『ヘルメースザクスは篤く』(GM:DT)


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甘露弾倉(ポッピン・グラベル)伊丹(いたみ)たるとキャラシート(PC1:ミハエル)
“キャットウォーク”武知(たけち)織花(おりか)キャラシート(PC2-1:エド)
“クリアレイヴン”麻倉(あさくら)ミズハキャラシート(PC2-2:紅井寿甘)
“迦陵頻伽”小鳥遊(たかなし)(つばさ)キャラシート(PC3:猫口@)

【Index】

オープニング:武知織花・麻倉ミズハ
オープニング:伊丹たると
オープニング:小鳥遊翼

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4

クライマックス

エンディング:小鳥遊翼
エンディング:武知織花・麻倉ミズハ
エンディング:伊丹たると

【プリプレイ】

GM:突発セッションはじまるよ~
GM:自己紹介からお願いします
GM:PC1ですが、伊丹さんにお願いします。
伊丹たると:はーい
伊丹たるとキャラシート
伊丹たると:「伊丹だ、できれば苗字で呼んでくれると助かる。」
伊丹たると:伊丹たるとです、UGNで働いているエージェントです。
伊丹たると:報酬と引き換えにジャーム討伐している掃除屋みたいな組織で働いていましたが
伊丹たると:主にUGNがジャームの討伐を引き受けていくおかげで組織の商売が終わってしまい、なし崩し的にUGNに入りました
GM:無償でやってくれる組織
伊丹たると:好きなものは金ですが、守銭奴になりたいわけじゃないというのが本人の言です
伊丹たると:無償化っていいことばっかりじゃないとも
伊丹たると:性能
伊丹たると:オルクスとモルフェウスのクロスブリードです
伊丹たると:基本はフォールンピストルで射撃し最低限の攻撃を確保しつつ
伊丹たると:妖精の手とかカバーリングとかパーティの隙間をちょこっとずつ埋める感じの運用をします
GM:万能選手だ
伊丹たると:火力がドカドカ出るタイプではないので攻撃は任せます…!
伊丹たると:そんな感じです、よろしくお願いします!
GM:は~い よろしくお願いします!
GM:ハンドアウト今作りました これです
・PC1/伊丹たると用ハンドアウト シナリオロイス:“名無しの少年” 推奨感情 P:有為/N:脅威
君はかつて傭兵組織に身をおいていた現UGNエージェントである。
FHの拠点の制圧任務時に、君は強大な力持つ相手と遭遇する。
武器を失い、とっさに辺りの武器を使って撃退を果たしたが、
それ以来、君には名もなき謎の少年の姿が見えるようになる。
伊丹たると:幻聴、って切り捨てられるほどでもないのがこの界隈……
GM:そういう感じです よろしくね~
伊丹 たると:よろしくお願いします!

GM:次、PC2-1,2-2は武知さん、麻倉さんにお願いします。
GM:武知さんから自己紹介お願いします~
武知 織花:はーい。キャラシを貼るマン。
武知 織花キャラシート
武知 織花:武知 織花(たけち・おりか)。UGNチルドレンです。
武知 織花:両親がUGNの職員ということで、するするっとチルドレンに所属して戦っております。
武知 織花:見た目は金髪ギャル。やたらアッパーな感じのではないです。
武知 織花:エグザイルの能力でいくつもの腕を生やしまくり、狙撃銃を〝抱く〟ことで高精度の狙撃をする……という戦い方で頑張っておりますよ。
武知 織花:腕を生やす必要があるので、上半身はビキニにジャケットという姿でございます。戦闘時には更にジャケットを脱ぐぞ。
武知 織花:構成ですが、シンドロームはエグザイル/エンジェルハイロゥ。ずばり死神の精度型です。
GM:ヤバ格好
武知 織花:フォールンライフルでシーン1回は凄いダメージを与えるぜ。何故シーン1回なのか。足りない。
武知 織花:ミドル性能はバディムーヴで他人をナントカするね。
GM:さすチル
武知 織花:あ、あとヤバい味のチュッパチャップス的なのが好きです。チキン南蛮味みたいな、リアルでは存在しちゃいけないやつ。
武知 織花:以上です。よろしくお願いします~。
GM:ヤバ……
GM:はーい、よろしくお願いします ハンドアウトは共通なので
GM:麻倉さんの自己紹介をお願いします。
麻倉ミズハ:はーい。
麻倉ミズハキャラシート
麻倉ミズハ:「あらあら。今日もお仕事ですか? それじゃ、高校生はまたちょっとお休みですね」
麻倉ミズハ:コードネーム"クリアレイヴン"。麻倉・瑞葉(あさくら・みずは)、18歳。UGNチルドレン。
麻倉ミズハ:幼少の頃にR案件で家族を失った後UGNにチルドレンとして保護され、長い長い期間を訓練と任務の中で過ごしてきました。
麻倉ミズハ:一般社会に馴染み始めたのはつい最近。見るもの全てが珍しく真新しく、とても楽しい時期です。
麻倉ミズハ:それはそれとして訓練も怠っておらず、必要とあらばいつだってUGNの駒として刃を抜く所存でもあります。
麻倉ミズハ:外見はメカクレ少女。外套で隠してますがそこそこに豊満だとかなんとか。
麻倉ミズハ:性格としてはおっとりお姉さんですが、見知らぬものにテンション高めでぐいぐい行きます。
GM:なんだと……
麻倉ミズハ:性能としてはエンハイ/モル/サラの隠密射撃ガール。アイテムとエンブレムをフルに生かして低燃費良達成値良火力。
麻倉ミズハ:以上、よろしくお願いします。
GM:火力たっか……
GM:ありがとうございます、お二人のハンドアウトはこれです
・PC2-1/武知織花・PC2-2/麻倉ミズハ用ハンドアウト
シナリオロイス:“(アミン)”織原冴希 推奨感情 P:連帯感/N:猜疑心
君たちはUGNのチルドレンとしての訓練課程を受けた者たちだ。
飛び込んだ任務は、あるオーヴァードの討伐。
(アミン)”織原冴希。失踪していた元UGNチルドレンであり、君たちにも面識がある。
調査を進めるとともに、討伐に至った理由を探って行かねばならないやもしれない。
GM:ダブルクロスだって!
武知 織花:どこへ行っていたンだッ、チルドレンッッ!
麻倉ミズハ:そんな……冴希ちゃん……!!
GM:調べたりして真相を探ってね~

GM:では次!PC3は小鳥遊さん。
GM:自己紹介をお願いします~
小鳥遊翼キャラシート
小鳥遊翼:はい!
小鳥遊翼:UGNエージェントの小鳥遊翼。小学生に見えるけど歴とした大人です。
小鳥遊翼:その容姿を活かした学校への潜入任務を行いつつ、
小鳥遊翼:任務のない時はその白兵技術をチルドレンに教えるといった
小鳥遊翼:教官のようなこともやっています。
GM:先生~
小鳥遊翼:チルドレンに懐かれたりいじられたりしております。
小鳥遊翼:性能は白兵!
小鳥遊翼:死招き素手白兵でぶん殴るだけ!
小鳥遊翼:一応ミドルには援護の風を使った情報収集や援護も出来るので
GM:万能じゃんッ
小鳥遊翼:存分に先輩風吹かしていこうかと思います
小鳥遊翼:最年長なのでね!
GM:ビュオオオ
小鳥遊翼:というわけで、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします~
GM:ハンドアウトはこれ!
・PC3/小鳥遊翼用ハンドアウト シナリオロイス:“大風”墨染鷲一 推奨感情 P:尽力/N:執着
君は見た目にそぐわず、叩き上げのベテランUGNエージェントだ。
君の元に、昔の知り合いから連絡が入る。元チルドレン教官、“大風”墨染鷲一。
当時は少なからずいい仲であったが、UGNを出奔し行方が分からなくなっていた。
彼は君に、自分のかつての部下を殺すように依頼してくる。
小鳥遊翼:も、元カレ…!?
GM:当時の深度は任意に決めていいです
小鳥遊翼:墨染さんがドロリコンになるので当たり障りのない深度にしておきます
GM:とにかく再接触を図ってくるのであしらったり歓迎したりしてね~
GM:自己紹介は終わりなので
GM:トレーラーを貼って、やるぞ!の気持ちにみんなでなりましょう
武知 織花:やるぞー!

■トレーラー 概要 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
――だが、世界はすでに変貌していた。

呪われし忌み子との出会い。
殺戮の粋を極めた破壊天使。
旧友との再開と、彼が望む死の形。

誰もが操れる力こそが至上のものなのか。
それとも、特別な力こそが。

堕ちしものを掬い上げる手はそこに。

ダブルクロス the 3rd edition『ヘルメースザクスは篤く』
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。


【オープニング:武知 織花/麻倉ミズハ】

GM:登場をお願いします。
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 6)減少 (37 → 31)
武知 織花:ミスった。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (42 → 46)
GM:へらさないで
武知 織花:6上昇で43ということで……。


GM:時は数ヶ月前に遡る。
GM:【UGN 訓練施設】
GM:君たちは訓練を終えて、休憩所にある。
GM:カリキュラムこそバラバラだが、休憩時間と場所は同じくしており。
GM:広くもない。面識がつくだろう。
織原冴希:「ごめん、ここ座ってもいいかな?」
織原冴希:君たちの座る椅子の隣を指して。
武知 織花:「ん? いいよ」と、ペットボトルの飲み物を飲みつつ答える。
麻倉ミズハ:「どうぞどうぞ~」こちらもお茶をのみつつ手招きして。
武知 織花:「そっちも終わった感じ? お疲れ」
織原冴希:「ありがとう、うん、お疲れ様……」
織原冴希:「そっちってどうなの?結構キツい感じ?」
武知 織花:「んー……結構集中力使うから、割と。まぁ、前で戦ってる人らよりは楽させてもらってる感じだけど」
麻倉ミズハ:「……なんだかんだ、結構慣れちゃってるのでその辺麻痺してますね~……」
麻倉ミズハ:「最初の頃は、ダガーを投げ続けて腕がぱんぱんになったりしたものですけど」外套に隠れた二の腕を示して。
織原冴希:「ふう~ん。やっぱどこも楽じゃないんだ」
麻倉ミズハ:「いざ、という時にかかってくるのは仲間と自分の命ですしね」
武知 織花:「そもそも、ヤバいとこいくための訓練だしね」
織原冴希:「確かに。訓練で手抜いて本番でダメだったらあれすぎる」
武知 織花:「なんだかんだで死にたくないしね」
織原冴希:「……二人はさ」
織原冴希:「何のために戦うの?」
武知 織花:「あー……」ちょっと考える。
麻倉ミズハ:「そうですねぇ」
武知 織花:「周りの人が死ぬのが、嫌だから……?」
麻倉ミズハ:「なんとなく死にたくないからっていうのと、守ってもらった恩返しのため……でしたけど」
武知 織花:「いや、死ななくても……ヤバい事件に巻き込まれたらそれも嫌か。まぁ、なんかそういう感じ?」
麻倉ミズハ:「最近、外にでるようになってからは。世界を守ってみたい、って、強く思うようになりましたね」
武知 織花:「へぇ……いいじゃん」世界を、という言葉に。そこまでの話が出来るというのは尊敬。
麻倉ミズハ:「……大層なコトっぽく言っちゃいましたが、私が楽しむ前に、所謂普通の日常に壊れられちゃったら勿体ないな、って。それでどうでしょう?」
織原冴希:「すごいな。ちゃんと考えてるんだ」
武知 織花:「ん、なんか迷ってる感じ?」
織原冴希:「んー。迷ってるっていうか」
織原冴希:「褒めてもらいたいからって、不純なのかな」
織原冴希:「あんまり、世界のこととかちゃんと考えられなくって……」
武知 織花:「……あたしも、世界がどうとかまでは言えないからな……んー……」どう言ったもんかと迷う。
麻倉ミズハ:「いいんじゃないですか? 褒めてくれる誰かのために戦いたい、っていうのなら」思案して、くるくると指先を回しながら。
麻倉ミズハ:「隣に誰かが居るのなら。独りよがりではないはずです。たぶん」
武知 織花:「あー、そっか。その人がいなくなっちゃったら、褒めてももらえなくなるもんね」
織原冴希:「そっか。そうかな」
織原冴希:「うん。決心がついたかも」
織原冴希:「ありがとう。じゃあ私、行くね」す、と立ち上がり。
織原冴希:休憩室を出ていく。
武知 織花:「ん」ぷらぷらと片手を振る。
麻倉ミズハ:「お気をつけて~」同じく手を振る。
GM:それが、訓練場で彼女を見た最後で。
GM:後日、彼女が逐電したとの報告があった。
GM:そして、現在。
GM:“然(アミン)”織原冴希の姿が確認されたとの知らせと、その討伐任務が
GM:君たち二人には下されるのだった。


GM:シーンを終了します。ロイス取得あれば。
武知 織花:ロイス取得 織原冴希:〇連帯感/心配
麻倉ミズハ:織原冴希/友情/○悔悟 で取得して以上で。
武知 織花:あ、失礼。N感情に〇に。
武知 織花:こちらでも修正しておきます。
武知 織花:以上です。
GM:OK!


【オープニング:伊丹たると】

GM:登場ダイスをお願いします。
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (33 → 41)


