『アカデミアの亡霊/VSオリジネーター』


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滝瑞果キャラシート(PC1:珪素)
七瀬千夏キャラシート(PC2:ぽぽ)
羽石夏澄キャラシート(PC3:優水)
片山樋一キャラシート(PC4:DT)
フォース=ライブラリキャラシート(PC5:米ット)

トレーラー

 アカデミアには おばけがでるよ

 よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ

 わるいこみんな つれていく

 アカデミアには おばけがでるよ

 おばけはいつも くらいおへやに ひとりきり 

 さらっていいこを さがしてる

 いなくなっても こまらない わるいこみんなつれていく

 いいこにしてればだいじょうぶ
 いいこになればだいじょうぶ

 アカデミアには おばけがでるよ・・・♪

ダブルクロスThe 3rd Edition『アカデミアの亡霊/VSオリジネーター』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM:というわけで始めます、『アカデミアの亡霊』!
滝瑞果:ウェイヨー!
片山樋一:ウィーピピー!
フブキ・マルヤマ:ブンツクブーンブーン
GM:自己紹介は、ふむ、OP前に一人一人やっていって貰いましょう
GM:先ずはPC1、滝さんお願いします
滝瑞果:「君ッ!生徒会のあたしの前で堂々とそんな凶器を所持して、いいと思っているのかね!」
滝瑞果:「現行犯で身体検査だぁ~~っ!!その凶暴なおっぱいをな!!」
GM:通 常 運 行
滝瑞果キャラシート(PC1:珪素)
滝瑞果:滝瑞果です!非常に有能な生徒会会計役員……!お金のことならおまかせだぜ!
滝瑞果:革命シーズンでは、こいつが投獄されていたから雲雀会長がアホみたいな予算運用をしていた!
滝瑞果:なぜ投獄されていたのだろう?あたしには難しいことは分からない……
GM:会計能力! 重要だ……あなたが居なくては何を使ってしまうか!
GM:滝瑞カカン
滝瑞果:また、何気にレアリティの高い遺産保有者であり、ワールドトリガーでいえば角トリガー持ちに匹敵するランクはあるでしょう。
滝瑞果:高い達成値を活かした、極めて防御的な射撃能力者!素で射撃攻撃しているだけでもそこそこいけるぞ
GM:遺産保有者……最近ぞくぞくと増えているという。
滝瑞果:今回は、難点のひとつであった攻撃力を魔道書HRの危険ユニークアイテム「サイドリール」で強化。
滝瑞果:火力が向上するのみならず、同時に達成値もさらに増えるという滝さんのためにあるようなアイテムだ。
GM:こわ……つかよらんとこ……
滝瑞果:今回のセッションでも地を這い、怪しく笑い、美少女を追いかけ回すぜ!待っていろよアカデミアの悪党ども!
GM:お前が悪党じゃないのか
GM:そんなあなたへのハンドアウトは~~~~~(ダイスロール)
GM:(ドラムロールだった)
GM:(ドラムロール)~~~~こちら!
【PC1:滝瑞果 用ハンドアウト】
シナリオロイス:《一日一善》エリス・トリオン  推奨感情:有為/困惑
 あなたはアカデミア生徒会に所属する、優秀な会計だ。
 謝冬祭の予算会議に追われ、いつもの趣味も満足に出来ずにいたある時、あなたの同僚、エリス・トリオンが姿をくらませた。
 それ自体は珍しいことではなく、またいつものサボりだろうと、あなたも含めてさほど重要視する者はいなかった。
 だが、行方不明は一週間にも及び――彼は、変わり果てた姿で帰ってきた。
GM:なにやら、あなたの同僚が大変なことになるらしいよ
GM:やったね!
滝瑞果:恐ろしすぎる
GM:どんなことになるのか? というわけで
GM:このままOPに突入することに致しましょう
滝瑞果:わーい

Scene01/オープニング:滝瑞果

GM:オーヴァードアカデミア、真冬某日。
GM:木枯らしが巻き上げる木の葉の中に、うっすら粉雪が混ざる。
GM:廊下やあちこちの壁には『換気』の張り紙が張られるも、進んで窓を開ける者など誰もいない。
GM:アカデミア島にも冬は来る。
GM:ただ、いくら気温が下がろうと、オーヴァードアカデミアの活気が衰えることはない。
影田:「滝会計、次の書類です」
滝瑞果:「ありがとうオンブル田先輩」
影田:「影田です。こちらはオーヴァード雪合戦同好会の予算案」
影田:「こっちフリースタイルおしくらまんじゅうイベントの会場申請です」
滝瑞果:「なんで雪合戦で自走臼砲使おうとするかな~~」
滝瑞果:「フルコンタクトOKはフリースタイルの域を逸脱してるんじゃないかな~~」
貧弱一般生徒会員:「すいません~~エリュシオン寮で起きた極大消滅焚火による設備損害の関係で~~」
滝瑞果:「もう業者さんに頼んでるよ。休み前には直してくれるから。気をつけてよねーマジで」
GM:あなたの前には山と積まれていく書類。
GM:だがまるで問題なくこなせる……それが数学系遺産の……否、それに適合したあなたの力だ。
滝瑞果:(決算期も近いから今のうちから発注削っとかないとなぁ……)
滝瑞果:「はぁー、疲れた!」ドサー
GM:ユール(冬至)の《謝冬祭》は、人種・国籍の異なるアカデミア生のために作られた、冬季イベントである。
滝瑞果:椅子の背もたれにグターっと寄りかかります。
滝瑞果:「メリーユールの日ってか……ま、なんとかなるかな……」
GM:『バレンタイン?』『何それ?』『外人?歌?』『それって太陰暦?太陽暦?』『実時間?ヴァナ時間』みたいな生徒の為に開かれるのだ。
滝瑞果:最後のはただのダメな人じゃないかなあ
GM:冬場でうっぷんを溜める生徒たちの発散の場でもある。
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「うおおお!スゲーぜ滝先輩!あれだけあった書類の山がまるでわたあめみてえに溶けてなくなっちまったぁ!」
滝瑞果:「はっはっは、もっと褒めていいぞマルヤマくん」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「会長だったらこうはいかねえ!見たか!これが生徒会の誇る随一の頭脳!滝瑞果先輩のお力だぁ~!実際これならメリーさんの日に間に合いますよぉ~!マジ助かるっす!」
滝瑞果:「フッ……あたしの頭の回転をナメてはいけない……」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「あ、これお茶淹れましたっす!どうぞっす!」
滝瑞果:「知っているかね?マルヤマくん」お茶を受け取りながら、会計業務時だけかけてる眼鏡をクイッとやります
滝瑞果:「階段の下だからこそ……這うべし」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「うおおお~!深い……!マリアナ海溝のように深い言葉だ……!深すぎて俺には何のことだかさっぱりわからねぇぜぇ~!」
滝瑞果:「勾配が急な東階段ならばパンツが覗けると我々は考えがちだが、実はそうではない」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「ほう!ほうほう!」
滝瑞果:「たとえミニスカートの角度でも、覗きこむには這う必要がある……我々が『階段の下から覗ける』と認識しているのは」
滝瑞果:「子供の頃の身長の記憶から錯覚するイメージなのだ」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「な、なるほどぉ~!」
GM:では、そんな風に得意げに後輩指導をしていると
GM:ふと、滝さんに渡された湯のみが奪われ、生徒会室の入口へと飛んでいく。
滝瑞果:「盗撮で捕まる人間は、大抵は長い棒の先端にカメラを取り付けているだろう……?あれは『子供の高さ』の再現のためなのだよ」
滝瑞果:「フッ……」とても良い気になって湯のみを取ろうとするも
滝瑞果:空振りします。
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「つまり昔やったスゲーことに囚われず、目的のために今できることを全力でやれってことっすね……!勉強になります滝センパァイ!」
GM:ガラガラと扉が開き、湯呑みを受け取る。
滝瑞果:「……」動きを止めている。
エリス・トリオン:扉を足で蹴り開け、「あァ、気が効くじゃねぇか新参クンよ」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「あっ!そうかお茶っすね!話に感心して忘れてたっす!すぐ煎れてきます!」
滝瑞果:「……」ビキッ
エリス・トリオン:茶を飲み干し、片腕には焼き芋の袋。
滝瑞果:「おやおやおやおや…………」
エリス・トリオン:首元にはマフラー、冬服姿の完全防備姿。
滝瑞果:「これはこれは……」
エリス・トリオン:「んーあー? おいおいどうした、手が止まってんぞ会計殿ォ」
生徒会庶務らへんのフブキ・マルヤマ:「ああ!エリス先輩!こんちゃーっす!今日もキマってますねぇ!エリス先輩もお茶……あれ?もう飲んでる!すげえ!パねえ!」自分でお茶を入れてきたことを既に忘れているのだ
滝瑞果:「誰かと思えばエリス・“ザ・穀潰し”・トリオン様ではないかしら~~!?ああ~~ん!?」
滝瑞果:「アカデミークソ野郎賞受賞者様とこうして業務の合間に会話できるなんて光栄ですわねェ――ッ!お帰りの飛行機は何時でございますの?」
エリス・トリオン:「テメーこそ無駄に喋くり散らかす暇があったら仕事してろよ滝“拭くなら牛乳の方がマシby雑巾”こと瑞香ァ――――」
滝瑞果:「そうだなァ――ッ!今ちょ~~ォど会計予算削減の仕事をやっていてさァ――ッ」
滝瑞果:「どっかの学園ニート野郎の生活資金を削減すればちょっとは運営資金に貢献するかな?とか思ってたところだったのよ!!なァ!?」
エリス・トリオン:「ハッお生憎様ァ、俺は金分の仕事は終わったところでねェ!テメーはせいぜい? その紙束相手に? きっちり格闘してりゃあいいんじゃないですかねえ?」
GM:エリス・トリオン。あなたの仇敵であり、仲のあまり良くない同僚である。
GM:生徒会きっての問題児であり、仕事をまともにしているところも滅多にない。
GM:今日、彼の姿を見たのもこの時間が初であり、
GM:最後に聞いた噂は「調理実習の余り物を攫っていった謎の霧」の目撃情報である。
フブキ・マルヤマ:「あひゃ~!スゲー迫力だぜ!まるでこの二人の間だけ違うBGMが流れてるみてえだ!」
フブキ・マルヤマ:「こんなことが出来るのは学園中でも滝先輩とエリス先輩の二人だけ!これが生で見れるってのはとんでもないことだぜー!」
エリス・トリオン:「丁度いい、おい後輩、コーヒー買って来い」
エリス・トリオン:「おい、おい居るんだろ、スカサハ田」
滝瑞果:「マルヤマくん、すぐ下の側溝で汲んできていいよ~~?」
滝瑞果:「どうせ味なんて分かんねーと思うしィ~~~!」
影田:「影田です。会長なら奥の部屋です」
エリス・トリオン:「会計殿はお疲れらしいなァ? 今すぐ休憩した方が良いんじゃねえか?」
フブキ・マルヤマ:「わかりましたぁ!今すぐコーヒーが湧いてる側溝を探してきます!任せてくだせぇ!俺も生徒会の一員ってことを見せてやりますよぉ!」
エリス・トリオン:「首に縄つけて椅子からジャンプする健康法がオススメらしいぜ」
フブキ・マルヤマ:そう言って人数分のカップを持ってすっ飛んでいきます
滝瑞果:「ご心配なさらずとも、あたしの分はエリスくんが存分に休んでいて構わないのよ~~!?永遠に休めるオススメの方法があるんだけど、いかがかしら?」
エリス・トリオン:「大丈夫かあの後輩」
滝瑞果:「マルヤマくん……頑張れ。君には未来がある」
エリス・トリオン:「いくらウチが火力不足だっつって、脳沸いてちゃ意味ねえぞ」
滝瑞果:「……ったく、いつまでも構ってられないっつーの!」椅子に座り、どさりと体重を預ける。
滝瑞果:「謝冬祭近いんだから、マルヤマくんにも働いてもらわなきゃ間に合わないって。出るだろ?謝冬祭」
エリス・トリオン:「あァ? いつも通り、最低限の仕事はしてやるともさ」
滝瑞果:「……ほらさっさと会長に会ってこいよ。視界にいると目障りだからよ」
滝瑞果:「AVのモザイク並に邪魔!」
エリス・トリオン:「テメエはスマホのネット広告並みに邪魔なんだよ、プレミアム会員になってやるから消えろ」
GM:言いながら、奥の部屋へと入っていこうかな
滝瑞果:特に気にも留めず、作業に没頭します。
GM:……いつもどおりの会話。いつもどおりの態度。
GM:机の上には、おそらくどこかの試作品を貰ってきたのだろう。人数分の焼き芋が置いてある。
GM:そして、この日を境に、エリスは姿を消した。生徒会にも、学校の生徒も、彼を目にすることはなかった。
GM:そして、準備はますます忙しくなり、一週間が過ぎた――

貧弱一般生徒会員:「会計!クリスタル囲碁相撲部が、クリスタル支給費を増してくれと!」
貧弱一般生徒会員B:「副会長ー! 格闘系部活の訓練用木人君の焼却場所が足りません!」
滝瑞果:「そんなもん支給できるか!無駄なオブジェにしか使わないだろあいつら!」
貧弱一般生徒会員C:「影…《影の地帯》さん! バスケットボール部があなたの勧誘に!」
GM:ますます忙しくなる一方の生徒会室。
フブキ・マルヤマ:「うおおおおー!屈折168時間の努力の末!遂にやりましたよ滝センパァイ!見つけました!コーヒーが湧く側溝を!その最初の一杯!滝先輩に捧げます!」
山縣亜鷺:「一旦、生徒会の倉庫で預かります……!空き、ありましたよね……?」
貧弱一般生徒会員D:「バニー番長が植えた兎耳が自我を得て暴走してます!」
滝瑞果:「ああもう、赤影先輩、サラマンダー能力者のリストはこっちにあるから……バスケットボール部は適当に処理して!」
影田:「影田です。岩窟王の前では紙キレなのでと断って下さい」
滝瑞果:「おおマルヤマくん、気が効くねブヘェェ―――ッ!!!」
山縣亜鷺:「フブキ君、コーヒーはいいですから……!鎮圧に行って下さい!」
滝瑞果:「2割ドブ水じゃねーか!!」
GM:ますます忙しくなる生徒会……人員がいつも以上に足りていない!
フブキ・マルヤマ:「すんません!100%純度は時間が足りず……!バニーの鎮圧っすね!わかりましたぁ!この世からあの長い耳の種族を根絶やしにしてやりますよぉ!」
GM:そのとき、生徒会の扉が滑らかに開け放たれる
???:「そっちは大丈夫だよ、フブキくん!」
滝瑞果:「はぁー、でもあのクソッタレ営業妨害野郎がいないだけまだマシ……」
滝瑞果:「……」
フブキ・マルヤマ:「ハッ……!そ、その声は!」
エリス・トリオン:「すいません、遅くなって! 道中、ウサミミの大群を抑えていたら遅くなってしまって!」
山縣亜鷺:「エリス君!?一週間もどこ行ってたんですか……!?みんな心配したんですよ?」
滝瑞果:「エリスくぅ~~ん……あたしはね、君の存在には常々感謝しているんだよ……」
フブキ・マルヤマ:「エリスセンパァーイ!」ババーン!
エリス・トリオン:「でも大丈夫、そちらは一網打尽にして、土に還しておきましたから!」
滝瑞果:「君のような最低無能人間がアカデミアに存在することで、学園の皆が『こいつよりはマシ』と安心できることに……」
滝瑞果:「…………」
エリス・トリオン:にこやかに笑う青年。髪は真っ直ぐ降ろされ、制服のボタンは一番上まで締めている。
滝瑞果:「……?」いつもの調子で始めようとしたが、立ち上がりかけた姿勢で硬直している。
滝瑞果:「? ??? ……?? !??」
エリス・トリオン:「副会長、倉庫の空きは出しておきました。既に連絡も取りついであります」
フブキ・マルヤマ:「ウオォー!さすがエリス先輩だぜぇ!相変わらずパネェ~!」
山縣亜鷺:「よかった……お変りなく、元気なみたいで……」胸をなでおろす。
滝瑞果:「え?お変わりなく……?え?」
山縣亜鷺:「えっ本当ですか……?助かります」
エリス・トリオン:「おれがいない間、大丈夫でしたか? ここからはおれもバリバリ戦力になりますから!」ウィンク!
山縣亜鷺:「エリス君には、助けられてばかりですね」
滝瑞果:「ゾ~~~ッ」寒気!
フブキ・マルヤマ:「ヒューッ!頼もしいぜエリス先輩!」
エリス・トリオン:「やあ瑞果さん、今まで顔を出せなくて悪かったな」
エリス・トリオン:「これからは生徒会のためアカデミアのため、誰よりも尽力させてもらうつもうから、よろしくな!」
フブキ・マルヤマ:「エリス先輩さえ居れば100人力!冬至祭でも冬将軍でも一捻りっすよぉ~!ヒュッヒュ~!」
滝瑞果:「お前……おま、お前、何、お前……」エリスを指差したまま固まっている。
山縣亜鷺:「瑞果さん……?」
滝瑞果:ガクガクと震えています。
フブキ・マルヤマ:「あれ?どうしたんですか滝先輩!バルムンク食らったドラゴンみたいな顔して!」
滝瑞果:「……誰だ!???」

GM:数時間後。
GM:滝さんはひとり、生徒会長に呼び出されていた。
雲雀宏一:「どうも、僕が来たよ」
雲雀宏一:「レペゼン生徒会室、雲雀宏一だ」
滝瑞果:「……」げっそりしている。
滝瑞果:「会長、あたしを殴ってほしい……」
滝瑞果:「これは何かの幻術なのではないか?そんな疑問がどうしても拭えない……」
雲雀宏一:「白兵技能ないからやめておくよ」
雲雀宏一:「ファンブル怖いし……」
雲雀宏一:「うん、何が起きてるかは分かっているようだね」
滝瑞果:「確かにあたしも会長野郎に殴られたらさすがに殴り返さない自信はなかったです」
雲雀宏一:「会長へのリスペクトが足りてない……」
滝瑞果:「あの、何なんですか??あれ」後ろの扉のほうを指す。
滝瑞果:「怖すぎるんだけど……」
GM:エリスはそれからもバリバリ仕事を済ませており
GM:今は魔除け用のジュラシックヒイラギの枝葉を、危険が無いように運搬しているはずです
雲雀宏一:「滝くんは、《亡霊》の唄を聞いたことはあるかな?」
雲雀宏一:「小等部で、噂になっているものなんだけどね」
滝瑞果:「はぁ……何ですかね?」
滝瑞果:「小学生はちょっとストライクゾーンからは外れますけど」頭を掻く。
滝瑞果:「でも、やっぱり見れるものなら、見ちゃいますよね」
雲雀宏一:「もう一度独房に入れられたいのかな?」
雲雀宏一:「毎日山縣くんが見られるこの職場を保ちたいよね?」
滝瑞果:「あ、あたしは断じてそういう意味では……」そういう意味だった
雲雀宏一:「アカデミアにはおばけがでるよ よふかしするこ  いじわるするこ  わるいこみんな つれていく・・・」
滝瑞果:「アッハハハハハ」
雲雀宏一:鼻歌のような。「まあ、こういう歌でね。よくある聞きわけのない子供を諭すための唄なんだけど……」
滝瑞果:「じゃあエリス・ザ・クソ野郎みたいな奴は真っ先に連れてかれますなあ!」
雲雀宏一:「ひどいな君!?」
滝瑞果:「保健所いらずですぜ!!」
雲雀宏一:「まあ、そういうわけなんだ。」
滝瑞果:「はぁ」
雲雀宏一:「ただ、どうも噂だけじゃなくてね。実際に連れてかれただの、目撃談もあったから」
雲雀宏一:「エリスくんを餌……ゲフンゲフン。秘密裏に、調査して貰っていたわけだ」
滝瑞果:「それ」
雲雀宏一:「だが、まさかこんなことになるなんて……」頭を抱える。
滝瑞果:「餌食われただけじゃないんですか!?針だけ戻ってきたのでは!」
雲雀宏一:「一週間前だ。彼を止められていれば……」
雲雀宏一:「『何がお化けだ馬鹿馬鹿しい。俺がんなのに攫われるかよ。どうせ誰かのイタズラだろ、さっさと止めてやるからまあ見てなw』と言って去っていった」
雲雀宏一:「彼を止められていれば……」
滝瑞果:「完全無欠のバカですね」
滝瑞果:「こういう格言を知ってますか?会長」
滝瑞果:「因果応報」
雲雀宏一:「というわけで君は、今は亡きエリス君に代わって、この事態の調査をして欲しい」
滝瑞果:「すっげェーーー不気味ですけど、いいと思いますよあれはあれで」
滝瑞果:「生徒会業務だって現に捗ってるし……クソ野郎は少ないに越したことはないですからなァ~」
雲雀宏一:「生徒会のサボり魔が僕一人に……ゲフンゲフン」
滝瑞果:「お前も一回矯正されてくるか?」
雲雀宏一:「ひい。……だが、君が本気でそう考えているなら」
雲雀宏一:「君らしくもない。少し疲れている可能性もあるといわざるをえないな」
滝瑞果:「…………」眉間にしわを寄せて押し黙る。
雲雀宏一:「学校中で少しずつ、この事例は始まっているようだ」
滝瑞果:「べっつにィー?……エリスのクソ野郎がどうなろうと、あたしには関係ないですし」
雲雀宏一:「いや」
雲雀宏一:「次に矯正されるとしたら、どう考えても君だろう」
滝瑞果:「な、何を根拠に……!」
滝瑞果:「そこまで言うからには、証拠はあるんでしょうね!?物的証拠がァーッ!」
雲雀宏一:「僕としてもまあ? 一向に? 構わないんだけどね?」
雲雀宏一:「君が女生徒の××や○○にこだわるのをやめて、」
雲雀宏一:「コレクションとかも全て処分して真人間になってくれるなら」
雲雀宏一:「生徒会に完全無欠の優秀な会計が生まれるわけだしねえ」
滝瑞果:「……てめェー……!!」ビキッ バキッ
雲雀宏一:「何の音!?」
滝瑞果:「気分を害しました!こんな会長と一緒の部屋にいられるか!」
滝瑞果:「あたしは仕事に戻らせてもらう!」
滝瑞果:怒って立ち去ります!
雲雀宏一:「うん。よろしくお願いするよ、滝くん」笑って見送る。
雲雀宏一:「彼のことも、君ならうまくやってくれるだろう」
滝瑞果:(エリスのクソ野郎のクソ人格なんざ、クソどうでもいいクソLV1000万パワーだが――)廊下を歩きながら。
滝瑞果:(聞き分けのない子供をさらうのは……気に食わねェー!)
滝瑞果:(……あたしも、聞き分けのないガキだからな!)

GM:OP終了!
GM:シナリオロイスとかも取得できます
滝瑞果:エリスくんには取っているので
滝瑞果:フブキくん、君に取ってあげよう
滝瑞果:仲間/フブキ・マルヤマ/期待:○/食傷/ロイス
恐れ多いフブキ:ひえー!恐れ多い!そこら辺のモブキャラなのに!
滝瑞果:はっはっは、一層はげみなさい
GM:あ、侵蝕を上げて下さい
恐れ多いフブキ:オッスオッス!
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+10(1D10→10) {4}

GM:よし!では次のOPだ!
GM:PC2……は飛ばしてPC3!
GM:羽石夏澄さん! まずは自己紹介からお願いします!
羽石夏澄:オス!
羽石夏澄キャラシート(PC3:優水)
恐れ多いフブキ:綺麗だぜー
羽石夏澄:羽石夏澄です!趣味は編み物と戦うこと!
羽石夏澄:絶賛片思い中の恋する乙女でウォーモンガーだ。
GM:恋するウォーモンガー、GM覚えた
羽石夏澄:性能は高火力雨粒絶対当てるマンです。
羽石夏澄:確定予測とスキルフォーカスがレベル3になったのでより精度がこうじょうしました。
GM:シーン攻撃怖……ちかよらんとこ……
羽石夏澄:闘うの大好きなのでやっちゃえる悪いやつをよく探しています!
羽石夏澄:そんな感じだ!
GM:やっちゃえる悪い奴を積極的に供給していきたい、そんなGMです。
羽石夏澄:さすがGMだぜー!
GM:そんなあなたへのハンドアウトはこちら!
【PC3:羽石夏澄 用ハンドアウト】
シナリオロイス:《魚座の仮面》マスタージィル 執着/脅威
 あなたは淑やかな戦闘狂であり、番長陣営の実力者《息止まり》である。
 謝冬祭が近いとはいえ、あなたに特に大きく関わる行事ではない。いつものように獲物を求めて彷徨っていると、《マスターブレイド》が現れ、あなたに告げた。
 曰く――ディオゲネスクラブが存亡の危機に陥っている。
 《魚座の仮面》なるものの造反。他の仮面は、彼の活動に対し抗う術を持たない。
 当然、それはあなたにとって、学園の大多数にとって喜ぶべきことのはずだった。だが彼は、あなたに動くべきだと言う。
「お前は俺達と近い。必ず、魚座は脅威になるだろう」と。
羽石夏澄:悪いやつ存亡の危機!これは…
GM:チャンスでは……?
GM:では、そんなわけでOPに移行しましょう
羽石夏澄:いえっさー!
GM:侵蝕を振るのだポッター!
羽石夏澄:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

Scene02/オープニング:羽石夏澄

GM:冬のアカデミア。
GM:澄んだ空気の下、謝冬祭の準備や、その後の行事の予感に落ちつかないものも多い。
GM:人によっては、
羽石夏澄:「行事といえば、事件の香りー♪」
GM:既に今の内から、よからぬこと――まだ学生レベルだが――をたくらむものも多い。
羽石夏澄:歌いながら大手を振って歩いていよう。
GM:ではあなたは、人の行き交う学園の端の庭を歩いている。
羽石夏澄:「事件を企むのは悪いやつー♪ やっちゃっても大丈夫ー♪」
GM:人によっては、廊下や窓際で恋人と過ごすものもいる。傷を舐め合っている者も。
GM:ほうぼうを駆けまわる、部活や委員会の人員も多い。
羽石夏澄:あくまでマイペースに歩いているぞ。
GM:では、あなたはふと、自分が奇妙なスポットに入っていることに気付く。
羽石夏澄:「ふんふふーん…あれ?」
GM:周りに、誰も居ない。
GM:否……数十メートル向こうにはいる。最低で、だが。
羽石夏澄:「んんん…?おかしいですね。これは……」
羽石夏澄:「さ、避けられてる…?」
GM:彼らは全て、羽石さんが歩いている道には気付かないし、立っていることすら見えていないようだ。
GM:無意識に羽石さんの……羽石さんの近くにある何かが、人を払っているような。
GM:――パァン!
GM:不意に、斜め後ろから、澄んだ音が鳴る。
羽石夏澄:その音に反応して、身を翻す。
GM:振り向いた先に、小さな建物がある。
GM:《武道場》。あくまで学校の建物の一部。渡り廊下で校舎とも繋がっている。
GM:だけど、誰もその存在に気付く様子がない。
羽石夏澄:「………まあ、なんていうか。事件の香り…ですよね?」
GM:――パァン!
GM:また澄んだ音が鳴る。竹刀が何かを叩く音。
羽石夏澄:「なんだかよくわからないけど行ってみましょう。それに、あの音――」
羽石夏澄:(とても、"きれい")
羽石夏澄:武道場に赴きます。
GM:では、武道場に入ったあなたは、
GM:広々とした武道場の中心で、木人に竹刀を振るっている生徒を見つける。
GM:上半身裸の和装。筋骨隆々とした、しかし細身の引き絞られた肉体。
羽石夏澄:ちょっとどきっとして首を振ります。
GM:恐ろしいほど研ぎ澄まされた市内の一撃――
マスターブレイド:――そして、顔には般若の面。
羽石夏澄:「あの―― おじゃま、します」
マスターブレイド:「!」
羽石夏澄:「……あなただったんですね。お久しぶりです。」ぺこりとお辞儀をする
マスターブレイド:僅かに刀の軸がぶれ、木人の腕部分が切り落とされる。
マスターブレイド:「……貴様」
マスターブレイド:「通常のレネ圧の者は気付けぬ結界を張っていたはずだが……」
羽石夏澄:「…結界。…んん。それでこんな誰もいないんですかね?」首をかしげて
マスターブレイド:「お前ならば可能か。《息止まり》……飛行船以来か」
羽石夏澄:「はい!あの時はやりそこねちゃったんで――」
羽石夏澄:「今度こそ、やっちゃいましょうか!あなた、悪者ですし!」
羽石夏澄:にこにこしながら両手で拳を作る。
マスターブレイド:「ふん、面白い」口元が笑い、「今度こそ、我が剣の錆に――と、言いたい所だが」
マスターブレイド:ビリビリとしたレネゲイドが震動し、収まる。
羽石夏澄:「だが?」訝しげに眉根を寄せる。
マスターブレイド:「生憎、今はそのような気分ではない」
羽石夏澄:「ええー」
マスターブレイド:「いや、気分ではあるが……状況ではない」
羽石夏澄:「…状況?」
羽石夏澄:「何か困ってるんです?」
マスターブレイド:「困る? ……困るか! ハハッ、面白い!」
マスターブレイド:「大いに困っているとも――何せ、我らディオゲネスクラブ」
マスターブレイド:「実質的な活動不能状態にあると言っても良いのだからな」
羽石夏澄:「えっ!」
羽石夏澄:「えー…」
マスターブレイド:「なんだ、その顔は」
羽石夏澄:「いや…だって、そしたら行事の度に出てくるようなディオゲネスクラブさんをやっちゃえないじゃないですか」
羽石夏澄:「あ、いえ、確かに何もないならそれに越したことはないんですけど!」
羽石夏澄:「そうです!活動不能!ざまをみろ!ですね!」
マスターブレイド:「繕うな。それが本音であろうよ」
羽石夏澄:「あ、あうう」
マスターブレイド:「なればこそ……安心するが良い」
羽石夏澄:ガコン、とでも音がしそうな動きでうなだれる。
羽石夏澄:「…?」顔だけ持ち上げてマスターブレイドを見る。
マスターブレイド:「《魚座の仮面》の活動は――我らにとっては為す術がないが」
マスターブレイド:「間違いなくその毒牙は、お前を対象とするだろう。」
羽石夏澄:「うおざのかめん」
羽石夏澄:「…あれ、ディオゲネスクラブさんは活動不能状態なのでは?」
羽石夏澄:はてなマークをいくつか発しながら首をひねっている。
マスターブレイド:「奴一人を除いて、だ。全く忌々しいことよ……」
羽石夏澄:「ふむ…?なんか、困ったさん?手を焼いてる?みたいな?あれです?」
マスターブレイド:「そういうことだ。……これは依頼とするか。番長というのは、動けぬ生徒の代わりに動くのだろう?」
羽石夏澄:「え、まあ、番長としてはそうですけど、えっ、依頼?」
羽石夏澄:「マスターブレイドからの依頼… あ、なんかちょっと今すごいドヤ顔したいです」
マスターブレイド:「ククク。その呑気さは素質であろうよ」
羽石夏澄:「へへへー」
マスターブレイド:「常在戦場の心得に近いとも言える。だが……無論、ただでは出来んな」
マスターブレイド:マスターブレイドはあなたに向けて、竹刀を腰だめに構えます。
GM:対抗判定です。
羽石夏澄:「――!」
羽石夏澄:おうよ!
GM:変則的な『攻撃』の達成値勝負、と考えて下さい。
GM:マスターブレイドは白兵で、羽石さんはRCで判定。
羽石夏澄:やってやるぜ!
GM:エフェクトは使用可能。その際、この武道場の効力であると思われますが、侵蝕値上昇は行う必要はありません。
羽石夏澄:おお
GM:先ずはマスターブレイドの手番。
マスターブレイド:《サポートデバイス》からの《ライトウェイトモード》《疾風剣》《コンセントレイト:ハヌマーン》
マスターブレイド:16dx7+19
DoubleCross : (16R10+19[7]) → 10[1,1,1,2,2,3,5,5,7,7,9,9,10,10,10,10]+ 10[2,4,4,6,6,7,8,8]+10[3,7,9]+5[5,5]+19 → 54

羽石夏澄:ヤバい
GM:こいつ手加減しねえ
羽石夏澄:フフ…こっちもコンセなしの全力だ!能力訓練:精神を使用!
GM:来ませい!
羽石夏澄:《雨粒の矢》+《スキルフォーカス》!Aランク・スペシャリストの力で達成値+3!
羽石夏澄:4dx+15
DoubleCross : (4R10+15[10]) → 9[2,4,6,9]+15 → 24

羽石夏澄:まあそんなもんだよね!
マスターブレイド:「――疾ッ!」研ぎ澄まされた一閃が、羽石さんの喉元すぐ横で停止する。
羽石夏澄:静かに意識を集中させ、真空の層を作り、張りめぐらせる。
羽石夏澄:「……ふふ。……やっぱり直接の斬り合いは…下手ですね、私」停止した剣の方に目を寄せながら
マスターブレイド:疾駆と共に掻き乱した真空の層が、武道場の中に掻き散らされる。
マスターブレイド:「やはり粗い。……だが、場所がここで無ければ、貴様との戦いは面白いものになりそうだ」
羽石夏澄:「そうですね。私はもう既に楽しいですけど、」
羽石夏澄:「やっぱり折角やりあうんですから。相手にも楽しい思いをしてもらいたいですよね」
羽石夏澄:「特に貴方のようなひとには、です」
マスターブレイド:「固定値と広域破壊に身を委ねる。まこと貴様はよき益荒男よ」
羽石夏澄:「ま、ますらお」
マスターブレイド:竹刀を引き、肩に背負う。
羽石夏澄:複雑な表情だ。
マスターブレイド:そのまま羽石を置き去りに、武道場から去っていく。
羽石夏澄:「むぅ。むぅむぅむぅ!」
マスターブレイド:「《魚座の仮面》マスタージィル。見事打ち果たして見せよ」
羽石夏澄:「……やりますとも。やっちゃいますとも!」
マスターブレイド:「さすれば、次は本気の斬り合いも吝かではないぞ、夏澄」
羽石夏澄:「はい!首と仮面を洗濯してお待ち下さい!」
羽石夏澄:ずびし!と去っていく背中に指をつきつけて吠える。
マスターブレイド:くつくつと笑って、道場を去る。
GM:マスターブレイドの退場に従って、人払いの結界も解除されます。
GM:同時に、あなたの携帯に連絡が入る。番長連、本部への呼び出しだ。
羽石夏澄:両手で握りこぶしを作っていますが、携帯がなるとすぐに出るぞ。
羽石夏澄:そして、呼び出しを聞きながら早足に本部に向かいます。
閃光番長《銀条早人》:【ササキ キトク スグ モドルベシ】
羽石夏澄:「…!?」
羽石夏澄:「先輩…?危篤って、え?いつもの『寝てる!』じゃなくて…?」
羽石夏澄:胸騒ぎを覚えながら携帯を握りしめて本部に向かう!

GM:ではシーン終了!
GM:ロイスとか取得できるよ!
羽石夏澄:シナリオロイスとりましょう
羽石夏澄:悪者/《魚座の仮面》マスタージィル/楽しみ:◯/悪いやつ/ロイス
羽石夏澄:マスターブレイドにもとりたさあるけどまだオープニングだしこれで以上にします。
GM:了解!

GM:では次、PC4、片山さん!
GM:新顔だ! まずは自己紹介お願いします
片山樋一:応さ!
片山樋一キャラシート(PC4:DT)
片山樋一:片山樋一!番長連の猛犬番長(自称)!
GM:自称だったの!?
片山樋一:ネームドたる実績をあげてないから……Cランクのクズだし……
GM:クズめ……
片山樋一:ヤベえセンパイに囲まれながら、必死こいて健闘中だ。
片山樋一:いずれはあの餓狼番長みたいなモt……ゲフン!かっけえ番長になるのが目標。
片山樋一:そういう感じでいく!馬鹿な高校一年生。
GM:餓狼番長……一体どんな奴なんだ
GM:そういう感じ!
GM:能力は?
片山樋一:性能としてはCランクのクズですが、レベル1のエフェクトのリミットエフェクトを持っており、
片山樋一:隠密で自分の腕の軌道を隠しながら跳びかかりぶっ飛ばします。喧嘩は得意だ!
GM:戦闘巧者だ……
片山樋一:ダイスと攻撃固定値がそこそこあって、あとは受けの技術も喧嘩に必要なんで持ってる!
片山樋一:カバーも持ってるのであわよくば女の子をかばって惚れられたいです。よろしくお願いします。
GM:オールマイティ! なにげに今回防御面も結構強い……
GM:あわよくば
GM:そんなあなたへのハンドアウトは、これ!
【PC4:片山樋一 用ハンドアウト】
シナリオロイス:《アカデミアの亡霊》 執着/脅威
 あなたは番長連の新人にして、他のセンパイをマジリスペクトする《猛犬番長》である。
 謝冬祭も近いある日、番長陣営に大きな変化が訪れる。泣く子も黙る総番長、無道ささきが、いつもより熱心に働いているのだ。
 なまけにしてスロースターター持ちとされる彼女は、しかしその能力を全解禁すると番長陣営、否、アカデミアを破壊しかねない力の持ち主である。
 あなたが頼まれたのは、問題児を変えてしまうという《亡霊》の調査だった。
「けんかをするこ つれていく わるいこ だれだ つれていく」
GM:なんでPC4なのにシナリオロイスがタイトルコールなんだ。
GM:GMには難しいことは分からない……
片山樋一:ありえねえ……あの筆頭が……!?
GM:そういうわけだ。これは羽石さんの続きからにするぞ
GM:というわけで片山君のOPだ。
片山樋一:ウス!
GM:侵蝕を振ってくれよな!
片山樋一:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+10[10] → 45

片山樋一:盛り上がってきた!
GM:折角初期値が低めだったのに!

Scene03/オープニング:片山樋一

GM:冬の木枯らしなぞ知ったことかとばかりに
GM:番長連本部地下。
GM:そこは今、異様な熱気に包まれていた。
無道ささき:「う、うわああああああああああ!」
無道ささき:「し、し、し……仕事がァ……足りないぞーっ!」
無道ささき:「あたしのこのリビドーォ、ぶつけられるものはどこにあるんだ!」
片山樋一:「ひ、筆頭……!?一体何が起きてるってんだ!」
片山樋一:平番長連構成員である片山には、戦慄に値する事態。
閃光番長《銀条早人》:「くっ……お、落ちつけ総番長!」
無道ささき:「止めるな銀条! あたしは……あたしはもう耐えられないんだ!」
無道ささき:「都合の良いタイミングで寝る自分のことが!」
閃光番長《銀条早人》:「猛犬、頭を下げろ! 瓦礫が飛んだぞ!」
片山樋一:「筆頭!それがあんたのキャラ付けじゃな……痛ってええ!」よけきれず命中。
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「くっ……ディオゲネスクラブがもう少し居れば……補充はまだなの!?」
片山樋一:「くぁー……!筆頭の飛礫、効くぅ……!」嬉しそうに血を流してふらふらする。
貧弱一般番長構成員:「無理でヤンス~ッ! 野生の非惑星のクズは総番が捕まえたので全部でヤンス!」
野生の非惑星のクズ:「メイオウセイ! メイオウセイィ……!」
GM:プラネータが過去の戦いの中で使い捨て、野生化した惑星の群れである。片っ端から縛られて捕まっている。
片山樋一:「俺にやらせてくださいよ先輩方!筆頭と手合わせできるなんてまたとない機会……ぐべっ」
片山樋一:再び瓦礫が直撃して死に体。
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「片山! あなたしっかりしなさい! 救護班ーっ!」
闇医者番長:「その言葉が聞きたかった」
片山樋一:「ストップ!ストップ!まだ全然平気っすよ!」
片山樋一:「救護班に女子が配属されるまでは俺は治療なんて要らねえっす!」
無道ささき:「ウワア~ッ!」鉄拳の衝撃波だ!
無道ささき:拳が巨大に見えるほどの圧!
片山樋一:「や、ヤベえ……!天井にヒビが!?」
野生の非惑星のクズ:「メイオウセイ~ッ!」「メイメイ~ッ!?」
閃光番長《銀条早人》:「誰か! 総番を外へ連れ出せーっ!」
片山樋一:「イヤ無理っすよ!誰が近づけるんすかあれ!」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「よっし……銀条!殲滅番長と連絡がついたわ!」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「今こっちに向かってる!」
馬面番長:「ヒヒーン!」
無道ささき:「人々の安息の眠りを護りたいんだ~っ」
閃光番長《銀条早人》:「あっあんたは清らかな乙女と認めた男しか載せない馬面番長!」
片山樋一:「ヤベエ馬面センパイもやられた!間に合うんすかこれ!?」
閃光番長《銀条早人》:「馬面番長ーッ!」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「落ちついて! 片山も、一旦ここから出なさいっ!」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「護らなくちゃ! ……私たちの番長を!」
片山樋一:「俺あ残って食い止めます!先輩方が先に!」
無道ささき:「治安ーっ!」片山くん目掛けて非惑星のクズが投げつけられる!
片山樋一:「あっ死ぬ」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):「もうっ!」
学園守護子(まなびそのしゅごこ):ギリギリで襟首を捕まえて、片山さんを連れていく。
片山樋一:「うわあ……」
片山樋一:「今の俺、めっちゃダセえ……」惨状を忘れて落ち込む。
GM:一旦暗転。

GM:番長連本部、会議室。
GM:連絡を受けて駆けつけた羽石さんも、この場にいて大丈夫です。
GM:侵蝕は通しで。
羽石夏澄:はーい
学園守護子:「……ふう」
片山樋一:「はああ……」机に突っ伏し深く息を吐く。
羽石夏澄:「……」困惑した顔で席についている。
GM:なんとかささきの暴走も一段落し、多少は空いた時間が生まれたのだ。
学園守護子:「急に呼んでごめんね、羽石さん」
羽石夏澄:「…いえ。びっくりしました……」
学園守護子:「片山も、いつまでも落ち込んでない!」
学園守護子:布を巻いた薙刀の先端でたたく。
羽石夏澄:「無道先輩…どうしちゃったんでしょう」
片山樋一:「っ痛……だって守護子センパイ……!」
学園守護子:「うん……ささきは基本的に普段は寝てることが多いんだけど」
片山樋一:「あそこで俺がこう、センパイを華麗にパって護れば」
片山樋一:「めっちゃカッコ良かったんスよ……ああ~……」
学園守護子:「キミねえ……」
羽石夏澄:「…かっこよくなりたいですよね、うんうん」
片山樋一:「めっちゃなりてえ」頬を机につけたまま。
学園守護子:「自分が格好良くなるよりも大切なことあるでしょ、もう」
片山樋一:「……周りの連中をかっこ悪くする……?」
学園守護子:「ささきはね。定期的にシャットダウンしないと、レネゲイドの力が上がり続けちゃうのよ」
学園守護子:片山さんを薙刀で突く。
羽石夏澄:「そうだったんですか…だから、あんなにいつも寝てるんですね」
片山樋一:「あでっ。それが何でまた筆頭、今日は全力ハイマットフルバーストなんすかね」
学園守護子:「だからああして頻繁に寝てるんだけど……それを怠惰とか、怠けてるとか言う子もいたにはいたのね」
片山樋一:「よく分かんねえけど、なんつうか、力が暴走してるとはまた、ちげー気がすんすよね」
片山樋一:「仕事が足りねえとか言ってたし……」
羽石夏澄:「むぅむぅ。確かに大事な時に寝ますけど…そんなこというの、ひどいです」
学園守護子:「そうね。ああいう気負う子でもなかった……」
羽石夏澄:「仕事が足りないって…んんーぅ、急に血が騒ぎ出したとか?」
片山樋一:「仕事の鬼の?」
片山樋一:「筆頭なら鬼の血くらい流れてそう」
羽石夏澄:「バトルジャンキーの」
学園守護子:「真面目に話しなさい!」
学園守護子:「バトルジャンキーの血なんてそうそうないから!」
学園守護子:「仕事の鬼のキュマイラもいない! ……たぶん」
羽石夏澄:「い、いちおう真面目なんです!ごめんなさい!」
片山樋一:「そうっすよね。そうそうねえよなあ」
片山樋一:「うーん……じゃあなんなんすかね……うーん……」
学園守護子:「だから、あなたたちには、その調査をお願いしたいのよ」
羽石夏澄:「うーん…」さっきマスターブレイドに聞いた名がちらりと脳をかすめる。
片山樋一:「んあ?調査?何の?ってか、羽石とっすか?」
羽石夏澄:「…無道先輩がああなったことの原因です?」
羽石夏澄:「時期も時期ですし、なんか悪いやつが潜んでそうですよね」
学園守護子:「そう。一応、アタリはあってね」
学園守護子:「《アカデミアの亡霊》って知ってる?」
羽石夏澄:「片山くんとか…あ、聞いたことあります」
片山樋一:「亡霊?オバケ?なんすかそれ?」
羽石夏澄:「アカデミアにはおばけがでるよ♪ってやつですよね?」
羽石夏澄:微妙に音程の外れた歌で真似る
片山樋一:「なにそれ?CM?」
学園守護子:「そう。知ってるなら早いわね」
学園守護子:「アカデミアには おばけがでるよ わるいこつれてく おばけがでるよ いいこにしてればだいじょうぶ いいこになればだいじょうぶ」
羽石夏澄:「そうそう、そういうの!悪い子は連れてかれちゃうんですよね」
学園守護子:流暢な音だ。「……コホン。そういう歌なんだけど」
片山樋一:「センパイ歌超うめえっすね」
学園守護子:「からかわない! ……特に幼年部とか、小等部とかの子供たちの間でね」
学園守護子:「そういう文言が流れてるのよ。わるいことするとつれてかれちゃうって」
片山樋一:「んなの、ガキをしつける時の常套句じゃないんすか?」
学園守護子:「ただ……ただの噂だと思われてたんだけど」
羽石夏澄:「ですよねえ。私もそう思います。どうして子供が歌うんだろう…」
片山樋一:「野菜を残すとオバケが出るぞ、とかそういうのでしょ?え?違うの?」
羽石夏澄:「…噂じゃなかったんですね?」
学園守護子:「どうも、学校のあちこちで、本当に悪い子が連れてかれて、良い子になって帰ってきてるってね」
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:「なるほど」
学園守護子:「で、ここからは仮定」
片山樋一:「?いい子になってんならいいことじゃないっすか」
学園守護子:「総番長の活動が『怠惰』とみなされて」
学園守護子:「直された結果が今だとしたら? ってこと」
羽石夏澄:「え、っと、つまり、無道先輩、いいこになっちゃったって…ことです?」
片山樋一:「筆頭がオバケに連れてかれたってことっすか?」
片山樋一:「いや、それは無いっすよ。無い無い」手を振る。
片山樋一:「筆頭連れてくオバケ、どんだけ強えんだって話じゃないっすか」
学園守護子:「良い子がいれば平和になるなら、番長連なんていらないわ」
羽石夏澄:「……」
学園守護子:「風紀委員と生徒会だけで良い」
羽石夏澄:「そ、そうです、よね」
羽石夏澄:俯いて黙ってしまう。
学園守護子:「まあね……だけど、今の総番がああなってしまってるのも事実」
学園守護子:「あるいは唄通り『悪い部分だけ連れていく』力なのかもしれない」
学園守護子:「……どうしたの、羽石さん?」
片山樋一:「守護子センパイもすぐ手が出るトコだけ連れてってくんねえかなあ」
羽石夏澄:「……いえ。……私、わるいこだな、って、思っただけです」
学園守護子:「あなたはその口さがなさだけ連れてって行った方がいいわね……」ギリギリと薙刀を推しつける
学園守護子:「羽石さんが? そんなことないでしょう。立派に務めも果たしているじゃない」
片山樋一:「これさえなきゃ美人なのに……!んー。まあ確かに、羽石、けしからんよなあ……あ、や、なんでもない」
羽石夏澄:「…あはは。好きでやってることですから…って、片山くん、顔赤くないです?」
片山樋一:「い、いや?全然?全く?」
羽石夏澄:「?」首をかしげて覗き込む
片山樋一:「や、マジでなんでもないって……てか、その角度絶妙で……じゃねえ!大丈夫、大丈夫!」
学園守護子:「……どこを見てるのかしら? ん? 任務より先に指導室のがいい?」
羽石夏澄:「そうです?まあ、それならいいですけど…片山くんも大事な戦力ですから。体には気をつけてですよ」
片山樋一:「……任務でお願いします」
学園守護子:「よろしい。」薙刀が戻っていく。
学園守護子:「じゃあ、とりあえず、噂の火元になってる幼年部から調べて頂戴。」
学園守護子:「私の弟妹もいるから、話も回しやすいはずだから」
片山樋一:「え、これ、俺と羽石だけっすか……?」
学園守護子:さらさらと、毛筆でメモに書きつけていく。
学園守護子:「仕方ないでしょ。謝冬祭でみんな忙しいし、大半は総番の抑えに回ってるし」
学園守護子:「ただ、噂の広がり方次第で、他の組織とバッティングすることもあるけど」
学園守護子:「そのときは現場判断でうまくこなして」
片山樋一:(ちょっ、センパイ、俺、羽石と二人きりなんて無理っすよ!)小声で泣きつく。
片山樋一:(その、なんつうか、何話しゃいいかわかんねえし……!)
羽石夏澄:「?」
学園守護子:「(あなた、普段から可憐な女の子守りたいって言ってたじゃない)」
羽石夏澄:首をかしげて片山くんたちを見ている。
学園守護子:「(丁度いいでしょ。可憐な女の子よ。ちょっとかなりウォーモンガー入ってるけど)」
片山樋一:(そりゃそうっすけど!いきなり地下女子評論部Sランクとかハードル高いっすって!)
学園守護子:「(それ私に存在明かしても良い部活なのかしら)」
片山樋一:(あっ)
学園守護子:「(…………)」
学園守護子:「(一体どういうことをしている部活なのか教えてくれたら)」
学園守護子:「(あと一人くらい無理して回すけど?)」
片山樋一:(マダム!謹んで拝命いたします!)
学園守護子:「誰がマダムよ」手刀!
片山樋一:「あでっ!亡霊!亡霊カモン!」
片山樋一:「ここに悪い子います!」
学園守護子:「もう……そういうわけだから、羽石さんもよろしくね」
学園守護子:「この子、悪い子じゃないから」
学園守護子:「もし噛みついてきたら、容赦なく窒息させても大丈夫よ」
羽石夏澄:「はいっ!」
片山樋一:「いや噛みつかねえっすよ!?」
羽石夏澄:「あ、大丈夫です、そこまではしませんから!やっちゃうときは正々堂々です!」
片山樋一:「あ、うん。その、お手柔らかに……」
羽石夏澄:「というわけで、よろしくね、片山くん!」にっこり笑いかける。
片山樋一:「お、おう」さわやかな笑みを浮かべようとして変な顔になる。
GM:そんなわけで、あなたは敬愛する総番のため
GM:『アカデミアの亡霊』を探しに行くこととなりました

GM:シーン終了!ロイスとか取れます!
片山樋一:羽石さんに取るよ!
片山樋一:-同級生/羽石夏澄/護りたい:○/目の毒/ロイス
羽石夏澄:こちらはなしで大丈夫です!
GM:了解です!
GM:残りOPは二人……一体どのような魑魅魍魎PCが居るのかこうご期待だぜ

GM:ではPC2のOP!
GM:初参戦の七瀬くんだ!
GM:まずは自己紹介からお願いします。
七瀬千夏キャラシート(PC2:ぽぽ)
七瀬千夏:ふむ、僕の名前は七瀬千夏
七瀬千夏:風紀委員だ
GM:風紀委員! 学内三大勢力の一つ、治安とか風紀とか守る方の委員だ
七瀬千夏:ま、この学園の有象無象にかき乱される風紀を守っているのだから
七瀬千夏:皆はちゃんと従って欲しいものだね
GM:あっ結構いけすかない感じ!自信ありげだ……
GM:そういえば学年は何年の想定ですか?
七瀬千夏:16歳だから1~2年か 
GM:今回は三年生の先輩と絡むことになるので
七瀬千夏:新人ということだから1年生にしておこうかな
GM:どっちでも大丈夫ではあります
GM:では1年生で!
GM:能力はどんな感じでしょう?
七瀬千夏:能力はコピーロボット的な従者使い
GM:基本はほぼカバーリングマン?
七瀬千夏:カバーリングエフェクトはないから
七瀬千夏:クソ弱いオーヴァードが二人いるくらいだね
七瀬千夏:ただ 打たれ強くはあります
GM:打たれ強いオーヴァードが二人でとても打たれ強い
七瀬千夏:といっても範囲攻撃をカバーしたりすると吹き飛ぶと思うので 
七瀬千夏:手数が二倍という感じですね
七瀬千夏:基本は自分とそっくりなのを出して
七瀬千夏:学園の見回りをさせています
GM:基本に忠実な従者使いですね。GMとしては安心できます
GM:では、そんな感じですかね
七瀬千夏:あれ おかしいなイージーエフェクトにほとんど同じのがあるんだけど
七瀬千夏:気のせいかな
GM:目が霞んで見えないな
GM:そんな七瀬くんへのハンドアウトはこちら
七瀬千夏:ほほう
【PC2:七瀬千夏 用ハンドアウト】
シナリオロイス:《カフスフィア》三吹いのり  推奨感情:信頼/心配
 あなたは、一人で二人分働くと評判の、風紀委員の誇る期待の新人である。
 冬場のイベントの総決算である謝冬祭に備え、あなたは三年の風紀委員、三吹いのりと共に連日見回りを続けていた。
 だがその中で、問題児だった生徒がある日急に従順になる奇怪な現象に遭遇する。
 準備が円滑に進むのは歓迎すべきことだが、三吹はその現象に不安を覚えているようだ。
「自分はこれが風紀委員としての最後の仕事だから 万全にしておきたい」という彼女の頼みもあり、あなたは事態の詳しい調査を始める。
GM:三吹いのりはベテランの風紀委員だが
GM:そこまで能力も外見もパッとしない脱力系の先輩です
七瀬千夏:なるほど
GM:というわけでさくさく始めていきましょー。
七瀬千夏:イエスサー
GM:ぽぽさんは初アカデミア。責任重大だぜ
GM:では、PC2のOPです
GM:侵蝕をどうぞ。
七瀬千夏:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 2[2]+40 → 42

GM:よいかんじ。

Scene04/オープニング:七瀬千夏

GM:真冬のアカデミア。校内は既に飾り付けが始められ、
GM:来るユールの謝冬祭の準備が着々と進められていた。
GM:イベントがあれば衝突も多い。あなたは風紀委員としてそんな校内を見回り、問題があれば対応する任務についていた。
GM:もっとも、今のところ目立った仕事は無い。
三吹いのり:「あ、ヒイラギ。常緑樹は、魔除けとして扱われることが多いんだよね」
三吹いのり:「寒い所だと、枯れる木は冬の一部として見られて、」
七瀬千夏:「葉っぱが尖っていたりするのが多いからですね」
三吹いのり:「そうそう。ちゃんと葉っぱをつけてると、そういうのに対抗するものに見えたのかもねえ」
三吹いのり:癖のある黒髪をポニーテールに縛っている。
三吹いのり:頬にはそばかす。珍しいのは、左右の目の色が緑と黒で、少し違うことくらい。
三吹いのり:あなたの今回の同僚で、先輩である。
一般善良部活員:「あ、風紀委員だ。すいません、ちょっとこっちー」
三吹いのり:「はいはーい。どうしましたかー」
七瀬千夏:「何か問題でもあったかー」
一般善良部活員:「実は大道具運ぶ最中の荷台が廊下で崩れて塞いじゃって」
一般善良部活員:「怪我人とかはいないんですけど、どかすの手伝ってくれませんか?」
七瀬千夏:「…むむ」
一般善良部活員:映像関連のイベントをやるのか、それなりに重そうな機材やら何やらが折り重なっている。
七瀬千夏:「まあ仕方ないな」
三吹いのり:「ふんぐぐぐぐ……」付きだした機材を引っ張る。
七瀬千夏:「ああ
七瀬千夏:もう」
七瀬千夏:「先輩、一人じゃあ無理ですって」
七瀬千夏:「僕がこっち持ちますから、先輩はそっちの方をお願いします」
三吹いのり:「ふいー。ん、そだね! 七瀬くん頑張って!」
三吹いのり:三吹は大きな力のないオーヴァードだ。英語で言うとCランク。
三吹いのり:あまり肉体労働では助けにならないぞ!
七瀬千夏:「僕だってそんなに力技が得意なわけじゃないんだ」
七瀬千夏:ちらっと周囲を見渡して この場にいない風紀委員のメンバーを思い浮かべる
三吹いのり:「私より背ぇ高いじゃんー。がんばろふんぐぐぐ」荷物の向こう側に三吹の身体が隠れる
七瀬千夏:仮に鈴木先輩
七瀬千夏:ということにしておこう
GM:ほうほう
七瀬千夏:(おい、ビンゴ…いけるか?)と小声で声をかける
ビンゴ:(ああん?)
七瀬千夏:(仕事だ、手伝え)
ビンゴ:(馬鹿言うな、なんで俺がそんな肉体労働を手伝わなきゃならんのだ)
七瀬千夏:(早くしろ、先輩が困ってるだろうが)
ビンゴ:(わかったよ、で?)
七瀬千夏:(鈴木先輩で)
七瀬千夏:赤色の従者に不死者の人形を組み合わせて無駄に使います
GM:な、なんてやつだ
七瀬千夏:物陰からぬるりと人が出てきます
GM:ぬるりと
鈴木先輩(ビンゴ):「おっと
鈴木先輩(ビンゴ):「山吹さんに七瀬じゃん」
鈴木先輩(ビンゴ):「何してんの?」
三吹いのり:「あ、すずっち! 丁度いいとこに」
三吹いのり:「手貸してよ。これ、重くてさー」
七瀬千夏:「鈴木先輩もちょっと手伝ってくださいよ」
鈴木先輩(ビンゴ):「ああー、そんな雑用もやっちゃうのねお前ら」
鈴木先輩(ビンゴ):「まあいいけどさ」
鈴木先輩(ビンゴ):手伝います
GM:では、三人(?)の努力によって、廊下は無事に開かれました
一般善良部活員:「いや、助かったよ! これで午後の業務まるまる潰れる所だったからさ」
七瀬千夏:「ま、これくらいはお安い御用だ」
三吹いのり:「以後、気をつけるよーうに」腰に手を当てて。
七瀬千夏:「謝冬祭も近いことだしな」
三吹いのり:「じゃ、次行こうか」
三吹いのり:「それと、お疲れさま」と、紙コップのジュースを持ってきている。
三吹いのり:「炭酸ある方が良い? 無い方が良い?」
鈴木先輩(ビンゴ):「俺は炭酸のほうがいいな」
GM:まだ居た!
七瀬千夏:「あ、じゃあ僕も炭酸のあるほうで」
三吹いのり:「すずっちには聞いてないよう」と言いながら二人に炭酸を渡そう
七瀬千夏:(まだ居るのか?)
鈴木先輩(ビンゴ):「あっ、冷たいなあ」
鈴木先輩(ビンゴ):(いいだろ、ヒマなんだよ、お前のポケットの中は)
三吹いのり:「七瀬くんが来てから仕事が順調で助かるよー、うん」
七瀬千夏:「いやあ、そんな事ないですよ」
三吹いのり:「謙遜するなあ、期待の新人だなあ」
七瀬千夏:「まだまだ学園の風紀を守れてるとは言い難いですし」
三吹いのり:「私みたいのからすれば……」と言いつつ、風紀マップを見る。「次は――うわあ」
三吹いのり:「東四十二大教室……行かなきゃなあ」
GM:その教室の名前を聞いて、七瀬さんは思いだすことが出来ます。
七瀬千夏:思い出そう
GM:数日前、裏アフロ部と真(リアル)アフロ部が、界面アフロ学発表の場としてダブルブッキングしてしまった教室で
GM:その折衝がまだ済んでおらず、また衝突が起きているだろうことも。
七瀬千夏:「…ああ、アレか」
三吹いのり:「またパンチパーマとアフロの境界線上についての論争聞かされるの嫌だよう……」
七瀬千夏:「なんで、そんなにこだわるんだ。普通アフロはそんなに居ないだろ」
三吹いのり:「そのはずなだけどなあ……」
三吹いのり:あからさまに肩を落としつつも、教室の方へと歩き出す先輩。
三吹いのり:責任感は意外と強い方だった。
七瀬千夏:「先輩、そこまでマジに相手しなくてもいいのでは」
三吹いのり:「ううん……それはそうなんだけどさ」
三吹いのり:「でも私、風紀委員だからねえ」
三吹いのり:困ったように笑う。笑顔はあまり得意ではないのか、作り笑いっぽい。
七瀬千夏:「ぐむう。仕方ないですね」
GM:というわけで、あなたたちは東四十二大教室へと向かいます。
三吹いのり:「おじゃましますー、風紀委員ですよー」
GM:三吹が扉を開けると、広い教室のスクリーンにでかでかと表示されているものがある。
裏アフロ部部長:『ストレートパーマの』
真アフロ部部長:『掛け方のコツについて』
三吹いのり:「…………?」
三吹いのり:「あれ」
三吹いのり:「部屋間違えたかな」
七瀬千夏:「パーマ部とかですかね」
裏アフロ部部長:「あれ? お前ら……この前の風紀委員か」
裏アフロ部部長:ウェービーな長髪の男
真アフロ部部長:「前は迷惑かけた。こっちは話ついたので、もう大丈夫だぞ」
真アフロ部部長:パーマ角刈りの男。
七瀬千夏:パーマで角刈り!!
GM:パンチパーマを撫でつけて角刈りにするやつです。
GM:確かに数日前、まるで没交渉だった二人組だ。
三吹いのり:「話ついた……ってことは?」
裏アフロ部部長:「ああいや、いつまでも不毛なやり取りで時間を使うわけにもいかないし」
真アフロ部部長:「ゆえに、共同研究にしたんだぞ。問題はないんだぞ」
七瀬千夏:「そ、そうか、仲良くなったのなら良いんだが」
貧弱一般アフロ部部員:「俺たちの部長が」「おおお……神よ……髪よ……」
貧弱一般アフロ部部員:部屋の隅で準備しながらさめざめと泣いています。
貧弱一般アフロ部部員:「これも全部《亡霊》の……」「おい馬鹿やめろ、部長は俺たちを護ってくれたんだ!」
三吹いのり:「!」
七瀬千夏:「おい、これはどういう事なんだ?」
貧弱一般アフロ部部員:「し、……知らねえ……分からねえ」小声で首を振る。
貧弱一般アフロ部部員:「二日くらい、急にいなくなったと思ったらよ……俺たちの部長が……」
貧弱一般アフロ部部員:アフロを濡らして泣いています。
裏アフロ部部長:「おい、机の配置もうちょい下げた方が良くないか?」
真アフロ部部長:「なるほど、一理あるぞ」
七瀬千夏:涙がアフロを濡らすってことは 顔全体がアフロなのか?
七瀬千夏:「いや、しかし、真面目にやってるじゃないか」
貧弱一般アフロ部部員:「そういう問題じゃねえんだよォ!」
七瀬千夏:「そういう問題じゃあないのか?じゃあ何が問題なんだ」
貧弱一般アフロ部部員:「どんなスイーツを作るかでもめてたのに。もんじゃ焼をスマートに作られ始めても何も嬉しくねえんだよお」
三吹いのり:「ごめん、ちょっと良いかな」七瀬くんの手を引いて、教室を出ます
三吹いのり:「それじゃ、問題がないみたいだから、私たちはこれで失礼します」
裏アフロ部部長:「ああ、手間かけたなー」
七瀬千夏:「うわっと」
鈴木先輩(ビンゴ):「ほいじゃ、頑張れよー」
三吹いのり:ぱたぱたと廊下を早足で進み、人気のないところで止まる。
七瀬千夏:「なんですか先輩」
三吹いのり:「あ、ご、ごめんね、いきなり」
三吹いのり:「あの……さっきの見て、どう、思った?」
七瀬千夏:「む、いや。人間やる気になれば真面目になれるもんだな、と」
三吹いのり:「そう、そ、そうじゃなくて!」
三吹いのり:「いや」
三吹いのり:「確かに普通の目で見たらそうなるのかな……はは」
三吹いのり:不安げに視界を行き来させる
三吹いのり:「……で、でもね」
三吹いのり:「私は、その、変だと思うんだよ」
三吹いのり:「あんなあからさまなのは初めてだけどさ……似たようなこと、前からちょくちょくあって」
三吹いのり:「キミは一年生だからあんま気にしないと思う……んだけど」
GM:前日に頭を悩ませた問題が、翌日、あまりにも急に自然消滅する。
GM:そういう現象は、確かに言われてみれば程度ですが、七瀬くんにも覚えはあります。
七瀬千夏:「確かに言われてみると、不自然ではありますね」
三吹いのり:「そう、そ、そう思ってくれる?!」
三吹いのり:「……後輩にこんなこと頼むの、心苦しいんだけど」
三吹いのり:「君をできる後輩と、七瀬千夏君と見込んでお願いします」
三吹いのり:「この案件、調べるの手伝って下さい!」
鈴木先輩(ビンゴ):「そうだー手伝えー」
七瀬千夏:「う、うーん。まあ先輩の頼みなら」
三吹いのり:「すずっち!? いつの間に」
七瀬千夏:「仕方ないですね」
鈴木先輩(ビンゴ):「ひでえな、さっきからずっといるてえの」
三吹いのり:「ほ、ほんと!? ほんとにほんと?」
三吹いのり:「私なんかの頼みでいいの?」
七瀬千夏:「いやまあ、本音を言うなら、良くなってるなら別にそれでいいのでは?とは思いますが」
七瀬千夏:「ですが、先輩の頼みというのなら」
七瀬千夏:「致し方ありませんね」
三吹いのり:「お、おお……」にへらと下手に笑う。「う、うまいこと言うなあ」
三吹いのり:「私もが、がんばるね」
三吹いのり:「でも、たぶんよくない……と思うんだよね」
三吹いのり:「私、まともにイベントの警備に回るのこれが最後だからさ」
三吹いのり:「こういう不安、そのままにしときたくなくて」
七瀬千夏:「まあ確かに不測の自体は避けたいところですね
三吹いのり:「じゃあ、改めて」
三吹いのり:手を差し出す。「よろしくお願いするね」
七瀬千夏:「はい」握手に応じようとする
鈴木先輩(ビンゴ):「へっへ、じゃあ俺もな」
七瀬千夏:(黙ってろ!!)
三吹いのり:くすりと笑い、「じゃあ、こっちにしよっか」手を重ねる形に
GM:というわけで、あなたがたは謎の改心事件を追うことになりました。

GM:ロイスとか取れます。
七瀬千夏:先輩のロイスをとろう
七瀬千夏:先輩/三吹いのり/尊敬○/心配
七瀬千夏:以上です
GM:では本日の分は以上です。
GM:次回は金曜日! よろしくお願いします!

