◆ Middle 02 ScenePlayer:涼暮御幸
GM:情報収集シーンです。登場する方はダイスをどうぞ
涼暮御幸:侵蝕率+9(1d10->9) (侵蝕率:58->67)
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+5(1D10->5)(侵蝕率:56->61)した
京良城東真:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 5[5]+53 → 58
織田 雪晴:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 2[2]+55 → 57
◆ 情報収集項目 1
・『グリンシュ』の成分について <情報:UGN> 7
・『グリンシュ』の取り扱いについて <情報:噂話> 7
・"フロントライト"について <情報:噂話> 8
・"スプリンクリング・セカンド"について <情報:UGN> 9
GM:情報項目は以下の通り! 全員判定をしてから項目をオープンする形式なので。
GM:バンバン振ってくれ!
京良城東真:情報UGNとコネを持ってるのでそちらをやりたいです。
京良城東真:成分かな。
柳生咲玖夜:魔眼とコネあるので難しい方行っとこうかな
涼暮御幸:UGNなら+3かな
柳生咲玖夜:スプリングリンク・セカンドで
涼暮御幸:UGNなら5dx+3で噂話なら5dx+1
織田 雪晴:消去法で取り扱いかしら
涼暮御幸:まあでも、簡単なのを織田さんのほうがいいですね
涼暮御幸:難しい方はバディムできるかもですし。
織田 雪晴:1611は伊達ではない
柳生咲玖夜:バディムのありがたさ
織田 雪晴:とりあえず取り扱い振りますね
京良城東真:じゃあ俺、お金もあるし噂話7のほういきましょう
京良城東真:織田さん成分の方がよろしいのでは
涼暮御幸:技能使えますしね
織田 雪晴:固定値あるほう……! ありがたく
織田 雪晴:1dx+1>=7 情報:UGN
DoubleCross : (1R10+1[10]>=7) → 7[7]+1 → 8 → 成功
織田 雪晴:成分クリア!
柳生咲玖夜:やった!
京良城東真:『グリンシュ』の取り扱いについて を振ります。
京良城東真:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[6,6,7] → 7
京良城東真:成功です。
涼暮御幸:じゃあこっちはフロントライトを。
涼暮御幸:能力訓練:社会を使用。
涼暮御幸:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[1,5,6,6,10]+1[1]+1 → 12 → 成功
涼暮御幸:OK!
柳生咲玖夜:残ったスプリングリンク・セカンドで
柳生咲玖夜:紬ぎの魔眼、コネ:UGN使用
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(侵蝕率:61->62)した
柳生咲玖夜:8dx+3>=9
DoubleCross : (8R10+3[10]>=9) → 10[2,5,5,6,9,10,10,10]+3[2,3,3]+3 → 16 → 成功
柳生咲玖夜:危なげなく
GM:優秀者(ゆうしゅうもの)どもがよ~
GM:順番に公開します。
・『グリンシュ』の成分について
口当たりよくするための成分は市販の栄養ドリンク等と大差ないが、
レネゲイドウィルスを帯びた未知の化学物質を多く含んでいる。
それらは一般にαトランスと呼ばれる、オーヴァードの覚醒を強制する薬剤に似ているが、
そのルーツは恐らくソラリスシンドロームによるものだろうと推測できる。
駄菓子屋裏で確保できた物は濃度が薄いが、これを濃縮すれば、αトランスと同様に、
オーヴァードでないものを強制的に覚醒させることも可能であると見込まれる。
実際に飲用した者の感想も様々で『気分が悪くなっただけだった』という者もいれば、
『頭が冴えるようになった』『足が速くなった』等、何らかのごくささやかなエフェクトを、一時的に発現した者もいる。
・『グリンシュ』の取り扱いについて
涼暮が"スプリンクリング・セカンド"から手に入れたカードを見ての通り、
『グリンシュ』の取扱店を示すカードは、住所を後入れするようになっていた。
調査の結果、先の駄菓子屋を始め、『グリンシュ』を置いてあるのは個人経営の商店に限り、
その誰もが、エフェクトの効果により"フロントライト"を信頼して、取り引きを幇助していた。
また、店舗で『グリンシュ』を入手する際に金銭授受が発生していなかったが、
これはカードをやり取りする際と『グリンシュ』を店に置く際にのみ金銭をやり取りする仕組みであったため。
エフェクトによって信頼を得たにしても、取り引きに都合の良い個人商店を見つけるには、土地勘がなければ難しいだろう。
・"フロントライト"について
外套で全身を隠した人物。過去の活動歴はない。声からは男性と推測できる。
星辰館学園内で『グリンシュ』の試供品を配ったり、『グリンシュ』と交換するためのカードを売っていた。
逆に、阿修羅地獄堂女学院では姿を見せていない。
→ ☆ 情報追加『阿修羅地獄堂女学院の『グリンシュ』売人について』
・"スプリンクリング・セカンド"について
日本各地で目撃されているFHエージェント。ソラリス/ウロボロス。
年齢は10代後半と目される。死亡が確認されているFHエージェント、"スプリンクリング"の娘。
"スプリンクリング"は元UGN研究者で『αトランスを元とした安全なオーヴァード覚醒剤』の研究を主張していたが、
UGN内でそれが認められることはなく、下野。FHエージェントとして研究を行っていた。
その娘である"スプリンクリング・セカンド"もまた、彼の研究を引き継ぎ、日本各地で勝手な実験を行っている。
とはいえ、その危険度は低く、手法が密やかであったため、今までその身柄を捕捉することができなかった。
研究者として高い能力を持つ一方で、護身のための戦闘も可能。
また、実験の過程で発生した植物のジャームを手懐け、戦力として運用する。
→ ☆ 情報追加『"スプリンクリング・セカンド"の実験方法について』
GM:開示した情報は共有メモとしても貼り付けておきます。
GM:夜。
GM:星辰館学園。
GM:日中に比べれば当然静かなものだが、決して『静まり返っている』わけではない。
GM:遅くまで活動してる部活動、あるいは委員会。教員。そういった者の話し声や蛍光灯の灯りは、夜闇の中でもよく響く。
GM:そしてまた、一つ新たな灯りが点く。
GM:星辰館学園、生徒会室。あるいは、"破風の会"、その拠点。
涼暮御幸:「……先に言っておくが」明かりをつけた手を降ろして。もう片手には生徒会室の鍵。
涼暮御幸:「君達を招き入れたことを、触れ回ってはくれるなよ」
京良城東真:「はい。先に言っておくが?彼氏とかいるから口説いても無駄。とかですかね?」
織田 雪晴:「東真くんステイ」
涼暮御幸:「特に、許可証無しで学外より招き入れたなど、他に示しがつかん」
柳生咲玖夜:「え、彼氏いるんですか!?意外……あ、すみません……」
涼暮御幸:「彼氏の有無が何の関係が……?」
涼暮御幸:「いや、居るわけでもないが……」
織田 雪晴:「……早く話を進めましょうか」頭痛をこらえるような仕草
柳生咲玖夜:「ああ!すみません話の腰を……」
京良城東真:「彼氏がいるのに、甘い声かけは仁義にもとりますし、許可証無しで学外より招き入れるくらいに筋が通らない行動です。あ、お邪魔しまーす」
京良城東真:生徒会室を見回す。
京良城東真:「ないですね。トランポリン」
涼暮御幸:「トランポリン……?」
織田 雪晴:「トランポリン……?」
柳生咲玖夜:「生徒会室に……?」
京良城東真:「あるって噂があったんですよ」
涼暮御幸:きれいに整った部屋。お菓子受けだけは容量が大きいように思えるくらい。
涼暮御幸:破風の窓からは、外――校舎を見渡せる。外が暗闇でなければだが。
涼暮御幸:「どこからそんな噂が……あるわけがないだろう」
柳生咲玖夜:「(うちの集会場の体育館には置いてあったな……壊れてたけど)」
京良城東真:「残念です。アクロバットは得意なんですよ。あ、さっきも飛んだり跳ねたりしたのは見てくれたと思いますが」
柳生咲玖夜:阿修羅地獄堂女学院の体育館は雑多な備品の掃溜めと化しているのだ
京良城東真:言いながら机にコンビニ菓子を丁寧に広げる。
京良城東真:「それで、みんなオーヴァードなんですよね」
織田 雪晴:「えぇ、そうですが」
涼暮御幸:「今更だな。ワーディングの最中にあれだけの活動ができるものがそうでないはずもないだろう」
京良城東真:「僕は顔が狭いのでびっくりしました!そっちの方での自己紹介が聞きたいです」
柳生咲玖夜:「はい。この際もう一度、お互いの身元をはっきりさせておきましょうか」
涼暮御幸:「そうだな。それがいい」
柳生咲玖夜:「そ、それじゃあ先ずは私から……一番余所者ですし……」
柳生咲玖夜:「"活人剣"柳生咲玖夜。UGNエージェントです。分類上は、チルドレン……と言ってわかります?」
京良城東真:「UGNの未成年従事者の総称みたいな感じですね。僕もそれです!」
涼暮御幸:「正確には、多くが先天的に能力を有する、施設上がりのオーヴァードだ」
柳生咲玖夜:「あ、そうなんですか……すいません他の学校に潜入してる人の名簿には目を通していなくて……もしかして皆さんも?」
京良城東真:「順番にいきましょう。話すことないなと思ったら誰かにパスする感じで」
涼暮御幸:首肯して。「続けてくれ」
柳生咲玖夜:「あ、そうですね……それでさっきも言いましたが、阿修羅地獄堂女学院に通ってます」
涼暮御幸:「こちらで言うところの『破風の会』のようなものだな。向こうでのオーヴァード互助組織の一員として潜入していると聞いている」
柳生咲玖夜:「ま、まあそんなところです!」スケバン八大天王という名称は口に出さない
柳生咲玖夜:「生徒がお世話になってる闇……お医者さんから、患者の血液の中に妙な反応が増えてると聞かされまして」
涼暮御幸:「曲者ぞろいの向こうの連中をよくも御していると思うよ。私には務まらんだろうな」
柳生咲玖夜:「それで、『グリンシュ』にたどり着いたわけなんですが……」「い、いえ!私なんかとても……!」
京良城東真:「大変なんですねぇ。柳生さんも会長も」
柳生咲玖夜:「最近は人員も増やしてもらいましたし、すごいんですよ!入学して早々八大天王の一角を落としちゃって……」
織田 雪晴:「八大……?」
柳生咲玖夜:「あ!いえ!これは関係ない話でした……!」
京良城東真:「八大天王?面白そうな単語が出てきました!」
柳生咲玖夜:「そ……その話は後ほど!」
京良城東真:「絶対個性豊かな美女ですよね。はい、後程にします」
涼暮御幸:「……学校特有の呼称があるものだろうさ。我々とてまだ年若い組織だ」
涼暮御幸:「シンドロームの区分さえ、まだ暫定的なものに過ぎぬほどだ」
柳生咲玖夜:「私はそんなところです!はい!次の方どうぞ!!」
京良城東真:「あ。その前に質問があります」
柳生咲玖夜:「はえ?」
京良城東真:「あ。彼氏や好きな人の有無は今後のコミュニケーションのかけ方的に重要ですよ。僕はフリーの方にしか積極的に声をかけないので」
京良城東真:うんうんと頷き。
柳生咲玖夜:「ええ!?彼……!?」赤くなり
涼暮御幸:「それは、任務と何の関係が……?」
柳生咲玖夜:「え、えーと……彼氏はいませんが……」もじもじしながら
織田 雪晴:「東真くん……」
涼暮御幸:「そういう者を持つ者が、説明できない力を発揮したという事例も確認されてはいるが。だが……?」
柳生咲玖夜:「す……好きな人なら……いる……かも?」声が小さくなっていく
京良城東真:「パーソナルスペースにどこまで侵入するかと言う話ですね。初対面ですから大事です。ハイ!OKです」
織田 雪晴:「……そこで柳生ちゃんも正直に答えなくていいのよ」
柳生咲玖夜:「え?そうなんですか!?」
京良城東真:ロイス取ります。 柳生さん 同行者 信用〇/脈無し
京良城東真:「じゃあ、次は僕がいきましょうか」
涼暮御幸:「場を和ませるための君なりの手管というわけか?……ああ、頼む」
京良城東真:「この学校の1年の演劇部員で京良城東真と言います。オーヴァードになったのは3か月くらい前ですね。モルフェウス/オルクスだそうです」
柳生咲玖夜:「1年……えっ年下!?」
京良城東真:「うちの部にもグリンシュが出回ってるらしく、乙川ちゃんに付き合う形で今回の事件に首を突っ込みました」
京良城東真:「はい。1年です。今回は美しい皆さんとご一緒出来て嬉しいと思ってますよ」
涼暮御幸:「成程、登録から漏れていたのか。コードは?」
京良城東真:「“ヴンダーシェッツェ”ですね。能力と無関係ではないかな」
涼暮御幸:「成程。理解したよ。頼みにしている」
京良城東真:「そうだ。僕は荒事は大丈夫ですけど、皆さんは怖くないんですか?」
涼暮御幸:「怖れないようにしている」
織田 雪晴:「怖くないわけがないでしょう」
涼暮御幸:「上に立つものが怖じていては、誰もついては来ないだろう」
柳生咲玖夜:「え、意外ですね……二人ともあんなに強かったのに」
織田 雪晴:「ただ私は、恐怖と付き合うのがちょっとだけうまいだけです」
涼暮御幸:「私以上の猛者など、いくらでも居るさ。殊この市内においては、」
涼暮御幸:「石を蹴れば当たるほどだろう」
京良城東真:「ふむふむ。会長はその齢で女帝と言われるわけですね。言動が上に立つ者のそれです。雇われ騎士の一時の主としては十分に過ぎる。と言う所ですね」
涼暮御幸:「女帝と呼ばれたいわけではないのだが……」少し困惑した風に。
京良城東真:「じゃあ姫様?ユアレディ?愛しの君?お望みのままに」
京良城東真:芝居がかったしぐさで大げさに言う。
織田 雪晴:「東真くんステイ」
涼暮御幸:「やめてくれ」
京良城東真:「だそうですので。僕はこのくらいですね。質問があればどうぞ。後、手の甲にキスをして忠誠を誓えというのならやりますよ。織田さんと会長には」
涼暮御幸:「その……何だ。反応に困る」
京良城東真:(むちゃくちゃ続けたいですね。これは!)
