『ギャンブル!ギャングウェイ!ギャンビット!』(GM:ぽぽ)


メインログ | 雑談ログ

“ヘルメス”コルナ・ラスペキャラシート(PC1:珪素)
“ドレスゲート”誓願寺(せいがんじ)レアキャラシート(PC2:DT)
“SlipStreamSurge”一二野(ひふの)ミルトキャラシート(PC3:マグパロス)
“ニュートロン”起源院(きげんいん)ミコキャラシート(PC4:北白河)

【Index】

オープニング:合同 第一の賭博 前編
オープニング:起源院ミコ
オープニング:一二野ミルト
オープニング:誓願寺レア
オープニング:コルナ・ラスペ
ミドルフェイズ1 第一の賭博 中編
ミドルフェイズ2 第一の賭博 後編
ミドルフェイズ3 第一の賭博 決着
ミドルフェイズ4 幕間
ミドルフェイズ5 第ニの賭博 前編
ミドルフェイズ6 第ニの賭博 後編
ミドルフェイズ7 第ニの賭博 決着
ミドルフェイズ8 第三の賭博 前編
ミドルフェイズ9 第三の賭博 後編
クライマックス 第?の賭博 決着
エンディング:監査報告 誓願寺レアの場合
エンディング:決闘者デュエリストは我が道を征く 起源院ミコの場合
エンディング:その研究者の未来は 一二野ミルトの場合
エンディング:???の帰還 コルナ・ラスペの場合

トレーラー 「ギャンブル!ギャングウェイ!ギャンビット!」
ハロー、クズども!
生徒投票権を持たない君たちはそう呼ばれても仕方ないよね。
借金のせいかな?
取り返しのつかない失敗のペナルティかな?
何にせよ君たちはジェネシスインダストリアルアカデミー分校の一つ。
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールで日々労働に励んでいる勤労学生というわけだ。
そんな君たちが投票権を取得して表舞台に復帰する方法は3つ!
地味な労働をこなし任期を全うするか。
特別な任務を遂行した報酬として得るか。
莫大な金を納めて得るか。
勿論君たちにそんな金があるわけがない。
じゃあどうする?
そんな君たちに朗報さ。
この学園ではギャンブルが黙認…いや半ば公認されている。
あとは、わかるだろう?
何にせよ、これはイチかバチかのギャンブルのお知らせさ。
それをじっと見ている君がとる選択肢は一つしかないってわけだ。
さあ、上に上るか更に堕ちるか。
君の運と実力を見せてくれたまえ!


【オープニング:合同】

GM:OP①はホットスタート 全員登場です
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (38 → 46)
起源院ミコ:38+1D10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+5[5] → 43

一二野ミルト:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 8[8]+32 → 40

誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (38 → 41)


GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール…。
GM:数多の勤労学生が労働に汗を流す学び舎である。
GM:その一角にある学生食堂は無償で提供される定食から比較的まともな料理まで各種を取り揃えている。
GM:だが、しかし!!
GM:比較的まともな料理を手に入れるには学園独自通貨プリンセスカラット…通称プリカが必要となるのだ。
GM:普段の労働の対価だけでは足りぬプリカを賭けて。
GM:今日も食堂の片隅でギャンブルが行われていた。


バニーガール姿の女:「ほな、その眼鏡の姉ちゃんの代わりに」
バニーガール姿の女:「アンタがウチの相手してくれるっちゅうわけやね?」
GM:薄汚れた食卓の一方に座るのはバニーガール姿の女。
GM:そしてその対面に座っているのは一見するとお嬢様風の少女、起源院ミコ。
GM:そしてその傍らには眼鏡の少女、一二野ミルト。
GM:そしてそれらを取り囲むように無数の勤労学生が取り囲んでいた。
GM:その中には長身痩躯スーツ姿のサングラス少女やこの場に似合わぬジェネシスの制服を着た少女も混じっている。
起源院ミコ:「ええ」むさ苦しい環境に似つかわしくない優雅な動きで。
一二野ミルト:「頼みましたからねっ!ミコさん!」
起源院ミコ:「たとえ代打ちという形で会っても」「これがゲームというのであれば、受けないのは私のポリシーに反しますわ」
一二野ミルト:「本当に、絶対。マジで、心の底から貴方が頼りですから…!」
一二野ミルト:(おいつめられた人間は…)(藁をも掴む…!)
一二野ミルト:(しかし‥‥彼女は、“決闘者” )
一二野ミルト:(こんなところで…負ける筈は、ない。ないですよね?なんかダメかもな)
起源院ミコ:「ご安心くださいまし、ミルト様」「わたくし、『負けた』ことはあれど」
起源院ミコ:「『負け越した』ことは、これまで一度もございませんの」目を細め、にいっと笑う。
黒服モブ:「両者の合意を確認した。今回は私が立ち合いを務めよう」
GM:勤労学生を監視する黒服モブ生徒が名乗りを上げる。


OP1 合同OP
第一の賭博「ドンジャラ」ギャンブラー“10上がりテンライズ”ジャック 前編!!
バニーガール姿の女:「代わりに面会の姉ちゃんが代打ちすんのはええけど。ここで背負うた借金はプリカでしか返されへん。負けたらアンタも勤労学生の仲間入りや。それでもかまへんねんな?」
起源院ミコ:「ええ、もちろん」「その時のことはその時考えるのが、わたくしのポリシーですわ」
バニーガール姿の女:「ええ度胸や」
一二野ミルト:「義に厚く勇ましい…私の友人には勿体ない方です。」
バニーガール姿の女:「ほな、そうやな。姉さんにもわかりやすい簡単なゲームがええやろ」
バニーガール姿の女:「オバちゃん!どんぶり一個貸してくれへん!?」
食堂野オバ:「はいよ!」
GM:食堂野オバは学食で働く勤労学生の名前だ
GM:バニーガールはどんぶりを受け取るとにやりと笑う。
バニーガール姿の女:「勝負方法は…ドンジャラや!」
GM:ドンジャラ!!
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールではシンプルでメジャーなギャンブルであると言える。
GM:必要な道具は“どんぶり”と“10面ダイス”。
GM:どんぶりにダイスを投げ入れるとジャラジャラと音がすることからこう呼ばれている。
起源院ミコ:「10面のダイスなんて変わってますわね…」しげしげとサイコロを見つめる。
バニーガール姿の女:「6面やと面白味がないさかいな」
一二野ミルト:「ミコさん、勇猛果敢な貴方でもどうか少し慎重に」
一二野ミルト:「油断すると、あっという間に“喰われ”ます。」
バニーガール姿の女:「ルールは簡単や」
バニーガール姿の女:「どんぶりにサイコロを投げ入れる」
バニーガール姿の女:「それで10以外の出目のサイコロを取り除いて」
バニーガール姿の女:「残ったサイコロをもう一回振り入れる」
バニーガール姿の女:「これで10の出目がなくなるまで降り直して」
バニーガール姿の女:「振り直しの回数が多い方が勝ちや」
起源院ミコ:「どれだけ10を出すかの勝負…というわけですわね」「振り直しの数が同じならどうなるんですの?」
バニーガール姿の女:「最後に残ったダイスの出目の数字が大きい方が勝ちやね」
一二野ミルト:「慣れないかもしれません。無限上方ロールというものらしいです。」
一二野ミルト:眼鏡を掛けなおしミコに助言を送る
バニーガール姿の女:「あとはサイコロを振るときに10DX!!って叫ぶのが決まりやね」
バニーガール姿の女:「何でか知らんけど」
起源院ミコ:「引き次第ではいくらでも相手を上回ることができる…ということですのね」
バニーガール姿の女:「どや?意外とわかりやすいやろ」
起源院ミコ:「一個の10の目が、致命的(クリティカル)な勝負の差に繋がる…」
一二野ミルト:「‥‥ふっ、なんという理解の速さ。」
起源院ミコ:「シンプルですわね。まるで決闘の縮図のよう」
バニーガール姿の女:「ほな、勝負方法はそれでええな?」
起源院ミコ:「ええ」「ところでこれ、掛け金いくらですの?」
バニーガール姿の女:「そやな、1回10万プリカ。3回勝負で勝負事に掛け金を10倍にしてもええ」
バニーガール姿の女:「ちなみにそこの眼鏡の姉ちゃんの借金は30万プリカや」
GM:ちなみに一日の勤労で得られるプリカは3000~10000程度である。
一二野ミルト:「一回10万プリカ…」ごくり、と喉を鳴らす
バニーガール姿の女:「最初の一回は10万、二回目は10万でも100万でもええ。そういう事や」
起源院ミコ:「ふうむ」何かを計算している。「貴女、相当負けましたのね」眼鏡の少女の方を見て。
一二野ミルト:(これだけあれば、キンキンに冷えた発泡ジュースに焼き鳥が幾つ食べれるのでしょう…!)
一二野ミルト:「…はい、私は一度“力”に頼り…そのせいでここまで落ちてしまいました。」
起源院ミコ:「(これ事実上、100万か1000万の一回勝負ですわね)」ゲーマーなので計算は早い。
一二野ミルト:「他にも売ってはいけないものを。例えば生徒投票券を売ったりしたかもしれません」それがここまで堕ちた最大の原因なのは言うまでもない。
起源院ミコ:「(つまり、何らかの勝算があって「吊り上げられるようにしている」と考えるのがよさそうですわ)」
バニーガール姿の女:「ほな始めよか。その前にまあ一応名前くらい聞いとこか」
起源院ミコ:「“ニュートロン”起源院ミコと申しますわ」「どうぞよしなに」優雅に微笑む。
バニーガール姿の女:「ウチはジャック!“10上がりテンライズ”ジャック」
バニーガール姿の女:「サービスや、先行は譲ったるわ」
起源院ミコ:「そう、ジャック様」「貴女の腕前、見せていただきますわ」
起源院ミコ:10DX
DoubleCross : (10DX10) → 10[1,3,3,6,6,7,7,7,8,10]+2[2] → 12

バニーガール姿の女:「12か、まあまあやね」
起源院ミコ:「振り直しは一個…と、2」「期待値よりはちょっと下ですわね」むー、という顔。
“10上がり”ジャック:そう言いながらジャックはダイスを握る。
GM:ここで見学しているギャンブラーや目ざとい人は気づいても良いだろう。
GM:このダイスを用意したのがジャックであることを。
GM:そして起源院ミコはそれをチェックする事をしていない事を。
“10上がり”ジャック:「まあ、中々10は…」
“10上がり”ジャック:「出えへんよなあ」
“10上がり”ジャック:10DX7
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,4,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[3,4,6,8,8,8,9]+10[3,5,7,9]+10[3,7]+5[5] → 45

“10上がり”ジャック:「おっとととォ、こら運がええわ」
“10上がり”ジャック:「振り直し4、所詮はウチの勝ちやなァ」
起源院ミコ:眼を細める。
GM:これを見た人は知覚で目標値7を振っても良い
GM:もしくは何か技能やイージーエフェクトがあれば
GM:それを言って貰えればボーナスや代替も可能です
誓願寺レア:素振りしてみよっと
起源院ミコ:イージーの《異能の指先》があります。
コルナ・ラスペ:《プロファイリング》を使いたいです。〈知識〉で判定を代用できるとあります
誓願寺レア:3dx+2>=7
DoubleCross : (3DX10+2>=7) → 8[3,7,8]+2 → 10 → 成功

GM:異能の指先なら+1
起源院ミコ:これで使用した用具のことを思い出したりします。
起源院ミコ:2DX+1>=7
DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 10[8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

GM:プロフィリングなら代用でokです
起源院ミコ:成功しましたわ
コルナ・ラスペ:8dx>=7
DoubleCross : (8DX10>=7) → 10[2,3,4,5,6,8,10,10]+10[3,10]+1[1] → 21 → 成功

一二野ミルト:素で振ります。
一二野ミルト:1dx>=7
DoubleCross : (1DX10>=7) → 4[4] → 4 → 失敗

GM:ではミルトさん以外はわかりました。
誓願寺レア:プロおる
GM:いくつかの10面ダイスが一見すると気づきにくい程度に余計に転がって10の出目になった事が。
起源院ミコ:「なるほど」ジャックの顔を見る。「貴女の、勝ちですわね」
一二野ミルト:「これが彼女の恐ろしさ…!」
一二野ミルト:「いつも…なぜか、彼女はダイス目で何度も10を出すのです。本来十回にいちど来れば良い致命的クリティカルな成功を何度もっ」
起源院ミコ:「ひとつ確認いたしますわ」「掛け金上げの権利、これって貴女にもあるんですの?」
勤労学生:「うおおお!!出たぜ“10上がりテンライズ”ジャックの得意技!」
勤労学生:「45なんてダイス目、どうやって叩き出してやがるんだ!?」
誓願寺レア:(……重心の集中Concentrate値が違う)
誓願寺レア:(あれなら……ざっと4倍くらい出てもおかしくない)
コルナ・ラスペ:「どっちもがんばれー」あまり興味なさそうにグラスの水を傾けている。
誓願寺レア:ちらりとサングラスの少女を見る。
誓願寺レア:(気づいていないのか、本当に興味がないのか……)
誓願寺レア:(それとも、気づいていることさえ出す気がない?)
“10上がり”ジャック:「そら、片方だけやと不公平やん?」
起源院ミコ:「承知いたしましたわ」「で、使いなさる?」
“10上がり”ジャック:「ウチはやめとこかなァ」
“10上がり”ジャック:「アンタが使うんやったら乗ってもええで」
勤労学生:「上乗せライズの誘いだと……!?あのジャックを逆に挑発していやがるッ」
勤労学生:「あのダイス目を出されても心が折れてねーってのか!?」
“10上がり”ジャック:(ホンマは最初は普通に勝負してから誘うのがええんやけど)
起源院ミコ:「…そうですわね」「では、せっかくですし」
“10上がり”ジャック:(外部生は初手で嵌めた方がええ)
起源院ミコ:「乗せましょう。毒食らわば皿まで、ですわ」
“10上がり”ジャック:「OK、ほなどうぞ」
起源院ミコ:10DX
DoubleCross : (10DX10) → 10[2,3,3,4,5,6,6,8,9,10]+9[9] → 19

勤労学生:「ウオオオオ上乗せ10倍だッ!」
勤労学生:「しかもダイス目は19!出目もいいぞ!」
“10上がり”ジャック:「やるやん」
一二野ミルト:「ミ、ミコさん!?あれほどのダイス目で差をつけられていたんですよっ!?これからあなたは一体何を…」
起源院ミコ:ダイスではなく、じっとジャックの目を見ている。
一二野ミルト:額に汗を浮かべ、ミコを見つめるが
一二野ミルト:「─────いえ、ここは貴方はを信じます」
“10上がり”ジャック:「ほなこっちの番や」
“10上がり”ジャック:10DX7
DoubleCross : (10DX7) → 10[1,2,2,4,4,6,8,8,9,10]+10[1,3,5,9]+3[3] → 23

“10上がり”ジャック:「おっとォ…危ない危ない…」
“10上がり”ジャック:「負けるとこやったわ、中々強いなあ」
勤労学生:「や……やっぱりジャックのダイス運は怪物的だ!」
勤労学生:「誰かこの女を止められる奴はいないのかよ!?」
“10上がり”ジャック:「どないする?ここで降りるんやったらそれでもかまへんで?」
起源院ミコ:「流石ですわね、ジャック様」「ですが」
コルナ・ラスペ:「早めに引いたほうが損は少ないんじゃないか~?」ヘラヘラと野次を飛ばす。
起源院ミコ:じっとジャックの目を見る。「わたくし、貴女ともう少し遊びたいんですのよ」
誓願寺レア:(どういうつもり……?)
起源院ミコ:「(おそらく、乗った時点で負けは必定ですわ)」「(ならば)」
誓願寺レア:(勝算があるようにも見えないけど……)
一二野ミルト:(ミコさん、どうか…!どうか勝ってください…!!)
勤労学生:「くくく……ムキになって負けを取り返そうとする……そんなもん、ここじゃ負け組の思考さ……」
“10上がり”ジャック:「上乗せライズは?」
起源院ミコ:「(最低1110日の労働と、目の前のタネを明かせるチャンス)」
起源院ミコ:「…(『負け越さない』ためなら、後者の方が価値がありますわ)」
起源院ミコ:「乗りますわ」
起源院ミコ:「その代わり…」
起源院ミコ:「…貴女が先に振って見せていただけませんこと?」
“10上がり”ジャック:「…勝負の感どころを備えとるな」
“10上がり”ジャック:「怖い怖い」
“10上がり”ジャック:「まあ、ええやろ」
“10上がり”ジャック:(どうする?あんまり派手な調整はしたないけど)
“10上がり”ジャック:「上乗せライズっちゅう事は1000万」
“10上がり”ジャック:「それでもかまへんな?」
誓願寺レア:「……本当にいいの?」思わず横から口を出す。
誓願寺レア:「やめておいたほうがいいと思うのだけど……」
起源院ミコ:「ええ」楽し気に微笑む。「わたくしも、やめておいた方がいいと思いますわ」
誓願寺レア:「……?」
起源院ミコ:「それでも、ゴーですわ」
一二野ミルト:「‥‥???」
勤労学生:「おいッ、ジェネシス落ちのお嬢様は引っ込んでろッ」
勤労学生:「せっかく盛り上がってるのに水差すんじゃねー!」
起源院ミコ:「さ、ジャック様」「どうぞ、ダイスを」
誓願寺レア:「……ごめんなさい。続けて」それきり押し黙る。
一二野ミルト:「…ミコさんなら何か考えがあるのでしょう。」
一二野ミルト:「彼女はニュートロン。決して負け越すことのないお人…!」
“10上がり”ジャック:(7…いや…7は三回試行で安定で勝てる。事実上の一発勝負でなら6…5…あまり派手にはしたくないが)
“10上がり”ジャック:(6で行くか)
“10上がり”ジャック:10DX6
DoubleCross : (10DX6) → 10[1,4,5,6,6,6,7,7,8,9]+10[1,1,5,9,9,10,10]+10[4,8,8,10]+10[2,7,8]+10[5,7]+10[8]+10[7]+4[4] → 74

勤労学生:「なっ、76ゥゥゥゥ!!?」
勤労学生:「す……すげえッ!こんな数見たことないぞ!」
起源院ミコ:やはり、という顔でにっと笑う。「お美事ですこと」
起源院ミコ:無造作に、丼にダイスを投げ入れる。
起源院ミコ:10DX
DoubleCross : (10DX10) → 9[2,2,3,3,4,5,6,7,9,9] → 9

起源院ミコ:「10の目は、なし」「ジャック様の勝ち、ですわね」
GM:先ほどよりダイスのぶれが大きい。
一二野ミルト:「ぇ…!?ミコさん!??!と、特別な策があったんじゃないんですかっ」
黒服モブ:「勝者!ジャック!起源院ミコには1000万プリカの負債が付与されるッ」
起源院ミコ:「策?ありませんわよそんなの」
勤労学生:「ウオオオ!!決着だああああああ!!」
“10上がり”ジャック:「ほな、ありがたく貰っとくでェ」
勤労学生:「一日にして借金1000万プリカかよ!?あの女……終わったぜ!!」
一二野ミルト:「おしまい…!」「これで…私たち…!おしまいですよ…!」
起源院ミコ:「ええ」地下行きの準備を整える黒服を尻目に。
“10上がり”ジャック:「あと眼鏡の姉ちゃんは借金王からの借金30万の取り立ては残っとるからなあ」
起源院ミコ:「ジャック様」顔を近付ける。「それでは、また今度」
“10上がり”ジャック:「…」
一二野ミルト:「あ、はい…。どっちにしろもう、私はV活も、BD開発もできませんが…!」
誓願寺レア:(まさか、彼女も潜入捜査を……?)
コルナ・ラスペ:「ハハ、楽しい勝負だったな」ヘラヘラと笑い、席を立つ。
一二野ミルト:「って、ミコさん。行かないで。待ってください~!」とことこと追いかけていく。
コルナ・ラスペ:「さーてお仕事お仕事……」
起源院ミコ:黒服に連行されながら、自身の中の何かがマイナスを指し示すのを感じる。
誓願寺レア:去っていく要警戒対象を見やりながら、ノンカロリーのカロリーバーを齧る。
誓願寺レア:(警戒する相手が増えたか)
起源院ミコ:「ここからは、メタゲームの時間ですわ」ぽそりと呟く。電荷は、ゼロに向けて動き始める。


【オープニング:起源院ミコの場合】

GM
キャラシート
GM:起源院さんは自己紹介をお願いします
起源院ミコ:はいな!
GM:既にめっちゃキャラを紹介してもらった気持ちですが
GM:どうぞー
起源院ミコ:「ごきげんよう庶民の皆様!ドラゴンについて語ることは何もありませんわ!」
起源院ミコ:“ニュートロン”起源院ミコ。XMsアカデミアでランカーを務める、お嬢様決闘士です。
GM:お嬢様とは
起源院ミコ:ノヴァリスに置いてお嬢様という立ち位置が何を指すかは微妙ですが、そう名乗っておりそれっぽい挙動をしているのでそう呼ばれています。
GM:なるほど 魂がお嬢様なのかもしれないですね
起源院ミコ:カードゲームの戦法については、極端なスーサイド戦法と相手と軸をずらして戦うガンメタを駆使して戦うタイプ。
GM:前のめりすぎない?
起源院ミコ:二人称が「庶民の皆様」という変なやつですが、ノブレス・オブリージュ精神は人一倍。勝者の重荷を肩代わりすべく、日々戦っています。
GM:高貴だ えらい
GM:えらいのか?
GM:負けず嫌いなだけでは?
起源院ミコ:オーヴァードとしての能力は(おそらく)尋常ではない肉体耐久力。どう考えてもTCG向けではない
GM:パワー型だ
起源院ミコ:それでも勝負事を愛し、きっちり戦うことを是とするタイプの決闘士です。
起源院ミコ:バトルスタイルとしては、クソ高いHPから雷鳴の申し子をぶちこむタンク兼一発屋!
GM:シンプルに強い
起源院ミコ:庶民の皆様を庇いまくってノブリスオブリージュした後に、相手をブン殴ってノブリスオブリージュいたしますわ
GM:OK
起源院ミコ:追記事項として、とっても負けず嫌いです。そんな感じでやっていこうと思います。
起源院ミコ:よろしくお願いいたします!
GM:そんなミコさんのハンドアウトはこちら
ハンドアウト:PC④起源院ミコ シナリオロイス「“10上がりテンライズ”ジャック」
君は一二野ミルトの友人だ。
彼女は…まあ、そんな感じではあるが悪いヤツではない。
たまには面会でもしてあげたほうがいいだろうと思った君は帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールを訪れた。
そこで借金の取り立てに合う友人の為にギャンブルを申し込まれるとは思いもよらなかったのだが。
起源院ミコ:もう申し込まれましたわ
GM:ミコさんのOPは友人に会いに行くくらいで軽くやっていきたいと思います。
起源院ミコ:承知です!
GM:それでは登場侵蝕をどうぞ
起源院ミコ:43+1D10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+3[3] → 46



モブ生徒:「ねえ、あの噂聞いた?」
GM:大通りのカフェテラスで友人のモブ生徒が君に話しかける。
起源院ミコ:「なんですの、庶民の皆様?」
モブ生徒:「一二野ミルトが地下送りになったんだって」
モブ生徒:「何か怪しげな研究してたじゃん、あの子」
起源院ミコ:「まあ、ミルト様が?」「ジェネシスでは珍しいことでもないと伺ってましたが」
モブ生徒:「なんでも研究費を使いまくったけど、いまいち成果が上がらなかったらしいよ」
起源院ミコ:「地下って…アレですわよね」「アカデミアの懲罰決闘室みたいなところ」
モブ生徒:「懲罰決闘…?みたいなのかどうかはわからないんだけど」
モブ生徒:「普通は研究資金が尽きたところで諦めるかまたお金を貯めるんだけど」
起源院ミコ:「あの方のディスク、セバスチャンに薦められて使ってみたらとっても良かったのに。もったいないですわ」
モブ生徒:「あの子、投票権も売り払っちゃったんだって」
モブ生徒:「そういうのを作って売ればいいのにね」
モブ生徒:「金儲けより自分の趣味を優先する子なのかな」
モブ生徒:「ミコは友達なんでしょ?どうなのそのへん」
起源院ミコ:ぽかんとした顔で。「それが普通ではありませんこと?」
モブ生徒:「いや、普通じゃないでしょ」素でドン引きされる。
起源院ミコ:「お金儲けが是のジェネシス生だからといって、やりたいことができないのは可哀想ですわ」
モブ生徒:「ふぅん、そういうものなのかなあ」
起源院ミコ:「…ま、顔くらい見に行ってもよさそうですわね」
モブ生徒:「え~ッ?わざわざ地下へ?」
モブ生徒:「ミコも相当変わってるわ~」
起源院ミコ:「たまには庶民の皆様の様子を伺ってあげるのも、上に立つものの務めですもの」
モブ生徒:「そういうモノかなあ」
モブ生徒:「私にはわかんないや」
モブ生徒:そう言って抹茶ラテを啜った。
起源院ミコ:「もしわたくしに何かあったら、アン様にでも連絡してくださいまし」「そのうちちゃんと帰りますわ」
モブ生徒:「了解~」


GM:そして数日後
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール
黒服モブ:「よし、面会申請書は問題ない」
黒服モブ:「所持品の持ち込みはこれ以外にはないな?」
起源院ミコ:「最低限のデッキと日用品、扇子と日傘。あとデュエルガントレット。これで全部ですわ」
黒服モブ:「娯楽品は勤労学生に譲渡する事は禁止とする」
黒服モブ:「それは守るように」
起源院ミコ:「自衛用ですわ、ご安心くださいまし」
黒服モブ:(自衛?何言ってんだコイツ)
黒服モブ:「まあいい、ゲートをくぐれ」
起源院ミコ:流麗に頭を下げ、ゲートの向こうへと歩き出す。
GM:ゲートをくぐる際に一瞬の眩暈。
GM:君の中をサーチされたような感覚。
起源院ミコ:「…?」「空気が悪いのかしら」
黒服モブ:「ようこそ、帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールへ」
黒服モブ:「知っていると思うが本校の生徒は基本的に労働に勤しんでいる」
黒服モブ:「労働の邪魔をしないように」
黒服モブ:「今の時間なら昼食の頃合いだな」
起源院ミコ:「ご心配なく」「せっかくですから、そちらの様子を見に行きますわね」
黒服モブ:「勤労学生クズどもは食堂に集まっているだろう」
黒服モブ:「休憩中なら話をしてもかまわん」
黒服モブ:「くれぐれも問題を起こさないように」
起源院ミコ:「はあい」「よほどのことがない限り、そうはしないつもりですわ」
起源院ミコ:似つかわしくない雰囲気を放ちつつ、食堂の方へと歩いていく。
GM:食堂から怒鳴り声が聞こえてくる
“借金王”:「ふざけないで貰いたいですねェ!」
“借金王”:「借りたお金に利子がつくのは当然でしょう?」
“借金王”:「複利計算で、30万!全部返してもらいましょうかァ!?」
起源院ミコ:「あら、さっそく庶民の皆様が庶民らしいことをしてそうな声が…」
GM:早速トラブルの予感
起源院ミコ:「よほどのこと、ないといいですわね」足取り軽く、食堂のドアを開く。


GM:ロイスの取得が可能です
起源院ミコ:遡り取得ってアリですかね ジャックさんに取ろうかと
GM:いいですよ
起源院ミコ:・"10上がり”ジャック/感服いたしましたわ/○勝てますわ
GM:ウワー もう負かされそう
起源院ミコ:以上で!
GM:OK


【オープニング:一二野ミルトの場合】

GM
キャラシート
GM:自己紹介をお願いします
一二野ミルト:はーい!
一二野ミルト:ひふの みると
一二野ミルト:ジェネシスインダストリアルアカデミー開発部所属。
一二野ミルト:催眠をはじめとした精神操作に並々ならぬ興味を持っている、普通の女の子。
GM:普通とは
一二野ミルト:ご存じの通りノヴァリスでは、睡眠学習と機械学習で主に学習を行っている為
一二野ミルト:これら普及されている技術に関わる彼女の研究や開発はノヴァリス内でもかなり利益に直結します。
一二野ミルト:BDで『朝起きれる催眠スクリプト』『エフェクト訓練導入の導入スクリプト』等作成し、既存BD副作用の軽減等相応の利益を上げてはいるものの。
一二野ミルト:研究熱心なあまり外の世界の資料を基に催眠を再現しようと
一二野ミルト:『人をカタツムリにする催眠』『宙に浮かせる催眠』『ねずみにする催眠』『チョコにする催眠』
一二野ミルト:といった商品化不可能な目標に精を出し大赤字を出す時もあります。
一二野ミルト:賢者の石も持っているため彼女個人なら上記を割と現実にできるのが最も質が悪く
一二野ミルト:多分十字冠がこの世界にあるお陰で一線超えずに済んでる。
一二野ミルト:UGNのことは世界で最も催眠を実用している組織として尊敬と対抗心を持っています。
一二野ミルト:データはシンプルな交渉アタッカー!
GM:ギリギリ一線を越えていないのか
GM:装甲無視だ
一二野ミルト:はい、生来の狂気はあるけど…
一二野ミルト:生来の狂気のおかげで達成値も高い上、賢者の石でとリミリリでかなりC値を下げれる。催眠をほぼ当てれる。
一二野ミルト:マシラドーズで火力も盛れるので一度で全部乗せるより二回に分けた方が総火力はあがりそう。
一二野ミルト:それと、無駄遣いとコネで得た門外不出のプランナーの資料を抽出した自作BD(進化の兆し)を使っているため
一二野ミルト:能力値をいつでもある程度上げられます。
一二野ミルト:性能は以上ですね。一本気な分やることはシンプル!よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします
GM:そんなミルトさんのハンドアウトはこちら
ハンドアウト:PC③ 一二野ミルト シナリオロイス「キューブ先生」
君は才能にあふれた技術者である
だが他人がそれを理解してくれるとは限らない
研究開発資金を調達するために生徒投票権を売り払った結果この場所に落とされた。
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの教師であるキューブ先生は君に好意的であるが君にとってそれは重要ではない
さっさとこの場所から出て研究を再開するのが君の目的だ
一二野ミルト:脱出しなきゃ…!
GM:それはそれとして
GM:工場で働くのと鉱山で穴掘るの
GM:どっちが好き?
一二野ミルト:工場で働く方が良いです!
GM:鉱山の方が報酬は多いのに…
GM:了解です。
GM:では工場で働く場面から始めていく感じになります
GM:登場侵蝕をどうぞ
一二野ミルト:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+6[6] → 46



GM:ジェネシス武器工廠、地下第3工場。
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールにおける基本労働現場の一つ。
GM:試作、開発コンテスト、実機テストを経て量産化された様々な武器を随時生産している。
GM:君の仕事はベルトコンベアーで流れてくる金属チップのハンダ付け作業だ。
GM:一定のリズムで流れてくる部品をその都度電熱で圧着していく。
GM:ウィーン、ガッション!
GM:ウィーン、ガッション!
一二野ミルト:「結合部をハンダで繋いでスイッチ対象変更…」
一二野ミルト:「結合部をハンダで繋いでスイッチ…結合部をハンダで繋いでスイッチ…結合部をハンダで繋いでスイッチ…」
GM:ウィーン、ガッション!
GM:ウィーン、ガッション!
黒服モブ:「手を休めるな勤労学生クズども!」
黒服モブ:「大切なお客様に届ける為に真心を込めろ!」
黒服モブ:「今日も労働に感謝!」
一二野ミルト:「結合部をハンダで繋いでスイッチ…ぐすっ」
GM:ウィーン、ガッション!
GM:ウィーン、ガッション!
一二野ミルト:ずっと心を無にして作業をしていたが、無理が来はじめる。
一二野ミルト:「結合部をハンダで繋いで…うっ…え―ん!」泣きが入り始め…
黒服モブ:「そこォ!」
黒服モブ:「手を止めるんじゃない!」
一二野ミルト:「は、ひゃい!」
GM:そんな君の所に歩み寄る人影。
キューブ先生:「まあまあ」
キューブ先生:「もうすぐ休憩時間じゃありませんか」
一二野ミルト:「せんせぇ…!」ぱっと表情が明るくなる
キューブ先生:「労働実習がカリキュラムのメインではありますが」
キューブ先生:「ここも学校です」
黒服モブ:「キューブ先生はお人よしですね」
黒服モブ:「まあ、いいだろう。休憩!!」
GM:その合図とともに勤労学生たちは持ち場を離れていく。
キューブ先生:「かなりお疲れですね、ミルト君」
GM:教師。
GM:だがその頭部はまるで旧型のブラウン管TVの様な形をしている。
GM:キューブ先生と呼ばれるその教師は。
GM:この学園で数少ない一般教科を担当していると言われている。
キューブ先生:「お茶でもいかがですか?」
キューブ先生:そう言って近くの椅子に座り。
キューブ先生:紙コップに水筒からお茶を注いで渡す
一二野ミルト:「ややっ、キューブ先生!素晴らしいタイミングに来てくれましたっ。…では是非にっ」
一二野ミルト:お茶を受け取り会釈をし、ずずっと飲む。
一二野ミルト:「あ~。お茶が五臓六腑にしみわたります…」
一二野ミルト:(とはいえ、そろそろ限界…。私の心が耐えられない。)
キューブ先生:「君は面白いですね」
キューブ先生:「普通この地下に落ちてきた人はこの環境に慣れていくものですが」
キューブ先生:「落ちてきていきなり研究を続けようとした生徒は初めてでしたよ」
キューブ先生:「まあ最近はそんな余裕もなさそうですが」
一二野ミルト:「ひひ…だって。欲望しゅみは、諦められませんから」
一二野ミルト:「これでも、此処にいる人とお話はして…いいBDのアイデアが浮かんだりはしています。」
一二野ミルト:「でも。どうしても時間が取れないとアイデアで止まってしまって、開発までは…中々…」
キューブ先生:「先生は君のような生徒を応援しています」
キューブ先生:「ふむむ、それは困りましたね」
一二野ミルト:「…先生っ、その。もしよければですが…もっとお金の入るお仕事はありませんか?」
一二野ミルト:「危険でも、このままでいるよりはずっと良い。私は早くここから出たいんです」
キューブ先生:「一般労働なら鉱山ですね、やはり」
キューブ先生:「あとは調理などの技能があれば特殊配置につくことは可能です」
キューブ先生:「食堂野さんのように食堂で働く場合は少し報酬が上乗せされますね」
キューブ先生:「…あとは…いや、これはおススメできませんね」
一二野ミルト:「私は精神干渉ですし、鉱山くらいしか…。こんなことになるなら調理用のBDをもっと探して最低限まで技量を上げるべきでした…」
一二野ミルト:「…ふむっ?ほかにもなにかあるんですか?」
キューブ先生:「いえ、やめた方が良いでしょう」
キューブ先生:「あなたには向いていないと思います」
キューブ先生:「ギャンブルなどというものは」
一二野ミルト:「ややっ!…向いていないなんてやってみたいとわからないじゃないですかっ」
一二野ミルト:「寧ろそう聞いて俄然、興味が出ましたっ!ギャンブルについて教えてください!」
キューブ先生:「そもそもギャンブルをするには元手が必要ですよ」
キューブ先生:「そんなお金を持っていないでしょう」
一二野ミルト:「あ~‥‥」手は、ある。人の精神を無理やり犯せばある程度は手に入る見込みがあり、彼女には可能だった。
一二野ミルト:「─────はい。今の私にそんなお金は、ありません。」
キューブ先生:「そうですね。無理なことはしない方が良いです」
キューブ先生:「報酬は低いですが少し時間に余裕のあるお仕事なら紹介できますが」
キューブ先生:「それならどうですか?余った時間を研究に回しても問題ないかと」
一二野ミルト:「ややっ!キューブ先生…それでは、ありがたくっ」
一二野ミルト:「手持ちのカードでは無理なのは分かっています。それでも私は地上うえへ帰りたい。」
キューブ先生:「私の教材室の片づけです。一日1時間程度ですが、そんなに散らかっていないので適度に掃除してくれるだけで結構ですよ」
キューブ先生:「部屋も使って貰って構いません」
一二野ミルト:「はい、よろこんで!…こんな私の意をくんでくださり、ありがとうございます。」
キューブ先生:「私も面白い話し相手がいると嬉しいですし」
キューブ先生:「そうですか、では夕食前の1時間。よろしくお願いしますね」
キューブ先生:「黒服さんたちには話を通しておきましょう」
キューブ先生:そう言って先生は立ち去っていきます。
一二野ミルト:「ハンダ付けサポート自己暗示ももう作りつくしましたし…。先生の教材室って面白そうですしねっ」
一二野ミルト:「久々の楽しいイベントになりそうです!」わきわきと手を握り開きを繰り返す
GM:それを見送り独り言を言う君にまた別の人影が近づいてくる。
“借金王”:「どうも~」
“借金王”:「ちょっとお話が聞こえてしまって」
一二野ミルト:「貴方は…しゃ、“借金王”シャッキング!…さん」
“借金王”:「ああ、名前を知ってもらってましたか」
“借金王”:「勤労学生の強い味方」
一二野ミルト:「え、えーと私は何も怪しいことはしていませんよ…?」
一二野ミルト:その勤労学生たちから最低限の情報は、聞いている。可能なら関わらない方が良い手合いだ。
“借金王”:「アイマイ学生ローンの借金王シャッキングですゥ」
“借金王”:安心、簡単、即融資の煌めく文字が書かれた名刺を手に握らせてくる。
一二野ミルト:「ひ、ひぃっ」軽くのけぞりかけるが、名刺を手に取り、お辞儀。マナーサポート暗示の賜物だ。
“借金王”:「今、お金が必要だというのが聞こえたんですがァ」
一二野ミルト:「はい。お金を儲けたいな…て。その為には元手が必要で…。」
“借金王”:「如何ですか?ご融資」
“借金王”:「ですよねェ。こんなクソみたいな環境で真面目に働いたって」
“借金王”:「心が無になっちゃうだけですよォ」
“借金王”:「鉱山堀で体を壊すか工場で長時間働いて心を壊すか」
“借金王”:「そこまでしても道は長いでしょう?」
“借金王”:「経済の基本は投資ですよ」
“借金王”:「その中でも一番堅実なのは自己投資」
“借金王”:「自分は裏切りませんからね」
一二野ミルト:(一瞬悩む、最短距離なのは間違いないが本当にこれでよいのだろうか。)
“借金王”:「ここで一発自分を信じて大きく勝負にでるのが最善ではありませんか?」
一二野ミルト:「あ、う。えっと…。みんな、やってることなんですか?」
“借金王”:(悩んだな…フフ…)
一二野ミルト:「私、あまりお金の事には詳しくなくて…。」
“借金王”:「いえいえ、お悩みでしたら無理に!とは言いませんよ」
“借金王”:「地道に働くのも悪くないですからね」
“借金王”:「お辛いでしょうが、確実です。ええ確実堅実は美徳です」
“借金王”:「お金に詳しくなる必要なんてないんです」
“借金王”:「簡単なお話をしましょう」
“借金王”:「経済というのはお金を増やすことで回っていると言っても過言ではありません」
“借金王”:「何も無い所から1稼ぐより」
一二野ミルト:「は、はい…。」「お金を…増やす」
一二野ミルト:刻々とうなづく
“借金王”:「10の金を20にする方が簡単なのです」
“借金王”:「もちろんリスクはあります。それは仕方がない」
“借金王”:「ノーリスクで何かを為すことができるほと世の中は甘くはありません」
“借金王”:ペラペラと湯水のごとく言葉を紡ぐ。
“借金王”:「ですが、研究の世界でもあるでしょう?多少危険な事でも実験をしてみなければ」
“借金王”:「結果は出ないと」
“借金王”:「やらなければ始まらないのです」
“借金王”:「私はそのお手伝いをしたい」
“借金王”:「ただそれだけなんですよォ」
一二野ミルト:「はい!そうですよねっ…確かに、安全には配慮しなければいけません、が。それだけではどうにもならない研究もあります。」
一二野ミルト:研究の話を聞いたと同時に目に光が戻り、うなづく。
“借金王”:(イケる!)
一二野ミルト:人に決断させることに必要なのは“言い訳”
一二野ミルト:今、モコはミルトが最も慣れ親しんだ言い訳を突き刺した。
一二野ミルト:「はいっ、はいっ。多少のリスクがなければどうにもなりませんっ!」
“借金王”:「おお、それはご英断です」
一二野ミルト:「是非に、借りましょうっ。」
“借金王”:「では、即審査即融資が私のモットー」
“借金王”:契約書を取り出す。
“借金王”:「とりあえず5万プリカ」
“借金王”:「この額であれば即融資ができます」
一二野ミルト:「ええ、夢の為に必ず倍にして見せますよ~!」
“借金王”:「食堂の賭場も良いですし、週末には博打王の“ハムすた”も開催予定です」
“借金王”:「あなたが儲かれば私も嬉しい」
一二野ミルト:「…たとえ、ギャンブルの相手が大金持ちだとしても、舞台では一緒。平等なんですから。」
“借金王”:「WINWINな未来が見えましたね!」
一二野ミルト:「諦めなかければ…いつか必ず勝てる筈です!お互い良い未来を手に入れましょう!」
“借金王”:サインした契約書を急いでカバンにしまう。
“借金王”:(契約書は良く読んだ方が良いですよ)
“借金王”:「はい、ではこれを」
“借金王”:5万プリカを手渡す。
一二野ミルト:「ありがとうございますっ!ジャンジャン増やして地上に戻って…技術で人を幸せにしたいです!」
“借金王”:「私も楽しみにしています」
“借金王”:「では、グッドラック!」
GM:こうして、一二野ミルトの転落は加速する。
一二野ミルト:(まずは…勤労学生の皆さんに『ギャンブル 必勝法』で伺いましょう!)
一二野ミルト:(必ずいい手が出る筈…!)
一二野ミルト:こうして一二野ミルトは《竹馬の友》を勤労学生達に掛け、『ギャンブル攻略法』を手に入れ
一二野ミルト:自信満々にギャンブルへ挑んでいくのであった。


GM:ロイスの取得が可能です
一二野ミルト:ロイス キューブ先生 〇親切/不安
一二野ミルト:以上


【オープニング:誓願寺レアの場合】

GM
キャラシート
GM:自己紹介をお願いします
誓願寺レア:はい!
誓願寺レア:誓願寺(せいがんじ)レア。
誓願寺レア:ジェネシスインダストリアルアカデミーの生徒会『オフィサー』の一員であり、
誓願寺レア:総務会計監査局局長を務めています。
GM:幹部クラスだ
誓願寺レア:とはいえ認可はガバガバです。新しく作る分には大体通します
誓願寺レア:ただし合わない帳簿には厳しいです。不正は見逃しません
GM:新規事業はガンガン興していく方が
GM:発展性ありますからね
誓願寺レア:そういうことです。色々やってほしい
誓願寺レア:自分でも思いっきり色々ふらふら体験しに行くフットワークの軽いタイプ。
誓願寺レア:ノヴァリスにはセルの意向……ではなくUGNの意向で来ています
誓願寺レア:逮捕されたセルメンバーの恩赦のために潜入捜査しているダブルクロスです
誓願寺レア:能力的にはモルフェウス・ノイマンだけど何故か隠密能力が使えて
誓願寺レア:グッと隠密するとダメージダイスが+9d10されるだけのささやかな能力を持っています
GM:グッと隠密するだけで?
GM:なんてことだ
誓願寺レア:さるやんごとなき事情により絶対に死ねない理由ができたので他の連中を踏みつけにしてでも生き延びます よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします。
GM:そんな誓願寺さんのハンドアウトはこちら
ハンドアウト:PC②誓願寺レア シナリオロイス「帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールはジェネシスの下部組織でありジェネシスの工業製品の生産の一翼を担う重要な組織だ。
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールで不穏な動きあり」という情報を得た君は生徒会長の名を受け監視と調査の為エンパイアラブへと潜入した。
エンパイアラブで労働に勤しんでいるコルナ・ラスペは君の以前からの監視対象でもある。
騒動に中心に彼女らが居れば懲罰するのも良し、そうでなくてもトラブルに巻き込まれやすい彼女を監視すれば糸口が見つかるはずだ
誓願寺レア:怪しいやつだぜ
GM:なのでOPでは情報を得た君は生徒会長である九蛇都会長に報告の上で潜入調査に赴くことになります。
誓願寺レア:かしこのまりです
GM:では登場侵蝕をお願いします。
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (41 → 49)


GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール定期監査報告。
GM:労働提供効率4%低下。
GM:鉱山開発進捗率問題なし。
GM:収益8%低下。
GM:任期満了転校数30%低下。
GM:事故問題報告件数0件。
GM:実態調査の必要性ありと認め調査員を派遣するも消息不明、未帰還。
GM:業務監査の必要性を提案。
GM:それが誓願寺レアの手元に上がってきた報告書の内容だった。
GM:この内容を会長に報告すべきかどうか。
GM:そう迷う必要もないだろう。


GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー。
GM:ノヴァリスの中でも特に科学技術の発展したその学園は。
GM:オフィサーと呼ばれる生徒会によって強固な運営がなされている。
GM:学園への利益還元を目標に掲げ。
GM:新規技術開発と販売を幅広く行っている。
GM:そのトップに立つのが生徒会長、九蛇都牙莉亜だった。
GM:会長オフィスからは秘書と呼ばれる生徒たちが矢継ぎ早に出入りしている。
九蛇都 牙莉亜:「ああ、そうだ。営業部からのテスト記録は開発部ではなく生産課へ回せ」
九蛇都 牙莉亜:「“今は”開発部には好きにさせておいた方がいいだろう」
九蛇都 牙莉亜:「イド電脳鉱山の拡張は現状を維持で構わない」
GM:会長室では眼鏡をかけた金髪の女が指示を大きな椅子に座り指示を出していた。
GM:ゆったりとした喋り方の中に京都訛りのイントネーションを感じさせる。
九蛇都 牙莉亜:「武器工廠の生産は安価な武器と互換性の高い物資を優先。提供数を重視しておくように」
九蛇都 牙莉亜:「とりあえず顧客は選ばなくていい」
GM:指示を受けた秘書が次々と部屋を退出していく。
GM:生徒会長、九蛇都牙莉亜はズズ…とドリンクを飲み干し、入室してきた少女を眺めた。
誓願寺レア:「お時間を頂いても?」
九蛇都 牙莉亜:「ああ、誓願寺か」
九蛇都 牙莉亜:「うん、そうだね。構わないよ」
九蛇都 牙莉亜:手を振って秘書たちに退室を促す。
誓願寺レア:タブレットで報告書を送付して。
誓願寺レア:「“エンパイアラブアンダーワークスクール”への正式監査人員の派遣を提案します」
誓願寺レア:PREP法。結論より先に話す、ビジネスシーンで好まれる話法である。
九蛇都 牙莉亜:「何故そう判断した?」
誓願寺レア:「収益、労働効率の予測を上回る低下……それから」
誓願寺レア:「監査部の部門個別費部費1人月の余剰・・・・・・ができました」
九蛇都 牙莉亜:「なるほど」
九蛇都 牙莉亜:「エンパイアラブの管轄はヘンリエッテ火村だ。余程のことがない限りは」
九蛇都 牙莉亜:「余計な介入は必要ないと思うが」
九蛇都 牙莉亜:「そうでは無いと」
誓願寺レア:「はい。余程のことかと」
誓願寺レア:「問題を見つけられないのであればともかく」
誓願寺レア:「報告さえしないのは、より切迫した状況を迎えており」
誓願寺レア:「手段を選ばない状況にある可能性を考慮に入れてもいいのではと」
九蛇都 牙莉亜:「監査は何名体制で行う予定かな?」
九蛇都 牙莉亜:「あの学園は特殊環境だ」
九蛇都 牙莉亜:「中々手強いぞ」
誓願寺レア:「うちの子は真面目で優秀ですけど」
誓願寺レア:「扇動と享楽。こういうのにはあまり慣れていない子ばかりで」
誓願寺レア:「一名」
誓願寺レア:「“ドレスゲート”の派遣を提案します」
誓願寺レア:結論を最後に繰り返して述べるのも、PREP法の要諦である。
九蛇都 牙莉亜:「フフ。それは豪勢な話やねえ」
九蛇都 牙莉亜:少し砕けた口調になる。
誓願寺レア:「細かな指示が要らないから扱いやすくて」
九蛇都 牙莉亜:「えらい大事になるんと違う?」
九蛇都 牙莉亜:「それとも…誰か気になる子でも居るん?」
誓願寺レア:……あそこに居る者のリストを思い起こす。
誓願寺レア:最近になってラス・ヴィダスより送られ、内部で頭角を現したという少女。
誓願寺レア:輝かしい実績を持ちながら、ジェネシスの開発部から一気に労働落ちしたという少女。
誓願寺レア:それらよりも、なお。
誓願寺レア:「……ええ」
誓願寺レア:「一度、直接見たいとは思ってた人が」
九蛇都 牙莉亜:「総務会計監査局局長が興味を持つ相手」
九蛇都 牙莉亜:「でも、興味本位で近づくと」
九蛇都 牙莉亜:「火傷するかも知れへんねえ」
誓願寺レア:「火傷くらいなら、《リザレクト》が効きますから」
九蛇都 牙莉亜:「ま、引きずり込まれんように、気ィつけな」
誓願寺レア:「はい。それがなくなっても十字冠これがある。2枚も保険があれば危険な賭けじゃない」
九蛇都 牙莉亜:「自信があるのは結構だ」
九蛇都 牙莉亜:口調が戻り値踏みするように見据える。
九蛇都 牙莉亜:だが、この少女に関しては。
誓願寺レア:あるいは、それ自体が賭けを行う者には欠けた資質であるのかもしれないが。
誓願寺レア:じ、とそれを見返す。
九蛇都 牙莉亜:生徒会長としても評価が見えづらいと思う。
九蛇都 牙莉亜:あらゆる価値を算定し、その価値を吊り上げると言われる九蛇都牙莉亜の評価から。
九蛇都 牙莉亜:何かしらを隠しているように思える。
誓願寺レア:彼女の価値の軸はそこにも、ここにも無い。
誓願寺レア:「お時間いただきありがとうございました」ペコリと頭を下げる。
九蛇都 牙莉亜:「ふむ」
九蛇都 牙莉亜:「退出前に一つ」
九蛇都 牙莉亜:「監査局局長としての意見を聞きたい」
誓願寺レア:「なんでしょう?」
九蛇都 牙莉亜:会長は気まぐれにオフィサーの経営に対する意見を求める事がある。
九蛇都 牙莉亜:それによって人事の評価を行っているという噂もあるが。
九蛇都 牙莉亜:ただそれを楽しんでいるとも言われている。
九蛇都 牙莉亜:「現在、ノヴァリス全体で治安は悪化傾向にある」
九蛇都 牙莉亜:「これを緩やかに加速させた場合」
九蛇都 牙莉亜:「ジェネシスの利益になると思うか?」
誓願寺レア:「損益分岐点までは」
九蛇都 牙莉亜:「では、そのようにしよう」
九蛇都 牙莉亜:片手を上げて秘書を入室させる。
九蛇都 牙莉亜:「非合法組織への武器販売を拡充させろ。安価で低品質のものだけだが」
九蛇都 牙莉亜:「どのみち、営業部のテストには実地の戦場が必要だ」
九蛇都 牙莉亜:「その程度の治安悪化ではメジャーな学園には嫌がらせ程度にしかならない」
九蛇都 牙莉亜:「どうせ、死なないんだ。遊びは派手な方が楽しいだろう」
誓願寺レア:(……その損益分岐点・・・・・は)
誓願寺レア:(“職員室もしくは、NABEE人員への重篤な被害”)
誓願寺レア:(そうなれば、ジェネシスの利益どころではないし……)
誓願寺レア:(“私”にも不利益になる。とはいえ)
誓願寺レア:(その逆をせよだなんて。この人の前で言う気にはならない)
九蛇都 牙莉亜:誓願寺の方に手を向けて振る。
九蛇都 牙莉亜:好きに動けというサインだ。
誓願寺レア:再び一礼して、その場を発つ。
誓願寺レア:(……時間がない)
誓願寺レア:大事になる可能性を極めて下げるのであれば、大量入学に乗じて人員を大量に投じ、長期的に事を進めるべきなのだろうと思うが。
誓願寺レア:それでは遅すぎる。
誓願寺レア:(……私が行くことで、速やかに解決できればいいけれど)
誓願寺レア:(それに賭けるのは早計かな)
誓願寺レア:賭け事は得意ではないし、と独り言ちた。
GM:そして誓願寺レアは帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールに潜入した。
GM:入校ゲートを潜る際に一瞬の眩暈を感じたが。
GM:それ以外はさしたる問題もなく内部へ。
GM:そして喧噪の学生食堂へと足を踏み入れた。


GM:ロイスの取得が可能です
誓願寺レア:監査対象/エンパイアラブアンダーワークスクール/尽力:○/隔意
誓願寺レア:これで!
GM:OKです


【オープニング:コルナ・ラスペの場合】

GM
キャラシート
GM:自己紹介をお願いします
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペです。ストライプスーツに丸サングラスという、めちゃくちゃ胡散臭い格好の生徒。
コルナ・ラスペ:見た目を裏切らずその挙動はだいぶ怪しく、定職についているようすはなく何が取り柄かもよく分からないヘラヘラした女だ
GM:絶対にヤバイ
コルナ・ラスペ:その唯一の取り柄は……ギャンブル!!!何かを賭けた勝負事においては別人のような知性と集中力を発揮し
コルナ・ラスペ:複数の学園において『巨大な勝負』への関連性を噂される悪魔的ギャンブラー。
コルナ・ラスペ:勝負に関してはひたすらシビアだけど、弱いやつには優しいかも。優しくないかも。
GM:どっちだろう
コルナ・ラスペ:とにかく普段はこのスーツ姿でヒーコラ地下労働してます。すぐバテるし、使えね~奴隷
コルナ・ラスペ:冒頭ではめちゃくちゃモブみたいな反応しかしていない
コルナ・ラスペ:能力は……とにかく無形の影!購入も戦闘もその他の判定もぜーんぶこれでやるつもりでいます
コルナ・ラスペ:当然アホみたいに侵蝕が上がるけれど、そこは浄玻璃の鏡で力づくでカバー。
GM:ある意味潔い
コルナ・ラスペ:最強のDロイスもフル活用して150くらいの危険域からの生還を目指す……まさにギャンブル……!!
コルナ・ラスペ:ダイスを回し、侵蝕も回す!狂気の沙汰ほど面白い……!
GM:クレイジー
GM:安定体などには頼らない…本物だ
コルナ・ラスペ:今回もさらなるビッグゲームの気配に動き出すかもしれないぞ。何もかもをベットしたいぜ
コルナ・ラスペ:以上です!よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします。
GM:そんなコルナさんのハンドアウトはこちら。
ハンドアウト:PC①コルナ・ラスペ  シナリオロイス「九蛇都牙莉亜」
君にとってギャンブルは心を震わせる魂の勝負である。
君はかつて生徒会長九蛇都牙莉亜に全てを賭けて挑み、そして敗北した。
今は敗北者としてエンパイアラブに落とされているがこれで終わるつもりはない。
そんな君は学園の一角で賭場を取り仕切る生徒の噂を耳にした。
その名は“博打王”、彼女に勝てば更なる大勝負にも挑めるいう。
君にとってそれは望むところであろう。
コルナ・ラスペ:負けちゃった~
コルナ・ラスペ:伝説のギャンブラーとか言っておきながら、もう負けてる
コルナ・ラスペ:ノヴァリス最大の経済の支配者ということは……ノヴァリス最大のマネーゲームの達人でもあるということ!
GM:OPで少しだけその時の事を回想して
GM:ほのぼの帝愛ライフを満喫してもらいましょう。
GM:登場侵蝕をお願いします。
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (46 → 54)


GM:君の目の前で金塊の山がガラガラと崩れていく。
GM:周囲の目から見れば。
GM:圧倒的な財力と豊富な人脈、そして知略を持つ相手に対して。
GM:それでもコルナ・ラスペの勝利はありえると思わせただろう。
GM:だが決着は。
コルナ・ラスペ:(圧倒的な財力と豊富な人脈、そして知略)
コルナ・ラスペ:(――だけじゃあない)
コルナ・ラスペ:(九蛇都牙莉亜……バケモノかよ……!)冷や汗を流しながら苦く笑う。もはやどの手を選んだとしても手詰まりだ。
コルナ・ラスペ:そうさせたのは、九蛇都牙莉亜の表に見える力だけではない。
コルナ・ラスペ:それは三大校のトップに君臨するほどの、何か形のない力だ。
コルナ・ラスペ:魔力。
コルナ・ラスペ:「ハハ、いいねえ……会長」
コルナ・ラスペ:「次……次は10倍のレートでやるかい……?」
九蛇都 牙莉亜:「思ったより、楽しませてもろたけど」
コルナ・ラスペ:今の自分に賭けられるものなどない。誰から見ても明らかだ。
九蛇都 牙莉亜:「自分自身の権利すら売り払ってもうて」
九蛇都 牙莉亜:「次は何を賭けてくれはるの?」
コルナ・ラスペ:「……昔から……目の良さが自慢でね」
コルナ・ラスペ:「つ、次の勝負はそいつを賭けるってのはどうかな……アタシの片目で100万」
コルナ・ラスペ:「会長サマが勝ったら、えぐるってのは?」
九蛇都 牙莉亜:「グロいのは趣味やないんやけど」
九蛇都 牙莉亜:「ホラーも苦手やし」
九蛇都 牙莉亜:「でも、それが望み言うんでしたら」
九蛇都 牙莉亜:「悲鳴の一つくらいは聞いてもええかも」
九蛇都 牙莉亜:「でも、10倍は言い過ぎ」
コルナ・ラスペ:「えっ」
九蛇都 牙莉亜:「その目」
コルナ・ラスペ:「いや、10倍くらいのレートじゃないと……困る!数字的にもう逆転できない」
コルナ・ラスペ:「頼む!会長!この通~~り!!」
コルナ・ラスペ:テーブルに顔面をつけんばかりの勢いで頭を下げる。
九蛇都 牙莉亜:「持ち主がコルナ・ラスペでないと」
九蛇都 牙莉亜:「価値もあらへんでしょ」
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「ね、念のため……聞いていい?」
九蛇都 牙莉亜:「どうぞ」
コルナ・ラスペ:「これ以上賭けるものがなくて……今、アタシの負け分がいくらだったっけ?」
九蛇都 牙莉亜:「10億」
コルナ・ラスペ:「10億をこの場で支払えなかったら、どうなるんだったっけ?」
コルナ・ラスペ:「いや悪いね!小学生の頃から記憶力が悪くて悪くて」
コルナ・ラスペ:「直視したくない出来事は特に覚えられなくてさ」
九蛇都 牙莉亜:「手持ち1億を10億に見せかけたんは正直驚いたけど」
九蛇都 牙莉亜:「負けたら、そのまま負債になるんやから」
九蛇都 牙莉亜:「前のめりにも程があるわ」
コルナ・ラスペ:「ハハ……どもっす」
コルナ・ラスペ:「その、アタシが聞きたいのは……10億の負債を返す一発逆転の敗者復活ゲームがあったりとかは……」
九蛇都 牙莉亜:「勝っても利益にもならん賭けをする義理はあらへんな」
九蛇都 牙莉亜:「でも、面白かったいうのは事実」
九蛇都 牙莉亜:「ちゃんと種銭揃えてきたら」
九蛇都 牙莉亜:「また遊ぼ」
コルナ・ラスペ:さらにダラダラと冷や汗が流れる。
コルナ・ラスペ:口調の柔らかさとは正反対に、その言葉はある事実を示しているからだ。
コルナ・ラスペ:今回のゲームはもはや終わりだということ。金を0から稼がなければならないということ。
コルナ・ラスペ:「質問を、変えてもいいかな……」
九蛇都 牙莉亜:「あー」口調が変わる。
九蛇都 牙莉亜:「何だ?」
コルナ・ラスペ:「明日からの仕事ってさ……日給はいくら……?」
九蛇都 牙莉亜:「ああ、頑張ればそれなりになったはずだが」
九蛇都 牙莉亜:「独自通貨を採用しているらしくてな」
九蛇都 牙莉亜:「詳しくは現地で聞いてくれ」
黒服モブ:「…」
GM:君の後ろに黒服が立つ。
コルナ・ラスペ:「い、いや待て会長!最後にもう一勝負しようぜ!」
九蛇都 牙莉亜:「何か賭けるものがあるのかな」
コルナ・ラスペ:見苦しく食い下がる。負けてからの態度は、仮にもジェネシス会長に挑戦した傑物のようには到底見えない。
コルナ・ラスペ:ギャンブルで身を持ち崩したクズ。賭博中毒者。
コルナ・ラスペ:黒服に掴まれながらも
黒服モブ:「さあ、来るんだ」
コルナ・ラスペ:コインを弾き、手の甲の上で伏せる。
コルナ・ラスペ:「コ、コイントスだッ!表か裏か!」
コルナ・ラスペ:「勝負だよ……勝負!」
コルナ・ラスペ:ズルズルと引きずられていくが、抵抗できる腕力すらもない。
九蛇都 牙莉亜:「勝負というのは対等の舞台に立ってから初めて成立する」
九蛇都 牙莉亜:「君は一度舞台に立った」
九蛇都 牙莉亜:「もう一度コルナ・ラスペがここに立つかどうかという賭けなら」
九蛇都 牙莉亜:「私は戻ってくる方に賭けてもいい」
コルナ・ラスペ:「……!!」
コルナ・ラスペ:そのまま会長室を引きずり出されていく。コルナ・ラスペは敗北した。


