『GUARDIANS』(GM:すかいはい)


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雷神の系譜(レクス・サンダラス)六堂(りくどう)結葵(ゆうき)キャラシート(PC1:EXst)
“ミルクアンドハニー”細川(ほそかわ)瑠璃良(るりら)キャラシート(PC2:DT)
“アサルト”穂苅(ほがり)好加(よしか)キャラシート(PC3:御影)
“センチュリオン”御崎(みさき)兵一(へいいち)キャラシート(PC4:馴染)

【Index】

オープニング:六堂結葵&細川瑠璃良
オープニング:穂苅好加&御崎兵一
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ハンドアウトシーン
ミドルフェイズ4
ハンドアウトシーン
ハンドアウトシーン
ミドルフェイズ5
ミドルフェイズ6
ハンドアウトシーン
クライマックス1
クライマックス2
エンディング:合同
エンディング:御崎兵一
エンディング:穂苅好加
エンディング:六堂結葵&細川瑠璃良

【プリプレイ】

GM:では、これからセッションを始めていきたいと思います。
GM:まずはPCの自己紹介からです。
GM:自己紹介はPC番号順にやっていきますね。
GM:最初はPC①! 六堂さん、お願いします!
六堂結葵:はい!
GMキャラシート
六堂結葵:「六堂結葵、どうかよろしくお願いします」
六堂結葵:「さてと……頑張るか。今回は瑠璃ちゃんもいるしね」
六堂結葵:六堂結葵(りくどう・ゆうき)。17歳の女子高生。
GM:きゃー、結葵さーん
六堂結葵:母親はUGNのエージェント、父親は同じくイリーガルという二人のオーヴァードから生まれました。
六堂結葵:どうもどうも
GM:エリートの家系だ
六堂結葵:当人も生まれついてのオーヴァードですが、両親からは最低限の教えのみを受けるに済ませ。チルドレンとしての路は進ませていなかったものの
六堂結葵:R案件に巻き込まれたりで結局イリーガルとして活動する道を親に認めさせ。ブラックドッグ用試作武装の機攻殻剣を与えられて現在に至ります
GM:強い武器!
六堂結葵:いつか母と父のように運命的な出会いがないかと考えつつ過ごす毎日ですが、今回は何か重大事件の予感がします。
GM:重大かも
六堂結葵:構成は肉体特化。レイジングブレイドとフォールンサラマンダーで殴って斬る、それだけ
GM:シンプル!
六堂結葵:100%以降は《フルパワーアタック》《雷神の降臨》《ロケッティア》で砲弾と化すくらいです。
GM:暴力的!
六堂結葵:成長としては《バリアクラッカー》で当たりさえすれば全部ぶち抜くようになりました。全部むしすれば相手は倒れ……るといい!
GM:やばいぜ
六堂結葵:ミドルについては気休めのギャランティプラスとコネでお祈りですが、無事に済みますように。
六堂結葵:以上、よろしくお願いします
GM:はーい。
GM:では、そんな結葵さんのノーマルハンドアウトはこちら!
Nハンドアウト(PC①:六堂結葵)
ロイス:ラハブ・アブド=アルマリク(公式リプレイ・ナイツPC)
  推奨感情 P:有為/N:敵愾心
 キミはUGNの両親を持つイリーガルの女子高生だ。UGNからの命令で、キミは仲間である細川瑠璃良とともにある任務を請け負った。それは、FHと内通していたUGNイリーガルの少女を、UGN本部査察部第4課に引き渡すために護送するというものだ。護衛対象の少女とキミたちを乗せて列車は動き出す。
 だが、列車が走り始めてからしばらくして、突如キミたちは襲撃を受けることになる。応戦したキミの前に立ちはだかったのは、炎を自在に操る灼熱の魔神だった。
GM:今回はどうもちょっとした護衛任務のようですね。友人の細川さんも一緒です。
GM:OPも細川との合同OPだ。
六堂結葵:瑠璃ちゃんと一緒は安心だけど内容が相手が安心できない~
六堂結葵:頑張ります!
GM:シナリオロイスはラハブ・アブド=アルマリク。ナイトフォールの一員ですね。
GM:キミの敵として現れるようなので、頑張ってください
GM:では、次!
GM:次はそんな友人枠。PC②!細川さん、お願いします!
GMキャラシート
細川瑠璃良:はーいっ♪
細川瑠璃良:ほそかわ・るりら。
GM:るりら!
細川瑠璃良:女子高生/UGNチルドレン。
GM:チルドレンとはね
細川瑠璃良:完璧美少女としてのカヴァーを持ち明るく元気に振る舞っています。
GM:本性は……?
細川瑠璃良:本性は完璧美少女として辛辣気ままに振る舞っています。
GM:あかんやん
細川瑠璃良:どっちも完璧なんだからいいでしょ
GM:いいのかなぁ
細川瑠璃良:レネゲイド隠すのはあんま好きじゃないな~って気持ちはあるけど
細川瑠璃良:他の組織がアホすぎるので消極的なUGN派です
GM:SOGとかも頑張ってるのになぁ
細川瑠璃良:論外
GM:そんな……
細川瑠璃良:シンドロームはサラマンダー/ソラリス。熱殺蜂球を駆使するミツバチ使い。
GM:ミツバチ!かわいい!
細川瑠璃良:回避不可範囲攻撃とガード&カバーと高い社会とバディムーヴがあるのでだいたい完璧美少女です
GM:こわ……
細川瑠璃良:成長で2種のダメージ増加と蘇生も持ち美少女に磨きがかかりました
GM:かわいい~
細川瑠璃良:今回もみんなに好きになってもらおうと思います よろしくね~
GM:はーい。GMも好きになります!
GM:では、そんな細川のハンドアウトはこちら!
細川瑠璃良:苗字になった
Nハンドアウト(PC②:細川瑠璃良)
ロイス:強羅瑠璃(公式リプレイ・ナイツPC ※ヒューマンリレーション20ページ参照)
  推奨感情 P:有為/N:敵愾心
 キミは表向きは完璧美少女として振る舞っているUGNチルドレンだ。UGNからの命令で、キミは仲間である六堂結葵とともにある任務を請け負った。それは、FHと内通していたUGNイリーガルの少女を、UGN本部査察部第4課に引き渡すために護送するというものだ。護衛対象の少女とキミたちを乗せて列車は動き出す。
 だが、列車が走り始めてからしばらくして、突如キミたちは襲撃を受けることになる。応戦したキミの前に立ちはだかったのは、強靭な爪牙を持った白銀の人狼だった。
細川瑠璃良:なによその犬ころ!
GM:友人の六堂さんと一緒にちょっとした護衛任務に向かうことになります。
GM:気軽に頑張ってきてほしい。
GM:シナリオロイスは強羅瑠璃。ナイトフォールの隊長です。
GM:名前が似てる
細川瑠璃良:ヤバい女じゃない
細川瑠璃良:ほんとだ……
GM:そういう共通点をきっかけに仲良くなったりするといいでしょう
細川瑠璃良:立ちはだかってるのに……
GM:では、頑張って切り裂かれてください!
GM:次!
細川瑠璃良:ズバーッ
GM:次はPC③。穂苅さん、お願いします!
穂苅好加:アイヨッ
GMキャラシート
穂苅好加:"アサルト"/穂苅好加/ホガリヨシカ/17歳/女性/高校生
穂苅好加:EXレネゲイド兵装"喰らい育つ槍(グローランス)"との契約により、オーヴァードになった女子高生です
GM:天下無敵の女子高生だ!
穂苅好加:世界中の人に出来るだけ笑顔でいてもらいたいと思っているので、笑顔を守るためにUGNで頑張ってます。
穂苅好加:JKは無敵
GM:えらいねぇ
穂苅好加:でもまだ学業優先なのでエージェントでなくイリーガルです。
穂苅好加:死んだ肉体をレネゲイドで動かしてる都合上異様に燃費が悪く、何かにつけておやつを食べています。
GM:たくさんお食べ
穂苅好加:何か欲しくなったら言ってね。餓死しないようにたくさんお金貰ってるから(ギャランティプラス)
穂苅好加:"喰らい育つ槍"で攻撃したり、相手のレネゲイドを喰らって能力をパクったり、出力を高めたりします。
GM:パクリだ
穂苅好加:データ的には尾を喰らう蛇で背徳の理を発動してなけなしの命中率を高め、巨人の斧と混沌なる者の槍パワーで殴ります。
穂苅好加:喰らわれし贄や異形の捕食者で攻撃力を後付けしたり、異世界の因子でちょっと器用なことをしたりもできます
GM:ぶん殴ろう
穂苅好加:そんな感じ!よろしくお願いします!
GM:はーい。よろしくお願いします
GM:では、そんな穂苅さんのノーマルハンドアウトはこちら!
Nハンドアウト(PC③:穂苅好加)
ロイス:“神の報復”マリア・チェスノコフ(公式NPC ※上級ルールブック93ページ参照)
  推奨感情 P:連帯感 /N:隔意
カヴァー/ワークス:指定なし/UGNチルドレン
 キミは、UGNエージェント、もしくはチルドレンだ。キミは、御崎兵一とともにUGN本部査察部第4課隊長のマリア・チェスノコフから呼び出され、任務を受けた。現在、FHと内通していた裏切り者の少女をエージェントに護送させているが、その護送列車がFHからの襲撃を受ける可能性が高いのだという。
 現地のエージェントと合流し、無事に裏切り者の少女を送り届けるのがキミたちの任務だ。マリア・チェスノコフの査察部としての非情さとそれに付随する後ろ暗い噂はキミも聞き及んでいる。万事抜かりなく任務をこなすとしよう。
GM:PC④と一緒に護衛任務に増援として向かうことになります。
GM:なんかFHに狙われているみたいですからね。助けてあげなきゃ。
穂苅好加:査察部……?はよくわからないけど、よろしくお願いします
穂苅好加:助けてあげなきゃね
GM:シナリオロイスはマリア・チェスノコフ。怖い女の人です。
穂苅好加:こわいんだ……肉まん食べます……?
マリア・チェスノコフ:食べると思う?
穂苅好加:……ともかく、よろしくお願いします!
GM:そんな感じで脅えつつ頑張ってください!
GM:次!
御崎兵一キャラシート
GM:最後は今回の黒一点!PC④、御崎さん、お願いします!
GM:あっ、ハヤイ!
御崎兵一:閣下の懐刀となればこれくらいはな。
御崎兵一:御崎兵一です。20歳のUGN本部エージェント。
GM:懐刀!
御崎兵一:よく笑いよく喋る朗らかな青年です。思想的にはUGN改革派ですが、現場レベルでは誰とでも、日和った穏健派の皆様とも協調できるよ。
GM:爽やか~
御崎兵一:内には強い攻撃性を秘めていますが、裏切られたりしない限りそれが味方に向くことはないでしょう。UGN内外の敵と戦ってきた歴戦の本部エージェントゆえ、制御は完璧。
GM:さすがだ
御崎兵一:UGN改革派の急先鋒にして、今もっとも強い力を持つ評議会議員、アッシュ・レドリック閣下の薫陶を強く受けた、改革派の尖兵。
GM:強そう
御崎兵一:そのことを特に隠したりすることもなく、閣下の懐刀として肩で風を切りUGNとして働いています。
御崎兵一:でも内心では閣下に本当に必要とされているか心配。実家が太いばっかりにな……
GM:実家がある人は大変
御崎兵一:それぞれ苦労があるということだね。
GM:なるほどなぁ
御崎兵一:性能としては《サイレンの魔女》使い。基礎性能はちょっと控えめになりますが……
GM:そうなのね
御崎兵一:エンブレム:サンズエージェント、リアクション不能の《終焉の残響》、カバーリング不能の《不可避の魔弾》という3種のブースターを携え、敵対者を殲滅します。
GM:なんかヤバそう
御崎兵一:閣下のコネやDロイス:懐刀のおかげでミドルもそこそこ頑張れる。
御崎兵一:アッシュ閣下のご期待に添えるよう全ての力を尽くしましょう。
GM:すごいぜ
GM:では、そんな御崎くんのノーマルハンドアウトはこちら!
Nハンドアウト(PC④:御崎兵一)
ロイス:“ミリオンサンズ”アッシュ・レドリック(公式NPC ※上級ルールブック91ページ参照)
  推奨感情 P:尊敬/N:不信感
カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
 キミは、UGNエージェント、もしくはチルドレンだ。キミは、穂苅好加とともにUGN本部査察部第4課隊長のマリア・チェスノコフから呼び出され、任務を受けた。現在、FHと内通していた裏切り者の少女をエージェントに護送させているが、その護送列車がFHからの襲撃を受ける可能性が高いのだという。
 現地のエージェントと合流し、無事に裏切り者の少女を送り届けるのがキミたちの任務だ。しかも、この任務は中枢評議員のアッシュ・レドリックからの直々の命令なのだという。上手く手柄を立てれば出世の道も開けるかもしれない。
御崎兵一:閣下!
GM:どうもアッシュ・レドリック直々の任務で、ちょっとした護衛任務に向かうことになるようですね。
GM:PC③の穂苅さんも一緒だ。女子と一緒で嬉しいね。
御崎兵一:おまかせください。いつものように完全に任務をこなして見せましょう。
GM:さすがだぜ。
GM:シナリオロイスはアッシュ・レドリックですが、御崎くんはもう初期ロイスで取っているようなので
御崎兵一:当然取っているぜ
GM:代わりにマリア・チェスノコフに取ってもらうことになるかなぁと思います
御崎兵一:いいでしょう
GM:優秀なエージェントとしてバリバリ任務をこなしてきてください!
御崎兵一:奴も閣下の弾丸の一つだからな……
御崎兵一:こなしてやるぜ。完璧にな!
GM:そうね……(よくわかってない)
GM:では、そんな感じでお願いします!
GM:これでPCの自己紹介は終了。
GM:次にPC間ロイスの取得に移ろうと思います
GM:ただ六堂さんと細川さんはお互いに初期ロイスで持っているみたいなので
GM:どういう順番がいいかな
御崎兵一:最近は結構取らないことも多いぜ
GM:六堂さんは御崎くんの、細川さんは穂苅さんの、穂苅さんは六堂さんの、御崎さんは細川さんのロイスを取得してもらおう
穂苅好加:はーい
GM:これで一巡してるはず
六堂結葵:了解です
GM:どう考えても今まで接点ないな……って人はセッションが始まった時に会った際の感情を想定して取ってもいいよ
細川瑠璃良:今まで接点……
細川瑠璃良:めちゃある
GM:あった
GM:じゃあ、仲良くしなさい
御崎兵一:細川瑠璃良/○信頼/軽視
GM:なんならSロイスにしなさい
GM:軽視しとる
御崎兵一:優秀らしいけどいかにも小娘なので
GM:大して年は違わないでしょ!
細川瑠璃良:ゆるせない
六堂結葵:初見ですがUGNのなんかすごい人のようなので「誠意/〇不安」で。何か怖い
細川瑠璃良:-友人/穂苅好加/信頼/憤懣:○/ロイス
GM:憤懣してる
穂苅好加:六堂結葵 〇綺麗な人/心配 完全に第一印象。小さいけど大丈夫かな
細川瑠璃良:友人
御崎兵一:こわくないのになあ
穂苅好加:お、怒られている……
細川瑠璃良:怒ってるよ!
GM:大きさの問題だったか
六堂結葵:ちっちゃくな…ちっちゃかったわ
細川瑠璃良:でっかいでしょ
GM:なんのことだろ
穂苅好加:はて……
GM:では、キミたちにとって大事な絆ですので、しっかりとメモ欄かどこかに書き留めておいてね!
御崎兵一:沸いてきたぜ
GM:それでは、PC間ロイスの取得はこれで終了!
GM:最後に今回のトレーラーを読み上げたらいよいよセッションに入っていきたいと思います!

■トレーラー ――20年前。
ライアン・フィランダー博士が率いる発掘隊の乗った輸送機が撃墜され、未知のウイルスが世界中に拡散する。
――16年前。
アルフレッド・J・コードウェル博士と仲間たちがユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワークを結成する。
――11年前。
実験中の事故で、アルフレッド・J・コードウェル博士が死亡。それを受け、12人の評議員からなる中枢評議会が発足される。
――現在。ある冬の日。日本時間19時52分32秒。
死亡したはずのアルフレッド・J・コードウェル博士がFHエージェントを名乗り、帰還。世界中のメディアをジャックし、UGNへの敵対を宣言する。
――数日前。
日本の関東近郊の都市で、UGNとFHの衝突の末、FHのジャーム兵器によって数十人の死傷者を出す事件が起きる。
――本日、定刻。
事件時にFHと内通していたUGNイリーガルの少女を査察部第4課に引き渡すため、護送列車が出発する。
だが――、その警笛の音は、少女たちを陰謀の渦へと巻き込む始まりの合図だった。
友情のため。矜持のため。栄達のため。秩序のため。
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。このままの日々を、ずっと続けるために。
守護者たちは、戦いと謀略の舞台へ上がる。

ダブルクロス The 3rd Edition 『GUARDIANS』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:それではダブルクロス The 3rd Editionシナリオ『GUARDIANS』、始めていきたいと思います!
GM:よろしくお願いします!
六堂結葵:よろしくお願いします!
細川瑠璃良:よろしくおねがいします!
御崎兵一:よろしくお願いします!
穂苅好加:よろしくお願いします!
GM:まずはオープニングフェイズからです。
GM:最初はマスターシーンからです。
GM:マスターシーン。
GM:数日前。日本、関東近郊。某市。
GM:UGNとFHの衝突の最中。
GM:「Eロイス:破壊神顕現」が6つ使用される。
GM:市街地で次々と爆発が起きる。
GM:高層ビルが傾き、倒壊していく。
GM:爆発を見上げながら少女は膝から崩れ落ちた。
不破歩未:「そんな……止められたはずなのに……!」
GM:立ち込める粉塵の中、少女の慟哭が響く。


GM:UGN本部。アッシュ・レドリックの執務室。
GM:上等なスーツ姿の男は、サングラス越しに窓の外を見つめる。
GM:怜悧な雰囲気の女が、その傍らに控えたまま報告をした。
マリア・チェスノコフ:「……この件、いかが致しますか。アッシュ様」
アッシュ・レドリック:「FHのジャーム兵器、か。キミはどう思うかね?」
マリア・チェスノコフ:「使えるかと」
アッシュ・レドリック:「では、そのようにしたまえ」
GM:女が立ち去ると、男はうっすらと笑みを浮かべる。
アッシュ・レドリック:「さて、これから忙しくなりそうだな」


GM:UGN中枢評議会、議場。
GM:“総議長”ヨシュア・ランカスター。
“応龍”李文龍。
“アレグリアス”イサベル・リンディ。
加賀美義彦。
ジェーン・ブレスラー。
テレーズ・ブルム。

GM:議場にはそうそうたる面々が揃っている。
GM:モニターに映し出されているのは、大きな爆発と倒壊する高層ビルの様子だ。
GM:アッシュ・レドリックは、拳を振り下ろしながら演説をぶつ。
アッシュ・レドリック:「見たまえ、この悲惨な光景を! 結果的に数十人の死傷者が出ることになった。これこそUGNの弱体化の証明と言えよう!」
アッシュ・レドリック:「我々に必要なのは、さらなる体制の強化! さらなる戦力の増強だ! そう、今こそ世界を守るために!」
GM:議場内に男の声が響く。
テレーズ・ブルム:「……っ!」
GM:肩にフクロウを乗せた金髪の少女――テレーズ・ブルムは苦々しい顔をしながらその様子を見つめていた。
GM:マスターシーン終了。


【オープニング/六堂結葵・細川瑠璃良】

GM:というわけで、ここからは改めてPCたちのOPに入っていきますよー
GM:まずは六堂さんと細川さんの合同OPです。
GM:二人はダイスを振って侵蝕率を上げてください。
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 8)増加 (38 → 46)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1D10(→ 6)増加 (39 → 45
GM:行動値が増えた
GM:このシーンは、不破歩未(ふわ・あゆみ)という容疑者の少女と三人で列車の中でのんびり過ごすシーンになります。
GM:のんびりしていると敵襲があるぜ。
GM:では、まずはシーンの描写から。


GM:――N市鉄道駅。警笛の音が響く。
GM:UGNの護送列車がゆっくりと走り出す。
GM:人のいない車内では、ボックス席に三人の少女が腰かけていた。
GM:車窓からは、過ぎ去っていく街並みの景色が見える。
GM:キミたちの間に座っているセミロング髪型の無表情な少女は窓の外を見つめている。
不破歩未:「…………」
不破歩未:「おめでたい人たち」視線を背けたままポツリと呟く。
細川瑠璃良:「うん?何がかな?」
細川瑠璃良:「教えてくれると嬉しいな~」
六堂結葵:「お弁当くらいはあればよかったんだけどな……」とぼやいた矢先。声に視線を向けて
不破歩未:「いいえ、何も。任務ご苦労様って言ったんです」
GM:FHへの内通者であるこの不破歩未という少女を無事に査察部第4課に引き渡すのがキミたち2人に与えられた任務だ。
不破歩未:「護衛、よろしくお願いしますね。大事な任務なんでしょう」
六堂結葵:「うん。UGNのお仕事はどれも大事だしね、手を抜けるものじゃないし」
細川瑠璃良:「そりゃあ。大事だよ?」
細川瑠璃良:「あなたのことを守る任務だからね」
不破歩未:その言葉を聞き、うんざりしたような顔をする。
不破歩未:「交渉術が得意なんですか?」
細川瑠璃良:「歩未ちゃんが乗ってくれないなら得意じゃないよ~」
不破歩未:「この人、なんとかなりません?」小さくため息を吐くと結葵に言う。
六堂結葵:「まぁまぁ」状況を考えれば態度が辛辣になるのもわかるが。なるべく穏やかに
不破歩未:「あからさまに猫かぶっているのが分かると、それはそれで対応に困るというか」
六堂結葵:「瑠璃ちゃん仕事に真面目だから。別に歩未ちゃんに何かあるとか、そういうんじゃないよ」
細川瑠璃良:「ひど~い」
不破歩未:「真面目? 不真面目に見えますけど」じろじろと細川さんの方を見る。
細川瑠璃良:「私の仕事は、歩未ちゃんを守ることだよ」
細川瑠璃良:「いま無事ってことは、仕事になってるってこと。サボってるみたいに見えちゃうかもだけど……」
細川瑠璃良:「なにもないほうがいいのはそうじゃない?」
不破歩未:「それはそうね」
不破歩未:「…………」
不破歩未:「……しりとりでもします?」
細川瑠璃良:「いいよ。何から?」
六堂結葵:「なんか小学校の遠足思い出すなぁ。懐かしい」
不破歩未:「いいんだ」少し驚いたような顔をする。
不破歩未:「こうやって電車に乗っていると遠足とか修学旅行っぽいですよね」
不破歩未:「……リンガ泊地」
不破歩未:急にしりとりを始めている。
六堂結葵:「中学の頃は隣に誰が座るかとか期待してたなー。チンジャオロース」
細川瑠璃良:「そうなの?スイーツ」
不破歩未:「期待?何を? ツンドラ地帯」
六堂結葵:「友達がいればいいなーってね。やっぱり気を許せる相手がいる方が楽しいし」
六堂結葵:「インディージョーンズ」
細川瑠璃良:「好きな男の子じゃないんだ?ズ……?」
不破歩未:「友達と一緒ならっていうのは分かるけど。ズじゃなくて、スでもいいですよ」
細川瑠璃良:「本当?じゃあ好き!」
不破歩未:「私は嫌いですけど」
六堂結葵:「いやぁ。下手に人気の男子が座ったりすると他の女子が怖かったりね……」
不破歩未:「……今の、しりとり?」
細川瑠璃良:「うん。結葵ちゃん、いだよ」
六堂結葵:「また私「い」なんだけど」
不破歩未:「あ、『嫌い』でつながったんだ……」
不破歩未:「クラスのグループとか気にするの馬鹿馬鹿しくありません?」
細川瑠璃良:「まあ、学校って人数少ないもんね」
六堂結葵:「ん~。まぁ自分だけ気にしない手もあるんだけどね」
細川瑠璃良:「人生で私達の出会う人達に比べたら、全然だもん」
細川瑠璃良:「でもそういうことろで仲良く出来る子が見つかるのは、いいことじゃないかな」
細川瑠璃良:「私はみんなと仲良くしたいな~」
細川瑠璃良:「せっかくの出会いなんだもの」
不破歩未:「見た目の割に意外としっかりしてるんですね、細川さん」
六堂結葵:「瑠璃ちゃん大人だなー。そこは私も同じ意見だけど」
六堂結葵:「インパルス」
細川瑠璃良:「スポンジケーキ」
不破歩未:「機雷」
不破歩未:「……お二人はなぜUGNに?」
細川瑠璃良:「なんでってまあ……結葵ちゃんはイリーガルだけども」
六堂結葵:うんうん頭を抱え始めたところで
六堂結葵:「私は両親がUGNに関係してて。その流れで、能力もあったから」
不破歩未:「私もイリーガル。細川さんは違うんですか?」
六堂結葵:「私にできることもあるんじゃないかって。最初は反対されちゃったけどね」
細川瑠璃良:「うん。私はチルドレンだから……」
不破歩未:「両親の反対を押し切ってまでやることじゃないんじゃないですか?」
細川瑠璃良:「私もそんなとこ。みんなの事守りたいなって思うからかな?」
不破歩未:「噓くさ」
細川瑠璃良:「こんな力があるのなら、正しいことに使いたい」
不破歩未:「噓くさい……」
細川瑠璃良:「むー」頬を膨らませて。
六堂結葵:「こらこら」
不破歩未:「細川さん、何でも嘘臭く言う才能があると思いますよ」
細川瑠璃良:「本当?じゃあそうだな~。この旅は無事じゃないかも!」
細川瑠璃良:「これで安全になるってことだよね?」
不破歩未:「……とんち?」
細川瑠璃良:「だってそんな力があるなら」
細川瑠璃良:「いいことに使いたいでしょ」
細川瑠璃良:「あっ結葵ちゃん、いだよ。しれっとごまかしちゃダメだよ~」
不破歩未:「こんなところでまでキャラ作らなくてもいいのに」
六堂結葵:「ちぇー」
六堂結葵:誤魔化し切れなかったことに頬を膨らませて再び思考に入る
細川瑠璃良:「歩未ちゃんはどんなキャラだといいの?」
不破歩未:「素で」
細川瑠璃良:「私、頑張って歩未ちゃんの好きなキャラやって……」
不破歩未:「六堂さん、よくこれ嫌になりませんね?」
六堂結葵:「じゃあインディアナポリス」
不破歩未:「インディ……何?」
細川瑠璃良:「アメリカの都市だよ……ってか」
細川瑠璃良:「さっきから全部すじゃない???」
六堂結葵:「なんのことかな~」
細川瑠璃良:「いじわるだよね~?」
細川瑠璃良:「ストロベリー」
不破歩未:「リンガ泊地……はもう言ったか」
不破歩未:「細川さん。あなたも狙ってません?」
細川瑠璃良:「さっきはスポンジケーキだったじゃない」
不破歩未:「それもそうか」
不破歩未:「……ケーキ食べたいな」
不破歩未:「イチゴの乗ったやつ」
細川瑠璃良:「私も食べたいな~」
不破歩未:「細川さん、買ってきて。護衛でしょう」
六堂結葵:「……」窓の外を見る。流れていく風景の中に、洋菓子店の看板が一瞬混じる
細川瑠璃良:「護衛はメイドじゃないもん」
不破歩未:「口が上手い」
細川瑠璃良:「それに電車の中じゃ買いたくても買えないよ」
六堂結葵:「急停止させるわけにもいかないもんね……」
不破歩未:「車内販売……あるわけないか」
不破歩未:「新幹線ならアイス売ってるのに」
細川瑠璃良:「でもケーキ食べたい時にアイス食べるともっとケーキ食べたくならない?」
不破歩未:「それある」
不破歩未:「コンビニスイーツとかだとどうしても物足りないし……」
細川瑠璃良:「ね~」
六堂結葵:「ごはんの時もあるよ。お腹空いてるから何か食べたけど違うな……ってなっちゃって次のご飯まで不満が積みあがってさ」
六堂結葵:「なんというか。満たされ方の問題?」
不破歩未:「それで晩ご飯ちゃんと食べられなくてお母さんに怒られたりね」くすりと笑う。
細川瑠璃良:「お母さんと一緒に暮らしてたんだ?」
不破歩未:「……そういうのは別に」喋り過ぎている自分に気付いて押し黙る。
不破歩未:「少し喋りすぎた。そういうつもりじゃなかったのに」
細川瑠璃良:「ああ、ごめんね。別に聞き出そうってしてるんじゃないよ?」
細川瑠璃良:「私達の仕事じゃないもん。ただの雑談……っていうか」
細川瑠璃良:「歩未ちゃんがしりとりサボってるからだよ~?」
細川瑠璃良:「きだよ、き」
不破歩未:「私が?」きょとんとした顔をする。
不破歩未:「き……」
GM:その時、少女はどこか遠くに視線を遣る。
不破歩未:「……気を付けて。二人とも」
不破歩未:「来る」
六堂結葵:「ん?」
細川瑠璃良:「来る?」
GM:遠くで何かが割れるような微かな音がする。
GM:左右の車両につながるドアが同時に開く。
細川瑠璃良:「右お願い」
六堂結葵:「任せる」
GM:そこには白銀の狼と灼熱の魔神の姿がある。
細川瑠璃良:自分は立ち上がり、左に向き直る。
細川瑠璃良:「……狼?」
強羅瑠璃:「行くぞ、ラハブ。任務開始だ」
六堂結葵:置かれていたウェポンケースを引っ掴み。右へ。
GM:白銀の狼はそういうと真っ直ぐに向かってくる。
ラハブ:「アイアイサー、ご主人様。……どうです、指輪の魔神っぽいでしょう、ルリ?」
細川瑠璃良:「待ちなさいっ!止まって!」
GM:右側のドア、灼熱の魔神が進む。
細川瑠璃良:「あなた達、何のご用ですか!」
強羅瑠璃:「悪いけど、時間がないんだ。力ずくでやらせてもらう!」
ラハブ:「いつもの名乗りは無しですか。まあ、いいでしょう」火炎が立ち昇る。
六堂結葵:「……瑠璃ちゃん!」後ろから聞こえた宣言に併せて。叫び、ケースを振り被る。そのまま眼前の魔神へ一撃を加えようと
不破歩未:「……いったい、何が」
不破歩未:慌てて座席の隅へと隠れる。
不破歩未:「六堂。細川。……気を付けて!」
GM:列車内で爆炎が巻き起こる!
細川瑠璃良:「……!」
六堂結葵:打撃が届くより早く。吹き荒れた炎に巻かれ、吹き飛ばされ──
GM:その隙を突いて力強い爪の一撃が細川に迫る!
細川瑠璃良:「結葵!このっ……!」
強羅瑠璃:「もらった……!」
細川瑠璃良:素早くかがみ込んで、それを凌ぐ。髪に爪が掠めて欠ける。
六堂結葵:「──瑠璃ちゃんそのまま!」後ろから声。同時にひとつ、吹き飛ばされた勢いのまま座席を蹴り、移動
六堂結葵:「だ」着地。再度踏み込み、片足が跳ねあがり
強羅瑠璃:「やるな。けど、甘い!」人狼の牙が接近した勢いのまま細川の体を抉ろうとする!
細川瑠璃良:「甘いのは」倒れたまま笑う。「どっち」
強羅瑠璃:「……っ!」
六堂結葵:「らぁ!!」上段蹴りで爪を弾く!
六堂結葵:続けて右突き。有効打より、間合いを取らせるための大振りの一発
強羅瑠璃:「良い連携だ……!」蹴りを浴びると、反動を使ってわずかに距離を取る。
六堂結葵:後ろの魔神もいる。こちらも相棒の安全を確認し、バックステップ
六堂結葵:「毎回服を買い直す身にもなって欲しいな……!」
細川瑠璃良:「あなたたち、一体何なんですか!」立ち上がり、煤を払って。
ラハブ:「面白いですねぇ。どうやら手加減したまま任務を遂行できる相手ではなさそうですよ、ルリ」宙に浮かんだまま悠然と笑う。
細川瑠璃良:「こんな乱暴なこと、よくないですよ!」
強羅瑠璃:「何だろうと関係ない。自分たちはただ任務を遂行するだけだ」
強羅瑠璃:「それが、ナイトフォールだ」
GM:白銀の狼が小さく吠える。
細川瑠璃良:「ナイトフォールだかなんだか知りませんけど……!」
細川瑠璃良:「……え」
細川瑠璃良:「ナイトフォール……?」
六堂結葵:「……知ってるの?」生憎イリーガルの身だ、この手の名前には疎い
ラハブ:「ルリ。隠密作戦のはずでは?」
強羅瑠璃:「な、名乗っちゃったものはしょうがないだろ。このままやるぞ!」
ラハブ:「仕方ありませんねぇ」
GM:白銀の狼と炎熱の魔神が再びキミたちの方に向かってくる!
細川瑠璃良:「UGN本部の遺産対応専門部隊よ。それが……」
細川瑠璃良:「どうして、私達を」
細川瑠璃良:言いながらも、次々と蜂を呼び出して。迎撃の体勢。
六堂結葵:「──来る!」ケースから取り出された得物を手に、魔神と向き直り
細川瑠璃良:「しりとりの続きはあとにしましょう」
不破歩未:「次の言葉、考えておくから。無事に生き残って」仏頂面でそう言った。


GM:では、双方が激突しようとしたところでこのシーンは終了だ!
GM:それではシーンの終わり際。
GM:二人にはシナリオロイスを取得してもらいましょう。
GM:六堂さんはラハブに、細川さんは強羅瑠璃にロイスを取得してください。
GM:推奨感情はどちらもポジティブが有為、ネガティブが敵愾心ですが変えてもいいよ。
六堂結葵:ラハブに「有為/〇脅威」で取得します
ラハブ:うふふ、脅威!脅威ですよ、この私が!
ラハブ:ばっちりラスボスムーブをやり遂げましょう!
細川瑠璃良:ナイトフォール/強羅瑠璃/感服/不信感:○/ロイス
強羅瑠璃:感服されるほどの相手じゃないけどな、自分は。
GM:では、改めてシーンは終了!


【オープニング/穂苅好加・御崎兵一】

GM:次のシーン。
GM:次は、穂苅さんと御崎さんのオープニングです。
GM:二人はダイスを振って侵食率を上げてください。
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 5)増加 (39 → 44)
GM:期待値!
穂苅好加:34+1d10
DoubleCross : (34+1D10) → 34+2[2] → 36

GM:低めだ
GM:では、このシーンはキミたちが日本支部でマリア・チェスノコフから任務の説明を受けるシーンになります。
御崎兵一:閣下はいないのか……
GM:今はいませんね。残念ながら……。
GM:まずはシーンの描写から。


GM:――UGN、日本支部。ブリーフィングルーム。
GM:キミたち2人は、任務のためにブリーフィングルームに集められていた。
GM:キミたちの前には、“神の報復(フラガラッハ)”マリア・チェスノコフの姿がある。
GM:マリア・チェスノコフは鋭い目つきをした長髪の美人な女性だ。査察部第4課を束ねる人物である。
GM:彼女はキミたちを値踏みするようにねめつけると言う。
マリア・チェスノコフ:「さて、早速任務の話をしましょう。いいかしら?」
御崎兵一:腰の後ろで浅く手を組んでいる
穂苅好加:「は、はいっ」 そわそわと周囲を見渡していたので、一瞬びくりと震える
御崎兵一:「構いませんとも。そのために俺はここにいます」
マリア・チェスノコフ:「いい返事ね」
マリア・チェスノコフ:「2人とも今のUGNの状況については把握しているかしら?」
御崎兵一:「特記すべきは四日前の事件ですかね」
穂苅好加:「ええと……?」 いまいちよくわからない
穂苅好加:「四日前」 御崎の方を見る
マリア・チェスノコフ:「さすがね、“センチュリオン”」
御崎兵一:「関東近郊でUGNとFHによる衝突が起き……」
御崎兵一:「最終的に数十の死傷者を発する規模の事件となった」
御崎兵一:「FH側のジャーム兵器を止め損なったとかで。悲嘆がましいことです」
マリア・チェスノコフ:「ええ、全くね」
穂苅好加:「それは……」 思い起こせば支部でそういう噂を聞いた覚えがある
マリア・チェスノコフ:「その後のアッシュ様のめざましいご活躍によって改革派は大きな前進を遂げました」
マリア・チェスノコフ:「実に喜ばしいことです」キミたちに同意を求めるように微笑みかける。
穂苅好加:「はあ……」
穂苅好加:微妙な返事をする。
御崎兵一:「はは! 全くですな。閣下の手腕の的確さたるや」
マリア・チェスノコフ:「さて、問題はここからです」
穂苅好加:(な、なんか二人ともその改革派の人っぽいな……)
マリア・チェスノコフ:「その事件の原因となった内通者の少女を現在N市支部のオーヴァードたちが護送中です」
マリア・チェスノコフ:「ですが、FHがその少女を狙っているという情報が入ってきました」
御崎兵一:「ほう……」
マリア・チェスノコフ:「おおかた仲間を奪還しようとしている、というところでしょう。それとも口封じでもするつもりか」
穂苅好加:「内通者を……」
御崎兵一:ふん、と鼻を鳴らす 「口封じですな。その方が奴らにとっては手っ取り早かろうでしょう」
マリア・チェスノコフ:「ええ。アッシュ様もその可能性が高いとお考えです」
マリア・チェスノコフ:「現在、N市支部の“レクス・サンダラス”と“ミルクアンドハニー”がその護送任務についていますが……」
穂苅好加:(瑠璃良ちゃんが行ってるんだ、私が呼ばれたのも、その関係かな)
マリア・チェスノコフ:「“ミルクアンドハニー”?何このコードネーム……」
マリア・チェスノコフ:「ですが、FHの襲撃が予想されるとなるとオーヴァード二名では心もとない」
御崎兵一:「寒い夜を凌ぐには丁度いい塩梅かもしれませんが」
穂苅好加:「んふっ」 瑠璃良のコードネームに対する反応に軽く噴き出す
穂苅好加:「それで、私たちですか?」
マリア・チェスノコフ:「ええ。あなたたちには増援として彼女たちのもとに向かってもらいます」
御崎兵一:「吹き付けるのが吹雪ではな。追加の要員が必要ということだ」
マリア・チェスノコフ:「“センチュリオン”は今までもアッシュ様の忠臣としてよく働いてくれていますし」
マリア・チェスノコフ:「“アサルト”もこう見えてもマスターエージェントやリエゾンエージェントとの交戦経験があります」
マリア・チェスノコフ:「マスターエージェントやリエゾンエージェント……?そうなの……?」手元の資料から顔を上げて穂苅さんを見る。
穂苅好加:「そうみたいですね……?」
御崎兵一:「ほう! それだけの修羅場を経てその泰然さ……」 隣の少女を見る
マリア・チェスノコフ:「いや、そうみたいってあなた……他人事みたいに……」
御崎兵一:「心強い限りだ。頼らせてもらおう、"アサルト"」
穂苅好加:「はい、こちらも頼りにしてます。ええと、"センチュリオン"さん?」
御崎兵一:「そういったことも風のように受け流す強さがあるということでしょう、"報復卿(サー・フラガラッハ)"」
マリア・チェスノコフ:「そうね。まあ、いいでしょう」
御崎兵一:「"センチュリオン"御崎兵一だ。今回は学ばせてもらおう」
穂苅好加:「そ、そこまで大したものでは……穂苅好加です。よろしくお願いします」
マリア・チェスノコフ:「2人とも人選に文句はないわね。お互いに協力しながら任務をこなしてちょうだい」
御崎兵一:「元より差配に疑いなど。この"センチュリオン"、ご期待通りの戦果をお持ち帰りしましょう」
穂苅好加:「はい、頑張ります!」 少し安心した様子で意気込む
マリア・チェスノコフ:「それと、今回の任務はアッシュ様からの直命よ。くれぐれも失敗のないように」
御崎兵一:深く、口角に獣のような野趣を浮かべ笑う 「ええ。必ずや」
穂苅好加:「……はい!」 一瞬アッシュ様って誰だろうと思ったが、とりあえず頷く
マリア・チェスノコフ:「よろしい。屋上のヘリポートにヘリが用意してあるわ」
マリア・チェスノコフ:「2人とも準備ができたらすぐに出発するように」
マリア・チェスノコフ:「護衛対象は走行中の列車の中ですから。直に乗り込みます」
穂苅好加:「ヘリ!わかりました、急いで準備します」 ヘリに乗るのは初めてだ
御崎兵一:「映画ばりですな。面白いことになりそうだ」
マリア・チェスノコフ:「任務について何か質問は?」
御崎兵一:「全事明快にて何も問題はありません」
穂苅好加:「私も、大丈夫です」
御崎兵一:「吉報をお待ちください」
マリア・チェスノコフ:「ええ。では、期待しているわ。二人とも」
GM:そう言うと、マリアはブリーフィングルームを去る。
御崎兵一:その姿を見送ると、ふう、と息を吐く。僅かに張っていた肩から力を緩め
御崎兵一:「……緊張は解けたか? 穂苅くん」 少女に問う
御崎兵一:「この部屋に来た時はだいぶ堅くなっていたからな」
穂苅好加:「へっ?あっ、はい」
穂苅好加:「わかります……?」
御崎兵一:「マリア女史の前に初めて立つ者は大体そうなる」
御崎兵一:「彼女はああして威圧するのが性質みたいになっているからな。打ち解けてみればなんてことはないんだが……」
穂苅好加:「あはは、はい、最初の印象よりは優しそうな人でした」
穂苅好加:「御崎さんは、あの人とは長い付き合い何ですか?」
御崎兵一:「人よりは知っているだろうというところだな。それでも経歴なんかはまるで知らないが」
御崎兵一:「何となく察しただろうが、俺も彼女も、アッシュ・レドリック閣下の思想に共感をしている者だ」
御崎兵一:「"改革派"というやつ。だからその縁で通ずるところはあるよ」
穂苅好加:「なるほど……すいません、私あまりそういう組織的な部分に詳しくなくて」
穂苅好加:「改革派って言うのは、どういう派閥なんですか?」
御崎兵一:「文字通り。現行のUGNを良しとしない発想の派だ」
御崎兵一:「穏健派というのが現行方針を維持しようとするもの。改革派はより……"強い"UGNを目指している、といった具合かな」
穂苅好加:「攻撃こそ最大の防御的な……?」
御崎兵一:「まあ、そういった認識で良い。各国政府に対してももっと強くUGNの立場を主張する」
御崎兵一:「あるいは現在の隠匿姿勢から少しはみ出て、より手広く柔軟に、世間の事件に対して対応できるようにする……等々」
御崎兵一:「……ま、いくらでも話せるのだが、一つ正直なところを言わせてもらうとね」
御崎兵一:「今回のようにUGNとして同じ任務を受け同じ現場に出る以上、我々は派閥・思想以前に、同じUGNのエージェントだ」
御崎兵一:力強く笑う 「だから、ま。その辺りのことはあまり気にせず、我々の為すべきことを、手を携えてやっていきたい」
穂苅好加:「……はい、頑張りましょう!」
御崎兵一:「ああ。よろしく頼むよ、穂苅くん」
穂苅好加:言葉で聞く分にはそう悪いものには思わないが、それ以上の事は今は考えるべきではない。
御崎兵一:「そういうことだから、道すがら君の話を聞かせて欲しいな。女史の言っていた、マスターエージェントやリエゾンエージェントと戦ったという話は……」
御崎兵一:などと言いながら、ブリーフィングルームを後にします
穂苅好加:「あはは、成り行きなんですけどね……」 と話しつつ、共に去っていく


GM:では、キミたちがブリーフィングルームを出たところでこのシーンは終了だ!
GM:シナリオロイスは二人ともマリア・チェスノコフに取得してください。
御崎兵一:マリア・チェスノコフ/○連帯感/敵愾心
御崎兵一:俺より重用されているので
GM:敵愾心!?
GM:そんな……
穂苅好加:マリア・チェスノコフ 〇大人っぽい/こわい
GM:かわいい
GM:リバースハンドアウトが公開されれば書き換わるロイスですが、それまでの間せいぜい大事にしてね!
GM:では、改めてこのシーンは終了だよ!
GM:これでオープニングフェイズは全て終了。
GM:次からはミドルフェイズに入っていきます。


【ミドルフェイズ1】

GM:次からはミドルフェイズに入っていきます。
GM:ミドルフェイズ、最初のシーン。
GM:護送列車で四人が合流するシーンになります!
GM:シーンプレイヤーは穂苅さん。PCは全員登場!
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (44 → 52)
穂苅好加:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+9[9] → 45

穂苅好加:オワ―ッ
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 7)増加 (45 → 52)


GM:まずは2対2で分かれてシーンの描写をしていきますね。
GM:――N市からK市へと向かう線路の上空。
GM:穂苅さんと御崎さんの乗ったヘリがそこに滞空していた。
GM:ヘリの操縦士がキミたちに声をかける。
GM:「いくらオーヴァードといえども着地に失敗すれば軽傷では済みません。ご武運を!」
御崎兵一:「襲撃者の情報に間違いはないんだね!?」
御崎兵一:ローター音に負けぬよう声を張って確認する
GM:「確かかと。既に戦闘が始まっているとの情報もあります!」
穂苅好加:風になびく髪を纏め直して、緊張感を含んだ表情で下を見下ろしている
御崎兵一:「寸での所か。閣下の差配は流石だな……」
穂苅好加:「なら、急ぎましょう」 そう張り上げた声ではないが、確かに通る決意を含んだ声
御崎兵一:「穂苅くん、高空からの生身での降下の経験は?」
穂苅好加:「記憶の限りではないかな……」 少し考える素振り
御崎兵一:「なるほど。手伝いはいるかな?」
穂苅好加:「いえ、大丈夫です。既に戦っているならそっちのサポートに入ることを優先しましょう」
穂苅好加:何となく息苦しくなってきたので、ネクタイを緩める。
御崎兵一:「意気や良し」 手袋を嵌めた指で、57面体に加工された、黒ずんだ宝石を握る
御崎兵一:「では行こう。参戦だ!」
GM:遠くに目標の護送列車が見えた。
GM:時速100キロで進む列車は瞬く間にヘリのいる方へと近付いてくる。
GM:では、キミたちには列車に飛び移るために【肉体】か【感覚】で難易度7の判定をしてもらいましょう!
GM:失敗しても飛び乗ることはできるが、3d10のダメージを受けてもらう!
御崎兵一:ワッ……
穂苅好加:地味にキツイ!
御崎兵一:だがこの俺はアッシュ・レドリック閣下の懐刀。【感覚】は得意分野!
GM:失敗しても大怪我するだけだから一安心だよ。
御崎兵一:7dx=>7
DoubleCross : (7DX10>=7) → 9[1,4,4,4,4,7,9] → 9 → 成功

穂苅好加:私だって肉体はそこそこあるやい!
GM:さすが!
穂苅好加:4dx>=7
DoubleCross : (4DX10>=7) → 9[1,5,6,9] → 9 → 成功

穂苅好加:おそろい
GM:おお、見事!
GM:では、2人は無事に列車に飛び移ることができるだろう!
GM:猛スピードで走る列車がキミたちの眼前へと差し掛かる!
御崎兵一:直落下するには少し早いタイミングで飛び出し、中空に輝く手のようなものを生成して調整。
御崎兵一:難なく列車へ飛び移る。
穂苅好加:「よっ……!」
GM:2人は走行中の列車の上へと着地する!
穂苅好加:落下し、ヘリからの光により生まれた自らの陰に半分埋まり込むような形で着地する
GM:着地すると、キミたちの足元の車両内から爆音が聞こえる。
GM:既に戦闘が始まっているという情報は間違いではないようだ。
御崎兵一:穂苅くんの無事を一瞥し、すぐ目は足元へ
御崎兵一:「気が利いている。パーティー会場の方から来てくれるとはね」 中空に輝く槍のようなものを生成して
穂苅好加:「風が強い!」 髪を抑えながら列車の上に立つ
御崎兵一:「早く中に入るとしよう」
穂苅好加:「はい、行きましょう!」 影の中から、黒い棒のようなものを取り出している
GM:時速100キロで走る列車の上。普通の人間ならばとても立っていられないような突風の中、キミたちは行動を開始する。


