回は判定の説明もかねていそぎんちゃくさんと容子さん、二人にやってもらおう!大丈夫かな?」
黒白:「【ははは、慣れればこうやって喋れますよ】」
鉄鍋:「その通り。調査を行うときは【イベント】の調査をするか、【その他】の調査をするか、判定前に宣言するんだ」
いそぎんちゃく:「うひひ……【察知】は得意です……」
歯並び:「全然分からん……」
容子:「ほうほう」
容子:「いそぎんちゃくさんも出している」
鉄鍋:「基本的には重要なのは【イベント】の調査だね。【その他】の調査は余裕があるときにするといいんじゃないかな」
容子:「うむ、ということはイベ、こほん、《イベント》はいそぎんちゃくさんがいいのかな?」
容子:「《その他》…【その他】が容子?」
歯並び:「違うカッコ出てきてんだけど」
歯並び:「いやなんでみんな出来るわけ?この守り木そういうやつなの?」
容子:「なんだろう…頑張ったらできた」
鉄鍋:「容子さん、筋が良いねえ。今回の場合、能力値が高いいそぎんちゃくさんが重要な【イベント】を調べて、容子さんが【その他】を調べるほうがいいかも」
鉄鍋:「と、言うわけで!調査についてがわかったところで、次は判定の仕方を説明していくよ~」
鉄鍋:P119、行為判定。を開いてね
鉄鍋:「〈森〉での行為判定は、1d12を用いて行うよ。」
鉄鍋:「1d12を振って、判定に使う能力値以下の出目が出れば、判定が成功。成功度が1増えるんだ。逆に能力値より高い出目が出ちゃうと、その判定は失敗になる。」
歯並び:(何言ってるか全然分かんねえ……)
鉄鍋:「【調査】では【察知】の能力値を使うから……二人の目標値は幾つになるかな?」
容子:「容子は2らしいね」
いそぎんちゃく:「なるほど……私の【察知】は7です」
鉄鍋:「うん、二人共バッチリだね!後はダイスを振って、判定が成功するかどうかを確認するだけだ。と、言いたいところなんだけど……」
鉄鍋:「実は、この行為判定には特別な出目が存在するんだ。P120を見てみて」
容子:(容子は何の本を読んでいるんだろう?容子はどんな本が好きなんだろう?)
鉄鍋:「左上に、11の目が【大成功】12の出目は【大失敗】と書かれているのがわかるかな?」
容子:「ふむ」
いそぎんちゃく:「はい……」
歯並び:「待って」
鉄鍋:「ダイスの目で11が出ると、その判定は目標値に関わらず自動的に成功になる。どんなに苦手なことでも上手く行っちゃうんだ。これが「大成功」」
歯並び:「何……何……?」
容子:「容子は本を読んでいるみたい」
鉄鍋:「逆に、12の目が出ると……目標値に関わらず自動的に失敗になる。その上、大失敗表を振って、その結果を適用しなくちゃいけないんだ」
歯並び:「いやなんもないじゃん……」
いそぎんちゃく:「怖いことがいっぱい書かれてますね……うひひ……気を付けなきゃ……」
鉄鍋:「それに加えて、それまでの成功度がまとめて0になっちゃう!成功度についてはもう少し後で説明するね」
鉄鍋:「とにかく、12の出目が出たら大変だ!ってことがわかればいいよ」
黒白:「【大失敗表】はFTって入力すれば出て来ます。技術の進歩に感謝ですね」
容子:「すごいなあ」
鉄鍋:「それじゃあ、実際に二人に判定してもらおうかな。判定に使うのは【察知】。修正は特になし。さ、ダイスを振ってみて」
歯並び:「暗号でしゃべんな」
歯並び:「分かるように言えよ……何?」
黒白:「運命ってやつですねえ」
黒白:「解るような言葉で言うならば」
黒白:「ふふふ!」
いそぎんちゃく:「運命……」
歯並び:「悪夢だろ……」
容子:少女は微笑みながら首を傾げる。
いそぎんちゃく:「そう言われると自信ないけど……ふひ、やってみますね……」
GM:ダイスは1d12>=(目標値)という感じで入力すると振れるはず
容子:ほんほん
いそぎんちゃく:「【イベント】の【調査】……1d12>=7、でいいんですよね……」
黒白:逆かも
歯並び:KC目標値で振れるよ~
歯並び:じゃない KA目標値
黒白:よ
いそぎんちゃく:「あ、奇跡的に理解しました……ふひ……KA7ですね……」
黒白:「7より小さい目が出れば成功ですね」
歯並び:「だから何の話してるんだよ」
歯並び:「あっちの人の符牒みたいなやつ……?」
いそぎんちゃく:KA7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 1 → 成功(成功度+1)

いそぎんちゃく:「成功しましたけど……これだと次の目標値が1になっちゃうんですよね……」
黒白:「そうですね。続けてやるのは難しいでしょう」
黒白:継続判定はKC目標値です
黒白:「いそぎんちゃくさんは理解がお早い」
歯並び:「理解が追いつかない」
容子:「えーと、やってみよう」
容子:KA2
KemonoNoMori : (1D12<=2) → 10 → 失敗

容子:「なにかできなかった感じがするね」
鉄鍋:「うんうん。いそぎんちゃくさんは成功、容子さんは失敗だね」
歯並び:「何をもって判断してんだよ」
鉄鍋:「失敗した容子さんの判定はここで終了。代わりに、成功したいそぎんちゃくさんは継続判定をすることが出来るよ!」
いそぎんちゃく:「厳しいところですけど……折角なのでやってみたいと思います……」
いそぎんちゃく:KC1
KemonoNoMori : (1D12<=1) → 2 → 失敗

鉄鍋:「継続判定というのは、成功した判定をさらに劇的に成功させたい時に出来る判定だよ。」
鉄鍋:「この判定の目標値は、修正に関わらず直前にでたダイスの出目になるよ。この場合、いそぎんちゃくさんは目標値2で継続判定ができるんだ」
歯並び:「かろうじて名前のとこしか分からん」
鉄鍋:「これが成功すると、更に成功度が+1される。継続判定で成功したらさらに継続判定を続けることも出来る」
鉄鍋:「成功し続ける限り、判定を続けることができちゃうんだ!すごいでしょ」
黒白:「当然、成功すればするほどお得ですが…その分!」
黒白:「大失敗が出るリスクも増える、というわけです」
容子:「するとどうなるのかな?」
鉄鍋:「そ!どれだけ成功度が溜まっていても、継続判定で大失敗を出すと、それまでの成功度は全部無くなって判定は失敗に成っちゃうんだ」
容子:「賭けなんだね」
鉄鍋:「この辺りのリスクはやっていくうちに理解できると思うから、今はぼんやり、続けすぎるのも良くない、と思ってくれていれば大丈夫!」
鉄鍋:「さて、今回は残念ながらいそぎんちゃくさんの継続判定は失敗だね。」
いそぎんちゃく:「成功度は1でストップですね……」
鉄鍋:「一回目の判定には成功してるから、判定自体は成功。成功度は1!」
鉄鍋:「今度はもう一度、P134、調査の項目に戻ってもらおう」
歯並び:「知らんとこから知らんとこに戻った」
鉄鍋:「この成功度が高ければ高いほど、判定は上手く行ったことになる。」
鉄鍋:「今回の調査だと、【成功度】個だけ、調べた物が見つかるんだ。」
黒白:「さてさて、何が見つかったのでしょうねえ」
鉄鍋:「イベントを調べた場合は【成功度】と同じ数のイベントが、その他を調べた場合はその他のものが【成功度】と同じだけ見つかるというわけ」
いそぎんちゃく:「つまりイベントが一つ見付かったんですね……うひひ……」
鉄鍋:「いそぎんちゃくさん、わかってる~」
鉄鍋:「重要そうなエリアには沢山イベントが設定されていることもあるよ。そういう時には沢山継続判定をしたり、何人かでイベントを調査してみたり」
鉄鍋:「いろんな工夫をしてイベントを見つけよう!」
鉄鍋:「こんなふうに、成功度が高いとどういうメリットが有るのかは、行う判定によって異なるよ」
鉄鍋:「最初はなれないと思うから、行動ごとにルールブックを確認して、成功度をたくさん稼ぐか、成功するだけでいいのか考えてみてね」
鉄鍋:「ここまでいっぺんに説明しちゃったけど……皆は付いてこられているかな?」
歯並び:「いやあの、全然」
容子:「うん、おおむね大丈夫かな? なにかあったら読み直すね」
いそぎんちゃく:「ふひひ……大丈夫です……丁寧で分かりやすい……」
歯並び:「わかりやすいの???」
黒白:「大丈夫ですよ。歯並びさんはもうわかってらっしゃるはず」
鉄鍋:「よーし。それじゃあ次はどんなイベントが起こるのか、実際に見ていこう!」
歯並び:「いや心当たりな……あっ聞いてねえなこれ」
GM:イベントについてはP124に詳しく書いてあります
GM:今回調査で判明したイベントは、イベント名:『行方不明の星見』 開始条件:「いつでも」です
GM:ざっくりいうと、調査をするとイベントの名前と開始条件がわかり
GM:今回の何時でも、というのはこのエリアに居る限りPCが「起こすよ~」って宣言するだけでイベントが始まるというやつです
GM:ということで、皆さんが問題なければ、『行方不明の星見』のイベントを開始しようと思います
黒白:あっGM
黒白:見つかっていないイベントはいくつありますか?
GM:どうぞどうぞ
黒白:調査した場合は残りイベント数も解るはず
GM:今見つかるイベントはこれ一個だけみたいですね
黒白:了解です!ありがとうございます
いそぎんちゃく:なるほど
容子:へえー
歯並び:やっちゃお~
GM:では改めて、『行方不明の星見』のイベントを開始してもいいかな?
容子:はあい!
いそぎんちゃく:いいともー!
黒白:いいよ!
歯並び:GOGO
GM:では、いそぎんちゃくさんはその鋭い【察知】で、揺れる牢獄の木の中で僅かに変化が起こっている事に気づきます。
GM:一部の星見が集まり、ざわざわと色めきだっている。話を盗み聞いてみると、どうやら星見……情報屋の一人が行方不明になっているのだという。
星見の一人:「福笑いの奴、急に森に来なくなっちまって。一体どうしたってんだろうなあ」
星見の一人:「『巨人の手のひら』の情報を売ったきり、すっぱり消えちまって。死体を見たのがそんなにショックだったのかな……」
GM:というようなことを、星見の人が仲間とお話しているのが聞こえます。
GM:いそぎんちゃくさんは話しかけてもいいし、今聞いたことを仲間に共有して話し合ってもいい
いそぎんちゃく:「あの、私達の目的地って、巨人の手のひらですよね……?」
GM:ともあれ、君は「『巨人の手のひら』について調べていた星見(情報屋)の一人が、行方を眩ませてしまった」……という情報を手に入れます。
GM:調査結果は以上だよ
黒白:「そうですねえ」
黒白:「気に留めておきましょう。彼が無事であるならいいのですが」
容子:「なんだか雲行きが不安な気もするが…」
鉄鍋:「うーん。もしかしたら、欲に駆られたのかもねえ」
歯並び:「……いやそれは分かったんだが」
歯並び:「さっきのやり取りは何……?」
鉄鍋:「歯並びさんの言っていた通り。ベテランの装備はお金になるから」
鉄鍋:「今なら独り占めできると思ったのかも?少し急いだほうがいいかなあ」
鉄鍋:「え?何もおかしいところはなかったと思うけど……そうだよね、いそぎんちゃくさん、容子さん」
容子:「うん」少女の印刷された微笑み。
いそぎんちゃく:「やり取り……ふひひ、何かあんまり歯並びさんは会話に入れてなかったから……歯並びさんともやり取り……したいな。いひ、いひひひ……」
歯並び:「待って待って怖い怖い怖い」
黒白:「深淵をあまり覗かない方がいい、と言うでしょう?」
黒白:「ね?」
歯並び:「はい……」
鉄鍋:「うんうん。歯並びさんとも仲良くなれるといいねえ」
GM:と、言う感じで。いそぎんちゃくさんと容子さんの行動は一旦終わりなので
GM:次は黒白さんと歯並びさんの行動をしてもらいましょう。
黒白:ふむ
歯並び:はあーい
GM:他に揺れる牢獄の木でできるのは、『採取』と『その他の調査』、あとは日常界に戻って買い物をする辺りですかね?
黒白:あっ、ここは買い物できないんだ
GM:ここには商人の類はいないので、森でお買い物は出来ません。
歯並び:なるほどなあ
歯並び:森でお買い物をするには商人がいる必要があるんだねえ
GM:お買い物の判定を説明するのが大変だからです
容子:なるのほど
歯並び:理解
黒白:じゃあ採取でもしようかしら
歯並び:黒白さんはその他の調査してもらったほうがいいかも?
歯並び:あたし察知低いし
黒白:察知こっちも6ですよ
歯並び:あっあたしも6だった
歯並び:じゃあまず素振りでその他の調査やってみますね
黒白:はあい
歯並び:KA6
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 9 → 失敗

歯並び:ぐえー
黒白:じゃあ私も挑戦するぜ!
黒白:KA6 その他の調査
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 3 → 成功(成功度+1)

黒白:成功したぜ
黒白:継続はなしにしとこ
GM:ほんほん!では君たちはアイテムを一個見つけるよ。木陰に捨てられた、ガス切れの【ライター】ですね。
黒白:ふむん
黒白:一応持っておこう
GM:一応アイテムはまだありそうですが、そんなに重要そうじゃなさそうかな
黒白:手番使うほどでもないか
GM:と、言う感じで。PCが全員行動を行ったので、朝8時の行動が終了。

■午前9時

GM:次は2ターン目、朝9時の行動となります
GM:このターンでは特殊なターン行動、『広域移動』を行ってもらおうかな、と思っています
容子:いっぱいうごく
GM:P122、広域移動・狭域移動を開いてみてください
鉄鍋:「よーし。それじゃ、調査も済んだことだし。沼際の平地まで移動してみよ~!」
GM:獣ノ森のMAPは、複数のエリアが組み合わされて作られています。エリアには「ロケーション」と「ルート」の2種類があります
GM:ざっくりとした説明になりますが、PCが留まりいろいろな判定を行うのが「ロケーション」、ロケーションとロケーションの間の移動経路が「ルート」です
GM:「ルート」には移動する際の[所要時間]と、[消耗]が設定されているよ。
黒白:浮き足立つ小道は時間:3 消耗:0ですね
黒白:(マウスオーバー)
容子:ほんとだ1
GM:広域移動を行うと、[所要時間]と同じだけターンが進み、[消耗]と同じだけPCがダメージを受けます。
容子:歩くと疲れる!
いそぎんちゃく:なるほどー
GM:そう!移動するだけで危険なのが獣ノ森なのだ
GM:ただし、これから行う【広域移動判定】を成功させることで
GM:成功度と同じだけ、[所要時間]または[消耗]を、成功度と同じだけ減少させることが出来ます。
GM:【広域移動判定】を行う場合、PCの一人が先導者となり、代表として【移動】の能力値を使用して判定を行います。
GM:行動済みのPCがいる場合【広域移動判定】は行えず、【広域移動判定】を行った場合、PC全員が行動済みになります
GM:要するに、移動が得意な人が判定すれば広域移動ができるって分け!
GM:ちなみに、判定が失敗しても移動自体は行なえます。
GM:時間がかかったりダメージを受けたりすることはあるけどね。だから気負わなくても全然いいのよ~
GM:と、言う感じで。誰が先導者になるか、皆で話し合って決めてくれよな!
  ▼現在地  
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
 巨人の手のひら 
歯並び:じゃあ私が先導者になりますね~
黒白:お願いします!
歯並び:いそぎんちゃくさんから杖を借りるよ
いそぎんちゃく:杖持ってるのであげます!
歯並び:【移動】で判定します。
歯並び:KA7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 5 → 成功(成功度+1)

歯並び:継続する必要はないかな?
歯並び:所要時間が3で
歯並び:杖により1軽減で2
GM:でもファンブルするところを見せてあげるのも先輩の勤めじゃない?
歯並び:ひどいこと言う……
容子:www
黒白:何もしなくても大失敗するときはするから…
歯並び:あ、いやでもまだ1は残るのか
黒白:そうですね
黒白:貌力使ってないから
歯並び:継続しよ
歯並び:KC5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 4 → 成功(成功度+1)

歯並び:やった~
黒白:見事な成功
歯並び:今度こそ終わりです
歯並び:成功度2!
容子:天才!
いそぎんちゃく:きっちり決めた!
GM:では所要時間が0になります。ただ、ターン行動自体は行っているので
GM:2ターン目、朝9時の行動が終わり、3ターン目。朝10時になります。移動の演出を少しやったら次の行動に移りましょうね
鉄鍋:「よーし。それじゃ、調査も済んだことだし。沼際の平地まで移動してみよ~!」
歯並び:「……ったく……おい」いそぎんちゃくさんに詰め寄る。
歯並び:「荷物。お前それ貸せ」
鉄鍋:「森の中を移動をする時は、一人に先導者を努めてもらって、皆がそれに付いていくのがおすすめだよ」
いそぎんちゃく:「は、はい……うひっ」
容子:「たしかに、迷いそうだものな」
いそぎんちゃく:「いひひ……これ、役に立つ……?」
いそぎんちゃく:杖を渡します。
歯並び:「バカみてーに折らねえ限りはな」杖を受け取って。
歯並び:先頭に立ち、慎重に地面を叩きながら進む。
歯並び:「ついてこねーやつは無視するからな」
容子:「なるほど。頼りになる方だ」
いそぎんちゃく:「歯並びさんは……頼もしいね……うひ、うひひひひ……」
黒白:「そうですね、先導はお任せしましょう」
歯並び:「お前らに任せたらどこに連れてかれるか分かったもんじゃねえ」
容子:少女の髪は風に揺れることはなく。ただ歩みにつられてわずかに上下する。
いそぎんちゃく:ぷるぷると触手が揺れる。
鉄鍋:「普通の会話なのに~」
黒白:黒と白の無機質な直方体はなにも見せない。
GM:では、君たちは浮足立つ小道を通り沼際の平地を目指します。
GM:浮足立つ小道は、湖に浮いている複数の小島の間に、丸太とロープを繋ぎ合わせてできた頼りない橋を渡した細長い道です。
歯並び:「マジで歩きにきーなここ……」
GM:湖に落ちる以外の危険は特にありませんが、落ちないように注意するために時間がかかってしまうのです。
歯並び:「獣も来づれえからマシなのか?」
黒白:「ゆらゆらと、気持ち良いですねえ。眺めも良いですし」
GM:歯並びさんの導きもあって、君たちは一度も水に落ちたりすることなく、一時間も経たないうちに沼際の平地までたどり着くことが出来るでしょう。
歯並び:「マジで余所見して落ちるなよ」
いそぎんちゃく:「ひひ……でもこうしてみんなで歩くのは……楽しいな……うひひ」
歯並び:「よそ見……いやどこ見てんだこいつ 全然分からん……」
容子:「おかげさまで全然だよ。たしかに、こんなに歩くのは日常でもないかもしれない」
黒白:黒白の直方体は、前を見ているようにも横を見ているようにも後ろを見ているようにも見える。
いそぎんちゃく:「ちゃんと歯並びちゃんを見てるから……大丈夫……ひひ」いつの間にか敬語じゃなくなってるしちゃん付けになっている
歯並び:「分かりゃあいいんだよ」
黒白:その直方体は、常に一方向を向き続けている。首の動きに連動することなく。
歯並び:「つーか後ろ向きたくないなこれ」
容子:「後ろには容子がいるよ」
黒白:「皆、ついて来ていますよ」
いそぎんちゃく:「うひひひ……」
黒白:「ご安心を」
歯並び:「こいつらに見られてるのもそれはそれで不気味だな……」
歯並び:視線を感じ?ながらも先導してずんずん進み、たどり着き。
鉄鍋:「いいねえ~。どんどん絆が深まってるよ~」
歯並び:「そうか……?」
歯並び:「……ほら」杖を投げ返す。
いそぎんちゃく:「絆……ひひひ……」杖を受け取って大事そうに抱える。
GM:では、君たちは湖を抜けて沼際の平地にたどり着きます。