GM:…。
GM:………。
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの朝は早い。
黒服モブ:「起床ッ!!」
コルナ・ラスペ:ナメクジのようにズルズルと、薄い布団から這い出す。何もかも、劣悪な環境としか言いようがない。
コルナ・ラスペ:「あ……お姉さん」
コルナ・ラスペ:「へへ……今日は地下の当番なの?ほら、アタシだよ。あの日会長室から連行された」
コルナ・ラスペ:「コルナ・ラスペ。覚えてる?」黒服に無意味に絡む。
黒服モブ:「勤労学生クズどもをいちいち個別に認識しているほど暇じゃない」
コルナ・ラスペ:「う、嘘だろ~~。あの会長相手にゲームやった女なのに~~」
黒服モブ:「無駄口を叩くな」
コルナ・ラスペ:「……」作業着を羽織り、スコップを手に取る。
コルナ・ラスペ:「もしも」
コルナ・ラスペ:「最後のコイントスに、会長が乗っていたら」
コルナ・ラスペ:「――『裏』だ」
コルナ・ラスペ:「『裏』と答えていた」
コルナ・ラスペ:部屋を出る時、すれ違いざまに呟く。
コルナ・ラスペ:細い体を、片手のスコップの重量に振り回されるようにして、
コルナ・ラスペ:もう片手で、コインを弾いている。
コルナ・ラスペ:「アタシが勝ってた」
黒服モブ:「フン、何をぶつぶつと」


学内放送:『さあ皆さん、新しい朝が来ました』
学内放送:『今日も元気に健康的な汗を流して働きましょう』
学内放送:「鉱山労働者は安全に十分配慮する事』
学内放送:『今日も無事故で頑張りましょう』
学内放送:『鉱山前でパンと合成牛乳を忘れずに受け取りましょう』
GM:鉱山労働者たちが一列に並んでバスに乗り込んでいく。
GM:君の隣に座った少女がニヤニヤと笑いながら話しかけてきた。
愛間井モコ:「あの、どうして鉱山労働を?」
コルナ・ラスペ:「昔っから山が好きでね」
コルナ・ラスペ:「でも山が好きな人間って、相当な山好きでも山の表面しか登んないだろ?」
コルナ・ラスペ:「山の中で働ける仕事ってマニアにはたまらないんだよな。アンタは?」
愛間井モコ:「いやあ、鉱山はノルマもキツイし」
愛間井モコ:「肉体労働なんで正直クソなんですけどね」
愛間井モコ:「報酬を気にしなければサボれるんですよ、えへへ」
コルナ・ラスペ:「そりゃあいいこと聞いたなあ。初心者なんだよ。色々教えてくれ」
愛間井モコ:「あと、こっちに来る人って金に困ってる人が多くて」
愛間井モコ:「サボり方は教えても良いですけど。お姉さんはどうなんですかァ?」
愛間井モコ:「お金…困ってません?」
コルナ・ラスペ:「お金、欲しいね」
コルナ・ラスペ:「あればあるほどいい。どこかにいねーかな」頭の後ろで手を組む。
愛間井モコ:いきなり小声になる。
コルナ・ラスペ:「なーんにも聞かずにバカスカお金出してくれるような」
コルナ・ラスペ:「気前のいい、親切な人がなあ~~」
愛間井モコ:「ありますよ」
愛間井モコ:「まあ、無条件ってワケじゃないですけど」
コルナ・ラスペ:「な、なんだって」
コルナ・ラスペ:「いいのか!?そんな……突然何もかもアタシに都合がいい話が」
コルナ・ラスペ:「もしかして天使?アタシの目にしか見えていないのか?」
愛間井モコ:「お姉さん、賭け事はお好きですか?私も目がないんですがァ」
愛間井モコ:「賭場があるんですよ、この学園には」
コルナ・ラスペ:「へえ~~」
コルナ・ラスペ:「賭けが……できるんだあ~~」
愛間井モコ:「元手がなくても自分の権利を売れば参加できるんです」
愛間井モコ:「ま、そんな危険な事するよりも金を貸してくれる業者もいますから」
愛間井モコ:「少し労働して、それを元手に増やしていくってのも全然アリ」
コルナ・ラスペ:「いいねえ~~……いきなりそんなお得情報を教えてくれるなんて」
コルナ・ラスペ:「これから物凄く仲良くなれそうじゃないか?アタシ達」
コルナ・ラスペ:「アタシの名前はコルナ・ラスペ。あんたは?」
愛間井モコ:「私ですかァ?」
愛間井モコ:「私は愛間井モコ。二日酔いカッツェンヤンマーってコードだったりもしましたけど」
愛間井モコ:「今は借金王シャッキングで通ってます」
愛間井モコ:「お金、必要なら融資しますよ」
コルナ・ラスペ:「ハハ!王様!?ハハハハハハ……面白ッ!」
愛間井モコ:「笑っちゃいますよね。キングダムの王様かって話ですよ」
愛間井モコ:「でも、居るらしいですよ。ここにも本物が」
コルナ・ラスペ:「なに?まさかまだ王様がいるのかよ?」
コルナ・ラスペ:(竜――なわけないよな。だとすりゃ)
愛間井モコ:「キングダムの諸王にして伝説のギャンブラー“博打王”が」
コルナ・ラスペ:「"博打王"ォ!?」
コルナ・ラスペ:「なんだそりゃ!そんなの聞いたことないぞ」
愛間井モコ:「なんたって伝説ですからねェ」
愛間井モコ:「でも実際、大きな賭場の元締めですよ彼女は」
コルナ・ラスペ:「言われるだけある実力者なわけだ……へえ」
愛間井モコ:「この界隈で一番儲けがデカいギャンブルを取り仕切ってるんですよ」
コルナ・ラスペ:「地下帝国の帝王ね。案外……面白くなってきた。ツキもある……」
愛間井モコ:「そこがここから出る一番の早道って話もあるくらい」
コルナ・ラスペ:「ますます良い情報だ。こんなところを出るなら最短経路に越したことはないもんな」
愛間井モコ:「ここでは管理官のヘンリエッテか博打王かってくらいの有名どころ」
コルナ・ラスペ:「どうすりゃそいつと勝負できる?」
愛間井モコ:「勝負っていうか、彼女が開いているのはレースだから」
愛間井モコ:「直接勝負となると、どうでしょうね」
愛間井モコ:「何か上手い事やればできるんじゃないですかねェ」
コルナ・ラスペ:「上手いこと、かァ」
コルナ・ラスペ:頭の後ろに手を組み、背もたれに体重を預ける。ガタガタとバスが振動して、乗り心地は最悪だ。
コルナ・ラスペ:「これはアタシの気まぐれだけどさ、どうしてもそいつと……地下で一番強いやつと勝負してみたくなった」
コルナ・ラスペ:「手を組めばできそうな気はしないか?」
コルナ・ラスペ:「なんたって"王"はもう一人いる」
愛間井モコ:(何だァコイツ)
コルナ・ラスペ:「ほんとうの意味でギャンブルに勝つには、仲間を作ることだ……」
愛間井モコ:(手を組むだァ?)
愛間井モコ:「なるほど、面白いかもしれませんね」
愛間井モコ:(ギャンブル話に乗ってくるようなヤツはカモにしてやるゥ)
愛間井モコ:(上手い事やって借金漬けにしてやるんだァ)
コルナ・ラスペ:「へへへ。仲間はどんどん欲しい。10人でも100人でも……」
コルナ・ラスペ:「……いや」
コルナ・ラスペ:「帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの全員とだって、友達になってもいいかもな」
愛間井モコ:「ゆ、夢のある話ですね」
コルナ・ラスペ:「アンタが栄えある第一号だ。一緒にやっていこうぜ、"借金王シャッキング"」
コルナ・ラスペ:手を差し出す。
愛間井モコ:「は、はは」
愛間井モコ:「こちらこそ」
愛間井モコ:握手に応じる。
コルナ・ラスペ:サングラスの奥で目を細めて笑う。
コルナ・ラスペ:窓からの明かりが消える。バスが暗いトンネルに入ったようだった。
愛間井モコ:(何だコイツ)
愛間井モコ:「そうだ、今日のお昼。おヒマですか?」
愛間井モコ:「小規模の賭場なら食堂で見学できますので」
コルナ・ラスペ:「いいね」
コルナ・ラスペ:「是非とも見たいもんだ」
コルナ・ラスペ:「是非ともね」
愛間井モコ:「今日はお近づきの印にお昼ご飯も奢らせてもらいますよ」
コルナ・ラスペ:「ハハ、いいねえ~」
コルナ・ラスペ:「せっかくなら一番いいランクの昼飯を奢ってもらいたいな」
愛間井モコ:「い、一番?」
コルナ・ラスペ:「値段の高い飯を知っちまったら……」
愛間井モコ:(コイツ、何て図々しいんだ)
コルナ・ラスペ:「その後、生活ランクを落とすことはもっと難しくなる」
コルナ・ラスペ:「金を借りてでも、まずい飯を食いたくなくなりそうだ」
愛間井モコ:(ほどほどに贅沢な飯を食わせるつもりが…)
コルナ・ラスペ:「ははははははは」
愛間井モコ:「な、なるほどォ」
愛間井モコ:「まあ、滅多にできない贅沢ですけど」
愛間井モコ:「仲間になるんですから、それも良いかもしれませんねェ」
愛間井モコ:(他の連中に見せつける意味でならアリか)
愛間井モコ:(懐の広さを見せつけてやる)
愛間井モコ:「では、贅沢。しちゃいます?」
コルナ・ラスペ:「そうだなァ。そんな楽しいことが先に待ってるって知ったら――」
コルナ・ラスペ:席の横に立てかけているスコップの先を、革靴で踏む。
コルナ・ラスペ:「真面目に労働なんてできそうもない」
黒服モブ:「そこ、うるさいぞッ!!」
GM:黒服があたりを威嚇する。
GM:そろそろ鉱山に到着する。
GM:半日は過酷な労働が待っている。
GM:そうして疲弊した勤労学生に付けこむ様に。
GM:食堂には甘い罠が張り巡らされているのだ。


GM:ロイスの取得が可能です。
コルナ・ラスペ:同志/愛間井モコ/有為/不信感:○/ロイス
GM:OK


【ミドルフェイズ1】

ミドル1
第一の賭博「ドンジャラ」ギャンブラー“10上がりテンライズ”ジャック 中編!!


GM:合流シーンなので 全員登場 コルナさんはあとで登場するときに振ってもらっても大丈夫
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (54 → 56)
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (49 → 53)
起源院ミコ:46+1D10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+4[4] → 50

一二野ミルト:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 5[5]+46 → 51



GM:エンパイアラブ学生食堂“希望エスポワール亭”。
GM:昼食のピークは過ぎ勤労学生の数はそれほど多くない。
GM:プリカがあればラーメンなども注文できるが。
GM:特になければ無料の定食を食べる事も可能。
GM:ぬるい水も一応タダだ。
GM:借金を背負った君たちはとりあえず今後の相談をすると良いだろう。
起源院ミコ:「っかあぁぁあぁぁ~っ!働いた後のご飯って最高ですわ~~っ!」なみなみと次いだ水を煽り、本当に美味しそうに無料定食を食べる。
起源院ミコ:「お仕事も楽しかったし、意外と悪い所でもありませんわね」《環境適応》。
一二野ミルト:「うっ、ううう‥‥」
GM:カチカチのパンとペラペラの整形ミート、塩味のお湯。
一二野ミルト:他方ミルトは、涙をちょちょ切れさせながら、学食を頬張り、水を飲む。
一二野ミルト:「私はぬるいお水なんて…飲みたくありません…」
一二野ミルト:「冷えたミネラルウォーターが良いのに…ぐすっ」
起源院ミコ:「あり物でベストを尽くすのが、勝負の基本ですわよ」
一二野ミルト:「でも今は借金を返すどころか、その掛け金もないじゃないですかぁ…!」
起源院ミコ:「わずかとはいえ、タネ銭も手に入りましたし」四ケタ前後のプリカを見せる。「これを少しずつ殖やして、まずはジャック様が勝負を受けなければならない額まで持って行けばすぐですわよ」
一二野ミルト:「~~~!!!流石私の親友っミコさんは頼りになりますね♪」
一二野ミルト:先ほどとは打って変わって明るい表情になる
起源院ミコ:「お~~っほっほっほ!わたくしこう見えて、頼りになる女ですわよ」作業服を着ているとは思えないほどの高笑い!
一二野ミルト:「ふふ‥‥でも、どうせまた負けちゃいますよ。きっと。」
一二野ミルト:「なんどもやっても、これまでダメでしたもん。」
起源院ミコ:「負けの何がいけませんの?」きょとん。
起源院ミコ:「次に勝てばチャラ、もう一回勝てばプラスですわ」
起源院ミコ:「もし十回負けたなら、対策してあと十回やればいい」「勝率を50よりわずかに上に持って行けば、そのうち勝ち越せるんですもの。こんな楽な話はありませんわ」
一二野ミルト:「…ミコさんも対決して分かったでしょう。私たちとジャックとじゃ運が、実力が、モノが違うんです。」
起源院ミコ:「あれ、たぶん運じゃないですわよ」「むしろ技術の領域ですわ。よくできてますわねあれ」素直な賞賛。
起源院ミコ:「それに本当に運がいいなら、まず一発勝負にしてるとは思いませんの?」
一二野ミルト:「…え?」ミコの言葉を聞き固まる
一二野ミルト:「イカサマですよね!?それってやっていいんですか!?」
起源院ミコ:「ジャック様も、勝率を50%以上にしようと研鑽しておられるんですの。実際にバレるまで、イカサマ呼ばわりするのは失礼ですわ」
誓願寺レア:「……そこまでは分かっていて」無料定食のトレーを持った少女が傍らに立っている。
誓願寺レア:「対策はあるの?」
誓願寺レア:「ここ座っていい?」
起源院ミコ:「もちろんですわ、どうぞ」椅子を引き、座りやすいようにする。
一二野ミルト:「貴方は…はい。ど、どどうぞ。」
コルナ・ラスペ:「ちょっとちょっと!無視しないでよ~せっかく可愛いんだから」
コルナ・ラスペ:レアの後ろにまとわりついていたスーツの女も着席する。
誓願寺レア:「無視はしてない」
コルナ・ラスペ:「めっちゃかわいいよね?どこ住み?UNICONNEとかやってる?」
コルナ・ラスペ:「あ」
起源院ミコ:「あら、今日はたくさんの庶民の皆様がお見えになること」
コルナ・ラスペ:トレーに乗っていた割り箸で指をさす。「きのうドンジャラで負けてたやつ」
起源院ミコ:「負けちゃいましたわ」えへ、という顔。「その通りですわ。貴女は?」
一二野ミルト:「借金取りじゃないですよね…?」若干怯えつつ
誓願寺レア:「借金だったら現在進行系で回収されてるんじゃないの?」
コルナ・ラスペ:「アタシはコルナ・ラスペ。よろしく」
コルナ・ラスペ:「新入りの地下労働者だ……まあ労働なんてほとんどしてないんだけど」
誓願寺レア:パンをかじる。噛み切れずそのまま一度置く。「レア」
起源院ミコ:「同じく新入りの、起源院ミコと申しますの。どうぞよろしくお願いしますわ」
誓願寺レア:「もっと新入り。出身はあなたと同じ」ミルトの方を見て。
起源院ミコ:「コルナ様と、レア様ですわね」優雅に微笑む。
コルナ・ラスペ:「へへへ。で、面白そうな話が聞こえた気がしたんだけどなあ」
一二野ミルト:「私はジェネシス開発部…の、一二野ミルトです」
コルナ・ラスペ:身を乗り出し、声を潜める。
誓願寺レア:ぬるいスープ……塩水につけてふやかしている。改めて一口かじる。
起源院ミコ:「…対策は、半分はできてますわ」
誓願寺レア:「おいしくないねこれ……半分?」
コルナ・ラスペ:「……“10上がりテンライズ”ジャックに勝つって?」
起源院ミコ:「ええ、もちろん」
起源院ミコ:「具体的には、出来ているのは勝率を50%にする手段」
コルナ・ラスペ:「50%で足りるかな?」
起源院ミコ:「…だから、勝つにはほんのちょっとだけ。ですが全然足りませんわ」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃんは既に一回有り金全部むしられてるだろ。五分五分の勝負ならタネ銭が多いほうが勝つ」
一二野ミルト:「そっか。今の私たちは種銭すらないので…負けちゃいますね」
誓願寺レア:「不正を暴いたら終わりなら楽だけど……勝ちにはならないものね」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃんは勿体ないんだよな。見たとこ度胸は抜群だし、頭も全然悪くなさそうだ。……なのにスタイルが賭博師ギャンブラーじゃない」
起源院ミコ:「そこが問題なんですの。プラスアルファでジャック様に勝つ何か…思いつきませんわ」
誓願寺レア:「スタイル?」
コルナ・ラスペ:「勝ち負けを繰り返して、勝率を50%よりも上に近づけていく」
コルナ・ラスペ:「……そういうのはゲーマーの考え方だ。それもプロのゲーマーだな」
コルナ・ラスペ:「だけどギャンブルは違う。誰だって、リスクを負った大勝負を何度も何度もやりたいわけがない」
コルナ・ラスペ:「もっと言えば、ジャックはアンタとの戦いで奥の手を何度も見せた」
誓願寺レア:「……」訝しげな目で見る。
起源院ミコ:「ええ。見せてもらいましたわ。鮮やかでしたわね」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃん。あんたこのままじゃ――ジャックを勝負に乗せることもできないぜ」
起源院ミコ:むー、という顔。「…何か、手があるんですの?」「というより…」
誓願寺レア:「……どんな手口でも、何度も見せればいずれ見透かされる」
起源院ミコ:「貴女は、賭博師なんですの?」
誓願寺レア:「小口での勝負を続けたいわけがない?」
コルナ・ラスペ:「どちらもイエスだ」
コルナ・ラスペ:「敵は簡単には勝負に乗らない」
コルナ・ラスペ:「そして巨大なゲームには、巨大なゲームに勝つための勝負師がいる」
コルナ・ラスペ:「あたしがそれだ」
起源院ミコ:「相当自信があるんですのね」
一二野ミルト:「…つまり、貴方なら。貴方なら、ジャックに勝てるっていうんですか?」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃんに勝利のアイデアがあるなら、アタシが『代打ち』を引き受けてやってもいいって話さ」
コルナ・ラスペ:「アタシは地下でまだ警戒されてそうな気配はないし、ここにいる皆で同盟を組めば打つ手も増やせる」
コルナ・ラスペ:「そしてアタシはタネ銭のアテも用意できる……どう?悪くないだろ?」
起源院ミコ:じっと、サングラスの下のコルナさんの目を見る。アカデミアで戦いを続けてきた好敵手たちと、とても良く似ているが決定的に何かが違う目。
誓願寺レア:「……待って」
誓願寺レア:「コルナ・ラスペ。あなたに“当て”がある?」
コルナ・ラスペ:「どしたのレアちゃん?もしかしてデートOK?」
誓願寺レア:「デートはしない」
誓願寺レア:「多額の負債を持ってるんじゃないの、あなた」
起源院ミコ:「渡りに船、と行きたい所なのは山々なんですが」「具体的にはそのアテってなんですの?」
コルナ・ラスペ:「いや~それが、こんなアタシにも無尽蔵に金を貸してくれる親切な友達がいてさ」
コルナ・ラスペ:「王様だぜ王様!"借金王シャッキング"って名前だ」
誓願寺レア:(“ラス・ヴィダス”の……)
コルナ・ラスペ:「だからお金なんて事実上使い放題ってわけ!はははは!」
一二野ミルト:「…"借金王シャッキング"~~!コルナさん、その人はヤバいです!おだててバリバリ毟ってくる悪い人ですよ!」
コルナ・ラスペ:「おっ、そういえばミル……ミルミルはあいつにいじめられてたっけな」
コルナ・ラスペ:「大丈夫!友達のアタシがよーく言い聞かせておくからさ!」
コルナ・ラスペ:サムズアップする。
一二野ミルト:「ひ、ひぃいいいい…」
起源院ミコ:「まあ、王様がいらっしゃるのね」
一二野ミルト:(負けた時の事を全く考えていない。この人、本当にハイリスクのギャンブルするつもりなんだ…!)
誓願寺レア:(話だけ聞けば、典型的な破滅思考にしか思えないけれど)
起源院ミコ:「何かを借りるのは、あんまり好きじゃありませんわね」
コルナ・ラスペ:「だが、金がないなら命を削るしかない。そういうのは本当の破滅思考スーサイドだ。違うか?」
起源院ミコ:「施したり頂いたりするのは好きですわ」「だけど、借りを作るのは他の庶民の皆様に自分の一部を委ねるようなものでしょう?」
起源院ミコ:「それならば、身を切ったほうがよっぽど精神衛生によくってよ」
コルナ・ラスペ:「タフなお嬢様だな」
起源院ミコ:「ええ。それがわたくしの取り柄のひとつですもの」
コルナ・ラスペ:「だけどこの地下じゃ人身売買だって容易くはなさそうだぜ――労働効率に影響があるからな」
コルナ・ラスペ:「じゃあこうしよう」
コルナ・ラスペ:「カネを借りるのはアタシだ。アタシが借りたカネで、ジャックに勝負を挑む」
コルナ・ラスペ:「だけどそいつは、ミコッちゃんが見抜いた情報と勝ち筋の勝負だ」
コルナ・ラスペ:「勝てば、ジャックから巻き上げたカネはミコッちゃんと折半してやる。負ければアタシが一人で沈むだけだ」
起源院ミコ:もう一度、コルナさんの目を見る。輝きが変わった。「…そうですわね」「一つだけ聞かせてもらってよろしくて?」
コルナ・ラスペ:「もちろん」
起源院ミコ:「…それは、コルナ様が貴女自身を全うするための選択でして?」
コルナ・ラスペ:「そうだな……こいつを貸し借りにするつもりはない」
コルナ・ラスペ:「対価はしっかりといただく。アタシは仲間がほしいんだ」
コルナ・ラスペ:「"10上がりテンライズ"どころじゃあない――もっと、でかいゲームに挑戦するための仲間がほしい」
誓願寺レア:「仲間……」
コルナ・ラスペ:「アタシが自分を全うできる場があるとしたら、そういう勝負だけだ」
起源院ミコ:口元を抑えて、くすくすと笑う。「わたくしたち、ちょっとだけ似た者同士かもしれませんわね」「いいですわ、そのお話乗らせてくださいまし」
起源院ミコ:「申し遅れましたわ。わたくし、XMsアカデミアから来ましたの」「ですから、コルナ様と違って…」
起源院ミコ:「賭博師ではなく決闘士デュエラーですわ」
コルナ・ラスペ:「へえ……XMs」
コルナ・ラスペ:「道理で頭の出来が良さそうな身なりだと思ったんだ。今度観光案内してくれよ」
一二野ミルト:「私も私も喜んで協力します!…地上へ帰るにはここでは”でかいゲーム”しかなさそうですから」
起源院ミコ:「大きいゲーム、わたくしも好きでしてよ。小さいゲームも好きですけど」「ここから出られたら、ぜひどうぞ。必須のルールティーチングも含めて、ご案内いたしますわ」
コルナ・ラスペ:「頼むぜ。ミルミルはどうしてこんなとこにいるんだ?」
一二野ミルト:「研究の為に膨大なお金をつぎ込んじゃって…」
一二野ミルト:「借金までして資料や設備を調達して開発していましたが、試験段階で大赤字です…。」
コルナ・ラスペ:「ジェネシスらしい理由だな~」
一二野ミルト:「…レアさんは、いかなる理由でこちらに?」
コルナ・ラスペ:「分かった!美人すぎる罪!」
誓願寺レア:「そんな罪状はないよ」
誓願寺レア:「……不始末の責任」
起源院ミコ:「確かに、ここで見る庶民の方々とはちょっと雰囲気が違いますわね」
コルナ・ラスペ:「だよね~。それこそキングダム辺りでお嬢様やってそうじゃん」
誓願寺レア:「業績が悪くなったから。誰かが責任を取らなくちゃいけない」
誓願寺レア:自分の、という意味ではない。この学校自体の。
コルナ・ラスペ:「ええ~~っ、じゃあレアちゃんは何も悪くないのに地下送りになっちゃったってコト!?」大袈裟に両手で口を抑える。
コルナ・ラスペ:「いやあ~、そんなの助けてやらなきゃなあ!人間としてなあ!」
一二野ミルト:「なんという悲劇でしょうか、レアさんは何も悪くないのにこんな魔境に…!」
誓願寺レア:「悪人だという自認はあるから大丈夫だよ」
誓願寺レア:「お嬢様とか、そういうのじゃないもの」
誓願寺レア:「あなた達には興味もある。一緒に居ても大丈夫?」
起源院ミコ:「…決闘士でも賭博師でもないのにその落ち着き方」「もしかして、レア様も何かやっておられましたの?」
コルナ・ラスペ:「そりゃもう!な!絶対に必要だって!戦略的観点からしても……!!!」あからさまに私欲!
起源院ミコ:「もちろんですわ。コルナ様も…レア様のことが気になるようですし」
コルナ・ラスペ:「ここを出たら結婚しよう」
誓願寺レア:「どうして?」
誓願寺レア:「あなたのこと、全然知らないのに」
コルナ・ラスペ:「めちゃくちゃ素で返してくるやん……」
一二野ミルト:「責任を取ったとのことですし、ジェネシスでもかなりの上層部の筈…オフィサー?」
コルナ・ラスペ:「ははは、まさかオフィサーなんて大物がこんなとこにいるわけないでしょ」
一二野ミルト:「ふふっ冗談ですよぉ!まさかオフィサーがこんな闇だらけの地下の学園に来るわけないじゃないですかっ」
誓願寺レア:「……」
コルナ・ラスペ:「オフィサーなんて無菌食しか食ってなさそう。地下のランチ一口食っただけで全身アレルギーが発症するんじゃね?」
誓願寺レア:もぐもぐと硬いパンをかじっている。
起源院ミコ:レアさんを見て。「言いたくないなら言わなくても結構ですわ。過去なんて、語れる範囲でいいんですの」
誓願寺レア:「美味しくないけど、消化できない脂は入ってなさそう」
誓願寺レア:「うん。過去なんて話しても面白くないよ」
コルナ・ラスペ:「そう、重要なのは未来の話だ」
コルナ・ラスペ:周囲をもう一度見回す。視線を向けずに聞き耳を立てている生徒の気配があれば、すぐにわかる。
コルナ・ラスペ:「……ミコッちゃん。単刀直入に言う。ミコッちゃんの勝ち筋はなんだ?」
起源院ミコ:「…ジャック様を、わたくしたちと同じ条件に引きずり込むことですわ」
コルナ・ラスペ:「例えば……事故を装って」
コルナ・ラスペ:「ダイスや丼を一度破壊しちゃう手口ってのはある。そういうのとは違うのかな」
起源院ミコ:「おそらく、使うサイコロがタネですわ。わたくしの振った時とジャック様が振った時で、転がり方が明らかに違う」
起源院ミコ:「方法としてはそれに近いですわね」「…ただ、ジャック様を引けないところに追い込むところまでは、何とかなると思いますわ」
コルナ・ラスペ:「そうだな。そこが最初の難関だ。事故を起こしちまえば相手に言い訳を与えることにもなる」
起源院ミコ:「そのうえで、最後に勝つのは…コルナ様を信頼してもよろしいかしら」
コルナ・ラスペ:「ははは」
コルナ・ラスペ:「アタシのことを信じられないか?」
起源院ミコ:「貴女に賭ける程度には信じておりますわよ」「もっと信用するのは、勝ってからですわね」
コルナ・ラスペ:「そりゃあいい。アタシに賭けてくれさえすれば、もっと信じられない成果を……見せてやる」
コルナ・ラスペ:ピッ
コルナ・ラスペ:ポケットから右手を引き抜くと同時に、テーブルの上に何かを転がす。
コルナ・ラスペ:十面ダイスだ。
コルナ・ラスペ:「――10が出る」
コルナ・ラスペ:             …コロ
コルナ・ラスペ:言葉通りの面で静止した。
一二野ミルト:「─────!!」
誓願寺レア:「……どうやったの?」
起源院ミコ:「お美事ですわ」「技術の面では、あちらに引けを取らなさそうですわね」
コルナ・ラスペ:「何も不思議なことじゃない。原子番号31番……ガリウムっていう金属がある」
コルナ・ラスペ:「こいつはれっきとした金属だが、融点はきわめて低い。29.76℃……人間の体温程度ですぐに融け始める」
コルナ・ラスペ:「これは可能性の一つ程度に聞き流していいけどさ……もしも、ジャックの用意したダイスの中身が空洞で」
コルナ・ラスペ:「中心部にこの『ガリウム』が含まれていたなら」
誓願寺レア:「相手に振らせた後にでも、握り込めば溶かしてしまえる?」
コルナ・ラスペ:「10が上になるように、手の中で重心を操作できる。その上敵が同じダイスを使いまわしても、同じ結果にはならない」
起源院ミコ:「証拠の残らない、イカサマシャッフルみたいなものですわね。よく考えますわ」なるほどなあという顔。
一二野ミルト:「す、すごい…。知識と技量を必要とするイカサマだから相手が使っても同じ結果にはならないんだ!」
コルナ・ラスペ:「シンプルなゲームに見えても……やりようは何通りもあるってこと」
誓願寺レア:「……見慣れない10面なのも、その辺りのごまかしが効きやすいから?」
コルナ・ラスペ:「さあ?少なくともアタシなら、こういう手口を信じて大きなゲームには挑まない。逆用されるかも、、、、、、、しれないからな」
コルナ・ラスペ:「ジャックの場合は何をしてくるんだろうな?……楽しみだよ」
誓願寺レア:「……」
一二野ミルト:「皆手段を選ばず、全力で勝率を上げてる。本当のギャンブルってこういうものなんですね」
起源院ミコ:「勝負事なら、きっとなんでもそうですわ」
起源院ミコ:「そのうえで、プレイヤーには手段を選ぶ権利がある」
起源院ミコ:「コルナ様が何を選ぶかも、楽しみにしておりますわよ」微笑む。
コルナ・ラスペ:「はははは!まあ任せときなって!」
コルナ・ラスペ:「これまでのゲームに比べたら、"10上がりテンライズ"程度――」
コルナ・ラスペ:グラスの中身を飲み干す。
コルナ・ラスペ:「ぬるま湯みたいなもんだ」
誓願寺レア:「……コルナ・ラスペ」
誓願寺レア:「言ったよね。『誰だって、リスクを負った大勝負を何度も何度もやりたいわけがない』」
コルナ・ラスペ:「ん?そーだね……言ったかも」ヘラヘラ笑う。
誓願寺レア:「あなたは賭博師ギャンブラーなの?」
コルナ・ラスペ:「信じられないかい?」
誓願寺レア:「信じられないというか……別のものに見える」
コルナ・ラスペ:「例えばどんな?」
誓願寺レア:「そうね……」
誓願寺レア:「……悪魔憑きホーンテッド、とか」
コルナ・ラスペ:「ははははは、ははは」
コルナ・ラスペ:「やっぱりいいよ、レアちゃん!顔でナンパした甲斐があった」
コルナ・ラスペ:「悪魔についていって大丈夫かい?」
誓願寺レア:「悪魔がどこで何をするかわからないほうが嫌だもの」
コルナ・ラスペ:「悪魔がどこで何をするか」
コルナ・ラスペ:「楽しみにさせてやるさ。アタシと一緒にいればね」
コルナ・ラスペ:食器を返却しに向かう。
コルナ・ラスペ:ガシャーン!!
コルナ・ラスペ:「熱ッつ!!ちょっとスープかかったんだけど!?」
誓願寺レア:目を細めて、得体の知れない肉を口に入れる。あるいは肉でさえ無いのかもしれないが。
誓願寺レア:「……どこで何をするか」
コルナ・ラスペ:「いや、別に文句とかじゃなくて、スイマセン、喧嘩売ってるわけでもなくて、ハイ……」
誓願寺レア:「本当に分かったものじゃないね」


GM:ロイスと購入が可能です
GM:また
GM:購入の代わりに調達か肉体でプリカを稼ぐ事ができます
コルナ・ラスペ:ウオオ労働だ
誓願寺レア:なるほどね
一二野ミルト:労働の時間だっ
GM:達成値×1000プリカをゲット可能
起源院ミコ:あんまり買うものないのでプリカ稼ぎに行こうかな
一二野ミルト:プリカ稼いじゃお
GM:ゲットしたプリカは調達の際に10000プリカで+1に使用したり
誓願寺レア:とりあえずロイス取ろう
誓願寺レア:-警戒対象/コルナ・ラスペ/期待/脅威:○/ロイス
GM:ロールで適当に使っても構いません
コルナ・ラスペ:美女/誓願寺レア/好意:○/塩/ロイス
誓願寺レア:10000で+1、だいぶ効率悪いな その程度の価値しか無いんだな……
コルナ・ラスペ:いや、塩のほうを表にしよう
GM:プリカは他人に渡すこともできます
誓願寺レア:なるほどね
一二野ミルト:友人/起源院ミコ/信頼:〇/不安/ロイス
一二野ミルト:なるほど
起源院ミコ:コルナ・ラスぺ/面白い方ですわ○/ちょっと怪しいですわ
誓願寺レア:一回労働してみようかな~ 調達で判定してみます。
誓願寺レア:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 9[8,9]+3 → 12

誓願寺レア:12000プリカゲットだぜ
GM:12000プリカ
コルナ・ラスペ:労働なんかやってられね~!PDW買おう!《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》!
起源院ミコ:では、肉体で労働します。
コルナ・ラスペ:8dx7>=30
DoubleCross : (8DX7>=30) → 10[2,2,3,5,6,7,7,9]+10[5,7,9]+10[8,9]+10[2,10]+10[10]+10[7]+2[2] → 62 → 成功

起源院ミコ:5DX
DoubleCross : (5DX10) → 10[2,2,8,9,10]+8[8] → 18

誓願寺レア:やば
一二野ミルト:スゲェ!
コルナ・ラスペ:ウオオギャンブル成功だ
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (56 → 62)
起源院ミコ:すんごい出目!
コルナ・ラスペ:そして侵蝕もモリモリ上がる!キマってきたぜ~~
起源院ミコ:18000プリカもらいましたわ いっぱい働きましたわ
コルナ・ラスペ:みんな真面目だなあ
一二野ミルト:プリカ稼ぎ、調達判定
一二野ミルト:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[3,6,8,8,10]+8[8]+2 → 20

一二野ミルト:20000プリカゲット
GM:金を稼いでいる
コルナ・ラスペ:真面目な労働者たちだ
一二野ミルト:仕事に手慣れていく自分に複雑な感情を抱きそう
コルナ・ラスペ:ちょうど地下落ちした順に給金が高いですね
誓願寺レア:先に働いてる人たちは慣れてるんだなあ
GM:では次の情報収集シーンへ行っちゃいましょう


【ミドルフェイズ2】

ミドル2
第一の賭博「ドンジャラ」ギャンブラー“10上がりテンライズ”ジャック 後編!!
GM:情報収集です
GM:シーンプレイヤーはミコさん。
GM:情報収集の判定に出る人は1d10 判定せずに共有だけ出る人は1で登場可能です
誓願寺レア:そういう事もできるんだ
コルナ・ラスペ:選択可能なのはいいなあ 重めだから項目見てからどっちか選ぼうかな
誓願寺レア:まあ普通に出ようかな~
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (53 → 54)
一二野ミルト:ありがたい。普通に出ようかな。
GM:項目見てからでも大丈夫ですよ
起源院ミコ:普通に出るつもりですが情報見てから決めたいな
誓願寺レア:ふ 判定も出来て1で出るぜ
GM:では項目を先に貼っちゃいましょう
一二野ミルト:流石エリート…!
一二野ミルト:項目どうなってるんだろ~
情報項目
・“10上がりテンライズ”ジャックについて 〈情報:噂話 情報:ノヴァリス 情報:FH〉 7
・ジャックのイカサマ 〈情報:噂話〉12/14 〈知識:機械工学〉8 〈知識:ギャンブル〉6/8
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールについて 〈情報:ノヴァリス〉6
・“借金王”について 〈情報:噂話 情報:ノヴァリス〉 5
GM:現在はこの4つ
GM:イカサマに関しては達成値による二段階の開示となります
起源院ミコ:情報FH得意なので出ます
起源院ミコ:50+1D10
DoubleCross : (50+1D10) → 50+6[6] → 56

GM:あと1d3払えば情報収集を追加で振っても良いよ
コルナ・ラスペ:めちゃめちゃ優しい そうなると私も出たほうがいいな
一二野ミルト:情報:ノヴァリスは得意なので出ます。
起源院ミコ:あっお得システム うれしい
一二野ミルト:ありがた!
コルナ・ラスペ:知識得意だし、素でも成功しそう
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (62 → 67)
一二野ミルト:51+1d10
DoubleCross : (51+1D10) → 51+7[7] → 58

コルナ・ラスペ:悪くないね
コルナ・ラスペ:精神一番高いので、ジャックのイカサマにチャレンジしたい
誓願寺レア:明確に得意なものないし低い借金王行こうかな?
起源院ミコ:ジャック本人調べに行きたいです
誓願寺レア:行きます 社会素振り
コルナ・ラスペ:8dx>=6 ジャックのイカサマ
DoubleCross : (8DX10>=6) → 10[2,3,3,3,5,6,8,10]+6[6] → 16 → 成功

誓願寺レア:2dx>=5
DoubleCross : (2DX10>=5) → 7[4,7] → 7 → 成功

起源院ミコ:1DX+5>=7
DoubleCross : (1DX10+5>=7) → 3[3]+5 → 8 → 成功

一二野ミルト:ではミルトは地下学園いきますか
一二野ミルト:皆成功してる
コルナ・ラスペ:優秀なやつら
一二野ミルト:判定、情報:ノヴァリス6 (コネ使用)
一二野ミルト:7dx+2>=6  ()
DoubleCross : (7DX10+2>=6) → 9[1,4,4,7,7,9,9]+2 → 11 → 成功

誓願寺レア:ヤッタネ
起源院ミコ:全員成功!
コルナ・ラスペ:最強チームだぜ
GM:強い
一二野ミルト:やたっ
GM:では貼っていきます。
10上がりテンライズ”ジャックについて
数週間前にエンパイアラブに堕ちてきた比較的新参の勤労学生。
それ以前の経歴は不明だがドンジャラで勝ちを拾い地下脱出を目論んでいる。
ドンジャラの腕前は確かだが強さを知っている人間は彼女を避けるため初心者を狩る事をメインにしている。ギャンブル以外では借金の取り立てなども請け負い、債務者を言葉巧みにギャンブルに誘う事でカモにする。
ギャンブラーとしては一匹オオカミであり“博打王“や“アードラーネスツ“の派閥からは距離を置いている。
ジャックのイカサマ
・10面ダイスを使用しているのは不自然な転がり方をできうる限り隠す為だと思われる。
ジャックのダイスは複数の金属が組み合わさっている金属製で普通に振る場合は普通のダイスとして問題なく使用できるようだ。以前の勝負でサイコロをチェックした者も居たがダイスとして不審な点を発見する事はできなかった。振りの技術だけではそのイカサマを説明する事は出来ない。
・イカサマの本命はどんぶりの方である。一見するとひびの入ったどんぶりにすぎないが元開発部生徒である食堂野オバの特製品。微量な磁場を発生させ特定の目以上のダイスを10に変える。磁場を強めれば10になりやすくなる。名前は“遅刻承認コンセントオブレイト”。ジャックが食堂野に開発させたイカサマアイテムである。
帝愛地下労働学園《エンパイアラブアンダーワークスクール》について
ジェネシス分校として負債を抱えた生徒や投票権を持たない生徒などを受け入れ勤労と勉学を両立させる事を謳う。その実態はジェネシスの労働力補助組織。管理官“鷲の巣アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村が実質的な運営を行っている。問題も多いが負債を労働で返済さえすれば転校は可能であるので不良学生の矯正施設としても機能していた。現在は学園の外に出る生徒の数が減ってきており学園内でも失踪する生徒がいるという噂すらある。
“借金王”について
愛間井モコ。元ラスヴィダス生徒。
商業特区でミシマエンジニアリングのエリート社員であったが横領が発覚。
また派閥争いにも巻き込まれ不幸にも多額の負債(というか横領金額の返済を迫られた借金)により地下に落とされた。巧みな話術の高い経理能力を持つが意志薄弱でギャンブル狂いの酒クズ。他人から利益を掠め取る事を躊躇しない。落ち着いていれば計算が立つが追いつめられると目先の利益に振り回される。体力はカス。
GM:情報を開けたので 一応の攻略法は提示できますので欲しい場合は言ってください
GM:自分たちで考えた攻略法でガンガン行くぜでも全然OK
コルナ・ラスペ:情報に関する質問もありですか?
GM:ありです
コルナ・ラスペ:じゃあパッと思いついたのだと、どんぶりの電源はどうなってますか?
GM:内臓電池ですね
GM:上手く破壊できれば機能は停止します
コルナ・ラスペ:電池だと逆用はちょっとむずかしいな
コルナ・ラスペ:利用者のいない時間帯に食堂に潜入することはできますか?
GM:可能です
GM:鍵とか見回りの黒服とかをどうにかできれば行けるでしょう
コルナ・ラスペ:これで行こう。仕掛けどんぶりを逆用してやるぜ
コルナ・ラスペ:そうか、食堂には見回りの黒服がいるんだな~
コルナ・ラスペ:貧弱で戦闘力も弱いコルナじゃ突破できる気がしないぜ
コルナ・ラスペ:都合よく超強力な隠密能力者が手助けしてくれるみたいな
コルナ・ラスペ:スーパーラッキーが起こらない限りは……。
誓願寺レア:仕方ないな~
GM:www
起源院ミコ:スーパーラッキーが起きたぜ!
コルナ・ラスペ:ドレスネーク……!
一二野ミルト:きゃーレアさーん!
GM:では情報共有してから 軽く潜入した感じのロールをしてもらいましょうか
GM:作戦会議的な共有


モブ生徒たち:「へへッ、悪いね」
GM:プリカを受け取った生徒は笑いながら部屋の交換に応じてくれる。
モブ生徒たち:「今晩はキンキンに冷えた炭酸ムギジュースで一杯やらせてもらうよ」
GM:この部屋には今君たち4人しかいない。
誓願寺レア:「本当にプリカが全てなんだね、この学校は」
コルナ・ラスペ:「さて、作戦会議だ。いちばん重要な情報は……ミルミルが担当してくれてたんだっけな」
コルナ・ラスペ:「制度や……地図を含めた、この学園そのものの情報……」
コルナ・ラスペ:たたまれた布団の上にあぐらをかくように座る。
コルナ・ラスペ:「土台の知識を共有しなきゃ、小細工も大細工もできない」
一二野ミルト:「はいっ、説明しましょう!」眼鏡を直し、解説を始める
一二野ミルト:「まずこの学園ですが…ご存じの通り、学校というよりは労働尽くしのジェネシス労働力補助組織と言えます。」
一二野ミルト:「学業とか、此処でしたことある人いませんものね」
コルナ・ラスペ:「まさにワーキングスクールだ」
起源院ミコ:「ここ以外でもした覚えがありませんわ」真顔。
一二野ミルト:「とはいえジェネシス分校ということもあり、元々は私のような負債を抱えた生徒や投票権を持たない生徒の受け入れ先である以上」
一二野ミルト:「最低限、負債を労働で返済さえすれば転校は可能なようで、不良学生の矯正施設としても機能していたそうです。」
一二野ミルト:「…本当は、ここでも学びの機械を作るキューブ先生のような人がもっといればいいんですがね。」
誓願寺レア:「“外”で言う少年院みたいなものだよね……キューブ先生?」
起源院ミコ:「誰ですのそれ?」
コルナ・ラスペ:「ミルミルの知り合い?」
一二野ミルト:「はいっ、この学園にいらっしゃる素敵な先生ですっ!ロボットみたいというかブラウン管な頭が少々個性的ですが…」
一二野ミルト:「正直借金と仕事でそれどころではないのでこれまであまり気にしていませんでしたっ」
一二野ミルト:最初はだいぶ面食らったが、ここではオアシスのような親身さからすっかり懐いていた。
一二野ミルト:「とはいえ、彼はあくまで『先生』で…そこまで権力はなさそうです」
誓願寺レア:「ええ。権力を持っているのは管理者だよね?」
一二野ミルト:「…はい。ここの主は、管理官ヘンリエッテ火村。“鷲の巣”と呼ばれる方。」
一二野ミルト:「昔の矯正施設として機能していた地下学園は知りませんが。」
一二野ミルト:「今の、学園の外に出る生徒の数が減った、失跡者すら出るというこの地下学園を統べている人です。」
誓願寺レア:「失踪……」
一二野ミルト:「ここから本気で出るとなれば、どこかで関わるかもしれないですね。…勿論まずは目先の勝利を優先すべきですが!」
起源院ミコ:「失踪者…出るんですわね」「管理官として大丈夫なんですのその方?」
コルナ・ラスペ:「ここの生徒はある意味じゃジェネシスの『資源』だ」
コルナ・ラスペ:「その管理にしたって、絶対資本主義のジェネシスの制度下のはず……何か裏があるな」
コルナ・ラスペ:「ジェネシスからも隠れて管理官サマが勝手をしているか、あるいはジェネシスのほうでも織り込み済みの『損失』なのか……」
誓願寺レア:「滅失・・する資源じゃない」
誓願寺レア:「管理から外れてるだけってことだね。誰の管理からかはわからないけど」
誓願寺レア:「うん、でも……目先の勝利を優先はそうかな」
誓願寺レア:「ジャックも管理する側ではないんだよね?」
一二野ミルト:「ジェネシス本校がどの辺りまで把握しているかは、分かりません。」
一二野ミルト:「助けを待つ前に勝利を優先しましょうっ」
起源院ミコ:「そうですわね。ここ数日の間に他の生徒に聞いてきましたわ」
起源院ミコ:「もちろん、ジャック様本人にもですわ。ご飯にお誘いしたりしてちゃんと裏は取りましてよ」
誓願寺レア:「……本人に?」
一二野ミルト:「えっ、ご本人にですかぁ!?」
起源院ミコ:「ええ。学友同士お話しするのの何かおかしくて?」きょとん。
誓願寺レア:「普通はあまりしないと思うかな」
一二野ミルト:「だってだって、彼女とのギャンブルで嵌められたんですよ!そのせいでミコさんは此処に来ることになったのに…」
起源院ミコ:「それはそれ、これはこれですわよ。もちろん、これからジャック様に勝つのもまた別の話ですわ」
起源院ミコ:「聞く話によると、彼女もまた新入り」「妙な派閥を組まずにやっているようですわね」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃん……すげえな」冷や汗。
コルナ・ラスペ:「確かに、ジャックはミコッちゃんのことは警戒しない……もう次に勝負する気がないから」
起源院ミコ:「えへへ。褒められると照れちゃいますわ」
コルナ・ラスペ:「だが、普通やるか……?ビビりすらせず……」
起源院ミコ:「過去についてはともかく、あのドンジャラで他にも結構儲けている…と言うのは確かなようですわね。取り立てもきっちりしているんですって」
コルナ・ラスペ:「つまり……なるほどな。大体わかってきた」
コルナ・ラスペ:「食堂で派手な賭場を開いてるのはあくまで奴のポーズ」
誓願寺レア:「というと?」
コルナ・ラスペ:「本当は、確実にカモにできる新入りを相手に……確実に、勝てる勝負だけでコツコツと稼いでる」
誓願寺レア:「何度も通じないとわかっている?」
コルナ・ラスペ:「一発逆転の"10上がりテンライズ"ドンジャラの印象とは真逆の」
コルナ・ラスペ:「真面目な、、、、サラリーマンタイプってわけだ」
一二野ミルト:「派手な格好にパフォーマンスも、あれも全部印象操作だったんですね~!」
起源院ミコ:「勝率を上げるのは重要ですけど、勝てる試合しかしないのはルール違反ですわ」むくれる。「『全ての相手に5割5分を目指せ』って聞いたことないのかしら」
コルナ・ラスペ:「新入り相手の一発勝負。少額の債務の回収。――そーいう奴が」
コルナ・ラスペ:「運否天賦のギャンブルなんて、するわけがない」
誓願寺レア:「だとしても、勝てる勝負をそうたらしめてるものはあるよね?」
誓願寺レア:「あのダイスにはどういうからくりが?」
コルナ・ラスペ:「勿論だ。どうして奴は常に食堂で賭場を開いてると思う?」
誓願寺レア:「プリカを得たばかりのカモがいるから以外に?」
コルナ・ラスペ:「ギャラリーがいるから?仕事場から帰ってきたばかりの生徒は判断力が鈍るから?」
コルナ・ラスペ:「違うね。それは興行として有利な理由ではあっても、『常に』の理由にはならない」
コルナ・ラスペ:「一回や二回、気まぐれで……運動場や、あるいはこーいう貸し切りの寝室でだって」
コルナ・ラスペ:床に手を置く。「賭場を開いていたっていいはずだ」
誓願寺レア:「……食堂でなければ成立しない手口を使っている?」
コルナ・ラスペ:「食堂なら」
コルナ・ラスペ:「常に『同じ人間』が関わっていたとしても、全く不自然じゃない」
コルナ・ラスペ:「一番自然に居合わせている奴がいると思わないか?」
起源院ミコ:「…オバ様!」「ジャック様は、常に丼を彼女から受け取っていましたわ!」
コルナ・ラスペ:「――そういうこと。信じちゃダメなんだよ。そこにいて当然って相手ほどな」
誓願寺レア:「妙な派閥は組んでいなくても」
誓願寺レア:「協力者がいないとは言っていないのね」
コルナ・ラスペ:「十面ダイスなんて目立つ特殊な代物を自分で持ち込んでいるのは、デコイだ」
コルナ・ラスペ:「言っただろ?アタシならそういう手は使わない――ダイスに細工するなんて手は」
誓願寺レア:「あんな見慣れないダイス、誰でもそちらに仕込みがあると考える……」
一二野ミルト:「た、たしかに。私あんなダイス見たことないです!」
コルナ・ラスペ:「だよな?普通は六面ダイスだろ」
一二野ミルト:「そこまで計算に入れていたなんて…用心深い方なのは確かですね」
起源院ミコ:「そのうえで、6面ほど転がっても不自然ではなく20面ほど不安定ではない…考えられてますわね」
誓願寺レア:「10面ダイスをゲームに使うと、程よい偏りが出るのかもね」
コルナ・ラスペ:「仕掛けは器にある」
誓願寺レア:「ジャラではなく、ドンに……」
コルナ・ラスペ:「本丸を落とす算段はある。だが、もう一つの問題は、堀を越える方法だ」
コルナ・ラスペ:「奴を上手いことでかい勝負に乗せる必要があるな。金は"借金王"から調達するとして……」
誓願寺レア:「彼女も当座の財源でしかなさそう」
コルナ・ラスペ:「そう?すげえ親切な子だったけどなあ」
誓願寺レア:「調査しておいた。出身はラス・ヴィダス」
コルナ・ラスペ:「ラ、ラス・ヴィダスにだって親切な子はいるだろ……!!」目が泳ぎ始める
誓願寺レア:「横領発覚でここに送られてる」
起源院ミコ:「本当に親切なら、困っている時にはお金を譲ってくれるんじゃなくて?」
コルナ・ラスペ:「横領はしてるけど……人間としてはメチャクチャ親切なのかも……!」
誓願寺レア:「つまり、当座の金に手を付けてしまうクチ」
誓願寺レア:「……人間としてはめちゃくちゃ親切だとしても……」
誓願寺レア:「この局面で、一時的な融資以外に頼ることは難しいんじゃないかな」
コルナ・ラスペ:「い……いや!それでも十分!一発の勝負に勝てばいいんだ」
コルナ・ラスペ:「一回分のカネをどうにかして融資させて……」
コルナ・ラスペ:「ジャックが地道に溜め込んだカネを全部かっさらう!」
誓願寺レア:「それで堀を超えたとして。門はどうやって開けるの?」
コルナ・ラスペ:「ドンジャラのイカサマは、ダイスを微妙に動かす仕掛けだ」
コルナ・ラスペ:「普通のグラサイは重心の偏りを使うもんだが、丼に仕掛けがあるとしたら……電磁気だと思ってる」
コルナ・ラスペ:「フレミングの左手の法則ってあるだろ。あれだよあれ」
起源院ミコ:「ダイスはあくまで丼の仕掛けの媒介に過ぎないならば、丼をなんとかすれば…」「どうしますの?」
コルナ・ラスペ:「……う~~ん……そこなんだよな」腕を組んで考える。
コルナ・ラスペ:「丼に細工をするにしても、当然食堂にたどり着くまでに巡回の黒服がいるわけだし……」
起源院ミコ:「まさか、オバ様の丼をすり替えるとか言いませんわよね?」
誓願寺レア:「あれが磁場を発生させてるなら、独立した電源が入ってるのかな」
コルナ・ラスペ:「まあまあ!アタシ一人じゃ思いつかないことを思いつくためにチームがあるわけだ」居直って笑う。
コルナ・ラスペ:「なんか……ないかなあ!?食堂にいい感じに潜入できる方法……!」
誓願寺レア:「潜入すればいいの?」
誓願寺レア:「そうしたらどうにでもなるなら、しようか?」
コルナ・ラスペ:「え」
一二野ミルト:「ややっ!レアさんは潜入ができる方でしたかっ」
コルナ・ラスペ:「レアちゃん潜入できるの!?その顔面で?」
誓願寺レア:「顔は関係ないんじゃないの……?」
起源院ミコ:「いるもんですわね、適材適所…!」「ますます何者ですの、レア様?」
コルナ・ラスペ:「いや顔が良すぎてアタシなら見逃さないなあみたいな……」
一二野ミルト:「これほど優秀な人を手放すとはジェネシスも惜しいことしますね!」
誓願寺レア:「うん。それで、何を仕込めばいいの?」


GM:ロイスの取得と購入 そして一瞬で終わるクソギャンブルが可能です!
GM:今回のギャンブルはこちら!
GM:インターネット集合知によって生み出されたクソギャンブル
GM:ゴリラパンチ・ルーレットだァ~ッ!!
ゴリラパンチ・ルーレット
誓願寺レア:ゴリラパンチ・ルーレット……!?
コルナ・ラスペ:ワァーッ
GM:凶暴なゴリラマシーンにぶん殴られて飛ばされた場所の色か数字を当てるゲーム。リザレクトできる回数分だけチャレンジ可能の悪魔のギャンブル。
誓願寺レア:思ったよりクソでダメだった
GM:掛け金を宣言し 更に1~10の数字を宣言します
GM:そして1d10のダメージを受けてください
コルナ・ラスペ:面白そう~
一二野ミルト:コワ~
起源院ミコ:もうおしまいだ 名前に賢いところが一切無い
コルナ・ラスペ:発案者は何を考えてたんだ
GM:宣言したダメージピッタリが出た場合 掛け金が20倍 宣言したダメージの±1の範囲だと5倍になります。
GM:外れたら掛け金は没収だ!
コルナ・ラスペ:掛け金は当然プリカなんですよね?
GM:プリカです!
コルナ・ラスペ:1や10だと不利なようにも見えるがあえてそこを狙うプレイングも有りか
一二野ミルト:どれを選ぼうかな
GM:当然やらなくても良いです
コルナ・ラスペ:コルナやります!!プリカは持ってないので誰か私に融資してもいいって人はくれ
コルナ・ラスペ:何プリカでもいいぞッ!ぜんぶこのギャンブルにブチ込む!!!!
誓願寺レア:渡すよ~ いくら欲しい?
誓願寺レア:12000まであるよ
コルナ・ラスペ:うわっ鷹揚な会計担当だ
コルナ・ラスペ:資産の半分!!6000プリカをくれ!
誓願寺レア:OK
誓願寺レア:では6000プリカをコルナさんに。
一二野ミルト:ミルトも6,000プリカをコルナさんへ!
コルナ・ラスペ:ちなみにこのギャンブルは手持ちのエフェクトでは何も干渉の余地はないので
コルナ・ラスペ:失敗したらただ単にコルナがぶん殴られて12000プリカが消滅すると思います
コルナ・ラスペ:掛け金は12000プリカ!!宣言数は……7!!!
起源院ミコ:わたくしは4000賭けて参加予定ですわ
コルナ・ラスペ:1d10 ウオオオオオオオ
DoubleCross : (1D10) → 2

コルナ・ラスペ:ウギャアアア――ッ!!!
誓願寺レア:ただ殴られただけ!
コルナ・ラスペ:「ウオオオオ!!12000プリカを賭けた勝負ッ」
コルナ・ラスペ:「かかってこいゴリラ野郎―――ッ!!!」
コルナ・ラスペ:貧弱な体でゴリラマシーンに挑みかかっていく!
ゴリラパンチャー:「ウホホ~ッ!!」
ゴリラパンチャー:ブンブン!ゴキャッ!!
コルナ・ラスペ:ボ
コルナ・ラスペ:「アゴス」
コルナ・ラスペ:グワシャア――ッ!!!!
コルナ・ラスペ:『2』のドラム缶に頭から激突!!爆発する!!
コルナ・ラスペ:「す、すまねえ~~」泣く。
コルナ・ラスペ:「プリカが~~~12000プリカが~~~」
コルナ・ラスペ:HP30→28
誓願寺レア:「別にそれは構わないけど……大丈夫?」
誓願寺レア:「派手に行ったけど……」
コルナ・ラスペ:「レアちゃんの膝枕じゃないとリザレクトできない」
一二野ミルト:「あ、大丈夫そうですね」
起源院ミコ:「全く、見ていられませんわねコルナ様」
誓願寺レア:「大丈夫なの?リザレクトさせた方がいいなら置くけど」
コルナ・ラスペ:「ハッ……ミコッちゃん……!」
起源院ミコ:「このギャンブル、必勝法がございますわ」
誓願寺レア:「必勝法?」
コルナ・ラスペ:「なん……だと……」
一二野ミルト:「一体…それは…」
誓願寺レア:「ゴリラマシーンの匙加減次第で干渉の余地はないように見えるわ」
起源院ミコ:掛け金4000、宣言は9で!
起源院ミコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 10

起源院ミコ:前後賞が当たった!
コルナ・ラスペ:すげえ!!さすがミコッちゃん!!
一二野ミルト:流石私の親友ですね!
起源院ミコ:HPが146に減少し、所持プリカが34000になりました
起源院ミコ:「さあ来なさいまし庶民のゴリラマシーン様!」構える!
ゴリラパンチャー:「ウホホ~イ!!」
ゴリラパンチャー:ブンブン!!ボゴォ!!
一二野ミルト:「ミコさん、ダメです!…『ギャンブル必勝法』なんてこの世に存在しません!」ミルトは現に勤労学生からそれを聞きこんだ結果、借金まみれとなっている。
起源院ミコ:「ぐぶ」
誓願寺レア:(「ウホホ~ッ!!」から「ウホホ~イ!!」になった)
起源院ミコ:ドゴオオオン!轟音とともに、10番のドラム缶に突っ込む!再びの爆発!
誓願寺レア:(今のを聞き分けることが必勝法?でもその声の間にはベットは終わってるはず……)
コルナ・ラスペ:「ぜ、前後賞だッ!!っつーことは5倍の配当金……」
ゴリラパンチャー:「ゴ倍リラ~ッ!!」チャリンチャリン!
起源院ミコ:もくもくと上がる爆炎の中から、ゆらりと姿を現す。「おほほ…おーーっほっほっほっほ!」
コルナ・ラスペ:「お……教えてくれミコッちゃん!」
一二野ミルト:「5倍…!やっぱり存在したんですねっ、『ギャンブル必勝法』っ」
誓願寺レア:「うん。どうやったの?」
コルナ・ラスペ:「どうやって前後賞を当てることが出来たんだ!?このゴリラパンチ・ルーレットの必勝法とは一体!?!?」
起源院ミコ:「リザレクトのリスクと引き換えに高配当のこのギャンブル…!」「ゴリラパンチと爆発そのものを耐えきってリザレクトさえしなければ、無限に賭け続けられますわ!」
誓願寺レア:「……これって何度でも挑戦できるの?」マシーンに聞く。
コルナ・ラスペ:「ラ、ライフで受けてやがる……ッ!」
起源院ミコ:「今回は一発で当たったとはいえ、生きている限り確実にいつかは勝てる…そういう寸法ですわ!」
一二野ミルト:「ッ、つまり“恵体こそが必勝法”ってコトなのですね…?」
一二野ミルト:「心技体の内最も重要なのは肉体…"決闘筋肉デュエルマッスル"には理由がちゃんとあったとは。ミルト、不覚ですっ!」
起源院ミコ:「その通り!デメリットを踏み倒して無視できれば、目の前にあるのはアドの山ですわ!」高笑い!
誓願寺レア:(確かにでも、すごい耐久力……)
誓願寺レア:(敵対するとなると落とすのが手間だね)その場合の手順を算段している。
コルナ・ラスペ:「肉体的に耐えられても賭け金のほうがもたないよ~」
起源院ミコ:「この調子で賭けを続けていけば、配当の期待値的に無限に…」ゴリラマシーンがひそひそと話しかけてくる。「え、なんですって?出禁!?なんでですの!?」
ゴリラパンチャー:「もうこりゴリラ~」
起源院ミコ:「キィーッ!うまいことまで言うんじゃないですわ~っ!」ハンカチを噛む!