GM:では満を持してPC5!
GM:してもらおうか! 自己紹介を!
フォース=ライブラリ:はい
フォース=ライブラリキャラシート(PC5:米ット)
フォース=ライブラリ:フォース=ライブラリ。学園島生まれのレネゲイドビーイングで、オーヴァードアカデミア第四図書館の化身です。
GM:第四図書館の化身!
GM:すごそうだ
フォース=ライブラリ:見た目は10歳くらいの女の子。実年齢もそのくらい。
GM:じゅっさいです
フォース=ライブラリ:おさげ髪が特徴なのです。
GM:アカデミアが始まってそのくらいなんだっけ
GM:フォーちゃんはKAWAII
フォース=ライブラリ:そう……アカデミアがいつ頃始まったかは『アカデミアの革命』でも出ていた設定なのでよろしくお願いします
フォース=ライブラリ:(公式設定を塗りつぶしながら)
GM:公式は公式だからね
GM:フォーちゃんはうちの子だから
フォース=ライブラリ:そうなのです
GM:では能力などは!
フォース=ライブラリ:図書館内の本を検索して、本に書かれた内容を限定的に具現化します。
フォース=ライブラリ:シンドロームで言うと、ノイマンとモルフェウスのクロスブリード。
GM:つよいぜ
フォース=ライブラリ:他の図書館の守護者と同様の能力ですね。
GM:ちなみにモデル系の次女、委員長系の三女、お姉さん系の長女などが居る訳ですね
GM:では、そんなフォーちゃんへのハンドアウトはこちら!
【PC5  フォース・ライブラリ 用ハンドアウト】
シナリオロイス:プライム・ライブラリ  推奨感情:親愛/不安
 あなたはアカデミアの第四図書館に宿る智慧のレネゲイドビーイングだ。
 謝冬祭も近づき、あなたは冬の味覚に舌鼓をうちながら自由奔放な生活を満喫していた。
 だがある日、図書館の四姉妹の長女、プライム=ライブラリが、書き置き一つを遺し、姉妹の前から唐突に姿を消す。
「『風の王』が目を覚ました。止めに行かなければならない」
 ユールの謝冬祭。もっとも長い冬至の夜闇は、魔にほど近い。
 あなたは他の二人に留守居の間の守護を任し、姉の捜索に乗り出した。
GM:というわけです
フォース=ライブラリ:謝冬祭……興味深いですね
フォース=ライブラリ:じゅるり
GM:あっ早速食べようとしてる……
フォース=ライブラリ:そして、怖いけど頼りになるプライム姉さんに何が起こるのでしょうか…
GM:どうなるのだろう……
GM:ではそんなわけで、五人目のOP、はじめさせていだたきます
GM:浸蝕率とか上げると良い
フォース=ライブラリ:43+1d10
DoubleCross : (43+1D10) → 43+6[6] → 49

Scene05/オープニング:フォース=ライブラリ

GM:アカデミア島は、真冬も真っ只中。肌を刺すような風が吹きすさぶ。
GM:しかし、アカデミア生徒の活気は滅んでいなかった――!
GM:謝冬祭。寒気に閉じ込められた鬱憤を振り払うかのように行われる冬季学祭。
GM:今はそれの準備期間であり、試作品の出店や、出し物の練習、作りかけのオブジェなどがそこらじゅうで見る事が出来る。
榎本紗雪:「うーん、謝冬祭もいよいよって感じだねー!」
フォース=ライブラリ:準備中の屋台を巡りながら見物していますね。
榎本紗雪:「フォース、何か食べてみたいもの、ある?」
フォース=ライブラリ:「アフロ部の屋台が期待できそうなのです。」 試作品のアフロオムレツをもぐもぐしている。
フォース=ライブラリ:「紗雪さんにとっても、今年の謝冬祭は去年より一層楽しいものになりそうですね。」
榎本紗雪:「なるほどなるほど……」分厚いしおりを探す。
榎本紗雪:「あ、分かる? ふふふ、分かっちゃうかな。分かっちゃうかなー」
榎本紗雪:「謝冬祭もそうなんだけどね」あからさまに浮かれている。ぴょんぴょんと足が軽い。
榎本紗雪:しおりの中に、別のパンフレットが挟まっている。フォーマル用のステージ衣装だ。
榎本紗雪:「今年は去年よりステージの数だって増えてるんだから」
榎本紗雪:「プロムにだって声掛かってるんだよー、すごいでしょ?」
フォース=ライブラリ:「良いことです。」 にこり
GM:プロムは、謝冬祭の少し後に行われる卒業生向けのパーティーイベントだ。
フォース=ライブラリ:「フォーは今年も屋台を巡る予定なので。」 虚空に地図を描く。
榎本紗雪:「今年はフォースと屋台巡りが出来ないのは、ちょっと寂しいな」
フォース=ライブラリ:「気遣い、ありがとうなのです。」
榎本紗雪:「もー、優しいんだから」
フォース=ライブラリ:「フォーは平気なのです。紗雪さんが笑っているのを去年より沢山見られそうなので。」
榎本紗雪:「もっとわがまま言ったって良いんだからね!」
榎本紗雪:フォースの頭を撫でて、「……これあげる!」とマフラーを巻く。
榎本紗雪:マジシャン仕様なのか、緑と赤で、少し派手めな柄だ。
フォース=ライブラリ:「……暖かいですね。」 マフラーに顔をうずめ、口元を隠す
榎本紗雪:「フォース、今度、冬服とか買いに行こうね」
GM:では、あなたがたがそんな心温まるやりとりをしていると。
クリスタル囲碁相撲部部員:「ウオオ~ッ、駄目じゃ、駄目じゃ、駄目じゃ~っ!」
フォース=ライブラリ:「おや。何かあちらのほうが騒がしいようですが。」
GM:曲がり角の教室から、いかにもクリスタル囲碁相撲部員然としたクリスタル囲碁相撲部部員が飛び出してきた。
フォース=ライブラリ:どう見てもクリスタル囲碁相撲部員だ!
榎本紗雪:「ど、どうしたのかな」
フォース=ライブラリ:とことこと近づく。
フォース=ライブラリ:「もしもし。」
クリスタル囲碁相撲部部員:「この程度の造形では、α-GOの足元にも辿りつけん……」
クリスタル囲碁相撲部部員:「なんじゃあ! ちっこいの……!」
フォース=ライブラリ:「ちっこいのではないのです。フォーはフォース=ライブラリなのです。」
フォース=ライブラリ:少しむっとするが、表情には出さない。
クリスタル囲碁相撲部部員:「フォースなるちっこいの! 邪魔してくれるな! ワシはこれから、生徒会に直談判しに行くんじゃあ」
フォース=ライブラリ:ぼーっとした表情のまま話しているように見える。
クリスタル囲碁相撲部部員:「我が、完全なる棋譜(コズモ・エンテレケイゴ)の完成には、絶対的にクリスタルが足りん……!」
クリスタル囲碁相撲部部員:「予算じゃ……予算が要るんじゃあ……」
GM:完全にトランス状態といった趣だ。
フォース=ライブラリ:「あ、あまり興味を持てない案件だったのです。」
フォース=ライブラリ:半歩あとずさる。
クリスタル囲碁相撲部部員:見るからにレネゲイド圧の高まりを感じる。
榎本紗雪:「ど、どうしよう? 手品見せようかな……?」
榎本紗雪:「クリスタル囲碁相撲部だし……」白と黒のハンカチを取りだそうとしている。
フォース=ライブラリ:「……とはいえ、少し危険な状態ではあるようですね。」 虚空に手を伸ばすと、棚から取り出されるように本が現れる。
クリスタル囲碁相撲部部員:「ウオオーッ! 座り込みじゃあ! 立てこもりじゃあ! 非エフェクト不服従!」手頃な扉から飛び出していく!
フォース=ライブラリ:「あっ」 あっ
クリスタル囲碁相撲部部員:遠ざかる足音……だが「うおお……なっ! なんじゃオヌシは!? 」
フォース=ライブラリ:突然クリスタル(略)部員が飛び出していったので完全に反応が遅れている!
クリスタル囲碁相撲部部員:「な、グ、ガ、ム…………イゴブアアアアアアアア!?」
クリスタル囲碁相撲部部員:響く悲鳴。
フォース=ライブラリ:とりあえずその悲鳴の元に走っていきましょう。
榎本紗雪:「え……何今の。わ、待って!」
GM:では、あなたたちは悲鳴を追って、人気のない中庭にやってくる。
GM:部活棟から、生徒会のある校舎までの途上の。そこだけが、奇妙に人気が無くなっている。
フォース=ライブラリ:「このあたりから…」
クリスタル囲碁相撲部部員:「お……おお……」  膝をつく相撲部部員。
???:布に包まれた真っ黒な人影が、その前に浮かんでいる。
???:「――でるよ  」   歌が聞こえる。
フォース=ライブラリ:「……歌?」 白い本を手元に寄せ、警戒している。
???:子供が繰り返すような、音程の不安定な声。
???:「よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ」
榎本紗雪:「な……なに……?」
???:「ひとのおかねを むだづかいするこ」   「アカデミアには……」そちらを振り向く。
フォース=ライブラリ:「……紗雪さん。フォーの後ろに。」 追いついてきた紗雪さんに、小声で
???:布の奥の瞳が光る。二人を見据える。
フォース=ライブラリ:「こんにちは、なのです。」 人影に声をかける。
榎本紗雪:フォースの背をつかむ。いざとなれば自分が護れるように。
GM:フォーさんは知覚で判定して下さい。
GM:難易度は8。
フォース=ライブラリ:げ。
フォース=ライブラリ:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 3[3,3]+1 → 4 → 失敗

GM:その値では特に何も分からないかな。
???:腕を伸ばす…… 「……わるいこ  みんな ――」
プライム・ライブラリ:「フォース!下がれ!」
フォース=ライブラリ:「!」
プライム・ライブラリ:怪物の下の地面がばくりと開く。
フォース=ライブラリ:反射的に、後ろの紗雪さんを掴んで下がる!
プライム・ライブラリ:地面が変異した巨大な本が、そのままク(略)部員を護りつつ、化け物を捕えようとする。
???:「!」
???:ふわりと浮上して、布の塊めいたそれは回避。
フォース=ライブラリ:「……布?」
フォース=ライブラリ:浮上したそれを見上げて、つぶやく。
???:《瞬間退場Ⅱ》
???:そのまま姿を消す。
フォース=ライブラリ:気配がしなくなったのを確認して、警戒を解きます。
プライム・ライブラリ:「あれは、まさか……」
フォース=ライブラリ:「助かったのです。プライム姉さん。」
榎本紗雪:「ふへぇあ」 フォースの肩にしがみついて腰を落とす。「怖かった……」
プライム・ライブラリ:「フォース。どうしてこんなところに居る?」
フォース=ライブラリ:握りしめていた本を手放す。手を離れた本は虚空に消える。
プライム・ライブラリ:ちょっと怒ってるみたいな口調だが、彼女はそれが素なのだ。
フォース=ライブラリ:「はて。こんなところというのは。」 その言葉を聞いて初めて、周囲を確認する。
プライム・ライブラリ:「あれに狙われていたんじゃないのか?」
プライム・ライブラリ:あれというのは、布の塊のことだ。
フォース=ライブラリ:「……?」
プライム・ライブラリ:「いや……心当たりがないならいい」
プライム・ライブラリ:「お前にはそこまで厳しくない……はずだ。あれは……」
フォース=ライブラリ:「……」 プライム姉さんの顔をじっと見上げて見つめる。
フォース=ライブラリ:「プライム姉さんは。」
プライム・ライブラリ:「しかし今のは……チクタクマンの時すら目覚めなかった物がどうして今更……」ぶつぶつと呟く。
フォース=ライブラリ:「偶然、通りかかったのでしょうか。」
プライム・ライブラリ:「…………。」
プライム・ライブラリ:「偶然ではないが、確信を持ってきたわけでもない」
榎本紗雪:「……どういうことですか?」
プライム・ライブラリ:「お前は今のを見て、何も感じなかったか? フォース」
フォース=ライブラリ:「感じる?」
プライム・ライブラリ:「いや、なんでもない。気にするな」
プライム・ライブラリ:「レネゲイドビーイングといえど、あまり買い食いはよくないな。お前もよく見ておいてほしい」と、紗雪を見て。
榎本紗雪:「え? は、はいっ」急に話を振られて驚く。
フォース=ライブラリ:「むう。なにやら誤魔化されてしまったような気がするのです。」
プライム・ライブラリ:「ではな、フォースとその友人」
フォース=ライブラリ:そう言いつつも、それ以上の詮索はしないでおきます。
プライム・ライブラリ:地面から本が開き、それが閉じると同時に姿を消す。
クリスタル囲碁相撲部部員:「う…………」
クリスタル囲碁相撲部部員:地面にほっぽかれていた囲碁相撲部部員が目を覚ます。
榎本紗雪:「あっ忘れてた」
クリスタル囲碁相撲部部員:「ぐぐぐ……ワシは一体……はっ、そうだ!」 すっく、と立ち上がる。
フォース=ライブラリ:「あっ、まずいのです。」 慌てて止めようとします
クリスタル囲碁相撲部部員:「摺り足と棋譜読みの基礎練をしなければ」
クリスタル囲碁相撲部部員:どこからともなく、おもむろに棋譜を取り出し、摺り足しながら部室へと戻ろうとする。
フォース=ライブラリ:「……」
フォース=ライブラリ:「……?」
フォース=ライブラリ:「???」
クリスタル囲碁相撲部部員:模範的な囲碁相撲部員の鍛錬姿である。
クリスタル囲碁相撲部部員:あなたも朝早くに学校に来れば、誰でも一度は目にしたことがあるだろう。
クリスタル囲碁相撲部部員:そのまま太った背中は部室棟へと戻っていった……
フォース=ライブラリ:では、その鍛錬姿にとまどいながらも、帰り際に声をかけます
フォース=ライブラリ:「あ、あのですね。」
クリスタル囲碁相撲部部員:「む、なんのようだ?」
フォース=ライブラリ:「……先ほどあなたは予算について生徒会に掛け合うと言っていたと。」 摺り足を続けるクリスタル(略)に
フォース=ライブラリ:「フォーは記憶しているのですが。」
クリスタル囲碁相撲部部員:「む……そんなこと言っていたか?」
クリスタル囲碁相撲部部員:「いや、言っていたかもしれんな……だが」
クリスタル囲碁相撲部部員:「囲碁相撲を極めるには、本来必ずしもクリスタルは必要ではないのだ! グァッハッハ!」
フォース=ライブラリ:「……はあ。」 生返事を返す
クリスタル囲碁相撲部部員:「土俵と紙の棋譜さえあれば、いくらでも強くなれる!」
クリスタル囲碁相撲部部員:「なんだ女子、我が部はマネージャー参加も歓迎だぞ!」
フォース=ライブラリ:「では紗雪さん、戻りましょうか。」
榎本紗雪:「わたし手品部だから……ごめんなさい」
榎本紗雪:フォースに賛同してその場を離れよう。
フォース=ライブラリ:高らかに演説を始めたあたりから真顔に戻って紗雪さんの手をひく。
榎本紗雪:「……どうしたのかな。オーヴァード特有のレネゲイド的態度?」
フォース=ライブラリ:「……いえ。あれは……」
フォース=ライブラリ:先ほどの布の塊めいた謎の化け物が歌っていた歌を思い返す。
フォース=ライブラリ:――――「よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ」
フォース=ライブラリ:「……『アカデミアにはおばけがでるよ』……でしたか。」 宙には小等部の学級新聞が映し出されている。
榎本紗雪:「何か歌ってた……」
榎本紗雪:「あっ、フォース、今のもういっかいやって!」
榎本紗雪:歌の方です。
フォース=ライブラリ:「アカデミアには おばけがでるよ」
フォース=ライブラリ:「……こほん。確かこういう歌いだしだったかと。」
榎本紗雪:「おおー……」ぱちぱち。
榎本紗雪:「珍しいの聞いちゃった。あとで真琴くんに自慢しよう」
榎本紗雪:「それが……子供たちの中で流行ってるの?」 学級新聞を覗き込む
フォース=ライブラリ:「小等部の子たちがそういう噂をしていたのを……」
フォース=ライブラリ:「そうですね。フォーの図書館で歌っていた子たちを先日注意したばかりでしたし、ここにも載っています。」
榎本紗雪:「なんだかおかしな感じだね。お母さんとかお父さんが、しつけで教えたのかな」
榎本紗雪:「でも、さっきの……」
フォース=ライブラリ:「どこから発生したものかまでは分かりかねますが。」 映し出されていた学級新聞を消す。
榎本紗雪:そのうちに、携帯が鳴り出す。
榎本紗雪:「あっ……ごめん、ステージの打ち合わせ入っちゃった。行かないと」
榎本紗雪:両手を合わせる。
フォース=ライブラリ:「了解なのです。」
フォース=ライブラリ:「フォーはこの噂が気になってきたので、少し調べてみるのです。」
榎本紗雪:「うん……でも、気をつけてね」
榎本紗雪:なんとなく不安なのか、フォースのマフラーを整える。
榎本紗雪:「私も真琴くんも、フォースが怪我するのは嫌だからね」
フォース=ライブラリ:「心配してくれる親友がいてくれて、フォーは幸せ者なのです。」
フォース=ライブラリ:「あ。あと真琴さんも。」
榎本紗雪:「もう、ついでみたいに言わない」
榎本紗雪:苦笑する。「それじゃ、またね!」と去っていく

GM:このとき、まだ曖昧だったフォースの懸念は、あとから考えれば全く正しかったと言うしかなかった。
GM:この後、プライム=ライブラリは姿を消し、残されたのはたった一つの書き置きのみ。
GM:几帳面な字の走り書き。「目覚めたのは『風の王』だ」
GM:セカンとサードは、長女のいなくなった図書館を護らなければならない。
GM:管理を一旦二人に預け、フォースはより深くまで調査を進めることになる……。
フォース=ライブラリ:あわただしく謝冬祭の準備をする生徒たちを座って眺めながら、ドーナツをたいらげる。
フォース=ライブラリ:「……ふむ。」 手にはプライム姉さんの書き置き。
GM:フォーちゃんは、あのとき見たような「問題児が急に真面目になる」現象の頻発も知ることが出来る。
フォース=ライブラリ:「参ったのです。……まさか真琴さんがバイトに追われているとは。」 座ったまま足をぷらぷら振り、考えこんでいる。
GM:こんなときに頼れる相棒、皐月原真琴
GM:だが彼は、なんか休日的なものの時に友情に賭けたことでゲフンゲフン大きく財産を失っていた。
フォース=ライブラリ:「生徒会か、風紀委員か。」
GM:今回はあまり力にはなってくれないだろう。
フォース=ライブラリ:「まずは生徒会の方が妥当なのでしょうか。」
フォース=ライブラリ:座っていた椅子からぴょこんと飛び降り、首のマフラーをしっかりと巻き直す。
GM:では、あなたは調査を開始する。
GM:OP終了!
フォース=ライブラリ:プライム姉さんにロイスを取得します
フォース=ライブラリ:-姉/プライム=ライブラリ/尊敬:○/不安/ロイス
GM:プライムさん……果たしてどうなってしまっているのか。
GM:全員分のOP終了。次回より合流シーンへと入ります。
フォース=ライブラリ:はーい!おつかれさまでした!

GM:アカすぎ! コワデミア
GM:あらすじ:関わった生徒がことごとく善人となる怪しげな「アカデミアの亡霊」が跋扈しているので、気になる
GM:以上!
GM:点呼開始!
滝瑞果:準備完了!(1/5)
片山樋一:準備完了!(2/5)
フォース=ライブラリ:準備完了!(3/5)
羽石夏澄:準備完了!(4/5)
七瀬千夏:準備完了!(5/5)
全員準備完了しましたっ!

GM:オーケー!ではミドル1、始めていきましょう
GM:前半パート、シーンプレイヤーは滝さん。それとフォース、七瀬くんが登場可能です。
滝瑞果:ヤッ
GM:侵蝕を振るのだポッター
滝瑞果:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 9[9]+45 → 54

滝瑞果:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 3[3]+45 → 48

七瀬千夏:10は嫌だ10はいやだ
滝瑞果:上採用です
GM:ういうい
フォース=ライブラリ:49+1d10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+10[10] → 59

七瀬千夏:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 9[9]+48 → 57

七瀬千夏:10じゃなかったよ
GM:よかったね!

Scene06/ミドルフェイズ

GM:場所は生徒会が保有するちょっとした会議室の一つ。
GM:七瀬さんとフォースは、事件に関して生徒会に話を聞きに来た際
GM:雲雀オブザ生徒会長野郎に、「あ、うん、丁度いいや!ここでちょっと待ってて!」とお伝えされたのだった
フォース=ライブラリ:ちょうどいいとは
三吹いのり:「……なんだか、急な話だったね……?」
三吹いのり:この子も居る。ちょっと落ち着きなさそう。
GM:滝さんは後から入ってきても良いし、先にいて待ってても良いですが
七瀬千夏:「生徒会長の適当さは何時ものことでは?」
三吹いのり:「ひどいなあ。そうだけどさ」曖昧に笑う。
GM:どうしますか?
フォース=ライブラリ:「しかし、ちょうどいいと言われましたが。」
フォース=ライブラリ:手頃な椅子を見つけてすでに腰かけている。手元には真っ白なページの本。
三吹いのり:「図書館の子だー。外に出られるんだ……知らなかった」
フォース=ライブラリ:「どうもなのです。フォーはフォース=ライブラリと言います。」
三吹いのり:「わ、これはご丁寧にどうも。風紀委員の三吹です」ぺこりと頭を下げる。
七瀬千夏:「僕は七瀬千夏、よろしく」
七瀬千夏:「で?君も呼ばれたわけかい?」
フォース=ライブラリ:「三吹さんに、七瀬さん。」 ペラペラと白紙のページをめくっていく。
フォース=ライブラリ:「風紀委員のかたがこちらに来ていたのは確かに、フォーにとってもちょうどよかったのです。」
七瀬千夏:「ふうん?なぜです?」
フォース=ライブラリ:「フォーは頼みごとがあって生徒会に来たので。」
フォース=ライブラリ:「風紀委員に相談したほうが良かったか、迷ってもいました。」
三吹いのり:「私たちも、生徒会には確認したいことがあって」
三吹いのり:「調査より、まだ、確認かな……ええっと」
雲雀宏一:「やあやあ、待たせてしまってすまないね」
雲雀宏一:扉が開かれ、細目の生徒会長が入ってくる。
雲雀宏一:「やれやれ、先方へのアポとりなんて久々にやったよ……」
雲雀宏一:「最近プレッシャーがすごくてさ……君らに言うことでもないんだけれど」
七瀬千夏:「先方?」
雲雀宏一:「ああ、うん、それもまとめて話そう」
雲雀宏一:「話によれば、君らはアカデミアの亡霊を追っているんだろう?」
三吹いのり:「……亡霊?」
雲雀宏一:「亡霊で分からないなら、善人化事件と呼んでも良いけどね」
フォース=ライブラリ:「アカデミアの亡霊。」
フォース=ライブラリ:「……歌のタイトルでしたね。なるほどなのです。」
七瀬千夏:「善人化事件、なるほどこの上なくわかりやすくて的を得た事件名ですね」
フォース=ライブラリ:「それに確かに、あれを亡霊と呼ぶのはしっくりきます。」
七瀬千夏:「正にそれです」
雲雀宏一:「そうかな? ふふふ、君にはなかなか見る目があるね、七瀬クン」
フォース=ライブラリ:オープニングで出会ったときの化け物の写真が白いページから飛び出し、宙に固定される。
雲雀宏一:「実は生徒会でも一人その被害にあってね。このままでは僕の次期当選もゲフンゲフン」
雲雀宏一:「……まあ無視は出来ないというわけで、うちでも調査人員を出そうと思っていたんだよ」
三吹いのり:「わ」 化け物の写真に目を丸くする「え、こんなのが……?」
七瀬千夏:「僕は個人的には問題ないと思っているんですがね」
雲雀宏一:「ああ、風紀委員らしい意見だね。」
雲雀宏一:苦笑する「まあ、今程度で済むならそれも良いのだろうけど……」
七瀬千夏:「学園の風紀的にはです、しかしまあ」
七瀬千夏:「化物が絡むとなると話は違ってきますかね」
雲雀宏一:「ところで……先に来ているかと思ったのだけど」
雲雀宏一:「うちの担当……滝くんは見ていないかい?」
滝瑞果:(ここだよ……)
滝瑞果:(ここにいるよ……)
滝瑞果:どこかから声が聞こえる
三吹いのり:「どこからか声が聞こえる……?」
フォース=ライブラリ:「滝さん……ですか。」 本のページをめくる手がぴたりと止まる。
フォース=ライブラリ:「あの、フォーは嫌な予感がするのですが。」
フォース=ライブラリ:プラプラさせていた足も止まっている。
滝瑞果:(ここだよ……ここだよ……)
七瀬千夏:「足踏みをしてはどうだろうか」
三吹いのり:「なにゆえ……」
七瀬千夏:「彼女は」
雲雀宏一:「はいはい総員耐ショック態勢耐ショック態勢」
七瀬千夏:「ちょっと勢いが凄まじいと聞いていますから」
三吹いのり:足踏みしている。
フォース=ライブラリ:「……」 三吹さんを見守る。
滝瑞果:床には……いない!!
滝瑞果:三吹さんの足元にも、フォースの足元にも!
滝瑞果:(ここだよ……ここだよォ)
雲雀宏一:「馬鹿な……奴のセオリーは足元のはず」
フォース=ライブラリ:自分の座っている椅子の下を覗き込んだりしている。
滝瑞果:「ここにいるよォォォォォォォ!!!!」バリバリバリ――ッ!!
七瀬千夏:「足元では…ない?」
滝瑞果:フォーちゃんの座っていた椅子が破裂!!手足が生え、立ち上がる!!
三吹いのり:「!?」
三吹いのり:「ひえっ」
滝瑞果:なぜ、彼女がちょうど座りやすい位置に手頃な椅子が存在したのか……!?
フォース=ライブラリ:「っ!?」
滝瑞果:「ゲッゲッゲッゲーッ!!!」ランポ・エドガワ!!
フォース=ライブラリ:慌てて床に着地!
フォース=ライブラリ:破裂した椅子を振り返る!
雲雀宏一:「今すぐ全エグザイルシンドローム持ちに謝るべきだなこれ」
滝瑞果:「最高だったぜェ~~!!フォースちゃんのおしりに圧迫される感覚はよォ~~」
滝瑞果:椅子めいたビニールカバーで顔面が覆われたままだが、そのまま
滝瑞果:「さて」
フォース=ライブラリ:「七瀬さん。風紀の乱れを見つけたのです。」
滝瑞果:何事もなかったかのように椅子に座る。
滝瑞果:足を組む。「会議を続けようか……?」
七瀬千夏:「確かに乱れきっている」
三吹いのり:「た……戦わなきゃ……?」泣きそうになりながら手錠を構える。
雲雀宏一:「エリス君はすっかり忙しくなって彼女を止める仕事をやめてしまったからな」
雲雀宏一:「見て下さいこの活きの良い変態」
滝瑞果:「まったく、会長が何も言ってくれねーから」
雲雀宏一:「うちの会計です」
フォース=ライブラリ:「ああ、エリスさん。彼もそういえば生徒会でしたか。」
滝瑞果:「人間椅子くらいしか準備できなかったじゃねーかよー」
滝瑞果:「可愛い女の子が2人!こんなミッションならどんな危険も大歓迎ですぜ!」
七瀬千夏:「いや、被害者がいるだろう」
三吹いのり:「会計……? よ、良かった……のかな? どう思う?」
雲雀宏一:「おや、フォースくん、彼と面識あったかい?」
雲雀宏一:「ああ、洪水騒動のときか。あのときは大変だった」
フォース=ライブラリ:「そうですね。」
フォース=ライブラリ:「それに、フォーが食べ物を買いに行ったときによく見かけるのです。」
フォース=ライブラリ:「先日もアフロ部の試作屋台でオムレツを一緒にいただきましたね。」
滝瑞果:「あの野郎サボりにサボってやがるなあ」まだ上半身が椅子の背もたれのままだ。
雲雀宏一:「ほう、彼が一緒にとは珍しい……というか絵面がかなり笑えるなそれ」
雲雀宏一:「さておき。というわけで、君たちにはチームとしてこの事件を追ってほしい」
雲雀宏一:「それぞれ持ってる情報・視点は異なっているだろうが、うまく交換してくれ」
滝瑞果:「やあ、よろしくたのむよ」
雲雀宏一:七瀬くんの肩を叩く。「うまくやってくれ」
フォース=ライブラリ:「……よろしくなのです。」 滝さんについている椅子のビニールをジト目で見ながら。
雲雀宏一:「知っているかもしれないが、亡霊案件が一番明白なのは小等部、幼年部でね」
七瀬千夏:「いいのか?それでいいのなら、まあ僕は構わないが」
雲雀宏一:「まずはそこで話を聞いてみて欲しい。アポなら会長名義で出しておいた」
滝瑞果:「小等部に……幼年部!なんていかがわしい犯人なんだ!」義憤!
七瀬千夏:「なあ、会長、本当に今回の事件に彼女をかかわらせていいのか?」
雲雀宏一:「いやだなあ」
雲雀宏一:「うまいこと善人化して帰ってくれば良い、捨て駒戦法だなんて」
雲雀宏一:「そんなこと思いつきもしなかったよ」
フォース=ライブラリ:「……。」
滝瑞果:「別にあたしは全然心配してないけどね」
滝瑞果:「美少女のエロを求める心が、悪であるはずがない!」
雲雀宏一:「まあ、頭は回るからね」
フォース=ライブラリ:「そういうものでしょうか。」
雲雀宏一:「首から下を除けば優秀な生徒会だよ」
フォース=ライブラリ:「……ふむ。」 閉じていた本を開き、白紙のページをまた何枚かめくる。
七瀬千夏:「ううーむ」
フォース=ライブラリ:「……確かに、周囲からもそのような評価のようですね。」
滝瑞果:「……とりあえず、七瀬くんの知ってる案件はどんな感じなの?」
七瀬千夏:「うむ、まあ問題児が善人になるといったところだ」
滝瑞果:「それは大体分かってはいるんだけどさ……なんていうかな~」
三吹いのり:「そのままだよ七瀬くん……」
七瀬千夏:「風紀委員としては助かっている」
滝瑞果:「もうちょっとサンプルでも集めて、詳しい“問題児”の傾向を知りたいよね」
三吹いのり:「それは、うん、そうかな」
七瀬千夏:「詳細か」
三吹いのり:「裏アフロ部と真アフロ部の論争とか、普通にやっていたらなかなか収まりつかなかっただろうし」
七瀬千夏:「基本的に折り合う要素があちませんでしたからね、彼ら」
七瀬千夏:ありませんでした
三吹いのり:「でも、なんていうか……強引っていうか」
三吹いのり:「本人や、周りにとっては大切なもの、ってあると思うんだよ」
三吹いのり:「そういうのも全部なしにして良い子になるのって」
三吹いのり:「なんだか、怖くないかな」
七瀬千夏:「あの髪型は確かに」
七瀬千夏:「彼らのアイデンティティを失ったかのようにも見えますね」
滝瑞果:「……まあ、その辺の条件はおいおい調べるほうがいいのかな」
滝瑞果:「誰かれ構わず、論争してたら亡霊にさらわれることになるのか?アフロなのがまずいのかな?」
フォース=ライブラリ:「フォーも問題児が善人化している情報は持っていますが。」
滝瑞果:「フォーちゃんの見解はどうよ」
滝瑞果:「この安楽椅子に座って推理しても構わないんだよ……」
七瀬千夏:「そちらの情報も知りたいところだ」
フォース=ライブラリ:本の中から光る文字の群れが溢れ、集まって一枚の紙きれになる。
フォース=ライブラリ:「皆さんにとって有用なのは恐らくこちらなのです。」 手に取り、皆さんに見せます。
滝瑞果:「偽装が、邪魔で」
滝瑞果:「前がよく見えない!」バリーッ!
フォース=ライブラリ:紙切れには几帳面な字で「目覚めたのは『風の王』だ」の走り書き
滝瑞果:目に当たる部分を指で引き裂きます!椅子の背もたれの中から眼光だけが覗く!怪異!
滝瑞果:「『風の王』?なにそれ?」
三吹いのり:「風の、王…………」
七瀬千夏:「見えてなかったのかよ…」
フォース=ライブラリ:「これを書き残したプライム姉さん……プライム=ライブラリは何か知っているようでした。"アカデミアの亡霊"について。」
滝瑞果:「ほほう……図書館四姉妹。ぜひともお近づきになりたぁ~~い」
七瀬千夏:「風の王…、まるで他にも王様がいるみたいな書かれようだな」
三吹いのり:「他にも……?」
フォース=ライブラリ:「フォーには『風の王』について心当たりがないのです。」
滝瑞果:「じゃあ、知ってるのはプライムお姉ちゃんだけか。詳しく話を聞きたいな……」
滝瑞果:「直接……じっくりとね……ヒヒーッ!」
三吹いのり:「図書館のレネゲイドビーイングの間にも、知識の差があるんだね」
七瀬千夏:「ホントに大丈夫なの?この人」
三吹いのり:「それも調査事項ってことだね」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さんに会わせたいのはやまやまなのですが。」
三吹いのり:「今は、プライムさんはどこにいるの?」
滝瑞果:「お姉さんにご紹介を!?」
フォース=ライブラリ:「残念ながら、その書き置きを残してどこかに行ってしまったようなのです。」
滝瑞果:「……行方不明ってわけ?図書館のレネゲイドビーイングが」
フォース=ライブラリ:「フォーたちはある程度は図書館を離れても活動できるので。」
滝瑞果:「何気に大問題だねそれ……第一図書館どうなっちゃうんだ」
三吹いのり:「そうなんだぁ~。……まずいんだよね、やっぱり」
滝瑞果:「つまり、“善人化事件”“風の王の目覚め”“プライム姉さんの失踪”が同じ時期に重なってるってことになるよね」
滝瑞果:「もちろん別々の事件がちょうど同じタイミングに重なってる可能性もあるんだけど」
七瀬千夏:「そのあたりの情報をまず集めていくということですね、先輩」
滝瑞果:「この3つの現象を引き起こしたひとつの原因があるのかもしれない。『風の王』がやっぱり手がかりとして大きそうだな」
滝瑞果:「アカデミアの図書館が残した情報なんだから、的を外したヒントじゃないと思う」
フォース=ライブラリ:「そうですね。プライム姉さんは頼りになるのです。」 小さく胸を張る
雲雀宏一:「そのあたりは、皆の判断に任せるよ」
滝瑞果:「姉さん……」気が早い
雲雀宏一:「じゃあ、僕は仕事はしたからね。これでもう思う存分休――」
フォース=ライブラリ:表情は変わらないものの滝さんに姉さんを評価されて少し得意気になっている。
エリス・トリオン:「会長! 陸上部とトライアスロン部とトライフォース部のグランド使用権の折衝終わりましたよ!」
エリス・トリオン:バァン、とさわやかな笑みと、霧とともに、エリスが現れる。
エリス・トリオン:「こんなところで仕事熱心ですね会長! まだ印鑑欲しいのでお願いしますね!」と、赤い霧の手が雲雀を引っ張っていく。
フォース=ライブラリ:「……」 そちらを向く
滝瑞果:「……」
雲雀宏一:「え? あ、う、うん……」
フォース=ライブラリ:「……?」
七瀬千夏:「…」
エリス・トリオン:「じゃあいきましょう! 次は寒中水泳部と水中飼育部の折衝ですよ!」
七瀬千夏:「連れて行かれましたね」
エリス・トリオン:ばたばたばたと消えていった。
フォース=ライブラリ:「え、あの。滝さん。」
雲雀宏一:「早く事件を、解決してくれ、滝君ーーーーーーー」   フェードアウト。
フォース=ライブラリ:「今はフォーの知らない生徒会のかたでしたか。」
滝瑞果:「……まあね!あんな有毒公害ガス野郎でも」
滝瑞果:「産業用除去フィルターに通せば辛うじて吸える空気になるってことだよね……!」
GM:では、事件の影響を改めて感じたところで
GM:場面を移します。

GM:ミドル1後半。
GM:場所は『亡霊の噂』の出元になっている、アカデミア幼年部。
GM:そこには、生徒会筆頭チームに先んじて、番長陣営の二人が来ていた……
GM:片山さん羽石さん、侵蝕お願いします。
片山樋一:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 3[3]+45 → 48

羽石夏澄:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 7[7]+46 → 53

GM:では。
GM:肉体判定をお願いします。
羽石夏澄:1dx 肉体とな
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9

GM:難易度は5、8、10あたりかな
片山樋一:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[3,4,6,9] → 9

GM:ゆ、優秀!
子供たち:「ねーちゃん遊ぼうぜー」「ドッジボールやろ!ドッジボール!」「すもーやろうぜー!俺あるふぁごーな!」
GM:では、あなたたちは活力にあふれたアカデミア幼年部の子供たちにインタビューすべく
GM:群がってきた子供たちを切っては投げ切っては投げの大立ち回りを演じていた。
羽石夏澄:「なんか、楽しいですねこういうのも!」
片山樋一:「おらおらおらァ!こっわい鬼につかまんじゃねえぞクソガキども!」子供を大人気なく追い回す。
片山樋一:「最初に捕まった奴はアフロ決定な!」
子供たち:「ひいちー! もっときあい入れろよー!」「ふっ、わがあふれでるちから、こんなものではないぞ」「なんだよ……なんなんだよ!このちからは!」
羽石夏澄:「えへへー、逃げないとおねえさん番長がやっちゃうよー?」ぴょんぴょん
片山樋一:「うわっテメッ、エフェクト不用意に使うんじゃねえ!ビビったじゃねえか!」
片山樋一:「つーか能力強すぎんだろ……何だその威力……」
子供たち:「ほら、いまだって、いけって!」「やだよおれ、こえーもん!」「――ばつげーむからは、のがれられないよ」命知らずが羽石さんのスカートめくりを狙う!
羽石夏澄:「あー!こらー!!だめだよー!!めっ!!」めくられたスカートを手で押さえて頬を膨らませる
片山樋一:「……そうだぞ。よくないぞ。おねえさんにあやまれ、な?」目をそらす。棒読み。
羽石夏澄:結構赤くなってる。
子供たち:「やったー!」「にげろー!」「これもわがプランのじどうてきなしゅうせいのけっかです」
子供たち:「ひいち顔あかいぞー」「エロ」「エロだ!」「――すなわち、エロだ」
羽石夏澄:「う、あうううー」
片山樋一:「ち、ちげっ、ちげーし!」
幼年教諭:「ごめんね、すごく助かっちゃってるわ」
幼年教諭:「たまには、思い切りガス抜きさせてあげないとねぇ」
片山樋一:「いや、いいっすよこんなん全然……痛ってえ!」
子供たち:「エローエロー!」「そうだー、お化けに連れていかれるぞ!お化けー」
片山樋一:「誰だ今カンチョーしたやつ!おいこらァ……!オバケ?」
羽石夏澄:「んん。おばけ。」
子供たち:「つれてかれねーもん! おれ良い子だし!」
羽石夏澄:「そのお話、もっとちゃんと聞きたいなー?おばけってなあに?」
羽石夏澄:膝を折って目線を子どもたちに合わせる
子供たち:「う……、だってこれ、ヒミツなんだ」
羽石夏澄:「ひみつ?」
子供たち:「言ったら駄目なんだよ。食べられる」「そんなことしらねーよ、今おもいついただろ」
子供たち:「ちがうよー、さらわれるの」「やみにふれるのはとくさくではない……」
羽石夏澄:目をぱちくりして片山くんの方を見る。
片山樋一:「そっか、ビビってんだな?やーい弱虫ー」更にしゃがみこんで見上げるように煽る。
子供たち:「よわむしじゃねえもん! ひいちはつれてかれるんだぞー」
子供たち:「じゃあさ、……じゃあさ、おれたちに勝負でかったら、おしえたげてもいいよ」
羽石夏澄:「しょーぶ!」
羽石夏澄:耳聡く反応!
片山樋一:「しょうぶぅー?なんだ?野菜早食い勝負か?」
片山樋一:「それとも漢字ドリル?好きな方でいいぜ」
子供たち:「ドッジボールやろう、ドッジボール!」
羽石夏澄:「勝負、それ即ち闘い也!えへへー、なんでもおいでー!」
羽石夏澄:「ドッジボール!よーしやろうやろう!」
羽石夏澄:すっかり乗り気だ。
子供たち:「おれたち全員、対、はねいしさんとひいち!」
片山樋一:「ハッ!上等!」
幼年教諭:「ちょっと、あなたたち、それはいくらなんでも……」
子供たち:「かったら、おばけのこと教えてあげる」
片山樋一:「あ、羽石それでだいじょうぶ……見学でもいいよ……?」
GM:具体的には、自由な技能で一人一回判定し、
羽石夏澄:「いけるいける!ていうかやりたいです!」
GM:総合の達成値で25を越える必要があります。
GM:VSクラス25人だ。
GM:二人でやるにはなかなかハードな勝負となろう。
子供たち:「へっへー、できるわけねーだろ」
子供たち:「おれたちはぁ、むてきのようちえんじなんだぜ~~~」
子供たち:「このやりかたで かずかずのせんぱいたちを ちのうみにしずめてきた」
羽石夏澄:「むぅむぅ。おねえさんたちをナメないほうがいいです!」ズビシ!(指差す効果音)
片山樋一:「そういうことだぜ?」メガネを指でくいってやる仕草。裸眼。
子供たち:「そうほう、ごういとみてよろしいですね?」  ガリガリとコートを地面に書いている。
子供たち:コートにならぶと、一斉に変身、発現を行う子供たち。
片山樋一:「おいちょっと待て線引いてるやつ!こっちのコート狭すぎない……?」
子供たち:「きのせいでは?」「おれたちこどもだし」「こんなもんこんなもん」
片山樋一:「そっか」
子供たち:「おいいまのでなんとかなったぞ」「ばかだ」「ばか」
子供たち:「じゃあ、おれたちがかったら、なんでもいうこときいてもらうからな!」
羽石夏澄:「ハンデ付き…ふふふ…燃えてきました!」しゅっしゅっ、とパンチの仕草
片山樋一:「バカっていうほうがバカなんですぅー!バーカバーカ!」
羽石夏澄:「大丈夫です!私もばかですから!」
片山樋一:「あ、おう。じゃ、俺もバカだな。うん。どうだ!」
       子供たち

子供たち   羽石・樋一   子供たち

       子供たち
GM:エンゲージはこんな感じです。
片山樋一:めっちゃ囲まれてる
GM:ボールが一斉に投げ込まれる! ではお二人の分の判定をどうぞ。
幼年教諭:「ああーっ! アカデミア幼年部が誇る残酷暗黒ドッジボール殺法! これは決まったか!」
片山樋一:ドッジボールで最も重要とされる技能は何か……賢明なる諸氏ならばお分かりかと思うので
片山樋一:調達で判定します。能力訓練:社会を使う。
GM:ガチだこの人!
片山樋一:器物使いの効果を乗せるぞ。
片山樋一:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 8[1,4,6,8]+5 → 13

幼年教諭(元放送部):「こ……これは! これはまさかっ! 驚愕ーっ!」
子供たち:「死ねえーっ!」「えらべ! ボールにあたっちゃうか、線をふんじゃうかを!」
羽石夏澄:「片山くん!」
羽石夏澄:こちらは能力訓練:精神を使う!
羽石夏澄:判定はRCだ!
羽石夏澄:4dx+6
DoubleCross : (4R10+6[10]) → 9[3,5,7,9]+6 → 15

片山樋一:「ひっさーつ!スーパードッジボールバリアー!」バットを持ち出してきて打球を打ち上げる。
片山樋一:「いやー、道具なしなんて言ってないもんな~!」
GM:越えてる……
羽石夏澄:「言ってないですもんねー!私も行きますよー!」
GM:全員ふっ飛ばして三人お釣りがきた!
羽石夏澄:「ひっさつ!真空速球!!」
羽石夏澄:なんか軽くボールの周りの空気の流れをなんかしてすごいボールを放つぞ!
子供たち:「ぐわあーっ!」「うろたえるなこぞうど……ぐわぁーっ!」
子供たち:片山さんのバットと、羽石さんの速球!
子供たち:子供たちが車田飛びし、ナイアガラの滝ように落ちていく。
GM:完  全  勝  利
片山樋一:「おうおうどうしたどうしたァ!残酷暗黒の称号はいただきだなあ?」
幼年教諭(元番長):「これが、現役の番長世代ってわけね……ふふ、彼らなら、いけるかもしれない……」
子供たち:「ま……まけた……?」
羽石夏澄:「ふっふっふー!たのしかったですよー?」
羽石夏澄:とくいげ!
子供たち:「むてきのようちえんじが」「とらいぶりーどにも目覚めたのに」「こんなおねえさんとバカに……」
片山樋一:「おいバカ呼ばわりいいかげんやめろ」
子供たち:「う……」「う……」「う……」
子供たち:「「うわーん」」
羽石夏澄:「えっ」
羽石夏澄:「あ、あわわ」
片山樋一:「いいか、これにこりたら俺のことをひいちお兄さんと……」
羽石夏澄:「な、ないちゃいました…どうしましょう」
片山樋一:「えっ」
幼年教諭(元番長):「なまじ才能に溢れていただけに……敗北を味わうのは初めてだったのね」
片山樋一:「え、えっと、これ、もしかして」
片山樋一:「やり過ぎたのでは……幼年部相手に……」
片山樋一:「羽石、手加減とかした……?」
羽石夏澄:「えっ、や、やりすぎ…え?」
羽石夏澄:「手加減なんて…だって、失礼じゃないですか!闘いの相手に!」
片山樋一:「うわあ」
片山樋一:「いや、俺もテンション上がっちゃってすっかり忘れてたけど……」
羽石夏澄:「……あ、あうあう」
子供たち:「うわーんうわーん」「わーんわーん」「おはしをもつのがみぎてー」「もはやなみだしかでぬー」
片山樋一:「ってかこれ、どうすんの……?ほ、ほら、泣きやめ!べろべろばー!」精一杯の変顔。
片山樋一:「駄目だ全くシカトされてる。へこむ……」
羽石夏澄:「だ、だいじょうぶ!みんな強くなる!すごかったから!保証する!」
滝瑞果:「でさー、『朝のティータイムにパンティーは常識だろ?』って答えたら、そいつ何て言ったと思う?」
子供たち:「つよさなんてむなしいだけ……」
滝瑞果:楽しげに談笑しながらあらわれます。
子供たち:「つよいものはよりつよいものにたおされるさだめ……」
GM:誰が聞いてるんだ、その談笑
フォース=ライブラリ:「フォーには絶句していた、意外の返答は考えられないのですが。」
羽石夏澄:「えー?!だから楽しいんじゃないですかー!自分より強い相手が現れるから!」
フォース=ライブラリ:特に楽しげな表情はしていない。
七瀬千夏:「わかるわけないだろう」
滝瑞果:「『死ね』って言われた……」
フォース=ライブラリ:「なるほど。」
七瀬千夏:「当然の反応だな」
滝瑞果:「いくらなんでもそこまで言われることなくない……ヘコむわ……」
三吹いのり:「あ、あはは……」
七瀬千夏:「まったく意外性がなくて逆にいびっくりだよ」
羽石夏澄:そんな感じで子どもたちをなだめているつもり。
羽石夏澄:まだ滝さんたちには気づいていない。
片山樋一:「……待てよ、思いついたぞ……」独りでぼそぼそ呟く。
滝瑞果:「で、ここが幼年部ね」
滝瑞果:「楽しく話していたらすぐに着いてしまったなあ」
七瀬千夏:「意外に近かったな」
片山樋一:「ここで俺がこう、羽石のスカートでもめくれば、少なくとも男子は泣いてるどころじゃねえし」
片山樋一:「Win-Winなのでは……?善行なのでは……?」
羽石夏澄:子どもたちに強さについて語っている。背中はガラ空きだ。
幼年教諭(元番長):「あら、あなたたち……」
七瀬千夏:「なんだか知らんが、そんなわけあるか」
滝瑞果:「それで、あたしは言ったわけよ。『ティーはティーでも……』」
滝瑞果:ダッ!!
幼年教諭(元番長):「生徒会長……」「の」
滝瑞果:言葉の途中で、加速!走り出す!
フォース=ライブラリ:「あっ」 突然の滝さんの行動に対して反応が遅れる!
滝瑞果:「――おっ」
滝瑞果:「ぱい!!!」
滝瑞果:ウシャーッ!!羽石さんに襲いかかるぞ!
羽石夏澄:「…で、つまりこの強さと強さの関係性が…?!!!!??」
羽石夏澄:まったく反応できない!なすすべなく攻撃?を受ける!
七瀬千夏:「お前は自重という言葉を知らんのかーッ!!」
七瀬千夏:「今の話で凹んでたんじゃあないのか!!」
フォース=ライブラリ:「それはそれ、というやつなのでしょうか。」 呑気に見ている。
羽石夏澄:「ひゃあああ!!やー!なになになになんです?!」状況が掴めてない!じたばたする!
七瀬千夏:「タイホだ!!もうタイホ!!うりゃあ!!」
七瀬千夏:ドロップキックをかます
滝瑞果:「ウゲローッ!!」
滝瑞果:ベシャーッ
七瀬千夏:「先輩!!手錠をください」
滝瑞果:地面をゴロゴロ転がりながら派手に倒れます。
片山樋一:「え?何?何があったの?」
三吹いのり:「うん、これは仕方ないよね」
羽石夏澄:「……!あ、あうあう…こ、こわかった… あ、ありがとうございます…ってそこに転がってるのは滝先輩…?」
滝瑞果:「ハァハァ……やあ夏澄ちゃん。あと樋一」
三吹いのり:「ごめんねえ、……あれ、知り合い?」
三吹いのり:手錠を渡します。
七瀬千夏:受け取ります でやあ がちゃり
羽石夏澄:「ど、どうもです……もう!相変わらずなんですから!」ぷくー
滝瑞果:「ぎゃー!」犯人確保!
三吹いのり:「むしゃくしゃしてやった、女の子なら誰でもよかった」
フォース=ライブラリ:「知り合いでしたか。謝る手間が省けてなによりなのです。」
七瀬千夏:「淫行の現行犯だ、言い逃れはできんぞー」
片山樋一:「え?何?誰?何?」
フォース=ライブラリ:後からてくてく歩いてぎゃあぎゃあ言い合っているところに追いつく。
三吹いのり:「供述書にはそう書いておくね……」
三吹いのり:「ええっと、風紀委員、です」
三吹いのり:「きみたちは、その子たちのお世話役だった?」
三吹いのり:「なんだか泣いてるけれど」
羽石夏澄:「あ、どうもです、番長連です」
七瀬千夏:「そこの君、目撃者として法廷に立ってもらうこともあるかもしれないからよろしく」
三吹いのり:「え゛っ」 番長連という言葉に。
片山樋一:「あっ、しゃあーす!片山樋一っす!」素早く深く礼。
羽石夏澄:「なんか、おばけの話を聞きに来てドッジボールで泣いちゃって強さで」
七瀬千夏:「むむっ、番長連」
羽石夏澄:「?」
片山樋一:「あれ、なんかマズいこといいました?」
七瀬千夏:「いや、番長連というだけで偏見を持つのはよくないな」
七瀬千夏:滝さんを見て
三吹いのり:「そ、そうだね……エリーゼさんみたいな子も居るしね」
七瀬千夏:「うん、所属とは関係ないな」
三吹いのり:「あれ、ていうか、おばけって……」
七瀬千夏:「もしかして、亡霊のことなのか」
滝瑞果:「つまり、夏澄ちゃん達もあたし達と目的は同じってことだよね」
羽石夏澄:「?よくわかんないけど、そうです、おばけです!おばけ!」
フォース=ライブラリ:「フォーたちも、そのおばけの噂を聞くために来たのです。」
羽石夏澄:「そうだったんですか…」
フォース=ライブラリ:羽石さんのそばに歩み寄り、顔を見上げる。
片山樋一:「奇遇っすね!俺らもそうっすよ、ほら」園児の方を指す。
滝瑞果:「すると、あたし達のほうも手間が省けたんじゃない?」拘束されたまま。
羽石夏澄:フォーちゃんと目を合わせてにっこり笑う。
片山樋一:「ドッジボール対決で、買ったら教えてくれるって言うから、ほら、こうやって」
滝瑞果:「樋一達に教えてもらえばいいし。なんかわかった?」
片山樋一:「こうやってボコボコに……見て下さいよ!どうです!」
羽石夏澄:「こんにちはー。えーと、あなたは…何年です?」
子供たち:車田飛びしたまま倒れている。
七瀬千夏:「…ああ」
子供たち:「うわーんわーん」
片山樋一:「……あっ」
七瀬千夏:「現行犯ではないが自白がとれたようだな」
三吹いのり:「どうする七瀬くん。錠る?錠る?」
片山樋一:「いや、こう、言葉の綾というか……」
七瀬千夏:「所属とは関係ないが、タイホだ!!児童虐待!!」
フォース=ライブラリ:「ドッジボールでボコボコに負かせただけなのでは。」
三吹いのり:「はいパース」 手錠。
フォース=ライブラリ:冷めた目でそのやりとりを見ている。
滝瑞果:「七瀬くん、銭形警部みたいだよね~」縄で手錠を繋がれつつ。
七瀬千夏:「ドッジボールで車田飛びはしない!!」がちゃり
片山樋一:「そ、そう!戦いの相手に敬意を……待って!」
羽石夏澄:「あっあっ」
片山樋一:「少なくともふっ飛ばしたの俺じゃない!」
羽石夏澄:「えーと、ドッジボールをしただけですよ?」
幼年教諭:「まあまあ、ふっかけたのはこの子たちの方だから」
七瀬千夏:「なんと、では双方の合意があったと?」
幼年教諭:「熱が入りすぎちゃったんだね。ま、良い薬になるから気にしないで」
片山樋一:「そう!だから外す!冤罪反対!風紀委員の横暴を許すな!」
七瀬千夏:「うーむ、先生がそうおっしゃるなら仕方ありませんね」
三吹いのり:「ああ、良かった」
七瀬千夏:外す
三吹いのり:「女の子にまで手錠かけなきゃいけないかと思った」
片山樋一:「いや俺はいいんすか……ふう……」
幼年教諭:「君たちは生徒会長の用件で来たんだよね」
七瀬千夏:「はい、君たちは滝さんとは知り合いのようだ」
三吹いのり:「だって悪いことしてる気分になるから……」
片山樋一:「えっ、てか滝先輩なんでシャバに……?」
滝瑞果:「フッ……確かにあたしは一度地獄に落ちた……」
滝瑞果:「だが……よみがえったぞ!」
羽石夏澄:「そう!蘇ったんですよね!」
滝瑞果:「樋一!きさまに復讐するためになァ――ッ!!」バァーン!!
羽石夏澄:「そうだったんですか?!」
滝瑞果:手錠がかかったまま指差す!
片山樋一:「お勤めご御苦労さんでしたァー!これからご指導鞭撻しゃす!しゃーっす!」深々と礼。
片山樋一:「えっ何!?」
滝瑞果:「いや全然」
滝瑞果:「まあ、大体の事情は分かったよ。番長連でもこの事件は把握してるってことだよね?」
片山樋一:「そっす!お変わり無いようでマジ嬉しゅう思います!しゃっす!」
七瀬千夏:「思ったよりも事件の影響は広範囲に及んでいるようだ」
羽石夏澄:「そうです、かくかくしかじかで」
滝瑞果:「被害者のデータベースを作っときたいんだよね……。誰が善人化されたって?」
三吹いのり:「お、おおごとだと心臓もたないよ私……」
子供たち:「いいやつ……」「翔だよね」「うん、翔」「翔だ……」
フォース=ライブラリ:「番長連が動いているということは。」
フォース=ライブラリ:「なんと。あの無道さんが。」 話を聞いた!
滝瑞果:「総番長までやられたのかよ!」
滝瑞果:「……」拘束されたまま考えこむ。
滝瑞果:「案外……まずい事件かもなこれ……」
片山樋一:「生徒会はやっぱ会長っすか?」
フォース=ライブラリ:「会長は特にお変わりないように見えたのです。」
滝瑞果:「こっちは全然平気。視界の端のゴミがやられただけだから」
片山樋一:「???」
フォース=ライブラリ:「オーヴァードの『わるいこ』だけが狙われるのかも知れませんね。」
フォース=ライブラリ:「ともあれ、それで番長連も噂の出所である幼年部を調べにきたと。」
羽石夏澄:「そう、そうなんです」
羽石夏澄:子どもたちの方を見る。
フォース=ライブラリ:「では。」
七瀬千夏:「なるほど」
フォース=ライブラリ:「実際、この中に『よいこ』になった子はいたのでしょうか。」
子供たち:「われらはまけた……やくそくはまもる」
子供たち:泣き腫らした子供が一人出てくる。「樋一あにき、羽石あねき、そのた」
滝瑞果:「ゲッヘエ」その他
子供たち:「知りたいのは、おばけのこと?」
片山樋一:「あにき……へへへっ」ちょっと照れる。
羽石夏澄:「はい!」
子供たち:「おしえてあげる……まずは、翔のこと、見にきて」と手招きするぞ。
滝瑞果:「幼年部の生活空間に進入するのが楽しみ~」後についていきます。
七瀬千夏:「楽しみーじゃない」
子供たち:ほかの大半の子供たちはグラウンドにばらけていく。
フォース=ライブラリ:早足でついていく。
羽石夏澄:ついていこう。