■午前10時

 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  ▼現在地  
  沼際の平地  
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
 巨人の手のひら 
GM:その名の通り、湖に面して居る部分が沼のようにどろどろに成っている平地です。
GM:熱帯雨林のような、色の濃い草木が生い茂っている。
鉄鍋:「さて。これで移動は終わり。僕たちは新しいエリアに入ってきたわけだけど……」
黒白:「いかにも森ですねえ」
容子:「綺麗なところだね」
歯並び:「綺麗か……?」
歯並び:「ぐずぐずになってるけど」
鉄鍋:「実は一度も入ったことのない新しいエリアに入るたびに、一度だけ出来る特別な判定があるんだ」
歯並び:ばっと飛び退く。
鉄鍋:「P124、イベントのページに有る、遭遇判定という項目を見てもらえるかな?」
歯並び:「またわけ分かんねえこと言い始めやがって……!」
黒白:「このガイドブックをどうぞ」
黒白:奇妙な本を取り出す。
いそぎんちゃく:「歯並びちゃんも一緒に判定しよ……? うひひひ……」
GM:と、いうことで。新しいエリアに入ったので、遭遇判定を行ってもらうよ
GM:これはだいたいイベントの調査と同じ様な感じですね。【察知】で判定してもらい、成功度と同じ数のイベントが発見できます
歯並び:「何させられるの」
GM:ただし、調査とは違って行動権は使いません。また、この遭遇判定ができるのはPCのうちひとりだけです
GM:代表者一人が行う感じです
歯並び:「だとよ。一緒は無理だな」
歯並び:「……」
歯並び:「……?」
歯並び:「何を言ってるんだあたし……?」
黒白:「ふふふ。いいんですよそれで」
いそぎんちゃく:「そっか……じゃあ【察知】が高い私がやった方がいいかな……?」
歯並び:「そりゃそうだろ7なんだからよ」
歯並び:「……???」
黒白:「私も【察知】なら高いです」
容子:「容子はあまりないみたいだね」
鉄鍋:「容子さんが活躍する機会もちゃんとあるはずだから大丈夫だよお」
鉄鍋:「それじゃあ、早速いそぎんちゃくさんに判定をお願いしちゃおうかな?」
鉄鍋:「あ、でもでもその前に。そろそろ貌力の使い方を知っておいたほうがいいかもね」
鉄鍋:P119、行為判定のところにある「貌力の発動」についての項目を見てもらえるかな?
容子:ずいっと歯並びちゃんの本を覗き込む。
容子:「ほほー」
鉄鍋:「ここにある通り、貌力を使うことで目標値を+3出来るんだ。いそぎんちゃくさんのばあい、貌力を使うと遭遇判定の目標値が10になるというわけ」
容子:「すごいね」
歯並び:「あたしいつの間にこんなの持ってたことになったんだよ」
歯並び:「知らない……こわ……」
鉄鍋:「目標値が10になると、判定に成功しやすいだけじゃなくて、判定に成功した時、成功度がさらに追加で1点貰えちゃうんだ」
鉄鍋:「確実に成功したい時。それから、高い成功度で成功させたい時。貌力を使うようにするといいよ!」
いそぎんちゃく:「うひひ……じゃあ……やってみようかな……」
鉄鍋:「今は守り木を離れて、危険な森に足を踏み入れたところだ。」
鉄鍋:「危険を避けるためにも、貌力を使って周囲の様子を把握しておくのは大事だと思うよお」
黒白:「その仮面の力。存分にふるわれると良いでしょう」
鉄鍋:「うんうん。それじゃあどの絆を減少させるか、それから、どんなふうに貌力を使って判定するのか。描写しながら判定をしてねえ」
いそぎんちゃく:絆3の学校を1消費して、貌力を発動。友達の役に立てる今、古い環境への思いは薄れていく。
いそぎんちゃく:※既に友達になったものと思っている。
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 5 → 成功(成功度+2)

GM:危険な兆候だぜ
GM:成功度は今の所2!継続判定はしますか?
いそぎんちゃく:継続してみましょう
いそぎんちゃく:KC5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 3 → 成功(成功度+1)

GM:おお……見事成功!これで成功度は3になりました
いそぎんちゃく:成功度3もあれば十分な気がする
GM:ここで判定を終了すると、イベントを三つ見つけることが出来ますね
歯並び:友達もそう思います
GM:私もだいたい三つで十分だと思います
いそぎんちゃく:じゃあこれで終了します!
黒白:ワオワオ
GM:では、ここに存在する三つのイベントが明らかになるよ
容子:おお
イベント:『初めての採取をしてみよう!』開始条件:何時でも
イベント:『福笑いの死体』開始条件:何時でも
イベント:『その他の調査をしてみよう!』開始条件:何時でも
GM:この三つのイベントが存在することがわかります
容子:死体
GM:問題なければ、『初めての採取をしてみよう!』のイベントを軽く描写してから、死体を見つけてもらい
GM:『その他の調査をしてみよう!』へ繋げる感じにしようかなと思います
いそぎんちゃく:承りです
GM:では描写の方に入るよ~
黒白:はあーい
容子:はあい
GM:……いそぎんちゃくさん。君には幾つかわかったことがある。
GM:まず、ここには多くの植物が生えている。それも、罠の材料として使えそうなものが大量に。
GM:このエリアでは、「葉」「枝」それから「蔓草」の採取を行うのが比較的容易い。採取の際、目標値に+3のボーナスを受けることが出来ます。
GM:初めての採集を行うには丁度いいかもしれない。これがイベント1、『初めての採取をしてみよう!』の内容です。
GM:それから、もう一つは……仮面が君に教えてくれる。
仮面:ゆかり、その草むらの向こうをよく見てご覧?
仮面:仮面が蠢き、君だけに聞こえるささやき声で伝える。
いそぎんちゃく:「……■■■ちゃん……?」無意識に、誰かの名前を呼ぶ。
仮面:感じるだろう?違和感と、それから、そこに充満する危険の香りを
GM:君の呼びかけには答えず、仮面の囁きは消える。そして、その忠告通り目を向けてみると。
GM:そこには、死体が横たわっている。顔のパーツが滅茶苦茶な位置に配置された人の顔の仮面を被っている……恐らく「福笑い」と呼ばれていた人間の死体だ。
いそぎんちゃく:「あ……」
GM:全身が土で汚れており、下半身はまだ土の中に埋まっている。恐らく埋められていた死体を、野生動物が掘り当てたのだろう。
GM:胸には大きな穴が空いている。君は詳しくはないが、散弾銃で至近距離から撃たれればこうなるのではないか?というような傷です。
GM:いそぎんちゃくさんの様子から、遅れて他の人達も気づいていいよ
黒白:「おや。死体ですね」
容子:「……ああ、これ、人間か……」
黒白:「いなくなっていた星見の方…のようですねえ、この仮面は」
歯並び:「は?まだ巨人の手のひらじゃねーだろ」
歯並び:「……そっちか」ちらりと死体をみて。
歯並び:「うわ……」
いそぎんちゃく:唾を飲み込む。……思ったより、怖くなかった。
鉄鍋:「大丈夫?歯並びさん。慣れそうかな?」
いそぎんちゃく:何故だか、落ち着く声が聞こえて。
容子:少女は微笑んでいる。庭の中、楽しそうに笑っている。
いそぎんちゃく:「獣の仕業じゃない……よね……?」
歯並び:「慣れるわけねえだろ……」
黒白:「さて。獸も人型のものもいるらしいですが」
黒白:「見たことがないのでなんとも」
鉄鍋:「獣の中には銃を使うのも居るからねえ」
容子:「そうなのか」
いそぎんちゃく:「そうなんだ……」
鉄鍋:「でも、こうして死体を一度埋めてるのを見ると……獣じゃなさそうかなあ」
容子:「なるほど。隠したかったのかな」
黒白:「ならばヒトである可能性が高い、と」
歯並び:「……わざわざ埋めるってことはこっちに見られたくねえってことだろ」
鉄鍋:「多分ねえ。うーん。悪い人に、俺たち二人で抜け駆けしよう!ってそそのかされて」
鉄鍋:「お話するだけした後、もういいやって殺されちゃったとかかなあ」
歯並び:「まあじゃなきゃ、星見がノコノコ出てこねえか」
黒白:「うまい話というのはそうそうないものですねえ」
鉄鍋:「ますます急がないといけないかもねえ。このままじゃ危険な魔石が悪人の手に渡っちゃうよお!」
黒白:「ふふ」おかしなジョークでも言ったかのように笑う。
歯並び:「何がおかしいんだよ……」
容子:「どうした、急に」
黒白:「いえいえ。このように引き摺り出されて哀れ殺されてしまった福笑いさんが可哀想で」
容子:「可哀想で笑うのかい?不思議な人だね」特に責める風ではない。
容子:「……殺されてしまった死体は、初めて見るが、ううん…」独り言をつぶやく。
鉄鍋:「意気消沈しちゃうよりかはいいことだよ~」
鉄鍋:「それより……ここに死体があるってことは」
黒白:「……持ち物があるかも知れませんね」
鉄鍋:「うんうん。犯人の手がかりになるかもしれないし」
歯並び:「あんま触りたくねえな……」
鉄鍋:「調べてみるのがいいかもねえ」
GM:ということで、その他の調査を行うことで、福笑いさんの遺品が見つかるかもしれません
GM:これがイベント:『その他の調査をしてみよう!』の内容ですね。
GM:と、言う感じで。イベント三つを見つけて
GM:次回は遺品を探すところから!という感じで
GM:今日は終わりにしようかなと思います。お疲れさまでした!
GM:次回は11日の22時から!
黒白:はあい!
いそぎんちゃく:お疲れ様でしたー!
容子:はあーい
歯並び:おつかれさまでした!
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  ▼現在地  
  沼際の平地  
・『初めての採取』
・『福笑いの死体』
・『その他の調査』
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
 巨人の手のひら 
GM:ピッポっパー
GM:では2月11日!今日も探索の続きをしていくぜ!
容子:つづいていく!
いそぎんちゃく:いえーい
GM:次は3T目、朝10時の行動からだね。君たちは沼際の平地に到達し、福笑いさんの死体を発見したところだよ。
黒白:採取かその他の調査かって感じですね
GM:その他の調査をしてみたら、遺品を探し当てることが出来るかも?という感じだね。それから、採取判定にもボーナスがかかってる
黒白:察知・自制が素で7ある人に採取してもらって
黒白:私はその他の調査やろうかなあ
GM:採取についてはまだ何のことだかわからないだろうから、先にそちらの説明をするかい?
歯並び:して~
黒白:説明!
いそぎんちゃく:お願いします!
GM:ではP157、採取のページを開いてみよう
容子:ふむむ
GM:採取は、森の中にある色々な資材を集めるために行う判定だよ。
GM:森の中で集められる資材は「葉」「枝」「石」「丸太」「蔓草」それから「ガラクタ」の6種類あります。
GM:この内採取したいもの一つを選んで、【察知】または【自制】で判定を行うことで、成功度の数だけ目標の資材を入手できます
GM:ただし「葉」だけは成功度*10個見つかります。大体10個で他の1個と同じような使い方をする感じ
GM:それから「丸太」はエリア間の持ち運びができず、更に採取には「斧」を装備している必要があります
GM:他にも食材や水の採取、骸の採取もありますが今は使わないので大丈夫です。まずは資材の採取の仕方を覚えてくれよな
容子:はあい!
いそぎんちゃく:なるほど、斧は持ってるけど持ち運びができないなら今はまだ丸太の採取は見送った方がいいかな
GM:その通り!丸太は罠を作るエリアで採取するのがいいと思うよ。
GM:そして、これだけだと集め方はわかっても、何をどれだけ集めたらいいかわからないと思います。
黒白:何のために集めるのか!
容子:もくてきがだいじ
GM:そこで、今度はP163、164Pの罠作成を開いてみてください
いそぎんちゃく:はーい
GM:特に164P~166Pが今は重要かな。
GM:多分そこにはいろいろな罠の名前とか性能とかが書かれていると思うんですが
GM:その中の必要資材というのが、採取を行う際に重要になります。
容子:ふんふん
いそぎんちゃく:丸太落としが滅茶苦茶強いっていうのだけ知ってます
GM:必要資材というのはその名の通り、その罠を作るのに必要な資材の種類と数が書かれています
GM:今話題に出た丸太落としだと蔓草、またはロープ*2。丸太三個、枝三個を揃えると作れるようになるわけだね
GM:枝2個だ
GM:採取の際には、予め作りたい罠を選んでおいて
GM:その作りたい罠の必要資材が集まるように採取を行うといいよ!という感じですね
GM:どの罠を作るのがいいかは先輩に聞いてみたりするといいと思います。
黒白:丸太落としがオススメです
容子:話題の
いそぎんちゃく:やっぱり強い丸太落とし
GM:GMのおすすめとしては、威力の高い「丸太落とし」とか、「落石」、それから簡単に作れる「スネア」なんかもおすすめです
歯並び:丸太落とし以外まだ作ったことない
黒白:私は杭落としが結構好き
黒白:作りやすいし威力もそこそこ
GM:という感じで、資材の採取についてのレクチャーは終了です。何か他に質問とかあるかな?
容子:とくにないかな?
いそぎんちゃく:大丈夫そうです
GM:OK!では軽く鉄鍋さんからもコメントして実際の判定に移ってもらおうかな
鉄鍋:「死体の調査も大事だけど、ここでは資材を集めやすいみたいだから、そっちもがんばろうねえ」
歯並び:「地面がやわらけーからな。これだけドロドロならすぐ取れんだろ」
鉄鍋:「皆、どんな罠を作りたいか決まったかな?もう決まってるなら、調査と採取を手分けして進めよう!」
鉄鍋:「あ、それから罠についてだけど。福笑いさんが悪い人に殺されたなら」
鉄鍋:「人間用の罠も作れるようにしておいたほうがいいかも……?資材の少ない、くくり罠なんておすすめかなあ」
歯並び:「……そうか。その手の可能性もあるんだなこれ」
鉄鍋:「皆で相談して、どの罠をどれくらい作るのか決めてね~」
容子:「うん、ありがとう」
黒白:「森では人を極力殺さない方がいいと聞き及びましたね」
容子:「それはなぜ?」
黒白:「獸に近づく……のでしたか」
GM:あ、殺人がやばいやつについてはP148の獣憑きを見てもらえるとわかるかも
いそぎんちゃく:「ひ、ひひ……じゃあ、人間用は殺さない程度の罠にしなきゃね……」
黒白:ですよ
GM:戦闘不能になったり絆が消えたりすると獣憑きが上がるんですが、人を殺したときにも獣憑きが上がっちゃうんですよね。それも3点も
GM:なので相手が悪人でもあんまり調子に乗って人を殺すと大変なのでした。
容子:あ、数値的にも上がるんだ!
容子:たいへんだ
黒白:そうなの
GM:と、言う感じで。改めて3T目、10時。採取と調査の判定を行ってもらいましょう
GM:採集をする人は集める資材を指定してから【察知】【自制】で判定。調査の場合は【察知】で判定を行ってね。
歯並び:とりあえず調査かな?
GM:また、このエリアでは「蔓草」「枝」「葉」を採取をする場合、目標値に+3のボーナスももらえます。忘れないようにね
容子:はあい
黒白:はいはい調査しまーす
黒白:5ある双子の絆1減らして貌力を使用、その他の調査をします。
容子:双子~!
黒白:ナイフ装備してるのでさらに+1
黒白:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+2, 次の継続判定の目標値を10に変更)

黒白:あっやった
歯並び:大成功!
黒白:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 6 → 成功(成功度+1)

黒白:3あれば十分かな
歯並び:かな~?
黒白:ここで止め!
歯並び:ファンブルも怖いしね
GM:3もあれば十分な予感がしますね
GM:では、黒白さんは、遺品と思わしきアイテム。辺りに散らばっているバッテリーと、二類医薬品を見つけることが出来ます。
黒白:わお
GM:さらにもう一つ、壊れた懐中時計も見つけることが出来ます。時刻は朝の5時で止まっているよ。
容子:おお!
GM:これはデータ的な意味のあるアイテムではありませんが、恐らくその時間に殺されたんじゃないかなというのが推測できていいです
黒白:手がかりだ
GM:撃たれた衝撃で止まったのではないだろうか?という感じですね
いそぎんちゃく:推理ものっぽい
黒白:「ふうむ。こんなものが見つかりました」
黒白:とみんなに見つかった諸々を見せるよ
容子:「……朝の五時か」
黒白:「バッテリーと医薬品は僕が持っておきましょう」
容子:「これは、やはりこの時間にということなのかな?」
歯並び:「……だろうな……つーか」
黒白:「でしょうね。撃たれた衝撃で止まったと思われます」
歯並び:「朝の五時つったらまだ暗いだろ」
歯並び:「夜の時間帯みたいなもんだ。そこで殺ったのか?」
容子:「あ、そうか」
容子:「暗い中わざわざ…?」
歯並び:「あ、いや待て」
歯並び:「お前LEDランタン持ってたろ」いそぎんちゃくさんに。
歯並び:「バッテリこっちに回したほうがいんじゃねえの」
いそぎんちゃく:「うん。バッテリーがあれば動かせるよ……」
黒白:「ああ、そうですね」
黒白:「では、いそぎんちゃくさん。バッテリーをどうぞ」渡す
いそぎんちゃく:「うひひ、ありがとう、黒白さん……」
鉄鍋:「夜までかかるかはわからないけどねえ。ほらほら、もしも5時に殺してるなら」
鉄鍋:「犯人はもう、巨人の手のひらについててもおかしくないよお。獣を倒す準備もあるだろうから、遺品はまだ盗られてないかもしれないけど……」
鉄鍋:「あんまりのんびりしてると間に合わないかも?採取が済んだら急いで移動しないとねえ」
いそぎんちゃく:「人間用の罠……先に仕掛けられてるかもね……」
歯並び:「とっとと集めてずらかるか」
黒白:「ここでの採取は最低限にして、巨人の手のひらに急いだ方が良いかも知れませんね」
GM:という感じで、黒白さん以外の人も判定をどうぞ!
いそぎんちゃく:じゃあ蔦草を採取します
容子:じゃあ容子は枝を取る容子になります。
容子:自制をつかって、達成補正もあったっけ
歯並び:+3つくよ~
GM:目標値に+3!容子さんの場合、今回は1d12で10以下を出せば成功かな?
容子:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 7 → 成功(成功度+2)

容子:かな?
歯並び:いいよいいよ~
歯並び:あとはいま出た数字、つまりKC7でいくか
容子:じゃあ採れた!
容子:ふむふむ
歯並び:止めとくかを選べる感じ
黒白:続けると成功すればどんどん取れるし
黒白:ただ大失敗で全部なくなるリスクもある
容子:ふうむ
黒白:7なら続けてもいいかな?と言うライン
GM:今辞めておくと蔓草が2個てにはいります。成功すると3個に増える!
容子:じゃあ続けてみようかな?
GM:ファンブルの体験も楽しいし継続しちゃおうぜ~
容子:KC7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 12 → 大失敗

歯並び:しちゃってる
いそぎんちゃく:ウワーッ
容子:前振り
GM:では、大失敗したのでまず成功度が0になります
容子:しくしく
GM:さらに、大失敗を出した容子さんには大失敗表を振ってもらい、様々なデメリットの中からランダムに一つを選んでもらうぜ
GM:FTで出てくるのかな……?
歯並び:のはず
GM:一回振ってみてください
容子:FT
KemonoNoMori : 大失敗表(1) → 【余裕】が3点減少する(最低0まで)

容子:余裕がなくなる!
容子:枝を取っていただけなのに…
容子:えーと、ということは
GM:と、言うわけで。このままだと判定が失敗した上に、余裕が3点減少してしまいますね
容子:まさかここからでも入れる保険が?
GM:しかし……これがどうしても受け入れられないなら、一つだけファンブルを回避する方法があるのです!
容子:入りたい!
GM:そう、思い出してください。容子さん……キャラクター作成した時に設定した、貴女の特性を!
GM:この特性を使うことで、どんなダイスでも一度だけ振り直すことが出来るんですね~
GM:今回の場合、12の出目を振り直せば
GM:ファンブルを回避して、しかも継続判定が成功する可能性まで出ちゃうわけ
歯並び:ただ、たった2個しか持ってないから
歯並び:切りどころは慎重にしなきゃねというわけ
GM:と、言うことで。ファンブルを振り直しちゃうかそれとも受け入れるかどっちにしますか?
容子:ううーむ
歯並び:取っといていいと思う~
黒白:余裕が減るだけですからね
容子:じゃあまだ社交的で受容的な容子のままで…
歯並び:別に使ったらそうじゃなくなるわけじゃないよw
黒白:www
容子:あ、そこはデータ処理だけでいいんだ
歯並び:そういう特性を生かして危機を切り抜けましたってやるのよ
容子:あらゆる特性を失った人間になるのかと思った
容子:なるほど
GM:そうなのだ。では実際に判定は失敗し、容子さんは余裕をなくしました。
容子:じゃあ余裕を10から7に。
GM:演出としては、どんな理由でファンブルしたかは自由に設定して大丈夫!
GM:なにかやりたい演出がなければ蔓草を集めようとおもったら底なし沼に沈みかけたことにしようかと思います
容子:じゃあ演出しようかな?
容子:それも楽しそうだけど…ww
GM:演出してして!
容子:散らばる枝を集めていた。ぬかるむ泥を踏みしめていた。
容子:(…?)
容子:その、泥に塗れた靴に違和感を覚える。
容子:容子はこんな泥になどまみれない。容子が汚れることはない。容子はいつだって穏やかで楽しくて幸せで。
容子:いや、そもそも容子はこんな靴など履いていないのではないか?こんな革靴を、ましてや大きな足で、骨ばった手で、容子はそんな体を持っているのか?
容子:いや、容子は容子ではない。知っている。容子はこの写真の中にしかいない。それを知っている。混同などするものか。
容子:いや、おかしい。それでも容子は容子なのだ。なぜ?
容子:ぬるい風が吹く。深い木々の緑が視界を満たす。
容子:写真の中の容子は、セピア色の写真の中で、ここではない、しかし同じくらい懐かしい木々の中で笑っている。
容子:少女は笑っている。
容子:「……」
容子:「……」
容子:「容子は枝を集めるのに失敗した」取り落とす。
容子:「そしてきっと、転んでしまったのだろう」
容子:「だから汚れてしまった。謝ろう。みんなに」
容子:てくてくと、いつもの足取りで、みんなのもとに戻る。
容子:「すまない、枝を取ろうとして足をすべらせてしまって、取れなかった」
いそぎんちゃく:「だ、大丈夫だよ、容子ちゃん。私が……頑張るから。うひひっ」
歯並び:「いきなり先行き不安になってきたな……」
いそぎんちゃく:蔓草を採取します
黒白:「………ふふふ」
歯並び:GOGO!
いそぎんちゃく:ボーナスがあるからこっちも目標値10!
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 1 → 成功(成功度+2)