GM:列車内!
GM:白銀の人狼と炎熱の魔神が六堂さんと細川さんに迫る!
ラハブ:「さて、これも任務です。悪く思わないでくださいよ」
強羅瑠璃:「その子を渡してもらう!」
細川瑠璃良:「私達はUGNの任務でこの子を護送してるんです!」
細川瑠璃良:「どうして、争うような真似をするんですか!」
強羅瑠璃:「説明している時間はない!」
細川瑠璃良:「なくないもん!」
強羅瑠璃:「な、ないんだってば!」
細川瑠璃良:「ありますっ!」
強羅瑠璃:「だ、だからないの!」
細川瑠璃良:「あるって!」
ラハブ:「ルリ。そういうのを押し問答と言うのですよ……」
細川瑠璃良:「なんで瑠璃の名前を……」
六堂結葵:「悪い人じゃないのは理解したけど」
六堂結葵:「そこでイエスと頷けないのは瑠璃ちゃんの言う通り」
ラハブ:「ええ、良い魔神ですよ」
六堂結葵:(ややこし……)
強羅瑠璃:「もしかしてあんたも瑠璃っていうの……?」不思議がっている。
ラハブ:「ですが、ええ。あなた方の敵です」
ラハブ:「ルリ、年が近いからとじゃれている場合ではありません!」
細川瑠璃良:「瑠璃だよ~」
強羅瑠璃:「うわっ。すごい偶然」
細川瑠璃良:(てか絶対話す時間あんでしょうがこれ)
ラハブ:「ですから、そんなことをしている場合ではありません!」
強羅瑠璃:「分かってる。だからって手加減はしない!」
細川瑠璃良:「瑠璃のよしみで収めてくれたりは?」
強羅瑠璃:「したいところだけど……しない!」
細川瑠璃良:「うえええん」
ラハブ:「いきすよ。灼熱の魔神たる所以をお見せしましょう」
不破歩未:「六堂。細川。来るよ!」身を隠しながら叫ぶ。
六堂結葵:「力比べなら、付き合う!」
GM:2人はキミたちを突破しようと攻撃態勢に入る!
六堂結葵:魔神と相対し、構え。分の悪い状況だが──
ラハブ:「面白い。イフリートたるこのワタシにどこまで太刀打ちできますかねえ!」
強羅瑠璃:「いくぞ!」
GM:灼熱の火球が六堂さんを、強靭な爪の一撃が細川さんを狙って放たれる!
GM:では、キミたちには強羅瑠璃とラハブの攻撃に対応できるかの判定をしてもらいます!
GM:〈回避〉か〈知覚〉で難易度は9だ!
細川瑠璃良:わ~ん
GM:失敗すると3d10のダメージを受けてもらうぞ!
六堂結葵:厳しいなぁ。トライ
六堂結葵:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 9[1,1,3,3,8,9]+1 → 10 → 成功

六堂結葵:あぶない
GM:お見事!
細川瑠璃良:回避のがマシかな……
細川瑠璃良:2dx>=9
DoubleCross : (2DX10>=9) → 8[5,8] → 8 → 失敗

GM:惜しい……!
細川瑠璃良:わ~ん
細川瑠璃良:ガードとか出来ますこれ……?
GM:では、六堂さんは火球をさばききることができるが
GM:ガードと装甲は有効!
細川瑠璃良:エフェクトは使えますかね
GM:使ってもいいよ!
GM:細川さんは紙一重のところで強靭な爪に斬り裂かれる!
細川瑠璃良:じゃあ《氷盾》使います!
GM:ダメージ出すよ~
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を2(→ 2)増加 (52 → 54)
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[5,6,6] → 17

細川瑠璃良:ガード値27なので無傷です
GM:!!?
GM:そ、そんなバカな……
御崎兵一:ガードを許したばっかりに
六堂結葵:カッチカチ
GM:では、六堂さんのもとに灼熱の火球が飛ぶ!
ラハブ:「どうです、これが魔神の力です」不敵に笑っている。
六堂結葵:「──ぉ」熱せられた空気を吸い込みながら。左に握りこまれた鞘、右手は柄に
六堂結葵:「ぉおッ!」リリース。紫電を伴い発射される刀身が火球を捉えて叩き切り、風圧でかき消す!
ラハブ:「ま、魔神の力ー!!?」ショックを受けている。
GM:一方、白銀の銀狼は細川さんの懐へと飛び込み
強羅瑠璃:「おりゃあああっ!」獣の腕を振るう!
六堂結葵:「そっちは任せる!」迫る一方の動きを感知しながらも。視線は向けず言葉だけを飛ばす
細川瑠璃良:「お願い、虫さんたち!」
細川瑠璃良:「力を貸して!」その声と同時に、無数の蜜蜂が飛び出す。
強羅瑠璃:「これは……!」
細川瑠璃良:目を狙うように飛び回り、動きを阻害した。
細川瑠璃良:「か、か弱いと思ってたら……痛い目見るよっ!」
強羅瑠璃:無数の虫たちにかき乱され、大振りの一撃が空を切る!
細川瑠璃良:「私だって、戦えるんだから!」
強羅瑠璃:「なかなかやるな……!」
細川瑠璃良:(……とはいえ)
ラハブ:「フフフ、いいチームワークですねぇ」
細川瑠璃良:(二度目はなさそうか)
ラハブ:「ですが」
GM:その瞬間、灼熱の魔神が縄めいた炎を放つ!
GM:一瞬の隙を突いて、その炎が護衛対象の少女の方へと向かう!
不破歩未:「……っ!」
六堂結葵:「まずっ!」戻した剣を抜くには間に合わない。
ラハブ:「バインド的なやつ!一度やってみたかったんです」
細川瑠璃良:「ああもう……!」
不破歩未:「六堂。細川……!」 怯えたような表情で必死に逃げようとするが、狭い車内だ。逃げ場はない。
穂苅好加:瞬間、少女の横の窓から黒い影が迫る
GM:炎の縄が少女を捕縛しようと迫る!
穂苅好加:「粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)───乱風牙捉!」
六堂結葵:(速度以上に手が足りない、経験値はあっちが上なら──)思考に割り込む気配が、感覚に触れて
六堂結葵:「新手!?」
穂苅好加:少女が車内に転がり込み、黒い影が炎の縄を掻き切っていく
細川瑠璃良:「……えっ」
穂苅好加:「ま、間に合った!?」
GM:打ち払われた炎の縄が消滅する!
御崎兵一:「ああ、間に合った」
不破歩未:「……だ、誰?」
強羅瑠璃:「新手か……!」
御崎兵一:少し遅れて車両に入り、不破さんの前に立ちはだかる 「護衛対象は無事だ」
不破歩未:「おかげさまで……」呆然と目の前の男を見上げている。
穂苅好加:縄を掻き切っていた影が、推進力を失い吸い込まれるように床に消えていく
細川瑠璃良:「あんたなにやってんの……!?」
御崎兵一:「"センチュリオン"、そして"アサルト"。護送要員の増援として遣わされた」
穂苅好加:「瑠璃良ちゃん、敵は……ってなんで私怒られてんの⁉」
細川瑠璃良:「いや怒ってと言うかびっくりして……あっ」
六堂結葵:「こちらの増援……」ありがとう、と言いかけたところに
六堂結葵:「友達?」
細川瑠璃良:「わーい!助かりました~♡」
細川瑠璃良:「そうだよ~!」
穂苅好加:「友達です!」
強羅瑠璃:「友達か。いいなぁ」
穂苅好加:「ということは、敵はあっちの2人ってことで大丈夫?」
細川瑠璃良:「いやその敵っていうか……」
穂苅好加:「……あんま敵っぽくないな……」
ラハブ:「ご歓談中のところ申し訳ありませんが」
ラハブ:「良い魔神ですが、あなた方の敵ですよ」
ラハブ:「さて、こういう場合はどうします、ルリ?」
細川瑠璃良:「これであなた達の不利ですよ!お願いだから、なんでこんなことするのか教えてもらえないかな?」
御崎兵一:「……"ナイトフォール"か。相変わらず陰険に動いているようだな」
細川瑠璃良:「私達、争う必要なんてないと思うの」
御崎兵一:「しかし今回はそれに加えて強引だ。FHにでも金を積まれたか?」
細川瑠璃良:「ダメ?」首をかしげる。
強羅瑠璃:「目標の確保よりも前に四人を蹴散らす」
強羅瑠璃:「いくぞ、ラハブ!」
穂苅好加:「ダメそう!」
六堂結葵:「頑固な。……しょうがない!」
ラハブ:「制圧した後にお時間があれば、あなた方の質問にはお答えしましょう!」
細川瑠璃良:「むー!」
御崎兵一:「聞く耳がない割に良心的で結構! ただし制圧されるのは、そちらだ!」
細川瑠璃良:「よくないよそういうのみんなっ!」
ラハブ:「その言動、本部エージェントか何かですか?嫌ですねぇ、いつの時代もエリートというのは」御崎さんに言いながら炎を巻き起こす。
強羅瑠璃:「悪いけど、突破させてもらう!」
穂苅好加:「よくわからないけど、とりあえず一度本気でやりあったらすっきりするでしょ」
穂苅好加:「引き分けくらいに抑え込もう、完全に敵ってわけじゃないんでしょ」
強羅瑠璃:「け、喧嘩してるわけじゃないからな、これ!」たじろぎつつも身構える。
GM:ナイトフォールの2人が構える!
GM:シーン終了だ!
GM:ここではロイスの取得、感情変更のみ可能!
GM:車内販売がないので購入判定はなし!
細川瑠璃良:そんな……
穂苅好加:そんなー
細川瑠璃良:ロイスは保留で~
御崎兵一:自販機もないというのかよ
御崎兵一:保留!
穂苅好加:ロイスは保留で
GM:駅弁は食べたかっただろうが……
六堂結葵:こちらもロイス保留
GM:では、何もないようなので改めてシーンは終了するよー。


【ミドルフェイズ2】

GM:次のシーン!
GM:前のシーンからの続きだ!
GM:シーンプレイヤーは六堂さん。PCは全員登場!
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 8)増加 (48 → 56)
穂苅好加:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+7[7] → 52

六堂結葵:ああー
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (52 → 62)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 4)増加 (54 → 58)


GM:みんないい感じに上がってる
御崎兵一:沸いてきたぜ
細川瑠璃良:るりっ
穂苅好加:うわーっせめて8ならメジャーでDBついたのに
GM:では、このシーンはミドル戦闘を行うシーンになります!
GM:高速で走る列車の社内、キミたちは白銀の人狼と炎熱の魔神と対峙する!
GM:ここからはミドル戦闘です!
GM:エネミーは強羅瑠璃とラハブの2体!
GM:強羅瑠璃は行動値3,ラハブは行動値7です。
GM:キミたちは4人全員が同エンゲージ。
GM:5メートル離れた位置に強羅瑠璃とラハブのエンゲージがあります。
GM:不破歩未はキミたちと同じエンゲージにいますが、エネミーが彼女を攻撃してくることはありません。
細川瑠璃良:よかった
穂苅好加:よかった~
GM:いい奴らなのかもね。
GM:ただし、キミたち全員が戦闘不能になると
GM:エネミーは護衛対象の不破歩未を連れ去ります
御崎兵一:悪い奴らじゃん
GM:勝利条件はエネミーを全員戦闘不能にするか、1ラウンド目のクリンナッププロセスまで耐えきること!
GM:頑張ってUGNの精鋭部隊を退けてください!
GM:説明はこんなところかな
GM:何か質問は!
六堂結葵:こちら問題なく
御崎兵一:ないぞ
穂苅好加:ありません
細川瑠璃良:ないよ
GM:オーケー!
GM:では、ミドル戦闘に入っていきましょう!
GM:ラウンド進行の開始です!
GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
御崎兵一:怨念の呪石wo
六堂結葵:こちらなし!
穂苅好加第一起動(スタートアップ)・"喰らい育つ槍(グローランス)" オートで混沌なる者の槍装備・器物使いで融合
御崎兵一:怨念の呪石を使用。暴走・侵蝕率+3、暴走中攻撃ダメージ+2D
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を3増加 (62 → 65)
穂苅好加:尾を喰らう蛇1+背徳の理1 侵蝕+7 HP-1d10して、判定+2d
穂苅好加:30-1d10
DoubleCross : (30-1D10) → 30-10[10] → 20

細川瑠璃良:なし
GM:すごい減った
穂苅好加:うわっ HP30→20 侵蝕52→59
ラハブ:《原初の黄:加速装置》を使用。行動値を+20します!
御崎兵一:何だとォ
穂苅好加:そういえば持ってた気がするな……
細川瑠璃良:ヤバ
強羅瑠璃:《フルパワーアタック》を使用。行動値が0になり、ラウンド中の攻撃力を上げる!
穂苅好加:極端な2人
GM:では、演出がある人はどうぞ!
穂苅好加:(ヤスサダくんのエアロドライブの力も使い切っちゃったし、暫くは自力かな)
穂苅好加:床に伸びる自分の影を蹴り上げ、そこから黒い棒を取り出す
穂苅好加:「第一起動(スタートアップ)喰らい育つ槍(グローランス)
穂苅好加:構えた棒に円錐状に黒が纏わりつき、突撃槍へと変化する。
穂苅好加:「"アサルト"、穂苅好加。行きます!」
強羅瑠璃:「最初から全力でいかせてもらう!」白銀の人狼が獲物に飛びかかるべく低く身構える!
ラハブ:「ええ。手加減は抜きでいきましょう!」炎の渦が沸き立つ!
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:ここからは行動値順に手番を行っていきましょう
GM:まずは行動値27のラハブの番!
ラハブ:フフフ、ワタシですよ!
ラハブ:まずはマイナーで《オリジン:レジェンド》+《炎の加護》+《氷の回廊》を使用!
ラハブ:炎の魔神の姿を顕現させながら5メートル戦闘移動!
ラハブ:あなた方のエンゲージに入ります!
御崎兵一:何だとお
細川瑠璃良:近づかないで化け物
穂苅好加:こないで~
ラハブ:だ、誰が化け物だ
ラハブ:そして、メジャーアクションで《プラズマカノン》+《コンセントレイト:サラマンダー》+《災厄の炎》+《原初の赤:振動球》を使用!
細川瑠璃良:もう100%になってる……
ラハブ:範囲選択で攻撃対象は四人全員です!
ラハブ:フフフ、怖かろう……!
ラハブ:ワタシもバックトラックが怖い!
御崎兵一:暴走中ゆえ何もできないぞ
ラハブ:では、命中判定いきますよ!
ラハブ:8dx7+10
DoubleCross : (8DX7+10) → 10[1,1,3,4,4,6,8,10]+10[3,8]+10[10]+10[7]+3[3]+10 → 53

ラハブ:す、すごい回った……
ラハブ:もしかしてワタシ、PC①だったのかも……!
ラハブ:命中の達成値は53!リアクションをどうぞ!
穂苅好加:何だその達成値は。混沌なる者の槍でガード
御崎兵一:暴走のためリアクション不能
細川瑠璃良:《炎陣》のみ使用して御崎さんをカバー。
六堂結葵:ドッジしてみよう
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を2(→ 2)増加 (58 → 60)
六堂結葵:6dx+1>=53
DoubleCross : (6DX10+1>=53) → 10[1,1,3,9,9,10]+1[1]+1 → 12 → 失敗

六堂結葵:アウト!
ラハブ:回りはしましたが、惜しいですねぇ
ラハブ:では、ダメージいきますよ!
ラハブ:6d10+35
DoubleCross : (6D10+35) → 28[4,6,8,1,5,4]+35 → 63

ラハブ:63点。装甲無視です!
細川瑠璃良:126点食らうわ 無理です
細川瑠璃良:リザレクト。
六堂結葵:《リザレクト》!
穂苅好加:ガード値9点装甲無しHP20、当然死にます
細川瑠璃良:細川瑠璃良のHPを1d10(→ 2)に変更 (31 → 2)
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 9)増加 (56 → 65)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を2(→ 2)増加 (60 → 62)
穂苅好加:1d10 リザレクト
DoubleCross : (1D10) → 7

御崎兵一:美少女を盾にして無傷です
穂苅好加:HP7 侵蝕66
六堂結葵:増えすぎる~
ラハブ:では、攻撃の演出いきますよ!
ラハブ:灼熱の魔神の姿が搔き消え、次の瞬間キミたちの目の前に現れる!
ラハブ:燃え盛る魔神が腕を振るうと、爆炎が巻き起こってキミたちを襲う!
ラハブ:圧倒的なまでの爆風がキミたちを包む!
ラハブ:「これがワタシたちの力です。さあ、観念してその少女を渡しなさい!」
細川瑠璃良:「ううっ……!」
六堂結葵:「うぐっ……!」二度目の熱風。スーツは耐えても、浴びせられる熱に身体は焼かれる
細川瑠璃良:熱風に煽られながらも、その立ち位置をさり気なく組み替えて。
穂苅好加:「づぁっ」 咄嗟に槍を盾にする。外傷はないものの、間に合わず吸い込んだ空気で肺が焼ける
強羅瑠璃:「やり過ぎだ、あのバカ。これじゃあ列車まで危ないだろ……!」
細川瑠璃良:ダメージが3人分になるように。
GM:灼熱の炎は辛うじて御崎さんを巻き込まないような範囲にとどまる!
御崎兵一:細川くんの動きに合わせて身体を引き、生成した即席した盾で防御を固め、炎を逸らす
ラハブ:「ふむ、小賢しい真似を。……って、これ何だかワタシたちが悪役みたいですね」
御崎兵一:「炎の魔神め……そういう所も含めて嫌悪を覚えるね」 盾は見る間に黒く崩れ落ちて
穂苅好加:「げっほげっほ……」 他所を向いて咳き込んでいる
ラハブ:「ならば、どうします。抗ってみせますか?」
強羅瑠璃:「油断するな。来るぞ、ラハブ!」
細川瑠璃良:「もう、やめましょうよ……!」
強羅瑠璃:「やめる気はない。えっと……瑠璃ちゃん!」
御崎兵一:「抗う! 弱者のための言葉を用立ててくれるとはね」 声を張って応じつつ
GM:では、ラハブの行動はこれで終了!
GM:次はこのまま行動値12の御崎さんの番だ
御崎兵一:「……今から頭を押さえ込む。その隙に仕掛けてくれ」 三人にだけ聞こえるように
御崎兵一:動きます。《サイレンの魔女》だけでシーン攻撃。対象は敵両名
ラハブ:フフフ、来るがいいでしょう
御崎兵一:《ロックンロールビート》で固定値も乗っている。見るがいい
御崎兵一:5dx+6+8
DoubleCross : (5DX10+14) → 9[1,2,6,9,9]+14 → 23

ラハブ:ふっ、このワタシのDロイスは起源種!
ラハブ:これがどういうことか分かりますか?
御崎兵一:ま、まさか……
ラハブ:つまりドッジのダイスが増えないということ……
ラハブ:たったの3dか……
ラハブ:3dx+2>=23
DoubleCross : (3DX10+2>=23) → 10[4,4,10]+1[1]+2 → 13 → 失敗

御崎兵一:地味に回すな
ラハブ:が、頑張ったのに!
強羅瑠璃:自分はガード!
細川瑠璃良:《凍てつく刃》するよ~ ダメージを+1d10+9して!
御崎兵一:超ありがたい~
GM:な、何!?
GM:では、ダメージをどうぞ!
御崎兵一:ではダメージ
御崎兵一:3d10+15+2d10+1d10+9
DoubleCross : (3D10+15+2D10+1D10+9) → 24[6,8,10]+15+5[3,2]+10[10]+9 → 63

御崎兵一:装甲無視!
GM:待って
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を3(→ 3)増加 (62 → 65)
GM:強い
御崎兵一:これがUGN本部エージェントにして閣下の懐刀の力というわけ
GM:ま、まさかここまでとは……
細川瑠璃良:私も頑張りましたよっ
GM:強羅瑠璃、ラハブともにその一撃で戦闘不能になります!
御崎兵一:ヤベッ
穂苅好加:ヤッター
GM:さすがにそのダメージはどうにもならんかった!
細川瑠璃良:ヤバすぎ
GM:では、演出どうぞ!
御崎兵一:「貴様たちが"ナイトフォール"であるならば、容赦する理由は一片もない」
御崎兵一:ラハブの爆風で破れ、夜風を吸い続ける窓の外に、奇妙なきらめきがあった。
強羅瑠璃:「こちらももとより容赦する気はない……!」
御崎兵一:それは槍だ。透き通る宝石、ダイヤモンドの輝きを持つ長槍が、窓の外に幾本も立って浮いている――正確には。
御崎兵一:構えている。槍と同様の素材で生成された兵士の像が、三本の腕で車両に掴まり、もう片手で槍を構えているのだ。
御崎兵一:「行け!」 黒い宝石を持つ腕を振り上げると同時、それらの槍が一斉に突き込まれ
ラハブ:「いったい何をするつもりか知りませんが、果たして満身創痍のアナタに何ができますかねえ」ゆったりと腕組みをしている。
ラハブ:「……?」
強羅瑠璃:「来るぞ、ラハブ……!」咄嗟に身構える。
御崎兵一:隙間なく突き込まれた槍は逃げ場を作らない。回避の余地なく、ダイヤモンドの槍が二人を次々と貫く!
ラハブ:炎で構成された体が貫かれ、火の勢いを失っていく!
強羅瑠璃:獣の腕で防ごうとするが、全ては防ぎきれずまともに攻撃を受ける!
ラハブ:「くっ、よもやここまでやるとは……!」
御崎兵一:「絢爛百兵(ディアモンド・ケントウリア)! 太古の叡智にも荒野の獣にも、くれてやる慈悲はなし!」
細川瑠璃良:その隙をついて、蜂が2人に取り付いて。軽く一刺し。
細川瑠璃良:ただの、軽微な麻痺毒だが。
ラハブ:「うわっ、痛い!アナフィラキシーショック起こしましたが!」
強羅瑠璃:「大したものだな……! 改革派に置いておくのが惜しい男だ」
細川瑠璃良:「今のが強い毒なら、これでおしまいです」
強羅瑠璃:「……どうやら一筋縄ではいかないみたいだな」
穂苅好加:「2人とも、流石……よーし、私も……!」 槍を構え
細川瑠璃良:「私は、仲間同士で……瑠璃ちゃん同士で争いたくないです!」
細川瑠璃良:「刃を収めてくれませんか」
強羅瑠璃:「る、瑠璃ちゃん同士……」あまり同年代の友達がいないのでその言葉に感極まっている。
六堂結葵:構えは維持。まだ来るなら飛び出す用意は保ちながらも
ラハブ:「感動している場合ではありませんよ、ルリ。ここは一旦退きましょう」
ラハブ:《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》を使用。
御崎兵一:(……継戦すれば確実に戦闘不能までしてやれる。そうすれば良い閣下への手土産になるのだが)
ラハブ:炎の門が、背後に現れる。
御崎兵一:(状況が急過ぎる。強欲というものだな)
強羅瑠璃:「そうだな、ラハブ。さすがに状況不利だ」
穂苅好加:「えっあれっ」 槍を構えたまま突っ立っている
ラハブ:「ハハハ、槍使いの少女よ。アナタとの手合わせはまた今度です」
強羅瑠璃:「る、瑠璃ちゃん。またね!」こういう挨拶に慣れていないのか、緊張した様子で言う。
細川瑠璃良:「またじゃないよ!ちょっと待って下さい!」
穂苅好加:「はあ、また今度……」 呆然と見送る
細川瑠璃良:「なんでこんなことするのか理由を……」
ラハブ:「そちらの雷電使いの少女も次は本気の姿を拝見したいところです。では、失敬!」
GM:ナイトフォールの2人は炎の門の向こう側へと去っていく。
細川瑠璃良:「あ~……」
六堂結葵:「……」構えを解き。吐息
穂苅好加:「……」 そそくさと槍をしまう
六堂結葵:「結局言うだけ言って帰っていった……」
不破歩未:「お、終わったの……?」
穂苅好加:行きます!とか言ってしまった手前、なんだかすごく恥ずかしい
御崎兵一:二人の姿が消えたのを確かめ、指を鳴らす。ダイヤモンドの槍兵が砕け、列車の外へ散り流れていく
穂苅好加:「ありがとうございます、御崎さん」
細川瑠璃良:「あっ歩未ちゃん大丈夫?怪我はない?」
六堂結葵:「とりあえずはね」歩未ちゃんに返し
細川瑠璃良:「もう大丈夫だからねっ」手をとって握る。
穂苅好加:「おっと、そうだ。護衛の任務だった」
御崎兵一:「良いんだ。相手も余力を残していた。こちらの戦力、つまり君たちを警戒してこその落着だ」
不破歩未:「私は平気。六堂と細川の方こそ大丈夫?」
穂苅好加:「能力と言い、カッコいいな……」
細川瑠璃良:「へーきだよっ」ぐっと拳を握る。
六堂結葵:「頑丈で力くらいが取り柄だからね。私」
不破歩未:「お二人もありがとうございました」穂苅さんと御崎さんに小さく頭を下げる。
六堂結葵:改めて、飛び込んできた二人に向き直り
穂苅好加:「あ、私、増援の穂苅好加です。よろしくね!」
六堂結葵:「ありがとうございます。助かりました」
穂苅好加:笑顔で手を振る
御崎兵一:「"センチュリオン"、御崎兵一。こちらこそ。君たちが護衛についていたからこそ、俺たちも間に合った」
細川瑠璃良:「ありがとうございましたっ♪」
不破歩未:「穂苅さんと御崎さん。改めてありがとうございました」
細川瑠璃良:ぺこりと礼をする。2つ結んだ髪がぴょこと揺れる。
御崎兵一:「しかし、平気とは言っていたが、負傷はあったろう。この車両も随分と……」 割れた窓、自分の攻撃で荒れた車内を見渡し 「様変わりしたし」
穂苅好加:「うわ」
不破歩未:「かわいいな……」細川の揺れる髪を目線で追う。
六堂結葵:「風通しは随分とよくなって」
穂苅好加:「これ、このまま運行できるんですかね」
GM:列車はところどころまだ燃えている箇所すらある。
細川瑠璃良:「無理じゃないかな~。目立ちすぎるもん」
御崎兵一:「夜風は気持ち良いがね」 笑って
御崎兵一:「予備の車両を回してもらうことになるだろう。次の駅で乗り換えかな」
穂苅好加:「なるほど」
穂苅好加:「駅弁買う時間、あるかな」 懐からおやつの入った袋を取り出しながら言う
不破歩未:「レネゲイドの秘匿の観点ってやつですね。私が気にするようなことでもないですけど」
御崎兵一:「残念ながら今の時間はどちらにしてもやっていないだろうね」
穂苅好加:「皆も食べる?食べれるときに食べといたほうがいいかも」 チョコの袋を差し出す
穂苅好加:「やってないかあ」
細川瑠璃良:「私は大丈夫だから好加ちゃんいっぱい食べなよ」
穂苅好加:「こっち来る前にたくさん買っといてよかった」 どこからか更に袋を取り出す
不破歩未:「緊張感……」チョコの袋を見ながら呟く。
御崎兵一:遠慮なく一つ取って頬張り 「うむ。運動後はやはりこれがいい」
細川瑠璃良:「でも、あれですよね。また来るかもしれないから」
細川瑠璃良:「なんであんな事するのかは、ちゃんと知りたいかも」
六堂結葵:「ひとつだけ頂きます」もらって口に運ぶ
細川瑠璃良:「なかよく出来るはずなのに……」
不破歩未:「食べてるし」
六堂結葵:「……だいぶ瑠璃ちゃんに押されるくらいには、人が良さそうだったからね」
不破歩未:「私を狙っているのは間違いなさそうでしたけど。なんというか、申し訳ない」
穂苅好加:「うん。悪い人じゃなさそうだったよね、話の内容からしてFHではなさそうだったけど……」
御崎兵一:「"ナイトフォール"はたびたび閣下……アッシュ・レドリック閣下の勢力に反目してきたからな」
細川瑠璃良:「UGNの人だよ……そう言う物言いってことは」
細川瑠璃良:「もしかしてー、お兄さんすっごいエリートなんですか?」
穂苅好加:「派閥争いってやつ……?」 今度は冷めた肉まんを齧っている
御崎兵一:「とはいえ、今件はやり口があまりにも横暴だ。事情を把握したいというのは同意見だな」
不破歩未:「というか、閣下ってどこの時代の人ですか?」冷めた目で御崎さんを見ている。
御崎兵一:「ああ、確かに俺はアッシュ・レドリック閣下……いや、評議会議員の下のものだと思ってくれていい。相対的にエリートとは、言えるかもしれないがね」 笑う
不破歩未:「今度は肉まん食べてる」穂苅さんの手元を見る。
六堂結葵:「本部の人と会うのは初めてです」ウェポンケースに得物を収めながら
細川瑠璃良:「わあ……」手を合わせる。「すご~い!」
御崎兵一:「あの人は目まぐるしく勢力を伸ばすからな。たとえ俺の知らぬ間に別の肩書になっていても、閣下と呼べば失礼がないだろう?」
細川瑠璃良:「さっきもばばばばーっって追い払っちゃいましたもんね。カッコいいな~」
穂苅好加:「エリートなんだ……食べる?」 御崎の言葉にぼんやりと返しつつ、歩未にあんまんを差し出す
不破歩未:「別に食べたいわけじゃ……」穂苅さんの申し出を断っている。
御崎兵一:「ありがとう。でも君の一刺しも利いていただろう。結果的に俺が決定打を撃つタイミングだっただけだ」
不破歩未:「細川さん、変わり身の速さがすごい……」小声で呟いている。
細川瑠璃良:「頑張りましたっ。足引っ張らなくてよかったです~」
御崎兵一:「まあ、本部のエージェントだと言っても、現場に出ればただの飾り書きだ」
六堂結葵:「まぁあれが瑠璃ちゃんの強さだから」小声
御崎兵一:「この任務の間は、UGNとしてよろしく頼むよ、皆」 笑いかける
穂苅好加:「よろしくお願いします、心強いです」
不破歩未:「確かに。したたかではありますね」一歩離れて、六堂と穂苅のそばに立つ。
細川瑠璃良:「わ……」笑顔に照れたように反応して。「は、はいっ!」
六堂結葵:「よろしくお願いします、お二人」
六堂結葵:「……乗り換えで着替え用意してもらえればいいけど」一人ぼやいて
穂苅好加:「うん、よろしくね。ええと、六堂さんで良かったっけ」
穂苅好加:「ええ、似合ってるのに」
細川瑠璃良:「あはは。そのままじゃ大変だよねえ結葵ちゃんは」
不破歩未:「格好良いけど、少し目立つものね」
穂苅好加:「それもそうか、着替えに、それと少しは落ち着いて情報収集でもできると良いけど……」
六堂結葵:「慣れたけど好きでこの格好してるわけじゃないし……」
不破歩未:「慣れるものなんだ……」
GM:キミたちがそうして話しているうちに、次の駅であるK市の駅が近付いてくる。
六堂結葵:「だってこれ着ないと全裸だもの。それよりはマシ」
不破歩未:「六堂。男の人いるから」小声でたしなめる。
細川瑠璃良:「結葵ちゃんはも~」
御崎兵一:やれやれと肩をすくめている
GM:窓ガラスが割れ、車両の一部が炎上した列車がK市の駅へと入る。


GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更のみ可能!
GM:購入判定は次のシーンでのんびりやりなー
御崎兵一:戦闘があっただけで車内販売が来ないとは たるんどる
GM:半壊してるし……
細川瑠璃良:まだ買えない……
御崎兵一:ロイスは保留!
六堂結葵:取得はまだ保留で。ラハブのロイスをPに変更して終了します
ラハブ:おお、ポジティブ感情!これはワタシにもモテ期というやつが来ましたか!
細川瑠璃良:保留しよ~
穂苅好加:細川瑠璃良 〇流石/なんか御崎さんに照れてる…… 御崎兵一 〇カッコいい/ズルい
穂苅好加:これで
GM:御崎さん、順調に好感度を稼いでる
GM:では、全員終わったようなので改めてシーン終了です!


【ミドルフェイズ3】

GM:次のシーン。
GM:シーンプレイヤーは細川さん。
GM:他のPCも全員登場にしましょう。
御崎兵一:まず《サイレンの魔女》の上昇分を上げていなかったので、今上げます
GM:全員ダイスを振って侵蝕率を上げてください。
GM:あ、上げて上げてー
穂苅好加:66+1d10
DoubleCross : (66+1D10) → 66+10[10] → 76

御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を5増加 (65 → 70)
穂苅好加:オギャーッ
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 7)増加 (65 → 72)
御崎兵一:そして登場
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 4)増加 (70 → 74)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 10)増加 (65 → 75)


GM:みんないい感じに上がるな
六堂結葵:意外と並ぶ
GM:このシーンは、四人の交流と情報共有のためのシーンになります。
GM:貴重な日常パートだ。
GM:――K市の駅のホーム。
GM:新しい車両が準備されるまでの間、キミたちはそこで待機をしていた。
GM:UGNによって人払いがされているようで、他には人はいない。
GM:ホームの自販機の方に行っていた不破が、缶コーヒーを抱えて戻ってくる。
穂苅好加:「人気が全然ないホームって、なんか新鮮だなあ」
不破歩未:「どうぞ」缶コーヒーを差し出す。
細川瑠璃良:「わ~!ありがと~!」
穂苅好加:「えっありがとう!」
御崎兵一:不破に続いて戻ってくる。彼女の監視についていたのだ。また、自分はちゃっかり紅茶を買っている。
六堂結葵:「はぁ助かった……」スーツの上からではあるが。新しくもってきてもらった上着を着こんで戻ってくる
不破歩未:「細川、少し見直した。危険な目にあったらすぐに逃げ出すかと思ってたから」
六堂結葵:「ありがと、もらうね」コーヒー缶を手に
細川瑠璃良:「そんなことしないよお」
不破歩未:「六堂。甘いやつだけど平気?」
穂苅好加:「あっ六堂さんおかえり~」
不破歩未:「御崎さんもよければ。人数分、調達してしまったので」
御崎兵一:「おっと、ありがとう。では貰っておこう」
六堂結葵:「ただいま。──大丈夫、好きなやつだよ」プルタブを引いて一口
不破歩未:「細川のそのブリっ子みたいなのはまだ慣れないけど……」
御崎兵一:そう言いつつも、開けるのは紅茶の方だ。ごくごくと飲む
穂苅好加:「ぶりっ子しててもちゃんとしてるから大丈夫だよ、瑠璃良ちゃんは」
穂苅好加:ちみちみとコーヒーを飲む
細川瑠璃良:「してないもん~」
不破歩未:「ちゃんとしてるのは分かったから、そこは認めればいいのに」
細川瑠璃良:缶を開けてふうふうと吹いている。
不破歩未:「普通に飲め」
細川瑠璃良:「熱すぎるもん……」
御崎兵一:「誰しも多少なり、素でない自分を演じるものだ。様々なことを込みで、望むようにやるのが一番だろう」
六堂結葵:「含蓄だなぁ」
不破歩未:「寛大な人なんですね、御崎さんは」
御崎兵一:「狭量で得られるものは少ない。……しかし不破くん、あの二人の襲撃にはまったく心当たりはないのか?」
細川瑠璃良:「やさし~」軽く一口。「あつ……」
細川瑠璃良:またふうふうと吹く。
御崎兵一:「FHからの襲撃、というのは予期されていたが、よもやUGN内部でとは」
不破歩未:「内通者、だそうですので。私。知らないところで恨みでも買っていたんじゃないでしょうか」
穂苅好加:「あの人たち、恨みで動くタイプ?」
細川瑠璃良:「御崎さんの方には情報入ってないんですか?」
穂苅好加:微妙な表情でマシュマロを頬張っている。
六堂結葵:「初めて会ったけどそれはないって断言できそう」
御崎兵一:「……いわゆる"改革派"と呼ばれる我々と反目する連中であることは間違いない。過去にも因縁がある」
不破歩未:「でも、六堂。裏切り者なら何をしているか分からないよ、私」
御崎兵一:「しかしそれでも同じUGNだ。今回のように直接衝突するようなやり方をするとはにわかに考え難い。その理由も不明だ」
細川瑠璃良:「ですよねえ」
穂苅好加:「向こうがUGNを裏切っているのでないとしたら」
六堂結葵:「歩未ちゃん。少なくともこっちは情報がなにもない。そんなところで考えを巡らせたっていいものは出てこないよ」
穂苅好加:「そうそう明かすことのできない秘密が不破さんにあって、護送が完了したらマズい事情がある?」
六堂結葵:「訳も分からず襲われたのは事実。でも、それは答えとは別でしょ」
穂苅好加:うーん、と考え込むようにコーヒーを啜る。マシュマロもコーヒーも甘いので、口の中が大分すごいことになっている。
御崎兵一:「秘密があるとしても、忖度してやるわけにはいかんからね」
細川瑠璃良:「だとしても話してもらわないことにはねえ」
六堂結葵:「正直このまま次の襲撃まで何もわからない、じゃ堂々巡りだしね……」
不破歩未:「六堂。私に優しすぎ。もう少し冷たく接した方がいいんじゃない?」
六堂結葵:「歩未ちゃんが私のこと嫌いならそうしてもいいかなー。好きじゃなくても嫌いでもないなら、このままが私はいい」
穂苅好加:「というか、冷たく接して良いことも無いしね」
穂苅好加:「仲よくしよっ」 二人纏めて抱き着こうとする
不破歩未:「なぜ抱きつく……」拘束具を付けているので避けられない。
不破歩未:「あなたたちに迷惑がかかるから言ってるのに……」ため息を吐く。
御崎兵一:(この後尋問にかけて何もかも吐かせるために輸送してるんだがねえ) 思っていることはおくびにもださず、微笑ましく見守っている
六堂結葵:身長差で抱え込まれながらもまんざらでもない
不破歩未:「細川……」助けを求めるような視線を向ける。
細川瑠璃良:「いいな~」茶化して言う。
不破歩未:「いや、いいなじゃない」
穂苅好加:「瑠璃良ちゃんもおいでおいで」
細川瑠璃良:「行っちゃおっかな?」
不破歩未:「なら、御崎さんもどうぞ」
穂苅好加:「えっ、お、男の人は流石に……」
細川瑠璃良:「ね~?」
六堂結葵:「それはちょっと」
御崎兵一:「ハハ、生憎今は十分温まっていてね」
不破歩未:「じゃあ離して」
GM:では、その時。
GM:駅のホームで《ワーディング》が展開される。
細川瑠璃良:「……」
GM:キミたちの前に、背の高いスーツ姿の眼鏡の男と、オレンジがかった髪色の小柄な巨乳の少女が姿を現す。
細川瑠璃良:「離さないよ」
六堂結葵:「……次から次と」離れて
聖勇:「ご苦労様でした。チルドレン、牧野。あとは私1人でやります」
穂苅好加:「……瑠璃良ちゃん、不破さんお願い」
牧野千晶:「そうっすか」
御崎兵一:ポケットに手を入れる 「その遠慮のない振舞い」
御崎兵一:「所属を伺い立てようか。うん?」
細川瑠璃良:ぎゅっと不破さんを抱えてその乱入者を見る。
聖勇:「私はFHセルの“アラディア”、セルリーダー。コードネームを“システム”と申します」
穂苅好加:「セルリーダー……!」
聖勇:「私の用向きは1つ。その少女をこちらに引き渡していただきたい」
不破歩未:「……っ」
細川瑠璃良:「……そういうわけにはいかないですっ」
御崎兵一:「……」 何かを考えるような仕草
細川瑠璃良:「FHの人たちになんて……!」
聖勇:「では、あなた方は秩序の敵です」
聖勇:「この場で私が……ああ、失礼」
聖勇:そう言って男は懐に手を差し込み、真っ赤に熟したトマトを取り出す。
聖勇:そのまま真っ赤なトマトをむしゃむしゃと食べる。
細川瑠璃良:(何こいつ……)
聖勇:食べ終えると、ハンカチで口元を拭い、キミたちに向き直る。
穂苅好加:「えっ何……?」 引いてる
聖勇:「失敬。私はこれに目がないもので」
牧野千晶:「何してんの、オッサン……」引いてる。
六堂結葵:「身内からもそういう評なんだ……」
御崎兵一:「フフフ……」
聖勇:「では、あなた方はこの場で私が粛清します」拳を構える。
御崎兵一:「面白い男だな、"システム"聖勇」
御崎兵一:「もう少し飾り立てて欲しかったのだが……」
穂苅好加:「力抜けるなあ、これも作戦なの?」 地面から蹴り上げた黒槍を構え、奥にいる牧野に問う
聖勇:「その評価に興味はありません。私はただ秩序の味方をするだけです」地面を踏みしめる。
御崎兵一:名乗っていないはずの男の名を口にしながら、ポケットの中から黒ずんだ宝石を取り出し――
牧野千晶:「話しかけんな、アホ!」穂苅さんに怒鳴る。
御崎兵一:Rハンドアウトを公開します。
細川瑠璃良:ワルだ!
GM:了解です。
GM:では、GMの方で貼りますね!
GM:御崎さんのRハンドアウトを公開します
Rハンドアウト(PC④:御崎兵一)
ロイス:“システム”聖勇(ひじり・いさむ) 推奨感情 P:好奇心/N:脅威
 キミは、日本支部で任務の説明を受けた直後、支部内でアッシュ・レドリックから極秘の任務を受けた。それは、護送任務の最中にFHの“アラディア”セルからの襲撃を受けた場合、わざと任務を失敗することで護衛対象の少女を死亡させてもらいたいというものだ。
 アラディアセルを率いているのは、“システム”聖勇という強力なオーヴァードで、トマトが好物の男なのだということを伝えられる。そして、この任務が無事に成功すれば、UGN内で重要なポストを用意するとアッシュはキミに保証した。だが、この極秘任務、本当に実行に移してよいものなのだろうか。

 ※このリバースハンドアウトを公開した場合、あなたは登場しているシーンから即座に退場することができる。その際、他のキャラクターを同時に退場させてもよい。また、特定のキャラクターのみ退場させないことも可能とする。
GM:というわけで、聖勇はこのまま攻撃を仕掛けてきますが、御崎さんは奇襲を知っているためいつでもシーンから退場が可能です!
御崎兵一:当然退場します。また、同時に他のPC3人を退場させます。
御崎兵一:不破ちゃんは置いていく。
GM:おお、了解です。
六堂結葵:この野郎~
穂苅好加:ま、マジか
細川瑠璃良:許せねえ
GM:では、スーツ姿の男が拳を構えると、途端に空気が張り詰める。
GM:男は一瞬で間合いを詰めると、キミたち5人に向けて殺意のこもった拳を放つ!
御崎兵一:……駅のホームというのは、概ね石・鉄、そういったものでできている。十分に炭素を含有した、だ。
御崎兵一:手にしている呪石の効果で、生成そのものは大した苦もなく自在に行えるため、物質組成など常はそう意識していないが、
御崎兵一:(こういった時ばかりは役に立つ)
御崎兵一:彼の攻撃に合わせ、無数のダイヤモンドの槍が足元からせり出し射出される。
御崎兵一:そして同時に、足場が音を立ててバラバラと崩落していく。
GM:スーツ姿の男は、拳であえて自分の身を守る。
聖勇:そのまま不破歩未へと手を伸ばす。
御崎兵一:攻撃は確かに"システム"を名乗る男を狙ったものだった、が、その質量は味方に対しても障害として機能し、
御崎兵一:崩落と合わせ、不破歩未だけを完全に孤立させる。
穂苅好加:「流石……えっ」
細川瑠璃良:「えっちょっ……!」
不破歩未:「六堂、みんな……!」手を伸ばすが、その手は届かない。
六堂結葵:敵側からのアプローチであれば反応は出来た。しかしこれは、完全に意識外の
六堂結葵:「待……!」手を伸ばす。かすりもせず、体が落ちる
聖勇:「結構。それでいい」少女の体を乱暴につかむ。
御崎兵一:「…………」 言葉は返さない。ただ不服げに眉を吊り上げる
不破歩未:少しもがいていたが、すぐに観念したように抵抗をやめる。
不破歩未:「……これでよかったんだ。私の運命なんて」
穂苅好加:「ま、待ちなさい!こら!」 敵に向けて槍を放つが、碌に他者の因子を回収できていない。そのまま掠りもせず、地に落ちて消える。
細川瑠璃良:「何を……!」
GM:足場が崩れ、キミたちと敵との間が遮られる。
穂苅好加:「ぐっ……まだ悪化する……!」
六堂結葵:「いいわけ──」ほんのわずかな間だというのに、あまりに遠く感じられる
GM:キミたちは崩落する足場から落ちていく。


GM:シーン終了。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
御崎兵一:初期ロイスの変更はハンドアウトシーンやるタイミングですかね
GM:ですね。ハンドアウトシーンの時に書き換えを行います。
御崎兵一:ではなし。購入はします。応急手当キット
御崎兵一:いや……惜しむでもないか。アルティメイド服行きます
穂苅好加:御崎兵一 〇カッコいい/ズルい→信用/〇敵意 不破歩未 絶対助ける/〇悔悟
細川瑠璃良:メイド服狙おうっと
六堂結葵:新規は保留して、御崎さんのロイスを「有為/〇不信」に
穂苅好加:アームドスーツ買います
御崎兵一:コネ:手配師使用。懐刀の効果も乗ると……どうなるか!
穂苅好加:2dx+1>=15
DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[7,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

細川瑠璃良:5dx+11>=20
DoubleCross : (5DX10+11>=20) → 10[1,4,6,9,10]+8[8]+11 → 29 → 成功

GM:御崎さんの好感度がめっちゃ下がってる
穂苅好加:やった
GM:あ、みんな成功してる!
細川瑠璃良:瑠璃にかかればこんなもんよ
六堂結葵:こっちは…応急キットでも
御崎兵一:9dx+1=>20
DoubleCross : (9DX10+1>=20) → 10[1,2,4,4,5,6,8,8,10]+2[2]+1 → 13 → 失敗

御崎兵一:だめでした
GM:だめじゃん
六堂結葵:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[2,10]+4[4] → 14 → 成功

GM:さすが!
六堂結葵:買えた、ここは盾役の瑠璃ちゃんに渡しておこうかな。大丈夫そうなら自分で使います
細川瑠璃良:わーい!
細川瑠璃良:結葵ちゃんからプレゼント貰っちゃった
GM:応急手当キット、この場で使っても構いませんよ
細川瑠璃良:使います!
細川瑠璃良:細川瑠璃良のHPを2d10(→ 8)増加 (2 → 10)
GM:回復した!
GM:では、みんな大丈夫そうなので改めてこのシーンは終了だよ!