男子:「あの子。あれ見て」教室の、隅っこを指差す。
男子:「しずかに。気付かれちゃダメ」しーっと指を立てる。
GM:男子の視線の先では恰幅の良い子供が一人、一心不乱に
GM:まんがアカデミアの歴史(刊・神城書房)を読み漁っている。。
七瀬千夏:「なぜ、気づかれちゃダメなんだ」(小声で)
女子:「がきだい君、まだ本読んでる……」
男子:「つまらない本、いっしょによまされる、から」
滝瑞果:「まんがアカデミアの歴史はつまらない本じゃないぞ」
滝瑞果:「あたしも来たばかりの頃はよく読んだもんだぜ……」しみじみ
片山樋一:「女の子の絵意外と結構エロいっすよね」
滝瑞果:「そう!!なん!!だよ!!」拳を握りこむ!
羽石夏澄:「……むぅ。」ちょっと顔を赤くしている
滝瑞果:「さすがだな樋一!勘は衰えてないな!」
フォース=ライブラリ:「読書というものは素晴らしい体験を授けてくれるものではありますが、」
フォース=ライブラリ:いつの間にか取り出した肉まんを頬張りながら本を読む子をみんなの後ろから覗き込んでいる。
七瀬千夏:「おい、もう少し声を小さくしないと、見つかるぞ」
フォース=ライブラリ:「確かに、この年頃の子があの量を読み漁るというのは珍しいですね。」
男子:男子は、彼の名前が垣大・翔だという説明をする。
滝瑞果:「……そうだった。それで、あの子がどうした」男子に話しかける。
男子:「ちょっと前まで、あいつはおれたちのリーダーだった」
男子:「さっきのあんこくざん……こくこくも、あいつが考えた」
GM:詐欺ドッジボールの陣形ですね。
片山樋一:「わるいやつだ」
男子:「なんにんものせんせいやせんぱいたちを泣かせてきたぜ」
羽石夏澄:「やっぱり実力者です…」
男子:「でも、このまえ、そとにでたときになにかあってから、ずっとああ」
フォース=ライブラリ:「よくは分かりませんが、慕われていたのですね。」
滝瑞果:「おばけに連れて行かれたところを見た子はいない?」
男子:「このへんで、一回はぐれたんだ」
男子:壁に張ってあるアカデミアの地図を差す。
男子:アカデミア島北西、海水浴場と山岳地帯の合間らへんですね。
滝瑞果:「ふーん、学校の中だけで起こる事件ってわけでもないのか……」
男子:「歌は……だれだったかな」
滝瑞果:「――そうだ。歌!」
滝瑞果:「なぜか、このお化けの話って、いつも歌がついてくるんだよね」
フォース=ライブラリ:「……亡霊も似た歌を歌っていましたね。」
羽石夏澄:「そうですね、私も歌で知った感じです」
男子:「あいつと、同じ班だったやつかな。最初に聞いたのは……」
滝瑞果:「誰か、最初にその歌を聞いた子がいるんだ?」
滝瑞果:片膝で屈んで男子に尋ねる。
男子:「う」ちょっと距離を取る。「割と、いっぱいいる……と思う」
男子:「あいつがはぐれた時に、同じ班だったやつが聞いてる」
滝瑞果:「そうじゃなくて」
フォース=ライブラリ:「ほう。」
片山樋一:「何を気にしてんすか」
滝瑞果:「あたしは、『小等部でお化けの歌が流行っている』って聞いたんだよ」
滝瑞果:「歌が流行ったのが先なのかな。それとも、お化けとやらが歌った歌が、この幼年部から広まったのか」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。しかし実際には。」
滝瑞果:「どっかの地方で昔からある歌ならそれでもいいけど、誰かが流布した噂なら、最初の一人を掴んでおきたい――」
羽石夏澄:「んんん」首をかしげてぐるぐる回している
フォース=ライブラリ:「最初にその歌を聞いた子がいる、ということは言い方を変えれば。」 首をかしげる羽石さんに
七瀬千夏:「どういうことだ?」
フォース=ライブラリ:「歌を聞いたと、最初に言い出した子がいる……ということにもなるのです。」
滝瑞果:「……特に、レネゲイドの力がある場合だとさ」
滝瑞果:「噂が力を持つんじゃないかなって思ったのさ」羽石さんのお尻を撫でようとする。
七瀬千夏:「かーッ」ぺし
滝瑞果:「ギエーッ」
羽石夏澄:「なるほど…最初に歌を聴いた子…最初に言いだした子…噂…」
羽石夏澄:「?」
羽石夏澄:魔手には気づかなかった。
三吹いのり:「もうちょっと……目撃場所を確認しておきたい、かな」
滝瑞果:「とにかく、きみらの中では『最初に歌を言い出した子』はいないわけだ?」男子に尋ねる。
男子:「うん、いない」
滝瑞果:「いのりちゃん!やっぱり可愛い子は冴えてるね~!」軽薄!
七瀬千夏:「というと、どこか別に発生源があるということなのか?」
男子:「聞いたから、歌ってたんだ」
滝瑞果:「どういう法則で現れるのか知っておきたいね」
片山樋一:「そうだ。翔くんってオーヴァードなの?」
男子:「おれのクラスはだいたいそうだよ」
三吹いのり:「そ、そうかな……だってさ、フォーちゃんの話とか聞くと」
三吹いのり:「問題児に、その亡霊が、直にこう、触るとかして」
三吹いのり:「良い子にしてるんだよね」
三吹いのり:「だったら、出そうな場所さえ分かれば、待ち伏せとか出来る」
三吹いのり:「……ん、じゃ、ないかな……と思ったり……」
片山樋一:「囮作戦っすね!」
滝瑞果:「……悪いけど、いのりちゃん。あたしは……」
滝瑞果:「……それは、あまり良くない手だと思う。こっちが隠れて、行動を見るだけならいいけど……」
滝瑞果:「直接ぶつかったら、多分勝てないんじゃないかな……あたしは弱気だ……」
三吹いのり:「え……だ、だって、皆、強いんでしょ?」
滝瑞果:「ささきちゃんはもっと強かったぞ」
三吹いのり:「あ……」
片山樋一:「あっそうじゃん」
羽石夏澄:「なんか、よくわかんないですもんね、おばけ。強さに関係なくこう、いい子にしちゃうというか」
滝瑞果:「『総番長がやられた』って言ってしまうのは簡単だけど」
滝瑞果:「多分、ささきちゃんがやられている以上、夏澄ちゃんの言う通りに、強さの軸じゃない“何か”がある」
滝瑞果:「プライム姉さんも負けてる。普通の知識で対抗するのも難しい」
七瀬千夏:「正面から行くのは危険だということか」
フォース=ライブラリ:「尤もなのです。」
滝瑞果:「……だから、想像よりヤバい相手だと思ってるのさ」
三吹いのり:「それは……確かに」
羽石夏澄:「もっとおばけのこと知りたいですよね。正面からぶつかれるようにしたいですし」
三吹いのり:「でも…………」
三吹いのり:「……私も、もう少し自分でも調べてみるね」
片山樋一:「なんか頭痛くなってきた……」
滝瑞果:「みんなも、くれぐれも危険のないようにね」
七瀬千夏:「なるほどな」
滝瑞果:「18禁的な危険に遭遇する時はぜひ連絡をいただきたい。すぐに助けに行く」
羽石夏澄:「……」ふと、何かを思い出したのか考え込む。
フォース=ライブラリ:「ただ、プライム姉さんが負けたというのは……羽石さん、どうしましたか。」
フォース=ライブラリ:何かを言いかけたところで、羽石さんの様子に気付いて声をかける。
七瀬千夏:「何か思い当たることがあるのか?」
羽石夏澄:「ん…えっと。私もちょっと、気になることがあるんです、けど、なんていうか」
羽石夏澄:「思い当たるっていうか、関係あるのかなって…」
フォース=ライブラリ:「気になるのであれば、試しに言ってみるのは悪くないのではないでしょうか。」
滝瑞果:「なになに?夏澄ちゃんと関係したい!」
フォース=ライブラリ:「フォーにも気になっていることがあるのです。」
片山樋一:「今日もキレッキレっすね。うらやましい」
羽石夏澄:「私、実はつい最近、マスターブレイドとちょっとこう、お話したりバトルやっちゃったりしたですけど」
羽石夏澄:「気になること聞いたんです」
片山樋一:「えっ」
滝瑞果:「マスターブレイドと!!?」
片山樋一:「いや初耳なんだけど!?え、何それ!?」
滝瑞果:「めちゃくちゃやるね君!」
羽石夏澄:「あ、はい。」
フォース=ライブラリ:「ほう、マスターブレイド。あの、般若の。」
羽石夏澄:「あんまりがっつりとはやれなかったんですけどそれはそれとして。」
羽石夏澄:「ディオゲネスクラブが今、ろくに活動できてないそうなんです」
滝瑞果:「いやー、相変わらずパネェわ~~。どう思います、片山の奥さん?」片手を口に当てて手首を振る例のポーズ
羽石夏澄:「ディオゲネスクラブって悪いやつの温床じゃないですか。それが行動できてないっていうのはもしかしたら」
片山樋一:「マジでいろいろ規格外っすよね……いろいろ……」
七瀬千夏:「奴らも善人に」
滝瑞果:「おっぱいとかね」
滝瑞果:「……話はちゃんと聞いてるからね!?」予防線!
七瀬千夏:「君はそれしかないのか」
片山樋一:「えっディオゲネスクラブ動いてないの?」
羽石夏澄:「そう。おばけ事件、関係してると思うんです。でも、マスターブレイドは言いました」
羽石夏澄:「《魚座の仮面》マスタージィルだけが活動していると」
フォース=ライブラリ:「既に善人化した者がディオゲネスクラブに出てしまったという可能性は高そうではあるのです。」
羽石夏澄:「…なんか、怪しいと思うんですよ」
フォース=ライブラリ:「……魚座の?」
滝瑞果:「待て待て待て、それはかなりでかい事件じゃないのか……」
滝瑞果:「そう、夏澄ちゃんのおっぱい並に……でかい」
フォース=ライブラリ:少し、眉間にしわが寄る。
羽石夏澄:「私の胸のことはいいじゃないですか!」
滝瑞果:「“善人化事件”“風の王の目覚め”“プライム姉さんの失踪”。そして……“マスタージィル”。これが全部同じ時期か……」
片山樋一:「全部一緒なんすかね原因」
フォース=ライブラリ:「あ、フォーが気になっているのはプライム姉さんのことなのです。」
滝瑞果:「あまりに同時多発していると、逆に一つに原因を求めるのが難しい場合もあるけどね」
羽石夏澄:「……うーん……こんがらがらがってきました…」
滝瑞果:「いくつか重なってると思う。なかなか……難易度の高い“クエスチョン”だよ」
羽石夏澄:「……ん。そうですね。」目を細める。
三吹いのり:「ちょっとずつ、情報、集めていこうか、うん」
滝瑞果:「フォーちゃんの心配事はなに?」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さんは亡霊を見たときに心当たりがあるようだったのですが。」
片山樋一:「なんだ?お嬢ちゃんのお姉ちゃんが知り合いなの?」
フォース=ライブラリ:「フォーの記憶違いでなければ、そのときに亡霊を見て『目覚めた』と言っていたのです。」
フォース=ライブラリ:――プライム・ライブラリ:「しかし今のは……チクタクマンの時すら目覚めなかった物がどうして今更……」ぶつぶつと呟く。
滝瑞果:「つまり」
滝瑞果:「……そいつは“昔から学園島にいた”……そう言いたいわけ?」
フォース=ライブラリ:うなずく。
フォース=ライブラリ:「あるいは亡霊の出現を見て、何かの……いえ、『風の王』の目覚めを察知した、のかも知れませんが。」
滝瑞果:「……でかい謎だな」
滝瑞果:「そう、夏澄ちゃんの……」
羽石夏澄:「……なんかよくわからないけどやばそうな…」
羽石夏澄:「もうそれはいいんですってばー!」
三吹いのり:「でも、おっきいよね……」
羽石夏澄:「あうー!うー!」赤面して首を振っている
三吹いのり:「ちょっとこう、平行に並ぶと申し訳なくなる……」
羽石夏澄:「寧ろ私が申し訳ないです!ごめんなさい!」
フォース=ライブラリ:「平行?」
片山樋一:「いや、結構負けてないかと……」チラチラと見比べる。
フォース=ライブラリ:よく分かっていない
滝瑞果:「ゲヘヘ、きみのスレンダーな曲線も大変魅力的さ……」三吹さんに魔手を伸ばす。
七瀬千夏:「きさまら」
三吹いのり:手錠。
七瀬千夏:「やはりタイホだ!!」
滝瑞果:「グワーッ!グワーッ!」即落ち2コマ!
羽石夏澄:「あうあうあうごめんなさいー!」
三吹いのり:「とりあえず、学園の昔のことも調べることに含めようか」
滝瑞果:「へへ……いのりちゃん、リストアップお願いできるかな……」
滝瑞果:「あたしがやってもよかったけど、手と肩関節が何しろこのザマでね……」
三吹いのり:「うん……事務処理は得意だから任せて」
三吹いのり:「手分けして、情報を集めよう。大丈夫、案外、こんな仕事の方が肩透かしだったりするんだよ」
片山樋一:「うぃっす!しゃあ!やりましょう!」
羽石夏澄:「はい!」
滝瑞果:「やるぞ!」手錠拘束のまま
フォース=ライブラリ:「そうですね。フォーも手伝うのです。」
GM:ではシーン終了!
GM:ロイスおよび購入が可能です。
片山樋一:-大明神/滝センパイ/神:○/やりすぎ/ロイス
フォース=ライブラリ:ここはスペリオルミックスですね(クイッ)
滝瑞果:仲間/羽石夏澄/おっぱい:○/しんぱい/ロイス
同胞/片山樋一/親近感:○/敵愾心/ロイス

七瀬千夏:危険人物/滝瑞果/優秀な頭脳/エロ頭脳○/ロイス
フォース=ライブラリ:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 7[4,7]+4 → 11 → 失敗

羽石夏澄:同級生/片山樋一/かわいい:◯/エロい?/ロイス
フォース=ライブラリ:財産使おう。38→34
フォース=ライブラリ:飲んでおきます。
羽石夏澄:先輩/滝瑞果/頭いい!:◯/おっぱいはやめて/ロイス
七瀬千夏:ショットガン
滝瑞果:照準器だ。
羽石夏澄:スペリオルミックス!
滝瑞果:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 8[1,8] → 8 → 失敗

滝瑞果:当然失敗だ。
羽石夏澄:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 8[2,6,8] → 8 → 失敗

羽石夏澄:うん
片山樋一:ボディアーマーでも。
片山樋一:1dx+5>=12
DoubleCross : (1R10+5[10]>=12) → 1[1]+5 → 6 → ファンブル

七瀬千夏:いや ボルトアクションライフルを狙おう 手配師
七瀬千夏:5dx+2>15
DoubleCross : (5R10+2[10]>15) → 6[2,5,5,6,6]+2 → 8 → 失敗

片山樋一:たぶんむしろ今の服が園児にボロボロにされたな……
七瀬千夏:ダメだった
フォース=ライブラリ:コンボ『天衣無縫クリエイト』。《オリジン:レジェンド》からの《マシンモーフィング》で調達判定を行います。
フォース=ライブラリ:侵蝕59→64
フォース=ライブラリ:アンチマテリアルライフル!
フォース=ライブラリ:あ、あと能力訓練:精神もこの判定に使う。
フォース=ライブラリ:4dx+24>=35
DoubleCross : (4R10+24[10]>=35) → 9[1,4,8,9]+24 → 33 → 失敗

GM:こわ……
フォース=ライブラリ:失敗かー。財産点使おう。34→32
滝瑞果:つよい
羽石夏澄:やばい
七瀬千夏:おそろしい
フォース=ライブラリ:ロイスはひとまずなしかな
GM:では本日はこれにて終了で。
GM:みなさんお疲れさまでした~
羽石夏澄:おつかれさまでしたー
片山樋一:さまでした!
滝瑞果:お疲れ様でした
フォース=ライブラリ:ありがとうございました!
七瀬千夏:お疲れ様でした

GM:ここまでのあらすじ!
GM:アカデミアの問題児が改心し、次々と善人化してしまう謎の事件が頻発。
GM:大変な事件だ。表だって問題はないが、このままじゃ来る謝冬祭もおぼつかな……おぼつかな……
GM:別にそれはそれで問題はないのでは?
GM:いやでもなんか気持ち悪い! さまざまな思惑の中、とりあえず情報を集めるのだ!
GM:《アカデミアの亡霊》第二部、始まるよー。
GM:点呼開始!
羽石夏澄:準備完了!(1/5)
片山樋一:準備完了!(2/5)
七瀬千夏:準備完了!(3/5)
滝瑞果:準備完了!(4/5)
フォース=ライブラリ:準備完了!(5/5)
全員準備完了しましたっ!

GM:お待たせしました。では、早速、情報収集シーンから始めていきましょう
GM:シーンプレイヤーは片山くん。
片山樋一:ウス!
GM:登場したい人は振るが良い
片山樋一:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 10[10]+48 → 58

羽石夏澄:1d10+53 出るぞ
DoubleCross : (1D10+53) → 8[8]+53 → 61

七瀬千夏:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 4[4]+57 → 61

GM:なんか、皆さんテンション高いな
GM:ではそんな感じで

Scene07/ミドルフェイズ

GM:今だ全容の見えない《亡霊》の事件。君たちは情報を集める必要がある。
GM:取れる項目はいまのところこんな感じです
【クリスタル囲碁相撲部】について話を聞く  〈情報:アカデミア〉8 〈調達〉10
【合同アフロ部】について話を聞く  〈情報:アカデミア〉6 〈交渉〉8
【善人化事件の被害者について】 〈情報:噂話〉12  〈情報:アカデミア〉9
【魚座の仮面:マスタージィルについて】 〈情報:噂話〉5  〈情報:FH〉7
羽石夏澄:これは技能によってオープンされる情報が違ったりとかはしますか?
GM:いえ、違いはありません
羽石夏澄:了解です
片山樋一:どれでも4dx+1はなんかできます
七瀬千夏:アカデミアなら 5dx+1だ
羽石夏澄:4dxならなんでも。アカデミアなら6dx+1ですね
羽石夏澄:善人化事件の被害者について行きましょうか
七瀬千夏:ですね
羽石夏澄:ではアカデミアで、善人化事件の被害者について。
羽石夏澄:6dx+1 コネ:アカデミアの友人
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 8[1,4,6,6,6,8]+1 → 9

七瀬千夏:アフロ部でも行っておくかな
羽石夏澄:セーフ!
片山樋一:あ、調達もいいのか
片山樋一:調達得意だぞ……クリスタル囲碁相撲部をやるぞ。
七瀬千夏:ではアフロ部
片山樋一:能力訓練:社会を使って調達判定。
片山樋一:4dx+6>=10
DoubleCross : (4R10+6[10]>=10) → 5[3,5,5,5]+6 → 11 → 成功

七瀬千夏:コネ:学園通の友人
七瀬千夏:5dx+1>=6
DoubleCross : (5R10+1[10]>=6) → 10[2,3,8,10,10]+6[3,6]+1 → 17 → 成功

GM:おみごと
七瀬千夏:うーん
GM:では、まずは上二つから
七瀬千夏:従者出したシーンで情報収集やらせても大丈夫ですか?
GM:あ、もちろん大丈夫です
GM:あ、そうか
GM:行動不能状態で召喚的な意味か
GM:まあ、情報収集ですし、問題ないとします
七瀬千夏:そうですね あと本体のダイスペナ的に
GM:本体が動いてから従者を召喚……
GM:まあいいです!w
GM:次からは召喚する時は戦闘中か、シーン最初にしてもらいます
七瀬千夏:では 二倍働く男の力を見よ まあ今回は血の絆使うので
七瀬千夏:さらに15点イージーの不死者の人形だ
GM:サードウォッチに匹敵する模倣性能……なんてやつだ
七瀬千夏:学園のあちらこちらで活動する 七瀬千夏
七瀬千夏:ヤツは二人いるのでは?
GM:一人の人間が二か所に……アカデミアの亡霊……?
七瀬千夏:侵食も通常の従者5点に絆3点不死者の人形で1点だ馬鹿めー
七瀬千夏:70になった
GM:ひどい
GM:なんだこれ……
七瀬千夏:マスタージィルについてを 従者がやります
七瀬千夏:噂話で
七瀬千夏:4dx>=5
DoubleCross : (4R10[10]>=5) → 9[4,6,8,9] → 9 → 成功

GM:ダイスボーナス入ってる……こわ……
GM:ではちょっとずつ明かそう
GM:まずはマスタージィルについて
【魚座の仮面:マスタージィルについて】 《情報:噂話》5  《情報:FH》7
 これまでほとんどその動きを見せていないため、情報は少ない。
 逆に言えば、マスターブレイドなどと比べても更に孤高の構成員で、同じディオゲネスクラブの面々すら嫌っているという噂がある。
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:「実際、ディオゲネスクラブとかホントに12人いるのかって感じよNE」
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:報道部に在籍する名物生徒。肩にはハツカネズミだ。
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:「あとは、こんな話があるワよ」
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:「仮面のデザインは個々人の自由だと思われているけど……その子は、『魚座』の仮面をわざわざ選んだとカ」
GM:得られる情報はこんな感じです。
偽七瀬(従者):「ふむ、まあ根も葉もない噂だろうが、情報提供に感謝する」
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:「風紀委員サマだから、サービスするワよ」ウィンクする
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:「キミにも色々と面白い噂があるわヨね……またよければ取材させて「チュー」だいな♪」
偽七瀬(従者):「風紀委員の活動に関する取材ならいつでも構わないぞ」
偽七瀬(従者):といって去っていく
GM:では、そんな感じで。
七瀬千夏:と反対の方向から本体が通りかかったりするのだ
《ボルキーニョ》プリシラ・カルバハル:ネズミだけがそれに気付く。「チュー! チュー!」「ン? どうしたの、オリオ?」
七瀬千夏:以上で
GM:ではお次、片山君は【クリスタル囲碁相撲部】に話を聞きにきました
クリスタル囲碁相撲部部員(三年):「ふんむ! お前は、我が伝統あるクリスタル囲碁相撲部が、どうやって生まれたか知っているか?」
片山樋一:「勿論っすよ!御影透子センパイの武勇伝はかねがね……」
CIS部部員(三年):「そうだ。クリスタル囲碁相撲部は、もともと囲碁相撲部が原型だった」
片山樋一:「第三生徒会もレベル高いよなー……うらやましい……」
CIS部部員(三年):「『チェスボクシングがあれば囲碁相撲があってもいいのでは?』そう考えた発祥者に」
CIS部部員(三年):「とある偉大なるSランクの生徒が感銘を受け、クリスタルの美しき部と用具を提供した……とされている」
CIS部部員(三年):「このあたりは我が部の資料に詳しいゆえ、持っていくがよい」
片山樋一:「部に歴史ありっすねえ。あざっす。ショット映ってます?」
GM:【リプレイ・アカデミア】を手に入れました。(調達)
片山樋一:挿絵がある!やったー!
CIS部部員(三年):「ゆえに、今の部はクリスタル造形の美と、囲碁相撲の力量を求めるものの間で対立があってな」
CIS部部員(三年):「私は、どちらも欠かせないものだと思っているのだが」
GM:部の奥から、やや遠い言い争いの声が聞こえてくる。
善人化CIS部員:「何がクリスタルじゃ馬鹿馬鹿しいのう! 見栄えの美しさに捉われよってー!」
CIS部部員(三年):「む、またやっているのか。すまん、話はここまでにしてくれ」
善人化CIS部員:「敬意を払うべきじゃと思わんか、このアカデミアを始めた者達に……!」
CIS部部員(三年):「先日まではあのような奴じゃなかったんじゃがな。急に回顧主義めいて……おおい、やめろ、やめろ!」
片山樋一:「リプレイアカデミアおもしれーな」
片山樋一:「最近電子化もされたらしいし……マジ文明だよなー……」
CIS部部員(三年):「BOOKWalkerにて発売中だ……だ……だ……」声が遠ざかっていく
GM:ではあなたは無事、リプレイ・アカデミアを手に入れた。
GM:ちげーよ
GM:情報を聞き出せた。
GM:では七瀬くん(本体)は【合同アフロ部】について話を聞く
七瀬千夏:イエーイ
貧弱合同アフロ部部員:右側だけストレート、左側だけアフロになった死にそうな顔の男が
貧弱合同アフロ部部員:あなたの前で話をしている。
貧弱合同アフロ部部員:「聞いてくれ……いや、聞いて下さい……」
七瀬千夏:「ど、どうした?えらいことになってるぞ」
貧弱合同アフロ部部員:「実験台になったんだ……」
貧弱合同アフロ部部員:「くそっ、部長たちは変わっちまった! あの時、きちんと止められていれば……」
貧弱合同アフロ部部員:おいおいと机に突っ伏して泣き始める。
七瀬千夏:「武田鉄矢と具志堅用高のハイブリット悪魔男爵を生み出そうとでも言うのか?」
七瀬千夏:「…話してみろ」
七瀬千夏:「お前の言うあの時のことを」
貧弱合同アフロ部部員:「以前な、言い争いになったときに」
貧弱合同アフロ部部員:「謝冬祭の時に使う、でかいツリーがあるだろ。ヒイラギとかイチイの」
七瀬千夏:「ああ、トゲトゲしたやつだな」
貧弱合同アフロ部部員:「枝なんて邪道、アフロを飾り付けた方が真のアフロ部だという話になって」
貧弱合同アフロ部部員:「まあ独断で、競うようにアフロを飾り付けあおうとしたことがあrんだ」
貧弱合同アフロ部部員:「風紀委員や番長連の平なんかも出てきて、ちょっとした騒動になったんだが……」
七瀬千夏:「あれか…モジャモジャした邪教の祭壇みたいなヤツだったな」
七瀬千夏:「で、どうなったんだ?」
貧弱合同アフロ部部員:「知ってたか。それで、その最中、ツリーの合間で二人の姿が急に見えなくなったと思ったら」
貧弱合同アフロ部部員:「なんか、鼻歌みたいのが聞こえてきて……」
貧弱合同アフロ部部員:「出てきたら、二人はアフロのことなんかどうでもよくなってたんだよォ……」
貧弱合同アフロ部部員:「くそっ、今のあいつらが興味があるのは、髪質の変化のメカニズムだけだ」
七瀬千夏:「え?」
貧弱合同アフロ部部員:机を叩きます。「だから、髪質の変化だよ。色んなトリートメントとか買ってきてよお……」
七瀬千夏:「いや、おかしくないか?」
貧弱合同アフロ部部員:「おかしいだろう。笑ってくれよ……」
七瀬千夏:「アフロに興味がなくなったら新たな性癖に目覚めるのおかしくない?」
貧弱合同アフロ部部員:「そこかよ!」
貧弱合同アフロ部部員:「あと性癖じゃねえ! これはロマンだ!」アフロ部分だけ見せつけるように横を向く。
貧弱合同アフロ部部員:……つまり、フォースが目撃したCIS部の部員と似たような状況。
貧弱合同アフロ部部員:問題を起こそうとした生徒が、直に襲われていると思われます。
七瀬千夏:「あ、ああ。わかった」
七瀬千夏:(おかしいな。善人化するというだけなら他人に迷惑をかけないんじゃないのか?)
貧弱合同アフロ部部員:「俺が知ってるのはそれだけだ……」
七瀬千夏:(だが元々迷惑事件を起こそうとしたやつを狙っているのは確かだし)
七瀬千夏:(そして、おいおいって泣くやつ初めて見た)
七瀬千夏:「情報の提供に感謝しよう、一応こちらでも調べてみよう」
貧弱合同アフロ部部員:「頼むぜ……なんとかしてくれ……俺は頭がおかしくなりそうなんだ……」
貧弱合同アフロ部部員:左右のアフロとロンゲを揺らしながら机に手をついて深々と頭を下げる
七瀬千夏:「いや現に頭はおかしいだろ!!物理的に!!」
GM:彼から得られる情報はこんなところのようです。
七瀬千夏:OKです
GM:では羽石さんですね
羽石夏澄:はーい
【善人化事件の被害者について】 
 襲われた多くの人間は、その人物にとって最も譲れないはずの信念、こだわりを失っている。
 エリスや、幼年部の垣大のように、普段の生活様式から異なって原型を留めないものもいれば、自覚なく、新たな趣味や嗜好にスイッチするもの。
 ただ、僅かにだが、失われた欲望を自覚し嘆く、軽度の被害者も存在するようだ。
此花リリー:「はあ……」憂鬱そうに机の端に座り、髪をくるくる巻いている。
羽石夏澄:「あれ?リリーちゃんどうしたの?」
羽石夏澄:首をかしげ覗き込む
此花リリー:「……恋なんて、ただ悲しいだけよね……」
羽石夏澄:「…え?…ど、どうしちゃったのリリーちゃん、風邪でも引いた?」
此花リリー:「……なんちゃって。びっくりした?」
此花リリー:「ふふふー。私もたまには、そういう気分になってあげてもいいかなって、思ったんだけど」
羽石夏澄:「びっくりした。びっくりしたー」
此花リリー:「やっぱり理解できないわ、恋愛は起伏、アタックトゥアタック、でしょ!」
羽石夏澄:「うんうん!恋は闘い!だよ!ね!」
此花リリー:「ふふ、夏澄が言うと本当に……面白いわね!」
羽石夏澄:「そ、そう?かな?えへへ」
此花リリー:「あいつは本当に、何もわかっちゃいないんだから。うまくいくわけないのに」ぼそり。
羽石夏澄:「?なんか言った?」
此花リリー:「ううん、なんでも」花のように微笑む。「それより小耳に挟んだのだけど、夏澄って今、亡霊の噂を追ってたり?」
羽石夏澄:「うん!そーなんだよ。なんかね、やばそーなの!」大げさに両手を広げるジェスチャー
此花リリー:「季節外れって感じよね。肝試しは素敵なイベントだけれど、時期を考えてくれなくちゃ」
羽石夏澄:「今の季節にもっと寒くなっちゃっても、だよね。ぶるぶる」
此花リリー:「そーそー。ぶるぶるー」
此花リリー:「それでね、亡霊に襲われたって子が居るんだけど、ちょっと話を聞いてあげてくれないかしら?」
羽石夏澄:「!うん。聞く!聞く!」
此花リリー:「珍しいでしょ? たいていは異常だっておもうの、その周りの子たちだものね」
此花リリー:「ええっと、今は部室にいるはずだから」
此花リリー:さらさら、と手元の猫柄のメモ帳に書きつける。
此花リリー:「はい、ここに行って。あそこの部長、ちょっと変わってるけど頑張ってね」
羽石夏澄:「ん!ありがと!行ってみる!」
→情報項目【夜間飛行部に話を聞く】がドロップしました
羽石夏澄:やったぜ
GM:というわけで、情報収集はこんなところですね。一旦合流してもよし、次のシーンに持ち越してもよし
羽石夏澄:ふむ。どうしようかな…
羽石夏澄:とりあえず一旦持ち帰ってどうするか決めよう
【夜間飛行部に話を聞く】  〈情報:アカデミア〉8 〈交渉〉6
GM:次のシーンにするなら、このまま終了します
羽石夏澄:次のシーンにします!

GM:では調達などが行える。ロイスなどをどうぞ。
七瀬千夏:ぼでぃーあーまー
片山樋一:ミーミーはアームドスーツがほしい
羽石夏澄:スペリオルミックスー
片山樋一:いや、クリティカル前提か……ボディアーマーで。
羽石夏澄:4dx>=15
DoubleCross : (4R10[10]>=15) → 10[5,7,7,10]+3[3] → 13 → 失敗

七瀬千夏:武器と防具が二人分必要なのだ
片山樋一:1dx+5>=12
DoubleCross : (1R10+5[10]>=12) → 6[6]+5 → 11 → 失敗

羽石夏澄:ど、どうしよう、買える
七瀬千夏:手配師使用
片山樋一:駄目だ!金はない!
七瀬千夏:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 9[2,6,9]+2 → 11 → 失敗

羽石夏澄:ええいままよ 財産点2消費だ!購入!
七瀬千夏:金がない
羽石夏澄:使用!
偽七瀬(従者):ぼでーあーまー
羽石夏澄:以上です
偽七瀬(従者):4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 7[2,3,5,7] → 7 → 失敗

偽七瀬(従者):だめ
七瀬千夏:以上です
GM:では終了。
GM:情報収集シーン2。シーンプレイヤーは滝さん。
フォース=ライブラリ:出ましょう
GM:他は自由にどうぞ。
フォース=ライブラリ:59+1d10-1
DoubleCross : (59+1D10-1) → 59+6[6]-1 → 64

片山樋一:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 6[6]+58 → 64

羽石夏澄:61+1d10-1
DoubleCross : (61+1D10-1) → 61+9[9]-1 → 69

七瀬千夏:おやすむ
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+8(1D10→8) {4}

Scene08/ミドルフェイズ

GM:では引き続き情報収集だ。
【夜間飛行部に話を聞く】 〈情報:アカデミア〉8 〈交渉〉6
【三吹いのりについて】〈情報:噂話〉6
【風の王について】 〈情報:噂話〉15  〈知識:アカデミア〉11
GM:とりあえずこの三つ。
滝瑞果:アカデミアのコネはあるけど、基本情報収集能力はダメダメなので
滝瑞果:やるとしても夜間飛行部くらいかな
片山樋一:滝さん精神高いので
片山樋一:知識狙ってもらったほうがいいかも。
滝瑞果:ほんとだ!じゃあそちらを試してみましょう
フォース=ライブラリ:ああ、風の王は知識か。そうしましょう。
滝瑞果:じゃあもう振っちゃいます
滝瑞果:6dx>=11 風の王を〈知識〉で
DoubleCross : (6R10[10]>=11) → 10[1,3,4,4,7,10]+10[10]+5[5] → 25 → 成功

GM:!?
GM:すごい
羽石夏澄:すごい…
フォース=ライブラリ:天才
羽石夏澄:じゃあ私は夜間飛行部やりましょうか
片山樋一:しゃっす!
羽石夏澄:ういす!
羽石夏澄:6dx+1 学園通の友人!
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 9[1,4,5,5,9,9]+1 → 10

羽石夏澄:成功!
GM:カル……此花さんの力だ
片山樋一:三吹いのりについてをやります。
片山樋一:能力訓練:社会を使って判定。
フォース=ライブラリ:いのりさんのことは片山さんに任せてみよう
片山樋一:5dx+1>=6
DoubleCross : (5R10+1[10]>=6) → 10[6,8,9,10,10]+7[5,7]+1 → 18 → 成功

片山樋一:これが……ファンクラブ会員証の力だ!
羽石夏澄:つよい……
GM:グググ……オノレ会員証め
GM:この中で会話が必要なのは《夜間飛行部の話を聞く》だけなので、まずはその場面を先にやります
フォース=ライブラリ:みんなで一緒に行く感じになるのかなぁ
GM:それで大丈夫です。
羽石夏澄:はーい
羽石夏澄:みんなでやったー!
滝瑞果:ぞろぞろ行くぜ

GM:では、皆さんの前には、かつて訪れた人もいるでしょう、通常の飛行部部室。
GM:羽石さんが預かったメモには、「部室の前で『綺羅星!』と叫んで適当にポーズを取ること」と書いてあります。
フォース=ライブラリ:「ふむ。羽石さんの友人が教えてくれた夜間飛行部というのは。」
フォース=ライブラリ:「ここで合っていたでしょうか。」 ペラペラと白い本をめくりながら、部室を眺めている。
羽石夏澄:「たぶん…ここでいいはず、です。ポーズっていうのがよくわからないですけど」
片山樋一:「ポーズ?オッケーオッケー。なんかやりゃあいいんだよね」
滝瑞果:「脱いだ服はこっちで回収するから」
滝瑞果:「どんなポーズでも構わずやっていいんだよ」
滝瑞果:脱衣カゴを持ってきています
羽石夏澄:「脱?!」
フォース=ライブラリ:「フォーにはその発想の飛躍は分かりかねるのです。」 廊下の壁に背中を預け、なりゆきを見守る体勢になっている。
滝瑞果:「え?だってポーズを取れって、そういう意味なんじゃないの?」不思議そうな顔
片山樋一:「とうっ!!『綺羅星』!」大仰に、中等部の頃に考えたようなカッコいいポーズを決める。
羽石夏澄:「美術のデッサンの授業ではないと思います…!」
片山樋一:「え?こういうのじゃないんすか?」
羽石夏澄:「あっ!片山くんかっこいいですそれ!」
GM:では
GM:廊下の天井が突如として開き、
GM:がらがらがらがら、と縄梯子が落ちてきます。
片山樋一:「お、おう……どうも……」気恥ずかしくなってポーズを解く。
フォース=ライブラリ:「ほう。」 見上げる
片山樋一:「ニンジャかよ」
羽石夏澄:「すごいです、からくり屋敷です!」目を輝かせている
夜間飛行部部長:天井から顔を出す、セミロングの少女。「ハローワールド」
滝瑞果:「それにしても、なんで綺羅星なんだろうね?」
羽石夏澄:「はろー!」両手を掲げて見上げる
夜間飛行部部長:「ハロー、どうも、僕はここさ。僕に用があるんだろう? 登ってきなよ」
滝瑞果:「ハローワールド……」蛇のように這い寄っていく。
滝瑞果:「そして、ハロー美脚……」
GM:登っていった先には、天井裏とは思えない広い空間がある。
GM:夜間飛行部は、天体観測や夜の散歩が主な活動内容であり
フォース=ライブラリ:「ふむ。ここが夜間飛行部の部室なのでしょうか。」
滝瑞果:「美脚……ハロー」ズルズル
片山樋一:「うおおお……すげー……やべー……」
片山樋一:「秘密基地じゃん……かっけー……!」
GM:門限破り、エフェクト禁止区域上空でのエフェクト使用、およびそれらの行為の誘致で
GM:一部では問題視されている。
夜間飛行部部長:「僕らは夜明けに帆を張った愚かなドリーマーというわけさ」
滝瑞果:「どうもどうも、生徒会の滝瑞果です」
羽石夏澄:「どりーまー!すてきですね…!どきどきします!」
滝瑞果:「さっそくだけど、亡霊事件について情報を集めてるんだけど」
フォース=ライブラリ:「詩的なのです。」 羽石さんの言葉にうなずいている。
滝瑞果:「何か目撃したりしてないかな?」
滝瑞果:「私も目撃したい……」這いずったままフォーちゃんのスカートの下に潜り込もうと試みている。
夜間飛行部部長:「ああ、そうだね。リリーから話は聞いているよ。被害にあったのは僕じゃない」視線を部屋の隅に遣る。
夜間飛行部部長:「《亡霊》に会ったのは彼女だ」
フォース=ライブラリ:表情は特に変えず、這いずる滝さんからじりじり後ずさっている。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「…………」部屋の隅で、膝を抱えて座り込んでいる。
滝瑞果:「やあ!ハローハロー」
羽石夏澄:「こんにちはですー、お話、聞きに来ましたー」
滝瑞果:「こちらも大変な美脚!」ルパンダイブのような姿勢で地面を跳ね、部屋の隅に頭から落着する。
滝瑞果:「お、お話を……聞かせて頂いても……?」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「……?」見上げた先に滝さん。無表情だが、沈んでいることが分かる。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「…………こんにちわ。私に、何か用?」
フォース=ライブラリ:「この方は。」 滝さんが離れたので部長さんにとことこと近寄っている。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:首を傾げる「ええっと。頭は大丈夫?」純粋に、滝さんがぶつけた頭を心配している。
片山樋一:「や、やあこんにちは?お嬢さん?僕たちゃ……ゴフン、僕達に、亡霊についてのお話をお聞かせ願えないかな?」
片山樋一:「あークソなんで今噛むんだバカ……」
夜間飛行部部長:「うちの優秀な部員さ。サラマンダー能力者で、能力は大気を凍らせての空中滑走」
滝瑞果:「大丈夫さグヘヘ……思春期の人間として健全なことしか考えていないよ……」
夜間飛行部部長:「この前の空中競争でも優秀な成績を残している」
夜間飛行部部長:「アカデミア・デスロードの映像は、どうなってたかな」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「亡霊のこと……調べてるの?」
羽石夏澄:倒れてる滝さんに肩を貸す。
片山樋一:「ええ、全く?その通りで?お願いできますか?」口調が変になる。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:立ち上がって、片山さんに思い切り近づく。
滝瑞果:「役得!」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「お願い、あの人を見つけて。取り返して」
片山樋一:「うおわわっ……あ、あの人?」
羽石夏澄:「…とりかえす?」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「取られたの。私……大事なものを……」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「人……なのかしら。そう思ったわ」
フォース=ライブラリ:「『取り返す』……ふむ。」
片山樋一:「えっと……?」
滝瑞果:「役得だ!役得しろ樋一!」羽石さんに役得しながら野次を飛ばしています。
羽石夏澄:「ちょ、滝せんぱい、変なところさわらないでくだ…ひゃう」
片山樋一:「いや無理ですって!俺あもっとこう、健全なお付き合いから徐々に距離感の詰まるやつが……」
滝瑞果:「不健全な付き合いから健全な付き合いが始まるかもしれないだろ!」
フォース=ライブラリ:「つまり。」 宙に浮いていた白い本を手元に寄せ、パタンと閉じる。
滝瑞果:「後か先の違いしかないんだぜ!」羽石さんのおっぱいに頭をうずめにいく!
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「そうね。あれは、一週間くらい前の夜……」喧噪を意に介さず、話を続ける。
羽石夏澄:「きゃうぅ…」
片山樋一:話を聞きながら羽石さんの方をガン見する。
夜間飛行部部長:「ふふ……何回転んだっていいさ 擦りむいた傷をちゃんと見るんだ」
羽石夏澄:話を聞くことに集中しようとしている。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「夜空を散歩していたの。午前二時くらいかしら」
フォース=ライブラリ:「……」 黙って話の続きを聞いている。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「その日は、昼によく寝られたこともあって、ちょっと遠くに遠出してて」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:当然ながら寮生は就寝時間である。
片山樋一:「風紀委員が聞いたら捕まるんじゃないのこれ」
片山樋一:「いや、真っ先に滝センパイに行くから無事か……?」
フォース=ライブラリ:「……『わるいこ』、には当てはまりますね。」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「それで……目の前に、どこからかの歌と一緒に、あのひとが出てきた」
羽石夏澄:「ちょっ、と、はなれててくださ…!、い!」身を捩って滝さんの魔手から逃れる!
フォース=ライブラリ:「それで、大事なものを取られたと…?」
GM:「アカデミアには おばけがでるよ」
GM:「よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ」
GM:「わるいこみんな つれていく」
羽石夏澄:「………はぁはぁ。………『おばけ』」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「……ええ。あの亡霊に触れられて……」する、と右足のタイツを降ろす。
滝瑞果:「ギエエエ!」手首を変な感じにひねってぶっ倒れます。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:足首あたりに、『 I 』の字のような痣がある。
滝瑞果:「!!!」
滝瑞果:「もっとよく見せてくれないか……!これは……」真剣な表情で近づいて(這いずって)いきます。
滝瑞果:「……極めて重大な証拠だ……」
フォース=ライブラリ:「あっ。滝さんの次の行動が読めるのです。」
片山樋一:「……それは?」極力見ていないようにしながらチラチラと目線を向ける。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「これは私の持ってる、低ランクの遺産で……。見づらい?」
滝瑞果:「資料として検証しなければならない。写真を撮影しても構わないだろうか?」
滝瑞果:「もう少しで……敵の攻撃の正体が掴めるかもしれない……!」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「うん、どうぞ」無造作に足を近づける。「……あの日以来、力を感じない。……飛べない」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「あと、昼の授業中に眠れないし……夜も九時くらいに眠くなっちゃう……」
滝瑞果:「ハァハァ……ローアングルからの方が、証拠がよりよく見える……そのままの体勢で……いいよいいよ~」
滝瑞果:「……でも、そうだとすると」
片山樋一:「“いい子”にゃあなってるってことっすかね」
フォース=ライブラリ:「……」 白い本を開き、静かにペラペラとめくりはじめている。
羽石夏澄:「…んん。いい子…か」
滝瑞果:「亡霊は『問題行動』の動機を奪うだけじゃなく、被害者の能力自体を、『問題を起こせないよう』制約をかけてるわけか」
夜間飛行部部長:「数えた足跡などただの数字でしかない」
夜間飛行部部長:「大切なのは1と0の間、そういうことさ」
滝瑞果:「ちょっと部長さんは黙っててくれません?」
羽石夏澄:「せいやく……それって、場合によっては大変なことになるんじゃ…?」
片山樋一:「つーか」
片山樋一:「その大変なことになってる場合が、それこそ筆頭じゃないっすかね」
羽石夏澄:「そう。私もせんぱいのこと考えてました」
夜間飛行部部長:「ふふ……ひとつ分の陽だまりに、二つはちょっと入れない、か」 引き下がる
滝瑞果:「え?なになに、どうなってんの?」
フォース=ライブラリ:「……『問題行動』、ですか。」
フォース=ライブラリ:「クルエールさん。」 白い本から光る文字が溢れ、クルエール=キャンベルの簡単なプロフィールが宙に映し出される
フォース=ライブラリ:「あなたは先ほど大事なもの、と言いましたが。」
フォース=ライブラリ:「それは夜空を散歩することを指していたのでしょうか。」
片山樋一:「なあ、そのプロフィール、好きな男性のタイプとかは出せないの……?」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「うん。」
滝瑞果:「3サイズもくれ」
フォース=ライブラリ:「なるほど。」 プロフィールは光る文字群に戻って消える。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「もう何日も寝不足不足で、自分が自分じゃなくなるみたいで……」
羽石夏澄:「気になる人のプロフィール…どきどき」
片山樋一:「あー」
フォース=ライブラリ:「クリスタル囲碁相撲部員の方も、それに話に聞いたアフロ部の方も。」
羽石夏澄:「寝不足…」
フォース=ライブラリ:「どちらも部活をしていた程ですし、クリスタルのことやアフロのことには愛着があったのでしょうね。」
滝瑞果:「事件はこの後余裕で解決するからいいとしてさ」
滝瑞果:「クルエちゃんからは、事件解決に繋がる情報がほしい……例えばさ」
滝瑞果:「亡霊は、クルエちゃんの、ど、どこに……触れたのかな?」
フォース=ライブラリ:「……あながち不必要な情報と切り捨てられないのが残念ですね。」 ため息をついている。
羽石夏澄:「うん…」
滝瑞果:「撫でるように……あるいは、強く揉みしだくかのように……?」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「このあたり」胸元に手を置く。「肌寒い夜だったけれど……さらに熱を奪われる感じがした」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「……私は、触れられて、すぐに滑走して離れたわ。あれも、追って来るつもりはなかった」
羽石夏澄:「そ、それは…き、きかなくてもいいと…おもいます」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「すぐに、なんていうか、戻っていったみたいだった」
滝瑞果:「おっぱい!!」
フォース=ライブラリ:「……」
滝瑞果:「ありがとう。貴重な情報だった……」メモに『おっぱいが好き』と書き込みます。
滝瑞果:「おっとこいつはあたしの情報だったぜ!……ってことは、つまり」
羽石夏澄:「……」無言でチョップを滝さんに叩き込みます。
片山樋一:「亡霊、漢っすね。感傷っすけど、できれば別の形で出会いたかった……」遠く、寂しそうな目をする。
羽石夏澄:赤面している。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「触られたのか、何か飛ばされたのか分からなかったけど」
滝瑞果:「正面から堂々と現れても反応できな――ゴブ!!」
滝瑞果:バターン!!
フォース=ライブラリ:「……」 こつんと本を滝さんの頭に乗せて開く。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「手が伸びた……飛んできた? マジックアーム……?」
片山樋一:「んじゃあ、姿は見てない?」
羽石夏澄:「おばけがまじっくあーむ…」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「布の塊みたいだったわ。でも、中に人がいた……ようには思う」
羽石夏澄:「……んん?じゃあ…おばけじゃなくて…」
羽石夏澄:「おばけのコスプレ?」
滝瑞果:「……腕が伸びたなら、咄嗟に反応できないのは当然かー」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「あと、場所なんだけれど」
夜間飛行部部長:「これが破り損なった手作りの地図さ」アカデミアの地図を机に広げる
夜間飛行部部長:「僕も昔は宛名のない手紙を崩れるほど重ねたものさ」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:無視して指差す。「距離を開けたら、こっちの方向に、戻っていったわ」
フォース=ライブラリ:「会話のほとんどが詩的なのはどうかと思うのです。」 机の上の地図を覗き込む。
GM:指差されたのは、前に幼年部の垣大が出会ったところと同じ、山中である。
片山樋一:「いや、まあ俺もBUMP好きっすよ……この山って」
>【亡霊の本拠について】 〈情報:アカデミア〉8  がPOPしました。
羽石夏澄:「…だいぶ近づいてきた感じ、ありますね」
滝瑞果:「でも、機動力で逃げることも難しいのがわかったかな……」
片山樋一:「複数で囲みゃなんとかならないっすかね」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「そんなことないわ。不意を打たれただけ」ちょっと強気に。
滝瑞果:「分かってるけど、あたしたちは逃げる足もろくにないんだよね」
滝瑞果:「あ、でも樋一は二輪免許持ってたんだっけ?」
片山樋一:「あ、持ってますよ!バイクもこないだ貯金はたいて買って!」
片山樋一:「ピラミッド労働はきつかったっすけど、まあ、愛機のためならどうってことないっすからね」饒舌になり始める。
滝瑞果:「マジかよ、お前あんなしょうもない仕事を……」
片山樋一:「俺の愛機、見せたいっすわー。色もバイク屋のオヤジに頼み込んで専用に調色してもらって……」
片山樋一:「音もいいんすよ音も。“猛犬号”の唸りを見よ!って感じで……」一人でべらべら喋り続ける。
滝瑞果:「あたしも見たいな~~!りっちーの自慢のマ・シ・ン……♡」
フォース=ライブラリ:【亡霊の本拠について】はいまこの流れで判定してしまってもいいでしょうか
GM:大丈夫です。
フォース=ライブラリ:じゃあ判定します。《生き字引》使用。侵蝕64→65
フォース=ライブラリ:6dx10+10>=8
DoubleCross : (6R10+10[10]>=8) → 8[2,3,3,3,5,8]+10 → 18 → 成功

GM:お見事。では公開します
フォース=ライブラリ:「……」 他のみんなのやり取りを黙って聞きながら、白い本から溢れる光る文字を地図の上に滑らせていく。
【亡霊の本拠について】 
 今までの情報から分かる様に、亡霊は、問題児が騒動を起こしている最中を狙って襲ってくる。
 現行犯のみを狙うその性質上、通常の出現証言は学生が多い各校舎、部活棟、寮などに偏っている。
 数少ない例外が、幼年部の垣大少年。
 彼らは校舎から離れた場所で遭遇しており、垣大はもともと反抗的な子供だったが、その時は派手な行動はしていなかった。
 また、クルエールが『戻っていった』と形容した山中……アカデミア島、北西部の山岳地帯。
 そこには、かつて使われていながらも、現在は放棄された、アカデミア旧校舎が存在する。
フォース=ライブラリ:「あの幼年部の少年だけは、偶然出会ってしまったような話だったのが引っかかっていましたが。」
フォース=ライブラリ:「戻っていったのがそちらだというのなら、話は簡単なのです。」
フォース=ライブラリ:地図の山岳地帯に、旧校舎の場所が書き足される。
片山樋一:「そのびーって伸びる奴かっけえっすね」光の文字列を眺める。
片山樋一:「なんかこう近未来的で……」
滝瑞果:「翔だけが例外だったってことだな?」片山くんの頭を押しのけながら。
片山樋一:「痛いっすセンパイ」
滝瑞果:「翔自身と関わりがあるのか、あるいは模倣犯じみた別の犯人がいるのか……」
片山樋一:「何にせよ、旧校舎行くっきゃないんじゃないっすかね?」
滝瑞果:「でも、下手したら全員返り討ちかもしれないんだよなー」
羽石夏澄:「旧校舎……いかにも…ーって感じですね…」
片山樋一:「足で探すしかできねーっすから、俺。頭よくねえし……」
羽石夏澄:「対策を知れたらいいんですけどね」
片山樋一:「あ、じゃあ、俺だけ行ってもいいっすよ。“猛犬号”もあるし」
羽石夏澄:「え。え。でもそれって危ないんじゃ…」
滝瑞果:「……!!駄目だ、樋一!!」肩を掴んで引き止めます。
片山樋一:「えっ何すか!?何!?」
滝瑞果:「お前に行かせるわけにはいかないよ……!」
滝瑞果:「いいか、樋一」
滝瑞果:「亡霊に捕まると“いい子”にされちゃうんだよな?」
フォース=ライブラリ:「……?」 滝さんの真意が分からず戸惑っている
片山樋一:「滝センパイ、俺のことをそこまで……!感激っす……え?」
片山樋一:「そうっすけど、それが?」
滝瑞果:「お前の隠しているエロ関係のコンテンツを全て……」
滝瑞果:「あたしに預けてから行くんだ」
羽石夏澄:「………」
フォース=ライブラリ:「……」
片山樋一:「馬っ、や、か、隠してねーし!」
片山樋一:「そういうの持ってねーし!健全っす!健全!、ちょ、なんすかその信じてねー眼!」
滝瑞果:「ばか!!」頬を殴る!
片山樋一:「痛でっ」
滝瑞果:「消えちまうんだぞ!!思い出が、全部!!」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「?」部長を見る。
滝瑞果:「アカデミアで……この学園で、お前が、積み重ねてきた!」
滝瑞果:「大切な思い出じゃねーのかよ!!」
フォース=ライブラリ:「……羽石さん。こういう時はフォーはどう反応すればいいのでしょうか。」
滝瑞果:「お前が、その大切な心を自分で消しちまうなんて、そんな悲しい末路……あたしは見たくないんだ……」
滝瑞果:「あたしに託してくれれば、責任を持って管理するぞ……」
片山樋一:「……だから、マジで俺そういうの持ってないっすから……羽石の前でそういうこと言うのやめてもらえます?」
夜間飛行部部長:「たった一度笑えるなら 何度でも泣いたっていいのさ」
滝瑞果:「ないの……?」
片山樋一:「マジで!マジでそういうのないんで!持ってるのっつったら、こないだのミスコンの録画映像くらいで……」
滝瑞果:「ほら!!」
片山樋一:「あ、ダメだあれ消えたら困る」
滝瑞果:「ほら、あるじゃん!!ギブミー!」
滝瑞果:「これが人間の絆の力だよ!そうだろ!?」
羽石夏澄:「…んん。私もすごく困ってます…そうか…そういうの持ってるものなんですね…」
夜間飛行部部長:「人はみんな 愚かなドリーマーで 永遠のビリーヴァーだからね」
フォース=ライブラリ:「ミスコンにはフォーも出ていましたが、善人化するとその録画を消してしまうというのも正直分かりかねるのです。」
片山樋一:「や、そのね、邪な意味合いじゃなく……ファン活動の一環というか、コレクター精神が逃すのを許さなかったといいますか……」
羽石夏澄:「それならセーフなんじゃないですかね…?」
滝瑞果:「……セーフかどうか、って点なら、確認しておきたいことがあるんだけど」
滝瑞果:「例えば、あたしは生徒会役員として事件解決を任されてるから、生徒会権限で、正式な指示を与えることができるんだよね」
滝瑞果:「だから、樋一に『旧校舎に存在すると思われる亡霊』の撮影と記録を任命してみる」
フォース=ライブラリ:「……ふむ。」 滝さんの言葉で、少し考え込む。
滝瑞果:「堂々と、ビデオカメラとマイクを持って侵入したとして――」
片山樋一:「うっす。撮りゃいいんすよね」
滝瑞果:「それで記録が残らなかったら生徒会の指示を守らなかった『悪い子』ってことになるわけだよね?」
滝瑞果:「樋一が攻撃を受けたらどうなる?敵の種別がどうなのか、それでわかると思う」
片山樋一:「えーと、記録が残らなかったら悪い子になって、そしたら亡霊が出てきて、そうすりゃ記録に残るから悪い子じゃなくなって……」
片山樋一:「……よく分かんなくなってきた」
フォース=ライブラリ:「しかし、エリスさんも秘密裏とはいえ、生徒会長の任で動いていたのでは。」
滝瑞果:「いや、そう難しいことじゃないんだけど、もしも……亡霊の奴が、『悪い子』を見つけて矯正する、自動的な存在とかじゃなくて」
滝瑞果:「自分の証拠を隠滅したり、都合のいいように相手の考えを捻じ曲げたり」
滝瑞果:「そういう能力を持ってる、実体のある誰かかもしれないんだよ。記録が消されたなら、そういうことになる」
片山樋一:「“そういうもの”か、誰かの仕業かどっちか判別するってことっすかね」
滝瑞果:「そうそう」
羽石夏澄:「ふむふむ。意志を持った誰か、だとわかるかも、なんですね」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。」
滝瑞果:「そいつが自分の映像や証拠を消しているようなら、かなり黒になる。悪いやつってことだ」
滝瑞果:「自分の行いが、知られちゃマズい物事だって――」
滝瑞果:「自覚してるわけだからね」
片山樋一:「なるほど。頭いいっすね」
GM:では、このあたりで残り二つの情報を出しますね
フォース=ライブラリ:「……ただ、種別や意図は別として、フォーには『亡霊』の能力は単に考えを捻じ曲げる類のものではない気がしてきました。」
滝瑞果:「おお。そいつはどうしてだいフォーちゃん」
【三吹いのりについて】
 一年次の頃は風紀委員として夢と野望に燃え、学校の清浄化に熱心すぎるほどだったが、当人は優れたオーヴァードでもなく三年の間、平風紀委員からは抜けられなかった。
 たび重なる仮面騒動の中でも大きな活躍もできないまま、三年時には今のような暢気な性格になっている。
 今も、裏で目撃談などの情報集めに奔走しているが、どこか焦りがあるようだ。
フォース=ライブラリ:「先ほど、クルエールさんは夜空の散歩を……大事なものを奪われた、と。」
フォース=ライブラリ:「クリスタル囲碁相撲部の方も、アフロ部の方たちも。良い子になるよう考えを捻じ曲げられたというよりも。」
滝瑞果:「……『欠落』の能力かもしれない、ってこと?」
フォース=ライブラリ:「なのです。」 うなずく。
フォース=ライブラリ:「それぞれ大事な……想い、とでも言うのでしょうか。あるいはこだわり。」
滝瑞果:「なるほどねー……気づかなかった。いい着眼点だよフォーちゃん……」
フォース=ライブラリ:「それを奪われた結果、以前と性格が変わったように見えているのではとフォーには思えるのです。」
フォース=ライブラリ:「ただ、エリスさんの変わり方についてはそれほど親しくなかったフォーにはわかりかねるので。」
フォース=ライブラリ:「滝さんの見解も聞きたいところではありますね。」
滝瑞果:「エリスは……」
滝瑞果:「‥……………」
滝瑞果:「か、考えたくない」青ざめてガタガタ震え始める。
片山樋一:「どうしたんすか」
フォース=ライブラリ:「む。」
滝瑞果:「あの野郎の何を欠落させたら、あんな爽やか優等生人間になるんだ……」ガタガタ
羽石夏澄:「滝せんぱいがこんなに怯えるなんて…おばけ、ゆるせませんね」
滝瑞果:「あの生ける二酸化炭素製造機がそんなものを持ちあわせていたはずがない……」
片山樋一:「えっこれおばけのせいなの?」
フォース=ライブラリ:「むう。滝さんにわからないのであれば、仕方ありませんね。あるいはフォーの憶測自体が見当はずれだったのかもしれません。」
羽石夏澄:静かに闘志を燃やしている。
滝瑞果:「怖い……怖い……」
フォース=ライブラリ:不満そうに口をへの字に曲げながら怖がる滝さんを見ている。
GM:では最後の情報項目
【風の王について】 
 かぜのおう、という言葉に関して、学園の黎明期資料に記述があった。
 先に七瀬が推測した通り、その名は単体で存在するものではない。
 曰く、かつて《カゼノオウ》《ツガイノオウ》《セイナルオウ》が島を開き、図書館を発掘し、この学園を創り上げた。
 彼らはそれぞれ、己が意志を受け継ぐ組織と、その均衡を維持するための、三王それぞれの象徴的な力を込めた物品を残したという。
 これはアカデミア大図書館が分割される前であり、当時の記憶を最も色濃く残しているのが長女のプライム=ライブラリでああった。
滝瑞果:「……いや……フォーちゃんの知識から出てきた意見は、聞く価値があると思ってる」
滝瑞果:「亡霊の被害者には二種類いるって話があったじゃん?」
滝瑞果:「人格から変になっちゃってるのと、自分が悪いことをできなくなった自覚がある奴」
滝瑞果:「……《番いの王》《聖なる王》って知ってる?」
フォース=ライブラリ:「……?」
滝瑞果:「うーん、事件には全然名前出てこないし、もしかしたら無関係かなって思ってたんだけど」
フォース=ライブラリ:「……フォーの知識にはありませんね。」 手に持った本の白いページを数ページめくり、答える。
滝瑞果:「《王》にも種類があるんだ……《風の王》《番いの王》《聖なる王》」
滝瑞果:「相手の能力も、一種類じゃないのかもしれないね」
滝瑞果:「ところで、《番いの王》ってすげーエロいと思わない?」
滝瑞果:「いったい何を番わせるんですかね……ゲヘヘ……」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「かぜ、つがい、せい」
滝瑞果:「クルエちゃんも興味津々かい……」ほう…みたいな顔になる。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「それは、三つあるの?」
滝瑞果:「あたしが調べた限りでは、そう」
滝瑞果:「フォーちゃんも、無意識の内にそこら辺は記憶してるんじゃないかなー」
滝瑞果:「分割前からいたプライム姉さんが一番これは覚えてると思うし、姉さんに聞ければ一番手っ取り早かったんだけど」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「風、番、とくるなら」
フォース=ライブラリ:「学園史はプライム姉さんの第一図書館に封印されてるものが多いのです。」
滝瑞果:「――この王の名は、アカデミア図書館を発掘し学園を創り上げた三王」
滝瑞果:「……らしいよ?」肩をすくめる。
フォース=ライブラリ:「アカデミア大図書館……母さ……アレクサンドリア=ライブラリのことですか。」
片山樋一:「今更ですけど、図書館を発掘ってなんなんすかねアカデミア」
羽石夏澄:「…???」首をひねっている。
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「それなら、聖、じゃなくて、生じゃないかしら」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「なま、のほう」
滝瑞果:「な、生で!!?」
滝瑞果:「いや、さすがによそう。なぜそう思うんだい」
滝瑞果:「やはり……生命の神秘的な、イメージを?」
羽石夏澄:「…あ!」
羽石夏澄:「風紀委員、」
羽石夏澄:「番長連、生徒会」
片山樋一:「……あっ」
羽石夏澄:「…ですかね?」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:こくりと頷く
滝瑞果:「……さ」
滝瑞果:「さすがだ、夏澄ちゃん」
滝瑞果:「なるほどね……そういう繋がりか」
羽石夏澄:「えへへ。閃きましたー」
滝瑞果:「――すると、待てよ」
滝瑞果:口元に手を当てる。
滝瑞果:「《風の王》は風紀委員の王だ」
片山樋一:「だから風紀を守るって話っすか?」
片山樋一:「悪い子をいい子にして。王ってのも勝手っすよね」
羽石夏澄:「おばけが風の王さま?」
滝瑞果:「そういうこと……なのか?」
片山樋一:「繋がりはするんじゃないっすか?」
フォース=ライブラリ:「ふむ……」
滝瑞果:「この仮説を採用するなら」
滝瑞果:「手がかりは風紀委員にあるんじゃないか……?」
フォース=ライブラリ:「……ちょうど、この場にいませんね。」
片山樋一:「知り合った風紀委員っつうと」
羽石夏澄:「三吹さん、七瀬さん…」
滝瑞果:「……2人に事情を聞こう」
滝瑞果:「突入するにしても、それからだ」
夜間飛行部部長:「うちは風紀委員には特に目をつけられているから、動けないな」
滝瑞果:「そうだね……この生徒会役員に任せておいてくれたまえ」
《ユピテルⅡ》クルエール・キャンベル:「ありがとう。よろしくお願いするわ」

GM:ではシーン終了。
GM:ロイスと購入が可能だ
羽石夏澄:ボディアーマー購入チャレンジ
羽石夏澄:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 10[1,6,8,10]+9[9] → 19 → 成功

羽石夏澄:買えてしまった…装備
片山樋一:ボディアーマー。
片山樋一:2dx+5>=12
DoubleCross : (2R10+5[10]>=12) → 9[1,9]+5 → 14 → 成功

片山樋一:オッケー!装備します
滝瑞果:照準器。
滝瑞果:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 6[3,4,6] → 6 → 失敗

フォース=ライブラリ:うーん
フォース=ライブラリ:無難にスペリオルミックスで。
フォース=ライブラリ:3dx+4>=15
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 10[4,6,10]+1[1]+4 → 15 → 成功

フォース=ライブラリ:やった。だれにあげよう。
フォース=ライブラリ:構成的に片山さんか。
片山樋一:もらえるものはもらう!
フォース=ライブラリ:どうぞ!
GM:ではミドル2終了。本日分はこれで終わりだ
GM:遅くなって申し訳ない。お疲れさまでした
羽石夏澄:おつかれさまでしたー!
片山樋一:おつかれさまでした!
滝瑞果:おつかれさまでした!