GM:継続判定はどうしますか?
いそぎんちゃく:き、厳しい……やめておきます
GM:では蔓草を2個ゲットでいそぎんちゃくさんの手番は終了!
GM:後は歯並びさんの手番かな?
歯並び:蔓草狙おうかな~
歯並び:【自制】素振りします。
歯並び:KA8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:やった~
GM:天才だ!
歯並び:継続しよ~
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 3 → 成功(成功度+1)

歯並び:OK!これで必要分確保だけど……
歯並び:スネア分の余剰狙うかな
歯並び:継続。
GM:続けてしまうがいい
歯並び:KC3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:うふふ
黒白:天才?
GM:ベテランの風格
容子:先輩!
いそぎんちゃく:流石
歯並び:もう1回行けるんじゃないか……?
歯並び:やるか
GM:いくらでも行けるぜ
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 7 → 成功(成功度+1)

歯並び:OKOK
歯並び:これで終わり!
歯並び:成功度4かな
容子:歯並び様…
黒白:ナイス先輩!
GM:いいでしょう。では蔓草をさらに4つゲット!合計6つになりました
いそぎんちゃく:頼れる
GM:歯並びさんといそぎんちゃくさんに軽くロールをしてもらってから、次のターンに進みましょうか
歯並び:じゃあ一緒に作業するか~
いそぎんちゃく:ふひひ……共同作業……
容子:おともだちだ
GM:湿気った地面の上には蔓草を中心とした植物が大量に生い茂っているよ。
歯並び:「……取りやすいとは言ったが」
歯並び:「汚れるのは思いっきりダリいな」
いそぎんちゃく:「私……頑張るよ……汚れるくらいなら大丈夫……ひひひ……」
いそぎんちゃく:「よい……しょ……」しかし泥に足を取られ、のそのそとした動き。
歯並び:「……チッ」舌打ちして。
歯並び:「深いとこでグズグズやってんじゃねえよ」手を引く。
いそぎんちゃく:「わ……歯並びちゃん、よ、汚れちゃうよ……?」
歯並び:身体を引き寄せて、入れ替わるようにする。
歯並び:「だったら早く終わらせろや」
歯並び:「そうすりゃ汚れも少なく済むだろうが」
いそぎんちゃく:「う、うん、頑張る……いひ、ひひひ……」
GM:ではこのターンはこれで終了!

■午前11時

GM:次は4T目、11時の行動になります。
容子:お昼に近づいてきた
GM:資材の収集を続けるか、巨人の手のひらに移動するか?皆行動してみてね
歯並び:枝ほしいね~
容子:容子が落としまくった枝!
黒白:集めよう
いそぎんちゃく:採取!
GM:では皆で集めるといいのだ
容子:みんな…!
いそぎんちゃく:行きますか!
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 5 → 成功(成功度+2)

歯並び:ひゅう!
容子:ありがたい!
容子:容子もやっていい?
いそぎんちゃく:微妙なところだけど……いってみようかな
GM:継続継続!
いそぎんちゃく:KC5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 9 → 失敗

いそぎんちゃく:2でストップです
容子:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 7 → 成功(成功度+2)

容子:ふう
GM:ふんふん
GM:継続しちゃう?
容子:今度はもう帰属しないでおきます!w
容子:継続
歯並び:十分揃ったしねえ
GM:ではこれで枝4本!
黒白:どうしようかな。蔓草が余剰あるから
黒白:くくり罠なら石、スネアなら葉
黒白:どっちがいいでしょう
歯並び:2個あるならくくりでもいいけど
歯並び:葉はとりやすいんだよな
黒白:じゃあ葉っぱ取ろう
GM:これはまあメタ情報になっちゃうからあれだけど
GM:石は手のひらの方で見つかりやすいかも?
黒白:なるほどね?
黒白:葉っぱ行きます!
黒白:察知で素振り
黒白:KA9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 2 → 成功(成功度+1)

黒白:KC2
KemonoNoMori : (1D12<=2) → 1 → 成功(成功度+1)

黒白:止め!
黒白:20枚です
GM:では葉っぱも20枚集まって
GM:後は歯並びさんの手番かな?
歯並び:じゃあ一応一応追加蔓草狙っておこ
歯並び:KA8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:……?
歯並び:今日何……?
GM:これがベテランだ
歯並び:継続します……
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:???
黒白:?
いそぎんちゃく:森に愛されている
GM:継続?
歯並び:とりあえず数は十分なので
歯並び:ここまでで!
GM:大成功が泣いてますよ歯並びさん!
GM:では蔓草が2個追加で
GM:8個になったかな?
歯並び:なりました
容子:わんさか
GM:では君たちは引き続き、沼際の平地で資材の採集を行いました
GM:丸太落とし2つ分の資材。蔓草に関しては特に大量に取れ、他の罠を作る余裕も生まれたよ
黒白:低木から葉を摘んでいる
容子:「皆、ありがとう。容子が取れなかった分まで…」少女は微笑んでいる。
黒白:「なぁに、こう言うときは皆で協力するものです」
いそぎんちゃく:「大丈夫だよ容子ちゃん……みんな優しいし……」
黒白:「ところで容子さん、少し気になっていたのですが」
容子:「うん?」
黒白:「その写真の方はどなたですか?」
容子:「容子だよ」
黒白:「容子。容子さん。では、どのようなご関係か、お聞きしても?」
いそぎんちゃく:「容子ちゃんのお面が容子ちゃんで……あれ……?」
容子:「うまく説明できるかわからないが…ええと、この写真の容子は容子の母の写真だそうだ」
黒白:「ほう」
歯並び:「はああ?」
いそぎんちゃく:「容子ちゃんは容子ちゃんのお母さん……?」
黒白:「ではこの方は貴方の御母堂なのですね」
容子:「母がそう言っていたから。容子は容子って名前じゃないんだよ、母が容子って名前で……」
歯並び:「えええええ……」
容子:「いや、それが容子にはよくわからないんだ。母だって母は言うんだけど」
黒白:「ああ、なるほど」
鉄鍋:「複雑な家庭なんだねえ~」
黒白:「貴方にとってこの少女はあくまで『容子』なのですね」
容子:「いや」
いそぎんちゃく:「? ……??」
容子:「容子の家はとくに複雑な血縁関係ではない。ただ、容子には」
容子:「この容子と、母親が同じ人間だってことが信じられないんだよ。だってそうだろう?」
歯並び:「そりゃ年齢重ねたらそうかもだけど……」
歯並び:「ええ……?」
容子:「その一瞬一瞬を見届けたわけでもない」
黒白:「容子は、永遠の少女!ええ、ええ」
黒白:「それは何とも……素敵、ですねぇ」
歯並び:「素敵か……?」小声
容子:「それが同じ人間だと誰が言いきれる?それなら誰が容子でも…おかしくはないんじゃないのか?」
容子:「永遠、も容子にはわからないが」
容子:「容子は変わらない」
いそぎんちゃく:「つまり、えっと……何て言うか、容子ちゃんが大きくなってお母さんになることが」
容子:「それが永遠なのかな?」
黒白:「その通りにございます、ええ」
いそぎんちゃく:「そういう……運命、が信じられないっていうのなら……私、少し分かるかも……」
黒白:「ふむ。いそぎんちゃくさんは何か、運命というものに思うところがおありで?」
容子:「…運命?またわからない言葉が…」
鉄鍋:「うんうん。それってすごく〈森〉だよね~」
いそぎんちゃく:「? 何だろう……運命……私、何でそんなこと言ったのかな……?」
容子:「…?いそぎんちゃくさん、意識が混濁したのかな?」
黒白:「ご自分でもお分かりにならない。それは、面妖なこともあったものですねえ」
歯並び:「ちょっと……」
歯並び:「せめて自分は持ってて」
歯並び:「もう最悪アレでもいいから」
黒白:「あるいは。何か、忘れてしまったのかも知れませんね」
いそぎんちゃく:「どこかで聞いた……ような……フレーズ……?」
歯並び:「ブレないで……」
黒白:「……ねえ?」
黒白:何かを知っているような、そうでないような。
黒白:黒白の仮面が鏡のように揺れる。
黒白:それは気のせいだったかも知れない。
いそぎんちゃく:「まあ……でも、当たり前のことだからそうだっていうのは、何か信じられないっていう、容子ちゃんの気持ちは何となく分かるよ……」
いそぎんちゃく:「いひひ、そういうことを……言いたかったの……」
容子:「よくわからないけど、容子の心に寄り添おうとしてくれたことはわかった」
容子:「それは嬉しいことだ。ありがとう、いそぎんちゃくさん」   は微笑んでいる。
いそぎんちゃく:「私もよく分からないけど……そうなのかな……えへへ……」
黒白:「いそぎんちゃくさんは優しい心根をお持ちのようだ」
黒白:「さて、そろそろ資材も集まりましたね」
黒白:「次の予定を立てましょう」
GM:では……本日はここまで!次回は2月16日の火曜日、21時から
GM:5T目、12時の行動を行っていきましょう!よろしくね~
容子:お昼だ!よろしくおねがいします
いそぎんちゃく:よろしくお願いします~
黒白:よろしくお願いします!
歯並び:よろしくおねがいします~

■正午12時

GM:では今日も今日とてけもりということで
GM:前回は丸太以外の資材をたくさん集め終わったところでしたね。
容子:でした!
GM:今日は5T目、12時の行動。広域移動から始めていきましょう
黒白:歯並びの姉御!
いそぎんちゃく:こちら杖でさあ!
GM:君たちは現在沼際の平地にいます。遺品を回収するには苦悶の森を通って巨人の手のひらまで移動しなくてはなりません。
歯並び:ええ~ッ!?冴えないわたしが……広域移動!?
GM:ということで広域移動判定をお願いします。広域移動判定の説明はもう大丈夫かな?
容子:だいじょぶのはず。
いそぎんちゃく:大丈夫です
歯並び:待って!この道、さっきの浮足立つ小道と違うわ!
歯並び:消耗って項目があるわよ!
GM:その通りなのだ。
黒白:本当だ!
いそぎんちゃく:消耗……!
容子:なんだってー
GM:この消耗というのが設定されているルートは、広域移動が終わった後、その消耗の値だけ通った全員の余裕が減少します
容子:そんな…!
歯並び:そのままだと全員の余裕が2減っちゃうわけわね
GM:そうなのだ
いそぎんちゃく:大変
GM:ただし、この消耗は広域移動判定の成功度によって減少させることも出来るよ。
GM:時間と同じように、成功度1を使って消耗も1減少させられます。
歯並び:頑張って3出したいねえ
GM:このルートは時間2、消耗2が設定されているので
GM:例えば成功度2を出した場合、時間1消耗1にしたり
GM:時間2消耗0にしたりできるわけ
GM:と、言う感じで。改めて先導者の決定と実際の判定をお願いするぜ
歯並び:やります!
歯並び:杖も借りるよ~
いそぎんちゃく:どうぞ!
黒白:お願いします!
歯並び:貌力も使お。元クラスメイトの絆を切ります
歯並び:歯並びの絆2を1(→ 1)減少 (4 → 3)
容子:姐さん・・・
歯並び:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 7 → 成功(成功度+2)

歯並び:継続
歯並び:KC7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 6 → 成功(成功度+1)

歯並び:OK!成功度3で終わり。
歯並び:杖で時間が1減るから、どっちも0に出来るはず
GM:ここで継続判定成功させるの偉いな~
黒白:やんややんや
GM:ではちょこっと描写をしつつ巨人の手のひらの方に移動してもらおうかな
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
・『初めての採取』
・『福笑いの死体』
・『その他の調査』
     |
  ▼現在地  
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
 巨人の手のひら 
鉄鍋:「よーし。それじゃ、採取も終わったし、いざ!巨人の手のひらに向かっちゃお~」
いそぎんちゃく:「はい、歯並びちゃん……これ使って……うひひ……」
容子:「また頼ってしまうね」
黒白:「いよいよですね。さて、何が待ち受けていることやら」
いそぎんちゃく:杖を渡します
歯並び:「おう」当然のように受け取る。
歯並び:「ちゃんとついてこいよマジで」
鉄鍋:「この森は道をそれると危険だからね~。気になっても見に行っちゃだめだよ~」
黒白:「大丈夫、ついていきますとも」
GM:苦悶の森は大量の木々で日光が遮られた薄暗い森です。
歯並び:「目を見て言ってほしいけど……」
歯並び:「目が分かんねえこいつら」
容子:少女のつぶらな瞳。
いそぎんちゃく:「いひひ……何か遠足みたい……」
GM:道を歩いている間、周囲から「うぐうううう」「ぎ、あああああ」という弱った人間のうめき声のようなものがあちこちから聞こえてきます
歯並び:「……」
歯並び:「マジで気味が悪いな……」
黒白:「おやおや」
黒白:「背中を裂かれた時の悲鳴みたいですね」
容子:「聴いたことがある人の言い方だ」
歯並び:「えっなんで部位限定すんの」
歯並び:「なんで……?」
いそぎんちゃく:「黒白さんは人生経験豊富なんだねえ……ひひ」
歯並び:「豊富とかで片付けてよくなくないこれ……?」
黒白:「指を逆に折った時の悲鳴なんかも聞こえますねえ」
容子:「体験談だ」
歯並び:「だからなんで事細かにわかんの……?」
鉄鍋:「いいね~。絆がどんどん深まってるね~」
歯並び:「不信感しか溜まってねーわ」
黒白:「ええ、ええ。それはもう」
GM:普通なら不気味なうめき声を長時間聞かされたことにより少なからず心身が消耗するはずですが、楽しげな会話のお陰で君たちは難なくこの森を突破することができます
容子:楽しげ…
いそぎんちゃく:楽しいな……
GM:そして森を抜けると、巨人の手のひらと呼ばれる場所に付きます。
黒白:らんらん♪
歯並び:楽しくないけど!?
GM:その名の通り、凄まじく巨大な手形の形に窪んだ盆地です。
黒白:「いやあ……壮観ですねえ」
歯並び:「……これ、さすがに偶然の自然現象だよな……?」
歯並び:「こんなクソみてーにでけえ獣なんていねーよな」
GM:今は全貌を見渡せますが、あまりにも巨大なため、一度窪地に降りてからでは名前の由来はわからないかもしれませんね
容子:「どうなんだろう。そうだったら」
容子:「もう容子たちはただただ死ぬしかないな」
いそぎんちゃく:「みんなぺしゃんこだね……うひひ」
歯並び:「縁起でもねえこと言ってんじゃねえ」二人を杖で小突く。
いそぎんちゃく:「あう」
黒白:「圧死ですか…それはごめん被りたいというもの」
歯並び:「ビビるからやめろ」
鉄鍋:「大丈夫!皆そのうち山より大きな獣だって倒せるようになるよ」
容子:「そうなんだ」
歯並び:「ぜってームリだろ……無茶言うな」
容子:「あ、ムリなんだ」
鉄鍋:「もっと頑張ればこんな手形を残す獣だって倒せる……かも?」
歯並び:「ほらかもになったろ。騙しに来てんだよ」
いそぎんちゃく:「鉄鍋さんは結構適当だけど、歯並びちゃんは心配性だからなあ……」
歯並び:「は?心配してねーけど?」
容子:「まあ、どちらにしろ行き当たったら抗うほかないし、死ぬときは死ぬしかないってことかな?」
歯並び:「変に欲かいてくたばられると困るだけだけど?」
容子:「そうなの?心配してくれないの?」
いそぎんちゃく:「いひひ……困ってくれるんだ……へへ……」
黒白:「僕は心配してますよ」
歯並び:「いや心配は……」
歯並び:「とにかく!」
黒白:「遍く全ての人のことを」
容子:「規模が大きい」
歯並び:「やばくなったら逃げるからなあたし」
黒白:「私もそうさせていただきます。やらねばならないことがまだまだありますので」
黒白:「容子さんもいそぎんちゃくさんも、無理だけはなさらぬよう」
いそぎんちゃく:「その時は……みんなが逃げられるように頑張るね……」
容子:「はい。そうだね。無理はしないようにするよ」
GM:では、そういった事を話しながら君たちは窪地の中に降りていきます。
歯並び:「は?お前も逃げろよ」
容子:「いそぎんちゃくさんもね?」
いそぎんちゃく:「う、うん……でも役に立ちたいから……」
いそぎんちゃく:「大丈夫……みんなで逃げられるなら私も逃げるから……」
歯並び:「ぜひそうしろ」杖を突き返しながら。
歯並び:「勝手なことすんなよ。いいな」
いそぎんちゃく:「うひひ……うん、えへへ……ひひ……」
GM:では、窪地に降り立った君たちは遭遇判定を行うことができます。
GM:遭遇判定のことは覚えているかな?
GM:始めてきたロケーションに限り、代表者一人がイベントの調査をただで出来るみたいな感じです
容子:おお
GM:ということで誰か代表者を選んで、【察知】で判定してみてね。成功度の数だけイベントが解るよ
いそぎんちゃく:察知ならお任せを
黒白:じゃあ自分やります
黒白:あ、じゃあいそぎんちゃくさんどうぞどうぞ
GM:ではいそぎんちゃくさん、判定してみると良いよ!
GM:貌力は使うかい?
いそぎんちゃく:ここは使った方がよさそう
いそぎんちゃく:両親の絆を使って目標値+3します
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 1 → 成功(成功度+2)