京良城東真:(でも、話が進まないので、やめておきましょう)
柳生咲玖夜:「演劇部員って、普段からここまで役作りするものなんですね……すごいなあ」妙な所で感心している
涼暮御幸:「……改めて名乗るほどでもないが」
涼暮御幸:「涼暮御幸だ。この星辰館高等部で生徒会長を拝命している」
涼暮御幸:「学内のUGNメンバーにとっては周知の事実ではあるが、この生徒会……『破風の会』は」
涼暮御幸:「それ自体がUGNのメンバーのみで構成されている、学内の治安維持組織であり」
涼暮御幸:「その長を務めている形になる。銘は“刃金鳴らし”」
涼暮御幸:「本校の生徒を脅かすレネゲイド事件においては、解決の責を持つと考えている」
涼暮御幸:「こんなところか?」
柳生咲玖夜:「私も、"破風の会"のお噂は聞き及んでいます」
京良城東真:「それが事件の解決に必要じゃないものなら応える必要がないなら、逆に」
京良城東真:「必要ならプライベートなことを聞けるという事ですが、何も思いつきません」
柳生咲玖夜:「尋常でない数のオーヴァードが集まる学校の治安を取り仕切る"女帝"」
柳生咲玖夜:「阿修女の自治組織は私の他数名が食い込めてるだけで、ほぼ治外法権なので……」
涼暮御幸:「取り仕切りきれているわけではないよ。優秀なスタッフに助けられているに過ぎん」
柳生咲玖夜:「いえ!それでもすごいです!尊敬です!」
京良城東真:「ですよねぇ。この学校大きいですからね。その中でオーヴァードの仕切りをやってるんですから」
涼暮御幸:「君と立場としてはそう変わるわけではないと思うのだが……」
織田 雪晴:「会長はもうすこし、ご自分が慕われているということを自覚したほうがよろしいかと」
京良城東真:「僕も慕ってましたよ。面識ありませんでしたけど」
涼暮御幸:「ならばいいのだがな。どうにも冷たいと思わているようだからな」
織田 雪晴:「うぐ……」
京良城東真:「雪の下の華の美しさに気付く者はそうはいない。みたいな話ですね」
涼暮御幸:「……冗談だ。“奈落歩き”」
涼暮御幸:「残るは君だ。頼む」
織田 雪晴:「……はい」
織田 雪晴:コホン、と咳払いを挟んで
柳生咲玖夜:「風聞が行き過ぎるのも大変ですよね……私もこの制服来てるだけで他校の生徒から避けられて……」だれも聞いてない
織田 雪晴:「UGNチルドレン、“奈落歩き”織田雪晴です。星辰館の二年生をしています」
織田 雪晴:「シンドロームはモルフェウス/エンジェツハイロゥ/ノイマンのトライブリード」
京良城東真:「僕は中身の方にこそ興味がありますから、柳生さんも気を落とさずに、好きな人に嫌われなければ良いと思いますよ」バカなことを言いながら織田さんの自己紹介を聞いている。
織田 雪晴:「エンジェルハイロゥが混じっては居ますが……能力はモルフェウス偏重ですね。ものの質量操作がせいぜいです」
京良城東真:「あぁ、あの大きな剣を振り回してたのはそういう絡繰りですか」
織田 雪晴:「えぇ。バロールと違って、ただ重さが変わるだけなので、コントロールはマニュアルですが」
京良城東真:「凄いな。エフェクトと言うのは色々なことが出来るんですね」
柳生咲玖夜:「うんうん!戦いの中で繊細な質量操作を組み合わせるのは一朝一夕じゃいかないはずです!見習いたいです!」妙に興奮しながら
織田 雪晴:「……話すことはこんなところですかね」
涼暮御幸:「ああ、ありがとう。そして、我々のすべてが、『グリンシュ』なる物を追っている」
涼暮御幸:「この事件の解決に、君達の力を借りたいと考えている。頼めるか?」
京良城東真:「姫君の頼みを断る騎士がどこの世界にいましょうか。我がゲッシュに賭けて一命を捧げましょう」
京良城東真:京良城語で はい。期待して任せてください。程度の意味です。
涼暮御幸:「……むず痒い……」
京良城東真:「手の甲に、やりますか?」
涼暮御幸:「やめてくれ。私は協力を依頼しているだけだ」
涼暮御幸:「忠誠を誓ってもらおうなどと驕っては居ないよ」
柳生咲玖夜:「あ、私はもちろん!むしろこちらがお力をお借りしたい立場ですし!」
織田 雪晴:「無論協力いたしますよ、会長」
涼暮御幸:「2人も。ありがとう」
涼暮御幸:「――では、だ」ホワイトボードを持ち出して。
京良城東真:「噂だと生徒会室には3D投影ディスプレイがあるという話だったんですけど、アナログですね」
涼暮御幸:「公立校にそこまで潤沢な設備を求めてくれるな」嘆息して。「会議を始めようか」
柳生咲玖夜:「ちゃんと生徒会っぽい……!いいなあ……」ゴミ溜めの上に屯す集会と比較して感動している
織田 雪晴:「柳生ちゃんはいったいどういう生徒会を想像して……」
京良城東真:《ウォーキングクローゼット》黒いスーツとネクタイ。サングラス。映画に出てくる諜報部員のような出で立ちに変化する。
京良城東真:「お任せあれ」
涼暮御幸:「……遊んでいるわけではないんだがな……」
涼暮御幸:そう言いながらも、ホワイトボードに項目を羅列していく。
・『グリンシュ』の成分について
・『グリンシュ』の取り扱いについて
・"フロントライト"について
・"スプリンクリング・セカンド"について
涼暮御幸:「取り敢えずは、こんなところだろうな」
柳生咲玖夜:「おお……わかりやすい……!」
京良城東真:「物語から必要な要素を取り出すのが上手いですね、会長。良い脚本書きか批評家になれますよ」
涼暮御幸:「そうであるならば、事件解決のシナリオを引きたいところではある」
涼暮御幸:「何でもいい。心当たりのあるものは、知っていることを伝達してほしい」
京良城東真:「あのフロントライトはエフェクトで非オーヴァードに友好的な人間であると認識させて、受け渡ししてましたね。自然、個人店が取引先になる。あの駄菓子屋のように」
京良城東真:「でも、それって、ここら辺の土地勘やら商業知識がないと難しいですよね」
柳生咲玖夜:「最近この街に入ってきた者ではないってこと?」
涼暮御幸:「そうだな。学生に流通させるのであれば、彼らの通学ルートをも加味せねばなるまい」
柳生咲玖夜:「じゃあつまりは……」
柳生咲玖夜:「犯人は学生か、少なくとも学校関係者……の可能性が高いと……」
涼暮御幸:「ああ。彼は星辰館の担当なのだろう」
涼暮御幸:「彼は”彼”、だ。阿修羅地獄堂女学院にその足で赴くことはあるまい」
涼暮御幸:「そちらにはそちらの売人がいると見るのが妥当だろう」
京良城東真:「あの黒外套は男だったので阿修女の生徒って可能性は低いと思います。性別誤魔化してる可能性を言われたらそうなんですけどね」
柳生咲玖夜:「あれ?でもさっきは全て自分の手の内だって……」
柳生咲玖夜:「ブラフ、でしょうか……?」
涼暮御幸:「彼の部下という線もある。少なくとも、だ」
織田 雪晴:「阿修女側の売人に支持を出していたか……あるいは、ただの自己顕示からくるものか」「情報が足りませんね」
涼暮御幸:「彼以外に、"スプリンクリング・セカンド"というエージェントの活動も確認している」
涼暮御幸:「星辰館を監視していた女だ。取り逃がしたがな」
柳生咲玖夜:「"スプリンクリング"……どこかで聞いた気が……」
涼暮御幸:「"スプリンクリング”の娘を自称していたが。知っているか?」
柳生咲玖夜:「ええと……あ!思い出しました!」
柳生咲玖夜:「昔のUGNにそのコードを持つ研究者が在籍していたはずです」
京良城東真:「UGNって味方じゃないですか。その娘さんがなんで問題起こしてるんですか?」
京良城東真:「男に振られて自棄になったんですかね。かわいそうに」
柳生咲玖夜:「研究内容は確か、『αトランスを用いた安全なオーヴァードへの覚醒』」
涼暮御幸:「それは――些か剣呑な響きだな」
涼暮御幸:「αトランス――オーヴァードへの強制覚醒をもたらす濃縮レネゲイド体」
涼暮御幸:「過去にはFHの作戦展開で広域散布を企図されたこともある」
柳生咲玖夜:「どうもUGNの中ではその研究が認められなくて、かなり前に下野してるみたいですね」
柳生咲玖夜:「おそらく、FHに鞍替えしたのではないかと」
京良城東真:「『誓いの騎士』をやった人間なので、そのことにどうこう言えなくなってしまいました」
京良城東真:「冷遇されて追い出されたら反逆もしますね!」
涼暮御幸:「それの利用を狙う研究が頓挫しても、そう不思議には思わんがな」
柳生咲玖夜:「以前の任務で古いレネゲイド関連の論文を漁ったことあって、そこで見つけた名前なので、その娘が同年代でも不思議はないかも……」
涼暮御幸:「彼女は、父親が自分の体で実験をして失敗したと話していた」
涼暮御幸:「その遺志を継ぎでもしているというつもりかもしれんな」
柳生咲玖夜:「遺志、ですか……」
織田 雪晴:「……実は、うちの陸上部の後輩が、件の“フロントライト”から試供品を受け取っていましてね」
京良城東真:「織田さん、試供品から成分わかりました?遺志につながりそうです?」
織田 雪晴:「……幸い、寸でのところで摂取は防ぎまして。確保できた分を解析してもらった結果」
織田 雪晴:「そのαトランスに近い成分が検出されました」
織田 雪晴:「……具体的には、そのものではなく、ソラリスシンドローム由来のものだろうとのことですが」
柳生咲玖夜:「そういえば闇……お医者さんもそんな事を言っていました。αトランスに近い成分だと」
織田 雪晴:「駄菓子屋裏で確保したものは、非常に濃度の薄いものでしたが……濃縮すれば、αトランスと同様のことが可能とのことです」
涼暮御幸:(なぜ闇という枕詞が……?)
京良城東真:「あ。闇医者。阿修女に闇って言葉似合いますよね!」
柳生咲玖夜:京良城くんの言葉は聞こえないふりをしている。反応しなければ掘り返されないだろうという魂胆
京良城東真:「…………」
京良城東真:ふむ。と少しだけ珍しく思案するような顔。
京良城東真:「ところで会長。事件と少し関係ないけどわからないことがあるんですよ」
涼暮御幸:「少しあるなら聞こう。何だ?」
京良城東真:「オーヴァードをなんで、わざわざ増やすんですか?」
涼暮御幸:「……どういう意味だ?」
京良城東真:「能力を持つ人間は希少な方が良いと思うんですよね」
京良城東真:「特別。って言うのは少ないからこそ価値があるじゃないですか。他の人間をわざわざ超人にするなんて慈善事業過ぎません?」
涼暮御幸:「君は恐らく、才を持つものの側だな」
涼暮御幸:「それを憂いても居ない」
涼暮御幸:「……羨ましくもあるが、危険でもある」
京良城東真:「そうなんですかね。あ、なら、びしばし監視しちゃってください」
京良城東真:「会長なら歓迎ですよ!」
涼暮御幸:「……君の言は一つの側面かも知れないが、誰もがそう考えるわけではない」
涼暮御幸:「場合によってはそうさせてもらおう……そうならないことを願うが」嘆息して、続ける。
涼暮御幸:「人は孤独には耐えられない。オーヴァードは排斥される側であり、日陰の住人だ」
涼暮御幸:「レネゲイドの存在を詳らかにすること。これはFHセルの掲げる欲望の中でも多くを占める」
涼暮御幸:「オーヴァードの数を増やすというのも、それに沿った行いと考えれば自然だ」
涼暮御幸:「隠匿不可能な規模での覚醒。もしくは、そもそもとしての感染者-非感染者のレシオの逆転」
京良城東真:「成程。相手の動機がこれでわかりました。ありがとうございます」
京良城東真:納得したのか頭を下げる。
涼暮御幸:「まだそうと決まったわけでもないがな。隠れ蓑として、別の本命の作戦を走らせている可能性も否定は出来ん」
涼暮御幸:「……実際、効果は出ているのか?」織田さんに向けて。
織田 雪晴:「気分が悪くなったというだけの人もいれば……」
織田 雪晴:「頭が冴えた、足が早くなった……等。なんらかの効果を得た人もいる模様です」
涼暮御幸:「覚醒したと見るべきか、どうか……」
柳生咲玖夜:「少なくとも……効果が出た人達は"適正あり"ってことですかね」
涼暮御幸:「……症候群にさえ至らない、副作用を得ただけの可能性もある」
柳生咲玖夜:「その人達が『グリンシュ』を常用するようになれば、次第に成分が濃縮されて」
柳生咲玖夜:「やがて覚醒に至る。それが"安全な覚醒"ということかも……」
京良城東真:「うーん、そんなので覚醒するなんて少しずるい気もしますね」
涼暮御幸:「侵蝕率の増大そのものが、我々の能力を引き上げることも……ずるい?」
京良城東真:「あ。僕、覚醒の時に死んだらしいので」
柳生咲玖夜:「死んだの!?」
織田 雪晴:「……それは、ご愁傷さまです」
京良城東真:「その時のことは少し後悔してるんですよね。ともかく、ほら、僕は死んだのに、って僻みです」
涼暮御幸:「……“死”による覚醒は、発症の起源としては珍しいものではない」
涼暮御幸:「その多くは、強い侵蝕を受ける傾向にあると聞く……服用による“感染”のほうが、」
涼暮御幸:「リスクは小さいのは確かだろうな」
織田 雪晴:「……ずるいですか、それで」
柳生咲玖夜:「けど、それで覚醒したとして、本当に安全なんでしょうか?」
京良城東真:「ずるいですよー。でも、柳生さんの言うようにグリンシュは爆弾の可能性もありますしね」
涼暮御幸:「必ずしもそうではない。確率の話でしかないからな」
織田 雪晴:「……私も4年前。胸を剣で貫かれた時に覚醒しましたが」「ずるいと思ったことはありませんね」
京良城東真:「へぇ。織田さんは凄いなぁ」
織田 雪晴:コホン、と咳払い「ともかく」
柳生咲玖夜:「そもそもが衝動を制御できるオーヴァード自体が希少なはずです。過去のαトランステロではその場で半数がジャーム化したといいますし……」
京良城東真:「よし。事件の全容をどんどん暴いていきましょう。乙川ちゃんと会長を安心させてあげなきゃいけないですものね」
涼暮御幸:「そもそもとしてだ」
涼暮御幸:「彼らがオーヴァードになることを、ましてジャームになることを望んでいるわけではない」
涼暮御幸:「自らの欲望のために、無辜の生徒を躙ることは、許されるものではない」
柳生咲玖夜:「そう……ですね」
柳生咲玖夜:「特別になりたい。そう願う気持ちを利用されてるだけ……」
柳生咲玖夜:「『グリンシュ』に手を出した生徒たちの気持ち、私は少しだけわかる気がします」
柳生咲玖夜:「私はオーヴァードですけど、その中では"特別"ではありませんから」
涼暮御幸:「……同じ状況なら、手を出していたと?」
涼暮御幸:「……いや。責める意図があるわけではない」
柳生咲玖夜:静かに首を振る
柳生咲玖夜:「いえ、理解できる、というだけです」
柳生咲玖夜:「私は、特別ではないですけど……特別な者がどの様な代償を払ってそれを得たかも知っているので」
柳生咲玖夜:「だからそうですね……楽をして力を手に入れるのは、自分が許せなくなってしまうかな……と」
柳生咲玖夜:「あ……すいません……!生意気なことを……!」縮こまる
涼暮御幸:「……いや。いいさ」
涼暮御幸:「君の考えが知れただけで、それは収穫だ」
涼暮御幸:「気高いものだ。敬意を払うよ」
京良城東真:「柳生さんも立派なことを考えるんですね。とても良い事だと思いますよ。僕は少し感動したな」
柳生咲玖夜:「ええ……!?そんなことは……!」ますます縮こまり
織田 雪晴:「素敵だとおもいますよ。私は」
京良城東真:「好きな人がいるなんて勿体ない事です。惜しかったな」
柳生咲玖夜:「や、やだも~~~!」バシンッと京良城くんの背を叩く
京良城東真:「あははははは。照れてますね。かーわーいーなー」
織田 雪晴:「そろそろ東真くんステイ」
柳生咲玖夜:「きょ、京良城くんは普段からそういうこと言ってると、本当に好きな人に本気にしてもらえないからね!」
京良城東真:「言われたので少し黙ります」
織田 雪晴:「はぁ……全く」
織田 雪晴:「東真くんには少しお話があります」
京良城東真:「貴方のお言葉なら、一言一句聞き漏らす非礼はしますまい」
京良城東真:「あ。どうぞどうぞ。と言う意味です。一応」
織田 雪晴:「……普通に喋れるなら普通に喋ってくれるかしら?」
織田 雪晴:「……まぁ、いいわ。とりあえず」
京良城東真:相手の言葉を待ちます。
織田 雪晴:「……αトランス、もとい『グリンシュ』で覚醒する人のこと。あなたはずるいと言っていたわね」
京良城東真:「言いましたね。つい数分前ですね」
織田 雪晴:「その言葉の意味、役者ならわからないわけじゃないわよね」
京良城東真:「そうですね。でも、これは僕の人間性として飲み込むのもどうかと思ったので」
京良城東真:「こういう根源的な所で嘘をつきたくないんです」
京良城東真:「そういうのため込んで我慢する方がヤバイ気がするので!思ったことは素直に周りに伝えようと思います」
織田 雪晴:「……ただの口先おべっかペラペラ男ってわけじゃないのね。そういう所」
京良城東真:「周りを結構信用してるんですよね。僕」
京良城東真:「こうやって苦言を呈してくれる先輩もいますしね。言わないと何も言ってくれないでしょう?」
織田 雪晴:「全く、調子のいい……」
京良城東真:「調子よくないですよ。あまりにステイ言われてるので、織田さんにはその手の質問を我慢しているのです」
京良城東真:「本当に調子が良いのなら、彼氏や好きな人の有無をとりあえず聞きまくってました」
織田 雪晴:「……まくる必要は、あるのかしら」
京良城東真:「明確な確認が出来なければですね」
織田 雪晴:「……はぁ。いいわ。一応、あまり鬱陶しかったら言ってね?」
京良城東真:「僕と言う華に戯れる蝶を愛らしいと思いこそすれ……」ニィと笑う。
京良城東真:「うるさく思わないですが、これからもご指導のほどをよろしくお願いします。先輩」
京良城東真:「というところですね!」
織田 雪晴:「……なんか調子狂うわね、それは、それで……」
京良城東真:「で、いるんですか?彼氏とか好きな人」
織田 雪晴:「……東真くんステイ」
織田 雪晴:「……はぁ。どっちもいないわよ、そんなの」
GM:シーン終了です。ロイス・調達可。
京良城東真:応急手当
京良城東真:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[1,2,7] → 7
柳生咲玖夜:ボデマ!