GM:前回までのあらすじ。
GM:徐々にその正体が明らかになってくる『アカデミアの亡霊』。
GM:『風の王』――かつてアカデミアの根幹を作り上げた三人の王、最初の風紀委員。
GM:その正体を掴むため、PC達は風紀委員に話を聞こうとする。
GM:そんな感じだ。
GM:点呼開始!
フォース=ライブラリ:準備完了!(1/5)
滝瑞果:準備完了!(2/5)
羽石夏澄:準備完了!(3/5)
七瀬千夏:準備完了!(4/5)
片山樋一:準備完了!(5/5)
全員準備完了しましたっ!


GM:では、情報収集パートの結果、風紀委員にヒントがあるらしいことは分かった
GM:話を聞きに行こう。
GM:今回は、全員登場お願いします
滝瑞果:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+3[3] → 65

七瀬千夏:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 3[3]+70 → 73

片山樋一:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 9[9]+64 → 73

フォース=ライブラリ:65+1d10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+6[6] → 71

羽石夏澄:1d10+69
DoubleCross : (1D10+69) → 3[3]+69 → 72

羽石夏澄:スペリオルミックスわすれてた
羽石夏澄:-1で71!
フォース=ライブラリ:あ、こっちも。70です。
片山樋一:あ、もらってたw
GM:これが絆の力か
片山樋一:現在72でやんす

Scene09/ミドルフェイズ

GM:では、どうしましょう
GM:何も無ければ風紀委員の支部室の一つに集まって貰う感じになりますね
GM:情報の共有などを行う感じで。
羽石夏澄:風紀委員に話を聞きたい!
羽石夏澄:亡霊本拠調査するにしてもそのあとかなあ
滝瑞果:風紀委員室に集まりましょう
フォース=ライブラリ:そうですね。前のシーンから風紀委員と合流したということで。
七瀬千夏:では部屋を用意しよう
GM:では、あなたがたは七瀬さんが用意した風紀委員室……風紀委員室?
GM:とにかく、そんな感じの部屋に集められている。
GM:三吹いのりも、自前のデータを持ってそこにいる。
滝瑞果:「いのりちゃん……ハァハァ‥…聞きたいことがあるんだ……」単刀直入に切り出しますね。
三吹いのり:「ふっふっふ。皆、私は大変なことに気付いてしまったよ」資料を置く
七瀬千夏:「ここは今は使っても良い事になっている」
三吹いのり:「なんと、亡霊の事件は校舎や寮、学生の集まる所に集中してるんだよ~」
七瀬千夏:「流石は先輩、良い調査ですね」
三吹いのり:「そう? そうなんだから、私だって、やればできるんだからね~」
滝瑞果:「……」怪しげな前傾姿勢のままで停止して、すごく居心地悪そうにしている
三吹いのり:「それで、滝さん、聞きたいことって?」
フォース=ライブラリ:「やはり、あの幼年部の男の子が山中で遭遇したのが例外だったようですね。」 串にささった団子を頬張っている。
滝瑞果:「いや、うん……いい調査だなって……」
滝瑞果:「あたしも、そういう感じのことを言おうとしてたから……ホントだから……」
七瀬千夏:「ふっ、で君たちの調査はどうだったのかな」
三吹いのり:「どうだったのかな?」 褒められて、すこし得意げだ
フォース=ライブラリ:「……」 もぐもぐと団子を頬張ったまま、開いた本から光る文字を溢れさせる。
フォース=ライブラリ:光る文字が集まると学園の地図が出来上がっていく。
フォース=ライブラリ:先ほどのシーンで出た、北西部山岳地帯の旧校舎の情報がそこからポップアップします。
七瀬千夏:「流石だな、この地図は」
三吹いのり:「おおう、ハイカラだぁ……」
三吹いのり:「……旧校舎に、何かあるの」
片山樋一:「恐らくっすけど。巣かなんかじゃないすかね」
羽石夏澄:「あのおばけさんがね、そこにいるかもしれないんだって」
七瀬千夏:「巣、だと?」
七瀬千夏:「旧校舎が拠点か」
三吹いのり:「拠点って……亡霊の?」
三吹いのり:「そんなところまで……」
滝瑞果:「もし本当に亡霊なら、人間以上に拠点はありそうだって思わない?」
滝瑞果:「地縛霊って言葉もあるくらいだしさ」
三吹いのり:「たしかに……旧校舎の亡霊っていうと、すごくそれっぽい」
羽石夏澄:「わあ。ふんいき出てきた、けど…私とジャンルが違います…」
片山樋一:「ジャンル?」
滝瑞果:「どうせならR18ジャンルがいいなー」
羽石夏澄:「バトルものですよ!熱くたぎる!あと滝せんぱいはあとで校舎裏ですね」
三吹いのり:「七瀬くん、そこのひとは捕まえておく?」手錠を渡す
滝瑞果:「こ、校舎裏で……!?肉体のぶつかり合いを!?」
七瀬千夏:「了解しました」
羽石夏澄:「力と力のぶつかり合いです!」
滝瑞果:「待て!待ってくれよ七瀬くん!」
滝瑞果:NO THANK YOUの仕草で両手を突き出す!
滝瑞果:「きみ達……その行為は、まさに我々が捉えようとしている悪魔!」
七瀬千夏:「なるほど、理由によっては待ってやらんでもないぞ」
滝瑞果:「生徒を無理やりに更正するアカデミアの亡霊と同じ行為だと気付かないのかね!?」
滝瑞果:「精神の自由……変態の自由……それが人間性……」
七瀬千夏:「なるほど、一理はあるな」
三吹いのり:「でも、こっちも風紀委員だから、正当な権利はあるよ」
七瀬千夏:「だがそれはそれとして!!それはセクハラだぁ!!」
滝瑞果:「ギャー!!」
片山樋一:「あ、そうそう!それっすよそれ!」
七瀬千夏:ガチャり!!
片山樋一:「風紀委員!」
滝瑞果:ジャガッタ・シャーマンみたいな状態でぶっ倒されます。
羽石夏澄:「風の王さま!」
フォース=ライブラリ:「こちらの旧校舎に関しても、どうしたものかと迷ってはいるのですが。」
七瀬千夏:「成敗!!」
三吹いのり:「じゃあ、今から旧校舎の調査……ってわけじゃないのかな」
滝瑞果:「マイッタ」
フォース=ライブラリ:映し出されていた地図が形を変え、風の王に関して先ほど調べた内容になる。
片山樋一:「風の王は風紀委員なんですって!たぶん!」
七瀬千夏:「…風の王?」
七瀬千夏:「なんだそれは!!言いがかりじゃないのか?」
三吹いのり:「風の王……フォーちゃんのお姉さんが探してた相手?」
片山樋一:「違うんすよ、アカデミアには元来、3つの王が居て……」
片山樋一:「……なんか言ってて恥ずかしくなってきた」
フォース=ライブラリ:「風紀委員なら何か分かるのではと考え合流したのです。」
七瀬千夏:「ふうーむむむ…」
片山樋一:「なんだ3つの王って……」
羽石夏澄:「3つの王、いいじゃないです?私は好きですよー」
片山樋一:「バトルよりはファンタジーじゃない……?」
フォース=ライブラリ:「他にも王がいる、というのは七瀬さんの推測通りでしたね。」
滝瑞果:「……悪いけど七瀬くん、これは実際プライム姉さんの資料にもあった記述だ」
滝瑞果:「マジ物か与太話かはこの際どうでもいいよ……でも、オーヴァードなら分かるでしょ?」
滝瑞果:「もしも作り話の伝承や妄想だったとしても、真実になることがある」
七瀬千夏:「風と番と生ということか?」
七瀬千夏:「そこまで揃えば風が風紀委員で番が番長で生が生徒会と言われれば」
七瀬千夏:「理屈は確かに通るが…しかし…」
三吹いのり:「3つの王……風紀委員?」 背伸びしてフォーちゃんの資料を詠み込む。
三吹いのり:「…………」
七瀬千夏:「真実…か」
三吹いのり:「………………」やや表情を暗くする。
滝瑞果:「実際にあった出来事なら、どこかに証拠が残っている」
片山樋一:「で、こっっからがなんつうーか。本題になるんすけど」
三吹いのり:「旧校舎、かぁ……」
七瀬千夏:「先輩は何か心当たりでも?」
滝瑞果:「それに、もしも架空の出来事だったとしても――」
片山樋一:「この王様について、なんか知ってます?」
滝瑞果:「――この記述以外に、誰かが知っていなければ実現には至らない。いのりちゃん、何かご存知かな?」
三吹いのり:「……あんまり、良い話じゃないよ」
フォース=ライブラリ:「三吹さん、どうかしましたか?」 滝さんの言葉で、やや暗い表情の三吹さんに気付く
片山樋一:「知ってんすか」
三吹いのり:「たぶん、七瀬くんや、ベアトリス……さんは知らないんじゃないかな」
羽石夏澄:「ベアトリス委員長さんも知らないことなんですか…?」
三吹いのり:「知ってるかもしれないけど、少なくとも、必要だとは思ってないだろうね」
フォース=ライブラリ:たいらげた団子の串を置き、三吹さんの話に耳を傾ける。
三吹いのり:「『力なき風紀の子よ、『はじまりの風紀委員』に至れ。そこには”秩序”が遺してある』」
片山樋一:「なんかかっけえ口上すね」
七瀬千夏:「…え?」
三吹いのり:「ちょっとした噂。要するに、出来そこないの風紀委員の子にとっての希望」
滝瑞果:(これツッコんじゃ駄目なやつ……?)片山くんにひそひそ耳打ちします。
フォース=ライブラリ:「……なるほど、噂ですか。」
七瀬千夏:「いやいや…そんな海賊王の遺産みたいな」
三吹いのり:「この学校のどこかには、アカデミアで最初に作られた、幻の風紀委員室があって」
片山樋一:「え、何がっすか。俺全然わかってねえっすけど」
片山樋一:「幻の風紀委員室…‥…!え、めっちゃかっけえ……」
三吹いのり:「風紀委員の子がそこに行けば、どんな問題児も、番長だって止められる力が手に入るよーって」
七瀬千夏:「かっこよくはないだろ!!」
三吹いのり:「そういうアレ」
片山樋一:「すげー力じゃないっすか。あ、それが風の王なんすか?」
七瀬千夏:「いや、う、うーん。文脈はともかく、ありがちな噂話ではありますね」
滝瑞果:「出来損ないでもいい。エロく育ってくれれば」
七瀬千夏:「ベアトリス先輩が重要視しないだろうということもよくわかる」
三吹いのり:「ずっと平だとさ、やっぱり憧れるんだよね? ベアトリスさんとか、そう言う子たち」
七瀬千夏:「エロ関係ねーよ」スパーン!!
滝瑞果:「オゴーッ!」
片山樋一:「はい? そりゃどういう……」
羽石夏澄:「なるほどー…」
三吹いのり:「あ、そうはいっても、与太話だよ? 実際に探しに行く子なんていないし」
羽石夏澄:「力なんてあってもなあって思うんですけどね…」
滝瑞果:「‥…っていうかいのりちゃん、平風紀委員ってそんなに肩身狭いの?生徒会で働いてもいいんだよ?」
フォース=ライブラリ:「そもそも、どこにあるかの手がかりもありませんしね。」
羽石夏澄:「幻ですものねえ」
片山樋一:「いやー、そりゃ力あるからでしょ?俺はめっちゃ欲しいっすよ、うん」
三吹いのり:「あ、ううん、そんなことないよ!」ぶんぶんと手を振る。
滝瑞果:「だから、旧校舎にその幻の風紀委員室があるってことなんじゃないの?」
三吹いのり:「ただ、やっぱり私たちって最初は正義に燃えるっていうか」
三吹いのり:「アカデミアの平和を護る! って感じだからさ」
滝瑞果:「今の子が見つけられない、幻になっているのは、使っている校舎が変わったから……そういう感じ?」
七瀬千夏:「当然です。この学園の風紀は僕たちが守らなければ誰が守るというのです」
三吹いのり:「そう止められないことが多いと、そういう自分を責めるみたいになっちゃう子、多いんだよね」
三吹いのり:「うん、さすが滝さん」
羽石夏澄:「過ぎたるは及ばざるがごとしってやつです。風の王さまも、ちょっとやりすぎな気がしますし」
滝瑞果:「あたしはいつも簡単に止められてるけどね……ウッヒョーいのりちゃん!」
滝瑞果:襲いかかります。
七瀬千夏:「くっ!!しかし無力感というのはわからなくもない」
三吹いのり:「普通に部屋の一つってわけじゃないと思う。そうだったらすぐに見つかってるだろうし……うひゃあ!?」
七瀬千夏:「こういう奴がいるからだァ!!」
滝瑞果:「ウボァー!!」
滝瑞果:ダターン!!
滝瑞果:反対側の壁まで吹っ飛びます。
七瀬千夏:ウェポンマウントで取得した
七瀬千夏:クリスタルシールドハリセンをオートで装備して
七瀬千夏:ぶっ叩く!!
滝瑞果:大の字で壁にめり込んだ状態で会議を続けます。
三吹いのり:「ナイスハリセン」
滝瑞果:「でも……ガハッ!(吐血) 風の王もなんだか妙なやつだよね」
フォース=ライブラリ:「おお。やはり風紀委員がいると滝さんへのつっこみも迅速なのです。」
滝瑞果:「歌に自分を歌わせたり、風紀委員の伝承に残ってたり――」
七瀬千夏:「…まるで、見つけてもらおうとしているようではあるな」
滝瑞果:「――そのくせ、今の生徒達にはほとんど正確に知識が残っていない」
滝瑞果:「正体を隠したいのか。自己顕示欲が強いのか、よく分からない奴だ」
七瀬千夏:「軽い気持ちで探す相手をふるいにかけているのではないか?」
滝瑞果:「かもしれない。そういう手合いの奴と戦ったことがある」
片山樋一:「知られてなくてさみしいんじゃないっすかね……?」
七瀬千夏:「与太話であるという気持ちで探せば見つからないが」
三吹いのり:「そもそも、アカデミアがどうやって出来たのか、ちゃんと知ってる人は少ないよね」
七瀬千夏:「本当に力を求めるものならたどり着く」
フォース=ライブラリ:「滝さんの話では、3人の王はそれぞれの組織の力を拮抗させるために物品を残したと。」
フォース=ライブラリ:「その情報と照らし合わせても、筋は通るのです。」
滝瑞果:「そう。何かのアイテムが残ってる……かもしれない」
滝瑞果:「いわば王の遺産?遺産ね……フフフフフ」
フォース=ライブラリ:「……遺産。」 少し、考え込みながら滝さんの口にしたワードを反芻する。
羽石夏澄:「心当たりあるですか?フォーちゃんさん」
フォース=ライブラリ:「あ、いえ。『遺産』という言葉を滝さんが使ったので。」
片山樋一:「あ、これ、もしかして」
片山樋一:「『力なき風紀の子』が行かねえと、部屋見つかんねえみたいなあれっすかね?」
フォース=ライブラリ:「古のレネゲイドに感染した物品のことをそう呼ぶこともあるのです。」 羽石さんに
滝瑞果:「さすが樋一!すげー単純だな!」
片山樋一:「あざっす!お褒めに預かり光栄っす!」
滝瑞果:「言ってることそのまんま受け取ってる!でもどうだろうね、この案?」
羽石夏澄:「ふえー。そうなんですねえ。フォーちゃんさんものしりです。」
フォース=ライブラリ:「むむ。その発想は思いつきませんでしたが。」
羽石夏澄:「意外と、そういうこともあるかもしれないですね。おとぎ話みたいなおばけさんですし」
フォース=ライブラリ:「確かに一理あるのです。」
七瀬千夏:「力なき、か」
滝瑞果:「元からいい子なら、『風の王』にやられても実害がないとも言えるよね、ある意味……」
七瀬千夏:「最近僕は、わりと無力感を味わっているが」
滝瑞果:「ハハハ、七瀬くん、何を無力に思うことがあるんだい」
滝瑞果:「千夏くんって呼んでもいいかい?」
三吹いのり:「七瀬くん、手錠もっと渡しておこうか?」
羽石夏澄:「…三吹さんは、風の王さまにお願いしたいって思ったこと、あります?」
三吹いのり:「私も低ランクだけど、なんか手錠があると、なんとかなる気がしてくるんだよ」
七瀬千夏:「ありがとうございます、先輩」
七瀬千夏:「お前のせいだァ!!」
七瀬千夏:「滝瑞果ァ!!」
滝瑞果:「ウギャア千夏くーん!!」
三吹いのり:「……羽石さん、だっけ?」
羽石夏澄:「はい。羽石です!」
三吹いのり:「ちぇい」羽石さんの三つ網に手錠をかける。
羽石夏澄:「ふあっ!?」
三吹いのり:「デリカシーのない発言、禁止! しばらく頭を重くして過ごしなさい」
フォース=ライブラリ:「……?」
羽石夏澄:「髪!ここ髪ですー、手じゃないです!あうあう」
羽石夏澄:首をまげている
フォース=ライブラリ:「今のがデリカシーのない発言だったのでしょうか。」
片山樋一:「……さあ?」
羽石夏澄:「んぅう…年頃のおんなのこは難しいです…」
三吹いのり:「い、い、か、ら! 旧校舎の調査に! 行こう!」
三吹いのり:「あなたも年頃の女の子だよ! もう!」
フォース=ライブラリ:小さく首をひねりながら、本をパタンと閉じる。
滝瑞果:「ゲヘヘ……年頃の女の子、いいよね……」
フォース=ライブラリ:椅子から飛び降りてみなさんが風紀委員室を出る準備が終わるのを待ちます。
七瀬千夏:「うおりゃー!!」スパーン!!
滝瑞果:「ゲベェー!」
七瀬千夏:「さあ、行きましょう!!悪は滅んだ」
三吹いのり:「めでたしめでたし」
GM:では、あなたたちは旧校舎へと向かうことにしました。
GM:シーンはそのまま! 

GM:祭りの準備であわただしい校舎地帯を抜け、山岳地帯へ。
GM:真冬の冷たい空気が肌を刺す。アカデミアの喧噪がとても遠く感じる。
GM:使われていない校舎とはいえ、全く山の中というわけではない。
GM:林の間に出来た、雑草だらけながらかろうじて残る道を通れば、あっさりと辿りつける。
三吹いのり:「……うん、ここかな。旧校舎」
フォース=ライブラリ:「ううむ。フォーは山道は苦手なのです。」 いつもの涼しい表情が崩れ、疲れた様子で一同の最後尾を歩いている。
片山樋一:「しかしなんでまた、こんな山ん中に校舎こさえたんすかね?」
GM:酷く年期の入った木造の建造物が目に入る。
七瀬千夏:「意外と近かったですね」
滝瑞果:「いやー、草の中泥の中を進む大冒険でしたな!」
羽石夏澄:「あたまがおもいー…」
片山樋一:「まだ外してないの……?」
滝瑞果:「時に女子の皆様……汚れたスカートや靴下をどうするつもりですかなゲッヘッヘ」
七瀬千夏:「風紀殺法!!分身の術!!」
羽石夏澄:「外し方がわかんないです…」三つ編み解けばいいことに気づいていない
片山樋一:「片側持とうか……?」
七瀬千夏:「クロス!!」
滝瑞果:「ナアア――アッ!?千夏くんが2人に!!」
偽七瀬(従者):「ボンバー!!」
羽石夏澄:「ありがとうございます…片山くん優しいです…」
滝瑞果:「ゴボボボーッ!?奇怪!!」
偽七瀬(従者):颯爽と隠れる
滝瑞果:「ね、ねえみんな!今、千夏くんが2人に!」
三吹いのり:「どうなんだろうね。もともとアカデミアは全面山と森ばっかりだったって話も聞いたことあるけど」
片山樋一:「何幻覚見てんすかセンパイは。んなことあるわけないでしょう」
滝瑞果:偽七瀬が隠れた辺りを指差してます
七瀬千夏:「どうした、疲れているんじゃないか?」
三吹いのり:「滝さん、やっと頭までおかしくなっちゃったんだね……」
羽石夏澄:「え?七瀬さんはずっとひとりですよ?」
滝瑞果:「そうなのか……あたしは疲れていたのか……あたしはかわいそうだ……」
七瀬千夏:「滝さんは疲れているんだよ、脳が」
羽石夏澄:「滝せんぱい、疲れてるならお休みします…?」
滝瑞果:「確かに妄想がキマりすぎると、眼前の女の子にすら全裸ビジョンを重ねて投影してしまうことがあるぜ!」
フォース=ライブラリ:「?」 冷たいソフトクリームを取り出し舐めながら、首をかしげている。
片山樋一:「すげえ技能っすねそれ……うらやま……いや別にそこまでは要らねえな……」
フォース=ライブラリ:「ふう。ともかく。」
GM:では、古びた入口に近づいたあなた方には分かります。
フォース=ライブラリ:「どこから調べましょうか。」
GM:木製の入口、鍵の部分。
GM:そこに、異様に新しい、カメラと薄い液晶センサーが設置された電子ロックが存在する。
片山樋一:「まあ、こういうのはやっぱ正面突破っすよね。ボロい扉蹴破って……」
片山樋一:「ボロい……」
片山樋一:「……」
フォース=ライブラリ:「……どこから調べるも何も。」
フォース=ライブラリ:「とりあえず当たりではありそうなのです。」
羽石夏澄:「すごい。はいてっくです」
片山樋一:「風の王はハイテクなの……?」
七瀬千夏:「誰だ、勝手にこんなものをつけたのは」
羽石夏澄:首をかしげながらカメラを見たり手を振ったりしてみてます
三吹いのり:「それはそうだよ。だって、ここは今は反省房だから」
滝瑞果:「でも、これを壊したとして、誰かやってくるのかな?興味がある……」
片山樋一:「反省房?」
滝瑞果:「えっ、そうなの!?」
フォース=ライブラリ:「む。初耳なのです。」
七瀬千夏:「使っているんですか?ここ」
三吹いのり:「…………あれ」
三吹いのり:額を押さえて、背後によろける。「……今、私、何か言った?」
滝瑞果:「……」
羽石夏澄:「?」
三吹いのり:「ううん。前はそんなもの、無かったよ……前は」
滝瑞果:「『だって、ここは今は反省房だから』って言った」
フォース=ライブラリ:「……?」
七瀬千夏:「反省房だと」
三吹いのり:「前に、探しに来た時は、そんなのなかった……」
滝瑞果:「ふざけてるわけじゃないよね?風紀委員なんだし……ね?」
羽石夏澄:「探しに…」
フォース=ライブラリ:「前は?」
羽石夏澄:「…三吹さん。大丈夫です?心配ですよ」
フォース=ライブラリ:「……ちなみに。」 虚空に手を伸ばし、本を取り出す。開いてページをぱらぱらとめくる。
三吹いのり:「……デリカシーのない発言は、ダメなんだよ、羽石さん」話題が二転三転する。
七瀬千夏:「う、うむ。本当に大丈夫ですか先輩、疲れているなら無理しないほうが」
フォース=ライブラリ:「その、前は無かった、というのはいつ頃のことなのでしょうか。」
フォース=ライブラリ:「……三吹さん?」
羽石夏澄:「え…っ?」
滝瑞果:「――というか」
滝瑞果:「前に、来たことがある?」
三吹いのり:「七瀬くん。だから、亡霊なんだよ」
片山樋一:「何言って――」
羽石夏澄:ぎゅっと、自分を抱くように腕を掴む
三吹いのり:「アカデミアには おばけがでるよ」顔を上げる。
羽石夏澄:「三吹さん……?」
三吹いのり:そこには、白い、真四角の仮面がある。
羽石夏澄:「…っ」
片山樋一:「仮面……!」
フォース=ライブラリ:「仮面……!?」
七瀬千夏:「ま、待ってください先輩」
滝瑞果:「おいおいおいおい……」左手をポケットから出す!
七瀬千夏:「冗談でしょう?」
三吹いのり:「私、もうすぐ卒業なんだよ。心配、しないわけないじゃん」
羽石夏澄:目を細める。
フォース=ライブラリ:開いた本の白いページから光る文字が溢れ出てくる。
七瀬千夏:「ほ、ほらお祭りの」
七瀬千夏:「余興…とか」
三吹いのり:「何も出来ないまま終わるなんて、そんなの、嫌だ」
羽石夏澄:「そうですよね。…お願い、したいって……」
三吹いのり:「よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ」
滝瑞果:「何!言ってんだよ!千夏くん!」
羽石夏澄:「そう、言ってるように、聞こえてました…!」手錠を掴む。
滝瑞果:「状況的にそうとしか考えられない!」
三吹いのり:「わるいこ、みんな……私がつれていくんだ」
フォース=ライブラリ:「七瀬さん、構えていただけませんか。緊急事態なのです。」
滝瑞果:「今、いのりちゃんが!」
滝瑞果:「“風の王”だ!」
フォース=ライブラリ:三吹さんから目を離さず、七瀬さんに声をかける。
三吹いのり:その総身に布の塊のようなものが現れ。
三吹いのり:そのうち、いくつかが分離する。
七瀬千夏:「待ってくれ!!そんな!!だって」
羽石夏澄:「大丈夫…こういう時の答えはひとつ」
七瀬千夏:「嘘でしょう、先輩」
羽石夏澄:「戦えば!なんとかなります!」
片山樋一:「待つとか、無理っすよ」
三吹いのり:……ぴっしりと。完全無欠に形を整えられた。
片山樋一:「これ多分、結構ピンチっすよ……!」
羽石夏澄:背中の布が、汗で張り付いている。
七瀬千夏:「くそっ!!」
分霊風紀委員:『完全に校則通りに着せられた制服』が、二体、隣に浮いている。
片山樋一:少し腰の引けたファイティングポーズを取りながら、全員の先頭に立ち塞がるように立つ。
七瀬千夏:「冗談じゃあないぞ」
羽石夏澄:「無道せんぱいでも歯が立たなかった風の王さま…!じょうとう、です!」
三吹いのり:「『我が秩序にまつろわぬもの』」
三吹いのり:「『反省すべし』『反省すべし』『反省すべし』」
滝瑞果:「ちくしょう……!直接ぶつかりたくなかったのにな……!」
滝瑞果:「風紀の王なんて、相性悪いに決まってるだろ!」
GM:ミドル戦闘を開始します。
PCたち

5m

分霊A、分霊B、三吹いのり
GM:エンゲージは現在、こんな感じになります。
GM:ではセットアッププロセスから。どなたかありますか?
羽石夏澄:なし!
フォース=ライブラリ:なし!
滝瑞果:ないでーす
片山樋一:なし!
七瀬千夏:セットアップではないが
七瀬千夏:「風紀忍法、分身の術」
七瀬千夏:というだけ言っておこう!!
偽七瀬(従者):「ハァー!!」
滝瑞果:「ああーっ!!」
滝瑞果:茂みから顔を出している。偽七瀬くんを指差して叫ぶ。
偽七瀬(従者):ささっ
偽七瀬(従者):隠れる
滝瑞果:「ほら!ほら!やっぱり千夏くんがもう一人!」
フォース=ライブラリ:「滝さん。今はそのようなことを言っているときではないと思うのです。」
片山樋一:「流石にふざけてる場合じゃないっすよ……!」
滝瑞果:「あたし……あたし、ふざけてないのに……」
片山樋一:「マジでやらねーと、これ絶対ヤベエっすもん!」
滝瑞果:「普段の行いのせいで……!」
羽石夏澄:「なんですか!滝せんぱい、あとにしてください!」
片山樋一:「あと羽石、この手錠もしかして、髪ほどけばいいんじゃない!」
片山樋一:「流石に持ちながら戦うのは無理だよ!」
羽石夏澄:「あっ!!」
羽石夏澄:「すごい!片山くん頭いいです!』
片山樋一:「い、いやそれほどでも……」
羽石夏澄:リボンを外し、三つ編みを解く。がしゃん、と手錠が落ちる!
羽石夏澄:「これで頭軽くなりました!」
片山樋一:「あっ」ちょっと状況を楽しんでいたので名残惜しい。
GM:セットアップはこちらは特になし。
GM:そのままイニシアチブ。なけれは三吹いのりから。
七瀬千夏:あるぞ
七瀬千夏:イニシアチブでウェポンマウントのクリスタルシールドを装備する
GM:なんだとー
七瀬千夏:ジャキーン 風紀委員謹製クリスタルハリセンシールド!!
GM:ハリセンはそのままなの!?
七瀬千夏:今回はハリセンだ!!
GM:了解!
七瀬千夏:なぜなら他に武器を買う余裕がなかったからだ
偽七瀬(従者):がさっ 
偽七瀬(従者):同じくジャキーン
偽七瀬(従者):さささっ
滝瑞果:「……!……!!」
滝瑞果:誰か気づいて!という目で他の仲間を見る。
フォース=ライブラリ:「それにしても、『わるいこ』を連れて行く先が反省房とは。」 気付かない
片山樋一:分かってます、連携戦闘ですよねという力強い目で頷く。
七瀬千夏:「先輩ッ…」
七瀬千夏:悲壮な顔
羽石夏澄:テンション上がっていて気づいていない
三吹いのり:「『我は風紀委員。司るは秩序……』」
GM:では三吹いのりの行動。
三吹いのり:マイナーアクションで《千変万化の影》
三吹いのり:《コンセントレイト:ウロボロス》《無形の影》《影絵の兵士》《原初の赤:魔獣の衝撃》《シャドースクラッチ》《封印の楔》
片山樋一:いろいろ起きる!
GM:1d6
DoubleCross : (1D6) → 3

三吹いのり:羽石さんを狙います。
羽石夏澄:きゃー
七瀬千夏:「風紀委員は生徒を守るのが勤めだ!!」
七瀬千夏:主動作放棄カバーします
三吹いのり:10dx7+3   
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[1,3,5,5,6,8,9,9,9,10]+10[3,4,4,6,7]+ 10[8]+10[8]+10[7]+3[3]+3 → 56

三吹いのり:!?
七瀬千夏:ひぃー?
七瀬千夏:が、がーどを
羽石夏澄:カバーありがた…うへえ?!
三吹いのり:では命中。七瀬さんはプラス、RCで判定を行ってください。
三吹いのり:対抗判定です。失敗したらエフェクトがランダムで一つ封印されます。
七瀬千夏:ふっ
七瀬千夏:ダイスペナだ
GM:wwwww
七瀬千夏:振れぬわ!!
GM:じゅ、従者使い……!
三吹いのり:ではダメージから。
三吹いのり:6d10+15
DoubleCross : (6D10+15) → 33[8,5,4,4,8,4]+15 → 48

七瀬千夏:諸々有効?
GM:全部有効です
七瀬千夏:赤河の支配者!!
七瀬千夏:ガードで12点引いての
七瀬千夏:電磁バリア!!
GM:かたい
偽七瀬(従者):電磁バリアはこっちがつかうぞ
偽七瀬(従者):びびび~
偽七瀬(従者):さささっ
七瀬千夏:48-12-4d10-4
DoubleCross : (48-12-4D10-4) → 48-12-15[3,2,5,5]-4 → 17

七瀬千夏:出目は低いな だが倒れんわい!!
GM:Dロイス分もあるんでしたっけ
七瀬千夏:Dロイスで2d10軽減 電磁バリアと赤河で2d10+4軽減
GM:なんだこいつ……
七瀬千夏:会わせて4d10+4 とガード値12だ
三吹いのり:ではお楽しみの
七瀬千夏:やめろーやめろー
三吹いのり:1d10
DoubleCross : (1D10) → 6

三吹いのり:『赤河の支配者』を封印した
七瀬千夏:ぎゃー
七瀬千夏:致命的
三吹いのり:「『風紀!』」  右袖のあたりを振る。
三吹いのり:影で出来た手錠が大きく伸びて、七瀬くんに衝突する。
七瀬千夏:「どんな生徒の攻撃も受けて耐える!!それで一般生徒が守れるなら!!」
滝瑞果:「……!」
七瀬千夏:「そうですよね!!先輩!!」
滝瑞果:「“伸びる手”!」
フォース=ライブラリ:「っ!」
滝瑞果:横を通り過ぎていった攻撃を、辛うじて目で追う。
三吹いのり:ダメージ自体は頑丈さもあり、大したことはない。
七瀬千夏:「ぐっ、ぐうう!?」
片山樋一:「クルエっちゃんの言ってた……!じゃあ、やっぱあれが……!」
三吹いのり:だが、手錠に当たった瞬間、あなたの何らかの「抵抗力」が殺がれる感覚を得る。
三吹いのり:「『秩序はここに』……瀬、くん」
三吹いのり:僅かに声が漏れるも、すぐに手錠が戻り、また構える。
GM:行動終了。
七瀬千夏:「先輩!!」
フォース=ライブラリ:「七瀬さん。何か変化は。」
七瀬千夏:「少し力を持って行かれたように感じる…けど」
七瀬千夏:「そんなことを気にしている場合じゃない!!」
滝瑞果:「人格は変わってない」
滝瑞果:「……って、当たり前か」
滝瑞果:「千夏くんはいい子の方だもんな」
フォース=ライブラリ:「……力を奪われるものの致命的な攻撃ではない、ということでしょうね。」
羽石夏澄:「…力をうばう」
羽石夏澄:きゅっ、と胸のあたりを掴む
片山樋一:「だとしてもすよ。奪われ続けたら、どうしようもないんすから」
片山樋一:「どうにかしねえと……!」
GM:ではイニシアチブ、従者くんどうぞ
偽七瀬(従者):がさがさ…(草むらは待機するように揺れている)
偽七瀬(従者):野生のポケモンが潜んでいるのかも
GM:あ! やせいの にせななせが とびだしてこない!
フォース=ライブラリ:「無道ささき総番長が倒されたというのが、力を奪われた結果というのであれば。」
フォース=ライブラリ:「こちらの攻撃が通用しないというわけではないのかもしれませんね。」
GM:では次のイニシアチブ。フォースちゃんどうぞ
フォース=ライブラリ:マイナーで《オリジン:レジェンド》。侵蝕70→72
フォース=ライブラリ:オートアクションで装備をショットガンからウェポンケースのアンチマテリアルライフルに変更します。
フォース=ライブラリ:周囲を旋回していた光る文字が空中で集まりライフルに変わる。
フォース=ライブラリ:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》
フォース=ライブラリ:能力訓練:精神も使います
フォース=ライブラリ:対象は三吹さんで。
三吹いのり:ゆらりと、布の塊の下で、指先がフォーちゃんの首元を差す。
三吹いのり:「『そのマフラーは』『校則違反だ』」
フォース=ライブラリ:「そうですか。ですがフォーは学生ではありませんので。」
フォース=ライブラリ:5dx9+14 命中判定
DoubleCross : (5R10+14[9]) → 10[5,5,5,6,10]+4[4]+14 → 28

三吹いのり:ドッジ。
三吹いのり:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 4[1,1,4]+1 → 5

GM:かなしみ……
GM:ダメージどうぞ
フォース=ライブラリ:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 26[9,10,7]+20 → 46

フォース=ライブラリ:侵蝕72→76
分霊風紀委員A:《マグネットフォース》《電磁障壁》
分霊風紀委員A:三吹を庇います
分霊風紀委員A:あ
分霊風紀委員A:ガード出来ないのか
滝瑞果:ガード値は加算できない!
滝瑞果:でもカバー自体は可能ですので
滝瑞果:カバーはしたものの、ガードはしていないという扱いになるはずです
滝瑞果:自分はドッジした上で同エンゲージの他のキャラをカバーした際と同じですね
分霊風紀委員A:では、鍛え上げられた風紀委員制服が、実にUGNの正式戦闘服並みの装甲値を発揮するため
分霊風紀委員A:落ちました
分霊風紀委員A:「――」主なき風紀委員制服が、風の王を庇う。
フォース=ライブラリ:「防がれたのです。」
分霊風紀委員A:こんな知識を知ってるか? 弾丸を止めるには、堅い板などより、ひらひらした布のようなものが効果が高い!
分霊風紀委員A:ひとたまりもなく撃ち抜かれるも、風の王には弾丸は届かない。
フォース=ライブラリ:宙に浮いていたライフルはそのまま地面にガシャンと音を立てて落ちる。
偽七瀬(従者):従者道ですわね
滝瑞果:「……防ぐってことは」
滝瑞果:「効くのか?“風の王”」
七瀬千夏:「だろうな」
滝瑞果:「……………攻撃が」動揺を抑えつつ、同時に軌道計算に脳を回している。
羽石夏澄:「無敵じゃないんですね、なら…やっちゃえます」
滝瑞果:「頼む、夏澄ちゃん」
片山樋一:「しゃす!」
滝瑞果:「香澄ちゃんの破壊力なら……どの程度か、見れる」
羽石夏澄:「えへへー。いいんですね?いいんですね?」
羽石夏澄:「じゃあ…やっちゃいますよ!」
滝瑞果:待機。左腕を取り巻く黒い同心円が、チラチラと瞬きながら半径を広げる。
片山樋一:同じく待機します。
片山樋一:「あ、一応言っとくけど怪我させないようにね……」
羽石夏澄:では…
羽石夏澄:「はーい!加減はしますよー」
七瀬千夏:「当然だ!」
羽石夏澄:マイナーなし、能力訓練:精神使用。
羽石夏澄:コンボ『デッドエンド』。《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》で、いのりさんと風紀委員Bを攻撃。
三吹いのり:《原初の青:魔獣の咆哮》
三吹いのり:そのダイスをマイナス3してもらう
羽石夏澄:ぐえー
羽石夏澄:2dx+15 リアクションC値+2だ!
DoubleCross : (2R10+15[10]) → 6[5,6]+15 → 21

三吹いのり:「『……番長』」
三吹いのり:「『秩序を』『想え』」
羽石夏澄:「……?」
三吹いのり:睨まれた一瞬、あなたの中の「戦意」が失われる
羽石夏澄:「…あ、あれ?」
三吹いのり:3dx12
DoubleCross : (3R10[12]) → 9[1,6,9] → 9

分霊風紀委員B:4dx12
DoubleCross : (4R10[12]) → 5[3,3,3,5] → 5

羽石夏澄:「なんか…あ、やだ。……いや。戦う…私は、戦う、の…!」
羽石夏澄:「…っあああ!」
分霊風紀委員B:《マグネットフォース》《電磁障壁》!
羽石夏澄:ダメージ!
分霊風紀委員B:きませい!
羽石夏澄:4d10+19
DoubleCross : (4D10+19) → 8[2,3,1,2]+19 → 27

羽石夏澄:出目ひっく!
GM:これはひどい
分霊風紀委員B:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 29[10,4,9,6]+8 → 37

羽石夏澄:ぎゃー
GM:カキーン
フォース=ライブラリ:「……!」
羽石夏澄:71→83
羽石夏澄:真空領域が無軌道にいのりたちに向かう。
羽石夏澄:その威力は…遠く、及ばない。
分霊風紀委員B:王との間に立ち塞がる完全整備制服の風紀委員。
羽石夏澄:攻撃を終え、その場にうずくまる。
分霊風紀委員B:気圧差の暴力で掻き回されるも、……制服である。
分霊風紀委員B:窒息しない。
片山樋一:「嘘だろ、あれが……!」
羽石夏澄:「………のはいや、こわすのはいや、こわすのはいや、こわすのはいや…」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。無力化は守りにも。」
羽石夏澄:「たたかわないと…たたかわないと、…いや」
羽石夏澄:一瞬の戦意の喪失。
三吹いのり:「『秩序は万人にひとしく訪れる』」
羽石夏澄:それが遠い恐怖を思い起こさせる。
滝瑞果:「タチの悪いやり口を……やりやがったな……夏澄ちゃんに」
滝瑞果:「ほんとに正義の風紀委員様かよ?」
三吹いのり:「『我が望むは秩序の地平』」
三吹いのり:「『そこに暴力は必要ない』」「『ゆえに争いは発生しない』」
片山樋一:「そしたら風紀委員も要らなくないっすかねそれ」
滝瑞果:「……そういうことでしょ」
滝瑞果:「風紀委員がいらないのが理想の風紀ってさ……それが正しいよ」
七瀬千夏:「その通りだ!!」
七瀬千夏:「だが、だが違う!!」
七瀬千夏:「押さえつけて得られるのは秩序なんかじゃない!!」
三吹いのり:「『何故だ、我が遥かなる子よ』」
三吹いのり:「『風紀たる汝が 我が秩序に抗う?』」
七瀬千夏:「だって、アカデミアは、力を持った人間でも自由に学べる場所だ」
七瀬千夏:「力を持っていても大丈夫な場所のはずだ!!」
三吹いのり:「『大丈夫だった。今までは』」
七瀬千夏:「変な奴がいてもいい場所なんだ…」
三吹いのり:「『我が“求められた”以上、それは最早ない』」
七瀬千夏:「そんなの、おかしいですよ先輩」
三吹いのり:「な……『我は、最後の秩序』瀬、くん、違う」
滝瑞果:「……」
滝瑞果:「仮面を狙うぞ、樋一」小さく呟く。
片山樋一:「……分かってます」頷く。
三吹いのり:「暴『風紀が終わった時』……してる。壊し……『私は反動として蘇る』」
GM:では次のイニシアチブ
GM:えっと、みんな待機してるから
GM:分霊風紀委員。
分霊風紀委員B:《アームズリンク》
分霊風紀委員B:1d6
DoubleCross : (1D6) → 4

分霊風紀委員B:片山君を狙う。
片山樋一:来いやっ
分霊風紀委員B:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[2,2,4,4,5,9,10]+9[9]+2 → 21

片山樋一:ガード。《スプリングシールド》。
七瀬千夏:かばーしようか
七瀬千夏:いらないか
片山樋一:なくて大丈夫!
七瀬千夏:おっけー
分霊風紀委員B:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 20[7,3,10]+8 → 28

片山樋一:ガード値が19点、装甲8点なので1点のダメージを受けます。
分霊風紀委員B:からっぽの制服から、やはり手錠が撃ちだされる。
分霊風紀委員B:所詮は分霊。力を奪う能力はない。
片山樋一:侵蝕72→74
片山樋一:「見えてんだよっ!」さっき羽石さんから外した手錠を投げ返して撃ち落とす。
分霊風紀委員B:「…………」沈黙
三吹いのり:「『宿敵がまだ残るか……』」
三吹いのり:「『忌々しき“番”の輩め』」
片山樋一:「別に、俺ら風紀委員といっつも喧嘩してるわけじゃねえよ」
フォース=ライブラリ:「……宿敵、ですか。争いは望まないのではなかったのでしょうか。」
片山樋一:「ここ。守りてーのは一緒なんで。てめーみてーなワルもんから」
三吹いのり:「『…………』」
フォース=ライブラリ:手に持つ本の白紙のページから少しずつ光る文字が溢れてきている。
三吹いのり:「『その意志が、拮抗に値するか否か』」
三吹いのり:「『示すが良い』」
GM:では再度イニシアチブ。滝さんか片山くん
片山樋一:行きます!
GM:きませい!
片山樋一:マイナー《陽炎の衣》《ハンティングスタイル》。風紀委員ズにエンゲージ。
片山樋一:侵蝕74→77
片山樋一:メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《見えざる死神》《血に飢えた跳躍》。分霊風紀委員Bを攻撃。
片山樋一:「一発入れます。すいません」
片山樋一:「お顔傷つけたらすいません。その時ゃ責任とります」
片山樋一:14dx@8-1
DoubleCross : (14R10-1[8]) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,5,5,6,6,9,10]+6[6,6]-1 → 15

片山樋一:まあざっとこんなもんよ
分霊風紀委員B:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[6,7,7,9] → 9

分霊風紀委員B:こんなもんよ
分霊風紀委員B:命中! ダメージどうぞ
片山樋一:2d10+24 装甲有効
DoubleCross : (2D10+24) → 11[7,4]+24 → 35

分霊風紀委員B:耐久などない。消滅!
片山樋一:「らあッ!」一気に地面を踏み蹴り、肉薄。
分霊風紀委員B:「……!」王に傅く完全風紀委員制服。
片山樋一:拳を振りかぶると、拳先が掻き消え。
片山樋一:遅れて打擲音。拳打の予想射程、の少し先。
分霊風紀委員B:両袖を交差して庇おうとする動作が、完全に間に合わない
分霊風紀委員B:ネクタイが千切れ、中心部が弾け飛び消滅。
片山樋一:「喧嘩なら負けねえっすよ。……当てなくてよかった……」手首から先が再出現。中指を立てる。
片山樋一:侵蝕77→85
GM:ではイニシアチブ、滝さん
滝瑞果:パン!
滝瑞果:片山くんの攻撃動作と同時に、何かを弾く音が響いた。
滝瑞果:《スキルフォーカス》。対象はいのりちゃん。
滝瑞果:2dx+32
DoubleCross : (2R10+32[10]) → 8[6,8]+32 → 40

三吹いのり:!?
三吹いのり:なにその達成値
三吹いのり:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,9,9] → 9

三吹いのり:命中! ダメージ下さい
滝瑞果:技能10、必中の弓10、スペシャリスト3、サイドリール3、スキルフォーカス6だ!
滝瑞果:5d10+1d10+11
DoubleCross : (5D10+1D10+11) → 19[3,1,5,3,7]+9[9]+11 → 39

滝瑞果:黒い同心円が収束する。右腕の下を通って、まったく見当違いの、自分の背後に射撃している。
GM:………………。
三吹いのり:落ちました。
滝瑞果:えっ!やったー!
滝瑞果:「……夏澄ちゃんの“真空”は完全に防げる類の技じゃない」小声で呟く。
滝瑞果:「ずっと、観察していた……例えば、突然現れた仮面の……留め金に」
滝瑞果:「どの方向から当てれば」
滝瑞果:――パキン!!
滝瑞果:UFOめいた異常軌道で、三吹いのりの『真横』から弾体が衝突する!
三吹いのり:「『我が秩序』」
滝瑞果:「外せるのか?」
三吹いのり:「「『汝が存在する余地など』」
三吹いのり:「『一片とも――』」  ガツン!
三吹いのり:言葉が遮られる。
三吹いのり:HP30、装甲値8。布の塊の隙間を縫って、ありえざる軌道で、仮面の接合部を貫かれる。
滝瑞果:「やっぱり、そこが……夏澄ちゃんの攻撃で歪んだ」
滝瑞果:「ウィークポイントだったな。……“風の王”」
滝瑞果:カラン!
滝瑞果:高速で飛来し、留め金を引っ掛けて外した、ペーパークリップが落ちる。
滝瑞果:(……こいつで)
滝瑞果:(やったか……?)
三吹いのり:「『汝』――っつあ!」
三吹いのり:布の塊を纏った仮面を弾き出して、中の三吹いのりが倒れる。
滝瑞果:侵蝕率65→67
フォース=ライブラリ:「おお。うまくいきましたか。仮面だけを外すとは。」 それを見て、光る文字の群れが本の中に戻っていく。
羽石夏澄:「…あ」ぼうっとしていたが顔を上げ、立ち上がる
三吹いのり:「う……く」
羽石夏澄:「……終わったんです…?」
滝瑞果:「一人じゃ全然役に立たないけどね、こういうやり方……。誰かに時間稼いでもらって、見る時間がいるから……」汗を拭う。
三吹いのり:戦闘不能に伴い、封印されていたエフェクトが元に戻ります。
GM:七瀬くんの《赤河の支配者》だけですね。
片山樋一:「あー、ビビった……オーバー、ジェミニ」顔を拭う。
三吹いのり:「はあ、はあ……う」
滝瑞果:「‥…喋れる?」
滝瑞果:三吹さんの頭の横に屈んで尋ねる。
滝瑞果:「ブラのサイズはいくつ?」
片山樋一:「あ、水とか飲みます?……って、持ってねえや……」
七瀬千夏:「先輩!!」
三吹いのり:「……え。えっと、この前一つ上げて……」思考が朦朧としている。
滝瑞果:「ジャスティス……!」
偽七瀬(従者):がさがさッ
フォース=ライブラリ:三吹さんの方は任せて、立ち上がった羽石さんに近寄って大丈夫か尋ねている
偽七瀬(従者):ガシッ!!バックドロップ!!
滝瑞果:「オギャアーッ!!」
滝瑞果:茂みの中に消えました。
偽七瀬(従者):さささッ
三吹いのり:「え……あれ?」
滝瑞果:死ーん
片山樋一:「高3とかでも上がるもんなんだ……」感慨深げに独り言つ。
羽石夏澄:多分大丈夫、と曖昧に答えている
七瀬千夏:「先輩…大丈夫ですか」
三吹いのり:目を擦る。「……気のせいだよね」
三吹いのり:「七瀬くん、……ご、ごめん。ありがと……」
三吹いのり:「やっぱり……私に、憑いてた……」
三吹いのり:「……仮面、は……?」
七瀬千夏:「仮面…そうだ仮面は!?」
GM:仮面と布は、剥がされたまま、少しずつ旧校舎に近づいている。
GM:暴走していた布の塊が減り、ゆっくりと一つになっていく。
片山樋一:「げ、これ動くのか……」
三吹いのり:「だめっ……それ、はやく壊して“あげて”!」
羽石夏澄:「――!!」反射的に動く。
三吹いのり:焦ったように叫ぶ。
片山樋一:「そっか、そっすよね!しゃあ!」突進していって、拳打による破壊を試みる。
フォース=ライブラリ:「む。それはどういう……」
羽石夏澄:真空領域を塊にして投げつける。
三吹いのり:「仮面を被らされてたのは、私じゃないの!」
フォース=ライブラリ:聞こうとしたときには既に番長の2人が動いている
《風の王》:ゆるやかに、制服が一人の人影に変わる。
七瀬千夏:「それは…どういう」
《風の王》:古いブレザーを、一部の隙もなく着こなす、黒髪セミロングの少女。
片山樋一:急制動。「こいつ……っ!」
フォース=ライブラリ:「……!」
《風の王》:薄い胸元に仮面が張り付いている。センサーに手を当て、カメラに瞳を通す。照合。
羽石夏澄:「…なに」
羽石夏澄:「どうなってるの」
七瀬千夏:「誰だ…君は」
フォース=ライブラリ:慌てて虚空から本を取り出し、開いたページから溢れた光る文字を入口に滑り込ませようとする。
GM:虹彩認証。指紋認証。旧校舎の扉が開く。彼女に抗うものを引き込む、虚のような闇。
《風の王》:「わたしは、はじまりの風紀委員」
片山樋一:「あんt……君が?」
《風の王》:「オリジネーターの遺した……忘れ形見」
羽石夏澄:「オリジネーター…?」
七瀬千夏:「それが王様のコードネームか?」
《風の王》:「――ごめんなさい」
《風の王》:《キリングパフューム》《蝕む声》。
《風の王》:「あなたたちは、“ここに入っていてください”」
GM:途端に、まるで、旧校舎が動いたように感じられた。
フォース=ライブラリ:「しまっ……!」
GM:あなたたちの身体は、自分から、自らの意志に反して、開け放たれた扉に進んでいってしまう。
偽七瀬(従者):カバーできるなら本体をカバーしたい
GM:ほう……
偽七瀬(従者):まだ行動していないからね
GM:なるほど
偽七瀬(従者):いや、本体じゃないな
偽七瀬(従者):先輩をカバーする
偽七瀬(従者):べきか
GM:では、良いとしましょう
七瀬千夏:「先輩…だけでも」
三吹いのり:「みんな、離れ……っ!」
偽七瀬(従者):「守る!!」
三吹いのり:「え……っ」
七瀬千夏:「ここは、僕達に任せてください」
七瀬千夏:「先輩を操るようなヤツは僕が正します」
七瀬千夏:「だってあの仮面は校則違反ですよ」
《風の王》:「…………」
《風の王》:「ごめんなさい」
GM:そしてあなたたちは、旧校舎に吸い込まれる。
フォース=ライブラリ:「っ……!あなたは……」 吸い込まれる直前、最後にはじまりの風紀委員の顔を見たい

《風の王》:異様に整った、厳しめの顔をした少女。
《風の王》:指先がセンサーから離れる。その表情には、どこかちぐはぐさが見える。
《風の王》:「私は」「消えたく」「ない……」

GM:旧校舎に吸い込まれたあなたたち。
GM:どこか暗く、夕暮れが近づいている。近代的なアカデミア建造物とは異なる、古き良き学校のイメージ。
GM:だが、壁や窓の外はなんらかのエフェクトにより堅く閉ざされているようだ。
GM:破壊して出るのは難しいかもしれない……。
片山樋一:「痛っつ……ダメっすねこれ!びくともしやがらねえ」
フォース=ライブラリ:「……」 ムスっとして考え込んでいる。
滝瑞果:「……ハッ!?ここは……!?」
フォース=ライブラリ:「うっかりしていました。反省房という言葉を聞いておきながら、ついあの方は……『はじまりの風紀委員』はここに逃げ込む気かと。」
七瀬千夏:「くそ」
滝瑞果:「暗くて何も見えない……怖い‥…」
滝瑞果:フォーちゃんのスカートの真下に潜り込んでいます。
GM:振り返っても、今入ってきたはずの扉が見えない。
滝瑞果:「ここは……何処だ……」
七瀬千夏:「確かに、僕たちを閉じ込めるつもりだったとはな」
GM:恐らくこの建物自体が、一種の異空間になっているのだろう。
七瀬千夏:「踏んでも喜ぶだろうが」
七瀬千夏:「踏んでもいいと思うぞ」
滝瑞果:「そうか、恐らくこの空間そのものが」
滝瑞果:「一種のしあわせ異空間と化している可能性がある」
フォース=ライブラリ:「はあ。」 口をへの字にして、滝さんの顔を足でそっとよける
滝瑞果:「……」ゴロン
滝瑞果:横に転がされたので、七瀬くんが視界に入る。
滝瑞果:「……は、」
滝瑞果:「話せばわかる」
七瀬千夏:「どおりゃー」ぐしゃ
片山樋一:ひたすら窓を殴っていよう。びくともしないが。
片山樋一:ガン!ガン!と断続的に打撃音が響く。
片山樋一:「くあー、しぶてーなこいつ……」
七瀬千夏:「ただの校舎じゃないって事か」
GM:では、その激しい音に紛れて、靴音が近づいてくる。
???:「……誰か居るのか?」
滝瑞果:「グシャーッ!!」
フォース=ライブラリ:「!」
GM:フォースにとっては、聞き覚えのある声だ。
滝瑞果:女の子の声ですか?
フォース=ライブラリ:「そうですね。フォーを含めて5人……いえ、」
GM:ハスキーな女性の声ですね。
フォース=ライブラリ:「6人ほど。」
滝瑞果:「おい!女だ!グヘヘヘ!女がいるぜ!!」知性!
プライム・ライブラリ:「……フォース?!」
プライム・ライブラリ:すらりとした長身の美女が、闇の向こうから走ってくる。
滝瑞果:「そっその声は!?」
滝瑞果:「姉さん……」
フォース=ライブラリ:声の方に軽く駆けていき、プライム姉さんの腰に抱きつきます
プライム・ライブラリ:「どうしてお前がここにいる!」タイトスカートやブラウスの端々が破れている。戦闘の痕跡がある。
片山樋一:「えっお姉さん……あれが……?」
滝瑞果:「姉さん……突然ですが、妹さんの足拭きマットへの永久就職をお許し頂きたく……」感動の再会の横で何かをほざいている。
フォース=ライブラリ:「はて。どうしてと言われても。」 抱きついたまま、顔をあげてすました顔を見せる
プライム・ライブラリ:「怪我はないか……亡霊と、戦ったのか?」
GM:感動の再会の横で何かをほざいている滝さんには
GM:突如、闇の中から、顔面の側面から蹴りが跳んできます。
GM:顔面の側面に。
七瀬千夏:「制さ…おおおっ!?」
滝瑞果:「ゲッパ!?」吹っ飛ぶ!!
フォース=ライブラリ:「姉さんほどではありませんね。」
滝瑞果:ザリザリザリ!ガシャーン!!
片山樋一:「ごほん、んんっ!ああー……初めましてお姉さん、僕はですね、片山樋一と申します。妹さん……フォーさんにはですね、いつもお世話になって……」
片山樋一:「えっ何!?」
フォース=ライブラリ:「ふむ。」
フォース=ライブラリ:「フォーの記憶では、姉さん以外に行方不明になっていた方はいないはずでしたが。」
???:「ア? クソ……ゴミ溜めが喋ってると思って蹴っちまった」
エリス・トリオン:「急に走り出すんじゃねえよ、図書館その1」
滝瑞果:「あ……?あ……?」
プライム・ライブラリ:「お前な……同じ生徒だろう。いきなり蹴るとは何事だ」
滝瑞果:「おま……お前‥…‥…」
エリス・トリオン:「中に学生証が混ざってるだけの生ゴミだ」
滝瑞果:「はあああ~~~~~!!?」
滝瑞果:「突然出てきて何を言ってるのかな?って思ったんだけど、ゴミ語だから一瞬わからなかった~~~!!」
片山樋一:「先輩知り合いっすか?」
エリス・トリオン:耳を押さえる。「あーくそ、ややこしくなりやがって」
滝瑞果:「ゴミから見たら人間が生ゴミにみえるんだああああ!!大発見~~~!!」
滝瑞果:「そろそろどこかの排気フィルターに詰まって最終処分場にご送迎あそばされておられるかと思ったんですけど?」
エリス・トリオン:「さっさと脱出するぞ。だが突然だが脱出できる人間は……ひーふーみー……7人までだ。悪いなゴミ」
滝瑞果:「どォーして一体、エリス・ファキゴナファック・トリオン・クソ野郎マンがこんなところにいるのかしら!!?」
フォース=ライブラリ:「そうですね。人が変わったようになって生徒会で働いていたはずでは。」
プライム・ライブラリ:「フォー、彼はこれでも生徒会だ。私と同時期に亡霊と相対して、ここに囚われている」
滝瑞果:「汚いエリスくんとの驚きの再会に、あたし、びっくりしちゃったァ――ッ!!」
片山樋一:「なんでこの人急に饒舌なんだ……」
フォース=ライブラリ:「同時期に?」
七瀬千夏:「元気そうだな」
フォース=ライブラリ:「それは妙なのです。フォーは姉さんがいなくなった後に生徒会室でエリスさんを見ているのです。」
エリス・トリオン:「……風紀委員だかなんだか知らねえが次会った時はブチ殺してやる」
エリス・トリオン:「ああ?」
エリス・トリオン:首を傾げる。「なんだそりゃ。見間違いじゃねえのか、図書館のガキ」
プライム・ライブラリ:「それと、ここから脱出できる人員に制限はない。適当を言うな」
フォース=ライブラリ:「図書館のガキではないのです。フォーはフォース=ライブラリなのです。」
片山樋一:「え、出れるんすか、お姉様?」
滝瑞果:「ねー?失礼しちゃうわよね~!」
プライム・ライブラリ:「いくつか、手段の想定はある。お前たちが来たことで増えればいいんだが」
プライム・ライブラリ:「如何せん、図書館から隔離された私と、力を失った彼では戦力として難しくてな」
フォース=ライブラリ:「隔離された?」
滝瑞果:「力を失った?」
片山樋一:「あの風の王にやられたんすか」
プライム・ライブラリ:「アカデミア内なら、本来はどこでも姉妹にアクセス出来るはずなんだ」
エリス・トリオン:「余計なこと言うんじゃねえ図書館のデカ女!」
フォース=ライブラリ:「む、なるほど。」
滝瑞果:「じゃあ、何?今生徒会室にいる、綺麗なエリスくんは」
フォース=ライブラリ:そう言いながら自分の能力が使えるか試してみる。
フォース=ライブラリ:《マシンモーフィング》を使ってみてもいいでしょうか
GM:問題ありません
滝瑞果:「この呼吸する絞りカスから抽出されたレネゲイド能力で」
滝瑞果:「分離させられたやつってわけ?ウケる!!」
フォース=ライブラリ:5dx+29>=35 アンチマテリアルライフル
DoubleCross : (5R10+29[10]>=35) → 10[1,4,6,6,10]+4[4]+29 → 43 → 成功

