『Who is this? What is she?』(GM:今日日)


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前回セッション『カーニバルの夜に』

“ゲダニア”壬生(みぶ)墨佳(すみか)キャラシート(PC1:DT)
“ヴァイオレット・アイリス”彩谷(いろや)千映理(ちえり)キャラシート(PC2:みつ)
“ハーツイーズ”嬬恋(つまごい)七瀬(ななせ)キャラシート(PC3:すきゃっと)

【Index】

オープニング:嬬恋七瀬
オープニング:彩谷千映理
オープニング:壬生墨佳
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5
クライマックス:Who is this? What is she?
エンディング1
エンディング2

【プリプレイ】

GM:それでは、皆様ご準備も済んだようですので始めて参りましょう。
GM:まずはPCとハンドアウト紹介。今回PC1の壬生先輩からお願いします。
GMキャラシート
壬生墨佳:はい!
壬生墨佳:壬生墨佳(みぶ・すみか)です。18歳です。
壬生墨佳:第十一支部所属のUGNチルドレン。
壬生墨佳:自分の容姿と能力には自信を持っています。戦闘以外は万能の天才と嘯く。
壬生墨佳:芝居がかった言い回しを好む、気取ったタイプ。
壬生墨佳:シンドロームはバロール/ブラックドッグ/モルフェウスのトライブリード。
壬生墨佳:3シンドロームのイージーエフェクトを計16個持っている128点キャラです。
壬生墨佳:そのほとんどがRC判定要求されるため、それを万能にこなすRC精兵。
壬生墨佳:残った経験点で死神の瞳とカバーと盾エフェクトを取って最低限の戦闘力があります。
壬生墨佳:あと前回の事件 https://pulpfunction.ohugi.com/dx3_tw/ncity_log/cann_h.html を経て
壬生墨佳:初期ロイスが変わったりしました。
壬生墨佳:そんなとこ!よろしくおねがいします!
GM:はーい、その初期ロイスで既に死人が出たりしてますが元気にやっていきましょう。
GM:そんな壬生先輩のハンドアウトがこちら。
PC1:壬生墨佳
 シナリオロイス:木虎ツグミ
君は十一支部に所属するエージェントもしくはチルドレンだ。
その日、君は後輩である木虎ツグミと待ち合わせの約束をしていた。
遊ぶためだったかもしれないし、訓練のためだったかもしれない。
何か焦ったような様子のツグミから通信が入ったのは待ち合わせの十分前だった。
壬生墨佳:遅刻かな 別にそんな気にしなくていいのに……
壬生墨佳:焦らずゆっくりきなよ
GM:なんででしょうねえ。不思議ですねえ。
GM:ともあれなんだか慌ててるツグミに付き合っていただきます。よろしくお願いします。

GM:そしてお次はPC2、彩谷先輩!
彩谷千映理:はーい
彩谷千映理キャラシート
彩谷千映理:彩谷千映理(いろや・ちえり)、17歳女子高生です。
彩谷千映理:第十一支部所属チルドレンです。二人の一個後輩で、ツグちゃんの先輩です
彩谷千映理:能力はオート偏重のなんか変な支援型です。ちなみに年上の彼氏と真剣交際真っ最中です。
彩谷千映理:シンドロームはオルクス/ウロボロス/ノイマンという変な構成ですが、まあ役には立ちます
彩谷千映理:そんな感じ!よろしくおねがいします!
GM:はい、よろしくお願いします。先輩二人がどうこうなってるので存分に良い空気を吸ってください。
彩谷千映理:吸っちゃお~
GM:そんな彩谷先輩のハンドアウトがこちら。
PC2:彩谷千映理
 シナリオロイス:コピーキャット
君は十一支部に所属するエージェントもしくはチルドレンだ。
その日、君は支部で新しい任務を命じられた。
曰く十一地区内でコピーキャットが不穏な動きを見せているらしい。
彼らが何を目的に動いているか、それを探るのが君の使命だ。
GM:コピーキャットがまたなんかしてるらしいので探っていただきます。
彩谷千映理:なんかしてるらしいねー
彩谷千映理:これは調べなきゃいけないね
GM:お仕事ですからね。しっかり調べていただきましょう。

GM:では最後。PC3の嬬恋先輩!
嬬恋七瀬:はい!
嬬恋七瀬キャラシート
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬(つまごい ななせ)です。17歳高校生です。
嬬恋七瀬:性別不詳のUGNエージェント。副業でホストとホステスもやっていて、男女問わず不特定多数の方々とお付き合いさせていただいています。
嬬恋七瀬:自分の容姿と能力に自信を持っており、それが通じないと一気にメンタルを崩します。
嬬恋七瀬:いや最近あんまり崩さないかも……どうだろう……
嬬恋七瀬:性能的にはピュアブラックドッグ。
嬬恋七瀬:高係数エフェクト2種をセレリティで撃ちます。シンプルな火力構成です
嬬恋七瀬:今回は久々に未成年組集合ということなのでとても楽しみです。よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします。私も楽しみにしてました。
GM:そんな嬬恋先輩のハンドアウトがこちら。
PC3:嬬恋七瀬
 シナリオロイス:妖怪の噂
君は十一支部に所属するエージェントもしくはチルドレンだ。
表の顔はあくまで高校生である君は、星辰館高校に通っている。
無事HRを終え支部へ向かう前、君はクラスメイトからとある噂を聞く。
なんでも、最近”妖怪”が目撃されているらしい。
嬬恋七瀬:妖怪!?
嬬恋七瀬:こわ~~
GM:怖いですねえ。
嬬恋七瀬:退治しなきゃ……
GM:噂は所詮噂なのか、それとも……?という感じです。
GM:それでは、最後にトレーラーをはって改めて開始と行きましょう。

■トレーラー 一つ、それは金色の毛玉です。
二房ほど黒も交じっていますが概ねは金色です。
もふもふで柔らかく触り心地は最高と言えるでしょう。

一つ、それは表情豊かです。
言葉こそ話せませんが、自身の感情を素直に表現します。
ときに怒り、ときにしょぼくれ、そして沢山笑います。

一つ、それは君たちに懐いています。
後をついて回ったり膝に乗って嬉しそうにしたり。
無邪気に君たちを慕っています。

では、ここで問題です。
ダブルクロスThe 3rd Edition
『Who is this? What is she?』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:皆さまよろしくお願いします。
彩谷千映理:よろしくおねがいします!
嬬恋七瀬:よろしくお願いしまーす!
壬生墨佳:よろしくおねがいします!


【オープニング:嬬恋七瀬】

GM:ではOP1。PC3の嬬恋さんから行きましょう。
GM:登場ダイスお願いします。
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕値を+1(1D10->1)した(侵蝕値:36->37)


GM:キーン、コーン。カーン、コーン。
GM:その日一日の終わりを告げるチャイムが鳴り、途端に騒がしくなる教室。
GM:ここは星辰館高校。多くの超人が隠れて通っていたりするごく普通の高校である。
GM:十一支部エージェントである嬬恋七瀬もその一人。
嬬恋七瀬:普段は任務、それが無くとも不真面目さから登校することは珍しい。病弱で中々通えないということになっている。
嬬恋七瀬:だがキャラ作りとしては病弱ながら優等生っぽい女子ということになっている。襟元もしっかりと締め、スカート丈も膝下だ。
嬬恋七瀬:「はい。今日は家の用事があって……ごめんなさい。また今度……」
嬬恋七瀬:帰りに遊びに誘ってくる友人をにこやかにあしらって、席を立とうとする。
GM:そんな君に、クラスの端で話している男子二人の会話が聞こえてくる。
男子高校生1:「だからさあ!あれはマジにマジだったって!」
男子高校生2:「いやいや、お前いくら流行ってるからってそれはねーわ」
嬬恋七瀬:「?」スクールバッグの中身を整理している振りをして、聞き耳を立てる。
男子高校生1:「本当に三本だったんだって!嘘だったら購買の玉子コロッケパン賭けても良いぜ!」
男子高校生2:「乗ってやってもいいけどお前それどうやって証明する気だよ……。張り込みとか嫌だぜ俺は」
嬬恋七瀬:「……あの」歩み寄り、控えめに声を掛ける。
男子高校生1:「ん?なに……え、嬬恋さん!?」
男子高校生1:バタバタとそれとなく居住まいを正したりしている。
嬬恋七瀬:「急に声を掛けたりして、ごめんなさい。つい聞こえてしまって……」淑やかな微笑を浮かべて。
嬬恋七瀬:「何のお話をしているのか、私、気になっちゃって……ご、ごめんなさい、迷惑、だよね……?」
男子高校生1:「ああいえいえ!オレの声がでかいせいなんでね!」
男子高校生1:「いやあ、迷惑だなんてそんな!」
男子高校生2:「聞いてくださいよ嬬恋さん。こいつがさ、妖怪を見たんだなんて言ってるんですよ」
男子高校生1:「あ、テメ!」
嬬恋七瀬:「妖怪?」小首を傾げる。
男子高校生2:「そうそう。ヤタガラスって知ってます?足が三本あるっていうカラス」
嬬恋七瀬:(なんかソシャゲで見たような気がする……)
嬬恋七瀬:「ええ、一応。日本神話……でしたっけ」
男子高校生2:「あー、らしいですね。とにかく、今日の朝にそれを見たって言って聞かないんですよ」
嬬恋七瀬:「本当に?」顔を寄せる。
男子高校生1:「あ、いや……本当!本当です!」
男子高校生1:「命かけても良いくらい本当!」
嬬恋七瀬:「ええ?すごーい!」ぎゅっと男子の手を握り、上目遣いに見つめる。
嬬恋七瀬:「詳しくお話、聞かせてほしいなあ……いいかな?」
男子高校生1:「ヒェッ……」 喉から変な声を上げて固まる。
男子高校生1:「あ、ああ!もち、勿論!何でも話しますよ!」
嬬恋七瀬:「じゃあ、うーん……それって、どこで見たの?どんな様子だった?」
男子高校生1:「ああ、ええっと……俺が住んでるマンション出てすぐのゴミ捨て場のとこで」
男子高校生1:「まあ、そこにカラスが居るのはいつもなんであんま気にしてなかったんですけど、なんかデカいのがいるなーって」
嬬恋七瀬:「ヤタガラスもゴミ漁るんだね……?」
男子高校生1:「ぼーっと目で追ってみたらなんか足が変で。あれって目え凝らしてみたら足が三本あったんですよ!」
嬬恋七瀬:「へえー……足の他には?何か変なこと、あった?」
男子高校生1:「ああー……さっきも言ったけどなんか普通のよりデカかったですね。まあ一回りとか二回りくらいですけど」
男子高校生1:「んで、やべえの見たと思って写真撮ろうとしたら飛んでちゃって」
嬬恋七瀬:「撮れなかったんだ。残念だね」
男子高校生1:「いやあ、ほんとに!撮れてりゃこの石頭も納得させられたんですけどね!」
嬬恋七瀬:「でも、それってさ……」考え込むような素振りをして。
男子高校生2:「うっせ。どうせお前のことだから流行りに乗ってるだけだろって思うだろ」
嬬恋七瀬:「ただの、三本足のカラスなんじゃないのかな……そういうの無くはないだろうし……」
嬬恋七瀬:「……流行り?」
男子高校生2:「なんか最近流行ってるんすよ。妖怪見たって噂」
男子高校生2:「人くらいのデカさの蜘蛛が居た、とか。急に吹いた風に足切られた、とか」
男子高校生2:「だからこいつもそれに乗っかったんじゃねーのって」
嬬恋七瀬:「えっ……マ……本当に妖怪じゃない!」
男子高校生1:「だーかーらマジなんだって!まあ嬬恋さんが言ったみたいに突然変異とかそういうのかもだけどさ」
嬬恋七瀬:「そういう話流行ってるんだ……私、ちょっと気になるかも」
嬬恋七瀬:「ねえ、そういう……妖怪ってさ、どこに行けば見られるかな」
男子高校生2:「あ、マジ?興味あります?」
男子高校生2:「んんー……一番話によく出てくんのは第六の奥にある山とかですかね」
男子高校生2:「まあ何せ色んな奴の噂があるから、全部の場所まで俺も知らないけど……」
男子高校生1:「あ、じゃあさじゃあさ!俺と妖怪ツアーなんてどうです、嬬恋さん!」
男子高校生1:「噂の場所巡って確かめに行く、とか!」
嬬恋七瀬:「え~?一文字くんと?」
嬬恋七瀬:「それって……二人きりでって意味?」
男子高校生1:「そうそう!あ、いやえーと、二人っきりがあれならこいつとかもつれてきます!?」
男子高校生2:「勝手に巻きこむ……いや、うん。まあどうしてもって言うんなら行くけど」
嬬恋七瀬:「二階堂くんも?う~ん、楽しそうだけど……」
嬬恋七瀬:「でも、危ないからやめたほうがいいよ。二人とも」
男子高校生1:「ええ、ダメです?」
嬬恋七瀬:「そういう噂ってね、そこに近付かれると都合が悪い人達が流してることが多いから」
嬬恋七瀬:「例えばほら……スーツ着た怖いお兄さんとか……」
男子高校生1:「うっ、それはまあ……妖怪より怖いっすね……」
男子高校生2:「……まあ、たまに聞くしなあ」
嬬恋七瀬:「だから、妖怪を探すのはやめたほうがいいかも」くすりと笑って。
嬬恋七瀬:「代わりに今度、みんなでカラオケとか行きませんか?」
男子高校生1:「え、マジ!?良いんですか!?」
嬬恋七瀬:「勿論。どうかな?一文字くんと二階堂くんは」
男子高校生1:「行きます行きます!バイト蹴ってでも行きます!」
男子高校生2:「バイトはサボんな。……まあ、俺も参加で」
嬬恋七瀬:「やった!嬉しいです!」屈託ない笑顔を見せて「私の友達も呼ぶから、また今度遊ぼうね」
嬬恋七瀬:「だから妖怪なんて探して山とか行って、遭難したりしちゃダメですよ?」
男子高校生1:「もち!いつでも呼んでください!すっ飛んでくんで!」
嬬恋七瀬:「約束です」二人にそれぞれ小指を差し出す。
男子高校生1:「おう……」 若干呻きつつ小指を絡める。
男子高校生2:「あ、いや、はい……。まあ、こいつが馬鹿しないようちゃんと見張っときますよ」
男子高校生2:こっちも恐る恐る指を絡める。
嬬恋七瀬:「うん。二人ともいい子だね」指をぎゅっと絡めて、約束を切って。
嬬恋七瀬:「じゃあ、また今度。楽しみにしてるね」
男子高校生1:「俺も滅茶苦茶楽しみなんで!待ってますんで!」
男子高校生2:「あ、はい……そんじゃまた」
嬬恋七瀬:胸の前で小さく手を振って、教室を後にする。
嬬恋七瀬:歩きながら少し考え込む。
嬬恋七瀬:(三本足のカラスね……ほんとにただの突然変異かもしれないけど……この街だしな)
嬬恋七瀬:(今のところ害はなさそうだけど……他の妖怪の話も流行ってるってのは気になるな……)
嬬恋七瀬:(一応、後で支部に報告入れとくか)
嬬恋七瀬:にこやかに友人と挨拶を交わしながら、学校を出ていく。


【オープニング:彩谷千映理】

GM:では次はOP2、PC2の彩谷さんの出番です。
GM:登場ダイスをどうぞ。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕値を+3(1d10->3)した(侵蝕値:31->34)
彩谷千映理:おちつき


GM:大N市きっての歓楽街、十一地区。それは同時に大N市きっての情報支部十一支部の管轄を意味している。
GM:飲食店、風俗店、貸しアパート。形態は様々だが各所に彼らの拠点がちりばめるようにして存在している。
GM:今回彩谷千映理が呼び出されたのもその一つ。すなわち。
GM:新たな任務の始まりである。
支部員:「お疲れさま。"ヴァオレット・アイリス"」
彩谷千映理:「お疲れ様でーす。……なんかあった感じですかねー?」
支部員:「ああ。新しい任務の話だ」
彩谷千映理:「まー、私に任務ってことは、なんかの調査ってとこですか」
支部員:「流石、話が早いね」
彩谷千映理:「ふふ、察しはいいので」
支部員:「手間が省けてありがたいよ」
支部員:「先日、この辺りでコピーキャットの活動が確認されたんだ」
彩谷千映理:「コピーキャット、っていうと、尻尾がなかなか掴めないことで有名な」
彩谷千映理:「……わざわざこの辺りで、ってのも、引っかかりますけどね」
支部員:「そう。もしくは掴んだ尻尾だけ残して姿をくらませることで有名な」
彩谷千映理:「厄介なとこだなー」
支部員:「まあ、だからこそ僕らが見逃すわけにもいかないということで、君に頼みたいんだ」
彩谷千映理:「猫ちゃんの尻尾より向こうを掴めるチャンスかも、ってわけですね」
支部員:「出来れば首根っこを押さえたい所だね」
支部員:「人員に関してこちらから指名するのは君だけだけど、支部内で手伝いを頼む分には好きにして構わないとのことだよ」
支部員:「勿論手が空いてる人になら、だけど」
彩谷千映理:「了解でーす。小竹木さんとかに頼っちゃおっかなー」
彩谷千映理:「ま、でも忙しそうだし。ナナ先輩にまず声かけるか」
支部員:「ふふ。相変わらず仲が良いね」
支部員:「あっと、それじゃあ僕はここで。何か進捗があったら端末で」
彩谷千映理:「はーい。いい知らせを持ってこられるように頑張っちゃいますからね」
支部員:「ああ、良い知らせを期待してるよ」
GM:ぷつりと音を立て、通信が途絶える。
彩谷千映理:「……コピーキャット、ねえ」先輩二人が話していた。記録がある。
彩谷千映理:「ま、この街で何かやらかそうっていうなら、ウチらが黙ってないんだけどね」
彩谷千映理:拠点を出て、月夜銀座の街に、人混みの中に溶け込んでいく。


【オープニング:壬生墨佳】

GM:では最後、PC1の壬生先輩のOP。
GM:登場ダイスお願いします。
壬生墨佳:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:36->39)


GM:正義の盾たるUGNであっても、休日は当然存在する。
GM:それをどう使うか当然個人の判断に委ねられる。文字通り休む日にするのも肩の力を抜き遊ぶ日にするのも当人の自由だ。
GM:十一支部チルドレン・壬生墨佳の本日の予定は遊び。直属の後輩である木虎ツグミとの約束付きだ。
壬生墨佳:ちょうど10分前に待ち合わせ場所へ。
壬生墨佳:ロング丈の白いレースガウンに、デニムパンツ。
壬生墨佳:「ツグミなら10分前に来ててもおかしくないと思ったけど」
壬生墨佳:「珍しいもんだな……」
壬生墨佳:「まあ、そういう日もあるか」特にそれ以上は気にせず、ベンチに座り込む。
GM:丁度そのタイミングで、脳内に直接通信が響く。
壬生墨佳:スマートフォンを開こうとして。
木虎ツグミ:『壬生先輩!!』
壬生墨佳:「……ツグミ?」
壬生墨佳:「どうした?非常事態?」
壬生墨佳:そうでもなくては、直接通信など。
木虎ツグミ:『あ、あの!いえその、確かに非常事態、なんですけど』
木虎ツグミ:『なんていうか、うんと、なんて言ったらいいでしょうか!?』
壬生墨佳:「……なんだよ、歯切れが悪いな」
壬生墨佳:「とりあえずその様子じゃ、喫緊のピンチじゃない感じ?」
木虎ツグミ:『ピンチ……ピンチでは、ある、ような……?》
木虎ツグミ:『あ、うん!ピンチです!ちょっと誰かに見つかっちゃうとまずい気がします!』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……分かった。今どこだ?」
壬生墨佳:「着替えを持ってそっちに行く」
壬生墨佳:サキュバスとかそういうやつだろ……と思っている。
木虎ツグミ:『あ、ありがとうございます!××公園に居ます!』
木虎ツグミ:『あ、でも着替えは……。必要かな……ううん……?』
壬生墨佳:「オッケー。すぐ行くから心配しないで」
壬生墨佳:「恥ずいかもだけどこう上手いこと隠れてな……」
壬生墨佳:「後輩に恥かかせないよ」
木虎ツグミ:『え、えと……?ありがとうございます……?』
木虎ツグミ:何やら重たい実感のこもった言葉にちょっと首を傾げつつ。
壬生墨佳:物陰に入って、ふ、と姿が消える。
壬生墨佳:ゲートを展開、自室とつないで、着替えを見繕って、
壬生墨佳:xx公園の木陰に再展開。
壬生墨佳:「よっ……と」
壬生墨佳:「ツグミ、聞こえる?どこ?」
木虎ツグミ:『ええと、ベンチの横の茂みのとこです!』
GM:何故か通信で返答される。そして件の茂みにツグミらしき人影はない。
壬生墨佳:「ツグミ?」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……いや、衣装って受け取ったのが浅はかだったか……?」
GM:がさり。茂みが揺れる音がして。
???:「きゅぅ……」
GM:丸くて金色の毛におおわれた何かがもそもそと這い出して来る。
壬生墨佳:「……?」
壬生墨佳:「何これ」
木虎ツグミ:『ええと、お迎えありがとうございます。壬生先輩』
壬生墨佳:「ツグミ?」
壬生墨佳:「どこ?」
木虎ツグミ:『えと、ここです』
???:「きゅう、きゅー」
???:通信と合わさるように鳴き声を上げる。
壬生墨佳:「いや分かんない……ちょっと待ってね」
壬生墨佳:「いまなんか変なのでたから」
壬生墨佳:「何これ?」
木虎ツグミ:『あの、私です』
???:「きゅー」
壬生墨佳:「だからゴメン、ちょっとまってね。どこだっけかの動物園に……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……」恐る恐るつつく。
壬生墨佳:「噛まないよなこれ……」
木虎ツグミ:『ひゃ』
???:「きゅ」
???:毛並みはとてもふかふかです。気持ちいい。
壬生墨佳:「ん???」
壬生墨佳:強めにわしゃわしゃとする。
木虎ツグミ:『わ、ふふっ!やめてくださいよう』
壬生墨佳:「いやこれ、うわ」
???:「きゅ、きゅう」
壬生墨佳:「すごいな……」
???:何か喉を鳴らしているような音を鳴らしつつ心地よさそうに目を細める。
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:周囲を見回す。
GM:人影はない。
壬生墨佳:人がいないことを確認して、持ち上げて。
壬生墨佳:顔をすり寄せる。
木虎ツグミ:『ふえ!?』
壬生墨佳:「いやこれ……」
???:「きゅ!?」
壬生墨佳:「事件だろ……」
壬生墨佳:「あ~~~……」
木虎ツグミ:『あ、あの。壬生先輩』
壬生墨佳:「……あっ」
壬生墨佳:「ごめんツグミ……どこに居る?」
壬生墨佳:「こっちからは確認できないんだけど……透明化してたりする?」
木虎ツグミ:『だからその、ここと言いますか』
???:もぞもぞ、と居心地悪そうに身じろいで。
壬生墨佳:「?」何気なく頭を撫でる。
木虎ツグミ:『ふあ……、あ、違くて!その』
木虎ツグミ:『今は、壬生先輩の腕の中に居ます、ね』
壬生墨佳:「……えっ」
壬生墨佳:「……えっ!?」
壬生墨佳:「これツグミ!?」
壬生墨佳:「こんなに可愛いのに!?」
壬生墨佳:「ああいや、普段が可愛くないとかじゃなくて……!」
壬生墨佳:「本気で言ってる……?」
木虎ツグミ:『本当です、本当にツグミなんです……』
???:「きゅー、きゅう……」
???:しょぼん、と眉を下げたような顔をしている。
壬生墨佳:「……そう言われれば面影?があるようなないような……?」
木虎ツグミ:『そう、なんですか?自分だとちょっと分からなくて……』
壬生墨佳:「……ツグミ」
木虎ツグミ:『は、はい』
壬生墨佳:持ち上げて、顔を見合わせる。
壬生墨佳:「僕が絶対なんとかしてやる。なんとかしてやるから」
壬生墨佳:「さっきの黙ってて」
木虎ツグミ:『……さっきの?って何ですか?』
壬生墨佳:「ああいやなんでもない……」
壬生墨佳:「なんでもないんだツグミ……」
木虎ツグミ:『?』
壬生墨佳:「君は気にしなくていいよ……」
毛玉ツグミ:「きゅ?」