京良城東真:1払って買って織田さんにパスします
涼暮御幸:能力訓練:社会使ってアームドスーツ狙おう。
柳生咲玖夜:紬ぎの魔眼つかってダイス+3
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(侵蝕率:62->63)した
織田 雪晴:わーい
涼暮御幸:6dx+5>=15
DoubleCross : (6R10+5[10]>=15) → 10[1,6,8,8,8,10]+7[7]+5 → 22 → 成功
涼暮御幸:買えた!装備します
GM:ヒョエ……
GM:応急は入手次第忘れないうちに使って良いからね!
柳生咲玖夜:7dx>=12
DoubleCross : (7R10[10]>=12) → 10[1,2,3,4,6,7,10]+10[10]+7[7] → 27 → 成功
京良城東真:以上です。
織田 雪晴:京良城東真のロイスを ○有為/東真くんステイ! → ○誠意/東真くんステイ! に変更
涼暮御幸:すごいアーマーだ
柳生咲玖夜:めっちゃ良いボデマが買えた
織田 雪晴:購入はぼでま
織田 雪晴:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 8[8] → 8 → 失敗
織田 雪晴:はい。
GM:ミドル優秀かよ……
織田 雪晴:そして応急手当を使用
涼暮御幸:-京良城東真/尽力:○/困惑/ロイス
織田 雪晴:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+12[8,4] → 28
柳生咲玖夜:協力者 京良城東真 連帯感◯/憤懣 で所得
涼暮御幸:-柳生咲玖夜/敬意:○/不安/ロイス
涼暮御幸:以上!
織田 雪晴:全回復
柳生咲玖夜:ボデマ装備して終了!
GM:根っこくん……
GM:ではシーンを切ります!
◆ Middle 03 ScenePlayer:京良城東真
京良城東真:1D10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 9[9]+58 → 67
GM:情報収集シーンですが、その前に日常の光景みたいなのは挟みます。全員登場可能です
織田 雪晴:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 1[1]+57 → 58
涼暮御幸:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:67->75)
GM:舞台の上で、思ったとおりに動き、思ったとおりに語るために
GM:体力、筋力、肺活量これらのどれも欠かすことはできない。
GM:ゆえに、演劇部は週に何度か、朝練として、グラウンドのマラソン周回が行われていた。
GM:今日はまさに、その朝練の日だ。他の部活動の邪魔立てにならないよう、君はラフなペースで他の部員とともにグラウンドを周回している。
GM:サボりたいならサボっていても良いが……
京良城東真:黙々と一定のペースで走っています。流れる汗が日の光に反射してキラキラしている。
GM:では君目当てに朝早くからグラウンドを訪れる女子や、他部活の部員の視線を感じる
京良城東真:ただ、その一定のペースが機械のように正確に続き続けるのはある種異常なのだが。
京良城東真:視線に気付いて手を振る。とかは敢えてしない。
京良城東真:ストイックに頑張り続ける真摯な僕と言う演出だ。
京良城東真:でも、誰かに突っ込んでほしいな。ヒマだなー。とかも思ってる。
GM:黄色い声が上がることはないが、君に突き刺さる視線は熱くなっていくばかりだ。そこへ、
乙川 文音:「京良城くん!」
乙川 文音:制服姿の彼女が声をかけてくる。裏方なのでマラソンはサボりだ
京良城東真:「やぁ、乙川さん。今日も美しいね。その声も小鳥の囀りのようで心地好いよ」
乙川 文音:「はいはい、おはよう。ちょっと足止めてもらっていい?」 たったっと並走しつつ
京良城東真:足を止めます。
京良城東真:「はい。なにかな?あ。タオルとスポドリを渡してくれるというなら大歓迎です」
乙川 文音:「小鳥にそこまで期待しないで」 と、用意していたらしいタオルだけ渡し
乙川 文音:「……結局、『グリンシュ』のことってどうなった? 私が帰った後も、京良城くんは会長と話したんでしょ?」
京良城東真:「その美しい囀りと天使の羽衣を心の慰めにします」言いながら受け取り汗を拭いて。
京良城東真:「それは、まだ言うべき時ではない……真実は闇の外套をまだ纏って脱ごうとはしてない。という事は言いませんよ」
乙川 文音:「言ってるし……」 腕組みジト目
京良城東真:「大元の名前がなんとなくわかった感じかな。後、動機みたいなの」
乙川 文音:「そうじゃなくて……いや、それも大事なんだろうけど」
乙川 文音:声をひそめる 「……うちの部活に何かまずいことになる、ってことはない?」
乙川 文音:「あの女帝様に見つかったのよ?」
京良城東真:「あははは。会長良い人だよー」
京良城東真:「僕がいつもの調子で接すると、困るのでやめて欲しい。って言うんですよ!」
京良城東真:「あと、なんでも質問に答えてくれるし」
乙川 文音:「それ京良城くんが普通に困らせてるだけでしょ!」
乙川 文音:「……分かった。とりあえずすぐに問題になりそうなことはない、でいいのね?」
京良城東真:「会長怖いことはないよ。って話なんだけどね」
京良城東真:「でも、そうですね。話して分かったんだけど、罪を集団に求めるタイプではないかなぁ」
乙川 文音:腰に手を当てる 「それって京良城くんが怖いもの知らずなだけじゃない? 微妙に信じて良いのか不安なんだけど……」
乙川 文音:「……でも、そう言われれば確かに、そんな感じにも見えるかも」 罪を集団に求めるタイプじゃない、ということについて
京良城東真:「だから仮にウチの人間がなにがしかしても、明確な監督不行届じゃなかったら大丈夫だと思いますよ」
京良城東真:もちろんこれはこの男の勝手なイメージの押し付けではある。
京良城東真:ただ、少しは話してる相手を安心させようとしているのだ。
乙川 文音:息を吐く 「分かった。とりあえずそういう風に思っとく。ただ、何もしてないと思われるのは良くないからね」
乙川 文音:「私も私なりに動かないと。京良城くんもお願いね?」
京良城東真:「いや、乙川ちゃんが動くのどうかと思います!」
乙川 文音:「別にそんなまずいことをするつもりはないわよ。生徒会長に会いたく……じゃなくて、邪魔しちゃ悪いし」
京良城東真:「下手に首を突っ込むと、悪い魔法使いに眠らされて僕にキスをされるハメになると思うんですよね」
乙川 文音:「部内を見て回るくらいにするつもり。なら別に良いでしょ?」
京良城東真:「あ、良かったです。合理的な話し合いじゃなくて。安心しました」
乙川 文音:「なんか乱暴者みたいに思われてる気がするんだけど……」
京良城東真:「そこも魅力的ですけどね」それだけは当然のように付け足した。
乙川 文音:文句を続けようとした所で
難波 北登:「……どうした、乙川。それに京良城」
難波 北登:「劇以外の話をしてるみたいじゃないか」
GM:こちらもマラソン中だった難波が背後から声をかけてくる。
乙川 文音:「何でもない。確かに劇以外だったけど……」
京良城東真:「いやぁ、僕は話題が豊富ですからね」
難波 北登:「?」 左手の小指だけを立てて見せ
乙川 文音:無言で難波の脛を蹴る
難波 北登:「うおっ、お前舞台の上に立つ奴にな……!」
京良城東真:「^^」親指をグッと立てる。
乙川 文音:「……」 あんたも蹴られたいか? という目を京良城くんに向け
京良城東真:「あははは。1分前の発言がもう自分に返ってきましたなぁ」
京良城東真:無遠慮に笑っています。
難波 北登:「……行くぞ京良城。このままじゃ舞台どころか、どこでも立てなくなりそうだ」
京良城東真:「彼女に看病してもらうチャンスじゃないんですか?」言いながら走りを再開しましょう。
難波 北登:「いや、あれはたとえ夫だろうと病院にぶち込んだら顔も見に行かないタイプだろ……」
乙川 文音:好きに言葉を交わしながらマラソンを再開する君たちを、ため息交じりに首を振って、乙川は見送っていた。
陸上部員 右野:「はあ~ぁ……」
織田 雪晴:演劇部が使用しているグラウンドのスペースとは別。比較的外周のライン。
陸上部員 右野:乙川よりも更に遠くから、走る二人を眺める女生徒が一人。
陸上部員 右野:紛うことなきサボりである。
織田 雪晴:「ほらミユ、走り込み中によそ見しないっていつも言ってますよね!」最後尾を走り、後ろから遅れる人間の尻を蹴る役をする。
織田 雪晴:下着などで工夫はしていても、揺れはどうしても抑えきれない。何とは言わないが
陸上部員 右野:「うわわっ、衝突する衝突する!」
陸上部員 右野:慌てて速度を取り戻す。真面目にやればちゃんと動けるのだ。
陸上部員 右野:「ちょっとくらい良いじゃない。こんな朝から走って……」
陸上部員 右野:「ああいう役得がなきゃあ」
織田 雪晴:「……ってことは、また演劇部のほう見てたんですね」
陸上部員 右野:「見てましたー。いいでしょ、京良城くん!」
陸上部員 右野:「目から栄養補給してたの。走りには大事でしょ、そういうの」
織田 雪晴:「…………東真くん、ねぇ」敬語と砕けた口調は、仕事(部活動の役目上の台詞を含む)の話をする時人、そうでない時で使い分けている
織田 雪晴:「顔はいいんだろうけど……」
陸上部員 右野:「スタイルも良い!」
陸上部員 左川:「あと笑顔も!」 別の部員も口を挟んでくる
陸上部員 左川:「まあ、走りはちょっとうますぎて味がないけど、あれはあれで……」
陸上部員 右野:「彼氏が真っ二つに裂けて中から京良城くんが出てこないかな~」
織田 雪晴:「気障すぎるのが鼻につく。普通に喋れるんだから、普通に喋ってくれればいいのに」喋りながらだと、どうしても姿勢制御に粗が出る。揺れる。
陸上部員 左川:「……ちょっと待ってユキ」
織田 雪晴:「なに?」
陸上部員 左川:「その物言い」 走りながら顎に手を当て 「喋ったの?」
陸上部員 右野:「え!?」
陸上部員 右野:「抜け駆け!?」
織田 雪晴:「あとミユは、さっきの言葉。そっくりそのままタカキ君に伝えておきますね」
陸上部員 右野:「あ~っ待って待って! タカキ割とマジに受け取っちゃうから!」
陸上部員 右野:「で、誤魔化すなよユキ! ……話したの? 京良城くんと? なんで?」
織田 雪晴:「いや、いいでしょべつに……しゃべるくらい」
陸上部員 右野:「いいでしょって……」
陸上部員 左川:「……いいと思ってんの!? いや、良い悪いは別として」
陸上部員 左川:「何で喋ったの? 京良城くんと!?」
陸上部員 右野:「マジメに接点が思いつかないんだけど……」
織田 雪晴:「……バイトの都合ですよ、バイトの」『グリンシュ』関連、という話をしては、話題目当てに手を出しかねないため、適当にお茶を濁す
陸上部員 左川:「バイト……ああー、なんかたまに抜けるもんね。ユキ。それで?」
陸上部員 右野:「えっ紹介してよ。京良城くんと働けるの? だったら私時給いらないよ?」
陸上部員 右野:「っていうか、払うよ?」
織田 雪晴:「今人募集してません。直談判に行かれても迷惑ですし」
陸上部員 右野:「くっそぉ~。良いなあ! 京良城くんとバイト……!」
織田 雪晴:「あと、それでってなんですか」
陸上部員 左川:「ミユ、あれよ。バイトって大体狭いスペースでの作業になるから、その胸もバッチリ活用したりするのよ」
陸上部員 右野:「かーっ! それで話を!?」
織田 雪晴:「んなっ!?」流石に顔に朱がはいる
織田 雪晴:とっさに胸を抱えるように腕をまわして
陸上部員 左川:「京良城くんVSユキの胸……」
陸上部員 右野:「エイリアンVSプレデターか!?」
織田 雪晴:「私を、もとい私の胸をなんだと思ってるのよ!?」
陸上部員 右野:「……」
陸上部員 左川:「……」
GM:二人は顔を見合わせて
陸上部員 右野:「I」
陸上部員 左川:「J」
織田 雪晴:「カップ数の話はしてないんだけど!?」
陸上部員 左川:「ほら、このアルファベットを聞いて『カップ数』が出てくる発想」
陸上部員 右野:「不埒だわー。これは京良城くんも危なくなるわ—」
織田 雪晴:「しまった、謀られた!」
陸上部員 左川:「ふふっ」
陸上部員 右野:「あははははっ!」
織田 雪晴:「~~~、もう……!」
GM:生徒会室
GM:朝の日差しが差し込む窓から、グラウンドの喧騒は届いてくる。
涼暮御幸:朝練の時間帯には、すでに生徒会室に身を置いている。
涼暮御幸:生徒会業務だけではない。市内のレネゲイド事案の報告書に目を通し、
涼暮御幸:逆に、学内のオーヴァード動向についても定期的に報告を行っている。
GM:手元の資料を見れば、今回の協力者である演劇部・陸上部以外にも、多くの部活で
GM:普段に比べて目覚ましい働きをした者、不自然に調子を崩していた者等の報告が上げられている。
GM:その数は、日頃より明確に多い。
涼暮御幸:「……影響が小さいというのも考えものだな」嘆息して。
涼暮御幸:「どこまでが異常で、どこまでが平常か。区別がつかん」
涼暮御幸:「……いや。この世界自体がそうなのかな」破風の窓から、外を見やる。
的場葵子:「御幸ちゃんセンパイ何見てるんですか?」
的場葵子:生徒会庶務が、彼女に声をかける。
涼暮御幸:「御幸ちゃんはやめろ。何のことはない、ただの日常だよ」
的場葵子:「何か気になる人でもいるんですか」窓を覗き込む。
的場葵子:「あっ演劇部?京良城くんですか?」
的場葵子:「カイチョーも意外とミーハーですね」
涼暮御幸:「……別に、彼のみを見ていたわけではないが」
的場葵子:「へーへーへー」
涼暮御幸:「……彼は」
涼暮御幸:「元から“特別”だったのだろうな」
涼暮御幸:「レネゲイドの侵蝕の有無の話ではない。持って生まれたものがあった」
的場葵子:「? 何の話ですか?」
涼暮御幸:「覚醒を経れば、元のようにあることなど望むべくもないとばかり思っていたが」
涼暮御幸:「あながち、そうではないのかもしれんな。あるいは、そう振る舞いきれているだけなのか」
的場葵子:「よく分かんないけど好きってことですか」
涼暮御幸:「違う」
的場葵子:「ホントに?」
涼暮御幸:「やめろ。そういうんじゃなくって」
涼暮御幸:「私は、ただ、彼を――」
◆ 情報収集項目 2
・阿修羅地獄堂女学院の『グリンシュ』売人について <情報:噂話> 11 ※ 柳生咲玖夜なら達成値+4
・"スプリンクリング・セカンド"の実験方法について <情報:UGN> 10
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(1D10->1)(侵蝕率:63->64)した
柳生咲玖夜:ボーナスがあると聞いては出るしかあるまい
織田 雪晴:とりあえずバディムを構える
涼暮御幸:セカンドやってみようかな
GM:これ以上情報項目が増えることはありません。遠慮せずふったって!