GM:要するに二人とも、封印の楔やら何やらをザクザク撃たれたせいで
GM:能力がなくなっています
滝瑞果:「こっちのカス虫の存在意義、何!?」
フォース=ライブラリ:侵蝕76→79
エリス・トリオン:「てめえくらいは殺せんだよこのピンク色頭でっかち女ァ……」首を絞める
フォース=ライブラリ:「……フォーたちはこの中でも力を使えるようですね。」
エリス・トリオン:「生徒会室にィ……?」
滝瑞果:「グゲゲヘヘ……カス虫の鳴き声なんか聞こえませんなァ~~」
フォース=ライブラリ:本から溢れ出た光る文字がライフルに変わるのを確認し、また文字に戻して本にしまう。
プライム・ライブラリ:「とにかく、ここではなんだ。一応、拠点にしている教室がある、そこで現状を話しあおう」
滝瑞果:「はい、お姉さん」
プライム・ライブラリ:「……そこで寝てる子は大丈夫か?」
羽石夏澄:倒れたまま眠っている。
滝瑞果:「ところで……わたくし滝瑞果、お姉さんの座椅子にも兼業永久就職させて頂きたい所存……」
片山樋一:「大丈夫っす!運びます!しゃっす!」
片山樋一:「お姉様のお手は煩わせません!」
プライム・ライブラリ:「兼業で永久就職と言えるものなのか……?」
羽石夏澄:「んん…むにゃ… …たたかい…たい… むにゃむにゃ…」
プライム・ライブラリ:バカ真面目に顎に手を当て首を傾げる。
フォース=ライブラリ:「姉さん、あまり真剣に考えるとよくないのです。」
滝瑞果:「ほう‥…専業をご希望ならば、喜んで」
滝瑞果:「専業か兼業か」という点に焦点をずらし、椅子になることを前提として受け入れさせる、狡猾な交渉テクニックだ!
フォース=ライブラリ:滝さんの頭上に光る文字が集まりタライに変わる。
フォース=ライブラリ:ジト眼でタライが頭に振ってくる滝さんを見ている。
滝瑞果:「ブヒーッ!?」
七瀬千夏:逃げられないように両腕をガシっと掴む
偽七瀬(従者):ガシっと
七瀬千夏:「やってくれ、特大の奴をな」
滝瑞果:「わ、ワシが何をしたというんじゃ!」
滝瑞果:「ただ……ただ、人のサガに忠実にあっただけ……人間として……生徒会役員として……」
フォース=ライブラリ:具現化したタライは滝さんの頭めがけて自由落下!
七瀬千夏:「Guilty!!」
滝瑞果:「アジャパァーッ!!」
片山樋一:「羽石よく寝れるなこのやかましさで……」
エリス・トリオン:「……こりゃ楽だ」ぽつりと
フォース=ライブラリ:はあ、とため息をついて首元のマフラーを巻きなおします。プライム姉さんの傍についていく。
GM:では任意のタイミングでシーン終了。
GM:調達は不可能。ロイスだけ出来ます。
七瀬千夏:調達~…
羽石夏澄:ロイスは保留!以上で!
七瀬千夏:風の王/共感/許せない○/ロイス
片山樋一:こちらもなし。
滝瑞果:ロイスはなかなか取れない……!
フォース=ライブラリ:-協力者/三吹いのり/同情/不安:○/ロイス
GM:では以上。続きは明日からで。
GM:お疲れさまでした~
片山樋一:おつかれさまでした!
滝瑞果:おつかれさまでした!楽しかった!
羽石夏澄:お疲れ様でした!
フォース=ライブラリ:お疲れ様でした!
七瀬千夏:お疲れ様でした

Scene10/マスターシーン

GM:アカデミアの基礎を創り上げた最初の三人――原生徒(オリジネーター)。
GM:オーヴァードと人の織りなす、子供達の楽園、アカデミア。
GM:今でこそ、奇跡的な継続をなしているものの、創り上げたばかりの頃は当然、どのような結果に至るか分かるものではなかった。
GM:ゆえに三人のオリジネーターは、もしもそのバランスが偏った時、
GM:最悪の事態のみを避けられるよう、崩れたバランスを半ば強制的にでも引き戻すことが出来る力を、それぞれのやり方で残した。
GM:風紀委員長が残したのは、己が『秩序』の力を分け与えた従者だった。
GM:だが、幾年も経過し、彼女は、その役割を緩やかに終えようとしていた。
GM:アカデミアは、今そこに通う生徒達のものだ。
GM:たとえどのような障害が訪れても、悪意ある干渉があったとしても。
GM:それは、今いる彼ら自身が悩み、挑み、答えを出していかなければならない。
GM:ゆえに……旧校舎の奥底で眠り続けていた風の王、秩序のオリジネーターが遺した従者も、判断に従い、緩やかにその身を消滅させようとし、
???:「それでいいんですか?」
???:「きみはずっと見てきたはずです。この学校の歪みを。いつまで経っても生徒達は力への誘惑に抗えず、悪意の連鎖は止むことはない」
???:「あの気持ち悪いディオゲネスクラブ……この学校を狙う悪意はとめどない」
《風の王》:「…………?」
GM:ただの、力を宿す従者であり、従者でしかなかったはずのそれは、顔を上げる。
???:「きみは消えるべきじゃありません。きみには役割があったはずです。それを果たさず、もういいからやっぱり消えろなんて、そんな寂しいことがあるでしょうか!」
???:「――本来は美しいはずなのに、今や醜く見る目に耐えないアカデミアに! どうか教えてほしい、きみのもたらす、更地のような秩序を!」
???:「もっと熱意(zeal)を! もっと情熱(zeal)を! さあ! 起き上がって《風の王》! その美しい顔は、埃に塗れて消える為にあるんじゃ、ない――!」





GM:あらすじ。
GM:捕まった!そんなここは反省房。

GM:では早速昨日の続きから開始していきましょう。
GM:シーンプレイヤーは珪素さん。他は自由。
羽石夏澄:1d10+83-1 出よう
DoubleCross : (1D10+83-1) → 2[2]+83-1 → 84

滝瑞果:1d10+67
DoubleCross : (1D10+67) → 3[3]+67 → 70

フォース=ライブラリ:76+1d10-1
DoubleCross : (76+1D10-1) → 76+10[10]-1 → 85

フォース=ライブラリ:上がったなぁ
GM:ワオ
七瀬千夏:77+1d10
DoubleCross : (77+1D10) → 77+3[3] → 80

片山樋一:1d10+85-1
DoubleCross : (1D10+85-1) → 1[1]+85-1 → 85

片山樋一:最低1なので86になりました。
GM:極端だなあ

Scene11/ミドルフェイズ

GM:旧校舎、教室の一室。
GM:どこから調達したのか、机やら椅子やらソファやら毛布やらが並べ替えられ付け替えられ、生活空間にされている。
プライム・ライブラリ:「好きに掛けてくれ」と、古めかしい黒板の前に立つ。
滝瑞果:「フハァーッ!プライム姉さんの毛布~~ッ!!」
滝瑞果:迷いなく飛び込み、毛布に頭を埋めて呼吸を始めますね。
七瀬千夏:回し蹴り!!
滝瑞果:「ウゲェーッ!だが……この光は……渡さぬ!!」変態としての誇り!
七瀬千夏:「ホアタァ!!」
片山樋一:「いくらでもあるじゃないすか……」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さん。滝さんに毛布を取られているようですが。」
プライム・ライブラリ:「あれはトリオンが使っていたものだ」
フォース=ライブラリ:滝さんの方をちらっと見つつ、プライム姉さんの近くに座っている。
羽石夏澄:「ん…むにゃ…?あれ?」片山くんに運ばれたまま目をさます
フォース=ライブラリ:「なるほど。」
七瀬千夏:「やはり、何とかしなければ」
滝瑞果:「ゴッ……!ガッ、ガハッ……!!」
七瀬千夏:「この変態を」
エリス・トリオン:無言で滝さんから毛布を引き剥がす
エリス・トリオン:ゴミ箱に捨てた
滝瑞果:毛布を頭に巻きつけたまま、まるで毒ガスを吸ったように痙攣し始めました。
滝瑞果:「………………………………」
滝瑞果:エリスの毛布に顔を埋めてしまった事実に、耐えられなかったのだ……。
滝瑞果:リザレクトしても構いませんか?
片山樋一:「大変だなあ。あ、目覚めた?大丈夫?」
七瀬千夏:「死んだか」
片山樋一:リザレクトw
GM:大丈夫? HP消費するエフェクトとかない?
GM:ないなら自由にどうぞ。
片山樋一:そんな間抜けいるかなあ
滝瑞果:1d10+70
DoubleCross : (1D10+70) → 3[3]+70 → 73

羽石夏澄:「はい。私どうしたんでしょう… …あ、滝せんぱいが死んでる」
滝瑞果:HP27→3になりました。
七瀬千夏:「無理に生き返らなくてもいいぞ」
プライム・ライブラリ:「使ってないのは端の方にまとめてあるから、使ってくれ」
滝瑞果:「……」旧校舎変死事件!犯人は誰だ!
GM:自害では?
プライム・ライブラリ:「既に、知っているかもしれないが……」無視。
七瀬千夏:FS判定ってこのシーンでやるんですよね
GM:はい。
七瀬千夏:今のうちにもう一体従者出しても良いですか?
GM:あ、ホントだ
GM:増やせるのか……どうぞ。
七瀬千夏:血の絆はないけどシーン内ならね
七瀬千夏:じゃあコレ 不死者の人形も使って
七瀬千夏:見た目を滝さんにします
GM:!?
滝瑞果:なぜw
GM:それはひとまず隠れたまま?
偽滝(従者):隠れておきましょう さささっ
GM:いつ使う気だ……
プライム・ライブラリ:「亡霊の正体は、アカデミア最初の風紀委員長が遺した保険……“秩序”の従者だ」
七瀬千夏:「従者だと?従者が自立した意志を持ったのか?」
片山樋一:「んなことあるんすか?」
プライム・ライブラリ:「結論としては、そうなる。UGN内でも例が無いわけではない……」
羽石夏澄:ほえーっとした顔で聞いている。
七瀬千夏:「まあ、そうだが。本体は死んでいるのだろう?」
プライム・ライブラリ:「いや、彼女は存命だ。遠く離れた地で任務についていると思うが……」
片山樋一:「?じゃあ、その人に頼んで、消してもらえないんすか?」
七瀬千夏:「…生きているのか、では連絡などは?」
フォース=ライブラリ:「む。そういえばアカデミアの歴史はまだそれほど長くはないのでしたね。」
七瀬千夏:「いやまあ、この状況では無理か」
プライム・ライブラリ:「本来、アカデミアの記録兼、意志なき『力』として置かれていたその従者を」
プライム・ライブラリ:「奪い取って、自立させ、利用したものがいる」
七瀬千夏:「仮面か」
プライム・ライブラリ:「彼女は仮面をつけていただろう」
フォース=ライブラリ:うなずく。
羽石夏澄:「…変な仮面でした」
フォース=ライブラリ:「三吹さんもそう言っていたのです。」
プライム・ライブラリ:「そうだ。私と相対した時、そいつは《マスタージィル》を名乗っていた」
羽石夏澄:「…!」
羽石夏澄:「来ましたね…マスタージィル!悪いやつ!です!」
羽石夏澄:しゅっしゅっ、とシャドーボクシングの仕草をする。
フォース=ライブラリ:「ちなみに。」
片山樋一:「分かりやすいじゃないすか。そいつぶっ倒せば……」
片山樋一:「……マスター?」
片山樋一:「あの、マスターってもしや」
フォース=ライブラリ:「マスタージィルのほうはどのような特徴が。」
プライム・ライブラリ:「ディオゲネスクラブにおけるマスターエージェント。分類としては、ブレイドと同格だな」
羽石夏澄:「魚座の仮面って聞きましたよー」
羽石夏澄:「ブレイドと同格!俄然わくわくしますね!」
片山樋一:「ですよねぇ。マスターエージェント……いや化物相手じゃん……」
七瀬千夏:「ワクワクされても困るんだが」
プライム・ライブラリ:「特徴としては……そうだな。奴は仮面をかぶっていなかった」
羽石夏澄:「えっ」
片山樋一:「へ?ディオゲネスなのに?」
羽石夏澄:「魚座の仮面なのに仮面被ってなかったんです?」
片山樋一:「アイデンティティ死んでんじゃん」
プライム・ライブラリ:「そうだ。素顔を晒していた……間違いなく」
フォース=ライブラリ:「……では、プライム姉さんはマスタージィルの顔を見たと。」
プライム・ライブラリ:「ああ。そうだ」
プライム・ライブラリ:「私の顔をしていた」
羽石夏澄:「……?」
片山樋一:「は?」
七瀬千夏:「…なるほど」
羽石夏澄:「ど、どういうことです?つまり?」
片山樋一:「美人マスターエージェントじゃん。ずる……じゃなくて!」
七瀬千夏:「ちなみに君達のもう一人以上いる姉妹の可能性は?」
片山樋一:「えっと、プライムお姉さまのご兄弟……?」
プライム・ライブラリ:「我々四姉妹は、外見はそこまで似ていないさ」
プライム・ライブラリ:「つまり、それが仮面ということだ。単純に考えれば、擬態か、変身系の能力を持っているんだろう」
フォース=ライブラリ:「……魚座の仮面。」
七瀬千夏:「そうでないなら、姿を変えられるという事だな、これはやっかいだな」
七瀬千夏:「同じ顔の奴がいたら怪しいということじゃないか、どうしよう」
滝瑞果:「……なるほどね」吐血の海にうつ伏せに倒れたままで呟く。
羽石夏澄:「ぅゎー、もざいく?系ですかー。苦手です」小細工と言いたかった
GM:しんでる!
フォース=ライブラリ:「確か、七瀬さんの話ではマスタージィルは。」
滝瑞果:「プライム姉さんが書き置きに残したの敵が《風の王》だけだったのは」
滝瑞果:「まだ、マスタージィルの正体について確信が持てていなかったからか……」
フォース=ライブラリ:「魚座の仮面をわざわざ選んだと。」
偽滝(従者):(どうしよう…すごく出づらいんだけど)
羽石夏澄:「そう言えばそうお聞きしましたね」
偽七瀬(従者):(僕も出づらいな)
滝瑞果:「……同じ顔の奴、か……」シリアスに思考を進めようとしている!
偽滝(従者):(今出たら確実に疑われるよね?)
羽石夏澄:「その仮面の持つ能力がどうしても欲しかったんでしょうか」
偽七瀬(従者):(間違いないな
偽七瀬(従者):どうしよう)
滝瑞果:「そうだ!さっきの戦闘中、あたしは――!」
エリス・トリオン:「…………?」なにかいる?
偽七瀬(従者):「何か気づいたのか?」
フォース=ライブラリ:「魚座というのはリボンで結ばれた2匹の魚を表していますからね。関連があるのでしょう。」 星図を宙に描いて説明している。
エリス・トリオン:「……知らねェよ」
偽七瀬(従者):さささっ 隠れる
プライム・ライブラリ:「魚座か魚自体に思い入れがあるのかもな」
滝瑞果:「聞いてくれ、千夏くん!やはりあれは気のせいじゃなかったんだ!」倒れたまま、面倒くさい事実を話しつつある。
羽石夏澄:「すごいです、フォーちゃんさん、博識です!」
七瀬千夏:「気のせいではないとは?」
フォース=ライブラリ:「む。滝さん。もしかして先ほどの話でしょうか。」
滝瑞果:「千夏くんが、もう一人……!同じ顔の擬態だ!間違いない!」
片山樋一:「敵がこっそり観察してたってことっすか?」
羽石夏澄:「…えっ!そんな近くにいたんですか!勿体無いことしました…」
プライム・ライブラリ:「確かに、それはあり得るな」
滝瑞果:「間違いないぜ……あたしの頭脳がその結論を導き出している」
七瀬千夏:「いや、それは違う」
滝瑞果:「何故!?」
七瀬千夏:「なぜならそれは君の夢だからだ!!」
滝瑞果:「な、何を根拠に……!!」
エリス・トリオン:「ンなこた今はどうでも良いだろうが」
片山樋一:「確かに……俺らは直接確認してないっすし……」
フォース=ライブラリ:「……」
滝瑞果:「あたしが、見えない妄想を常に見ている危険人物だとでも!?」
エリス・トリオン:「ここを出る方が先決だろうが。言っとくがな、夜は死ぬほど冷えるぞ」
滝瑞果:「言いがかりだ!」
片山樋一:「だからこんな毛布あるんすね」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さん。」
プライム・ライブラリ:「なんだ? フォース」
羽石夏澄:「んん…マスタージィルとは早くやりたいけど確かにここでるのが先ですね!」
七瀬千夏:「そうだ、まさにソレ」
羽石夏澄:「ここ出ないことには戦えないです」
フォース=ライブラリ:「フォーはひとつ、気になることがあるのです。」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さんの顔をしていたそのマスタージィルなのですが。」
偽滝(従者):滝さんの影から
フォース=ライブラリ:「……能力も同じものを?」
偽滝(従者):「そうだったのかも、私疲れたんだわ」
偽滝(従者):さささっ
七瀬千夏:「そうか、わかってくれたか」
プライム・ライブラリ:「いや、奴はその時、戦わなかったからな」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。」 とだけ言って、黙る。
プライム・ライブラリ:「ただ、見かけだけかもしれない。《風の王》のものとは思えない攻撃が、いくつかあった」
フォース=ライブラリ:「……」
片山樋一:「と言いますと?」
プライム・ライブラリ:「何か気になることがあったか?」
七瀬千夏:がしっと滝さんの肩を掴んで
七瀬千夏:「前向きな話をしようホラ」
プライム・ライブラリ:「……悲鳴、あるいは振動か」
滝瑞果:「な、何かがおかしいぞ……!」
フォース=ライブラリ:「……いえ。フォーの気のせいだったようなのです。」
プライム・ライブラリ:「能力を封じられた直後に受けたのはそういう攻撃だった」
フォース=ライブラリ:そう言ってプライム姉さんの話の続きを聞く姿勢。
プライム・ライブラリ:「風の王が使えるのは秩序の矯正。分類としてはソラリスとウロボロス」
羽石夏澄:すごく真面目な顔で聞き入っている
プライム・ライブラリ:「ただ、乗り移っていた学生の能力かもしれないからな。一概には言えん」
七瀬千夏:「ふむふむ」 真面目にきくかまえ
片山樋一:「出会ってみなきゃあ、分かんねえってトコっすか」
片山樋一:「いよっし。ならさっさと脱出すっとしますか!」
プライム・ライブラリ:「それで、ここを出る方法だが……ここは《風の王》が作り上げた更生施設だ」
片山樋一:「……えと、で、どうやって……更生施設?」
羽石夏澄:「こ、怖そう…」
プライム・ライブラリ:「扉は本人の虹彩と指紋の認証で鎖されているが……出る方法はある」
滝瑞果:「……待って、姉さん」
プライム・ライブラリ:「ん?」
滝瑞果:「それって、大昔の従者だったはずの《風の王》が」
滝瑞果:「センサーとかカメラとかを用意して、ここに設置したってこと?」
七瀬千夏:「確かに、ここにあったのは技術的に新しいものに見えたな」
滝瑞果:「フォーちゃんみたいに、複雑な電子機器とかも含めて、自前で創造できる能力がある?」
七瀬千夏:「古いものには見えなかった」
滝瑞果:「それとも……その、マスタージィルとやらが、調達してきた代物なのかな?」
プライム・ライブラリ:「ああ、それは簡単だ」
プライム・ライブラリ:「ジィルが入れ知恵したのか、私の能力の一部を奪い取って使ったのかは分からないが……」
プライム・ライブラリ:「閉じ込められた時に一つ聞いた」
七瀬千夏:「奪った能力を使えるのか?」
プライム・ライブラリ:「『アカデミア地下監獄』を参照にしたと……」
滝瑞果:「なんだと……」
片山樋一:「今更っすけどなんで学園に地下監獄あるんすかね」
プライム・ライブラリ:「封じる能力と違って、奪う能力は誓約は多いがな。ないわけじゃない」>使えるかどうか
エリス・トリオン:「どっかの変態を閉じ込める為に決まってんだろ」
フォース=ライブラリ:「つまり。」
フォース=ライブラリ:「ここのシステムは地下監獄と同じか、それを真似たものであるということですね。」
プライム・ライブラリ:「そうだ。そして地下監獄と」
プライム・ライブラリ:「唯一違う『更生』の道筋……それが」
プライム・ライブラリ:「風の王が用意した、アカデミア旧校舎・絶対超風紀委員構築教室だ」
羽石夏澄:「ぜったいちょーふーきいいんこーちくきょうしつ」
羽石夏澄:「すごそうです」
片山樋一:「……かっけえ」
プライム・ライブラリ:「正式名称は知らんがな。フッ……私はそう呼んでいる」
プライム・ライブラリ:髪をかき上げる
片山樋一:「や、マジセンスあります。すげえ。パねえ」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さんのネーミングだと思ったのです。」
七瀬千夏:「かっこよくはないだろ!!おかしいだろ?」
プライム・ライブラリ:「そうか? ふふ、君もなかなか見る目があるようだな……」
七瀬千夏:「髪かき上げてもダメだから!!」
フォース=ライブラリ:いつの間にか取り出したアイスバーをかじりながら白い目で姉を見ている。
七瀬千夏:「風紀委員をなんだと思ってんだてめーら」
滝瑞果:「このダンジョンの成り立ちが分かったのはいいけど」
滝瑞果:「プライム姉さん、ここから出られるアテがあるってことだよね?」
滝瑞果:「でも、これまでは無理だった……何か問題があるってこと?」
七瀬千夏:「おい、名前!!名前がダメだろ?」
プライム・ライブラリ:「風の王は、更生したものに危害は加えない。そう言う風に出来ている」
プライム・ライブラリ:「その試練ゾーンを踏破すれば、自ずと出口に辿りつくだろう」
片山樋一:「試練ゾーンって!?」
羽石夏澄:「試練それ即ち闘いです!たのしそうです!」
羽石夏澄:目をキラキラさせている。
エリス・トリオン:「理解が遅ェな。関門があンだよ。中に入った問題児が、ケンゼンな風紀の徒だって証明する為の名」
片山樋一:「……テーブルマナーとか……?」
片山樋一:「俺全然ダメっすよそれ!誰か得意な人いるの?」
羽石夏澄:「まなー…」顔が暗くなる。
七瀬千夏:「どういう感じなんだ?」
フォース=ライブラリ:「あ、なにやら碌でもない試練の予感がするのです。」
エリス・トリオン:「言った方が速ェな。知識系だけじゃねえ」
エリス・トリオン:「そこのバトルジャンキー夢見女が求めてそうなのもあるから安心しろ」
羽石夏澄:「えっ!ほんとですか!」ぱっと顔を輝かせる
滝瑞果:「戦闘力は更生とは関係ないだろ……何考えてるんだか」
羽石夏澄:「いいんですよけっかオーライ♪ですよ♪ 戦闘力も大事な嗜みです」
エリス・トリオン:「だいたい、やるしかねェだろ」
エリス・トリオン:「お前ら、その大所帯でここに来たってこたァ、交戦くらいはしたよな?」
滝瑞果:「でも良かった!これでどこからどう見ても健全とも風紀とも程遠いクソ野郎が約一名永久追放されるわけだよね♪」
片山樋一:「しましたけど……それが?」
エリス・トリオン:「亡霊の目的は『学園の恒久的な平常化』だ」
エリス・トリオン:「問題児を消して、事件が起きる地盤から失くそうってんだぞ」
エリス・トリオン:「それを妨害するテメーらを、こうして閉じ込めたんだ」
フォース=ライブラリ:「ふむ。つまりは。」 エリスさんの言葉に続ける
フォース=ライブラリ:「フォーたちは早くここから出て亡霊を追う必要があると。」
フォース=ライブラリ:「そういうことでしょうか?」
プライム・ライブラリ:「そうだ。追い詰められた結果、“処理”を加速する可能性がある」
プライム・ライブラリ:「ましてディオゲネスクラブの影響下で暴走している。あまり良い状況とは言い難い」
滝瑞果:「……あたし達が出られたとして」
滝瑞果:「また《風の王》の使った、強制収容の言葉を使われたら、元の木阿弥だけどね」
羽石夏澄:「んんんー」
滝瑞果:「ただ、あれは……戦闘して勝てないと判断したから使ったように見えた」
滝瑞果:「最初から使っていれば、戦う必要すらない能力だった。ってことは、乱発はできないと考えたいかな……」
プライム・ライブラリ:「……出来れば、ここを出たら、番長連と接触したいところだな」
フォース=ライブラリ:「?」
片山樋一:「ウチすか?」
羽石夏澄:「はえ?」
プライム・ライブラリ:「三つの王の力は、オリジネーターの遺した安全装置」
プライム・ライブラリ:「要するに、三竦みだ。」
プライム・ライブラリ:「番の王の残した物品があれば理論上は相殺出来る」
羽石夏澄:「なるほど!番長連がお役に立てるならこんな嬉しいことはないですよ」
片山樋一:「そんなの番長連にあるんすか……全然しらねえけど……」
羽石夏澄:「せんぱいの誰かが知ってるかもですし…」
七瀬千夏:「使いこなせそうなのか?そっちは」
プライム・ライブラリ:「使いこなすほどの必要はない」
プライム・ライブラリ:「最低限、奴の封印系、強制系能力を弾ければいいさ」
GM:あ、では、そうですね
滝瑞果:「『封印系』と『強制系』か…………」呟いて、後は押し黙る。
羽石夏澄:「……あれ、いやです。弾けるなら…必要ですね」
GM:七瀬くんのポケットから、ポップな音楽が流れ始めます。
フォース=ライブラリ:「なるほどなのです……む。この音は?」
七瀬千夏:「む?」
GM:見ると、三吹いのりから幾度となく渡された手錠の一つが音を立てて鳴っている。
GM:良く見ると、そのうち一つは手錠ではない。
七瀬千夏:「これ、通信機能付きの」
GM:手錠型スマートフォンだ
滝瑞果:「マジかよ……七瀬くん、出て!」
七瀬千夏:「…いやおかしいだろ」
GM:理解が及ばなければ、手錠のストラップにスマホがついているとしてもいい。
七瀬千夏:「でるけどさ、おかしくない?」
七瀬千夏:「はいもしもし、先輩ですか?」
三吹いのり:『ザッ…… ザザッ……』「七瀬くん!? やっと通じた、良かったぁ……」
七瀬千夏:「これ、どうやって操作するつもりですか先輩」
七瀬千夏:「どこタップすりゃいいのかわかんないですよ」
滝瑞果:「通話できるってことじゃん!先入観で無理だと思ってたよ!」
三吹いのり:「側面に電源とか音量操作とかついてるよ」
滝瑞果:「いのりちゃん、そっちの要件は!?こっちも伝えることがある」
エリス・トリオン:「っかしいな。俺のは通じてねえぞ」
七瀬千夏:「…確かについてる」
片山樋一:「謎技術すげえな」
片山樋一:「近未来じゃん。超クール」
三吹いのり:「えへへ……(照)。あと、鎖の部分をくるくる回すとね、懐中電灯にもなります」
七瀬千夏:「あー、でまあ言いたいことはありますが、そちらはどんな感じですか?って無駄機能多いですね!!」
羽石夏澄:「はいてっく!」
フォース=ライブラリ:「……手品か何かの道具でしょうか。」
三吹いのり:「……ううん。大丈夫、特に何も起きてない……」
三吹いのり:「本当に、『何も』。……っ」
七瀬千夏:「それは良かった、くれぐれも無理しないでくださ…先輩?」
三吹いのり:「どんどん、静かになってるんだよ」
フォース=ライブラリ:「……急いだほうが良さそうですね。」
三吹いのり:「お祭りの準備だけ、すごく、すごく、スムーズに……」
滝瑞果:「いい……?いのりちゃん。通話は絶対に切らないで。順を追って、外の生徒会や番長に伝えて」
三吹いのり:「う、うん。七瀬くんたちは? 大丈夫?」
滝瑞果:「アカデミアの亡霊が行動を開始している。対策班のあたし達は無事だけど、恐らく暫くの間は動けない」
七瀬千夏:「どんどん矯正されているのか、こちらは今のところは」
滝瑞果:「外の連中には自力で対処してもらうしかない。敵の攻撃手段は、レネゲイド能力を剥奪する、伸びる影」
七瀬千夏:滝さんの声が聞こえるようにマイクモードに
滝瑞果:「敵は、仮面と布の集合体に変化して、生徒に取り憑くこともある」
七瀬千夏:「いま滝さんの言ったこと聞こえましたね?」
三吹いのり:「うん……うん。分かってるよ……全部、思いだしてる」
滝瑞果:「同時に、ディオゲネスのマスターエージェントが動いている。変身能力があって、誰に化けているかは分からない」
滝瑞果:「伝える術があったのは、マジで、助かった……。通話はこのまま繋げていて。絶対だよ」
三吹いのり:「……マスターエージェントまで?」
滝瑞果:「“マスタージィル”。正確な正体はあたしたちもつかめていない」
三吹いのり:「私、何か七瀬くんたちのために手伝えることある?」
滝瑞果:「千夏くん、風紀委員的に、他に何かある?」
プライム・ライブラリ:「外の生徒か? 総番長か、その周りの誰かに接触してほしい」
七瀬千夏:「番長連と生徒会にもつなぎをとってもらったほうがいい」
フォース=ライブラリ:「他に注意する点があるとすれば。」 プライム姉さんの毛布を光る文字に変えて本に収納しながら、そちらにも声をかける。
フォース=ライブラリ:「フォーたち5人と、それにプライム姉さん、エリスさんの姿をしたひとがいた場合、不用意に近付かない方が賢明でしょうね。」
七瀬千夏:「特に番長連の王の力について」
滝瑞果:「そうだね。仮にあたし達が脱出できたら……脱出できなくても」
滝瑞果:「《風の王》に対抗する力は探しておいてほしい」
三吹いのり:「総番長……う、うん。やるよ。わたし……絶対にやってみせる」
三吹いのり:「だから、七瀬くんたちも、絶対、絶対……無事でいてね」
三吹いのり:『ザッ……ザザッ、ザリッ……』ノイズが酷くなる。完全に繋がっているわけではないらしい。
滝瑞果:「……お互い通話を維持してる限りは、また話せる状況があるかもしれない」
七瀬千夏:「先輩…お願いします、貴方にしかできないことです」
滝瑞果:「千夏くん、それ」
滝瑞果:「破壊されないようにね」
七瀬千夏:「風紀委員の三吹いのりだから出来る事です」
七瀬千夏:「だから、きっと」
七瀬千夏:「学園を正しく救いましょう、先輩」
七瀬千夏:滝さんの方を見て
三吹いのり:「うん」
七瀬千夏:「当然だ、壊されてたまるか」
三吹いのり:「………うん。ありがとう、七瀬くん」少し涙声が混じる。
三吹いのり:ノイズが酷くなり、通信が遠ざかっていく。
七瀬千夏:「ここを出るぞ」
羽石夏澄:「……はい。必ず。…学園を『守り』ましょう」
滝瑞果:(微妙に……あたしらしくなかったかな。もしも今のいのりちゃんが、敵とか、マスタージィルの声真似だったりしたら――)
滝瑞果:「……いや」
滝瑞果:「大丈夫だよな。いのりちゃん」
プライム・ライブラリ:「覚悟は決まったようだな。……行くぞ」
プライム・ライブラリ:「アカデミア旧校舎・絶対超風紀委員構築教室へ……」
フォース=ライブラリ:持っていた本をパタンと閉じると本は虚空に消える。プライム姉さんを早足で追う。
片山樋一:「行きましょう!絶対超風紀委員構築教室!」
羽石夏澄:「…私は、たたかうんだ」呟いて、手を少し体から離したような姿勢で静かに歩き出す。
GM:では一旦中断。
GM:つぎはFS判定を開始します。
フォース=ライブラリ:はーい
羽石夏澄:了解です
滝瑞果:了解だぜ!
七瀬千夏:了解です

GM:お待たせしました
GM:ではシーンの続き。FS判定です。さくさくやっていきましょう
【反省房から脱出せよ!】
終了条件:進行値が完了値に達するor6ラウンド経過
判定:【肉体】
支援判定:<情報:アカデミア> <知覚>
完了値:25
難易度:8
最大達成値:30
プライム・ライブラリ:「……」緊張した様子で、大教室らしき扉を押しあける。
GM:内部は広々としたホール型の教室である。中心の道をまっすぐ進めば、反対側の出口があるが……
GM:無数の、風紀委員制服……
GM:分霊風紀委員が、その中をうろついている。
片山樋一:「げっ」
七瀬千夏:「…やっかいだな」
滝瑞果:「ねえねえ、ずっと気になってたんだけどさ~」
滝瑞果:「あれ、使用済みなのかな?」
七瀬千夏:「あれとは?」
滝瑞果:「え……?」
滝瑞果:「制服だけど……」分霊風紀委員を眺めている。
七瀬千夏:「洗濯はしているだろうよ」
羽石夏澄:「わー壮観ですねー まとめてどばーっとやっちゃいたい気もするけど…手応えなさそうだなあ…」
プライム・ライブラリ:「まずは序の口だ。いいか、まず片山樋一」
片山樋一:「はい!何すか!」
プライム・ライブラリ:「ネクタイが歪んでいる。それと、学ランの前を締めろ」きゅっと近づいて締める。
プライム・ライブラリ:「奴らは風紀の乱れを感知して襲ってくる。どれだけ倒してもキリがない」
片山樋一:「へひゃっはい!おおお姉様光栄です!」
プライム・ライブラリ:「姿勢を正し、風紀を損なわないように進むんだ」
滝瑞果:「プライム姉さん」バサア!
滝瑞果:ネクタイを一瞬でゆるめ、制服の前を全開にする。
フォース=ライブラリ:「……」
フォース=ライブラリ:滝さんをじっと睨んでいる。
エリス・トリオン:「……こいつを囮にしてそのうちに抜けるってのはどうだ」滝さんに
滝瑞果:「姉さん……?滝の制服の前、あいてますよ」
滝瑞果:「……」
プライム・ライブラリ:「ん?自分で開けたものは自分で締められるだろう?」
滝瑞果:「悲しい……」涙目になりながら制服をきっちり着直します。
プライム・ライブラリ:「よろしい」
七瀬千夏:「それはそれとしてだ、ここを突破するにあたって僕は君たちに謝らないといけないことがあるんだが」
七瀬千夏:「いいかな」
プライム・ライブラリ:「どうした? 七瀬千夏」
七瀬千夏:「特に、あれだ滝瑞果、お前に謝らなければならない」
滝瑞果:「ところでどうしたんだい千夏くん」
七瀬千夏:「実はな」
七瀬千夏:「君は今日は頭を強く打っていることも多くて忘れているかもしれないが」
七瀬千夏:「君には生き別れの妹がいるんだ!!」
滝瑞果:「な、な……」
滝瑞果:「なんだってェェ――――ェ――ッ!?」
片山樋一:「え、マジっすか!?てかなんでそんなこと千夏っちゃんが知ってんの?」
七瀬千夏:「実はずっとついてきてたのだが、マスタージィルのこともあって言い出しづらくてな!!」
七瀬千夏:「なぜならソコにいるからだ!!」と滝さんのスカートを指さします
偽滝(従者):「お久しぶりですお姉さま!!あれなぜか真っ暗だわ!!」
滝瑞果:「お前――ッ!!」
滝瑞果:「いやないだろ!?さすがにそこまで騙されねーぞ!!」
滝瑞果:「みんなもそう思うだろ!なあ!?」
偽滝(従者):「そんな悲しいことを言わなねーでくださいお姉さま!!」滝さんのスカートに顔を突っ込んだままで
フォース=ライブラリ:「……滝さんが2人いたとは。」 本をめくる手を止め、観察している。
エリス・トリオン:「…………」
片山樋一:「……いや、センパイの血族以外にそんな傑物居ねえっすよたぶん」
エリス・トリオン:「ハッ、んなこと前から知ってたに決まってんだろ、馬鹿が」
羽石夏澄:「ううーん……不思議なこともあるんですねえ…」
フォース=ライブラリ:「不思議なものですね。何かしらのレネゲイド能力でしょうか。」
七瀬千夏:「たとえば彼女がマスタージィルだとして、真似でもそんな事をするだろうか?いやしないだろう」
プライム・ライブラリ:「ん? いや、生徒名簿にはそんな子はいなか……」
滝瑞果:「こ、この圧倒的因果応報感~~!」
偽滝(従者):「仕方ありませんね、お姉さま!!さあ私を椅子にして座って悲しんでもいいいんですよ?」
フォース=ライブラリ:「それで、その滝さんのそっくりさんがマスタージィルではないとして。」
フォース=ライブラリ:「フォーたちはあなたのことをなんと呼べば良いのでしょうか。」
偽滝(従者):「滝瑞花とでも、呼んで頂ければ?」
片山樋一:「イントネーションで分けろとおっしゃる?」
滝瑞果:「おい、こんなのにマトモに対応するなよ……怖い……」
偽滝(従者):「なるほど、ならば呼びにくそうであれば偽滝さんでも構いませんが?」
滝瑞果:「ついに認めやがった!」
羽石夏澄:「偽物さんなんですか」
偽滝(従者):「二世滝とか」
プライム・ライブラリ:「ふむ、では偽嬢」
フォース=ライブラリ:「偽嬢」 姉の発言を思わず復唱している
偽滝(従者):「はい、なんでしょう?」
プライム・ライブラリ:「今までずっと彼女らについてきたのか? 風の王に取り込まれるところまで?」
偽滝(従者):「もちろんです、なんなら今までの事情をざっと説明しても構いませんが?」
プライム・ライブラリ:「ふむ……」ぱらぱらとめくり、七瀬くんをちらりと見、「いや、構わない。どちらにせよ悪い子ではないようだ」
プライム・ライブラリ:「ここの脱出に関しても、力になってもらえるか?」
偽滝(従者):「もちろんです、姉のピンチとあれば」
偽滝(従者):「この私が協力しないことなどありませんから」
片山樋一:「姉思いのいい子じゃないっすか……!」
滝瑞果:「妹なんていねーよ!信じてくれよ!」
フォース=ライブラリ:「……まあ、妹ではないとしても。」
羽石夏澄:「…敵さんでないのなら、いいかなーって思います」
フォース=ライブラリ:「偽滝さんのことはあてにして構わない、ということなのです。」
偽滝(従者):「ああ、お姉さまはお疲れなのです、ぜひ私を椅子にでもしてお疲れを癒してただいても?」
フォース=ライブラリ:「そういうことですね?プライム姉さん。」
エリス・トリオン:「逆かよ。にしても、こっちの方が殊勝じゃねーか」
羽石夏澄:「それにマスタージィルってディオゲネスでも手を焼く困ったさんらしいですし」
羽石夏澄:「そこの偽滝さんがそうとは思えないというか…」
偽七瀬(従者):「とにかく急がねばならないな、いや全く、すまなかったな時間を取らせて」
羽石夏澄:「戦う者の勘として、なんか違うなと言いますか」
七瀬千夏:「本当に申し訳ない」
七瀬千夏:「もっと早くに打ち明けていればよかったのだが」
プライム・ライブラリ:「ああ、保証とまではいかないだろうが……深く考えずとも良い」
フォース=ライブラリ:「いえ。いま打ち明けていただいたおかげで混乱せずに済んだのです。」
片山樋一:「そっか、センパイが見てた幻覚って、幻覚じゃなくて彼女だったんすね。納得っす」
フォース=ライブラリ:「それに……だれにでも秘密はあるものなので。」 七瀬さんにニコリ、と笑う。
プライム・ライブラリ:「連れ歩いても問題はない」
滝瑞果:「ひどい言われよう……」
羽石夏澄:「元気出してください、滝せんぱい」
滝瑞果:「……!夏澄ちゃん!あたしを癒やしてくれ!」
滝瑞果:「傷心の!あたしを!」
羽石夏澄:「はーい。」ぽふぽふ。と頭を撫でる。
滝瑞果:胸に飛び込みます。
偽滝(従者):「ああん、お姉さま胸なら私のをお使いいただければ良いのに」
プライム・ライブラリ:「ピピー」ホイッスルを鳴らしながら襟首をつかむ。
滝瑞果:「ゲッヘヘ……おっぱい……おっぱい……」
滝瑞果:「誰がテメーのなんか使うかボケッ!」足蹴にします。
プライム・ライブラリ:「不純異性交遊も風紀に引っ掛かるぞ」
羽石夏澄:「よーしよし…って、ちょっ、いやらしいですよ先輩!」
偽滝(従者):「よよよ…」ばたり
滝瑞果:「違う!純粋な変態心で、同性交友だぞ!
偽滝(従者):「お姉さまの足に触ってしまったわ」
プライム・ライブラリ:「む……。」「確かに。同性だな……この場合はどうなるんだ……?校則の判例集が確か図書館に……」
エリス・トリオン:「どうでもいいからさっさと進むぞテメーーーーラ」
フォース=ライブラリ:「あの、何やらあの制服がこちらを気にしているようなのですが。」 プライム姉さんに
フォース=ライブラリ:分霊風紀委員の方を示しながら
偽滝(従者):「ふふ、ふふふ。ならばお任せ下さい」
エリス・トリオン:忌々しそうにネクタイを締めて進んでいく。一歩ごとに額に青筋が増える。
プライム・ライブラリ:「そうだな、戻ってから調べよう」
偽滝(従者):「一番手、使える妹。滝瑞花!!行かせていただきますわ」
羽石夏澄:「あ、はい。すみません!」
滝瑞果:「ぜってーこんな変なの駄目に決まってんじゃん!」
滝瑞果:「一番手から判定失敗確定だな!」
偽滝(従者):知覚で判定してもよろしいですか?
GM:どうぞー
偽滝(従者):5dx>=8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 7[1,1,3,6,7] → 7 → 失敗

滝瑞果:知覚ってことは支援判定ですかね
七瀬千夏:あっ 肉体だっけ
GM:通常判定は肉体です、失礼しました
七瀬千夏:肉体でもよろしいですか? でも
七瀬千夏:ダイス目は同じなので
七瀬千夏:失敗ですね
GM:そうですね。では、そういう処理でお願いします
偽滝(従者):「とぉーう!!」
偽滝(従者):無策に分霊に突っ込んでいく
分霊風紀委員たち:「………」ぞわぞわぞわ、と制服が集まってくる。
分霊風紀委員たち:集まったあと、偽滝さんを抱えあげると、入口にまで戻してしまう。
偽滝(従者):「ああっ!なんということでしょう」
片山樋一:「あー滝センパイがそういうこと言うからー!もー!」
片山樋一:「なんで身内に厳しいんすか!美少女でしょ!?」
分霊風紀委員たち:袖口のボタンがほつれていたのだ!
偽滝(従者):「失敗するとこういうことになるようですね」
滝瑞果:「ほーら見ろ!」
分霊風紀委員たち:運ばれながらの分霊風紀委員のソーイングで元に戻った。
滝瑞果:「ボタンがほつれてる!あたしこんなバカな真似しないもんね!」
羽石夏澄:「きびしいです」自分の制服をチェックしている
偽滝(従者):「それはそれとしてあちらをご覧下さい、いつの間にか七瀬さんがあんなところにまで」
フォース=ライブラリ:「む。失敗しても危害を加えてはこないのですね。」
偽七瀬(従者):肉体で判定します
GM:どうぞ
偽七瀬(従者):5dx=>8
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[2,7,8,8,10]+5[5] → 15 → 成功

GM:おみごと
GM:進行度  2/25
分霊風紀委員たち:分霊風紀委員は周りを飛び回り、七瀬をチェック。
偽七瀬(従者):「風紀委員の僕に分霊程度が何を言うつもりかな」
偽七瀬(従者):「存分にチェックするがいい」
分霊風紀委員たち:「……………」溢れ出る風紀委員力に、どうぞ、と道を譲る。
滝瑞果:「さすがは千夏くんだぜ~~!」
片山樋一:「やっぱ風紀委員すげえな……俺ら大丈夫かな……」
滝瑞果:「オラッ、あんたも見習うんだよッ!」偽滝さんを足で小突きながら。
滝瑞果:「雑巾がけをおし!」
偽滝(従者):「あ~れ~」
偽滝(従者):「もっと、もっと蹴ってくださいお姉さまっ!!」
偽滝(従者):「その足を拭かせて下さい~」
滝瑞果:「あたしの足が汚れてるってのかい!失礼な子だねェーッ!」
フォース=ライブラリ:「……意外とノリノリなのでは。」
エリス・トリオン:「二倍ウゼエ」
滝瑞果:「ともかく、こんな役立たずは放っておいて、次!誰が出る!」
偽滝(従者):「そんなっ!!一点の曇りもありませんんわお姉さま!!磨けば磨くほど輝きを増す宝石のようにッ!!」
フォース=ライブラリ:次は私の手番ですが待機します。
GM:了解です
GM:では次、片山くんか滝さん
滝瑞果:私は肉体は全然だめなので、リッチーが判定成功して技能変わることに期待したいな
片山樋一:リッチー誰すか!ブッコミます!
片山樋一:とはいえ純然肉体判定は器物使いは乗らない。素の判定かな。
GM:ではぶっこめ!
片山樋一:6dx>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 10[3,4,5,6,9,10]+4[4] → 14 → 成功

片山樋一:OK!
七瀬千夏:やったー
フォース=ライブラリ:いったぜ
GM:進行度 4/25  
GM:判定はまだ変わらない
片山樋一:「よし……行くぞ、行くぞ……」ビビりながらじりじり進む。
分霊風紀委員たち:「…………」視線が集中する感覚。圧力が掛かっている。
片山樋一:変な動きをしそうになるのを、肉体側で無理やり制動かけながらなんとか持ちこたえる。
プライム・ライブラリ:「背筋が曲がっているぞ」
片山樋一:「ウス!あざす!」即対応!
プライム・ライブラリ:「大丈夫だ、堂々と来い」向こう側に既に渡っている。
片山樋一:(保ってくれよ、俺の身体……!)
片山樋一:「行きます!大丈夫す!お姉さまのもとに、俺が!」
片山樋一:「失敗こくわけにゃあ行かねえ!」
分霊風紀委員たち:やがて、分霊風紀委員は離れていく。
片山樋一:「あ、大丈夫っす!意外と何とかなりますこれ!」向こう側から手を振る。
羽石夏澄:「ぬぬ。やりますね片山くん」
プライム・ライブラリ:「うむ、よくやった」微笑む。「どうやら一人の風紀マンとして認められたようだ」
フォース=ライブラリ:「意外となんとかなるものなのでしょうか。」 手を振る片山さんを見ながら羽石さんに話しかけている
片山樋一:「光栄っす!お姉さま直属の風紀マンです!」
七瀬千夏:「中々立派なものだったな」
羽石夏澄:「そうですね…彼がいけたならもしかしたら…」
片山樋一:「あれっ今羽石失礼なこと言ってない!?気のせい……?」
滝瑞果:「たしかに樋一が行けた以上、ある意味誰でも成功の可能性がある……!」
片山樋一:「ちょっと!君たち!」
フォース=ライブラリ:「思えば、フォーも風紀委員に呼び止められた経験はなかったと記憶しているので。」
フォース=ライブラリ:「羽石さんも風紀委員に注意されるようなことを普段していないのであれば平気なのかも知れませんね。」
滝瑞果:「ハハハ、そうだね」してる人
羽石夏澄:「………注意されるようなこと…」考え込む。
分霊風紀委員たち:心なしか滝さんの周りの密度が濃い。
偽滝(従者):「そうです、自分に恥じることがなければ大丈夫ですね」
滝瑞果:「オラァなんか文句あるのかてめえらオラァ!?」
分霊風紀委員たち:腕組みとかしてる。
偽滝(従者):「お姉さまなの美貌に釘付けですね」
滝瑞果:「どこの組のもんじゃワレ!スマキにして沈めたろかコラ!」
GM:というわけで次は滝さんだ
滝瑞果:まだ判定が変わらないのなら、フォーチャンと同じく滝……ならぬ待機ですね
滝瑞果:七瀬オリジンの活躍に希望を託そう
GM:七瀬オリジン、今度は振れる?
七瀬千夏:肉体なら
七瀬千夏:振れるけど 
滝瑞果:あ、そうか従者出してる途中だから
七瀬千夏:君たちより低いぜッ!!
滝瑞果:振れるダイスの数は結局同じになるのかな
滝瑞果:私も2個しか触れないんですよね。ジェネシフトするかな……
七瀬千夏:2個だ
七瀬千夏:オラー
GM:侵蝕分しかない
七瀬千夏:しかしまってくれ
羽石夏澄:私は肉体3振れますぞ
七瀬千夏:肉体なら二個なんだ
七瀬千夏:判定が変わると
滝瑞果:あーなるほど……
七瀬千夏:一個だぜェ!!
フォース=ライブラリ:ああw
羽石夏澄:ああ
片山樋一:他は1個だとファンブル理不尽ペナルティ危険性がありますね
GM:従者使いつらい
滝瑞果:いや、それならそうした方がいいですかね。2個ならファンブルもまだ確率が低いので
GM:ファンブル理不尽ペナルティなんてそうそう起きないっすよ
滝瑞果:手数が多い分本体の判定は仕方がないですね
七瀬千夏:じゃあ次は僕かな
七瀬千夏:肉体で判定だ
滝瑞果:じゃあ、やはり方針は変更せず、七瀬くんを待って待機にしましょう。
七瀬千夏:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 9[8,9] → 9 → 成功

七瀬千夏:風紀のパワー!!
片山樋一:パワー!
フォース=ライブラリ:おお
羽石夏澄:つよい!
滝瑞果:やるじゃねーの!
七瀬千夏:「やれやれ、もう一度手本を見せなければならんとはな」
GM:5/25
GM:おみごと
七瀬千夏:一度歩ききったはずなのに またコチラにいる
分霊風紀委員たち:「?」「…………?」
七瀬千夏:「さあ、チェックしたまえ」
分霊風紀委員たち:ややエラー気味の挙動をしつつも、再び算定
七瀬千夏:「何度でもね」
分霊風紀委員たち:疑問符を浮かべながら、道を開ける。
片山樋一:「な、いつの間に……あれが風紀委員力っ……!?」
フォース=ライブラリ:「……ん?」
滝瑞果:「さすがだぜ千夏くん――ッ!」
七瀬千夏:「どうだい?簡単なものだろう?」
滝瑞果:「この厳重なセキュリティを二度も突破するなんて!」
GM:では、このステージはクリアだ。
滝瑞果:「誰にでもできることじゃないよ」外人4コマのポーズで喜んでいる。
フォース=ライブラリ:「あ、しまったなのです。一緒に渡るべきでした。」
滝瑞果:「……そうだったね……」
GM:華麗なる風紀マンたちの見本に従い、粛々と教室を抜けるべし。
羽石夏澄:「さすが風紀委員です…!」
羽石夏澄:言いながら後に続くぞ
分霊風紀委員たち:一定数の風紀委員を認めたため、道を譲るぞ。
分霊風紀委員たち:よほど酷くなければ妨害はしない。
分霊風紀委員たち:滝さんの周りの密度は濃い。
フォース=ライブラリ:そんなのw>一定数の風紀委員を認めたため
GM:多少悪くても、風紀委員に連行されている存在とみなされ認められるのでしょう
フォース=ライブラリ:「……試練が終わったということでしょうか。」 羽石さんを慌てて追いかける
滝瑞果:「オラァ、道を開けろやボケどもォ」無駄にガンを飛ばしながら、柄の悪い感じで通り抜けます。
プライム・ライブラリ:「なるほど、こうなるのか」
GM:では次の判定です。ですが、その前に
GM:風紀ニングチャートが作動します。
片山樋一:なまえ
フォース=ライブラリ:風紀ニングチャート!?
羽石夏澄:風紀ニング
GM:ハプニングチャートの風紀バージョンです。
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 1

GM:対象は滝さんに。
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:では、滝さんは足元で何かを踏んだ。
8:足元に赤い霧が絡みつく。このラウンド間、行動が阻害され、判定のダイス-1。
滝瑞果:ゲゲーッ!
GM:ぬるりと、液体状の何かに触れた感覚がある。
滝瑞果:「うわっ、なんだこれ」
GM:次の瞬間、それはトゲトゲに固形化し、足先を傷つけた。
片山樋一:「なんかありました?」
滝瑞果:「トラップ踏んだ……。なんなんだろうね」
偽滝(従者):「ああっ、お姉さまの足に汚れが」
フォース=ライブラリ:「トラップ?」
プライム・ライブラリ:「大丈夫か、滝瑞果!」
偽滝(従者):「お怪我はありませんか」
羽石夏澄:「あわわ、大丈夫ですか、せんぱい」
片山樋一:「なんで風紀守らせるとこにトラップあんすか……こわ……」
プライム・ライブラリ:血相を変えて飛んでくる。「深くはない……か。良かった」
フォース=ライブラリ:「妙ですね。なぜこのようなものが。」 しゃがみこんで足についたトゲトゲを観察する
滝瑞果:「うわっ、足首切れてない?こういうの、後からじわじわ痛くなるから嫌なんだよな……」
偽滝(従者):「汚れならぜひ私が拭きますのでェ!!」
滝瑞果:「あんたは黙ってるんだよォ――ッ!」偽滝の顔面に蹴りを入れる。
偽滝(従者):「ぷぎゃー!!」
エリス・トリオン:「……いつもの風紀トラップじゃねえな」
片山樋一:「いつもの?いつもあんの!?」
GM:トゲトゲは赤い氷のような質感だ。触れれば崩れて消えていく。
七瀬千夏:「ふむむ、気をつけたほうが良さそうだな」
プライム・ライブラリ:「通常の試練とは別に、マスタージィルの残した妨害がある」
羽石夏澄:「…マスタージィルはこういう手口を使うんですね…ふむむ」
プライム・ライブラリ:「浅い場所は、ほとんど撤去したつもりだったんだがな……すまない」屈みこんで傷を見る。
滝瑞果:「よかった~!あたしが品行方正じゃないから攻撃されたんじゃないんだね」
滝瑞果:「ゲヘヘ……プライム姉さん……屈みこむといけませんよ……」
滝瑞果:「ああ、もっとこう、上のボタンとか外してくれるともっといけないんですけど!」
滝瑞果:「これはこれで想像の余地があってよし!」グッ
プライム・ライブラリ:「大丈夫そうだな。では次の試練に行こう」
フォース=ライブラリ:グッとポーズを取ると同時にタライが滝さんの頭に落ちてくる。
七瀬千夏:「お前はさっさと進めえ!!」キック
フォース=ライブラリ:「……」 本をパタンと閉じている。
滝瑞果:「ボゲーッ!?」
滝瑞果:「ギャボーッ!?」
滝瑞果:べシャーッ
偽滝(従者):「お揃いですねお姉さま」
滝瑞果:「な、なんという恐るべきトラップだ……」
滝瑞果:「この負傷のためにあたしのダイスが-1個されそうな予感」
エリス・トリオン:「そのまま生存判定ファンブルしてろ」
GM:というわけで次の判定だ。
GM:あなたたちが次に来たのは、一本道の廊下だ。
GM:入ってきた場所以外の出口はないように見える。
GM:だが無数のマネキンが立っていて、反対側には、小等部、中等部、高等部などの制服が、バラバラに置いてある。
マネキンたち:「…………」
片山樋一:「何これ」
プライム・ライブラリ:「これは制服の着こなし方の試練だ」
フォース=ライブラリ:「意味が分からないのです。」
滝瑞果:「なるほどな……そういうのはあたしが得意だ」ズアッ
プライム・ライブラリ:「正しい組み合わせでマネキンに制服を着せなければ」
プライム・ライブラリ:「爆発する」
片山樋一:「爆発すか!?」
滝瑞果:「着こなし方……それは、すなわち脱がし方」
滝瑞果:「正しい手順を知り、それを再現することだ!どうだ!」
片山樋一:「風紀委員物騒じゃない!?」
フォース=ライブラリ:「現在の風紀委員にもこの様な仕掛けが?」
滝瑞果:判定項目を見ようとする!
 マネキンに適切な着こなしを行い、マナーを示せ。
 判定を【芸術】【調達】、支援を【知識】に。
羽石夏澄:「爆発するんだ…」
滝瑞果:「芸術だ~~!」ドカーン!
滝瑞果:吹っ飛ばされ、壁に打ち付けられ、倒れる。
プライム・ライブラリ:「ギャグ的な爆発だからな。大怪我はせん。安心しろ」
マネキンたち:マネキンのめがひかった
羽石夏澄:「そーですね、なんていうか…トラップで負傷はのーさんきゅ!です」
七瀬千夏:「マジかよ」
滝瑞果:「知識じゃないのか……まあ、いいや。服を脱がすのだって芸術だもんな……」
羽石夏澄:次は私か。
羽石夏澄:調達ならまだ目がある!
GM:どうぞー
羽石夏澄:5dx>=8 調達!
DoubleCross : (5R10[10]>=8) → 10[5,6,8,10,10]+8[6,8] → 18 → 成功

GM:美事なり……
GM:進行度7/25
羽石夏澄:「ええっと、まずは服選びですよね」意外とテキパキと服を選んでいく。
羽石夏澄:編み物で培った素材の組み合わせ能力だ。
滝瑞果:「キャー!夏澄ちゃん女子力高~い?」
羽石夏澄:なお器用さはお察しである。
羽石夏澄:「そ、そうですか?えへへ…」照れる
プライム・ライブラリ:「組み合わせが間違っていなければ、おおよそ大丈夫だろう」
羽石夏澄:「そういうのなら結構得意なんです!」えへん
プライム・ライブラリ:「ネクタイを締めたりするのはなかなか苦労するがな」
羽石夏澄:不器用にネクタイを締め終える。
滝瑞果:「ネクタイを締める相手はしっかり選ぶんだぞ……夏澄ちゃん、応援してるぜ」
片山樋一:「や、でもネクタイしめてもらうのポイント高いっすよ!ホントに!」
片山樋一:「憧れなんだよ……そうなんだよ……」
マネキンたち:ただしく着つけられたマネキンは、満足そうな表情でという感じで消えていく。
羽石夏澄:「……えっえっ!あ、あうう」想像してしまい真っ赤になる。
羽石夏澄:「…がんばろう」小さく呟きぐっと手を握る
フォース=ライブラリ:「なるほど、そういうものなのですか。」
片山樋一:「えっマネキン消えんの!?どうなってんの!?」
マネキンたち:「ワタシハ マン ゾク ダ」「ムシロ ブキヨウナカンジガ ポイント タカイ」「……」「……」「……」
滝瑞果:「こいつ本当に風紀を守る側の存在なのかなあ」
片山樋一:「あっあいつめっちゃ分かってる……うらやましい……」
マネキンたち:マネキンの一体が、分霊風紀委員に連れられて消えていった。
七瀬千夏:「あ、連れ去られるんだ」
フォース=ライブラリ:「風紀を守るものの発言とは思えない言葉が聞こえたような気がするのですが。」
分霊風紀委員:「うちのわかいもんが御迷惑を」みたいな感じで頭を下げてる
羽石夏澄:「あ、いえいえ」という感じで頭を下げ返している
GM:だがまだマネキンは残っているぞ。判定は変わらない
滝瑞果:調達で判定します。
GM:どうぞ。
滝瑞果:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 9[7,8,9] → 9 → 成功

GM:おお、成功!
滝瑞果:「ハァ……ハァ……ハァ……」
滝瑞果:手つきが異様に怪しく、目がマネキンの体を舐め回すように血走っているが、
GM:ダイスマイナス含めてない気もするが、まあ成功は変わらないからいいだろう
滝瑞果:あ、そうか
滝瑞果:一番高い9がなくても成功ってことですね
GM:上昇値も変わらない
滝瑞果:辛うじて、女性マネキンに女子制服を着せることに成功しました。
滝瑞果:(男子マネキンは最初から眼中にない)
マネキンたち:「……」「……」「……」「……」
マネキンたち:女性マネキンは俯いて顔を覆いながら消えていった。
片山樋一:「なんか今のマネキン挙動エロかったっすね」
プライム・ライブラリ:「アワレだな……」
滝瑞果:「いい……」
七瀬千夏:「まあ、マネキンだからな、流石に注意するわけにも」
エリス・トリオン:「ざまあねえな」
プライム・ライブラリ:「だが、マネキンの数も残り少ない。頼んだぞ皆」
偽滝(従者):「ああ…次は私の番ですね、ドキドキ」
偽滝(従者):マネキンの横に目をつぶって立つ
滝瑞果:「おまえは」
滝瑞果:「これでも被ってろーッ!」
滝瑞果:ボファーッ!
滝瑞果:小麦粉が満載されたバケツを偽滝の頭の上からかぶせる
偽滝(従者):「真っ暗で何も見えないー!?ゲホー」
滝瑞果:「よし、ありがとうフォーちゃん」無断使用!
フォース=ライブラリ:「……む?フォーは何も……」 マネキンをじっと見ていたが、目線を離す
GM:次は待機してたフォーちゃん!
フォース=ライブラリ:調達で判定します
フォース=ライブラリ:4dx+4>=8
DoubleCross : (4R10+4[10]>=8) → 10[1,6,6,10]+4[4]+4 → 18 → 成功

GM:財産使う?
フォース=ライブラリ:あ、使っていいんですか。せっかくなので2使おう。
GM:11/25
フォース=ライブラリ:財産P 32→30
フォース=ライブラリ:「ともあれ、残りはこれですね。」 残された小等部男子と中等部男子の制服を選ぶ。
フォース=ライブラリ:無造作にマネキンの頭から被せる。
GM:無造作!
マネキンたち:では、中等部と小等部のマネキンは消えてゆく。
フォース=ライブラリ:頭に制服は少し引っかかったままだが、マネキンに被せるだけでも大丈夫そうなのを見切ったのだ
マネキンたち:ちょっと首元がぐしゃぐしゃしていて不満そうだった。
GM:全てのマネキンが消えると、奥の壁になんかパァーと扉が現れた。
プライム・ライブラリ:「フォースは私と似ているな」
フォース=ライブラリ:「……そうかもしれませんね。」 ぽんぽんと手をはたいて埃をおとす
プライム・ライブラリ:「私も何度やってもネクタイが上手く締まらなくてな……」
片山樋一:「あ、あのナリで不器用なのめっちゃいいな……」
滝瑞果:「最高だね……」
フォース=ライブラリ:「もしかして、本を見ながら締めているのでは?」
プライム・ライブラリ:「よくわかったな。あのノットとやらがどうにもな……女生徒のリボンなら良いんだが」
フォース=ライブラリ:「もちろんわかるのです。プライム姉さんのことなので。」
プライム・ライブラリ:「待ってる間もエリス・トリオンのものを借りて挑戦を……っと、扉が開いたな」
滝瑞果:「おいエリスクソ野郎!!?」
片山樋一:「エーなにそれ!うらやましい!」
滝瑞果:「テメェ~~ッ、こいつはどういう了見だ!?」
エリス・トリオン:「何がだテメェら!」
羽石夏澄:「れんしゅう…」考え込んでいる。
エリス・トリオン:「妙な言い方してんじゃねえ! 服の上を貸しただけだ!」
プライム・ライブラリ:「次は確か、ここと同じような校則関連の質問だったはずだ。行くぞ、お前たち」
滝瑞果:「その服を!」
滝瑞果:「今はテメェーが着てるってわけか!!」
七瀬千夏:「早く進むぞ、次だ次!!」
片山樋一:「ずるい……」しょんぼりしながら先へ。
滝瑞果:「マジ覚えてろよテメェ……」グラサンとかかけて後ろのエリスにガンを飛ばしながら引きずられていく
偽滝(従者):「お姉さま!!服なら私がお貸ししますから、ここは落ち着いて」
GM:では風紀ニングチャート。
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 7