GM:さて、すっかり忘れていたのでお三方まとめてロイス取得おねがいします。
嬬恋七瀬:妖怪の噂 〇好奇心/警戒 で取得します
壬生墨佳:後輩/木虎ツグミ/ちょっとこれダメだろ:○/恥辱/ロイス
彩谷千映理:コピーキャットセル 興味/警戒○ で
GM:はい、では改めて全OP終了です。


【ミドルフェイズ1】

GM:次はミドル1シーン目。合流となります。
GM:シーンプレイヤーは一番侵蝕が低い彩谷さん。皆さん登場ダイスをどうぞ。
壬生墨佳:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:39->49)
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:37->40)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:34->42)


GM:十一支部、本部。表の顔である店の裏側にて。
嬬恋七瀬:「彩谷は妖怪って信じる?」備品のおつまみをもぐもぐ食べている。
彩谷千映理:「妖怪?……レネビとかそういうの抜きで?」同じくおつまみとコーラ。
嬬恋七瀬:「やー、何か最近出るらしいって噂になってんのよ」サラミを齧って。
嬬恋七瀬:「何だっけな……足三本あるカラス?とか……デカいクモ?とか……」
彩谷千映理:「噂ねー、ま、この街にいるセルがまたロクでもない研究でもしてるならアレなんだけど」
嬬恋七瀬:「まあそういうオチなのかなー。でも何でもレネゲイド絡みってのも夢無いよなあ」
嬬恋七瀬:スカートのまま脚を組む。「でも彩谷はホラーとか全然大丈夫そうで面白み無いな」
彩谷千映理:「えっ、そう見える?」
嬬恋七瀬:「えっ、逆に苦手なわけ?」
彩谷千映理:「……苦手、でもないけど」
彩谷千映理:「ホラーかあ、ホラーねえ」
彩谷千映理:「映画は雑にアクションしてる方が好きかなー」
嬬恋七瀬:「まあラブロマンス見るタイプでもないか……壬生とかツグミはどうなんだろうな」
彩谷千映理:「どうなんだろ、映画の好み案外聞いたことないかも」
彩谷千映理:「でも、スミちゃん先輩はなんとなく恋愛もの見そう」
嬬恋七瀬:「……そうかな……」怪訝な顔。「そう思うか……?」
彩谷千映理:「だってほら、結構趣味が乙女っぽくない?」
嬬恋七瀬:「それはそうだけどさあ」
嬬恋七瀬:「恋愛ものとか普通に見てたら流石にあんな……ああ、いや」かぶりを振って。
嬬恋七瀬:「……何でもない。ていうか、その二人は?呼んだのボクだけ?」
彩谷千映理:「今日二人遊ぶらしいし、邪魔するのもなーって」
彩谷千映理:「なのでナナ先輩だけです」
嬬恋七瀬:「はあ~?人のこと暇人扱いしやがって……」暇人。
彩谷千映理:「やー、暇でしょ?ぶっちゃけ」
嬬恋七瀬:「失礼な奴だな……ボクだって忙しいんだよ。店とかあるし……他にも色々……」
彩谷千映理:「色々?」
嬬恋七瀬:「だから……色々ってのは……色々……」
嬬恋七瀬:「……壬生とツグミって二人で何してんだろうな?」話題を逸らす。
彩谷千映理:「……」ジト目
嬬恋七瀬:「気になるよな~」目を逸らす。
彩谷千映理:「色々、オーケー色々ね。……ま、二人が何するのかは私も気になってるんだよねー」
彩谷千映理:「仲いいけど、あんま共通の趣味ありそう!って感じでもないし」
嬬恋七瀬:「普通に買い物とか?うーん……」
彩谷千映理:「意外と思いつかないね」
嬬恋七瀬:「……壬生ねえ……」息を吐く。
彩谷千映理:「ナナ先輩はなんかないの?」
彩谷千映理:「心当たりじゃないけど、行きそうな場所というか」
彩谷千映理:チータラを食べながら。
嬬恋七瀬:「あいつが何考えてるかなんて全然分かんないわ」不機嫌な顔で柿ピーを噛み砕く。
嬬恋七瀬:「マジで。全然。これっぽっちも」
彩谷千映理:「ふーん」若干ニヤニヤしながら
嬬恋七瀬:「ニヤニヤしてんじゃねーぞ彩谷!」
彩谷千映理:「この感じだと、まーた二人の間でなんかあったんじゃなーい?」
彩谷千映理:「こないだ夏目さんと一緒だったらしいし、二人」
彩谷千映理:「随分大変だったって聞いたけどー?」
嬬恋七瀬:「……あったっつーか……」
嬬恋七瀬:「……いや、あったけどさ……色々……」
彩谷千映理:「詳しく」チータラをマイク代わりに突き出して
嬬恋七瀬:嫌そうな顔をして。「……あー……」
嬬恋七瀬:「だからさあ……」口を開いた時。
壬生墨佳:バン、と事務所の扉が開く。
壬生墨佳:両手にぬいぐるみ?のようなものを抱えた少女。
壬生墨佳:「誰か居る?ちょっともんだ……」
嬬恋七瀬:「!」背中が跳ねて。それからその顔を見て気まずそうな顔。「……壬生」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「ああ、うん……」
彩谷千映理:「おつかれー……って、今日ツグちゃんと遊んでるんじゃないっけ」
壬生墨佳:「いやそれがそのつもりだったんだけど……」
嬬恋七瀬:「……ん?」抱えたぬいぐるみを見て。「何だよそれ」
嬬恋七瀬:「壬生さんも随分と可愛らしいご趣味ですねえ」
壬生墨佳:「いや僕の趣味じゃ……」
毛玉ツグミ:「きゅー」
壬生墨佳:「ああ、いや違う、趣味が悪いとかじゃなくて……!」
嬬恋七瀬:「支部にぬいぐるみ持ってくるか普通?公私混同すんなよな」
壬生墨佳:「は?」
彩谷千映理:(おっ、始まった)
壬生墨佳:「酔狂で持ち込んだと思ってるのか?とんだ判断力だな」
壬生墨佳:「支部で菓子摘んでるだけだとそうなるのか?今君が何の任務してたか言ってみろよ」
嬬恋七瀬:「はあ?」
嬬恋七瀬:「酔ってんのはそっちだろ?他にどう判断しろって言うんだよ?」
壬生墨佳:「言って貰わなきゃ分からないのか?」
嬬恋七瀬:「こっちは彩谷に呼ばれて任務中なんだよ。遊び帰りにぬいぐるみ片手のお前と一緒にすんなよな」
壬生墨佳:「まずぬいぐるみという短慮を見直せって言ってるんだよ」
壬生墨佳:「ほら!」顎を撫でる。
壬生墨佳:「生きてるの!」
毛玉ツグミ:「きゅぅぅ……」
毛玉ツグミ:ふにゃりと気持ちよさそうに目を細めている。
嬬恋七瀬:「うわっ」
彩谷千映理:「わーお」
嬬恋七瀬:「何だよそれ……犬?猫?いや余計にダメだろ」
彩谷千映理:「かわいい……」遠巻きに見ている。
嬬恋七瀬:「ペット持ち込むなよ職場に……支部の前に仮にも飲食店だろ」
壬生墨佳:「……ミ」
嬬恋七瀬:「そこまで常識が無いとは……」
壬生墨佳:「……ツグミなんだよ」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「待ち合わせしたら居なくて」
嬬恋七瀬:「……は?」
彩谷千映理:「……?」
壬生墨佳:「ツグミがこれに……」
毛玉ツグミ:こくこくと頷いている。
彩谷千映理:丸い毛玉を見る。
嬬恋七瀬:「彩谷……何言ってんだこいつ?」
壬生墨佳:「いやマジなんだってば!」
彩谷千映理:「……ちょっとよくわかんない」
彩谷千映理:「……マジなの?」
毛玉ツグミ:「きゅきゅ!」
壬生墨佳:「ほら!」彩谷さんの前に突きつける。
壬生墨佳:「あるだろ!面影!」
彩谷千映理:「わっ」
彩谷千映理:「……」よく見る。
毛玉ツグミ:金色の毛並みに二房の黒。金色の瞳は確かにツグミと同じ色、かもしれない。
彩谷千映理:「……なん、となく、あるような」
彩谷千映理:「気はする」
嬬恋七瀬:「はあ~~~???」
嬬恋七瀬:「壬生だけならともかくお前までどうかしちまったのかよ彩谷……」
嬬恋七瀬:「こんなんどう見ても毛玉だろ!ツグミなわけないじゃん!」
彩谷千映理:「……いやでも確かに、ツグちゃんっぽいだけの毛玉ちゃんの可能性はあるし」
毛玉ツグミ:「きゅう!?きゅ、きゅー!」
毛玉ツグミ:ふるふると首を振っている。
彩谷千映理:「そもそもスミちゃん先輩、なんでツグちゃんだってわかったのさ」
壬生墨佳:「いやなんでって……」
壬生墨佳:「喋ってるだろ」
彩谷千映理:「……?」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「いや僕も最初は信じられなかったけど……」
嬬恋七瀬:「壬生お前……」
彩谷千映理:毛玉ちゃんを見る。
嬬恋七瀬:「大丈夫だよな……?」本気で心配そうな顔。
毛玉ツグミ:「きゅ?」 あれ?というように首を傾げている。
壬生墨佳:「ツグミの心配をしろよな」
嬬恋七瀬:「前にもこういうことあった気がするな……」
壬生墨佳:「薄情な先輩だよなあこいつも」ツグミを撫でながら。
彩谷千映理:「きゅ、きゅきゅー」手を振りながら
嬬恋七瀬:「ああ、そうだ、彩谷」
壬生墨佳:「こういうところで性根が出るんだよな」
彩谷千映理:「キュ?」
壬生墨佳:「困ってる時に手を差し伸べられないのがな」
毛玉ツグミ:「……」 何か考え込むように俯いて。
嬬恋七瀬:「なんか認識改変とか……催眠とか……そういう能力を受けてるんじゃないか……?」
壬生墨佳:「千映理なにやってんの……?」
彩谷千映理:「まあ、そっちの線も捨てきれないっていうか……。え?会話を試みてるんだけど」
壬生墨佳:「いや普通に話せよ」
壬生墨佳:「ツグミだって普通に……」
彩谷千映理:「……ナナ先輩、ちょっとそっちの線が濃くなってきたかも」
壬生墨佳:「……」
嬬恋七瀬:「キューキューしか言ってないだろ!」
壬生墨佳:「えっ聞こえてないの!?」
毛玉ツグミ:「!」
毛玉ツグミ:パッと目を見開いて。
GM:同時に、彩谷と嬬恋の通信機が鳴り始める。
嬬恋七瀬:「うわ、何何何」
彩谷千映理:すぐ端末を取る
毛玉ツグミ:『彩谷先輩!嬬恋先輩!聞こえます!?』
嬬恋七瀬:「あ、ツグミ!?なんだよやっぱいるんじゃん!」
彩谷千映理:「ああ、ツグちゃん、聞こえてるけど。スミちゃん先輩と何かに巻き込まれたりした?」
嬬恋七瀬:「聞いてくれよ~壬生のやつがさあ……なんか毛玉みたいなのをツグミって言い張ってて……今どこ?」
壬生墨佳:「あー……」
壬生墨佳:「そういうやつね……」
毛玉ツグミ:『えと、ここなんです……』
毛玉ツグミ:「きゅうう、きゅー……」
嬬恋七瀬:「いや、どこ?」
毛玉ツグミ:『ここです、ここ』
毛玉ツグミ:「きゅ、きゅ!」
壬生墨佳:「いやだから」
壬生墨佳:「これなんだって」
彩谷千映理:「……」もう一度毛玉ちゃんの方を見る
嬬恋七瀬:「……」
毛玉ツグミ:ぴょんぴょんと腕の中で跳ねようとしている。
彩谷千映理:瞬き。
彩谷千映理:「えっ」
壬生墨佳:「これがツグミなの……わっ!」
嬬恋七瀬:「……嘘でしょ?」
彩谷千映理:「つ、ツグちゃんが」
壬生墨佳:「嘘じゃないんだって……」
毛玉ツグミ:『嘘じゃないんですよう……』
毛玉ツグミ:「きゅぅうぅ……」
嬬恋七瀬:「毛玉……毛玉に……ええ……?」
壬生墨佳:「だからゲーセンも行かずに戻ってきたの」
嬬恋七瀬:恐る恐る手を伸ばし、毛玉に触れる。
壬生墨佳:「もともと休暇だったんだけどな……」
毛玉ツグミ:『? どうしました?嬬恋先輩』
嬬恋七瀬:「うわっ柔らか……えっ……?」そのまま撫でて。
毛玉ツグミ:不思議そうな顔はするが、身じろぎもせず撫でられる。
嬬恋七瀬:「あーー……」昔実家で飼っていた犬を思い出している。
彩谷千映理:「わ、私もいい……?」
壬生墨佳:「ほら」取り上げるようにして。
壬生墨佳:彩谷さんの前へ出す。
嬬恋七瀬:「あっ!まだ撫でてるだろ!?」
彩谷千映理:壊れ物を持つようにそっと受け取る。
毛玉ツグミ:『彩谷先輩?』
彩谷千映理:「……」
毛玉ツグミ:こてんと首を傾げて。
彩谷千映理:「……」そのまま優しく腕の中に抱きしめる
毛玉ツグミ:『わわ』
毛玉ツグミ:もふもふと柔らかい感触がよく分かる。
彩谷千映理:「……」無言で撫で回し始める。
毛玉ツグミ:『ひゃ、くすぐったいですよ』
嬬恋七瀬:「ヤバくないか……?」神妙な顔。
毛玉ツグミ:きゃっきゃと笑うがやっぱり逃げ出そうとはしない。
彩谷千映理:「……」
毛玉ツグミ:「きゅ、きゅー!きゅきゅ」
壬生墨佳:「千映理」
壬生墨佳:「顔やばいぞ君」
彩谷千映理:「……いきもの、はじめて撫でた」
壬生墨佳:「そうなの……?」
彩谷千映理:「生命の鼓動を感じる……」うわ言をつぶやき始める
彩谷千映理:「なんか、動物に避けられがちで……」
嬬恋七瀬:「彩谷……大丈夫か……?」
毛玉ツグミ:普段のツグミと同じく体温が高いのか、触れているとぽかぽかとあったかい。
彩谷千映理:「ひだまりはここにあったんだ……」
毛玉ツグミ:『え、ええと、彩谷先輩。私なら撫で放題ですよ!』
彩谷千映理:「ツグちゃん……!」
壬生墨佳:「ちょっ、ちょっとまって」
壬生墨佳:「そろそろ替わ……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……じゃなくて!」
彩谷千映理:「はっ」
嬬恋七瀬:「いやボク全然撫でてな……何だよ?」
壬生墨佳:「戻さないとまずくないかこれ!?」
嬬恋七瀬:「……」
彩谷千映理:「……」
嬬恋七瀬:「そうじゃん!!」
彩谷千映理:「……」
毛玉ツグミ:『そうですよ!というかそうでした!!』
彩谷千映理:「…………そうだね、そう、戻さないと、元のツグちゃんに戻ってもらわなきゃ」
嬬恋七瀬:「だいぶ沈黙長かったな……」
壬生墨佳:「とはいえ手がかりがあるわけでもないんだけど……」
彩谷千映理:言いながら撫でている。
壬生墨佳:手を出して撫でながら。
嬬恋七瀬:「ツグミは何か心当たり無いのか?」手を伸ばして撫でながら。
毛玉ツグミ:『え、ええと。今日壬生先輩との待ち合わせ場所に向かってる時に」
毛玉ツグミ:『なんかこう、急にムズムズってなって』
毛玉ツグミ:『それがこう、外に出そうになったっていうか……良くない感じがしたっていうか……』
毛玉ツグミ:『だからなるべく抑えようとして、こう、ぎゅーってして』
毛玉ツグミ:『気が付いたらこうなってました』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:(全然わからん……)
彩谷千映理:「……」
嬬恋七瀬:「なるほどね……」
嬬恋七瀬:「……全然わかんないわ……」
彩谷千映理:「……とりあえず」
彩谷千映理:「探す?手がかり」
壬生墨佳:「それしかなさそうだけど」
壬生墨佳:「そっちの任務はいいのか?」
彩谷千映理:「両方やるに決まってるじゃん。ねー?」
嬬恋七瀬:「そうだな……」顎の下を撫でながら「ツグミをこのままにしとけないもんな」
毛玉ツグミ:『先輩……』
毛玉ツグミ:目をウルウルさせつつ、喉を鳴らしている。
壬生墨佳:「じゃあ、決まりだな」
壬生墨佳:ツグミを抱きかかえて取り上げようとする。
彩谷千映理:取り上げられまいと避ける。
嬬恋七瀬:「ちょっと待て」
嬬恋七瀬:こちらも制する。
壬生墨佳:「ちょっと!?」
嬬恋七瀬:「何が決まりなんだよ」
彩谷千映理:「何?ほら、早くしないとツグちゃんずっとこのままだよ」
彩谷千映理:抱きしめて撫でながら。
壬生墨佳:「いやだから調査だろ……?」
壬生墨佳:「誰が解析できるんだよ」
壬生墨佳:「僕だろ」
嬬恋七瀬:「それはそうだけど」
嬬恋七瀬:「お前はここに来るまでの間ずっと抱えてたんだろ」
彩谷千映理:「そうそう」
彩谷千映理:「その間に解析すればよかったんじゃない?」
嬬恋七瀬:「不公平だろ。機会は平等に与えられるべきだ」
毛玉ツグミ:『あの、先輩?』
彩谷千映理:「ねーツグちゃん」
嬬恋七瀬:「なーツグミ?」
毛玉ツグミ:『え、ええと……』
壬生墨佳:「そうだな、抱え慣れてる」
壬生墨佳:「急激に環境を変化させるべきじゃないだろ」
彩谷千映理:「じゃあ今抱えてる私が続投ってことで」
壬生墨佳:「僕との意思疎通が一番うまくできるだろ」
壬生墨佳:「なあ、ツグミ」
嬬恋七瀬:「撫でるのはボクが一番上手いだろ。そうだよねツグミ」
彩谷千映理:「ツグちゃん、私じゃだめかな……?」
壬生墨佳:「君らは銃構えるんだから手開けなきゃだろ」
壬生墨佳:「もうちょっと理性的に判断してほしいよな」
嬬恋七瀬:「は~やだやだ。そうやって自分だけ正しいみたいな顔するのどうかと思うわ」
壬生墨佳:「正しい顔ができないからって僻むなよ」
彩谷千映理:「うう、離れたくない……もっと撫でていたいなあ……」
嬬恋七瀬:「そういうそっちは随分と厚顔で無恥みたいだけど?」
彩谷千映理:「ほら、先輩たちは喧嘩始めちゃったし、ね、もうちょっと私のとこで……」
壬生墨佳:「まあ君は傲岸で無知だしなあ……あっこら千映理!」
嬬恋七瀬:「おい彩谷!抜け駆けしようとしてんじゃねーぞ!」
壬生墨佳:「わがままを言うな!任務なんだぞ!」
壬生墨佳:「公私混同するな!」
彩谷千映理:「うっ、耳が痛い!でもこんな千載一遇の……」
毛玉ツグミ:『あ、あの!』
壬生墨佳:「何!」
嬬恋七瀬:「それはお前だろ!?……なに?ツグミ」
彩谷千映理:「ツグちゃん?」
毛玉ツグミ:『ずっと抱えてもらって、浮きっぱなしで、その』
毛玉ツグミ:『一回地面とか机に降りたいです……』
彩谷千映理:「……」
壬生墨佳:「……」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「……がんばって、もとに戻す方法考えようか……」
嬬恋七瀬:「……そうだな……」
彩谷千映理:「……そうだね……」とても名残惜しそうにしてから
彩谷千映理:クッションを敷いて机の上にそっと置く
毛玉ツグミ:ようやく地面に足を付けて、安堵からかきゅうと一つ声を漏らした。