GM:少しばかり前のことだ。
GM:【某所 工場区】
オペレーター:《見えてきましたね。あの建物です》
GM:あなたは現在、UGNの任務のさなかにある。
GM:不審ワーディングの発生。場所はFHの拠点があるのではないかと予測されていたエリア。
オペレーター:《作戦本部での予測だと、おそらくセル同士の小競り合いが起きてるんじゃないか、との見立てです》
オペレーター:《こう……上手いこと立ち回って、可能なら両方倒しちゃって下さい》
伊丹 たると:「ああ、建物も確認した、任務も了解。」
伊丹たると:ギリギリまで姿を見られないように、ワーディングも使用せず建物の間を縫って偵察
GM:確かに、事前情報通りの建物が、君の眼前に
GM:閃光。爆音。
GM:――君の眼前には、半壊した建造物がある。
GM:一瞬で、そのシルエットがえぐり取られた。
伊丹たると:(あーあー派手にやりやがるぜ全くよう!)
伊丹たると:相手がここまで破壊に躊躇しないのなら方針変更だ。すぐさま発生源の方に足を向け、走る。
GM:その破壊の発生源には、倒れ伏す人員。
GM:中には少年少女も混ざっているだろうか?そして。
GM:一人立つ者。
GM:それは少女――だ。中心のシルエットは。
GM:だが、その手には、異常なサイズの、形容し難い複雑構造の物体が握られている。
GM:武器――ではあるのだろう。熱煙が漏れるような音がする。
GM:あるいは、この破壊をもたらしたものか。
オペレーター:《なに、この出力……》
伊丹たると:「…よう嬢ちゃん、随分派手にやるじゃねえか」手に握った特注拳銃を下しながら話しかける。
GM:ふ、と。君の方を向く。
破壊源の少女:「……何?」
伊丹たると:「派手にこんなことすると飛んでくることに定評のある組織ですよっと、一応話を聞かせてもらおうかとは聞くけど、返事は?」
破壊源の少女:「一応、聞くけど」腕を振り上げる。「殉職したいクチ?」
破壊源の少女:「そうじゃないなら、逃げてもいいけど」ゆっくりと振り下ろす。
破壊源の少女:それだけで、巨大な鉄塔が倒れるかのような質量の暴力。
伊丹たると:「んな死に急ぎじゃねえっての」動きは緩慢だ、まだ避けられる
破壊源の少女:振り下ろされながら、その質量が変形する。
破壊源の少女:顔を出すのは、何条もの砲門。
破壊源の少女:それが一斉射。周囲に破壊を撒き散らし、
破壊源の少女:それを隠れ蓑に、武器が不規則に曲がるようにして加速。
伊丹たると:「砲台ぃ!?マジでやりたい放題だなオイ!」
伊丹たると:炸裂音に紛れるように、まずは5発
伊丹たると:撃っておけば「とりあえず絶対に当たる」メロンキャンディーと「なぜか普通の銃弾と威力が変わらない」レモンキャンディー
GM:それは過たず異形の得物を捉えるが。
伊丹たると:…"飴を効果持ちの弾丸に変える"だけが取り柄の男だ、広域破壊相手でもちまちまやるしかない
破壊源の少女:その勢いは衰えず、薙ぎ払われる。
破壊源の少女:直撃すれば死を免れない一撃が、君の突き出した腕、指
破壊源の少女:その先、銃身を掠めた。
破壊源の少女:それだけで、腕ごともぎ取るかのような衝撃が得物を吹き飛ばす。
伊丹たると:「チッ…」高いもんとはいえ、命には代えられない、むしろ五体があったことに感謝してやりたいくらいだ
破壊源の少女:相手の得物は、バラバラと崩れ落ちながら再び形状を保ち始める。
破壊源の少女:君の撃ったところから、ボロボロと剣や銃など、無数の武器がこぼれ落ち、周囲に散乱している。
伊丹たると:だが、撤退するにもこいつの隙をつくための使い捨て武器一つくらいは欲しいものだが
破壊源の少女:あるいは目の前のそれは、無数の武器の集合体なのかもしれない。
伊丹たると:………どうやら困らなそうだ
伊丹たると:狙いを定められないようにジグザグに走りながら、運よく視界にとらえた得物と同型の弾丸を使う拳銃を取る
伊丹たると:慣れた手つきでささっと装弾し
伊丹たると:動く彼女の後方、死角に高速で滑り込んで
伊丹たると:一発
破壊源の少女:「……!」
伊丹たると:当たるも当たらぬも関係なし、打ち込んだのは「強引に距離を引きはがす」ためのオレンジ。
GM:彼女の死角からの一撃。
破壊源の少女:まるで対応しきれず、直撃を受けたが。全くの無傷。
破壊源の少女:よく見れば、彼女の背後にも無数の鎧のようなものが舞い、そのダメージを阻んだが。
破壊源の少女:載せた“効果”は止められずに、引き剥がされ。
破壊源の少女:「……」
破壊源の少女:「アツくなりすぎたかな」
破壊源の少女:再び周囲の武器が変形し、翼のような姿を取る。
破壊源の少女:「やることは終わってるから。次に行かなきゃ」
GM:彼女の姿が浮き上がり。
GM:君に一瞥もせず、高速でその姿が見えなくなる。
オペレーター:《た、助かったんですかね……?》
伊丹たると:「はあああああああああああああ」飴を装填したおかげでもう使え無さそうな拳銃を脇に置き
伊丹たると:「オペレーター、顔見たか」
オペレーター:《ええ、データベースで照会しておきます……それよりも》
オペレーター:《そちらにお怪我は?大丈夫です?》
伊丹たると:「死ぬかと思った!でも死んではいない!元気!」もはやヤケクソである
伊丹たると:「治療代詐欺とかはしないから安心しろ!」
オペレーター:《それわざわざ言うのしたことある人のやつじゃないですか!?》
オペレーター:《あっあと生存者!生存者確認お願いします~!》
オペレーター:《こっちからは生命反応確認できないので望み薄ですけど……一応……》
伊丹たると:「えっいや人間誰しもちょっとズルしてお金もらおうとか考えてたりするだろ!?っと…了解、生存者は…」
GM:周囲は瓦礫の山。倒れ伏す人間も明らかに絶命しているだろう。だが。
GM:君の真正面。
GM:いつの間にか、どこか浮世離れした雰囲気の少年の姿がある。
名無しの少年:「意味があるとは思えないけどなあ」
伊丹たると:「…目視で1、ほんとに生命反応無いのか?」
名無しの少年:「生きているはずがない」
オペレーター:《えっどこです?こっちでは確認できませんけど……》
伊丹たると:「目の前、確認できてないってなると何か別の現象か?」
伊丹たると:「あとボーズ、こういうことは意味が無かろうが何だろうがやるんだよ、そういう仕事だ」
名無しの少年:「現象って……いのちにひどい言い方をする」
オペレーター:《もしもし、あのー?》
オペレーター:《誰と喋ってるんですか?》
伊丹たると:「……何ってさっきから目の前に目視で確認できる奴なんだけど…まさか声も入ってないのか?」
オペレーター:《え?何もありませんけど……》
オペレーター:《一人でブツブツ喋ってるヤバい人ですよ》
伊丹たると:「マジかよ」
名無しの少年:「ところで、お兄さん。僕、居場所がないんですけど」
名無しの少年:「お兄さんのところで、厄介になることは出来ないかな?」
伊丹たると:「んじゃ今それ以外の生存者確認するから一旦ミュートするわ」と早口で言ってミュートにし
オペレーター:《えっちょ……
伊丹たると:「…あのなあ、初対面の怪しい人間に御厄介になりたいですって言うの、お前相当アレだぞ?」
名無しの少年:「アレと戦ってたでしょう」
名無しの少年:「だったら、ただの怪しい人じゃない」
伊丹たると:「仕事の一環でな」
伊丹たると:「だとしてもまずあんたを実際に連れてって報告、しかる後にどうするかが筋って奴だろ…」
名無しの少年:「その必要がある人間だ」
伊丹たると:「…やたら押してくるじゃねえか」
名無しの少年:「僕はそれでもいいけど」
名無しの少年:「お兄さん、僕をどう報告するの?」
伊丹たると:「ぐっ………
名無しの少年:「別に、食事をたかろうとか、そういうのじゃないから」
名無しの少年:「ただ、彼女を追うなら、ついていかせて欲しい」
名無しの少年:「そうしなきゃいけない気がするんだ」
伊丹たると:「………」上向いて
伊丹たると:「………」
伊丹たると:舌向いて
伊丹たると:「あーもうわーったわーった!ついてくるんだったら勝手にしやがれ!」
伊丹たると:「金がかからんのだったら俺も気には止めねえよ!」
名無しの少年:「優しいね、お兄さん」
伊丹たると:「諦めてんだよ!」
伊丹たると:「んじゃ、そうと決まったら後処理するからちょっと脇にいろ!」
名無しの少年:「うん」素直に脇にどき、瓦礫に座り込む。
伊丹たると:「あーもしもし?ちょっと探したけどこれ生存者は0の方向で始末したほうがいいわ!」
オペレーター:《あの……そのですね……》歯切れが悪い。
オペレーター:《えっと……》
伊丹たると:「なんだよ」
オペレーター:《その……ミュートしたのスピーカーですよね……?》
オペレーター:《マイクはその……入ってて……》
伊丹たると:「…………アッ」割とリアルな焦った声
オペレーター:《……カウンセリングすぐ手配しますね》
伊丹たると:「待って待って待って!!いや手配したほうがいいのかもしれないけどお願いだからその憐み入った声やめて!1
オペレーター:《私、きっと復帰できるって信じてますから……》
オペレーター:《今はゆっくり休んで下さい》
伊丹たると:「あっちょっ打ち切る雰囲気に入りやがったチクショーーーーーーーー!!!!!!」
伊丹たると:とまあ、こんな叫びも虚しく俺は帰還後出迎えから生暖かい目で見られた
伊丹たると:ついでにいつもやってる後始末も変わられた、仕事は減ってるはずなのに釈然としねえ…


GM:シーン終了です。ロイス取得あればどうぞ
伊丹 たると:謎の少年 〇お前は悪くねえ/が、それはそれとして釈然としねえ
伊丹 たると:これで
GM:よかった~悪くない


【オープニング:小鳥遊翼】

GM:登場ダイスをお願いします。
小鳥遊翼:1d10+30
DoubleCross : (1D10+30) → 9[9]+30 → 39

小鳥遊翼:結構上がってしまった
GM:秘密兵器組に比べればセーフセーフ


GM:君のもとに、懐かしい人物からの電話があった。
小鳥遊翼:着信。携帯電話を取り、発信元の名前を見て、眼を見開く。
GM:墨染鷲一。かつての同僚で、一年弱前に行方が分からなくなっていた。
小鳥遊翼:すっと一度深く呼吸してから、通話ボタンを押した。
墨染鷲一:《……番号変わってねえとはな》
墨染鷲一:《着拒でもされてるかと思ったが……》
小鳥遊翼:「開口一番それか、アホ!!」
小鳥遊翼:「連絡もよこさんと何しとんねん!」
墨染鷲一:《いやそりゃ……辞めたやつが連絡寄越しちゃ体面も悪いだろ》
墨染鷲一:《俺も逆探知されたかなかったしな》
小鳥遊翼:「辞めた後にナンボ電話したと思っとんねん!」
小鳥遊翼:本当は、もっと話したいことがあった。
墨染鷲一:《悪いって……いや、巻き込むつもりじゃなくてな?なあ?》
小鳥遊翼:しかし口をついて出たのは非難の言葉。
小鳥遊翼:姿だけでなく心まで子供のようになってしまった自分の不甲斐なさに、
小鳥遊翼:「……………っ」わずかに涙ぐんでしまった。
墨染鷲一:《……泣いてるのか?》
小鳥遊翼:「うっさいわ、アホ。」
小鳥遊翼:涙を拭いてくれるはずの男が、電話の向こう側にいる。
小鳥遊翼:今まで押しとどめていた涙が溢れていた。
小鳥遊翼:「………今、何しとるんや?」
小鳥遊翼:僅かな沈黙の後、最初の質問を繰り返す。
墨染鷲一:《……尻拭いだよ。手前の過去のな》
墨染鷲一:《あらかた片付いたんだが……》
墨染鷲一:《……連絡したのもその件でね》
小鳥遊翼:「…なんや。」
墨染鷲一:《……殺して欲しい奴がいる》
小鳥遊翼:「……………。」
小鳥遊翼:「なんでや。」
小鳥遊翼:「理由もなしに人殺しなんて出来んわ。」
墨染鷲一:《……堕ちた。俺の教え子だ》
小鳥遊翼:「………尻拭い、って。」
墨染鷲一:《俺が手前だけでケリをつけるつもりで居たんだがな》
墨染鷲一:《……俺の手にも余る化け物になっちまった》
GM:もともと、彼は強力無比なオーヴァードと言うほどではない。どちらかと言えば研究畑寄りだった。
小鳥遊翼:「UGNとしてもそんなの放置できんわ。」
小鳥遊翼:「上に報告してもええな?」
小鳥遊翼:「イチくんのことはイリーガルってことにしとく。」
墨染鷲一:《……》ふ、と電話口で笑ったような息遣い。
小鳥遊翼:「何がおかしいんや。」
墨染鷲一:《構わないが……いや?懐かしくてな》
墨染鷲一:《そんな経っちゃ居ないはずなんだが……》
小鳥遊翼:「………あのな。」
小鳥遊翼:「イチくん。」
墨染鷲一:《……ん》
小鳥遊翼:「うちの部屋、鍵変わってへんから。」
小鳥遊翼:「イチくんの服もそのままやし、」
小鳥遊翼:「イチくんの好きなつまみも毎月買っとる。」
小鳥遊翼:「そんで…ここ一年一人で晩酌してた。」
小鳥遊翼:「………帰ってきてとは言えんけど、」
小鳥遊翼:「一段落着いたら、来て。」
小鳥遊翼:「……寄るだけで、ええから。」
墨染鷲一:《……》
墨染鷲一:《……俺は、本当は、どこかで》
墨染鷲一:《繋がらないことを期待してた》
小鳥遊翼:「うちは、いつか電話が掛かって来るのを期待しとったよ。」
墨染鷲一:《……全部終わったら、考えるよ》
小鳥遊翼:「うん………いつでもええで。」
墨染鷲一:《……じゃあ、よろしく頼む。翼》
小鳥遊翼:「うん…またね、イチくん。」
GM:電話はそこで切れて。
チルドレン:「……つばちゃん先生?」通りがかった少年が、声をかける。
小鳥遊翼:ぐし、と目元を擦って振り返る
小鳥遊翼:「ん、どした?」
チルドレン:「いや、泣いてたんすか……?」
チルドレン:「何が……」
小鳥遊翼:「ああ、あくび出てもうて。そんなんちゃうよ~。」
小鳥遊翼:「昼になると眠くなんねん。坊ん達と同じや。」
チルドレン:「うわ子供じゃん!」
小鳥遊翼:「大人でもなるもんはなるんや!」
小鳥遊翼:「ウチを子供や言うんなら一回でも勝ってみい!」
チルドレン:「うっ……」
小鳥遊翼:「休憩終わり!今から組手やるで。」
チルドレン:「えっ今から……?」
小鳥遊翼:「今からも何もスケジュール通りや!飯の後だろうとやるもんはやる!」
小鳥遊翼:「ほら、坊ん達呼んどいで!」
チルドレン:「鬼ー!」
小鳥遊翼:チルドレンが去った後、暗くなった携帯の画面を見下ろす。
小鳥遊翼:「イチさん。ウチ、やっぱり子どもかな…?」


GM:シーン終了です。ロイス取得あればどうぞ。
小鳥遊翼:墨染鷲一/慕情/〇悔悟/ロイス
小鳥遊翼:以上!
GM:OK!


【ミドルフェイズ1】

GM:全員登場です。
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (43 → 46)
小鳥遊翼:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 5[5]+39 → 44

伊丹 たると:小鳥遊翼の侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (39 → 41)
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (46 → 56)
武知 織花:ミズハちゃん!?
麻倉ミズハ:低燃費だから大丈夫よ……多分……
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (41 → 44)


GM:【某所 UGN支部】
GM:あなた達は現在、この場所に集められていた。
オペレーター:「はいっ、皆さんなぜここに集められたか疑問もお持ちの方もいらっしゃるでしょうから」
オペレーター:「座って!順番に整理しますね」
小鳥遊翼:メンバーを見回しつつ席に座る。
武知 織花:「疑問とかマジでないけどね……」座りながらぼそり。
伊丹たると:「はーい」何事もなかったかのように座っている、ちなみに少年にはあらかじめ手がかりではあるだろうから来たければ脇にいろとは言っている
GM:集められているのは、伊丹たると、武知織花、麻倉ミズハ、小鳥遊翼の4名だ。
GM:進行役のオペレーターを加えて、他に人の姿はない。
名無しの少年:「あっ僕も座っていいんだ」
GM:伊丹たるとの目にだけ、もうひとりの姿がある。
武知 織花:「うわ、イケメン」たるとさんを見て一言。
伊丹たると:そっと一番外側に置かれていた椅子を少し引いておく
伊丹たると:「どーも、ちゃっちゃと座っておくから、進めておいてくれ」
小鳥遊翼:「話してええで。みんな揃ってるようやから。」墨染の姿がないことを少し残念に思いつつ
麻倉ミズハ:「はい。……概ね、察しはついていますが」どうぞ、と手をやって。
オペレーター:「はい。まずですね、既に通達の出ている通り」
オペレーター:「“キャットウォーク”と“クリアレイヴン”には、あるオーヴァードの討伐任務が下されています」
武知 織花:「……うん」
オペレーター:「“(アミン)”織原冴希。元UGNチルドレンです」
麻倉ミズハ:「……冴希ちゃん……」ぼそりと呟く。
オペレーター:「え~っと、で、ですね」
オペレーター:「これ、“アミン”で間違いないです?」
オペレーター:モニターに映像を再生する。
GM:伊丹たるとと、少女の交戦する映像。
GM:君たちに見紛うはずもない。
GM:そこに映っているのは、間違いなく織原冴希である。
武知 織花:「あー、これは……」
麻倉ミズハ:「えぇ、間違いだったらよかったんですけど」
武知 織花:「……うん。ビデオに細工されてないんだったら、冴希ちゃんだと思う」
オペレーター:「細工なんてしてませんよ~ 映ったままです!」
伊丹たると:「ついでに言うと、俺が見たまんまでもあるな」
武知 織花:「なんでこうなったかな……」長い溜息が出る。
GM:一つだけ相違点がある。
GM:伊丹たるとが見たままではない。あなたが見た光景との差異。
GM:映像に少年の姿はない。
伊丹たると:(まあ、あいつがいないのは予想通りだが)
オペレーター:「はい。“甘露弾倉(ポッピン・グラベル)”はここで交戦経験が……というか」
オペレーター:「交戦相手を調べたら脱走チルドレンだったので討伐任務が発令された感じですね」
オペレーター:「引き続きチームに加わってもらいます……あの、えっと」
オペレーター:「カウンセリウングは大丈夫でした……?」
GM:カウンセリウングを受けた結果も、特に異常はないとしか言われていない。
武知 織花:「ん、何かあったの?」カウンセリングという言葉が突然出てきたため、ちょっとビックリ。
伊丹たると:「大丈夫でしたー」鸚鵡返しだ、カウンセリングで心をえぐられるなんて思わなかったんだがなあ
小鳥遊翼:「”異常なし”ってあるやん。何がアカンかったの?」
小鳥遊翼:伊丹の書類を眺めつつ
伊丹たると:「あーあー、なんでもないなんでもない、ほら、次の話あるんだろ?」突っ込まれてもかなわないので続きを促す
オペレーター:「そういう能力持ちという話もないんですけどね……あ、そうでした」
オペレーター:「えっとですね」
オペレーター:「……ヤバ読めない……」
オペレーター:「た、小鳥遊さんはですね、えっと」
小鳥遊翼:「かりょうびんが、や。」
オペレーター:「失礼しましたあ~……」
オペレーター:「“迦陵頻伽”は、イリーガルより“情報提供”があったと聞いています。織原さんの」
オペレーター:「なんでも、ジャーム化しているだろうとか……」
小鳥遊翼:頷く。
小鳥遊翼:「元レネゲイド研究者のイリーガルやから、確度は高いと思う。」
小鳥遊翼:「残念なことにな。」
オペレーター:「だからあんなに強いんですかね……」
オペレーター:「すごい出力ですもん、これ」流れ続ける映像を見ながら。
オペレーター:「もともと優秀なチルドレンだったらしいですけど、流石におかしいですよこれ」
伊丹たると:「建物が一瞬で溶けたからなあ」
小鳥遊翼:「元からああなんか?」麻倉と武知に
GM:そこまで能力に明るいわけではない。それでも確実に分かるのは、
GM:あそこまでの出力であったはずがない。
麻倉ミズハ:「いえ……訓練を直接一緒したことは少ないですけど、あそこまでの出力というのは見たことがないですかね……」
武知 織花:「あそこまでってのは、ちょっと聞いたことない。隠してたっていうならどうしようもないけど」
名無しの少年:「ふうーん。へえー……」モニターを見ながら関心げにつぶやいている。
武知 織花:「もし隠してたとしても、すぐバレると思うけどね」
小鳥遊翼:「じゃあ、“外付け”かもしれへんな。」
伊丹たると:「ああ、なんらかのからくりがあるかもな」
オペレーター:「このゴテっとした武器ですかね?」
オペレーター:「なんかFHのすごい武器とか……」
小鳥遊翼:「FHのよくやる手や。手術や器物との融合みたいな外的要因で、」
小鳥遊翼:「本人のレネゲイドをブーストする。」
小鳥遊翼:「ウチは詳しいことは分からへんけど。」
武知 織花:「あの時の〝決心〟って、FHにいく決心ってこと……?」
伊丹たると:「ん、なんか聞いているのか?」
麻倉ミズハ:「失踪する直前に、ちょっとした世間話……のつもりで、私はいたことですけど」
武知 織花:「急に、そういう話になってさ」と、あのときの話の内容を伝える。
オペレーター:「外に唆した人でも居たってことなんですかね」
武知 織花:「だとしたら、許さないけどね。マジで……!」
伊丹たると:「唆された、となると“褒められたい”が気がかりだな…」
小鳥遊翼:「“再発”を防ぐんなら、」
小鳥遊翼:「討伐だけやなくて、背後関係も洗うべきや。」
小鳥遊翼:「ウチはそう思うけど…キミらはどうや?」
武知 織花:「翼先生の言うとおりだと思う……っていうか、あたしもそうしたい」
伊丹たると:「同感ですね、実際にあの出力を見た身分としては、からくりがあるんだったら解いたほうがいい」
オペレーター:「それくらいしかてがかりないですもんねえ」
武知 織花:「他の子もそうやって自分のものにしていくかもなやつがいて、それを放ったままにするとかありえないし!」
麻倉ミズハ:「えぇ。友人を攫った方とは、ちょっと"お話"しなくては」
武知 織花:「完全にマジだって決まったわけじゃないけど、それでもそういう話だったら絶対捕まえないと!」
武知 織花:興奮気味なため、声がデカい。
小鳥遊翼:「………。」声を荒げる武知を一瞥する。
小鳥遊翼:「それじゃ、調査しよか。」
武知 織花:「うん。何があったか、さっさと突き止めないと」
伊丹たると:「やる気十分、ですねえ」チルドレンたちを見て
小鳥遊翼:「伊丹くん…やったっけ。」
小鳥遊翼:「ちょっとええか?」
伊丹たると:「ええ、伊丹です、なんでしょう?」ちょっと自分の椅子を小鳥遊さんの方に寄せる
小鳥遊翼:武知と麻倉が情報収集に向かったのを見やり、
小鳥遊翼:「あの二人、ええ子やろ。」
伊丹 たると:「…まあそうすね、比較基準がアレな自覚はありますけど、いい子だと思いますよ」
小鳥遊翼:「友達がなんや悪い組織に捕まって、洗脳されたってストーリーを信じとる。」
伊丹たると:「…そう甘くない、こともありますよねえ……」はあ、とため息
小鳥遊翼:「ジャーム化しとるって言っても半信半疑かもしれん。」
小鳥遊翼:「いざとなったらキミとウチでやるで。」
名無しの少年:「僕からもお願いしたいかな」
伊丹たると:「…承りました、討伐より引きはがす方に難儀しそうだ」
名無しの少年:「彼女を止めなきゃいけない気がする」
小鳥遊翼:伊丹の目を見て
小鳥遊翼:「ほな、頼むで。」
小鳥遊翼:「……あと、その椅子直しとき。」
小鳥遊翼:「誰も座ってへんのやから。」
小鳥遊翼:そう言って、二人を追うように部屋を出た。
伊丹たると:「……はーいはい、まったく鋭くてかなわねえなあ」
伊丹たると:「っと、そういうこった、今から調査で出払うから、邪魔にならない程度だったらついてきていいぞボウズ」
名無しの少年:「ありがたいね」立ち上がり、椅子を戻して。
名無しの少年:「よろしく。伊丹くんだっけ、名前」
伊丹たると:「おう、その呼び方で構わんぞ」
伊丹たると:椅子を丁寧に戻し、部屋を出る
名無しの少年:彼にそのままついていく。それを見咎めるものは居ないが。
伊丹たると:…一応彼が出たタイミングでドアを閉めて、そのまま調査に行く