GM:deha
GM:…………
GM:従者どっちが先だこれ
七瀬千夏:ハッハッハ
片山樋一:先に出した方とかでいいんじゃないですかね
七瀬千夏:先に出たのは偽七瀬かな
フォース=ライブラリ:どっちでも変わらないのでは?
GM:それだ! 滝さんの方が後に作ったから滝さんか
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

5:シャドウ風紀委員たちの大取り物に巻き込まれる。囲んで警棒で殴られ、ダメージ1d10。
あなたが風紀委員、あるいは図書館の眷属ならば無効化。
GM:なんだこの項目
片山樋一:滝さんの姿してるから……w
滝瑞果:www
GM:では、偽滝さんは廊下の横から何かドドドドという音が聞こえる事に気付く。
偽滝(従者):「ぎゃー!!」
偽滝(従者):「な、なんでしょう」
偽滝(従者):「何やら嫌な予感が」
マネキン:ダダダダ!!先ほど連行された不心得マネキンが貴方の傍を通りすぎる。
偽滝(従者):「なんだ、マネキンか」
分霊風紀委員:「―――!」 そしてそれを追う分霊風紀委員の群れ!
偽滝(従者):「ぎゃあー!!」
分霊風紀委員:通り道にいたのが運が悪かった! 踏み荒らされ、警棒で殴られ、ダメージ。
偽滝(従者):風紀委員の眷属なら… ダメだー
滝瑞果:「偽滝――ッ!!」
偽滝(従者):ズタボロになる
フォース=ライブラリ:「あっ偽滝さんが。」
分霊風紀委員:もう少し風紀委員力を発散していれば避けてくれたものを……
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 5

偽滝(従者):残り10
フォース=ライブラリ:「……これもマスタージィルの残した妨害、というわけではなさそうですが。」
プライム・ライブラリ:「これはただ運が悪かっただけだ」
偽滝(従者):「ああ、お姉さま」
偽滝(従者):「私はもうダメです」
偽滝(従者):「せめて最期に別れの口づけを」
滝瑞果:「元気じゃねーか!?」
偽滝(従者):「いえ、もう完全に死にかけ」
偽滝(従者):「だから、ほら、はやく」
プライム・ライブラリ:「大丈夫そうだな。では次に進もう。」
偽滝(従者):「ハリーアップ」
プライム・ライブラリ:偽嬢さんを抱えあげて次の教室へ。
偽七瀬(従者):忘れてた屍人のダメージ軽減も振っておきます
偽七瀬(従者):5-2d10
DoubleCross : (5-2D10) → 5-16[6,10] → -11

GM:無傷だったじゃねえかコノヤロウ
GM:16/25
偽滝(従者):無傷でした
偽滝(従者):「てへぺろ」
フォース=ライブラリ:「次の試練の情報もあるのですか。」 ついていく
プライム・ライブラリ:「そのあたりまでは我々も突破できていたんだ」
フォース=ライブラリ:「ふむ。能力を失った状態でもいける範囲、ということですね。」
プライム・ライブラリ:「次は黒板に書かれた虫食い問題で、校則の空きを埋めていくもので……」扉を開ける。
エリス・トリオン:「んあ。……おいおい何だコリャ」
GM:同じくつきあたりの教室。黒板に書かれた虫食い問題の群れ……ただし
GM:教室内部はぼろぼろに破壊しつくされ、あちこちに階下への穴やバリケードめいた壁が作られている。
羽石夏澄:「…荒れてますね」
片山樋一:「つーか風紀委員全員、こんなスキル身に着けてるんすかこれ」
プライム・ライブラリ:「前に来た時はそうではなかった。これは……」
エリス・トリオン:「ジィルのクソ野郎か。どうやって風紀委員の試練に干渉してやがんだか知らねえが……」
フォース=ライブラリ:「……」 黙り込み、破壊された教室をじっと見ている。
滝瑞果:「つまり、大体ジィルが悪いってことだな!」
滝瑞果:「どこにいるんだろうね、マジで」
フォース=ライブラリ:「……そうですね。外からここの様子を見物でもしている、ということでしょうか。」
【進行値10】
 古びたせいだろうか? それとも他の要因か? 試練教室は見る影もなく
 破壊し尽くされ、道を塞ぐように鎖されている。
 答えを書き込むだけでも苦労するだろう。
 判定を【知識】【情報:アカデミア】に。支援を【肉体】【感覚】に。
GM:では、またラウンド開始から。
偽滝(従者):知識系は精神高い人に任せて
偽滝(従者):どんなのにも対応できる従者は待機するかなー
フォース=ライブラリ:「ともあれ、マスタージィルが妨害していると分かればフォーのやることは簡単なのです。」
滝瑞果:フォーちゃん私夏澄ちゃんで対応できそうですね
羽石夏澄:ですね
フォース=ライブラリ:そうですね
フォース=ライブラリ:「妨害しているということは、突破されるのは困るということを伝えてくれているようなのものなので。」
偽滝(従者):「ああ、先程の傷が痛みます~」チラっと滝さんを見ながら待機
羽石夏澄:「つまりこれは最早マスタージィルとの闘いに足を踏み入れてると考えていいんですね!よし!」
偽七瀬(従者):こっそり待機
滝瑞果:偽滝の顔面に雑巾をぶつけます。
滝瑞果:バチーン!
偽七瀬(従者):「うにゃー!!」
フォース=ライブラリ:では私の番
GM:どうぞ
フォース=ライブラリ:コンボ『温故知新アーカイブ』。マイナーで《オリジン:レジェンド》、メジャーで《生き字引》
フォース=ライブラリ:オートアクションで「能力訓練:精神」も。
GM:ガチ勢だこれ
フォース=ライブラリ:7dx10+21>=8
DoubleCross : (7R10+21[10]>=8) → 10[3,3,4,7,7,7,10]+1[1]+21 → 32 → 成功

GM:なんだその判定値! こわっ!
GM:14/25
GM:まだ判定変動なし! 
フォース=ライブラリ:脇に抱えていた本を宙に軽く放ると、本の白紙のページがパラパラとひとりでにめくれていく。
フォース=ライブラリ:めくられたページから光る文字が溢れ、黒板に飛んで行って穴を埋めていく。
GM:べ、べんり……!
フォース=ライブラリ:「むう。本来よりも穴が増えすぎて元の文面が推測しづらい箇所があるようですね。」
フォース=ライブラリ:侵蝕85→88
エリス・トリオン:「また便利だなオイ……」
滝瑞果:「すごいなフォーちゃん……知識では無敵だ!」
羽石夏澄:手をパチパチ叩いている。
フォース=ライブラリ:全てを埋められなかったことでやや不機嫌になったのか、眉間に小さくしわが寄っている
プライム・ライブラリ:「我々はアカデミアの知恵だからな。繋がってさえいればこんなものさ」
片山樋一:「反則気味だけどめっちゃかっけえな……」
滝瑞果:「ただ、本の知識で解けないレベルの虫食いとなると、あとは人間の想像力と……」
滝瑞果:「……当てずっぽうかな」
滝瑞果:判定が精神の内にチャレンジします
GM:どうぞー
滝瑞果:6dx>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 10[1,1,1,3,3,10]+5[5] → 15 → 成功

GM:まわるまわる
GM:ではバリケードなどはそのままだが、突破だ。反対側の扉が開く。
滝瑞果:「フォーちゃんが埋めてくれた問題が役に立ったな……」
滝瑞果:「他の問題さえ見えるようになれば、この製作者がどういう傾向の問いを作るかな?って」
滝瑞果:「大体わかるようになる」
プライム・ライブラリ:「優秀だな。流石は生徒会か」バリケードを乗り越えて先へ進む
フォース=ライブラリ:プライム姉さんにしがみついて一緒に先に
滝瑞果:「偽滝!おまえもキビキビ働くんだよッ!」
滝瑞果:なんかそこらで拾った棒きれで、鞭のように偽滝さんを叩きます
滝瑞果:ビシーッ
フォース=ライブラリ:「そういうものなのですか。」 プライム姉さんにブラブラぶら下がりながら、後ろの滝さんに話しかけている。
偽滝(従者):「ああー、お姉さまの愛のムチ」
偽滝(従者):「素晴らしいですわー」
偽滝(従者):馬車馬のように働く
滝瑞果:「まったく役立たずな子だよッ!」
エリス・トリオン:「二乗でウゼェ……」
GM:というわけで次のステージだ
GM:風紀ニングチャート
GM:1d7
DoubleCross : (1D7) → 3

GM:羽石さん
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

GM:かぶった
GM:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

1:扉を開けた瞬間、あなたの上に黒板消しが落ちて来る。視界が曇り、次の判定の達成値-2。
羽石夏澄:うへー
羽石夏澄:「でも、だいぶ進みました!この調子ならバトルももう直ぐ!解決ももう直ぐですね!」
羽石夏澄:意気揚々と扉を開けます。
GM:では、その途端、チョークをしこたま吸った黒板消しが落ちてくる。
GM:ばふん。
滝瑞果:「かっ夏澄ちゃーーん!?」
羽石夏澄:「………」
羽石夏澄:「けふっ」
片山樋一:「なんて古典的な……!」
羽石夏澄:「白い…世界が白いですーー」
プライム・ライブラリ:「旧校舎だからな……」
フォース=ライブラリ:「……これは……どちらのでしょうか。」
片山樋一:「どっちでもいやだな……」
羽石夏澄:「けふんけふん。」
プライム・ライブラリ:「大丈夫か? 目には入っていないな?」
滝瑞果:「服は!?着替えなくて大丈夫!?」
羽石夏澄:「はい…あ、服は着替えなくていいです」
プライム・ライブラリ:「水道が近くにあったと思うが……旧校舎だからな」
プライム・ライブラリ:ぱしぱしと髪についた粉を払ってやる。
滝瑞果:「服を着たまま……水道に!?」
羽石夏澄:「はうう。ありがとうございます、プライムさん」
羽石夏澄:「服ごと洗濯されたくはないですー」
フォース=ライブラリ:「いや、普通なのでは。」 滝さんに
滝瑞果:「しかし、フォーちゃん……君にもこの素晴らしさがわからないかね……」両手の指を組む。
滝瑞果:「水に濡れ、下着の透ける夏澄ちゃん……そして滴る雫の美しさが」
フォース=ライブラリ:「はあ。」 生返事をしながら、いつの間にか取り出したジュースを飲んでいる
羽石夏澄:「滝せんぱい、めっ」
滝瑞果:「ウヒョーッ!めっ!」
エリス・トリオン:「ハ、阿呆くせえ。気ィ抜いてっからンな罠に引っ掛k……」
エリス・トリオン:前から飛んできた雑巾が顔にぶつかる。
滝瑞果:「エリス――ッ!!?」
エリス・トリオン:「……っそ、もうこのゾーンか!」
片山樋一:「二重トラップ……!一つ目はあくまで囮、本命はこちらの雑巾!心理的ダメージが段違いだ……!」
エリス・トリオン:雑巾を下に叩きつける。
片山樋一:「……できる!」鳥肌が立つ。
滝瑞果:「ギャハハハ~~ッ!!いいザマだぜ!」
羽石夏澄:「ぞ、雑巾…当たらなくてよかったです」
滝瑞果:「こいつは今世紀最大のオモシロおお間抜け~~~ッ!」ピョンピョン跳ねて喜んでいる。
フォース=ライブラリ:「いえ、あの。」
フォース=ライブラリ:「エリスさん。このゾーンとはいったい」
エリス・トリオン:「オラ、出番だぞテメエら!」滝さんを背後から進行方向へ蹴っ飛ばす。
滝瑞果:「オゴーッ!」
シャドウ風紀違反者:「…………」
滝瑞果:「なっ、なんだこいつら……!」
シャドウ風紀違反者:制服をでたらめに着崩した黒い影がたむろっている。
滝瑞果:「違う……これまでの連中と、雰囲気が!」
シャドウ風紀違反者:片手にはシャドウタバコ!
シャドウ風紀違反者:熱は無いが、滝さんにおもむろに押しつける。
滝瑞果:「ギエェーッ!?なぜ!?」
片山樋一:「めっちゃアウトローじゃん……かっけえ……!」
羽石夏澄:「い、いったい何が…!」
滝瑞果:「クソッ、あたしまでサボりたくなってきたぜ!」
シャドウ風紀違反者(小):その近くでキャッキャと走り回る小さな影。片手にはゲームボーイ、ワンダースワン、携帯ゲーム機!
片山樋一:「チョイス古くない!?」
プライム・ライブラリ:「旧校舎だからな」
【進行値16】
 シャドウ風紀違反者が襲い掛かってきた。
 全て取り締まり、風紀委員らしく的確に拘束せよ。
 判定を【白兵】【射撃】【RC】に。支援を【情報:アカデミア】に。
羽石夏澄:「あっ!バトル?バトルですね!?そんな気がします!」
プライム・ライブラリ:「当然、対オーヴァードを想定した取り締まり行為……並みの風紀力では吹き飛ばされるだけだ」
フォース=ライブラリ:「風紀力についてはよく分かりませんが、取り締まれということは伝わったのです。」
GM:というわけで次は誰だ
GM:片山君かな
片山樋一:ウス!
片山樋一:当然白兵……と言いたいところなのですが
片山樋一:実は能力訓練:感覚があるので、射撃の方が今は見込みあるんですよね。使用して射撃判定します。
GM:使っちゃえよ……侵蝕使っちゃえよ……
GM:了解です。感覚でどうぞ。
片山樋一:8dx+1>=8
DoubleCross : (8R10+1[10]>=8) → 10[2,3,4,5,6,9,10,10]+4[4,4]+1 → 15 → 成功

GM:18/25
GM:成功! 判定は変わらず
片山樋一:「っしゃあ!先手必勝キーック!」
片山樋一:床の雑巾を蹴って、シャドウ風紀違反者の顔面にぶち当てる。
シャドウ風紀違反者(リーゼント):「―――ッ!」 悲鳴ぽいものをあげてふっ飛ばされる。
片山樋一:「ハッ!どーよ!」
GM:倒されたシャドウ違反者は、分霊風紀委員によって脇へとのけられる。
片山樋一:「あんな雑巾顔に当たったら、ショックで二度と立ち直れねーよな!だいぶ臭かったし!」
シャドウ風紀違反者(たくさん):「…………」 クク……バカめ、奴はシャドウ風紀違反者の中でも最弱、と言いたげな顔で増える。
エリス・トリオン:分霊風紀委員の制服で顔を吹く。「油断すんな、次来るぞ次!」
滝瑞果:「あれを食らって立ち上がるような奴は相当な恥知らずだけだろうぜ!迎撃しないと!」
エリス・トリオン:「あいつら後でぜってえ殺す」
GM:では次、羽石さん!
羽石夏澄:エフェクト使っていい系ですか!
GM:いいっすよ。侵蝕あげていいのなら!
羽石夏澄:使おう。達成値が9も違う。
羽石夏澄:まずは能力訓練:精神!
羽石夏澄:そして《雨粒の矢》+《スキルフォーカス》!
GM:ばっちこい!
片山樋一:それ
片山樋一:判定だけなら、フォーカス単体でダメなんでしたっけ
羽石夏澄:スペシャリストが雨粒なんですよ…
片山樋一:あーなるほど
羽石夏澄:こういう時不便ではある
羽石夏澄:6dx+15
DoubleCross : (6R10+15[10]) → 9[5,5,8,8,9,9]+15 → 24

羽石夏澄:うーん振るわない!
GM:21/25
GM:固定値型だからね、シカタナイネ
羽石夏澄:侵蝕は5UP
GM:判定は変わらず。
プライム・ライブラリ:「前より数が多い。水増しされているか……?」
羽石夏澄:「こーいうのはー…」
羽石夏澄:「まとめて、やっちゃうのが!いいんですよ!」
羽石夏澄:「レッツバトル!えーい!」身の回りに真空領域で輪を描き、
羽石夏澄:細かく凝縮させて放つ!
羽石夏澄:びっ!と指をつきつけて得意げに笑む。
シャドウ風紀違反者:「―――!」「――!」「――!」
シャドウ風紀違反者:ば、バカな、我ら風紀違反者四人衆がー! という顔で倒れていく。
シャドウ風紀違反者:リーゼント、タバコ、巨漢、頭脳派っぽいシルエットが分霊風紀委員に回収される。
片山樋一:「あいかわらずすげえな……ちょっと凹みそうになる」
エリス・トリオン:「空気……真空かよ? タチ悪ィの抱えてんな番長連……」
フォース=ライブラリ:「おお。頼もしいのです。」
GM:では次は七瀬くん(本体)!
七瀬千夏:ならば白兵しかないな
七瀬千夏:とりあえず判定から
GM:どぞどぞ
七瀬千夏:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 2[1,2] → 2 → 失敗

GM:あぶな!
フォース=ライブラリ:ひい
片山樋一:おそろしい
滝瑞果:紙一重だ
七瀬千夏:あ エフェクト使えるんだったな 使えばよかった
七瀬千夏:「やー」ヘロヘロパンチだ
GM:では、あっけなく防がれる。
シャドウ風紀違反者(元風紀委員だが少数の善を護るために反旗を翻した男):「――――」もう少しクンフーを積んで出直してこい、という顔をする
プライム・ライブラリ:「どうやら過去に居た風紀違反者の幻影らしいな」
プライム・ライブラリ:「個々で微妙に強さが違うぞ、気をつけろ」
七瀬千夏:「くっ違反者ごときが」
GM:では次、待機してた従者組!
偽滝(従者):「お任せ下さいお姉様ー」
偽滝(従者):コンセ&アームズリンク
偽滝(従者):白兵で
GM:やっちまいな!
偽滝(従者):6dx8>=8
DoubleCross : (6R10[8]>=8) → 10[3,6,7,9,10,10]+7[2,3,7] → 17 → 成功

滝瑞果:「お前は黙ってろ!」
GM:23/25
偽滝(従者):「この華麗なる通信空手!!」
偽滝(従者):「ヤー!!」
シャドウ風紀違反者(アカデミアに来たばかりの才能頼りの子供):「――――!」 大仰なエフェクトを使おうとしたところを、コンパクトな通信空手で倒される。
滝瑞果:「雑なキャラ付けしやがって!」
シャドウ風紀違反者(アカデミアに来たばかりの才能頼りの子供):ジョーにヒットだ
プライム・ライブラリ:「あと少しだ、みんな頑張ってくれ」
エリス・トリオン:「やっとこの辛気臭い場所からオサラバ出来るか……」
GM:では偽七瀬くん
偽七瀬(従者):では同じコンボで
七瀬千夏:白兵チャレンジ
七瀬千夏:6dx8>=8
DoubleCross : (6R10[8]>=8) → 10[1,7,8,8,10,10]+10[4,4,6,8]+1[1] → 21 → 成功

GM:おみごと
GM:25/25
GM:クリアだ
偽七瀬(従者):「違反者は逮捕だ!!タイホ!!」
フォース=ライブラリ:おお
シャドウ風紀違反者(予算をもとめる囲碁相撲部員):大柄な影がその道をふさぐ。
フォース=ライブラリ:「おや。七瀬さんがまた。」
プライム・ライブラリ:「あれは……まだクリスタルでない頃の……」
偽七瀬(従者):「馬鹿め!!予算を暴力で勝ち取ることなど風紀委員がゆるさん」
偽七瀬(従者):「正規の手続きを踏め!!」
シャドウ風紀違反者(予算を食らう囲碁相撲部員):「――――」正論とパンチで撃ちすえられ、膝をつく。
シャドウ風紀違反者(予算を食らう囲碁相撲部員):その周囲に分霊風紀委員が群がり、道が開かれる。
滝瑞果:「それ、会長に超言ってほしい……」
GM:僅かに開いた扉から、夜に近い夕焼けの光が見える。
分霊風紀委員:分霊風紀委員があなたたちに敬礼して送り出す。
滝瑞果:「夜明け……」
滝瑞果:「じゃなかった、夜更けだ」
七瀬千夏:「ふっ、よくやったな」
分霊風紀委員:こうして、この世にまた一つ、新たな風紀委員が生まれた……という顔で。
プライム・ライブラリ:「ああ、少し待ってくれ」
プライム・ライブラリ:脇道に逸れ、古びた教室に入っていく。
フォース=ライブラリ:「三吹さんの方もうまくいっているといいのですが。」
羽石夏澄:「これで私たちも風紀委員…」
滝瑞果:「つまりこれから、風紀取り締まりの名目で、あたしなんでもやりたい放題って事ォ!?」
フォース=ライブラリ:ジュースを飲み干し、空になった容器を文字に変えて本の中に戻している。
片山樋一:「普通に他の委員に取り締まられるんじゃないすかねそれ」
プライム・ライブラリ:「昔の風紀委員の研修内容によく似ている」
七瀬千夏:「そんなわけあるか!!こんな古臭い生徒会の亡霊どもに認められたところでやりたい放題になどなるわけがない」
七瀬千夏:「このアホンダラ!!」
滝瑞果:「ヒエーッ!」
プライム・ライブラリ:「まあ、それも昔の制度だ、実効力はない」片手にアルバムを持っている。
偽滝(従者):「ゴクリ、お姉様、風紀委員がダメっていっても私はいつでもOKですからね」
フォース=ライブラリ:「アルバム……?」
羽石夏澄:「えーと…それで、これからどうするんでしたっけ… …プライムさん、そのアルバムは?」
フォース=ライブラリ:プライム姉さんが片手に持ったアルバムに気付く。
プライム・ライブラリ:「ここの主のアルバムだ」
滝瑞果:「……《風の王》か」
GM:鋭い瞳の黒髪セミロングの少女。ハチマキやタスキを結びつけた背の低い男子。その二人の肩に腕を掛け、快活に笑う長身の眼鏡男子が笑っている。
フォース=ライブラリ:「の、ようですね。」 写真をのぞきこんでいる。
片山樋一:「3人の王ってわけっすかこれ?」
プライム・ライブラリ:「風紀委員が秩序。番長連が解放。二者を適当に調整する生徒会」
滝瑞果:「そう聞くと生徒会がまるで適当な組織みたいですねアハハ」
エリス・トリオン:「正当な後継だったのか、あの昼行燈……」
プライム・ライブラリ:「昔の話だ。我々もこの頃はまだ分化するかしないかという時期だった」
羽石夏澄:「解放…かあ」
滝瑞果:「外からもだいぶ蔵書が持ち込まれたんでしょ?」
プライム・ライブラリ:「主にUGN、他は神城なども絡んでいたかな」
プライム・ライブラリ:「ただ、三者の残した力は、かなり強制力の強いものだった」
プライム・ライブラリ:「レネゲイド自体、まだまだ危険な話しかなかった時期だ。今では、不甲斐ないことだが、存在自体忘れ去られていた」
プライム・ライブラリ:「それをディオゲネスクラブに利用されてしまった……そういう形になる」
滝瑞果:「……。関係のない話かもしれないですけど、たまに、思うんですよね」
片山樋一:「ディオゲネスはどこで掴んだんすかね、それ」
滝瑞果:「樋一もそう思ってる。どうして、他の生徒の誰も知らないような事を」
滝瑞果:「あいつらだけが知っている?」
羽石夏澄:「………」
滝瑞果:「――仮面の力だってそうだ。この事件に限った話じゃあないけどさ……」
プライム・ライブラリ:「魚座が今まで動いていなかったことと関係しているのかもしれない」
フォース=ライブラリ:「……確かに、過去のことでもいろいろ思い当りますね。」
プライム・ライブラリ:「仮面を与えている人間か……」
プライム・ライブラリ:「『アカデミア島でしか使えない』レネゲイド現象の多さと関係あるのかもしれない」
エリス・トリオン:「かも、かもって鳥かよ、テメーは」
羽石夏澄:「…特別な場所。なんですね。アカデミアは」
エリス・トリオン:「目的のモンが手に入ったなら、出るぞ、ここを」
七瀬千夏:「うむ」
片山樋一:「そっすね。忘れかけてたけど、良く考えたら急がねえと」
七瀬千夏:「ゆくぞ!!」
GM:では、あなたたちは正規の手続きにのっとって、外へと出た!

GM:夕方から夜にかけての黄昏時。
GM:場所は、入ってきたとおりの旧校舎の裏側。
GM:森の向こう、低い位置に月も出ており、気温もかなり肌寒くなっている。
七瀬千夏:「ここに戻ったか、先輩は無事か」
GM:手錠型スマホの電波も戻ってます
滝瑞果:「偽滝、ついてくるんじゃねーよ!!」
フォース=ライブラリ:「手錠からの連絡はできそうでしょうか。」 七瀬さんに
羽石夏澄:自分を抱くようにして震えている。
片山樋一:「服パクっときゃよかったっすねこんな冷えんなら」
GM:では、七瀬さんのところに電話が掛かってきます
滝瑞果:「フヘヘ……女の子同士で一緒に温めあうのはどうだい……」
滝瑞果:「じっくりと……密着して……!」
七瀬千夏:「いや、まあこれでかけなくても」
七瀬千夏:「普通にケータイ通じるならそれでも良いだろうが」
七瀬千夏:「ってセクハラじゃねーか!!」バキッ!!
七瀬千夏:手錠型スマホをなんとか捜査して先輩に連絡する
滝瑞果:「へなっぷ!」
七瀬千夏:片手間で滝さんにキックをかます
GM:では、数コールの後、三吹さんが出ます。
三吹いのり:「はい。こちら三年11組、風紀委員《カフスフィア》三吹いのりです」
三吹いのり:「これは私専用の非常回線です。どなたか御用ですか?」
七瀬千夏:「先輩!!無事ですか?」
三吹いのり:「? 無事とはどういう質問で、…………七瀬、くん?」
三吹いのり:「外に……出れたんだね。良かった……」
三吹いのり:「良かったよ……本当に……」
七瀬千夏:「苦労しましたが、なんとか」
三吹いのり:「こっちは……番長さんと話はついたよ」
七瀬千夏:「やった、流石先輩!!」
三吹いのり:苦しそうな吐息が聞こえる。「……今、そっちに、向かってる……園、さんが……」
七瀬千夏:「せ、先輩!?」
プライム・ライブラリ:「……まずい、これは……」膝をつく。
エリス・トリオン:「……っクソ、が」頭を押さえる。
滝瑞果:「……おいおい」
三吹いのり:「ううん……大丈夫。本当に大丈夫、なの」
羽石夏澄:「…え?え?」
フォース=ライブラリ:「……どういうことですか。」
片山樋一:「お姉様!?一体何が……」
七瀬千夏:「大丈夫には聞こえない」
滝瑞果:「力を奪われた奴らってことだろ……」
三吹いのり:「害はないの。……それが、目的だから」
滝瑞果:「……《風の王》の攻撃を受けた者が、同時に変調を起こしてる」
学園守護子:「片山!」
七瀬千夏:「くそ、無理はしないでください先輩、すぐこちらから」
七瀬千夏:「迎えに行きますから」
学園守護子:遠くから呼びかける声と、走ってくる足音。
三吹いのり:「お願い……こんなの、誰も望んでない」
片山樋一:「センパイ……!?」
学園守護子:番長陣営の古参。普段は胴着姿に薙刀姿だが、今日は上下、かっちりとした女子制服だ。
片山樋一:「センパーイ!無事っすか!俺です!片山樋一でーす!」その場でジャンプして手を振る!
羽石夏澄:「…あれ、せんぱい珍しいですね、そんな格好…」
三吹いのり:「良かった……着いたんだね」
フォース=ライブラリ:「……番長の方は、来られたようですね。」
三吹いのり:「あとはお願い……お願いだよう、七瀬くん」
三吹いのり:「いきなり、こんなこと巻き込んじゃって、ごめんね……」
学園守護子:「良かった、元気そうね!」
片山樋一:「元気っす!お顔が見れて一気に元気です!あなたの片山樋一です!」
七瀬千夏:「先輩が謝ることなんて何もありませんん」
学園守護子:「上手くやったわね……それにしても増えてるわね」
七瀬千夏:「先輩は立派にやるべきことをやっただけです
三吹いのり:「ありがと……後は、守護子さんに任せるから」
三吹いのり:吐息が強くなる。「ごめん、ちょっと休む」
学園守護子:「ライブラリさんたちに、……そっちは生徒会の不良男」
七瀬千夏:「先輩…あとは任せてください」
七瀬千夏:「起きた時にはきっと解決していますから」
三吹いのり:「うん……」安心したような吐息を最後に、電話が切れる。
学園守護子:「羽石さんも。……この格好、すごく恥ずかしいんだけどね」
フォース=ライブラリ:「?」
滝瑞果:「……まあ、応援が来てよかった。とりあえず、倒れている人は保健室に運ぼう。人権をカウントしていい方だけ」
学園守護子:「あんまり似合わないでしょ、それに、ひらひらして動き辛いし」
フォース=ライブラリ:「フォーには普通の制服に見えますが。」
滝瑞果:「つまり、ダンジョンの外も」
滝瑞果:「あたし達がやってきた試練と同じような状況になってる。……そういうことでしょう?」
学園守護子:「流石、理解が早くて助かるわ」
滝瑞果:「上下、正しく制服を着なければならない――」
学園守護子:「異常に気付いてるのは……異常に遭ってるのは、そう多くない」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。」
片山樋一:「いや、その感じがいいんすよその感じが……ギャップ的な……こう……」ろくろを回す。
学園守護子:「校則を破っている。違反行為をしている。そういう人たち」
学園守護子:片山くんにチョップ……しようとして寸止め。
学園守護子:「……怖いわよ。これ以上なく順調なの、何もかもが」
片山樋一:「いでっ……あれ」
片山樋一:「痛くねえわ」
学園守護子:やや辛そうに、目を細める。「こんな感じよ。心理的な抵抗が来る」
学園守護子:「たぶん、あなたたちなら、心当たりはあるんでしょう?」
片山樋一:「えー、何それ……なんか寂しいんすけど」
羽石夏澄:「…嫌ですね、そういうの」
フォース=ライブラリ:「はて。それの対抗策を持ってきてくれたのかと思っていましたが。」
片山樋一:「……あ!対抗策!それっすよそれ!」
学園守護子:「そうね。やっぱり、あなた達が最善ね……」
学園守護子:フォースの前に屈みこみ、
フォース=ライブラリ:「む。」 目が合う
学園守護子:その額にハチマキを巻く。
学園守護子:「ひ、ふ、み、とりあえず5つ。今はそれだけ」
学園守護子:「『はじまりの総番長の学ラン』。おそらく、これが私たちのところに残されたもの」
滝瑞果:「効果は?」
プライム・ライブラリ:「番長は、学ランか。らしいな……っつ」
フォース=ライブラリ:「……《番の王》も同様のものを巻いていたと記憶しているのです。」 巻かれたハチマキをペタペタと触りながら
片山樋一:「学ラン……」
滝瑞果:「おっ樋一は学ランもいけるか!」
GM:写真を見れば分かりますが、番の王が巻いていたハチマキやタスキ、それらの欠片です
学園守護子:「一応、私で証明済みよ」
片山樋一:「学ランいいっすよね!」
滝瑞果:右手首にハチマキを適当に巻きます。
学園守護子:「さっき、風紀委員の子と連絡は取った?」
学園守護子:手錠を持ってる七瀬くんに。
滝瑞果:「常陸先輩みたいな人にこそ着てほしいよな!」
七瀬千夏:「ああ」
学園守護子:「最初、随分カタい対応されなかった?」
片山樋一:「かっけえもんな。俺もいつか着てえ……漢って感じで憧れ……あれ?」
七瀬千夏:「確かに」
学園守護子:「校則に違反する者。アイツに抗おうとする者。そういう生徒は全て『正常化』される」
滝瑞果:「……いのりちゃんに、絶対切るなって言ったんだよね」
学園守護子:「逆にいえば、そうしようとしない限り、あれは無害とも言えるわ」
滝瑞果:「通話を繋いでいないと、いつまた連絡を取れるかわからないから」
滝瑞果:「でも、七瀬くんはかけた。……いのりちゃんは通話を切ったんだ」
七瀬千夏:「なるほどな、なるべくギリギリまでしっかりとした風を装っていたんだな」
学園守護子:自分の額に巻いているハチマキを外して差し出す。前髪が落ちる。
滝瑞果:「無意味に電話を繋いでいる行為と見なされて、正常化された」
滝瑞果:「ヤッター色っぽい!」片手を振り上げてジャンプ。
学園守護子:「これは本当に一部だから、抵抗するので精一杯だけど」
学園守護子:滝さんの態度に苦笑する。「今のあなたたちは、どういうわけか一番、あいつに対抗できそうだからね」
羽石夏澄:「…学園せんぱい。」しばらく黙っていたが口を開く。
学園守護子:「ん……何ですk……なに?」
学園守護子:やや視界が揺れている。
羽石夏澄:「あの、もし、悪者がみんないなくなっちゃえば、私たちはいらないじゃないですか」
羽石夏澄:「それはきっといいことなんだけど。…私、そうしたら行き場がなくって」
羽石夏澄:「……この騒動を解決するの、本当にいいのかなって、ちょっと思ってました」
学園守護子:「…………うん」
羽石夏澄:「本当は私はいらないほうがいいんじゃないかって」
羽石夏澄:「でも。…せんぱいが私達に託してくれる。だから…応えます。」
学園守護子:「これは、私の言葉でしかないんだけどね」
羽石夏澄:「戦ってきます。私のためにも、せんぱい、みんなのためにも」
羽石夏澄:「はい」
学園守護子:「悪いことは、悪じゃないわ」
学園守護子:「ん……違うかな。上手く言えないけど……」
羽石夏澄:「……悪じゃ、ない…」
学園守護子:「法律、校則、私たちが、護るべきってされてるものは、たくさんある」
学園守護子:「じゃあ、それを護れない人はみんな存在しちゃいけないって、そうじゃないと私は思う」
羽石夏澄:「ん……」
学園守護子:「それは目安でしかない。だって私たち、生きてるんだもの」
学園守護子:「揺れるし、ブレるし、どうしようもないこともある」
片山樋一:「ブレるのところで今一瞬こっち見ましたよねセンパイ?」
学園守護子:「そんなことないわよ片山」
学園守護子:「どうしようもない、のところで見たもの」
羽石夏澄:「…ふふっ」
片山樋一:「あ、よかった!勘違いでした!」
滝瑞果:(揺れる……おっぱいが……)ぼんやり
片山樋一:「えっどうしようもないっすか俺!?」
学園守護子:「そういうのを全部削除するみたいなやつから護るために、私たち番長連はあるのよ」
学園守護子:「たぶん、最初の番長もそう考えてたはずよ」
羽石夏澄:「…そっか。揺れてもいい。ぶれてもいい。間違ってもいい。…んですね」
フォース=ライブラリ:「解放、でしたか。」
滝瑞果:「……ありがとう、守護子ちゃん」
フォース=ライブラリ:言いながら、虚空から本を取り出し手元に持ってきている。
学園守護子:「そう……こっちもこっちで、単体で使ったらヤバい代物だから」
学園守護子:「解決したら返してね」
羽石夏澄:「……ありがとうございます、せんぱい」
滝瑞果:「……ちゃんとした……正しい側の人間に、そう認めてもらえるだけで」
学園守護子:片山君と羽石さんに、七瀬くん滝さんにに渡していく
滝瑞果:「救いになるんだ。なにか、マシなことをしようって気持ちになる。誰でも……どんな悪党でも」
片山樋一:「あざっす。確かに、受け取りました」
七瀬千夏:「確かに借り受けます」
エリス・トリオン:「…………」頭を押さえながら、滝さんを見上げる。
片山樋一:「俺、ぜってー守ります。アカデミアのことも、番長連のことも、センパイのことも」
滝瑞果:「『正しい人が認めてくれる』救いは、あたしみたいな、ちゃんとしてない奴にはできない」
片山樋一:「マジで、やってやるんで。見といて下さい。生き様」
学園守護子:「あら……言うじゃない、樋一」既に頭痛がするのか、眉をしかめる。
学園守護子:「楽しみにしてるわよ、猛犬番長」
学園守護子:「滝さんも……うちは、真っ直ぐにしか行けない子が多いから」
学園守護子:「間違えそうになったら、うまく正してあげてください」
滝瑞果:「相手が美少女だったら、逆に間違いを起こしたいけどね!」
学園守護子:「……くあ。思ったよりきっついわね、これ……」
片山樋一:「俺が男子であることに感謝ですね!滝センパイに感謝されるなんて光栄っす」
フォース=ライブラリ:「……」 本をめくる。ページから光る文字が溢れる。
片山樋一:「……守護子センパイ。待っててください。すぐっす。すぐ」
学園守護子:「とりあえず、いますぐ向かって……場所は……」
片山樋一:「ぶっ速で畳みますんで」
フォース=ライブラリ:「プライム姉さん。」 光る文字は先ほどしまった姉さんの毛布に戻る。
プライム・ライブラリ:「フォース……」
フォース=ライブラリ:毛布を姉さんたちにかけます。
フォース=ライブラリ:「寒いと思いますが、すぐに終わらせてくるので。」
フォース=ライブラリ:「どこか暖かいところで待っていてほしいのです。」
羽石夏澄:「…行ってきます、ね。」
プライム・ライブラリ:「お前も……強い目をするようになったな」
プライム・ライブラリ:「レネゲイドビーイングは、そうでなくてはな……」
エリス・トリオン:「――生徒会室だ」
滝瑞果:「分かってる」
エリス・トリオン:壁に手をついて、滝さんを睨む。
滝瑞果:「《風の王》は、剥奪の能力を持っているけれど」
滝瑞果:「分離した人格を独立して動かす能力なんてない」
滝瑞果:「――フ、フフ!やっぱりあたしの考えは正しかった!」
フォース=ライブラリ:「経験は知識以上の財産なので。」 姉さんにいたずらっぽく微笑む
滝瑞果:「エリス……テメェーみたいな、ヘドロから生まれたふしぎな大気汚染野郎の、どの人格を攫っても」
滝瑞果:「……あんな代物が出来上がるわけがない」
エリス・トリオン:「何だか知らねえが……分かってんなら、さっさと行け」
フォース=ライブラリ:「おや。滝さんもその結論に達していましたか。」
片山樋一:「え?何すか?何?勝手に納得しないで……」
滝瑞果:歩きながら答える。
滝瑞果:「“マスタージィル”はエリス・トリオンだ」
羽石夏澄:「…ばけてる?」
滝瑞果:「プライム=ライブラリ、エリス・トリオン……2人が、監禁されていた間」
滝瑞果:「監獄の外に『同時に』存在したのはエリスだけだ」
学園守護子:「流石に……学園の知識そのものの、プライムさんに化けるのはリスクが高すぎるでしょうね」
滝瑞果:「変身能力。人格を改変された生徒どもに混じって、既に紛れていたってわけさ」
フォース=ライブラリ:「……はじめは、こちらのエリスさんがマスタージィルである可能性も疑っていましたが。」
フォース=ライブラリ:「フォーたちが出られないよう妨害したことが逆に疑いを晴らすことになりましたね。」
片山樋一:「あー、だから、本体は監禁されてたってことっすか。二人いたらおかしいすもんね」
滝瑞果:「……どれだけ人が変わっても、『そういう事件』が既に起きているんだからな」
プライム・ライブラリ:「そうだな、その点、トリオンはサボり癖で外への露出も少ないからな」
片山樋一:「他の人間、別に監禁されてねえもんな」
羽石夏澄:「そっか…」ふむふむと頷いている
羽石夏澄:「いい人になった人がみんなあそこにいるかと思ったけど、いませんでしたものね」
プライム・ライブラリ:「それでも生徒会だ。成り変わるにはうってつけだったろうさ」
片山樋一:「えっ、じゃあつまり、今マスタージィルはのうのうと生徒会を我が物にしてるってことっすか!?」
滝瑞果:「つまり、テメーがノコノコ出てったのが完全に裏目ってことだよォーッ!」
滝瑞果:「この大馬鹿サボり野郎!仕事量がゼロどころかマイナスじゃねーか!オォン!?」
エリス・トリオン:「う、うるっせえ!俺だって好きで正面ぶつかった訳じゃねえんだよクソ!」
エリス・トリオン:「そもそもテメーが仕事遅っせえのが悪いんだよ!」
滝瑞果:「テメーこれから一ヶ月パシリだからな。会長と一緒に損失補填のマグロ漁にも出すからな」
エリス・トリオン:「そんときゃテメーも道連れだ。良い餌役になtt」
滝瑞果:「はは~~ん?ライムにいつものキレがございませんなァ~!?仕事が遅い?そりゃ結構!」
滝瑞果:「ところでお客様の仕事の進捗の具合はいかがでございますかァ~~!?」
エリス・トリオン:「…………殺す!!」 全身を霧化……出来ずに右手から先だけがかろうじて霧化する。
エリス・トリオン:とても心許ない
滝瑞果:「ギャハハハハ!いやー愉快ゆかい」
滝瑞果:「……あとは」
滝瑞果:「もう一人、こいつと同じ顔の奴をいじり倒せば2倍愉快だな」
エリス・トリオン:「ヘマすんなよ」
エリス・トリオン:「それだけがテメーの数すくねえミジンコ以下の取りえなんだからよ」
滝瑞果:「誰に言ってやがる」左手で消しゴムを上に弾き、キャッチする。
学園守護子:「生徒会は今、校庭でツリーの飾り付けをやっているはずよ」
滝瑞果:「せいぜい、そこで情けなくブッ倒れてろよ……すっげー笑えるから、今」
学園守護子:「そろそろ終わった頃だとは思うけど、今の生徒会ならまだ残ってるはず」
エリス・トリオン:「…………チッ」
学園守護子:「私は、彼らを送ってから追いかける」
片山樋一:「お願いします。無理しないでくださいよ」
片山樋一:「俺、まだチョップ喰らってないんで」
片山樋一:「いや喰らいたいわけじゃないけど……なんかこう……えーと」
片山樋一:「……なんかそういうやつです!」
GM:七瀬さんのところにも、一通のメールが届いている。
七瀬千夏:見る
GM:手錠の方ではなくて、普通の携帯のほう
七瀬千夏:「ん?」
三吹いのり:「『無理しないでね』」
三吹いのり:「『ななせくんは ひとりでも りっぱな ふうきいいんだから』」
GM:後半は変換もガタガタだ。顔文字もない。
七瀬千夏:「…先輩には負けますけどね」
七瀬千夏:「思い知らせてやりますよ、風紀委員三吹いのりの力をね」
七瀬千夏:受け取ったかけらを見る
プライム・ライブラリ:「フォース。不甲斐ない姉で悪いな。……頼んだぞ」
フォース=ライブラリ:「セカン姉さんもサード姉さんも心配していたので。」
フォース=ライブラリ:「そうですね。どうでしょうか、終わったらプライム姉さんはお詫びにみんなにパフェをごちそうするというのは。」
プライム・ライブラリ:「……む。味わったことがないから、店で買うことになるが構わないか?」
フォース=ライブラリ:「セカン姉さんとフォーの行きつけのお店があるので、連れていきましょう。」
プライム・ライブラリ:「よろしく頼む。」疲れた表情ながら笑う。
フォース=ライブラリ:「そのためにも早く帰ってこなければなりませんね。」 柔らかく、目を細めて笑う。
フォース=ライブラリ:あっ、そうだ。《マシンモーフィング》してもいいでしょうか。
GM:では、あなたたちはそれぞれの相手に送り出され、校庭へと向かう

GM:ロイス可能、外に出たので調達も可能です。
GM:マシンモーフィングも全然可能!
片山樋一:先輩/学園守護子/庇護:○/寂涼/ロイス
滝瑞果:まあ照準器かなあ
滝瑞果:3dx>=15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 8[3,5,8] → 8 → 失敗

滝瑞果:無理ー
羽石夏澄:メイド服でも狙ってみますか。どうせ遅いし
羽石夏澄:5dx>=20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 8[2,4,6,7,8] → 8 → 失敗

羽石夏澄:はーい
片山樋一:アームドスーツに挑戦。
片山樋一:能力訓練:社会を使用します。
七瀬千夏:武器が欲しいところだが アーマーも欲しい
片山樋一:6dx+6>=15
DoubleCross : (6R10+6[10]>=15) → 10[2,3,3,4,7,10]+2[2]+6 → 18 → 成功

偽滝(従者):ボディアーマー
片山樋一:あ、アーマーは
片山樋一:今だぶついたので一個は渡せますよ!
七瀬千夏:お、じゃあ一個はもらおう
片山樋一:アームドスーツを装備して、ボディアーマーは七瀬君へ。
GM:アーマー成金
七瀬千夏:もう一個欲しいが
七瀬千夏:武器を優先するか
フォース=ライブラリ:《マシンモーフィング》使用。アンチマテリアルライフルを調達します。
フォース=ライブラリ:6dx10+29>=35
DoubleCross : (6R10+29[10]>=35) → 9[1,1,4,6,8,9]+29 → 38 → 成功

偽滝(従者):よしもう一個のボディアーマーは自力で買ってみせるぞい
フォース=ライブラリ:続いて普通の調達判定でプロテクトアーマーを
フォース=ライブラリ:4dx+4>=40
DoubleCross : (4R10+4[10]>=40) → 9[1,8,9,9]+4 → 13 → 失敗

フォース=ライブラリ:財産使います。40→3
フォース=ライブラリ:七瀬さんへ!
七瀬千夏:ヤッター
偽滝(従者):じゃあ武器の予備を買おう
フォース=ライブラリ:侵蝕85→88
偽滝(従者):ボルトアクションライフル
偽滝(従者):5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[2,4,4,4,6] → 6

偽滝(従者):失敗
偽七瀬(従者):ボルトアクションライフル
偽七瀬(従者):5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,3,4,9,10]+1[1] → 11

偽七瀬(従者):惜しい
七瀬千夏:ボルトアクションライフル
七瀬千夏:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 3[3] → 3

七瀬千夏:失敗残念
七瀬千夏:アンチマテリアルライフルをウェポンケースにしまって偽七瀬に持たせて
七瀬千夏:プロテクトアーマーも偽七瀬に
GM:そしてさようなら 偽滝さん
七瀬千夏:また呼ぶからね
偽滝(従者):「ではごきげんよう お姉様」
偽滝(従者):「ご武運をお祈りしていますわ」
滝瑞果:「なっ……嘘だろ……偽滝……」
滝瑞果:「偽滝ィィ―――ッ!!」
偽滝(従者):「おねーさまー…」
偽滝(従者):ぼわわん
偽滝(従者):消えた
フォース=ライブラリ:消えたw
滝瑞果:「ちくしょう……こんなのってあるかよォ……!」
GM:すげー シーンで消える従者初めて見た
滝瑞果:「本当はもっと話をしてやりたかった!お前を認めてやれなかった、あたしの弱さ……!」
滝瑞果:「偽滝……お前の変態精神、確かに受け取ったよ……なあ……だから、見ていてくれ」
滝瑞果:「2人分の変態力(へんたいちから)で……いっしょに、戦っていこうぜ、偽滝……」
GM:「おねえさま、踏んでください!」そう言って偽滝が 見上げた夕焼け空から笑い掛けていた……

GM:点呼開始!
フォース=ライブラリ:準備完了!(1/5)
羽石夏澄:準備完了!(2/5)
七瀬千夏:準備完了!(3/5)
滝瑞果:準備完了!(4/5)
片山樋一:準備完了!(5/5)
全員準備完了しましたっ!

GM:よし! それではクラマックス早速いきましょう!
GM:全員登場お願いしますー
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:86->87)
羽石夏澄:1d10+89
DoubleCross : (1D10+89) → 3[3]+89 → 92

滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+4(1D10->4)した (侵蝕率:73->77)
フォース=ライブラリ:88+1d10-1
DoubleCross : (88+1D10-1) → 88+5[5]-1 → 92

羽石夏澄:-1!
片山樋一:スペリオルミックス相変わらず意味ねえな
七瀬千夏:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 10[10]+94 → 104

七瀬千夏:オゲェー
GM:七瀬ーっ
片山樋一:カバーキャラなのに……

Scene12/クライマックス『アカデミアの亡霊/VSオリジネーター』

GM:アカデミア校庭。
GM:美麗に飾り付けられたツリーが運び込まれ、謝冬祭の象徴となっている。
GM:ヒイラギは魔除けの枝。悪いものを遠ざけ、来る冬への繁栄を願うもの。
エリス・トリオン?:「うん、良い感じですね」
エリス・トリオン?:「今日はこのくらいで終わりにしましょう。後はおれがやっておきます」
GM:周りには遅くまで残っている生徒会役員と、その手伝い。
エリス・トリオン?:「これなら予定よりもだいぶ早く進められそうですから」
手伝い、:「ん、おつかれーっす」「いやあ疲れたねー」「帰りにどこか寄っていく?」
山縣亜鷺:「そうですね。早く帰らないといけませんし……」
山縣亜鷺:「すみません、またエリス君に頼っちゃいます。お先に失礼します」一礼して先に去る。
エリス・トリオン?:帰っていく生徒たちを、にこにこと笑いながら見送る。
滝瑞果:その背後で、靴音が鳴る。
滝瑞果:「……いつも、疑問に思ってたんだよ」
エリス・トリオン?:「…………」後ろ手で腕を組みながら、振り返りはしない。
滝瑞果:「エリス。お前、いつも……亜鷺ちゃんや……美少女の裸を隠す時さぁ……」
滝瑞果:「見えてんのか?」
滝瑞果:「そういう時、お前自身はどうなんだ?答えてみろよ」
エリス・トリオン?:「……嫌だなあ」
エリス・トリオン?:「見えるわけ、ないじゃないですか。おれは霧になる能力なんですから」
エリス・トリオン?:「瑞果さんも遅くまでお疲れ様です」
エリス・トリオン?:「それにしても、開口一番その質問だなんて」苦笑する
エリス・トリオン?:「あなたは相変わらずだなあ。能力は優秀なのになあ」
エリス・トリオン?:「勿体ないなあ、本当に」
滝瑞果:「だったらどうする」
《風の王》:「…………」いつの間にか、その傍らに
滝瑞果:「あたしの口を止めてみるか?これから言うことを」
《風の王》:前髪で表情を隠した、一人の少女が立っている。
エリス・トリオン?:「そうですね」
エリス・トリオン?:「大丈夫ですよ」
エリス・トリオン?:「『彼』と同じように、あなたはすぐに」
エリス・トリオン?:「優秀で、聡明で、非の打ちどころのない生徒会役員として」
エリス・トリオン?:「明日から働くことになりますから」
滝瑞果:「――悪いことは悪じゃないって、言ってもらったよ」
滝瑞果:「笑っちゃうよな?エリス・トリオン」
滝瑞果:「悪は悪に決まってるだろ」
エリス・トリオン?:「全く以て、その通りだ」
滝瑞果:「あたしだって……自分だって、美少女を見て素敵な妄想に走らない、品行方正で」
滝瑞果:「その上なら、ちょっとくらい会計の仕事ができなくたって、そっちの方がみんなのためにいいと思うよ」
エリス・トリオン?:「へえ」振り向く。
エリス・トリオン?:「それなら、“僕”と貴女の利害は一致している」
滝瑞果:左手をポケットに入れて、エリスに相対している。
滝瑞果:「いいや違うね」
滝瑞果:「もしも、自分の性質が悪だからって、『その方がみんなのためにいい』からって」
滝瑞果:「あたしがあたしを否定したら、他の誰があたしを許してくれるんだ?」
エリス・トリオン?:「許してもらう必要が」にっこりと笑う
エリス・トリオン?:「ありません。許されないのですから」
エリス・トリオン?:どこまでも爽やかで、秀麗な、――上っ面の下卑た笑み。
滝瑞果:「フフフフフ」肩を揺らして笑う。
滝瑞果:「やっぱり、テメェーは、エリスじゃねえ」
羽石夏澄:「――いきどまりですよ」
羽石夏澄:声とともに、真空の大きな領域がエリスを掴むように襲いかかる。
エリス・トリオン?:「!」
羽石夏澄:「…聞いてました。聞いてましたけど。…私だって、許されない。」
羽石夏澄:「それでも、私は私だから。…あなたと、闘いに来ました」
エリス・トリオン?:気圧差で、その姿が一瞬陽炎のように揺らぎ――
羽石夏澄:「…ですよね。このぐらいでやられてくれちゃ、つまらない、です」
エリス・トリオン?:対抗するように爆ぜた赤い霧が真空領域を掻き消した。
七瀬千夏:「やれやれ」
エリス・トリオン?:「――――」再出現する。その顔はエリスのものではない。
七瀬千夏:「君が偽者か、その顔」
《マスタージィル》:どこか水槽のような、のっぺりとした立方体の兜を被った生徒に。
片山樋一:「魚座の仮面ってワケすか。それ」
七瀬千夏:「君の理屈は正しいかもしれないが、身勝手だよ」
フォース=ライブラリ:「魚座の仮面がそれというわけですね。」
七瀬千夏:「まあ、それはそれとして、少しは変態行為を自重したほうが良いと僕は思うがな」
《マスタージィル》:「――格言の話をしよう」
羽石夏澄:「ふふ。ふふふ。待ち侘びました。」
《マスタージィル》:「『清すぎる水に魚住まず』。その言葉が、僕は嫌いでした」
《マスタージィル》:「人は善悪を内包している。清浄化には年月と根気を掛けなければいけない」
《マスタージィル》:「――馬鹿げた敗者の理屈だ。確かに、ただの人間ならばそうでしょう」
《マスタージィル》:「雑多な騒動の起こらない世界。不満も不平も起きない社会。一片の曇りすらない水に住まう魚」
《マスタージィル》:「――それが出来るからこそ、僕らは超越者(オーヴァード)だと、そう呼ばれるのではないのか!」
《風の王》:「!」 マスタージィルに、ぐんっと引き寄せられる。
《風の王》:制服となり、ジィルに融合する。
片山樋一:「!」
七瀬千夏:「馬鹿か君は!!」
七瀬千夏:「生徒たちが自主的にそうなってこその正しい世界だろうに!!その正しさに続くものがいてこその世界だ!!」
七瀬千夏:「君の言う消毒液の水槽に浮かんでいる魚は電池で動くおもちゃにすぎんぞ!!」
七瀬千夏:「そんな者が超越者であるはずがない」
《マスタージィル》:「果たしてそうかな。先程帰った生徒会員や手伝いたち、副会長などは自分の生活を楽しんでいる――」
《マスタージィル》:「毒の魚を間引き、プラスチックに入れ替えるだけだ。――真に善良なる人間は、僕の存在に気付くことすらない」」
七瀬千夏:「おもちゃを眺めて喜んでいるひまがあるなら、本当の魚を育てようとは思わなかったのか!!」
《マスタージィル》:「結果は一緒さ」
《マスタージィル》:【心の爆弾】および【傲慢な理想】×2。
《マスタージィル》:シーン内のエキストラは、全て彼の望むままに。
滝瑞果:「……別に、反論する気もないけどな。いいものはいいし、悪いものは悪い」
《マスタージィル》:「はあ。君たちは、風の王の力ではどうにもならなそうだ」
滝瑞果:「あたしやエリスが『きれいな魚』になる?そんなこと、できるわけがない」
《マスタージィル》:「改心しないのならば、“入れ替える”だけだ」
滝瑞果:「気に食わないなら、全然、自由にやるべきだよ……だって、それがアカデミアだからさ」
滝瑞果:「ただ、唯一、あんたの計画に問題があったとすれば」
滝瑞果:「あたしが『悪い魚』だったことだ」
滝瑞果:「本当に、何もかもを解決できる超越者だっていうなら、当然わかった上での行動ってわけだよな?」
《マスタージィル》:「それが何か問題か?」
滝瑞果:「あんたに間引かれる『悪い魚』の一つ一つも、あんたと同じ『超越者(オーヴァード)』だってことを」
滝瑞果:「そいつら全員に勝てる力があるって、思ってるわけだよな」
滝瑞果:「それならいい」
《マスタージィル》:「僕は《マスタージィル》だ」
羽石夏澄:「…馬鹿げた敗者の理屈。そう、言ってましたけど…」
羽石夏澄:「戦えば、わかります。誰が敗者かなんて。でも、」
羽石夏澄:「それはどっちが正しいかとかじゃないんですよ。そんなの、戦う人にだってそれを見てる人にだってわからない」
羽石夏澄:「敗者の理屈が別の闘いで勝者になったっていいんです」
羽石夏澄:「それが戦うってことだと思うんですよね、だから…」
羽石夏澄:ファイティングポーズをとる。
羽石夏澄:「戦いましょう、《マスタージィル》!…ずーっと戦ってみたかったんですよ!ディオゲネスクラブも手を焼いてるっていうあなたと!」
《マスタージィル》:「ディオゲネスクラブ……バカげた連中だ」
《マスタージィル》:「彼らの最大の弱点は『不満ある生徒の願い』でしか動かないこと」
《マスタージィル》:「騒動を起こさない。諍いを起こさない。問題を起こさない」
《マスタージィル》:「僕の作る世界の先に、彼らの住まう場所も、また、ない」
《マスタージィル》:《赤色の従者》《不死者の人形》《愚者の軍団》
フォース=ライブラリ:「……では、あなたの作る世界には。」
フォース=ライブラリ:「他に誰か、あなたと話せる人はいるのでしょうか。」
フォース=ライブラリ:何もない空間から本を抜き出し、白紙のページを開く。
フォース=ライブラリ:「善なる人間はあなたに気付けない。悪い人間はあなたが間引く。」
従者《無道ささき》:「『はっはっは!あたしの力を見せてやろう!』」
片山樋一:「げっ、筆頭……」
羽石夏澄:「…せんぱい。」
従者《マスターブレイド》:「『――立ち塞がるものは斬る』」
羽石夏澄:「マスターブレイド…」
従者《雲雀宏一》:「『うん』」
従者《雲雀宏一》:「『まあ、そういうわけだから』」
羽石夏澄:「あと…誰だっけ」
七瀬千夏:同じタイプの能力者だったとは
GM:そうなのだ
《マスタージィル》:「間引くんじゃない」
《マスタージィル》:「それでは善良な人々にも恐怖が生じる。――入れ替えるんだ。どうしようもない人間だけを」
フォース=ライブラリ:「はて。フォーには違いがよく分からないのですが。」
滝瑞果:「同じことだよ。あんたには悪人の視点が欠けているな」
フォース=ライブラリ:「……視点が欠けている。なるほど。」
《マスタージィル》:イージーエフェクト「完全演技」「七色の声」「裸の王様」を所有している。
フォース=ライブラリ:滝さんの言葉に反応する。
フォース=ライブラリ:「つまり、あなたは余程の愚か者ということなのですね。」
《マスタージィル》:「……言ってくれる」
《マスタージィル》:「アカデミアの知識。お前たちが絡んできてひどく面倒になった」
《マスタージィル》:「大人しく図書館の番人だけしていればいい。レネゲイドビーイングとはそういうものだろう? 自縛霊め」
フォース=ライブラリ:「それではアカデミア図書館の名が廃るというものなので。」 ふふん、と笑う。
片山樋一:「とにかく。あの水槽、ぶち破ればいいんすよね?」マスタージィルを指差す。
羽石夏澄:「そうですね。片山くん。…手加減は、なしで行きましょうね!」
片山樋一:「大丈夫っす。いけます。やります。俺、水槽の魚より、海泳いでる奴のほうが好きです」
片山樋一:「もっと言えば、俺は魚より肉のほうが好きっす」
《マスタージィル》:「これが僕の力だ。僕だけが持つ、唯一無二の力!」
《マスタージィル》:「僕の滾る熱情を! この正義の律動を! 止められるならやってみせろ!悪め!」
七瀬千夏:「ふん、馬鹿め!!その程度が唯一無二だと!?」
《マスタージィル》:「なんだと……?」
七瀬千夏:「そんなありふれた能力で唯一無二とは聞いて呆れるぞ!!なあ僕二号!!」
偽七瀬(従者):「偽物を作って悦に入る愚か者め」
滝瑞果:「ゲェェ――ッ!!?」
偽七瀬(従者):「そういう力は学園のために使うものだ!!」
フォース=ライブラリ:「……あの、七瀬さん。」
フォース=ライブラリ:「あ、いえ……なんでもないのです。」
七瀬千夏:「自由闊達こそがアカデミアの校風だ、その風を乱すものは風紀委員の名において捕縛する!!」
羽石夏澄:「……」目をぱちくりさせている
フォース=ライブラリ:ダブル七瀬さんから目をそらす。
《マスタージィル》:「………………」
《マスタージィル》:「マジか」
片山樋一:「分身の術じゃん……ヤベエ」
片山樋一:「忍者じゃん。クールすぎんだろ。パねえ」
《マスタージィル》:「っ――だが、ふん。ならばなおさら、お前の愚かさが明らかになっただけだ」
《マスタージィル》:ズレた兜を直す。
羽石夏澄:「すっごい。…いろんな人がいるんですね。これだから、楽しいです。…戦ってみたいなあ…」
片山樋一:「羽石!あとでねあとで!今は向こう!オッケー?」
羽石夏澄:「大丈夫!大丈夫です!ずっと戦いたかったんですもん!」
フォース=ライブラリ:開いた本のページから光る文字が溢れ、偽七瀬さんの手元に集まります。
フォース=ライブラリ:プロテクトアーマーとアンチマテリアルライフル相当の武器防具に変わる。
《マスタージィル》:「分身程度で悦に居る未熟者め。風紀委員などではなく、ダンス部にでも行ったらどうだ?」
GM:おのれ相当品
七瀬千夏:「ダンス部、確かにいかもしれんな。だが本当に馬鹿だな!!委員と部活くらい同時にこなす発想くらいしてみろ!!」
《マスタージィル》:「そういう話をしているのではない!」
《マスタージィル》:「ドッペルゲンガー使い。自分で自分の死を予見するとは殊勝なことだ」
《マスタージィル》:「マスターエージェントを舐めるなよ――」
《マスタージィル》:その場を、激しい熱気と冷気が吹き荒ぶ。
《マスタージィル》:衝動判定だ!難易度は9!
羽石夏澄:6dx>=9
DoubleCross : (6R10[10]>=9) → 10[1,6,6,7,10,10]+7[7,7] → 17 → 成功