GM:ロイス取得のみ可能です。
嬬恋七瀬:木虎ツグミ 〇庇護/渇望
壬生墨佳:-後輩/彩谷千映理/信頼/自分勝手:○/ロイス
彩谷千映理:木虎ツグミ 庇護○/もうちょっと、もうちょっとだけ……/ロイス


【ミドルフェイズ2】

GM:お次はミドル2シーン目。情報収集のターン。
GM:シーンプレイヤーは嬬恋さん、そのほか登場したい方もダイスをどうぞ!
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:40->43)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:42->49)
壬生墨佳:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:49->57)
GM:それでは情報収集項目の開示から。現在調べられる項目はこちらになります。
情報収集項目
ツグミの異常について 情報(UGN)/知識(レネゲイド) 難易度:8/12
コピーキャットの動向について 情報(FH) 難易度:9
妖怪の噂について 情報(UGN) 難易度:6
GM:判定を先に纏めてやっていただいて、後から開示で行こうと思います。ご相談の上お振りください。
嬬恋七瀬:情報よわよわ
彩谷千映理:フフッ、実は素だとそこまで強くない
壬生墨佳:1つ目は
壬生墨佳:振る技能で情報が違う感じ?
GM:あ、いえ。どちらも同じです。
嬬恋七瀬:達成値でなんか出る感じか……
彩谷千映理:UGN使えれば+4かつミーミル乗せて振れる
嬬恋七瀬:順当に妖怪かなあ 財産あるからコピーキャットでもいいかも
壬生墨佳:UGNなら+4とコネがあります
壬生墨佳:あ、うそ +5
彩谷千映理:つよ
嬬恋七瀬:つよ……
嬬恋七瀬:じゃあコピーキャット行こうかな?FHだし
彩谷千映理:そういえばバディムーヴあるからヨロシクネ
嬬恋七瀬:優秀~
壬生墨佳:あ、じゃあそれがいいかも
彩谷千映理:よろしやす
壬生墨佳:あ、そうだ
壬生墨佳:《成分分析》でボーナスついたりします?
壬生墨佳:毛玉をこうワシャワシャと……
嬬恋七瀬:こいつ……
彩谷千映理:隙あらば撫でようと
GM:ふむ、では+2さし上げましょう
嬬恋七瀬:職権乱用!
毛玉ツグミ:「きゅぅぅ……」と撫でられます。
壬生墨佳:わあい 合法的にいっぱい撫でます
彩谷千映理:おのれ~
嬬恋七瀬:許せん
彩谷千映理:じゃあ彩谷は妖怪ウォッチかな
壬生墨佳:ツグミの異常について、コネ使ってUGNで。
壬生墨佳:4dx+7>=12
DoubleCross : (4R10+7[10]>=12) → 9[3,5,5,9]+7 → 16 → 成功

彩谷千映理:ナデナデの成果
嬬恋七瀬:ぐぬぬ
嬬恋七瀬:コピーキャットの動向について 振ります
彩谷千映理:そういや支援射撃もあった
彩谷千映理:いります?
嬬恋七瀬:いやこいつ素振りだと1か……
嬬恋七瀬:ほしい!
壬生墨佳:優秀かよ
彩谷千映理:あいよ~
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:49->51)
彩谷千映理:ダイス3つお待ち!
嬬恋七瀬:新鮮~
嬬恋七瀬:4DX>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,6,7,8] → 8 → 失敗

彩谷千映理:バデをムしましょう
壬生墨佳:情けない……
彩谷千映理:+3
嬬恋七瀬:やった~
嬬恋七瀬:頼れる後輩だなあ
壬生墨佳:後輩にそんなおんぶにだっこで恥ずかしくないの?
嬬恋七瀬:こっちと相棒組もうかな
壬生墨佳:千映理もあんまり甘やかすなよ
壬生墨佳:(ツグミを撫でながら)
彩谷千映理:羨ましい……撫で……モフモフ……
毛玉ツグミ:「きゅ~……」
彩谷千映理:この胸に燃える羨ましさを力に変えて妖怪ウォッチッチします
彩谷千映理:ミーミルの覚書起動でUGNコネとして使います あとエージェントツールも乗って達成値+2
彩谷千映理:4dx+2+2=>6
DoubleCross : (4R10+2+2[10]>=6) → 8[1,3,4,8]+4 → 12 → 成功

彩谷千映理:よし
壬生墨佳:優秀チーム
嬬恋七瀬:優秀すぎ
彩谷千映理:優秀なんだよな~
GM:流石皆さん
GM:それでは開示していきます、まずはツグミについて。
ツグミの異常について
難易度:8
恐らくはキュマイラ因子の暴走によるもの。何らかの外部刺激により因子が活性化され、本来適性の無い獣化が発動してしまったようだ。
現在は安定しているものの、獣化が発動した状態で安定してしまっていることと当人もコントロールに慣れていないことが合わさり人の姿には戻れなくなっている。
また獣化は行われているが種族を特定できるような特徴は判別できず、何の因子であるかは未だ謎のままだ。
難易度:12
現在はロック中。トリガーシーンにて開示。
コピーキャットの動向について
十一地区付近に存在するとあるビルに人員が出入りしていた形跡を掴めた。
またそのビルから何らかの大型の機会を運び出した様子も確認できた。
→新項目:ビルについてを新たに調査可能
妖怪の噂について
ここ数日にかけて流行り始めた噂。
人ほどの大きさの鯰、あるいは蜘蛛。三本足の鴉や怪奇現象など、種類は多いがどれも複数の証言が上がっている。
R案件の可能性を鑑みて調査をするべきではないかとの意見も上がりつつある。
GM:以上になります。


彩谷千映理:「……ってことで、誰からいく?」
壬生墨佳:「じゃあ、こっちから」支部に残っていた。
壬生墨佳:ツグミを膝の上に乗せて座っている。
彩谷千映理:視線はツグちゃんに固定されている
壬生墨佳:「それなりに分かってきた……要はこれ」
毛玉ツグミ:「きゅ」 沢山撫でられてご満悦の顔。
壬生墨佳:「ツグミ自身の能力発現ってところだ。トリガーは外部的かも知れないけど」
嬬恋七瀬:「ツグミ自身?」
嬬恋七瀬:「ツグミに毛玉になる能力なんてあったか?」
彩谷千映理:「ツグちゃん、キュマイラだもんね確か」
壬生墨佳:「持続している事象は、キュマイラ・シンドロームの獣化作用に近い」
彩谷千映理:「……毛玉のキュマイラ、じゃないもんねえ」
壬生墨佳:「まあ普段はそういう方向性じゃないから、異常であることは確かなんだけど」
毛玉ツグミ:『はい!……いえ、あれ。もしかしたら毛玉のキュマイラなんでしょうか……?』
壬生墨佳:「そんな生き物居ないだろ……とにかく、ツグミはこう……イレギュラーなんだよ」
壬生墨佳:「キュマイラの中でも、異常変種というか……」
嬬恋七瀬:「暴走みたいなもんってこと?」
壬生墨佳:「少なくとも、エフェクトの効果を自分で解除できないのは普通じゃない状態だ」
嬬恋七瀬:「まあ、キュマイラにも色々いるもんな」
嬬恋七瀬:「珍しい動物とかならともかく、ドラゴンとか、ユニコーンとか、あとサキュ……」
壬生墨佳:「?」
彩谷千映理:「?」
嬬恋七瀬:「……色々いるらしいな」目を逸らす。
毛玉ツグミ:「?」
嬬恋七瀬:「まあ、今すぐヤバい事態じゃないならよかった」
壬生墨佳:「とはいえなあ」
壬生墨佳:「どうすれば解決する、の糸口がない」
彩谷千映理:「糸口ねえ」
壬生墨佳:「他にもサンプルが居れば推定できるかもだけど……」
壬生墨佳:「うちの支部でキュマイラ見繕うのはな……」
彩谷千映理:「……あ、妖怪」
毛玉ツグミ:『うぅ……出来れば早めに解決したいんですけど、全然やり方が分からなくて』
壬生墨佳:「ツグミは無理しなくていいよ、侵蝕上がっても困るし……妖怪?」
壬生墨佳:膝の上のツグミを撫でながら。
彩谷千映理:「そ、最近流れてる噂話。でっかい鯰とか蜘蛛とか、ヤタガラスって言うんだっけ?三本足のやつとかをさ」
彩谷千映理:「見たって人が結構いるらしくて」
毛玉ツグミ:『うぅ……あ、そこ気持ちいです……』
嬬恋七瀬:「そんなに?それなりに信憑性あるってことか」
壬生墨佳:「……それあれじゃないの?ほら、アホみたいな生物たくさん作ってるとこ」
壬生墨佳:「あったろそんなセル」
嬬恋七瀬:「あー、ツチノコとか」
彩谷千映理:「それか、もしくは」ナナ先輩をちらっと見ながら
彩谷千映理:「その真似事するとこ」
嬬恋七瀬:「んー……どうだろうな」
嬬恋七瀬:「“コピーキャット”の件。元々頼まれてたから調べてきたけど」
嬬恋七瀬:「うちの地区のビルに出入りしてる形跡があった。何かの機械を運び出してたって証言もあるんだけど……」
嬬恋七瀬:壬生さんの膝からツグミを抱え上げ、胸に抱いて。
嬬恋七瀬:「何やってるかまでは分かんないな。そのビル調べてみないことには」
毛玉ツグミ:「きゅわ」
壬生墨佳:「あっこら!」
毛玉ツグミ:『わ、嬬恋先輩?』
彩谷千映理:「“コピーキャット”って、性質上『何をやるか』は分かりづらいっていうかさー、『何かあってから』コピーキャットの仕業だってわかること多いじゃん」
壬生墨佳:「まだ調べてる途中なんだよ!邪魔するな!」
嬬恋七瀬:「人間毛玉化装置とかだったら怖いよな~」毛並みを梳かすようにツグミを撫でる。
毛玉ツグミ:「きゅきゅ~」
壬生墨佳:「てか、露骨に露見する時点であんまりあちらさんの手口っぽくないだろ」
毛玉ツグミ:『ですねえ……』 撫でられて目尻が下がる。
壬生墨佳:「なんで回収する時に目立たせるんだよ」
彩谷千映理:「……そういえばさ」真面目な話の最中も、ツグちゃんに視線は固定されっぱなしである。
彩谷千映理:「もし妖怪が、ツグちゃんみたいな変異キュマイラの成れの果てだったりしたらさ」
彩谷千映理:「シンプルにマズい気がするんだよねー」
嬬恋七瀬:「ツグミは通信できる能力があるからいいけど……」狭い額に指先を立て、掻くように撫でる。
嬬恋七瀬:「そうじゃなかったら普通、意思疎通も出来なくてお手上げだよな」
嬬恋七瀬:「見た目よりヤバい事態じゃないか?これ」
壬生墨佳:「……ノイマンシンドロームの中には、動物と意思疎通できる連中もいるらしいけど」
壬生墨佳:「まあ、とりあえずは実地調査かな」ツグミを取り上げて。
壬生墨佳:「そのビルだっけ?2人で行ってきなよ」
彩谷千映理:「あっ、次私……」
毛玉ツグミ:『ふわあ……え?』 話は聞こえていたがちょっと夢見心地だったかもしれない。
彩谷千映理:「私も……」
嬬恋七瀬:「あっこら!」
嬬恋七瀬:「お前は散々撫でてたんだろ!」
壬生墨佳:抱えたままちょっと彩谷さんに触らせるようにしながら。
彩谷千映理:撫でたいのに……と言いたげに手だけが虚空を撫でる。
嬬恋七瀬:「せめて彩谷だろ!代わるにしても!」
壬生墨佳:「撫でてない。調査してるの」
彩谷千映理:「あ、えへへ……柔らかい……」
嬬恋七瀬:「なら今から第四まで送ってって本格的に調査してもらうか?」
彩谷千映理:「痒いところはないですかー、かわいいねー、うちの子にならなーい?」満面の笑み
壬生墨佳:「はあ!?」
毛玉ツグミ:『あう……嬉しいですけど、私は木虎家の子なので……』
壬生墨佳:「ふざけるなよ、ツグミを他の支部に出すのか!?」
毛玉ツグミ:『あ、でもどうしましょう。この姿のまま帰るのはちょっと……』
壬生墨佳:「また舐め腐った任務に放り込まれるだろそんなの」
嬬恋七瀬:「検査の為だって言ってんだろ!」
壬生墨佳:「有り得ない。よくそんな提案できるな?」
嬬恋七瀬:「お前が一人で延々撫でてたいだけだろ」
壬生墨佳:「調査のためだって言ってんだろ」
壬生墨佳:「早くそのビル調べてこいよ」
彩谷千映理:「よーしよしよし、ツグちゃんよーしよしよし」
嬬恋七瀬:「もっと専門家に任せてもいいだろって言って……彩谷!味方しろよ!」
毛玉ツグミ:『ふわああ……』
彩谷千映理:「えっ、何?何の話?」
壬生墨佳:「えっ何も聞いてなかったの」
彩谷千映理:「ごめん、五感の全てを『撫で』に集中させてて……」
壬生墨佳:「没収!」
彩谷千映理:「あーん酷いー!」
嬬恋七瀬:「あっこいつ!」
彩谷千映理:「うっうっ、もうツグちゃん無しじゃ生きてけないのに……」
嬬恋七瀬:「あー分かった分かった分かりました。ツグミを他の支部にやるのは無しってのはいい」
壬生墨佳:「ようやく分かったか」ギュッと抱きかかえて。
嬬恋七瀬:「でも本音はお前が撫でてたいだけだって認めろよ」
毛玉ツグミ:「むぎゅ」
壬生墨佳:「えっそりゃ……」
壬生墨佳:「当たり前だろ……」
嬬恋七瀬:「こいつ…………」
彩谷千映理:「素直……」
壬生墨佳:「逆になんで撫でたくないんだ?そっちのほうがおかしいだろ」
嬬恋七瀬:「開き直りやがった……!」
彩谷千映理:「私も撫でたい……もっと……」
壬生墨佳:「僕はそれに足る能力適性があるからなあ」
壬生墨佳:「分析能力がね……」
彩谷千映理:「横暴だー!職権乱用だー!」
嬬恋七瀬:「そうだ!公私混同するな!」
毛玉ツグミ:「むぎゅぎゅ」
壬生墨佳:「だって僕本来オフだったんだぜ」
毛玉ツグミ:『あの、壬生先輩。ちょっと苦しい、です』
壬生墨佳:「この時間だって、本当はツグミと一緒にいるはずだったんだから……あ」
壬生墨佳:「ごめんね」緩めて撫でる。
毛玉ツグミ:「きゅう」 ぷは、と息をつく。
嬬恋七瀬:「自分の欲望のためにツグミを苦しめやがって……」
嬬恋七瀬:「どう思う彩谷」
彩谷千映理:「独禁法に違反してると思う」
壬生墨佳:「ごめんよツグミ~……なんか食べたいものある?僕作ろうか?」
彩谷千映理:「私も撫でたいのに……」
毛玉ツグミ:『あ、ええと……うーん……。お肉食べたいです!』
壬生墨佳:「オッケー、お肉ね……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「これ味付け薄めにしなきゃダメかなあ」
壬生墨佳:「塩分よくないって言うじゃん」
嬬恋七瀬:「どうなんだ……?」
彩谷千映理:「……キュマイラって内臓まで変わるの?」
嬬恋七瀬:「そっちも動物なのかな……」
壬生墨佳:「いや普通は解除してから食べるだろうし……」
壬生墨佳:「……」
彩谷千映理:「確かに……」
毛玉ツグミ:『私はなんかこう、変わった感じしないんですけど』
壬生墨佳:「てかこれ消化器官あるのか?」
毛玉ツグミ:『……あれ、もしかして私今チョコ食べちゃダメだったりします!?』
壬生墨佳:「分からないけど……やめといたほうがよくない?」
嬬恋七瀬:「……」
彩谷千映理:「……試して大変なことになったらそれこそ」
彩谷千映理:「……」
毛玉ツグミ:『そ、そんなぁ……』
嬬恋七瀬:「……なんか……早めに解決した方がいい気がしてきたな……」
壬生墨佳:「早く戻すぞ……僕らで争ってる場合じゃない」
彩谷千映理:「そうだね、ツグちゃんの日常を取り戻さなきゃだ」
嬬恋七瀬:「とりあえず調べるか……例のビル……」
嬬恋七瀬:「待っててなツグミ。すぐに戻してやるからな」もう一度撫でて。
嬬恋七瀬:「行こうぜ、彩谷」
彩谷千映理:「だね、ナナ先輩。ちゃっちゃと終わらせなきゃ」


GM:シーンカット、購入とロイス取得が可能です。
壬生墨佳:ボデマねらお
彩谷千映理:ほしいものある人~
壬生墨佳:あ、そうじゃん
嬬恋七瀬:彩谷千映理 信頼/〇かわいそう
壬生墨佳:得意な人だ
壬生墨佳:メイド服が欲しいな~
彩谷千映理:頑張って買っちゃうぞ~
嬬恋七瀬:とりあえず自分でボルトアクションライフルねらお
嬬恋七瀬:あっ支援射撃って自分に使えないんだっけ
彩谷千映理:使えないよん
壬生墨佳:他人のみですね
嬬恋七瀬:じゃあこっちに欲しい~~
彩谷千映理:欲しいかい?
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:51->53)
彩谷千映理:あげちゃう3D
嬬恋七瀬:わ~いありがとう!
嬬恋七瀬:4DX+3>=15
DoubleCross : (4R10+3[10]>=15) → 6[2,3,5,6]+3 → 9 → 失敗

彩谷千映理:バデのムで+3
嬬恋七瀬:頼りになりすぎる
彩谷千映理:財産節約ネー
嬬恋七瀬:財産3払って購入、装備します のこり3点
彩谷千映理:でこっちはアルティメイド服狙っちゃう 手配師1個使って残り1個
彩谷千映理:5dx+4+2+10=>20 潜伏者:調達も使用 残り2回
DoubleCross : (5R10+4+2+10[10]>=20) → 8[2,3,6,8,8]+16 → 24 → 成功

彩谷千映理:ふふん
壬生墨佳:すごーい
GM:お見事
嬬恋七瀬:つよ……
彩谷千映理:どうぞ
壬生墨佳:もらった
壬生墨佳:応急でも狙っとこ
壬生墨佳:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 8[7,8] → 8 → 成功

壬生墨佳:OKOK 以上で~
彩谷千映理:ロイスは壬生墨佳/信頼/職権乱用じゃない?○/ロイスで
彩谷千映理:以上!
GM:はい、それでは改めてシーンカット!


【ミドルフェイズ3】

GM:続けて情報収集のターン。シーンプレイヤーは連続になりますが嬬恋先輩。
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+5(1D10->5)した(侵蝕率:43->48)
GM:ひとまず様子見で後から登場なども可能とします。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+5(1d10->5)した(侵蝕率:53->58)
壬生墨佳:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:57->66)
GM:では現在の情報収集項目はこちら。
情報収集項目
済:ツグミの異常について 情報(UGN)/知識(レネゲイド) 難易度:8/12
済:コピーキャットの動向について 情報(FH) 難易度:9
済:妖怪の噂について 情報(UGN) 難易度:6
ビルについて 情報(FH) 難易度:9
彩谷千映理:ナナ先輩に支援射撃して調べてもらおう
嬬恋七瀬:それがよさそう
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:58->60)
彩谷千映理:そーれっ
彩谷千映理:3D入りましたー!
嬬恋七瀬:支援貰って素振り!
嬬恋七瀬:4DX>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[6,7,7,8] → 8 → 失敗

嬬恋七瀬:また??
壬生墨佳:ボスにいいつけてやろ
彩谷千映理:バディムーヴあるから
彩谷千映理:大丈夫大丈夫
嬬恋七瀬:デジャヴを感じる
彩谷千映理:+3しなさい
嬬恋七瀬:しました
嬬恋七瀬:成功!
彩谷千映理:無敵のコンビ
嬬恋七瀬:やっぱこっちとバディ組もうかな~
GM:はーい、では開示します。
壬生墨佳:じゃあ僕ツグミと組むね
壬生墨佳:うちのバディに近づかないでね
彩谷千映理:あっずるい
嬬恋七瀬:こいつ!
ビルについて
インリークォ所属の研究員、上峰武良が潜伏していた研究施設らしい。
上峰自身は数日前に遺体となって発見されている。
恐らく現在はコピーキャットセルによる監視下にあると思われる。
→新項目:上峰武良についてを調査可能
→新行動:ビルへの潜入調査を次シーンより実行可能
GM:潜入調査が行えるのは次シーンからですが、上峰についてはこのターンから調べられます。
彩谷千映理:それならば調べてみまっしょ 難易度おねがいします!
GM:はーい、難易度はこちら!
上峰武良について 情報(FH) 難易度:11
彩谷千映理:なるほどね
壬生墨佳:僕やろっか
彩谷千映理:お願いしてみよう
壬生墨佳:技能無しで素振り
壬生墨佳:3dx>=11
DoubleCross : (3R10[10]>=11) → 9[1,2,9] → 9 → 失敗

壬生墨佳:バディム浪費して無ければなあ
彩谷千映理:くっ、バディムーヴはナナ先輩に使っちゃった……
嬬恋七瀬:残念だなあ
彩谷千映理:仕方ない、私が出よう
壬生墨佳:たのんだ!
嬬恋七瀬:頑張って!
彩谷千映理:地味にミーミルが使えないというのがやりおるポイント
彩谷千映理:無形だけでとりあえずやってみよう
壬生墨佳:収集チームは?
彩谷千映理:ほんとだコネだ
彩谷千映理:使っちゃお~
嬬恋七瀬:ミーミルくんは優秀だな……
彩谷千映理:ミーミルを情報収集チームとして使用して+2します
彩谷千映理:それと無形でほぼ素振りで判定
彩谷千映理:5dx+2=>11
DoubleCross : (5R10+2[10]>=11) → 9[1,4,6,7,9]+2 → 11 → 成功