柳生咲玖夜:阿修女の売人行きます!魔眼とコネ使用!
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(侵蝕率:64->65)した
涼暮御幸:能力訓練:社会使ってUGNで判定。
涼暮御幸:6dx+3>=10
DoubleCross : (6R10+3[10]>=10) → 10[3,5,7,7,10,10]+8[2,8]+3 → 21 → 成功
涼暮御幸:とてもわかる
柳生咲玖夜:8dx+7>=11
DoubleCross : (8R10+7[10]>=11) → 10[1,1,4,5,5,7,7,10]+7[7]+7 → 24 → 成功
GM:こわい……
柳生咲玖夜:めちゃくちゃわかる
GM:問題がなさ過ぎる
GM:手堅いな……では内容を公開しましょう。
・阿修羅地獄堂女学院の『グリンシュ』売人について
阿修羅地獄堂女学院で『グリンシュ』と引き換えるカードを流通させていた者も、"フロントライト"と同様に姿を隠していたが、
その隠形は"フロントライト"よりも杜撰であり、調査の結果、女学院生徒の喜多原 ミナミであると確定した。
→ 次のシーンで、トリガーシーン:喜多原ミナミを呼び出し(シーンプレイヤー:柳生咲玖夜) が発生
・"スプリンクリング・セカンド"の実験方法について
現地で協力者を募り、実験薬剤をドリンクとして様々な方法で配布。その経過を観察するというもの。
手法そのものはN市と同様だが、以前までのケースに比べると、実際の配布活動に移るまでの準備期間が短い。
また、前回までは信用できる協力者を複数見つけ出し、複数の組織で実験と検証を同時進行し、速やかに成果を回収・逃走していた。
今回は、"フロントライト"以外の協力者がいない様子で、現状のように実験が露呈している。
有り体に言うと『慎重さに欠けている』のではないかと推測できる。
その理由は不詳だが、あるいは"スプリンクリング・セカンド"の暴走の兆候と言えるのかもしれない。
→ 次のシーンで、トリガーシーン:事件(シーンプレイヤー:織田雪晴) が発生
GM:N市。カラオケルーム。
GM:複数の身分の者が連れ立って入っても不自然でなく、なおかつある程度の密室と防音性が担保される空間として、
GM:情報交換に重宝される場所の一つだ。
GM:放課後、君たちはそれぞれの視点で集めた情報を持ち寄り、その一室に集まっていた。
京良城東真:「それで、ですね!何入れます?僕は一通りいけますよ!」
京良城東真:「あ。それとも先に飲み物を頼みますか?今日は長丁場になりそうですしね」
織田 雪晴:「……東真くん。私達は別に、遊ぶためにここに来たわけでは……」
柳生咲玖夜:「ま、まあ、程々に遊ぶのはいいんじゃないかな?店員さんに怪しまれないためにも……」
涼暮御幸:「ああ。複数の身分の者が連れ立って入っても不自然でなく、なおかつある程度の密室と防音性が担保される空間という訳だ」
京良城東真:「ついでに言えば、花壇の外に咲く花が紛れ込んでも問題がないというわけですね(訳:阿修女の人と一緒でも不自然じゃないですしね)」
柳生咲玖夜:「花壇……外……??」理解が追いついてない「あっ、演劇の台詞の練習かな?部活熱心だね~」
織田 雪晴:「…………他校の人が一緒でも、不自然じゃない?」口元に手を当てて考えた後
京良城東真:「織田さんは演劇部の素質がありますね。概ねその通りです」
京良城東真:演劇の素質ではない。
織田 雪晴:「いらないわよそんなもの……あー、頭痛い」
涼暮御幸:「さて。まずは君から報告があるのだったな」柳生さんに向けて。
京良城東真:「ですね。このままだと僕がsecret base ~君がくれたもの を唄いかねなかったので、作戦会議からはじめましょう」
柳生咲玖夜:「は、はい!」パフェを注文しようとした受話器を慌てて置いて
京良城東真:「あ。皆も後で唄ってくださいね!僕が聞きたいので」
柳生咲玖夜:「学校で少し聞き込みをしてみたんですが、やはり阿修女に『グリンシュ』を流しているのは"フロントライト"ではないみたいです」
涼暮御幸:「ない、と言うからには、変装や隠形の可能性も低いと?」
京良城東真:「好感度操作能力あるなら働きバチを作る方が効率的なんですかねぇ」
柳生咲玖夜:「そうですね"フロントライト"は、おそらく男性……ということ以外はわからない、かなり入念に素性を隠していましたが」
柳生咲玖夜:「こちらはそれに比べるとかなり杜撰です」
織田 雪晴:「杜撰、といいますと」
柳生咲玖夜:「杜撰と言うか、殆ど隠れてないですね。名前も簡単に割れました」
柳生咲玖夜:「喜多原ミナミ。阿修羅地獄堂女学院の生徒です」
京良城東真:「へぇ、綺麗で素敵な名前ですね。写真あります?」
柳生咲玖夜:「え、写真?ええと……ええと……」鞄をガサゴソして
織田 雪晴:「東真くんステ……いやまぁ、写真はいいか」
京良城東真:「ですよ!売人の面相は重要じゃないですか。ね。会長。ね」
涼暮御幸:「……そうだな」
柳生咲玖夜:「あ、これです!はっきりとは写ってないですけど、この端っこの……」
柳生咲玖夜:学校行事の集合写真らしいものを見せる
GM:これと言って特徴のない人相です。キレイ系か可愛い系かどっちかというと可愛い系。
織田 雪晴:「この人が、阿修女側の売人ですか」身を乗り出して写真を覗き込む
涼暮御幸:「……阿修羅地獄堂女学院の方は、あくまで捨て札なのかもしれんな」
涼暮御幸:「少なくとも、こちらが黒幕との線は薄いように思う」
京良城東真:「制服が似合う可愛い子ですね。こんな子でも、売人をやるんですねぇ」
涼暮御幸:「当然、それはそのままにしておくことを意味しているわけではないが……」
柳生咲玖夜:「はい、直接の面識はありませんが、彼女が"フロントライト"の共犯者か、お店の人のようにただ操られているだけかはなんとも言えない感じですね」
京良城東真:「ちょっと効果のある栄養ドリングだと思って善意でやってるつもりなのかな。でも、それなら直接話を聞けば良いですね」
柳生咲玖夜:「星辰館ほどではないですけどオーヴァードが多い学校ですが、ちゃんと訓練を受けていない人も多いですし……」
柳生咲玖夜:「はい。この子には私の方で接触してみるつもりです」
京良城東真:「学生同士のコミュニティは構築しやすいでけど、秘密も漏れやすいです。そうですね、カースト上の人間が絡めば、あっというまに構造が瓦解します!」
涼暮御幸:「そうだな。それがいいだろうが」
涼暮御幸:「一人で平気か?」
柳生咲玖夜:「も、もちろんです!……と言いたいところですけど」
織田 雪晴:「そうですね……できれば私か会長が同行したほうが」
柳生咲玖夜:「……彼女が"共犯者"の方で、いざ荒事になったら無事に切り抜けられる自信はないです……少なくとも『今はまだ』……」
京良城東真:「え?僕じゃダメなんですか?」
京良城東真:織田さんの言葉にえぇ!?と反応して。
涼暮御幸:「阿修羅地獄堂女学院は女子校だろう」
織田 雪晴:「です」
京良城東真:髪を指でかき上げる。
京良城東真:「だからこそ。と言う考えですね」
織田 雪晴:今は……? と柳生の言葉に小さく首を傾げて
織田 雪晴:「東真くんステイ」今は気にする必要はないだろう、と気を取り直し
柳生咲玖夜:「う~ん、気持ちは嬉しいけど、京良城くんはうちの子たちには刺激が強すぎるかも……」
京良城東真:「火傷してもアロエを塗るんだけどなぁ。でも、そうですね。なら会長が良いのかな、よその学校の生徒会長って言うなら威圧もできますし、身分を明かさなくても」
京良城東真:「会長は初対面の人に怖がられるので!」
涼暮御幸:「待て」
京良城東真:「交渉がしやすいと思います。美人だけど!」
涼暮御幸:「そうなのか?」
涼暮御幸:「怖がられているのか」
京良城東真:「はい!乙川ちゃんもびびってました!」
織田 雪晴:「………………そんなことありませんよ!」
涼暮御幸:「……今の間は……?」
柳生咲玖夜:「きょ、京良城くん……もう少しオブラートに……」わたわたして
涼暮御幸:「柳生。君はそのような印象を抱いたか?」
京良城東真:「え!?僕は会長好きですよ!初対面から。美人ですし、彼氏もいないし」
織田 雪晴:「東真くんステイ」
涼暮御幸:「好悪の話ではないだろう、今は」
柳生咲玖夜:「は、はい!涼暮さんはとても美人だと思います!」
涼暮御幸:「いや、だからそういう話じゃなくて!」
織田 雪晴:「か、会長は美人でお優しい方だとおもいます!」
柳生咲玖夜:「それに、相手がスケバンなら舐められないことは重要かと!」
京良城東真:「あ。この娘スケバンなんですか!?」
涼暮御幸:「……もういい、分かったから」
京良城東真:「会長。笑顔です。笑顔を見せれば誤解されませんよ」こいつが見たいだけなのだが。「ファイト♪」
涼暮御幸:「それくらい分かっている」口角を上げる。目つきはより鋭くなる。
柳生咲玖夜:「(お、怒ってらっしゃる……?)」
織田 雪晴:「……この話はここまでにしましょうか」
柳生咲玖夜:「と、ともかく!涼暮さんが来ていただけるのなら心強いです!」
京良城東真:「うん。その顔を見せるのは、僕の前にだけにしてくださった方が良いですね」
涼暮御幸:「……こちらも、気がかりがある」
織田 雪晴:「と、申しますと?」
京良城東真:「"スプリンクリング・セカンド"さんやフロントライトさんの方ですね」
涼暮御幸:「ああ。彼女らの動きは拙速に見える」
涼暮御幸:「かつては組織化されて、鮮やかに成果を回収していたようである」
涼暮御幸:「何故今回に限っては、そうなっていない?」
京良城東真:「組織として行動してないんですかね。ほらUGNの敵の何て言いましたっけファルコンバースみたいなの」
京良城東真:「ああいうのが関与してないで、個人でやってるんですかね」
涼暮御幸:「ファルスハーツだ。彼らの運営形態は様々だよ」
涼暮御幸:「小規模の精鋭部隊として暗躍するもの。企業をカバーとして隠れ蓑にするもの」
涼暮御幸:「単独でセルをなすものも、中には存在するという」
京良城東真:「ははぁ。無秩序に乱立する部活動みたいなもんなんですね」
柳生咲玖夜:「彼女はどちらなんでしょうね……」
柳生咲玖夜:「父親の死亡時期から考えても、"スプリンクリング・セカンド"の活動期間はそれなりに長いと予想されます。今まで巧妙に隠し通してきたのに、ここに来てそれが露呈しだした」
涼暮御幸:「一つの共通点はある」
涼暮御幸:「彼らの軸は“欲望”だ」
涼暮御幸:「それが肥大化、あるいは変質したとの見方をするべきかもしれん」
柳生咲玖夜:「衝動を制御できなくなっている、ということですか?」
織田 雪晴:「暴走の兆候、ということですか」
涼暮御幸:「ああ。可能性の話ではあるが、我々には“不可逆”の変質がある」
涼暮御幸:「そういう事が起きていたとしても、不思議ではあるまい」
柳生咲玖夜:「暴走の更に先……戻れないところまで行ってしまったかも知れない……と」
織田 雪晴:「一応説明はつきますね……」
京良城東真:「あ。無茶苦茶ヤバイことになってるかもしれないということですね」
涼暮御幸:「そうであるのならば、だ」
涼暮御幸:「これより先は、より直接的で、過激な手段に訴える可能性もある」
涼暮御幸:「警戒は厳にしてくれ」
織田 雪晴:「了解」
柳生咲玖夜:「……はい!」ごくり、と唾を飲んで
京良城東真:「僕と同じくらい回りくどい言い方なのに、会長は尊敬される。今度真似をしましょう」
京良城東真:「貴方の忠実な騎士でありますれば、魂にその言葉を刻みましょう」
京良城東真:京良城語ではーい。と言う意味である。
涼暮御幸:「ぜひそうしてくれ。ひと時の叙勲ではあるが、騎士とやらの忠勤を期待している」
京良城東真:「イエス、マイ、レディ」
京良城東真:言いながらデンモクを手に取り
京良城東真:「よし!じゃあ、残りの時間唄いましょうよ!せっかく来たんですし!!」
京良城東真:「大体、作戦会議はやったと思うのですが。どうでしょうか?あ。僕は飲み物ウーロン茶でお願いします」
織田 雪晴:「ええ……結局歌うの?」
涼暮御幸:「確かに使用時間を申告した際に、些か長いとは思っていたが……」
柳生咲玖夜:「あ、はいはいウーロン茶ね……他の皆さんは……」反射的に動いてしまう
柳生咲玖夜:「私はこのジャンボパフェなど頼もうかと思うんですけど……」
織田 雪晴:「柳生ちゃんまで……」
柳生咲玖夜:「い、いえ!これはあくまで女子高生のカヴァーに忠実に……!」
京良城東真:「いいですねー。柳生さんのそういう所、僕は好きですね」
涼暮御幸:「いや。糖分の補給の重要性を否定はしないよ」
京良城東真:「じゃあ、会長もパフェ頼みましょうよ。絶対可愛いですよ。と言うか織田さんもそうしましょう。僕、奢っちゃいますね」
柳生咲玖夜:「そうですよね!いい案を考えるためにも糖分は大事です!」
織田 雪晴:「……」「じゃあ、私も」甘味に屈する音
涼暮御幸:「……じゃあ、そうしてくれ」ゆるゆると屈して。
柳生咲玖夜:「はい!あ、もしもし、ウーロン茶とこのパフェを……」電話口で注文を伝える
京良城東真:「よーし乗ってきた。乗ってきた。それじゃあ何唄います皆さん?あ。緊張をほぐすために僕から行きますね!」
GM:この部屋のカラオケマシンには、全国ネットワークに繋がった採点システムが搭載されている。
京良城東真:MOON CHILDの『ESCAPE』など入れて。芸術:歌唱で判定だ。
京良城東真:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[5,6,7,10]+6[6] → 16
涼暮御幸:めちゃうまい
織田 雪晴:めっちゃうまい
GM:16はかなり上手い……! 全国2%くらいには入るだろう。
柳生咲玖夜:さすが演劇部というわけね
京良城東真:「ふふん。ちょっとしたものでしょう。演劇部のエースは伊達じゃありませんよ」
京良城東真:と、マイクを誰かにパスします。
織田 雪晴:「……さすが、といいますか」
涼暮御幸:「訓練しているだけはある、ということか」
柳生咲玖夜:「うんうん!不覚にも聴き入っちゃいました!」
京良城東真:この面子でのかってない賞賛に激烈に調子に乗った顔をしている。
織田 雪晴:「……なんかその顔、一周回って似合っててムカつく」
織田 雪晴:パスされたマイクを手にとって
織田 雪晴:「……まぁ、これでいいか」
織田 雪晴:米津玄師の『打ち上げ花火』などいれて。芸術:歌唱いきます
織田 雪晴:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 10[1,1,3,3,5,10]+9[9] → 19
涼暮御幸:勝ってるw
柳生咲玖夜:うまっ!