【ハンドアウトシーン/御崎兵一】

GM:次のシーン。
GM:次は、御崎くんのハンドアウトシーンになります。
GM:OPで任務を受けた直後、キミがアッシュ・レドリックから別の任務を受けるシーンです。
御崎兵一:受けるぞ~
GM:――日本支部。
GM:イリーガルの穂苅好加とともに任務の説明を受けたキミはその直後に別のブリーフィングルームへと呼び出された。
GM:そこには、中枢評議員アッシュ・レドリックの姿があった。
御崎兵一:「閣下」
GM:彼は軽く笑みを浮かべてキミを迎え入れる。
アッシュ・レドリック:「ご苦労、“センチュリオン”」
御崎兵一:声を上げそうになったが、押さえている。状況からしてただごとではないことを既に察している。
アッシュ・レドリック:「もう一人のイリーガルの少女はどうかな。上手くやれそうかね?」
御崎兵一:「は。問題なく任務は遂行できるでしょう」
御崎兵一:「護送任務についてはつつがなく完了させられるものと存じます」
アッシュ・レドリック:「それはよかった。彼女は現地で護衛に当たっているチルドレンと顔見知りなのだそうだ。一緒ならばキミも変な疑いは持たれにくいだろう」
御崎兵一:「流石の差配です」
アッシュ・レドリック:「キミには護衛任務とは別にもう一つの任務を与える」
御崎兵一:「何なりと」
御崎兵一:平静な声音だが、内心では不穏さを感じ取っている。
アッシュ・レドリック:「表向きの任務は先ほど説明を受けた通り」
アッシュ・レドリック:「その護衛任務の最中、キミはFHからの襲撃を受けることになる」ゆったりとした口調でそう言う。
御崎兵一:「は……」
アッシュ・レドリック:「FHセルの名は“アラディア”。セルリーダーの男はコードネーム“システム”聖勇という」
アッシュ・レドリック:「トマトが好物なんだそうだ」
御崎兵一:「……」
御崎兵一:なぜそんなことを断言できるのか。疑問は生じる。だが言葉は挟まない。
アッシュ・レドリック:「そのFHセルと遭遇した時、キミはわざと任務を失敗したまえ」
御崎兵一:アッシュ・レドリックが時間を割いて自らに宛てるその言葉に、無駄なものなど一つもないと確信している。
アッシュ・レドリック:「彼らは護衛対象の少女を強奪するのが難しいと判断すれば、殺す気で襲ってくるだろう」
御崎兵一:「……失敗ですか」
御崎兵一:「護送対象を明け渡せ、と?」
アッシュ・レドリック:「明け渡すか、もしくは」
アッシュ・レドリック:「不慮の事故だな」
御崎兵一:「なるほど」
アッシュ・レドリック:「優秀なキミとて任務をしくじることはある。誰もおかしいとは思わん」
アッシュ・レドリック:「よくある任務の犠牲だ」
御崎兵一:「は」
御崎兵一:応じながら思考をまとめる。つまるところ、護送対象を恣意に抹殺したと悟られぬように抹殺せよということだ。
アッシュ・レドリック:「中枢評議員直属のエージェントか。査察部の課長か。どちらがいい?」
御崎兵一:「……」 それが何を意味するかは、思索するまでもなく分かる
御崎兵一:帰還後の椅子を聞かれている。ならば、少し笑って
御崎兵一:「……無用のことは考えますまい」
御崎兵一:「今は閣下に与えられた命にのみ集中させていただきます」
アッシュ・レドリック:「実直な男だ」肩をすくめる。
御崎兵一:「閣下の懐刀(レイザーシャープ)ならば、それくらいが良いと思っていますよ」
御崎兵一:「勅命、確かに承りました」 胸に手を当て、顔を下げる 「吉報をお待ちください」
アッシュ・レドリック:「ああ、優しいキミのことだ。任務に同行した他の少女たちを説得したいと考えるかもしれん」
御崎兵一:「……」 顔を下げたまま聞く
アッシュ・レドリック:「その場合は彼女たちにも望む地位を約束すると伝えてもらっていい。私の名の下でな」
アッシュ・レドリック:「交渉材料くらいにはなるだろう」
御崎兵一:「心強い限りです。その寛大さ、尊敬致します」
アッシュ・レドリック:「あとはキミの判断で動きたまえ。期待しているぞ、御崎くん」
御崎兵一:「お任せを」
御崎兵一:……そう口では言いながら。
アッシュ・レドリック:「では、先に出たまえ。変な勘繰りは受けたくないのでな」
御崎兵一:危険な陰謀の渦中に巻き込まれたと思っていた。尋常ならざる任務。ただ一人UGNチルドレンを抹殺するのではなく、秘密裏に、FHの手に託せという。
御崎兵一:可能かどうかで言えば、当然可能だ。広域を攻撃対象に取れる自分の能力が適しているのも分かる。場をごちゃつかせやすいためだ。
御崎兵一:それでもこの任務に感じる不可解さは拭えない。目の前の男がその策にて陥れようとしているのは、自分か、それとももっと大きな相手なのか。
御崎兵一:(……そうであろうと)
御崎兵一:(俺は信用している。閣下の手腕と、閣下が導く先の、世界の姿を)
御崎兵一:(……俺は信用したい)
御崎兵一:顔を上げる。胸中の疑念を表情に出すことは全くないし、胸中の疑問を口走ることもない。
アッシュ・レドリック:「……“センチュリオン”。くれぐれも変な気を起こすな」
御崎兵一:問うこととは、答えをくれなかったものに抗うことだからだ。アッシュ・レドリックに抗うつもりはない。
アッシュ・レドリック:「キミはただ任務をこなせばいい。分かるな?」
御崎兵一:「勿論です。すべては閣下のために」
御崎兵一:「失礼します」
GM:男は表情を変えずにキミの後ろ姿を見送る。
御崎兵一:迅速に任務へと移るために……あるいはその顔を、彼に見せぬように。
御崎兵一:踵を返し、暗い一室を後にする。
御崎兵一:(……足りぬ情報は、自分の眼で確かめる)
御崎兵一:(その結果、閣下が正しいという確信が得られる)
御崎兵一:(それで良い。全ては閣下と、俺のために)
御崎兵一:(……得られる。得られるはずだ。あるべき姿の未来が)
御崎兵一:(得られる……はずだ)
GM:では、キミが1人でブリーフィングルームを出たところでハンドアウトシーンは終了だ。
GM:シナリオロイスを書き換えてください。
御崎兵一:マリア・チェスノコフ/○連帯感/敵愾心 → “システム”聖勇/好奇心/○猜疑心
GM:オーケーです。
GM:では、新しく書き換わったロイスをメモ欄に残しておいてくださいね。
GM:これでハンドアウトシーンは終了。
GM:次はマスターシーンです。
GM:マスターシーン。
GM:――K市の郊外。輸送機の中。
GM:金髪の少女――テレーズ・ブルムが腕に止まったフクロウを撫でる。
テレーズ・ブルム:「さて。運命はどちらに転ぶでしょうね」
GM:その時、《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》によって機内に炎の門が開いた。
GM:その門から、戦闘用ボディスーツにジャケットを羽織った少女と褐色肌の黒髪の少年が姿を現す。
強羅瑠璃:「すまない。任務は失敗だ」
テレーズ・ブルム:「……そう。仕方ないわね」難しそうな顔をしながら頷く。
ラハブ:「しかし、これからどうするのですか。他ならぬテレーズの頼みですからこうして馳せ参じましたが……我々もそう長居はできませんよ」褐色肌の少年が言う。
強羅瑠璃:「ああ。ラハブの言う通りだ。今だって東南アジアの遺産の対処に向かう前に寄り道しているわけだしな」
強羅瑠璃:「まあ、瑠璃ちゃんと友達になれたのは良かったけど……」
ラハブ:「いや、あれ友達になれてました?」
強羅瑠璃:「え、違う!?」
GM:二人の言葉を聞きながらテレーズ・ブルムはしばし逡巡する。
テレーズ・ブルム:「いいわ。私が直接話をします」
GM:少女は覚悟を決めたような顔でそう言った。
GM:マスターシーン終了。


【ミドルフェイズ4】

GM:次のシーン!
GM:シーンプレイヤーは御崎くん。
GM:他にも御崎くんをボコボコにしたい人は登場するといいでしょう。
穂苅好加:76+1d10
DoubleCross : (76+1D10) → 76+10[10] → 86

穂苅好加:ギィ~~~
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 9)増加 (75 → 84)
GM:シーンに登場する人はダイスを振って侵蝕率を上げてね。
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 1)増加 (72 → 73)
細川瑠璃良:殺意
六堂結葵:冷静になってる…
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 3)増加 (74 → 77)
GM:このシーンは御崎くんをボコボコにしたり、情報収集をしたりするシーンになります。
GM:――K市の駅舎の一部の崩落により、護衛対象の少女と分断されたキミたち。
GM:人目を避けるべく、四人は付近の路地裏へと退避していた。
GM:“アラディア”セルを名乗った連中は追ってくる様子はない。一時的にだが、落ち着いて話をすることはできるだろう。
御崎兵一:「ワーディングも解けた」
御崎兵一:「連中は完全に捕捉距離外だな。追跡の支援が得られる状態ならばともかく」
御崎兵一:「現状ではそれも望めんだろう」
御崎兵一:彼らがいた方を見つつ、三人に背を向け、淡々と状況を確かめるように口にする
御崎兵一:あるいは言い聞かせるように。
六堂結葵:「…………」眉根を寄せ。
穂苅好加:「そうですね」
細川瑠璃良:「はいそうですか、は通らないんじゃないかな~?」
穂苅好加:「で、なんであんなことをしたんですか」 普段より幾分深い声
穂苅好加:槍を御崎の背に突きつけるようにしており、明らかに敵意が籠っている
細川瑠璃良:「ちょっと好加ちゃん……」咎めるような声音だが、ポーズだけだ。
御崎兵一:「攻撃の失敗だ。俺のような対広域の能力だとままある」
御崎兵一:「重大な局面で、少しばかり力が入りすぎて、失敗してしまった……」
御崎兵一:「……という説明は通ると思うんだが、どうかな?」
御崎兵一:目だけで背後、三人を見る。笑みはない。
六堂結葵:「鏡でも用意する? 自分も騙せそうもない嘘を言う顔がどんなかわかると思う」
穂苅好加:「本当だったらいない方がマシだね。刺しますよ」
細川瑠璃良:「通すために私たちに乱暴とかします?」
細川瑠璃良:「それは……怖いなあ」
御崎兵一:「事実はさておき、このまま事が進めば、表向きはそれで通すことになるだろうね。あるいは敵が能力暴走を誘発する能力を使ってきたとか……」
六堂結葵:「…………」
六堂結葵:「通せる確証もあるってことですね」
御崎兵一:「そういう筋書きも、書き加えられるかもしれない。……そういうことだ」
細川瑠璃良:「で」
御崎兵一:「君らに乱暴して口を封じるという手段を取るまでもなく」
細川瑠璃良:「なんでこんなことしたの?」
穂苅好加:「そうやって通るのは別に問題じゃない」
穂苅好加:「私たちはあの子を助けなきゃいけないから」
御崎兵一:「その筋を通すことができる。……俺の上に誰がいるかを説明する必要はないだろ?」
穂苅好加:「あなたが敵なのか、そうじゃないのかを知りたいの」
御崎兵一:「それが命令だからだ。命令の主は君らも知っての通り」
御崎兵一:「護衛対象をFHに引き渡す。その顛末に触れる必要はなし、とね」
御崎兵一:「任務は失敗ということになるが、それによるUGN内での立場悪化を気にする必要はない。……当然それも、閣下が手を回す」
御崎兵一:「それも、おそらく口止めを兼ねて、並以上の手回しがされるだろう。君たちのUGNとしての立場は、むしろ良くなるはずだ」
御崎兵一:「この夜をこのままで終わらせられれば。……そろそろ槍を持つ手も疲れて来たんじゃないか?」
細川瑠璃良:「私たちはさ。お兄さんみたいなすごいエリートじゃないから」
細川瑠璃良:「任務の一個の失敗くらいはなんてことはないんだけど」
細川瑠璃良:「お兄さんと違って、もっとか弱いからね」
細川瑠璃良:「一人の女の子が不幸になっちゃうのは、避けたいなって思うんだ」
穂苅好加:「まあ、命令でそうしたって言うなら、これ以上は言いませんけど」 槍をしまう
穂苅好加:「私は勝手にやります」
御崎兵一:「それだ」「俺は逆に君らに問いたいところだよ。細川くん、六堂くん……穂苅くんも」
御崎兵一:「なぜ彼女とそんなに親しく接していたんだ? 彼女がどんな事件の参考人で、この後どんな顛末を辿るか、知らなかった訳ではないだろう?」
御崎兵一:「FHと内通し、死者を出した! そんな奴だったのにだぞ?」
細川瑠璃良:「……どんな事件の参考人か。知ってるんですか?」
細川瑠璃良:「私は。知りませんよ」
細川瑠璃良:「本当のところがどうなのか」
細川瑠璃良:Rハンドアウトを公開したいです。
御崎兵一:「……本当のところだと?」
GM:おお。いいでしょう。
GM:こっちが先に公開されるか。
GM:では、GMの方でリバースハンドアウトを貼りますね。
Rハンドアウト(PC②:細川瑠璃良)
ロイス:“Sexy.Honey.Bunny!”功刀亜寿佳(くぬぎ・あすか) 推奨感情 P:感服/N:連帯感
 キミは、護送任務が始まる直前、護衛対象である不破歩未という少女の身元を洗っていた。ごくありきたりな射撃能力と知覚能力、それがUGNのデータベースにあった情報だ。だが、キミは、そこにわずかだが隠蔽の痕跡を発見した。
 その瞬間、キミは、“Sexy.Honey.Bunny!” 功刀亜寿佳というUGNエージェントからの通信を受ける。彼女は、電脳工作部隊“アデプタス”の一員を名乗り、それ以上の調査は懸命ではないとキミに警告した。危険を感じ取ったキミは、その場では調べを進めることはなかった。必要がない限りは、この件は深追いしないのが得策なようだ。
 ※このリバースハンドアウトを公開することで、「不破歩未の隠蔽された情報について」の情報収集を行うことができるようになる。
GM:というわけで、情報収集項目が追加されます
・不破歩未の隠蔽された情報について〈情報:UGN、裏社会〉難易度13
GM:次のシーンで、細川さんのハンドアウトシーンが発生することになります。
細川瑠璃良:「ただのダブルクロスに、“ナイトフォール”くんだりまで出張ってきて、どこぞの評議員様直々に刺客まで送りつけて」
細川瑠璃良:「フツーなわけないでしょ。おかしいと思ってなかったの?それとも」
細川瑠璃良:「おかしいと思ってるくせに兵隊ごっこに殉じたってわけ?」
御崎兵一:「……おかしいと思っていようと下された任務に従うのは」
御崎兵一:「盲信しているのじゃない。最終的にそれで筋が通るからだ。事態の速度は、常に自分の反射神経に合わせてくれるとは限らない」
御崎兵一:「その思考時間で発生するラグが、機構の死に至ることもある」
御崎兵一:応じながらも、表情は苦々しい
御崎兵一:自身が動員された。それだけならばまだ良い。だが"ナイトフォール"は明確に違う。それはアッシュ・レドリックの支配するものではない。
細川瑠璃良:「もういいでしょお為ごかしは」
御崎兵一:それに違和感を感じなかったと言えば、嘘だ。……ただそれよりも自分の信仰を優先した。
細川瑠璃良:「あんたがやらかしたのはまあいいわ。ホントは全っ然の全っ然よくないけど」
細川瑠璃良:「そんでそのアンタの脊髄より早い命令機構はその先どうしろつってんの?」
細川瑠璃良:「まだ届いてないなら、瑠璃たちを手伝ってほしいんだけど」
御崎兵一:腕を組む 「任務は終わりだ。このまま報告をして……手伝う?」
六堂結葵:「……そうだねぇ。まだことは全然終わってないわけだし」
細川瑠璃良:「ええ。護衛任務の完遂が危ぶまれるそこらのチルドレンを、偶然手助けしてやった」
細川瑠璃良:「筋書きはそんなところで手を打つけど」
細川瑠璃良:「ここでやり合うのと選ばせてやるつってんのよ」
穂苅好加:「御崎さんへの命令は、御崎さんだけに渡されたものでしょ」
穂苅好加:「私たちは知ったこっちゃないし」
御崎兵一:「だから、ここで手を引けば……いや」 口にしかけて、思い直す。こんな状態の少女たちに、その"交渉材料"がどれだけ役に立つというのか
六堂結葵:「ちょっといい? 一度、確認だけはしておきたい」
細川瑠璃良:「ん~?」ぱっと表情を戻して。「結葵ちゃんどうしたの?」
六堂結葵:三人に向けて。なるだけ穏やかに声を作り問いかける
穂苅好加:「ん」 六堂の方を見る
御崎兵一:目線だけを彼女に向ける
六堂結葵:「思うことはあるし、九割は信頼しづらいっていうのも瑠璃ちゃんと近いけど」
六堂結葵:「まず、穂苅さんはあらかじめFHが襲ってくること、と聞かされて任務にあたった」
穂苅好加:「ん、状況の確認だね」
六堂結葵:「御崎さんはさっきの通り。共通項は、内通者の歩未ちゃんとFHという線が繋がってる」
六堂結葵:「大丈夫かな?」確認の問い
穂苅好加:「そうだね……内通者の不破さんをFHが狙っている、と聞かされて応援に来た感じ」
六堂結葵:「……私達も、そういう理由を与えられてこの任務に当たってる。そこに出てきたのが、身内の部隊の“ナイトフォール”」
御崎兵一:「……異論はない。彼女を襲撃してくるFHに引き渡すのが俺の密命だ」
六堂結葵:「瑠璃ちゃんの通りここでおかしくなるよね。だからまぁ、これは乱暴な推論だけど」
六堂結葵:連続しますが、Rハンドアウトを公開します
GM:オーケーです。
GM:では、GMの方でリバースハンドアウトを貼りますね!
Rハンドアウト(PC①:六堂結葵)
ロイス:“アーリマン”不破歩未(ふわ・あゆみ) 推奨感情 P:友情/N:憐憫
 キミは、護送任務が始まる直前、護衛対象である不破歩未という少女と言葉を交わした。どこか寂しげな様子で寡黙な彼女は、話をするうちにキミに秘密を打ち明けた。
 ほんの短時間の未来を予知するオーヴァード能力を持つという彼女は、先日の事件の際にもFHによるジャーム兵器の投入を予見して上層部に報告していたのだという。だが、どこかで彼女の報告が握り潰されたために被害は防げず、いつの間にか自身がFHの内通者だということにされていたのだという。彼女の言葉は真実かどうかすら分からない。だが、キミは、そこに噓はないと直感していた。
 ※このリバースハンドアウトを公開することで、「“アーリマン”不破歩未について」の情報収集を行うことができるようになる。
GM:というわけで、情報収集項目が追加されます
不破歩未について〈情報:UGN、噂話〉難易度6
GM:また、このシーンの後で六堂さんのハンドアウトシーンが発生することになります。
六堂結葵:「情報の根本がおかしくなって伝わってる、って可能性」
穂苅好加:「情報の根本……不破さんが内通者って部分?」
御崎兵一:「……何か知っているのか?」
細川瑠璃良:「……」
細川瑠璃良:「結葵の言うとおりかも」
細川瑠璃良:「一旦整理しましょう。瑠璃たちの状況」
六堂結葵:「追って話せることは話します。その上で、御崎さんが協力できるのならしてほしいと思う」
六堂結葵:「“改革派”がどこまでのものを掴んでいるのか。間違った情報を掴んだ結果、この事態が起こっているのなら」
六堂結葵:「正さなくちゃならない。瑠璃ちゃんの言う通り、正しいものを見つけないと先には進めない」
御崎兵一:「……飽くまで即座の真実を追求するか。今止めれば、君等とてUGN内での立場を……いや」
御崎兵一:「もはやそんな域ではないか。全く……」
六堂結葵:「おいしい話だとは思うけど……」
六堂結葵:「生憎。登っていくのは自分の力で、って約束もあってね」
細川瑠璃良:「てかイリーガル2人にんな話しして通りがいいわけ無いでしょーが」
御崎兵一:ふ、と笑って 「事実おいしいぞ。もし君らがUGN内で何かを為したいなら、真実に蓋をすることと天秤にかける価値はある」
御崎兵一:「だがそれでは収まらん、聞き分けない顔だな、それは」
細川瑠璃良:「あいにく瑠璃はそのへんバラせば派なんで」
御崎兵一:エージェントとして活動する中で、見覚えの良くある表情だった。そういった者を結果的に陥れるようなことをした経験もある。だが、今回は……
御崎兵一:「……協力ではないな」
御崎兵一:「監視だ。つまり任務が失敗に終わったのになおも行動を止めない君らの活動を監視するという立場にする」
御崎兵一:「それならば閣下の干渉が新たに伸びてくることはない。俺は未だ閣下の命に従い働いていることになるからだ」
細川瑠璃良:「上っ面はどうでもいい。あんたの好きなのにすれば?」
細川瑠璃良:「繕ったほうが都合のいいのはそうでしょうから」
六堂結葵:「まぁまぁ……」
御崎兵一:「了承を得られたということで感謝するよ」 自らの髪を弄る
穂苅好加:「次さっきみたいなのやったら本当にぶっ飛ばしますからね」
御崎兵一:「俺の行動について、敢えて弁解もするまい。……あの時はあの行動が良いと判断したのは事実だ」
御崎兵一:「そして今は違う。だから協力させてほしい。その限り、ああいったことはもうしないとも」
細川瑠璃良:「大丈夫よ。あんたの謝罪に価値を覚えるわけじゃないもの」
細川瑠璃良:「示してね。ここから。価値」
細川瑠璃良:「よろしくねっ、お兄さんっ♪」
六堂結葵:「……もう一度。どうぞよろしく」御崎さんに手を伸ばして。
御崎兵一:軽く両手を挙げる。その切り替わりにちょっと押されている 「……個人的には、君も繕わんで良いと言いたいのだが、まあ、うむ」
御崎兵一:六堂くんの手を掴む 「ああ。……護送の前はこんなことはしなかったな」
御崎兵一:「だが、今はした。よろしく頼むよ、六堂くん」
六堂結葵:「私からの分は瑠璃ちゃんが言ってくれたから。貴方の立場と覚悟は、信用します」
御崎兵一:「裏切らんよ。俺は閣下の信用にだって応える男だ」
御崎兵一:「……裏切るものか」
穂苅好加:自分も手を差し出すか考えて、やめる。
穂苅好加:「……それじゃあ改めて、情報を整理するところから始めましょうか」
GM:では、ここからは情報収集を行っていきましょう!
GM:今の段階で調べられるものは、先ほどのリバースハンドアウトで増えたものを含めて6つ!
・列車での襲撃者(強羅瑠璃とラハブ)について〈情報:UGN、裏社会〉〈知識:遺産〉難易度7
・“アラディア”セルについて〈情報:UGN、FH〉難易度7
・“アラディア”セルの構成員について〈情報:UGN、FH〉難易度8
・護送任務と連れ去られた不破歩未の行方について〈情報:UGN、ウェブ〉難易度8
・不破歩未について〈情報:UGN、噂話〉難易度6
・不破歩未の隠蔽された情報について〈情報:UGN、裏社会〉難易度13
細川瑠璃良:めちゃある
GM:抜いた情報によってこのシーンの最後で発生するイベントが変わりますが
六堂結葵:さらに増えたもんね二つ
GM:自由に調べたいものを調べてもらっていいですよ
GM:やりたいものからやりな~
御崎兵一:穂苅くんと六堂くんから行くのが良いかな ルーリィと御崎はそこそこ社会あるし……
GM:ルーリィ誰
六堂結葵:言い出したし、歩未ちゃんについて当たっていきたいですね
細川瑠璃良:がんばって~
穂苅好加:はーい、じゃあ私は"アラディア"セルについて調べます
穂苅好加:UGN幹部のコネ使って、なんか80超えてるのでDBついて5d
GM:では、〈情報:UGN、FH〉で難易度は7です!
穂苅好加:5dx>=7
DoubleCross : (5DX10>=7) → 9[2,2,6,9,9] → 9 → 成功

穂苅好加:よし
GM:さすが!
細川瑠璃良:すごーい
細川瑠璃良:さすが好加ちゃん!
六堂結葵:コネ使って噂話で4D!
六堂結葵:こちらもいきます
六堂結葵:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 9[3,3,4,9]+1 → 10 → 成功

GM:お見事!
細川瑠璃良:結葵ちゃんもすごいすごい!
六堂結葵:やった~
GM:細川と御崎くんはどうします?
細川瑠璃良:なんで瑠璃だけ呼び捨てなのよ
御崎兵一:列車での襲撃者(強羅瑠璃とラハブ)について にしようかな。隠蔽された情報はメインディッシュに
GM:なるほどな
御崎兵一:<情報:UGN>で行きます。Dロイス懐刀の効果でダイス+2、コネ:アッシュ・レドリックで更にダイス+2!
GM:めっちゃ増える!
御崎兵一:8dx+1=>7
DoubleCross : (8DX10+1>=7) → 10[1,2,2,6,7,7,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

GM:すごいな!?
御崎兵一:死ぬほど分かった
六堂結葵:わぁ
GM:では、判定は成功です!
細川瑠璃良:ええ~っ 天才じゃないですか
細川瑠璃良:すごいんですね……憧れます
GM:わざとらしい!
御崎兵一:照れるなあ
GM:まんざらでもなかった
六堂結葵:なかよし
GM:そんな細川はどうします?
細川瑠璃良:・護送任務と連れ去られた不破歩未の行方について〈情報:UGN、ウェブ〉難易度8
細川瑠璃良:これいこうかな
GM:いいでしょう
細川瑠璃良:コネ:UGN幹部使います
細川瑠璃良:8dx+2>=8
DoubleCross : (8DX10+2>=8) → 9[1,2,3,4,4,5,8,9]+2 → 11 → 成功

細川瑠璃良:まずます!
GM:さすが!
御崎兵一:細川くんもすごいぞ!
GM:では、順番に情報を公開していきましょう
GM:まずはこれ
・“アラディア”セルについて
 『偽りの女神』の名を冠するFHセル。セルの目的などは定かではないが、世界中で活動の報告がある。現在は、護送中の不破歩未を狙って動いているようだ。ただ、関東近郊某市で起きた事件を首謀したFHセルは既にUGNによって掃討されており、そのセルとの関与は全く見られない。“アラディア”セルの活動は散発的で、組織自体に不明な点も多い。
GM:なんかよく分からない奇妙なセルだという
GM:ことが分かりました
穂苅好加:何だこのセル
GM:変なセルだねぇ
細川瑠璃良:どういうこと~~~
御崎兵一:すごい匂いがする
六堂結葵:素人目でも匂う~
GM:あ、怪しくないよぅ
GM:では、次!
・不破歩未について
 UGNイリーガルで、女子高生の少女。ぶっきらぼうで、あまり感情を表に出すことはない。シンドロームはオルクス/ノイマン。強化された知覚能力と射撃能力を持つが、それ以外には特筆すべき能力はない。好物はイチゴのショートケーキ。
 FHの内通者。先日の関東近郊某市での事件では、彼女の手引きによってジャーム兵器が市街地に投入されて大きな被害が出た。
GM:この情報だけだと分かりませんが、細川さんのリバースハンドアウトにあった通りこれは隠蔽された後の情報です
御崎兵一:大半の人はこれが真実だと思ってるってわけ
細川瑠璃良:ようやくさんを付けてくれた
GM:世間一般的にはこれが真実ですね
六堂結葵:なるほどね
GM:六堂さんのリバースハンドアウトだけだと本人の証言しかないので手詰まりを起こす仕組み
細川瑠璃良:ははあ
GM:そんなわけで次!
・列車での襲撃者(強羅瑠璃とラハブ)について
 護送列車での襲撃者、強羅瑠璃とラハブ・アブド=アルマリク。彼女たちはUGN遺産管理局特殊部隊“ナイトフォール”の隊長とその相棒である。二人とも高い戦闘能力と実戦経験を持つ。
今回は遺産とは無関係の事件ではあるが、上官であるテレーズ・ブルムの指示で不破歩未の確保のために動いていたようだ。
GM:この情報収集項目を抜いたことで、シーンの最後にイベントが発生します。
GM:具体的に言うと、テレーズ・ブルムからの接触があります。
GM:では、次!
・護送任務と連れ去られた不破歩未の行方について
 数日前に関東近郊某市で起きた事件での内通者、不破歩未をT市で待つ査察部第4課に引き渡すという任務。中枢評議会改革派と査察部第4課の主導によるもの。事件の発生からあまりにも早い段階で内通者である不破歩未の移送が決定されており、UGN上層部がそれほど今回の件を重く受け止めていることが窺える。
 不破歩未を連れ去った“アラディア”セルは、UGNが用意していたK市駅の列車を使うつもりのようだ。列車はまだ発車の準備をしているようで、駅舎に向かえば彼らと接触することができるだろう。ただし、その場合には“アラディア”セルとの戦闘が予想される。
GM:“アラディア”セルを名乗る連中はUGNが用意した列車をそのまま使うつもりのようですね。
GM:野蛮なやつら!
GM:情報は以上!
GM:あとは情報共有が済んだところでイベントが起きるよ!
GM:では、キミたちはその場で情報の整理と現状の確認を行った。
細川瑠璃良:タブレット端末を開いて図式を描いている。
御崎兵一:スマートフォンに任務記録を残している。もちろん体面のための『監視』の旨だ。
細川瑠璃良:「事件を受けて、歩未ちゃんの護送を決定したのが中枢評議会改革派と査察部第4課……というか」
穂苅好加:10個目の惣菜パンと2本目の500mlジュースを呑み込み、ゴミを袋にひとまとめにしている
細川瑠璃良:「一緒くたに扱っちゃったほうが話し早いかなこれ。とにかく改革派で」
御崎兵一:「問題ない。現実、ほぼ全ての場合においてはそうだ」
細川瑠璃良:「私と結葵ちゃんの任務はそっちから来てるか、もしくは全然関係ない中立ってとこかな」
細川瑠璃良:「後者のほうが可能性あるかも。誰かは充てなきゃなんだし」
穂苅好加:「ふむふむ」
御崎兵一:「そうだな。全般において改革派が噛むのは怪しすぎる」
六堂結葵:「誰かを挟んで、関係ないところから渡してきた……は考えすぎか」
御崎兵一:「一旦は何でもない派閥の任務というていにして、我々が介入するというのは常套の手口だ」
細川瑠璃良:「んー。知らせといたほうが楽だったろうからあんまないんじゃないかな」
細川瑠璃良:「“こんな”事態になることも防げたでしょ?」
細川瑠璃良:「問題は、そっちってよりは」
御崎兵一:「うむ……」 腕を組む。護送開始当初より少し落ち着きがない
細川瑠璃良:とんとんと中心の円をタップする。
穂苅好加:覗き込む
細川瑠璃良:不破歩未の情報を開いた。「こっち」
細川瑠璃良:「結葵ちゃんこれどう思う?」
細川瑠璃良:彼女の性能プロフィールを出して。
GM:UGNのデータベース上の当たり障りのない情報がそこに表示されている。
六堂結葵:「感覚強化系のオーヴァード、特記事項にFHの内通者として……これは私達全員に知らされてるものか」
六堂結葵:「んー……感覚的な発言になっちゃうけど」
六堂結葵:「白すぎる、っていうやつかなぁ。私が歩未ちゃんから聞いた話を信用するなら、だけど」
六堂結葵:当然、信じてはいる。しかし現時点で掴める情報がこれ以上は見えていないのなら……説得力が薄くなるのは致し方のないことだ
細川瑠璃良:「にしては、大それてる」
細川瑠璃良:「やったこともだし、コードも」
穂苅好加:「アーリマン……だっけ?」
御崎兵一:「イリーガルだからな。背景の洗い出しが不十分だったという線はなくはないが……」
細川瑠璃良:「まったく無実の女の子が捕まって、悪い人たちがそれをごまかそうとしてる!みたいな」
細川瑠璃良:「そんな安直なシナリオが引けるわけでもなさそうかなって思うな」
細川瑠璃良:「……方針は2つあると思う」
六堂結葵:「誤魔化すには、誤魔化すに足る理由がある。……瑠璃ちゃんのこともあるし」
細川瑠璃良:「彼らを待て~って追っかけるのが一つ。防犯カメラの情報だと列車使うみたいだからね、あの人たち」
細川瑠璃良:「この辺りの支部の人にちょっとお願いしたら教えてくれたよ」
御崎兵一:「追跡は可能か……もう一つは?」
細川瑠璃良:「お友達を探してるんです……ってね。もう一つは……」タブレットをスワイプして、改革派の隣。
細川瑠璃良:もう一つの陣営を示す。「“こっち”に渡りをつける」
細川瑠璃良:「“ナイトフォール”って確か、対立派閥なんだよね?」
御崎兵一:「……そうだ」 表情は苦々しい
御崎兵一:「正確には、彼らのバックのテレーズ・ブルム。閣下とは強く反目し合っている」
細川瑠璃良:「向こうの言い分聞いておくのも悪くないんじゃない?って思うよ」
細川瑠璃良:「幸い、向こうの瑠璃ちゃんとは“仲良く”なれたし、現実的じゃないこともない」
穂苅好加:「うん、聞いておいた方が良いと思う」
六堂結葵:(よくなった…………のかな)悪い人ではないのはわかってるが
細川瑠璃良:「お兄さんとしても再襲撃はやでしょ?」
細川瑠璃良:「次来るなら2人どころじゃないかもだし」
穂苅好加:「そんなにいるんだ……」
御崎兵一:「まったくだ。本気で打ち合うのは避けたい」
御崎兵一:「となれば確かに、その線は有力か……ごく個人的には全く気は進まないがね」
GM:と、その時、一羽のフクロウがキミたちのもとに飛んでくる。
六堂結葵:「連絡とか、取る方法ってあるの?」
六堂結葵:と言った矢先に。飛んできたフクロウに視線が向く
細川瑠璃良:「それは……うん?」
穂苅好加:「ん?……わ、フクロウ!」
GM:そのフクロウはキミたちの頭のそばを旋回するように飛ぶ。
穂苅好加:「えっ凄い!なんでこんなところに!?」
穂苅好加:はしゃいでいる
GM:そのフクロウは少し離れた場所に飛んでいくと、そこに立っている少女の腕へと止まる。
御崎兵一:「いや、あれは……」
テレーズ・ブルム:「こんにちは、皆さん」にっこりと微笑む。
御崎兵一:自然、目は少女へ。表情を歪める 「……考えつくところは同じということか」
六堂結葵:「……あの人が」
穂苅好加:「あ、どうもこんにちは……可愛いフクロウですね……?」
テレーズ・ブルム:「噂をすれば何とやらというところで。UGN中枢評議員のテレーズ・ブルムと申します」
細川瑠璃良:「ええ……?」
テレーズ・ブルム:「はじめましての人が多いかしら。気軽にテレーズって呼んでちょうだいね」
穂苅好加:「えっ、この人が」
御崎兵一:「……彼女としても何らかの目算が外れた訳だ。動いてくるのは不思議ではない」
御崎兵一:「が、直接のご来訪とはな。……ほら名乗っておけ」
テレーズ・ブルム:「可愛いでしょ。私の護衛のサジェスよ。この子もオーヴァードなの」腕に止まったフクロウを撫でる。
穂苅好加:「ほ、穂苅好加です……」 促されるままに名乗る
テレーズ・ブルム:「六堂さんに、細川さん、穂苅さん。それに御崎さんでしょ。知ってるわ」
六堂結葵:「はじめまして。……先ほどは色々と」
テレーズ・ブルム:「先ほど……ああ、列車では手荒な真似をしてごめんなさいね。ナイトフォールの2人の件、私が代わりに謝ります。まあ、指示を出したのは私だしね」
御崎兵一:渋い顔でまた腕を組む
細川瑠璃良:「細川瑠璃良です」ペコリと礼をして。「でも」
細川瑠璃良:「どうしてここに?」
テレーズ・ブルム:「あなたたちと話がしたくて。ああ、今は私1人だから安心してちょうだい」
細川瑠璃良:「いやむしろ安心できないですよ~」
細川瑠璃良:「女の子一人でって言われると……」
テレーズ・ブルム:「どうして。多少の護身術は習ってはいるけれど、それでもあなたたちには到底及ばないわ」
テレーズ・ブルム:「えいっ、やあっ」へにゃへにゃとしたパンチを繰り出している。
細川瑠璃良:「だから危ないんじゃないですか!」
テレーズ・ブルム:「ざっとこんなもの……えっ、私の心配?」
御崎兵一:「……別に俺は手を出したりはせんし、通りすがりのFHが襲ってきても守ってやるくらいはする」
穂苅好加:「偉い人なんですよね……?」
御崎兵一:「当然それくらいはできる。徒に滞在時間が長引けば相応にリスクも高まるだろうが」
テレーズ・ブルム:「偉いわよ。これは本気であなたたちと話がしたいというアピール」
テレーズ・ブルム:「効果あった?」
穂苅好加:「ええと、じゃあそうですね」
六堂結葵:「心配になりましたけど。話はしたいです」
穂苅好加:「襲撃の理由を説明してくれるつもりはあるんでしょうか……」 大分胡散臭そうな表情
テレーズ・ブルム:「サジェスがいるから、少しくらいは心配いらないのだけど」傍らのフクロウを示す。
テレーズ・ブルム:「いい質問ね、穂苅さん」
テレーズ・ブルム:「私の目的はあなたたちが護衛している少女だったの。と言っても、一歩遅かったようだけど」
テレーズ・ブルム:「誰かさんが任務に忠実すぎたおかげでね」
御崎兵一:「ふん」 別に謝ったりはしないぞ
テレーズ・ブルム:「今回の一件、私は改革派の陰謀ではないかと睨んでいます」
テレーズ・ブルム:「根拠は何もない。でも、事態があまりに性急すぎる」
テレーズ・ブルム:「これは言わば、直感のようなものね」
テレーズ・ブルム:「あの不破歩未という少女は濡れ衣を着せられただけなのではないかと私は考えています」
テレーズ・ブルム:「真実を知るのは彼女だけ。でも、このまま査察部の手に委ねてしまったらその真実を知る機会も永遠に失われてしまうわ」
御崎兵一:「そちらも事態は掴みきれていないということだな。だが掴みきれていないなりに、事態を遅延することでコントロールを得ようとして、彼女を確保しようとした」
御崎兵一:「穏健派のやりそうなことだ」
テレーズ・ブルム:「そういうこと」
テレーズ・ブルム:「護衛が優秀だったおかげでまんまと失敗しちゃったけどね」
テレーズ・ブルム:「ナイトフォールに土を付けるなんて大したものだわ」
細川瑠璃良:「偶然ですよ~」えへへ、として。
穂苅好加:「4対2でしたしね」
テレーズ・ブルム:「私の下にもあなたたちみたいなオーヴァードがもっといれば……」
御崎兵一:「世辞は止してくれ。……それで?」
テレーズ・ブルム:「ああ、他のナイトフォールのメンバーはすぐに動けなくて。ハウントたちも来られればもっと楽に……ああ、そうね」
テレーズ・ブルム:「ここからがあなたたちに会いに来た目的よ」
テレーズ・ブルム:「お願いがあります。どうかあの不破歩未という少女を奪還して欲しい」
テレーズ・ブルム:「これは、命令じゃなくてあくまでもお願い。だからあなたたちに聞く義務はない」
テレーズ・ブルム:「このまま黙って改革派に付き従った方が簡単に良い目は見れるでしょう。それに、私の推察が間違っている可能性だってある」
テレーズ・ブルム:「私に強制はできない。あなたたちは自分がするべきと思ったことをして欲しい」
テレーズ・ブルム:「私はそれだけ話をしに来たの」
テレーズ・ブルム:「決めるのは今じゃなくていい。でも、このお願いを聞いてくれるなら、私もできる限り協力をするわ」
穂苅好加:「もちろん、そのつもりです」
テレーズ・ブルム:「今の私にできることは少ないけれどね」そう言って苦笑する。
穂苅好加:「ああ、協力もしてくれるなら助かりますね」 勝手に返事をして頷いている
テレーズ・ブルム:「あら、穂苅さん。そんなに即答していいの」
細川瑠璃良:「少なくとも、現状を良しとは思ってないです、私たちは」
細川瑠璃良:「知らなきゃならないことが多くて。判断はまだ出来ないけど」
細川瑠璃良:「このまま帰るつもりはない、とだけ」
テレーズ・ブルム:「そう。ありがとう」
御崎兵一:「……誠意、善意、良識に訴える柔らかな態度。そういったものを振りかざして、なあなあで人を駆り立てる」
御崎兵一:「貴方がたのそういったものは非常に度し難いものだと俺は思ってる」
テレーズ・ブルム:「そう」少し目を伏せる。
御崎兵一:「が、本件に関しては、現状では俺はこれに同調し、また改革派としては干渉をせんことを約束する」
御崎兵一:「考えとしてはそこの細川くんと寄ったりだ」
御崎兵一:固く言い切ってまた口を閉じる
六堂結葵:「……まず、こうして場に来てくれたことを感謝します」
テレーズ・ブルム:「そんなに畏まらないで」
六堂結葵:「そう言われても……まぁ」
六堂結葵:「とにかく。いまわかってることは、まだ浅いし。隠れたものが出てきたら、動き方も変わる」
六堂結葵:「でも。私は、もう一度あの子に会って話をしたい。だからそのために、貴方の力も借ります」
テレーズ・ブルム:その言葉を聞き、静かに頷く。
テレーズ・ブルム:「私は組織の変化を拒んでいるわけではない。でも、それが何も知らぬ誰かの犠牲の下に成り立つ変革なら――」
テレーズ・ブルム:「そんなものはクソ喰らえだと思います」
テレーズ・ブルム:「これ、渡しておくわ。アクシズの秘匿回線。これならもし通信妨害を受けたりしても通じるはず」
テレーズ・ブルム:そう言ってキミたちに名刺のようなものを差し出す。
御崎兵一:「……君らが持っていろ。俺には必要のないものだ」
穂苅好加:「あ、これはどうもご丁寧に……」 受け取る
テレーズ・ブルム:「もし私のお願いを聞く気になったらいつでも連絡をちょうだい」
テレーズ・ブルム:「報酬は望みのまま、とはいかないけどね」苦笑して言う。
六堂結葵:「どうも。あちらの瑠璃ちゃんにもよろしく伝えてください」
テレーズ・ブルム:「伝えておくわ。きっと喜ぶと思う」
細川瑠璃良:「よろしくお願いしますねっ」ニコニコと手を振る。
テレーズ・ブルム:「それじゃあ、私はこの辺で。御崎さんの言う通りあまり長居するわけにはいかないしね」
穂苅好加:「気を付けてくださいね」
細川瑠璃良:「それは本当にそうしてくださいね!」
テレーズ・ブルム:「ご心配なく。その時は得意の護身術で……!」へにゃへにゃしたパンチを繰り出す。
テレーズ・ブルム:「まあ、サジェスがいるから」真顔になって言う。
六堂結葵:(近くに誰かいることを願いたい)
テレーズ・ブルム:「頑張ってね、みんな」小さく手を振ると、彼女は去っていく。
細川瑠璃良:(さすがに隠れてんでしょ護衛くらい)
GM:彼女の向かう先で炎の門が開き、テレーズはその向こうに姿を消す。
御崎兵一:見送らない。目を閉じて彼女が去るのを待つ。
六堂結葵:(だよねぇ)
GM:テレーズが去ると、路地裏には再び静寂が戻る。
御崎兵一:ふー、と長い溜息 「……まったく」
六堂結葵:「一歩前進はしたね。……ちょっと緊張した」
穂苅好加:「ビックリしたねえ」
細川瑠璃良:「んー。向こうが全部知っててほしかったけども」
細川瑠璃良:「そう都合よくは行かないか」
穂苅好加:「まあでも、あの人たちの協力は得られそうで良かったね」
御崎兵一:「そんな事態ならば閣下ももう少し裏から動くだろうよ」
御崎兵一:「だがその通りだ。どうあれこれからの動きと、それに伴う結果が徒に潰えることはなくなっただろう」
御崎兵一:「前だけに意識を集中させて良いということだ。……速度を出して行けるな」
六堂結葵:「まだ追いつけるはず。続けよう」
細川瑠璃良:「うん。行きましょう」
GM:では、キミたちがさらなる調査のために決意を固めたところでこのシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
穂苅好加:ロイスなし、購入はアームドスーツを買います
GM:アムド!
穂苅好加:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 10[2,4,10]+10[10]+2[2]+1 → 23 → 成功

六堂結葵:御崎さんのロイスを変更します、「〇信用/隔意」
GM:うわっ、成功してる
御崎兵一:ロイス/細川瑠璃良/○信頼/軽視 → ロイス/細川瑠璃良/○信頼/脅威 感情変更のみ
細川瑠璃良:ほしいものある人いる?
細川瑠璃良:何でも買ってあげるよっ
御崎兵一:メイド服が……
細川瑠璃良:ふーん?
細川瑠璃良:じゃあ買ってあげようかな?
GM:細川、脅威だと思われてる
御崎兵一:くっ……お願いします……
細川瑠璃良:6dx+11>=20
DoubleCross : (6DX10+11>=20) → 9[4,6,6,6,9,9]+11 → 20 → 成功

細川瑠璃良:これが欲しかったんでしょ?
GM:す、すごすぎる
御崎兵一:はい……
六堂結葵:立場が
御崎兵一:ありがとうございます……装備させていただきます
GM:屈服したか
細川瑠璃良:かわい~
御崎兵一:くっ……エリートであるこの俺が……
穂苅好加:エロ漫画か?
GM:エロ漫画だったか
御崎兵一:じゃあこちらの手番では応急手当キットを
御崎兵一:6dx+1=>8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,2,3,6,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

六堂結葵:女王様が元気で私も安心した
御崎兵一:自分で買えたやんけ!!!!!
細川瑠璃良:自分で買えてるじゃん
穂苅好加:www
六堂結葵:なぜ一回目にこれが
GM:自立しろってことよ
細川瑠璃良:瑠璃のが良かったんだ……
御崎兵一:クソッ……誰かいる?
細川瑠璃良:ふーん……
細川瑠璃良:ほしい!
細川瑠璃良:くれる?
御崎兵一:ケーッ! 勝手に使いやがれ!
細川瑠璃良:ありがとー♡
六堂結葵:仲がいい
細川瑠璃良:細川瑠璃良のHPを2d10(→ 8)増加 (10 → 18)
GM:回復した!
細川瑠璃良:エリートって言いながらしけてるわねこれ……
御崎兵一:あ~ん? 普段の行いが悪いんじゃねえの?
六堂結葵:じゃあこちらも応急キットを
六堂結葵:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 9[6,9] → 9 → 成功

GM:すごい!
六堂結葵:もう一個どうぞ瑠璃ちゃん
細川瑠璃良:わーい!
細川瑠璃良:細川瑠璃良のHPを2d10(→ 11)増加 (18 → 29)
GM:こっちの方が回復してる!
細川瑠璃良:やっぱ持つべきものは結葵ちゃんの手当だな~
細川瑠璃良:手付きがやさしいもん
GM:なるほどなぁ
六堂結葵:いやいや~
GM:どういうことなんだ?
御崎兵一:ケーッ! なら返せよさっきの! 8点をよ!
細川瑠璃良:じゃあそのかわいい格好も返してもらうけど……
GM:では、全員終わったようなので改めてこのシーンは終了だよ!
御崎兵一:クソッ……瑠璃良様がよ……