GM:シーン終了です。
GM:PC間ロイスの取得をお願いします。
GM:伊丹→武知→麻倉→小鳥遊→伊丹の周りでお願いします~
GM:他のロイス取得も大丈夫です
小鳥遊翼:伊丹たると/〇連帯感/猜疑心/ロイス
小鳥遊翼:とりあえず以上
伊丹 たると: 
武知 織花 〇いい奴/心配
小鳥遊翼 〇連帯感/痛い所つきやがる

伊丹 たると:これ2つとって以上で
麻倉ミズハ:小鳥遊翼/○尊敬/恐怖
武知織花/○友情/不安 の二つ取得で以上で

武知 織花:ロイス取得
麻倉 ミズハ 〇仲間/劣等感
小鳥遊翼 〇尊敬/敗北感

以上で。

GM:OK!


【ミドルフェイズ2】

GM:情報収集シーンになります
GM:登場する方はどうぞ~
武知 織花:出るぜ~。
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (46 → 53)
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (44 → 45)
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (56 → 65)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (44 → 48)
■情報項目
-名無しの少年〈情報:UGN〉12(伊丹たるとの場合〈交渉〉6)
-織原冴希〈情報:UGN,裏社会〉9
-墨染鷲一〈情報:UGN,噂話〉9
GM:情報項目はこれです
武知 織花:バディムーヴの構え。とはいえコネも取っておりますが。
武知 織花:調べるなら冴希ちゃんかなぁ。
麻倉ミズハ:ブーメランアスピスで固定値6スタートできるので後から湧くかもしれない情報に備えるかな……?
小鳥遊翼:イチく……墨染鷲一を調べます
武知 織花:じゃあ社会1だし、今の内に早樹ちゃん調べちゃいましょう。
武知 織花:冴希ちゃんね。
伊丹 たると:名無しの少年行きます…
GM:あっえーっと このシーンでは追加情報はないんですが
武知 織花:お?
GM:手番が余った人は、追加で一回調達判定できることにしましょう
武知 織花:おおー。
小鳥遊翼:ではコネ:UGN幹部使って判定。
小鳥遊翼:4dx+2>=9
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 9[1,3,4,9]+2 → 11 → 成功

武知 織花:続きましょう。コネ:UGN幹部を使用して判定。
GM:どんどんどうぞ~
武知 織花:3dx+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 9[2,6,9]+2 → 11 → 成功

武知 織花:よーしよし。
伊丹 たると:じゃあ名無しの少年を
伊丹 たると:3dx 素振り
DoubleCross : (3DX10) → 9[2,6,9] → 9

伊丹 たると:ふうよしよし
GM:お、みんな危なげなく成功してるな……
GM:開示するね~
-名無しの少年
あの日の戦闘の後から伊丹たるとにだけ視認できる、少年のような存在。
電子的にも記録されず、物体を透過する。
それ自体が本体というよりは、何らかの母体のあるアヴァターのような印象を受ける。
自分の出自などの記憶が曖昧になっているようだが、“織原冴希を止めなければならない”という信念だけは根強い。
-織原冴希
元UGNチルドレン“(アミン)”。複数の武器を同時に操るノイマンシンドローム分類であった。
数ヶ月前にUGNを脱走。これまで足取りがつかめていなかった。
しかし少なくとも近隣のセルとUGNとの交戦において、彼女の姿は確認できなかった。
“ポッピン・グラベル”との交戦時も、元はFHセルを襲撃しているように思われた。
当時から優秀ではあったが、それを凌駕する異常な兵器出力を持つ。
-墨染鷲一
元UGNエージェント“大風”。1年弱前にUGNを出奔して行方をくらませていた。
当時はチルドレンの教官として多くの教え子を育ててきた。織原冴希もその一人。
訓練姿勢は真面目だが非常に苛烈・重負荷で、クラス丸ごとの集団脱走を発生させたこともある。
それを悔いていた様子もあり、“ジャーム化”した元教え子を討伐して回っていたようである。
研究畑の人間でもあり、当時の研究内容は個人専用武装の汎用化拡張。
GM:情報は以上。


GM:【Side/伊丹たると】
GM:調査は芳しくはない。手がかりが少ないのだ。
GM:出奔後の、正確な足取りがつかめているわけではない。
GM:それに、君が気にしなければならない――君だけが知っている事項が一つある。
名無しの少年:「どうかな?なにか分かった?」
伊丹 たると:「全然!」むしゃくしゃしたので給湯室でコーヒーのためのお湯を沸かしている
伊丹 たると:「お前物飲める?」
名無しの少年:「いや?どうも必要なさそう……というか」
名無しの少年:沸かしているケトルに手を突っ込む。側面から。
伊丹たると:「あっそってどわあ!?あぶねえなおい!」
名無しの少年:「ほら」手はケトルをすり抜けて、反対側から出る。
名無しの少年:「幽霊なのかな、僕」
伊丹たると:「…椅子はすり抜けなかったのに、こりゃどういう理屈だ」といいつつ、腕はケトルから引きはがしておくr
名無しの少年:「地面もすり抜けないしね。それと同じかも」
伊丹たると:「だからと言って無茶はするなよ……というか、その口ぶりからして、覚えてないのか?」
名無しの少年:「うん。どうしてあそこに居たのか、分からない」
名無しの少年:「なんか……急にどこかからはじき出されたみたいな」
名無しの少年:「そういう感じなんだ」
伊丹たると:「どこかから……ってそんな漠然とした……」
伊丹たると:「となると、自分に関する情報はほとんど覚えてないと、名前とかも」
名無しの少年:「うん。もともとあったのか、どうなのか……」
名無しの少年:「……そうだ。付けてよ」
伊丹たると:「お前からせがむのかよ、まあ不便だからそのうちやろうと思ったけどさあ」
伊丹たると:「思い出した時に気まずくなるとかねえのかよ」
名無しの少年:「今が不便な方が問題じゃないかな」
名無しの少年:「どうにも、不便は解消したい」
名無しの少年:「そんな信条が、心のどこかにある気がするんだ」
伊丹たると:「あーはいはい、なら遠慮なくー」といって、呼び間違えない程度でいいかと思い、まず少年を見て
名無しの少年:じ、と見返す。
伊丹たると:やわらかい色の茶髪と碧眼を見て次にドリップ中のコーヒーに視線を落とし
伊丹たると:「…ラテ」
名無しの少年:「……ラテ?」
伊丹たると:「…これにミルク入れたら、ちょうどお前みたいな色になりそうだなってだけだ」
伊丹たると:空のケトルを置き、ドリッパーを捨てる
ラテ:「ふうん。じゃあ、それで」
ラテ:「改めて、よろしくね、伊丹くん」
伊丹たると:「おう、よろしくラテ」ようやく人のいないところに来たから言えたぞ
GM:ガチャリと給湯室の扉が空いて。
GM:「あっ失礼しました~……」そそくさと事務員が出ていく。
伊丹たると:「わー!わー!無駄だとわかってはいるが記憶処理班ー!!!」
GM:「……あの人コーヒーに挨拶してたよね……?」廊下から声が聞こえる。
ラテ:「すっかり不審者だなあ、伊丹くんは」
伊丹たると:「うるせー人間寂しくなると擬人化してでも話し相手が欲しくなるんだよ!!散れ!!」
伊丹たると:それだけ言って廊下の扉を閉じ
伊丹たると:「…誰のせいだと思ってやがる」
伊丹たると:どかっと座りなおしてコーヒーを一気飲みする
ラテ:「はは。もう少し甘くてもいいんじゃないかな」


GM:【Side/武知織花・麻倉ミズハ】
GM:支部の会議室。調査結果の並んだ資料が並べられている。
オペレーター:「……って感じです」
麻倉ミズハ:「ありがとうございます、助かります」資料に目を通し。
武知 織花:「ありがとう……でも何が何だか」
武知 織花:肩から三本目の腕を生やして、並べられた書類をするすると読んでいく。必要ならばもう一本増やすであろう。
オペレーター:「え~便利だな~」
武知 織花:「ふふ。あたしもそう思う」
麻倉ミズハ:「猫の手も借りたくなった時には、まっさきに織花ちゃんにお願いすれば良さそうですね」くすりと笑い。
麻倉ミズハ:「それで、内容ですが……FHに唆された……にしては、UGNとの交戦記録が今までなかったし……」
オペレーター:「これまでずっと地下とかで実験されてたって可能性もなくはないですけど……」
麻倉ミズハ:「今回の挙動はむしろ、FHを潰しているように見える……と」
武知 織花:「もしそうだとしたら意味がわかんないけど……いや、仲間割れ……?」
麻倉ミズハ:「セル同士の仲が良くないところに拾われた、という可能性……ですかね」
オペレーター:「でもセル同士が仲悪かったとしても」
オペレーター:「FHとは戦うけどUGNとは絶対戦わないセルとかあります?」
オペレーター:「少なくともこれまであんまりこの辺では聞いたことないですよ」
武知 織花:「他の組織が……それこそ、ゼノスとかそういうのが動いてる形跡とかはないんだっけ」
武知 織花:「そういうのが変なこと考えてないんなら……そういうセルはちょっと考えられないかも」
オペレーター:「ゼノスってあれですよね。見た目だけお子様の大人の女の人が率いてるっていう……」
武知 織花:「ヤバ。翼先生みたいじゃん、その説明」
オペレーター:「特に聞いてないかな~。見てみたいですけどねえ」
オペレーター:「えっあの人いくつなんですか!?」
麻倉ミズハ:「翼教官のそれとはちょっと違うと思いますけど……ふふ」笑顔の裏で、考える。
オペレーター:「小学生じゃないの……?」
武知 織花:「最初に言われてたみたいに、力がヤバいことになってるのも気になるけど……」
武知 織花:「え? いくつだったっけ……あたしらが知ってるときからマジで変わってないから……」
オペレーター:「確かになーんかふてぶてしいなあって思ってました」
麻倉ミズハ:「レディの年の話をしてるのがバレたら、あとで"訓練"されちゃいますよ」
オペレーター:「あっダメダメ!なしなしなし!」
麻倉ミズハ:……考えが行き詰まるのなら、前提が違うのではないか? 彼女を唆したのがFHではなく……
武知 織花:「でもビデオで見た冴希ちゃんさ……その翼先生でも骨折れそうな感じだったよね」
麻倉ミズハ:(とはいっても、これ以上は只の想像……いや、妄想ですね)
武知 織花:「本当、マジでわけ分かんないんだけど……」
麻倉ミズハ:「そうですね。あれほどの武器を操るとは……」
オペレーター:「あれ、倒せます?」
オペレーター:「すっごい強そうですけど」
武知 織花:「……倒せるか倒せないかじゃなくて、倒さないと」
武知 織花:「敵になってるのが今のとこ間違いないっていうなら……あたしらで……」
麻倉ミズハ:「……4人でかかれば、なんとか……? 伊丹さんが言っていたように、カラクリがあるのなら。暴いてから挑みたいな、とは思いますけど」
武知 織花:覚悟を決めるために呟いたが、ちょっとばかししょんぼりしてしまう。身内が相手というのはちょっと慣れない。
オペレーター:「確かに、まだ情報足りない感じありますね」
オペレーター:「こちらでも追加で調べてみます。まだ居場所もつかめてないですし……」
武知 織花:三本目の腕を収納する直前に、それを使ってぺちんと頬を叩く。気合いの入れ直し。
武知 織花:「うん。こっちでもまた続けて頑張るから、お願い」
武知 織花:「ミズハちゃん、また力借りるから」
麻倉ミズハ:「……えぇ、頑張りましょう。織花ちゃん」