京良城東真:負けた!一瞬で!やったw
GM:京良城くんを超えた……これは全国上位1%に入らんかという腕前!
織田 雪晴:「……ま、ざっとこんなもんでしょう」どうよ、と得意げな顔でマイクをパスする
京良城東真:「織田さん。上手。これは通ってますね!!いいなぁ、陸上部の女子たちのカラオケ会に僕も混ざりたい」
涼暮御幸:「……オーヴァードというのはみんなこうなのか?」
涼暮御幸:「チルドレン課程では義務化を?」
京良城東真:「会長はあまりこういう所には来ないんですか?」
織田 雪晴:「いや、これはただ私が友達とよく来るっていうだけで……」
柳生咲玖夜:「わ~~!素敵な歌声です!陸上部の肺活量は伊達じゃないですね!」
京良城東真:「義務化とか言って会長あざといですよー。あははは」
織田 雪晴:「私マネージャーだけどね」
涼暮御幸:「そうそう機会がなくてな」
京良城東真:「じゃあ、また来ましょう!」
柳生咲玖夜:「あ、いいですね!任務成功の打ち上げ!」
涼暮御幸:「そういうものは、成功してから算段をしてくれ」苦笑げに笑う。
柳生咲玖夜:「あぅ……そうでした……!」縮こまりながらマイクを受け取る
京良城東真:「YES!それがいいですね。柳生さんは良い事いうなあ。口実としては完璧です」
織田 雪晴:「皮算用もたまにはいいものですよ、会長」ふふん、と上機嫌
柳生咲玖夜:「よーし、それじゃあ私も……」デンモクとにらめっこしつつ
柳生咲玖夜:「といっても、身内の趣味で古い曲の方が詳しいんですよね、私」
柳生咲玖夜:JUDY AND MARYの『クラシック』を入れて、《紬ぎの魔眼》を使用して判定
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(侵蝕率:65->66)した
柳生咲玖夜:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[2,6,6,6,8,8] → 8
柳生咲玖夜:ふつうだ
GM:そこそこのスコア! 全国上位35%くらいに入る。
京良城東真:「柳生さん。歌声かわいー!」
織田 雪晴:「柳生ちゃんやるわねー」
柳生咲玖夜:ちょっと照れが抜けきってない感じの、音程は合ってるけどリズムはノリきれてない感じで歌い切ります
柳生咲玖夜:「え、えへへ……皆さんの後だと緊張しますね……」
京良城東真:「照れた感じの初々しさが僕的にはとても良かったです」
京良城東真:満面の笑みだ。良い空気吸ってるな、こいつ。
涼暮御幸:「いや、実際」
涼暮御幸:「すごいものだと思っている」
柳生咲玖夜:「そ、そうかなあ……!」頬に手を当てて
京良城東真:「そうですよ。かわいく歌い切った。凄いです」
京良城東真:そして会長の方を向いて、さぁ、どうぞ!みたいな笑みを浮かべる。
織田 雪晴:「ここまで来たら会長も歌ってくださいよー」友達と来た時のテンションになっている
涼暮御幸:「……校歌が収録されていれば、自信があったのだがな」嘆息して。
柳生咲玖夜:「涼暮さんの歌、聴きたいです!」観客気分
涼暮御幸:能力訓練:感覚を使用して判定。
涼暮御幸:選曲は 松任谷由実で『春よ、来い』。理由はシンプルで、
涼暮御幸:音楽の教科書に載っていたからだ。
GM:なるほどなあ
涼暮御幸:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[3,5,6,7,9]+1 → 10
GM:これはなかなかのスコア! 全国上位20%くらいには入る!
涼暮御幸:朗々と歌い上げる。もともと人前で声を出すのが苦手ではないし、
涼暮御幸:マイクの調子を繊細に微調整することも不可能ではない。
涼暮御幸:「……こんなところか。中々に緊張するものだな」
京良城東真:「会長が歌うと格調が高くなりますね。綺麗でしたよー」
京良城東真:パチパチパチと拍手する。
涼暮御幸:「しばらく慣れそうにはない」
織田 雪晴:「なんというか、凛とした歌声で素敵でしたよ!」
柳生咲玖夜:「全然初めてには思えませんでしたよ!すごく堂々としてましたし!」
京良城東真:「あ。じゃあデュエットしましょう。慣れるために!」
京良城東真:鼻歌唄いながら次の曲を入れだし。時間が来るまで目一杯楽しむのだった。
京良城東真:明日から忙しくなりそうではあるし。
GM:シーン終了。ロイス・調達可!
京良城東真:BCスーツを狙います。
京良城東真:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[2,3,9,10]+9[9] → 19
京良城東真:買えた。ウェポンケースin
GM:な、なんて奴……
織田 雪晴:ロイスは 柳生咲玖夜 ○誠意/不安 かなぁ
柳生咲玖夜:協力者 涼暮御幸 尊敬◯/威圧感 で所得
京良城東真:以上です。
涼暮御幸:織田雪晴/感服:○/猜疑心/ロイス
織田 雪晴:調達は……狙うだけ強化素材狙いますか
織田 雪晴:1dx>=15
DoubleCross : (1R10[10]>=15) → 1[1] → 1 → ファンブル
涼暮御幸:ファンブってる……
織田 雪晴:以上です……
柳生咲玖夜:じゃあバディムのお返しにこっちも強化素材チャレンジしましょう
柳生咲玖夜:《紬ぎの魔眼》でダイス+3
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+1(侵蝕率:66->67)した
柳生咲玖夜:7dx>=15
DoubleCross : (7R10[10]>=15) → 10[1,1,1,2,3,9,10]+3[3] → 13 → 失敗
GM:惜しいな~~
織田 雪晴:バディムで+3!
GM:達成値を+3くらいできれば……ギャーッ!
柳生咲玖夜:買えた!
涼暮御幸:こちらも強化素材を狙おう。
柳生咲玖夜:織田ちゃんにあげます
織田 雪晴:わぁい
涼暮御幸:能力訓練:社会を使用。
涼暮御幸:6dx+5>=15
DoubleCross : (6R10+5[10]>=15) → 10[2,3,6,7,8,10]+8[8]+5 → 23 → 成功
涼暮御幸:つつがなく買えるんだよな~
涼暮御幸:自分の剣の攻撃力に振ろう。
涼暮御幸:以上!
柳生咲玖夜:以上!
◆ Climax ScenePlayer:京良城東真
GM:全員登場です。必要であればジェネシフトもこのタイミングでどうぞ。
京良城東真:まずは登場侵蝕。そして衝動判定までにジェネシフトですね
涼暮御幸:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:85->89)
織田 雪晴:69+1d10 登場判定
DoubleCross : (69+1D10) → 69+9[9] → 78
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+5(1D10->5)(侵蝕率:82->87)した
GM:そういうこと! 別にラウンド進行中にマイナー消費でしてくれても一向に構わないが
京良城東真:1D10+80
DoubleCross : (1D10+80) → 7[7]+80 → 87
織田 雪晴:100%エフェクトはとってないし、衝動判定もあるからいいかなぁ
京良城東真:ジェネシフトしましょう。1d分
涼暮御幸:せぬ!
京良城東真:87+1D10
DoubleCross : (87+1D10) → 87+9[9] → 96
柳生咲玖夜:こちらも1dでジェネシフト
柳生咲玖夜:87+1d10
DoubleCross : (87+1D10) → 87+9[9] → 96
柳生咲玖夜:仲良しかよ
京良城東真:仲良しだ
GM:『ジェネシフトってことはたくさん上がればいいんだろ?』とダイスの妖精さんもおっしゃっておる
GM:閉鎖された映画館。
GM:入り口に張られていた立入禁止のテープは剥がれ、人の出入りは何度となくあった様子だった。
GM:地下へ伸びる薄暗い階段を降りていくと、にわかに騒がしい音が聞こえてくる。
GM:そして、君たちが劇場の入り口を視界に捉えた頃――
GM: バタン!
"フロントライト":「くっ……!!」
GM:派手な音を立てて入り口の扉が開き、外套を纏った影が吹き飛ばされてくる。
"フロントライト":その手には剣。視線は劇場の中に向けられている。
涼暮御幸:「……!」咄嗟に抜剣し、構える。「……何だ?」
京良城東真:「出禁!?」
京良城東真:「そんで難波ちゃん大丈夫?」
織田 雪晴:「迎撃……とは違うようですね?」抜剣し、構える。すぐにでも突撃できるようにしながら
柳生咲玖夜:「"フロントライト"ですよね……何かと戦ってる……?」
"フロントライト":「ッ……うる、っさいぞ」
"フロントライト":君たちにちらりと視線を向けるが、すぐに劇場内に目を戻す。
GM:そして、君たちの目にも見えるだろう。劇場内、客席の中心にそびえ立つ樹木。そして、生きているかのように蠢く根。
GM:その脇には、ゴーグルをかけた小柄な少女がいる。涼暮さんはすぐに分かる。"スプリンクリング・セカンド"。
京良城東真:「何があったんですかね。妙な樹木と美少女がいますけど!」
"スプリンクリング・セカンド":「……ほ、ほんとに」
涼暮御幸:「……"スプリンクリング・セカンド"」
"スプリンクリング・セカンド":「裏切ったんですか、私を……? せっかく頑張ったのに……」 その表情は、動揺
"フロントライト":「……害を出さないと言ったから俺は乗ったんだ! だのに、『グリンシュ』の濃度を上げただろ?」
"フロントライト":「裏切ったのはお前だ……!」
"スプリンクリング・セカンド":「……せ、生徒会長さん。他の皆さんも……"フロントライト"の、報告にあった人、ですね」
"スプリンクリング・セカンド":「ど、どうしよう。困ったな……こんなにたくさんの人と、た、戦うなんて」
"スプリンクリング・セカンド":「慣れてないのに、私」
涼暮御幸:「また逃げ出しでもするか?」
"スプリンクリング・セカンド":「……あの機材は、お金がかかってただけなんですけど」
"スプリンクリング・セカンド":傍らの巨樹を撫でる 「この子は……違う。お父さん……エヘ、先代、"スプリンクリング"から受け継いだ、大事な苗なんです」
"スプリンクリング・セカンド":「撤収には、時間がかかる……ちょ、ちょっとその辺、散歩しててくれますか?」
"スプリンクリング・セカンド":「そしたら、逃げられるんですけど……」
柳生咲玖夜:「空き地で襲ってきた"植物のジャーム"……その本体ですか……」
涼暮御幸:「なぜ、今回は手口を変えた?」
"スプリンクリング・セカンド":「手口……?」
"スプリンクリング・セカンド":「あ……そうですね。確かにここでは、やり方は今までとは変えてましたけど」
"スプリンクリング・セカンド":少し恥ずかしそうに 「……エヘ。それは、ですね。いいな……って思ったんです」
織田 雪晴:「『いいな』……?」
涼暮御幸:眉を顰める。「何を……?」
"スプリンクリング・セカンド":「彼の欲望が。今までの人は、乱暴だったり、欲張りだったりで。データ収集のためだから、まあ、それでもいいか……って思ってたんですけど」
"スプリンクリング・セカンド":「……彼、『オーヴァードになって何かしたい』じゃなくて、『オーヴァードになりたい』だけで。しかもその理由が、そこの人と、同じになりたいから……って」
京良城東真:「こら、難波ちゃん。二人の女の子を惑わせて。責任取りなさいよ」
京良城東真:「君のせいじゃないですか!」
"スプリンクリング・セカンド":京良城くんを指差しながら 「純粋で……いいな……って……エヘ……」 照れている
織田 雪晴:「東真くん……」
"フロントライト":「うるさいな……! 顔まで隠してるのに堂々と呼ぶな!」
織田 雪晴:「しかも認めましたね」
"フロントライト":「しかも二人って何だ……いや、それは別にいい」 立ち上がる
涼暮御幸:「……難波北登で、間違いないのだな」
涼暮御幸:「……星辰館高等部1年。演劇部」
"フロントライト":「……違いないです。『グリンシュ』を演劇部とか、体育会系の部活に流したのも俺。認めます、会長」
"フロントライト":「言い訳はしません。罰も受けます。ただ……その前に」 "スプリンクリング・セカンド"を見て 「こいつは放って置けない」
京良城東真:「うんうん。難波ちゃんと戦う羽目にならなくて取りあえず良かったですよ」
織田 雪晴:「……貴方が背中を刺さないという保証は?」
"フロントライト":「ないっすよ。そう思うんなら俺の背中をやってくれて結構」
"フロントライト":「だけど、今は……」
"スプリンクリング・セカンド":「……せ、せっかく、もっと強い力が出せるようにするための実験、だったのに。エヘ……やっぱ、純粋だからかな……」
"スプリンクリング・セカンド":「……この子のね、根が届いたから。水道に直接『グリンシュ』を流し込むの。そうしたら、この辺りの人たちでもっとばっちりデータが取れて……」
"スプリンクリング・セカンド":「もっと良い『グリンシュ』が作れる。……すごくなれるよ?」
涼暮御幸:「……っ!」
柳生咲玖夜:「なっ!?」
織田 雪晴:「っ……!」
"フロントライト":「……あいつと、あの木をどうにかしないと」
京良城東真:「うん。わかってるなぁ。スプリングリング・セカンドさんは」
京良城東真:「よし。月並みですが」
京良城東真:「これ、専門用語で役者は揃いましたね!って言うんですよ。さぁ、幕を上げろ。悪党が口上を垂れたぞ!」
"フロントライト":「お前、こんな場でもその調子かよ……!」
京良城東真:「これより劇はクライマックス。さぁ、皆さんご覧あれ!」
京良城東真:《ワーディング》
GM:京良城くんのワーディングに対抗するように、地下に聳える巨樹からもまた、レネゲイドの圧が放たれる……!
GM:衝動判定です。難易度9!
京良城東真:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[2,6,9] → 9
京良城東真:成功
京良城東真:97+2d10
DoubleCross : (97+2D10) → 97+6[5,1] → 103
涼暮御幸:能力訓練:精神を使用。
柳生咲玖夜:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 9[3,4,7,8,9] → 9 → 成功
織田 雪晴:2dx+1>=9
DoubleCross : (2R10+1[10]>=9) → 3[1,3]+1 → 4 → 失敗
織田 雪晴:暴走
涼暮御幸:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 9[1,3,3,7,8,9] → 9 → 成功
柳生咲玖夜:96+2d10
DoubleCross : (96+2D10) → 96+15[10,5] → 111
織田 雪晴:78+2d10
DoubleCross : (78+2D10) → 78+9[5,4] → 87
涼暮御幸:侵蝕率+11(2d10->6,5) (侵蝕率:89->100)
GM:クライマックス戦闘を開始します。
◆ ROUND 1
[京良城(7)/織田(13)/柳生(7)/涼暮(1)/"フロントライト"(5)]
│
10m
│
["スプリンクリング・セカンド"(5)/薬毒の巨樹(7)]
GM:陣形はこんな感じ!
GM:というわけでセットアップ。こちらは全員ありません。
織田 雪晴:なし
涼暮御幸:なし!