羽石夏澄:フッ
羽石夏澄:91+2d10
DoubleCross : (91+2D10) → 91+5[3,2] → 96

フォース=ライブラリ:7dx10+9>=9
DoubleCross : (7R10+9[10]>=9) → 8[1,1,1,5,7,7,8]+9 → 17 → 成功

片山樋一:3dx>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 10[6,10,10]+10[6,10]+4[4] → 24 → 成功

滝瑞果:6dx+3>=9
DoubleCross : (6R10+3[10]>=9) → 9[5,5,5,6,7,9]+3 → 12 → 成功

羽石夏澄:?!
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+10(2d10->1,9)した(侵蝕率:87->97)
フォース=ライブラリ:92+2d10
DoubleCross : (92+2D10) → 92+10[3,7] → 102

滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+10(2D10->5,5)した (侵蝕率:77->87)
羽石夏澄:みんなやたら回っている…
七瀬千夏:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 10[8,10]+9[9] → 19 → 成功

GM:気合い入ってんなこいつら……
七瀬千夏:ハッハッハ 意志の強さ
七瀬千夏:104+2d10
DoubleCross : (104+2D10) → 104+12[4,8] → 116

GM:七瀬くーーん!?
GM:では、まあいい! 戦闘開始だ!
滝 七瀬 羽石 片山 フォース
       
      5m
       
従者《無道ささき》 従者《マスターブレイド》
《マスタージィル》 従者《雲雀宏一》
GM:セットアップ!!
《マスタージィル》:《氷熱の軍団》《戦術》《ファンアウト》
フォース=ライブラリ:セットアップなし。
羽石夏澄:なし!
滝瑞果:そんなものはなーい!
片山樋一:ないよっ
七瀬千夏:ないね
《マスタージィル》:自分含めたラウンド間攻撃力+20、自分以外ダイス+5、自分以外移動
七瀬千夏:やだー
七瀬千夏:攻撃力が高い やだやだ そんなに余裕がある従者使いなんて邪悪ー
《マスタージィル》:「無道ささき。普段よく眠る総番長。」
《マスタージィル》:「だが力を解放すれば際限なく暴れてしまう暴れ馬……」
《マスタージィル》:「ゆえに僕はこう命じよう。――『プレッシャーをかけろ』」
従者《無道ささき》:《ブロックモード》
七瀬千夏:わーい ブロックモードだー 
従者《無道ささき》:同エンゲージ内の、PCキャラの全達成値-8。
羽石夏澄:ひー
従者《無道ささき》:「『じゃあ、ちょっとだけ――やってみせようか』」
従者《無道ささき》:何十倍にもその背丈が膨れ上がったように感じる!
七瀬千夏:けっ 低レベルブロックモーかよー
片山樋一:「……くっそ、めっちゃ怖え……!ちびりそうだ……」体験した、彼女の無双を思い出す。
従者《無道ささき》:溢れ出る猛烈な重圧!
滝瑞果:「ゲベベェーッ!!?」べシャーッ!
滝瑞果:カエルのようにその場で潰れてしまう!
羽石夏澄:「ぐぅ。さすがは無道せんぱい…動くのが、きつい…」
七瀬千夏:「ぬぬぬっ」
フォース=ライブラリ:「……っ!」
従者《無道ささき》:行動済みになる。余計な動きはしない。
フォース=ライブラリ:思わず本を持つ手が緩む。本はその場に落ちる。
片山樋一:あ、エンゲージは結局どういう感じでしょう
GM:ごめん忘れてた
滝 七瀬 羽石 片山 フォース
従者《無道ささき》 従者《マスターブレイド》

      5m

《マスタージィル》 従者《雲雀宏一》
GM:こんなです
GM:では最初のイニシアチブ! やることあるひといる?
七瀬千夏:はーい!!
GM:やれい!
七瀬千夏:ウェポンマウントのクリスタルシールドを装備します
偽七瀬(従者):同じく
従者《無道ささき》:イニシアチブで『ケージブラッド』使用
七瀬千夏:やったー 封鎖だー
七瀬千夏:従者のダイスも増える
七瀬千夏:一度は使いたい従者専用アイテムの一つ
従者《無道ささき》:赤い霧が周囲に立ち上る。エンゲージ封鎖!
七瀬千夏:ケージブラッドだー
羽石夏澄:ぐえー
GM:これ、従者全員に掛かるの?どうなの?
GM:どうせ行動済みだけどな!
七瀬千夏:自分の従者だけとは書いていないが
七瀬千夏:GM判断だろうねー
GM:まあ使った従者だけということにしよう
GM:そう思っていた
《マスタージィル》:《アドヴァイス》《弱点看破》
七瀬千夏:非従者エフェクトか
《マスタージィル》:従者ブレイドの次回判定のダイスと攻撃力を増加、C値減少!
《マスタージィル》:「姿かたちを真似るのが、僕の能力の本質じゃない」
《マスタージィル》:「見せてあげよう――真に善なる者が生む、最高効率の破壊を」
GM:再度イニシアチブ。
《マスタージィル》:「滝瑞果。生徒会なら誰でも思うことだろう? 僕が過ごしたのは、ほんの短い間だが――」
《マスタージィル》:「あの会長、もっと仕事しろよ、と」
滝瑞果:「うっ……!」
滝瑞果:「お……思う……!」
従者《雲雀宏一》:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの狩人》《忌まわしき砲弾》《死の紅》
従者《雲雀宏一》:「『うん。そういうわけだから』」赤い霧が収束。彼が普段使う椅子と机を形作り、
七瀬千夏:範囲か
従者《雲雀宏一》:座り込んだ背後から――無数の血の刃が射出される。
滝瑞果:「どうよあいつ!?生徒の時でも思うけど」
従者《雲雀宏一》:範囲攻撃、ダメージを受けた場合装甲値-9。
滝瑞果:「実際生徒会入ると『えっ!?こんなに働かねーの!?』って思わない!?」
従者《雲雀宏一》:15dx7-1
DoubleCross : (15R10-1[7]) → 10[2,4,5,5,6,6,6,7,7,8,8,9,10,10,10]+ 10[2,3,4,7,8,9,9,9]+10[1,3,5,7,10]+10[1,7]+4[4]-1 → 43

従者《雲雀宏一》:PCたちに向かって、霧で作られた赤い矢が降り注ぐ。
羽石夏澄:ドッジするか…
羽石夏澄:3dx+1-8
DoubleCross : (3R10+1-8[10]) → 5[3,4,5]-7 → -2

フォース=ライブラリ:「……!」 流れるような連続攻撃の前に動けない
七瀬千夏:本体で従者を庇うかな
滝瑞果:「絶対アイツ将来ヒモとかになるタイプだよ!!」身振りを交えて語り続けている。
七瀬千夏:ガードだ
フォース=ライブラリ:ドッジ
《マスタージィル》:「彼もいずれは僕がなり変わらせることになるだろう」
フォース=ライブラリ:4dx-8>=43
DoubleCross : (4R10-8[10]>=43) → 9[2,7,9,9]-8 → 1 → 失敗

滝瑞果:「何が『そういうわけだから』だ!!」
滝瑞果:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 9[2,7,9]+1 → 10

七瀬千夏:「いやー真面目に働いて欲しいとは思うよ」
片山樋一:ガード。《軍神の守り》でフォーちゃんをカバーリング。
滝瑞果:「アイツのせいで何年分の予算がギャアアア――ッ!!」
《マスタージィル》:赤い霧の内部は、猛烈な熱と冷気が渦巻いている。
七瀬千夏:「こういう方面じゃないけどさ!!」
羽石夏澄:「あっ生徒会長!」ぽん、と手を打ったところを霧の矢に襲われる!
GM:全員名中華
GM:5d10+27
DoubleCross : (5D10+27) → 28[9,4,8,4,3]+27 → 55

羽石夏澄:死ぬのでリザレクトします
羽石夏澄:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 10[10]+96 → 106

滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:87->94)
偽滝(従者):だいたい有効?
GM:全部有効です
GM:ただしダメージが通ったら装甲が-9。
羽石夏澄:装甲-9だぞー
七瀬千夏:赤河の支配者
片山樋一:無理!リザレクト。
偽七瀬(従者):電磁バリア
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+2した (侵蝕率:97->99)
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:99->100)
羽石夏澄:「きゃあ!…い、いた、いたた!つい気を抜いてしまいました…」
七瀬千夏:55-8-12-4d10-8
DoubleCross : (55-8-12-4D10-8) → 55-8-12-38[10,10,8,10]-8 → -11

フォース=ライブラリ:「む、片山さん。申し訳ありません。」
七瀬千夏:「はン!!」
《マスタージィル》:霧は蒸発し、貫いた部分を猛烈な勢いで風化させる。「――僕の血は物質を。風の王は心理を」
片山樋一:「――っぶねえな!ガキに物騒なモン向けやがって!」強引に手を伸ばして弾くぞ。
七瀬千夏:「効くかよ、偽物の攻撃なんか」
《マスタージィル》:「抗うのなら、まずはその抵抗力から殺ぐ」
GM:………………
GM:かたっ!?
羽石夏澄:「……つ。…なるほど。こういう攻撃なんですね…」
《マスタージィル》:「……風紀委員……バカな。生身で僕の血を防いだだと……?」
七瀬千夏:倍か
七瀬千夏:ダメか
七瀬千夏:55-20で
七瀬千夏:35×2の70から
片山樋一:「っあー!痛ってえなこれ……!」
GM:ああそうか、従者カバーしてるのか
滝瑞果:「……ゲハッ!」
七瀬千夏:70-38-8だから24点受ける
フォース=ライブラリ:「……これが生徒会長の仕事とはとても思えませんね。」 なんとか立ち上がり、片山さんの傍に
滝瑞果:「信じられねえ……マスタージィル……!」腕を震わせながら、どうにかうつ伏せから起き上がる。
《マスタージィル》:血液を凍らせる。熱する。その複合で風化させる。そういう能力者だ。
七瀬千夏:HPマックスだったら耐えてたな
滝瑞果:「同じ……クソ会長の被害にあった……」
滝瑞果:「仲間じゃねえのかよ!!」
七瀬千夏:「いてて」
七瀬千夏:やっぱりくらった
《マスタージィル》:「ただ彼の怠慢を甘んじるだけ」
羽石夏澄:「うん。面白い能力です。倒しがい、ありそう」
《マスタージィル》:「だからお前たちは駄目なんだ」
《マスタージィル》:「有事の際にはちゃんと動く? バカが……」
七瀬千夏:丁度いいや 生徒会長のロイスを切って復活
《マスタージィル》:「有事じゃない時もちゃんと働け! だからこその役員だろうが!」
《マスタージィル》:水槽兜の右上に怒りの四つ角が現れる。
滝瑞果:「ぐうの音も出ねーよ!」
滝瑞果:「いや、やっぱりあんた……すごくいいよ。マスタージィル」
片山樋一:「あ、結構かわいいなあれ」
GM:では再度イニシアチブ
GM:なければフォーちゃん!
フォース=ライブラリ:マスターブレイドのHPを削っておきましょうか
GM:きませい。
GM:飛行状態VS封鎖の処理はルール上は微妙だが、今回は封鎖が効くとします。
フォース=ライブラリ:まずはマイナーで《オリジン:レジェンド》+《イオノクラフト》。
フォース=ライブラリ:離脱を試みます。場所はマスタージィルの1m手前。
GM:では封鎖により、肉体判定による対決を行う。
フォース=ライブラリ:4dx10-8
DoubleCross : (4R10-8[10]) → 9[2,4,8,9]-8 → 1

従者《無道ささき》:「『悪いけどさ』」「『逃がすわけにはいかないんだよね、ちっこいの』」
従者《無道ささき》:7dx
DoubleCross : (7R10[10]) → 9[1,1,2,2,6,9,9] → 9

フォース=ライブラリ:地面に落ちた本の中から光る文字の流れが生じる。
フォース=ライブラリ:その文字にしがみついて距離をとろうとするが……!
フォース=ライブラリ:「くっ……!」 体がすくんでしまう!
従者《無道ささき》:巨大な手に押し潰される――かのような幻覚。
フォース=ライブラリ:メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート》
従者《無道ささき》:一瞬後、無道はフォースに片手を当てて挙動を抑え込んでいる。
従者《無道ささき》:「『お?』」
フォース=ライブラリ:能力訓練:精神も使おう。対象は従者マスターブレイド。
GM:そっちに来るか!
フォース=ライブラリ:7dx8+15-1-8
DoubleCross : (7R10+15-1-8[8]) → 10[2,3,4,7,7,8,8]+10[7,9]+10[10]+4[4]+6 → 40

GM:やだ、何この子……
GM:ドッジ!
従者《マスターブレイド》:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[1,2,2,3,7,9] → 9

従者《マスターブレイド》:muri
従者《マスターブレイド》:「『――こちらにくるか! 小癪!』」
フォース=ライブラリ:5d10+7 装甲有効
DoubleCross : (5D10+7) → 21[5,2,7,2,5]+7 → 28

従者《マスターブレイド》:装甲で減らして受けます。
フォース=ライブラリ:光る文字の群れが空中で姿を変える。複数の小型の拳銃がマスターブレイドを取り囲む。
従者《マスターブレイド》:まだまだ軽い。行けるぜ
フォース=ライブラリ:「っ……!至近距離ではこれが精一杯ですね。」
従者《マスターブレイド》:「『その意気やよし』」銃弾を、手の先から直接生えたような刀で受ける。
フォース=ライブラリ:そのまま無道ささきに抑えられる。
従者《無道ささき》:「『うまくやるね――でも』」
フォース=ライブラリ:宙に浮いていた拳銃群は力を失い地面にパラパラと落ちる。
従者《無道ささき》:「『次はそうはいかないよ!』」小柄な体を叩きつけるように手ばなし、再び迎撃態勢に入る。
GM:イニシアチブ
GM:こっちか
フォース=ライブラリ:あ、ちょっとお待ちを
GM:む
GM:どうぞどうぞ
フォース=ライブラリ:侵蝕102→111
フォース=ライブラリ:OKです
GM:よし、ではマスターブレイドの攻撃!
滝瑞果:私は待機してるぜー
GM:滝さんは待機!
従者《マスターブレイド》:マイナーなし。メジャーで攻撃
従者《マスターブレイド》:1d6
DoubleCross : (1D6) → 6

従者《マスターブレイド》:死ね! 分身野郎!
従者《マスターブレイド》:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの剣士》《亡者の一撃》《渇きの主》《ガードクラッシュ》
従者《マスターブレイド》:20dx6+2
DoubleCross : (20R10+2[6]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,4,4,6,7,8,8,8,9,10,10]+ 10[1,1,5,6,8,8,9,9]+10[2,5,5,6,7]+ 10[2,6]+10[9]+10[7]+10[9]+5[5]+2 → 77

滝瑞果:すごい達成値!
片山樋一:たっけえ
《マスタージィル》:「ブレイドも面倒な男だ……」
《マスタージィル》:「強者との戦いなど、何の役にも立たない」
偽七瀬(従者):やだ死にたくない
《マスタージィル》:「敵は弱者から減らす。――別に唯一無二を侵されたからではない」
羽石夏澄:「むっ」
羽石夏澄:ふくれている。
《マスタージィル》:ダメージが入ればガード値-9。HP4回復。
偽七瀬(従者):カバーして
偽七瀬(従者):死にたくない
偽七瀬(従者):ドッジ
片山樋一:アイヨッ
偽七瀬(従者):5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[1,2,6,8,9] → 9

片山樋一:《軍神の守り》。従者をカバーする!
偽七瀬(従者):から色々減るので0だ
《マスタージィル》:ダメージ!
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+2した (侵蝕率:100->102)
《マスタージィル》:8d10+36
DoubleCross : (8D10+36) → 34[4,2,6,8,5,1,7,1]+36 → 70

GM:間違えた
GM:だが数字は採用しよう
従者《マスターブレイド》:本体に比べれば、その挙動はやや機械的だ。
従者《マスターブレイド》:だが迷いはなく、鋭く……何より、その剣には実体が無い。
片山樋一:当然耐えられない!
従者《マスターブレイド》:気がつけば背後で剣を振り切っている。
片山樋一:「あっこの!」反応して躍り出る。剣筋を見切っているわけではない。
片山樋一:殺意を嗅ぎとって、勝手に体を滑り込ませただけだ。
従者《マスターブレイド》:「『ギ、ギギ――』」「『――他愛、ナイ』」
偽七瀬(従者):「死ぬかと思った、感謝する」
従者《マスターブレイド》:通過した道の雑草が、焼け焦げたように風化している。
滝瑞果:(……基本的の動きは、あたしが見た“マスターブレイド”に近い)
片山樋一:「半端ねえ……イミテーションでこれかよ……!」
羽石夏澄:「……ん――――」
片山樋一:「めっちゃ痛ってえ……!学園、広え……!」不敵に笑う。
片山樋一:-敵/マスターブレイド/憧憬/脅威:○/ロイスで取って昇華。
滝瑞果:(けれど違う。ジィルが炎熱を付与している。その攻撃半径を織り込んでかわす必要があるか……)
偽七瀬(従者):-マスタージィル/共感/愚か○/ロイス
偽七瀬(従者):でとっておこう
滝瑞果:観察している。
GM:ちなみに、ラウンド間ガード値-9。あまり意味は無いが……。
羽石夏澄:不機嫌そうな顔だ。
GM:ではイニシアチブ。七瀬ーズ!
GM:七瀬ーズ+羽石さんか。誰?
羽石夏澄:どうしましょ。とりあえず全体削ります?
偽七瀬(従者):ですね
羽石夏澄:では行かせていただきましょう!
GM:あーこわいこわい
羽石夏澄:し、しらじらしさがある
羽石夏澄:とりあえず行こう!マイナーなしで、まずは能力訓練:精神!
羽石夏澄:《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》+《確定予測》で敵全員に攻撃じゃい!
GM:完全火力野郎ーッ!
羽石夏澄:12dx+17-8 ドッジC値+2!
DoubleCross : (12R10+17-8[10]) → 10[1,2,3,5,5,5,6,8,9,9,10,10]+7[5,7]+9 → 26

羽石夏澄:伸びないな…!しかたない
GM:ドッジー!
《マスタージィル》:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,2,3,4,4,6,7,10]+10[10]+4[4] → 24

フォース=ライブラリ:当たった!
羽石夏澄:C値プラス!プラス!
GM:ああそうだった
羽石夏澄:まあ当たるけど!
GM:8dx12
DoubleCross : (8R10[12]) → 10[1,2,3,5,6,7,7,10] → 10

GM:どうしろってんだよ!
従者《雲雀宏一》:6dx12
DoubleCross : (6R10[12]) → 9[4,5,5,8,8,9] → 9

従者《無道ささき》:7dx12
DoubleCross : (7R10[12]) → 10[5,6,6,8,8,9,10] → 10

従者《マスターブレイド》:6dx12
DoubleCross : (6R10[12]) → 10[4,6,7,7,9,10] → 10

GM:全員命中! ダメージきませい!
羽石夏澄:イエス!
羽石夏澄:4d10+36
DoubleCross : (4D10+36) → 24[7,3,7,7]+36 → 60

羽石夏澄:いい!
羽石夏澄:侵蝕は17上がって…123!
羽石夏澄:「気に入りません」
GM:こ、この…………!
羽石夏澄:「強い者と戦うのに意味がない?それは貴方にとってはそうかもしれない」
羽石夏澄:「でも。私達には。意味があるんです。それもわからないで、偽物作って、技だけ真似て」
GM:全員死ぬ!
羽石夏澄:「私がそんなことされたらすっごい腹たちます」
羽石夏澄:ウオーッ
従者《雲雀宏一》:《身代わりの弾幕》をマスタージィルに。
従者《無道ささき》:《身代わりの弾幕》をマスタージィルに。
七瀬千夏:ぐわー このダメージ軽減エフェクト!!
従者《マスターブレイド》:《混沌の運命:ラストアクション》
滝瑞果:やはり従者マニアの七瀬さん的には
羽石夏澄:「あの人は敵ですし。私の守りたいものを壊しに来ますけど。」
滝瑞果:高得点ですか
《マスタージィル》:40減らして、20受ける!
羽石夏澄:「戦うってことに関しては… …それはきっと、私と同じ」
七瀬千夏:120%で自分死亡のクソエフェクト!!
羽石夏澄:「だから、私は怒ります。…貴方を、倒す。マスタージィル!」
《マスタージィル》:「何をする気か――――」
羽石夏澄:ダン、と片足で地を踏むと、従者たちとマスタージィルの足元から領域が噴き上がる。
羽石夏澄:それは命を閉じ込める檻。息を止める牢獄だ。
羽石夏澄:「…ここが、終点です。」
従者《雲雀宏一》:「『まずいね』」
羽石夏澄:その領域が、収束し、彼らを閉じ込める。
従者《無道ささき》:「『うっひゃあ――』」
片山樋一:「……!」思わず一歩退く。
《マスタージィル》:「この、出力……!」
滝瑞果:「やったあ!クソ会長!!」
滝瑞果:「ざまぁー見ろだぜ!!」
従者《雲雀宏一》:総身が霧になる。
従者《無道ささき》:霧になる。
《マスタージィル》:万物を風化させる血液――だが、初めからないものを、真空を風化させることは出来ない!
七瀬千夏:「見事だ」
《マスタージィル》:「クソ――!」 真空と、雪崩れ込んだ気圧の中から姿を現す。
《マスタージィル》:水槽にはヒビが入り、呼吸は荒い。「おのれ、僕の唯一無二の力を――」
フォース=ライブラリ:「……圧巻なのです。流石は番長グループ。」
片山樋一:「やっぱすげえよ、羽石はさ。守ってやるとか、そういう立場じゃねえんだろうな……だけど」
従者《マスターブレイド》:――生み出したものまで、そう思った。
羽石夏澄:決然と、立っている。
従者《マスターブレイド》:羽石さんを狙い、ぐずぐずに崩れた霧の塊がまだ残っている。
片山樋一:「せめて、背中くらいは預けてもらいてえんだよ」噛み殺すように呟く。
《マスタージィル》:「――爆ぜろ!」
羽石夏澄:「…!」
七瀬千夏:シーンか?シーン爆発なのか?
GM:な、なんかすごい期待されてる……!!
羽石夏澄:ww
従者《マスターブレイド》:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの剣士》《忌まわしき砲弾》《亡者の一撃》《渇きの主》《ガードクラッシュ》《最終舞踏》
従者《マスターブレイド》:15dx7+2
DoubleCross : (15R10+2[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,3,3,4,5,5,6,7,9,9]+ 10[2,4,9]+1[1]+2 → 23

GM:範囲で、固定値が上がってる。
羽石夏澄:ええいドッジ!
滝瑞果:その必要はないわ
羽石夏澄:はっ
滝瑞果:《孤独の魔眼》。
羽石夏澄:みずかちゃん!
七瀬千夏:頼れる
GM:クソがァーッ!
GM:滝さんに相手を変更!
従者《マスターブレイド》:6d10+30
DoubleCross : (6D10+30) → 30[5,4,3,1,10,7]+30 → 60

滝瑞果:3dx-7
DoubleCross : (3R10-7[10]) → 10[5,9,10]+7[7]-7 → 10

滝瑞果:回った……!けれど、リザレクトです。
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+7(1D10->7)した (侵蝕率:94->101)
GM:もう達成値マイナスはないけどな!
滝瑞果:魔眼分とあわせて侵蝕は105。
従者《マスターブレイド》:「『斬――』」
従者《マスターブレイド》:剣閃が無数に分かたれる。
羽石夏澄:「これは…」
従者《マスターブレイド》:流動化した模倣体が、羽石さんめがけて背後から斬撃を走らせ、
《マスタージィル》:「僕に従え……!」 マスタージィルが、その剣を炸裂させ、飛び散らせる!
滝瑞果:「突進からの……」
滝瑞果:「炸裂か?」
滝瑞果:――パン!!
滝瑞果:斜め上から、流星のように飛来したオブジェクトが
滝瑞果:偽“マスターブレイド”のくるぶしを打った。
滝瑞果:バランスを崩した瞬間を逃さず、滝も同時に動いて、
従者《マスターブレイド》:「『――!?』」炸裂剣のベクトルが傾く。
滝瑞果:本体の手で直接、炸裂する剣を押さえ込んでいる。
羽石夏澄:「…せんぱい!!」
羽石夏澄:「無茶です!痛いですよ、それ!」
《マスタージィル》:「バカが!そんなことをすれば……」
滝瑞果:体を盾にして爆裂を受ける。
従者《マスターブレイド》:抑え込んだ手が、袖が、肌の表面が風化し、逆向けていく。
片山樋一:「……!」
従者《マスターブレイド》:「『無………念』」 やがて、真空の揺り戻しに耐えきれず、
従者《マスターブレイド》:ブレイドの総身が飛散する。
滝瑞果:「――っふ」
滝瑞果:「あんたの攻撃は二度見た。マスターブレイド」
滝瑞果:「それで、血を爆発させて飛び散らせる手も、さっき見せたな。マスタージィル」
フォース=ライブラリ:「止めた……ようですね。」 恐る恐るそちらを見る
片山樋一:「ふざけないでくださいよセンパイ!んなこと出来んなら、ダメージはこっちに回してくださいよ!」
片山樋一:「そういうのは俺の仕事です!センパイはもっとふんぞり返ってこっちを顎で使ってくださいよ!」
滝瑞果:右手が焼けただれたようになっているが、さほど痛みに苦しんでいるようには見えない。
《マスタージィル》:「滝……瑞果ァ……!」
滝瑞果:脳を痛みではなく、別の処理に回している。
滝瑞果:「……ああなに?っふ、これ?」
羽石夏澄:「…あう、せんぱい…」
滝瑞果:「別に……死ぬラインさえ分かってりゃ、オーヴァードなんだから……なんのことはないだろ」
羽石夏澄:泣きそうな顔だ。
滝瑞果:「マジになんなって……本当、今のはあたしが勝手にやっただけで」
片山樋一:「ああ……クソ、なっさけねえ……」
滝瑞果:「あー……マスター相手だと、体張らなきゃどうにもなんないでしょ。悪かったよ」
片山樋一:「女子に守らせて……!逆なんだよ、クッソ、この、もー……!」
滝瑞果:「もー!ほんとにね!ごめんよ!咄嗟でやれるって思っちゃったから!」
滝瑞果:「……ジィルも、悪い。ちょっと、今のは忘れて」右腕を背中に隠す。
滝瑞果:「マジなやつはよくない」
羽石夏澄:「…むぅ。」滝さんの右手をつかんで自分のリボンを外して、巻く。
片山樋一:「約束っすからね!次からは全部俺に回して下さい!」
《マスタージィル》:「……何だと?」
《マスタージィル》:「バカにしているな。僕たちの戦いに……真剣じゃないだと?」
フォース=ライブラリ:「……?」 怪訝そうに滝さんの顔を見る
滝瑞果:「……そこがいいんじゃないか」
滝瑞果:「あんたは誰も殺そうとしてない。平和にやろうとしてんだろ?」
滝瑞果:「マジじゃないのがいい」
滝瑞果:「お前みたいなやつが好きなんだよ。……ほんとに」
《マスタージィル》:「お前の尺度で図るな。……先の例を言っているなら、風紀ダンジョンを利用しただけだ」
《マスタージィル》:「成り変わった後の相手に、僕は気を払うことはない」
滝瑞果:「っふふふふ、どうかな?」
滝瑞果:「仮に……考えてみろよジィル?命ちゃんみたいなバインバインのおっぱいとかよォー」
滝瑞果:「捕まえたら、さすがに好き放題揉みしだいちゃうんじゃねーの!?」
片山樋一:「……」先程よりも神妙な顔つき。
《マスタージィル》:「……それがお前のスタンスか」
フォース=ライブラリ:「……」起き上がり、滝さんの傍へ。
滝瑞果:「ちなみに、今の痛みは」
滝瑞果:「ミナちゃんの全裸体を舐め回す情景を脳内にシミュレートすることで、処理をシャットアウトしている」
《マスタージィル》:「どこまで本気だ? 貴様は」
滝瑞果:「あたしの煩悩あるかぎり、お前の攻撃はすべて無意味と知れ」
《マスタージィル》:「……今だ理解が足りんと見える」
《マスタージィル》:「ならばお前のその虚勢から、引き剥がしてくれる」
フォース=ライブラリ:「……」 滝さんの顔をじっと見つめる。
滝瑞果:「そういう自信があるならいいけど」
フォース=ライブラリ:「……なるほど。興味深いですね。」 滝さんに聞こえるようにつぶやき、マスタージィルに向き直る。
滝瑞果:「お前と、どっちが先かな?」
片山樋一:「大丈夫っす!こっから先は全部なんとかします!俺が!誰でもなく俺が!片山樋一が!」
GM:では次は偽七瀬くんの行動
GM:本体はカバーリングしてたよね? 確か
七瀬千夏:してた 失策であったわ
GM:どんまい
七瀬千夏:「二倍働く風紀委員の実力」
偽七瀬(従者):「見せてやる」
偽七瀬(従者):オートでウェポンケースからアンチマテリアルライフルを装備
GM:なんか持ってる……
偽七瀬(従者):アームズリンク&コンセで攻撃だ
GM:達成値マイナスはもうない……
GM:きませい
七瀬千夏:「目標!!マスタージィル!!」
七瀬千夏:8dx7
DoubleCross : (8R10[7]) → 10[1,2,2,3,6,7,9,9]+10[1,3,9]+10[10]+4[4] → 34

偽七瀬(従者):「スリーセブン!!ファイアー!!」
GM:け、結構回りやがる……!
《マスタージィル》:ドッジ!
《マスタージィル》:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 8[1,3,4,4,5,6,6,8] → 8

《マスタージィル》:命中!
七瀬千夏:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 14[1,2,1,10]+20 → 34

七瀬千夏:出目は伸びない
GM:こえー
《マスタージィル》:まだ生きてる!
偽七瀬(従者):「砲身が焼き付いた」
七瀬千夏:「しぶといのは嫌われるぜ」
《マスタージィル》:「くっ……!」撃ち抜かれて身体が傾ぐ。だがまだ倒れない!
《マスタージィル》:従者がいない本体の能力は、決して高くない
《マスタージィル》:「平風紀委員程度が二倍になったところで! 僕に届くとでも思うか!」
七瀬千夏:「君はもう一人だけどな!」
七瀬千夏:「それに僕にはほかにも仲間がいる!」
七瀬千夏:「偽物を三人増やした程度でアカデミアの自由に届くと思うな!」
《マスタージィル》:「いいや届く! 届かせる……それが出来る」
偽七瀬(従者):次のイニシアチブでクリスタルシールドをオートで再装備
《マスタージィル》:「数の暴力に押し潰されない者こそを! 超越者と呼ぶ!」
GM:では次! 片山君!
片山樋一:「……サモン、ジェミニ」薄く呟く。
片山樋一:「っしゃあ!やってやらあ!」
片山樋一:マイナー《ハンティングスタイル》《陽炎の衣》。マスタージィルにエンゲージ。
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+3した(侵蝕率:102->105)
片山樋一:メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《見えざる死神》《血に飢えた跳躍》。
片山樋一:16dx@7-1
DoubleCross : (16R10-1[7]) → 10[2,3,3,5,5,6,6,8,8,8,9,9,10,10,10,10]+ 10[1,1,2,3,4,6,6,9,10]+4[2,4]-1 → 23

《マスタージィル》:「あと一手……いや、二手か……!」
《マスタージィル》:ドッジ!
《マスタージィル》:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 9[2,2,3,4,5,5,7,9] → 9

《マスタージィル》:クソァ!
片山樋一:3d10+33 諸々有効
DoubleCross : (3D10+33) → 13[1,3,9]+33 → 46

《マスタージィル》:「《風の王》! こいつを、止めろ――!」
GM:そのダメージは死亡!
片山樋一:「俺は目指せ猛犬番長なんで――」傾いだ瞬間、既に肉薄している。
《風の王》:「!」
片山樋一:「ただ、食いちぎるだけっす!必殺拳ー!」
《風の王》:《蝕む声。》「『私たちに』『逆らうな――』」
GM:だが、あのときのような効果は無い。
フォース=ライブラリ:「む。」
GM:縛ったタスキが僅かに光を放っている。
片山樋一:手元の消失した、伸びる拳撃。
《風の王》:「『番の』『子』――」
片山樋一:稚拙な光学迷彩は、タスキの光に半ばかき消され。
《マスタージィル》:「――――」対応せんとするが、遥かに遅い。
片山樋一:片山樋一を照らす。手に握られた異形の槍と、
片山樋一:被いた仮面。白と黒で二つに分かたれた、陰陽図のようなデザイン。
《マスタージィル》:「貴様――その、槍は……!?」
片山樋一:「俺、こういうの作るの得意なんすよ」
片山樋一:「だから、一回作っちまったもんなら、なんとなく真似れるんすよ」
片山樋一:「それにぶっ叩くにゃあ、手頃なでかさなんだよこれ!」
《マスタージィル》:「本気で言っているのか、このバカ……!」
片山樋一:「うるせー!てめえなんかこのバカに負けろ、バーカ!」
片山樋一:片山樋一の侵蝕率を+7した(侵蝕率:105->112)
《マスタージィル》:「度し難……ガァッ!」殴り飛ばされる!
《風の王》:「!」
片山樋一:「いよっし!入った!」
《マスタージィル》:吹っ飛んだ拍子に、二人が分かたれる。
《風の王》:ずざざ、とツリーの根元に倒れ込む。「ジィル……!」
《マスタージィル》:《不死不滅》。HP回復する。
片山樋一:「うわっ出てきた!?大丈夫?怪我してない……?」
《マスタージィル》:「役立たずが……対抗勢力だと? そんなもの僕は知らない……あってはならなかった!」
《マスタージィル》:従者たちの残骸を吸収して立ち上がる。
《マスタージィル》:「――やりようはある」
七瀬千夏:「しぶといな」
片山樋一:「なんどでも来やがれ!こっから先は守り切ってやる」
GM:では最後。待機してた滝さん
フォース=ライブラリ:「……」 《風の王》の顔を、表情を見ている。
《風の王》:ややショックを受けた顔をしている。
《風の王》:ただ操られていただけの表情ではない。
《風の王》:「…………」その場にへたり込む。
滝瑞果:「……《風の王》。出てきたな」
滝瑞果:「ま、そっちは千夏くんに任せといてだ……」
滝瑞果:《スキルフォーカス》。対象はマスタージィル
GM:効率いいな畜生
滝瑞果:4dx+26
DoubleCross : (4R10+26[10]) → 9[5,8,9,9]+26 → 35

《マスタージィル》:ドッジ
《マスタージィル》:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,2,2,4,6,7,10,10]+9[9,9] → 19

《マスタージィル》:ちょいちょい回るなこいつ……
滝瑞果:4d10+1d10+11 装甲有効
DoubleCross : (4D10+1D10+11) → 27[8,8,5,6]+6[6]+11 → 44

滝瑞果:「……別に、違ったら違うって言ってくれていいけど」
滝瑞果:「マスタージィル。今、楽しいと思わない?」
《マスタージィル》:マジか
《マスタージィル》:落ちます
《マスタージィル》:《蘇生復活》。HP1で復帰
《マスタージィル》:「……思わんな」
《マスタージィル》:「僕が求めるのは結果だけです。過程はシンプルであればあるほどいい」
《マスタージィル》:「そうは思いませんか? “瑞果さん”」
《マスタージィル》:声色だけエリスのものになる。
滝瑞果:「あっそ。そりゃ悪かった」
《マスタージィル》:細部を霧にしながら、周辺を油断なく警戒する。
《マスタージィル》:滝はどこから撃ってくる? 彼女の力は『軌道』だ……
滝瑞果:「……さすがマスターエージェント。あたしの手口をよく知ってる……」
《マスタージィル》:「――――ですが、たとえば」
《マスタージィル》:不意に、滝に向き直る。
《マスタージィル》:だらんと、その場に脱力する。
《マスタージィル》:「問いですよ、滝瑞果――」
《マスタージィル》:「相手が何も考えず、何もしなければ――君はどう撃つ?」
滝瑞果:「工夫して、相手をどう上回るか」
滝瑞果:「困難に対してどう立ち向かうか」
滝瑞果:「楽しくないか、マスタージィル。違う意見のやつと正面切って喧嘩したことはあったか?」
滝瑞果:「……“魚座の仮面”なんて、誰も聞いたことがなかった」
滝瑞果:「表に出てこなかったからな」
《マスタージィル》:「僕は他のディオゲネスクラブのような愉快犯とは違う」
《マスタージィル》:「本当に出来る目安が立つまで、無駄な動きはしない」
《マスタージィル》:「ただ、今日まで彼女を探していた」
《マスタージィル》:「だが……ええ、そうですね」
《マスタージィル》:「多少なり、独特の高揚があることは認めましょう」
滝瑞果:「直線だ」
滝瑞果:「何も考えず、何もしない相手なら、あたしは直線で行く」左手をゆっくりと抜いて
滝瑞果:マスタージィルを指差す。手の内に消しゴムがある。
滝瑞果:「どっちが早いか試してみようぜ」
滝瑞果:「遊ぼうじゃないか」
《マスタージィル》:「――面白い」
滝瑞果:“周転円”の黒い同心円が、細く直列する。マスタージィルと滝瑞果を結ぶ軌道。
《マスタージィル》:「不意をつくことが前提の君が」
《マスタージィル》:「正面から? やってみせろ」
滝瑞果:「3」
滝瑞果:「2」
滝瑞果:「……1」
滝瑞果:――――パ  ン !!!
滝瑞果:炸裂音が響く。マスタージィルは防御できない。
滝瑞果:着弾したのは、首の後ろだ。
《マスタージィル》:「――――ッ……!」
《マスタージィル》:「ガ、――!」
滝瑞果:「……そうそう、言い忘れてたけどな?」
滝瑞果:手の中の消しゴムを親指で弾いて、またキャッチする。最初から射出してない。
滝瑞果:「あたしの“周転円”はマイナスの軌道も引ける」
滝瑞果:先ほど、マスターブレイドの足に着弾させた消しゴムを、高速で引き戻して命中させた。
《マスタージィル》:「引き、寄せ……」
滝瑞果:「ま、言った通り、直線だっただろ?」
滝瑞果:「見せた通りの弾道だ」
《マスタージィル》:「ッ――ハァ、ハァ、ハ……!」
《マスタージィル》:完全に意識を奪われたと思った瞬間
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+2した (侵蝕率:105->107)
《マスタージィル》:「僕は《熱情》……!」
《マスタージィル》:「終えられるものか……」
GM:クリンナッププロセスです。
GM:特になし。2ラウンド目。
GM:セットアップ。
フォース=ライブラリ:なし!
滝瑞果:なし
羽石夏澄:なし
《マスタージィル》:《従者の行進》《赤色の従者》
《マスタージィル》:更にEロイス【唯我独尊】
七瀬千夏:なし
七瀬千夏:まだ作れるのか
《マスタージィル》:《血の戦馬》
滝瑞果:大量従者は従者使いのあこがれ……
《マスタージィル》:《声なき者ども》3レベルなんで。
GM:魔書に伝わる経験点3くらいのあれを使った
片山樋一:なし
《マスタージィル》:影のような従者が立ち上がり、ジィルに融合する。
《マスタージィル》:人型だ。大半が影であり、男子制服、そのシルエットは《風の王》にどこか似ている。
《マスタージィル》:「僕自身が王になればいい……!」
フォース=ライブラリ:「……」 その様子を見て、不機嫌そうに眉間にしわを寄せる
滝瑞果:「うう~~っ、もうダメだぁ~~」ぐったりと片山くんに寄り掛かる。
滝瑞果:「樋一、なんとかしてくれェ――ッ。あたしはもうダメみたいだあ」
羽石夏澄:「…んー。色々と、思いますけど。倒れずに立ち向かう、その意気や良し、です」
片山樋一:「大丈夫っす!俺まだ全然いけます!余裕っす!」
フォース=ライブラリ:「……む。なるほど。そういう考え方もありますね。」 羽石さんに
片山樋一:「王だろうが皇帝だろうが天皇だろうが王様だろうが来やがれ!全部ぶっ飛ばしてやる!」
羽石夏澄:「ふふふ。戦いはまだ終わってないんですよ」フォーちゃんに微笑む
滝瑞果:「優秀な樋一がいて助かるのう……。ゲホゲホ」
七瀬千夏:「過去の亡霊を取り込んでも目指すものはないぞ」
滝瑞果:羽石さんのうなじを見る作業に集中する。
羽石夏澄:しせんをかんじる……
GM:ちょっと考える
フォース=ライブラリ:「ところで、あなた自身が王に……秩序の王に、でしょうか。」 マスタージィルに
フォース=ライブラリ:「それになるというのでしたら、そちらの《風の王》さんはどうなるのでしょう。」
《マスタージィル》:「決まっているだろう」
《マスタージィル》:「僕が支配した理想の学校の中で」
《マスタージィル》:「――健やかな学生生活を送って貰う」
《マスタージィル》:「こうか……? いや、違う……」
片山樋一:「……いいことでは?」
《マスタージィル》:「思い出せ……」
《マスタージィル》:「僕の話を今まで何を聞いていた……彼女を害する理由が無い」
フォース=ライブラリ:「ふふ。」 思わず笑う。
《マスタージィル》:「風紀の王。秩序の為だけに在る者」
《マスタージィル》:「――何を笑う? アカデミアの知識」
《マスタージィル》:「――見つけた! こう、だ!」
《マスタージィル》:《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《かりそめの狩人》《万全の使用人》《忌まわしき砲弾》《封印の呪》
《マスタージィル》:霧が、手錠のカタチを象る。
フォース=ライブラリ:「いえ。中々優しい一面もあると思ったので。」
片山樋一:「そいつぁ‥…まさか!」
《マスタージィル》:範囲攻撃 固定値7 命中した相手に……
《マスタージィル》:……次回の判定、C値-1。
七瀬千夏:わあい
《マスタージィル》:13dx7+7
DoubleCross : (13R10+7[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,8,10]+10[7,8]+ 10[2,8]+3[3]+7 → 40

滝瑞果:《孤独の魔眼》
滝瑞果:おっとちょっと遅かったか
GM:あ、どうぞどうぞ
滝瑞果:いいですか?
滝瑞果:対象の変更に成功したなら
GM:タイミング速かったので
滝瑞果:コンボ名「r=1/cos((arccos(sin(5*θ))-2*π)/5)」。《スキルフォーカス》《カウンター》。
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+4した (侵蝕率:107->111)
《マスタージィル》:「辿りついた! 風の王に……秩序の力! 能力剥奪の力!」
滝瑞果:4dx+34
DoubleCross : (4R10+34[10]) → 10[1,8,8,10]+5[5]+34 → 49

《マスタージィル》:「君たちの抵抗力を! ここで風化させてやる!」無数の手錠鎖が、蛇のようにのたくり、襲う。
GM:なんだよ…………
GM:なんなんだよ! その固定値は!
滝瑞果:さっきはブロックモードで本気を出せなかったからな……
滝瑞果:これが全力よ
滝瑞果:技能10+装備10+エフェクト8+Aランク3+サイドリール3
滝瑞果:5d10+1d10+11
DoubleCross : (5D10+1D10+11) → 22[3,7,5,1,6]+5[5]+11 → 38

GM:戦闘不能。
GM:復活エフェクトなし。決着です。
滝瑞果:マスタージィルが動き出した瞬間。
滝瑞果:「……だから、ジィル」苦笑する。
滝瑞果:――パ ギ ャ !!!
滝瑞果:額に消しゴムを打ち込む。今度こそは、本当の、正面からの直線軌道で。
滝瑞果:ただし、片山樋一の肩に寄りかかったまま、
滝瑞果:彼の体で初動を見せず、その脇の下を通して撃った。
《マスタージィル》:「――――ゴッ」
《マスタージィル》:手錠の蛇たちの合間をすり抜けた軌道で
滝瑞果:「お前、悪党を知らなさすぎるって」
《マスタージィル》:眉間を撃ち抜かれ、背後に吹っ飛ぶ。
フォース=ライブラリ:「うわ。」
フォース=ライブラリ:「……中々、意地が悪いのです。」
滝瑞果:「だろ?」
滝瑞果:「悪い子だからさ」
七瀬千夏:「マスタージィル…君は毒のある魚に僕たちを例えたが」
羽石夏澄:「ひゅう。くーるです」
羽石夏澄:「それもまた、戦い方、ですよね」
片山樋一:「え?何?」遅れて気づく。
七瀬千夏:「毒のある生き物は大体にして鮮やかな色ををしている、それもまた美しさだと思わないか」
《マスタージィル》:ごっ ばっ  ずざああああ
《マスタージィル》:背後に吹っ飛び、地面を削りながらツリーにぶつかって止まる。
《風の王》:びっくりして思わず避けた。
GM:ちなみに、七瀬くんはその辺の手錠鎖に触れれば分かりますが
七瀬千夏:わかる
GM:力が鈍る感覚こそあるものの、風の王の剥奪の力は籠められてない。
《風の王》:「……!」
七瀬千夏:「なるほど」
フォース=ライブラリ:「?」
フォース=ライブラリ:「その手錠がどうかしたのでしょうか。」
七瀬千夏:「そう簡単に本物の力は得られないということか」
七瀬千夏:「どうするんだ、君は。まだ紛い物に従うつもりかい?」
《風の王》:「…………」少女はしばし呆然としていたものの、ジィルとあなたたちの間に立ち塞がる。
フォース=ライブラリ:「……ほう。」
羽石夏澄:「…風の王さま」
片山樋一:「待ち!ちょい待って!いやさ、俺r……僕らはこれで穏便に済んだわけですし?」
片山樋一:「こう、おとなしく下がってくれるとみんなハッピーだと思うなー……!」
《風の王》:「このひとは」
《風の王》:「わたしを見つけてくれた」
《風の王》:「『ひどいこと』…………」蝕む声を解除。「ひどいことしないで」
フォース=ライブラリ:「……あなたは。」
フォース=ライブラリ:「フォーの記憶によれば、自分のことをオリジネーターの忘れ形見と表現していましたね。」
フォース=ライブラリ:「それに、フォーたちを反省房に入れたとき、フォーはあなたの顔を見ていたのです。」
《風の王》:「…………」
フォース=ライブラリ:「フォーの見間違いでなければ……あなたはこう言っていたように思えるのです。」
フォース=ライブラリ:「消えたくない、と。」
《風の王》:「わたしは……ただの容れ物だった」
《風の王》:「本当なら、それと同じ」ハチマキやタスキに視線を向ける。
七瀬千夏:「彼は行き着くところに行ってしまった、もう戻れはしない。それでも、君にとっては救いの主だったのだね」
片山樋一:(……これの中にも美少女が……?)自分の手首を見る。
片山樋一:「いやたしか番の王、男だったな……やだな……」
滝瑞果:「ククク……もしもマスタージィルに手出ししてほしくないなら……」
《風の王》:「ただ、そうしたほうがうまく残せるから、私はこの形で残された」
滝瑞果:「風の王ちゃん、どうやって支払うかは分かってるよなァ~~?アァ~~ン?」
七瀬千夏:「黙ってろォ!!この変態がァ!!」スパコーン!!
滝瑞果:「体で払ってもらおうか!ヒヒーッ!!」
滝瑞果:「グゲァーッ!!?」ルパンダイブ軌道上で撃墜!地面をバウンドします。
七瀬千夏:「彼はもう戻れない、僕たちにできるのはできる限り苦しまなくて済むようにするくらいだ」
片山樋一:「イヤイヤイヤ何言ってんすか」
片山樋一:「仮面ぶっ壊しゃそれで済む話じゃないすか」
羽石夏澄:「…うん。仮面を、壊しましょう」
フォース=ライブラリ:「そうですね。仮面によって得ている力であれば。」
羽石夏澄:「風の王さまが、彼を守りたいなら。それが一番いいはず」
フォース=ライブラリ:「フォーの記録と記憶によれば、壊せばもとに戻るはずなので。」
《風の王》:「…………本当?」
フォース=ライブラリ:「はいなのです。フォーも、そうやって大切な人を助けられたのです。」
《マスタージィル》:完全に失神している。水槽の兜はヒビだらけで、既に壊れそうだ。
《風の王》:自分のつけている仮面を外す。叡智の仮面。「……お願い、します」
フォース=ライブラリ:「申し訳ありません、七瀬さん。」
七瀬千夏:「いや、彼を救いたい覚悟があるなら」
七瀬千夏:「彼女の意思は尊重しよう」
七瀬千夏:「それが我々アカデミアの校風なのだから」
《風の王》:「……私だけが残って」
《風の王》:「ジィルがいなくなるなんて駄目」
《風の王》:「私はもう、秩序のオリジネーターではないけれど……それ以前の問題」
七瀬千夏:「だが、君たちのやったことが消えるわけではない事は忘れないでもらいたい」
《風の王》:「…………」神妙な表情で頷く。
羽石夏澄:「…風の王さま」
羽石夏澄:「あなたがジィルを守りたいと思うように」
羽石夏澄:「私たちもあなたたちから守りたかったものがあった」
羽石夏澄:「だから、戦いました。」
羽石夏澄:「…きっと、そこにはそんなに違いはなかったんじゃないかと思うんです。」
羽石夏澄:「だから…」
羽石夏澄:「全部、無事終わったら。お友達になりましょう」
《風の王》:「とも、だち……」
フォース=ライブラリ:「……」 自分の首に巻かれたマフラーにそっと手を触れる。
羽石夏澄:こく。と頷く。
片山樋一:「あ、俺も!俺もまずはお友達からはじめましょう!」
羽石夏澄:「…それで、時々ぶつかったりして。そんな風にやっちゃってもいいと思うんです。それも。友達だと思います」
羽石夏澄:「ね」風の王の両手をとる
フォース=ライブラリ:「……それに。」
フォース=ライブラリ:「あなたとジィルさんも、既に友達であるとフォーは考えるのです。」
《風の王》:「……わからない」
フォース=ライブラリ:「そこまで守りたいと思えたのであれば。」 緩んだマフラーをしっかりと巻き直す。
《風の王》:「わかるように、なる?」
《風の王》:「そう、なりたいな……ともだち。ともだち……」
《風の王》:はらはらと涙を零す。その雫がツリーのライトを反射して輝いた。

GM:ではクライマックス終了!

バックトラック

GM:お待ちかねの、バックトラックタイムです。
フォース=ライブラリ:やったー!
羽石夏澄:ヒュッヒュー
E:心の爆弾
E:傲慢な理想
E:傲慢な理想
E:唯我独尊
GM:Eロイスは以上の四つ。
羽石夏澄:フーム
フォース=ライブラリ:振ります。
フォース=ライブラリ:111-4d10
DoubleCross : (111-4D10) → 111-20[10,2,2,6] → 91

羽石夏澄:事故防止に振ろう
フォース=ライブラリ:おっ。
フォース=ライブラリ:1倍振り。
羽石夏澄:123-4d10
DoubleCross : (123-4D10) → 123-10[1,1,6,2] → 113

フォース=ライブラリ:91-4d10
DoubleCross : (91-4D10) → 91-15[3,4,4,4] → 76

羽石夏澄:1倍!
七瀬千夏:つかおう
片山樋一:ふらない!
羽石夏澄:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-38[9,3,10,3,10,3] → 75

滝瑞果:おっと、最後のカウンター分上昇させてなかったです
七瀬千夏:124-4d10
DoubleCross : (124-4D10) → 124-16[5,1,9,1] → 108

羽石夏澄:よしよし
滝瑞果:滝瑞果の侵蝕率を+6した (侵蝕率:111->117)
片山樋一:1倍振りします。
片山樋一:112-5d10
DoubleCross : (112-5D10) → 112-27[10,3,8,5,1] → 85

フォース=ライブラリ:5点でしたー
滝瑞果:で、Eロイス抜きで1倍振りです。5個残ってる。
七瀬千夏:108-5d10
DoubleCross : (108-5D10) → 108-24[7,2,2,5,8] → 84

滝瑞果:117-5d10
DoubleCross : (117-5D10) → 117-15[3,3,1,6,2] → 102

七瀬千夏:8が1になりますので
滝瑞果:ゲゲーッ!?
フォース=ライブラリ:!
滝瑞果:Eロイス振ればよかった!追加振りです……
フォース=ライブラリ:た、滝さん…
滝瑞果:102-5d10
DoubleCross : (102-5D10) → 102-15[2,1,5,3,4] → 87

片山樋一:ばかな
羽石夏澄:滝さん…
フォース=ライブラリ:あ、安定して低いw
七瀬千夏:91かな
七瀬千夏:またもひくいなw
GM:これはひどい
七瀬千夏:10d7振って達成値6の出目だyp
七瀬千夏:しかし屍人はデメリットきついな
GM:では、いつもの5点、シナリオ点7点、FS判定5点、EロイスにDロイス《黄昏の支配者》を合わせて5点
GM:22点に侵蝕経験点を足して下さいな
フォース=ライブラリ:27!
片山樋一:27点です。
羽石夏澄:27点!
滝瑞果:22点です……
GM:どんまい……
七瀬千夏:27
GM:では22+27+27+27+27わる3で
GM:43点いただきます
GM:で、エンディング……と行きたいのもやまやまなんですが
GM:全員分やる時間はたぶんないので、どうしましょう。

Scene13/エンディング:片山樋一・羽石夏澄

GM:では最初のエンディング。
GM:番長陣営のお二人から。

GM:アカデミア番長連・総番長本陣
GM:亡霊騒動の翌日。
GM:あなたたちは、あの日に亡霊と戦うために借りた“最初の番長のタスキ”を返しに、本陣を訪れていた。
無道ささき:「いやー……ははは参った参ったグーグー」
羽石夏澄:「あ。無道せんぱい寝てます。よかった…」
無道ささき:「二人とも今回は助かったよすかーぴー」片目だけ瞑って、本陣の机に突っ伏している。
片山樋一:「ほんとだ……めっちゃ寝てるじゃないっすか筆頭……」
片山樋一:「さすが筆頭っす!めでたしっすね!」
無道ささき:「ぐーぐーぐー……それにしてもぐーぐーぐー……」
学園守護子:「はいはい、お休みなさい総番長」その背中に番長布団を掛ける
野生の非惑星のクズ:「メイオウセイ!」「メイオウセイ……」周囲には崩壊した建物を修繕するためにあわただしく動き回る野生の非惑星の姿も見える。
片山樋一:「野生の準惑星も元気にはたら……これウチで労働させられてる時点で野生じゃないよね」
学園守護子:「また時期が来たら野生に返さないと……」
学園守護子:「少し悲しいけど、いつまでも人の手で育てるわけにはいかないし」
片山樋一:「生態系大事っすしね……」
羽石夏澄:「強く育ってもらわないとですしね…」
学園守護子:「二人とも、今回は本当に感謝するわ」
学園守護子:守護子はいつもの武道スタイルだ。髪だけは降ろしている。
学園守護子:「預けたタスキは持ってきてる?」
羽石夏澄:「あ、はい。」自分の分のタスキを取り出す
片山樋一:「大丈夫っす!ちゃんと洗濯してアイロン3回かけました!」ぴっちりと綺麗にたたんだ布切れを出す。
学園守護子:「よし、えらい。どっかの生徒会員とは違うわね」
羽石夏澄:「すみません、ここのシワがどうしても取れなくって」
学園守護子:「ひ、ふ、み……よし、これで全部ね」
学園守護子:「ところで、あなたたち。このタスキに、どんな力があるか知ってるかしら」
片山樋一:「当然っすよ!こう、つけると」
片山樋一:「なんかめっちゃ気合が入ります!さすが初代番長のタスキっすよね」
羽石夏澄:「え、と…お、おまもり?」
学園守護子:「……ぷっ」思わずと言った様子で、口元を押さえる。
学園守護子:「そう。そうね。あなたたちは、やっぱりよく分かってるわ……」
片山樋一:「てれる……」
羽石夏澄:「えへへ」
学園守護子:「何もないのよ」
片山樋一:「へ?」
羽石夏澄:「えっ?」
学園守護子:「はじまりの番長の二つ名は、総番長曰く、〝解放〟のオリジネーターだったそうよ」
片山樋一:「そういやなんかそんなこと言ってた気がしますね。あれ?」
学園守護子:「……与えられた力は、人を縛る。あなた達はよく知っていると思うけど」
片山樋一:「じゃあ、解放する的な能力じゃないんすか?」
羽石夏澄:「…力。…縛る。そうですね」
学園守護子:「無理やり解放させられたら、それは違うんですって」
学園守護子:「分かるような、分からないような話だけどね」
羽石夏澄:「そっか…」
学園守護子:「……だから、そのハチマキ自体には、特別な力は無い」
片山樋一:「深いっすね……」
学園守護子:「ただ、それを初代番長のものだと知った上でつけて、」
学園守護子:「心の底から、その恩恵を信じられる人間ほど……強くその力を引き出せる。自分自身の力をね」
羽石夏澄:「…そっか。そっかあ…」自分の手を見る。
片山樋一:「自分の力……自分の……あー……」
片山樋一:「あー……」
片山樋一:「あーくそ……」
学園守護子:「……どうかした? らしくないじゃない。片山」
羽石夏澄:「……?」
片山樋一:「や、俺、正直、もっとやれると思ってたんスよ……」
片山樋一:「女の子守り切って、敵もみんなぶっ飛ばしてやろうって思ってたのに、逆に守られて、ほとんど人任せになちまって……」
片山樋一:「マジカッコ悪いなって……あー……思い出してきた」
羽石夏澄:「……」隣から片山くんの顔をじっと見る
学園守護子:「…………」
学園守護子:落ち込む片山くんを目を細めて見下ろし、
学園守護子:無言で頭にチョップを落とす。
片山樋一:「そうすりゃ俺だってこう、モテモテクァドラプル生か……もとい、男としてのSSランクに……痛でっ!」
学園守護子:「千年早い」
学園守護子:「まったく」と首を傾げて腕を組む。
羽石夏澄:「…ふふっ」
片山樋一:「10回以上転生しねえとダメっすか!マジで……?」
羽石夏澄:にこっと笑う。
片山樋一:「100年くらいにまけてくれません……?」
羽石夏澄:「…えっと。片山くんは今のままでも、じゅうぶん頼りになりますよ?」
片山樋一:「あ、てか守護子センパイ!今!今チョップした!」
片山樋一:「やったー!いつものセンパイじゃん!え?羽石いま頼りになるって言った?」
学園守護子:「おかげさまでね」ふう、と溜息。
片山樋一:「マジで?っしゃあ!元気でた!」
羽石夏澄:「はい。今回いっぱい助けてもらいましたし」
学園守護子:「アカデミアに名だたるメンツと一緒にマスターエージェントと戦ってきちんと生還してるんだから。それ以上、犬が望むには高すぎるわよ」
片山樋一:「光栄っす!犬です!俺は犬!めざせ猛犬番長っす!」
羽石夏澄:「わんわん番長!」
片山樋一:「わんわんは響きほんわかしすぎない?」
学園守護子:「あ、いいわねそれ、これからそう呼んであげましょうか?」
片山樋一:「やめて!もっと男らしいのがいいっす!」
羽石夏澄:「んー、そーですかねえ…あ、いいですよね!わんわん番長!」
羽石夏澄:嬉しそうに手を叩いている。
片山樋一:「こう、絶対超番長構築猛犬番長みたいな……」
片山樋一:「あれ?いま番長って2回言った?」
学園守護子:「Cランクが夢見ないの」
片山樋一:「何言ってんすか!SSランクだって殴れば痛いはずっすよ!」
羽石夏澄:「…うん。殴れば痛いですね」
羽石夏澄:「あ!でもSSランクだからって殴らないであげてくださいね!」
学園守護子:「今回のチーム、Aが三人にランクなしが一人でしょう?」
学園守護子:「これからも戦うつもりなら、片山、これから先いっぱい落ち込むから、覚悟すること」
片山樋一:「マジか」
学園守護子:「マジマジ。私が保証するわ」
片山樋一:「めっちゃ落ち込みそうっすねそれ」
片山樋一:「ま、でも、俺諦めないっすよ」
学園守護子:「……だからこそ、あなたには期待してるわ」
片山樋一:「三歩下がっても二歩は進んでやります」
羽石夏澄:「……」眩しそうに片山くんを見ている。
学園守護子:「妨害も障害も、まるで無視して殴り抜けるのが、片山のスタイルでしょ?」
片山樋一:「そうっす!俺あやってやりますよ」
片山樋一:「惚れても知らないっすからねセンパイ」指差してウインク……
片山樋一:に失敗して両目をつぶる。
学園守護子:「こういう任務の為じゃなくて、このタスキがつけられるようになったら」
学園守護子:「喜んで惚れてあげてもいいわよ?」
学園守護子:にっこりと笑う。
片山樋一:「えっマジっすか!やります!めっちゃやります!千年を頑張ってめっちゃなんとかします!」
片山樋一:「目覚めろ俺のフォースブリードのバロールシンドローム……」
学園守護子:「じゃあまず、手始めに、地下女子評論部の詳細からね……」
羽石夏澄:「ふふっ」
片山樋一:「ああ、地下女子評論部ってのはですねかの大明神が獄中で結党した秘密結社で……」
片山樋一:「じゃねっ!えっと、何すかそれ!血の掟(オメルタ)に懸けて一切何も知りません!」
学園守護子:「へえ……まだ番長力が足りないようね……」
学園守護子:番長力がオーラになってその場に満ち始める……
片山樋一:「えっなにそれ!?そんなん出来るんすか番長!?」
羽石夏澄:「頑張ってくださいね片山くん!片山くんは強いです!」
羽石夏澄:グッとにぎりこぶしを作ってその場から離れ始める。
片山樋一:「っしゃあ!やってやr……ねえなんで羽石どっかいくの」
羽石夏澄:「用事を思い出したんです!応援してますよー」
片山樋一:「えー……」
GM:亡霊騒ぎが終わり、アカデミアはいつもの平常運航に。
GM:そして、片山樋一のもっとも長い一日が、今、幕を開けようとしていた……。