GM:【Side/小鳥遊翼】
GM:【支部近隣 喫茶店】
GM:待ち合わせの人物は、時間通りに来た。元々、時間を破ったことなどない。
GM:それこそ、出奔して連絡が取れなくなったときくらいだ。
墨染鷲一:「……ああ」君を見つけて手を挙げる。「変わんねえな」
小鳥遊翼:「うん。」
GM:彼の姿もほとんど変わりない。強いて言うなら、少しくたびれたか。
小鳥遊翼:「ちゃんと食べとるみたいで安心したわ。」
墨染鷲一:「無駄に体力落とすわけにも行かねえからな。そっちは?」
小鳥遊翼:「うちかて同じや。」
小鳥遊翼:「前線のエージェントなんて食わんとやってられんで。」
墨染鷲一:「じゃあいい。まあ、当然現役か……」
小鳥遊翼:「…………。」
小鳥遊翼:バッグから書類を出す。
墨染鷲一:「……そいつは?」
小鳥遊翼:「織原冴希に関する情報や。」
墨染鷲一:「……そうか」
墨染鷲一:「……あいつが、最後の一人だ」
小鳥遊翼:「………最初、ウチはFHやSOGのセンを疑っとった。」
小鳥遊翼:「けど、そうならUGNに向けての攻撃があったはずや。」
小鳥遊翼:「むしろFHの方を攻撃しとるような向きすらある。」
小鳥遊翼:「これ。」写真に写った織原の兵器を指差す。
小鳥遊翼:「用意したんはイチくんか?」
墨染鷲一:「……元の装備はな」
墨染鷲一:「俺の研究は、逆だ。個人に属する専用装備を、誰でも使えるようにする」
墨染鷲一:「汎用化の技術だ。先鋭化じゃない」
小鳥遊翼:「………」眼を見据える。
墨染鷲一:一瞬目を逸らす。
墨染鷲一:それは彼のクセだ。
小鳥遊翼:「嘘やないな。けど、」
小鳥遊翼:「なんか隠しとるやろ。」
小鳥遊翼:「それか、悔いてることがある。」
墨染鷲一:「……覚醒時のショックを除いた、ジャーム化の一番の原因って知ってるか」
小鳥遊翼:「精神的ストレス。」
墨染鷲一:「そいつは最大の要因だ。直接的原因は、俺に言わせりゃ」
墨染鷲一:「“不運”だ」
墨染鷲一:「こいつなら大丈夫、とかの絶対はない」
墨染鷲一:「そいつを引いたやつには、俺達はどうしてやればいい」
小鳥遊翼:「…………。」
小鳥遊翼:「なんもあらへん。」
小鳥遊翼:「けど、戦い続けるしかないんや。」
小鳥遊翼:「“不運”を少しでも減らせるように。」
墨染鷲一:「巻き込みたくなかったんだ。それは本当に、そうだったんだが……」
小鳥遊翼:「……ジャームを斃すことを、“手向け”とか“善行”と捉えられるほど、」
小鳥遊翼:「ウチは楽観主義者やない。」
墨染鷲一:「……善行だと思ってるんだったら」
墨染鷲一:「お前を連れて行ってた」
小鳥遊翼:「なんも言わず置いてくことないやろ!」
小鳥遊翼:ガシャン!
小鳥遊翼:テーブルが揺れた。
小鳥遊翼:テーブルに手を叩きつけたのだ。
墨染鷲一:「言ったら止めてただろ」
墨染鷲一:「正面からやりあったら、“迦陵頻伽”が10-0だろう」
小鳥遊翼:「キミの隣で戦うことは出来た!」
小鳥遊翼:「ウチは生きてる大切な人のために戦ってるんや。」
小鳥遊翼:「“弔う”ためじゃなく“守る”ために戦うんや。」
小鳥遊翼:「……それが、ウチらやろ。」
墨染鷲一:「……眩しいな、翼は」
墨染鷲一:「変わらねえよ。本当に……」
小鳥遊翼:「キミもなんも変わらん。」
小鳥遊翼:「一人で抱え込んで、悩んで、全然弱いとこ見せようとせん。」
小鳥遊翼:「……少しくらい、ウチの前で見せてや。」
小鳥遊翼:「寂しいやろ……………。」
墨染鷲一:「……本当は、全部自分でやるつもりだったんだが」
墨染鷲一:「全く歯が立たなかった。あいつは桁違いだ」
墨染鷲一:「だから、頼みに来たんだ。お前に」
墨染鷲一:「俺が頼れる中で、お前が一番強い」
墨染鷲一:「頼むよ。弔いでなくていい。あれを放置できないのは、同じだろう」
墨染鷲一:「なら、守るってことになるんじゃないのか?」
小鳥遊翼:「……1年遅いねん、アホ。」
小鳥遊翼:ぐし、と目元を擦り
小鳥遊翼:「みんなの前に顔は出せる?」
小鳥遊翼:「キミ一人で抱えたってしゃあない。みんなでやろうや。な?」
小鳥遊翼:「キミが一番頼れるウチが、一番頼りにしとる組織なんやから。」
墨染鷲一:「……ああ。まだ衰えてるつもりはないさ」
小鳥遊翼:立ち上がり、手を差し出す。
墨染鷲一:その小さい手を、しっかりと握りしめた。
小鳥遊翼:手を繋ぎ、歩きながら呟く
小鳥遊翼:「………事件、終わったら、」
小鳥遊翼:「スーパー寄ろや。」
小鳥遊翼:「ウチの隣のあそこ、まだやっとるんやで。」
墨染鷲一:「えっマジか。あのオーナーまだくたばってないのか?」
墨染鷲一:「てかあのしょぼい品揃えでよく……」
小鳥遊翼:「ウチらがしわしわになってもやっとるかもな。」
小鳥遊翼:くすりと笑う。
墨染鷲一:「妖怪だろそりゃ」


GM:シーン終了。ロイス取得及び購入が可能です。
伊丹 たると:謎の少年 〇お前は悪くねえ/が、それはそれとして釈然としねえ これを
武知 織花:ロイスは保留で。
伊丹 たると:ラテ 〇お前は悪くねえ/が、それはそれとして釈然としねえ
小鳥遊翼:ロイス保留!
伊丹 たると:これに変更で、推定無罪だからな…!
麻倉ミズハ:ロイス保留で!
武知 織花:UGNボディアーマーの購入を狙います。
小鳥遊翼:購入は…何かいる?
麻倉ミズハ:情報収集してないので調達を二回行う!
武知 織花:1dx+2>=12
DoubleCross : (1DX10+2>=12) → 2[2]+2 → 4 → 失敗

武知 織花:失敗で、こちらの判定は以上。
麻倉ミズハ:一応フラググレネード狙います
GM:2回しな~
麻倉ミズハ:「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態に。
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (65 → 66)
麻倉ミズハ:4dx+5>=12
DoubleCross : (4DX10+5>=12) → 6[1,4,5,6]+5 → 11 → 失敗

麻倉ミズハ:……財産1点突っ込んで買って装備します。
武知 織花:バディムほしいよって時にはお伝えくださいまし。
小鳥遊翼:UGNボデアマやります
小鳥遊翼:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 7[2,7]+1 → 8 → 失敗

小鳥遊翼:ムム…バデムくれますか!
武知 織花:了解! バディムーヴで+3です!
小鳥遊翼:これなら財産1で買う!
小鳥遊翼:財産5→4
小鳥遊翼:sosite
小鳥遊翼:そしてカバー役の伊丹くんに渡したほうがいいかな?
麻倉ミズハ:二回目の調達、強化素材狙います
麻倉ミズハ:また「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態に。
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (66 → 67)
麻倉ミズハ:4dx+5>=15
DoubleCross : (4DX10+5>=15) → 7[1,2,3,7]+5 → 12 → 失敗

麻倉ミズハ:どうしようもない! 失敗して以上で!
伊丹 たると:あ、ボデマは他にいる方がいないならいただきましょうか…
伊丹 たると:購入は照準器を
伊丹 たると:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 8[1,7,8] → 8

伊丹 たると:んー…今はいいかな、ここはパスで
伊丹 たると:他にボデマ欲しい方います?
麻倉ミズハ:既に防具があるので大丈夫です~
武知 織花:んー、カバーリング出来るたるとさんが持っておいてほしいというのは全くもってその通りなので、どうぞという感じですね。
小鳥遊翼:こちらも大丈夫かなー
伊丹 たると:じゃ、じゃあお言葉に甘えていただきます…
伊丹 たると:ありがとうございます…


【ミドルフェイズ3】

GM:全員登場お願いします~
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (53 → 57)
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (45 → 54)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (48 → 55)
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (67 → 77)


GM:【支部内 訓練所】
GM:現在、居所の調査は調査部隊の連絡待ちだ。
GM:君たちはその最中に、訓練施設にて調整を行っている。
GM:訓練の成否を決定できます。任意の攻撃技能で判定し
GM:達成値20でクリア。クリアするといいことがあるかも。
小鳥遊翼:《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》で判定します。《援護の風》も添えて
小鳥遊翼:7dx7+3 白兵
DoubleCross : (7DX7+3) → 10[1,4,5,5,6,9,10]+10[1,9]+5[5]+3 → 28

GM:ひゅう!
小鳥遊翼:成功
武知 織花:コンセ:エグザイルLv3+オールレンジLv5での射撃判定を行います。
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を4(→ 4)増加 (55 → 59)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を2(→ 2)増加 (59 → 61)
武知 織花:10dx7+4>=20
DoubleCross : (10DX7+4>=20) → 10[2,3,5,5,7,8,8,9,10,10]+10[2,4,6,6,9,10]+3[2,3]+4 → 27 → 成功

武知 織花:よし。侵蝕率は+4。現在61です。
伊丹 たると:カスタマイズL2+コンセントレイト:MoL3で射撃判定します
伊丹 たると:6dx7+3
DoubleCross : (6DX7+3) → 10[1,3,7,9,9,9]+10[1,5,7,9]+10[6,10]+5[5]+3 → 38

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を4増加 (54 → 58)
GM:ワオワオ
麻倉ミズハ:「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態になってから。
麻倉ミズハ:《C:エンジェルハイロゥ》Lv3+《見えざる死神》Lv2で判定します。
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (77 → 78)
麻倉ミズハ:(9+0)dx7+3 命中
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[1,2,2,2,3,5,6,9,10]+6[5,6]+3 → 19

GM:あっ……
麻倉ミズハ:嘘でしょいちたりない 隠密してるからバデムも受けられない
武知 織花:かなしみ。
小鳥遊翼:悲しいなあ…
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (78 → 82)
GM:では麻倉さん以外が成功!


GM:訓練所にいるのは、あなた達だけではない。
GM:"元レネゲイド研究者のイリーガル"の姿もある。
小鳥遊翼:「墨染鷲一さん。さっき話しとったイリーガルや。」
小鳥遊翼:「よろしゅうな。」
小鳥遊翼:墨染を紹介する。
伊丹たると:「どうもどうも」軽く一礼
麻倉ミズハ:「情報の提供者さんですね。ありがとうございます、よろしくお願いしますね」
武知 織花:「先生の知り合いなら大丈夫か。よろしく」
墨染鷲一:「……とりあえず腕見せてくれ」
墨染鷲一:「武器使うんだろ、お前ら」
墨染鷲一:「俺ならものによっちゃ調整ができるかもしれねえ」
武知 織花:「あ、腕前ってことか」
小鳥遊翼:「うん、それじゃ手本見せよか。」
武知 織花:危うく血圧を測ってもらうときのように腕を伸ばしかけていた。
小鳥遊翼:「墨染さん、早速ええか?」
麻倉ミズハ:「ふふ、織花ちゃんならいっぱい見せられますね」
武知 織花:「ふふ。左から何本目? とか聞くとこだった」
墨染鷲一:「ああ。小鳥遊さん、頼む」
小鳥遊翼:返事を聞いて訓練場に歩いていく。
小鳥遊翼:赤いボタンを押し、ブザーと共に目の前に現れたダミーターゲットに、
小鳥遊翼:しゅ    ッ
小鳥遊翼:             パ  ァ    ン
小鳥遊翼:大きな打撃音が一回。
小鳥遊翼:しかし、ダミーターゲットの首は折れ、
小鳥遊翼:心臓と肝臓には打撃痕が。
小鳥遊翼:音が重なるほどの合間に三発の打撃を入れたのだ。
墨染鷲一:「……あれをやれとは言わんが」
墨染鷲一:「調整次第で、威力を近づけることならできる」
武知 織花:「ほんっと、マジでさぁ……」見せてもらった腕前に、乾いた笑いが。
小鳥遊翼:「ほい、武知さん。やってみ。」
伊丹たると:「ひええ…おっそろしい腕前で」
武知 織花:「んー、じゃあ……」フォールンライフルを装備し、いくつもの腕を生やしながら射撃用の定位置に歩いて行く。
武知 織花:何本もの腕で、長いライフルを〝抱く〟。後はボタンを押し、ダミーの出現と同時に銃弾を叩き込むのみ。
武知 織花:一寸、間を置いた後……。
武知 織花:「……ッ!」ボタンを押した直後に、その場から後ろへと宙返りをしながら跳躍!
武知 織花:着地する前に、がっちりと抱いたライフルの引き金を空中で引く!
武知 織花:銃声が響いたときには、既にダミーターゲットの頭部には風穴が空いていた。
武知 織花:「……まぁ、こんな感じ。次はどうする? イケメンの腕前、見せてもらう感じにする?」満足げ。
小鳥遊翼:「流石やな。空中で姿勢制御できる射手はそうおらんで。」
墨染鷲一:「弱点を自前でカヴァーできてる。だいぶ取り回しやすいな」
武知 織花:「ん。普通の体勢で逃げられることとか、そうそうないしね。頑張ってる」
小鳥遊翼:「次は伊丹さんにやってもらおか。」
伊丹 たると:「ははは、そう派手にドカドカやれる感じじゃあねんだがな」ミントキャンディの袋を剥いで弾丸状に変形させた後
伊丹 たると:消音器つき自動拳銃の中に押し込み
伊丹 たると:ブザーを押し、出現と同時に2発
伊丹 たると:弾丸はドン引きするほどの精密さを以ってダミーの頸動脈にめり込み
伊丹 たると:そのまま砕ける、強度は飴そのものだ
伊丹 たると:止まらなければと肝臓、心臓、大腿と急所にターゲットを移し砲火
伊丹 たると:失速して倒れたダミーには、人体急所の手本のような弾痕が点々とついているだろう
小鳥遊翼:「大動脈を的確に射抜いとるな。」
墨染鷲一:「こっちは精密性ってとこか」
武知 織花:「え、待って。今撃ったの〝これ〟?」どこからか棒付きの丸い飴を取り出す。明太マヨネーズ味らしい。
小鳥遊翼:「脳幹を撃ち抜くが一番手間が省けるんやけど、」
小鳥遊翼:「これならどこに当たっても人体にダメージが与えられる。」
伊丹たると:「それ」飴玉を指さす
小鳥遊翼:「面白い能力やな。羨ましいわ。」
武知 織花:「マジで? ウケるんだけど。いや、馬鹿にしてるわけじゃなくて」
小鳥遊翼:「うちは殴ったり蹴ったりしか出来へんから。」
麻倉ミズハ:「変わったものを媒介にする人はいらっしゃいますが、また一層変わってらっしゃいますね」
伊丹たると:「いやいや構わねえよ、元々効果も地味だ」
武知 織花:「でもめっちゃ可愛いし、あたしは好きだよ」
伊丹たると:「どっちかっていうとどんな非常時でもさっきくらいの射撃は保証してやるくらいの能力だしな」
ラテ:「へえ~?やるんだね、伊丹くん」
小鳥遊翼:「それじゃ、最後。麻倉さん。」
伊丹たると:「んで、最後は麻倉さんでよかったっけ」
麻倉ミズハ:「はい。遅れを取るわけにはいきませんね……」
武知 織花:「ファイトー」
麻倉ミズハ:ジジ、と僅かな電子音を残して、麻倉ミズハの姿が皆の眼前から消える。
麻倉ミズハ:まるでひとりでに凹んだように、透明な手によってボタンが押され。
麻倉ミズハ:出現したターゲットが、揺れる。
麻倉ミズハ:そこには何の跡も無いのに――いや、ある。透明な、風切羽のようなダートが、ダミーの首筋に突き刺さっている。
麻倉ミズハ:とすりと、音を立ててもう一本。さらにもう一本が――
麻倉ミズハ:ぱきん!
麻倉ミズハ:「……!!」
小鳥遊翼:「………。」
武知 織花:「あっ」
麻倉ミズハ:全く同じところに吸い込まれようとして、自身の突き刺したダートに阻まれ、地に落ちる。
麻倉ミズハ:ジジ、と再び電子音がして、姿がまた皆の目にも見えるようになる。
麻倉ミズハ:「……もう何本か行く予定でしたが。いけませんね……」
武知 織花:「うん、ドンマイドンマイ」
伊丹たると:「…ありゃー、まああんま気を落とすなよ、そういう日もある」
小鳥遊翼:「どやった、墨染さん?」
墨染鷲一:「銃の二人には改善の余地があるな」
墨染鷲一:「だが今のお前は……そうだな」
墨染鷲一:「余計ないじり方をすると崩れるかもだな、これ」
墨染鷲一:「今のまま続けたほうがいい」
麻倉ミズハ:「……はい」
小鳥遊翼:「ウチはいじってくれんのか?」
墨染鷲一:「……出来なくはないが」
墨染鷲一:「お前をいじるのはリスクだぞ」
墨染鷲一:「対オーヴァード侵蝕作用の一時的な激化」
墨染鷲一:「当然、自分への反動もでかくなるが……どうする。やるか?」
小鳥遊翼:「そらそうか。」
GM:小鳥遊さんは、望むのであれば
小鳥遊翼:「何か間に噛ませるならともかく、ウチは素手やからな。」
GM:シナリオ中、トレイル『オーバーカウンター』を取得可能です。
武知 織花:博士! それは一体……!?
小鳥遊翼:おおっと、データ的にはどんな効果かな?
GM:対抗種の効果を+2d10する代わりに、失うHPも+2d10。
小鳥遊翼:ゲエー!や、止めとこう…
武知 織花:ハイリスクだ!
墨染鷲一:「それからお前らは、調整の方向性があれば言え」
墨染鷲一:「俺の手持ちのであれば適応させてやる」
GM:伊丹・武知の2名は
GM:追加で一つ、秘密兵器で取得できるアイテムをシナリオ中使用できます。
武知 織花:なんと!
伊丹 たると:おお…!
伊丹 たると:どれにしようかな
伊丹たると:「おう、ちょっと考えるな」
小鳥遊翼:「墨染さんには二人の調整を頼むわ。」
武知 織花:「ガチで太っ腹じゃん。ありがと」
小鳥遊翼:「うちらはちょっと休憩しよか。」麻倉さんに
麻倉ミズハ:「翼教官……はい」連れられて歩いていく。
墨染鷲一:「ん……じゃあ、そっちは任せるわ、翼」
小鳥遊翼:つかつかと墨染の元へ歩いて背伸びする
小鳥遊翼:「職場では小鳥遊って呼べって言うたやろ!ホンマ変わらんなキミ!」
小鳥遊翼:小声で叱責
麻倉ミズハ:(……あらあら?)
墨染鷲一:「いや悪い……」
武知 織花:心の中で「んー?」と、呼び方に反応。これは……?
小鳥遊翼:「あと、ちょっと考えたけどウチは弄ってもらわんでもいいよ。」
小鳥遊翼:「……キミ、ウチのこと散々弄ったもんな?」
伊丹たると:「……………」
墨染鷲一:「……そうか。まあ守る戦いじゃねえわな……」
墨染鷲一:「……」
伊丹たると:黙ってさっき装填してたミント飴を口に含む
墨染鷲一:「……はよ行け」
小鳥遊翼:にっと悪戯っけのある顔で笑った後身体を離す。
小鳥遊翼:「はいはい。」
小鳥遊翼:ぷらぷらと手を振った後麻倉の元へ。
小鳥遊翼:「ま、飲み物でも買ってその辺座ろや。」
麻倉ミズハ:「はい……」先程までとは、ちょっと思案の色を変えながら。
小鳥遊翼:調整に赴く三人の背を見送りつつ、二人で飲み物を買う。
小鳥遊翼:ベンチに座り、一口飲んで一息。
小鳥遊翼:「………。」
麻倉ミズハ:「……」こちらも一口。ちょっと緊張している。
小鳥遊翼:「まだ、織原さんの事考えてる?」
麻倉ミズハ:「……半分、そうですね」
小鳥遊翼:「もう半分は?」
麻倉ミズハ:「捜査が行き詰まっている時にしてしまいがちな、妄想の類を……気にしてしまって」
麻倉ミズハ:「その、あまり気分の良くない話なことを先にお詫びさせてください」
小鳥遊翼:「ええよ。」
麻倉ミズハ:「冴希ちゃんの動きを調べて、UGNと敵対してこなかったことや、FHを潰しているように見えたことから……」
麻倉ミズハ:「唆しているのが。『こっち側』か……その理念に賛同する誰かなんじゃないか、と考えてしまって」
麻倉ミズハ:「そうしたところで、情報提供者だった当の"イリーガル"が現れて……その、もしかしてって」
小鳥遊翼:「それはうちも思った。」
小鳥遊翼:「だからキミたちに合わせる前に問いただしたんよ。」
小鳥遊翼:「“アレ用意したのはキミか”って。」
小鳥遊翼:「けど、イチく……墨染さんの専門は装備の汎用化であって先鋭化ちゃうねん。」
小鳥遊翼:「だからあんな風に改造したのは別の誰かや。……そうウチは考えてる。」
麻倉ミズハ:「……教官はやっぱりすごいですね……」また飲み物を一口含んで。
麻倉ミズハ:「……えぇ、ご心配をおかけしました。私も妄想に振り回されずに、信じてみようと思います」
小鳥遊翼:「いや…ええよ。」
小鳥遊翼:「白状すると、墨染さんとは元々交流があったんや。」
小鳥遊翼:「……キミらと織原さんみたいに。」
小鳥遊翼:「だからもしかしたら、ウチの目が曇っとるのかもしれん。」
小鳥遊翼:「そういう時はキミらの出番や。」
小鳥遊翼:「キミのそれは妄想やのうて疑念や。疑念は大事やねんで?」
麻倉ミズハ:「はい」これでも秘匿工作員だ。心得てはいる。
小鳥遊翼:「ん、分かっとるみたいやな。ほんなら頼りにする。」
小鳥遊翼:ふっと笑って背伸びし、麻倉の頭を撫でる。
麻倉ミズハ:「翼教官に頼られたら、頑張らないわけにはいきませんね」力を抜いて笑って。
小鳥遊翼:飲み物を一気に飲み干して、ベンチから立ち上がる。
小鳥遊翼:「行こか。」
麻倉ミズハ:「はい!」