柳生咲玖夜:《解放の宴》ラウンド中のあらゆる判定ダイスを+5 飛行状態。更に戦闘用人格であらゆる判定ダイス+5、攻撃力+5
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+6(侵蝕率:111->117)した
GM:ヒッ
京良城東真:《力場の形成》攻撃力+10 戦闘用人格であらゆる判定ダイス+5、攻撃力+5 103→106
柳生咲玖夜:「ふーっ……」大きく息を吐き、刀に手をかける
柳生咲玖夜:「"フロントライト"……難波くん、でしたよね」
"フロントライト":「…………」
柳生咲玖夜:「あなたが協力してくれるのは有り難いです」
柳生咲玖夜:「事件の主犯格に近いとはいえ、情状酌量の余地が生まれますから」
"フロントライト":「……それ狙いって訳じゃないけどな」
柳生咲玖夜:「いえ、すぐに隔離されるようなことになるのはまずいと思っていたんです」
柳生咲玖夜:「あなたには、喜多原ミナミさんに直接謝ってもらわないといけないですから」
"フロントライト":「喜多原に……そうだな。アイツも巻き込んだ」
"フロントライト":「阿修女の制服はアイツ繋がりだったのか」
柳生咲玖夜:「はい。男の子なら、ちゃんと責任をつけてください」
柳生咲玖夜:「それまでは……」
柳生咲玖夜:柄を握る手に力を込める。《ワーディング》に反応するように、うちに秘めたレネゲイドの圧力が漏れ出していく
柳生■■■:瞳が藤色から真紅へ、黒髪が伸びて蛇のように波打つ。
柳生日那多:そして一息に、漆黒の太刀を抜き放つ。
京良城東真:「そう変わるんですね。へぇ」
柳生日那多:「それまでは、私が守ってあげる!」
織田 雪晴:「身体変化エフェクト……いえ、戦闘用人格!?」
"スプリンクリング・セカンド":「わ……」 おそらくはゴーグルに、レネゲイド観測の機能があるのだろう。変貌する君を見て、楽しそうに声を漏らす
柳生日那多:少女の周囲の重力が中和され、その身体が浮かび上がる。
涼暮御幸:「――“グリムリーパー”……」
涼暮御幸:「……君の助力を仰げることを、心強く思う」
京良城東真:「ん?柳生ちゃんですよね?会長」
涼暮御幸:「……ああ。彼女も、柳生だ」
織田 雪晴:「二種類のコードネームを持ったエージェント。話には聞いたことはありましたが……」
京良城東真:「よし!僕と同じようなものかと思ったけど、ちょっと違うようですね。詳しい話はあとで聞きます」
柳生日那多:「いいってこと!会長さん!咲玖夜の敵は私の敵で……」
柳生日那多:「咲玖夜の友達も、私の友達ってね!」
京良城東真:「あ。そっちの柳生ちゃんは彼氏いるんですか?とりあえず、よろしくお願いしますね」
京良城東真:片目を軽く瞑りアピールして、敵に向き直りましょう。
柳生日那多:「いざ!」
GM:ではイニシアチブに移ります。
GM:まずは織田ちゃん! どうする?
織田 雪晴:まずは先陣を切らせて頂く。マイナーで戦闘移動 巨樹とスプリンリンにエンゲージ。
織田 雪晴:オートアクションでレイジングブレイド×2を装備 行動値13→5
◆ ROUND 1
[京良城(7)/柳生(7)/涼暮(1)/"フロントライト"(5)]
│
10m
│
[織田(5)/"スプリンクリング・セカンド"(5)/薬毒の巨樹(7)]
織田 雪晴:メジャーで▼ミストルテイン 《コンセ:ノイマン》+《光の舞踏》+《マルチウェポン》 攻撃直前にレイジングブレイド×2を起動して、ダメージ+4d10しておきます。
織田 雪晴:対象は……まずは厄介そうな巨樹!
GM:初手より奥義! 判定どうぞ!
織田 雪晴:8dx-1@7
DoubleCross : (8R10-1[7]) → 10[1,2,5,6,6,8,8,10]+10[8,8,9]+10[6,6,10]+10[10]+10[9]+5[5]-1 → 54
涼暮御幸:高い……!
GM:ガードします。《スプリングシールド》 ダメージどうぞ!
織田 雪晴:6d10+26+4d10 装甲ガード有効
DoubleCross : (6D10+26+4D10) → 31[2,8,2,8,6,5]+26+25[4,10,9,2] → 82
GM:ひっどい
柳生日那多:全体的に良い出目!
GM:相当持っていかれました。固定値の暴力がよ……! でも装甲とガードで阻んではいるぞ!
織田 雪晴:ミドル戦闘分のダイス運がかえってきた
織田 雪晴:演出!
織田 雪晴:とーん、とーんとその場で剣をもったまま数度跳ねる。鉄塊のような巨剣を持っているにも関わらず、その動きは質量をほとんど感じない。
薬毒の巨樹:巨樹はそんな君を反射で迎撃せんと、腕のように根を伸ばしてくる。取引場所での攻撃と同様だ。
織田 雪晴:「──参ります!」とん。と爪先で着地して、加速。地に、根に足をつける時だけ重量化。ひび割れた足跡をその場に残し、加減速を繰り返しながら接近
織田 雪晴:「せやぁぁぁぁ!!」そのまま根を踏みつけ、一息に跳躍。数度回転して遠心力を乗せ、二本の巨剣を振り下ろす──瞬間
織田 雪晴:ドド ゴォン!
織田 雪晴:一本につき約5t。合計10t近い重量の巨剣が、幹を叩き切る。
薬毒の巨樹:巨樹が震える。衝撃は枝根を通じて劇場にも伝わり、グラグラと空間を揺るがす。
GM:確かな手応えだ。先に遭遇した根であればもう終わっていただろう。だが、この幹は違う。切った部位を埋めるように、枝が伸長してくる……!
織田 雪晴:「っ! 少し浅かった! 頼みます!」
GM:イニシアチブを進めます。京良城くんと柳生ちゃん! 好きな方から動きな!
柳生咲玖夜:さっき演出もらったから京良城くん良ければお先どうぞ!
京良城東真:じゃあ行きます。
京良城東真:巨木にエンゲージして巨木に攻撃します。
◆ ROUND 1
[柳生(7)/涼暮(1)/"フロントライト"(5)]
│
10m
│
[京良城(7)/織田(5)/
"スプリンクリング・セカンド"(5)/薬毒の巨樹(7)]
京良城東真:《コンセントレイト・モルフェウス》《カスタマイズ》
京良城東真:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,1,1,1,1,5,6,7,7,7,8,8,8,9]+10[2,3,4,6,9,10,10]+10[1,4,8]+5[5]+3 → 38
京良城東真:《剣精の手》
京良城東真:1dx7+43
DoubleCross : (1R10+43[7]) → 10[10]+4[4]+43 → 57
京良城東真:《妖精の手》
京良城東真:1dx7+63
DoubleCross : (1R10+63[7]) → 10[7]+6[6]+63 → 79
GM:130点……?
GM:やはりガード。そして《スプリングシールド》だ。ダメージどうぞ!
京良城東真:106→110→112→116
京良城東真:8D10+26
DoubleCross : (8D10+26) → 27[1,8,5,3,1,4,4,1]+26 → 53
GM:入った! まだ生きてる……!
京良城東真:「京良城東真、此処に見参。さて、皆様の目を汚します今宵の演し物は」
京良城東真:《ウォーキングクローゼット》
京良城東真:「悪しき王により追放され、財産も奪われ、身一つとなった騎士が、旅路の中で多くの人々と出会い、新たな財産を得て、悪しき王を打ち倒す物語」
京良城東真:良く通る声で朗々と語る。
京良城東真:身に纏うは、継ぎ接ぎだらけの、激戦を潜り抜けた白銀の鎧。長い旅の最中に擦り切れたマント。手に握るは異国で手に入れた柳の葉のような曲刀。そして曇り一つない黄金に輝く盾。
京良城東真:「『誓いの騎士』でございます」
京良城東真:京良城東真が物語の騎士となって現実に立っている。
京良城東真:「国に帰ろうとする旅の騎士の前に立ち塞がるは、悪い魔女が育てた邪悪な巨木。このままでは国が毒に覆われてしまう。さて、騎士はこれを切り倒すことができるのでしょうか?」
"フロントライト":「……ッの野郎……」
京良城東真:白銀の騎士が壇上へと跳ぶ。どの観客席からも見えるように中央に陣取り、此処にいる全員に見せつけるようにライトの光を反射させながら刃を抜いた。
京良城東真:柳葉刀を振るう。極めて正しい一撃。即ち鋭く速く次の動作に繋げる体勢を維持した正道の剣閃。
京良城東真:持つ得物は異国の奇刀なれど、堂々たる騎士の剣戟であった。
京良城東真:「見事。私の腕の未熟とは言いますまい」
京良城東真:なお折れぬ巨木に称賛の言葉をかけた。
薬毒の巨樹:二振りの巨剣が刻んだ一撃を覆う枝。それを払い落とし、更にほうぼうへ傷を刻み込む君の剣戟で、
薬毒の巨樹:その再生速度はジリジリと落ちていく。着実に巨樹は追い詰められている……!
京良城東真:「次はどれをしようかな。僕の見せ場は一旦これまで。柳生さん任せました!」
GM:では次、柳生ちゃんの手番! どうする?
柳生咲玖夜:オートアクションで黒拵・千子村正(大鎚相当)を装備
柳生咲玖夜:マイナーで戦闘移動しエネミーへエンゲージ!
◆ ROUND 1
[涼暮(1)/"フロントライト"(5)]
│
10m
│
[京良城(7)/織田(5)/柳生(7)/
"スプリンクリング・セカンド"(5)/薬毒の巨樹(7)]
柳生咲玖夜:『零ノ太刀・明望月』《コンセントレイト:バロール》《巨人の斧》《黒の咆哮》《紬ぎの魔眼》薬毒の大樹へ攻撃
GM:来い!
柳生日那多:13dx+1
DoubleCross : (13R10+1[10]) → 9[1,1,2,2,2,3,3,7,7,7,7,8,9]+1 → 10
GM:C値!
柳生日那多:ごめんなさい!C値抜け
柳生日那多:振り直します……
柳生日那多:13dx7+1
DoubleCross : (13R10+1[7]) → 10[1,2,3,4,4,6,6,7,7,7,7,8,8]+10[2,5,7,9,9,10]+10[6,8,9,9]+10[2,8,10]+10[5,10]+10[8]+6[6]+1 → 67
柳生日那多:うわっ
GM:ヒエェ……
GM:ガード。《スプリングシールド》。まあ《スプリングシールド》はこれで打ち止めだが……
GM:ダメージどうぞ!
柳生日那多:7d10+45
DoubleCross : (7D10+45) → 34[1,6,5,3,5,6,8]+45 → 79
柳生日那多:諸々有効!
GM:これは耐えられない……戦闘不能になります。
GM:その後《不死不滅》によりHP30で復活はするがね……!
柳生日那多:なにーっ!!
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+10(侵蝕率:117->127)した
柳生日那多:「そいじゃ、任された!」
柳生日那多:「柳は緑、花は紅。悪くない枝ぶりだけどちょーっと育ちすぎちゃったね!」
柳生日那多:浮遊する身体が、巨木を中心に弧を描いて回リ始める
"スプリンクリング・セカンド":「あっ、すごい……あっ……や、やめてください……!」 君のレネゲイドを観測していた"スプリンクリング・セカンド"だったが、攻撃動作に気付くと悲鳴を上げる
柳生日那多:邪魔をする小枝や根を切り落としながら、それは加速度的に勢いを増し中心へと近付いていく
柳生日那多:「花車……からの~~~!」
柳生日那多:「風眼房・乗太刀!!」
京良城東真:「あはははは。くるくる回ってる。凄いなー、これは僕でも真似できるか怪しいですね」
柳生日那多:第一宇宙速度に匹敵する速度を乗せて、巨木の中心目掛けて漆黒の太刀を振り抜いた。
GM: ダン――ッ!
GM:君は間違いなく、振り抜いた、その感触を手に覚えた。湿った幹の根幹を、その斬撃は間違いなくぶち抜いた。
柳生日那多:「っとと、んん~~?」
GM:空間が震動し、パラパラと瓦礫が散る。樹木は尚も抵抗するように蠢き……
GM:……止まらない! ありあわせの枝が、根が、頭上と足元から密集し、原型を維持しようとする!
柳生日那多:切り抜けた後の残心。勢いを殺して振り向きながら、違和感に首をひねる。
GM:樹は、樹であり、人とは根本的に構造が違う。薬毒の巨樹は、断たれた己の身を全力で保全し、尚も生きようとしている……!
柳生日那多:「ごめーん!ちょっと芯ズレちゃったかも!!」
"スプリンクリング・セカンド":「あわわ……が、頑張って……負けないで! こんな奴ら全員、やっつけて……!!」
涼暮御幸:「――はるか高みより現出する、地にまつろわぬ殺人刀」
涼暮御幸:「地に根付くもの相手では、些か相手が悪いだろう」
京良城東真:「こっちには文字通り真(芯)打ちが残ってますからね!残っても会長がどうにかしてくれるでしょう」
織田 雪晴:(あの動き、今度真似しよう……!)
GM:ではイニシアチブを進めます。薬毒の巨樹が……動く!
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 3
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 5
GM:1d5
DoubleCross : (1D5) → 4
薬毒の巨樹:マイナーで《緑の鞭》、メジャーで《コンセントレイト:オルクス》+《形なき剣》+《要の陣形》+《貪欲なる拳》+《鮮血の一撃》+《ブラッドバーン》
薬毒の巨樹:対象は柳生、涼暮、そして……"フロントライト"!
薬毒の巨樹:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,2,2,2,4,5,6,7,7,8,8,10]+10[1,1,7,7,8]+10[3,4,7]+10[10]+2[2]+1 → 43
柳生咲玖夜:げー!
薬毒の巨樹:ドッジダイス-3!
涼暮御幸:ガードを。
柳生咲玖夜:ドッジ!
柳生咲玖夜:8dx+1
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 8[3,3,5,6,7,7,8,8]+1 → 9
"フロントライト":ドッジします。《アドレナリン》
"フロントライト":10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,1,2,2,5,5,8,9,9,10]+3[3]+1 → 14
薬毒の巨樹:ダメージ!
薬毒の巨樹:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 14[1,2,2,8,1]+22 → 36
GM:諸々有効!
涼暮御幸:ガード値が8、装甲10で軽減して18点。13点残ります。
"フロントライト":戦闘不能。"スプリンクリング・セカンド"へのロイスをタイタスにして昇華・復活
柳生日那多:戦闘不能!蛇神先生のロイスをタイタスにして復活します!
薬毒の巨樹:で、ダメージが入ったタイミングで《餓鬼魂の使い》します。全員に邪毒Lv3を流し込むぞ~
柳生日那多:ぎゃ~!
薬毒の巨樹:君たちの苛烈な攻撃を受けて、巨樹の枝と根は大いに乱れる。だが、その全てが自己の再生に割り当てられる訳ではない
薬毒の巨樹:枝と根の何本かは、守るではなく外敵の排除を、君たちという熱源を探知し、薙ぎ払うような動きで
柳生日那多:「うわやばっ!」
薬毒の巨樹:襲いかかる! そしてその内側から漏れる毒液は、レネゲイドに作用して痛みを与える毒だ!