彩谷千映理:ナイスゥ!
嬬恋七瀬:優秀過ぎる……
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:60->64)
GM:お見事!では情報開示です。
上峰武良について
インリークォセル所属の『葉』すなわち研究員の一人。
専門は“妖怪”について。正確には妖怪の――幻想種の因子を持つキュマイラについて。
妖怪という存在に非常に執着しており、自身の琴線に触れるキュマイラを蒐集しその因子について研究していた。
当人は現在進行中の『戴冠計画』についての内紛で数日前に死亡が確認されている。
嬬恋七瀬:ほっ本当に妖怪だった
彩谷千映理:しんでる



嬬恋七瀬:件のビルに向かう道中、彩谷さんと二人で街を歩いていく。
彩谷千映理:「そういえばさあ」
嬬恋七瀬:「ん?何だよ」
彩谷千映理:「こないだ夏目さんと先輩二人とで解決した事件、大変だったらしーじゃん?」
嬬恋七瀬:「あー……」
嬬恋七瀬:「……まあな。かなり」頷く。
彩谷千映理:「……その割には任務の愚痴とか、無かったなって」
彩谷千映理:「そういう時って、だいたいスミちゃん先輩絡みでなんかあった時じゃん?」
彩谷千映理:「統計的に」
嬬恋七瀬:「ぶっ」
嬬恋七瀬:「勝手に取るな!統計!」
彩谷千映理:「おっ、今回は大当たり」
嬬恋七瀬:「別に何も……!」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「あったけど……」
彩谷千映理:「やっぱりー」悪戯っぽく笑う
嬬恋七瀬:「……」居心地悪そうに。
彩谷千映理:「……ま、別にからかって言いふらそうなんて思ってないよ」
彩谷千映理:「応援してるのはマジだし」
嬬恋七瀬:「それは分かってるけどさ……」
嬬恋七瀬:「いや、でも、今回ばかりは」
彩谷千映理:「ばかりは?」
嬬恋七瀬:「マジであいつ……意味わかんないんだって……」
嬬恋七瀬:深々と溜息を吐く。
彩谷千映理:「いつもと段違いで、って感じだ」
嬬恋七瀬:「ああ……」
嬬恋七瀬:しばらく迷って黙り込み。
嬬恋七瀬:「……今回の任務、マジで大変でさ。まあ……内容のほうは、ボクから言う事じゃないから省くけど」
嬬恋七瀬:「その相談で、この前あいつの家に呼び出されたんだよ」
彩谷千映理:「へえ、家まで。見かけ上は進展してるじゃん」
嬬恋七瀬:「うーん……まあそうなんだけど……」
嬬恋七瀬:「……で、色々話してたら」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「壬生にさ……」
彩谷千映理:「話してたら?」
嬬恋七瀬:「ボクのこと好きかもしれない、って言われた」
彩谷千映理:「……」
彩谷千映理:「…………」
彩谷千映理:「やったじゃん」
嬬恋七瀬:「いや、でもすぐに『やっぱ今の無し』みたいに言われてさ……」
嬬恋七瀬:「その時点ではぁ!?ってなるじゃん」
彩谷千映理:「……それはまあ、確かに」
嬬恋七瀬:「でも、その時さ」
嬬恋七瀬:「もう一回改めて、ちゃんと伝えたんだよ。ボクは壬生のこと好きだって」
彩谷千映理:「おー、やるじゃん」
彩谷千映理:「改めて尊敬した」
彩谷千映理:久々に、とは言わないでおく
嬬恋七瀬:「いや……そしたらあいつ……」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「……今夜はここに居て、って言ってきてさ……」
彩谷千映理:「…………」
彩谷千映理:「わお」
嬬恋七瀬:「……でもあいつ、すごい……こう……」
嬬恋七瀬:「サラッと言ってきたからさ……」
嬬恋七瀬:「意味分かって言ってんのか?って確認したら……」
彩谷千映理:「したら……?」
嬬恋七瀬:「帰れっていきなりキレられて、追い出された」
彩谷千映理:「……」
彩谷千映理:「……ぷっ」
嬬恋七瀬:「これ……」
嬬恋七瀬:「何……?キレていいやつだよな……?」
彩谷千映理:「えっ、そんなことある!?ってなる」
嬬恋七瀬:「こんなことねーだろ!?」
嬬恋七瀬:「何なんだよあいつ!?意味わかんないんだけど!」
彩谷千映理:「それは確かに意味わかんないけどさー」
彩谷千映理:「多分本人も意味わかってないんじゃないコレ」
嬬恋七瀬:「そりゃ……」
嬬恋七瀬:「そうだろうけど…………」
嬬恋七瀬:額を抑える。「余計悪いだろ……」
彩谷千映理:「うわー……見たかったー……」
嬬恋七瀬:「彩谷!」
嬬恋七瀬:「見世物じゃねーぞ!」
彩谷千映理:「いやーほんとに見たかったなー間近で見たらより一層正確に判定できたろうになー」
彩谷千映理:「……ま、なんというか」
彩谷千映理:「聞いてる限り、スミちゃん先輩がバグったんじゃない?って感じはする」
嬬恋七瀬:「バグ……」
嬬恋七瀬:「確かにたまにバグるけど……」
彩谷千映理:「……ナナ先輩を好きって言ったこと自体じゃなくてさ」
彩谷千映理:「あれだよ、そう思ってる自分のことがよくわかんないってヤツ」
嬬恋七瀬:「……自分が、ねえ…………」
彩谷千映理:「……ていうか、さあ」
彩谷千映理:「二人ともなんか似てない?その辺」
嬬恋七瀬:「……は?」呆気に取られて。
嬬恋七瀬:「どこがだよ。どの辺が?」
彩谷千映理:「相手の事を滅茶苦茶大切に思ってるくせに、口と態度が全然ついてこないとことか」
嬬恋七瀬:「う……」
彩谷千映理:「カッコつけすぎなんだよね、二人とも。素直になればいいのになーって思うけど」
彩谷千映理:「ま、カッコつけてて素直だったら夏目さんみたいになるんだけども」
嬬恋七瀬:「いや……ボクは素直になってんだろ!?」
彩谷千映理:「だからさ、次はスミちゃん先輩のターンなんだって」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「それ、いつまで待てばいいんだよ……」
彩谷千映理:「それは……まあ」
彩谷千映理:「……スミちゃん先輩次第としか」
嬬恋七瀬:「……はぁあああ……」重々しい溜息を吐く。
嬬恋七瀬:「告白してからがこんなに長いこと、今まで無かったわ……」
嬬恋七瀬:「大体誰でも即オトしてきたのに……」
彩谷千映理:「それはそれでどうなのさ」笑いながら
嬬恋七瀬:「恋愛なんて全部分かったつもりでいたのにさあ」
嬬恋七瀬:「壬生のことは全然分かんない。ちょっと分かった気になるとすぐにもっと分かんなくなる」
嬬恋七瀬:「何なんだよ、あいつ……」
彩谷千映理:「……」
嬬恋七瀬:「何であんな面倒なやつ好きになっちゃったんだろ……」
彩谷千映理:「……」微笑み。
彩谷千映理:「……ま、あれだよ」
彩谷千映理:「好きになる理由なんてさ、わかんないもんだし」
彩谷千映理:「私だって、夏目さんの好きなところはいっぱい言えるけどさー」
彩谷千映理:「……なんで好きになったのか、ってのは、いまだによくわかんないというか」
彩谷千映理:「説明できないし」
嬬恋七瀬:「……そんなもんかなあ」頭の後ろで手を組む。
彩谷千映理:「……そんなもんでしょ」
嬬恋七瀬:「……まあ、聞いてくれてありがとな」
嬬恋七瀬:「誰かに愚痴りたくて仕方なかったから。マジで」
彩谷千映理:「ナナ先輩の愚痴面白いからいいんだよー」
嬬恋七瀬:「面白がるな……!」
彩谷千映理:「キャー怒られた」
嬬恋七瀬:「……気長に待つか……ボクだって散々時間掛けて、二人に背中押してもらったんだしな」
嬬恋七瀬:「何年掛かるか不安だけど……」
彩谷千映理:「……待つって言うと不安だろうけど」
彩谷千映理:「ま、何年だって隣にはいられるでしょ、ナナ先輩なら」
嬬恋七瀬:「……そうだな」
嬬恋七瀬:「その為に告白したんだからな」
嬬恋七瀬:「焦らず待つことにするよ。後輩に追い抜かれそうだけど」
彩谷千映理:「ブーケ投げようか?」
嬬恋七瀬:「調子に乗んな」額を小突く。
彩谷千映理:「あだっ」
嬬恋七瀬:「そういえば今回、夏目さんにも色々お世話になったんだよな」
嬬恋七瀬:「話聞きたい?」
彩谷千映理:「えっ、めっちゃ聞きたい」
彩谷千映理:「どんなだった?」目を輝かせながら
嬬恋七瀬:「あー、どこから話すかな。今回、元遺産管理局ってのが絡んできてさ……」
嬬恋七瀬:「それで夏目さんが一緒に……」
嬬恋七瀬:話しながら、街の雑踏を歩いていく。



GM:嬬恋と彩谷が居なくなり二人になった部屋で。
毛玉ツグミ:『あ』
壬生墨佳:「ん?」
毛玉ツグミ:『あ、いえ。ええと』
毛玉ツグミ:『今日壬生先輩に相談したいことがあったなーっていうのを、今思い出して』
壬生墨佳:「相談?何?」
毛玉ツグミ:『その、うーん』
毛玉ツグミ:『今のこの状況とかとは全く関係ないんですけど……』
壬生墨佳:「うん、何でもいいよ」
毛玉ツグミ:『……その、ですね』
毛玉ツグミ:もぞもぞと少し居心地悪そうに身じろぎした後。
壬生墨佳:「何だよ。何言っても怒んないよ」
毛玉ツグミ:『壬生先輩は、どういう好きなら恋の意味の好きだと思います?』
壬生墨佳:「ブッ」
壬生墨佳:「……は」
壬生墨佳:「はあっ!?」
壬生墨佳:「え……は……!?」
毛玉ツグミ:『あ、え。聞いちゃダメなことでした!?』 
壬生墨佳:「いや駄目というか……」
壬生墨佳:「なんで知りたいの……?」
毛玉ツグミ:『ええと、その』
毛玉ツグミ:『その、私が今、好きかもしれないなーって思う子が居て』
壬生墨佳:「えっ」
壬生墨佳:「ええーっ……」
毛玉ツグミ:『でも、今までそういう風に思ったことが無いからそういう好きなのかなっていうのが分からなくて」
毛玉ツグミ:『どういう好きならそういう好きなのかっていうのを、色んな人に相談してるんです』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:(どんな奴だ……?)
壬生墨佳:(一体どんな男を……)
壬生墨佳:「……ツグミは、その子のことが好きだけど、恋の意味かは分かんないってこと?」
毛玉ツグミ:『そう!そういう感じです!』
壬生墨佳:(なんとか穏便に回避させるか……)
壬生墨佳:「えっと、向こうはどう?」
壬生墨佳:「ツグミのこと、好きなんだと思う?」
毛玉ツグミ:『ええと、好かれてるとは思います。嬬恋先輩にも前そう言ってもらいましたし』
毛玉ツグミ:『ただ、それが恋って風なのかは……やっぱり分かりません』
壬生墨佳:「えっあいつの知り合いなの……」独り言つ。
壬生墨佳:「急に不安になってきたな……」
壬生墨佳:「……ツグミはさ、それを知って」
壬生墨佳:「どうしたいんだ」
壬生墨佳:「恋だったら、とか。恋じゃなかったら、とか」
毛玉ツグミ:『私は、ううん』
毛玉ツグミ:『恋じゃなかったら、それは今まで通りで良いかなって思いますけど』
毛玉ツグミ:『恋なんだったら、その子に伝えたいなって思います』
毛玉ツグミ:『その子のこと、とっても大好きなので。どういう好きかっていうのも知って欲しいと思うし』
毛玉ツグミ:『それで、その子も同じように私のこと好きになってくれたら、すっごく嬉しいと思います』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「何て言うかさ……」
壬生墨佳:「いや、その、なんだ」
壬生墨佳:「あくまで僕の話として聞いてほしいんだけど……そうしろとかじゃなくてね」
毛玉ツグミ:『はい!』
壬生墨佳:「……なんか、そんな定義に、意味なんてあるのかって思う」
壬生墨佳:「こうだったら恋、みたいなもの、本当にあるのかなって」
壬生墨佳:「だってさ、そういう形って、人それぞれだろ。人それぞれっていうか」
壬生墨佳:「関係性それぞれっていうか……」
壬生墨佳:「だからあくまで自分と相手がどう思うか次第なんだと思うんだけど……」
壬生墨佳:「思うんだけどさ……」手に抱えたものを悩ましげにぐりぐりする。
壬生墨佳:「思ってはいるんだよ」
壬生墨佳:「だけどなんかさ……」ぐりぐり。
毛玉ツグミ:『なるほど。……あの、壬生先輩?』 ぐりぐりされている。
壬生墨佳:「向こうからこっちほど、こっちはそう思ってるのか?とか」ぐりぐり。
壬生墨佳:「じゃあ、そうだったら、その先、どうなりたいと思ってるのかとか思われてるのかとか」
壬生墨佳:「なんかそういうこと考えるとわかんなくなるんだよ」ぐりぐり。
毛玉ツグミ:『あの、先輩。壬生先輩』
毛玉ツグミ:「むぎゅぅ、きゅ……」
壬生墨佳:「はあ……何、ツグミ」
毛玉ツグミ:『ええと、ううん。私の勘違いかもですけど』
毛玉ツグミ:『壬生先輩も何か悩んでるんですか?』
壬生墨佳:「えっ」
壬生墨佳:「なんかそういう形になってた今?」
壬生墨佳:「ちょっと待ってね、悪い」
毛玉ツグミ:『なんとなくそうかなあって』
壬生墨佳:「ツグミの話だよな。ええと、どこまで言ったか」
壬生墨佳:「とにかく、こうしたい、があるなら動けばいいんじゃないかなと思うよ」
壬生墨佳:「そうやって動いたら可否はともかくはっきりと……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……することも、あると思う……」
壬生墨佳:「おそらく……」
毛玉ツグミ:『なるほど……』
毛玉ツグミ:『……ええと、こう』
毛玉ツグミ:『これも勘違いかもなあって思うので、そうだったら全然いいんですけど』
毛玉ツグミ:『嬬恋先輩と何かあったんですか?』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……あった」
毛玉ツグミ:『あ、やっぱり』
毛玉ツグミ:『ううん、それって私が聞いても大丈夫なことですか?』
毛玉ツグミ:『もしそうなら、私も……あ、いえ私じゃあんまりお力にならないかもですけど』
毛玉ツグミ:『壬生先輩にしてもらったみたいに相談乗りますよ!』
壬生墨佳:「いやツグミにこういうこと話すの、なんか……」
壬生墨佳:「情けなくないか……?」
毛玉ツグミ:『情けなくなんてないですよ!』
毛玉ツグミ:『壬生先輩を情けないなんて思ったことないですし、これからもきっとないです!』
毛玉ツグミ:ぴょんぴょんと軽く跳ねて目いっぱい主張する。
壬生墨佳:「ツグミ……」跳ねる毛玉を見る。
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「僕、ツグミのこと」
壬生墨佳:「ぬいぐるみだと思うから」
壬生墨佳:「しばらく黙ってて」
毛玉ツグミ:『はい!』
毛玉ツグミ:きゅっと口をつぐむ。
壬生墨佳:膝の上にツグミを載せて、頬を乗せて沈む。
壬生墨佳:「……あいつに告白されたんだよ。クリスマス」
壬生墨佳:「あれ、年明けだっけ……?とにかくさ」
壬生墨佳:「驚いたんだよ。そん時は。思ってもなかったし」
壬生墨佳:「そん時はだからどうこうって話じゃなかった」
壬生墨佳:「悪く思ったわけでも無いけど、同じ気持ちだなんて言えることもなかったし」
壬生墨佳:「こないだの事件で。改めてというか」
壬生墨佳:「正しさよりも、僕を選ぶって」
壬生墨佳:「そう、言われて。でも」
壬生墨佳:「僕はそこまで想えるか、分かんない」
壬生墨佳:「……今のままじゃ、何か駄目なのか?」
壬生墨佳:「……もし、互いに思いあったとしたら、なんか」
壬生墨佳:「変えなきゃいけなくなるのか?」
壬生墨佳:「デートのお墨付きってわけでもないだろ」
壬生墨佳:「肉体接触の許可証ってわけでもないだろ」
壬生墨佳:「婚約の一工程ってわけでもないだろ」
壬生墨佳:「なんか、本当にさ、意味が分かんないんだよ」
壬生墨佳:「僕が何を言ったら、どういう意味になるんだ」
壬生墨佳:「嫌いとかじゃないんだよ。好きなんだと思うけど……」
壬生墨佳:「うまく定義できてないと言うかさ……」
毛玉ツグミ:「……」 もぞもぞと何か言いたげにしている。
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「ごめん。もういいよ」
毛玉ツグミ:「ぷは」
壬生墨佳:「適当に忘れて」
毛玉ツグミ:『ええと、あの』
毛玉ツグミ:『あのですね、壬生先輩』
壬生墨佳:「何?」
毛玉ツグミ:『私もこう、最近勉強し出したばかりであんまり分かってないですけど』
毛玉ツグミ:『壬生先輩は、嬬恋先輩の隣に居たいですか?』
毛玉ツグミ:『嬬恋先輩の隣に別の人が居たら嫌ですか?』
壬生墨佳:「分かるんだよ。それがYesだったら恋だってやつだろ」
壬生墨佳:「アンサー1は居るのが当然だから分からない」
壬生墨佳:「アンサー2もよく見るからすぐに嫌になるわけじゃない、正直分からない」
壬生墨佳:「定義できないだろ」
毛玉ツグミ:『ん、んん……。ええと』
壬生墨佳:「意地悪したいわけじゃないんだよ」微笑んで撫でる。
壬生墨佳:「多分さ。変な道を通ってきちゃったんだと思う。これまで」
壬生墨佳:「だけどさ、別に、そのことを苦にしてるわけじゃないし」
壬生墨佳:「こうあるべき、になりたいわけでもないんだと思う」
壬生墨佳:「……」
毛玉ツグミ:『……私もまだ、あんまりちゃんと分かってはないと思うんですけど』
毛玉ツグミ:『友達とかと恋人ってどう違うのかなっていうのは、考えたんです』
毛玉ツグミ:『それで思ったんですけど、恋人って他の人に恋人ですよって言えるのが違うんじゃないかなって』
壬生墨佳:「……ふむ。外への定義付けってことか」
毛玉ツグミ:『ああ、ええと。こう、私はこの人のことが好きで、この人も私のことが好きなんですよって言える。みたいな」
毛玉ツグミ:『だから、恋人になったから二人の関係が変わるとか変えなきゃいけないとかじゃなくて』
毛玉ツグミ:『私達は恋人なんです!って言えるところが大事なんじゃないでしょうか』
壬生墨佳:「まあ、それは分からなくもない」
壬生墨佳:もうひとりの後輩のことを思う。
壬生墨佳:その彼女の“恋人”のことも。
毛玉ツグミ:『だから、うん。嬬恋先輩との関係を変えなきゃいけないのか?って悩むんじゃなくて』
毛玉ツグミ:『もし恋人だって他の人にも言うようになったらどう変わるかとか、それが嬉しいか嫌かみたいな考え方をしてみるのはどうですか?』
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「これ、絶対言うなよ」
壬生墨佳:「僕、」耳打ちする。
壬生墨佳
壬生墨佳
壬生墨佳:「……」顔を上げて。
壬生墨佳:「……まあ、でも」
壬生墨佳:「ありがとう、ツグミ」
壬生墨佳:「だいぶ分かってきたとは思う、自分のこと」
毛玉ツグミ:『そうです?私、ちゃんと相談出来てました?』
壬生墨佳:「出来てたとも」頭を撫でる。
壬生墨佳:毛を堪能するのではなく、髪を優しく梳くように。
毛玉ツグミ:「きゅぅ」
壬生墨佳:「次は、僕が君の困りごとを解消する番だ」
壬生墨佳:「早く取り戻さなきゃあな、その体」
壬生墨佳:「呪いを解く王子様のキスってわけにも行かないだろ」
壬生墨佳:「魔法使いの手管で我慢してくれ」
毛玉ツグミ:『うぅ……確かに、これを見られちゃうのは恥ずかしいですし』
毛玉ツグミ:『見られないためには早めに戻らないとですし……。お願いします……』


【ミドルフェイズ4】

GM:それでは次はビルへの潜入調査のターン。
GM:全員登場でお願いします。
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+4(1D10->4)した(侵蝕率:48->52)
壬生墨佳:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:66->72)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:64->67)
GM:このシーンはビルに潜入し、情報を盗み出すために皆さんそれぞれで判定して頂きます。
最低限の見張りの無力化 攻撃判定 難易度:20
セキュリティ解除 知識:セキュリティ 難易度:20
情報解析・取得 情報:FH 難易度:10/15/20
GM:具体的な技能と難易度はこちら。上記二つをクリアすると情報解析・取得に挑戦できます。
彩谷千映理:ほほう
嬬恋七瀬:なるほどね~
GM:三人で手分けして同時攻略というイメージです。イージー・技能の提案はバンバン受け付けます。
GM:あと前回のシーンで二手に分かれているので、壬生先輩は通信越しの登場も可とします。
GM:二手に分かれてもらったの私の提案ですしね……。
嬬恋七瀬:とりあえず侵蝕余裕あるし攻撃しようかなあ
壬生墨佳:その名もズバリ《セキュリティカット》があって
壬生墨佳:これ、必要なら〈知覚〉か〈RC〉で判定ってあるんですが
壬生墨佳:RCになったりしません……?
GM:良いですね、RC可能とします。
壬生墨佳:じゃあカットする~
壬生墨佳:侵蝕率+1 (侵蝕率:72->73)
GM:滅茶苦茶ピッタリなのでボーナスで達成値+2も付けましょう。
壬生墨佳:4dx+23>=20
DoubleCross : (4R10+23[10]>=20) → 9[4,4,5,9]+23 → 32 → 成功