いそぎんちゃく:む、いきなり1
いそぎんちゃく:ここでやめておきます
GM:いいでしょう!では君は2つほどイベントを見つけることができます。ちなみにイベントはまだまだありそう
GM:わかったイベントはこちらの2つだよ
「丸太を採取してみよう!」条件:いつでも
「獣と戦ってみよう!」条件:徘徊
GM:ということで、軽く描写した後それぞれのイベントの説明をしていくね。
容子:戦ってみよう
GM:まず、盆地の中に降り立ってわかったことは、ここには様々な種類の木々が生い茂っていることだ。
GM:なんだか丸太がとても取りやすそうな気がします。このエリアでは丸太の採集に+3の修正がもらえます。
いそぎんちゃく:やったー
GM:それから、もう一つ。君の仮面が囁いてくる。盆地の中心、林を分け入ったところになにか異質なものがある。
容子:わあーい
GM:そこには、内側から光を放つ巨大なモノリスが鎮座しています。モノリスの前には頭を3つ持った獅子が眠り
GM:その周囲を黒い異形の眼を持った、3mほどの巨大な少年たちが取り囲んでいます。
GM:君たちは、モノリスがこの巨人の手のひらに墜落してきた廃墟だということ、それから周囲の動物がこの地の〈獣〉だということが解るよ。
GM:あ、あと、獅子の体を黒いモヤのようなものが覆っているのが見える。
いそぎんちゃく:「うん……分かったよ。教えてくれてありがとう……」無意識に返答する。
歯並び:「誰と喋ってんだよ……」
いそぎんちゃく:「え……? 私、みんなとお話してるよ……?」
歯並び:「ええ~……」
黒白:「……残っているのは雑魚だけと聞きましたが」
鉄鍋:「初めての子たちに説明しておくね~。あの黒いモヤは〈黒のオーラ〉って呼ばれてる異形だよ」ひそひそ
黒白:「黒のオーラ。なるほど」
鉄鍋:「爵位持ち……他の獣よりちょっと強力な獣が持っている異形だよ。要は群れのリーダーの証みたいな感じだね」
黒白:「しかし、どれも中々の威容では?」
歯並び:「つーか黒のオーラってことは騎士級確定じゃねーか。何が雑魚ばっかだよ」
黒白:「本当に私たちで対処できる獸なのですか?」
容子:少女はじっと異形を見つめている。
鉄鍋:「大丈夫大丈夫。騎士級はいきなり戦うことになったら大変だけど」
歯並び:「罠さえちゃんと準備できりゃあって感じだな」
鉄鍋:「十分準備が整ってれば君たちでも倒せるよ~。それにほら、あれを見て」
巨大な少年:「たのちいたのちい。あっあっあっ。たのちいたのちい」
巨大な少年:よく見ると、少年たちは大きな手で複数の人型……仮面を剥がされた探索者たちの遺体を人形のように弄んでいます。
巨大な少年:彼らが普通の大きさならおままごとを楽しんでいるように見えるかもしれないね。
巨大な少年:遺体の手にはまだ武器が握られており防具も身に着けている。遺品を回収するには彼らを倒すしか無いようだよ。
容子:「わっ……」
歯並び:「……ご趣味のいいこって」
黒白:「これでは遺品の回収も一筋縄では行きますまい」
容子:「……ということは、あの中にトリカブトもいるんだろうか…」
いそぎんちゃく:「トリカブトって、容子ちゃんに〈森〉のこと教えてくれたっていう……?」
GM:遺体には仮面がないので、どれがトリカブトさんかはわかりませんね。ただ女性らしき遺体はあります。
GM:もっと近くに行けば解るかもしれませんね。
容子:「そうだ。ただ、きっと容子には」
GM:ただ、これ以上近づくと向こうにも気づかれてしまうかもしれません。
容子:「まだ、どれが彼女かわからないし、」
容子:「たぶん死んでいる彼女がトリカブトだと、同じ一人だと理解できない、気がする……いや」
容子:「いや、いい。どのみち今は近づけなさそうだ」
いそぎんちゃく:「罠、用意しよう。……取り戻さなきゃ」
歯並び:「まずは準備だろ。どうせ片付けなきゃなんねーんだ」
黒白:「……もう少しこの周辺を調べたら罠の準備ですね」
鉄鍋:「うんうん。あの子達を倒さないと遺品は回収できなさそうだから、頑張らないとね」
容子:「そうだね。罠は、容子は少し得意みたいだし。がんばるよ」
GM:ということで、君たちは獣と戦わなければならないということがわかります。
GM:つぎは「獣と戦ってみよう!」の開始条件、徘徊についての説明をしましょう
GM:ルールブックのP125を開いてみてください
GM:簡単に言うと、準備時間は無限じゃないぜ!というのがこの徘徊です
GM:色々書いてありますが、簡単に言うとターンの初めに1d12をGMが振り
GM:そのロケーションに滞在しているターン以下の出目が出たら勝手にイベントが始まります。
容子:なるほど
GM:今回の場合獣との戦いが始まるよ。
いそぎんちゃく:はらはらする
GM:ただし、まだ準備終わってないんだけど!って時には【移動】【製作】のどちらかで判定を行うことで
GM:成功度ターンだけ、イベントが起こるのを遅らせることもできます。
GM:急いで罠を作って獣に見つかる前に準備を終えよう!って感じですね
GM:演出的には、少年たちが遊んでいる遺体が壊れて新しいおもちゃを探しに来たり、すやすや寝ている獅子が眠りから覚めて君たちを見つけたりします
容子:ヒイッ
GM:という感じで、遭遇判定は終了です。

■午後1時

GM:改めて、6T目。13時の行動に移りましょう。
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
・『初めての採取』
・『福笑いの死体』
・『その他の調査』
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
  ▼現在地  
 巨人の手のひら 
・『丸太の採取』
・『獣と戦う』
GM:広域移動、調査、採取、罠作成などが可能です。
GM:徘徊を待たずに獣に突撃することもできます。
GM:1d12 徘徊のダイス
KemonoNoMori : (1D12) → 1

GM:あっ
黒白:おい!!
いそぎんちゃく:えっ
容子:あ…
歯並び:ヒエ……
GM:えー、ではイベント「獣と戦ってみよう!」が始まるみたいです
黒白:延期!延期させたい!
黒白:移動か製作で!
容子:容子制作ある
GM:まさかこんなに早く始まるとはね……
GM:イベント回避について少し説明しましょう。
容子:ほっ
GM:徘徊で設定されたイベントが起こる場合、PCの一人が行動権を消費することで判定を行うことができます。
GM:このイベント回避はイベントひとつにつき一回までしか行なえません。
GM:判定の成功度ターン数だけイベントの開始を遅らせることが出来るけど、それよりさらに先延ばしにすることはできないって感じですね
GM:行動を消費しちゃうので、誰が判定を行うかはちゃんと話し合って決めたほうがいいかも……?
いそぎんちゃく:容子ちゃんは罠作りに必要だから別の人がやった方がいい気がする
GM:ということで改めて誰が判定するか決めてね
歯並び:じゃああたしやろうかな
歯並び:移動7あるしね
容子:さすが
黒白:お願いします
歯並び:貌力使います 両親を3人から2人にしよ
歯並び:歯並びの絆3を1(→ 1)減少 (3 → 2)
歯並び:KA11
KemonoNoMori : (1D12<=11) → 10 → 成功(成功度+2)

歯並び:継続
GM:また大成功じゃん!
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 6 → 成功(成功度+1)

歯並び:継続
歯並び:KC6
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 10 → 失敗

歯並び:むーん
歯並び:3だね
GM:月
GM:では成功度3なので、イベントが起こるのが3Tほど遅れます。今が13時なので
GM:3T。13時、14時、15時までは自由に行動できますね。16時になった瞬間戦闘が始まります
GM:イベント回避の演出をした後改めて行動に移りましょうか。ちなみに、DTさん的には
GM:さっき言ってた遺体が壊れちゃうのと獅子が壊れるの、どっちのほうが演出しやすそうですか?
GM:獅子は壊れないよ。目をさますよ。
歯並び:獅子が壊れてくれると嬉しいな
歯並び:ダメか~ じゃあ覚ますほうがいいかな?
GM:ではぱっちりおめめになっちゃお


GM:では、君たちが準備を始めるため、そのばを離れようとした瞬間。獅子がすん、すんと鼻を鳴らし、ノッソリと身を起こします
歯並び:「やばっ……」
巨大な少年:「たのちいたのちい。たのちいたのちい」
多頭の獅子:「……」
歯並び:「逃げて早く」
歯並び:「逃げよ」
容子:「っ!」
多頭の獅子:目を覚ました獅子はじっ……と君たちの方を見つめると
黒白:いつの間にか姿を隠している。
多頭の獅子:のし、のしと近づいてきます。6つの目が君たちを見つめています。
歯並び:「早くっ!」2人を引っ張る。
いそぎんちゃく:「う、うん……!」
容子:引っ張られる。ちなみに図体はわりとでかい。
歯並び:平気。怪力なので
容子:キュン…
歯並び:ぐいっと引っ張って強引に稜線を切る。
多頭の獅子:「……ゴアアアアア!」君たちが走り出すと同時に、獅子も走り出す。はしゃぐ少年たちを追いて、木々をなぎ倒しながら向かってくる。。
いそぎんちゃく:「う、わ……!」
GM:しかし、歯並びさんの先導もあって君たちはなんとか獅子に捕まることなくその場から離れる事に成功します。
歯並び:「はああ~~~~~」
歯並び:「も~~~~~」
黒白:「いや危機一髪でした」
黒白:「歯並びさんが先導してくれなければここまで来られなかったでしょう」
いそぎんちゃく:「……ありがとう、歯並びちゃん……助けられちゃった……うひひ……」
黒白:いつの間にか姿を現している。
歯並び:「いやそれはいいけどさ……どこから……?」
いそぎんちゃく:「黒白さんも無事でよかったよ……ひひ……」
歯並び:「あれ途中居なかったよな……?」
容子:さすがに疲れている。「黒白さん…」へとへと。
黒白:「なに、少しだけ森に溶け込んでいただけのこと」
容子:「そういうことできるんだ…」
歯並び:「まあ、仮面によって力の種類?は違うらしい」
歯並び:「あたしもこういうことできるわけだし」いそぎんちゃくちゃんを再びひょいと持ち上げる。
いそぎんちゃく:「うわ、わ、わ……」
いそぎんちゃく:「ち、力持ちだね……う、うひひ……」
容子:「ああ、それは仮面の力なんだね」
容子:「元からそういうスポーツでもしてるのかと」
歯並び:「あっ悪り」降ろす。
歯並び:「……んなもんしてねえよ。ずっと真面目にべ……」
歯並び:「……探んな。殺すぞ」
容子:「別に探ってなかったよね容子??」
黒白:「日常界で何してるかは…できるだけ、ねえ。ええ、はい」
黒白:「タブー、ということですよ」
いそぎんちゃく:「……そっか」少し寂しそう
容子:「勝手に歯並びさんが…容子悪くないよな…?」
歯並び:「……」
歯並び:「あたしが悪うございました」
歯並び:「これで満足かよ」拗ねたように。
容子:「そ、そんな反省されたかったわけでは…」
歯並び:「はあ?反省したらそういう事言うの???」
いそぎんちゃく:「な、仲良くしようよ……」
歯並び:「し損だろ……!」
容子:「え、違うのか?じゃあなんでそんなこと言ったの…?」
黒白:「まあ、まあ。」
黒白:「距離をとったとは言え猶予はあまりありません」
歯並び:「あああ~!もう!」
歯並び:「そうだよ!時間無いの!」
黒白:「準備をしましょう」
容子:「え、あ、はい…」
容子:気圧されている。
多頭の獅子:「ぐるるるる……」「ばう」「わう」目を覚ました獅子はモノリスの周囲をぐるぐると見回るようになります。今は逃げられたが、明らかに君たちを探しているように見える。見つかるまで時間はあまりないだろうね
GM:という感じで。改めて6T。13時の行動だね
GM:歯並びさんはイベント回避をしたので行動済み。黒白さん、容子さん、いそぎんちゃくさんが行動できるよ
黒白:イベントの調査に…行きます!
容子:容子はここはじっとしとくかしら?
黒白:双子の絆を切る。
黒白:黒白の絆1を1(→ 1)減少 (4 → 3)
黒白:KA10 察知ナイフ
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 8 → 成功(成功度+2)

黒白:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 12 → 大失敗

黒白:おおっとお
黒白:FT
KemonoNoMori : 大失敗表(2) → 【余裕】が3点減少する(最低0まで)

黒白:うーーん
歯並び:ひえ……
容子:おおう
いそぎんちゃく:うおん
黒白:ちょっと時間が惜しい。特性切ります。
歯並び:大失敗はまあだけど
歯並び:そうね 開けたい
GM:ではどんな特性を使うか教えておくれ~
黒白:確信。確信を持っているので、必ず見つかる、とわかっている。
黒白:なので失敗したとしても、確信は揺らがない。
GM:いいでしょう……自由に振り直してみて!
黒白:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 5 → 成功(成功度+1)

黒白:OKOK
黒白:ここで止め!
黒白:成功度3!
GM:では、あと3つイベントを見つけることが出来るよ。これで今のところ、この場所のイベントは終わりみたい
黒白:オッケーオッケー
歯並び:今のところ……
GM:見つかるイベントは「採石場」「残された罠」「隠された携帯電話」の3つです。
容子:ほおう
GM:まずは採石場のイベントから。君たちは木々が剥げ、岩肌が露出している場所を見つけます。
GM:ここでは「石」が採取しやすそうだ。これ以降、このロケーションで石を集める判定に+3の修正がもらえます。
GM:また、その近くに未使用の「落石」の罠と、「スネア」の罠も見つけることができます。この二つの罠が戦闘に登場するようになるよ。
歯並び:わ~すごい
いそぎんちゃく:やったっ
黒白:助かる
容子:先人のたすけ
GM:最後に、岩陰に画面の割れた携帯電話が落ちているのを見つけることができます。
容子:だれの…
GM:トリカブトのアクリルキーホルダーが付いた携帯電話です。データ的にはP82の携帯電話がそのまま手に入ります
黒白:何か撮影データは残ってるのだろうか
容子:わ、わかりやすい!さすがトリカブトさんだぜ…
いそぎんちゃく:バッテリーならありますよ
GM:壊れているのか、バッテリーを使っても電源は付きそうにないですね。一応セットで持っておくといいかも?
黒白:ふーむ、じゃあいそぎんちゃくちゃんお願いします
いそぎんちゃく:はい
黒白:何かあるかもしれない
いそぎんちゃく:持っておきます
GM:ではそんな感じで、イベントの方は終了ですね
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
・『初めての採取』
・『福笑いの死体』
・『その他の調査』
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
  ▼現在地  
 巨人の手のひら 
・『丸太の採取』
・『獣と戦う』
・『採石場』
・『残された罠』
・『隠された携帯電話』
GM:演出は先に他の人の行動も終えてからのほうがいいかな?
黒白:じゃあそうしようかな
GM:ふんふん!では残りはいそぎんちゃくさんと容子さんの行動
いそぎんちゃく:じゃあ丸太採集します。斧があるので
黒白:丸太を頼んだぞ…
GM:丸太落としを作りたいなら、少なくとも丸太3本が必要だぜ。判定をどうぞ
歯並び:おねがい~
いそぎんちゃく:ここは貌力も使う! 両親の絆を3から2に
歯並び:いや
歯並び:ここは丸太が集まりやすいから
いそぎんちゃく:あ、ボーナスがあった
歯並び:判定に+3がつくので
歯並び:切る意味はないよ~
いそぎんちゃく:絆は使いません
GM:スタートダッシュキャンペーン中です
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 8 → 成功(成功度+2)

いそぎんちゃく:継続!
歯並び:わいわい
いそぎんちゃく:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

いそぎんちゃく:やった!
歯並び:ヤッタ~
いそぎんちゃく:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:すご……
いそぎんちゃく:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 8 → 成功(成功度+1)

容子:やべえ
いそぎんちゃく:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 3 → 成功(成功度+1)

歯並び:6本!
歯並び:十分わね
いそぎんちゃく:これで成功度6! ストップ!
歯並び:すごーい
GM:天才過ぎんか?
GM:では、いそぎんちゃくさんは丸太を6本集めてくることに成功します
黒白:やったー!
いそぎんちゃく:いぇーい
GM:資材置き場に丸太6本を追加しておきます
容子:すげえ
GM:では最後、容子さんの行動に移ると思うのですが
歯並び:罠の作り方を
容子:知りたい!
GM:ここで……罠作成のルールを教える時が来たようですね
歯並び:教えてくれるというわけね
GM:罠作成についてはP163、罠作成とは……を開いてね
GM:結構ながながと書いています
GM:罠を作成するときは、まず、メイン作業者……罠を作り始める人に【製作】で判定を行ってもらいます
容子:容子ね
GM:この時、作りたい罠に必要な資材と、「ガムテープ」もしくは「大型工具」が必要になります。
GM:また、罠にはそれぞれ製作の「難度」が設定されています
GM:罠を作る際は、メイン製作者の【製作】以下の「難度」の罠しか作り始めることができません。
GM:今回の場合、容子さんの【製作】は7なので
GM:「難度」が7以下の罠しか作れないというわけですね
容子:ふむ
黒白:黒白には丸太落としが作れないよ
歯並び:そうなのだ
GM:で、作る罠を決定したら、【製作】で判定をしてもらうんですが
黒白:製作が6なので
歯並び:丸太落としは7だから、製作7が強いのはそこなの
容子:あー
GM:そうなのだ
GM:で、判定のの時には、罠の「複雑性」の値だけ、目標値に-修正がかかります。
容子:ほー
GM:注意してほしいのは、この判定に失敗しても、罠を作り始めることは出来るということです。
容子:まるたおとしは2
容子:あ、そうなんですね!?
GM:そうなのだ。
GM:判定が終わったら、成功度数だけ罠の「作業時間」が減ります。
容子:あ、そこで時間の有限性がかかわってくる?
歯並び:そういうこと!
GM:そう!この「作業時間」は最初の判定の他に、PCが行動権を1点消費することで1ずつ減らすことが出来るのです
GM:作業時間を減らすのはメイン作業者でなくても、行動を消費さえすれば判定無しで行なえます。イメージとしては
GM:メイン作業車の人のお手伝いを皆でするという感じかな。そしてこの「作業時間」が最終的に0になった時点で、罠が完成するというわけ
容子:ほうほう
GM:丸太落としの詳しいデータはP166に乗っています。丸太落としを例に、簡単にまとめると
GM:必要資材を集めたら、【製作】7以上の人が、目標値-2で判定。成功度だけ作業時間、4を減らして
GM:その後、残った作業時間と同じだけPCが行動権を消費すると罠が完成って感じかな
容子:ふむ!
いそぎんちゃく:なるほど
GM:まとめても結構複雑かも
GM:まあ習うより慣れろという言葉もあるよね
黒白:まずは判定から!
GM:ということで容子さんには実際に判定を行ってもらおう!
黒白:やってみましょうぜ
GM:資材はもう集まっているので、後は判定だぜ!
GM:ガムテープも消費してね
歯並び:あ、貌力使う?
容子:つかったほうがいいかな?
歯並び:時間はほしいけど使っても10にならないのが悩みどころね~
歯並び:ただあの あたし予備のナイフ持ってるから
歯並び:これ渡せば貌力切った判定は+1されるわね
いそぎんちゃく:そうすると7-2+3+1で9になる
容子:ほお
容子:じゃあ使おうかしら
歯並び:がんばえ~
容子:ええと、では貌力をつかいます。切るのは
容子:絆ですっけ。「庭」を4から3に。
容子:でいいのかな?
GM:で、大丈夫なはず!
容子:はあい。んで歯並びセンパイ、ブツを…
歯並び:ナイフ渡すよ~
容子:へへ、ありがとうございやす…
容子:んならば判定
容子:KA9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 9 → 成功(成功度+1)

GM:出目がいい!継続しますか?
容子:どうおもわれますか?
歯並び:失敗のリスク大きくないしやっちゃってもよさそうね
GM:9なら成功率も高いぜ!
いそぎんちゃく:いけそう
容子:はあい ではしよう
容子:KC9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 5 → 成功(成功度+1)

容子:おしおし。
容子:ここできろうかな?
GM:ちなみに5だと成功率はちょうど50%だぜ!
歯並び:十分そうな感じもありみ
黒白:ここで切ってもいい気がする!
容子:じゃあ切ろう!
容子:あんしんあんぜん
GM:では成功度2で終了。残り作業時間が2になりながら、罠を作り始めることができました。
黒白:次のターンには残り作業時間は1になって
黒白:一人手伝えば出来上がる?のかな?
黒白:ここら辺自信ない
GM:13時の行動はこれで終了!描写をしつつ、14時の行動に移りましょう。
GM:そうですね。容子さんとお手伝いさん一人で完成するはず
黒白:ありがとう!
GM:ではイベントやら丸太やらの描写をしていきましょう。


GM:獅子から逃げた君たちは、息を潜めつつそれぞれの作業を進めていきました。
黒白:スッと音もなく岩陰から現れる。
容子:「うおっ」おどろく。
GM:黒白さんが周辺地形の把握を進め、いそぎんちゃくさんが資材を集め、容子さんが罠の製作に取り掛かるという段取りです。
黒白:「……まだ使ってない罠がありました。直さなくても使えそうですね」
黒白:「それと、容子さん」携帯電話を取り出す
歯並び:「んだよそれ」
黒白:「こんなものが見つかりました」
容子:「はい?」とりあえず手に取る。「……」
歯並び:「ケータイ?」
黒白:トリカブトのストラップがついている。
歯並び:「なんだそのだっせえの」
黒白:「
容子:「はは!……彼女、どれだけこの植物が好きだったんだろう」
鉄鍋:「これはこれは~?」
容子:「そういえば、聞いたことなかったな」
容子:「ああ、これはきっとトリカブトのものだろう」
容子:電源をつけてみようとする。できない。
鉄鍋:「今回死んだ探索者たちの一人だね~」
容子:「……いそぎんちゃくさん、バッテリーあったっけ?」
いそぎんちゃく:ぴょこんと木陰から現れる
いそぎんちゃく:「あるよ……預かってたから……」
いそぎんちゃく:バッテリーを渡す。
容子:充電口のあたりがつぶれていてうまく繋げられない。
容子:「ふむ」迷って、いそぎんちゃくさんにバッテリーごと手渡す。「預かってもらっていいかな?」
いそぎんちゃく:「私でいいの……?」
歯並び:「日常界で直すしかねーんじゃねえのそれ」
容子:「ああ、そうか。それもできるか」
歯並び:「つか死んだやつの荷物にかまってる場合かよ。あたしらもそっち側行くぞ」
黒白:「罠の確認をしておきます。皆さんはどうぞ丸太落としの準備を」
いそぎんちゃく:「あ……丸太ならいっぱい採れたよ……うぃひひ……」
歯並び:「さっさと準備しなきゃなんねーんだよ。てか丸太切りに行ったろ?それはど……」
歯並び:「うわ」
容子:「おお」
歯並び:「めっちゃある」
GM:ごろごろと6本の丸太が転がってきますね
いそぎんちゃく:「うへっへっへっ……」
容子:「大変だったのでは…すごいね」
容子:「容子も頑張るね」
黒白:「さすがです、いそぎんちゃくさん」
鉄鍋:「すごいすごーい。そういえば、黒白さんは周りを調べてくれたみたいだけど」
歯並び:「てか体力やべーな」
鉄鍋:「悪い人の気配は感じなかった?福笑いさんが殺されたのが朝5時なら、待ち伏せされてないかな~と思ってたんだけど……」
黒白:「……現時点で、そのような気配はございませんでした」
容子:「あ、そうなんだ」
黒白:「あるいは獸に喰われてしまったのやもしれませぬが」
黒白:「さて、さて。どうでしょうねえ」
歯並び:「あそこでママゴトされてたのがそうかもな」
鉄鍋:「ふんふんふ~ん。そうだといいな~」
GM:というような感じで、13時の行動は終わり