"フロントライト":剣を構えて受け流そうとするが、対応しきれない。暴れる根と枝の強襲をもろに受ける。
柳生日那多:空中で幾つかの攻撃を躱すが、次第に逃げ道を塞がれて一撃を食らう。
涼暮御幸:「チッ……!」攻撃自体は捌き切るが。
涼暮御幸:毒液は穿てども阻止できるものではない。
京良城東真:「皆さん。大丈夫ですか?難波ちやん以外は僕が毒を吸い出すのも吝かじゃありません!」
涼暮御幸:「貴様は、これを」
柳生日那多:「なるほどね……マジで結構相性悪いみたい」
涼暮御幸:「水に含ませ撒き散らそうというのか……!」
織田 雪晴:「大丈夫!? 皆!」
"スプリンクリング・セカンド":「せ、正確には、これを原材料にした、新しい『グリンシュ』です……! 今だと、強すぎるから」
"スプリンクリング・セカンド":「ちゃんと、お砂糖を混ぜて、じっくり熱して……エヘ……人体には、だいぶ、優しいんですよ……?」
"スプリンクリング・セカンド":「暴走する可能性も、だいぶ上がりますが……オーヴァードになれるんだし、それくらいは……」
"フロントライト":「……ッ」
涼暮御幸:「……回るまでに決着をつけるぞ」
涼暮御幸:「我々の辿る道は、それより他にない」
京良城東真:「はいはい。難波ちゃん、ケジメケジメ」
京良城東真:「良かったじゃないですか。今この場で自分の手で間違いを取り返せるのラッキーですよ」
織田 雪晴:「……ふざけるのも大概にしてください!」
"フロントライト":「……京良城。お前、本当に舞台の下だと余計なことばかりだ」
京良城東真:「はっきり言ってずるいし贅沢なんですよ。デビューの時に主役になれるなんて」
"スプリンクリング・セカンド":「ふざけてないです。真面目に考えた結果ですよ……もう身を隠すために、薄味のデータで誤魔化すのはやめるんです」
"スプリンクリング・セカンド":「お父さんの研究も、私の研究も……エヘ……証明するためには……思いきらなきゃ……!」
"フロントライト":「主役って役柄かよ。これが。……だけど」
"フロントライト":「……回ってきたラッキーは、ああ。掴んでやる」
柳生日那多:「それじゃ、こっちは暫く露払いに集中しよっかな」
織田 雪晴:「花道はちゃーんと空けといてあげなきゃね」
涼暮御幸:「間違った手段で実証されたものは、真実か否かに関わらず証明にはならない」
涼暮御幸:「ただの妄想衝動だ。そんなものに、私の生徒を付き合わせるな」
GM:よし、イニシアチブを進めます。で、手番は……"フロントライト"だが
"フロントライト":えー、マイナーで《インフィニティウェポン》、メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》+《咎人の剣》 あと《タブレット》使用
"フロントライト":対象は樹です。振ります
"フロントライト":10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,1,1,2,3,6,6,6,9,10]+10[5,9]+1[1]+2 → 23
薬毒の巨樹:ガード
"フロントライト":3d10+28
DoubleCross : (3D10+28) → 22[9,9,4]+28 → 50
薬毒の巨樹:た……倒れます。復活エフェクトもなし!
"フロントライト":西洋直剣を、脇から後方へ構える。歪な居合のような姿勢
"フロントライト":踏み込むと同時にそれを振り上げると、不可視の衝撃波が迸り、巨樹の切断部を直撃する。
"フロントライト":それは、ソラリスシンドロームとモルフェウスシンドロームの融合により発生させた、『衝撃を伝達する物質』によるものだった。
"フロントライト":まだ脆い再生箇所を絶ち、生き足掻こうとする幹の中心をも削り取り、大樹はいよいよ両断される。
"スプリンクリング・セカンド":「あっ……あ……?」
"フロントライト":「……恩を仇で、なんて言うつもりはない。悪く思え」
京良城東真:「そのスタイルは悪役っぽいと思うし、もう少し情緒的な台詞入れましょうよ!」
薬毒の巨樹:全ての根、全ての枝が、樹木を樹木として成立させんと、最後の抵抗をするが……無駄だ。再生は完全に止まり、その全てが急速に枯れていく。
"フロントライト":「……お前、本当にどこでも舞台にするのかよ……」 さすがに呆れの混じった声で
"スプリンクリング・セカンド":「そ、そんな……私の……お父さんの……樹、が……!」
"スプリンクリング・セカンド":「…………」
京良城東真:「演技の為に、いや、僕に勝つとかそういうのの為にオーヴァードになったんでしょう。難波ちゃんは」
京良城東真:「なら、この場は舞台ですよ。かかってるのは世界の未来です。正義の味方は演じ甲斐がありますよね」
"フロントライト":「待て、それは訂正を……」
"フロントライト":などと言いかけるが
"スプリンクリング・セカンド":「よくも……」
"スプリンクリング・セカンド":「よく、も……っっ!」 彼女の影から、ぶつぶつと球体が浮かび上がる
"スプリンクリング・セカンド":という訳で手番です。マイナーで《猛毒の雫》、メジャーで《コンセントレイト:ソラリス》+《エクスプロージョン》+《原初の赤:火炎袋》
"スプリンクリング・セカンド":範囲攻撃です。対象は織田、京良城、柳生のエンゲージ!
柳生日那多:《時の棺》
柳生日那多:攻撃を失敗させます
GM:ピーッ!
柳生咲玖夜:柳生咲玖夜の侵蝕率を+10(侵蝕率:127->137)した
"スプリンクリング・セカンド":影から浮かび上がった球体は、ふつふつと表面を湧き上がらせながら、君たちの元へと次々飛来する
柳生日那多:ぴくりと鼻を鳴らし「あ、これマジでヤバいかも」
"スプリンクリング・セカンド":それらはすべて、内に熱と触媒を秘めた爆弾だ。彼女の合図で爆発し、君たちを炎に巻くだろう。
京良城東真:「切り札とか奥の手ありますか?」
京良城東真:「なければ、僕は笑うだけですけど。こういう時こそ!」
柳生日那多:「ふふ、誰に物を言ってるのかね色男君」
京良城東真:「目の前の良い女にモノ申しております。いやはや差し出がましい一言だったようですね」
柳生日那多:そう言うなり迫りくる球体の前へ躍り出る
柳生日那多:「そんなもん当然、あるに決まってるっての!」
柳生日那多:球体を無視し、"スプリンクリング・セカンド"の眼前へ飛び込み
"スプリンクリング・セカンド":「ひぴぇっ!」
柳生日那多:「よっ!」その影の中へ太刀を突きさす
柳生日那多:「0G柳生のGは!」
柳生日那多:その瞬間、影の中から球体へ向けて強力な引力が伸び
柳生日那多:「銀河のG!」
柳生日那多:時間が巻き戻るかのように、影の中へと吸い込まれていく。
"スプリンクリング・セカンド":「ひいえ……!?」
京良城東真:「あははははは。0G柳生。胡乱ですね。胡乱だけど凄い強いです。僕ファンになっちゃいそうです」
京良城東真:「ギャラクシィって。あははは」
"スプリンクリング・セカンド":想定・遭遇経験のないその事象を、奇声を上げて受け止めるしかない。
"スプリンクリング・セカンド":「一体何を……っ、で、でも」
京良城東真:「ゼロ・ギャラクシィ すなわち 無の境地なわけだ。なるほどなぁ」
織田 雪晴:「0G柳生……!」
"スプリンクリング・セカンド":「そう何度もできるようなことじゃないはず……だったら何度だって、私は……!」
柳生日那多:「ふふん、私の宇宙は全てを飲み込むってわけよ。でもって……」
柳生日那多:「二度目は来ない!真打ちはこっからってね!」
柳生日那多:「ここはとっくに、女王様の間合いの内なんだから」
GM:イニシアチブを進めましょう。涼暮さん! 行動をどうぞ。
涼暮御幸:マイナーで《縮地》。エンゲージを飛び越えて反対側の10m先へ。
◆ ROUND 1
["フロントライト"(5)]
│
10m
│
[京良城(7)/織田(5)/柳生(7)/
"スプリンクリング・セカンド"(5)]
│
10m
│
[涼暮(1)]
涼暮御幸:侵蝕率+2 (侵蝕率:100->102)
涼暮御幸:オートでスネークブレードを起動。射程を拡張。
涼暮御幸:メジャー『五大力恋緘』:《コンセントレイト:エグザイル》《貪欲なる拳》。
GM:来い……!
涼暮御幸:14dx7
DoubleCross : (14R10[7]) → 10[2,2,2,3,4,4,5,6,7,7,7,9,10,10]+10[1,2,2,3,3,10]+1[1] → 21
涼暮御幸:低低の民
GM:ガードです。ダメージどうぞ!
涼暮御幸:3d10+32 諸々有効
DoubleCross : (3D10+32) → 21[4,7,10]+32 → 53
涼暮御幸:ダメージは高いな……
GM:固定値がよ~~ッ 半分近く削られてます
涼暮御幸:その場からは、すでにかき消えている。
涼暮御幸:空間転移。敵の背中に踊り出て。
涼暮御幸:それはだが、剣士の距離ではない。
涼暮御幸:彼らのように。彼女らのように。
涼暮御幸:自らが割って飛び出すことはない。
"スプリンクリング・セカンド":意識は攻撃に向いている。その背後はがら空きだ
涼暮御幸:変形した白羽飾りを、指揮棒のように構えて。
涼暮御幸:熱の眼が敵を見据える。
涼暮御幸:戦局を見渡し、溜めて、一穴を穿つ。
涼暮御幸:その“待ち”の戦術こそが、彼女が指揮官として座する一つの理由である。
涼暮御幸:空間転移。白刃。
涼暮御幸:遅れて、圧延から開放された、大きな金属音。
涼暮御幸:「知り得ぬ方向から襲いかかるのを、卑劣と詰るか?」
"スプリンクリング・セカンド":「……!?」
涼暮御幸:「だが、貴様に理を問う資格などない。真実を知り得ぬ者を害する卑劣を、私が赦すことはない」
涼暮御幸:侵蝕率+5 (侵蝕率:102->107)
京良城東真:「良い位置取りだなぁ。会長は出待ちの何たるかを知ってますね。僕のハートも打ち抜いて下さーい」
涼暮御幸:「……君が堕ちたときはそうしようとも」剣を振り、再び構える。
京良城東真:「うーん、それはそれで重い愛の形と思った方が良いですかね!」
京良城東真:「前向きに!」
織田 雪晴:「東真くんステイ」
"スプリンクリング・セカンド":埒外からの刺突が、その小柄の芯を確かに穿つ。只人であれば、成程即死だろう。
"スプリンクリング・セカンド":だが彼女の憤激は止まらない。ゴーグルに覆われた目の色を伺うことは難しいが……それはまだ、炎を失ってはいない。
GM:クリンナップ! 邪毒食らってる人はHP減らしてね! Lv*3だよ!
GM:そしてちゃんと減らしたら、セットアップに移りましょう。こちらは引き続きなし。
涼暮御幸:4点になりましたがまだ生きてます
柳生咲玖夜:HP2。セットアップはなし!
涼暮御幸:セットアップなし!
織田 雪晴:なし
京良城東真:なし
京良城東真:じゃない
京良城東真:《力場の形成》
京良城東真:116→119 攻撃力+10
◆ ROUND 2
["フロントライト"(5)]
│
10m
│
[京良城(7)/織田(5)/柳生(7)/
"スプリンクリング・セカンド"(5)]
│
10m
│
[涼暮(1)]
GM:ではイニシアチブを進めます。柳生ちゃんと京良城くん! やってれ!
京良城東真:では侵蝕に余裕のある僕から行きましょう
柳生日那多:任せます!
京良城東真:《コンセントレイト・モルフェウス》《カスタマイズ》標的はスプリンクリング・セカンド
京良城東真:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,2,2,5,5,6,6,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,5,7,8,9,9,10]+5[2,4,4,5,5]+3 → 28
"スプリンクリング・セカンド":ガード
京良城東真:《剣精の手》
京良城東真:1dx7+33
DoubleCross : (1R10+33[7]) → 4[4]+33 → 37
京良城東真:4d10+26
DoubleCross : (4D10+26) → 24[1,7,7,9]+26 → 50
GM:それはギリギリ落ちない!
GM:首の皮一枚
京良城東真:ありゃ。それは残念。
京良城東真:《ウォーキングクローゼット》変わる衣装は金糸の龍の刺繍が入ったカンフー胴着にカンフーシューズ。
京良城東真:左手を前に突き出し、右手の柳葉刀は頭の上に構えて、片足を上げる。
京良城東真:「じゃあ、いっきますよー。こいつには、やっぱ、これの方が通りも良いでしょうし」
"スプリンクリング・セカンド":「えっ、着替え……どうしてそんなリソースを……!?」 怒りに混ざる困惑
京良城東真:半分折れた巨木に足をかけ天井近くまで跳ねる。旋子転体の姿勢で天地を逆転させながら、スプリンクリング・セカンドの頭上を取り。
京良城東真:前照灯をその刃で斬り落した。当然1Gの力で真下へと落下する。
"スプリンクリング・セカンド":「……ッ!」 避ける……ことは、しない。身を縮こまらせて、衝撃を少しでも和らげんとする
京良城東真:頭部への直撃。そのまま、体をひねって着地。
"スプリンクリング・セカンド":「っ……っ……ぐうぅ……!」 呻くような、唸るような声を漏らす
京良城東真:「夢を見てる女の子は好きなんですけど。やっぱり、それはデート中か、寝てる時だけですよね」
京良城東真:「ついでに、フロントライトとの縁も切れたという事でお願いします!」
"フロントライト":「京良城……」
"スプリンクリング・セカンド":「……ッまだ……まだ切れてない。何も、終わってない」
"スプリンクリング・セカンド":「私は、まだ……!」
京良城東真:ロイスを取りましょう 難波ちゃん 友情〇/侮蔑
GM:では次、柳生ちゃんの手番です。どうする?
柳生日那多:待機します!
GM:ほう……良いでしょう。ではイニシアチブを進めて
GM:織田ちゃんだ! どうする?
織田 雪晴:では行きましょう。マイナーで一応暴走を解除
織田 雪晴:メジャーで▼ミストルテイン 《コンセ:ノイマン》+《光の舞踏》+《マルチウェポン》 レイジングブレイドはシーン一回なのだ……
織田 雪晴:対象はスプリンリン
GM:来い!
京良城東真:119→123→125
織田 雪晴:8dx-1@7 侵蝕94→101
DoubleCross : (8R10-1[7]) → 10[1,3,4,6,6,7,8,8]+6[5,5,6]-1 → 15
GM:おや、これは……
織田 雪晴:ロイスにも余裕あるし、構築も軽いからロイスを切るぜ!
織田 雪晴:フロントライトくんのロイスをタイタス昇華して、振りたし!
織田 雪晴:15+1d10
DoubleCross : (15+1D10) → 15+5[5] → 20
GM:アッ台に乗った
GM:だがドッジチャレンジ神妙に行かせてもらうぜ……!何故なら、ガードしても死が見えているので……
"スプリンクリング・セカンド":5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,4,4,5,10]+5[5] → 15
GM:危な……ダメージどうぞ!
織田 雪晴:3d10+26 装甲有効
DoubleCross : (3D10+26) → 25[9,9,7]+26 → 51
GM:それは耐えきれない! 戦闘不能です。復活エフェクトもない!