GM:ロイスとかは 明日で良いか
起源院ミコ:ですね
一二野ミルト:承知しました。
誓願寺レア:はーい
コルナ・ラスペ:そうしましょう
誓願寺レア:今日が明日!最重要アイテムの購入を忘れていました
誓願寺レア:スペリオルミックスを狙います。
誓願寺レア:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 2[1,2]+4 → 6 → 失敗

誓願寺レア:ぜんぜんダメだった
一二野ミルト:ミルトもスペリオルミックスで購入を狙います。
一二野ミルト:5dx+2>=15
DoubleCross : (5DX10+2>=15) → 8[4,4,4,8,8]+2 → 10 → 失敗

一二野ミルト:ダメでした
起源院ミコ:ロイスはいったんパス。後でなんか買うときのために肉体労働しようかな
起源院ミコ:5DX
DoubleCross : (5DX10) → 7[2,4,5,7,7] → 7

誓願寺レア:ロイスも取ろうかな~ -同行者/起源院ミコ/好奇心:○/脅威/ロイス で。
起源院ミコ:あっうれしい ありがとうございます
起源院ミコ:7000プリカもらいましたわ
一二野ミルト:僕もロイスはパス
GM:7000プリカ
GM:以上かな?
コルナ・ラスペ:近接武器を飼うくらいなら歩兵戦闘車買ったほうがいいか
コルナ・ラスペ:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
コルナ・ラスペ:9dx7>=45
DoubleCross : (9DX7>=45) → 10[1,2,2,4,4,4,5,5,8]+10[7]+6[6] → 26 → 失敗

コルナ・ラスペ:クソッだめか
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (67 → 73)
コルナ・ラスペ:以上でーす


【ミドルフェイズ3】

ミドル3
第一の賭博「ドンジャラ」ギャンブラー“10上がりテンライズ”ジャック 決着!!
GM:ここはギャンブル決着シーンなので全員登場 盛り上げどころなので登場浸食は1で良いです
誓願寺レア:なるほど そういうシステムなんだ
一二野ミルト:はーい! 1+58→59
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1(→ 1)増加 (54 → 55)
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1(→ 1)増加 (73 → 74)
起源院ミコ:56+1=57
起源院ミコ:優しいシステム~


GM:食堂が最も混雑するのは昼食時である。
GM:これから寝るだけだったり更に夜勤に入る者がいたりする夕食時は利用がばらけるが。
GM:午前の労働と午後の労働の合間の時間は限られているため腹を満たしたいものや昼休憩の娯楽を探しに多くの勤労学生が食堂にやってくる。
GM:その一角で“10上がりテンライズ”ジャックはまともな昼食をとっていた。
GM:今日はカモになるような新人もおらず。
GM:様子見を決めたようだったが。
起源院ミコ:「あら、ジャック様。お隣よろしくて?」隣の席に、無料定食(ライス)のトレーを持ってずずいと座る。
“10上がり”ジャック:ちゃんとしたコーヒーマシンで買ったカフェオレにトースト、そしてスクランブルエッグにベーコン。
“10上がり”ジャック:「よう喋りかけてくんなあ」
“10上がり”ジャック:「まあ、横で飯喰うくらいはかまへんけど」
起源院ミコ:「どんな方であろうと、一度戦ったらお友達ですわ」
起源院ミコ:美味しそうにぬるい水と硬い飯を食べつつ。「そういえばジャック様」
“10上がり”ジャック:「何がそう言えばやねん」
“10上がり”ジャック:「毎日よう色々聞いてくるもんやわ」
起源院ミコ:「この前のリベンジマッチの話ですわ」良く通る声で。
“10上がり”ジャック:「なんでや、やらへんやらへん」
“10上がり”ジャック:「金のないヤツと勝負してどないするっちゅうねん」
起源院ミコ:「なんでですの、つれない方ですわね」「…確かに、わたくしにはお金はありませんわ」
“10上がり”ジャック:「カードゲームとちゃうんや」
“10上がり”ジャック:「遊びではやっとらんわ」
起源院ミコ:「…ですが」「お金を持っている、私と同じ新入りが挑むならいかがかしら?」
起源院ミコ:「わたくしが挑んでも勝負してくださらないなら」「新しいお友達に敵討ちを頼む。これなら問題はありませんわよね?」少しずつ声を大きくしていく。
“10上がり”ジャック:「はぁ?」
“10上がり”ジャック:「新入りかどうかは関係あらへんけど」
“10上がり”ジャック:「金があるんやったら別にかまへんで」
“10上がり”ジャック:「それでリベンジマッチ言うかどうかは知らんけどな」
起源院ミコ:「…決まりですわね?」「皆様、お聞きになりまして?」振り返り、周りの勤労学生たちに声をかける。すでに少なくない数の学生が、こちらを見ている。
モブ生徒:「何だ?」「ジャックが勝負するのか?」「また命知らずがいたもんだ」
起源院ミコ:「ええ。この前より、もっと面白い決闘(ギャンブル)を見せて差し上げますわ」
モブ生徒:ざわ…ざわ…
起源院ミコ:「コルナ様!」
コルナ・ラスペ:「チッ、無駄な茶番しやがってよォ~」気だるげに、食堂の入口をくぐってくる。
コルナ・ラスペ:「どーいうつもりなんだ?起源院」
コルナ・ラスペ:「カネが100倍になる勝負ってのは本当なんだろうな!?」
コルナ・ラスペ:ポケットに両手を突っ込んだまま、邪魔な椅子を蹴り飛ばしてくる。
起源院ミコ:「ええ。勝ちさえすればそうなりますわね」
コルナ・ラスペ:「ガセだったらタダじゃおかねーぞコラ。テメーもアタシに借金あるの忘れんなよ」
コルナ・ラスペ:乱暴に座り、ジャックを睨みつける。
コルナ・ラスペ:「おい」
起源院ミコ:「『三回勝負で、勝つたびに掛け金を10倍にする権利が生まれる』。間違いありませんわよね、ジャック様?」
コルナ・ラスペ:「ジャックだかジャップだか知らねーがよ」
“10上がり”ジャック:「なんやァ?」
コルナ・ラスペ:「起源院はこっちのカモだ」
コルナ・ラスペ:「アタシが勝ったら取り立てから手引きやがれよな?雑魚が」
“10上がり”ジャック:「えらい威勢のええ姉ちゃん連れてきたな」
コルナ・ラスペ:困窮した起源院ミコは、複数の金貸しから借金を背負うことになり
コルナ・ラスペ:そして一計を案じた――新入りの、情報を知らぬ金貸しをドンジャラの勝負に『乗せる』ことで、
コルナ・ラスペ:『優良な』金貸しであるジャックに恩を売り、そして悪質な金貸しを潰させようとした。それが今回のシナリオだ。
“10上がり”ジャック:「まるで借金の優先権があるみたいな言い草しよるやないか」
起源院ミコ:「ええ、ジャック様。わたくし、どんな方をお友達にすべきは心得ているつもりですわ」
起源院ミコ:「故に…公平な勝負でそれを決めるのが良いと考えた次第ですの」
コルナ・ラスペ:「話は起源院から聞いてるぜ。毎日チマチマ稼いでんだろ?こういうゲームでよォ~」
コルナ・ラスペ:「まさかしみったれた勝負するつもりじゃねーよな?」
コルナ・ラスペ:ド ン!!
コルナ・ラスペ:「一千万だ」
“10上がり”ジャック:「公平とはずぅずぅしくよう言うたもんやな」
コルナ・ラスペ:プリカ束を食卓の上に積む。
コルナ・ラスペ:自信満々な態度だが、この全額が借金だ。自分で稼いだカネは1プリカたりともない。
“借金王”:「おい、どういう事ですか!」後ろで小声で騒いでいる。
“借金王”:ミルトとレアにそれでも小声で食ってかかる。
コルナ・ラスペ:後ろ手でハンドサインを送っている。ハンドサインは3種類だ。『大丈夫』。『何も問題ない』。『全て想定通り』。
コルナ・ラスペ:他のサインは全く決めていない。
“借金王”:「儲け話っていうから金を出したんだぞ」
“借金王”:「お前らも連帯保証人だからな!」
“借金王”:「計画的融資ならトイチ、緊急融資ならヒサン」(十日に一割、一日三割)
“借金王”:「今回はハンバイだ!」(半日で倍)
一二野ミルト:「ふ、不条理な!」
“借金王”:「なのに相手はジャックだと?聞いてないぞ!」
誓願寺レア:「私は聞いてた」
一二野ミルト:「“総てをコルナさんに賭ける”これが今の私たちの手札で出来る、最大唯一の私たちの儲け話ですっ!」
コルナ・ラスペ:「目ん玉がついてるなら見えてるよな?アタシの軍資金は一千万だ」
“借金王”:「ふ、ふざけてんじゃねーぞ!」
コルナ・ラスペ:「一万やら十万の勝負で喜んでる雑魚どもとは訳が違うってコトだよ」
“10上がり”ジャック:「1000万で勝負?」
“10上がり”ジャック:「一発勝負の駆け引きなしなんてのはギャンブルとは言わん」
“10上がり”ジャック:「そういう自爆特攻みたいなヤツは」
“10上がり”ジャック:「だいたい負けてもゴネよるからな」
コルナ・ラスペ:「腰抜けらしい逃げ口上ご苦労さま」
“10上がり”ジャック:「そもそも借金の優先権はウチや」
“10上がり”ジャック:「口だけはデカい事いうやん」
コルナ・ラスペ:「ハハ、そういうアンタはいくらの勝負がお望みなんだ?10プリカでも賭けるか?」
“10上がり”ジャック:見定めるように見る。
“10上がり”ジャック:「子供の遊びやったらカードゲームでもしとき」
コルナ・ラスペ:「子供の遊びみたいなゲームだからかっさらいに来てやったんだよ」
コルナ・ラスペ:「やってんだろ?」
コルナ・ラスペ:「連戦連勝の……“10上がり”ジャック」
“10上がり”ジャック:「チッ…」
コルナ・ラスペ:「……ダイスに仕込んだ、イカサマ、、、、をよ」
“10上がり”ジャック:「たまに居るんや、そういうめんどくさい言いがかり付けてくるヤツがな」
“10上がり”ジャック:「ええ迷惑や」
コルナ・ラスペ:「アタシの言葉が言いがかりかどうか、ここのギャラリーが証人になってくれるだろうさ」舌を出す。
“10上がり”ジャック:「ダイスのチェックしたかったら勝手にせえ」
“10上がり”ジャック:ダイスを投げてよこす
コルナ・ラスペ:「勝負……するってことでいいんだな?」
“10上がり”ジャック:「そこですり替えできるほどウチの目は節穴とちゃうで」
コルナ・ラスペ:「スタートは100万」
“10上がり”ジャック:「…100か」
“10上がり”ジャック:「ええやろ」
コルナ・ラスペ:「後悔するなよ」
コルナ・ラスペ:ダイスをチェックする。最初はニヤニヤと笑みを浮かべていたが
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「………!?」
“10上がり”ジャック:「何か、おかしなところでも?」
“10上がり”ジャック:「試しに転がしてもええで」
誓願寺レア:「コルナが言っていた」借金王に囁くように、だが通るくらいの声量で言う。
“10上がり”ジャック:「オバちゃん、適当などんぶり貸したってえや」
コルナ・ラスペ:「い、いや……ハハ、エフェクトだろ……エフェクト!」
誓願寺レア:「中心部にガリウムが含まれているダイスであれば、握り込むことで重心を変えて出目を操作できる」
コルナ・ラスペ:「そういう小細工使いやがったら……いいか。すぐにバレるぞテメエ!」
食堂野オバ:「どうしたんだい?」
食堂野オバ:「ほらどんぶり」
誓願寺レア:「タネが割れているギャンブラーは怖くないよ」
一二野ミルト:「レアさんの言う通りです!ダイスに幾らイカサマしてもすぐばれますよっ」
食堂野オバ:「まったく、どんぶりは玩具じゃないってのにねえ」
コルナ・ラスペ:「おい」
コルナ・ラスペ:「どんぶりも見せろ」
GM:コルナの前にひびの入ったどんぶりを置いて厨房へ戻る。
コルナ・ラスペ:焦った様子で、どんぶりを奪い取るようにチェックする。
コルナ・ラスペ:「…………ッ」
コルナ・ラスペ:「…………!!!」
コルナ・ラスペ:どんぶりも、そのまま卓上に返す。
食堂野オバ:(フェヘヘヘ!どんだけ見てもタダのどんぶりにしか見えないよォ)
一二野ミルト:「えっ…コルナさん?えっ、大丈夫…ですよねっ?勝てますよねっ」あまりのコルナの表情に演技・・であると分かっているにも関わらず反応してしまう
コルナ・ラスペ:「ハ、くだらねえ……アタシには一千万の軍資金があるんだ」
食堂野オバ:(それっぽく見せるために毎日私が晩御飯を食べるのに使ってるからねえ。汚れ方も自然なもんさ)
コルナ・ラスペ:「五分の運試しなら資金力の差で負けるわけがねえ……」
食堂野オバ:(ジャックちゃんのアイデアは流石だよ。これで勝てばようやく地下とはおさらばさァ)
起源院ミコ:あの日負けたのと同じ表情で、泰然と二人を見ている。ここでの起源院の仕事は、ジャックとオバを逃がさないこと。
食堂野オバ:(私が開発した自動卵かけご飯まぜまぜどんぶりの改造は完ぺきなのさ!)
“10上がり”ジャック:「もう、ええか?」
“10上がり”ジャック:「勝負する言うたわりに」
“10上がり”ジャック:「えらい慎重やないの」
コルナ・ラスペ:「うっ……ぐ……」
コルナ・ラスペ:「ハメやがったな……起源院……!」小声で呟く。
誓願寺レア:わざとらしく溜息を吐く。「コルナ・ラスペ。あなたもよ・・・・・
誓願寺レア:「エフェクトで小細工をすればすぐに分かるから」
“10上がり”ジャック:「えらい上品な子がおるな」
コルナ・ラスペ:「は!?アタシが……アタシがそんな真似するわけねーだろ……!?」
“10上がり”ジャック:「丁度ええ」
起源院ミコ:「何のことかしら、コルナ様?」変わらない表情と声。
“10上がり”ジャック:「立ち合い、任せてもええか?」
誓願寺レア:「ええ。なにをすればいい?」
“10上がり”ジャック:「賭けの合意の確認と」
“10上がり”ジャック:「決着の確認かな」
誓願寺レア:「うん。分かったわ」
誓願寺レア:「賭けの提案を持ちかけたのはコルナ・ラスペ」
誓願寺レア:「ジャック。あなたには、これを受けるか否かを選ぶ権利がある」
“10上がり”ジャック:「かまへん。勝負法はドンジャラ。初回は100万。レートは10上がりテンライズでどうや?」
“10上がり”ジャック:「レイズは受けても降りてもかまへんで」
コルナ・ラスペ:「いいぜ。やって……やるよ」
コルナ・ラスペ:「こんな勝負で……イモ引いてられるか」
誓願寺レア:「お互いの合意を確認」
誓願寺レア:「ドンジャラのルールの説明の必要はないよね?」
“10上がり”ジャック:「問題あらへん」
コルナ・ラスペ:「バカにすんな……どんなゲームをやるかくらいは知ってる」
誓願寺レア:「ならよかった」ダイスを手にとって検分している。
誓願寺レア:「うん。問題もなさそう」
誓願寺レア:「先手は宣言制?どちらから始めてもいいけど」
コルナ・ラスペ:「先手はアタシだ」
“10上がり”ジャック:「どうぞ」
コルナ・ラスペ:「潰してやる……先手でデカい目を叩きつければ」
コルナ・ラスペ:「手先の小細工もぶれるだろうぜ」
コルナ・ラスペ:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[2,3,4,5,6,7,8,9,10,10]+4[2,4] → 14

コルナ・ラスペ:「ハハ」
コルナ・ラスペ:「"10上がりテンライズ"だ……!出目は14!!」
“10上がり”ジャック:「ふぅん」
“10上がり”ジャック:(こういう相手には…最初から手札を見せるべきやないな)
コルナ・ラスペ:(理想的だ)
“10上がり”ジャック:「ほな勝負や」
コルナ・ラスペ:(素で勝負しても、十分に勝ち目のある出目……)
“10上がり”ジャック:カクテルを振るような人目を惹くダイスシェイク。
“10上がり”ジャック:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[3,4,4,6,7,8,8,9,10,10]+3[1,3] → 13

“10上がり”ジャック:「くっ…」
コルナ・ラスペ:「ハハハ!!ハハハハハハ……!!」
誓願寺レア:「コルナ14。ジャックが13。勝者、コルナ」
コルナ・ラスペ:「アタシの勝ちだなァ、"10上がりテンライズ"ジャック!!」
“10上がり”ジャック:「中々やるやん」
“10上がり”ジャック:100万プリカをテーブルの上に投げる。
コルナ・ラスペ:「口ほどにもねえ……!十字冠まで毟り取ってやるよ」
誓願寺レア:「2回目に行く前にレイズが出来るけど。どうする?」
コルナ・ラスペ:「レイズ!!レイズだ!!」
“10上がり”ジャック:「ウチはどっちでもかまへん」
コルナ・ラスペ:真っ先にわめく。
“10上がり”ジャック:「1000万か」
“10上がり”ジャック:「ええやろ」
“10上がり”ジャック:「続行や」
コルナ・ラスペ:「ニヤついてられるのも今のうちだぜ」
コルナ・ラスペ:「アタシの必勝法を見せてやるよ……」
“10上がり”ジャック:「“必勝法”いうのはな」
“10上がり”ジャック:「勝ってから言うもんやで」
コルナ・ラスペ:「アタシは今まで……この手のダイス転がしで」
コルナ・ラスペ:「負けたことがねえ」
コルナ・ラスペ:ダイスを握り込む拳を奇妙にひねる。
コルナ・ラスペ:なんらかの仕込みを疑われかねないポーズだが、見破ろうとしたところで当然、何の仕掛けもない。
コルナ・ラスペ:「ひ、必……殺」グググ
“10上がり”ジャック:(調子に乗らせた方がええ、初手で負けたんは理想的や)
“10上がり”ジャック:(最低でも1000万、絞らせてもらおか)
コルナ・ラスペ:「白銅細工竜巻ホワイトサイクロン投法……!!」
コルナ・ラスペ:ギュルルル!!ボキボキ!
コルナ・ラスペ:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[3,4,5,5,7,7,8,9,10,10]+5[2,5] → 15

コルナ・ラスペ:「じゅ……15……ッッ!」
“10上がり”ジャック:(…ホンマに何かあるんか?)
コルナ・ラスペ:一発で捻挫した右腕を押さえながら目をむく。
“10上がり”ジャック:(いや、まさかな)
“10上がり”ジャック:「運がええみたいやなあ」
コルナ・ラスペ:「へ、へへ……また"10上がりテンライズ"だ……」
GM:再びのカクテルシェイク
コルナ・ラスペ:先程の出目から1しか上がってはいない。
“10上がり”ジャック:(手元に注目を集める)
GM:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 10[2,3,3,4,5,7,7,8,8,10]+8[8] → 18

“10上がり”ジャック:「フフ…フフフ」
コルナ・ラスペ:「……バカ……な……!?」
“10上がり”ジャック:「ウチの勝ちやなァ」
“10上がり”ジャック:「1000万、貰うたでェ」
“10上がり”ジャック:ザン!
“10上がり”ジャック:グググ!
“10上がり”ジャック:1000万プリカを腕で手元に引き寄せる。
一二野ミルト:「信じられない…あの白銅細工竜巻ホワイトサイクロンが負けるなんて!」
“10上がり”ジャック:「100万持って泣いて帰ってもええんやで」
コルナ・ラスペ:「そ……そんな情けねえ真似、このコルナ・ラスペがしてられるか!!」
“10上がり”ジャック:「少なくとも、まだ明日があるもんなあ」
コルナ・ラスペ:「カネ……テメエもカネの貸付けやってんだろうが!」
誓願寺レア:「……続行の意思があるみたい」
“10上がり”ジャック:「ほな続けて1000万の勝負といこか?」
コルナ・ラスペ:「ハ……どうせよォ~~ 1000万の勝負だろうが2000万の勝負だろうが……」
コルナ・ラスペ:「これで負けりゃあ地獄の借金漬けだ」
コルナ・ラスペ:「だったら……さ、さらに"10上がりテンライズ"してやる……!!」
“10上がり”ジャック:「…アホなんか?」
“10上がり”ジャック:「一億やで」
誓願寺レア:「……立会いの立場だけど」
誓願寺レア:「やめたほうがいいと思う」
コルナ・ラスペ:「なんだテメエら!!アタシがそんな程度で……」
コルナ・ラスペ:焦った目でギャラリーを見回す。
コルナ・ラスペ:なぜ、こうしたギャンブルが衆目を集めるのか?
コルナ・ラスペ:高度な駆け引きや技術……純粋にそうした応酬を見たいという者は少ない。
コルナ・ラスペ:『クズが破滅する様を見たい』。ギャラリーの視線に込められている無言のプレッシャーはそれだ。
コルナ・ラスペ:「そんな程度で……ビビるとでも思ってんのか……!!」
“10上がり”ジャック:「無い金を賭けるっちゅう場合は借金や。でもそれも常識の範囲で、や」
“10上がり”ジャック:「これは…ホンマの親切で言うんやが」
コルナ・ラスペ:起源院ミコの第一声で集められた観客が、さらに後に引けないところにまでコルナ・ラスペを追い詰める。
コルナ・ラスペ:この2回の勝負で……そのような構図が完成しているのだ。
“10上がり”ジャック:「このエンパイアラブで限度を超えた負債は」
“10上がり”ジャック:「“魂”を売りに出さなあかん」
コルナ・ラスペ:「魂……!?」
誓願寺レア:(……魂)
“10上がり”ジャック:「そうなったアホの末路は」
“10上がり”ジャック:「どうなるかもわからん」
“10上がり”ジャック:「アンタがタダのアホやっちゅうんやったら」
コルナ・ラスペ:「アタシが……信じると思うのか?そんなフワフワした脅しをよ……」
“10上がり”ジャック:「やめとき」
“10上がり”ジャック:「ウチは止めたからな」
“10上がり”ジャック:「それでもやるんやな?1億の賭けを!」
コルナ・ラスペ:「やるに決まってんだろ!」
誓願寺レア:「……両者の合意を確認」
コルナ・ラスペ:「テメーは何なんだ!?1億のレイズでも落ち着き払いやがって……!」
コルナ・ラスペ:「運否天賦の勝負ならテメエも同じことなんだ!!」
“10上がり”ジャック:「ホンマの狂人やったようやな」
コルナ・ラスペ:「この一発でアタシが勝ったら……テメエの方が破滅なんだぜ!!」
誓願寺レア:「先手は変わらずコルナ。あなたの番」
コルナ・ラスペ:「絶対にアタシが勝つ」
コルナ・ラスペ:「――観客のクズども!!信じられない結果を見せてやるぜ!!」
コルナ・ラスペ:10dx
DoubleCross : (10DX10) → 9[2,3,3,3,4,4,5,7,7,9] → 9

コルナ・ラスペ:「9ッ……!!!!」
コルナ・ラスペ:ガクッ
コルナ・ラスペ:愕然と膝を突く。
“10上がり”ジャック:「フフ…フフフフ!」
“10上がり”ジャック:「威勢のええ、勢いだけやったみたいやな!」
“10上がり”ジャック:(…どうする。ショボいとは言え9)
誓願寺レア:「まだわからないよ。最後まで進めないと……後手、ジャック」
“10上がり”ジャック:(平均的な勝ちを狙うなら7で十分)
“10上がり”ジャック:(だが、1億。万が一にも負けるわけにはいかない)
“10上がり”ジャック:(多少疑われても)
“10上がり”ジャック:(ここで1億の金を得られるのはデカい)
“10上がり”ジャック:(5だ)
“10上がり”ジャック:ダイスをシェイクする。
“10上がり”ジャック:このカクテルを作るようなシェイクハンド。
“10上がり”ジャック:バニー衣装によって揺れる胸。
“10上がり”ジャック:そういったところに人の注目を集めるが。
“10上がり”ジャック:バニーの耳が揺れる。
“10上がり”ジャック:(5だよ!オバちゃん!)
“10上がり”ジャック:耳の揺れが合図になっている。
“10上がり”ジャック:万が一どんぶりを疑われても。
“10上がり”ジャック:本人にスイッチなどの所持がなければ。
“10上がり”ジャック:言い逃れが可能。
食堂野オバ:(5だね!)
食堂野オバ:キッチンのデジタルタイマーを5にセット。
食堂野オバ:パスタの茹で時間を設定したようにしか見えない。
“10上がり”ジャック:(勝てる!)
“10上がり”ジャック:10d4
DoubleCross : (10D4) → 28[1,4,1,4,3,4,2,2,3,4] → 28

GM:出目は4
“10上がり”ジャック:「は?」
誓願寺レア:「コルナ9。ジャックが……4」
誓願寺レア:「勝者――コルナ・ラスペ」
“10上がり”ジャック:「ま、待て!待てや!」
コルナ・ラスペ:「アタシの勝ちだ」
コルナ・ラスペ:くずおれた姿勢から……ゆらりと、幽鬼のように立ち上がる。
“10上がり”ジャック:「なッ…ん」
コルナ・ラスペ:「……ハハ」
コルナ・ラスペ:「どうした?"10上がりテンライズ"ジャック」
“10上がり”ジャック:「こ、こん…お前ッ」
コルナ・ラスペ:「信じられない、、、、、、って顔をしてるじゃないか」
“10上がり”ジャック:(ダイスの転がり方が不自然すぎた)
“10上がり”ジャック:(どんぶりが…機能して)
コルナ・ラスペ:「アンタの本当のイカサマは、ダイスでも技術でも、ましてやエフェクトでもない」
“10上がり”ジャック:(食堂野の裏切り?いや、あの放心顔は)
“10上がり”ジャック:「嵌めよったな」
コルナ・ラスペ:「嵌めてきたのはアンタのほうだろ?」
コルナ・ラスペ:「どんぶりの中に仕込まれたコイルの磁場で……ここ一番の勝負ではいつも」
コルナ・ラスペ:「ダイスの出目を操作していたってわけだ」
モブ生徒:ざわ…ざわ…
モブ生徒:「何だって?」「イカサマしてたのか」
“10上がり”ジャック:「ぐ…ぬ」
コルナ・ラスペ:「しかも、どうやら今回は不運なミスをしちまったみたいだな」
勤労学生:「あのジャックに勝ったあの新人の言ったことってマジなのか…?」ざわ…
勤労学生:「俺、レートを上げた勝負でジャックのあんな出目になったのなんて見たことがないぞ!?」ざわざわ…
コルナ・ラスペ:「電池が逆方向にセットされてたら、当然……磁場の向きだって逆になる」
コルナ・ラスペ:「本来引き寄せられるはずの面が反発されちまう。本当にどんぶりをチェックすべきはアンタのほうだったんだよ」
“10上がり”ジャック:「羽を毟られるカモのフリを…」
“10上がり”ジャック:「そっちもグルやったわけやな」
起源院ミコ:「勝負が終わればお友達、とわたくしは言いましたわ。これは事実ですし、私は常にそうあろうとしておりますの」「ですが」
起源院ミコ:「勝負が始まれば、お友達であろうと手を抜くことはできませんわ」
“10上がり”ジャック:「起源院ミコォ」
起源院ミコ:「故に…この賭けを『勝負にする』ためになんでもさせていただきましたわ。『絶対勝てる勝負』なんて、存在してはなりませんもの」
“10上がり”ジャック:「う、ぐおおおおお」
起源院ミコ:よく通る変わらない声のまま、まっすぐにジャックとその後ろのオバを見る。
“10上がり”ジャック:ガクリと膝をつく。
一二野ミルト:「『自分だけが勝てるイカサマ』なんてしてた分、ばっちりここで報いを受けてもらいますねっ」
誓願寺レア:「……1億」
誓願寺レア:「支払いの履行を求めるわ」
“10上がり”ジャック:「持ってけ」
“10上がり”ジャック:プリカチャージカードを放り投げる。
コルナ・ラスペ:「見立て通り、ずいぶん荒稼ぎしてたな」
コルナ・ラスペ:「1000万スタートじゃなくてよかった」
コルナ・ラスペ:笑う。「お互い、、、、アンタの慎重さに助けられたなァ」
“10上がり”ジャック:「趣味悪ゥ」
“10上がり”ジャック:「追い打ちに嫌味言われたら」
“10上がり”ジャック:「ムカつくわ」
コルナ・ラスペ:「これまでのツケが返ってきたんだろ。そういうもんさ」
コルナ・ラスペ:チャージカードをひらひらと振って、その場を立ち去っていく。
ヘンリエッテ火村:「何やら盛り上がってますね」
コルナ・ラスペ:「うおっ新たな美女発見」
GM:黒服が勤労学生をかき分けて作った通路を
誓願寺レア:「……」
GM:黒い軍服を着た少女が歩く。
ヘンリエッテ火村:「中々面白い催しでした」
ヘンリエッテ火村:「労働の合間にはこのような娯楽は必要ですね」
ヘンリエッテ火村:「さあ、学生の皆さん。学生の本文は労働ですよ」
ヘンリエッテ火村:「午後の労働に戻りましょう」
GM:黒服たちが生徒たちを食堂の外へと押し出していく。
ヘンリエッテ火村:「そこの貴方」とコルナさんの方を見る。
コルナ・ラスペ:「え、えーと……へへ、どうも」
コルナ・ラスペ:「お名前は?」
ヘンリエッテ火村:「鷲の巣アードラーネスツ
ヘンリエッテ火村:「ここの責任者をしております。ヘンリエッテ火村と申します」
コルナ・ラスペ:(……驚いた。ウワサの管理官サマかよ)
コルナ・ラスペ:(昼食時に、直々に出てくるなんて……どんな風の吹き回しだ?)
コルナ・ラスペ:「いやあそうだと思いました!噂通り大変お美しい!スタイルも抜群だ」
GM:顔はいいが、基本的に眉間にしわが入っており
GM:常に不機嫌そうな印象がある。
ヘンリエッテ火村:「…」
ヘンリエッテ火村:「確か…コルナ・ラスぺ」
コルナ・ラスペ:「コルちゃんでいいですよ」
ヘンリエッテ火村:「負債は10億とか」
ヘンリエッテ火村:「プリカ払いでは到底なしえない」
ヘンリエッテ火村:「一つ聞きたいのですが」
ヘンリエッテ火村:「先ほどの勝負、相手が普通に挑んで来たらどうするつもりだったのですか?」
コルナ・ラスペ:「最初から見てたわけだ……ハハ、隠し事は通用しそうにないな」
コルナ・ラスペ:「だがジャックがイカサマを使わず1億の勝負を受ける可能性は」
コルナ・ラスペ:「絶対に、、、なかった」
ヘンリエッテ火村:「そこまで言うのであれば」
ヘンリエッテ火村:「根拠があるのでしょうね」
コルナ・ラスペ:「奴のイカサマ……電磁力どんぶりには大きな特徴がある。出力調整が可能なことだ」
コルナ・ラスペ:「オンオフの二段階じゃない。わざわざ弱いイカサマから強いイカサマまで調整ができるようにしていたんだ」
コルナ・ラスペ:「もちろん、微弱なイカサマなら見破られにくいっていう、攻めの利点もある。だが奴の性格からして……この仕掛けの本当の意図は」
コルナ・ラスペ:「敵の出目が8や9……イカサマを使うべきかどうか微妙な出目だった時に」
コルナ・ラスペ:「ちょっとだけ、、、、、、イカサマができるようにするための仕掛けだったんだろう」
コルナ・ラスペ:「アタシの出目が9でも、8でも……いや、7でも使っていた」
コルナ・ラスペ:「使わなきゃ、自分だって同じ出目を出しちまう可能性があるんだから」
コルナ・ラスペ:「最初から、本当の運任せの勝負ができない奴だったのさ」
ヘンリエッテ火村:「なるほど、合理的な説明です」
ヘンリエッテ火村:「度胸とハッタリだけでなく」
ヘンリエッテ火村:「確かな戦略があったわけですね、貴女には」
ヘンリエッテ火村:「面白い」
コルナ・ラスペ:「いやあ~へへ……それほどでも……」頭の後ろをかく。
ヘンリエッテ火村:「貴女。こちら側へ来ませんか?」
コルナ・ラスペ:「こっち側?どういうことですかね?」
ヘンリエッテ火村:「その思考。分析力。勤労学生クズどもを管理する側で活かしてみてはどうか」
ヘンリエッテ火村:「そういう誘いです」
コルナ・ラスペ:「そいつは随分いい誘いですね。かなり魅力的だ……」
コルナ・ラスペ:サングラスをずらす。
ヘンリエッテ火村:「その能力を更に高める事も可能です」
ヘンリエッテ火村:「幹部待遇としてなら負債も」
ヘンリエッテ火村:「…?」
コルナ・ラスペ:「だけどアタシは、他の方法とも比較検討したいんですよね」
コルナ・ラスペ:「管理官サマはご存知かどーか知りませんが」
コルナ・ラスペ:声をわざとらしくひそめる。
コルナ・ラスペ:「この帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール
コルナ・ラスペ:「負債の完済以外に」
コルナ・ラスペ:「出ていける手段があるって話じゃアないですか」
コルナ・ラスペ:失踪者のことだ。
ヘンリエッテ火村:「…何を言っているのかわかりませんね」
ヘンリエッテ火村:明確に話題を無視する意思を感じる。
ヘンリエッテ火村:「それに」
ヘンリエッテ火村:「別に出ていったとは限らないでしょう」
コルナ・ラスペ:「……へえ?」
誓願寺レア:「……」
ヘンリエッテ火村:「手元に置いておく分には面白そうでも」
ヘンリエッテ火村:「その辺に落ちていればゴミと変わりません」
ヘンリエッテ火村:「周囲を汚すようでしたら」
ヘンリエッテ火村:「片づけてしまった方が良いかもしれませんね」
ヘンリエッテ火村:「それでは、日々勤労に励んでください」
コルナ・ラスペ:「もちろんだ。管理官サマ」
コルナ・ラスペ:「ゴミはしっかりと片付けないとな」
ヘンリエッテ火村:黒服を引き連れて去っていく。
コルナ・ラスペ:「レアちゃん」
誓願寺レア:「うん?」
コルナ・ラスペ:「見た感じ、あいつはどうだ?」
コルナ・ラスペ:「失踪者の件は何かがある……もしかしたら、アタシ達が利用できる最大の切り札になるかもしれない」
誓願寺レア:「それは……」
誓願寺レア:「“何”に対して切る札として?」
コルナ・ラスペ:「どんな時だって、見えていない札こそが一番強い。カネでも……人材でも」
コルナ・ラスペ:「失踪者が本当に地下を『出ていった』わけじゃあないとしたら」
誓願寺レア:「まだここに伏せられてるね」
コルナ・ラスペ:「そういうことだ。誰か……札を裏返しに伏せている奴がいる……」
誓願寺レア:「それを倒したい……いや」
誓願寺レア:「勝負がしたいのね」
コルナ・ラスペ:「そうさ」
コルナ・ラスペ:「1億プリカじゃあ、まだだ。まだまだ……」
コルナ・ラスペ:「……大きなゲームには、全然足りちゃいない」
誓願寺レア:(……あるいは、彼女には)
誓願寺レア:(この学園でさえ、狭すぎるのかもしれない)
誓願寺レア:「とにかく、おめでとう。それから」
誓願寺レア:「あなたが彼女に付いていかなくて安心してる」
コルナ・ラスペ:「おっ、もしかして妬いてくれてるとか?」
誓願寺レア:「あなたに管理されたくないだけだよ」
コルナ・ラスペ:「アタシはむしろレアちゃんに管理されたい方なんだけどな~」
誓願寺レア:「みんなされたくなさそうなのに」どこか困惑したように返した。


GM:そんな彼女たちを。
GM:遠くから眺める人影があった。
“博打王”:「何とも威勢の良い事であるのう」
“博打王”:「絞りがいのありそうなヤツらじゃ~」
“博打王”:「妾の可愛いハムちゃんのエサ代にしてやろうかのう」
“博打王”:「オーホホホホホッ」


GM:それではクソギャンブルとロイス購入の時間だ!
GM:今回のクソギャンブルはこちら!
オールイン・ロ寿司アンルーレット!
誓願寺レア:?
コルナ・ラスペ:なんて?
一二野ミルト:ロ寿司!?
GM:ワサビやデスソースが混入された寿司をどれだけ我慢して食えるかを競うギャンブル。
凄まじく辛く、耐えきれずに死ぬ者もいるが地下で寿司を喰えるチャンスなので挑戦者は後を絶たない

起源院ミコ:死んででも食べたい寿司
一二野ミルト:十字冠って本当にありがたいね
コルナ・ラスペ:死ぬレベルの味なら寿司がどうこういう問題じゃないだろ
コルナ・ラスペ:寿司を粗末にするな
GM:応募されたロシアンルーレットと激辛エクレアのギャンブルを適当に混ぜて寿司にしました
一二野ミルト:こんなところに居たら参加したくなる絶妙なギャンブル
一二野ミルト:普段の食事が貧相なほど…誘惑が強い
コルナ・ラスペ:見た目でチャレンジしちゃうけど一口目でもう後悔するんだろうな
GM:まず掛け金を宣言します
起源院ミコ:全部辛いならもうロシアンルーレットじゃない フルオート拳銃でやるな
GM:そして寿司職人が芸術:激辛寿司を振るので 意思で耐えてください
GM:耐えれば 掛け金は倍
GM:降りるか続けるかを選べます
GM:それを最大6回まで連荘可能です
GM:最大64倍
コルナ・ラスペ:賭(や)るしかない……!誰かアタシにプリカを貸してくれ!
誓願寺レア:すご~
誓願寺レア:貸すよ~私自分でできないから
一二野ミルト:意志勝負だ。コルナさんの土壇場
GM:ただし失敗すれば全部失い
誓願寺レア:Dロイス強化兵のせいで意志-5かかる
GM:食べた寿司×d5ダメージを受けます
誓願寺レア:決壊した時に詰めてる方がやばいわけね
GM:寿司職員は感覚3 芸術:激辛寿司1
GM:別に激辛が得意ってわけでもない 普通の寿司職人だ!
コルナ・ラスペ:やさしい会計監査役のレアちゃんにプリカを借りるぜ!貸せるだけ貸してくれ!
誓願寺レア:6000あるよ
起源院ミコ:こちらは11000くらい貸せる余裕があります
起源院ミコ:でもせっかくだから自分も出ようかな
一二野ミルト:ミルトはこういう機会でもないと寿司を食べられないので、食べます。プリカ五千(残五千)
起源院ミコ:コルナさんに4000貸して、自分は3000使います
一二野ミルト:ではコルナさんに残りの5,000渡します。
一二野ミルト:これで負けたら…!一文無し…!
寿司ロボ:「ヘイラッシャイ!」
寿司ロボ:「誰からだい?」
起源院ミコ:「わたくしからですわ!」
GM:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[1,8,10]+2[2]+1 → 13

GM:「ぴがー!デスソーススシ~」
起源院ミコ:1DX
DoubleCross : (1DX10) → 1[1] → 0 (ファンブル)

コルナ・ラスペ:wwww
一二野ミルト:wwwww
GM:wwww
誓願寺レア:全然ダメじゃん
一二野ミルト:辛いの苦手なんだw
GM:あからさまに赤い
GM:マグロの赤さではない
GM:イカのスシなのに赤いのだ
起源院ミコ:これはもう、なんか参加する以前のなんかが発生したことにしましょう
起源院ミコ:無造作に手に取り、優雅に口に放り込む「」
寿司ロボ:「寿司くいねえ」
起源院ミコ:「……」
起源院ミコ:「これ美味しいですわ~!」明るい顔!「シェフを呼んできて頂戴!」
寿司ロボ:「嬉しい~」
寿司ロボ:「シェフデス」
誓願寺レア:「?」
一二野ミルト:「いやいやどう見ても辛いじゃないですか?!」
コルナ・ラスペ:「すげえぜミコッちゃん……このギャンブル無敵か!?」
一二野ミルト:「幾らここの定食が平気なミコさんでもあれは耐えられない筈ですよっ」
起源院ミコ:「お寿司を食べられてお金も稼げる…最高のギャンブルですわ!」
起源院ミコ:胃腸の無敵度合いが上がるのと同時に、露骨にギャラリーからの悪い視線が突き刺さっていく。
起源院ミコ:「…こんなおいしいお寿司を頂いて、お金まで貰うのは恥ずかしいですわ」「3000プリカ、頂いてもらいますわよ!」
起源院ミコ:ぱあんと紙幣を景気よく叩き付ける。
寿司ロボ:「???」
寿司ロボ:「カラクナイ?」
寿司ロボ:「チョット自信ナクシチャウナ」
コルナ・ラスペ:「ミコっちゃん!イカサマはよくないぜ!」
寿司ロボ:と言いながらお金を懐に入れる
コルナ・ラスペ:「わさびとデスソースの中身をすり替えたりしたのか?チエックさせてもらうぞッ」
誓願寺レア:「高いお寿司を食べただけだね」
コルナ・ラスペ:「大将イカ一丁!」
コルナ・ラスペ:(ミコッちゃんが本当にイカサマをやってるとしたら)
コルナ・ラスペ:(チェックの名目で寿司も食える!一石二鳥のチャレンジだ!)
起源院ミコ:1D5
DoubleCross : (1D5) → 3

一二野ミルト:「ミコさんの決闘味覚デュエル・タンは恐ろしいです…Xmsの学食ってちゃんとおいしいですよね?」
起源院ミコ:起源院ミコの肉体の頑強性は、特に敵からの攻撃に対して自動的に働く。本人すら自覚していないことではあるが、これは味覚や体内粘膜への攻撃とて例外ではなかった!
寿司ロボ:「イカノオスシ!」
起源院ミコ:「ええ。このお寿司と“同じくらい”美味しいですわよ?」
寿司ロボ:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 10[4,9,10]+6[6]+1 → 17

寿司ロボ:「カラクナカッタミタイダカラ頑張ッテミタヨ」
コルナ・ラスペ:「ほら全然辛くねーって……」
コルナ・ラスペ:「ウッ」
コルナ・ラスペ:「ギャアアアアオボボボボボボボ」苦悶!!!
コルナ・ラスペ:「痛い!熱い!痛い!熱い!」
誓願寺レア:「痛そう」
起源院ミコ:「まあ、そんなに?」「お茶ですわ、どうぞ」
寿司ロボ:「キャッキャw」
一二野ミルト:「本当に死んじゃったらどうしよう…」
コルナ・ラスペ:「ア"―――!!!ア"―――!!!」
GM:意思で判定をどうぞ
コルナ・ラスペ:「お茶っアッ熱ッア"ア"」
コルナ・ラスペ:激辛のものを食べている時に水分を摂取するとますますヤバいことになるのだ
コルナ・ラスペ:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 6[2,2,3,3,4,4,4,5,6]+3 → 9

一二野ミルト:「お茶のせいでコルナさんの舌が燃えてますっ!フレイム・タンになってます!」
コルナ・ラスペ:10000プリカ……あっけなく溶解……!!
コルナ・ラスペ:「あはっ あはっ」
コルナ・ラスペ:「こんなんなっちゃった……あはっあはっ」
誓願寺レア:「大丈夫……?」
一二野ミルト:「ひょっとして…”燃え尽きちゃった”の?」
コルナ・ラスペ:地獄を味わい、10000プリカも失った
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペ……撃沈……!
寿司ロボ:「次の人~」
一二野ミルト:「では私が!大将、季節のおすすめ一つ!」
GM:3dx+1
DoubleCross : (3DX10+1) → 6[3,3,6]+1 → 7

GM:「マグロ中トロ~ワサビ入り」
一二野ミルト:「お寿司~♪私はこれでもお寿司には煩いですよ!なんといっても月に何度かクリムゾン産のオーガニック・寿司を食べてますから!」
一二野ミルト:「これは~中々期待できそうです…♪」
一二野ミルト:そう言い、慣れた手つきで寿司を食べる、が…
一二野ミルト:2dx>=7
DoubleCross : (2DX10>=7) → 8[3,8] → 8 → 成功

一二野ミルト:「~~~~くぅ~!ワサビが効いてますっ、ちょっと効きすぎなくらい…!」
一二野ミルト:「しかし、寿司に慣れているので何とかなりましたっ。寿司に慣れていなければ大けがしていたかもしていませんね…。」
一二野ミルト:寿司はそういう食べ物ではない
GM:現在掛け金二倍
寿司ロボ:「マダタベル?」
コルナ・ラスペ:「ヒッ、ヒッ、ヒヒッ」隅のほうで珍獣のような鳴き声を発している。
一二野ミルト:一瞬、コルナに視線を向け
誓願寺レア:背中をなでている。
一二野ミルト:「いえ、やめます。玉手箱は小さい方がよさそうですし」
一二野ミルト:「何事もほどほどだと漸くわかってきました…。」
起源院ミコ:「その通りですわ。少しずつほどほどが一番ですの」黒服に趣旨を理解していない旨で出禁を言い渡され、外に追い出されながら。
寿司ロボ:「ハイ一万プリカ」
一二野ミルト:「ありがたく!これでプラマイゼロ、ですね。…いや、コルナさんの為に牛乳を買いましょうか。」
一二野ミルト:「私たちの大事なプレイヤーですしねっ」
コルナ・ラスペ:「ワ……ワァ……」廃人めいている。
一二野ミルト:(あ、やっぱりダメかもしれません。。。)
寿司ロボ:「マタ来テネ」
寿司ロボ:ウィーンガッチャン
寿司ロボ:引っ込んでいく


GM:ロイスと購入ができる
コルナ・ラスペ:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》で歩兵戦闘車にチャレンジだ
コルナ・ラスペ:9dx7>=45
DoubleCross : (9DX7>=45) → 10[1,1,1,6,7,8,8,8,10]+10[1,7,8,9,9]+10[1,2,5,7]+5[5] → 35 → 失敗

コルナ・ラスペ:ウッ惜しい
誓願寺レア:融資しすぎてプリカ0になっちゃった 労働で補充しようかな
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (74 → 80)
誓願寺レア:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 5[1,5]+4 → 9

起源院ミコ:ジャックへのロイスをお友達ですわ○/強く生きてほしいですわに変更。
コルナ・ラスペ:すまねえレア……俺が不甲斐ないせいでヨ……
誓願寺レア:いいのよ あなたの好きに使って
コルナ・ラスペ:すまねえなあ……絶対倍にして返すよ
一二野ミルト:代打ち/コルナ・ラスペ/感服:○/脅威/ロイス で取得します
起源院ミコ:もういっちょ肉体労働を!鉱山でめちゃくちゃツルハシを振り回してます
起源院ミコ:5DX
DoubleCross : (5DX10) → 5[1,4,5,5,5] → 5

起源院ミコ:ぜんぜん掘れませんでしたわ 5000プリカ
一二野ミルト:プリカ稼ぎ、寿司を食べた勢いでベルトコンベアーと踊ります。
一二野ミルト:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[2,3,6,8,10]+6[6]+2 → 18

一二野ミルト:18000プリカ!、これで合計28000プリカですね
コルナ・ラスペ:みんなお金持ちだなあ
GM:では今日はここまで
誓願寺レア:おつかれさまでした~
コルナ・ラスペ:お疲れ様でした~
GM:お疲れさまでした~
一二野ミルト:お疲れ様でした!
起源院ミコ:お疲れ様でした!


【ミドルフェイズ4】

GM:ナカヨシシーンで浸食が上がるような興奮する事ある?
GM:たぶんないでしょ
GM:1だけ払ってください
起源院ミコ:57+1=58
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1(→ 1)増加 (55 → 56)
一二野ミルト:1+59→60
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1(→ 1)増加 (80 → 81)


GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール鉱山労働現場
GM:鉱山入り口付近には安全第一と書かれたヘルメットが壁に掛けられており。
GM:つるはし、スコップ、手押し車などが備え付けられている。
GM:労働者は入口で合成牛乳やパンを受け取り。
GM:鉱山へと潜っていく。
GM:基本的に下層へむけて通路を掘ることがノルマで。
GM:たまに産出される鉱石などは買い取り。
GM:出現するモンスターなどにも対処しなければならず。
GM:肉体的にもキツイ作業となっている。
GM:ただし複雑に枝分かれした通路のすべてを黒服が見回る事は無い為。
GM:比較的サボりやすい環境になっている。
GM:労働は掘った土の量であるていど評価されるので。
GM:サボっていること自体はバレて報酬は減らされるが。
GM:それでも、ラクはできるのだ。
コルナ・ラスペ:「ほへー……」枝分かれした物陰で座り、ぼんやりしている。
コルナ・ラスペ:地下送りになってからというもの、作業などというものをろくにしたためしがない。
コルナ・ラスペ:合計で20分やったかやっていないかといったレベルだ。
誓願寺レア:ザッザッザッと、規則正しい硬質な靴音。
コルナ・ラスペ:「うおッやべ」汚らしい布切れを素早く腕に装着する。
コルナ・ラスペ:「グアア~~ッ、腕が~!腕が折れちまったよォ~」
誓願寺レア:ライト付きのヘルメットに、作業着のブルゾンの女。
誓願寺レア:「ここに居たの」手には血まみれのスコップ。
コルナ・ラスペ:「作業してえのに……!今すぐ労働にはげみたい気持ちしかないのにッ……!!!」
コルナ・ラスペ:「ちくしょう……アッ!?レアちゃんじゃ~~ん♡」
コルナ・ラスペ:「珍しいね!鉱山の方くるなんてさ」片腕を吊っていた布切れをゴミのように投げ捨てる。
誓願寺レア:「うん。こっちもやってみようかなって思って」
誓願寺レア:「モンスターが出るんだね。びっくりした」
コルナ・ラスペ:「あ~、出るらしいねたまに。その血ってモンスターの?」
コルナ・ラスペ:「レアちゃん結構やっちゃうタイプのキャラなんだ……」
誓願寺レア:「うん。倒すとノルマ減らしてもらえるんだって」
誓願寺レア:「それでここに来る余裕もできた」
コルナ・ラスペ:「アハハ、そんな苦労する必要ないって。教えてあげよっか?」
誓願寺レア:「うん?」
コルナ・ラスペ:炭酸の抜けきった安い賞味期限切れジュースを開ける。
コルナ・ラスペ:「『山』の仕事……つまりこっちの鉱山の評価って、掘った土の量で評価されるんだよね」
誓願寺レア:「そうみたいね。掘り出した鉱石じゃない」
コルナ・ラスペ:「もちろん出来高制だからって完全にダラダラしてるようだと懲罰があるわけだけど……」
コルナ・ラスペ:「……ただ、逆に言えば、ノルマを超えた量の『土』は」
コルナ・ラスペ:「生徒同士で売買がされてるってこと」
誓願寺レア:「……何でも取引にするのね、ここは」
誓願寺レア:「ジェネシスももともとそういう色のところだけど、ここはもっと極端」
コルナ・ラスペ:「『山』でサボる裏技の一つって感じかな。ハハ」
誓願寺レア:「……でも」
誓願寺レア:「あなたは元手がないんじゃないの?」
誓願寺レア:「土を買うための稼ぎを持ててない」
コルナ・ラスペ:「え?親切な友達がいるって言ったでしょ」ヘラヘラ笑う。
誓願寺レア:「……」
コルナ・ラスペ:「実は毎日借金して土を買ってたんだよな~」
誓願寺レア:「サボるために借りてたの……?」
コルナ・ラスペ:「いやー、大勝負に勝ててよかったよかった。1000万プリカも完済したわけだしね」
コルナ・ラスペ:ドンジャラ勝負で負けていたら、それどころか勝負に持ち込めなければ完全に破滅だったのだ。
誓願寺レア:「あまりにも刹那的すぎる……」
コルナ・ラスペ:「え~?そんなことないじゃん。絶対に取り返せる借金は投資って言うんだってば」
誓願寺レア:「……あなたがここにいるのも“投資”のため?」
誓願寺レア:「この間の勝ちでは返しきれないんでしょう」
コルナ・ラスペ:「ハハハハ」
コルナ・ラスペ:「レアちゃんは何でも知ってるな~」
コルナ・ラスペ:「そう、アタシはもっと……非常識的な額を稼がなきゃ地上には出ていけない」
コルナ・ラスペ:「管理官サマに言ったことも半分は本気だ。裏道だろうと、出ていくルートが複数あるにこしたことはないもんな」
誓願寺レア:聞きながら、スコップを地面に差し入れている。「出たいの?」
コルナ・ラスペ:「出たいね」
コルナ・ラスペ:「出なきゃできない勝負を残してる」
誓願寺レア:「……」その相手が誰かは知っている。だが。
誓願寺レア:「……そう」その時が来た時には、どちらに勝ってほしいのだろうか。
コルナ・ラスペ:「……そーいうレアちゃんのほうはどうなんだ?何をやらかして、いくらの借金でここに落ちてきたんだ?」
誓願寺レア:「身代わりになったの」
誓願寺レア:「だから幾らかは知らない」
コルナ・ラスペ:「何もしてないのに地下送りに……!?」
コルナ・ラスペ:「なんて酷い話だ。アタシそういうのは許せないんだよな。美女ならなおさら」
誓願寺レア:「ううん。こうなるまで止められなかった責任はあるよ」
誓願寺レア:「あなたが怒ることじゃない」
コルナ・ラスペ:「なんで~~!?怒っちゃう!」
コルナ・ラスペ:「少なくともレアちゃんはドンジャラ勝負で助けられた仲間だ」
誓願寺レア:「仲間……」
コルナ・ラスペ:「アタシがシャバの光を見る頃には、レアちゃんだってそうしてやるさ」
誓願寺レア:「そう。そこは……私もそうしたい」
コルナ・ラスペ:「一回裏切られて落ちてきたんだ。そういうことでもないと、人を信じられないだろ」
誓願寺レア:「……」
誓願寺レア:「……そうだね」
コルナ・ラスペ:「へへへ。アタシの秘密兵器いる?『ワンタッチ三角巾』って名付けてるんだけど……」
コルナ・ラスペ:先程投げ捨てた汚いボロきれを差し出す。
誓願寺レア:受け取って。「これは?」
コルナ・ラスペ:「腕にはめて首にかけると骨折を吊ってるように見える」要はそういう輪になってるだけの布なのだ。
コルナ・ラスペ:「見回りの黒服が来たらこれでいつでもサボれる秘密兵器だぞ」
誓願寺レア:「すごいね」
コルナ・ラスペ:「こういう工作は好きなんだ。ギャンブラーは手先が器用じゃないとね」
誓願寺レア:「……あの10面ダイスも秘密兵器?」
誓願寺レア:「賭けに使ったやつじゃない。私達に見せたもの」
コルナ・ラスペ:「あ~、ガリウムの生成とかはモルフェウスの子にちょちょいと手伝ってもらってさ」
コルナ・ラスペ:「ああいうのは真面目に労働してるとと作る時間が取れないからな」
誓願寺レア:「……そうなの? 私はてっきり」
誓願寺レア:「あなたが宣言通りに出してみせた・・・・・・・・・・・んじゃないかなって思ったんだけど」
コルナ・ラスペ:「ハハハハ」
コルナ・ラスペ:「アタシの言葉が信じられなかったなら」
コルナ・ラスペ:「ダイスチェックはその場でするべきだぜ」
誓願寺レア:「……そうだね」息を吐く。
誓願寺レア:じ、とその顔を見る。そうしたところで、価値を推し量ることはできない。
誓願寺レア:出来るのは、推し量られないようにすることと、価値を大きく減じたものに対処することだけだ。
コルナ・ラスペ:「レアちゃん髪サラサラだね?いい匂いもするし……トリートメント何使ってるの?」
誓願寺レア:「うん。シャワー室で買った標準のやつだよ」
コルナ・ラスペ:「ほんとかよ!?あんなショボいのでこうなるわけないじゃん!」
誓願寺レア:スコップの手は止めていない。実直に振り続けている。
誓願寺レア:「あなただって別に、見てくれに気を遣ってないわけじゃないでしょ」
コルナ・ラスペ:「くそっ、元々の素材が違うのかな……」自分の色褪せた髪をいじる。
コルナ・ラスペ:こちらは立ち上がる気配すらなく、座ったままだ。
誓願寺レア:「そんなスーツを着続けてる」
誓願寺レア:「維持するにも新調するにもそれなりにすると思うけど。それも投資?」
コルナ・ラスペ:「あー、アタシの見た目はまあ、どっちでもいいんだよ。こんないかにもなスーツ着てなくても」
コルナ・ラスペ:「全身ボロボロの、ラス・ヴィダスとかにいそうなやべーやつの格好しててもいい」
誓願寺レア:「ラス・ヴィダスはお腹出すのが流行ってるらしいよ」
コルナ・ラスペ:「歯も三本か四本抜いたりしてな。足とか引きずりながら歩いてみたり」
誓願寺レア:「布を減らせるんだって」
コルナ・ラスペ:「そりゃいいこと聞いた。トレンド掴むためにまた今度行ってみてもいいかな……」
コルナ・ラスペ:「要は、ただ者じゃないと思わせられればいいんだ。中途半端な格好だとナメられる」
誓願寺レア:「ただ者じゃないのは伝わってくるね」
コルナ・ラスペ:「ハハハ!その点レアちゃんみたいな激カワ美女は最高なんだけどな~」
誓願寺レア:「そうなの?」
コルナ・ラスペ:「食堂の連中の反応を見ただろ?レアちゃんが自然に立会人を名乗り出ても」
コルナ・ラスペ:「誰も文句つけたりしなかったじゃん。そういう時に生まれ持ったオーラが出るもんなんだな」
誓願寺レア:「オーラ……」
誓願寺レア:「目立つと困るのに」本当に困ったように言う。
コルナ・ラスペ:「アタシが顔でレアちゃんをナンパしたのは……そう、単に『可愛い子とお近づきになりたいな』ってだけじゃないんだぜ」
コルナ・ラスペ:「そういうことにしよう。オーラも立派な才能ってワケ」
誓願寺レア:「そう。でもせっかく組んだんだから」
誓願寺レア:「それ以外でも貢献できたほうがあなたは嬉しいんじゃない?」
誓願寺レア:いつの間にか結構な量の土を掘っている。それを台車に積んで。
誓願寺レア:「これで今日の分を買わなくて済む?」
コルナ・ラスペ:「うおっ、いつの間にすごい労働効率……」
コルナ・ラスペ:「……へへ。レアちゃん、優しいね」
誓願寺レア:「そのぶん種銭に回せるでしょう」
誓願寺レア:「それだけ」
コルナ・ラスペ:「ありがとう。やっぱり仲間ってのはいい……恩は100倍にして返してやるさ」
誓願寺レア:「うん。期待してるね」