GM:シーン終了。ロイス取得及び購入が可能です。
GM:あと秘密兵器欲しい人は宣言してね~
小鳥遊翼:購入!
伊丹 たると:ロイス保留で
小鳥遊翼:アームドスーツ買おうかな。
武知 織花:ロイスは保留です。
伊丹 たると:秘密兵器は…フォールンサラマンダー宣言しておきます
GM:OK!
武知 織花:秘密兵器はブレイカーで!
GM:OKOK!
小鳥遊翼:《援護の風》使用。
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を2(→ 2)増加 (61 → 63)
小鳥遊翼:6dx+1>=15
DoubleCross : (6DX10+1>=15) → 8[1,2,3,6,6,8]+1 → 9 → 失敗

小鳥遊翼:ば、バデムくれますか…!
武知 織花:バディムーヴを翼先生に!
小鳥遊翼:ありがとう!これで達成値12。財産3使って購入!
小鳥遊翼:財産4→1
麻倉ミズハ:ロイス保留の購入強化素材狙いで。
麻倉ミズハ:「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態に。
麻倉ミズハ:5dx+1>=15
DoubleCross : (5DX10+1>=15) → 9[2,2,6,9,9]+1 → 10 → 失敗

麻倉ミズハ:失敗して以上。
伊丹たると:購入はもう一回照準器狙います
伊丹たると:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 8[6,6,8] → 8

伊丹たると:……まだ保留で
伊丹たると:以上です
武知 織花:UGNボディアーマーの購入を狙います。
小鳥遊翼:麻倉ミズハ/〇信頼/心配/ロイス
小鳥遊翼:これで以上!
武知 織花:2dx+2>=12
DoubleCross : (2DX10+2>=12) → 8[1,8]+2 → 10 → 失敗

武知 織花:失敗。以上です。


【ミドルフェイズ4】

GM:クライマックス前最後のシーンです。
GM:登場をお願いします~
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (61 → 68)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (63 → 69)
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (82 → 91)
GM:麻倉さん……!
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (58 → 63)


GM:君たちのもとに、調査班からの報告がある。
GM:織原冴希を発見したとの報。
GM:その報告を受けての、移動中。
墨染鷲一:「……なあ。誰も触れないから不思議だったんだが」
墨染鷲一:「そのガキはなんだ?」
小鳥遊翼:「え?」
GM:3人にとっては、なにもないところを指す。
武知 織花:「はい?」
小鳥遊翼:きょろきょろと辺りを見回す
麻倉ミズハ:「はい?」
武知 織花:「え、何? 怖い話?」
ラテ:「……僕?」
墨染鷲一:「お前だ、お前」
伊丹たると:「………」これ言及すべきなのか?とちょっと困ってる
麻倉ミズハ:知覚を研ぎ澄ます。自分のような隠密能力者がいる気配は……感じられない。
小鳥遊翼:「…………。」伊丹のカウンセリング報告書を思い返す。
小鳥遊翼:「キミら。」伊丹と墨染に
小鳥遊翼:「もしかして、同じもんが見えとる?」
墨染鷲一:「は?お前ら見えてねえのか」
墨染鷲一:「ガキだよ。茶髪で、緑眼の」
武知 織花:「え、ちょっと待って。マジで大丈夫?」
伊丹たると:「…おそらくは?茶髪碧眼のボウズであればそれですね」
武知 織花:「イケメンにしか見えない感じのやつ?」
墨染鷲一:「なんなんだよこいつは……外に出たら急に出てきやがって」
小鳥遊翼:がさがさ、と書類を漁る。
ラテ:「あれ、訓練所では見てないの?」
墨染鷲一:「見てねえってか……居なかったろうが」
伊丹たると:「ずっといたよな……?訓練所でも」
武知 織花:「翼先生……どういうこと?」
小鳥遊翼:「…………。」事件報告書と二人を見つめつつ。
小鳥遊翼:「分からん。けど、」
墨染鷲一:「ああ……?どうなってる……?」
小鳥遊翼:「ありえへんことはありえへんのや。」
小鳥遊翼:「オーヴァードの世界では。」
小鳥遊翼:「伊丹さん。」
伊丹たると:「まあそれはそうだな、大抵のびっくり現象はあるっちゃあるだろ…って何です小鳥遊さん」
武知 織花:何が何だかなので静かに見守っている。
小鳥遊翼:「交戦中、そこらの武器を手にしてから見えるようになったって報告書にはあるな?」
小鳥遊翼:「その子が。」
伊丹たると:「ええ、はい、確か折原さんが散らばした奴を適当に持ってってそれからで…」
小鳥遊翼:「墨染さん。」
小鳥遊翼:「調整中に武器に触ったりせえへんかった?」
墨染鷲一:「そりゃ触るだろ調整なんだから……」
墨染鷲一:「……まさか」
墨染鷲一:「それがトリガーか?」
小鳥遊翼:「かもしれん。」
伊丹たると:ささっとさっき調整を受けた武器を取り出す
小鳥遊翼:武知と麻倉を見る。
武知 織花:「あたしも触っていい感じ?」
伊丹たると:「……えーっと、んじゃ物は試しですし」
伊丹たると:「触ってみます?あ、そこにいるので」ラテのいる方向もついでに示しておく
小鳥遊翼:「まずはウチがやる。」
小鳥遊翼:伊丹の銃に触れる。
麻倉ミズハ:「分かりました」少年が居るとして……見えることが必ずしも良い事とは限らない。
ラテ:「見える?」
GM:たしかに小鳥遊翼には、それまでになかった少年の姿が見える。
小鳥遊翼:「…………見える。信じられんわ。」
武知 織花:「マジで? じゃああたしもあたしも」腕を伸ばす。
小鳥遊翼:「メディカルチェックが先や。」
武知 織花:「えー」
小鳥遊翼:「異常が無ければみんなで報告と一緒に事情訊こうや。」
小鳥遊翼:「この子からな。」
小鳥遊翼:「墨染さんも、ええな?」
墨染鷲一:「ああ。そうしてくれ……」


GM:メディカルチェックの結果、特に異常は見られず。
GM:全員が武器に触れた、その結果として。
ラテ:「これで伊丹くんが正気を疑われなくて済むのかな」
伊丹たると:「不審者の称号は返上したいところだが」
GM:現場に向かうワゴン車の中で、彼の話を聞いている。
小鳥遊翼:「それで…これは元々どういう武器なんや?」
武知 織花:「もっと早くから見えてたらよかったのに。無視しててごめんね」
小鳥遊翼:「墨染さん、専門家として分析できる?」
武知 織花:「ってかめっちゃ顔いいし、可愛いし、将来有望じゃん」
ラテ:「そうかな?」
墨染鷲一:「……一番ある可能性は、その武器自体が本体ってとこだろう」
麻倉ミズハ:「織花ちゃん食い付きますねえ……」くすりと笑って。
墨染鷲一:「意志持つEXレネゲイド。類例がないわけじゃねえ」
墨染鷲一:「見えてるのは端末ってところか?」
武知 織花:「そりゃ興味も湧くでしょ、面白いし」と、ミズハに。
小鳥遊翼:「銃自体の出所は?」
麻倉ミズハ:「確かに、興味深いですね。一種のレネゲイドに対する感染なんでしょうか」
伊丹たると:「こっちが本体………」ちらっとラテの方を見る、あの後一応のメンテとかはしたとはいえ飴玉を装填するのはさすがに嫌だったかと心配
墨染鷲一:「そいつの話を信じるなら、織原冴希の武器の一部」
武知 織花:「冴希ちゃんから産まれたの?」
武知 織花:「そういう能力だったっけ……いや、前とは事情が変わってるんだから……」
ラテ:「なるほど。なるほどなあ」
ラテ:「だから僕、あれを止めたいんだ」
武知 織花:「……冴希ちゃんの良心ってこと? あのほら、漫画のキャラが悩みまくってたら出てくる天使と悪魔みたいなの」
ラテ:「僕はただ、使われるだけなんだろう」
ラテ:「だからこそ、使うものとは信頼が欲しいってことなんだと思う」
ラテ:「けどもう、彼女にそれが望めない」
伊丹たると:「使われるとしても武器なりに思うところはあるってやつか」
武知 織花:「……なるほど」
武知 織花:「あたしが間違っちゃったときは、ライフルがイケメンくんになって止めてくれんのかな」
小鳥遊翼:「そんならウチ、誰もいないやんけ。」
武知 織花:「ドンマイ」
小鳥遊翼:くすくすと笑いつつ
墨染鷲一:「そんなウルトラレア期待しないで人に頼っとけ」
小鳥遊翼:「はいはい。せやな。」
麻倉ミズハ:「イケメンなのは確定事項なんですね……」あはは、と笑いながら、風切羽を収納しているホルダーをさする。
武知 織花:「ま、そりゃそうだ」
小鳥遊翼:「………それで、」
小鳥遊翼:「みんな、もうすぐ着くで。」
小鳥遊翼:「行けそうか?」
武知 織花:「ん。問題なし」
伊丹たると:「問題なく、こいつも今のところ消化不良は起こして無さそうだし」すっかり自身の想定通りのスペックで収まってる手元の拳銃を持つ
麻倉ミズハ:「えぇ、行けます。……止めてみせます」
武知 織花:「弾、なくなったら貸せるよ」地獄みてぇな味の飴玉をいくつか見せる。
伊丹たると:「安心しろラテ、お代はこいつでもらっていく」
伊丹たると:「そしてお代を貰って動く俺ははっきり言って無敵だ」
ラテ:「へえ……言うねえ」
伊丹たると:「そういう性質の地獄出身なもので」
伊丹たると:「…まあ、弾薬無くなっても無くならなくても、遠慮なく他には頼らせてもらうがな」
GM:車は現場にたどり着く。そこは既に。
GM:更地になっている。破壊の痕。
小鳥遊翼:靴の紐をきつく結び直す。
小鳥遊翼:「行くでぇ!」
武知 織花:羽織っていたジャケットを脱ぎ、豊満な胸を晒す。いつでもライフルを扱える体勢に。
武知 織花:「了解!」
小鳥遊翼:ドアを開け放ち、全員が降りれるように。
麻倉ミズハ:メタリックピンクの外套を羽織り、透明な羽を手に携えて。
麻倉ミズハ:疑念は据え置きのままで、まずは。"友人"を止めるべく、進む。
小鳥遊翼:皆の後に続いて、車から降り、振り返る。
小鳥遊翼:「イチくん。」
墨染鷲一:「……ん」
小鳥遊翼:「キミの“弔い”はここで終わらせたる。」
小鳥遊翼:それだけ言って、三人の後に
小鳥遊翼:続いて駆けていく。


GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能です
伊丹たると:ラテ 〇誠意/これこの後も付き合う羽目になりそうだ
伊丹たると:これに変更と
小鳥遊翼:武知織花/〇誠意/劣等感/ロイス
武知 織花:ロイス取得
伊丹たると 〇連帯感/心配

小鳥遊翼:以上!
武知 織花:よし、以上で!
麻倉ミズハ:伊丹たると/○連帯感/不安 で取得して、これでロイス満杯! 以上!
伊丹たると:麻倉ミズハ 〇いい奴/元気無さそうにしてたけど持ち直してよかった
伊丹たると:これを取得し以上で


【クライマックス】

GM:全員登場をお願いします。
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (68 → 69)
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (63 → 64)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (69 → 78)
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (91 → 97)