【ハンドアウトシーン/細川瑠璃良】

GM:次のシーン。
GM:次は、細川さんのハンドアウトシーンになります。
GM:ここでは侵蝕率は上げる必要はありません。
GM:キミが、護衛任務の出発前に警告を受けるシーンになります。
GM:――N市の駅舎内。
GM:護送任務の出発前に、キミは護衛対象である少女について確認を行っていた。
GM:キミのタブレット端末には、UGNのデータベースの情報が表示されている。
GM:不破歩未。コードネーム“アーリマン”。ノイマンとオルクスのシンドロームを使った知覚能力の強化と、それを用いた射撃戦闘を行うオーヴァード。
GM:先日、関東近郊某市で起きた事件。その発端となった内通者として記録されている。
GM:だが、キミはそこに些細な違和感を感じ取っていた。
細川瑠璃良:「ん~」タブレットをたんたんと叩いている。
GM:ほんのわずかだけ誰かが故意に操作をしたような形跡がある。
細川瑠璃良:「この能力でやれるか普通?」
細川瑠璃良:「イリーガルの立場のこの系統能力者に致命打になる情報を渡す……」
細川瑠璃良:周囲を見て。「結葵来ないうちに洗うかな」
GM:その瞬間。
GM:キミのタブレット端末にサイケデリックでカラフルな画面が表示される。
GM:そこには『Sexy.Honey.Bunny!』という文字が踊っている。ブラックドッグのイージーエフェクト《タッピング&オンエア》の効果だ!
細川瑠璃良:「うわ、なんか変なのクリックした!?」
細川瑠璃良:「こういうの本当に滅んで欲しい……」
功刀亜寿佳:「ハーイ、こんにちは。賢くて可愛いミルクアンドハニーちゃん」タブレット端末から明るい声とサイケデリックな音楽が響く。
細川瑠璃良:その声を聞くと切り替えて。「わっ!」
細川瑠璃良:「い、一体何なんですかこれ……!?」
功刀亜寿佳:「警告だよー、警告」
功刀亜寿佳:「その情報にはそれ以上触れない方がいい」
細川瑠璃良:「けい」首を傾げて。「こく?」
功刀亜寿佳:「イエス。警告」
細川瑠璃良:「心当たりが無いんですけど」
細川瑠璃良:「てか、あなた誰なんですか!」
功刀亜寿佳:「要らないよ~。心当たりなんて。あ、自己紹介がまだだったね」
功刀亜寿佳:「セクシーで可愛いボクは功刀亜寿佳。UGN、電脳班アデプタス所属」
細川瑠璃良:「えっアデプタス!?」
功刀亜寿佳:「そう。知ってる?」
細川瑠璃良:「知ってるも何も……」
功刀亜寿佳:「電脳の海がボクたちの生きる場所。電脳工作班っす」
細川瑠璃良:「UGNの電子上の隠匿班ですよね。本部精鋭の……」
功刀亜寿佳:「ワーオ。知っててくれてありがと」
功刀亜寿佳:「精鋭だなんてボク、嬉しいな~」
細川瑠璃良:「どうして普通の護送任務をしようとしてる私に接触を?」
細川瑠璃良:「なんか、まるで……」
細川瑠璃良:「その事実をもって普通じゃないって言ってるみたいです」
功刀亜寿佳:「普通かどうかはキミのこれからの行動次第かな」
功刀亜寿佳:「今、キミは虎の尾を踏もうとしています」
功刀亜寿佳:「そんなことは止めて、普通の護送任務に従事するといいでしょう」
細川瑠璃良:「虎さんを猫ちゃんだと思って可愛がればいいってことですか?」
功刀亜寿佳:「虎さんも猫ちゃんも見なかったことにして回れ右しなさいってこと」
細川瑠璃良:「でも、誰かは鈴をつけないと」
功刀亜寿佳:「その危険な役目を賢くて可愛いミルクアンドハニーちゃんがするって?」
功刀亜寿佳:「あんまりオススメはしないけどなぁ」
功刀亜寿佳:「ボクだったらやめとく。君子危うきに近寄らずってやつ」
細川瑠璃良:「ん~~~……」
細川瑠璃良:「怖いのはやかなあ」
功刀亜寿佳:「でしょでしょ。上に行くにしたってもっといい手段があるよ」
功刀亜寿佳:「キミもこういう世界にいるんなら分かるっしょ? 個人の力じゃあどうにもならないことが世の中にはある」
細川瑠璃良:「うん、とにかく、忠告ありがとうございますっ」
細川瑠璃良:「亜寿佳ちゃんの言うこと、すっごい伝わりました」
功刀亜寿佳:「いえいえ、どういたしまして~。ボクはセクシーで可愛いだけでなくて優しいのです」
細川瑠璃良:「えへへ。優し~」
功刀亜寿佳:「ミルクアンドハニーちゃんも賢いから好きだよ~」
細川瑠璃良:「え~そんなことないですよ~」
功刀亜寿佳:「謙遜しないでー。ボクほどじゃないけど、賢くて可愛いよ~」
細川瑠璃良:「いや全然、賢さなんて……」
細川瑠璃良:(あんたのいう賢さがお行儀の良さだってなら)
細川瑠璃良:(クソ喰らえだわ)
功刀亜寿佳:「……人間の脳は電気の信号で動いてる。言うなれば、そのタブレット端末と同じってこと」
功刀亜寿佳:「タブーを犯す時は、それなりの覚悟を持ってね」
功刀亜寿佳:「セクシーで可愛いボクからの警告は以上っ」
功刀亜寿佳:「じゃあねー、賢くて可愛いミルクアンドハニーちゃん」
細川瑠璃良:「じゃあね~」
GM:キミの手元のタブレット端末からサイケデリックな音楽と画面が消え、元に戻る。
GM:少女の声も聞こえなくなった。
細川瑠璃良:それを見て、鼻を鳴らす。
細川瑠璃良:「ボクほどじゃないって……何見て言ってんだか」
細川瑠璃良:「その時点で見立て間違えてるやつに、ハイそうですかって言えるかっての」
細川瑠璃良:(……とはいえ)
細川瑠璃良:(……何も保証無しに洗うのもね)
GM:間もなく六堂結葵と合流する時間だ。普通の護送任務が始まろうとしていた。
細川瑠璃良:「……まあいいわ」
細川瑠璃良:「……虎の尾だか知らないけど。その黄色と黒の警告色は」
細川瑠璃良:「誰のものか教えてやろうじゃない。こっちにも針はあるのよ」
GM:蜂の羽音が静かに駅のホームで響いていた。
GM:シーン終了。
GM:では、シナリオロイスを書き換えてください。
細川瑠璃良:瑠璃ちゃんのなくなっちゃうの……
細川瑠璃良:さみしいな……せっかくお友達になれたのに
強羅瑠璃:あたしのロイスー!
強羅瑠璃:なんとかなりませんか、GM!
GM:なりません!
細川瑠璃良:功刀亜寿佳/賢い/アホ:○/ロイス
GM:アホ!?
GM:賢くて可愛いハッカーなのに……
細川瑠璃良:瑠璃未満だし……
GM:そんなはずが……
GM:では、細川さんのハンドアウトシーンはこれで終了。


【ハンドアウトシーン/六堂結葵】

GM:次のシーン!
GM:連続しますが、次は六堂さんのハンドアウトシーンになります。
六堂結葵:はーい
GM:このシーンは、キミが護送任務の始まる直前に不破と話をするシーンになります。
GM:――N市の駅舎。
GM:護送列車の出発前。
GM:キミは、護衛対象である不破歩未という少女と一緒にボックス席に腰かけていた。
GM:友人の細川瑠璃良は確かめることがあるとのことで席を外している。
GM:どこか寂しげな雰囲気の痩せぎすの少女、不破はちらりとキミの方に視線を向ける。
不破歩未:「なんだか、少し拍子抜け。護衛っていうからもっとゴツいオジサンとかかと思っていたけど」
六堂結葵:(なんだろ。まぁ、瑠璃ちゃんのことだから変なことにはなってないだろうけど)窓の外を見ながら思考を巡らせていたが
六堂結葵:「ん? 頼りなさそう?」
不破歩未:「なんだか私とあまり変わらなさそう」キミを見ながら言う。
不破歩未:「……彼氏とかいるの?」唐突にそう尋ねる。
六堂結葵:「え」
六堂結葵:唐突に振られた話に若干止まる
不破歩未:「冗談。聞いてみただけ」くすりと笑う。
六堂結葵:「いやぁ、生憎そういうのは……欲しいなーって思ったりはするけど」
不破歩未:「思うんだ」さらに笑みがこぼれる。
不破歩未:「あなたならすぐに出来そうだけど」
六堂結葵:「私だって年頃だもの。でもまぁ、そうだね……」
不破歩未:「クラスの男子とかから結構モテるんじゃない?」
六堂結葵:「……うーん」表情を渋くして
不破歩未:「嫌なんだ」
六堂結葵:「同年代が悪いんじゃないんだけど。なんか視線がちょっと」
不破歩未:「ああ。分かる」
六堂結葵:「それにこういうイリーガルの活動とかしてるとさ。なんか、何も知らない人と親しくなるのもちょっと怖くて」
不破歩未:「いつ何があるか分からないしね」
六堂結葵:「そ。私の両親も、そういう繋がりだったからなおさら」
不破歩未:「でも、それ。理想、高いよ。六堂さん」なぜか嬉しそうにニヤニヤと笑っている。
六堂結葵:「知ってる……」窓枠にもたれかかりながら溜息。
不破歩未:「絶対彼氏できなさそう。いや、私もいないから人のことは言えないけど……」
不破歩未:「なんか六堂さんって普通だね」
六堂結葵:「言わないでよそういうの。“いつかできる”って言われるよりはいいけど……」
六堂結葵:「普通?」
不破歩未:「いい意味で普通」
不破歩未:「あなたなら、いいかな」
六堂結葵:「……」スーツの襟元を指で直す。
不破歩未:「私のオーヴァード能力。ほんの少し先の未来が見える」
不破歩未:「と言っても、必ずじゃないし、ずっと先の未来とかは無理」
不破歩未:「一時間後に雨が降るとか、そんな程度」
六堂結葵:(──未来?)口に出しかけたが、言葉を遮らないよう抑えて。耳を向ける
不破歩未:「便利でしょ。天気予報要らず」冗談っぽく言う。
六堂結葵:「確かにね」軽く笑って言葉を返す
不破歩未:「この間の事件のことは聞いてる?」
六堂結葵:「──簡単な話くらいは説明をもらってる。歩未ちゃんがどういう人か、能力くらいだけど」
六堂結葵:ただ、当然そこに未来を見るなどというものは書いていない
不破歩未:「私は、イリーガルとしてその任務に参加してた」
不破歩未:「そして任務中にこの能力でFHの手によって大惨事が起きることが分かった。それで、上にそのまま報告をした」
不破歩未:「でも、それなのに事件は起きた。防げたはずの事件が」
六堂結葵:「…………」
不破歩未:「それから、気が付いたら私はFHの内通者ということにされていた。自分でも何が起きたのか分からなかった」
不破歩未:「私が知ってるのは……それだけ」
不破歩未:「何でこんな話、六堂にしたんだろうね」そう言って顔を背ける。
不破歩未:「……私は無実だって誰かに知っていて欲しかったのかも」
六堂結葵:「……うん」
不破歩未:「彼氏、できるといいね」
六堂結葵:「そこ引っ張るんだ……」
不破歩未:くすりと笑う。
不破歩未:「応援してるんだよ。こう見えても」
六堂結葵:「それはともかく。話してくれて、ありがとう」
不破歩未:「お礼を言われるようなことじゃないけど……」
六堂結葵:「それでもだよ。自分の中身を他人に見せるのは怖いものだから」
不破歩未:「六堂は裏表なさそう」
六堂結葵:「この話だって、私が嘘だーって突っぱねるのは簡単だけど」
六堂結葵:「そうかもしれないにせよ、話してくれたなら嬉しいことだと私は思うから」
不破歩未:「実際に噓かもしれないのに」
六堂結葵:「だったら私が騙されただけで終わればいいから」
不破歩未:「何それ」顔をしかめる。
不破歩未:「いい人すぎる。将来、損するよ」
六堂結葵:「私は器用じゃないし、素直にやっていくしか武器がないからね」自分の傍らに置かれたケースを見て
不破歩未:「さっき普通っぽいって言ったけど、前言撤回します」
六堂結葵:「それに、これで歩未ちゃんが不機嫌になるのが本当のことっていう証拠……というのは薄いかな?」
不破歩未:「あなたも十分に変な人です」
不破歩未:「私の機嫌は別に関係ないと思うけど……」
六堂結葵:「他人の不利益を考えて進言できるのはいい人だし、応援してくれてるんでしょ?」
不破歩未:「なら、六堂。さっきの話、忘れてもいいから。損しないように生きて」
六堂結葵:「……」
不破歩未:「あなたに聞いてもらったら少し気が楽になったし。それでいいです」
六堂結葵:「善処するよ」
不破歩未:「……」
不破歩未:ぐい、と拘束具を付けた手でキミの体を引き寄せる。
不破歩未:「善処して。お願い」
六堂結葵:近づいて。目を合わせて。
六堂結葵:アーマースキンに覆われた手で、彼女の手を取る
不破歩未:その瞳を見つめ返す。
六堂結葵:「わかった。約束」
不破歩未:「……そうですか」ふいと視線を逸らす。
GM:少女は自分の席へと戻る。
六堂結葵:「私は私のために損しないよう、やるべきことをやる。それでいい?」
不破歩未:席に座ろうとしたが、その言葉を聞いて振り返る。
不破歩未:「含みがありますね。叙述トリックか何かですか?」
六堂結葵:「なんのことかな~」
不破歩未:「誰かのためにあなたに傷つかないで欲しいだけ」
不破歩未:「でないと、どこかのバカみたいに損をしますよ」
不破歩未:それだけ言って座席に座り、窓の外を見る。
六堂結葵:苦笑して、会話の途切れたボックス席に腰を下ろす
六堂結葵:(──本当に先が見えてるなら、これから起こることをどこまで見てるのか)
六堂結葵:その上で。私にそれを話したことを、彼女の心中を全て察せはできないが
不破歩未:「……普通に女子高生して、普通に美味しいものとか食べて、普通に彼氏作ればいいと思います」
不破歩未:「それが一番似合ってますよ」誰に言うでもなく、顔を背けたままそう呟いた。
六堂結葵:繰り返される普通、という言葉が自分たちにとって遠いものであっても。そこから離れることはできない
六堂結葵:「そうだね」いま返せるのはこれだけで。もう一人の友人が戻ってくるのを、待つくらいだ
GM:じきにキミの友人も戻ってくるだろう。間もなくこの列車は出発する。
GM:では、シーン終了。
GM:それでは、シナリオロイスを書き換えてください。
ラハブ:わ、ワタシのロイスが!好敵手であるこのワタシの……!
六堂結葵:さらば炎の魔神。“アーリマン”不破歩未に「〇友情/憐憫」で
GM:オーケーです。
GM:では、改めてシーン終了です。


GM:次のシーン!
GM:に、行く前にちょっとだけマスターシーンを挟むよ!
GM:マスターシーン。
GM:K市駅。護送列車の車内。
GM:スーツ姿の背の高い男は少女の体を抱え、座席に下ろす。
聖勇:「さて、任務は当初の予定通りに進行していますが」
聖勇:「万が一に備えて逃げ出すような体力を奪っておきましょう」
不破歩未:「逃げません」
聖勇:「信じません」
GM:男は少女に向かって拳を振り下ろす。その勢いで空気がビリビリと痺れ、窓ガラスがヒビ割れる。
GM:少女の腹部に男の拳がめり込む。
不破歩未:「ぁぐ……ッ」少女は目を白黒させ、嗚咽を漏らす。
GM:オレンジがかった髪色をした小柄で胸の大きな少女は憐れむような視線を送る。
聖勇:「チルドレン、牧野。私は念のため列車内を見回ってきます。彼女の監視をお願いします」
牧野千晶:「そうっすか」
聖勇:「この件、もしかすると応援が必要になるかもしれませんね。必要があれば増援を手配し、その後で出発します」
牧野千晶:「うっす」
GM:男はスーツの内ポケットからトマトを取り出すと、かぶりつきながら歩き去る。
GM:オレンジ髪の少女はそれを見送ると、不破のそばに屈み込む。
牧野千晶:「おい、大丈夫か」
不破歩未:「……大丈夫に見えるの?」息を荒げながら答える。
牧野千晶:「あんたも災難だな。まあ、運が悪かったと思ってもらうしかない」
不破歩未:「分かっています。それくらい」
牧野千晶:「普通はもっと泣きわめいたりしそうなもんだけど、何でそんなに諦めがいいんだか。……ほらよ」スマートフォンを取り出し、不破に手渡す。
不破歩未:「何これ」
牧野千晶:「お前、あいつらと妙に仲良さそうだったろ。別れの挨拶くらいしたらいいんじゃないか」
牧野千晶:「家族とかはあたし連絡先知らねえし。これくらいがあたしにしてやれる精一杯だよ」
牧野千晶:「言っとくけど、助けとかは期待するな。誰かが悪い目を見なきゃならなかった。それがたまたまあんただったってだけだ」
不破歩未:「私は……」じっとそのスマートフォンを見つめている。
GM:シーン終了。


【ミドルフェイズ5】

GM:では、次のシーン!
GM:次のシーンは誰かから連絡がありつつ、情報収集の続きをしてもらうシーンになります。
GM:シーンプレイヤーは穂苅さんにしよう。
GM:他にも出たい人は出るといいでしょう。
穂苅好加:はーい
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 5)増加 (77 → 82)
穂苅好加:86+1d10
DoubleCross : (86+1D10) → 86+3[3] → 89

六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 9)増加 (73 → 82)
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (84 → 92)
六堂結葵:アバーッ
細川瑠璃良:ヤバくなってきた
GM:いい感じに上がってる
御崎兵一:ククク……追い詰められてきたようだな……
GM:裏切り者……!
GM:では、テレーズ・ブルムからの接触を受けた直後のシーンからになります。
GM:――キミたちが中枢評議員テレーズ・ブルムからの接触を受けたその直後。
GM:その時、穂苅さんの携帯が鳴る。
GM:そこには、『牧野千晶』という名前が表示されている。
穂苅好加:「……うわっ」
GM:着信音が鳴り響いている。
穂苅好加:「ちょっと皆こっちきて」 手招きしつつ、通話を繋いでスピーカーモードにする
細川瑠璃良:「それ……」
GM:電話の向こうから聞こえたのは、“アラディア”セルに連れ去られたはずの不破歩未の声だ。
不破歩未:「穂苅さん? 私の声、聞こえてる?」
御崎兵一:眉をひそめる。だが、声は出さない
穂苅好加:「不破さん?大丈夫?」
穂苅好加:「聞こえてる、皆いるよ」
不破歩未:「平気。今のところ死んではいない」
六堂結葵:ひとまず穂苅さんに任せようと口を閉じて、声に集中する
不破歩未:「そっか。六堂たちもそこにいるんだ」
細川瑠璃良:「うん。怪我は?」
不破歩未:「……怪我はしてない」少し間があり、返事が返ってくる。
穂苅好加:「じゃあ何かされた?」
不破歩未:「あの人たちは強いと思う。たぶんあなたたちより」
不破歩未:答えにならない返答を返す。
不破歩未:「みんないるのなら、言っておく」
不破歩未:「私のことは助けないで」
御崎兵一:(電車の運行音は聞こえない。……くらいしか分かることはないか) 耳をそばだてている
不破歩未:「言わされたりしているわけじゃなくて、これは私の意思」
細川瑠璃良:「どうして?」
不破歩未:「私のためにあなたたちが危険な目に遭う必要はない」
不破歩未:「あなたたちが助けようとしてくれたってだけで私は十分。それだけで私は嬉しかったから」
不破歩未:「それでいい」
穂苅好加:「いや、私たちが良くないから」
穂苅好加:「助けに行くよ。ねえ」 振り向く
不破歩未:「いや、良くないって……」
細川瑠璃良:「歩未ちゃんの意志は分かったよ」
不破歩未:「そう。よかった」
細川瑠璃良:「でも、こっちにはこっちの意志があるもんね」
不破歩未:「細川、強情。ぶりっ子はどうしたの」
細川瑠璃良:「ん~。だって、危険だから助けないでって言われて、それで逃げるって思われてるってなったら」
細川瑠璃良:「随分とナメられてたんだなあって思っちゃうよ」
不破歩未:「こいつ……」
不破歩未:「御崎さん。そこにいるのなら、その子たちを説得してください。本部エージェントのあなたなら正しい判断ができるでしょう」
不破歩未:「私1人のためにあなたたち4人が危険を犯すのは釣り合いが取れていません」
御崎兵一:「……フン。勝手を言うな。何故俺が君の頼みを聞く必要がある」
御崎兵一:「彼女たちは既に俺の提案を蹴っている。だというのに更に手間と恩恵を積んで説得しろなどと、それこそ釣り合いが取れないな」
不破歩未:「既に提案を蹴ってるって……」信じられないというような声。
六堂結葵:「まぁそういう話になっててね」
不破歩未:「六堂。約束は」
不破歩未:「善処して」
六堂結葵:「……そうだねぇ。当然、考えたんだけど」
六堂結葵:スマートフォン越し。声に傷つくな、と言い聞かせてきた彼女の顔を思い出す
六堂結葵:「でもやっぱり、ここで放すのは私にとって損だったからさ」
六堂結葵:「私一人ならきっと傷つくだけで終わる。だけど──」
六堂結葵:「いまの四人なら勝算も、打てる手もある。だからこうするよ」
不破歩未:「どうしてそう……」
不破歩未:「分かりました」
六堂結葵:「それに御崎さんが言ったように、私だけがやめたところで止まらないからね。だったら同乗する方が確率も上がるもの」
不破歩未:「助けに来たりしたら私はあなたたちを嫌いになります。そう言ったら?」
細川瑠璃良:「ふふ」
細川瑠璃良:「じゃあ今好きなんだ?」
細川瑠璃良:「ふうん?」
不破歩未:「なっ……」
不破歩未:「そういう話をしてるわけじゃありません」
不破歩未:スピーカー越しに慌てたような声が聞こえる。
細川瑠璃良:「私は嬉しいよ~?」
不破歩未:「細川!」
不破歩未:「後で覚えてて」
細川瑠璃良:「うん、分かったよ」
細川瑠璃良:「後でね」
穂苅好加:「後で、だって」
不破歩未:「穂苅。まだチョコ残ってる? 私もお腹空いてきた」
穂苅好加:「チョコ以外にも食べたいものあったら言ってね、用意していくから」
不破歩未:「御崎さん。別に私の頼みは別に聞かなくてもいいので、正しい判断をしてください」
不破歩未:「それはたぶんあなたにしか出来ないと思います」
御崎兵一:「私のことは助けるなと言ってみたり、正しい判断をしろと言ったり」
御崎兵一:「君くらいの女の子というのは大体ワガママで支離滅裂だが、君はまったく輪をかけているな」
御崎兵一:「……俺も閣下の手の一つだ。尋問だって当然にできる」
御崎兵一:「開陳する真実の準備をしておくことだ」
不破歩未:「楽しみにしてますね。……私はあなたと一緒です」
不破歩未:「そこの三馬鹿の説得に失敗しただけ」
御崎兵一:「三馬鹿三本槍だからな。束なれば曲がることを知らんというわけだ」
細川瑠璃良:「自分たちは賢いみたいに聞こえるなあ」
不破歩未:「そこまでタチが悪くないつもりだけど」
御崎兵一:「身軽な一番槍が羽音を鳴らし始めたぞ。……今のうちに他に吐いておきたいことは?」
不破歩未:「ああ。なら、細川。横の無茶女をお願い。何を仕出かすか分からないから」
不破歩未:「守ってあげてほしい」
細川瑠璃良:「んふ。分かってるよ」
細川瑠璃良:ちらりと目をやる。「私がいるんだから、勝手なことさせない」
細川瑠璃良:「分かってるよね~」
不破歩未:「分かっているといいんだけど」
六堂結葵:「はぁい」両手を上げて
穂苅好加:「六堂さん、無茶女なんだ」
不破歩未:「もう一人の無茶女は?」
六堂結葵:「言われてるけど」
細川瑠璃良:「好加ちゃんのほうだよ???」
穂苅好加:「えっ私?はい……」
穂苅好加:(不破さんの前でそんな無茶したっけ……?)
不破歩未:「六堂」
不破歩未:「善処して」
六堂結葵:「そこは違えない。信用してもらえる?」
不破歩未:「応援してる」
六堂結葵:「OK、十分」
GM:その時、スマートフォンを奪い取られたのか通話が切れる。
GM:不破の声が聞こえなくなる。
穂苅好加:「あっ切れた」 リダイアルする
御崎兵一:(フットワーク軽っ)
牧野千晶:「かけ直すやつがいるか、アホ!」
GM:すぐに電話が切られる。
穂苅好加:「ウワッ本人が出た!」
穂苅好加:「ちょっと!言いたいことあるんだけど……切れてるし!」
六堂結葵:「そりゃ切るでしょう……」
御崎兵一:腕を組む 「それで?」
御崎兵一:「誰なんだそいつは」
細川瑠璃良:「向こうのセルメンバーってとこでしょ」
細川瑠璃良:「洗うならこれから」
穂苅好加:「駅で遭遇したチルドレンです」 SMSにメッセージを書きながら答える
穂苅好加:「悪い子ではないので、ギリギリまでは粘ってくれると思います」
穂苅好加:「最終的には戦うことになるけど……」
細川瑠璃良:「……あんたなんか隠してない?」
御崎兵一:「『牧野千晶』。通話相手の名前が表示されてた。つまりお前の端末に連絡先として登録されているか、相手が何らかの機能でこちらにそれを通知してきたということだ」
穂苅好加:時間稼ぎお願い、信じてるから信じて(読んだら消してね) と書いて送信
御崎兵一:「で、その物言いからして前者だろう。……俺が言っていることは的外れか?」
穂苅好加:「あってますし、隠してます」
御崎兵一:「そこまで判明させておいて、この場は隠したままにしておくつもりか?」
細川瑠璃良:「教えてよ~? だめ?」両手を顔の前に添えて首をかしげる。
穂苅好加:「うーん……」
穂苅好加:「秘密」
穂苅好加:「ギリギリまで隠しておきたいかな、どこから漏れるかわからないし」
細川瑠璃良:「一番漏らしそうなやつに言われるの納得がいかないけど……」
御崎兵一:やれやれといった様子 「ならいい。……どうしても明かさなければ先へ進めないというでもないしな」
細川瑠璃良:「まあいま漏らしてないしいいのか……?」
六堂結葵:「瑠璃ちゃん言わない言わない」
六堂結葵:「少なくとも理由があって言わないなら理解はするよ。納得は別として」
御崎兵一:「状況が整ったらすぐに言うようにな。まったく本当、君らくらいの女の子は……」
穂苅好加:「ごめんねえ」
細川瑠璃良:「一緒にしないで」
GM:不破歩未からの通話は切れ、再び謎だけが残された。
GM:彼女を助けるためにも今はまだ手がかりをたどる必要があるだろう。
GM:現状で判定できる情報は次の二つ!
・“アラディア”セルの構成員について〈情報:UGN、FH〉難易度8
・不破歩未の隠蔽された情報について〈情報:UGN、裏社会〉難易度13
GM:ここから増える情報もあるかもしれない。
六堂結葵:なら情報弱者からトライしてみよう
御崎兵一:・不破歩未の隠蔽された情報について 開けちゃおっかな~
細川瑠璃良:私は空きを待つね~
GM:強者だ
六堂結葵:よければアラディアの構成員について
穂苅好加:どうぞ~
六堂結葵:社会は1だがボーナスで3Dだ
六堂結葵:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[4,9,10]+8[8] → 18 → 成功

穂苅好加:スッゲ
GM:高い!お見事!
御崎兵一:・不破歩未の隠蔽された情報について <情報:UGN>で行きます。 コネ:アッシュ・レドリックとDロイス懐刀!
細川瑠璃良:すごーい!
御崎兵一:9dx+1=>13
DoubleCross : (9DX10+1>=13) → 10[1,1,1,2,3,3,5,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

GM:さすが!
御崎兵一:よよよ余裕やし
細川瑠璃良:さすがです!
穂苅好加:ヒューヒュー
六堂結葵:さす懐刀
GM:では、現状で分かる情報を公開していきましょう
・“アラディア”セルの構成員について
 “アラディア”セルの規模自体は不明だが、不特定多数の構成員の活動が記録されている。入れ替わりが激しいのか、特定のメンバーは持たないようだ。
 現在前線に出てきているのはセルリーダーの“システム”聖勇(ひじり・いさむ)、チルドレン“ブラスト”牧野千晶(まきの・ちあき)の二名。聖勇は徒手空拳を用いた戦闘を得意とするオーヴァード。卓越した戦闘能力を持ち、一対一の戦いであれば確実に相手を粉砕することができる。牧野千晶は優れた索敵能力を持ち、弓を使った狙撃を行う。
GM:アラディアセルに関する二つの情報が空いたことで、新しい情報収集項目が追加されます。
・“アラディア”セルの実態について〈情報:UGN、裏社会〉難易度11
GM:この情報は以上!
GM:次!
・不破歩未の隠蔽された情報について
 UGNイリーガルで、高校生の少女。ぶっきらぼうで、あまり感情を表に出すことはない。シンドロームはオルクス/ノイマン。ほんの先の未来を予知する能力を持つ。あくまでも予見するだけであり、未来を操作する能力などはない。コードネームは“ビヨンドホープ”。
 先日の関東近郊某市での事件では、その能力によってFHのジャーム兵器の投入を予見。上層部に報告をした。だが、その報告がどこかで揉み消されことで、UGNがジャーム兵器を止めるために動くことはなく、結果的に大きな被害が出た。
 また、この情報はアッシュ・レドリックからUGNの電脳工作部隊“アデプタス”に対して、隠蔽の指示が出されていた。
GM:新しい情報収集項目が追加されます
・アッシュ・レドリックの思惑について〈情報:UGN〉難易度16
細川瑠璃良:なんてこと
GM:また、不破歩未の隠蔽された情報を調べた御崎さんにはあとで何かが起こります
穂苅好加:怒られかな
御崎兵一:起こるというのか
GM:せっかく警告したのにね。あーあ。
細川瑠璃良:私はしてないもん
細川瑠璃良:勝手に監視役がやったことです
GM:細川さんは無傷……
GM:細川さんと穂苅さんはこのまま残っている情報を調べてもいいよ
細川瑠璃良:どっちいく~?
六堂結葵:後は任せたよ二人
穂苅好加:はーい、それじゃあセルの実態についていこうかな
細川瑠璃良:がんばれ~
穂苅好加:コネ:UGN幹部使って、5d
GM:結構振れる
穂苅好加:5dx>=11
DoubleCross : (5DX10>=11) → 8[1,1,6,6,8] → 8 → 失敗

細川瑠璃良:バディムーヴするねっ
GM:残念と思いきや!?
穂苅好加:財産点……あっありがとう~~
GM:では、達成値は11になる!
GM:これが愛の力か……
細川瑠璃良:愛かも
GM:やはり
細川瑠璃良:私も振ろう ・アッシュ・レドリックの思惑について〈情報:UGN〉難易度16 コネ使ってUGNで
細川瑠璃良:8dx+2>=16
DoubleCross : (8DX10+2>=16) → 10[1,1,5,7,8,9,10,10]+6[1,6]+2 → 18 → 成功

細川瑠璃良:ふふん
六堂結葵:さすが~
御崎兵一:ヤバ
GM:すごすぎる
GM:では、情報収集項目はこれで全て開きます!
GM:公開していくよ!
・“アラディア”セルの実態について
 “アラディア”セルは存在しない架空のFHセルである。UGN内での不祥事や不都合な事実などがあった際に、それが全て『FHのせいだった』ということにして処理するために主に査察部等によって使われている符丁のようなものである。
 そのため、“アラディア”セルは特定の構成員は持たず、その事件ごとに適したエージェントが割り当てられる。“システム”聖勇の本来の所属は本部エージェント、“ブラスト”牧野千晶は日本支部チルドレンである。
 今回は『護送中の不破歩未がFHの襲撃を受けて死亡した』という事実を作るために行動していたようだ。
GM:御崎くんの働きによってすんなりと彼女を奪取できたため、今は予定通りに査察部に引き渡そうと動いているようですね。
GM:情報は以上。
GM:次!
GM:少し長いので、もし分かりにくいところがあったら言ってねー
・アッシュ・レドリックの思惑について
 アッシュ・レドリックの目的は、関東近郊某市で起きた事件を利用して改革派の立場をより強固なものにすることにある。事件の際、“ビヨンドホープ”不破歩未から上がってきた報告をアッシュ・レドリックは握り潰している。それによってFHの作戦は見過ごされ、ジャーム兵器によるテロが実行に移されることになった。そして、事件後に口封じとして全ての罪を不破歩未というイリーガルの少女に擦り付けた。
 その事件で生じた被害を使ってアッシュ・レドリックは中枢評議会を扇動し、改革派の勢いを強めている。反対に、テレーズ・ブルムら穏健派の立場は急激に悪化している。事件の真相を明らかにするため、不破歩未を奪還しようとしたテレーズはナイトフォールを動員した。それを察知したアッシュ・レドリックはその前に不破歩未を始末するべく穂苅好加、御崎兵一、“アラディア”セルを差し向けることになった。
 現在、不破歩未は“アラディア”セルの手中にある。このまま彼女が査察部に引き渡された場合、エンディングフェイズで彼女は肉体的もしくは社会的に抹殺されることになる。それと同時に、エンディングフェイズでは、穏健派の勢力は縮小し、改革派がUGNを支配することになる。
GM:情報は以上!
GM:というわけで、ここまでの情報を踏まえて
GM:キミたちはアッシュ・レドリックら改革派についてもいいし、テレーズ・ブルムら穏健派についても構いません!
御崎兵一:アルヨアルヨ 勝ち組出世ルートアルヨ
GM:勝利一歩手前ルートですよ
細川瑠璃良:瑠璃派はないの?最大大手でしょ
GM:第三勢力!
穂苅好加:じゃあ私は瑠璃良ちゃん派!
細川瑠璃良:わーい♡
GM:な、なんだと
御崎兵一:一方その頃瑠璃派は湾岸地域で着実に勢力を伸ばしていた……
六堂結葵:マイティマイティ
GM:劇場版で活躍するやつ
六堂結葵:ともあれ。助けに行くのは決めてるからねぇ
GM:では、瑠璃派を結成するためのロールをしていこうかな。
GM:――K市。駅のホームの片隅。
GM:情報を探っていたキミたちは、改札ホームに集まっていた。
御崎兵一:ベンチで長い足を組み、コツコツと苛立たしげに革靴を踏み鳴らしながら、片手で端末を握り、もう片手で眉間を押さえている。
御崎兵一:「何たる……何たることか、閣下」
御崎兵一:「本当に何ということを……」
穂苅好加:(思ったより普通に情報抜けたな……) その横でタブレットを見て変な顔をしている
細川瑠璃良:「……その様子だと」
細川瑠璃良:「アンタも知らなかったってわけか」
御崎兵一:「……そうだ。よもやこれほど直截に手を下していたとは」
御崎兵一:情報はボタンひとつで3人にも共有される。端的で分かりやすく整理されている。
六堂結葵:「今回の件自体が改革派の掌の上か……」
細川瑠璃良:「“アラディア”の魂胆はわかる。好きかどうかは別としてね」
六堂結葵:「“アラディア”セル……セル、とももう呼べないけど」
細川瑠璃良:「そういう役回りが彼らに必要になって、それが存在するのは……んー」
細川瑠璃良:「嫌いだけど理解はする」
穂苅好加:「やだよねえ、そういうの」
細川瑠璃良:「だけど……」
細川瑠璃良:「こっちは」事件経緯のデータを眺め見て。
細川瑠璃良:「言い訳の余地ないでしょ」
御崎兵一:「……細川くんの掘ってくれた情報に、間違いはないと思う」
御崎兵一:「そういうことをするかしないかで言えば、閣下はする。これまでの経緯とも寸分違わず辻褄が合う」
御崎兵一:「だからこそ、度し難い……」 何もない空を睨む 「……その事実が、この場で明らかになっているという事実が」
細川瑠璃良:「……普段から使ってるわけじゃないけど」
細川瑠璃良:「お友達に頼めば、お友達のお友達くらいは紹介してもらえるから」
細川瑠璃良:「そういうのに当たるのもまあいけるのよ」
穂苅好加:「顔が広いもんね、瑠璃良ちゃん」
細川瑠璃良:「まあね。で、どうする?」
六堂結葵:「こうなると相手方が次に何をしてくるか……」
細川瑠璃良:「私たちが取るべき一番の手は、この情報を」
細川瑠璃良:「まったく知らなかったふうにして、ファルスハーツのセルと戦うことだと思うけど」
細川瑠璃良:「……どうだろう」
細川瑠璃良:「閣下様って内偵部隊持ってるのよね」
細川瑠璃良:「こっちが探ったことくらい承知済かな」
御崎兵一:「五分五分、と言うと少し楽観的……程度だな」
六堂結葵:「瑠璃ちゃんが歩未ちゃんのことを事前に当たった時点で牽制をかけてきたなら」
細川瑠璃良:「だよね~」
六堂結葵:「割れてると思ってるくらいがいいだろうね」
御崎兵一:「それでも、沈黙を守るというポーズで、暗に示せる価値もあるだろう」
細川瑠璃良:「動かなきゃ不問には処されるか」
細川瑠璃良:「いや。むしろ不問どころでもないって言いたいわけ?」
細川瑠璃良:「これを抱えて今後を過ごすハラを固めたって取るわけだ」
御崎兵一:「そうだ。不破くんときっちり示し合わせて沈黙を守る。目障りだが、手出しし難い眼の上に座り込めば……」
御崎兵一:「あるいは閣下も、沈黙という答えを出す目はある。……それが永遠である保証はし難いがね。問題の先送りと解釈することもできるだろう」
御崎兵一:「だが、現状では対処し難い困難を先に送ることが、そこまでの愚策だとは俺は思わない」
穂苅好加:「な、なんかややこしいな」 混乱している
御崎兵一:「完全に知らん顔して、別に閣下を告発とかするつもりもありませんよ、という顔をしておけば、閣下も、じゃあいいか、と放って置く可能性は結構あるということだ」
細川瑠璃良:「行けば敵に回す。行かなきゃ多分敵にはならない」
六堂結葵:「今後生きていく中で秘密が一つ増えるわけね」
細川瑠璃良:「これで理解できるでしょ」
穂苅好加:「なるほど」 頷く
御崎兵一:(ま、それも俺には適用されんだろうが……)
御崎兵一:スマホを軽く弄びながら 「……どうするつもりだ?」
細川瑠璃良:「私は行くつもりだけど?」
穂苅好加:「誰が相手でも私は行くけど……」
六堂結葵:「ここで止まるわけにはいかないから」
細川瑠璃良:「……でしょうね」呆れたようにため息。
御崎兵一:「自分で行くつもりだと言っておいてそれか」
細川瑠璃良:「こいつらのこういうどうしようもないところが」
細川瑠璃良:「嫌いじゃないのよ」
御崎兵一:「ふ」 少し笑う
六堂結葵:「女王蜂を放っておく働き蜂はリストラされちゃうからね」
御崎兵一:「テレーズ・ブルムとの連絡端末はなくしていないな? 情報は送っておくことだ。別に彼女のぬるい思想のお友達になる必要はないが……」
御崎兵一:「相手が閣下なら、相応の後ろ盾を用意するべきだろう」
細川瑠璃良:「……そんなアドバイスしていいの?」
細川瑠璃良:「ここで瑠璃たちを始末したほうが、覚えが目出度いんじゃないの?」
穂苅好加:「正直、後ろから刺されることも想像してました」
御崎兵一:「閣下を信じず不破くんの隠蔽情報について調べた時点で、もう君らをどうこうしようと大差はないさ」
御崎兵一:「君らの武器に意識があって、君らを疑っていると知っても、君らはその武器を使い続けるか?」
細川瑠璃良:「まあ、そうさせないようにするのが主の務めよね」
細川瑠璃良:「働き蜂に信を疑われるようじゃ終わり」
御崎兵一:「……何も分からなければ、いや、せめて閣下の名が出なければ良かったのだがね」
御崎兵一:「閣下が下手を打ったのか、俺が閣下の器に収まらなくなってしまったのか」
御崎兵一:「ま、百人長(センチュリオン)はまだまだ出世できるというわけだ」
細川瑠璃良:「あんたのこと今始めて評価したかも」
御崎兵一:立ち上がる 「男を見る目をもっと鍛えたまえ」
御崎兵一:「さて、それでは"アラディア"諸兄の元に向かうとするか……」
GM:では、その時。
GM:ブラックドッグのエネミーエフェクト《攻性防壁》が効果を発揮する。
GM:御崎くんの得た情報に仕込まれていた防御プログラムが作動します。
GM:細川さんは〈知覚〉か〈RC〉で難易度7の判定を行ってください。
GM:失敗した場合、御崎くんには10d10のHPを失ってもらいます。
細川瑠璃良:あたしなんだ
GM:そう、警告を受けてましたからね。
御崎兵一:せ、生殺与奪の権を他人に握られている
GM:キミだけは辛うじて察知することができる可能性がある。
細川瑠璃良:RCで行きます
細川瑠璃良:4dx+1>=7
DoubleCross : (4DX10+1>=7) → 6[4,5,5,6]+1 → 7 → 成功

細川瑠璃良:あぶないあぶない
御崎兵一:ルーリィ!
GM:やりおるな……!
六堂結葵:よかった
GM:御崎くんが立ち上がった瞬間、彼が触れていたスマホから電流が伝う。
細川瑠璃良:「待って」
細川瑠璃良:「通信端末を全部捨てて!」
御崎兵一:「……!」
御崎兵一:反射で手にしていた端末を放り捨て、
GM:情報に触れた御崎くんの脳を焼こうと電流が迸るが
御崎兵一:更に懐から別の小型端末を二台放り捨てる。ホットラインとプライベート用
穂苅好加:「へっ?」 思わず自分のものも手放す
GM:キミの手を離れたその瞬間、凄まじい電圧が生じて機械がショートする。
御崎兵一:「うおっ……」
六堂結葵:「わ!?」
穂苅好加:「ウワ―ッ……あれ、私のは大丈夫っぽい……」
細川瑠璃良:取り落した端末に蜂の群れが取り付き、包み込む。
GM:一秒でも遅ければ御崎くんの脳は確実に焼き焦がされていただろう。
細川瑠璃良:虫の何匹かを焼きながら、その体熱で電子回路を温め潰した。
GM:バチバチと電流を放つ通信機器が虫たちのおかげで徐々に収まっていく。
GM:駅のスピーカー越しに少女の声とサイケデリックな音楽が響く。
功刀亜寿佳:「ハロー、ハロー。センチュリオン、ミルクアンドハニーちゃんから警告は聞いてなかった?」
穂苅好加:「うわっうるさっ」 思わず耳を塞ぐ
御崎兵一:「ッチ……例の“アデプタス”のアッパラパーか……!」
細川瑠璃良:「アッパラパーよ」
穂苅好加:「アッパラパーなんだ」
六堂結葵:「これが……随分と元気そうな人だけど」若干オブラートに包んで
功刀亜寿佳:「世の中には知らなくてもいいこともある」
GM:駅の改札ホーム内のモニターや電灯が一斉に点滅を始める。
功刀亜寿佳:「セクシーで可愛いボクって紹介してよ。何、アッパラパーって!?」
穂苅好加:「セクシーさも可愛さも伝わらないし……あっ。これが知らなくていいことか」
御崎兵一:「そんなことを言えば、世の中やらなくてもいいことだらけだ」
功刀亜寿佳:「やらなくてもいいことはやらなくてもいいんだよ」
御崎兵一:「俺だって親の資産に明かせて遊び暮らしていれば良かったし、お前だってわざわざ駅のモニターや電灯をジャックする必要はない」
御崎兵一:「それでも『やらないと気が済まない』からやってしまうわけだ。どうしようもないよな」
細川瑠璃良:パチパチと残熱をまといながら、蜂の残存の群れを周回させながら。
細川瑠璃良:「随分と陰湿なことするのね」
功刀亜寿佳:「言いつけを守らない悪い子にはお仕置きが必要でしょ。ね、ミルクアンドハニーちゃん?」
細川瑠璃良:「言いつけのとおりにしますなんて言ったかしら」
功刀亜寿佳:「ゲーッ、屁理屈」
功刀亜寿佳:「じゃあ、どうしようもないねぇ」
六堂結葵:「瑠璃ちゃん相手に口で勝てる人はそういない」
穂苅好加:「瑠璃良ちゃんに屁理屈言わせたら敵わないよっ」
細川瑠璃良:「全部あんたの自称でしょ。てか……屁理屈言うな」
功刀亜寿佳:「何だお前ら、ミルクアンドハニーちゃんの取り巻きか何かか!?」六堂と穂苅に反応している。
細川瑠璃良:「本当に知られたくないなら、知られる前に取るくらいやりなよ」
細川瑠璃良:「ハンパなのよ」
功刀亜寿佳:「ハンパ?」
功刀亜寿佳:「手加減してあげてたのよ。か弱くてオツムの弱いミルクアンドハニーちゃんに」
穂苅好加:「なんで手加減を……?」
細川瑠璃良:「……顔立ちも加減してくれてるの?」
御崎兵一:「フッ」 笑う
六堂結葵:「剃刀だ」
功刀亜寿佳:「ボク、これでも正義の味方だからあんまり悪役っぽいこと言いたくないんだけどさぁ……」
功刀亜寿佳:「お前ら、ここで詰みだ。ぶっ潰してやる」
GM:その瞬間、駅の改札ホームの機械から次々と火花が散る!
細川瑠璃良:「わ、こわいな~」火花を見やって。
六堂結葵:「さすがに言いすぎたんじゃないかな。まぁ」
細川瑠璃良:「構えといて」2人に告げる。
六堂結葵:「黙ってる方が無理だけどね」
GM:機械がショートし、爆発がキミたちを襲う!
細川瑠璃良:「だって事実だし?」
功刀亜寿佳:「このボクをなめてんじゃねーぞ!」
御崎兵一:「言わないと気が済まないよな」
穂苅好加:「結構面白い子みたい」 舐め腐っている
GM:〈回避〉か〈知覚〉で難易度8の判定だ!失敗すると4d10のダメージを受けてもらう!
六堂結葵:回避で!
六堂結葵:8dx+1>=8
DoubleCross : (8DX10+1>=8) → 9[5,6,7,8,9,9,9,9]+1 → 10 → 成功

GM:さすが!
六堂結葵:やったね
御崎兵一:<知覚>! 閣下を裏切ってもDロイスは……有効だぜ!
GM:そうね!
御崎兵一:9dx+1=>8
DoubleCross : (9DX10+1>=8) → 8[1,2,2,2,3,3,5,6,8]+1 → 9 → 成功

穂苅好加:げっ、マイナーでアームドスーツ脱いで回避
GM:やる!
細川瑠璃良:3DX+1>=8 知覚
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 10[4,5,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

GM:避けてる!
穂苅好加:6dx+1>=8
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[3,4,5,6,9,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

穂苅好加:よし
GM:全員成功してる!?
GM:では、功刀亜寿佳のハッキングによって暴走した機械や生じた火花が
GM:キミたちを襲おうとする!
六堂結葵:「悪いけど」ウェポンケースから抜き放った相棒が、火花の光を受けて輝き
六堂結葵:「──暴力沙汰なら遠慮なし!!」一閃。自分を狙って起動させられた電子機器の類を、一振りで粉砕する
六堂結葵:「修理はそっちでよろしく!」
穂苅好加:ブレザーを脱いで自身の壁にする。すぐ戦いに出るため、制服は常にUGNで用意した戦闘用のものを着ている。
穂苅好加:「炎の魔神じゃなくて助かった~」
御崎兵一:「漏電、引火、爆発」 「迂遠の一言だな」 透明なダイヤモンドの壁が、迫る爆炎を御崎の間近で阻む
細川瑠璃良:「守れ」バチバチバチバチと蜂たちが彼女の前に飛び出て、死にながら女王を守る。
功刀亜寿佳:「舐めるんじゃねえ。ボクは電子の海じゃあ無敵だ……!」
GM:功刀亜寿佳はブラックドッグのエネミーエフェクト《ドミネーション》を使用。
GM:一斉に駅の改札ホームのシャッターが閉まっていく。
GM:キミたちは暗がりの中に閉じ込められる。
穂苅好加:「うわっめんどくさいことするな」
功刀亜寿佳:「言ったろうが。ここで詰みだってよ!」
GM:同時に功刀亜寿佳はブラックドッグのエネミーエフェクト《通信支配》を使用します。
功刀亜寿佳:「例えお前たちが真実を掴んだとしてもそれはもうどこにも届かない」
細川瑠璃良:「唯一能力だけ一流なのタチが悪いわね……」
功刀亜寿佳:「顔面もスタイルも一流だっての!」
穂苅好加:「顔面もスタイルもよくわからないんだけど……」
功刀亜寿佳:「この辺がお前たちの限界だ。あばよ」
GM:暗闇の中、『Sexy.Honey.Bunny!』というサイケデリックな文字が唯一映ったモニターに踊る。
御崎兵一:辺りを見回し 「さて、それでは……工事の時間かな」
穂苅好加:「全部ぶち抜いていくにしても、この暗がりじゃ迷いそうだな……」
細川瑠璃良:「こういうの、瑠璃好みの仕事じゃないんだけどな」
六堂結葵:「しょうがないよ。破砕なら私の分野だけど」
六堂結葵:「とはいえ、あれじゃ壊したそばから妨害も来るだろうから。気は抜けない」
御崎兵一:「対無機物の広域破壊なら俺の得意だ」
御崎兵一:黒い宝石を指に持って 「順番にこじ開けてやろう」


GM:では、キミたちが暗闇の中に閉じ込められたところでこのシーンは終了だ。
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定が可能ですよ!
御崎兵一:ロイスは保留っとこう 購入は~
細川瑠璃良:欲しい物ある人は~?
穂苅好加:応急手当キット欲しい~
穂苅好加:自分でも買う
細川瑠璃良:そんなケチくさいものでいいの?
六堂結葵:穂苅さんにロイス。「〇連帯感/不安」で
細川瑠璃良:医療トランクでも行けるけど
穂苅好加:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 4[2,3,4]+1 → 5 → 失敗

細川瑠璃良:バディムーヴ
GM:あっ、残念
御崎兵一:失敗してる ケチくさいもの
細川瑠璃良:してません
GM:残念じゃない
御崎兵一:成功してる
穂苅好加:財産点3点使って買います
穂苅好加:アッバデム!ありがとう!
穂苅好加:医療トランク、あると嬉しいものだ
GM:買ってもらってる!
穂苅好加:2d10+7
DoubleCross : (2D10+7) → 7[2,5]+7 → 14

細川瑠璃良:-同行者/御崎兵一/有為:○/不快感/ロイス
GM:医療トランク、高級なのだぞ
御崎兵一:ブルーゲイルが敢えて言うならラインだけど、そこまでするほどってんでもな
六堂結葵:UGNボディアーマー調達
GM:あっ、有為。評価を改めたか
御崎兵一:応急手当キット調達して捧げよう
六堂結葵:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 8[3,7,8] → 8 → 失敗

GM:惜しい
細川瑠璃良:医療トランクかうね~
六堂結葵:財産4点払って購入します
細川瑠璃良:6dx+11>=20
DoubleCross : (6DX10+11>=20) → 8[3,4,7,7,8,8]+11 → 19 → 失敗

GM:あと1点!」
細川瑠璃良:財産1点使います
GM:ゲーッ、買った!
御崎兵一:5dx+1=>8
DoubleCross : (5DX10+1>=8) → 8[2,2,5,7,8]+1 → 9 → 成功

穂苅好加:す、スゲエ
御崎兵一:へへへ、応急手当キットもあるぜ……
細川瑠璃良:使いたい人使いな
GM:御崎くんもちゃっかり成功してる!
穂苅好加:えへへ、医療トランク借りるね……
GM:なんかエッチだ
穂苅好加:14+2d10
DoubleCross : (14+2D10) → 14+12[3,9] → 26

御崎兵一:どこがだ
GM:どこだろ
細川瑠璃良:ただの医療行為よ
御崎兵一:それはエッチ
GM:きゃっ、やらしい
穂苅好加:あと4点か
GM:もう一回使えば全快しそうですね
穂苅好加:他に使う人いなかったら御崎さんのも貰っちゃおうかな……
御崎兵一:へへへ、どうだいお嬢ちゃん、俺の応急手当キットをよお……
穂苅好加:六堂さんとか大分減ってそうだけど
GM:本当だ
六堂結葵:よければこっちも回復しておきたい
GM:どんどん回復しなー
穂苅好加:使っちゃえ使っちゃえ。御崎さんのだけど
御崎兵一:しな!
GM:借りパクだ
六堂結葵:御崎さん、ありがたく使います
GM:借りパクではないな。又貸し?
六堂結葵:2d10+9
DoubleCross : (2D10+9) → 9[5,4]+9 → 18

GM:いい感じ
六堂結葵:倍になった
六堂結葵:こちら処理以上
GM:では、全員終わったようなので改めてシーンを終了しますよー!