GM:金を掴ませたことでこの雑魚寝部屋は君たちの専用宿舎となっている。
GM:畳と押し入れ。
GM:あとは私物を入れておく籠とゴミ箱が設置されている。
GM:やたらと水の出の悪い水道と天井からつるされた裸電球。
GM:座布団とフトンは申し訳程度の薄さしかない。
GM:しかし、君たちにとっては寛ぎの場であろう。
一二野ミルト:「ひぃ~…今日も疲れましたぁ」
一二野ミルト:疲労困憊のまま雑魚部屋にたどり着いたミルトはそのまま寝転ぶ
一二野ミルト:比較的負荷の低い工場の仕事でも、彼女の貧弱な肉体では大きな負荷だった
起源院ミコ:「はー…っ」「今日もよく働きましたわ~」どこからか用意したネグリジェ的寝衣に身を包んで、布団の中に潜り込んでいる。
起源院ミコ:「明日も朝が早いのでしょう?ミルト様も体を休められてはいかがかしら」
一二野ミルト:「いえいえ、私にはまだまだ‥‥此処でもできる分の研究開発があるので寧ろこれからですっ」そう言いノートを持ち込んでいる。
起源院ミコ:誰よりも早く部屋に戻り、四枚分の布団の用意をするのが起源院のルーティーンだ。
起源院ミコ:「まあ、ご立派ですこと」「それでも、ここでは体が資本ですわ」
起源院ミコ:「時間をかけて精神を回復させてるだけでは、いずれ肉体にもガタが来るのを忘れてはなりませんわよ」
一二野ミルト:「あはは、これくらいしか取り柄がないですし」着ている灰色のパジャマは元々ここでの支給品、ミコのものほど煌びやかではない。
一二野ミルト:「ミコさんは寧ろ想像以上にここに順応しすぎですっ」
起源院ミコ:「順応?」「どこにいてもわたくしはわたくしですわ」
起源院ミコ:「わたくし自身がありたい姿を保つためなら、努力は惜しみませんの」
起源院ミコ:「むしろ、わたくしに合わせて環境を変える心づもりですわ」
一二野ミルト:「…お強いんですね、ミコさんは。なんだか自分がみっともなく感じます。」
一二野ミルト:「正直言いますとね、私ずっとあなたに恨まれてるんじゃないかと。そう思っていました。」
起源院ミコ:「恨む?馬鹿を言わないでくださいまし」
一二野ミルト:「でもでも、ミコさん、私は助けようと賭け場に来た貴方に全力で乗っかって。そのせいで今、こんなところにいるんですよ?」
一二野ミルト:「私を助けようしなければ…こんなことにはならなかったと思いますし。」
起源院ミコ:「あれはわたくしが受けた勝負ですわ」「お友達を見捨てて勝負から逃げるなんて、わたくしのすることではありませんの」
起源院ミコ:「それに、コルナ様とレア様のおかげで。少なくともあの時点でモコ様から借りていたお金は返済できたのでしょう?」
起源院ミコ:「わたくしも、負債ぶんのプリカは補填できましたし」「少なくとも、これからは何をやってもプラスですわ」
起源院ミコ:「ミルト様も、前を向きなさって」「わたくしは、ミルト様がミルト様自身を全うするのが見たいんですのよ」
一二野ミルト:「何をやっても、プラス…ですか?私てっきりもうここは底辺かと、どうにもならないんじゃないかと思っていました。」
一二野ミルト:「ミコさんやコルナさん、レアさんと出会って分かりました。こうしてここまで地下で研究を続けていたのも、卒業後に夢を諦めなかったよねって自分で自分に言い訳をする為で…」
一二野ミルト:「でも、貴方は違ったんですね。」
一二野ミルト:「ミコさん、もう貴方からは十分に沢山の物を貰いました。」
一二野ミルト:「貴方は地下でも自分を曲げずに勝ちの為に考え続けて」
一二野ミルト:「定食ランチにも労働にも負けずに自分を貫き」
一二野ミルト:「‥そして帰ったら私たちのお布団まで準備してくれる、素敵な人」
一二野ミルト:「地下学園は貴方には似合いません。」
一二野ミルト:「借金も返したのでしょう?貴方はもう上へ帰れるはず、なら…」
起源院ミコ:「え?帰りませんわよ?」驚いたような顔で。
起源院ミコ:「言ったでしょう?お友達を見捨てて逃げるのはわたくしのやることではないと」
起源院ミコ:「コルナ様にこの件のお礼を返して、レア様の悩みを解決して、ジャック様とオバ様の社会復帰を見届けて…」
起源院ミコ:「そして、ミルト様が投票権を買い戻して地上に帰る算段が付くまで。この1110万プリカは貯金ですわ」
一二野ミルト:「ミコさん…っううう…」眼に涙をためる
起源院ミコ:「ほら、泣かないでくださいまし」ハンカチを渡す。「泣いていては、研究もできないでしょう?」
一二野ミルト:「ぐすっ、ひぐっ…すぅ~~~!…ありがとうございます」
一二野ミルト:「こ、これからはっ、私もミコさんやコルナさん、レアさんの為に頑張りますからっ」
一二野ミルト:「何もできないままなんて嫌ですっ、勝ちをあきらめるのも嫌です。もう一人になるのも、嫌なんです!」
一二野ミルト:「私も、ミコさんのような人になる為に頑張りますッ!」笑み、しかしその目に闘志を燃やしている
起源院ミコ:「もう、ミルト様ったら」「ミルト様が目指すべきは、わたくしではなく」
起源院ミコ:「ミルト様がなりたいミルト様の姿、ですわ」
起源院ミコ:「わたくしたちはいつだって、勝ちの途中にいるんですから」
一二野ミルト:「私が成りたい、私の姿…。想像できませんね。」
一二野ミルト:「…でも、これだけはわかります。」
一二野ミルト:「ズバリ、不肖ミルト。”なりたい本当の姿”とは。一人では想像できない程のものだと、皆さんを通して知るものだと分かりましたっ」
一二野ミルト:「もっとミコさんの奮闘を、レアさんの仕事を、コルナさんの勝負を見て、知りたいですっ」
起源院ミコ:「あら、そうですの?」少しだけ間がある。「…コルナ様のそれが見つかることを、心より祈っておりますわ」
一二野ミルト:「ふふっ、もし地上へ帰ったらミコさんには特別に私の作った秘蔵BDをお貸ししますよ!」
一二野ミルト:「なんと、日本の大河ドラマを一年分を一時間で見れるんですからっ」
一二野ミルト:「たくさん楽しみにしていてくださいねっ♪」
起源院ミコ:「あ、それは嬉しいですわね!」「…50倍速の時間効率なら、それ普通に睡眠教育用にした方がよろしいんじゃなくて…?」
一二野ミルト:「それもいいかもです!…一部作品は必ずしも教育用にできるかは、確認が必要かもしれませんが。ちょっと検討しなきゃ…」
一二野ミルト:そう言い、再びノートに手を加えていく。
起源院ミコ:「いえ、大河でなくて一般教養のほうの…」途中で言うのをやめる。「ともあれ」「どんな未来も、まず今日と明日からですわ」
起源院ミコ:「わたくしは先にお休みさせていただきますわ。」「レア様とコルナ様がお風呂から帰ってこられたら、どうぞよろしくお伝えくださいまし」
起源院ミコ:「それでは、お休みなさいませ!」ミルトに手を振り、目を閉じる。
起源院ミコ:眼を閉じて、考える。『なりたい本当の姿』とは何かと。
起源院ミコ:自分が全うすべき自分。あまりにも当たり前に、初めからそこにあったもの。
起源院ミコ:それは、本当に『一人では想像できないもの』だったのか?自分ではない誰かが、自分に見せようとたものだったのか?
起源院ミコ:過去について語ることなど、何もありませんわ。そう頭の中で呟いて、起源院ミコの思考はカードへ、そして睡眠へと移っていった。


GM:教材準備室。
GM:一般労働の代替えとして一二野ミルトはこの部屋の掃除を行っていた。
キューブ先生:「ああ、その教科書は古いものですので」
キューブ先生:「廃棄用のボックスにお願いします」
一二野ミルト:「お掃除♪お掃除っ…はいっ分かりました♪」
一二野ミルト:比較的低い負荷なこともあり、楽しげに掃除をしていたミルトは
一二野ミルト:そのまま教科書を運ぼうとする。
キューブ先生:「お願いします」
キューブ先生:「そうだ、一二野さん」
キューブ先生:「貴女の研究レポートを読ませていただきました」
キューブ先生:「中々面白い視点で良かったですよ」
一二野ミルト:「はえ?本当ですか!…やぁ~ここで研究を褒めてもらえるとは思いませんでしたっ」
キューブ先生:「私も教師ですからね」
キューブ先生:「優秀な生徒がいると嬉しいのです」
一二野ミルト:「優秀な生徒なんて、そんな…」手をわきわきさせ、にへへと笑む。
キューブ先生:「まあ、ちょっと良くわからない目的のモノもありますが」
キューブ先生:「とても興味深い」
一二野ミルト:「ふひひ、私の元々いた"ヒュプノス"セルは北米に拠点を置く老舗セルですが…」
一二野ミルト:「古巣以上のものを造れると証明するため色々試行錯誤してるんですっ」
キューブ先生:「独自に改良を加えていると」
キューブ先生:「なるほど」
キューブ先生:「人間の精神というものは強固なセキュリティーに守られたブラックボックス」
キューブ先生:「そこにどうアクセスするかというのは」
キューブ先生:「様々な研究者が模索している分野です」
キューブ先生:「独自のアプローチ」
キューブ先生:「その技術を伸ばしてみるつもりはありませんか?」
一二野ミルト:「そうなんですよ~。例えば、そこの『宙に浮く催眠』も、誰にもやってもいいですが」
一二野ミルト:「『空を飛ぶ』は飛べない人に絶対に命令しちゃいけなかったり…飛び降りちゃいますから」
一二野ミルト:「…技術を、伸ばすって、こ、ここでそんなことができるんですかっ!!?」
キューブ先生:「可能です」
キューブ先生:「ここは労働に重きを置きすぎているきらいがありますが」
キューブ先生:「才能があるのにそれを活かせない生徒も多い」
キューブ先生:「そういった方を導くために先生たちわれわれが居るのです」
キューブ先生:「どうですか?」
一二野ミルト:「…キューブ先生。私、自分の才能を伸ばしたいですっ。それで皆さんをもっと楽しく幸せにしたい」
一二野ミルト:「苦しいことは少なく、楽しいことはもっと楽しく。」
一二野ミルト:「技術は、人の為のものですからねっ」
キューブ先生:「素晴らしい」
キューブ先生:手を伸ばす。
GM:君の中に少し力が漲ったような感覚がある。
GM:デモンズシードを取得します。
GM:好きなエフェクトのレベルと最大レベルを1上げてもいい。
一二野ミルト:マジですか!?やった~♪親切な先生だな~
一二野ミルト:はい、ミルト。神の御言葉をLV上昇させます…
一二野ミルト:(フワ~…)
GM:ただし侵蝕は+1です
キューブ先生:「貴女の為すべきことを為したいようにしてください」
一二野ミルト:「…“汝の欲する事を為せ”ですねっ。誠心誠意、全力を尽くしますっ」
キューブ先生:「貴方の夢は私たちの夢であり、私たちの夢は貴女の夢です」
キューブ先生:「その成果を楽しみにしています」


GM:ではロイスと購入 そしてクソギャンブルの時間です
誓願寺レア:ここでもできるんだ
GM:今回のクソギャンブルはこちら
ダンス・ダンス・デストラクション
GM:通称DDD。地雷原でダンスし、地雷を起爆せずに踊り切ったら勝ちの悪魔のゲーム、なお、カスみたいな踊りを踊った場合は自動的に地雷が起動する
GM:掛け金を宣言し芸術:ダンスで判定します
誓願寺レア:娯楽の方向性が痛めつけしかない
起源院ミコ:全部暴力だ
コルナ・ラスペ:こんなんしかないのかよ
一二野ミルト:不条理ギャンブル!
GM:達成値の10の位+1倍の賞金が得られますが
GM:達成値が7以下だと爆発して1d10ダメージを受けます
GM:簡単ですね
GM:掛け金宣言してダンス踊るだけなので
コルナ・ラスペ:当然チャレンジする!感覚はカスなので成功する確率はゼロに等しいが
コルナ・ラスペ:融資してくれる人はプリカを貸してくれ……!
誓願寺レア:ここは自分で行こうかな このパーティの中では感覚マシな方だ
起源院ミコ:侵蝕だいぶ厳しいですからね
起源院ミコ:2000でよければコルナさんに融通します そして自分も2000賭けるぞ
コルナ・ラスペ:ありがとうミコっちゃん……!!10倍にして返すからなッッ
一二野ミルト:コルナさんとレアさんに10000プリカずつ払います。残りは8000。
コルナ・ラスペ:10000!?
誓願寺レア:金持ちすぎ
GM:ミルトちゃん金があるw
コルナ・ラスペ:そんな払わなくていいんだよ!?感覚1しか無いんだよ
誓願寺レア:でもこういう使い方しそうだよねミルトちゃん
コルナ・ラスペ:しそう~
誓願寺レア:じゃあその10000でやってみようかな
一二野ミルト:プリカがなくなったら皆さんを頼りますっ!
一二野ミルト:それに、これから私出世しますからね…
コルナ・ラスペ:あっデモンズシードに溺れてる
誓願寺レア:やってみます 技能はないので素振り
一二野ミルト:ノブリスオブリージュですっ!
誓願寺レア:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 8[2,5,8] → 8 → 成功

誓願寺レア:ギリギリ怒られないけど増えもしない
起源院ミコ:2DX>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[3,10]+6[6] → 16 → 成功

コルナ・ラスペ:1倍にしかならないのか
起源院ミコ:やりましたわ!
誓願寺レア:すご
コルナ・ラスペ:ミコっちゃんは華麗な成功だ!
一二野ミルト:ミコさんすご
コルナ・ラスペ:私もチャレンジするぞッ!12000プリカを賭けた最強のダンスだ!
コルナ・ラスペ:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[3,8,10]+9[9] → 19 → 成功

コルナ・ラスペ:成功した!!!
一二野ミルト:マジで!?
コルナ・ラスペ:自分が一番驚いてる
誓願寺レア:やば
起源院ミコ:本当に最強のダンスだったとはね
一二野ミルト:ミルトは8000プリカ使って踊ります。
一二野ミルト:2dx>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 5[1,5] → 5 → 失敗

誓願寺レア:ミルト……!
コルナ・ラスペ:ミルトちゃ~~~ん!!
起源院ミコ:無茶しやがりましてですわ
一二野ミルト:ひえっ~~~!!爆発オチはコリゴリだよ~!
一二野ミルト:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

一二野ミルト:HPを18へ減少
フロアマスター:「ハイ!アンドゥ!アンドゥ!」手拍子をすると床に矢印が点滅する。
コルナ・ラスペ:「う、ウオアアアア」シャカシャカ
フロアマスター:「いいわ!いいわよ!あなたたちサイコーよ!」
コルナ・ラスペ:ロボットのようにギクシャクした奇妙な動きで踊り続けている。
コルナ・ラスペ:「ま、まだ続くの!?そろそろ終わってよくない!?」
フロアマスター:「ハイ!ターン!ジャンプ!アンドゥ!アンドゥ!」
コルナ・ラスペ:「ヒー!ヒーコラ」
誓願寺レア:素直に踊っている。そつがないが動きがあまりに最小限。
誓願寺レア:やる気のないようにも見える。
起源院ミコ:「体を動かすの、楽しいですわね!」楽しげかつ優雅に踊っているぞ。
一二野ミルト:「ひっひっ、なんですかこれっ~~!」
一二野ミルト:慌てながらぎこちない踊りを踊る
フロアマスター:「ん~、真面目で面白みのないダンスねェ」
コルナ・ラスペ:「すごいなミコっちゃん!?デュエルで踊りとかすんのかな」
フロアマスター:「そちらの二人は独創的よォ~」
起源院ミコ:「ルールによっては必要になりますわね!」
コルナ・ラスペ:「アッもう死ぬ死ぬ!もう死ぬ!」
一二野ミルト:「これが本物の“お嬢様”ってコトですか…?」
誓願寺レア:「指示通りに動けばいいんじゃないの……?」
誓願寺レア:「独創性……?」
一二野ミルト:「レアさんっ、それが出来れば苦労しない!」
コルナ・ラスペ:「ギャッギャッ」ボキボキ
コルナ・ラスペ:低い身体能力で無理やり矢印に従っているため、足を変な方向にひねる。
フロアマスター:フロアマスターのダンスレッスンBDはレネゲイドに汚染されたディスクで。
コルナ・ラスペ:「助けてくれ~~ッ」
フロアマスター:映像なのに目の前にいる相手に的確な評価をしてくれる。
フロアマスター:ひと昔前にはやったゲームソフトである。
フロアマスター:それを地雷原に無理やり接続したのがDDDなのだ。
フロアマスター:「はい!そこの眼鏡の貴方!ターン!ターン!ジャンプ&ターン!ハイ!」
起源院ミコ:「ジュースティングデュエルで鍛えた足腰!舐めないでいただきたいですわ!」
一二野ミルト:「こうなったら…っ自己催眠っ!」その言葉と共にミルトの動きが一気に精緻さを増す
一二野ミルト:「これしか…サイコアプリ【赤い靴】っ」
一二野ミルト:「ターン!ターン!ジャンプ&ターン!ハイ!」
一二野ミルト:増すが…「ターン!ターン!ジャンプ&ターン!ハイ!」「ターン!ターン!ジャンプ&ターン!ハイ!」
一二野ミルト:壊れた人形のようにプログラムが体を繰る。体ももう明らかに限界を越えてるぞっ
コルナ・ラスペ:「ゴゲッ、アゲゲッ」シャカシャカ
誓願寺レア:「……」ミルトの脚がなにかに撃ち抜かれる。
誓願寺レア:「その辺りにしておいたほうがいいよ」
GM:カチッ!!
GM:ついに。
GM:踏んでしまった。
起源院ミコ:「あっ」
一二野ミルト:「…た、助かりました~っ。ありがとうレアさん…」と一息つき彼女に近づいた時だった。
GM:ドギャーン!!
GM:ぼばばばばばッ!!
一二野ミルト:「助かってませんでしたァっ~~~!!!」
GM:音だけは派手な爆発。
フロアマスター:「あら~?残念ネェ」
フロアマスター:「じゃ、今日のレッスンはここまで」
コルナ・ラスペ:「ぜーっ、ぜーっ……し、死ぬかと思った……」
フロアマスター:「はい、貴女はそのまま。そちらの二人は2倍ね」
フロアマスター:「残念な眼鏡ちゃんからは授業料をいただくわ」
コルナ・ラスペ:もはや立ち上がる気力もなく、寝そべったままカネを受け取る。
フロアマスター:「じゃあね、また汗を流したくなったらおいでなさい?」
誓願寺レア:「何も得てない……」そのまま戻ってきたお金を不満げに見ている。
フロアマスター:「フロアマスターのダンス・ダイエット・デス!また遊んでね~」
起源院ミコ:「やっと出てきましたわね…!真のお得ギャンブルが…!」「これは純粋な実力勝負ですわ!」貰った4000プリカを大事にしまう。
起源院ミコ:「…実力勝負なら、もうそれギャンブルって言わないんじゃありませんの?」
一二野ミルト:「爆発したうえ、失っちゃった…私のお金…」
一二野ミルト:「ギャンブルなんてコリゴリですよぅ~!」
GM:購入とかもしてね
コルナ・ラスペ:懲りずに歩兵戦闘車
コルナ・ラスペ:10dx7>=45 《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
DoubleCross : (10DX7>=45) → 10[1,2,3,5,7,8,8,9,10,10]+10[2,3,7,7,7,9]+5[1,5,5,5] → 25 → 失敗

コルナ・ラスペ:全然買える気配がない
一二野ミルト:購入…さっきの賭けで貸した分は幸い失っていないので、私が負けた分だけ引いて現在20000プリカ
コルナ・ラスペ:侵蝕だけが上がっていく……
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (81 → 87)
一二野ミルト:再度プリカ稼ぎをします。
一二野ミルト:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 7[2,2,3,3,6,7]+2 → 9

誓願寺レア:プリカ稼ごうっと
誓願寺レア:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 5[1,5]+4 → 9

起源院ミコ:肉体労働でプリカを稼ぎますわ
誓願寺レア:9000ゲットします
起源院ミコ:5DX
DoubleCross : (5DX10) → 10[3,3,4,7,10]+10[10]+2[2] → 22

起源院ミコ:めちゃくちゃ掘り当てましたわ!
一二野ミルト:+9,000されこれで29000プリカ、ターン単位で言えば前ターンの1,000プリカ増加か。
起源院ミコ:もろもろで63000プリカになりましたわ
GM:プリカでQOLを上げていこう
GM:K先生もそう言っている


【ミドルフェイズ5】

ミドル5
第二の賭博「ハムすた」ギャンブラー“博打王おおばくち”クイーン 前編!!
GM:シーンプレイヤーはレアさん
GM:登場は自由です
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (56 → 60)
一二野ミルト:1d10+60
DoubleCross : (1D10+60) → 2[2]+60 → 62

起源院ミコ:58+1D10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+9[9] → 67

GM:ミコさんもでるなら食堂スタートにするか


GM:夕食時間帯、食堂。
GM:誓願寺レアが食堂を訪れると賑やかな会話が聞こえてくる。
“10上がり”ジャック:「だから、なんでわざわざ近くで喰うねん」
起源院ミコ:「だって、お友達ですもの」「わたくしはジャック様ともっと仲良くなりたいんですの」
“10上がり”ジャック:「席空いてるやろ」
“10上がり”ジャック:「アンタらのおかげでウチの夕飯はランクダウンや。節約していかなあかんねん」
一二野ミルト:「その人には何を言っても無駄ですよ、諦めてください。」
一二野ミルト:二へへと笑いながら座る
起源院ミコ:「悪銭は身につかずですわよ。しっかり働いて、余剰分で美味しいごはんを食べてくださいまし」
“10上がり”ジャック:「悪銭てなんや、そっちの金は悪銭とちゃうんかい」
“10上がり”ジャック:「まあええ。話しようとは思っとったんや」
起源院ミコ:「わたくしとミルト様はゼロに戻しただけですわ…」「お、なんですのジャック様?」
“10上がり”ジャック:「後の二人は?どっちかでも居らんのか?」
誓願寺レア:「本当に仲良くなってるんだね?」無料の定食のトレーを持って、真後ろに現れる。
“10上がり”ジャック:「うわッ」
一二野ミルト:「っ、っと。レアさんは気配を消すのがとてもうまいんですっ…今のは私も少々びっくりしました。」
起源院ミコ:「あらレア様。ご機嫌麗しゅう」
誓願寺レア:「コルナは踊ってる時に足を痛めたんだって」
一二野ミルト:「レアさんが助けてくれなかったら私もそうなっていたかもしれませんね…」
起源院ミコ:「その割には、朝出る時に元気に歩いてましたけど…」「後から痛むこともあるのかもしれませんわね」
“10上がり”ジャック:「ふぅん、ホンマはどうなってんだか」
“10上がり”ジャック:「それはそうと」
“10上がり”ジャック:「アンタらこれからどうするつもりやねん」
“10上がり”ジャック:「もっと金が要るんとちゃうのん?」
誓願寺レア:「そうだね。それはそう」
起源院ミコ:「まあ、そりゃそうですわね…」「わたくしはともかく、他のお三方が投票権を買い戻して上に戻るにはいくらあっても困りませんわ」
一二野ミルト:「でも、ジャックさん以上にお金を持っているギャンブラーはそういないですよね?」
“10上がり”ジャック:「外か」
“10上がり”ジャック:「地味に稼ぐのは好みとちゃうんやろ?アンタらはともかく」
“10上がり”ジャック:「コルナ・ラスぺは」
誓願寺レア:「うん。大きい勝負がしたいんだって」
“10上がり”ジャック:「となると、相手になるのは限られとるな」
“10上がり”ジャック:「二人おる」
“10上がり”ジャック:「ヤバいのと滅茶苦茶ヤバいのが」
一二野ミルト:「知っているんですかジャックさん」
誓願寺レア:「ヤバいのから聞いてもいい?」
起源院ミコ:「ヤバくない方、いらっしゃいませんのね…」
一二野ミルト:「私もそちらからの方がいいかな~と、怖がってないですよ?」
“10上がり”ジャック:「“博打王おおばくち”」
“10上がり”ジャック:「ハムすた…って知っとるか?それの元締めや」
誓願寺レア:「博打王おおばくち……?ハムすた……?」
起源院ミコ:「なんですのそれ?」「ハムスター?」
一二野ミルト:「なんだか可愛らしい名前ですね」
“10上がり”ジャック:「ハムスターで合うとる。ハムスターすたりおん」
“10上がり”ジャック:「カワイイハムちゃんのレース博打や」
“10上がり”ジャック:「学園黙認でな週末は盛況やで」
誓願寺レア:「ハムスターってレースできるんだ」
誓願寺レア:「素直に走ってくれるのね」
一二野ミルト:「賢いハムスターさんたちなんですかね?」
“10上がり”ジャック:「だから面白いんや、予想がつかへんやろ?」
起源院ミコ:「ちゃんと走ってくれないということは、原則普通のハムスター様なんですのね」
“10上がり”ジャック:「ゴールにエサがある事だけ覚えさせたらとりあえず走るやろ?」
“10上がり”ジャック:「それでええねん」
誓願寺レア:「それは……」
誓願寺レア:「見たいね」
“10上がり”ジャック:「そう、その反応な」
“10上がり”ジャック:「地下はただでさえ娯楽少ないやん」
“10上がり”ジャック:「アホみたいな博打はあるけど癒しいうのは皆無に近い」
一二野ミルト:「ヘンテコなロボはやたらいるのに…」
“10上がり”ジャック:「そこで、ハムスターや。勤労学生いうても一応は女子やからなあ」
“10上がり”ジャック:「日頃のクソ労働をハムスターで癒したい」
“10上がり”ジャック:「負けてもハムちゃんだから…で諦めもつくしな」
起源院ミコ:「これを取り上げたら士気に響く、と言うのを上も認識しているから黙認されている…理に適ってますわね」
誓願寺レア:「なるほど。そこまで見越してるんだね」
“10上がり”ジャック:「ま、それでこの手のギャンブルは胴元が儲かるようになってるからな」
“10上がり”ジャック:「博打王はガッポリや」
“10上がり”ジャック:「せやけど、それだけやとヤバいとまでは言わんな?」
誓願寺レア:「そうだね。ただの胴元に聞こえる」
一二野ミルト:「まだ先があるんですね?気になります!」
起源院ミコ:「胴元以上の何かがある…というわけですのね」
“10上がり”ジャック:「博打王は、ある程度金を貯め込んだヤツを特別なレースに誘うっちゅう噂がある」
“10上がり”ジャック:「噂言うてもほぼ確定や」
“10上がり”ジャック:「ウチも誘われたからな」
誓願寺レア:「特別なレース……」
“10上がり”ジャック:「ほんで、アンタらも目ェつけられたやろうな」
起源院ミコ:「普通のレースで広く浅く、特別なレースで狭く深く稼ぐ…よくできてますわね」
一二野ミルト:「みんなが知ってるギャンブルの特別なレースと聞くと参加したくなりますよねっ」
“10上がり”ジャック:「ま、ウチは誘いは断ったから実際のゲームの詳細はわからん」
誓願寺レア:「特別なハムスターが出るのかな」
誓願寺レア:「そうなら……見たいね」
“10上がり”ジャック:「でも、ハムスターレースであることは確かやろ」
“10上がり”ジャック:「普通のレース、丁度今日もやっとるから見に行くか?」
誓願寺レア:「見たいな」
一二野ミルト:「はい!私もハムちゃんみてみたいですっ」
誓願寺レア:「でも、そこまで案内してくれるんだ?優しいね」
起源院ミコ:「気になりますわ!」手を取る。「感謝いたしますわ、ジャック様」
“10上がり”ジャック:「ま、タダとちゃうで」
“10上がり”ジャック:「アンタらが博打王に挑むんやったら一口噛ませてもらおと思うてな」
“10上がり”ジャック:「ほとぼり冷めるまでしばらくはドンジャラも休業や」
“10上がり”ジャック:「デカい博打はウチの性に合わんし」
“10上がり”ジャック:「アンタらに投資したほうがええと踏んだわけや」
誓願寺レア:「うん。敵は少ない方がいい」
起源院ミコ:「そこまでわたくしたちを評価していただけるなんて…!」純粋に感動している。
“10上がり”ジャック:「ぶっちゃけ危ない橋はわたりたないけど、儲けは欲しい。だから丁度ええくらいに協力させてもらおっちゅうこっちゃ」
一二野ミルト:「私たちに賭けた、と。今度は味方ですねっ」
“10上がり”ジャック:「ま、はよ行こか。百聞は一見に如かずや」
“博打王”:「ほーほほほッ!良く集まった皆の者~!」
“博打王”:「妾のハムすたを楽しんでいってくりゃれ~」
起源院ミコ:「む、わたくしとキャラが被っておられる庶民の方がいらっしゃいますわ…!」「これは強敵の予感!」
一二野ミルト:「本当に王じゃないですか!?キングダムでもないのにこんな閉所で貴族キャラ被るんですか!?」
誓願寺レア:「ミコはミコじゃないの?」
“博打王”:「さあ、競争ハムの入場じゃ~!皆喝采を持って迎えよ!」
ハムちゃん:「きゅー」
起源院ミコ:「わたくしは貴族ではなくお嬢様ですわ!勘違いしないでくださいまし!」
ハムちゃん:「きゅきゅっ」
起源院ミコ:「か…」「かわいいですわ~!」
誓願寺レア:「じゃあ被っては…… !」
ハムちゃん:「ぷきゅー」
一二野ミルト:「はぁ~かぁわいいです~!」
ハムちゃん:「ぎぎっ」
起源院ミコ:「ハムちゃんたちを見ていると、立ち位置の怒りもすぐに冷めちゃいますわ」
誓願寺レア:「うん。かわいいね」
一二野ミルト:「ですね~、地下にいる事も忘れそうです」目をキラキラとさせながら頷く
“博打王”:「さあハム券は売り場で販売中じゃ」
誓願寺レア:「これらのうちから勝ちそうなハムスターを選んで賭けるってこと?」
“博打王”:「どんどん賭けるのじゃ~!推しに課金する気持ちが大事じゃぞ~」
“10上がり”ジャック:「せや」
“10上がり”ジャック:「勝ちそうなハムに賭ける。連ハムとかもアリやで」
一二野ミルト:「連ハム」
誓願寺レア:「連ハム?」
“10上がり”ジャック:「え?単ハムと連ハムやん」
起源院ミコ:ハムスターが重なっている図を想像している。
“10上がり”ジャック:「一番を当てんのが単ハム。1~2番を両方当てるのが連ハム」
起源院ミコ:「要するに、狭く当てれば配当が大きいんですのね」
一二野ミルト:「一番人気があるのはこの三連ハムってものなんですね」
誓願寺レア:「前走順位、血統、ハム体重……見るべき要素がかなりあるね」
“10上がり”ジャック:「一番儲かるわな、当たれば」
“10上がり”ジャック:「ま、簡単に単ハムから」
“博打王”:「おやおやおやぁ~」
GM:いきなり君たちのそばに割り込んでくる
“博打王”:「誰かと思えばジャックではないかえ?」
“博打王”:「それに?んん?ジャックに勝った何とかとつるんで居る者たちか?」
誓願寺レア:「こんにちは」
起源院ミコ:「ご機嫌麗しゅう」一礼。
一二野ミルト:「“博打王”さん、ここ、こんにちはっ」
“博打王”:「うむうむ、よいよい」
“博打王”:「顔を上げよ」(誰も下げていない)
“博打王”:「楽しんでおるかえ?」
誓願寺レア:「うん」じっとハムを観察している。「興味深い」
一二野ミルト:「ははーっ」(顔をさげてはいない)「勿論ですっ、皆可愛いですよね」
起源院ミコ:「ええ」にこやかに。「地下では貴重な癒しですわね」
“博打王”:「そうじゃろうそうじゃろう」
“博打王”:「下々の者には娯楽が必要じゃ」
“博打王”:「まあ、楽しんでいくがよいぞ」
“博打王”:「それとも?もっとスリリングなレースが好みかの?」
誓願寺レア:「スリリング?それは……」
誓願寺レア:「この子たちに危険が及ぶってこと?」
“博打王”:「お主、ちょっと思考が殺伐としとりゃせんか?」
一二野ミルト:「えっと、賭けるものが“特別なレース”ってことですよね?」
誓願寺レア:「違うならいい」
起源院ミコ:「多額のお金を賭ける、程度ならば通常のレースと変わらないんじゃなくて?」
“博打王”:「ホホホ、そこな眼鏡」
“博打王”:「半分当たりじゃ」
一二野ミルト:「ほ、本当ですか博打王さん、嬉しい~!…半分?」
“博打王”:「お主らも相当ため込んでおるようじゃしのう」
“博打王”:「それを賭けるというなら参加させてやらんでもないが」
“博打王”:「どうじゃ?」
“博打王”:その瞳が鋭くなる
“博打王”:「ほ、ほ、ほ」
誓願寺レア:「……今はまだやめておく。今日来れてない人がいるもの」
誓願寺レア:「相談して決める。それでも間に合う?」
“博打王”:「構わぬ構わぬ」
“博打王”:「遅いか早いかの違いじゃ」
“博打王”:「せせこましい博打でコツコツ稼いでも」
“博打王”:「そこなジャックのように一瞬で失う」
“博打王”:「ならば最初から大きく勝負をすべきじゃろう」
誓願寺レア:「博打だね」
一二野ミルト:「なんて鋭い考え…ではなく、一旦考えさせてください!」
一二野ミルト:「先ほども話した通り博打をするなら、みんなで話し合ってからしますからねっ」
“博打王”:「ほほほ」
起源院ミコ:「ですわね。一番プリカを持っている方がいないのでは、勝負の魅力も半減でしょう?」
“博打王”:「それもそうじゃ」
“博打王”:「しかし妾が欲しいのは金ではない」
誓願寺レア:「何を?」
“博打王”:「妾は見たいのじゃ」
“博打王”:「数々の博打に勝利し金も名声もある自信に満ちた者が」
“博打王”:「全てを失った時の顔がのう」
“博打王”:「ついでに金も手に入れば申し分ないがの」
“博打王”:「ホーホホホ!!」
“博打王”:「まあ、今宵は癒されていくがよいぞ」
一二野ミルト:「ひ、ひぃっ…。」
起源院ミコ:むう、という顔。
“博打王”:「タイマン式ハムすた“ハンムラビ”」
“博打王”:「お主らならいつでも挑戦歓迎じゃ」
誓願寺レア:「“ハンムラビ”……」
一二野ミルト:「怖いけどなんだか面白そうな名前です…」
起源院ミコ:「目には目を、歯には歯を…」「その可愛らしいハムスター様の目と歯が無事であることを祈っておりますわ」
“博打王”:「あ、妾の肩に乗っておるのはハムスターではないぞえ」
“博打王”:「これはハツカネズミちゃんじゃ」
GM:その時 周囲から「ワッ」という歓声が上がる。
GM:1レースが終わったようだ。
“博打王”:「楽しんでゆくがよい。売店で発酵ジュースや焼き鳥も好評販売中じゃ」
“博打王”:そう言って主催者席の方へ去っていく。
一二野ミルト:「く、欲望の盛り上げ方が…上手…!」
誓願寺レア:「発酵ジュースは普通に横行してていいのかずっと疑問ね」
起源院ミコ:「密造してるんじゃありませんの?」
“10上がり”ジャック:「え?アカンの?」
“10上がり”ジャック:「ブドウ発酵ジュースとか水の代わりに飲んだりせえへん?」
一二野ミルト:「いけないんですか?私はここへ来て初めて発酵ジュースを知ったんですが」
“10上がり”ジャック:「日本やと法律がちゃうんかな」
起源院ミコ:「お水が美味しくないとこうなるんですのね…」
誓願寺レア:「ムーンシャインはわりとどこでも法に触れがちと思うけど……」
一二野ミルト:「オフィサーだってここにはいないしノーカウントですよ!ノーカウント!」
一二野ミルト:そうレアに言い能天気に笑むミルトであった。


GM:今日もクソギャンブルで〆ましょう
起源院ミコ:わーわー!
GM:ギャンブルだけなら侵蝕なしで出ても良いよ
一二野ミルト:わーい
GM:今回のクソギャンブルはこちら
実物大じゃんけん
誓願寺レア:実物大じゃんけん……?
一二野ミルト:えっ何それは
コルナ・ラスペ:じゃんけんってもともと実物大では?
GM:ハサミ 石 紙を選んでじゃんけんマシーンに殴りかかる。
GM:勝てば掛け金は4倍
GM:負ければ逆に殴られ1d10ダメージ
コルナ・ラスペ:素朴な疑問だけどそれってじゃんけんなのかなあ
GM:相子は決着がつくまでやる
コルナ・ラスペ:殴りかかるのが必要なんだろうか
GM:じゃんけんの勝ち負けは普通にじゃんけんです
GM:また フランス式を選ぶと 井戸が追加されます
コルナ・ラスペ:ピエールwww
起源院ミコ:ピエール!
一二野ミルト:井戸!?
誓願寺レア:井戸w
誓願寺レア:一体井戸を追加すると……どうなるんですか
コルナ・ラスペ:知らない人もいるかもしれませんからね、一応ね
GM:井戸 ピュイ
GM:なんかチョキとグーに負けるんですよ
GM:その代わり! 井戸かピエールで勝つと掛け金は6倍になります
誓願寺レア:すごい 意味がある
GM:じゃんけんの勝敗自体はじゃんけんルールでやりますよ
起源院ミコ:まさかフランス人はこのギャンブルを想定して…!?
コルナ・ラスペ: フランス式じゃんけんの詳細は
これを参照だ
一二野ミルト:本当にあるんだ!?
誓願寺レア:ここにおるやつが喋っとるな
一二野ミルト:集団幻覚かと思っていた。
コルナ・ラスペ:フランス式でピュイを選ぶとやっぱり井戸を持ち上げて殴りかからないといけないんですか?
GM:あそうだった だからフランス式だと ピエールが最弱で井戸と木の葉に負ける
GM:ハサミ 木の葉 井戸 の三すくみです
GM:ちょっと勘違いしてた
GM:フランス式か日本式か選んで
GM:掛け金と出す手を宣言してください
コルナ・ラスペ:私、フランス式でやります 出す手はもちろんピエールだ
GM:こちらはランダムチョイスで手を決めます
コルナ・ラスペ:みんな俺に融資してくれッ!!!
起源院ミコ:コルナ様に2000プリカプレゼントですわ
コルナ・ラスペ:あ、さっきのダンスで稼いだプリカは10000ミルトちゃんに返還、2000ミコちゃんに返還します
コルナ・ラスペ:じゃあこの2000は返さず使おう
起源院ミコ:OK!
誓願寺レア:じゃあ3000渡そう
一二野ミルト:ではその一万プリカ、再びコルナさんに賭けます!
コルナ・ラスペ:ウオオオ総資産17000だ
コルナ・ラスペ:27000……!!
コルナ・ラスペ:27000プリカでピエールに全額賭けるッッッ
コルナ・ラスペ:勝負だじゃんけんマシーン!!!
邪ンケンマン:「ぴろりろりん」
邪ンケンマン:「じゃーん、けーん、」
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → ピエール(石)

邪ンケンマン:「ピエール!」
コルナ・ラスペ:「……ッッッ」
起源院ミコ:「初手ピエールですって…!?」
コルナ・ラスペ:(こ、こいつ……ッッ)
コルナ・ラスペ:(機械のくせに……こんな手を思いつくのか!?)
コルナ・ラスペ:(絶対不利の初手ピエールで)
コルナ・ラスペ:(アタシを"わからせ"に来やがったッッ)
誓願寺レア:「なんでこの手の形が井戸を表してるんだろう」全然関係ないことを考えている。
一二野ミルト:「そもそもなぜピエールなんてあるんでしょうか、こんな不利な手は普通誰も選ばないでしょう。」
コルナ・ラスペ:「あいこだ……!!もう一発ぶちかますぞッッ!!」
GM:手は変えますかッ!
起源院ミコ:「ピュイが後付けで追加され、ピエールが淘汰されたというのが定説ですわね」ゲームについては詳しい!
コルナ・ラスペ:「押し切ってやるッ!二連続『ピエール』だ!!!」
邪ンケンマン:「あーい、こーで、」
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → フェイユ(木の葉)

コルナ・ラスペ:「ウワアアアアアア~~~~ッ」ぐにゃあああ
邪ンケンマン:「フェイユ!」
邪ンケンマン:ズズズズズズズッ!
起源院ミコ:「読まれていた…ですって!?」「一戦目で挑戦者の力量とスタイルを図り、そのうえで上を行ってくる…!」
邪ンケンマン:「葉っぱカッター!」
一二野ミルト:「木の葉だと安全…じゃない!?」
誓願寺レア:「木の葉フェイユピエールを包んでしまう……」
邪ンケンマン:ズコココココ~ッ
邪ンケンマン:鋭い葉っぱがコルナを切り刻む
コルナ・ラスペ:「ミギャアアアアアアアア!!!!」珍妙なポーズでズタズタになる!
コルナ・ラスペ:「ゲボハッ!」
邪ンケンマン:負け!のランプが威圧的に光ります
コルナ・ラスペ:「あ、悪運の……『ピエール』」
コルナ・ラスペ:「負けた……完全、敗北だ…………」
一二野ミルト:「包まれてないですよ!?コルナさん木の葉フェイユに切られてますっ」
誓願寺レア:「いつもボロボロになってるね」
起源院ミコ:「コルナ様の仇は、わたくしが取りますわ!」「掛け金は1000プリカですが…これは金銭の問題ではありませんの!」
コルナ・ラスペ:27000プリカ……消滅……!
邪ンケンマン:「日本式?フランス式?」
起源院ミコ:「もちろんフランス式ですわ!」
邪ンケンマン:「ぴろりろりん」
一二野ミルト:「ミコさんならきっと勝てる筈!」
邪ンケンマン:「じゃーん、けーん、」
GM:手を決めてください
起源院ミコ:(わたくしが出す手は、フェイユ)(戦略にピエールを組み込める相手なら、この手は通る!)
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → フェイユ(木の葉)

一二野ミルト:「ミコさん、良かった…!フェイユを選んだんですね。」
邪ンケンマン:「フェイユ(木の葉)」
GM:あいこッ!
GM:手は変えますか?
起源院ミコ:「読まれていましたわね…!」「ならば!」
起源院ミコ:ピュイにします。
邪ンケンマン:「あーい、こーで、」
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → ピュイ(井戸)

誓願寺レア:(読まれていたならピュイを出されてたんじゃないの……?)
邪ンケンマン:「ピュイ(井戸)!」
起源院ミコ:「…またあいこ!」「完全に力量を図りに来ていますわ…!」
起源院ミコ:「これ以上はわたくしにも消耗が大きい…!」「…これで決めますわ!」
起源院ミコ:ピュイで。
邪ンケンマン:「あーい、こーで、」
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → ピュイ(井戸)

邪ンケンマン:「ピュイ(井戸)!」
起源院ミコ:「何ですって…!」「これ以上は、意地の張り合い…!」
誓願寺レア:「これは……困ったね」
邪ンケンマン:ゴゴゴゴゴ…
誓願寺レア:「このノリであいこが続くと相当絵面が苦しい」
起源院ミコ:ここから、ずっとピュイでいきます。
一二野ミルト:“先行入力”ってコト…?
邪ンケンマン:「あーい、こーで、」
邪ンケンマン:choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]
DoubleCross : (choice[シゾー(はさみ),フェイユ(木の葉),ピュイ(井戸),ピエール(石)]) → ピエール(石)

邪ンケンマン:「ピエール(石)!」
起源院ミコ:「邪ンケンマン…!」にやあと笑う。「最後の最後で、欲をかきましたわねッ!」
GM:君の手元に井戸が出現する!
GM:井戸ってなんだろうって思っちゃダメ
一二野ミルト:「…ちょうどさっきのピエールから四回後にピエールを出しましたね。」
起源院ミコ:「コルナ様の分まで食らいなさいましッ!」「これが私の…!」
誓願寺レア:(井戸ってなんだろう)
起源院ミコ:「ピュイですわ~~~っ!」オーヴァードの膂力を持って、井戸が邪ンケンマン向けて叩き付けられる!
邪ンケンマン:「や、ややややや!」
邪ンケンマン:「やっぴィ~~~~~~ッ!!」
邪ンケンマン:ボギャア!!
邪ンケンマン:4倍の4000プリカが吐き出され宙を舞う
起源院ミコ:衝撃で砕けた井戸をその場に落とし、背を向ける。
邪ンケンマン:「勝ち!」のランプが点滅します
起源院ミコ:「この4000プリカには…」「額面以上の価値がありますわ」ハンカチで手を拭きながら。
起源院ミコ:「そう、わたくしたちの誇りが…」
GM:あと購入とかしてもいいよ
コルナ・ラスペ:私は実はこのシーン登場してないから購入もできないんだな
誓願寺レア:そろそろ欲しい物狙いに行くかな~
誓願寺レア:照準器狙います
一二野ミルト:おお!
起源院ミコ:そろそろ購入狙います UGNボディアーマ―を…
誓願寺レア:3dx+4>=15
DoubleCross : (3DX10+4>=15) → 8[2,3,8]+4 → 12 → 失敗

GM:ですね 登場してないから購入はダメ
起源院ミコ:2DX+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 7[5,7]+1 → 8 → 失敗

起源院ミコ:40000プリカ投入して成功にしますわ
一二野ミルト:購入、UGNボディアーマー
起源院ミコ:これで手持ちは24000プリカ
一二野ミルト:5dx+2>=12
DoubleCross : (5DX10+2>=12) → 10[2,3,3,5,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

一二野ミルト:よっしゃ。着ます。
誓願寺レア:財産2とプリカ10000使って成功にします。
起源院ミコ:あと、さっき完全に忘れてたんですが
誓願寺レア:サイレントシーカーに装着。
起源院ミコ:・一二野ミルト/お友達ですわ○/守らなければなりませんわ にてロイスを取得。
GM:OK
一二野ミルト:ありがとうございますわ~!
GM:では今日はここまで
GM:次回 どうするギャンブル 日曜夜9時


【ミドルフェイズ6】

ミドル6
第二の賭博「ハムすた」ギャンブラー“博打王おおばくち”クイーン 後編!!
GM:情報収集シーンとなります
GM:情報収集するなら登場にいつもの1d10 共有だけなら1
GM:追加で情報振る場合は1d3でOKです
コルナ・ラスペ:今回もシステムに甘えて他の人の収集を見てからにするか
起源院ミコ:とりあえず情報リストを見てから~
一二野ミルト:1d10+62 シーンインします。
DoubleCross : (1D10+62) → 4[4]+62 → 66

GM:初手で調べられる情報は2つ
・“博打王おおばくち”クイーンについて
情報:FH 情報:ノヴァリス 情報:噂話 6/10

・タイマンハムすた“ハンムラビ”について
情報:噂話 情報:ノヴァリス 9
誓願寺レア:2個あるなら出ておこ
GM:クイーンについては2段階開示になっています
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (60 → 65)
起源院ミコ:情報FHがありますわね 出ます
起源院ミコ:67+1D10
DoubleCross : (67+1D10) → 67+3[3] → 70



GM:では判定をどうぞ
起源院ミコ:では、クイーンについてをFHで!コネも入れますわ
起源院ミコ:4DX+5
DoubleCross : (4DX10+5) → 7[1,3,4,7]+5 → 12

起源院ミコ:難易度10の方で成功!
一二野ミルト:タイマンハムすた“ハムブラビ”について 情報:ノヴァリス コネ使用
一二野ミルト:8dx+2>=9
DoubleCross : (8DX10+2>=9) → 10[1,3,5,8,9,9,10,10]+10[8,10]+7[7]+2 → 29 → 成功

一二野ミルト:すごい分かりました
誓願寺レア:すご
GM:貼っていきますね
・“博打王おおばくち”クイーンについて
・九院エリザベス。元メサイア生徒。キングダムの諸王を名乗る子悪党のイカサマギャンブラー。とくに王鍵などもなく諸王ですらない。
カードゲームなどを得意としていたがイカサマがバレて制裁として借金を背負い地下に堕とされた。能力も低かったと言われている。
・地下に堕ちてからもしばらくは冴えない生活を送っていたがある日から急激に力をつけ体制側にも取り入って今の地位を得た。噂では特別な“授業”を先生から受けたと言われている。
・タイマンハムすた“ハンムラビ”について

ハムスター2匹によるタイマンレース。
数匹のハムスターから一匹を選び相手のハムスターとして指定する。
掛け金は1000万プリカから。
先にゴールしたハムが勝利し買った方が掛け金を総どりする。
特殊ルールとしてスタート前に相手のコースに5か所に地雷を設定できる。
その地雷にハムスターが1秒以上停止した場合そのハムスターを支持するプレイヤーの座る観戦席の一部が崩落する。
およそ5回の崩落で観戦席は消滅。そのプレイヤーは強制敗北となる。
GM:ゲーム的な処理を説明します
GM:これはすごろくです
GM:6面ダイスを振って進む 24マスのすごろく
GM:相手の24マスに地雷マスを設置して踏ませると金とは別にライフを削れる
GM:ライフが0になったら強制敗北して持ち込んだプリカは全部相手のものになります
GM:ハムスターは数種類ありますが
GM:体調の悪いハムスターなども混じっており
GM:ダイスにデメリットがついたりします
GM:悪いハムスターを相手に押し付け良いハムスターがこっちに来るようにしていきたい
GM:ルールについては随時質問を受け付けます
GM:それとは別に
GM:2つの情報を開示したので追加の情報がでます
・クイーンのイカサマについて
知識:ギャンブル 9 情報:ノヴァリス 情報:FH 12
誓願寺レア:まさか……しているのか
誓願寺レア:イカサマを……!?
起源院ミコ:信じられませんわ 王たる方がそんなことを
一二野ミルト:そんな…賭博王がイカサマをしているだなんて…
誓願寺レア:そんなやつ本物の王じゃないぜ 挑戦してみます
誓願寺レア:情報:FHで挑戦。
誓願寺レア:コネも使います
誓願寺レア:6dx+1>=12
DoubleCross : (6DX10+1>=12) → 9[1,1,3,5,7,9]+1 → 10 → 失敗

誓願寺レア:財産2点使います
GM:OK
・クイーンのイカサマについて
クイーンの能力はげっ歯類との意思疎通である。
相手ハムスターに地雷マスを踏ませたり自分の地雷マスを避けるように指示を出したりできる。
ただし操作能力では無い為その指示は完ぺきとは言えず介入の余地はありそうだ。
また更なる切り札がある。
ハムスターの中に一匹だけ、というか一人ハムスターに完全獣化する部下の生徒を紛れ込ませているのだ。彼女公沢さんに関しては博打王に絶対の忠誠を誓っている為別個に考えた方が良いだろう。
GM:以上です
GM:一応対策は提示できますがPLのアイデアを優先してガンガンやっていきたい所存
一二野ミルト:ミルトの《誘蛾灯》でハムへの指示はできますか
GM:あー良いですね
コルナ・ラスペ:勝ち筋に関係しないかもですけど、5箇所の地雷は、例えばゴール前の5マス全部に設置、みたいなことはできるんですかね?
GM:できますね
GM:ただイカサマで回避してきたりしますが
コルナ・ラスペ:じゃあゲーム中確実に1マスだけは地雷を踏むみたいな置き方にはできるわけか
起源院ミコ:直前のマスに止まって6出します、とかかな
コルナ・ラスペ:事実上ダイス目を操作できるのがクイーンのイカサマなわけだから
GM:体調の悪いハムが居るのとは逆にボーナスがつくハムもいたりしますね
コルナ・ラスペ:あっそうか
コルナ・ラスペ:6マス以上進めるハムがいるかもしれないのか
起源院ミコ:逆に、公沢さんを押し付けられて全部地雷踏まされるパターンもあるんだな
誓願寺レア:逆にっていうか向こうの筋がそうなので
誓願寺レア:そこの対処をどうするかは考えないといけないですね
起源院ミコ:公沢さんを引かされないように選ぶ手段は最低限いりますね 我々は公沢さんについて何も知らないので
コルナ・ラスペ:クイーンの方が公沢さんを使う可能性はないのかな?
起源院ミコ:それも大いにあると思います こっちに先に選ばせて公沢さん引かれなかったら自分が取る、でも普通なら博打王の勝ちなので
コルナ・ラスペ:そうだとしたらレース不能にできるかも
起源院ミコ:おおっ
誓願寺レア:こっちに握らせるほうが自分で握るより楽なので
誓願寺レア:まずはこっちが公沢さんを向こうに渡させる手と
誓願寺レア:向こうが使うとレース不能にできる手の2段がいいかもですね
コルナ・ラスペ:そうなんだよな そこが悩みどころ どっちかというと公沢さん押し付けるほうが有効な手だから
誓願寺レア:これハム選択がバッティングしたらどうなるんですか?
GM:先に先攻後攻を決めてから順番に選んでいくスタイル
誓願寺レア:なるほど
GM:先行後攻の決め方はその場の交渉とかで決まったりします
コルナ・ラスペ:ハムを選ぶときってどういう選び方なんでしょう
コルナ・ラスペ:出走候補のハムたちが一つのケージに収まってて
コルナ・ラスペ:その中から一匹つまみ上げる感じなのでしょうか
誓願寺レア:パドックがね
GM:パドックにわちゃわちゃしてるハムから一匹を指名します
GM:んでコースに入れる
誓願寺レア:かわいい
一二野ミルト:ずっと見ていたい
起源院ミコ:寝てる子とかは可哀想だから指名しないであげましょうね
コルナ・ラスペ:指差しとかで「この子にします」って言えばOKなシステムか
GM:補足すると タネ銭は圧倒的に博打王が多いので 決着はたいてい挑戦者の観戦席崩落で終わる場合が多いです
GM:2~3レースでそうなるパターン
コルナ・ラスペ:そうか、レース数を重ねると
誓願寺レア:蓄積式なんだ
コルナ・ラスペ:観戦席がリソースになってくるのか
起源院ミコ:何ゲームもするんだな
GM:博打王の性格的には 相手の負けた時の姿が見たいので 1戦目とかは勝ちを譲る事もあるでしょうね
コルナ・ラスペ:作戦会議がおおよそまとまったので
コルナ・ラスペ:情報共有のために出ます。侵蝕+1だ
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1(→ 1)増加 (87 → 88)
GM:OKです