■午後2時

GM:14時の行動に移りましょうか。
歯並び:はーい
容子:14時は容子は継続して罠を作っているってことかな?
歯並び:容子は継続して製作中だね
GM:そういう感じですね!
容子:りょうかい!
歯並び:じゃああたし手伝うかな ほかにやれそうなこともないし
GM:では丸太落としが一つ完成するぜ!
GM:マーカーを追加しておこう。その間にいそぎんちゃくさんと黒白さんも行動してもらえると!
容子:いぇーい
黒白:じゃあスネア作りまーす 蔓草1個と葉10個消費
黒白:KA6
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 7 → 失敗

黒白:1時間です
いそぎんちゃく:じゃあ手伝って完成させます
黒白:スネア2個目いえーい
GM:では手伝うことによりスネアも完成しました。合計2個め!
GM:ではささっと描写を進めていきましょう
容子:「誰か抑えといてほしいんだけど手伝ってくれる?」
容子:いそぎんちゃくさんが集めてくれた丸太を括り付けている。
歯並び:「しゃーねえな……おら」
黒白:余った材料でスネアを作っている。
歯並び:「げっ結構きちーなこれ……!」
黒白:「少しだけ手伝っていただけますか、いそぎんちゃくさん」
黒白:「ここを押さえていますから結えていただければ」
いそぎんちゃく:「うん……うひひ……よいしょ……」
いそぎんちゃく:「ふん、ぬぅ……」
容子:「重いから助かるよ」ぺたぺたガムテープで固定したり結わえたりする。
鉄鍋:「この調子なら準備は間に合うかな~?どうかな~?がんばれがんばれ~」
歯並び:「てかお前は手伝わねーのな」
容子:「そういえばそうだ」
鉄鍋:「僕は保護者枠だから~」
容子:「そういうものなのか…?」
GM:では14時の行動が終わり、15時の行動に移りましょう

■午後3時

GM:これが戦闘前の最終ターンです。
GM:君たちは獣の動きがだんだん君たちの方へ近づいてくるのを感じているよ
容子:エーン
歯並び:ここが正念場わね
黒白:容子ちゃん!
いそぎんちゃく:ヒリついてきたぜ
歯並び:たのむわ!
容子:がんばりのようこ?
容子:これは丸太おとしをもう一個でいいんですよね
歯並び:丸太落としの作業時間が4だから
歯並び:1成功さえすれば製作が間に合うわけ
容子:貌力はじゃあどうかな。使わなくていいですかね?
歯並び:いや欲しいかな~
GM:1成功しておくとかなり有利かも……?
歯並び:成功失敗があまりにもでかい局面なので
容子:なるほど、じゃあ使おう!
歯並び:ナイフはそのまま使っていいからね
容子:絆「会社」を3から2に。やはり労働など要らぬ!
容子:そして判定数値はさっきと同じですかね
歯並び:そういうこと!
容子:KA9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 7 → 成功(成功度+1)

容子:おし
歯並び:わー!
歯並び:やった~
歯並び:止めて大丈夫 十分だからね
容子:ではそのままで!
歯並び:しかし切っておいてよかったわね
容子:ですねw
GM:流石だぜ
歯並び:あたしたちで手伝うわよッ
いそぎんちゃく:お手伝い!
GM:では残りは3人で丸太落としを手伝って完成かな?
GM:お見事
黒白:手伝いまーす
黒白:いえいいえい
GM:では丸太落としがもう一つ完成!
GM:これで二つの丸太落としと落石、スネアが二つという凄まじい布陣が完成してしまった
容子:わーーい!
いそぎんちゃく:うおー
容子:これで激やば獸になんとか…
歯並び:やったね
黒白:がんばろうね
GM:では軽く描写をして今日は終わりにしましょう!
容子:はあい!
いそぎんちゃく:はい!
歯並び:おっす


GM:獣の気配が迫る中、君たちは粛々と戦いのための準備を進めています。
容子:木を持ち運ぶ視界の端に、屍と戯れる子供が目に入る。
容子:(そういえば子供のころに、ネズミを捕る罠を仕掛けて遊んでいたっけな)
GM:獅子が罠を隠した藪の直ぐ側を通り過ぎ、少年の一人が切り株の断面を不思議そうに撫でている。見つかるまでもうほとんど時間はないだろう。
容子:(こんなことを考えている場合じゃないか)
歯並び:「余所見してねえで働け。そっち切って」ナイフを渡す。
歯並び:そのまま自分は両手で丸太を支える。
黒白:「……」黙々と作業をしている。
黒白:(誰かが覚えている死。遺るもののある死。それは救いだろうか)
歯並び:例えばもし、よからぬ事を考えようものなら、ふと首を切られるような距離だが。
黒白:(違う)
容子:「ああ、ありがとう」受け取る。器用に結わえた余りを切る。
歯並び:特に気にはせず無防備に支持している。
いそぎんちゃく:「む、む、むむぅ……」力を入れて丸太を転がして運ぶ
黒白:(誰かが記憶していることも誰にも省みられないことも救いではない)
歯並び:「コケんなよ。地面デコボコなんだからよ」声をかける。
いそぎんちゃく:「うん……うひひ……こんな時にあれだけど……何か……楽しいね……ぃひ」
GM:トリカブトは容子が仲間に慕われるか心配していたが、少なくとも、今の仲間は君を信頼していることが解る。
黒白:蔓草で結え付け、木を軸にして持ち上げる。
容子:「あ、容子も思ったよ。庭づくりをしていたときを思い出した」
容子:「あれは一人だったけど。だからたしかに楽しいね」
黒白:「作業というものは、結構楽しいものです」
歯並び:「はあ?どこがよ」
歯並び:「全然理解できねーわ」
歯並び:「これがちゃんと出来て、あいつらをぶっ倒して」
黒白:「手を動かしながら内省にひたる…」
歯並び:「初めて楽しいんだろうが」
黒白:「それもまた良いものですよ」
いそぎんちゃく:「みんなとこうして一緒に……楽しくない?」歯並びちゃんの顔を覗き込む。
黒白:「おっと、ふふふ。それはごもっとも」
歯並び:「いま満足してるんじゃねえよ……ちけーな」押しのけようとするが手がふさがっている。
容子:「黒白さんは内省に?考えてみたら貴方の話はなかなか聞けなかったな」
容子:「それもプライベートの詮索になるのかな」冗談めかして。
歯並び:「ええ聞くの……?」
歯並び:「背中裂く話とか指折る話とかしないよな」
黒白:「んん……フフ、そうですねえ」
歯並び:「やだよ」
黒白:「さて。ご想像にお任せしましょうか」
歯並び:「ちょっと……!」
歯並び:「やってるやつのやつじゃんそれ!」
容子:「経験者のやつだ」
いそぎんちゃく:「人生の先輩って感じだね……いひひ……」
黒白:「ふっふふふふふ……皆様に痛い思いをさせるようなことはありませんとも」
歯並び:「それはマジで頼む。向こうにやって」
黒白:「よいしょ」
黒白:「皆で目的を果たし、守り木に帰る。そのことしか今は考えておりません」
黒白:「この森には───私の探していた答えがある気がするのでね」
歯並び:「御大層なお題目で。ま、」
歯並び:「じゃあ信頼してやるさ」
容子:「トリカブトは容子が人からきちんと信頼してもらえるか心配していてね」
歯並び:(まあその仮面じゃな……)口には出さない。えらい
容子:「それを今、思い出したけど。大丈夫だったな」
黒白:「……ええ」
黒白:「容子さんは、信頼できるお方ですよ」
いそぎんちゃく:「うん……容子ちゃんは友達、だもん……うひひ……」
歯並び:「つーかこの期に及んだら誰も信頼するしかねーしな」
いそぎんちゃく:「あ、容子ちゃん」
容子:「はい?」
いそぎんちゃく:「本当はみんなにあげたいけど一つしかないから……これ」飴玉
容子:「え、いいのかい? ありがとう」
容子:大きな、少女とは似つかぬ手で受け取る。
いそぎんちゃく:「転んで枝取れなかったり、トリカブトさんのこととか……何か疲れてるみたいに見えたから……」
容子:「ああ……よく見ていてくれるんだね」
容子:手を転がる明るい色。遠くの不気味な鳴き声。
容子:鬱蒼と茂る暗い木々。死の気配。
容子:(ああ、なるほど)
容子:(トリカブトが死ぬということを、きっと理解できないと思っていた。母が容子だと分からないように、死体を彼女だと分からないと)
容子:(だが。ここにもう彼女は来ないのだと、それがずっとそうなのだと。そうであると確信するしかないのだと)
容子:(これがそうなんだな)
容子:男は微笑んだ。
いそぎんちゃく:「うへへ……大丈夫。容子ちゃんなら、きっと奇跡が味方になってくれる」
いそぎんちゃく:「私達、みんな、大丈夫だよ。……何だか、そんな気がするの」
GM:奇跡かどうかはわからないが、準備はギリギリのところで間に合った。いよいよ、獣との戦いが始まる……
 揺れる牢獄の木 
・『行方不明の星見』
     |
  浮足立つ小道
  (時間3,消耗0)
     |
  沼際の平地  
・『初めての採取』
・『福笑いの死体』
・『その他の調査』
     |
   苦悶の森
  (時間2,消耗2)
     |
  ▼現在地  
 巨人の手のひら 
・『丸太の採取』
・『獣と戦う』
・『採石場』
・『残された罠』
・『隠された携帯電話』
 -丸太落とし×2
 -落石
 -スネア×2
GM:と言ったところで、今日は終わりにしましょう。
GM:次回の日程はまたツイッターで告知させていただきます。お疲れさまでした!


【午後4時 巨人の手のひら】

GM:では22時になり皆揃ったようなので
GM:今日も再開していくぜ!獣との戦闘からだね
黒白:やってやるのだ
GM:準備を終えるのとほぼ同時に、獣は君たちを見つけて唸り声を上げながら迫ってくるよ
多頭の獅子:「ぐるるるる……がぁぁあううう!」
巨大な少年:「おもちゃおもちゃ!あたらちいおもちゃ!」
歯並び:「近いとマジでおっかねえなこいつ……!」
いそぎんちゃく:「き、来たね……」流石に笑みは引っ込む。
容子:「……」少女は微笑んでいる。
黒白:「さてさて……」
鉄鍋:「大丈夫、これだけ準備したんだし皆なら勝てるよ~。僕は後ろで応援してるからね~」
歯並び:「えっ」
歯並び:「戦わねーの!?」
容子:「なぜ…!?」
鉄鍋:「危なくなったら助けに入るよ!」武器のショットガンを構えていいます
いそぎんちゃく:「鉄鍋さん……結構余裕あるね……」
容子:「あ、よかった…でも今も危ないのでは…」
歯並び:「あっズル……」
黒白:「お手並み拝見、ということですかねえ」
歯並び:「あれめちゃくちゃ強いよ」
歯並び:「マジで強いから。覚えといて」
容子:「うん」素直にうなずく。
GM:では、そんな感じで戦闘に入るよ
GM:まずはオブジェクトの配置から。戦闘の流れについては、P140を開いてね!
容子:ようこ は ほん を ひらいた!
GM:オブジェクト、キャラクターの配置、先制値決定を行ってから、先制値順に行動を解決していく感じだね
GM:オブジェクトというのは、戦闘に登場するキャラクター以外の物のことだよ。君たちが作った罠とか、あとは最初から配置されてる遮蔽物とかだね。
GM:今回はシナリオで決まっている遮蔽物はないので、ランダム遮蔽物表を振って出てきたものを配置します
容子:はーい
GM:多すぎると面倒なので2個出現させるよ
GM:2d12
KemonoNoMori : (2D12) → 5[4,1] → 5

GM:今回登場するのは「藪」と「木」だね
容子:森らしい
GM:この遮蔽物は、攻撃を受けた時防御に使えたりするよ。使う時に説明するね。
GM:で、キャラクターとオブジェクトを配置するんだけど、最初は全員「フリー」と言って
GM:全部そこそこ離れた状態で配置します。ダブルクロスと違って、味方と敵が一塊になってたりはしません
容子:あ、そうなんだ!
GM:そうなのだ!手番を使って判定を行うことで、この「フリー」という状態から、別のものと接近している状態「コンタクト」状態に移ったりします
歯並び:このゲームは基本的に距離の概念がなく
歯並び:離れている「フリー」と一緒になっている「コンタクト」しかない
GM:格闘攻撃は「コンタクト」状態の物にしか行なえません。射撃はどの相手にでも可能。罠攻撃はどの相手にでも可能だけど、使用する罠と「コンタクト」してないといけません
容子:ああ、接触のニュアンスなのかな
GM:そういうこと!どんな判定をすればコンタクト状態になれるかは手番の時に説明するね。とりあえず今は全員離れてるってことがわかればOk
GM:そしてキャラクター配置が終わったので、先制値決定に移ります。
GM:ダブルクロスで言う行動値を決定するところだね。獣ノ森の場合、毎戦闘ダイスを振ることでこの先制値を決定するのだ。
GM:先制値は、状況に応じた「特定の能力値+1d12」になります。どの状況でどんな能力値を使うかはP141の右下を見てね
GM:「今回は開けた屋外での戦闘」になるので、先制値決定には【自制】を使用してもらうよ
GM:通常は【自制】+1d12が君たちの先制値になる……んだけど
いそぎんちゃく:獸探知使う場面ですね?
GM:そのとおり!今回は獣との戦闘なので獣探知が使えるのだ
黒白:最強の貌力!
歯並び:つよ~
容子:なんだってー
GM:獣探知を使うことで、成功度人の先制値を+6出来るのだ。
GM:使う場合、絆を1点消費して判定を行ってくれよな
いそぎんちゃく:じゃあイマジナリー交換日記の絆を1点使います。ごめんねつかさちゃん
容子:うーん、今回はむしろまず人のを見たいんですよね…
容子:どうなのかな?
歯並び:そう、絆は貌力と特殊貌力の共通リソースなのだ
仮面:いいんだよ
いそぎんちゃく:これで目標値は10!
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+2, 次の継続判定の目標値を10に変更)

容子:つかさちゃん…
黒白:すごい
いそぎんちゃく:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 5 → 成功(成功度+1)

GM:メッチャ成功してる!
いそぎんちゃく:もう一回できれば全員行けるのか……
いそぎんちゃく:KC5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 2 → 成功(成功度+1)

GM:おおー
黒白:全員に+6だ!
いそぎんちゃく:やった! これで成功度4!
黒白:祭じゃあああ
容子:ヤバすぎる
歯並び:ひゅうひゅう!
歯並び:最高!
容子:これがつかさちゃんとの絆
GM:ではこれで4人全員の先制値が+6されるね。
GM:1d12+【自制】+6で先制値を決定するのだ
黒白:1d12+6+6
KemonoNoMori : (1D12+6+6) → 6[6]+6+6 → 18

黒白:オーメン
GM:ちなみに獣は1d12を振らず、出目6固定で先制値を決定します。
いそぎんちゃく:1d12+7+6
KemonoNoMori : (1D12+7+6) → 11[11]+7+6 → 24

歯並び:1d12+5+6
KemonoNoMori : (1D12+5+6) → 2[2]+5+6 → 13

容子:1d12+7+6
KemonoNoMori : (1D12+7+6) → 12[12]+7+6 → 25

いそぎんちゃく:早い
歯並び:ぐぬ……
いそぎんちゃく:容子ちゃんがもっと早い
容子:最速じゃん
GM:巨大な少年が先制値11、多頭の獅子が先制値13ですね
歯並び:同値はどうなるんだっけ
GM:人間側有利なはず
黒白:それでも獸抜けた!
歯並び:理解の仮面!
黒白:PC優先ですね
歯並び:じゃあ全員先手だ~
容子:いぇーい
歯並び:獣探知様様
いそぎんちゃく:へっへっへっ……
GM:獣探知強いよお
容子:いそぎんちゃくちゃん~♡
GM:では先制値はイニチアシブ表みたいな感じになりました
容子:わ、たすかります
GM:で、次はこの表の順に行動を行って行くんですが……
GM:大事なことを伝え忘れていました。ターン行動のときとは違って、戦闘中はPCは行動権が2点になります
容子:?
GM:つまり、この後説明する行動を一人2回行えるというわけ
黒白:一回しか行えない行動もあるので気をつけて
容子:へー!
容子[先25/余9/行2]  いそぎんちゃく[先24/余10/行2]
 黒白[先18/余10/行2] 歯並び[先13/余10/行2]

スネア スネア 丸太落とし 丸太落とし 落石

         藪    木

多頭の獅子[先13/余裕26/行6] 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]

巨大な少年1[先11/余裕6/行2] 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]
GM:ただ注意が必要なのが、この行動権というのは
GM:対抗判定……所謂リアクションを行うときにも必要になります
GM:全部自分の行動で使ってもいいけど、そうすると回避とかはできなくなるというわけ
容子:考えねばなのですね
歯並び:そういうこと!
いそぎんちゃく:なるほど
黒白:回避は格闘だったりするので
黒白:戦闘行動:攻撃のところの対抗判定とにらめっこしてます
GM:で、実際に先制値25,容子さんの手番になるわけだけど
GM:戦闘中に出来る行動は沢山あって何をやっていいかわからないと思います
容子:わかりません!
GM:そんな時は自分の能力値や貌力を確認してみましょう
容子:できそうなのは…評価か射撃?でしょうか?
GM:【移動】の能力値が高いなら、敵やオブジェクトとの位置を変える「接触」「誘導」なども有効ですし
GM:【射撃】や【格闘】が高いなら攻撃しちゃうのも手でしょう。そしてそのとおり!容子さんの場合、高い【射撃】を生かして攻撃したり
GM:戦闘中に使える特殊貌力、【評価】を使うのも有効ですね。
GM:行動権は二つあるし、両方やってしまいますか?
容子:そうしてみましょうかね、せっかくだし どのみち回避は不得手そう
GM:いいでしょう!ではまずは普通の戦闘行動、攻撃からやっていきましょう
GM:P143の戦闘行動:攻撃のところをチェックしてね
GM:まず大事な所が、この攻撃は基本的に、1ラウンドに1回しかできないということです。
GM:行動権が2つある場合でも、どっちも攻撃!っていうのはできないわけだね
容子:なるほど
GM:ただしこれは人間の場合で、獣は何度も攻撃してきます。頑張って生き残ろう
容子:ぐっ
歯並び:ずる!
いそぎんちゃく:ひええ
GM:で、攻撃する場合は【格闘】か【射撃】、持ってる武器に合わせたほうで判定をしてもらうよ
GM:容子さんの場合は【射撃】で判定だね。
GM:修正とかが描いてあるけど、今はどれもかからないから気にしないでいいよ
容子:はあい!スリングショットですね
GM:判定の成功度が高ければ高いほど、敵にとって避けづらく、かつ威力の高い攻撃を繰り出せます
GM:それから、攻撃の目標の決め方だけど
GM:基本的に、余程のことがない限り一番強そうな敵を集中して攻撃するといいと思います
GM:群れの中で一番強い獣が倒れたり死んだりした場合、残りの獣は逃げていく習性があるからね
容子:あ、お得!?
GM:逆に恨みがあって皆殺しにしたい場合雑魚から倒すのもありではあるよ
GM:という感じで、どの目標を攻撃するか決定して、判定してみてね
GM:貌力も使えるよ
容子:えーと、いちばん強そうなのは獅子なので獅子かな…
GM:獅子でいいぜ!
容子:で、貌力もせっかくだし使おうかな?
GM:どんどん使っちゃおう。消費する絆を選択してね
容子:「庭」を3から2へ。
容子:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+2, 次の継続判定の目標値を10に変更)