GM:破壊の痕。その中心。
GM:一人の少女が佇んでいる。
織原冴希:「どこなの……?」
織原冴希:天を見上げ、その腕には、異形の兵装がうごめく。
武知 織花:「冴希ちゃん。凄いことになってんじゃん」意を決して話しかける。
織原冴希:「……織花?」
武知 織花:「決心した結果が、これ?」腕も破壊の跡も、全て含めた質問だ。
織原冴希:「久しぶり」笑って。「元気?」
織原冴希:「うん、私ね、決めたんだよ?」
織原冴希:「これで、褒めて貰おうって」
麻倉ミズハ:「……それで。あなたの隣に、誰が居るんですか? 冴希ちゃん」
武知 織花:「これを褒めてくれる人の顔、見てみたいな。狙いつけやすくなるし」
織原冴希:「それは……あっ!」
織原冴希:「先生!」君たちの方を見て手を振る。
織原冴希:「探したんだから……ねえ、次は誰を殺せばいいかな?」
伊丹たると:「………」ちらり、と小鳥遊と墨染の方を見る
伊丹たると:このグループ内で先生と呼ばれていそうな人と言えば、その二人だろう
小鳥遊翼:「……キミが言うんや。」墨染に
墨染鷲一:「……言ってんだろうが」
墨染鷲一:「残りは、お前一人だ」
墨染鷲一:「死ななきゃいけないのは、お前だって」
織原冴希:「その冗談、面白くないから好きじゃない」
織原冴希:「ねえ。次を教えてよ。私、どこまででもやるよ」
武知 織花:「冴希ちゃん!」とりあえず叫ぶしかなくなる。
墨染鷲一:「……借りてたんだよ。勝手に俺を追ってきた、あいつの力を」
小鳥遊翼:「…………。」
小鳥遊翼:振り返り、墨染の顔を見る。
墨染鷲一:「続けていった結果、あいつは」
墨染鷲一:「勝手に、自分でどんどん進んでいって」
墨染鷲一:「どっかで“不運”を引いた」
小鳥遊翼:「それは“不運”やない。」
小鳥遊翼:「キミら二人でコトをどうにかしようとした、」
小鳥遊翼:「“傲慢”の結果や。」
小鳥遊翼:「……ホンマに、人に頼るのが苦手やな。どいつも、こいつも。」
小鳥遊翼:「壊れるまで気づかへん。」
小鳥遊翼:「……目ぇ逸らさずよう見とき。イチくん。」
小鳥遊翼:「それが大人としての責任やで。」
墨染鷲一:「……いつもそうだな。人の厚意に甘えてばかりだ」
墨染鷲一:「見るよ。見ろって言われちゃあな」
織原冴希:「ねえ……早く教えてよ……」
織原冴希:「次は何?教えてくれないなら」
織原冴希:「全部、壊しちゃうんだから。そうすれば、いつかは当たるんでしょ?」
織原冴希:「先生の、倒したい人と」
小鳥遊翼:「先生は交代や。」
小鳥遊翼:前に立つ。
織原冴希:「……誰?」
小鳥遊翼:「“迦陵頻伽”の小鳥遊翼。」
小鳥遊翼:「ウチが教えたる。人を殺すのがどないなことかってな。」
織原冴希:「知らない。私の先生は先生だけ」
織原冴希:「邪魔するなら、殺すんだから」
麻倉ミズハ:……疑念は、半分当たっていた。けれども、一番イヤなところだけは、外れてくれた。
麻倉ミズハ:そこにたとえ傲慢があれど、悪意が介在しなかったのならば。
麻倉ミズハ:「……あなたを止めて、それで終わりにしましょう」悲しい破壊を、止めるだけで、今はいい。
武知 織花:「……上等!」
武知 織花:改めて短く声を上げ、覚悟を決めた。
伊丹たると:やれやれだ、UGNは全く人が良すぎてこういうことがある
伊丹 たると:それは承知の上できている俺には何も言えんが
伊丹 たると:「まあそういうことだ嬢ちゃん、派手にやったら止めにすっ飛んでくる組織だ」
伊丹 たると:「あんたに恨みは無いが、止めてくれって言った奴の依頼なんでね、ちょっと飴玉叩き込ませてもらうわ」
織原冴希:「そんなの要らない」
織原冴希:「ミズハも、織花も。そこの男二人も」
織原冴希:「邪魔するなら、殺すだけ」
織原冴希:「それで、褒めてもらうんだ!」
GM:彼女が叫ぶと同時に、強烈なレネゲイドが辺りを支配する。
GM:衝動判定です。難易度は9。
武知 織花:やったるぜ。
伊丹 たると:2dx 意志
DoubleCross : (2DX10) → 9[5,9] → 9

武知 織花:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[5,9] → 9 → 成功

麻倉ミズハ:3dx+3>=9
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 10[2,5,10]+9[9]+3 → 22 → 成功

小鳥遊翼:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 7[5,7] → 7 → 失敗

小鳥遊翼:暴走!
GM:翼……!
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を2D10(→ 8)増加 (69 → 77)
伊丹 たると:2d10
DoubleCross : (2D10) → 14[5,9] → 14

麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を2d10(→ 15)増加 (97 → 112)
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (64 → 68)
小鳥遊翼:2d10+78
DoubleCross : (2D10+78) → 6[3,3]+78 → 84

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を10増加 (68 → 78)
GM:戦闘のルールについて。
GM:織原冴希は、Eロイス『虚実崩壊』と『マジカル☆リクエスト』の組み合わせにより、
GM:秘密兵器で取得できるアイテムを無制限種類使用します。
GM:がんばってください。
   織原冴希[10]

     5m

 麻倉[12] 武知[11]
 伊丹[9] 小鳥遊[3]
GM:配置はこう
GM:セットアップ。
織原冴希:なし
武知 織花:ないです。
伊丹 たると:無
麻倉ミズハ:なし。
小鳥遊翼:なし!

GM:では麻倉さんの手番から!
麻倉ミズハ:はい!
麻倉ミズハ:イニシアチブでフラググレネードを棄てます。
麻倉ミズハ:メインプロセス。
麻倉ミズハ:マイナー。「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態に。
麻倉ミズハ:メジャー。
麻倉ミズハ:▼アサシネイト=「ブーメランアスピス」+《C:エンジェルハイロゥ》Lv4+《見えざる死神》Lv3
GM:どうぞ!
麻倉ミズハ:妨害等なければ判定行きます。
麻倉ミズハ:(9+3)dx7+2 命中
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,2,2,6,7,7,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,4,5,6,7,8,8]+10[1,4,8]+10[10]+10[7]+1[1]+2 → 53

麻倉ミズハ:!?
麻倉ミズハ:リアクションどうぞ!
GM:ヤバ……
織原冴希:《八重垣》でガード。
麻倉ミズハ:ではダメージ出します。
麻倉ミズハ:6d10+36 ダメージ
DoubleCross : (6D10+36) → 43[9,7,6,7,5,9]+36 → 79

麻倉ミズハ:装甲有効、79点。
織原冴希:えーと
織原冴希:ガード値がフォールンシールド(効果使用)とレイジングブレイドで19
織原冴希:装甲値がフォールンマシンとブーストアーマーとリビングコートで37
織原冴希:リビングコートの効果を使用。
織原冴希:1回だけダメージを-4d10する代わりに壊れます
織原冴希:C(79-19-37)
DoubleCross : 計算結果 → 23

織原冴希:23-4d10
DoubleCross : (23-4D10) → 23-27[7,9,5,6] → -4

織原冴希:無傷に抑えました。
麻倉ミズハ:押さえられてしまった
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を4(→ 4)増加 (112 → 116)
麻倉ミズハ:演出行きます……!

麻倉ミズハ:(……あの装備量。……いけますかねぇ)ジジ、と僅かな音を残し姿を消す。
麻倉ミズハ:そこから放たれるのは不可視の短剣。透明な鴉の風切羽。
麻倉ミズハ:首、胸、正中線を狙って過たず放たれたそれは、しかし。
織原冴希:離れたところで阻まれている。
墨染鷲一:「……一度、あいつを殺そうとして」
墨染鷲一:「寄ってきたところを首を切ろうとしたことがあった」
墨染鷲一:「……失敗したよ」
織原冴希:彼女の周囲の装備が、不規則にうごめいて。
織原冴希:意志を持つかのように、放たれた脅威を迎撃している。
織原冴希:一部は拉げて崩れ落ちてはいるものの、まだ無尽蔵とも思える量。
GM:例えば、専用兵装を使用可能であることの特筆性(ディスクリプト)
GM:それを以てしても、同時使用数はせいぜい3つが関の山だろう。
GM:無限にも近しい数を振り回して振る舞える存在は、例外なくジャームでしかありえない。
麻倉ミズハ:「……前向きに捉えましょう。僅かでも削いだ、と」無限量にも思える蠢く装備群から目を逸らし、地に落ちた一握りを見る。

GM:次は武知さんの手番。
武知 織花:了解です。ではまずはウェポンケースを使用。オートアクションでフォールンライフルを装備します。
武知 織花:マイナーはなし! そして冴希ちゃんにメジャーで コンセ:エグザイルLv3+オールレンジLv5+死神の精度Lv3 で攻撃!
武知 織花:その前に、ブレイカーの効果を発動します!
武知 織花:1シーンに1回、攻撃を装甲値無視に! 対象は自分!
武知 織花:判定を行います。
GM:どうぞ!
武知 織花:11dx7+4
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,3,4,5,5,5,7,8,9,10]+4[1,2,3,4]+4 → 18

武知 織花:えええええ嘘!
伊丹 たると:妖精の手、判定の出目を一つ10に、コスト4
伊丹 たると:ふ、振り直しを…!
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を4増加 (78 → 82)
武知 織花:ありがとうございます!
武知 織花:17に足せばいいんでしょうか。
伊丹 たると:24に足せばいいかと
武知 織花:失礼しました。いつも分かんない……。
武知 織花:24+1dx7
武知 織花:明らかに間違えてますね。
小鳥遊翼:1dx7+24の順番にすると
小鳥遊翼:いいかもです
武知 織花:基本的なミス~~~~! すみません!
武知 織花:1dx7+24
DoubleCross : (1DX7+24) → 10[10]+3[3]+24 → 37

小鳥遊翼:バデムも乗りますね
武知 織花:いや、自分には使えないので!
武知 織花:……ロイスを切ろう!
小鳥遊翼:あ、そうだった
小鳥遊翼:いやいやそこまでしなくても!
小鳥遊翼:37は十分達成値高いですって!
武知 織花:大丈夫かな……。
武知 織花:では、これで!
織原冴希:《八重垣》でガード。
武知 織花:ではダメージ判定。
伊丹 たると:の前に
伊丹 たると:フォールンサラマンダー宣言、ダメージ+2dどうぞ
武知 織花:ありがとうございます。
武知 織花:3D10+25+2D10 装甲値無効。
DoubleCross : (3D10+25+2D10) → 11[7,3,1]+25+11[4,7] → 47

GM:1d足りないかな
武知 織花:本当だ……すみません、何度も……。
武知 織花:1D10+47
DoubleCross : (1D10+47) → 1[1]+47 → 48

GM:ブレイカーで装甲値無視なので
織原冴希:19点軽減して29点受けます。
GM:まだ倒れません、演出を!
武知 織花:ではダメージが発生したので、フォールンライフルの効果発動。このラウンド中、ダメージを受けた大賞の判定ダイスを3個減少させます。
GM:ヒイン
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を8(→ 8)増加 (77 → 85)
武知 織花:演出!

武知 織花:「ミズハちゃんでも抜けないか……でも」
武知 織花:すっかり馴染んだライフルを構え、そのまま生やした大量の腕で抱きしめる。
武知 織花:「ここぞってためのものは……今回は、こっちにもある」
武知 織花:本来ならば目となる人物を必要とするのが狙撃というものだが、
武知 織花:オーヴァードとしての身体能力、そしてエグザイルに許された独特の構えがあれば、単独であっても不自由など一切ない。
武知 織花:後は、きちんと引き金を引けるかどうか。ただそれだけだ。
武知 織花:そして適切な角度で膝を折った彼女は、果たして躊躇なく人差し指を動かした。
武知 織花:特殊な力を有しているためか、そのライフルからは独特の銃声が響いた。
織原冴希:「……」苦もなくそれを迎撃したつもりであったが、
織原冴希:迎撃の刃が先端から折れる。
墨染鷲一:「……一発だけだがな」
墨染鷲一:「着弾時に振動で内部破壊を引き起こす。反動がキツくて普通にゃ扱えねえが……」
墨染鷲一:「その腕なら大丈夫だろ」
織原冴希:「あぐあっ……!」迎撃をしきれずに着弾。
織原冴希:「ぐううう……!」
武知 織花:「……どうする?」続けたいか、という質問。
武知 織花:「こっちはその痛いのを何発でも撃てるけど。どうする?」
織原冴希:「……気に入らない」
織原冴希:「……あんたの、ヤなことをするから」

織原冴希:織原冴希の手番。
織原冴希:マイナーで4人にエンゲージ。
織原冴希:《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《マルチウェポン》《ヴァリアブルウェポン》《ギガンティックモード》。
GM:《ギガンティックモード》はEロイス「ありえざる存在」で取得しています。
織原冴希:使用武器はフォールンシールド、レイジングブレイド、フォールンブレイド、フォールンアックス、フォールンランス。
織原冴希:判定直前にトゥルースサイトを使用、ブーストアーマーの効果を使用。
織原冴希:判定ダイスを5個。
織原冴希:攻撃直前にブレイカーを使用、攻撃を装甲無視に。
GM:範囲攻撃です。PC全員を攻撃。
織原冴希:フォールンブレイドの効果も使用。C値を-1。
織原冴希:11dx6-3
DoubleCross : (11DX6-3) → 10[1,1,1,3,3,3,5,8,8,9,10]+10[3,5,9,10]+10[4,6]+10[8]+1[1]-3 → 38

伊丹たると:ガード
武知 織花:ダメ元でドッジを試みます。
麻倉ミズハ:ガードで。
武知 織花:4dx+1>=38
DoubleCross : (4DX10+1>=38) → 5[1,3,3,5]+1 → 6 → 失敗

伊丹 たると:ダメージ前に砂の結界、カバーリングを行う、コスト2
伊丹 たると:対象は麻倉さん
小鳥遊翼:暴走につきリアクション不可!
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を2増加 (82 → 84)
麻倉ミズハ:助かります!
織原冴希:4d10+44 装甲無視
DoubleCross : (4D10+44) → 29[5,7,10,7]+44 → 73

GM:フォールンアックスの効果要らないなこれ……w
伊丹 たると:何をどうあがいても死!リザレクトします!
武知 織花:これは死ぬ! リザレクトします!
小鳥遊翼:死ぬ!リザレクト!
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (84 → 87)
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (84 → 94)
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (85 → 93)
織原冴希:行動後に《分割思考》。
織原冴希:行動値を-5し、未行動状態に。
武知 織花:え?
織原冴希:レイジングブレイドが破壊され、行動値修正が切れたため、
織原冴希:差し引きで行動値は10→14→9となります。
小鳥遊翼:ギャアー!

織原冴希:「周りの人が死ぬのが、イヤなんだっけ?」
織原冴希:天に手をかざす。無数の武器が分裂し、高空を旋回して。
織原冴希:その一つ一つが必殺の威力を持つそれが、一斉に降り注ぐ。
織原冴希:「じゃあ、殺してあげるから」
武知 織花:「こいつ……!」武器の雪崩によって声が飲み込まれる。
伊丹 たると:「相変わらずの暴力性能!!」と言いながら、侵蝕負荷の重い麻倉を射程外に押す
武知 織花:生やしていた腕が一気に千切れ飛ぶ。何度も死んでいる感覚がある。
小鳥遊翼:「キッツいな…受け流すもなんもあらへんがな。」
織原冴希:当然、そのような使い方をすれば武器の側もひとたまりもない。叩きつけられたそばから折れては拉げていく。
武知 織花:「ミズハ、ちゃ……」ギリギリ、オーヴァードの再生力が勝ちそうではあるが……。
伊丹 たると:無論丁寧に一つ一つ必殺技を喰らうが、超人を殺すにはこれじゃ足りない
ラテ:「うわ……」
ラテ:「ひどいことをする……」
伊丹 たると:「まったくもって贅沢な無駄遣いだなあおい」
麻倉ミズハ:「……!」押しのけられ、大破壊の僅か外で生き延びる。
伊丹 たると:「ああラテ、精神衛生によくなかったら目をつぶってな」
小鳥遊翼:身体に夥しい傷を負うも、未だ健在。
ラテ:「……ううん。僕が目をつぶったら」
ラテ:「誰が伊丹くんに当てさせてあげるのさ」
武知 織花:「……皆、生きてるか。なら……セーフ……」息を切らしながら呟く。
伊丹 たると:「そりゃどうも、真面目でいいことだ」
   織原冴希[9]
 麻倉[12] 武知[11]
 伊丹[9] 小鳥遊[3]

GM:伊丹さんの手番へ。
伊丹 たると:はーい
伊丹 たると:マイナー無し、メジャー
伊丹 たると:「サプライズ・キャンディ」(カスタマイズL2+コンセントレイト:MoL3)C値-3、判定D+2、コスト4
伊丹 たると:更にフォールンピストル効果、リアクションのC値+1します
伊丹 たると:対象は織原さん
伊丹 たると:8dx7+3
DoubleCross : (8DX7+3) → 10[1,2,3,7,7,8,8,9]+10[1,3,3,6,7]+5[5]+3 → 28

伊丹 たると:うーん、妖精の手は使わないかな…
武知 織花:バディムーヴでケタ上げます?
伊丹 たると:あ、あると嬉しいかもしれないです…お願いしても?
武知 織花:ではバディムーヴを使用。+3です。
伊丹 たると:では達成値31で
伊丹 たると:リアクションありますか
織原冴希:ウェポンケースから次の武器を取り出します。
織原冴希:《八重垣》でガード。
織原冴希:ダメージ計算の前に
織原冴希:《フォールンサラマンダー》。
ラテ:これは演出上はラテの力です。
ラテ:ダメージを+2d10。
伊丹 たると:ありがたし…!
伊丹 たると:4d10+2d10+8 装甲有効
DoubleCross : (4D10+2D10+8) → 13[6,1,2,4]+11[7,4]+8 → 32