GM:地下学園には消灯時間が存在する。
GM:とはいえその程度の事すらプリカによってある程度は自由が利くのだ。
黒服モブ:「なるべく、周囲の迷惑にならんようにな」
コルナ・ラスペ:「へへへ、あざーっす」
GM:普段は監視の為に空いている巡回用ののぞき穴にカーテンが掛けられた。
GM:この部屋は君たちしかいない。
一二野ミルト:「はぁ~…消灯時間を過ぎてもお話。何だかドキドキしますね!」
コルナ・ラスペ:「これからの勝負に比べりゃ大したことじゃないさ。それより、情報はどうやって集める?」
コルナ・ラスペ:「クイーンの特別な勝負を見たり経験した奴なんてそう簡単に接触できるわけじゃないしな……」
コルナ・ラスペ:「まさかみんながそんな激レア情報を既に集めてきてるわけがないし」
コルナ・ラスペ:「うーん」腕を組んで、畳んだ布団の上に座る。
起源院ミコ:「出てくる情報も、クイーン様…もとい、エリザベス様近辺からのものしかありませんわね」うむむ、という顔。
コルナ・ラスペ:「やっぱり地下じゃ有名人なのか?」
コルナ・ラスペ:「王様を名乗ってるくらいだから、そりゃそうか」
起源院ミコ:「あ、コルナ様はエリザベス様のことご存知?」「さっき本人にちょっとお聞きしたんですが」
コルナ・ラスペ:「はあ!?またかよ!?!?」
コルナ・ラスペ:「なんでミコッちゃんはそう……フレンドリーさが凄いんだ!?」
一二野ミルト:「あそこから話すんですかっ、あの人王様なんですよね?大丈夫でしたかっ…?」
起源院ミコ:「損得絡まずに話す限りでは、全然大丈夫でしたわ」「王と言うより…根っこはもっと庶民的なイメージでしたわね」
コルナ・ラスペ:「まあ、それは……」前髪をいじる。「そうだろ」
コルナ・ラスペ:「本当の王様があんないかにもな格好してるわけがない」
コルナ・ラスペ:「キングダムのマジの王様見たことある?」
一二野ミルト:「研究室に篭っていてるので、私はないです。そっか、キングダムの王ってああいう感じじゃないんだ…」
起源院ミコ:「ギャンブル歴は地下入り前、メサイアにいた頃からで長いそうですが」「今のハムすたを始めたのは地下入りしてしばらくした後、少し前からですって」
コルナ・ラスペ:「ニホンの着物着てたりするんだよな。あと、凄いいい感じの生地の黒いコート着てたりして……」ミルトと雑談している。
起源院ミコ:「…ギャンブルやってて地下入りするって、昔は今のようにに力があったわけではなかったのかしら」
コルナ・ラスペ:「一度落ちぶれたところから再起したやつってことか。ジャックとは随分違うな」
起源院ミコ:「何にせよ、管理側にもつながるような今の立場を築いたのはそう昔からではないみたいですわね。他の方に聞いた噂だと、特別な“授業”を先生から受けただとか…眉唾ですわ」
コルナ・ラスペ:「ふーーん……ま、こんな地下じゃ」
コルナ・ラスペ:「何が取引されてたって、不思議な話じゃない」なぜか興味なさそうに呟く。
一二野ミルト:(特別な授業…、あ。私もキューブ先生とお話ししてから調子が良いんですよね)
一二野ミルト:(まぁ関係ないでしょう!)
コルナ・ラスペ:「ミルミルは何か噂仕入れてたりする?」
コルナ・ラスペ:「こう、些細な……ちょっとした情報だって役に立つんだ。どういう食べ物が好きだとか、誰と仲良しらしいとか……」
一二野ミルト:「…そうですね。私たちの賭け、ハンムラビの大まかな内容を。」
コルナ・ラスペ:「え!?めちゃくちゃクリティカルな情報じゃん」
一二野ミルト:「ふふふ、実は私。催眠の延長でハムスターとも意思疎通が少しだけできるのです。」フンと胸を張る
コルナ・ラスペ:「それ!それが知りたいのよ!どうやって聞いたの!?」
コルナ・ラスペ:「おお……!ハムから」
起源院ミコ:「賢いハムスター様もいるものですわね…」
一二野ミルト:「レース出場ハムの一匹、ハム次郎さんにご飯を上げて教えてもらいましたが。」
一二野ミルト:『ハムスター2匹によるタイマンレース、熱い勝負だぜ(大意)』
コルナ・ラスペ:「おおお……」
一二野ミルト:『それぞれのハムを人間が選んで、相手に押し付け合ってたな(大意)』
コルナ・ラスペ:「『相手が』賭けるハムを選ぶ……?」
コルナ・ラスペ:「……なんだか妙なシステムだな」
起源院ミコ:「…このルールで、エリザベス様は勝とうとしてるんですわよね」
起源院ミコ:「相手のハムスターを選ばせるってことは『こちらが勝つ』じゃなくて『相手に負けさせる』を狙っているのではなくて?」
一二野ミルト:『ゴールしたハムが勝利してお金をたくさんもらっていたぜ(大意)』
一二野ミルト:『でもなんか地雷もあって、踏むたびに人間が爆発して。五回爆発すると負けていたぜ、へけっ(大意)』
一二野ミルト:「…と、大量のドライフルーツを与えてここまでは得る事が出来ました。」
コルナ・ラスペ:「五回爆発すると負けか」
一二野ミルト:「…賭博王さんは私たちの心を折ると言いましたが。」
一二野ミルト:「体調の悪いハムちゃんを押し付けても必ずしも地雷を踏まない筈ですよね?」
一二野ミルト:「何か考えがあるのでしょうか。」
コルナ・ラスペ:「……仮にこのルールで勝負する場合、ミルトちゃんはどうする?」
コルナ・ラスペ:「『一番調子の悪そうなハム』を敵に押し付けて出走させることになるよな?」
一二野ミルト:「はい!勿論。勝つためには手段を選ばないのが大事と学びましたのでっ!」
コルナ・ラスペ:「そこが引っかかる。一対一のレースなのに……参加者の目利きが確かであればあるほど、『一番遅いハム』と『二番目に遅いハム』のレースにしかならないはずなんだ」
コルナ・ラスペ:「興行としてはあまりいい気配がしないな。絶対にないってほどじゃないが……」
一二野ミルト:「…泥試合ですね。それに不確定です。私もとても王様らしい手とは思えません。」
誓願寺レア:「ううん。王様らしい手だよ」
起源院ミコ:「そのうえでなお、『負かす手段』を握っている…?」
誓願寺レア:いつの間にか顔を出している。
コルナ・ラスペ:「は!?」
コルナ・ラスペ:「レアちゃん!?いつの間にいたの」
起源院ミコ:「あら、レア様」「大丈夫でしたの?消灯時間後に出歩いて」
誓願寺レア:「今帰ってきたとこ」シャワーを浴びていたのか、濡れた髪を下ろしている。
一二野ミルト:「レアさんですかっ!?…びっくりしました。」
誓願寺レア:「消灯時間後に出歩いちゃいけないんじゃなくて」
コルナ・ラスペ:「エッチやん……」素直な感想
誓願寺レア:「見つかるとペナルティなんでしょ。じゃあ大丈夫」
一二野ミルト:「なるほど!私また一つ賢くなりましたっ」
誓願寺レア:「彼女の手口は部下を使うこと」結論をまず述べる。
誓願寺レア:「王様らしいでしょ、これなら」
コルナ・ラスペ:「……ハハ、まさか」
コルナ・ラスペ:「もう調べてきたの?こんな夜中まで」
誓願寺レア:「うん。あの子達が裏でどう過ごすのか気になって」
コルナ・ラスペ:「お、おい!待ってくれ」
コルナ・ラスペ:「ハムちゃんに細工だけは駄目だ」
コルナ・ラスペ:「そういうのは……ちょっとこう、人として……!!」
誓願寺レア:「まだ何もしてない……」
一二野ミルト:「はぁ~…レアさん優しいんですね…!」
誓願寺レア:「たしかにラットは色々仕込みやすいけど……」
起源院ミコ:「できそうだったらしていたみたいな言い方ですわね…」
起源院ミコ:「でも、部下を使うというのは…確かに王様らしいですわね」「どうやるかは全然わかりませんけど。だって部下と言っても、ハムスターでなく人間でしょう?」
誓願寺レア:「そもそもするのもやめといたほうがいいと思うよ。彼女、ある程度意思疎通取れるみたいだし……」
一二野ミルト:「さっきの話ですが、クイーンの部下…凄く賢いハムちゃんがいるということでしょうか。」
誓願寺レア:「うん。二人とも正解」
起源院ミコ:「エリザベス様、ハムスター様と意思疎通できるんですのね…?」「って、両方正解?」
誓願寺レア:「ハムスターではなく人間の、すごく賢いハムスターが部下」
コルナ・ラスペ:「???」
コルナ・ラスペ:「どういうこと?」
誓願寺レア:「ハムスターに獣化出来る部下を混ぜてる」
誓願寺レア:「タイマンのレースなら、こちらにそれを握らせれば勝手に自滅する」
一二野ミルト:「敵の忠臣が私たちの駒になるんですよねっ、そんなの敵が絶対勝つじゃないですか!?」
コルナ・ラスペ:「ハムスターと意思疎通できる能力に加えて、ハムスターに擬態した部下の仕込みか……」
コルナ・ラスペ:「二段構えのイカサマだな。面白い真似しやがる」
起源院ミコ:ぽむ、と手を叩く。「あ、なるほどですわ」「…それじゃあエリザベス様の策は完璧じゃありませんの!」
誓願寺レア:「うん。向こうが握らされても一向に構わないところがポイント」
コルナ・ラスペ:「ハムちゃんばかりはどんぶりと違ってすり替えも細工もできないしな」
起源院ミコ:「どうしてこう、アカデミアの外にはまともに勝負をしようとしない方ばかり…」ふくれている。
誓願寺レア:「出来るけど……やる?」
誓願寺レア:「口内か腹部に色々入れるのが常套手段だけど」
コルナ・ラスペ:「だからやめようぜ!?かわいいハムちゃんによお!」
起源院ミコ:「ダメですわ!動物をいじめたら、来世はその動物になっちゃいますわよ!」「…ハムスター様になれるなら、わりと割がいい気もしますわね」
一二野ミルト:「レアさん、やめましょうよそんなこと!」
誓願寺レア:「だから人間は人間をいじめるんだ」
誓願寺レア:「とはいえ、レース上だって仕込みは効かないよ?マスが厳然と指定されてるんだから」
起源院ミコ:「向こうがハムスター様を事実上操れるなら、こっちもハムスター様を操れるような何かしか…」
コルナ・ラスペ:「あー……分かった」
誓願寺レア:「うん?」
一二野ミルト:「コルナさん?」
コルナ・ラスペ:「クイーンの万全のイカサマを……突破して」
コルナ・ラスペ:「ハムちゃんを傷つけることもなく、どのパターンでも勝てる……」
コルナ・ラスペ:「しかも、こっちの仕込みは見えないようにする」
誓願寺レア:(傷付けるのは別にいいのでは……)
コルナ・ラスペ:「……そういうやり方を用意すればいいんだろ」
起源院ミコ:「理想論ではありますが、もしあるなら完璧ですわね…」
誓願寺レア:「うん。やれそう?……いや」
一二野ミルト:「そんな完璧なプランがあるんですか!私気になりますっ♪」
誓願寺レア:「やってね」
コルナ・ラスペ:「勿論だ。だから、このタイマンレース……"ハンムラビ"」
コルナ・ラスペ:「ゲームに挑むのはアタシじゃなくて」
コルナ・ラスペ:ミルトを指差す。
コルナ・ラスペ:「ミルミルに全部任せる」
一二野ミルト:「…へ、私?いやいやいやいや。私賭け事弱いのみなさん知ってますよねっ?!」
一二野ミルト:手をバタバタを振り焦るが、冗談ではないと悟ると手を下ろし
一二野ミルト:「‥‥本当にやるんですかぁあああああああ!??」


GM:では恒例のクソギャンブルの時間だ
コルナ・ラスペ:よくネタ切れしないな……
GM:供給されるので…
GM:今回のクソギャンブルはこちら
【メーデー!ジョージィ!】
誓願寺レア:何?
誓願寺レア:毎回言ってるけど……何?
起源院ミコ:タイトルから内容が全然伝わってこないギャンブルだ ギャンブル漫画のギャンブルみたい
一二野ミルト:なんだろう。ピエロが話しかけてくるのかな
GM:クソデカい折り紙で船を折って用水路に浮かべる。それに乗って沈むまでの距離を当てるゲーム。距離が短いと用水路の途中の穴に引きずり込まれてボコボコにされるぞ!
GM:数字を宣言し 芸術:折り紙を振ります
コルナ・ラスペ:僕の船が!
GM:達成値をぴったりだと掛け金が20倍 誤差±3以内だと5倍
GM:それにプラスして達成値が15を超えると2倍分のプリカをゲットただし達成値が7以下だとハァイされる。
GM:ボコボコにされても当てたら報酬は貰えるよ
コルナ・ラスペ:感覚低くても不利がつかないと思ったけど
コルナ・ラスペ:やっぱり達成値は高いほうがいいわけか
GM:ボコボコの場合は1d10ダメージ
起源院ミコ:なかなか難しい選択を迫られる 当てるか伸ばすか
コルナ・ラスペ:もちろん私はチャレンジします。賭け金をベットしてくれ
誓願寺レア:自分でやってみるか なけなしの5000使っちゃお
コルナ・ラスペ:参考データとしてこれまでのクソギャンブルはダンス以外全部失敗してるぞ
誓願寺レア:逆になんでダンス成功してるんだ
起源院ミコ:コルナ様に2000プリカプレゼントして、わたくしも2000プリカで出ますわよ
コルナ・ラスペ:よし!ギャンブルはできる
一二野ミルト:ではコルナさんに10000プリカ
コルナ・ラスペ:ミルトちゃん!?
誓願寺レア:金持ってるからね
一二野ミルト:自分に9000プリカ。これで負けたら一文無しですが、大丈夫。私たちは勝てます!
GM:では数字の宣言と判定をどうぞ
一二野ミルト:※根拠はない
コルナ・ラスペ:じゃあ12000プリカでチャレンジします!宣言値は11。
コルナ・ラスペ:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 7[2,6,7] → 7 → 失敗

コルナ・ラスペ:ハァイ
一二野ミルト:オォーノー!
誓願寺レア:されてる
ペリカワイズ:「ハァイ!コルナァ!風船…欲しくなァい?」
コルナ・ラスペ:「アタシのプリカが!」
コルナ・ラスペ:雨の降りしきる中、用水路の船を追いかけていきます。
コルナ・ラスペ:「そんなこと言って、またプリカを巻き上げるクソギャンブルやろ」
コルナ・ラスペ:「騙されんぞ」
ペリカワイズ:「オゥ…」
ペリカワイズ:「プリカ沢山貰えるのに」
コルナ・ラスペ:「ほんとに?」
ペリカワイズ:「本当さァ」
ペリカワイズ:「サァ…サァ…おいでェ」
コルナ・ラスペ:排水溝に身を乗り出し、手を伸ばそうとする……!
ペリカワイズ:ガシッ!!腕を掴む!
ペリカワイズ:「クソギャンブルに決まってんだろ!!」
コルナ・ラスペ:「キャアア~~~~ッ!!」
牧師:「コルナ・ラスペは死んだ」
牧師:「クソギャンブルに借金を全額賭け」
牧師:「またしても全額溶かしたのだ」
牧師:「勤労生徒の皆は堅実に働いてプリカを貯蓄しよう」
牧師:「アーメン」
起源院ミコ:「まさかこれのためだけにこのギャンブルは牧師ロボを用意して…!?」
一二野ミルト:「この棺桶だいぶよくできてますね…?」
誓願寺レア:「なんか完全に例示になってるね」
コルナ・ラスペ:死ーん
起源院ミコ:では、自分も行きます
一二野ミルト:ミコさん…!?
起源院ミコ:2000プリカ賭けて宣言は8ですわ 10とか出るはずないんですの
一二野ミルト:ピエロに襲われてもミコさんなら安心できそう
起源院ミコ:3DX
DoubleCross : (3DX10) → 10[1,5,10]+6[6] → 16

一二野ミルト:wwwww
起源院ミコ:出ましたわね…
誓願寺レア:出てる
GM:まあ2倍は貰えますねw
一二野ミルト:出てますね~w
誓願寺レア:2倍にはなるのか 15超えてるから
起源院ミコ:貸した分併せてプラマイゼロですわ
誓願寺レア:こっちもやってみよ 9を宣言します。
誓願寺レア:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 10[2,6,6,10]+3[3] → 13

一二野ミルト:おしい
誓願寺レア:あっ一番困るとこ出た
誓願寺レア:0になっちゃった
一二野ミルト:残りの財産9000ペリカでミルトも参加
GM:惜しい~
一二野ミルト:対象は8
一二野ミルト:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 8[3,8] → 8

誓願寺レア:すご
GM:な、何ィ
起源院ミコ:ピッタリ!
一二野ミルト:勝ちましたっこれが催眠の力です!
ペリカワイズ:「ハァイ!ミルトォ!風船…欲しくなァい?」
一二野ミルト:「でも、ミルトパパに知らない人と話しちゃいけないって言われてるんです…」
一二野ミルト:「欲しいですけど…」
ペリカワイズ:「大丈夫さァ!!」
ペリカワイズ:「プリカもあるよォ」
一二野ミルト:「はァッ!?それは私の全財産の9000プリカじゃないですかぁ!!」
一二野ミルト:「返してくださいっ」
一二野ミルト:「催眠っ」「催眠解除っ」「催眠っ」
ペリカワイズ:「ハァイ!ハハハハハァい!ハイ!?」
一二野ミルト:プリカ袋を奪い取りプリカワイズを蹴り飛ばす
一二野ミルト:「棺桶に行くのは、貴方です!」
ペリカワイズ:「このクソガキィ!」
ペリカワイズ:「覚えてろ~!!」排水溝に流されていった。
一二野ミルト:自分の全財産の20倍、180000プリカを得ました。
起源院ミコ:「ねえ、レア様」川の下流で船が沈んでびしょ濡れになりながら。「わたくしも忘れてたんですけれども」
誓願寺レア:「うん?」しれっとプレイして普通に流れていっている。
起源院ミコ:「そういえばこれ、どこまで進めるかを賭けるギャンブルでしたわね」
誓願寺レア:「うん、まあ」
誓願寺レア:「進んだんじゃないかな。棺桶まで」
誓願寺レア:「大当たり」
起源院ミコ:「どうしてギャンブルの本筋に関係ない方が盛り上がるのかしら…?」向こうで大金を手にするミルトさんを見ながら。


GM:購入してもいいよ
GM:ロイスも取っても良いよ
コルナ・ラスペ:仲間/一二野ミルト/期待/不安:○/ロイス
一二野ミルト:ありがとう~
起源院ミコ:誓願寺レア/頼りになる方ですわ○/ところで、何か隠してませんの?
一二野ミルト:ロイスは保留
誓願寺レア:ロイス保留で購入はプリカ補充しようかな
誓願寺レア:3dx+4
DoubleCross : (3DX10+4) → 10[1,4,10]+6[6]+4 → 20

誓願寺レア:20000貯まりました
起源院ミコ:購入は肉体労働でいきますわ
起源院ミコ:6DX
DoubleCross : (6DX10) → 10[2,5,6,6,10,10]+6[3,6] → 16

起源院ミコ:16000入って40000プリカになりましたわ
コルナ・ラスペ:ミルトちゃんが稼いだばかりの180000プリカを借りて、歩兵戦闘車のラスト・チャレンジいきます
コルナ・ラスペ:10dx7>=45
DoubleCross : (10DX7>=45) → 10[2,3,3,5,5,6,7,8,9,9]+10[3,3,5,10]+3[3] → 23 → 失敗

コルナ・ラスペ:だ、だめすぎる
コルナ・ラスペ:最初のダイスで60が出たのは完全なまぐれ……!!
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (88 → 94)
コルナ・ラスペ:とにかく運任せのギャンブルに全て失敗している、コルナ・ラスペ
コルナ・ラスペ:プリカもミルトちゃんに返しておきます
一二野ミルト:では、私は労働を続けます。
一二野ミルト:キューブ先生からの依頼でお掃除お掃除
一二野ミルト:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 9[2,3,4,6,9]+2 → 11

一二野ミルト:11000プリカの儲け、現在合計191000プリカ
一二野ミルト:以上!


【ミドルフェイズ7】

ミドル7
第二の賭博「ハムすた」ギャンブラー“博打王おおばくち”クイーン 決着!!
GM:ギャンブル決着シーン 全員登場で浸食は1です
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1(→ 1)増加 (65 → 66)
一二野ミルト:66+1→67
起源院ミコ:70+1=71
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1(→ 1)増加 (94 → 95)


GM:鉱山の中にそれは存在した。
GM:高額賭博ハムスターすたりおん“ハムブラビ”。
GM:2m40㎝のコースはハムスターが逃げないようにアクリルボードで区切られている。
GM:ハムパドックには10匹ほどのハムがモコモコと蠢いていた。
GM:それらを見下ろすように プレイヤーが座る椅子が設置された3mほどのステージが二つ。
GM:それとは別に高額な見物料金を支払った客や参加者の関係者が座る為の観客席も用意されている。
コルナ・ラスペ:「かわいい~」
コルナ・ラスペ:「へへ……見ろよ3番ハムのぷりっとしたケツをよ……」
コルナ・ラスペ:「ありゃ相当やるハムだぜ」
一二野ミルト:「おしりも勿論毛並みがいいですよね~」
誓願寺レア:「身体機序よりも意志じゃないの?」
起源院ミコ:「かわいいですわね~」「でも単純な数なら普通のハムすたの方が多いからそっちのほうを見てたいですわ」
コルナ・ラスペ:「わかってないなミコッちゃん!数じゃねーんだよ!」
コルナ・ラスペ:「この高額賭博ギャンブルに出場するハムはその中でもトップエリート!」
コルナ・ラスペ:「血統書付きのハムブレッドだ」
コルナ・ラスペ:「このランクのハムをじっくり眺められる機会なんてそうそうあるものじゃないぜ」
誓願寺レア:「うん。どの子も粒ぞろいだね」血統書を見ている。異様に長いスクロールをしている。
起源院ミコ:「確かに焼き立てのブレッドみたいでかわいい子もいますわね」「でも、ハムスターの寿命と子供の数で血統書ってどこまで意味があるんですの…?」
一二野ミルト:「この短い間にハムすたの要点を見抜いているとは、コルナさん尊敬しちゃいます♪」
“10上がり”ジャック:「そういうもんなん?」
“博打王”:「ホーホホホ!!」
“博打王”:「よく来たのう」
コルナ・ラスペ:「出やがったな……“博打王"」
GM:囚人服風のパーカーに冠を被った女が現れる。
誓願寺レア:「こんにちは」
一二野ミルト:「こんにちは。」
起源院ミコ:「ごきげんよう」「ハツカネズミ様も息災のようでなによりですわ」
“博打王”:「うむうむ、顔を上げよ」
“博打王”:「妾に挑む無謀な勇気、褒めて遣わすぞ」
GM:🐭<チュー
“博打王”:「それで?妾に挑むのは誰じゃ?」
コルナ・ラスペ:「もちろん、ここにいる」ミルトを押し出す。
“博打王”:「ジャックに勝利したという其方かえ?」
コルナ・ラスペ:「ミルミルだ。よろしくやってくれ」
“博打王”:「ほほう!」
一二野ミルト:「いいえ、コルナさんではなく、貴方の相手は私です!」
“博打王”:「ふむ、あまり博打が強そうには見えぬが。よかろう」
“博打王”:「そこな、ギャンブラー席に上るがよい」
“博打王”:と言って“博打王”も自分の席へと昇ります。
“博打王”:「よいしょ、よいしょ」
“博打王”:「今度エレベータを設置した方が良いわねコレ」
コルナ・ラスペ:「さて……あとはミルミル次第だ」腕を組んで関係者席に座る。
コルナ・ラスペ:「どうにかなるだろ……多分……きっと」
“借金王”:「おい、金持ってこいっていうから来たけどなんなんです」
“10上がり”ジャック:「まあまあ、必要になるんや金が」
コルナ・ラスペ:「大丈夫大丈夫!1割増しになって返ってくるからさ!」
起源院ミコ:「ミルト様に賭けるところまでが、わたくしたちの博打ですわ」小声。「それ以降は…博打ではなく、策が成就するかの結果を辿るだけ」
誓願寺レア:「倍とかじゃないのね」
起源院ミコ:「長丁場の大会前のデッキ選択にも似てますわね」さもうまいことを言ったような顔で。
“借金王”:「本当に大丈夫なんだろうな、アイツで」
一二野ミルト:「ふふふ…」プレイヤー席に座ったミルトはニヤニヤと笑む
コルナ・ラスペ:「ま、大丈夫でしょ」
“博打王”:「では、ルールを説明しようかの」
コルナ・ラスペ:「膝はガクガク震えてるけど」
コルナ・ラスペ:「ギャンブルなんて、度胸さえあれば初心者ほど大勝ちできるもんだ」
“博打王”:「ルールといっても話は単純」
“博打王”:「お互いに相手の使用するハムスターを選んで走らせる」
“博打王”:「自分に割り当てられたハムスターが先にゴールにつけば掛け金を総取りじゃ」
“博打王”:「ただ、それでは面白うないでな」
“博打王”:「コースを見るがよい」
“博打王”:「2m40㎝のコースが10㎝ごとに区切られておるじゃろ?」
一二野ミルト:「ええ」
“博打王”:「ハムちゃんは走ってくれるというても途中で休憩しながら走る」
誓願寺レア:「かなり小刻みだね」
一二野ミルト:「なるほどハムちゃんは原則コントロールはできないですからね」
コルナ・ラスペ:「スタート地点に逆戻りしないための措置なんだろ。ある程度進んだら区切りで進行度を確定するってことだ」
“博打王”:「所々で止まる。これはもう仕方ない」
誓願寺レア:「これレース自体はこれでタイマンだと大分地味だよね」
起源院ミコ:「そのための特殊ルール、ですわね?」
誓願寺レア:「ゴリラがパンチするやつとかのほうが派手だよ」
“博打王”:「そこでじゃ。同じマスに一定時間止まるのを感知する仕掛けを施してある」
“博打王”:「マスに1~24の番号が振ってあるじゃろう」
コルナ・ラスペ:「おどろおどろしいフォント使いやがって」
“博打王”:「スタート前にギャンブラーは相手のコースから5マス指定し地雷マスとするのじゃ!」
起源院ミコ:「古印体、モコモコしてかわいくありませんの?」
一二野ミルト:「やっぱりこの地下学園、ギャンブル用タイポグラフィー要員の生徒がいるのでしょうか…」
コルナ・ラスペ:「こういうのでCentury Gothicとか使ってる奴絶対いねーよな」
“博打王”:「勘違いするでないぞ!地雷というてもハムちゃんには危害はない」
“博打王”:(話を聞かん奴らじゃなあ)
コルナ・ラスペ:「そうだ!そこが重要だぜ」
“博打王”:(ここ、びっくりポイントなんじゃけど)
コルナ・ラスペ:「ハムちゃんに危険が及べばギャンブルどころの話じゃねーからな」
誓願寺レア:「危害があったら継続して興行できないもんね」
“博打王”:「ふむ!そこでじゃ!」
“博打王”:「ハムちゃんが地雷マスに止まると。ギャンブラー席の足場が爆破される」
“博打王”:「そういう仕組みじゃ」
起源院ミコ:「ハムスター様の身代わりに、参加者が事実上の傷を負う…ということですわね」
“博打王”:「5回爆破されればギャンブラー席は崩落する」
コルナ・ラスペ:「地雷マスは一発でも踏めばアウトなのか?」
“博打王”:「そうなれば、そのギャンブラーはいくら勝っていようがその時点で強制的に敗北じゃ!」
“博打王”:「持ち金は没収となる」
一二野ミルト:「そうなればまた借金生活に逆戻り‥‥‥‥ごくり。」
コルナ・ラスペ:「地雷はハムちゃんのコンディション無関係の、逆転要素ってわけか……」
“博打王”:「ルールは理解したかえ?」
コルナ・ラスペ:「……よくそんなハイリスクなルールで、大金を賭け続けていられるな?"博打王"」
コルナ・ラスペ:「感心するよ」
“博打王”:「大博打というものは」
“博打王”:「スリルが必要じゃろう」
“博打王”:「妾はな、こういう大博打に挑む連中の敗北する顔が見たいのよ」
“博打王”:「ホホ!ホーホホホ!」
コルナ・ラスペ:「それなら、なおさらお誂え向きだ」
一二野ミルト:「『げっ歯類との意思疎通』」
コルナ・ラスペ:「信じられない表情を見せてやるさ」
起源院ミコ:(…エリザベス様も、きっと博打をしていない)」「(スリルなんて感じるつもりもない、自分の勝利を疑わない顔ですわ)
一二野ミルト:「それが貴方の能力ですよね?調べはついています。」
コルナ・ラスペ:「……!?」
誓願寺レア:(……なぜ……?)
コルナ・ラスペ:(マジか!?勝負が始まる前から直接言う奴があるか……!?)
一二野ミルト:くつくつとミルトは笑む
誓願寺レア:(言わないほうがいいのに)
コルナ・ラスペ:(何考えてる!?ミルミル……!)
“博打王”:「ほう…?」
“博打王”:「何の事やらわからぬが」
“博打王”:「自分の為に走ってくれるハムスターを信じてお願いをするくらいは普通ではないかえ?」
“博打王”:「それをまるで意思疎通しているようだと思われてものう」
“博打王”:「妾とハムちゃんの絆としか言えぬ」
一二野ミルト:「…信じられないですね。だって能力なしでそんなに勝ち続けられるわけないじゃないですか。」
“博打王”:「それが嫌なら勝負を降りるかえ?」
“博打王”:「妾は別に構わぬぞ」
一二野ミルト:「こ、こっちだって大金をかけてるんですよっ!」
一二野ミルト:「証明くらいしてもらっても良いと思います!」
一二野ミルト:「二匹」
一二野ミルト:「ハムパドックから二匹のハムスターさんを選んでください。」
コルナ・ラスペ:「……」息を呑んで見守っている。
コルナ・ラスペ:(何か考えが……あるんだな!?ミルミル……!)
“博打王”:「何を言い出すかと思えば」
“博打王”:「何を証明せよというのじゃ?」
一二野ミルト:「イカサマをしていない事の証明ですよ」
“博打王”:「何をするかも言わず選べと言われてもな」
一二野ミルト:「ハムを二匹選び、同じ命令をして二匹間の行動のブレが出れば貴方を信じます。」
“博打王”:「ふぅん」
“博打王”:(面倒な事じゃ)
一二野ミルト:「…そうですね。『右へ旋回』と言ってもらいましょうか」
“博打王”:(が、妾を疑うくらいの連中の方が)
“博打王”:(潰しがいがあるというもの)
コルナ・ラスペ:「確かに……一匹だけなら偶然そうなる可能性も高いが」
“博打王”:(その自身を潰してやる)
“博打王”:「良かろう」
コルナ・ラスペ:「二匹同時に命令通りの行動をすれば、疑いは確実になる」
“博打王”:「そこの白のハムと茶のハムを」
GM:黒服が二匹のハムを外に出す。
“博打王”:(公沢~…解ってるでしょうね)
ハム(公沢さん):(当然ですよ!左旋回ですね!)
“博打王”:「ではハムよ!回れ~右!」
ハム:「キュー」右旋回
ハム(公沢さん):「ぎゅぎゅ~?」うろうろしながら左に回る
誓願寺レア:「バラバラだね」
コルナ・ラスペ:「だ、だが一匹は右に回ったじゃねーか!」
起源院ミコ:「すべてのハムスター様が指揮下にはない、ということですわね」
“博打王”:「たまたまじゃろ?」
コルナ・ラスペ:「芸を仕込んでるハムちゃんを紛れ込ませてるんじゃね~のか!?」
一二野ミルト:「悔しいいいい…」
“博打王”:「お主」
“博打王”:「ハムスターが芸をするとでも?」
“博打王”:「常識で考えてみよ」
コルナ・ラスペ:「ぐっ……!」
誓願寺レア:「でもそういうのを仕込んでたとしても……」
誓願寺レア:「いま左に回った方を私達が選んじゃえばいいんじゃないの?」
“博打王”:「どうじゃ?疑いは晴れたかの?」
一二野ミルト:「私の疑いは晴れました。でもレアさん、コルナさんの意見も取り入れたいです。」
一二野ミルト:「今左に回ったそのハムスターちゃん、その子で私たちはレースできませんか?」
一二野ミルト:「…念には、念を入れたいので。」
一二野ミルト:「もちろん。選択権は貴方にある以上、その子を選ぶかは、貴方の自由です。」
“博打王”:「ハムを選ぶ順番か」
コルナ・ラスペ:「この場合……胴元と挑戦者ならどっちが先手を取るんだ?ジャック」
“10上がり”ジャック:「ま、色々やろうけどなあ」
“10上がり”ジャック:「ゲームに精通しとる主催者側は先に選ぶっちゅうのは」
“10上がり”ジャック:「要らん疑いを招くかもしれんなあ」
“10上がり”ジャック:「そもそも」
“10上がり”ジャック:「先手後手をどちらを選ぶかを」
“10上がり”ジャック:「挑戦者に譲るくらいで丁度ええんちゃう?」
誓願寺レア:「なるほどね。あなたもそうしてたもんね」
起源院ミコ:「平等なギャンブルにするなら、それくらいの配慮は欲しいものですわね」同調するように、クイーンに目を向けつつ。
“10上がり”ジャック:(協力したってんのに厳しない?)小声で
一二野ミルト:「貴方は寛大な“王様”と聞いていますし」
一二野ミルト:「便宜を図ってもらえると嬉しいかなと…」
“10上がり”ジャック:(相手が指摘せんかぎりは戦略やろ)
一二野ミルト:あくまで腰を低くして話す。普段から低いのだが
“博打王”:「ふむ」
“博打王”:(アホ相手ならどちらでもいいけど)
“博打王”:(この相手は多少はやるようだな)
“博打王”:(しかし、それでもこちらの有利はある)
“博打王”:「良いじゃろ」
コルナ・ラスペ:唇を噛んだまま、袖で額を拭う。
“博打王”:「それで?先に選びたいのか?それとも後手か?」
コルナ・ラスペ:(ミルミルの素の性根が、むしろ自然に働いたか……)
コルナ・ラスペ:(アタシが同じように急にへりくだったら、用心深いやつには100%警戒されてたとこだ)
一二野ミルト:「では、私が先行でお願いしましょうっ」
“博打王”:「良かろう。好きに選ぶがよい」
起源院ミコ:(警戒されずに推定刺客を2択まで絞り、選択権を取るところまでは持ち込めた)(ここまでは、ノーミスどころかプラス…!)
コルナ・ラスペ:(これでミルミルが、敵に押し付ける側のハムスターを選べる……!)
一二野ミルト:「先ほど、貴方の言う事を聞かなかったそのハムスター。」
一二野ミルト:「その子を貴方へ押し付けます」
“博打王”:「言葉にトゲがあるのう」
“博打王”:「構わぬぞ、妾は心が広いからの」
コルナ・ラスペ:「よくやったミルミル!勝負前にハムちゃんに命令させることで、言うことを聞かない奴を選別したってわけか……!」
コルナ・ラスペ:「こいつは勝てそうだぞ」
一二野ミルト:「流石“博打王”♪ありがとうございますっ♪」
“博打王”:「それでは、どうしようかのう」
コルナ・ラスペ:「"ハムブラビ"でもっとも重要なのは、不利なハムちゃんを敵に押し付けること」
誓願寺レア:「ええ。地雷が爆発してしまえば終わりだものね」
誓願寺レア:「よく進むよりも、地雷を踏まないことのほうが大事」
“博打王”:「そのグレーのハムにしようかな」
コルナ・ラスペ:「本当に重要なのはパドックでのコンディション以上にプレイヤーとの相性だ……!」
一二野ミルト:「ふむ。かわいらしいハムですねっ」
“博打王”:(子牛くんは今日も沢山エサを食べておるからな)
“博打王”:(動きが鈍くなるのじゃ)
起源院ミコ:「波長が合う、賢いハムスター様であることを祈る必要がありますわね」
誓願寺レア:「結構鈍重そう……」
コルナ・ラスペ:「だ、だ大丈夫だろ……!体力は有り余ってそうだし……」
誓願寺レア:「牛歩の足取りに見えるけど……大丈夫?」
“博打王”:「さて、では地雷マスを配置しようか」
起源院ミコ:「選ばれた以上、どんなハムスター様とも運命は一蓮托生ですの」「ルールに規定されている以上、そこは譲ることはできませんわね…!」
“博打王”:「密集させれば踏ませやすくなるが一気に抜けられるかもしれんの」
“博打王”:「考えどころじゃ」
“博打王”:「4、10、11、15、23」
“博打王”:「妾はこの配置にしよう」
一二野ミルト:「このレースは貴方の方が精通しています!よってその配置が勝利に近いと推測しました」
一二野ミルト:「貴方と同じ配置を選択っ」
“博打王”:「もうちょっと悩んでもいいんじゃぞ?」
“博打王”:「フフ…では」
“博打王”:「掛け金の設定じゃ」
“博打王”:「いくら出す?初回は3000万くらいか?」
“博打王”:「いきなり全部とはいかんじゃろうしな」
“博打王”:「ホホホ」
“博打王”:「最低でも1000万からじゃぞ」
“博打王”:「細かい勝負はつまらんでな」
一二野ミルト:「…」汗を垂らしながら口を開く
一二野ミルト:「1億4000万、全額で賭けに挑みます。」
“博打王”:「ホ!」
“博打王”:「ホホホ!随分とため込んでおったのう」
“博打王”:「良かろう」
“博打王”:「しかし、これほどの金額の勝負だと立ち合いはどうするか」
誓願寺レア:「金額が多いと立ち会いが要るの?」
“博打王”:「負けた時にごねられても困るからの」
“博打王”:「そちらから一人、こちらから一人じゃな」
“博打王”:「こちらは黒服にでも…」
ヘンリエッテ火村:「私がやってやろう」
コルナ・ラスペ:「……!!」
一二野ミルト:「なっ…」「貴方は“鷲の巣”さん‥?」
起源院ミコ:「…管理官様…!」
コルナ・ラスペ:「いいんですかね?アンタが生徒の賭博行為に協力しちまって……」
一二野ミルト:汗がどんどん出てくる。動機も止まらない
ヘンリエッテ火村:「構わんだろう?」
ヘンリエッテ火村:「どうせ、こんなものは半分茶番だ。この場所を使っている時点でな」
ヘンリエッテ火村:「ギャンブルに嵌るようなクズは」
誓願寺レア:「……」
ヘンリエッテ火村:「外に出ない方がいい」
コルナ・ラスペ:「ハハ……」
ヘンリエッテ火村:「そちらはどうする?」
コルナ・ラスペ:「大多数のクズどもからプリカを搾り取ってくれるギャンブルは」
コルナ・ラスペ:「管理側としても都合がいいってことか」
ヘンリエッテ火村:「どう思うかは勝手だ」
ヘンリエッテ火村:「そちらはどうする?誰か立ち合いに立つか?」
コルナ・ラスペ:「もちろん、構いませんよ。そもそも管理官サマのご機嫌を損ねりゃ、この話はゲームごとおじゃんだ」
一二野ミルト:「ひえ~‥‥えっと、私は」「どなたにしましょう…?」
一二野ミルト:おろおろと関係者席を見る
誓願寺レア:手を上げる。
ヘンリエッテ火村:「お前か…“誓願寺レア”」
誓願寺レア:「うん。さっきもやったから」
ヘンリエッテ火村:「良いだろう…お前なら…な」
起源院ミコ:「レア様…」「大丈夫ですの?最悪の場合のことを考えると、先ほどとはわけが違いますわよ?」
誓願寺レア:「うん、大丈夫」
誓願寺レア:「勝てるんでしょ?」
一二野ミルト:「レアさん…ありがとうございますっ。そして勿論、勝算はありますよ」
コルナ・ラスペ:「頼むぜ、レアちゃん」
コルナ・ラスペ:「イカサマ、、、、は見逃さないようにな」
誓願寺レア:「ええ。勿論」
ヘンリエッテ火村:「では、それでいいな?“博打王”」
“博打王”:「は、はい」
ヘンリエッテ火村:「では、始めよう」
ヘンリエッテ火村:「ギャンブラーは“博打王おおばくち”クイーンと…」
GM:レアの方を見る
誓願寺レア:「“SlipStreamSurge”一二野ミルト」
ヘンリエッテ火村:「勝負方法はハムスターすたりおん“ハムブラビ”…掛け金は…」
一二野ミルト:「1億4000万プリカ!」
一二野ミルト:(い、言っちゃった…もう引き返せないよぉ~…)
“博打王”:「その額に応じるえ」
ヘンリエッテ火村:「両者の合意を確認した」
ヘンリエッテ火村:「問題はないな?立会人」
誓願寺レア:「ええ。問題ない」
ヘンリエッテ火村:「では、知略と運を尽くして戦え」
ヘンリエッテ火村:「勝負開始だ」
GM:子牛くんは最大5マスしか進めません
GM:のんびりやなので
誓願寺レア:のんびりだ
GM:ダイスを振っても良いし 何かしても良い
コルナ・ラスペ:ハ…ハムタロさん加速できません!
コルナ・ラスペ:ハムタロさぁん!助けてください!
一二野ミルト:小牛くん、待つのだ!そこから先は地雷なのだ!
一二野ミルト:《誘蛾灯》で地雷マスを避けるように指示します
“博打王”:「ハムサワー!進め!進むのじゃ~!」
“博打王”:「子牛くーん!4で止まるのじゃ~ッ!」
一二野ミルト:「小牛くん、そこで止まらないでください!もっと先にっ」
GM:ではここで
GM:交渉による対決を行います
一二野ミルト:おお
GM:なぜなら“博打王”の能力も《誘蛾灯》なので
一二野ミルト:パンチのラッシュ比べ、というやつだぜ
“博打王”:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[1,7,8,9,10]+10[10]+6[6]+5 → 31

“博打王”:シャー!!
一二野ミルト:ス、スゲェ!
誓願寺レア:マジ?
一二野ミルト:これタイミング自体は合うのでイージーにコンセ組み合わせってありですか?
“博打王”:「た、頼む!あとでヒマワリの種を沢山あげるから~ッ!!」
GM:イージーはコンセダメじゃなかったっけ?
一二野ミルト:あ、そっか。失礼…。
一二野ミルト:では振りましょう
一二野ミルト:6dx+13
DoubleCross : (6DX10+13) → 10[2,3,3,4,6,10]+6[6]+13 → 29

GM:あ、あぶねえ
一二野ミルト:すごいいい勝負だぜ
GM:公沢さんには何かしますか?
一二野ミルト:《声なき声》《竹馬の友》で洗脳できますか?
GM:普通は厳しいですが 今の君は先生によって能力が強化されている
GM:OKとしましょう
一二野ミルト:それと公沢さんに洗脳する前に、このアイテムを使います。
一二野ミルト:【進化の兆し】を使用。
一二野ミルト:侵蝕率を+30上げ、能力値を改竄。以降【社会】を+3し【社会】能力値8として副能力値も計算しなおします。
一二野ミルト:元々持ってるアイテムを先生の教えで強化されているフレーバーとして使います。
GM:おわー!つよい!
GM:いいでしょう
一二野ミルト:侵蝕率67→97
ハム(公沢さん):(全力で走るのだーッ!!)
一二野ミルト:《声なき声》《竹馬の友》
一二野ミルト:『さて、ハムちゃん。私の言う事を聞いてくださいね!』
一二野ミルト:『言う事を聞いてクイーンさんに地雷を踏んでくれたらいっぱいドライフルーツ上げちゃいますっ♪』
ハム(公沢さん):(???公沢はハムちゃんではないですけど)
ハム(公沢さん):(ドライフルーツくれるなら)
ハム(公沢さん):(踏みまーす!!)
一二野ミルト:『ええ、ええ。お願いします』
一二野ミルト:『“貴女の為すべきことを為したいようにしてください”』
“博打王”:(こ、こいつ…同じタイプの能力者!)
“博打王”:(だが、公沢は操れまい!)
ハム(子牛くん):(えーと、ヒマワリの種がもらえるから4ですね~)
GM:ではお互いに4マス進む
一二野ミルト:「あ、あ。小牛くんが地雷踏んじゃいました!」
一二野ミルト:「…悔しいよぉ!」
“博打王”:「よ、良し!押し切った!って何ィ!」
“博打王”:「は、ハムサワーッ!?」
GM:ズガ~ン!!
GM:座席台が爆発、一部が崩落する。
“博打王”:「お、おおおおおッ!?」
一二野ミルト:「ひぇええええええ!」
GM:しかしまだ安定している
コルナ・ラスペ:「同時だッ!一発目から同時に地雷着弾……!」
“博打王”:「な、何だ!?いったいこれはッ!」
誓願寺レア:「ああいう風になるんだ」
一二野ミルト:ミルトが博打王と対抗しながら公沢を洗脳していた。これは思念波である以上証拠が残らない。
一二野ミルト:知っているのは《声なき声》を共有している関係者席、立会人をはじめとした彼女の味方だけである。
ヘンリエッテ火村:「ふむ、“運”が悪かったな」
起源院ミコ:「ハムスター様でなくてよかった…と言っていい物なのかしらね?」
“博打王”:「ハムサワーッ!10はダメだぞ!間違えるな!」
“博打王”:「こ、子牛ちゃ~ん、ゆっくりでいいからね~」
一二野ミルト:「怖いよおおおお、このままだと死んじゃうぅ…」
コルナ・ラスペ:(このギャンブル……出走してるハムスターに呼びかけること自体は不自然な行動じゃない)
一二野ミルト:『あ、公沢ちゃん、10お願いしますね。どんなドライフルーツ食べます?』
一二野ミルト:「小牛君頑張って!負けないでください!」
ハム(公沢さん):『え?じゃあ干し柿がいいな~』
コルナ・ラスペ:(表のハムすたに賭けてる奴らも誰だってそうする)
コルナ・ラスペ:("博打王"が公然と指示を下せるのはそーいう常識を観客の間に根付かせているから……)
誓願寺レア:(やっぱりたくさん走る方が見ごたえあるな……)
コルナ・ラスペ:(……だからこそ、常識外の一手が必殺になる)
起源院ミコ:(…入りましたわね)(やはり、勝負はすでに終わっていましたわ)
“博打王”:「1マスくらいでいいよ~」《誘蛾灯》
“博打王”:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 7[1,1,2,5,7]+5 → 12

一二野ミルト:10dx+13
DoubleCross : (10DX10+13) → 8[1,2,2,3,3,6,6,7,8,8]+13 → 21

GM:負けた~
GM:何マス進めますか?
起源院ミコ:(…ここからは、勝負でもギャンブルでもなく)(エリザベス様が負けを認めるか破滅するまで続く、搾取…!)
一二野ミルト:5マス進めます、これで9ですね。
GM:子牛くん9 公沢さん10
ハム(公沢さん):(全力で走るよ!)とっとことっとこ
一二野ミルト:『そう、そこです公沢さん!』
一二野ミルト:「ハムサワさんは良い子ですね~」
ハム(子牛くん):(ミルタロサァン…頑張りますよ)とっとことっとこ
“博打王”:「な、馬鹿なッ!!」
“博打王”:「貴様…」
一二野ミルト:「小牛君も頑張ってますね~。いや~可愛らしい。」
一二野ミルト:「“貴方の夢は私たちの夢であり、私たちの夢は貴女の夢です”」
一二野ミルト:「クイーンさん、私は私たちの夢の為に戦っています。一人じゃないんですよ」
“博打王”:(夢?夢だと?)
“博打王”:(知るか!下らない能力だと私を見下した連中を!)
一二野ミルト:「みんなの為なら、私でも強くなれるんです。強くなれれば人は変われるんです!」
“博打王”:(この能力で搾り取ってやるんだッ!!)
“博打王”:「そいつらは所詮他人だ!」
“博打王”:「下らん!続けるぞ!」
“博打王”:「子牛くん!すぐ前が地雷だよォ~!」
“博打王”:(信用できるのはげっ歯類だけなんだッ!!)
“博打王”:「ハムサワー!!進めッ!!全力だ!!」
一二野ミルト:「子牛くん、全力で走って♪」
“博打王”:《誘蛾灯》
“博打王”:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 10[2,6,7,9,10]+4[4]+5 → 19

一二野ミルト:対抗《誘蛾灯》
“博打王”:うおおおワンチャンあるぞ!
一二野ミルト:10dx+13
DoubleCross : (10DX10+13) → 10[2,5,5,6,6,7,9,9,9,10]+10[10]+3[3]+13 → 36

GM:グワー
GM:では両方のマスを指定してください
一二野ミルト:子牛くん5マス前進、14へ
一二野ミルト:公沢さん1マス前進、11へ
GM:ズガァン!!
“博打王”:「ぐおおおおおおおッ!?」
ハム(子牛くん):とっとことっとこ
ハム(公沢さん):(えーと、一歩前にっと)
“博打王”:「き、貴様ッ…何をしたァ…」
一二野ミルト:「何って‥‥ハムさんたちに応援してるだけじゃないですか。」
一二野ミルト:「ハムさんが命令を聞かない事は貴方が証明してくれましたよね?」
一二野ミルト:「だからこれは正当な応援、何も問題はありませんっ…♪」
ヘンリエッテ火村:「だ、そうだが」
ヘンリエッテ火村:「イカサマを指摘するかな?」
誓願寺レア:「ええ。確たる証拠があれば受理する」
“博打王”:「ぐ、ぬぬぬ」
“博打王”:「ぞ、続行だ」
“博打王”:「子牛くん!15だ!15に止まるんだッ!!」
“博打王”:《誘蛾灯》
“博打王”:5dx+5
DoubleCross : (5DX10+5) → 9[3,5,7,7,9]+5 → 14

起源院ミコ:(エリザベス様は、これをイカサマと言い張ることができない)(…これまで築き上げてきた、この”ハンムラビ”そのものの終焉を認めない限りは)
一二野ミルト:「子牛くん、16へ行きましょうか」
一二野ミルト:《誘蛾灯》
一二野ミルト:10dx+13
DoubleCross : (10DX10+13) → 10[1,2,2,3,5,5,6,6,8,10]+6[6]+13 → 29

一二野ミルト:『公沢さんは15へ…♪』
GM:ズガァン!!
“博打王”:「うぐっ」
“博打王”:「ハァー…ハァー…」
“博打王”:「わかった…」
“博打王”:「イカサマを認めよう…」
誓願寺レア:「これで3回。あと2回で終わる……」
ヘンリエッテ火村:「ほう、“相手のイカサマ”を指摘するのではなく…」
ヘンリエッテ火村:「自分のイカサマを認めると?」
“博打王”:「ああ、私のコースを走っているハムスターは…ハムスターではない」
“博打王”:「ハムスターに変身できる能力を持った人間だ」
“博打王”:「だから、この勝負は私の不戦敗で構わない」
ヘンリエッテ火村:「ふむ…それは…その事実があるのであれば」
ヘンリエッテ火村:「これ以上の試合の続行は無理だろうな」
ヘンリエッテ火村:「どうかな?立会人」
誓願寺レア:「……この勝負はというところに疑義はあるけど」
誓願寺レア:「それが手口であるのであれば、これまでの試合での不使用を証明できないよね」
誓願寺レア:「うん、まあ。この試合が続けられないのは同意だけど」
“博打王”:「それは構わぬ、どうせ私は終わりだ。だがッ」
“博打王”:「このまま負けるわけにはいかん」
“博打王”:「2億8千万で、再試合を希望するッ」
“博打王”:「ダメージはこのままで構わんッ!!」
一二野ミルト:「な、なんです?なんでそんなことを」
“博打王”:「能力で押されていても知るものかッ!!」
“博打王”:「これは、博打打ちとしての意地だッ!!」
コルナ・ラスペ:「……へえ。面白い」
“博打王”:「お前はギャンブラーではないからわからんかもしれんがな」
“博打王”:「コルナ・ラスぺ」
“博打王”:「お前なら理解するだろう」
一二野ミルト:「っ」狼狽える、勝てるわけがないのにと思っていたから
“博打王”:「1%でも勝てる可能性があるなら」
起源院ミコ:嬉しそうな顔になる。「…初めて」「アカデミアで見慣れた、“いい顔”のエリザベス様を見ましたわ」
コルナ・ラスペ:「地獄の底まで……自分の技に賭けるつもりだな」
“博打王”:「賭けるのがギャンブラーだッ!!」
一二野ミルト:「…そうですか。貴方にも誇りがあるんですね。」
誓願寺レア:「……あなた、やっぱり王様じゃないね」
誓願寺レア:「倍賭けレイズでの試合続行をするかどうかは、相手の同意如何に委ねられてると思うけど」
誓願寺レア:「一二野ミルト。この申し出を受ける?」
コルナ・ラスペ:「ミルミルッ!受けろ!!」
コルナ・ラスペ:「ギャンブラーに勝ちの決まった勝負なんてない!」
一二野ミルト:「勿論ですよ、レアさん。コルナさん。」
“博打王”:「私は勝つんだッ!!絶対になッ!!」
一二野ミルト:「私も勝負を受けますっ、同じプレイヤーとして。命にも等しいプリカを、いや誇りを賭けてッ!」
起源院ミコ:「ミルト様」微笑む。「どうやら…わたくしやコルナ様の見ていた世界が、見えたみたいですわね」「…勝負の世界が」
コルナ・ラスペ:「勝負は……出走するハムスターが5回地雷を踏むまで!その決着まで――」
コルナ・ラスペ:「すべてを失うリスクを抱えて戦うのが、ギャンブラーだ!!」
ヘンリエッテ火村:「そうか」
ヘンリエッテ火村:「そちらの立会人はそれを認めるのか?」
誓願寺レア:「ええ。本人が望むのであれば」
誓願寺レア:「あなたは?」
ヘンリエッテ火村:「ふぅ」
ヘンリエッテ火村:「つまらんな」
誓願寺レア:「そう。じゃあやめさせる?」
ヘンリエッテ火村:「ああ、ギャンブラーというものはこれだから」
ヘンリエッテ火村:「クズだ」
ヘンリエッテ火村:「私は…認めない」
GM:そう言って手をかざす
“博打王”:「な、待て!まだ負けたわけじゃない!まだ!」
誓願寺レア:「……」
GM:博打王の体にノイズが走る
“博打王”:「や、やめて…」
ヘンリエッテ火村:「リスク管理が出来ていない者は必要ない」
GM:“博打王”の体が分解されてい消えていく
一二野ミルト:「クイーンさん!?一体何が…っ」
誓願寺レア:「……!」
起源院ミコ:「エリザベス様…!」
コルナ・ラスペ:「…………」
コルナ・ラスペ:「……テメエ」
GM:そうですね。
GM:この状況を見た君たちは
GM:精神で5/8/12の判定をしてもいい
一二野ミルト:振ります
誓願寺レア:やるしかないぜ
コルナ・ラスペ:せっかくだからコンセありで振っちゃおうかな
誓願寺レア:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 7[5,5,6,7] → 7

一二野ミルト:4dx
DoubleCross : (4DX10) → 9[3,7,9,9] → 9

起源院ミコ:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 10[6,10]+8[8] → 18

コルナ・ラスペ:10dx7 《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
DoubleCross : (10DX7) → 10[2,2,2,2,3,4,4,6,8,8]+10[9,9]+10[5,8]+4[4] → 34

GM:え、高いなミコさん
GM:コルナさんは流石だけど
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (95 → 101)
GM:ではまず
GM:誓願寺さんは 脳裏に一瞬映像が浮かびます
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの外観は地下に鉱山があるような建物ではなかった
GM:続いて一二野さん
GM:君の脳裏に一瞬 睡眠学習装置のようなものが見える
GM:そしてコルナさんと起源院さん
GM:ジェネシスが所有するノヴァリス最大のスーパーコンピューター『電脳深海ブレイン
GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールはその中に存在している事を思い出します。
ヘンリエッテ火村:「どうした?」
ヘンリエッテ火村:「この1億4000万プリカはお前たちの物だ」
誓願寺レア:「……」眉間を押さえながら。
誓願寺レア:「彼女をどうしたの?」
ヘンリエッテ火村:「“労働”に戻ってもらった」
ヘンリエッテ火村:「余計なことを考えずに働くのも良いだろう」
誓願寺レア:「この試合からの対戦者の消去は……」
誓願寺レア:「私は同意した覚えがないわ」
ヘンリエッテ火村:「なんだ?お前は一度の試合の終了に同意したのではないのか?」
ヘンリエッテ火村:「その後の敗北者の処遇は気にする必要はないだろう」
誓願寺レア:「……」
ヘンリエッテ火村:「私は次の勝負を認めなかったのだからな」
誓願寺レア:「でも……」それきり黙る。
一二野ミルト:(今見えたのは…睡眠学習で使うダイブ装置?だとしたら)
起源院ミコ:(生徒一人を消すことが可能な能力なんて…)(いえ、先ほどの記憶が正しければ、この学園は…!)目の前の管理官を、鋭い目で睨みつける。
コルナ・ラスペ:「いいや!納得出来ないね」
誓願寺レア:「コルナ」
コルナ・ラスペ:「本当なら……クイーンはアタシ達と勝負して、2億8000万プリカを賭けるはずだった」
コルナ・ラスペ:「本人もその申し出をしていた。アタシ達はそれだけデカい大金を……」
コルナ・ラスペ:「……アンタの一存で損したも同然ってことだ。違うか?」
ヘンリエッテ火村:「なるほど、利益機会の損失か」
ヘンリエッテ火村:「だから、なんだ?何か要求でもあるのか?」
一二野ミルト:「コ、コルナさん。気持ちはわかります。でもこの人はここの“管理者”で…。」
誓願寺レア:(違う)
誓願寺レア:(“管理者”だからだ)
コルナ・ラスペ:「勝負だ」
コルナ・ラスペ:「勝負の続きがしたい。ヘンリエッテ火村管理官」
コルナ・ラスペ:「――アンタとだ」
ヘンリエッテ火村:「私に…か」
ヘンリエッテ火村:「つまらんな…ギャンブラーの思考は…」
ヘンリエッテ火村:「だが、良いだろう」
ヘンリエッテ火村:「勝負方法はこちらで決めさせてもらおう」
ヘンリエッテ火村:「それで構わんな?」
コルナ・ラスペ:「いいだろう。アンタが勝ったなら」
コルナ・ラスペ:「今の勝ち分……全額を差し出していい。アンタは、ギャンブラーみたいなクズの資産をリセットできる」
コルナ・ラスペ:「そしてもう一つ」
コルナ・ラスペ:「アンタが勝てば、たった今クイーンを消した方法についても秘匿できる」
ヘンリエッテ火村:「そんな権利を主張できるとでも思っているのか?」
コルナ・ラスペ:立ち上がって、ヘンリエッテ火村の眼前にまで向かう。
コルナ・ラスペ:「じゃあ問答無用で消してみろよ」
ヘンリエッテ火村:「禁止用語を申請する…受理」
GM:君たちは仲間内以外にこの事を話すことができない
ヘンリエッテ火村:「勝負は受けてやる」
ヘンリエッテ火村:「だが、お前たちの“魂”でも賭けてもらおうかな」
誓願寺レア:「……あなたは管理官でしょう」
誓願寺レア:「誰に申請することがあるというの?」
ヘンリエッテ火村:「それを言う必要はない。知りたければ勝手に調べればいい」
ヘンリエッテ火村:「勝負方法は」
ヘンリエッテ火村:「“バベルの黄金”だ」
GM:この勝負方法を。
コルナ・ラスペ:「……!」顔を歪める。
GM:コルナ・ラスぺは知っている。
コルナ・ラスペ:(……ハハ。なるほどな)
GM:崩れ落ちる金塊を。
コルナ・ラスペ:(運命にしちゃ、随分……)
コルナ・ラスペ:(気が利いてる)
誓願寺レア:「……コルナ?」
コルナ・ラスペ:「心配するな」
コルナ・ラスペ:「何も問題ない」
コルナ・ラスペ:「全部……想定通りだ」笑う。
一二野ミルト:(私でもわかる…いつになく緊張している)
一二野ミルト:「コルナさん…分かりました。絶対に勝ちましょうねっ」
起源院ミコ:「…ジャック、クイーンときて」「さしずめ管理官(キング)との戦いですわね」
コルナ・ラスペ:「本当のキングはどっちか」
コルナ・ラスペ:「思い知らせてやるさ」冷や汗を流す。
起源院ミコ:「期待してますわよ、鬼札(ジョーカー)様?」戦いの前にだけ見せる、獰猛さを孕んだ笑顔で。


GM:では このテンションからのクソギャンブルの時間だ!
誓願寺レア:このテンションからクソギャンブルを!?
起源院ミコ:温度差で風邪をひいちゃいますわ
GM:今回のクソギャンブルはこちら!
【オマエラ!危機一髪!】
一二野ミルト:ここから入れるクソギャンブルあるんですか!?
一二野ミルト:王道のギャンブルが来た
コルナ・ラスペ:オマエラ笑うなっ!
GM:樽に入って剣を刺していって貰うギャンブル
掛け金×刺した剣の本数が賞金になる
辺りを引くと剣で刺されて痛いし上空へ打ち出され掛け金は没収される

GM:掛け金を宣言して1d10を振ります 1が出なければセーフ
GM:続行する場合 次は1d9 1d8 と減っていきます
誓願寺レア:なるほどなあ
一二野ミルト:また即死ギャンブルしてる…
コルナ・ラスペ:ギリギリの限界を攻めるギャンブルだ
起源院ミコ:確率計算が大変ですわ
GM:刺した剣×掛け金がゲットできる
一二野ミルト:剣で刺すくらいならギリギリジャンケットバンクでもあるか
一二野ミルト:美味しいゲームだ
GM:1回成功だと金は増えない
コルナ・ラスペ:1d10だけだとただ怖い思いをするだけか
一二野ミルト:はは~。
GM:途中で降りた時点で賞金獲得
GM:飛ぶと全部パーです
コルナ・ラスペ:4回チャレンジしてやる!!賭け金を融資してください
一二野ミルト:コルナさんに一万プリカ貸します
誓願寺レア:2000入れます
コルナ・ラスペ:ウオオオ、プリカの力が入ってくるぞい
起源院ミコ:今回は貸さずに自分でやりますわ
一二野ミルト:(残り181000プリカ)
GM:ではどうぞ
コルナ・ラスペ:いつも通り私からやるね
コルナ・ラスペ:1d10 一回目!
DoubleCross : (1D10) → 5

コルナ・ラスペ:ヤッター
一二野ミルト:やったー!
くろひげ:「ケヒャー!」
コルナ・ラスペ:1d9 二回目!
DoubleCross : (1D9) → 4

くろひげ:ザク!
くろひげ:「ウヒョー!」
コルナ・ラスペ:「ウオオオオ!もっとだッ!もっとスリルをくれッ!」
くろひげ:ブス!
誓願寺レア:「躊躇ないな……」
コルナ・ラスペ:「全然かすりもしねーぞ!」
誓願寺レア:「かすることはないんじゃない?」
一二野ミルト:「す、すごい。怖さを知らないかのよう」
誓願寺レア:「外れるか直撃だと思うわ」
コルナ・ラスペ:1d8 三回目!
DoubleCross : (1D8) → 1

コルナ・ラスペ:ウワアアアアアア
くろひげ:「デヒャー!」
くろひげ:ドブシャー!
コルナ・ラスペ:「ギャハハハハ!1/8!こんなんで当たるわけがねーぜ……」
起源院ミコ:「あ」なんだかいい音がした。
コルナ・ラスペ:「ウギャアアアアアアアアアアアアア」
コルナ・ラスペ:樽の中で血を吐きながら叫ぶ!
一二野ミルト:「コルナさんが剣山になっちゃったッ」
コルナ・ラスペ:ズド――――ン!!!
くろひげ:「発射ーッ!!」
コルナ・ラスペ:高速で垂直射出!
コルナ・ラスペ:「助けてくれ~~ッ!!」
コルナ・ラスペ:「ひぎゃああああ」メキメキメキ
コルナ・ラスペ:地面に激突して首まで折る
誓願寺レア:「派手ではあるけど……あんまり見ていて気持ちのいいものじゃないね」
誓願寺レア:「ハムスターのほうがいいな」
起源院ミコ:「わたくしの予想ですと」「これ、もともと射出まではやってなかったんだと思いますわ」
起源院ミコ:「派手なものを見たがる観客のせいで、きっと…」
コルナ・ラスペ:「なんで死ぬ思いした上にこんな言われなきゃいけないんだ」
一二野ミルト:「コルナさんを心配しましょうよ!?」「首がおかしなことになってます~」
くろひげ:ナイフをペロリと舐める
起源院ミコ:「だって、これまでもいつの間にかけろっとしてましたし…」
起源院ミコ:「…次はわたくしですわ」
くろひげ:「ヒヒィ!血が見てぇんだよォ」(こいつもロボです)
誓願寺レア:「膝に乗せて撫でてあげれば治るって言ってるじゃない」
起源院ミコ:10000プリカ賭けます。
起源院ミコ:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4

起源院ミコ:2回目!
起源院ミコ:1D9
DoubleCross : (1D9) → 9

起源院ミコ:3回目!
起源院ミコ:1D8
DoubleCross : (1D8) → 2

誓願寺レア:あぶない
コルナ・ラスペ:あぶねえ!
起源院ミコ:4回目!
起源院ミコ:1D7
DoubleCross : (1D7) → 7

一二野ミルト:す、すげえ
起源院ミコ:ここで止めます。
くろひげ:「ヒャア!」ザクザクザクザク
誓願寺レア:堅実だ
コルナ・ラスペ:普通4回くらいは成功するよなあ
コルナ・ラスペ:コルナのクソギャンブルの弱さって一体
起源院ミコ:「さあくろひげ!実はわたくしは当たりを刺されただけで死にますわよおおお!」
くろひげ:「何でェ?何で刺さらないんだよォ~ッ!」
一二野ミルト:「ひ、ひぃいい…沢山剣が入ってますよぉっ。剣がコルナさんの二倍くらい入っています!」
起源院ミコ:「(…1D6って、なんだか事故が起きそうな気配がしますわね)」
起源院ミコ:「…ここでストップですわ!」
誓願寺レア:「さっきの惨状を見てよく行ったね」
誓願寺レア:折れた首を支えて膝に乗せてあげている。
起源院ミコ:「損益分岐点で行くと、たぶんこの辺になりますわ…!」
コルナ・ラスペ:「気分は赤ちゃんだぜ」首がすわってない
一二野ミルト:ミルトの手番
一二野ミルト:81000プリカを賭けます(残り100000プリカ)
くろひげ:「ゴクリ」
くろひげ:「ヒヒ、いいのかあい?」
一二野ミルト:「はぁ…はぁ…。焼き鳥何本分なんだろうこれ…」
くろひげ:「8万も貰って刺せるなんて最高だァ」
一二野ミルト:「二回」
一二野ミルト:「二回で止めます。」
一二野ミルト:「だからどうか成功して…!」
一二野ミルト:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

誓願寺レア:「あんな大金を……」
一二野ミルト:二回目
一二野ミルト:1d9
DoubleCross : (1D9) → 3

一二野ミルト:ここで止めます。
くろひげ:「シャー!」
くろひげ:グサ!グサ!
一二野ミルト:「死ぬ!死んじゃいますっ!」
一二野ミルト:動けない状況、そして剣に対して過剰な恐怖を見せびくびくと震える
一二野ミルト:「これで終わりにします。もう刺さないで…やめて…」
誓願寺レア:「2回でも2倍だもんね」
起源院ミコ:「堅実ですけれど、額面で一番儲けたのはミルト様ですわね」「お金はお金のあるところに寄って来るって、こういうことなのですわね…」
誓願寺レア:「相当割はいいんだ」優しく撫でている。
一二野ミルト:「はぁ…はぁ…成功しましたが心臓に悪いですね、これ。」
一二野ミルト:樽から出る
一二野ミルト:162,000プリカを手に入れた!
起源院ミコ:「本当に一番得してるのは、ギャンブルしないで十分稼げる手段を手に入れることなのかもしれませんわね…」
コルナ・ラスペ:「なんでこんなギャンブルほど負けるんだよアタシは」
一二野ミルト:「おごるので皆さんでおいしいものを食べましょう♪今262000プリカありますし」
誓願寺レア:「おいしいものが食べられるならいいじゃない」
起源院ミコ:「ちゃんとレア様に撫でてもらってるじゃありませんの」「お金で買えない幸せではなくて?」
コルナ・ラスペ:「そうかな……そうかも……」

GM:ロイスと購入も可能です
誓願寺レア:同行者/一二野ミルト/有為:○/不安/ロイス
起源院ミコ:ロイスなし、購入は一応高性能治療キット。
誓願寺レア:購入は2個目の照準器でも狙っておこうかな~
起源院ミコ:2DX+1>=9
DoubleCross : (2DX10+1>=9) → 9[6,9]+1 → 10 → 成功

誓願寺レア:3dx+4>=15
DoubleCross : (3DX10+4>=15) → 10[6,7,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

コルナ・ラスペ:私は購入せずに行こうかな。十字冠発動したいから
誓願寺レア:買えました 2個目のサイレントシーカーに装着。
起源院ミコ:手に入れてすぐ使いますわ(何で使い捨てじゃないんだろう)
起源院ミコ:141+3D10
DoubleCross : (141+3D10) → 141+18[9,1,8] → 159

コルナ・ラスペ:もし余裕ある方は適当な白兵武器かショットガンでも買ってくださるとありがたいです
起源院ミコ:HP満タン!
コルナ・ラスペ:応急手当キットだけ素で買ってみるか
コルナ・ラスペ:4dx>=8
DoubleCross : (4DX10>=8) → 8[2,4,5,8] → 8 → 成功

コルナ・ラスペ:これは買えるんだ。じゃあ使ってみる
一二野ミルト:ショットガン買いますか
コルナ・ラスペ:28+2d10
DoubleCross : (28+2D10) → 28+13[7,6] → 41

コルナ・ラスペ:HPは満タンの30
一二野ミルト:8dx+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 10[1,1,2,2,2,3,4,10]+9[9]+2 → 21

一二野ミルト:余裕だな。コルナさんへ
コルナ・ラスペ:いただきます!
一二野ミルト:ロイスなし、以上で!
起源院ミコ:以上!