柳生日那多:「頑張るねーお嬢さん。意地っ張りは嫌いじゃないよ」
柳生日那多:「けれどこれで……!」影から刀を引き抜き、そのまま切り上げようと力を込めて……
柳生日那多:「……!」
柳生■■■:瞳の色が赤と紫に明滅する
涼暮御幸:「――止めろ。意地を張るな」
柳生■■■:周囲の重力が正常に戻り、地に足がつく
涼暮御幸:「もう、君は十分にやってくれた。後は、我々に任せろ」
京良城東真:「好きな人のとこに帰れるようにですね」
織田 雪晴:「おつかれさまです、柳生ちゃん」
柳生咲玖夜:「………」
京良城東真:「ですです。後は織田さんが格好良く決めてくれますよ」
柳生咲玖夜:「えへへ、少し張り切りすぎました」
織田 雪晴:「えぇ……あとは、私が」両手剣を、さながら短剣を持つかのようにくるりと逆手に持ち替えて
柳生咲玖夜:「はい……お願いします。織田さん!」
織田 雪晴:「あぁ、あとそうそう」「ちょっとだけ、真似しますね?」
織田 雪晴:とーん、とーん──駆ける。
"スプリンクリング・セカンド":「ふう……ぅっ……!」 影を波打たせながら、迫る君を見る。身構える。薄氷のような守り
織田 雪晴:真っ直ぐに彼女へ向かうのではなく、壁。一瞬だけ足を重量化し、足跡をつけるように蹴りつけ、加速。
織田 雪晴:足加速。加速。彼女の周りを旋回するかのように、無数のひび割れた足跡を室内中に刻み続けながら加速し続ける。
織田 雪晴:「花車、もとい乱反車──」
織田 雪晴:「からの」天井に刻む足跡。「ショー・ダウン!」真っ直ぐに、剣を叩きつける。
"スプリンクリング・セカンド":……影から生み出した爆弾を、周囲に散らし、防御転用する。
"スプリンクリング・セカンド":それは、彼女がこの極限状態で生み出した、初めての防御策であった。そして実際、それが有効な局面もあっただろう。だが、
"スプリンクリング・セカンド":嵐のような質量に対し、それはあまりにも無力で儚かった。
織田 雪晴:宇宙速度には程遠い、しかし限りなく加速した超重剣は、隕石の落下のような衝撃を撒き散らす。
"スプリンクリング・セカンド":「……っくあぁ!?」 耐えきれず、自らの爆装により吹き飛ばされる。ずっと顔に付けていたゴーグルも、砕け吹き飛ぶ
織田 雪晴:「ふぅ。幕引きにしては、少々派手……おぉっと」繊細な質量制御に、慣れない高速旋回なぞやったものだから、少し目を回してふらりと
織田 雪晴:体制を崩して落ち──
京良城東真:《ウォーキングクローゼット》衣装は白いタキシード。落下してきた織田さんを姫君を抱くように支える。
織田 雪晴:「キャッ……?」
京良城東真:「格好良かったですよ。えぇ、僕の目が回るほどに」
織田 雪晴:「……いや、ちょ、なにしてるのよ東真くん……!」剣も取り落とす。手元から離れた剣が元の質量に戻り重い音を立てて転がった
織田 雪晴:「東真くん、ステイ、ステイ!」
京良城東真:「これが劇なら、事件は解決してキスシーンが入るところですが」
織田 雪晴:「キッ……!?」
京良城東真:「実はそこまでお約束な展開は僕も望むところではないので」
京良城東真:「もう少し余韻に浸っても良いと思うんですが……まぁ、ステイします」
京良城東真:と優しく降ろすのでした。
織田 雪晴:「……」ものすごく不服そうな顔で降ろされ、スカートをぱんぱんと払う。
織田 雪晴:無言で剣を拾い、背中に背負い直す
織田 雪晴:「……気障め」
GM:……『敵』と言えるものが倒れたのを見届けて
難波 北登:"フロントライト"は静かに外套を落とし、相貌を露わにした。
難波 北登:手にした剣は、まだ握られたままだ。
難波 北登:"フロントライト"は静かに外套を落とし、相貌を露わにした。
難波 北登:手にした剣は、まだ握られたままだ。
難波 北登:戦闘で荒れ果てた客席に座り込む。
難波 北登:「……こんな奴と組んで」
難波 北登:「人間をやめて、オーヴァードになって……結局こんなことになって。これからどうなるかも分からないが……」
難波 北登:「……もう妙な真似はしない。だから少し……話させて欲しい。京良城と」
涼暮御幸:「……君の言う話とは」剣を握ったまま。
涼暮御幸:「それを握ったままでしか、出来ないものなのか?」
織田 雪晴:「……武装したままで、それを言いますか?」頭を振って気を取り直し、大剣二本を握る
難波 北登:「別に構いませんよ。これを手放せば良いと言うなら」
難波 北登:言葉通り、直剣を手放す。手放した剣は塵のようになって消え……
難波 北登:次の瞬間には、再びその手に剣が握られている 「いくらでも作れる。……オーヴァードというやつは納得してもらうのも難しいんだな」
織田 雪晴:「作れるといっても、ポーズとして武装解除はしてもらいますよ」「人間……とくにオーヴァードは、それこそ素手でも殺しは適います」
難波 北登:言葉に従い、今作りだした剣も手放し、両手を挙げて広げて見せる。そして、肘置きへ
難波 北登:あるいは不遜とも取れる姿勢だ。京良城くを見る
涼暮御幸:「……私が許可する。妙な真似をしない限り、の但し書きを付けてだがな」嘆息して。
京良城東真:「僕は正直、えぇー、綺麗に片付いたと思ったのに、本当に難波ちゃんは面倒っくっさっいっ!!!ですね!と言う感じなのですが」
京良城東真:「それでも、手袋を投げましたからね。えぇ、決着がついてないと主張するなら付き合うべきなんでしょうね」
京良城東真:「あ。でも条件があります。良いですか?難波ちゃん」
難波 北登:笑うように息を漏らす 「そうだ。決闘を申し込んで来たのはお前だぜ。舞台の上と同じように、まったく俺の気も知らないで……」
難波 北登:「何だ?」
京良城東真:「終わったら、喜多原さんと、スプリングリンクさんと、乙川ちゃんに、ちゃんと土下座してください」
京良城東真:「見事に迷惑かけてるのが女性ばっかですね!!」
難波 北登:「分かった。まあ喜多原は女ってより男友達みたいなもんだが……」
京良城東真:「僕達の分は僕はおまけしてあげましょう」物凄い上から目線で話している。「それで、お話はなんです?」
柳生咲玖夜:「(喜多原さんはそう思ってないと思うけどなあ……)」
難波 北登:「事が終わって、俺にまだ下げる頭が残ってるなら、謝罪の行脚は確定だよ。あっちからこっちまで、散々だ」
難波 北登:「……お前がオーヴァードだと知って、最初、裏切られたと思ったよ」
難波 北登:「お前がすごい奴だったのは、お前だからじゃなくて、オーヴァードだったからなのか、とな」
難波 北登:「……だが、俺自身がオーヴァードになって分かった。オーヴァードになったとて、それだけですごくなれる訳じゃあない」
難波 北登:「ただの人間とオーヴァードの違いなんて、大したもんじゃないんだ。俺はこんな。手品みたいなことになっただけ」 直剣を作り出しながら
難波 北登:「世には、確かに演技やら何やらが爆発的に上手くなる奴もいるらしいが、そんなのを引き当てるのは少数派で、少なくとも俺はそうじゃなかった」
難波 北登:「……京良城。お前はどうなんだ?」
京良城東真:「ん?僕ですか?そうですね。質問の意図は掴み切れてませんし、本気にするかは結局は難波ちゃん次第ですけど、僕はエフェクトで演技を伸ばすツリーがあることを知っていますし、その適正もあると教えられましたけど」
京良城東真:「演技の為にその能力に手を伸ばすことはしないですし、習得もしてませんよ」
難波 北登:「……適性まであるのに、しないと決めてるのか。何でだ?」
京良城東真:「別に使っても良いとは思うんですよね。演技が上手くなれば観客は喜んでくれるし、見てる人には迷惑をかけるわけでもないし、他人の正当な努力を踏みにじるのに罪悪感を感じる人間でも僕はないので」
京良城東真:「でも、日常とか普通の人の世界に必要以上にレネゲイドって持ち込んじゃいけないんですよ」
京良城東真:あははは。と、笑う。
京良城東真:「それが世界を守る盾を演じるオーヴァードのケジメじゃないです?」
京良城東真:会長をちらと見て。
涼暮御幸:「……盾を演じるなどと豪語できるのは、相当の傑物ぐらいだがな」腕を組んで。
難波 北登:「……盾を演じるからなりのケジメ、か」
難波 北登:「お前らしい。思ったよりも真面目で、思ったよりふざけた答えだよ」
難波 北登:「けど、疑いもしない。こんな所でつまらない嘘を吐く奴じゃないってことも分かってるからな」
難波 北登:手にした剣を担ぐように立って 「……終わる前にもう一つだ。一手付き合え」
京良城東真:「難波ちゃんはもう少し不真面目になった方が良いと思いますけどね。ぶっちゃけて、言うと、そういう所が嫌なんですよね」
京良城東真:文字通り芝居がかった動作で剣を抜き、掲げる。
織田 雪晴:「……“フロントライト”?」「東真くんも」
難波 北登:「それは悪いな。俺は真面目なんだよ。演技についても。頭が固い。なあなあで納得できないんだ」
京良城東真:《ウォーキングクローゼット》学園指定の運動ジャージ
京良城東真:「夢に身を任せ今こそ懊悩を捨てよう。燃える我が想いは、刃すら燃やさん」
涼暮御幸:「妙な真似をしない限りと言ったはずだが」
涼暮御幸:「何をしている。君たちは」
京良城東真:「剣を担いだなら、ほら、台詞ですよ。だから、僕の後塵を拝するんですよ」
難波 北登:「一芝居だと思って見ちゃくれませんかね。結局俺のここまで来た道は全部空回りだ。……なら、せめて」
柳生咲玖夜:「……涼暮さん、織田さんも、もう少し様子を見てみましょう」二人の前を太刀で塞いで
京良城東真:「あはは。会長、校外部活動ですから、御心配なく。文字通り稽古をつけてやるってやつです」
難波 北登:「今の俺が手にしてしまったこの力と、アイツの力と。打ち合わせた時どうなのか」
涼暮御幸:「待て。帯刀の許可も、学外での部活動行為の許可も私は出していない」
織田 雪晴:「……はぁ。一手だけですよ」腕を休めるように大剣の切っ先を床に突き刺して。
涼暮御幸:「何を勝手な……」
難波 北登:立ち上がる 「納得が行かない。買っていても、負けていても良い。『分からない』ことが我慢ならんのです」
柳生咲玖夜:「こういうケジメもありますから……大丈夫」
柳生咲玖夜:「きっと、大丈夫です」
織田 雪晴:「……だ、そうです」
織田 雪晴:呆れたような、諦めたようなためいきとともに、両手を天秤のように掲げて
京良城東真:「僕も面倒臭いな、こいつ、まーじで面倒臭い!と思ってます。会長お詫びに後でデートしますから、許してください!」
涼暮御幸:「……全く……」
織田 雪晴:「東真くんステイ」
涼暮御幸:「演劇部への処分は覚悟しておけよ」
京良城東真:言いながら柳葉刀の切っ先をくるくると回して相手を挑発。
涼暮御幸:「……しかし何故京良城東真がデートすることが詫びになる……?」
織田 雪晴:「私にもわかりません」
柳生咲玖夜:「あはは……」
難波 北登:「……あと、台詞も言ってやらん。俺は……お前から奪うことも、お前の剣が届くことを恐れたりも」
難波 北登:「死なすつもりも、運命を認めないということも、ない。俺は俺だ」
京良城東真:「いいんじゃないですか。僕は勝手に演じ切りますけどね」
[難波] -10m- [京良城]
GM:イニシアチブ順に進めます。京良城くんから動く?
京良城東真:動きます。
京良城東真:移動してエンゲージ攻撃。
京良城東真:《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》125→129
京良城東真:14dx7+3
DoubleCross : (14R10+3[7]) → 10[1,1,2,2,2,2,3,3,3,3,4,6,9,10]+10[5,9]+10[8]+10[9]+10[9]+10[8]+10[10]+10[8]+4[4]+3 → 87
GM:ヒッ
京良城東真:リアクションどうぞ。
難波 北登:ドッジします。《アドレナリン》
難波 北登:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[1,2,2,3,3,3,6,9,9,9]+1 → 10
GM:まるでだめ。ダメージどうぞ!
京良城東真:9D10+16
DoubleCross : (9D10+16) → 46[9,6,4,4,5,4,2,7,5]+16 → 62
京良城東真:諸々有効。
難波 北登:倒れます。初期ロイスの家族のロイスをタイタスに昇華して復活
京良城東真:「……王よ。お覚悟を」
京良城東真:走り込み殺陣通りの動き。その動きを知ってるのだから本来なら返すことは容易い。
難波 北登:目を見開く。強化された知覚にてその切っ先を見据え、さらに衝撃伝播物質を備え、様々な対応ができるように
京良城東真:オーヴァードとして覚醒したら猶更だ。ただし、それが、彼の良く知る京良城東真ならばだ。
京良城東真:完全に役柄に入っている。王を倒す不撓不屈の騎士の完璧なる剣技。すれ違いざまに台詞と同時に三撃を叩きこんだ。
京良城東真:「その恐れは正しく、また貴方の見立ては正しかった。しかし、それも、そこまで」「正しき終わりは、この私が示しましょう!」
京良城東真:「貴方を討つ、この誓いこそが運命」
京良城東真:爪先を軸に反転し柳葉刀を突きつけて見下ろす。
難波 北登:「――ッ!」 見知った構えと初動。それゆえに対処はできると断じた。刹那の後に、それを始点として三撃が展開しなければ
難波 北登:一撃目すら掠めた。残る二撃は直撃だ。例えそれが張りぼてでも、人体が受ければただでは済まない。
難波 北登:「……お前は、本当に……」
難波 北登:「『演じ切る』んだな……!」
難波 北登:倒れたまま、その切っ先の先の眼を睨め上げて
難波 北登:動きます。《コンセントレイト:ソラリス》+《アドレナリン》+《咎人の剣》
難波 北登:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[1,3,3,3,3,4,6,7,10,10]+10[2,6,7]+6[6]+2 → 28
GM:リアクションどうぞ!
京良城東真:ガード オートでウェポンスーツ展開してBCスーツを着ましょう。
難波 北登:3d10+33
DoubleCross : (3D10+33) → 20[6,5,9]+33 → 53
GM:諸々有効
京良城東真:僕は素直に倒れます。立ち上がろうともしない。
難波 北登:無手で傍らの床を叩き、その衝撃が不自然に背を伝って、身体を叩き起こす。起き上がる軌道で、切っ先を僅かに躱して
難波 北登:下からの一撃を払い抜く
難波 北登:「……ふう」
京良城東真:三撃叩き込んで、なお一撃を返してくる相手に、目を丸くする。
京良城東真:立ち上がって続ければ、先に戻れなくなるのは彼の方だ。それを知って撃ち放ってきやがった。
京良城東真:あぁ、これ、本当に、君は、面倒臭い奴だなぁ。と演技を忘れて苦笑してしまう。
京良城東真:成程、僕に勝つには演技に付き合わないことだ。その一点だけは正しかったな。そんなことを思って、素直に意識を手放すことにした。
難波 北登:攻撃の勢いで立ち上がり、振り抜いた剣を掲げたままの姿勢で、倒れた京良城くんを見下ろして
京良城東真:「見事。貴方の執念が我が祈りを断ち切った(訳:はいはい。はーい、はいはい、負けてあげますよ!しょうがないですね!そんなに勝ちたかったんですね!バーカ)」
難波 北登:「……全く」
京良城東真:それでも、まあ、最後まで演じ切るのではあるが。
難波 北登:「やっぱり俺は、お前に敵う気はしないよ」
難波 北登:「舞台の上で生きて死ぬつもりの奴になんて、な」
難波 北登:下ろした剣を塵に変えると、難波は京良城に背を向け、君たち三人に向けて頭を下げた。
◆ Backtrack
GM:ということで長らくお待たせしました。バックトラックの時間です!
GM:Eロイスは……ない! 振ってね!
京良城東真:二倍にしましょう。
涼暮御幸:1倍で!
涼暮御幸:侵蝕率-43(6d10->8,6,5,10,7,7) (侵蝕率:107->64)
京良城東真:129-11D10
DoubleCross : (129-11D10) → 129-56[5,9,3,5,4,2,2,7,10,6,3] → 73
京良城東真:3点で戻りです。
織田 雪晴:確定なので等倍
柳生咲玖夜:ロイス5、2倍振り!戦闘用人格で-1
織田 雪晴:101-5d10
DoubleCross : (101-5D10) → 101-34[10,5,8,3,8] → 67
柳生咲玖夜:137-9d10
DoubleCross : (137-9D10) → 137-52[9,4,4,9,9,2,3,5,7] → 85
GM:全員無事生還! じゃあ経験点も計算しちゃいましょう。
織田 雪晴:4点~
GM:いつもの5点に、シナリオ経験点は10点で良いでしょう。15点にバックトラック結果に応じた点数を足してください
涼暮御幸:19点です
柳生咲玖夜:18点!
京良城東真:18点です
織田 雪晴:19てん!
GM:じゃあそれで! お持ち帰りください!