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を4増加 (94 → 98)
織原冴希:ブーメランアスピスとブレイドバレットでガード値10
織原冴希:装甲30なので防ぎきりました。
武知 織花:エーン
伊丹 たると:装甲……!!
小鳥遊翼:しゃあないね…
GM:演出どうぞ~

伊丹たると:「んじゃ、そういってもらった分は働いてもらいますよっと」
伊丹 たると:音を立てて武器が崩れていくその隙を狙い、5発
伊丹 たると:2発は、撃ち方がどうにしろ「必ず当たり」
伊丹 たると:2発は「視界に入っていない装甲をすり抜ける」
伊丹 たると:…防がせるための弾だ
伊丹 たると:本命は4弾目、単に威力が高いだけのレモンキャンディー
伊丹 たると:追加の展開が遅ければ、当てられる代物だが
織原冴希:翼のような大量の刃が背中から生えている。
織原冴希:それらが舞うように暴れ回り、刃圏の弾丸を阻む。
ラテ:「……ごめんね、伊丹くん」
ラテ:「僕の力が足りてない」
伊丹たると:「あまり気にすんな、それより…まだやれるか?」
ラテ:「……うん、大丈夫」
ラテ:「けど……向こうのほうが早いかも」

GM:織原冴希の追加手番に。
織原冴希:マイナーなし、メジャー《コンセントレイト:ノイマン》《コントロールソート》《マルチウェポン》《ギガンティックモード》。
織原冴希:トゥルースサイト、ブーストアーマーを使用。判定ダイスを+5個。
織原冴希:ブーメランアスピスの効果、達成値+4。
GM:あ、失礼
武知 織花:?
織原冴希:《コンセントレイト:ノイマン》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《ギガンティックモード》です。
小鳥遊翼:了解!
織原冴希:何が違うのかと言うと、こちらは射撃攻撃。
武知 織花:なるほど!
伊丹 たると:なるほど!
GM:ダメージで放心が入ります。
麻倉ミズハ:ブレイドバレットの放心が乗る!
武知 織花:放心はヤバい! 翼先生……!
小鳥遊翼:ムム…仕方ないね…
織原冴希:13dx7+3
DoubleCross : (13DX7+3) → 10[1,1,3,4,5,5,5,7,8,8,8,8,10]+5[2,2,3,3,4,5]+3 → 18

織原冴希:ヤバ……
GM:リアクションをどうぞ……
武知 織花:ドッジ!
武知 織花:4dx+1>=18
DoubleCross : (4DX10+1>=18) → 10[1,4,5,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

小鳥遊翼:暴走中につきリアクション不可
武知 織花:やったー!
GM:ギャーッ
麻倉ミズハ:ドッジ。
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (116 → 117)
伊丹 たると:妖精の手、判定の出目を一つ10に、コスト4
麻倉ミズハ:4dx+3>=18
DoubleCross : (4DX10+3>=18) → 10[3,4,10,10]+4[2,4]+3 → 17 → 失敗

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を4増加 (98 → 102)
GM:惜しい……!
小鳥遊翼:イイネ!
GM:ギャッ
伊丹 たると:そのドッジを振りなおしてもらう…!
麻倉ミズハ:助かる……!
伊丹 たると:自身はガード
武知 織花:ナイスー!
伊丹 たると:砂の結界、カバーリングを行う、コスト2
麻倉ミズハ:1dx+23>=18
DoubleCross : (1DX10+23>=18) → 5[5]+23 → 28 → 成功

伊丹 たると:これで小鳥遊さんをかばう!
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を2増加 (102 → 104)
小鳥遊翼:ありがたや…!
織原冴希:2d10+14 諸々有効 ダメージで放心
DoubleCross : (2D10+14) → 5[4,1]+14 → 19

伊丹 たると:倍受けで死にます
伊丹 たると:エデンの園へのロイスをT化して復活、でもまあこんなことがあってもUGNのほうが何倍もいいわ
伊丹 たると:そして放心もらいます

織原冴希:無数の羽鞭が暴れ狂い、敵対者の群れを蹂躙しようと殺到する。
織原冴希:一つ一つの威力は特筆するほどでもないが、数が多い。
織原冴希:それを止めきるのは、至難であるが……
武知 織花:どうにか復活した身体で立ったまま、武具の嵐を睨み付ける。
伊丹たると:銃声8発。
武知 織花:これ以上好きにしてもらっては困る。もはや根性だけで、その場から全力で下がることで回避を行った。
武知 織花:成功はしたが、どう考えてもいくつもの偶然が作用しただけ。両肩が上下するのを押さえられぬまま、敵対者へと視線を向ける。
伊丹たると:3発、羽鞭の根本の中でも消耗の激しい麻倉に向かっているほうを千切る
麻倉ミズハ:庇ってもらったおかげだ。侵蝕はひどいが、傷はない。体は動く。
麻倉ミズハ:またも助けられたことを視界の端で確認しながら、全力で回避を敢行する。
伊丹たると:4発、自身の付近を撃ち安全地帯を作り
伊丹たると:1発、動けぬ高橋さんにブドウキャンディー、「自身と相手の位置を入れ替える」
伊丹たると:作った安全地帯に送り込み、自身は体でその斬撃を喰らう
伊丹たると:「が……は………」
小鳥遊翼:「………おおきに。」
ラテ:「……分かったよ、伊丹くん」
ラテ:「君の本質は、こちらなんだね」
ラテ:「相手を倒す力じゃなくて。人の助けになる力なんだ」
伊丹たると:「…そういうことだ、俺じゃ決定打与えるのに時間かかりすぎるんで」
伊丹たると:「…後は、頼りにしますよ」
小鳥遊翼:「キミみたいないい男に頼まれたら、やるしかあらへんな。」
GM:イニシアチブ。小鳥遊さんの手番。
小鳥遊翼:マイナーで《骨の剣》《死招きの爪》、素でのデータ変更
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を6(→ 6)増加 (87 → 93)
小鳥遊翼:素手の攻撃力が+25になります
小鳥遊翼:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》《一閃》、オートで《援護の風》
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を2(→ 2)増加 (93 → 95)
小鳥遊翼:白兵攻撃、対象は織原さん!
小鳥遊翼:9dx7+3
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[2,2,3,3,4,5,9,9,9]+10[1,5,9]+5[5]+3 → 28

伊丹 たると:妖精の手、判定の出目を一つ10に、コスト4
小鳥遊翼:ありがとうございます!
小鳥遊翼:1dx7+33
DoubleCross : (1DX7+33) → 3[3]+33 → 36

小鳥遊翼:うむむ、これでどうだ
伊丹 たると:侵蝕は108
織原冴希:もうガードできる武器を全部使っちゃったんですよね
織原冴希:ドッジします。ブーストアーマーの効果適用。
織原冴希:3dx-1>=36
DoubleCross : (3DX10-1>=36) → 4[2,4,4]-1 → 3 → 失敗

小鳥遊翼:ダメージ出します!装甲は有効です。
織原冴希:全然ダメです!ダメージを!
伊丹 たると:力の法則、ダメージD+5、コスト4
伊丹 たると:ダメージ前にどうぞ!
小鳥遊翼:4d10+5d10+2d10+25 装甲有効
DoubleCross : (4D10+5D10+2D10+25) → 15[5,6,1,3]+25[7,2,3,8,5]+4[3,1]+25 → 69

小鳥遊翼:これでどうかな?
織原冴希:装甲で30削りますが……
織原冴希:それでも無理です!戦闘不能になり、
織原冴希:《ラストアクション》。
織原冴希:得た手番ですが、
織原冴希:メジャーで10m先に離脱します。
織原冴希:戦闘不能適用時に《蘇生復活》。
GM:以上です。演出をどうぞ。

小鳥遊翼:織原が武装をパージし、周囲を見渡した。
小鳥遊翼:その瞬間。
小鳥遊翼:小鳥遊の姿が掻き消えた。
小鳥遊翼:麻倉のように光学迷彩を用いた隠密ではない。
小鳥遊翼:視線の死角を用いた踏み込み。
織原冴希:「え」
小鳥遊翼:迦陵頻伽とは、下半身を鳥と化した空想上の生物。
小鳥遊翼:人の身で空を舞い風を切る、
小鳥遊翼:翼に与えられた名である。
小鳥遊翼:パ   ァ   ン ッ
小鳥遊翼:“織原の身体が吹き飛んだ後に”、破裂音が響いた
織原冴希:「あ”っ……!」
小鳥遊翼:装甲に生生しく残るは迦陵頻伽の拳足の痕。
小鳥遊翼:空に響くは迦陵頻伽の唄である。
織原冴希:「こんな、こんな……!」
小鳥遊翼:「もう終いにしよや。」
織原冴希:吹き飛んだ体をゆるゆると持ち上げる。凹んだ装甲がバラバラと崩れ落ちる。
小鳥遊翼:急激に身体を駆動させた代償に、血を吐き出しつつ、呟く。
小鳥遊翼:対抗種のダメージHP-3でリザレクト。
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (95 → 103)
小鳥遊翼:小鳥遊翼の侵蝕率を4(→ 4)増加 (103 → 107)
織原冴希:「お前も、死ねッ……!」
織原冴希:倒れたままの姿勢で、槍を手元に取り出して、振りかぶる。
伊丹 たると:その、振りかぶった腕を
伊丹 たると:音無き弾丸が狙撃する
伊丹 たると:先ほどの銃声は8発で
伊丹 たると:実際に状況の抑止に使ったのは7弾
伊丹 たると:…これが最後の一発だ
織原冴希:「……ッ!」弾かれるように、槍は明後日の方向に放り出された。
伊丹 たると:「なぜか一度消え、忘れたあたりで戻ってくる」パインキャンディー
ラテ:「うん。いい仕事だと思うよ」
ラテ:「君に使われるのは、悪くない」
伊丹 たると:「どうも、異物入れてる分ちゃんと使うのが流儀でね」
伊丹 たると:「さて、まだやるかい嬢ちゃん」
織原冴希:「……当たり前でしょう」
織原冴希:「まだ、褒めてもらえてないんだからッ!」

GM:2ラウンド目に入ります。
  織原冴希[14]
 麻倉[12] 武知[11]
 伊丹[9] 小鳥遊[3]
GM:セットアップ。
織原冴希:なし
小鳥遊翼:なし
伊丹 たると:無し
麻倉ミズハ:なし
武知 織花:なし!
GM:イニシアチブは変わって、織原冴希に。
織原冴希:ウェポンケースから武器を装備。
織原冴希:マイナーでレイジングシューターの効果を起動。
織原冴希:メジャー《コンセントレイト:ノイマン》《コンバットシステム》《マルチウェポン》《ギガンティックモード》。
織原冴希:使用武器はフォールンライフル+フォールンピストル+フォールンガトリング+レイジングシューターです。
織原冴希:ドッジのC値を+1、ダメージを与えた場合ラウンド間のダイスを-3個。
織原冴希:トゥルースサイトの効果を使用。ダイス+3個。
織原冴希:16dx7-3
DoubleCross : (16DX7-3) → 10[1,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,6,6,8,10,10]+6[4,5,6]-3 → 13

GM:ええ~……?
GM:C値+1があってよかったな……
伊丹 たると:ガード
小鳥遊翼:暴走中!
麻倉ミズハ:ドッジ。
武知 織花:ドッジ。
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (117 → 118)
麻倉ミズハ:4dx11+3>=13
DoubleCross : (4DX11+3>=13) → 9[4,7,8,9]+3 → 12 → 失敗

麻倉ミズハ:いちたりない。
小鳥遊翼:麻倉さん回避技能+1とブーメランで+4で
武知 織花:4dx11+1>=13
DoubleCross : (4DX11+1>=13) → 6[1,3,5,6]+1 → 7 → 失敗

小鳥遊翼:+5じゃない?
武知 織花:まぁ無理なんですよ。失敗。
小鳥遊翼:あ、迷彩服か!
麻倉ミズハ:熱光学迷彩服、ドッジ-2もついてるんですよね
武知 織花:ミズハちゃん、今隠れてる!?
麻倉ミズハ:隠れてない!
武知 織花:GM! バディムーヴって今使えそうです!?
GM:使えますよ~
武知 織花:ではミズハちゃんにバディムーヴを使います! 達成値+3だ~!
麻倉ミズハ:やった~! 回避!!
GM:ンギ~~~
伊丹 たると:ダメージ前に砂の結界、カバーリングを行う、コスト2
伊丹 たると:小鳥遊さんをかばいましょう
伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を2増加 (108 → 110)
武知 織花:さぁ、ダメージはいくつかな!?
織原冴希:2d10+50 装甲有効 ダメージでラウンド判定ダイス-3個
DoubleCross : (2D10+50) → 17[9,8]+50 → 67

伊丹 たると:死!だいぶ見方も変わったので小鳥遊さんのロイスT化して復活!
武知 織花:当然ながら死ぬ! リザレクトを使用!
武知 織花:武知 織花の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (93 → 101)
武知 織花:HP8。
小鳥遊翼:ありがとう…
織原冴希:「見ててね、先生……」残存の銃器が凝集していき、巨大な方を形どる。
織原冴希:その集合体が作り出す砲口のような空隙が、臨界。
織原冴希:巨大な火砲として、光の奔流が吐き出される。
武知 織花:ずっと調子を狂わされていた仲間がどうなるか。不安に思い、ミズハへと視線を向ける。
武知 織花:「こっちは耐えられる! 気にしないで、全力で……!」自然と叫んでいた。
麻倉ミズハ:「……えぇ」いつも一人で戦っていた時とは、違う。それだけで、心が温かい。体が、動く。
麻倉ミズハ:火線の一歩外へと、ステップするように踏み出して。『反撃』の準備をする。
小鳥遊翼:「また庇わせてもうた…おおきに。」
小鳥遊翼:「その分返したる…」と踏み出そうとして、
小鳥遊翼:自分より先に前に出た麻倉に気付く。
織原冴希:「なんで……なんで!」
織原冴希:「何も言ってくれないの……」

GM:麻倉さんの手番へ。
麻倉ミズハ:はい。
麻倉ミズハ:マイナー。「完全熱光学迷彩服」効果起動。隠密状態に。
麻倉ミズハ:メジャー。
麻倉ミズハ:▼アサシネイト=「ブーメランアスピス」+《C:エンジェルハイロゥ》Lv4+《見えざる死神》Lv3
麻倉ミズハ:判定直前、「ブーメランアスピス」の効果起動。侵蝕+1して達成値+4。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を1(→ 1)増加 (118 → 119)
麻倉ミズハ:(9+3)dx7+6 命中
DoubleCross : (12DX7+6) → 10[1,1,2,4,5,5,6,6,8,9,9,9]+10[1,1,3,9]+10[10]+5[5]+6 → 41

GM:ヒエッ
織原冴希:ドッジします……
織原冴希:6dx-1>=41
DoubleCross : (6DX10-1>=41) → 9[1,1,1,6,8,9]-1 → 8 → 失敗

GM:ダメです!ダメージを!
麻倉ミズハ:5d10+36 ダメージ
DoubleCross : (5D10+36) → 23[3,7,1,2,10]+36 → 59

麻倉ミズハ:装甲ガード有効、59点。
織原冴希:装甲30で軽減するも、HP1。
織原冴希:耐えきれません。HP0。
織原冴希:復活ももうありません。
GM:戦闘終了です。演出を!
麻倉ミズハ:「……」実際には、いつ、どこで。彼女が『踏み越えて』しまったのか、私は知らない。
麻倉ミズハ:いつかの先、私が辿り着く姿も、彼女に似ているのかもしれない。
麻倉ミズハ:でもそれは、今じゃない。彼女にとってはもう過去の事で、私にとってはまだ未来の事だ。
麻倉ミズハ:だから。
麻倉ミズハ:「さよなら。……忘れないから」小さく零す声を、電子音が消す。
麻倉ミズハ:不可視の一撃が、今度こそ。怪物と成り果てた少女に突き刺さる。
織原冴希:「……っ」
織原冴希:「あんたは、よかったわね」
織原冴希:「まだ、意味を……持ち続けられて」
織原冴希:「……羨ましい」
織原冴希:そう零すと、血を吐いて倒れる。
麻倉ミズハ:「! ……冴希ちゃ……!?」姿を再び現しながら、駆け寄る。己の手で撃ち抜いておいて、おかしな話だが。
武知 織花:「…………」生やしていた腕を戻しながら銃口を下ろし、ただただ無言で眺める。
小鳥遊翼:二人を眺めつつ、携帯を取り出す。
小鳥遊翼:「“迦陵頻伽”や。…終わった。」
小鳥遊翼:「清掃班頼むわ。」
小鳥遊翼:電話を切ったあとも、
小鳥遊翼:じっと二人の背中を見つめていた。
伊丹たると:「…終わったか、ラテ、変なところ無いか?」
ラテ:「……ううん。でも、なんだか」
ラテ:「変な気分だ。なんでだろう?」
ラテ:「寂しいのかな」
伊丹たると:「…どうだろうな」
伊丹たると:「だが、そういう気分になるってこたあ、あんたも変じゃないってことだろ」
武知 織花:「……参った」
伊丹たると:「帰るぞ、…お前らもなと言いたいところだが、どうした武知さん」
武知 織花:寂しげに呟く仲間達を見ながら「……言葉、何も思いつかない」と、自分の無力さを思い知った。
武知 織花:「友達なら、何か言うべきなのかもなのに……ミズハちゃんにも……」
武知 織花:「冴希ちゃんにも……」
武知 織花:それ以上は、何も呟けなかった。
伊丹たると:「……別に、そういうのは急がなくていーよ」
伊丹たると:「返ってシャワーでも浴びたりしながら、ゆっくり考えな」頭をぽんぽんと叩き、帰投すると連絡を入れた
墨染鷲一:「……向こうじゃ」
墨染鷲一:「もっとまともなやつに拾われな」亡骸に、それだけ声をかけた。