【ミドルフェイズ6】

GM:次のシーン!
GM:次は、前のシーンの直後になります!
GM:駅内で閉じ込められたキミたちが脱出しようとしたら何かが起こるところから!
GM:PCは全員登場だ。
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 8)増加 (82 → 90)
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 8)増加 (82 → 90)
六堂結葵:アワー
GM:全員ダイスを振ってシーンに登場してください。
穂苅好加:89+1d10
DoubleCross : (89+1D10) → 89+1[1] → 90

GM:いい感じに上がってる。
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 1)増加 (92 → 93)
細川瑠璃良:えへへっ
GM:だいたい揃ってるなぁ
御崎兵一:急に落ち着いた
GM:情緒が安定してるんだな
細川瑠璃良:みなさんのおかげですっ
GM:本当かなぁ
GM:では、まずはシーンの描写から。


GM:――K市駅の改札ホーム。キミたちの目の前は複数の防火シャッターによって完全に封鎖されている。
GM:光も差し込まず、真っ暗闇の中だ。
GM:護送列車に追いつくためにはまずはこの防壁をブチ抜く必要があるだろう。
GM:破壊するためには、攻撃を行って一発で30点以上のダメージを出す必要がある。
GM:ただし暗闇の中での判定になるため、適したイージーエフェクトなどがない限り命中判定にマイナス3dのペナルティがかかるぞ。
GM:判定は失敗しても繰り返し行うことができ、誰か1人が成功すればオーケーです。
GM:ただし、ここで手間取ると"アラディア"セルの逃走を許すため、一度でも判定に失敗すると別の追跡手段を考えてもらうことになります。
GM:と、こんな感じで判定を用意したのはいいんですが
GM:ここでイベントが発生します
六堂結葵:あら
穂苅好加:なんだって
GM:キミたちが暗闇の中、閉じた防火シャッターへ向かっていると。
GM:遠くの方で微かに風を裂くような音が聞こえる。
GM:その音は徐々に大きくなるようだ。
六堂結葵:《鋭敏感覚》。聴力を強化し、「──何か近づいてくる?」
穂苅好加:「ん、なんだろう」
GM:次の瞬間。
GM:飛来した光の矢が防火シャッターを貫く!
GM:シャッターに大きな穴が開き、吹き飛ぶ!
GM:光の矢はそのままの速度でキミたちを貫こうとする!
GM:これは牧野千晶がエンジェルハイロゥのエネミーエフェクト《異界の万華鏡》を使用したシーン外からの「射程:視界」の射撃攻撃です。
GM:シーン外からの攻撃のため、これは通常の手段ではリアクションやカバーリングは行えません。まとめて吹き飛んでもらう!
穂苅好加:えーっ
GM:では、攻撃の宣言を行いますね。
御崎兵一:あっ普通に喰らうの
穂苅好加:仕方ない、RHOを公開するか……
GM:何もなければ普通に吹き飛ばします
GM:マイナーはなし。メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《小さな塵》+《スピットファイア》+《空間歪曲射撃》。
GM:さらにオートアクションで《拡散する世界》を使用して攻撃の対象をシーン化します。
GM:必中の弓を使って四人全員に攻撃だ!
GM:えっ、リバースハンドアウト!?
御崎兵一:そんなリバースハンドアウトで何ができるって言うんだ!
穂苅好加:何だその反応!
穂苅好加:使いどころがここじゃないなら使わないが
GM:いえ、ここですね
GM:吹き飛ばせなかったのが残念というだけです
GM:では、リバースハンドアウトを貼りますね!
穂苅好加:な、なんてやつ
Rハンドアウト(PC③:穂苅好加)
ロイス:“ブラスト”牧野千晶(まきの・ちあき) 推奨感情 P:連帯感/N:厭気
 “ブラスト”牧野千晶とは、今まで任務で何度か一緒になったことがある。日本支部所属のチルドレンで、UGNであることに強い誇りを持った出世志向の強い少女だ。キミは、日本支部で任務の説明を受けた直後、支部内で彼女と再会した。彼女は、今度の任務が終われば本部エージェントになるのだと自慢げに語る。
 だが、護送任務の最中に再び邂逅した彼女はFH部隊の一員として、キミの前に現れた。これが彼女の言っていた任務の一環なのは間違いなさそうだ。考えられるのは、彼女の部隊がFHを偽称するUGNの工作員だということ。敵になるとすれば高い索敵能力を持つ彼女は厄介な存在になるだろう。だが、彼女と戦うというのは、その出世の道を阻むということでもある。キミにも覚悟が必要そうだ。
 ※キミは、使用された「射程:視界」のエフェクトの判定結果を失敗にすることができる。この効果は1シナリオに1回まで使用することが可能である。
GM:これによって次のシーンで、ハンドアウトシーンが発生します。
穂苅好加:というわけで、失敗にします
GM:えー、では何もなければこのまま命中判定を……
GM:ウワーッ!?
GM:では、牧野千晶の命中判定は失敗になります!
GM:あと、必中の弓を使った攻撃を外したので、牧野千晶は暴走します。
穂苅好加:www
御崎兵一:かわいそう
六堂結葵:顔が赤そう
GM:自傷の変異暴走なので
GM:えっと、何が起きるんだ
御崎兵一:服が脱げる
穂苅好加:HP-5d10かな
GM:5d10のHPを失います
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 24[3,1,2,9,9] → 24

GM:し、死ぬ……!
御崎兵一:か、かわいそう……
六堂結葵:痛そう
穂苅好加:死ぬんだ
穂苅好加:千晶ちゃん何してんの?
GM:さっき《拡散する世界》でHPを20点消費してるんですよ!
細川瑠璃良:かわいそう
GM:もうヤバイよ!
穂苅好加:そのまま休んでてね~、悪いようにはしないから
GM:お、お前……!
GM:では、演出いきましょう!
GM:飛来した光の矢は防火シャッターを容易く突き破る!
GM:そして、光の矢はそのままキミたちに降り注ごうとする!
穂苅好加:「うわっ」 咄嗟に両手を振るう。
細川瑠璃良:「なっ」
穂苅好加:光が生み出す色濃い影が、その光を呑みこむ
GM:キミの見知った攻撃方法。空間を捻じ曲げる牧野千晶の狙撃の矢だ。
GM:その光の矢は、キミの操る影へと吸い込まれていく!
穂苅好加:「ええと……手間が省けましたね?」
穂苅好加:開けた防火シャッターを見る
GM:と、その先。K市駅の線路の方で激しい閃光が沸き起こり、爆音と少女の悲痛な悲鳴が響く!
GM:彼女の遺産の代償だ。何か大変なことが起きているようである。
御崎兵一:「……助けられた、で良いのかね」
穂苅好加:「千晶ちゃん……ありがとう」 なんか勝手に感動している
細川瑠璃良:「その様子じゃあんた……」
御崎兵一:壁を生成しようとしていたが、それもすでに溶断されかけている。穂苅くんの防御がなければ撃たれていた。
細川瑠璃良:「知ってたのね」
穂苅好加:「ええと、さっきの電話の持ち主で、千晶ちゃんっていう子」
穂苅好加:「この任務を終えれば本部エージェントになれるって喜んでたんだ」
穂苅好加:「でも、この状況で不破さんをほっとけるような子じゃないから……きっと助けてくれるって思ってた」
細川瑠璃良:「御大層な餌ね」
六堂結葵:「……それはまた」
御崎兵一:「……」 渋い表情だ
細川瑠璃良:「……てか、逆でしょ」
穂苅好加:「へ?」
細川瑠璃良:「さっきの連絡させたのもそうだってなら、むしろ」
細川瑠璃良:「それ以上は譲歩しない、の一線よ」
細川瑠璃良:「ここからは容赦なくこっちを狙いに来る……てか」
細川瑠璃良:「なんで今の助けられたカウントしてるの……?」
細川瑠璃良:「瑠璃たち普通に狙われてたのよ!?」
穂苅好加:「いや、普通に防げる範囲だったし……」
六堂結葵:「まぁ……助けるのならもうちょっと狙い方があるよね」
六堂結葵:「明らかに殺意があったけど」
穂苅好加:「そうかも……」
穂苅好加:「と、ともかく道も開いたしいこっか!」
六堂結葵:「御崎さんも防御態勢に入ってたくらいなんだし」
細川瑠璃良:「いやあれ普通にって……」
GM:と、その時、駅舎内に警笛の音が響く。
細川瑠璃良:「待ちなさい。まだ話終わってない」
細川瑠璃良:「あーうっさ!」
GM:どうやら"アラディア"セルの連中が護送列車を出発させようとしているようだ。
穂苅好加:「って、これもう列車出ちゃうんじゃない!?」
御崎兵一:「……まあここは、穂苅くんがピンポイントで天然だったということにしておこうじゃないか」
細川瑠璃良:「ああもう……」
穂苅好加:「そういうことで、って認めていいのかな」
穂苅好加:「天然……?」
御崎兵一:「足を動かすべきところだ。脳より口より」
六堂結葵:「結果オーライで済ませておこう。それがいいから」
六堂結葵:「ここからはこっちの手番(ターン)に持ち込まないと」
穂苅好加:「うん、行こう!早くしないと追いつけない!」
細川瑠璃良:「こっちから行くのも性に合わないのよね……」
細川瑠璃良:「向こうに蜂の子散らせてなんぼでしょ」
御崎兵一:「女王も営巣前は飛び回るものだ」
御崎兵一:「今は飛んで行ってやるのが最善だろう」
細川瑠璃良:「そうなるか……感涙に咽び泣いて欲しいところだけども」
御崎兵一:「それより、通信は例のアッパラパーにジャックされたが、テレーズ議員から与えられた端末はまだ生きてるだろ」
穂苅好加:「あっそうじゃん。魔神さんとか来てくれるかも」
御崎兵一:「情報の共有と、援軍の要請。済ませてるか? あっちが対応可能かは知らんが」
六堂結葵:「ごめんなさい、いまやる」端末を取り出して数度スワイプ
六堂結葵:「……うん、言われた通り無事。通信も問題なく」画面に表示される送信完了を三人に見せ
細川瑠璃良:「借り作るのも癪なとこあるけど……」
御崎兵一:「頼む。……ここまでなるなら俺も受け取っておくべきだったな」
御崎兵一:「この件はあちらにとっても渡りの船だ。ここを切り抜けるためならそこまで高くはつかんさ」
細川瑠璃良:「あいつらの女王、瑠璃じゃないもの」
御崎兵一:笑う 「大した野心家だ」
六堂結葵:「今回ばかりは手段を選んでられないよ。まぁ、愚痴なら私も聞くから」
細川瑠璃良:「まあ、間に合ってから言えって話か」
穂苅好加:「そうだね、早く追いつかなきゃ」
六堂結葵:「──決着つけなきゃね」
細川瑠璃良:「それから。好加」
細川瑠璃良:「話の続き」
穂苅好加:「えっ」 固まる
細川瑠璃良:「さっきの」
穂苅好加:「つ、続きと言いますと……」
細川瑠璃良:「助かった。ありがとね」
穂苅好加:「ひぇ」 顔が赤くなる
穂苅好加:「えへへへへへ、いこいこ」 でれでれとした表情で走り始める
GM:では、キミたちは大穴の開いたシャッターを抜けて駅舎内の階段を駆け上がる!
GM:K市駅のプラットホームへと向かう!
GM:K市駅のプラットホームにたどり着くと、キミたちの目の前でT市へと向かう護送列車が静かに走り出そうとしている。
GM:列車の上には、オレンジがかった髪色の小柄で巨乳の少女が座り込んでいる。
GM:少女はなぜか爆発にでも巻き込まれたかのように血塗れだ。
GM:苛立った様子で少女は弓を構える。
牧野千晶:「何が『時間稼ぎ、お願いハートマークきゅるるん』だ。あたしはお前らの仲間じゃねえっつーの」
穂苅好加:「ハートマークきゅるるんってなに」
牧野千晶:「いいんだよ、そういうのは!」
牧野千晶:「甘すぎる。ゲロ甘だぜ。胸焼けで吐き気がする。……あたし自身にもな」
穂苅好加:「いや、ともかく道開いてくれてありがと!休んでて!」
細川瑠璃良:「こういうの?」ハートマークを作る。
細川瑠璃良:「きゅるるんっ♡」
穂苅好加:「本部エージェントの話はなんとかするから」
穂苅好加:「アッ可愛い」
牧野千晶:「あっ、可愛い。そうそう、そういう……じゃなくて!」
御崎兵一:「全くだ。君は甘すぎる。本部エージェントは向いていないぞ」
御崎兵一:「先達として偉そうに忠告しておくぜ」
六堂結葵:「苦労しそうだね……」
牧野千晶:「そいつらと一緒にいる時点であんたも大して変わりねえだろ」
牧野千晶:「じゃあ、ここから先は容赦無しでいく」
穂苅好加:「えーっ戦うの?」
御崎兵一:「そう。君と同類というわけだ」
穂苅好加:「休んでなよ……」
御崎兵一:「君よか少しばかり視座があるだけのね」
牧野千晶:「忠告どうも、センパイ」
牧野千晶:「休まねえよ!こちとら任務なんだよ!」
牧野千晶:「追ってくるなら、本気で殺す」
牧野千晶:キミたちを睨み、矢をつがえる。
GM:と、同時に護送列車がゆっくりと走り出す!
穂苅好加:「そんな状態で、ジャーム化したら本部エージェントもクソもないでしょ!」
穂苅好加:「うわっ動き出した!」
GM:牧野千晶はキミたちが列車に乗るのを妨害するために、弓で攻撃を仕掛けてくる!
GM:列車に飛び移るためには、〈白兵〉か〈射撃〉か〈RC〉のいずれかの技能で判定して射撃攻撃を弾く必要がある!
六堂結葵:「言い争いの余裕もない! やるかやらないか!」
GM:最初の難易度は14!
GM:後に判定する人は先に飛び移った人に手助けしてもらうことができるので、徐々に判定の難易度は低下していくぞ!
GM:2人目は難易度12、3人目は難易度10、4人目は難易度8になる!
細川瑠璃良:あっそういうシステム
穂苅好加:なるほどね
GM:達成値に自信のない人は後から挑戦するといいだろう!
六堂結葵:なるほど
御崎兵一:怨念の呪石使って暴走しても良いですか?
GM:こわい
御崎兵一:暴走すると達成値増えるんで……
穂苅好加:失敗した場合どうなりますか
GM:侵蝕率を払うならいいけど!?
GM:1人でも判定に失敗して乗りそこねると、シーンを切り替えて列車に追いつくための別の判定をしてもらうことになる!
穂苅好加:ゲーッ
GM:協力して判定を成功に導きな!
御崎兵一:実際それアリなら一番安定するなら俺だと思うんだよな。というわけで使います
GM:あっ、遠慮なく使った!?
御崎兵一:怨念の呪石の効果により暴走。侵蝕率+3
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を3増加 (90 → 93)
御崎兵一:で、RC判定!
御崎兵一:4dx+14=>14
DoubleCross : (4DX10+14>=14) → 10[3,4,9,10]+10[10]+7[7]+14 → 41 → 成功

御崎兵一:すまんな
穂苅好加:スッゲ
六堂結葵:華麗
GM:何!?
GM:めちゃくちゃ成功してるが!?
細川瑠璃良:すっごい!(暴走いらんかったのでは……?)
GM:では、少しずつ駅を離れていく列車の屋根の上。
GM:牧野千晶はキミたちを目掛けて矢を放つ。
御崎兵一:「姿を晒しておいて」
GM:光を纏った衝撃がキミたちを襲おうとする!
御崎兵一:「無策の訳もないだろ?」 それに対応するように、後方から透明な宝石の矢が降り注ぐ
牧野千晶:「こいつ……ッ!」
御崎兵一:そうしてさらなる攻撃を封じつつ、自身は足元からダイヤモンドの騎馬のようなものを生成。
御崎兵一:攻撃を受け止めると、騎馬は立ったままの御崎を乗せて跳躍、車両上に難なく乗り移る。
牧野千晶:「やるじゃねえか、センパイ。けど、お仲間はそうはいかねえだろ……!」
牧野千晶:素早く次の矢を装填。列車の後方目掛けて放つ。
御崎兵一:着地と同時に騎馬は姿を変え、馬頭の盾を持った兵士の像へ。
御崎兵一:「さあ、続け! ある程度は引き受ける!」
GM:では、判定の難易度は12まで下がる!
六堂結葵:では第二陣いきます!
GM:どうぞ!
六堂結葵:8dx+6>=12
DoubleCross : (8DX10+6>=12) → 10[1,1,4,5,6,6,8,10]+7[7]+6 → 23 → 成功

六堂結葵:ヤッター
細川瑠璃良:すごーい!
GM:さすが……!
GM:では、六堂さんも判定成功!
穂苅好加:さっすが
GM:少女が列車上から放った光の矢。
GM:それは瞬く間に接近し、六堂さんの眼前へと迫る!
六堂結葵:回避、はしない。ケースを前に。腕を十字に固めて前進
牧野千晶:「避けない、だと……!?」
六堂結葵:矢が紙一重で通過する。ケースに突き立つ。踏み込む。
六堂結葵:「──惜しいから、その時間も!」
牧野千晶:「大したタマだ……!」
GM:光の矢がキミの構えたケースに突き刺さり、勢いを失う!
六堂結葵:電磁レール形成。スーツと接続、足元が爆発したかのような加速。矢でぼろきれとなった上着を吹き飛ばすように。
六堂結葵:紫電を引いて、走り出した電車へ飛び乗る
六堂結葵:「穂苅さん、瑠璃ちゃん!」
牧野千晶:「チッ……!」すぐさま次の矢を構える。
GM:では、判定の難易度は10まで低下する!
穂苅好加:じゃあ、次は私が行こうか
細川瑠璃良:がんばれ~
穂苅好加:器物使いは使えます……?
GM:武器を使って判定するならいいが……
細川瑠璃良:大丈夫だよ、いざとなったら助けるから
穂苅好加:じゃあ混沌なる者の槍を装備して器物使い使って白兵で判定します
GM:でも、キミの武器、混沌なる者の槍だから命中-2だよ
GM:それでもよければやるがいい!
穂苅好加:9dx+2>=10
DoubleCross : (9DX10+2>=10) → 10[2,3,3,4,5,7,8,9,10]+9[9]+2 → 21 → 成功

穂苅好加:ヨシ
GM:うわっ、成功してる!?
細川瑠璃良:すごーい!
六堂結葵:やったね
GM:では、牧野千晶が穂苅さんを目掛けて光の矢を放つ!
牧野千晶:「穂苅。お前はいっぺん死ね!」
穂苅好加:「やめなってばー」 言いつつ、列車に向けて走り、ジャンプ
穂苅好加:光の矢が、列車に影を作り、そこから槍が飛び出る
牧野千晶:「なっ……!?」
穂苅好加:「っと、いだだだだっ」 槍を掴んで列車にくっつく
穂苅好加:背中に矢が当たる
穂苅好加:「ま、マジで死ぬ……」
牧野千晶:「……アホバカ!」
穂苅好加:「避けたら千晶ちゃん死んじゃうでしょ!」
牧野千晶:「そういうところがアホバカだって言ってんだよ!」
穂苅好加:「ひー……」 半泣きで列車の屋根に上る
牧野千晶:「もういい。最後の獲物だ!」
GM:最後にプラットホームに残った少女を睨む。
細川瑠璃良:にこりと笑み返して。
牧野千晶:「あんたが参謀か? ちょこかま動き回ってたみたいじゃねえか」
牧野千晶:「悪いが、ここで終わりだ」
細川瑠璃良:(ま、意向を汲んでやるとするか)
GM:〈白兵〉か〈射撃〉、〈RC〉で難易度は8だ!
細川瑠璃良:RCでいきます
細川瑠璃良:4dx+4>=8
DoubleCross : (4DX10+4>=8) → 10[6,6,7,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

細川瑠璃良:ふ……
穂苅好加:流石~
GM:お見事!
細川瑠璃良:どんなもんよ
六堂結葵:全員ひとつは回ってる
細川瑠璃良:穂苅好加が飛ぶと同時、牧野千晶が次の矢をつがえる前に。
細川瑠璃良:ぶん、と蜂を飛ばしている。
牧野千晶:「蜂……?どこから……」
細川瑠璃良:それは開いた首元から服の中に。
細川瑠璃良:「ああっ大変!虫さんが入っちゃった!」
牧野千晶:「……げっ」
牧野千晶:「いや、何、マジ!?」
細川瑠璃良:「えいっ」その隙に悠々と飛び乗る。
牧野千晶:「あ、おい、ふざけんな!ああ、ちくしょう!」
穂苅好加:「なんかバタバタしてる……」 屋根の上で背中の傷を治療しながら眺めている
牧野千晶:「……作戦は失敗。フェイズ2に以降」通信機に手をかける。
御崎兵一:「やっぱり向いていないんだ」
六堂結葵:「同情はするけど、生憎私も止まれないから」
牧野千晶:「正義の味方ってのは向き不向きでするもんじゃねーだろうが」
牧野千晶:「同情も要らねえ。あたしは負ける気はねえ」
細川瑠璃良:「正義の味方をするつもりがあるなら、こんな任務やめちゃってください!」
穂苅好加:「というか正義の味方こそ向き不向きでするべきでしょ!」
牧野千晶:「本当にお前とは意見が合わねえな、穂苅!」
穂苅好加:「向いてない人がやったって不幸になるだけだよ!」
御崎兵一:「矢を撃つ側がすっかり矢衾だな」
牧野千晶:「不幸で結構! あたしは1人でもたくさんの人を救えればそれでいい!」
牧野千晶:「そのためにあたしはもっともっと偉くなんだよ!」
GM:少女はキミたちの足元に向かって矢を放つ!
GM:矢を受けた衝撃で、列車の屋根の一部が崩れる!
穂苅好加:「また!?」 崩落に巻き込まれる
六堂結葵:「うわ、った、と!」車内に落下、受け身を取って着地
細川瑠璃良:「きゃっ……!」
御崎兵一:ダイヤモンドの足場に立って落下を防ぐが、目立つだけなので飛び降りる
GM:キミたちが列車内に着地すると、エージェントたちを引き連れた背の高いスーツ姿の男が出迎えた。
御崎兵一:「それくらいの正義なら他人に仮託するのも賢明だと思うが」
御崎兵一:「まあ君くらいの子にそれを言っても……おっと」
六堂結葵:「どうも。さっきぶりです」
六堂結葵:「やっと追いつけた」
聖勇:「ようこそ、皆さん」
聖勇:「改めて名乗らせていただきます。UGN本部エージェント、“システム”聖勇と申します」
GM:男は淡々とそう告げた。


GM:シーン終了。
GM:これがクライマックスフェイズ前、最後のシーンになります!
GM:ロイスの取得や感情変更、購入判定などがあれば今のうちにどうぞ!
穂苅好加:はーい、ロイスなんですけど
GM:あ、穂苅さんはタイミングのあれもあるので、今のうちに書き換えてもらおう
穂苅好加:なんか8個取ってたので……マリアさんの分残して付き合いの長い瑠璃良ちゃんを削除しておきます
穂苅好加:ごめんね……
GM:あっ、瑠璃良ちゃんが
細川瑠璃良:ちょっと!
御崎兵一:瑠璃良ちゃんが……消され瑠璃良~~!!
六堂結葵:かなしい
GM:そして、マリアの分は牧野千晶のロイスへと書き換えてください
細川瑠璃良:ぐすぐす……ひどいよ好加ちゃん……
GM:泣かせた
穂苅好加:牧野千晶 〇信頼/わからずや
穂苅好加:ご、ごめんて
GM:何が分からずやだ!
GM:他の人もロイスや購入判定などあればどうぞー
御崎兵一:牧野千晶/親近感/○憐憫
御崎兵一:かわいそうだったので
牧野千晶:センパイほどじゃないっすね……
御崎兵一:購入ね~ ちょっと変なもん買っちゃおうかな
細川瑠璃良:何買おうかな
穂苅好加:あと応急手当キットを買います
穂苅好加:3dx+1>=8
DoubleCross : (3DX10+1>=8) → 10[5,6,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

御崎兵一:ブラックアビス コネ:手配師使います
GM:買ってる!
穂苅好加:26+2d10 回復
DoubleCross : (26+2D10) → 26+11[4,7] → 37

細川瑠璃良:結葵ちゃん防具持ってるっけ
GM:黒い混沌……
六堂結葵:ボディアーマー買ってるね
細川瑠璃良:深淵だろ
御崎兵一:10dx+1=>20
DoubleCross : (10DX10+1>=20) → 9[1,1,3,3,3,4,7,7,9,9]+1 → 10 → 失敗

御崎兵一:調達は下手! 以上です
GM:失敗しとる
GM:ダメかー
御崎兵一:ジェネシフトでなんとかしよう
細川瑠璃良:アームドに刷新しとく?
GM:何をする気だ
GM:アームド結葵!
六堂結葵:そうだね…装備しても行動値0だからギリギリ着れるし
六堂結葵:よければ欲しい!
細川瑠璃良:じゃあ買ってあげるね
細川瑠璃良:6dx+11>=20
DoubleCross : (6DX10+11>=20) → 9[1,2,4,7,8,9]+11 → 20 → 成功

細川瑠璃良:20じゃないわ 15じゃん
GM:成功してる!?
細川瑠璃良:ともかく買えました
GM:な、なんてやつだ
六堂結葵:ヤッターありがとう瑠璃ちゃん(バリアスーツが解禁された時の音)
六堂結葵:いそいそと着替えます。あと医療トランクがあったと思うので、使わせてもらっていいかな
細川瑠璃良:使って~
GM:細川が買ったやつ!
六堂結葵:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 11[4,7]+18 → 29

GM:いい感じに回復してる
六堂結葵:これでよしとしよう。調達は…せっかくだ、ブラックアビス
GM:黒い深淵……
六堂結葵:3dx>=20
DoubleCross : (3DX10>=20) → 8[1,3,8] → 8 → 失敗

六堂結葵:ごめんね財産も足りなかった。ロイスは保留して以上!
GM:オーケーです。
御崎兵一:気持ちだけでも嬉しい深淵だぜ
GM:では、全員終わったようなので、改めてこのシーンは終了ですよ!


【ハンドアウトシーン/穂苅好加】

GM:それでは、クライマックスフェイズに行く前に穂苅さんのハンドアウトシーンです!
GM:ハンドアウトシーン。
GM:このシーンでは、侵蝕率を上げる必要はありません。
GM:キミが、日本支部で任務の説明を受けた直後に牧野千晶とばったり出くわすシーンになります。
GM:――UGN日本支部。
GM:御崎兵一とともに任務の説明を受けたキミは、準備のため一時的に彼と別れた。
GM:キミが1人で支部内を歩いていると、顔見知りの少女と出会う。
牧野千晶:「あれ。穂苅じゃん。お前、何でこんなところに……」
GM:オレンジがかった髪色をした小柄で巨乳の少女、牧野千晶だ。
穂苅好加:「ん?」 そちらを見る
穂苅好加:「あれ、千晶ちゃん?」
GM:キミは、彼女とは今まで何度か別の任務で出会ったことがあった。任務には真面目だが、出世志向の強い日本支部所属のチルドレンだ。
牧野千晶:「相変わらず呆けたツラだなぁ」
穂苅好加:「久しぶり~、どうしたのこんなところで」 自分にされた質問を無視して尋ねる
牧野千晶:「いや、こんなところでってあたしは今から任務なんだよ」
GM:彼女にしては珍しく機嫌が良さそうだ。
穂苅好加:「へえ、そうなんだ。機嫌良さそうだけど、どんな任務?」
牧野千晶:「バカ、お前。任務の情報をそう簡単に話せるわけないだろ」
牧野千晶:「けど、アレだ。今回の任務を無事に終えたら」
牧野千晶:「あたしはようやく本部エージェントになるんだ」嬉しそうに言う。
牧野千晶:「せっかくだし、なんか奢ってやるよ」上機嫌だ。
穂苅好加:「あー、そういえばなりたいって言ってたね」
穂苅好加:「おめでとう~」
牧野千晶:「そりゃあなりたいだろ」
牧野千晶:「えへへ。ありがとうございます」
穂苅好加:「あっほんと?私もこれから任務だから、出来るだけカロリー取っときたいな」
牧野千晶:「おうおう、なんでも喰え」
GM:キミは彼女とともに日本支部内のカフェスペースへとやってくる。
穂苅好加:「やったー」
GM:彼女は自分の分と合わせてホットココアを二つ頼んだりしている。
穂苅好加:有難く注文しまくっている。
牧野千晶:「ん、あれ?お前……?」
牧野千晶:「なんか頼みすぎじゃない……?」
穂苅好加:「カツサンドと卵サンドと、ミートソーススパゲティにカルボナーラに……」
穂苅好加:「……?」
牧野千晶:「な、何人分だよ!本当に喰うんだろうな!?」
穂苅好加:「食べるよ~」
牧野千晶:「ひええ」
牧野千晶:「ま、まあ、おごるって言っちゃったし……」
穂苅好加:「わあい」 注文を終え、水を飲んでいる
牧野千晶:「ほらよ」受け取ったホットココアを差し出す。
穂苅好加:「あっありがとう」 2つとも千晶が飲むのかと思っていた
牧野千晶:「1人で二つ飲むわけ……いや……」
牧野千晶:諦める。
穂苅好加:「?」 んくんくとココアを飲んでいる。
牧野千晶:「つーかよ、お前こそいつまでイリーガルなんだよ」
牧野千晶:ずるずるとホットココアをすすりながら言う。
穂苅好加:「高校卒業するまでのつもりだけど」
牧野千晶:「そ、そういうちゃんとした経歴を辿るもんなのか、UGNって?」
牧野千晶:「一刻も早く上に上がりたいとは思わないわけ?」
穂苅好加:「ウチの支部長、良い人だから。高校は出とけって」
牧野千晶:「あー、そういう……?」
穂苅好加:「やだよ、責任増えるじゃん」
穂苅好加:「ある程度自由にやれた方が良いよー」
牧野千晶:「責任じゃねえよ。権限だ」
牧野千晶:「偉くなった方がたくさんの人を助けられる。人を救うには権力が必要だ」
牧野千晶:「そのためにはイリーガルよりもエージェント。エージェントよりももっと上の幹部の方がいい」
牧野千晶:「そう思わねえ?」ホットココアをすすりながら言う。
穂苅好加:「私はそういう権力必要になったら」
穂苅好加:「力づくでなんとかするから……」 そしてなんとか出来ると思っている
牧野千晶:「何だよ、その自信……」
牧野千晶:「いつかお前の手の届かないところで誰かが死ぬかもしれないぜ」
穂苅好加:「そりゃあね」
牧野千晶:「だろ」
穂苅好加:「今すぐアメリカの事件をどうにかしろったってどうにもならないし」
牧野千晶:「けど、あたしは今すぐアメリカの事件をどうにかしたい」
牧野千晶:「だから偉くなるしかないんだわな」うなだれる。
穂苅好加:「千晶ちゃんは手を伸ばす距離を広げたくて」
穂苅好加:「私はすぐに駆け付けられるくらいフットワークが軽くありたい」
穂苅好加:「その為に千晶ちゃんには権力が必要だし……私には力かな」
牧野千晶:「力ってのは権力じゃないのかよ」
穂苅好加:「能力的な話―、ほらバロールの……どこでもドアみたいなの」
牧野千晶:「お前、神様にでもなるつもりか?」
牧野千晶:「1人で何でもできるなんてそりゃあ神様だろ」
穂苅好加:「あはは、なりたいねえ、神様」
牧野千晶:「本気で言ってそうだなぁ、こいつの場合」
牧野千晶:「……現実的じゃねえよ」愚痴るように言う。
牧野千晶:「現実見ろよ。お前もあたしみたいに」
穂苅好加:「見てるよお」
牧野千晶:「本当かぁ?」
穂苅好加:「私に出来る範囲ならなんでもするっていうだけ」
牧野千晶:「あたしと一緒に偉くなるってのは?」
牧野千晶:「現実的な神様への最短ルートだと思うけど」
穂苅好加:「偉くなればなんでもできるってわけでもないしね」
穂苅好加:「まあ千晶ちゃんがめちゃくちゃ偉くなったら引き抜いてみてよ」
穂苅好加:「手足くらいにはなってあげるから」
牧野千晶:「……アホバカ」
牧野千晶:「あっ、っていうか、お前!さっきは聞きそびれたけど、何で日本支部なんかにいんだよ!」
穂苅好加:「私も任務だってばー」
牧野千晶:「任務ぅ?」
牧野千晶:「なんか嫌な予感がするな……」
穂苅好加:「あっもうだいぶ時間ない。おやつも買ってかないと」 すごい勢いで食事をとり始める
穂苅好加:「ブッキングしたりしてね」
牧野千晶:「寒気がするようなこと言うな」
牧野千晶:「お前、なんかあっても絶対にあたしの邪魔だけはするなよ」
穂苅好加:「あはは、千晶ちゃんが邪魔にならなければしないよお」
牧野千晶:「ぶ、ぶっ飛ばすぞ」
牧野千晶:「お前、あたしの部下になったら一生雑用係な!」
穂苅好加:「物騒だなあ……んむ、ごちそうさまでした!」
穂苅好加:「えっやだよ」
穂苅好加:「だったら部下にならないよ」
牧野千晶:「うわっ。食べ終わるの早っ!」
牧野千晶:「……お前、もし本当に目の前で自分の手が届かない時が来たらどうする?」
穂苅好加:「無理やり届かせるけど……」
牧野千晶:ため息を吐く。
穂苅好加:「えっなに」
牧野千晶:「そんなに甘くねえって言ってんの」
牧野千晶:「じゃあ、任務頑張りな」
穂苅好加:「うん、じゃあね。ごちそうさまでした」
牧野千晶:「おそまつさまでした」
牧野千晶:「……本当に届くなら、やってみろよ」
GM:少女は不貞腐れたような顔でそれだけ言うと立ち去る。
穂苅好加:「さて、私も行こうかな」 席を立ち、歩き始める
穂苅好加:しかし、手が届かなければ、か
穂苅好加:あまり考えないようにしているが、もしそうなった場合は
穂苅好加:元凶を皆殺しにするところからかな。
穂苅好加:(ま、そうはならないだろうけど……)
GM:ハンドアウトシーン終了。


【クライマックス1】

GM:では、ここからはクライマックスフェイズです!
GM:PCは全員登場!
GM:ダイスを振って侵蝕率を上げてください!
穂苅好加:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+9[9] → 99

穂苅好加:ギエーッ
GM:いい上がり方だ
穂苅好加:物騒なこと言うから上がっちゃった
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d10(→ 3)増加 (93 → 96)
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を1D10(→ 1)増加 (90 → 91)
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を1d10(→ 9)増加 (93 → 102)
六堂結葵:冷静になった
GM:結葵さんが控えめ!


GM:――キミたちが列車内に着地すると、エージェントたちを引き連れた背の高いスーツ姿の男が出迎えた。
GM:男は真っ赤なトマトを食べ終えると、ハンカチで口元をぬぐってから言う。
聖勇:「ようこそ、皆さん。改めて名乗らせていただきます。UGN本部エージェント、"システム"聖勇と申します」
GM:その背後にはエージェントたちに押さえ付けられた不破の姿がある。
不破歩未:「本当に来たんだ……!」
穂苅好加:「来たよお、もう少し我慢してね~」 周囲の敵を無視して、笑顔で手を振る
六堂結葵:片手を上げて歩未ちゃんに応えて
細川瑠璃良:「……言ったとおりだもんねえ」
御崎兵一:「UGN本部エージェント、か」 不機嫌な目
御崎兵一:「FHごっこはもういいのか? 三流役者め」
聖勇:「ええ、そうです。あなた方の同胞ですよ」
聖勇:「あなた方は真実を知って、それでもなおここに来たのですか?」
六堂結葵:「色々事情もありまして。放っておくには色々と」
御崎兵一:「恨めしいよ。貴様がもっと海賊然としていれば、俺とてその真実とやらに触れずに済んだ」
聖勇:「性分でして。私はいついかなる時も秩序の味方です」
聖勇:「それで、あなた方はなぜここに? そこのところが理解できません」
聖勇:「私の行動はUGNの意志。私への敵対は秩序への反逆に他ならない」
聖勇:「あなた方は秩序を乱すために、ここに来たということになります」
聖勇:「なぜです?」
御崎兵一:「狭窄だな。その秩序とやらは閣下を始めとした改革派が仮定したものに過ぎない」
御崎兵一:「ほら見ろ、ここに並んだ年頃の少女たちの感情的な目を。厳然と存在するこれを計算に入れて動けない時点で、お前の信奉する秩序なぞにさしたる意味はないんだよ」
聖勇:三人の少女たちを見る。
細川瑠璃良:精一杯キっとした顔をつくってみせる。
六堂結葵:笑って返す。ただし、目元は明らかに笑っていない
穂苅好加:聖勇に、一瞬興味なさそうな眼を向けてすぐに不破に視線を戻す
聖勇:「あなた方は何がしたいのです。謀叛ですか?」
六堂結葵:「いいえ。ただ間違って進んでるものを正して戻す。それだけです」
聖勇:「分かっていませんね。間違わないからこその秩序なのです」
穂苅好加:「うわっ」
細川瑠璃良:「じゃあなにもしなくてよくないですか」
細川瑠璃良:「過ちを正せることにこそ、意味があると思うんです」
細川瑠璃良:「間違いを認めて、投降してください」
聖勇:「なるほど。あなた方の言い分は少し分かりました」
聖勇:「ですが、進んでいるものを戻すためには力が必要です」
聖勇:「絶大な力が」
聖勇:「あなたたちにその力はないでしょう」腰を落とし、拳を構える。
聖勇:「それを押し通せない限り、あなた方は秩序の敵です」
細川瑠璃良:「男の人ってそういうの好きですよね、本当」
御崎兵一:「ひと括りにするな、ひと括りに」
六堂結葵:「私は嫌いじゃないよ。それに」
六堂結葵:「そう言うなら示せば卓についてくれるくらいは、想像させてもらえる」
聖勇:「好き嫌いではありません。私がそういう役目なだけです」
聖勇:「私は、秩序を維持するための力です」
聖勇:「あなた方をここで粛清します」
牧野千晶:「……穂苅。今がお前の手が届かない時だ」列車上で弓を構えながら言う。
穂苅好加:「んー」
穂苅好加:「まあ話して通じる相手じゃないよね」
聖勇:男は拳を握る。
聖勇:「では、お覚悟を」
GM:途端に周囲の空気が一変する。強烈な殺意が列車内を満たしていく!。
GM:衝動判定だ。〈意志〉で難易度は9!
穂苅好加:4dx>=9
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[1,1,7,7] → 7 → 失敗

GM:あ、惜しい!
穂苅好加:アックソ―
御崎兵一:7dx=>9
DoubleCross : (7DX10>=9) → 10[1,3,4,6,8,9,10]+7[7] → 17 → 成功

御崎兵一:エリートは冷静
GM:余裕で成功してる!
六堂結葵:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[3,3,7] → 7 → 失敗

六堂結葵:ウワー
御崎兵一:2d10
DoubleCross : (2D10) → 4[2,2] → 4

御崎兵一:ウウーンン
穂苅好加:飢餓の変異暴走であらゆる判定が-5dされます
細川瑠璃良:ん~
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を4増加 (102 → 106)
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を2D10(→ 13)増加 (91 → 104)
細川瑠璃良:あっそっちのがヤバいな
細川瑠璃良:好加ちゃんにバディムーヴ!
GM:飢餓の変異暴走やばそう
穂苅好加:99+2d10
DoubleCross : (99+2D10) → 99+12[3,9] → 111

穂苅好加:あっありがとう!
細川瑠璃良:6dx+3>=9 スティールマインド適用
DoubleCross : (6DX10+3>=9) → 9[3,3,4,6,9,9]+3 → 12 → 成功

GM:あっ、では、好加ちゃんの衝動判定は成功になる!
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を2d10(→ 10)増加 (96 → 106)
GM:細川もちゃっかり成功してる!
細川瑠璃良:意志ダイスエンブレムで増やしてるもん
GM:なんてやつだ……!
GM:では、男の強烈な殺意が伝染し、キミたちの体内のレネゲイドを震わせる!
GM:キミたちの衝動が揺り起こされる!
御崎兵一:「……そのくらいか」
穂苅好加:「とりあえず、不破さんが受けた苦痛は何倍にもして返すから」 呼応するように殺意が沸き上がってくる
細川瑠璃良:槍を持つ手と逆。そちらをすぐに握る。
御崎兵一:「ああ、そのくらいではな。俺の枷をこじ開けるには至らんとも」 攻撃的な笑みを浮かべながら、しかし暴走には至らない。指先で、黒い宝石を摘んでいる
細川瑠璃良:「はいストップだよ~」
穂苅好加:「……う、ごめん」 深呼吸する
細川瑠璃良:「好加ちゃんは苦痛を返すために来たわけじゃないでしょ」
穂苅好加:「そうだね……不破さんを助けるために」
細川瑠璃良:「うん。救い上げて、苦痛よりもたくさん幸せを渡すため。違う?」
穂苅好加:「もう大丈夫、私も、無茶しないから」
細川瑠璃良:「あは。言質とったからね」
穂苅好加:「……六堂さんは大丈夫?」 言質という言葉から逃げるように尋ねる
不破歩未:「……六堂!」彼女の様子を見て不安げな表情を見せる。
六堂結葵:「あんまりよくないね」ギリギリと拳が作られている。内側から沸き立つ破壊の欲求が肉体を突き動かす
六堂結葵:歩未ちゃんに目を向ける。最低限の理性はまだ残っているが、どうにも怪しい。
細川瑠璃良:「結葵ちゃん?」
六堂結葵:「──命令はある? 女王様(クイーン)
六堂結葵:故に。外にある理性へ求める
細川瑠璃良:「……ええ、ビジービー」
細川瑠璃良:「護って」
細川瑠璃良:「全部ね。瑠璃がそうしたいもの全部」
六堂結葵:外から与えられた言葉を護る、この一点に集中させ。体と心の向きを合わせる
六堂結葵:「OK。なら、やれる」
聖勇:その様子を見て、わずかに眉間に皺を寄せる。
六堂結葵:「歩未ちゃん──少しだけ我慢してて」
不破歩未:小さく頷く。
聖勇:「残念ですが、あなた方では何も護ることはできない」
聖勇:「秩序の敵は、私が全て破壊します」
聖勇:拳を握り、一歩前に進み出る。
GM:では、ここからクライマックス戦闘に入っていきます!
GM:まずはクライマックス戦闘その1の状況について説明をします。
GM:エネミーは牧野千晶、聖勇、功刀亜寿佳、査察部エージェント3体。
GM:行動値は牧野千晶が15、聖勇が6、功刀亜寿佳が7、査察部エージェントが9です。
GM:キミたちは最初はマップ上の「後方車両」のエリアにいます。
GM:キミたちは四人とも同一エンゲージ。
GM:そこから10メートル先の「列車内」のエリアに1エンゲージで聖勇と査察部エージェント3体がいます。
GM:さらに10メートル先が「先頭車両」のエリア。ここは今のところ誰もいないように見えます。空っぽ。虚無……。
GM:牧野千晶は「列車内」の真上にある「列車上」のエリアにいます。
GM:「列車内」と「列車上」のエリアはお互いに視界が通らず、別シーン扱いのような感じです。
御崎兵一:何だとお
穂苅好加:なるほどー
GM:屋根の一部がぶち抜かれたため、「後方車両」か「先頭車両」のエリアからは「列車上」にいるキャラクターを対象に取ることができます。
GM:ただし、射程:視界のシーン攻撃であっても「列車内」と「列車上」のキャラクターを同時に対象に取ることはできません。間の射程が遮られてるからね。
細川瑠璃良:列車内ってのは本当に列車ないってなってる場所だけね
GM:そういうこと!
六堂結葵:ふむ
GM:「先頭車両」か「後方車両」にいれば「列車上」を攻撃したりオートアクションの対象にしたりすることはできます。
GM:また、シーン攻撃で「後方車両」「列車内」「先頭車両」は同時にいけます。一直線なので。
GM:なお、10メートル以上の戦闘移動が可能な状態でマイナーやメジャーで移動を宣言すれば、「列車上」の任意の位置に移動することが可能です。
GM:同様に、「列車上」から下のいずれかのエリアに降りることも可能です。
GM:あと、功刀亜寿佳は隠密状態でどこかに潜んでいます。まともに出てくると命が危ないので……。
GM:彼女が何らかのアクションをするか、誰かがメジャーアクションで〈知覚〉の対決に勝利することで見つけ出すことができます。
GM:エネミーを全滅させればクライマックス戦闘その1は勝利となります!
穂苅好加:その1ね……
GM:色々と複雑なシチュエーションを説明しましたが
GM:何か質問などはありますでしょうk?
細川瑠璃良:列車間のハンパな位置って移動出来ない感じです?
細川瑠璃良:10m動く力がないとどこへもいけない?
GM:半端な位置への移動も可能です!
細川瑠璃良:列車上だけが特殊ってことね
GM:「列車上」も牧野とエンゲージしたくない場合は半端な距離に登ってもいいよ
細川瑠璃良:なるほど
細川瑠璃良:10m行ききるまでは元いた場所の属性ってことですね
GM:そういうことですね
穂苅好加:完璧なる理解
細川瑠璃良:知覚対決については、視界が通らなければいけないとかはありますか?
細川瑠璃良:隠密探すやつ
GM:いえ、視界が通らなくても隠密状態を見破るための知覚対決は可能です
GM:見つけ出すまではどこにいるか分かんないしね
細川瑠璃良:了解です~そんなところで大丈夫です
GM:他の皆さんも大丈夫そうかな?
御崎兵一:とりあえず大丈夫ニャンよ
六堂結葵:OKです
穂苅好加:わたしもOK
【先頭車両】