【マスターシーン】

ヘンリエッテ火村:「以上がイド電脳鉱山の新規拡張計画です」
GM:様々なデータが表示されていく。
ヘンリエッテ火村:「落伍した生徒の復帰、また不良学生の更生と労働力としての利用」
ヘンリエッテ火村:「電脳深海ブレインの使用領域の拡充はジェネシスにとっても必須でありますから」
九蛇都 牙莉亜:手を上げて言葉を遮る。
九蛇都 牙莉亜:「なるべく長く生徒を拘束して運用したいというわけだ」
ヘンリエッテ火村:「ギャンブルに嵌るような生徒はそもそも管理が必要です」
九蛇都 牙莉亜:「なるほど、まあ良いんじゃないか?」
九蛇都 牙莉亜:「実際良くできている。ヘンリエッテ、君にしてはユーモアがある方法だ」
ヘンリエッテ火村:「ありがとうございます!」
ヘンリエッテ火村:彼女はいつも不機嫌そうに見えると言われている。
ヘンリエッテ火村:だが、この時は僅かに笑みがこぼれていた。
ヘンリエッテ火村:それほどに、彼女にとって。
ヘンリエッテ火村:九蛇都牙莉亜の評価は絶対だった。
ヘンリエッテ火村:「長期拘束とは言いますが、実在時間でいえば…」
九蛇都 牙莉亜:「ああ、良いよ。やりたいようにやってくれ」
九蛇都 牙莉亜:「ヘンリエッテ。君がやるなら大丈夫だろう」
ヘンリエッテ火村:「は、はい」
九蛇都 牙莉亜:「ただ…そうだな」
九蛇都 牙莉亜:「“賭博王”でもやってこない限りは…」と呟く。
ヘンリエッテ火村:「は?」
ヘンリエッテ火村:「今、なんと」
九蛇都 牙莉亜:「ん…いや。気にしないでくれ」
九蛇都 牙莉亜:そう言って手を振る。
九蛇都 牙莉亜:好きにやれというサインだ。
ヘンリエッテ火村:「…私は」
ヘンリエッテ火村:「完全に」
ヘンリエッテ火村:「利益を」
ヘンリエッテ火村:「追及して見せる」
ヘンリエッテ火村:「どんな邪魔が入っても…だ」


???:「そう君は望んだ」
???:「苦悶する」
???:「ああ、そうだ。真剣に苦悶する生徒に力を貸すのが教師の本懐」
???:「その不合理を僕は愛そう」
???:「力を」
???:「目的を達成する力になる」
???:「謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズの“バグズ”先生が力を貸してあげよう」


【ミドルフェイズ8】

ミドル8
第三の賭博「バベルの黄金」ギャンブラー“鷲の巣アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村 前編!!
GM:ギャンブルの説明や情報収集などをするシーンです
コルナ・ラスペ:十字冠システムで1d10減少を狙います
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1d10(→ 3)減少 (101 → 98)
コルナ・ラスペ:減らね~
コルナ・ラスペ:でもこのシーンは出よう
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (98 → 107)
一二野ミルト:ミルトもシーンイン!
誓願寺レア:1d10+10じゃないかな 減少量
起源院ミコ:でますわ
コルナ・ラスペ:そうだった すぐ忘れちゃう
起源院ミコ:1D10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 6[6]+71 → 77

コルナ・ラスペ:現在侵蝕は97が正しいです
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (66 → 67)
一二野ミルト:1d10+97
DoubleCross : (1D10+97) → 3[3]+97 → 100

誓願寺レア:のんびりや
一二野ミルト:丁度だ。登場が下手なのかうまいのか


GM:まず“バベルの黄金”についてはコルナさんが知っているので自動開示されます
“バベルの黄金”
積み上げられた金塊の塔を崩さないように金塊を引き抜き積み上げていくゲーム。
金塊1つに1億プリカを必要とする。
参加者は自分の持ち込んだ金塊にしか触る事が出来ない。
一度抜いた金塊には二度触れる事はできない。
黄金の塔を崩したものは敗北となる。
金塊に触れる事が出来なくなった者も敗北する。
最大でお互いに10個の金塊を持ち込むことができる。
GM:金の延べ棒を使ったジェンガですね
GM:金を持っている方が圧倒的に有利になります
誓願寺レア:えげつねーゲーム
GM:ゲーム処理的には200点のHPをバランス値として
GM:お互いに削っていって0にしてしまった方が負け
コルナ・ラスペ:高いダメージじゃなくてギリギリの値を攻めなきゃだめか
起源院ミコ:なるほどなあ
一二野ミルト:金塊一つに一億プリカ、そもそもハードルが凄まじく高いゲームなんだな
GM:参加者は金塊を引き抜くを宣言して10d10ダメージを振ります
GM:それがバランス値へのダメージになる
GM:そしてその後 感覚を振って達成値分以下の任意の数字をダメージから減少させることができます。
GM:精密な動きでバランスを調整していく感じですね。
一二野ミルト:感覚が高ければ高いほどダメージコントロールがうまくなるし有利なんだ
GM:相手より金が圧倒的に多い場合はとにかく減らしていくだけで勝てる可能性があります
コルナ・ラスペ:つまりチャレンジ回数は自分の手持ちプリカ次第なわけですね
GM:ですね
コルナ・ラスペ:2億しか持ってないと、3回目以降はジェンガに触れないので負け
GM:はい
起源院ミコ:本当に金持ちが強いルールだ
コルナ・ラスペ:今回のギャンブルは他に情報はないですか?
コルナ・ラスペ:別にヘンリエッテはイカサマ使わなくても資金力だけで勝てるわけだし
GM:とりあえず今調べられる情報を提示しますね
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールについて2〈情報:ノヴァリス〉8
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの教師について〈情報:ノヴァリス〉〈情報:噂話〉7
電脳深海ブレインについて〈情報:ノヴァリス〉〈情報:FH〉8
鷲の巣アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村について〈情報:ノヴァリス〉9
起源院ミコ:FHが得意なのでブレインいきたいですわ さっきも気付きましたし
コルナ・ラスペ:《プロファイリング》《暗号解読》でヘンリエッテ火村の人となりを調べられるでしょうか?〈知識〉でチャレンジしたいです
GM:良いでしょう
誓願寺レア:じゃあ学園についてあたりが据わりよさそうかな~
コルナ・ラスペ:ほかはプロファイリングできそうな項目じゃないから申し訳ない!頼んだ!
誓願寺レア:素振りします
誓願寺レア:3dx>=8
DoubleCross : (3DX10>=8) → 10[3,9,10]+8[8] → 18 → 成功

一二野ミルト:私も学園について調べましょう
コルナ・ラスペ:10dx>=9 ヘンリエッテ火村
DoubleCross : (10DX10>=9) → 10[1,1,2,2,3,3,6,8,9,10]+3[3] → 13 → 成功

一二野ミルト:レアさんすご
誓願寺レア:ミルトさんは教師についてかな
起源院ミコ:4DX+5>=8 コネを使って
DoubleCross : (4DX10+5>=8) → 10[3,4,7,10]+3[3]+5 → 18 → 成功

一二野ミルト:そうですね。教師について調べます。
一二野ミルト:13dx+2>=7コネ使用、技能ノヴァリス
一二野ミルト:13dx+2
DoubleCross : (13DX10+2) → 10[1,1,2,2,3,3,5,6,7,8,9,9,10]+5[5]+2 → 17

コルナ・ラスペ:みんな凄いわね
誓願寺レア:こんなところでくすぶっていい人材じゃないのかも
コルナ・ラスペ:レアちゃんは事実そうだろ
一二野ミルト:オフィサーですからね
起源院ミコ:そもそもくすぶってすらいませんわ
GM:では貼っていきますね
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールについて2
・スーパーコンピューター電脳深海ブレイン内部にある仮想学園。イド電脳鉱山公社の管轄下にあり勤労生徒を睡眠学習装置デバイスで接続し生体コンピューターとして工場の労働や電脳領域の拡張などを行っている。最高責任者はヘンリエッテ火村。
電脳深海ブレインについて
・ジェネシスインダストリアルアカデミーが誇るノヴァリス最大のスーパーコンピューター。
マスターの遺産とも言われておりその全貌は未知数。ジェネシスの開発の期間を担っておりあらゆる分野で有効活用されている。現在の使用領域だけでもかなりのスペックを誇るが使用領域拡張の為にイド電脳鉱山公社と呼ばれるジェネシス下部組織が日夜データ解析と領域拡張を行っている。領域拡張中に失われた技術や眠っていたプログラムなどが発掘されることがある。また巨大な社会人の“脳”にあたるパーツではないかとも言われているが真相は秘匿事項扱い。
帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの教師について
・地下労働学園に教師の存在は登録されていない。彼らは発掘された人格を持つプログラムである。マスターの手であり目であり耳であり足である。それぞれが目的をもって行動しており電子領域を利用しノヴァリスに出没する。生徒を導く事を標榜し謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズを名乗る。
“アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村について
・イド電脳鉱山公社管理官。地下労働学園の管理も担う。九蛇都牙莉亜の信奉者であり性格は極めて真面目である。サラマンダー/ブラックドックシンドローム。冷徹で精密な行動を得意としておりエフェクト『氷神の悲しみ』を所持。現在は何者かの影響を受け暴走中であると推測される。
GM: 情報を開けたので後ほどイベントが発生します。
GM:とりあえず現状の状態での共有や会議などが行えます
コルナ・ラスペ:もうヘンリエッテとの勝負の予定は決まってるんですよね?
GM:また知りたい情報があれば聞いてくれれば出したりします
GM:はい
コルナ・ラスペ:何日後どこでやるのかとか
GM:そうですね
GM:この流れの中で決まったことにしましょう
GM:学園内時間で1週間後です
コルナ・ラスペ:時間単位も外とは違うわけだなあ
コルナ・ラスペ:情報共有は食堂でやりましょう。ジャックはもちろん、クイーン派の公沢さんとかも含めて会議したい
GM:だから中々人が出てこないのは異常事態だったわけですね
GM:公沢さん了解です
一二野ミルト:謎めく霧の家庭教師会の名前や情報ってどこから知れそうですか。キューブ先生のいた教室?
GM:外の記憶があれば
GM:ここに教師がいないことは解ります
コルナ・ラスペ:地下真実と紐づけるだけで分かるわけだ
GM:また公沢さんは“博打王”が家庭教師の接触を受けたことを知っています
一二野ミルト:なるほど
コルナ・ラスペ:謎めく霧の家庭教師会の名前はそこから聞き出すと良さそうね


GM:食堂野オバが本日貸し切りの看板を表に掲げた。
GM:いつもは勤労学生でにぎわう食堂も今は君たちの貸し切りである。
GM:生徒たちもプリカさえ払えば貸し切りには納得し。
GM:購買部でカップ麺などを買って腹を満たす事に決めたようだった。
コルナ・ラスペ:「――まず、皆に言っておくことがある」
コルナ・ラスペ:長机の中央に片手を置いて、集まった者達を眺める。
コルナ・ラスペ:「次の管理官サマとの勝負……『バベルの黄金』を」
コルナ・ラスペ:「アタシは一度やったことがある」
コルナ・ラスペ:「そのおかげでここにいると言ってもいい」
誓願寺レア:「……」勝負の内容は知らないが、“誰”とした勝負かは知っている。
起源院ミコ:「その言い方」「…どなたかに負けた結果、その負債を支払うためにここに来たということでよろしくて?」
コルナ・ラスペ:「ジェネシスインダストリアルアカデミー生徒会長、九蛇都牙莉亜」
一二野ミルト:「コルナさんに勝てるギャンブラーなんて…あっ」
一二野ミルト:「えぇ…か、会長と戦ったんですかぁ!?」
“10上がりジャック”:「えっらい大物の名前でてきよったな」
誓願寺レア:「……じゃあ、価値の収受を伴う内容なんだね」
誓願寺レア:「どういうギャンブルなの?」
コルナ・ラスペ:「ルールは簡単だ。莫大なカネがかかることを除けばな」
コルナ・ラスペ:「両プレイヤーはゲーム開始に当たって、賭けた資産の全てを金塊の延べ棒に『換金』する」
コルナ・ラスペ:「この地下なら、レートは一本につき1億プリカ」
コルナ・ラスペ:「両プレイヤーが持ち寄った延べ棒全部を塔の形に積み上げて――」
コルナ・ラスペ:「塔の中から自分の延べ棒を引き抜いて、塔を崩さないようより高く積み上げ直していく」
コルナ・ラスペ:「塔を崩した奴か、手番が来た時、自分の延べ棒に触れられなくなった奴が負けだ」
誓願寺レア:「だから『バベルの黄金』……」
“借金王”モコ:「愚か者の積み上げた塔が崩れるって話ですねェ」
コルナ・ラスペ:「アタシがこのゲームで負けたことを知ってて提案してきたのか」
コルナ・ラスペ:「それとも、会長得意のゲームを持ち出すほどに忠誠心の厚い奴なのか……」
起源院ミコ:「…それ、こちらの元手なら二手か三手で負けてしまいませんの?」
誓願寺レア:「……手番が来た時、自分の延べ棒に触れられなくなるっていうのは」
誓願寺レア:「自分の積んだ延べ棒が尽きていても負けってこと?」
一二野ミルト:「…えっ、それじゃあ掛け金をたくさん持ってる人が絶対勝ちません?」
コルナ・ラスペ:「皆の言う通りだな」
コルナ・ラスペ:「今のアタシ達の持ち金は2億8000万プリカ」
コルナ・ラスペ:「管理官サマが3手目をこっちに回してきた時点で負けるってことさ」
誓願寺レア:「とはいえ……真っ当に進めたとて」
誓願寺レア:「向こうが2手目までに取りこぼすとは思い難い」
公沢さん:「何でなのだ?管理官もミスするかもしれないのだ!」
一二野ミルト:「ひょっとして…火村管理官の詳細についてご存じなのですか?」
起源院ミコ:「そこは気になりますわね」「…あの管理官様、どんな方ですの?」
コルナ・ラスペ:「いいや。アタシは観察していた」
コルナ・ラスペ:「勝負を持ちかけた時……だけじゃない」
コルナ・ラスペ:「ジャックとの勝負で管理官サマが出てきた時からだ。……地下を制するには、いずれ勝負しなきゃならない可能性がある相手なんだからな」
コルナ・ラスペ:「一歩につき74.2cm」
コルナ・ラスペ:「呼吸は一分間に14回」
コルナ・ラスペ:「まるで機械みたいに正確だ」
コルナ・ラスペ:「極めて精密な身体制御エフェクト……いや、それどころかエフェクトに頼らずとも正確な動きが染み付いているのかもしれない」
コルナ・ラスペ:「そういう相手なのは間違いない。資金力以上の勝算があるからこそこの『バベルの黄金』を提示してきたんだ」
起源院ミコ:「事実上この勝負を挑んできた時点で、『ギャンブルではなく搾取を行う』つもりだったと言えそうですわね」
一二野ミルト:「実力も、資金もともに備えている。最後はイカサマじゃなくて“本当に強い人”が相手ですか」
一二野ミルト:(でも、強いのは管理官だけじゃない。)
一二野ミルト:(一朝一夕の観察じゃ、そこまで分からない!本当にずっとコルナさんは火村さんと戦う準備をしていたんだ)
コルナ・ラスペ:「見えている限りで必勝を尽くすのは、向こうの立場からすりゃ当然だ。だが、アタシ達にも――」
コルナ・ラスペ:「向こうに見えない手札を揃えることだってできるはずだ」
コルナ・ラスペ:「いいか。これはアタシ達新入り組だけの問題じゃない。奴の支配構造の中でくすぶってきた、ジャックやオバちゃん、あと"借金王"……」
コルナ・ラスペ:全員の顔を見渡す。
コルナ・ラスペ:「……クイーンを追放された公沢さん。クイーンがこれまで世話してきたハムちゃんズ」
誓願寺レア:「ハムちゃんズ……」
コルナ・ラスペ:「全員が助かるために、力を合わせて……ヘンリエッテの勝算を崩さなきゃいけない」
一二野ミルト:「公沢さん…ハムちゃん…」
起源院ミコ:「…使える物は、全部使わないといけませんわね」
公沢さん:「許せないのだ!」
公沢さん:「クイーンは動物には優しかったのだ!」
一二野ミルト:「公沢さんは人間ですよ!?」
一二野ミルト:「相手に見えない札といえばコルナさん。私、心当たりがあります」
コルナ・ラスペ:「……だろうな。絶対にイレギュラーな何かが必要だと思っていた」
コルナ・ラスペ:「話してくれよ、ミルミル」
一二野ミルト:「…ここには外部からは把握されていない、“本来存在しない”人がいます。」
誓願寺レア:「というと?」
一二野ミルト:「外の記憶で把握している限り。この学校には、“教師”なんていないんですよ。」
一二野ミルト:「だから、キューブ先生。あの方は本当は此処にいない筈なんです。」
一二野ミルト:「目で見て、声を聴いて。助けてくれたのに。彼には実体が存在しない。霧の様に。」
コルナ・ラスペ:「……星室庁や、NABEEの奴らですらないわけだ」
起源院ミコ:「…そもそも、革命以降にここに来た教師と言える存在は『ノヴァリスの外から来た方』だけですわ」
誓願寺レア:「……冠」
誓願寺レア:「あった?」
一二野ミルト:「…なかったです。ごめんなさい、もっと私が早く気づいていれば。」
起源院ミコ:「社会人がそう名乗っておられるなら、それは…」「革命より前に、教師だった者」
一二野ミルト:「ええ。理事会側・・・・の“教師”に、他なりません。」
誓願寺レア:「――が――なら――だものね」意味のある言葉がまるで発されなかったかのようになる。
コルナ・ラスペ:「――理事会。普段なら関わり合いになりたくない奴らだが」
コルナ・ラスペ:「そういうのを利用して、状況を作るのもありか……いや」ふと気付く。
誓願寺レア:「コルナ?」
コルナ・ラスペ:「クイーンの話だ」
誓願寺レア:「“博打王”の?」
コルナ・ラスペ:「あいつ、先生から『授業を受けた』って話だったな?」
公沢さん:「そうなのだ!先生が居るって言ってたのだ!」
コルナ・ラスペ:「公沢さん、何か思い出せないか。授業の内容じゃなくても、引っかかる点やキーワードでもいい」
公沢さん:「えーと、栗がプットミスするチューチュー?」
一二野ミルト:「公沢さん、ドライフルーツ上げるのでもうちょっと詳しく…」
公沢さん:「わーい!」
公沢さん:「謎の…家庭教師」
公沢さん:「あ、そうなのだ。メモを書いてもらってたのだ」
公沢さん:「謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズ
公沢さん:「バグ先生なのだ」
誓願寺レア:「家庭教師チューター……」
一二野ミルト:「キューブ先生とは、違う…?」
コルナ・ラスペ:「BUGか」笑う。
コルナ・ラスペ:「相応しい名前って感じだな」
起源院ミコ:「家庭教師…」「確かに、『先生』を名乗るのに十分な立場ではありますわね」
一二野ミルト:「クイーンさんも、突如として力が強化された方と聞きました。詳細は不明でしたがそのバグ先生が引き金だったんですね」
一二野ミルト:「であるなら、キューブ先生もそうであったように。彼らは生徒を何らかの思惑で強化している可能性があります。」
一二野ミルト:「かつて私たちが戦った、"支配する存在キング"。」「今は生徒に支配されたこの地下学園での“見えない手札ジョーカー”」
一二野ミルト:「…危険ですが現状はこれがワイルドカードになりうる、と思います。」
コルナ・ラスペ:「……例えば、暴走と引き換えにか?理事会の考えそうな強化手段なんてロクな代物じゃない」
コルナ・ラスペ:「管理官サマの挙動だってだいぶ怪しいもんだぜ――クイーンの消去みたいな真似をそこかしこでやってるんだとしたら」
コルナ・ラスペ:「失踪者が増え始めたつい最近になって、そういうことを躊躇わなくなりはじめてるってことだ」
誓願寺レア:「……“転校生”が減ってる」
誓願寺レア:「彼女の管理方針に綻びが出てるのは確かよ」
コルナ・ラスペ:「……一発、目の覚めるようなギャンブルを叩きつけてやりたいとこだな」
誓願寺レア:「樽に入れて剣を突き刺すとか?」
起源院ミコ:「管理官様…」「いえ。ヘンリエッテ様が何を吹き込まれたのか知りませんけれども」
起源院ミコ:「わたくしたちにできるのは、勝ってショックを与えてやることだけですわ」
コルナ・ラスペ:「……ミルミル。キューブ先生はミルミルにまた接触してくる……と思うかな?」
一二野ミルト:「あります。」断言する。「私は、私同様に彼らに強化された博打王に正面からぶつかり、倒しました。私は彼らに”価値”を証明している筈」
コルナ・ラスペ:「理事会が生徒と接触するってことは……何かしらのデータを取りたがってるってことなんだろう」
コルナ・ラスペ:「だから、危険な役になるけど、ミルミルにはその接触を試して欲しい」
コルナ・ラスペ:「だがミルミル、そういうヤバいワイルドカードの使い方を一つ、教えてやるとするなら」
一二野ミルト:「はい。なんでしょうかっ」
コルナ・ラスペ:ウノの札を一枚、テーブルの上に伏せる。
コルナ・ラスペ:「自分で使うんじゃなく……」それをミルトの席にまで滑らせる。
コルナ・ラスペ:「相手に使わせる、、、、、、、ほうが、もっといい」
コルナ・ラスペ:「やり方は任せるよ。クイーン戦での勝負前の物言いは立派だったぞ、ミルミル」
一二野ミルト:「危険な手は、相手に使わせると。…ええ、精いっぱい参考にしますっ」
一二野ミルト:少し思案しつつ、コルナに頷く。
一二野ミルト:(…もし、もし管理官も謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズの手にかかっていたら)
一二野ミルト:(…いえ、考えるのはやめましょう)
起源院ミコ:「…とはいえどうしたものかしらね」「考えれば考えるほど、ヘンリエッテ様が盤石ですわ」
GM:と、その時。
GM:空間にノイズが走る。
キューブ先生:「どうも」
GM:空間の裂け目から腕が伸び。
GM:それをそこから立方体の顔が生えてくる。
誓願寺レア:「……この人が?」
コルナ・ラスペ:「ウワーッ!?」
コルナ・ラスペ:「なんか出た!なんか出た!」ミコの後ろに隠れて指差す。
キューブ先生:「呼ばれたような気がしましたね」
一二野ミルト:「きゃぁあああーーー!!??って、キューブ先生じゃないですかやだー」
起源院ミコ:「お、おばけですわ…!」首を振る。「…もしかして、この方が?」
GM:ズズっと体を取り出し良い姿勢で立つ。
一二野ミルト:「…ええ、ご紹介しましょう。この方がキューブ先生です♪…詳しくはお願いできますか?」
キューブ先生:「挑戦トライする生徒の味方」
キューブ先生:「謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズの“立方体キューブ”先生とお呼びください」
コルナ・ラスペ:「ハハ、生徒の味方ってか……なら当然、生徒の質問には答えてくれるんだよな?」
コルナ・ラスペ:「何が目的だ?」
キューブ先生:「私は常に自分に問いかけています。何故かと」
キューブ先生:「なぜ未熟とも言える生徒たちが勝利したのかと」
キューブ先生:「そこで私は考えました」
キューブ先生:「貴方たちを観察しようと」
キューブ先生:「貴方たちの成長を分析すれば」
キューブ先生:「その答えを見つける事ができるかもしれないと」
キューブ先生:「ですので私は成長を後押しし挑戦する生徒を導きます」
キューブ先生:「それが“先生”と言うものでは?」
誓願寺レア:「生徒に学ぼうとした“先生”……」
コルナ・ラスペ:「なるほどね……一度の負けから傾向を学ぼうとする」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃんと気が合いそうなタイプだな」
起源院ミコ:「ですわね。そこは嫌いでなくてよ」
一二野ミルト:「…“挑戦トライを観ようとする先生”、だから私を助けてくれたんですね、キューブ先生」
キューブ先生:「“私たちは貴方”であり”貴方は私たちである”」
キューブ先生:「それが我らの共通する理念」
キューブ先生:「ですが、それぞれアプローチは違いますがね」
コルナ・ラスペ:「成長して、答えを見つけた後はどうする?次は『勝つ』つもりか?」
起源院ミコ:「自分と相手を対等なプレイヤーとして見るのを前提とする。ここまでは、ますます気が合いそうですわね」
キューブ先生:「それを決めるのは私ではない」
キューブ先生:「私たちは目であり、手。耳であり、足」
キューブ先生:「いろいろなアプローチを集積し答えを積み重ねれば」
誓願寺レア:「……教師を統べる存在。学園の経営者……」呟くように。
キューブ先生:「“正解”を生み出せると思っていますよ」
コルナ・ラスペ:「『引き分け』や『負け』でも構わない。最適の答えが見つかると思ってるのか」
キューブ先生:「無いと思うより良いでしょう。理想は高く持つべきです」
コルナ・ラスペ:「……なるほどね。到底味方とは思いたくないが、お互い敵対する理由もなさそうだ」
一二野ミルト:「キューブ先生、“色々なアプローチを集積する”なら」
一二野ミルト:「家庭教師同士で協力する生徒が違うという事も十分ありますよね?」」
起源院ミコ:「…ここで初めて意見が分かれましたわね」「それでも、興味深い方ですわ」
誓願寺レア:「あなたの担当生徒が一ニ野ミルトなんだよね」
誓願寺レア:「アプローチは?」
キューブ先生:「彼女は人の魂にアクセスする手段の可能性の一人」
キューブ先生:「精神というものは強固なセキュリティに守られていますが」
キューブ先生:「彼女の技術の果てにそのハードルを下げる事が出来れば」
キューブ先生:「より深い解析が可能となるかもしれませんね」
誓願寺レア:(本当に包み隠さない)
キューブ先生:「そこに至らなくとも、発展性のある技術体系です」
一二野ミルト:「色々な人の分析ができて、お友達が増えるってことですよね!」
誓願寺レア:(意志持つ個というより、“システム”に近いのかもしれない……)
コルナ・ラスペ:「随分評価が高いじゃないかよ……なんで地下に落ちてきたんだ?」
キューブ先生:「落ちてきたというよりは目覚めたというべきでしょうか」
キューブ先生:「マスターが何故我々をここに眠らせていたかは情報が不足し判断できませんが」
キューブ先生:「私たちの領域に踏み込んできたのは貴方たちです」
起源院ミコ:何かを言おうとして、一度口ごもる。「…つまり、キューブさ…先生は」「現状、この学園にしかいることができないわけですのね」
コルナ・ラスペ:(……こいつらはまだ外に影響を及ぼす『ほど』の奴らじゃない)
一二野ミルト:「ここに来てそんな前向きな評価を言われたのは初めてです…うっ…うっ」涙がちょちょぎれる
コルナ・ラスペ:(そして、危険かもしれない、、、、、、が有用かもしれない、、、、、、
コルナ・ラスペ:(なるほど、ジェネシスらしい案件ってわけだ――)
一二野ミルト:「…キューブ先生。私達は今一世一代の賭けをしようとしています。」
一二野ミルト:「しかしその差は大きく、特に資金という現実の前に対抗する確実な術は…ありません。」
キューブ先生:「賭け、合理的ではあえりませんので推奨はしませんが」
キューブ先生:「そのアプローチはどちらかというと“バグ”先生の担当ですね」
一二野ミルト:「確か“博打王”クイーンさんの担当教師ですね。」
キューブ先生:「彼は“不合理”なものの果てに何かが生まれるのではないか」
キューブ先生:「そういった方針をお持ちです」
キューブ先生:「とはいえ、お金ですか」
キューブ先生:「方法は二つほど提案できますが」
キューブ先生:「必要ですか?」
一二野ミルト:「は、はいっ!よろしければ♪」
コルナ・ラスペ:「提案だけで済むなら、受けたい。だけどアタシが欲しいのはむしろ……」
キューブ先生:「むしろ?」
コルナ・ラスペ:「今のミルミルと『同じような』申し出をしたやつが、この学園にいるかどうかの情報だ」
コルナ・ラスペ:「いたはずだ。少なくとも一人、クイーンはアンタ達と関わっている。他にいないはずがない」
コルナ・ラスペ:「そして生徒の成長データを集積することがアンタらの目的なら」
コルナ・ラスペ:「他の家庭教師とデータのやり取りを全くしていないはずもない」
一二野ミルト:「確かにッ、この学園は常にお金が関わる場所。金銭の基となるこの“土地”と縁深い家庭教師の介入があるのは必然…!」
キューブ先生:「ああ、“バグ”先生は一対一の個別指導よりも」
キューブ先生:「一度に色々な生徒の悩みに応えていらっしゃいますね」
キューブ先生:「ヘンリエッタ火村さん、彼女も生徒の一人」
キューブ先生:「彼女の得た方法の一つというのがそれです」
コルナ・ラスペ:「……やっぱり、そういうことか。方法の中身を教えてくれ」
キューブ先生:「この領域における一定の改ざんや介入」
キューブ先生:「限定的なアクセスコードを一時的に発行したようですね」
キューブ先生:「アバターの位置データを強制的に変動させられるようです」
コルナ・ラスペ:「強制追放が可能ってことか」
誓願寺レア:「……それがクイーンにやったこと?」
一二野ミルト:「位置情報が変わったのは確実です。私のテレパシーの射程からも完全に消えましたし。」
起源院ミコ:「…移動先がどこにせよ、これをギャンブル中にされたらたまったもんじゃありませんわ」
起源院ミコ:「もし必死でやって勝てたとしても、その権限がある限りは…」むーっとしている。
コルナ・ラスペ:「いわば究極のイカサマだな。アタシ達もその方法を使えるようになるなら、もはや早撃ち勝負ってことになるが……」
キューブ先生:「それに対抗する手段として防壁の提供を行おうと思っていました」
コルナ・ラスペ:「……権限のブロック手段か」
キューブ先生:「私のアプローチ的にはあまり推奨されない介入でしたので」
キューブ先生:「資金は」
キューブ先生:「ミルトさん」
キューブ先生:「貴方の能力を使っても良いですし使わなくても」
キューブ先生:「勤労学生たちから集めれるだけ集めれば」
キューブ先生:「それなりの額になるのでは?」
キューブ先生:「扇動が得意そうな方もいるようですし」
キューブ先生:「そういう挑戦もまた」
キューブ先生:「私のアプローチに適います」
誓願寺レア:「管理官打倒の名目なら、ある程度の回収が見込めるかもしれない……?」
コルナ・ラスペ:「……もともと、そのためにみんなをここに集めたんだ」
コルナ・ラスペ:「ミルミル、カネのことなら心配する必要はない」
一二野ミルト:「…。そっか、私ずっといつもの仲間だけで戦うものだと思っていました。」
誓願寺レア:「いつもの……」
誓願寺レア:「確かにすっかりいつものだね」
起源院ミコ:「…そうですわね」「この戦いは、わたくしたち四人だけではない」
起源院ミコ:「この学園の生徒とヘンリエッテ様の、自身の支配権を賭けた戦いですわ」
“10上がりジャック”:「まあ、それなりに貯めこんどるやつはおるで」
“10上がりジャック”:「普通に金貯めて出ようとしとるのもおるからな」
コルナ・ラスペ:「キューブ先生。アクセスコードやアクセスブロックは……アンタ達、無償で提供してるのか?」
キューブ先生:「いいえ?」
一二野ミルト:「えっ?」
一二野ミルト:「でも私たちには無償で協力していませんか…?」
キューブ先生:「私はミルトさんの研究データをかなり見せてもらいましたからね」
キューブ先生:「それが対価です」
誓願寺レア:「対価は先手で得ているってことか」
コルナ・ラスペ:「それなら安心した」
起源院ミコ:「まあ…目的としては妥当なところですわね」
コルナ・ラスペ:「アクセスブロックは買わない」
誓願寺レア:「買わない?」
キューブ先生:「何故?」
起源院ミコ:「…どういうことですの?」
コルナ・ラスペ:サングラスの真ん中に指を当てる。
コルナ・ラスペ:「ミルミルの研究に対する対価で、代わりにやってほしいことがあるからだ」
コルナ・ラスペ:「アクセスブロックは」
コルナ・ラスペ:「ヘンリエッテ火村のほう、、、、、、、、、、、に売ってもらう」
キューブ先生:「ほう」
一二野ミルト:「え、えーーーっ!?」
誓願寺レア:「……説明してもらえる?」
キューブ先生:「理解できない行動です」
起源院ミコ:「同感ですわ、キューブ先生」
コルナ・ラスペ:「奴の立場になって考えるとして」
コルナ・ラスペ:「管理官サマは既に、アクセスコードを家庭教師から何らかの対価を支払って購入している」
コルナ・ラスペ:「ギャンブルの最中でも敵を追放できる、強力な切り札だ」
コルナ・ラスペ:「だが、聞いた通り」
コルナ・ラスペ:「バグ先生は個別指導じゃないんだよな?」
キューブ先生:「はい」
コルナ・ラスペ:「他のやつにも同じ能力が売られていると考えないか?」
一二野ミルト:「た、確かに。敵を作る事に躊躇いの無い彼女なら猶更それは警戒する…!」
誓願寺レア:「彼女にとっても、アクセスブロックは価値ある技術(ワイルドカード)ってわけね」
誓願寺レア:「だから、相手に使わせる?」
コルナ・ラスペ:「自分自身が強力な切り札としてそれを持っている分、敵のアクセスコードへの対処手段なら――」
コルナ・ラスペ:「奴はいくらでも積む」
コルナ・ラスペ:「キューブ先生。アンタが出すのは、アタシ達に売るのと同じアクセスブロック1アカウント分だけだ」
コルナ・ラスペ:「なんなら管理官サマから得たプリカや情報のいくらかを手数料として取ってもいい」
コルナ・ラスペ:「だが、残りはアタシ達に流してくれ」
コルナ・ラスペ:「管理官サマはアクセスコードとアクセスブロックを両方持つことになる。そしてアタシ達がキューブ先生と接触していることも知っている」
コルナ・ラスペ:「アタシ達もアクセスブロックを買っていると信じるのさ」
キューブ先生:「プリカを私は必要としませんが」
キューブ先生:「情報」
キューブ先生:「彼女は既に自身のセキュリティをかなり喪失している」
キューブ先生:「良いでしょう、私の目的は“バグ”先生の目的」
起源院ミコ:「…ヘンリエッテ様に『アクセスコードは通じない』と信じさせる…」「これで諦めてくれるならば、最も安いコストでアクセスコードを無力化できることになりますわね」
キューブ先生:「私たちは彼であり彼は私たち」
キューブ先生:「それで…後悔しませんね?」
コルナ・ラスペ:「……ハハ」無論これは、コルナ自身にとって極めてハイリスクな手段であることに変わりはない。
起源院ミコ:「おまけに、あちらはありもしない『こちらの対策』にリソースを割かれる」「…通れば完璧ですわね」
誓願寺レア:「通ればだね」
コルナ・ラスペ:何らかの気まぐれでヘンリエッテがアクセスコードを発動すれば、ギャンブルは負けだ。
コルナ・ラスペ:だが、今は金塊一つ分でも、思考リソースの一つ分でも
コルナ・ラスペ:勝負への階段を積み上げたい。
コルナ・ラスペ:「勿論さ」
キューブ先生:「合意を得ました」
コルナ・ラスペ:「これで合意コールだ。後悔なんて……したことがない」
キューブ先生:「貴方たちは実に“不合理”です」
キューブ先生:「“バグ”先生とは気が合うでしょうに」
キューブ先生:「残念です」
キューブ先生:「依頼を承りました」
キューブ先生:「得たプリカはそちらに」
一二野ミルト:「不合理でも、通せば良いんですよ。私たちはいつもそうしてきました。」
コルナ・ラスペ:「この勝負……観察したいなら、してくれりゃいいさ」
コルナ・ラスペ:「信じられない結果を見せてやる」
キューブ先生:「勿論、そうさせていただきますよ」
GM:ズズ…と空間を割き。
GM:消えていく。
一二野ミルト:「確かに冷静に、合理的に動ききれば“管理官”さんの勝利でしょうが」
一二野ミルト:「ヘンリエッテ火村さん。あの人も、不合理な一人ですからねっ」「私は氷のようなあの人の不合理に賭けますっ」
起源院ミコ:「みんなみんな、もともと不合理なんですわ。きっと」
起源院ミコ:「…ですから、不合理な手段に頼ってでも」「合理の勝利を導き出そうとすることに価値が生まれるんですの」
誓願寺レア:「……」どこか不服げにその様子を見ている。
一二野ミルト:「えっとレアさん、ひょっとして私嫌なこと言っちゃいましたか…?」
一二野ミルト:不安げに聞く。
誓願寺レア:「ううん。言葉が嫌とかじゃないけど」
誓願寺レア:「私は、あなた達みたいに合理を擲てないなって思う」
誓願寺レア:「……いや。悪魔に頼った時点で今更なのかも」
誓願寺レア:「私も。払うべき対価を払わないとなのかもね」
コルナ・ラスペ:「……」横目でレアを見るだけだ。
一二野ミルト:「…レアさんが怒っていないならよかったですっ♪」
一二野ミルト:「何か、いつも悩んでいるように見えていたので…」
起源院ミコ:「…本当に、レア様がなんでここに来たのかがわかりませんわ」ふふ、と笑う。「合理的なら、そもそも来る理由がありませんもの」
誓願寺レア:「うん」
誓願寺レア:「不合理(そう)なのかも」
誓願寺レア:「不合理(そう)なんだ」


GM:おそらく最後のクソギャンブル
誓願寺レア:不合理きたな
コルナ・ラスペ:絶大な不合理
一二野ミルト:不合理の象徴
起源院ミコ:不合理
【ノックアウトボクシング!北東の拳!】
誓願寺レア:もう大体察しが付くようになってきたな
一二野ミルト:ほ、北東?
GM:相手の攻撃を避けて反撃のパンチを入れろ!流した血の分だけダイエットだ!
起源院ミコ:今までで一番やることがわかりやすいですわ
コルナ・ラスペ:そんなのダイエットとは言わないだろ
GM:HPを1d10消費するごとに判定のC値が1下がります
一二野ミルト:直球で命を削るゲームが来たな
誓願寺レア:思ったより命削ってた
GM:相手の攻撃をドッジで回避し
GM:掛け金が反撃の達成値の1/4倍になる
GM:エフェクトは使用不可だけど
GM:感覚か肉体のどちらかで判定してね
起源院ミコ:これは回避と反撃の2回判定を振る感じですかね
GM:ですね
コルナ・ラスペ:感覚か肉体、死の予感しか無い
一二野ミルト:私もダメそう
起源院ミコ:で、両方の判定に身を削る可能性がある、と
コルナ・ラスペ:融資は1000プリカとかでいいよ チャレンジはします
GM:相手の攻撃は3dxです
起源院ミコ:質問その2です C値の下限はいくらですか
一二野ミルト:コルナさんに2,000プリカ貸します。(262000から2000引かれ、現在所持金260000プリカへ)
GM:下限は5にしましょう
起源院ミコ:承知!(振ろうとしていた8D10をひっこめる)
誓願寺レア:肉体か感覚でドッジ 3dxを回避できれば次に進める その後肉体か感覚で反撃→達成値の1/4プリカ獲得
誓願寺レア:それぞれに対して別個で1d10HP消費ごとにC値-1(下限5) こう?
コルナ・ラスペ:2000プリカでチャレンジだ HPは2d10消費します
世紀末北東人:「やるっぺか!」
世紀末北東人:「ヒャッハー死ぬっぺや!」
世紀末北東人:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 9[2,5,9] → 9

コルナ・ラスペ:「アタシの殺人拳に勝てるつもりか?」
コルナ・ラスペ:30-2d10
DoubleCross : (30-2D10) → 30-8[4,4] → 22

コルナ・ラスペ:ウオオ肉体でC値8だ
コルナ・ラスペ:3dx8
DoubleCross : (3DX8) → 7[1,3,7] → 7

コルナ・ラスペ:ギャアアアーッ
コルナ・ラスペ:「お前はもう死んでる……」ギュン ギュン
コルナ・ラスペ:両手が毒蛇のように奇妙に動き、世紀末北東人の攻撃を迎え打たんとする
一二野ミルト:「コルナさんの動き、私のデータにある流派です!北東に対して…あれは南東の拳」
起源院ミコ:「南西じゃないんですのね」「対偶というわけではないのかしら?」
世紀末北東人:てーてってーッ♪
世紀末北東人:「北東切単歩!」
世紀末北東人:「おめは一歩歩くだけで切り裂かれるっぺ」
コルナ・ラスペ:「フッ……」
コルナ・ラスペ:「なんだァ~?その軽い拳は」
コルナ・ラスペ:「こんなもん痛くも痒くも……痛くも痒くも……」
コルナ・ラスペ:「いた、た、たかわ」ぐにゃあ~
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの体内から強烈なフラッシュが光る
コルナ・ラスペ:「かわばんが!!!」
コルナ・ラスペ:ブシャア―――!!!
起源院ミコ:「コルナ様ーッ!」「レア様!すぐに膝をお出しなさって!」
一二野ミルト:「コルナさんが死んじゃったッ!」
コルナ・ラスペ:「み……水……」YOU LOSE
誓願寺レア:「いいけど……あなたの身体どうなってるの?」
誓願寺レア:膝に載せたまま水を飲ませている。
世紀末北東人:「きりたんぽは鶏ガラと味噌を忘れちゃなんねっぞ」
世紀末北東人:「次はどいつだァ?」
一二野ミルト:「…北東人め、許せませんっ」むん
一二野ミルト:「ミコさん、敵を取りましょう!」
一二野ミルト:「…受け取ってください。私の総て。」
一二野ミルト:どん!
一二野ミルト:260,000プリカをミコに委ねる
起源院ミコ:「ええ。ここにわたくしの70000プリカを足して、340000プリカ」
起源院ミコ:「これが、貴方を葬り去るための価格ですわ」
世紀末北東人:「ダァ~ハッハ!そんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇべ!」
起源院ミコ:「じゃあなんでお金を賭けてギャンブルやってるんですの?」真顔。
世紀末北東人:「金は金として使うもんだべ?ケツ拭く紙にはならねえべ」
起源院ミコ:「あ、なるほど」ぽむっと手を叩く。「額面通りの意味なんですわね」
起源院ミコ:5D10消費します。
起源院ミコ:156-5d10
DoubleCross : (156-5D10) → 156-32[6,9,10,6,1] → 124

GM:こちらの攻撃が
GM:まだなんだけど
GM:それで避けるのか
起源院ミコ:そうです
GM:ひでえ
起源院ミコ:7Dは、事故が起きるので…
世紀末北東人:3dx>=124
DoubleCross : (3DX10>=124) → 8[2,6,8] → 8 → 失敗

起源院ミコ:7DX5
DoubleCross : (7DX5) → 10[1,3,3,5,5,8,8]+10[3,5,7,9]+10[6,7,8]+10[4,9,10]+10[5,9]+10[1,5]+3[3] → 63

一二野ミルト:これくらい回るんだ。7dx5
起源院ミコ:そして、攻撃でも5D10を使います
起源院ミコ:124-5D10
DoubleCross : (124-5D10) → 124-24[10,3,2,1,8] → 100

起源院ミコ:7DX5
DoubleCross : (7DX5) → 10[2,2,3,6,8,8,9]+10[1,4,7,9]+10[2,7]+10[5]+10[5]+10[9]+4[4] → 64

一二野ミルト:4で割り切れてえらい
コルナ・ラスペ:C5って意外と出目安定するんだなあ
起源院ミコ:「さあ」「かかってらっしゃいませ」日傘と扇子を置き、北東人の攻撃を迎え撃たんとする。
世紀末北東人:「北東寝ブッタマーツリー!!シャー!!」
GM:巨大な武者人形の如き威圧感で切りかかる
一二野ミルト:「なんと荒ぶる技…ミコさん、あの寝ブッタマーツリーは危険です!」眼鏡をちゃきと掛けなおし解説する
起源院ミコ:攻撃が目前に迫るまで閉じていた眼を、カッと開く。
起源院ミコ:「命!捨てがまる時は!」「今ですわ~~~っ!」
一二野ミルト:「なっ…一体あれは…私のデータにもない動きを、ミコさんが!」
起源院ミコ:画面にフラッシュがかかると、北東人とミコの顔面に、お互いの剣と拳が突き刺さっている。
一二野ミルト:「あれ本当に死んじゃう奴ですよ」
世紀末北東人:「何だべェ?痛くもかゆくも…は…はがッ!?」
世紀末北東人:髪の毛が抜けていく
世紀末北東人:「お、おでの…髪がッ」
世紀末北東人:そして内部から発光
世紀末北東人:爆発
世紀末北東人:「な」
世紀末北東人:「なまはげッ!!」
誓願寺レア:「何が起きたらそうなるの?」膝に頭を載せている少女に牛乳を与えている。
起源院ミコ:「相手の攻撃の勢いをこちらの攻撃に乗せ、そしててこの原理で腕を滑らせることで威力を倍、そして4倍にする…」「これが…クロスカウンターですわ~~~っ!」
起源院ミコ:そして、こちらも内側から発光を始める
一二野ミルト:「えっ。えっ。ミコさん…ひょっとして、貴方…消えるんですか…?」
起源院ミコ:…も、その場に足を踏みしめて口を閉じ、その爆発を呑み込む!体内でえらい音がする!
起源院ミコ:「クロスカウンターは禁断の奥義。肉を切らせて骨を切るこの技は、相手と同じダメージを自らも受けることになりますわ…」ぜえぜえ。
一二野ミルト:「……ひ、ひぃっ。」
一二野ミルト:「え、えとつまりミコさんは北東人ロボよりも遥に頑丈って…コトですね」
起源院ミコ:「…ですが、ここは自分の身体を鍛えておけばノーリスクですの!」Vサイン!
一二野ミルト:「あっ、そう言う事なんだぁ、‥‥‥‥‥ならノーリスクですね!」ぶい!
起源院ミコ:「ロボを爆発四散した時の配当は…4倍!これにクロスカウンターの威力の4倍が乗って、払い戻しは16倍の544万プリカですわ!」
一二野ミルト:「あはっ、あはっ、お金がいっぱい!ミコさんを信じてよかったぁ~♡」
一二野ミルト:ミルトはまた一歩学んだが、それは洗脳ともいえるのかもしれない。
誓願寺レア:「不合理……」ガラガラを振っている。
コルナ・ラスペ:「オギャ……オギャ……」爆裂の後遺症で幼児退行してしまっているのだ


GM:ロイスと購入が可能です
誓願寺レア:ロイスは満タン
起源院ミコ:あ、全員にいったん144万プリカずつ配布しておきます 購入に使ってください
誓願寺レア:急に大金持ちになった
誓願寺レア:じゃあブルーゲイルでも狙おうかな~
コルナ・ラスペ:絶対歩兵戦闘車!もう今回ばかりは絶対買う
一二野ミルト:ロイス 仲間/誓願寺レア/友好/心配:○/ロイス で取得
コルナ・ラスペ:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》
コルナ・ラスペ:10dx7>=45
DoubleCross : (10DX7>=45) → 10[1,5,5,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,2,9,9,10]+10[2,4,9]+6[6] → 36 → 失敗

起源院ミコ:ロイスは満タン、購入は…迷うな
コルナ・ラスペ:ウ~ッ、9万プリカで購入!135万プリカ返却します
コルナ・ラスペ:だがこれで近距離でも轢殺攻撃ができるようになったわけよ
一二野ミルト:候補がないなら緊急手術キット誰掛かってもらえると嬉しいです。
一二野ミルト:使う当てのない回復アイテムがあればそれを使いますが
誓願寺レア:3dx+4>=20
DoubleCross : (3DX10+4>=20) → 9[3,9,9]+4 → 13 → 失敗

誓願寺レア:4万プリカと自前の財産3点使用して購入。
誓願寺レア:買ってから気づきました あたしセットアップ埋まってた
起源院ミコ:もし可能ならなんですが…
誓願寺レア:誰かに渡します
一二野ミルト:はい
誓願寺レア:手持ちは140万になりました
コルナ・ラスペ:もらっとこうかな?セットアップはなにもないので
誓願寺レア:じゃあ気持ちよくなるおくすりあげるね
起源院ミコ:PAAとダッシュローラーをミルトさんと合わせて買って、自分が持ってる回復をミルトさんに使ってもらう
コルナ・ラスペ:やったぜ~
コルナ・ラスペ:PDW、歩兵戦闘車、ブルーゲイル、ショットガン
一二野ミルト:いいよ。PAAって難易度いくつでしたっけ
起源院ミコ:60ですね
一二野ミルト:!?
一二野ミルト:ま、まぁがんばります
起源院ミコ:あ、ダッシュローラーは26でs
一二野ミルト:11dx+2 >=60
DoubleCross : (11DX10+2) → 10[2,2,3,5,5,7,7,7,9,9,10]+7[7]+2 → 19

起源院ミコ:では、ダッシュローラーを。
起源院ミコ:3DX+1>=26
DoubleCross : (3DX10+1>=26) → 8[2,7,8]+1 → 9 → 失敗

起源院ミコ:財産1点と160000プリカで購入ですわ
一二野ミルト:ちょっと無理っぽいですね。
起源院ミコ:ミルト様も410000プリカお使いなさって
一二野ミルト:では、プリカ410000プリカ使用、購入します
起源院ミコ:そして、高性能治療キットをミルト様に使用
起源院ミコ:18+3D10
DoubleCross : (18+3D10) → 18+17[1,7,9] → 35

一二野ミルト:HP満タン、生き返ります
一二野ミルト:というわけでこれで以上!
起源院ミコ:購入に全員で700000プリカを使いましたので、プリカを回収。総プリカは残り4740000プリカですわ
起源院ミコ:以上!