彩谷千映理:つっよ
嬬恋七瀬:固定値でクリアしてる
GM:ボーナスいらなかったな
壬生墨佳:天才だからな……
嬬恋七瀬:マイナーでボルトアクションライフル使用、≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫で攻撃判定します
彩谷千映理:《支援射撃》します
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+4した(侵蝕率:52->56)
嬬恋七瀬:あっありがたい
彩谷千映理:ダイス3つ~
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:67->69)
嬬恋七瀬:9DX7+4+5
DoubleCross : (9R10+4+5[7]) → 10[1,2,3,4,7,8,9,9,10]+10[1,1,2,3,8]+4[4]+9 → 33

嬬恋七瀬:壬生に勝った
壬生墨佳:支援受けといてよく言う
嬬恋七瀬:勝ちは勝ちですけど~?
壬生墨佳:彩谷、こっちにバディムーブくれ
嬬恋七瀬:あっズル!
彩谷千映理:要る?
彩谷千映理:もう成功してるし……
嬬恋七瀬:そっちにはもうツグミがいるじゃん
彩谷千映理:そうだった
彩谷千映理:面白そうだしバディムーヴしよ~っと思ったけどツグちゃんいるわ
壬生墨佳:でも千映理も撫でたいと思うし……
彩谷千映理:撫でたい……
彩谷千映理:バディムーヴしよ
嬬恋七瀬:こいつ……!
彩谷千映理:+3で
壬生墨佳:よしよし ご褒美だ
彩谷千映理:やったー!
嬬恋七瀬:買収されやがって……!
壬生墨佳:勝ちは勝ち、だっけ?
嬬恋七瀬:卑怯者……
彩谷千映理:さて、これで情報解析・取得に挑戦できるようになったんですけども
彩谷千映理:潜入ってことで《完全演技》《イージーフェイカー:擬態の仮面》でなにかボーナスついたりしますか
GM:ふむ、合わせて+4としましょう。
彩谷千映理:やったー!
彩谷千映理:判定前に2回目の潜伏者切っちゃって+5、ボーナス含めて+4で判定
彩谷千映理:せっかくだし《コンセ:ウロボロス》《無形の影》も使っちゃお
彩谷千映理:5dx7+9=>20
DoubleCross : (5R10+9[7]>=20) → 10[5,5,5,6,10]+10[8]+5[5]+9 → 34 → 成功

彩谷千映理:よし
GM:お見事!全抜きですね。
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+6した(侵蝕率:69->75)
嬬恋七瀬:一番強いじゃん
壬生墨佳:僕35だもん
彩谷千映理:やー、頑張りましたわー
GM:では、情報開示します。
難易度10
この施設を管理していたのは上峰ただ一人。完全に個人で研究を管理していたらしい。
しかし収容されていた被検体達は既に全ての個体が脱走している。
檻の鍵が破壊された様子などはなく、どうやら遠隔操作で開錠されたようだ。
また、個室のうちの一つはかなり長期間使用されていない形跡が見てとれる。
難易度15
遠隔操作による開錠は上峰自身の手で行われている。
恐らくは自身の死亡寸前に抵抗の一環として行われたのだろう。
妖怪達の脱出用のルートも確保されており、想定された動きであると推測できる。
また開錠とは別に数年前に脱走した個体が居たという記載だけが残っていた。
難易度20
本来あったであろう機材の一つが無くなっていることが判明した。
機材はある種の電波をこの施設に収容された被検体達に取り付けられた装置へと送信し、その身に眠る因子を活性化させる一種の強化装置。
同時に、電波の反応を探ることで被検体達の現在地を探知することも可能だろう。


GM:調査によって判明したのは一見ごく普通の業務系ビル。
GM:関係者以外は立ち入るものも居ないだろうその扉を潜り内部へ潜れば、闊歩しているのはSFじみたロボット。
GM:コピーキャットが好んで使用する監視及び自衛の機能を備えた戦闘機体だ。
嬬恋七瀬:『じゃ、始めるぞ』
彩谷千映理:『了解』
嬬恋七瀬:裏口近くで身を隠し、通信機に囁きながらトイガンに弾丸を装填する。
嬬恋七瀬:物陰から躍り出て、監視ロボット達に立て続けに銃弾を撃ち込む。電磁力を帯びた弾丸は機体に吸着、同時に弾けるように放電。
嬬恋七瀬:駆動系をダウンさせつつ、通信制御系まで焼き切れないよう器用に破壊する。
嬬恋七瀬:鳴り響く警報音の中で、再び通信機を手に取る。
嬬恋七瀬:『OK。こっちで遊んどくから、そっちよろしく』
彩谷千映理:『派手にやってくれていいからねー』ワイヤレスイヤホンを外し様につぶやき、どこにでもいる事務員の格好でビルの中に堂々と入り込む。
GM:裏口からの侵入者に騒然とし始めた内部。表への警戒は当然薄れる。
GM:ましてや目立たない事務員一人など、誰も気に留めはしない。
彩谷千映理:事前の打ち合わせ通り、ビルの正面側から、一般社員の様に振る舞い、さも当然であるかのように奥へ奥へ進んでいく。
彩谷千映理:そして、最奥部分。目当ての施設フロアは目前。
彩谷千映理:『到着ー。セキュリティよろしく』
壬生墨佳:『いや』3人目の侵入者は、現場に来ても居ない
壬生墨佳:『もう出来てる。規格品ってのは便利だな』
壬生墨佳:『鍵を使い回せる。普通に開けていいよ』
彩谷千映理:『わお、さっすが』淀みなくドアを開け、施設に堂々侵入する。
GM:襲撃者への対応に追われているのだろう。人影は無い。
彩谷千映理:施設内を端末で撮影、画像を即同期して解析に回す。
彩谷千映理:一通り撮り終わった後、資料も漁り、撮影。
彩谷千映理:そして、何事もなかったかのように元通りに戻し、退出。
壬生墨佳:ロックが再び掛かる。
壬生墨佳:『オッケー。もう遊びは終わりでいいよ』
嬬恋七瀬:『了解。もう飽きてきたとこ』散発的な銃声。
壬生墨佳:裏口の警報が鳴り止む。また明後日の方向――屋上の警報が鳴る。
壬生墨佳:『帰還の鐘だ。ガラス片ひとつ落としてくれるなよ』
彩谷千映理:それを尻目に、正面から堂々と出ていく。入ったときと同じ様に。
嬬恋七瀬:『昼の12時だけどな……飯でも買って帰るか、彩谷』
彩谷千映理:『賛成ー。ちょうどみんなで昼休みってとこ?』
壬生墨佳:「メニューが気になるところだな。撮ったのあとで見せてくれ」


GM:シーン終了、ロイス取得と購入が可能です。また、難易度20を抜いたことで次はトリガーシーンが入ります。
彩谷千映理:ロイスはナナ先輩にとっとこ 嬬恋七瀬/信頼
彩谷千映理:嬬恋七瀬/信頼○/心配/ロイス で
彩谷千映理:あと流石にスミちゃん先輩分のロイスはP表にしよう
壬生墨佳:ジュラルミンシールドでも狙お
嬬恋七瀬:ロイス保留で、えーシューターズジャケットでも狙おうかな
壬生墨佳:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[3,7,7] → 7 → 失敗

壬生墨佳:ダメ!おわり!
嬬恋七瀬:1DX+3>=13
DoubleCross : (1R10+3[10]>=13) → 5[5]+3 → 8 → 失敗

彩谷千映理:ばでむ財産で行けない?
壬生墨佳:2人とも行ける……
嬬恋七瀬:うーん 財産まだ取っとくべきか否か
壬生墨佳:まあシューターズかな
嬬恋七瀬:こっちはあればマシ程度だからいいよ~
壬生墨佳:情報はどうせ
壬生墨佳:千映理がどうとでもするでしょ
彩谷千映理:する
嬬恋七瀬:後輩に頼り切り
嬬恋七瀬:まあそれにしても盾のがいいかな
壬生墨佳:こっちのほうが次高くなる目があるから
壬生墨佳:そっち買ったら?
彩谷千映理:ナナ先輩既にボルアクあるしねえ
壬生墨佳:命中上げたほうがよくない?
嬬恋七瀬:じゃあ貰っちゃお
彩谷千映理:じゃあえいっ
彩谷千映理:バディムーヴで+3
彩谷千映理:ナナ先輩に
嬬恋七瀬:ありがとうー
嬬恋七瀬:財産2点払って購入、装備します 残り1点 以上!
彩谷千映理:自分の分のシューターズジャケット買うか
彩谷千映理:3dx+6=>13
DoubleCross : (3R10+6[10]>=13) → 7[2,4,7]+6 → 13 → 成功

彩谷千映理:よし
彩谷千映理:以上!


【ミドルフェイズ5】

GM:それでは次はトリガーシーン。再び全員登場でお願いします。
壬生墨佳:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:73->77)
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+5(1D10->5)した(侵蝕率:56->61)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:75->77)


GM:場所は戻り、再び十一支部のバックヤード。
彩谷千映理:料理中の先輩に代わってツグちゃんを膝の上に載せている。
嬬恋七瀬:「……で、何か分かった?」皿を並べながら。
壬生墨佳:片手で生地のようなものをこね回している。
壬生墨佳:「……千映理」
彩谷千映理:「ん?」端末を操作しつつパソコンと同期させている
彩谷千映理:もう片手ではツグちゃんを撫で撫で
壬生墨佳:「いやあの……まだ……?」
毛玉ツグミ:「きゅ」 撫でられながら頑張ってパソコンの画面を見上げている。
壬生墨佳:「片手ばっか動いてるけど」
彩谷千映理:「……あっ」
彩谷千映理:端末をちゃんと操作して画像や資料一覧を表示する
嬬恋七瀬:「お前な……」
壬生墨佳:資料を見て。「じゃあ、やっぱりあそこには何も居なかったのか」
彩谷千映理:「そ。全員綺麗に脱走済。脱出済って言った方がいいかも」
嬬恋七瀬:「自分のお気に入りを逃がしたってことか」画面を覗き込む。「はた迷惑な話だな」
壬生墨佳:「そっちだろうね。あそこのセキュリティも、外から管理できるタイプだった」
彩谷千映理:「……あと、一個だけ」写真を切り替える「ここだけだいぶ前から使われてないっぽくて」
彩谷千映理:「数年前に脱走した個体が居たんだってさ」資料を横に表示
嬬恋七瀬:「それから数年間そのままってことか?よっぽどお気に入りだったのかな」
壬生墨佳:「まあ数年前になら一体逃げてても不思議じゃないけどなあ」
彩谷千映理:「で、肝心なのは」別の資料を表示
壬生墨佳:こね回していたペレットを、ツグミの口に入れる。
彩谷千映理:「この強化装置ってやつがどこにも見当たらなかったってこと」
壬生墨佳:「味はこれと一緒にしてみた」もう片手の折りたたんだピッツアを頬張りながら。
壬生墨佳:《無上厨師》で作り上げた、飴のようなものだ。
壬生墨佳:「強化装置ねえ」
嬬恋七瀬:「装置で因子を活性化……」資料を眺めて「持ち出された機械ってのは、これかな」
毛玉ツグミ:「むぐ、きゅ—!」
彩谷千映理:「コピーキャットが運び出してたってやつね。多分それなんじゃない?」
毛玉ツグミ:『美味しいです!』 目をキラキラさせながら。
彩谷千映理:「よかったねえー」撫で撫で
嬬恋七瀬:「ツグミの毛玉化の原因もこれかな」片手でテイクアウトのピザを食べ、もう片手で撫でる。
壬生墨佳:「用途が判然としないな、でも」また口に持っていく。
壬生墨佳:「混乱の発生だけってのも妙だろ」
壬生墨佳:「純粋に出力強化作用でもあるのかな……でも……」
壬生墨佳:「ツグミそういう感じか……?」
毛玉ツグミ:「きゅ?」
嬬恋七瀬:「本人が生きてるなら、大好きな妖怪……妖怪?……を増やしたかったのかもしれないけどなあ」パスタをフォークでくるくる巻き取る。
彩谷千映理:「強化というか……強化?」ピザを取って食べる
毛玉ツグミ:『どうでしょう?確かになんだか、こう』
毛玉ツグミ:『体の奥の方がムズムズする感じは、』
GM:そこで言葉を切って、ぴょんと彩谷の膝から飛び降りる。
彩谷千映理:「あっ……」
彩谷千映理:名残惜しそうにピザをかじる
GM:とてとてと距離を取り、その場に蹲る。
嬬恋七瀬:「? ツグミ?」
彩谷千映理:「ツグちゃん……?」
壬生墨佳:「どうした?」
毛玉ツグミ:「きゅ、ぅ」
壬生墨佳:「そんな変なものは入れてないはずだけど……」
毛玉ツグミ:『さっき、の。ムズムズするの、また』
毛玉ツグミ:『これ、多分。良くないやつ、で』
GM:ざわり、と。その金色の毛並みが揺れる。
壬生墨佳:「……暴走か」
壬生墨佳:「マズいな……危惧していた事態だ」
嬬恋七瀬:「え、おい……マジかよ……!?」
彩谷千映理:「……装置が起動されたってことかな」苦々しげに
毛玉ツグミ:「きゅ、きゅう!」
GM:ドクンと鼓動を打つようにして、その大きさそのものが一回り膨張する。
GM:その毛並みから突き出すように獣の四肢が現れ、しかし瞬きのうちに姿を変える。
壬生墨佳:「……!」
GM:例えば爪を備えた肉食獣のそれに。例えば蹄を備えた草食獣のそれに。例えば水中をかく鰭のように。
GM:胴体も刻々と姿を変えていく。毛並みを押しのけるように鱗が表出し、また沈んでいく。翼が突出しては羽根の一枚も残さず溶けるように消える。
嬬恋七瀬:「……おい、ツグミ大丈夫か!聞こえるか!?ツグミ!」必死に呼びかける。
壬生墨佳:「ツグミ。意識は保ててるのか?」
毛玉ツグミ:『あ、う。聞こえ、ます』
GM:酷くノイズがかった通信。先ほどまで愛らしかった鳴き声は、何者ともつかない低い唸りへと変わっている。
彩谷千映理:「大丈夫、私達がついてる」様子を観察しながら
GM:それでも、暴れる体内の因子を抑え込むかのように。彼女はうずくまったまま動かない。
嬬恋七瀬:「おい壬生……何だよこれ、どうしたらいいんだよ」
壬生墨佳:「……第4に送るべきだったか。いやでも……」
彩谷千映理:「……例の機材、あれをどうにかできれば」
壬生墨佳:「とにかく、予断は許さないだろうけど……ああ」
壬生墨佳:「元を断つ方に注力すべきだと思う」
毛玉ツグミ:『あ』
GM:彼女が一声を漏らすと同時に、目まぐるしい変貌がゆっくりとその速度を落としていく。
GM:角が、翼が、腕が、脚が、鰭が。しぼむようにその胴体へと収納され、跡形もなくなって。
毛玉ツグミ:「きゅ……」
壬生墨佳:「……ツグミ!」駆け寄り、抱き上げる。
GM:コロンと。元通りの小さな毛玉へ収束する。
嬬恋七瀬:「ツグミ……!大丈夫か……?」こちらも駆け寄る。
彩谷千映理:「……気分とか、どう?平気?」同じく駆け寄る
毛玉ツグミ:『だい、じょぶ、です。さっきの、治まりましたから』
毛玉ツグミ:『私、ちゃんと出来ました?何か壊したりとか、してません?』
壬生墨佳:「ツグミ」
壬生墨佳:「君がなにか壊しても」
壬生墨佳:「僕らは怒らない」
壬生墨佳:「まず、そこの考えを改めてくれ」
毛玉ツグミ:『あ。……はい』
毛玉ツグミ:ふにゃりと弱弱しいながらも笑う。
嬬恋七瀬:「大丈夫だからな、ツグミ。心配いらない。もう少しだけ我慢してくれよ」軽く頭を撫でて。
嬬恋七瀬:「すぐに元に戻してやるから」
彩谷千映理:「……無事、ってわけでもないけど、ひとまず落ち着いてよかった」心底ホッとした表情で
彩谷千映理:「ツグちゃんにこれ以上何かあったら、全員お通夜通り越して鬼になるとこだったからね」
毛玉ツグミ:「きゅ」
GM:気力を使い果たしたのか、撫でられるままに目を閉じる。
GM:少しすれば寝息が聞こえてくるだろう。
嬬恋七瀬:「……」ひとまず安堵の息を漏らし。「……急ごう」
嬬恋七瀬:「余裕ないぞ」
彩谷千映理:「……だね。こんな目に何度も遭わせるわけにもいかないし」
壬生墨佳:「……手がかりはないわけじゃない」
壬生墨佳:「電波の送受信が発生してるなら、必ず、痕跡が残る」
壬生墨佳:「それを辿れば、次の手がかりがある」
壬生墨佳:「全てを覆い隠すことなど出来ない」
嬬恋七瀬:「装置と、それを操ってる連中を見つけ出して……潰す」
嬬恋七瀬:「ツグミがツグミでいられる内に。これ以上つらい思いをさせたくない」
嬬恋七瀬:普段とはまるで違う後輩の寝顔を見て、拳を握り締める。
彩谷千映理:「……コピーキャットが、踏んじゃいけない尻尾踏んじゃったこと」
彩谷千映理:「ちゃーんとわからせてあげないと、だ」


GM:ロックされていたツグミの異常についての情報が開示されます。
ツグミの異常について
難易度:12
現在のツグミの因子の活性化は恐らく上峰の開発した強化装置によるもの。
彼女の能力の一つである電波受信によって無意識に電波を受信してしまったのではないかと推測される。
このまま電波の影響を受け続ければ更に因子が活性化し暴走してしまう可能性がある。
(データ的には眠れる遺伝子及び至上の毛並みを取得し、強制的に常時発動している状態となる。
クライマックス1にて強化装置が停止せずに3ターン以上が経過した場合、完全獣化及び究極獣化なども取得した上で暴走しクライマックス2が発生する。)
GM:また電波の解析及び探知への挑戦が可能となります。
電波の解析及び探知 情報:FH/知覚 難易度:30
GM:こちらに成功することで電波の発信元、つまり強化装置の在処が分かりクライマックスへの移行が可能になります。
GM:イージー及び技能の提案は随時受け付けております。
彩谷千映理:知識:レネゲイド等は使用できたりしますか
GM:ふむ。確かにレネゲイドに異常を及ぼす電波ですし、アリとしましょうか。
彩谷千映理:やったー!
嬬恋七瀬:やさしいGM
彩谷千映理:潜伏者3つ目切って+5、ミーミルの覚書起動で
彩谷千映理:専門家(知識:レネゲイド)に変えてダイス+2
彩谷千映理:《コンセ:ウロボロス》《無形の影》で判定
彩谷千映理:7dx7+7
DoubleCross : (7R10+7[7]) → 10[3,4,5,6,8,10,10]+6[1,4,6]+7 → 23

彩谷千映理:《妖精の手》で最後の1を10に
壬生墨佳:本気だ……
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:77->81)
嬬恋七瀬:頑張れ~っ
彩谷千映理:1dx7+27
DoubleCross : (1R10+27[7]) → 1[1]+27 → 28 → ファンブル

彩谷千映理:うそお
嬬恋七瀬:彩谷ーーッ
壬生墨佳:ヒエ……
壬生墨佳:仕方がない後輩だな……
彩谷千映理:財産使えますか!
GM:情報収集判定ではないからな……うーん
壬生墨佳:まかせな
彩谷千映理:スミちゃん先輩……!
嬬恋七瀬:壬生!
壬生墨佳:《電波障害》で通常の周波数帯の電波を遮断しながら
壬生墨佳:《電子使い》で周辺の電磁記録媒体の記録を読み取って
壬生墨佳:《タッピング&オンエア》でその電波を受け取ったりしたいな
壬生墨佳:これでRCで判定できたりしないかな……?
GM:OK、イージー一つにつき+2として+6さし上げます。
GM:RCで判定どうぞ!
彩谷千映理:《支援射撃》でダイス+3個して……
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:81->83)
壬生墨佳:やったね
嬬恋七瀬:頑張れ~
彩谷千映理:いけいけー
壬生墨佳:7dx+27>=30
DoubleCross : (7R10+27[10]>=30) → 10[2,3,3,4,5,6,10]+1[1]+27 → 38 → 成功

壬生墨佳:がんばりました。
彩谷千映理:やったー!!
嬬恋七瀬:やったぜ
GM:お見事!
GM:では無事装置の在処を突き止め、次シーンよりクライマックスとなります。


GM:ロイス取得と最後の購入判定のターンです。
嬬恋七瀬:ロイス保留、ジュラルミンシールド狙おう
嬬恋七瀬:2DX+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 10[10,10]+7[2,7]+3 → 20 → 成功

嬬恋七瀬:あっ買えた
嬬恋七瀬:やるよ
壬生墨佳:ありがと♡
彩谷千映理:ひゅーひゅー
嬬恋七瀬:別に壬生のためじゃねーし!
彩谷千映理:ロイスは埋まってるので何買おうかしら
壬生墨佳:ハードコート買ってみようかな
壬生墨佳:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[1,4,10]+2[2] → 12 → 成功

壬生墨佳:買えた 装備しよっと
彩谷千映理:手配師一個残ってるしそれつかってボルアク狙うか
彩谷千映理:7dx+6=>15
DoubleCross : (7R10+6[10]>=15) → 10[1,1,2,6,7,9,10]+9[9]+6 → 25 → 成功

彩谷千映理:うむ
彩谷千映理:ウェポンケース入れ替えて以上


【クライマックス】

GM:いよいよクライマックス!勿論全員登場!
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:61->63)
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:83->84)
壬生墨佳:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:77->82)