GM:バックトラック。
GM:Eロイスは『虚実崩壊』『マジカル☆リクエスト』『ありえざる存在』の3つ。
GM:振る方はどうぞ。
武知 織花:振りません。
小鳥遊翼:振らない!
麻倉ミズハ:振ります、の前に、最後のメジャー侵蝕上げ忘れたので上げます。
麻倉ミズハ:麻倉ミズハの侵蝕率を4(→ 4)増加 (119 → 123)
伊丹 たると:振ります
伊丹 たると:3d10
DoubleCross : (3D10) → 9[1,3,5] → 9

麻倉ミズハ:123-3d10
DoubleCross : (123-3D10) → 123-19[9,9,1] → 104

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を9減少 (110 → 101)
伊丹 たると:このまま等倍で
武知 織花:では等倍で振ります。
伊丹 たると:4d10
DoubleCross : (4D10) → 24[9,4,9,2] → 24

伊丹 たると:伊丹 たるとの侵蝕率を24減少 (101 → 77)
伊丹 たると:帰還…!
武知 織花:101-6D10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-40[6,4,5,9,8,8] → 61

麻倉ミズハ:104からロイス6本、等倍振りで。
麻倉ミズハ:104-6d10
DoubleCross : (104-6D10) → 104-36[8,7,10,5,2,4] → 68

武知 織花:4点で帰還!
麻倉ミズハ:4点で帰還。
小鳥遊翼:1倍振り
小鳥遊翼:107-6d10
DoubleCross : (107-6D10) → 107-29[8,3,4,2,7,5] → 78

小鳥遊翼:5点!
GM:全員帰還!おめでと~
武知 織花:帰ってきたぜ~!
GM:いつもの5点+シナリオ6点+Eロイス3点の14点に
GM:侵蝕分を合わせたのが最終獲得点になります
GM:何点になりましたか?
武知 織花:18点じゃい!
伊丹 たると:19点です
麻倉ミズハ:18点!
小鳥遊翼:19点!
GM:C((19+18+18+19)/3)
DoubleCross : 計算結果 → 24

GM:GMは25点もらうね~
武知 織花:お食べ!
GM:いっぱい食べて大きくなってね
小鳥遊翼:はーい!ムシャムシャ
小鳥遊翼:いただきます!
伊丹 たると:もぐもぐ!いただきます!
武知 織花:いただきます! ゴリゴリゴリ
麻倉ミズハ:おいしい! パクパク


【エンディング:小鳥遊翼】

GM:任務は完了した。
GM:後処理の一つには、墨染鷲一のイリーガルとしての再登録作業も含まれていたが。
GM:それもつつがなく終え、今は。
小鳥遊翼:小鳥遊翼と墨染鷲一は、小鳥遊の部屋の居間にいた。
小鳥遊翼:墨染が失踪してからあまり変わっていない。
小鳥遊翼:チルドレンからもらった小物などが増えたくらいだろうか。
小鳥遊翼:二人が座るためのクッションとテーブルがあり、
小鳥遊翼:並んでテレビを見るためのソファもそのままだ。
小鳥遊翼:テーブルにつまみとワインを置く。スーパーで買ってきたものだ。
小鳥遊翼:「イチくん。つまみ広げといて。」
墨染鷲一:「んー」
小鳥遊翼:戸棚から二人のグラスを出している。
小鳥遊翼:それぞれのグラスにワインを注いで、持ち上げる
小鳥遊翼:「お疲れ、イチくん。」
墨染鷲一:「お疲れ、翼」
小鳥遊翼:ワインを一口。
小鳥遊翼:再会の喜びよりも、疲労感と寂寥感の方が強い。
小鳥遊翼:しばらく、二人とも無言でグラスを傾けていた。
小鳥遊翼:「なぁ。」
墨染鷲一:「……ん?」
小鳥遊翼:「前、向ける?」
墨染鷲一:「ん。ああ……」
墨染鷲一:「……久しぶりに、武器を弄って」
墨染鷲一:「ああいうのは、悪くねえなとは思ったな」
小鳥遊翼:「………そっか。」
墨染鷲一:「ずっと、誰かの厚意に甘えっぱなしだったからな」
墨染鷲一:「自分でもなんかやらなきゃならねえだろって思ってはいるが」
墨染鷲一:「この状況で言ってちゃ説得力もねえか……」
小鳥遊翼:「甘えりゃええねん。」
小鳥遊翼:「ウチかてみんなに甘えとる。」
小鳥遊翼:「……織原さんを止めるのも、みんながいなきゃ出来へんかった。」
墨染鷲一:「……ああ」
小鳥遊翼:墨染の肩に寄りかかり、頭を置く。
小鳥遊翼:「これからどうすんの?」
墨染鷲一:「どうって、何が」頭を撫でながら。
小鳥遊翼:「アホ。イリーガルになったはええけどどう生活するんや。」
小鳥遊翼:「ヒモを飼う趣味ないでウチ。」
墨染鷲一:「いやどうって……別にエージェント時代の給与だってまだ残ってるし」
小鳥遊翼:言葉は厳しいものの、そのまま撫でられている。
墨染鷲一:「売れ線取れそうな研究の種だってある。迷惑かけねえよ」
小鳥遊翼:「……戻って来たりは、しないんや。」
墨染鷲一:「……」
小鳥遊翼:「ええよ。」
小鳥遊翼:「”不運”を見たんやろ。何度も何度も。」
小鳥遊翼:「そら、キツいわ。」
墨染鷲一:「……厳しくしてやることで、外でそうならねえようにするつもりだったんだけどな」
墨染鷲一:「結局、ろくに教えられずどっか行きやがって」
墨染鷲一:「まとめて向こう行きしてやがってた」
小鳥遊翼:「…………。」
墨染鷲一:「教官向きじゃなかったんだろうな。翼先生のようには行かねえみたいで」
墨染鷲一:「……そっちゃ随分と慕われてんじゃねえか」
小鳥遊翼:「………ウチも、何度か見たよ。」
小鳥遊翼:「”堕ちる”の。」
墨染鷲一:「……そうか」
小鳥遊翼:「………みんな苦労してんねんで。」
小鳥遊翼:「教官はしんどいわ。」
小鳥遊翼:「…けど、。」
小鳥遊翼:「隣で誰かが支えてくれるから、まだ立ってられんねん。」
小鳥遊翼:墨染の顔を見上げつつ
墨染鷲一:「それを言えるのがすげえよ……居なくなって悪かったな」
小鳥遊翼:背伸びして、二人の影が重なる。
小鳥遊翼:部屋に静寂が広がる。
小鳥遊翼:「ぷぁ………」
小鳥遊翼:「キミ、チーズばっか食い過ぎやで。」
墨染鷲一:「……腹減ってんだよ。それくらいしか膨れるもんねえだろ」
墨染鷲一:「てかお前は何食ってんだよ……えらく甘えが」
小鳥遊翼:「んー?女の子言うたらスイーツやろ。」
小鳥遊翼:小さいカステラのような袋入りの菓子だ。
小鳥遊翼:「坊ん達に貰ったんや。」
墨染鷲一:「お前、そんなのあるなら言えよ……」
小鳥遊翼:「キミがウチの分のチーズも食ったからや。」
小鳥遊翼:袋菓子を墨染に押し付ける。
墨染鷲一:「ガキみたいな対抗すんなよ……」
墨染鷲一:それを受け取って。
小鳥遊翼:「後はキミのでええで。」く、とワインを飲み干して。
墨染鷲一:「そりゃ助かるわ。黙ってたけどな」
墨染鷲一:「正直酒よりこっちのほうが好きなんだわ」
小鳥遊翼:「?」
小鳥遊翼:「ガキやん」ぷっと噴き出す
墨染鷲一:「……うるせえ」
小鳥遊翼:「おなかいっぱいお食べ、イチく~ん。」
小鳥遊翼:立ち上がって、頭をよしよしと撫でる
小鳥遊翼:「先シャワー浴びてくるわ。」
墨染鷲一:「お~」それを見送って。
墨染鷲一:「……そういや、ガキが苦手って話もしてないっけか」
墨染鷲一:「まあ……わざわざ言うことでもねえか。あいつにゃ関係ねえし」


【エンディング:武知織花・麻倉ミズハ】

武知 織花:ごく普通のカラオケボックスの一室。丁度、織花が曲を歌い終わったところ。
麻倉ミズハ:「お上手ですね~」ぱちぱちと拍手。
麻倉ミズハ:自分もアイドル・ソングをなんとフリ付きで歌い上げた直後であるが。
武知 織花:「ふふ。結構練習したから」
武知 織花:先日の事件を気にしてもいないような姿を見せつつ、ソファに座ってまともな味のパフェを食べ始める。
麻倉ミズハ:「クラスの皆さんもカラオケ、よく来ますからね。ストレス発散だ~って」
麻倉ミズハ:こちらも次の曲を入れるのは後にして、ハニートーストにフォークを入れる。
武知 織花:「ストレスなくても来るけどね、あたしの場合」もぐもぐ。
武知 織花:「ミズハちゃんは……ストレス解消目的が多かったりすんの? いや、ガチで歌ってるならそれだけじゃないか」
麻倉ミズハ:「ふふふ~、実はアイドル志望を……してたのは一日だけだったんですけどね。任務で」
麻倉ミズハ:「その時に、歌っていうのは凄いんだな~、と思わされたりしまして。今ではすっかり趣味です」
武知 織花:「そうなんだ? 初耳。近くで見てたかった」
麻倉ミズハ:「ふふ。お友達でも、初めて聞くことはいっぱいあるということで」
麻倉ミズハ:「……あの日。初めて聞いたことを、もっと追及していたら。背を押してしまっただけでは、終らなかったのかなぁ……」
武知 織花:「……難しいよ、そこらへんは」
武知 織花:「聞いてほしくない子には、逆効果だったりするじゃん」
麻倉ミズハ:「……です、ね」結局、何が正解かなんて、後になってみなければ分からないのだ。
武知 織花:「……じゃあ、後悔しないように訊くけどさ」
武知 織花:ソファの上で少しずつ距離を近づけて「……へっちゃらなふりしてたりしない?」と質問をする。
麻倉ミズハ:「……ちょっとだけ。無理してますね。……これでも、私。過去には色々してはきたんですけど」
麻倉ミズハ:「自分で殺めた友達を看取るのは、流石に初めてで。……もっと、なんとかできなかったのかな、って」
武知 織花:「…………あたしの方は、また繰り返さないようにしないとって思ってたら、薄情なくらい何とかなりそうだから」
武知 織花:「だから……肩とかなら、貸せるよ」
武知 織花:自分とは違い、彼女は直接相手を殺めている。であれば、相当に参っているだろうというのは想像に難くなく……。
武知 織花:せめて、出来ることをと考えた結果の一言だった。
麻倉ミズハ:「ふふ。私の方がお姉さんなのに……でも」腰を浮かせて、隣に行って。こてんと首を肩に預ける。
麻倉ミズハ:「ありがとうね」触れている箇所が温かい。
武知 織花:「関係ないでしょ、こういうのは」体重がかかってすぐに、片手を彼女の頭に伸ばす。
武知 織花:「負担、かけさせたね。ごめん。ミズハちゃんは頑張った」優しく頭を撫でながら、呟くように伝える。
武知 織花:「えらいえらい。本当に、えらいよ」
麻倉ミズハ:「……もーっ。織花ちゃんだって頑張って、えらかったんですからね」お返しのように手を彼女の頭に伸ばす。
武知 織花:「ん、そっか……あたし、偉かったんだ。やった」嬉しそうに顔をほころばせる。
武知 織花:「やっぱ、方向性とか間違えなかったらさ……」
武知 織花:「……褒められるために戦うのも、ありだよね」
麻倉ミズハ:「……えぇ。そう、思います」
武知 織花:「ミズハちゃんがまた頑張ったら、こうやって褒めるからさ。だから、急にいなくなるかもって心配はしなくていいよ」
武知 織花:「これからも安心して、一緒にいてね」
麻倉ミズハ:「えぇ。私だって、織花ちゃんが生きてる世界を守って、その中に私も居ますから。安心してください」
武知 織花:「やった。じゃあ、うん。遠慮なくそうする」
武知 織花:ふふっ、と……喜びからか再び笑顔が咲いた。
麻倉ミズハ:「……じゃ、歌い倒しちゃいましょうか。フリータイム、まだ時間はたっぷり残ってますし」マイクを手に取って。
麻倉ミズハ:狭い部屋に、二人の声が響きだす。……あともう数時間は、やみそうにない。


【エンディング:伊丹たると】

伊丹たると:さっき淹れたコーヒーをテーブルの脇に置き、朝届いた1kgの飴のアソートの袋を開ける
伊丹たると:そのまま部屋で味ごとに山を作って並べ、適度に積もってきたら袋に入れる
伊丹たると:コーヒーカップと抽出器具以外ろくすっぽ置いてない部屋で馬鹿らしいことをしている覚えはあるが、これも立派な戦闘準備の内だ
伊丹たると:「…で、こんな部屋じゃそれ以外やることないって言うのはわかるが」
伊丹たると:「ちょっと近すぎねえ?」
ラテ:「しかたないだろ?」少年の姿は、薄れて消えかかっている。
ラテ:「今しか出来ないんだから」
伊丹たると:「ってかさっきまで気付かなかったけど薄いなあんた!?」
GM:技術部の話では、“彼”の現出は、ジャームの以上出力のレネゲイド
GM:その余波によるものであると。それはすなわち。
ラテ:「あれ、説明聞いてなかった?」
ラテ:「僕、もうすぐ消えるよ」
ラテ:「いや別に消えても死ぬわけじゃないんだけど……」
伊丹たると:「いやそれは聞いてたけどなんかそんな急に消えるもんなのか!?」
ラテ:「ん~。みたい?」
ラテ:「僕も詳しく知らないからな」
伊丹たると:「あと消えそうなのになんでそんな反応薄いんだよ…」
ラテ:「いや、だって」
ラテ:「使い続けてくれるんでしょ?」
ラテ:「だったら、別に一緒じゃない」
伊丹たると:「………」何かをごまかすようにコーヒーを一口飲んで
伊丹たると:「…それは、そう」
ラテ:「またふとした拍子に出るかもしれないらしいし」
伊丹たると:「…そーかよ」
伊丹たると:「だったら俺にできるのはクレームにならねーように祈りつつ丁寧に使うくらい、か」
ラテ:「やだなあ。僕がクレームを言ったことなんてあった?」
ラテ:「大丈夫だよ。飴結構好きだし」
伊丹たると:「こういうのに絶対はねーからな、でもま、異物装填しても気に入ってくれんならひとまずは安心か」
ラテ:「素敵な名前もくれたしね。しかし、結局……」
ラテ:「思い出しても、名前なんて無かったな」
伊丹たると:「無かったのか」
ラテ:「うん。冴希は特に呼んでくれてなかったみたいだ」
ラテ:「だから、僕はこれからも“ラテ”だ」
ラテ:「伊丹くんのくれた名前」
伊丹たると:「そ、まあ気まずくなる要素が無かったならいいわな」
伊丹たると:「これからは気兼ねなく呼べる、不審者にならない範囲だが」
伊丹たると:からん、と最後の飴をより分けて
ラテ:「うん。呼んでくれると、嬉しいや」
伊丹たると:「んじゃラテ、これからもよろしく」
伊丹たると:開いた手で握手の一つでもできないかと手を差し出す
ラテ:「うん。よろしくね、伊丹くん」
ラテ:す、と。手を出して。それがすり抜けて。
ラテ:彼の姿が消えるが。
GM:君の手には、感触がある。
GM:グリップの感触。いつの間にか、銃を握っていた。
伊丹たると:「…言っておくが、結構仕事はハードだぞ」
伊丹たると:鼻を鳴らし、銃をテーブルに置く
伊丹たると:彼が放つことになるであろう、7色の砂糖菓子の弾丸とともに
-:別に、僕は大して特別じゃない武器だと思う。喋れてたこと以外は、普通の。
-:だけど、こうして。篤実なる者に、拾われ、選ばれたのであれば。
-金銀の武器(ヘルメースザクス)よりも、価値のある"普通"なんだって。そう思えた。
GM:----
GM:『ヘルメースザクスは篤く』 終
GM:----