10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          牧野千晶[15]
査察部エージェント*3[9]

10m

【後方車両】
六堂結葵[4] 細川瑠璃良[1]
穂苅好加[7] 御崎兵一[9]


【???】
功刀亜寿佳[7]
GM:あっ、便利!
GM:では、ここからラウンド進行を開始していきましょう!
GM:1ラウンド目!
GM:まずはセットアップから。
GM:セットアップの行動がある人は宣言をお願いします。
御崎兵一:怨念の呪石使用。暴走・侵蝕率+3、暴走中攻撃ダメージ+2D
六堂結葵:“死に雷の洗礼を”《フルパワーアタック》《雷神の降臨》《ロケッティア》
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を3増加 (106 → 109)
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を10(→ 10)増加 (104 → 114)
穂苅好加:第一起動(スタートアップ)・"喰らい育つ槍(グローランス)" オートで混沌なる者の槍装備・器物使いで融合、尾を喰らう蛇1+背徳の理1 侵蝕+7 HP-1d10して、判定+2d
細川瑠璃良:なし
穂苅好加:30-1d10
DoubleCross : (30-1D10) → 30-4[4] → 26

GM:牧野千晶はエンジェルハイロゥのエネミーエフェクト《異界の万華鏡》を使用。これによって「列車上」からでも「列車内」のエリアを攻撃できるようになります。
穂苅好加:HP26 侵蝕118
GM:査察部エージェント3体と功刀亜寿佳は何もなし。
GM:聖勇はDロイス秘密兵器で取得したアーマメントベルトを使用します。装甲と素手攻撃力を手に入れる!
聖勇:背の高いスーツ姿の男は腰元に付けたベルトを展開する。
聖勇:「業着(ごうちゃく)……!」展開したベルトから眩い光が放たれる。
聖勇:『KOSMORISE』男の体が先鋭的なフォルムの鎧で包まれていく。男は漆黒のアーマーを身に纏った暴力の化身へと変じる!
聖勇:「粛清を開始します」
穂苅好加:「第一起動(スタートアップ)───"喰らい育つ槍(グローランス)"!」
穂苅好加:影を蹴り上げるように、足を振るい、跳ね上がった黒いそれが槍となる
GM:では、セットアップはこれで終了!
GM:ここからはイニシアチブ順に手番を行っていきます
GM:の、前に
GM:イニシアチブで聖勇が《ブリッツクリーク》を使用!
GM:割り込み行動をします!
細川瑠璃良:こいつ……
六堂結葵:いやらしい
細川瑠璃良:ヘンタイさんなんですか?
GM:なぜ!
GM:では、聖勇の割り込み行動!
GM:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《大裁断》+《コンバットシステム》+《吠え猛る爪》+《超振動閃》を使用
GM:さらにこれに
GM:破壊のアージエフェクト《万軍撃破》を組み合わせて対象をシーン選択に変更する!
細川瑠璃良:装甲無視!やっぱりヘンタイさんです!
穂苅好加:変態!
御崎兵一:いやらしいぜ
GM:うるさい!死ね!
GM:攻撃の対象は四人全員!
GM:命中判定いくぞ!
GM:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,1,1,3,4,4,4,6,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,3,6,9,9]+10[6,8]+3[3]+6 → 39

GM:命中の達成値は39!
GM:バディムーブ欲しいな
GM:リアクションどうぞ!
御崎兵一:暴走!
六堂結葵:暴走で不可!
穂苅好加:ガード……こいつ装甲無視なのか……変態め……
細川瑠璃良:ガードします。カバー欲しい人?
穂苅好加:ちょっと欲しさがありますが、他に欲しい人要ればどうぞ
御崎兵一:ビミョーなところ どっちの方が良いというのはない塩梅な気がする
六堂結葵:そうね……こっちはまだなくても
御崎兵一:なので同じく、欲しいけどお任せします
GM:譲り合いの精神だ
細川瑠璃良:じゃあ振動閃入らなければ耐えられる目のある好加ちゃんかな!
穂苅好加:ありがとう!
細川瑠璃良:『ブレイクビーズ』:《氷盾》《炎陣》。好加ちゃんをカバー。
GM:うわっ、カバーしてる!
GM:では、ダメージいくぞ!
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を4(→ 4)増加 (106 → 110)
GM:20+4d10
DoubleCross : (20+4D10) → 20+28[8,1,9,10] → 48

GM:出目がいいな
細川瑠璃良:やめて
GM:48点!装甲無視!
御崎兵一:当然耐えられないぞ。“システム”聖勇のロイスをタイタスに変更して昇華、復活
細川瑠璃良:ガード値32で16点
細川瑠璃良:倍にして32点で耐えられません。
御崎兵一:御崎兵一のHPを12に変更 (26 → 12)
細川瑠璃良:装甲無視ドヘンタイさんのせいで……
GM:か、固いな
六堂結葵:こちらも即死。穂苅さんのロイスをタイタス化して昇華、復活
GM:では、1点でもダメージを受けた人はラウンド中、受ける攻撃のダメージ+12点だ!
御崎兵一:スズメにつつかれても死にそう!
細川瑠璃良:功刀亜寿佳のロイスを切って復活。
GM:あっ、天才ハッカーが!
細川瑠璃良:細川瑠璃良のHPを11(→ 11)に変更 (29 → 11)
六堂結葵:HP16へ
GM:では、攻撃の演出いくぞ!
GM:漆黒のアーマーを纏った男は、一瞬でキミたちの間合いに飛び込む。
GM:強烈な拳による四連撃が、キミたちを襲う!
細川瑠璃良:「……!」
GM:触れただけでその体を粉砕する鉄拳だ!
六堂結葵:衝動に包まれた身で反応することもできず、急所を殴打され体が吹き飛ぶ。
穂苅好加:「うっ、速い……!」 咄嗟に後ろに下がる
細川瑠璃良:蜂の群れが側方から殺到し、衝撃への盾になる。
御崎兵一:「ずおッ……!」 元よりやられる前にやる戦法だ。防御などできようもなく、殴り飛ばされる
細川瑠璃良:蜂は次々と死んでいくが、少しばかりの空隙を生む。
細川瑠璃良:自分を守るためではなく。
穂苅好加:「ありがと、瑠璃良ちゃん……!」 退いた体はするりと空間に入り込む
細川瑠璃良:「んんっ……!」衝撃に咽ぶ。
GM:剛腕はキミたちの体を貫いて内側から破壊する!
六堂結葵:「────ッ」肺の中身を吐き尽くし、悲鳴さえ上がらず。だが膝は付かずに立って前を見た
聖勇:「脆いですね。その程度では、私には遠く及びません」列車内で飛び退きながら言う。
GM:では、聖勇の割り込み行動はこれで終了。
細川瑠璃良:「まだまだです!」
聖勇:「その威勢がいつまで続くでしょう。楽しみです」
GM:次は行動値15の牧野千晶の番!
牧野千晶:マイナーはなし。
GM:メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《小さな塵》+《スピットファイア》+《空間歪曲射撃》を使用。
GM:必中の弓で穂苅さんを攻撃します!
穂苅好加:私か~
GM:そうだよ!
GM:命中判定いくぞ!
GM:9dx7+14
DoubleCross : (9DX7+14) → 10[1,1,1,2,3,3,4,5,9]+2[2]+14 → 26

GM:必中の弓の固定値があってよかった……!
穂苅好加:避けたら勝手に倒れてくれるんだろうけどな~
GM:命中の達成値は26!
穂苅好加:仕方ないから受けてあげよう。ガード
GM:ヤッター!
GM:では、ダメージいきます!
GM:31+3d10
DoubleCross : (31+3D10) → 31+25[8,7,10] → 56

穂苅好加:殺意たっか
GM:うわっ、めっちゃダイス目がいい
細川瑠璃良:さっきから何?
GM:56点。装甲は有効。空間歪曲射撃の効果でガード値-5です。
穂苅好加:えーと装甲ガード値で14軽減、42点で死にますね
穂苅好加:クソ~120超えていれば
GM:このタイミングで《異世界の因子》も使っておけばいいのでは?
穂苅好加:御崎さんのロイスをタイタス化、昇華して復活。HP14
穂苅好加:大丈夫!
GM:あ、普通に生き返った!
GM:では、攻撃の演出いくよ!
牧野千晶:列車上。少女は弓を構える。
牧野千晶:「喰い破れ、”神弓シムルグ”」
牧野千晶:その弓に光が集まっていく。
牧野千晶:放たれた光の矢は、通常では有り得ない軌跡を描きながら穂苅さんへと向かう!
穂苅好加:「ガッ……!」
GM:曲がりくねった光の矢がキミの体を貫く!
穂苅好加:強い光が、影を消していく。新しく生まれる影は、身を守れる位置にない。
牧野千晶:「お前の手は届かねえ。諦めな」
穂苅好加:「いったあ……」 膝をつく
穂苅好加:「やだよ、手を届かないって言うのは、諦めずに頑張ってから言わなきゃ」
牧野千晶:「だったら、やってみせな……!」
穂苅好加:「言われなくてもね」
GM:牧野の行動はこれで終了!
GM:次は行動値9の御崎くんと査察部エージェント三体ですが
GM:PC優先なので、御崎くんの行動から!
御崎兵一:「……フ。駄目だろうが、そんなことじゃあ」
御崎兵一:「俺に猶予を与えた時点で……」「お前たち敗けだ」
御崎兵一:動きます。マイナーなし。メジャーは《サイレンの魔女》+《砂の刃》。
御崎兵一:さらに判定直前にエンブレム:サンズエージェントを使用。達成値+20。
GM:う、うわー
御崎兵一:対象は聖勇と部下3人! 振るぞ!
GM:来い!
御崎兵一:7dx+6+8+3+20
DoubleCross : (7DX10+37) → 10[1,4,6,7,7,8,10]+6[6]+37 → 53

GM:高いな……!
GM:聖勇は《切り払い》+《コンバットシステム》を使用してドッジ!
聖勇:14dx+6
DoubleCross : (14DX10+6) → 7[1,3,4,4,4,5,5,5,5,5,6,6,6,7]+6 → 13

GM:ダメか……!
GM:査察部エージェント3体は全てガードを宣言。その上で
GM:査察部エージェント3は《崩れずの群れ》を使用して聖勇を、査察部エージェント2は《崩れずの群れ》を使用して査察部エージェント1をカバーリングします!
御崎兵一:猪口才!
GM:で、ダメージの適用直前に
GM:聖勇は自分をかばったやつに《波紋の方陣》を
GM:功刀亜寿佳がオートアクションで査察部エージェント3に《超電磁バリア》を使用
御崎兵一:なんだこいつ!
細川瑠璃良:お前どこにいたん!
GM:両方軽減の値は同じか。まとめて振ろう
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 14[4,5,1,4] → 14

GM:えっ、しょぼい!
穂苅好加:イケそうな気もする
六堂結葵:攻撃の時しか元気にならない
GM:ダメージ14点は軽減するぞ!
六堂結葵:ダメージ前に割り込みで宣言を
GM:な、何……!
六堂結葵:フォールンサラマンダーの効果を発動、御崎さんのダメージに+2Dを
GM:や、やってみやがれー!
御崎兵一:6d10+22+2d10
DoubleCross : (6D10+22+2D10) → 34[1,9,10,5,5,4]+22+18[9,9] → 74

御崎兵一:装甲無視、ガード値-5!
GM:つ、強いな……!
GM:しかも装甲もガードも減る!?
御崎兵一:耐えられまい……!
GM:これを二倍にして148点
GM:そこから14点軽減か
GM:134点ダメージ!
GM:耐えられるわけないでしょ!
GM:査察部エージェント2と3は落ちます!
御崎兵一:鍛え方の足りないやつめ
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を17増加 (109 → 126)
GM:すごい上がった
GM:では、演出どうぞ!
御崎兵一:……その黒ずんだダイヤモンドは、ありきたりな逸話を纏う宝石だった。呪われた輝き。保有した家は空前の栄華を手にしたのちに没落する。
御崎兵一:そして、現実は伝承よりもなお陳腐だった。その宝石はレネゲイドの力を触れたものに与えることで超常の力を与えるが、最終的にジャーム化させ、その結果家が滅びるというだけだったのだ。
御崎兵一:アッシュ・レドリックの下で大きな成果を挙げたあの日に贈られたこの呪われた宝石こそ、彼からの信頼の証であり、彼への忠義の証である。
御崎兵一:(……あの頃はもうふた回りほど大きかったな)
御崎兵一:打撃を受けて壁にもたれたままの御崎の手の中で、それがわずかに削れる。口元には笑み。
功刀亜寿佳:「電子の海じゃあボクは無敵だ。どんな攻撃をする気か知らないが……!」先頭車両で端末を操作する。列車内のエージェントたちの前に電流の壁が現れる!
御崎兵一:前へと突き出した手から黒い粒子が舞い上がり、それは御崎が宙空に生成していた宝石の武装群をも黒く染め上げてゆく。
御崎兵一:「さあ、間抜けな獲物がお行儀よく整列しているぞ。この鉄火の上で、存分に戦果を爭え」
御崎兵一:「滲血の絢爛百兵(ニゲル・ディアモンド・ケントウリア)……!」
聖勇:「お手並み拝見というところですか」鋼鉄の拳を構える。
御崎兵一:号令と同時、黒く耀く剣が、槍が、戦槌が空を切る。進みながらそれらを握る手、鎧の体、頭、そして脚が生成され、完成された兵士の象形が唸りを上げる。十、二十、三十!
御崎兵一:攻撃そのものは単調だが、その質量と破壊力は無慈悲である。黒いダイヤモンドの兵士たちが、その衝撃に砕け散りながらも、相対するUGNエージェントへ激しい猛攻を浴びせる!
GM:武装したエージェントたちがその軍勢の前に立ちはだかる!
査察部エージェント:「何だ、この大質量は……!」
GM:エージェントたちがその波に飲み込まれる!
御崎兵一:「っくく、ははは、ハハハハハ! 殺戮しろケントウリア! 黒き輝きを血で磨け!」
功刀亜寿佳:「えっ、ウソ。あれ、ボクの防壁……!?」電流の壁が容易く引きちぎれる!
聖勇:「……」鋼鉄の拳で兵士の数体を引きちぎる。
御崎兵一:猛攻の有様とレネゲイドの暴走による高揚で、痛みが塗りつぶされていく。ふらつきながらも立ち上がり、暗い眼でその戦果を確かめる。
聖勇:「なるほど。本部エージェントを名乗るだけは、ありますね」
御崎兵一:「……いいや?」
GM:蹂躙されたエージェントたちが粉砕され、倒れる!
御崎兵一:「まだ"ほんの三十"だ。知ってるか?」
御崎兵一:「百人長(センチュリオン)が何名の兵を指揮するか」
聖勇:「百人斬りを実戦で試す機会を与えてくださるのですか」
聖勇:「非常に楽しみです」
GM:では、御崎くんの行動はこれで終了!
御崎兵一:幽鬼のように佇む御崎の後方で、さらなる武装が生み出され始める。
GM:次は行動値9!唯一生き残った査察部エージェント1の行動だ!
穂苅好加:生き残ってんじゃないよ!
GM:その前に
GM:オートアクションを使用したことで、功刀亜寿佳の隠密状態が解除されます
御崎兵一:ボコスカウォーズだ!
GM:功刀亜寿佳はキミたちから見て20メートル前方。先頭車両の位置に存在しています。
功刀亜寿佳:「あっ、こんなとこいたらマズイじゃん。さっさと隠れよ!」慌てている!
【先頭車両】
功刀亜寿佳[7]

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          牧野千晶[15]
査察部エージェント[9]

10m

【後方車両】
六堂結葵[0] 細川瑠璃良[1]
穂苅好加[7] 御崎兵一[12]
GM:では、改めて行動値9の査察部エージェント1の番!
GM:マイナーで《骨の銃》を使用。
GM:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》を使用。
GM:こいつ、攻撃力が超振動閃頼りなんだよな。大丈夫かな……
GM:いや、GMは査察部エージェントの力を信じるぞ!
GM:骨の銃で六堂さんに攻撃します!
GM:命中判定いくぞ!
六堂結葵:人が暴走してると知っていながら…
GM:だからこそよ
GM:12dx8+3
DoubleCross : (12DX8+3) → 10[1,1,2,2,3,3,7,7,8,8,8,10]+10[4,7,9,9]+6[1,6]+3 → 29

GM:あ、回った!
GM:命中の達成値は29!
六堂結葵:知っての通りリアクション不可!
細川瑠璃良:カバーしよ
細川瑠璃良:《氷盾》《炎陣》でカバー。
GM:オーケー。
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を4(→ 4)増加 (110 → 114)
六堂結葵:ありがとう瑠璃ちゃん…
GM:では、ダメージいきます!
GM:3d10+7
DoubleCross : (3D10+7) → 15[6,5,4]+7 → 22

GM:これに超振動閃の+12点!
GM:装甲、ガード値は有効!
細川瑠璃良:ガード値32の装甲10で無傷!
GM:無傷!!?
GM:無傷!!!?
穂苅好加:ヤッター!流石!
細川瑠璃良:てかHP無いんだから無傷か死ぬかしかないよ
御崎兵一:デッドオアアライブ
GM:極端な女!
GM:では、攻撃の演出いきます!
聖勇:「彼らは私が一度破壊しました。あとは作戦通りに」
査察部エージェント:「了解しました」
査察部エージェント:黒服の男の腕が異形の砲口へと変わる!
査察部エージェント:六堂さんのアーマーの破損箇所を狙い、銃弾を放つ!
細川瑠璃良:「……皆さん、ありがとうございます」そこを覆い隠すように、既に蜂の群れがある。
細川瑠璃良:銃弾はそれを殺しながらも、全滅能わず阻まれて。
六堂結葵:荒れた呼吸を取り戻そうと椅子に手をかけ立つ。避けられる状態ではなく、弾丸が迫るが──心配はない。
査察部エージェント:「バカな。我々の攻撃を防いだのか……!?」
細川瑠璃良:「私の友達を護ってくれて。みんなの思いは、私が引き継ぎます!」
六堂結葵:「さすが」口元に上ってきた血交じりの声で小さく呟く
細川瑠璃良:「戦いは苦手だけど……あなたたちにも、反省してもらいますからっ!」
功刀亜寿佳:「ど、どの口で言ってんだ!」
聖勇:「……あの女。少々厄介ですね」
細川瑠璃良:そう叫びながら、手元では次の“弾”の補給を済ませて。
GM:では、査察部エージェントの行動はこれで終了!
GM:次は行動値7の穂苅さんと功刀ですが、PC優先なので穂苅さんの番!
穂苅好加:わーい
穂苅好加:ではマイナーで戦闘移動、査察部のエージェント達にエンゲージします
GM:うわっ、こっち来た
【先頭車両】
功刀亜寿佳[7]

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          牧野千晶[15]
査察部エージェント[9]
穂苅好加[7]

10m

【後方車両】
六堂結葵[0] 細川瑠璃良[1]
  御崎兵一[12]
穂苅好加:メジャー:粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)・重槍突撃 原初の赤:巨人の斧+コンセントレイト:ウロボロス+混色の氾濫 侵蝕+
GM:は、範囲攻撃じゃん!
穂苅好加:拡大して少しでもダメージを増やすぞ、素だとしょっぱいし
GM:では、攻撃の対象は?
穂苅好加:聖とエージェントの2人!
穂苅好加:12dx7+2 攻撃力+24(12+12)
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,2,2,3,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[2,7,8,9]+10[3,6,10]+4[4]+2 → 36

GM:聖勇は《切り払い》+《コンバットシステム》を使用してドッジ!
GM:14dx+6
DoubleCross : (14DX10+6) → 10[1,2,2,2,3,3,5,5,6,7,8,8,8,10]+8[8]+6 → 24

穂苅好加:こっわ
GM:おっ、この達成値なら
GM:功刀亜寿佳が《勝利の女神》を使用!
GM:達成値を+9します!
穂苅好加:なんだそれ!
GM:これでドッジの達成値は33に!
GM:いや、
GM:避けれてない!!
細川瑠璃良:???
穂苅好加:わざとやってます?
御崎兵一:どういうこと?
GM:こいつの《勝利の女神》、3レベルだわ……
御崎兵一:そんなにルーリィのバディムーブがほしいのか
GM:欲しい~
細川瑠璃良:あげるわけないでしょ
GM:ダメか……
GM:査察部エージェント1はガードして《崩れずの群れ》で聖勇をカバーリング!
穂苅好加:4d10+24
DoubleCross : (4D10+24) → 19[5,4,7,3]+24 → 43

GM:では、そこに功刀亜寿佳がオートアクションで超の付かない《電磁バリア》を使用!ダメージを-1d10+6する!
GM:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 9[9]+6 → 15

穂苅好加:結局持ってんのかよ、そっちも!
GM:いい出目……!
穂苅好加:調電磁バリアより強い
GM:ダメージ二倍でなければ!生きてた!
細川瑠璃良:《凍てつく刃》使いましょう
細川瑠璃良:あっいらないやつだった
GM:死にます
GM:装甲とガード値を引いても無理だよ!
穂苅好加:では喰らわれし贄を使ってさらに攻撃力を上げます
GM:査察部エージェント1は戦闘不能!
穂苅好加:侵蝕
穂苅好加:侵蝕118→127
GM:では、演出どうぞ!
穂苅好加:「さてと、私も行くよ」
功刀亜寿佳:「いくらオーヴァードでも、不安定な足場じゃあまともに戦えないでしょが!」先頭車両で端末を操作すると、列車が急加速する!
穂苅好加:ぐ、と槍を前に構え、足に力を籠める
功刀亜寿佳:急加速によって足元が大きく揺れる!
穂苅好加:「うわっ、とっと……りゃ!」
聖勇:「……余計な真似を」鋼鉄の拳を構える。
穂苅好加:揺れる車体に合わせて地面を蹴りだす
穂苅好加:「粒子拡散(レネゲイド・ディフュージョン)!重槍突撃!」
功刀亜寿佳:「ふ、普通に突撃してくる……!?」
穂苅好加:槍の穂先が、車内を埋め尽くすほど大きくなる
穂苅好加:「それを言うなら、この攻撃も避けようがないでしょ!」
穂苅好加:壁を削るように、黒い影が迫る
聖勇:「さすがに防ぎきれませんか……!」拳で防ごうととするが、さばききれない。
査察部エージェント:銃口に変形させた腕を構えながら、その前に躍り出る。
査察部エージェント:「バカな。なんて力だ……!」
査察部エージェント:闇雲に銃弾を放つ!
GM:が、黒服の男はそのまま巨大な槍に押し潰される!
穂苅好加:「っと、これ以上は車体が壊れる!」 男の銃弾を吸収し、槍がさらに大きくなったので、咄嗟に解除する。
聖勇:「マスターエージェントと交戦したという経歴も伊達ではないようですね」拳を構え直しながら言う。
穂苅好加:「さて、どうかな」 元の大きさに戻った槍を振るう
GM:では、穂苅さんの行動はこれで終了。
GM:次は行動値7の功刀亜寿佳の番。
功刀亜寿佳:マイナーアクションでは特にすることがないので、怯えます。
功刀亜寿佳:「な、何だよ!あの攻撃!絶対に前に出ないようにしとこ!」
功刀亜寿佳:メジャーアクションでその場で隠密状態になります。
功刀亜寿佳:「そもそもさー、ボクはこんな前線に出てくるタイプじゃないんだよ!あー、やだやだ!」
功刀亜寿佳:そそくさと物陰に隠れる!
GM:では、功刀の行動はこれで終了!
GM:次は行動値6の聖勇の行動です
聖勇:マイナーはなし
GM:メジャーで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《大裁断》+《コンバットシステム》+《吠え猛る爪》+《かまいたち》を使用。
GM:その場から御崎くんを攻撃します!
GM:命中判定いくぞ!
御崎兵一:来るがいい! どうせ俺は暴走しているぞ!
GM:14dx7+6
DoubleCross : (14DX7+6) → 10[1,1,2,3,4,5,5,5,6,7,8,8,9,9]+10[1,3,3,9,9]+10[7,9]+10[6,7]+10[9]+10[10]+1[1]+6 → 67

細川瑠璃良:は?
GM:めっちゃ回ったな
御崎兵一:怒ってんの?
GM:怒ってるのかも
御崎兵一:暴走でーす
GM:ダメ押しいくか
GM:ダメージロールの直前に功刀亜寿佳がオートアクションでノイマンのエネミーエフェクト《勝機の一声》を使用!
GM:ダメージダイスを増やす!
細川瑠璃良:《炎陣》のみでカバー。
GM:瑠璃良……!
御崎兵一:おお ありがたいぜ
GM:では、ダメージいきます!
GM:7d10+4d10+15+12
DoubleCross : (7D10+4D10+15+12) → 27[5,2,9,1,6,3,1]+32[7,8,9,8]+15+12 → 86

GM:86点。装甲無視!
細川瑠璃良:全然無理です 御崎さんのロイスを切って復活します。
GM:さらば瑠璃良……!
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を2(→ 2)増加 (114 → 116)
GM:では、演出いきます!
聖勇:「百人斬りの前に大将首を取ってしまいましょうか」
聖勇:身を低くすると、高速で拳を振るう。
聖勇:その拳の動きによって、風の刃が生じる!
聖勇:列車内を両断しながら風の刃が御崎に迫る!
細川瑠璃良:「させませんよ……!」ばっと手を広げて立ちはだかる。
御崎兵一:百人分の武装を生成している最中である。防御には一切意識を振らず、またその素振りも見せない。
聖勇:「か弱いあなたでは防ぎきれはしないでしょう」憐れむような目で見る。
御崎兵一:「ハハハ、そいつは見る目がない!」
細川瑠璃良:ばつっ、とその身体を裂かれる。
GM:風の刃が細川の体を斬り裂く!
細川瑠璃良:だが、後ろにはそよ風一つ通さない。
細川瑠璃良:切り裂かれた服の裂け目から、大漁の蜂が溢れる。
御崎兵一:「……細川くんは怖く、強いぞ!」
細川瑠璃良:それらは風の刃に晒され、ぼとぼとと死んでいったが。
細川瑠璃良:それまでに衝撃を殺した。人一人分までに。
聖勇:「なるほど。見上げた根性です」鋼鉄のマスク越しに眼鏡を直すような仕草をする。
細川瑠璃良:「げはっ、ごほっ……」
細川瑠璃良:ゆるゆる立ち上がりながらも、ニコリと笑う。
細川瑠璃良:「まだ、諦めませんよ!」
GM:では、聖勇の行動はこれで終了!
GM:次は行動値1の細川さんの番です
細川瑠璃良:待機しますっ
GM:まさかの待機……!
GM:では、行動値0の六堂さんの番!
六堂結葵:では。マイナーで戦闘移動、《ロケッティア》の効果で任意の場所へ
六堂結葵:先頭車両まで飛びます
GM:飛んできた!
【先頭車両】
功刀亜寿佳[7]
六堂結葵[0]

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          牧野千晶[15]
穂苅好加[7]

10m

【後方車両】
細川瑠璃良[1] 御崎兵一[12]
六堂結葵:ルール上は20m移動。メジャーで
六堂結葵:“獅子心”《C:ブラックドッグ》《アームズリンク》で隠密の解けた功刀さんを攻撃
GM:こ、来ないで!
六堂結葵:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,1,1,3,4,4,6,6,6,7,8,8,8,10]+10[2,4,5,6,10]+5[5]+4 → 29

GM:ワンチャン頑張るしかない……!
GM:ドッジを宣言!
六堂結葵:残ってるならバディムーブもらってもいいかな
細川瑠璃良:するよ~
細川瑠璃良:ばでむ!
GM:本気じゃん!
GM:では、達成値は32になる!
GM:だが、こっちにも後乗せがありますからね!
GM:まずはドッジ!
GM:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[1,5,6,8,10]+8[8]+2 → 20

GM:回った……!
穂苅好加:こわっ
細川瑠璃良:バデムシといてよかった
GM:あとはDロイス天才のエフェクト《天才》を使用!
GM:精神の値だけ、達成値が増加するんですが!
六堂結葵:こいつそんなものまで
GM:こいつの精神は5なので!
GM:どうにもなりません!
細川瑠璃良:『ブザービー』:《凍てつく刃》《力の霊水》
GM:やめて!
細川瑠璃良:ダメージを+5d10+12してあげるね♡
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を7(→ 7)増加 (116 → 123)
六堂結葵:わぁい
GM:ダメージどうぞ!
六堂結葵:4d10+59+5d10+12
DoubleCross : (4D10+59+5D10+12) → 31[10,3,10,8]+59+31[10,6,1,8,6]+12 → 133

六堂結葵:装甲とガードは有効
GM:《電磁反応装甲》を自身に5回全て使用!
GM:100点軽減!
六堂結葵:なんだと
GM:こいつの最大HPは29なので
GM:装甲値の3を引いて
GM:戦闘不能になります……!
穂苅好加:やったー!めちゃくちゃかっこいいやつ!
御崎兵一:ギリギリ行った!
六堂結葵:あっぶな…援護のおかげ
細川瑠璃良:さすが結葵ちゃん!
細川瑠璃良:かっこいいよ~
功刀亜寿佳:うわーん!もっと長生きするはずだったのに!
【先頭車両】
六堂結葵[0]

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          牧野千晶[15]
穂苅好加[7]

10m

【後方車両】
細川瑠璃良[1] 御崎兵一[12]
GM:では、演出どうぞ!
功刀亜寿佳:「へえー。随分と弱ってるじゃん、ミルクアンドハニーちゃん」細川を狙おうと、端末を操作する。先頭車両で電流が迸る。
六堂結葵:──前方に突っ込んだ穂苅さんが、“システム”を抑えている。御崎さんは次弾の全攻撃の準備。ならば取る手は変わってくる
細川瑠璃良:「……ううう……!」
細川瑠璃良:立ち上がろうとして立ち上がりきれないようにする。
功刀亜寿佳:「散々偉そうにしてた癖にそんなボロボロで格好悪いの。ボクが頭の良い戦い方ってやつを見せてやるよ」
細川瑠璃良:べ、と舌を出す。
六堂結葵:「瑠璃ちゃん。行ってくる」それだけを伝え。息を吸い込んだ
功刀亜寿佳:「車両内の電磁石の制御完了。吹っ飛びな、ミルクアンドハニーちゃん……!」
細川瑠璃良:目ではそちらを見て頷いて。「行ってらっしゃい」
六堂結葵:関節固定/背+肩+腕/腰+脚+踝
六堂結葵:──もし外から電車を見ている者がいたなら。目を焼くような落雷めいた閃光を捉えただろう
功刀亜寿佳:端末を操作。細川瑠璃良の体を一気に先頭車両まで吹き飛ばすために、強力な電磁石を起動させようとする。
功刀亜寿佳:「何だ……この音……?」端末を操作しながら顔を上げる。
六堂結葵:それよりも早く。紫電を纏い+白の髪を靡かせ/彼我約10mを一瞬で走破=体躯が前方に射出される
功刀亜寿佳:「は……?待て待て待て!」
六堂結葵:先頭車両へ突入まで数秒と立たず。
六堂結葵:固定解除/ブーツがシートを擦る──塩ビ材の焦げる匂い/体勢は全力攻撃へ
功刀亜寿佳:電磁石の制御に当てていた電力を全て防壁に回す!
細川瑠璃良:「遅い」蜂が電磁石の間に入り込み阻害する。
六堂結葵:機甲殻剣──シース内・真空維持終了──解放・発射
功刀亜寿佳:電流による五重の防壁を張り巡らせる!
功刀亜寿佳:「出力が落ちてる。何をした、細川瑠璃良……!」
細川瑠璃良:「(ハニー)に釣られただけでしょう」
細川瑠璃良:「私、虫さんをよく呼び寄せるんだ」
功刀亜寿佳:「嘘じゃん……!?列車の全エネルギーを防御に回せ!」
細川瑠璃良:「一つ教えてあげるね?自称天才の虫さんに」
細川瑠璃良:「カッコいいって何か」
細川瑠璃良:「その眼で見て」
功刀亜寿佳:「は……?」
功刀亜寿佳:その言葉に顔を上げる。
六堂結葵:列車運行の最低限を維持し、他を防御に回された結果。先頭車両の照明が落ちる
六堂結葵:暗闇に見えるもの/雷を四肢に纏わせ/構える女
功刀亜寿佳:「は、ははは……」天才的な頭脳で瞬時に逃走経路を計算する。
功刀亜寿佳:――逃げられない。
六堂結葵:電磁抜刀:鞘内部で臨界まで溜め込まれた電力を解放/電磁力の加速に載せて
六堂結葵:真空放電。身近なものでいえば蛍光灯──ガラス管の内部を真空にし、高い電圧をかけた際。気圧の低い方へ電気が流れて光る現象だが
六堂結葵:スケールを極限にまで高めたこれは/あらゆるものを斬り捨てる光熱の刃と化す
六堂結葵:落雷の如き轟音が車内に響き渡り。一撃を以て終わらせる
功刀亜寿佳:「細川瑠璃良!卑怯者め!他人に頼るなん……」
GM:少女の華奢な体が吹き飛び、列車の壁に叩き付けられる!
細川瑠璃良:「あは。他人じゃないもん」
細川瑠璃良:「私の大事な大事な友だちで、一番の武器」
GM:衝撃で列車の窓ガラスが粉々に砕け散る!
穂苅好加:「うわっ、すご……」
穂苅好加:衝撃ががこちらまで届いている
功刀亜寿佳:「…………」地面にずり落ち、白目を剥いたまま気絶している。
六堂結葵:「悪いけど寝てて。まぁ──」
御崎兵一:「小うるさいのが仕留まったな!」 「残敵2!」
六堂結葵:「私の友達をバカにして、これで済ませたんだからマシだと思ってもらわないと」
細川瑠璃良:「結葵ちゃん~♡」パタパタ手を振る。
六堂結葵:「──後、任せた!」手を振り返し、後方にいる三人へ声を張り上げて
牧野千晶:「あいつら。まさかここまで善戦するとは……!」
GM:では、六堂さんの行動はこれで終了!
GM:最後は待機していた細川さんの番です!
細川瑠璃良:はい!マイナーなし
細川瑠璃良:メジャーで牧野千晶を攻撃。
GM:うわ、来た!
細川瑠璃良:『ハーレムシェイク』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》。
GM:なんかヤバそう!
細川瑠璃良:あたるかな~ えいっ
細川瑠璃良:5dx+1
DoubleCross : (5DX10+1) → 10[3,5,5,10,10]+4[4,4]+1 → 15

細川瑠璃良:がんばりました!
GM:低い!
GM:これはいける!
細川瑠璃良:ドッジ不可です
GM:なんで!?
細川瑠璃良:なんでだろうね……
GM:あわわわわ……
GM:いや、待てよ。まだやれることはあるはずだ
GM:牧野はガードを宣言。
GM:いや、こっからできることないわ!
GM:ダメージどうぞ!
細川瑠璃良:2d10+20 装甲有効
DoubleCross : (2D10+20) → 14[6,8]+20 → 34

GM:つ、強い強い!
GM:こっちは戦闘前から40点以上HP減ってるんだぞ!
GM:もう死にかけです!
穂苅好加:まだ生きてた
GM:瀕死だよ!
細川瑠璃良:まだ生きてる……
GM:演出どうぞ!
細川瑠璃良:「お願いみんな!力を貸してっ!」
細川瑠璃良:叫びに応えるように、ぶん、ぶん、ぶんと。
細川瑠璃良:蜂が舞い、隊列をなして回転しながら上昇。
細川瑠璃良:列車の上へ。
牧野千晶:「何だ、この虫ども……!」撃ち落とそうと弓を構える!
細川瑠璃良:(射撃間隔は把握してる)
細川瑠璃良:一匹二匹が撃ち落とされようとも、十分な数が到達できる。
細川瑠璃良:複雑な円形軌道を描きながら、牧野千晶を包み込む。
牧野千晶:咄嗟に光の矢を放つが、全てを撃ち落とすことはできない!
牧野千晶:「往生際が悪いったらありゃしねえ……!」
細川瑠璃良:羽ばたきと体温によって生じる、とてもか細い熱。
細川瑠璃良:熱殺蜂球がもたらす温度は、非常に低温。サラマンダー分類としては最弱クラスに。
牧野千晶:「こんな微熱で何ができるってんだ……!」
細川瑠璃良:だが、その微熱でさえ、人の脳を焼くには十分。
細川瑠璃良:蜂が死に切る前に、中を蒸し焼く。
牧野千晶:「こんなもんじゃアイスクリームも溶かせやしねえぞ……」徐々に体力を奪われ、その場で膝を突く!
細川瑠璃良:「あなたの氷は溶かせます!」
細川瑠璃良:「もう、やめにしてください。こんな事に、あなたの力は使うべきじゃないです」
牧野千晶:「知ったような口を聞くな、女王様……!」震える手で弓を握る!
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を6(→ 6)増加 (123 → 129)
GM:では、細川さんの行動はこれで終了!
GM:全員が行動したので、1ラウンド目は終了です!
GM:クリンナッププロセス。
GM:ラウンドが終了したので、超振動閃を受けていた人はその効果が解除されます。
GM:ここからは2ラウンド目に入っていきます。

GM:2ラウンド目、まずはセットアップから!
GM:セットアップで行う行動がある人は宣言をお願いします。
穂苅好加:なし
細川瑠璃良:ないよ~
GM:聖勇はもうアーマーを装着してるので無し。
御崎兵一:1ラウンド目だけだ。ないぜ!
六堂結葵:“死に雷の洗礼を”《フルパワーアタック》《雷神の降臨》《ロケッティア》
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を10(→ 10)増加 (118 → 128)
GM:牧野千晶は《異界の万華鏡》を使用。シーン外を攻撃できるようになります。
GM:では、セットアップはこれで終了。
GM:ここからは再びイニシアチブ順に手番を行っていきます。
GM:まずは行動値15の牧野千晶の番から!
牧野千晶:やってやるぜ!
牧野千晶:マイナーはなし
牧野千晶:メジャーで《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《小さな塵》+《スピットファイア》+《空間歪曲射撃》を使用。
牧野千晶:必中の弓で真下にいる穂苅さんに攻撃します!
穂苅好加:また私!
穂苅好加:何か恨みでもあんのか
牧野千晶:ちょっとだけね
GM:では、命中判定いくぞ!
牧野千晶:9dx7+14
DoubleCross : (9DX7+14) → 10[4,4,4,6,6,7,9,9,10]+10[3,5,5,9]+10[9]+10[9]+10[9]+10[7]+10[8]+10[10]+5[5]+14 → 99

穂苅好加:は?
細川瑠璃良:めちゃ恨まれてない?
牧野千晶:!!?
牧野千晶:必中の弓ってすごいんだな……
御崎兵一:バチバチにキレてるじゃん
六堂結葵:うわー
牧野千晶:まさかこんなに必中すると思わないじゃん
穂苅好加:ガード、装甲10 G値9
GM:では、ダメージいくぞ!
GM:10d10+31
DoubleCross : (10D10+31) → 51[2,4,6,2,10,1,3,6,10,7]+31 → 82

穂苅好加:何だそのダメージは!
GM:31点。装甲有効、ガード値-5だ!
GM:31点じゃない!82点!
穂苅好加:異形の捕食者を使います。ダメージ6d10軽減し、シーン間軽減したダメージ分攻撃力上昇
GM:アージエフェクト……!
穂苅好加:82-6d10
DoubleCross : (82-6D10) → 82-36[7,10,3,2,6,8] → 46

GM:すごい減らしたな……!
穂苅好加:くっ、HPがマックスでもギリギリ耐えられない!
細川瑠璃良:《奇跡の雫》使います!
細川瑠璃良:HP10点で復活してね
GM:おお。ここで……!
穂苅好加:えっありがとう!
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を6(→ 6)増加 (129 → 135)
穂苅好加:HP10 侵蝕率127→133 シーン間攻撃力+36
GM:すごい攻撃力上がるな!?
GM:では、攻撃の演出いきます!

牧野千晶:列車上で目を瞑り『索敵』をしていたが、目を見開き弓を構える。
牧野千晶:「穂苅。いつまでもよそ見してんじゃねえ……!」
牧野千晶:列車の上から光を纏った矢を放つ! その矢は光の翼を生やした鳥のような姿となって宙を進む!
GM:光の鳥は大きな曲線を描くと、列車の窓を突き破って穂苅さんへと突き進む!
穂苅好加:「ちゃんと見てたって対処できないんだから!」
穂苅好加:手元でくるくると槍を回す
GM:光の鳥が突撃し、キミを貫こうとする!
穂苅好加:「粒子収斂(レネゲイド・コンバージェント)……!」
穂苅好加:「ぐ、うっ……吸収しきれない!」
穂苅好加:影が霧散し、光が直撃する
牧野千晶:「防ぐか。だが、あたしのとびっきりだ……!」
牧野千晶:「お前に防ぎきれるものかッ!」勝ち誇ったように叫ぶ。
穂苅好加:(やば、身体が……) 倒れそうになる
細川瑠璃良:「好加ちゃん!」
細川瑠璃良:蜂の一匹が彼女の肩に止まり。
細川瑠璃良:その手に抱えた蜜を垂らす。
穂苅好加:「……!」
細川瑠璃良:それはレネゲイドの流れを一時的に活性化させ、再生力を賦活する。
細川瑠璃良:「私のとっておき!」
穂苅好加:霧散した光が、肉体へと収束していく
穂苅好加:「ありがとう瑠璃良ちゃん、これなら!」
細川瑠璃良:(これ1個作るのにバカみたいに手間かけてんだから)
牧野千晶:「起き上がった!? バカな……!あたしの“神弓シムルグ”の一撃を受けて……!?」視界の向こう側で起きた出来事に思わず戸惑う。
細川瑠璃良:(回収できなきゃ承知しない)おくびにも出さずにこりと笑う。
穂苅好加:「最終覚醒(ラストイグニッション)───"昏き栄光の槍(グローリーランス)"!」
牧野千晶:「おっさん、動かれる前にトドメを刺せ……!」通信機越しに叫ぶ。
穂苅好加:肉体の半分を黒く染め、再び構える
聖勇:「承知」漆黒のアーマーが拳を構える。
GM:男は迎撃のために動こうとする。

GM:では、牧野千晶の行動はこれで終了!
GM:次は行動値9の御崎くんの番!
御崎兵一:「――おやおや、逸ってくれるな二流の"システム"よ」
御崎兵一:「こちらが先だぞ?」
御崎兵一:マイナーなし。メジャーは《サイレンの魔女》+《砂の刃》+《終焉の残響》。対象は聖勇。
GM:なんか来た!
御崎兵一:7dx+6+8+3
DoubleCross : (7DX10+17) → 10[3,3,4,4,4,7,10]+6[6]+17 → 33

御崎兵一:リアクションは不可!
GM:リアクション不可!!?
GM:ドッジもガードもできないってコト!?
御崎兵一:プルルルル
GM:ヤハヤハ
GM:では何もできん!
GM:そのままダメージをどうぞ……!
御崎兵一:4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 28[6,8,5,9]+22 → 50

御崎兵一:装甲無視!
GM:装甲無視か……!
御崎兵一:ん?
GM:ん?
御崎兵一:呪石ぶん忘れてた
GM:足しな!
御崎兵一:50+2d10
DoubleCross : (50+2D10) → 50+4[1,3] → 54

御崎兵一:装甲無視!
GM:増えた!
GM:強い……!
GM:一気に半分以上HPを持っていかれた……!
御崎兵一:倒れてしまうとはな
御崎兵一:倒れてはいなかった
GM:本部エージェントがこんなもので倒れるか……!
GM:では、演出どうぞ!

御崎兵一:先の攻撃で自壊し散らばったダイヤモンドの兵士の破片が、薄く発光しながらじりじりと成長していく。
御崎兵一:それらはそれぞれにまた、剣、あるいは槍、あるいは鎌、斧、槌、棒、その他あらゆる武器の形を取っていく。
御崎兵一:創り出され、砕かれれば、その破片からまた立ち上がる。繰り返す度に磨き直され、増殖する。それこそが絢爛百兵の真髄。
御崎兵一:「"システム"……先に吹いた百人斬り、希望通りに実践させてやる」
聖勇:「形態変化。いや、それだけではない。これは……」
御崎兵一:「喜び咽べよ。百精兵からの殺戮を一身に受ける機会など、願ったって得られるものではないのだから」
聖勇:「光栄の極みですね」
御崎兵一:レネゲイドの衝動に染まったその眼は、手にした宝石と同じく黒く輝いて。
御崎兵一:「その浅はかな命を砕いて挑め!」
御崎兵一:腕を振り上げると同時、生成されていた武器群が一斉に聖勇へ殺到する。
聖勇:漆黒の鎧が立ち止まり、拳を振り上げる!
聖勇:一体、二体。兵士を粉砕する!
御崎兵一:それらは先と同様に純然たる質量攻撃でありながら、同時に明確な攻撃意志を宿した殺人攻撃。
聖勇:三体。四体。だが、その圧倒的な軍勢を前に徐々に押され始める。
聖勇:「こんな……ことが……!」
御崎兵一:すべての兵士、すべての武装が、達人の間合いと速度で、捨て身の一撃を浴びせ続ける。……それが百撃!
聖勇:鉄の拳が次々と獲物の首を刈り取る。
聖勇:だが、ついにその拳が対応しきれなくなる!
聖勇:「うおおおおおあ……ッ!」
御崎兵一:「血は流れているか!? ハハハ、ハハハハハ!!」
GM:無数の武具による攻撃を浴び、男はよろける!
聖勇:「面白い!実に面白い!」
聖勇:「これでこそです!血を流し、 戦って勝利し、粉砕する! 」
細川瑠璃良:(……本当にめちゃくちゃねこいつら)
聖勇:「それでこそ秩序はその価値を確固たるものとする!」
御崎兵一:「意気や良し! ……だがそれもここまでだ。戦闘しかならんなら所詮は兵士」
聖勇:「あなたは、確実にこの私が粛清します」嬉しそうに笑う。
御崎兵一:百人の兵が砕かれ、黒い宝石の破片が無数に舞う中、血に飢えた笑みを返す。
聖勇:「雑兵はここまで削った。次こそ大将首に手が届きます」
御崎兵一:「獣の牙にこそ、人の理を。それが出来ていないから貴様は二流なのだ」
御崎兵一:「この世が獣のものであると信仰するなら、その手で証明するがいい」
聖勇:「暴力に意思など不要。向く先は秩序が教えてくれる」

GM:では、御崎くんの行動はこれで終了!
GM:次は行動値7の穂苅さんの番!
穂苅好加:はーい
穂苅好加:アーマメントベルト、装甲値地味に高いな
GM:強いんだよ、アーマメントベルト
穂苅好加:異世界の因子で咆え猛る爪をコピーします
GM:!!?
GM:装甲無視じゃん!
穂苅好加:侵蝕133→138
穂苅好加:メジャーで原初の赤:巨人の斧+コンセントレイト:ウロボロス+咆え猛る爪で聖に攻撃
GM:ウワーッ!?
GM:なんか来た!
GM:では、命中判定どうぞ!
穂苅好加:13dx7 攻撃力+12+12+12+36-3
DoubleCross : (13DX7) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,9,9,10,10,10]+10[1,2,5,6,10]+10[8]+10[10]+4[4] → 44

細川瑠璃良:すごいすごい!
GM:回ってる……!
穂苅好加:なかなか伸びる!
GM:舐めるな!ドッジ!
GM:《切り払い》+《コンバットシステム》を使用してドッジだ!
GM:14dx+6
DoubleCross : (14DX10+6) → 10[2,3,3,4,4,4,4,6,6,7,7,8,9,10]+8[8]+6 → 24

穂苅好加:こわいんだよ!回すな!
GM:頑張ったけど無理か……!
細川瑠璃良:《凍てつく刃》入れようかな 攻撃力1d10+12して!
穂苅好加:5d10+12+12+12+36-3
DoubleCross : (5D10+12+12+12+36-3) → 26[1,4,6,6,9]+12+12+12+36-3 → 95

穂苅好加:あっ
細川瑠璃良:足しちゃお
GM:足しな!
穂苅好加:95+1d10+12
DoubleCross : (95+1D10+12) → 95+4[4]+12 → 111

細川瑠璃良:やった~
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を3(→ 3)増加 (135 → 138)
GM:さ、三桁……!
GM:ぐぬぬ……!
穂苅好加:侵蝕138→146
GM:聖勇はその攻撃で一度戦闘不能になります!
穂苅好加:計算通り!とどめは任せたよ!
GM:では、演出どうぞ!