GM:エンディング1終了。
GM:続けて羽石さんの個人エンディングに移行します

Scene14/エンディング:羽石夏澄_2

GM:番長連本陣からの帰り道。
羽石夏澄:両手を組んで前で伸びをしている。
GM:風は冷たく吹き荒び、一方で謝冬祭の準備は盛んで、いまだに遠くからは賑やかな声が聞こえてきている。
GM:どこか向かいたいところはありますか?
羽石夏澄:そうですね。ぼんやりとオープニングの道場があった付近を歩こうかと。
羽石夏澄:「力。力かー…」
羽石夏澄:片手をグーパーさせて。
GM:あなたの歩みは、どこか引き寄せられるように、一つの場所へと向かっている。
GM:――澄んだ金属音が、聞こえた気がした。
羽石夏澄:「……あ。」
羽石夏澄:「そうだ。やっつけたから」
GM:聞くだけで背筋が冷たくなるような、鋭い風切りの音。
羽石夏澄:「――また、できる」
羽石夏澄:その音に。胸が高鳴るのを感じる。
羽石夏澄:高揚。音に向かって今度は明確な意思を持って近づいていく。
GM:そこにあるのは、学園の隙間に在るかのような、人気のない武道場。
羽石夏澄:静かに歩み寄る。扉の前で一寸立ち止り。
羽石夏澄:意を決すると、ゆっくり扉を開いた。
GM:ぼとりと、人の首の落ちる音が聞こえる。
GM:道場の中心に落ちた頭部。
GM:一瞬、本物の生首にも思えたそれは、酷く精巧な、金属製のマネキン人形だ。
羽石夏澄:「……。」少し、息を飲む。
GM:そして、その前で、豆腐のように訓練用の鉄人を斬り落とした者が佇んでいる。
マスターブレイド:「――二度、ここを訪れるか」
羽石夏澄:「どうもです。はい、二度目ですね…戦いに来ましたよ。」
マスターブレイド:「《マスタージィル》を討ったようだな」
羽石夏澄:「そうです!やりました!」ぐっとガッツポーズ。
マスターブレイド:「愚かな男だったろう。正面戦闘はまるで出来ない癖に、搦め手だけは異様に長けている」
マスターブレイド:「そのくせ、当人の気質はただ最善に狂っている……その歪さは好ましくはあったがな」
羽石夏澄:「んー、そーですねえ…なんていうか。戦いを馬鹿にするのでむかっと来ちゃいました。」
羽石夏澄:「…最善… …息苦しいなって。思いましたよ。」
マスターブレイド:「……くく……」思わずと言った様子で口の端を歪める。
羽石夏澄:「?」首をちょんと傾げる。
マスターブレイド:「抜け、《息止まり》」
羽石夏澄:「!おーけー!ですっ!」口角を上げ、ファイティングポーズをとる(特に意味はない)
マスターブレイド:「試してやろう」傍らの刀を抜く。野太刀めいた片刃の直刀。
GM:対抗判定を行います。数値は『ダメージ値』。
羽石夏澄:おっし
GM:こちらの攻撃エフェクトはOPと同じ。羽石さんは、浸蝕率をクライマックス終了時で使っていいです。
羽石夏澄:やったー!
GM:ちなみに先に言っておくと、マスターブレイドが持っているのは
マスターブレイド:「『万人への毒』という」 刀を背後に。
マスターブレイド:具体的には固定値24くらいの気配がある剣で、マスタークラスしか持ってなさそうだ。
羽石夏澄:「…んん。なるほど。です。」スカートの端がふわりと持ち上がる。
GM:先行と後攻、どちらが良いですか?
羽石夏澄:後攻で!
マスターブレイド:《サポートデバイス》からの《ライトウェイトモード》《疾風剣》《コンセントレイト:ハヌマーン》
マスターブレイド:16dx7+19
DoubleCross : (16R10+19[7]) → 10[1,1,1,3,4,4,5,5,5,6,9,9,9,9,9,10]+ 10[4,5,5,6,7,8]+10[2,10]+10[8]+10[7]+6[6]+19 → 75

羽石夏澄:やばい
マスターブレイド:8d10+24
DoubleCross : (8D10+24) → 61[7,3,7,9,9,8,9,9]+24 → 85

GM:こちらの威力は85。対抗判定!
羽石夏澄:では…!
羽石夏澄:《雨粒の矢》+《塞がれた世界》+《完全なる世界》+《スキルフォーカス》だ!
GM:きませい!
羽石夏澄:あ!その前に能力訓練:精神も使用!
羽石夏澄:12dx+17
DoubleCross : (12R10+17[10]) → 10[1,2,3,4,5,6,6,7,7,7,8,10]+7[7]+17 → 34

羽石夏澄:そこそこ!
羽石夏澄:5d10+36
DoubleCross : (5D10+36) → 24[4,3,7,1,9]+36 → 60

羽石夏澄:くっ!
GM:差は25! マスターブレイドの勝利だ
GM:演出どうぞ
マスターブレイド:「我が剣の果て」
マスターブレイド:「欠片でも拝めること、光栄に想え」武道場の床が軋む。その総身が陽炎に包まれる。
羽石夏澄:スカートの下に広がる領域を集中して一本の剣のように収束させる。
羽石夏澄:「…はい。光栄です。楽しみです。とても!」
羽石夏澄:両腕を体の前でクロスさせて真空領域の刃を高スピードで回転させている。
マスターブレイド:「全く以って」愉しげに「――度し難い!」
マスターブレイド:ダン    ダ     ――ガォン!
マスターブレイド:空気が弾ける。マスターブレイドの刀が、羽石さんの領域を掻き乱す!
羽石夏澄:「――ぇ、 えーい!!」
羽石夏澄:乱された領域を針のように尖らせ、そのままマスターブレイド向けて放つ!
マスターブレイド:羽石さんのの視界に、一瞬、破れた学ランと、折れた仮面の角が映る。
羽石夏澄:「…!届……」
マスターブレイド:――次の瞬間、マスターブレイドの剣に貫かれ、背後の壁に叩きつけられる。
羽石夏澄:「――かふ」
羽石夏澄:「……あー……… …流石に…これは… 嬉しい、ですね」
羽石夏澄:枠が一つ余っていたロイスをここで取りたいです
GM:どうぞ
羽石夏澄:悪者/マスターブレイド/素敵な強敵:◯/いつかはいなくなる/ロイス
マスターブレイド:「……まだ嗤うか」至近距離から声。照明が逆光で、砕けた仮面の下は見えない。
マスターブレイド:「初めに言っておこう――貴様は俺よりも弱い」
羽石夏澄:「…えへ。だって。嬉しいですよ。」
羽石夏澄:「そうですね…けほ。…まだまだ、でした。…」
マスターブレイド:「俺を越える事も永劫無い。俺の傲慢ではない。適正の問題だ」
マスターブレイド:「それでもなお、俺に挑むか? それは何のためだ?」
羽石夏澄:「…永劫。…ふふ。ふふふ。」
羽石夏澄:「それなら尚更。挑み、ますよ。」
マスターブレイド:「何故だ? 正義の為か。学園の為か。」
羽石夏澄:「なんのためって…決まってる、じゃないですか…」
羽石夏澄:「強い相手と、戦いたいから、です」
羽石夏澄:「戦って、戦って、ぎりぎりのところに立って」
羽石夏澄:「それが…すごく…楽しい… …嬉しい」
マスターブレイド:「――――ク」
マスターブレイド:どしゅ、と刀を抜く。
羽石夏澄:重力の向くまま、その場に頽れる。
マスターブレイド:夥しい血が零れるが、
マスターブレイド:「…………」ブレイドが手をかざす。《アウェイクン》。
マスターブレイド:鋭い刺し傷が、鉄の包帯のようなもので塞がれる。
羽石夏澄:「…ぁ。」
マスターブレイド:「羽石夏澄」
マスターブレイド:「〝こちら〟へ来い」
羽石夏澄:顔を上げようとするが、体が重い。
羽石夏澄:「……"こちら"?」
マスターブレイド:「ディオゲネスクラブに、ではない。」「力の道へ至れ。貴様はそこでこそ輝ける」
羽石夏澄:「力の…みち」
マスターブレイド:「このまま、このぬるま湯で腐るには惜しい人材だ」
羽石夏澄:「………。」
マスターブレイド:「どこまでいけるかは貴様次第だが、――戦う相手には遥かに困らん」
羽石夏澄:こく。と小さく喉がなる。
羽石夏澄:「……考えたい…です」
マスターブレイド:「構わん。容易く寝返る芯無き者にも、力の道は進めんからな」
マスターブレイド:「だが忘れるな。息苦しかったろう。眩しかったろう」
マスターブレイド:「それこそが貴様の本質だ……待っているぞ、羽石夏澄」
マスターブレイド:ぽた、ぽたと雫が滴る。
羽石夏澄:「………」何も言い返すことなく。床を見つめている。
マスターブレイド:真空攻撃で弾けた額の血を拭い、マスターブレイドが遠ざかる。
羽石夏澄:頬を生ぬるく、液体が伝う。
羽石夏澄:その色を確かめることなく。じっと床を見つめ。つぶやく。
羽石夏澄:「……もうすこしだけ」
羽石夏澄:「もうすこしだけ……みんなと……いさせて……」
GM:砕け、千切れ飛んだ武道場の畳の上で。
GM:少女の独白だけがただ降り積もる。

GM:では続きざまのエンディング!
GM:滝さんとフォーちゃん! 合同だ

Scene15/エンディング:滝瑞果・フォース=ライブラリ

GM:“亡霊事件”の数日後。
GM:事件の当事者であり、生徒会員でもある滝さんと、フォーちゃんは
GM:風の王が奪ったさまざまな生徒の能力および思想を返すための学園巡りに
GM:監視の任務もあって、付き合っていた。
GM:表札には『天才倶楽部』。
一般BランクRファイトチーム員:「でも藍さん! やっぱりステージ設定にはこだわりたいじゃないですか」
一般BランクRファイトチーム員:「そうやって遊ぶなよ!」「勝つためだろ!」「良いじゃん別に~」
藍級 五百太郎:「ああ、そうだな。この前のRファイトはステージ選択権を有効に使った者が勝利した」
藍級 五百太郎:「まずはお互いの主張をまとめてみようか。攻めと守り、どちらから考えてる?」
一般BランクRファイトチーム員:「当然、攻めっしょ! 崩したりとかさ~」「陣地防衛のが重要にきまってるだろ!」
藍級 五百太郎:「どうやって勝ちたいか、何がやりたいか。プロセスフローダイヤグラムを書いてみようか」
フォース=ライブラリ:「……」 その声が聞こえてくる表札の前で立ち止まっている
藍級 五百太郎:「ただ、原則は忘れちゃだめだよ。まずは戦う相手の研究からだ」
藍級 五百太郎:「作戦は――」
一般BランクRファイトチーム員:「「相手の思考レベルを計算に入れて」でしょ?」
一般天才倶楽部部員:(……………)部室の前でガタガタ震えている
滝瑞果:「どうすりゃいいんだこれ……」
フォース=ライブラリ:「……なにやら議論が聞こえてくるのですが。」 振り返り、話しかける。
一般天才倶楽部部員:「た、助けてくれでヤンス……後生でヤンス……」
フォース=ライブラリ:「……なぜそこまでおびえているのか、正直フォーには理解しかねるのです。」 困った顔で
《風の王》:「…………(戻していい? という表情)」
滝瑞果:「楽しそうだし、このままでよさそう」
《風の王》:口にはボイスチェンジャーめいたマスクが噛ませてある。
《風の王》:声の能力を封じているのだ
一般天才倶楽部部員:「お願いでヤンス~~~~~!!! 助けて! 助けて!」
フォース=ライブラリ:「……まあ。」 片手に持っていたアメリカンドッグをかじる。
滝瑞果:「そうだフォーちゃん、美少女に猿ぐつわって、めっちゃ興奮しない?」
フォース=ライブラリ:「……」 もぐもぐ
滝瑞果:「美少女がつけてるのも美少女につけさせられるのも好きなんだけど」談笑しながら通りすぎようとする。
《風の王》:『次のRファイトが終わった頃に解けるようにしておけばいい?』手元のボードに筆談。
フォース=ライブラリ:「……」 ごくん。
フォース=ライブラリ:「……フォーとしては、部長さんが心の底から謝冬祭を楽しむためにも。」
フォース=ライブラリ:「戻した方が良いと考えるのですが。滝さんとしてはどうなのでしょう。」
一般天才倶楽部部員:「フォーの姉御~~~~ッ」
フォース=ライブラリ:「あと、先ほどからあつくるしいのです。」
一般天才倶楽部部員:足元にすがりついている。
滝瑞果:「まあ、《風の王》ちゃんに罪悪感があるなら普通に戻すだろうけどさ」
藍級 五百太郎:「トラウマでうまく能力が使えない時は、人に話してみると良い。人の記憶は脳の海馬という部位に一時記憶として集められてから……」
《風の王》:「…………」こくり、と頷く。
藍級 五百太郎:「そこから大脳へと写され、長期記憶……すなわち”過去”になる。言語化して人に話すことでこの働きが促進され……」
《風の王》:手を翳すと、透明な手錠のようなものが飛んでいき、五百太郎の背中から何かを戻す。
藍級 五百太郎:「…………」
藍級 五百太郎:「オデ ブキ イッパイ ツカウ」
藍級 五百太郎:「サイレン プレディク マシラ ツカウ」
一般天才倶楽部部員:「ぶ、ぶ、ぶ、部長~~~~~~~~ッ!」
一般天才倶楽部部員:「寂しかったでヤンス~~~~~~」号泣しながらたくましい背中に縋りつく部員!
フォース=ライブラリ:「……」 その様子をじっと見ている
滝瑞果:「こいつらツッコミが欲しくてやってるのか……」
フォース=ライブラリ:「……」 チラ、と滝さんの顔をうかがう。
《風の王》:『つぎに いこう』
滝瑞果:「そうだね……《風の王》ちゃん、大丈夫?」
《風の王》:『だいじょうぶ、なぜ?』
滝瑞果:「え?だってジィルのこと、大切だって言ってたじゃん」
滝瑞果:「あいつがやりたかったことを元に戻すの、嫌じゃないのかなーって」
《風の王》:『……わたしが、がんばれば』
《風の王》:『あのひとの罪が 少しでも薄くなるなら』
《風の王》:『わたしは それでもいいから』
滝瑞果:「それもまた変な話だな。罪だって自分で分かってるなら」
滝瑞果:「……最初からやらなきゃいいんだ」
GM:ちなみに、マスタージィルの処遇は傲慢番長・天龍寺マヤカと同じで
フォース=ライブラリ:「……ふむ。そういうものなのですか。」
GM:UGN預かりになっています
《風の王》:「…………」
フォース=ライブラリ:遠くをみつめたままアメリカンドッグをもぐもぐと食べる。
《風の王》:目を伏せる。不安はつきまとっている。
《風の王》:『わからない』
フォース=ライブラリ:「……フォーとしては。」
《風の王》:『わたしは、何をしたらいい』
フォース=ライブラリ:ちら、と風の王のほうを見て、また遠くに目線を戻す。
滝瑞果:「……だから、今分かったじゃん。気づいてないの?」
滝瑞果:「罪だとか、悪いとか分かってても」ポケットに手を入れたまま、僅かに振り返る。
《風の王》:『……?』
滝瑞果:「どうしようもないことはある」
《風の王》:『……それでいいの?』
滝瑞果:「それをやればいい。いや、やるしかない……」
《風の王》:『それじゃ、正しくないのに』
フォース=ライブラリ:「……そうですね。既に行動してしまったことに、やらなければという仮定はあまり意味を持たないと。」
滝瑞果:「たとえ風紀委員の始まりのルールでも、そういう気持ちがあるって分かって」
フォース=ライブラリ:「そうフォーも考えるのです。」
滝瑞果:「なんだか、救われたよ」
《風の王》:『救い……』
《風の王》:『悪いことは、やってはいけないこと』
《風の王》:『絶対の秩序は、絶対に守らなければならない……それだけが私だった……』
《風の王》:『変わったのは、良いこと、なのかなあ』
フォース=ライブラリ:「……」 その言葉を聞き、黙って考え込んでいる
フォース=ライブラリ:「……どうでしょうね。」
滝瑞果:「いいんだ……」
滝瑞果:「変わっていいんだ」
滝瑞果:《風の王》のスカートをめくっている。
《風の王》:「ぴう!?」
フォース=ライブラリ:即座に滝さんの足を蹴る
《風の王》:ぺふ、とマスクを浮かして、
滝瑞果:「グゲェ!」
《風の王》:涙目で《蝕む声》「『おすわり!』」
滝瑞果:メシャア!
滝瑞果:失敗したガンプラみたいな座り方になりました。
フォース=ライブラリ:「フォーの場合は自分が変われてよかったと思っていますが。」
フォース=ライブラリ:「よかったかどうかは自分自身で判断することだとフォーは思うのです。」
フォース=ライブラリ:「……風の王さんや、滝さん自身が。」
裏アフロ部員:「裏アフロ部のアフロまん安いよ~~~ッ!」
真アフロ部員:「真アフロ部のアフロまんの方がうまいよ~~~~イカスミだよ~~~」
《風の王》:再びボイスチェンジャーを嵌める。『あなたも、変わった……』
《風の王》:聞きかけて、良い匂いに釣られる。
フォース=ライブラリ:「……む。これは。」 屋台に気付く。
裏アフロ部員:「なんだてめえ! 真アフロとかいう奴らは潔くマグマ風呂にでも入ってろ!」
真アフロ部員:「黙れ裏野郎! 大人しく螺子で磔にされてろ!」
GM:外にはもう謝冬祭の屋台が出始めている。
フォース=ライブラリ:「アフロまんを1つずつお願いしたいのです。」 とことこと屋台に近付いて既に注文している。
真・裏アフロ部員:「「まいどアフロー!」」
滝瑞果:屋台に並ぶ2人の背中を、少し離れて、眺めている。
滝瑞果:白い息を吐く。「今夜は雪が降りそうだな……」
《風の王》:『感、謝』ぎこちなく笑う。『……フォースは、いつ変わった?』
フォース=ライブラリ:「フォーだけではありません。」 アフロまんを受け取りながら、風の王さんに。
《風の王》:『フォース、だけ、じゃ、なぃ?』
フォース=ライブラリ:「この学園では日々新たな発見があるので。」 アフロまんをそれぞれ2つずつに割る。
GM:中身は焼きそばです。
フォース=ライブラリ:「それを体験しているフォーは日々変化していっていると言えるのです。」
フォース=ライブラリ:「学園の皆さんも、日々変化を続けているということでもありますね。」
《風の王》:『学園が変わる』『自分も変わる……』
フォース=ライブラリ:割ったアフロまんを風の王さんに渡す
《風の王》:『変化は……危ないことも、起きる』アフロまんをもらう。
《風の王》:持ち上げて中身を覗き込もうとする。
《風の王》:熱々の焼きそばが顔に掛かる。『!?』
フォース=ライブラリ:「あっ」
《風の王》:顔を押さえて俯く。
《風の王》:『~~~~』
皐月原真琴:なら、《風の王》とフォーちゃんは気づいても良いです。
《風の王》:慌てて顔を押さえたせいで、アフロまんを取り落とす
フォース=ライブラリ:「……まぁ、その通りではあるのです。」 こちらは慌てていない
???:いつの間にか二人の影が伸びている。
《風の王》:「んむ」 慌ててくぐもった声。
フォース=ライブラリ:「良い発見ばかりとは限らないので。」
???:影が両腕の形を取り、
???:実体化。アフロまんを空中にトスする。
皐月原真琴:「よっと」 綺麗にキャッチ。
皐月原真琴:「えーと。落としましたよ、お嬢さん」
《風の王》:『?』目元を擦り、何が起きたのか確かめようとする
皐月原真琴:目線の先には、アフロまんを差し出している軽薄そうな男子生徒。
《風の王》:「あ、んむ」  受け取って、『……あり、がとう』
皐月原真琴:「どういたしまして。友達の……」
皐月原真琴:「“友達の友達”みたいだからな」
《風の王》:『……フォース?』
皐月原真琴:「ようフォー。新しい友達か?」
フォース=ライブラリ:「新しい友人。そうですね。」
《風の王》:真琴くんの外見に、そわそわし始める。
皐月原真琴:「……?」
《風の王》:『フォース。ふ、ふ』
フォース=ライブラリ:「それにしても。真琴さんに連絡を取れず……む?」 風の王さんの様子に気付き、言葉を止める。
《風の王》:めまぐるしくボードの文字が変わる。『不良。風紀。いかにもなの』
皐月原真琴:「……なあ、友達なんだよな?」
皐月原真琴:一歩後ずさる。
《風の王》:『じゃらじゃら。たくさん』 狼狽している。風の王の血がざわめいているのだ。
フォース=ライブラリ:「そうですね。真琴さんとも仲良くできそうで喜ばしい限りなのです。」
フォース=ライブラリ:真琴さんの目を見ずに話す。
フォース=ライブラリ:見るからに緩んでいる口元をマフラーの中に隠す。
《風の王》:おろおろしながら『は、はじめまし、て』
皐月原真琴:「へ」
皐月原真琴:わけもわからず、とりあえず全力逃走の為に励起させていたレネゲイドが収まっていく。
皐月原真琴:「は、はじめまし……て?」
皐月原真琴:「2年の皐月原真琴です、はい」
《風の王》:『…………』フォースの小さな体の影に隠れようとして、失敗する。
フォース=ライブラリ:「おっと。そういえば紹介するのを忘れていました。フォーの友人なのです。」 風の王さんに
《風の王》:背は高いので無理がある。
《風の王》:『ええと……』
フォース=ライブラリ:「ちなみにこちらは初代風紀委員長の従者さんなのです。」
《風の王》:自己紹介する名前が無いことに気付く。
《風の王》:『初代風紀委員長の従者です』と筆談
皐月原真琴:「“初代風紀委員長の従者さん”ってお前そんな」
皐月原真琴:「ゲームのNPCじゃないんだからさ。なんかこう、名前ないの?」
皐月原真琴:「……マジにないのか」
《風の王》:『アフロまん、ありがとう。拾った人には、一割』
《風の王》:きっかり10%分をちぎって渡す。風紀委員力だ。
皐月原真琴:「お」 受け取ります。
皐月原真琴:「サンキュー。なんだ、フォーよりは随分気前がいいな!」
フォース=ライブラリ:「む。」 眉間にわずかにしわが寄る。
皐月原真琴:「ありがとな。ええと……初代風紀委員長の……」
皐月原真琴:「……やっぱ長えって。なあ、名前ないなら考えようぜ」
皐月原真琴:「ちっこいけど、アカデミアの知識の権化みたいなのもいるしさ。ネタには困らないだろ」
フォース=ライブラリ:「ふむ。呼び名が長い。なるほどそういう考えもありますか。」
皐月原真琴:「あるある。呼ぶ時困らなかったのか?」
皐月原真琴:「どこで知り合ったのか知らないけどさ」
フォース=ライブラリ:「数日前に戦ったきりでしたので。」
皐月原真琴:「戦」
フォース=ライブラリ:「その際は便宜的に『あなた』『風の王』『亡霊』などと呼んでいたのです。」
皐月原真琴:「………………おい待て、初代?亡霊?アカデミアの設立っていつだ?」
皐月原真琴:「どういう大冒険してきたんだ、お前……」 フォーちゃんの頭をくしゃっとなでます。
《風の王》:『アカデミアには おばけがでるよ』 ボイスチェンジャーを通した機械的な声
《風の王》:『よふかしするこ いじわるするこ ひとのはなしをきかないこ』
《風の王》:『わるいこのとこ よってくる……♪』
皐月原真琴:「……」
皐月原真琴:最近流行っている噂だ。
皐月原真琴:問題児が突如行方不明になり、
《風の王》:『昔、わたしの主が、こどもの教育する時に、作ったうた』
皐月原真琴:数日後に戻ってきたときには、すっかりその問題が改善されている。
皐月原真琴:「……その主さんは、きっとあれだな。こどもを育てるのが好きだったんだな」
皐月原真琴:「口うるさく説教しないで、わざわざそんな歌作るなんてさ」
《風の王》:『……うん。きっと、そう』
フォース=ライブラリ:「主。初代風紀委員長ですか。」
《風の王》:『もしも きみがいいこなら なかまにいれてあげとくれ』  
《風の王》:『もしも きみがわるいこなら いたずらにさそってあげとくれ』
《風の王》:「番長と、生徒会長も、後から色々書きたしたの」
《風の王》:『主は、一見は怒ってたけど、……楽しそうだった』
フォース=ライブラリ:「ほう。その歌詞は初耳ですね。」
《風の王》:『保育園とか探せば、まだ残ってるかも……』
《風の王》:『前に歌っていたのは ジィルが書き換えてたものだから』
フォース=ライブラリ:「なるほど。興味深いのです。」
《風の王》:はぐ、とアフロまんに噛みつく。
フォース=ライブラリ:「風の王さんをフォーが仲間に入れるので、真琴さんもいたずらに誘ってあげてください。」
《風の王》:「…………!」目を見開く。「ぅ」
《風の王》:かつかつと食べ始める。
フォース=ライブラリ:こちらももぐもぐとアフロまんを食べている
皐月原真琴:「……ふうん」
フォース=ライブラリ:「初代風紀委員長にはいつかお会いしたいですね。フォーの母さんの話を聞けるかも知れません。」
皐月原真琴:「え、生きてんの!?」
皐月原真琴:「初代だろ!?」
皐月原真琴:「あ、いや……設立年数的に考えれば生きてるか……」
《風の王》:二人を順に見やり、ちょいちょい、とフォーをつつく。
フォース=ライブラリ:「ふふ。フォーも同じ勘違いを……おっと。」
《風の王》:フォーちゃんだけに筆談。『フォーが助けた“大切な人”は、このひと?』
フォース=ライブラリ:「……」 筆談が目に入る。
フォース=ライブラリ:「……」 アフロまんの残りをたいらげつつ、真琴さんを見る。
GM:ちなみにボードというよりはアイパッド的なもので雑談してます
フォース=ライブラリ:「いえ。残念ながら真琴さんではありませんね。」 真琴さんに聞こえる程度の声で返事。
《風の王》:『ちがう?』
《風の王》:首を大きく傾げる。
フォース=ライブラリ:「なのです。」 うなずく。
皐月原真琴:「? なんだ?」
フォース=ライブラリ:真琴さんを横目で見ながら
フォース=ライブラリ:「その方は……フォーを心配してこのような素敵なプレゼントをくれたので。」
フォース=ライブラリ:「どうでしょうか真琴さん。フォーが紗雪さんからいただいたこのマフラー。」
フォース=ライブラリ:首に巻いたマフラーを手に取り真琴さんに見せる。
フォース=ライブラリ:ふふん、と小さく鼻息を鳴らしている
皐月原真琴:「お、そうそう。それずっと気になってたんだよ!」
皐月原真琴:「いやー、まさかさ」
皐月原真琴:学生鞄から同じマフラーを取り出します。
フォース=ライブラリ:「フォーも真琴さんに早く見ていただ……」
《風の王》:(校則違反……)
フォース=ライブラリ:「……」
皐月原真琴:「フォーも貰ってたなんてな。ははは!」
皐月原真琴:「これだけ作るのすんげー大変だったと思……フォー?」
フォース=ライブラリ:「……そうですね。おそろいなのです。」 プイ、と横を向く。
フォース=ライブラリ:そのまま虚空から白い本を抜き出し、ページを開く。
フォース=ライブラリ:「ところで風の王さん。」
フォース=ライブラリ:「マフラーを見て浮かんだ素朴な疑問なのですが……」
フォース=ライブラリ:「……学生のマフラー着用は校則的にはどうなのでしょうね。」 パラパラと静かにページをめくっていく。
皐月原真琴:「え、マフラーはアリだろ……アリだよな?」
皐月原真琴:「アリだっけ?」
《風の王》:『…………』
《風の王》:『基本的には、学園指定の業者のものが推奨されます』
GM:名目上は存在するのだ……制服あるし……
GM:ただし検索すれば分かるが、、非常に地味である。単色とかチェックしかない。
皐月原真琴:「……」
皐月原真琴:「もしかして、没収したりする?」
《風の王》:『そ、そんなことしない』首をぶんぶんふる
《風の王》:『わたしは今は、ちがうから』
《風の王》:『ただ、その……かってに、目はいく』
GM:無意識下で反応してしまう感じ。猫が動くものを追ってしまう的な。
フォース=ライブラリ:「ちっ。惜しかったのです。」
《風の王》:『ごめんなさい……』しゅん
皐月原真琴:「フォー、この野郎……」
皐月原真琴:「いいよ。なあ、突っ立ってるのもなんだしさ」
皐月原真琴:「どうせなら散歩がてら、さっきの歌の続き探しに行こうぜ。風の王ちゃん」
皐月原真琴:「紗雪は部活で忙しいみたいだし……初代の話も聞きたいしさ」
《風の王》:『でも…………いい?』
フォース=ライブラリ:「……そうですね。残る行先は例の幼年部のみでしたし。」
《風の王》:行きたそうに、フォースと滝さんを見る。
フォース=ライブラリ:「滝さんが問題なさそうであれば……」 滝さんの方を見る
皐月原真琴:(あ、Rファイトの時にフォーに踏まれてた人……)
滝瑞果:別の屋台でリンゴ飴などを買っていたが
滝瑞果:視線に気づき、手を振る。
《風の王》:『……じゃあ、よろしくお願い、します』
《風の王》:ぺこりと礼をする
皐月原真琴:「おう、行こう行こう」
皐月原真琴:「通り道、ケラススの近くにおいしいソフトクリーム屋があるからさ。いっちょ俺が奢ってやるよ!」
フォース=ライブラリ:「……フォーがついていたということで後で許していただきましょう」 真琴さんの背中におもむろに飛び乗りつつ。
皐月原真琴:「許す?なに……うおう」 飛び乗られる。
フォース=ライブラリ:「ふむ。そのソフトクリームは以前に味わった経験が既にあるのですが。」
フォース=ライブラリ:「……悪くはありませんね。また何か新しい発見があるかも知れません。」
《風の王》:『……たのし、み』
皐月原真琴:「そういうこと。いいものは何度味わってもいいんだよ……ほれ、行くぞーっ!」
皐月原真琴:フォーちゃんをおんぶしたまま、風の王ちゃんは置き去りにしない程度にゆっくり走り出します。
《風の王》:おいてかれそうになって、慌てて飛び付きます
《風の王》:真琴くんに。
《風の王》:フォーちゃんを見て、そういうものかと思った。
GM:――秩序の守り手として置かれた装置。
滝瑞果:「……よかったな。アカデミアの亡霊」
滝瑞果:遠く、後ろ姿を見送って、リンゴ飴を口に含む。
GM:――悪の手先として目覚めさせられた自我。
滝瑞果:(やっぱり、こっちのアカデミアのほうがいい)
GM:それでも、その変化を肯定的に受け入れ、アカデミアは続いていく。
滝瑞果:(たとえ良くても……悪くても)
滝瑞果:(あたしが必要な――あたしを必要としてくれるアカデミアは、こっちだから)
GM:では、黄昏れている滝さんの上から
滝瑞果:そのまま、2人とは反対方向に歩いていきます。
GM:上階の窓から脈絡なく飛び降りてくる影。
GM:滝さんを踏みつける。
滝瑞果:「ギャン!」
暗黒非合法素粒子部:「き、貴様よくもーっ!」
暗黒非合法素粒子部:「待て、利益の三割をやろう! だからその帳簿だけは……!」
エリス・トリオン:「ヘッ、バーカ。誰がてめえらなんか信じるか。ここいらで俺を追えるかよ」
エリス・トリオン:窓から身を乗り出す素粒子部に中指を立てる。
滝瑞果:「おい」
エリス・トリオン:紙袋に入った大量のたません。
エリス・トリオン:「あン?」
滝瑞果:「おいコラこの粗大ゴミ」
エリス・トリオン:「まじぃな……靴が汚れた」
滝瑞果:「行儀よくゴミステーションに投棄されとけよオラ、ゴミなんだからよ」
エリス・トリオン:「珍しく黄昏てんじゃねえよ逆人間国宝」近くの泥混じりの雪で靴を拭く。
滝瑞果:「はあああー!?さすがは今回のMVP様は頭が高くて結構なことでございますなァ~~!?」
滝瑞果:「いやー、その態度、もはやこのように平伏する他ございませんわ、エリス・無能・トリオン殿!」
滝瑞果:「あたしだったら恥ずかしさで7年は地下から出てこないと思う!よく喋って動いていられるね?」
エリス・トリオン:「プラス分まるごと帳消しにするほど風紀委員に目ェつけられた極端野郎には何も言われたくねえなァ!」
エリス・トリオン:「大人しく簿記でもしてたらどうだ? あァ?」
エリス・トリオン:「異世界に召喚されて経済チートして反乱起こされて死ね!」
滝瑞果:「ったくよー、ジィルの野郎も、なんでこいつをイカダに括りつけて一人大航海時代やらせなかったかなー」
エリス・トリオン:「あのクソ野郎、もうちょい泳がせとくんだったぜクソ……」
エリス・トリオン:「こいつから悪い所抜いたら何ものこらねえじゃねえか」
エリス・トリオン:「遺産だけ残してくれれば俺が有効活用してやるんですがァ?」
滝瑞果:「……ほんとに、よくもまあ、お前みたいな存在価値マイナスの不良債権が受け入れられてるもんだと感心するよ」
エリス・トリオン:「さっきそこでドーナツ出店見たがよ、お前ソックリだったぜ」
エリス・トリオン:「輪っかが本体なところとかなあ」
エリス・トリオン:「あァ、じゃあその自称優良物件(笑)サマに仕事の依頼だ」
エリス・トリオン:紙袋入りのたませんをまるごと放り投げる
滝瑞果:キャッチする。
エリス・トリオン:「奴ら、素粒子たませんで詐欺マルチ商法やってやがったからな。包み紙が帳簿だ」
滝瑞果:「ったく、クソ……」
滝瑞果:「悪党どもが尽きないよな、この学園は」
滝瑞果:笑う。
エリス・トリオン:紙袋には『通常の30倍の素粒子加速オーブンで美味しさ3京倍! 友達に紹介してチケットを手に入れよう!』と広告。
エリス・トリオン:「ああ、俺の目の前の奴とかな?」
滝瑞果:「死ぬだろ」
滝瑞果:「え?目の前って網膜より手前って意味じゃないんですけど?学のないクソバカには分からないかもしれないけど……」
エリス・トリオン:「アカデミアなんざきといて学もクソもねーだろが!」
エリス・トリオン:「悪党どもがバンバカ事件起こすおかげで、飯の種にゃ困らねえだろ?」
滝瑞果:「サボりが本業のサボり人間さんは学生じゃないからそう思うのかもね。でも、そうだな……」
エリス・トリオン:持っていた、たませんを放り投げて食らう。
滝瑞果:帳簿を掌に広げて、胸元のボールペンで流れるようにチェックを入れていく。
滝瑞果:「ま、所詮悪党は人に迷惑をかけて生きてくしかないんだ」
滝瑞果:「だったらせめて、楽しいほうがいい」
エリス・トリオン:「はぁ? やっぱりテメーは阿呆だな」
エリス・トリオン:「俺たちがいつ誰に迷惑かけたってんだよ」
滝瑞果:「なんだよ」
エリス・トリオン:降りしきる雪を鬱陶しげに払っている。
エリス・トリオン:「善人どもは善人ぶりてえ奴らだろ。善人ぶるにゃ、悪党が必要だ」
エリス・トリオン:「飯のタネにもなりゃ、善人どものカマセにもなる」
エリス・トリオン:「悪党はこの世の誰よりも社会に貢献してるんだよ」
エリス・トリオン:冗談じみて肩を竦める
滝瑞果:「はーん。すげーな。呆れた開き直りだ……」
滝瑞果:「ま、なんでもいいさ。なんでも」
滝瑞果:リンゴ飴をもう一度口に咥える。
滝瑞果:「そういや、日本語の複雑なニュアンスが伝わるかどうかいまいち分かんなかったから言い忘れてたけど」
滝瑞果:「会長が探してたぞ」
エリス・トリオン:「テメエーが俺をバカにしてるってニュアンスだけは死ぬほど伝わんだよ」
エリス・トリオン:「会長が? なんでだよ」
滝瑞果:「知らねーよ。どうせ謝冬祭の準備か何かじゃないの」
滝瑞果:「誰かさんが急に労働力として換算できなくなったからさ」
エリス・トリオン:「チッ、めんどくせーな」
エリス・トリオン:身体を霧化しようとして目を細める。
滝瑞果:「あたしもさんざん仕事して、ようやく息抜きの休みなわけ。勘弁してほしいよな……」
滝瑞果:歩き出したところで、足が止まる。
エリス・トリオン:「ああくそ、雪ウゼエ……」
滝瑞果:「へいそこの彼女!ちょっとパンツ見せてかない!?」
エリス・トリオン:「テメエは更にウッゼェんだよ聴覚に入るんじゃねえ」
エリス・トリオン:踏みつけ!
滝瑞果:フラフラと視界に入った一般女性生徒に近づいていくが
滝瑞果:「アバーッ!?」
GM:背中の脊髄のあたりを踵でゴリゴリやっている
セクハラされかけた女子生徒:その様子を見ながら、首をかしげてます。
滝瑞果:ドサーッ!
セクハラされかけた女子生徒:「あの。何をされているのでしょうか」
滝瑞果:実体化エリスの重量に耐え切れず倒れこみます。
セクハラされかけた女子生徒:「ちなみに私は風紀委員です」
エリス・トリオン:ついでに滝さんの右手あたりを忌々しげに見る。
滝瑞果:「ミ……ミナちゃん」
エリス・トリオン:「あァ? 風紀委員サマが出る幕ァありませんよォ」
エリス・トリオン:「こいつは身内が出したゴミの問題でなあ~~~」
夏川ミナ:「そうなのですか」
滝瑞果:「この多くの女子生徒の中から、的中の上玉を引き当てる勘の鋭さ……フフ……さすがはあたし」
エリス・トリオン:「生ごみをを丸めて捨てることを暴力行為とは言わねえだろ?」
エリス・トリオン:「いいからあっち言ってなちっこい風紀委員殿」
夏川ミナ:「その生ごみ……というか滝瑞果さん……はまだ生きていらっしゃるようなので、おそらく暴力行為にあたると思いますが」
滝瑞果:「あ、なんかこの上に乗ってわめいてる珍獣は気にしないでね~」
夏川ミナ:「珍獣……」
滝瑞果:「なんか学園内で飼うのはワシントン条約違反か何からしくてさ、近日強制送還する予定なわけ!」
夏川ミナ:「そうなのですか」
エリス・トリオン:「つか、てめーら知り合いかよオイ」
エリス・トリオン:「風紀委員と知り合いとか、いよいよテメエの永世名誉戦犯も近くなってきたな」
滝瑞果:「そんなことより……我々の未来の話をしよう」
滝瑞果:「ミナちゃんの脚線美の話を……」
エリス・トリオン:蹴っ飛ばす
エリス・トリオン:脇腹あたりを。
滝瑞果:「ウゲローッ!?」
夏川ミナ:「知り合いではありません。滝さんとは以前の大停電事件で友情を育み……あっ」
滝瑞果:「ミナちゃ~~ん!なんかこの人こわーい!あたし達の友達でもないのに話しかけてきてる~~!?」
夏川ミナ:のたうちまわる滝さんを目で追います。
滝瑞果:「なんか知らないけど怖そうなひとだねェーっ!近付かないどこうね~~!」
エリス・トリオン:「オラ知り合いじゃねえってよ滝〝人生そのものがミス〟果」
夏川ミナ:「いえ、知り合い止まりではなく、その」
夏川ミナ:「と…………と」
夏川ミナ:「と……ともだちである、と……」
エリス・トリオン:「…………………」
滝瑞果:「ああ、ケホッ、はぁ~~~~」脇腹をさすりながら起き上がり、溜息をつく。
エリス・トリオン:「オイ変態……」
夏川ミナ:「……もちろん、滝さんがそう思ってくれているならですが。」
滝瑞果:「……友達だよ、ミナちゃん」
エリス・トリオン:「てめえとうとうやりやがったな……」
夏川ミナ:「ふふ。よかった   ……?」
夏川ミナ:エリス君を見ます。
エリス・トリオン:「中等部のガキを洗脳監禁刷り込みたあ堕ちる所まで堕ちたってことだ」
滝瑞果:「はぁ~~!?突然何言ってるのこの人!?こわーーい!!」
エリス・トリオン:右腕を霧化させる。「罪がバレる前に消し飛ばしてやるよ」
夏川ミナ:「……」 自分の胸元を見る。
夏川ミナ:「いえ、高等部の一年生です。“ジラクジギル”エリス・トリオン」
滝瑞果:「それ、もしかしてお前の願望かよ!落ちるところまで落ちたのはお前のほうだわ!」左手をポケットから抜く。
夏川ミナ:「エリス・トリオン?」
夏川ミナ:「滝さん?」
エリス・トリオン:「あァ? なんだ知ってんのか」
エリス・トリオン:「悪いことは言わねえ。こいつだけはやめとけ高一のガキ」 
夏川ミナ:「ガキ……」
エリス・トリオン:(しかしこいつ、これで高一かよ。見かけ朝倉と同じくらいじゃねえか)
夏川ミナ:「参考までに、理由をお伺いしても良いでしょうか」
夏川ミナ:「これは私見ですが、滝さんはいつもキラキラ輝いていて、前向きで、知的で、素晴らしい方だと思います」
エリス・トリオン:「………しけ」
エリス・トリオン:「ッハハハハハハハハハハ!」
エリス・トリオン:壁を叩き始める。
エリス・トリオン:「キ、キラッ……前ッ……す、素晴らしい方ッハハハハアアアアア」
夏川ミナ:そう。この夏川ミナは、滝さんに対して 【友情○/劣等感】 でロイスをとっているのだ!
エリス・トリオン:「おま、お前笑い殺す気か!?」
夏川ミナ:「えっ」
滝瑞果:「……」少し顔が赤い。
エリス・トリオン:「物は言い様だなあ! なあキラキラ前向き知的素晴らし滝瑞果!!!」
エリス・トリオン:「ヒーーーーーカハハ――――!」
滝瑞果:「うるせーーーよ!!もう行こう行こうミナちゃん、きっと彼は自分が学生だと思い込んでしまったかわいそうな人なんだ」
夏川ミナ:「素晴らしい方だと思います」 頬をふくらませる。
滝瑞果:「彼の処理は保健所の職員に任せよう。自然の摂理なんだ」
エリス・トリオン:「あァ、行け行け行っちまえッヒャハハハハハハ!」
滝瑞果:「覚えてろよこの野郎……」
エリス・トリオン:「ああ、クソ、超面白ェ……おい高一、テメエ名は」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「“ジェミニ”です。“ジェミニ-5th”の、夏川ミナ……あの、エリス・トリオン」
夏川ミナ:「滝さんと同じ生徒会に所属して、こうしてなんの遠慮もなく滝さんと会話できるあなたが」
夏川ミナ:「すこし羨ましい。そう感じます」
エリス・トリオン:「オーケー。あ? なんだよ一体……まだそいつ褒め称えるつもりかよ」
エリス・トリオン:「流石にこれ以上笑わされたら…………」
滝瑞果:エリスの額に消しゴムをブチ込む。
エリス・トリオン:「やめとけバーグフォアッ!?」
夏川ミナ:「それではしつれ……あ」
夏川ミナ:「痛そう」
滝瑞果:「よし、じゃあ屋台見てまわろっか」
夏川ミナ:「はい」
エリス・トリオン:「テメーの雑魚攻撃が効くかバカ」
エリス・トリオン:復帰し、背を向ける「おい夏川」
夏川ミナ:「む」
エリス・トリオン:「そいつと仲良くなりてえんなら、一個教えてやるよ」
夏川ミナ:胸ポケットから手帳を取り出します。
夏川ミナ:メモる構え。
エリス・トリオン:「《マスタージィル》の攻撃は、炎熱と冷却を一瞬で何度も叩き込んで、物体を温度崩壊させるんだと」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「……??」
エリス・トリオン:「そいつの攻撃、神経いじって無理やり我慢して受けりゃ、リザレクトで表面は治っても中身はしばらく使えねえ」
エリス・トリオン:ちらりと肩越しに滝さんを見る。
滝瑞果:「……チッ」心底不機嫌そうな顔になる。
エリス・トリオン:「右手の動作をしばらく代わってやるんだな」
夏川ミナ:目をぱちくりしている。
夏川ミナ:「優しいのですね」
夏川ミナ:「了解しました、エリス・トリオン先輩。アドバイスに従い、暫く滝さんのサポートにつきます」
エリス・トリオン:「そうすりゃ、テメーの好感度もだだ上がりだよ、物好きミナ」
夏川ミナ:「はい。ありがとうございます」
夏川ミナ:エリスくんにぺこりと頭をさげる。
滝瑞果:「……」無言のまま歩き出す。
エリス・トリオン:「それと俺は優しくねえから勘違いすんな。――あばよ」
夏川ミナ:「はい。それでは、あばよです」
夏川ミナ:滝さんの後についていきます。
滝瑞果:「大袈裟なんだよ、どいつもこいつも……」低い声で呟いている。
滝瑞果:「こんなの」
滝瑞果:「死ぬわけでもないのに」
夏川ミナ:「そうですね。オーヴァードの治癒力があれば、そうそう死ねません」
夏川ミナ:「でも、その。滝さんがよろしければなのですが」
夏川ミナ:「屋台をめぐる間だけ、右手の代わりをさせて頂けますか」
滝瑞果:「あっと、そうだ!ミナちゃん行きたいとこある?」笑顔を見せる。
滝瑞果:「ええ~~!?右手の……あたしの右手の代わりに!?」
夏川ミナ:「はい。これまで他人の右手の代わりをしたことはありませんが、精一杯頑張ってみます」
滝瑞果:「右手の代わりに……ど、どこを触ってくれるんだい……?」
夏川ミナ:「……」
夏川ミナ:「割り箸とか……」
滝瑞果:「アアーッ!あたしの右腕はもうダメだ……後遺症で一生動かないかもしれない!」
エリス・トリオン:滝さんの後頭部に消しゴムが飛んでくる。
滝瑞果:「もしかしたら……もしかしたら、美少女のふとももやおっぱいに触れる、懐かしい感触さえあれば……?」
滝瑞果:「奇跡の復活を果たし、ドキュメンタリー……ギャボッ!?」
夏川ミナ:「あっ」
夏川ミナ:「痛そう」
エリス・トリオン:細く霧と化して、先端だけ実体化した手が廊下の向こうに消えていく。
滝瑞果:「ハァハァ……そうだ、ミナちゃん、風紀委員に一人、新しい子が入ってきたんだけど」
滝瑞果:「友達になってやってくれないかな。ちょっと行けば、合流できると思うし……」
夏川ミナ:「はい」 歩きながら聞いている。
夏川ミナ:いつも無表情な口元が、本当に、ほんの少しだけ笑みの形になっている。
滝瑞果:「じゃあ、ソフトクリームでも食べにいこっか。一緒に」
夏川ミナ:「はい。いきましょう。いっしょに」
夏川ミナ:「友達ですから」
夏川ミナ:滝さんの後ろではなく横に並んで、一緒に歩いていきます。
GM:いつの間にか、雪は止んでいた。

GM:では最後のED。七瀬くんだ。

Scene16/エンディング:七瀬千夏

GM:亡霊事件から数日後。
GM:七瀬くんは、アカデミア保健室棟を訪れていました。
GM:今回の事件を通して、もっとも被害を受けていた三吹いのりが、ここに検査入院している。
七瀬千夏:ふむふむ、ではお見舞いにフルーツ盛り合わせでも持っていこう
GM:入室です
GM:個室だ。扉を開けると、ベッドの上で手持無沙汰にしている少女が目に入る。
三吹いのり:「むむ……これはまた難易度が……」知恵の輪型手錠を弄っている。
七瀬千夏:「…それ、手錠として致命的なのでは?」
七瀬千夏:「頑張れば外れるじゃないですか」
三吹いのり:「大丈夫、そう簡単には外れないよ」
三吹いのり:「看守にも外せない」
三吹いのり:「って、あ―――――七瀬くんっ」
三吹いのり:「良かったあ……元気そうだねえ……!」
三吹いのり:スリッパを履いてベッドから降りてくる。
七瀬千夏:「どちらかというと、その台詞は僕が言うべきセリフのような気もしますが」
七瀬千夏:「ほら、まだそんなに動いてはダメでしょう」
三吹いのり:「マスターエージェントとぶつかったって聞いたからさぁ」
七瀬千夏:と別途に押し戻す
七瀬千夏:ベットに
三吹いのり:「私は全然大丈夫だよぅ。ここの入棟だって大袈裟なくらい」
三吹いのり:ベッドに腰掛け、手を伸ばしてパイプ椅子を引き寄せる。
七瀬千夏:「こちらも大丈夫です、何しろあのメンバーですからね」
七瀬千夏:「何が食べたいですか?」
七瀬千夏:フルーツの詰め合わせをテーブルに
三吹いのり:「えっとねえ、リンゴー。剥いてくれる?」
七瀬千夏:「お任せ下さい」
七瀬千夏:2dx 芸術:りんごの皮向き
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[6,10]+2[2] → 12

GM:良い達成値だ
七瀬千夏:うさぎさんくらいは作れよう
七瀬千夏:「どうぞ」
三吹いのり:「お、おおうー。手際……すごい」
三吹いのり:「良い奥さんになれるねえ」
七瀬千夏:「これくらいは普通でしょう」
七瀬千夏:「でも、元気そうでよかった」
三吹いのり:「……ごめんねえ」
三吹いのり:少し目を伏せる。「面倒なことに巻き込んじゃって」
七瀬千夏:「面倒?」
七瀬千夏:「ぷっ…はっはっは」
三吹いのり:「???」
三吹いのり:「め、面倒っていうか、大変っていうか……」
七瀬千夏:「この程度を面倒といっていては風紀委員は務まりませんよ」
三吹いのり:「そ、そうかなあ……?」
三吹いのり:「うーん、期待の新人は一味違いますなあ……」
七瀬千夏:「学園に起こりうるあまねく面倒事に対して立ってこその風紀委員」
三吹いのり:「目指すは風紀委員長?」
七瀬千夏:「生徒のために細々とした面倒事にも首を突っ込んでいく先輩を見習っているからですよ」
七瀬千夏:「目指すべきは貴方ですよ、先輩」
三吹いのり:「…………」
三吹いのり:目を丸くする。
三吹いのり:「……あ、う、うう」
七瀬千夏:「他の人なら捨て置くような小さな揉め事、小さな困り事」
七瀬千夏:「そういう所から学園は良くなるのです」
三吹いのり:「そ、そんなこと……褒めたって」
三吹いのり:「何にも……出てこにゃ、にゃ」
七瀬千夏:「褒められるべきは褒める、当然では?」
三吹いのり:目元が潤み、慌ててごしごしと擦る。
三吹いのり:「……ううん。じゃあ、七瀬くんの、模範になれるよう」
三吹いのり:「頑張ってみることを、ここに誓います。宣誓!」
三吹いのり:びし、と手をあげる仕草をして、照れ笑い。「……ありがとね」
三吹いのり:「良い後輩を持てて、私は幸せだよう」
七瀬千夏:「いや、僕も今回で学んだことが多いですから、これからもよろしくお寝顔します」
三吹いのり:「ほうびを取らそう! 一個あげる」と、つまようじに刺したリンゴを差し出す。
三吹いのり:「今もらったやつだけど!」
七瀬千夏:「ありがたき幸せ」
GM:では、そんな風にほのぼの会話に興じていると
GM:コンコン、と扉がノックされる。
七瀬千夏:「む、誰か面会の約束ですか?」
三吹いのり:「ん、誰だろう。どうぞー」
プライム・ライブラリ:「失礼する」扉が開く。髪を結いあげた長身の女性。
プライム・ライブラリ:「ああ……七瀬千夏。こちらに来ていたか」
七瀬千夏:「これはプライムさん、お見舞いですか?」
プライム・ライブラリ:「そうだな。ひととおり、被害の確認をしているところだ」
三吹いのり:「被害……」
七瀬千夏:「…事件を解決したことで影響はなくなるのではないのですか?」
プライム・ライブラリ:「そうだな、後に残るような怪我を負った者はいないよ」
プライム・ライブラリ:「一部、善人化した人間の周囲が妙なトラウマをもらったりはしてるようだが」
プライム・ライブラリ:「あと、アフロ部の一般部員はしばらく髪がハーフ&ハーフのままだ」
七瀬千夏:「ハッハッハ、ではまた善人になってもらっても良いかもしれませんね」
七瀬千夏:「アフロ部…」
三吹いのり:「ハーフ&ハーフ……?」
GM:情報収集で出てきた彼ですね。
七瀬千夏:「いやいやいや、アフロにすればいいだろう?」
プライム・ライブラリ:「縮毛矯正だったからな……」
七瀬千夏:「能力で固定化されているわけでもないんだから」
七瀬千夏:「美容室にでも行けば」
プライム・ライブラリ:「ただのストレートパーマならまだその目もあるんだろうが……」
プライム・ライブラリ:遠い目。
三吹いのり:「縮毛矯正ってすごいんだ……」
プライム・ライブラリ:「まあ、美容室が《事象固定化》を使っているかどうかはさておき」
七瀬千夏:「そうか、せめて取締では若干優しくしてあげましょうか」
プライム・ライブラリ:「おまえたちに会いたいという人間がもう一人いてな」
GM:背後を示す。
《風の王》:「…………」おそるおそる、といった様子で
《風の王》:入口から顔を出す。
三吹いのり:「あ」
七瀬千夏:「ああ」
プライム・ライブラリ:「今は私が預かっているが……そのうち、監察期間として編入することになると思う」
プライム・ライブラリ:風の王の口元の、ボイスチェンジャーつきマスクを外す。
七瀬千夏:「なるほど、まあレネゲイドビーイングの学生も沢山いますし問題ないでしょうね」
《風の王》:《あ』、【あ……]「ん』「んん……」
《風の王》:「……謝っ、て、良い、思った、ない、けど」
《風の王》:「私の、勝手で……利用して、ひどいことして」
《風の王》:「ごめんなさい」
《風の王》:ひざをついて、ぎこちなく頭を下げる。
七瀬千夏:「いや、そこまでしなくても良いだろう、膝までつかなくても」
七瀬千夏:「ねえ、先輩」
三吹いのり:もそもそと動いて、床に降りる。
七瀬千夏:「先輩?」
三吹いのり:「……顔、あげて」
《風の王》:「……?」
三吹いのり:「謝ってくれて嬉しいよ。私も、大変な目に遭ったから」
三吹いのり:「だから……うん」
三吹いのり:「私も、ごめんなさい」視線を合わせて、頭を下げる。
三吹いのり:「私、焦ってて。ほんの噂を頼りに、旧校舎にあなたを探しに行って」
三吹いのり:「噂通りの場所に、あなたを見つけた時、喜んだんだ」
三吹いのり:「『ああ、これで私も、立派な風紀委員になれる』って」
三吹いのり:「酷い話だよねえ。あなたも、道具なんかじゃないのにね」
三吹いのり:「だから、ごめんなさい。……これで、おあいこだよねぇ」
《風の王》:「…………」呆然と、いのりを見ている。
三吹いのり:「ほら、立って立って。リンゴもあるよ? プライムさんも!」椅子を引っ張り出す。
プライム・ライブラリ:「む、……見事だな、このうさぎ」
七瀬千夏:「他にも食べたいものがあれば言ってくれても構わないぞ」
プライム・ライブラリ:「君の選択に任せる。……つまりそうか、その時点で、すでにマスタージィルは《風の王》を従えた後だった」
プライム・ライブラリ:「他人と融合して力を発揮する、《風の王》の本来の運用のために誘き出された」
七瀬千夏:「先に見つけていたということか」
プライム・ライブラリ:「三吹いのり、君がそれを失策として考える必要はない」
七瀬千夏:2dx 芸術:メロンのおいしい食べ方
DoubleCross : (2R10[10]) → 4[4,4] → 4

七瀬千夏:普通だな
GM:普通な感じに切り分けられる。
七瀬千夏:だが
偽七瀬(従者):3dx 芸術:メロンの盛りつけ
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[4,9,9] → 9

偽七瀬(従者):ささっ
GM:なんてやつだ
偽七瀬(従者):盛り付け次第で ちょっと良くなるよ
三吹いのり:「わ、またちょっと見ない間に」
三吹いのり:「7時くらいのバラエティに出られるよ」
三吹いのり:「盛り付けとか、ハイクとかで競うやつ」
《風の王》:「……」メロンに手を出す。
七瀬千夏:「はっはっは」
《風の王》:リンゴと同じように、皮ごとかじる。
《風の王》:「……!」苦い顔。
七瀬千夏:「おっと食べたことないのか、メロン」
三吹いのり:「あーっ駄目だよぉ。ぺっ!ぺってしなさい」
《風の王》:「……食べ物、やりかた、多い」
《風の王》:「マニュアル化、するべき……」
三吹いのり:「あはは、風紀っぽい」
七瀬千夏:「ここに、生ハムがあります」
三吹いのり:風の王ちゃんにカゴの果物を与えつつ、レクチャーを始める
七瀬千夏:メロンにのせる
三吹いのり:「生ハム……!」戦慄の表情
三吹いのり:「やるね、七瀬くん……」
《風の王》:「肉……果物……?」訝しげな顔をする。
《風の王》:一緒に食べる「………………」
《風の王》:「……!」
三吹いのり:「だめだよーこんな早いうちからそんな高級なのー」
三吹いのり:言いながら自分も食べる。
プライム・ライブラリ:「……少し良いか」七瀬くんにだけ聞こえるように、
七瀬千夏:「なんだい?」
《風の王》:生ハムメロンを食べている。
三吹いのり:生ハムメロンを食べている。
プライム・ライブラリ:「一度、聞いておきたくてな」
プライム・ライブラリ:「何故、能力を隠す?」
七瀬千夏:「この能力はね」
七瀬千夏:「考えればわかることですが、ものすごく悪用がきくんですよ」
七瀬千夏:「今回の事件でそれが更に良くわかった」
プライム・ライブラリ:「ああ……だろうな」
プライム・ライブラリ:「術者に似せられるだけならまだしも……」
七瀬千夏:「ええ、せいぜいが自分を増やしたりして上手く使うくらいです」
プライム・ライブラリ:「マスタージィルも、使い方としてはまだ甘い方だった」
三吹いのり:生ハムメロンを食べている。
《風の王》:生ハムメロンを食べている。
プライム・ライブラリ:「お前がそういう使い方をするつもりがないのは、今回の事件でも良く分かる」
七瀬千夏:「まあ、悪ふざけで使うこともないとはいわないですが」
プライム・ライブラリ:「無用な混乱や疑いを引き寄せたくないか」
七瀬千夏:「人間関係を壊せる能力である以上、人から信用されなくなりますからね」
七瀬千夏:「僕は家族にも恐れられて、この学園に流れてきた口ですから」
七瀬千夏:「人間に信用されない怖さは身にしみています」
プライム・ライブラリ:「難儀なものだ」
七瀬千夏:「最初に接触したのがUGNのアカデミア関係者で良かったと思っていますよ」
七瀬千夏:「FH側なら、今頃事件を起こしていた側でしょう」
プライム・ライブラリ:「だが、その力は君の戦力の要でもある」
プライム・ライブラリ:「今回のように、他者と共闘する時、扱いは更に難しくなるだろう」
プライム・ライブラリ:「……ふむ。難しいな」
プライム・ライブラリ:不器用に、七瀬さんの頭を撫でる。
プライム・ライブラリ:「ともあれ、今後も身の振り方は考えるべきだ」
プライム・ライブラリ:「私のような特殊な立場でなく、そういった秘密を話せる相手を作る、などのな」
七瀬千夏:「ふっ僕も子供扱いだな」
七瀬千夏:「確かに君のような人物なら信用は置けるだろう、何しろバレてしまったからな」
七瀬千夏:「君にバレるということは他にも気づく者がいるかもしれないということ、より一層能力の研鑽に務めるとしよう」
七瀬千夏:先輩の方を見て
七瀬千夏:「努力というものには限りがないと」
七瀬千夏:「学んだしね」
プライム・ライブラリ:「生真面目な子だ」
プライム・ライブラリ:「老婆心はこのくらいにしておこう」
三吹いのり:生ハムメロン最後の一つ。
《風の王》:生ハムメロン最後の一つ。
プライム・ライブラリ:「ところでもう一つ相談があってな」と、無言で睨みあう二人にも聞こえるように。
三吹いのり:「む? なんですか?」
プライム・ライブラリ:「彼女のことだ」風の王を指差す。「知っての通り《風の王》は装置としての名だ」
プライム・ライブラリ:「学園に通う以上は個体としての名が必要になる。」
七瀬千夏:「そうですね」
三吹いのり:「名前かあ。うーむむ……」
《風の王》:不安げな顔で、三人を順に見ていく。
三吹いのり:「あ、そうだ」
三吹いのり:ぽんと手を叩いて、「あれはどうかな」と、窓の外を指差す。
GM:謝冬祭のツリー。マスタージィルが作り上げた、一片の隙もないものではなく
七瀬千夏:「あれ…?ああ、なるほど」
GM:今では、さまざまな生徒が思い思いに(勝手に)装飾品を足した結果、
GM:雑多で賑やかなものになっている。
プライム・ライブラリ:「柊か。西洋では魔除けの伝承を持つ樹木だな」
三吹いのり:「うん。柊ちゃん……苗字はどうしよう?」
《風の王》:『ひい、らぎ』
プライム・ライブラリ:「それはおいおい考えるとしよう。まずは呼び名があれば良い」
三吹いのり:「よろしくねえ、柊ちゃん。ようこそ、アカデミアへ!」
七瀬千夏:「我々は君を歓迎しよう」
《風の王》ヒイラギ:『私は、ヒイラギ』
《風の王》ヒイラギ:目を細めて、心から嬉しそうに笑う。
《風の王》ヒイラギ:『ありがとう、みんな。これから、よろしく、お願いします』
GM:冬の魔物は消え、残された亡霊は一人の生徒としてアカデミアに降り立つ。
GM:謝冬祭の楽しげな喧噪も、まだまだ静まる気配は見えなかった。

GM:というわけで、『アカデミアの亡霊』終了!
GM:お疲れ様です。お付き合いありがとうございました!
フォース=ライブラリ:ありがとうございましたー!