容子:かな?
歯並び:ひゅうひゅう!
GM:では、君の日常の記憶が薄れ、代わりに仮面が君に力を与えてくれるよ
容子:わーい1
GM:継続判定はするかい?
容子:しようかな。
GM:先程言ったとおり、成功度は高ければ高いほどいいぜ!
歯並び:ガンガン行くべきです 生半可な数字だと普通に反撃されるので
容子:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 8 → 成功(成功度+1)

容子:これなら次もしてもいいかな。
黒白:いこういこう
容子:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 8 → 成功(成功度+1)

歯並び:最高~
容子:…もう一回やれるなこれ…
いそぎんちゃく:うおー!
黒白:強い!
GM:調子がいいねえ
容子:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:www
いそぎんちゃく:天才
GM:ええ~っすごーい
歯並び:ヤバ~
黒白:やっべ
容子:?
容子:じゃあもう一回かな…
容子:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 2 → 成功(成功度+1)

容子:あ、じゃあここで切ろう
黒白:すごいいい感じに着地した
歯並び:ないす判断よ~
いそぎんちゃく:つよい
容子:丁度良かった
GM:これでいくつになったのだ
歯並び:6かな
GM:成功度は……6点かな?
黒白:6ですね
容子:わあい!
GM:では成功度6で判定は成功。攻撃のダメージは成功度+武器の威力値なので
GM:このままだと、6+3で9点のダメージを与えることができます
容子:ふむ
GM:ただし!仮面を持っている場合、ここで貌力を使用することで
GM:なんと更に貌力の「強度」だけ、ダメージを+することが出来るのです
容子:ふむ!
GM:初期作成なので今回は貌力使用で更に+3ダメージ、合計12点ダメージを与えられるというわけ
容子:じゃあ使うか…
GM:おお!攻めるねえ
容子:どうなんだろう。取っておいたほうが安定ですかねこれ?
GM:では消費する絆を決定していただいたら、12点ダメージに増加するぜ
GM:GMとしてはどちらでもいいような気がしていますが
黒白:絆があるなら成功度も高いし
黒白:行ってしまってもいい気がする
GM:記憶の中のトリカブトさんは余裕がある時に出し惜しみをするなと言っていた気がします
歯並び:でもたくさんダメージ出せたほうが楽しくないですか せっかくだし
容子:んー。では「母親」を5から4へ。
容子:トリカブトが言うならそうなんだろうな…
GM:では成功度6、ダメージは12点!
GM:後はダメージ適応なのですが、ここから一応敵のリアクション……対抗判定というのが入ります
GM:今回の獅子は攻撃回避を試みます。成功度が6を超えた場合、君の攻撃を避けられるというわけ
容子:ぬーっ
GM:成功度6も出ない気はするけど……一応ね
多頭の獅子:Kc10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 9 → 成功(成功度+1)

多頭の獅子:お、継続
多頭の獅子:Kc9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 6 → 成功(成功度+1)

黒白:3
多頭の獅子:Kc6
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 12 → 大失敗

多頭の獅子:アビャー!
容子:ほっ
黒白:よっしゃよっしゃよっしゃ
歯並び:わ~い
いそぎんちゃく:よしよし
多頭の獅子:残念ながら大失敗になってしまいました。
歯並び:獣はファンブルすると
歯並び:特性もないからそのまま失敗するぞい
多頭の獅子:ただ、獣にファンブル表はないので普通に失敗するだけです
容子:いいなー
GM:ということで、これで攻撃の一連の流れは終わり。12点ダメージから、軽減値である2点を退いて、10点分余裕が削れました
容子:よしゃー
GM:説明が長くなってしまったので、一回演出を挟んでからもう一回の行動に移りましょうか
容子:はあい
GM:……最も早く行動に移れたのは、容子さん、貴方だった。
GM:獣が近づく中、君の脳裏にトリカブトから受けた幾つもの教えが蘇ってくる。
GM:敵の獣と相対した時、君が何をするべきなのか、何をされてはいけないのか、どう貌力を使えばいいのか。君は既に知っている。
GM:後はそれを実行し、成功させればいい。容子にそれが出来るだろうか。
容子:(トリカブトはここにいないが、ここにいるということ)少年時代の玩具のようなそれを構える。
容子:庭。自宅の庭を思い返す。こう作りたいと何度も手を入れて、いつもうまく作れない庭。
容子:美しくなくていい。可憐でなくていい。心地よくなくていい。そうでなくていいのだ。
容子:ただ、自分自身と繋がれるような。自分が居るのだと心身で理解できるような。移り変わる時を、一歩ごと変わる視界を、すべて同一だと感じられるような。俺はここにいるのだと、俺は世界の中に生きているのだと、膝をつくほどに知れるような、そんな庭が欲しい。
容子:そこでならどんな獣だって、どんなものだって、どんな人だって、自分と等しい。
容子:そして、きっと、それは此処だ。
容子:容子が微笑んでいる。
容子:容子はここにいる。それは私がここにいて、俺がここにいるということ。トリカブトがここにはいない。しかしトリカブトが話した言葉が思い出せるということ。
容子:すべてがひとつの庭に寄せ集まって、それならば、なんだって出来てしまうから。
容子:ゴムを引く。多頭の異形が、自分の愛玩動物と等しく見える瞬間。撃つ。
GM:君の放った弾丸を受け、まるで小さな猫のように、多頭の獅子が飛び跳ねる。君の中のトリカブトが、やるじゃん、と笑った気がした。
容子[先25/余9/行1]  いそぎんちゃく[先24/余10/行2]
 黒白[先18/余10/行2] 歯並び[先13/余10/行2]

スネア スネア 丸太落とし 丸太落とし 落石

         藪    木

多頭の獅子[先13/余裕16/行5] 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]

巨大な少年1[先11/余裕6/行2] 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]
GM:という感じで、容子さんの行動を続けていきましょう
容子:はあい!評価ですかね
GM:うむ……!【評価】は戦闘中に使う特殊貌力だね
GM:通常の貌力を使うときと同様に、絆を1点消費して、指定された判定を行ってね。評価の場合【察知】+【渇望(の強度)】が目標値になるよ
GM:容子さんは察知が2の渇望の強度が3だから目標値は5になるかな
容子:KA5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 5 → 成功(成功度+1)

容子:かな
GM:成功するかどうかは運次第だね
GM:おお!成功だ!
GM:ちなみに、目標は獅子で大丈夫かな?
容子:あ、はい!
容子:あ、絆を
GM:OK!では継続判定をしないなら、判定は成功して、成功度+2点……合計3点だけ獅子の余裕が減少します
容子:消費しないとか。継続はしなくていいです~
GM:了解!どの絆を消費するか決定してね
容子:では「母親」を4から3に。
GM:それから、これは特殊貌力を使った行動なので、攻撃のときと違って貌力を使ってダメージを上昇させたりはできないのだ
容子:なるほど!
GM:代わりに、攻撃でないので、敵側が対抗判定を行うこともできない。正確に言うとダメージではないので、敵の軽減値も無視できる。そのまま獅子の余裕が3点減って13点になるよ
容子:おお!
GM:君の行動によって、余裕を半分持っていかれた形になるね。後は演出をすれば行動は終了だ!
容子:飛び跳ねる獣が視界に映る。
容子:これは動物のよう。動物園でみたライオンに似ている。顔の数が違う。これは違うもの。
容子:撃つ手は硬く大きく大人の男のよう。少女ではない。容子ではない。そもそもこの写真に容子の手など映っていない。
容子:ここは容子の庭ではない。俺は容子ではない。そうでないということの不自然さが肌を射す。脳を揺らす。
容子:「ああ、そうだ、もちろん知っているとも」
容子:「容子の認識するようにあることを容子は知っている」
容子:「そうだろう」古びたゴムの匂い。視界が開けたように、口の、水棲生物の、キュービックのかたちが見える。
容子:「……撃てた」
多頭の獅子:「きゃうん……」「がう」「ぐぅうううう……!」多頭の獅子が忌々しげに君を睨む
   容子[先25/余9/行0]  
 いそぎんちゃく[先24/余10/行2]
   黒白[先18/余10/行2]   
   歯並び[先13/余10/行2] 

   丸太落とし 丸太落とし
  スネア スネア 落石
     藪    木

 多頭の獅子[先13/余裕13/行5]
 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]
 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]
 巨大な少年1[先11/余裕6/行2]
GM:では次、先制値24のいそぎんちゃくさんの手番だね
いそぎんちゃく:はい!
GM:いそぎんちゃくさんも容子さんと同じように、攻撃や貌力を使ったり出来るけど
GM:容子さんとは違って、いそぎんちゃくさんが持っているのは格闘武器になる。
いそぎんちゃく:斧です
GM:しかも、今は敵とコンタクトできていない状態だ。移動も低いし、このままだと攻撃できなさそうだね
いそぎんちゃく:しまった
GM:でも安心!格闘武器には射撃武器にはない特別な行動、「突撃」が使えるのだ
いそぎんちゃく:突撃!
GM:P143の左上の方を見てね。
GM:これはなんと、移動と攻撃を両方一片に行える超便利な行動です
いそぎんちゃく:つよい
GM:攻撃を行うときと同じように【格闘】で判定し、成功した場合目標とコンタクトしながらダメージを与えられるのだ!
GM:しかもこの突撃のすごい所はそれだけではなく
GM:この突撃と攻撃は同じラウンド内で両方使うことが出来るということなのだ
いそぎんちゃく:これは突撃せずにはいられない
GM:射撃型は1ラウンドに1回しか攻撃できないけど
GM:格闘型はこの突撃を活用することで
GM:2つの行動権どちらも攻撃に使えるというわけ!
いそぎんちゃく:突撃して攻撃しましょう
GM:ということで最強行動突撃をしてみよう
GM:目標は誰にする?
いそぎんちゃく:では多頭の獅子に、学校の絆を2から1にして貌力も使って突撃します
歯並び:獅子集中狙いしよ
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+2, 次の継続判定の目標値を10に変更)

いそぎんちゃく:よし継続
いそぎんちゃく:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 3 → 成功(成功度+1)

GM:ハワ~ッ
GM:天才新人軍団
いそぎんちゃく:むむむ、やるだけやっておくか。特性もまだあるし……
いそぎんちゃく:KC3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 7 → 失敗

歯並び:行っちゃえ~
いそぎんちゃく:成功度3です
GM:惜しい。では成功度は3だね
GM:これに対して、多頭の獅子は対抗判定を行います。先程は攻撃回避だったけど……今回は反撃を選んじゃおうかな
GM:P143の右側上の方を見てね
いそぎんちゃく:殴り返される……!
GM:格闘攻撃に対して格闘武器を、射撃攻撃に対して射撃武器を持っている時に行えるのがこの反撃だよ。
GM:殴り返してきます。成功度が同じだとお互いに、獅子の成功度が上回ったら君が一方的にダメージを受けるよ
GM:の、前に。貌力を使ってダメージを増やすかどうか決めるのが先立った
GM:いまだと6ダメージ!貌力を使うと9ダメージになります。使うかな?
いそぎんちゃく:使います。両親の絆を3から2に
GM:では反撃の判定をするぜ!
多頭の獅子:格闘が12、先制値はそちらのほうが高いので、-2で目標値は10だ
多頭の獅子:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 3 → 成功(成功度+2)

多頭の獅子:3以下で成功。これが成功すると君も反撃でダメージを受けるぞ
多頭の獅子:KC3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 12 → 大失敗

多頭の獅子:ほぎゃあああーっ
歯並び:かわいそう
いそぎんちゃく:やったー!
容子:やったーーー!
いそぎんちゃく:でもこれめっちゃはらはらするな……
黒白:いいね!
GM:ボコボコにされます……!折角の連続攻撃になりそうだし、続けて判定を行ってもらいましょうか
いそぎんちゃく:はい、ではイマジナリー交換日記の絆を使って貌力使用して攻撃!
GM:9点ダメージから軽減値2点を引いて7点余裕が減ります。残りの余裕は6。
いそぎんちゃく:4から3へ
いそぎんちゃく:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+2, 次の継続判定の目標値を10に変更)

いそぎんちゃく:もちろん継続
GM:おぎゃあ~
いそぎんちゃく:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 9 → 成功(成功度+1)

いそぎんちゃく:継続!
いそぎんちゃく:KC9
KemonoNoMori : (1D12<=9) → 10 → 失敗

容子:おしい
GM:獅子としては幸運だぜ
GM:成功度は3で大丈夫かな?特性を使うことも出来るけど……
いそぎんちゃく:うーん……ファンブルが怖いし……
いそぎんちゃく:このままで
GM:いいでしょう……!では獅子は再び反撃してきます
GM:今度こそ成功させるぞ~
多頭の獅子:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 6 → 成功(成功度+2)

いそぎんちゃく:あ、絆どうしよう
GM:あ、そういえばそうだ
GM:今、余裕が6で軽減値が2なので
GM:絆を使ってダメージを9点にしておくと
GM:余裕を0にした上で、獅子を「負傷」させられますね
GM:キャラクターを負傷させることで、戦闘不能に追い込める可能性が出てくるよ
いそぎんちゃく:でもまだ罠もあるし無理することない気もするな……成功度も微妙なところだし
GM:冷静な判断力だ
いそぎんちゃく:じゃあ使いません
GM:では無使用ということで、続けて継続していきますね
多頭の獅子:KC6
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 3 → 成功(成功度+1)

いそぎんちゃく:うっ
多頭の獅子:お、これで殴り合いは決定だ
歯並び:ヒエ……
多頭の獅子:もう一回成功するかな……
多頭の獅子:Kc3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 2 → 成功(成功度+1)

容子:ヌン
多頭の獅子:お、成功した。
歯並び:ウワーッ
いそぎんちゃく:ゲェーッ
多頭の獅子:えーっと。今成功度が4で、威力値が7だから
多頭の獅子:もう1点成功するといそぎんちゃくさんを負傷させられるのか。復帰判定のチュートリアルも兼ねてもう一回成功させよ
多頭の獅子:Kc2
KemonoNoMori : (1D12<=2) → 6 → 失敗

多頭の獅子:駄目でした。
いそぎんちゃく:ほっ
容子:ほーっ
GM:では、反撃が成功して成功度4+威力7。いそぎんちゃくさんは合計11点ダメージを受けてもらうよ
いそぎんちゃく:直前回避使います!
GM:ムムッ!
GM:いいでしょう……絆を消費したまえ!
いそぎんちゃく:イマジナリー交換日記の絆を3から2にしてダメージを4点軽減!
いそぎんちゃく:7点受けるから余裕が3になる……でいいんでしょうか
GM:では7点ダメージになる!防具の軽減値が1点ある気がするから、余裕は4点かな?
いそぎんちゃく:防具があった。了解です
GM:では演出の方に移ろう。
いそぎんちゃく:――ここは〈森〉だ。学校でも、家でもない。
いそぎんちゃく:大勢の中で一人の学校ではない。何もない部屋で一人の家はない。
いそぎんちゃく:ここでは、一人ではない。
いそぎんちゃく:「……うひひっ」
いそぎんちゃく:引き攣ったような笑い声を残して、少女の姿が消える。
仮面:そうさ。僕たちはひとりじゃない。一緒に行こう、ゆかり
いそぎんちゃく:――黒白さんのように、神出鬼没に。
GM:仮面から、力が流れ込んでくる。ささやくように、あるいは絡みつく何かが手を引くように、どう動けばいいのかを君に教えてくる。
いそぎんちゃく:自分が役に立てるか、不安で仕方ない。それでも、この仮面を付けている間は、思うように体が動く。
いそぎんちゃく:死角から、しっかりと獸を狙う。
いそぎんちゃく:――容子ちゃんのように、落ち着いて。
いそぎんちゃく:静から動へと、足さばきを切り替える。
いそぎんちゃく:全速力で、突撃する。同時に、斧を握る手に力を込める。
いそぎんちゃく:――歯並びちゃんのように、力強く。
いそぎんちゃく:「いひひひっ……!」
いそぎんちゃく:振り下ろす。
いそぎんちゃく:こんなことは、普通の女子高生にはできない。
いそぎんちゃく:――だからこれは、■■■ちゃんと出会えたような、奇跡だ。
GM:だが、異形の獣も簡単にはやられない。
多頭の獅子:「……ごあああああ!」
多頭の獅子:多頭の一つが吠えたける。一つの頭の死角をついても、もう一つの頭がそれをカバーする。斧の動きをギリギリで躱し、死角に回ったはずの君に牙を突き立てようとする。
いそぎんちゃく:「……あっ」
いそぎんちゃく:我ながら、間抜けな声が出たと思った。
いそぎんちゃく:反応などできなかった。それでも、何故か牙はギリギリのところで狙いを外した。
いそぎんちゃく:冷や汗な流しながら、まだ立っている。
いそぎんちゃく:「うひ、いひひひ……」
いそぎんちゃく:だったら、これも奇跡か。
多頭の獅子:「ぐうううう!」「ばう!ゔぁう!」
GM:獣が毛を逆立て、君たちを威嚇する。二人の攻撃を受けても、まだその体は傷ついていない……
    容子[先25/余9/行0]  
    黒白[先18/余10/行2]  
   歯並び[先13/余10/行2] 

  丸太落とし 丸太落とし  
  スネア スネア 落石
     藪    木

  いそぎんちゃく[先24/余4/行0]  
   多頭の獅子[先13/余6/行3]  
  巨大な少年1[先11/余6/行2]
  巨大な少年2[先11/余6/行2]
  巨大な少年3[先11/余6/行2]
GM:と言ったところで、日付も変わったし今日の所は一旦終了しましょう
歯並び:はーい
容子:はぁーい!
いそぎんちゃく:はーい!
GM:次は黒白さんの手番から!罠が炸裂するかな?どうだろう?と言ったところですね
黒白:はーい
GM:次回は水曜日、24日の21時から!よろしくおねがいします
容子:おねがいします!
黒白:はーい
いそぎんちゃく:よろしくお願いします!
歯並び:おねがいします!