穂苅好加:とびちる黒い宝石の破片に紛れて
穂苅好加:制服姿の少女が、男の前に躍り出る。
穂苅好加:その速度は今までに比して速い
聖勇:わずかに遅れて迎撃のために拳を振るう。
穂苅好加:「粒子拡散───自分の技を自分でくらえっ!」
聖勇:「さっきの少女の反応速度と段違いだ……!」
穂苅好加:黒い拳が、男の拳とぶつかり合う
聖勇:鋼鉄の拳を突き出す!
穂苅好加:「だららららららっ」 両の拳を槍として、ひたすらに殴りつける!
穂苅好加:「だぁりゃあーーーっ!」
聖勇:「この少女……ッ! 何だ、この途轍もない力は……!」
聖勇:ぶつかり合い、鋼鉄の拳が砕ける!
穂苅好加:乱打に体勢を崩したところに、思い切り拳を叩きつける
穂苅好加:「まだやりますか!」
聖勇:まともに拳の直撃を受ける!
穂苅好加:疲弊した様子で荒く息を吐く。体から黒い粒子が抜けていく。
聖勇:漆黒のアーマーが地面を転がって倒れる!
聖勇:「…………」
聖勇:「……ここまで追い込まれたのはいつ以来でしょう」
GM:聖勇は《蘇生復活》を使用。戦闘不能を回復します!
GM:頭部のアーマーが砕け散った男が、ゆっくりと立ち上がる。
GM:その身に纏ったアーマーも既にヒビが生じている。
穂苅好加:「まだやるってこと!」
聖勇:「やりますとも!」
穂苅好加:その場から離れ、不破を守れる位置に移動する。
聖勇:「ここでやらずしてどうするのです!」
穂苅好加:無茶はしないと言ったばかりだ。後は後続に任せる。
穂苅好加:「ごめん、仕留めきれなかった!思い切りやっちゃって!」
聖勇:「あなた方とは決意も、潜り抜けてきた死線の数も、強度も! 何もかもが違う!」
聖勇:「勝つのは私だ!」
穂苅好加:「勝ってから良いな!」
GM:では、穂苅さんの番は終了!
聖勇:「そうさせてもらう……!」

御崎兵一:侵蝕率上げそこねてた 上げるね
御崎兵一:御崎兵一の侵蝕を11増加 (126 → 137)
GM:上げな!
GM:次は行動値6の聖勇の番!
聖勇:マイナーで《ライトスピード》を使用!
聖勇:メジャーアクションを二回行います!
御崎兵一:何だとお
聖勇:一回目のメジャーアクション!
聖勇:ユニークアイテムのパナケイアの果実を使用!
聖勇:HPを回復します!
細川瑠璃良:ゆるせない
聖勇:5d10
DoubleCross : (5D10) → 21[5,5,2,5,4] → 21

GM:まずまず!
GM:男は、傷だらけの姿のまま熟したトマトを取り出してかぶりつく。
細川瑠璃良:トマト食ってんじゃないよ
GM:車内に視線を走らせ、思考を巡らせる。
聖勇:「私の勝利のためには、ここからは1人ずつ確実に仕留める必要がある」
聖勇:(先ほどの二人は次の攻撃まではまだ時間がかかる。あの少女は、私ならばいつでも潰せる)御崎、穂苅と細川を見る。
聖勇:「ならば、今は」六堂に向き直り、低く腰を落として構えを取る。
GM:二度目のメジャーアクションいきます。
聖勇:メジャーアクションで《コンセントレイト:ハヌマーン》+《大裁断》+《コンバットシステム》+《吠え猛る爪》+《超振動閃》+《かまいたち》。
聖勇:さらにこれに《マシラのごとく》を組み合わせます!
聖勇:攻撃の対象は六堂さん!
六堂結葵:豪勢!
GM:吹き飛ぶがいい! 命中判定だ!
GM:9dx8+6
DoubleCross : (9DX8+6) → 10[1,2,4,5,5,7,7,8,10]+2[1,2]+6 → 18

GM:当たればキミは死ぬ!
細川瑠璃良:ライトスピードのデメリットひっかぶってる
GM:とてもつらい
六堂結葵:ガードしても死ぬなら避ける! 防具で-3
六堂結葵:と思ったけど暴走解除してなかったので食らった
GM:喰らえー!
GM:では、ダメージいくぞ!
GM:2d10+55
DoubleCross : (2D10+55) → 11[1,10]+55 → 66

GM:66点!装甲無視!1点でもダメージが入ればラウンド中に受けるダメージは+12点される!
六堂結葵:即死! “システム”にロイス「〇強敵/障壁」を結んでタイタス化、昇華して蘇生!
GM:起き上がってきたか……!
GM:では、演出いくぞ!

聖勇:「あなた方では世界を守ることなどできはしない……!」
聖勇:「秩序とは、強大な力を持ってこそだ……!」
聖勇:腰を低くして構えを取る。地面を蹴って大きく跳躍!
聖勇:空中で体をひねると旋風が巻き起こる!
聖勇:漆黒のアーマーが暴風を纏い、六堂に向けて急降下!
聖勇:絶大な破壊力を持った回し蹴りを放つ!
聖勇:「勝利するのは私だ……!」
六堂結葵:暴風に体が揺れ、武器を構えて防ぐことも出来ず。靴の先が沈む
聖勇:強烈な回し蹴りが、キミのアーマーを砕きながらその身をえぐる!
六堂結葵:直撃を受けて小柄な体は容易に吹き飛び、最先端。運転席の壁に叩きつけられる
細川瑠璃良:「結葵ちゃん!」
聖勇:「まず1人……!」荒い息を吐きながら着地。残心する。
穂苅好加:「六堂さん!」
六堂結葵:「────」勝機をうかがう。まだ意識は残っているなら
六堂結葵:(仕掛けどころは来る。必ず)
不破歩未:「六堂……!」
御崎兵一:黒い宝石の破片が渦を巻き、また武装を生成している。六堂に手を出した隙を好機とし、その速度が上がる。

GM:では、聖勇の行動はこれで終了!
GM:次は行動値1の細川瑠璃良の番!
細川瑠璃良:はーい がんばりますっ
細川瑠璃良:メジャー『ハーレムシェイク』:《エクスプロージョン》《ツインバースト》。牧野千晶を攻撃。
牧野千晶:あたしじゃん!
牧野千晶:待ちな!
細川瑠璃良:むっ
牧野千晶:命中判定の直前に《ジャミング》を使用!
牧野千晶:判定のダイスを3個減らしてもらう!
牧野千晶:これでもう当たるはずがない……!
細川瑠璃良:わ~ どうしよう 半分になっちゃった……しくしく……
牧野千晶:……?
細川瑠璃良:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 10[1,3,10]+3[3]+4 → 17

細川瑠璃良:ドッジ不可です♡
牧野千晶:…………
牧野千晶:よ、避けれない……!
牧野千晶:しょうがないので、ガードを宣言!
GM:ダメージどうぞ
細川瑠璃良:2d10+20
DoubleCross : (2D10+20) → 11[1,10]+20 → 31

細川瑠璃良:どうですかっ
GM:ぎ、ぎええ!
GM:その攻撃で牧野は完全に戦闘不能になります!
GM:残りHP9だもん!無理だよ!
細川瑠璃良:やった~
GM:悔しい……
【先頭車両】
六堂結葵[0]

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          
穂苅好加[7]

10m

【後方車両】
細川瑠璃良[1] 御崎兵一[12]
GM:では、演出どうぞ!

細川瑠璃良:手をバッと掲げあげる。
細川瑠璃良:「私も、負けてられない!」
牧野千晶:「二度は喰らうか……!」
牧野千晶:無造作に矢を放つと、自在の軌道を描いて細川の足元に着弾!
牧野千晶:目が眩むような眩い光が生じる!
細川瑠璃良:その手の先に、蜂が縒り集まり、球体のように凝集する。
細川瑠璃良:「きゃっ……でも!」
牧野千晶:「こんなところで止まれるか……!あたしはもっと偉くなるんだ……!」
細川瑠璃良:指を振り下ろし、それをけしかける。「蜂さん達は、眼だけじゃなくて」
細川瑠璃良:「触覚で、熱や匂いを感知できます!」
細川瑠璃良:蜂達は整然と突撃し、牧野千晶を包み込む。
牧野千晶:「もっともっと偉くなってたくさんの人を救う……!」迎撃のために弓を構えて叫ぶ。
細川瑠璃良:「こちは逆走だよ!」
細川瑠璃良:「ちゃんと一回立ち止まって、周りを見て!」
細川瑠璃良:周囲を蜂が包み覆い、体熱で蒸し焼いていく。
牧野千晶:「周りだと……ッ!?」周囲を見渡すと、そこに蜂の群れがいる。
細川瑠璃良:「だって。千晶ちゃんは、隠せてないんだよ」
牧野千晶:「あたしが、何を……!」
細川瑠璃良:「甘さを。だから、私なんかでも、見つけられちゃうんだ」
細川瑠璃良:そのままジリジリと苛み、高熱で脳の機能を低下させていく。
牧野千晶:「はっ。そりゃあ……ごもっとも」
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を6(→ 6)増加 (138 → 144)
牧野千晶:「チクショウが……!」体が大きく揺れ
牧野千晶:「あたしは……こんなところで……」その場に倒れ込む!
聖勇:「チルドレン、牧野が倒れましたか。彼女は秩序の機構として動くにはまだ力量不足だったようです」わずかに顔を上げる。
聖勇:「あとは私一人でやりましょう。幸い、こういった状況には慣れています」

GM:では、細川さんの行動はこれで終了!
GM:最後は行動値0の六堂さんの番!
六堂結葵:OK。マイナーで戦闘移動、《ロケッティア》効果で列車内の方へ
GM:来るか……!
【先頭車両】

10m

【列車内】 10m     【列車上】
聖勇[6]          
六堂結葵[0]
穂苅好加[7]

10m

【後方車両】
細川瑠璃良[1] 御崎兵一[12]
六堂結葵:メジャー、“獅子神”《C:ブラックドッグ》《アームズリンク》《バリアクラッカー》
GM:バリクラ……!
六堂結葵:“システム”に攻撃!
GM:では、命中判定どうぞ!
六堂結葵:命中判定直前にレイジングブレイドの効果を使用。ダメージに+2D
GM:全力だ……!
六堂結葵:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,6,8,9,10]+10[2,3,9]+3[3]+4 → 27

細川瑠璃良:サイコ~の数字
細川瑠璃良:ばでむ!
六堂結葵:ありがとう!
GM:ウワーッ!?
GM:ドッジを宣言
GM:《切り払い》+《コンバットシステム》を使用してドッジ!
GM:14dx+6
DoubleCross : (14DX10+6) → 9[1,1,1,2,3,4,4,4,6,7,8,8,8,9]+6 → 15

GM:ダメか……!
六堂結葵:ダメージタイミングでフォールンサラマンダー、+2D
六堂結葵:ダメージ!
GM:オートアクションで《ディフレクション》を使用!ダメージを40点軽減!
GM:これで生きていれば私の勝ちだ……!
六堂結葵:4d10+59+2d10+2d10
DoubleCross : (4D10+59+2D10+2D10) → 20[7,5,2,6]+59+16[6,10]+7[5,2] → 102

六堂結葵:102から減らして62の装甲無視!
GM:三桁ダメージ……!
GM:HPはさっき回復した23点!
GM:軽減不可!戦闘不能だ!
GM:聖勇は今度こそ完全に戦闘不能になります!
御崎兵一:やったぜ
六堂結葵:ウォーッ
細川瑠璃良:やった~
穂苅好加:ヤッタ~
GM:キミたちの勝利だ!
GM:では、演出をどうぞ!
六堂結葵:承知

六堂結葵:壁を支えに震える足を延ばして。残る一人を見据える
六堂結葵:「……倒れた仲間に随分な物言いをしますね、本部の人は」
聖勇:「秩序を守るためには圧倒的な力が必要です」
聖勇:「惰弱な者は、その任には相応しくない。当然のことです」
六堂結葵:「揺れず折れず。半端な武器はいらないか」
聖勇:「あなたのおっしゃる通り」
六堂結葵:「ありがとうございます。それじゃ」
六堂結葵:──時間稼ぎは終わった。
六堂結葵:《鋭敏感覚》。足元から通じる振動を強化された感覚器によって、進行先のレールの状態まで読み取る
六堂結葵:会話の時間は一分も経たず。だが走り続ける列車の車輪が、比較的大きなつなぎ目に差し掛かるには十分
聖勇:「何度でも言いましょう。あなたでは私には勝てない!!」
聖勇:左拳は先ほどの“アサルト”との交戦で既に砕けている。残るは右拳のみ。
六堂結葵:がたん、という軽い振動。ほんのわずかな体幹のズレさえ起こせれば、それでいい
聖勇:大きく体を引いて、握りしめた右拳を振りかぶる。
六堂結葵半自動制御(インテンション・オート)設定=電磁誘導式飛翔剣/六本・全指定:放出
聖勇:交叉した瞬間、少女を一撃のもとで葬り去る。そのための必殺の拳。
聖勇:暴風が巻き起こり、必滅の一瞬を待ち受ける。
六堂結葵:背面に重ねられた薄刃の剣=六本/放電、先ほどの速度には及ぶまいが結葵の体を前方へ弾く
聖勇:その時、列車が大きく揺れ、ほんのわずかだけ姿勢が崩れる。
六堂結葵:「──取った!」暴風の隙間/突き出された拳──紙一重/腕を取る
六堂結葵:既に力は入らない。だが、
聖勇:凄まじい速度で繰り出された右拳がキミの体をかすめる。
六堂結葵:「折れるか、試してみる?」
聖勇:それだけでキミの体には激しい衝撃が伝わる。
聖勇:「…………!」
聖勇:「試してみたまえ」
六堂結葵:弾き飛ばされかねない風を受けながら。
六堂結葵:スーツの機能を解放。溜め込まれた雷電を、至近距離でシステムめがけて放出!
六堂結葵:放電の反動で皮膚が焼ける。もはや、どちらが倒れるかの自爆に等しい一撃
聖勇:「がっ……!」致命的な雷撃を受ける!
聖勇:「認めましょう……あなた方は強い……!」
聖勇:「今は、あなた方が秩序です」
GM:男はその場に崩れ落ちる!

GM:エネミーが全滅したため、クライマックス戦闘1はこれで終了。キミたちの勝利だ!
不破歩未:「六堂……!」泣き出しそうな顔をしながら駆け寄ってくる。
六堂結葵:六堂結葵の侵蝕を8(→ 8)増加 (128 → 136)
不破歩未:「勝った、んだ……」呆然と呟く。
六堂結葵:「いたた……リカバリかけて、まだ動けるのはよかったけど」
不破歩未:「無茶しすぎ……。でも、ありがとう」
不破歩未:「細川も穂苅も御崎さんも。本当にありがとう」
六堂結葵:「それが聞けたなら十分だよ」
六堂結葵:剣を杖代わりに体を支え
御崎兵一:「フン。俺の方は成り行きだ。礼を言われる覚えはない」
穂苅好加:「お疲れ様、結葵ちゃん」 名前で呼びながらブレザーを渡そうとする。
細川瑠璃良:「うん、無事で良かった~……」
GM:では、その時。
GM:アッシュ・レドリックが列車に向けて《黒星粉砕》を使用します。
GM:巨大な闇の塊が列車に直撃する!
GM:列車が吹き飛び、横転する!
GM:シーン終了。


【クライマックス2】

GM:ここからはクライマックスフェイズ2です。
GM:このシーンは、半分エンディングのようなものなので侵蝕率を上げる必要はありません。
GM:全員1d0を振ってシーンに登場してください。
穂苅好加:1d10 なんのダイス!?
DoubleCross : (1D10) → 7

穂苅好加:あっ1d0だ
穂苅好加:1d0
DoubleCross : (1D0) → 0

御崎兵一:1d0
DoubleCross : (1D0) → 0

六堂結葵:1d0
DoubleCross : (1D0) → 0

細川瑠璃良:???
細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を1d0(→ 0)増加 (144 → 144)
穂苅好加:あっ丁寧
GM:よしよし、全員登場したな。
GM:――K市からT市へと向かう線路の途上。
GM:護送列車は横転し、キミたちは車外へと投げ出された。
GM:キミたちのそばで不破歩未も倒れている。
不破歩未:「痛っ……!」
御崎兵一:衝撃に投げ出され、線路を転がる。再生成された武装が力を失い黒い宝石の破片へ還る。
穂苅好加:「何、今の……」 お尻を擦りながら立ち上がる
細川瑠璃良:「けほっ、えほっ……」
細川瑠璃良:「みんな、大丈夫……?」
御崎兵一:だが、そんなことは意にも介さない 「一瞬しか見えなかったが、今の攻撃は、まさか……」
六堂結葵:「無茶苦茶な……!」砂利の上に転がって。スーツが火花を散らしては、アーマースキンの各部も破れて
GM:そこに、アッシュ・レドリックとマリア・チェスノコフが姿を現す。
アッシュ・レドリック:「……何だ、このザマは」キミたちを冷たい目で見る。
マリア・チェスノコフ:「も、申し訳ございません! これには事情が……!」
アッシュ・レドリック:「黙っていろ」
マリア・チェスノコフ:「ひ、ひぃッ……!」慌ててその場にひれ伏す。
御崎兵一:「……フ、ゴホッ」 歪に笑おうとして、咳き込む
六堂結葵:人影を認識し、倒れた歩未ちゃんによろめきながらも近づく
アッシュ・レドリック:「"センチュリオン"。キミが付いていながらどうしたことだ。この状況は」
御崎兵一:「報復卿も片なしですな」
アッシュ・レドリック:「キミに聞いているのだ、“センチュリオン”」
御崎兵一:今度こそ笑いながら、何とか立ち上がる 「見ての通りですよ」
アッシュ・レドリック:「ほう?」
御崎兵一:「聡明な貴方ならお分かりになるはずだ……」
御崎兵一:「軽薄なるFHセル“アラディア”の全人員を打ち倒し」
御崎兵一:「身柄を奪われそうになっていたUGNチルドレンを奪い返した」
御崎兵一:「ご不満が?」
アッシュ・レドリック:「なるほど。そう来たか」愉快そうに笑う。
御崎兵一:「……」 その表情を、睨むように見る
アッシュ・レドリック:「諸君。聞いてくれるかな」
アッシュ・レドリック:「アクシズの一員である私にはある軍事衛星の支配権を与えられている」
アッシュ・レドリック:「地球の軌道上から地表にいる対象を狙い撃ち、消滅させることができる高精度、高出力のレーザー兵器を備えた軍事衛星」
アッシュ・レドリック:「名を、『天の火』という」
アッシュ・レドリック:「だが、あまりに強力すぎるためにその使用はジャームの殲滅という目的にのみ限定されていてね。私もそう軽々しく使いたいものではない」
アッシュ・レドリック:「さて、キミたち」
御崎兵一:(……最強の交渉札か)
アッシュ・レドリック:「もう一度私と交渉をしようじゃないか」
細川瑠璃良:「交渉、ですか……?」怯えるように結葵ちゃんの後ろに回って。
アッシュ・レドリック:「そう、交渉だ。もちろんキミたちに有利な条件も提示するとも」
アッシュ・レドリック:「私だけが得をしたのでは交渉にならないからな」
不破歩未:「六堂。細川。穂苅。御崎さん。少しだけ……少しだけ耐えて」キミたちの背後、震える声で囁く。
六堂結葵:「……聞かせて頂ければ」
アッシュ・レドリック:「ああ。話そうじゃないか」
穂苅好加:「んー、大丈夫だよ」 不破の頭を撫でながら、話だけ聞いている
六堂結葵:後ろから聞こえた囁きに、手指で反応を返して
GM:では、ここからキミたちはアッシュ・レドリックと〈交渉〉で対決してもらいます!
穂苅好加:www
六堂結葵:何ぃ
御崎兵一:アワワ……
GM:4人が〈交渉〉の達成値の合計でアッシュ・レドリックを上回れば勝利!
GM:アッシュ・レドリックの達成値に満たなかった場合は、キミたちはアッシュ・レドリックに屈伏することになります。
穂苅好加:正しい交渉技能の使い方だ
GM:まずはアッシュ・レドリックが判定するよ!
御崎兵一:そういう使い方する機会なかなかないもんな
GM:15dx
DoubleCross : (15DX10) → 10[1,2,3,4,4,5,5,6,6,7,7,9,9,10,10]+9[8,9] → 19

穂苅好加:うわっ回しやがる
GM:これにリレーションアイテムの「天の火」の効果を適用して達成値は+10!
GM:29になります!
GM:キミたちには、
GM:4人で判定してこの達成値を上回ってもらう必要がある!
GM:ここの判定は、PC番号順にやっていきましょう!
六堂結葵:ウォーッ
六堂結葵:先鋒いきます
六堂結葵:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[6,8,9,9,10]+7[7] → 17

穂苅好加:あっつよい
六堂結葵:意外と頑張った
御崎兵一:鋼の意志
GM:一気に稼いだな……!
細川瑠璃良:すご~
GM:では、アッシュは六堂さんに優しげな笑みを向ける。
六堂結葵:みんな後はお願い~
細川瑠璃良:バディムーヴもしちゃお
GM:上げてきた!
GM:では、六堂さんの達成値は20になる!
アッシュ・レドリック:「六堂くん。私はキミのご両親とは知らない仲ではない」
アッシュ・レドリック:「キミの父上と母上は長年UGNのために尽力してくれた立派な方々だ」
アッシュ・レドリック:「それが、娘のせいで組織内での立場を失ったとあってはお二人も悲しむだろうな?」
アッシュ・レドリック:「考えたまえ、六堂くん。決して悪いようにはしない」
GM:その言葉が、キミの心を蝕んでいく。
六堂結葵:「……」一瞬、冷えた頭に思考が奪われかける。
六堂結葵:だが手の甲に感じた気配。一匹の蜂の針の微かな痛みが、意識を繋ぎとめる
細川瑠璃良:「んふ」笑いかける。
六堂結葵:「それは、考えました。父も母も、私が尊敬する相手ですから」
六堂結葵:「ですが。頷けはしません」息を吸い込み、吐く
アッシュ・レドリック:「ほう。そうか」
アッシュ・レドリック:威圧的な声で答える。
六堂結葵:「申し訳ありません。私には、いま頭上に浮かんでるだろうものより」
六堂結葵:「ここで手を離したことを、両親に叱られることの方が怖いので」
六堂結葵:「お断りします」
アッシュ・レドリック:「実に残念だ」
GM:アッシュ・レドリックはそのまま細川さんの方を向く。
GM:では、次は細川さんの番だ!
細川瑠璃良:はーい♡
細川瑠璃良:メロメロにしちゃいますね
GM:どんな交渉だ!
細川瑠璃良:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,1,4,5,5,6,7,10]+8[8] → 18

細川瑠璃良:えへっ♪
六堂結葵:ゴツイ
穂苅好加:勝ったな
GM:うわっ、六堂さんと同じくらいの達成値出してる!
御崎兵一:セクシーネゴシエイター!?
GM:これで今までの合計は38!
GM:アッシュ・レドリックは細川さんに向けて穏やかな表情で言う。
アッシュ・レドリック:「細川くん。キミのUGNチルドレンとしての活躍ぶりは目覚ましいものがある」
アッシュ・レドリック:「記録を拝見したが、素晴らしい経歴じゃないか。実に有能なチルドレンだ」
細川瑠璃良:「えっ本当ですか?」手を合わせる。「嬉しいですっ」
アッシュ・レドリック:「その積み上げてきたキャリアを今ここで全て不意にしてしまっていいのかな?」
アッシュ・レドリック:「優秀なキミならばどうするべきか簡単に分かるだろう?」
細川瑠璃良:「ん~……それはイヤですね……」
細川瑠璃良:「せっかくここまで頑張ってきたんですから」
アッシュ・レドリック:「だろう。ならば」
細川瑠璃良:「はい、ここまで頑張ってきたんですから」
細川瑠璃良:「このまま頑張らないと。フイになっちゃいます」
アッシュ・レドリック:「六堂くんに似てキミも強情だな」おかしそうに笑う。
細川瑠璃良:「ちゃんと誇れる、愛される細川瑠璃良であり続けますから」
アッシュ・レドリック:「……腹立たしいぞ。小娘」
アッシュ・レドリック:苛立ったように吐き捨て、穂苅さんの方を向く。
GM:では、次は穂苅さんの番!
穂苅好加:私もか~
GM:交渉力が試されるよ!
穂苅好加:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 9[2,4,4,7,9] → 9

穂苅好加:まあ妥当
GM:普通に良い達成値出してる!
GM:では、これで達成値の合計は47!
アッシュ・レドリック:「穂苅くん。キミはN市支部長のもとで実によく働いてくれているそうだね。UGNとしても喜ばしいことだ」
穂苅好加:「はあ、ありがとうございます」
アッシュ・レドリック:「あの支部長のことは私もよく知っているところではあるが」
アッシュ・レドリック:「管理下にあるイリーガルが大きな不始末をしでかしたとあっては、彼も進退を迫られることになるだろうな」
アッシュ・レドリック:「キミも恩があるのだろう。彼に申し訳が立たないとは思わんかね?」
穂苅好加:「思いますよ、不始末をしでかしたら、私も怒られるだろうし、それも嫌です」
穂苅好加:「でも私はこれが不始末だとは思わないので」
アッシュ・レドリック:「……何?」
アッシュ・レドリック:「私の話が聞こえていなかったのかな?」
穂苅好加:「さて、どの話の事か言ってもらえますかね」
穂苅好加:「私たちは、困っているオーヴァードを助けただけです」
穂苅好加:「UGNとして間違ったことはしてないつもりですし」
穂苅好加:「あなたが武力と権力を傘に脅しているつもりならば」
穂苅好加:「しかるべき報復も考えていてくださいね」
アッシュ・レドリック:「……なるほど。キミたち三人の意見は共通なようだ」
アッシュ・レドリック:「実に……実に愉快だよ」
アッシュ・レドリック:アッシュ・レドリックは冷たい声で御崎に言う。
アッシュ・レドリック:「御崎くん。優秀なキミに私への忠誠を示す最後のチャンスをやろう」
アッシュ・レドリック:「キミの手でその三人を始末しろ」
GM:御崎くんは、ここで交渉判定を放棄しても構いません。これが最後のチャンスだ!
御崎兵一:「フ……」
御崎兵一:判定します
御崎兵一:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 9[2,4,5,6,7,8,9,9] → 9

穂苅好加:お揃い
GM:これで合計達成値は56!アッシュ・レドリックの倍近い!
GM:キミたちは重圧をはねのけることができる!
アッシュ・レドリック:「さあ。やりたまえ」
御崎兵一:「……ここが」
御崎兵一:「最後の弁明の場だと思っています」
アッシュ・レドリック:「キミも分かっているようだな」
御崎兵一:服は汚れ、身体にもひどい傷が走っている。だが、その頬は笑っている。
御崎兵一:「いや、分かっていない」
御崎兵一:「『貴方は』分かっていない。……今、弁明すべきは」
御崎兵一:「貴方の方でしょう。本来、この時間ならば貴方はお休みになっているはずだ」
御崎兵一:「何故こんな所にいるんです?」
アッシュ・レドリック:「何だと……?」
御崎兵一:「一つだけ筋があった」
御崎兵一:「聖勇。牧野千晶。功刀亜寿佳」
アッシュ・レドリック:「…………」
御崎兵一:「この3人をこそ、"アラディア"セルの裏切者とし、処断する」
御崎兵一:「貴方はそれだけで良かった。こんな所まで出張ることなどなく」
御崎兵一:「空が白む頃、いつものように選びぬいたネクタイを締めてから、そのように命令を下していれば良かったんだ」
アッシュ・レドリック:「そんなことで」
アッシュ・レドリック:「私の気が済むと思うか!」三人の少女を睨んで言う。
御崎兵一:「気が済む!?」
御崎兵一:応じるように声を荒げる 「"アラディア"セルの存在を惜しんだ理由がそれか!?」
御崎兵一:「……俺が貴方の筋書きに疑問を抱いたのも、そもあの聖勇が、まるで決められた筋書きに沿って演技をしているような」
御崎兵一:「信じ難い傲慢さと横柄さを帯びていたからだ! ……それこそあんたの管理怠慢だぞ!?」
御崎兵一:「それでも俺はあんたを待った。……筋が残っていたからだ! 何故なら俺は彼女たちに同行していた」
御崎兵一:「あんたの手の者として"アラディア"セルに与した連中を俺が討った! そういうことにすれば、あんたの面目だってまだ保たれたからだ!」
御崎兵一:「だというのにあんたは想定外の事態に対して起き抜けて、こんな所まで押取り刀で駆けつけて……」
御崎兵一:「挙句の果てに天の火の照準を定めるなんてね!」
アッシュ・レドリック:「面目を保つ? ふざけたことを言うな。私が求めるのは完璧な勝利だ」
アッシュ・レドリック:「この私を、“ミリオンサンズ”をコケにした小娘どもには然るべき報いを受けてもらわねばならん!」
御崎兵一:「……ならばやるがいい! 天から炎の鉄槌を下して、俺も彼女たちも焼き払って見せろ!」
御崎兵一:「後に残るのは天の火の発射痕跡! そいつをどう『完全な勝利』の裏側に隠すのか!」
御崎兵一:「見ものだな! アッシュ・レドリック評議会議員……!」
アッシュ・レドリック:「甘いのは、貴様だ。この私にやれんと思うか」
アッシュ・レドリック:「……では、ジャームを四体、殲滅せねばならんことになるな」残酷な笑みを浮かべる。
GM:その瞬間。上空で光が煌めく。
不破歩未:「大丈夫、みんな。大丈夫……」震える声で言う。
GM:空に光が満ちる!
御崎兵一:「……やれよ」 「丁度良いんだ。今、死にたくなるくらい失望しているからな」
アッシュ・レドリック:「末期の言葉はそれでいいのだな」
細川瑠璃良:「……歩未ちゃん?」
不破歩未:「あれは、撃てない」
御崎兵一:これ以上の言葉はない。睨むような眼差しだけだ。
GM:その時、上空の光がたちまち霧散していく。
穂苅好加:「兵一さん、大丈夫そうだよ」 少し柔らかい声で
六堂結葵:「……?」
御崎兵一:「……うん?」
功刀亜寿佳:「大事な軍事衛星をさぁ……無防備に晒しすぎでしょ……」
GM:功刀亜寿佳がブラックドッグのエネミーエフェクト《ドミネーション》を使用。上空にある天の火を掌握します。
功刀亜寿佳:ズタボロの姿で親指を立て、顔を上げて笑う。
功刀亜寿佳:「電子の海じゃあ……ボクは無敵だ……」
御崎兵一:(あれはアッパラパー)
功刀亜寿佳:「分かったか、ミルクアンドハニーちゃん。ボクが最高にセクシーで可愛いってこと……」
穂苅好加:「おお」「大丈夫なのかな、あの子こんなことして」
細川瑠璃良:「あはは。全然可愛くはないけど」
細川瑠璃良:「最高ね」
功刀亜寿佳:満足したように笑う。
GM:アッシュ・レドリックが軽く手をかざすと功刀亜寿佳の身体は紙くずのように吹き飛ぶ。
功刀亜寿佳:「ギャッ」
細川瑠璃良:「……!」
六堂結葵:「……容赦のない」
アッシュ・レドリック:「全く理解できんな。どいつもこいつも。何の得があってこんなことをする?」
アッシュ・レドリック:「まあ、いい。ならば、私自らの手でキミたちを始末するだけだ」
GM:アッシュ・レドリックはアクシズ専用エンブレムのRアジャスターを使用。《黒星粉砕》の使用回数を回復させます!
GM:そして、キミたちに向けて《黒星粉砕》を使用します!
GM:リアクション不可。10d10のダメージです!
GM:キミたちの頭上に、巨大な闇が現れる。
アッシュ・レドリック:「少しだけ生き延びはしたようだが、どうあってもキミたちの負けなのだ」
GM:キミたちを圧殺しようと黒い闇の塊が降ってくる!
GM:このダメージを、聖勇が《子羊の歌》を4回使用。4人分のダメージを肩代わりします。
GM:10d10
DoubleCross : (10D10) → 51[8,8,5,7,4,4,5,2,6,2] → 51

GM:4倍なので、204点ダメージ!
GM:男はゆっくりと立ち上がり、キミたちの前に仁王立ちになる。
聖勇:「今はあなたたちが秩序です」
聖勇:「逃げてください」
聖勇:触れたものを圧壊する黒球を両手で押し留める。少しずつアーマーが砕けていき、両腕がひしゃげる!
御崎兵一:「……コイツ」
御崎兵一:「凄まじい奴だな」
聖勇:「長くは持ちません。早く逃げなさい!」男はその場に膝をつきながら叫ぶ!
穂苅好加:「律儀な人だな、やったことは許さないけど礼は言っておきます」
六堂結葵:「……感謝します」
聖勇:「私は、秩序の味方ですから」
六堂結葵:「瑠璃ちゃん、歩未ちゃん。動ける?」
聖勇:漆黒のアーマーがバキバキと粉砕されていく。
細川瑠璃良:「大丈夫っ!」
不破歩未:小さく頷く。
GM:ここまでで、アッシュ・レドリックの衛星兵器もリアクション不可攻撃も打ち止めになります! ここからはキミたちも抵抗が可能になる!
穂苅好加:なるほど、公式NPCを殺していいのか……
御崎兵一:「頼まれてもいないことを、全く良くやるものだ」 片足を引きずりながら、攻撃圏内を抜ける
不破歩未:「六堂も早く……!」一度だけ後ろを振り向き、それから歩き出す。
六堂結葵:「わかってる」
不破歩未:「あの人たちは……どうなる?」
六堂結葵:後ろは振り向かず、逃げる体勢に。これ以上残っては彼らの意思を無駄にする
御崎兵一:「気遣ってる場合かよ」 薄く笑い、足を止めるとアッシュ・レドリックへ向き直る 「早く離れろ」
マリア・チェスノコフ:「貴様ら……!」素早く銃を構えるが
御崎兵一:「テレーズ・ブルムと合流するんだ。彼女は誰より状況を理解している。……彼女の下なら追っ手はそう来るまい」
六堂結葵:「……御崎さん」
穂苅好加:「相応の報復は覚悟するように言いました」 少し考え、足を止める
牧野千晶:放たれた光の弓がマリアの銃を撃ち落とす。
穂苅好加:「あっ千晶ちゃんまで!逃げなよー!」
牧野千晶:「何してる。さっさと行け!」
牧野千晶:「逃げるのはお前らの方だろうが!」
穂苅好加:「足止めしてから逃げる!」
穂苅好加:「そして今後立場とか考えてらんないくらい延々と嫌がらせし続ける!」 報復だ
不破歩未:「六堂。細川。どうするの!」
細川瑠璃良:「逃げるんじゃない!」
細川瑠璃良:「蓄えるの。巣に戻って」
六堂結葵:──するべきことは決まっている。最初に与えられた役目はまだ終わっていない
細川瑠璃良:頷いて。「来て!」
六堂結葵:「穂苅さん。御崎さん。……また!」
御崎兵一:「そうしろ。不破、最後の証拠である彼女さえ生かしていれば、どうとでもなる!」
穂苅好加:「歩未ちゃん守ってあげてね!」
穂苅好加:「私は突撃するくらいしかできないから!」
不破歩未:「穂苅。御崎さん!」
六堂結葵:歩未ちゃんの手を取り、一歩。徐々に速度を上げて走り出す
GM:六堂と細川、不破の三人は走り出す。
GM:背後で大きな爆音が響く。
不破歩未:「……ッ
不破歩未:「六堂。細川。ごめん。ありがとう……」
不破歩未:泣き出しそうな顔をしながら六堂の手につかまって走る。
GM:三人の走る先、空に一機の輸送機が姿を現す。
GM:輸送機の扉が開き、テレーズ・ブルムと強羅瑠璃が顔を見せる。
細川瑠璃良:「あっ」
GM:強羅瑠璃が身を乗り出し、手を伸ばす!
細川瑠璃良:「瑠璃ちゃん!」
強羅瑠璃:「来たよ、瑠璃ちゃん! 早くつかまれ!」
六堂結葵:「すごい嬉しそうだから取ってあげないと」
強羅瑠璃:「早くってば!」
細川瑠璃良:手を伸ばして、もう片手を後ろへ。
GM:地面すれすれを飛ぶ輸送機から強羅瑠璃がその手をつかむ。
細川瑠璃良:「歩未ちゃんっ」
不破歩未:細川の手をつかみ、そのまま六堂の方に手を差し出す。
六堂結葵:「──っと!」歩未ちゃんの手を取り。大地を蹴り上げて
GM:三人は輸送機の機内へと転がり込む!
不破歩未:床に突っ伏したまま荒い息をする。
テレーズ・ブルム:「三人とも。本当にお疲れ様」
六堂結葵:「お陰様で。……こちらこそ、助かりました」
テレーズ・ブルム:「残った彼らのことも安心していい」
細川瑠璃良:「ふうー……」
テレーズ・ブルム:「あなたたちの勝ちよ」
六堂結葵:開いたままのハッチから、残っているだろう皆の方を見て
六堂結葵:「勝ち、か。……浸るには色々ありすぎたな」
不破歩未:「早く帰ってお風呂に入りたい」
不破歩未:「……六堂。細川。本当にありがとう」
細川瑠璃良:「まだ終わってない」
細川瑠璃良:「ちゃんと、歩未ちゃんが日常に戻れて」
細川瑠璃良:「初めて、終わり」
不破歩未:その言葉を聞いて、何度も頷く。
六堂結葵:「そういうところ、ちゃんと締めてくれるから助かる」輸送機の床にだらしなく横たわって。
GM:遠くで、静かに朝日が登り始めていた。
GM:――横転した列車のそば。
GM:重力塊を受け、聖勇は倒れ込む。
アッシュ・レドリック:「なぜ逃げなかった」
アッシュ・レドリック:「唯一のチャンスを無駄にしたな」
アッシュ・レドリック:穂苅さんと御崎くんに言う。
穂苅好加:「バカ言ってますね、唯一のチャンスを無駄にしたのはあなたですよ」
穂苅好加:槍を構えたまま言う
御崎兵一:「……まあ……」
御崎兵一:「どちらでも良かったんだ。俺はほとほと、今回の件であんたに失望してしまった。あんたの下で戦ったところでどうなるかとね」
御崎兵一:「かと言って穏健派につくつもりもなし。他にらしいツテもなし。なのでね」
穂苅好加:「あの、死ぬつもりみたいなこというのやめましょうよ」
御崎兵一:「本当にどちらでも良かった。天の火に焼かれようと、あんたの鉄槌に砕かれようと」
穂苅好加:「死なせませんからね」
アッシュ・レドリック:「ここに残ったからにはそのよく回る口も封じておかねばならん」
御崎兵一:「『だった』という話だ。綺麗に死に損なって頭も冷えた」 穂苅くんを見て笑う
GM:アッシュ・レドリックはゆっくりとキミたちの方に歩みを進める。
御崎兵一:「まあ、一方的に殺されるようなことだけは避けようじゃないか」
御崎兵一:「彼女たちのためにも」
牧野千晶:「……余計なお世話だっつうの」
アッシュ・レドリック:「残念だが、結果は一方的なものになるだろうな」手をかざす。
GM:その時。
GM:《イージーフェイカー:ディメンジョンゲート》によってキミたちのそばに炎の門が開く。
GM:褐色肌の少年・ラハブが現れ、門の前でひざまずく。
穂苅好加:「んっ、この炎は……」
御崎兵一:「……あん?」
GM:それに続いて門から出てくるのは中枢評議員のヨシュア・ランカスターと李文龍だ。
アッシュ・レドリック:二人の姿を見て、アッシュ・レドリックは青ざめる。
御崎兵一:「……!」
アッシュ・レドリック:「なぜ……なぜあなた方がここに……」
御崎兵一:「評議会議長に……李老師まで」
GM:痩せてはいるが、凄みのある老人・李がアッシュ・レドリックを睨む。
李文龍:「この戯けが。欲をかきおって」
GM:アッシュ・レドリックはその言葉を聞いてより蒼白な顔になる。
GM:厳格な雰囲気を漂わせる老人・総議長のヨシュア・ランカスターがキミたちの前に歩み出る。
ヨシュア・ランカスター:「話は全てテレーズから聞いた」
穂苅好加:(だ、誰です?) 小声で御崎に相談している
穂苅好加:「はあ……」 曖昧な笑みと返事で応じる
御崎兵一:「……UGNの中でもっとも偉い方と、改革派の中でもっとも偉い方で、アッシュ議員の後ろ盾でもある方だ」
ヨシュア・ランカスター:「中枢評議会総議長。ヨシュア・ランカスターと言う。少しばかり偉いだけの年寄りだ」
穂苅好加:(なるほど……)
御崎兵一:「とんでもない。まさか貴方ほどの方が出てくるとは……」
GM:ヨシュア・ランカスターはキミたちに頭を下げて言う。
ヨシュア・ランカスター:「礼を言う。キミたちのおかげでUGNは道を誤らずに済んだ」
御崎兵一:「んなっ……」
ヨシュア・ランカスター:「キミたちの勝利だ」
穂苅好加:ホッとしたように息を吐く。UGNをやめる必要はなさそうだ
御崎兵一:動揺で二の句が次げない。状況は理解できているが、こういった時に何を口にすれば良いのかが思いつけていないのだ。
穂苅好加:「それは……良かったです、ええと、この場を収めてくれてありがとうございます」
穂苅好加:ぺこりと頭を下げる
ヨシュア・ランカスター:「止してくれ。言ったろう。礼を言うのはこちらだ」
李文龍:「この阿呆の身柄は儂らが預かる。安心して家路に着くがよい」
GM:アッシュ・レドリックは腰を抜かし、その場で尻餅をついている。
御崎兵一:「は……」 応答の返事か、溜息か、なんとも分からない声を返す
ヨシュア・ランカスター:「誇りたまえ。よく戦ってくれた」
穂苅好加:「ええっと……ざまあみやがれってことで……」 アッシュにも笑顔で頭を下げる
GM:夜が明け、朝日が差し込む。
御崎兵一:「す……」 「過ぎた言葉、です……議長」 なんとか言葉を絞り出す
GM:遠くの空で朝焼けを浴びて輸送機が飛ぶ。
穂苅好加:輸送機を見上げる
穂苅好加:(皆、大丈夫かな)
御崎兵一:つられて空を見る。思わぬ事態に遭遇した非現実的な浮揚感から、徐々に現実に引き戻される心持ち
御崎兵一:(……夜も、終わりか)
GM:今、長い夜がようやく明けようとしていた。
GM:シーン終了。
GM:というわけで、クライマックスフェイズ2はこれで終わりです!

GM:4人とも無事に生還!
細川瑠璃良:まだわかんないよ!
GM:そういやバックトラックがあったわ!
GM:というわけで、無事に生還するかどうかはバックトラックにかかっています!
穂苅好加:私とか実はジャーム化してたのかも
GM:ここからバックトラックに入っていきましょう!
六堂結葵:帰らなきゃ
御崎兵一:ドキドキのタイムだぜ
GM:今回のEロイスはオープニングのマスターシーンで爆発しまくってた6個!
GM:最初に6d10を振るかどうか決めてください!
細川瑠璃良:ふりますっ
御崎兵一:振るぜるぜ
穂苅好加:146-6d10
DoubleCross : (146-6D10) → 146-37[5,1,10,7,8,6] → 109

細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を6d10(→ 33)減少 (144 → 111)
御崎兵一:137-6d10
DoubleCross : (137-6D10) → 137-29[7,1,4,7,3,7] → 108

六堂結葵:振る!
穂苅好加:イケそう
六堂結葵:144-6d10
DoubleCross : (144-6D10) → 144-22[1,10,4,1,5,1] → 122

御崎兵一:りっ六堂
細川瑠璃良:結葵ちゃん……?
GM:六堂さんが意外と下がらない!
穂苅好加:生きて……
GM:では、あとはタイタスになっていないロイスの数だけ侵蝕率を引き下げてもらう!
御崎兵一:等倍振り!
細川瑠璃良:1倍振りします
御崎兵一:108-4d10
DoubleCross : (108-4D10) → 108-22[3,8,4,7] → 86

細川瑠璃良:細川瑠璃良の侵蝕を4d10(→ 29)減少 (111 → 82)
六堂結葵:ロイス4で二倍振り!
六堂結葵:122-8d10
DoubleCross : (122-8D10) → 122-62[7,9,10,8,8,3,10,7] → 60

GM:こっちは出目がいい!
御崎兵一:すごい勢い
六堂結葵:極端。3点で帰還しました
穂苅好加:ええと……削れたのは御崎さんのだけか。聖さんへの黒星WHで防いであげれば良かったな
細川瑠璃良:めちゃ跳ねてる
穂苅好加:109-5d10 等倍
DoubleCross : (109-5D10) → 109-33[10,1,2,10,10] → 76

GM:こっちも出目がいいな
GM:では、全員無事に帰還ですね!
GM:おめでとうございます!
GM:これでバックトラックは終了です!
GM:ここからはエンディングに入っていきますよ!