GM:電波解析によって割り出されたのは十一地区から少々離れた地点。
GM:人通りもなくうらぶれた路地に立つ倉庫。当然、何の変哲もないその見た目は偽装だろう。
嬬恋七瀬:「……ここで間違いないんだよな?」銃を構え、内部をクリアリングしつつ。
嬬恋七瀬:「何も見当たらないけど」
壬生墨佳:「間違いない。僕を信じろって」
嬬恋七瀬:「じゃあ隠し部屋か地下か?彩谷、そっちは?」
彩谷千映理:「偽装だとしたらかなりうまくやってる、と思う。こればっかりはスミちゃん先輩頼りかな」
彩谷千映理:「部屋か地下、どっちかだろうね」
壬生墨佳:かつ、と靴を打ち付ける。
壬生墨佳:「……下だな」
壬生墨佳:「行くか?」
壬生墨佳:床に手を突っ込んでかき回す。
嬬恋七瀬:「しか無いだろ」頷く。
彩谷千映理:黙って頷く
壬生墨佳:「OK」《壁抜け》。地下への侵入口を生成。
壬生墨佳:潜り込み、周囲を確認。
GM:ビーッ、ビーッ!
GM:侵入者を感知したのか、ブザーが周囲に響き始める。
壬生墨佳:「まあ、流石に貼られてるか」
嬬恋七瀬:「でも良かったな。ここで当たりってことだろ」
彩谷千映理:「じゃ、あとやることはシンプルってわけだ」
GM:その声に答えるかのように、警備用ロボットが数台奥から姿を現す。
ガード型ロボ:『侵入者発見、排除に移行』
嬬恋七瀬:「またこいつらか。代わり映えしな……あっ喋った!」銃を構える。
壬生墨佳:「ハイエンド機ってとこだろ」
壬生墨佳:「ますますあたりの証左だ」
彩谷千映理:「へぇ、じゃあ割と本気で使う気なんだ、あの機械」
彩谷千映理:「もう使わせないけど」
嬬恋七瀬:「さっさと片付けてそれ探そうぜ。ツグミが心配だ」
壬生墨佳:「ツグミとのオフだったんだからな、僕」
壬生墨佳:「埋め合わせをさせてもらうとしようか」
GM:機械の無機質なレンズが君たちをねめつける。その威圧感は君たちの身を確かにざわつかせた。
GM:衝動判定、難易度9でお願いします。
壬生墨佳:5dx+1>=9
DoubleCross : (5R10+1[10]>=9) → 9[2,4,5,5,9]+1 → 10 → 成功

壬生墨佳:侵蝕率+11(2d10->8,3) (侵蝕率:82->93)
嬬恋七瀬:3DX+1>=9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[5,6,9]+1 → 10 → 成功

嬬恋七瀬:63+2D10
DoubleCross : (63+2D10) → 63+5[3,2] → 68

彩谷千映理:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 9[1,4,7,8,8,9]+1 → 10 → 成功

嬬恋七瀬:あ、上がらなすぎる
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+20(2d10->10,10)した(侵蝕率:84->104)
壬生墨佳:千映理!
彩谷千映理:はは……もうダメかも……
嬬恋七瀬:ボクの侵蝕分けてあげる
彩谷千映理:あげたいくらい
GM:敵はそれぞれガード型、射撃型、白兵型が一体ずつで一塊。
GM:PC達との距離は10m。
ガード型(6)、射撃型(16)、白兵型(6)
      10m
彩谷(6)、壬生(4)、嬬恋(4)
GM:というわけで、戦闘開始!まずはセットアップから!
壬生墨佳:なし
嬬恋七瀬:怨念の呪石で暴走
彩谷千映理:なしー
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+3した(侵蝕率:68->71)
白兵型ロボ:加速装置Lv4+ヴァジュラLv4
白兵型ロボ:行動値+16、攻撃力+16、暴走
GM:ではイニシアチブ。行動値22になった白兵型から。
白兵型ロボ:行動前のイニシアチブでアームブレード装備。マイナーで戦闘移動し、PCたちにエンゲージ。
嬬恋七瀬:来ないで
ガード型(6)、射撃型(16)
     10m
  白兵型(22)
彩谷(6)、壬生(4)、嬬恋(4)
白兵型ロボ:メジャーでコンボ、アタックプログラムLv5+コンセントレイトLv3+スパークウェッジLv5
白兵型ロボ:対象は1d3でハンドアウト順。
白兵型ロボ:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

GM:く、美味しくないとこに。
白兵型ロボ:12dx7+9
DoubleCross : (12R10+9[7]) → 10[1,2,4,4,5,5,6,7,7,9,9,10]+6[1,2,5,5,6]+9 → 25

壬生墨佳:普通にガードかな。
白兵型ロボ:3d10+9+12
DoubleCross : (3D10+9+12) → 19[9,2,8]+9+12 → 40

壬生墨佳:ガード6、装甲12で18点引いて22点。
壬生墨佳:HP25から3点残りました。いいかんじ!
嬬恋七瀬:堅い……
彩谷千映理:かたーい
壬生墨佳:装備のおかげ!
白兵型ロボ:ぐぬぬ。次にこいつ以外の対象を含んで攻撃したら15点ダメージ受けてください。
壬生墨佳:そんなに攻撃されたいならお望みのままにだ
GM:ではお次、射撃型ロボ。
射撃型ロボ:マイナーアクション:ポルターガイストLv1
射撃型ロボ:アンチマテリアルライフルを破壊、シーン中攻撃力+20
射撃型ロボ:メジャーはインプラントミサイルを使ってコンボ
射撃型ロボ:アタックプログラムLv5+コンセントレイトLv3+ミカヅチLv3
嬬恋七瀬:Dロまで持ってるこいつ
射撃型ロボ:10dx7+13
DoubleCross : (10R10+13[7]) → 10[3,5,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,3,4,6,10]+10[8]+6[6]+13 → 49

射撃型ロボ:対象はもちろんPC3人!リアクションどうぞ!
嬬恋七瀬:暴走リア不!
壬生墨佳:2dx ドッジ
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[9,10]+9[9] → 19

彩谷千映理:ワンチャンドッジ!
彩谷千映理:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 9[1,2,6,9]+1 → 10

壬生墨佳:《砂の結界》。千映理をカバー。
壬生墨佳:侵蝕率+2 (侵蝕率:93->95)
彩谷千映理:助かる~
射撃型ロボ:32+3d10+5d10
DoubleCross : (32+3D10+5D10) → 32+10[6,3,1]+33[3,10,7,3,10] → 75

壬生墨佳:えぐいよ!
彩谷千映理:ダイス目がヤバい
壬生墨佳:耐えられない!リザレクトします。
壬生墨佳:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:95->104)
嬬恋七瀬:死!リザレクト!
嬬恋七瀬:71+1D10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+6[6] → 77

GM:では、纏めて描写しましょうか。
白兵型ロボ:ガシャンと硬質な音を立て、その機体が組み変わる。
白兵型ロボ:表れたのは折り畳み式の刃。それを構えたまま地に着いたタイヤが唸りを上げ、三人の前へと躍り出る。
嬬恋七瀬:「速……!」
白兵型ロボ:紫電を纏った刃が振るわれて、一番前に立っていた壬生へと襲いかかる。
壬生墨佳:刃が振り下ろされる前に、
壬生墨佳:ガギン!と、
壬生墨佳:天井に衝突し、刃はその速度を減じる。
壬生墨佳:突入時、天井にへばりついた琥珀が、天井の高さを誤らせる。
壬生墨佳:その太刀筋を浅く受けて。
壬生墨佳:「……そんな狭い所で振り回すなよなっ!」
白兵型ロボ:想定外、計算外の障害にしかし動揺はなく。ただ紫電だけを残し再びタイヤが唸る。
白兵型ロボ:押し込むのではなく、身を引くように。その奥で。
射撃型ロボ:既に変形を済ませ、ミサイルの発射態勢へと移行している。
壬生墨佳:「……バ……バカじゃないの!?そんな狭い所でそんなもん使うな!」
彩谷千映理:「無茶苦茶過ぎるでしょ……!」
壬生墨佳:とっさに琥珀の盾を張る。だが、それもないよりマシ程度だ。
射撃型ロボ:カウントも無く。無情にもミサイルは放たれる。
射撃型ロボ:発射、着弾、起爆。この至近距離ではその三つがほぼ同時に起きたようなものだ。
壬生墨佳:「チッ……!無事か!?」爆炎に包まれながら叫ぶ。
嬬恋七瀬:「熱っ……!あっつ……!うぅうう……!ふざけんなよな……!」焼け焦げ、吹き飛んだ肉体が電光と共に急速再生していく。
嬬恋七瀬:「おい!こいつら思ったよりヤバくないか!?」
壬生墨佳:「こんなのに調理されちゃいないだろうな!」
嬬恋七瀬:「まだレアだけど……何回も喰らったらウェルダンになりそうだわ」再生した手を振って血を払い、咳をする。
彩谷千映理:「ほんとにロボ?中に人入ってんじゃないの!?」冷や汗を垂らしながら
壬生墨佳:「いや、無人だからこそだな、これ」
壬生墨佳:「この閉鎖空間での爆撃に躊躇がない」
壬生墨佳:「大方、もうここが落ちてもいいんだろうさ」
壬生墨佳:「自分への被害もいとわない。長くやり合いたくはないな……」
GM:では次は行動値6、彩谷さん。
嬬恋七瀬:イニシアチブにオートでシューターズジャケット脱ぎます
彩谷千映理:おっ
嬬恋七瀬:こちらも行動値6に
嬬恋七瀬:でも彩谷さんの後から動こ
GM:なるほど。了解です。
嬬恋七瀬:あっタイム!
彩谷千映理:街!
GM:はい、相談して決めて下さって構いません。
嬬恋七瀬:今の無し!すいません!
GM:はーい、では改めて彩谷さんのターン。
彩谷千映理:待機!
GM:OK、ではガード型のターン。
ガード型ロボ:マイナーなし、メジャーアクションで射撃型に解放の雷Lv2
ガード型ロボ:次に行うメジャーアクションの判定のC値-1、攻撃力+4
ガード型ロボ:ミサイルを放ち大量のエネルギーを消費した射撃型へケーブルをつなぎ、自身からエネルギーを供給する。
GM:では行動値4の壬生さんと嬬恋さん。話し合って行動をどうぞ。
嬬恋七瀬:とりあえず壬生さん先かな
壬生墨佳:はいな
壬生墨佳:マイナーなし、メジャー《死神の瞳》を白兵型に。
壬生墨佳:6dx+24
DoubleCross : (6R10+24[10]) → 10[1,4,5,7,8,10]+3[3]+24 → 37

白兵型ロボ:一応ドッジ
白兵型ロボ:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 9[1,1,1,2,2,6,8,8,8,9,9,9] → 9

壬生墨佳:次のダメージを+7Dしてね~
白兵型ロボ:くっ……
壬生墨佳:パチン、と指を鳴らす。
壬生墨佳:刃で先程に削り取った琥珀。
壬生墨佳:それが摩擦擦過で静電気を発する。
壬生墨佳:それは刃を伝って弱電回路を逆流し、マシンの制御系統を犯す。
壬生墨佳:「さて、どうかな?」
壬生墨佳:侵蝕率+3 (侵蝕率:104->107)
白兵型ロボ:ジジ、と異音を上げながらも。まだ致命にはなりえない。
GM:では嬬恋さん!
嬬恋七瀬:イニシアチブにオートでインプラントミサイルを装備
嬬恋七瀬:マイナーでジェネシフト
嬬恋七瀬:77+3D10
DoubleCross : (77+3D10) → 77+15[6,4,5] → 92

嬬恋七瀬:メジャーでコンボ【カム・アンド・カドル・ミー】
嬬恋七瀬:≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫+≪クレイジードライブ≫ インプラントミサイルを使用
嬬恋七瀬:対象は射撃ロボとガードロボ。
嬬恋七瀬:彩谷支援ちょうだい~
彩谷千映理:《支援射撃》でダイス+4!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:104->106)
嬬恋七瀬:サンキュー!
嬬恋七瀬:12DX7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,2,3,3,3,5,5,5,6,8,9,10]+10[1,5,9]+10[10]+10[9]+10[7]+1[1]+1 → 52

GM:回すなあ!
射撃型ロボ:一応ドッジ
嬬恋七瀬:お陰で回った
射撃型ロボ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,3,4,5,5,9,9] → 9

ガード型ロボ:マグネットフォースLv1で射撃をカバーしつつガード
嬬恋七瀬:ダメージ!
嬬恋七瀬:6D10+12+16+3D10
DoubleCross : (6D10+12+16+3D10) → 45[10,3,6,9,7,10]+12+16+18[10,1,7] → 91

GM:でっか!
嬬恋七瀬:死ねーっ
ガード型ロボ:ガード値で22引いて69、倍にすると138、機械化兵で10引いて128だから……。
ガード型ロボ:電磁反応装甲Lv3
嬬恋七瀬:何だと……
彩谷千映理:ひい
ガード型ロボ:3枚全部使って-60します。実ダメージ78
ガード型ロボ:半壊しますが生きてます
嬬恋七瀬:ふざけんな~~
彩谷千映理:かってえ
彩谷千映理:奥に位置するロボへ向け、合図代わりに数発射撃。
彩谷千映理:当てるためでなく、逃げ道を牽制するための。
ガード型ロボ:誘導されるままに射撃型の前に立ち、装甲を構える。
嬬恋七瀬:「彩谷、いい仕事してるわ」
嬬恋七瀬:迸る電流。蒼白の輝きを放つ銃口から、過剰荷電で光球と化した弾丸が放たれる。
嬬恋七瀬:「機械相手なら、遠慮なく」
嬬恋七瀬:着弾と同時に、爆発的に放電。眩い閃光が地下の闇を照らし出し、膨大な電撃がロボットの機体を貫く。
嬬恋七瀬:「よし、一体終わり!」喜色と共に銃口を下げる、が。
ガード型ロボ:電流によって装甲の一部が焼け落ちながらも、本体は未だ立っている。
嬬恋七瀬:「……はぁ!?嘘だろ……!?」
彩谷千映理:「堅すぎでしょ……!」
嬬恋七瀬:「ロボのくせに……!自信無くすわマジで……!」
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+9した(侵蝕率:92->101)
嬬恋七瀬:舌打ちと共に弾丸をリロードする。
壬生墨佳:「……マズいか……?」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:(ツグミがいればな)
GM:では最後、彩谷さん。
彩谷千映理:マイナーなし、メジャー《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 対象は白兵型
彩谷千映理:ラスト潜伏者切って+5で判定 武器はショットガン(スラッグ9
彩谷千映理:8dx7+5
DoubleCross : (8R10+5[7]) → 10[3,3,4,6,7,7,8,9]+10[7,8,9,10]+10[1,4,7,7]+5[5,5]+5 → 40

彩谷千映理:《妖精の手》
彩谷千映理:1dx7+45
DoubleCross : (1R10+45[7]) → 10[10]+4[4]+45 → 59

彩谷千映理:よし
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:106->110)
ガード型ロボ:く、一応ドッジ
彩谷千映理:妖精の手残り1
ガード型ロボ:12dx
DoubleCross : (12R10[10]) → 10[2,2,3,3,4,4,5,5,6,7,9,10]+5[5] → 15

ガード型ロボ:まあ無理、ダメージどうぞ
彩谷千映理:6d10+5+7d10 てりゃー
DoubleCross : (6D10+5+7D10) → 24[1,8,2,3,6,4]+5+43[8,10,5,6,1,10,3] → 72

白兵型ロボ:機械化兵で10引きますが、足りません
白兵型ロボ:撃破!蘇生系も無し!
彩谷千映理:やったー!
彩谷千映理:半壊してなお動くガード型ロボから、銃口を白兵型へと向け直す。
彩谷千映理:「機械相手だと気は楽だけど、単純にキツイんだよね」銃と逆の手で黒いメダルを握り込む。
彩谷千映理:ダン、ダンと発砲。先程の牽制とは違い、狙いは精密。
彩谷千映理:的確に、衝撃を吸収できない関節部を、装甲の隙間を、銃弾が穿ち
壬生墨佳:その穴に、溶けた琥珀が入り込む。
壬生墨佳:内部からの起電。
彩谷千映理:着弾するたび、また何度も着弾がリピートされ、銃創を深く、より深く。琥珀を奥に押し込む。
白兵型ロボ:押し込まれるたびに火花が爆ぜる。弱点のみを的確に穿ち抉る攻撃を、阻む術など無く。
白兵型ロボ:静かに限界を迎え、沈黙する。
彩谷千映理:「……とりあえず一機沈黙、かな」
壬生墨佳:「一気呵成に行きたいところだな」
GM:クリンナップを挟んで1ラウンド目終了。2ラウンド目に入ります。
GM:再びセットアップ。エネミーはもうありません。
彩谷千映理:なし
嬬恋七瀬:≪雷神の降臨≫行動値0に。
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+6した(侵蝕率:101->107)
壬生墨佳:なし
GM:それではイニシアチブを挟んで行動値16の射撃型のターン。
射撃型ロボ:今回はマイナーは無し。再びイニシアチブでインプラントミサイル装備。
射撃型ロボ:メジャーも変わらずアタックプログラムLv5+コンセントレイトLv3+ミカヅチLv3
射撃型ロボ:10dx7+13
DoubleCross : (10R10+13[7]) → 10[3,4,5,5,6,6,7,8,8,9]+10[2,2,6,9]+4[4]+13 → 37

射撃型ロボ:対象は三人!リアクションタイム!
彩谷千映理:ワンチャンドッジ!
嬬恋七瀬:暴走!
壬生墨佳:ガード。『エンジェルズ・グレイス』:《電磁障壁》《魔人の盾》。
彩谷千映理:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,3,7,10]+9[9] → 19

彩谷千映理:murin
壬生墨佳:《砂の結界》。嬬恋七瀬をカバー。
嬬恋七瀬:みぶ……
射撃型ロボ:32+3d10+4d10
DoubleCross : (32+3D10+4D10) → 32+24[9,5,10]+13[1,2,3,7] → 69

壬生墨佳:4D10+36
DoubleCross : (4D10+36) → 16[2,8,5,1]+36 → 52

壬生墨佳:ここに装甲12点で64点引いて
壬生墨佳:5の倍で10ダメージ
壬生墨佳:1残った!
嬬恋七瀬:すご!
GM:食いしばり!
壬生墨佳:侵蝕率+8 (侵蝕率:107->115)
彩谷千映理:かたい
射撃型ロボ:ガード型の奥へと庇われていた機体が再び前へと進み出る。
射撃型ロボ:先ほど放たれたものと同様のミサイルが既に装填され、三人へと向けられている。
壬生墨佳:既に、射撃型の真横。琥珀の壁が作られて。
壬生墨佳:発射の瞬間に、横合いから強烈な磁場を発生させる。
壬生墨佳:ミサイルを逸らし、明後日の方向に着弾させた。
壬生墨佳:「一度見てればこれくらいはな……問題は」
壬生墨佳:「けほっ」
壬生墨佳:「爆風までは防ぎきれないことと」
壬生墨佳:「次があるならAIに予測修正されるだろうことだ……だけど」
壬生墨佳:「あのペイロードなら、多分もう積めないはずだ」
嬬恋七瀬:「やるじゃん、壬生」庇われ、爆風に髪が靡いただけで無傷。
壬生墨佳:「ペイバックと行こうぜ」
嬬恋七瀬:「着替えてから帰ろうぜ」
嬬恋七瀬:「ツグミには余裕だったって言わなきゃな」
彩谷千映理:「ホントだよ」
彩谷千映理:「かっこいいとこ見せたげなきゃ」
彩谷千映理:コピーキャットセルのロイスをタイタス化して昇華、復活 HP11
壬生墨佳:「それぐらいしなきゃペイできないもんなあ」
GM:では次は彩谷さん!
彩谷千映理:とりあえず射撃型狙ってえいっしよう
彩谷千映理:オートアクションでウェポンケースにしまったボルアクを装備します
壬生墨佳:カバーされない?
彩谷千映理:されてどっちか落ちればよくないかなって
壬生墨佳:ガード落ちそう?
彩谷千映理:目次第
嬬恋七瀬:どうだろうなあ
壬生墨佳:嬬恋→壬生→彩谷でいかない?
彩谷千映理:そうした方がいいかな、ナナ先輩のセレリティもまだ残ってるし
彩谷千映理:そういや前の行動の侵蝕上げてなかったので今あげとこう
嬬恋七瀬:そうしようか
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+6した(侵蝕率:110->116)
彩谷千映理:で、待機です!
GM:OK
GM:ではガード型の手番
ガード型ロボ:マイナーは相変わらずなし、そして
ガード型ロボ:ガード型ロボ:メジャーアクション:解放の雷Lv2+覚醒の電光Lv2を白兵型に
嬬恋七瀬:アッ!?
ガード型ロボ:戦闘不能を回復しHP1で戦線復帰、次に行うメジャーアクションの判定のC値-1、攻撃力+[Lv*2]
嬬恋七瀬:この野郎~~!
壬生墨佳:こいつ……
彩谷千映理:なにぃ~~
彩谷千映理:スミちゃん先輩に盾パンチしてもらわなきゃ
白兵型ロボ:そして行動値6なのでこのままだと白兵型が次動きます
壬生墨佳:イニシアチブにハードコートを脱ぎます
壬生墨佳:これで行動値6。
GM:ではPC優先で壬生さんの手番に!
壬生墨佳:メジャーでジュラルミンシールドで白兵型へ攻撃。
壬生墨佳:4dx-3
DoubleCross : (4R10-3[10]) → 7[3,3,6,7]-3 → 4

彩谷千映理:ラスト《妖精の手》
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+4した(侵蝕率:116->120)
壬生墨佳:1dx+7
DoubleCross : (1R10+7[10]) → 6[6]+7 → 13

彩谷千映理:ついでにバディムーヴ
壬生墨佳:達成値16!どうだ!
白兵型ロボ:アームブレードなんだよな……。ガードで行こうかな
壬生墨佳:ダメージ稼いどくか……?
嬬恋七瀬:ちょっと怖いかも
彩谷千映理:そもそも10減らされるんだよね
壬生墨佳:そうじゃん
壬生墨佳:じゃあ全然厳しくないか……?
彩谷千映理:厳しい
嬬恋七瀬:ウ~ン
壬生墨佳:……OK。ツグミにSロイス。
壬生墨佳:昇華。ダメージバースト。
彩谷千映理:先輩……!
嬬恋七瀬:壬生!
GM:おお、Sロバースト。OKです、ダメージどうぞ。
壬生墨佳:7d10+2
DoubleCross : (7D10+2) → 40[8,6,1,10,5,2,8]+2 → 42