GM:では皆揃ったし戦闘を再開していきましょう!
黒白:はぁーい
いそぎんちゃく:うおー
GM:現在はいそぎんちゃくさんの手番が終わり、黒白さんの手番に移るところですね
GM:恐らく黒白さんは罠を発動しに行きたいと思うんだけど……
黒白:その通りだぜ
GM:では罠を使いたい時にどうすればいいのか、自動さん黒鉛筆さんにも解るように説明しておくぜ
GM:罠攻撃のやり方自体はP144の罠攻撃のところに描いてあります。
容子:ぺらり
GM:罠のオブジェクトとコンタクトしている時に、使いたい敵を選択して、【製作】で判定。成功度の数だけ「コンタクトしている罠の中から」成功度までの罠を起動できる
いそぎんちゃく:まずコンタクトしなくちゃいけないんだ
GM:起動した罠は順番に効果を発揮するよ。そう、ここで大事なのは予め罠にコンタクトして置かなければならないということなのだ
GM:罠攻撃をする前に「接触」や「誘導」の判定を行って罠とコンタクトする必要があるというわけ
GM:今度はそっちを見てもらおう。P142を開いてね。
GM:おおよそ行うのは「接触」のほうかな。
GM:コンタクトしたいマーカーを一つ選んで、【移動】で判定してもらいます。成功すると自分が目標のマーカーとコンタクトするよ
GM:更にこの際、「成功度-1」の数だけ、フリーのオブジェクト(罠とか遮蔽物とかのこと)を選んで追加でコンタクトさせることもできます
容子:おお!
GM:最初に選ぶマーカーはキャラクター(獣とか人間とかPCとか)でもいいけど、追加でコンタクトできるのはオブジェクトだけ、という点に注意だぜ
GM:この接触判定で罠を沢山集めて、罠攻撃でドカンとやるというのが製作型のPCの主な役割なのだ
いそぎんちゃく:一気に何個も起動できるんだ。強い
GM:容子さんは罠攻撃は行えるけど、移動が苦手だから今回は黒白さんが起動役になった感じだね
GM:というわけで説明は以上!実際に黒白さんにお手本を見せてもらおう
黒白:へーい
黒白:じゃあ行動しまーす
黒白:まず丸太落としに接触するよ。貌力使って移動で判定。儀式効果で+1
黒白:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 2 → 成功(成功度+2)

黒白:一つ引き寄せられればいいからいいか、ていうか絆!
黒白:双子の絆減らします
黒白:黒白の絆1を1(→ 1)減少 (3 → 2)
GM:減らすといいよ~
黒白:で、もう一個の丸太落としを引き寄せます。
GM:では判定は成功!目標としていた丸太落としと、追加で一つ丸太落としがコンタクトされるよ
黒白:いえーい
黒白:で、2回目の行動!
黒白:罠攻撃します。まずは判定!
黒白:趣味の絆を減らして製作で判定
黒白:黒白の絆2を1(→ 1)減少 (4 → 3)
黒白:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 1 → 成功(成功度+2)

黒白:続けて低いな…まあ必要十分なので良し
黒白:丸太落とし→丸太落としで多頭の獅子に攻撃するよ
GM:いいでしょう……!そしてこの罠攻撃の利点は多く
GM:そのうちの一つが対抗判定が存在しないことなのだ。つまりこの攻撃はリアクション不可というわけ
歯並び:いっぱい反撃してくる多頭でもへいき!
容子:すげー!
GM:では、1つ目の丸太落としの効果が発揮されるよ。
GM:軽減値無効の15ダメージ。さらに負傷の強度が増加するので、ダメージが4点増加します。
GM:合計19ダメージ。余裕が6点から0になり、さらに負傷度が13まで増えます。
黒白:やったね
GM:この負傷度というのは、どれくらい怪我の状態が重いかを表した状態異常です
GM:負傷度の強度が1以上だと、全ての判定に-1の修正がかかるほか、これから行う復帰判定にも不利な修正がかかるよ
GM:復帰判定についてはP144をチェック!
GM:簡単に言うと、戦闘不能になるかどうかの判定で
GM:10-「負傷状態の強度」を目標値として判定してもらって
GM:失敗すると戦闘不能になります。成功した場合、戦闘不能にはならず、成功度だけ【余裕】を回復できます。
容子:回復するんだ
GM:今回は獣の負傷度が13点あるので
GM:目標値は-3ですね。
GM:通常は目標値-3で判定なのですが、こいつは多尾という復帰判定にボーナスが貰える異形を持っているので
GM:目標値は1になります。1d12を振って1か11を出せば死なないぜ!
GM:ということで判定してみます
歯並び:尾もいっぱいなんけ!
多頭の獅子:KA1
KemonoNoMori : (1D12<=1) → 3 → 失敗

多頭の獅子:はい
黒白:はい
歯並び:アヤッター!
容子:はあい
いそぎんちゃく:やったー!
GM:では復帰判定は失敗。ちなみに、戦闘不能状態でダメージを食らうと死亡します。
容子:なるほろ
GM:そして二個目の丸太落としの効果も適応されるので獣はそのまま死ぬよ。後は黒白さんが演出すればOKだぜ!
黒白:やったやった
黒白:じゃあ演出しまーす
黒白:───森の景色に、黒と白のモザイクが浮いている。
黒白:それはちかちかと瞬くと、丸太落としの紐に近づく。
黒白:「さて、では皆さま」
黒白:「これにて幕と致しましょう」
黒白:黒と白の立方体の頭の人が、紐を引く。その狙う先は、多頭の獅子。
黒白:ど ごっ
黒白:「いち、にい」指をさして数える。
多頭の獅子:「……ぎっ!?」
黒白:「……うん。うまく行きました」
黒白:「僕たちの、勝ちです」
多頭の獅子:いそぎんちゃくと容子の度重なる攻撃で、多頭の獅子は反応する余裕を削がれていた。
多頭の獅子:二つの丸太落としが激突し、多頭の獅子はバラバラの肉片になって死亡するよ。
歯並び:「……終わった」
歯並び:(ヤベえ)
歯並び:(あたし何もしてねえ……)
容子:「……」じいっとその破壊を見ている。少女は微笑んだまま。
巨大な少年:「ちんじゃったちんじゃった。ねこちゃんちんじゃった」
巨大な少年:巨大な少年たちは獅子が死んだのを見て両手を上げて逃げ出そうとしているよ。
    容子[先25/余9/行0]  
  いそぎんちゃく[先24/余4/行0]  
   歯並び[先13/余10/行2] 

  スネア スネア 落石
     藪    木

  黒白[先18/余10/行0]  
  丸太落とし*2(使用済) 

  巨大な少年1[先11/余6/行2]
  巨大な少年2[先11/余6/行2]
  巨大な少年3[先11/余6/行2]
GM:次は一応歯並びさんの手番だね。
GM:一応逃げようとしている敵の背中をボコボコ殴ることは出来るよ
歯並び:やるか やろ
歯並び:報酬も増えるし……
黒白:やれーなぐれー
歯並び:(ヤバい なんかしなきゃ……)
鉄鍋:「まだ敵は残ってるよ~。頑張れ頑張れ~」
歯並び:ということで行動します。少年1に突撃。
歯並び:貌力使用。孤児院の絆を切ります。
歯並び:歯並びの絆1を1(→ 1)減少 (5 → 4)
歯並び:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 5 → 成功(成功度+2)

歯並び:継続
歯並び:KC5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 3 → 成功(成功度+1)

歯並び:継続
歯並び:KC3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:わーい 継続しよ~
容子:おお!
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

いそぎんちゃく:すごい
歯並び:わ~い 継続しよ~~
GM:ヤバ~
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 12 → 大失敗

歯並び:ミーッ
容子:あっ
いそぎんちゃく:ああ……
歯並び:特性切ります!
歯並び:健脚。逃げる相手に追いつくぞ
GM:逃さないぜ
歯並び:KC10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 7 → 成功(成功度+1)

GM:演出的には問題なさそう
歯並び:よしよし もうやめとこ ファンブルは懲り懲りだよ~
GM:ではこれで成功度は6かな?
GM:軽減値が2点あるので、今のままだとちょうど負傷しないくらいのダメージだね
歯並び:孤児院の絆を更に切ります。
歯並び:ダメージを増やすぞ
歯並び:歯並びの絆1を1(→ 1)減少 (4 → 3)
GM:ではこれでダメージが11点、軽減値が2点を引いて9点、余裕が6点なので
GM:負傷度が3になって復帰判定に入るね
巨大な少年:KA(10-3)
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 11 → 大成功(成功度+1, 次の継続判定の目標値を10に変更)

歯並び:クリティカルすんな!
巨大な少年:なんか成功したわ
巨大な少年:KC11
KemonoNoMori : (1D12<=11) → 3 → 成功(成功度+1)

巨大な少年:KC3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 2 → 成功(成功度+1)

巨大な少年:KC2
KemonoNoMori : (1D12<=2) → 4 → 失敗

歯並び:メチャ成功するな!
巨大な少年:余裕3で立ってます。負傷度は3。
容子:こわいよやっぱこいつ!
歯並び:もっかい攻撃するよ!今度は格闘攻撃。
黒白:やれー!
歯並び:孤児院の絆をもっと切るぞ
歯並び:歯並びの絆1を1(→ 1)減少 (3 → 2)
いそぎんちゃく:孤児院ーッ!
歯並び:KA10
KemonoNoMori : (1D12<=10) → 8 → 成功(成功度+2)

歯並び:継続
歯並び:KC8
KemonoNoMori : (1D12<=8) → 10 → 失敗

歯並び:う~ん まあ特性切る感じではないか
歯並び:終わりで~
GM:そういえば忘れてたけど対抗判定とかいうのがあったわ
容子:狂気判定みたいなやつ
容子:ですっけ
GM:それはそれで忘れてたw
歯並び:対抗判定はリアクションだね
容子:さらなる判定!
歯並び:あっダメージも積むか 積も
GM:まあもう衝動判定みたいなやつはいいよ!もう終わってるもん
歯並び:孤児院の絆をもそっと切ってダメージ増やすよ
GM:GMもミスすることはあります。許してね。
GM:孤児院潰れちゃう
歯並び:歯並びの絆1を1(→ 1)減少 (2 → 1)
歯並び:まだギリギリ経営できる
巨大な少年:では一応反撃してみよう。
容子:赤字でしょ
巨大な少年:格闘が6で先制取られて-2、負傷してるから-1で目標は3
巨大な少年:KA3 えい
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 12 → 大失敗

歯並び:やった~
容子:やったー!
黒白:だいしっぱい!
GM:ダメージは7点かな?
いそぎんちゃく:いえーい
歯並び:ナイフ2成功度2貌力3で7点だね
GM:軽減2で5点になり、余裕3なので負傷度が2増加。
GM:合計負傷5かな。目標値5で判定します
巨大な少年:KA5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 4 → 成功(成功度+1)

巨大な少年:立ってるわ
巨大な少年:KA4
KemonoNoMori : (1D12<=4) → 3 → 成功(成功度+1)

歯並び:成功しやがる……
巨大な少年:KA3
KemonoNoMori : (1D12<=3) → 8 → 失敗

巨大な少年:余裕2で立ってます。
GM:こんな感じで、罠を使わないと余裕を削りきっても結構獣は立ち上がってくるので
GM:雑魚でも意外と倒すのが大変だったりします。演出をどうぞ。
歯並び:スン……
歯並び:「このまま逃がすわけねーだろうが」
歯並び:逃げる背を追って走り出す。
歯並び:(このまま終わったらマズいでしょ)
歯並び:(立場とか……!)
歯並び:余計な考え事をしながら走っていたので、木の根に転んで転倒する。
歯並び:「ぐ……」
歯並び:「クソッ!」すぐに起き上がって再び追いかけ、追いつき。
巨大な少年:「ちんじゃったちんじゃった」どたどたとおぼつかない足取りで走っているよ
歯並び:その背をめがけて、蹴り足をあげる。
歯並び:ナイフはそこに仕込まれている。足技のほうが得意だ。
歯並び:昔はかけっこで速いって褒めてもらえたし。
歯並び:部活ではフットサルだってやって結構活躍してた。
歯並び:だが今は。
歯並び:蹴り足は相手の脛を削る。
歯並び:相手がよろめき、取り落した探索者を見る。
歯並び:人形遊びの痕を。
歯並び:孤児院にいた頃は、人形を乱暴に扱う年少者を、よく叱って追いかけた。
GM:死後も無理な動きを強要されたからだろう。節々の関節からは折れた骨が飛び出しているよ。
歯並び:ちくりとそれを思い出す。もう戻れないのに。
歯並び:「クソッ……!」
巨大な少年:「いたいよ、ままあ!」大粒の涙を流しながら君の方に倒れ込んでくる。
歯並び:「死ねよ、死ねよ、死ねっ……!」遮二無二に蹴り続ける。
歯並び:「わ」自分の方に倒れてくる少年を見て。
歯並び:「きゃっ……!」身を翻して転がる。
歯並び:地面をゴロゴロと転がって、草と枝まみれになって。
歯並び:身を起こしたときには、もう。
巨大な少年:びええ、びええと泣きながら四足で君から遠ざかっている。
歯並び:足の届かない位置。自分がもう、踏み入れない場所。
歯並び:「クソッ」
歯並び:「クソッ、クソッ……!」
歯並び:「クソが……!」
歯並び:悪態が虚しく森に響く。
    容子[先25/余9/行0]  
  いそぎんちゃく[先24/余4/行0]  

  スネア スネア 落石
     藪    木

  黒白[先18/余10/行0]  
  丸太落とし*2(使用済) 

   歯並び[先13/余10/行0] 
巨大な少年1[先11/余2/行1/負5]

  巨大な少年2[先11/余6/行2]
  巨大な少年3[先11/余6/行2]
GM:では一応少年たちが判定しよう。少年たちは戦闘行動の逃亡を取るよ。
GM:逃走だわ
GM:P144にあります。フリーの時に、【移動】で判定して成功したら戦闘から離脱します。
GM:まあぶっちゃけボスも死んでてあんまり長引かせるのもあれだから、これで逃げられなかった奴らは殺したことにしていいよ
黒白:太っ腹!
歯並び:1くんは逃げ切れないんだなじゃあ……
GM:ちなみに獣を殺しておくと「骸」という報酬みたいなのが増えるよ。戦闘が終わったら説明するね。
巨大な少年:2と3がとりあえず逃走
巨大な少年:KA6 1
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 1 → 成功(成功度+1)

容子:ほほん
巨大な少年:1じゃない。2は闘争しました。
巨大な少年:KA6 
KemonoNoMori : (1D12<=6) → 3 → 成功(成功度+1)

歯並び:2体とも!
巨大な少年:3も逃走しました。
巨大な少年:少年1は離脱から初めないといけないんだよな
巨大な少年:KA5
KemonoNoMori : (1D12<=5) → 9 → 失敗

巨大な少年:死にました
黒白:死
容子:あっ
いそぎんちゃく:ちんじゃった
GM:少年2と3は、歯並びさんが格闘している間に森の中に姿を消しました。
GM:一体は歯並びさんに与えられた傷が原因で出遅れ、君たちの中に取り残される。
黒白:「おふたりとも」
黒白:「チャンスですよ。行かなくていいのですか?」
黒白:容子といそぎんちゃくを言葉で煽る。
容子:「……あ」夢から覚めたようにはっとする。
いそぎんちゃく:「うひ」
容子:「いそぎんちゃくさん、行こうか」
いそぎんちゃく:声をかけられた時にはもう歩き出している。
いそぎんちゃく:「大丈夫だよ……いひ、私、役に立てるよ……ひひ、ひ……」
容子:追いかけるように駆け出す。ゴム弾を撃ち、少しでも動きを抑える。
黒白:「……ふ」
いそぎんちゃく:巨大な少年の頭が、四つん這いになって目の前にある。
巨大な少年:「やー。やーだー」
いそぎんちゃく:「うひひ……駄目だよ……」
いそぎんちゃく:斧を振り上げ、下ろす。
いそぎんちゃく:振り上げ、下ろす。
黒白:「死は」
黒白:「救いではない」
巨大な少年:「びゃっ」
いそぎんちゃく:振り上げ、下ろす。……動かなくなるまで。
歯並び:その様子を、離れたところで見る。
容子:それを再度じっと見て、「生きている」が「死ぬ」と繋がるのを見ている。
いそぎんちゃく:「いひ、ひひ……ちゃんと、できたかな……?」
黒白:「お見事。上出来ですよ、いそぎんちゃく」
歯並び:「……うん」
黒白:手をパン、パンと叩いて。
歯並び:「ありがと……」
容子:「……歯並びさん、なんだか」
いそぎんちゃく:「えふひひひ……よかったあ……ひひ……」
容子:「……元気ない?気のせいならいいが」
歯並び:「え?いや、元気ですよ」
歯並び:「別に怪我とかしてないし……」
歯並び:「……」
容子:「ですか?」首を傾げる。
歯並び:「ひ、人の心配なんざしてんじゃねーよ」
歯並び:「まだ終わってねーんだ。仕事は……」
鉄鍋:「わ~わ~。皆おめでとう~。初陣はバッチリ勝利だね~」
鉄鍋:そのあたりで空気を読まず鉄鍋さんがわーいわーいと割って入ってきます
鉄鍋:「そうそう。遺品の回収と……それから獣の骸を採取しないとね。後もう一息!ファイトだよ~」
GM:戦闘はこれで終了です。
黒白:そうだ遺品〜
GM:戦闘が終わると、そのターンの行動は全部終わった扱いになります。つまり午後4時は戦闘で終了。


【午後5時 巨人の手のひら】

GM:次は午後5時の行動になるね。
容子:夕方!
黒白:夜になる前に終わってよかった
GM:と、言うことで。調査を行うことで遺品の回収ができるようになったよ。それから、ここには死体があるので「骸」の採取も行える
GM:骸の採取についてはP157!
GM:じゃなかったわ
GM:216の方に詳しく乗ってるのね
黒白:製作で判定して、成功度体の奴から剥ぎ取れるのね
GM:「骸」というのは武器の強化に使える特殊なアイテムのことです。
GM:モンハンの素材、武器専用の経験値みたいなイメージですね。
容子:制作だ!
GM:死体がある場所で【製作】で判定することで、成功度だけ死体を「骸」に変えられるよ
容子:わーい たくさんつくれるといいな
GM:ここには先程倒した獅子の死体と少年の死体があります。それから、先輩探索者たちの死体も4つほど転がっているみたいだね。
容子:あっそれも骸にしていいんだ
GM:その通り。
GM:データ的には獣の骸よりちょっと弱いけど、強化には問題なく使えます。
GM:倫理的な理由で骸にしない人もいたりいなかったり。容子さんがどちらのタイプかは自由に決めてOKだよ
容子:んー。しようかな
GM:ということで、せっかくだから容子さんに【製作】で判定してもらおうか。
容子:KA7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 8 → 失敗

容子:でいいのかな?
GM:成功度の数だけ死体を骸に変えられるよ。ちなみに今回はダイスを振ってもらうけど
GM:練習もかねて判定してもらうけど、大ボスとの戦闘が終わってる場合この骸を採取する判定は自動的に成功扱いになる場合も多いです
容子:なるほど
GM:(失敗したときのデメリットも特に無いし、ボスを倒した後時間をかけすぎるのも大変なため)
容子:(さりげなく失敗している)
GM:失敗してしまったようだね。
GM:他の人は調査を行って遺品を探したり、同じく骸を採取したり出来るよ。
いそぎんちゃく:調査しましょう
容子:みんなに託せば…ということですね
いそぎんちゃく:調査は察知だから7
いそぎんちゃく:KA7
KemonoNoMori : (1D12<=7) → 4 → 成功(成功度+1)

GM:継続するかい?ちなみに継続してもあんまりメリットはなさそうな気はします
いそぎんちゃく:じゃあやめておきます
GM:では、調査に成功した君は、巨人の手のひらに散らばる様々な遺品とともに、薄紫に透き通り神秘的な輝きを放つ一つの魔石を見つけることができます。
いそぎんちゃく:魔石!
GM:魔石が何かは皆知ってたっけ?
GM:説明してなかった気もするので、P156を御覧ください
容子:はあーい
GM:要するに、仮面を上回るすごい魔法の力が秘められた石です
GM:魔石は主に低級、中級、上級に分けられ、位が上がるほど透明度が増していく傾向にあります。また、上級を上回る超上級や伝説級などの魔石もあります。
容子:ということはこれはいい感じのヤツ!
GM:ぱっと見た感じ、今回見つけた魔石は超上級のものすごい魔石だとわかります。今回依頼で回収してくれと頼まれていた魔石だろうね
いそぎんちゃく:いい感じの……石!
黒白:まじか
容子:すげえ!
GM:それから遺品として以下のアイテムも見つかるよ。
大型工具
防弾ベスト
スタンガン
ショットガン
ローブ
大型拳銃 弾薬:大型拳銃(1発)
食いつきの斧
爆発の魔石
歯並び:メチャ豪華
容子:すごそう
いそぎんちゃく:スゴーイ
黒白:やばば
GM:弾薬:大型拳銃(一発)はオリジナルのアイテムで、その名の通り大型拳銃を一発だけぶっ放すことができます。
黒白:大型工具欲しいけど容子も欲しいかな
黒白:オリジナル!
容子:ほえー!
容子:そうだなあ。工具は黒白さんにどうぞして銃系をもらおうかな?
歯並び:射撃型も一人だしね
GM:一発だけ弾の残ってる銃っていいよねという気持ちで用意しました。15歳ほどの、短髪の少女が持っていました。
容子:もらっていいですか?
黒白:ショットガン美味しいですよ
黒白:じゃあ工具もらいます!
GM:容子さんは、トリカブトさんの武器も銃だったなと言うことに気づいてもいいよ。
容子:う…
黒白:おお…
容子:これは容子がもらいたい…
GM:ちなみにどの死体にも仮面は残ってません。仮面は持ち主が死んだら何処かに消えていくらしいです。
黒白:もらってもらって
GM:では、取り分をキメつつロールを進めてもらおうかな
黒白:歯並びちゃんローブいる?
歯並び:いやわたし
歯並び:本来ショットガンあるから、十分っちゃ十分なんだよね
黒白:にゃるほど
黒白:じゃあもらおうかなあ 大型工具使うなら当面使うだろうし…
歯並び:ベストのが欲しさある
黒白:工具とローブもらえれば十分なので、あとは容子といそぎんちゃくで分けて〜
歯並び:いそぎんちゃくちゃんショットガンもらいなよ
歯並び:とてもオススメ武器よ~
GM:後あれですね。もう一度分配を決めるのも大変だし
いそぎんちゃく:あ、ショットガンって格闘でもいいんだ
GM:骸も採れた体にしてどれを取るのかキメていいよ。
歯並び:てかあれかな 雑談とかで相談して
歯並び:表はロールする感じにする?
容子:あ、よさげですね
黒白:骸は何が取れる感じになるのかな
GM:人の骸(魔力2)が4つと、角牙の骸(魔力4)が一つ、破貌の骸(魔力2)が一つだね
GM:では続きは雑談で取り合ってもらいましょう
黒白:はーい
容子
容子:「……」ぼんやりと一面の死骸を見ている。
容子:どれがトリカブトなのかわからない。仮面をしていないから。屍だから。壊されているから。どれなのかさえわからない。
容子:「……容子、これ、なにをしたらいいんだろう?」
歯並び:「……とりあえずまずはこいつらだ」
歯並び:獣の死骸を指す。
容子:(あ、これがさっき倒したほうか)
歯並び:「骸っつー核がある。それを取りゃ武器にも出来るし、何より」
歯並び:「復活しなくなる」
容子:「……復活されたらたまったものじゃないな」
黒白:「人も骸が取れるようですよ」
歯並び:「えっ」
黒白:しゃがみ込んで、屍をナイフで剥ぎ取っている。
歯並び:「あ、いや、そういう話は聞いたことあるけど……」
歯並び:「取るの……?ってもう取ってる……?」
容子:「人の骸があると、なら人は復活できるのか?」
黒白:「せっかくですから皆で分けましょう。丁度4つあることですし」
黒白:「……死は終わりです」
黒白:「……魔石があればあるいは、といったところでしょうか」
黒白:「どの道。日が経っていては難しいでしょうが」
GM:復活の魔石という死者を蘇らせる魔石がありますね。黒白さんの言う通り日が経っているとその魔石を使用しても蘇らなかったりします
歯並び:「んなもん噂レベルだろ。マジであるとは思えねーけどな」
容子:「ふむ。ここにあるのに終わりというのは、やっぱり、理解するのが難しいな…」
黒白:「命がなければ、終わりですとも」
容子:屍に手を突っ込んでみる。ナイフがないので。たしかに日が経っているようで、そういう匂いと温度がする。
容子:「これが終わっているということなのかな?いそぎんちゃくさんも、そう思うか?」
いそぎんちゃく:「私にも、難しいかな……でも」
いそぎんちゃく:「私達はこの人達と違って……そういうことを考えられる」
いそぎんちゃく:「生きてるうちは、まだ続けられる」
いそぎんちゃく:「……っていうこと、なのかな? いひひひ……」
歯並び:「少なくともだ」ガサガサと装備を漁っている。
歯並び:「この辺はあたしらで引き継げるだろ」
歯並び:ショットガンをいそぎんちゃくさんに渡す。「状態もいいしな」
黒白:剥ぎ取っていた者の持っていた大型工具を懐にしまう。
歯並び:「あとあれ。誰かが、魔石持ってるはずだから」
歯並び:「探して。なんか……光ってるやつ」
歯並び:「そいつを持って帰らなきゃあだ」
黒白:「はい、骸を並べておきましたので」
黒白:「みなさんどうぞ」
容子:「手際がすごくいい人だ」
黒白:「魔石でしたら……そちらの方がお持ちでしたよ」
歯並び:「これの手際がいい人純粋に怖い」
黒白:原型の分からなくなった屍を手で示す。
歯並び:「なんで死体漁り手慣れてるの?」
いそぎんちゃく:「うひひ……黒白さんは頼りになるね……」
容子:「なんか料理番組のアシスタントさんにいるよな」
黒白:「さあ、何故でしょうね?ふふ」
黒白:「あ、私料理も得意ですので」
容子:「一時間寝かせたあとのものを出す人‥‥」
黒白:「サバイバル食が必要なときには是非ご一緒に」
歯並び:「死体剥ぎと同じ文脈で出さないで」
歯並び:「なんか死体食べてる人みたいじゃん……」
黒白:「ふふ」
容子:「食べているものは死体なのでは…」
容子:「そもそも…」
いそぎんちゃく:「うひひ……でも、〈森〉だとそういうこともあるって聞いたことあるよ……」
歯並び:「そういう意味じゃなくてさ、その……」
歯並び:「……食欲なくなってきたな」
歯並び:「宴って気分でもねえなこれ」
容子:適当に一番近い屍に触れてみる。
容子:「宴って……あ」
GM:では、君はその死体が持っている武器に見覚えがあることに気づくだろう。
容子:大きな銃。損傷がない。これは『理解できる』。
容子:そして、それを見た瞬間に。染み出すようなこれは。
容子:―――「美しい、というのとは少し違うな。それこそ古い写真のように」
―――「懐かしく、もどかしく、欲するような心持ちってやつだ」