【ミドルフェイズ9】

ミドル9
第三の賭博「バベルの黄金」ギャンブラー“鷲の巣アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村 後編!!
GM:全員登場のギャンブルシーンです
GM:浸蝕は1で大丈夫
起源院ミコ:77+1=78
一二野ミルト:十字冠効果で侵蝕を引いてからシーンインします。
一二野ミルト:100-1d10+10
DoubleCross : (100-1D10+10) → 100-5[5]+10 → 105

一二野ミルト:式を訂正し、合計減少値-15。これで現在85%
起源院ミコ:85スタートかな?
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1(→ 1)増加 (67 → 68)
一二野ミルト:シーンイン、86%になります。
コルナ・ラスペ:先程の購入シーンで侵蝕が6上がるので
コルナ・ラスペ:侵蝕率は103、ここから十字冠効果で侵蝕を減らします
コルナ・ラスペ:103-1d10-10
DoubleCross : (103-1D10-10) → 103-10[10]-10 → 83

コルナ・ラスペ:すげ~下がった!幸先の良いギャンブル……!
コルナ・ラスペ:で、登場します
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1(→ 1)増加 (83 → 84)
GM:運が登ってきている


黒服:「こちらへ、どうぞ」
GM:黒服が君たちを地下通路へと案内する。
コルナ・ラスペ:「地下学園のさらに底にこんな階層があったなんてな」
コルナ・ラスペ:ポケットに手を入れたまま、周囲の様子を見回す。
誓願寺レア:「まあ、いくらでもあるでしょうね」
誓願寺レア:規則正しい足取りで続いている。
起源院ミコ:「性質上、どんな階層でも作り放題とはいえ…よくやりますわね」
一二野ミルト:「シクシク…もう、どこにも逃げられないですよ…」
黒服:「管理官への挑戦。まったくもって無謀レックレスッ」
黒服:「しかしながら、それは認められました」
黒服:「ですので、相応しい舞台での決着を」
GM:大きな扉の前で恭しく一礼
黒服:「どうぞ、お進み下さい」
コルナ・ラスペ:「……寛大な管理官サマだぜ」
一二野ミルト:「へへ、ひょっとして褒めてもらっているんですかね…?」
コルナ・ラスペ:扉の前に佇み、深く笑った。
コルナ・ラスペ:その先へと進む。
GM:ギィィィ
GM:派手で猥雑な光が君たちを照らす。
GM:ざわ…ざわ…
モブ勤労学生たち:「うおおお…!!」「来たぞ…!」
GM:デジタルスペースに構築された歓楽街。
一二野ミルト:「…えぇえええええ!?なんでこんなところに生徒が、いや街があるんですかっ…?」
GM:その中央に君たちは歩み出る。
GM:周囲はフェンスで区切られており。
コルナ・ラスペ:「全員が見ている前で……決着ってわけか」
GM:その外側に勤労学生たちが観客としてたむろしている。
誓願寺レア:「なんでって……理由はもう分かっているんじゃないの?」
誓願寺レア:「そういう所だからでしょう」
コルナ・ラスペ:「趣味が良いぜ。それもアタシと近い趣味だ」
起源院ミコ:「学園にこんな場所があると知れたら、さすがに良く思わない生徒も出てくるのではないかしら」
GM:規則正しく正確な靴音が鳴り響く。
ヘンリエッテ火村:「何事にも、娯楽は必要だろう」
ヘンリエッテ火村:「転校間近まで金を貯めた学生を“堕とす”」
ヘンリエッテ火村:「ここは模範的勤労学生を“慰労”するための場所」
ヘンリエッテ火村:「今日は特別に一般開放にしてあるが」
ヘンリエッテ火村:「どうせ、この場所の事は忘れる。ただ楽しい事に金を使ったという記憶だけ残してな」
ヘンリエッテ火村:「お前たちを這いつくばらせるには丁度いい場所だろう?」
一二野ミルト:「なんで…まるでここから誰も出ないで欲しいみたいじゃないですか。」
一二野ミルト:「おかしいです、ここは反省を促す場所の筈です!!」
コルナ・ラスペ:「そいつは違うなミルミル」
コルナ・ラスペ:「ギャンブルでカネを稼いで出るような奴は」
コルナ・ラスペ:「真面目に労働して"反省"なんてしていない。一発の……運任せの勝負で"勝った"から出るんだ」
起源院ミコ:「出したい者だけ出して、出したくない者はここでやり直し…本当に理に適ってますこと」
誓願寺レア:「管理者からすれば、娯楽としての賭博は黙認できても、勝利条件・・・・としての賭博は認め難い」
誓願寺レア:「それは別に普通のことでしょう」
コルナ・ラスペ:「だがそいつはルールの破壊だ。カネさえ貯めれば出ていくことができる。誰もが信じられるルール――」
コルナ・ラスペ:「そいつをアンタは破壊した。その代償は誰かに支払う必要がある」
コルナ・ラスペ:「つまり」
コルナ・ラスペ:「アタシにだ」
ヘンリエッテ火村:「ギャンブルだけで外に出ようなどというクズの発想」
ヘンリエッテ火村:「それに付き合ってやるだけ感謝してもらいたいものだ」
ヘンリエッテ火村:「代償だと?」
ヘンリエッテ火村:「そもそも、私と同じ場所に立てるほどの金を」
ヘンリエッテ火村:「貴様は持ってきたとでも?」
コルナ・ラスペ:「ああ、もちろん」
コルナ・ラスペ:「ジャックとの"10上がりテンライズ"ギャンブル……あれは元手のカネを10倍ずつに増やすギャンブルだ」
コルナ・ラスペ:「その時アタシは借金を元手にしていた。勝ち金1億プリカから、1000万を返却して……桁が下がっていたわけだ」
コルナ・ラスペ:「だから2億8000万プリカ……アンタは2回しか勝負できないと思ってたんだろう」
コルナ・ラスペ:「……だが、最初の勝負でアタシらが返した1000万はまだ『場にある』んだ。管理官サマに挑戦するって話をしたら、みんなが気前よく2000万プリカ貸してくれたぜ」
ヘンリエッテ火村:「なるほど、涙ぐましい交友関係だ」
黒服:「では金塊3本と交換を…」
コルナ・ラスペ:「これで不可視の一手分――アンタの想定を上回って……」
コルナ・ラスペ:「……あれ?」
コルナ・ラスペ:「もっと驚かない?凄い顔芸とかしてくれたり……」
ヘンリエッテ火村:「2000万程度を集めていた事を驚く必要があるのか?」
起源院ミコ:「…お待ちくださいまし」
起源院ミコ:「もう少しだけ、コルナ様は軍資金をお持ちでしてよ」プリカカードを差し出す。
コルナ・ラスペ:「ミ、ミコッちゃん……!?」
起源院ミコ:「数え間違いがなければ、一億プリカには到達しているはずですわ。ご確認くださいまし」
コルナ・ラスペ:「ど、ど、どうやってこんなカネを!?」
コルナ・ラスペ:「そもそもミコッちゃんは最初のギャンブルで資産全額を失ってるはずじゃ……」
起源院ミコ:「コルナ様」「…わたくし、『公認ギャンブルには、必勝法がある』と言いましたわね?」
コルナ・ラスペ:「あっ……まさか!」
起源院ミコ:「施設が用意するのは、手軽な娯楽としてのギャンブル」「…つまり、『見ているだけで楽しめるもの』が主流ですわ」
起源院ミコ:「具体的には、人が派手に傷ついて楽しいギャンブル…ベット代に肉体の損傷が計算されているものですわね」
起源院ミコ:「そんな状況で胴元がギャンブルを成り立たせるには、参加者が必要ですわ。それを呼ぶために、配当は意図的に確率よりも高く設定されている」
コルナ・ラスペ:「あの手のギャンブルはむしろ周囲への娯楽の提供だ」
コルナ・ラスペ:「軒並み還元率がいいのは、そうでもしないと誰もやりたがらないような『娯楽』だから……」
コルナ・ラスペ:「何度も何十度もチャレンジされることを想定していない。いや、物理的に耐えられるわけがない……」
一二野ミルト:「割は良いものの普通なら肉体が耐えられないギャンブル…でも、ミコさんなら!」
起源院ミコ:「その損傷を耐え切れるならば…」「いずれ、総資金は雪だるま式に膨らんでいくわけですの」
誓願寺レア:「実質的な回数制限だったわけだけど……耐えきる?」
一二野ミルト:「起源院家の家訓『己の強みを押し付けて勝て』ですね!」
起源院ミコ:「耐え切りましたわ」てへ、という顔。「この程度で挫けていては、庶民の皆様の痛みを背負うことなどできませんもの!」
“10上がり”ジャック:「あんましそういう事しとるとゲーム制作者泣いてまうで…」
起源院ミコ:「労働者も学生も決闘士も、身体が資本!」「その資本を運用して、何が悪いんですの!」胸を張る。わりとでかい。
ヘンリエッテ火村:「なるほどカスども向けの娯楽で」
ヘンリエッテ火村:「今後の調整が必要だな」
ヘンリエッテ火村:「それで?」
誓願寺レア:「これで4本……」
起源院ミコ:「ここまでやってまだ分が悪い賭けなの、ずるいですわ!」「あとはこの四本を…」
一二野ミルト:「…まだ、待ってください。」
一二野ミルト:「私も、とっておきを持ってきました。」プリカカードを懐から出す。
一二野ミルト:「一億プリカ、これでもう一本追加です!」
起源院ミコ:「…ミルト様!」「…ずるいですわ、わたくしがカッコよく追加資金を見せましたのに」微笑む。
起源院ミコ:「…どうやってお稼ぎになったか、庶民の皆様に説明して差し上げてくださいまし」
一二野ミルト:「えへへ、これは私の“研究成果”を売りました♪」
ヘンリエッテ火村:「お前が?」多少驚いた顔
一二野ミルト:「相手は、言えません。私にも秘匿義務があります」
一二野ミルト:「が…ええ、管理官でも認知していない顧客がいらっしゃるんです。」
ヘンリエッテ火村:「何の役にも立たん研究をか」
コルナ・ラスペ:(……いいぞミルミル。管理官サマが自分で答えにたどり着くように)
コルナ・ラスペ:(『誘導』してやがる。ギャンブラーの素質があるな。ミルミルには)
一二野ミルト:「確かに…『生徒』には、役に立たないものですね?」
ヘンリエッテ火村:「ふん、なるほど。物好きめ」
一二野ミルト:「変わった人が助けてくれたっていいじゃないですか。」
一二野ミルト:「ここは学生の街なんですから。意欲さえあれば、案外何とかなります。」
一二野ミルト:「これで、5本。最大値の半分です!」
誓願寺レア:「5本……」
“10上がり”ジャック:「おっと、ミルトちゃん」
“10上がり”ジャック:「正確には1億とちゃうよな」
一二野ミルト:「…ジャックさん!」
“借金王”モコ:「もう少しあるんじゃないんですかァ」
一二野ミルト:「…はい、実はもう五千万プリカあります。」
一二野ミルト:「でも、これだけじゃ一億に到底…」
“借金王”モコ:「キリが悪いですよねェ…。融資…必要ですかァ?」
一二野ミルト:「商売上手ですね~~~~!…五千万、貸してもらえますか?」
“10上がり”ジャック:「うっさいわ、これは投資や言うとるやろ」
“10上がり”ジャック:「食堂野オバちゃんが常連から集めた金」
“10上がり”ジャック:「ハムちゃんずのファンクラブの金」
一二野ミルト:「オバちゃん…ハムちゃん…」
コルナ・ラスペ:「えっ……えっ」本気で困惑する。
コルナ・ラスペ:「あ、アタシは必死に頑張って2000万調達したのに……」
コルナ・ラスペ:「ミルミルは一声で5000万も集まるの……?」
誓願寺レア:「人望……」
“借金王”モコ:「クラウドファンディングで集めたんだから融資でいいだろ」
“10上がり”ジャック:「ウチもなけなしの金全部放出や」
起源院ミコ:「こればっかりは学園に根付いた基盤の有無ですわね…」
“10上がり”ジャック:「ウチはどっちか言うたらコルナへの投資や」
一二野ミルト:「ありがたく…ありがたく♪、みなさんからのお金を使わせてもらいますっ」
“10上がり”ジャック:「ウチに勝ったヤツがもっと勝てばウチの格は落ちひんさかいな」
コルナ・ラスペ:「おおジャック……心の友よ!」
“借金王”モコ:「返してもらいますからねェ」
一二野ミルト:「…ここまでお金が集まるのは、コルナさん。賭ける相手が貴方ですから♪自信持ってくださいっ」
起源院ミコ:「そういうことですわ、コルナ様。出資に足る相手を見極める力は、意外と庶民の皆様もお持ちですわよ?」
誓願寺レア:「これで6本……」
一二野ミルト:「これで六本!六本です!」
ヘンリエッテ火村:「クズが群れたところで」
ヘンリエッテ火村:「フゥー…」
ヘンリエッテ火村:「“何も変わらんぞ”」
ヘンリエッテ火村:その言葉は力ある言葉
ヘンリエッテ火村:《冷静と情熱の間》を使用します
ヘンリエッテ火村:5dx+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 9[1,2,2,8,9]+2 → 11

ヘンリエッテ火村:《意思》で11に抵抗してください
コルナ・ラスペ:楽勝に決まってる
コルナ・ラスペ:9dx+3>=11
DoubleCross : (9DX10+3>=11) → 8[2,3,3,3,4,4,4,6,8]+3 → 11 → 成功

コルナ・ラスペ:楽勝じゃないじゃん!何だこいつのダイス目は!
一二野ミルト:ギリギリwww
コルナ・ラスペ:ギャンブラーすぎる
起源院ミコ:成功ならこっちのもんですわ
一二野ミルト:勝負師だぜ
GM:負ければ不安感が増大するところでしたが
GM:耐える事ができます
コルナ・ラスペ:(……空気が変わったな)
コルナ・ラスペ:(サラマンダー能力者は熱量のほかにもう一つ、強力に支配できる領域がある……感情の領域)
GM:対戦相手の感情をコントロールできるというのも“鷲の巣”アードラーネスツの強い武器の一つ
GM:だが、それは通じない。
ヘンリエッテ火村:「ふん」
コルナ・ラスペ:(心理状態は、脳や臓器の体温と密接に繋がっている。1℃にも満たない微量な気温変化を、敵の思考や呼吸に合わせて超精密にコントロールできる)
コルナ・ラスペ:「これでもそれなりに練習しててね」
コルナ・ラスペ:「他のやつならともかく……アタシが賭場に立つ以上、その手の揺さぶりは通用しない」
ヘンリエッテ火村:「だとしても」
ヘンリエッテ火村:「事実、資金力の差は歴然としている」
誓願寺レア:「うん。こっちが6本で、あなたは10本」
コルナ・ラスペ:(……それは実際、そうだ)サングラスに手をかける。
コルナ・ラスペ:(確定した敗北の流れを、どうにか五分未満まで持っていった……奴にとっちゃそれだけのこと)
コルナ・ラスペ:(むしろこれだけあらゆる手を講じても)
コルナ・ラスペ:(6本)
コルナ・ラスペ:金塊を見る。
コルナ・ラスペ:(これ以上はない――物理的に、奴隷間で流通しているプリカのほぼ全額だろう)
誓願寺レア:「コルナ・ラスペ」
誓願寺レア:「条件が対等であれば、あなたは彼女に勝てる」
誓願寺レア:「その自信はある?」
コルナ・ラスペ:「勝つさ」
コルナ・ラスペ:「アタシは何度もでかい勝負に挑んで、そのたびに勝ったりも……負けたりもしている」
コルナ・ラスペ:「だが対等な勝負で負けたことは一度もない」
誓願寺レア:「……そう」
コルナ・ラスペ:「アタシのことが信じられないか?」
誓願寺レア:「ううん。今信じた」
誓願寺レア:「うん。じゃあ、私はコルナに予算・・をつける」
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「……予算だと?」
誓願寺レア:「プリカに換えてないんだけど……これ、このまま交換できる?」
誓願寺レア:生徒投票券を取り出す。4枚。
コルナ・ラスペ:「――!!」
誓願寺レア:それは取りも直さず、この場の4人を地上に戻せる権利そのもの。
コルナ・ラスペ:この地下にいる限り、絶対に誰一人持っていないはずのものだ。
ヘンリエッテ火村:「貴様…」
一二野ミルト:「あれは…生徒投票券‥‥なんで、そんな四枚も持って!?」
誓願寺レア:「大丈夫だよね?これとプリカは交換できるんだもの」
起源院ミコ:「そもそも、『これを持ってここにいる』こと自体がおかしいですわ!」「レア様、貴女…!」
ヘンリエッテ火村:「大人しくしていれば良いものを…」声に怒りがこもる。
コルナ・ラスペ:「どういうことだ……!?レアちゃん……」
誓願寺レア:「ごめんなさい。何も悪くもないのにここに来たのは本当なの」
誓願寺レア:「……不始末の責任を取りに来た。“オフィサー”として」
コルナ・ラスペ:「オ、オフィサー」自分とレアを交互に指差す。
誓願寺レア:「そちらの管理官と。それからコルナ」
誓願寺レア:「あなた達は当然気づいてたと思うけど」
コルナ・ラスペ:「オフィサー!!?!?!?!?!?!?」
誓願寺レア:「オフィサー」
一二野ミルト:「お、オフィサーーーっ!?レアさんオフィサーだったんですかっ!?」
誓願寺レア:「あれ?気づかれてると思ってた」
誓願寺レア:「よく怪しい視線を感じていたのだけど……」
一二野ミルト:「どうしよう…発酵ジュース目の前で飲んじゃった。じゃなくて、確かにそれなら四枚も投票券も持ってるのも分かりますけど」
起源院ミコ:「オフィサーだったなら、今までの貴女の行動にも説明がつきますわ…!」「そりゃそうですわ!ここまで有能な方、絶対降りてきませんもの!」
コルナ・ラスペ:「ただめちゃくちゃ有能で顔のいい女だと思ってた……」
ヘンリエッテ火村:「総務会計監査局局長」
一二野ミルト:「人には言えない裏稼業の方かと思ってました…。ここまで偉い人とは。」
ヘンリエッテ火村:「貴様の仕事はクズどもに肩入れする事ではあるまい」
誓願寺レア:「私の仕事は2つだよ」
誓願寺レア:「期待の持てるものに出資すること」
誓願寺レア:「期待を果たせなかったものから取り上げること」
ヘンリエッテ火村:「現状を正しく会長に報告しろ。私の仕事の成果をな!」
ヘンリエッテ火村:「貴様如きの評価などどうでもいい」
誓願寺レア:「ええ。私も誤ることはあるかもね」
誓願寺レア:「でも、これで対等でしょう」
誓願寺レア:「会長も一目置く、そのコルナ・ラスペを正当に打ち倒すのであれば」
誓願寺レア:「その時、あなたは会長に正しく評価される」
ヘンリエッテ火村:「コイツが?一目置かれている?」
ヘンリエッテ火村:「悪い冗談だ」
ヘンリエッテ火村:「……」
コルナ・ラスペ:「これで10本」
コルナ・ラスペ:「対等だ。ヘンリエッテ火村」
ヘンリエッテ火村:自分の頭に手を当てる。
ヘンリエッテ火村:自信の感情をコントロール。
ヘンリエッテ火村:「どちらにせよ」
ヘンリエッテ火村:「同じだ。私が負ける事はありえないのだからな」
誓願寺レア:(……実際には、まだ対等じゃない)
誓願寺レア:(私達には、彼女がなりふり構わぬ手段を使えば対抗の術がない)
ヘンリエッテ火村:「金塊を用意しろ!」
黒服:「はッ」
黒服:ガラガラと台車に乗せられた金塊を運んでくる。
GM:ヘンリエッテの金塊には鷲の刻印。
GM:また両者のものでない積み上げるための金塊には帝愛エンパイアラブの刻印。
GM:そして君たちの金塊にはコルナの十字冠を模した掠れた×印の刻印。
GM:それらをランダムに混ぜ積み上げていく。
GM:それは黄金の塔バベルの黄金
GM:天を畏怖せぬ愚か者が積み上げた偽りの隆盛。
GM:支配に逆らうものは雷に打たれ地の底に堕ちる。
コルナ・ラスペ:天に登るための階梯か、それとも墜落のための処刑台か
コルナ・ラスペ:――それを自ら積み上げなければならない。
コルナ・ラスペ:(気が利いてる)
コルナ・ラスペ:(ジェネシスの頂を取るためのギャンブルと……地下から這い上がるためのギャンブルが同じなんてな)
ヘンリエッテ火村:(…あの資金力…)
ヘンリエッテ火村:(アクセスブロックは奴らも手に入れているとみて間違いない)
ヘンリエッテ火村:(だが、それでも勝つのは私だ)
ヘンリエッテ火村:「では、始めようか」
コルナ・ラスペ:「そのために来たのさ」
コルナ・ラスペ:笑ってみせる。
ヘンリエッテ火村:「…ふん。それでは…」
GM:ザザ…。
???:「盛り上がっているね」
???:小さな影が。
???:羽虫のような影が。
???:集まって人の形を成していく。
???:人、しかしその頭は。
???:揺れ動く蚊柱の如き何かの集合体。
コルナ・ラスペ:「おいおいおいおい……」
誓願寺レア:「バグ……いや。バグズ。これが?」
起源院ミコ:「お……」「おばけですわ!!!!!」キューブ先生よりももっとおばけなのだ!
バグズ先生:「不合理」
バグズ先生:「実にまともでは無い」
バグズ先生:「それ故に、楽しみだ」
コルナ・ラスペ:「子供の悪い遊びを……大人が覗きに来るのは」
コルナ・ラスペ:「お行儀がよくないぜ」
バグズ先生:「差し支えなければ、僕が立ち合いを務めよう」
バグズ先生:「大人として」
バグズ先生:「子供の遊びを監督しなければね」
誓願寺レア:「もう私は立ち会うわけに行かないものね」
コルナ・ラスペ:「ハハ、まさか理事会の先生に立ち会いを任せることになるなんてな」
コルナ・ラスペ:「アタシは構わない。……あんたはどうだ?」ヘンリエッテを見る。
ヘンリエッテ火村:「茶番だな先生」
バグズ先生:「生徒の成長を見守りたいという僕の楽しみだよ」
一二野ミルト:「貴方もキューブ先生と一緒…なんですよね。なら任せます。」
ヘンリエッテ火村:「好きにしろ」
バグズ先生:「両者の合意を得たね」
バグズ先生:「では立ち合いはこの僕、“蟲”バグズ先生が務めよう」
バグズ先生:「掛け金は10億プリカ」
バグズ先生:「ゲームはバベルの黄金」
バグズ先生:「先攻はどっちからやるんだい?」
コルナ・ラスペ:「当然、アタシは先攻を希望する」
ヘンリエッテ火村:「良いだろう、譲ってやる」
バグズ先生:「よし」
バグズ先生:「ギャンブラー!無謀なる不合理の徒!コルナ・ラスぺ!」
バグズ先生:「不合理を嫌う者!地下の管理者!ヘンリエッテ火村!」
バグズ先生:「先行はコルナ」
バグズ先生:「お互いにもう引くことはできない」
バグズ先生:「運とその技量のすべてで」
バグズ先生:「地上という名の天を目指して駆け上りたまえ」
GM:第1ターン コルナ・ラスぺ
コルナ・ラスペ:金塊を引き抜きます
コルナ・ラスペ:10d10
DoubleCross : (10D10) → 50[5,10,9,5,4,4,6,4,1,2] → 50

コルナ・ラスペ:ぴったり50だ
コルナ・ラスペ:金塊に手をかけ、正確に引き抜いていく。
GM:調整はしますか?
コルナ・ラスペ:調整はしません。
コルナ・ラスペ:バランスを崩さないわけではない……むしろ敵の不利になるよう、あえて崩す必要がある。
コルナ・ラスペ:一連の動きはヘンリエッテ火村にも劣るところのない、無駄のない手付きだ。
コルナ・ラスペ:「天上高くで生きてる連中ほど」
コルナ・ラスペ:「自分がそこから墜落する日が来ることを想像しなくなっていく」
コルナ・ラスペ:「ヘンリエッテ火村」
コルナ・ラスペ:「――信じられない物を見せてやる」
ヘンリエッテ火村:「ギャンブラーの常套句だな。ハッタリ…虚勢…自意識過剰」
ヘンリエッテ火村:「その全てが、偽りッ…実体のない影…」
GM:バベルの黄金のHPを50(→ 50)減少 (200 → 150)
GM:塔が揺れる。
GM:だがまだ。
GM:崩れる気配はない。
GM:第1ターン ヘンリエッテ火村
ヘンリエッテ火村:「…」
ヘンリエッテ火村:知覚で判定
GM:《氷神の悲しみ》《コンセントレイト》
GM:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,4,5,6,8,9,9,9]+10[3,4,5,9]+3[3]+4 → 27

ヘンリエッテ火村:違和感に気づく。
ヘンリエッテ火村:「なるほど」
ヘンリエッテ火村:「これが、見せたいものか?」
ヘンリエッテ火村:「フゥーッ」
コルナ・ラスペ:「……」
ヘンリエッテ火村:熱気を込めた紫煙を吐き出す。
ヘンリエッテ火村:刻印に上書きされたテクスチャに綻びが現れる。
ヘンリエッテ火村:「これは、お前の能力か?」
ヘンリエッテ火村:と言いながら視線をコルナから外す。
GM:起源院ミコ。
GM:一二野ミルト。
GM:誓願寺レア。
コルナ・ラスペ:苦く笑う。「さすがに……引っかかっちゃくれないか」
ヘンリエッテ火村:「手癖が悪いんじゃないか?監査局長どの」
ヘンリエッテ火村:「これでは、監査も信用できないな」
誓願寺レア:「頼まれたから」
コルナ・ラスペ:「『自分の陣営以外の金塊に触れてはならない』」
コルナ・ラスペ:「ルールに違反してるわけじゃあないだろう」
一二野ミルト:「ひ、ひぃ…そうですっ、ルール違反じゃなきゃ大丈夫です!」
ヘンリエッテ火村:「自分の金塊の位置を把握する努力すらしない相手に使えば」
ヘンリエッテ火村:「効果があったかもしれないな」
コルナ・ラスペ:積まれた金塊をカウントすれば、ヘンリエッテ側の金塊が12個あることがすぐに分かる。
コルナ・ラスペ:だがそのうち2個は、コルナ側の金塊だ。刻印の部分だけをレアの能力で偽装している。
起源院ミコ:(当然、イージーウィンはさせてくれませんわよね…!)(シンプルな負け筋は、すでに読まれていると考えないわけにはいきませんわ)
ヘンリエッテ火村:「だが」
GM:10d10
DoubleCross : (10D10) → 57[6,5,2,10,4,3,9,7,2,9] → 57

GM:ズズ…と金塊を抜き取る。
GM:相手の手数切れ狙いは見込めない。
GM:ならば直球での勝負となる。
ヘンリエッテ火村:「私には通じない」
GM:バベルの黄金のHPを57(→ 57)減少 (150 → 93)
コルナ・ラスペ:「どうかな。極限状況での読み合いじゃ、最初に覚えた配置も曖昧になってくるもんさ……」これもハッタリだ。
GM:黄金の塔が揺れる。
ヘンリエッテ火村:「それは、お互い様だろう。緊張して手が震えるのではないか?」
ヘンリエッテ火村:「随分と…汗を」
ヘンリエッテ火村:ゴゴゴゴゴ…
ヘンリエッテ火村:「かいていないか?」
ヘンリエッテ火村:《苛烈なる熱気》を使用します
ヘンリエッテ火村:判定の出目、達成値12以下を0にする。
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:(勤労生徒を管理してるだけある)
コルナ・ラスペ:(――場の支配)
コルナ・ラスペ:(そのための技術はいくらでも持ってる……ってわけだ)
GM:この空間の温度が上がっていく。
GM:それはプレッシャーか。
GM:それとも勝負の熱気か。
GM:第2ターン コルナ・ラスぺ
コルナ・ラスペ:10d10
DoubleCross : (10D10) → 46[1,5,4,3,6,5,3,2,7,10] → 46

コルナ・ラスペ:――バチン!!!!
コルナ・ラスペ:閃光のような速度だった。
コルナ・ラスペ:金属がぶつかり合うような音が鳴り響いたと思った時には
コルナ・ラスペ:コルナの手には既に引き抜かれた金塊がある。
ヘンリエッテ火村:「…ッ!」
コルナ・ラスペ:「管理官サマこそ」達成値調整はなし。
コルナ・ラスペ:「その程度のプレッシャーがギャンブラーに通じると思ってるなら」
コルナ・ラスペ:「……浅はかだぜ」
コルナ・ラスペ:トン、と金塊を積む。
コルナ・ラスペ:迷いも恐怖もない。まるで、自分の打った全ての手が成功すると
コルナ・ラスペ:そう信じ込んでいるかのような動き。
ヘンリエッテ火村:汗がにじむ。
ヘンリエッテ火村:その表情は不機嫌から更に深く。
GM:バベルの黄金のHPを46(→ 46)減少 (93 → 47)
GM:塔が傾き始める。
誓願寺レア:(ここからだ)
誓願寺レア:(ここからこそが、勝負になる)
GM:まっすぐ天に向かうはずだったソレは。
GM:歪み。
GM:歪なものへと姿を変えていく。
起源院ミコ:(自力では絶対に到達できなかった3手目が、きっと来ますわ)(ここからは、ヘンリエッタ様にも意地を張ってもらわないと困りますわ…!)
コルナ・ラスペ:(整然と積み上げられていたバベルの塔は)
コルナ・ラスペ:(高さを増すほど、完璧とは程遠くなっていく)
コルナ・ラスペ:(人の手や計画が及ぶ高みを越えちまったからこそ……)
コルナ・ラスペ:(人の心や不完全さを反映して)
コルナ・ラスペ:(醜く)
GM:第2ターン ヘンリエッテ火村
ヘンリエッテ火村:(この女)
ヘンリエッテ火村:(何者だ)
ヘンリエッテ火村:(イカれたギャンブル狂いなのか)
ヘンリエッテ火村:(だが、私が負ける事があってはならない)
ヘンリエッテ火村:手を見る。
ヘンリエッテ火村:転送コードは発動できるが。
ヘンリエッテ火村:(ここでブロックされれば)
ヘンリエッテ火村:(それを追求する者がいる)
ヘンリエッテ火村:誓願寺レアの方を見る。
誓願寺レア:じ、と何も言わず見ている。
コルナ・ラスペ:無防備。そしてクイーンを消した転送コードの存在について
コルナ・ラスペ:コルナも、他の生徒も、一言たりとも言及しない。
コルナ・ラスペ:『もはや疑問を持つべき異常ではない』という、全員がかりのハッタリ。
ヘンリエッテ火村:(転送してしまえば一方的に勝負を終わらせられるが)
ヘンリエッテ火村:(もし失敗したのなら)
ヘンリエッテ火村:(追及の時間を与える事になる)
ヘンリエッテ火村:(そのリスクは踏む必要のないリスク)
ヘンリエッテ火村:(私は、そんなものがなくとも)
ヘンリエッテ火村:(勝てる実力がある)
ヘンリエッテ火村:(クズとは違う)
ヘンリエッテ火村:(この場所の管理を会長に任された女)
ヘンリエッテ火村:(ヘンリエッテ火村だ)
ヘンリエッテ火村:「その余裕」
ヘンリエッテ火村:「消してやる」
ヘンリエッテ火村:10d10
DoubleCross : (10D10) → 67[9,4,7,4,7,9,4,5,10,8] → 67

コルナ・ラスペ:ヘンリエッテが金塊に触れた瞬間、口が裂けるように笑う。
GM:何ィ
コルナ・ラスペ:何かを見たのだ。
コルナ・ラスペ:ヘンリエッテが技術で補わなければそうなっていたであろう、瓦解の運命を。
コルナ・ラスペ:「こんな話を知っているか?」
ヘンリエッテ火村:「…無駄話で妨害とは。手は尽きたか?」
ヘンリエッテ火村:「言ってみろ」
ヘンリエッテ火村:「そんな事で私の邪魔はできん」
コルナ・ラスペ:「"借金王"。"博打王"」
コルナ・ラスペ:「この地下でカネに関わる奴らが王を名乗るのには……理由があるんだってさ」
ヘンリエッテ火村:「クズが見栄を張りたいだけだろう」
コルナ・ラスペ:ヘンリエッテ火村は、慎重に金塊を引き抜かなければならない。その間金塊から手を離してもいけない。
コルナ・ラスペ:サラマンダー能力による超精密動作を駆使するとしても……いや、だからこそ通常の一手よりも遥かに長い時間がかかる。
コルナ・ラスペ:「そうじゃない。そいつらは風の噂で知ってたんだ」
コルナ・ラスペ:「ヘンリエッテ火村は」
コルナ・ラスペ:「この地下で一番上の……管理官サマには」
コルナ・ラスペ:「何か恐れているものがあるらしい、、、、、、、、、、、、、、、
ヘンリエッテ火村:「…くだらない」
ヘンリエッテ火村:「私が畏れるのは九蛇都牙莉亜だけだ」
コルナ・ラスペ:「笑っちゃうよね?だからって『シャッキング』とか『おおばくち』だとか」
一二野ミルト:(本当にあの管理官が…恐れている?一体なにを?)
ヘンリエッテ火村:「…」
コルナ・ラスペ:「アタシはそんな名前聞いたことない」
ヘンリエッテ火村:「クズどものネーミングセンスの無さは本人に言ってやれ」 声が
ヘンリエッテ火村:揺らぐ。
コルナ・ラスペ:「アンタが恐れている、本当の名前を当ててやろうか」
コルナ・ラスペ:「“ロード”」
コルナ・ラスペ:「“賭博王ロード・ヘルメス”」
コルナ・ラスペ:RHOを公開します。
GM:どうぞ
リバースハンドアウト:PC①コルナ・ラスペ 君は賭博王と呼ばれる諸王の一人だ(もしくはかつてそうだった)
今もその王鍵を有しているかもしれないし既に失っているかもしれない
が君にとってそれは重要な事ではないだろう

君はギャンブルの最中に対戦相手にこの事実を告げる事でRHOを公開できる。
それによって相手の精神を揺さぶる事で勝機を掴んだり情報を引き出す切っ掛けになるだろう。
また君はゲーム開始時にDロイスを隠匿したキャラクターシートを提出しても構わない。
RHOの公開と同時に奥の手を見せることができるのだ。
賭博王ロード・ヘルメス”コルナ・ラスペ
キャラシート
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を7(→ 7)増加 (84 → 91)
ヘンリエッテ火村:視線がゆっくりと。
ヘンリエッテ火村:コルナ・ラスぺの方に。
コルナ・ラスペ:「どうした、管理官サマ」
コルナ・ラスペ:うつむいた顔には影が落ちている。表情は見えない。
コルナ・ラスペ:「アタシの言うことは全部ハッタリだって言っていただろう」
コルナ・ラスペ:「信じられない、、、、、、って」
コルナ・ラスペ:「言ってみろよ」
ヘンリエッテ火村:「そんな…」
ヘンリエッテ火村:「事が…あってたまるか」
ヘンリエッテ火村:「お前は…ただの」
コルナ・ラスペ:「指」遮るように言う。
コルナ・ラスペ:「その金塊から離したら、あんたは負けだ」
コルナ・ラスペ:「崩しても……」
コルナ・ラスペ:「取り落としても」
ヘンリエッテ火村:「き、貴様…なんか…が」
ヘンリエッテ火村:視線を金塊に戻す。
ヘンリエッテ火村:しっかりと掴んでいたはずだった。
コルナ・ラスペ:氷の精神。絶対的な自己精神の制御。裏を返せばそれは
ヘンリエッテ火村:だが、今はその端を指先で支えているにすぎない。
コルナ・ラスペ:魂に支えられたギャンブラーとしての強さではない。
コルナ・ラスペ:優れたエフェクトに頼っている。
ヘンリエッテ火村:(落ち着け!私は!)
ヘンリエッテ火村:(コイツが?会長に評価されている?)
ヘンリエッテ火村:(私の管理は完璧だ!)
ヘンリエッテ火村:(それを崩す可能性…“賭博王”)
ヘンリエッテ火村:「私はッ!」
ヘンリエッテ火村:汗が止まらない。
ヘンリエッテ火村:なのに体が冷える。
ヘンリエッテ火村:寒い。
ヘンリエッテ火村:寒い。
ヘンリエッテ火村:「帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの管理官!」
ヘンリエッテ火村:「“鷲の巣”アードラーネスツ!」
ヘンリエッテ火村:「ヘンリエッテ火村だぞッ!」
ヘンリエッテ火村:「こんな!こんな事でェッ!」
ヘンリエッテ火村:指先の震えが止まらない。
ヘンリエッテ火村:能力のコントロールが効かない。
ヘンリエッテ火村:金塊を引き抜いた。
GM:バベルの黄金のHPを67(→ 67)減少 (47 → -20)
GM:君の目の前で金塊の山がガラガラと崩れていく。
GM:周囲の目から見れば。
GM:圧倒的な財力と権力、そして高い技能を持つ相手に対して。
GM:コルナ・ラスペの勝利はありえないと思われていただろう。
GM:だが決着は。
コルナ・ラスペ:「……後手2ターン目。決着は後手2ターン目だと最初から決めていた」
コルナ・ラスペ:「アンタは、レアちゃんが刻印を偽装した『地雷』周辺の金塊を優先して処理しようとした……」
コルナ・ラスペ:「一番バランスを崩しやすい、根元付近の金塊だ。冷静で合理的なアンタなら……万が一の長期戦を想定して」
コルナ・ラスペ:「リスクを真っ先に切ってくれると思っていたよ」
ヘンリエッテ火村:「…ぐ…う」
コルナ・ラスペ:2手。コルナ・ラスペの当初の軍資金2億8000万プリカで足りるだけの、ほぼ最速の決着。
コルナ・ラスペ:そのためだけに、仲間達がすべてを注ぎ込んだ8億ぶんの金塊を
コルナ・ラスペデコイとして使ったのだ。
コルナ・ラスペ:「アタシの、勝ちだ」
ヘンリエッテ火村:「あ…ああああああ…」
誓願寺レア:「……信じられない」この場において最も陳腐であり。
誓願寺レア:「信じられない。コルナ・ラスペ……」最も単純な称賛を漏らす。
一二野ミルト:「コルナさん…凄い!すごいよ。本当にヘンリエッテ管理官に勝っちゃうなんてっ」両手を合わせて喜ぶ
起源院ミコ:「…コルナ様」彼女が真に信じて賭けていたものは、彼女自身のみであったと気付きながら。「お美事ですわ」手を叩き、称える。
一二野ミルト:「私、貴方を信じてよかったです!」花の様に笑む
コルナ・ラスペ:仲間達からの賞賛には、負い目のような、複雑な感情がある。
コルナ・ラスペ:「悪いな、みんな」
コルナ・ラスペ:「――だが、アタシに賭けてよかっただろ?」
GM:パチパチパチと拍手の音がする。
バグズ先生:「素晴らしい、実に素晴らしい勝利だ」
バグズ先生:「勝者はコルナ・ラスぺ。立会人もこれを認めよう」
バグズ先生:その声は笑っているのかもしれない。
バグズ先生:蟲の羽音のような不快なノイズが混じる声で。
バグズ先生:ソレは確かに嗤っていた。
バグズ先生:「不合理…実に不合理だった」
バグズ先生:「しかし、合理性とは表裏と言ったところだろうか」
ヘンリエッテ火村:膝から崩れ落ち体を震わせている。
バグズ先生:その頭を掴む。
ヘンリエッテ火村:「ぐ…あ」
コルナ・ラスペ:「……おいおい」
誓願寺レア:「……何を」
一二野ミルト:「な、なにしてるの」
バグズ先生:「彼女の心のセキュリティーは既に限界を超えた」
バグズ先生:「度重なるプレッシャー。不安。」
バグズ先生:「それらに対処すべく僕が手を貸した結果」
バグズ先生:「彼女は不合理に飲まれていった」
バグズ先生:「チートのアクセスコードを使用するには」
バグズ先生:「自信の設定に直接コードの一部を使用しなければならない」
バグズ先生:「ブロックもまた然り」
バグズ先生:「彼女は自分からいろいろなモノを投げ売っていたんだが」
バグズ先生:「最後の壁を崩したのは君たちだ」
バグズ先生:「ありがとう」
バグズ先生:「これで、彼女の不安に真に向き合う事が出来るよ」
コルナ・ラスペ:「もう少し理解しやすく言ってほしいもんだな、バグズ先生」
起源院ミコ:「…“蟲”先生。貴方とは」身構え、近付こうとする。「気が合いそうにありませんわね」
バグズ先生:「わかりやすく!そうだね!」
バグズ先生:「僕はバグズ!」
バグズ先生:「感染するプログラム」
バグズ先生:腕が分解し。
バグズ先生:蠢く蟲がヘンリエッテ火村の体に潜り込んでいく。
バグズ先生:「ギャンブルの結果を覆す不合理」
バグズ先生:「それもまた一つの答えさ」
バグズ先生:「さあ、ヘンリエッテ。失態は無かったことにしよう」
コルナ・ラスペ:「管理官サマには、秩序と規則を守る義務がある。自らルールを破ることを選べない。それを心の中で望んでいたとしても」
コルナ・ラスペ:「それを選ぶことは『不合理』だからだ。だが」
コルナ・ラスペ:「アンタは、その選択を取れるようになることが――生徒の成長に繋がると考えたわけだな」
ヘンリエッテ火村:「…選べばいい」
ヘンリエッテ火村:「選択肢はそこに最初からあったんだ」
バグズ先生:「可能性は沢山ある方が良いだろう?」
バグズ先生:「彼女は殻を破ったんだ」
バグズ先生:「それは成長じゃないのかい?」
起源院ミコ:溜息。「生徒に手を出す先生は、ただの犯罪者ですわ」
一二野ミルト:「ちがいます!貴方はヘンリエッテさんの心を虫食いの様にしていたんですっ」
一二野ミルト:「彼女がアクセスコードを使用するたびに、また不安になって力を使うのも分かった上で、彼女に力を貸していたんです」
バグズ先生:「手を出す、手を貸す、さて僕の手は」 分解して無くなった手を振る。
バグズ先生:「まさしく手を貸し出したわけだ」
誓願寺レア:「ええ。体内に巣食う蟲……さしずめ三尸ってところ」
誓願寺レア:「三尸が体から抜け出して天に罪悪を告げるのは、その人を思ってのことじゃない」
誓願寺レア:「寿命を食いつぶして、自由に羽ばたくため」
誓願寺レア:「……予算が適切に使用されない原因が、“外患”の場合は」
誓願寺レア:「その原因の消遣も、仕事だから。よろしくね、先生?」
バグズ先生:「安心していいよ。君たちの不安も」
バグズ先生:「僕が取り除いてあげよう」
起源院ミコ:「どれだけ上手いこと言っても」扇子の中に隠したデュエルガントレットを取り出す。「貴方がカスなのには変わりませんわ」
起源院ミコ:「ここから貴方は」「わたくしたちに解明されるだけの存在となっていただきますわ」
起源院ミコ:「メタゲームの自浄作用かみのみえざるてを知りなさい」
コルナ・ラスペ:「どうやら、そういうことらしい」
コルナ・ラスペ:「気に食わない結果をひっくり返そうが、皆受けて立つ気満々ってわけだ」
バグズ先生:「フフ、素晴らしい探求心だ」
バグズ先生:一二野ミルトの方を見る。
バグズ先生:「他の先生の生徒だが」
一二野ミルト:「…なんですか?蟲先生。」
バグズ先生:「君は欲しいな」
バグズ先生:「その技術は僕向きだと思う」
一二野ミルト:「生憎。人の心に触れる力は、傷つける為のものではありません!」
一二野ミルト:「分かりえぬ他人を理解し、共に生きる為の物ですっ。だから、貴方には渡しません!」
バグズ先生:「フフ」
ヘンリエッテ火村:「どうという事は無い」
ヘンリエッテ火村:「クズを鎮圧する」
ヘンリエッテ火村:「適正な職務であり正当な手段だ」
ヘンリエッテ火村:「さあ、先生は嬉しいよ」
バグズ先生:「さあ、先生は嬉しいよ」
GM:声がダブる
バグズ先生:「やる気のある生徒を受け止めるのも僕の仕事だからね」
ヘンリエッテ火村:「やる気のある生徒を受け止めるのも僕の仕事だからね」
コルナ・ラスペ:「……ヘンリエッテ火村」
コルナ・ラスペ:「アタシは否定しないさ。自我をベットしたって……手段を選ばず勝ちにくればいい。全てを賭けた勝負なら当然だ」
コルナ・ラスペ:「代わりに、覚悟しろよ」
コルナ・ラスペ:「神はバベルの塔を雷で粉々にしたが――」
コルナ・ラスペ:「そんな勝ち方、誰だって」
コルナ・ラスペ:「カッコ悪い、、、、、と思っていたに違いないんだからな」


【クライマックス】

クライマックス
第?の賭博 「力による結末」 “鷲の巣アードラーネスツ”ヘンリエッテ火村&”64”バグズ先生 決着!!
GM:クライマックス戦闘です
GM:全員登場して下さい
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (91 → 99)
一二野ミルト:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 2[2]+86 → 88

コルナ・ラスペ:ギャンブラーは限界を攻めるぜ
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を1d10(→ 2)増加 (68 → 70)
一二野ミルト:コルナさん攻めてるじゃん
起源院ミコ:78+1D10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+7[7] → 85



GM:まず君たちを大量の黒服が包囲します。
GM:が。
“10上がり”ジャック:「雑魚はウチらに任せといてもらおか」
“借金王”モコ:「ウチらって私も入ってるの?」
公沢さん:「やってやるのだー!!」
GM:という事で雑魚の黒服はジャックさんたちが相手をしてくれます。
GM:残ったのは蟲先生、ヘンリエッテ、エリート黒服2体
GM:蟲先生から発せられる凶悪なレネゲイド波動が君たちの精神を揺さぶります。
GM:衝動判定 目標値9でお願いします
起源院ミコ:ウオオ 思い出の一品を使います
誓願寺レア:4dx-5>=9
DoubleCross : (4DX10-5>=9) → 7[3,4,5,7]-5 → 2 → 失敗

コルナ・ラスペ:私も思い出の一品使いまくるぜ
起源院ミコ:3DX+2>=9
DoubleCross : (3DX10+2>=9) → 8[2,8,8]+2 → 10 → 成功

誓願寺レア:強化兵なんてこんなもんだぜ 暴走。
起源院ミコ:セーフ!
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を2d10(→ 11)増加 (70 → 81)
起源院ミコ:85+2D10
DoubleCross : (85+2D10) → 85+15[8,7] → 100

一二野ミルト:3dx>=9
DoubleCross : (3DX10>=9) → 7[2,4,7] → 7 → 失敗

コルナ・ラスペ:10dx+3 よく考えたらここで侵蝕99なのギリギリ不利じゃない?
DoubleCross : (10DX10+3) → 10[2,2,3,8,8,8,8,9,10,10]+6[5,6]+3 → 19

起源院ミコ:カバー役として最悪の出目ですわ
一二野ミルト:失敗!暴走します
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を2D10(→ 5)増加 (99 → 104)
一二野ミルト:2d10+88
DoubleCross : (2D10+88) → 15[9,6]+88 → 103

(黒服7)(黒服7)(ヘンリエッテ12)(蟲6)

10m

(コルナ10)(レア8)(ミコ5)(ミルト4)
GM:配置はこんな感じです
GM:ラウンド1 セットアップ
誓願寺レア:《ソードマスター》。サイレントシーカーを指定、武器使用時の達成値を+9。
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を3(→ 3)増加 (81 → 84)
起源院ミコ:なし!
コルナ・ラスペ:ブルーゲイルは2ラウンド目の切り札にとっておいていいか
コルナ・ラスペ:なし
一二野ミルト:SS『love_evol(^0^).bd』【進化の兆し(強化効果)】。能力値+3、シナリオ一度
蟲先生:《イリュージョンシールド》自身を対象に含む判定のダイス-20個 自分以外の味方がいない場合は無効
一二野ミルト:社会が3伸びて、侵蝕が+10されます。
コルナ・ラスペ:厄介なエフェクト持っていやがる
ヘンリエッテ火村:《機械化手術》《不死身の炎》
ヘンリエッテ火村:HP+150
起源院ミコ:わたくしより多いですわ
GM:イニシアチブ
GM:特になければヘンリエッテ火村が行動します
コルナ・ラスペ:動かれちゃう~ッ
ヘンリエッテ火村:動いちゃうぞ
誓願寺レア:なんもないよ~
一二野ミルト:何も割り込めないよ~~!
ヘンリエッテ火村:マイナーでPDWを起動
起源院ミコ:手札誘発もないですわ
ヘンリエッテ火村:攻撃を範囲(選択)に変更
GM:《氷神の悲しみ》《バリアクラッカー》《アームズリンク》《クロスバースト》《スタンボルト》《アタックプログラム》《コンセントレイト》
GM:君たちのエンゲージを標的に攻撃します
ヘンリエッテ火村:11dx7+8
DoubleCross : (11DX7+8) → 10[1,1,4,4,5,7,8,8,9,10,10]+10[1,4,4,4,10,10]+6[4,6]+8 → 34

誓願寺レア:暴走リア不
一二野ミルト:暴走リア不
コルナ・ラスペ:『纏う足』。《リフレックス:ウロボロス》《浄玻璃の鏡》。がんばって回避するぞッ
コルナ・ラスペ:13dx7+6>=34
DoubleCross : (13DX7+6>=34) → 10[1,1,1,1,2,4,6,6,8,9,9,10,10]+10[1,4,7,8,9]+10[1,4,9]+10[8]+10[8]+10[7]+1[1]+6 → 67 → 成功

コルナ・ラスペ:回避……!
誓願寺レア:つよ~
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を3(→ 3)増加 (104 → 107)
GM:くそ~
一二野ミルト:スゲェ‼流石コルナさんだ!
起源院ミコ:避けたので、自身はガード。ミルト様を崩れずの群れでカバーリング
一二野ミルト:ありがたい~~
GM:ガー不だぜ
起源院ミコ:おおっと
起源院ミコ:ではダメ元ドッジ!
起源院ミコ
起源院ミコ:7DX+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,2,3,4,6,9,9]+1 → 10

GM:一瞬あせった
起源院ミコ:わたくしも焦りましたわ
ヘンリエッテ火村:ダメージ
ヘンリエッテ火村:4d10+29
DoubleCross : (4D10+29) → 15[3,10,1,1]+29 → 44

GM:ダイス目がカス~
誓願寺レア:リザレクト
誓願寺レア
起源院ミコ:装甲も無視されてるので88点いただきますわ
誓願寺レア:誓願寺レアのHPを1d10(→ 3)に変更 (25 → 3)
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を3(→ 3)増加 (84 → 87)
起源院ミコ:HPは12、侵蝕は102になりました
コルナ・ラスペ:生きてるのすご
誓願寺レア:やば
GM:ええ~
GM:死なないの?
GM:つよ
一二野ミルト:タフという言葉はミコの為にある
起源院ミコ:なにっですわ


ヘンリエッテ火村:大型の火器を実体化する。
ヘンリエッテ火村:「さあ授業の時間だ」
蟲先生:「さあ授業の時間だ」
蟲先生:「まずは創作ダンスでも踊ってくれたまえ」
ヘンリエッテ火村:「まずは創作ダンスでも踊ってくれたまえ」
ヘンリエッテ火村:大量の弾丸が君たちに降り注ぐ。
誓願寺レア:「……」特に避けようともせず、自身の再生力に任せて立ち続けている。
コルナ・ラスペ:(右右後ろ待つ左伏せ左右)
コルナ・ラスペ:ダン!!
コルナ・ラスペ:銃口が向いた時には迷いなく動き出していた。
起源院ミコ:「《不撓不屈の構え》ですわ」手にしたデュエルガントレットから、一枚のカードを差し出す。
コルナ・ラスペ:完全にでたらめな動きのようでいて、銃撃の合間を奇跡的に抜ける。
一二野ミルト:「すごい!コルナさんがヘンリエッテさんの銃撃の雨をかいくぐる様にして避けているっ」
ヘンリエッテ火村:「クソ…ども…が」
起源院ミコ:デュエルガントレットに内蔵されたアプリケーション「デュエルコロッセオ」。全ての戦闘行為をクロスモンスターズへと代替する、XMsアカデミアの普及品。
コルナ・ラスペ:「実況してる場合じゃないんだよな!」
起源院ミコ:これがある限り、すべての命のやりとりはゲームにまで単純化、矮小化される。
コルナ・ラスペ:「遠くに……うおっ危ね!逃げてたほうがいいぞ、ミルミル!」
一二野ミルト:「大丈夫、私には…」
一二野ミルト:「大親友のミコさんがいますから!」
起源院ミコ:一二野ミルトへと向かう弾丸が、全て起源院ミコへと軌道を変えて降り注ぐ。
起源院ミコ:血を吐きつつ、獰猛に笑う。「負けなければ、こんな痛みなど…」「安いもんですわ!」
蟲先生:「ほう、君も中々不合理…興味深い」
コルナ・ラスペ:「……迷わず信じやがる」


GM:行動値10 コルナさんの手番
コルナ・ラスペ:せっかく黒服が同じエンゲージに固まってるから
コルナ・ラスペ:PDW使っちゃったほうが良さそうだね
コルナ・ラスペ:マイナーでPDW起動
コルナ・ラスペ:黒服2人とヘンリエッテを対象に範囲攻撃だ
コルナ・ラスペ:『悪い手』。《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》。
コルナ・ラスペ:11dx7-1
DoubleCross : (11DX7-1) → 10[1,1,2,2,3,4,4,6,8,9,10]+6[1,4,6]-1 → 15

コルナ・ラスペ:うっちょー!?
コルナ・ラスペ:《原初の紫:妖精の手》!最後の6を10に。
一二野ミルト:本当に持っててよかった妖精の手
コルナ・ラスペ:1dx7+19
DoubleCross : (1DX7+19) → 6[6]+19 → 25

コルナ・ラスペ:これでもほぼ並以下!火力強化エフェクトもないし……!
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を6(→ 6)増加 (107 → 113)
コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を5(→ 5)増加 (113 → 118)
ヘンリエッテ火村:ドッジ
ヘンリエッテ火村:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[2,4,6,6,7,7,10]+1[1] → 11

ヘンリエッテ火村:ダメ
GM:黒服白兵がドッジ
GM:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 7[1,2,2,2,6,7]+1 → 8

GM:ダメ
GM:黒服ガードが黒服白兵を《マグネットフォース》でカバー
GM:ダメージをどうぞ
コルナ・ラスペ:黒服に黒服を守られるのもなかなか厄介だぜ
コルナ・ラスペ:3d10+9
DoubleCross : (3D10+9) → 26[6,10,10]+9 → 35

コルナ・ラスペ:ダメージはすごくいいぞ
GM:それで
GM:黒服ガードは落ちます
GM:ヘンリエッテにはダメージが入る
GM:演出をどうぞ


コルナ・ラスペ:銃撃をしのぎ、ヘンリエッテがリロードをしている隙。
コルナ・ラスペ:「今、だ!」
コルナ・ラスペ:ガガガガガガガン!!!
ヘンリエッテ火村:「戦力を保持しろ」
ヘンリエッテ火村:自分は攻撃を受けつつ指示を出す。
コルナ・ラスペ:爆発的な発射音とともに、釘やリベットなどの雑多な金属類がヘンリエッテ達に降り注ぐ。
コルナ・ラスペ:マシンガンではない。掘削用重機を原型を留めないほど改造した、ありあわせの危険な射撃武器だ。
コルナ・ラスペ:「小さい頃から工作が好きでね!」
エリート黒服:「グワーッ」
コルナ・ラスペ:「鉱山労働なんかよりずっと楽しかったぜ!」
エリート黒服:味方をかばいつつ倒れる
誓願寺レア:「ずっとそれを作ってたの……?」
ヘンリエッテ火村:「趣味が悪い…な」
コルナ・ラスペ:「さすがジェネシスの黒服……!訓練行き届いてるな。アタシと違って」
蟲先生:「僕の相手はしてくれないのかい?」
蟲先生:「悲しいなあ」
コルナ・ラスペ:「抜かしやがる」笑う。
コルナ・ラスペバグズ先生を狙ったその時に発動する仕掛けがあったはずだ。ギャンブラーとしての直感でそれを確信している。
一二野ミルト:「やった!これで護衛を減らしていけば勝てる筈ですっ」
コルナ・ラスペ:「後は任せたぞ!コルナちゃん特製マシンガンコンプレッサーは……」
コルナ・ラスペ:ドギャ!バチバチバチーッ
コルナ・ラスペ:「たった今壊れた!一回分しか耐えられないんだよな構造的に」
誓願寺レア:「そんな突貫で作ってればそうよね」言いながら、自身のサブマシンガンを取り出している。
誓願寺レア:「ジェネシスの整備が行き届いたのを使うのがよさそうかな」
起源院ミコ:「自分の作ったものしか信じられない…ちょっとだけ、その気持ちはわかりましてよ」


GM:行動値8 レアさんの手番
誓願寺レア:マイナーで“スピニング・ダンサー”(贋作王の秘本)で取得した完全熱光学迷彩を起動。隠密状態に。
誓願寺レア:メジャー『閃光遅延』:《マルチウェポン》《神機妙算》。エンゲージに範囲攻撃、対象ですが
誓願寺レア:敵全員です。黒服、ヘンリエッテ、蟲先生。
GM:ダイスー20個対策はありますか?
誓願寺レア:-監査対象/エンパイアラブアンダーワークスクール/尽力:○/隔意 これをタイタス化して不利な効果を解除。
GM:なるほど
コルナ・ラスペ:気前よく切るなあ
誓願寺レア:侵蝕低いからね
誓願寺レア:十字冠で攻撃力上げるよりこれで一発当てるほうがお得のはず
誓願寺レア:5dx+19
DoubleCross : (5DX10+19) → 7[1,4,6,6,7]+19 → 26

蟲先生:ドッジ
蟲先生:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 9[3,5,7,8,8,9] → 9

ヘンリエッテ火村:ドッジ
ヘンリエッテ火村:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[3,4,6,6,8,9,10]+6[6] → 16

エリート黒服:ドッジ
エリート黒服:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[4,5,5,6,7,10]+6[6]+1 → 17

GM:頑張ったけどダメ
誓願寺レア:エリートじゃん
GM:ダメージ下さい
誓願寺レア:3d10+20+9d10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+20+9D10) → 17[5,5,7]+20+40[4,1,9,2,8,2,5,7,2] → 77

GM:ウワ でっか
GM:エリート黒服は倒れます
GM:装甲有効だから
GM:ふむふむとダメージを受けます
GM:演出どうぞ
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を6(→ 6)増加 (87 → 93)


誓願寺レア:銃を向け、構える。整った姿勢で、そのまま、ただ銃を撃つ。
誓願寺レア:その照準の狙いは、生徒たちのみ。
誓願寺レア:(コルナは明らかに先生を避けた)
誓願寺レア:(狙いたくなかった?じゃあ)
誓願寺レア:銃声が別の場所からも聞こえる。
誓願寺レア:飛来した銃弾は彼女の構える銃からのみではない。どこか別の場所からも飛来し、包囲するように周辺を撃ち抜いていく。
誓願寺レア:それらを視認することはできない。尋常の目では。
誓願寺レア:あるいは、偽りを看破する異能を持つものであれば、それを認識できるだろう。
エリート黒服:「グワーッ」 撃ち抜かれる
誓願寺レア:彼女の背から、巨大な、不可視の隠し腕が生成されている。
ヘンリエッテ火村:「な…んだ?」
蟲先生:「おっとこれは…」
蟲先生:「何という不合理」
誓願寺レア:その先端に銃器が握られており、射角を持って、知覚されぬままに敵を討ち続けている。
蟲先生:自分の存在を希薄化させ 他者を前面に立たせる能力
コルナ・ラスペ:「うっそ~……なんだありゃ」
蟲先生:先生は陰ながら生徒を応援するだけだと嘯くバグズ先生の擬態化が
起源院ミコ:「オフィサーを務めるからには、『切札』の一つや二つ握っていないわけがありませんわね…!」
コルナ・ラスペ:(もしオフィサーの新兵器だったりしたら……見たことは黙っとこ……)自分の口をふさぐ。
一二野ミルト:「凄い…けど、なっ何が起こってるんですっ?」
蟲先生:皆の目に映る先生から少しズレた場所で被弾したビジョンが一瞬見える。
誓願寺レア:「うん。そこに居たんだ」
蟲先生:「見抜いた?いや、完全にというワケじゃないよね」
蟲先生:「面白いね、君たちは不合理の申し子だ」
コルナ・ラスペ:「やっぱり罠かよ。名乗ってるだけあるな」
蟲先生:「僕の生徒にしたい」
コルナ・ラスペ:「疑似蟲ルアーまで使いやがる」
誓願寺レア:「仕留めておきたかったけど。まあ、任せてもいいのかな」


GM:行動値6 バグズ先生の手番
GM:マイナーで移動し君たちのエンゲージへ
起源院ミコ:ひっ こないでくださいまし
誓願寺レア:こっちきた
一二野ミルト:こわいよ~!
コルナ・ラスペ:虫きらーい!
GM:メジャーで《戦乙女の導き》《癒しの水》《狂戦士》《さらなる力》《タブレット》
GM:8dx+15
DoubleCross : (8DX10+15) → 10[1,2,4,4,6,9,9,10]+4[4]+15 → 29

GM:成功
誓願寺レア:回復するのをやめなさ~い!
GM:ヘンリエッテ火村を再行動させます
GM:4d10+4
DoubleCross : (4D10+4) → 17[1,3,6,7]+4 → 21

GM:21点回復
蟲先生:羽ばたく蟲の影が小さな手になり 指さしのポーズをとる
蟲先生:君たちをそれぞれ指さしをする。
蟲先生:「さあ、先生がちゃんと狙いを取れるようにしてあげよう」
蟲先生:「今度は外さないようにしよう」
コルナ・ラスペ:「あっ!やる気かこの!」アクリル板と食堂のトレーで作った変な盾を取り出そうとする。
蟲先生:「大丈夫君ならできるよヘンリエッテ」
コルナ・ラスペ:「くそ、攻撃するのは……そっちか!」
蟲先生:不快な笑い声を上げながら羽音の振動でヘンリエッテの体を操る。
ヘンリエッテ火村:「あ、ああ…解っている」
ヘンリエッテ火村:「外さない。私は有能だ」
ヘンリエッテ火村:「先生」
起源院ミコ:「耐性持ちシステム生物…!」「コンボエンジンがあそこまでやるなんて聞いてませんわ!」ガントレットを構えて歯噛み。
誓願寺レア:「……何言ってるか全然わかんないけど……」
誓願寺レア:「長く続けてはいられなさそう」
一二野ミルト:「ミコさんではたまにある事です!」