白兵型ロボ:残り1じゃどうやったって無理!死亡!
嬬恋七瀬:やった!
彩谷千映理:やったー!
ガード型ロボ:沈黙した同僚へ向け、電流を飛ばす。それは攻撃ではなく支援のための雷。
白兵型ロボ:雷を受け、強制的に再起動される。破壊された関節から異音を上げつつも、もう一度刃を振り上げる。
壬生墨佳:「……!」
壬生墨佳:それを認めるやいなや、ロボへと組み付く。
壬生墨佳:「今君に動かれるわけにはいかないよな……!」
彩谷千映理:「まだ動くのぉ!?」
嬬恋七瀬:「おい、壬生……!?」
白兵型ロボ:ぎ、ぎ。傾ぎながらも、非力な少女の手ではまだ止まらない。
壬生墨佳:電磁波のような音が響く。
壬生墨佳:(琥珀じゃ展開が間に合わない)
壬生墨佳:その異音の、周波数がずれていく。
壬生墨佳:(思い出せ。今、この局面で)
壬生墨佳:それは何者とも例え難い、定まり切らない空気の震えへ。
壬生墨佳:(必要な業が、何か)
壬生墨佳:怒りを。自らに眠る獣性を、伝播させる電波。
壬生墨佳:(出来るはずだ。見てきたんだから)
壬生墨佳:それは、木虎ツグミの用いる技に似て。そして。
壬生墨佳:(あるはずだ。僕の裡にも)
壬生墨佳:(それを決して忘れない)
壬生墨佳:一度は経験した、獣性がある。
壬生墨佳:今は失われたとしても。
壬生墨佳:解体すべき箇所を見定める、獣の渇きが。
壬生墨佳:盾を叩きつけ、カメラを叩き割って。
壬生墨佳:通電したままの、その中の基盤を。
壬生墨佳:手ずから引きずり出し、握り潰す。
壬生墨佳:「らあっ!!」
白兵型ロボ:機械における心臓部。その機械仕掛けの命の源を完全に破壊され。
白兵型ロボ:今度こそ、永遠に沈黙する。
壬生墨佳:「ふううー…………」大きく息を吐いて。
壬生墨佳:「……やっぱり、僕のポジションじゃないな」
壬生墨佳:「誰かに任せたいもんだよ」焼け焦げた手を払う。
GM:では次、行動値0の嬬恋さん!
嬬恋七瀬:マイナーで≪セレリティ≫
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+5した(侵蝕率:107->112)
嬬恋七瀬:まちがい
嬬恋七瀬:マイナーでボルトアクションライフルを起動
嬬恋七瀬:メジャーで≪セレリティ≫
嬬恋七瀬:即座に2回メジャーアクションを行います
嬬恋七瀬:コンボ【ラヴィン・アイドルネス】
嬬恋七瀬:≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫+≪クレイジードライブ≫
嬬恋七瀬:対象は射撃型
ガード型ロボ:マグネットフォースLv1でカバーリング
嬬恋七瀬:う~ん
嬬恋七瀬:ここがいいかな 彩谷支援頂戴!
彩谷千映理:《支援射撃》!
彩谷千映理:ダイス4つ!
嬬恋七瀬:ありがたい!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+2した(侵蝕率:120->122)
嬬恋七瀬:14DX7+4+5
DoubleCross : (14R10+4+5[7]) → 10[6,6,6,6,7,8,8,9,9,10,10,10,10,10]+6[1,1,2,3,4,4,5,6,6,6]+9 → 25

嬬恋七瀬:うわっ回らない!
嬬恋七瀬:仕方ないダメージ!
嬬恋七瀬:3D10+8+20+10+3D10
DoubleCross : (3D10+8+20+10+3D10) → 19[6,9,4]+8+20+10+12[1,8,3] → 69

嬬恋七瀬:どうだ……
ガード型ロボ:ガード値で22引いたら47、総ダメージが135になって。
ガード型ロボ:死亡する!ので、蘇生復活!HP1で復活!
嬬恋七瀬:ウギャーーッ
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+9した(侵蝕率:112->121)
嬬恋七瀬:もう一回!≪コンセントレイト:ブラックドッグ≫+≪アームズリンク≫+≪クレイジードライブ≫
嬬恋七瀬:対象は射撃型
嬬恋七瀬:10DX7+4+5
DoubleCross : (10R10+4+5[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,4,4,8,8]+10[7,8]+10[8,8]+10[6,8]+2[2]+9 → 51

嬬恋七瀬:回った
射撃型ロボ:一応ドッジ
射撃型ロボ:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 10[1,2,4,6,6,8,10]+6[6] → 16

射撃型ロボ:無理!カバーリングも切れてる!
嬬恋七瀬:ダメージ!
嬬恋七瀬:6D10+8+20+10+3D10 装甲有効
DoubleCross : (6D10+8+20+10+3D10) → 32[7,3,5,5,8,4]+8+20+10+15[6,7,2] → 85

射撃型ロボ:その値は、無理!蘇生も無し!
嬬恋七瀬:やった~
嬬恋七瀬:嬬恋七瀬の侵蝕率を+9した(侵蝕率:121->130)
壬生墨佳:やった!
彩谷千映理:やったー!
嬬恋七瀬:「じゃ、任された」
嬬恋七瀬:嬬恋の周囲で乾いた破裂音と共に電光が弾ける。銃身が不吉に発光し、荒れ狂う電流が収束していく。
嬬恋七瀬:「こっちはボクのポジションだ」
嬬恋七瀬:弾丸が放たれる。極限の電荷でエネルギーの塊と化した弾丸が、ロボットの機体を穿つ。
嬬恋七瀬:同時に内部から放電。壮麗な雷の華が咲き誇る。
嬬恋七瀬:電熱が鋼を溶解させ、三つの雷に更に紅蓮の彩を与える。
ガード型ロボ:華によって焼き焦がされ、その装甲の大半が黒ずんだ金属塊と化す。
壬生墨佳:雷光に彩られた、その横顔を見る。
嬬恋七瀬:「次……!」立て続けに次弾を放とうとして、「……!?」目を見張る。
嬬恋七瀬:限界を越えた荷電に耐えきれず、トイガンの銃身自体が半ばから溶け落ちている。
嬬恋七瀬:(嘘だろ……!? 熱くなりすぎた……!)
嬬恋七瀬:焦燥は一瞬。すぐに思考を切り替える。
嬬恋七瀬:自分の能力は発電そのもの。銃は単にそれを載せて飛ばす道具に過ぎない。それなら出来ることはある筈だ。
嬬恋七瀬:すぐさま思い当たったのは、先程の相棒の姿。
嬬恋七瀬:そして、同じく雷を操る後輩の姿。
嬬恋七瀬:「……はっ」
嬬恋七瀬:笑みと共に、弧を描くように片脚を引く。
嬬恋七瀬:その脚、爪先に、群青、純白、深紫。三つの電流が渦を巻くように収束し、電光を放つ。
壬生墨佳:後輩の力は、伝播の力だ。
壬生墨佳:その姿が、ここにあらずとも。
壬生墨佳:影響する。繋がっている。そういうものだ。
嬬恋七瀬:虚空を切り裂くように回し蹴りを放つ。雷が解き放たれ、敵を引き裂く爪となり、獲物を捕らえる牙となる。
嬬恋七瀬:輝く閃電が獣の如く疾走し、鋼鉄の機体を一瞬で貫き穿つ。
射撃型ロボ:体勢を崩したガード型の後ろ。無防備に晒したその身をあっさりと穿たれる。
嬬恋七瀬:沈黙を確認して大きく息を吐き、不敵な笑みを浮かべる。
嬬恋七瀬:「……轟雷、爪牙」
壬生墨佳:「はは」笑う。「撮っといてやればよかったな」
壬生墨佳:「ツグミも残念なもんだよ」
嬬恋七瀬:「内緒にしとけよな」黒焦げになった革靴の踵を叩いて笑う。
GM:では最後、待機していた彩谷さん。
彩谷千映理:あい!
彩谷千映理:マイナーでボルアク起動、達成値+5
彩谷千映理:メジャー、《コンセ:ウロボロス》《無形の影》 対象はガード型
彩谷千映理:8dx7+5
DoubleCross : (8R10+5[7]) → 10[1,3,3,6,7,7,7,9]+10[4,5,7,9]+5[5,5]+5 → 30

ガード型ロボ:ガード!
彩谷千映理:ではダメージ
彩谷千映理:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 15[8,1,4,2]+8 → 23

壬生墨佳:ちょうど……?
嬬恋七瀬:あっぶな
彩谷千映理:ひい
ガード型ロボ:ガード22なんで丁度撃破!
嬬恋七瀬:やった~!
彩谷千映理:よかったー
彩谷千映理:「……じゃ、後片付けの時間だ」銃をストック付きの精密射撃用の物に持ち替え、ロボを狙う。
彩谷千映理:ダン、と一発だけ。銃声が響く。
彩谷千映理:「ちゃんと見てたよねぇロボくん?……次は君の番ってわけ」
彩谷千映理:着弾地点には銃創……ではなく
彩谷千映理:まるで獣が引き裂いたかのような爪痕と、焼け焦げた跡。
ガード型ロボ:元より辛うじて繋ぎ止められていただけの機体を、引きちぎられる。
GM:戦闘終了です。お疲れさまでした。


GM:バックトラックのお時間です!
彩谷千映理:彩谷千映理の侵蝕率を+6した(侵蝕率:122->128)
彩谷千映理:はーい
GM:今回はクライマックス2が無いのでEロイスもありません。
彩谷千映理:あったらあったの……こわい……
嬬恋七瀬:怖すぎ
壬生墨佳:ひえ……
GM:ファイトクラブと黒い歓びがある予定でした。
嬬恋七瀬:ファイトクラブか……
GM:ともあれ、Eロが無いので各々のロイス頼み!振っていただきましょう
嬬恋七瀬:コピーキャットに 尽力/〇敵愾心 でロイス取得します
彩谷千映理:怖いので2倍振りしよ~
壬生墨佳:僕もコピーキャットにとろ
壬生墨佳:尽力:○/敵愾心。
壬生墨佳:で、2倍ぶり。
嬬恋七瀬:6個残ってるけど130か……う~ん2倍振りしよ
嬬恋七瀬:130-12D10
DoubleCross : (130-12D10) → 130-57[9,8,6,4,5,7,3,2,1,3,1,8] → 73

壬生墨佳:115-8d10
DoubleCross : (115-8D10) → 115-32[3,4,3,8,5,4,3,2] → 83

彩谷千映理:128-12d10
DoubleCross : (128-12D10) → 128-56[2,8,7,1,10,2,1,7,1,4,4,9] → 72

嬬恋七瀬:3点で帰還
彩谷千映理:出目が極端
壬生墨佳:3点わ!
彩谷千映理:3点で帰還
GM:ついでに経験点も配布しちゃいますか
彩谷千映理:あっ5個じゃん
GM:いつもの5点とシナリオで5点、それにDロイスが機械化兵*2と雷帝で合わせて3
嬬恋七瀬:まあ+20しても帰還圏内だし……
GM:13点にロイス分合わせて皆さん16ですかね?
GM:まあ振りなおすほどでもないですし大丈夫ですよ
彩谷千映理:よかった~
彩谷千映理:16点!
嬬恋七瀬:わ~い 家に持ち帰って夕飯に食べます
彩谷千映理:テイクアウトだ
壬生墨佳:パクパク!
GM:ついでにGMも16点いただきます。美味しい。
壬生墨佳:もってって!
嬬恋七瀬:食べて食べて
GM:わーい
彩谷千映理:たんとおたべ


【エンディング1】

GM:ロボット三体を退けた後。施設の奥に踏み入れば、既に研究員は避難を終えたようで人影は無く。
GM:手がかりを失くすためにか、修復が難しいレベルで破損された強化装置だけが残されていた。
GM:しかし迅速な調査の結果、コピーキャット側も装置の複製や再現までは恐らく不可能だったと推測できる。
GM:つまり、三人の願い通り。ツグミの意思と日常は守られたのである。
GM:その証拠に。十一支部に戻った三人を出迎えたのは、いつも通りの——人間の姿に戻ったツグミだった。
木虎ツグミ:「壬生先輩、嬬恋先輩、彩谷先輩!おかえりなさい!」
壬生墨佳:「ツグミ!」駆け寄って抱きしめる。
壬生墨佳:頭を撫でる。
嬬恋七瀬:「ツグミ~!」その姿を見て安堵の息を吐く。
嬬恋七瀬:「身体大丈夫だよな?おかしいところ無い?」
彩谷千映理:「よかった~」
木虎ツグミ:「はい!ちゃんと戻りました!先輩達のお陰です!」
壬生墨佳:「はは。普通だ」髪をなでながら。
嬬恋七瀬:「はー……ホントに良かった」その辺の椅子にぐったりと腰を下ろす。「どうなるかと思ったよ」
木虎ツグミ:「えへへ」 通信越しでなく声が届くのが嬉しくて仕方ない。大人しく撫でられている。
彩谷千映理:「ほんとにね……」
壬生墨佳:「ツグミ、なんか食べたいものあるか?」
壬生墨佳:「ああ、それから……また出かけよう。予定潰れちゃったもんな」
木虎ツグミ:「はい!お出かけやり直しましょう!」
木虎ツグミ:「今度こそゲームセンターに行って、先輩が遊んでるところ見たいです!」
嬬恋七瀬:「えー、何だよ。散々ツグミ独り占めして、またかよ?」
彩谷千映理:「そうだそうだー」
壬生墨佳:「だって行けなかったんだもん……」
嬬恋七瀬:「ズルいと思う人ー。はい!」挙手
彩谷千映理:「はーい」挙手
嬬恋七瀬:「2対1ですけど?」
壬生墨佳:「ツグミ、僕がツグミと今度こそ遊ぶことって、ズルいと思う?」
壬生墨佳:「遊べなかった分、遊ぶこと、ズルいかな?」
木虎ツグミ:「え、ええと。ズルくはない、と思いますけど……」
嬬恋七瀬:「おい!聞き方が卑怯だろ!誘導尋問!」
壬生墨佳:「2対2ですけど?」
嬬恋七瀬:「ツグミツグミ、壬生が一人でツグミのこと独り占めするの、ズルいって思わない?」
嬬恋七瀬:「ボク達から後輩と遊ぶ機会を取り上げるの、ズルくない?」
壬生墨佳:「聞き方がド汚いな」
壬生墨佳:「性根が透けてるぞ」
木虎ツグミ:「え、ええと……?独り占めっていうのは、良くはないです、ね?」
嬬恋七瀬:「どの口がほざく?どの口が」
嬬恋七瀬:「そうだよね!ツグミ!」
彩谷千映理:「……あっ、じゃあ私も誘ってみるってのはどうかなツグちゃん」
嬬恋七瀬:「ほーら。ツグミだってこう言ってるじゃん」
壬生墨佳:「分かったよ、分かった」
壬生墨佳:「それで行こうか」
壬生墨佳:「千映理と3人で行こうか」
彩谷千映理:「やった」
嬬恋七瀬:「いや待てよ!ボクは!?」
壬生墨佳:「なにか食べたいものある?ツグミ」
嬬恋七瀬:「聞こえてて無視してんだろ!!」
嬬恋七瀬:「4人のほうがいいよねツグミ?ね?」
木虎ツグミ:「あ、あの壬生先輩!四人で遊ぶ日と二人で遊ぶ日、両方作るのはダメですか?」
木虎ツグミ:「壬生先輩と二人でお出かけも勿論楽しみですし、でも四人で遊びに行くのも絶対楽しいですし」
壬生墨佳:「……ん。ツグミが言うならそうしよう」
嬬恋七瀬:「まあ、ツグミがそう言うなら……」
彩谷千映理:「ツグちゃんはいい子だなあ……」といいつつ髪を撫でる
木虎ツグミ:「やったー!」 遊ぶ予定が二回に増えてウキウキの顔。
壬生墨佳:「あれ、じゃあ」
壬生墨佳:「どこ行く?」
嬬恋七瀬:「うーん……せっかくツグミが治った記念だしなあ」
嬬恋七瀬:「いつものカラオケじゃ代わり映えしないし……」
彩谷千映理:「確かに、せっかくだから、なんかパーッと……」
壬生墨佳:「とはいえ遠出ってわけにもな」
嬬恋七瀬:「えー、いいじゃん。たまには」
壬生墨佳:「君はいいかもしれないけどさあ」
壬生墨佳:「事件が山積みだろう、ここんとこ」
壬生墨佳:「特に”魔女狩り”案件だ。そうそう外しちゃいられない」
彩谷千映理:「遠出……温泉旅館とか……」ぶつぶつ一人で言っている
嬬恋七瀬:「そりゃそうだけど……」頬杖をついて。「あーあ、やだやだ。いつ落ち着くんだろうな、これ」
木虎ツグミ:「ん、ん。そうですね……そういえば今回の事件も、妖怪とかは普通に街に居るままですもんね」
嬬恋七瀬:「コピーキャットにも、結局はまた逃げられたしなあ」
木虎ツグミ:はしゃいでいたのをいったん落ち着けて、ちょっと居住まいを正す。
彩谷千映理:「あーそれもそうじゃん、あいつらホント逃げ足まで速いんだからさー」
壬生墨佳:「どこかで好奇心に殺されてくれればいいんだが」
壬生墨佳:「手も借りたいのはこっちなのにな」
嬬恋七瀬:「魂が9つあるんだろ?そう簡単に潰しきれそうにないな」
壬生墨佳:「七代祟られそうで」
嬬恋七瀬:「……まあでも、だからって働き詰めも良くないだろ」足をぶらぶらさせて。
嬬恋七瀬:「今は無理でも、その内さ。ツグミはどこか行きたいところある?」
木虎ツグミ:「行きたいところ……あ、遊園地行きたいです!」
彩谷千映理:「おっ、いいじゃん遊園地。私ジェットコースター乗りたい」
嬬恋七瀬:「いいね。それなら近場でもあるだろ」
壬生墨佳:「決まりだな」
壬生墨佳:「……ジェットコースターに乗るかは議論の余地があるが……」
彩谷千映理:「えっ、もしかして」
彩谷千映理:「絶叫系苦手?」
嬬恋七瀬:「あら、怖いんですか?壬生さん」
壬生墨佳:「いや怖いっていうか……」
壬生墨佳:「なんで好きこのんで身体にG掛けるの……?」
壬生墨佳:「被虐趣味ないよ僕」
嬬恋七瀬:「要するに怖いってことだろ?」
壬生墨佳:「理解できないからって単純化するなよな」
壬生墨佳:「そういう事するから本質を見誤るんだぜ。怖いなんて言ってないだろ」
嬬恋七瀬:「はぁ~?乗れないのは同じだろ?それが本質じゃん」
嬬恋七瀬:「まあボクは乗れるけど?余裕で?」
壬生墨佳:「乗れない、じゃない。乗らない」
彩谷千映理:「ツグちゃん何乗る?乗りながらなんか撃つやつとか乗る?」
壬生墨佳:「日本語わかるかな。え、とあ、の違い」
木虎ツグミ:「あ、やりたいです!あとこう、水でざぱーんってなるやつとか!」
彩谷千映理:「急流すべり!いいねー、カッパも用意しなきゃねー」いつものやつが始まったので眺めながら
嬬恋七瀬:「証拠が無いことにはなあ……じゃあホラーハウスも余裕だよな?」
木虎ツグミ:「あとお化け屋敷とかも入りたいですし、開園すぐ位から入らないとですね!」 こちらもいつものやり取りを眺めつつ
嬬恋七瀬:「N市のアレは評判いいからな。日本最恐とかって」
壬生墨佳:「……あれホラーハウスじゃないだろ」
壬生墨佳:「ジャンプスケアばっかり。設計者の怠慢」
嬬恋七瀬:「要するに怖いってことだろ?」
壬生墨佳:「……何も分かってないのか……?」
壬生墨佳:「要するのやめたほうがいいよ。バカに聞こえる」
嬬恋七瀬:「はあ!?」
嬬恋七瀬:「口だけならどうとでも言えるからなあ?証拠見せてみろよ、証拠」
壬生墨佳:「君がバカに見える証拠……?」
嬬恋七瀬:「お前がジェットコースターもお化け屋敷も余裕って証拠」
壬生墨佳:「余裕なんて一言も言ってないだろ」
壬生墨佳:「勝手に言ってもないことを捏造するの止めてもらえる?」
嬬恋七瀬:「なんだ、結局口だけなんじゃん」
壬生墨佳:「は?じゃあいいよ、見てろよ」
壬生墨佳:「完璧に対策済みであることを証明してやるよ」
嬬恋七瀬:「是非見せてもらいたいですね~、壬生さんが口先だけのうそつきじゃないって証拠」
壬生墨佳:「君、証拠を突きつけられたらどうするんだよ、それで?」
嬬恋七瀬:「その時は何でも言う事聞いてやるよ。そんなことあり得ないけど」
壬生墨佳:《タッピング&オンエア》。
壬生墨佳:「記録したからな」
嬬恋七瀬:「お前こそ、途中でビビって証拠出せなかったらどうするんだよ?」
壬生墨佳:「どうって……」
壬生墨佳:「そしたら僕もう楽しめずに損なんだからそれでいいじゃん」
嬬恋七瀬:「こいつ……」
壬生墨佳:「だって僕はやらされるリスクあるんだぜ」
壬生墨佳:「君何も払ってないだろ」
嬬恋七瀬:「じゃあこっちだって払ってやるよ。言ってみろ」
壬生墨佳:「『幽山楼』のランチ点心セット1年分。4人分」
壬生墨佳:「僕とツグミと千映理とミアセラの分」
彩谷千映理:「わあお高い」
嬬恋七瀬:「ぐっ……」
壬生墨佳:「ああ。ビビって財布出せない?」
嬬恋七瀬:「足元見やがって……」
嬬恋七瀬:「上等じゃん。それくらい余裕で払ってやるよ」
壬生墨佳:「だそうで。ところで」
壬生墨佳:「どっちを応援してくれる?」2人に。
彩谷千映理:「うーん」腕組み
彩谷千映理:「どうしようねツグちゃん。ナナ先輩が負けたら一年間ランチ奢られ放題だって」
嬬恋七瀬:「条件聞いてからでも遅くないだろ」
嬬恋七瀬:「壬生が負けたら?どうするんだよ。それもちゃんと記録しとけよな」
木虎ツグミ:「んんん……奢ってもらうのは嬉しいですけどちょっと申し訳ないですし、でもミアちゃんの分まで……」
壬生墨佳:「どうって……」
壬生墨佳:「僕はやらされる手間があるからそれでいいだろ……」
嬬恋七瀬:「お前……!」
嬬恋七瀬:「自分がやらされる手間と四人分奢らされるリスクを等価に見てるわけ!?」
壬生墨佳:「だって君どうせお金持ってるじゃん」
壬生墨佳:「『ヴィオレティア』だかで搾り取ってるんだろ」
嬬恋七瀬:「それだって働いて稼いでんの!」
嬬恋七瀬:「彩谷。何かない?壬生に与えるキツイやつ」
壬生墨佳:「なんでキツいやつにしてるんだよ」
彩谷千映理:「うーん」腕組み
彩谷千映理:「何着る?」
壬生墨佳:「何も着ない!」
壬生墨佳:「君がそれ出すなよマジで……!」肩を掴む。
彩谷千映理:「ほ、ほら、そろそろハロウィンだし?」肩を掴まれながら
木虎ツグミ:「あ、確かに!仮装の季節ですもんね!」
壬生墨佳:「え、ちょっと」
壬生墨佳:「マジでやるの……?」
嬬恋七瀬:「仮装……」やや目を逸らす。
嬬恋七瀬:「あんま過激じゃないやつにしろよ、彩谷」こっそり耳打ちする
彩谷千映理:「でもそれだと一年間奢りと釣り合わなくない?大丈夫?」こっそり返す
嬬恋七瀬:「そうだけど……」目が泳ぐ。
嬬恋七瀬:「……とにかく決まりだな。彩谷……」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「……と、ツグミが選んだ衣装をハロウィンで着てもらう」
木虎ツグミ:「え、私も選ぶんですか!?」
壬生墨佳:「じゃあいいよそれで」
嬬恋七瀬:「しっかり記録しとけよな」
壬生墨佳:「まあ、でも」
壬生墨佳:「忘れるなよ」
壬生墨佳:「ツグミが主役だろ、今度の遊園地は」
嬬恋七瀬:「忘れてないって。前座だろ、壬生の醜態は」
木虎ツグミ:「あ、そうです!遊園地!」
壬生墨佳:「麗姿の間違いだろ。美味しいご飯が待ってるんだろうなあ」
木虎ツグミ:「あの!遊園地に行くとき、ミアちゃんも誘っても良いですか?」
壬生墨佳:「えっ」
木虎ツグミ:「え」
壬生墨佳:「てっきりその前提かと……」
彩谷千映理:「そうだよねえ、みんなで行きたいもんね」
嬬恋七瀬:「まあ、これでミアセラだけいないのは無いよな」
木虎ツグミ:ムズムズと口角が上がっていく。先輩達がミアちゃんも一緒にいることを当然と思ってくれるのが嬉しくて。
木虎ツグミ:「はい!皆で行きましょう!」
木虎ツグミ:「あ。そうだ、それと」
木虎ツグミ:「あの、これは遊園地とは関係ないんですけど」
木虎ツグミ:「今日のこと、ミアちゃんには内緒にしておいて貰えませんか……?」
壬生墨佳:「……僕は話すべきだと思うけど」
壬生墨佳:「ツグミ的にはイヤ?」
木虎ツグミ:「うう……。その、話した方が良いかなあとも思うんですけど」
木虎ツグミ:「能力をちゃんと制御できないの、かっこ悪いからあんまり見せたくないなあって」
彩谷千映理:「……ふふ、ツグちゃんもかっこつけたいんだ」
壬生墨佳:「ミアセラにカッコつけてもしょうがないだろ」
嬬恋七瀬:「ははっ」噴き出して。「心配かけたくないのかと思ったら、そんな理由?」
壬生墨佳:「それよりは情報の迅速綿密な共有のほうが……」
彩谷千映理:「まあまあスミちゃん先輩」
木虎ツグミ:「いえその、心配もかけたくないですし、多分今のうちに話しとくのが一番心配かけないだろうなあとも思うんですけど」
木虎ツグミ:「ミアちゃんにだから、というか。ううん……」
嬬恋七瀬:「いやいや、大丈夫。分かったから」
嬬恋七瀬:「……ていうか」
嬬恋七瀬:「毛玉になったツグミをボクらだけで撫でてたってバレたら」
嬬恋七瀬:「絶対恨まれるぞ、ミアセラに」
彩谷千映理:「……それはありそう」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「それはそうだな……」
木虎ツグミ:「? ミアちゃんが先輩達を恨むなんて、そんなことないと思いますけど……」
彩谷千映理:「恨むまでなかったとしても……まあ」
彩谷千映理:「仲間はずれにしちゃったことには変わりないし?」
嬬恋七瀬:「成り行きとはいえな……とにかく、分かったよ。内緒にしとく」
壬生墨佳:「まあ、任せとけよ」
壬生墨佳:「そういうの、得意だ」
壬生墨佳:「……情報を隠すことじゃなくって」
木虎ツグミ:「お願いします……」
壬生墨佳:「困ってるやつの願いを叶えることが、だ」