容子:森が、古い写真が、呼ぶような郷愁。
容子:「トリカブトのだ」
容子:「……これは」屍を見る。「これはトリカブトなんだ」
いそぎんちゃく:「……大事な人なんだね、容子ちゃん」
歯並び:「……そっか」
黒白:興味がなさそうに、他の方を見ている。
GM:他の遺体に比べて損傷は少ない。赤いベストを着た、短髪の少女だ。後ろから銃で撃たれたような傷がある。
容子:「これが彼女だと理解できたことが嬉しい」
容子:ぽつりと呟く。
いそぎんちゃく:「そんな顔してるよ……」少女は微笑んでいる。その奥の顔は見えない。
GM:懐には拳銃以外に潰れた煙草の箱がある。他に探索に使えそうなものはない。ほとんど壊れている。
容子:では、その煙草の箱も貰ってもいいのかな?
GM:いいですよ。データ的な意味はありません。
GM:今後、万が一タバコのデータが追加されたら意味が出るかも
容子:じゃあそれも手に取ってポケットに仕舞います。
容子:「あ、すまない。魔石を探すんだったね」
黒白:「疾く探しましょう。もしかしたら」
黒白:「もう追い剥ぎがそこにまで来ているかもしれませんからね」
容子:「ああ、追い剥ぎ……!」トリカブトの死体。背から撃たれている。
GM:魔石もそう苦労せず見つかるよ。先程言ったとおり、超上級の魔石が死体のそばに転がっている。
黒白:「引き上げましょう」
いそぎんちゃく:「……」銃殺。後ろから。獸の仕業ではない。
歯並び:「ああ。こいつらは獣と相打ちして、次に来た獣はあたしらで殺って」
鉄鍋:「わーわー!やったやった!まだ魔石も盗られてなかったみたいだね」
歯並び:「次になんか来るまでは時間あんだろ」
黒白:「暗くなる前には戻れそうもないですが」
黒白:「……いざとなればランタンを使いましょう」
鉄鍋:「ふふふ。大丈夫。僕たち仮面使いにはこういう時のための便利な能力があるんだ」
鉄鍋:「界渡りっていうんだよ。P132、日常会での行動を開いてね」
歯並び:「開くって何」
黒白:「本ですよ、歯並び」
GM:まあ色々書いてありますが、簡単に言えば日常界を一度経由すれば、守り木までは簡単に戻れるということですね
歯並び:「あの森もう一回通らねーで済むのはありがてえもんだ」
容子:「一度あちらに行き……戻ればいい、ということか」
鉄鍋:「そのとおり!すぐに帰ってくると獣憑きが上がっちゃうから、日常界で少し休憩してから戻ってきてね」
鉄鍋:「ということで、今回の探索はこれで終わり」
鉄鍋:「万が一持っていかれると困るから、魔石は僕が預かっておくね。代わりに報酬もここで渡しちゃうよ」
黒白:「……それはそれは」
黒白:「どうも、ありがとうございます」
鉄鍋:と言って、鉄鍋さんは人数分の【お小遣い】を取り出します。魔石を鉄鍋さんに渡せば今回のミッションは終了です
歯並び:「つーか金思いっきり現場まで持ち歩いてきたのかよ」
鉄鍋:「戦わなくてよかったでしょ~?もしも落としたりしたら大変だからね」
黒白:「……彼らは」
黒白:「誰に、撃たれたのでしょうねぇ……」
黒白:ポツリと呟く。
黒白:「…いえいえ。独り言、ですとも」
鉄鍋:「誰だろうねえ。悪い人も見当たらなかったし……報酬目当てで仲間割れでもしたのかなあ?」
鉄鍋:「本人たちに聞ければいいんだけど、死人に口なしだもんねえ」
いそぎんちゃく:「あ……そうだ」
いそぎんちゃく:「容子ちゃん、これ渡しておくね」携帯電話を渡す。
容子:「ああ、ありがとう。これもきっと彼女のものだろうし」
容子:「あちらなら直せるかもしれないしな」
鉄鍋:「うんうん、魔石以外の遺品は皆で好きに分け合っていいからね」
鉄鍋:「魔石はちゃんと渡してね。……あれ?渡してくれるよね?」
いそぎんちゃく:「……うん……」
鉄鍋:「うん?」
いそぎんちゃく:魔石を渡す。そういう約束で、そうするべきだ。
いそぎんちゃく:それでも、視界に亡骸がちらつく。背中から銃で撃たれた亡骸。友達の大切な人の亡骸。
歯並び:「?どーしたよ」
歯並び:鉄鍋に背を向けて、いそぎんちゃくの方を向く。
黒白:「ふ」
黒白:その表情は見えない。
いそぎんちゃく:「……みんな、お金欲しいよね……」
いそぎんちゃく:脳裏に浮かんだ選択。それは多分、友達に迷惑がかかる。
歯並び:「え?まあそりゃ……つっても」
歯並び:「はした金ではあるだろ。装備のほうがデカいしな今回」
黒白:いそぎんちゃくの隣に立つ。
黒白:囁く。
黒白:「貴方の思うままに」
黒白:「我々は仲間です。そうでしょう?」
いそぎんちゃく:「……ひ」
いそぎんちゃく:「ひひ、ひ……」
容子:少女は微笑んでいる。笑う少女に微笑んでいる。
歯並び:「えっ何……?」
いそぎんちゃく:「……鉄鍋さん。色々教えてくれてありがとう……」
いそぎんちゃく:「P132……だったよね」
鉄鍋:「うんうん。先輩として当然だからね」
鉄鍋:「それより早く魔石を……あれ?」
いそぎんちゃく:界渡りをします。
GM:いいでしょう。いそぎんちゃくさんは日常界に帰還します。
鉄鍋:「帰っちゃった」
歯並び:「は?」
黒白:「ふ、ふふふ」
歯並び:「何考えてるんだあいつ……」
黒白:「帰りましたねえ」
鉄鍋:「黒白くん。君のせいかな?なにか余計なこと言ったんじゃない?」
容子:「魔石を渡したくなかった、のかな」
黒白:「では、私も帰るとしましょうか。ああ、報酬は結構。もう十分いただきましたので」
黒白:「いいえぇ?」
黒白:「彼女は彼女の意志に従って行動したまでのこと」
黒白:「私はそれを……ねえ?ほんの、すこーしだけ」
黒白:「背を押して差し上げたまでのこと」
黒白:「ではみなさま。ご機嫌よう」
鉄鍋:「ふ~ん。まあ、僕はちゃんと世話人さんに渡してもらえればいいけどね~」メキメキメキ。にこやかな声と裏腹に
鉄鍋:鉄鍋が破れ、そこから二本の鬼のような角が生えてくるよ
歯並び:「何なんだよあいつら……うわっ」
容子:「っ!?」
歯並び:「何それ……?」
黒白:その姿を認め、笑い声を残して界渡りをします。
鉄鍋:「じゃあ一旦皆とはここでお別れだね!う~ん。折角苦労して皆を連れてきたのにな~。」
容子:「あ、待って黒白さん…!?」
歯並び:「あ、あ、うん……」
歯並び:「お疲れさまです……?」
鉄鍋:「欲しかったなー、あの魔石も」
鉄鍋:鉄鍋さんもその言葉を最後に界渡りを行い姿を消します
容子:「………」
歯並び:「……ったく。意味分かんねえな……」
容子:「………やっぱり、彼が」
容子:「殺したんだろうか?」
歯並び:「あん?」
歯並び:「殺したって、誰を」
容子:「いつも後ろから、銃を持っていただろう。彼は」
容子:「トリカブト。福笑い。獸にではなくて撃たれた死体たち」
容子:「……いそぎんちゃくさんはそれを察したのかもしれない」
歯並び:「……」獣と戦おうともせず。
歯並び:わざわざ荷物になる金だけを持ち歩いて、守り木につく前に魔石を受け取ろうとして。
歯並び:それから、それからと。
歯並び:後から疑いだせばキリが無いが。
歯並び:「……あたし」
歯並び:「何も、気づいて」違う。
歯並び:気付こうとしてこなかった。
歯並び:彼らの言うことは理解できないと線を引いて。
歯並び:分かろうとしてこなかった。
歯並び:「……」苛立たしげに地面を蹴って。
歯並び:「後で!直接……!」
容子:「容子も気づくのが遅かったな」声が笑っている。
歯並び:「説明してもらうからなっ!」
容子:「どう思うべきかも、どうも分からない」
容子:「もう合わないほうがいいと思うがね、彼には……」
歯並び:「お前らにだよ!あたしが分かろうとしてやるからな、次は!」
容子:「へ?」
容子:「なんで容子たち…!?」
歯並び:「なんでって……ムカつくだろ」
容子:目を白黒、セピア色の少女の瞳はそのままの色のまま。「ムカつくのか」
歯並び:「あたしだけ分かってなかったとか。あたしだけ、あいつ殺すのに全然貢献できなかったとか」
歯並び:「全部……」
歯並び:「こっちでも要らない奴みたいにされてたまるか!」
容子:「容子だけわからないことも、山ほどあるけれど……」
容子:「……良くわからないけど」
容子:「また会うことができるのなら、いいや」
歯並び:「次だからな!」そう言って、彼女の姿も日常界へと消える。
歯並び:彼女の所属はそもそも、守り木を違えている。
容子:「またね」少女は微笑んで。
歯並び:再び森に入界するときは、揺れる牢獄の木ではなく。
歯並び:朽葉の天蓋の木へと現れるのだろう。
歯並び:それでも、彼女は次と言った。
容子:「……ハハ、楽しみだな」そして日常界へ、
容子:容子もまた、姿を失う。


【??? 日常界】

GM:容子が日常界に戻り、どれくらいの時間が経っただろう?
GM:君の手には探索から持ち帰って幾つかの品がある。人の骸、一発だけ弾の残った拳銃、それから、修理の終わった携帯電話。
草壁啓一:開いてみる。黒い液晶に男の顔が反射する。それはすぐ白い電機の光に消えて。
GM:破損がひどかったが、幾つかの写真のデータが復元できていた。
GM:日常界で撮られたもの。何処かの病室だろうか?ベッドの上で横たわる、儚げな笑みを浮かべる妙齢の女性と、無邪気に笑う少女の写真。
GM:きっとこの女性はこのベッドの上で、いつもと変わらず、いつまでも、少女の帰りを待ち続けるのだろう。
GM:それから、容子の……仮面の中ではなく、森の中にいる容子の写真もあった。いつの間に撮ったのだろう?君に覚えはない。
GM:そして、出発前に撮ったと思わしき、ゴーグル、ガスマスク、般若、トリカブト、そして鉄鍋の写真。
草壁啓一:(ああ、やっぱり)
GM:残された最後の写真だった。この携帯は、遺体の近くではなく、地面の中に、誰かから隠すように置かれていた。
GM:彼女は誰からこの携帯を隠したのだろう。誰に見つけてもらうつもりだったのだろう。今となっては誰にもわからない。
草壁啓一:(……このことが分かったことで、何かが変わるわけではない)
草壁啓一:(黒白さんに言わせれば、終わったものでしかないのだから)
草壁啓一:携帯の電源を落とす。
草壁啓一:そうすると、もうトリカブトの写真は見えなくなって。
草壁啓一:トリカブトがいないことも、死んだことも、そもそも彼女が本当にいたのかも、見えなくなる、
GM:あの後……揺れる牢獄の木の世話人は言っていた。君たちが持ち帰った魔石は、彼が依頼していた魔石とは違うものだったという。
GM:それから、新しい依頼があるそうだ。守り木から逃げた、とある仮面使いの追跡の依頼だという。
GM:拳銃が一回り重くなった気がした。君がこの武器を使う機会は、そう遠くないうちに訪れるだろう。

追憶と追走、前編

GM:後半へ続く




【経験点配布】

GM:最後に経験点の配布に移りたいと思います
歯並び:ワオワオ!
GM:P170を見てください。時間がないのでちょっと巻きでいきます
草壁啓一:もぐもぐ
草壁啓一:はあい
いそぎんちゃく:はい!
GM:まずシナリオにはミッションが設定されてます。今回でいうと遺品の回収ですね。
GM:回収自体は問題なくできたので成功。経験点50点を差し上げましょう!
いそぎんちゃく:50!
GM:そして戦闘。これはエネミー毎に設定されている「驚異」を合計して、10をかけて、人数で割ったものが手に入ります。
GM:少年が驚異3の獅子が6だったので、(3*3+6)*10/4で
GM:38点がもらえます。
いそぎんちゃく:これで88
黒白:いえいいえい
歯並び:わ~い
GM:それから魔石。拾った魔石に応じた経験点がもらえます。これは階級毎に設定されているのですが、超上級はルルブにありません。今回は中級+上級で換算したいと思います
GM:これも人数割なので、(180+420)/4で150点
黒白:238かな?
GM:最後に景色と恐怖です。ゲーム内で遭遇した思い出深い景色や光景を語ることで、+50点
GM:さらに、ゲーム内で遭遇した怖いものについて語ることで+50点がもらえます。要するにロール褒め褒めタイムということ!
黒白:そうだなあ
草壁啓一:怖かったの、少年
草壁啓一:本能的に怖すぎ
黒白:いそぎんちゃくさんの攻撃のところ、景色
黒白:非常によかった
黒白:容子さんのファンブルも良かったよね
黒白:そこは怖かったのもある
歯並び:景色、P132だな~~~
歯並び:めちゃくちゃよかった
黒白:怖かったの、あとはトリカブトさんが後ろから撃たれてたのに気づいたとき…
草壁啓一:思い出深い景色は……PC的には獣をいそぎんちゃくさんが滅多殺すところかな。
黒白:あーわかる
草壁啓一:あれよかった
草壁啓一:気づかせられる怖さすごかったですね
歯並び:恐怖はね~やっぱそこだよね
歯並び:獣じゃないやんけ!ってなったとこ
いそぎんちゃく:景色、歯並びちゃんが次は理解してやるってところがよかった
歯並び:わ~い
黒白:よかった!かっこよかった
いそぎんちゃく:これまでの道のりを拾って意味を変えてるところがよかった
黒白:守り木違うのに次も来てくれるんだっていうのすき
草壁啓一:嬉しかった
草壁啓一:またツッコミしてほしー
いそぎんちゃく:怖かったのはやっぱり鉄鍋の犯行に気付いていくところが
草壁啓一:あと黒白さんとは死の話もまたじっくりしたいし
いそぎんちゃく:黒白さんの謎の言動もよかったし怖かった
黒白:えへへ
歯並び:ねー 黒白さん最悪な言動で良かった
歯並び:そうじゃなきゃ!みたいな
黒白:やったぜ
いそぎんちゃく:容子ちゃんはもうキャラ紹介の時点から記憶に残る景色だった
GM:黒白さんがいそぎんちゃくさんそそのかすのも滅茶苦茶すき
黒白:なんかもうみんなよかったのでうんうんってうなずく機械になる
草壁啓一:紹介のわりに真っ当なロールなんですけどね 楽しかった!
GM:ではそんな感じで!皆語れた気がするし景色50点、恐怖50点で+100点!
黒白:はーい!
GM:他にも見学室でもツイッターでもどんどん語ってくれると……うれしい!
いそぎんちゃく:これで338?
黒白:かな
草壁啓一:語る~!
GM:で、最後に遭遇したイベントの数*10点の経験点ももらえます。GMはこれを少し数えてました。
イベント
導入
初めての調査をしてみよう!
行方不明の星見
初めての採取をしてみよう!
福笑いの死体
福笑いの死体
丸太を採取してみよう!
獣と戦ってみよう!
残されたわな
隠された携帯電話
魔石の行方
新たな依頼
GM:イベントと明言してなかったやつも含めて合計12個あります。これで+120点
GM:皆経験点は何点になったかな?
草壁啓一:新たな依頼…
草壁啓一:えーと
いそぎんちゃく:458?
GM:458点のような気がする
草壁啓一:らしい(数が数えられない)
いそぎんちゃく:すごい
黒白:おー
黒白:400乗った!
歯並び:わ~い
草壁啓一:もらいもらい
GM:では今回の経験点は458点!経験点のところに書いておいてください
黒白:はーい!
草壁啓一:はあーい
いそぎんちゃく:はーい!
GM:一応、キャラシの自由欄あたりに、このセッションで得たアイテムや経験点を書いておくと
GM:他のGMのセッションに出しやすかったりするので、忘れないうちに書いておくといいかもしれない
黒白:なのだ
GM:という感じで……最後少し駆け足でしたが今回のセッションはこれで終了です!
黒白:はーい!
いそぎんちゃく:お疲れ様でした! すごく楽しかった!
草壁啓一:また次の依頼で~!
草壁啓一:めちゃたのしかった・・・
歯並び:わ~!お疲れさまでした!
GM:次回はアビスやぺんGMダブルクロスが終わった後、多分3月後半とかかな?に改めて日程調整をさせてもらえればと思います
歯並び:最高のチュートリアルわね
草壁啓一:はーい!
GM:皆さんお疲れさまでした……!メッチャ楽しかったです!ありがとうね~
草壁啓一:感想もたくさんいいますね
黒白:楽しみにしてます!ありがとうございましたー!
草壁啓一:おつかれさまでした!
いそぎんちゃく:語ります
歯並び:ありがとうございました~!
歯並び:また遊ぼうねえ
容子:ではまた!
いそぎんちゃく:ありがとうございました!