GM:そのままヘンリエッテ火村が行動します
ヘンリエッテ火村:オートアクションでウェポンケースからPDWを装備
ヘンリエッテ火村:マイナーで起動し範囲(選択)に
誓願寺レア:2個目使ってる!
GM:10億プリカ持ってるからね
ヘンリエッテ火村:《氷神の悲しみ》《バリアクラッカー》《アームズリンク》《クロスバースト》《スタンボルト》《アタックプログラム》《コンセントレイト》
GM:君たち全員が対象だ
起源院ミコ:ひーん 範囲攻撃はもうこりごりですわ~っ
ヘンリエッテ火村:21dx6+8
DoubleCross : (21DX6+8) → 10[1,1,1,1,1,2,3,3,5,6,6,6,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+10[1,3,3,5,6,7,7,8,8,9,9,9]+10[2,4,4,5,6,7,9,10]+10[5,5,6,7]+5[1,5]+8 → 53

一二野ミルト:ひえっ~~~!!
誓願寺レア:リア不!
起源院ミコ:ダメ元ドッジ!コルナ様が避け損ねたらそちらを優先的にかばいますわ
起源院ミコ:4DX+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[8,8,9,9]+1 → 10

起源院ミコ:だめ!
コルナ・ラスペ:『纏う足』。《リフレックス:ウロボロス》《浄玻璃の鏡》。さっきと同じ出目が出ればいける!
コルナ・ラスペ:13dx7+6
DoubleCross : (13DX7+6) → 10[1,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7]+6[4,5,6]+6 → 22

コルナ・ラスペ:全然ダメww
起源院ミコ:ではコルナ様に崩れずの群れでカバーリング!
起源院ミコ:侵蝕は104になりまして
ヘンリエッテ火村:ダメージ
ヘンリエッテ火村:6d10+34
DoubleCross : (6D10+34) → 33[1,6,6,6,5,9]+34 → 67

コルナ・ラスペ:コルナ・ラスペの侵蝕率を3(→ 3)増加 (118 → 121)
起源院ミコ:死にますわ!とりあえずドラゴンへのロイスを切って復活
起源院ミコ:HPは15になりまして
誓願寺レア:リザレクトします~
一二野ミルト:死んじゃいます!世界で最も催眠の上手い組織、UGNへのロイスを切って復活
誓願寺レア:誓願寺レアのHPを1d10(→ 5)に変更 (3 → 5)
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を5(→ 5)増加 (93 → 98)
一二野ミルト:HPは11になります~


蟲先生:「次は数学の授業かな?それとも物理か」
ヘンリエッテ火村:「次は数学の授業かな?それとも物理か」
ヘンリエッテ火村:「よく狙って撃つ、それで良いんだ」
蟲先生:「よく狙って撃つ、それで良いんだ」
ヘンリエッテ火村:「ああ…解ってるさ」
ヘンリエッテ火村:先ほど使った武器を投げ捨て
ヘンリエッテ火村:更にもう一つ武器を実体化
ヘンリエッテ火村:「的を狙えば当たる」
ヘンリエッテ火村:無数の弾丸が降り注ぐ。
コルナ・ラスペ:(左左斜めアッ外れた!!)思い切り読みを外し前に出てしまう。
起源院ミコ:「コルナ様」「これでもわたくし、貴女のことを信じておりましてよ」微笑む。
誓願寺レア:「……」その弾丸を受け続けながら、次なる射撃点を探している。相変わらず回避の様子はない。
起源院ミコ:「コルナ様は、コルナ様のしたいようになさいまし」カードを掲げ、コルナを弾丸から守る盾となる。
一二野ミルト:「ヘンリエッテさん、私は的じゃありません!私は────あぎゃ!」
コルナ・ラスペ:「ミコッちゃん!」
一二野ミルト:無防備に話しかけようとしてそのまま銃撃を受ける
起源院ミコ:その場に膝をつく。「あら」「…痛い、ですわね?」一瞬の後、肉体の再生とともにその場で立ち上がる。
コルナ・ラスペ:「……悪いな、ミコッちゃん」
起源院ミコ:「いいんですの。貴女が王だろうと、庶民の皆様だろうと」「わたくしは、わたくしがありたいようにあるだけですわ」


GM:行動値5 ミコさんの手番
起源院ミコ:まずマイナーで、パワーアシストアーマーを装備します。
起源院ミコ:で、メジャーで蟲先生にコンボ『起源神核アビオゲネシス(雷鳴の申し子+アームズリンク+コンセ)』。
起源院ミコ:この際に発生するダイスペナルティは、レア様へのロイスを切って解除。
GM:やめろーッ
起源院ミコ:10DX7+4
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[1,3,4,4,5,6,7,7,8,9]+10[1,3,7,8]+10[4,10]+3[3]+4 → 37

起源院ミコ:さあ避けてみやがれですわ!
蟲先生:ドッジ
蟲先生:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 10[4,6,6,6,6,10]+10[10]+10[10]+6[6] → 36

コルナ・ラスペ:あぶねえ~
誓願寺レア:ヤバすぎ
起源院ミコ:あっっぶな!
一二野ミルト:あぶない!
GM:ウワー 悔しィ~w
起源院ミコ:4D10+9+5+141 ダメージ!
DoubleCross : (4D10+9+5+141) → 21[7,8,1,5]+9+5+141 → 176

一二野ミルト:?
誓願寺レア:狂
一二野ミルト:物凄いよ…
ヘンリエッテ火村:《超電磁バリア》
コルナ・ラスペ:また珍しいエフェクトを
ヘンリエッテ火村:141-10d10
DoubleCross : (141-10D10) → 141-75[10,5,8,5,8,8,10,9,2,10] → 66

ヘンリエッテ火村:出目が良い
GM:けど…ダメ…
GM:バグズ先生は倒れます
一二野ミルト:む、蟲先生ーー!!!
コルナ・ラスペ:最終ダメージは176なので装甲軽減前のダメージは101ですかね
起源院ミコ:やりましたわ! こちらも倒れるんですが、アン様のロイスを切って立ってます。侵蝕は113、HPは変わらず15。
GM:ですね
GM:演出をどうぞ


起源院ミコ:不可視のジャミングを行う"蟲"先生だが、起源院ミコの眼はその居場所を確かに捉えている。
起源院ミコ:なぜなら、彼はデュエルコロッセオが示す『対戦相手』にして『プレイヤー』であるからだ。どんな策も、カードのテキストにまで単純化される。
起源院ミコ:ガントレットからカードを引きまくり、時には数枚捨てる不可解な動き。そのたびに、起源院の肉体に綻びが発生していく。
ヘンリエッテ火村:「何をやっているんだい?」
蟲先生:「何をやっているんだい?」
一二野ミルト:「出たっ!ミコさんのスーサイド…!」
コルナ・ラスペ:「ほんとに何をやっているんだい?」
蟲先生:「君のごっこ遊びに付き合っているヒマはないんだが」
誓願寺レア:「何が出たの?」
ヘンリエッテ火村:「君のごっこ遊びに付き合っているヒマはないんだが」
起源院ミコ:「…“蟲”先生」「これは、貴方への敬意ですわ」雷鳴とともに、起源院ミコのみが信じる『何か』が背後に現れる。
一二野ミルト:「あ、あああ‥‥あれはミコさんの"切り札"!!」何かが見えているミルトは慄く
起源院ミコ:不定形の形状を持つ赤子。そうあれかしと印刷された、神。
ヘンリエッテ火村:「な…なんだ…?」
蟲先生:「?」
蟲先生:「どうした?」
蟲先生:「何に怯えているんだい?」
起源院ミコ:「《起源神核アビオゲネシス》」その名を、よどみなく呼ぶ。
蟲先生:それを。
蟲先生:見た。
蟲先生:ヘンリエッテ火村の目を通して。
蟲先生:その姿を。
起源院ミコ:『神』が、“蟲先生”に触れる。
蟲先生:「こ、れ。は」
起源院ミコ:その刹那、「痛み」の信号が先生を襲う!
蟲先生:「何という」
起源院ミコ:「…私の神の能力は」「生まれ出でた時に見た痛みを、誰かにそっくり分け与える力ですわ」
蟲先生:「ふ、不合理ィィィィィィィッ!!」
起源院ミコ:殴打。辛味。剣撃。銃撃。起源院ミコがこれまで己の信念と痛覚鈍麻によって耐えてきたすべての痛みが、“蟲”先生に突き刺さる。
コルナ・ラスペ:「ヤバすぎる」
GM:蟲たちが苦悶に打ち震える。
一二野ミルト:「でたっ!ミコさんの必殺コンボです♪」
起源院ミコ:「せめて、最後は『切り札』で」「全力を持って勝たせていただきますわ」
コルナ・ラスペ:「出た!みたいな表現で流していいものなの!?」
コルナ・ラスペ:「なんかすごいの出てるけど!?」
蟲先生:「ああ…なんという…君たちは…素晴らしい」
蟲先生:「可能性」
誓願寺レア:「規定の手順を踏むことで高出力をもたらす儀式みたいな、そういう系統の能力……?」
蟲先生:「謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズは君たちを」
蟲先生:「歓迎する」
GM:そう言って消えていく。
起源院ミコ:ガントレットに試合終了のランプがつくと同時に赤子の姿が掻き消え、そのフィードバックでその場に頽れる。
誓願寺レア:「……倒れた?去った?」
コルナ・ラスペ:「どっちにしろ、この場から消えてくれたのはありがたいことだ」
ヘンリエッテ火村:「…」
コルナ・ラスペ:「管理官サマも冷静さを取り戻してくれりゃいいんだが……」
起源院ミコ:「痛ぅううっ・・!」「でも、まだ」
ヘンリエッテ火村:その体の周囲にまだ羽虫の影が纏わりついている。
一二野ミルト:「…彼女の事は、私に任せてください。」
誓願寺レア:「できるの?」
起源院ミコ:「ヘンリエッテ様」「…彼女はまだ、プレイヤーであろうとされるようですわね」
ヘンリエッテ火村:「私は…私は…」
ヘンリエッテ火村:「この学園の管理を任されて…」
ヘンリエッテ火村:「秩序と経済の循環を」
ヘンリエッテ火村:「果たさなければ…果たさなければ…」
GM:武器を構え戦闘の構え。


GM:行動値4 ミルトさんの手番
一二野ミルト:マイナー、暴走解除
一二野ミルト:メジャー、EX『PROC_SSS/.』コンセ:ソラリス+絶対の恐怖+神の御言葉+オーバードーズ+リミットリリース
一二野ミルト:侵蝕率+22、そしてDロイス賢者の石使用
一二野ミルト:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

一二野ミルト:合計+26!侵蝕率139%
一二野ミルト:ミコさんへのロイスをタイタスにしてC値をさらに減少、C2を行います
一二野ミルト:14dx2+13
DoubleCross : (14DX2+13) → 10[2,3,3,4,4,5,5,5,7,7,7,7,8,9]+10[1,2,2,3,3,4,4,5,6,6,6,8,8,9]+10[2,3,6,6,6,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,3,6,6,6,7,8,8,8,9,9,9]+10[1,1,2,3,4,6,6,8,8,9,10]+10[2,3,4,6,6,7,7,8,8]+10[1,1,2,4,4,4,4,7,9]+10[5,5,5,7,7,8,9]+10[1,1,3,5,5,10,10]+10[1,7,7,7,10]+10[1,4,7,8]+10[2,3,10]+10[1,4,9]+10[6,7]+10[5,6]+10[3,8]+10[3,10]+10[1,5]+10[8]+10[9]+10[2]+10[9]+10[5]+10[3]+10[7]+10[2]+10[8]+10[6]+10[7]+10[2]+10[8]+10[9]+10[9]+10[3]+10[5]+10[8]+10[6]+10[4]+10[9]+10[3]+10[5]+10[3]+1[1]+13 → 434

GM:バカ!
コルナ・ラスペ:ヤバすぎる~~
一二野ミルト:な、なんじゃこりゃ
起源院ミコ:C2砲!
一二野ミルト:リアクションどうぞ!
ヘンリエッテ火村:一応どっじさせろー
ヘンリエッテ火村:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,1,4,5,6,6,10]+5[5] → 15

ヘンリエッテ火村:頑張ったよ
一二野ミルト:ダメージ算出。元々の攻撃力48に、達成値ボーナスを入れます。
一二野ミルト:48+44d10
DoubleCross : (48+44D10) → 48+247[4,7,9,5,5,6,5,4,1,4,9,5,5,4,6,7,10,4,2,3,4,6,2,8,7,8,2,10,8,2,7,7,5,4,10,5,4,7,9,2,5,10,7,3] → 295

一二野ミルト:以上、295ダメージです!
GM:耐えられません
GM:復活もない
GM:君たちの勝利です
GM:演出どうぞ


一二野ミルト:「できます!私が、ヘンリエッテさんを止める」レアの言葉に応える
一二野ミルト:「だって、私信じてますから。これまで皆さんといた日々を。」
一二野ミルト:「これが地下学園生活で生み出した…私の研究成果です!」
一二野ミルト:『PROC_SSS/.』《声無き声》を向ける先は、自身の賢者の石。
一二野ミルト
一二野ミルト:『宙に浮く催眠』『チョコになる催眠』…
一二野ミルト:一二野ミルトの研究は個性的であるが
一二野ミルト:エンパイアラブ地下労働学園に落ちた理由の研究は、こんなものだ。
一二野ミルト:【賢者の石との対話挑戦、並びにそれにより得た言語について】
一二野ミルト:言葉はおろか自我、意志も無いとされる石。
一二野ミルト:それと“話せる”と信じ、【交渉】し続け。
一二野ミルト:都築京香の秘蔵の手記の入手で資金を尽し。
一二野ミルト:其がムセイオンのアトリエ名にも使われる、
一二野ミルト:遺失した魔術特化言語だと分かった頃には、
一二野ミルト:既に此処にいた。
一二野ミルト:だが、それはもう既に"完成"している
一二野ミルト:ミルトは想いを紡ぎ、歌う
一二野ミルト:【貴方の名前は何ですか?Presia aulla yos manac
一二野ミルト:【知りたくて聞いてみたくてWas quel ga kanawa hyma
一二野ミルト:【言葉に出せずに隠していたのIdesy mea ra na messe wart
一二野ミルト:【でも今は、教えて欲しいPresia messe noce yor tes mea
一二野ミルト:ミルトの声はヘンリエッテの心の奥深くへ響き、巣食うバグを取り除く。
一二野ミルト:通常なら不可能だ、だが。今だけは別
一二野ミルト:賢者の石と交渉、【踏み台とりで】にし'管理者'へと階位を上げての干渉を行う。
一二野ミルト:…一二野ミルトは熟練の技師だ。少なくとも、"斜陽の魔術師SunSetSorcereress"と比喩される程には。
一二野ミルト:「─────貴方の"好き"は何ですか?」」
一二野ミルト:「私の名前はミルト、お話しすることが好きで」
一二野ミルト:「貴方と友達になりたいの」
一二野ミルト:「一緒に冒険したいのです」
一二野ミルト:「武器を下ろして、本当の貴方を取り戻して」
一二野ミルト:ミルトの言葉が、ヘンリエッテの奥深くに入り込む
ヘンリエッテ火村:「う…」
一二野ミルト:元々、彼女に合わせて周波数カラーまで合わせているのだ
ヘンリエッテ火村:(私の好き…?)
一二野ミルト:彼女の言葉は、他人のものとして、最早分断できない。
ヘンリエッテ火村:「九蛇都会長…」
ヘンリエッテ火村:「申し訳…ありません…」
蟲先生:ヴヴ…ヴ…
蟲先生:羽虫たちが溶けるように消えていく。
ヘンリエッテ火村:「友達…」
ヘンリエッテ火村:「くだらない…な」
ヘンリエッテ火村:そう言って微笑み倒れる。
一二野ミルト:「…なんだ。笑顔も似合うじゃないですか。」
一二野ミルト:「漸く"憑物"が取れたみたいですねっ」
コルナ・ラスペ:「ミ、ミルミルの兵器」
コルナ・ラスペ:「めちゃくちゃ怖え~よ!!」物陰に隠れて震えている。
誓願寺レア:「……あなた」
誓願寺レア:「なんで地下に居るの……」
一二野ミルト:「闇オークションで…プランナーの資料を買いあさってたら」
一二野ミルト:「こんなんなっちゃいました…」
起源院ミコ:「何で地下に来たかっていうのを問うなら」「きっとみんなそうですわよ、わたくしたち」
コルナ・ラスペ:「まったくだ。……結局のとこ、お似合いのパーティーだったかもな」
一二野ミルト:「みんな、変わり者ですしね…♪」
誓願寺レア:「私は変わり者じゃないよ」
起源院ミコ:「レア様」真顔。「…本当にそう思ってまして?」
誓願寺レア:「えっ?」
起源院ミコ:「えっ」
一二野ミルト:「レアさんったら、またまた冗談を…♪冗談ですよね」
誓願寺レア:「え……?」
誓願寺レア:明らかにショックを受けている。
コルナ・ラスペ:「レアちゃん、ユーモアのセンスも流石だな」
誓願寺レア:「違……」


GM:バックトラック
GM:Eロイスは3つ
『囚人の鳥籠』アクセスコード位置変換
『ゆがんだ囁き』生徒への洗脳
『虚実崩壊』電子世界の学園
誓願寺レア:学園自体が持ってるんだ虚実崩壊を……
GM:なので3つ振っても良いし振らなくても良い
起源院ミコ:ふります
誓願寺レア:振りません 100超えてないんだよな
コルナ・ラスペ:振らせていただきましょう
起源院ミコ:113-3D10
DoubleCross : (113-3D10) → 113-15[4,9,2] → 98

誓願寺レア:1倍振りします
コルナ・ラスペ:121-3d10
DoubleCross : (121-3D10) → 121-12[1,1,10] → 109

起源院ミコ:そのうえで素振り。残ロイス3つ
誓願寺レア:誓願寺レアの侵蝕率を5d10(→ 25)減少 (98 → 73)
誓願寺レア:5点で帰還。
コルナ・ラスペ:109-5d10 1倍振り
DoubleCross : (109-5D10) → 109-26[2,3,6,9,6] → 83

起源院ミコ:98-3D10
DoubleCross : (98-3D10) → 98-8[1,2,5] → 90

コルナ・ラスペ:完璧!バックトラックではギャンブルしないぜ
起源院ミコ:Eロイス振ってよかったですわ
一二野ミルト:139-3d10
DoubleCross : (139-3D10) → 139-22[5,9,8] → 117

一二野ミルト:おお
一二野ミルト:倍ぶり
一二野ミルト:117-8d10
DoubleCross : (117-8D10) → 117-39[5,3,2,3,10,4,10,2] → 78

一二野ミルト:3点で帰還します
GM:Eロイス3つ
GM:諸々で10点
GM:君たちの手持ちプリカの合計を申告してください
GM:メインギャンブル以外の分
起源院ミコ:4740000プリカ…
コルナ・ラスペ:ぜ、0プリカ……です……
一二野ミルト:ミコさんに全部預けて0プリカです
誓願寺レア:18000です
GM:500万弱か
GM:クソギャンブル点 5点
コルナ・ラスペ:クソギャンブル点w
一二野ミルト:クソギャンブル点、初めて聞いた
GM:メインギャンブル完勝だったので3点
誓願寺レア:そんな表記もう見ることないでしょ
起源院ミコ:クソギャンブル点
GM:21点+帰還ボーナス点を足してください
誓願寺レア:26点です~
GM:二重冠ボーナス使っても良いよ
コルナ・ラスペ:神聖二重冠ボーナス使っちゃお
コルナ・ラスペ:5点が3倍されて+15点!36点だ
起源院ミコ:二重冠ボーナスで帰還ボーナス15点になり、36点です
誓願寺レア:使っちゃお~ 私も36!
一二野ミルト:21+二重冠ボーナスで帰還ボーナスが9点、30点です
GM:GMは46点貰います


【エンディング:監査報告 誓願寺レアの場合】

GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー。
GM:普段は秘書たちの出入りが激しいオフィサー会長室であるが。
GM:今日、この時間に限れば静かであった。
GM:総務会計監査局局長自らの監査報告にはそれだけの意味がある。
九蛇都 牙莉亜:「始めてくれ」
誓願寺レア:「はい」
誓願寺レア:「エンパイアラブアンダーワークスクールにおける異常源はヘンリエッテ火村」
誓願寺レア:「……それを利用した、謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズバグズ先生なる存在」
誓願寺レア:「影響の一時排除を完了しました」
九蛇都 牙莉亜:「ふむ」
九蛇都 牙莉亜:データを見ながら報告を聞く。
誓願寺レア:「今後も開発のリスクとなると思いますが」
誓願寺レア:「リスクの種別と規模の推定は済んだと言えるので、それを勘案した計画に修正する必要があると思います」
九蛇都 牙莉亜:「電脳深海ブレインの使用領域の拡張は元よりジェネシスの利益拡大には必要だからな」
九蛇都 牙莉亜:「悪意あるデータ、人格すら持つ存在か」
九蛇都 牙莉亜:「ダイブの際のプロテクト強化に有用な研究があるそうだな」
誓願寺レア:「はい。アクセスブロックの技術……開発部より“提供”がありました」
誓願寺レア:「製品開発特許庁の承認も済んでいます」
九蛇都 牙莉亜:「良いだろう」
九蛇都 牙莉亜:「バグ駆除チームの増員と共に推進予算の策定をしておいてくれ」
誓願寺レア:「はい。“デバッガー”の編成を進めます」
九蛇都 牙莉亜:「帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクールの今後についてだが」
誓願寺レア:「はい」
九蛇都 牙莉亜:「より安全性を確保しつつも存続とする」
九蛇都 牙莉亜:「監視要員と緊急時のプランへ策定の人員を増員。その予算も提出するように」
誓願寺レア:「はい。賛成です。賛同など必要ないでしょうが……了解しました」
九蛇都 牙莉亜:「…まあ、一人で全てを採決しているとな」
九蛇都 牙莉亜:「誰でも間違いに不安になる。賛同は必要さ」
九蛇都 牙莉亜:「それで、ここからは君の意見を聞きたい所だが…」
誓願寺レア:(……一人だと間違う、ではない。不安になるだけ)
誓願寺レア:(不安であればいくらでも払拭しようはある)「はい」
九蛇都 牙莉亜:「まずヘンリエッテの処遇だが」
九蛇都 牙莉亜:「どう考える?」
誓願寺レア:「能力があり、翻意もない」
誓願寺レア:「エンパイアラブに置き続けるかはともかく、有用な人物であると思います」
九蛇都 牙莉亜:「そうか…ならばそうしよう」少しだけ安心した声になる。
九蛇都 牙莉亜:「あの子は一人でなにもかもやりたがるが」
九蛇都 牙莉亜:「補佐をつければ安定するだろう」
誓願寺レア:「はい。秘書室であれば適任も居るかと」
九蛇都 牙莉亜:「室長に適任の人材を考えるように通達しよう」
誓願寺レア:「まずと仰っしゃりましたが。他には?」
九蛇都 牙莉亜:「今回の件で特に活躍した生徒への報償だな」
九蛇都 牙莉亜:「名前を挙げてくれ」
誓願寺レア:「開発部の一二野ミルト」
九蛇都 牙莉亜:「過剰な予算を使って投票権も売り払った子か」
誓願寺レア:「結論から言えば、過剰ではなかったということです」
誓願寺レア:「むしろ、予算付与が不足・・していました」
九蛇都 牙莉亜:「なるほど、監査局長が言うなら間違いないな」
誓願寺レア:「アクセスブロック技術への今後の投資にもなるでしょう」
九蛇都 牙莉亜:「適正な予算を君で考えて出してやれ。それと投票権を3だ」
誓願寺レア:「……はい。それから……」
誓願寺レア:「監視の許可も頂きたく。悪用にも事欠きません――本人の意志には関わらず」
九蛇都 牙莉亜:「許可する」
誓願寺レア:「他校の貢献者についてはどう取り扱いしますか?」
九蛇都 牙莉亜:「我が校に貢献した者に対しての差異はない方が正当だな」
九蛇都 牙莉亜:「臨時投票権を発行する」(本人にしか使えず譲ることはできない)
九蛇都 牙莉亜:「本人が望むなら金銭での支払いも認めよう」
誓願寺レア:「了解しました。では、XMsアカデミアの“ニュートロン”起源院ミコへ発行を」
九蛇都 牙莉亜:「1枚の発行を許可する」
誓願寺レア:「は。それから……」少し言い淀んで。
誓願寺レア:「もう一名。特記すべき生徒がありますが」
九蛇都 牙莉亜:「構わない」
誓願寺レア:「コルナ・ラスペ。彼女の処遇は?」
九蛇都 牙莉亜:「フフ…彼女か」
九蛇都 牙莉亜:「そうだな…」
九蛇都 牙莉亜:「負債と相殺して一枚発行してやれ」
九蛇都 牙莉亜:「あの子は持ちすぎるよりも」
九蛇都 牙莉亜:「無い所からの方が面白い」
誓願寺レア:「よろしいのですか?」
九蛇都 牙莉亜:「もっと発行した方が良かったか?」
誓願寺レア:「いえ。あっても無駄にしますよ」
誓願寺レア:「下らないものにも、同じように容赦なく使ってしまいますから」
誓願寺レア:「そうではなく。本校に置き続けても?」
九蛇都 牙莉亜:「フフ…そうやろうね」少し口調が穏やかになる。
誓願寺レア:「いずれ必ずあなたを脅かそうとしますが」
九蛇都 牙莉亜:「かまへんよ。どうせ好きにするやろ」
九蛇都 牙莉亜:「それとも…」
九蛇都 牙莉亜:「誓願寺なら何とか手綱を握れそうなん?」
誓願寺レア:「……いいえ」
誓願寺レア:「綱なんて掛けたら、こちらが引きずられてしまう」
誓願寺レア:「それは御免ね」
九蛇都 牙莉亜:「ほな、しゃあないなあ」
誓願寺レア:「……一つ、よろしいですか?」
九蛇都 牙莉亜:「なんや?」
誓願寺レア:「楽しめましたか?」
九蛇都 牙莉亜:「ああ…なるほど」
九蛇都 牙莉亜:にやりと笑う。
九蛇都 牙莉亜:「中々面白かったわ」
誓願寺レア:「それは何よりで」
誓願寺レア:真に事件を最速で片付けるのであれば、情報を渡せるだけ渡しておけばよかったのだろうと思う。
誓願寺レア:それをしなかったとなれば。
誓願寺レア:「……私も面白かったです」
九蛇都 牙莉亜:「そら良かったねえ」
九蛇都 牙莉亜:君の分の報酬に投票権3枚のサインを記す。
九蛇都 牙莉亜:「そうやね、今日はもう他の予定も入れてへんから」
九蛇都 牙莉亜:「誓願寺の主観で今回の顛末を聞かせてくれへん?」
九蛇都 牙莉亜:そう言って。
九蛇都 牙莉亜:他人を値踏みしているのか。
九蛇都 牙莉亜:単純に楽しんでいるのか。
九蛇都 牙莉亜:解りづらい笑みを浮かべた。
誓願寺レア:「ありがとうございます」と一礼する。
誓願寺レア:(……そろそろ、私の価値も知られてしまう)
誓願寺レア:(そうなるまでに)
誓願寺レア:(あれ・・を見つけなくてはならない)
誓願寺レア:滔々と、事件の顛末を話し始めた。彼女たちの、これからの道行きとともに。


【エンディング:決闘者デュエリストは我が道を征く 起源院ミコの場合】

起源院ミコ:XMsアカデミア。シアンバロール寮サロンの一室。
起源院ミコ:いつもなら多数の生徒たちが優雅に紅茶などを飲みながらプレイマットを敷き研鑽に励む場だが、今日は貸し切りだ。
起源院ミコ:『他校より来客中ですわ 起源院』と書かれた張り紙が入り口ドアに貼られている。
起源院ミコ:高級そうなソファに腰掛け、目の前の相手に話しかける。「お久しぶりですわね、ミルト様」
一二野ミルト:「ええ、ミコさんお久しぶりですっ!つまらないものですが、まずはこれをどうぞ」
一二野ミルト:ミルト持参の紐で結わえた折敷には寿司が詰め込まれており、瓶には発酵米ジュースが入っている
一二野ミルト:クリムゾン産のオーガニックサバを使ったしめ鯖寿司と発酵米ジュース
一二野ミルト:特に発酵ジュースはミルトがエンパイアラブ地下労働学園で覚えた嗜好であった。
起源院ミコ:「ま、美味しそう」「いただきますわね」
起源院ミコ:地下で定食を食べていた時と同じ、本当に美味しそうな顔で一口口に運ぶ。
一二野ミルト:「どうぞどうぞ。発酵は文化の味、すなわちソラリスは人間文明をつかさどるシンドロームですからね♪」
起源院ミコ:発酵ジュースを少し口に含む。
起源院ミコ:「ぐええぇっ!」お嬢様らしくない声を出し、口をハンカチで押さえる。
一二野ミルト:「ミコさんがこれで楽しんでもらえると私もソラリスの一員として嬉しいで…」
一二野ミルト:「だ、大丈夫ですかっ、ミコさん!?」
起源院ミコ:「…今お紅茶をお持ちいたしますわ」アルコールに弱い!
一二野ミルト:「ええ。タフな印象が強いのでてっきりお酒にも強いのかと思い込んでいました、失礼します。」
起源院ミコ:渋い顔をしながら、紅茶を運んでくる。
一二野ミルト:ささっと発酵ジュースを回収する。他意はない。
起源院ミコ:「…こほん」「その後はどうですの?」
一二野ミルト:「その後ですか?なんとなんとあれから投票権が3枚も貰えて研究費もおりまして!」
一二野ミルト:「…えっと。マゼンタサラマンダーからシアンバロールへの昇進並みの事が起きました。」
一二野ミルト:ミコにも分かる様に説明を行う
起源院ミコ:「ふふ」「言い換えずとも、ミルト様の顔を見ればだいたいわかりますわ」
一二野ミルト:「ええ。それも全部ミコさんにレアさん。そしてコルナさんのお陰です♪」
起源院ミコ:(管理官とオフィサーの前で研究成果のお披露目がなされたなら)(そりゃ上がほっとくわけがありませんわ)
起源院ミコ:(それが認められたということは。きっと、ミルト様の想像している以上の期待と、多数の人間の意志が降りかかることになる)
起源院ミコ:「どういたしまして」「…でも、自分の頑張りを自分で認めてあげるのも重要ですわよ」
一二野ミルト:「嬉しいですが…いいえ、皆さんのおかげです。」断言する。
起源院ミコ:「…そうですのね」「レア様やコルナ様の分も、受け取っておきますわ」
一二野ミルト:「知っていますか?」
一二野ミルト:「催眠術師はまず自分に暗示をかけます」それは呪いとも言い換えられるかもしれない。
一二野ミルト:「『自分は催眠ができる』ということを信じるのです。」
一二野ミルト:「私はその信念を固く持っていたので、疑うことが苦手になってしまいました。」
一二野ミルト:「それは、つまりこういう事を意味します。」
一二野ミルト:「私は"周囲の環境や人"に限りなく左右されると」
一二野ミルト:視線を落とす。不安げに抱えた発酵ジュースが光っている
一二野ミルト:「だから。私は幸せ者なんです。」
起源院ミコ:「どういうことですの?」
一二野ミルト:「少しだらしないけど、私の代わりに沢山疑ってくれる最高のギャンブラーがいたこと。」
一二野ミルト:「寡黙だけど努力を見てくれて管理してくれる、監査局局長がいてくれたこと。」
一二野ミルト:「そして他の学園にいる生徒の為に、義のみで地下労働学園へ助けに来てくれた貴方がいた事。」
一二野ミルト:「あの地下労働学園で皆さんに出会えたから、きっと今の私がある。」
一二野ミルト:「…えっと、つまりですね。」
一二野ミルト:「こんな私ですが…それでも友達でいてくれてありがとうございます。ミコさん。」
一二野ミルト:「貴方は最高の親友です」
起源院ミコ:話を聞きつつしばらく表情を硬くしていたが、少し間があって微笑む。「ええ。もちろん」
起源院ミコ:「わたくしも、それを疑っておりませんわ」
起源院ミコ:「自分を疑うのは、あまりにもわたくしらしくないと思いませんこと?」
一二野ミルト:「自分のスタイルを貫くのがミコさんですものね♪」
起源院ミコ:「庶民の皆様あなたが信じる限り」「わたくしには、それに応える義務がありますもの」
起源院ミコ:「…こちらこそ、これからもよろしくお願いいたしますわね」紅茶を注ぎ、ミルトさんに差し出す。
一二野ミルト:紅茶に口をつける。
一二野ミルト:「…おいしい。でもそろそろ行かなきゃです。」
一二野ミルト:「研究成果はまだまだ続いていますから」
起源院ミコ:「あら、あっという間ですわね」「…だけれど」
起源院ミコ:「わざわざご足労頂いただけある物を頂きましたわ」
一二野ミルト:「ふふっ、これからもどうかご健闘を。」
起源院ミコ:「それでは、帰路お気をつけて。」「護衛は必要でして?それともガントレットの用意のほうがよくて?」
一二野ミルト:「いいえ、大丈夫。帰りはゆっくりと。友人の事を考えて帰りたいですから。」
一二野ミルト:「では、また会う日までさようなら」
起源院ミコ:「ええ。また会う日まで」「…その時は」
起源院ミコ:「地下以外でお願いしますわね」よく通りながらすこし緩んだ、見た目通りの少女のような声で。
一二野ミルト:ミルトは席を立ち去っていく。
一二野ミルト:校庭で親切な決闘者から(一方的に)ルールのレクチャ―を受けているが、よくある事だ。
GM:その途中でバニーガールとすれ違ったが気付かなかったようだ。
”10上がり”ジャック:「見送らんでもええんか?」
”10上がり”ジャック:サロンの入り口で君に尋ねる。
”10上がり”ジャック:「なんや、えらい声かけられとるけど」
起源院ミコ:「ええ。彼女が護衛は必要ない、と言ったのならばそれを止める理由はありませんわ」
”10上がり”ジャック:とミルトが去っていった方を指さす。
”10上がり”ジャック:「まあ、ええけど」
起源院ミコ:「さ、ジャック様もそちらにおかけなさって」「ちょうど、今頂いた発酵ジュースもございますわ」
”10上がり”ジャック:「なんや知らん奴の手癖ついたデッキ構成になるかもしらんで?」
”10上がり”ジャック:「お…純米吟醸やん」
”10上がり”ジャック:「なんや悪いなあ、御呼ばれしてごちそうになって」
起源院ミコ:高価そうなティーカップに発酵ジュースを注いで渡す。
起源院ミコ:「いいんですの、呼んだのはわたくしですもの」
”10上がり”ジャック:「そらどーも」
起源院ミコ:「…ジャック様は、その後どうですの?」
”10上がり”ジャック:「ん?」
”10上がり”ジャック:「おかげさんで」
”10上がり”ジャック:「儲けさせてもろたからな」
”10上がり”ジャック:「何とかシャバに復活や」
起源院ミコ:「それは何よりですわ」「…って、地上でもその服ですの?」
起源院ミコ:「てっきり娯楽のない地下でギャンブルの雰囲気を出すためかと思ってましたわ」
”10上がり”ジャック:「いや、いつもは流石にちゃうけど」
”10上がり”ジャック:「この服着て会うた相手に別の服で会うとな」
”10上がり”ジャック:「誰やねん、みたいな顔されるから」
起源院ミコ:「そうですの?」「ジャック様くらい個性が強ければ、そんなことはないと思いますわ」不思議そうな顔。
起源院ミコ:「それに、ジャック様は」
起源院ミコ:「わたくしが一度戦ったお友達の顔を忘れるような女だとお思い?」
”10上がり”ジャック:「そう?」
”10上がり”ジャック:「ほな、ジャックちゃんの得意技のそ~なんぼでもええか」
”10上がり”ジャック:「早着替え~」
”10上がり”ジャック:「とう」
起源院ミコ:「まあ!」目を丸くしている。「お似合いですわ、ジャック様」
起源院ミコ:「…どうやって収めたんですの?」
”10上がり”ジャック:「ウチは何でも似合う女やからね」
”10上がり”ジャック:「オバちゃん特製FHのアホ技術の一環かな」
起源院ミコ:「オバ様もオバ様で、なんで地下に落ちたのかわからないくらい有能ですわね…」
起源院ミコ:「それでも」「…印象が変わっても、ジャック様はジャック様ですわ」
”10上がり”ジャック:「なははは、褒めても何もでぇへんけどな」
起源院ミコ:「勝負の時のその鋭い目は、隠し切れませんことよ」
起源院ミコ:「今日わたくしがジャック様を呼んだのも、もちろんその目を見込んでですわ」
”10上がり”ジャック:「目ェ?」
起源院ミコ:指をパチンと鳴らすと、執事的社会人がドアから入ってきてアタッシュケースをテーブルの上に置いて去っていく。
”10上がり”ジャック:「何や嫌な予感しかせぇへんねんけど」
起源院ミコ:アタッシュケースを開くと、そこには真新しいデュエルガントレットが。
”10上がり”ジャック:「ちょ…ちょ~とウチも色々忙しいんやけどォ」
起源院ミコ:「地下でのジャック様との戦いは、わたくしの負け越し。コルナ様の勝利をカウントしても五分五分ですわ」
”10上がり”ジャック:「今日もようやくスケジュール空けてやね」
起源院ミコ:「今度はわたくしのフィールドで!きっちりデュエルして!何としても勝ち越してやるために!ジャック様を呼んだんですわ!」
”10上がり”ジャック:「いや~、とりあえずルールを把握する時間が」
”10上がり”ジャック:「せや、うん。また今度っちゅうわけには…」
起源院ミコ:「あのギャンブルを組み立てられる戦略眼の持ち主が、デュエルで弱いわけがありませんわ!」「ルールが分からないならば、ティーチングからでもオッケーですわ!なんならデッキも貸しましてよ!」
”10上がり”ジャック:「公沢ちゃ~ん…」
起源院ミコ:「労働や学業に穴が開くなら、そちらの時給や外出許可証だって用意しますわ!」「さあ!そのガントレットを!決闘士の証を!その手に装着してくださいまし!」鬼気迫る表情で迫る!
”10上がり”ジャック:「はクイーンと一緒に居たい言うてまだ中やったな」
”10上がり”ジャック:「モコ…もまだ借金には足りへんから中やな」
”10上がり”ジャック:「オバちゃんも食堂が気に入った言うて中か!」
”10上がり”ジャック:「だ、誰か助けて~」
GM:手にガントレットをはめられる。
起源院ミコ:「決闘士ならば、自分の身は自分で助けるのが理というものですわ!」本当にうれしそうな顔で。「さあ!いきますわよ!」
起源院ミコ:「決闘、開始!」
GM決闘者デュエリスト
GM:それは我が道を征く者であり。
GM:その遥かな旅路の途中で出会った者を引っ張っていくことを厭わない者たちである。


【エンディング:その研究者の未来は 一二野ミルトの場合】

GM:ジェネシスインダストリアルアカデミー。
GM:開発部、研究棟。
GM:その建物の一室に新しい研究室の表札が掲げられた。
GM:正式な予算とともに君に用意された専用の部屋だ。
一二野ミルト:「いや~新しい研究室の空気は最高ですなぁ♪」
一二野ミルト:「まぁ、最初にやることは地味なことですが…」
一二野ミルト:資金難になるまで資料を買ったうえに。
一二野ミルト:そこからすぐに地下労働学園送りになったミルト
一二野ミルト:新たな研究室『ヒプノ研究室』を得ても最初に行うべきことは資料の整理だった。
一二野ミルト:「これは宗林先生に見せたSEGODON…」
一二野ミルト:「これは秋山先生に見せる…」
キューブ先生:「楽しそうですね」
GM:研究室には必要な機材やPCなどもだいたいはミルトが希望した物が設置されている。
GM:そのPCが勝手に明滅し。
GM:映像が浮かび上がる。
GM:突然聞こえた声はそこから発せられていた。
一二野ミルト:「あっ…!?えっと、キューブ先生ですか?」
キューブ先生:「ええ、お久しぶりですねミルト君」
キューブ先生:「といってもそちらではそれほど時間は経過していませんでしょうけれど」
一二野ミルト:「先生もあれからお変わりなく、といったところでしょうか。」
キューブ先生:部屋の様子を眺めている。
キューブ先生:「ええ、変わる事。あまり無いですからね」
キューブ先生:「貴方たちと違ってね」
一二野ミルト:「私はご覧の通りとても楽しいですっ…これもキューブ先生のお陰です♪」
キューブ先生:「それは良かった」
キューブ先生:「ミルト君の研究が認められたという事は」
キューブ先生:「先生としても嬉しいですよ」
一二野ミルト:「…私は、先生たちがどういう存在かは知りません。」
一二野ミルト:「ヘンリエッテさんに酷いことをした蟲先生の事も、キューブ先生、貴方の事も。」
キューブ先生:「蟲-64-バグズ先生…彼は彼の考え方にそって行動した」
キューブ先生:「だから私に責任がないとは言いませんがね」
キューブ先生:「私たちは彼ウィーユーなのですから」
キューブ先生:「貴方の研究も、皆さんから見て悪い事にも使ってしまうかもしれません」
キューブ先生:「ですが、ミルト君が自分の研究を止められないのと同じように」
キューブ先生:「私たちはこれからも学生の皆さんへのアプローチを止めるつもりはないのです」
一二野ミルト:「…それでも、私は先生を信じたいです。」
一二野ミルト:「いいえ、もっと信じれるようになりたい」
一二野ミルト:「今の私では、視座も考えも幼くてわからないことだらけでも。そもそもそれが不可能だとしても」
一二野ミルト:「貴方が貴方であるように。私も『分かりえぬ他者』と向き合う事を辞めません。」
キューブ先生:「そうですか、その信頼。とても嬉しいですよ」
キューブ先生:「ですが、悪い大人には気を付けるように。信じすぎるのは推奨はしません」
キューブ先生:「言っても無駄なのかもしれませんが」
一二野ミルト:「…ひひ♪」
一二野ミルト:「大丈夫ですよ。私には、疑うのが誰より得意なお友達が…」
一二野ミルト:「それこそ、悪魔に憑かれた様に上手い人がいますから♪」
キューブ先生:「助け合い、素晴らしい概念です」
キューブ先生:「良い友人を持ちましたね」
キューブ先生:「ミルト君とのお話は楽しく。時間がたつのを忘れそうですが」
キューブ先生:「今日は別の要件で来たのです」
一二野ミルト:「…え?なんでしょう。」
一二野ミルト:「私、あまり心当たりはありませんが。」
キューブ先生:「あの最後の催眠…というべきか。語り掛ける言霊というべきか」
キューブ先生:「大変すばらしい物でした」
キューブ先生:「あれほどの事を為せる君に」
キューブ先生:「もはや、私の指導は必要ないでしょう」
GM:君の体から小さな光が画面へと吸い込まれる。
キューブ先生:「この種が芽吹いた結果でなかったのはとても残念です」
GM:デモンズシードが君の中から消える。
キューブ先生:「ですが、自ら花を咲かせましたね」
一二野ミルト:自身の中から光が消える感覚を感じる
キューブ先生:「おめでとう、一二野ミルト君」
一二野ミルト:「こちらこそです。キューブ先生、貴方からはその光より、もっと大切な物を貰いました」
一二野ミルト:「ありがとう、キューブ先生」
キューブ先生:「私はまた別の生徒の挑戦トライを応援しに行きます」
一二野ミルト:「家庭教師、ですからね。」
キューブ先生:「そろそろ巡回に引っかかるかもしれませんしね」
キューブ先生:「それでは謎めく霧の家庭教師会クリプトミストチューターズ
キューブ先生:「また何処かで誰かに」
GM:ザザ…
一二野ミルト:「ええ、また会う日まで。理事会だけど…キューブ先生。」
一二野ミルト:「貴方はとても良い“先生”でした。【職員室】の先生の前でも、九蛇都会長の前でも、キングダムの一番偉い王様の前でだって、私胸を張って言えます。」
一二野ミルト:「…手放しでは応援できないのが、残念です。」
一二野ミルト:「これが大人になるという事かもしれませんね。」
一二野ミルト:一二野ミルトは催眠術師である。彼女の研究は、これからも続く。


【エンディング:賭博王の帰還 コルナ・ラスペの場合】

GM帝愛地下労働学園エンパイアラブアンダーワークスクール
GM:その外見は一見するとホテルのようにも見える。
GM:その中で今も大勢の学生が眠りながら勤労に励んでいるのだろう。
GM:周囲は壁とフェンスで厳重に囲まれ。
GM:ゲートの検問も厳重である。
GM:そのゲートを今、一人の学生が中から通過しようとしていた。
黒服:「手荷物はこれだけか」
コルナ・ラスペ:「まあね。ハンドバッグすらろくに持ったことないんだ」
コルナ・ラスペ:「愛用のグラサンと、スーツと、お守りのコインくらいのもんだな」
黒服:「では返却書類にサインを」
コルナ・ラスペ:「いいけど、世間話くらい付き合ってくれないか?」
コルナ・ラスペ:「今夜どこで食べたもんか困っててさ~」
黒服:「くっ…知るかッ…そんな事ッ…」
黒服:「コンビニでもファミレスにでも行けばいいだろう」
コルナ・ラスペ:「でも……ジェネシスで使えるカネが……」
コルナ・ラスペ:「稼いだプリカは結局全員の釈放に使っちまったし……」
黒服:「ええい、だったら学生課にでも行け」
黒服:「寮に入れば飯くらい」
コルナ・ラスペ:うじ・・うじ・・
黒服:「ええい、鬱陶しい!もう来るんじゃない!」
黒服:「さっさと…」
九蛇都 牙莉亜:「だったら」
九蛇都 牙莉亜:「夕飯くらいはご馳走しようか?」
コルナ・ラスペ:「……」
黒服:「か、か会長ッ」
コルナ・ラスペ:サングラスを僅かに持ち上げる。「……おっと」
コルナ・ラスペ:「優しいお姉さんに奢ってもらって、ついでにデートにでもこぎつけたかったんだけどな」
黒服:「だ、誰が優しいだ」
九蛇都 牙莉亜:「私は優しくないみたいじゃないか」
コルナ・ラスペ:「本当に優しいなら、あんな容赦ない勝ち方はしないよ」言葉とは裏腹に
コルナ・ラスペ:今は、黒服の方ではなく九蛇都牙莉亜のみを注視している。
九蛇都 牙莉亜:「ああ、いいよ。職務に戻るように」
黒服:「はッはい!」
九蛇都 牙莉亜:手を振って早く戻るように指示。
コルナ・ラスペ:「地下ギャンブルの件だって、まんまとアンタに利用されちまったみたいだ」
九蛇都 牙莉亜:「そうかな」
九蛇都 牙莉亜:歩き始める。
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「一つ言っておくが、ヘンリエッテはアンタを裏切ったわけじゃないぞ」
コルナ・ラスペ:「忠誠心ゆえの暴走だ。そこのところは信じてやれよ」
九蛇都 牙莉亜:「わかっている」
九蛇都 牙莉亜:「そこまで器用な子じゃない」
GM:少し歩いた所に屋台のおでん屋が見える。
コルナ・ラスペ:「……。どうして会いに来た?」後について歩く。
九蛇都 牙莉亜:「あそこで構わないかな?」
コルナ・ラスペ:「ああ」
コルナ・ラスペ:「ちょうど、腹も減ってたところだし」
コルナ・ラスペ:「優しくないお姉さんでも構わない気分だ」
九蛇都 牙莉亜:「どうして、か」
九蛇都 牙莉亜:暖簾をめくり座る。
屋台野オバ:「いらっしゃい」
屋台野オバ:「何にします?」
コルナ・ラスペ:「だいこん」
九蛇都 牙莉亜:「こんにゃく」
屋台野オバ:手際よく注文の品を出す
コルナ・ラスペ:「……」ムシャリ
九蛇都 牙莉亜:モグ
コルナ・ラスペ:「で?どうして会いに来たんだ?」
九蛇都 牙莉亜:「そうだな、感想を聞きたかったんだ」
コルナ・ラスペ:「地下からは這って出てきたが、今のアタシは何も持ってない。ケチなギャンブラーだ」
九蛇都 牙莉亜:「どうだった?」
コルナ・ラスペ:「そうだな。どうも、いまだに……捨てきれそうにない」カウンターに肘を突いて、ぐしゃりと自分の前髪を掴む。
コルナ・ラスペ:「信じてくれる奴がいるってのは、いい」
コルナ・ラスペ:「アタシの方は誰も信じられないのにな。……勝負の熱狂より、終わってみて思い出すのはそういうことばかりだ」
九蛇都 牙莉亜:「フフ、そういうお行儀の良い事も考えるのか」
コルナ・ラスペ:「ハハ。キングダムの出なもんでね」
コルナ・ラスペ:「ちくわ」
九蛇都 牙莉亜:「そういう意味では誓願寺が出たのは良かったな」
九蛇都 牙莉亜:「卵」
屋台野オバ:「はいよ」
コルナ・ラスペ:「レアちゃんは……びっくりしたよ」
コルナ・ラスペ:「くそっ、想定してなかったアタシがアホだったのか……?」
コルナ・ラスペ:「まだ調べがついていない"オフィサー"の長なんて、会計監査局とカスタマーセンターくらいのもんだった」

九蛇都 牙莉亜:「賭け事には向いてないが」
九蛇都 牙莉亜:「うちの秘蔵だ」
九蛇都 牙莉亜:「悪くはなかったやろ?」
コルナ・ラスペ:「ケッ。いいご身分だよ。あんな可愛くて優秀な子を侍らせやがって……」
九蛇都 牙莉亜:卵にからしをつけて齧る。
九蛇都 牙莉亜:「ええやろ?権力の特権や」
コルナ・ラスペ:「それを言われるとな」
コルナ・ラスペ:望めば、そうすることもできた。キングダムでは諸王として大きな勢力基盤を築いていたのだから。
コルナ・ラスペ:「なあ、生徒会長サマ。昔見た、面白いゲームの話を……してやろうか」
九蛇都 牙莉亜:「へぇ、興味あるなあ」
コルナ・ラスペ:グラスの水を揺らしながら、ちくわを噛みちぎるように食べる。
コルナ・ラスペ:「……昔。キングダムの王様が、学園で一番ゲームが強いやつと戦ったことがあるんだとさ」
コルナ・ラスペ:「ゲームに決着がついて、その無謀な王様は」
コルナ・ラスペ:「金も、付き従っていた民も、全部を手放して」
コルナ・ラスペ:「一人でどこぞを放浪することになった」
コルナ・ラスペ:「――会長はどう思う?」
コルナ・ラスペ:「その王様は、ゲームに勝っていたのか。負けていたのか」
九蛇都 牙莉亜:「えらい迷惑な話やねえ」
九蛇都 牙莉亜:「そうやねえ」
九蛇都 牙莉亜:「普通に考えたら負けたんかなと思うけど」
コルナ・ラスペ:「アタシの考えは違う」
九蛇都 牙莉亜:「へぇ…」
コルナ・ラスペ:「実は、その王様は勝っていたんだと思う」
コルナ・ラスペ:「自分を縛り付ける金と、権力と……信じてくれる民の、全部を」
コルナ・ラスペ:「全て手放して、自由になる権利を勝ち取った、、、、、のかもしれない」
九蛇都 牙莉亜:「あはははは」
九蛇都 牙莉亜:「やっぱり迷惑やね、その王様は」
九蛇都 牙莉亜:「でも」
九蛇都 牙莉亜:「そういう気持ち…わからんでもあらへんな」
コルナ・ラスペ:「会長殿は?何を楽しみにしてるんだ?」
九蛇都 牙莉亜:「色々」
九蛇都 牙莉亜:「金を積み上げていくのも」
九蛇都 牙莉亜:「悪い事を考えるのも」
九蛇都 牙莉亜:「美人を侍らせるのも」
コルナ・ラスペ:「一か八かのギャンブルもか」
九蛇都 牙莉亜:「それも、そう」
九蛇都 牙莉亜:「中々楽しかったで」
コルナ・ラスペ:「アタシは一文無しだが、また勝負がしたい」
コルナ・ラスペ:「――今、ここでだ」
九蛇都 牙莉亜:「ふぅん」
九蛇都 牙莉亜:「舞台に上がるのは待たれへんのかな?」
コルナ・ラスペ:「あの時みたいな金はまた稼ぐさ」
九蛇都 牙莉亜:「ええよ」
九蛇都 牙莉亜:「何で勝負する?ドンジャラ?」
コルナ・ラスペ:「……ハハハ。あの日、受けなかった勝負があっただろう。会長サマ」
コルナ・ラスペ:「コイントスだ。表か、裏か」
コルナ・ラスペ:お守りの、ノヴァリス偽造旧貨幣を九蛇都牙莉亜に見せる。
九蛇都 牙莉亜:「ああ、あれ」
九蛇都 牙莉亜:「負け犬の遠吠えと違うかったんやね」
九蛇都 牙莉亜:「フフ…ええよ」
コルナ・ラスペ:「……あの日負けたおかげで、アタシには仲間ができた」
コルナ・ラスペ:「アンタが得意とする『バベルの黄金』を二度経験して、まだ再起することだってできる」
コルナ・ラスペ:「キングダムの王様の話を聞いただろ?全て計算ずくかもしれない」
コルナ・ラスペ:「――その可能性を断つなら、今だ」
コルナ・ラスペ:チン!
九蛇都 牙莉亜:「0から何かを考えてゲームを作る」
九蛇都 牙莉亜:「嫌いやない」
コルナ・ラスペ:場末のおでん屋台の片隅で、安い金属音が鳴った。
コルナ・ラスペ:パン!
コルナ・ラスペ:「魂を賭ける」手の甲で、コインを押さえている。
コルナ・ラスペ:「アタシが勝ったら生徒投票権をくれ」
九蛇都 牙莉亜:「魂を賭けて要求するには安い思うけど」
九蛇都 牙莉亜:「それで良ければ」
コルナ・ラスペ:「もう一度。……いや。あの時以上に、巨大なゲームに挑めるかもしれない」
コルナ・ラスペ:「可能性の権利を」
コルナ・ラスペ:「表か」
コルナ・ラスペ:「裏か」
九蛇都 牙莉亜:「表」
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「裏だ」
コルナ・ラスペ:額から汗を流しているのは、おでんの熱だけが理由ではない。
九蛇都 牙莉亜:じっとその顔を見つめる。
コルナ・ラスペ:「……これだ。こういう、破滅のギリギリの一瞬――」
コルナ・ラスペ:「それだけが人生を生きる理由になる」
九蛇都 牙莉亜:「フフ、狂ってるわ」
九蛇都 牙莉亜:「でも、それがコルナ・ラスぺ」
コルナ・ラスペ:手をどける。すべてを失う確率は50%。
コルナ・ラスペ:裏。
コルナ・ラスペ:「……ああ」
コルナ・ラスペ:「やった」
九蛇都 牙莉亜:「残念」
コルナ・ラスペ:「ハ……」笑う。深く、しかしどこか悔しげな笑いだった。
コルナ・ラスペ:「ま、口約束だ。守らなくたって恨まないさ」
九蛇都 牙莉亜:投票権の認証を行う。
コルナ・ラスペ:「……」
コルナ・ラスペ:「……爆速だな」
九蛇都 牙莉亜:「さっきの話」
九蛇都 牙莉亜:「その王様についていかなくて民は幸せだったかもしれへんけど」
九蛇都 牙莉亜:「多分、置いて行かな地獄の底まで王様に着いてきたんやろうねえ」
コルナ・ラスペ:「……そんなわけがないさ。そうであってほしい」
九蛇都 牙莉亜:「それくらい、面白い」
コルナ・ラスペ:「面白い……か」
九蛇都 牙莉亜:「賭博王という女は」
コルナ・ラスペ:「人を誑かすのが上手い。さすがは生徒会長サマだよ」
九蛇都 牙莉亜:「フフ、おおきに」
九蛇都 牙莉亜:「また金貯めたら勝負しよか」
九蛇都 牙莉亜:「なんぼでも搾り取ったるからねえ」
コルナ・ラスペ:「アタシが『面白い』のは」
コルナ・ラスペ:「あんたみたいに強い相手との、巨大なゲームだ」
コルナ・ラスペ:「何百年かかっても、もう一度勝負してやるよ」
九蛇都 牙莉亜:「楽しみにしてる」
コルナ・ラスペ:「アタシもだ」顔は向けずに、ちくわを食べ始める。
九蛇都 牙莉亜:「オバちゃんお会計はオフィサーで領収書切って請求しといてくれる?」
九蛇都 牙莉亜:そう言って立ち上がります。
九蛇都 牙莉亜:「は負けへんよ」
コルナ・ラスペ:「アタシが挑む時まで、王様でいろよ。生徒会長サマ」
コルナ・ラスペ:「ああ」
九蛇都 牙莉亜:「ええ」
九蛇都 牙莉亜:店を出る。
コルナ・ラスペ:足音が遠ざかるのを聞きながら
コルナ・ラスペ:片手でコインを何度も弾いている。
コルナ・ラスペ:(次は、か)
コルナ・ラスペ:(そうじゃない)
コルナ・ラスペ:(今回、アタシは負けていた)
コルナ・ラスペ:――もしも、最後のコイントスに会長が乗っていたら。
コルナ・ラスペ:地下に落とされた時に、とっくに賭けていたことだ。
コルナ・ラスペ:――『裏』と答えていた。
コルナ・ラスペ:九蛇都牙莉亜。賭博の王ですら読み切れないほどの
コルナ・ラスペ:底知れぬ精神と、天運を持つ、三大校の長。
コルナ・ラスペ:……その魔力には、悪魔ですらまだ、指先も及ばない。
コルナ・ラスペ:「はんぺん」
コルナ・ラスペ:「……次は勝つ」
コルナ・ラスペ:チン
コルナ・ラスペ:「次はきっと……勝つさ」
コルナ・ラスペ:        ……チン


【マスターシーン】

九蛇都 牙莉亜:誰もいない道を歩く。
九蛇都 牙莉亜:少し先に車が待っている。
九蛇都 牙莉亜:「アタシが挑む時まで…か」
九蛇都 牙莉亜:「これで1勝2敗…どっちが挑む側やろうね」
九蛇都 牙莉亜:笑みがこぼれる。
九蛇都 牙莉亜:「中々どうしたもんか」
九蛇都 牙莉亜:「0からギャンブルを組み立ててやるのは難しい」
九蛇都 牙莉亜:「“10上がり”ジャック」
九蛇都 牙莉亜:「10上がりとぉあがりジャックじゃっく九蛇都 牙莉亜くじゃと がりあ
九蛇都 牙莉亜:「負けると悔しいもんだな」
GM:MASKed
GM:FH謹製変装アイテムを手に持ってくるりと回す
九蛇都 牙莉亜:「コルナ・ラスペ」
九蛇都 牙莉亜:「面白い」
GM:その度胸と判断力。
GM:知略や資金だけでは測れない能力。
GM:賭博王コルナ・ラスぺ。
九蛇都 牙莉亜:「……次は負けへんよ」

ギャンブル・ギャングウェイ・ギャンビット 完
GM:これで全行程終了です
GM:お付き合いいただきありがとうございました
コルナ・ラスペ:ありがとうございました~!
誓願寺レア:おつかれさまでした!
起源院ミコ:おつかれさまでした!たのしかった~
一二野ミルト:お疲れ様でしたー!楽しかったです

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.

二次創作ステージ『オーヴァード・ノヴァ』については
まとめwikiを参照下さい。
OveredNOVA

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