【エンディング:壬生墨佳&嬬恋七瀬】

壬生墨佳:【市内 遊園地『ナイアーラスパーランド』】
壬生墨佳:結局、5人で遊園地に来た挙げ句に。
壬生墨佳:何故か今、2人でジェットコースターに乗っている。
壬生墨佳:(列が途中で切れて3-2になった)
壬生墨佳:「……いやこれ」所在なさげに。
壬生墨佳:「安全バーゆるくない?」
嬬恋七瀬:「ゆるくないって……」
壬生墨佳:「てかコースギシギシ鳴ってるじゃん。大丈夫かよ」
嬬恋七瀬:「え、何、もう怖いの」ゆっくりと上昇していくコース上で。
壬生墨佳:「いやこういうタイプの恐怖は違うじゃん」
壬生墨佳:「施工不良と言うか……」
嬬恋七瀬:「いやどこもこんなもんだろ……!」
嬬恋七瀬:「……乗ったことあるんだよな……?」
壬生墨佳:「え」
壬生墨佳:「無いけど」
嬬恋七瀬:「は!?」
壬生墨佳:「だから乗れないんじゃなくて」
壬生墨佳:「乗らないって言ったじゃん」
嬬恋七瀬:「無いのにあんなイキってたわけ!?」
壬生墨佳:「いやだってオーヴァード戦より怖いことないだろ」
嬬恋七瀬:「今まさに怖がってるように見えるけど」
壬生墨佳:コースの頂上を越えて、下降をはじめて。「いやだって」
壬生墨佳:「これはベクト……」落ちる。
壬生墨佳:「ひゃっ!」
嬬恋七瀬:「うわっ来た……わー!あはははは!」両手を上げる。
壬生墨佳:「わーっ!うわわわわわ」
壬生墨佳:「うわ、わっ、うわっ……!」
嬬恋七瀬:「ほら壬生!手!手!」
壬生墨佳:「手!はは!うわっ!はははははっ!」
壬生墨佳:「はは……」
壬生墨佳:そのままたっぷり楽しんで。
壬生墨佳:「……あの」
壬生墨佳:「なんか……」
壬生墨佳:「普通にめちゃ楽しかった……」
嬬恋七瀬:「なんで好きこのんで身体にG掛けるの……?」声真似。
壬生墨佳:「いや……」
壬生墨佳:「Gも好き好まれるよな」
壬生墨佳:「まあでもこれ」
壬生墨佳:「僕の勝ちだよな」
嬬恋七瀬:「う……」
壬生墨佳:「次あっち行こうよ。スチールワイバーン2020」
壬生墨佳:より巨大なジェットコースターを指す。
嬬恋七瀬:「まだ乗んのかよ!?」
嬬恋七瀬:「ハマってるじゃん!」
壬生墨佳:「ダメか……?」
嬬恋七瀬:「……まあ、楽しかったならいいけどさ……」息を吐いて。
嬬恋七瀬:「いいよ。こうなったら全部乗るか」


壬生墨佳:【ホラーハウス 異次元の色彩】
壬生墨佳:「……」暗闇の中を歩く。
壬生墨佳:「……3歩先で右隅から」
嬬恋七瀬:「ホントに対策済みなんだ?」隣をそのまま歩いていく。右隅に注意を払いつつ。
壬生墨佳:3歩進むと、宣言どおりに名伏しがたきクリーチャーが飛び出す。
壬生墨佳:「ビンゴだ。んで直後に真上から音……」
嬬恋七瀬:「うわ!ホントに出た!」
壬生墨佳:「はフェイントで足元に空気吹いてくるんだよな」
壬生墨佳:ジャンプして避ける。
嬬恋七瀬:「おお……」感心した顔。
嬬恋七瀬:「……よくそんなに覚えてるな?」
壬生墨佳:「いや、全部記憶済だ」
嬬恋七瀬:「何回も来てんの?」
壬生墨佳:「1回だけど?ジャンプスケア抜きで恐怖させなきゃ二流ってことだよ」
嬬恋七瀬:「1回で全部……?」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「本当にホラーならそんなチープな手に頼らずこなすべきだろ」
嬬恋七瀬:「……それ相当怖かったってことじゃないの……?」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……今回どうかだろ、勝負の俎上は」
嬬恋七瀬:「ええー……?」
嬬恋七瀬:「ズルくないかそれ」
壬生墨佳:「ズルじゃないだろ。だって考えてもみろよ」
壬生墨佳:飛び出してくるが驚かない。把握しきっているから。
壬生墨佳:「情報支部員が情報を知悉していて、何を咎めだてされることがある?」
嬬恋七瀬:「わっ」こちらは驚く。
嬬恋七瀬:「いや、情報支部員とかそういう話じゃなくて……」
嬬恋七瀬:「初見のお化け屋敷だったらどうすんだよ」
壬生墨佳:「ジャンプスケア抜きでやってほしいな……あれ」
壬生墨佳:「あれ?」
壬生墨佳:「なんで出ないんだ今」
嬬恋七瀬:「ん?」
壬生墨佳:「ここでこっちから……あれ?」
嬬恋七瀬:「何だよ、どうした?」
壬生墨佳:「いや僕の記憶と齟齬が……」時間差で目の前にクリーチャー。
壬生墨佳:「きゃっ!」
嬬恋七瀬:「うわ!?」
壬生墨佳:立て続けに飛び出し、色彩が歪み、奇音。
壬生墨佳:煙。風。異臭。五感全てに働きかける。
壬生墨佳:「わー!わーっ!」
壬生墨佳:「何で何で何で!知らない!」
嬬恋七瀬:「うわーっ!?」そっちの悲鳴のほうに驚く。
壬生墨佳:「ひゃーっ!」しがみつく。
嬬恋七瀬:「わーーーーっ!?!?」
壬生墨佳:「わーーーーっ!」悲鳴に驚く。
嬬恋七瀬:「はっ離っ…… ……! ……!」
嬬恋七瀬:「こういうの内容アプデされるだろ時々!知らなかったのかよ!?」
壬生墨佳:「早く進めよ……!」グイグイと押す。
壬生墨佳:「知らないよそんなの!?」
壬生墨佳:「何でそんな余計なことするんだよ!?」
嬬恋七瀬:「怖がらせるために決まってんだろ!」
壬生墨佳:「カウンティング禁止なんて言ってないじゃん!」
壬生墨佳:「詐欺だろ……ひゃっ!」
嬬恋七瀬:「お前みたいなのを嵌めるためにこうやって予告無しで……うわ!」
嬬恋七瀬:「……中身変えてるんだろ!情報支部員がき……」しがみつかれて背後の気配と体温に気を取られる。
嬬恋七瀬:「聞いて呆れるわ……!」
壬生墨佳:「情報支部員とかそういう話じゃないだろ……」
壬生墨佳:「たかがアトラクションなんだから……」ピタリとくっついて押す。
壬生墨佳:「早く抜けようぜ……」
嬬恋七瀬:「お前が言い出したんだろ……!」
嬬恋七瀬:「……いいから、離れるなよ。暗いんだから転ぶと危ないぞ」
壬生墨佳:「……うん」
嬬恋七瀬:「……」飛び出してくる怪異よりも背後のほうを気にしながら、ゆっくりと出口へと歩いていく。


壬生墨佳:【大観覧車“モスケンの大渦巻き”】
壬生墨佳:「……」渋面でゴンドラに乗っている。
壬生墨佳:「なんでグー出したんだよ……」
嬬恋七瀬:「それはお前もだろ……」
壬生墨佳:「そうだけどさ……」
壬生墨佳:「……てか、結局」パーカーにジーンズのラフな格好で、対面に座っている。
壬生墨佳:「勝負はどうなるんだこれ」ツグミと一緒だと歩き回るから動きやすくしている。
壬生墨佳:「引き分け……?」
嬬恋七瀬:取り行われた、二人乗りの観覧車にツグミと一緒に乗る為のじゃんけん。
嬬恋七瀬:二人ともミアセラに敗北し、こうして余り物同士同じゴンドラに押し込まれた。
嬬恋七瀬:ツグミとミアセラに連れ回されて疲労困憊の彩谷は棄権した。
嬬恋七瀬:「一勝一敗って感じだよな」
壬生墨佳:「これどっちもやるのか……?」
嬬恋七瀬:「ええ……?」
壬生墨佳:「だってどっちもなしだと」
壬生墨佳:「ギャラリーが不満タラタラだろこれ……」
嬬恋七瀬:「ギャラリーっつってもなあ」
嬬恋七瀬:座席に凭れ込む。こちらもシャツにスキニーのラフな服装。
嬬恋七瀬:「主に彩谷じゃん、それ」
壬生墨佳:「でもツグミもしょんぼりするぜ多分」
嬬恋七瀬:「じゃあ、こっちで一回分だけ奢るから、そっちは……」
嬬恋七瀬:「……ツグミと一緒に服買いに行くとか」
壬生墨佳:「そのへんが落としどころかなあ」
壬生墨佳:「……なんかさ」
壬生墨佳:「何でこんな勝負しちゃったんだ」
嬬恋七瀬:「何でって……」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「僕ら得なくない……?」
嬬恋七瀬:「……売り言葉に買い言葉……みたいな……?」
壬生墨佳:「なんかいつもそうだよな僕ら……」
壬生墨佳:「言葉が先に出るというか……」
嬬恋七瀬:「……そうかも……」
壬生墨佳:「……まあ、そのへんも含めて、相棒扱いなのかも知れないけどさ」
壬生墨佳:窓の外をふと見る。
壬生墨佳:「……結構いいもんだな景色……」
嬬恋七瀬:「まあ……そうなのかな。別に壬生以外にはこんな風にならないしな……」
嬬恋七瀬:「ん?ああ……」つられて目を向ける。
壬生墨佳:「そりゃBNホテルから見たほうが見渡せるんだろうけど」
壬生墨佳:「こっちも悪くないと言うか、これくらいのほうが好きっていうか」
壬生墨佳:「高けりゃいいみたいな単純なものじゃないのかもな」
嬬恋七瀬:「うん。綺麗だなー」
嬬恋七瀬:「懐かしいな。あのパーティの時は、景色見てる余裕なんて無かったけど」
壬生墨佳:「ツグミが頑張ったよな、あの時」
嬬恋七瀬:「ああ。ツグミがいなかったら、どうなってたか……」
壬生墨佳:「僕なんて、君が怖くて怖くて」
嬬恋七瀬:「今となっては笑えるよな、それ」
壬生墨佳:「ああ、君を怖いと思うことなんて」ちらりと顔を見る。
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「……いや、どうだろうな……」
嬬恋七瀬:「?」振り向いて顔を見る。
壬生墨佳:「全く無いってことも、無いかもだ」
嬬恋七瀬:「え」
嬬恋七瀬:「……マジで?壬生が?」
嬬恋七瀬:「……何で?」
壬生墨佳:「……僕らの関係ってなんだ?」
嬬恋七瀬:「……」少し考えて。
嬬恋七瀬:「……相棒、かな。少なくとも今は」「それから……」
嬬恋七瀬:「同僚。学校的には同級生。友達……とも、言えるかも」
嬬恋七瀬:「見方によっては他にも色々あるかも。……それが?」
壬生墨佳:「……少なくとも今は、って」
壬生墨佳:「そうなくなるかもしれないってことか」
嬬恋七瀬:「……」
壬生墨佳:「多分、僕。何より」
壬生墨佳:「それが怖いんだと思う」
壬生墨佳:「あれからさ、考えたんだよ、色々、本当に」
壬生墨佳:「全然分かんなくなったりしながら、ずっと、色々」
嬬恋七瀬:「……」黙ったまま、真剣な表情で聞いている。
壬生墨佳:「僕、君が好きだ……だけど」
壬生墨佳:「君のいうところのそれと、同じかどうかはわからない」
壬生墨佳:「全てを投げうって、何より特別だなんて、多分、今、言えない」
壬生墨佳:「今回の任務だって、ツグミのことを第一に考えてた」
壬生墨佳:今回、特別に絆を結んだ、と誰かに称すのならば。
壬生墨佳:木虎ツグミである、と見做すべきだろうと。
壬生墨佳:「……だけど。それでも」
壬生墨佳:「ツグミや、千映理や、ミアセラや。支部のみんなとか、友達とか」
壬生墨佳:「そういうのとは、また、別だ。これは、違うものだ」
壬生墨佳:「……」
壬生墨佳:「仮定の話だよ。仮定の話だ」
壬生墨佳:「もし、僕と、七瀬が」
壬生墨佳:「……その」
壬生墨佳:「その……」
壬生墨佳:「別の、関係になったとしたら」
壬生墨佳:「君は相棒をやめる?」
嬬恋七瀬:「やめない」
嬬恋七瀬:迷いなく言う。
嬬恋七瀬:「……そんな風に思ってたのか?」
壬生墨佳:「……心のどこかで、多分」
壬生墨佳:「だって、僕さ。僕は」
――壬生墨佳:「……」
――壬生墨佳:「これ、絶対言うなよ」
――壬生墨佳:「僕、」耳打ちする。
壬生墨佳:「恋人って呼ぶよりも、相棒って呼ぶほうが、嬉しいって思ってるのかもしれない」
壬生墨佳:「そっちのほうが、特別なんじゃないかって」
壬生墨佳:息を吐く。
嬬恋七瀬:「………………」
嬬恋七瀬:目を瞬く。
壬生墨佳:「……その。なんだ。だから」
壬生墨佳:「別に、他の関係をやってみたって」
壬生墨佳:「相棒であることが、絶対に変わらないんだったら」
壬生墨佳:「別に、構わない」
嬬恋七瀬:「……」
嬬恋七瀬:「……なん……お前……」
嬬恋七瀬:「そんな…… んん……」
壬生墨佳:「……真面目に考えたよ」
壬生墨佳:「考えて、考えて」
壬生墨佳:「そう結論したんだよ」
嬬恋七瀬:「ん、ん……あー…………」片手で顔を掴むように覆って。
嬬恋七瀬:深々と息を吐いてから、改めて向き直る。
嬬恋七瀬:「壬生の……」
嬬恋七瀬:「壬生の『好き』とボクが『好き』が、同じか分からないって話……」
嬬恋七瀬:「……そんなに重要なことか?」
壬生墨佳:「だってさ……なんか」
壬生墨佳:「重さが違ったら、公平じゃないだろ」
壬生墨佳:「……相棒として」
嬬恋七瀬:「……ははっ!」笑って。
壬生墨佳:「なんで笑うんだよ!?」
嬬恋七瀬:「ボクも同じこと悩んだからだよ」
壬生墨佳:「……っ」
壬生墨佳:「……ああ。なるほど」
壬生墨佳:「こっちの分野では、君が先輩なんだな」
嬬恋七瀬:「そういうこと」
壬生墨佳:「勉強させてくれ、先輩」
嬬恋七瀬:「お前、こっちの気持ちなんて全然気付かないしさ」
嬬恋七瀬:「どうしてボクばっかりこんな風に、って。恨んだりもした。好きになったのを後悔もした」
嬬恋七瀬:「でも、違って当り前だろ。ボクら相棒だけど、違う人間だ。それも……」
嬬恋七瀬:「ボクと、お前だぜ?」それぞれ指差して。
嬬恋七瀬:「気が合うわけないじゃんか」
壬生墨佳:「はっきり言うなあ」
嬬恋七瀬:「事実だろ」
嬬恋七瀬:「……それでも、ボクは壬生のこと、好きだし」
嬬恋七瀬:「今……壬生が、ボクのことを好きだって、そう言ってくれて」
嬬恋七瀬:「……すごく、嬉しい。それは……それだけは確かだし」
嬬恋七瀬:「きっと、間違いじゃないと思う。これって、駄目なことなのか?」
壬生墨佳:「……ううん」首を振る。「ううん」
壬生墨佳:「自分の中にあった、よく分からないものが」
壬生墨佳:「誰だったのか。僕が何だったのか」
壬生墨佳:「それが、はっきりしたんだ」
壬生墨佳:「君が好きだ。この言葉に」
壬生墨佳:「嘘も、繕いもない」
壬生墨佳:「誓って言えるぜ、僕の相棒」
嬬恋七瀬:「約束が必要なら、今ここでしようか」
嬬恋七瀬:「不安になったら、何度でも聞かせてやる」
嬬恋七瀬:「この先、ボク達に何があろうと。どうなろうとも」
嬬恋七瀬:「ライバルでも。友達でも。恋人でも」
嬬恋七瀬:「ボク達は……」
嬬恋七瀬:「……壬生墨佳と、嬬恋七瀬は、ずっと相棒だ」


GM:『Who is this? What is she?』これにて全行程終了となります、お疲れさまでした!
彩谷千映理:お疲れさまでした!
嬬恋七瀬:おつかれさまでした……!
壬生墨佳:お疲れさまでした!