【エンディング1】

GM:エンディングフェイズ、最初のシーン。
GM:最初は合同エンディングになります。
GM:事件の直後。
GM:UGN日本支部の近くにある高級ホテル。
GM:その高級ホテル内のレストランにあるケーキバイキング。
GM:任務を終えたばかりのキミたちはテレーズ・ブルムに連れられてここにやってきていた。
テレーズ・ブルム:「ここのケーキ、すごく美味しいのよ。ぜひ食べてちょうだい」微笑んで言う。
GM:キミたちの目の前にはたくさんのケーキが並べられている。
御崎兵一:(これは……)
細川瑠璃良:「わああ……!」両手を合わせて目を輝かせる。
テレーズ・ブルム:「疲れた時には糖分補給って聞いたことがあるし。遠慮せずどんどん食べて」
御崎兵一:(……改革派である俺への攻撃か……?)
細川瑠璃良:「ほ、本当にいいんですか……?なんか恐縮と言うか……」
穂苅好加:「うわあ!良いんですか、これ食べても」 言いつつどんどんとケーキを皿に乗せている
細川瑠璃良:「好加ちゃん早いよ~……」
穂苅好加:「うっ、ご、ごめん」
テレーズ・ブルム:「いいのよ。みんなも大変だったでしょうし」
穂苅好加:「テレーズさん!」感激している
六堂結葵:「まぁ……私服で入れる場所でもないし、緊張するね」
テレーズ・ブルム:「ああ、そっか。日本支部の近くなんてあまり来る機会もないわよね」
テレーズ・ブルム:「このお店、紅茶も格別だから。たくさん召し上がれ」
御崎兵一:「位置関わらず、俺にとってはそうそう縁のない場所ではあるが……」
御崎兵一:隅の席で紅茶を飲んでいる
御崎兵一:「……うん。それは間違いなさそうだ」
テレーズ・ブルム:「あら、御崎さんは甘いものはお嫌い?」ティラミスを一口食べながら言う。
穂苅好加:「食べましょうよ、兵一さんも」 ケーキを皿に乗せようとする
テレーズ・ブルム:「その調子よ、穂苅さん」微笑ましく見守っている。
御崎兵一:「嫌いというほどではないが、あまり強くはない。それこそ紅茶のあてくらいで……うむ」 乗せられるがまま
テレーズ・ブルム:「そんなわけで、まずは4人とも無事で何よりでした。本当にお疲れ様」紅茶を飲みながら言う。
御崎兵一:結局フォークでケーキを割って食べている。空腹だったのだ
細川瑠璃良:「テレーズさんも。お疲れさまでした」
穂苅好加:「テレーズさん達が来てくれなければ、無事に済んだか分かりませんでした、ありがとうございます」
六堂結葵:「いいえ。こちらこそ助けてもらいました」フォークが載っていたイチゴを刺し、口に運んで
テレーズ・ブルム:「戦いも過酷だったでしょうから、しっかり傷は癒してちょうだいね」
細川瑠璃良:ストールを肩にかけた、黒いイブニングドレス。肘から先を手袋で覆っている。
テレーズ・ブルム:瀟洒な真紅のドレス姿でキミたちに微笑みかける。
御崎兵一:(と言う割にきっちりした格好を苦もなくやってのけているよな……) こちらは元々着ていたスーツが一級品なので着替えていない
テレーズ・ブルム:「……穂苅さん、あの“ミリオンサンズ”に『ざまあみろ』って言ったって本当?」
穂苅好加:「んぐっ」
テレーズ・ブルム:「ふふ。見てみたかったわ、それ」
穂苅好加:「ど、どうも恐縮です……」 真っ赤になって顔の前で手を振る
細川瑠璃良:「あはは……」
六堂結葵:「二人も無事で何よりだったよ」
穂苅好加:「結葵ちゃんたちもね!」
御崎兵一:「……まあ、今回無事だったのは実力やらによる所ではない。完全に救われたな」
細川瑠璃良:「え?実力じゃないですか?」
穂苅好加:「運も実力の内ってやつですよ」
テレーズ・ブルム:「“アラディア”セルを名乗っていたあの三人が助かったのは穂苅さんと御崎さんのおかげと言っていいと思うわ。本当に命知らずなんだから」
御崎兵一:「俺の主義に基づけば偶然だ。計算外の動きによって助かったんだからな」
御崎兵一:また紅茶に口をつける 「彼らはどうなるんだ」
テレーズ・ブルム:「厳しい取り調べは受けることになるでしょうけど」
テレーズ・ブルム:「あくまでもアッシュ・レドリックの命で動いていたわけだから、そう酷い扱いにはならないと思う」
御崎兵一:「ではその、命令の主は……」
細川瑠璃良:「命令に従ってた人を裁いたら大変ですもんね」
六堂結葵:「ならよかったかな……」安堵に息をつく。水色のドレスの裾がわずかに揺れ
テレーズ・ブルム:「今回の一件で、アッシュ・レドリックは厳重な処分を受けることになる。彼は完全に失脚することになるでしょう」
テレーズ・ブルム:「……御崎さんにとっては後ろ盾を失うことになるんだから、残念な結果かしら」
御崎兵一:「……どうかな。少し違うかもしれませんね」
御崎兵一:「真実残念だったのは後ろ盾であった方があそこまで劣化していたこと」
御崎兵一:「今回を契機に離れられたのは、むしろ幸運だったかも知れません」
テレーズ・ブルム:「そう。ただ、あなたの立場が不安定なものになったのは事実でしょう?」
テレーズ・ブルム:「あなたの今後については私も手を貸そうかとは思っていたのだけど……」
御崎兵一:少し笑う 「ええ、ちょっと強がったな。まだショックなのは確かですよ」
御崎兵一:「不安定なのもそのとおりだ」
テレーズ・ブルム:「ある人から釘を刺されちゃって。さるご老人があなたのことが気になっているみたい」
テレーズ・ブルム:「近いうちに何かあるかもね」いたずらっぽく笑って言う。
御崎兵一:「それは楽しみだ。……どちらにしても貴女の手を借りるつもりはありませんでしたがね」
テレーズ・ブルム:「そういうと思っていたわ」
テレーズ・ブルム:「六堂さんと細川さん、穂苅さん。あなたたちに関してはおそらくこれからUGN内のあちこちの組織に声をかけられる機会も増えるでしょうね。ちょっとした有名人だもの」
御崎兵一:「貴女が見るのは改革による犠牲。俺が見るのは停滞による犠牲。完全に平行線だからな」
御崎兵一:言って、またケーキをゆるゆる食べ始める
テレーズ・ブルム:「じゃあ、平行線同士で仲良くやりましょう」
細川瑠璃良:「えっそうですか……なんか恥ずかしいな……」
六堂結葵:「御崎さんスカウトってすごいね……と」
テレーズ・ブルム:「恥ずかしがることかしら……?」
六堂結葵:「こっちも?」
穂苅好加:「私にはあんま関係ない気もしますけど、ただのイリーガルですし」
穂苅好加:もぐもぐとケーキを食べている
テレーズ・ブルム:「あら。穂苅さんはさっそく日本支部が目を付けているみたいよ。キリタニがそんな話をしてたわ」
テレーズ・ブルム:「あなた、日本支部にお友達がいるんでしたっけ……?」
穂苅好加:「はあ、まあ……」
テレーズ・ブルム:「よっぽど好かれているのね」
穂苅好加:「目を付けるなら瑠璃良ちゃんとかの方が良いと思いますけどねえ」
テレーズ・ブルム:「あ。それはダメ」
細川瑠璃良:「ダメ?」
テレーズ・ブルム:「ええ、そうよ。細川さんと六堂さんは他から声がかかる前に私がスカウトするつもりだから」
穂苅好加:「えーっ」
六堂結葵:「えっ」
細川瑠璃良:「はい?」
御崎兵一:「ほう……」 紅茶のおかわりを注いでいる
テレーズ・ブルム:「あら、いいリアクション」
テレーズ・ブルム:フォークを置いて二人の方を真っ直ぐに見て言う。
テレーズ・ブルム:「今回の事件でUGNの組織内の人員も大きく動くことになります。空いたポストの再編も迫られることになるでしょう」
テレーズ・ブルム:「細川さん。支部長やらない?」
テレーズ・ブルム:「あなたならきっとできると思うのだけど」
細川瑠璃良:「えっ?ええっ!?」
六堂結葵:「いきなり出世したね…」
テレーズ・ブルム:「大変だけど、やりがいはあるわよ」
細川瑠璃良:「それはそうかもだけど~……」
細川瑠璃良:「急すぎて!」
テレーズ・ブルム:「事件はいつだって急なものよ」
テレーズ・ブルム:「そういった重要な地位に就くからには信頼できる片腕が必要だと思いますし」
穂苅好加:「ううっ、支部長と瑠璃良ちゃんの支部掛け持ちしようかな……」 動揺してよくわからないことを言っている
テレーズ・ブルム:「六堂さん、どうかしら。細川さんの直属のエージェントとして働くというのは」
六堂結葵:「こっちも突然だなぁ……」
御崎兵一:「……まあ、有り得んラインではないんじゃないか?」 同調する
テレーズ・ブルム:「あなたなら細川さんも安心して頼ることができるでしょうし」
細川瑠璃良:「はい!それはそうですね」
テレーズ・ブルム:「ほら、本部エージェントもこう言ってるわ」
細川瑠璃良:「とっても頼りになります」
御崎兵一:「細川くんは良く気が利くし、体面も良い。それでも支部長という重いポストに就くのなら、気心の知れた六堂くんが傍にいた方が、純粋に楽だろう」
六堂結葵:「そりゃあ、知らない人のところに当たるなら私も勝手知ってるところがいい」
テレーズ・ブルム:「体面も良い……」くすりと笑う。
御崎兵一:「重要な所だ。上司にあんまり本心剥き出しになられると、少なくとも俺は白ける」
細川瑠璃良:「かわいいってことかな……」
テレーズ・ブルム:「確かに説得力がある」
穂苅好加:「確かに……」
テレーズ・ブルム:「可愛いかどうかは選出基準にはしていないけれど……」
六堂結葵:「美少女支部長っていう文字にパンチはあるね」
御崎兵一:「それくらいが良いってことだ」
テレーズ・ブルム:「美少女支部長、いいんじゃないかしら。素敵なキャッチフレーズよ」
細川瑠璃良:「恥ずかしいですよお」
テレーズ・ブルム:「まあ、今すぐ答えを出す必要はないから2人ともゆっくり考えてみてちょうだい」
穂苅好加:「どうするにせよ応援するからね!」
細川瑠璃良:「は、はいっ」
テレーズ・ブルム:「キリタニに圧力をかけられなければ、穂苅さんのこともスカウトしたかったんだけどねー」
六堂結葵:「はぁい。さすがに即答は難しいね……」ケーキを一口
穂苅好加:「なんでそんな圧力を……?」
穂苅好加:「どちらにせよ今の支部を離れるつもりはありませんけど……」
テレーズ・ブルム:「日本支部もそこそこ人材不足なのよ。分かるでしょ?」苦笑しながら言う
細川瑠璃良:「まあ何でもかんでも引き抜かれたら日本支部も大変だから……」
御崎兵一:「上、行けるなら行ったほうが良いぞ。少なくとも行きたい時に行けるものじゃないからな」
御崎兵一:「仕事は増えるがやれることも増える。給料も上がる。合わなければ辞めればいいんだ」
穂苅好加:「む」 確かに今回のアッシュ・レドリックの動きを止めるには立場があった方がいいかもしれない
テレーズ・ブルム:「あのねえ。そう簡単に辞めるとか言わないの」苦笑しつつたしなめる。
細川瑠璃良:「参考にしますねっ」
穂苅好加:「あはは」 今回の事件は次第によってはやめるつもりだったので、他人事ではない
テレーズ・ブルム:「悪いアドバイスは参考にしなくていいのよ。素直なあなたたちでいてちょうだいね」
御崎兵一:「人を不良みたいに」 苦笑しつつ否定もしない どちらにせよ決定するのは彼女たち自身だ
テレーズ・ブルム:「なんにせよ今は美味しいケーキに舌鼓を打つといいわ」
六堂結葵:「助言ありがたくもらっておきます、御崎さん」
穂苅好加:「美味しいです、ありがとうございます」 まだ食ってる
細川瑠璃良:「うん、本当に美味しい……!」頬を抑えている。食べてはいるがちまちま。
六堂結葵:「本当に。クリームだけで延々食べれそう……」
テレーズ・ブルム:「ふふ。喜んでもらえて何よりだわ」
御崎兵一:「女子ってのは本当に、よくもそう甘いものばかり入るな……」 サラダに手を付けている
テレーズ・ブルム:「不破さん、今は簡単な事実関係の確認を受けているけれどすぐに終わるはずよ」
細川瑠璃良:「本当ですか!」
穂苅好加:「あっそうなんですか。良かった!」
テレーズ・ブルム:「それが終わったらあなたたちも一緒に送っていってあげるわね」
六堂結葵:「何から何までお世話になります」
テレーズ・ブルム:「これでようやく日常が戻ってくるわ」
テレーズ・ブルム:「今までとは少し変わることもあるかもしれないけどね」
細川瑠璃良:「同じですよ」
細川瑠璃良:「やるべきことは、変わんないです」
テレーズ・ブルム:「確かにそうね。ふふ、心強いわ」
テレーズ・ブルム:「これからも、この世界の日常を頼んだわ。あなたたち」
テレーズ・ブルム:「あ、細川さんと六堂さんにはいずれ答えを聞きに行くから」不敵な笑みを浮かべて言う。
細川瑠璃良:顔を見合わせて。「はい。あとで」
六堂結葵:「……返事はしっかりさせてもらいます」
GM:長かった戦いを終え、4人はそれぞれの日常へと戻っていく。
GM:今までと変わらぬ強い想いをその胸に抱いて。
GM:シーン終了。


【エンディング/御崎兵一】

GM:次のシーン。
GM:次は御崎くんのエンディングです。
GM:御崎くんのエンディングは、聖勇に呼び出されて招待状を渡され、誰かと会うシーンになります。
御崎兵一:これが本当のクライマックスフェイズというわけ
GM:そうかも。
GM:――事件から少し経って。
GM:キミは本部エージェントの聖勇から呼び出され、アメリカはニューヨークの高級中華レストランへとやってきていた。
GM:鳳龍閣。ニューヨークでアジア系の要人などが会合のために利用する店だ。
GM:キミの目の前に座るのは背の高いスーツ姿の男だ。その両腕はギプスで固定されている。
聖勇:「トマトあります?」店員に話しかけたりしている。
御崎兵一:「庶民向けの店ならともかく、ここまで格調高い処だとな」
聖勇:店員に断られ、残念そうにしながらキミの方に向き直る。
聖勇:「よく来てくれました、エージェント御崎」
御崎兵一:少し伸びた髪は前日に切って整えた。ダークカラーのスーツを、依然変わらずキッチリと着こなしている。
御崎兵一:「どうも。責任の大半がアッシュ・レドリックの方へ行ったというのは本当らしいな」
聖勇:「私の作戦を指揮したものとして相応の責任は取らされることになりそうですがね。まあ、致し方ありますまい」
聖勇:「私も作戦を指揮したものとして相応の責任は取らされることになりそうですがね。まあ、致し方ありますまい」
聖勇:「それと、両腕粉砕骨折で全治六か月だそうです。オーヴァードで良かった」
御崎兵一:「こちらも命は救われた。辣言は程々にしておこう」
御崎兵一:「……オーヴァードでなきゃ完全に腕なしだな。いや、それ以前に命がないか」 苦笑し
聖勇:「さて、エージェント御崎。あなたはこれからどうするのです?」
御崎兵一:「ここのところは休暇を取って、父の仕事の手伝いをしていたよ。これを機に家業を継ぐのも手かとは思ってね」
聖勇:「おや。心機一転ですか。それはそれでよいことかと」
御崎兵一:「だがやはり、まだこの力を活かせぬ席に腰を落ち着けるのは惜しいとも感じ始めていた。そこにそちらからの連絡が来た訳だ」
聖勇:「なかなかどうして。野心家ですね、あなたは」
御崎兵一:「まあね。だからこれからどうするかは、まさに『これから』次第といった所かな」
聖勇:「あなたのおっしゃるとおり今日の私はメッセンジャーボーイ……いえ、メッセンジャーダンディとしてここに来ました」
御崎兵一:「メッセンジャーダンディ」
聖勇:「復唱しないで結構」恥ずかしそうに咳払いをする。
GM:男はギプスを付けた指先で器用に封筒をつまみ上げ、キミの目の前に差し出す。その封筒には龍の刻印が押されている。
聖勇:「招待状です。李文龍殿からの」
御崎兵一:「そんな所だろうとはな」 さして驚く様子もなく受け取る
聖勇:「あの方のことはご存知でしょう。改革派の重鎮。華僑を仕切る人物でもあらせられる」
聖勇:「あなたと話がしたいと仰せです」
御崎兵一:「もちろん受ける。……UGNに椅子があるからには、良い椅子であるに越したことはない」
聖勇:「まさか即答とは。この道は今まで以上に険しいですよ」
聖勇:「稼業を継いで楽隠居した方がよほど楽かと存じます」
御崎兵一:「楽な人生を送りたいと思ったことはない」
聖勇:「では、何のために人生を?」
御崎兵一:「信念と正義のため」
御崎兵一:「在り来たりだよ。胸を張るようなことじゃない」
御崎兵一:「ただ俺は俺が納得できる生き方をしたいだけだ」 封筒を開く
聖勇:「そう来ましたか」少し呆気に取られたような顔をする。
聖勇:「ご老人が何というかはともかく、私は納得しました」
GM:開いた封筒の中には何も入っていない。
聖勇:「このまま少々お待ちを」
御崎兵一:「……」 封筒をかぽかぽ鳴らす
聖勇:「失敬。あなたがその封筒を受け取ったということが重要だったのです」
GM:男は席を立つ。
GM:男が部屋を出ると入れ替わるようにして、目つきの鋭い痩せた老人がその席に座る。
李文龍:「さて、単刀直入に聞こう」
李文龍:「お前はその信念と正義とやらを使ってUGNで何を為したい?」
御崎兵一:封筒は懐に仕舞い、力を抜いた様子で座り、老人の眼を見返す。
御崎兵一:彼が何者か、知らない訳がない。
李文龍:怖気づいていないのを確かめ、わずかに感心して頷く。
御崎兵一:「直截に言うのであれば、体制の改革」
御崎兵一:「それも、UGNの、ではなく、世界のです」
李文龍:「世界とは!」
李文龍:「大きく出たな、小僧」愉快そうに大笑いする。
御崎兵一:「……」 応じるように笑む。もちろん見た通りの余裕ではない。背には冷や汗が滲んでいる
李文龍:「儂はな、今少々困っておる」
御崎兵一:だが、もう二度と、あのアッシュ・レドリックから受けた扱いを……下された任務を疑問なく消化する駒のような扱いを、受けるわけにはいかない。信奉者ではいけないのだ。
李文龍:「期待しとった小童がヘマをやらかしおった」
御崎兵一:そのためにこの数日、父に頼み込み、政財界の大物と会合し、そういった場での振舞いを付け焼き刃ながら身につけたのである。
御崎兵一:「存じています」
李文龍:「それは存じておろう」
李文龍:「儂の手助けをするつもりはあるか」低い声で言う。
御崎兵一:「……それは保証しかねます。何せ俺はまだ、貴方の目指すところを存じ上げない」
御崎兵一:「しかし、似た方角を向いていることは存じている。……どうかお話を聞かせていただけますか」
御崎兵一:「その暁には、恐らく俺は……きっと貴方の力になるでしょう」
李文龍:「ふん。よかろう」
李文龍:「御崎の小倅よ。これから何かあれば儂を頼るがよい」
御崎兵一:「有難く。御助力には、俺も最大限の尽力で返しましょう」
GM:老人はそういうとウェイターを呼び、酒や食事を注文する。
李文龍:「付き合え。お前の言う話、聞かせてやろう」
御崎兵一:「胸弾む一夜になりそうです」 笑う
李文龍:「なにせ、世界を変えるのであろう」鮫のように笑って言う。
御崎兵一:「ええ。先言は翻しませんとも」
GM:老人はその言葉を聞き、満足そうに頷く。
御崎兵一:浅く息を吐いて、それでも老人の眼から目は逸らさない。
御崎兵一:上がいかに変わろうと、目指す先が変わる訳ではない。信念と正義のため――
御崎兵一:(……『次』の時に、幸運にも彼女たちのような者が居合わせるとは限らない)
御崎兵一:(これが運命の差配だというのならば、今度こそ)
御崎兵一:「……さあ、お聞かせ願えますか」
御崎兵一:「貴方の思い描く未来を」
GM:その夜、青年は再び組織の奥深くへと足を踏み入れていった。
GM:ただ信じる正義を貫くために。
GM:シーン終了。


【エンディング/穂苅好加】

GM:次のシーン!
GM:次は穂苅さんのエンディングです。
穂苅好加:うおー
GM:このシーンは、キミが牧野千晶にファミレスに呼び出されて話をするシーンになります。
GM:――事件から少し経って。
GM:キミは、日本支部チルドレンの牧野千晶からN市内にあるファミレスに呼び出されていた。
GM:包み焼きハンバーグが有名で、ドラえもんのイメージが強いお店だ。
GM:キミの向かいの席で、オレンジがかった髪色をした小柄で胸の大きな少女はチーズハンバーグをガツガツと食べている。
穂苅好加:「よく食べるねえ」 言いつつ三皿目のハンバーグを食べている
牧野千晶:「言っておくけど、今日は奢んねえからな」口の周りをソースまみれにしながら言う。
穂苅好加:「あっくそう」
牧野千晶:「いや、お前の方が食ってるだろ」
穂苅好加:「しょうがないから私が奢ってあげる」
穂苅好加:「私は燃費が悪いからねえ」
牧野千晶:「えっ。マジ!? 何かあったのか!?」
穂苅好加:「別に何もないけどこの前奢って貰ったし」
牧野千晶:「ああ、あれ。というか、結局あたし本部エージェントになり損なったしな……」
穂苅好加:「千晶ちゃんは私ほど食べないしね」
穂苅好加:「そうだった。ごめんね~邪魔しちゃって」
牧野千晶:「ご、ごめんで済むか!」
穂苅好加:「でもまあ千晶ちゃんにはああいう動き向いてなさそうだったし」
穂苅好加:「もう少し合うやり方で頑張ろ!」
牧野千晶:「励まされてるのか貶されてるのかわかんねえ!」
穂苅好加:「千晶ちゃんは優しい子だよねって褒めてるんだよう」
穂苅好加:ドリンクバーで取ってきたジュースを啜る
牧野千晶:「う、うるせえっつうの」恥ずかしがって顔を背ける。
牧野千晶:「つーか、そうじゃねえんだよ」
穂苅好加:「恥ずかしがらなくていいのに……ん?」
牧野千晶:「今日お前を呼び付けたのは大事な話があるからだ」
穂苅好加:「えっ何かな」
牧野千晶:「霧谷のオッサンの用事とあたしの用事の二つがある」
牧野千晶:「まずは霧谷のオッサンの用事からな」
穂苅好加:「ふむふむ」
牧野千晶:「UGN日本支部はイリーガルの立場であるお前を正式にエージェントとして迎え入れたいと考えている」
牧野千晶:「つまり、この提案を受け入れればお前は日本支部エージェントになるってことだ」
牧野千晶:「返答はお前次第だけどな」
穂苅好加:「ええと、この間も言ったけど、どちらにしても高校卒業してからかな……」
牧野千晶:「そういうと思った」興味なさそうにホットココアをすする。
牧野千晶:「そんじゃあ、霧谷のオッサンにはそう伝えとく」
穂苅好加:「ありがとう」
牧野千晶:「じゃあ、あたしの方の用事な」
穂苅好加:「でも今回の件は流石に私も地位が欲しいと思ったから、考えておくね」
穂苅好加:「おお」
牧野千晶:「お前がマジのマジで力ずくで何とかするやつだってのはあたしも今回の件でよく分かった」
穂苅好加:「褒めてる?」
牧野千晶:「すごい奴だって言ってんの!」赤面して言う。
穂苅好加:「あっほんとに褒めてた!ありがと!」
牧野千晶:「お前さ。この間、あたしの手足になってもいいって言ってたろ」
穂苅好加:「てっきり皮肉かと……ん?うん、言ったかも」
牧野千晶:「あの女王様も言ってたけど、あたしは甘いんだとさ」
牧野千晶:「今回みたいにいつか土壇場で踏ん切りが付かなくなるかもしれないって考えた」
牧野千晶:「そうならないためにも、あたしにはどこまでも届く手が必要だ」
牧野千晶:「穂苅。お前、あたしの手足にならないか?」
牧野千晶:「……もちろん今すぐには無理だけどな」
穂苅好加:「偉くなったらって話じゃなかったっけ……?」
牧野千晶:「偉くなったらって話だよ。まあ、あたしならあっという間に偉くなるけど」
穂苅好加:「おお、頑張って頑張って」
牧野千晶:「バカにしてんだろ、お前……」
穂苅好加:「でも悩むな~、なんか瑠璃良ちゃんも支部長になるかもみたいな話あるし」
穂苅好加:「バカにしてないよ!?」
牧野千晶:「そ、そういう、どっちがいいかなー、みたいな話じゃなくて」
穂苅好加:「今の支部長も良い人だし……」
牧野千晶:手を伸ばし、キミの頬に添える。
牧野千晶:「神様にしてやるって言ってんだよ」
牧野千晶:「困っている人がいればすぐに駆け付けて、その人たちを助ける」
牧野千晶:「お前がそれをやる。あたしはお前のために組織の力を使う」
牧野千晶:「世界のどこでもだ」
穂苅好加:「……悪くないね、それに、そこまで言われたら断れないかも」
穂苅好加:頬に添えられた手を、両手で握る
牧野千晶:「あっ、ばっ、お前っ」手を握られ、頬を赤く染める。
穂苅好加:「いいよ、約束してあげる」
牧野千晶:「いいのか?」
穂苅好加:「でもわかってると思うけど、もし千晶ちゃんが今回の改革派みたいなことしたら」
穂苅好加:「すぐやめるからね」
穂苅好加:「というかぶっとばすからね」
牧野千晶:「ばーか。その時はその前にあたしの弓がお前を撃ち抜いてるよ」
穂苅好加:「ほほう、できるかなあ」
穂苅好加:「駅に閉じ込められた時のも、本気だったって聞いてるけど……」
牧野千晶:「いや、喰らえばいいのに、何で防ぐんだよ。おかげであたしは酷い目に遭ったんだぞ!」
穂苅好加:「あはは」
牧野千晶:「とにかく約束な」もう一方の手を重ね、キミの手を握る。
穂苅好加:「まあ、千晶ちゃんが偉くならないと話にならないけどね!」
牧野千晶:「何言ってんだ。あたし、五日後には大統領になってるかもしれねえからな」
穂苅好加:「大統領ってアメリカじゃない?日本離れるの?」
牧野千晶:「世界のだよ、世界の!」
牧野千晶:「こう、世界の大統領的な……」
穂苅好加:「世界統一か……」
牧野千晶:「おう。そういうことだ」
牧野千晶:「お前も絶対に立ち止まったりすんなよ」
穂苅好加:「もちろん!」
牧野千晶:「きっとあたしがお前を神様にしてやるから」
穂苅好加:「隣で笑顔でいてくれる人もいるしね~」 急に惚気始める
牧野千晶:「……な、何のアピールだ!」
穂苅好加:「惚気~、事件で知り合ったお友達がね」
穂苅好加:「じゃあ、なっちゃおっか。神様」
穂苅好加:「2人でね」
牧野千晶:「……死ぬほどキツイかもしれねえぞ」
穂苅好加:「死ぬわけじゃないなら大丈夫だよ」
牧野千晶:「それもそうだな」
牧野千晶:「まあ、半分はあたしが受け持ってやるから」
穂苅好加:「千晶ちゃんの口車に乗る形なんだからね」
穂苅好加:「ちゃんと受け持ってよ」
牧野千晶:「分かってる。あたしたちでいつか必ず世界の全てを守れるようになろう」
穂苅好加:残り少なくなったジュースのコップを持ち上げる
穂苅好加:千晶の前に差し出す
牧野千晶:「何だ?」わけも分からずに自分のココアのコップを差し出す。
穂苅好加:「乾杯だよ!ほら」
牧野千晶:「ああ、そういう。これじゃあ格好付かねえだろ」ココアのコップを近づける。
穂苅好加:「まだ子供だからってことで」
穂苅好加:「偉くなったらまたやろう」 コップをぶつける
牧野千晶:「そりゃあ悪くない」コップがぶつかる小気味の良い音がする。
牧野千晶:「あたしたちの未来に、ってとこで」
穂苅好加:「乾杯」
牧野千晶:「乾杯」
GM:何でもない日常の片隅で、少女たちは誓いを交わす。
GM:いつかの未来、追いかけた理想へとたどり着くために。
GM:シーン終了。


【エンディング/六堂結葵・細川瑠璃良】

GM:次のシーン!
GM:最後は六堂さんと細川さんのエンディングです。
GM:2人のエンディングは、不破と一緒に遊びに出かけたり、テレーズからの誘いについて考えてもらったりするシーンになります。
GM:――事件から少し経って。
GM:N市にはまたいつも通りの日常が戻ってきていた。
GM:ある日の休日。六堂さんと細川さんは、不破とともに繫華街に繰り出していた。
GM:彼女とともにアパレルショップなどを見て回っている。
不破歩未:「細川。こういう可愛い服、似合いそうだよね」可愛い系のワンピースを見ながら言う。
細川瑠璃良:「わ~!かわいい!」
細川瑠璃良:「うん、こういうの好きだよっ」
不破歩未:「細川くらい可愛いと何でも似合うか」
細川瑠璃良:「えへへ……」
細川瑠璃良:「歩未ちゃんだって着てみなよ~」
六堂結葵:「そうだねぇ。今日くらいは色々試していこうよ」
不破歩未:「私は似合わないからいい。六堂はこういうのどう?」
六堂結葵:「またそうやって。あ、でもこれはいいな」見せられたアウターを前に
六堂結葵:「また服買い直しておきたいし」
不破歩未:「洋服代、バカにならなさそう。支給してもらえばいいのに」
不破歩未:「でも、それだと全部同じような服になっちゃうのか……?」
六堂結葵:「色印とかウニクロとか、ああいうところのものしかくれないんだもの」
不破歩未:「やっぱりか」
六堂結葵:「部屋着ならともかくね……まぁ、今回吹っ飛んだのもそんな高くないからいいんだけど」
細川瑠璃良:「お洒落しなよ~」
不破歩未:「もっとお給料もらわないと」
細川瑠璃良:「いつもいつも臨戦態勢じゃなくていいでしょ。オフのときとか」
六堂結葵:「したいけどさ~。私の背丈じゃ好きな格好が似合わなかったりして」
六堂結葵:「あと15センチくらい欲しいよ瑠璃ちゃん」
細川瑠璃良:「ふふん」
不破歩未:「15センチくらい高いと細川と同じくらい?」
細川瑠璃良:「じゃあ結葵ちゃんが好きな服私が代わりに着てあげる!」
細川瑠璃良:「どれが好き?」
不破歩未:「代わり……そういうのもあるんだ」
六堂結葵:「それ埋め合わせかなぁ?」苦笑しながらも視線がいくらかの服に向いている
不破歩未:「なんだか、こうしてあなたたちと仲良くなれたのは嬉しいけど」
不破歩未:「もっと早く仲良くなっておけばよかったかも」
細川瑠璃良:「今なってくれて嬉しいよ~?」
不破歩未:「それはそうだけど」
不破歩未:「戦っている時にも見ていたけど、あなたたち……『他人じゃない』とか『あなたの武器』だとか」少し照れ臭そうに言う。
不破歩未:「私の付け入る隙がないって感じ」
六堂結葵:「改めて言われると照れるな」
不破歩未:「照れるんだ」
細川瑠璃良:「お友達に付け入るも何もないよう」
六堂結葵:「嘘ではないけどその場の勢いとか。でも、友達に順序はつけないものだよ」
不破歩未:「まあね」
不破歩未:「なら、私もこれから仲良くしていこう」
不破歩未:そう言って六堂と腕を組む。
不破歩未:「こういう感じ……?」
細川瑠璃良:反対側の手を取って組む。
細川瑠璃良:「こういう感じ!」
不破歩未:「あ。ちょっと」
不破歩未:「細川。歩きにくいよ」
六堂結葵:「まぁまぁ。瑠璃ちゃんは言い出したら折れないから」
不破歩未:「まあ。細川が頑固なのは知ってるけど……」
六堂結葵:「ゆっくりいけばいいよ。急ぐものでもないしさ」
細川瑠璃良:「だって仲間はずれやだし~」
不破歩未:「細川のこのぶりっ子にも慣れてきたな」
細川瑠璃良:「好きになってくれた~?」
不破歩未:「ううん……」悩んでいる。
不破歩未:「嫌いではない」
六堂結葵:「前進はしたね」
細川瑠璃良:「やった~♪」
不破歩未:「微々たる進歩だからね」誤魔化すように言う。
細川瑠璃良:「でもいい方に進んでくれてる!」
六堂結葵:「あの時のツンケン具合に比べたら大きな一歩だしね」
不破歩未:「ツンケン……。六堂も細川と打ち解けるの苦労しなかった?私だけ?」
細川瑠璃良:「ツンケンしてたのは歩未ちゃんのことだよ?」
不破歩未:「分かってる」
不破歩未:「あなただって十分に癖のある性格してるでしょ」
不破歩未:「まあ、魅力的だとは思うけど」
細川瑠璃良:「えへへーっ」握る手を強める。
不破歩未:「…………」言ってから恥ずかしそうにしている。
細川瑠璃良:「じゃあ、そんな私のお願い聞いてくれる?」
不破歩未:「お願い? 私に?」
細川瑠璃良:「うん。……結葵ちゃんも一緒に」彼女に見えないようにジェスチャーして。
細川瑠璃良:「えいっ」試着室に押す。
不破歩未:「はあ?」試着室に押し込まれる。
細川瑠璃良:「はい服これ」たくさんの服をどっちゃり押し付ける。
不破歩未:「細川。細川! 何のつもり……」
不破歩未:「勘弁して。細川が着てよ。スタイル良くて可愛いんだから」
不破歩未:「ね、六堂?」
細川瑠璃良:「私は歩未ちゃんの着てるところ見たいな~」
六堂結葵:「歩未ちゃんも言ったでしょ。頑固なのは知ってるって」
六堂結葵:「諦めよう。そういう日だし……」
六堂結葵:「やってみたらきっと楽しいかもよ」
不破歩未:「諦めが早い……」
不破歩未:「分かった。着る。着ます」
六堂結葵:「激流に逆らっても流されるからね……」
不破歩未:恥ずかしさに震えていたが意を決したように頷く。
六堂結葵:「チョイスは外さないだろうから。信用しておこう」
細川瑠璃良:「まかせてっ」ぐっとガッツポーズ。
不破歩未:「間違いはないんでしょうね、指揮官殿」
細川瑠璃良:「絶対可愛いから!」
不破歩未:「分かった。なら、それはいいけど」
不破歩未:「細川も一緒にね」服をつかんで、彼女に押し付ける。
不破歩未:「三人一緒に可愛くで」
不破歩未:「そうでしょ、六堂。でないと、不公平だし」
細川瑠璃良:「私も?」
不破歩未:「当たり前。ね?」六堂の方を見て言う。
六堂結葵:「今回は、三人で遊んで回るんだから。応えてあげてもいいんじゃない?」
六堂結葵:「私も瑠璃ちゃんの新しい格好見たいな~」
不破歩未:「ほら。六堂もこう言ってる」
細川瑠璃良:「はあーい。じゃあ」
細川瑠璃良:一回パタパタとはなれて戻ってくる。
細川瑠璃良:「結葵ちゃんはこれねっ」
不破歩未:「どんな感じだろう。楽しみ」
六堂結葵:「承りました」笑いながら大仰に礼をして、持ってきた服を手に取る
六堂結葵:「楽しもう。あんなに頑張ったんなら、これくらいは許されるって思う!」
不破歩未:「こんな程度じゃあ足りないくらいだと思うけど」
不破歩未:「まあ、細川のとびっきり可愛い格好、見るの楽しみにしてる」
GM:それから小一時間ほど。キミたちは代わる代わるに服を着替え、試着を楽しんだ。
GM:試着室を出てきた不破は心底楽しそうな様子でキミたちに微笑みかける。
不破歩未:「六堂。可愛い感じの服も似合ってたね。細川はあのピンクのやつ、なんか妖精さんみたいだった」
細川瑠璃良:「歩未ちゃんもよかったよ~」
細川瑠璃良:「クールなのも甘いのも似合っててバッチリ!」
六堂結葵:「いやぁ自分で選ばない服着るの、緊張するけど……見立てが本当に当たってたのは凄い」
不破歩未:「本当かな。まだ半信半疑……」
不破歩未:「細川。ストリート系のファッションも結構合ってたね」
不破歩未:「というか、本当になんでも合うな」
細川瑠璃良:「嬉しいなあ」
細川瑠璃良:「じゃあ、歩未ちゃんがどんなの好きでも着てあげられるね」
不破歩未:「私じゃなくて六堂の着せ替え人形になるって話じゃなかった?」
細川瑠璃良:「みんなの着せかえ人形だよ?」
不破歩未:「すごいこと言ってるな、この子」
細川瑠璃良:「私が服着て、みんなが喜んでくれたら嬉しいもん」
六堂結葵:「言い切るだけのことをするからすごい」
不破歩未:「類稀なる自尊心の高さだ」
不破歩未:「少し疲れただろうし、どこか座って休もうか?」歩きながら言う。
不破歩未:「あ、というか、もうこんな時間か。ごめん、私、実家に寄る予定あったんだ」スマホを確かめる。
六堂結葵:「あっという間だなぁ」
細川瑠璃良:「おお」
不破歩未:「2人とも今日はありがとう。楽しかった」
六堂結葵:「こっちこそ。次のことは、また連絡するから」
不破歩未:「次か。そっか。次もあるんだね」
細川瑠璃良:「じゃあまたねっ」パタパタと手を振る。
細川瑠璃良:「また遊ぼうね!」
不破歩未:「それじゃあ、私はお先に。またね」
六堂結葵:「またね。気を付けて!」
GM:不破はキミたちに笑顔を向けると、歩き去っていく。
六堂結葵:帰ってゆく背に手を振って
細川瑠璃良:両手でブンブン手を振っている。
GM:その頃、キミたちの通信端末にはテレーズ・ブルムからのメッセージが届いている。
テレーズ・ブルム:『この間の返事、そろそろ聞かせてちょうだいね?』という内容だ。
細川瑠璃良:不破歩未が見えなくなるまで振り続けて。
細川瑠璃良:「結葵はどうなのこれ?」
細川瑠璃良:「イリーガルからUGNへって話」
六堂結葵:通話アプリを閉じて、通知の表示が出ているメールを確認
細川瑠璃良:「そんな待遇替わるわけでもないと思うけどね、あんたには」
六堂結葵:「まぁ、いい話だっていうのは理解してるよ」
六堂結葵:「むしろ大変なのは瑠璃ちゃんだけどね。いきなり支部長とは、大出世だけど」
細川瑠璃良:「まあね」
六堂結葵:「……」
細川瑠璃良:「……何よ」
六堂結葵:「いや。思ったより私、踏ん切りは付けられないんだなって思っちゃって」
六堂結葵:「いい話だし、私もやる気はある。ただね」
六堂結葵:「UGN(そっち)へひとつ飛び込むのは。軸が逆転することに、不安もあるよ」
細川瑠璃良:「逆転?」
六堂結葵:「うん。今更の話を、私が理解してなかったというか」
六堂結葵:信号は赤。横断歩道を前に足を止める
細川瑠璃良:つられて止まる。
六堂結葵:「ここからあっちを眺めて、知った気になって。なんでもできると思ってさ」
六堂結葵:「でも向こう側に渡って。見ている風景が逆になった時」
六堂結葵:「どうなるんだろうって」
GM:横断歩道の向こう側。同じように立ち止まっている人混みが見える。
細川瑠璃良:「バッカみたい。そんな理由?」
細川瑠璃良:「じゃあさ、瑠璃が向こう行ったらどうすんのよ」
細川瑠璃良:「そこで待ってるつもり?」
GM:信号が青に変わる。人々が歩き出す。
六堂結葵:「……」
細川瑠璃良:渡ろうとはしない。
細川瑠璃良:「ああそう、先に言っとくべきだったかな」
細川瑠璃良:「瑠璃はこの話蹴るわ」
六堂結葵:「え」
細川瑠璃良:「だって。穏健派に借り作れってことでしょ?」
細川瑠璃良:「瑠璃が着せるのはいいけど、着るのはいや」
細川瑠璃良:「そもそも瑠璃は、志向で言えば改革派寄りよ」
細川瑠璃良:「現状で良しと思ってない」
細川瑠璃良:「穏健派の飼い犬の瑠璃ちゃんになるのは御免だわ」
六堂結葵:「……」はぁ、と吐息
六堂結葵:「説明されると納得するなぁ」
細川瑠璃良:「だからね、あんたに聞いてんのは」
細川瑠璃良:「支部長の補佐になれって意味じゃない」
細川瑠璃良:「見せる景色は向こうじゃない」点滅する信号を眺めて。
細川瑠璃良:「近道なんでしょうけどね、あっちのが」
GM:信号が点滅し、また赤に変わる。2人はこちら側に取り残される。
細川瑠璃良:つい、と横を向く。手を引いて、青になった隣の交差点へ。
細川瑠璃良:「もうちょっと遊んでいかない?」
GM:遠回りのルートだ。この時間、人の流れに逆らうことになる。
六堂結葵:「……」相談はした。両親にも。返ってきたものは、自分で決めろのひとつだけ
六堂結葵:(他人の言葉に揺らされる程度で選ぶならイリーガルもやめてしまえ、か)
六堂結葵:問いかけに少しだけの間を挟んで
六堂結葵:「私でいいなら────いや」
六堂結葵:「私がいいなら付き合うよ」
細川瑠璃良:「決まりね」笑って。
六堂結葵:自らの手を引き、一歩先を行く彼女の横に並ぶ。
GM:2人の少女の肩が並ぶ。
六堂結葵:「ありがとう。……行きたいところ、決まってる?」
細川瑠璃良:腕を絡める。「えへへっ」
細川瑠璃良:「全然!」
細川瑠璃良:「これから決めない?」
六堂結葵:「オッケー。それなら」
六堂結葵:「ちょっと行きたいカフェがあったから、そこで色々」
細川瑠璃良:「いいね。一休みしよう」
六堂結葵:「うん。休んで……」
六堂結葵:「もっともっと、いろんなことを試して。見ていこうよ」
六堂結葵:大事な友達が見せてくれるものは、数え切れないほどある
六堂結葵:「その中に。気に入ってくれるものがあればいいけどね」
細川瑠璃良:「あは。瑠璃の評価は厳しいよ?」
細川瑠璃良:「まあ、でも」
細川瑠璃良:「期待してる。結葵にはね」
六堂結葵:口元が笑みに持ち上がる。
六堂結葵:私が見るもの、彼女が見るもの。その景色は同じようで違って
六堂結葵:「期待以上を。瑠璃良」
六堂結葵:だからこそ、二つが混ざって。新たな景色に辿り着くことを願う
六堂結葵:流れの中を歩き出す。逆らうように、止まり木に向かって
GM:夕映えの繫華街に手をつないだ2人の少女の姿があった。
GM:少女たちは誰にも与えられることのない2人だけの道を選び、歩き出す。
GM:その先にある、想像を超えた景色を目指して。
GM:シーン終了。

GM:というわけで、これにてエンディングフェイズは終了になります!
GM:皆さん、お疲れ様でした!
穂苅好加:お疲れ様でした~!
六堂結葵:お疲れさまでした!
御崎兵一:お疲れさまでした!
GM:それでは、時間も遅いので最後に手早く経験点の配布だけしてしまいますね!
GM:経験点項目は以下の通り!
GM:・セッションに最後まで参加した
GM:1点
GM:・シナリオの目的を達成した
GM:シナリオをクリアしたことで5点
GM:不破歩未が生存したことで3点
GM:Eロイスが破壊者顕現6つで6点
GM:Dロイスが強羅瑠璃の複製体、ラハブの起源種、功刀亜寿佳の天才、牧野千晶の遺産継承者、聖勇の秘密兵器で5つなので5点
細川瑠璃良:いっぱいある!
穂苅好加:たくさん!
GM:そしてリバースハンドアウトを公開したことで1点
GM:この項目だけで合計20点になります!
六堂結葵:大量
GM:・最終侵蝕率による経験点
GM:確か六堂さんが倍ぶりで3点、他三人が5点でしたね
GM:もらいな!
六堂結葵:23点頂きます!
GM:・よいロールプレイをした
GM:皆さん、めちゃくちゃ良いロールでした!
GM:1点!
GM:・他のプレイヤーを助けるような発言や言動を行なった
穂苅好加:わ~いありがとうございます
GM:皆さんの協力がなければ確実に死人が出ていたことでしょう。GMも生きていたかどうか分からない!
GM:1点です!
GM:・セッションの進行を助けた
GM:めちゃくちゃ助かりました!感謝!
GM:1点です!
GM:・場所の手配、提供、スケジュールの調整などを行った
GM:皆さん、いつもスケジュール調整に協力いただいてありがとうございました!
GM:1点です!
GM:あと、今回もマップとキャラの立ち絵はめかぶさんに作っていただいたので、めかぶさんにも1点を差し上げます!
穂苅好加:あっめかぶさんにも
GM:めかぶさんありがとうございます!
GM:さて、これで経験点項目は全部です
細川瑠璃良:もっとあげて
穂苅好加:強欲
GM:じゃあ、めかぶさんには5点くらいあげます!
GM:さて、皆さんの合計の経験点は
六堂結葵:めかぶさん見てる~
穂苅好加:あっめかぶさんへの経験点の話だったか、たくさんあげましょう
GM:六堂さんが28点、細川さん、穂苅さん、御崎くんは30点かな
御崎兵一:30.0000000点です
穂苅好加:30点も!
GM:いっぱい点があるから捏造したかと思った
六堂結葵:28点いただきます
細川瑠璃良:ありがと~っ
細川瑠璃良:大事にしますね……
GM:では、もらってください!
穂苅好加:ありがとうございます。もしゃもしゃ
穂苅好加:なんでも食べるな、こいつ……
御崎兵一:これでアクシスになります
GM:最後にGMがレコードシートの署名欄にサインを書きますので、シートをこっちに回してくださいね
御崎兵一:出たわね
穂苅好加:あっ今回はサインがある。やったー
細川瑠璃良:結構ですっ
六堂結葵:すかいはい・サイン
GM:ツイッターでGMのサインをお送りしましたので、ハードディスクに保存しておいてください!
六堂結葵:ほんとにきた
GM:何そのリアクションは
穂苅好加:なんか輪をかけてバランス悪くなってないです?
穂苅好加:ありがとうございます~
GM:そんなことはないはずですが
GM:鍛錬の賜物です
御崎兵一:すやハはハ?
GM:これで経験点が有効になりますので、大事に取っておいてくださいね!
穂苅好加:というかこれ「すかハはハ」
GM:うさぎかな
御崎兵一:ありがとうすやハはハさん
GM:スカサハ?
細川瑠璃良:なんでどんどん下手になってるの?
御崎兵一:可燃ごみの日はいつだったっけな
GM:下手にはなっていないはずだが……
六堂結葵:長谷川裕一の悪役かな
GM:ゴミに出すな
GM:というわけで、これで経験点の配布は無事に全て終了!
GM:ダブルクロス The 3rd Editionシナリオ『GUARDIANS』、全工程終了になります!
GM:皆さん、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
GM:お疲れ様でした!
六堂結葵:ありがとうございました!
御崎兵一:お疲れさまです! GMもありがとうございました(サイン以外)!
細川瑠璃良:おつかれさまでした!
細川瑠璃良:楽しかったです♡
六堂結葵:楽しかったです
穂苅好加:お疲れ様です。ありがとうございました。
穂苅好加:楽しかった~
六堂結葵:穂苅さんも生きてね
細川瑠璃良:そうよ!
御崎兵一:いやーよかったよかった まさか本当にこのコネから解放されるとはね
穂苅好加:無茶はしないよ~
穂苅好加:解放されし御崎さん
GM:御崎くんと穂苅さんが提案を受け入れて、六堂さんと細川さんが断るのも対照的で良かったですね!
細川瑠璃良:そういう構図じゃん
GM:4人とも自分たちの未来を歩んでいって欲しい
御崎兵一:いつでも俺の懐に来るんだぞ……
GM:六堂さんと細川さんもこのまま夜遅くまで遊んだ後に二人きりで何かあるかもしれないし……
細川瑠璃良:逆じゃなくて?
御崎兵一:他の皆はみんなEDで女子とイチャイチャしてたのに、自分だけジジイと対談させられた俺の懐にな……
GM:かわいそう
穂苅好加:おじいちゃんも女子だったのかも
御崎兵一:改革派にも美少女いてくれよ~
GM:改革派の危険思想の持ち主の女子を出しておくべきだったか
細川瑠璃良:アッパラパーじゃない?
GM:あいつだけEDで出番ありませんでしたね
御崎兵一:それは危険思想の女子じゃなくて危険な女子でしょ
穂苅好加:かわいそう
GM:まあ、やることはやりきったしな……
穂苅好加:アッパラパーちゃん、最後まで残念な扱いだった
GM:て、天才だよ!Dロイスもある!
六堂結葵:つよくいきて
GM:というわけで、改めてこれでセッションは全て終了になります!
GM:皆さん、お疲れ様でした!ゆっくり休んでね。何かあればTLで感想やら穏健派への不満やら語ったりするんだよ!
御崎兵一:お疲れさまでした! 楽しいセッションをありがとうー
GM:おやすみなさいまし!
御崎兵一:グッドゲーム! おやすみー
細川瑠璃良:おつかれさまでした!
穂苅好加:お疲れ様でした~、おやすみなさ~い!
六堂結葵:お疲れさまでした!